/⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
| / 2ブーン
( ヽノ
ノ>ノ
三 レレ
華麗に2ゲト
こちらのスレでは自分の書いた小説を投稿することが出来ます。
作品投稿の際には以下の点に注意してください
▼作品を投下する時は、酉と作者名は必ずつける事。
※酉のつけ方:名前欄に作者・作品名#好きな文字列(全角4文字または半角8文字)と入力
※酉のテストを行いたい方は
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/poke/1166767588/ このスレです
▼読みやすいように自分の前作品に対しアンカーをつける事。
▼作者は、常に自分の作品の質を向上させるように努力しましょう。
▼読者から評価が得られた作品については、完結させるように努力しましょう。
小説読者の皆様へ
▼作品の評価書き込みは冷静かつ客観的にお願いします。
▼自分の気に入った作品の作者には応援書き込みをしましょう。
皆様の応援が作者の小説作りへの励みとなり、活力にもなります。
▼作者を中傷すること、またその人を相手にすることはやめましょう。
どうしても我慢できない場合は雑談スレへどうぞ。
まとめwiki 投下された主な作品はこちらで読めます
ttp://www21.atwiki.jp/nobita_in_pokemon/
cinco
>1乙ー
作者説明テンプレは?
いらないと思われ
新人も増えてきたことだし
次スレでは投票結果出てるだろーからそれ載せたらいーと思うけど
今スレはいんじゃね
毎度ながら
>>1乙
端から見れば俺はどんな風に見えているんだろう。
『チャンピオンロードでエリートトレーナーをナンパする作戦』は想定外の要因により中止することになってしまった。
想定外の要因、それは俺の服をつまんで離さないゴスロリ少女・マイである。
>>1は遅咲きのポケモントレーナーだった。
様々は地域を旅し、ポケモンリーグに挑んだことも何度かある。
そして今年はシンオウ地方にやってきた。
目的はただひとつ「肌の白い北国美人を彼女にする」こと。
しかし
>>1の気持ちはいまいち乗らなかった。。
様々な女性トレーナーにアプローチをかけてみるが、情熱が長続きしない。
そして「飽きっぽい男」として振られてしまうのだ。
チャンピオンロード。
ポケモンリーグ挑戦を控えている以上、ここが出会いの最後のチャンスだ。
>>1は決死の覚悟でその道に足を踏み入れたのだ。
そして地下2階、霧の中にマイはいた。
「……出口まで連れてって」
マイはそれだけ言うと、
>>1の服の裾をつかんだ。
『マジかよ、子連れでナンパなんかできねーって』
「いや、俺は急いでるんだ。すまないが別の人に……」
しかしマイは全く聞く耳を持たない。
>>1は仕方なくマイを連れていくことにしたのだ。
そして現在に至る。
仕方なくマイを連れたままダンジョンを進む。
途中出会ったサイキッカーのナツミとツカサにダブルバトルで勝利した
>>1とマイ。
マイのガーディはなぜか手助けばかりする。
いや、それが悪いとは言わないが、無口なマイの印象も相まってかなり地味だ。
『可愛いんだからもうちょっと愛想良くすればいいのに』
おっと子供に構ってはいられない、俺は俺の任務を果たさなければ。
「俺は
>>1、よかったら友達からお願いします」
俺は懐かしのねるとんのように頭を下げて二人のサイキッカーに手を差し出した。
ぎゅ、と手を握られる感触がある。
『やった!この際どっちでもいいができればツカサさんが……いや、ナツミさんも捨てがたい……』
満面の笑みを浮かべて顔を上げる
>>1。
二人のサイキッカーはすでにおらず、その手を握っていたのは……マイだった。
「……ともだちから」
>>1の顔が真っ赤に染まる。
しかしそれは恥じらいではなく怒りの紅潮だ。
「なんだよ、俺を馬鹿にしてんのか!!」
子供に同情されたという惨めな気持ちがマイへの怒りに変わる。
マイは
>>1の怒りも気にせずに再び裾をつかんだ。
>>1はその腕を乱暴に振り払う。
「お前がいちゃ彼女探しもできないんだよ!」
1000・・・
>>1の剣幕もさらりと流すマイ。
これではのれんに腕押しだ、いくら言っても意味がない。
>>1は岩壁を背に腰を下ろす。
「あー畜生、なんでこうなっちまったんだよ。今年も一人淋しくリーグ挑戦か……」
殿堂入りした後に部屋を出ると外で待っていた彼女と熱い包容、なんて夢もガラガラと崩れ落ちていく。
うなだれる
>>1。
その前にマイが立っている。
マイはぽつりとつぶやいた。
「……私がついててあげる」
……はぁ?
「あー気持ちはありがたいが、生憎俺の望む女性は胸が大きくてスタイル抜群の……」
そういう
>>1の頭をマイが抱き締める。
「……胸、あるもん」
ゴスロリの服越しにマイの淡い膨らみが
>>1の顔面に押しつけられる。
『ちょ、ちょっと、これは一体どういうこと……』
ジタバタと暴れる
>>1に、マイのとんでもない言葉が浴びせられた。
「……すき」
すき、すき、すき…
脳内でリフレインする突然の告白に頭が真っ白になってしまう。
密着されたマイの胸は早鐘のように脈打ち、先の告白が事実であることを
>>1に教え続ける。
「う、うわぁっ!」
思わずマイを引き剥がす。
「じ、冗談じゃ、ないよな」
マイがコクリと頷く。
「年、離れてるぞ」
もう一度コクリと頷く。
いざ告白されてしまうと、目の前のマイがとても愛らしく見えてくる。
「はぁ……俺ロリコンじゃなかったつもり、なんだがなぁ」
ボリボリと頭を掻く
>>1の前にちょこんと座るマイ。
「……私、子供じゃない。だから
>>1もロリコンじゃない」
普段と変わらないマイの瞳。
それを見た
>>1は大きく深呼吸すると、決心をこめて口を開いた。
「じゃあオトナのキス、しようか」
その瞬間、無表情なマイの顔が真っ赤に染まった。
>>1はマイの手を掴んで強引に引き寄せる。
二人はそのまま唇を合わせた。
『……おとなの、キス』
マイは幸せで一杯だった。
そして。
バトル終了後、鳥使いのタカコと
>>1は仲良く語り合っている。
「兄妹でリーグ挑戦?すごいわね」
「いやぁ、違うんですよ」
>>1はマイの肩に手をかける。
「マイは俺の彼女です」
タカコは茫然と口を開いていたまま動けない。
マイはぺこりと頭を下げる。
「……彼がロリコンで……ごめんなさい」
「やっぱ俺、ロリコンなのか……」
>>1の苦悩とマイの微妙な笑顔、凸凹カップルの旅は始まったばかりだ。
投下おしまい、これで完成まで30分くらい。
ああ、なんかダブる
乙
なんかデジャヴなのは俺だけでないはず
>>16乙〜
998 名前:名無しさん、君に決めた![sage] 投稿日:2007/01/14(日) 20:59:07 ID:???
>>1000なら平和になればいいなあ。
999 名前:名無しさん、君に決めた![sage] 投稿日:2007/01/14(日) 20:59:10 ID:???
1000なら今度こそ次スレは平和で2ちゃんは閉鎖せず
1000 名前:名無しさん、君に決めた![sage] 投稿日:2007/01/14(日) 20:59:12 ID:???
1000なら本スレを米が受け継ぐ
てめえええええええええええええええ
魂の作品キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ねるとん……ナツカシス
今から初めての
>>1乙を投下。
ドラーモン氏のと比べたらモロ見劣りするけど・・・。
「・・・うわっ!」
気がつくと、俺はポケモンセンターにいた。
確か俺は、スバメの大群に囲まれて――
「あなた、大丈夫?」
・・・誰だろう。俺は目を半開きにしたまま、声の主を見た。
「・・・!」
か、可愛い。俺は思わず目を見開いた。
その人はナギというらしい。ここ、ヒマワキジムのジムリーダーでもある。
「で、あなたの名前は?」
「あ、あ、えーと・・・
>>1です」
なんか、凄く緊張するな・・・。
「そう・・・
>>1っていうんだ」
その時、俺はナギの顔が赤くなっているのに気がついた。
「あ、あのね・・・いきなりだけど、私・・・」
ナギの顔が更に赤くなり、りんごのようだ。
「ん?」
そんな顔も可愛いな。そう思いながら続きを待つ俺。
「い、いや、なんでもないの。ほら、それより怪我治さなきゃ、ね?」
「う、うん・・・」
エ?
そして2日が経ち、俺の怪我は完治した。
「ナギ、色々ありがとう。それじゃあ・・・」
「あ、まって、
>>1。私途中まで送っていくから・・・」
「え、え?あ、ありがとう」
体全体が熱い・・・。
俺とナギは雨の降っている道路についた。
「あ、はい、これ」
ナギはそう言うと、俺に折り畳み傘を貸してくれた。
「いいの?ありがとう」
そして、ついに別れの時がきた。
「ナギ、色々ありがとう」
「いいのよ、
>>1。あ、あの、それと、私・・・」
また、ナギの顔が赤くなった。
「・・・い、いや、いいの。これからも頑張ってね」
俺が「うん」と返答しようとしたその時――
ビュウーという風の音と共に、激しい強風がおきた。
「きゃあああああっ!」
やっぱり、可愛い。そう思っていると、俺の持っているナギの傘が飛ばされた。
そして風はおさまっていく――
「ゴメンな、ナギ。傘とばされちゃった」
「え、いいのよ・・・それより、あなたのほうが大変じゃない」
ナギがそう言うと、俺は懐から折りたたみ傘を出した。
「はい、これ・・・」
「えっ?」
ナギは驚いたような、嬉しいような顔をする。
「俺にも傘があるの、忘れてたよ・・・ゴメン。・・・それじゃ、バイバイ」
そして、俺が去ろうとしたその時だ。
「ま、待って
>>1!」
ナギは俺に抱き付いてきた。
「え?ちょ・・・何を・・・」
俺は焦りで言葉が出ない。どんどん体中が火照ってくる。
「あのね、
>>1・・・最初から言おうと思ってたんだけど、言えなかった・・・」
俺は戸惑いで何のことだかさっぱりわからなかった。頭が働かなかった。
「でもね、今なら言えるの・・・私、私・・・」
もう俺に考えることなんて出来なかった。出来るのは、ナギの言葉を待つことのみ。
――ナギの唇の動きがハッキリとわかる・・・。
「私、私・・・
>>1のことが大好き」
終わり。
なんか即席でごめんなさい
二人とも乙 ありがとう
策略家 外伝7スレ
>>970こと
>>1 わざと過疎の話をあげ、俺達のレスを誘った
意見で
>>760-769が埋まる中奴はすかさず……
いや、まるで機械の様に
>>970を陣取った
俺達はただコヤツの手の上で遊ばれていた……そういうことだ
俺達は激しい屈辱を噛み締め、作品を書き、読み続けることだろう
打倒
>>1
ルビィィィィィィ!!!
俺のぉぉぉ(ドラーモン氏の)ナギをぉぉぉぉ 奪うなぁぁぁぁぁぁ
キクノにしろ。キクノに。
>>28 ごめん(´・ω・`)
次書く時は人気なさそうなやつにする
落ち着けよおまいら
ルビー氏は少なくとも俺達(正確には
>>1だけど)のためにアイデアを
絞って小説を書いたんだ
画面から出てこないキャラを「奪うな」を言われても困る
つまり作品は大事にしろと
ドラーモン氏も言っていた事だし
ドラ―モン氏、ルビー、乙
俺も投下します。
(ちなみにマイがいいと言ったのは……俺だ、すまん)
『第二話 信頼』
ドラえもんとのび太は出発してから数十分でばてていた。二人とも他の四人と違い、シンオウのことはなにも知らないからだ。
「ドラえもん、どうすればいいの?もう日が暮れかけてるよ。」
のび太は早くも泣き言モードだ。ドラえもんは必死に考えている。そしてようやく口を開いた。
「よし、とりあえず仲間を増やそう、鳥ポケモンなんかがいいね、偵察に行ってもらうんだよ。」
「さっすがドラえもん!」
二人は鳥ポケモンを探して再び歩き始めた。しかし、もう日が暮れ始めて、大半の鳥ポケモンは自分たちの巣に帰っていることを二人は知らない。
そうして無謀な捜索をして疲れ果てた二人は木の下に座りこんだ。
「もう……疲れたよ、ドラえもん。」
「うん、僕もしっかりシンオウのことを調べればよかったんだ。ごめんよのび太君。」
ドラえもんは再び泣き言を言い出すのび太に申し訳なさそうに謝った。
「そうだ。二人じゃ寂しいからゴンベを出そう、おいでゴンベ。」
のび太はボールからゴンベを出した。ボールから出たゴンベは嬉しそうにのび太にすり寄った。
「可愛いなあこいつ、……あれ?どうしたの?」
のび太にすり寄っていったゴンベは何かに気付いたようだ。そして勢いよく走り出した。
「あっ!待ってよ。」
のび太とドラえもんは必死にゴンベを追った。かなりの距離を走ったゴンベと二人、ゴンベが止まった先にはラーメンの屋台があった。
「や、屋台……か」
もっと凄いものを期待していたのび太はがっくり膝を落とした。ゴンベはただ単に約2キロ先のラーメンの匂いにつれられただけだったのだ。
しかしドラえもんはまた考えごとをしている、そしてラーメン屋の店主に近づいていった。
「あの、すいませんあなたはどこからこの屋台を?」
「うん?マサゴタウンだけど?」
ドラえもんはさらに尋ねる。
「そのマサゴタウンはどっちですか?」
「ああ、すぐそこさ。」
店主の指差す方向には確かに町があった。ドラえもんは店主にお礼を言うと屋台に飛びかかろうとしているゴンベを制し、のび太に向かってきた。
「やったよ、のび太君!これで町に着くね。」
「本当だよお!よくやったぞゴンベ!」
こうして二人と一匹は町に向かって歩き出した。
ジャイアンは既にクロガネゲート内を進んでいた。気のせいかミズゴロウの目もだんだんぎらついてきた。
「へへへ、もう少しでミズゴロウも進化か。」
ジャイアンは嬉しそうに呟く。そんなジャイアンの背後にある人物が現れた。
「ジャイアン!僕と勝負だ!」
「何だ?……おわっ!」
ジャイアンが声の主の方を振り向くと無数の鋭い葉が飛んで来た。声の主はスネ夫であった。
「スネ夫じゃねえか、何すんだよ!」
ジャイアンが怒鳴った、いつものスネ夫ならびびって逃げ出すが今日は違った。口元に笑みを浮かべている。
「ジャイアン、僕はいつも君にパシリのように扱われて、いつも君にヘコヘコしてきた……それも今ここで終わりさ!」
スネ夫はフシギダネの葉っぱカッターでジャイアンを襲った。
「スネ夫のくせに!行けミズゴロウ、水鉄砲で打ち落とせ!」
ミズゴロウは必死に水鉄砲を連射し葉を打ち落とすが、いくつかは命中してしまう。
「あははははは!そんなものかよ、だらしないなあジャイアン!」
スネ夫はジャイアンを見下し高笑いをした。
「行けフシギダネ、そのブタゴリラと魚もどきにとどめを刺すんだ!」
フシギダネはつるの鞭でジャイアンとミズゴロウを吹き飛ばした。ジャイアンは壁に勢いよくたたきつけられのびてしまった。
そんなジャイアンにスネ夫は唾をかけ腹に一発蹴りをいれ、立ち去っていった。
現在の手持ち
ドラえもん ヒノアラシ(Lv5)
のび太 ゴンベ(Lv5)
しずか ポッチャマ(Lv9) スボミー(Lv8)
ジャイアン ミズゴロウ(Lv12)
スネ夫 フシギダネ(Lv10)
出来杉 ミニリュウ(Lv8)ケーシィ(Lv5) ムックル(Lv7)
以上、投下終了。
この時点で出来杉の最終メンバーが分かったら凄い。
乙
乙です
スネオ黒いなw
乙っとな
馴れ合いは控えめにな。
997:名無しさん、君に決めた! :2007/01/14(日) 20:58:58 ID:B6DgV+8W
1000なら米とGS
いったい何があるんだ………
あ、乙でーす
ちなみに>>●->>●の間は半角ね
日曜の夜なのに投下はなしか
今日は大分投下あったジャマイカ
ドラミ氏はたしかクリスマスぶりだぞ? 知らんがな
バーボンが・・・・バーボンがァァァ
(チラ裏)
お知らせ
バーボンスレはぽけもん板に移転らしい
(以上チラ裏)
バーボンの1000が100ゲットした!!
前スレ
>>865 これから投下しますが、誰か僕の作品、Wikiにアップしてくれませんか、
父がメルアド握ってて、メール送らせてくれんのです。
旅立ったのびた達は、ポケモンの育成に励みつつ、使えるポケモンを探していた。
のび「う〜んなかなか見つからないな〜コリンク」
のびたはコリンクを探していた、電気タイプがあるとこの先楽になると思ったからだ
すると不意に、後ろからコリンクが襲い掛かってきた。
のび「うわ〜、で、出て来いナエトル」
ナエトルは出てきて早々、からにこもるで相手の体当たりをガードした。
のび「倒しちゃだめだよ、捕まえるんだナエトル、体当たりだ」
ナエトルはのびたの指示にうなずき、コリンクに体当たりをかました。
これが急所にあたり、一気に体力はレッドゾーンにまでいった。
のび「よし、行けーモンスターボール!」
モンスターボールはコリンクを捕らえ、3回揺れて止まった。
のび「やったーこの世界ではじめてポケモンを捕まえたぞー」
のびたがポケモンゲットの喜びに酔いしれている頃、しずかとドラえもんは、
しず「ポッチャマはたくよ」
ムックルと対峙しているしずかがポッチャマに指示を出していた。
ポッチャマのはたくがムックルに命中しムックルはダメージを受けた。
しず「今よ、モンスターボール!」
モンスターボールは無事ムックルを捕獲した。
しず「やったわ、(これで空を飛ぶが使える強力ポケモンゲットよ)」
その様子を傍から見ていたドラえもんは、
ドラ「にしても、しずかちゃん手際いいな、本当にダイパやったこと無いのかな」
などという疑問を抱いていた。その一方ゆうたはコトブキシティにいた。
ゆう「よしよし、ここまでくれば」
すぐにゆうたは、218番道路に通じている建物に入って目当てのものを入手した。
ゆう「やったぜ、ボロの釣り竿ゲット、これで急ぐ必要はなくなった、よし釣るぞコイキング」
ゆうたは嬉しそうにさおを振った。そして暫らくして・・・
ゆう「よしLv10のコイキングゲット、頑張って育てるか」
ゆうたは意気揚揚と再びコトブキシティに入った。すると意外な人物に声を掛けられた。
ゆう「ジャイアン、もうここに着いたの」
ゆうたは驚きながら目前の人物を注視した。
ジャイ「よう、俺もここに着いたぜ、ゆうた俺とポケモン勝負しろ」
いきなりのポケモン勝負要請に泡食いながらも、
ゆう「随分といきなりだな、まあいいその勝負受けた(でもジャイアンの手持ちって何だ)」
ゆうたは早く出発したが故に、残り全員の手持ちを知らないのだ。
しかし次のジャイアンの言葉はその心配を打ち消した。
ジャイ「もし俺達の手持ちを知らないなら、教えてやるよ俺はヒコザルのびたはナエトル
しずかちゃんはポッチャマドラえもんはニャルマー、んでもってスネ夫はビッパw」
ゆう「え、ビッパwマジでwでもいいのかよ、そんな事教えて、アドバなくなるよ」
ジャイアンはそんな事馬鹿馬鹿しいとばかりに、
ジャイ「そんな物いるか、俺は自分の力で全員をなぎ倒して最強になるんだからな」
ゆう「よし、気に入ったじゃあいくぜ、行けッリオル」
ジャイ「迎え撃て、ヒコザル」
二匹が戦闘体勢にはいる、先手をうったのはリオルだった。
ゆう「リオル。電光石火」
リオルの電光石火がヒコザルにヒット、ヒコザルが跳ね飛び、更に
ゆう「続けてはっけい!」
リオルのはっけいがヒコザルに襲い掛かる、が
ジャイ「体を捻ってかわせ、続けて火の粉」
ヒコザルは体を捻ってこれを回避した、リオルの手が地面にめり込む、更にその瞬間火の粉が降りかかる
ジャイアンはこの機を逃さずと、攻めまくる
ジャイ「引っ掻け!」
ゆう「これを待ってたぜリオル、カウンターだ」
リオルは引っ掻くを受けながらも、ヒコザルに裏拳を叩き込んだ。
これによりお互いかなりのダメージを受けた。
ジャイ「次で最後だ決めろヒコザル、引っ掻くだ」
ゆう「(カウンターを決めるには体力が足りないっ)リオル、はっけいで決めろ」
お互いの力がぶつかり合った。次の瞬間立っていたのは・・・ヒコザルだった。
ジャイ「さあ次を出せ、(やばいな、もうヒコザルには体力がない、ここまでか)」
しかしゆうたの返答は、
ゆう「無理、もう1匹はLv10のコイキングだから、俺の負けだよ」
ゆうたは悔しそうに肩を落とした。
ジャイ「ヨッシャーッ!勝ったぜー!」
ゆう「くそっ、負けちゃったか。でも良い勝負だったよ、一つ言わせてもらえれば、
ジャイアン、ポケモンの特性をちゃんと考えたほうが良いよ、ひのこを使えば
危険を冒すことなく勝てたはずだよ」
ゆうたは丁寧にもジャイアンの欠点を教えた。まあ一転すれば負け惜しみとも取られかねないが
ジャイ「ありがとよ、お前のアドバイスしっかり受け止めとくぜ」
ジャイアンはゆうたの前に手を差し出した。ゆうたもそれをがっちりと掴んだ。
ジャイアンとゆうたの間に友情が生まれました。
現在 場所 手持ち
ドラえもん 202番道路 ニャルマー♂Lv9
のびた 同上 ナエトル♂Lv10 コリンク♂Lv6
しずか 同上 ポッチャマ♀Lv9 ムックル♀Lv5
スネ夫 同上 ビッパ♂Lv9
ジャイアン コトブキシティヒコザル♂Lv13
ゆうた 同上 リオル♂Lv12 コイキング♂Lv10
何と言いますか、なんかトリップが消えてしまい、慌てて直したのですが
別物になってしまいました申し訳ありません。
以上です
乙
ちゃんと覚えとこうね
どうも、久しぶりです。
今から投下させていただきます。とりあえずここまでのあらすじを書いときます(かなり手抜きですが・・・)
ここまでのあらすじ
ドラえもんの道具を使い、のびたたち6人はポケモン世界のジョウト地方にやって来た。ポケモンを育て、戦い、
挫折を味わいながら成長し、バッジを集めた6人はいよいよ優勝者を決める最後の戦いまで来た。(ルールでは
最後にチャンピオンだったものが勝ち)まず最初にスネ夫がチャンピオンとなったが、ジャイアンが彼を破った。
しかし、そのジャイアンを圧倒的な力でねじ伏せた出来杉は、その後挑戦に来たしずかも倒し、最強のチャンピオンと化していた。そして、残っているのびたとドラえもんもいままさに出来杉に挑もうとしている・・・
チャンピオンロードでレベル上げをしていたのびたとドラえもん。その時、彼らのポケギアが鳴り響いた。この間スネ夫の脱落を伝えられ、ついさっきジャイアンの脱落をしたばかりなので2人とも過敏に反応した。
のび「し、しずかちゃんまでゲームオーバー・・・」
ドラ「おそらく出来杉だろう。これで今この世界に残っているのは僕たちと出来杉だけになったね・・・」
のび「くっそー、出来杉の奴!今すぐあいつに挑戦する。しずかちゃんの敵討ちだ!」
ドラ「落ち着けよのびた君。これは勝負の世界。別に出来杉が悪いわけじゃないんだよ。」
熱くなるのびたをドラえもんがなだめる。だが、ドラえもんの胸にも早く出来杉と戦いに行かなければならない、という思いはあった。
ドラ「・・・・・・ねえのびた君。」
のび「え・・・な、何だい?」
いきなり真剣な表情になったドラえもんにのびたは驚きながら返答する。
ドラ「僕たちがこうしている間にも出来杉はどんどん手持ちのレベルを上げている。だからやはり僕たちは早く彼に挑戦しに行かなければならない。」
のび「それみろ!じゃあ早速行こ ドラ「待って!」
チャンピオンロードを出ようとするのびたをドラえもんが引き止めた。
ドラ「ジャイアンとしずかちゃんを倒した出来杉の実力はかなり高いはず・・・今の僕らじゃ多分敵わないよ・・・・・・」
のび「じゃあどうすればいいんだよ!行ったら負ける、行かずにレベル上げをしていたら向こうもレベルを上げてくる。これじゃあどうしようもないじゃないか!」
熱くなるのびたをドラえもんがなだめる。
ドラ「落ち着いてよ・・・方法は1つだけあるんだ。短時間でレベルを上げられたら、少しでも出来杉のレベルに近づけるんだ。まあ、それでもまだ彼に勝つのは厳しいけど、勝率は確実に上がる・・・・・・」
のび「成程。でも、どうやって短時間でレベルを上げるの?そんなうまい方法あるわけない・・・」
すると、ドラえもんの表情がますます真剣になる。
ドラ「僕たちがバトルすればいいんだよ。レベルの高いポケモン同士で戦えば、一度にたくさんの経験値が入るから。」
のび「そうか・・・そういえば、負けたほうはどうするの?」
のびたの質問に、ドラえもんはしばらく黙り込んでから暗い表情で答えた。
ドラ「このポケギアにはリセット機能がある。それを使えば、リタイアすることが出来るんだ・・・だから・・・・・・」
ドラえもんはその先の言葉を言おうとはしなかった。
負けたほうは、リタイアする・・・その宣告を聞いたのびたはすぐに反論した。
のび「そんな!何もリタイアすることは無いんじゃ・・・」
ドラ「・・・いいかいのびた君。たとえば、僕と君が勝負して僕が勝ったとするだろう。そして、勝った僕が
出来杉に勝負して負けてしまった。リタイアせず残った君は、僕と戦って更に強くなった出来杉と戦わなければならない。勝率は、ほぼ0に等しい・・・だから、負けた方は残っていても意味が無いんだよ・・・・・・」
まだ言いたい事はあったが、ドラえもんが苦しんで出した結論だ。これ以上彼を苦しませるわけにもいかないのびたは、それ以上の反論はしなかった。
ドラ「で、どうするんだいのびた君。やるかやらないかは君の自由だけど・・・」
のび「やるよ。僕はドラえもんと戦うよ!」
即答だった。あまりにもの速さにドラえもんが驚き、しばらく呆然としていたほどだ。
ドラ「・・・わかった。じゃあ始めようか。」
のび「ああ。行くよ、ドラえもん!」
出来杉への最後の挑戦者を決める戦いが、今始まった。
ドラえもんはラッタ、のびたはエテボースを繰り出した。
のび「速攻で決めるよ。瓦割りだ!」
エテボースの強烈な一撃が炸裂した。ラッタは動かない・・・
のび「・・・どうやら、やったみたいだな。」
のびたが安堵の溜息を漏らしたその時、突然ラッタが暴れだした。エテボースはふっ飛ばされてしまった。
のび「まだ動けたなんて・・・しかも、なんて威力なんだ。」
ドラ「教えてあげよう。倒れなかったのは気合の襷を持たせていたから・・・攻撃の威力が高いのはさっき使った技、“がむしゃら”の効果によるものさ。焦ってこんな単純な作戦も読めなかったようだね・・・」
がむしゃらは相手のHPと自分のHPの差だけダメージを与える技。それをHP残り1のラッタが使えばかなりの威力になる。
のび「成程、そういう訳ね。でも君のラッタはもうHP1だ。瓦割りで仕留めろ!」
ドラ「焦りすぎだよのびた君。ラッタ、電光石火!」
エテボースより速く、ラッタの電光石化が命中した。エテボースは倒れてしまった。
のび「(ドラえもん、想像していたより遥かに強い!ここはドラえもんの言うとおり、落ち着いて戦わないと負ける・・・)ヨルノズク、出て来い。エアスラッシュだ!」
焦っていたのびたは気を引き締めた。次に出したヨルノズクの一撃でHP1だったラッタは倒れ、残りは共に5対5となった。
ドラ「ヨルノズクか・・・なら弱点をつかさせてもらうよ。行け、ライチュウ。」
ドラえもんは初期からの相棒、ライチュウを繰り出した。
のび「(相性が不利だ。ここはまず相手の行動を封じよう。)ヨルノズク、催眠術だ!」
ドラ「そうはいかないよ。ライチュウ、高速移動でヨルノズクの背後に回りこめ。」
もはやテレポートといえる程の高速移動で、ライチュウはヨルノズクの背後に回りこんだ。
ドラ「続いてアイアンテールだ。」
強靭な尻尾が鋼のように硬くなり、ヨルノズクを襲う。攻撃を受けたヨルノズクが飛ばされていく・・・
ドラ「よし、止めの十万ボルトだ!」
ライチュウの頬から強烈な電撃がヨルノズクめがけて放たれた。効果抜群、ヨルノズクは戦闘不能となった。
のび(あのライチュウにスピードで勝つのは不可能だ・・・だったら、速さを捨てて力押ししかない!)
のびたが次のポケモンに選んだのはカビゴンだった。
ドラ「ライチュウ、10万ボルトだ。」
攻撃は当たったが、カビゴンはまったくダメージを受けていない。
のび「今度はこっちの番だ!カビゴン、地震だ!」
カビゴンのゆっくりと地を揺らす。ライチュウは一撃で倒された。
ドラ「そんな・・・ウソッキー、次はお前だ。岩雪崩!」
カビゴンは続いて出したウソッキーの攻撃にもビクともしなかった。
のび「このカビゴンは簡単には倒せないよ。地震で反撃だ!」
効果抜群。先程のライチュウと同じく、ウソッキーも一撃でやられてしまった。先程からドラえもん優制だった空気を、カビゴンがたった2発の力技で変えてしまった。
ドラえもんが次に出したのはヌオーだった。
ドラ(普通にやってたらあのカビゴンは倒せないな。ここは天気を味方につけるか・・・)
ドラえもんはヌオーに雨乞いを命じる。だが、雨を降らせているヌオーの前にいつのまにかカビゴンが近づいて来ていた。
のび「よし、気合パンチだ!」
ふっ飛ばされたヌオーは気を失い、戦闘不能になった。カビゴンはヌオーが雨乞いをしている間に気合パンチの力を溜めていたのだった。
のび「どうやら、僕の勝ちは決まったみたいだね。」
ドラ「安心するのはまだ早いよ。僕にはまだエースの2体が残っているのだから・・・行け、トゲキッス。」
ドラえもんはのびたから貰った石で進化させたトゲキッスを繰り出した。勿論のびたは自分の石が使われていた事など知らない。
ドラ「僕の逆襲はここから始まる。トゲキッス、波動弾だ。」
さすがのカビゴンも、強力な格闘技にかなりのダメージをくらったようだ。
のび「(こいつは速く倒さないとやばい!)カビゴン、ギガインパクト!」
ドラ「(ギガインパクトは威力150の大技、くらったらやばい!)トゲキッス、攻撃を受ける前に波動弾で倒せ。」
トゲキッスの波動弾が先に命中した。だが、カビゴンは波動弾を受けながらもトゲキッスに向かっていく・・・そして、遂にギガインパクトが炸裂した。トゲキッスはやられ、カビゴンも力尽きて戦闘不能だ。
のび「エースの一角も倒れ、3対1だ。ここから覆すのは不可能だよ、ドラえもん。」
ドラ「それはどうかな、こいつは3体がかりでもやられないよ。行け、カイリュー!」
ブラックから譲り受けたドラえもんの切り札、カイリューが遂にその姿を現した。
カイリューに対して、のびたはヤドキングを繰り出した。
のび「やっぱり最後はカイリューか。ヤドキングの冷凍ビームで一撃だね。」
ドラ「その前に倒せばいいことだよ。カイリュー、雷だ。」
のび「いや、雷一撃くらいヤドキングの特防なら耐えられる。ここは耐えるんだ。」
雷がヤドキングに直撃する。のびたの予想に反して、ヤドキングは一撃でやられてしまった。
のび「そんな馬鹿な・・・あ!もしかしてこの雨のせいか!(ドラえもん、あの時にここまで計算していたのか・・・)」
辺りにはヌオーが降らせた雨が降っている。これが雷の威力を増幅させたのだ。
のび「ならこっちもとっておきのポケモンで対抗してやる。エンテイ、頼んだよ!」
のびたはエンテイを繰り出した。
ドラ「カイリュー、破壊光線だ!」
カイリューの強力な一撃が炸裂した。だが、伝説のポケモンはこの程度では倒れなかった。
のび「まだまだ、火炎放射だ!」
カイリューが攻撃の反動で動けない間、エンテイはひたすら火炎放射を出したが、効果いまひとつで思うようにダメージを与えられない。そして、カイリューが反動から立ち直ってしまった。
ドラ「止めだ、ドラゴンクロー。」
さっきの一撃でかなりのダメージを受けていたエンテイは、軽い攻撃であっさり倒れてしまった。遂にのびたの手持ちも後一匹になってしまった。
のび「やばい・・・ソーナンス、頼んだよ。」
のびたの希望はソーナンスに託された。
ドラ「ソーナンスか。カウンター攻撃で一撃やられる可能性もあるな。なら、カウンターされる前に一撃で倒してしまえばいい!破壊光線だ!」
のび「ソーナンス、ミラーコートだ!」
カイリューの破壊光線を正面から受けたソーナンス。だが彼(♂)は倒れず、ミラーコートによってその強烈な攻撃を倍返しした。カイリューは倒れ、戦いはのびたのかちとなった。ドラえもんは呆然と立ち尽くしている・・・
ドラ「・・・なんで、なんであの一撃をくらって立っていられるんだ・・・」
ドラえもんの疑問に、のびたがしてやったりという笑みを浮かべて答える
のび「勿論、“気合の襷”だよ。最後の最後で勝ち急いで焦ちゃったね、ドラえもん。」
その回答を聞いたドラえもんはリセットボタンを押し、消えいく中でのびたに一言伝えた。
ドラ「この世界に来る前からかなり成長したね、のびた君・・・」
そして、ドラえもんの姿は完全に消えてしまった。のびたは涙を堪え、出来杉の待つポケモンリーグへと歩いていった。
ドラえもん、ゲームオーバー
現在の状況
のびた チャンピオンロード、ドラえもんと行動中
手持ち ヤドキング(50)ヨルノズク(48)エテボース(50)ソーナンス(48)カビゴン(56)エンテイ(52)
出来杉 ポケモンリーグチャンピオン
手持ち メガニウム(53)ピジョット(50)ゲンガー(56)フーディン(57)ブラッキー(52)スイクン(55)
スネ夫 ゲームオーバー
ジャイアン ゲームオーバー
しずか ゲームオーバー
ドラえもん ゲームオーバー
投下終了です。人気投票の頃辺りまでには完結すると思います。
すいません。
>>65ののびたの状況の所間違ってました。修正版投下します。
現在の状況
のびた ポケモンリーグ
手持ち ヤドキング(50)ヨルノズク(48)エテボース(50)ソーナンス(48)カビゴン(56)エンテイ(52)
出来杉 ポケモンリーグチャンピオン
手持ち メガニウム(53)ピジョット(50)ゲンガー(56)フーディン(57)ブラッキー(52)スイクン(55)
スネ夫 ゲームオーバー
ジャイアン ゲームオーバー
しずか ゲームオーバー
ドラえもん ゲームオーバー
乙
唯一神ほぼ即死wwwww
金銀物語さん乙です。
ほぼ同時期に始めた金銀物語さんが完結に近づいてるのは少し寂しいですが……
最後まで頑張って下さいね。
それじゃ投下します。
「スネ夫君にしては……良い作戦だね」
「それじゃあ行くよ」
スネ夫達はステージに出ていった。
バニー「それでは……試合始め!!!」
「クォクォクォ」
怪しい二人の老婆がさらに怪しく笑い、ポケモンを出した。
キクヨ「ドサイドン」
キクコ「フワライド」
地面にドサイドンが降り立ち、フワライドが高く浮き上がる。
キクヨ「私達のコンボ……」
キクコ「あなた達に破れるかしら?」
スネ「クロバット!」
スネ吉「ヨノワール!」
スネ「まぁもうすぐ分かるよ。君らと僕らの作戦、どっちが凄いか
スネ夫はキクコ達を指指して言った。
キクヨ「黙りなさい。ドサイドン、地震よ」
地震により、ヨノワールがダメージをうける。
スネ「なるほど……フワライドには地震が当たらないって訳か。
でもクロバットにも当たらないよ」
キクコ「ふふふ、焦らないことが長生きのコツよ。
……あれ行くわよ!キクヨさん」
キクヨ「はい!
ドサイドン、フワライドにロックブラスト!」
スネ「何!?」
ドサイドンの手の穴から無数の小石がフワライド放たれる。
キクコ「フワライド、たくわえるよ」
フワライドが小石を吸い込み、どんどん大きくなっていく。
スネ「たくわえる?……まさか!スネ吉さん、まもるを使え!」
キクコ「フワライド、はきだすよ!」
フワライドの口?から無数の小石が勢い良く発射され、
フィールドの半分に降り注いだ。
キクヨ「一体生きたようね」
クロバットはボロボロになって倒れているが、ヨノワールはまもるの効果で無傷ですんだ。
キクコ「さぁこのコンボをあなた達は破れるかしら?」
キクコが少しイラっとするくらいの笑顔で聞いてきた。
スネ吉「うっ!……スネ夫君何か対策考えたかい?」
スネ「なるほどね…
上のフワライドに攻撃しようとすれば、威力の高いドサイドンの技の餌食……
そして下のバトルに集中すれば、あのコンボが来る……
完璧だよ…対抗策何て無い」
スネ吉「えっ!……スネ夫君何を言って」
スネ「今はね。でもこのポケモンを使えば、あんた達の二体を一気に倒せるよ」
スネ夫が手のモンスターボールを見せながら言った。
キクヨ「面白いわね……早くそのポケモンを出しなさい!」
スネ「分かったよ。出てこい、ナッシー!」
三人「ナッシー!?」
三人「ナッシー!?」
あまりに意外なポケモンだったので他の三人は驚きの声を上げてしまった。
キクコ「ここは初代のSSの中じゃ無いのよ!」
キクヨ「そうよ、いい加減にしなさい!」
スネ「うるさいな!!!」
三人「………」
三人は今度はスネ夫の大声に驚いた。
スネ「こいつでお前らを倒すよ。絶対にね。
あと1つ警告。あの技はもう止めといた方が良いよ。
僕はあのコンボを完璧に破れるからね」
スネ夫の言葉に少し焦っていたキク姉妹だが落ち着きを取り戻し口を開いた。
キクヨ「……何を言い出すかと思えば」
キクコ「そんなこと言って私達にあのコンボを使わせない作戦ね」
キクヨ「これがあなたが言ってた作戦?」
キクコ「笑わせないで!早速そのナッシーを倒させて貰うわよ!」
キクヨ「ドサイドン、ロックブラスト!」
キクコ「フワライド、たくわえる!」
フワライドが小石を次々吸い込んでいく。
スネ「今だ!ナッシー、タマゴばくだん!」
ナッシーの顔に新たな実ができ、フワライドに放たれる。
キクコ「なるほど」
キクヨ「フワライドにタマゴばくだんを飲ませるって訳ね」
キクコ「でもこの距離じゃ……」
キクヨ「絶対に当たらないわね」
タマゴばくだんは横に流されている。
キクコ「ほら、やっぱり……」
スネ吉「サイコキネシスだ!」
キクヨ「な、何なの!?」
タマゴばくだんが急に方向を変えてフワライドの口に入った。
そして空に浮かぶヨノワールが姿を現した。
スネ吉「僕を忘れちゃ困るよ。ヨノワールは幽霊だから姿を消せるのさ」
ドォーン!!!
フワライドが大きな爆音をたて爆発し、煙を上げて落ちてくる。
キクコ「フ、フワライド!」
スネ吉「ヨノワール、サイコキネシスでドサイドンにぶつけるんだ!」
フワライドがドサイドンに激突し、誘爆を起こした。
スネ「ナッシー、とどめのウッドハンマー!」
先回りしてたナッシーの強力な一撃でドサイドンは倒れた。
キクヨ「ド、ドサイドン!」
スネ「馬鹿だねぇ。僕の挑発にのってコンボを使う何て……笑っちゃうよ!w」
キクコ「……タマゴばくだんはノーマル技なのに何で!」
スネ「口に石を含んでる状態で爆発が起きればどうなるのか考えろよ。
飛行タイプを持ってるフワライドにはかなりのダメージだよ。
これで納得した?キクヨさん」
キクコ「私はコの方よ!もう許さないわ、ゲンガー!」
キクヨ「出ておいで、カバルドン!」
ゲンガーとカバルドンが現れた。
スネ「さてと……あれをもうそろそろやるべきだな…」
今日はジャンプみたいな終わり方……
スネコンビ対キクシスター
>>69-73
とりあえず乙
まず一つ目でスネオチームが同じよう名名前で似ている性格だからどちらが喋っているか分からない
台本式でも誰が喋っているかくらいはわかるようにしてもらいたい
二つ目はわざとかもしれないけど地面の四天王はキクノだぞ?
ネタが分からない俺は負け組か……
ミュウ氏寝てしまったか?
モツ〜
鍋〜
>>75 指摘ありがとうございます。
スネ夫チームのは俺も気になったんだけど改善方法が思いつきませんでした……
アニメのスネ夫とスネ吉は基本的に声と髪とソバカス以外一緒ですから……
こういう場合はどうすれば良いんでしょうか?
アドバイスしてもらえると嬉しいです。
そしてキクヨはマジミスです……すいません……
>>80 おまえが作者なんだ。こういうのは自分で決める
応援してるぞ
ミュウ氏、乙、
おひさしぶりです、
投下します。
ギンガ団を退治したのび太達は次の町、ハクタイシティに向かった。
ハクタイの森の入り口に到着した一向は、森の神秘的で何かが潜んでいるようなオーラに包まれていた。
「さすがにでかいな。」
ジャイアンが驚きの声を上げる。四人は意を決し、森に入った。
森の中は昼間なのに薄暗く、ポケモンの鳴き声が響き渡っていた。
「ねえ、ドラえもん?なんか不気味だねえ?」
のび太が不安そうに呟く。すると木々が突然歩き出した。
「うわあ!な、何だ?」
ジャイアンが驚いてアリゲイツを繰り出した。しかし木々はアリゲイツを押しのけこちらに向かってくる。その木々の動きを見てのび太があることに気付いた。
「あれは木じゃないよ皆!ナッシーだ!」
のび太の読みは当たった。木々の正体はナッシ―だった。ナッシ―達はどんどんこっちに押し寄せてくる。
「うわあ!皆離れろ!」
ドラえもんが叫ぶと三人は右の方に逃げたが一人だけ皆と正反対に走り出す者がいた。のび太だ。
「のび太さーん!そっちは違うわよー!」
しかししずかの声はナッシ―の地面を踏む音でかき消されてしまった。のび太は夢中で走っていってしまい、四人の視界から消えた。
数分間必死に走り続けたのび太はようやく皆がいないことに気付いた。
「み、皆?どこにいっちゃたんだろう・・・?」
のび太はパニックに陥りそうになったが、なんとか持ちこたえると、冷静に今の状況を整理した。
「ま、まずは落ち着いて皆を探そう、ムックルを使おうか?いやまてよ、ムックルもここは初めてだ。こいつまで迷子になったら大変だ・・・。」
のび太が珍しく真剣に考えていると後ろの草むらから物音が聞こえた。
「だ、誰だ!」
のび太はナエトルをボールから出す、
「ちょ、ちょっと待って!あなたの敵じゃないわよ!」
草むらから出てきたのは、茶髪に緑色の服を着てヘソ出しルックの可愛らしい女性だった。
のび太は慌ててナエトルをボールにしまった。
「す、すいません、さっきポケモンに襲われたばかりで。」
のび太が申し訳なさそうに謝る。
「いいよいいよ、気にしないで。私の名前はナタネ!ハクタイでジムリーダーをしているの、よろしくね。」
「ぼ、僕のび太です。」
ナタネが手を差し伸べてきたので、のび太はそれに応じた。
「ところで君どうしたの?」
のび太は森での出来事を話し始めた。事情を聞いたナタネはなにか考えているようだ。そして口を開く。
「よし、私が森から出してあげる、そのかわりちょっとお願いがあるんだ。」
「何ですか?」
少し不安になるのび太、
「私ね、ジムリ―ダーやってるでしょ?だからね、色々面倒事を解決しなきゃいけないんだ。」
ナタネは言葉を切ると後ろにそびえ立つ巨大な洋館を指差した。
「森の洋館、あそこには幽霊がでるって噂があってさ。それを調査するっていうわけ。」
のび太はナタネが何を言いたいのか大体分かった。
「つまり・・・僕がその洋館をあなたといっしょに行くってことですか?」
「そう!お願いできる?いや〜私オバケとか苦手でさ、ね?」
のび太はさすがに嫌とは言えず、ナタネと共に調査をする事にした。
手持ち
のび太 ナエトルLv16 ムックルLv13
ドラえもん 不明
しずか 不明
ジャイアン アリゲイツLv23 その他不明
スネ夫 不明
出来杉 不明
ナタネ ロズレイドLv28 チェリムLv25 リーフィアLv26
投下終わりです、
今回よりハクタイ編スタート。
誰かバーボンこっちに立ててくれないか?
俺は立てられ無いんだが……
あと米、学校行けよ
テスト終わって帰ってきた俺でもこの時間だぞ
仕方無いな…
とりあえず挑戦してくるよ
駄目だったorz
おまいは頑張ったよ!
ありがと
立てられないorz
やはり携帯は駄目か。
↑
起ってきちゃった
ニビシティ。
三人は昼過ぎにそこに到着した。
「ふう、疲れたね」
のび太が言った。
出木杉もしずかもさほど疲れてはいなかったが、のび太に合わせて首肯した。
「それじゃ、ここには最初のジムがあるはずだから、
バッジを手に入れたらまたポケモンセンターに集合だ。それまでは自由行動にしよう」
出木杉は今後の予定を説明する。
「それじゃ僕は行くよ。あとでまた会おうね」
説明が終わると出木杉はどこかへ行った。
「私も行くわ。じゃあね、のび太さん」
しずかも行ってしまい、一人残されたのび太。
「それじゃ僕たちもLV上げをしようか」
のび太はニビシティ入口付近の2番道路へ向かった。
しずかはニビジムの前に若い男と二人でいた。
「ここがニビジムだよ。ジムリーダーのタケシは岩ポケモン使いなんだ」
「ご丁寧にありがとうございます」
しずかは男に恭しく礼をする。
「いやあ、そんなに感謝されたのは久しぶりだなあ。じゃあね、健闘を祈るよ」
男は去って行った。
「……まだ戦わないんだけれど……」
しずかのポケモンはタケシとは相性のよくないイーブイ一匹のみ。
「あの人には悪いけど、トキワの森に戻りましょう」
しずかはそう呟くと、トキワの森へ向かって行った。
そのころ、出木杉は3番道路のポケモンセンターにいた。
「ふう…あの人がいなくてよかった」
あの人とはしずかにニビジムを案内していた若い男のことである。
出木杉もまたLVを上げるためにここに来たのだが、目的はそれだけではない。
「……あのう、おじさん」
出木杉はポケモンセンターにいるうさん臭い男に話しかけた。
「そのポケモンを下さい。買います」
「おう、五百円だよ」
出木杉は代金を男に支払う。
「……まったく、近ごろのガキは簡単に引っかかってくれるぜ」
出木杉は男がボソリと呟いたのを、聞こえないふりをしてポケモンセンターを出て行った。
22番道路。
スネ夫はフシギダネのLV上げをしていた。
(情報によると最初のジムリーダーは岩タイプ使いらしいからね……。
まだコイツ一匹で十分だろう)
そう思いながら戦っていると、フシギダネのLVが上がり、つるの鞭を覚えた。
「念のためだ、もうすこしLVを上げよう。
……いざというときのことも考えて対策は万全にしておかないと」
スネ夫はあの一件以来、用心深くなったようだ。
2番道路。
「うそお!」
のび太はポケモン図鑑を見ながら大声を上げた。
「コイツ、かたくなるしか覚えてない!」
コイツとはもちろん、トキワの森で(ピカチュウが)捕まえたトランセルのことだ。
「……そうだ。出木杉が言っていた。こういうポケモンは最初に戦闘に出して、
すぐに引っ込めて別のポケモンで倒せば経験値が入ると……。ありがとう出木杉!」
出木杉の優しさに感謝するのび太。
すると突然、草むらからコラッタが飛び出して来た。
「よおし!行け、トランセル!」
お月見山。
「まだだれも来てねえなあ」
ジャイアンが嬉しそうに呟いた。
「それに…新しいポケモンも捕まえたしな」
新たな仲間、パラスが入ったボールを見つめ、ニヤニヤするジャイアン。
「よし、このまま独走してやるぜ!」
ジャイアンは意気揚々と叫んだが、この数分後に道に迷うことになるのであった。
トキワの森。
しずかはイーブイのLV上げをしていた。
かなりLVが上がってはいるものの、相性を考えるとタケシに勝つのはキツい。
しずかはそう判断していた。
「ジムリーダーって言うくらいだもの、ものすごく強いに決まってるわ」
ポケモン未プレイのしずかは勝手な憶測を繰り広げていた。
「ところで、のび太さんは大丈夫かしら……」
しずかはイーブイに鳴き声の指示を出しながらふと思った。
2番道路でのび太を見かけたものの、話しかけられる雰囲気ではなかったのだ。
「……って、人の心配をしている場合じゃないわ。私もがんばらないと!」
体当たりで野生のコクーンを倒したイーブイが、
独り言ばかり言っている主人を心配そうに見つめていた。
3番道路。
「ヒトカゲ、メタルクロー!」
出木杉は手持ち、特にヒトカゲを重点的にLVを上げていた。
「鋼タイプの技は岩タイプとは相性がいいけれど、岩タイプの技が来たら怖いからなあ……」
だれに言うでもなく呟いた。
そのとき、ヒトカゲの体が光り始めた。
「これは…ついに来たか……」
おめでとう!ヒトカゲはリザードにしんかした!
「……よし、これなら恐らく勝てるだろう」
出木杉は3番道路をあとにした。
再び2番道路。
「ああ…やっとトランセルのLVが二つ上がった……」
のび太は声を漏らした。
「それにしても…技を全然覚えないよ……はああ……」
今度は溜め息をつく。
「もう、ジムに挑戦しちゃおう。ピカチュウのLVもだいぶ上がったし…うん、きっと勝てるさ!」
タケシが岩使いであることも知らず、のび太はジムへ向かうのだった。
/
現在の状態
のび太 2番道路(ニビシティ付近)
ピカチュウ♂ LV13
トランセル♀ LV9
ジャイアン お月見山
ゼニガメ♂ LV15
マンキー♂ LV14
パラス♂ LV7
スネ夫 22番道路
フシギダネ♂ LV12
出木杉 3番道路
リザード♂ LV16
ポッポ♂ LV13
コイキング♂ LV8
しずか トキワの森
イーブイ♀ LV17
投下完了です
今回は視点がコロコロ変わって読み辛い上に
またgdgdな展開ですみません
昨日はピザをありがとうございました
妄想の中でおいしくいただきました
つ【ピザ】
>>100 自分で意識してるなら直せばいいと思った
今から投下します
≪出木杉サイド≫
ここは石の洞窟。
奥にいるダイゴに会うのが僕の目的だ。
でも、今はそんな事を言ってる場合じゃないみたい・・・。
そう、僕は今、ズバットの大群に囲まれている。
「やるしかないか・・・」
――かれこれ10匹は倒しただろうか?
いくら倒しても次々に出てくる。
「ラルトス、念力だ!」
さすがのラルトスもかなり疲れている。
どうしよう・・・どうすればいい・・・!
「ラルトス、もう一度ねん・・・」
そう言おうとした僕の声は止まった。
僕の目の前には力尽きたラルトス。そして僕の周りには大量のズバット――
「うわあああああっ!」
気がつくと、僕はベッドの上にいた。
「はぁ・・・はぁ・・・ここは?」
ここはどこなんだ?あれから僕はどうなったんだ?
そんな疑問を抱き、僕は辺りを見回す。
「あ、あなたは・・・!」
≪出木杉サイド≫
「お、ようやく気がついたようだね」
僕は知っている――この人を。
「君がズバットに襲われていたからね・・・ここまで連れてきたんだ」
そう、僕の眼前にいる男・・・それは紛れもなくリーグチャンピオン、ダイゴだ。
「そうですか・・・。ありがとうございます」
この人がいなかったらどうなっていただろう?考えただけでゾクっとする。
「いや、礼には及ばないよ・・・。でも一つだけ、頼み事がある」
そして、僕はあることを頼まれた。
「それでは、僕はこれで・・・。本当にありがとうございました」
僕はそう一礼すると、トクサネシティを後にした。
向かうのはサイユウシティポケモンリーグ――
僕は奥へと進んでいく。
「あなたがダイゴさんから受け継いだ新チャンピオンですね?」
「はい」
僕が頼まれたこと。それは自分の代わりにチャンピオンになってくれというもの。
もちろん、僕は喜んで承諾した。
そして、今僕はチャンピオンの部屋にいる。
僕は出木杉英才。リーグチャンピオンだ!
―――――――――
≪のび太サイド≫
あれから僕はカナズミシティについた。
ジム戦も終わった。キャモメのおかげかな。
「ムロタウンにいくには・・・船に乗るんだっけ」
つまり、トウカの森を抜けて戻るってことだね。
僕はトウカの森向かって歩き出した。
――そして僕がトウカの森付近に来た時だ。
「よう、のび太!今ムシャクシャしてるんだよ・・・だからお前のポケモンよこせ!」
ジャイアンだ。物凄く機嫌悪そう・・・。
なんで渡さなきゃいけないんだ!でも、言う通りにしないと、殴られるよなあ。
でも、ポケモンは絶対に渡せない。絶対に。
どうしよう・・・?
「おい!さっさとよこせ!」
ジャイアンは今にも殴りかかってきそうだ。
・・・待てよ。ここはポケモンの世界。
そうだ――ここは人間の力が全てじゃない。僕には、ポケモンがある!
今ここで、今までの恨みを晴らしてやる。
そして、僕はスゥーと大きく息を吸う。
「誰が渡すもんか!この豚ゴリラ!」
≪のび太サイド≫
ああ、言っちゃった・・・。
でも、これでいい。これでいいんだ。
「のび太ぁー!今なんつった!」
うわっ!――でも、ここで怯んでちゃ駄目だ。駄目なんだ。
「聞こえてないのか?豚ゴリラって言ったんだよ。ぶ た ゴ リ ラ !」
ジャイアンの顔がどんどん強張っていく。
それは噴火寸前の火山――いや、そう思っちゃいけない。
今の僕にはポケモンがある。ジャイアンなんて、怖いもんか!
「ぶっ潰してやる!いけ、ワカシャモ!」
ワカシャモか・・・なら、勝てる!
「行くんだ、キャモメ!」
――でも、やっぱりそんな上手くいかないな。
ジャイアンはワカシャモに「岩石封じ」を覚えさせていた。
当然、僕のキャモメは一発で沈む。
「ハハハ!さぁ、次のポケモンを出せよ!」
ここでタネボーを出しても、勝ち目はない。
寧ろ、タネボーまでジャイアンに取られちゃうじゃないか。
「――僕のポケモンはもういない。僕の負けだ」
―――――――――
――――――――――
――――――――――
≪のび太サイド≫
「ハハハハ!やっぱりのび太はのび太だな!弱い所も同じだ」
ジャイアンが高らかに声をあげる。
僕は黙って立ち尽くしていた。
「へへ、勝ったのは俺だ。お前のポケモンもらってくぜ」
ジャイアンは強引に、キャモメの入ったボールを奪った。
本当はジャイアンなんかにあげたくない。
キャモメ、ごめんね――僕が弱いから――
「じゃあな、のび太!ありがたくもらっとくぜー」
僕の目から一粒の涙が零れ落ちた。
――そして僕はムロタウンについた。
あれから僕は決心したんだ。
誰にも負けないように、強くなる。なってやる。
僕が不甲斐ないせいで取られたキャモメのためにも、ね。
「頑張ろうね、タネボー!」
タネボーは身動き一つしないが、僕にはそれが暖かいものに感じる。
――さぁ、いよいよジム戦だ。
≪のび太サイド≫
ジムの前まできて、僕は重要なことに気がついた。
もうキャモメはいない。タネボーだけじゃ勝てない――
我慢しか使えないタネボーだけじゃ、負けるのは目に見えてる。
僕は新しいポケモンを捕まえるため、洞窟に入った。
「暗いな・・・でも、頑張って探さなくちゃ」
僕はどんどん奥へ進んでいく。ちょっと怖いな。
――見つけた!あれは、お相撲さん・・・じゃなくてマクノシタだっけ。
「いけ、モンスターボール!」
マクノシタの不意をついて、僕は死角からボールを投げる。
1回、2回、3回・・・ボールの揺れが止まった。
「マクノシタ、ゲットだぜ!」
アニメのサトシ風に言ってみた。
あれ?なんか様になってないような気がする・・・。
そして、僕は再びジムの前に来た。
「よし、頑張るぞ!」
気合を入れるつもりで自分の腹を1回叩いてみた。
「――痛っ!」
――――――――――
≪のび太サイド≫
「タネボー、今は我慢だ!」
今、僕のタネボーと相手のワンリキーが戦っている。
「ワンリキー、空手チョップ!」
「耐えろ、タネボー!」
タネボーは僕の思い通り、ギリギリで空手チョップを耐えた。一安心だな。
「今だ――我慢!」
タネボーの回りから光が放たれ、それはワンリキーに直撃する。
「中々やるじゃないか・・・いけ、マクノシタ!」
僕のポケモンと同じだ。なら僕も!
「こっちもだ、マクノシタ!」
二人のお相撲さん――じゃなくて、二匹のマクノシタが向かい合って立っている。
うまいことに、マクノシタも相撲をとる前のポーズだ。
「はっけよーい・・・じゃない!違う!突っ張りだ!」
さっきから何回も頭の中を流れる相撲の掛け声。それが口に出てしまった。
ああ・・・恥ずかしいな。
「・・・ハハハ!こっちも突っ張りだ!」
双方のマクノシタは突っ張りを繰り返す。
押したり、相手の体を持って踏みとどまったり――
まるっきり、相撲じゃん。
――――――――――
――――――――――
――――――――――
投下終わり
言い忘れてましたが炎赤葉緑氏乙です
――――――――――
――――――――――
――――――――――
――――――――――
――――――――――
――――――――――
――――――――――
今日の[―]は40回ww
――まぁまぁそう言うなって
――乙
乙
ピザ美味かった?
