<村の掟>
ひとつ,エナジーを授かりし者,授からざりし外世界の者にエナジー使う姿見らるるべからず。
ひとつ,長の許し無くば村の外へ出るべからず。
と,此処までは村に元からあった掟。下は,2ch向け追加条項てあるぞ。
ひとつ,エミュレータ使ひし者立ち入るべからず。
ひとつ,彼のゲーム愛しく思はざる者立ち入るべからず。
ひとつ,村の掟理解せざる者決して書き込み致さぬ事。
ひとつ,sage進行でお願いします。(w)
という訳で,ここは「黄金の太陽・開かれし封印&失われし時代」をマターリ語る隠しスレッドです。
話のタネにプレイしている人は本スレ
>>2へどうぞ。
スレタイにうっかり「黄金の太陽」と入れちゃうと,書き込みの9割がコピペ乃至は煽り,残りはシナリオと台詞回しに難癖をつけているだけの駄スレ化しますので,
ガルシアさんの,ちょっと暗い感じが(・∀・)イイ!!
なんてのほほんとした感想とかを書く余地が無い(ToT)
もしかして,あそこの連中は確信犯でやってるのかな?
スレ立てた本人は,まだFE(それも『暗黒竜と光の剣』の前半)やってます。
「開かれし封印」の時は,とあるソフトをタイミング良く発売日にクリアできたんだけどな〜
今回手に入るかどうかわからん。
「駄スレ乱立するなゴルァ!」なんてレスが下にたくさん付いたりして(ワラ
以上ジサクジエンデシタ。
>>1は平日の昼間しか来ないので,煽られてもコマルガナンチテ(w)
ここはネタバレOKなの?
今日買ってくるYO-
仕事が終わらねぇので保守カキコ
マターリ語るっても、それこそあまりこのスレ必要ないよ―な気が。
失われし時代のパケが白黒で、チョイビックリした。
連休中に訪問者がいなかった模様なので,自分の日記スレになりそうです。
ゼイタクだなぁ。
28日に駅ビルのおもちゃ売場で,最後のひとつと思われるカセットをGET。
時間と気持ちを整理して(藁)「開かれし封印」からスタート。
クリアしたのに何故最初からなんだ? なんてツッコまれそうですが,
実は内容が気に入らないから消しちゃったんだよ〜ん(^ ^)
只今主人公のレベル10,マーキュリー灯台を攻略中。
>>8 あっちのスレ読むの嫌なんです。殺伐としてるから。
ゆうべ初めてカセット添付のワールドマップを見ました。
確かにマップは二倍の広さになっていました。しかし,
位置関係から推定して,ジュピター灯台らしきものは有りますが,
マーズ灯台が無い!
つまり,『今回は』マーズ灯台までは行かない(行けない?)らしい……
今日までの進捗
只今主人公のレベル13,コリマ村に滞在中。
カメのような進行ですな。
前作の感想で,本スレに良く見られた意見,
「地名が安直」「台詞回しが変」
等と私の考えは違うかもしれないです。
ゲーム中のエナジー『イマジン』と同じ考え方で,
「目の前に 見えているものだけ が総てじゃない」
私には総ての設定がラストへの伏線に見えるんですが……
今日までの進捗
只今主人公のレベル14,モゴル森を徘徊中。
ゲームは一日一時間,という某名人の言葉が有りますが,
社会人が普通に仕事の合間とかにやったら,本当に一時間くらいしか時間が取れない(ToT)
今日までの進捗
只今主人公のレベル15,アルテイン鉱山を攻略中。
うちのパーティーは,ロビン→メアリィ→ジェラルド→イワン
の順でレベルが上がっています。
いずれ一度に獲得する経験値が多くなれば,全員一斉にレベルアップするかな?
今日までの進捗
只今主人公のレベル17,アルテイン鉱山を攻略中。
道に迷って経験値ばかり積み上がってます。
今朝新しい道を発見したので,ようやく先に進めそうです。
レベルが二つ上がって気がついたのは,同じエリアをグルグルしていると,
各人のレベルアップの間隔が離れていくと。
クラス毎の「レベルアップに要する経験値」の刻みが違うのがだんだんはっきりしてくるのですね。
今日までの進捗
只今主人公のレベル20,トレビの町に滞在中。
トレビと言えば,バビ様とコロッセオですねぇ〜
最初のプレイ時に,バビ様が透明人間化して行き倒れているのに全く気づかず,
自力でレムリアの薬をゲットして,そこからゲームが進まなくなったのに
しばらくの間(大分長い間)気がつかなかったりなんかして。
コロッセオは,勝たなきゃ先に進めない事に
一回戦負けして気がついたです。
負け試合が「無かった事」になってるなんて……
もう少しバビ様の話を。
アルタミラ洞窟の真っ暗な中での透明人間の行き倒れに気がつくとしたら,
まず鼻を摘まれても判らない(笑)ような真っ暗闇の中,一見何にも無さそうな場所で,ロビンがすっ転ぶ。
次にジェラルドが足元に全く気づかず,透明人間を踏んづける。ギューッとね。(^o^;)
(バビ様は若造じゃないから,根には持たないと思うけど……思うけど……)
その次にやっとイワンがイマジンを発動して,
「ここ,何かいます!!」
って感じ。
今日までの進捗
只今主人公のレベル21,トレビの町西方を移動中。
一度スハーラの町まで行ってみたのですが,やはり砂漠で砂嵐に強制送還。
「あそこはアクア使えば抜けられるよ〜」
と頭の中で悪魔が囁くです。
どこまで行けるかな〜? なんて事が気になりだしたらヤバいよ〜
バビ様放置して出かけちゃうかも。
某スレその2/925の
<ひょっとして,
<エミュで純正GBA並に動かない
<から クソゲー
<なんですか?
は実は私が書き込みしたのですが,
純正品ではないものだったら「正常に動作しない」のが当たり前
という考え方を常に頭に入れといた方が良いと思います。
私はメーカー勤めで,修理担当から最近よく聞く話を挙げると,
うちの会社の設計段階で想定しないような使用法の末,
コワレタ
というクレームが来るんだそうな。
エミュレータなんてのは正に(設計段階で想定しないような使用法)ですから,
そもそも文句言うのが筋違いってもんです。
今日までの進捗
只今主人公のレベル22,スハーラ砂漠に挑戦中……
結局バビ様のところへはまだ行ってません(←ヒトデナシ)
今日までの進捗
只今主人公のレベル23,宝島へ到着。
スハーラ砂漠を越えたらその先に通行所があって,追い返されてしまいました。
ただ帰るのもつまらないので,砂漠を逆走して最初にあったピンクの竜巻に
巻かれたら,地図に載って無い場所に。
初回プレイ時には,こやつを経験値にしてしまいましたので(藁)
こういう旅行(?)ができるとは全く気づかなかったです。
今日までの進捗
只今主人公のレベル24,トレビの町に到着。
なんでこんな所にいるんだろう(檄藁)
ついでだから,ヘルメスの水でも汲みに行くか。
↑
(~--)/(^^;) なんでやねん!
訂正
トレビ→カレイ
只今主人公のレベル25,ルンパの町を出た所まで。
ハメット様を助けないでゲームをクリアすると,
やっぱり後悔しますよね。
ほかにもまぁいろいろと……ジンをもう一匹とか,もっと良い装備が
欲しいとか。(^。^)
ここまででジンの数が24匹になりました。
こうなるともう,ジンを数匹トレードしただけで,
今まで見た事も無いような職業に変身してしまいますね。
只今主人公のレベル26,カレイの地下通路を出た所まで。
ハイハイ経験値稼ぎとアイテム集めしかしてないです。
ヨデムという人を待たせたままだし。
昨日2台目のGBAを買ってきました。
ゲームも終わりが見えてきたし,年末にはポ○モンも出ますしね。
いや,2台目ってのは正しくないな。
最初のミルキーブルーは中古屋に売ったし,
その次のバイオレットは非正規品のアクセサリーに使おうと,分解して捨てちゃったし,
その次にセレビィグリーンを買って現在使用中で,
そのまた次にニューヨークヴァージョンなるものを買って,これは妹にやったと。
その後だから……私が持っているのは2台目です。はい。
只今主人公のレベル26,スハーラの町に到着。
只今主人公のレベル27,ラリベロの町に到着。
本日体調不良のためこれまで。
只今主人公のレベル27,スハーラ砂漠のピンクの竜巻の前。
こやつは何度倒してもすぐ復活するから,一度は経験値にしようかな?
と思案中。
最近のレベルの上がり順は,
ロビン→ジェラルド→(しばらく経って)→メアリィ→イワン
という順になってます。途中のボス戦でロビンとメアリィが各々一回づつ
戦闘不能になったので。
一人づつ戦闘不能にしながら経験値の調整をするような器用なマネは
できないからな〜
只今主人公のレベル30,ラリベロの町に滞在中。
「宝島」の最深部まで行きましたよ〜
あそこのボスには全く歯が立ちませんでしたが (T-T)
その時主人公のレベルが29,
奴が2ターン目に200×2のエナジー攻撃をしてきて,
こちらは壊滅状態。
なのでしばらくの間はレベル上げしかしない予定。
>なのでしばらくの間はレベル上げしかしない予定。
……レベル一つ上げた昨日の状態で,
ダメモトでまた「宝島」最深部のボスに挑戦。
勝ちました! v(^o^)v
……30分くらいかかったけど。
戦法を変えたのが良かったかな?
