1 :
名無しさん@1周年 :
2000/08/28(月) 02:35 詩の才気あふれる方々とコミュニケーションを図りたい
2 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 02:45
目の前に広がる空が本物かどうかわからないままに わたしは今 ゆっくりと広げていた翼を閉じる 二度と振り返らないことを誓って わたしは今 やっと自分のために泣いている 偉大なるやさしい空よ 無残なまでに冷たい空よ 刻んだ想いの深さは変わらずこの空においてゆくから 夢見た罪の重さは胸に離さず抱いてゆくから ゆっくりと広げていた翼を閉じる わたしは今・・・
3 :
美湖 :2000/08/28(月) 02:49
この詩はわたしがかきました この頃陰気なんですよ(泣)
4 :
夢子 :2000/08/28(月) 02:55
空は冷たいんですかねぇ? なんかいやなことあったんですか?? 私はいい詩だとおもいます 書き込み増えるといいですねー
5 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 04:38
詩って書こうと思って書くと、納得のいく言葉が 出てこないですよね。 なにげなく作った詩の方が割と評価されたりするし。
6 :
とおりあめ :2000/08/28(月) 13:57
[朝] 午前五時 予兆は しめった匂い 夜が こっそりと 薄目を開ける 朝が 群青を起こし 太陽を 熟れさせる 空が ゆっくり 背伸びをした 僕は ずっと 起きている
7 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 14:01
はじめは蒼 2つめは薔薇 3つめは誘惑 あなたの青色と赤色 わたしをひきつける魔性の色 夢なら覚めないで いつまでも誘惑しつづけて
8 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 18:04
希望を強要し 夢を強要し 光を強要する クソ 死んだなら早く消えろよ
9 :
みこ :2000/08/28(月) 19:40
抽象的な言葉ってよむ人のイメージが広がっていいと思うんですけど、 そのぶん作者の意図が伝わらない場合も多いと思うんですよ 難しいですよね
10 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 21:26
私は生きていないような感覚を止めもしないで それを快楽と認めてしまった それは生きたものが最後におちる限界の幸福感 でもそれはキズという汚れた言葉で認められやしないの まるで子供のように何度も何度も さぁあの人だけをご覧になる花達よ 私の話も聞いてちょうだい きっとアノヒトとは違って同じなんでしょうから くやしくてしかたないけど リアルには勝てないよ ひねくれているのは解っているけど この気持ちを閉じ込めてしまえば 私はおかしくなっていくわ いっそのことそうなるのもいいかもしれない でもそうなるとただ宇宙に身をゆだね恐怖を積もらせ 生き続けなければいけないの でも花にだけはなりはしない 所詮同じと言われようとも最後まで逆らってみせましょう だって夢から覚めかけた感覚におちいりそうだから
11 :
美湖 :2000/08/29(火) 01:41
先走る破滅願望 目覚めれば現実逃避 記憶消えるまで 残り香もすべて風がさらうまで 先走る破滅願望 目覚めれば現実逃避 指先が震えるから まっすぐ前をめざせない 先走る現実逃避 行き着く先は・・・?
12 :
水星人 :2000/08/29(火) 06:16
>>8 おや? 親?
思春期〜おとな(ジャストミートの一歩手前)?
感情的で好き。いや、感情的なところがステキ。ごちゃごちゃじゃないところも良い加減。
他のものと並べて書いてみるとおもしろくなるかも?
13 :
毒笑 :2000/08/29(火) 10:47
ヨコタワルコノミニ 昨日までの悲しみをそっと月夜に晒しましょ 月の光は全てを溶かし 銀のしずくに変わりゆく 全てを照らす優しき光 いつか悲しみ超えるときまで 月よ優しく我が身を照らせ いつかの痛み癒える時まで これまでの恋唄をそっと野原に流しましょ 風は優しく全てを流し 闇色銀色子守唄 全てを溶かす闇色の風 いつかこの恋笑える日まで 風よ優しく我が身を包め いつかいい人見つかる日まで 残せない傷跡をそっと大地に還しましょ 大地全てを受け入れてなお 新たな命を育みていく 全て飲みこむ豊かな大地 いつかこの地に戻れる日まで 土よ優しくこの身を癒せ いつか生まれる命の為に 溜めこんだ痛みをそっと炎にくべましょう 町の光は我が身に辛く 野原の焚き火が思いをうつす 全てを燃やす熱き炎よ いつか全てを受け入れるまで 焔優しく我が道灯せ いつかくるもの我が後続け 吐き出せない辛さをそっと水に溶かしましょ 水は流れて妙なる調べ 私の祈りをうつすかのよう 全て潤す健やかな水 いつかこの事言える時まで 水よ優しく我が身潤せ いつか許し得られるように 朝日は厳しくてそっと我が身は影へと帰る 光はまぶしく過去の想いは 誰もつぶやくものもなし 全てを照らす朱の光よ いつか誰かが見つける日まで 光優しく我が身を温め いつか誰かの糧となるまで
14 :
胤舜 :2000/08/29(火) 19:52
『Power of woman』 あんたなんか大嫌い もう会ってなんかやらないんだから 食べ過ぎて 2キロも増えちゃったじゃない 寝不足で 肌は荒れちゃうしさ どうしてくれる この悩み 最近めっきり老けたって 言われるんだから 運動不足 それはあるかもしれないけれど あんたのせいに したいじゃない わかる? 忘れなければいけないの 二度と思い出してもいけないの そんなのヤダな つらいから そんなのヤダな 好きだから わかってくれよ この気持ち わかってください お願いだから あんたなんか大嫌い でも たまになら 会ってあげてもいいよ 好きだから
15 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 10:49
価値の分からない人生選択手段 別に何か望んでいるわけじゃない 外からの期待と強要 ただ流されて行くだけ でも寂しくはない 同じように波任せに浮いてる友達たくさんがいるから このまま流れていったら何か楽しいことが待っているのかな? 今感じるのは見える景色に同じものがないってこと 今は後悔はしていない 出来るだけ世の中を知らないから
16 :
名無しさん@1周年2 :2000/08/30(水) 11:39
優しさとは? 2週間がすぎた お〜いと呼ぶと子猫が走ってくる 僕のやってる行為は偽善?自己満足? 初めは気まぐれだった 今じゃ義務的な感じだ 引っ込みがつかない 誰に対して?人の目?猫?・・・自分? ・・・動機なんてどうでもいい 猫にとっては気にしないことだろうし・・・ 今日は雨だ・・・ 猫は待っているのだろうか? ・・・妙に胸がざわつく この感覚は偽善を行いたいのか? 義務を果たしたいのか? 自己満足を満たしたいのか? まっ、いいか・・・本能のままに。
17 :
名無しさん@1周年3 :2000/08/30(水) 12:06
子供の真っ直ぐな目を見ると 自分は二十歳なのに随分と汚れてしまったなと感じる 子供の頃は何故人が目をそらすのか分からなかった。 目は口ほどにものを言うというが心を見透かされるのが 怖かったんだと思う やましい秘密を持てば持つほど・・・ 願わくば子供たちがその輝きを失わない世界になってほしいものだが ・・・無理だろうな。いや、ちょっとあったら怖いかも。
18 :
美湖 :2000/08/31(木) 01:26
草野心平という詩人をしってますか? <かえるのうた>(確か・・・)という詩集にわたしは 魅せられました 皆さんもぜひお試しあれ
19 :
名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 01:36
皆様の推薦する詩集などがあれば教えてください
20 :
胤舜 :2000/08/31(木) 04:48
『 Eternal summer 』 遠ざかる浜辺に 君を見た気がして 戻ろうとして やめたんだ もし君がいたとして 僕に出来ることは何もない 夏が終わって 秋が来ても 何も変わりはしない わかっているのさ だけど いつまでも いつまでも 西瓜割り かき氷 打ち上げ花火 どんなに月日が流れても 輝く星空 忘れはしない 永遠に あの日に戻れたとして 僕に何が出来るのだろう 帰らない 帰れない 浴衣姿 焼きそば 線香花火 どれだけ二人が離れていても きらめく思い出 忘れはしない 永遠に
21 :
美湖 :2000/09/02(土) 00:23
夏ももう終わりですね。いつのまにか空のいろも風のかおりも 秋を告げてくれてるようで、なぜか物憂い心地になりませんか? こういう時こそいい詩ができそうです。詩作に励んでたくさん書き込みしましょう
22 :
とおりあめ :2000/09/02(土) 00:58
投稿ばかりで批評が少ないようですね。 読みオンリーの方とかの感想聞きたいです。
23 :
水星人 :2000/09/02(土) 06:28
>>16 >猫にとっては気にしないことだろうし・・・
<猫>は気づかないんでしょうか? 普通は気づくと思うんですけど。気づかないというのは一方的過ぎます。<僕>が<猫>のことをもっと考えると、この詩はどんなふうに変化するのでしょうか?
>猫は待っているのだろうか?
そうなんじゃないですか?
>>17 >いや、ちょっとあったら怖いかも。
どうして?
24 :
毒笑 :2000/09/02(土) 11:10
何処へ 水の音を聞きながら水源に思いを馳せる 千夜万昼 繰り返し いずこの空からここにくる 千夜万昼 繰り返し いずこの海へと旅をする 我の姿は片隅の記憶の底に留めるか 我の思いは片隅の思い出として忘れるか 水の音を聞きながら水の旅路に思いを馳せる 風の歌を聞きながら風源に思いを馳せる 幾世紀もの さすらいに いずこの歌を聞いたのか 幾世紀もの さすらいに いずこの話語るのか 我の姿は歴史の中の詰らぬことと忘れるか 我の思いは歴史の中の下らぬ事と忘れるか 風の歌を聞きながら風の旅路に思いを馳せる
25 :
ロム専門。たまに詩を残す人 :2000/09/02(土) 14:00
>とおりあめさん ども! いつもここは見てます。感想を一言残そうかと思うときが 多々ありますが、この世界の未熟者なので 何と言っていいのか分からないし、、、、 水星人さんみたいなコメントはできないなあ、、、
26 :
番頭 :2000/09/02(土) 15:26
さらさらと流れていく砂のように 私の恋は終わってしまった。 長く深く吐き出した紫煙のように 私の恋は終わってしまった。 「終わることは分かってた。」 なんて言い訳してみても 私の恋は終わってしまった。
27 :
とおりあめ :2000/09/02(土) 21:24
>25さん 私は別に批評の体裁をとらなくても 一読者としての感想、 例えば「この詩好き」とか書くだけでも良いと思います。 25さんの気に入った詩が有ればどんどん感想書いてください。 好評を受ける事を嫌がる詩人なんて殆どいませんし。
28 :
美湖 :2000/09/05(火) 17:42
>毒笑さん 何処からか島唄のようなやさしいメロディーがながれてきそうな 詩ですね***
29 :
流人 :2000/09/05(火) 21:23
6の[朝]が好き。 少し眠かったであろう『僕』も目が覚めるような さわやかな朝をイメージしました。 すがすがしい感じ。
30 :
名無しさん :2000/09/06(水) 01:41
強さを武器にすることで 弱さに気付いた 弱さを守ることで 優しさを知った 僕は今 駆け出す 転ぶこと恐れずに前へ前へ たとえ何かを失うことになっても 他の何かを得られると信じて
31 :
名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 22:33
罪を映さない目 叫びを無視する耳 あなたは笑い続ける 全ての痛みを彼らに 嘘の鐘が鳴り響き 糸は千切れ 石は砕かれ 事故を隠す
32 :
美湖 :2000/09/06(水) 23:31
>30さん 「強さを武器にすることで・・・」 きっとそこに至るまでにたくさんの感動、葛藤・・・ あったに違いないと思います インパクトに欠けてしまうのがもったいないと 感じました
33 :
名無しさん@1周年 :2000/09/07(木) 01:41
汚れた海 灰色の空 茶色い葉っぱ 臭い水 溶かす雨 三足の子供 ガスだらけの大気 水槽の中の動物 飲めない黒い水 これは幸福 誰もが望んだ未来の夢
34 :
健太 :2000/09/07(木) 02:01
1週間風呂入らないと 玉袋がしめってきて、手でこすってその手の臭いを嗅ぐと臭いのはなぜですか?
35 :
30 :2000/09/07(木) 14:44
>美湖さん 自分で書いてて何かが足りないと思ってました、インパクトかあ、 アドバイスありがとうございました 勉強になります
36 :
毒笑 :2000/09/07(木) 16:44
>美湖さん 評価ありがとさん。
37 :
とおりあめ :2000/09/08(金) 01:46
>流人さん ありがとうございます。 気に入って頂けて嬉しいです。
38 :
番頭 :2000/09/08(金) 11:22
>34 君の匂いは君のためじゃなく、 誰かのためにあるんだよ。 だから、 「逝ってヨシ」とは言いません。 大切な誰かを見つけるまで、 心の内に秘めておいて下さい。 #でなければ、氏ね。
39 :
じゃま :2000/09/09(土) 00:31
なにが悲しくて ウソなんか つきますか なにが悲しくて 涙なんか見せますか 私も 人間ですから
40 :
流人 :2000/09/09(土) 01:52
++イメージ++ 文字を合わせて 言葉をつくり それを並べて またはじめから パズルのように 組み合わせてく やさしい色も 散りばめたいな 浮かんでは黄昏 追いかければ消える あたたかい匂い 包まれてくほどに ほどいてくれるんだ だから
41 :
美湖 :2000/09/09(土) 11:11
競争 何処までゆけば見つけられるのか 既に この手の中に在るのか 何も わからぬままに走り続ける
42 :
毒笑 :2000/09/09(土) 11:15
朝を待ちながら 夜はいつ明けるのだろうか? いまだ天頂の月を見ながら 青年は呟いた 長い夜に抱かれて どのような想いで過ごせば良いのだろうか? 眠れぬほどの痛い想いはいつ癒されるのだろうか? 闇は静かに忍び寄り 痛みも悲しみも やさしく絡めとる 朝が来ても想いは変わらず 青年は また歩み始める…… お日様はいつ揚るのだろう? 夜の深き中 夢に満ちた少年は待ちつづける 長い夜は眠るためのもの 母親にそう言われても少年は押さえる事が出来なかった 朝の日差しを見るまではただそれだけが彼の願い 眠りは静かに忍び寄り 情熱も燃え盛る命の火も 静かに包みこむ 朝が来る前に力尽き 母親は少年を静かにベッドへと戻す 夜よまだ続いてくれ 酒臭き息吹は吐きながら 壮年は杯を酌み交わす 酒が流してくれるなら この世はそんなに辛くない でも過ぎ去りしこの年月は 眠りにつけるのが彼の願いだけどそれは許されず 月を肴にしながらも 思い出だけが静かに静かに廻り来る まだ落ちぬ月を見ながら 壮年は苦い酒を飲む 夜はいつ来るの 恋心抱く乙女は まじないを組上げる時を待つ 想いかなえてくれるなら 千里の道もまた楽し あの人私に振り向いて 夜の帳はいまだに下りぬ 憬れの君今何処 想い紡いでおまじない これからのこと想い馳せ 誰にも知られぬ恋心 訪れぬ夜を待ちながら 乙女は静かに夢を見る 夜はまだ続く 寝床についた年寄りは 静かに夢に落ちていく 幼き時は遥かに遠く 今際の際まで訪れぬ 今か今かと待ちながら 眠るときは安らぎのとき この世に長く生き過ぎた 闇は静かに訪れて 喜びも悲しみも やさしくやさしく絡めとる 朝の日差しを見ることも無く 年寄り静かに旅立ちぬ 朝を待ちながら 夜の深きは夢の世界に 私は静かに眠りつく 朝を待ちながら いろいろな想いを組上げ解し組上げて 生きてく事の痛みさえ 忘れて今は夢につく 闇は私の周りにて 静かにすべてを癒していく 朝が来るのを待ちながら 私は明日に生きていく……
44 :
美湖 :2000/09/11(月) 19:51
>39 私も好きだな
45 :
水星人 :2000/09/12(火) 07:24
>>39 (1)
>なにが悲しくて
>ウソなんか つきますか
何にも悲しくないから、ウソをつく必要なんかないって言ってるんだよね? あるいは、ウソをついてしまうほどの悲しみは何なんですか(?)と問い掛けてるのかな? 前者のような気がするのですが……。
(2)
>なにが悲しくて
>涙なんか見せますか
何にも悲しくないから、涙する理由なんかないって言ってるんだよね? あるいは、涙してしまうほどの悲しみは何なんですか(?)と問い掛けてるのかな? 後者の場合、<涙>の後に<なんか>をつけて、作者は、誰かさんが涙を流していることに衝撃を受けてる、または、信じられない、頭の中で理解できない、みたいな感じになっているのだとしたら、<なにが>とあるのはおかしくはないですか? <なにが>。<なに>をでは?これも変。<なにが>は、どうして、に置き換えられると思うから、どうして私が悲しまなくちゃならないんですか、みたいになりませんか?
(1)も(2)も前者だとすると、いろんなこと、あるいは特定のことを考えてみて、悲しいことなんか何もない、私は幸せ、の状態なんだから、最後に出てくる<私も 人間ですから>というのは、<人間>というのは幸せもんだと、当然<私>も人間なんだから幸せなのは当たり前なことだと、そんな感じなんでしょうか? <ウソ>や<涙>なんかはあり得ない、その根拠はというと<私>が<人間>だからだと。作者の考える<人間>というものは、<ウソ>や<涙>なんかと掛け離れた存在だということなんでしょう。鉄人。(僕は鉄人28号を静止画でしか見たことないんですよね。アレは、アニメになってるんですよね? 一回観てみたい)
でも、こう考えてしまうと、どうして他の方(
>>43 >>44 )が誉めているのかがわからない。思わず嘘をつくことや、思わず泣いてしまうことなんて皆無なんでしょうか?
理解できない僕に、誰でもいいので、是非、理由を説明してください。あなたが答えると、ひょっとすると、この板はもっと活性化するかもしれません。
46 :
名無しさん@1周年 :2000/09/12(火) 18:29
47 :
じゃま :2000/09/13(水) 00:16
>45 ありゃあ告白です。 強く在りたいという 告白です。
48 :
美湖 :2000/09/13(水) 00:32
>39について 私もこの詩について自分なりに考察してみようと思います。 私はこの短い文の中は作者自身一人だけが登場していると思います。 そして、結論から言うと、この詩は相対する二つの自身の葛藤ではないか と思いました。 >なにが悲しくて 嘘なんかつきますか 嘘をつく=悲しいから むしろ悲しみを嘘でごまかそうとしているのかもしれません。 >なにが悲しくて 涙なんか見せますか 涙を見せる=悲しいから 悲しいときは泣きますよね。 >なにが・・、とつけることでそんな悲しみに負けて泣く自分を 叱り付けてるかのようにも思えます しかしそんな厳しい自身に対して 弱さを見せる「人間」な自身もいる。 >人間ですから・・・読者はこの後をいろいろ想像し、この作者はなぜ泣いてはいけないのか、 そんな風にあれこれと想像するのではないですか? こんな風に考察してみました。 ご意見のある方・・どんどん書き込んで、この板をもりあげましょう。
49 :
水星人 :2000/09/13(水) 06:34
>>48 なるほど! いやいや、なるほどなるほど。
>なにが悲しくて
>嘘なんかつきますか
>なにが悲しくて
>涙なんか見せますか
作者は悲しさを否定したいと、まったく自分は悲しんでなんかいないと思いたい、ということですね。でも、実際には<悲し>んでるし、<嘘>もついて、<涙>も流しているということなんですね。僕の場合(
>>45 )は、<何にも悲しくないから、ウソをつく必要なんかない>と言ってるから、作者は悲しんでいることを否定する以前に、悲しんでいない、と言ってますね。ここが大きな違いですね。これで、43さんと美湖さんが評価している意味が分かるような気がする。
では、
なにが楽しくて
嘘なんかつきますか
なにが楽しくて
涙なんか見せますか
上のような文があったとします。ここでは、作者は楽しさを否定したいんだが、実際には楽しんでいて、嘘をついて、涙を流していると、いうことになるのでしょうか? おそらく違うでしょう。この文の作者の本心は、ほんとうに、楽しくないのではないでしょうか? おかしいですね、僕は、また、悩んでしまいます。どうして、<悲>のところに<楽>を入れると、<楽>しさを否定することになるのでしょうか?
理解できない僕に、誰でもいいので、是非、理由を説明してください。
50 :
構造 :2000/09/13(水) 15:44
私の私見ですが
>なにが悲しくて ウソなんか つきますか
を1
>なにが悲しくて 涙なんか見せますか
のくだりを2として
>私も 人間ですから
を3とすると、
はっきり言ってしまえばこれだけ短い詩ですんで、状況から見れば(
>>48 )が
言ってる通りなんですが、取ろうと思えば
1、2の文を他者が主体に対して何か問い詰めており、3が主体が他者に対し答えている
という風にも取れます。
とりあえず、この場合人間と言う物に対し否定的であるのか肯定的であるのか
すくなくとも嘘をついたり涙を流したりせざるを得ないに関しては否定的ですが
それが「何が悲しくて」のくだりで人間自体の存在の否定に関しては微妙に
なってくるんですよね。「何が悲しくてそんなことするの?」って言い回しは
結構ありますし、「何が悲しくて涙を流すの」といえばシンプルに悲しんで
いる理由を聞いていることになりますわな。1と2の「何が悲しくて」はダブル
ミーニングでそれぞれ意味をかけてはいるものの、基本的には意味が完全に違って
いると考えて良いでしょう。
つまり 1→が嘘をつくという犯罪に対する問い詰め
2→が涙を流すという悲しみへの理由を求めている
3→1、2に対する答え。1に対しては嘘をつくことは人間の原罪であり、
2に対しては悲しみは人間である限り永遠に続くということ。
そう言う風な問答が生まれた背景(自問自答かそうでないかというのも含め)は
読み手がかってに想像してくれということでしょう。こういう多重な構造を
持っている深い詩ってここを見た中じゃなかなかありませんね。
51 :
構造 :2000/09/13(水) 17:07
読み返してみたら脱字多数でおどろいてます。ごめんなさい。
52 :
毒笑 :2000/09/14(木) 00:41
一つの短い詩でもこんなにも面白い議論が見れるなんて・・・・・ 見る甲斐があるな(笑)
53 :
美湖 :2000/09/14(木) 01:21
とても興味深い展開になってきたように思います。 >49について まず、本題に入る前に:私は>なにが悲しくて・・の詩は「嘘をつく」 や、「涙をながす」事を否定しているところに読み手は<作者の悲しみに負ける事に 対する批判の意図>を感じるのではないでしょうか。 よって>なにが悲しくて・・でも、>なにが楽しくて・・でも、 結論は同じのように感じます。 しかし、ここで問題なのが私達が<楽しい>に持つイメージになってくるでしょう。 楽しい=嘘をつく・・これには何か道徳からずれた不快なイメージが伴います。 悲嘆の涙を流す=楽しい・・これもおかしいですよね? これはあまりに極端ですが<楽しい>に対するイメージが<楽>を 否定することのような意味をもちはじめるのでは?と考えました。 わかりづらい文で本当にごめんなさい。 足りないところは皆さん補ってもらえると幸いです。
54 :
水星人 :2000/09/14(木) 07:30
>>53 美湖さんが言う結論とは、<嘘をつくことは人間の原罪であり><悲しみは人間である限り永遠に続くということ>(
>>50 より抜粋)のことを示してるのでしょうか? そうなのでしょう。こうでなくちゃあ、おかしいですよね。詩として感心できない。ということで、僕の解釈(
>>45 )は間違っていたということになりました。ふふふ。いやいや、粘らねば。
>なにが悲しくて
>ウソなんか つきますか
>なにが悲しくて
>涙なんか見せますか
上の文は、<他者が主体に対して何か問い詰めて>(抜粋
>>50 )いる、または、美湖さんの<短い文の中は作者自身一人だけが登場していると思います>(抜粋
>>48 )いうのであれば、まったくそのとおりなんですが、主体が他者に対して何か問いかけている、と解釈できなくはないですか? もし、こう解釈できるのであれば、{よって>なにが悲しくて・・でも、>なにが楽しくて・・でも、結論は同じのように感じます。}(抜粋
>>53 )というのは確かにそのとおりなのですが、48(
>>48 )と50(
>>50 )で出された結論が存在する一方で、{<ウソ>や<涙>なんかはあり得ない、その根拠はというと<私>が<人間>だから}(抜粋
>>45 )という結論もあったりしませんか? ちなみに、<悲>を<楽>に置き換えた文を僕が登場させたのは、美湖さんに、39(
>>39 )の詩は作者が自問自答している以外に、主体が他者に対して何か問いかけている、という解釈が存在するのでは(?)、とお聞きしてみたかったからです。僕の言う解釈が成り立つのであれば、美湖さんが、53(
>>53 )でおっしゃってるように、{<楽しい>に対するイメージが<楽>を否定することのような意味をもちはじめるのでは?}(抜粋
>>53 )というようなことは起こりえませんよね。それとついでに喋ってしまうと、{楽しい=嘘をつく・・これには何か道徳からずれた不快なイメージが伴います。}(抜粋
>>53 )とありますが、別に道徳からはずれても良いではありませんか? 軽い嘘(冗談)なんて、家族、友達、彼氏なんかについたことありませんか? もう一つ、{悲嘆の涙を流す=楽しい・・これもおかしいですよね?}(抜粋
>>53 )だそうですが、僕なんか、悲嘆の涙を流す=楽しい、なんていうのは詩的だと思うんですけど。人間、自分のいろんな感情を客観的にみて、さらに別の感情が生じたりするものだと、僕は思うのです。
しつこいですが、粘ってみました。
ん〜と、議論な感じがこんだけ続くというのは、イイことですよね。構造さん(
>>50 )も参加してくれたし。(本音を言うと、もう少し時間がかかると思っていたのですが。この掲示板、絶対、僕なんかより実力がある人達、観てると思ってましたから、なんとか参加して欲しかったんですよね)
それと掲示板てのは、特に、ポエム・詩@2ch掲示板や、創作文芸@2ch掲示板なんかは、発展(さらに魅力あるものになる)するのに、書き手が一方的に書くだけとか、書き手と読み手だけが言い合うだけじゃ発展しづらいんですよね。他の大きな詩のHPに行ってみると分かると思うのですが、誰かが誰かの詩をちょこっと誉める、または貶す、だけで、それについて他の人達は何も言わない。作者なんてわけ分かりませんよね。誉められたら喜んで、貶されたら怒るか、へこんでしまうか、読み手が何も解ってないんだと考え無視する。それでも、イイという作者がいるのでしょうが、せっかくインターネットに自詩を公開してるのだから、多数の人達の意見を聞きたいじゃないですか。そのためには、読み手同士が議論することが重要だと、僕は考えるわけです。アニメ板、文学板、映画板、他の板どれに行っても、観客同士が喋りあってるじゃないですか。観客同士が罵りあうことが、板をおもしろくする鍵だと思います。書き込むためのモチベーションが罵りあうことでもいいじゃないですか。最初は、混乱するかもしれませんが、きっと安定期が訪れるはずです。2ちゃんねるにはそれだけの許容量があると思います。他では、管理人が出てきて、無理でしょうが。
55 :
構造 :2000/09/14(木) 11:12
ええ。(≫54)さんの解釈もいいと思います。ただその解釈にすると 後ろの「私だって人間ですから」がものすごく人間という存在に対する絶望が 溢れたものになってしまうと思うのです。つまり、作者が人間は嘘をついたり することを愉しむ、また悲しんだりする事を涙というストレス解消手段により ある意味快楽に変えている根本的に罪深い動物だ、というシンプルで絶望的な 結論になってしまいますよね。まあ、僕の考察した詩の構造でもある程度原罪とか ネガティブなもんはあるんですが、人々が「俺だって人間だ!」と叫ぶ時、それは 卑しめられた自らの尊厳を回復しようとする、あるいはそういう権利があると 叫ぶ時だと思うんですよね。この言葉は最近は罪の擁護なんかにも使われてますが 僕が思うに作者は人間の原罪やネガティブさを認めつつも、その中にはやはり 人間という存在に対するある種の肯定が存在すると思うのですよ。その辺は 前、"「何が悲しくて〜」のくだりで人間の否定に関しては微妙になってくる" と書いたんですが、うまく説明できていなかったかもしれません。ダブル ミーニングとして水星人さんの言われた結論も入ってくると思うのですが、 やはり作者が人間を全否定しているとは考えられないのですよ。それはそれで 詩的な情景だと思うのですが、重層的な構造は失われてしまうと思いました。
56 :
美湖 :2000/09/14(木) 12:39
>54さん、そうですね。そして、その解釈にわたしも同意する部分が多々あります。 *この詩は他者への問いかけでもあるのではないか? >そうでもあると思います。ただ、詩の内容的に 1:悲しみによって弱さを見せてしまう自分 2:それを第三者的な立場から見つめ、批判する自分 登場人物をこの<二者>と考えよんだほうが良いかな、と思ったのですが・・ どうでしょう?
57 :
水星人 :2000/09/15(金) 06:10
>美湖さん
>構造さん
おもしろかったですよ〜〜ッと同時に、勉強になりましたァ。
うん、やっぱり、結論というか、39の詩(
>>39 )の解釈は、一度、54(
>>54 )のあたまでも認めているのですが、<嘘をつくという犯罪に対する問い詰め>と<涙を流すという悲しみへの理由を求めている>のに対する答えとして、<嘘をつくことは人間の原罪であり>、<悲しみは人間である限り永遠に続くということ>(
>>50 より抜粋)なのでしょうね。納得しました。そして、自問自答かそうでないかというのは、自問自答だと考える方がしっくりしますね。これも、納得です。
う〜ん、57(
>>57 )で、美湖さんがおっしゃってる(<批判する自分>というのは、強すぎると思うのですが)ことも分かるのですが、より正確な解釈となれば、50(
>>50 )で述べられてることのほうが良いのではないでしょうか。
かくして、僕のへりくつは粉々になったわけですが、まだ、質問してみようと考えてみると、39の詩(
>>39 )から離れたものしか思い浮かばず、まあ、ここは<詩:投稿and批評>のスレッドですから、とりあえずよしときます。詩から離れちゃうんですよね〜。誰か、議論を面白くするために提起することを思いついた人はいませんか? 遠慮なくどうぞ。僕はヤラれてしまったので離れちゃいますが、面白くなってたら、また、来ます。
それでは、美湖さん、構造さん、ありがとうございました。
58 :
じゃま :2000/09/17(日) 01:49
なんか、うれしかったです。 ありがとうございました。
59 :
名無しさん@1周年 :2000/09/19(火) 07:37
下がってるよ あげましょう
60 :
構造 :2000/09/19(火) 15:35
いや何が悲しいって 全然悲しくない事だ 葉があんなに腫れあがってるのに 雨なんか一滴も降りゃしない 何が悲しいって 嬉しい事が待っているからだ 部屋はモノクロのモッズマークで あいつのお袋はあんなに泣いているのに 何が悲しいって みんな背広が決まってることだ 先に行っててくれ あとからかならず向かうから
61 :
構造 :2000/09/19(火) 15:55
↑とりあえず39の詩をベースにして一つ作ってみました。 ちっ、また苦悩系になっちまったか。
62 :
名無しさん@1周年 :2000/09/24(日) 00:34
私はココにいて でも満足じゃなくて でも認めてあげたいの 矛盾を廻し 明日へと逝く 暗い映画館の中は 幻だけど どこもかしこもリアルなの ただ生きることを・・・・ ただと言って、 放棄したの? 壊して壊して 液体になりたいのだけど 足りないよ いつまで空を仰ぐのでしょう 手を伸ばせども・・ 届かなかった センチメンタル・ル・ル・・? 旋律が螺旋を描き 脳を貫き 壊しに行った
63 :
『不眠』 :2000/09/24(日) 01:02
君と交わした ひとつひとつの言葉が 胸の奥に、しこりを残す あの夜の出来事を ふたりだけの約束を 秘めごとを 忘れ去りたくて 潰れそうになりながら 忘れようと努力してるんだ 「自然消滅」と思っている君は そんなこと何も知らずに 今日も眠りにつくのだろうけど
64 :
BAD :2000/09/24(日) 01:49
意識する 俺の目に写る世界は 決して美しいもんじゃないと そう感じるのだ だから 俺の目が見えなければよかったのだ そう思った落日 こんなにも腐敗を見たのだ こんなにも不平を見たのだ こんなにも悲しみを見たのだ こんなにも… こんなにも黒い人の心に触れたのだ 全て見えなければよかったのだ そうすれば楽しく暮らせたはず だが運命はそうさせてはくれなかった 醜い全てを俺に見せ それを俺に押し付ける だから俺の目は見えなければよかった …だが 俺は見えなければ光を求めて 永遠にさまようだろう
65 :
構造@批評 :2000/09/24(日) 20:00
ま、ウザいでしょうけどこのスレッド批評しないと面白くなりそうに ないんで… >60 冷静になってみると最悪だな…こりゃ。こういうナルシーなのって 俺一番嫌いなのになー。即興オンリーやめよかな。 >62 モロ自殺系の詩ですな。ネット上の鬱系ページには こういう自虐衝動に陶酔してる方が多くて辛くなります。 痛々しい… >63 すんません、恋愛関係少ないんでこういうのよく判りません。 とりあえず上野クリニックあたりで手術してからコメントします。 >64 苦悩の純粋な苦味ってやつでしょうね。いや、いいんですけどね。 自分しか見えてないって感じがしますな。人の事は言えないけどね。
66 :
美湖 :2000/09/25(月) 17:49
ご無沙汰していてすみませんでした(笑) 久しぶりにのぞいてみたら詩が増えていたのでまたまたみんなで批評しあえれば 面白くなりそうですね。 唐突ですが、私の好きな言葉に <自己救済> ということばがあります。 私が自分の思いを言葉に表すのは自己救済のためのような気がします。 さて本題ですが、>60・62・63・64 の方々の作品も自己救済のためにかいてるような気がします。 どうせ自己救済なのなら、ついでに他人救済もできるような 深く美しい痛みのある詩を詠んでください。
難しい 全部全部難しい だから楽しいうれしい だから私は生きてる
68 :
じゃま :2000/09/25(月) 23:51
「生きてましたか?」 「いやぁ、死んでましたよ」 愛子ばあちゃんの問いかけに 僕は、はにかみながら こう答える。 すると笑顔はシワだらけになって 僕はふたたび息を吹きかえす。
69 :
美湖 :2000/09/26(火) 00:29
絶望という旗を掲げて 飛び立てないのもわかっているのに ワタシハまたこの丘を登る 飛び立てないのもわかってるのに ワタシハまたこの丘を臨んで いいわけはすべてソラが吸い込んだ
70 :
jas :2000/09/26(火) 02:01
回る回る回転木馬 進みも戻りもしないまま バターを溶かして笑おうよ 夢色のキャンディー舐めて 廻る巡る回転木馬 パステル色の子供を乗せて 知らない世界に連れて行く 後は知らないさ好きにすれば 嘘でもだましでもない回転木馬 どうしてそんなに乗りたいの ペンキもメッキもはげた回転木馬 誰も乗りたがりやしない もう誰も夢見ないだまされない いなくならない現れない 回転木馬一人で回る 回転木馬止まれない いつか誰かが乗るのかしら いつか誰かが知るのかしら いつか誰もが 知るのでしょう
71 :
構造 :2000/09/28(木) 11:00
僕はシ人になりたいんだ 首を万年筆でぶっ刺して 千尋のがけから飛び降りる 僕はシ人になりたいんだ 百文字三句で遺書を書き 評論好きにけなされる 僕は結局シ人なんだ 自分勝手に生きていて 公共なんてクソくらえ
72 :
ぷぷ :2000/09/28(木) 11:24
指をからます 五本の指が 交互に交差する 強く握りしめる あなたの指を 私の体は望んでいるのに・・ それでも あなたの指を自由にさせてあげない もどかしさから あなたは覆い被さってくる 下半身の熱い息づかいが 波打ちながら わたしの下半身におしあててくる ようやく 指を解放してあげる 目と目があう 潤んだ目と同じくらい 私自身が潤んでいる 待ちきれなかった こねこのように・・ 禁欲を強いられた 野獣のように・・・ 時に優しく 時に激しく はやく はやく はやく ゆっくり ゆっくり ゆっくり あなたに愛されたいのか あなたを愛したいのか 心と体のバランスが だんだんくずれていく あなたを見ながら 自分がもうすぐいくであろう場所を見ている はやくいかせて・・・・ もっと ゆっくり・・もっとはやく・・・ あぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・
73 :
構造@批評 :2000/09/28(木) 14:59
>67 人生の辛いのを愉しめという逆説的な唄ですね。 ただ個人的には結論が説教臭い気がして好きになれないです。 >68 イメージ的に素晴らしいと思います。 しかし毎度ナイスですな。もっと書いて。 >69 ナルシズムのプールの中で泳いでるような物が多い苦悩系が 基本的に大嫌いな俺ですが、これは非常に良いものだと思います。 特に最後のくだりが最高。これを出せるのはセンスですな。 >70 取り残されたって感じの疎外感ですか。自己完結的な詩だとは 思いますが、ある意味その辺自覚してる確信犯的な感じも するなあ。 >71 省略。苦悩系ではないとは思うのだが… >72 エロですなー。最中に女性ってこーいうこと考えてんですか。 妙な不安感プラス最後の恍惚で完結しちゃうみたいなのも女性特有って 感じですね。男の場合最後に虚無感が来て完結できない。
74 :
美湖 :2000/09/28(木) 17:28
>68さん 思わず、いったいこれはどんなシチュエーションなんだろう??と、 かんがえさせられました。 どんなシチュエーションを想像しても読み手の自由なのでしょうか?
75 :
名無しさん@1周年 :2000/09/28(木) 20:30
幸せすぎて 壊れちゃう 世界が回っているの く〜るく〜る 天使さんがおりてきたの 天まで連れていってくれるって言うから 一緒に行こうかなぁ ああ やっぱりやめた こうやって地上で酔ってる方が気持ちいいもん
ぷぷさんの詩 超エロイ 萌えた〜
77 :
構造@批評 :2000/09/29(金) 01:23
>75 幸福になると周りが見えなくなるという感覚を代弁したような。 ありふれた感情をありふれた詩でつづってるという感じですね。
78 :
構造@被害妄想 :2000/09/29(金) 01:45
ヤワくさい気分でいつも笑ってるよりは 誰かを適当に憎んでるほうが良いのさ 俺を気持ち悪がるのも大概にしやがれ お前の顔なんかいつかぶっ潰してやるさ どうせ何やっても上手く行きゃしねえ お袋にひり出されてからいつもそうだった どいつもこいつも邪魔しやがってこのクソ馬鹿野郎 首吊る前にお前の顔を睨み付けてやるさ ああそうかうんざりだろう俺なんて 多分あの時に出てくる穴を間違えたのさ チリ紙と一緒に下水に行きゃよかったかい とりあえず謝るよ大きくて流れなかったのさ
79 :
名無しさん@1周年 :2000/09/29(金) 02:35
>78 構造さん スカッと爽快な気分になったよ
80 :
名無しさん@1周年 :2000/09/29(金) 18:13
神様 私を見捨てて下さい もう二度と貴方に祈ったりしませんから 私は自由になりたいの ああ神様 どうか私を見捨てて下さい 神様!
81 :
こぜうねこ :2000/09/30(土) 00:19
うん。 思うんだけどね。 みんなが幸せならそれでいいなぁってね。 うん、素直にそう思うんだよ。 多分ね、そんなことありえないことなんだろうけどね。 それでもね。 みんなが救われてみんなが幸せになればいいなぁって思うんだよ。 僕も君も私も貴方も、みんなが。 そうそう、犬も猫も、兎も。 すべてがね。 いつか本当にそんな日がくればいいよね。
82 :
じゃま :2000/09/30(土) 01:11
>73さん ありがとうです。 すごい励みになってます。 顔もほころんじゃいます。 >74さん あの詩は 「シワ」をテーマに、いろいろ考えてたら 友達のばあちゃんの顔が浮かんできたんで そこから書いてみました。 おもしろいシチュエーションがあったら 教えてくださいね。
83 :
美湖 :2000/09/30(土) 07:55
>82 「シワ」がテーマなんですね。 私は病院での患者どうしの会話かな、と思いました。あったかいな、と。
84 :
構造 :2000/09/30(土) 13:23
血が滴る肉屋から一歩出た時に 恋人達が生まれた 邪魔は誰もしなかったし 期待した引き離され方もしなかった だがそれでも橋は通れなかった 波で洗われた崖のようなアパートで 彼らは毎日幻を語っていた 海難者の魂のような花が ひびわれた壁際にへばりついていた 汗が乾かない空間の中で 彼女は彼のために故郷を偽った 彼はそれを知りながらも 彼女のなかの潮風を感じた しかしそれでも橋は通れなかった 蛾の羽のように灰色がかった部屋で 彼らは夜を怖がる子どもの様に眠ったのだ 青ざめた月光に写る彼女の肌は 大理石のように白く冷たかった
85 :
微熱くん :2000/09/30(土) 15:27
86 :
鬱 :2000/09/30(土) 23:54
黒い蝶を見た 彼女は一片の闇を地に墜とし ―――たった二片しかないというのに――― その羽根を無邪気に広げていた わたしにはそれが呪であるようにしか見えなかったが 彼女は熱にうかされる前の少女のように 神聖且つ残酷であったのだろう わたしは哀しくなる 涙も出さぬうち枯れ果てるほど哀しくなる 彼女は何と自由に飛廻ることだろう もう一人の彼女は何と静かに地を這うことだろう ―――と 彼女は黒い蝶の姿をしていた わたしを欺くためではない わたしを貶め殺すためである 彼女はまたわたしに 光の恐怖も正の否定の恐ろしさも 何一つ、教えてはくれなかった That's all.