炎赤葉緑氏、ルビー氏乙です。
今から投下させていただきます
前回は前スレの
>>834-840です
午前1時18分 ニビシティ化石博物館『2階』
「これは・・・」
「ひでえなこりゃ」
割られているガラスケース。倒れた石像。奪い取られている化石。
博物館は荒らされていた。
「侵入者か。前と下にいた手下達はやられたんだな」
前から声がする。
後ろのドアから光が入る。
映し出されたのはスーツ姿の男と博物館の館長。
二人に対峙した二人の少年だった。
「子供? ふん。情けない奴らめ、子供二人に突破を許すとはな」
「ただの子供だと思うと痛い目にあうよ!」
「そこにいる人を開放しやがれ!」
「そういう訳にはいかないな。こいつからまだ最後の化石をいただいていない」
館長を蹴り飛ばし、男が答える。
「がはぁ!」
「止めやがれ!」
「その人から離れろ!」
男はこちらを一瞥する。
「じゃあ、かかってきたらどうだ? 俺をポケモンバトルで倒せばいいじゃないか」
目の前の男がこちらを睨みつける。
『僕が恐怖している? 目の前の男に!』
『こいつ、しずかちゃんよりこええ!』
「ふん。動けないか。ならばこいつを痛めつけるまでだ」
そう言うと男はもう一度館長を蹴ろうとした。
「待ちやがれ!」
「勝負してやる! 貴様なんかに負けるか!」
「ふん。威勢がいいのはいいことだが・・・いつまで持つかな?」
午前1時25分 お月見山前ポケモンセンター
「ドラえもん。暗いから注意して行こうね」
「わかってるよのび太君」
二人の頭の中には同じ言葉がぐるぐる回っている。
「このポケモンセンターの位置はかなり重要だね。
このポケモンセンターを取れば戦局はこちらに傾く。
しかしそれはむこうも同じ事なんだ。
ということはね、ここには相手もかなり強い奴を置いているはずだ」
出木杉が言った言葉。
もしこれが本当ならここにはかなり強い敵がいる。
のび太とドラえもんは慎重に進んでいる。
ポケモンセンターの前の敵は倒した。
だがまだポケモンセンター内で敵とあっていない。
「もしかしたら、3番道路に全員投入したんじゃない?」
「いや、それはないよ。出木杉君がいった通りここは重要なポイント。
それだったらむしろこの状況は・・・」
「敵の待ち伏せって事?」
「可能性としては高いかもね。もしかしたらまずいかも」
「『まずいかも』じゃないよ。まずいんだよねえアンタ達」
『『!』』「「誰だ!」」
ドラえもんとのびたが同時にそう言うと明りがついた。
ここは最初には入る場所、メインルーム。
同じところをぐるぐる回ってるうちにいつのまにか戻ってきたようだ。
周りには20人ぐらいのロケット団員。
「囲まれたね。ドラえもん」
「囲まれてるね。のび太君」
「やりな!」
周りのロケット団の靴音がいっせいに響いた。
午前1時40分 お月見山
「流石に本物の洞窟はきついね」
「そうね、結構足に負担がかかるわ」
山を登っていく二人。
「他の皆は大丈夫かなあ?」
「きっと大丈夫よ。私たちは信じることしか出来ないけど・・・ね。
私たちも信じられてここにいる。皆の助けに向かうのは、ここですることを終えてからよ」
「うん、そうだね。僕達はまずここを片づけようか」
「ええ!」
前を見ると目の前に梯子が見つける。
「ここで確か先に進めるんだよね」
「確かそのはずよ・・・スネオさん、私が先に行くわ」
「女の子を先に行かせるのは悪いよ、僕が先に行くよ」
「私が行くの! あなたは後! わかった!?」
『何でそんなに怒るの?しずかちゃん』
しずかはスカートだから先に下りないといけない。
『スネオさん!デリカシーがなさ過ぎよ!』
しずかは怒っているが顔と口には出さない。
梯子を降りて、前を見ると化石を掘り出しているロケット団のメンバーがいた。
「なんだ、お前等は!」
ロケット団が攻めかかってくる。来るが・・・
「弱いわ。ただの経験値ね」
「僕達は負ける訳にはいかないんだよ!」
10分後には立てない状態だった。
梯子をあがり(スネオはまた怒られた)次の道を探しにいく。
新しい梯子を見つけると目の前にロケット団の団服を着ている男が立っていた。
「侵入者だな。悪いがここは通しはしない。目の前から消えろ」
「そっちこそ悪いね。僕達は進まなきゃいけないんだ。だからお前が消えろ!」
「あなた達、速くこの山から立ち去りなさい!」
午前1時32分 ニビシティ化石博物館
「ピジョン!お前に任せた!」
「ワンリキー!行くぞ」
「2対1か。ふん。じゃあ俺もいきなり全部出すか。行けシードラ、ヌオー!」
「シードラだって!?まずいぞタケシ君!僕達とあいつのレベル差は相当なものだ!」
「でもやるしかねーだろ!ワンリキー、空手チョップ!」
「ヌオー、雨乞いだ!」
「雨、まさか!?」
「そっちの子供は詳しいみたいだな、そう俺は水の使い手というわけだ」
「俺様を無視すんじゃねえ!ヌオーに空手チョップが・・・何!」
「そんなチビごときの攻撃でやられはしないさ。それよりそっちのガキのほうが厄介だ!
シードラ、ピジョンに冷凍ビーム!」
「電光石火でヌオーに攻撃!」
電光石火でヌオーに迫って冷凍ビームをかわして攻撃に行く。
「馬鹿め。そっちはギロチン台だ! ヌオー、岩雪崩!」
「何!そんな技を持ってるのか!?」
電光石火が急所に当たるも耐え切ったヌオーはそのまま岩雪崩を放つ。
ピジョンに岩が迫る。
その時、ワンリキーが飛び出して岩をすべて砕ききりピジョンを助けた。
「俺様を忘れるなよ!油断すると痛い目見るぜ!」
「小癪な真似を・・・ヌオー地震だ!」
「ワンリキーを掴むんだ、ピジョン!」
シードラを巻き込むほどのでかい地震が放たれる。
ピジョンが地震を避ける様子を男はにやりと笑う。
「飛んだな、重い重りを持って。今だシードラ、冷凍ビームだ!」
「しまった!」
冷凍ビームはピジョンに直撃してピジョンが崩れ落ちていく。
男が笑う。『あいつは油断している。チャンスは今しかない!』
その様子を見ながら出木杉は表情を変えずに考えていた。
午前1時45分 お月見山ポケモンセンター
「ハァ・・・ハァ」
「数が多かったね。でもいい経験値材料になったよ」
ドラえもんとのび太は窮地を脱し、周りの団員を全員片づけた。
「アンタ達、やるじゃないか! 久しぶりに歯ごたえがありそうだよ!」
『『この声はさっきの!』』
聞こえた方向を二人が同時に見る。
そこには赤いバイクスーツを纏う女がいた。
「あたしの名前はハル! まあ覚えてもあんたらはここで死ぬんだけどね」
「戦わなきゃわからないよ! さっさとかかって来い!」
「じゃあやってやろうじゃないか。行けポニータ、ブーバー!」
「行けピカチュウ!」
「ギャラドス、行くんだ!」
ポケモンが出て来るとすぐ全員が動く。
「ギャラドス、ポニータに噛み付く!」
「ポニータ日本晴れ! ブーバーはギャラドスに怪しい光!」
「やらせるかピカチュウ、ブーバーに電光石火!」
ピカチュウの体当たりが決まる。だがほとんど効果がない。
「ええ、何で!?」
「レベルの差がありすぎる! 各個撃破だよ、のび太君!」
「あんたらはもう終わりよ、ブーバー噴煙!」
「ピカチュウ、ブーバーに電磁波だ!」
炎の閃光がほとばしり、二人はすかさず目を閉じる。
のび太が閉じていた目を開けるとピカチュウは倒れていた。
「ちぃ!麻痺にしてくるとはめんどくさい事を!」
「ギャラドス、ポニータに龍の怒りだ!」
「ポニータ、火炎放射!」
火炎放射と龍の怒りが激突して爆発が起きた。
午前2時10分 お月見山
「ユキカブリ、トドグラー行け」
「ゴルバット!」
「フシギソウ、行きなさい!」
全部のポケモンが出ると霰が降り始めた。
「ユキカブリか、かなり厄介な奴が出てきたな」
「天候変化はうっとうしいわね。速く倒しましょう」
二人の会話を男が聞く様子は無い。
「トドグラー、ゴルバットにオーロラビーム。ユキカブリは凍える風だ」
「ゴルバット、避けながら近づいてユキカブリに翼で打つ攻撃!」
「フシギソウ、つるの鞭!」
ゴルバットがオーロラビームを避けて近づいていくが近づいていくうちにスピードが落ちていく。
「凍える風がうっとうしいな」
「任せて。フシギソウ、つるの鞭でユキカブリを掴むのよ!」
つるの鞭でユキカブリを掴み空中に浮かす。
「振りほどけユキカブリ」
「遅い、翼で打つ!」
ゴルバットの攻撃がユキカブリの急所に当たる。
ユキカブリは倒れ、残りはトドグラー一体になった。
「強いな、お前達」
男が感嘆の声をあげる。
「お褒めの言葉は早すぎるよ、ゴルバット怪しい光」
「トドグラーに向かっていきなさい、フシギソウ」
「アイスボールだ」
雪の塊となり直線状に突っ込んでくる。
しかし混乱しているせいか制御はされていない。
トドグラーは岩に激突してアイスボールが砕けた。
「翼で打つ攻撃!」
トドグラーの巨体が揺れる。
「止めよ!葉っぱカッター!」
連携が見事にきまると、トドグラーに葉っぱカッターが直撃。
葉っぱカッターを受けるとトドグラーの動きが停止した。
「負けか」
二人は男を倒して叫ぼうとした。
だが二人の意識は奥からの何かの音に集中していた。
『パチパチパチパチ』
『『これは、拍手? 何故こんな所で?』』
「中々やるじゃないか、子供にしては・・・だが」
男の声がする、年齢は3,40ぐらいか。
「「誰(だ)!」」スネオとしずかが叫んで奥のほうを見る。
その様子を見て前の男が代わらぬ口調で言った。
「時間は稼ぎました。これで問題はないでしょう、サカキ様」
現在の状況
ドラえもん お月見山前ポケモンセンター ガーディLV24(気) ギャラドスLV23
のび太 お月見山前ポケモンセンター リザードLV23(木) ピカチュウLV22
しずか お月見山 フシギソウLV27(種) ニドリーナLV24
スネオ お月見山 ゴルバットLV27(毒) ニドリーノLV24
ジャイアン ニビシティ化石博物館 ワンリキーLV27(黒)
出木杉 ニビシティ化石博物館 カメールLV23(雫) ピジョンLV22
? ニビシティ化石博物館 ヌオーLV33 シードラLV36
ハル お月見山前ポケモンセンター ポニータLV31 ブーバーLV34
? お月見山 ユキカブリLV29 トドグラーLV32
サカキ お月見山 ?
投下終了です
新キャラ出しすぎで整理してました。
バーボンのほうで人気投票があるのは見たんですが前見たときとは違って
なぜか自分が人気投票のトップバッター。
状況がいまいちつかめていませんがこれからも努力していきます。
乙ー
――乙〜
これから投下します。
炎赤葉緑氏、ルビー氏、新カントー氏乙です。
のび太「なんだ、なんだ、なんだ!?」
ドラえもんが驚いていると、ドアからのび太が飛び出してきた。
外ではサイレンが鳴っている。
センターの人達も様子を見に行ったようだ。
ドラえもん「突然、外で爆発音がしたんだ。
まさか…………」
のび太「時間犯罪者!?」
のび太が叫ぶ。
ドラえもん「いや、まだ分からない!
とにかく、もしそうだとしたら、奴はエンジュに居る僕らを直接狙っているということになる。」
ドラえもんが言った瞬間、
「ドカァァァァァァン!!!」
また、爆発音が聞こえた。
のび太「ドラえもん!!
行ってみよう!」
のび太が急かすが、ドラえもんは少し間をとる。
このまま、いぶり出されるように行くのは、正直危険。
だが、行けば時間犯罪者の姿を確認できる可能性が高い。
虎穴に入らずんば虎児を得ずだ。
ドラえもん「よし!行こう!!」
のび太「うん!!」
ドラえもんとのび太は部屋を飛び出した。
136 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/15(月) 21:36:44 ID:lRpKo973
しばらくきてなかったけど8まできたんだ。wikiのURL晒して
一方、エンジュの焼けた塔前でのこと。
この街のジムリーダー、マツバは重要文化財である焼けた塔を、爆破している男を止めるべく、現場に駆け付けていた。
現場には町中の住人が野次馬となって来ていた。
マツバ「何だって言うんだ?
一体?」
マツバに聞かれたジムのトレーナーは無言で指を指す。
「うぐ、うぐぐぐぐ、爆!漠!縛!幕!博!莫!」
その方向には、まさに常人の精神を持っているとは言いがたい人物がいた。
マツバ「狂ってるとしか言いようがないな……
しかし相手は奴一人だ。
何故とり押さえない?」
マツバが聞いた瞬間、
狂人「しねラァァァ!!
だいばくはつ!!!」
二体のイシツブテが飛んでくる。
マツバ「伏せろ!!!」
「ズワアアアアアン!!!!」
凄まじい爆音が響き渡る。
狂人「もどりぇ、イシツブテ」
変質者はイシツブテを手元に戻し、元気の欠片を使う。
マツバ「くそっ………!
危険すぎる!!!
しかもこれなら、何度でも爆発が可能ってことか!」
マツバが言うか早いか、変質者は第二撃を開始した。
狂人「氏ねねねね。」
マツバ達の方にイシツブテが飛んでくる。
マツバ「ゲンガー!!
止めろ!」
マツバはゲンガーを繰り出したが、間に合わない。
イシツブテから光が発され始めた。
「ピジョン!でんこうせっか!!」
その時、どこからともなく、ピジョンが飛んできて、イシツブテを弾き飛ばした。
遠くで爆発音が聞こえる。
マツバ「誰だい…………?」
マツバが後ろを向くと、見覚えのない冴えないメガネと、見覚えのある青い狸が居た。
のび太「大丈夫でしたか?」
のび太が聞く。
マツバ「ああ、誰だか知らないが、ありがとう。
もう一人、君はドライモン?だっけかな?」
マツバに名を間違えられたドラえもんはすぐさま、それを正す。
ドラえもん「ドラえもんです。
ところで、マツバさん。
なんなんですか?
あの爆発は?」
マツバは黙って指を指す。
そこには何処かで見たような顔があった。
ドラえもん「あ、あなたは!?」
のび太「船乗りのヨシト!?」
そう、のび太達の目の前には、アサギの灯台でのび太と戦ったヨシトがいたのだ。
しかし、あの時の面影は全くない。
のび太「ヨシトさん………
なんで……?」
のび太が歩み寄ろうとする。
しかし、ヨシトはまだ笑っている。
マツバ「伏せろぉ!!!」
マツバはのび太にのしかかった。
ヨシトの投げたイシツブテが爆発する。
のび太「マツバさん、ありがとう………」
のび太がそう言うと、マツバが訊いてきた。
マツバ「知り合いか?」
のび太は少し躊躇った様子で答えた。
のび太「前にバトルをして………
まさか………こんな……」
知り合いだというのび太の様子を察したのか、マツバが言う。
マツバ「わかった。
それなら、少々危険だが、無傷でとり押さえる。」
のび太「どうやって!?」
のび太の問いにマツバが答える。
マツバ「奴はだいばくはつを使わせた後、ポケモンを戻して、元気の欠片を使うという、三つの動作を行う。
そこで、敢えてだいばくはつを使わせ、三つの動作をしているスキを狙って取り抑える。」
マツバの言葉に、のび太は少し間を開けて言う。
のび太「……囮作戦ですか?」
マツバは頷く。
マツバ「だいばくはつを使わせる囮役は僕がやる。
君は彼を取り抑えてくれ。」
マツバの言葉にのび太はこくりと頷いた。
マツバ「よし、いくぞ!
作戦開始!!」
ヨシト「氏ね市ね史ね施ねえええ」
「グワーーン!!」
ドラえもん「くそっ!
ヌオー!」
マツバとのび太が作戦を立てている間、ヨシトからの攻撃はドラえもんが足止めをしていた。
しかし、だいばくはつを連発する相手に、流石のドラえもんも押され気味である。
すると、
マツバ「おい!貴様!
何でこんなことをする!!」
ヨシトの注意を引くため、マツバが叫んだ。
しかし、ヨシトは訳の分からない言葉をしゃべって話にならない。
ヨシト「えへえへえへえへ」
マツバは恐怖を感じたが、作戦の為に囮としての役目を果たさねばならない。
マツバ「こい!この低脳の基地外野郎!!」
ヨシト「ん〜〜?
施ね史ね市ね氏ね市ね氏ね
イシツブテェ!
だ・い・ば・く・は・つ」
マツバの方へイシツブテが飛んでくる。
マツバ「ゲンガー!!
さいみんじゅつで止めろ!!」
ゲンガーのさいみんじゅつでイシツブテのだいばくはつが中断される。
そして、当然の如くヨシトはイシツブテを戻し、なんでもなおしを使おうとする。
マツバ『今だ!!!
メガネ少年!!』
ヨシトから見えない影からピジョン、フーディン、ブーバーを従えのび太が飛び出す。
しかし、なんということか。
のび太は少し飛び出すのが遅れてしまった。
ヨシト「うわああああああああくるなああああああ」
のび太に気付いたヨシトは、のび太に向けてイシツブテの入ったボールを投げつける。
ドラえもん「のび太君!!!」
イシツブテがボールから飛び出し、光だす。
ドラえもんが叫ぶ。
のび太「うわああああああああ!!!」
「ドガーーン!!!」
辺りを揺るがす激しい爆発が起こり、それがのび太を包む。
ドラえもん「のび……太……君…?」
周囲は砂塵に支配され、静寂が響く。
ドラえもんはのび太の無事を願った。
しかし、そこは何もかもが跡形もなく吹っ飛んでいた。
ドラえもん「のび太君が……跡形もなく……」
ドラえもんは呆然とし、思考は中断した。
しかし、また、ある声で動き出す。
ヨシト「ひっ、ひっ、人が……吹っ飛んだ……跡形もなく……
俺が……やった?」
ヨシトも呆然としているが、やがて、
ヨシト「うがああああああああ!!!
人をおおお人をおおお!!!」
ヨシトは完全に発狂し、自らの周りにイシツブテを二体、クヌギダマを一体繰り出した。
それらはやがて、光をおびはじめる。
マツバ「まさか……………。
ヤバい!!
皆!!伏せろぉぉぉ!!」
マツバが叫んだ瞬間、ヨシトの周りで凄まじい爆音が轟いた。
今日はここまでです。
この先の展開が読まれてないか不安です。
あと、次の投下は土日になると思います。
〜その3〜
ノートには所有権があり、ノートに憑いている死神は、いつでも所有者の意識を奪い、操ることができる。
もし、所有権を失っても、記憶を無くすことは無いが、操られていた間の記憶はない
相変わらず終わり方が意地悪だ
乙です
続きが気になるw
乙です。
ドラえもんと離れるための策略だったということなのかな・・?
土 日 っ て・・・・・
うおおおおおおおおおおい!!!!
放置プレイか!?
>>145 ドラノの売りは予測不能の展開だ。
もう一段上をいってくれると信じてる
短編
晴天の日、舞台はアメリカ、ネバダ州
「観念しろ!剛田!」ジャイアンはついに警察に見つかった。
「チィ!見つかった!右には壁、左には崖、後ろには務所、前には警官。せめて一人でも道連れにしてやる!」
ジャイアンは無実の罪で警察に追われていたのだ。
「うおーーーー!」ジャイアンは警官の群に向かって走った。
ドキューン バッダダダダダダダッ
ジャイアンは撃たれた。
男が近づいてくるのがジャイアンには見えた。
「‥‥剛田。しばらく見ないうちに随分と変わっちまったな!」
のび太だ!
目が霞む、力が抜けていく。
ヨシトって一回灯台で出てきたよな?
150 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/15(月) 22:05:02 ID:lRpKo973
wikiは?読み返したい
見てきたところのびたがケーシィでテレポートしまくって倒して相手
ノート氏乙です。
前、ヨシトを殺さなかったのはこの為の伏線とは
ヨシトとか存在自体忘れてたな
俺が予想するに
のび太はこれでドラえもんに自分を死んだと思わせたんじゃないか?
ドラえもんに死んだと思わせてるうちにホテルに戻りドラえもんの名前を知るために・・・
そしてのび太は死んだと思ってるドラえもんとマツバを殺せば証拠は無くなる
ジャイアン達にも
「ドラえもんは時間犯罪者に殺された」
と言えば納得する
ドラえもんから言い出した作戦だから死んでもしょうがないと思うからね
ドラえもん以外はのび太を疑っていないから旅に支障も無い・・・
どうかなこの予想?
そういう予想はやめたほうがいいと思う
脳内でやっとけ
スマン……
ララモンスレ行って来るわ……orz
160 :
ジャイアン ◆8c/Sw4f94s :2007/01/15(月) 22:40:39 ID:lRpKo973
やった!回線つながった!再びネットができるとは!
ちょwwwwwww久しぶりwwwwwww
久しぶり!
待ってたぜ!
ジャイアン好きのノート氏にはジャイアンの出現は少し遅れたお年玉となるだろう
粗筋はwikiを
俺はなんやかんやでアサギを出、タンバにたどり着いた。
だが、俺の目の前に広がるタンバシティは、想像を絶するもの、死の町だった。
「スピアー!偵察に行ってこい!」
廃墟だらけ、荒れ放題、そして死体の山。なぜこうなったのか、それはわからないが、死体はまだ新しく、つい最近荒らされた用だった。
一時間後、スピアーが帰ってこない。仕方がないので俺は死の町をスピアーを探すために歩き回ることにした。無論、ポケモンは全員出して。
「こんなに死体を見てもふるえさえこない。俺も強くなったな」
しばらく歩くと、人の声が聞こえた。
鏡に向かってポーズをとっている男だ。と、思ったら消えた。
あの鏡に秘密があるのかもしれない。
俺はストライクと並んで歩いた。
鏡……ミラー……ミラーワールド
俺の頭の中に記憶と新しい情報が入ってきた。
166 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/15(月) 23:00:38 ID:6gNofPB5
167 :
ジャイアン ◆8c/Sw4f94s :2007/01/15(月) 23:01:36 ID:lRpKo973
>>164それは俺も驚いた。同じIDってまれじゃない?
お休み
これから投下します。
ゆうたに勝利したジャイアンは、育成のためにコトブキに留まる事となったゆうたと別れ
コトブキシティに到着していた。
ジャイ「うおーっ、遂にクロガネについたぜ、よし、ジム挑戦の前にあいつをゲットするか」
ジャイアンがゲットすると言ったポケモンとは、
ジャイ「やっぱり俺のポケモンといえばお前だよな、よろしくなワンリキー」
その後ヒコザルとワンリキーは順調に育ち、ヒコザルはモウカザルに、ワンリキーもLv15になった
だが、これほど順風満帆なジャイアンに災難が降りかかろうとは、誰も予想し得なかったのである、
それは、ジャイアンがポケモンセンターでの何度目かの休憩を終え外に出た後の出来事であった。
ジャイ「よし、もう一回炭鉱へ行くぞ、ん?」
ジャイアンが振り向くと、そこには物欲しそうな目でジャイアンを見つめる子供とその母がいた。
子「ねえ、お兄ちゃん、そのワンリキー頂戴、代わりにケーシィあげるから」
この提案はとてもジャイアンには受け入れ難いものだった。
ジャイ「だめだめ、このワンリキーは、お前なんぞにはあげねぇよ」
ところがこのクソガキ、諦めるどころか泣きながら駄々コネ始めたのである。
子「やーだー、やーだー、そのワンリキー欲しい〜」
突然泣き出したクソガキに加えて、その母親も、
母「出来ればそのワンリキー交換していただけないでしょうか、うちの息子今年の誕生日プレゼントに
ケーシィを貰ったんですけど、息子はワンリキーが欲しかったらしくて、10歳になるまで後10ヶ月
もあるのでとても待ち切れないらしいんです」
そんなのお前等の都合だろ、といいたい気持ちを我慢して話を聞いていたジャイアンだったが、
このクソ親子交換してくれるまで放してくれそうに無く、泣く泣く交換に応じたのであった。
その後のジャイアンは怒りに打ち震え、炭鉱で叫びつづけていた
ジャイ「チックショー!どうして俺が折れなきゃならんのじゃー、今までの苦労半分水の泡じゃねーか!」
しかしそこまで行ってジャイアンはあることに気付いた。
ジャイ(ん、ちょっと待てよ、でもこのケーシィ後少しで進化だよな、それに交換の方が育てやすいし
どの道6匹育てたほうが有利なことを考えればこっちの方が、おいおいちょっと待てよ)
ジャイアンの小さい脳はこのトレードの利点をつぎつぎ考え出していた。
ジャイ「(それに、俺がフーディンを持ってるなんて誰も想像しねーよな、どうせワンリキーなんてまた育てればいいし、
ゆうた達に抜かれるのは仕方ねえ、もしかしてこのトレードってめっちゃお得だったじゃ・・・)
ヨッシャー!」
禍転じて福と成す、ジャイアン喜びの叫びが炭鉱内に木霊していた。
その頃のびた達は既にクロガネに着いていた、
のび「う〜ん、ドラえもんクロガネに着いたね」
ドラ「うん、もう育成は十分したしもう挑戦してもいいじゃないかな、ジム」
しかししずかがそれに口を挟む、
しず「のびたさんはLv的に十分でもドラちゃんはどうかしら、相手は岩系よコダック1匹だけが頼りよ」
ドラえもんはクロガネゲートでコダックをゲットしていた、
ドラ「確かに少し不安だな、まだコダックのLvは15だし」
ニャルマーに比べコダックのLvは低い、それを受けのびたが提案した。
のび「じゃあ僕としずかちゃんで先に行っているよ、ドラえもんはその間にポケモンを育てればいいさ」
ドラ「じゃあお願いします、のびた君タイプ有利だからって絶対に油断しちゃだめだよ」
ドラえもんの強い口調に、
のび「大丈夫だって、初めてのジム戦頑張ってくるよ、じゃあまた後でね」
ドラ「じゃあね、のびた君、しずかちゃん」
ドラえもんの心配は杞憂だった、さすがにLv20近くもあると1匹だけで十分だった。
しずかは進化したポッタイシで、のびたも進化したハヤシガメでトレーナー、リーダーとも全抜きだった。
ヒョウタ「二人とも強いな、はいこれがコールバッチだよ、受けとって、にしても最近の子供たちは強いなこれで3人目だ」
この言葉に2人が反応した、
しず「3人、もう1人ってもしかして、ゆうたって名前の人ですか」
しずかが問うと
ヒョウタ「そうそう、彼は強かったよ、ジムを経験値稼ぎに利用していったからね、ルカリオも強かったし
最後にコイキングまでギャラドスに進化されちゃって手がつけられなかったよ」
ヒョウタがやれやれと言った感じで首を振った、
ジムを出たのびた達はドラえもんと合流し、さっき聞いたことを話した。
ドラ「そうか、ゆうたくんも相当強くなっているな、僕も頑張ってジムを攻略しなきゃな」
ドラえもんはジムへ向かっていった。
現在 場所 手持ち
ドラえもん クロガネシティ ニャルマー♂Lv19 コダック♂Lv18
のびた 同上 ハヤシガメ♂Lv21 ルクシオ♂Lv16
しずか 同上 ポッタイシ♀Lv20 ムクバード♀Lv17
ゆうた 繋がりの洞窟 ルカリオ♂Lv21 ギャラドス♂Lv20
ジャイアン クロガネ炭鉱 モウカザル♂Lv19 ユンゲラー♂Lv17 ワンリキー♂Lv12
スネ夫 クロガネゲート ビータル♂Lv18 ????♂Lv14
前回
>>53 なんかスネ夫全然取り上げられてないので、次はドラえもんのジム戦と
スネ夫を取り上げていきます。
スネ夫手持ちにあえて伏せているポケモンがいますが、
あそこで手に入るスネ夫好みのポケモンといえば何だか想像つきますよね。
乙
レベル15もあれば楽(ry
176 :
ジャイアン ◆8c/Sw4f94s :2007/01/16(火) 08:02:49 ID:mwVzSB/+
>>165 俺はミラーワールドについての記憶は思い出したが、また行きたいとは思わず、鏡を避けて進んだ。
「行け、ゲンガー!サイコキネシス!」
突然声が聞こえ、横にいたストライクが倒れていた。
「誰だ!」
「名乗るほどのものでもないが、どうしてもというのなら名乗ってやろう!我の名は剛田勝平!そしてまたの名を、シジマという!」
「父さん!オリジナルか!」
「無論そうだが、我がシジマだということには突っ込まないのか?」
「そんな奴知らない」
「な!?」
s a g e ま せ う
午前1時53分 ニビシティ化石博物館
ピジョンが墜落して水が舞い散った。
それを見て、出木杉は笑った。
「気でも触れたのか?」
「シードラの指示を優先して出してたのは失敗だったね」
「何を血迷ったことを言っている?」
意味不明なことを喋る出木杉に男は尋ねた。
「そう思うんならヌオーの後ろを見るんだな!」
ジャイアンが叫ぶとワンリキーがヌオーを掴んでいるのが見えた。
「何ぃ! ヌオー、振りほどけ!」
「遅せぇ、地球投げだ!」
ワンリキーがヌオーを掴んでグルグル回りながら、床を突き破って一階に叩きつける。
下の階からポケモンが戻ってきた。
ワンリキーでもヌオーでもないポケモン、ゴーリキーが。
「進化しただと! この土壇場でか!?」
男は驚きを隠せない表情を見せる。
「よっしゃ、ゴーリキー!」
ジャイアンがガッツポーズを見せる。
「これで後はシードラ一匹、勝てる!
「ヌオー戻れ。・・・貴様等名前は何という?」
「郷田タケシ。ガキ大将だ!」
「出木杉英才。天才だ! 貴様の名前は何だ!」
「俺か? 俺の名前はカイ。ロケット団の副首領だ。
お前達の名前は俺直々にロケット団のブラックリストに載せてやろう」
「「副首領!?」」
二人が驚く。
『そんな奴、いないはず・・・イベントの変更か!』
「ここは退かせて貰う。用ができたのでな」
男がシードラを呼び寄せる。
「俺たちが逃がすと思うか?」
「残念だけど、ここであなたには捕まってもらう!」
「ふん。シードラ、煙幕だ!」
辺りを黒い煙が包み込む。
何も見えない状況になると、ゴーリキーが突き破った穴の辺りからしばらくすると着水音が聞こえた。
黒い煙が消えると、そこに男の姿は無かった。
「ちっ、逃がしたか!」
「まずいよ、タケシ君! ここに副首領がいるって事は・・・」
「何だ?」
ジャイアンが緊張感無しに尋ねる。
「どこかにサカキがいるかもしれない!」
午前1時58分 お月見山前ポケモンセンター
爆発の煙が消えるとそこには青い龍が倒れていた。
「ギャラドス!」
「そんな、ギャラドスが力負けするなんて・・・」
「特性貰い火も知らないのかい、アンタ達。炎の技を受けると炎技の威力が上がるのさ!」
「そうか、さっきの噴煙で・・・」
「次のポケモンをだしな、アンタ達! それとももう手詰まりかい?」
ドラえもんがガーディ、のび太がリザードを出す。
「どっちも炎タイプかい。趣味が合うじゃないか」
「リザード、ポニータにメタルクロー!」
「させないよ、ブーバー炎のパンチで受け止めな!」
ブーバー、ポニータが動いた瞬間、ドラえもんのガーディが威嚇するように吠えた。
ポニータ、ブーバーはその突然の出来事に怯んだ。
リザードのメタルクローが怯んだポニータに炸裂。
ポニータが宙に浮いた。
「今だガーディ、突進だ!」
陸上では速いポニータも宙に浮いてしまえばどうしようもない。
突進が命中してポニータは崩れ落ち、倒れた。
「ポニータが・・・アンタ達やり過ぎだよ!」
「そっちだって僕たちのポケモンを倒したんだからお互い様だ!」
「ええい、ブーバーサイコキネシスだ!」
リザードが浮いてガーディに叩きつけられる。
「リザード!」「ガーディ!」
「これで終りよ、炎のパンチ!」
ブーバーがリザードに拳を突き立てた。
『『終わった』』2人がそう思ったときだった。
ガーディがブーバーの腕を噛んで掴んでいた。
「何、こいつはしとめたはずじゃ!」ハルの驚き。
「そうか、気合の鉢巻だ!」のび太の叫び。
そしてドラえもんが技を叫ぶ。
「起死回生だ!」
「「いっけーーー!!」」
ガーディが目にもとまらぬ動きでブーバーを攻撃する。
ブーバーが凄い勢いで吹っ飛び壁に叩きつけられた。
「くっ、ブーバーまで・・・ここは退くしかないようだね」
ハルがポケモンセンターの出口に向かって走り出す。
「待て、逃がさないよ!」
ガーディとリザードがハルの前に立ち塞がる。
「ちっ、こんな所で捕まる訳には・・・」
「ネイティオ、サイコキネシス」
突然の攻撃で予測も出来なかったリザードとガーディが壁に叩きつけられる。
「ソラ、助かったよ!」
「何をしてるのハル。カイ様から撤退命令が出たわ」
後から来た紫のドレスの少女が告げると出口の前に立ってハルがのび太達のほうに顔を向けた。
「アンタ達! この借りはいつか返してやる。首を洗って待ってな!」
二人の姿が見えなくなり、のび太がドラえもんに話し掛ける。
「逃げられたね」
「でもポケモンセンターの奪取には成功したんだ。僕達の勝ちだよ」
ドラえもんがのび太に勝ちを伝える。
「皆、大丈夫かな?」
「大丈夫だと思うよ」
ドラえもんがのび太の疑問に答えた。
しかし、二人の望みどおりに事は進まなかった。
午前2時20分 お月見山
目の前にその男はいた。
トキワシティジムリーダーにして、ロケット団首領サカキ。
しずかとスネオの二人は動かなかった、いや動けなかった。
前の男の威圧感で。
「ご苦労だったな、ヒョウ。団員の撤退準備をしろ」
「はっ、わかりました。サカキ様は何を?」
「私はこいつらと遊ぶ。行け」
サカキがそう言うと男は去っていった。
「待たせたな、子供たち。我がロケット団に刃向かうというのがどういう事か判らなかったのかな?
さあ、かかって来い。叩き潰してやろう」
サカキの挑発に対して二人は・・・
「どうする?しずかちゃん」
「逃げるしかないわね。勝てる訳ないわよ」
「同感」
お互いの意思を確認すると二人は後ろを向いて走り出した。
その様子を見たサカキが溜息をつく。
「ふう。逃げれると思っているのか。甘いな、ニドキング出て来い!」
走っていた二人の前からニドキングが出てくる。
「地中に隠れていたのね・・・」
「これじゃあ逃げられないよ!」
「逃げ道は消えた。さあ戦うしかないんじゃないのか?」
「そのようね・・・フシギソウ!」
「ゴルバット!」
2体のポケモンが現れニドキングに向かい合う。
「ほう、中々育てられてそうだな」
「余裕を言うのも今のうちよ! フシギソウ、つるの鞭!」
フシギソウからニドキングに向かって触手が伸びる。
「鞭をつかめニドキング、そこからゴルバットに向かって投げろ」
あっさり鞭を掴んで、ゴルバットに向かって投げ捨てる。
いきなり飛んできたフシギソウに反応できなかったゴルバット。
2匹そろって岩に叩きつけられ倒れる。
「一撃・・・!?」
「レベルが違いすぎる! 勝てるはずがないよ!」
「でも、ここで諦めたら現実に帰れなくなるのよ!」
二人がポケモンを出して口論していると
「ふむ・・・君たちには大きな使命があるということか」
話を聞いていたサカキが割り込んで話し始めた。
「では、ここでチャンスをやろう。1私のニドキングを倒す。
こいつ一匹だけでも倒せたら見逃してやろう。
できるものならな。
2ロケット団のスパイになる。
お前達の状況を定期的に報告してロケット団には攻撃せず
私達と戦う時には私たちの味方になる。
どちらにとっても損ではあるまい?
3諦めて死ぬ。
言葉どおりだ。さあ好きなのを選べ」
それを聞いた二人は考えていた。
「どうするしずかちゃん?」
「戦って勝てる相手じゃないわ。1は除外よ」
「死ぬのも御免だし、3も除外だ」
「だったら・・・・・・皆を裏切るしかないわね」
悔しそうに2人が同意する。
「わかったわ。スパイになるわ」
「賢明な選択だな。ではこれを受け取れ」
そう言うとサカキはポケットから物を取り出し二人に渡す。
「これは・・・?」
「センサーつきの腕時計だ。お前達が何処にいるのか何時でもわかるし、連絡機能もついている」
「へえ・・・監視アイテムって事か」
二人はつけた腕時計を見る。
「後、それには爆弾もセットしてある。裏切ったらどうなるかわかっているだろうな?」
「即座にドカンという事か」
「そう言うことだ、さっき裏切り者が一人いてな。見事に消し炭になった」
『さっきの爆音はそう言うことね、でも一人?』
しずかが何か違和感を感じる。
「契約成立だな。では契約料をやろう」
サカキが二人に向かって何かを投げる。
「お前達は弱い。だが我が幹部に勝てる実力があるのもまた事実だ。
だから強くなれ! 私を継げるほどに。では私は予定があるからこれで失礼する。
連絡を楽しみにしているよ」
そう言うとサカキの姿が消えた。穴抜けの紐のようだ。
サカキが消えたところを見て二人は契約料といわれて渡された袋を見る。
中には・・・「「月の石!」」
「ねえ、スネオさん。あの人、悪い人なのかな?」
「僕にはわからない。ただ一つ言える事は裏切ったら死という事だけだよ」
「そうね・・・」
二人は全員を欺く決意を固めてニビシティに戻っていった。
午前3時37分 ニビシティ 大広場
ニビシティの住民、お月見山ポケモンセンターの人々、そしてのび太達。
全員が今日の大勝利を祝っている。
「凄いよスネオ、しずかちゃん! お月見山を二人で奪還するなんて!」
「うん。二人ともとても頑張ったね」
のび太の言葉にドラえもんが同意する。
「ええ・・・そうね。のび太さん達も頑張ったわね・・・」
しずかが元気なさそうに答える。
その様子に出木杉が心配そうにスネオに尋ねる。
「スネオ君、しずかちゃんに何かあったのかい?」
「いや、何でもないよ出木杉。気にするな」
『?』
ジャイアンは食いすぎでもう寝ていた。
館長から託された最後の化石、秘密の琥珀を持って。
それからも一日中宴が続いたが、主役のスネオとしずかには終始笑顔はなかった。
翌日
「それではタケシさん、行って来ます」
「頑張れよ少年達」
タケシに見送られ全員はニビシティを出た。
「これからどうするの?」
「お月見山を越えてハナダシティを目指すんだろ、忘れんなよのび太」
「そうだったね、ジャイアン」
全員は先に進む。
現実世界に帰る為に。
まだまだ困難は始まりにすぎない。
現在の状況
ドラえもん ハナダシティ ガーディLV27(気) ギャラドスLV25
のび太 ハナダシティ リザードLV27(木) ピカチュウLV24
しずか ハナダシティ フシギソウLV28(種) ニドクインLV26
スネオ ハナダシティ ゴルバットLV28(毒) ニドキングLV26
ジャイアン ハナダシティ ゴーリキーLV33(黒)
出木杉 ハナダシティ カメールLV27(雫) ピジョンLV24
投下終了です
前回レスくれた人ありがとうございました
ではまた
乙
まだ先は長いが、頑張ってくれ
乙
ニビシティなのにレベル高すぎだろ……
レベル高ぇwwww
だがそれがいい
乙
ニビシティポケモンジム。
「俺の…負けだ……」
ジムリーダーのタケシは挑戦者、出木杉にそう告げた。
「君は…強いな。俺が見て来たトレーナーの中でも五本の指に入るすごさだよ」
「どうもありがとうございます」
出木杉はペコリと頭を下げ、ジムから出ると、
ドンッ。
いきなりだれかとぶつかった。
「あたたたた…って出木杉!」
「野比くん…君もジムリーダーに挑戦しに来たのかい?」
「うん、そうだよ。じゃあね、出木杉!」
のび太はジムの中に入って行った。
「野比くん…まさかピカチュウでタケシに挑むつもりじゃ……」
出木杉は呟いた。そのまさかである。
トキワの森。
「よし、モンスターボール!」
スネ夫はポケモンの捕獲をしていた。
やったー!ビードルをつかまえたぞ!
「よしよし、順調順調」
スネ夫はにんまりと笑う。
「……それにしてもここ、トレーナーがいな……」
そこまで呟いたとき、
「おい、そこのお前、ポケモン勝負しろ!」
草むらから虫捕り少年が現れた。
ジャイアンに見つからないように隠れていたが、
弱そうなスネ夫を見つけて勝負を挑むことにしたのだ。
「ふうん、いいよ」
(ビードルの経験値にしてやろうっと)
スネ夫が虫捕り少年と戦っているとき、しずかはトキワの森出口付近にいた。
「大丈夫よね、イーブイ…じゃないわ、エーフィのLVもだいぶ上がったものね」
そう、しずかのイーブイはエーフィに進化していた。
しずかは五人のうちで唯一の初心者であるために不安なのか、エーフィのLVは相当高くなっていた。
「よし、ジムに行きましょう」
しずかはそう言うとトキワの森をあとにした。
「お前は俺を馬鹿にしているのか?」
タケシが新たな挑戦者、のび太に言った。
「え、そんなことないけど……」
のび太は平然と答え、タケシが明らかに苛立ちながら答える。
「ならば教えてやる。俺の使うポケモンには電気タイプの技は効かないんだよ!」
「な、なんだってー!」
のび太は予想外の事実に驚く。
「分かったらさっさと帰れ」
タケシが言い放つ。しかし、
「だが断る」
「なにぃ!?」
「僕はここで戦わなければ帰れない!なぜなら男だから!」
(今更帰ったら恥かいちゃうからね……)
やはりのび太、建前と本音にギャップがあった。
「……よかろう、そこまで舐めた真似をするなら……」
タケシがボールを投げ、イシツブテを繰り出した。
「俺が叩きのめしてやる!さあ、お前もポケモンを出せ!」
「よおし、行け、ピカチュウ!」
のび太はトランセルをくりだした!
「……は?」
「ああ、間違えた間違えた!ごめんなさい、今のなし!戻れ、トランセル!」
のび太が今度こそピカチュウを繰り出した。
「すこしは楽しませてくれよ!イシツブテ、岩落としだ!」
「ピカチュウ、岩を避けろ!」
落下する岩をピカチュウは縫うように避けた。
「やはり当たらないか……。だが別に構わん。
……岩落としの目的はダメージを与えることじゃないからな」
「……そうか、しまった!」
気付いたときにはピカチュウは岩に囲まれ、行動範囲が限定されていた。
「イシツブテ、体当たりだ!」
もともと防御力の高くないピカチュウは体力が半分ほど削られてしまう。
「くそ……。せめて麻痺にさえ出来れば……」
当然、イシツブテには電磁波も効かない。
(……くっ、もう諦めるしか…ん?待てよ!?)
のび太は先ほどポケモン図鑑を見たときに知った、あることを思い出した。
お月見山。
ジャイアンは迷っていた。
「あっちの階段はあそこに繋がってて、そっちの階段はさっき通って、
こっちの階段は……あああぁぁ!分かるかあ!」
ジャイアンの機嫌は一気に悪くなった。
「なんで俺さまがこんなこと……」
言いかけて、止めた。
急に目の前に眼鏡をかけた女が現れたからだ。
「……うるさい子供ね」
「ああ、なんだと!?」
もともと短気なジャイアンは機嫌が悪いことも相俟って、ついにキレた。
「うるさいって言ったのよ。洞窟には声が響くんだから」
「うるせえな!俺は今むしゃくしゃしてんだよ!」
ジャイアンがボールを構えた。
「ストレス解消に俺と勝負しやがれ!」
ジャイアンの挑戦に女は笑いながら答える。
「別に構わないわよ。アイツが仕事を終えるまでの暇潰しにね」
「もう終わりだ!イシツブテ、体当たり!」
「ピカチュウ、耐えろ!」
のび太が思い付いた作戦は、かなり不安定で不確実な方法だ。
しかも、ピカチュウがこの攻撃を耐えなければ絶対に成功しない。
(頼む…耐えてくれ……)
のび太の祈りが通じたのか、ピカチュウはギリギリで耐えた。
「よし、よくやったピカチュウ!」
「……ふん、もう一度体当たりだイシツブテ!」
しかし、イシツブテは動かない。
「どうしたイシツブテ!?……これは麻痺か!?一体なぜ……」
「大成功だ!」
のび太が大声を上げた。
「ピカチュウ、電光石火!」
僅かずつだがイシツブテにダメージを与える。
「くそっ、イシツブテ…動け!」
「無駄だよ!イシツブテは麻痺で素早さも下がってる。
行動範囲が狭くなってたって、ピカチュウには当たらないよ!」
何度も電光石火を繰り返すピカチュウ。
ついにイシツブテは倒れた。
「……どういうことだ?」
タケシが尋ねる。
「なに、簡単なことさ」
のび太は得意気に答える。
「ピカチュウの特性が、直接攻撃してきた相手を三割の確率で麻痺にする静電気だったからだよ。
静電気は例え相手が地面タイプだろうと効果を発揮するからね。かなり危ない賭けだったけど」
(まあ、地面タイプにも発動するかどうかが一番の賭けだったけどね)
タケシは悔しそうに呟く。
「なるほど…俺の知識不足だったというわけか……」
今度はイワークを繰り出した。
「舐めていたのは俺のほうだったようだ……。だから、今から全力で君と戦おう!
ジムリーダーとして!イワーク、岩石封じだ!」
イワークがピカチュウに岩石封じを仕掛け、ピカチュウは戦闘不能となった。
「なっ……」
「早かったか?」
タケシが唖然とするのび太に尋ねた。
「単なる経験の差だ」
タケシの言葉も耳に入らないほど、のび太は絶望した。
(もう無理だ…トランセルで勝てるわけない……)
「さあ、次のポケモンを出すんだ」
タケシに催促され、仕方なくトランセルを出した。
「さっきのトランセルか?」
「そうだ!トランセル、かたくなる!」
半ば自棄になりながら叫ぶ。
トランセルはかたくなるしか覚えていない。
防御力を上げることでイワークの攻撃は耐えられるものの、このままでは負けてしまう。
「くっそお!がんばれトランセル!」
のび太が叫んだそのとき、
おや?トランセルのようすが……
「……え、なに?」
トランセルの体から光が溢れ出し、そして……
おめでとう!トランセルはバタフリーにしんかした!
「なにっ!?なぜ……」
タケシは思い出した。
のび太が最初にピカチュウと間違えてトランセルを繰り出していたことを。
(あれで経験値が入ってLVが上がったのか……)
一方、のび太は初めての進化に感動していた。
「うわあ、すごい。トランセルが蝶になった!」
しかし、喜びも束の間、
「イワーク、岩落としだ!」
バタフリーに落ちてきた岩がヒットした。
「トランセル!」
「まだ戦いは終わっていないぞ!
それにバタフリーには新たに飛行タイプがつく!岩タイプの技は大ダメージになるはず……」
しかし、バタフリーは思ったほどダメージを受けていない。
「くそっ、かたくなるで防御を上げていたのはこのためか!」
いや、単なる偶然である。
「あっ、そうだ…えっと……ポケモン図鑑を……」
のび太が慌てて図鑑を取り出す。
「遅い、岩石封じだ!」
のび太は図鑑を開き、叫んだ。
「バタフリー、岩を念力で飛ばせ!」
岩石がバタフリーに当たる直前、岩石は跳ね返り、イワークの急所に当たった。
「……戻れ、イワーク」
タケシはイワークをボールに戻した。
つまり、挑戦者に負けを認めたということだ。
「見事だったよ。君の作戦勝ちだ」
「そ…そうですか?えへへ……」
ほとんどが偶然だと言う訳にもいかないのび太。
「さあ、このグレーバッジを受け取ってくれ!」
のび太はグレーバッジをてにいれた!
「君ならきっとポケモンリーグにだって挑戦出来る。俺は応援してるぞ!」
タケシから激励の言葉をもらい、のび太がジムをあとにすると、
ドンッ。
まただれかとぶつかった。
「あら、のび太さん」
「しずかちゃん!君も挑戦しに?」
「ええ、またあとで会いましょう」
しずかはジムに入って行った。
しずかがグレーバッジを持ってニビジムから出て来たのは、それから数分後のことだった。
/
現在の状態
のび太 ニビシティ
ピカチュウ♂ LV15
トランセル♀ LV12
ジャイアン お月見山
ゼニガメ♂ LV16
マンキー♂ LV14
パラス♂ LV8
スネ夫 トキワの森
フシギダネ♂ LV14
出木杉 ニビシティ
リザード♂ LV17
ポッポ♂ LV14
コイキング♂ LV9
しずか ニビシティ
エーフィ♀ LV20
投下終了しました
端折りまくりだったバトルを真面目に書いてみたつもりです
前回にコメントくれた人、ありがとうございました
ピザもありがとうございます
ピザ俺も食いたいよ……
乙
新カントー物語氏、炎赤葉緑氏乙です。
今から投下です
≪のび太サイド≫
マクノシタは両者一歩も引かず、戦っている。
ここで形勢を逆転させるには・・・どうすればいいのかな?
僕が考えてる間に、相手が仕掛けてきた。
「マクノシタ、ビルドアップだ!」
えーっと、なんだっけ・・・そうだ、攻撃と防御をあげる技。
ってことは・・・このまま同じ技でいくと負けるってことだよね。
――僕はマクノシタの使える技を見てみた。
体当たり、気合溜め、砂かけ、突っ張り・・・。
砂かけで相手の命中率を下げるには、かなり時間がかかる。
となると・・・早めに決めれる気合溜め、か。
さっさと決めないとビルドアップされて不利になる・・・。
「マクノシタ、気合溜めだ!」
精神を集中させる僕のマクノシタ。これでいいのかな?
「モタモタしてる間に決めさせてもらう!突っ張りだ!」
僕のマクノシタはまだ集中力を高めている。
今は、耐えてくれ・・・。
――よし、ギリギリ耐えたか。
「反撃開始だ、マクノシタ!」
≪のび太サイド≫
「マクノシタ、突っ張り!」
僕の反撃が始まった。このまま一気に押し切るぞ!
1回、2回、3回。急所に当たったこともあってかなりのダメージを与えられた。
「ほう・・・こちらも突っ張りだ!」
「負けるな、僕のマクノシタ!突っ張りだ!」
勝負は再び突っ張り合戦になった。
互いの力が触れ合った所には、赤い火花が飛び散っている。
頼むぞ、マクノシタ・・・。
そして、勝利の女神は僕に微笑む。
僕のマクノシタが押している!さっきの気合溜めのおかげかな。
よし、このまま・・・いけ!マクノシタ!
もう一発、叩きこめ・・・!もう一発だ!
パチン!
僕のマクノシタの攻撃が当たった。クリーンヒットだ!
案の定、相手のマクノシタは倒れていく。
「よし、やった!」
ジム内に僕の声が響き渡る。僕が勝ったんだ。
――張り手!マクノシタ関の勝ち!
≪スネ夫サイド≫
綺麗な海。心地良い潮風。そして活気に満ち溢れた砂浜――
ここが港町、カイナシティかぁ。
・・・おっと、見入ってる場合じゃないや。
恐らくもう誰かがデボンの荷物を渡したんだろうけど、確かめなきゃ。
僕は博物館向かって走っていく。
――やっぱりマグマ団はいない。
僕より先に来れる人物だから、出木杉かしずかちゃんあたりか。
まぁいい。僕は戦力を確保しておくさ。
僕はフレンドリーショップでボールを買い、カイナシティを後にした。
よし、ここらへんだな。
ここはサイクリングロードの下の草むら。
そして、僕が探しているアイツはすぐに見つかった。
ラクライ。電気タイプのポケモンだ。
・・・でも、ちょっと困ったことがあるんだよね。
ラクライを捕まえたはいいんだけど、このまんじゅうみたいな奴がついてくるんだ。
確かゴクリンだったっけ。
「仕方ないな。ボールに入れよ、ゴクリン」
投下終わり
今日はちょっと少ないですが。
赤緑氏トランセルじゃなくてバタフリーなのでは?