只今主人公のレベル31,カレイの町に到着。
35までは上げておきたいなぁ。
今のペース(1日1カキコ )でこのスレを1000まで埋めるとしたら,
あと3年半以上かかる筈です。
1000スレ行く前に,ここのサイト自体が無くなっている可能性の方が
高いような(^_^;)
只今主人公のレベル31,スハーラ村に滞在中。
目標レベルまで約6万の経験値を積み上げるのは……
ダルマねずみ3万匹分か。
最近全然見かけないなぁ。
只今主人公のレベル32,ヴィーナス灯台を攻略中。
レベルアップの順番,イワンとメアリィが入れ替わりました。
ロビンがレベルアップして,メアリィが同じレベルに上がるまでの間に,
約1万の経験値の開きができちゃいました。
この違いは果たしてクラスの違いだけなのでしょうか?
只今主人公のレベル33,スハーラ村に滞在中。
ヴィーナス灯台←→スハーラ村
というルートでの往復を,目標レベルまで繰り返す予定です。
只今主人公のレベル36,ユニオンドラゴンを倒して,レムリア捜しの旅に出発。
……という訳で,やっと「開かれし封印」をクリアしました。
パスワードは,後日リクエストでもあれば公開します。
では,後は頼んだぞ。
ガチャッ
『はい,ジェラルドです。ジイちゃんに頼まれて,
このスレの担当になりました。
御用の方は,「ピー」という音の後に,メッセージを
仰って下さい』
ピー
『はーい,ジャスミンで〜す。お久しぶりね。
……ってゆーか,ジェラルド,アンタって人は何だって
あんなオープニングナレーションするかな?
あれじゃあまるでロビンとアタシが悪者で,
アンタまるっきり無関係みたいじゃない。キィーッムカツク!!
今度逢っても口きいてやらないからね』
ガチャッ ツーツーツー
……俺が作った話じゃないぞ。って言ってもアイツ許しちゃくれないわな。
きっと。
只今主人公のレベル5,なんだかヨクワカラナイ大陸に上陸。
そういえば手持ちアイテムのチェックすらしていないよ。
ガチャッ
『はい,ジェラルドで(後略)』
ピー
『こんちは,ジャスミンです。
ねぇジェラルド,アタシの話聞いてくれない?
ヴィーナス灯台で別れたガルシア兄さんと最近合流したんだけど,
兄さんたらすっかり無口になっちゃって。
まるで「あの嵐の夜」の後のロビンそっくりなの。
海の中で悪いものにでもアタッチャッタのかなぁ?
あっ,兄さんが呼んでる』
ガチャッ ツーツーツー
なんだよロビン。
ええっ,またヴィーナス灯台へ行くから支度しろだってェ?
ああ,持ち込みアイテムの交換をしたいんですか。はいはい。
只今主人公のレベル8,デカン高原を攻略中。
(前略)ワラ
ピー
『この変な箱,喋った後フタをするとどっかへ行っちゃうけど,
ちゃんとジェラルドの所へ戻ってるのかなぁ?
あ,そうそう,ジャスミンだよ。
とある町で,あ,町の名前は兄さんに口止めされてるの。
その町の宿で,ロビンと闘ったって戦士に逢ったのよ〜
アンタ達結構オモシロイ旅してるんだね。
あと,この箱これで最後だから,次ヨロシクね。
今度は3個まとめて送ってくるなんて事しないでよ』
ガチャッ ツーツーツー
ガチャッ
『ジェラルドです。こちらは相変わらず海の上です。
メッセージはいつもの様に「ピー」という音の後に
お願いします』
ガチャッ ツーツーツー
ジャスミンが最後に言ってた事と同じ事を,
イワンにも言われたよ。奴も手紙送りたいみたいだったからな。
だから全部戻ってこなかったらどうしようかとちょっと冷汗もの
だったよ。
ところでロビンさぁ,この「デーモンアックス」は
装備したくないんだけど。
そりゃあ今まで手に入った武器の中で一番強いけどさ,
呪われちまうんだよ。
只今主人公のレベル11,ヤンピ砂漠を攻略中。
砂に潜ってグルグル回ってる奴って,叩けば出てくるかな?
昨日の文章をUPしたら,「改行が多すぎです」と警告が出ちゃいました。
だからシーン描写は一日おき。
(前略)ピー
『こんにちは。ジャスミンです。
ピカードという人が私たちの旅の仲間に入ったの。
なんと彼はレムリアの人なのだー!!
彼の船にね,この箱と同じ物があったのよ。
キンキュウヨウツウシンキだって言ってたわね。
とっても大切な物だって。
これをいつまでもオモチャにしてたら,ピカードに大目玉くらうぞ。
だからこれで最後にするからね』
ガチャッ ツーツーツー
なんだよ,言いたい事だけ言いやがって。
只今主人公のレベル13,アラフラの町でパヤヤームを倒した所まで。
只今主人公のレベル14,ボビーチー村に滞在中。
ここまで来て,何か取り忘れがあるような気がしてならないので,
やり直すかもしれないです。最初から,じゃなくてここから↓(ワラ)
さあ,支度はできたぞ。
デーモンアックスを装備したら,何か肩に乗っかっているような気がするが。
あー心配しなくても「堕天使の指輪」なら装備してるさ。
ロビンこそ,そいつは一度売り飛ばしたはずの「誘う帽子」じゃないか。
手土産代わりに持ってくのは知ってるけど,何でまた装備してるんだよ。
まだ経験値稼ぎする気か? それ始めたら限りがないぞ。
あと一つ上げるだけ? 本当に?
『開かれし封印』のデータを更新しました。
只今主人公のレベル37,ユニオンドラゴンを倒して(以下略)
ジェラルドの呪い装備外さないでデータを送っちゃったよ〜(T-T)
『失われし時代』の進捗。
只今主人公のレベル13,エアーズロックを攻略中。
高い山に来ると,何故人は頂上を目指したくなるのでしょうか?
宝箱には目もくれずに,上へ上へと登山してます。
初めて「箱」がやって来た時は,隕石が落ちてきたのかと思ったのよ。
いかにも「開けて下さい」みたいなフタが付いているわりには,
すでにゴチャゴチャと訳の判らない物が詰まっていて,
もう何も入れられないから,捨てちゃおうかって一瞬思ったんだけど,
ガチャッ
『どうも,こんにちは。ジェラルドです。
くじ引きに負けた俺が,この「声を入れる箱」の担当になりました。
返事が有ったら「ピー」という音の後に,メッセージを仰って下さい』
ピー『……』ガチャッ……ヒュンッ
適当な事喋ってフタを閉めたら,飛んでった。(^_^;)
フゥ〜ン,ジェラルドの奴、お行儀の良い喋り方もできるんだ。
それならアタシも,お上品に喋った方が良かったかな?
只今主人公のレベル14,エアーズロックをまだ攻略中。
只今主人公のレベル16,ヤンピ砂漠を攻略中。
イマジンを覚えたからそれで良しとしますか。
(前略)ピー
『……記録しています,だって。どうしよう,兄さん?
アタシが喋るの? うん,良いよ。
え〜と,こんにちは。ジャスミンです。
ジェラルド,この箱何処で手に入れたの?
スクレータが知りたいって。
それじゃ〜ね』
ガチャッ ツーツーツー
え〜っ,それだけ?
まあ,俺もその程度しか話してないか。
只今主人公のレベル17,アラフラの町でパヤヤームを倒した所まで。
ガチャッ
『こんにちは。ジェラルドです。
スクレータに,この箱は俺達が乗り込んでるレムリアの船の中に
あったって伝えといてくれよ。
ん? 何? あ〜そうそう,見つけたのはイワンだよ。
俺達が船酔いで……ハイハイ,俺が一番重症だったよ……皆で薬を探している
時に偶然ってやつ。
あの時は大変だっ』
ピー
あの〜途中で切れてますけど〜(^_^;)
只今主人公のレベル20,ガンボマ像内部を攻略中。
ようやくピカードと合流しました。しかし,経験値の差が2000(ToT)
やっぱりエアーズロックで彷徨っていたのが響いていますか。
レベル30越えたら『ささやかな違い』なんですけどねェ,
(前略)ピー
『は〜い,ジャスミンで〜す。
今日は,ピカードという人が一緒になったのよ〜
アタシね,「佳い男の人が困っているのを見ていると心苦しい」
って言ったのよ。そしたらシバが,
「ジャスミン,そうじゃなくて,
同じエナジストが困っている見ていると心苦しい」でしょ。
だって。あっ,兄さんの目が何だか怖い』
ガチャッ ツーツーツー
な〜に浮かれてるんだか。
只今主人公のレベル5(ジャスミン),ヴィーナス灯台の中。
……昨日書いたように,経験値の差がやっぱり気になるってのと,
エアーズロックを先に廻る『手練のような旅』は性に合わないから(藁)
PCの調子が悪いので,あんまり書けないな〜
『こんちは,ジェラルドです。
ピカードって人を誘う時に,本音が出たりしなかったか?