87 :
構造@批評 :2000/10/01(日) 08:06
毎度の感想を とりあえず気に食わなかったらおれの詩の悪口でもかいといてください。 >80 有難うございます >81 無神論への傾倒ってわけでもないようですな。神の支配からの自由って やつですか。ユダヤ教の神って嫉妬深いし虐殺はするしで結構アレですよね。 裏に父性からの独立というのが無意識にありそう。精神分析じゃないけど。 >82 純粋な言葉を吐いて説得力があるのは幼児だけです。大人で説得力を持たせようと したらものすごい過去なり人生経験が要りますよ。例えばジョンレノンや ボブマーレー、スティーヴィーワンダーが歌う唄は説得力はありますが… 彼らの壮絶な人生を考えるとあっさり納得がいってしまいます。 >87 この詩全体を包むゴシックで鬱っぽい世界観は好きなんですが、 最後のThat's Allで、ああ、この人はビジュアル系的な陶酔に 酔っているんだなと感じてしまいます。まさに蛇足。
陶酔に酔う→陶酔に浸る …日本語的に変でした。ごめんちょ。
89 :
美湖 :2000/10/01(日) 09:31
>構造さん 不思議な世界観で恋歌のなかでもおもしろい作品だとおもいます。 恋歌はたいへん難しいものだと思います。 恋は盲目といいますからね。
90 :
美湖 :2000/10/01(日) 09:32
>構造さん 不思議な世界観で恋歌のなかでもおもしろい作品だとおもいます。 ところで恋歌はたいへん難しいものだと思います。 恋は盲目といいますからね。
91 :
毒笑 :2000/10/01(日) 14:46
痛 同じ題材で綴ろうとして 昔の詩と見比べた 昔の心は昔の心 今の想いと同じにあらず あのときの詩読む心は何処に消えたのか 久々に書を紐解いた 前は心に響いたが 若き日は若き日 今の私とたぶん別人 あのときの痛みは何に変わったか 美味いと信じてた美味が 実は大した物ではなかった あの時の舌は紛い物であったのか 時代を重ね変わる自分よ 永久と信じてた友の なんと儚い事よ 立場の違い守るもの持つ 少し傷つき少し諦め 信じた私が馬鹿だったのか 変わらずにいようと約束して この日まで過ごしたのに ふとした事で道はずれ 自分は堕ちてしまった あの時の誓いはまだ守っているのだろうか
92 :
かがり火 :2000/10/02(月) 04:41
暗闇の中に 舞い散る火の粉が 夜空を 赤に染める 世界中の宝石箱をひっくり返したような空からは 瞬く光が降り注ぎ まるで 幾千万年もの時を一人占めしたかのような 太陽の子等が悠久のときを経て 自分のためだけに集まったかのような 錯覚に囚われ 軽い目眩を覚える 星の車輪の戦車をペガサスに引かせた騎士が 私の目の前に降りてきて 傅(かしず)いた 兜を脱いだ騎士の瞳は 夜の闇よりも青く その視線は 優しげな光で私を包む 彼は私の手を取ると 優しく甲に口付けをして 銀の月で作った指輪を 薬指に填めたの 私の心は歓喜に奮え 頬を伝って落ちた滴は 海色のサファイアとなり 彼の薬指を飾ったわ暗闇の中に 舞い散る火の粉が 二人の心を 赤に染める 優しい風がそよいで 私の背中を押した 私はそっと手を差し出して 彼に精一杯微笑む 月と同じ色の髪をした騎士は 優しく私の腕を取り 彼の戦車に私を乗せてくれた 雄々しきペガサスが嘶(いなな)くと 私達はオリオンにむけて飛び立った 頬をなでる風は少し冷たいけれど 私を抱(いだく)く彼の瞳は 小春日和の太陽のように暖かくて 昔私を守ってくれた父のように この人の胸は大きくて 私は懐かしい安らぎに目を細めたわ 天の川の近くに来ると 白鳥が私達を祝福してくれた そして白鳥の素敵な鳴き声に混じって オルフェウスの竪琴の音も 聞こえてきたの そして時は止まったわ 私達は永遠になったの 私達は愛だけになって 本当の永遠を手に入れたの………
93 :
かがり火 :2000/10/02(月) 04:44
「ここ」がおかしいので続き ============================= 私はそっと手を差し出して 彼に精一杯微笑む 月と同じ色の髪をした騎士は 優しく私の腕を取り 彼の戦車に私を乗せてくれた 雄々しきペガサスが嘶(いなな)くと 私達はオリオンにむけて飛び立った 頬をなでる風は少し冷たいけれど 私を抱(いだく)く彼の瞳は 小春日和の太陽のように暖かくて 昔私を守ってくれた父のように この人の胸は大きくて 私は懐かしい安らぎに目を細めたわ 天の川の近くに来ると 白鳥が私達を祝福してくれた そして白鳥の素敵な鳴き声に混じって オルフェウスの竪琴の音も 聞こえてきたの そして時は止まったわ 私達は永遠になったの 私達は愛だけになって 本当の永遠を手に入れたの………
94 :
構造@批評 :2000/10/02(月) 06:56
>89 有難うございます。僕は恋愛には縁も憧れも殆ど無いから なんでしょうね。 >91 そーなんすよね。時代は変わるというより自分は変わるって感じですな 。若いころとか現在とかが永遠な訳ないと。 ちなみに中坊時代の僕の詩は「俺は誰にも愛された事がねえ」とか で、客観的に見て明らかにアホでした。永遠でなくてよかったと 思います。 >93 いつか白馬の王子様が…って奴ですか。徹底してメルヘンチックで かつナルシズムな世界観は無茶苦茶好悪が別れると思いますが、 ここまで突っ走ってくれる人はなかなかいないのでは。詩とメルヘンに 投稿したら確実に載りそうです。僕はユリイカ派なんでアレですが。
95 :
93 :2000/10/02(月) 14:35
96 :
>92-93 :2000/10/02(月) 16:58
97 :
>92-93 :2000/10/02(月) 17:00
なんか92にリンクしてるはずなのに91に行くし。
98 :
93 :2000/10/02(月) 17:46
>>96 自覚してますが、改めて他人に言われると何かな〜って感じです。
99 :
構造 :2000/10/02(月) 18:14
>詩とメルヘン やなせたかしが牛耳ってる詩雑誌です。
風が吹くとき 2人でずっと ゆっくりしていたいね このまま こうして ゆっくりしていたいね 君が年老いて 僕が年老いて 顔じゅう シワだらけになっても ずっとこのまま ゆっくりしていたいね 朝がこなくて 夜ばかり続いても それを君が わからなかったとしても 2人でずっと ゆっくりしていたいね このまま こうして ゆっくりしていたいね 朝がくるまで ゆっくりしていたいね
101 :
構造@批評 :2000/10/03(火) 00:59
>100 風が吹く時ってアニメがありましたね、イギリスだか旧ソビエトの。 あれを思い出しました。まあ、全然違うでしょうけど裏に妙な不安が 滲む感じとか、毎度お見事。
102 :
構造@批評 :2000/10/03(火) 01:31
彼女は火星に行きたいと思う 彼はそんな事ナンセンスで はやいとこ部屋を片付けろと言う 彼女はそれこそナンセンスだと思う 自分がゴミのように汚いからだ 彼女は海を見たいという 彼は目の中の怒りを抑えて 浜辺に連れて行こうとする 彼女は手足をじたばたさせて泣く 砂なんて見たくもないからだ 彼女が眠っている午前2時の前に 水を嫌がる子どもの様に 彼は逃げ出して行く 彼女は火星に行きたいとだけつぶやいて 眠りながら両足をつった
電脳本能煩悩洗脳 世界をバラしたポストモダンが BITのCOCKに犯される 羨望展望陰謀健忘 MOTHERのコトバの海に溺れて DOTのSHOCKに酔いしれる 「量子コンピュータが完成したら俺たちはお払い箱だってよ」 「人造の神」 「その神様とやらはこう言うんだぜ」 「私は0であり1である」 電脳本能煩悩洗脳 1010011010 羨望展望陰謀健忘 29A 「たのむよ、けものさん」
104 :
構造@本物 :2000/10/03(火) 22:16
>103 あ、偽物だ。なんとなく嬉しいのが2ch中毒っぽくてうれしくない。 サイバーパンクでナイスだなー。俺は世界観としてはサイバーパンクを 持ち合わせてないのでちょい悔しい。「ニューロマンサー」途中で挫折 したし。
105 :
構造@本物 :2000/10/03(火) 23:50
意思に溢れた篭は スパイダースを聞いてこそ蹴飛ばせる 長髪の野郎どもよ いますぐ髪を整えるのを止めろ 非日常は非実用だ 33と半回転の溝を カーナビーストリートを歩く様に サンジェルマンデプレで踊る様に そしてグリニッジヴィレッジで叫ぶ様にして 新宿を疾走しろ!
106 :
構造@本物 :2000/10/04(水) 00:40
クリントンに気をつけろ 奴の内面は甘ったるく それでいて胸焼けがするよう クリントンに気をつけろ 奴の崩れ落ちた姿を見るんだ まるで練った硫黄のように 馬鹿にされても僕は言う 明治以来の暗号で そう、クリントンに気をつけるんだ
>>104 おっと、リサーチ不足だったか。
「構造」という言葉のイメージで先走ってしまった。
(無機的な響きがあると思わん?)
ご本人はどっちかつーと(詩的)肉体派のようで。
108 :
美湖 :2000/10/04(水) 01:38
やがて訪れる哀しみの波に なんの抵抗もできず佇んでる やがて訪れる哀しみの波に似た 暗雲がソラを覆うから アタシまで瞳から涙零れて 唇から愛の詩零れて 髪先からシズク滴る やがて訪れる哀しみの波に なす術もなく その腕に抱かれるの待ってる
109 :
構造@本物 :2000/10/04(水) 09:44
110 :
名無しさん@1周年 :2000/10/04(水) 13:20
うぜー。 氏ね
111 :
名無しさん@1周年 :2000/10/04(水) 14:33
新宿を疾走しろ!だって(ププ
煽るな
>110 ちくしょー、いじめやがってー、氏んでやるー。 >111 新宿を持ち出したのは60年代っぽい感覚を出すためだ。 疾走のイメージは当然のごとく当時そこを根城にしてた 寺山修司から頂いた。
>102 当たりです。 あの映画のラストシーン 並んで立つ2つのズタ袋は あまりに衝撃的で、忘れられません。 ちなみに、 元はイギリスの絵本だそうです。
115 :
名無しさん@1周年 :2000/10/05(木) 02:43
>114 淡々としていて恐い映画でしたね。 この絵本の作者は「The Snowman」や「さむがりのサンタ」 も描いていてこっちの方は温かい作品です。
116 :
微熱くん :2000/10/05(木) 05:01
>116 アベゴーの『夕立ち』を おもいだしました。(ちょっと違うけど) 息切らしてるくらいのほうが 楽なこともありますよね。
118 :
構造@ラリ気味 :2000/10/06(金) 01:10
熱湯で捻じ曲がる昆虫のように 僕は明日を見ようと思った そう、みんなの目は血走っている道路地図で ミクロン単位のドイツ語が刺さっているから 僕がマッチョな格好のノートに下品に注射すると 油の虹にまみれた少年はシャボン玉の様に割れ その跡は溶けた劇場写真のようだった 空は青く、脂肪質な雲が垂れ下がっていた。
熱湯で捻じ曲がる昆虫の様に 僕は明日を見ようと思った 脂肪質の雲が垂れ下がる空の下で ミクロン単位のドイツ語が刺さっているみんなの目は 血走った道路地図でしかなかった マッチョな格好のノートに下品に注射したあとで 油の虹にまみれた少年の僕はシャボン玉の様に割れて 溶けた劇場写真のように床にへばりついた 真珠色の大きいナメクジにまとわりつかれるように 僕は愛されようと思っていた
120 :
夜 :2000/10/10(火) 08:35
夜 それは安らぎに満ちた時間 けれど人の生み出す明かりは その安らぎをも奪い去る 禍々しい明かりは、人の恐怖を僅かながら拭う だが、それでも闇は消え去ることなく むしろその光の及ばぬ部分で、その力を増している それでも人は、明かりを作る なんのために? だれのために?
121 :
貴方と言う名の船 :2000/10/10(火) 08:36
揺れる幻 夢幻の此方 刻の岸辺に 貴方と言う名の船が くる 消える光 刻の彼方 忘却の風に吹かれ 貴方と言う名の船が 沈む
122 :
貴方と言う名の船@訂正。ホントは中央寄せしたい。 :2000/10/10(火) 08:39
揺れる幻 夢幻の此方 刻の岸辺に 貴方と言う名の船が くる 消える光 刻の彼方 忘却の風に吹かれ 貴方と言う名の船が 沈む
123 :
:2000/10/10(火) 17:18
>112さん 忘却の風に・・・ ・・・沈む この文はピンとこない気がするのですが? 「風」ではない言葉にかえてみては?
124 :
112 :2000/10/10(火) 20:06
>>123 忘却の波にさらわれ
貴方と言う名の船が
沈む
でどうでしょう。
アドバイス有難うございます。
125 :
構造@批評 :2000/10/11(水) 00:07
>>120 不安感が全体に満ちた鬱病者のような感覚が素晴らしいです。
人間の闇に対する不安、人間の中の闇に対する不安という二重構造に
なっている所も含め、大変いいと思います。
ただ、この詩では自分が"人"である事が表現されていないのでは
そのため、自分の事は置いておいて、1歩上から語っているような
イメージを持ってしまいます。
どうせ誰かに 飼われるならば だだっ広い庭に立つ 大木の枝にとまり 鳴いて血を吐く ホトトギスとなろう
127 :
美湖 :2000/10/15(日) 01:14
裏切りの絆が深いなら ワタシを殺して消えればいい 凍れる愛をおしえて
128 :
構造 :2000/10/15(日) 14:58
頭の裏側から奴がやってくる そして私の血はタールの様に黒くなり 心臓は松葉につつかれて混乱する "ああ、マリー・セレスト号は重力を失った" 私は平行感覚を無くした音程で歌った 首を吊ったイアン・カーティスのように ノイズで濁った木漏れ日のなかで 咥える指を奪われた子どもの様に 私は毛布を母親代わりにした コンクリートの無愛想さを ゆっくり冷えて行く自分のなかに感じた ハイ・ホー、ハイ・ホー 保安官の様に颯爽とやってくる 黒い背広を着た赤い葬列が
129 :
毒笑 :2000/10/15(日) 19:16
泡沫の夢 言葉を紡いでは消して 一つの想いを形作る 口に出しては恥ずかしがって 紡いで消してまた紡ぎ 歌にならない想いが中で 弾けんばかりに暴れてる 心の中のもやもやが 私を作る私を作る 何を願うか分からない 一つの想いになりきれなくて 口に出すのもはばかって 紡いだ想いを吐き出す事無く 泡沫の歌を型造る 何がしたいか何が欲しいか 分かるわけなく 詩という形は泡沫と消
130 :
名無しさん@1周年 :2000/10/15(日) 23:21
オリンピックスレでいいじゃんよ
131 :
名無しさん@1周年 :2000/10/16(月) 01:05
>>129 毒笑さん
詩に対する思いに共感しました。
ただ、1行目が他の部分に比べて流れが悪いような気がしますが。
>131 タイトルでは?
133 :
みみう :2000/10/16(月) 18:58
わたしの過牛があたまを出す時、 あなたのあじさいは咲いていますか? 口から泡を吹くまで、 それともくじらのように大きな潮を吹くまで?
>132最強詩人さん や、「言葉を紡いでは消して」のところです。 全部読んでみるとそこだけ流れがちがうので… 「言葉を紡いでは消し去って」のほうが全体としては読みやすいのでは。
135 :
毒笑 :2000/10/16(月) 23:51
>131 すいません(笑) 1行目の「泡沫の夢」これタイトルです・・・・・(^^;) やはりタイトルと判るようにしないと駄目ですねぇ・・・・・
136 :
最強詩人 :2000/10/17(火) 09:49
>134さん 私の読解力不足でした。 でも、その指摘なら元のままのほうが2行目との対になってる事が強調されてていいのでは? 「言葉を紡いでは消し去って」にすると説明しすぎになる気がしますよ。 全体としても日本語としても語呂が良いように感じます。 >毒笑さん ただ一点、最後の行が説明しすぎの割に歯切れが悪いと感じました。
春 夏 秋 冬 どの季節にも それぞれの美しさがある 人間十人十色だけど 人の人生にも四季がある そして 心にも....
138 :
偽hyde :2000/10/17(火) 16:23
何も誓えないよ 確かなものなんて無いはずだから いつまでも『絶対』にはならないよ 守ることだって 傷つけた涙もあった 不安な夜もあった それでも微笑ってくれるから 切なくて壊れそうになるよ いつも 消せない痛みなら僕に刻み付けて 全て分け合うから もう泣かないで… 何を失くしてもいいよ 大切な笑顔の為に側にいるから 絶対を誓えなくても 今はここにいるから 生きているから 歩いて行けるから 繋がれたこの指を解かないでいてね。 間違えて違うスレに書いちゃった!! 評価して下さいまし・・
差し出がましいようですが、 >138 最後の2行、特に「間違えて違うスレに書いちゃった!!」に メタフィクションの影響を感じました。素晴らしいと思います。 ただ、そこまでのビジュアル系の歌詞風の部分をもっと膨らますべきだと思います。
140 :
ササ :2000/10/17(火) 19:07
一寸先が見えたとしても 今いる場所がわからない ザマス口調にぶちのめされて 今はおもちゃの潜水艦 訳知り顔で現れて 何でも否定してみるが 所詮ヒヨッ子インテリ風情 悟りの果てのカラ元気
あなたと会えない間の私は 決して弱い女じゃないから あなたといる間の自分は 決して強い女じゃないから だけど 自分の弱ささらけだして 涙を見せたいわけじゃない どんな時でも あなたのために生きる 自分でありたい さよならの瞬間から 逢いたくなる 寂しさ 離れ離れの600kmは 自分を強くする距離であると信じたい 強く 強く どこまでも強く 何にも負けない 誰にも流されない 「強い女」になりたい
142 :
名無しさん@1周年 :2000/10/18(水) 11:58
最強詩人さん 膨らますってどうゆうことですか??
143 :
最強詩人 :2000/10/18(水) 12:49
単なるコピペじゃなく、最後の2行がもっと生きるような 書き換えがあればもっと面白くなるという事です。
144 :
偽hyde :2000/10/18(水) 18:31
最強詩人<これはどーよ? 貴方の好きなこの広場に 吐息白く寄り添う 枯葉はやがて雪に変わり行くけど いつのひもここへ来てそのままでいて
145 :
最強詩人 :2000/10/18(水) 18:39
書く/書かれる関係、読む/読まれる関係に自覚的なところに好感が持てます。 ただ二番煎じだとどうしてもインパクトが弱まる事も事実ですから、 2行目以降がもっと密接に1行目とリンクされていれば いっそう良くなると思います。
146 :
みみう :2000/10/18(水) 18:45
?」 あなたと会えない間の私は ?・ 決して弱い女じゃないから ?」 あなたといる間の自分は ?・ 決して強い女じゃないから ?」 だけど 自分の弱ささらけだして 涙を見せたいわけじゃない ?」?・どんな時でも あなたのために生きる 自分でありたい さよならの瞬間から ?・ 逢いたくなる 寂しさ 離れ離れの600kmは 自分を強くする距離であると信じたい ?」 強く 強く どこまでも強く 何にも負けない 誰にも流されない ?・ 「強い女」になりたい
147 :
偽hyde :2000/10/18(水) 19:17
一緒にいたいと思うのは 当たり前の事なのでしょう あたしの心の半分を 貴方が奪っていったのだから。 //心を奪われる(恋に落ちる)瞬間。 絶対!!!最強詩人さんに誉められて見せる!! 今のままじゃ無理ですけど。。
148 :
最強詩人 :2000/10/18(水) 19:23
>146 中点がどういう意図でつけられているのか理解に苦しむところに みみうさんの意図が隠されていると感じました。 あえて言うなら、7行目の中点は1つのままで良かったと思います。
149 :
みみう :2000/10/18(水) 19:28
偽hydeさん まず名前から変えましょう。 内容がいいのに名前負けしています。 偽者はいつまでたっても偽者だから、 ここらへんで本物になりましょう。 それと、人の誉められる為に詩を書く、というのはつまらないですよ。 自分の為に書かなきゃ。 ファイト。
150 :
最強詩人 :2000/10/18(水) 19:34
>147 もし勘違いなさっているのなら、私に文才が無いせいです。 私は偽hydeさんの詩を最大限に評価していますよ。 今回の詩で言えば、5行目以降、特に『//』が素晴らしいと感じました。 C言語のコメントアウトですよね。 こういう表現は私も学生時代にした事があり、懐かしく思いました。 それ以前の文も、5行目以降が1つのブロックになっていることも手伝って まるで、私への愛の告白のように感じてしまいました。 詩自体には何の不満も無いのですけど、私だけでなく、 他の掲示板の読み手にも向けた表現があればもっと良くなると思います。
151 :
うみみ :2000/10/18(水) 21:18
みみう ぼくを評価してよ
152 :
Psyco詩人 :2000/10/19(木) 13:52
>151 はじめまして、うみみさん。 みみうさんでなくて申し訳ないのですが批評さしてもらいます。 あなたの書き込みを全体を通して拝見しました。 素晴らしいコンセプトで詩作なさっていますね。 短くまとめられた文章の中にヒシヒシと、“孤独と愛”というテーマを感じます。 みみう氏にもあなたの気持ちは伝わっていると思いますよ。 ただ、他の掲示板の読み手にも向けた表現があればもっと良くなると思います。
153 :
最強詩人 :2000/10/20(金) 09:17
[ 痴漢電車 ] 違うよ後ろに押されただけだよ 僕の指はまさぐっていないよ 丸い柔らな感触は覚えておくけど ハアハア僕の息がかかるところに 君のうなじが在るけど気にしないで もちろんティンポはギンギンだけれど 君でコク!君でコク! 感触思い出しながら 匂い思い出しながら 君でコク!君でコク! 勇気あればすぐこの場で ポケットの中しごきたいのに <-- 最近詩を書いてなかったので、 溜まってたものを放出してみました。 --&gt;
154 :
みみう :2000/10/20(金) 16:30
ヤット カイタナ、 サイキョウ シジン。 アイカワラズ サイテイ ダナ。 オマエ ハ。 オレ マデ ティムポ ガ カチカチニ ナッテ クル ジャナイカ。 デモ、 オレ ハ デンシャ ジャ イケネエ ナ。 ヘルス デ ナイト。
>最強詩人 今までのあなたのコメントを読んで、どんな 詩を書く人なのだろうと大変期待していたのですが、 あまりにも当たり前な詩を書き垂れるので 驚いています。がっかりです。さようなら。
156 :
みみう :2000/10/20(金) 18:00
>155 ナナシ ニモ サヨウナラ。 モウ コンデ ヨシ。
157 :
>みみう :2000/10/20(金) 18:04
はやく逝けってば。
158 :
名無しさん@1周年 :2000/10/20(金) 18:11
みみうウザイ
159 :
みみう :2000/10/20(金) 18:16
まだいってんの? テトリスやるから おまえと遊ぶのやめた。
160 :
名無しさん@1周年 :2000/10/20(金) 21:07
つくづくと人の世の醜さよ 山頭蚊
161 :
名無しさん@1周年 :2000/10/20(金) 21:11
ものおもひにふけるは さぶひよるなりけりけり・・・・・
162 :
美湖 :2000/10/21(土) 18:45
深海へと沈むのは 飽和した人類の知力のせい 無知も理解らず あまりに愛に飢えた体で 幾たびの夜をカケズリマッタ 本能の覚醒は何を物語る? 深海にカミは在るか?
『ごめんなさい』 話せば忘れそうになる 唄えば泣きそうになる そんな言葉が 影をふみふみ 僕の後ろにまとわりついてる あっちへ行けって言ったって 走って逃げてもダメらしい 小さく笑ってついてきて 僕を困らせようとする 忘れてしまえばいいんだよ 泣いてしまえばいいんだよ そんな言葉が 影をふみふみ 僕の心にまとわりついてる どうやら負けてしまいそう どうにか家には帰れそう カギをまわして ドアを閉めたら 大粒の涙が 落ちたんだ
164 :
名無しさん@1周年 :2000/10/30(月) 06:32
僕のおなかをいっぱいにする人の言葉は 僕からの幻想で、僕はついに、自給自足しかしないのだった
165 :
カッパ :2000/10/30(月) 06:55
『寡作』 同じフィルムをくり返し 飽きもせず見ていた これさえあればいい 好きなんだよ 思い出が もっと良いのが撮れたら 幕を引くんだ
166 :
偽者 :2000/10/30(月) 07:18
167 :
最強詩人 :2000/10/30(月) 19:53
>162 かなり良いのですが、もっと具体的にオナニの描写があると良いと思います。 個人的に最終行とかは好きなんですが。
168 :
構造 :2000/10/31(火) 14:16
疲れた憑かれたと行き交う人々の中で枯れ井戸が溢れ出す
169 :
最強詩人 :2000/10/31(火) 16:14
>168 万華鏡覗いたのかな? 傍観者の立場から観察者になりますっていう宣言の様に読めました。
170 :
みみう :2000/10/31(火) 18:07
ところで万華鏡って、ポチンにジャストサイズだよね。 名前もなんか、「万華」っていうくらいで。 ひだの数程、快楽がある。なんてな。
171 :
名無しさん@1周年 :2000/11/01(水) 18:22
ラジオから流れる歌 あの時と同じような夜 自然と溢れる涙 忘れてた思い出が浮かび上がり 好きだった歌が嫌いになった夜 まだ君を思う自分にきずいた夜 すこし悲しい夜
172 :
構造 :2000/11/02(木) 00:40
>>169 いや、それは無いです。自分が詩を書く時は大体客観なんで…
ある種の救済を書いたつもりだったのです、
救済にもならない救済というか。
173 :
名無しさん@1周年 :2000/11/02(木) 04:15
土曜日の午後を探している どこにでも行けるような なんでもできちゃうような
174 :
カッパ :2000/11/02(木) 04:43
『健忘症』 忘れるのが恐くて 全てを記録する 一分前のこと 一秒前のこと 何て忙しいんだ 筆が置けない! なぜ分断ではなく連続なのか この一瞬にのみ存在することを 許してはくれまいか 一分前も一秒前も 確かに生きていた
175 :
最強詩人 :2000/11/02(木) 08:47
>>172 なるほど。「希望」というキーワードが感じれたので、
ちょっと勘違いしてしまったのかな。
でも短い中に凝縮された良い詩ですね。こういうの好きです。
176 :
構造 :2000/11/10(金) 01:44
地下鉄の通路を滑りながら走るように 神経管がニュースを伝えた 太陽が血反吐を吐いた朝 彼女はひとりで部屋にいたと アルミニウムをこするような寒さの中 惨めたらしいという言葉が最も似合う晴れやかさを ドレスのように纏っていた 彼女の足は裸足だった
177 :
名無しさん@1周年 :2000/11/10(金) 20:33
age
『未完の唄』 下り道を 避けて歩けば 喜びは訪れるのだろうか 上り道を 無視して歩けば 悔しさは薄れるのだろうか 人は皆 前を向いて歩くことを余儀なくされ 立ち止まることでしか 抗う術を知らない 常に己を見ている者は 絶えず他人に無視され続け 常に他人を見ている者は 絶えず他人に疎ましがられる 思い知るのは ・・・・
179 :
age :2000/11/18(土) 14:00
180 :
構造 :2000/11/23(木) 15:05
常人の三十倍の重さの肩を背負って 悪態を付いて西瓜を割るように 脳味噌が痛みでかき混ぜられた。 確かに夏が終わっていないようだ ストーブの半径1m以内では スノッブな若い野郎どもよ疲れたかい? 植物臭い足に青白い少年の尻のような蛞蝓が ワンサと寄生しているぜ 汗と頭痛が粘土のようにまとわりつく 偉大なる生命の源である太陽よ お前は夜まで引っ込んでろ
181 :
じゃま :2000/11/26(日) 23:45
こんなハズじゃなかったのに 時はいつしか ボクを置いていく 煮詰まった思いとは裏腹に 無気力が胸の中 覆い尽くしてる いつまでボクは こんなところで 業火の声を殺し続ける 人はいつでも どこかにいて 気がつけばボクは ガンジガラメの人ごみの中に立つ 誰もいらない ボクがいればいい 全ての人を許せる心を ボクは持ちたくないんだ こんなハズじゃなかったのに 友はいつしか ボクを捨てていく 生まれついての性格なんだと 諦めを表情に曝け出してたら いつしかボクは 見えなくなって 廊下の隅でうずくまってた 人はいつも誰かを見てて 気がつけばボクは 誰も知らない視線の中に立つ 誰もいらない キミがいればいい あなたにかける優しい言葉を ボクは知らずにいたいんだ こんなハズじゃなかったのに キミは今でも ボクを忘れるの? 揺 心 涙 怒 叫 走 自 無 こんなハズじゃなかったのに こんなハズじゃなかったのに こんなハズじゃなかったのに 時はいつしか 希望溢れる 眩い世界 その中でボクは 空を見上げて涙を拭い取る
182 :
おもらし君 :2000/11/27(月) 02:17
暗闇の中 何もいらない自分 一つだけ何かをくれるなら 愛をくれ 欲しくなかったあの愛を
183 :
最強詩人 :2000/11/27(月) 14:29
[今日のお天気#14] スーパースターはスプートニクで煙草を買うのに光速を超える ルールの蜜月は今週末で世紀の終わりに間に合わねえ 怠惰な態度 潮に揺られるだけの海月並に受動的なリーダー てにをはに気を取られて進まない筆に 誤字脱字だらけの IME が拍車を駆ける 彼女のコートの尻の部分の白い飛沫を見たかい? 背中からほくそえむ僕らを残して ヒエログリフはボイジャーと共に Power Of Ten のスピードで去った コモンセンスもインテリジェンスもラヴ&ピースも置き去りにして ディスコミュニケーションは楽天家を気取る
184 :
名無しさん@1周年 :2000/11/27(月) 17:23
基地外の書く詩って基地外だね(藁
185 :
最強詩人 :2000/11/27(月) 17:37
>184 ご指摘ありがとうございます。 もうチョット平易な詩を心がけるようにします。
186 :
HG名無しさん :2000/11/27(月) 20:00
壊れ方が甘い。 もっと壊れてください。 応援します。
187 :
名無しさん@1周年 :2000/11/27(月) 20:39
もっとティムポとかオナニとか書け、下品詩人
188 :
最強詩人 :2000/11/29(水) 12:43
[今日のお天気#15] (※ 下品な言葉が嫌いな方は、括弧内を読まないで下さい) 手がかりは Unknown 竜巻(ティムポと荒らしの隠喩、ダブルミーニング)の中にある? 遠吠え(オナニと煽りの隠喩、ダブルミーニング)を聞きながら ルールブックを探す(オナニの隠喩) プラチナ製の IBM(ティムポの隠喩)を片手に(オナニの隠喩) HUB(オ×コの隠喩) を探して右往左往 その Spark(射精の隠喩) はこだまする筈 ネットワークの空の向こうに ---------------- ---------------- ---------------- ---------------- 皆さんの意見に対応してみました。(壊れ方は足りない気がします)
189 :
構造 :2000/11/29(水) 13:10
わたくしの肺の中の苔が ひゅうりひゅうりとなびきます 心臓の中の時限爆弾も ずかんずかんとひびきます そしてそのたびわたくしは あたまに血がのぼらなくなって ぱたりぱたりと眠ります わたくしは夢の中であたたかく 布団につつまれてしびれます
190 :
名無しさん@1周年 :2000/11/29(水) 13:33
191 :
構造 :2000/11/30(木) 00:11
1977年の冬の日に記念碑的なものは存在しなかったのだろうか 車が行き交う交差点の真中で産気づく女の元に 自分の子ではないという確証は存在しなかったのだろうか 雪に隠れた太陽、人形のような人間に囲まれて運び込まれた病院で 嘔吐のような悲鳴を上げながら生まれた子に 奇跡という確証は存在しなかったのだろうか 太陽は月の元に隠れるべきであった 月も太陽に隠れるべきであった 地は揺れ、イナゴが湧き、魚が降り、奇音が部屋中にひびいたとしたら しかし赤子に対しては一握りの奇跡も与えられなかった 我々が神話的なものを奪還するまでにはあと数十年を要するだろう おそらくは永久に奪還できないかもしれない キリストに寄生していただけで聖人になった12人のように 我々にも吸い取るべき聖なる血は見つかるだろうか そして我々は見逃したのだ 1992年の秋にこめかみの近くの血管が 騒がしく暴力的に心臓の鼓動の確証を求めているのを 少年の血管が蒼い"しなり"を見せた 汗が這うように白い肌ににじんだ 奇跡も聖跡も与えられないままに 太陽が雪に遮られた灰色の空の下 目の下に紅がさした 船上の火災を見たように
192 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/11/30(木) 01:06
すべて終わった始まりの日 太陽より月の寂しさに惹かれた
193 :
おんぷたんハァハァ :2000/11/30(木) 03:10
幾千もの蝶々が僕を連れ去る いちばん高いところへ 埋葬だとか誕生だとか そんなこと
194 :
構造 :2000/12/01(金) 00:53
直線的なブリキの少年兵達は 丸っこい母親達を蹴飛ばし乗り越え 街を歩く少女達の胸に抱きつき 手ひどい振動と奇声で脅かしながら 小さい心臓を引っこ抜く さっきからワインレッドの唇が 玩具を求めて街をうろついている 少年兵たちよ逃げなきゃ駄目だ さっき奪ったばかりの心臓が 弓のような細腕に 全部吸い取られてしまうよ 首根ッ子捕まれた仲間を置いて 残りの連隊は突き進む 急げ!急げ!攻撃開始! モンドリアンカラーを纏ったとびきりの少女達が ローマ式円柱に手をついている。
195 :
火星の自転 :2000/12/02(土) 23:12
僕の詩を批評してください。 タイトルは「ハイウェイの女神」です。 *************************** ぼくらは車に乗り ハイウェイへと進んで 今までにないぐらい速く走った こんなことが続かないのは知っているさ 訪れるきみの瞳を見れば それはガラスの上の2匹の虫みたいに破裂する 海原のずっと上 海の奥底に きみとぼくのせいで干上がった川がある 彼女はハイウェイの女神 車に乗った女神 かつてないほど速く走る女神
196 :
fReaks :2000/12/03(日) 14:16
捩れた細胞 貴方の涙は 静かに流れる Sepiaに染まって 狂って陶酔 分裂しながら 麻酔のきかない 「殺せ、、、」 毒を食らうなら 乱れ咲きの夢? 殺せ死ぬ前に 白い子供が笑う 潜在意識の 向こうで笑えば 仮面を剥ぎ取る 見えない両手で 怯える狂気は 奇怪な遺伝子 禁断症状 「殺せ、、、」
197 :
fReaks :2000/12/03(日) 14:17
毒を食らうなら 乱れ咲きの夢? 殺せ死ぬ前に 溺れ 毒を食らうなら 乱れ咲きの夢? 殺せ死ぬ前に 赤い子供が笑う 「首を絞める、、、奇麗な貴方、、、化けの皮を剥がす、、、」 月に魅せられ 踊るguignolが 体の中で 「血を染める」 毒に犯され 揺れる細胞が 砂漠の果てで 「殺し合う」 震える両手で 私を犯せば 鏡を見つめて ナルシスに溺れ 結合しようよ 今宵は二人で 月明かりの下 「殺せ、、、」
198 :
東久留米 :2000/12/08(金) 01:23
『発見』 何見てんの ヤギ座なんか見えねーよ 他人の喧嘩見てたら どっかからコークのビンが おまえの柔かい硬派粉々散って すげーきれい 今までで一番 どうでしょうか、批評していただけると嬉しいです。
199 :
一人静 :2000/12/08(金) 02:01
細い路地と交わる 真夜中の踏切 紅いシグナルの明滅 乾いた警鐘の響き ヘッドライトの灯を落とし エンジンを切り 車のシートに ひとり 身を沈める 紅いシグナルの明滅 乾いた警鐘の響き それらに縁どられて引き締まった 静寂に ひとり 身を沈める やがてここを通過する列車の 動輪の遠い軋みを受けて 目の前の軌道が かすかに響く なにもかもが 夢のようだ この先 一生 わたしは 真夜中の踏切の 下りたバーを眺めながら 日がな一日 静かに涙を流し続けた あの日々を 思い出すのだろう
200 :
一人静 :2000/12/08(金) 02:13
デジタル時計の表示が ふと目にとまった 2:14 意味のない数字に 意味を見つけて 目をとめてしまう 脳
201 :
一人静 :2000/12/08(金) 12:00
改稿 * * * * * * * * 細い路地と交わる 真夜中の踏切 紅いシグナルの明滅 乾いた警鐘の響き ヘッドライトの灯を落とし エンジンを切り 車のシートに ひとり 身を沈める 紅いシグナルの明滅 乾いた警鐘の響き それらに縁どられた 静寂に ひとり 身を沈める やがてここを通過する列車の 動輪の遠い軋みを受けて 目の前の軌道が かすかに響く なにもかもが 夢のようだ この先 一生 わたしは 真夜中の踏切の 下りたバーを眺めるたび 日がな一日 静かに涙を流し続けた あの日々を 思い出すのだろう * * * * * * * * 書きなぐりの詩はいけないなぁと思いつつ ひとり夜更けに書きなぐる詩って すこしずつどこかが甘い。 でも書きなぐりには 書きなぐりのよさがあるとも思うし。
202 :
鬱名無しさん :2000/12/11(月) 23:35
来ないの分かってる でも待ってる あなたとクリスマスを過ごすのは 他の誰かだから 来ないの分かってる でも待ってる 独りのクリスマスなんかいやだけど 他の誰かじゃだめだから 来ないの分かってる でも待ってる 独りのクリスマスなんて初めてだけど 他の誰かじゃだめだから 来ないの分かってる でも待ってる
203 :
一人静 :2000/12/13(水) 17:39
『尺度』 あなたの言う「しばらく」とは どのくらいの時間を意味していたのか わたしの言う「いつか」とは 明日だったり明後日だったりはしないのです
204 :
一人静 :2000/12/13(水) 17:42
『ひどい人』 そうです わたしはひどい人です どうしてもそのやり方以外はできないというのなら いいです わたしはひどい人でいいです
205 :
一人静 :2000/12/13(水) 17:50
『ブロイラー』 「こんなに食わしてやってるのに まだぎゃあぎゃあ鳴きやがるか!」 餌が欲しいと鳴いているのではなく そんなことして欲しいんじゃないと 鳴いているのかもしれないとは 思わないんですか 疲れて欲しいなんて一言も頼んでない 疲れることしかできないのならば いっそのことやめてしまったほうがいい ご褒美を引き出すための「餌」でしかない、 そんなこと…
206 :
一人静 :2000/12/13(水) 18:00
『家を建てる』 おうちを建てるためには 基礎を打って 土台づくりから そんなの面倒臭い? あっという間に建ちます 簡易構造 コンビニエンスストア あなたの欲しいものなんでも仕入れて24時間営業中 でも欲しいもの買ったら 出て行っちゃうでしょ わたしは わたしと暮らす人のために 一緒におうちを建てたい 土台づくりから付き合ってくれる人と
207 :
一人静 :2000/12/13(水) 18:03
ひどいこと言ってるの 知ってる やつあたりしてるわけじゃない どうでもいい人相手なら 言わない 取り合わないで 黙ってる
208 :
ひとこと。 :2000/12/13(水) 21:47
あなたを好きだった。 そのひとことを言うために、 わたし、すべてを失くしてしまった。
209 :
構造 :2000/12/13(水) 23:33
彼女に祝辞を述べようではないか 三日後の新年のために 使っている垢だらけの机のために 全身につけられた口付けの跡に 彼女が追う禁欲のために 腐った水はゆっくりと揺れる 赤と茶のコントラストの中で 彼女のターンテーブルがゆっくりと 外気を聖地から追い出して行く 彼女と我々を仕切るテーブルを背に 我々は語ろうではないか 目の中で歪む明日について
210 :
前田愛 :2000/12/14(木) 02:55
「虫の飼い方」 1.飼う前によぉくお母さんの了解をとること。 お父さんはたいてい許してくれるので お母さんの肩たたき券が大事です。 2.霧吹きと図鑑があれば虫かごなどは別に高級品はいりません。 ティッシュの箱でも十分ですが、虫さんが生きていられる 広さは必要です。 3.図鑑=虫さんレストランのメニューですので、 有名な学者さんの本よりも、グルメな人の図鑑を選びましょう。 4.自分が地球という虫かごにいることを想像しながら 虫さんのおうちを作りましょう。 5.もし、一匹で飼う気ならば、君が1週間ひとりで 生きていけるようになってからにしてください。 どうしても飼いたいときはせめてアリさん語か、 バッタ語を習えばあとは身振り手振りで万国共通です。 6.虫さんのお墓はちゃんと作りましょう。 できればみんな同じところに埋めてあげましょう。
211 :
名無しさん@1周年 :2000/12/15(金) 07:10
前田愛ってもー終わってるっつーに
212 :
つぶて :2000/12/15(金) 13:53
外は風にあふれている 傷にしみる者達は地にこもり 季節の無い島で 春を待つ ただ、時はそれぞれの上で廻る
213 :
名無しさん@1周年 :2000/12/15(金) 14:00
「描けない」と悩むともだちに、助言しながら思ったよ。 「ボクもさ!歌えなかった!」
214 :
名無しさん@1周年 :2000/12/17(日) 11:14
『賢者は去る/愚者は居座る』 かつての豊穣の地は荒れ果ててしまった かつての賢者は去ってしまった かつての愚者は未だ愚鈍の種を撒きつづけている そんな絶望の地に光など射すわけもなく たゞ喧騒に尻を叩かれつづけるだけ 大気はどこまでも澱み 水はどこまでも濁り 大地はどこまでも穢れて 賢者を寄せ付けず 愚者が互いを惹きつけ合うだけ
215 :
HG名無しさん :2000/12/17(日) 23:57
>214 ホントだな
216 :
偽者 :2000/12/18(月) 20:29
『愚者/{〔賢者/(賢者/愚者)} 』 月の預言者 闇に吼え 吾の死力にて 愚を絶つと 奇岩石塊 引き摺りて 彼の箒星 地上に降り落つ 明けの明星 園を捨て 荒れ果てし地に 蠢くは 烈日天下 這いずりて 水を求むる 異形となりや
217 :
別離 :2000/12/19(火) 01:48
眠る貴方を抱きながら 私は月を見ます いつもと変わらぬ 冷めた表情(かお)を見せる月 その満ち欠けは 人の心を惑わして 貴方の見る夢も月のように変わる 遥かなる大地に渡る貴方の夢 それは蜃気楼だと気づかないまま 朝焼けに目覚めた貴方は空を見上げ 貴方は海をみます 朝焼けを背にしながら その心はもう 私にはないのですか 理想郷などどこにもないと知りながら 貴方はそれでも夢見るの 豪華客船に乗って行きつく先は 永遠の国ではなくて とても遠い 見知らぬ果て それでも旅立つのですか 新しい太陽のように 希望を抱いて 西へ 西へと 私を置いて 行ってしまうのでしょうか………
218 :
名無しさん@1周年 :2000/12/19(火) 03:58
悲しまなくていい 愚者も賢者も それほど差異のない者達 波が流す真砂に 川が満たす砂礫は いつの時代も止まない 大切なのは 時を見捨てない事 時を信じる事 時を焦らない事
219 :
たまに真面目・1 :2000/12/19(火) 05:15
>210 前田 愛さんの 「虫の飼い方」すきだな。 >217別離さん 時々、理想郷に入る瞬間があってその時の気持ちを忘れずに信じています。 それはただの夢だったんだって言う人もいます。 心でしか見えなくて、じかに触れられないと夢ということにしてしまいがちですね。 大切な人は置いていったりしませんよ。きっと。 >218 名無しさんの詩いいですね。 特に、 大切なのは 時を見捨てない事 時を信じる事 時を焦らない事 の部分はとても共感できます。 いつもそうありたいです。
220 :
名無しさん@1周年 :2000/12/19(火) 05:41
>>217 さんの詩、とても感動しましたです。
もっとうまくこの感動を表したいのですが、
才気ないから、うまく書けませんです。
悔しいです。
>>219 さんの解説みて、なるほど、と少し思いましたですが、
やはり、自分の感動とは少し違いますです。
先月、妹が死んだです。
221 :
日本@名無史さん :2000/12/19(火) 10:30
222 :
酷いよジャイアン :2000/12/19(火) 17:22
>>198 なんかよくわからないが、好きでございます。
223 :
荒らしだよ☆ :2000/12/20(水) 04:15
戦ってみた どうやら負けたらしい まぁ良しとする? いや僕にきかれても・・・
224 :
ゆくえしれず :2000/12/21(木) 00:57
「落下性」 落下する夕方 落下する夕日 落下する夕焼 私の中ですべて落下していく 私は上を見る 空は下を見る 全ては落下しているのだ 私と空は近づいてゆく 携帯のベルが鳴る 私はそれを切る 私と空は近づいてゆく さっきまで目の前にいた君 今は下にいるね。 私は下を見る 空は上を見る 男がいるね 男は私に呼びかける 「もどってこない?」 私は男に問い掛ける 「やだ」 男はそれ以上止めなかった 最後に男はこう言った 「みんなを見守ってて」 私は下を見る 空は上を見る 私はもう上を見ることができない
225 :
ゆくえしれず :2000/12/21(木) 00:59
「落下性」 ゆくえしれず 落下する夕方 落下する夕日 落下する夕焼 私の中ですべて落下していく 私は上を見る 空は下を見る 全ては落下しているのだ 私と空は近づいてゆく 携帯のベルが鳴る 私はそれを切る 私と空は近づいてゆく さっきまで目の前にいた君 今は下にいるね。 私は下を見る 空は上を見る 男がいるね 男は私に呼びかける 「もどってこない?」 私は男に問い掛ける 「やだ」 男はそれ以上止めなかった 最後に男はこう言った 「みんなを見守ってて」 私は下を見る 空は上を見る 私はもう上を見ることができない
226 :
ゆくえしれず :2000/12/21(木) 01:01
すみません。2重カキコでしたー(汗)
227 :
構造 :2000/12/23(土) 22:26
書けぬことは哀れなるかな砂糖菓子 砂屑となりて毀れ落つ 名にし負ひたる参賀道 往く足脚に掻き消さるる間に
228 :
おもら詩君 :2000/12/23(土) 23:07
それは 今日の朝 冷え行く季節に まかせてみた ちょっぴり残した 僕のカレー ごめんね そんな気分じゃない しばらくそこで待っててね
229 :
名無しさん@1周年 :2000/12/24(日) 02:38
夜中にふと目覚めて、一階に降りると、弟がテレビゲームをやっていた なあ、もうあと3日で21世紀だよな。 「もうあと2日になったところだよ それより兄貴、お茶でもいれてくれよ」 テーブルの上の蜜柑を食べる 蜜柑は冬の主食だよな。 「毎年同じことをいうなよ・・・ふふ、俺が言おうとしたのに」 「ところで、お茶まだ?」 外に出ると、オリオン座が見える なぜか木星もある 地球の自転は結構速いと感じる この風の香りは、たしかに冬の夜の香りなのである 季節の香りは、いつもその時が来ないと思い出さないんだよな。 ・・・やはり、この町はいい町だ。 家の中にはいると、すでに蜜柑の山が消えている 「兄貴、外はどうだった」 うん・・・・いや、いつもの夜だよ。 お茶でも入れてやろうか。
230 :
229 :2000/12/24(日) 02:46
即興で作ったのですが、こういう詩はだめでしょうか?