乙
頑張れ
>>炎赤葉緑
つ【ピザ】
>>ルビー
――乙
あげ
新人しかいないな
書き込みがすくねぇってレベルじゃねーぞ
過疎じゃなくてまさに氷河期
いや…これでも板の中では書き込み多いほうだろ…
他のスレは(ry
暇だしバーボンでなんか話そう
「受験勉強してるんじゃないのかよ」 と絶対思われているでしょうね。
でもどうしてもここを確認しちゃうんです。
で、過疎ってると無理してでも書きたくなるんですねこれが。
まあ、投下するってことです。
「終わったわね……」
しずかははっきりと宣告した。
その射るような口調の前で、テッセンは顔を青くして立っていた。
(わ……わしのポケモンたちが一瞬で……しかもたった一体に)
テッセンは体を震わせながら、地面に横たわるライボルトをボールに収めた。
「わしの負けじゃ」
テッセンはそう小さく言うと、しずかに歩み寄った。
「テッセンさん。気にしなくていいわ」
しずかはバッジを受け取りながら言う。
「でんきタイプのジムですもの。
たとえじめんタイプを出されてもでんきだけで戦ったのは偉いわ」
その言葉は優しかった。
テッセンはそのとき初めて、しずかが年相応の子供に見えた。
テッセンは胸を撫で下ろす。
(ああ、そうじゃ。タイプの相性が悪かっただけ。
それ以外の何でもないわい。
一体この少女に何があると思っていたんじゃ? わしは。
優しそうな少女じゃないか……)
テッセンは自然と笑顔になり、しずかを見送った。
しずかはジムを一瞥し、溜め息をついた。
「所詮まだ序盤ってことね」
しずかは帰路につく。
挑戦者がんがれ
お前には期待してる
ポケモンセンターはトレーナー用の宿場でもある。
だがしずかが生きていく上で最低限必要なものはかけていた。
しずかは昼間のうちに、その渇望を満たしてくれる建物を見つけていた。
鼻歌混じりにくぐった暖簾。
そこには象徴が書かれている。
血のように赤い中三本の歪められた線が楕円の中から突き出ているマーク――
……要するに銭湯である。
しずかは湯につかり、欲望の満たされる感覚に酔いしれていた。
周りには人がいない。しずかは浴場を占領していた。
温かい乳白色の湯はしずかの疲労した体を清める。
ここ数日、しずかは精神的に疲労していた。
ポケモンは野生と戦わせておけば自分から技のレパートリーを増やす。
しずかはその技を確認しては戦闘方法を編み出し、ポケモンに教えていた。
(でも、まだ足りないのよ……何かが)
しずかは眉に皺を寄せた。ここ数日、ずっとやってきたことだ。
やがてしずかは、その「満たされない欲望」をまた心にしまいこみ、湯をでた。
だ が、 そ の 時 は 異 常 に 早 く 来 た。
「……?」
しずかは服を入れた籠の中に、メールが置いてあることに気づいた。
しずかはそのメールを手に取り、広げる。
――しずかは単調なゲームの世界に飽きていたのだ
しずかの欲望、それはゲームのように操られている状態から脱すること――
終了です。
いまさらながら、所詮私立は滑り止め。
別にあんなに速く休載宣言しなくてもと思いましたが、油断禁物ですので。
では。
挑戦者氏乙です。
バーボンで少しばかり語りましたが、投下してみます。
扉─。この広間の奥にある、巨大な扉。
その扉を開けば、全てが終わる…
幾多の犠牲を乗り越えて、遂にここまでやってきた。
少年は、広間の入口から扉を見据える。
突如、少年の前に巨大な黒い影が現れる。
「これが、最後の"アイドル"…そして…」
少年が呟くと同時に、咆哮する黒い影。
「行くよ…みんな。」
少年は、もう迷わない。失ったものを、取り戻すために…
「ねぇドラえもん!早く行こうよ〜!」
先に駆けて行ったジャイアン・スネ夫・しずかの背を見ながら、のび太はドラえもんを急かした。
「まぁまぁ、落ち着きなよのび太君、参加は確実に出来るんだ。焦らないで行こうよ。」
はやる気持ちを押さえる事が出来ないのび太を、ドラえもんはやれやれといった感じで諭す。
のび太達5人は、ドラえもんが貰った『ある企画』の参加権利、その企画に参加する為22世紀の世界へと来ていた。
「見えてきたよドラえもん!あれが─」
ポケモンミュージアム。
そこは、21世紀に発売され爆発的な人気を誇ったゲーム『ポケットモンスター』を専門に扱う展示会場である。
のび太は会場のゲートのところに、先に行った3人の姿を見つけた。
「ドラえもん!みんな待ってるよ、急ごう!」
とうとう痺れを切らし走り出すのび太。それをドラえもんが注意する。
「危ないよのび太君!人とぶつかりでもしたら…」
「平気平気…ってうわぁっ!」
「ほらみろ馬鹿。」
ドラえもんの忠告も虚しく、思いっきり転倒するのび太だった。
『ポケットモンスター』の初期作品、金銀・ルビーサファイアエメラルド・ファイアレッドリーフグリーン。
それらに登場するポケモンと一緒に旅が出来る─そんな子供が夢みたような事が実現する。
そんなイベント『ポケモンワールドアドベンチャー』。
それに参加するのが、今回ののび太達の目的だった。
イベント会場。そこはイベントに参加する人やロボットで賑わっている。
「なぁドラえもん、これなんなんだ?」
ジャイアンが、受付で腕にはめられたリストバンドのような物を指差して尋ねた。
「説明聞いてなかったの?これは整理券みたいな物で、他にもいろんな役割があるんだってさ。」
ドラえもんに言われ周りにいる人を見てみると、確かに皆にはめられている。
それからしばらく。
辺りの照明が落ち、会場の中心にある円形のステージにスポットライトが当たる。
そして、光の中に1人の男が現れた。立体映像だろうか、向こうが透けて見える。
「何、あの格好…」
会場にいた誰かが呟く。男の格好は、十何世紀かの貴族を気取ったような格好だ。
顔には仮面をつけて目だけが見える形になっている。お世辞にもカッコいいとは言えない。
「みんな、待たせたね。私はゲームの管理人ハム=ベーコン16世だ。」
会場に居た大部分の人は思った。
名前のセンスゼロじゃん…、と。
男…ハムは続ける。
「まぁ、ゲームマスターと呼んでくれたまえ。」
もはやハム=ベーコンと言う名前を名乗った意味もないかもしれない。
それはともかく、会場の視線はゲームマスターに集まっていた。
「さぁ、これから皆には冒険に出発してもらうよ。舞台はもちろん『ポケモン』の世界だ。」
いよいよ旅に出られるんだ。のび太はそう思った。会場に居た多くの子供も同じ気持ちだろう。
「…旅には、いろいろな物が必要だ。ポケモンやアイテムはもちろん。出会い、別れ、勇気、決断…普段の生活では別段意識しないような事もね。」
男は、そこで一旦、話を止めた。
男の雰囲気が、どこか変わる。それに気付いた者は少なかった。
「そこで、だ。」
会場に、しばしの静寂が流れる。
「君達に、この旅でしてもらいたい事がある。」
張り詰める空気。聞いてはいけない、聞きたくない。会場の中にはそんな漠然とした不安に刈られる者も居た。
「それは…潰し合いだ。」
静寂。男の口から発せられた言葉を理解出来た人物が、一体何人居ただろうか。
「潰し合いって…どういう事ですか?」
静寂を破ったのは、メガネをかけた1人の少年。小学校低学年ぐらいだろうか、小柄な少年だ。しかしその実、落ち着いた様子を見せている。
少年の問いに、ゲームマスターはゆっくりと答えた。
「少年、焦らない事も大切だよ。まぁ聞きたまえ。これから皆にルールを説明しよう。」
パチンと、男が指を鳴らす。男の頭上に、巨大なボール型のホログラムが現れる。
そのボールの表面に、沢山の文字が表示された。どうやら360度、会場のどこに居ても読めるようになっているようだ。
そして、沢山の文字の上に一際大きく記された文字があった。そこにはこう記されている。
『P・B・R』と。
男が一言、言った。
「『P・B・R』、ポケモン・バトル・ロワイアルだ。」
その言葉と同時に、会場に機械のような、どこか無機質なアナウンスが流れ出す。
『これから、P・B・Rのルール説明を行います。このアナウンスは繰り返される事はありませんので、よく聞いて下さい。』
相変わらず静かな会場に、アナウンスの声が響いた。
『このゲームの参加者は、この会場にいる総数200名の子供・家庭用ロボットです。
皆さんには、ゲーム内でペアで行動してもらいます。皆さんの左手にはめられているバンドをご覧下さい。』
言われるままにバンドに目をやる。するとそこには、さっきまで無かった模様が浮かび上がっていた。
『浮かび上がっている模様は100通り、二つずつあります。同じ模様を持つ人物が、それぞれのパートナーとなります。
尚、そのバンドはゲーム終了まで着脱は不可能となっています。
ゲームクリアの条件は三つ。
1、最後の1組、優勝者が決まる。
2、このゲームの中に隠された謎を解く。
3、ゲームの世界のどこにある"扉"を開く。となっています。
優勝を目指して周りを潰すのも、一致団結して協力するのも、皆さんの自由です。条件の2・3は1ペアでもクリアすれば結構です。』
アナウンスは続く。
『参加者の皆さんには、1人1つの四次元リュックが配られます。中身は各々確認して下さい。
そして、その中にはあなたのパートナーとなるポケモンが入ったモンスターボールがあります。
尚、パートナーとなるポケモンの他人との交換は不可能ですが、捕まえたポケモン同士の交換は可能です。
一度に所有出来るポケモンの数は、1人辺り6体まで。それ以上の数になると自動的にデータ化され、ある物に保存されます。
パートナーとなる人物同士は、ゲーム内にある"島"を離れて行動する事は出来ません。
尚、パートナー1人のみがリタイアになっても、残った方は旅を続ける事は通常通り可能です。
リタイアとなる条件は主に二つ。
参加者本体が、現実で大怪我になるような外傷を受けた場合。もう1つは参加者同士のバトルで三度負けた場合です。
尚、ゲーム内に秘密道具の持ち込みは不可能です。
そして最後に。このゲームのタイムリミットは100日となっています。
それまでにクリア条件が満たされなかった場合、プログラムP・B・Rは強制終了します。
これで、プログラムの説明を終了します。』
説明が終わり、ホログラムが消えた。
男が不敵に笑う。
「どうだい?参加者同士の勝ち残りを競うバトル…ゾクゾクするだろう?」
男が語り続ける中、1人の少年が叫んだ。
「うわぁぁ!出して!怖いよ!僕帰る!家へ帰るんだぁぁ!」
パニック状態になる少年。それにつられるように辺りは子供のわめき声が響く。
『静まれ!!』
ピタリ、止まる騒ぎ声。騒音とも言える声を止める迫力を、充分に持った声だ。
声の先を見つめる子供達。それはのび太達5人も、メガネの少年も同じだった。
ゲームマスターだ。さっきまでハッキリとしていたホログラムは、段々と形が乱れていく。
『もう…ゲームは始まろうとしている。止める事は出来ない、逃げる事もね。早く家へ帰りたければ、一刻も早くクリアする事だ…』
そして、ホログラムは消えた。
「どうやら…参加するしか無いようだね。」
ドラえもんが諦めたように言う。
「そんな!どこでもドアで脱出は出来ないの?」
ドラえもんにしがみつくのび太。そこである事に気付く。
「無い…」
無い。それまで確かにあった筈の四次元ポケットは、ドラえもんの胸元から消えていた。
「消えたんだよ。説明のアナウンスがあっただろう?秘密道具は使えない…もうその影響が出てるんだ…」
ドラえもんが呟く。
「じゃあ…参加するしかないの?」
しずかは声を震わせている。
「そんな…怖いよ…」
すっかり怯えてしまっているスネ夫。
しかしそんな中、あの2人は違った。
「参加するしかねぇんだろう?だったら話は早いじゃねえか。とっとと参加して、クリアすりゃあいいんだよ。」
いざという時には頼りになる男ジャイアン。それはこの場合でも同じだった。
「ジャイアンの言う通りだよ。みんなで協力したら、きっとどうにかなる!」
意外にも前向きだったのは、のび太だ。
その言葉で、3人は立ち直る事が出来た。
「そうね…みんな、頑張りましょう。」
「うん…ゲームなら、僕の得意分野だ!」
しずかとスネ夫も、普段の輝きを取り戻す。
「よし…じゃあ皆、パートナーを探そう!」
ドラえもんの一言に4人は同意し、それぞれのパートナー探しを始めたのだった。
プログラム"P・B・R"開始0日目
[残り200名・100ペア]
投下終了です
好評な様なら続く、スレチならお蔵かな。骨組みはほぼ完成してます。
修正〆
>>226 条件[3、どこに→何処かに]です。カキコした直後気付いたorz
乙
挑戦者氏作品中にレスごめん
扉氏が最初にコナンのベイカーストリートみたいな設定といったのは正解だった
俺みたいな馬鹿では難しい設定は理解できないからな
乙
これは期待
挑戦者氏、扉氏乙です。
扉氏面白そうですね、個人的にかなり好みです。
明日投下できるかわかりませんので今投下させて頂きます。
前回は
>>179-187です
ここは ハナダシティ
ハナダ は水色 神秘の色
「とりあえずマサキからチケットを貰いにいく班と、買出しとジム攻略班に分かれよう」
「じゃあ俺と出木杉がマサキにチケットを貰いに行こうぜ!」
「私とスネオさんは買出しに行くわ」
「ということは僕とドラえもんがジム挑戦だね」
それぞれがすることを決めて分かれていった。
出木杉がケーシィをゲットしたり、ジャイアンがマサキにチケットを貰ったり
ドラえもんとのび太がジムをクリアしたりしていた。
二人がジムをクリアした様子を見るとスネオとしずかはこっそりとロケット団が襲撃する家に急いだ。
そこで一人の幹部と合う約束をしていたからだ。
「ここね」『ギィー』
ドアを開け家に入ると目の前に赤い服を纏った女がいる。
「アンタ達がスパイかい。あたしの名前はハル、ロケット団の幹部の一人だ。以後よろしくね」
「あ、あなたが幹部ですか?」
しずかは驚いていた。まさか幹部がこんなに派手で若い女だとは思わなかったからである。
「そうだよ。なんだい、もっと渋いおじさんが出てくると思ったのかい?」
「い、いえ」
気を取り直し定期報告を伝える。
「なるほど、ご苦労様。次はクチバか・・・サントアンヌ号に乗る予定はあるのかい?」
「ええ、乗る予定です。サントアンヌ号がどうかしましたか?」
スネオからの問いにハルが気まずそうに答える。
「次の襲撃予定地なのさ」
「なんだって!?」
「まあ、クチバで幹部全員を含めた作戦会議があるから、そのとき出席してくれればいいよ」
ハルはそう言うと出口に向かって歩き始めた。
「それじゃ、あたしは先にクチバに向かっとくよ。」『バタン』
「これが私たちのロケット団としての初任務ね・・・」
「皆に悪いな・・・」
ここは クチバシティ
クチバは オレンジ 夕焼けの色
全員に自転車が行き渡り、クチバジムも居合切りを使わずに入れたので
後は夜から始まるサントアンヌ号のパーティーをクリアするだけとなった一行。
そこで居合切りを手に入れるのが目的だ。
「僕はフラッシュの秘伝マシンも居合切り無しでいけるか見てくるから、それまで各自で行動しといてよ」
ドラえもんがそう告げるとスネオとしずかが買い出しに向かった。
「ドラえもん僕達も一緒に行くよ」
「今現在最強の二人はコンビを組んで安心だし、僕たちもレベルを上げとこうと思うんだ」
ドラえもんが考え込むしぐさを見せる。
「わかったよ。じゃあジャイアン、僕と一緒に来てよ。のび太君達は11番道路でレベルでも上げてきて」
全員が散りばめるように別れた。
11番道路
のび太達はレベルを上げるのに集中していた。
トレーナーをすべて倒してのび太は一匹のポケモンを見た。
「どうしたの、のび太君?」
「いや、こいつさ・・・仲間にしたら頼りになりそうだなって思って」
のび太は目の前にいるポケモン、カビゴンを指で差していた。
「こいつか・・・かなり頼りになると思うけどゲットできるのはまだまだ先だよ」
「そうなんだ・・・よし、決めた! 僕、こいつをいつかゲットするよ!」
のび太は一つの決意を立て、出木杉に同意を求める。
「じゃあまたレベル上げをしようよ、こいつをゲットする為にね」
出木杉が模範的な回答をのび太に対して答える。
「そうだね、頑張ろうか出木杉」
「ああ、一緒に頑張ろうよ!」
クチバシティ 民家
スネオとしずかは呼び出された家に向かった。
中に入ると四人の人間がいる。
スーツを着ている男、赤いバイクスーツを纏う女、
ロケット団の団服を纏う金髪の男、紫のドレスを着ている少女。
この四人が幹部なのだろうか。
幹部には見えない四人に、不似合いな子供が更に二人増える。
「スパイ活動、ご苦労様だ。スネオ、しずかよ」
「いえ、では定期報告を行います」
しずかは自分達の状況を説明した。
「なるほど・・・では今日の夜、サントアンヌ号で遭遇するわけか」
「そう言うことになりそうだねえ。カイ様、今夜は決行しないでおくかい?」
赤いバイクスーツの女、ハルがスーツを着た男、カイに聞く。
しずかとスネオは期待する。作戦が不決行になることを。だが・・・
「ふん。愚問だな、私たちは敵の都合で作戦を変えるようなことはしない。
作戦は予定通り今日決行する。他の者も依存は無いな!」
「無いよ」「無い」「ありません」
三人が同意してしずかとスネオの希望はあっさり消え去った
「作戦の内容だがまずしずかとスネオに奴等と離れてもらう。
離れる言い訳だが・・・居合切りの秘伝マシンを取ってくるとでも言えば問題あるまい」
「わかりました・・・しかし秘伝マシンはどうするんですか?」
スネオが疑問を言うとカイが秘伝マシンを取り出す。
「これで、問題ないな」
目の前に出された秘伝マシンをしずかが受け取りリュックに入れる。
「命令お受けしました、では私たちはこれで」
「ああ、引き続き監視を頼む」
言葉を受けて、二人は家を出た。
午後9時 サントアンヌ号
「皆、今回はパーティを楽しみながらゆっくりしようよ」
ドラえもんはそう言うと持っているグラスを皆のほうに傾けた。
「それじゃあ」
「「「「「「乾杯!」」」」」」
全員がグラスを揺らし一気にジュースを飲み干す。
その瞬間、船内放送が流れた。
『緊急事態です! 何者かにより船内が攻撃されております! 皆さん非難用具の着用をして下さい!』
放送を聞いた周りが騒ぎ始める。
「畜生! またロケット団か!?」
「とりあえず皆で手分けして敵を探そう!」
「僕としずかちゃんは船長室に向かうよ! 居合切りも取ってくる!」
しずかちゃんとスネオは駆け出していった。
「動きが速いね・・・あの二人」
「感心してる場合じゃないよ、のび太君! 僕たちもいくよ!」
「僕達は甲板に行ってくる! 2人は機関室に」
出木杉達が上に向かって走り出した。
『皆に負けていられない! 僕達も速く機関室へ!』
現在の状況
ドラえもん サントアンヌ号機関室 ガーディLV36(気) ギャラドスLV35
のび太 サントアンヌ号機関室 リザードLV35(木) ピカチュウLV32
しずか サントアンヌ号? フシギバナLV39(種) ニドクインLV37 ペルシアンLV34
スネオ サントアンヌ号? クロバットLV43(毒) ニドキングLV41
ジャイアン サントアンヌ号甲板 カイリキーLV37(黒)ダグトリオLV34
出木杉 サントアンヌ号甲板 カメールLV33(雫) ピジョンLV30 フーディンLV27
投下終了です。
レベルが高いのは・・・後でレベルが上がるペースが落ちるので多分問題ないと思います
レスをくれた人ありがとうございました。
ではまた
三作者共に乙です
新ジャンルの新人が出たな。
過疎ってレベルじゃねーぞ
やっぱりテンプレに「やたらと過疎過疎言うの禁止」とでも入れときゃよかったね
過疎と言えば人が出てくる不思議
その言葉に俺も釣られますた
てみる
さっさとかけやさくしゃども
247ではないがやる気のない者は書かなければいい、それだけ
2 度 と 来 る な 一 応 金 銀
酉見ろ。この一金は偽者だ。
外伝ーキテレツ大百科壱ー
その男は俗に「キテレツ」と呼ばれていた。キテレツは自らの才能により空想の世界に入り込むことができるのだ。
キテレツはメダロット、DQ、FF、テレファングと次々にその世界を体験した。
そしてキテレツは考えた。
「ポケモン金銀が出たらしいから行ってみるのも悪くないな」
善は急げ!キテレツはスーパー装置に乗り込んだ。
「コロ助、お前は家で掃除でもしてろよ」
ポケモンの世界には当然、ポケモンがいる。そして生身の人間なら一瞬でバラバラ死体になるわけだが、さすがはキテレツ。着れば何でも通り抜けられる服を持ってきていたのだ。
そんなこんなでジョウト体験ツアーが始まった。
そして順調にリーグまで進んだ。
だがポケモンリーグはキテレツの想像を超えていた。
とりあえず四天王は華麗にスルー。キテレツはチャンピオンにしか興味を示さないからだ。
そしてチャンピオンの部屋についた。そこに立っていた男は邪悪な表情をして、それでいてキテレツの面影がある顔だった。
「ようこそ。君は修羅場なんて一つもくぐり抜けていない、そんな顔をしてるね」
いきなりすまん。最近DIONやばいから今のうちにと思って。
どうぞ書いて
>DION
意味が分からないのだが……
俺の勉強不足か
>>254それはYahoo!のような運営の名前だよ。
あれは小説とは別に書かれたものだと思う。
一金ネタにされてるな・・・
なにかしたのか?
でも俺は一金を許せないぞ……
一金はここのルールと読者の期待を裏切ったんだからな
一金の様な奴はこれからは書き込まないで欲しい
>>258 なら、お前一金の話の荒筋やどこが凄いかを書けるか?
どうせ、俺の作品なんて読んでないんだろ
男は話を続けた。
「僕はこの世界に来る前からずっと地獄を見てきた。馬鹿とけなされ、ノロマと蹴られ、ハハッ!ストレス発散のために殴られてきたんだぜ!
それでも僕は生き抜いてきた。
この世界に来たきっかけだってジャイアンに殺されかけたことなんだ。そしてこの世界に来て、復讐できる!そう思ったんだ。でも基地外爺にPARで邪魔されて。
君なら生きていけるかい?いや、生きてはいけないだろう。
僕には他の人には無い物があった」
「それは何?」
「………… …………
………… …………
自分で考えな!頭良いんだろう。僕と違って。才能のある奴は羨ましいよ」
書いてよ誰か
そろそろバーボン行こうぜ
何もやってない・・・と思う
俺は何もしていない。
ただ変な無駄無駄厨が俺のやる気をなくさせた。
それだけ。
就活めんどいキョーコです。
投下します
(間違いなく……侵入者はタケシsよね)
キョーコはマックで分析していた。先日の司令室の話だ。
本来ならあの後すぐにでも休憩室に籠もり、マンガを片手に考えをまとめる予定だったのだが……
途中で捕まってしまったのである。
(コイツのせいだわ…)
キョーコは左を睨み付けながら、その日のことを思い出していた。
・・・
「――そろそろ逃げたほうがいいわよね?」
隣でゴルダックも頷いている。大方重要な話は聞き終わった。ここらが潮時だ。
ばれて今までの努力が台無しになってしまう(この女は特に何もしていない)
それだけは避けねばならなかった。
そして来た道を引き返そうと後ろを振り向くと――
『おい!……はぁ…やっ……と…はぁ……はぁ』
目の前には息を切らせた下っぱがいた。ばれた
(いやーーーーーーーーーーー)
気付いた時にはもう遅い。キョーコは観念した。
(そ、そんなに興奮して……どうせ私のあられもない姿でも想像してたんでしょ?
捕まえた後で身ぐるみはがして汚れ物にする気なのね……
そして私はあなた達の奴隷になるの。堕ちた私は二度と現実世界には戻れない。
『止めて下さい、ご主人様!キョーコは玩具ではございません。どうか…どうか!』)
「初めは優しくお願いしますぅ」
いつものように声に出だしたキョーコ。
『………ろ!』
「女の子はそういうとこ、ちゃんとして欲しいんです!ですから――」
『…いてんのか!?……しろ!』
「ちょ、ちょっと。いきなりはダメですってば、ご主人様!……え?」
やっとキョーコは我に返った
「俺ともう一度勝負しろ!」下っぱは叫んでいた――
キョーコはしばらく考え……る気もなかった。
「誰?」
「俺だよ!ほら、さっきお前にビリヤードで負けた!」
「あぁ!」
キョーコはぽんと手をたたいて言った。思い出したようだ
「金づる!」
「……」
下っぱは熱くなる目頭を押さえながら耐えていた。俺はもう泣かない。
「い、いいから来い!さっきの負けは不本意だ。もう一度やれば俺が勝つ!」
「え?ちょっとーーちょっとちょっと!」
下っぱはザ・タッチの意見を無視して、遊戯室へと引っ張っていった。
・・・
「ねえ……もう、止めといたら?」
キョーコは諭すように言った。その右手には3万2千円が握られている。
千円スタートで向こうが倍プッシュ倍プッシュ。5連勝したところで話を切り出したのだ。
目の前の男は茫然自失の状態だ。灰になる寸前である
「………ラスト……勝負だ…」
下っぱは声を絞りだすようにして言った。取り返すしかない。田舎の母ちゃんのために――
(逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ)
「ん、もぅ。ホントにあと一回だけよ?」
そして・・・
「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
室内に碇シンジの断末魔が響き渡った――
北ー
下っぱは頭を抱えながら泣いている。憐れだ。
(……やりすぎたかしら)
キョーコもそんな様子を見るのが忍びなかったのだろう。下っぱに優しく語り掛けた――
「ほら、元気出しなさい。これで今月食いつなぎなさいよ」
「え?」
そう言ってキョーコは
残っていた小銭を全部あげた。キョーコ・リーラ、精一杯の優しさだった
「師匠ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
・・・
(で、今まですっかり忘れちゃってたのよねえ……)
キョーコは左の席に座っている男を睨んでいた。
「あ、どうしたんっすか?師匠。そんな憂欝そうな顔してーー。生理でも来ました?」
「まだ先よ!」
あれからなぜか気に入られたようで、この男は金魚の糞のようにキョーコの後ろをついて来る。
(まぁ…師匠って言われて悪い気はしないし、正直ゾクゾクっとくるけど……)
警察官として
きちんとケジメをつけなければならない。R団員を部下にするわけにはいかないのだ。
「君……気持ちはうれしいんだけどね」
キョーコが弟子を破門しようとしたその時――
侵入者を知らせるベルが鳴った!
「行くわよ、下っぱ!」
「は、はい!」
二人は駆け出した
「あのう、俺には一応名前がありまして……」
走りながら下っぱは訴えている
「っさいわねえ。いちいち覚えられないわよ!」
頭の悪い師匠は冷たく言い放った。
「……」
キョーコたちは他の団員の後に付いて行った。
途中催してトイレに寄ったのは内緒だ。乙女のエチケットだ
そして走り続けること10分。ついに見つけた――
(……タケシ!!とメガネ!)
キョーコとタケシ+α感動の再開・・・とはいかなかった。残念ながら既に決着はついていたのだ。
どうやら数で押したらしい。
(ひょっとして……今回私の出番なし?)
キョーコが凹んでいると神様…いや、幹部様の声が聞こえてきた。
「こいつ等は牢に入れておこう、連れて行け」
「はっ!」
下っぱたちはそう答えるとタケシたちを担いで牢に運んでいく。
「よし、私たちも行くわよ!」
「……え?いや、もう人数足りてるからいいんじゃないっすかね?だりーし」
「あ、そう。せっかく借金の期限延ばしてあげようと思ったの――」
「なんなりと!」
二人は後を追った。
・・・
「この野郎!だせー!」
『乙ーー』『今からどうする?パーっと打ち上げでも行くか?』
『お、いいねー』『俺ソープ行きたいな』『一人で行ってこい』
叫ぶタケシを無視してR団は去っていった。2名を除いて――
『……なんで俺ら隠れてんすか?』
『いいから!黙って見てなさい!』 二人はこそこそと会話をしている。
牢の中を見ると、もう一人仲間が捕まっているようだ。キョーコは耳を澄ませた――
「出来杉!こんなところに居たのか!」
「何だって此処に居るんだい?」
(ん?なんかこの声聞いたことが……)
キョーコは一瞬疑問に思いながらも話を聞く。どうやら彼らは牢を破るつもりらしい
『や、やばいっすよ、師匠。俺…上に報告してきますわ!』
『……ゴルダック!金縛り――』
戻ろうとする下っぱをゴルダックが止める。
『え、あれ?ちょ、師匠!?』
『黙って見てなさいって言ったでしょ!ただでさえキャラ増えて処理に困ってんだから……
別にあんた出さないなら出さないでもいいのよ!?』
『…………』
それ以降下っぱは何も話さなくなった。可愛そうな下っぱ
後でちゃんと出番やるからね
じっと観察していたキョーコの目は3人の内の一人で止まった。出来杉に気付いたのだ!
『あ、あれ……あの時の少年幹部じゃない!』
どうでもいいんだけど書きながら少年ジャンプに聞こえた
次回『ついに始まる幹部との決闘!どうする、ルフィ!!』
うん、後悔はした
終わり。言い忘れましたがみなさん乙です
前回はwikiにあるかないか。後2、3回の投下でシルフ終われると思います。
gdgdしないようになるべく気を付けるつもりではいますが……
乙です
・・・・さぶいな
だがそれがいい
やっぱりか……次は頑張るわ
乙
ギャグはアドバイスのしようがないからな…
がんばってくれ
キョーコ氏乙です。
今から投下します。
>>66の続き
ポケモンリーグの奥、チャンピオンルーム。ここに今日もまた、1人の挑戦者が現れた。チャンピオン出来杉と共に旅立った仲間、野比のび太だ。
のび「やあ出来杉、君に挑戦しに来たよ。」
出来杉は少し前、ドラえもんがリタイアしたことをポケギアで知った。今彼がやることは1つ、自分以外で唯一の残っているのびたを倒すことだ。
出来「待ちくたびれたよ、のびた君。1つ聞きたいんだが、ドラえもんがリタイアしたというのは本当かい?」
のび「ああ、その通りだよ。他に言う事は無いよ・・・」
バトルの前に、一応確認しておこうと思った出来杉の問いかけに、のびたはあっさりと答える。その顔にはさっきまでの悲しい表情は無かった。
出来「そうかい。(何故ドラえもんはリタイアしたんだ?まあいい。倒す手間が省けただけのことだ・・・)じゃあ、この世界にまだ残っているのは僕と君だけ、ということになるね。」
のび「うん、そうだね。それがどうかした?」
出来「いや、このバトルが終われば優勝者が決まって、この世界とももうお別れなんだな・・・と思ってね。まあそんなことはいい。早くバトルを始めよう!このゲームの勝者を決めるバトルをね!」
のび「うん。(ドラえもん、君の分まで僕は頑張るよ!)」
のびたと出来杉・・・天才と落ちこぼれによる優勝者を決める戦いが今始まった!
出来「(まずは様子見だな・・・)行け、ピジョット。」
のび「まかせたよ、ヨルノズク!」
出来杉はピジョット、のびたはヨルノズクを出した。鳥ポケモン同士の戦いだ。
出来「高速移動から翼で打つだ。」
見事なコンボ技が炸裂する。ピジョットの早い動きはとても目では追えないスピードだ。
のび「(あの速さはやっかいだな。動きを止めないと・・・)ヨルノズク、催眠術で眠らせるんだ。」
出来「させないよ。影分身だ。」
ヨルノズクは分身したピジョットの本体を探し出して眠らせることが出来なかった。
のび「くそ・・・そうだ!ヨルノズク、見破るで本体を見極めて催眠術!」
今度は的確に本体を見つけ出し、催眠術で見事に眠らせた。
出来「ちっ、なかなかやるな。」
のび「よし!後はひたすらエアスラッシュだ。」
眠っていて動かないピジョットをヨルノズクのエアスラッシュが何回か襲い、ピジョットは倒れてしまった。
出来(のびた君なんか相手にならないと思っていたが、思ったよりやるようだな。これはもしかして剛田君以上かもしれない・・・とにかくここからは気を引き締めていこう。)
のびたの実力が自分の想像以上だったことに驚く出来杉は、緩んでいた気を引き締め、バトルに集中しだした。
出来杉が次に出したのは手持ちの中で2番目に強いゲンガーだ。出来杉はさっそく攻撃してきた。
出来「ゲンガー、10万ボルトだ。」
効果抜群の一撃を受け、ヨルノズクは一発でやられてしまった。
のび「(あのゲンガー、強い!おそらくかなりレベルが高いはず・・・ここは力勝負はやめておいた方が無難だな。)出て来い、ソーナンス!」
のびたは次にソーナンスを出した。狙いは勿論カウンター攻撃だ。
出来「(ソーナンスか。のびた君があんなポケモンを使いこなせるとは・・・)ミラーコートをくらう前に一撃で倒すぞ、シャドーボールだ。」
ゲンガー渾身の一撃が命中する。だが、のびたはVSドラえもんの時と同じようにソーナンスに“気合の襷”を持たせていた。
出来「何、倒れない!気合の襷か・・・」
のび「油断したね、出来杉。ミラーコートだ!」
シャドーボールの威力を倍返しする。ゲンガーは倒されてしまった。
出来「(くそ、もっと慎重にいくべきだった。まさかゲンガーがこんなに早くやられるなんて・・・)行け、メガニウム。のしかかりだ。」
自分の愚かさを嘆く出来杉は、とりあえず残り体力1のソーナンスを倒しておいた。これで残りは4対4だ。
ソーナンスを倒されたのびたは次にエテボースを出した。
のび「エテボース、ダブルアタックだ。」
のびたが命令すると、エテボースは目にも止まらぬ速さでメガニウムに接近し、攻撃した。威力自体は大した事なかったが、その速さに出来杉は圧倒される。
出来「(なんて速さだ・・・ここは速めに仕留めとかないと厄介そうだな。)メガニウム、日本晴れだ。」
辺りが激しく太陽に照らされる。これでメガニウムは環境を味方につけた。
のび「うわー、暑いなぁ・・・」
出来「ボーっとしてたらやられちゃうよ。メガニウム、ソーラービーム。」
のび「うわっ!エ、エテボース、影分身だ!」
太陽の力で溜めずにすぐ撃てるソーラービームを、エテボースはギリギリで交わした。
のび「あんなの一発でもくらったらおしまいだよ・・・エテボース、もっと影分身をして回避率を上げるんだ。」
出来「無駄だよ、守ってばかりじゃいつかは必ずやられる。メガニウム、ソーラービームを撃ちまくれ!」
強烈なソーラービームが何度も放たれるが、エテボースにはかすりもしない。
のび「いいぞ。続いて高速移動でスピードアップだ。」
今度はさらにスピードを上げ始め、もはやのびたと出来杉の目には瞬間移動に見えるほどとなった。ソーラービームは全く当たる気配を見せない。
出来「くそ、どうすれば・・・」
珍しく悩む出来杉。その時、彼の頭に1つのアイデアが浮かんだ。
出来「(・・は!そうか。こんな簡単なこと、もっと早く気付いておくべきだった。)メガニウム、甘い香りだ。」
メガニウムの体から甘―い、いい匂いが漂ってくる。その美味しそうな匂いに思わず気を取られたエテボ−スは、メガニウムの前に本体をさらけ出してしまった。
出来「もらった!ソーラービームだ。」
ソーラービームが命中した。発生した激しい煙と砂埃で前が見えない。次第に影すら見えなかったエテボースの姿がだんだん見えてくる
出来「よし、やっ・・・そんな!な、何でこのポケモンが?エテボ−スはどこに行ったんだ!」
そこにいたのは、ソーラービームを受けてもたいしてダメージを受けていない巨体のポケモン、カビゴンだった。
出来(な、何でカビゴンが?ジョウト地方には生息してないはず・・・いや!肝心なのはそんなことじゃない。何故エテボースが消え、代わりにカビゴンが出ていたかだ・・・)
今目の前で起こった出来事を必死に整理する出来杉。そんな彼を見てのびたが自慢気に種明かしをした。
のび「なんでカビゴンが今でているか、教えてあげよう。君のソーラービームが当たる前に、エテボ−スにバトンタッチを命じたのさ。ソーラービームが当たる時にはもうカビゴンに入れ替わっていたよ。」
やられた・・・出来杉はそう感じた。現実であれ程自分に劣っていたのびたに見事にやられた・・・いや、このバトル自体がのびた優勢に進んでいることに納得がいかない。
出来「くそ!メガニウム、全力であのデブにソーラービームだ!」
メガニウムが強力な攻撃を放った。が、次の瞬間出来杉は信じられないものを目にした。ソーラービームがカビゴンをすり抜けていったのだ。しかも、カビゴンはその後消えてしまった。
出来(何がどうなっているんだ・・・・・・あ!これは、バトンタッチの効果か!)
バトンタッチで交代したポケモンは、前のポケモンの能力変化を引き継ぐ。つまり、今のはエテボースがしつこく使った影分身の効果なのだ。よく見ると、周りを何十匹ものカビゴンが囲んでいた。
のび「今度はこっちの番だ。カビゴン、のしかかり!」
次の瞬間、出来杉はまたまた信じられない光景を見せつけられた。ノロマなカビゴンがかなり速い・・・とまではいかないが普通以上のスピードで迫ってきたのだ。これも、バトンタッチで引き継いだ高速移動の効果だ。結局、メガニウムは一撃でやられてしまった。
出来(速くて回避率の高いカビゴン、こんなのに勝てるのか)
やや弱気になってしまった出来杉は次にブラッキーを繰り出し、毒々による嫌がらせ作戦に出ようとした。だが、その希望はあっさり打ち砕かれてしまった。
のび「残念だったね。カビゴンは特性“免疫”の効果で毒状態にはならないよ。」
結局、ブラッキーも一撃でやられてしまった。出来杉の顔が青ざめていく・・・
出来(負けるのか?この僕が・・・・・・)
出来杉は遂にエース、フーディンを繰り出した。
出来「フーディン、気合球だ。」
当たれば効果抜群だが、もともと気合球は命中率の低い技だ。影分身を積みまくった今のカビゴンには全く当たらない。
のび「カビゴン、のしかかりだ。」
カビゴンの巨体がどんどん迫ってくる。あんなのに押しつぶされたらフーディンはひとたまりも無い。
出来「まずい!リフレクターだ。」
間一髪!リフレクターでダメージを軽減したフーディンは、ギリギリで生き残った。
出来(危なかった。でももう一発くらえば終わりだ・・・くそ!どうすれば・・・)
勝負を諦めかけた出来杉。そんな彼を見ると、突然フーディンが勝手に技を使い始めた。
出来「何やってるんだフーディン!・・・って何だこの技は?」
フーディンは出来杉が一度も見たことが無い技を使っている。その技は相手にダメージを与えるわけでもなく、ただ目が妖しく光っているだけである。
出来「あんな技あったっけ・・・」
急いでポケモン図鑑を確認する出来杉。フーディンが今使える技で、まったく知らない技はただ1つ、レベル22で覚える“ミラクルアイ”だ。出来杉は必死でミラクルアイの効果を思い出そうとしている。その様子を見て困惑しているのはのびただ。
のび「(向こうは何をやってるんだ?まあいい、今がチャンスだ!)カビゴン、のしかかりだ!」
出来「え!フ、フーディン気合球!」
フーディンの気合球は、一斉に迫ってくるカビゴンたちの中の本体に見事に命中した。カビゴンは飛んでいく。
出来(運がよかったのか・・・あ!そうだ、ミラクルアイの効果、思い出した!)
出来杉はその瞬間ミラクルアイという技について思い出した。ミラクルアイは開くタイプに効果の無い技や回避率の高い相手に攻撃が当たるようになる技だ。このおかげで気合球は命中したのだ。
出来「よし、もう一度気合球だ。」
今度もしっかりと命中し、カビゴンは倒れた。今まで何事も自分の実力だけで解決してきた出来杉にとっては、初めて運に助けられる結果となった。
フーディンは次に出てきたエテボースも一撃で倒し、おまけに自己再生で体力を半分ほど回復した。一気に形成を逆転されたのびたは慌てている。
のび(そんな・・・まさかあのカビゴンがやられるとは、さすが出来杉!って人を誉めてる場合じゃない!このままじゃ負けちゃうよ。)
今手持ちは2体2の五分五分だが、流れは確実に出来杉のものだった。この状況を打破したいのびたは、旅立ちからのパートナーであるヤドキングを出した。
のび(お互いエスパータイプだからあまりダメージを与えられない。押し合いになれば敵のほうが体力が少ないから僕が有利だ!)
だがその希望はあっさり裏切られた。出来杉のフーディンはシャドーボールを覚えていたのだった。ヤドキングは一発で半分ほどの体力を削られた。
のび「(もう一発くらったらやばい!よし、ここは・・・)ヤドキング、金縛りだ。」
これでフーディンはしばらくシャドーボールを使えなくなった。
出来「成程、そう来たか。ならフーディン、金縛りが解けるまで自己再生で体力回復に専念しろ。」
ヤドキングが攻撃しても、フーディンが自己再生で回復する。それも、ダメージを上回る回復量だ。フーディンは遂に体力満タンになってしまった。
のび「ならあいつを動けなくしてやる、電磁波だ!」
技マシンで覚えさせておいた電磁波がこんなところで役に立った。フーディンは麻痺して動きが鈍くなった。
のび「よし、今のうちに頭突きだ・・・っておーい!何やってるんだヤドキング!」
ヤドキングはのびたの命令を聞いても動こうとしない。フーディンの特性“シンクロ”でヤドキングも麻痺していたのだ。
出来「フーディンを麻痺させたのがミスだったね。さあ、金縛りが解けたようだ。気合球を放て!」
再び気合球をくらったヤドキングが吹っ飛ぶ。だが、まだギリギリ体力が残っていた。
のび「えーい!もうどうにでもなれ!ヤドキング、とにかくがむしゃらに攻撃しろ!」
ヤドキングがフーディンにめちゃくちゃな攻撃をした。だが、その一撃でフーディンは大ダメージを受け、戦闘不能になった。のびたはキョトンとしている。
出来「・・・そうか!麻痺状態での“がむしゃら”の威力は2倍、しかもさっきのは急所に当たったからかなりの威力だ。やるね、のびた君」
のび「???―――ああ、そうだよ、その通りだよ。」
自分が“がむしゃら”という技を使わせたことすらにも気付いていないのびた。とにかく、これで出来杉のポケモンは後一匹となった。
出来杉の最後のポケモンは、伝説のポケモンスイクンだった。焼けた塔でその姿を見たことがあるのびたは、再びその美しい姿を見れたことに感動し、同時に出来杉がスイクンを捕まえていたことに驚いた。
出来「伝説のポケモンの力を見せてあげよう。スイクン、毒々だ。」
ヤドキングは毒状態になった。伝説のポケモンが毒々を使ってくるとは思わなかったのびたは驚いている。
出来「あとはひたすら瞑想だ。」
のびたはヤドキングにサイコキネシス等をさせるが、特防が高く、おまけに能力を上げているスイクンに全くダメージを与えられない。結局ヤドキングはしばらくして倒れてしまった。
のびたの最後のポケモンはエンテイ。こちらも伝説のポケモンだ。だが、出来杉は伝説のエンテイを見ても、あまり動揺していなかった。
出来「ほう、君も伝説のポケモンを捕まえていたのか。だが、エンテイとスイクンじゃ核が違うんだよ。」
のび「何だと!エンテイは立派な伝説のポケモンだぞ!」
出来「たしかにエンテイは普通のポケモンとしてはそこそこ強い。だが、伝説のポケモンとしてはあまりに弱すぎる。エンテイなんかが伝説のポケモンを名乗っているのはスイクンへの侮辱だね。」
のび「・・・そこまで言うなら見せてやる、エンテイの強さを。そして、僕がチャンピオンになる!」
出来「正気かい?相性も不利、おまけにスイクンは瞑想で強化までしてるんだよ・・・・・・まあいい、すぐに終わらせてあげるよ。スイクン、雨乞いだ。」
あたりに雨が降り始めた。天候、相性、能力変化の全てでエンテイは不利な状況に立たされた。
この戦いで勝ったほうが、最終的なポケモンリーグチャンピオン・・・ゲームの優勝者だ!
現在の状況
のびた ポケモンリーグ、出来杉と交戦中
手持ち ヤドキング(53)ヨルノズク(50)エテボース(51)ソーナンス(49)カビゴン(58)エンテイ(54)
出来杉 ポケモンリーグチャンピオン、のびたと交戦中
手持ち メガニウム(54)ピジョット(50)ゲンガー(58)フーディン(60)ブラッキー(52)スイクン(56)
スネ夫 ゲームオーバー
ジャイアン ゲームオーバー
しずか ゲームオーバー
ドラえもん ゲームオーバー
投下終了です。一気に11回も連投したのはまずかったかな・・・すいません。それと後一回で終わりと思うとなんか悲しくなってきた。
乙、次で終わりか・・・・
唯一神じゃ勝てないよ……
そして乙
金銀物語氏乙です
でも気になることが二つありました
がむしゃらは相手と同じ体力まで減らす技で二倍の威力になるのは空元気だったと思います
後ヤドキングが麻痺してから毒状態になっているのは多分ミスですよね
久しぶりの投下です
バーボンで言った通り何とか10時までに終わった……
【スネオサイド】
(何でしずかちゃんと別れてしまったんだよ……帰りたいよ…寒いし)
さっきから同じ言葉が何度も頭の中を飛び交う。
(大体ボクから離れたしずかちゃんが悪いんじゃないか!?)
今に至るまでそんなに時間は無かった。
先ほどテンガン山を登り終えたところ
もう夜は終わりそうだった……そろそろ朝日が昇るだろう。
「しずかちゃん、ちょ……ちょっと休もう」
テンガン山を登るまですっと歩いてきたボクの足はクタクタだった。
これ以上歩けそうにも無い。
「あら…私は大丈夫だけど……スネオさんって弱いのね」
この一言がボクの心を爆発させた。
「何だと!じゃあしずかちゃんだけで先に行けば良い!ボクは後から行くよ!」
「助かるわ、さよなら」
歩き出しながらしずかちゃんは言う。
ボクがやっと回復したのはそれから30分程経った時だった。
そして今に至る。
「出来杉には逸れたって伝えたけど……まぁ良いか」
テンガン山を出る前に出来杉にメールを送ったのだ。
しずかちゃんと逸れた……と。
ボクはひたすら前を目指していた。
エイチ湖に着くまでそんなに時間は掛かりそうも無かった。
何しろ泣きながら走り始めたからだ。
「うわぁぁあんんぁぁんんんんん!!」
もう右か左かも分からない。
周りは白い世界だ。
雪、雪、雪、時々見える木。
ボクがなき始めるのにそう時間は掛からない。
走り始めた、疲れた、また走った。
それを繰り返すうちにある人物とバッタリ会ってしまった。
(のび太……?)
あの黄色い服はのび太しか居ない。
(のび太が居るってことは……出来杉が指示でも出したのか…?)
咄嗟に考えが浮かぶ。
だが今のボクのやることは一つだった。
逃げた。目の辺りを何度も擦りながら。
「………此処が………?」
しばらく走っていると開けた場所に出た。
多分…エイチ湖だろう。
(ゲーム通り行くとギンガ団が通せんぼして入れないはずなんだがな…?)
目を凝らすとエイチ湖の入り口が見える。
しかし居るはずの下っ端が居ない……どういうことか?
考えている暇は無かった。
ボクはエイチ湖でポケモンを取り返さなきゃいけない。
颯爽とまたまた走り始めるボクだった―――
【しずかサイド】
「助かるわ、さよなら」
私は前を向いて歩きながら吐いた。
もうこんなリーゼントもどきには付き合ってられない。
私は次の目的地へ向かうことにした。
(エイチ湖でのイベント……面倒ね……放って置いてもスネオさん辺りが片付けるかしら
今必要なものはバッジ……先にキッサキに行くべきね)
バッジさえ集まれば勝てる。
今は出来るだけ無駄な行動は冒したくなかった。
「失礼するわ……」
数十分程歩いて私はジムに着いた。
早めにバトルを終わらせたい所だ。
何時に無く早歩きでジムリーダーへの下へ向かった。
「スズナに挑戦するの?」
私より5つほど上の女の子が話し掛けてくる。
きっとこの人がジムリーダーだろう。
「できれば早めに終わらせたいわね……」
髪を弄くりながら呟く。
「強い挑戦者待ってたんだ、早速バトル!」
自分の事をスズナと呼ぶジムリーダーはボールからユキカブリを繰り出す。
「エンペルト一人で充分、遊んできなさい」
「凄い……こんなにすぐ終わるなんて……」
私の言った通り数分で決着は着いた。
無論エンペルト一体だけでだ。
「そうだ、コレを…」
私はバッジを受け取る。
それは水色に光り、私の勝利を祝福しているかの様だった。
「これでバッジは私一人が持つことになる……リーグに挑戦出来るのも私だけかしら?」
笑いを堪えながら呟く。
シンジ湖に居るメガネと出来杉さん、そしてまだ歩いているかエイチ湖に居るだろうスネオさん
一番遠い場所に居るドラちゃん、最後に腐れギンガ団の配下となったゴリラ。
その後だ、ポケッチが鳴り始めたのは。
(メール…?)
『皆へ
話がある
急いでキッサキのポケモンセンターに来てくれ
出来杉』
(すぐ近く……ゆっくり行こうかしら)
私は雪を踏みしめ、寒い朝の空気の中を歩き出した。
みんなのてもち
のび太 不明
ジャイアン 不明
スネオ ゴウカザルLv38 ムウマージLv38 他ゴルバット等大量に所持
しずか エンペルトLv52 チリーンLv49 ハピナスLv45
出来杉 不明
ドラえもん 不明
投下終了です
何か変に投下量が違うのは気にしないで
書こうか氏乙です。
>>294すいません。完全に自分のミスでした。がむしゃらは空元気の間違い、麻痺して毒になってるのは、麻痺している上に毒状態になってしまったという事にしておいてください。最終回前にこんなにミスするなんて・・・
静香黒すぎだろ……
ナタネと共に洋館内に入ったのび太はこの風景になんとなく見覚えがあった。
『これって一回、ジャイアンが僕に罰ゲームでやらせたバイオハザードに似てるなあ。』
のび太がそんなことを考えているとナタネに置いてかれそうになった。
二人は奥に進み、食堂に入った。
「のび太君、ここにはおじいさんと女の子の幽霊が出るって噂があるの。」
「えっ?ここで死んだんですか?」
「いや、あくまで噂よ、噂、でもねここには何かいる、そう思わない?」
のび太はドキッとして辺りを見渡した。たしかに何かが潜んでいそうな雰囲気だ。
のび太は念のためナエトルとムックルをボールから出した。その時だ。二人の後ろにゴースの群れが音も無く現れたのは。
「!のび太君伏せて!」
一匹のゴースがのび太に襲い掛かった。それに気付いたナタネは、リーフィアの葉っぱカッターでそれを阻止した。
「うわあ!何だこいつら。」
仲間がやられ、怒ったゴースたちは一斉に二人に襲い掛かった。
「のび太君!なんとかしてあの階段を目指して!」
「はい!ナエトル、葉っぱカッターだ!」
ナエトルの攻撃にひるんだゴース達はのび太に道を譲る。のび太は遅い足ながらも懸命に階段を目指した。
ナタネもその後を追う。
二階に上がった二人は四つある部屋のうち右から二つ目の部屋に入った。
「ふう、ここで壁を通り抜けてくるあいつらを迎え撃つわ。」
ナタネは手持ちをありったけ出した。
「それにしても寒いですねこの部屋。」
のび太は急に肌寒くなったのを感じた。
「そうね、何でかしら?」
二人はまだ、後ろの肖像画の目が妖しく光ったことに気付いていなかった。
肖像画の中から一匹の真っ黒いポケモンが現れた。ゲンガーだ。その光景を部屋を見渡していたのび太が偶然見た。
「ナタネさん危ない!」
「えっ・・・。」
ナタネが振り向いたときにはすでに遅かった。ゲンガーのナイトヘッドがナタネを吹き飛ばし、壁にたたきつけたのだ。
ナタネはふらつきながらも立ち上がった。
「くっ、一体どこから・・・。ロズレイド、マジカルリーフ!」
ロズレイドのマジカルリーフがゲンガーを襲う、攻撃は命中するもゲンガーには殆どダメージがないようだ。
ゲンガーはニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべてロズレイドとナタネに襲いかかった。
「ナエトル!ムックル!ナタネさんを助けて!」
ナエトルとムックルは勇敢にゲンガーに立ち向かったが見えない力で吹き飛ばされ、窓を突き破って外に落ちていった。
「ああ!」
「よくも!チェリム、ソーラービームよ!」
チェリムはゲンガーを目掛けて光の光線を放つ、さすがのゲンガーもソーラービームの威力に弾き飛ばされてしまった。
ゲンガーはそのまま下の階に逃げ出した。
「あっ、待て!」
のび太はゲンガーを追おうとするが、ナタネがそれを制した。
「待ってのび太君危険よ!」
ナタネの言葉を無視しのび太はゲンガーを追った。一階にはゲンガーが余裕の表情を浮かべ待ち構えていた。
「よくも、ナエトルとムックルをー!」
のび太は鎧騎士の持っていた槍を振り回しゲンガーに突撃した。ゲンガーはそんなのび太を嘲笑うかのようにナイトヘッドで襲いかかった。
「う、うわあああああああああああああ!」
のび太が悲鳴を上げる、ナタネの攻撃も間に合わない、のび太はもう駄目かと思った。そのときだ、一匹のポケモンが突っ込んできてのび太を助けたのは。
「ナ、ナエトル?」
のび太の前に現れたのは、勇ましく進化したナエトル改めハヤシガメだった。
ハヤシガメはゲンガーを睨むと猛スピードでゲンガーに向かっていった。
そして、ひるんでいるゲンガーに力の限り噛み付いた。
ゲンガーは悲鳴を上げ飛び跳ねた。
「噛み付く・・・そうか、ゴーストタイプには効果抜群なんだ。」
「のび太君大丈夫?」
ナタネが苦しそうに階段を下りてきた。のび太は笑顔で頷く。
「よーし、ハヤシガメ!もう一度噛み付く!」
ハヤシガメはもう一度渾身の一撃をゲンガーにあびせる、ゲンガーは最後の力を振り絞り、
シャドークローでハヤシガメを襲おうとした。だがそれを飛び出してきたムックル改めムクバードが遮った。
「ああ、ムックル、じゃなくて、ムクバード!」
ゴーストタイプの技はノーマルタイプには通用しない、ムクバードは平然としたままゲンガーを翼で弾き飛ばした。
地に落ちたゲンガーはもう戦う気力が残っておらず、逃げようとしている。
「逃がすかっ!」
のび太はゲンガー目がけボールを投げた。ボールはゲンガーに命中する、ボールは少し揺れていたがその動きは止まった。
「や、やったあ!」
のび太は喜びの声をあげた。それと同時に首領を失ったゴースたちが割れた窓から逃げていった。
「やりましたよ!ナタネさん。」
「そうね、よかったわ、さ、ゴースたちも去ったことだし、行きましょうか。」
二人は出口に向かって歩き始めた。洋館を出たのび太はもう一度洋館を振り返って見てみた。
気のせいか、最初に見たときよりもなんだかあたたかく感じた。
手持ち
のび太 ハヤシガメLv22 ムクバードLv20 ゲンガーLv27
ドラえもん 不明
しずか 不明
ジャイアン 不明
スネ夫 不明
出来杉 不明
ナタネ ロズレイドLv28 チェリムLv25 リーフィアLv26
投下終わりです、
ハクタイの森編終了、
次回よりVSギンガ団inハクタイ編です。
あはははははは
氏ねばいいのに
氏ねばいいのにぃ〜〜
中1にしてはよく書けてると思うよ、頑張れ
そろそろ寝た方がいいんじゃないのかな
wikiへの未収容小説の収容、だいたい完了
結局3日かかりましたが…
何か気になる点があったら、要望欄に書き込んでください
wiki管氏が帰ってくるまで
小説の収容、wikiの管理は、自分が代行しますので
乙かれ
今から投下します。
指摘を受けてスネ吉の所を変えてみました。
>>74の続き
カバルドンの特性で起きた砂嵐が強くなっていく……
キク姉妹「ふふふ……私達を本気にさせたことを後悔させえあげるわ……」
そう言ったキク姉妹の姿が薄れていく。
スネ吉兄さん「この作戦……どこかで…」
スネ夫「兄さん、下だ!」
兄さん「!?」
スネ吉の真下から巨大なカバが現れ、その巨大な口で噛みつこうとする。
スネ夫「ナッシー、タマゴ爆弾!」
タマゴ爆弾に気づいたカバルドンはまた地面に潜った。
兄さん「あ、ありがとう」
スネ夫「お礼は良いからもっと集中するんだ!
敵はポケモンじゃなくて僕達を狙ってる!」
シュン!
兄さん「うわっ!」
突然上から黒い塊のような物が落ちてきた。
スネ夫「シャドーボール!上からゲンガーが狙ってるんだ!」
無数のシャドーボールが次々と落ちてくる。
スネ夫「兄さん!ヨノワールでゲンガーを止めてくれ!
僕はカバルドンを倒す!」
兄さん「分かった!」
ヨノワールが上に浮き上がっていく。
スネ夫「……もうそろそろだな」
スネ夫の背後から巨大なカバが…
スネ夫「今だ、ナッシー!ソーラービーム!」
ナッシーが放ったソーラービームがカバルドンを吹き飛ばす。
その瞬間盛り上がった砂の山の中からキクヨが飛び出してきた。
スネ夫「そこに隠れてたのか」
キクヨ「何故カバルドンの動きが…」
スネ夫「少しは自分で考えろ!って言いたい所だけど教えてあげるよ。
相手が僕を狙ってるなら話は簡単さ。ナッシーに僕を狙わせたまま待機させておいたのさ」
キクヨ「なるほど。でもまだカバルドンは…」
スネ夫「僕の目的はそのカバを地面から引きづりだすことだったのさ。
見せてやるよ。僕のコンボをね」
キクヨ「そんなの待ってる程私はお人好しじゃないわ。カバルドン、また地面に潜りなさい!」
スネ夫「僕の勝ちだよ。ナッシー、サイコキネシスだ!」
キクヨ「そんな技効かな……これは!」
カバルドンの上から大量の何かが降りそそぎ、巨大な爆発を起こした。
カバルドンは倒れた。
キクヨ「これは……タマゴ爆弾!?」
スネ夫「そうだよ。あんたが様子を見てる間にタマゴ爆弾を砂嵐で上に上げといたのさ。
上にはゴーストタイプしか居ないから気づかれないし、
サイコキネシスで操れば相手を確実に倒せる……これが僕のコンボさ」
キクヨ「なるほど……普通は当たりにくいタマゴ爆弾をサイコキネシスで操ることによって
確実にしかも大量に当てられる……それでナッシーを選んだのね」
スネ夫は顔には出していないがかなり嬉しかった。
前回は幹部に怪我を負わされた自分が今度は幹部を押しているのだ。
スネ夫『待ってろ、クリス!お前は必ず僕が倒してやる!』
キクヨ「でもあなた……1つ忘れてない? 私達は必ず伝説を持っている。
そして私は地面使い……意味が分かるかしら?」
スネ夫「……分かってるよ。早く出しなよ。グラードンを」
キクヨ「ふふふ……それじゃあ行くわよ」
辺りを包む熱風と共にグラードンが現れた。
頬を汗が流れる。
スネ夫「これがグラードンか……想像以上にでかいな」
キクヨ「早速行くわよ。グラードン、噴火だ!」
グラードンの口から激しい炎が放出され、ナッシーを包みこみんだ。
キクヨ「ふふふ、まぁタイプの差ね。さぁ次を出しなさい」
スネ夫「……甘いよ。ナッシー、催眠術だ!」
キクヨ「な!…」
グラードンの巨体が地面に倒れこむ。
スネ夫「ナッシー、グラードンの口の中で大爆発だ!」
グラードンの半開きの口にナッシーが入り込み、爆発を起こした。
もちろんグラードンは倒れた。
キクヨ「グラードンが……こんな簡単にやられる何て……」
スネ夫「……どんなに強い相手も作戦によっては倒せるのさ。
最初から炎技が来ると分かってたら『こらえる』をすれば良いんだからね」
キクヨ「完敗だわ……あなたの勝ちよ」
……その後キクコの使うゲンガーとギラティナは強敵だったがジバコイルの強力な電撃と
スネ吉の嫌がらせ作戦の連携で難なく倒すことが出来た。
強かった砂嵐が弱まっていく……
バニー「勝者、スネ夫&スネ吉チーム!」
二回戦から一時間後
バニー「それでは……三回戦進んだ人達の入場です!」
1ブロック四人……合計16人がステージに入場する。
もちろんのび太達の姿もある……しずかちゃんの姿も。
のび『凄い威圧感だ……』
ここまで来ると一般人も幹部も相当な実力者。
凄まじい力を放っている。
バニー「それでは三回戦の主旨を発表します。
前回発表された通りトレーナーへの直接攻撃をありとします。
もちろんトレーナーが戦闘不能または死亡させた場合も勝利です」
「すいませぇん!」
急に手を挙げたのはゴクだった。
ゴク「相手を殺さずに攻撃し続けるのはありですかぁ?」
バニー「基本的に無しです。まず相手がギブアップしたらそこで試合終了ですから。
でも……もし相手がギブアップすら言えない状態ならそれは仕方ないことですが」
そう言うバニーは何かを楽しみにしている様な顔をしている。
ゴク「そうですか」
ゴクは満足そうな顔で手を下げた。
バニー「それでは三回戦の組み合わせを発表します」
主な組み合わせ
のび太 対 憂作
ジャイアン 対 麻実
スネ夫 対 ミクリ
『サファリパーク(元裏山)』
パパ「来たか……」
のび太達はパパに言われた場所へと来ていた。
パパ「かなり危険だぞ。良いのか?」
三人の顔に迷いは無い。
…………
パパ「ここだ」
サファリパークの奥の奥……フェンスを越えた先。
見た目は暗闇……
良く目を凝らすと大きな穴が開いていた。
三人「ここは……」
パパ「出木杉が逆らった者を処刑する時に使う『裁きの穴』って呼ばれてる場所だ」
のび「そんな場所で何を…」
パパ「この穴には実験に使われて使い物にならなくなったポケモンが大量に住んでる。
今からお前らにはこの穴に入って奥まで進んでもらう」
ジャイ「……もし途中でポケモンに負けたら」
パパ「もちろん死ぬ……この穴のポケモンは皆人間に恨みを持ってる……
油断したらすぐにあの世行きだ」
スネ「そんな!殺されたら意味無いじゃん!」
パパ「死ぬ覚悟が無いとあいつらには勝てない……それくらい分かってるだろ?
これからは油断したら殺される……そんな戦いになる。
お前らはこの穴で命を守る手段を覚えるんだ」
のび「僕……行くよ」
ジャイ「こんなんでビビる俺様じゃないぜ!」
スネ「ぼ、僕だって…」
パパ「……そう言ってくれると思ったよ。本当に死にそうになったらこれを使え」
パパから穴ぬけのヒモを貰った。
のび「行くよ、みんな……」
三人は暗闇の中に入って行った……
二回戦ラスト
>>319-324 ちょっと伝説のポケモンとの戦いがあっさりだけどそこは勘弁……
次回から少し展開が速くなるかも
乙
兄さんの機転はよかったがキクヨ……
wiki管理人に修正してもらえたらしてくれ
あともうひとつ気になったのがキクノのグラードン
天気変更ポケモンが既に一体いるのにまた出てくるのは不自然
必ずしも伝説を持っていないとでもいってガブリアスあたりの砂パ要因が出てきたほうがよかった気がする
ダメ出しばかりごめん
>>326 いやズバズバ言って下さい。
やっぱり指摘してもらえると嬉しいですから
そう言ってもらえると嬉しいよ
ついでにもうひとつなんだがグラードンは登場時に晴れ状態にするはずなのに
砂嵐が発生しているのはおかしいのでは?
これは同時発生という形でおk?
ぷ
投下します。
作業員「君、大丈夫かい?」
スネ「あう・・・ここは・・・?」
作業員「パルパークだよ。覚えていないのかい。」
スネオは起き上がって辺りを見回した。そういえばぼくはここで・・・
作業員「あのポケモンにがけから突き落とされたんだよ。無事でよかったなあ。」
がけの上にはレジアイスが立っていた。
スネ「そうか・・・たしかレジの3体とカイオーガとバシャーモを送ったんだった・・・」
レジアイスはがけの上からこちらを見つめていた(様に見えた)スネオは思わず身震いした。
スネ「(古代のポケモンって、本当にでかいな。足がすくむよ・・・)よし・・捕まえるか・・・」
作業員「だいじょうぶかい?無理はするなよ。」
スネ「大丈夫ですよ・・・だって、」
スネオは草むらのバシャーモにボールを投げた。ボールは揺れもせずに静止する。
スネ「ぼくにはエメラルドから送った頼れるポケモンがいるからもんね」
スネ「バシャーモ!スカイアッパー!!」
ガツン!と痛そうな音がしてレジアイスの氷にひびが入る。
スネ「今だ!パークボール!」
ボールがレジアイスを吸い込み、やはり振れずに止まる。
スネ「よし!二匹目だ。」
作業員「おお・・・白熱してるぞ・・・ところで、ここでは攻撃しなくても捕まえられるんじゃ・・・まあいいか」
スネ「送ったのはレジアイスだけじゃないぞ・・・ってことは、まだあそこに残りの二匹が隠れてるんだ!」
スネオが階段を駆け上って岩山ゾーンに行くと、スネオの声におびき出されたかのようにレジロック、レジスチルが
飛び出してきた。
スネ「バシャーモ!にどげりだ!」
バシャーモの素早い蹴りはそれぞれ1回ずつ当たり、スネオは今捕まえたばかりのレジアイスも繰り出した。
スネ「こごえるかぜ!」
レジロックとレジスチルはその場に凍り付いてしまい、次々とスネオのパークボールに入っていった。
スネ「これで4匹だ!」
作業員「5匹目は何を送ったんだい?」
スネ「まあ見てなって・・・・」
スネオは公園内の小さな海を指差した。すると海面が盛り上がり、超古代ポケモン、カイオーガが浮かんできた。
作業員「あんな小さい海のどこにいたんだ・・・・・」
スネ「くくくくく・・・・こいつが出てくるのを待って捕まえたんだ、この3匹は。」
スネオはレジロック、レジアイス、レジスチルをがけの上に並べ、攻撃態勢を取らせた。
スネ「カイオーガも3匹そろえば歯が立つまい、でんじほう!!」
スネオの命令とともに3匹は各々が作り出した電気の塊を撃ち出した。
カイオーガがもがき苦しむ。
スネ「ハハハハハハハ!!古代ポケモンもこうなってみると哀れなもんだな!」
作業員「うわ・・・こいつ、独裁者タイプだ・・・・・」
スネオが全てのポケモンを捕獲して帰ってくると、捕獲ショーを見ていた客から歓声が起こった。
「すごかったよ!カイオーガも一撃で捕まえて!」
「ボールの使い方がしびれるなあ。」
「是非明日も来てください。」
スネ「いや、たいしたこと無いよ、ぼくのパパがそこの社長の友達で・・・じゃなくて、実力ですよ、実力。」
スネオは所詮ゲームの中の出来事でも自分自身でやり遂げる事に喜びと自身を覚えた。
スネ「気分も乗ってきたし、手持ちを育てるか・・・」
普段なら何か目的がないとポケモン育成なんてかったるくてやってられない、というスネオが直々に重い腰を上げた。
だが、
スネ「ちっきしょう!あのポケモンたちレベルが高すぎだろ!」
221番道路の草むらに入ったとたん、スネオのポケモンはスカンプーに一蹴されてしまったのだった。
スネ「仕方ない、学習装置で何とかくさむらのポケモンにだけでも対抗できるように育てるか・・・」
結局、スネオはバシャーモとポケモン交代を駆使した面倒な育成に甘んじることとなった。
その頃しずかは怪しい男に捕まっていた。
男「お譲ちゃんの時間をちょっぴり分けてくれれば、珍し〜いポケモンと出会えるよ。」
しず「私はそんな誘いには乗りません。これから図書館に行くんです。」
男「図書館か・・・惜しいな〜・・・勉強なんていつでも出来るのに・・・」
しず「どうしても調べたいことがあるんです。昨日の、男の子が悪夢にやられたことで。」
男の作り笑顔が消え、真剣な顔になった。
男「悪夢?そのことならぼくは図書館よりもっといろんなことを知ってると思うよ。例えば、ダーク・・・とか」
しず「ダーク?」
その男の言葉にしずかは反応した。そういえば男の子が「だーく」って言ってた・・・・
男「ちょっとそこの家に寄ってくれれば、色〜んな事がわかるんだけどな〜」
男はまたにやけだしたが、しずかは真剣な顔になった。
しず「分かりました。行きます。」
男「そうこなくっちゃ。」
しず(ゲームの中だし、そんなに危ないことは無いでしょう。)
男「じゃあここに寝て。」
しずかは男に埃っぽいベッドを勧められた。
しず「・・・私のポケモンを見張りとしてボールから出しておきます。変な真似をしたらあなたの命はありませんよ。」
男「どうぞどうぞどうぞ」
しずかはベッドに横になった。意外と寝心地がいい・・・・・・
ザザーン・・・
しず「!?」
気が付くとしずかは満月島に良く似た島に立っていた。
しず「成程。ここに悪夢の原因となったポケモンがいるわけね。」
しずかは満月島のときより慎重に島の奥に入って行った。そしてやはり木に囲まれた空き地に出た。
しず「ダークライ」
そのポケモンはしずかの呼びかけが聞こえないかのようだった。しずかがここに入ってきてからまったく動かない。
しず「ニャルマー。ねこだまし!」
突然攻撃するしずか。そのポケモン、ダークライはひるんだはずだ。しかし微動だにしない・・・
しずかはわけも分からないプレッシャーに押しつぶされそうになっていた。なぜ動かないの・・・・?