たとえば「喉から手が出るほどチルドの使い手が欲しい」とか。
イテェなぁ,いきなり殴るなよ,イワン。
ロビン……ガイアの剣で殴るのは止めてくれよ。
ハイハイ,そんな事言ったら一発で断られるって?
この俺にまともなアドバイスができるわけ無いだろ』
キミ達ひょっとして漫才してる?
只今主人公(ガルシア)のレベル9,ヤンピ砂漠を横断中。
只今主人公のレベル21,アンガラ大陸東の小島に到着。
ピカードとはレベル17の時に合流しました。
もっと早くても良いような気もしますが。
妹のMACで作文してると,まどろっこしくていけないですね。
『開かれし封印』のデータを更新しました。
只今主人公のレベル38,ユニオンドラゴンを倒して(以下略)
ジェラルドの呪い装備,今度はちゃんと外して売ってきました(ワラ
もうこれ以上の更新はしない予定。↓の通りだから。
『失われし時代』の進捗。
只今主人公のレベル36,ジュピター灯台を攻略中。
……ここまでやってもガルシアのイメージって『只の駒』でしかないんですよね。思い入れ皆無って感じ。
こっちのカセットで全く動かしてない『ロビン達の苦悩』は手に取るように判る
ってのに。
これがいわゆる「シナリオの問題」なんですかね?
只今主人公のレベル37,ロビン達と合流。
ジュピター灯台のボス戦は,戦闘後の勝ち負けによって会話が変化するようで。
負けた時の方が,ロビン達の態度が優しい(^。^)
記録者・ピカード/ギアナ村方面・晴れ
今までボクが一人で航海日誌を書いていたんですが,
乗組員……いや同行者が総勢9人になったので,
皆で交代で記録を書くようにしたいと提案しました。
ちょっとまあ,いろいろと揉めましたけど。
なお,順番は公正にクジ引きで決めました。
明日の記録者は,
(書き損ねたらしい)
記録者・ガルシア/ヤラム村方面・晴れ
この村に来る途中で,ヤンピ砂漠の地下洞窟へ寄った。
どうやらまだ会得しなければならないエナジーがあるらしい。
それから,ロビンに戦闘の指揮を委ねる事にした。
(え〜っ,兄さんこれだけ? という声が挙がっている)
記録者・メアリィ/大イースト海北東方面・晴れ
現在,宝島の捜索をしております。
洞窟を入って直ぐの所に有るスイッチを踏んだら,
三方に岩柱が立ってしまいました。それを見たシバが,
「ここってチャンパの海賊が言ってた『宝島』なんじゃない?」
と言いました。そういえば,入り口に近い所の宝箱は全部空でしたね。
確かに此処はエナジストでなければ全ての場所を廻るのは無理でしょう。
私がこの日誌を書こうと開いた時に,ジャスミンが覗きに来て,
「え〜っ,兄さんこれだけ?」
等と言って,ちょっと不満そうにしていました。
確かに,書き込んだ行数は少ないですけど,
必要最小限の事はちゃんと書いてあるから,私は構わないと思います。
記録者・シバ/マグマロック方面・快晴
大イースト海北東の宝島は,結局一番奥の魔術師みたいなモンスターが
倒せなくて撤退しました。
ロビンって凄い負けず嫌いなのね。
リードなんか使わなくても態度を見ればよ〜く判る。
そのロビンがガルシアに,
「もう一度ここへ来るだろ?」
と何度も念を押していたのが印象に残ってるよ。
ロビンが心配しなくても,魔術師の後ろにあった石版が
充分ガルシアの関心を引いてたから大丈夫だと思うけど。
ずっとワタシとガルシアの間のヒミツだった話を,
ガルシアにお願いしたら,
「シバがそれで気持ちの整理ができるのなら構わない」
と言ってくれたので思い切って書きます。
今日は書くスキマが無くなったので,この次に。
記録者・スクレータ/ヤラム村方面・晴れ
先週,ピカードの奴が小生にもクジ引きに参加しろと吐かしおったので,
当番に加わる羽目になってしもうた。
大イースト海北東の宝島の前回倒せなかったモンスターの問題は,
各人のレベルアップと,とある戦術の起用で解決した。
これで日がな一日聞かされていた,
「赤い球は爆発,青い球は回復,緑の球は……」
というロビンの独り言を聞かずに済むからありがたい事だ。
一身上の都合により,カキコ時間を変更しました。
要するに,クビがヤバイ(激藁)
記録者・ジャスミン/アラフラ町方面・晴れ
マーズ灯台で『テレポート』を習得しました。
今までに行った事のある場所へ一瞬で行ける便利なエナジーです。
これで兄さんとあの人が,
「次に何処へ行くべきか?」
で言い争う事が少なくなると良いなぁ。
アタシどっちにつけば良いか判らないもの。
記録者・イワン/プロクス村方面・猛吹雪
今日はシバがジャスミンに,
「アノヒトって誰? ダレ?」
ってず〜っと聞きまくっていました。昨日までは,
「兄さんとの間に何があったのよ〜?」
という感じで,聞く方と聞かれる方が逆だったのに。
お互いわかってるのに何でわざわざ聞くのかなぁ?
プロクス村に来ると,さすがに事態の深刻さが身に凍みて判ります。
でもボク達の実力だとまだ手に負えないかもしれないです。
記録者・ジェラルド/プロクス村方面・猛吹雪
マーズ灯台で,氷付けのドラゴン2匹を解凍したら,攻撃してきたので
もちろん倒した。びっくりしたのはその後だ。
カーストとアガティオだったんだな。
どうもこの辺に住んでる人間ってのは,
人事不省に陥るとドラゴンになっちゃうらしい。生物として危険だよなぁ。
ロビンは俺の考えに賛成してくれたけど,
ガルシアは……かなりイヤそうな顔をして首を横に振ったんだ。
う〜ん,兄ちゃんは3年間ここで暮らしたから迂闊な事は言えないよな。
俺達は平気だけどね。
でも,ガルシアにあまり繰り返すなってクギを刺されてしまった。
そして,マーズスターを再び手にした俺達は,世界の命運をこの手に握った。
(・∀・)カコイイ!!
記録者・ロビン/プロクス村方面・猛吹雪
筆者からの伝言です。
「御覧の通り,物語も佳境に入ってまいりましたので,
2周目の計画を立てました。
ハードモードで,ちょっとした設定の変更を加えます。
話は次のピカードの所から始めます。
だから今は,ロビンの胸の内は開かせないな〜」
エ〜ッ,何でそんな事するの? ×××××は大丈夫?
今日もマーズ灯台をウロウロしてます。以上。
記録者・ピカード/ハイディア村跡地(ォィォィ)方面・晴れ
ボク達の旅がようやく終焉を迎える事ができました。
ごの先にどんな未来が待ち受けていようとも,
それはボク達が選んだ運命なのですから,進んで受け入れたいと思います。
さて,再会の感激もひとしきり済んだら,誰とはなしに
「もう一度やろうよ」との声が挙がりました。
それと同時に,どこからともなく三つの扉が現れました。
扉の前には,
ひとつ目は「楽々モード・クリア時のステータスでスタート」
ふたつ目は「ガチンコ(何語?)モード・モンスターがパワーアップ!」
みっつ目は「ノーマルモード・今までのと全く同じ条件」
とそれぞれ書いてありました。
ガルシアとロビンが別々の扉を指したので,また一悶着あるのかと
心配しましたが,ロビンがガルシアを物陰に誘ってから数秒後,
珍しくニコニコ顔のガルシアが,なぜかグッタリしているロビンを抱えて
戻ってきました。
「ガチンコモードで構わないか?」
ガルシアの問いかけに,全員で賛成しました。
今から考えると,一片の疑問も沸かなかったのが不思議です。
記録者・ピカード続き/ハイディア村跡地(ォィォィ)方面・晴れ
再び最初から始める,となると二手(最初はボクも別行動だから三手か)
に別れて行動する訳ですね。この日誌も一巡で終わりかな?
いえいえ,良い方法があります。
ボク達全員が合流する前までジェラルド達がオモチャにしていた
あの「通信機」の駆動部分を日誌にくっつけました。
送りたい相手の事を考えると,エナジー『メッセンジャー』が発動して,
相手の所へ飛んでいきます。
いや,自分を運ばない『テレポート』に近いかな?
基本的に,エナジストでなければ使えないのですが,
特に問題はないはずです。
記録者・ロビン/ラリベロの町方面・晴れ
この日誌が突然現れた時はかなり驚いたが,中を読んだら納得した。
いきなり順番か変わって申し訳ないが,
これはこの機械がオカシイ訳じゃなくて,俺と……ガルシアの方に問題がある。
けど,詳しい事情はまだ書けない。
記録者・メアリィ/大イースト海海上方面・晴れ
まずは,前回と同じように津波が収まってから魔の海へと航海しました。
何かカラクリがある渦を超えて行くと,ポセイドンという魔物に
遭遇しました。
この魔物には,一切の攻撃が効きません。ロビンが次のように言って,
引き上げを宣言しました。
「やっぱり『三叉の矛』が無ければダメだ。戻ろう」
そうしたらジェラルドが,
「おいロビン,『三叉の矛』って何だ?