私は好きです。こういう文章。 即興でこんないい感じなのだから、これを元にいろいろいじくって、 推敲して、読み手を「計算」してみてはどうでしょう。 推敲後の作品、楽しみにしてまーす。
232 :
名無しさん@1周年 :2000/12/24(日) 05:51
あっ、sageちゃった。 ゴメンちゃい。
233 :
名無しさん@1周年 :2000/12/24(日) 06:07
___ // \ | | () () | いいから死ね | | ∀ | | l ;:,. | / , *: / l ;' / :|∴; | | | /| | ∴∴ / | / ,:'" 'i | ;・∴: / | |/ | | ∴* ∴ / | |`;、 | | ・;∴∴: ∴. /l /| | l | | ∴∴. ∴・∴: / | | | | | | | ∴: ∴. ∴ ∴; , / ,| / | | | | | *∴∴*∴ ∴ ・ lヽ イ ,;"l / 刈 l 刈 ∴: ∴;∴∴ ∴:∴: ヽ\ __/ / / / 〉 〉 : :'∴ ∴・;∴* '∴*∴∴ : \ ___ / / / / / ・ ∴∴;∴': ・∴:∴ . | | | | . ∴∴:' ・ ∴:∴:;' ∴; ∴; |.| |.| ∴: ,∴*:; ・∧∧∴∴;' * ∴ ∴ |. | |. | ・∴:; ∴: ∴ (●ω●)∴∴; :∴:'. *: Lぷ Lぷ ∴ *∴:@*_ノ∴,: :∴ ∴∴*・∴∴∴; ∴∴; '
234 :
:2000/12/24(日) 09:20
235 :
喪主 :2000/12/26(火) 06:03
さよならさんかく もうこないよしかく
236 :
a poet has no name :2000/12/26(火) 13:30
[#1] 詩人は何を待っている 詩人は何を持っている 言葉の足りない寂しさを 言葉で補う虚しさで 廃墟と呼ばれるこの場所の 瓦礫に花を咲かせましょう
237 :
じじい :2000/12/26(火) 14:03
>>236 かっこいいのぉ。絵がうかんだわい。
わしゃぁ、好きじゃ、こういうの。
[#1]というのが、気になるといゃ、気になるのぉ。
238 :
a poet has no name :2000/12/26(火) 15:10
>237 ありがとうございます。また書いてみます。
239 :
構造 :2000/12/26(火) 18:21
ミラーボールの青と緑だけが 瞳孔の影に写って行く 疲労と睡魔の恍惚が 体を縛り行く三秒後 彼女の脳中で 起きた 戦後最大の悲劇が
240 :
じじい :2000/12/27(水) 04:31
>>239 戦後最大の悲劇、なんじゃろ、気になるのぉ。
わしゃ、ある物語のとばぐちに立っとるんじゃろうか。
そんな気になる詩ですのぉ。
241 :
構造 :2000/12/28(木) 20:30
改変。今にしてみるとこうしたほうがいいですな。
ミラーボールの青と緑だけが
瞳孔の影に流れ
疲労と睡魔の恍惚が
筋肉と膀胱をざわつかす静けさに
彼女の脳で
突然光った
戦後最大の悲劇が
>>240 んー、とりあえず自分でもよく判らんのです(笑)
242 :
名無しさん@1周年 :2000/12/28(木) 20:39
遠い昔 鐘の音が鳴り響く夜に生まれた子ども達 その手は暖かく 凍えた指に触れる 母の腕に抱かれたその時 また新しく光りだした 何を見て 何を感じて 何を想い貫くのだろう 降り積もる雪は ただ白く 汚れた足跡を 消してゆくでしょう 振り返る道は ただ儚くも 残された足跡は 消える事はないでしょう また巡りゆく 幾つもの季節の中で 新しく生まれる歴史 刻んで
243 :
じじい :2000/12/29(金) 04:34
>>242 1,2,3段はあんさんにとってはやはり必要なんじゃろうか?
わしは4段目のみで、十分あんさんの詩に酔わしてもろうた。
ええ気持ちで眠れそうじゃわい。ありがとう。
244 :
242 :2001/01/01(月) 21:08
>243 ありがとう(^^) 一応歌詞のつもりだから、長くしたの。 4段目はサビだよ。
245 :
ドラゴンゲーター :2001/01/02(火) 23:47
これは何? おもしろくて分からない 笑いが僕の周囲の空気に現実を引き裂くスピードで きみの裏切りに溶け込んだ 戻れない現実に少し奇跡的なイベントをください ひとを裏切ることの出来ない僕を ただひたすら救われない世界の淵に連れてって 何か特別な感情で僕の愛を認めてください 少しの愛も知らない僕の顔 おおきな奇跡の中のちいさな現実
246 :
http://fusianaan.2ch.net/ :2001/01/03(水) 00:15
ljhpi
247 :
マロン :2001/01/03(水) 00:37
思いが 言葉になって 指先からひきだせるなら 言葉が わたしからあなたへ まっすぐにとどくなら あなたにつたえられるのでしょうか
248 :
名無しさん@1周年 :2001/01/03(水) 00:46
思いがちぎれて言葉にならない 言葉が重なり声にできない 貴方に届かぬこの思いは 地球の何処にゆくのでしょう IT IS 産業廃棄物!!
249 :
ばかもの :2001/01/03(水) 00:48
思いがちぎれて言葉にならない 言葉が重なり声にできない 貴方に届かぬこの思いは 地球の何処にゆくのでしょう IT IS 産業廃棄物!!
250 :
キャメロン :2001/01/03(水) 00:50
山へ行こうと言ったのはあなた わたしは小走りにあなたの後を追った 滝がきれいだねと言ったのはあなた わたしは滝がこわかった 手をつなごうと言ったのはあなた わたしはこれが最後と知っていた
251 :
零架 :2001/01/03(水) 03:31
昨日、自分の夢を見たよ・・・ そこで彼は精一杯心無い言葉で着飾って 出来損ないの心振りかざし 自分がかっこいいって感じで笑っていた 下を見下し卑屈に笑ってた 僕がつばを吐きかけてやると 彼はいったんだ「俺はお前だよ」っていったんだ 僕は無我夢中で彼の化粧と衣服を引き剥がし 言ったやったよ「それが僕だって」言ってやった そこで目がさめた そして僕は自分の格好なんか無視して 裸のまま 空のほうを見てガムシャラに走り始めたんだ ひたすら 青いだけの空を見上げながら 今も走ってる
252 :
素体 :2001/01/03(水) 04:07
周りから見れば仲の良い二人 なんの障害も見えず ボクもキミもただ甘い蜜を流し込むように 幸せになることに必死だったりして ねぇ キミはどこまでもキミで ボクはどこまでもボクってこと 分かりあえると信じあえたら どこまでも悲しい ちょっとした暇つぶし 後味は悪い 「二人でいれば」…一体何? 全て夢だったりしてね。 夢や希望が無いわけじゃない ただ表に出せるほどのものじゃなくて 心に痛みを感じても なんだかもうよく分からないのさ キミはそこに立って ボクがここに座ってると気付いたとき なんだか空(そら)を感じた どこまでも続く 飲み込まれていく いつまでも続く どこまでも続く
253 :
じじい :2001/01/03(水) 10:42
>>245 1行もしくは2行ごとのみ読んだとき、詩じゃと感じたじじいは、
全体を読んだとき、ようわからんくなってしもうた。
読解力のないじじいを、勘弁してつかぁさい。
>>246 読解力のないじじいを、勘弁してつかぁさい。
>>247 詩における詠み手と読み手の関係について考え込んだじじいは、
勘違い馬鹿かもしらんが、やはりあんさんに言いたいのじゃ。
想いのたけをただひたすらに言葉として紡ぎだして欲しいですじゃ。
>>248 -249
詩そのものより、何故名前を変えたのじゃろうかと思うたじじいは、
詩を語る資格はありゃせんのかも。産業廃棄物という語はわしには
インパクト強うて、ほんに無駄のような気がするんじゃが。
しかし、それが狙いなんじゃろか? じゃとしたら大成功ですじゃ。
>>250 憧れと盲従から疑惑と不安、そして最後に…。そんな男女の物語を
感じたじじいは、ふった・ふられたというありふれた話にならぬ余
韻に酔わしてもろうたわい。
>>251 夢を見てそいで夢から覚めて、という「説明」をなくしたらどうじゃろ。
あんさんのその夢の部分のみ凝縮して言葉で紡いでみたほうが、
わしゃ、酔える気がするんじゃが。まぁ、わしだけかもしらんが。
>>252 あんさんの名前も詩の一部としてわしは読ませてもろうた。
じゃからかの。おそらく同じ境遇なりに今現在身をおいとる人には
共感がえられるんじゃろうが、わしはじじいじゃから…
254 :
ドラゴンゲーター :2001/01/03(水) 14:02
チビは、今日カップラーメンを食べたの。 お湯を注いだとき、内側の線のとこでピッタリ止まったのがうれしいな それでチビ、おにいちゃんに合いたくなって 外に出たんだけど、おにいちゃんはどこにいるんだろ チビはいつもひとりです
255 :
じじい :2001/01/03(水) 20:03
>>254 おそらくは「寂しさ」なり「孤独」なるものがあるんじゃろうが、
なぜじゃろう、じじいは頭ではわかったが、酔えなんだ。
256 :
田無の歌が聞こえてくるよ♪ :2001/01/03(水) 20:17
僕がいるちっぽけな部屋の中に 君が残していった香りの残骸に 僕の叫びが静寂と化し 痛めつける喉を さらに激しくいたぶる 写真のきみを僕の心の炎で燃やす
257 :
キャメロン :2001/01/04(木) 00:41
ドアを閉めて 窓を閉めて カーテンをひいて 灯をともす。 太陽はまぶしいから 月は輝いているから この灯はあなたには見えない。 存在しない灯火をたよりに わたしはどこへ行けばいいの
258 :
荒らしだよ☆ :2001/01/04(木) 02:51
>>253 てめえ糞爺 お前こんなとこにまで進出してきやがって
一人前に批評してんじゃねぇよ
誰もお前の批評に対して目もくれてねえよ
もっとましなレスつけろ
わしゃ、批評しとる意識はなかったんじゃが。 垂れ流すわしのつまらん感想が、あんさんの 気を悪くさせたようじゃのぉ。 気の利いたレスはつけれんから、もう逝きますですじゃ。 さいなら
260 :
名無しさん@1周年 :2001/01/04(木) 08:33
>>258 おいボケ。てめえではなにもやらねえくせにせっかく批評してくれてる
じじいの行為を批判するんじゃねえよ。クソ論評とかいうが、批評って
のはヘタクソな詩を一つ捻る以上に時間がかかって苦労する作業なんだぞ。
評価が気に食わないんならてめえで批評すればいいだろうが?
261 :
名無しさん@1周年 :2001/01/04(木) 18:47
じじいさん、荒らしに素直に反応しなくていいんですよ。 わたしはじじいさんの語り口やみんなの詞を読むのが大好きです。 どうか続けてください。
262 :
む :2001/01/04(木) 19:04
詩は基本的に自己満足な世界なので、 評価は素直に受けとめ 批判はひとつの意見として受け入れればいい。 他人が理解できるように書けば中身が無いと言われ 自分の世界に入りこんでしまえば意味不明になってしまう。 万人が理解できるものを書くのは最初から無理だから 好きに書いて好きに批評すればいいと思いますが・・
263 :
ばかもの :2001/01/05(金) 10:52
あけましょう、 もう新年だ あけましょう きずかないうちに 僕は誓う もう此処には戻らない
264 :
構造 :2001/01/05(金) 20:58
一月四日の しづしづと降りる白みに 蒼ざめた恥垢まみれの冷たさ 廊下を歩くたび 痩身に針がなぞる
265 :
じゃま :2001/01/06(土) 00:43
生きていることに 意味がなくて 生きていることに 価値がなくて 生きていることが わからなくても 今日 君のために花を植えました 明日くらいに きれいな花を咲かせるだろうと思って 生きているうちは 夢がなくて 生きているうちは 明日がなくて 生きているうちに わからなくても 今 僕のために花を植えました 明日くらいに まともな花を咲かせてやろうと思って さあ 誰かのために花を植えよう その誰かが また花を植え いつか咲き乱れることがあるとすれば 僕の中にも実を結ぶだろうから
266 :
構造 :2001/01/13(土) 23:23
誰が知る 野蛮なる大女の足下 萎え果てた晩稲を 臭き胎内から逃がれ 石庭に集まりしすべての子等 われら乳房の食傷から離れ せめて無機質の陰で安らかに
267 :
澤井 :2001/01/16(火) 03:37
投稿すれば批評するのが当然か?
クズどもがっ…!!
>>262 …!
それだから貴様はいつまでたってもクズなのだ…!
基本的に他者に対する意識があってこその芸術…!!
詩もまた然りっ…!!
これは全ての分野に共通する真理だっ…!!
それを自己満足などと…!片腹痛い!
>>263 これぞ自己満足の典型だ…!!
何一つイメージが湧かない語句の並べ立て…!!
狂気も何も感じない…!!表明が一つあるだけっ!!
>>264 汚らわしいっ…!!
痩身…恥垢…
少年愛臭いナルシズムで溢れているっ…!!
貴様の世界観が全ての人間に共通すると思っているのか…!?
そんなものは傲慢にすぎんっ…!!
それで本当に君は満足か…!?
君の目指したものはそんな物ではないはずだ…!!
さあ!人間になろう!!
>>265 …歌詞としては合格だろう…
しかし…
誰にでもわかる道理を説いているだけではないか…!!
深い掘り下げも無いっ…!!
これまた自己満足の典型ではないか…っ!!
268 :
名無しさん@1周年 :2001/01/16(火) 05:18
キュートにロックしている 君にさわりたくなるよ 何もかも捨てて 鏡の中に吸い込まれて ずっと天使のような君を見ていたいよ
269 :
名無しさん@1周年 :2001/01/16(火) 15:05
うざいよ荒らし 怖いよ荒らし あっちに逝っちゃえ ばか
270 :
名無し@詩人 :2001/01/16(火) 17:52
だって下手だから
271 :
名無しさん@1周年 :2001/01/16(火) 21:20
ヘタクソをヘタと言っただけで荒らし扱いか。やれやれ。
272 :
文也 :2001/01/19(金) 13:03
少年には 親がなく 右の目が少し 濁っていました 2年も磨いていない硝子窓の向こうには 右寄りの思想を抱えた痩せ衰えた男と ダンボールに暮らす若い白痴の女が うめき 嘆き 時々互いの体を重ねたりしながら 夜明けに降った たくさんの銀杏を 無心に踏みつけていたのでありました… 少年は 空っぽの石油ストーブの前で その裸の体を 仔猫のように私の薄い胸にすりつけて 哀しそうに笑っていたのでありました… この世に生まれいづるすべての鈍重な不しあわせたちよ 少年の前に ひざまづいてください…
273 :
じゃま :2001/01/19(金) 23:58
合格。そいつぁ良かった。 ・・・・合格?
274 :
ゆみ :2001/01/20(土) 16:17
作詞家になりたいんですけど なにかいい方法はありますか
275 :
素体 :2001/01/20(土) 22:30
夢から覚めた 汗だくの背中 憂鬱な僕の胃の中に 流れ込む君の言葉 確かめられぬ『愛』、愛。 良策と錯誤した愛を確信する行為 燦然と聳え立つ虚構の最高の娯楽 脳天に直結した下半身の淫靡なるステージ あぁ悠長な言葉で君を誘ってみたい どこまでも生温い世界で 最高の夜だった その直後訪れた試練には 意味も無い無意味も無い ただ、君がいないだけ 漠然と見え隠れする未来への暗路 税金は払えども日本国民で有る 何もしない政治家を見てワラおう! さぁどこまでもワラおうどこまでも逝こう 果てしない暗路へ
276 :
15 :2001/01/21(日) 01:21
張り裂けそうな胸の鼓動抑えずして 変体に頭打ちにされる 爪が食い込むほどの憧れ 脱出用飛行装備 いま背中に連結合体 深深思うところは 捨てるのが難しい物の事 あと 肩がこりそう とか ついでに捨てる そんな思いも可燃物 しっかり分別エゴロジスト 電話局の向こうの 3K山の上 僕の煙が見えるかい
張り裂けそうな胸の鼓動抑えずして 変体に頭打ちにされる 爪が食い込むほどの憧れ 脱出用飛行装備 いま背中に連結合体 深深思うところは 捨てるのが難しい物の事 あと 肩がこりそう とか ついでに捨てる そんな思いも可燃物 しっかり分別エゴロジスト 電話局の向こうの 3K山の上 僕の煙が見えるかい
278 :
kage :2001/01/24(水) 21:59
全てを失ったあの日 全てを信じれなくなり 絶望の意味を知る 僕にはもう何も残っていない でもまだ生きていける まだ終わりじゃない まだ前に進める 怖くはない もう失うものはないのだから
279 :
16 :2001/01/26(金) 18:04
狂った音量のスピーカーに 煙草を一本さしだして 「君の声ってステキだね」 そいつはは煙草を止めると言って 朱鷺のように泣き出した
280 :
ロッティン・バウンド :2001/01/26(金) 20:19
初書きです。 何となくこんなのを 『砂時計』 砂が静かに時を流す。 精密な時計の前に、虚しくも儚いその行為。 時を告げる事を求められぬ砂に、 時計たりえる資格はない。 人々が見出すその価値は、 飾りとしての美しさのみ。 砂時計は嘆く。 その美しさが、時を刻む姿から得られたとも知らずに。
駅でウンコする時ってさ、 紙が少ないからちょっとしか拭けてない気がするのよ やっぱウンコした後はさ たとえケツのウンコが残らず拭けていたとしても もう一度拭いて ケツ拭いた紙がサラサラかつ真っ白 という事を確認したい訳さね でも駅の便所で売ってるティッシュ 100円玉入れてレバーをガチャッと下ろすと 出てくるやつ あれじゃ 少ないのよ だから ちゃんとした便所に もう一度 行きたいわけ ちゃんともう一度拭きなおすまでは なんかキモチワルイのよね ケツが 歩いてると 多少なれども ズボンがケツに食い込んでくる 思い込みって怖いよね なんか湿っぽい気がするのよ ケツに食い込んだズボンを後ろ手で直しつつ 早足で便所へ直行 ちゃんとしたロール式のトイレットペーパー それでケツ拭く前に パンツにウンコついてないか確認 でも便所の薄暗さと トランクスに刷ってあるエスニック柄のせいで ウンコついてるかどうかわかりやしない 仕方ないから トイレットペーパーでまずパンツのケツんトコを 拭いてみる 拭いてみる よかった ついてない そして、肝心要の用事を 忘れちゃいけない ケツの割れ目に沿って トイレットペーパーを なぞらせてみる ……… 真っ白だ もう一度 トイレットペーパーを取りなおして ケツの割れ目に沿って トイレットペーパーを なぞらせてみる ・・…… やはり真っ白だ ほっとした後 便所の個室で吸う ショートピースは最高だ 晴れやかな気分で 外に出る 眩しい日差し 肌寒さが心地よい空気 この世界は 俺のものだ
282 :
サワラビ :2001/01/27(土) 16:04
僕らは 空気抵抗から逃れた 飛べない小鳥 怠惰な祈り 飛翔を夢見、 眠る
283 :
構造 :2001/01/27(土) 19:36
俺たちの中に存在するブレッキーが叩く心音が 土曜の夜に響き渡り 俺たちは大いなる残虐性と愉快さでもって 不安な月曜の朝を告げる お前という忌まわしい小鳥よ お前を殺してやる
284 :
16 :2001/01/28(日) 01:55
頬を張ってくれ 今らしく生きたい たとえそれがスクリーンの中 作られたものだとしても 憧れていた格式 静寂から放たれる核心 そういう大人 しかし揺らいでいる確信 解っている 崩せない積み上げた物 頬を張ってくれ 思いっきり強く 甘えを壊してくれ 解れたマフラーになりたい そういう恋をする為に
285 :
眠り :2001/01/29(月) 05:40
なり振り構わずここまで来た これからどうも転がれず 刺さった釘がデカスギテ 心の芯まで縫いついた このまま世界を暴こうか ぼっけぇ罪で壊そうか ニヤリと笑った内心が でっけぇ悪意で揺れ動く
286 :
肉 :2001/01/30(火) 14:11
人魚 僕は、池で泳いでいた。 もうすぐ彼女が来る事はわかっていた。 彼女が来た時、自分のすべてが開放される時が来のだと。 彼女がゆっくりとこちらへ泳いでくる。 僕の魂はなぜか震えた。 まもなくこの池は血で真っ赤になるだろう。 この血のおかげで、彼女達の夢がかなうことはない事を知っている僕は笑った。
287 :
sin :2001/01/30(火) 18:24
私はプロデビューを目指しています。
今はモデルとして事務所の所属していますが音楽がやりたいので
デモテープを作って音楽事務所に送っています。
でもまだ連絡をもらえません。
事務所もどこが悪いのか教えてくれるとプロへの道が開けると
思うんですがそれすら連絡してもらえません。
デモテープをホームページで聴けるようにしてみたので
どこが悪いか誰か聞いて教えてください。
http://twe.wcn.to/
288 :
名無しさん@1周年 :2001/01/31(水) 01:11
すべて悪。
289 :
名無しさん@公演中 :2001/01/31(水) 12:22
もうみんな嫌いだよ みんな自己中でさ でも自分自身がいちばん嫌いだよ 誰よりもわがままでさ 本当はもっと努力の出来る人になりたいのに。 本当はもっとみんなにやさしい人でいたいのに。 なんで人の痛みを理解してやれないの? なんで前に進もうとしないの? なんでよ。なんでよ。 私は死にたい。もう死にたい。 だって辛いの、生きるのが。もういやなの。 でも死ねないの。 家族がいるから。友達がいるから。 周りの人は、どうしてこんな私を好きでいてくれるの? ありがとう、みんな。 私もみんなのことが大好きなの。 でも、もうつらいよ。 私はみんなを騙してる。いろんなところで裏切ってるの。 もうやだやだやだやだやだやだやだ だれかそばにいてほしい みんなそばにいてくれるのに それでもさびしい どうしようもない
290 :
名無しさん@1周年 :2001/01/31(水) 16:24
291 :
16 :2001/02/01(木) 23:11
嗚呼 何度も何度もなぞる指 その道筋に残された とびきり粘着質の 粘液 そして 徐々に本質が侵食されて 入れ替わっていく工程で 微塵も変化しない とびきり粘着質の 愛
僕は とても 小さい けれど 革命する 哲学する 学習する 僕は とても 小さい けれど けれど・・・
293 :
読み人名無し :2001/02/01(木) 23:34
僕は とても 小さい けれど 革命する 哲学する 学習する 僕は とても 小さい けれど けれど・・・
294 :
構造 :2001/02/02(金) 17:35
水平の緊張に保たれた俺の青白い水面が 笑い声ーそう比喩すべき熱した鉄塊によって 赤激し弾け飛んだ 火傷するような感情を追い出そうとする 俺の平坦が殺される中 小さくなっていく俺の丸っこい安息 額を優しくなぞられた あの日々のような 消えゆく泡に写る黄色い光
295 :
名無しさん@1周年 :2001/02/02(金) 23:51
茫漠・・その言葉はまさに我が魂に与えられし言の葉。 幽玄の中の景色模様は色褪せてゆき、我が魂にも終焉は 訪れるのだ。愛憎の果てに会話ある。自惚れや陶酔、果 ては嫉妬。陰の中に映されしその発信された合図に人は 唯立ち尽くすことのみを知ることだろう。その流転の結 果は如何に?吉とならんや凶とならんや、いやその先に は険しき断崖が潜む。其処で耐えられぬ痛みを至極受け 止め兼ねれば我が巡り、我が巡り。しかしそのような浅 はかさは拭い切れず、やはり茫漠茫漠、自失消失。失せ り憂せり。これは本能と呼ぶべきか。官能と呼ぶべき か。如何やこの衝動、時は何時まででも満ちて行く。彼 方からの悲恋な結末は我に何ぞもたらす、いや何もなか ろうか。いやまことにその深淵、若しくは相当の浅瀬に 我の姿を覗く事が出来ようか。それもまた茫漠。
296 :
295(kau-a) :2001/02/03(土) 00:08
あ、間違えた。 >茫漠・・その言葉はまさに我が魂に与えられし言の葉。 →茫漠・・まさに我が魂に与えられし言の葉。 198のが好きだな。ヴィジュアル系っぽいの多いね。うざい
297 :
名無しさん :2001/02/03(土) 00:22
岡本禿明に仏罰を
298 :
名無し中学生 :2001/02/03(土) 21:09
ホントはね 君のことで 泣いた夜も幾つかあったよ 声が聴きたくて 空を見上げてみた 君はどの星になってしまったの? 君の気配はもう感じ取ることはできないんだね でも信じてる 待ってるよ 幸せなトキを思い出しながら、、、、 ★風船つかんだ はなしたらとんでった 夢もそうなのかな 小さな光をあの空に照らして 見えなくてもいいんだよ あの日ベランダから落としてしまったモノは 私のカケラだったのかもしれない このぬくもりを 大きく感じる頃 まだあなたは私の傍にいてくれてる? ねえ あなたはあの人のようにシャボン玉にはならないでよ 君と約束 うそにしないよ しないでね
299 :
MESO :2001/02/04(日) 07:11
「創世者」 重い重い本の表紙を閉じる 留まった空間が重厚に波打つ 漂う埃が光を受けて 見上げれば既に小宇宙 忘れ去られた最古の思い出 星が織り成す数々のドラマ
300 :
小僧 :2001/02/05(月) 00:20
薄暗い夜の月の中にだけ 青白いママがそこにいるんだ 昼間の時なんかは 太陽にかき消されるだけだから
301 :
ストーカー :2001/02/05(月) 03:27
笑って? 狂おしく かろやかに 笑って?笑って? ずっと見ているよ 見失わないように ダイジョウブ
心地よき風を見に行こう。 月をお供に歩き行こう。 川の土手に寝ころんで。 万人に向けられたささやかな光が。 星すらこの目には眩しくて。 醜き心の奥底に届き入れ。 癒された人の鼻先に。 湿った草の温かな匂い。 その時この身は風になる。 掴んだ風につかまって。 心のままに流れ行こう。
303 :
名無しさん@1周年 :2001/02/07(水) 05:01
302の詩がとても好きです。 特に後半が、とても好き。 優しさが感じられる、でも遠くて近い視点。 憧憬を覚えます。
304 :
no.7743 :2001/02/07(水) 05:29
ヘケケ ヘケケ 俺ってトベル? ヘケケ ヘケケ 俺ってトベル? 君にこの音楽は伝わらないかもしれない でもでもでも僕は伝えたい 不特定多数の誰かに だ 誰か 誰かさんに くたばりぞこないかもしれない 異常者かもしれない 戯言だの戯言だの 聴いたキキキ聴いたことのあるフレーズかもしれない でもね僕は伝えたい (未完)
305 :
おたく、名無しさん? :2001/02/10(土) 23:59
あうおえい
306 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 00:02
おいボケ。てめえではなにもやらねえくせにせっかく批評してくれてる じじいの行為を批判するんじゃねえよ。クソ論評とかいうが、批評って のはヘタクソな詩を一つ捻る以上に時間がかかって苦労する作業なんだぞ。 評価が気に食わないんならてめえで批評すればいいだろうが?
307 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 00:02
おいボケ。てめえではなにもやらねえくせにせっかく批評してくれてる じじいの行為を批判するんじゃねえよ。クソ論評とかいうが、批評って のはヘタクソな詩を一つ捻る以上に時間がかかって苦労する作業なんだぞ。 評価が気に食わないんならてめえで批評すればいいだろうが?
308 :
一期一会。 :2001/02/11(日) 00:58
昔、友達とバンドを作ってた時の歌の歌詞です。 お手数ですが良ければ批評してください。 Fucking sound get you ああ何て懐かしい歌 誰が歌っているの? そうだこれは貴方の声 馴染み深い愛しの声 ああ何て懐かしい歌 まだ覚えているの? 甘い声ひずみながら 空気を流れ変わり始める 優しく清らかで儚い 貴方が このクレイジーな音に飲み込まれて見えない ああその言葉一つでどれほど救われるの? 甘い声耳を抜けて 胸の奥に花を咲かす ああ何て懐かしい歌 まだ覚えているの? 約束してくれいつまでも ずっと側にいて 忘れないでよ 強く純粋で繊細な貴方が このクレイジーな音に飲み込まれて見えない 甘く華やいできらめいた貴方が このクレイジーな音に飲み込まれて見えない
309 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 01:10
あ
310 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:47
い
311 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:54
詩は基本的に自己満足な世界なので、 評価は素直に受けとめ 批判はひとつの意見として受け入れればいい。 他人が理解できるように書けば中身が無いと言われ 自分の世界に入りこんでしまえば意味不明になってしまう。 万人が理解できるものを書くのは最初から無理だから 好きに書いて好きに批評すればいいと思いますが・・
312 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:59
クズどもがっ…!!
313 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:59
クズどもがっ…!!
314 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:59
クズどもがっ…!!
315 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:59
クズどもがっ…!!
316 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:59
クズどもがっ…!!
317 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:59
クズどもがっ…!!
318 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:59
クズどもがっ…!!
319 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:59
クズどもがっ…!!
320 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 02:59
クズどもがっ…!!
321 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 03:37
>>312 〜
>>320 ただ文句しか言えねぇてめえみてぇなのが本当のクズだよ。
何でも言いから少しは中身のある事書いてみろ。出来ねえよな?このクズが。
でまた連続して終わりか?この馬鹿ヤロウが。
はなからてめぇなんかがくるとこじゃねえんだ、このくそが!!!
322 :
痴漢強姦立命館 :2001/02/11(日) 04:59
>321 うほ☆君みたいな発言をする人は 2ちゃんにはさして必要であらず むしろ、312〜320のようなひきこもり厨房が 2ちゃんには必要なのである。
323 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 05:19
痴漢強姦立命館って名前もこれまたなんだな。 しかしひきこもりなんかがそんなにいいのかねぇ?
324 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 07:11
321のクズがっ…!!
325 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 07:11
321のクズがっ…!!
326 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 07:11
321のクズがっ…!!
327 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 07:11
321のクズがっ…!!
328 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 07:11
321のクズがっ…!!
329 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 07:11
321のクズがっ…!!
330 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 07:11
321のクズがっ…!!
331 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 07:11
321のクズがっ…!!
332 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 07:12
321のクズがっ…!!
333 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 07:12
321のクズがっ…!!
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
さよならさんかく もうこないよしかく
351 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:02
あふ&hearts;
352 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:02
あふ&hearts;
353 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:02
あふ&hearts;
354 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:02
あふ&hearts;
355 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:02
あふ&hearts;
356 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:02
あふ&hearts;
357 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:02
あふ&hearts;
358 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:02
あふ&hearts;
359 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:03
あふ&hearts;
360 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:03
あふ&hearts;
361 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 09:16
あふってあんた...
362 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 10:16
あふ&#9829;
363 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 10:16
あふ&#9829;
364 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 10:16
あふ&#9829;
365 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 10:16
あふ&#9829;
366 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 10:16
あふ&#9829;
367 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 10:16
あふ&#9829;
368 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 10:16
あふ&#9829;
369 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 10:17
あふ&#9829;
370 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 10:17
あふ&#9829;
371 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 12:36
クズどもがっ…!!
372 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 12:36
クズどもがっ…!!
373 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 12:36
クズどもがっ…!!
374 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 12:36
クズどもがっ…!!
375 :
おたく、名無しさん? :2001/02/11(日) 12:37
クズどもがっ…!!
376 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 12:37
クズどもがっ…!!
377 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 12:37
クズどもがっ…!!
378 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 12:37
クズどもがっ…!!
379 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 12:37
クズどもがっ…!!
380 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 12:37
クズどもがっ…!!