無謀だとは思ったが、一回クイックボールを投げてみた。
コン
確かにボールには入った。
一回、二回とボールが揺れる。しずかの心臓はその何倍も揺れていた。
三回目も揺れた。ここは誰もがボールの閉まるカチリという音を期待してしまう。
そして、三回目が揺れてからの長い沈黙を打ち破ったのは、確かに鳴ったボールのロック音だった。
しず「や・・・やったわ・・・伝説かと思ってたのに・・・」
しずかはボールを拾い上げ、すぐに船まで走っていった。
しず「あのおじさんにお礼言わなきゃ。」
船がミオシティに着くと、しずかはまた走って男の家のドアを叩いた。
しず「おじさん!捕まえましたよー!・・・居ないのかしら?」
そこへシンオウ丸の船員がやってきた。
船員「君、船にバッグ忘れてたよ・・・・・何してんだい?そこの家は半世紀ぐらい前からずっと空き家だよ。」
忙しいのか、船員は足早に去っていってしまった。
しず「今こそ図書館に行くべきね。あのおじさんのこと・・・・・何か伝説が残されてるかも。」
投下終了。
しずかの捕まえたダークライはジム戦などには参加させません。
乙
誰か投下せんかな
投下させてもらいます。
前は
>>229 一同が仲間探しに別れた後、スネ夫はパートナーを探す中である事に気が付いた。
「人が…減ってる?」
周りを見渡す。明らかに人が少なくなっている。この会場は密室、出られる筈がない。
そしてゲームマスターの話ではゲームの参加者は200人、しかしどうみても会場に残っているのは100人前後だろう。
どういう事だ?疑問に思うスネ夫。
しかし、その疑問はもっとも分かりやすい形で解決した。パートナーが見つかったのだ。
二人は自己紹介をする。
「僕はスネ夫。君の名前は?」
「僕、ミツヒコっていいます。よろしくお願いします。」
ミツヒコは小学校低学年ぐらいだろうか。どうやら彼も友達と5人でこのイベントに参加しているらしい。
スネ夫は、自分達の周りが段々ぼやけてくるのに気が付いた。
やがて、辺りは完全に別の場所になった。全体的に暗い、広い部屋だ。
なるほどね。スネ夫は理解した。
大方、パートナーが見つかって一定時間が経過するとゲームの中に飛ばされるとか、そんな所だろう。
スネ夫の考えが正しいのを証明するかのように、辺りには他の参加者の姿がチラホラと見える。
「スネ夫さん。」
ミツヒコに呼ばれ、後ろを振り向くと、ミツヒコはリュックを担いでいた。
「どこにあったんだ?それ。」
スネオが尋ねると、ミツヒコは何も言わずスネオの肩の辺りを指差す。
「あ、有った。」
気付かなかった。あまりに軽く、全く重量を感じないと言っていいリュックが、いつの間にかスネオの背中に担がれていたのだ。
おそらく、ゲームに飛ばされた際に自動的に身に着けられたのだろう。
「とりあえず、中身を確認してみましょう。」
「そうだな。」
ミツヒコの提案で、2人は床に腰を下ろし中身を取り出した。
ボールに入った自分のポケモン、空のモンスターボール。携帯食料、回復アイテム、それにアルバムの様な中身の無い冊子、謎の機械。
「これで全部か。」
スネオは一息着いた。リュックの中にはもう何も無い。
「これは…何でしょう?」
ミツヒコが手に持っているのは、謎の機械。見た目は一見携帯電話の様だ。
「それは、ポケナビフォンだよ。」
スネオじゃない、他の人物が答える。その声の主は、すぐそこに立っていた。
ミツヒコは驚いて立ち上がる。
「コナン君!」
そこに立っていたのは、ミツヒコの友人、コナンだった。
「パートナー、見つけたんだな。」
コナンがスネ夫の方を見ながら言った。
「えぇ、時間かかりましたが…コナン君のパートナーは?」
「ん?あぁ、向こうにいるぜ。アイとアユミもな。
俺達とあっちのパートナーが綺麗に重なったんだ。あっちも5人組なんだとよ。」
コナンがそんな話をしていると、向こうから5人の人影が歩いて来た。
「アイさん!アユミちゃん!」
2人の少女もミツヒコの友人だった。そして、スネ夫も気付いた。
「5人って、僕らの事だったのか…」
そこには、ドラえもんとしずかちゃん、そしてのび太の姿があった。
「凄い偶然ってあるもんだねぇ!」
のび太が気楽に笑いながら言った。一同は、皆で座って話していた。
ドラえもんはアイという少女、しずかはアユミという少女、のび太はコナンとそれぞれペアという、綺麗にお互いの仲間同士が重なった結果になっている。
「偶然じゃないよ。」
コナンがのび太に言った。
「このポケナビフォンに番号がついてるでしょ?100を境に1と101でペアになるって仕組みなんだろうね。」
コナンは続けて言った。聞いた話では、物凄く頭のキレる奴らしい。
「って事は、ジャイアンと…ゲンタ君だっけ?その子はペアって事?」
のび太が確認するように尋ねると、コナンは軽く頷く。
どっちが年上かわかったもんじゃない。
その後、一同はそれぞれのポケモンを確認した。
のび太はガーディ、ドラえもんはニョロモ、しずかはピィ、スネオはマダツボミ。
コナン一向はコナンがポニータ、アイはチコリータ、アユミがピチュー、そしてミツヒコがズバットだった。
遥か向こうにある黒い巨大な壁を背に、8人はこの広い空間の出口になっている光の元に来た。
コナンがそこに書かれていた注意書きのような物を読む。
「何々…この光の向こうは、最初の島となっています。同時に複数のペアが飛び込んでも、辿り着くのはバラバラの場所になります…だとよ。」
「じゃあ皆…ここで一旦お別れなのね。」
アイがボソリと呟いた。
ここで皆別れるのだ。次会う事が出来るかなど、誰も分からない。
皆、自然と表情が強張った。
「また、みんなで会おうぜ!」
コナンとのび太が一番な光の中に飛び込み、皆、それに続く。
この先に何が待っているのかは、誰も知らなかった。
情報まとめ。
組み合わせ&ポケモン
NO.75ドラえもん(ニョロモ)&NO.175アイ(チコリータ)
NO.76のび太(ガーディ)&NO.176コナン(ポニータ)
NO.77しずか(ピィ)&NO.177アユミ(ピチュー)
NO.78ジャイアン(??)&NO.178ゲンタ(??)
NO.79スネ夫(マダツボミ)&NO.179ミツヒコ(ズバット)
《リュックの中身》
パートナーポケモン×1
空モンスターボール×5
圧縮携帯食料&水10日分
謎の冊子×1
ポケナビフォン×1
プログラム1日目
残り200名・100ペア
《ポケナビフォン説明》
このプログラムにおける通信機器です。様々な便利機能が備わっています。
便利機能その1▼〔ポケモン預かり機能〕
手持ちが6匹になりそれ以上にポケモンを捕獲した場合、ナビフォン内の"ポケモンフォルダ"にデータとして保存さます。
バトル中を除き自由にポケモンの入れ替えが出来ます。
便利機能その2▼〔図鑑機能〕
出会ったポケモンのデータを自動的に記録します。
自分のポケモンのレベル・状態・使える技の確認・編集が出来ます。
便利機能その3▼〔通信機能〕
ポケナビフォン内の"アドレス帳"にポケナビフォンの番号・アドレスを互いに登録する事で、電話通信・メールが出来ます。
便利機能その4▼〔アップデート機能〕
プログラム内のいたる所にある"アップデートメモリ"を使用する事で、様々な機能を追加する事が可能です。
wktk
これは新しい!
ドラえもんとバトロワとコナンのコラボですか、
なんか自分の書く駄作より数倍期待できそうです。
これからも頑張ってください。
投下終了ですね。
なんか無理矢理な感じがあるかもな…これから頑張ります
分かりました、もう言いません。
後1時間半後くらいに投下できそうです。
>>348 あまり自虐的だとうざい
>>349 乙
ミツヒコに途中まで気づかなかった
ついでにミツヒコはアイでは無く灰原さんと呼ぶんだが全てのキャラを下の名前で統一するためか?
久しぶりの良作の予感
>>352 そう。とりあえずコナン達の名前は下で統一しようと思って。
後にジャイアンの表記も(タケシ)とちゃんと出るから。
統一感出そうとしてるのよ。
後、メインはスネオ&ミツヒコじゃないです。念の為
>>354 なるほど、お前頭いいな
久々に良作の予感がするから頑張れ
これは期待
投下いたす
ktkr
ルネシティ入口。
そこにはカイオーガに乗ったイズミと、水面に漂うドラえもん。
気絶しているのか、ドラえもんは俯せで浮いたまま全く動かない。
「以外と手こずったわね……まさかトレーナー自身が戦うなんて」
ポケモンを全て失った後、ドラえもんはその身一つでイズミに立ち向かったのだ。
空気砲を乱射し、ひらりマントで攻撃を受け流す。
ひらりマントの弱点が複数方向からの同時攻撃だと分かるまでにイズミもキングドラを失っていた。
「忌々しい青ダヌキめ……けど、あの道具には少し興味があるわね」
その腕に付けられた武器と攻撃をかわすマント。
あれがあれば今後の戦いも楽になるに違いない。
「その道具、いただくわ……」
イズミがドラえもんに注意を向けたその刹那、凄まじい雷鳴が轟いた。
「あなた程度がひみつ道具を扱えるなどとは考えないことよ」
「誰だっ!」
声のする方向を見上げると、そこには黄金色に輝く巨大な鳥ポケモンが悠々とはばたいていた。
「さ、サンダー……」
カントー地方に生息する伝説の鳥ポケモンだ。
こんなところに偶然飛んでくるものではない。
『まさか、ジンダイのやつが隠し持っていたの?』
ジンダイはこちら側に付いて、スパイとしてフロンティアブレーン達の下に潜入させている。
彼が仲間になった時、その伝説の3鳥は盗難にあっていたのだ。
「しかし、盗んだポケモンをあのように扱えるはずはないわ……やはりジンダイの仕業ね!!」
イズミがカイオーガをサンダーの方に向ける。
相性は不利だが、こちらにはかなりの回復アイテムのストックがある。
そう簡単には負けはしないはずだ。
「ジンダイ、女みたいな声色をしても正体はわかってるわよ、出木杉様を裏切った報いを受けるといいわっ!!」
しかし、サンダーの背中から聞こえた声は予想の者とは全然違っていた。
「ジンダイ……知らないわね。かみなり!」
『お、女……声色を変えた男の声じゃない。確かに女の声……』
イズミがその事実に驚愕した瞬間、カイオーガに轟雷が落とされる。
「きゃあああっ!」
イズミの悲鳴が響く。
雷の威力はかなりのものだ。
この威力ではカイオーガといえど3発受けたらおしまいだ。
「つ、強い……だが!」
イズミはもう一匹のポケモンを繰り出した。
それはランターン、対電気ポケモン用に育成していたものだ。
『こいつには吹雪を覚えさせている。サンダーには効果抜群のはず』
「厄介なポケモンを出してきたわね。仕方ないわ……戻りなさい、サンダー」
サンダーの姿が掻き消え、そのトレーナーの姿が明らかになる。
その姿は色こそ違えど、その体形は先程倒した不思議な青タヌキとそっくりだ。
「まさか、さっきのやつと同じ……」
「同じじゃないわよ、私はドラミ。もっと優秀なネコ型ロボットよ」
ドラミは自慢げに語る。
イズミはカイオーガとランターンをドラミに向け、戦闘態勢に入る。
「じゃあその優秀なロボット様の実力、見せてもらおうじゃないか」
その挑発にドラミは顔色一つ変えずに胸のポケットをごそごそ捜し回している。
「あら、サンダーではかなわないと知ったんで今更慌ててるの?お笑いね」
「このポケモンを使っちゃうと本当に世界が大変なことになるから……」
ドラミが取り出したのはモンスターボール。
しかしそのボールからは不気味な電光が放たれている。
「まだこの世界に拒否反応があるみたいね。まぁ出しちゃえば上書きされるわ」
「な、なんなの……」
異常な事態だと感覚で察したイズミだったが、そんな彼女を無視するかのようにドラミはポケモンを繰り出した。
数分後。
その場に立っているのはドラミひとりだった。
イズミを抱えているのは黄と黒のツートンカラーの不気味なヒト型ポケモン。
「まぁ、こんなものね」
「このポケモンはいったい……何者なんだ、お前は……」
そう言うイズミの前に奇妙な草花が掲げられた。
「あっ」という声を上げたイズミは惚けたように明後日の方向を見続けている。
「わすれろ草、あなたにはここで見たものを忘れてもらうわ」
ドラミはドラえもんのもとに向かう。
今だにドラえもんは波間を漂っている。
ドラミは土座衛門状態のドラえもんをひっくり返すと、その腹から四次元ポケットを引き剥がした。
「お兄ちゃんには手出ししてほしくないの。ごめんね」
ドラミはイズミを抱えていたポケモンを戻し、サンダーを出すとその背に飛び移る。
流されているイズミとドラえもんを尻目に、ドラミは空高く飛び去っていく。
「さて、この変化に気付くのはおそらく出木杉さんかスネ夫さん辺りね。しばらく様子を見ましょう」
ルネを巡る攻防はもう少しで終息するはずだ。
ここからはドラミ自身もどうなるかは分からない……
ルネシティ。
ナギのレックウザによるラティアスへの岩雪崩攻撃は続けられている。
もう何度目になるだろうか、ナギが再度岩雪崩を命令し、レックウザがそれを実行した。
「!!……そろそろ終わりのようね」
ラティアスが自己再生をしなくなった。
のび太が急いで傷薬を使っているようだが、それも数度で種切れだろう。
「頭の悪いトレーナーに飼われたことを後悔するのね!」
「のび太が頭が悪いのは納得だが、あいつはいいやつだぜ。ずつきっ!」
レックウザに突撃する大きな飛行ポケモン。
その頭突きをくらってバランスを崩し、怯んで岩雪崩を出せなくなったレックウザ。
「だ、誰ッ!」
ナギがレックウザにしがみつきながら叫ぶ。
その視線の先には一人の大柄な少年が立っていた。
「俺はジャイアン、ガキ大将。心の友のピンチに見参っ!」
「じ、ジャイアン!」
ラティアスの下に隠れるのび太もその姿を確認する。
ジャイアンはニヤリと笑うと、親指を突きだした。
「天気研究所の時の借りを返しにきたぜ、のび太!」
「感動の対面の最中で悪いけど、これでノビタ君はリタイアよ」
ナギがそう口を挟むと、レックウザが口を開く。
「レックウザ、はかいこうせんッ!」
レックウザから巨大な光の束が吐き出された。
その光線の前に思わず逃げ出してしまうラティアス。
「ポケモンにも見捨てらたの?惨めね、ノビタ君っ!」
しかし次の瞬間、ナギの目に飛び込んだのは恐怖に怯えるのび太ではなく、二匹のトドゼルガだった。
「トドゼルガ、まもる!」
二人の少女の声とともに二匹のトドゼルガが破壊光線を受けとめ、相殺する。
砂煙のなか、トドゼルガ達に守られたのび太の左右には二人の少女が立っていた。
「タッケシー、やったよぅ!」
「いえーいっ!」
二人の少女がジャイアンにピースしている。
「ご苦労さんだったな、マホ、ナホ!あとは俺に任せなっ!」
ジャイアンがボーマンダに命令し、ドラゴンクローがレックウザに直撃する。
「もういっちょー!」
破壊光線の硬直の隙を突いて再びドラゴンクローが命中する。
さすがのレックウザもダメージが蓄積している。
「ナギ、お前の相手は俺様だっ!」
ジャイアンはそう言い捨てるとその場から走っていく。
ナギが見回すと、いつのまにかのび太達の姿も消えている。
「まぁいいわ、ターゲットは活きのいいほうにしましょう」
ナギはレックウザに回復の薬を使うと、ジャイアンの向かった先にレックウザを移動させる。
ドラえもんに後を任せたしずかは再びルネの町に辿り着いていた。
その目の前ではアダンのシザリガーがユレイドルのソーラービームに焼かれている。
「くっ、これで私のポケモンは……」
「全然たいしたことなかったわね」
アスナは退屈そうにアダンを見下している。
「これがジムリーダーの限界。それを超えるには私みたいにさらに一歩踏み出さないとね」
そう言い捨てると、アスナはグラードンに地震攻撃を命令する。
「いかんっ、今地震を使われたらセンターが完全に倒壊してしまう!」
センター内には負傷者の治療のために今も人が残っているのだ。
アスナはにやりと笑いながら、グラードンに合図を送ろうとする。
しかしその合図はグラードンを襲う光線に阻害されてしまった。
「は、はかいこうせんね……」
破壊光線を発射した主は天空を舞うフライゴン。
『フライゴン……使い手はどこに?』
フライゴンのトレーナーを探すアスナに背後から声がかかる。
「ジムリーダーがこのような非道に手を染めるとは……元チャンピオンとして悲しいな」
アスナが振り向くと、そこにはホウエンでは知らぬ者のいない人物が立っていた。
「だ、ダイゴ……」
投下終わり。
キャラ多いぜ
乙
正直ドラミの出したポケがわからないw
乙
盛り上がってきたな
ただキャラが増えすぎた感は否めないし
今度辺りにキャラのまとめでも書いてもらえると嬉しいんだけど
ドラーモン氏乙。
ドラミが使ったポケモンが何か未だに分からない俺。
黄色と黒のツートンカラーのポケモン…もしかして…
エレブーか!?
乙です
黄色と黒…?ワカンネ
あ、もしかしてエレキブルじゃね?
>>369いや、その前にドラミが拒否反応とか言ってるから
ホウエンの世界にはいないポケモンだろう。あえて特定しない。
まぁネタバレになりそうな話はバーボンかララモン行こうぜ
午後9時25分 サントアンヌ号機関室
ドラえもん、のび太の二人は機関室の扉を破り、機関室に入った。
「なあんだ、意外に早かったねえ」
女の声が機関室内に響く。
「「その声は・・・ハルとか言う奴!」」
「おやおや、覚えてたのかい? 偉いねえ」
赤いバイクスーツを着た女、ハルが満足そうに笑う。
「ハル・・・俺たちの目的は」
「わかっているよ、ヒョウ。こいつらの足止めだろ」
二人がモンスターボールを構える。
「足止めだと? どういう事だ!?」
ドラえもんが叫ぶ。
「お前達には関係ない・・・」
「さあかかってきな! 眼鏡小僧!」
「望む所だ!」
隣を見るとのび太はもうバトルは始めている。
『少しは考えてよ・・・敵の思う壺じゃないか』
「本意じゃないけど・・・のび太君を見捨てるわけにはいかないな」
ドラえもんはモンスターボールを構えた。
「こち・は成・した。そ・らも頼・・ネ・、し・・」
目の前の男が腕時計に何かをつぶやく。
「僕達を足止めするんじゃなかったのか!」
「すまないな。では始めようか」
午後9時27分 サントアンヌ号甲板
「ここには人がいないな・・・」
「来るだけ無駄だったんじゃねえか?」
よーく前を見ると紫のドレスを着た少女がいる事に気がつく。
少女は海を見ているようだった。
出木杉が少女に近づく。
「危ないですよ! 速く避難して下さい!」
出木杉が話し掛けると少女が二人の顔を確認する。
「貴方達が・・・出木杉英才と郷田タケシ?」
「! 何で俺たちの名前を・・・」
二人は自然と距離を取る。
「そう、貴方達が・・・では貴方達にはここで足を止めてもらいます」
モンスターボールを取り出し少女が構える。
「ここは僕が引き受ける! タケシ君、君は船長室に!」
「わかった!それじゃあさ・・・」
ジャイアンの言葉が途切れる。
「どうした、タケ・・・」
「ふん。どうやら俺の顔は覚えていたようだな。上出来だ」
目の前から男が姿をあらわす。
戦場には不似合いな黒いスーツを着た男が。
「ソラ、お前はそっちをやれ。俺はこっちを片づけよう。
何、10時までこいつらを足止めすればいいだけ、簡単な話さ」
「わかりました、カイ様」
二人が確認を終えると、戦闘態勢に入る。
「どうやら、やるしか無いようだぜ」
「そうみたいだね。そっちは頼むよ」
「任せとけ!」
午後9時30分 サントアンヌ号金庫室
「警備は全員フシギバナによって眠らせました」
「金庫の扉はニドキングによって壊した。後は僕達が運ぶだけだ、全員で10時までには運ぶぞ」
『「わかりました! 特別幹部殿!」』
敬礼をする団員の前に立って、スネオとしずかが命令を下す。
金庫室から現金を取り出して、次々と歩いていく団員達。
「私達、完全な犯罪者ね・・・」
「僕達が生き残らなきゃ、現実世界に皆帰ることが出来なくなる。割り切るしかないよ」
「そうね・・・・・・」
二人の間に沈黙が流れる。
「スネオさん。私達、何時までこうなのかな?」
スネオが問いに答える。
「ロケット団が解散する時までだよ。それまでは頑張ろうよ」
スネオの言葉にしずかは頷いた。
二人の悩みを知るものはメンバーには誰もいない。
午後9時34分 サントアンヌ号機関室
「ピカチュウ行くんだ!」
「ポニータ、出番だよ!」
二人がポケモンを出して臨戦体勢に入る。
「なんだい、まだ進化してなかったのか」
「お前だって進化してないだろ!」
のび太が怒鳴り返す。
「まあいいさ、ポニータ日本晴れ!」
「ピカチュウ、電磁波だ!」
ポニータが晴れを呼び寄せている隙にピカチュウが電磁波を当てる。
「麻痺か、その戦法好きだねえ」
「ポニータのような素早いポケモンなら、動きを鈍くするしか方法は無いからね」
ハルが手を叩く。
「賢いじゃないか、だけど甘いね! ポニータ突進!」
足を二回蹴り上げ、向かってくる。
「どうせ、早くなんか・・・ってええ!?」
いつもと同じ速度のポニータに反応する事が出来ない?
ピカチュウに指示を出せず突進が直撃する。
「ピカチュウ! そんな、どうして!?」
してやったりとした顔をハルが見せる。
「ク・ラ・ボ・の・実・だ・よ! そんなことも気がつかないのかい、眼鏡小僧?」
それを聞くとのび太が思い出したように驚く。
「そうか、木の実か・・・・・・ピカチュウ、10万ボルト!」
ポニータに電流が炸裂する。
「き、汚いよ!」
「お互い様さ! 続けて電光石火!」
「タイミングよく踏みつけな!」
ピカチュウがポニータの懐に入り攻撃に移ろうとする。
しかし攻撃に入る隙をつかれて踏み付けが直撃してしまった。
「ピ、ピカチュウ! も、戻るんだ!」
「その程度かい、眼鏡小僧! あの青狸の手を借りなきゃ何も出来ないのかい?」
ハルが挑発する。
「な、何だと・・・僕を馬鹿にするな! 行くんだリザード!」
赤い恐竜が姿を現しポニータに構える。
「そいつも進化してないのかい・・・どうやら私の見込み違いみたいだね」
「リザード、切り裂く!」
ポニータにリザードが飛び掛っていく。
「ポニータ、横に回り込んで踏みつけな!」
リザードの攻撃を横に移動して避け、リザードを踏みつけようとする。
「リザード、足を掴め!」
「何!」
足を掴むとポニータがもがくが、リザードは気にもとめず技の指示を待つ。
「そのまま地球投げだ!」
足を持って宙に浮かぶ。
空中で回転して、ポニータを下にして床に叩き落とす。
「いいぞ、リザード!」
リザードがのび太にガッツポーズをするとリザードに光が集まリ始める、これは進化だ。
「この土壇場で進化とはね・・・いいねえ、面白くなってきたじゃないか!」
「もうお前は勝てないぞ! リザードンは最終進化系だから、ブーバーなんかには負けない!」
のび太が根拠の無い自信を語る。
「ふう、あたしも見くびられたもんだね。あたしの切り札は最終進化系さ」
溜息をついて自信をみなぎらせるハル。
「そ、そんな。ブーバーはもう進化しないはず・・・」
「何いってんだい。こいつはもう一回進化するよ。そしてこれがその姿だよ!」
ハルがモンスターボールを投げる。
そこから出てきたのは腕が大砲のような形をしたポケモンだった。
「ブ、ブーバーじゃない・・・?」
のび太が見たことも無いポケモンに、疑問の声をあげる。
「こいつの名前はブーバーン。あんたの好きな最終進化系さ!」
ハルが叫びブーバーンに指示を出す。
「ブーバーン、火炎放射だ!」
「リザードン! こっちも火炎放射だ!」
炎がぶつかり、燃え盛る。
「こっちのほうがパワーは上みたいだね」
「でもそっちと違ってこっちに羽がある! 飛ぶんだリザードン!」
空を飛んで上を飛びブーバーンの上を取る。
「翼で打つ攻撃!」
「甘いねえ、サイコキネシス!」
超念力でリザードンの身体を操り床に叩き落す。
「準備はいいかい、ブーバーン」
ブーバーンの腕に光が収束していく。
「あれは・・・・・・当たったらまずい! リザードン飛んで「遅い! 破壊光線だ!」
腕から収束された光の光線が放たれる。
光線はリザードンを巻き込みリザードンを壁に打ち付ける。
「リ、リザードン・・・頑張れ、頑張るんだ!」
「終わりだね眼鏡小僧。いくら呼んだってそいつは立ち上がらないよ」
ハルがブーバーンを戻そうとしたときリザードンがゆらりと立ち上がる。
「な、何で立ち上がれるのさ?」
「僕が諦めなかったからリザードンも答えてくれたんだ! 次は僕が答える番だ!」
涙をこらえてのび太が叫ぶ。
「リザードン、翼で打つ!」
ブーバーンに翼を当てて上に吹っ飛ばす。
「ま、まずい。さっきの反動でブーバーンが動けない・・・」
「決めろ、リザードン! 地球投げだ!」
ブーバーンを掴んでリザードンが地球を回ってるように飛び空から降下していく。
サントアンヌ号に轟音が響いた。
現在の状況
ドラえもん サントアンヌ号機関室 ガーディLV36(気) ギャラドスLV35
のび太 サントアンヌ号機関室 リザードンLV36(木) ピカチュウLV32
しずか サントアンヌ号金庫室 フシギバナLV39(種) ニドクインLV37 ペルシアンLV34
スネオ サントアンヌ号金庫室 クロバットLV43(毒) ニドキングLV41
ジャイアン サントアンヌ号甲板 カイリキーLV37(黒)ダグトリオLV34
出木杉 サントアンヌ号甲板 カメールLV33(雫) ピジョンLV30 フーディンLV27
カイ サントアンヌ号甲板 ?
ハル サントアンヌ号機関室 ポニータLV39 ブーバーンLV43
ヒョウ サントアンヌ号機関室 ?
ソラ サントアンヌ号甲板 ?
投下終了です
前回レスくれた人ありがとうございました
ではまた
乙
ただ、郷田じゃなくて剛田な、ジャイアンの苗字は
サントアンヌ号でレベル40とかマチスの最高レベルでさえ29だったぞ……
今から投下します、
ドラえもんは、コダックでトレーナーを倒しあっさりとヒョウタの元へたどり着いた。
ヒョ「君もさっきの3人の仲間だね、前3回は手も足も出なかったけど今回は違う、
必ず君に勝ってみせる、いってくれイシツブテ」
ヒョウタの全身からは勝利への闘志がみなぎっている様だった。
ドラ「僕だってさっきの3人が勝ったんだ、負けるわけにはいかないんだ、いきますよ
行けーッ、コダック」
闘志あふれる二人の手から離れたボールからそれぞれのポケモンが出現した。
戦いの前半は、圧倒的にドラえもんのペースだった。コダックの水鉄砲はイシツブテ、
イワークを一撃で撃破した。だがヒョウタの顔には焦りは微塵も無かった。
そしてヒョウタの最後のポケモン、ズガイドスが出現した。
ドラ(おかしい、ヒョウタは全然動揺していない、でもこれで決める)「コダック、水鉄砲」
コダックの水鉄砲はズガイドスに炸裂したと思われたが、次の瞬間、
ヒョ「ズガイドス、穴を掘れ」
ドラ「な、なんだってー」
ズガイドスは穴を掘り水鉄砲を回避した。
ドラ「そ、そんな馬鹿な、ゲームでは穴を掘るなんて使わないはず・・・」
ドラえもんは、予想外の出来事にパニくっていた。それによりコダックもうろたえていた。
その隙をヒョウタが見逃すわけが無かった
ヒョ「一撃で決めろ、穴を掘る」
ズガイドスの穴を掘るがうろたえていたコダックの急所に命中、コダックは一撃で倒された。
ドラ「しまったっ、コダックが」
これにより、一気に形勢は逆転した。残りのドラえもんの手持ちはLvは上とはいえノーマルと
相性の悪いニャルマー一匹だけなのだ。しかしそれ以上にドラえもんには知りたい事があった。
ドラ「なぜ、何故ズガイドスは穴を掘るを使えるんだ」
ヒョ「このゲームが、なるべくリアルに近づけるため、ある程度敗戦を重ねるとジムリーダーの
ポケモンの持ち技が強力になる事を忘れていたね」
ドラ「そ、そんな事どこにも、って、あっ!」
ドラーモンのカルパスに悪戯したいお^^
ドラえもんは思い出した。ポケッチの中ではなく、説明書のほうにそう書いてあるのを、
ドラ「し、しまった・・・すっかり忘れていた」
ヒョ「勝利目前で油断してたね、ズガイドス、ニャルマーに頭突き」
ズガイドスがニャルマーに襲い掛かる、しかし我に返ったドラえもんもニャルマーに指示を出す
ドラ「させるもんか、かわして催眠術」
ニャルマーは身軽な動きでこれを回避し、催眠術を決めた。これによりズガイドスは
眠りこけた。
ドラ「よし今の内に、だまし討ち連発だ」
相性に左右されないだまし討ちを3発喰らったズガイドスは遂に倒れた。
ヒョ「ニャルマーはだまし討ちを使えたんだったな、僕の負けだよ、バッチは君の物だ」
ドラ「ふう、危なかった。まさかルールを忘れていたなんて、のびた君に油断するなといいながら・・・」
ドラえもんは反省の念を胸に抱きながらジムを後にした
じつは、あの設定なんですが
本当はポケッチにかいておくはずだったのですが、
前回までそのことをすっかり忘れてしまっていたので、あのような形としました。
・・・で、終わりなのか?
エレキブルってなに
この状況なら言えるっ・・・
今から投下します、と。
ところで、名前はこっちでもドラAAモンのほうがいいですか?
所は変わって静香ちゃん視点。
「やったわ!レベルがまた上がったわね、ムックル!」
のび太たちとは別の草むらで静香はレベル上げをしていた。
「やっぱり序盤は草むらでのレベル上げが鉄則だわ。」
さすがプレイ者、言うことが違う。
「しかし、本当に怖いのはドラちゃん達ね。もしかしたら、予想外のときに来るかもしれないし・・・油断禁物ね。」
そして成績優秀者の言うことは違う。のび太などとは100回りほど違う。
「やぁ静香ちゃん、元気にしてた?」
そこに突然出木杉が現れた。
「あら、出木杉さん。調子はどう?」
とりあえず静香は挨拶した。
「こっちも順調さ。・・・どうだい、バトルをしてみないかい?」
出木杉が静香をバトルに誘う。
「・・・もし、いやといったら?」
静香が問う。
「ああ、もしかしてそっちのポケモン、体力が少ないのかい?いいよ、ポケセン行った後でも。」
出木杉はジェントルマンな回答をした。
「・・・?なんだか今無性に誰かを殺したくなったような・・・気のせいか。」
さすがっ!のび太っ!出木杉の行動にすぐに察知するっ!そこにしびれる!あこがれるぅ!
・・・わけがない。
そんなことはさておき、とりあえず静香はポケセンに行った後、また出木杉とあった。
「さて、約束は約束ですものね。こないと卑怯だし。さて、勝負と行きましょうか。」
別に約束はしていないような気もするが気にしない。
「さぁ、バトルスタートだ!いけ!僕のたいてい(コリンク)!」
なんと出木杉は自分のポケモンにニックネームをつけていた。
手塚さんの漫画の影響を多大に受けているようだ。
「・・・あ、そうだったわね。行きなさい!ムックル!」
静香は出木杉のネーミングセンスにあきれていたようだ。無理も無い。
「さぁさぁ、こっちが先だ!体当たり!」
「ちょっと・・・せめてゲームのルールは守りましょうよ。
あなたのポケモンはコリンク、私のポケモンはムックル。どっちが早いかは一目瞭然でしょう?」
静香はとりあえず突っ込んでみた。
「静香ちゃん、せめてニックネームで呼んでほしいよ・・・。じゃあ、静香ちゃんが先で。」
ちょっぴり出木杉はハイテンションだったようだ。
「じゃあムックル、鳴き声よ。」
静香は持久戦に持ち込むようだ。
「君がその気なら、僕も・・・といいたいところだけど、たいてい、体当たりだ。」
出木杉はなるべく早く勝負を決めようとしている。
・・・で、これから先はそれの繰り返しなわけで。
数ターン後を見てみましょう。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・やばいわね。もう傷薬も尽きちゃったわ。」
「ふぅ、ふぅ、ふぅ・・・もうほとんどダメージが与えられなくなってきたぞ・・・。」
お互い苦しい展開となっているようだが、どうやら出木杉が優勢のようだ。
「く、ムックル、体当たりよ。」
しかし、疲れもあってか、攻撃は外れてしまった。
「危ないな・・・たいてい!体当たりだ!」
そして、たいていの攻撃はムックルの急所に当たった。
ムックルの体は宙を飛び、数メートル先に放り出された。
「ああっ、ムックル!」
「残念ながら静香ちゃん、これまでのようだね。」
「・・・く・・・。」
そのとき!
ムックルがむっくりと起き上がってきたのであった。
・・・ムックルが、むっくり。
「工エェェエ工エェ」
出木杉は突然のことにとてつもなく驚いている。
「な、何があったの!?私にも理解できない!」
静香も驚いていた。
見ると、ムックルの口ものには、何か殻のようなものがついている。
「ま、まさか・・・まさかあぁぁぁぁ!」
出木杉は勘付いたようだ。そして、さっきよりも動揺している。何せゲームでは起こりえないことなのだから。
「まさかムックル。あなた、そこらに落ちていた木の実を食べたわね。ダメじゃない、拾い食いなんて!」
そこは許せ。
「あ・・・ありえなぁぁぁーーい!」
なんかもう出木杉はパニックしている。
「・・・あ、今がチャンスよ!ムックル、とどめの体当たり!」
ムックルの体当たりがたいていにあたり、今度はたいていが吹っ飛ばされた。
「しまったぁぁ!動揺のあまり傷薬を使うのを忘れていた!」
現実世界では一番強かった出木杉。だが、所詮それはデータ。現実ではないのだ。
「やったわね、ムックル!初バトルで初勝利よ!」
静香は喜びムックルに抱きついた。
そのときに何か骨が何本か折れる音がしたのは気にしないでおこう。
「あら、ムックル!どうしたの、そんなにぐったりして!まさか、さっきのバトルが体に来たのかしら。
仕方が無いわ。お先に失礼するわ、出木杉さん。」
原因はお前だ。
「・・・ふぅ、何が起こるかわからない、か・・・。今回のバトルは勉強になったな。さて、僕もポケセンに行くかぁ。」
出木杉も同じくポケセンに向かうのであった。
投下完了です。
そこらに寒いネタがあるとかそういうのはあまり突っ込まないでくださいです。
凄まじい投下連爆だったな
全員乙
>>398 名前は変えなくて良い
投下してくださった作者方、皆乙
さながら終電間際のラッシュのようだ…
>>388 ド ラ ー モ ン に 忍 び 寄 る 危 機
?
いつの間にこんなにagaってたんだ?みんなsageてんのに
日本語でおk
キーワード【 ジャイアン ドラえもん スネ しずか カビゴン のび太 ゲンガー 】
ゲンガーはノート氏だと思うがカビゴンは誰?
米米倶楽部
3番道路ポケモンセンター。
三人はゆっくりと休んでいた。
「もう夕方だし、お月見山には行けないわね」
しずかが呟いた。
「ふああ…僕、もうクタクタだよ……」
のび太が欠伸をしながら言う。
「それじゃ、僕はお月見山の下見に行くよ。ちょっと見てすぐ帰って来るから」
出木杉がのび太たちに告げた。
「出木杉さん、私も行くわ」
それに対してしずかが立ち上がる。
「しずかちゃんは休んでていいよ」
「なにが起こるか分からないのよ?洞窟なんて危険だし……」
しずかの意見に出木杉はすこし考え込み、
「しょうがないな……じゃあ一緒に行こうか。とは言ってもすぐ帰るけど」
自分から折れた。
「いってらっしゃい」
のび太がすでにロビーのソファに横になって言った。
よい子は真似しないように。
ニビシティ。
「やっと着いたよ…ああ、疲れた」
スネ夫は夕方に到着した。
「今はちょっと休んでからもうすこしLVを上げて…明日、ジムに挑もう」
そう呟くとポケモンセンターへ向かった。
出木杉としずかがポケモンセンターから出て行き、のび太はいろいろなことを考えた。
ドラえもんのこと。ゲームマスターのこと。ジャイアンとスネ夫のこと。
(そうだ…あのとき、スネ夫……)
そこまで考えたとき、けたたましい爆音がポケモンセンターに響いた。
「な、なんだ!?」
のび太はその音がポケモンセンター内で起きたと思ったのだが、それは違った。
「大変だ!お月見山が……」
だれかの声にのび太はハッとなる。
「しずかちゃん!出木杉!」
のび太はポケモンセンターを飛び出し、お月見山の前まで来たが、
目の前の出来事が信じられなかった。
「そんな…うそだろ……」
お月見山の入口は、崩れてなくなっていた。
お月見山内部。
「なんだ!?今の音……」
女と交戦中だったジャイアンは思わず呟いた。
「どうやら、仕事が成功したみたいね」
「てめえ、一体なにを……」
ジャイアンが女に尋ねる。
「答える必要はないわ。それにアイツの仕事が終わったから、私は帰らないといけないのよ」
「このまま逃がすと思うのかよ!?」
「止めたほうがいいわ。カメール一匹で私に勝つつもり?」
女の言葉にジャイアンは黙り込んだ。
女との戦いでゼニガメはLVが上がり、カメールに進化した。
しかし、それには犠牲も多かった。マンキーとパラスは瀕死状態だった。
「最後にいいことを教えてあげるわ。あそこの階段を降りて進んで行けば出口よ」
そう言うと、女はヤドランをボールから出した。
「それじゃ、また会いましょう、ゴウダくん。……ヤドラン、穴を掘る!」
女の姿は見えなくなった。
そのころの出木杉としずか。
「私たち…帰れなくなっちゃったのかしら……」
「そのようだね……」
すると、しずかのお腹がなった。
「……どうするの?」
恥ずかしそうにしずかが出木杉に尋ねる。
「先に進もう」
出木杉は結論を打ち出した。
「待って!それじゃのび太さんは……」
「仕方ないよ。このままここにいたら、僕たちは生きてはいられない」
しずかは黙り込んだ。
「野比くんには悪いけど早く抜けよう。完全に夜になる前に」
出木杉が促し、二人はお月見山の奥へと進んで行った。
「今の音は……!?」
ニビシティのポケモンセンターで休んでいたスネ夫が呟く。
「お月見山で落盤事故が起きたらしいぞ!」
スネ夫の問いに答えるかのようにだれかが叫んだ。
「“事故”?……落盤事故で爆音がするはずないだろ?」
スネ夫は一人ごち、ややあって、
「……見に行ってみるか」
そう言うと3番道路へ向かった。
/
現在の状態
のび太 3番道路
ピカチュウ♂ LV15
バタフリー♀ LV12
ジャイアン お月見山
カメール♂ LV18
マンキー♂ LV15
パラス♂ LV9
スネ夫 ニビシティ
フシギダネ♂ LV15
出木杉 お月見山
リザード♂ LV17
ポッポ♂ LV14
コイキング♂ LV9
しずか お月見山
エーフィ♀ LV20
投下終了ですー
今回は短めです
前回の投下に地味にミスが二つもあったが
だれにも気付かれなかった件
やっぱりwikiで修正していただいた方がいいですかね
って一つは
>>207氏が突っ込んでましたね
気付いてませんでした
「出木杉、お前の役目は終わりだよ」
黒い仮面をした男があざ笑うかのように言う。
僕は滝に追い詰められていた。
後ろは断崖絶壁……このままじゃ……死ぬだろうな。
モンスターボールは奴が持っていた。
無防備な僕じゃ何も出来やしない。
本当は…本当にヤバい状況なのに何故か冷静で居られた気がした。
「まさかあのガキまで倒してくれるとは思わなかったよ」
あのガキとは武君のことだ。
「そーそー、最初はあのメガネ坊主を倒すだけでよかったのにね
お前は本当に良く働いたよ」
黒いマント、黒い服、黒い仮面をした男たちはジリジリと僕に近づいて行く。
辺りは夕暮れを迎えようとしていた。
「しずかちゃんは…解放してくれるだろうな」
それだけが気がかりだった。
大体僕がロケット団何て言う卑劣な組織に入ったのもしずかちゃんを救うためだ。
いや、本当のところは最初から見抜かれていたのだが……
それこそが最大の失敗だったことを後悔している。
「グッバイ、出木杉」
僕が最期に聞いた言葉は余りにも冷たい一言だった。
男は僕の腹を思い切り蹴る。
大人と子供と言うこともあり、僕は吹っ飛ばされた。
しかし吹っ飛ばされた先は何十メートルも下の滝つぼだった――
ドラーモン
キョーコ
DPでも書こうか
ノート
しか読んでないんだけど他にオススメある?
君はもうそれでいいよ
>>413 乙
とりあえず間違いの方は
wikiの要望欄に書いて、修正してもらえば良いだろう…
>>416俺のオススメはDP3、投下スピード遅いがな。後は金銀物語と挑戦者も面白いよ。
DP3はオモシロイ
新人も結構いいのがあるっぽい
サンクス
キョーコです。
携帯なんで遅くなりましたが投下します
3人は二手、いや三手に分かれようとしていた。
(ややこしい……お願い!かたまって!まとまって!)
キョーコの願いが通じたのか3人をまとめるべく、しずかの叫び声が聞こえてきた。
「きゃあああああ!!!」
「しずかちゃん?・・・上からだ!」
ジャイアンの号令と共に3…5人は走り出す
(ったりい……)
そんな下っぱの表情を読み取ったのか、キョーコは持っていた手帳を下っぱに見せる。
「そ、それは!!」
キョーコは頷いている。そう、その手帳はまさしく――
『R団員限定システム手帳』だった。しかも、しかもしかも……
「こ、これ!初回限定版じゃないっすか!」
「凄いでしょ?私はサカキ…様の秘書として働いてるの。そのお礼として特別にもらったのよ」
キョーコが持っていた手帳は、元旦限定――発行部数20の超レアものだった。
そう聞くと手帳ごときで何を…と思う方もいるかもしれない。しかし違う、違うのだ!
その最後のページに付いている『おまけ』が大事なのだ!
毎年発行されるシステム手帳には必ず2枚のR団トレーディングカードが付いてくる(中は袋で見えない)
カードの種類はフィールドカード【遊戯室】や団員No.131【下っぱのユウジ】など。
たかがトレーディングカードと侮るなかれ、
中にはフィールドカード【女子トイレ】や団員No.22【下っぱのユミ・買い物Ver.】など
5万以上で取引される代物もあるのだ。バカにしてはいけない。そして初回限定版が人気の理由は
必ず人気トップ5の女性団員の私服編、もしくは幹部以上のレアカードが必ず付いてくることにあった。
今、R団員の仲間内ではそのほとんどが超高値で取引されている!
『ごくっ』知らず知らずのうちに下っぱの喉が鳴っていた――
続くよ
キョーコかよ・・・寝るか
「欲しい?」
こくこくと、下っぱは犬のように頷いている。
「じゃ、その手帳に今から起こることを逐一書き込むのよ?」
「は、はい!」
さりげに雑用を頼まれた下っぱだが、そんなことは関係ない。カードが手に入るならそれでいい。
そして・・・キョーコは手帳を下っぱに渡した。もちろんおまけ付きで。
(ドクン…ドクン)胸が高鳴る。いったい誰が入っているのか。
やはり幹部なら一番人気のアンズ。数少ない女幹部に加えてあのルックス。狙っているとしか思えない。
(忍者萌えーーー)
女性団員の人気トップをひた走るサヤちゃんでも最高だ。ご飯6杯はいける。
(い、いや。あまり期待しすぎるのは良くないな、うん。3位のミユキちゃんぐらいで心の準備をしとこう)
「ふぅ・・・」
下っぱは精神統一をする。隣で師匠が呆れているのは気にしない。男のロマンはわかるまい。
そして一枚目の封を開けた・・・
【サカキ様――ついに動き出す】 Attack1億 Defense1億
捨てた。床に投げ付けた。(今度こそ……)
そして、運命の二枚目・・・
【サカキ様――これぞ男の裸体】 特殊効果:このカードをフィールドに出した時点で勝利確定
下っぱは人目をはばからず――泣いた。
(んだよ、億ってよ!厨か?お前は厨か?痛すぎるわ!
お前のオナ○ーカードなんかに誰も興味ねえんだよ!このノリ豚が!こんなん入れるな、ボケが!)
殺されるぞ?
下っぱが凹むのとほぼ同時に――ジャイアンが扉を壊した。
(やっと……)
そう、やっと戦闘だ。長かった・・・
『着いたみたいよ』
キョーコは優しく下っぱに語り掛ける。しかしその声は下っぱの耳には届いていなかった。
焦点の定まらない目でひたすらサカキの裸体を眺めている。
『もう、仕方ないわねーー』
キョーコはそう言うと下っぱの肩をぽんと叩き、ポケットから取り出す――
もう一つのシステム手帳(限定版)を。
「師匠ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
『しーーーー。ばれる!ばれるから!』
そんな二人をよそに、戦闘は始まっている。
(え、マジ?)
「邪魔者め!失せろ!」
幹部のゲンガーが3人を襲う。出来杉が応戦した!
「くそ!反撃だ、サンダース!ミサイル針!」
「ぐわ!」
そして・・・幹部の正体が顕になった。
『ま、また子供!?』
もう訳がわからない。今幹部(スネオ)に攻撃した少年も幹部のはずだ。
幹部同士でなぜ戦っているのか
(仲間割れかしら?)
キョーコがこの難しい状況を理解できるわけがない。
しばらく『ぼーーっ』と戦況を見つめていた。そして出来杉が仲間にしずかの介抱を申し出たところで――
キョーコは羊の数を数えるのを止めた。寝ないようにしてたんだね
寒い・・・
(羊が12匹、羊が13匹、羊が……食べられた。なんで食べられたの?
それはね、生活に困っているからだよ。赤ずきんちゃんは言いました。ママって現実的なのね…)
「怪我をしてるしずかちゃんが此処に居るのは危険だ、上の階に仮眠室があるはずた、僕が連れて行くよ」
(――ハッ!)
「スマねえ、頼んだ!」
出来杉の提案にジャイアンが答えた。
キョーコは・・・
当然出来杉の後を追った。面白そうな方について行く。信条です。
『ほら、行くわよ!』
『あ。はい!』
ご褒美のために一生懸命メモっている下っぱを従えて、出来杉を追った――
『師匠、そろそろカードいいんじゃないっすかね、ね?ダメですか?』
キョーコはおねだりする下っぱを無視して出来杉としずかの話に耳を傾けている。
しばらくして、出来杉はキョロキョロと辺りを見渡し出した。
『隠れて!』
『ぐぅ』
キョーコはきちんと隠れていた下っぱの首根っこを捕まえて引っ張ったまま、再び二人に目をやった。
(離して!せめて離して下さ――)
すると、女の子の後ろからサンダースが攻撃を仕掛けるところだった!
『危ない!』
「「何が・・・ウッ!」」
しずかと下っぱは倒れた。
(なんてことを……)
キョーコは唇を噛み締めた。下っぱの首は絞まっていた。
キョーコキター
そして、あの後すぐに出来杉がR団員を呼んだので
キョーコは気を失っていた下っぱを出来杉の元へやった。
どんっ
『お、おばあちゃ――え?』
間に合って良かった
「あ、ちょうどいいところにいたね。この娘を運んでくれないかな」
「え?……いや、はい。もちろんぉkです」
「じゃ、頼んだよ」
そして出来杉はタケシsの所に戻り、種明かしを始めた・・・
「本当の幹部の正体は僕だった・・・とでも言っておこうか」
これから長々と出来杉の話があるので、どうでもいいところは割愛しよう。
(ふーーーん。じゃあタケシsはいい奴らだったのね、つまんない…
空間がなに?え?をををををう!凄っ、手品みたい!)
キョーコは出来杉が創り出した空間を見て楽しんでいた。
まぁ難しいことはわからないが、女の子を支えながら下っぱが頑張ってメモしてるので大丈夫だろう
そして質問タイムは終わりを告げた。
代わりに、出来杉のPTお披露目タイムが始まった――
「サンダース、フーディン、ケンタロス、カイリュー、ゲンガー、スターミー・・
お待たせ、僕の選んだ最高のチームだよ、そして・・
君等を消すのに選んだ、暗殺部隊だ!」
(ちょ、ただの厨パwww)
さすがのキョーコもこれにはツッこんだ。いや、ツッこまねばならない。
再び戦闘が始まった・・・
勝負はあっという間についた。あまりにもあっけなかった。
「これで3人ともお仕舞いか、随分早かったよ」
出来杉は決め台詞を吐いていた。
しかしキョーコは騙されない
(そりゃ、そんだけのメンツ揃えりゃ業火猿でも勝てるわよw)
毒舌キョーコが影で笑いを堪えている中、下っぱに後始末を頼み出来杉は去って行った――
「ふぅ。腹がよじれるかと思ったわ」
「こ、こいつら…どうします?」
「うーーーん……」
この子たちにはR団を倒してもらわなければならない。
となると、このまま牢に入れてTHE ENDでは困る。
(かといって、このまま逃がすわけにはいかないし・・・下っぱジャマー)
キョーコがない頭を振り絞っていると、その頭を
つんつんとゴルダックがつついてきた。
「ん?どったの?」
ゴルダックはジェスチャーで伝えようとしたが止めた。どうせこの女には通じないだろう。
黙って――ジャイアンとスネオを引っ張っていった。
「え?何?ちょっと、待ってよ。ねえ、ねえったら!ゴルダックーー。ゴルちゃーーん。ゴウカちゃーーん」
(反抗期かしら)
キョーコは下っぱにのび太としずかを任せ、ゴルダックについて行った。
「ふ、二人ですか!?」
一行が着いた先は――そう、倉庫室である。ゴルダックは中に入ると
周りの棚から、回復の薬や石など必要そうなアイテムを探し、一つの箱にてきぱきと詰めている。
そんなゴルダックを見ながらキョーコは一言。
「……あなた――ホントに私のポケモン?」
違うかもしれない
初代に無理やり絡もうとしてる辺りが痛い
まぁ…色々あると思うがシルフカンパニーまでは付き合ってくれ。
みんなも飽きてきてるのかな……つらいとこだ
キャラ増やしたりしてみたんだがな
>>433 少なくとも新人よりは面白いと思ってるからおk
あんたはあんたで書いたほうがいい
>>433 乙、アンチは気にするな
ただ新キャラが出てきた辺りから少し寒い気はする
そのままでおk
438 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/19(金) 23:52:05 ID:3U2o+yMx
作品中にレスするような奴は気にするな
午後9時35分 サントアンヌ号機関室
ドラえもんは団服を纏った金髪の男、ヒョウと対峙していた。
「ガーディ!」
「ユキノオー」
霰が降り始めて2体のポケモンが対峙する。
「炎タイプ・・・近くにこられたらまずいな」
「近くに行かなくてもすぐに片づけられるよ。ガーディ、火炎放射だ!」
炎がユキノオーに向かって放たれる。
「吹雪」
凄まじい勢いの氷が放たれ、火炎放射とぶつかり合う。
だがわずかに火炎放射のほうが押し始めた。
「ユキノオー、氷のつぶて」
ガーディの横に回りこみ凍りのつぶてを投げつける。
「火炎車だ!」
炎を纏いぶつかる。
ユキノオーは一撃で倒れてしまった。
「くっ、やはり相性が・・・」
「もうそいつは戦闘不能だ! 次のポケモンを出せ!」
モンスターボールに戻したユキノオーの変わりにモンスターボールを投げる。
そこから出てきたのは・・・「ト、トドゼルガだって!?」
「俺のポケモンはこいつで終わりだ。こいつを倒せばお前の勝ちだ」
「水の波動」
「突進!」
波動を受けながらも耐えて突進していく。
しかし方向が定まらずガーディは壁に向かって突進した。
「ガ、ガーディ! 何で!」
「水の波動の追加効果を忘れていたようだな」
倒れたガーディを見ているドラえもんにヒョウが冷たく言い放つ。
「これでどっちも一体ずつ・・・頼んだぞ、ギャラドス!」
青い龍が姿を現す。
「ギャラドスか。トドゼルガ、吹雪」
「ギャラドス、龍の怒り!」
青い炎と吹雪がぶつかり合う。
「ギャラドス、近づいていけ!」
「トドゼルガ、近づけずに吹雪」
『この勝負近づいたら勝ち!』
徐々に徐々にだがギャラドスが近づいていく。
「頑張れ、ギャラドス!」
「吹雪をつづけろ」
距離が縮まっていく。
耐えるギャラドス、吹雪を続けるトドゼルガ。
攻防が続いていると、とうとうギャラドスの攻撃範囲にまで近づいた。
「よく頑張った! ギャラドス、暴れる攻撃!」
「身代わり」
突然トドゼルガの姿が人形に変わる。
ギャラドスは大きい巨体で人形を吹っ飛ばす。
人形は中に浮いて煙を出して消えた。
「身代わり!? 本体はどこだ!?」
「あそこだ」
ヒョウがギャラドスの後ろを指差す。
そこには口に光を集めるトドゼルガの姿が見えた。
「止めだ、破壊光線」
ギャラドスが光に飲まれ崩れ落ちていった。
ドラえもんがギャラドスをボールに戻してひざを落とす。
「僕の・・・負け?」
ドラえもんが信じられないといわんばかりの表情でつぶやく。
その表情を見ながら、顔色一つ変えずにヒョウがそのつぶやきに答えた。
「ああ、お前の負けだ」
午後9時36分 サントアンヌ号甲板
ヤンヤンマとピジョンの二匹が空を飛びあいぶつかっている。
「いいピジョンですね、一撃が重いです」
出木杉が誉め言葉に答える。
「君のヤンヤンマもね、速くて一撃が当てにくいな」
ソラが照れたように笑う。
「速さが重要ですからね。ヤンヤンマ、ソニックブーム」
指示された命令通り、ヤンヤンマが衝撃波を繰り出す。
「技を受けながら翼で打つ!」
衝撃波を受けながらも翼で打つ攻撃が直撃する。
たまっていたダメージもあったのかヤンヤンマは落ちてきた。
「やりますね。・・・次は、ネイティオ!」
紫の色をした鳥が出てくる。
「ピジョン、降下して翼で打つ攻撃!」
ネイティオに向かって速度を上げて降下していく。
「ネイティオ、サイコキネシス!」
後少しという所でピジョンが動きを止められ地上に叩き落される。
ピジョンはもう動けそうに無かった。
「次はお前だカメール!」
「カメールですか・・・ネイティオ、ナイトヘッド!」
「くっ、ダメージが大きいな・・・カメール、水の波動」
「ネイティオ、波動をサイコキネシスで押し返して!」
波動を避けようともせずにネイティオに向かっていく。
「避けない? ネイティオ飛んで空からナイトヘッド!」
「水鉄砲で上に浮かんで行け!」
水鉄砲を逆噴射して上に浮かぶ。
ナイトヘッドが直撃しているが気にする様子は無い。
「サイコキネシスで叩き落しなさい!」
「今だ! 守る!」
緑の防護幕が出現する。
カメールはサイコキネシスをして動きが止まっていたネイティオの上を取った。
「えっ!?」
「カメール、上からアクアテールだ!」
カメールが尻尾を振り上げネイティオの上から叩き落す。
ネイティオが崩れ落ちて落下していった。
「ネイティオ戻って」
ソラがポケモンをボールに戻して次のボールを準備する。
その間に出木杉が聞いた。
「何で君はロケット団にいるんだ?」
少し考え込んでソラが答える。
「私を必要としてくれる人がいるから」
「それは何処にでもいるんじゃないのか!? 君がロケット団にいる意味なんて・・・」
出木杉が反論する。
「話し合いの時間は終り。話し合いなんてしても今更分かり合えません」
「だけど!」
「問答無用! 私の切り札で貴方を倒します!」
ソラがボールを投げる。
出てきたのは龍。
黄色い優しそうな瞳を持った巨大な龍だった。
午後9時37分 サントアンヌ号甲板
「久しぶりだな小僧、少しは成長したか?」
スーツ姿の男、カイが退屈そうに尋ねる。
「前と同じと思うなよ! お前ごとき俺様だけで充分だぜ!」
カイが溜息をついて構える。
「ふん。俺が前と変わっていないと思うのか?」
「どういう意味だ!?」
ジャイアンが叫ぶ。
「そういう意味だ。行け、ヌオー!」
「意味わかんねえんだよ! 行け、ダグトリオ!」
ニ体のポケモンが姿を現した。
「・・・・・・水使いの俺にダグトリオとは頭が狂っているのか?」
心配そうな目つきでカイがジャイアンを見る。
「うるせえ! ダグトリオ、トライアタック!」
「雨乞いだ、ヌオー!」
雨が降り始め、ダグトリオの攻撃を受ける。
ヌオーは平然としている。
「ダグトリオで特殊技・・・馬鹿か?」
「そう思うならそいつの状態を見てみな!」
そこには氷づけになったヌオーの姿があった。
「まさか、状態異常を狙っていたのか!? そこまで策略を・・・」
「ま、まあな!」
自分でもミスジャッジだと思っていた。
運良く転び驚いているのはむしろジャイアンだった。
「これでヌオーは使えない・・・ふん。いきなり新戦力を見せるとはな」
カイがボールを投げる。
出てきたのは巻貝だった。
「オムナイト、だと。まさかてめえ!」
カイの口が歪む。
「察しが良いな、小僧。あの時奪った奴を復元した一部だ」
「許さねえ・・・・・・! ダグトリオ、穴を掘る!」
穴にダグトリオが潜り込む。
「塩水!」
穴から出てきたダグトリオに激突しながら攻撃をする。
ダグトリオが動かなくなった。
「ダグトリオが・・・一撃!?」
「雨の効果の重さを知らなすぎたな、小僧」
ジャイアンはダグトリオをボールに戻してカイリキーを繰り出す。
「進化しているのか。ふん。面白い。オムナイ「カイリキー、空手チョップ!」
油断している隙を突き、オムナイトを吹っ飛ばす。
「き、貴様・・・」
「油断しているほうが悪いんだよ!」
「ゆ、許さん! 行けカブト!」
甲羅を背負った生物が出てくる。
「また、盗品かよ!」
「なんとでもいえカブト、アクアジェット!」
水を噴射してカブトが突っ込んでくる。
「カイリキー、リベンジ!」
カブトの攻撃を耐えて、技の威力を倍にして返す。
カブトも呆気なくやられてしまった。
「小僧、いや剛田タケシといったな。俺は今までお前をなめていた」
カイが語る。
「だが、ここからは今までとは違いお前を敵として改めて認める」
カイがお辞儀をする。
「何だ? 今までは手を抜いていたとでも言うのかよ!?」
ジャイアンが聞く。
「ああ、そうだ。だが俺はお前を見直した。あいつ等が言っていたこと満更嘘ではなかったようだ」
ジャイアンが何か気になることを聞いた。
「あいつら?」
「話はここまでだ。覚悟は良いな剛田タケシ! こいつが俺の最後のポケモンだ!」
龍のような形をした水のパーティの切り札の一角とも呼ばれるポケモン、キングドラが姿を現す。
「キングドラ、龍の波動だ!」
波動が放たれる、凄まじい威力の波動が。
カイリキーはその波動をガードせずに受け、倒れこんでしまった。
「マジかよ・・・カイリキーが一発で」
ジャイアンが腰を落とす。
「ロケット団を甘く見すぎたな、剛田タケシ。後ろを見ろ、お前のパートナーも負けそうだぞ」
後ろを見るとカイリューに必死で立ち向かう出木杉の姿が見えた。
『カイリューには冷凍ビームを打つのが一番良いけどまだ覚えてるポケモンがいない』
出木杉が考える。
「カメール、水の波動!」
「10万ボルト!」
波動を突き抜け、カメールに電撃がほとばしる。
「カメール!」『やっぱりレベル差がきつい! ここまでか・・・』
出木杉が諦めたその時、何か音が聞こえた。
後ろから音が。
鳴っていたのはカイの腕時計だった。
「ソラ、行くぞ! 作戦終了だ」
「わかりました、カイ様。カイリュー!」
二人がカイリューの身体に乗り何処かへ飛んでいく。
あそこには・・・「潜水艇!」
二人はその様子を座り込んで見るしかなかった。
「ジャイアン! 出木杉!」
スネオとしずかが甲板にやってくる。
「スネオ君、しずかちゃん! 無事だったの!」
「ええ、何とか。それよりそっちは!?」
「見ての通りだよ、二人ともやられたよ」
座り込んだ出木杉が話す。
「俺たちは勝てなかった・・・」
『あのジャイアンが・・・よっぽどひどい負け方をしたのか』
スネオがそう思っているとドラえもんとのび太もやって来た。
「皆! 大丈夫だった!?」
「ドラえもん、のび太。そっちはどうだったんだ? あいつ等に勝てたのか?」
ジャイアンがうなだれて言う。
「僕は負けたけど、のび太君は引き分けに持ち込んだよ」
ドラえもんも落ち込んでいるようだ。
「のび太だけが引き分けか。幹部って強いんだね」
「スネオ、お前達の所にはいなかったのか?」
「いなかったよ。団員はいっぱい居たけど。僕達の所は時間稼ぎされた感じだったね」
スネオとしずか以外は全員が実力不足で落ち込んでいる。
「そういえば、気になることをいってたんだよ! あいつ等足止めってずっと言ってた」
全員が情報を交換している間、スネオとしずかは密かにロケット団に連絡を取っていた。
次の予定地はポケモンタワー。
作戦はタマムシシティで取るらしい。
一行は秘伝マシンを手にして次の町、タマムシシティに向かうことになる。
現在の状況
ドラえもん タマムシシティ ガーディLV41 ギャラドスLV39
のび太 タマムシシティ リザードンLV40 ピカチュウLV36
しずか タマムシシティ フシギバナLV44 ニドクインLV41 ペルシアンLV38
スネオ タマムシシティ クロバットLV44 ニドキングLV41 マルマインLV38
ジャイアン タマムシシティ カイリキーLV41 ダグトリオLV37
出木杉 タマムシシティ カメックスLV37 ピジョットLV36 フーディンLV33
投下終了です
前回レスくれた人ありがとうございました
指摘は名前を出す機会が多かったからとてもありがたかったです
ではまた
君にもピザを送ってあげるから住所教えなさい。
ピザ美味しいよ、是非食べるべきだ。
いつも通りの投下速度なら、今日か明日にはDP3氏が来ると予想・・・・・・
wktkして待ってる
投下します
>>365続き
デボン・コーポレーションの御曹司で元ポケモンリーグチャンピオン。
ダイゴの静かな中に見え隠れする威圧感に、さすがのアスナも動揺を隠せない。
「厄介な奴が現れたわね。しかしこのグラードンに勝てるかしら?」
ダイゴはフライゴンを自らの傍に呼び戻す。
「さて少しだけ頑張ってもらうよ、フライゴン」
「2対1でいいのかしら、後で負けた言い訳にされちゃたまらないんだけど」
アスナはユレイドルとグラードンで牽制する。
しかしダイゴは顔色一つ変える事無くその言葉を受け流している。
その態度に気分を害したアスナは無言で2体のポケモンを促す。
それに呼応してユレイドルのソーラービームとグラードンの大文字が発射された。
光と炎が混ざり合い、我先にとフライゴンに炸裂する。
「ふん、他愛もない」
そう言うアスナの余裕の笑みも、その直後に砂煙から見える光景にかき消される。
「アスナ君、力押しの戦い方でチャンピオンを倒せると思っているのか?」
フライゴンが展開した防御フィールドが全ての攻撃を弾いている。
「ちっ……まもって攻撃を防いだのね。しかしこちらの攻撃は途絶えることはないわよ」
守るは連続で出すとその成功率は落ちてしまう技だ。
次の攻撃は防げない。
二回目の大文字とソーラービームがチャージされ、即座に発射される。
しかしダイゴは全く動じない。
「単調な攻撃だ……甘いな」
フライゴンはその身を地中に沈め、攻撃を回避した。
「次はあなをほるで逃げたっての……チャンピオンの戦い方ってのはその場しのぎの逃げの一手なのかしら?」
アスナが笑う。
そう、このターンの攻撃を回避したとて、次に地中から現れれば無防備な姿を晒すことになる。
その時点でアスナの勝利だ。
2体のポケモンはその瞬間を逃すまいと攻撃態勢で構えている。
地中がわずかに盛り上がった。
『来る!』
アスナがそう思った瞬間、フライゴンが地中から飛び出し、グラードンに突撃する。
ダメージを受けたグラードンは思わず怯んで攻撃をやめてしまう。
「グラードン、何をしてるの!」
「王者の印の効果があったようだね。まぁグラードンの攻撃は受けるつもりだったが」
しかしユレイドルのソーラービームの照準はフライゴンを完全に捉えていた。
「けどソーラービームは直撃ね、吹き飛べっ!」
しかしアスナのその歓声を無視するかのようにユレイドルはソーラービームのチャージを続けている。
「そんな馬鹿な……チャージが終わっていないなんて!」
アスナの疑問にダイゴが答える。
「私が何の策もなく時間を稼いでいたと思っているのかい?」
ダイゴの背後で爆発が起こる。
その爆風の中から現れたのはなんとレックウザとボーマンダ。
「ナギのレックウザ……まさか!」
そう、レックウザの特性はエアロック。
全ての天候による効果をリセットしてしまうのだ。
ナギも目の前の状況を見て苦い顔をする。
「ここは…アスナのところまで誘導されたというの」
伝説のポケモンは互いがその特性を侵し合う存在、だからナギ達もわざわざ離れて戦っていたのだ。
ジャイアンがダイゴの元に駆け寄る。
「ダイゴさん、作戦大成功だぜ!」
「ご苦労さん、タケシ」
ナギとアスナは合流し、二人の前には3体のポケモン。
対するジャイアンとダイゴはボーマンダとフライゴン。
「3対2、天候をリセットしてもそちらの不利は変わらないようね」
アスナの言葉にニヤリとするジャイアンとダイゴ。
「3対2?違うぜ、こっちも3人だ!」
ジャイアンの声と共に空から現れたのは流線型の美しいフォルムの赤白のポケモン。
ダイゴ達の背後から現れたのは……
「3人目は僕だっ!」
「の、ノビタ!!」
対峙する6体のポケモン。
まず先に動いたのはダイゴのフライゴンだ。
「グラードンにすなをかけろ!」
フライゴンが砂を巻き上げ、グラードンの目をつぶす。
「まもる、あなをほる、すなかけ……完全にサポートに特化してるわね」
アスナは憎々しげに睨みつける。
グラードンの大文字は命中率に若干の不安があるのだ。
そして地震は彼らのポケモンに通用しない。
残る技は眠ると噴火しかないのだ。
続いてジャイアンのボーマンダが行動した。
「レックウザにドラゴンクロー!」
ボーマンダのドラゴンクローがナギのレックウザに命中する。
攻撃を受け、激しくのたうちまわるレックウザ。
「ど、どういうこと?」
ナギが焦るのも無理はない。
なぜかそのダメージ量が最初の遭遇時に食らった一撃よりかなり大きいのである。
『何かがおかしい』
アスナもレックウザの苦しみ様を見て何かがおかしいことに気がついたようだ。
しかしそれを考える間もなく、のび太のラティアスが波状攻撃をかけてくる。
「よし、トドメのりゅうのいぶきだ!」
ナギのレックウザが身構える。
いくら効果抜群とはいえ、竜の息吹のダメージならなんとか耐えることができるはずだ。
これを耐えれば、後はこちらの圧倒的な攻撃力で敵の主力であるラティアスを撃破してしまえばいい。
しかしナギの計算は脆くも崩れさった。
ラティアスから放たれた衝撃波はその一撃でレックウザの体力を全て奪ってしまったのだ。
「きゃああああああっ!」
乗っていたナギごとその巨体が落下していく。
瀕死になったレックウザはマスターボールに格納され、体を横たえるナギだけが取り残された。
「ううっ……竜の息吹があんなに攻撃力があるはずないわ……」
伝説のポケモンの1体であるレックウザがわずか1ターンで撃破されてしまった。
「対策さえしていれば例え伝説のポケモンというど、どうということはない」
ダイゴは諭すように言い放った。
レックウザが撃破されたことで再び日照りがその場を支配する。
しかし、たとえソーラービームが連射できたとしてもこの不利な状況と不可解な謎は変わらない。
『ここはツツジに任せて、一旦退却すべきね』
アスナはナギに目配せすると、グラードンに地震を命令する。
「うわぁっ!」
ポケモン達は浮遊しているので影響はないが、のび太達はその揺れの凄まじさに一瞬注意を逸らしてしまう。
その隙にアスナとナギはいずことなく姿を消してしまった……
投下終わり。
今回は少し尻切れ、後少しだけあるけどまた今度。
・・・やべぇ。何があったのかまったくもってわからねぇ。
・・・たんに俺が無知なだけか?