そんな物が有るなんて聞いた事がないぞ」
私も初耳です。たぶんガルシアと一緒の時に聞いたのかも。
記録者・シバ/デリィ村方面・晴れ
今日一日,ジャスミンが不機嫌だったよ。
原因は,今朝ガルシアがすっごい珍しく寝坊した事かな。
張り切ったジャスミンが起こしに(どっちかというと襲撃に近いかな)
いったら,
「母さんお願い……後5分……」
という呟きを聞いてしまったのらしいだな。
「兄さんどうしてアタシと母さんの区別がつかないの?」
ってジャスミンの叫び声から大ゲンカが始まっちゃって,
最後はガルシアが平謝りしてた。
ワタシね,ガルシアに黙ってリードかけた事があるの。
その時ガルシアは,なんか暗い物思いに耽っていたようで,
ちょっと声が掛けにくかったんだ。
リードした時いきなり見えたのが,アッモウカクトコロガナイ
ジャスミンよりロビンへ
ご機嫌いかが?
スクレータに頼まれて,日誌送りの実験をしてます。
すぐに送り返してね。
ロビンよりジャスミンへ
予期せぬ事態が起こって,この日誌が行方不明になったら
ピカードが悲しむぞ。
それから,身体には気をつけるように。
記録者・スクレータ/デリィ村方面・晴れ
今日ガルシアが席を外した間に,若いレディ二人に
この日誌をエナジーで飛ばしてくれるよう頼んだ。
「アタシ達の間だったら手渡しで良いじゃない」
と言われてしまったのだが,小生の事情も察して欲しい。
自分でやれるなら頼まないが小生には逆立ちしてもエナジーは使えない。
かと言って堅いガルシアには頼みにくい。
そう説明したら協力してくれたのじゃな。
消えては現れる日誌を見ていたら,小生も猛烈にやりたくなった。
しかし,無理なものは早々に諦めた方が良い事を,長い人生で
学んだのじゃ。
「ね〜ロビンの所へ送ってみようよ」
シバの提案に,ジャスミンが赤くなって反対した。
しかし,最後には折れてジャスミンが走り書きしたものをやりとりしたのが
上記の伝言分じゃ。
「ロビンってばまるで兄さんみたいな事書いてる〜」
最近あの二人は一体どうなっとるのじゃろうか?
記録者・ジャスミン/デリィ村方面・晴れ
今のところ,インドラ大陸の北部を歩き回りながら,デリィ村に戻る
という事を繰り返してます。
でも,兄さんが明日から南の方へ行こうって。
昨日の事件でとうとう居づらくなったかな?
昨日ロビンから日誌が返ってきた後,宿屋に村人たちが兄さんを
担ぎ込んできたの。
村人の話だと,ヤシノミが頭に当たったらしいんだって。
なんでそんな事になったのか,兄さんは全然教えてくれないから
わからないんだけどね。
シバはリードするのは嫌だって言うし。
一晩寝たら,大丈夫だって兄さん自身が言うから平気なのかなぁ?
一応大事をとって今日はお休みです。
記録者・イワン/大イースト海海上方面・晴れ
いったい誰が言いだしたのか覚えてないんですけど,
世界の果てを見に行こうって話になって,現在ひたすら東へ
船を進めています。
今日はメアリィが舵取りで,ジェラルドが船内作業,ロビンとボクが
甲板掃除(モンスター退治を含みます)というローテーションでした。
本当に珍しい事ですけど,今日はモンスターが
全く甲板に上がってこなかったのです。だからヒマでヒマで……
甲板で二人でヒナタボッコのつもりが昼寝になっちゃって,
ロビンのうわ言で目が覚めたんです。
「シバは本当は,月から来たのかい……?」
何をムチャクチャな事言ってるんですかって起こそうとしたら,
なんか身体が熱い。どうも日焼けだけのせいではなさそうです。
それでメアリィとジェラルドの二人を呼んで,船室へ運び込み
とりあえず進路を陸地へ向けることにしました。
この間に,ロビンの症状が悪化しなければ良いのですが。
記録者・ジェラルド/ガラパス島方面・晴れ
ロビンの奴が原因不明の熱を出してから一晩開けて,
本人がもう良いって言うので,ジャスミン探しを始める事にした。
「長い間寝てたら,ジャスミンが心配するからなぁ」
俺がからかうと,ロビンはちょっと赤くなって首を振った。
「そんな事は無いよ」
そう呟いた後,厳しい顔になって考え込み始めた。
あれ,少々反応が違うぞ。他の誰かに似てる。
「お前ひょっとしてガルシアか?」
思った事をすぐに口にしてしまうのは良くない癖だと
家族中に言われているんだけど,今更直らないよな。
「何言ってるんだよジェラルド,お前実は目がおかしくなっただろう?」
同時にパンチが飛んできた。これはいつもどおりだ。
奴がどうかしてるとしたら,そのうち自分から話してくれるだろう。
それまでは普通に接するつもりだ。
世界の果ては,この村で見れた。実にスゴイ滝だなぁ。
記録者・ジェラルド続き/大イースト海方面・晴れ
船に乗ってからその晩,みんなに俺が気にしている事を聞いてみた。
「もし,ロビンとガルシアが入れ替わってたらどう思う?」
当然ロビンがこうツッこんでくるわな。
「あのなぁジェラルド,俺のいるところで良くそういう事聞けるな?」
お前最近やる事がガルシアに似てきたもん。
フケて見えるからヤメた方が良いぞ。
そう言ってやったら奴は壁に懐いてしまった。
「言われてみれば……気がつかないかもしれませんね」
「クラスも使用エナジーも行動パターンもほとんど同じですし」
メアリィとイワンに更なる心理攻撃を受けて,そろそろ戦闘不能に
なっちゃうかな? 熱がぶり返すかもしれないな。
そこで止めておけば良いのに,余計な事言うのは俺のビョーキかも。
「タイプが同じエナジストでもロビン達以外ならすぐわかっちゃうよな。
たとえば,俺と……」
「それ以上言うなよ」
ロビンがスッゲー怖い顔して剣を抜いていた。
もう言いません。でも,そゆ所ガルシアそのものだよ。
記録者・ガルシア/デカン高原方面・晴れ
地元の人の噂通り,ここは地面が柔らかすぎる。
まともに歩けるルートを見つけるのに一苦労している。
まあそのうち,出口に辿り着くだろうなぁ。
昨日ジェラルドが言いたかったのは,
「俺とサテュロス」
だったんじゃないかな?
追伸・安定が悪いので,すこし改造した。
記録者・ピカード/マドラの町方面・たぶん晴れ
日誌がやっと一巡りしましたね。
前に日誌を送り出して(^ ^;)から,津波に遭って,
身に覚えの無い罪で牢屋に放り込まれてしまいました。
この日誌が現れた時,すごくシツコイ尋問をするシンという男に
没収されそうになったので,とりあえずこれだけ書いて送ります。
RからGさんへ
また俺の方へやって来たって事は,ピカードには
日誌のチェックをする余裕が無かったみたいだな。
良い機会だから,順番を元に戻しておかないか?