381 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 12:46
いまはおいで 僕のそばに OH!黒っぽい マンガの中っぽいココ なんて 運がないときもあるさ 突っつけば 割れちゃうような いとしの エリアで ゴソゴソもうやめよう Far a way ヤミクモに悩んでも Day by day こんなときゃイキづまるだけ AH!アテがあるなら 頼み込んで 抜け出して alright 深呼吸 笑顔を出し惜しまないで ちょっと カルく行こう 流れるよ はじける忘れてたStep! 雲を とかすよ OH!しめっぽい ゆゆしき事態 気になりつづける 余裕のなさ つらいね しんどさを 乗り切るためにゃ 何かの セイに することも大切 Kiss me now 自分を愛するのも Check it out やり方のひとつでしょ ため息ばかりの 顔を上げて 背伸びすれば 糧になる そんなに 恥ずかしがらずに 両手 広げてサァ! 感じるかい?ショーモないことひとつひとつ うすれ 消えてく 感じよう 今この場所で 胸を張って 感じよう 今この場所で すべてをまかせてFar a way ヤミクモに悩んでも Day by day こんなときゃイキづまるだけ AH!アテがあるなら 頼み込んで 抜け出して alright 深呼吸 笑顔を出し惜しまないで ちょっと カルく行こう 流れるよ はじける忘れてたStep! 雲を とかすよ もうそんなに 恥ずかしがらずに 両手 広げてサァ! 感じるかい?ショーモないことひとつひとつ うすれ 消えてく 感じよう 今この場所で 胸を張って 感じよう 今この場所で すべてをまかせて
382 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 12:53
ふざけたフリで つないだ指は ちょっと 冷たく 熱いビートが 一撃カラダ 抜けて 見つめる 決まってたよに ひかれてく 唇 あわせ ちょっとためらう 曇り顔 溶かそう すぐに 君の ため息の速度(はやさ)で 傷痕の 深さをはかろう 置きざりの 最後の一言は 聞かないから 気にしないで もっと遠くまで ずっと果てまで 行こうよ このままふたり 解き放たれたStep 取り戻したSwing 限りない 愛と おわりなき 最高の Lover's Day誰も 聞きとる事のない 囁きは 孤独を抱きしめて 真夜中の 静かすぎる鼓動を 響かせて 燃え上がる すぐに 昨日までのDarkness いとおしいso Sweet 溢れだす 涙ぬぐって 刻むのさFall in LOVE ぬくもりにKissing やがてくる 輝く明日に もっと遠くまで ずっと果てまで 行こうよ このままふたり 解き放たれたStep 取り戻したSwing 限りない 愛と おわりなき 最高の Lover's Day
383 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 13:00
この先短いお偉いさんが 何かとヤバイ問題を残して (平和なモンだ コトナカレでいこう) あくどく過剰に小銭を稼いで ありがたがられてエラソな顔してる (平和なモンだ コトナカレでいこう) ナンニモ言えないのそれとも言わないの ホントは言いたいんだろう? 生涯マネキンじゃショーガナイぜ! 一度くらい立ち上がれ!! 一人きりで闇の中で 生きてくつもりじゃないだろう 変えてみようぜその手でサア やることにゃ事欠かないだろう 考えなくても大義名分で 酒の席での受け売りそのままに (平和なモンだ フテキセツでいこう) 平気で他人を攻撃しつづけ 自分は見えないところに隠れてる (平和なモンだ フテキセツでいこう) ナンニモ言えないのそれとも言わないの ホントは言いたいんだろう? 生涯マネキンじゃショーガナイぜ! 一度くらい立ち上がれ!! 一人きりで闇の中で 生きてくつもりじゃないだろう 変えてみようぜその手でサア やることにゃ事欠かないだろう REAL LIFE! BE ALIVE!一人きりで闇の中で 生きてくつもりじゃないだろう 変えてみようぜその手でサア やることにゃ事欠かないだろう 一人きりで闇の中で 生きてくつもりじゃないだろう この世界がお前をずっと 死ぬまで必要とするだろう REAL LIFE! BE ALIVE! REAL LIFE! BE ALIVE! ... ... ...
384 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 13:09
落ちてく砂は 夜に隠れた 純粋な声 開放される 時を計って 待ちわびるにも 終わりは見えない ずっと同じなら 刺激ない あなた続くなら つまらない 遊びのサヨナラ 気がつかない あっけない Last Scene 傷つけ合った いつもの部屋が まばたきのたび 話しかけてく ふざけたフリの 「ずっとそばにいて...」 精一杯の True Heart 愛だ恋だを 比べようとも 冷たくきしむ シーソーの様に 身動きできぬ 情けないほど カンチガイしてた 誰もいないなら 笑えない 軽いフタリなら 悪くない はまり込んだなら 抜けられない 馴れ合いの Loneliness ただ切なくて ただ苦しくて 泣きたい想い 伝えるだけで あきれるくらい ガラスのココロ 感じた日の Memories駆け引きだけなら 負けてない ゲーム気分なら 悩まない もう孤独にならないんじゃない? 忘れた Honesty 一人の夜に crying without any reason 世界中から 取り残されて 強がるだけの 悲しい笑顔 言えないままの Mistake 傷つけ合った いつもの部屋が まばたきのたび 話しかけてく ふざけたフリの I love you さえも 今はもう 届かない
385 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 13:12
甘い夢でもイんじゃないの? こんなときはただ 何もないこの時間でさえ どこかに消えるから 誰にもよりかかることもなく 歩き続けてく 冷えたその身を投げ出して あるがままにならえ 気がつけば 走り出して 何かに背中を 押され続け 止まることも 許されないんだろう おぼつかない 足元は 人の波に 隠されて もう見えない ところがいいんだろう 他人(ヒト)を喜ばせる為なんかじゃない ホントの自分に目をそらす 古い紙幣のようなくたくたのカラダを すり減らしなおさまよいわたる 甘い夢でもイんじゃないの? こんなときはただ 何もないこの時間でさえ どこかに消えるから 誰にもよりかかることもなく 歩き続けてく 冷えたその身を投げ出して あるがままにならえ続けざまに起こる多様な出来事 涙するだけで向かわないなら 右も左も分からない子供と 同じじゃないかと いいきかせて 甘い夢ほどイんじゃないの? ココロにしみて ひとときの安らぎにさえ なるか知れないから けだるさで埋め尽くされたような 蜃気楼抜けて 君に会いたいときにだけ 叫ぶから!
386 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 13:12
まっすぐに遠くまで 伸びる道と違ったけど 短くて長かった 君と出会ってからの日々 わずかなココロの行き違いから 分かってるようなふりで 勘違いのとがった言葉 気付かないまま投げかけたりした これからずっと どんな事からも 守り通すから大好きな笑顔 寒空の ベンチのようには もう 二度としないから 君の星座思わせぶり 恋愛運いつも嫉妬した 約束の夜はずっと 電話口待ち続けてた 冷えたグラスに浮き出る水滴(つぶ) みたいに湧き出る涙に 大きな揺らぎを抱えて 眠れぬ時を重ねてたりした ひとみとじて しあわせだよ ひとりきりはもうおわりだねだから キスをして ちょっと微笑んで いま ここで誓うよ重ねた視線に 風を受けて 二人越えてゆくどんな高波も 澄んだ 空ばかりじゃない けど 手を取り合って ひとみとじて しあわせだよ ひとりきりはもうおわり キスをして ちょっと微笑んで いま ここで誓うよ
387 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 13:13
止まらない Watch うらめしそうに見てる Everyday せまる Deadline たたみかける Outsider とめて 公私の区別は 限りないほど曖昧な風潮 All the time But,人間関係は Dryに 干渉しない社会現象だね 目の前の 数字の羅列に責め立てられても 瞳閉じたら 何にも見えないままで 手に入れた スクラッチハート 見下ろす 無機質に あやつられてる! いまこそ SHAKE & SHAKE これから CHANGE & CHANEGE たまには FAKE AND FAKE ちょっと 気楽に 小さな反抗さ 誰も見ちゃいないから 窮屈なココロのヒモ さあ今ほどいて ざわめきたった Street 華やぐ Fake Face あふれ 今日も商業笑顔 スケッチして商売上手 笑えないね 何気なく ただ拭えないタテマエ塗り重ね ストイックに こなしてるきらい Tell me 消えた? True heart スケープゴートな Night! つき進んでる いまこそ SHAKE & SHAKE これから CHANGE & CHANEGE たまには FAKE AND FAKE ちょっと 気楽に 多くはない CHANCE 届きそうならすぐに カラダ乗り出しアツくなるのもイイんじゃないいまこそ SHAKE & SHAKE これから CHANGE & CHANEGE たまには FAKE AND FAKE ちょっと Take it easy に 小さな反抗さ 誰も見ちゃいないから 窮屈なココロのヒモ さあ今ほどいて いまこそ SHAKE & SHAKE これから CHANGE & CHANEGE たまには FAKE AND FAKE Just my life やれるだけやろう乾いた 生の無い社会で
388 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 13:13
Long Hairかきあげ グラスを口に 運び続ける 君を目に Let's Dance Show Down 出任せのジョーダンで はじめは僕の方 浅く座った椅子からのびる スラリと白い脚をくみ 視線をゴマ化すのもやっとで しどろもどろな僕をかるく微笑う とりとめのない話に耳を 傾け続けてくれて 冷静装う精一杯に 君にすべてをShaken my heart 気がつきゃ わりとLong timeだね 焦りは つのるばかり Miss Take So Talk いまいちなMyテクでも 誘われ 上手なYOU ”一人の夜はながすぎて” ささやく言葉はかん違い? 突然局面好転?! 完全に戸惑う気持ちはShaken my heart Slave of love今夜は 朝までずっと 騙され続けてもいい Slave of loveホントに 信じてイイノ? 流れのままにKiss in the night すでに 本気だよ ( Go,chance! Go,charge! Dancing in the night! ) 想い 溢れてく ( Go,chance! Go,charge! Dancing in the night! )Slipで部屋の鍵をつつんで 手渡し店を出てゆく 分かりすぎるメッセージ前に 人目気にせずそのままKiss in the night Slave of love今夜は 朝までずっと 騙され続けてもいい Slave of loveホントに 信じてイイノ? 流れのままにKiss in the night Slave of love今夜は 朝までずっとずっと 騙し続けていておくれ Slave of loveホントに 信じてイクヨ? 本気さ頼むよ Feel my love すでに 本気だよ ( Go,chance! Go,charge! Dancing in the night! ) 想い あふれてく ( Go,chance! Go,charge! Dancing in the night! )
389 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 13:13
目の前の太陽がただ 少しずつ距離を縮め 灼熱の炎の中で からだ溶かされる 現実のようなすべては 起きながらの夢で 誰でもない It's nobody 僕の声はまだ届かない so lonely night 冷え切った 夜が迎えてくれる It goes back now これまでの 記憶。。。淡いぬくもり 西の空が赤く染まり 地響きは終わる事なく 住みなれたはずの街はただ 黒煙に埋もれてく 現実はすべて相変わらず 起きながらの夢で 惑わされずに 手を伸ばし 君の声だけを頼りにして so lonely night 冷え切った 夜が迎えてくれる It goes back now これまでの 記憶淡いぬくもり It's only here 胸に染みる 想い出だけが安らぎ little by little 星空の もとで生きるしかない壊れ行く間違いを 起きながらの夢に 逃げればイイと いつのまに この街がささやき始めてた so lonely night 冷え切った 夜が迎えてくれる It goes back now これまでの 記憶淡いぬくもり It's only here 胸に染みる 想い出だけが安らぎ little by little 星空の もとで生きるしかない so lonely night ... It goes back now ... It's only here ... little by little
390 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 13:14
アスファルトに 溜まる毎日 見渡すと なぜか安らぐ 回りと足並み揃える必要はない 闇夜のカラスじゃつまらない 今この瞬間 Just time,let me go! 翼広げ力の限り まだ見ぬ大地へ 降り立ちたい 好奇心は全開にして 悩む暇はないくらいに 新しい事ばかりが 続いてゆくよ 不安な気持ち煙のように 金の指輪 腕時計してる やつもちょっと 羨むくらい 楽しい事身体で感じてみたいなら 心のメロディ奏でよう 今しかないだろう Just time,let me go! sunlight肌に焼き付け 海を越えてゆこうよ あしたのじぶんに 嘘をついてもしょうがないね 好きなうた歌うことももう 大事なHistory 悔やむことのない 日々を送り続けていこう 翼破れそうな 風の向こうで 必ずなにかをこの手に つかんでるはず考えてたら日が暮れちゃう まずはActionを 第一のMission チカラはPassion きらめくこのHi-Tensionで Just time,let me go! sunlight肌に焼き付け 海を越えてゆこうよ あしたのじぶんに 嘘をついてもしょうがないね 好きなうた歌うことももう 大事なHistory 悔やむことのない 日々を送り続けていこう 最後まで何にも ないとしても そこで何かを You've got it in your hands.
391 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 13:14
雑踏の中 探しものはただ 都会に埋もれる 真紅のルビー 走りつづける まだ間に合うはず 乾いてくだけの 呼吸 信じていてくれてる事を 信じるしかなくて このまま君を ずっと失いたくないどうか信じて Don't worry,I'm here. I will always be here. これ以上悲しむ ことはないよ 世界が永遠に 深い霧で 沈んでも 離しはしない 愛のために 寄り添うからだ 傷ついた表情で 心の鍵は 錆びついて 今までそばに居てくれていたからね これからもっと 大切にするから 隣に居させて願いはただそれだけ 疑いに満ちた 瞳を溶かしたら 残った温もりも すべて捧げる 信じてくれたから ここまで来てくれたから たとえすべてを なくしても信じていてくれてる事を 信じるしかなくて このまま君を ずっと失いたくないどうか信じて Don't worry,I'm here. I will always be here. これ以上悲しむ ことはないよ 世界が永遠に 深い霧で 沈んでも もう離しはしない 愛のために be reassured 永遠に will shine きっと be reassured 永遠に
392 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 13:49
a
393 :
一期一会。 :2001/02/11(日) 13:52
何だか荒れているようなので下の「酷評!」とゆうスレで批評してもらいますわ。
394 :
(kau-a) :2001/02/13(火) 00:27
ださ・・
たしかにださい しかも連続&長い んがこの情熱はどうよ 読む気しないが不思議に胸が熱くなる 真似したくてもできやしねぇ なんだろうこの苛立ち next morning Miss Take So Talk 不器用なMyテクでも 誘われ 上手なYOU チカラはpassion きらめくこのHi-Tensionで Just time,let me go! やば、拾ってるうちにハマりそうde死。ごめんsage
396 :
(kau-a) :2001/02/14(水) 00:30
なんか本気で音楽やりたい奴が とりあえず詩を書いてみようってfeeling these days売れてるバンドは 作詞はとりあえずvocalistが createしてる風なのが多いし まあでもとりあえずfuck offだあね Don't worry,I'm here. I will always be here. それでもとりあえず Slave of Loveホントに 信じてイイノ? 鵜津田 詩嚢
397 :
名無しさん@1周年 :2001/02/17(土) 05:30
チラツカセタ淫らな売女 手の平の上で踊って削る 懐かしい口笛アタマで鳴った 細い裏路地オマエが唄う 堅いボトルのその栓を あんたのお金でこじあけて 話したいならその先から 何でも手に入る便利なチケット そいつを握るのさ 愛を買うために
398 :
構造 :2001/02/17(土) 14:01
太陽に詰まった耳垢を掻き出す そのかったるさが降り注ぎ 俺は体が浮腫み臭くなる中 髭を剃りもせず そうして茶色に繁った 堕落だ
399 :
構造 :2001/02/17(土) 15:04
苔むした碑に宿る怨霊は 触れた者を皆殺し そうして朽ち果てるまで怒りを 湿気で暖に密に包み 放って置け 竹林に染みた数百年よ
400 :
16 :2001/02/18(日) 21:15
流れ出た水分が臭い のは君のせいではないだろう が君の製だ 置き換えた風呂桶に 水位と比例して垢が付着して 舐め回すように 外ばかり見てしまうのだろう 僕もだ
401 :
16 :2001/02/18(日) 21:19
急にも熟にも どっちもいいや 中途半端で腐るだけ 妖精でもなけりゃ樹でもねぇし 陰性でもなけりゃキ印でもねぇし 踏み込まれた霜でさえ 中途半端に腐るだけ
402 :
構造 :2001/02/19(月) 04:52
掻き消せ 何をという対象は無く 掻き消すと言う事を 掻き消せ その残ったキズの中に居る 一年を過ごし まだそこに居る なにも居ないという 落ち葉が
朝になり 俺の抑え付けられていた睡眠欲とやら メラトニンかそこら お前に俺は名付けた タリー、タリー、 お前は何をしていたんだ? 沈む太陽に流れていた膿が 地の裏側を這い回るのを 見ていた
あーあ、構造さんにIP晒させるなんて 全く騙りはふてえ野郎だね。 これからも渋い作品を楽しみにしてます。頑張って下さい。
がんばるよ!
>>404 どうも恐れ入ります。も少しマトモな詩を書けるよう
粉骨砕身致します。
もし神がいるなら 私は願うだろう 下らない仮定の全廃を 直立した首の筋肉 痺れきった指 そのあまりの固さ冷たさに 私は想定する 感情を冷やすのみの 小賢しい体の末端の散逸 そのような 戯言をだ
408 :
(kau-a) :2001/02/20(火) 10:50
凭れ掛かることの切なさや 臥し続けることの切なさは 俺の魂の幾寸か先のほうを 削ってゆき ひたすらな また ひたむきなその姿勢を ただただ無視する事になる 今は少し曖昧な自分があるが ふざけた夢も希望も消え失せた時 妙に際立った理性を感じるだろうよ 其の時俺の言葉は何の意味も持たず ただの独り善がりでそれでも 素敵なものへと変わるのであろうか
409 :
16 :2001/02/20(火) 22:00
褒めちぎる星の 甘い言葉にまたがって 裏手の月にも 光りを請う 自由軌道に乗った慢心の 落ち付かない加速度 その苦労 対立する健気な努力に 夜空のリズム 吊られる鼓動を 僕は請う
410 :
16 :2001/02/20(火) 22:39
おまえらは じぶんたちの えがおが いかに みにくいか しって いないのだろう だが そいつらは いやらしくなくて おれは なきそうになるほど くやしい
箒星が刺さり ひび割れた蔦が絡まった玉座 その束縛を誰か座りやがれとばかり 蠍は突き落とす しかし大気圏はそいつを燃やし たまたま吸いこんだ欠片で 自在に虚空を駆け巡る 何がって? お前さん方の 発情、発狂、発展、 発がつくやつ全てがさ
412 :
構造sendai-115.seikyou.ne.jp :2001/02/22(木) 21:38
生ハムを称えよう 薫じた鉄と甘味 そいつをビールの酵味で 喉の奥に流し込み 緊急報告だ 俺の魂は濃縮された
一人では生きられないが満ち足りれば不満になる性の終焉。 ミルグラム実験。 鎧。 孤児が強く生きている姿。 ハルマゲドンに偉大な日。 退廃を促す全肯定と無関心。 笑顔。 それでオレは幸福について考える。
雪水溜りの油 それが染みこむ笹 踏まれた跡に滲む黒点を尻目 俺は長靴の心配をしている そんな冬が終わる日の事だ 俺は東京に出る事にした 田舎者の義務と言うべきか 首を180度に曲げるコンパスの領域を計算し タートルネックでそいつを保護した 常磐線で火傷した日本の腹をなぞり 上野で京浜東北線 神田から中央線に乗り換え 俺は高円寺へ そこで偶然長靴の裏を確かめた俺に 油が染みこんだ笹 そいつの怨念が貼りついた 甲府駅からの血塗れの道 少し離れたところで 流れゆく血の為に俺は気づいた 東京は腹を切っていた そのカスリ傷が吐き出した 青梅街道の悲鳴を 俺は空腹を覚えた その理由にでっち上げる 風の音が掻き消されず そこに残っていたからだ
脳味噌の左右の端 蚤が走りまわるなかで 穏やかに浮かび上がる 脂ぎった俺の食事 そいつが暗転し奪われ しまったと 水っぽい口を押さえる俺を尻目に 盗難はすでに遥かなる地平に
416 :
(kau-a) :2001/02/28(水) 01:21
このままではいけない そう思いながら 様々な事を保留しながら 俺は生活を闊歩している このままではいつか 何もかもが壊れてしまい 俺から全てが離れていく それは分かっているのだけど 遠くへ行きたい
417 :
じゃま :2001/03/01(木) 23:51
低い空には時が降り シグナル黄色で背伸びをすれば 分かれた枝の莟の先に 良くも悪くも 涙を誘います いつかは帰ってくると知ってても ふつふつと沸いてくる不安を 仰角60°の大声で 消そうと躍起になってしまうんです 届かないかもしれないです がんばってはみるけれど 山を越えても その後で 低い空にぶつかって 見知らぬ町に降り注ぎ 見知らぬ人の涙を誘うのでしょう いつかは帰ってくると知ってても ふつふつと沸いているお鍋に 凍える右手を放り込み カーテン閉めて もやっと眠ります カーテン閉めて やっと眠れます
418 :
名無しさん@1周年 :2001/03/02(金) 00:26
七階まで上がってみた 山が見えて海が見えて 遠くの船も見えた 風が強くて少し寒かった ゆうべの細い月を見た?
419 :
名無しさん@1周年 :2001/03/02(金) 01:48
あしたにはあるけど きのうにはないもの きょうはあるのかな
420 :
(kau-a) :2001/03/02(金) 02:39
>>420 誉められるとは思わなかった、悔しいが嬉しい。あんがとよ。
ある朝,のA地点からC地点までの 色分けされた モダニズム的直線の徒歩だ その直線 そこにいる瞬間の俺がすべて止まった アグファ・カラーの連続写真の様に分解し 数千億数千万数百の 未来永劫の俺の面 そいつ等がこちらを向き すべて 俺の目に付き刺さる おれはうわあと呻き そいつに突っ込んでぶち壊していく 未来永劫かかって最後の一つを 叩き割った俺の 血を吹き出す 幾千億幾千万幾千幾百の 六角形の細胞が 後ろを見る俺の 先頭だ
爆裂したような太陽の記録 それは火傷のごとくお前の面に刻まれている お前を動かしているのは何だ? お前を動かさないのは何だ? そして動かないお前の周りで ご丁寧に回っている小惑星は何だ? そいつを羨ましがって俺は その辺の石から墓石まで漁ってみたんだが じっとしているだけの鉱物資源だ だがおれはあきらめず石をかき集める 石英,黒曜石、石灰岩、そのうちダイヤや金までも そして俺の石、そいつで満杯になった俺の部屋 なんてこった、どいつもこいつも 俺の妾になっちまえ
俺は水に濡らした手をもてあまし 軽いリズムで指を弾く 「北へ行け」という 中指の音を俺は聞いた 「生暖かい春はご免だ」という 薬指の音も しかしそいつが合わさると カッチ、パッチリ、キュッキュッキュッと 乾いた音しか聞こえないのだ 俺は負けて荷物を車に乗せた いざ道路網の行き止まりへと 青森 十和田で風を聞いてはみたが ただ春を待っている 怨念に似た音がしただけで なんの叫びも聞こえないのだ
425 :
(kau-a) :2001/03/06(火) 12:29
この願いが叶わず時 ひたすらに涙が落ち 心には深い傷を負う 何故か何故か何故か 俺は一体何なのだ 何がいけないのだ そうだそうだそうだ 全てが悪いのだ 俺の中の全てが 俺のことを呪い恨み 着々と俺の全てを蝕む さあ喰い散らかせよ この不味い身体を どうにでもしてしまえよ
混沌の狂った色彩にまみれた私の 己へ向けた淫乱な眼差し それは己に快楽を それは人々に不快を 心の荒れ地に それぞれ植え付ける ふと我に返ったとき そんな己の無様さ加減にあきれる 曇った窓ガラスのような休日 ―――今日は寝付きの悪い夜になる
427 :
16 :2001/03/07(水) 01:06
駆け上がる本能が 骨髄を摩滅させて 目の奥で万力が締まる 束縛 奇しくも残
428 :
名無しさん@1周年 :2001/03/07(水) 01:21
ガラスの少年時代に〜〜 みらいを写し出す〜〜〜♪ ってか?
429 :
(kau-a) :2001/03/07(水) 03:48
腰骨が軋む音と五月雨の音楽 線を有するあなたの裸体 俺の白濁した涙が仏に注がれ まるでせせらぎの最中のめだか 貶めてくれて有難う 俺の後悔は俺の絶頂 あなたの絶頂はあなたの憎悪
古いベニヤに座り 草が乗っかった川の向こう 影が落ち 冷たくなったジョージアの缶 帰ろうという声が ホコホコと響くじゃないか ただ、海の向こうへと 閉じ込められた声を棄てる
石よ まったく無機質の象徴という 凡庸なイメージを背負ったが故に 大根を漬けようが 油が染みこもうが 哀れみを食らう間もなく その固さと 冷たさ
432 :
ユープケッチャ :2001/03/08(木) 10:59
石よ まったき無機質の象徴よ その凡庸な眼差しに覆われるがゆえに 大根を着けようが 油の染みこもうが 哀れみを受ける隙も無き 固く冷たい沈黙
433 :
(kau-a) :2001/03/08(木) 12:38
有害な道化はどうやら物真似がお好き 悪魔を崇拝し邪教に没頭する おお哀れだがなんと快い 人間一人が此処まで 低能として有り得る事実 これが俺の心の泉に爽やかな振動をもたらしている
美醜を超えて屍体は積もり 掘れば掘るほど飛沫は赤い 真夏の臓器を掻き鳴らし 鈍行バスを蝿に襲わせん 地層に隠れし穢れは濁流 これぞ痛快 改竄せよ やがて晴れやかに唾棄せよ
435 :
きらら :2001/03/09(金) 00:20
早春の野原に 若草の香りたち 水仙の花の白さを まばゆく思う。 春よ、やさしき春よ この暖かさに包まれ 風が体の中をそっと、過ぎ去った。 ・
昼よりも暑い地方 俺は提示された語を読み取る 気温、感情の高まり 俗物の興奮に供せられるような種の原因 俺がとっさに抱いたそれらのイメージ そいつを否定する様に 彼らはただ寝る時に服を着こむという なんてこった 全く拍子抜けの話だ 夜が昼より暑い、ということにより 奴らが我々に与える想像 そいつを放射するために服を着ていた 腹が立った俺は 俺は俺の中のその地方に対し くれてやる 飢え、暑さ、耐えがたい乾燥 第三世界的な全てを ここでもその為のみに彼らは生き 昼になり彼らは 汗で憔悴した体を引き摺り 夜に再び服を着込み なんてこった!まだ耐えてやがる 俺はたまらず逃げ出した 頭に水をかけ、血走った目を浸し さあ、どうだ!水だ!堪忍してくれ そう叫ぶ俺の目の前で 痩せこけた奴等は口を曲げて笑う 奴らには届かないのだ 服を着る奴らの前で 俺の放射熱はその機能を失い 頭に満ちる!!
437 :
阿麻 :2001/03/10(土) 06:45
破滅のうたを書くだろう 今夜は雪が降るそうだ ふとつぶやく言葉は 「もうきれいじゃないのよ…」 挫折のうたを書くだろう 今夜は雨が降るそうだ ふと極まるしんどさは 「私を試みにあわせないで!!!!!!」 なぜか今では桜の花びらが それを拾おうとする手のひらから逃れ まるで生きている「そしり」のように この手をあざ笑ってる こんなにかなしいのに こんなに泣いてるのに こんなに愛がほしいのに……なぜ! …なぜなんだろうか 素晴らしいうたを書くだろう 今夜は愛が降るそうだ ふとつぶやく言葉は 「愛」それ以上つぶやけない!!!
もう行進はしない その言葉を叫んだ藁がかった空 そしてその喉を閻魔のように 引っこ抜かれたナイジェリアの空 そう、 最終的な解決策、 首を吊った1976年に 何が終わったのか? 軍靴に煽られた輝きだった 行進が止むとともに フィル・オクスよ ミンクオイルに照らされた 皮革の汗の瞬きを 一瞬だけ覆い尽くした雲
439 :
(kau-a) :2001/03/12(月) 12:38
このスレの趣旨たる批評をしてみよう。適当にね。
>>434 血飛沫に飛び込みたい貴方。
その残酷なイメージからは程遠い
貴方の悲しみ、苛立ち。
>>435 爽やかな青臭さ。そう、ごく平坦平凡。
唯最後の中点の瞳孔の中に
地獄が映る、それがまた快なり。
>>436 案山子(かかし)もヤジロベエも
貴方の地方では道標にはならぬ。
己が煩悩果てなきを知るや。
>>437 あざとく次の体の吸収先を模索する。
そんなあなたの欲望には
黒い雪が降るだろう。桜も逃げる
汚れた瞳は。
(kau-a)さん、ご批評ありがとうございます。 いつかは(kau-a)さんや構造さん達のような切れ味鋭い詩を書けるようになりたいな〜 などと思いつつ、駄文を投稿させていただいてます。 ありがとうございました』 の文様を描きながら 私の指が波打っている その様子をただ 茫然と眺めているうち キートップと指は混じりあい 潮のように白波を立てるのだ 深く聡明な潮のように 波頭が瑠璃色に輝いている 耳元ではしゃぐ 飛魚の群れ 呼吸はゆるやかで 満ちては干 干しては満ちて 私の顔に似た岩礁も その汗を拭うことなく
しかしまあ とつぶやく俺を皆殺し そうした後の俺の手を 洗おうとしてけつまずく その石さえもが俺の顔 どうしようもないこの状況に しかしまあと つぶやく俺は
442 :
阿麻 :2001/03/14(水) 03:48
なぜ空が青いのか。主よ私に答えてください なんだか私今日は付けねらわれてるみたい… なぜお日様は私をそんなににらむのか。 なぜ主よ…それは私がいけないことをしたせい… 「子よ。あなたの罪はゆるされた」!!! 私はつぶやく ・・・神は私を許してくれない あなたの懲らしめはまるで地獄とそうお思いになりませんか…主よ… 私はどこまでもつぶやく そしてどこまでも祈るんだ 神が答えをくれるその日まで 信じて、いのって、そして待ち望みます 今日の朝、窓から突然冷たい風が舞ってきた。 机の上にいけた花が全部散ってしまった。 何もかもをなくしても、これからはあなたと一緒。 私の愛しているあなたと一緒 「見よ。私は世の終わりまであなたがたとともにいます。」
443 :
阿麻 :2001/03/14(水) 03:54
↑↑↑↑↑↑↑↑↑ コレあまりよくないんで、ちょっとさげときました。皆さんゴメソナサソ…
444 :
海月 :2001/03/14(水) 11:51
刻み込まれた細胞の記憶 震えるエロスは いつまでも泣き続けて 母を求める乳飲み子のように泣き続けて 虚空の宇宙の拡大と縮小 えぐる器官の緊張と弛緩 幸福のための不幸を欲しがり 不幸のための幸福を欲しがる 私の不完全な魂は 熱く注がれるエナジーで円となり やっと・・ 安らかに眠る 貴方も 安らかに眠る
445 :
軟骨 :2001/03/14(水) 15:37
怨 と 犬が 泣く その上に 黒い 影 を 白い 月が 落とす
苔むしたベッドは なんとまあ 煎茶じみた緑色の沼地だ 赤黒い蹉跌を踏み鳴らし 鉄の色気をひっつけて さあ見せてもらおうか ユダヤ的に平坦な イギリス式な逃避を 論旨を言うとして 俺より貧しくなれ このクソ乞食ども!!
447 :
16 :2001/03/15(木) 00:17
不感症の時間が 緊張気味の風を連れて来て 堪らず僕は咳払いをする 今年も春が我が物顔で つまらない日差し
春は首吊りだ ぶらりと垂れ下がる陽光に いい加減狂言はやめろと 頭を抱えて叫んだところで 春は 過ぎ行く
449 :
(kau-a) :2001/03/15(木) 02:25
>>438 鮮やかさと絶望の共存。
その終わりは誰ぞや知る。
2chに反映されつつも。
>>440 画面に吸い込まれる魂は
指先より舞う。歓喜と焦燥、
瑠璃色と飛魚は美化され過ぎか。
ちなみに俺の刃は
鈍さに錆が光るのみ。
>>441 しかしまあ、と諦観めいたお前。
行き先の不安が心の臓をよぎる。
それは俺か?明日か?
>>442 自己欺瞞、自己満足。
宗教観は逃げの一手か。
空の青さの関連性が
隠喩感をなしていない、残念。
>>443 ナソナソナソ・・。
モナモナモナ・・。
>>444 性交へ向かう、なれの果て。
自慰が凄く良く似合うのは
哲学的な姿ゆえか。
>>445 色彩の対比が獣の
悲哀を色濃くしている。
月の悲しみは
貴方のこころ。
450 :
阿麻 :2001/03/15(木) 07:37
やわらかい体 探しにゆこう 体 まちまちで 愛死にゆこう。 ズラッと並んだ チューリップ園で。 まどろみを切り裂き こまねいた手を振りたい、 愛の体に めぐりたい!私 そんなふうに思う… 色を摘んだら、 平凡な行く末 探しにゆこう。 当たり前の決断をしながら、 どこにでもある いつもの情動を
451 :
軟骨 :2001/03/15(木) 14:08
醜い娘の 産毛にしたたれ 私はいちごの実を搾る ゆるやかに 眼底出血は 止まらない
あの日も今日も 高音部の沈んだメロドラマが覆う テントで指二本がぶった切れた その血しぶきの熱 次に想い出だ そいつが合さって サンジェルマンで木の女を 愛撫したあの日は 遠く ジャンゴよ、 あなたの葬列は今日も 埋葬されず固まって回る
94年の4月8日だったと思うんだが そうだ、俺は修理したオーディオ を取りに行った その曖昧な卵色の日が ぶち破られ 俺は鼻血を出し 血の量で負けた 前後関係を記憶する手段の一つ それに成り下がるまでもなく 濃縮果汁の様に 薄められることを期待され そして悪夢のような色を湛え グラスがカチンと鳴る グレープ・フルーツジュース あの日のシアトルに流れた あなたの血はこれほど離れていて 甘味混じりの酸味と苦味
〜With Alone〜 陰鬱と陽気を呼吸の中で飼い馴らし暗黒大陸を往く私。 何も望まず、拒まず、意識は只、朦朧として、邪気を放つ。 恋、幸福、希望、意味無き記号が、 現在形なる私の影に蠢いてむず痒い。 あまりに光輝過ぎた、あなたの確かに存在していた世界。 私自身という翳りをあまりにも強靭にあなたに突きつけていた。 だからあなたは私を「愛する」という暴挙に出た。 だから私はあなたから逃飛行する覚悟を欲しがった。 悲惨とか絶望とか、そんな矮小な台詞を外界(そと)に吐き散らす私。 何を想像し、妄想し、五感だけは、嬉々として、活発化する。 愛、将来、理想、意味無き記号よ、 潜在形なる私の影こじ開け出現(あらわれ)てほしい。 あまりに光輝過ぎた、あなたの確かに存在していた世界。 私自身という翳りをあまりにも強靭にあなたに突きつけていた。 そして私はあなたを「裏切る」という冒涜をした。 やがて私は私からどうしようもなくあなたを消し去った。 あまりに光輝過ぎた、あなたの確かに存在していた世界。 私自身という翳りをあまりにも強靭にあなたに突きつけていた。 これは、僕が以前、ある作詞オーディションに応募したものですが 審査通過できませんでした。 添削といいますか どう改良しなければいけないかのご指導を頂きたいと思います。 よろしくお願いします。
>>454 (missin'personsさん)
詩、というより物語、というより説明文。
作詞オーディションというのが、具体的にどんな物かは解らないのですが、
まず、この詩のイタさに気づく事が第一歩だと思います。
沢山詩読んで(本も)、とにかく書いて、自分の作品を客観的に見る努力をして、
センスが磨けば、もっと良い物が書けるようになるのではないでしょうか。
添削は・・・がんばってみます。
私もまだまだ未熟なので、期待はしないでください。
偉そうになってすいませんでした。
御互い良い詩を書けるようがんばりましょう。
With Alone 黒い城壁に白い息が染みて 地図が破れて方位が狂った 幸せ肥りの少年達が 掲げるプレートが目に付いて 無意味な記号が蟲達を群がらせる 近寄り難い反旗の丘は 叩き付けられた貴方との思い出 貴方は私を愛したけれど 飛び出す勇気はありませんでした それだけのこと 大河が波立てる未来とやらは 潜在形なる私をも高みへと高みへと 近寄り難い反旗の丘は 叩き付けられた貴方との思い出 舌の上の記憶は 泡立ち群がり融けて逝く 近寄り難い反旗の丘は 叩き付けられた貴方との思い出 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ すいません。今はこれが限界です。 言いたいことと構成は崩さないつもりでかいたんですが、 私の方で解釈間違ってたらすいません。 「ファンタジー風の世界で反乱中の恋 」 みたいな印象をうけたのですが、見当外れでしょうか? なんか中途半端で悔しいので、 明日になったら構成も崩してもう一度書いてみます。 ……もう自分の為に書いてますね。(苦笑)
目蓋が痺れる その夕焼けは ベッドタウンの沼地に響き 赤く変わって揺れる水面に 太陽は沈んでも 魚鱗に染みこみ 痙攣しながら泳ぎ 歯軋りのように苔を食らい 数兆数億数千と続く 輝かしい明日の為に
>>454 歌詞、だったんですか。
それじゃ、言葉の置き換えはダメなんですね。組替えなんてもっての外ですし。
むぅ・・・出過ぎたまねでしたね。すいません。
自分じゃどうにもならんですたい。
459 :
はなまる :2001/03/16(金) 18:53
よりどりみどりの好色たちと パステルの夜を過ごしましょう 淡さに疲れた好色たちは 部屋の角っこで笑い合い 恥を忍んで涙を忘れる かき消されるほど重く堅く よりどりみどりの好色たちと 言葉も見えない黒塗りの晩に
春の代わりに 奴の庭先に 絞首台がやってきて ヘタヘタと嗤いながら 一丁いかがですかと媚びを売る アヒヒと喚く 奴 ゲヘヘとのたうつ 呆け ヒャハハと嘲る 女 それはそれは 春を恋しがってるご様子で
はなまるさん、レスありがとうございます。 客観視という基本的な部分をおろそかにしていたようです。 そして、相手を想定してメッセージ的なものにするっていう ことも忘れてました。 これからもよろしくおねがいします。
462 :
名無しさん@1周年 :2001/03/17(土) 08:14
抗欝剤と睡眠薬とアルコールにより何とか正気を保っている「生」と その充溢を穿つ、制御不能な感情と、一縷の希望の光を絶たれた ことからくる諦感の漏らす断末魔―いや、心地好く沈降していく 我が肉体と魂の回りで浮遊する、有機的生命を持った**の囁きを ここに記そう― I miss the comfort in being sad... ...maybe just happy Think I'm happy...
463 :
名無しさん@1周年 :2001/03/17(土) 10:42
↑ 廃人のドキュンバカジャンキーの戯言! 言葉の意味がわけわかんなくなってるね。 それとも遺言?
>>462 断片的ですが知性とか知識が出てしまってますね。
抗鬱剤とかアルコール、睡眠薬とかの朦朧とするような薬を
出すんであればもう少し文体もヘロヘロにした方が良いです。
あと最後の英語ももっとバラバラに、滅茶苦茶にした方が良いです。
破滅的、にしてはきちんとし過ぎているんですよ。
よって、
>>463 の評は的外れ。この詩は遺言になり得ていない。
465 :
462 :2001/03/19(月) 14:40
>>464 御批評有難うございます。
抗鬱剤なぞ即物的で、それ自体で知覚変容を齎す物質を、それこそ
思考する迄もなく己の劣勢を粉飾する為に用いた愚挙は反省して
しかるべきですね。地中深く反省中デス。
あと、アレを書いた時は素面でした。
>>463 知覚には、幻覚性薬物、夢、睡眠麻痺、睡眠前後の傾眠状態等によって
現実感が加味される場合があり、そうした諸々の体験相互には
きっちりとした垣根は存在しない。
さらに、正真正銘の知覚は、いくら願っても、歪めたり消し去ることは
出来ないわけで、逆に言えば、問題の知覚にこうしたクオリアが
備わっているなら、正真正銘の知覚との弁別は不可能に近い。
例えば、の話だが、この世には理解を絶する苦悶というものがある。
それは永遠に止まない苦痛である。
肉体にその苦痛を止めることはままならない。心にもその苦痛に
耐える力はない。そこで苦痛は別の場所へと向かう。
それは余興というものだ。
そこでは当の苦痛は束の間、幻想的で摩訶不思議な情景に埋もれて
掻き消されてしまう。
そこで見えた情景をためしに書き写してみた「ような」もの=462って
ことで。
長文でスマソ
466 :
名無しさん@1周年 :2001/03/21(水) 22:04
さてさて お嬢さんと一緒に 東京都を散歩しよう 高円寺から中央線を通って ぼくらが向かう先は新宿 丸く回った山手線が 俺の目となり 印籠となり そうやって睨み付けられたら 誰だって轢き込まれて ズタズタになって 疲れ切った顔で "東京"ってうわごとのように
彼女の牛革を見たか 笑いが引きつった仮面 目から直線に落ちる乾いた染みを 装丁されたそのカドに 金文字で「或売女の生涯」と その面を前に向け じっとしてもいられずに 後ろに倒れこんだそのままで パラパラと髪が 結論部を示す様に
腸の鬱のごとくに セーターに蜂色に黴を延ばし それを叩き割りふわふわと
最終決定を失った彼女は 呂律のその回らなさから 挨拶を何度も繰り返し そのリズムボックスぶりに ライムラインを踊る赤いチロリアンは ホールのど真ん中で 彼女の酸素が狭くなり 顔が青くなり それと同時にサラサラと 消えうせて
赤々と送り火の堤燈のごとくなる 君の姿に目を内部から拡張せんとして ズキリと白く濁りし視界
471 :
(kau-a) :2001/03/25(日) 13:19
罪悪の名の付く感情の手を引いて 俺はアジア最大の歓楽街を闊歩する そいつは何処に行くにも駄々を捏ね 何をするにもけちを付けたがる 好い加減嫌気が差すのだが そいつは俺とは切り離せないらしく 俺が殺意を閃かすとすぐに 漆黒の影の中に隠れてしまい やり場を無くした殺意達は 「お前はもう飽きた」と何処ぞへと去って行く そしてやはり俺が手を引いているのは罪悪の名の付く感情
472 :
(kau-a) :2001/03/25(日) 13:57
とめどなく溢るる愚痴に 怒れる鉄槌の涙一飛礫 限りなく続く説法に 悲しみの汗一飛礫 遠くや近くを見据える力が 明日をどうしようもなく漠然とさせている
お前さんがたが唾を吐いて その中、数ミクロンの血に 悲しみ,憎しみ、糖とかタンパク お前の中身はそれだけよって それも汚ねえと靴さえよけて ざまあみろ、ああざまあみろと 俺は音頭を踊ってるんだ
俺の縄張りの沙漠では 苦悩は酒樽、山のように転がり 酔っちゃあ飲んで酒浴びて グデングデンになったところが そいつの中身はラテックスと ナイロン繊維の混合物 しかもそいつが他人の物で ひっついてもがく俺に 突き付けられた請求の天文学! 俺はオリオン座を発見し そいつが風で吹っ飛んで 空に引っ付き 輝き 星々のごとくに 人間の苦悩の絶え無きは
夏空色の雷が 心に皺に響く日は 天照でも眼を閉ざす おこがましいと迫るのが 此処のやり方と不承不承
476 :
(kau-a) :2001/03/29(木) 13:51
さて 鉄の車を 転がすには ある程度の資格がいるようで 公がそれに従う以上 そうせざるを得ないようだ こんな憂鬱な午後の雨の中は とんでもなく不安に 駆られるのだが やはり仕様が無いことには 変わらない
ライトに削がれた好意が疼く 帰郷の橋のその上で 舌が巻かれて雨が来た エプロンだらけの選択者 夕日の紅を詩にして 踊る睫毛が五万本 弾いたそばから音が出て 生かすも 殺すも 飛沫の結果 照らされている内股が ミンチにされても 大好きだと 言って
「恋愛しりとり」 男「愛してる」 女「留美も」 男「燃える様な恋がしたい」 女「今すぐ、貴方と一緒に燃えつきたいわ。」 男「我が道を貫き通してばかりの俺だけど」 女「何処までもついていく、あなたと居れば怖くない」 男「色んな、思い出を2人で作っていこう」 女「うん、私いつまでも待ってるから」 男「らー?ライオンのような心で君を包み込んでみせるぜ」 女「絶対だよ、嘘ついたらはりせんぼん」 男「あ、んがついた君に負の負けえ」 女「んが。」 こうして2人の夜は、ふけていった どんな、レスでもいいのでよろしくお願いします。
>>478 なんつーか、単なるノロケ話としか言い様が無いですな。
ノロケならノロケでいいけど、欠片もその空気が伝わって
こないんですな。会話を詩にするのが実験的な方法論かと
自分で思ってるかもしれませんけど、んなことないです。
480 :
名無しさん@1周年 :2001/03/30(金) 21:53
>>478 さん
うーん、どうも物足りない感じがするなー。一言でいうと「退屈」。
で、退屈にならないように何がしかの皮肉(アイロニー)とかメッセージを
込めるといいのでわ?