こんな時間にドラーモン氏乙。
ダイゴが激しく強いな。
すまん、この戦いの不可思議な理由は尻切れの部分で夜にでも説明するから。
乙でーす
夜が楽しみだ。
いつの間に。乙
ドラーモン氏の後で恐れ多いけど投下
ジャ「うああー、よく寝たなあ。」
ジャイアンはやっと目を覚ました。地面で寝ていたので泥だらけだ。
ジャ「次のジムはハクタイだな・・・説明書読んだから分かる。」
そういって206番道路に入ったジャイアン。だが自転車がないのでサイクリングロードで弾かれてしまった。
ジャ「おっかしいなー、シナリオに忠実に進んでたつもりだったのに・・・ああ、あそこから行くのか。」
サイクリングロードの下の道にジャイアンは気づいた。
上の道路と違って草むらや段差のある道をジャイアンは快調に進んでいった。
ジャ「やっぱり、上にはいっぱいトレーナーが居るんだろうな・・・こっちの道でよかったぜ!」
あくまで自分が正しいジャイアン。間違ってはいないのだがハクタイには一生着くことは無い。
と、そのとき、油断していたジャイアンに山男が気づいた。
山男「やあ、こんな所であったのも何かの運。勝負しようよ。」
ジャ「お・・・おう!望むところだぜ!」
山男はゴローンを繰り出した。
ジャ「強敵だな・・・カブト、硬くなれ!」
何気にカブトのデビュー戦だ。
山「かたくなる?この技を見越してのことか?じばく!」
ジャ「何!」
カブトとジャイアンの避ける暇さえ与えず、ゴローンは騒音とともに砕け散った。
ジャ「くっ・・・!いてて・・こんなところでじばくすんなよ!」
山「お前の手持ちの数は戦う前に見てるぞ。確か2匹だよな?」
イヒヒヒと笑う山男。ジャイアンは恐怖を覚えた。
山「次行くぞ、ズバット!」
ジャ「モウカザル、頼んだ・・・」
相性は不利、しかも山男の手持ちはズバットのほかにもう一匹いる・・・
ジャ「まさか・・・負けるのか・・・?」
今おかされている状況に気づいたジャイアン。時既に遅し。
山「エアカッター!」
ろくな指示を与えなかっただけにモウカザルはエアカッターをもろに受けた。
山「どうした?もう戦いを放棄したのか?」
ジャ「(・・・はっ!そうか、俺は現実世界では母ちゃんとジャイ子以外誰にも負けなかったはず!)」
モウカザル!みだれひっかきだ!」
激しい切り傷を負い、山男のズバットは倒れた。
山「そう来なくっちゃな。じゃあ行くぞ、ラムパルド」
ジャ「・・・・ら・・ラム?・・」
それからの戦いは見るに耐えなかった。ラムパルドのもろはのずつきにより、モウカザルの頭蓋骨は少し変形し、
やむなくモウカザルを戻したジャイアンは人とポケモンの両方にぼこぼこにされた。
のび「やっとハクタイに着いたよ。」
ドラ「うん。タウンマップで見ても結構進んでるね。」
二人はポケモンセンターに入り、互いの手持ちを比べてみた。
ドラ「ぼくたち二人ともノーマル、水、でんきの順番にポケモンを捕まえたね。」
のび「ってことは、ダブルバトルになったときにタイプが偏っちゃうね・・・・」
お互いのことを考えずに手持ちを選んじゃった・・・のびたとドラえもんは反省した。
ドラ「でも、くよくよしてもしょうがないよ!まずはこの町のジムに挑戦しよう!」
ハクタイジム前
ドラ「じゃあ、行ってくるよ」
のび「うん、くさタイプらしいけど、工夫して戦えばきっと勝てるよ。」
のびたの激励を受けてドラえもんはジムに入っていった。のびたが入らないのははジムリーダーと挑戦者への礼儀だ。
ドラ「(そういえば、ハクタイの森で会った人がここのジムリーダーだっけ・・・ロトムで戦えば勝てるかな)」
ドラ「お願いしま・・・うわー!凄い!」
ジムの中はガーデニングされて小さな森になっていた。全ての木にミノムッチがぶら下がっている・・・
ドラ「ここのどこかにジムリーダーがいるって事かな?すいませーん!ジム戦をしに来ましたー!」
声は良く響くが反応は無い。仕方なくドラえもんはジムリーダーを探して森の探索を始めた。
その頃、のびたは・・・
のび「ドラえもん、もうジムリーダーと戦ってるんだろうな。ぼくは何をしてればいいんだろう?」
ポケモンを育てるという考えはあえて口に出さない。この世界でものびたの面倒くさがりやは直っているわけでは無いのだ。
のび「ギンガハクタイビル、サイクルショップ・・・ん?あれは誰の家だろう?」
ハクタイの南の一軒家、オーキド博士の家にのびたは興味を持った。
のび「こんにちは・・・・やっぱり誰もいないな。昼寝にもってこいだ。」
のびたは床に寝転び、メリープを三匹数えると眠りについた。
ドラ「あの〜、あなたが確かここのジムリーダーですよね。」
ナタ「ハクタイの森で会ったわね。オバケは退治してくれたの?」
ドラ「はい。これがそn「あー、どんなポケモンだったかはいいから、さっさと勝負を始めましょう。」
ドラ「(お化けは見たくないのかな?)いけっ!ブイゼル!」
ナタ「行きなさい!ロゼリア!」
2匹のポケモンが森のフィールドに立った。
ナタ「そういえば名前を言ってなかったかしら・・・私はナタネ。草ポケモンの使い手よ。」
ドラ「遠慮なく行かせて貰いますよ。ソニックブーム!」
ナタ「しびれごなね」
瞬時に黄色い粉がまかれ、ブイゼルはしびれてうごけなくなった。
ナタ「今のうちに根を張って成長。」
ロゼリアは足を地面にめり込ませ、体に栄養を蓄えた。
ドラ「このままじゃ向こうが有利になるばっかりだ・・・ブイゼル!頑張って動け!そしてでんこうせっか!」
ブイゼルは自分の体に鞭打って立ち上がり、よろよろと走った。
ナタ「こっちには来ないでね、まきびし。」
ブイゼルの足にまきびしが食い込み、ドラえもんはポケモンを1匹失った。
ドラ「まだダメージも与えられてない・・・・ビーダル、まるくなる!」
ナタ「ビーダルのまるくなる・・・特性を最大限に利用しつつ転がるに持っていくコンボね・・・・くさぶえ!」
ビーダルは心地よい音色に聞き惚れてうとうとし始めた。
ドラ「もう!ビーダル目を覚ませ!ころがるだ!ビーダルころがる!」
ナタ「醜いわね〜、メガドレイン!」
ビーダルは体力が無くなって倒れた。
ドラ「残りはロトムだけ・・・電気技は草にはあまり効かない・・・もう終わりだ・・・」
負けを覚悟したドラえもん。だが、ふいに森の洋館で聞いた言葉が浮かんできた。
“いつかは・・・・いいトレーナーに・・会って・・・ここから離れろ・・・”
ロトムを森の洋館から離れさせたのは僕なんだ、僕がしっかりしなきゃ!
ドラ「いけロトム!」
ナタ「ロトム・・・?もしかしてそれって、森の洋館にいたポケモン?」
ドラ「そうですが何か?」
ナタ「・・・・・そのポケモン、ぜっっったい私にち近づけないでね。」
ドラ「はあ・・・?もしかしてこのポケモンが怖いですか?」
ナタ「こっ・・怖くなんかないわよ!ただちょっと・・・嫌いなだけよ!」
ドラ「ふ〜ん、ロトム、ナタネさんにおどろかす。」
ナタ「え・・・いやあっ!やめて!こっち来ないでえええ!!」
ドラ「(これを利用しない手は無いな)ナタネさん、バッジをくれればロトムを止めますよ。」
ナタ「バッジ・・・バッジならいくらでもあげるからさっさと出て行って!」
ドラ「ありがとうございます。」
ドラえもんは1つ目のバッジを手に入れた。
投下終了
人気投票前なので急いで書いてます。普段から頑張るということが苦手なんだよなあ…
乙。まぁ餌(?)があるから頑張れるってのもあるしな
いんじゃねーかw
嘲っている様にしか聞こえないお
人間なんてそんなもん
投下が増えるのはいいことよ
って言えばよかったな
君の言いたい事はわかった
許す
どうもお久しぶりです
これから投下しようかと思います
ジャイアン「お前何か出てけ!カバの顔なんか見たくないんだよ!」
宿に帰った俺は一人叫んでいた。
叫ばれたヒポポタスは悲しそうな目をしている。
ジャイアン「出てけったら出てけぇ!!」
二回目に叫んだときにはもうヒポポタスの姿は無かった。
ジャイアン「大体あいつ等に負けたのもあのカバのせいじゃ無いか……!」
俺は何時に無く怒り狂っていた。
俺は寂しくなった部屋の中で横になっていた。
ジャイアン(何かもうやる気の欠片もねぇな……)
ついこの間まではガキ大将として君臨していた俺。
しかしこの世界に来てからは酷いこと続きである。
スネオには負けたし出木杉にも負けたし、あのひ弱なのび太にも……
ジャイアン(ん?のび太?………確かアイツ……!!)
俺はベッドの上から跳ね起きた。
あののび太が伝説のポケモン「レックウザ」を扱っていたのだ(正確には扱ってないけど)
ジャイアン「のび太め…インチキしやがったな……!こうなったらドラえもんに……」
俺はすぐに部屋を飛び出そうとしたがある事に気づいた。
ジャイアン(俺……ポケモン持ってねぇや…
それに敗戦続きで金も無いし………これじゃ次の街へも、ドラえもんにも会えねぇ
……もうやだ……)
そこには「ガキ大将」としてのジャイアンの姿は無く
ただの貧乏トレーナー(ポケモン持ってないけど)としての姿があったのだ。
朝が来た――
俺は夜の内に準備しておいた荷物を持ち、宿から脱出を試みていた。
もちろん金が無いからだ。
ジャイアン(2階ぐらいなら大丈夫そうだな……)
俺は窓から飛び降りた。
俺が地面に足を着ける事は無かった――――
スネオ「らくしょーらくしょーww」
ボクは順調に進んでいた。
一つ目のバッジも楽にゲットし、もう有頂天だった。
スネオ(次は何所に向かえばいいんだっけ?)
最近は違うゲーム……いや、ポケモンが発売されてからもう1年近く経つから
少々忘れていることがある。
スネオ「まぁ最強のボクには関係無いけどね」
スネオは手に入れたばかりのピカピカのバッジを空に投げながら言った。
出木杉「おかしい……何でバッジが無いんだ?」
僕はジムに入ったところであることを聞かされた。
『バッジの在庫が無い、作るには後2週間掛かる』
とのことだ。
普通に考えてドラえもんの設定が間違っていたか……はたまたそういう設定にしたのか
旅をする前に聞かなかったから多分前者だろう。
出木杉(つまり少なくともこの世界のバッジはクロガネも合わせて…8つしか無い
そしてリーグに挑戦するには全てのバッジが必要
と、言うことは……多少は争うことになるか
肝心なのは今誰が一つ目のバッジを持っているか―――
武君と戦った時には「スネオの野郎に負けた」と言っていたな
………今一番進んでいるのはスネオ君と考えて良さそうだな)
僕は数十秒程そこに立ち尽くした後、行動に移した。
目的はバッジを奪うこと、つまりスネオを倒すことだ。
しかし僕の手持ちじゃ勝てるかどうかも分からない――
僕は近くの草むらへと急いだ。
のび太「言うこと聞けバカーーーーッ!!」
僕は相変わらずレックウザに説教を続けていた。
しかしもちろん言うことを聞こうとはしない。
長期戦なら勝てると言えば勝てるが、何しろ時間が掛かるし、
辺り一体を焼け野原にしてしまう。
このままじゃ何が起こるか分からない。
言い知れぬ複雑な思いだった。
のび太「そうだ、他のポケモンを捕まえればいいじゃん」
何故気づかなかったんだろう。
僕はそうと決まるとバッグから空のモンスターボールを取り出し、
草むらへと向かっていった。
ドラえもん「うぅ……此処は…?」
僕は奇跡的に生きていたようだ。
何せ未来のロボットだから耐水性も凄い。
ちょっとやそっとじゃ死なない。
ドラえもん「でも此処は何所なんだ……夜だし」
ドラえもん(ん?……何か足りないような…)
ドラえもん「あぁぁあっ!!!」
僕としたことがモンスターボールを無くしてしまったのだ。
これじゃあ野生のポケモンと戦うことも出来ない(秘密道具はあるけど殆どが点検に出している)
ドラえもん(早く……安全な場所に行かないと……!)
僕は頭の中がその事でいっぱいだった。
僕は立ち上がり、辺りを見回した。
辺りは暗く、物音もしない。
ドラえもん(早く…早く…早く!……)
僕は砂浜から離れようと前へ、前へと進んで行った。
ドラえもん(あ、灯りだぁ!!)
確かに灯りが見えた。
どうやら2階建てくらいの建物だ。
僕は暖かいものを求めて走り出した。
お腹も空いた。
パルパークか?
「はーーい、パークボールをどぞーーーー」
ドラえもん「え?、え?」
僕は係員に言われるがままにボールを持たされ、外へと放り出された。
頭の中は疑問符でいっぱいだった。
ふと空を見ると大きな……大きな鳥が飛んでいた。
それは夜の暗闇を消し去るかのように輝いていた。
そして時折森の方から何かが唸る様な鳴き声も聞こえる。
よく見ると黄色い光を帯びているようだ。
ドラえもん(何がどうなってるんだよ………帰りたい……)
僕は暗い大地にぺたんと座り込んだ。
機械である僕のお腹から「ぐぅ〜」と音がした。
ドラえもん(こうなるんならもっと朝ごはん食べておけば良かった……)
現在状況
のび太 レックウザLv90
ジャイアン 手持ち無し
スネオ フカマルLv14(バッジ1)
ドラえもん 手持ち無し
出木杉 ワンリキーLv13
投下終了です
段々ペースが落ちるかも
うどん乙
視点を変えるときは○○サイドとか最初に入れたほうがいいと思う
>>485 今の書き方だと読み難いですかね?
ですがその「○○サイド」の様な書き方だと某氏と同じ様になってしまいますし……
一人称で台本小説だとなんか違和感があるな・・・
俺は逆に〜サイドとか入れないでやるのも技術の一つだと思うけど
物語につながりがでる
好みじゃないか?まぁ、とにかく乙
スマソ
新人の中ではかなり面白いと思う、乙
新人の中で1番つまんないのって誰だと思う?
バーボンに逝け
復活
過疎ってるな。バーボンはそこそこ人いるんだが。
今から投下です。
≪ジャイアンサイド≫
俺はジャイアン。ガキ大将。
今、俺はキンセツジムでバッジをとったところだ。
そして、俺がバッジに見入ってる時だ。
――俺の目に一つのモンスターボールが映った。
のび太から奪い取ったキャモメ・・・か。
今思えば、悪いことしちゃったよな。
またのび太に会ったら、返そうか・・・。
そんな事を考えながら、俺は砂漠の所まできた。
よし、俺の思い通りだ。
そこにはワンリキーがいた。
そしてワンリキー向かって俺はボールを投げる――
だが、その前にワンリキーの拳が俺にヒットした。
どんどん俺の意識が遠のいていく・・・。
俺が最後に見たのは揺れているボールだった。
≪ジャイアンサイド≫
「気がついたか?」
目を開けると、そこには巨大な滝が流れている。
「ん?ここはどこだ?」
すぐさま俺は辺りを見回す。
俺が見たのは・・・変なコスチュームに身を纏った男。
「お前、誰だよ」
俺はその男から話しを聞いた。
そして、俺もその男にこれまでの経緯を話した。
ここは流星の滝。倒れていた俺を見つけて運んだらしい・・・。
「へえ。チャンピオンを目指すのか・・・」
男は感心したように言う。
「で、お前は誰なんだ?」
自分でも無愛想だと思ったが、聞いておく。
「ああ、名乗り遅れたな。俺の名はタケル。ドラゴン使いのタケルだ」
そう言うやいなや、タケルは俺を先導して歩き出す。
「おい、どこにいくんだよ?」
「チャンピオンを目指してるんだろ?ついてこいよ」
498 :
ルビー:2007/01/20(土) 20:56:26 ID:???
≪ジャイアンサイド≫
俺とタケルがついたのは小さな洞窟。
そこで、ようやく俺はタケルの言ったことを理解した。
「そうだ、ここにはタツベイがいるんだよな!」
タケルは頷く。そして首で俺を促した。
タツベイ・・・だ。
――タツベイは中々捕まらないな。
もう俺はボールを10個も使っていた。
その時、タツベイがよろけて地面に倒れこんだ。
疲れたのか?だがこれはまたとないチャンスだ!
「いけ、モンスターボール!」
俺は即座にボールを投げた。
そして、それは放物線を描いてタツベイにあたる・・・
カチン!
俺のボールが当たったのはタツベイではなく別のボール。
「誰だっ!」
俺が振り向いた先にいたのは――
「久しぶりだね、武君」
「お前は・・・出木杉!」
≪ジャイアンサイド≫
「なんで俺の邪魔すんだよ!」
俺が叫ぶと、出木杉がニヤニヤ笑い出した。
「いや、そのタツベイがほしくてね」
「てめえ!俺様のものを横取りするとはいい度胸じゃねえか!」
俺は懐のボールに手をかける――
「フフ・・・ハッハッハ!」
なんだよコイツ・・・。強い。今まで俺が戦った誰よりも。
出木杉はタツベイをボールの中にいれた。
――その時だ。緑の物体が出木杉を襲った。
緑のボディ、赤い目・・・これはフライゴンか!
そしてフライゴンの後ろにはタケルがいた。
「横取りとはいただけないな。俺が相手だ!」
――タケルまで負けちまった。
「じゃあね。武君・・・次に会う時はもうちょっと骨がある事を期待しているよ」
出木杉は去っていった。
俺は自分の不甲斐なさに怒りを感じ、ひたすら地面を叩く。
だが、俺の拳はタケルの手に抑えられた。
そして、タケルのもう片方の手にはボールが握られている。
「ほら、このタツベイをやるよ。大切にな」
投下終了です。
なんかグダグダになっちゃった
乙
ルビー氏乙です。
自分も今から投下します。これが最後か・・・
>>291の続き
雨が降り注ぐ中、エンテイとスイクン、のびたと出来杉が睨み合ったまま対峙している。先に動いたのはのびただった。
のび「エンテイ、炎の渦で僕たちを包め!」
本来、炎の渦は相手を中に閉じ込める技だ。だが、のびたは自分と出来杉の間を炎で包までた。前後左右、上を見ても炎しか見えない。先程降っていた雨もこの炎の中までは降ってこず、炎の中は完全に外界と遮断された状況となった。
出来「これは、なにか考えがあっての事かい?まあいい、こんな熱いところにいつまでも居たくないから早く終わらさせてもらうよ。スイクン、バブル光線だ。」
のび「エンテイ、穴を掘るで回避しろ。」
エンテイは地中に隠れ、バブル光線は外れて辺りを包む炎に当たった。ちなみに、バブル光線では炎を消すことは出来なかった。
のび「よし今だ、出て来いエンテイ!」
出来「そうはいかないよ。まもるだ。」
エンテイの攻撃はスイクンの見えないバリアに弾かれる。だが、攻撃が失敗したにもかかわらずのびたは笑っていた。
のび「作戦成功だ。出来杉、僕の狙いは穴を掘る攻撃じゃなくて、この距離に持ち込むことだったんだよ。」
出来杉が“しまった”と思った時にはもう、エンテイのアイアンテールがスイクンに命中し、スイクンはそこそこのダメージを受けた。普通に戦えばスイクンが有利だが、接近戦だけはパワーがあるエンテイの方が有利なのだ。
敵の攻撃を受けて苦しむスイクンに早くもエンテイの次の攻撃が迫る。
のび「いいぞエンテイ。もう一度アイアンテールだ!」
出来「そうは行くか!まもるだ。」
スイクンはアイアンテールを防いだ。だが、すぐに次の一発がきて、スイクンは地面に叩きつけられてしまった。
出来「何をやっているんだスイクン!くそ、使えない奴め!」
出来杉がスイクンを激しく罵倒する。その時、スイクンがいきなり犬のように遠吠えした。ふつうに吠えただけなのに、そのどこか美しい姿にのびたが、出来杉が、そしてエンテイまでもが動きを止めた。
出来「・・・はっ!今だスイクン、波乗りだ。」
先程の弱々しいバブル光線とは違い、スイクンは強力な波を起こした。エンテイは波に飲み込まれ、辺りを包んでいた炎の渦も消えてしまった。
出来「・・・やった・・・か?―――何!」
そこには、効果抜群の強力な一撃をくらいながらも立っているエンテイの姿があった。
出来「何故だ!瞑想で特攻を上げまくり、雨も降っているのに・・・ん、雨?」
自分の言った言葉に疑問を感じた出来杉は上を見上げてみた。そこには、信じられない光景が浮かんでいた。
出来「あ、雨がやんでいる!しかも、もの凄く晴れている・・・」
先程降らせた雨がやみ、辺りは曇り1つ無い晴天だった。驚く出来杉に、のびたは解説する。
のび「晴れているのはもちろんエンテイの日本晴れによるものさ。いつ使ったかというと、炎の渦を使ったすぐ後さ。」
出来「そうか・・・あの炎の渦は天気が変わったのを悟られないためだったのか・・・・・・」
出来杉はすでに負けを認めた、という顔をしていた。
のび「さあ、このバトルもこれで終わりだ。エンテイ、ソーラービーム!」
エンテイが放ったソーラービ−ムは晴れ模様広がる空に綺麗な弧を描き、スイクンに激しい一撃を加えた。そして・・・スイクンは倒れた・・・・・・のびたの勝ちだ!
バトルが終わり、出来杉はその場に跪いていた。自分の負けが信じられないようだ。
出来「そんな・・・この僕が・・・のびた君なんかに負けるなんて・・・・・・」
そんな出来杉に、チャンピオンとなったのびたが声をかけた。
のび「君はよく頑張ったよ、出来杉。ただ、敗戦の理由を挙げるとすれば・・・」
のびたの言葉など無視していたが、“敗戦の理由”という言葉に出来杉が反応した。
出来「そうだ、教えてくれ!なんで僕は負けたんだ!ゲンガー、フーディン、ブラッキー、スイクン・・・この地方でも屈指の強いポケモンを集めた!レベルもかなり上げた、戦略だって決して悪くなかった!それなのに、どうして・・・・・・」
うなだれる出来杉に、のびたは答えた。
のび「たしかに君の手持ちは悪くなかった。でも君が負けたのは、多分ポケモンへの愛情が足りなかったからだよ。君はポケモンをバトルの道具としか見ていなかった・・・」
その言葉を聞いた出来杉は彼を罵った。
出来「なにが愛情だ!笑わせるなよ・・・そんなもの・・・関係ない!関係ないんだよ!」
のび「君は僕がエンテイを出したとき、“エンテイは弱いからスイクンに勝てる訳が無い”と言ったよね。
でも僕は勝った。それは、エンテイが僕を信じ、僕の為に頑張ってくれたからさ。それに対して、君は
強いポケモンにしか興味を持たず、そのポケモン達をバトルの道具として扱ってきた。それが僕たちの差
だったんだよ・・・ここに来る途中、四天王のカリンさんも言ってた。『強いポケモン、弱いポケモン、
そんなの人の勝手。本当に強いトレーナーなら好きなポケモンで勝てるように頑張るべき。』ってね。」
それを聞いた出来杉は後悔した。自分の育て方は間違っていたのか、自分はダメな人間なのか・・・と。
出来「ねえのびた君。僕のポケモンは、こんな育て方をした僕を恨んでいるのかな・・・」
落ち込む彼を、のびたはやさしく慰めた。
のび「それは無いと思うよ。だってあの時・・・君のフーディンは自分の意思で勝手にミラクルアイを使った。
あれは君に勝って欲しいから、あの技を使ったんだと思うよ。それに君のポケモンは君の命令に忠実に従っていた。僕は、彼らなりに君を思っていたんだと思うよ・・・」
それを聞いた出来杉は後悔した。自分の育て方は間違っていたのか、自分はダメな人間なのか・・・と。
出来「ねえのびた君。僕のポケモンは、こんな育て方をした僕を恨んでいるのかな・・・」
のび「それは無いと思うよ。だってあの時・・・君のフーディンは自分の意思で勝手にミラクルアイを使った。あれは君に勝って欲しいから、あの技を使ったんだと思うよ。それに君のポケモンは君の命令に忠実に従っていた。僕は、彼らなりに君を思っていたんだと思うよ・・・」
出来杉は遂に泣き崩れた。自分のポケモンは、あんな育て方をされたにも関わらず、僕のことを愛してくれていたんだ、と。
出来「ありがとうのびた君。やはり君は、素晴らしい心の持ち主だよ・・・」
出来杉がのびたをを褒め称えたその時、彼の体がだんだん消え始めた。ゲームオーバーだ。最後にふと、上を見上げた出来杉はあることに気付いた。(チャンピオンルームの天井は開閉式になっているのです。)
出来「ねえのびた君。空を、見てごらんよ。」
彼に言われた通りに上空を見上げたのびた。そこには、バトルの天候技によって大きな虹が架かっていた。
のび「うわあ、綺麗だね。ねえ、出来杉!」
のびたが先程まで出来杉がいた位置を見ると、もうそこに出来杉の姿は無かった。
出来杉英才、ゲームオーバー
遂にたった一人になったのびた。彼は最後の殿堂入りを済ますため、奥の部屋へ向かった。
のび「うわあ、ここが殿堂入りの部屋か・・・」
そこは、チャンピオンを讃えるに相応しい素晴らしい部屋だった。のびたが慣れない手つきで機会を触り、自分のデータを登録すると、突然ポケギアから音声が流れ出した。
ギア「おめでとうございます。よくぞ、このゲームをクリアしましたね。褒美として、あなたの願いを1つ、叶えて差し上げましょう。」
願いを叶える?突然の出来事にのびたは戸惑った。おそらく、ドラえもんが優勝者のために仕掛けていたサプライズだろう。
のび(願いかあ・・・何にしようかな。さすがに“願いがいくつでも叶いますように”は無理だろうな・・・)
のびたはいろいろと考えてみた。新しいラジコンが欲しい、テストで百点が取りたい、ジャイアンに
喧嘩で勝てる程強くなりたい、野球の試合でホームランが打ちたい、しずかちゃんともっと仲良くなりたい・・・等様々なものを考えた。だが結局、彼はこれを自分自身のためには使わなかった。
のび「じゃあ、僕の願いを言うよ。それはね・・・・・・」
そして、のびたが願いを言い終えると同時に、のびたの体は消え始めた。現実の世界に帰るときが来たのだ!のびたはポケモンたちを出し、泣きながら彼らに別れを告げた。そして、のびたの体はこの世界から完全に消えていった・・・・・・
野比のび太、ゲームクリア
―――それから一年後
ここ、空き地では、今日ものびたたちがDSのポケモンバトルを繰り広げていた。
彼らが熱中しているのは、一週間前に発売されたばかりの金銀のリメイク版「サンゴールド&ムーンシルバー」である。
ジャイ「オーダイル、噛み砕くだ!」
のび「ああ、僕のヤドキングが・・・」
スネ「これで4対3、ジャイアンの勝ち越しだね。」
のび「何!まだまだ、次こそ勝ってやる!」
ジャイ「ガハハハハ!かかって来いのびた!」
そんな彼らの様子を見て微笑みながら空き地の隅で談笑しているのはドラえもん、出来杉、しずかの三人だ。
出来「それにしても驚いたね。まさか金銀のリメイク版が出ることになるなんて・・・」
しず「そうね。ねえ出来杉さん、ドラちゃん。私たちもそろそろ混ざりましょうよ!」
出来&ドラ「うん!」
ドラえもんには1つ気がかりなことがあった。あの後、ポケモン世界から帰ってきたのびたが言ったのだ。
『まさか願いを叶えてくれるなんて、すごいサプライズだったよ。さすがドラえもん!』と。だがドラえもんにはまったく心当たりが無かった。おまけに、のびたになんと答えてのかいくら訪ねても“秘密”と言って教えてくれなかった。
・・・この先も彼らの友情は永遠に続くだろう。なぜならのびたが『僕たちがずっと友達でいられますように!』と願ったからだ。あのゲームは、とても素晴らしいプレイをした人の願いを叶える極秘システムがあったのだ・・・・・・
曇り1つ無い青空に、6人の笑い声が絶えず響いていた。
―――完―――
読者の皆さんへ
どうも、金銀物語です。今回の24回目の投下で、遂にこの物語は完結しました。書いていた影響からか、金銀リメイク版がかなりやりたくなってます。
初めて作品を投下したころは、sageも知らない素人でしたが、皆さんが暖かく見守ってくださったおかげでなんとか完結させることが出来ました。
プレイしたのが何年も前の金銀編を書くのは大変でした。時には攻略サイトから必死で探し、時には必死でストーリーを思いだいながら書きました。(最後のバッジを取るときに龍の牙をとりに行くイベントが無いですが、これは必要ないと思ったので省いただけです)
スランプに陥り、書く気力がしなかった時もありましたが、「乙」「GJ」などとコメントを貰うと、次も頑張って書こうとやる気が出ました。
次回作を書くかどうかですが、一応次の作品の構想は練ってあります。ですが、私は一応学生(中2)ですし、来年は受験も控えているので書けるかどうかは分かりません。とりあえず書くとしたら名前と酉は変えますが・・・
もちろんこれからもこのスレは見ていきます。最後に、この作品を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。一度も読んだことが無い人は、暇なときにでもいいので見てやってください。それでは、さようなら。
作者、金銀物語より
乙!最初の完結作品になったな・・・
乙 涙が止まらない
今までお疲れ
次回作も期待して待ってます
ヒント:赤髪
今までお疲れ様。同じ中2でびっくりした
>>509 中2だったとは
金銀リメイク望んでる俺にとっては金銀物語氏の物語は新鮮で好きだった
乙
今 ここに 金銀物語完結
今まで本当に乙でした
感動をありがとう
こういうの…いい。
そういやたしかに赤髪って居たな
. -―- . やったッ!! さすが金銀物語氏!
/ ヽ
// ', 夢の金銀リメイク小説を
| { _____ | 見事に書き上げ、完結させた!
(⌒ヽ7´ ``ヒニ¨ヽ
ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′ そこにシビれる!
/´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {. ヽ _ _ あこがれるゥ!
`r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ ) ( , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
{(,| `'''7、,. 、 ⌒ |/ニY { \
ヾ| ^'^ ′-、 ,ノr')リ ,ゝ、ー`――-'- ∠,_ ノ
| 「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
, ヘー‐- 、 l | /^''⌒| | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
-‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ !‐}__,..ノ || /-‐ヽ| -イ,__,.>‐ ハ }
''"//ヽー、 ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿! , -===- 、 }くー- ..._
//^\ ヾ-、 :| ハ  ̄ / ノ |. { {ハ. V'二'二ソ ノ| | `ヽ
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<. / |. ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ
金銀物語乙!
次回作はないのかな
金銀物語氏乙です。
自分が書き始めたのも金銀氏に影響されてです、完結本当にお疲れ様でした。
今から投下させて頂きます。
前回は
>>440-448
ここは タマムシシティ
タマムシ 虹色 夢の 色
階段を上る少年がいる。
その少年の名はのび太。
タマムシシティではロケット団と戦闘が確実にあるため
戦力を充実させる為、各自行動を別にした。
のび太はひたすら階段を上がり、ポケモンを貰いにいった。
屋上につくと日が出ていて眩しい。
眼鏡がキラリと光るのび太は屋上の家の扉を叩いた。
屋上で授業を受けるのび太。
いつも通り眠気がきて眠ってしまう。
先生からチョークと爪が飛んできた。
のび太は『先生の爪』を手に入れた!
『いらないな』
先生の爪を捨てた。
授業が終り先生からポケモンを貰う。
イーブイだ。
のび太は目的のものを貰いレベル上げに向かう。
さっき上がった長い階段を、今度は降りていく。
イーブイが『先制の爪』を持っていることに気がつくのはシルフカンパニーと言うのは秘密だ。
スロットを廻している二人が居る。
右からジャイアン、ドラえもん。
しずかは目的のヒンバスを手に入れ、出木杉とスネオは皆の為に買い出しに行っている。
「でねえなあ」
「しずかちゃんはすぐ当たりが出たのにね」
しずかはロケット団に頼んでコインがはずれでも出るようにしていたのだがそんなこと二人は知らない。
「よし!」
二人が景品交換所から出てくる。
「ナマケロか、こいつにはゲームで世話になったんだよな」
モンスターボールをかざしてジャイアンが笑う。
「僕もダンバルをゲットしたしね。やっぱり景品は変えて正解だったね」
ドラえもんが笑いながら話す。
「そうだな! 今からレベル上げしようぜ。予定ではタマムシにどれぐらい滞在するんだ?」
ジャイアンがドラえもんに聞く。
「後二日だね、スネオ君としずかちゃんが反対したけど・・・」
「あの二人は強いからな。実力はトップ2だし、俺たちの状況がわかってねーんだよ」
のび太はレベルを上げに行くといっていた。
出木杉も同じだ。
しずかとスネオはカジノで技マシンの調達をするらしい。
「僕達もレベルを上げよう! 前回は負けてしまったけど次回は・・・」
「『絶対勝つ』だな!」
二人がタマムシの外を目指して歩き始めた。
その後ろでは・・・。
ロケット団アジト
「久しぶりだなしずか、スネオ」
前に男が居る。
ロケット団首領、サカキ。
「お久しぶりです、サカキ様」
「まあ、私はこれからシルフを落としに行くから話には参加できないがな」
「シルフを・・・?」
「お前達が2日ポケモンタワーに攻撃しないで欲しいといったからな。
先にシルフを落としてしまおう、というわけだ」
隣にいた副首領、カイが答える。
「そういうことだから、私とカイはシルフに向かう。
そっちですることは3幹部と一緒に決めるんだ、わかったか?」
場にいた全員が『わかりました、サカキ様!』と答えた。
「それで、どうするのさ?」
赤いバイクスーツを身に纏った女、ハルが二人に聞く。
「ソラさん。2日後ポケモンタワーに向かってください」
しずかが説明を始めた。
「わかりました」
「ハルさんとヒョウさんはここに待機して、上手くシルフスコープを渡します」
「渡すって、どういうことさ!」
ハルが激昂する。
「渡さないと、相手がここに居座りつづけます。二人で全員を倒せますか?」
「俺たちはシルフで叩き潰すべきだといってるんだな?」
しずかが頷く。
「そこでロケット団の戦力が全部そろいます。ここで叩き潰さない手はありません」
しずかが作戦を説明した。
「ということです。いいですか、皆さん?」
「異議はないね」「特に文句はない」「わかりました」
全員が返事をする。
「それじゃあ作戦も決まったし各自、自由行動で行こうよ」
言葉を受け全員が解散していく。
ハルがスネオとしずかを呼び止める。
「はいこれ。言われてた技マシン」
「ありがとうございます」
ハルから技マシンを受け取りリュックに入れる。
「全員に景品を上げるとは太っ腹だねえ」
「二人分だったら更におかしく思われるよ!」
「そりゃそうだね」
ハルが笑う。
「スネオ、しずか。引き続き監視を頼むよ」
「わかりました」「了解」
ハルから命令を受けて、二人はロケット団アジトを後にした。
タマムシシティ ポケモンセンター
「今日は色々あったね」
ドラえもんが全員に言う。
「俺たちも強くなったしな!」
「後一日あるんだから、明日もレベル上げをしよう」
「明日は二人も参加するよね?」
のび太の問いにスネオとしずかが答える。
「ああ、技マシンも揃い終わったしね」
「私たちもレベルを上げなくちゃね。皆に抜かれるわ」
そう言うと全員が寝台にについて体を休めた。
現在の状況
ドラえもん タマムシシティ ウインディLV48 ギャラドスLV39 メタングLV31
のび太 タマムシシティ リザードンLV44 ピカチュウLV41 イーブイLV35
しずか タマムシシティ フシギバナLV46 ニドクインLV43 ペルシアンLV40
ミロカロスLV37
スネオ タマムシシティ クロバットLV49 ニドキングLV46 マルマインLV43
ジャイアン タマムシシティ カイリキーLV45 ダグトリオLV41 ヤルキモノLV32
出木杉 タマムシシティ カメックスLV44 ピジョットLV40 フーディンLV39
投下終了です
今回は少し短めですが次回は多くするよう心がけます
レスくれた方々ありがとうございました
ではまた
>>450 お気遣いだけありがたく頂きます。
いや、気持ちだけじゃ足りないだろう?
ピザ送るから住所を教えなさい、うん、そうするべきだよ
これから投下します。
金銀物語氏、お疲れ様でした。
その頃―ワカバタウンで、不審な男女二人組がいた。
別に、この時間帯でうろつくのは、田舎町のワカバタウンでもおかしいことでもないし、その二人が挙動不審なことをしていた訳でもない。
ただ、その服装は、未来の服を思わせ、胸には大きな赤い拳のマークがある。
そのうちの一人、男の方が言う。
男「…………此所に、辿りつけたのは、俺達だけか………。
他の奴らは…………。いや、考えるまい。」
男はしみじみと周りを見回す。
一体、この世界はどんな世界なのだろう。
女「町の外を見てきたわ。
見たこともない生物がいる。
やはり、ここは異次元空間ね。
何故、この時代にあるのかはわからないけど。」
女は言った。
こちらの心を見透かすように。
男「なんにせよ、任務の為、この世界の情報は必要だ。
それに、ここは恐らく誰かに創られた次元。武器や、通信機器、特定の道具が全て消えてしまった。
それに、お前の能力は情報収集に向いているからな。」
男の言葉に女が頷く。
すると、女は何処かへ行ってしまった。
男「この仕事に失敗は許されない……
何故なら、この為に俺達は生まれてきたようなものだからな……」
そう呟くと、男は犠牲になった友人達に祈りを捧げた。
マツバ「うえっ……、酷いな……」
ヨシトの体の惨状は凄まじいものだった。
それを書くのは気が引けるので、ここでは省略させてもらうが。
そして、ドラえもんはショックの余り、立ち尽くしていた。
この世界の死、則ち現実の死ではないことは分かっているが、流石に気がめいる。
それより、ジャイアンとスネ夫に、作戦前にこの事を伝えなければならないのは考えただけでも辛かった。
マツバもそれを察したようで、
マツバ「………君は、もう帰ってもいいよ。
話は明日聞くから……」
と、言ってくれた。
ドラえもん「わかりました………」
ドラえもんは重い足を、ポケモンセンターに向かわせた。
ああ、なんで、頼まれたからといって、皆をこの世界に連れて来たんだろう。
僕のバカバカバカバカバカ。
ドラえもんが失意に陥っているとき、目の前から人影が現れた。
その人影は近付くにつれ、鮮明になる。
そして、それは自分が最も安否を気遣う人物だと解った。
ドラえもん「のっ、のび太君………?」
のび太「ドラえも〜ん!!」
ドラえもんはのび太に抱きつく。
ドラえもんの目からは、涙が出てきた。
ドラえもん「のび太君!
なんで無事だったの?」
ドラえもんは泣きながら聞いた。
のび太「話せば短いんだけど、実はビリリダマが爆発したとき、フーディンのテレポートで逃げたんだ。
それで、ここまで来るのに時間がかかっちゃった。」
ドラえもん「あっ………」
成程。
確かにのび太が爆発で死んだのなら、跡形もなくなるのはおかしかった。
のび太より明らかに強い爆発で死んでいたヨシトは、まあ、あれではあったが体はちゃんと残っていた。
少し考えれば分かることだが、自分としたことが、動揺して考えつかなかった。
ドラえもん「まあ、良かったよ。
とりあえず、ポケモンセンターまで帰ろう。」
ドラえもんは、そう言うと歩きだした。
無事だったのはいいが、のび太がまだ警戒する存在であることに変わりはない。
この世界では自分達、プレイヤーが干渉しない限り、人が死ぬことはない。
それ故、ヨシトの死も、ゲーム内の誰かの干渉によるものだろう。
それの元凶は恐らく99%、時間犯罪者。
だとしたら、常に自分が監視していたのび太が黒である可能性は低い。
しかし、しずかの時といい、奴は遠隔で人を殺せる。
それがある限り、警戒を緩めるべきではないが、ヨシトの死は見る限り、どうひいきめに見ても自殺。
故に殺されたとは考えにくい。
だとしたら、のび太ではない人物が直接ヨシトに催眠術などの、なんらかの操作を施した可能性が高い。
しかも、もしのび太が時間犯罪者としたら、わざわざ、自分の前に現れるだろうか?
死体がないことから、のび太=時間犯罪者だとバレても、フスベで待ち伏せ作戦を採った方が得策ではないのか?
ここで、自分が殺されるということも考えられるが、手持ちのレベルや、相性からいって恐らく無理。
それに、もし能力で殺すのなら、やっぱりわざわざ自分の前に現れる必要がない。
やはり、のび太はシロなのか?
考えれば考える程、深いループにはまっていく。
ドラえもんが、その様な思索に耽っている内に、二人は再びポケモンセンターに着いていた。
ドラえもんとのび太はフロントで部屋の鍵を受取り、各々の部屋へ向かう。
そして、二人がそれぞれ、部屋に入ろうとしたとき、ドラえもんが言った。
ドラえもん「のび太君、ヨシトさんの事は明日話すよ。
今日は、色々あったから、明日の為にゆっくり寝た方がいい。」
のび太「うん、そうする。おやすみ。」
ドラえもん「おやすみ。」
二人は、そう言い合うと部屋へ入った。
ドラえもんは部屋に入った瞬間、またポケットから蚊メラを取り出す。
やはり、疑いは若干晴れたとはいえ、完全にシロとは言えないし、もし、この状況でのび太が時間犯罪者なら、自分が殺される。
多分ないと思うが、あのタイミングからいってヨシトの凶行はのび太の挿し金の可能性もある。
自分の身を守る為にも、ここで妥協するわけにはいかない。
ドラえもんの盗聴は朝まで続いた。
のび太は部屋に入るとすぐにベッドの上で横になった。
こみあげる笑いをこらえながら。
のび太の策は、ドラえもんがチェックインの時に書いていた名前を見る(書いていた時に名前を見れなかったのはのび太最大のチョンボだったが)という単純な策であった。
しかし、それには問題があった。
あの忌々しい青狸の盗聴である。
部屋から出るのは、単独行動になり、青狸のお付きがつくので不可。
それに、わざわざ名簿を見せてくれと言うのはあからさまに妙だろう。
それ故、フロントの名前を見るには、センターの職員及び、糞狸達をセンターから引き離すことが必要だった。
そこで今回、ノートの隠された力を使わせてもらった。
このルールは、メガネにも話していないが、実はこのノート、対象者の死の前の状況、死因、命日をある程度操作することが出来る。
ノートに記入したのは以下の通り。
名前【ヨシト】
死因【爆死】
手持ち【ニョロゾ・メノクラゲ・ドククラゲ】
死の前の状況【ショップで出来るだけ多くの元気の欠片を買い、アサギから、自転車でスリバチ山へ向かい、時間に間に合うようできるだけ、じばくの使えるポケモンを捕獲。
その後、発狂しながら、エンジュの重要文化財を襲撃。
襲撃中、人を殺したと思い込み、200×年×月×日午後7時30分自殺】
まず人の目につき、この町のシンボルである文化財を破壊することにより、ポケモンセンターの職員を引き離す。
青狸も当然現場に向かう。
その時点でポケモンセンターはもぬけのカラ。
何故、人を殺したと勘違いするという条件をつけたのかは、自然な形でテレポートを使い、ポケモンセンターに戻るため。
戻れば無人のポケモンセンターで優々と名簿を見ればよい。
しかし、これも、実行するにはネックがあった。
それは、青狸の監視の可能性。
もし、監視されていた場合、これを実行すれば殺害方法もバレ、確実にアウトだろう。
しかし、盗聴のみならノートを使い、これを実行することは極めて容易。
だから、青狸が監視をしているか、していないかを確かめる為にこのポケモンを使った。
それはラッタ。
この一週間、一緒にいたお陰で、俺は奴がなぜか、ネズミのたぐいが嫌いで、見たら発狂しだすことを知っている。
だから、敢えて部屋の中でラッタを繰り出し、視覚のみの情報を送り続けることにより、奴の反応を確認。
全てのポケモンを繰り出したのは、ラッタだけ出すと余りにも不自然で後々、疑われる可能性があるから。
そして、奴の反応から少なくとも監視はしていないと判断し、この計画を実行した。
しかし、奴は計画の為には今は殺せない。
いや、殺すと策の成功率が低くなると言った方が正しいか。
とりあえず、明日はあの女に腕をみせつける日だ。
もう、起き続けてる理由もないし。
寝よう。
のび太は修行の疲れを癒すべく、床についた。
今日はここまでです。
これから先、金銀物語氏の作品が見れなくなるかもしれないのは残念ですが、完結おめでとうございます。
何しろこちらはまだ、三割も終わってないですから完結までもっていける構成力が羨ましいです。
〜ルールその4〜
名前、手持ちを書いた後、【死因】と書けば、更に六分四十秒死の状況、死因、死の時間を書く時間が与えられる。
しかし、それに他人の名前や、どうしても不可能な事が書かれていれば、それらは全て無効になり、40秒後に心臓麻痺になる。
ノート氏乙です。
これより投下します。前回
>>389
541 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/20(土) 23:29:36 ID:Uc1vZcnH
クロガネゲート
スネ夫は、進化したビーダルと、ここでゲットしたズバットの育成に励んでいた。
最初はビーダルを引いたことを嘆いていたスネ夫だったが、次第にビーダルの隠された強さに気付いた。
スネ「実はビーダルって使えるよな、とくせいたんじゅんは僕に相応しいな、それにズバット
もゲットしたし、これであの時僕を笑ったやつ全員とあの野郎を蹴散らしてやる、って何だ?」
あの野郎とはゆうたのことだ、そうやって燃えていたスネ夫だったが、突如来た沢山の足音にに気付き、
慌てて身を隠した。
身を隠したスネ夫が見たものはここにいる筈の無い連中だった。
スネ「な、何だ、どうしてここにギンガ団が、そ、それにマーズもいるぞ」
こんな光景はシナリオではありえない、クロガネゲートにギンガ団は出てこないし、マーズが出るのは
もっと後のはずだ、
マー「お前ら、しっかり探せよ、計画達成に重要なものだからな」
呆然とするスネ夫の前でギンガ団はあるものを掘り出した。
下「ありました。マーズ様、だいちのプレートです」
マー「よしお前ら良くやった、長居は無用だ撤収するぞ」
ギンガ団は素早くクロガネゲートから撤収していった。
スネ「な、何だってんだ・・・」
ギンガ団の姿を目で追いつつ、スネ夫は呆然と立ち尽くしていた。
某時刻 トバリシティギンガ団本部ビル
マー「アカギ様、だいちのプレートを入手しました。」
マーズはアカギに大地のプレートを差し出していた。
アカ「そうか、マーズ良くやった。これでわれわれの計画は一歩前進する。」
サターン「アカギ様、そろそろ我等にもアカギ様の計画の中身を教え願えませんか。」
その場にいたサターンが問い掛けた。隣にいるジュピターも同調する。
アカギが何か言いかけた瞬間、横槍が入った。
??「あなた方がそれを知る必要は無くてよ」
暗闇の中から、豊富な金髪にカールをかけた美女が現れた。
アカ「おお、きたかヴィーナス」
とたんにサターンら3人がいきり立つ、
サタ「貴様、何しに来た。それに何だその言い草は、」
ヴィ「あらあら、おきつい事で、わたくしはアカギ様にハクタイでの計画の経過説明に参りましたのよ。
それに、ゲームのプログラムに過ぎないあなた達に、その計画の中身を知る必要はなくてよ」
サターンの言葉を受け流し、きつい一撃を加えるヴィーナス。この言葉にサターンも切れた。
サタ「何だとっ、貴様!」
アカ「まてっ」
ヴィーナスに掴みかからん勢いのサターンをアカギが止めた。
アカ「確かにお前の言うことも分かる、だがヴィーナスらは、ただのゲームプログラムに過ぎない我々を
解放した、だからこそ我々は自由に活動できるのだ。そこの所も考慮してくれ、」
サタ「わ、わかりました。」
アカギに諌められ、サターンは渋々引き下がる。
アカ「では諸君持ち場に着いてくれたまえ、ではこれまで、」
アカギは壁の奥に消え、ヴィーナスも去っていった。
その場にいた三人は奥歯をかみ締めながら、その場を離れた・・・
ノート氏乙
ソノオタウン
のびた達はここで更なる戦力補強をすべく動き出した。まず最初に甘い蜜を出すために、
シナリオを発動させた、先に言ったゆうたは、甘い蜜に興味が無かったので発動させなかった。
まずシナリオ通りに行くと、ここで少女との遭遇がある、それが済むと今度は下っ端との戦闘だ、
しずかとのびたはこれをダブルバトルで叩きのめした。そして3人は発電所まで駒を進めた。
ドラ「じゃあ、マーズとの戦闘だけど、僕がやるね、いいかい?」
のび「いいよ、さっき僕達が戦ったし、今度はドラえもんが経験値ためてきなよ、」
この男、完全にマーズのことをなめている。まあしかし事実なのだから仕方が無い、
発電所に入ったドラえもんはマーズと相対した。
ドラ「やい、Lv16のブニャット使う改造厨め、同じニャルマー使いとして君には負けないぞ」
相手のマーズの闘気は凄まじかった。
マー「だまれ!貴様を叩きのめして、あの女の鼻を明かしてやる!」
ドラ(あの女?ジュピターのことかな?まあいい)「行けニャルマー」
マー「いけっ!ズバット」
だが、悲しいかな、いかに闘志があってもLvの差だけはどうにもならない、マーズはあっさり敗北した。
マー「くそーっ!覚えていろっ」
マーズはいつも以上に叫んで逃走した。
以上です、
なんか書き込むたびにトリップが消えてsageもなくなるという異常事態に落ちいっています。
付け忘れたので追加、
現在 現在地
ドラえもん ソノオタウン ニャルマーLv22コダックLv21
のびた 同上 ハヤシガメLv22ルクシオLv22
しずか 同上 ポッタイシLv23ムクバードLv22
スネ夫 クロガネシティビーダルLv20 ゴルバットLv22
ジャイアン 繋がりの洞窟 モウカザルLv21ユンゲラーLv23ワンリキーLv17
ゆうた 205番道路 ルカリオLv23 ギャラドスLv23
乙。
悲しみながらもビーダルを上手く使おうとする
スネオに惚れたw
俺は今またこうしてパソコンの画面を見ている。
ドラえもん×ポケモン……最近は+αも増えている。
だいたい初代から読み続け、暫く離れていたものの、またはまってしまった俺。
いつまでこんなこと続ける気なのかと自問してたわけでもあるがそんな最中だった。
金銀物語氏が完結した――
それ以前にも完結した作品はあっただろうが、こうして直面したのは初めてだ。
……俺は目を見開いて暫し固まった。
金銀物語氏はちゃんと話を完結した。作者としてやるべきことをやったのである。
俺は読んだことがなかったが、どうやら幾つかの困難も乗り越えてきたようだ。
そんな金銀物語氏の姿はまぶしく思えた。
……俺はいつの間にか微笑んでいた。
(俺も頑張らなきゃな……)
俺はそう心で呟きながら、明後日の予定表を見る……
と、まあ小説になっちゃったわけだが、金銀物語氏そしてほかの作者の方々も乙です。
投下いたす
>>458続き
目覚めのほこら。
最深部にいるのはヒースとの戦いを回避したツツジ。
目の前には人ひとりが通れるほどの穴があいている。
「静かになったわね……どうやら他の女達は全員失敗した、ということかしら」
しかし賢明な出木杉はさらにもうひとつ手を打っていた。
ツツジのポケモンでルネの地盤を破壊するという最後の作戦だ。
その為にレジスチルとレジアイスはすでに街の東西の地下に潜らせてある。
「さて、景気よく吹き飛ばしてフィナーレとしましょうかしら」
しかし、2体のレジ系ポケモンが掘った穴から二つの光が現れ、ツツジのボールに収められてしまう。
「レジアイスとレジスチルが瀕死になっている……」
さっきのは2体のポケモンが倒され、戻ってきた光。
「ふふふ、ボクはルネジムでの不自然な撤退からずっと君をマークしてたのさ……」
「……誰かしら?」
穴から現れたのは特徴的な髪型をした一人の少年だ。
「あんたは……たしか前に半殺しにした……」
そう、スネオという少年。
元・出木杉様の仲間だったグループの一員だ。
「出木杉も頭はいいんだけど、作戦にズルさがないよね」
スネ夫がいやらしい笑みを浮かべる。
そう、今回の戦いはダイゴとスネ夫の共同立案だったのだ。
wktk
「出木杉様と頭脳で張り合おうとは無謀もいいところね」
「そのご自慢の出木杉様の作戦はことごとく失敗してるじゃないか」
口の減らないスネ夫の態度に怒りを顕にするツツジ。
「出木杉様の作戦が失敗したのはあの女たちが腑甲斐なかったからよ……でも私は違うわ」
「違う?」
スネ夫の疑問にツツジは無言で親指で合図する。
スネ夫がその指の示す先を目で追うと、そこにはぽっかりと穴が空いていたのだ。
「……まさかっ!」
「そう、そのまさかよ」
スネ夫はツツジのしたことを瞬時に理解した。
「倒されたレジロックを復活させていたのか……」
「ご明答」
しかもレジロックが掘った先はルネジムの真下だ。
あの位置で大爆発されれば避難所であるジムは湖に沈んでしまう。
「レジロックが瀕死だと思い込んでいた考えの浅さが敗因ね、ふふふ」
勝ち誇るツツジとガタガタと震えるスネ夫。
しかし、スネ夫の動きは突然止まった。
「『敗因ね、ふふふ』だって。ぶはははは!」
「な、何がおかしいの!」
そういうツツジの背後の穴から突然レジロックが弾き飛ばされてくる。
「な、なにッ!」
「フロンティアブレーンが全員上にいると思い込んでいた考えの浅さが敗因じゃの、ふぉふぉふぉ」
そこにいたのはケッキング、そしてパレスガーディアン・ウコンだった。
「う、裏切り者のウコン…まさかこんな隠し玉がいたとはね」
倒されたレジロックを回収するツツジ。
スパイだったウコンを戦いに出すとは想定外だった。
『こいつらの人の良さには反吐が出るわ』
しかし今回は結果的にそのウコンが作戦を妨害した。
「今回は引き下がるしかないようね……まぁ、ここにウコンがいるなら上はその分手薄ということ……」
ツツジは穴抜けの紐を使うとその場から姿を消した。
「上が手薄……まだ何かあるっていうのか?」
スネ夫はツツジの最後の言葉がひっかかっていた。
おそらく地上の戦いはこちらの勝利で終わっているだろう。
ルネシティの壊滅という出木杉の目的は阻止できたはずだ。
考えが煮詰まり、スネ夫は頭をかきむしる。
「大丈夫かの?」
心配するウコンを見て、スネ夫はある考えが浮かび上がる。
「そ、そうか…まずいぞ!」
スネ夫は急いで穴抜けの紐を使う。
スネ夫は出木杉の真の目的に気が付いたのだ。
そう、ルネシティの破壊などついでの事、陽動だったのだ。
「出木杉の真の目的はウコンさんの失敗の穴埋め、そう…しずかちゃんの誘拐だ!」
ルネシティ。
再会したジャイアンとのび太はがっしりと握手をかわしていた。
「ジャイアン、助かったよ」
「おう、心の友のピンチには必ず駆け付けるぜ!」
そんな二人の肩をダイゴが叩く。
「よくやったな、二人とも」
二人がダイゴの顔を見上げた瞬間、事件は起こった。
「きゃああああああーーーっ!」
悲鳴の上がったほうを向くと、フロンティアブレーン・ジンダイと、その肩に担ぎあげられたしずかが目に入った。
「すまんな、彼女はいただいていく」
「しずちゃんっ!」
ジンダイはチルタリスを出すと、その背に乗って空に飛び上がっていく。
「のび太さん、のび太さんっ!」
「しずちゃん!」
次の瞬間、凄まじい速度でチルタリスは空の彼方に消えていった……
すぐに後を追おうとしたのび太はダイゴに止められた。
のび太の最大の主力であるラティアスもかなりのダメージを負っている。
今追い掛けて出木杉にでも遭遇すれば、まず勝てないだろう。
出木杉に勝てる唯一の希望であるラティアスを持つのび太を失うわけにはいかないのだ。
焼け落ちた建物から黒煙が上がっている。
多大な犠牲を払いつつ、そしてしずかをさらわれたが、のび太達はルネを守り切ったのだ。
その夜。
海上で発見されたドラえもんはポケモンセンターで治療を受けているが、まだ回復の見込みはない。
そしてのび太、ジャイアン、スネ夫の三人は再会の喜びもなく、しずかを誘拐された傷を隠しながら三人でドラえもんの様子を見ていた。
ヒースとウコンは街の復興作業に手を貸している。
彼らのリーダー的存在だったジンダイの裏切りはショックだろうが、彼らはそれを顔に出さずに廃材の撤去作業を行なっていた。
そしてダイゴは目覚めのほこらの最深部にいた。
しばらく待っていると、何もない空間から突然扉が現れる。
「きたか」
「遅くなってごめんなさい」
現れたのはドラミだ。
「全ては君のシナリオ通りになっているようだね」
ダイゴはそう言いながらも警戒を緩めようとはしない。
それはドラミの奇妙な力と、この世界の法則を変えた恐怖からだ。
「ドラミ、私は君が恐ろしい……タケシのボーマンダの攻撃を見て確信したよ」
「恐ろしい…確かにそうかもしれないわね」
そう、ダイゴは自らの知る世界の法則が変わっていたのをこの目で見たのだ。
あの時のボーマンダのドラゴンクロー。
特殊攻撃であるはずのドラゴンクローは物理属性に変化していた。
だから、本来攻撃の能力の高いボーマンダのドラゴンクローはダメージ量がアップしたのだ。
そしてラティアスが放った竜の息吹。
あれはダイゴが前もってのび太救出に向かうマホとナホに預けた技マシンをのび太がラティアスに使用したものだ。
しかしあれは竜の息吹ではない。
「竜の波動」……ダイゴも知らない未知の技だったのである。
「世界の法則が変わり、しかも未知の技まで……これも全部君がやったというのか」
ドラミは申し訳なさそうにダイゴに頭を下げる。
「あの出木杉さんに勝つには、出木杉さんも把握できない状況にするしかないの」
そしてこの混乱に乗じて出木杉達を打倒する。
それがこの世界を救う方法だと、ドラミは静かに語った。
「でもなぜだ、なぜノビタやタケシ達がやらなければならないんだ。私たちで出木杉を倒せば……」
「それはダメ。出木杉さんを倒すのは彼らでなければならないの」
そう、それこそがドラミの目的なのだ。
ダイゴとドラミはいくつかの打ち合せを済ませると、ダイゴは地上に帰っていった。
ドラミはひとり残される。
「これでポケモンのデータはダイヤモンド&パールに上書きされた…」
のび太達が暮らす本来の世界ではまだ発売も去れていないDS版ポケットモンスター。
タイプで物理と特殊が分かれるのではなく、技ごとに属性が設定されている世界。
そして新たなる技を会得していくポケモン達。
ドラミが本来存在しないはずのエレキブルを出したとき、この世界のポケモンのバトルデータはダイヤ&パールが基準となったのだ。
この混沌化した状況なら、のび太達にも勝利の道が見えてくるはずだ。
「私もフィナーレに向けて準備をしなければ……」
ドラミは再びどこでもドアの向こうに消えていった。
投下終わり
ちょwwwwwwドラーモン氏
あんたは俺の予想斜め上の展開を作り出した
乙
乙、なんかラスボスがしずかな気がしてきた
ドラーモン氏乙。
やはりエレブーという予想は外れたか、
なんか凄く面白くなりそう。
562 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/21(日) 00:23:14 ID:2/9NyBXh
乙、バトルフロンティアまで入ったかと思ったらダイパまで混ざってきたかw
これは期待せざるをえないwww
イズミがどうなったのか激しく気になる、
もしイズミが拿捕されていれば、戦局は変わるのでは?