GからRさんへ
俺は何日か前に書いたばかりだよ。
また兄ちゃんからで良いじゃない。
それから,同じ物の裏に書いてる俺もイイカゲンだと思うけど,
干し烏賊の胴体に手紙書くのは止めてくれよ。
記録者・ロビン/ラリベロの町方面・晴れ
ヨデム氏に当分レムリアに行けそうに無い事を報告しようとしたら,
いなかった。
町長のギョルギス氏によれば,バビ様が危篤だという
情報がもたらされたので,トレビの町に戻ったという話だ。
我々も今後の行動を決めなければならない為,
ヨデム氏と連絡が取れるまでここに滞在する事にした。
記録者・メアリィ/ラリベロの町方面・晴れ
ヨデムさんとの連絡はまだ取れない状態です。
ここからトレビの町まではかなりの距離がありますから,
仕方のない事かもしれませんね。
さて,これは昨日の話なのですけど,
ロビンが日誌のある場所を開いてジェラルドに指し示していました。
そうしたらジェラルドが感心したように,
「なるほどな〜 これは思いつかなかったな」
と言ってました。そのあとロビンにまた怒られてました。
「いったいどんな想像してたんだよお前は!!」
という感じで。たぶんジェラルドとロビンの想像は同じだったのでは
ないかと思います。それが何かは聞きたくはございません。
記録者・シバ/マドラの町方面・晴れ
せっかく捕まえたパヤヤームとかいう海賊に逃げられて,町中で大騒ぎしている
最中に到着してしまいました。
もしかして,アタシ達も船に乗って来ていたら,かわいそうなピカードみたいに
牢屋に入れられてるかも? イヤだな,そんなの。
前回の続きです。
リードした時いきなり見えたのが,大きな崖。
誰かと一緒に崖の天辺から見下ろしてる。
崖の下は何も……見えないって言うより,真っ暗な闇の中へ吸い込まれそう。
そして(サテュロスらしい)誰かが麓を指さしてこう言ったの。
「ハイディア村の人間が認めようとしない,あれこそが我等の世界の現実だ」
指さした先には,古いレンガが崩れるように,大地が闇に落ちていってた。
まだ残っている所には,大きな灯台と小さな村が
辛うじて端っこに引っかかっているように見えたの。
「このまま手を拱いていれば,何れは世界中がこのような事態に陥るだろう」
誰かはさらに続けて,
「我々に残された時は少ない。だから,如何なる手段を用いてでも,
エレメンタルの力を復活させねばならないのだ」
別の誰か(メナーディ?)がこんな事を,
「世界の真ん中である封印の基でノウノウと暮らしていた,
お前なんかには所詮判るまいよ」
ワタシを崖下へと突き飛ばして言っていたような気が……
記録者・シバ続き/マドラの町方面・晴れ
どうやらここでワタシは悲鳴をあげてたらしいの。
「おい,シバ,大丈夫か?」
ガルシアに肩を揺さぶられて,やっと気がついたよ。
「すまなかった……」
謝ったのはガルシアなんだけど,本当に悪いのはワタシの方なんだよ。
あの時うまく伝えられなかったんだけど,勝手にリードしてゴメンナサイ。
ワタシの話はこれでオシマイ。
記録者・スクレータ/ヤンピ砂漠方面・晴れ
マドラの町のパヤヤーム捜索隊は,オアシスの手前で足止めをくっておった。
「出口が無い〜っ」
と,ジャスミンやシバが危うくパニックを起こしそうになったこの砂漠は,
どういう訳か通路が地下にあったのじゃ。
あの連中はこれに気づかなかったようじゃな。
小生達は出口手前で誤って南の方へ降りてしまい,また大陸を半周くらいして
砂漠に戻ってきたら,捜索隊の連中はまだオアシスで休憩しとったな。
強行軍にもかかわらず,今日のシバは機嫌が良かったのう。
「すっきりしたよ〜」
と本人も言うとったな。
ガルシアが「ちょっと表現がドラマティックじゃないか?」
と文句じみた事を言ったが,シバに
「乙女の夢を壊すような事言わないでよ」
と一蹴されてしもうた。
ちゃんと推敲してからうPしやがれ,とか書かれそうですが。
>ガルシアが「ちょっと表現がドラマティック過ぎやしないか?」
>と文句じみた事を言ったが,シバに
>「乙女の夢をブチ壊すような事言わないでよ!! どんな風に書こうと
アタシの勝手でしょ」
>と一蹴されてしもうた。
78 :
1:02/09/20 12:40 ID:???
記録者・ジャスミン/アラフラの町方面・晴れ
今日一日いろんな事があったよ。
マドラの町長達もここにちゃんと到着したし,
パヤヤームとかいう海賊も捕まえたし,
あとはアレクスがちゃっかりこの町で優雅に寛いでるのがムカツクかな。
そういえば,ここにもすぐ動かせる船が無いのよね。
ドコへ行っても「無い」か「動かないものしかない」のは,
ダレカの陰謀のような気がしてくるんだけど。
あとはやっぱりピカードの(らしいやつ)しか無いのかなぁ?
……となるとまだ橋が直ってないみたいだから
また砂漠を抜けて行かなければならないんだけど,
兄さんが最近急に暑いのがキライになったらしくて,
(ラマカンやスハーラの時は,エナジー使って通り抜けたからね)
何回か髪を切ろうとしたんだよ。いや,ナイフ持ってた所から察すると
ひょっとして,丸坊主にするモクロミだったかな?
モチロン,アタシはその度に止めたよ。なんでかっていうと,
兄さん自分で見えないから気にしてないみたいだけど,
首の後ろにヤバイ痣があるのだ。これ以上うまく表現できないな〜
とにかく,ヤバイの。
砂漠を無事抜けるまで,気が抜けないよ。
記録者・イワン/ラリベロの町方面・晴れ
昨日トレビの町からやっと使者がやって来ました。
なんと,バビ様は亡くなられたそうです。
「それ,形見になっちまったな」
ロビンが持っていた『誘う帽子』を見て,ジェラルドがしみじみ言ってたのが
印象的でした。
それから,船に関する言質を戴きました。
「わが町の者ではどうせ誰も使えないから,しばらく自由に使って良い」
だそうです。
ついでと言っては何ですが,ギョルギス氏から改めて
シバの捜索を依頼されました。
明日から再び船出します。
記念。
82 :
1:02/09/21 15:10 ID:???
せっかく一生懸命沈めたのに〜(T-T)
今日はもうUPしたのでネタが無い。
何だこのオナニースレは
84 :
1:02/09/23 19:23 ID:???
そうomottara
85 :
1:02/09/23 19:28 ID:???
見てんじゃねーよ
ことえりがユウコトきかねえ(T T)
86 :
1:02/09/23 19:35 ID:???
このスレ見ても無視するのが普通の人。
ワザワザカキコする
>>83は変態(w
レスしてる私はもっと変な奴(^ ^;)
引っ越しました。
場所はヒミツ。
削除依頼出してください。
消すには惜しいスレだ。
地下スレとして再利用させてもらうので保守sage
うぜえ
々
95 :
予告:02/11/04 13:36 ID:???
おお,まだ有りましたね。
近日中に20スレ分の小説をUPする予定。
他所でやれや
いいか。天才と呼ばれる連中は、
みんなどこかがオカシイんだよ。
逆に言えば、オカシイところが
あるボクは天才なんだ。
まずは訂正。
>>95 『スレ20』ではなくて『レス20』でした。
スレ20ったら超長編だわな。自分のHP作って載せてるかも。
余所へ引っ越したスレの話の途中の場面です。
ストーリー重たいです。
SEXYな場面なぞ皆無です。
人倫上問題のある描写があると思います。
ここから連続UPしますので,読みたくない方は,
>>125 へ行ってね。
この話は,チャンパ村から大イースト海北東の宝島までの間の
ロビンの単独行を,関係者への取材(及びリード)をした後
私ジェラルドが物語の形に纏めたものに,ガルシア達と合流後
急に協力的になったロビン自身の告白を追加した完成版である。
ジェラルド達が船に乗り込んで出発するのを見届けた後,
人ひとりがやっと通れるくらいの桟橋の上でロビンは誰かに呼び止められた。
ここに人が居た事にすら気づかなかったのは,反対する友人達に
『授かりし力』を行使した事を悔やんでいたからかもしれない。
「小僧,お前に聞きたい事がある」
ロビンの背後に居たのは,燃えるような赤毛を肩で切り揃えた,
やはり燃えるような眼をした女だった。
「さっきここから出ていった船は,何処へ向かった?」
答えなければ殺す,と彼女の眼に書いてあるとロビンは感じた。
「……東……だと思います」
「そうかい。それじゃもう一つ聞こうか。その船にはロビンって名前の男が
乗ってたかい?」
「いいえ,そこまではわかりませんでした」
「フン,役に立たないね。……もうお前に用は無いよ。あっちへ行きな。
と言いたいところだけど」
そう言うと女はロビンの首筋に手を伸ばしてきた。
「アガティオの奴が,新しい遊び相手が欲しいって言うのさ。
付き合って貰おうか……死ぬまでね」
女が身体から光を発した。
エナジー『デスサイズ』を至近距離でかけられたのだ。
ロビンは動きが取れなくなった。
(俺の正体バレてるのか? 万事休すだ)
その考えを最後にして,彼の意識は途絶えた。
「おや,珍しいお客さんですね」
ロビンが意識を取り戻した時,そんな声が掛かった。
声の主を確かめたかったが,身体はまだ動かない。
さっきのエナジーの効き目がまだ続いているらしい。
「君がたった一人でこんな所をウロウロしているとは。ジェラルド達は
どうしたんですか? ……ああ,そのままでは何も喋れないですね。
では少しだけ回復しておきましょう。首から上だけが動かせますよ」
今度は声の主を確認できた。
「あんた,アレクスじゃないか」
「今はカーストも出かけて居ませんから,君と私の二人きりです。
君とはゆっくり話す機会が全く持てなかったですからね。
他の人間はともかく,君は話せば判る人だと思うんですがね」
ここまで追い詰めておいて今更何の話だって言うんだ?
「じゃあ,あんたに頼むしか手は無さそうだから,聞いてくれ。
ジェラルドに逢ったら,『M−1(エム・ステップワン)なんか掛けて
すまなかった。後はお前に任せる』と伝えて……」
「君の遺言なんか聞くつもりはありませんよ。
……アハハ,何か勘違いしているようですね。
あの女性,カーストという名前ですが,
実は君が自分の姉妹の仇だなんて全く知りません。
ただ単に行きずりに出会った運のない少年だと思っていますよ。
そして私は,降って湧いたチャンスを
最大限利用しようと考えているだけです」
本当かな? 希望を持たせる為に,出鱈目を言っているのかもしれない。
「カーストとアガティオの二人が,日々の無聊を慰めるだけの為に
生き物をナブリ殺しにしたのを見た事かあります。
どちらかというと,アガティオの方が楽しんでやっていたようですけど。
私はこう見えても血を見るのが大嫌いでね。
その日は食事が喉を通りませんでしたよ」
今更俺の未来を説明してもらっても嬉しかない。
「だから,という訳でも無いのですが,ある約束を頂ければ,
逃がして差し上げても宜しいですよ。
此処から出る船の当てが有るんでしょう? そうでなければ,
わざわざ一人で船を降りたりはしない筈です」
約束?