たとえば「ん。で終わったら私たち終わりね」なんて台詞を女の方に言わしといて、
最後のブロックで男「ん?」女「ん?」なんつー応酬をさせたりするとか。
そーゆー展開をしてくれると、俺的には嬉しいぞ。
尻取りの特性をも少し利用してほしかったですな、恋愛自体が 「ん」になったところで終焉してしまうとか、2人の尻取りが「終わり」を 予感させる「ん」を極力恐れるような展開にする、あるいは「尻取り」と いう単語をそれこそ連想させるような乳繰り合いを繰り広げるとか… すぐ浮かぶ陳腐な発想だけでこれだけあるんだから、もう少しひねる こともできたはず。ちょっと手法に流されてるかなあ。
>>478 -481
あんたらホントのバカか、ヒッキーの暇人か?
信じられん…全く。
はい、少なくとも私はバカでヒッキーで暇人です。 ごらんになれる通り、単純な詩ほど評価を下しやすいのです。 この詩は特にそうです。複雑な感情を表現した詩ほど批評しにくく、 更に言えば良質な詩ほど批評を拒絶するといっていいでしょう。 細胞と悪魔スレッドにあれだけのレスが集中するにもかかわらず この板の良質な詩人達に対し賛辞以外の評がないというのも それが理由になっているのでしょう このような詩に批評をし、他の良質な詩に対し批評をせぬ、という 態度を責められておられるならそれももっともです。 しかし完成度が高く、良質なものを批評することには大きいリスクが 伴うのです。それだけの受け皿を持っている人間がここにいるでしょうか? リスクを背負ってでも批評をする人間がいない限り、詩人は客観性を失います わたしはバカでヒッキーですので敢えて煽りに乗じ疑問提起します。 ただの投稿スレッドであるのならこのスレッドの意味はありません。 ひろゆきが2chを議論の場として提供しているのであれば、 ただ投稿の場と化している現ポエム板には何一つ意味がないのでは。
484 :
蓮 :2001/03/31(土) 02:35
>>482 詩の良し悪しは結局人が決めるけど、その人をバカにするのは良くないと思う、
言葉の意味の取り様によって感じるものが違うんだから、
あなたが「バカだなぁ」と思うなら心の中だけで言うべきです。
485 :
482だけど :2001/03/31(土) 02:44
>>484 「バカ」はまずかった、謝るよ。なんか春休み厨房のアラシ
じゃなさそうだし、大人の遊びかと思ったら、ついアッケに
とられた。たまたま「詩」の板だったから、かもしれない。
邪魔して悪かった。
486 :
REM :2001/03/31(土) 03:08
「三等星」 星を削ぎ落としていると タールのようなドロドロが そのまま眼へと落ちたような気配 発光する影 足元に放射能を隠した 夜と 三等星
>>478 (大阪BENさん)
このネタ自分も考えたんですけど、
練り切れなくて発表できなかったんで、
大阪BENさんの詩を見てスッキリしました。
>>480 >>481 この二方の意見には目から鱗でした。
特に480さんの意見を聞いて、
僕も「恋愛しりとり」 作りたくなりました。
うーん、ステキだ・・・男「ん?」女「ん?」
僕は詩人としてもまだまだだし、
批評家としてなんてダメダメだと思うんで、
僕に批評されても良い方は最期に
「はなまる批評しても良いぜ」
みたいに書いてくれると気がね無く批評が出来ます。
大した事は書けないと思いますけど。;
あと、僕の詩に関してはどんな批評も欲しいので、
言いたい事があったら些細な事でも書きこんでください。
よろしくお願いします。
488 :
阿麻 :2001/03/31(土) 06:25
>>487 はなまるさんへ
はじめまして。阿麻と申します。
私は学生時代同人誌に投稿していただけで(卒業後も2、3年は投稿してましたが・・・)
その後何年かいい詩を書かなくなり
2ちゃんに出会ってから投稿する気持ちが湧きました。
詩集は余り読むのが好きではなく、
つまり、100%独自流でやってきた者です。
私でよければ批評させていただきたいのですが、
こんな(100%独自流の)詩をかくれた趣味とするものでよろしければ、
是非批評・感想をレスさせていただきます。(このスレに関わらず。)
はなまるさんからのレスを
お待ちしています。
489 :
阿麻 :2001/03/31(土) 06:38
又、このスレにて、わたしが投稿しました
>>450 について、又、「詩大募○!!!」等他スレでも阿万の詩をお見かけした方が居られましたら、
どうか、批評を御願いいたします。
正当な評価を受けられない詩って、なんか、投稿しても誰も読んでないような気がするんです。
御願いします。
最後に、ヘンな文章を書いてしまってごめんなさい。
490 :
ぢる :2001/03/31(土) 07:06
そして私は想う あの日の色を なんとなく薄い空の色 流れ出すメロディ 夜明け前 薄暗い色彩の中に あなたと2人でいた 音の無い何も無い空間で 裸で抱き合った 世界が遠ざかる かすかな光さえ今はもう 意識に迫る暗闇に 私は止められず もがく事も忘れ ただ2人立ちすくむだけ あなたがやさしく微笑む 唇にあなたが触れ 無くした感覚が一瞬蘇る あたたかさを感じた 1つになる為にきっと私たちは旅立つ あなただけははっきり見えているから そして私は想う あの日の音を 血にまみれた2つの意識は永遠を誓った 雨が降るよ
491 :
ぢる :2001/03/31(土) 07:07
↑妄想を詩にしたよ
492 :
すみす :2001/03/31(土) 07:33
普段使われない言葉の繋がりに詩の面白さがあると思うんです。そういうのを模索してみてはいかがですか。
493 :
ぢる :2001/03/31(土) 09:15
>>492 「詩」ってただ感じたこととか想ったことを
書くものだと思ってたんだけど、
詩を作る上でなにか法則みたいな決まりごとっていうのかな
そーいうのってあるの?なんかなんにも知らないのに
勢いで作ってみたものを載せちゃったみたいで悪かったかな
『詩』とはなにか?から勉強するよ
494 :
名無しさん@1周年 :2001/03/31(土) 09:57
質問スレッドで聞けば、答えてくれるかもよ。
495 :
すみす :2001/03/31(土) 13:50
ぢるさん、自分の書きたいことをどのように書いても『詩』にはなると思います。自由詩である条件って、「言葉でつづる」だけだと思うんです。ただ、例えば自分が感じたことを単なる話し言葉で書くと、あまり他人には効果的に伝わらないから、「表現上の技巧」があるんだと思います。あと、詩を勉強するなら「詩の作り方」みたいな本が巷には出回っているので、見比べて買ってはどうでしょうか。
>>450 (阿麻さん)
壊れやすい人間関係、恋愛感情を眺めながら、
阿麻さん自身は人の繋がりを重く受けとめているようですね。
そして、この詩は時代に逆行するそんな自分を、
自虐的に読んだものだと感じました。
「めぐり合いたい!私」は普通に「めぐり会いたい私」で良いと
思うのですが、「!」を入れたのには何か理由があるんでしょうか。
「!」が無くても徐々に高まる感情の流れは、詩の中から読み取れます。
一段落目の「チューリップ園」から、三段落目の「色を摘んだら」
の繋がりは綺麗だなぁ、と関心しました。
ただ、世界の広がりが感じられないのが残念です。
読む人をすっぽりと囲ってしまうような大きな世界観の方が、
この詩には向いていると思います。
>>496 初めての批評です。
最強詩人さんの偉大さが改めて解りました。ほんと。
大体、「感想」「解体」「評価」「批評」の違いもよく解っていない人間が
人の詩にどうこう言うってのが無理なのか。ハァ。
>>488 (阿麻さんへ)
僕も完全に我流です。
殆ど、ここに投稿される詩しか読んだことありません。
そんなんですから、↑の批評は的外れなんじゃないか、とびくびくしてます。
もちろん僕に対する批評は大歓迎です。
詩作・批評能力共に、互いに磨き合えたら良いですね。
498 :
阿麻 :2001/03/31(土) 17:59
(はなまるさんへ)早速批評してくださって、ありがとうございます!!!
実は、
>>450 の詩、まったく即興の詩でした。
>「めぐり合いたい!私」は普通に「めぐり会いたい私」で良いと
>思うのですが、「!」を入れたのには何か理由があるんでしょうか。
>「!」が無くても徐々に高まる感情の流れは、詩の中から読み取れます。
↑
この部分ですが、書いているうちに感極まって、というのは大げさかもしれませんが、
どうしても、「!」とつけたくて、つけていました。
でも、上のご批評をお聞きし、頭の中で感嘆符をとってみたら、表現がよくなっていること
に気づきました。
私の詩は、推敲しきれずに出したものがおおく(というかほとんど・・・)なので、
下書きをするなど(できなかったらごめそ)気をつけてみます。
>ただ、世界の広がりが感じられないのが残念です。
>読む人をすっぽりと囲ってしまうような大きな世界観の方が、
>この詩には向いていると思います。
やっぱり世界観を広げる(読み手を自分の世界に吸い込むように引き寄せること)はむずかし
いですね。
あまりあの詩に対し、ちからをいれてなかったなー、と自分で感じました。
はなまるさん、的確なご批評、ほんとにありがとう!
又、素敵な感想、とても嬉しかったです。やっぱり批評しあうって大事ですね!
499 :
阿麻 :2001/03/31(土) 18:45
(はなまるさんへ)
批評と感想を戴いたので、私も
>>477 について
この詩は特に終わり方が素晴らしいと思います。
「帰郷の橋のその上で」かろうじて衝動と平静のバランスをたもちつつも、
詩人は有り余るその力を持て余して慟哭している。
「好意が疼く」、「飛沫」、これらの言葉が前段階となって、
やがて聞き取れないくらいの声で詩人は
「ミンチにされても大好きだといって」(←この段の行の変え方は、完璧。)
とおそらくこの世でもっとも大きな存在である「何か」に告げたのでしょう
批評するところは余りありません。
ただ二段目「エプロンだらけの・・・」の部分の情景がいまひとつ見えませんでした。
また、一段目の最後の部分の「舌が巻かれて」そして「雨」と
三段目の「弾いたそばから音が出て」を、
二段目の「睫毛が五万本」の状況をもっと明確にすると、つながりがうつくしく、明確になることで
作品の凄みが一層増してくる気がします。
上記はまったく「私の」視点からのものなので、違ってたら又教えてください。
長文失礼しました。
又この板を通して今後も感覚を磨きたいと思ってます。感謝
500 :
TNR :2001/03/31(土) 20:10
>>493 古典詩には、形式上の規則がありました。西洋ではソネットやバラード、本朝では短歌や俳句が、その代表的なものです。さらに上古には表現についても暗黙の了解があり、明らさまなのは下品で遠回しな言い方が上品とされました。
昔の人はそのような規則に守られていたので、思いついたことを規則に当てはめるだけで詩が作れたのです。
そのへんの決まりごとがうざいものだから「あぼーん」してしまったのが今日の自由詩なので、もはや万人に共通の決まりごとというものはなく、自分で自分の規則を立てなければなりません。
規則がない以上、評価基準も人によってまちまちです。複数の読者に共通する基準があるとすれば、それが面白いかどうか、独創がみられるかどうかです。
>>490 の作品について言えば、何が面白いのか部外者にはよくわかりません。使われている言葉そのものも、言葉の組み合わせ方も、どこかで見たことのあるようなものばかりです。つまり、新しさを感じません。
従って一読者の感想としては「凄え、こんなの初めて見たぜ!」ではなく「やれやれ、またこんなんかよ」に傾いてしまうのです。
「感じたこととか想ったことを書く」というのはそのとおりでしょう。
しかし、誰でも同じように感じたり想ったりすることをそのまま書いただけでは新味に欠け、詩にはならないというわけです。
501 :
TNR :2001/03/31(土) 20:24
>>450 1節・2節はとても感覚的で、このまま続けたら独特の感覚が味わえそうなのですが。
3節2行目からは平凡で当たり前でどこにでもある概念に堕ちてしまう、これでは飛べません。
盛り上がった気持ちも萎えてしまいます。
また、このように言葉を並べていく書き方なら、もう少し続けて欲しいと思います。
短い詩はとても難しいものなので、慣れるまでは長めの詩、少なくとも20行以上にすることをお勧めします。
502 :
TNR :2001/03/31(土) 20:39
>>477 使われているモチーフはいずれも興味深いもので、あまり言うこともありません。
それより、読んでいて調子が良すぎるのが引っかかります。
古典詩ならこのリズムが当たり前だとしても、自由詩なのに七五調で延々引っ張る感覚は、モダンではないでしょう。
逆にこの内容を短歌の形式にしていれば、感じ方も違うのでしょうが。
以上、最強詩人さんを手助けできないかと思って書いてみましたが。歳のせいか、すぐ疲れてしまいます。
また、僕は現代詩から入った人なので、皆さんと感じ方が異なるかもしれません。「違う!」といいたい人もあるかもしれません。
しかし僕はあなたではないし、あなたは僕ではない以上、初めから違うということでご容赦ください。
503 :
ぢる :2001/04/01(日) 05:45
>>495 -500
んん、そっかそっか。
わかったよ。ありがとう。いろいろ
勉強してまたここに来まーす。
504 :
tiny :2001/04/01(日) 21:41
『桃色の涙』(HN:右京朋子) 1. 悩みの森で 迷っていると いつでも 出口のヒントくれた つらい時 寂しい夜 「そばにいるよ」とくりかえす 同じセリフを 今度はあげる 君のかなしみ 癒やすため 幸せへの 道を作ろう うれしい涙だけ 流せるように 光が射す 場所の隅で 歌っていたいよ 君に あいのうたを 2. 消えかかる 虹みたいに 気持ちの行方 見えなくて 不安に思う ことがあっても 乗り越えられる 君となら 幸せへと 動き出そう せつない思い出は 過去にまかせて ゆめはかなう いつかきっと 信じていようよ ずっと 諦めずに 痛む傷だって 大丈夫さ 自分を許せば 治るから 幸せへの 道を作ろう うれしい涙だけ 流せるように 光が射す 場所の隅で 笑っていたいよ ずっと 奇跡が起こるのなら 君との間にしてほしい
505 :
はなり :2001/04/02(月) 01:10
素直じゃなかった私を 「気になる」 って言った君のこと。 今でも夢にみるんだ。 噂になった時も、 ほんとはイヤじゃなかった。 目を始めて逸らされたとき とても悲しかった。 もう忘れたと思ったのに。 もう何年も会ってないのに。 君の夢をみるよ。
506 :
無記名 :2001/04/03(火) 00:20
作者のオナニーと化してるな…
508 :
愛羅 :2001/04/03(火) 01:02
強くなりたい みんなが僕のことを嫌っても それでも生きていかなければいけない 涙をこらえて、歯を食いしばりながら 自分が悪いんじゃない 親が悪いんじゃない 周りの人間が悪いんじゃない この世界が悪いんじゃない 親は幸せになるために僕を生んで 僕は幸せになるために生きて みんなは幸せになるために僕を嫌うのだから ただ自分が幸せでありたい、それがこの世界なのだから 僕は強くなりたい みんなに嫌われようとも それでも生きていきたい みんなと同じように僕もまた幸せを願っているから
なんつかさ、言葉を軽く組み立てすぎてるんだよ。
戦前戦後の詩人とか読んでみ?
>>505 .504みたいな詩が沢山あるサイトは痛いぞ。
太陽よ、 その逞しき腕の暴虐に干され乾き 窪み黒ずむ眼窩の中 我らの眼球は一滴の露をもって 天に湖水を浮かべんとし 息詰り焼かれひび割れるが如くの 我等の身体はただその為に
512 :
ラーメンメン :2001/04/03(火) 16:33
僕の沈む腕は 餌にもならなかった 見上げる空は歪んでいる 異形の雲と兎の死んだ月に 望む事など何も無い 泳いでない 流れている
513 :
とかこ :2001/04/03(火) 19:03
口笛吹いて、シアワセ鳴らす あなたの家に続く道 口笛吹いて、空を見上げる 昨日より少しくすんだ青 まず最初にあなたが浮かぶ 口笛吹いて、目を閉じるの あなたの笑顔思い出す 寝ても覚めてもあなたばかりで 口笛吹いて、シアワセ鳴らす あなたに会えるまでのこ距離が とても好き。 あなたの家まで 口笛吹いて、シアワセ鳴らす
514 :
名無しさん@1周年 :2001/04/03(火) 21:30
>>508 悲しい詩ですね。
文章自体は荒削りな、言ってしまえば洗練されていない感を受けます。
やり場のない悲しみをそのまま詩に乗せている感じは悪くないですが、
そのせいかやや平凡な感じにもなっていると思います。
あともう少し詩心をつけた方が良いと思います。
有難う御座います。嬉しいです。 また言ってもらえるように頑張ります。
517 :
:2001/04/04(水) 11:35
♪おばあーちゃんがー死んだ! こたつに栗の皮の山ー お年玉が心配のーおれがーいたー 葬式で泣くやつ2,3人いてー その夜ーオナニーしてるおれがいたー♪ グッナイおばあちゃんごめんチュ
518 :
名無しさん@おなかいっぱい。 :2001/04/04(水) 20:24
谷底に落ちゆく痴人と 歓声を上げる春の様子に すべての民族,人民は 焼かれるがごとくに 脳味噌を沸点まで追いやり シーパワーを伝い シベリア鉄道を走り 脳幹の神経系を疾駆し 清涼な蜜柑との温度差による 精神のあらゆる種類における笑み
520 :
まんころもち :2001/04/04(水) 21:54
手 それはさわる女の尻に 手 それはさわる少年 の髪を 手 限りなくなにかをし 限りなくなにもしない 手
521 :
谷崎 :2001/04/04(水) 21:56
522 :
奈々氏さん :2001/04/04(水) 22:23
あなたは今の収入に満足していますか?
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523 :
共鳴 :2001/04/04(水) 22:34
私の体は 命のカタマリ 細胞という 数え切れない 命のカタマリ その起源は一つ だから 私と目の前の 雑草は同じ 遺伝子という 宇宙の神秘の伝道者 わかってるつもり でも 「ねぇ」 と よびかけて みて ジチョウ ギミに 笑うしかない 私 〜いつだったかふと思ったことを、今この場で詩みたいなものにしたので、かなりわかりにくいと思いますが・・・
>>533 「詩」の板なんだから、一応。ちっとは推敲してさ、
垂れ流しはみにくいで。
525 :
共鳴 :2001/04/04(水) 23:18
すいません。出直してきます。(524の方、私にレスして下さってるんですよね?) 次も、宜しくお願します。
526 :
:2001/04/05(木) 01:38
>>519 さん、
は〜るが来〜た、は〜るが来〜た、ど〜こ〜に来た〜、
と言うことでしょうか?
春になることは嬉しいことですが、
詩は、単なる思い付きの言葉ならべでは、読む方はシラけてしまいます。
↑ お前が逝ってよし あんた何にもわかってないな
なるほどね… じゃあ伝わりやすくこうした方がよかったですな。 谷底に落ちゆく痴人と 歓声を上げる春の様子に すべての民族,人民は 焼かれるがごとくに 脳味噌を沸点まで追いやり シーパワーを伝い シベリア鉄道を走り 脳幹の神経系を疾駆し 清涼な蜜柑との温度差により 笑い歪む顔
ああ、俺の嫌悪とやらが 浮かんでは消えず 壁に染みつき 壁に赤軍絵画ばりの 雄雄しさに俺は敬礼!し その敬礼が夜になり垂れ下がり 布団で寝てる俺に 後ろから前からといわんばかりの 危機
530 :
じゃま :2001/04/07(土) 00:07
『赤鬼』 懐に隠したナイフに 妙な汗が浮かんでいる 水の色が変わってから ずいぶん経ったというのに ここはどうして いつまでも こんな臭いがしているんだろう 行先を貼り付けたコルクボードを かぞえて4枚目になる頃 ラクダ色のシャツを着た男が 親指を立てて立っていた 訊くとナイフを捜しているという 俺は 懐のナイフを見せてやろうと思ってやめた この男の親指で 赤鬼が笑っていたからだ 俺は首を横に振り その場を立ち去ろうとした するとラクダの男は 鼻に突けていた銀の鎖を取り外し お前は臭くないのかと訊いてきた 俺の顔はあいつに 笑っているように見えただろうか
親父の股引の破れをつづり それをデニムに取り替えて 俺は一つのジーンズを誕生させる その手触り、その肌触り 気に入って長く 穿き古し、汚れたそいつに 俺は匂いに耐え切れず ああ、なんて堅く なんとまあ青臭さで 移り染めしてしまった 俺の股引
すまん、プロキシつけっぱなしだった。
↑スマン、プロキシつけっぱなしだった。
焼け爛れた鸚鵡貝の俺を睨む面の 余りのユーモアの通じなさに 俺はカモシカの剥製のガラス目の青さを 置いてそれを牽制するも さても強烈な光線でそれら全てを 消化する朝日の恵みよ
焼け爛れた鸚鵡貝の恐慌を 救おうとする雄羊の剥製の角 それらの余りのめまい振りに レコード盤のカタツムリは踊り ただただ悲鳴のごとくに 暗い日曜日は
肩の痛みの 春めいた感触に 手は揺れて 蚯蚓のごとくに 字も書けず 布団の中で 暗く 暖かく
駄文、駄文、駄文 そう、今や俺が勝手にミシシッピー上流と名付けた 場所には葦束からワニの面までがそいつで溢れかえっている そいつを見て吐き気を催し、あるいは陶酔し クソッタレと叫ぶまでもなく憂鬱な日曜の夜を 更に憂鬱にさせるお前よ、 お前は醜く膨れ上がった脂肪だ! お前は際限無く増殖する癌だ! そして、そしてお前は お前に殴りかかる痩せこけたドンキホーテを前に 駄文よ、お前を堅く尖らせ 鋭い目を哀れな老人に向け 挙句の果てにお前を尻に敷こうとする女どもに その劣情に満ちた視点を 向けろ! 駄文という毒牙よ、お前の本性を向け 嘔吐感で弱った奴ラに 襲いかかれ!!
538 :
名無しさん :2001/04/09(月) 19:29
かぜのたまりば とぎれたいのち ひとときおどり ときにはげしい ときにやさしい はかないちつじょ
539 :
ヨツ江 :2001/04/10(火) 00:31
ばらまかれたピンク色 今日みたいに風の強い日は 引き寄せられるように 新品の家具の木肌に触れてしまう そういう荒んだ手触りが 幼いころの あの恥の感覚をまた 自分に覚えさせて くれる こうして突き付けられてみると 単位が取れてないってだけで まるで風邪ひきのように すべすべした裸で路に立たされ すれちがう人達に許しを乞い 手の中の花を むりやりに差し出し 荒々しく握ってほしいと強く望まなくては ならない 握りつぶされた はなびら 見てみます
わたしのあるくそばから 望む望まざるに関わらず 歩数 1日百米として二十四年の生涯 八百七十六キロ米の道筋が わたしの脳から繋がっているのです 速く走れと急かす道は 余りに滑々とした平坦さのせいで 全く邪魔になるような物もなく すっきり海が見渡せるのです 紆余曲折もなく歩いて歩いて しかし母さん あなたがどこにいらっしゃるか ということは すっかり忘れて戻れないのです
積った埃が風で飛び つまり春がやってきたので ゆらりゆらりを剥ぎとって 確固と輝く北斗七星が わたしにやめろと となりのひとにがんばれと 挑発するのです
「自殺志願」 僕が死んだら あなたは思い出してくれるでしょうか 何の取得もない僕の面影を 心に留めてくれるでしょうか 僕は死ぬでしょう あなたの胸に留まる ただそれだけのために 僕はいつか 手首に刃を当てるでしょうあなたを捕らえておけるなら 死すらも甘美な誘惑になるのでしょうか 僕が死んだら あなたは泣いてくれますか ほんの少しでも 憐れんでくれますか 僕より仕事【カメラ】を選んだことを 少しは悔いてくれるでしょうか あなたと離れては 歩くことすら出来ない僕を 愚かなやつと笑うでしょうか 手紙も残さず逝く僕を 不実なやつと責めるでしょうか 僕は死ぬでしょう いつか 寂しさに耐えかねたなら あなたを僕一人のものにするために 僕はきっと ここから消えてしまうでしょう
「届かなかった手紙」 ―――最愛の君へ 君は今 何をしていますか 独りで泣いてはいませんか どうしてだろう 泣き顔ばかり思い出します 独りでは何も出来ない君だから 突き放すようにして出てきたけれど 無い物ねだりの自分には あんがい君の存在が 支えになっていたのかもしれません 人が死にます そこいら中を血の紅で染めて まるで壊れたゼンマイ仕掛けのおもちゃのように 無造作に倒れてゆきます 今はただ 君に逢いたい それだけを支えに まるで神にでも祈るかのように 君に逢えることだけを信じて 生き延びています ――――君を捨てた 愚かな男より 追伸 この手紙が着く頃帰ります
シュール 僕は解放を求めている 抑圧され歪んだココロは 諦めを覚え 嘘を覚え 後ろ向きに全力疾走をはじめる だけどそれでも 失ったものは多すぎて 僕には 「諦め」の公式を使えない 叶わぬ望みは大きすぎ 忘れてしまうには重すぎて 僕には 折角覚えた 「諦め」の方程式を使えない そうして僕は 「危険な遊び[ドラッグ]」に逃げる ともすれば溢れそうになる涙を 僕は「危険な遊び」という嘘で拭う ともすれば吹き出しそうになる怒りを 僕は「危険な遊び」という嘘で覆う そうして僕は嘘を重ね 繰り返し繰り返し 大嫌いな嘘吐きに 自分自身を貶める 心を「危険な遊び」で隠し 自虐の悦びに酔いしれて それでも僕の心の半分は 「でも」「それでも」と 否定の言葉を上げ続け 結局僕は 解放を求めている
545 :
批判 :2001/04/10(火) 22:35
>>542 -544
泣き言に過ぎます。自分の気持ちは表しているかもしれませんが、
どうにもそれが金粉金箔を塗りたくった化粧の濃い"気持ち"にしか
見えないのです。自らの位置、態度をまったく認識せず
ただ"悲劇という酒を飲んだ自分"の酔っている過程を説明している
ようにしか見えないのです…。
同情を買うための泣き言にしか見えません。
>>542 -544
垂れ流しのナルシシズム。恥ずかしくないか?
547 :
日本@名無史さん :2001/04/11(水) 00:04
>>546 余り追い詰めると逆上するので非難批判は控えめに
言われてみればそうだな、スマソ。
550 :
yz-arc :2001/04/11(水) 03:28
わたしの中のあなたが死んで それでもあなたは生きている わたしはあなたを殺しましょう わたしの中のあなたを殺した そのつぐないとして そしてわたしも殺しましょう 現実のあなたを殺した そのつぐないとして
>>550 狂気が入り混じった最後へと至る展開は非常によい
ただ、最後で強烈な結論が出る事によって
全体のイメージが逆に薄れてしまう…
最後をすこしだけぼやかした方が良いかと
こんなふうに
↓
わたしの中のあなたが死んで
それでもあなたは生きている
わたしはあなたを殺しましょう
わたしの中のあなたを殺した
そのつぐないとして
そしてわたしも殺しましょう
あなたをどこかに隠してしまった
わたしのできるつぐないとして
552 :
名前はいらない :2001/04/11(水) 18:57
「たふ」 どこまでも広がる空に光が差して 地球最後の日になって 欲望のタカがはずれたら アダムとイブになれる タフにこの世を生きるために必要なこと
554 :
yz-arc :2001/04/12(木) 00:10
>551 542〜544へのレスのつもりだったんですが、ありがとう。 ちなみにこれは もともと あなたの中のわたしが死んで それでもわたしは生きている という僕の落書きを脚本用に書き起こしたもので 作品中では(未完ですが) そしてわたしは生きましょう と続きます。 いいわけみたいですが、レスポンスがあるとうれしいものですね。 ありがとう。
555 :
n :2001/04/12(木) 04:38
黒になれない、わかっているつもり。 後ろから、太陽を感じる時、いつから気づいていたのか気づいたから。 地面、アスファルトじゃない地面、一人で立った事がない、 いつだってそうだった。 見る事が出来るから、感じる事だって出来た。 はやく理解したら、はやく理解できなかったから、遠い声が聞こえる。 美しい、綺麗、明るい、声だった。 でももういらなくなってしまった。 変わらなかったから 遅すぎたから 黒はとても輝いている すべての色を 受け留めて 忘れたい記憶は、忘れられない記憶、とても苦しい 黒い だから、お願い、美しくならないで、 わからないまま わからないままに わからないまま どうか批評をください、わかりづらい言葉は使ってないと思います。
556 :
yz-arc :2001/04/12(木) 13:19
>>555 後ろから、太陽を感じるとき
っていいね。うまい。大好き。
声に出して詠む詩だよね。そう感じた。
もうちょっと突き抜けてみたら?
過渡期の・・・その後は?
この後の作品がみたい。
557 :
>555 :2001/04/12(木) 14:33
結構、すんなりと。 すすー、と。 だからどうだ、という事も特にないですが。
558 :
名無しさん :2001/04/12(木) 19:22
四月風 緑しぶき立つ 夜道をひとり ここ詩のスレですけど、俳句って受け付けてもらえますか? 五七五板は批評を期待できそうにないので・・・。
559 :
ヨシフ :2001/04/12(木) 20:43
>555 いいと思うよ。 ただ、闇に自分が紛れることができないって契機を、もっと強く打ち出してみたら?
>>558 俳句とはいいがたい。季語が二重ね、字余りね、
緑しぶき立つ…独創のつもりだろうけど一人よがりね、
緑色といいつつ夜道とはこれいかに? 夜は緑は緑に見えず。
批評もらうより、もう少し勉強してから書こうよ、お互いに。
海岸の一つの腕が 沈み込むには 午後3時という時間は早すぎた 地平線に届くまで 罰を受けるまで その指は五つの首を刈るがごとく 折れ曲がりゆっくりとゆっくりと 時間とそこにある空気をかき混ぜ 事象を経った一つに纏めるこの目を 潰す彼女の煙草に火がつけられる たった一つの手がラウンジでお茶を 世界を握りつぶすための檸檬絞り機は カップに指をかけてゆっくりと それまでの時間を愉しみ 一つが潰されようとも結局のところ 一つの風景、一つの心臓、一つの太陽
562 :
558 :2001/04/12(木) 23:29
>>560 夜道で「緑」というのはわざとやったことです。春の新緑は輝かんばかり。そして「しぶきが立つ」のは視覚的なものだけじゃなくて聴覚的なものも含みます。ストレートに闇夜で見えないって言われるのは予想外でした。
終わりも「夜にひとり」「闇夜かな」等・・・基本的にはわざとです。
でも、自分の認識の甘さがわかりました。批評ありがとうございます。もっと精進してそのうちまた書かせていただきます。
>>562 う〜ん、言いたいことはわかるけど、解説が必要なのでは
作品じゃない。作品はそれ自体で、それのみで、
一人歩きするものだから、作者が付いて回って解説しなければ
通じないようでは、作品未満、です。修業ですな、お互いに。
564 :
n :2001/04/14(土) 01:32
yz-arcさん、>555さん、ヨシフさん、ありがとうございます。 僕の詩はまだまだ甘い詩ですね。人を感動させて、さらに人を見透かす事 の出来る詩を感じようと思っていますが、逆にこっちが見透かされてますね。 この頃は、小さな比喩表現が恐くてつかえないので、わかりやすい詩なのですが、 一つ一つにインパクトに欠けてしまいます。やはり難しいですね。それを脱却する ためにも、また批評よろしくお願いします。 今朝、鳥の声を聴く。 鳥は声を聴いたのか、わからない。 残ったものは、木と感情。 空はまだ暗い、とても。 五つ数えるうちに、少し明るくなった。 もう五つ数えると、とても明るくなった。 もう五つ数えると、もっともっと明るくなった。 数えるのを止めた 土を踏む、足跡は残る。 足跡は、翌日は、残らない。 土は踏まれ、足跡は残らない。 明日も、土を踏む。 鳥は明日も、鳴く。 鳥の声は、明日は、聴くことが出来ないかもしれない。
きっときこえる 朝の鳥の声 考え事が 耳まで塞いで 何も 聞えなくなった朝も きっときこえる 鳥達の声
566 :
n :2001/04/14(土) 08:51
grainさん、ホントにありがとうございます。言葉が見つかりません。 ついでに、この詩もよろしくお願いします。もし良かったら詳しい批 評はメールでください。 帰り道、足が、止まる。 それとも、時が、止まったのか。 わからないけど ただ、鼓動だけが、胸に。 ずっと、遠くには、星が見える。 ずっと、星は、見てくれない。 こんなにも、眺めると、夢に出るかも。 あの夢も、そうだった。 眠る時、夢を見る。 星も夢も、ずっと遠くに。 新しい事を 覚えると 新しく 忘れたいものが 出来る 夢を見ると、夢を、忘れてしまう。 星の夢は、見たくない。 星は 見てくれない 見たくない もう 見たくない 夢も 見たくない 何も 見たくない 見ないで 触れて そしたら、聴かせてあげる。
>>564 第3ブロックの「翌日」という表現がどうも…。できれば「明日」という表現で
統一してほしいな〜と思いました。
あと、なんとなく尻切れトンボのように感じました。もう少しインパクトのある
言葉で締めくくってほしいとゆー感じがします。
ところでこの詩は、明日への不安というか、時の流れに対する不感症的状況というか、
そーゆーものを表現しているのでしょうか?だとしたら、こーゆー不安定な書き方も
アリかな、とも思います。
駄文スマソ
ありゃ、もう解決済みか…失礼つかまつった
雨降る中で一服しよう そこの街角で、喫茶店で、ビルの入口で ところが僕らの頭の中じゃ 誰だかが「雨に唄おう」と派手でアホみたいな服を着て 歌っているわけで 火を灰皿に押しつけた瞬間に 歌っている奴は背中に圧し掛かって 雨の中を突っ走る奴、転ぶ奴、腹冷えに我慢する奴に ピッチャンと往復ビンタの如くに ぼく等の気をどうにかしてしまう中 ああ、苔がじっと石像のように 微笑んでいる
570 :
n :2001/04/15(日) 01:03
質問があります。 よく詩の中に、君 あなた 僕 私 といった言葉が見られますが、 なぜそのような言葉が必要なのでしょうか?私は、いらないと思います。 詩を詠むのは私であり、詩を聴くのはあなたではないのでしょうか?
571 :
普段は楽器・作曲板の住人 :2001/04/15(日) 02:31
>>570 詩にはいろいろな種類がある。
それぞれの表現にはそれぞれの効果がある。
>>570 全ての詩が読者へのメッセージだとは限らない。
573 :
男 :2001/04/15(日) 11:54
「REIN MAN」 生まれつき塞ぎがちな性格で 何かある度に沈んでいた 人の話に聞く耳もなくて 透明な壁の中で生きてた 眩しすぎる空 目も開けられずにいる 光に怯えるように 走っていた 冷たい雨に濡れた 涙は雫になった 僕はまだ生きてる? 今感じてる痛みも明日になれば消えんだ だからもう 泣かないで 泣かないで 「目的」を必要としない生活に 良くも悪くも慣れてしまって 物質(目に見える幸せ)と引き換えに 大切なものを無くした気がする 降り出しそうな空 憂鬱に追い討ちをかける 分かってるよ いつもそうなんだ 今もきっと・・・ 誰かが雨を呼んで 渇いた花を濡らした だけどもう枯れてる 君はそこにいるのに透明な壁がまた 邪魔をする 触れないんだ いつの間にか雲が出てきたね ・・・雨男が泣いてる 夢中になって走った僕らには傘もなくて たった一つ 何かをなくさないように 抱きしめた この世界のどこかで 同じ痛みを抱える 誰かのために言うんだ だから僕は言えるんだ 「僕はまだ生きてる!」 心にできた傷を 消えない悲しみを 痂にして 雨に晒して流してしまおう 寄り添いあう人たち 寄り添えない人たち そしてみんな孤独が怖い きっと今日もどこかで 雨男が泣いてる だけどもう泣かないで 泣かないで・・・いいんだよ 泣かないで・・・Rein Man
574 :
n :2001/04/15(日) 13:34
君 あなた 僕 私 という言葉を使った時点で、詩は読者へのメッセージに なってしまうのではないのでしょうか? それぞれの表現にはそれぞれの効果があるといいますが、例えば 僕はまだ生きてる という言葉は表現なのでしょうか?そしてその言葉を 超えた効果と言うものはなんなのでしょうか?生きている、と言う事を表現 するのに、生きている、と詩に書けば表現できるのでしょうか?詩は感想文 なのでしょうか?主観性の問題ですが、詩の批評は常に主観性の問題と思い ます。どうかレスつけてくれた方、教えてください。
575 :
高校生男 :2001/04/15(日) 13:38
初めまして、とあるサイトを開いています。 次の更新でのっけようと思うのですが 最近良いものが浮かびません。 ここは一つ、厳しく批評してください。 肌寒い風が吹いて 無常にも桜(はな)は散り 胸の奥に降り積もって 息苦しさを誘う もう 終わりなの? 傍に居るだけで 辛いことばかりだよ 君の仕草とか 言葉一つ一つに苦しんで 泣いてしまう僕 二度とは近づけない 君の心に もう一度戻れるのなら ありのままで 笑えるのに… [春も終わり、桜(はな)も散り] 気色の悪い詩ですが 宜しくお願いします。 いずれ時期がきたら 正式にサイトを公表したいと思いますので 作風でピンと来たかたはどうか晒さないで下さい。 自分で伝えたいと思うので。 長くてごめんなさい。 宜しくお願いします。
>君 あなた 僕 私 という言葉を使った時点で、詩は読者へのメッセージに >なってしまうのではないのでしょうか? 全ての詩は言語の所産です、だとすれば記録、物語、宣言、手紙、 歌、独り言、言語によって表現される要素が全て詩の中には凝縮 されているはず。一人称二人称表現もその例外ではありますまい。 詩は感想文か?そうじゃないだろ?とあなたはおっしゃっている ようですな。その通りです、詩は感想文ではない、ごく当たり前の ことです。しかし詩に感想を含む可能性が存在しないのかと問われると とてもそうとは思えないのです。婉曲な言い方をせずに個人的事象が 前面に出過ぎていて理解できない詩が多いと素直に言えば よろしいではありませんか。 >それぞれの表現にはそれぞれの効果があるといいますが、例えば >僕はまだ生きてる という言葉は表現なのでしょうか? 言葉は取り巻いている状況に支配されるだけです。 表現になるかならないかも全て状況の産物 もし「僕はまだ生きてる」と遺書の中にでも書かれていたとしたら これほど詩的な言語は無いと思いますけどね。「生きている、と言う事を 表現するのに、生きている、と書くのは馬鹿げている」 とあなたはおっしゃってますが、あなたの考えに特に異論は ありません、ただある状況においては説得力のある詩的な言語に なりうるという例外を提示する事のみで止めさせていただきます。
>>575 恋の終わりと春の終わりを重ね合わせるというのは正直使い古された
表現技法で陳腐です、加えて季節感を意識するのならこれから夏に
なったらどうなるのかまで追求した方がいいし、季節感を追求すると
いうなら春に肌寒い風というのは心象を表現したとはいえ違和感を
感じます。代替に梅雨へと向かう雨がちの天気を当てる事も可能
でしょう。
578 :
n :2001/04/15(日) 16:27
全ての詩は言語の所産、あなたは本当にそう思っているのでしょうか? 私は、詩はそうあってはいけないと思います。言語で表現できないから 詩は存在すると思います。それが音であったり、韻であったり、感情で あったり。 全て状況の産物ですか?遺書の中に 僕はまだ生きてる と書いた人は 心の中で生きているかどうか?私はそう思う事が出来ません。状況が詩 になる時、失うものはとても大きいと思います。 根本的に、考えが違うと感じました。多分そう感じているでしょうから 言語を失った時、何か出来ますか?私はそれをしようと思います。
579 :
名前はいらない :2001/04/15(日) 16:59
>n 煽る訳じゃねぇんだけどさ、ちょっとこの質問に答えてよ。 ----- よく詩の中に、 君 あなた 僕 私 といった言葉が見られますが、 なぜそのような言葉が必要なのでしょうか? 私は、いらないと思います。 詩を詠むのは私であり、 詩を聴くのはあなたではないのでしょうか? ----- という内容の詩があった場合に、「私」「あなた」抜きで 詩として、文章として成立するかどうか考えてみてくれ。
>>578 >全ての詩は言語の所産、あなたは本当にそう思っているのでしょうか?