そういえば最近ダツラが出てない件
いったいキンセツで何やってるんだ?
ドラーモン氏乙です
ハイレベルの後になんですが投下します。
二回目の投下。前回は
>>346です。
爽やかに吹き抜ける風。生い茂る木々の匂い。少し遠くを流れる川の水音。
現実世界でいう『バイ』といったところだろうか。森の開けた場所に、のび太とコナンは立っていた。
「すげぇな…」コナンが言った。「ゲームの中とは思えねぇくらいリアルだ…」
「そうだね…」のび太は同意して頷く。
踏み締める土の感触。空から照らす太陽の眩しさ。その余りのリアルさに、2人は一瞬これがゲームだという事を忘れていた。
そして、これが『プログラム』の最中だということも。
襲撃。
それは、余りにも突然だった。
何かが風を切って進むような、ヒュンという風切り音と共に、2人の足下に無数の針が突き刺さった。
「…っ!しまった、誰かの攻撃だ!」コナンが叫んだ。
「えぇぇ!一体なんで!」慌てふためくのび太。コナンはその手を掴み、森の方へ向かって一目散に駆け出した。
「バーロー!これは生き残りがかかってるゲームだって忘れんな!」少し滑る地面に注意しながら、森の中に入った。
2人は、バイとは違い暗いジメジメとした森を駆け抜ける。
時折後ろから聞こえる、何かが木に刺さる音が、追跡者がいる事を物語る。
逃げ切れるのか?コナンの中に募る、不安と焦り。
それでも2人は、走り続けるしかない。
突然、視界が光で眩む。2人はいつしか森を抜け開けた場所に出た。
目の前には勢いよく流れる大きな川。川幅も広く、泳いで渡る事も出来そうにない。
そして、その先には大きな音を響かせる滝があった。
いつしか攻撃の手が止まっている。それに気付いたコナンが、リュックをゴソゴソと漁り始めた。
「一体どうするつもりなの?」のび太が息を切らせながら尋ねる。
「相手がポケモン使ってくるなら、こっちもポケモン出して対抗するしかねぇだろ!」コナンが声を荒げる。
なるほど、とのび太は感心しリュックからボールを出した。
「ポニータ!」「ガーディ!」
こっちには遠距離攻撃は無いのだ、闇雲に手を出すわけにはいかない。
コナンはナビフォンを握り締め、茂みの奥に目を凝らした。
不意に、後方の少し離れた空が眩い緑色の光を発した。
「なんだ?あの光は!」
その声は、茂みの中から聞こえた。それをコナンは聞き逃さなかった。
「そこか!ポニータ、でんこうせっか!」
ポニータの攻撃は、正に電光石火。目にも止まらぬ速さで、木陰に隠れていた少年とスピアーに体当たりした。
「攻撃の正体はコイツのどくばりか…」
コナンは冷静に今の状況を確認した。敵は1人、ポケモンはスピアー。そこで、ある事に気付いた。
「進化ポケモンは配られない筈だ。なんで君はスピアーを持ってる?」茂みから出てきた少年に尋ねるコナン。
「ふん!ゲームが始まってからずっとレベル上げしてたんだい!」
少年の言葉に、コナンは疑問に思った。
朝から?今は始まったばっかりで、ナビフォンの時計は午後2時を指している。
「ボーっとするな!スピアー、どくばりだ!」
スピアーの攻撃は、コナンではなくのび太に向かって放たれた。
「危ない!」コナンが叫ぶ。
「うわぁぁぁ!もうだめだぁ!死ぬぅぅぅ!」のび太は泣きながら目を瞑った。
次の瞬間、のび太の体は宙を舞っていた。
別にのび太が飛んだ訳ではない。ガーディが身を呈して主人であるのび太に体当たりし、攻撃を回避させたのだ。
しかし、スピアーの攻撃はそのままガーディに当たってしまった。
「ガーディ!」着地したのび太がガーディに駆け寄る。
かなりのダメージと毒を受けたガーディは、ひどく弱っている。
「スピアー!みだれづき!」少年が続けて命令する。
「させるなポニータ!でんこうせっか!」
コナンの命令でポニータが走りだそうとするが、それは突然現れたバリアーによって妨害されてしまった。
「ナイスだ、カヤ!」そう言って少年が振り向いた先には、木の陰に隠れていたカヤと呼ばれた少女が、バリヤードと共に立っていた。
しまった!敵は1人じゃないんだ!
コナンが理解したと同時に、スピアーの攻撃がガーディにクリーンヒットした。
ガーディが、スピアーの攻撃の作用でのび太に激突する。
「うわぁっ!」水音と共に、のび太とガーディが川に落ちる。
「のび太!」コナンは叫び、咄嗟に助けようとするもそれはバリヤードのバリアーによって阻まれる。
「くそっ!マズい…」
2対1。レベルの差もある。コナンの置かれた状況は絶望的だった。
そして水中。
のび太は、ガーディの体をしっかりと抱き抱えている。
「ガーディ、今度は僕が君を守るよ…」力強くガーディを抱き締める。滝は、もう目前に迫っていた…
プログラム1日目
[残り200名・100ペア]
投下終了
脱字がありましたorz
>>569 『始まってからずっと』は、『始まって朝からずっと』でした。ミスが多い…注意しなきゃな
乙。
いきなり襲ってきた少年達がどうも気になるな。
ソレをどう解明していくかは扉。にかかってるわけだから、頑張れ。
みなさん乙です。
金銀物語氏、完結おめでとう。新作を楽しみに待ってます。
それじゃ投下します。
>>325の続き
『出木杉ドーム前:深夜』
星1つ見えない夜空。
そこに大きな穴が出現し、中から白い戦艦の様な機械が現れた。
「ここが……噂の町か。まるで夢を見ているようだな」
「ここまで長時間に渡ってもしもボックスを使う奴はそう居ないからな」
「早く世界を戻さないと元に戻らなくなる。急いで出木杉を捕まえよう」
「そうはさせない……」
バシュッ!!!
「ぐわっ!」
闇の中からミュウが現れた。
ミュウ「もうそろそろ来る頃だと思ってたよ。タイムパトロールの皆さん。
悪いけどあなた達には死んでもらいます」
隊員A「くっ、こいつがポケモンか。みんな、武器を持つんだ!」
隊員はそれぞれの武器を手に取った。
ミュウ「……行くぞ。波動弾」
隊員B「改造ショックガン!」
2つの光線が爆発を起こし、砂煙を上げる。
隊員A「みんな気を付けるんだ…ぐわっ!」
隊員B「不味い、この煙の中から出るんだ!」
隊員達が煙の中から飛び出した。
隊員D「はぁはぁ…奴は何処だ」
隊員E「うわぁっ!」
隊員Eの体が吹き飛び、壁に叩き付けられた。
隊員「E!?」
隊員B「D、後ろだ!」
隊員D「えっ…」
グシャッ!
隊員Dの後ろから手が現れ、地面に頭を叩き付けられた。
ミュウ「……?
ミュウ「……後はあなただけか」
隊員Bにミュウが迫る……
隊員B「俺は負けない!」
隊員Bの拳がミュウを頭を捉え、ミュウは吹き飛んだ。
ミュウ「何っ!こいつのスピードはいったい……」
隊員B「まだまだ行くぞ!」
隊員Bの攻撃がミュウに次々命中する。
隊員B「とどめだ!」
バシッ!
隊員Bのパンチはミュウの手に止められてしまった。
隊員B「…なっ」
ミュウ「……波動弾!」
隊員B「ぐわっ!」
隊員Bに波動弾が直撃し、吹き飛んだ。
ミュウ「……人間にしては頑張りましたね。でもこんな攻撃じゃ私は倒せません」
隊員B「ショッ…クガン!」
隊員Bが最後の力を振り絞りショックガンの引き金を引く。
ミュウ「……馬鹿な人だ。サイコキネシス!」
ショックガンの光線は跳ね返り隊員Bに命中した。
ミュウ「……後は処理班に任せるか」
ミュウは去って行った。
隊員B「……後は…お前だ…けだ。…頼ん……だぞ」
隊員C「はい…任せて下さい」
その場に隊員Cが現れた。
隊員C「さすがの奴も姿を消せる石ころ帽子のことは知らなかった様だね。
グレートアップ液を使っても勝てないなら……やっぱりのび太君達しか……」
隊員Cはポケットからレーダーを取り出し、サファリパークへと向かった。
『裁きの穴』
ジャイ「ぐっ!こいつらいったい何体居るんだよ!」
裁きの穴に入ったのび太達は穴の中で実験用ポケモンと戦っていた。
だが倒しても倒しても現れる実験用ポケモンに苦戦を強いられている。
のび「スネ夫、後ろだ!」
スネ「ジバコイル、10万ボルト!」
スネ夫の後ろに居たガラガラを黒コゲにする。
スネ「ふぅ……のび太、サンキュー」
バキッ!
スネ「うわぁっ!」
のび「スネ夫!?」
油断したスネ夫の腕にガラガラのホネこんぼうが命中し、スネ夫がその場にうずくまる。
のび「ハッサム、メタルクロー!」
ガラガラを吹き飛ばしのび太とジャイアンがスネ夫に駆け寄る。
ジャイ「スネ夫、腕を見せろ!」
スネ夫の腕は内出血を起こし、腫れあがっていた。
ジャイ「……折れてはいないみたいだな……のび太、見張りを頼むぞ!」
のび「任せて!」
ジャイアンは慣れた手つきで水を取り出し、スネ夫の腕にゆっくり水をかける。
スネ「うっ!…」
ジャイ「我慢しろ!」
ジャイアンは応急手当てではあるがスネ夫の腕を治療した。
ジャイ「よし!スネ夫、行くぞ」
スネ「あ…ありがとう、ジャイアン」
のび「みんな、気を付けよう!狙われてるのはポケモンじゃなくて僕達だ」
三人はさらに奥へと進んでいった。
ガラガラに10万ボルト効かないんじゃ?
のび太達はポケモンの攻撃で怪我を負いながらもどんどん先へ進んでいく。
のび「はぁはぁ…うわっ!」
カブトプスのハイドロポンプをのび太は避けた。
だがカブトプスはその発達した両腕でのび太に切りかかってくる。
のび太『うわっ!……あれ』
何故かのび太にはカブトプス攻撃が少しゆっくりに見えた。
シュン!シュン!
のび『やっぱりだ!僕は攻撃が見えている』
この洞窟での命がけの戦いの中のび太は自分自身が成長し、強くなっていたのだ。
のび『僕……ミュータントだったのか…』
のび太は自分の力に感激し、次々攻撃を避けていく。
のび太「ハッサム、とどめの破壊光線!」
のび太は自分の力に興奮していて気づいてないが、カブトプスを一撃で粉砕する程ポケモンも強くなっていた。
ジャイ「……のび太、お前もか」
のび「うん。パパが言ってた意味がやっと分かったよ。命がけの戦いを人を強くするんだね。
このままこの洞窟を突破しよう。そうすれば僕達はきっと……」
その時だった。
スネ「みんな!こっち来てよ!」
スネ夫が呼ぶ方へ行くとそこには見た目は普通の壁だが、
良く見るとドアになっていて窓が付いてる壁があった。
ジャイ「何だ?この壁は……」
三人は窓を覗いてみることにした。
三人が窓を覗くとその壁の中は部屋になっているのが分かった。
その部屋には男が二人。一人は鎖で繋がれているボロボロの男。
そして横には見たことがある男がいた。
スネ「あいつはミクリじゃないか!」
そこに居たのは出木杉の幹部の一人であり次のスネ夫の対戦相手であるミクリだった。
ミクリ「タイムパトロールさん。正直に言ってくださいよ。あなた達は本当に四人だけ何ですか?」
隊員B「しつ…こいぞ。俺は…何も知らないと言って…るだろ」
ミクリ「じゃあもう用済みだな。裁きの穴行きだ」
のび「そうはさせないよ!」
ハッサムのメタルクローでドアを壊し、のび太が部屋に入りこんだ。
ミクリ「あなたは……野比君。何故ここに…」
ジャイ「俺様達もいるぜ」
ジャイアン達ものび太に続いて入ってきた。
ミクリ「なるほど……裁きの穴で特訓って訳ですね。
ふふふ、只では帰しませんよ」
のび「来るか!」
ミクリはスイクンを出して背中に乗る。
ミクリ「三対一で勝てる訳無いでしょ?だから一旦ひかしてもらうよ。
そして最後に一言。
ここは裁きの穴へと続いている出木杉ドームの地下で私は水使い。
意味が分かるかな?」
ミクリはそう言うと部屋の奥へ去っていった。
避雷針でもノーダメージだぞ……
いくらなんでもミス多すぎだろ……
ポケモンやったことあるのか?
最近のルビサファやダイパとかしかやった
ことないんだろう。パッと見ガラガラが地面タイプだなんて思わないし。
つファイアレッド、リーフグリーン
投下しますよっと
≪出木杉サイド≫
「ここは・・・キナギタウンか?」
どういうことだ?僕は目の前の景色に疑問を抱く。
そして、僕は必死に自分の記憶を探る。
確かタツベイをゲットした後ポケモンリーグに戻って・・・
その後から僕の記憶は無い。
「あれ、お前は・・・」
僕の横にいたのは移動用に捕まえたオオスバメ。
まさか、こいつが故意に僕を連れてきたのか?
僕が考えているその時――
ドガーン!
大きな爆音が辺りを支配し、僕の思考は止まる。
僕は恐る恐る、爆音のした方向に首を動かす。
「これは・・・!」
その瞬間、僕は恐怖に襲われた。
眩い光線で町を破壊しているのはまさしく――
伝説のポケモン・レックウザ。
≪出木杉サイド≫
恐怖に襲われていた僕は、無意識のうちに懐からボールを取り出す。
それは紫色の特殊なボール・・・マスターボール。
僕はボールを投げ、それを目で追っていく。
そして、マスターボールは見事レックウザに当たり、僕の手元に戻ってくる。
「フフ・・・ハハハハ!」
思わず奇怪な声を出してしまう。
だが、今の僕にとってそんな事はどうでもいい。
このレックウザ――つまり、強大な力は僕のものになったんだ!
そして、僕はポケモンリーグに戻った。
僕は捕まえたレックウザの事を考えながら眠りにつく。
目を閉じたまま暫くした時――
僕はレックウザが都市を破壊しているビジョンを見た。
たった1回、炎を吐くだけで辺り一面が焼け野原と化してしまう。
「フフ、凄いだろう?これが力だ。全てを破壊する力・・・」
誰だ?僕は気味が悪くなった。
「この力があれば、この世界を我が物にすることも容易だぞ・・・どうだ?」
いつの間にか僕はそいつの話しに聞き入っていた。
「全てを破壊しろ。力を使え・・・」
≪出木杉サイド≫
「はっ・・・!」
夢か。それにしても何だったんだ、あれは・・・。
僕は背筋に冷たいものを感じた。
そして、あのビジョンと何者かの言葉を思い出した。
――なんだ、この感覚。
僕はあの男の言葉通り、破壊の衝動を感じる。
そして、自然に手が動く。
その手が掴んでいるのは、僕の懐のマスターボール。
一瞬で町を焼け野原にする強大な力。
僕は今、その力を従えている。そしてそれは僕の手にある。
「うああああああ!」
僕はこの力を悪用したいなんて思ってない。
でも、何だよ・・・この僕の心を突き刺すような誘惑は。
相反する意識がぶつかり合い、僕は何とも言えない苦しみに襲われる。
この力があれば、この世界を我が物にする事も容易・・・。
その言葉が、僕の頭の中に響いてくる。
――そうだ。こんな強大な力、使わない手はない。
僕は、僕自身がレックウザを従え町を破壊するビジョンを思い浮かべる。
考えるだけで、なんだか気持ちいい。
「アハハ!・・・ハハハハハハ!」
投下終わりです。
なんか自分の中で展開がややこしくなっちゃうorz
本格的に展開していくのは後半になると思います
――乙
ルビー氏乙です。
>>581-582 すいません。俺はその逆で最近ポケモンやってませんでした。
小さい頃初代と金銀やってやらなくなってダイパで復活みたいな感じ。
初代と金銀でもガラガラ何てほとんど出てこなかったから知らなかったんだと思います……
まだ消防だったからタイプ何てパワーで押しきってたし……
言い訳みたいになってすいません。
これからポケモン一体一体ちゃんとタイプ確認してから構想練り直してみます。
長文スミマセン
何という言い訳
読んだだけで鳥肌が立ってしまった
>>590 ホントは初代やってないだろ
初代でガラガラはイベントで必ず出る
ミュウってガチでアニメしか見てないんじゃないの?
ルビー氏乙 確かにガラガラは初代で出るよな
シルフの幽霊イベントくらい知ってますっての。
でもあのイベントでガラガラのタイプをあなた達は気にしましたか?
もう俺は良く覚えてないけど……
ポケモンやったかどうかはどうでもいい
同じようなミス何回繰り返してるんだ、少しは学習しろ馬鹿
馬鹿!釣られるな!
あんなにガラガラに熱くなるやつがこの世に居るわけないだろ!
開き直るなよ
致命的なミスだろ
みんなはあなたの作品を楽しみにしてるんだ
だから注意してる
本当にどうでもよく思われてたり嫌われてたら
ミスすら指摘されないんだから
>>596-598 すいません……ミスしたことを気にしすぎて俺は考え方がおかしくなってたみたいですね。
みなさんがせっかく指摘してくれたミスを……こんな言い訳ばっかして……
反省します。指摘してくれたみなさん、ありがとうございます。
そして愛が生まれた
その愛は憎悪と変わりGSを焼き付くした
かのように見えたが、焼きつかされたのは
>>601本人だった
そして皆バーボンへ――
隊員B「ショッ…クガン!」
ソノオタウン
マーズを撃退したのびた達は、甘い蜜を入手しそれぞれ行動を開始した。
しずかは花畑の小屋の近くの木、のびたは205番道路の手前の木、ドラえもんは発電所の前
に張り込みポケモン育成しながら、木から出るポケモンを探していた。205番道路
たにまのはつでんしょ
ドラえもんは、ここで日没を待っていた。ゴーストポケモンフワンテを取るためだ。
ドラ「早く日が沈まないかな、腹ごしらえでもするか、」
グルメテーブルかけから出したドラ焼を口にほおばった。
ドラ「うんうん、やっぱりドラ焼はおいしいな、」
脇に置いてあったもう1つを食べようとした次の瞬間
ガシッ
ドラ「いったーい!」
ドラえもんは痛みで飛び上がった。
隣を見ると、なんと隣に有ったドラ焼が消失。ドラえもんは自分の手をかんでしまった。
その犯人は、その更に向こう側にいた、
ドラ「あ、こいつは」
目の前に立っていたのは、カビゴンの進化前のポケモン、ゴンベだった。
ドラ「こいつ〜、ドラ焼き返せ〜」
ドラえもんはゴンベを追いかけた。ゴンベは逃げ出したが動きがとろくすぐに追いつかれてしまった。
ドラ「ド〜ラ〜焼〜きか〜え〜せ〜」
大好物を奪われたドラえもんは、最早怒りでゴンベをぼこぼこにする事しか考えていない。
後ろに岩壁、前はドラえもん、絶体絶命の大ピンチを迎えたゴンベ、彼が取った策とは、
ゴンベは隙を見てドラえもんの腰についている空のモンスターボールを強奪、それを自分に叩きつけた。
ゴンベはボールに吸い込まれ、モンスターボールは揺れもせずに固定された。ドラえもんはゴンベをゲットした。
205番道路
のびたはここでブイゼルをゲットし、育成しながら木から出るポケモンを待っていた。が、
そこに悪魔がやってきた。
ジャイ「の〜びた君、」
のび「じゃ、じゃ、ジャイアン」
のびたは恐れおののいていた、この状況でジャイアンが何を仕掛けてくるか大体想像がついたからだ。
ジャイ「俺と勝負だ、いやとは言わせねーぞ」
のび「や、やっぱりー」
ジャイ「出てこいユンゲラー」
ユンゲラーが出てきたことにのびたは驚いた。あのパワー馬鹿のジャイアンがユンゲラーを捕るとは思わなかったからだ。
のび(ユンゲラーか、ならこっちはかみつくが使えるルクシオで、)「ルクシオっ」
両者のポケモンが場に対峙する。先手を取ったのは素早さに勝るユンゲラーだ。
ジャイ「ユンゲラーサイケ光線!」
ユンゲラーの目からサイケ光線が放たれルクシオに炸裂、体力を半分以上もっていかれた。
のび(あのサイケ光線相当な威力だ、2発目を喰らったら持たない、一撃で決めなきゃ)「かみつけっ」
ルクシオは飛び上がってユンゲラーに噛み付くを見舞おうとした。
ジャイ「こっちも負けるな、もういっちょサイケ光線」
ルクシオはサイケ光線に耐えながら突っ込んだが後一歩のところで倒れてしまった。
のび「あ〜」(や、やバイ、ブイゼルはLv不足、ハヤシガメは相性が悪い、もうだめポ)
その後はのびたの予測通りだった。ハヤシガメはかみつくで変わった直後のモウカザルにダメージを与えたが、
火炎車で一撃、ブイゼルもあっさり一蹴された。
ジャイ「経験値稼ぎ協力感謝する、ガハハハ」
ジャイアンは意気揚揚と205番道路の奥へ向かっていった。
その後再びソノオタウン
3人は集合して、お互いの成果を確認しあった。
ドラ「僕はフワンテと・・・」
いきなり声のトーンを落として、
ドラ「このゴンベ」
しず「あらでもいいじゃないドラちゃん、ゴンベはカビゴンに進化するのよ、
私はエイパムとミツハニー♀をゲットしたわ、」
のび「わあ、しずかちゃん僕と一緒だね、僕もミツハニー♂とブイゼルをゲットしたよ」
これを見てドラえもんが何か言いかけたが、しずかが先に言った。
しず「でものびたさん、♂は何にも進化しないし技もおぼえないのよ」
のび「エーッ、そ、そうなのーっ」
のびたは愕然とした。ミツハニーゲットに使ったあの時間は無駄だったのか、
つまりあの時間は、ジャイアンに叩きのめされるなど、ろくな事が無かったことになる、ブイゼル以外は、
ドラえもんはそれ以上に驚いていた。
ドラ(な、なんでしずかちゃんがそんな事を、やっぱりしずかちゃんダイパやったことあるな、でもなんであんな嘘を)
しずかも心の中は冷静ではなかった。
しず(まずいわね、これじゃドラちゃんに私がパール経験者だってばれちゃうわ)
何故しずかが嘘をついたかというと、ドラえもんと行動すると秘密道具が使えて何かと便利だからだ。
のびたと行動を共にしようといえば、ドラえもんもほぼ確実についてくる
その頃一番先を行くゆうたは、
ゆう「か、勘弁してくださいよー、そっちじゃないですってばー(泣)」
哀れゆうたはモミに振り回されていた。しかもモミは事あるごとに道に迷うのだ。
その内にゆうたはジャイアンに抜かされてしまった。嗚呼、どこまで続くのかこのコンビの迷走は。
以上です
すいませんトリップ付け忘れました。
ああ、ミスばっかり、もうやだ、
ドラ「う〜ドラ焼〜」
ドラえもんはボールを睨みつけたが、それ以上のことはしなかった。自分のポケモンに手出しは出来なかった
これこそがゴンベの狙いだったのだが、
またミスです
>>606の最後にこれ追加してください
皆さん乙です。
ぽけもん板に投下した者です。
今からこちらに投下します。
「ドラえもうん!」
日曜日の昼下がり、野比家に情けない泣き声が響いた。
声の主は玄関を乱暴に閉め、ばたばたと廊下を走り、
二階へと繋がる階段を上って来る。
「やれやれ」
ドラえもんは溜め息をついた。泣きながら部屋の襖を開けたのは、
ドラえもんの予想通りのび太だったからだ。
「今日はどうしたんだい。ジャイアンに殴られた? スネ夫に馬鹿にされた?
それともしずかちゃんに嫌われた?」
ドラえもんはこういう状況には慣れている。何故なら日常茶飯事だからだ。
しかし、のび太は首を横に振り、
「全部はずれ!」
ドラえもんの言葉を否定し、捲し立てる。
「ポケモンのダイパを持ってないからジャイアンたちに馬鹿にされたんだよう!」
「ジャイアンたちってことはスネ夫もってことだ。だったらはずれじゃないよね」
ドラえもんが珍しく食い下がった。はずれと否定されたのが悔しかったのだろう。
「そんなことどうでもいいよ! お願いだよ、ドラえもん。ダイパを出して!」
しかし、
「それは無理だ。ぼくは出せないよ」
ドラえもんは即答した。
「そんなあ……」
のび太はがくりとうなだれたが、
ふと、なにかを思い付いたらしく、ゆっくりと喋り出す。
「ああ……これじゃあ、ぼくだけじゃなくてドラえもんまで馬鹿にされちゃうだろうなあ」
「なんだって!」
「スネ夫あたりが『ゲームのひとつも出せないなんて役立たずなロボットだな』
とか言ってくるだろうなあ」
これが赤点キング・のび太の作戦だった。
「でも仕方ないよね。出せないものはしょうがないもんね」
(ここまで言えばドラえもんは釣られてくれる……)
ドラえもんは仮にも未来から来たネコ型ロボット、そのプライドは低くはない。
「ぐぬぬぬぬ……」
「それじゃあ、ぼくは空き地に行って来るよ。じゃあね、ドラえもん」
のび太が追い討ちをかけた。すると、
「のび太くん、待った!」
(よし、かかった!)
のび太は心の中でガッツポーズをした。
「なに? もしかして……」
のび太がドラえもんのほうへ僅かな期待とともに向き直る。しかし、
「空き地に行ったらみんなを呼んでおいで」
ドラえもんの言葉はのび太の期待を見事に裏切った。
「ええ、なんで?」
「いいから呼ぶんだ。そうそう、ダイパを持って来るように言っておいてね」
ますますわけが分からなくなったのび太だったが、取り敢えず空き地へ向かった。
数分後、
「ただいまあ、連れて来たよ」
のび太は四人の子供を連れて部屋に戻って来た。
「ほら、ダイパ。ちゃんと持って来たよ」
そのうちのひとり、スネ夫がこれみよがしにゲームを見せ、
「ドラえもん、今日はなにをするつもりなんだ?」
ジャイアンがドラえもんに尋ねた。
「よくぞ聞いてくれました!」
ドラえもんは四次元ポケットを漁り始め、そこから小さな機械を出した。
テケテケン♪
「ゲームワールド!」
「ドラちゃん、それはなに?」
しずかが尋ねた。
「よくぞ聞いてくれました!」
ドラえもんの言葉にデジャビュを感じずにはいられない五人だったが、
黙って耳を傾ける。
「これはね、ここにゲームを差し込むとゲームの世界に入れる道具なんだ」
五人はそれを理解するのに少し時間がかかったが、
意味が分かると嬉しそうに目を輝かせた。
「すごいだろ?」
ドラえもんは得意気だ。
「それじゃあ、説明書を読むよ。ええと……ポケモンダイパは928Pだな……」
今度は分厚い本を取り出した。ゲームワールドの説明書らしい。
「あったあった。ええと……
“このゲームは最大十二人までが楽しむことが出来ます。
差し込むソフトはひとつで構いません。
ゲームの世界での一日は現実の世界での二十四秒程度です。
だれかひとりがバッジを八つ集め、ポケモンリーグに挑戦し、
見事チャンピオンとなればゲーム終了です”
……というわけだからスネ夫、ダイパを貸して」
「あっ、うん……はい、ドラえもん」
スネ夫がダイパをドラえもんに手渡す。
「ありがとう。それじゃあ、準備はいいかな? それではダイパの世界へ……」
「ちょっと待った!」
待ったをかけたのはのび太。
「なんだよ、のび太。トイレか?」
ジャイアンが苛立ちながら言った。早くゲームがしたいようだ。
「ぼくとしずかちゃんはダイパをやったことがないんだよ?
これって不利じゃないかなあ」
「今更なにを言ってんだよ」
今度はスネ夫が言った。
「みんなだって一回クリアしたゲームをまたやったって面白くないんじゃない?」
のび太にしては尤もな意見だ。
「なるほど、確かに一理あるね」
出木杉もそれに賛同した。
「しょうがないなあ、分かったよ」
ドラえもんが機械を弄り出した。
「なにしてるの?」
「時間設定をクリア後に変えるんだ」
しずかの問いにドラえもんが答え、
「時間設定をクリア後に変える?」
のび太が聞き返した。
「そう、これでこのダイパは主人公が殿堂入りして三年たったあとの世界になるよ」
ドラえもんの説明が理解できず、呆然とする五人。
「ああ、主人公っていうのはきみたちじゃなくて……
そう、ゲームのひとりの登場人物として捉えてくれればいい。
きみたちはその主人公が殿堂入りしてからの世界を冒険するんだよ」
「それならゲームのイベントはどうなるんだ?」
ジャイアンが即座に尋ねた。
「さあね……ぼくにも未知の世界なんだ。そっちのほうが楽しみだろ?」
五人の中で首を縦に振らない者はいなかった。
「よし、それじゃあ今度こそ準備はいいかな?
それではダイパの世界へ……レッツゴー!」
ドラえもんが言ったと同時に、六人は不思議な感覚に襲われた。
ここは フタバタウン
わかばが いぶく ばしょ
「みんな無事に着いたみたいだね」
ドラえもんが人数を確認しながら言う。
「すっげえ! これがダイパの世界か!」
ジャイアンが大声を上げた。
とてもゲームとは思えないほどのリアルさに他の四人もざわざわと騒ぎ出す。
「それじゃあ、今からポケッチとポケモン図鑑とタウンマップとひでんマシンと
パートナーのポケモンを配るよ」
「そんなに?」
スネ夫が驚いて聞き返した。
「うん。ポケッチのアプリ、ひでんマシンは全種類が揃ってるよ。
とは言ってもバッジを手に入れなきゃ使えないけどね。はい、どうぞ」
ドラえもんが五人に各種アイテムを配り始める。
ここは殿堂入り後の世界。
五人はポケッチやポケモン図鑑などは手に入れることができないのだ。
「みんなに配られたね。それじゃあお待ちかねの……」
ドラえもんは五つのモンスターボールをポケットから取り出した。
「パートナーになるポケモンを配るよ!」
五人から歓声が沸き起こる。
「アイウエオ順だから……まずはジャイアンだね。どうぞ」
ジャイアンが五つのボールのうち、ひとつを選んだ。
ぽんっ!
ジャイアンがボールを投げた。現れたのは、
「グレッグルか!」
ジャイアンが嬉しそうに言う。
「おれ、ゲームでも使ってたんだよ! こいつ」
「よしよし。じゃあ次は――」
こうして、出木杉はリオル、のび太はビッパ、スネ夫はスコルピ、
そしてしずかはミミロルを手に入れた。
「ビッパって……」
のび太は嘆いた。
ビッパのことなら知っている。知っているから嘆いたのだ。
ジャイアンとスネ夫はそんなのび太を笑っている。
「ビッパなんてその辺の草むらにいるじゃねえか!」
「まぬけなのび太にはお似合いだね!」
二人はそう言うと、さらにボリュームを上げて笑い続ける。
出木杉は気の毒そうにのび太を見ている。
しずかはのび太さんのポケモンも可愛いわよ、などとフォローしている。
「はいはい」
ドラえもんが手を鳴らして五人の注意をこちらに向けさせた。
「それじゃあいいかな? そろそろ旅に出なきゃ」
「あっ、そう言えば」
のび太がドラえもんに尋ねる。
「ドラえもんは旅をしないの?」
「うん。ぼくはゲームを見守る役なんだ。タケコプターでパトロールするんだよ」
それを聞いて、のび太は少し残念そうな顔をした。
「ああ、そうそう。ポケッチのアプリに電話っていうのがあるよね?」
ドラえもんの言葉に五人は腕にはめたポケッチを見た。
「その機能でぼくはきみたちに、きみたちはぼくに電話をかけれるから
なにかあったら連絡してね」
五人は頷いた。
「これくらいかな。……それじゃあ、みんな」
ドラえもんは大きな声で、はっきりと言った。
「いってらっしゃい!」
投下おしまい。
これからの投下ペースはまちまちになると思います。
これからよろしくお願いします。
乙、人気投票には入らないけど頑張れ
621 :
オラァ糞共www:2007/01/21(日) 19:09:27 ID:kmzZE9ir
あぼーん
624 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/21(日) 20:00:26 ID:Mxzvu+2g
誰だよwww
オレだよ佐藤 覚えてねえの? 中学校一緒だった山崎だよ
あぼーん
しつけえ
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
通報しますた^^:
さすがに今投下はまずいかな・・・
投下します
出木杉「君は用無しだよ、僕の目の前から消えてくれ」
ワンリキーは何がどうなっているか分からないようだ。
出木杉「出てけって言っているんだ!お前の姿を見ているだけで吐き気を催すんだよ!」
青版ではまるで小学生の落書きだったワンリキー。
その言葉を聞くととぼとぼと草むらの奥へと消えていった。
出木杉「次のパートナーはズバット……次のジムは何とかいけそうだな」
相性の良いズバットを選んだのはもちろん草タイプに有利だからだ。
出木杉(後は……スネオ君からバッジを奪う……
いや、今は泳がせておいた方が良いか……
有頂天になったスネオ君を叩きのめすのも良さそうだな)
僕はもう来る事の無いクロガネを後にした。
ジャイアン「あ〜寒い………金も無いしどうしたらいいんだ……」
運悪く着地した場所は川。
俺は濡れた服を乾かしながら一人空を見上げていた。
ジャイアン(ポケモン捕まえないとな……
でもどうせ…負けるだろうし……ハァ……)
この3日間、ジャイアンの心を変化させるのに時間はそう掛からなかった。
完全にポジティブを失ってしまったのだ。
ジャイアン「バイトでもするか」
いくら小学生でもジャイアンはジャイアン。
力仕事はお手の物だった。
俺はのろのろと支度をし、雇ってくれそうな「クロガネ炭鉱所」を目指した。
ジャイアン「す、すいませ〜ん……」
俺は遠慮がちに挨拶する。
奥から人が出てきた……赤いヘルメットを付けている。
ヒョウタ「何だい?出来れば手短に終わらせてくれないかな
最近忙しくてね……」
ヒョウタをそう言うと手に持っていた道具を地に置いた。
ジャイアン「忙しい?それなら俺を雇ってもらえませんかね!?」
俺はここぞとばかりに自分を売り込もうとする。
ヒョウタ「え?君子供じゃないか……仕事は結構厳しいんだぞ?」
ジャイアン「力なら大人にも負けません!
人一倍働く自身はあるぜ!」
ヒョウタは何といえば言いか分からないような顔をしている。
まぁ当然と言ったら当然なのだが……
「別にいいんじゃないですか?最近人手が足りませんし」
横から口を出したのは口の周りに髭の生えている男だ。
黄色いヘルメットを付けて、壁を掘っている。
ヒョウタ「………仕方ないな……でも仕事は…」
ジャイアン「分かってる!
厳しいのなんか寝る場所と食べ物があれば耐えてやるぜ!」
ヒョウタ(んなこと言ってないのにな……)
かくしてジャイアンは炭鉱所で働くことになったのだ。
ドラえもん「ハァ〜……どうしたら良いものか」
ポケットから攻略本を出して色々と調べてみた結果此処は「パルパーク」と言う施設だそうだ。
何でもGBAのポケモンを連れてこれる施設らしい。
だが、元々このゲームの設定では「クリアした時点で終わり」なのだ。
クリア後のイベントは一切入っていない。
つまり僕が此処に居ることは『あってはならないこと』……となる。
まぁ僕の道具が単に不良品だった…ってこともあるかもしれないけど。
ドラえもんの考えは正解に近かった。
のび太は全国図鑑にレックウザを従え、
バッジはこの世界に1つしかない。
自分がパルパークに居て、更にはポケモンまでもが送られている。
そして……プレイヤーの行動は大きく物語に関与することになるから――
ドラえもん「リタイアするか、ボールで捕まえるしかないんだよな……」
ドラえもん(やっぱり此処は正しくリタイアするべきか
いや、でも此処で強いポケモンを捕まえれば僕はたちまちトップに君臨する……
一体どうしようか……)
僕は1時間程悩みに悩んだ末、答えを出した。
ドラえもん「一匹だけ内緒で捕まえてバレないように持って帰ろう」
外道だった。
現在状況
のび太 レックウザLv90
ジャイアン 手持ち無し
スネオ フカマルLv15(バッジ1)
ドラえもん 手持ち無し
出木杉 ズバットLv11
今回は短めです
前回レスを下さった皆さん、有難う御座います
うどん氏乙です
投下します
のび「・・・・?ぼくはなんでここに・・・?」
のびたは昼寝を終えた。
のび「そうか・・・たしかドラえもんのジム戦が終わるのを待ってここで眠っちゃったのか。」
ドラえもんはもう終わったのかな?とのびたが立ち上がったとき、テーブルの上の封筒が目に入った。
のび「こんなのあったっけ?・・・オーキドより・・プレイヤーへ・・・ぼくたちにあてた手紙ってわけか、貰っとこう。」
のびたはバッグに封筒を入れてオーキドの別荘を出た。
その途端、
ドラ「のびたくん!!」
ドラえもんが通りの向こうからつかつかと近づいてきた。
のび「やあドラえもん、ジム戦は終わっ「どこに行ってたんだよ!心配したよ。1時間も探し回ったんだから・・・
とにかく、早くジムに行ってきてよ、ぼくは早くこの町から出たいんだ。」
のび「わかったよ・・・そう急かすことないだろ・・・」
のび「ジム戦お願いしまーす」
のびたは気の抜ける挨拶をしてジムに入っていった。寝起きなので室内の森にも無関心だ。
のび「ジムリーダーさーん!」
ナタ「・・・はいはい!私がジムリーダーですよ!さっさと決着つけましょうね。モジャンボ!」
ナタネが繰り出したのはでかくなっただけのモンジャラの進化系。それに対しのび太は
のび「カラナクシ。」
ナタ「よかった・・・あなたゴーストタイプのポケモンもってないでしょうね?さっきのでもうこりごり・・・・。」
のび「何言ってるんですか?めざめるパワー!!」
カラナクシが己の潜在能力を発揮し、モジャンボを吹き飛ばした。
のび「やった!こんなに威力がある技だなんて・・・もっと続けろカラナクシ!」
カラナクシは再びパワーを蓄えたが、どこからともなく太いつるが現れてカラナクシを掴んだ。
ナタ「いいわよクミちゃん、もっと締め付けて!」
のび「クミ・・・?誰のことだ!」
ナタ「ああ、言ってなかったかしら?この森にはいっぱいトレーナーが潜んでいて、
私がピンチになるとそのトレーナー達が姿を見せずに助けてくれるのよ。」
のび「そんな・・・それだったらぼくが不利になるじゃないか!」
ナタ「そんなこと知らないわ。そんなこと言うんだったら戦う前にトレーナーだけ倒しておけばよかったじゃない。」
のび「そんな・・・・」
ナタ「あーあ、そんなこと言ってるからカラナクシが絞め殺されちゃったわよ。」
ナタネの言うとおり、カラナクシは話の合間にしめつけるを受け、瀕死状態だった。
のび「考えるんだ・・・この森の特長を生かせば木の中にエイパムをもぐりこませる事だって出来る!」
ナタ「言っておくけど、ここの木には全部ミノムッチがぶら下がってるから隠れ場所はないわ。」
のび「うるさい!エイパム、みだれひっかきだ!」
のびたのポケモンの中で一番レベルが高いエイパムがモジャンボに飛び掛った。
ナタ「あえて接近戦で行きましょうか、からみつく。」
モジャンボの無数の触手がエイパムにからみつく――――
ナタ「しぼりとる!!」
離れていても聞こえる、背筋か凍りつくような音があたりに響いた。モジャンボがエイパムの体液をすすっているのだ。
のび「やめてよ!エレキッドけたぐりだ!!」
エイパムを救おうとエレキッドが足を伸ばした。だがその伸びた足に・・・・
ナタ「くさむすび」
モジャンボはエレキッドを振り回してどこかへ飛ばしてしまった。
ナタ「ダブルバトルでもないのに自分のポケモンを2匹出すのは反則よ。モジャンボもっと締め付けてあげなさい。」
のび「やめてよおおおおお!!!」
のびたの絶叫がジムに響いた。
221番道路、スネオはバシャーモを使ってのポケモン育成に励んでいた。
スネ「いけバシャーモ、きあいだめ、バトンタッチ!」
スネオはムクバードを繰り出した。
スネ「つばめがえし!」
野生のスカンプーは倒れた。
スネ「いいぞ、いい調子だぞ。今ならバシャーモを使わなくてもたおせるかも・・・・」
スネオが意気揚々と草むらに入ると、そこには見たこともないポケモンが待ち構えていた。
スネ「クレセリア・・・?」
しずかがまんげつじまで逃がしたクレセリアだった。
スネ「何か不気味なポケモンだけど、今まで出てこなかったからきっと珍しいやつだ。レジロック、でんじほう!」
スネオは麻痺させるためにレジロックを出したが、そのポケモン――クレセリアはレジロックが出た瞬間に逃げてしまった。
スネ「あれ?まさか、草むらを逃げ回るポケモンがもう出てきているのか?」
草むらからは返答は来なかったがスネオの心は決まっていた。
(あのポケモンを絶対捕まえるぞ!)
それから小一時間、スネオは図鑑を見ながらクレセリアが221番道路に近づくのを待っていた。
スネ「うーん、ずっと動かないなあ・・・・」
スネオはラティオスなどの捕獲をマスターボールで済ましていたのでポケモンが動くタイミングが分かっていなかった。
そしてスネオは早くも計画を投げ出した。
スネ「へん!ぼくは始めっからあんなポケモン要らなかったんだ!もう図鑑登録したしね!」
スネオは手持ちの育成に戻ろうと草むらに入った。とたんに足元に道具を見つけた。
スネ「なんだこれ?・・・『あまいミツ、ポケモンをおびき寄せるのに最適』
・・何だ、これがあればあのポケモンの捕獲なんてた易いもんだよ。」
スネオはまたもや早とちりしてしまった。
スネ「よし・・この木に塗って・・・・あとは待つだけだな。」
スネオは木がよく見える場所に陣取り、クレセリアを待った。
投下終わり。次の投下はちょっと長くなります。
両者共に乙
これから投下します。
うどん氏、DP2氏、乙です。
翌日。
自然公園入り口に、大小二つの人影と、その上を飛び回るモジャモジャしたものがあった。
ジャイアンとスネ夫と棲み家を追われたアンノーン達である。
ジャイアン「遅いっ!!
あいつら何してやがる………。
スネ夫!お前、なんとかしろ!!!」
スネ夫「そんなあ……」
ジャイアンが怒号をあげる。
無理もない。二人は既に、約束の時間から二時間も待たされていたのだ。
元々気が短いジャイアンにこれだけ待たせるのはやはり酷だったろう。
しきりに、スネ夫にやつあたりをかましている。
ジャイアン「もう我慢出来ん!
スネ夫!殴らせろ!」
ムシャクシャするという理由で放たれた、ジャイアンの鉄拳がスネ夫の顔面に直撃しようとした瞬間、聞き覚えのある声がした。
のび太「ジャイアーン、スネ夫ー、遅れてごめーん!」
ナイスだ。スネ夫はそう思った。
怒りの矛先は奴に向けられるだろう。
そして、案の定そうなった。
ジャイアン「のぉび太くぅん、なぜ遅れたのかな?」
ジャイアンが拳をパキパキしながら言う。
しかし、のび太の代わりにドラえもんが答えた。
ドラえもん「ごめん、僕が寝坊しちゃって。
のび太君は悪くないよ。」
スネ夫「ドラえもんが?
のび太の間違いじゃないの?」
すかさず、スネ夫がちゃちゃを入れる。
ジャイアンも、意外なことに驚き、怒りも萎えてしまったようだ。
ドラえもんは遅れについて詫びた後、スネ夫に聞いた。
ドラえもん「ねえ、スネ夫君。
あの空にうごめいているのは何?」
ドラえもんがそう言い空を見上げるとジャイアンもつられたように上を向いた。
ジャイアン「うわっ、何だあれは!?」
ジャイアンが驚く。
スネ夫「ああ、あれ?
アンノーンの大群さ。」
スネ夫が手を叩くとそれに応じたかのように、アンノーン達が上空から降りてきた。
それらは文字列を作る。
ドラえもん「な、なんだい?」
ドラえもんはたじろぐが、スネ夫はすましている。
スネ夫「なになに………?
ナンダ、コノアオダヌキハ?
テキカ?、だって?
違うよ、これは仲間さ。」
ドラえもん「僕は狸じゃない!」
ドラえもんはアンノーン達につっかかる。
それをスネ夫がなだめた。
スネ夫「まあまあ。
で、頼みがあるんだけど。
実は………」
スネ夫はアンノーン達がここに居る経緯、アンノーン達の利用法、それと彼らとの契約で少しの間四次元ポケットの中で彼らを暮らさせてくれというものだった。
ドラえもん「成程。
確かに、アンノーン文字さえ覚えてしまえば、これほど便利な物はないな。
いいよ。」
意外とドラえもんはあっさりOKしてくれた。
アンノーン達がドラえもんのポケットの中に、雪崩の如く押し寄せる。
それは、唯一神主演の某映画を彷彿とさせた。
その後一行は、戦力の確認をした後、コガネへ向かった。
今日はここまでです。
これから、バトルが多くなります。
ノートの使用数も少し、減るでしょうがご了承下さい。
〜ルールその5〜
ノートは、この世界の住人やプレイヤー、何らかの形でこの世界に来たものにしか効果はない。
プレイヤーにノートを使用する場合、それが人間であるかを問わない。
もし、その対象がロボットであった場合、それは二度と起動しなくなる。
乙、今回は伏線張ってないよな・・・
唯一神吹いたwww
なんでもないこれにもノート氏には伏線っぽく見えるから困る
乙
今まで、いきあたりバッタリ感があったドラノの評価もドラえもんの名前の話で逆転したからな。
あと、予想は例のあそこで。
ルビーです。ちょっと別の作品をかいてみたので投下します。
ここはのび太達お馴染みの空き地。
だが、今日は様子が変だ。
みんな両手にDSを持ち、何やら弄っている。
先生「えー、それでは――第一回空き地リーグを開催します!」
マイクを片手に喋り始めたのはなんと・・・先生だ。
先生「まずは出場者確認・・・
野比君、ドラえもん君、骨川君、郷田君、源さん、ドラミさん、出木杉君、ジャイ子さ ん」
レシートの裏に書いた参加者の名前を読み上げる。
先生「そして、今からトーナメント表を公開します」
給食の献立表の裏に書いたトーナメント表を皆に見せる。
一回戦
A:のび太VS出木杉 B:しずかVSジャイ子
C:スネ夫VSドラミ D:ドラえもんVSジャイアン
二回戦
Aの勝者 VS Bの勝者
Cの勝者 VS Dの勝者
そしてそれぞれの勝者で決勝戦を行う。ルールは伝説有りの3対3だ。
先生「それでは一回戦、はじめ!」
第一回戦、のび太VS出木杉。
のび太以外の全員が出木杉の勝利を確信していた。
それもそのハズ。出木杉は皆の中で一番強く、優勝候補筆頭だった。
出木杉「悪いね野比君。君には初戦で散ってもらうよ」
のび太(かっこつけてんじゃねえよ!絶対勝つ!)
そしてバトルは始まった。
出木杉の先方はレックウザ。のび太はなんとレジギガスだった。
出木杉(うはwwwちょwww余裕www)
だが、妙なことが起きた。
レジギガスがレックウザより先に動いたのだ。
のび太「やった、レジギガス!」
出木杉(先生の爪か?うぜえ・・・)
のび太「先生の爪の効力さ。これにより、僕のレジギガスはマッハスピードになる」
出木杉(何がマッハスピードだwwwマッハの意味しってんのかよwww)
だが、出木杉のレックウザはかなりのダメージをうけた。
そしてレックウザはドラゴンクローをするも、レジギガスはそれを耐える。
その次の攻撃でレックウザは倒れてしまった。
それが響いたのか知らないがのび太は波に乗り、出木杉の残り2匹のポケモンも倒した。
そして何故だかのび太は調子に乗る。
のび太「僕のレジギガスの技は握りつぶす・・・(中略)そして思念の頭突きは唯一の弱点である格闘を・・・」
出木杉「うるさい!勉強も運動も出来ないしルックスもダメダメな駄目人間!」
出木杉は負け惜しみを言って消えてしまった。
野比のび太、準決勝進出!
投下終わり。
新しい感覚でなんか書いてみたいなぁ、と思って。
ギャグ系(?)になると思います。
あと、皆さん乙です。
別の作品って……いいのかそれ?
まあ乙だが
言っちゃ悪いがまだ作品掛け持ちできるレベルになってないと思う・・・
しばらく本編進めて実力付けたほうがいい気がする
>>664 キョーコ氏や書こうか氏などもやっているからいいのかな・・・?と。
>>665 これは短編だし、ギャグ系だからレベルが高くなくても大丈夫だと思いました。
駄目かな・・・?
キョーコ氏や書こうか氏にはそれなりの実力がある上に
キョーコ氏はギャグが主体
書こうか氏は作品が詰まったときの休憩感覚で書いてるから
まだ新作は早いと思う
勿論終わらせます。
こっちで書くのが嫌ならぽけもん板で書くつもりです
ギャグなのに特に笑える要素も無かった
「ドータクンのガイドライン」ネタも既にドラーモンがやっちゃってるし…
他にもネタがあるのなら文句は無い
うーん。どっちかというとギャグかな?ってラインなので・・・。
やっぱあっちに投下したほうがいいかな?
>
>>666 そんなことないです。
寧ろ、ありきたりなストーリー物より、ギャグの方が圧倒的に難しいと思います。
いきなり、つっかかてきてすみませんがギャグは簡単だという目線でものを見てもらうのは、真剣に書いているギャグ作者さん達に対して、少し酷い言葉と思えたので。
もし、自分の考え過ぎなら謝ります。
すみません。
>>674 >ギャグ系だからレベルが高くなくても
このレベルは文章力とかそういうものです。
それでも、どこかにギャグは簡単って意識があったかな。
確かに失礼ですね。すいません。
ルビー氏、掛け持ちはきっと辛いぞ。
いずれどっちかに偏る。だんだん片方が面倒になってくるのが大体のオチだ
>>677 空き地リーグのほうは凄く短いので大丈夫です。
アドバイスありがとうございます。
とりあえず、ルビー氏
俺も作者の一人だが、思いついたアイデアはどっかに書き留めておくといい
で、自分の作品に活かせ
皆さん乙です。
この流れは・・・投下いいですかね?
駄目なら出直しますが
こんな空気だが、投下します。
・・・しかし、人気投票が今日だと思っていた俺はいったい・・・。
被りましたねお先にどうぞ
ドラAA氏
このアイデア(というのかな?)は別作品として使いたかったというのがあります。
わざわざどうもです。
後、空き地リーグのほうはぽけもん板のほうに投下する事にしました。
>>680 気にせず投下して下さい
ドラーモンかと思ったらAAかよ
>>682 すいませんでした。ではお言葉に甘えて。
ここは研究所の近くのポケモンセンター。そして時は静香、出木杉がくる少し前。
のび太に敗れたジャイアン、スネオは会話をしていた。
「くそっ!何で俺がのび太なんかに負けなくちゃいけないんだよ!」
ジャイアンは普段からいじめているのび太に負けたことで異様にイラついている。
「ジャイアン、まぁ落ち着いてよ・・・ここはポケモンセンターなんだし、少しくらい落ち着こうよ・・・。」
「うるせぇ!俺の気持ちも分からないくせに!」
スネオはジャイアンを落ち着かせようとしたが、ジャイアンは言うことを聞かない。
「ジャイアン。僕も口に出したくは無いんだけど・・・僕ものび太に負けたんだ。」
プライドが傷つくのは分かっていても、ジャイアンを抑えるため。仕方なしにスネオは告白した。
「なにっ、お前もか!・・・おおおおぉぉ!心の友よぉぉぉ!」
ジャイアンは突然泣き出した。
「ジャイアン、落ち着こうよ。・・・まずはのび太にどうやって勝つかだよ。」
スネオは作戦会議を始めようとしている。
「おう、いいぜ。話し合おうぜ。」
ジャイアンもそれに賛同した。
(まず、僕のポッチャマじゃタイプ上のび太には不利だ。
それに、ここらでのび太を負かすことが出来るポケモンがいない。
そこで、やはりここはジャイアンに頼りたい。
・・・だが、ジャイアンの無鉄砲さだと、策略上のび太にはかなわない。
だとすると、この状況を打破できる手段は・・・ただ一つ!)