「灯台の火を灯す努力をしているガルシア達を邪魔だてしない,
と確約して下さい。簡単でしょう?
寄り道でも続けるなり,故郷の村に帰るなりすれば良いだけの事ですから」
それだけは,どうしてもできないよ。何故なら……
声が出せなくなってきた。首も振れない。
「ああ,衰弱が進んでますね。君の返事を聞かないうちに命を落とした
なんて事をジャスミンが知ったら,私自身が彼女に恨まれてしまいます。
あの娘が怒ったらコワイですからね」
また少しだけ回復。苦しみを引き延ばされているようで,却って気分が悪い。
「灯台の火は灯しちゃいけない。何故なら……」
「世界が滅びる,と聞かされたんでしょう?
世界中の総てのものに現在より大きな力が加わって,まずは大混乱が起こる。
続いて,現在より強い精神力を持った人間達は,
他者を支配するのに全力を注ぐようになる。
その為の戦いが激しさを増して,やがて世界そのものを破滅に導く為の
何かを作り上げ,自ら滅びに至る。
そんな事を起こさない為に,我々はソル神殿を,
神殿の中に眠る宝を守る為にここに住み続けている。
その為に神に選ばれたのだ,と。
……ガルシアから聞いた話です。
彼は幼いころからこんな寓話を聞かされていた,と言っていましたね。
君自身もそうだったのでしょう?」
村長や大神官がよく言っていた気がする。
「その話,一度でも疑った事がありますか?」
なんだって?
「数年前の事ですが,私はハイディア村へ初めて行ってみました。
何といっても,エレメンタル信仰の総本山ですからね。
イミルを出たら,真っ先に行ってみたかった所ですし。
さぞかし強いエナジストがゴロゴロしていると思って。
ガッカリしました。誰一人,そうした努力をしていないんですから。
しかし,私達を追って旅に出た君たちを見て,認識を改めました。
初めてあった時は,エナジー一発で倒されるような若者が,
一年も経たないうちに強力なエナジスト,サテュロスとメナーディを
倒す程の力を身につけていたのですから。
私は,こんな推測を立てました。
大昔,封印を作り上げた人間達が,その封印を守らせる為,
人間を基にした新しい生命体を創り上げた上で,かなり強力な
『精神的な条件付け――精神制御』を施したと。
具体的な条件付けとして『他者を支配する力を欲しない』」
そんな話,信じられない。
アレクスの話が浮き世離れしてきたせいか,気が遠くなってきた。
そしたら心臓にエナジーの一撃。何なのか確かめる術も無く思わず声をあげた。
「今の君にはつらいと思いますが,辛抱して聞いて下さい。
これは君のように固まった思想を持った人に考え方を改めて頂く為に,
古より用いているカナリまだるっこしい方法です。
一瞬で片づくエナジーでも有れば,お互い楽なんですけどね。
話を続けましょう。
私は,ハイディア村の『掟』の奇妙さに疑問を感じた事があります。
『授からざりし外世界の者にエナジー使う姿見らるるべからず』
これは有って然るべきルールでしょう。私達は,今では異端者なのですから。
『長の許し無くば村の外へ出るべからず』
こちらは気になりますね。一族の純血を保つ為に有る掟でしょうか?
何か裏があるのではないですか?
逆に,村長の権限で不適格者を排除する為にあるとか。
そうですね,基準としては『他者を支配する力』を揮った者」
先程君は変な事を口走っていましたね。M−1(エム・ステップワン)
でしたか? それは省略形で,本当のエナジー名は」
言葉にならない俺の叫びなぞアレクスには届かないようだ。
「“Marionette”(操り人形)の第一段階だと推測できます。
これこそ『他者を支配する力』のエナジーではないですか?
たとえたった一つでも,他者の思考に最優先の命令を組み入れる事が
出来るなんて,素晴らしい力だ。
君が使う事を躊躇したり使った後まで逡巡するのは,
コミュニティから排除されるのを恐れるからですか?」
……それ、誰に聞いたんだ? ああ,どうせガルシアだろう。
ハイディア村の子供は,悪戯したり夜更かしして怒られた時に,
「『人形遣い』に攫われて,お前も心を抜かれた人形にされちまうぞ」
と脅かされる。
エナジーが使える歳になると,口伝で伝えられている《裏の掟》
つまり使ってはいけないエナジーのレクチャーを受ける。
そのうちのひとつが“Marionette”だ。
一度でも行使した者は,『人形遣い』の烙印を押される。
そしてエナジーを封じられ村を追放される。
x俺は村の《裏の》掟を破り『人形遣い』になってしまった。
人を一度操ると,相手の心(若しくは思考)が失われるという噂だ。
このまま村から逃れても,俺はいずれ人の心を削り心無き人形に変え続ける
怪物に成り果てるのかもしれない。
「君は仲間を危険から遠ざける為に力を使っただけだ。
悪い事でもなんでもないのに思考がそういう方向に向かってしまうのが
『精神制御』を受けている証拠ですよ。
それはハイディア族の血に流れている,忌まわしき思考の枷だ」
もう聞きたくない,耳を塞いでしまいたいが,指一本動かない。
「コミュニティから排除され,孤独になる事を恐れる事はありません。
その方が何事にも縛られず,好きなように生きていけるではないですか」
アレクスの語りかけが優しくなった,ような気がする。
「しばらく『村の掟』の事は忘れて,自分の為にどう行動するか考えなさい。
今夜は時間稼ぎをしてあげますから」
それきり目の前が真っ暗になり,何も聞こえなくなった。
夢を見た。
本当は夢じゃなくて,アレクスの話から生まれた妄想かもしれないし,
ワイズマンが見せた昔の出来事だったのかもしれない。
どれであっても突拍子もない話だったのには変わりない。
「今日からお前の主は私では無く,この『世界』総てだ。
平和な時代が末永く続くように……では,頼んだぞ」
我が《主》に言われ,レムリア領主と共に旅立つ御方を見送ってから数時間。
最後まで残って下さったギアナ領主も,ウェイアードと決別する旅を
指揮するべく立ち去った。
託されたものの重さに怖じ気づきそうになる。
わたしの名はイーグル。『封印』の初代管理者である。
「良いか,心して聞け。此処からお主が居なくなれば,
百年掛けた計画が全て水泡に帰する事になるのだ。
ハイディア公の後を追う事だけは絶対許さぬ」
先程のあれが今生の別れだと聞かされ,狂乱の底に陥ったわたしの肩を
逞しい腕で支えながら,ギアナ領主フレイム公がそう仰られた。
出生する以前から組み込まれたわたしの思考パターンが,
彼の方に見透かされるまでもなく《主》の元に行きたいと騒ぎ続けている。
「この地に残る顔ぶれの中で,ヒューマンたる我等との接触経験が一番多く,
しかも深いレベルでの精神制御が成されているのがお主だ。
お主の《主》ハイディア公は,お主だけに『封印』のシステムを伝えた。
他に知る者は無いし,バックアップすらも無い。何故か判るか?」
我が《主》は代替品を据える事を嫌ったのだ。
「我等人類が,エレメンタルの力の象徴である四箇所の灯台から,
それこそ無尽蔵の力を取り出し『世界』を焦土に変えた。
これより我等は責任を取る為,生き残った者を集めて『世界』より立ち去る。 此処は人類なんぞより破壊衝動を持たぬ生命に任せてだな。
覚えておくが良いぞ。ハイディア公にとってお主は最早掛け替えの効かぬ
存在になっておる。誇りに思うて良かろう。
そうそう,ワシ自身は是よりギアナへ戻り,空へと上がるのだ。
いずれお主も見る事になるぞ。
成功の暁には『月』と呼んでくれ。
そして,我等もお主たちを見守っている事を思い出して欲しいのだ」
明日からWPだけが住むこの地で,偉大なる錬金術に頼らぬ生活が始まる。
しかし今夜だけは……我が《主》であり,
同時にわたしの父でもある、あの方の事だけ考えていたい。
「目は覚めましたか?」
どうやらまだ生きているらしい。状態は昨日と全く変化が無い。
期待なんかしてなかったが。
「今日は,あまり時間が取れません。返事を聞かせて下さい」
俺は……自分の命を世界の行く末と引き換えにしたくない。
「俺は,運命に身を委ねる事にする」
アレクスはため息をついた。
「随分とまた詩的ですねぇ。君の考えが変わらなかったのは残念です。
それでは,遺言を承りましょう」
「では,ジェラルドに……」
昨日のと変わらないメッセージを話した。ところが,
「それだけですか?」
それだけって何だよ。俺は口下手なんだ。他に何を言えと?