>私は、詩はそうあってはいけないと思います。言語で表現できないから
>詩は存在すると思います。それが音であったり、韻であったり、感情で
>あったり。
音韻というのも言語の所産では?感情はともかく思想すら言語に
支配されているものだと僕は思うんですけど。
>全て状況の産物ですか?遺書の中に 僕はまだ生きてる と書いた人は
>心の中で生きているかどうか?私はそう思う事が出来ません。状況が詩
>になる時、失うものはとても大きいと思います。
状況によって言葉本来の意味なんてものは反語的意味合いを帯びたり、
強くもなるし弱くもなるということを言ったのです。ちなみに遺書に
「僕はまだ生きてる」と書いた人の心が死んでるとは欠片も思いません
友人が脳腫瘍で死んだときぼくらに残した遺書の一節ですんで。
残念ながら議論は平行線をたどる模様ですが
nさんの詩は読まさせてもらいました、
非常に素晴らしいです。
これからも頑張ってください。
581 :
高校生男 :2001/04/15(日) 19:12
>>577 早速有難う御座いました!
使い古された表現ですか、確かに。
夏、これから主人公がどうなっていくのか
というもの、書いてみてよかったのかもしれませんね。
確かに、梅雨という表現を使った方がよさそうですね。
自分には思いつかなかった表現でしたから、
正直いって、衝撃を受けています。
自分の稚拙さを思い知ったような思いでした。
本当に感謝します、また練り直して
こちらに投稿したいと思います。
有難う御座いました。
582 :
n :2001/04/15(日) 19:33
テーマスレで詠んだ詩です。 お願いします。 唇を、寄せて。 目を、閉じて。 写った、思い出。 うつむいて 地面 緑。 目をそらして 遠く 小さく 赤。 残らない。 手が、触れて。 目が、あって。 赤く、なって。 後ろは、見ない。 だから、見てて。
583 :
n :2001/04/15(日) 20:08
>>579さん それは思うに文章です。 言いたい事を、言っているだけです。 伝わるかは、二の次です。 だから伝わるように、詩を詠みます。 目覚めて、はじめて、わかる。 夜か、朝か。 苦しんで、はじめて、わかる。 今日か、明日か。 いらないことは 築かないと、気づかないと、 わからない。 残り物、食べるから。 もう、残さないで。 今度は、食べて。 今度は、とってきて、あげるから。
584 :
n :2001/04/15(日) 20:12
>>580 私は言葉をそこまで信じることができません。 感想ありがとうございます。
585 :
厨房 :2001/04/15(日) 21:29
批判どうぞ 何かを見つけたときには遅すぎて 目を閉じれば涙は溢れるけれど。 自嘲を止めない部屋が好き。 白っぽい雲、汚れた窓、ここから見える全て物。 遠くに聞こえるバイクの音、赤らんできた空。 窓枠の外側に何があるか、僕は知らない。 ディスプレイだけがこの部屋の明かり。 それ以外には必要がなかった。 何故なら、その世界はとても大きくて、 僕は今、それの端っこを知ったばかりで 溜め息ばかりを集めたここは、すっぱさが残る最初の思い出。 だから僕は笑うのさ。 自己嫌悪と虚栄心を持ちつつも。 悲しみではないそれを押し殺し、 強い自分を守るために。 虚しさに満足しながら そう、僕は知っている、 痛みと弱さを自分の手で壊すことを。 そして再びすくい上げるように踏みにじる事を。 何故なら、その世界はとても小さくて、 僕はその脆さに耐え切れなかった。 背を向けて走り出した外は、まだ見ぬ永遠の闇、新たな世界。 だから僕は静かに笑う。
586 :
n :2001/04/15(日) 23:06
>>音韻というのも言語の所産では? 僕は違うと思います。韻は言語からの所産ではなく、 感情から生まれたものと思います。世界的に子音nの発音は否定を意味する ものと聞いたことがありますが、そんなことはどうでもいいです。 ただ単に、感情から生まれたものだと思っています。 そして、言語は人間が創ったものです。言葉は人間が見つけたものです。 でも、感情は誰が見つけたのか?私は言う事が出来ません。 話がだいぶそれました。すみません。
587 :
n :2001/04/15(日) 23:23
>>585 ごめんなさい、わけわかんないです。わけわかんないことを詩で表現 しようとしていても、わけわかんないです。もしかして、難解バカボン (確かこんな名前)つかったのでしょうか?そしたらわけわかるのですが。 ほんとにわけわかりません。解説が欲しくなるほどです。
588 :
じゃま :2001/04/16(月) 00:14
僕はまだ生きてる ↓ 歴史は塗り替えられる ↓ 便所の塗炭のペンキのように ↓ スイッチに指紋は残らない 逆もまた可
板の間の水打つ音も聞こえぬの中に わんわとわめくどよめきが棲んでいるがために ヒャァーヒャーと踊る私に踏まれ キィ と尚更に騒ぐ部屋に 桜の花がめまいめまいくるくると入りこみ ガチ ガチガチと歯軋りを花びらの数だけ 幾千幾万とわたくしの目の前で見せるがため 私の汚らしい家に立派な 能舞台が出来あがるのです
>>582 詩というのは良いものほど"無効性"が発揮されるので批評が
無意味になるもんですが、これなんかはその典型ですな。
初々しい恋愛の感覚がじわりと見事に伝わってきます。
無茶苦茶上手いです。余韻を残す構成といい文句無し。
100万人分の沈黙が染みた 真っ暗な駐車場の中央に 置いて行かれたショッピングカートが一つ コトコトと振動する網目を掻い潜り 落ち武者の髪の毛 振り乱した狂気の如く ズルズルと伸び這うじゃが芋の芽 子供達をさらったのはこいつらだ
592 :
n :2001/04/16(月) 02:06
構造さんへ 一見して普通そうに見える事に、どこかしらの狂いが生じて、 なぜだか、それが当たり前になってしまっている。そう言う風に 感じました。ヒャァーヒャーと踊る私に踏まれ は少しわかりづ らいです。いつヒャァーヒャーと踊るようになったのか、少しは っきりさせたほうがわかりやすいのではないでしょうか?
593 :
n :2001/04/16(月) 02:14
構造さんへ 感想ありがとうございます。そんなに誉めてくれると、少し恐い気がしますが うれしいものです!詞を詠もうって気になります。ほんとにありがとう。じゃ あ次ぎも、よろしくお願いします。 月が、明けた。 夢から、覚めた。 暗くてよく、見えない。 眩しくて、よく見えない。 眼が、慣れた。辺りは闇。月があるからわかった。 眼が、覚めた。辺りは森。月があるからわかった。 思い出した もう 大人 飛び出した 夜に 羽ばたいた 夜に 食べ物が 獲物に なった。 月は 小さく 傷跡は 大きく 大きく なりすぎたら 見えなくなる 裏に、行けば 表には、帰れない 今までが 裏なら どうして あの時は
594 :
yz-arc :2001/04/16(月) 11:58
>>n 質問の答え。 あなたを否定する気はないです。あなたの作品、すばらしいから。 わたしは 詠んでる対象がいることが多い。つまり”あなた”が。 それは当然オーディエンスではない。 その差別化。わたしにとってのオーディエンス、読者は、第三者であること。 それが一点。 nさんは、ひとつの節が短いですよね。 わたしの場合。 文章が込み入ってくることが多い。 したがって明確に主語と目的語(ではないけれど、用法上でそれに該当するもの) が表現されている必要がある。 最後に自分の感情なり動きなりを、主格としてではなく、第三者として見下ろす ことが多い。というのが理由であなたや、わたしといった言葉を使います。
595 :
おぎのめようこ :2001/04/16(月) 12:55
乳首ちぎりたい。それも愛あいあいあい。なのねん。ピンクの血汁をごっくんハート。ちちるるちるちる。ちゅちゅちゅ。なー。飛ぶ金ちゃん、おちる大五郎・・・寂しいのは不自由だからでない?
>>592 どうも批評有難うございます、おっしゃる通り
「ヒャァーヒャーと踊る私に踏まれ」の部分は
最初に"恐ろしさに"を付けようかとも思ったのですが
それですとちとくどくなるかと思い止めました。
確かにも少し時系列をハッキリさせた方がよかったですな。
>>593 夜に目覚めてしまったときのはっきりとした感覚と
ぼんやりとした思考を感じました。
夜の森という付随するイメージも見事だと思います。
ただ最後の
「裏に、行けば 表には、帰れない」
「今までが 裏なら どうして あの時は」
この部分が詩の世界感と隔絶してます。
今までのぼんやりとした感覚と比較すると
主人公が"はっきりと何かを考え過ぎていて"
正直違和感を覚えます。曖昧にぼやかしてもよかったのでは…。
598 :
yz-arc :2001/04/16(月) 15:54
ゆがんだ鉄条網 朽ちた杭 消費者金融のさびた看板 切り取られた時間 がらくたの下 明確な闇 輝く双眼 孕んだ牝猫 影を掬われて 頭上を仰いだ まんじりともしない太陽 燃える若葉よ ゆらゆらと徘徊老人が 妙な手押し車で 通り過ぎてゆく 霞んだ歓声 くすんだ嘲笑 太股の間に だるさを挟んで 煽動と失墜 目的を喪失した 時間の墓標 太陽は黄色く わたしの瞼は赤い 白い眩暈 煙のように 滑り込んでしまった 濁った午後 時間の墓標 白い眩暈よ
599 :
n :2001/04/16(月) 16:43
yz-arc さんへ >>文章が込み入ってくることが多い。 僕の考えてる詩の盲点でした。 確かに、いろんなこと出来そうです。詩と文章を差別化する言葉、 それが、私と言う存在であり、あなたと言う存在である。さすがですね! でも実際使うとなると、とんでもなく難しそうです。使いこなせるかどう かはわかりませんが、勝手にいただかせてもらいます、ありがとうござい ました。これからバイトなので、夜にでも実験してみます。なんかできたら 批評してやってください。
600 :
n :2001/04/16(月) 16:59
食べ物が 獲物に なった。 これをどう受け留めるかはどうでもいいことですが、無視しないでください。 それだけでいいと思います。
>>600 大変失礼しました。
その辺は正直梟とかの猛禽類が獲物を捕らえる
イメージを連想しただけでした。
月が、明けた。
夢から、覚めた。
暗くてよく、見えない。
眩しくて、よく見えない。
この"よく見えない"のぼんやりとしたイメージが引きずられていたので、
主人公にこれから獲物を捕らえるのだろうな
という凶暴さというか鋭さが感じられなかったのです。
602 :
yz-arc :2001/04/16(月) 17:39
>>n nさんの詩を読んだときはじめに感じた声に出して詠む詩というイメ ージが、つまりオーディエンス=詠む対象という図式の具現なんでし ょうね。もしくは独白。 実験はわたしもしてみないことはないですが、詠み返して果たしてこ れが自分の詩なのかというところに疑問を抱くことが多いです。 わたしが、わたしやあなたという言葉を使わないようにして詠むと 598みたいになります。 それはそれで好きだし、そうしないと表現できない事はあるけれども あんまり刺さってくる感じはしない。 とてもnさんみたいなまねは出来ないってことです。
603 :
n :2001/04/17(火) 00:29
yz-arc さん 私は、まねはしていないと思います。ただ、素直に受け止めれば、 素直に受け返すことが出来ると思っただけです。それは詩の中で、 確かめる事でしょう。批評よろしくお願いします。 捕まったら、逃がして、あげる。 今から、そうだから 治して。 今だけ、だから。 美しいもの、忘れられない。 いくつもの 花を 知っていて。 いくつもの 空を 知っていて。 届かないから、手繰り寄せた。 手をかけ、網をかけて、手をかける。 捕まえれたら、治して、あげる。 昔から、そうだった。 傷つけて。 今だけ、だから。 美しいもの、感じた事のない。 いくつもの 友を 知っていて。 いくつもの 嘘を 知っていて。 また一つ、教えて、くれた。 どうして、笑って、いられるか。 あたしは違う あなた達だけ わかって、ないのは あなたは違う あたし達だけ わかれないのは
604 :
yz-arc :2001/04/17(火) 01:58
>>603 まず最初に「まねができない」の主語はわたしです。
正確に書くと「わたしはあなたのように人称言葉を使わずにクリアに入ってくる
ような詩は書けません」という意味です。
ごめんなさい。この詩は入ってこないみたいです。
頭で書いたでしょ。結構。
混ぜ返した感じがあって、なんか、いつものような勢いがない。
そんな印象です。
なんでかっていうと、ここからは文法の話ね。
主語を隠すのにすぐ入ってくるのは、隠された主語の人称が一定だから。
上のほうにカキコしてある自分の詩詠んで見て。
人称が限定できる用法ならばそこまでとらわれる必要はないですし、それは効果
的でもあります。けれど、それに人称がどうとでもとれるものを加えるととたん
に難解になる。読者は流れを停めないといけない。わたしの読み取るセンスが
ないのかもしれませんが。
それと、捕まえるという動詞は下一段活用です。したがって可能をあらわす
助動詞はられるになります。蛇足ですね、すいません。
605 :
名前はいらない :2001/04/17(火) 03:17
「ケーキ」 また痛くなったので 私の心は、醜くなっていく 醜い願いが痛みを抑えるようなので 痛みを消さなきゃ 醜い願いをしなきゃ アハハハハハ 救われたくてすがり 痛みは忘れていく 忘れた痛みは心の底に へどろの臭いを放ち
606 :
n :2001/04/17(火) 11:31
yz-arcさんへ 確かに、頭で創っていますが、でも人称表現は変わってないです。伝わらなかった、 のは私のせいです。だから悲しいけど題名を言います。 蝶と蜘蛛 です。これで 伝わると思いますが。なぜなら、頭で創った事が、あなたに伝わったからです。 これでやっとあなたを見透かす事が出来ました。やはり私の詩はまだまだです。
607 :
yz-arc :2001/04/17(火) 15:36
なあぁるほどね。 すばらしいです。美しい。 まったく、さすがですね。 ということは主語の人称を統一するとおしえてもらったになります。 蝶と蜘蛛か、人間しか詠んだことのないわたしの発想は限定されて しまっていたんでしょうね。 ところでわたしは見透かされてるんですか?
608 :
名前はいらない :2001/04/17(火) 19:18
せくはるに くるひしあはれ いはにしむ
言葉って難しい
>>605 です いきなりこの板に来て目に付いたこのスレに書き込みしました
が、酷評!というスレがあるのに気づいたので、そちらに書き込みしなおします。
おじゃましました
611 :
n :2001/04/17(火) 23:49
yz-arc さんへ 私も人間しか詠んだ事はありません。それがわからないのなら 確かに、私の詩はあなたを見透かしています。感想ありがとうごさいます。
612 :
yz-arc :2001/04/18(水) 00:44
日本語の文法書と国語辞典を読んでください。 わかっていただけないようなので。 比喩はその後ですよ。
613 :
n :2001/04/18(水) 02:17
yz-arc さんへ そうですね、確かに読んでみたほうがいいです。私はまだ読んだ事 ないです。相当時間かかりますので、どうしましょう?どちらから 読んだほう言いのでしょうか?すみません、たぶん一冊も読み終わる ことが出来ません。個人的な事でほんとに申し訳ないです。理系なん で暇があんまりないです。詩に関係ない事でごめんない。
614 :
yz-arc :2001/04/18(水) 03:06
uさんへ まずは文法だと思います。動詞の活用と助動詞と助詞の中の格助詞。 そこがポイントです。 凝縮したものは国語辞典の後ろなり前なりにのってますので、まず それをみてみてはいかがでしょうか。 時間がないなら、nさんの場合主語を補って英訳するとわかりやすい かもしれません。 それと口語の中には文章にすると不適切だったり違う意味に取られる 可能性のある言葉がたくさんあります。 わたしはnさんの感性をリスペクトしています。 訂正などしたくないので、大変でしょうけれど自分の力でがんばって ください。
615 :
名前はいらない :2001/04/18(水) 22:45
コットンキャンディ 靴で踏んだ 綿菓子の残骸は 溢れる血のかわりに 砂糖を流れさせた 意地悪しても甘いままでいてくれる?俺の好きな女の。↑
616 :
n :2001/04/18(水) 23:38
yz-arc さんへ それを言いたかったのですか?そしたらすみません、うだうだ言って しまって。でもあんまり私には意地悪しないでね。詩には意地悪した って十分構いませんから。
617 :
名前はいらない :2001/04/19(木) 16:46
トイレ 毎朝のトイレで流すんだ 過去を、哀しみを、感情を、良心を、モラルを、思考を 不安を、狂気を みんなみんな流すんだ あると苦しいから あるとつらいから またあの狂気に呑まれるのが恐いから 前と同じように自分を殺すんだ 初めてじゃないから慣れてる 前やったことを簡略化して繰り返すんだ トイレで流すんだ 哀しみも苦しみも喜びも僕自身も 何もかも流すんだ
618 :
yz-arc :2001/04/20(金) 02:10
>>617 わたし自身と
わたしとのひずみ
いつしか
言い訳をはじめる
いつしか
熱を持ち
引きつり
きしみ
ふくらみ
どうしようもなくなって
はじめて気づく
そして
名付ける
「わたしの中の狂気」
そして
言い訳を
繰り返す
被害者面して
救いを求める
解答を見て
答案を埋めても
まえには
進めやしないのに
青い空。緑の草原。白い雲。透明な風。黄色い花。 そこでくるくる回るの。日が沈むまで。 くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる くるくるくるくるくるくるくる。 キチガイのようにくるくる回るの。犯罪者のようにくるくる回るの。 小鳥も草木も太陽もみんなみんな回るの。 ゾウは死んだわ。大きすぎたんだって。だから殺されちゃった。 おおきなフォークでズブズブと。ぬかるみにはまるようにズブズブと。 お墓には林檎。腐った林檎。どろどろの林檎。 縫合を失敗した傷口からでてきた膿みたいにどろどろなのよ。 だけど、水はきれいなの。とってもきれいなのよ。何故だかわかる? それは、決まってたことなの。遠い昔に決まってたことなんだって。 死んだりするのと一緒よ。全てはもうすでに決まってるの。
620 :
名前はいらない :2001/04/24(火) 02:28
これは、歌詞です 晴天の霹靂 死の床にて僕は不眠症 見渡せば世界中がクロール 見事に揃えたペースでブレス 君は嘆く抑揚の無い日々の経過を 沈み込んで僕は夜を待った 虚勢の嵐を避けるように 落雷の音に耳を傾けて 消え逝く者達を見送ったんだ さあ・・・木陰で死ぬのさ 晴れ渡った真っ赤な午後に ナンノ問題も無い そんな朝を夢見ている 忘れられたウタをまたウタオウカ もしも誰かそれを望むのなら 君は願う抑揚の無い日々の経過を 眼を開いて僕は銃を取って 撃つべきモノに照準を合わせた 落雷の音に耳を傾けて 嘲笑いの渦に飛び込んだんだ さあ・・・木陰で死ぬのさ 晴れ渡った真っ赤な午後に
621 :
名前はいらない :2001/04/24(火) 03:33
彼は 自分が 滑稽な事を知っているから 滑稽な服を着て 滑稽な踊りを踊りました
622 :
明暗 :2001/04/28(土) 00:13
昨日が去って 今日が来て 今日が去って 明日が来て 無意味に時間が過ぎていた 君と一緒に過ごしていた 過去も未来も 壊していた 昨日が去って 今日が来て 今日が去って 明日が来て 僕は道を見つけた 明日が見える日々 君の中ではまだ 無意味な時が過ぎている 今は 僕が君に笑っても 君は泣いている いつか 君は僕に笑ってくれたら 僕は泣いている
623 :
明暗 :2001/04/28(土) 00:16
すんません その場の思いつきと自分の記憶だけで作りました 正直言って心に響くとはいいがたいですよね 批評して下さい 酷評で良いです(涙
624 :
酷評 :2001/04/28(土) 04:46
>>622 「その場の思いつき」らしく、印象が散漫。記憶の中の
「君」も曖昧だし、ぼんやりとした情感が、とりとめのない
時間の中に浮遊するだけ。
自分の心の何が、いま、「君」に向かうのか?
「君」の何がいまも僕を惹きつけているのか?
自分に詩を書かせる「熱さ」の中味は何かを見つめて、
まず自分に対してハッキリさせて、
それから適切な言葉を見つける努力をした方がいい。
厳しいくらいに集中しないと「自分の心」はつかまらない。
漠然とした「感じ」を思いつきの言葉に託しても、
それは「詩」ではなく、ただの「呟き」。
「呟き」はあくまでも日常言語に過ぎなくて
たとえ呟いても、聞く者は「ああ、そうかよ」と言うしかない。
「それがどうしたよ、うざい」とさえ言われてしまいかねない。
分かち書きして形だけ整えても、詩と、詩でないものの
質の違いは、歴然としてしまう。ハッキリと違うんだよ。
例えて言えば、「ケ、ケキョ」とか「ホ、ホケッ」でも鶯の
声ではあるが、『鶯の鳴き音』として評価の対象になる為の
最低条件は、少なくとも「ホー、ホケキョ!」と鳴くこと。
その上で初めて、音色がどうとか勢いとか艶とか余韻とか…
「評価」することが可能になる。
「ホー、ホケキョ」にさえ至らない「ケ、ケッ」とか「ホケッ」
に過ぎないのに、それを詩だと誤解している人は案外多い。
625 :
酷評家 :2001/04/28(土) 04:57
626 :
名前はいらない :2001/04/28(土) 05:07
ふとした時好きな人のことを思う。 今なにしてるんだろう? どこにいるんだろう? ボクの事少しは思い浮かべてくれてるかな? 気持ちが押さえられなくて電話を手に取る。 とぅるるるる とぅるるるる 繋がらないと寂しさは余計に募る。 同時に不安にもかられる。 自分の彼女でもないくせに 男といるんじゃないかともやもや考える。 そんな事を考えて眠りにつく。 それが人を好きになるということ。 皆さんの詩を見てるととても出せたものではないのですが 人の意見を聞いてみたくなったので出してみました。 よろしくお願いします。
627 :
明暗 :2001/04/28(土) 11:52
なんか昨日の俺が変な文章書いてる。 鬱堕死脳
628 :
酷評家 :2001/04/29(日) 02:30
>>627 君が酷評を希望したから書いただけだ、悪気はないよ。
死脳なんて言わずに、こりずに書けば?<詩
629 :
明暗 :2001/04/29(日) 15:30
うむ、じゃあもう酷評狙いで・・・ で、落ち込んだら死脳
630 :
じゃま :2001/04/30(月) 00:46
<青空と星空> 宇宙に無数の星があるのなら なぜ夜空は星でいっぱいにならないのか 宇宙には無数の星があるはずなのに 夜空は黒く 星はまばらに咲いているだけ 名もない森に迷い込んだ僕は 木々の繰り出す葉に覆われた空を見上げながら ふと そんな事を考えた 早く太陽の見えるところまで行かないと 明るいうちに家に帰れそうにない 宇宙は大きな爆発から始まり ずっと爆発しっ放しだとしたら いくら星が無数にあっても 覆い尽くせるものではないだろう 真っ暗闇の森の中で 満天の星空を見上げながら 僕はいまだに帰り道を見つけられないでいる
631 :
MOMOMO :2001/05/03(木) 07:55
季節 あまりにも眩しい日のひかり わたしはこの太陽の下で どれだけまっすぐ歩けていたのだろうか 今ではまるでわからないのだ 生まれたての赤ん坊に似た やわらかいやわらかいやわらかいものが わたしという存在をゆっくり押しつぶす わたしという幻想をなかったことにしてしまう ただひたすら生をまっとうするという たいせつなたいせつなたいせつなことを なぜわたしは忘れてしまったのだろうか 何にも思い出せないのだ今では何にも (いきていくためにひつようなただひとつのことを) (わすれてしまったおろかものをみまもっているのは) (おもいでというなまえのすえたにおいのするかたまり) あまりにも眩しい日のひかり この太陽の下でまっすぐ歩けない わたしという感覚をゆっくりと押しつぶす 美しくやわらかなあたたかい大気 季節誰か批評して下さい。
「茅ヶ崎市民の詩2001」 ジャスコで惣菜を買って マルエツで酒を買った お買い得を求めて 今日も原付を走らせる ジュリア・ロバーツのでかい口が ところどころに設置されているモニターに映る サティで過ごすひととき ミスタードーナツから駆け出してきた子どもは うれしそうに笑っている 安室ナミエがお供を連れていた頃 ここで歌ったことがあるのを思い出した あの頃浮かれ騒いでいた子どたちも もう大人になっているんだろう 駅へとつづく階段を上りながら 眼下にロータリーを眺めれば 藤沢を都会だと思っていたあの頃を懐かしく思う 週末の夜になれば若者たちが 出来てまもない駅前の広場に ギターを片手にやってくる サザンのライブに心躍らせたであろう彼らは この場所で歌い続ける限り 帰宅途中のサラリーマンに舌打ちされつづけるだろう 烏帽子岩と海岸しかなかった 素朴なベッドタウンは すっかり装いを新たにした 化粧を覚えた少女が 純朴さを忘れるように この街のかつての素朴さも もう戻らないかもしれない 時代と共に速度を増して この街はもっと派手な化粧をするようになるのか 切ない過日の有様を 中央公園の剥げかかった芝生に思い出す 街は確かに様変わりしたかもしれない それでも 市民の営みはあの頃と少しも変わっていない お買い得を求めて走り回る日々は あの頃と少しも変わってない ジャスコで惣菜を買って マルエツで酒を買った お買い得を求めて 今日も原付を走らせる
>>630 I like it.
>>631 このところ寒いので実感が沸かない→寒くても実感が沸く詩は在る
→いまいちのりが・・・
多分、意識が感覚に押しつぶされる詩なのに意識で書いてないから。
もしくは論理的、硬い言葉が多いから。
>>632 説明的。だけれど、それが味。だと思う。
ただ、それによって、感傷的な要素は受け手には希釈される。
ただ、それが、微妙なさじ加減になるように客観的に調整すると
もっといい、味を出すと思う。
634 :
ヨツ江 :2001/05/04(金) 06:03
恥ずかしがってちゃだめだ 照れ隠しもなしにしよう 君の言葉を聞いた時 僕もちょうど同じ事を考えていたことに 気付いて本当に驚いたんだ こんな瞬間のことを幸せというのかも 知れないな ジッポライターを鳴らして 上目使いに笑う君 皮靴の裂け目を気にしてうつむく僕 だけど そのポケットの中には まだ何か入ってるんだろ
>>634 いい。チープさが。流行っぽいけれど、そのスタイルの中でも
秀逸といえる。
さあ、次を聞かせて。
637 :
ヨツ江 :2001/05/04(金) 07:05
638 :
阿麻 :2001/05/04(金) 08:07
愛がある だけじゃ 答えに なりません。 にがにがしく いまいましく、 冷酷な気持ちが、 ますます 目を覚ますじゃないか! 輝かしい迄に つつましい 闇と今日 生きて・・・ 何も言う気が起こらなくて・・・ ・・・だから、黙ってました 疑いません。 『ことば』だけが 捧げることのできる体と心だから。 結んだ糸が切れる予感がして 今は反発してるけど、 ・・・吹き溜まり、 なのよ、 さわらないで! 触れたならば たちまち壊れて、 あたしと一緒に投げ込まれる。 凶悪で、嘘をつく奴って、 やさしい言葉でとがめるのね。 ・・・でも、今日だけはどうしても ・・・・できないわ。 触れる事すらいやなんです それだけは 許してね 忌々しく、すまし通して憎みあい、 「曲がった時代」の女なら 一部始終が こんな感じ。 でもなぜか 滑稽だけど。 気持ちは一つよ。 こんなにも有り余っていながら 破綻という言葉しか知らない あんた! 分からないんならでていけ! 出て行け!!!!! ああ。それでも すまし通して憎みあい、 「曲がった時代」の女なら、 一部始終がそっくりそのまま こんな感じ。 あたしは「昔」という人から生まれた。 これが私なのよ。
639 :
林檎ちっく嬢 :2001/05/04(金) 15:26
機械仕掛の翼なんかじゃ飛べない 解っているけど でも向かい風なんかに負けたくない 弱い自分なんか嫌い でも意地っ張りな性格じゃ なんか損した気分 生きてく程に軟化してるあたし ルールにほだされて傷ついた表情見せる 生きてく為に何かしてる?あたし 同じ路抱えた人間なんかきっといないハズだから 「自分なんか」なんて嘆かないで良い筈だよね 嗚呼 そっと 耳元で なんか 囁いて
僕は何かを守る会 皮肉を言いたい訳じゃなくて そんな所に何があるって 数兆数億の微生物と そいつらが俺の顔を食らってくれる という 期待があるわけさ そんな中でもぼくらの頭の中には "ドナドナ"と"勝利を我等に"が1960年代以降ずっと 鳴りっぱなしになっている訳で いい加減レコードを換えたいと思っても もはやCDの時代になってしまって 80年代どまりで聞こえるものと言ったら 合成着色料とかそんなもの、 この俺達が求めるものときたら そこ、そこにあるんだ 樽の底に 漁ったウィスキーの糟を 悪酔い覚悟で飲み干し 乾し葡萄とも黒点とも付かぬ 目をして そう、俺はゾンビさ 1950年代以降、恐怖映画用の使い古された効果音が 鳴りっぱなしになっている訳で
イイ! カッコイイ! >いい加減レコードを換えたいと思っても >もはやCDの時代になってしまって >80年代どまりで聞こえるものと言ったら >合成着色料とかそんなもの コノヘンガイイ!!
642 :
名前はいらない :2001/05/05(土) 10:26
世界 世界は存在しないのよ 空は落ちては来ないのよ 秘密の呪文は嘘なのよ 世界は存在しないのよ 薄闇の地に立ち尽くし はてしない空を仰ぎ見て 涙の一つも流そうか 世界は存在しないのよ がらくたの山を積み上げて お祈りしながら燃やしても 何にも終わりはしないのだ 空は落ちては来ないのよ 砂漠の地下には何もない 聖なる勇者は生まれない この平穏に果てはない 秘密の呪文は嘘なのよ 夢にまでみた美しい 透明な夜は訪れず 茫漠と日々が過ぎてゆく 世界は存在しないのよ どなたか、批評して下さい。
643 :
詩 :2001/05/05(土) 10:35
何もかもがうまくいっていないときは やさしさをわすれた 自分がいる そんな夜は 溢れ出すぬくもりも 切なくなる・・・ 批評してください。2分以内でかきました(笑)
644 :
コウ :2001/05/05(土) 14:59
沙漠の熱風にさらされるなか 血管の流れが上手く行かず 腕の動きがうまく行かず 定規で測らなかった線のように 数o単位のズレが 体の中に働いている そのようなときに たった一つ 何もうまく行ってやしないんだと その言葉が三十倍にエコーがかったように 部屋のステレオから響くから 目眩とともに 俺はコントロールを失った 俺は視界を失った そして今日から明日にかけての 血管の流れときたらあまりに正常に 脂肪と疲れを運び お前も負担しろお前も負担しろと 俺の細胞ひとつひとつに 重たい何かを被せて行くのだ その被さった物ときたら ああ、神様 砂漠の中でただひとつ 水が欲しいと叫んだのに 一滴の露もよこさずに 愛をくれた希望をくれた
646 :
まよいご :2001/05/07(月) 14:58
『願い』 ねえ おねがい しっかり捕まえていて 心が 舞い踊る落ち葉に様に 振り撒かれた雨水の様に こぼれ落ちるようで みだれ散るようで 其の者の言葉は あまく 静謐の かくれた泉からわき出でたる 清水のように 心を貫き通し いいえ 夏の夕べの嵐のように ざわめかす おののいている心と その対極にある思い 私が私でいられるように ねえ 繋ぎとめて
早く批評してよ
648 :
構造202136240.ppp.seikyou.ne.jp :2001/05/07(月) 23:52
お前等を殴り殺すという俺の声を響かせて 汽車はシュッポシュッポと進む ところが殴り殺すにしたって 何が必要かといったら お前等に貼るバンソウコウと 薬箱を用意して 脱脂綿、脱脂綿,脱脂綿を 赤チンで染めろ!!
649 :
ジッポ :2001/05/08(火) 00:56
君をプリントしたよ とても大きく 駄作じゃないだろ 目の中に海が見えた
>>645 うまいな〜。こーゆー詩が書けるようになりてーな〜、なんて思ったりしました。
ところで、「沙漠」と「砂漠」は意図的に表現を変えてるんですか?
いや、沙漠と砂漠とではだいぶイメージが変わっちゃうもんで、つい。
細かいところでスマソ。
だけど、良いものはイイ!見習いたい!
「公園で」 公園のベンチに腰かけて 君とキスしていると どこからか野良犬が歩いてきた 運の悪いそいつは 僕らの目の前で あっという間に捕まった 白い車は見えなくなる 悲しい鳴き声に 涙を流す君はとても優しいんだね そっと身体を抱き寄せた 「あの犬殺されちゃうの?」 「そうだね子供が襲われたりとか、 危ないからね」 「同じ命なのに、かわいそう」 僕は君のように綺麗な心を持った 女の子が大好きだよ
652 :
名前はいらない :2001/05/08(火) 14:05
>>651 ちょっと平凡すぎませんか。甘ったるいというか..
俺もおまえも 子供の頃はザクが嫌いだった 十年経った今 俺はザクが大好きで おまえはいまだにガンダムが好きなんだな
タバコを吸いながら 野菜ジュースを飲んでいる それが現実だ
>>652 全く奇をてらわない「普通」なのもアリかな、と思ったんです
が、やはり平凡すぎたかもしれません、、、
ああ、今やどこでも クソをした後尻を拭いた紙を 詩と称して掲げている その中で俺が唯一求める 利便性という事実を確認し 純粋なそれを取り出した上で 全ての紙の上を隠す様に撒き散らし 埋め尽くし 街中にはそんな山、山、山と そう、塵も積った結晶としての あらゆる人間に対する 技術の進歩と方法論の発達 そしてそこから99%の汗とともに 研磨されて湧きあがる 曲線構造の女性性 いつしかそれを汚らしい紙で 埋め尽くしてほざくのが 詩とはね
657 :
ヨツ江 :2001/05/11(金) 01:05
「食卓で」 いただきまーす なんて素晴らしいご馳走なんだ さすがは僕の愛した女性 目の前でうまいうまいと 胃袋に流し込むのを見て 君はカントリーママのように目を細める 君は食べないのかい? 口を拭きながらそっと綺麗な目をのぞき込むと 君は何も言わず優しく首を横にふった
658 :
黍 :2001/05/11(金) 01:12
白い月 静かな公園で 一人でベンチに座り 二本目のタバコに火を 冷めたミルクティーを飲む そんな時に思うことはなるべく 孤独感の強い 「俺は駄目だ」とか、くだらねえとか、 そんな意味の無い事に限る 空には白い月、優雅に浮かんで それを眺めているワタクシは、たいそう意味ありげで 乾いた冷たい風の吹く公園で 動かない俺の足 行き場を無くした心 空き缶を投げようと したけどやっぱり辞める 隣に誰も居ないのを 言い訳にしながら俺は 落ち込んだようなフリをしている 両足をブラブラさせてる 空には白い月、そこに唯あるだけ 俺も誰しもそう有る筈だ、意味なんて持たないはずだ 意味なんて生まれたときから持ってない筈だ 全ての事柄に無理に意味をつける そんな事、それ自体。意味の無いことと言える それだけに、それだけに 『自分」とは、限りない物となる 空には白い月 優雅に浮かんで 大した意味も 持たないくせに 妖しく輝いて 空には白い月 そこに唯あるだけなのに 夢を見ることも見させる事も 思いどうりの自分を持ってる 空には白い月 妖しく輝く 妖しく輝く これなんかどうよ。 歌詞なんだけど。 なんか、ココ行けっていわれちゃった。
659 :
2ちゃん狂の詩 :2001/05/11(金) 01:16
「逝って良し」 と、君が言ったから 今日は「オマエモナ記念日」
660 :
2ちゃん狂の詩 :2001/05/11(金) 01:17
「秀吉」 と、君が言ったから 今日は「信長記念日」
661 :
2ちゃん狂の詩 :2001/05/11(金) 01:18
「よしよし」 と、君が言ったから 今日は「いい子記念日」
>>658 歌詞としてはいいんじゃないの?結構いけてるよ。
663 :
ヨツ江 :2001/05/11(金) 01:30
「ショッピングモールで」 この服いいね 私に似合うでしょ? そうかな? 君は頬をふくらませてしまった ごめん本当は似合ってるよ だけど あんまり高い服は買ってあげられないんだ よしこの服を 君の誕生日にプレゼントして 驚かせちゃおう 僕は小さな計画を胸に秘めて 綺麗な君の肩のラインをいたわるように そっと腕をまわした
664 :
黍 :2001/05/11(金) 01:31
>662 そか!ありがとお!でさ、どんなかんじする? ライブでやるつもりだったんだけど、曲がどうしても出来ないんだよ。 ああー!もう時間がないんだー!
>>664 アコギでやるんならもうちょい素朴にした方が良いだろうな。
666 :
黍 :2001/05/11(金) 01:46
>665 おお!確かにね!俺はもっと殺風景な感じをだしたいんだ! ありがとう!
殺風景なら優雅とか妖しいとかいらんだろ。 ミルクティーもちょっと止めといた方が良い。
あと、月は白いとか形容詞いらん。ただ月にしとけ あとどっかに灰っていう単語いれとけ。煙草すってる情景だったら なんとかなるだろ。
669 :
名前はいらない :2001/05/11(金) 01:57
>>666 んー、歌の歌詞にしては言い回しがくどすぎる気がするんだけど・・・
内容はキライじゃないです。
670 :
ヨツ江 :2001/05/11(金) 02:41
さて最終的に僕は何になるのだろう 何をしたいのだろう あなたをこうして目の前につなぎ止めて 最後まで聞き役になっていてもらわないと 分からないなんてね どこに座ろうかと 電車の中を見回してみても 心の有りかたというのは そんなに単純なものではないので 定められない 子供や携帯電話が迷惑だなんて 言えた義理か それでやっぱり行くあても無しに 弾ける笑い声をたよりに うとましい目つきから逃げ続けるだろう あなたが僕の話に耳を傾けていてくれる限り
671 :
黍 :2001/05/12(土) 23:17
>667 >678 >679 ありがとう! うーん、歌詞ってなんかさ、曲と一緒にきこえてくるじゃない? だから、ある程度のインパクトが必要なのよ。 3分か四分くらいにまとめようと思うから、その短時間で、謂いたい事や、 その情景を美味い事伝えないといけないんだよ。ヴォーカルの声、 ヌケが悪いからなおさら。(藁) でも、灰ってのはいいね!ありがとうね!みんな。
672 :
じゃま :2001/05/13(日) 23:22
<おやすみなさい> カチッと押すと 明かりが消えて くるっと回すと 明かりが消える くいっと引くと 明かりが消えて フッと吹いたら 君が眠る
673 :
阿麻 :2001/05/14(月) 06:24
皆様こんにちは。orはじめまして。
誰か、私の書いた
>>638 の詩を
ご批評ください。
やっぱりレスがつかないって、さみしいです。
どなたか、ご批評お願いします。
また、他のスレッドでも、もし阿麻の詩を見かけた方が居られたら、
是非ご批評ください。
では。
>>673 酷評スレにコピペしてください。すみませんが疲れてるので,,,
平衡感覚と水平線 それらが表面に油のように浮かぶ 厚い七つの海を 俺は地球から引き剥がし ぶちのめし服従させ どうだ、どうだと具合を 屈辱的に聞き続け その俺に対する返事として 奴らの全ての 恨みつらみ吐き気 そして悲しみの 俺の勝手な解釈の対象として 大海に丸く数個の泡の プクプクと浮かび その繰り返しから 真珠が生まれる前に 俺を放り投げろ!