「そうだジャイアン、一緒にくまない?」
うわっ、ドラAAモンだ
>>684 すいませんゆるしてくださいおねがいします
スネオは持ち前の悪巧み頭脳をフルに活用した結果、ジャイアンと組む(利用する)という結論に至った。
「でもよ、スネオ。そうなるとドラーモン氏とかぶらないか?」
「・・・そういうことは気にしないでおこうよ。」
「よし、決めたぜ!スネオ、俺はお前と一緒にのび太をぶちのめす!」
ジャイアンはスネオと一緒に行動すると決定した。
「よし、ジャイアン!頑張ろうよ!(お前だけな。)」
ゴリラ(ジャイアン)の威を狩る狐(スネオ)といったところだろうか。さすがスネオである。
「そうと決まれば、まず何をすればいいんだ、スネオ。」
・・・何も考えていなかったようだ。
「そうだね。まずは地道にレベル上げかな。(何も考えていなかったのかよ・・・)」
ジャイアンに心の中であきれながらもとりあえず回答した。
「よーし!分かった!じゃあ早速レベルあげだー!」
「頑張ろう、ジャイアン!(僕もその間にレベル上げするけどね。)」
とりあえず一致団結した。
「コラ!ポケモンセンター内では静かにしなさい!」
ジョーイさんに厳しい注意をされた。
「「すいません・・・。」」
まだまだ先は長そうだ・・・。
そのころののび太は・・・迷っていた。
「・・・ここはどこだよぉ・・・。ドラえもぉ〜ん。」
号泣である。
「おいおい、どうしたんだ、坊主。」
そこに一人の男が話しかけてきた。
「・・・?おじさんだあれ?」
のび太は半べそをかきながら問う。
「ん?わしか?そうだな・・・水ポケモンが好きなおじさんといっておこうか!がはははは!」
(うるさいおじさんだなぁ・・・。)
とりあえずのび太は正体不明のハイテンションおじさんと知り合った。(絡まれた)
「・・・がっはっはっは!この町で迷ったのか、お前!」
男は大声を上げて笑う。
「笑わないでください!こっちは真剣なんですから。」
のび太は目に涙を浮かべている。
「おいおい、泣くなよ。・・・そうだな、こんなときは釣りをすればいい!わしのすごい釣竿を上げようではないか!」
男はのび太に{すごい釣竿}を差し出した。
「ありがとうございま・・・ん?」
のび太は見てはならないものを見てしまった。
それは {すごい釣竿}と汚い字で書いてあるぼろい釣竿であった。
「おじさん、これ・・・」
「そんな細かいこと気にするな!がっはっはっは!」
細かくは無いと思う。
終わりです。・・・というわけで新カントー氏お願いします。
乙、わかってると思うが嵐は無視しろよ
・・・あら?酉を変え忘れていました。
こっちがモノホンです。
タマムシシティ 二日後
「ロケット団アジトに行くのはいいけど、流石にメンバー分けない?こんなに固まってたら見つかるよ」
スネオが提案した。
「そうだねえ、三人ずつで分けようか」
「じゃあ私とドラちゃんとのび太さん。スネオさんとタケシさんと出木杉さんでどう?」
歩きながら全員が意見を出し合い向かっていく。
ロケット団アジト
「鍵を探すのがスネオ班、シルフスコープを探すのがしずか班」
「そんなところだね、じゃあここで別れよう」
二つの班が別行動を開始する。
のび太としずかとドラえもんはあっさりスコープを見つけた。
「あれ、こんな所にあるなんて無用心だね」
のび太が驚きの声をあげる。
『確かに取られやすくしろといったけど、こんな目立つ所に置くなんて聞いてないわよ!』
「ラッキーだね、これでもうここには用は無いし帰ろうかな」
ドラえもんが図鑑を持つ。
「出木杉君、もうスコープ見つけたからアジトの出口に戻るよ」
『速いね。こっちも鍵を見つけたし出口に向かうよ』
『ブツッ』という音が鳴り電源が切れる。
「なんか嫌だね」
「何が?」
「この空気、待ち伏せされたときとそっくりじゃない?」
ドラえもんが気付く。
周りにロケット団員が集合していることに。
「あっさり罠に引っ掛かったね。アンタ達馬鹿じゃない?」
「誰が馬鹿だ!」
のび太がモンスターボールを構える。
「おっと動くんじゃないよ! ブーバーンの破壊光線を直接受けることになるからね」
「どうすればいいのかしら?」
しずかが話に入る。
「そうだねえ・・・牢にでも入ってもらおうかな」
「そんなのご免だ! リザードン、煙幕!」
いつのまにか出していたリザードンで煙幕を放った。
「これで作戦成功だね」
「ハル様、宜しいのですか? 奴等を逃がして」
赤いバイクスーツを纏った女、ハルが笑う。
「問題ないよ」
そう言うと、息を吸い込み口調を変えてハルが叫ぶ。
「これよりロケット団全員でシルフカンパニーに向かう! 準備はいいね!?」
『オオーーーーーー!!』
脱出に成功した一行。
「はぁ、はぁ。何とかなったね」
息が荒いのび太、体力がない少年である。
「これからどうするの?」
「出木杉君たちはもうポケモンタワーに向かったんだってね」
「僕達も向かおうよ!」
ここは シオン タウン
シオンは 紫 尊い 色
出木杉達はポケモンタワーの前にいた。
「皆。大丈夫だった?」
ドラえもんが聞く。
「大丈夫だったよ。ああ、そうだ。のび太くんこれ」
出木杉がのび太に笛を渡す。
「ポケモンの笛? 出木杉さん速いわね」
「入り口で幹部と会ってさ、『ここで争う気はないから』とか言って何処かに行ったんだよ」
スネオが答える。
「その時、あの娘がこいつを出木杉に『プレゼント』とかいって渡したんだぜ。憎いな、色男」
ジャイアンが出木杉を腕でつつく。
「フジ老人は?」
「もう家に帰ったよ」
スネオが退屈そうな顔で言う。
「後はカビゴンをどかすだけだね」
「どっちかのカビゴンが動けばもう一体も消えるから、タマムシのほうからも行こう」
ドラえもんが説明する。
「設定の変更ね・・・じゃあ私とドラちゃんとスネオさんでサイクリングロードに行くわ」
しずかは何か考えている様子だ。
「じゃあ僕達はシオンを降りていくよ、セキチクシティで落ち合おうよ」
「わかった。じゃあ皆セキチクで」
11番道路
「ねえ出木杉」
「なんだいのび太君?」
「こいつを手に入れるチャンスが来るのも、意外に早かったね・・・」
目の前にいるカビゴンを指差し、のび太が言う。
「笛は出木杉が吹いてよ」
「のび太じゃ上手く吹けねえもんな」
ジャイアンが茶々を入れる。
「わかった、じゃあ吹くよ」
優雅な笛の音がなる。
出木杉は吹き終えると、笛から口を離し誰に対してかはわからないがお辞儀をする。
笛の音を聞いたカビゴンが起きて出木杉に襲い掛かる。
「リザードン!」
カビゴンの攻撃をリザードンが受け止める。
「今だ! モンスターボール!」
のび太がモンスターボールを投げる。
「馬鹿野郎! そんなんで入るわけねえじゃんかよ!」
しかしジャイアンの叫びとは裏腹にモンスターボールはしばらくすると動きを停止した。
「やったあ! カビゴンゲット!」
ボールを持ってのび太が飛び回る。
「なあ出木杉。運も実力のうちっていうがよ・・・」
「あれは行き過ぎだね」
出木杉が苦笑する。
のび太は半ば呆れている二人を尻目に大喜びしていた。
ここは セキチク シティ
セキチクは ピンク 華やかな 色
「やっと着いたね」
のび太が顔からでる汗を腕でぬぐう。
「確か・・・サファリに行くのは僕とスネオ君とドラえもんだったよね?」
「ああそのはずだぜ」
ジャイアンがモンスターボールをいじる。
「じゃあ僕はここで」
「ああ、また後でな」
出木杉が走っていく。
「じゃあしずかちゃんと合流しようよ」
「しずかちゃんはジム行ってるんだろ。俺たちはレベル上げでもしようぜ!」
「そうだね、じゃあ草むらに行こうよ」
サファリゾーン
『畜生、出ない・・・』
スネオは金の入れ歯を回収した後、自分の目当てのポケモンを探していた。
ずっと探しているがポケモンは見つからない。
このサファリの何処かにいるはずのポケモン、ガルーラにはまだめぐり合えない。
『くそ!』
服も汚れ、汗もかき探すのに疲れ果てた頃何か近づいてくるポケモンを見つけた。
『こいつは・・・ラッキー!』
スネオがボールを構えボールを投げる。
しかしラッキーはボールから出てしまった。
『ラッキーは見当たらないなあ』
ドラえもんは自分がさっき見かけたラッキーを探していた。
『後138歩か・・・波乗りは貰ったけどラッキーが欲しい』
ドラえもんが考えていると目の前にガルーラが横切る。
『あれは・・・ガルーラ!』
「待てー!」
ドラえもんは歩数を気にせずガルーラを追いかけた。
スネオがラッキーを追いかけていると目の前に何か見えた。
『あれはドラえもんと、ガルーラ!』
やっと見つけた目的のポケモンにスネオがモンスターボールを構える。
スネオがガルーラに向かってボールを投げる。
しばらくするとボールの動きが停止した。
ドラえもんがガルーラを追いかけていると目の前に何か見えた。
『あれはスネオと、ラッキー!』
さっきの奴は見失ったけど今回は見失わない。
ドラえもんがラッキーに向かってボールを投げた。
しばらくするとボールの動きが停止した。
『あの二人が秘伝マシンを回収してるから僕は楽に目的のポケモンを探せたよ』
満足そうにストライクを見る出木杉。
『次はグレンかシルフカンパニー。あの強い幹部達を考えるとすぐにシルフに行くのは危険だな』
皆に自分の考えを伝えよう。
出木杉はそう考えるとサファリゾーンの出口へ向かった。
「無事に皆で集まれたね」
ポケモンセンターに全員が集合する。
「皆、提案があるんだけど」
出木杉が自分が思っていたことを伝える。
「各自、個人行動か・・・」
「悪い提案じゃないと思うんだよ」
出木杉が語る。
「幹部は僕たちより圧倒的に強い。だからぼくたちもレベルを上げなきゃいけないと思う。
その時全員で行動すると、皆に・・・・・・頼る。
だから各自のレベルアップもかねて何日か各自で行動したほうがいいと思うよ」
その提案を受けるとジャイアン、のび太、しずか、スネオの順に賛成した。
「皆が賛成なら僕は反対しないよ」
ドラえもんがOKを出す。
「秘伝マシンは全員に渡したし僕は明日グレン島に向かうよ」
「僕もグレン島に行く!」
「僕もご一緒させてもらうよ」
スネオ、のび太、ドラえもんはグレン島に向かうことになった。
「私は・・・セキチクに残るわ。ここでレベルも上げたいし」
『本当は行きたい所があるけど・・・皆に内緒で行きたいのよね』
しずかはセキチクに残る?ことになった。
「僕はタケシ君と行き先が同じだ」
「俺たちも出かけてくるって訳だ」
ジャイアンと出木杉は?に向かうことになった。
「日程は・・・何日間にする?」
「全員が5日ぐらいでいいんじゃない?」
「それでいいかな」
全員が行動を分けることを決めた。
現在の状況
ドラえもん セキチクシティ ウインディLV48(気) ギャラドスLV42 メタングLV37
ラッキーLV30
のび太 セキチクシティ リザードンLV45(木) ピカチュウLV42 エーフィLV38(爪)
カビゴンLV35
しずか セキチクシティ フシギバナLV47(種) ニドクインLV44 ペルシアンLV41
ミロカロスLV38
スネオ セキチクシティ クロバットLV50(毒) ニドキングLV47 マルマインLV44
ガルーラLV29
ジャイアン セキチクシティ カイリキーLV46(黒) ダグトリオLV42 ケッキングLV38
出木杉 セキチクシティ カメックスLV45(雫) ピジョットLV41 フーディンLV40
ストライクLV32
投下終了です
明日人気投票ですか・・・
最初だしもしかしたら深夜もう一回投下するかもしれません
レス下さった方ありがとうございました
ではまた
>>702この量でもう一回ってかなりたまってるのね。
乙。
>>702 充実の文章量 乙
…絵板に絵を投下したのは俺だ
なんかスマソかったな、勝手なイメージ描いちゃってさ…
お絵かきに書き込もうか悩みましたがこちらで答えさせて頂きます。
>>704 髪の長さ以外全部自分のイメージ通りです。
わざわざ絵まで書いていただいてとても嬉しいです。
迷惑どころか感謝の気持ちで一杯です。
>>703 一応物語のの終了までのあらすじを書いてますから。
頑張れば・・・書けます。
ではバーボンへ移動します
誰かがミュウ氏のゴクと、雷電を投下してるぞ
ミュウで思い出したが、
>>595のレスは半端なく大着でイライラした
最低限ポケモンのタイプくらいは覚えておいて欲しいよな
本人反省してる。それでよし
投下します。
いつの間にか8スレ目ですね。
つまり何が言いたいかというと、前回の話は前スレなので、wiki参照してください・・・・・・。
投下遅くてスイマセン。
第3話『パートナー』#12
――スネ夫's report――
乾燥肌。水タイプのワザを受けると、体力が回復する特性。
つまりグレッグルは、ギャラドスのアクアテールを直撃したものの、ダメージは受けていない、ということだね。
この特性を利用して勝つには、僕が話術でアクアテールを誘発し続ける必要がある。
「ギャラドスのアクアテール・・・・・・一撃でやられると思ったけど、たいしたことないね!」
「ほう。だが次の攻撃で終わりだぜ! スネオ君!」
「残念だけど、僕はもうアクアテールは見切ったよ!」
アクアテールは見切った。そう言うことでアクアテールを誘う。
バトルで熱くなっている今、シゲさんが「じゃあ別のワザで攻撃しよう」なんてことを言う確率は無くはないが、限りなく低いからね。
それから、乾燥肌のことがばれないようにする策も、既に考えてある。
とりあえず、この策をグレッグルに耳打ちで・・・・・・。
耳打ち・・・・・・耳・・・・・・。
おいグレッグル。お前の耳はどこだ・・・・・・。
ま・・・・・・まあいいか。側頭部に口を寄せれば聞こえるだろう。
「グレッグル。僕が・・・・・・と言ったら・・・・・・フリをするんだ。いいね?」
コクリと頷くグレッグル。
今できることはやりつくした。
ボールから飛び出した時よりも、より一層怖い顔をするギャラドス。
鼻息が荒く、その音は距離の離れた僕にも聞こえるほどだ。
さてと、第2ラウンドだ。
第3話『パートナー』#13
――スネ夫's report――
「グレッグル! おどろかす!」
「ギャラドス! アクアテール!」
急速に接近してくるギャラドス。その長い尾を大きく振る。
しかしグレッグルは、おどろかすの予備動作――しゃがみ込んで回避する。
そして飛び上がり、ギャラドスの目を突いた。
よしアクアテール! 計算通り! 回避できたのは計算外だけど。
おどろかすが急所に当たったのも計算外だけど。
そして、ギャラドスが怯んだのも計算外だけど。
「相手が怯んだ! グレッグル! どくばり!」
仰け反るギャラドスに、毒針を撃ちまくる。
よし! いい感じだ!
「クソ! ギャラドス! 今度こそアクアテールで終わらせろ!」
仰け反った状態を、自らの尾を振りかぶった状態へと転じるギャラドス。
「これはかわせないだろう! スネオ君!」
ギャラドスは、思い切り尾を振り下ろした。
確かにかわせない。が、当たってもダメージは無い。
だからといって、普通に受けていれば乾燥肌を見抜かれる。
そこで、僕が思いついた策の登場さ。
第3話『パートナー』#14
――スネ夫's report――
「グレッグル! まもる!」
ギャラドスの尾を、両手で受け止めるグレッグル。
「何!? グレッグルにまもるを覚えさせていたのか!」
【まもる】とは、相手の攻撃から身を守り、ダメージを受けないワザ。
まあ、そんなワザは勿論覚えさせていない。
これは、乾燥肌がばれないようにする、ただの策でしかないからね。
「グレッグル! 距離をとってどくばり!」
この距離というのは、勿論アクアテールの間合い。
より自然にアクアテールを使わせるのさ。
綺麗にヒットするわりに、相変わらずダメージを与えているのか、いないのか解らない毒針。
「俺のギャラドス相手にここまでの戦いをするとは・・・・・・なかなかやるな」
「そんなこと言ってる暇は無いと思うよ! グレッグルおどろかす!」
「ギャラドス! アクアテール!」
「まもるだ! グレッグル!」
白熱するマサゴの浜の戦い。
その戦いは、いつの間にかギャラリーをちらほらと集めていた。
第3話『パートナー』#15
――スネ夫's report――
「しっかりしろよーシゲさん」
「カエルの方も頑張れー」
集まったギャラリーは、シゲさんの釣り人仲間やマサゴタウンの住人。
集まった理由は、グレッグルが、この辺りでは珍しいポケモンだからか?
いや、ソレもあるだろうけど、一番の理由は、グレッグルが町中で踊り、人々の注目を集めたからだろう。
「アクアテール!」
「まもる!」
運の悪いことに、なかなか決着の訪れない戦いを見て、ギャラリーの一人が余計なことを呟いた。
「グレッグルの特性ってさぁ、水タイプのワザを受けないヤツもあったよな」と。
さらに運の悪いことに、シゲさんはその呟きを聞き逃していない。
「スネオ君。まさかとは思うが・・・・・・いや、初撃で倒れなかったところからも試してみる価値はあるな」
これは・・・・・・ピンチだ。万事休すだ。
水タイプ以外のワザを受ければ、間違いなく負けるぞ。
どうする僕。どうする・・・・・・。
「ギャラドス! かみつくだ!」
グレッグルを飲み込まんとするような勢いで、大きな口を大きく開き、突撃してくるギャラドス。
僕の咄嗟に発した言葉は情けないものだった。
「う、うわ〜! に、逃げろグレッグル!」
逃げれるわけがない。
ランニングシューズを履いているからなのか、足が軽い。
軽すぎて、僕は、勝手に動き出す足を止められなかった。
終わりです。
あと訂正(?)が一つ。
これは、演出の問題なんですが、
>>714の
『逃げられるわけがない。』と『ランニングシューズを――』の間に
改行があるものとして読んでいただきたい。
乙
毎回密かな楽しみだぜ
うはwwwすごwwwしかもおまwwwここで終わりwww
乙
あのスネ夫の『おどろかすの観察』は伏線だったのか・・・
気づけるかwww
DP3氏乙
>>718 DP3氏の小説には、本編に関係ないような伏線が無数にあるから
探してみるといい
乙
雑魚トレとのバトルをここまでおもしろく描けるとは…
>>715乙
なんだろうな
DP3氏の作品は、毎回セリフが神がかってる
ご無沙汰してます。
これから久しぶりな投下します。前回はwiki参照
あれから更に数週間─のび太とドラえもんは、111番道路の砂漠に来ている。
二人はトウカジムをクリアしヒワマキへ向かおうとしていた道中、偶然の再会を果たしていた。
それからドラえもんがリーフから貰っていたゴーゴーゴーグルを一つ渡し、その足で砂漠に来ている。
のび太「すごい砂嵐だ…」
相変わらず、砂漠の中は砂嵐がひどくゴーグルがあるとはいえ視界も良くない。
ドラえもん「ねぇ、のび太くん…」
ドラえもんが不意に切り出した。
のび太「なんだよドラえもん?」
ドラえもん「あそこ…見てごらん。」
ドラえもんが指(ないけど)指す先、そこには蜃気楼のようにモヤモヤと『存在』する不思議な塔が建っていた。
のび太「なんだい…あれは?」
ドラえもん「話に聞いた事がある…多分、あれは幻影の塔だ。」
砂漠に現れたり消えたりする、不思議な塔。それが正に幻影を思わせ、そこから『幻影の塔』と言われている(多分)。
その時だ。
塔の方から凄まじい爆音が聞こえる。
のび太「一体なんなんだ!?」
のび太は驚く。
ドラえもん「わからない…とりあえず行ってみよう!」
こうして、二人は塔の中へと入って行った。
幻影の塔・内部─
遺跡を思わせる、石や土で出来た壁。床には砂があり、こんな場所が本当に現れたり消えたりするのだろうか。
二人は塔の中を進んでいた。
のび太「結構奥まで来たね…」
ドラえもん「うん…今の所何も無かったけど、油断しちゃいけないよ。」
二人が塔に入って一時間が経過しようとしていた時、二人はとうとう幻影の塔最深部にある、広間に到着した。
そして、その広間には見覚えのある人物が立っていた。
ドラえもん「あーっ!お前はあの時の!」
M団員「ちっ!あの時のポケモンか?」
そこに居たのは、カナシダトンネルで遭遇したあのマグマ団員だった。
ドラえもん「僕はポケモンじゃない!それより、こんなところで何してるんだ?!」
ドラえもんの問いに、団員は鼻をフンと鳴らして答えた。
M団員「へん、ピクニックでもしてるように見えるか?使えるポケモンを捕まえて、任務を果たしに来たんだよ!」
ドラえもんを馬鹿にしたように話す団員の後ろから、いつの間にか謎の男が現れる。
謎の男「お喋りが過ぎるぞ…」
のび太「あの人…どっかで?」
のび太は、その男にどこかで見覚えのある気がした。
M団員「すみません…」
団員は男に頭を下げる。そしてドラえもん達の方を振り向き言った。
M団員「へっ、用事は済んだんだ。俺達は帰らせて貰うぜ。そこをどきな!」
以前とは違い、強気な団員。しかし、ドラえもん達は道を譲らなかった。
ドラえもん「やなこった!捕まえて警察に突き出してやる!」
ドラえもんはモンスターボールからサンドから進化したサンドパンを繰り出した。その体には未だに無数の傷跡が残る。
M団員「その傷…あの時のサンドか?」
どうやら団員はサンドに見覚えがあるらしい。
ドラえもん「何?どういう事だ!」
ドラえもんは団員に叫んだ。
M団員「へっ、捕まえたまではよかったんだが使えねぇポケモンだったから痛め付けてから逃がしてやったのさ!」
サンドを見つけた時の事を思い出したドラえもんの怒りは、頂点に達した。
ドラえもん「なんてヒドい事を!サンドパン、アイツを倒すぞ!」
サンドパンも、団員に対して敵意をあらわにしている。
のび太「僕も加勢するよ、ドラえもん!」
のび太はキノガッサを繰り出しドラえもんに並ぶ。
のび太「ドラえもん…アイツは僕に任せて。」
のび太は謎の男の方を向き直して言った。
ドラえもん「わかったよのび太くん!行くぞ、サンドパン!」
M団員「かかってきな!行け、ハブネーク!」
ドラえもん対M団員のバトルの火蓋が切って落とされた。
M団員「噛付け、ハブネーク!」
大きな口を開き、牙をむいてサンドパンに飛び掛かるハブネーク。
ドラえもん「サンドパン!丸くなって防ぐんだ!」
外敵から身を守るために発達した背中のトゲで、サンドパンは余りダメージを受けなかった。
ドラえもん「そのまま体当たりしちゃえ!」
本来"たいあたり"はサンドパンの使える技ではないため余り威力は無かったが、顔面に鋭いトゲの球を食らったハブネークは怯んだ。
M団員「くそっ…なにやってるんだハブネーク!」
ドラえもん「まだまだ行くぞ!スピードスター!」
壁際にまで追い込まれたハブネークに次々とたたみかけるサンドパン。
その間合いは約2メートルほどになった。
M団員「来たな…そこだハブネーク!ポイズンテール!」
団員が叫ぶ。目付きを変えたハブネークの一撃がサンドパンに襲いかかった。
ドラえもん「しまった!サンドパン!」
壁に叩き付けるサンドパン。
ハブネークのウェイトの乗った充分な距離からの重い一撃で、サンドパンはかなりのダメージを受けてしまった。
ドラえもん「大丈夫かい?サンドパン。」
ドラえもんの呼び掛けに、サンドパンは『まだ行ける』といわんばかりに首を縦に振る。
ドラえもん「よし!弱ってるのはあっちも同じだ。行くぞサンドパン!」
ハブネークに向かって駆け出すサンドパン。
M団員「決めてやるぜ…ハブネーク!」
ハブネークもサンドパンを迎え撃つ体制に入った。
ドラえもん・M団員(勝負は…この一撃で決まる!)
飛び上がり、ハブネークに襲いかかるサンドパン。
ドラえもん「切り裂く!」
M団員「毒々のキバ!」
二体の激しい攻撃がぶつかった。
謎の男「お前一人で…俺に勝てるとでも?」
のび太「やってみなくちゃわかんないよ?僕とあんたは戦った事が無いんだから!」
そう啖呵を切ったのび太に、対峙していた男が不敵に笑いながらボールを構えた。
謎の男「フ…それもそうだな。行くぞ、グラエナ。」
男が繰り出したグラエナ、それは他のグラエナより一回り大きかった。
のび太「行くよ、キノ!」
のび太の中に、緊張が走った。
投下終了です
これから先投下のペースにばらつきが出てしまうかも…
おやすみなさい
※追記
最後らへんののび太のセリフはどっかで同じようなセリフを聞いた事がある人もいるかもしれません。
なんの漫画かは覚えてませんが…気分を害したらすみませんでした
キノ
キノの旅をなぜか連想した
多分キノかも
一度だけ読んだ事がある。のび太のセリフを考えた時にポン…と頭に浮かんだんだけど、元ネタが何か思い出せなかった
>>732 そういうパロディーくらいはいいと思うよ
よく「やらないか?」とか「なんだってー」とかも出てくる訳だし
今から投下しますね
キンセツシティ。
「おせーぞドラえもん!」
落ちつかない様子で怒鳴っているのはジャイアン。
お馴染みのメンバーもいる。出木杉を除いて・・・だが。
「ごめんごめん、今からポケナビのメンテナンスをするよ。あ、出木杉君はこれないらしい」
「――よし、これで終わりと」
ドラえもんはポケナビを全員に返す。
「今回追加されたのは誰かがチャンピオンになったら知らされる機能だよ。便利だろ?」
だが、その声はポケナビが鳴る音によってかき消される。
ポケナビの画面にはこう記述されていた。
リーグチャンピオン ―― 出木杉英才
全員の顔は驚き一色に染まった。
「ポケモンリーグにいけば、わかることだよ。悩んでても仕方ないじゃない」
ドラえもんが仕切る。次第に皆の表情も戻っていく。
「そういえば、ドラえもんから潮の香りしない?」
のび太が鼻を大きくして匂う。
「さっき獲れたての魚食べたからかな?・・・じゃあ、そろそろ解散しようか」
全員が頷く。
「それじゃ、また!」
のび太達は次々とキンセツシティを後にする。
だが、その中で一人だけ――キンセツシティに残っている者がいた。
不敵な笑みを浮かべ、狂喜の叫びが響き渡る。
≪のび太サイド≫
僕はキンセツシティを後にして、砂漠の近くまできた。
ジムバッジもとったし、次はハジツゲタウンかな。
――そんな事を考えている時、誰かが僕の肩をポンと叩いた。
「誰・・・?」
僕が振り向くと、そこにいたのはジャイアンだった。
まさか、またポケモンよこせなんて言わないだろうな・・・?
僕がそんな被害妄想をしている時、ジャイアンから思いがけない言葉が飛んできた。
「この間は悪かった。このキャモメ、返すよ」
え?僕は突然の出来事に驚きを隠せない。
「あ、ありがとう」
感謝する必要はないけど、ジャイアンの罰の悪そうな顔を見て照れくさくなったんだ。
「ほらよ」
ジャイアンは懐からボールを取りだし、僕に手渡す。
「会いたかったよ、キャモメ!」
僕はすぐにキャモメを出し、そのまま抱きつく。
・・・あったかいなぁ。
「それじゃ、またな!」
「うん、ばいばいジャイアン!」
雲一つない空と共に、僕は走り出した。
投下終わりです。短いですが、
そろそろ話を展開させたかったんで。
乙
期待してるぜ
乙
ふたご島
「寒いわね・・・」
しずかが呟く。
格好はRと文字のついたコートを羽織って手袋をつけている状態だ。
『コートや手袋を支給してくれるなんて嬉しいわ。ロケット団、中々じゃない』
最初は不満ばっかりだったが面白い幹部や待遇のよさに満更でもないしずか。
「ここにいるはずなんだけど・・・」
辺りを見回し姿を探す。
しずかの目的のものは・・・
「いたわ!」
上手く見つからないように隠れて行動するしずか。
「あのポケモンがフリーザー・・・」
青い綺麗な鳥。
翼を羽ばたかせると綺麗な粉のようなものが舞う。
輝きに、しずかは魅了されていた。
『綺麗ね・・・』
しずかが見ているとフリーザーが目の前に飛んできた。
慌ててボールを構え、戦闘態勢に入る。
しかししずかが目の前を見たとき、そこにはもうフリーザーの姿はなかった。
「夢だったのかしら?」
その時、腰のモンスターボールから青い一羽の鳥が出てきた。
それは紛れもなくフリーザーだ。
「フリーザー!? 何で・・・? まさか自分からボールに入ったの?」
フリーザーが返事をするように鳴き声をあげて背中を向ける。
背中に乗れと告げている・・・しずかはそう言われている気がした。
「フリーザー・・・。ええわかったわ、一緒に行きましょう!」
しずかはそういって背中に乗る。
それを確認するとフリーザーはふたご島を飛び立った。
無人発電所
「サンダー!」
ジャイアンが叫ぶ。
自分の求めてたポケモンに巡り合えた喜び。
それが何事にも変えられない喜びだった為、つい口に出してしまった。
「俺がお前の使い手になってやる! 勝負だサンダー!」
ジャイアンがカイリキーを出す。
ポケモンを出すのを見るとサンダーは巨大な鳴き声を放った。
『すげえ威圧感だ!』
ジャイアンは興奮する。
サンダーが動いた。
カイリキーに向かってドリル嘴を放つ。
「カイリキー掴め!」
ドリル嘴を受け止め、カイリキーがサンダーの行動を抑える。
『そういや、のび太はカビゴンをこんな風にしてゲットしてたよな。もしかしたら、俺も!』
ジャイアンは考えた結果ボールを投げることにした。
「行け、モンスターボール!」
モンスターボールがジャイアンの期待に答える事は無かった。
「エレブーもゲットしたしエレキブースターも取った。もうここには用は無いな」
出木杉はジャイアンを迎えに行く。
『サンダーか。物理攻撃技しか好まないタケシ君が・・・成長しているな、彼も』
歩いていると音が聞こえる。
『電気音か? 様子を見に行くか』
出木杉が見に行くとそこには何か電気を集めるものがあった。
『玉みたいだな。・・・電気球かな? のび太君のために持っていくとするか』
電気球を手に入れ出木杉はジャイアンの元に向かった。
「中々捕まらねえなあ、さすがは伝説! 俺が見込んだ奴だぜ」
ジャイアンが楽しそうに笑う。
サンダーはダグトリオに対して攻撃する技がないせいか攻撃を仕掛けてこない。
「いいかげん捕まえなきゃ出木杉が来るよな。よし、ハイパーボールを投げるか!」
経費削減の為に買っていたモンスターボールを投げるのをやめることにする。
「一発で入んねえかな、それ!」
ハイパーボールを投げた瞬間、サンダーが満足そうな表情を見せた。
ボールに収まりしばらくすると動きが停止する。
サンダーが収まったボールを取りすぐに投げる。
「サンダー、よろしくな!」
しばらくすると出木杉がやってきた。
「タケシ君。サンダーをゲットしたのか」
ジャイアンの隣で飛びたそうにしているサンダーを見る。
「ああ、出木杉もエレブーを手に入れたみたいだな」
「もちろん。エレキブースターも見つけたから通信よろしくね」
「任せとけよ!」
ジャイアンは機嫌がいいのか、簡単にOKを出した
ここは 1の島
御縁が 集まる 結び島
「グレンを終わるとすぐにここに来るんだったね、忘れてたよ」
スネオが声にあげる。
「他の皆もカツラさんにパスを渡しておいたから大丈夫だね! 僕達は探検しようよ」
のび太が提案する。
「僕はマサキさんの用があるから3の島に行くよ」
図鑑をいじりながらドラえもんが言う。
「僕は一人で行きたい所があるんだ。のび太は2の島に行ってリザードンに技でも覚えさせたら?」
「何が覚えられるの?」
スネオが呆れたような動作を取る。
「そんなことも知らないのか・・・。行ってからの楽しみにしてたら?」
「わかった。そうするよ」
のび太はすぐ頷いた。
船着場に着くと船が待っていた。
ドラえもん、のび太が乗り込む。
「あれ、スネオは行かないの?」
「ああ、グレンで待ち合わせしてるからそこで集合するときには行くさ」
『船の出港時間です、支給席にお座りください』
船のアナウンスがなるとスネオは出口に向かった。
「じゃあな、二人とも」
スネオは船を見送ると、船着場を後にした。
灯火山
「熱いなあ」
スネオが呟く。
格好はいつもと変わらない格好だ。
『ファイヤーはここにいるはずだ。必ず僕がゲットする!』
足を踏みしめ山を登り決意する。
『いた!』
ファイヤーの姿を発見したスネオは近くの物陰に隠れようとする。
スネオは考える。
『まずはマルマインで麻痺させて、10万ボルトの一発ぐらいは耐えるよな。
その後はガルーラで・・・いやガルーラだったらあんまり耐えれないかも。
クロバットで怪しい光を撃って・・・でも自分を攻撃して倒れたりしたらいけないしな。
ニドキングは・・・』
ファイヤーは先程見えた人影が気になり、スネオがいる方角に注意を向けている。
一方スネオはまだ考えていた。
『出会い頭に駄目元でクイックボールを投げて、入らなかったらさっき考えた作戦で行こう』
考えが固まりスネオはファイヤーと向き合う。
「ファイヤー! 僕がお前をって・・・うわっ!」
いきなりファイヤーが炎を吐いてきた。
「危ないじゃないか! いきなり何するんだって・・・」
後ろを見ると野生のペルシアンが倒れていた。
「お前・・・・・・まさか僕を助けてくれたのか?」
ファイヤーが声をあげる。
「そうか・・・」
少し間を空けてスネオが呟く。
「お前は・・・捕まえちゃいけないよな。捕まえたら僕が恩知らずみたいじゃないか」
スネオが後ろを向いて灯火山を下山した。
下山すると灯火山の入り口にファイヤーが待っていた。
自分に何か語りかけている気がする。
『連れて行け』と。
「まさかな・・・」
駄目元でボールを投げる。
ファイヤーはボールにあっさり入り、少しするとボールの動きが停止する。
そのボールを持つとスネオは、すぐにボールを投げた。
「もしかしたら・・・お前は僕を認めてくれたのかもな」
ファイヤーに語りかける。
『誰かに認められるなんて、何時以来だろう』
スネオは新しい戦力を手にしてグレン島に向かった。
ここは 2の島
一人より 二人の 遊戯島
「何処に技を教えてくれる人なんているんだよ、スネオの嘘つきめ!」
のび太が悪態をつく。
2の島に次の船が到着したみたいで、観光客でいっぱいになってくる。
その中に見覚えのある頭を二つ見つけた。
「あれはまさか・・・。おーいしずかちゃん! 出木杉!」
のび太の言葉に二つの頭が反応する。
二人は人ごみを掻き分けのび太の前に辿り着いた。
「のび太さん。あなたも技を教えてもらいにきたの?」
「僕達もその予定だったんだよ。一緒に行こうよ!」
きわの岬
「お前等か、技を教えに貰いに来た三人は」
老婆が三人をじろじろと見る。
「ふむ、ポケモンを出せ」
それぞれがパートナーポケモンを出した。
「ふむう、お前等はいいトレーナーのようじゃのう。よし技を伝授してやろう。
きわの岬でレベルでも上げて待っておれ」
老婆がそう言うと怪しげな黒い着物を着け始めたので三人は家から飛び出した。
ここは 3の島
大小 揃って 親子島
「ジャイアン、もうイベントは終わったよ」
ドラえもんがジャイアンにそう言うと船に乗り込む。
「やることがはやいんだよ!」
数日後・・・・・・
ここは グレン タウン
グレンの 赤は 情熱の 色
「皆集まったね。今からヤマブキに乗り込むんだけど・・・・・・用意はいい?」ドラえもん。
「問題ねえよ!」ジャイアン。
「出来る限りのベストを尽くしたよ」出木杉。
「満足いってるよ」スネオ。
「いけるわ」しずかちゃん。
「のび太君は大丈夫?」
「大丈夫だよ。じゃあ行こうよ皆でヤマブキへ!」
現在の状況
ドラえもん ヤマブキシティ ウインディLV58 ギャラドスLV55 メタグロスLV55
ハピナス LV54
のび太 ヤマブキシティ リザードンLV54 ピカチュウLV51 エーフィLV52
カビゴン LV53
しずか シルフカンパニー フシギバナLV56 ニドクインLV54 ペルシアンLV53
ミロカロスLV55 フリーザーLV59
スネオ シルフカンパニー クロバットLV57 ニドキングLV55 マルマインLV52
ガルーラ LV54 ファイヤーLV59
ジャイアン ヤマブキシティ カイリキーLV58 ダグトリオLV51 ケッキングLV53
プテラ LV50 サンダーLV57
出木杉 ヤマブキシティ カメックスLV56 ピジョットLV52 フーディンLV53
ハッサム LV54 エレキブルLV55
投下終了
前回レスくれた方ありがとうございました
ではまた
乙
これから投下します。
ルビー氏、新カントー氏乙です。
アカネ「…………」
アカネは焦っていた。
この一週間、何も進展せず、ただ時だけが過ぎてゆく。
ロケット団の守りは、想像以上に堅く、ジムのトレーナーでも苦戦を強いられる。
アカネはあくまでも、ジムリーダー。
トレーナーとしての、力量はあるが、このような持久戦の戦い方は分からない。
そこへ、
トレーナー「アカネさん!
突入班B、D両班とも突入に失敗しました!
待機していたA班C班は………」
アカネは心の中でため息をついたが、リーダーの自分の動揺はすぐに下に伝わる。
うまく誤魔化さねば。
アカネ「大丈夫や!
それらもこっちには想定の範囲内。
気にすることないで!
あっ、で、A班とC班は休ましとき。
お疲れさん。」
トレーナー「はい!」
トレーナーは安心した様子でアカネの元から離れてゆく。
いい加減、演技にも疲れた。
本当は策なんて何もないのに、民衆の皆は自分に信頼を置いてくれている。
それはうれしい反面、アカネにとって、大きな心の負担になっていた。
アカネ「はぁ………」
アカネが皆の居ないところで、またため息をついた時だった。
トレーナー「アカネさん、怪しい者が何か面会を求めて来ています!」
アカネ「怪しい者………?」
誰だか分からないが、逢ってみて損ではない筈。
アカネ「面白そうやな。
連れてき。」
アカネがそう言った時だった。
ドアから押し寄せる様に、何人かの見覚えのある人間がなだれ込んできた。
ジャイアン「ってててて………
あの野郎!後でギャフンと言わせてやる!」どうやら手荒いもてなしを受けたらしい。
その中の大柄な少年がドアに向かって叫ぶ。
その様子を見て、アカネはそれらがこの前の生意気なガキということを思い出した。
アカネ「なんや、あんたらか。
…………何しに来たん?」
アカネの言葉にキツネ顔の少年が口を尖らせて憤慨の言葉を述べる。
スネ夫「何しに来たとはなんだい!!
僕らは援軍に来たんだぞ!」
スネ夫の言葉にアカネは意地悪く言う。
アカネ「援軍を頼んだ覚えはないんやけどな。
で、何が目的なん?」
ドラえもん「目的も何もあなたは協力したければ実力をつけろと言ったじゃないですか!?
今日は、僕らの実力を見せに来たんです!」ドラえもんが言う。
アカネは肩をすくめた。
正直期待はしてないが、今はまさに、青狸の手も借りたい気持だ。
アカネ「ええで。
あんたらの実力見してみい!!!」
ジャイアン「望むところだぜ………」
ここで、ジャイアンが一歩前に出た。
アカネ「また、あんたか。
どんだけ成長したか試してやるわ!
とりあえず、外でな。」
アカネはそう言うと、一行を外に誘いだした。
アカネ「いくで!
いけっ!ミルタンク!」
そう言うとアカネはミルタンクを繰り出した。
ジャイアン「ミルタンクか………。
それなら、いけっ、カイリキー!!」
一方ジャイアンはカイリキーを繰り出した。
タイプではジャイアン有利だが、アカネは動じない。
アカネ「やっぱ、成長しとらへんな。
先週の二の舞いや!!
ミルタンク!!
周りで回って砂ボコりをあげぇ!!」
ミルタンクはその辺を高速で回転し、激しい砂ボコりを発生させる。
それにより、周りの視界が奪われる。
アカネ『ここで、前はメタモンに変わる作戦をとったんやな。
それなら………』
アカネは小声でミルタンクに指示を出した。
ジャイアン『奴の作戦は砂ボコりで目をくらまし、色々なトリックを仕掛けてくること…………
なら、こっちは!』
やがて、砂ボコりが晴れてきた。
だが、ジャイアンの視界の先にはミルタンクがいない。
ジャイアン「あれ?
ミルタンクは?」
ジャイアンが言った。
すると、
アカネ「気付いてないみたいやな。
アホが。また潰れろや!」
アカネが叫ぶ。
アカネ『奴は、ウチ本人に警戒しすぎで、自分の後ろのミルタンクに気付いてない。
こら、また勝ったわ。』
アカネは勝利を確信する。しかし、
ジャイアン「バーカ。
潰れるのはテメェだ。」
ジャイアンがそう言った瞬間、ジャイアンの足元から一本の角が現れ、ミルタンクを投げ飛ばした。
アカネ「なっ………」
アカネは突然の事に驚いている。
ジャイアン「ミルタンクの奇襲なんてショボい策考えやがって。
簡単に対応できたぜ。」
ジャイアンが言う。
アカネ「いや、ウチが驚いてる事はそんなことやない!!
なんで、ヘラクロスがあなをほるが使えるのかっていうことや!!」
ジャイアン「そんなことより、前を見た方がいいぜ。」
ジャイアンが指をさす。
なんと、ヘラクロスに軌道修正されたミルタンクは自分に向かって転がってくるではないか。
しかし、距離が離れ過ぎである。
アカネ「アホか。
こんな距離なら簡単によけら………」
「ゴン!」
アカネは何かにぶつかった。
アカネ「なっ、なんや!?これは!?」
いつのまにか出来た、自分の周りの壁に驚き動揺するアカネ。
ジャイアン「ヤナギ師匠からもらったウリムーの氷の壁さ。
よく注意すれば分かるんだがな。
テメェ、砂ボコりで視界が奪われるのは俺だけじゃないってことだぜ。
ちなみに、ヘラクロスはウリムーの掘った穴にただ潜ってただけさ。
あなをほるなんて使えねえよ。」
ジャイアンが話している間も、ミルタンクはアカネに迫る。
アカネ「キャアアアアアアアアア!」
逃げ場を失ったアカネは、ただ叫ぶしかなかった。
しかし、誰もが「ぶつかる。」と思った瞬間、ジャイアンのカイリキーがミルタンクを受け止めた。
アカネは突然の恐怖から解放され、ヘナヘナとへたりこむ。
それにジャイアンは勝ち誇ったように言った。
ジャイアン「俺の勝ちだな!」
今日はここまでです。
今日は人気投票があるらしいですね。
個人的にはキョーコ氏とジャイアン氏と金銀物語氏、新人ではうどん氏に一票あげたいですが、作者という立場なのでただ傍観するだけにさせて貰います。
〜ルールその6〜
ノートで、誰かを殺害したとき、殺されたトレーナーの手持ちのポケモンから貰える経験値の半分が、死神に分配される。
乙、ジャイアン頭良すぎwwwwww
乙
作者でも投票していいんじゃないか?
それよかルールに興味深いこと書いてあるな
目立たないが、ノート氏の戦闘はヤバい
確かにかなり高レベルだよな
頭脳戦が熱すぎる
戦況がひとつひっくり返ったと思ったら、次には二つ目がくるんだもんな
ぽけもん板行こうぜ!! 場所は・・・分かってるよな? 分からないヤツは
権利がないってこった
投票率が低いです。
どなたか誰かに清き一票を↑
この時間は誰も投下無しか
新カントー物語 ◆Tq6F3QrRYQ 15・5
米:@ ◆u2YjtUz8MU 10・7
炎赤葉緑 ◆EZhnkW6cPU 16・6
うどん ◆qqJmj36VNU 20
ダイパで小説 ◆Hsia1DMGPw 9
ルビー ◆ChfQmyJ5GM 15・5
パパドラ ◆MFxUPJ8XuQ 20
扉。 ◆H.kY6eLtiQ 21・2
とりあえず今までやった投票分の貼り付け
スマン 誤爆した
後3〜5スレくらいかな……
それ言うと空気が悪くなる
バーボンで今人気投票の方法の改善だってされているわけだし
まだまだこのスレの捨てたものじゃないと思うがな
このスレのいいとこは作者も読者も意欲的なとこ
その前に意欲的じゃない人はこのスレには来ない
これはどの板のどのスレにも言えることだ
ところでおまえらは順位つけるのがすきだねえ
ROM専から言わしてもらえばエロ作者が抜けているだけで残りはどんぐり。あほくさ
で?っていう
777 :
774:2007/01/23(火) 01:50:48 ID:???
反応が悪いなあ
スパイスにもならなかったか
あほくさ(笑)
投下ねぇな
今夜九時から主要連載陣人気投票、開始。
ルールはぽけもん板の方で。
(まずは初代から)
今人気投票の結果見てきました。
アドバイスくれた人とか、ありがとうございます。
これをバネにして頑張ります。
ということで、今から投下
≪スネ夫サイド≫
ここはハジツゲタウンのポケモンセンター。
今、流星の滝のイベントを終わらせてきた所さ。
「よし、そろそろえんとつ山に向かおう」
僕はポケモンセンターを出て、来た道を走る。ひたすら走る。
何故こんなに急いでいるのか、理由はただ一つ。
リーグチャンピオン ―― 出木杉英才
これを見る度に、僕はむしゃくしゃする。
なんで出木杉なんだ?なんで僕じゃないんだ?
そんな言葉が脳内で何度も再生され、それは僕の脳を侵食しているかのようだ。
「今に見てろ、出木杉!」
「はぁ・・・はぁ・・・」
どれぐらい走ったろう?僕はえんとつ山についた。
――だが、僕がそこで見たのは僕の想像とシナリオを完全に覆す光景だった。
地にはいつくばっているマグマ団の下っ端。
そしてマグマ団リーダー・マツブサと対峙しているのは・・・
「しずかちゃん、何でここに?」
≪スネ夫サイド≫
僕が見たのは紛れも無くしずかちゃん。
なんで僕より早くここに?流星の滝イベントは僕がやったのに。
――いや、それは後回しだ。
今、しずかちゃんとマツブサは戦っている。
僕はゆっくり見物させてもらうさ。
「――私の勝ちね」
・・・強い。マツブサのポケモンを一撃で倒してしまうその力。
どうやら、敵は出木杉だけじゃないってことだね。
「で、何?スネ夫さん」
しずかちゃんがこっちを振り向く。その目には暖かみがない。
「なんでここにいるの?流星の滝のイベントをやったのは僕だぞ!」
「あら、気付かないの?面倒なことはあなたに任せて、先に進んだまでだけど」
何だと?僕がイベントを終えたのを見て、ここに向かったわけか。
――気にいらない。
気にいらないな。
僕は目の前の敵を睨みつけ、言い放った。
「気にいらないな。僕を利用したこと、後悔させてやるよ!」
≪スネ夫サイド≫
「あら、ポケモン勝負?ならあなたに勝ち目はないわ」
ムカつくんだよ。その僕を見下すような態度。
今に後悔させてやる!
「うるさい!いけジュプトル」
絶対に、絶対に勝ってやる。後悔させてやる。
――だが、僕は圧倒的な強さを前に歯が立たなかった。
「あら、もう終わり?暇潰しにもならなかったわ」
そう言うとしずかちゃん・・・いや、しずかは立ち去った。
その後姿さえも、僕を嘲っているように見える。
僕はその後、ただただ立ち尽くしていた。
脳が動けと命令しても、体がいう事を聞かない。
「なんでだよ、なんでだよ・・・」
厳しい現実を目の当たりにして、冷静に物事を考えることができなかった。
まさか、僕は自分の力を過信しすぎていたのか?そうなのか?
わからない。全然、わからない。
だけど、一つだけわかることがある。
僕はもっと強くならなくちゃいけない。もっと。もっと。
投下終わりです。
――乙
これからも頑張れ――
乙です
ルビー氏乙です
昨日の投票、励みになりました
ということで、続いて投下です
三回目の投下。前は
>>570です
絶対絶命。
後方を流れる川、大きな岩を背に、前方には2人の敵。
「ちっ…」舌打ちするコナン。
─早い、早すぎる。プログラム開始初日でゲームオーバーだなんて…
そんな思いのコナンを余所に、少年はスピアーに命令を続けた。
「スピアー、いとをはく!」
スピアーの攻撃で、コナンは岩と糸に四肢の動きを封じられる。
その時、コナンはある事に気がついた。
─あの少年…目が黒すぎる?いや…もうそんな事は関係ないか…
コナンは、目を閉じる。
─策は無し、身動き不可能、レベルの差。勝てる見込みが…
コナンが諦めかけた、その時の事だった。
コナンの頭上から声が聞こえてくる。
「─げんしのちから!」
そして、辺りに響く凄まじい轟音。
「!?」突然の事態に戸惑うコナン。
その時、目を開けようとしたコナンの前に人の気配がした。
「目を開けないで、そのまま。もう、大丈夫だ。」
謎の人物の声。それに続いてさっきの少年の声がした。
「お前らは…何もノ…ウゥ…ウガァァァ!!」突如叫ぶ少年。
辺りの空気が変わったのが、目を閉じていたコナンにも感じられた。
「やっぱり…ヤツの影響が出てたのか。」謎の人物が呟く。
─ヤツ?一体なんの事だ?
心の中で疑問に思うコナン。すると、それに答えるように謎の人物が言った。
「いずれ…わかる時がくるよ。」
「!?あんたは一体…」
何者なんだ?コナンがそう尋ねようとした時、また上から声がする。
「終わったよ…」
違う人物の声。
この場で一体何が起きているのか。それを理解しているのは、2人の謎の人物だけだった。
いつの間にか、辺りは静けさを取り戻している。
謎の人物が何かを呟き、何かが弾けるような音がした。
「目を、開けていいよ。」
謎の人物に促され、目を開けるコナン。
「なっ!?一体…これは…」そして、だんだんとコナンの意識は遠のいていった…
岩にもたれかかるように眠るコナンの隣りに、気を失っているのび太が寝かされた。
その場で唯一意識を持っていたのは、のび太のガーディ。そのガーディに、謎の人物の1人が近寄る。
「これを持って。君の主人に渡すんだ…」
そう言って謎の人物はガーディに『なにか』を咥えさせる。
「よし…行こう!」
2人の謎の人物はそれぞれポケモンを繰り出し、どこかへ走りさって行った。
─ん…なんか…くすぐったい…
何かが顔を舐める感触に、顔を歪める。
「う…んん…はっ!こっ、ここは…?」
のび太が目を開けバッと起き上がる。
目の前には嬉しそうに尻尾を振るガーディ、隣りには気を失っているコナン。
のび太は、ガーディが顔を舐めた事で目を覚ましたのだった。
「僕たち…助かった…の?」
のび太がそう言ってガーディを見ると、ガーディがのび太に飛び付いた。
─あの時、一体何があったんだろう?
目前にまで滝が迫っていた。その事は覚えているが、どうやって助かったのか、のび太にはまるで記憶が無かった。
考えてもしょうがない事だと、のび太は開き直る。
─死ななかった。それだけでいいじゃないか。
そんな事を考えていると、隣りのコナンが目を覚ました。
結局2人とも、あの危機的状況からどうやって助かったのか、全く思い出せなかった。
そんな中、2人のナビフォンから軽快な電子音が鳴り響く。
のび太がナビフォンを手に取り、慣れない手付きでメールを開く。
その内容に、のび太とコナンは息を呑んだ。
─脱落者、NO.48ジュン・NO.148カヤ─
プログラム1日目
[残り198名・99ペア]
短いですが、投下終了ですね
投票を傍観してます
乙ですな
798 :
Monkey.D ◆Luffy.kCl. :2007/01/23(火) 22:01:06 ID:/PrmDte3
今度作品を投下したく来ました。今回中四国を舞台にしたいと考えています。そこでタウンマップを作ったのですが見にくいんですよ…そこで修正してくださる方を募集します。どなたかお願いします。
>>798 米氏みたいになりたくなかったらまずは下げを学んでからこようね!
しまじろうからのおやくそくだよ!
失礼。ウィキから直接きたからsageがデフォになってなかった…orz
投下いたす
ドラーモンキター!
・・・投下しようと思ったけどやめとくか。
名前が似ているうちは去りますよ。
wiki続き
《インターミッション》
注:男のたしなみ
俺はジャイアン、ガキ大将。
ルネジムをクリアしてから俺様が何をしていたか教えてやるぜ。
ダイビングでルネを出た俺様はキナギタウンに向かうつもりだった。
しかしその道中、なんとあのマホとナホを見かけてしまったんだ。
俺は迷った。
このまま何の関わりにもならないまま二人から遠ざかるか、それとも後を尾行するか。
そして俺は後者を選択した。
理由はただひとつ、俺が持っている男のたしなみアイテム(今までの戦利品)が限界を超えていたからだ。
新たなるオカズ…いやロマンを求めて俺は二人を追うことにした。
それからは一瞬一瞬が真剣勝負だった。
野宿しているマホとナホが寝静まるまでダイビングで海中に身を潜め、そしてこっそりと下着を拝借した。
『絶対気付かれてはいけない』という緊張感と『二人が知らない』という背徳感に俺様も興奮しっぱなしだ。
無論たしなんだ後は元に戻しておく。
そう、盗んでしまうと二人に警戒されるかもしれないからだ、俺って頭いいぜ。
こうして俺は毎日新鮮な使用済み下着を堪能しつつ、二人の後を付かず離れず尾行していた。
注:男のたしなみ
そして翌日はトクサネに到着しようかというその日の夜。
俺はついにやってしまった。
その日もいつものように、砂浜に寝ている二人のバッグから使用済み下着を取り出す。
『1、2…ひとり4枚、合わせて8枚か』
彼女等は必要な枚数だけしっかりと替え下着を用意していたようだ。
約四日間の旅をしてきたことがわかる。
『今日は最後だから今までの分も全部使ってやるぜ』
さすが俺様、大物ならではの発想だぜ。
『頭部、そして腕部装着完了!』
せっかくだから4枚まとめてかぶってみる。
そして両手に2枚ずつ、準備は完了だ。
その時、不意に俺の目の前に一匹のポケモンが現れた。
青と白の2色で彩られた大きなポケモンは俺を不思議そうに見ている。
『コイツは……そうだ、ラティオス!』
ゲームではいつもすぐ逃げるからイライラしてぶっ殺してたあの伝説のポケモンが目の前にいる。
俺は別の意味で興奮しちまったね。
一発勝負、手持ちで最も捕獲率が高いハイパーボールで行くしかない!
「いけ、ハイパーボール!」
「うーん…なに〜」
ボールを投げようとしたジャイアンの背後から声がする。
ジャイアンが思わず振り向くと、目を覚まして体を起こしたナホと目が合ってしまった。
注:男のたしなみ
「……」
「……」
「……よ、よう。久しぶり」
気まずい沈黙を俺が破ると、ナホは大きく息を吸い込んだ。
「いやあああああああああっっ!!」
その声に驚いてラティオスは空高く飛んでいってしまう。
俺は千載一遇のチャンスを潰したわけさ……
だが今はそれどころじゃない。
「先輩、先輩!変態が!」
「ひいっ、以前私たちを視姦していたあの子供よっ!」
マホとナホが一斉にボールを投げる。
現れた2体のトドグラーは俺様を強襲し、のしかかられて動きが取れなくなってしまった。
「さて、この変態小僧をどうしますか?先輩」
「やっぱり警察に突き出すしかないわね」
そんな二人の相談を聞いて俺はゾッとした。
さすがに犯罪者にはなりたくない。
俺は万引きGメンに許しを請うように二人に助けを求める。
「わ、悪かったよ。取った下着買い取るからさ、へへへ」
口に出した後で気が付いたが、これは完璧に援交オヤジの発言だ。
しかし、ジャイアンの発言は二人の少女に予期せぬリアクションを取らせた。
「先輩、お金だって……」
「そ、それは魅力的な提案ね……」
チャンス、お金は効果抜群だ!
すかさず二回目の攻撃をたたき込む。
「俺様を警察に突き出しても一銭も入らないぜ。いくら欲しいんだよ、言ってみな」
もう完全に現行犯の痴漢の言う台詞である。
注:男のたしなみ
マホとナホはひそひそと相談を始めた。
『ふ、俺は勝算があってこの提案をしたんだぜ』
そう、毎晩バッグを漁っていたので二人の経済状況も欲しい物も把握している。
こういうプチ情報も男のたしなみをするにはスパイスになるのだ。
「じゃあ、あんたみたいな子供に出せるかわからないけど……」
「下着1枚につき1万、計8万出せるなら許してあげるわ!」
俺様は想定内の金額が来たことににやりとした。
そして彼女等に次のトラップを仕掛ける。
「わ、わかった、8万だな…俺のバッグに財布が入ってるから取ってくれ」
マホとナホは俺を警戒しながらバッグを物色する。
中から取り出した俺の財布の中身を見て、二人の顔色が変わった。
「ナホ…80万以上入ってるわ」
「先輩、こいつすごい金持ちです……」
その光景に二人の目は釘づけになっていた。
『くくく、レイカやミツグを何度も狩っていた甲斐があったぜ』
そして俺はマホとナホに最後の選択を迫る。
「買うのは8枚でいいのか?まだ買ってもいいぞ」
そして俺様と二人はビジネスパートナーになったんだ。
注:男のたしなみ
それから二人は俺の後を付いてくるようになる。
そして俺は毎日新鮮な素材を調達することができるようになった。
俺という消費者とマホ&ナホという生産者の付き合い。
それはだんだんと親密になり、流星の滝に着いた頃には「タケシ」と下の名前で呼ばれるまでになったんだ。
今は俺がたしなんでいる最中を二人が普通に見物しているくらいの空気感になっている。
流星の滝、深部。
「ふう、ごちそうさん」
「相変わらず盛ってるねぇ、タケシ」
「タケシくさーい、あははは!」
俺はいつもの行為を終えて、ガサガサとティッシュを取り出している。
この滝でゲットしたタツベイは順調に育成され、ボーマンダにまで進化した。
これで出木杉相手でも遅れは取らないだろう。
「なあ、おまえらお菓子残ってないか」
「手洗ってきたら分けたげる」
ナホにウェットティッシュを渡され、俺は手に持っていた使用済みティッシュを放り投げた。
「ジャイアン…なんかベタベタしてるんだけど、これ」
聞き覚えのある声が聞こえた。
その方向を向くと、頭に丸めたティッシュを乗せたスネ夫がいたんだ。
「お、おまえ何やってんだ?」
スネ夫はダイゴに呼び出されてここに来たらしい。
「確かにゲームではここにダイゴさんがいるはずなんだけど……」
「あん?俺はここで修業していたが見てないぞ」
確かにここにいたのはドラゴン使いやら金婚式の老夫婦とか、そんな奴らばかりだ。
ダイゴの姿は見ていない。
「今回の呼び出しはなんかおかしいんだよな。朝起きたら枕元にダイゴさんからの手紙があったんだ」
あまりに不自然な状況に、スネ夫も最初は出木杉の罠ではないかと疑った。
しかし結局のところ、真偽は行ってみないとわからない。
「だからこっそり身を隠しながらダイゴさんの姿を見にきたんだけど……」
「そこで俺を見つけたってわけか」
俺はスネ夫の背中をバンバンと叩く。
「とりあえず一旦休戦だ、二人でダイゴを探してみようぜ」
そして俺とスネ夫はダイゴさんと出会い、出木杉のルネシティ襲撃計画を知った。
ダイゴさんの調査、スネ夫がブレーン達から聞いた情報、その二つを元に対伝説ポケモン対策を練ったんだ。
スネ夫はダイゴさんにはいくつか腑に落ちない点があると言ってたが、今はそれどころじゃない。
早くしずかちゃんを助けないとな。
なんたって俺はガキ大将、子分達を助けるのは当たり前だぜ!