「ジェラルド宛のメッセージだけでは,一緒に居る筈のメアリィやイワンという
子に私が責められるじゃありませんか。それに,ジャスミンの事に
全く触れてないと彼女が知ったら,どうなると思いますか?」
別に良いじゃないか。俺はもう……
「頭が冴える程度の回復ならしますから,頑張って考えなさい」
そんな事言われても。
結局,知り合い全てに遺言をする羽目になった。
かなり長い時間アレクスに遊ばれてた気がするが。本当に時間が無いのか?
「予定より遅くなったようですが,カースト達が戻ってきます。
最期の時が楽になるようにしてあげましょう」
ああそうか,時間がないのは俺の方か。
何も彼もが判らなくなってしまう前に頭を過ったのは,
ジェラルドの後ろ姿だった。
ごめん,ジェラルド。もう一緒に行けないんだ。
もしも生まれ変わる事ができたら……
もう一度友達になりたい。
一路チャンパ村へ向けて航行中の帆船の甲板に,突然二人の男が出現した。
片方の青い長髪の男が,肩に担いでいたもう一人を甲板に放り出し,
「この船の頭目は何方ですか?」
と聞いた。パヤヤームが自分だと答えたら,
男は床に伸びている金髪の男を指して,
「この少年はあそこのチャンパ村で生命の危険に曝されました。
これ以上置いておくと本当に命を落とすので,此処まで連れて参りました。
貴方がたが行く予定だった場所まで彼を連れていってやって下さい。
そこに彼の友人たちが待っている筈です」
パヤヤームが嫌だと答える前に,男がこう言って脅したのだ。
「忘れたのですか?
チャンパ村へ行くと,少年の命は無くなると申し上げたばかりですよ。
貴方がたは,人殺しになりたいのですか?」
帆船が進路を東へ向けたのを確認してから,
長髪の男は表れた時と同じように消え去った。
大きな大きな土と岩の塊,大地がある。その上に水が乗っかっている所がある。
水は常に端から落ちている。水が落ちていない所は……
よく分からない。これ以上は掴みきれないな。
人間の感覚ではとても判らない,エナジーの力で感じる世界だ。
ボクは今,大きな水の上を動いている。
目的地は何処だか何故か知ってる。北東の大地の起伏の激しい場所で,
先端が水の上にちょっと出ている所だ。
そこにボクと同じような物が水の上にいて,ボクを待ってる。
早く行きたいんだけどな〜 なんで風任せなんだろう。
全ての感覚が不意に途切れる事がある。エナジー切れを起こしたんだ。
そうすると,身の回りの事しか判らない小さなボクだけになってしまう。
(休息を取って回復しなければ無理だ)
と,誰かが呟いている。
ここは言う通りにした方が良さそうだ。
そんな休息時間に,何かがやって来た。
紙を束ねたもの。床に落ちたら開いて,薄い石が出てきた。
紙の方は感触が良く掴めない。石の方は,表面に刻み目があるのが判る。
これは何の模様かな?
(手紙だ。薄い紙に刻み目があるように感じて欲しい。そうすれば読めるから)
と,誰かが。石じゃなくて,紙?
とりあえず指示通り感覚を表面だけに絞ってみる。
回してくれ? ……ある角度まで動かしたらいきなり意味が理解できた。
ところで『接触』って何?
(交替しようって意味だな。しかしこんな状態では無理だ。
返信をするから,その石の裏に……)
刻み目の入ってない側に,反対側と違う模様をエナジーを絞って刻みつけた。
綺麗な曲線が出来たよ。
(これは人間業じゃないぞ……仕方ないな。送り先は判るか?)
水の上……海っていうの? 西……の方にボクと同じような物があるよ。
甲板の上の長い髪の男だね?
照準は……どの方向にズレても水の中だから,男の身の丈より上に合わせて,
やって来た時と同じように,紙の束に石を入れて飛ばした。
目的地が近くなった。
だからという訳ではないけど,ボクは眠っちゃおうと思う。
そうしないと,誰かさんはいつまで経っても死んだフリを止めないから。
ボクはたんなるヘルパーなんだから,いつまでも頼ってちゃダメだよ。
で,いきなりコントロールを振られた。
超感覚(ハイパーセンス)の洪水,というのか,情報の渦に巻き込まれて,
溺れそうになった。
自分で処理出来そうな範囲まで感覚の触手を縮める。
船と,その周囲,あとは目的地が判れば充分だ。
頭がスッキリした所で周囲を探ったら,
船が暗礁に乗り揚がっていた。
俺はパニックを起こしている最中に,力(キネシス)を無意識のうちに使って
船のコントロールを奪ってしまったらしい。
こうなったら已むを得ないので,自分で動かすしかない。
そしてそのまま目的地まで行ってしまおう。
船の上で,船員達が大騒ぎしている。泣いてる奴もいる。
さっきまでの俺のパニックが移ったようだ。
連中が喋っている内容は聞こえないけど,言いたい事は判る。
さっきまでの俺が只の船荷だったら,
今の俺は,船幽霊だ。
当初立てた計画を実行に……やり方が大分変わったけど……移して,
海賊達とのゴタゴタが片づいてから,俺達はジパン島へ行った。
イズモ村に派遣されている神官に,行動不能にされてから
長時間適切な治療を受けていなかったから,回復に時間が掛かると言われた。
この辺の話は,メアリィやイワン,ジェラルド達が書いた日誌に
詳しく書かれているから,繰り返さない。
ジェラルドとイワンが宿屋に戻ってきてから,
俺はみんなにどうしても聞いて欲しい事を話した。
村の口伝の話をしたら,ジェラルドが嫌な顔をした。気持ちは判る。
俺だって本当はわざわざこんな話はしたくないんだ。
「チャンパ村で別れる時,俺は……」
一番近くに居たメアリィが俺の口を手で塞いでしまった。
外そうと思ったけど,腕がついてこない。
「あの時は私達,自分から船に乗ったのですよ。
貴方を置き去りにしてしまって悪かったと思っています」
その言葉にジェラルドとイワンも頷いていた。続けてメアリィが,
「その事は忘れて,回復に専念した方が良いと思います。
私達の使命はまだ終わっていないのですから」
そうかもしれない。
俺は……いや,俺達は,
この命に換えてでも『世界』を守らなければならないんだ。
UPしている時にスレの分割をしたので,
ここに到着してしまいますね。
>>129 へ行って下さい。
校了したこの話を,日誌のチャンパ村での出来事の話題が載っている
辺りのページに挟んでおく。
本当の当事者に事実かどうかチェックしてもらう為だ。
エナジーで封緘したはずの,この手紙を読んでいるって事は,
気持ちの整理がついたみたいだね。
本当は墓の中に持っていくつもりだった話を白日の元に晒すのは
良くないかなとは思ったけど,俺達好奇心が強くってさぁ。
結局自制心にちょっと欠けてるロビンが喋っちゃったから。
兄ちゃんに少し安心してもらう為に,
この話の後ロビンは「実は俺もM−1を使った」と白状したんだ。
案外,誰にでも一生に一度ある過ちなんじゃないのかな?
なお,内容の修正は受け付けません。悪しからず。
ジェラルドより
こんなにツライ話になるとは思わなかったよ〜(ToT)
こういう話は書いてる方もツライんだよ。
どちらかというと,筆者の『脳内資料』に近いので,
ゲームを起動して裏設定なんか探さないように。
この話の続きは引っ越し先でやります。
お問い合わせは,メール下さればお教えします。
『sage+空白』は消してね。
自分に合わない話を読まされた,と感じた方へ
だから始めに書いといたでしょう?
注意書きはちゃんと読んで下さい。
と返事しておこう。
次のレス辺りで,上の話を全く読まずに
「ウザイ」
等と書き込んだ方へ
貴方には 予 知 能 力 があるのかも? ヽ(@▽@)/
130 :
1:02/11/14 12:39 ID:???
test
浮上。
浮上。
『開かれし封印』のオープニングに当たる,
3年前〜エレメンタルスター奪取事件までの間の
ガルシアの話です。
読むつもりが無い方は,
>>146 へどうぞ。
筆者としては,こういう話はプログラムの中に組み込んで欲しかったですね。
この話じゃなくて,ガルシアの裏設定ね。
ハイディア村だけに嵐が起こったあの夜,上流からの土石流に巻き込まれて
消息を絶った四名は,プロクス村へ拉致されていた。
そこに着くまでの記憶が誰にも無いのは,
テレポートで運ばれたからかもしれない。
極北の地で元から住んでいた者と新参者とがお互いの存在に慣れてから
三年の月日が過ぎた。
天気の良い日は,朝食が済んでから薪になる木の枝を集めるのが,
プロクス村に来てからのガルシアの日課になった。
ハイディア村と違い,なにしろ冬が長い。
備えが出来ていなければ,いつ凍死してもおかしくはないからだ。
そんな彼の日課に,変化がやって来た。
「あなたは村一番の働き者ですねぇ」
村外れの雑木林に居る時声を掛けてきたのは,
真夏に数日だけ来る男で,かなり強力なエナジストだ。
一年ぶりの邂逅になるが,前回逢った時に良い思い出が無かったから,
ガルシアは思わず渋面になった。
「おや,褒めて差し上げたのにとんだご挨拶ですね」
「去年の話を蒸し返しに来たんなら,無駄だよ」
「今日はそういう話はしませんよ。……あまり元気がないようですが,
身体の調子はどうですか?」
決して良くはない。風邪はやっと一週間前に治ったばかりだ。
だけど,そんな事はこの男には言いたくない。
彼の内心の葛藤にはお構いなしに,相手の男は彼に近寄り手を捻り上げた。
「この包帯は,あなたが自分で巻いたのですか?