ああ、三十五ミリの機関砲が火を吹くとき俺は戦うのだ 水と水と水とそして35%あまりの水分と その違いを求めながら木をぶん殴り池をぶん殴り その波紋がぽかんとおれのあたまのなかをひろがるとき 俺がぶっとぶ銃後の白痴
ずがんっずがんと沙漠沙漠沙漠 砂がパンツァー戦車だ、風がロンメル師団だ 俺は逃げ回るイタリア兵だ 俺は砂に向かい,風に向かい相変わらず ドカンドカン援助してくれ とたのみ俺の要求に結局のところ与えられた水と汗と 味噌の破片が入ったスープを俺は台所で飲みながらの さわやかな朝だ
ヴィアン,心臓発作でくたばれ 屋根の上からサンタクロースの様に落ちてくるなかで 俺は煙突を必死で隠そう必死で隠そうと テントを被せた末の ユニットバスに横たわる焦りを示した中 果てちまった俺の戦い そいつは始まったばかりださてと 俺は惨めさという黄金を身につけ 青いインクを落とした牛乳の中にいる その安息香の中の羽毛布団で 俺は寝るのだ
勢い余って俺の食べカスは宇宙へ飛んで行き スヌーピーとチャーリーブラウンは ヒューストン,応答せよ,ヒューストン,応答せよと なんてことだろうか、メンフィスに答えを求める前に 青い靴をはいていかなかったがために こんな遠くにまで食いカスは飛んで行くんだ 青い靴でステップしろと 俺は指令を食らった挙句に ロックンロールと揉み上げと 散らかった部屋を片付けなきゃ
680 :
ポチットナー :2001/05/15(火) 02:10
>>676 -679 構造さんの詩への感想です。
マシンガンのように打ち出されるイメージで、頭が「ぐあーん」となりました。
比喩ではなく、ホントに眩暈で頭クラクラしてます(@_@)
詩によって脳の内部に映し出された奇妙奇天烈な情景、
その世界に吸い込まれるような、吸い込まれる感覚に酔いしれたいような、不思議な気分です。
たとえが適切でないかもしれないですけど、ドラッグみたいな詩だなと思いました。
素人意見&具体性に欠ける感想で申し訳ないです(汗
681 :
阿麻 :2001/05/15(火) 02:24
>>674 さま
疲れているのにレスをありがとうございます。
又、正直なところを聞かせていただいて感謝です。
>>638 の私の詩は、いちおうココに置き、ご批評を待たせていただきます。
どなたか奇特な方おられましたら、どうかよろしくお願いします。
追伸:何故お疲れか分からないけど、とにかくご養生くださいませ。
以 上
682 :
ヨツ江 :2001/05/15(火) 07:24
あのひとにだけ そっと聞いていてもらいたい言葉 がある 耳を塞いで繰り返し 息を吐いて ヤシの実みたいな頭の中身を 確かめて カナリアを飼うパリジェンヌのように 楽屋で漏らしたつぶやきが 愛しいのと同じで ソファにもたれると そのことばかりを 考えてしまう なんてぼんやりした生活なんだ
>>682 すみません、マッタリとした空気が漂ってて良い詩だとは思うんですが
なぜか"パリジェンヌ"という言葉に笑いが止まらないのです。
いや、失礼だとわかってはいますが、ほんとにこの一言だけで
>>680 どうも有り難うございます。眩暈を覚えていただけたのなら
それで充分です。
>>638 阿麻さん
丁寧語と感嘆符の起伏が独特です。
これが作品の感情の起伏になっている訳ですが、読了までのリズムとしては読みにくさを印象として残しています。
作品のアクセントとして使われていれば良かったのではないでしょうか。
> 「曲がった時代」の女なら
という繰り返しは、重要なテーマを示す言葉だと感じる反面、
古臭い、あるいは泥臭い印象、率直に言えば演歌的な響きに感じました。
これが全体のトーンを雨の中に包み、暗く重たいイメージで閉ざしている様です。
この時、感嘆符は感情の動きと言うよりヒステリックな絶叫にしか機能していない様な印象です。
途中口語になる
> 凶悪で、嘘をつく奴って、
> やさしい言葉でとがめるのね。
> ・・・でも、今日だけはどうしても
> ・・・・できないわ。
> 触れる事すらいやなんです
> それだけは
> 許してね
このブロックを生かすためにも、ミスマッチを前面に押し出すのでは無く、
密かな意外性として留めてみてはどうでしょう。
686 :
阿麻 :2001/05/15(火) 20:17
>>685 最強詩人さま
はじめまして。ご批評ありがとうございます。
最後の方の、「出て行け!!!!!・・・」の「!」は、書いているうちに思
いが余ってたくさんつけたもので、この詩に関しては、これでいいと思って
いたのですが、(頭の中で)取ってみたらご指摘のとおり、ただのヒステリ
ックさがその分消えていることを、知りました。
ちなみに、「曲がった時代」の女・・・・ を書いてるときには、頭の中で「怨
み節」が流れてました(藁
自分で書いているだけだと、何がよくて、何が悪いのか、自己研鑽ができ
づらく、ご批評には、本当に感謝してます。
又、読んでくださってありがとうございます。
追伸:「酷評」お疲れ様でした。投稿しようと何度も思っていましたが、ため
らっているうちに終わってしまいました。これからも頑張ってください。
感謝です。
687 :
Name_Not_Found :2001/05/15(火) 20:46
「君が愛した海と私が愛した海」 海を知らないまま、15歳になった私。 教科書の中の真っ青な写真を見る度に思いをはせた。 私の中の海には青しかなくて、その中に色とりどりの美しい魚がたくさんいた。 だから、 君が嬉しそうに話してくれた海はどろどろで、とても、海とは思えなかったよ。 それでも「海の水はしょっぱくて苦くて生暖かくて」なんて、 地理の教科書にも載ってなかった事を知る事が出来る君の話はとても面白くて。 大好きだった。 大人になって、自分でお金をためて海を見に行った。 海はモノクロだった。あの頃、君が私に話してくれたまま。 ビニール袋みたいなクラゲと本物のビニール袋が一緒くたになって浮いていた。 貝殻かと思って拾ったら、それは誰かの捨てた瀬戸物で。 指を切った。 でも、 波のうねりを見た時、わかった。 だから 初めて海を見た時、本当に、涙が出たよ。 ありがとう。
688 :
天才 :2001/05/15(火) 22:40
俺は天才だ それは間違いない 俺は一体 何の天才なんだろう?
689 :
負け犬 :2001/05/15(火) 22:40
喧嘩に負けたわけじゃない 勉強が出来ない訳じゃない ただまわりにあわせるのが嫌だった 今はまだ負け犬じゃない でも確実に 負け犬への道を歩んでる
690 :
ヨツ江 :2001/05/15(火) 23:50
>>683 ネタばらしをしますと、ワタクシの部屋の机の上にあった
ドミノピザのチラシに
「パリジェンヌ」というメニューがありまして、それをみた時
その単語を使ってみたくなったのです。あしからず。
691 :
(kau-a) :2001/05/16(水) 00:40
構築物のお祭りだ メルヘンの音が鳴り響き 造形物を担いでゆけよ 山車を逆手に涙せよ 逝去したはずだよひいばあちゃん つまらぬお土産持ってきな 栗鼠でも骨でも菊の花でも てめえと叫ぶな 今日は目出度いのだから 良質のアール・ヌーヴォが 今朝届いたのさ しょうがないよと 諦めておくれよ
692 :
黍 :2001/05/16(水) 00:51
私は灰となりて 思い出だけでは 根が腐り始める 現実だけでは 光が届かない この、狭い 私の 化粧箱の中では 煙草の煙も行き場を探す ※「にごっている感情が、閉じ込められている記憶が 溢れ出しそう 命は枯れても花が落ちても 私の心が色を無くしても、例え戻らなくとも 求めてやまない。貴方を。 私は抑え込むだけ。貴方を。」 あの春の匂いを、花の咲く風を 足のない心が求めては、悶える。 景色の無い写真を むやみに貼り付けた 吐き出した感情は、髪に絡み付いて。 ※(くりかえし) 暗闇で探している 光を 出口を 私は灰となりて 貴方を求める 今度は女ヴォーカルになったのでこんなんでいいかと。 曲はまだ出来てないよ。またもや(藁 一応、歌詞なんです。よろしくどうぞ。
693 :
名前はいらない :2001/05/16(水) 08:08
>>692 女に灰は似合いませんね。枯れても腐っても花です。
灰のイメージと花のイメージが適合してないな。
694 :
最強詩人 :2001/05/16(水) 10:45
>>692 黍さん
歌詞の場合ジャンルにもよると思いますが、歌い出し
> 思い出だけでは 根が腐り始める
> 現実だけでは 光が届かない
だと歯切れが悪く、歌いにくい様に思います。
「思い出だけじゃ」「現実だけじゃ」ではどうでしょうか。
> この、狭い 私の
も説明的過ぎて化粧箱のイメージを損なう様に思えます。
ゴチャゴチャと化粧道具が溢れ返る描写で、
> 煙草の煙も行き場を探す
に繋げると、"彷徨っている" イメージが明確になると思います。
例えば
> 色で溢れる 化粧箱の中で
> 煙草の煙は 行き場を探す
という感じでしょうか。
以下、「にごっている」「閉じ込められている」なども
「にごった/にごってる」「閉じ込められてる」に整理していくと歌いやすく(聞きやすく)なると思います。
表現に凝り過ぎて、伝わるべき所が伝わっていない様に感じますので、
ボーカルの女性の意見を聞いてみるなり、曲をつける段階で整理してみるなりして、
個々の言葉を吟味するべきだと思います。
ふと見るととにかく春なので わたくしは道を踏みしめるとき 土筆を足で押さえつけ 太陽の恩恵を受けさせまいとしている ということをヒョヒョヒョと ジャグリング脳髄で弄びながら ダンスフロアでステップを踏み またそのようなかんがえを みなの中でもてあそぶ電子音が 地を這いピョンと飛びあがる
うぐいすのなきごえのきいいんとしたひびきのなかに わたくしのしあわせが眠っているといううわさを聴き付け さっそくのどかさをつかまえて おなかをさいたそのなかに うねうねうねうねにょろにょろと にくをすいとりむさぼりくらう たっぷりつまった わたしの幸せ
697 :
黍 :2001/05/16(水) 21:22
>693,694 ありがとう! いやあ!成るほどって感じだ! 確かにそのほうが、感じやすいね!ほんとにありがとう! また、よろしく!
698 :
花子 :2001/05/16(水) 22:48
「自嘲」 仮想現実空間は 私に何を 与えてくれるだろう 仮想現実空間は 私を 退屈から 救ってくれる 擬似的な 怒りは 押さえていた 現実の古傷を えぐり出し 擬似的な 直感は 未来へ 光すら 与えてくれる 意識体。 浮遊する意識体。 活字体には 声も ト−ンも 顔も 必要ないから 認めたくないけど これが 本当の 自分 なんだろう。 長くここにいてはいけない という気がする。 意識に目覚めることは 現実での 死 なのだ。 寺山修司は言った。 オトナシイとは死もしくは眠りなのだと。 ならば私は生在る死者だ。植物人間が妥当だろう。
699 :
名無し :2001/05/16(水) 22:57
俺の心の片隅に蠢く鼓動 一握の砂を握り締め 先の見えない路を歩く いつか誰かが言っていた言葉を 噛締めるように反芻する俺 汚れた泪は 暗い路に余韻を残し 零れ落ちて行く もしあの瞬間に 戻れるのなら 瞳の奥に焼きついて離れない父の顔 強く生きろ あの人の言葉が 走馬灯の様に意識を駆け巡る 薄れ往く意識の中で
700 :
花子 :2001/05/16(水) 23:01
「青い地図」 どうやって生きていけばいいのか 探している 電光の活字を泳ぎ 言語を話す友人と声を出して議論を交わし わずかな 響きに 導かれながら 探している 今の私は もう何度目の 私だろうか もうわからない。 けれどわからないから 自分なのだろう と思うように している。 「今日は これで ありにして また明日・・・」 そんな今日を あの日から 何度 繰り返したことか。 半径1メ−トルの 小さな地図 畳1畳分にも満たない 人生。
701 :
名無し :2001/05/16(水) 23:06
「回転木馬」 ショセン ジンセイナンテ カイテンモクバ サ
>>695 に追加
ふと見るととにかく春なので
わたくしは道を踏みしめるとき
土筆を足で押さえつけ
太陽の恩恵を受けさせまいとしている
ということをヒョヒョヒョと
ジャグリング脳髄で弄びながら
ダンスフロアでステップを踏み
またそのようなかんがえを
みなの中でもてあそぶ電子音が
地を這いピョンと飛びあがる
蛙なのだ
704 :
マイナス因子 :2001/05/16(水) 23:15
諦めたくない夢 ある? 自分が 世の中と 何ミリか ズレてるって感覚 わかる? 笑うことすら 一苦労よ。ほんとにもう笑っちゃう。 誰もわからないんだ。わからせるのが嫌なのかもしれない。意地っ張り。 回転木馬のような 「作品」になれたら 素晴らしいな と思った。 オブジェのように 人に不快感 与えないで 置物のように 人畜無害であれたなら でも木彫りの人形じゃなくて 人間だったんだ 人間であることを 選んだんじゃなくて ありのままは 人間なんだ。 意識は 空転し 回転し 眠りにつく わずかにつかんだ 答えは 運が良ければ 明日の朝 憶えているだろう
705 :
マイナス因子 :2001/05/16(水) 23:17
702先生、ありがとうございます!!(花子
才能豊かな諸君の未来に幸あれ
わたくしの片隅 つまり砂がふきだまり それを掃こうとする箒 それが言葉であり 反吐を反芻しては飲みこみ味わい そのじわりとした甘味と旨みに 舌は痺れて喋ることは それを反芻するたびに 胃液によって変わって行くのですが ああ、なんとまあ その砂利とした歯への抵抗が 甘い青春時代とは
708 :
なななな :2001/05/16(水) 23:29
嘗て誰も見た事の無い鳥が存在した 人々は捜し求め、山々を歩き回った しかし見た事の無い鳥は見つからなかった 何故だろう
709 :
名無し :2001/05/16(水) 23:32
イエスよ 貴方は 我々人間の 罪を 一身に背負っておられる 貴方は素晴らしいお方だ
710 :
ZARC :2001/05/17(木) 00:41
たいていの女が ファーストレディじゃないのは 多分 大統領が少ないせいなんじゃないかなあ
711 :
芭 :2001/05/17(木) 00:45
「インテリとは扇風機のようなものです。回転するばかりで前進しない。」 寺山修司が残した 言葉。 わたしは 軽薄な インテリの発音が 耳をすり抜けていくことを あのとき 実感 しました。 不完全な人間ゆえに 何度も 鉛筆を消した 消しゴムの軌跡が見える。 わたしはそんな素朴な人間が とても 素晴らしいと 思う。
712 :
ZARC :2001/05/17(木) 00:59
>>711 消しゴムで消した 鉛筆の奇跡ではなくて?
713 :
芭 :2001/05/17(木) 01:02
>712(大ワラ ご指摘ありがとう。
恋愛小説の筋を様様に思い出して その章節を詳説として 俺はただ 詳細に記憶 それでもって そこにヒゲを書き加え 一小節、ギコギコと奏でられる 笑い声へと
れ の き ゆ い が 草 面 の み 表 に ゆ の い お が 肌 み る と 照
716 :
名前はいらない :2001/05/19(土) 03:02
>>715 陳腐。普通に書いた方がいいよ。言葉の感覚自体は悪くないんだろうし。
底が知れるよ。
717 :
vampire :2001/05/19(土) 03:12
道を歩けば いつか突き当たるこんな世の中で 少し背伸びをするんだ そんなに悪い事じゃない そんなに悪いものじゃない♪
>>715 折角の形象なのに、言葉が合っていない。この形には
それを必要とする絶対的な言葉があるはずだよ。
一番
ぴったりした言葉(達)が見つかるまで、
探してトライしてほしいね。楽しみに待ちたいと思う。
>>716 >>718 ども有難うございます。やっぱフツーに書いた方がいいみたいですね。
とりあえずヤフ板にあったの拾ってきただけだし。
720 :
赤いハンティング :2001/05/19(土) 21:01
みんなが空を見るのは 生まれる前に 空だったからさ たまに帰りたく なってるって訳で 涙を流すのだって 雨を降らす 空の真似ごとさ 笑顔を浮かべるのだって 太陽を思い出してるだけさ そんな事を思いながら 僕は生きてる訳だけど コーヒーにミルクを溶かす様に こんな想像を心に 溶かしていいかな とても綺麗に まぜる自信はあるんだ 出来上がったコーヒーに空が写ったら 僕はそれを飲みほして 空まで旅に出る予定だけど 一人で行くよ 危険だから 一人で行くよ
血液みたい垂れ落ちる 私はいつか枯れてしまうわ だって手さえも赤く染まった 独りだなんて耐えられないから 甘い甘い苺ジャム 錆びれた髪を靡かせて 夜空に潜む月をなぞるわ だって眼さえも機能を捨てた 情意だなんて必要ないから 甘い甘い苺ジャム 遠く離れる夢を手繰る もう掴めない君の声 無窮の愛を希う SWeEt甘い 苺JaM
>>720 自殺願望に近い感情が根底にあるね。
それも諦めに似たさわやかさが漂う。
ただ、一人で行くよ、のところがどう見ても止めて欲しいような
未練なり甘えが漂っているような気がするのだな。ほのめかす
必要のない事をほのめかしてしまった。
これが「一人で行くよ」の部分がなく、君の日常を書いた日記のなかに
つづられていて、加えて君が自殺したとしたら恐ろしいほどの名作に
なっていた可能性がある。
しかし最後の一説を結局書き加えてしまった君は
自殺できない人間だとも確信できる。
>>721 苺ジャムに浸り過ぎているね。それも世界観なんだろうが、
やや違和感がある。おそらく君にとって苺ジャムというものは
スーパーで手軽に手に入り、パンに塗るだけの存在だというのが
よく判るよ。きみの無窮の愛とやらと同様にね。
とりあえず一回ジャムを作ってみる事だな。苺を水を入れずに
砂糖で煮るだけだ、ところが作ってみりゃわかるが手作りのものと
スーパーのものには味と質の違いがおそろしいほどあるんだ。
コノイタミルトワライガトマラナイヨ プシネシネシネシネシネシネシネシネ ズイブントエラソウナブサイクガヒヒョウシテルンダネ ププ シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシシネシネシネシネシネシネシネシネシシシシネシネシネシネシネシネシネシネネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネネッシーシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネネシネシネシネシネシネシネシネネシネシネシネシシネシネシネシネシネシネシネシネシシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシシネシネシネシネシネシネシネシネネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネネシネシネシネシネシネシネシネシシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネネシネシネシネ
724 :
n :2001/05/20(日) 01:50
ひとりで、ひとりでに、いっしょ。 あって、あわせて、あわさって。 わざとらしく、ひとつだけ、のこる。 いじらしく、ひとつだけ、みてる。 いろのない、あざやかな、境界線。 さがしもの、それから、わすれもの。 ゆめをみて、それから、ゆめみて。 とびこえる、そのときだけ、みせてくれる。 それから。
725 :
赤いハンティング :2001/05/20(日) 10:31
俺は一人 階段の下で 考える事が 五万とある 人々はスニーカーで 次々に飛びこむ 俺は土足を嫌う それがいけないと 言ったネズミの シッポに火を付けて 訂正させる 元気もナイゼ
726 :
赤いハンティング :2001/05/20(日) 10:34
道で拾った小さな石を ペットにしたい 愛に飢えてた彼さ タバコのフィルターをガムみたいにさ クチャクチャと噛む あの仕草が大好きだった 彼にはきっと世界が止まって見えたと思う 砂の上の貝殻みたいに 一体何処に 行ったのだろう 晴れた日には必ず ガレージで 体を焦がしてた 全て燃えてしまえ その心を探しに行くよ 君の心を見つけに行くよ 世界が終わる時に そっとこの坂で 待ち合わせをしないか 彼はきっと背中に 薔薇なんか隠して 僕にプレゼントする 二人で笑ったら坂を下る そこにある海に二人で沈もうゼ
727 :
名無し :2001/05/20(日) 10:35
空腹が細胞を責めあぐね それはむしろ叱咤激励として 腸を苛む寒さなどよりは 波紋ひとつない凍った池に 笛の音がひびき わたるのだ
火をつけろ まず枯れた草と木に そのなかでピシピシピシとわめく若芽に その魂が空には のぼりのぼりとしながらも 結局のところそんなものは 水面に写るようでいて 藻が絡まりなにも浮かばない 水の底にあるのだ つまり空の果てと 空の底の違いにより その間でギリギリとひしめく 煙と魂 それが木々草々の 青々と繁りゆく様として すべての濡れた空気に包まれた 霧はしなりと冷たく燃え そのなかに存在する幾千幾万の わたしという感情を灰にする
唄っているのは プレイヤーという文明の利器である 人間はそこから離れているという 実に証明はたやすく、つまらぬ結論を導き そこに残った認めたがらない頑固者を 崖下に投げ込む時に聞こえる悲鳴が 自らをそのなかに置きながらも わたしをプレイヤーの前に立たせ 足を無理矢理に踊らせた上で 音楽を聞かせようとするものなのだ
731 :
n :2001/05/21(月) 01:16
構造さんの詩は筒井康隆さんの面白さに似ているような気がします。 内側から形式を壊そうって気が私にはします。715はたぶん外側に 亀裂が走ったのでしょう。だから、あまり面白くなかったのではない のでしょう。密室的な破壊者がじわじわと外側に影響を与えてしまう 。だから729の つまり は何だかいやな気がしました。そこは少 し視点を変えているようにみえてしまいます。一連と二連の間が問わ れる所ではないのでしょうか。
>>731 「つまり」が原因というよりは実際に視点を乾燥から
湿潤へ変えてますからね
"霧はしなりと冷たく燃え
そのなかに存在する幾千幾万の
わたしという感情を灰にする"
この辺を第3連にして、全てを収束する形にした方が良かったんでしょうな。
基本的に2連の詩では大規模なイメージ転換は難しいのでしょう。
733 :
名前はいらない :2001/05/21(月) 12:37
草臭い風がふいて 誰かの夢がおわる 過去のことも全て消えていった 俺はひとり空をみながら 残された血をにぎりしめていた
734 :
ZARC :2001/05/21(月) 23:38
うなじから立ち上るのは 石鹸のよいかおり。 虫が鳴いているわね。 もう夏ですもの。 夜風にほのかな彩りをよせて。 あなたにくちづけを。
735 :
n :2001/05/22(火) 02:17
遠くへいる恋人に贈る詩というスレに書きこんだ詩です。 頬杖をついて、外を見る。 揺られているのは、からだだけ。 いくつもの揺れる景色に、あわせてるだけ。 近づくにつれて、気になる、ガラスの景色。 暗くなったせいじゃなく、はやく振り返りたいから。 いつも最初に、気づかれてしまうから。 今度は、見つけてあげる。 赤い目をした、朝焼け。 頬をぬらす、朝露。
736 :
apuri :2001/05/22(火) 02:48
大好きな人へ送りたい詩です いつでもいつでもアナタが好きーーー これだけでも伝えたいです。 これだけしか今はいえません、、、ホント好き これが私の唄。
景色と振動、心臓、不安が 乗り込んで来た末に到着する それら全てを横に置きながらの 水平な温暖へと 眠り、乾いた渦、冷える足と 怠惰なる朝焼け
738 :
微熱くん :2001/05/22(火) 16:12
言葉を紡ぐことが下手な詩人は 今夜もギターの腕だけを磨く 駄目な奴と烙印を捺され 壁際の向こうに堕ちて行くのを待ってる 歌は届かない 自信ばかりの肥大した 醜い自我が見え隠れする 詩は響かない 誰の心にも響かない ありふれた単語を並べて 悪戯に時を浪費する なにひとつ満たされない 駄目な奴が 世間から見放されていく時 テレビ局は面白可笑しく 彼の道化で飯を食う 誰の心にも響かない詩 彼の存在の哀れさだけが 視聴者の嗤いに埋もれていく 残酷はただひたすらに 奈落の底へ詩人を貶める 彼は明日から 道を掘る仕事を始める すくなくともそれは 詩を書くよりも ずっと誰かの為にはなるはず 詩人はいつか 必ず限界に辿り着き 自ら静かに幕を下ろして去る
739 :
R :2001/05/22(火) 16:44
Consciousness 白い時の中で 白い時の揺りかごで 白い意識で 白い視界の中 止まらない時の中 彷徨い続けた 悲しみに暮れる暇も 与えられなかった 彷徨うキミを探し 何も無い空の中 漂う意識だけ キミを叫んだ 崩れ落ちた 闇の中そっと キミの名を呼んだ 涙流して 白い時の中で 白い時の揺りかごで 白い意識で 白い視界の中 いつも夢見てた 終幕の時を 終わりにそっと 鉛色の空の中 見失いそうな意識の中 探し続けた 泣いて佇む暇も 僕には無かった 何処かにキミがいる そう信じ続けて 漂う意識だけ 走り出してた 砕けて消えた 黒いガラスが 欠片になっても 僕を映した 白い闇の中 白い時の揺りかごで 白い心で 青白くなるまで 白い時の中で 白い時の揺りかごで 眠りにつきたい 無に帰りたい 白い時の中で 白い時の揺りかごで 白い意識で 白い視界の中 キミを見つけるまで 僕は帰れない キミを探し出せたら 二人で帰ろう 鉛色の空の下 二人の時へ
740 :
解釈 :2001/05/22(火) 16:46
届かないのは、あなたが不感症だから。
ニブイ奴だから届かない。
>>738
741 :
>738 :2001/05/22(火) 22:52
届かない 響かない それを確認したい つまり キミも詩人じゃないという事
っていうか、最弱視人=微熱
743 :
名前はいらない :2001/05/23(水) 13:25
うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ
744 :
ZARC :2001/05/24(木) 01:10
>>743 もうちょっと、ひねりを加えたほうがよいと思うぞ。
745 :
名前はいらない :2001/05/26(土) 02:22
■where is everybody?■ 目を覚ましてみるとオレは日常に居た。 今日も平穏極まりない日常に居た。 何も惑わずに駅へ向かう。 角を曲がった所の犬はいつもオレに吠える。(まぁオレにだけではないが) その先の信号はいつもオレを止まらせて、 踏切が見える本屋の角を曲がると、ゴミ捨て場。 オレと世界は心地良い予定調和の侭に。 電車の再後車両。始発故簡単に着席可。 週刊誌の吊り下げ広告もオレは読まない。 目を瞑って電車の揺れるのを感じてるだけ。 耳は感覚を(あまり名も知れてない創作者の)狂騒曲に奪われている。 昨日の夜見たTV、意外と面白かったな。 覚えてたら来週も見てみるか。 オレと世界は心地良い予定調和の侭に。 オレと世界は心地良い予定調和の侭に。
746 :
ZARC :2001/05/26(土) 05:56
>>745 ありがち(というよりそのネタだいすき)なのに、
すごく難しい題材だと思います。日常っていうのは。
(いつも後悔してばかりだよそのネタには)
で、そんなわたしがいうのもなにかと思いますが、工夫は凝らして
いらっしゃると思うんですが、パンチがないです。
題材が題材だけに、もっと、突きぬけないと・・・
なんだか、自分に言い聞かせてるみたいですよ。はぁ。
747 :
阿麻 :2001/05/26(土) 06:27
苦悶のしずくを はじくこの指。 通りすがりに かまってはいられない。 にこやか だけど冷たく堅い面の皮まとった この顔。 人生ってかなしい 忙しすぎて、かき上げる髪 時間はもうすぐ来るのだし、 復讐を焦りすぎて ごねたりしたらおかしいよ。 もう、笑わさないで たましいよ。 夜中にスーツ試着しながら苦悶のしずくを はじくこの指。 成し遂げるためには不必要など、 かまって、 られない。 いい加減かつ冷酷で、やくざな この目。 人生ってかなしい! 忙しすぎて、かき上げる髪 時間はもうすぐ来るのだし、 報いを焦りすぎて ごねたりしたらおかしいよ。 もう、笑わさないで たましいよ。 夜中にスーツの試着をしながら苦悶のしずくを はじくこの指。夜中にスーツの試着をしながら苦悶のしずくを はじくこの指。
748 :
阿麻 :2001/05/26(土) 06:57
けがれた唇 ぬぐったら あしたまでが見えてきそう。 うつ伏せで寝る癖があって、 目線をあわす 人は苦しそう いつもいつもそう、悪人は。 見えない糸と音のしない鎖が ほら、いま両手両足。 暗がりが埋め尽くしきれずに 拭った後の唇の まだ生々しい罪の手当てを どうしたらいいのよと何度も聞く。 涙で騒がした心の弱さ、 あとは、薬局のヒソプ。 いつもいつもそう、悪人は。 見えない糸と音のしない鎖が ほら、いま両手両足。
749 :
阿麻 :2001/05/26(土) 07:57
>>748 訂正
けがれた唇 ぬぐったら
あしたまでが見えてきそう。
うつ伏せで寝る癖があって、
目線をあわす 人は苦しそう
いつもそうだよと、苦笑い。
変化なんかは ないのね。
見えない糸は蜘蛛の糸
音のない鎖はカンダタの
ほら、いま両手両足。
暗がりが埋め尽くしきれずに
拭った後の唇の
まだ生々しい罪の手当てを
どうしたらいいのよと何度も聞く。
涙で騒がした心の弱さ、
あとは、薬局のヒソプ。
いつもいつもそう、悪人は。
見えない糸と音のしない鎖が
ほら、いま両手両足。
けがれた唇 ぬぐったら
明日は見えなかったわ。
いつもそうだよと苦笑い
でも、古い人には勝てないわ
750 :
阿麻 :2001/05/26(土) 08:14
光るカガミがお気に入りの カナリア。 人に、なかなか なつかない でも、眺めてたら とくに何かを 嫌うでもなく、日差しのなかで ぼんやり、 ちょっと欠伸・・・なんて いとしく可愛い たたずまい 夢の国。鳴き声するよ。 皿巣から、 けして器用じゃないくちばしなのに。 飛んでいたい、 止まり木と 止まり木との あいだに、 涙のような、安きが溢れてるわ 仲良しの、カナリア。
我々から無理やり引き出され そこに塗りたくられたされたノイズが 重なった末に生まれた喫水線は ちょっとしたことを コメディであれSFであれ その上に 何回となく 我々が再生したという その分厚さの故に
752 :
n :2001/05/27(日) 02:49
テーマスレに 暗部 として投稿した詩です。 シンデレラは銃口を向ける いつまでも、いつまでも幸せなんか、なれない。 披かれた笑顔、閉じれない、涙すら流せない。 両手で握り締める忘れられない音 お話の中だけで、よかったの。 その傷跡が、いっしょに連れていってくれるの。 撃って夜を買う薄れゆく音 もうすぐ、迎えが来るから。 それまでじっと、目を瞑りましょう。
753 :
n :2001/05/27(日) 03:13
>737さんへ 確かに怠惰に見えるかもしれません。自然は必要以上を求めませんから。 でも、二人には必要な事だと私は思います。
754 :
じゅり :2001/05/27(日) 09:01
「DIE to me&love」 君のその手で 僕の溜息をとめて 僕の吐息をとめて 冷めた口から溢れ出す 生温い想いを吐き出せば・・・ 蜃気楼のように儚い恋は もう、永遠より長く遠く・・・
時計: 俺は時計の針に翻弄されながら くたびれた足に鞭打って歩を進めた挙げ句 心までくたびれ切ってしまって ああ それなのに 忌々しく回り続ける日々よ お前は明日もまた 惰性を敷き詰めた下り坂で 俺の背を無慈悲に押すのだろう
失恋こいのぼり 口を あんぐりあけた お魚が 空に 起立している よ やふー やふー やふー! じゃぱん と 飛び込んで 死ねたら 幸せそう に 見える よ 「あのね、あれはね すでに 死んで いるんだ よ 首を くくって いるんだ よ」
757 :
名前はいらない :2001/05/28(月) 02:01
拳を握りオマエと言う存在に殴りかかった 本気で殴ったっていうのにへこみもしない かえって俺が痛い思いをするだけじゃねぇか オマエはどれほど強いっていうんだよ? こんなに恨みつらみを重ねて殴ったっていうのに 少しは応えてくれても良いようなもんじゃねぇか 俺が弱いって事をアピールしてるのか? 仕方無いから睨んでたんだ そしたらオマエは達観したように言ったよ 「殴ろうと思った時点でキミの負けなのさ」 そっか、最初から俺はオマエに敵わなかったって事か・・・
>>754 ちょっと辛めですみません。趣味の問題なので、むしろ気にしない
ほうがいいとは思いますが。聞き流してください。
ものすごくきれいにまとめられている代わりに、切実さがかけて
いる気がします。こぎれいというか・・
これは本当にあなたの言葉ですか?
それと、題名の意味がわかりません。
声音に出してみなもを目指しまとわる泡に たゆとう浮き島 波間にながれて夢にみて こみあげるノドに息も満ちゆく合い間にも 柔らかに頼りないうつつの身にうつる止まらない衣のかげ つめたい床にポツンと濡れない飲めないなみだ 言葉を許して溺れられないなら息をやめない
760 :
じゅり :2001/05/30(水) 23:21
「だけど」 ただ、この世に1つだけ たった1つだけ 大切なモノが タイセツナモノガ ステキなモノが ステキナモノガ あるとしたら 僕は、手に入れたい そんな 掴める腕なんて もってはいないけど
曇りの日は 雨が降るかもと 恐れながら 公園のベンチに座り 語り合おう そう、話よりも 椅子の凹凸と 子ども、池 我々がともに見る それらを反射の過程として 経由しながらも ようやくのこと 目を合わせないながらも 向かい合い 語り合う我々にとっての 降り来るであろう 雨の音
762 :
とじとじおなにー :2001/05/31(木) 00:21
或る引篭りの詩 雨粒が痛いから閉じこもろう ちょっとした晴れ間から見える空も眩しすぎて僕には何も見えないから 夜の月でさえ僕を見透かしたように鈍く輝き 昨日の晩に先生が来たけれど 先生の眼鏡の奥に潜む二つの瞳がぎょろりと動くので僕は学校にいけないのです この部屋だけが僕の居場所 散らかった服は侵入者を捕まえるためのトラップだから やめてよ母さん片づけるのは 僕の居場所がなくなっちゃうよ もうここにしかないのだから
763 :
名無詩 :2001/05/31(木) 02:24
夜明けの陽に映える空 駆ける馬と一体となって 蒼空を飛翔するドラゴンを追う影ひとつ 影は鳴く 我が溢れ出す闘志を 我が栄光への期待を 導くのだ 古の地へ 研ぎ澄まされた勇者の精神は いかなる剣よりも鋭く 深き谷間に身を潜めていたドラゴンでさえ目を覚まし 己の古き知識を授けようと その大いなる翼を広げる
764 :
名前はいらない :2001/05/31(木) 02:34
755、ちょっと好き。
765 :
Hale simonz :2001/05/31(木) 22:17
今日始めてこの板来たさ。 ----------------------------------- 今までずっと 友達だと思ってたのに あの日から いつでも君の声を聞いていたくなっていたよ その日から 君の席の方ばっかり見ていたみたい いつもと同じ たわいも無い話 ありがちな冗談 あのときから 僕の一番大事な言葉になった 何気なく おしゃべりしてた 隣席同士の授業中 そのときから 1日のうちで一番たいせつな時間になったよ 窓際にすわる君を 風で揺れるカーテンの隙間から こぼれる陽の光が照らした 冬の午後の昼下がり とてもまぶしい 光だった 君がとても 眩しかった あのときの君は眩しかった だいぶ前の話だけど いまでも僕は 君が眩しい
ファンタジイ、そいつは 俺を殴りお前を切り落とし脳味噌を穿り返した末に 其処に住まいを構えて 何をするかというと飯を食い、睡眠をとり お前と俺と同じ生活を 数十センチとズラして相似形を展開する その末に乳酸が体に染み渡る、それはファンタジイだ 疲れが脳味噌の首を絞める、食生活が、栄養量がと ところがそいつは嘘っぱちで 結局のところ自分を殺すのはお前であり俺自身の脳味噌だ とファンタジイは叫ぶ、それが結局のところ 数十センチ近くもズレ上がった末の俺とお前の 叫びの一致
桜葉に 色の残りを探さんと 見れど緑の木々、草に森
768 :
ZARC :2001/06/01(金) 00:30
20 黒人と歩いてる女は見つけ次第即刻殺せ! ■ ▲ ▼
1: 名前:日本人の遺伝子を守れ! 投稿日:2001/05/31(木) 12:25
黒人の遺伝子は劣等です。文化を創造する能力は著しく劣っています。
容貌も醜く、彼等と混血した人はお仕舞いです。日本女性に告ぐ。黒人とだけは
結婚するな。恵比寿や六本木で黒人との混血児連れてる若い母親みて死ぬほど
のショックを受けました。彼女達は終わっている。クロンボといっしょに歩いて
いる女性は最低です。日本人の遺伝子を劣化させないで下さい。
悪いんだけど、こいつになんか言ってやってください。お願いします。
http://tako.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gender&key=991279547&ls=50 同じ悲劇を繰り返しちゃいけない。
自然界における猛威というものは しばしば要素の欠乏によってもたらされる つまり、頭が欠乏してる人間は自然に最も近く それゆえ人間界への最大の脅威だ
770 :
ナナ :2001/06/01(金) 00:58
上で、黒人さんを悪く言ってる人最低。 いきてきて何を学んだの?って感じがする。肌の色が違って 何が悪い?何が遺伝子を劣化させるわけ? 黒人の人と歩いているからって何が悪いんだろう? 好きになったから、歩いたりしたりするのは当然だろうし、 普通のことをそうやってそれを制限されたら 黒人の人はどうすればいいの? 未だに、そんなダサいこという人がいるなんて知らなかった。 人って、生きてるうちに知らず知らず差別してるところが あったりして、凄い嫌だけどこんなあからさまなこと はしたらイケナイと思う。 みんなもうえのやつに、なんか言ってやろうよ。(別スレで) 私は、黒人さんでもなければ話した事もないけれど すごく悔しい。 ホント、同じ悲劇を繰り返したらイケナイ。 あんたが劣化しきってるよ、って感じ。考え方遅れすぎ。ダサい、、
上のスレの1及び全く関係無いスレッドにURLを張りつける 768に対して言っておるのですが。やれやれ、URL先で言ってくれ。
>>770 ありがとう。
>>771 本当にすまないとは思う。ただ、一詩人として、尊厳ある人類の
ひとつの個として。これだけは許すわけにはいかないと思った。
気に入らなければ無視してください。わたしは雄弁ではないが、
このことを許すわけにはいかない。
773 :
名無詩 :2001/06/01(金) 01:21
(768の人物を詩的に糾弾…) ああ 人は今日もまた差別と区別を混同する 人は今日もまた上下関係に執着する 劣等感 優越感 歪みはそこから生まれ 何時の間にか闇に囚われている事に気づきもせず 過ちを 愚行を くりかえす 暗き世界から現れる異形の生物よりも 闇に囚われた人間の禍禍しきことよ 我が誓いの剣が その精神だけを打ち払えたらいいのに 我らは己が魂を見失ってはならない 堕落は 君に悟られないようにと忍び寄る
774 :
名無詩 :2001/06/01(金) 01:23
↑ 一応詩を書いたから、スレから外れてないかな……?