投下終わり。
アホすぎる内容なのは勘弁してください
ジャイアンはもう立派な犯罪者だな
ダイゴの行動にも気になる
乙
ドラーモン氏乙です
乙ですぅ
マホとナホってオリキャラ?
扉。氏、ドラーモン氏、乙です。
投下します。
しずかは口元に笑みを浮かべ、メールをたたんだ。
地の色がグレーで、コイルのマークがついたメール。
その宛名にはある組織の名が書かれていた。
――鋼同盟――と。
――夜が明ける頃。
ジャイアンは霧の中、野営地へ戻ってきた。
ここ最近ジャイアンは体力を上げるため早朝じょぎんをしているのだ。
ジャイアンは足踏みをゆっくりと止め、一息つく。
と、その時自分のテントの入り口に何かが置かれていることにきづいた。
かたいいしが重石になり、「それ」が風で飛ばされるのを防いでいる。
「……何だこれ……?」
ジャイアンは軽く首を傾げる。
「それ」はメールだった。
「……武?」
突然声を掛けられ、ジャイアンは狼狽した。
程なくその声が、テントから出てきたスズナのものとわかる。
「な、なんだよスズナ! おどかすなよ」
ジャイアンは苦笑いしながら手を後ろに回す。
「おどかしてなんか……あれ、今何か隠さなかった?」
スズナの鋭い指摘に、ジャイアンは首を傾げた。
「さ、さあ知らないなぁ」
ジャイアンの素振りを怪しがるスズナ。だが、
ジャイアンはスズナの後ろをだれかが通った気がして、首だけ振り返る。
「 ?今何か通ったか?」
ジャイアンの急な話題変換にスズナはますます訝しがる。
しかしスズナのテントから物音が聞こえてくると、その様子は消えた。
ジャイアンもスズナのテントを見つめる。
「何かいるみたいだな」
ジャイアンはそういうとテントに入った。
(ふう、さて今のうちに)
ジャイアンはテントに完全に入るとメールをポケットにしまった。
そのメールの色はグレー、そしてコイルのマーク。
宛名には――鋼同盟――の文字。なぜなら彼もまた……
ジャイアンはふと目の前にいる「そいつ」に気づいた。
「て、てめえ! なにしてやが――!」
ジャイアンの怒鳴り声は途切れ、「そいつ」はテントから飛び出した。
「な、なに!?」
スズナは自分のテントから飛び出した小動物に驚く。
青い仔犬のような顔に子供のような小さい体のポケモン。それは
「リオル!?」
スズナは滅多に野生ではお目にかからないそのポケモンの名を叫んだ。
「そういうポケモンなのか。あいつは」
ジャイアンはテントから出てきた。
あさせのほらあなの前にいるよ、マホとナホ
819 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/23(火) 23:46:16 ID:3HIp2xi2
リオルはジャイアンと間合いを取る。
ジャイアンはココドラを繰り出した。
「……スズナ、あれ、取り替えそうか?」
ジャイアンはどこか恥ずかしげに問う。
「え? 一体何を盗まれたの? ねえ」 「あれだよ、あれ」
ジャイアンはリオルを指差した。
よく見るとリオルの手にはひらひらと……
ココドラはそれに気づいていた。
気づいた瞬間、リオルに対してたった一つの感情しかわかなかった。
‘メ几
木又,
「……うん。お願い」
スズナは消え入るように答えた。
「よし、ココドラ! 思う存分やれ!」
ココドラは目に殺意しか浮かべずに突撃していく。
「ココドラ、頭突き!」
ココドラが踏み込む。リオル目掛けて。
だがリオルはでんこうせっかで左へ逃げ、攻撃は空を切る。
ココドラは着地ざま右前足を軸にリオルへ向く。
刹那、リオルの手刀がココドラの首を捕らえる。
苦痛を上げるココドラ。 「ココドラ! メタルクロー!」 その目は再び活力、いや殺意を戻す。
硬度の上がった爪が瞬時にリオルを裂く。
リオルは顔を歪め、膝をつく。
「ココドラ、とっしん」
突撃するココドラの気迫に、思わずリオルは目をつぶる。
しかしココドラはリオルを襲わず、脇を通り抜けた。
しっかりスズナの下着を奪い返して……
リオルがゆっくり目を開けると、目の前にジャイアンが仁王立ちしていた。
‘……何だよ。俺に何の用だ……’といった目つきでジャイアンを睨むリオル。
ジャイアンは無表情から、次第に顔を綻ばす。
「お前、なかなか強いな!」
ジャイアンはリオルを撫でて、テントに戻っていった。
呆然と立ち尽くすリオルを残して……
「スズナ〜、もう行くぞ」
ジャイアンは苛立ちながらスズナを待っている。
ジャイアンはとっくにテントを片し、荷物をまとめていた。
「ま〜だ。 髪がまだなの」
ジャイアンはスズナの言い訳に歯噛みした。
「そんなに時間がかかるくらいならその髪全部切っちゃえ……いや待てよ。
そうすると弱点が無くなっちまうじゃんか。
じゃあ一体どうすれば……どうなるんだっけ? あれ?」
ジャイアンは慣れないことをぶつぶつ呟きながら頭を抱えた。
その試みはスズナがテントを片すまで続いていた。
「ほら、もう行くよ!」
完全に立場が逆転したところで、ジャイアンははっとする。
「スズナ、どうして空は青いんだ?」 「青いから青いんでしょ」
ジャイアンなりに複雑に絡み合った思考からの質問をさらりと返される。
そこでようやくジャイアンは元に戻った。
ところが、歩き始めてすぐに、二人は気づいた。
振り返ると、そこにリオルが立っていた。
リオルはジャイアンを見上げている。‘仲間に入れてくれ' という風に……
ジャイアンにもその想いが伝わったらしい。
ジャイアンはリオルに近寄り、モンスターボールを取り出す。
そのスイッチがリオルの額に触れると、リオルはボールに吸収された。
不満そうなスズナをよそに、ジャイアンは立ち上がる。
「さあて、次の町へ行こうか」
それから次の町に着くまでは意外と早かった。
投下終了。
うっかり忘れてたジャイアン編。明日明後日で書ききるつもり。
だいぶ休んでたから感覚がつかめない……では。
絶対そんな流れになんねえよwジャイアン運良すぎwww
まぁでも金もあったから助かったんだろうな
すまん823はドラーモン氏宛てだ
挑戦者もジャイアンw紛らわしくてスマソ
そんな奇妙な関係なら
たしなむ前にヤッてるだろ
だがそれがいい!
シリアスの後におバカなエピソードを挟む
やっぱ読み手のニーズを考えてるよな
今日の投下は今のところ無し……か
皆さん乙です。
今から投下します。
201ばんどうろ
草むらを掻き分けて、二人の少年が進む。
「おい、スネ夫! 早く来ねえと置いてくぞ!」
「待ってよ、ジャイアン!」
ジャイアンとスネ夫、現実世界でもこの二人はいつも一緒にいた。
ジャイアンはスネ夫を子分として扱い、
スネ夫はジャイアンを虎の威を借る狐の如く利用しているだけではあったが、
二人はやはりこちらの世界でも一緒に行動している。
「スネ夫、町が見えたぞ! ええと、なんて言う町だっけ……」
「マサゴタウンだよ、ジャイアン」
それも一種の友情なのかもしれない。
とにかくも二人はいち早くマサゴタウンへ辿り着いたのだった。
「のび太さん、わたしたちは急がずにゆっくり行きましょうね」
「そうだね、しずかちゃん」
のび太としずかは主人公とヒロインらしく、二人で行動している。
(わたし、のび太さんと二人で大丈夫かしら……)
(しずかちゃん……やっぱり可愛いなあ)
しずかはただ単に自分ひとりだけでは不安であることや、
のび太をひとりにしておくのも不安であることなど、
諸々の理由によってのび太と一緒に行動しているのだが、
のび太には下心がありまくりである。
もしこの場にいたら、ドラえもんは泣いていたに違いない。
「そういえば」
しずかが口を開く。
「出木杉さんはどこに行ったのかしら」
出木杉はドラえもんの言葉が終わるとすぐに駆け出して行ったのだ。
「……さあね。もう次の町についてるのかもよ」
のび太が素っ気なく答えた。
のび太は出木杉に好感を抱いてはいない。
なんでもできる出木杉を見ていると、
なんにもできない自分が惨めに思えて来るからだ。
「そうかしら……」
しずかは首を傾げる。
すると、
「うわっ!」
のび太が声を上げ、
「えっ……きゃあっ!」
野生のムックルが二羽、突っ込んで来た。
二人はその出来事に戸惑いながらも、ボールを投げる。
「行け、ビッパ!」
「がんばって、ミミロル!」
この世界に来てから初のバトル、
しかも主人公・のび太とヒロイン・しずかのタッグバトルが始まった。
「ビッパ、たいあたり!」
「ミミロル、はたく!」
ビッパのたいあたりとミミロルのはたくが、それぞれムックルたちにヒットする。
ムックルたちは怒ったのかビッパを攻撃する。
ハクタイのもりにしか生息しないミミロルより、
そこらにいるビッパを狙うのも当然だろう。
「くそっ、まるくなる!」
鈍いビッパにムックルの攻撃を避けるのは無理、
ならば防御力を上げて少しでもダメージを減らすしかない。
丸くなるビッパとそれを集中攻撃するムックルたち。
その光景は亀を苛める子どもたちを彷彿とさせた。
「ミミロル、はたくよ!」
突然、しずかの声がして片方のムックルは戦闘不能になった。
もう片方のムックルはミミロルの攻撃に戸惑い、
「ビッパ、たいあたりだ!」
のび太のビッパのたいあたりを急所に食らい、倒れた。
「……あっけなかったね」
のび太が呟いた。
「あら、のび太さんのおかげだわ」
「へっ?」
しずかの言葉にのび太が素頓狂な声を出した。
「のび太さん、ビッパを囮にしたんでしょう?
あれがなかったら駄目だったかもしれないもの」
しずかは壮大な勘違いをしてしまった。
「ま、まあ全部ぼくの計画通りだけどね! あはは……」
のび太が虚勢を張る横で、ビッパは円らな瞳でのび太を見つめていた。
このさき シンジこ
きもちを あらわす みずうみ
湖が太陽の光できらきらと輝く。
出木杉はひとりの老人と一緒に湖を眺めている。
出木杉はだれよりも早くそこに着いた。
尤も、出木杉以外はだれひとりとしてそこへは向かわなかったのだが。
シンジこはゲームでは初めてのポケモンを手に入れる場所であるので、
この世界に於いて五人にはおおよそ無縁であるはずの場所だった。
「少年よ」
老人が出木杉に声を掛けた。
「きみはなにをしているのかね」
「……この湖には感情を司る神、エムリットがいますよね」
老人は少し驚き、出木杉の言葉に耳を傾ける。
「ぼくはそのポケモンに興味がありました。……もうここにはいないようですけど」
「少年よ」
出木杉が言い終わるのと同時に老人は言う。
「きみの名は?」
「出木杉です」
「デキスギか……。わたしはナナカマドだ」
「知っています」
出木杉は冷静だった。
ナナカマドは無表情のまま続ける。
「デキスギ、マサゴタウンのわたしの研究所に来なさい。きみにいいものを見せよう」
出木杉は頷いて、ナナカマドに着いて歩き出した。
ここは マサゴタウン
うみにつながる すなのまち
のび太としずかが到着したとき、
「なんだね、きみは? 部外者の子どもは出て行きなさい!」
その言葉と共に、ジャイアンがマサゴタウンの研究所から追い出されていた。
「もう、ジャイアン。だから言ったじゃないか」
「どうしたの?」
しずかが尋ねた。
「ああ、しずかちゃんにのび太か。ジャイアンが研究所に入ろうとしたんだよ」
「なんでだよ、なんで入れてくれねえんだよ!」
ジャイアンは腹を立てているようだ。
「だってジャイアン、ぼくたちはただの子どもだよ?
主人公だったら博士と面識があるし、研究所に来るように言われてたけど、
ぼくたちは博士に会ってすらいないんだから」
スネ夫が続ける。
「それにぼくたち、ポケモンもポケモン図鑑も持ってるから、
研究所に用はないんだよ」
「あっ、確かにそうだな」
ジャイアンはやっと納得したらしい。
「だったらさっさとコトブキシティ行くぞ!」
「……そういう訳だから。じゃあね、二人とも」
我が侭ジャイアンと苦労人スネ夫は去って行った。
「スネ夫も大変だなあ……」
のび太がぼそりと呟いた。
のび太としずかはポケモンセンターに行き、
少し休んでから202ばんどうろに行くことにした。
二人がポケモンセンターに入ったとき、
丁度、出木杉とナナカマドはマサゴタウンに到着した。
「いいんですか? ここまでしてもらって」
「気にするな。わたしはきみが気に入ったんだ」
誤解を招きそうな台詞である。
「さあ、着いたぞ。わたしの研究所はここだ。入りたまえ」
「失礼します」
出木杉はナナカマドの研究所に入って行った。
そして数十分後、出木杉は研究所から出て来た。
「意外と……言ってみるものだね……」
出木杉の呟きは青い空に吸い込まれて行った。
投下おしまい。
前回は
>>613-618です。
前回にコメントを下さった方々、ありがとうございました。
ひとりでも多くの読み手さんに楽しんで頂ければ幸いです。
この間の小論文模試の結果が返ってきました
平均以下でした。もうだめぽ。
ここは初代ポケドラ小説スタートの10年後、ただし彼等は年を取っていないのは仕様である。
ジャイアン(ジ)「バーチャルポケモンしようぜ!」
スネ夫(ス)「もうあきたよ」
のび太(の)「同じマップばかりだからね」
ドラえもん(ド)「じゃあ別のマップでもやってみる?」
しずか(し)「そんなのができるの?」
できすぎ(で)「それは名案だ!」
ド「じゃあマップはどこベースにする?東北と中四国があるけど…」
の「中四国!」ス「東北!」し「中四国!」で「東北!」ジ「ち!ゅ!う!し!こ!く!」
ド「じゃあ中四国で!名前はチュシコク地方でいいね?ということでもしもボックス!
ガチャ
もしも中四国ベースのチュシコク地方を舞台にしたポケモン世界にいったら。」
ド「というわけで着いたよ。」
の「ここは?」
で「サンコータウン、マップでいうと…山口辺りだね。やまぐち→山口→さんこう っていうことだと思うよ。」
ス「はじめのポケモンはどうする?」
ジ「いままでの始めの三体から好きなので良くないか?」
し「そうしましょう」
で決まったのが、
ドラ…アチャモ・将来鼠のラッタを倒しやすいから
のび…チコリータ・かわいいから
しず…ポッチャマ・かわいいから
ジャ…ヒトカゲ・男は黙って炎ポケ!
スネ…ミズゴロウ・タイプが優秀だから
でき…フシギダネ・何となく(本人は僕なら冷遇タイプでも勝てるだろうしね〜と思っている)
ド「それじゃあよーいスタート!!」
To be continued...
これからよろしくお願いします。
久しぶりです。 投下しますよ
843 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/24(水) 18:21:34 ID:k0hh2VRx
トバリシティ。 シンオウの中でも大きい都市である。
この平和な土地で、悪の組織が会議している事など、人々は知る由もなかった…
ギンガ団ビル8階。 この薄暗い部屋の中には、2人の人間しかいない。
1人は回転椅子に腰掛け、もう一人は机に座っている。
「…おい 何処に行っていた?」
椅子に座っている1人が言う。
「少し…旅行に…」
ニヤニヤともう一人が答える。
「ふん… 貴様の事だ。 どうせ手ぶらでは帰らまい。」
「クックック… 『例のモノ』を見つけましたよ。」
「本当か?」
座っていた男が、突然立ち上がった。 青い髪、鋭い目つきをした30代の男である。
「ええ、接触したときに通信機を付けて来ました… いまはコトブキにいるようです…」
「何故持ち帰らなかった? わからん奴だ… 私が直々に行こうじゃないか…」
男はマントを着、部屋を出て行った。
もう一人はまだニヤニヤと笑っていた。
【しずかペア】
彼女らは、ソノオタウンへと来ていた。
ここにはギンガ団という怪しい連中が道をふさいでいる。
しずこ「何よ あの連中 邪魔ったらありゃしないわ。」
しずこが悪態を付いていると、一人のしたっぱがそれに気付き、
「なんだこのガキ! 大人をあまりなめるなよ…」
しずこ「あなたストーリーでは一人の子供にやられるそうね。 大人のクセに」
しずこが挑発する。
「なめやがって… ケムッソ!」
しずこ「馬鹿ね ポケモンで勝てるわけないじゃない。 しずか、行きなさい」
しずか「あ、あれは…」
酉とsageを忘れましたか?
しずこ「やつあたりよ!」
しずかに命令するが、しずかは動けない。
しずこ「動きなさいよ! 攻撃しなさい」
しかししずかは攻撃するどころか、怯えている。
しずか「毛虫なんかに触りたくないわ! お肌が荒れちゃうもの。」
「今のうちにやらせてもらおうか。 いとをはくだ!」
ケムッソの糸は、2人の体に巻きつき、2人を縛り上げた。
しずことしずかはその場に倒れこんだ。
「まったく最近のガキは大人の怖さを知らないから困る。」
したっぱはそういうなり、ポケモンを奪って立ち去った…
【のび太、ドラえもんペア】
3匹は、ソノオの近くまで来ていた。
のび太「カンナギってとこに行けば何とかなるんだね?」
コリンク「ああ。 そこの長老に聞けば何とかなりそうだ。 その前に俺の家に寄ろう。 発電所の近くにあるんだ。」
彼の家は、発電所前の草むらにある。 父、母、妹の4人家族だ。
ドラえもん「嫌な予感がするなあ…」
発電所前…
彼らが来た時、かつては自然で覆われてたと言うその草むらは、焼け野原と化していた。
コリンク「そ…そんな… 誰がこんなひどい事を…」
もちろんコリンクの家は跡形もなく消え去り、ただ1匹の風船のようなポケモンしか居なかった。
「ぷわわ〜 みんなつれてかれちゃったんだなぁ〜」
風船ポケモンは気楽にぷわぷわと浮いていた。
投下終了です。
>>843はミスです。 酉付け忘れてsage忘れました。
か・え・れ
すまん嘘
何この投下ラッシュwww三人とも乙ー
未来編氏
期待しているので頑張ってくれ
チュシコク編氏
もうちょい貯めて書いた方が…
あとその名前、なんとかならんのか?
ドラ旅氏
お久しぶり、期待してるぜ
853 :
850:2007/01/24(水) 18:44:47 ID:???
いや、酉は変えなくてもいいんだけど
Monkey.Dの方だよ
モンキーDがやりたいダケ 自慢したいダケ
塩化カリウム
てす
???
この前は色々迷惑架けて本当にすみませんでした。
今から投下です
ラストまでもう少し……最後まで頑張ります
>>580の続き
ジャイ「ミクリが逃げたぞ!追うか?」
のび「待って!まずはこの人の手当てが先だ」
のび太達は倒れている男に近づき、とりあえず部屋に置いてあった薬を塗り、包帯を巻いた。
それから10分後。
男は目をさました。
隊員B「…君達は?」
のび「僕はのび太と言います」
この大きいのがジャイアンでカッパ頭がスネ夫」
隊員B「そうか……君がのび太か。
ドラえもんの話通りの顔だな」
のび「えっ!?ドラえもんを…」
隊員B「ああ。知っているよ。私はドラえもんの古くからの親友だからね」
のび「あなたは……」
隊員B「自己紹介が遅れたね。私はタイムパトロールの隊員の蜂倉。通称ビー(B)だ」
のび「ビーさん。もしかしてあなたはドラえもんの要請で来たんですか?」
ビー「そうだ。三日前ドラえもんから途切れ途切れのメッセージが届いてな。
この町がもしもボックスで大変なことになってると聴いてすぐにこの時代に仲間と来たのさ」
ジャイ「おい!他の仲間は…」
ビー「やられたよ……黒い人型のポケモンにほとんど倒されてしまった…
後は私と隊員Cだけだ」
のび「隊員Cは何処に?」
ビー「分からない……だがあいつなら信用出来る。
だってあいつは…」
ドスン!!!
!?
急にドアのある壁を覆う鉄壁が落ちてきた。
そして部屋に少量の水が流れてきた。
スネ夫は少し考え、そして気付いた。
スネ「……スイクン……地下……まずい!ミクリはここを水没させる気だ!」
スネ夫の声を聞き、みんなも気付いた。
ここは地下。水が流れ込めば死はまのがれない。
しかも相手は水使いのミクリ。本気を出せばここを水没させるくらい訳は無いだろう。
のび「ビーさん、これを使って下さい」
のび太はポケットから穴抜けの紐を取り出しビーに渡した。
のび「これを使えば外に出れます。僕のパパに助けてもらって下さい」
ビー「待て!君達は…」
ジャイ「俺達はミクリを倒してから行く。
おっちゃんは安心して外に行けよ」
ビー「……分かった。1つ頼みがある。
中に居る隊員を助けてやってくれ」
ビーは 穴抜けの紐を使い部屋から消えた。
スネ「先に進もう!もう時間が無い!」
三人は少し水に浸った通路を走り抜け、小さくて上に長い部屋に辿り着いた。
部屋の壁に円上に階段が備えつけられている。
ジャイ「ここは……」
ミクリ「私が反逆者を処刑するのに使う部屋の1つさ!」
ミクリの声が部屋の上部から響き渡る。
ミクリ「この階段を早く登りきらないと君達は溺れ死ぬことになる。
さぁ間に合うかな!」
どんどん増えている水はいつのまにかのび太の膝辺りまで来ている。
ジャイ「クソッ!早く登るぞ!」
三人は階段を登り始めた。
スネ「うわぁぁぁ!」
どんどん水が迫ってくる。
この狭い部屋では水が貯まるのもとても速い。
ジャイ「スネ夫、遅いぞ!気合いで走れ!」
スネ「はぁはぁ…み…水」
スネ夫が座り込み周りの水をすくおうとした。
ジャイ「……おい。スネ夫、逃げろ…」
スネ「へ?」
スネ夫の横には巨大なサムハダーが口を開けていた。
スネ「……う…うわぁぁぁぁぁ!」
スネ夫はジャイアン達を一瞬で抜きさり、トップに踊りでた。
のび「あのサムハダーも実験されたポケモンか……
みんな、油断しないで!きっとまだ罠がある!」
三人がさらに走っていると急に何か飛んで来た。
ジャイ「うわっ!何だ!?」
のび「当たった場所が凍ってる!きっと氷系の技だ!」
さらに次々と光線が飛んで来る。
バシュッ!
ジャイ「うわっ!ミクリの奴……絶対許さないぞ!」
スネ「は、早く登っちゃおう!このままじゃ水に追い付かれちゃうよ」
のび「分かってるけど…こんなんじゃ登れないよ!」
三人の動きは止まり、水がすぐそこまで近付く。
のび「くそっ、後少しで登りきれるのに…」
階段の終着点はもう見えてる。うっすらミクリの姿も見える。
もちろんそこから発せられる光線も……
のび「こうなったらダメ元だ!ピカチュウ、10万ボルト!」
電撃が光線の発せられる方へと飛んで行く。
すると光線が急にピタリと止んだ。
のび「……あれ?もしかして当たったのか!
凄い、凄いぞ!ピカチュウ!」
ジャイ「特訓の成果だな!今のうちに登りきるぞ!」
三人は全速力で走り、ついに階段を登りきった。
すると腕を抑えてしゃがんでいるミクリがいた。
その周りを大量の水ポケモンが囲っている。
ミクリ「……誰だ…私に電撃を当てたのは!」
のび「このピカチュウだ」
ミクリ「嘘をつくな!
そんな雑魚ポケが遠くにいた私に電撃を当てる何て……」
ジャイ「じゃあ今から見せてやるよ。俺達のポケモンの力」
ミクリ「ふん……私にはスイクンだけじゃなくて大量の実験ポケモンがいる。
お前らガキに負ける訳が無いだろ!」
ミクリは体から大量のモンスターボール取り出し、全てのポケモンを出した。
ミクリの周りに約20体のポケモンが現れる。
ミクリ「私を傷付けた罪は重いぞ!」
のび「これくらいの数倒せないとあいつらには勝てない!
戦うよ、みんな!」
三人の全てのポケモンがその場に出され、戦いが始まった
スネ「僕達……こんなに強くなってる何て…」
ジャイ「早く先に進むぞ。まだここを抜けれそうに無いからな」
三人はさらに先に進んでいった。
…
………
……………
ミクリ「この私が……あんなガキどもに……私が…」
ミクリの周りにはボロボロになった大量のポケモンが倒れている。
隊員C「君はのび太君達をみくびりすぎだよ」
ミクリ「お前は…」
隊員C「君が会いたがってる人物と言えば分かるかな?」
ミクリ「タイムパトロールか!何でここに……」
カチャッ
ミクリの顔に銃がつきつけられる。
隊員C「僕の質問にだけ答えるんだ。
ドラえもんはどこに監禁されてる?」
ミクリ「…あの青いタヌキのことか。私は何も知らない……
幹部の中でも限られた奴しか教えて貰えないんだ」
隊員C「……まぁそうだろうね。僕が覚えてる限りでもそうなってるから」
隊員Cは銃はミクリから離した。
隊員C「それじゃあね。そのサメ君と仲良くするんだ」
隊員Cは部屋を出て、扉の鍵を閉めた。
隊員C『早くのび太君達に追い付かないと!」
ミクリ「サメ?何のことだ」
ミクリがサメハダーに襲われるのはそれからすぐのことだ。
投下スピード遅くてすいません……
暇があったら書き溜めてるんですけど色々あって……
VSミクリ
>>861-865 バトルが……無い…
・・・・・・
乙
乙
もっとテンション高めにしろ
……ばっかって……
>>870 それは、意見じゃなくなて君の好みじゃないの?
作風はそれぞれあるから、そういうのは余り口を出さないでください
誰だよおめぇ
エサが見えてる釣りには興味無い
か え れ !
く、くまー
ミュウ乙
伏線っぽいのが入れられてるのは仕様?
ジャイアンはポケモンセンターで休憩を取っていた。
ポケモンセンターのジョーイはトレーナーにとって大切な存在である。
もちろんポケモンの体力回復、状態異常改善の手助けはゲームでもおなじみである。
そしてこの世界ではトレーナーに様々な情報を与える存在でもあった。
ジャイアンはそれにより、リオルの覚える技を教えてもらった。
聞き覚えの無い技でも、質問すればジョーイは必ず答えてくれる。
「ありがとな、ジョーイさん!」
ジャイアンのお礼の言葉にジョーイは微笑んで答える。
(さて、あとはリオルがどれを使えるか……)
ジャイアンは今書き留めたメモをもとに思考を巡らした。
この世界にはレベルという言葉が無い。
つまりレベルが数字としては表されていないと言うことだ。
そのポケモンがどのくらいの実力を持っているか、それがこの世界においてのレベルなのだ。
例えば、ジャイアンは最初のうちココドラに「アイアンテール」などを命令していた。
そしてその技がまだ使えないことを知った。
そこでゲーム内では比較的初期段階の習得技である「メタルクロー」を使うようになったのである。
文字では難しい話だが、ジャイアンは本能で理解していた。
そして技のレパートリーは、戦いを積み重ねるにつれて増えていくことにも気づいていた。
「また修行?」
スズナの呆れたような口調に、ジャイアンは真面目に頷く。
「よくやるわねぇ……まあいいことだけど。
ここのジムはあんたのポケモンじゃ厳しいだろうし……そうそう。
この町のジムはかくとうタイプらしいわよ」
――のび太の家
三人はここに集まっていた。
何故かドラえもんが失踪した今、三人はこの町を仕切る中心的な存在となっている。
その三人とは、義雄〔苗字不明、漢字適当〕、金尾タメル、ズル木〔名前不明〕の三人である。
「ドラえもんが失踪してからもう二日」
義雄の口調は絶望に満ちていた。
「ああ、もう何度も聞いたさ!」
ズル木は歯を食いしばって怒鳴る。「仕方ないじゃないか。僕らがこの町を守らなきゃ」
「どうやって?」 金尾が口を挟む。
「僕らには何の道具もないよ。どうやってあんな怪物たちから町を守るのさ」
金尾が言った言葉。それが、三人が集会を開いた理由だった。
野生のポケモンたちが町へ侵入し始めていたのだ。
「ああ、せめて出木杉がいてくれればなぁ」
義雄はため息混じりに言う。
三人はしばらく何も言わなかった。
最後に出木杉が三人の前に現れたのは三日前。
その日、三人はのび太の家で発見した「あるもの」を考察すべく、出木杉を呼んだのである。
話は四日前に遡る……
「出木杉!これだよ」
四日前、義雄はのび太の部屋を開けざまにそう言った。
義雄の指先には質素なデザインのドラえもんの道具。タイムテレビがあった。
それは義雄がドラえもんの留守中にたまたま発見したものだった。
「さ、ドラえもんが来ないうちに速く!」
「何かわかったことがあったら言ってくれよ!」
その時の三人はすっかり出木杉に頼りっきりだった。
金尾がスイッチを押して、タイムテレビが起動した。
そこに写っていたのは朝の場面――のび太がドラえもんに起こされていた。
ポッポを見て驚くのび太。
「どうやら、この世界に始めてポケモンが現れたときのものらしいね」
出木杉は呟いていた。
やがて映像の中のドラえもんが、今ポケットを持ってないことを示した。
その後二人は部屋を出て、画面から消えた。
「ここまでなんだ……何かわかったことはある?出木杉?」
「…………」
「出木杉!? どうした?」
「ん、ああいや、なんでもないよ」
出木杉はそう答えた。
三人はその時、気づいていなかった。
出木杉が画面を見ながら、悪魔のような笑みを浮かべていたことに……
三人は集会が無駄だったことに落胆していた。
結局いい案など何一つ思いつかないままである。
だが、三人が去り際に、好機は訪れた。
「やあ、みんな」
のび太の家の玄関があき、少年が現れる。
その姿に気づくと、三人は表情が徐々に変化していった。
落胆から、歓喜へと……
「出木杉!」
一番玄関に近かったズル木が口をあんぐり開ける。
「戻ってきてくれたのか?」
「ああ。でも、すぐに行かなきゃなんだ。
君たちに頼みがある。それを伝えにね」
出木杉は三人に説いた。
……その説明は、三人を驚愕させる。
「まさか、この現象を引き起こしたのが」
「あいつだなんて」
「これが真実なんだ」 出木杉は頷きながらはっきりと言う。
「そして、これから言うことを理解して実行してほしい」
出木杉はその計画を話し出した。
――半日ほどの修行で、ジャイアンはリオルの戦い方を把握していた。
朝が来て、ジャイアンはジムの前で立っている。
スズナが隣で、買いだめした道具を持っている。
「回復用の道具は買えるだけ買ったわ」 スズナが告知した。
「よし、じゃあ行くか」
ジャイアンはジムの扉を開けた。
投下終了。
おっつー
皆さん乙
一週間ぶりとなる投下です…まぁ少ないですけど
wikiでも参照に
「で、用は何なんだい?」
スネオが尋ねる。
出来杉は下を向いたままだ。
「まだドラえもんが来ていない――」
「ドラえもん?ほっとけほっとけ、どーせギンガ団にでも負けたさ」
スネオは両手を皿のようにして出来杉に言う。
「何だと!君も人の事言えないじゃないか!」
僕は堪らずスネオに食い下がった。
僕の一言でスネオはしゅんとなった。
何せ言い返せないからだ。
「これ以上時間を掛けるわけには行かないから先に進もう
実は…………
もしかしたらゲーム通りに進んでないかもしれない」
「な、なんだってー!?」
スネオと僕は声を合わせる。
何か何処かで聞いたことある台詞だ。
「シンジ湖でギンガ団幹部とその下っ端が……殺されたんだ」
「!」
なんだかんだでこの世界はゲームだ。
ゲームの世界の住民が死ぬなんてことは在り得ないし、
そもそもドラえもんはそんな設定にするはずが無い。
つまりゲーム通りに進んでない……ってことになる。
理解した瞬間僕たちの表情は凍った。
これから先、何が起こるか誰も分からないからだ。
「遅くなってごめ〜ん!」
重い沈黙を破ったのは見慣れた青いロボットだった。
「ドラえもん!」
出木杉が椅子から立ち上がる。
きっとドラえもんの横に居るポケモンを見たからだろう。
ドラえもんの横に居るのは……紛れもない伝説のポケモン、アグノムだった。
「やっぱり進み方が違うっていうことはこんなことも可能なのか……」
出来杉は一人考え込んでいる。
僕たちは初めて見る伝説のポケモンに興味津々だった。
「へ〜こんなに小さいのかぁ
僕のパートナーには似合わないな
もっとカッコ良くて強そうじゃないと」
スネオは一言言うとパソコンの方へと向かっていく。
ドラえもんは出来杉とこれからのことを話し合っている。
しずかちゃんはというと……ポケモン図鑑を見ている。
(何だよ、僕だけ仲間はずれかよ)
僕はソファーに寄りかかり天井を見つめていた。
「こんな大きいビルの中に入るのかい!?
無茶だろ、中にはたくさんの下っ端が居るはずじゃないか!」
僕はいざとなると大声を上げて抗議した。
「おいおい、手筈通り行けば大丈夫だって、作戦を立てたのはこの僕、出来杉だぞ?」
出来杉はそう言うと自動ドアの方へと歩いていく。
「どうなっても僕は知らないからな!」
僕は一言叫び、出来杉としずかちゃんの後へと続いた。
出来杉の作戦はこうだ。
まずスネオとドラえもんが倉庫へ侵入
そして鍵を手に入れ、倉庫からアジトへと侵入
その少し前に出来杉、しずかちゃん、僕がアジトへ乗り込み、 ←今ここらへん
ドラえもん達が到着するまでに1階を制圧
そしてドラえもん達と合流
その後別行動で2匹の伝説のポケモンを助け出すのだ。
ドラえもんとスネオの方には伝説のポケモンが付いている。
まず負けることはないだろう。
だが問題は僕らだ。
3人でドラえもん達と合流する前に1階の敵とずっと戦わなければならない。
そうすると……まぁ色んな意味で大変なことになるだろう。
僕たちは意を決して自動ドアの前まで来ていた。
「1、2の3…で飛び込もう
行くよ……1、2の……」
出来杉が「3!」と言う瞬間に爆発音が聞こえた。
アジトの中からだ。
「まさか……しまった!ドラえもん達が先に行ってしまった…!
メールでちゃんと確認したのにぃ!!」
出来杉は最後に舌打ちをし、アジトの中へ入った。
しずかちゃん、僕もそれに続く。
「しずかちゃんは左へ行ってくれ!僕とのび太君が前と右をカバーする!」
出来杉は的確な指示を飛ばす。
しずかちゃんのポケモン達は次々に下っ端達を飛ばして行った。
「のび太君……この隙に2階へ行け
今なら隙をつける
早く!」
出来杉は思いがけないことを耳打ちする。
「ハァ?今更何を……」
「早く行けって言ってるだろ!」
出来杉はさっきより大きな声で僕に命令する。
「分かったよ……その代わりに……」
「何だい?」
「助けに来いよ」
正直自分だけで行けるのか不安だった。
「………分かった、後で行くから」
僕はその言葉を聞くと2階へと駆け上がった。
みんなのてもち
のび太 ゴルダックLv42 ラムパルドLv41 エテボースLv42 ギャロップLv40 マスキッパLv42
ジャイアン 不明
スネオ 不明
しずか 不明
出来杉 不明
ドラえもん アグノムLv50 後は不明
投下終了
そろそろペースを上げるか
近々終わりなことだし
乙
久しぶりだな
■終了ですー
この言葉、実は裏に深い意味が込められていることに皆さんはお気づきだろうか?
まず最初の黒い四角。□と■の2つがあるのにわざわざ■を選んでいる。実はこれは偶然ではない。
黒はどちらかといえばマイナスイメージが強い色だ。これにはどことなく言葉にできない「絶望感」のようなものを感じる。
また、四角というところが怖い。四角=シカク=死角。つまりこれは「死」を意味している。
ここまでの話でおわかりいただけただろうか?
そう、最初の黒い四角が意味するもの、それは【絶望の死】である。
また、死角という言葉の本来の意味は「ある角度から目に見えない範囲」。
「絶望の死」という言葉を■に置き換えることによって「絶望の死」という真の意味を隠しているのである。
次に「です」。「終了」の一言で片付ければ良いのに、わざわざ「です」を付けている。
「です」をつけることによって一見良いイメージを与えるが、それは幻。これを片仮名に置き換えると「デス」。
デスは英語では「DEATH」。dieの名詞形「DEATH」。そう、これもまた「死」を意味している。
最後に延ばし棒。「です」で止めれば良いのに、わざわざ延ばし棒をつけているのに違和感を感じる。
この延ばし棒、90度回転させると英語のアルファベット「I」になる。「I」は英語のアルファベット順にいくと9番目。
「9(きゅう)」。つまりこれは「急」を意味しているのである。でもこのままでは意味がわからない。
そこで気づくのが先述した「です」。さっき言ったとおりこれは「死」を意味している。これに今の延ばし棒の意味する「急」をくっつけると、
「急死」。そう、これは「突然死」を意味しているのである。
「絶望の死」と「突然の死」。ここまでくれば「終了」という言葉の「真の意味」も掴めてくるだろう。
これは「このスレは終了」を意味しているのではない。「おまえの人生が終了」ということを意味しているのである。
長くなったが、要するにこの言葉が意味しているのは「近いうちにおまえは絶望にのたうち回りながら急死する」である。一種の呪いだろうか?
どっちみちこの言葉は「鮫島」に匹敵するほどの「ヤバイ言葉」である。そこで俺は新しい言葉を考えたので、これからはこれを使って欲しい。
☆終了だよ〜ん☆
正直どうでもいい
今から投下しますです。
それにしても物語が先に進まないのに他のストーリーが思い浮かんでしまうのはリムジンです。
「これは〜〜〜、あれはーーーーー、それで________。」
のび太は男に釣竿の使い方を教えてもらっていた。(られていた)
(・・・眠いなぁ。)
のび太はうんざりしていた。
「おい、少年!聞いているのか!」
「ひゃい!起きてますぅ!」
寝ていた事がばればれである。
「・・・まぁいい、説明はこれまでにして実践と行くか。ほれ、少年、やってみろ。」
男がのび太を催促する。
「ええっ!・・・あ、はい、わかりました・・・。」
のび太は男の視線を感じて、はいと答えてしまった。
「説明はさっきしただろ。もう一度同じことは言わないからな。」
(ええっ!)
ちゃんと聞いておけばよかった・・・。とのび太は思っていた。
「さぁ、はやくやってみろ!」
男はのび太をせかす。
(しかたない、こうなったら適当に・・・)「ぬぇい!」
のび太は意味不明な掛け声を出しながら釣竿を投げた。
「!!!こ・・・これはまさか・・・」
男は驚いている。
(?・・・まさか何か間違っていたのか?)
のび太はそれを見て不安がっている。
「その悩ましい腰つき!文句なしの満点!すばらしい!」
男はのび太を絶賛した。
「そ、そうですか!ありがとうございます!(この人見る目が無いのかなぁ・・・)」
出た!のび太おなじみの勘違い!
そんなことがあった中、のび太の釣竿がびくんとなった。
「うわっ、来た!な、何が来るんだろう!」
のび太はwktkしている。
「少年よ!頑張れ!(どうせコイキングだろうがな!)」
実は腹黒い男。
「ぐほうっ!そろそろ・・・っ!く、くむむむむ・・・キターッ!」
のび太はコイキングを釣り上げた
「(はいはい、コイキングワロス)・・・あら?」
男はつれたポケモンに驚いた。
確かに、コイキングはコイキングである。だが、こいつは・・・
(色違いだーッ!)
のび太め・・・俺も色違いをゲットしたことが無いのにうらやましいぜ。
「何だコイキングか。とりあえず倒すぞ、ナエトル。」
忘れていた。のび太は赤緑しかやったことがないので、色違いというものを知らなかったのだ。
「エエーッ!ま、待て待て待て少年よ!」
当然男は驚いた。
「え?別にコイキングだしいいでしょ。ナエトル、吸い取る。」
しまったー!
「吸い取るらめぇぇぇ!」
だが、マキシマムの抑制も間に合わず、無残にも吸い取るは発動してしまった・・・
「え?だからコイキングだしいいでしょ。」
「この無能少年!それは色違いといってとても貴重なやつだぞ!それをおまえは・・・おまえは・・・ぁ!」
のび太はようやく自分のしでかしたことに気づき、顔が青ざめた。
「・・・え?色違い?とてもめずらしい?・・・ぎゃぁぁぁぁ!」
のび太が発狂し始めた。
「も、もちつけ少年よ!こんなときこそ釣りだ、釣り!」
そういいのび太に釣竿を手渡す。
「・・・ぐすん。いろちがいぃ・・・。あ、またヒットだ!こんどこそぉ!」
ヒットが早いのび太。うらやましぃなぁ。
「おお、つれたか。つれたときのうれしさはいいぞぉ・・・って、また色違いー!?」
のび太キター
「えええっ!また色違い!別になんとも珍しく無いじゃん。・・・まぁいい、ボール。・・・あら?」
のび太は支給品であったバックに手を突っ込んだが、今度は顔が緑色になった。
「どうした、少年?」
男が緑色ののび太に問う。
「・・・ボールがない・・・。」
な、なんだってー
「えええええ!ポケモントレーナーとしてボールは持っておけよ!・・・まぁいい、このボールをやる。」
そういい男はのび太にボールを差し出した。
「ありがとうございます!・・・よーし、いけぇ!ダイブボール!」
のび太は勢いよくボールを投げた!・・・自分の真上に。のび太の運動神経の悪さは最強だ。
「えええええ!運動神経無さ杉だぞ!少年!・・・仕方ない、わしが投げる!くらえ、コイキング!」
男の投げたダイブボールは見事コイキングに命中し、捕まえることが出来る。
「つ、つかまったぞー! ・・・あら?ところでそのコイキングの所持者は誰になるんですか?」
のび太の発言により、しばし沈黙が流れ、男が発言した。
「・・・あー、そのことなんじゃが、わしのものになった。すまん。」
この親父、計算してやがった!・・・のか?
「・・・・・・またかよ。」
のび太カワイソス。
投下完了です。本編進まないよとか自分でも思っています。
どうするべきなんでしょうか。
名前変えとけよ
コロコロ変わるとこっちも困る
今日は投下少なすぎじゃね?
まだ一人じゃん
そういう日もあるさ
今の状況で投下はまずいだろ……常識的に考えて
ジャイアンの目の前には一人の少女が立っていた。
「お前がこのジムのリーダーなのか?」
ジャイアンの問いに少女は少しむっとする。
「そうです! わたしはこのジムのリーダー、スモモです!
……ジム戦をしに来たのですか?」
ジャイアンは頷く。
「それじゃあ、さっそく始めま」
「待てぃ!!」
突然ジムの扉から男四人がずかずかと入ってくる。
「スモモさん、ジム戦なら我々が」 「スモモさんの代わりに戦うのが師匠との約束です!」
(な、何だこいつらは?)
と、ジャイアンが眉をひそめている間にスモモの顔が紅潮していった。
「隣の道場で待っていてください!」
スモモが大声で叫ぶが、男たちは首を振る。
「いえ、それでは約束を破ってしまいます! 何か手伝えることは」
「じゃあ審判して下さい!」
スモモの決断に男たちは一斉に動き出すが、たちまち止まって睨みあう。
「どうしてお前たちが動くんだ? ここは長男の俺が」
「この際長男とか関係ないだろ」
「全くだ。だが言っておこう。スモモさんは俺を見て指示を出していた! だから俺が」
こんな具合に言い合う男三人。
ジャイアンは混乱しながら、一人言い合いから外れている男に声をかける。
「なああんた。こいつらはみんな何なんだ? リーダーのファンクラブか?」
するとその男は笑って首を横に振る。
「いえ、僕たちはスモモさんと同じく、ある方の弟子仲間なんです」
「僕たちは四兄弟で、僕が一番末っ子なんです。
僕たちは一人のかくとうポケモン使いのところで修行していました。
スモモさんも僕たちと同じく修行を……
しかしその修行は師匠の失踪によって突如終わりを迎えました。
僕たちは師匠と、スモモさんの修行を手伝ってやるように約束させられています。
だから僕たちはこうしてスモモさんのジムを隣の道場から見守っているのです」
ジャイアンは早口で伝えられた長文の内容をゆっくりと噛み砕いてから理解した。
スモモが兄弟たちのいざこざを止めて、ジャイアンを向く。
「用意はいいですね? ジム戦を始めます」
ジャイアンは頷く定位置に着いた。
どうやら審判も決まったようだ〔兄弟はそっくりで見分けがつかなかったが〕。
審判のコールで試合が始まる。
「アサナン!」
「行け! テッカニン!」
二人のポケモンがフィールドに現れる。
「テッカニン、かげぶんしん!」
ジャイアンの指示でテッカニンは旋回を始める。
テッカニンの通る道に次々と幻影が置かれ、アサナンを取り囲む。
だが、アサナンは動じず、あぐらをかいたままだ。
(くそ、余裕こきやがって)「テッカニン、れんぞくぎり!」
幻影たちは次第に揺らぎ、やがてアサナンの背後へ本物が突進する。
「めざめるパワー!」
スモモの言葉と共にアサナンが全方位に光球を発射する。
「!! テッカニン、上がれ!」
間一髪、テッカニンは急上昇して光球を避けた。
(全方位への攻撃。こっちはなかなか近づけない。それなら)「あなをほるだ!」
テッカニンが地面に突入し、表から姿を消す。
「アサナン、みきり」
スモモは冷静に判断して指示を出した。
「へへ、無駄だぜ」ジャイアンはにやりと笑みを浮かべる。
「俺のテッカニンのあなをほるは一筋縄じゃいかないからな!」
ふと、アサナンの直下が軋む。
落とし穴だ。
アサナンの体が地中に沈み「ねんりき!」
スモモの声が響き、アサナンは止まって逆に浮き始めた。
アサナンが完全に中に浮かんだところで、スモモが声を上げる。
「これで地面からも離れた。もうあなをほるは効きません」
「かもな! でもこれはどうかな? テッカニン、れんぞくぎり」
「みきりで――」 アサナンが苦痛を上げ、スモモは指示を止める。
テッカニンが一瞬で穴から飛び出し、アサナンを斬りつけたのだ。
スモモの見てる間に二撃、三撃がアサナンを襲う。
「な、なんでそんなに速く!?」
「あなをほりながら加速していたんだ」
ジャイアンが説明すると同時に、アサナンが地に倒れる。
「アサナン! 立って!」
スモモは懇願するが、アサナンは力尽きる。
審判はテッカニンの勝利を決定した。
「なかなかやりますね!」
スモモはアサナンをボールに戻しながら言う。
「次は、ルカリオ!」
スモモのボールがその青い闘士を繰り出した。
「テッカニン、れんぞくぎりだ!」
かなりの速度に上がったテッカニンが矢の如く突撃する。
矢が標的に当たる瞬間だった。
「カウンター!」 スモモの鋭い指示が飛ぶ。
ルカリオは半身を反らし、片手でテッカニンを捕らえる。
鋼の拳がテッカニンを吹き飛ばした。
壁に叩きつけられるテッカニンを確認しながら、ジャイアンは絶句する。
(い、今のテッカニンの速度はほとんど最高潮だったぞ。
それを軽々とよけるなんて――)
ジャイアンが顔を上げた瞬間、思考までもが途切れた。
そこにいるスモモはさっきまでとは別人だった。
リーダーとしての風格がその小さい体からひしひしと感じられる。
……ジャイアンはいつの間にか震えている自分に気づいた。
ただ、それは恐れではなく驚きに近かった。
(……すげえや。こいつこんなに強かったのか)
審判がテッカニンの敗北を決定する。
ジャイアンは震えを堪えながらテッカニンを戻す。
「随分とすごいポケモンがいたもんだな」
ジャイアンはボールをしまいながらスモモに語りかける。
「お前まで変わったように思えるぜ。よっぽど思い入れがあるポケモンなんだろうな」
スモモは素直に頷いた。
「思い入れはあります。……このルカリオ、師匠が残したポケモンだから……」
ジャイアンはそれ以上言及するのは止めた。
「次のポケモンを出しますか」
スモモの問いにジャイアンは応える。
「当ったり前だ! 負けっぱなしで終われるか!」
「大丈夫ですか? 震えてますよ」
「こ、これは武者震いだ!」
ジャイアンは必死で否定しながらボールを取り出す。
「行くぜ、リオル!」
ボールから小さい勇士が姿を現す。
ジャイアンの新たな仲間は、その場の空気を変えた。
「お、おいお前!」
審判がジャイアンを指して叫ぶ。
「そのポケモンをどこで手に入れたんだ!?」
「ど、どこって……出しちゃいけないポケモンなんてあるのかよ!?」
「そうじゃない。そのポケモンは」 「誰がなんと言おうと俺はリオルを」
「落ち着いて下さい!」
四男が間に入り込み、ジャイアンを制した。
「いいですか、そのポケモンは僕らのよく知っているポケモンなだけです。
師匠が昔、所持していたポケモンなだけです!」
「それだけじゃないだろうが!」
四兄弟全員が会話に参加していた。「そいつはここで」
「みんな戻りなさい!!」
スモモの声が鋭く会話を止める。
「どんなポケモンを使おうと関係ないです。そのポケモンを使って下さい」
四兄弟は渋々とその場を去っていった。
「……なあ、本当に使っていいんだろうな?」
「もちろんです!」
スモモは強気で応えるが、ジャイアンは気になっていた。
スモモの顔がどんどん紅潮していくことが。
ジャイアンは仕方なく、始めることにした。
「リオル、でんこうせっか!」
まずリオルが動き、相手に迫る。
常人〔ポケモン〕ならまずついていけないスピードだが、
「みきり!」
ルカリオは半歩引くだけで攻撃を避ける。
「メタルクロー!」 「こらえるだ!」
引き際の力が相乗した鋼の爪がリオルを突き立てる。
だが相性がいいため、リオルはそれほどダメージを受けていない。
「リオル、いったん離れるんだ」
リオルはルカリオを視界に収めたままさがろうとした。
「でんこうせっか!」
一瞬で、ルカリオはリオルの横に並ぶ。
「はっけい!」
ルカリオの手刀がリオルの首を突撃する。
リオルは唸り、それでもその場に立った。
その上で光る爪。ジャイアンは咄嗟に叫んだ。
「カウンター!」 「メタルクロー!」
リオルは体を反らしたが、ルカリオのリーチはそれを凌駕していた。
リオルはメタルクローを頬にくらい、バランスを崩す。
ルカリオはそこに、さらに一撃加えた。
苦痛を上げるリオル。
「次で終わります」
スモモは宣言したが、ジャイアンは答えない。
なぜなら――
「ルカリオ、メタルクロー」
ジャイアンの思考では――
ルカリオの鋼の爪がリオルに迫り
既に勝利への道が開かれていたから――
「こらえる!」
リオルはその一撃を堪えた。
予想外の反抗に一瞬止まるルカリオ。
その一瞬こそ、ジャイアンの待っていた瞬間。
「きしかいせい!!」
リオルは窮地から湧き出た力に満たされた。
鋭い一撃がルカリオに入る。
ルカリオは音もなくその場に崩れた。
「これがバッジです」
スモモはジャイアンにバッジを渡した。
「それと、忠告があります。
あのリオルには気をつけてくださいね」
ジャイアンは頷きながら、振り返る。
「見ろよスズナ。バッジ手に入れ――」
「――んぁ?」
観客席にいたスズナは明らかに目覚めた瞬間だった。
そしてジャイアンは同時に思い出した。
スズナが大量に回復の道具を持っていたことに。
「だから〜見ていなかったのは謝るわよ」
スズナはポケモンセンターでジャイアンに謝っていた。
「それにバッジは手に入れたんだからいいでしょ」
「……まあそりゃそうだけど」
と曖昧に答えるジャイアンのところに声がかかる。
「あの、そこのトレーナーさん」
ジョーイだ。ジャイアンは振り返る。
「あなたのモンスターボール、一つ空なんだけど」
「へ?」
ジャイアンが不思議そうな声を上げてる時に、センターの扉が開く。
「号外です」
新聞配達員らしき少年がジョーイさんに新聞の号外をわたした。
「あら、大変。『伝説の下着ドロ復活!!』ですって。怖いわねぇ。
……あれ?」
ジョーイさんの目の前からいつのまにかトレーナー二人の姿は消えていた。
投下終了。では。
乙
挑戦者氏の作品はなんとなく好き
乙
作品を投下してくれるのはありがたいが、受験は大丈夫なのか?
>>916 俺に対しての質問だからこの名前のまま答える。
私立は今日結果が来て無事合格した。
公立はあと一週間ある。
この三日間の投下は受験の不安が消えてから書くときにきりのいいところから始めるため。
なんというか、きりがよくないと気になって気になってしょうがなかった。
とりあえず次回から物語が大きく動き出すからお楽しみに。では。
合格おめ!
合格おめでとう
久々に明るい話だな
つまり滑り止め
台無し…
のび太なら色違いまた釣り上げそうだ
できる方は次スレ建てていただきたいです
>>927 死ね、氏ねじゃなくて死ね
風呂場で足滑らせて死ね
犬に噛まれて死ね
布団で窒息して死ね
滑り台から落ちて死ね
とにかく恥ずかしく死ね
とりあえず容量のこともあるし、次スレは
>>950あたりがたててくださいです。
粘着さんはお断りです。
それと、人が来る秘密の合言葉。
過s
uいませんもうしませんゆるしてくださいおながいします
>>929 死ね、氏ねじゃなくて死ね
風呂場で足滑らせて死ね
犬に噛まれて死ね
布団で窒息して死ね
滑り台から落ちて死ね
とにかく恥ずかしく死ね
(;_;)
これから投下します。
明日が気になります
ktkr!
スネ夫「やったね、ジャイアン!!」
ドラえもん「まさかジャイアンにあんな戦いができるなんて…………すごい!!」
のび太「よかったね、ジャイアン。」
アカネに勝利したジャイアンは皆からの祝福を受ける。
ジャイアン「皆の衆ありがとよ!!
次はスネ夫だ!
頑張れよ!」
スネ夫は、うん、と答えると、アカネの方へ歩み寄った。
スネ夫「次は僕が闘う番だよ。
座ってないで早く準備してよ。」
スネ夫が話しかけるが、返事がない。
スネ夫はまだ知らないが、この後かなりの苦戦を強いられることになる。
スネ夫「アカネさん?」
アカネ「………グスン。ひっぐ、ひっぐ。
うああああ〜ん。」
え……?、とスネ夫が思う間もなく、アカネの大号泣が始まった。
ジャイアン「あ〜あ、スネ夫泣かしちまったな。」
ジャイアンが人事のように言う。
実際、ジャイアンの中では人事なのだが。
スネ夫「ち、違うよ!
アカネさんが勝手に………。
はっ!」
スネ夫は気付いた。
ジムのトレーナー、そしてドラえもん達が自分を白い目で見ている。
スネ夫の苦難の道が始まった。
約二時間後、一行は35番道路に立てられたテントの中にいた。
全員が、アカネに勝ってはいないとはいえ、アカネが闘える状態ではなかったから、ほぼ無理矢理といった形で一行はコガネの戦線に加わることができた訳だ。
アカネ「あ〜すっきりした!
やっぱ人間泣くことは必要やな。」
さっきまで泣いていたアカネはケロッとしている。
スネ夫の必死の説得によるものだろう。
アカネのケロリとした言葉をスルーし、ジャイアンが言う。
ジャイアン「よし、これで俺達もロケット団のイベントに参加出来るようになった訳だな。
よし、一丁俺様がギタギタにしてくるか。」
何を血迷ったかジャイアンはそのままテントの外へ出ていこうとした。
それを慌ててドラえもん達が引き止める。
ドラえもん「何を考えてるんだ!
前にも言ったけど相手はゲームと違ってかなりの多数なんだぞ!
どんなに強くても、やられちゃうよ!」
ドラえもんが凄い剣幕で止めるが、ジャイアンは独自の理論を展開する。
ジャイアン「やってみなきゃ分かんねえよ。
どっちみち、奴らの圧倒的な数じゃ成す術ねえじゃねえか。
なら、直接殴りこんで戦力を少しでも削るしかねえじゃねえか。」
ドラえもん「なんて無茶な」
ドラえもんが呆れる。しかし、ここでこの雰囲気を看破するかのごとく、スネ夫が口を開いた。
スネ夫「あのね。
ぼくのポケモンなら、殴り込むんじゃないけど、奴らの人数を大量に削る事は出来るよ。」
(^_^)
ドラえもん「なんだって!?」
スネ夫の意外な言葉に全員が驚く。
のび太「どうするの?」
のび太が聞く。
スネ夫「まあまあ。
とりあえず、これにも準備が必要なんだけどね。
まず、ドラえもん。
ポケットからアンノーン出して。」
アカネ「アンノーンやて!?」
スネ夫の言葉にアカネが驚く。
無理もない。この世界ではアンノーンはまだ未解明の存在。
伝説みたいなものだ。
ドラえもん「スネ夫君。わかったよ。」
アカネの驚きはまだ続いた。
なんと、あの青い狸の腹の袋から今まで神話や、絵本でしか見たことのないポケモンが飛び出してきたからだ。
しかも大量に。
目の前の光景が信じられないアカネをよそに、スネ夫は普通にアンノーン達に指示を出す。
スネ夫「あのさ、頼みがあるんだけど。
コガネにいるロケット団員の数を調べてきて。
あと、蛇口の数も。」
スネ夫がそう言うと、アカネの驚きを尻目に、アンノーン達は一斉に空に散っていった。
(^_^)
容量がきれるぅぅぅ!仕方ない、俺が立ててくる!
スネ夫「アカネさん。アカネさん?」
アカネ「ん?あ、いや、何?」
スネ夫の言葉でアカネは我に帰った。
しかたのないことだろう。
余りにも変な物を見すぎてアカネは少し頭が痛かった。
スネ夫「物資を準備してくれない?
必要な物はピーピーエイダーといいきずぐすり。
それぞれ十個ね。」
アカネ「ええけど。
殴り込みはせんのと違う?」
アカネが首をかしげ、訊く。
確かにスネ夫が要求するアイテムは戦闘に関連するものばかり。
前言と矛盾が生じている。
しかし、それを無視してスネ夫は今度はドラえもん達に頼み事をする。
スネ夫「ドラえもん、のび太、ジャイアン。
君達は戦闘の準備をしてエンジュに向かってくれ。
それと、ドラえもん、てきおうとうを貸して。」
スネ夫の意味不明な策に、流石のドラえもんも頭をひねる。
ドラえもん「貸すのはいいけど、君の作戦の意図が全然分からない。
先にそれを説明してくれないかい?」
それを聞いたスネ夫はあたかもうっとうしそうに、頭を掻き言う。
スネ夫「説明は後でするから、早く行ってくれ!
時間がもったいない!
早くてきおうとうを渡してくれ。」
それを見てドラえもんは、仕方ないなあと、てきおうとうを出した。
それをスネ夫は受取り、もう用はないとばかりに去っていった。
ジャイアンは腹を立てたが、ドラえもんがうまく鎮め、ドラえもん達はエンジュに逆戻りをすることになった。
(^_^)
今日はここまでです。
最近、投下が少ないですね。
練習が厳しいですが、明日、明後日午前で終わるので、頑張って投下したいと思います。
〜ルールその7〜
以下の時所有者は所有権を失う。
ノートにとりついていた死神がノートを持っていき半径5キロ以上離れる。
所有者が死ぬ。
所有者の手持ちがなんらかの理由により、一匹もいなくなる。
ゲームから脱出する
>>947 乙
ノートなら絶対ここで終わらすと思ったぜw
乙、乙、乙
951 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/26(金) 22:49:09 ID:zsMjqtn9
いいね
ノート氏乙です