手がまともに動いてないみたいですよ」
男はそう言ってガルシアの手の包帯を解き始めた。
「何をするんだ?」
ガルシアが抗っているのなぞ気にも留めずに男は包帯を解いてしまい,
露になった手を見て,顔を顰めた。
「凍傷が治りきっていませんね。ひょっとして親御さんには内緒にしている
のですか?」
「……」
両親や親しい小父さんにはとても言えない事がある。
此処に居ると長い冬の凍気に体力を削られるような気がする。
最近特に,傷や疾病の治りが遅くなってきた。
一番最初に命を落とすのは自分かもしれない。
自分の本能みたいなものが,此処から出るべきだと主張している。
だが死ぬ時まで出てゆく術は無い。
男はガルシアにエナジー『プライ』をかけた。
「あなた方の暮らしぶりに関しては,ここの長老に交渉してみましょう。
このプロクス村に住めるのは,自らここの環境に適した身体に造り替えた
……しかも,ドラゴンの末裔だという愉快な事を信じている……
プロクス族だけだと私は思っています。
こんな所に送られて三年も生き延びているのは奇跡だと思いますよ。
全くもってプロクスの連中は無神経ですからね。
余所から来た子供が死にかけているのに気にもかけないとは」
エナジーをかけた後,男はガルシアの手を開放した。
何の障害も無しに両手が動くのは,久しぶりだ。
「どうやら私はアプローチの方法を間違っていたようです。
仕事の邪魔をしてすみませんでしたね」
そう言い残して,男はテレポートし眼前から消えた。
奴のペースに乗せられたのは気に入らないが,
今日は久しぶりに体調の良い日になった。
作業途中で草に手を切られて,解いた包帯を再び巻く羽目になる。
でも今夜は両親に嘘をつかなくても済みそうだ。
家に帰ってきたら,様子が違う,家中の窓が開け放たれているのだ。
この季節なら構わないが,外の空気は決して暖かい訳ではないから
滅多にはやらないはずなのだが。
家の中は非常事態だった。信じられないくらい暑いのだ。
火事なのか?
答えは外に避難していた父が教えてくれた。
「さっき斜向かいの万屋さんが,母さんに空気の温度を変えるエナジーを
教えてくれたんだけど,母さんは全然コントロール出来なくてなぁ。
暑くなる一方。いや〜参ったよ。
冬までにマスターしてくれれば良いんだけどなぁ」
「じゃあ父さん,今度の冬は辛くならずに済むんだね?」
「多分な。でも今日の感じじゃあ『あれ』は最後の手段になりそうだな」
それでも良い。いつか来る最期の日が遠くなるのなら。
その夜,ガルシアの知らない所で大人達が話し合いをしていた。
「とうとうあの子を連れ出してくれる人が出てきたんだね」
「そうだな。あの子はこんな所で人生を終わらせてしまうには若すぎる。
今までどうにもしてやれなかったのがずっと悔やまれていたんた」
「あの人は信用できるかしら?」
「もう他に手段は無いんだ。後の事は任せよう」
次の日,朝食が済んだガルシアが出かけようとすると,母に止められた。
「村長さんの奥さんに頂いた服を仕立て直したの。着てみてくれる?」
着替えたら次はケリー小父さんが真新しいブーツを掲げて,
「全くここの連中のジョークときたら,とんでもないよなぁ。
これは彼らが脱皮した皮だってんだからな。
ガルシア,ちょっと合わせてみないか?」
さらに父が装備品を色々持って来るから,
気がつけばどこから見ても旅支度としか思えない格好になっていた。
「今日は何があるんだい?」
ガルシアの問いに,大人達は顔を見合わせて,結局父が次のように告げた。
「お前は今日から,旅に出るんだ。これからアレクスさん達に付いていって,
ハイディア村まで行け。
村に着いたら,プロクスの戦士達から逃れて村長さんの所へ行き,
『エレメンタルスターを奪いに来た者が居る』と伝えなさい」
「今更どうして? そんな事言ったら只じゃ済まないよ。
ここの戦士達が父さん達の命を……」
ガルシアの抗議を遮るようにケリー小父さんが,
「私達全員の命より大切な事がある事を忘れてはいけない。
それは『世界の運命』だ。我々は命と引き換えにしてでも
それを守らなければならないんだ。
私達は此処に来た時から命は無いものだと覚悟している。
だから,もう私達の事を気にかけるんじゃない」
家から出され,扉に閂が掛かる音が聞こえた。
さらに何やら物音が聞こえて来る。もはや扉を叩いてもびくともしない。
「その扉を叩き壊せるくらいの体力が無ければ,もう入れて貰えませんよ。
プロクス村の若者なら朝飯前ですが,その後間違いなく
大目玉を食らうでしょうね」
振り返ると目の前にいたのは,昨日会った男だった。
「アレクス,アンタは俺の家族に一体何を吹き込んだんだ?」
「人聞きの悪い事を言わないで下さい。御両親には,あなたがどうすれば
一番幸福になるかご説明しただけです。それに」
アレクスはガルシアの腕を掴んで手繰り寄せた。
更に肩を抱いてから耳元に囁いた。
「どのみち後戻りなんかできません。さて,出発しましょうか。
あの二人がそろそろ痺れを切らしている頃です。
三年も待たせてしまいましたからね」
「三年って……まさか……」
「そうです。あなたが一緒に行くと承知して下さらないから,気が短い
カーストとアガティオのコンビは真冬のうちに出発してしまいました。
残っているのは,一番怖い人達です」
「こんな死に損ないのガキ連れて行って,一体何の役に立つんだい?」
「キツイですね,メナーディ」
「もし我々を裏切ったり,逃げ出そうとしたなら,お前の両親の命は
保証しないからな」
「そんな事はしないよ,サテュロス。何なら神にでも誓おうか?」
「ガルシアは覚悟が出来ているみたいですから,
余り責めないでやって下さいよ」
「ほほう……アレクス,お主がこやつの後ろ楯にでもなるのか?
ではとりあえずは信用してやろう」
ハイディア村に到着した最初の夜,
別行動をとっていたアレクスがガルシアを誘い宿屋の外に出てきた。
アレクスは,ガルシアの鉄仮面を外した。それは村に入る前から
彼が付けていた物だった。誰も居ないのを見計らってからアレクスは言った。
「サテュロスとメナーディは,今は神殿の偵察に行っています。
村長の家に逃げ込むなら今のうちです」
「アレクス,どうしてそれを……」
「これがあなたの御両親との約束です。私に出来るのはここまでです。
後はあなたがどうするか決めなさい」
一拍位の間の後,ガルシアは返答した。
「それなら仮面を返してくれ」
ガルシアは仮面を元通り顔に付けた。
「何故ですか? 折角自由になれるチャンスなんですよ?
そこまで御両親の事が心配なんですか?」
「それは違う。今まで俺の人生は,自分の自由に出来た事なんか無い。
だから決めた。灯台の灯は俺が自分でつけたい。
そうじゃなければ俺は永遠に自由になんかなれないんだ」
「そうですか,それで良いなら構いません。私達は今日から仲間です」
アレクスには告げていない思いがある。
自分は故郷の村で,平凡な人生を送るのだとずっと思っていた。
しかしそれは,三年前の嵐と共に潰えてしまった。
それならばこの酷寒の地で短い一生を終えるのも良いと思った。
運命という奴は,それすらも許してはくれなかった。
残っているのはたったひとつ。誰も望まない,世界を破滅に導く道だ。
自らを滅ぼす事が許されないのなら,俺が自分で世界を壊してやる。
145 :
余談:02/11/25 12:36 ID:???
こんな事書くと,頭がイカレテルとか
電波だとか書かれそうだけど。
この話は,ガルシア本人に書いて欲しいと頼まれました。
信じなくても良いよ,別に。
146 :
到着:02/11/25 12:37 ID:???
>>135-144読んでる間は普通に良いと思ったが、
>>145があったばかりに 激 し く 幻 滅
自分で自分の作品貶めるような真似して楽しいかと問い詰めたい。
つうか、電波だって言われるの解ってるなら書くなよ。
148 :
1:
>>147 自分の頭の中で出来上がった話では無い,
という趣旨で文章を書いたつもりですが……
やっぱ止めよう。ナンボ書いても言い訳に聞こえるから。
大体,NGワード書いてる時点で終わってるわな。
更に余談を。
>>135-44 の冒頭のシーン,白夜の描写を入れようとして,
『あれは世界が丸いから起こる事』
だという事を思い出してボツに。