775 :
ZARC :2001/06/01(金) 01:37
>>名無詩 さん ありがとう。抗議を受けてしまったので、新しいすれをたてました・ もう少し範囲を広げて見たので。よろしければどうぞ。
776 :
蓮 :2001/06/01(金) 02:00
>>768 本当に腹が立ちますね、「黒人」って言う自体
そこから「差別」って言葉は生まれると言うのに…、
でもやっぱり怒りよりも悲しみが大きいです…、
生きてるって事だけで同じ人間なのになぁ。
俺達と彼等の何処に境界線なんてあるんだろう…
あぁ鬱だ…。
777 :
じゅり :2001/06/01(金) 09:31
「あなた」 あなたは泣いた それは あなたのため? わたしのため? いったい何に 涙を流すの? わたしには その意味がわからない
778 :
パンティー :2001/06/01(金) 13:06
詩だろなにかいたっていいんだよ 人種差別放送禁止用語差別用語 詩は主観の世界 法に触れたら触れたでただそれだけのこと 自由な発想と世間体どっちが大事 白痴どもども
無慈悲とは慈悲を打ち消し、 また慈悲を促進する数十のベクトル にも及ぶ力を無視するが故に 太陽は無慈悲であり 雨は無慈悲であり ところがそいつらはとてつもなく ありがたく心地よいがゆえに 夏は無慈悲だ それに照らされた上での もやもやと俺の暑さと彼女の暑さ それらは無慈悲とかの平坦さで 割り切れはしないということは わかっちゃいるけど やめられない ア、それ
780 :
H.Simonz :2001/06/02(土) 14:53
朝、目を覚まして 昼になると昼寝して 今 夜になったのでまた寝た 明日もいいこと有りますように…
781 :
名前はいらない :2001/06/02(土) 16:01
花びらを広げた けしの花は ちょうちょうに似ている だからこんなにも ちょうちょうが飛んでいるのだろうか だけど もんしろちょうちょうさん もしもあなたが この赤や ピンクやオレンジのちょうちょうに なりたいと思っているのだとしたら 私は せつなく悲しく ちょっぴり 辛いです
俺は横断歩道の上で止まる ガムがへばりついた白い帯が 穴があけられた胃のように そこから全てを見透かすために 限界までそこに目を近づけて 眼球の中の黒点とそいつを合わせ 中に込められた砂を見据えて そこにごくたまに混じっている水晶の欠片を とっとと捕まえちまえ。 まだ黒くなっていない部分の 残存した香料をはぎとり おれのものとするために そうしておれがパーティだのの 社交場へと訪れたその時に 会釈したまえよ 黒いスーツを纏い 俺は果実の香りを漂わせ 白亜の建築物の中の 黒くへばりついた 汚物としての俺に
歩く二人の仲良しの ぼんやりとした 疲れのようなものは 彼女達の腹の中で走りまわる 十tの トラックの悲鳴を たった二本 荒野につき刺さる十字架に変えて そうして、轢かれたような、服
俺は脳味噌に爆弾をしかけ それが爆発するまでの間 キャハハと笑って逃げ回り 頭が破裂して 足から順に 崩れ落ちるまでの 無邪気さ
灰皿に喧嘩を売り 煙草を押しつけたのは良いものの 無機質な笑いが帰ってくるだけだ つまり 煙草の熱さが帰ってくるのだと おれは察知した上で逃げ回る そうして逃げ回った先が五百羅漢の 笑い顔、泣き顔、怒り顔 とっさにその中に入ったものの 総数が501であるに加えて 501を穿いている ああ、チノパンを穿けば 逃げ切る事が出来たのだが 俺は苦痛から逃げ回った末に 五百羅漢の顔の皺を 集めて渋く また笑みと怒りを そこらに浮かべた 五百一番目の羅漢
涼風の湧くがごとくが 絶えるのではという不安を 抱くことなく晒し吹かせ 枯れ山水の庭を通る
787 :
じゅり :2001/06/03(日) 23:22
「狂騒」 塊(にく)がついたこの躰を あなたは今も 愛そうというのか? それは、私の内なる悲鳴 それさえも あなたは愛そうというのか? この ミニクイワタシ
788 :
n :2001/06/04(月) 01:31
左目と右目が 少しずれたみたい 線が閉じるまで 遠くにぶれて 指先でなぞる 地図と唇 だけどここは 一色で出来てしまうから 見分けがつかなくなる 二人のずれ 広すぎて もう誰も とどかないけど その先は ここと同じ青だから ずっと見つめていられるから
789 :
阿麻 :2001/06/04(月) 01:41
>>788 nさんはじめまして。
右目と左目の「ズレ」を、なにげに「二人のずれ」に以ってっちゃった上、「見つめる」に戻すなんて。。。
すごいなーっておもいました・・・
790 :
阿麻 :2001/06/04(月) 01:44
>>789 (タイプミス)「以ってっちゃった」→「持ってっちゃった」でした。
ごめんなさい>ALL
791 :
n :2001/06/04(月) 02:11
>>789 阿麻さんへ こちらこそはじめまして。 私のは少し強引ですね。でも、どうしてもそうなってしまいます。 客観的には全体的に詩を詠むことが難しいせいだと思います。
792 :
n :2001/06/04(月) 02:16
>>789 阿麻さんへ すみません言い忘れてました! 批評ありがとうございます。時々しか来れないけどその時は よろしくお願いします。
793 :
阿麻 :2001/06/04(月) 02:21
>>791 nさんへ 強引だとは思いません。それに、わかりません(馬鹿デーす)。
ところで、テーマスレの、シンデレラと銃口の詩もいいなーって感じました。
これからも聞かせてくださいね。
では。
794 :
阿麻 :2001/06/04(月) 02:25
>>793 高飛車だったので訂正させて下さい。
>これからも聞かせてくださいね。
は、「よろしければこれからも聞かせてください」に訂正します。
ごめんなさい。
我々が語り合うべき事 狭い部屋で黒い穂を摘む男 山々を揺らす風が仕立て上げたが故に 滋味を愉しみさえしたその男の 指に刺さった棘の話などは 我々は聞こうともしなかったのだ 外の小麦の黄金色に目を惹かれ 部屋の中の穂のことすら気づきもせず ただ部屋の中の幾つかの山脈に対し ぼんやりとした涼しさを抱き その中 印度の乞食のごとくに 限りなく土に近く 摘まねばならぬ毒麦 を摘もうとする男は 我々の滋味を味わうのだ。
796 :
459 :2001/06/04(月) 18:55
洗面所で歯を磨いていた僕は気づいてしまった。 「シルシ」に。 背中の隅の隅。おしりの上あたりに多分 クローバーのマークが しっかりついていて その中には 「あいしてら」と書かれているんだぜ。 でもそれは 僕からは決して見えない位置についていて 僕が首をグリングリン回しても ちっとも見えない。 だけど 僕が女の子と二人で裸になったとき それは彼女にだけ見える。見ることができる。 そして彼女は口に出す。口に出すことができる。 「あ・い・し・て・ら」と。
797 :
名無詩 :2001/06/04(月) 19:35
迷路に入っていくと 自分の生き様が 具現化したかのような錯覚に陥る 私は迷路を攻略するのが苦手だ その事が さらにリアリティを抱かせる 非常口は死の口 人生の放棄 使ってはならない 長い間 迷いつづけて 出口にたどり着いた時には 仲間はもう 誰も居ない 遅すぎたらしい
798 :
奇術師 :2001/06/04(月) 19:42
絶望との契約によって心を守る少女 そのはかなく美しい瞳に魅せられた だから私は罪を犯す その哀愁に満ちた微笑を変えるため あなたを傷つける事になるかもしれない 全てを失ってしまうかもしれない でも私は足を動かす 一歩・・一歩貴方の元へ その無機質な微笑に別れを告げさせる為に貴方の手を取る しゃがみこませない、歩かせてみせる そして本当の微笑をいつしか見せてくれ だから私は今この世界で最も罪な存在となろう
799 :
名無詩 :2001/06/04(月) 19:42
帰るところが無くなった旅人は 旅人を止めることはできないのだろうか
800 :
阿麻 :2001/06/04(月) 20:13
「油を忘れた五人の娘」 ランプの中身を忘れ、どうしたらいいの 厳めしく閉ざされた、門をいくら 叩いても 開かれはせず 結婚式は 取り残された 付き人むすめ達を残して、 さあ出発進行・・・ こうなるのだったら、早い時刻に 油を買いに走るんだった、 私達は今日、花婿の付き人よ・・・ これは何かの悪い夢 だけど このランプは、今どこにも 花を添えていない。 破れかぶれ、怒り・叫び・ そして後悔・・・ なぐさめてるものは、 月だけ。
ヴアッヴアッヴアッヴア と叫び声を上げるスピーカ のドイツ語表現に重ねた上で ヴアーンヴアーンと 戦車と大砲と吹っ飛ぶ音 を切り崩した金切り声を 女はあげる警報だ 俺の怒涛たる進撃! そいつが塹壕に落ちて 警報は収まりかけて ノイズの中にかすかな リリー・マルレーンと夜
私が湖の中へと入りこむ時に 水が染みこむと痛いので そうならない様に包んでいる ほんとうに薄い膜が あなたの緩やかな曲線をも 包んでいるが故に 我々はしみわたろうとして 叩くようにはじきあいながらも ほんとうには痛がったりしないのです。
みかんゆれ めへなへな ねむけ ほわりな ひんやり まらりあ
804 :
名前はいらない :2001/06/05(火) 00:06
偶然と必然 相も変らず彼女は繰り返し 上手に騙されたいのと 流した涙はとてもキレイ 形あるものいつかは崩れて 形ないものいつかは忘れて それでも幸せ 無理に笑った彼女の顔は とてもとても キレイ
805 :
奇術師 :2001/06/05(火) 00:10
見えないからこそ私は貴方を縛りつける この愛という名の鎖を貴方の首へ そしてもう一方の鎖を私の首へ そうしてお互いを束縛しあおう その絆が私達を永久にする
黄金を見つけた黒い月は そのようになろうとして 周りを暗くしてしまい 丸くなろうとするたびに それとは逆に 目を閉じさせようとして それをわたしのようだと あなたのようだと叫ぶことの 骸骨と黄金が カンカン、キンキンと おなじ間でしばらく響くみたいに わくわくと眠気をさそわせる
ほんとは帰りたいけれど 眼鏡をずらしたり 視線をそらしたりしていれば イヤでも分かるものよ 言うほどのことでもないから やっぱり言わないで 甘いお菓子は もうとっくに嫌いなのかしら ああ本当は秒針のとがった先が 何にもまして無情なのよ とでも言わせたい そういう思惑 涙が出たわ ありがとう
808 :
乃乃 :2001/06/06(水) 08:39
阿麻って人は手当たり次第に批評してくれそうなスレに 投稿しててよく同じ詩を見かけているが「酷評」だけで良いのでは? 些細な事でも必ず返事を返す性格はマメで嫌いじゃないが ちょっとクドイ気がするし・・ 載せる詩も中には良い詩があるのに猪突猛進が如く 「これは良い出来」ってのだけを載せているとは到底思えない。 そりゃ文学板にも「自己陶酔ヲナニスト集団」って言われるわな・・ 自分が満足行きゃそれでいいんだもん、 偉そうだが沢山の人が見ている事も意識した方がいいと思われ。
810 :
所詮名無し :2001/06/06(水) 11:14
そもそも吟味して載せてる奴のほうが少ないと思うぞ。 吟味する能力がないのかもしれんが・・・
811 :
題名:その手で :2001/06/06(水) 12:05
そして時を止めて このまま抱いていて 痛さを感じるほど 強く その手で 泣いても 叫んでも 終わりなんてないもの 目の前で 流れるのは ただ生きた日々の記憶 歩いても 探しても 永遠など ないから あてもなく 来る日も そう 見つづけるだけ あしたを その凍える手で 消えてしまうだけの 思いをつなぎとめても 全て 終わる 散ってしまう君に 最期の僕をあげる だからどうか怖れないまま いって
812 :
名前はいらない :2001/06/06(水) 13:35
なんで俺なんだよ!よりによって (゚O゚)ハア
813 :
名無しさん@通りすがり :2001/06/06(水) 16:45
>809 阿麻他にも幾つもハンドルつかってやたらと書いてるじゃん。 さすがにウザくなってきたので同意age。 反応もいちいちキモいし。
814 :
パンティー :2001/06/06(水) 17:17
阿麻ちゃんさー オレと トイレファック してみない
815 :
さらされ者 :2001/06/06(水) 22:34
二人で過ごしてきた時間と共に 雪が降り積もるのと共に 白いアルバムはふくらんでいったけど もう そのアルバムの大きさが変わらないって聞いたとき なにかが動くのが止まったような 気がした もう 戻らない 二人でいた時間は 雪のように いつかはなくなってしまうのかな 一人で 過ごしている時間と共に 雪がまた 降り積もるのと共に 君への想いは つのるばかりだけど 二度とは戻らない 時間を考えて 動こうととはしない 自分を見つめて ひもを固く結んだ くつを見つめて 二人が笑顔で写った アルバムを見つめて 一人で過ごしているにつれて 雪がとけていくのにつれて 僕は アルバムを 閉じていった
816 :
阿麻 :2001/06/06(水) 23:19
す、すっごく煽られている・・・どーして私なんかを?
>>809 さんへ 猪突猛進っていうのは自分でも少し納得です。
一応自分なりに良さそうな詩を選んで書いているつもりなんですが、時々感情任せに書いてしまうことなんかがあって・・・。
同じ詩を違う批評スレに投稿するのは、やっぱり批評されることで、書いていく上で有益になればなあ、なんて思いながら投稿してます。
(分かってくれないかもしれませんが、作品も一応選んでいます)。
それが、気に障るようだったら、申し訳ないです。でも、今後も書かせてください。どうもです。
>>813 さんへ 私は、このHN以外で投稿したことは、かつてありません。いくつもHN使い分けるほど、器用ではないです(むしろ、不器用です)。
私なんかがHNいろいろ持ってたら、絶対にバレてしまいます・・・
>>814 嫌です。
以上です
詩人と名乗るに当っては 垂れ流しにチェリーとクリーム バナナまでをつけて それでもパフェではなく 詩としなければならんのです 身分証明書をゲットしたところで 私の様に戦い私の様に散る G・Iジョーの人形の写真が そこに載っていると気付かせず ああ、俺だと そいつを守る限り あなたは詩人といえるだろうか そいつが昂じて言葉の寺を 病垂れの中に入れこんだ末、 筋肉質にセーラー服を被せた ヒゲの詩人がそこにいるのに
818 :
n :2001/06/07(木) 01:07
かごの中では 枯れることもなく ペダルの重みを 待ちながら またいつか まだ知らない 引き合っているのに 気まぐれが もう涼しくなる 時々 あと少しで届く 落ちた花束と 震える手の先のほうで むかえに行くから 動かないで きっと目の前が 真っ暗になるけど わざとらしく 首をかしげて いっしょに 落とさないように
>>816 また偉そうに言いますけどね、
>同じ詩を違う批評スレに投稿するのは、やっぱり批評されることで、
>書いていく上で有益になればなあ、なんて思いながら投稿してます。
そこが「自己陶酔ヲナニスト」って言われるとこだろう?
批評されなくても「詩」は「詩」だろう?
貴方のレスを見ると全てを受け入れないくせに他人に批評を請う、
評を委ねるなら委ねるなりに自己意見は要らないんじゃないか?
そこが「良く評価されたい!これは良い詩じゃないか!」って
心の中で強く顕然している様に見えるよ。
要は評価されなきゃ納得行かないんだろう?って感じに見受けたのだが・・
>それが、気に障るようだったら、申し訳ないです。
>でも、今後も書かせてください。どうもです。
別に私には貴方を制約する権限は無いので
止める事なんて出来ませんけどね。
大勢の人も見ている事を意識した方が良い、
同調者も何人か居た事だし。
前にも言いましたが中には良い詩もあるのにもったいない、
手当たり次第にレスして「荒らし」と言われない様頑張って下さい。
821 :
のの :2001/06/07(木) 12:55
822 :
構造202141014.ppp.seikyou.ne.jp :2001/06/07(木) 19:32
その辺で鳴っている 音楽と来たら恋人を仮定した上で 夜にトランプをのろま臭くめくるような "そいつら"の菌性を繁殖させるため ウニョウニョと響く 結局のところキンクスにせよ クラウダディーズにせよ ギャーと騒ぐような音の癖に 俺はラバーでファイターじゃないとか 甘ったるい事歌いやがって しかもそいつがお気に入りときては 虫唾と蕁麻疹、瘡が表面にウヨウヨと たまたま今が夏だと言うことも含め 菌の繁殖を肌の表面で許してしまった俺は しかたなく、 恋人という人種への敬意を捧げ 全ての恋人達へ,団結せよ いかなる地位であれ 体位であれ、だ
823 :
阿麻 :2001/06/07(木) 20:45
怒りなびく ビニール 許すといったのに ついにあいつは 爆発したのね 温室栽培で 世間知らずの フルーツ とうとう死ぬまで 味覚に 興味なし 雨に打たれて おいで 風に吹かれて 死んで 尻尾はもう捕まえている 逃げないで・・・おとなしく すべて任せて 私の料理。
824 :
雪月花 :2001/06/07(木) 21:40
++どうした?僕。++ 僕はただただ単純に 誉められたかったのかもしれない そしてそういう考えを否定して ずっと目をそらしてた そんな僕が可哀想になって でも泣けなかった いつ泣けばいいのかも 探していた ずっと・・・ きっかけに任せてた 云えなかったらそれでおしまい そんな僕を 「口下手。」って言って分けた 勘違いもいい所だよと 誰にも指摘されることなく 多分言ってくれる人さえも 探していた ずっと・・・ずっとね 皆変わっていくんだ だから僕もきっと変われてる 誰に言われた? 小さく小さくなってるだけ 扉を見つけてくれる人 そして扉を開けてくれる人 ずっとずっと待っていたんだ 「ようこそ。うん・・・ありがとう。」 まだ言ってない
蚤の巨大なる肢 脳味噌を自らの数千メートルにも及ぶ距離にして 飛びあがりぶったたくためのお前の図太い足の 肉付きときたら、説教をうだうだと この屎垂れの女教師が!
さて、とお前に嘘を言ってやる 俺はお前の服を引き裂いた、それでもって そこに牛の模様を描いたシャツを代わりに置いておき お前の惨めさというものを愉しんだ末に パンをここに置いておく、殴るパンであり 食うパンであり角のあるパンであるそいつを お前が食うまい食うまいとして かくして、だ。1868年に会津城は 新政府軍の手により落城した これを戊辰の役といい 幕府軍残党は五稜郭に逃れ この屎垂れの女教師が!
827 :
阿麻 :2001/06/07(木) 23:07
パリサイ派の詩人は 髪を かきむしり ここにもあそこにも 女だらけ、と 騒ぐのさ 物申し 物申す あァ滑らかな 筆の先! どこでいつ誰をどうやって 殺した場合に お前は 男になれるんだい 少しずつ 臆病なほどに たまねぎの皮も 剥がれるね 惑わされることって 生きてる証じゃ な・い・か
828 :
阿麻 :2001/06/07(木) 23:24
しがみ付きたきゃ、いいよ いくらでも。 足元で泣きたけりゃ 掛ける言葉が ある 知ってるよ 泣き顔は あんた泣き虫でしょう 優しく くすぐりあって 目の中のホコリでも 舐めあうか 自分はやさしい心のあるじです、って 言わせて あげましょか・・・
829 :
名無 :2001/06/08(金) 00:26
おまえしいなりんごのぱくりか いやちがうふるくさいひょうげんからして なかじまみゆきだ あんたさいのうないよ どりょくじゃないからね アートは
>>阿麻さん
何をそんなに荒れているのですか?
>>828 は自分へ?
あんまりディスする詩ばっかり書いていると、縛られてしまいますよ。
あんまり人の評価ばかり気にしすぎてもよくないと思います。
もっと、自信を持ってください。
831 :
ヨツ江 :2001/06/08(金) 15:02
申し訳ありませんでした 中学の国語の教科書を引っ張りだして よくよく見ると 書いてありました 守るべきは コラーゲン錠剤の白さを 成分表のせいにすることでは 決してなく 洗練された半透明の軟骨を わずかに 舌の上にのせた時に したたかにも隣の窓から逃げて行く 残り香 うっかりとわたしが 化粧台の上に落としてしまった 付けまつ毛は 竹トンボのように軽く たしかにそれは あなたの言うとおり すぼめた唇をつぼみの中で 逆らわせる ようなものですね
傘を差そうよ 心が濡れて 冷たくなって 動けないから 傘を差そうよ 冷たい雨に 負けないように ビニールの 破れ傘だけど 何もないより ずっといい 心が 風邪を引かないように 悲しみを溶かし込んだ涙を あの人にまで 流させないように 心に そっと 傘を差そうよ 降り止まぬ雨だって きっと 止むはずだから
833 :
阿麻 :2001/06/09(土) 01:49
スミレは、どうしてあんなに 笑顔が、似合うの おめでたい手拍子に つられ、翳りも おどるの・・・ スミレの園を出て 歩いてく、詩のような 星たち・・・独唱が始まる ソプラノたなびく レディになりたい どうしてあんなに うっとりな 笑みが 似合うの。
834 :
阿麻 :2001/06/09(土) 02:03
>>830 ZARCさんへ
レスありがとうございました。なんだか「渇」!って入れられたみたいでした。
私は、嬉しかったです。それに、励まされました。
やっぱり詩って、心のカガミなんですね。曇っちゃまずいな、って思わされました。
では。
835 :
:2001/06/10(日) 15:54
836 :
((ミ゜P゜ミ)) :2001/06/10(日) 16:54
ごめんね 見ない見えない 聞かない聞こえない いつしか僕は 「助けて。」と言えなくなっていた ごめんね 僕には何も見えてこないんだ 森も海も空も そして君さえも ごめんね 僕にはやっぱり何も聞こえてこないんだ 鳥のさえずりも 人の道徳も ごめんね それでも僕は行くことにするよ だってまだ感じるんだ 僕への愛(ぬくもり)を
837 :
マシュマロ王国 :2001/06/10(日) 18:17
三日前の鍵を拾った 役立たずだから 適当に投げてみた ぽちゃん と音がして川に落ちた 明日の鍵はないものかと 当たりを見回したけど それらしいものはなく 手の中に 今日の鍵が一つ しかたないからその鍵を握りしめて ざぶざぶと川に入って 捨てた三日前の鍵を探して 拾い上げた 川から出て 土手を登りきったら 明日の鍵が “当たり前だろ”というように 落ちていた
838 :
名前はいらない :2001/06/10(日) 18:29
追い求める真実と 飛び交う現実と 光より早く近近づく未来 やがて哀しみが 心をいっそう輝かせる 決して訪れない 幻想の奇跡を出迎えるために 絶望の瞬間に 立ち会うために そしてものすごいスピードで走り抜く きらめく閃光をたずさえて・・・!
疲れさせるものは 反語的な意味合いをこめて それら空白の中に存在するはずの 僕というものでしかなく さて、その僕と言うものについて語るとして 何からはじめに語れば良いか? 生い立ち、笑い、そうして 結論を求めようとする君の本能に逆らうために 疲れというたったひとつの 何かがはじける際に飛ぶような 火花の一片について語るためだけに 街角でCMが始まる音として 買えとの一言の火花をゆらりゆらりと かわしつつ 先に疲れたとだけ仰々しく言おう
幾つもの金持ちの息子が 金をなくしたと言って騒いでいる ところがそれがドルかセントか 円か銭かを聞き逃したところで ぼくらとぼくらの子供達の 長く流れて行く川の上に浮かぶ ゆったりとした油の上の 虹がほほえみかけるのだ 不吉?とんでもない 金持ちさ ジュラルミン製の1円玉は ケースや飛行機になって 飛んでいるんだからね 川の上も、虹の上も そうしてぼく等の頭上という 表現が適さないくらいのズレを僅かに 引きずっているがために つまりは意地悪くそれを嘲るための 笑いと騒ぎだったのだ
死ぬまで1時間として その一時間のあいだ ちょっとした区切りを変えることによって それを一生へと変化させるのだ それが何をもたらすか 矛盾さ 一生生きた末に 1日も生きていない つまり暗くなる事も あかるくなることもなく 太陽そのもの
ニキビを潰した挙句に太陽は その黄金を地にたらす 太陽の子たるわれわれもまた、しかりとして 一線にもならん黄金を漁り漁って その末に見付けたのが 岩の下の団子虫ときて そいつが黄金などとは到底思えず 空に向かって投げ捨てたのだが 空のねばねばとした表面にくっつき 化学変化を起こした末に そいつらが夜に変わり その繁殖したそいつらがいつ 背中に落ちてくるかという不安が 満月を傾けさせ そのようなストレスによって ニキビ面が酷くなった太陽を ついでに呆れ果てた我々が 殴り捨てた反動だ 空が揺れ 団子虫とニキビが落ちてくる!! なんてがっかり、当然の結果 ついでに空も引っぺがし 丸ごと俺らを包んでしまえ さうしてうにょうにょと 潰され,交じり合った限り わたしとあなたの混沌だ
バーを叩き壊してみた 俺達とその仲間達の集う 場所、そこに堕落が存在するのだという 迷信を信じた末に 請求書の山がそこにあった、 壊れたシェイカーがそこにあった そうして頭の中にこびりついて離れない 柔らかく座りながら カクテルはいかが? 瓦礫の中の 飛んで行く乾ききった写真として 唾液を吐き付ける存在がそこにいた つまりすでに堅くなった死体を 分解するようなものだった!
844 :
nakko :2001/06/13(水) 23:47
ボクガママノナカニイタトキ ママハボクヲコロシタンダ ボクガチジョウニオリテクルノヲ カミハユルシテクレナカッタ ボクダッテママニダカレタイ ママニアイサレタイノニ・・・ キミガママノナカニイタトキ ココデキミヲマッテイタノニ キミハドンドンオオキクナッテ ママノココロヲヒトリジメシタ ボクダッテママニダカレタイ ママニアイサレタイノニ・・・ ボクハシカクイハコノナカデ イッタイイツマデイレバイイノカ タスケテヨ ママ ボクヲミツケテ タスケテヨ ママ ボクヲアイシテ ボクダッテママニダカレタイ ママニアイサレタイノニ・・・
私と私が今まで発した失笑 そこに溢れていたものは 樽に詰められて保存されているのだから 誰にでも飲む事ができる 諸君,カビの生えた地下庫のなかで 私という酒を飲み給え つまりは泥を口に入れ 底に生じる嘔吐感の中に 唯一感じる喉を掻き毟るような 快楽のみが 私という存在と現象を 火花が散る酔いの中 ぼんやりと浮き立たせ それをすっかり 目眩と同意義だと誤解させる
846 :
n :2001/06/15(金) 03:11
不器用な首元に 指で透きとおる幕がおりて 暗くなったから また遊ぶ あと一つの約束 目は瞑って 斜めのまま 月は落ちてく もう動いた 痛みはすぐに忘れ 糸は簡単に切れようと 束ねを獲り合って 合図する
847 :
n :2001/06/15(金) 03:13
少し失敗してしまった。一応訂正。
あるひ 森の中 熊さんに 出会った (あるひ)(森の中)(熊さんに)(出会えない) 花咲く森の道 熊さんに出会った (花咲く森の道)(小さな希望は打ち砕かれれて) ある日 森の中 熊さんに 出会った (ぼくは)(夢なんて信じないと)(誓った)() 花咲く森の道 熊さんに出会った ()()
繰り返してる感じとか出したかったのに、ちょっと失敗。;; 微妙だけれどいじらせてください。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ あるひ 森の中 熊さんに 出会った (あるひ)(森の中)(熊さんに)(出会えない) 花咲く森の道 熊さんに出会った (花咲く森の道)(小さな希望は打ち砕かれれて) ある日 森の中 熊さんに 出会った (ぼくは)(夢なんて信じないと)(誓った)() 花咲く森の道 熊さんに出会った ()()
誰もが正解 振りかざし。 誰もが後悔 振り出しへ。 誰もが前に進めない。 誰もが何所にも 辿りつけない……
* 愛してる詩2001 * * 〜Hey boy!You can't feel lonly!〜 * 書きこむ 名前:はなまる E-mail(省略可):寝不足ハイテンション! ---------------------------- 誰もが正解 振りかざし。 誰もが後悔 振り出しへ。 誰もが前に進めない。 誰もが何所にも 辿りつけない…… ---------------------------- 私のための私の詩 書いた途端に自分酔い 「イイ(・∀・)!」 ♪(…case by case by case by… )♪ それ見て誰かが拍手喝采! もしかして私・・・天才? 偶に誉められりゃ激しく狼狽! 嬉しさ徐々に体を廻り 「今宵私は詩作の鬼だい!」 私(わたくし)主催のはなまる祭! 今夜限りのはなまる限定! 口から出任せ、任せとき! 「楽し・恥ずかし」、引きだし古いし! 招福来々!無責任な愛! Hey boy!You can't feel lonly! 簡易な好意が空回り 失礼・無礼オールオッケイ! この際 差異など 関係無い! 来るなら来て見ぃ 騙り!煽り! ・・・ごめんなさい ……浮かれてるのは私のみ 何時の間にやら詩板に一人…… ♪(…case by case by case by… )♪ それでも私は書きつづけたい! 私のための私の詩!!! Hey boy!You can't feel lonly!……
くそぉ!名前居れ忘れ・・・
大作だったのに・・・
>>850 -852
これ全部で一つの詩ってことで。
こんなのも有りでしょうか?
854 :
渚 :2001/06/16(土) 04:54
やっぱあんた器小さいね(ワラ ハハハア!!!
>>854 ぐぅ・・・だめですか・・・
まぁコレ作ってる間、笑い止まらないほど楽しかったので
「イイ(・∀・)!」
856 :
名前はいらない :2001/06/17(日) 00:22
空への旅 この空を抜けよう どこまでも拡がる青い世界へ 恐れることを忘れて 誰よりも何よりも ただ生きてただけの 日々が見える 君の目が教えてくれた僕の心の真実 僕が求めていた何かが壊れた気がした 君の優しさが時々胸に痛いよ 楽しいフリして誰か傷つけたあの頃 二人のちいさな世界 例えば僕が君を愛したこと あの頃と同じ空の下 二人は若さ語った 恐れるものはなかった 振り返らないで歩いた 何か飢えを叫ぶ 心無視して ありきたりの日常(いつも)の中で変わらないもの 幼い世代の唱えた永遠 繰り返しの 速度つけて巡り回る 人の波見てた 夢から醒めた現実 そして世界は今、 想像の世界で生きてた 例えば誰か僕を欲すること この空を抜けよう どこまでも拡がるどこか彼方へ 何ものも恐れずに 誰より何よりも きっと ただ生き永らえた 日々が見える 君の目が教えた 僕の全て 真実 夢から醒さめて旅立つ 終り知らない旅 今までの ちいさな世界 例えば僕が君に捧げた時間 この空を抜けよう どこまでも拡がる青い世界へ 恐れることを忘れて 誰より何よりも きっと ただ生きてただけの 日々が見える 明日が見える
857 :
名前はいらない :2001/06/17(日) 00:25
とぶとり カゴから解き放たれた小鳥達 白い翼を動かし 途方に暮れてる 闇から覗いた光は 例えようもなく美しくて 胸痛くなるほどに 手の届かない世界に憧れていた いつの日か叶えた夢 世界は残酷よりもずっと残酷で 自由を叫んだ昔の私が描いていたのは きっと 今の私じゃない 日々は忙しく 未来描いたり 過去を懐かしむヒマもなく 疲れている 虚飾ばかりの今が嫌い 心から笑ったりしてみたい なぜだか泣けてくる 一人の時に 孤独に遊ばれてる いつの日か散ってく夢 世界はいつもどこも休まず回って 光踊り闇飛び交い 泣き笑い 生きているのさ 私は 小さな一部で カゴから巣立った鳥は 世界の広さ深さを知らずに生きて 空を飛んで愛を知り 自由に生きて 死んでいくのさ きっと 何も知らないまま
858 :
名前はいらない :2001/06/17(日) 00:26
飽和 騒がしい いつもの教室 怒鳴る先生 慣れてる みんな 知らないうちに 安全圏の中で生きてる 束の間のスリルを求めて 自由な時を ゲームに落とす 知らない街や 知らない人々 夢と冒険 みんな嫌い みんなつまらない 愛と暴力と死 全て不確かなもの そんな風に 自分の世界に満足な 自分が 何よりも大嫌い 忘れられないような日々を過ごしてみたい あしたは きっと たかが知れてる 今日の続きでしかないから いつかきっと ここを離れたい 今を懐かしむ 大人の自分になりたい そんな風に 叶わぬ夢が心にある 今だけが 何よりも しあわせ
859 :
名前はいらない :2001/06/17(日) 00:27
through the night 心なら 誰よりも遠くへ どこよりも遠くへ 音と光が渦巻く 甘美な闇の中へ 一日中、ダメでも一晩中 何も考えずに 君と二人だけ ここから離れず 狂っていたい 涙も悲しみも 痛みを忘れて 気の済むだけ 互いに付き合い 動けなくなるまで 踊ろう 一夜限りの夢 鮮やかに煌めき 咲かせるよ いっぱい それが全て そこでなら 二人とも素顔でいられる 汚れのない 影のない瞳で 何を歌う? 大人の言葉で 愛を語っても 気の済むまで 互いに付き合い 我に帰るまで 踊ろう 一夜限りの夢 だからこそ儚く美しい 咲かせるよ いっぱい それが全て 涙も悲しみも 痛みを忘れて 気の済むだけ 互いに付き合い 動けなくなるまで 踊ろう 一夜限りの夢 鮮やかに煌めき 咲かせるよ いっぱい それが全て
860 :
s.k.s :2001/06/17(日) 13:57
白い校舎の、さらに白い所で陽の光を受けて固まっていく 思春期特有の甘いにおいを発しながら 思春期病棟の声が聞こえる私の耳 少女達は15歳から17歳までの期間に 白い色を見て方向を矯正していく 危うい足取りを巧妙に隠して 限りなく落ち込んだ、通学路に伸びるその足 その膝の裏にうっすらと浮かんだ静脈に対する 私の性的妄想にも気付かないふりが出来るほどの寂しさによって
一言もあげずに我々は眠った ただ一つ、狩りの情景を 雪の中に辛味を加えた南天を見て いくつもの鳥の鳴き声で 止まらず鳴り響く鼓膜 そうして 我々とそこにいるものとが ただ一つのその曲線であるからだ
862 :
じゅり :2001/06/18(月) 07:42
「上下」 私はどこにも行けないの? ココにいてはいけないの? なら 消える。 私が 消える。 そうすれば、どこかに行ける。 上か? 下か?
終らせるためにきた海で 砂浜で笑っているのは僕の警察官と 僕の政治家と 僕の体育教師 やっと出会えた僕たち四人は波打ち際で仲良く遊び 僕と 僕の体育教師はくちづけを交し合う 二人の唇の震えがやがて大きなうねりとなって 感情を持ち始めるのを 僕たちは見上げてた 僕の会社員 僕の学生 僕のソーシャルワーカー 僕の漫画家 僕の野球選手 僕のフリーター 僕の校長 僕の本屋 僕の医者が キラキラと輝いている 大人達がすばらしい景色に立ち止まったりしないのは きっと 一年中 恋をしているからではないのか?
864 :
軟骨 :2001/06/18(月) 23:40
二元論で 行数を埋めてしまえば 蒙昧な わたくしの自尊心は いっそう高潮し その昂ぶりは ひとりでの安寧 わたくしの自尊心を いっそう甘くかどわかすのだ
彼女は 犬のような悲鳴を上げた それはずっと昔からの事だ ニキビの数だけ友人がいて 今は顔が覆われて 世界中が友達だ しかし私とその仲間の友ではなく そうして彼女が自分を突き刺した時も 血など流れる事は無く 倒れる事すらなく 放屁に似た音が広がり ゆっくりと冷めて行く冗談を ソープオペラは我々にあたえた
俺が暇を持て余す夜の事だが 宝石に似た石が円形を描き それが周りの空気をなでまわし 球形になって行くのを見た そいつを俺に飲めと薦める 周りの空気をだ 肩を凝らせる俺と そいつらが滞らせた空気を 円形にしてしまえばそれで済むのだと 訳のわからない答えが 俺と俺の周りの 複雑線形の光線群を支配する ゆえに宝石状という円形は 俺の周りに絶える事が無い 空気をなでまわすのは女か、少女か それとも髪の長く柔らかい 東北地方かも知れないが 少なくともネオンサインで出来あがった女を 見ても性欲にもならない今の俺は ただここにいてぼんやりと急ぐ
星のまたたきとそれが飛び散る様を見る直線状のポチポチと それが点いては消える工事現場に火花と汗は散る その俺の中にポチポチとそのライバル意識
ハロッズ、またはリプトンでも構わないが 何処かの国の言葉で 孤独というラベルが貼ってある紅茶を 詩人達が壁の前で飲んでいた 昼間という女たちは彼らを求めずに ベッドの中でうごめいていた そうだ、私は彼女たちに対して インポテンツを誇らしげに宣言して チョコレートで出来た勲章をもらった それがハーシ−ズであれ、 キャドバリーであれ構わないが それらを柔らかい顔と尻に塗り付け わたしは10歳だという嘘をつかい かのお茶を飲む事を免れようと 昼間という女達に対し 愛撫を求める事はできるのだ
869 :
構造202136174.ppp.seikyou.ne.jp :2001/06/21(木) 00:31
俺は俺という存在に対してアハン ウフンエヘヘヘと爆発的な展開の仕方を それこそ新幹線が十台連なって にこりともせずアハン そこから東京へ向かってイヒン スピードに参ってエヘン 途中下車は宇都宮で 記念撮影を 爆裂ダンシング 淋病ダンスダンダダン おい、そこのお前 お前は郡山で降りるのだろう 郡山の駅を降りてすぐの 工場地帯に伝えな 本屋では乞食であれ 教授であれ ゆっくりと本を広げる
数学的に言えば 座標上の一点であるところのお前は 面積の無い躰を精一杯膨らませては 任意のマイクロセカンドを お前自身の痕跡で埋め尽くそうと画策するが さりとて それは線分の稠密へのオマージュか お前が流すべき血量を測る無慈悲な分岐点か その悲壮を盛り立てる旋律は ヴァルキューレであり アイス・キューブであるところの 無限に鋭い墓穴か いや そんな話をしているのではなく これほどまでに概念的な存在を示威することが 座標軸の上に確固たる名称を備えさせ ミンコフスキー時空の尽きる果てまでもが 格子状の構造で精密に区画された ミクロコスモス
871 :
みみっく :2001/06/21(木) 02:10
パンドラの箱に 3万ガロンのガソリンを詰め込み ガブリエータのバイトする いつもの定食屋に向かう 俺の肩には 三流彫師の春菊が散らかる いつもは隠している部分だが 今日は覆うものは何も無い ガブリエータの定食屋に入ると 65歳無職元小学校教頭が 俺の春菊を見てわらった 俺は何の感情も無いまま テーブルに置かれたフォークを そいつのめん玉につきさした あたりは一面の血で そのあと俺は3万ガロンのガソリンで 眼前のすべてを焼き尽くした ガブリエータは泣き叫んだ そしておれは元核家族 婿養子だが38歳独身だ 俺の耳には希望の歌がこだまする
私を探したければ 車輪のなかの柱を一本一本 数えた上でそこの間をまさぐれ 女のような感触を得たとしても そこにいるのは淫乱なカエルであり 語りたかったであろう女神や 妖精たちはそこにおらず スピードをあげ、 数百キロの時速を感じる風の中に 私という青白い幻想が 手の感触としてあらわれつつ そのなかでゆっくりと流れて行く音楽のみが とおりすぎてゆく花々に目を向けさせる
873 :
ヨツ江 :2001/06/21(木) 14:39
こころが鷲掴みに されてしまっても うれしいことは何一つない 気をつかうようになるだけだよ それを感じたとき 君はそこから逃げ出したいと思って 僕を激しく憎むようになるんだろう 多分、流行遅れに似ているんだと思う 笑ってほしくもあり 笑ってほしくもない 気まぐれな冗談だというだけなのに 実際、ひとつのネタだけで売れた 可もなく不可もないコントの観客が 一番かわいそうなんだと思うよ
874 :
阿麻 :2001/06/21(木) 22:11
「冗談」 ニヤニヤしていると、 ギリギリまで 到達した なにかが 小さく 声を掛けてきた 「あんたもようわらうね」 いつもの顔が できない おかげで 結果からは なにひとつ 推量できなくなりました ただ 心ない キミに対してだけ きちんとした言い分が 私にもあるので、 「そんないやみなこと言わんでください」
875 :
ヨツ江 :2001/06/21(木) 22:49
ひょっとすると わたしは青臭い冷酷さを持ったままの 緻密な人形みたいな このまま「サド公爵」とか書いてみたりして 前にも言ったことがあったっけ 鬼にもいろいろ あるけれど でも気付いたよ ここにいる天邪鬼ーーアマノジャクが 一番タチが悪いのかも 悪気はないんですよ、ってね いつも言ってら わたし だけど、 なんて言って また可愛い鬼が ニコリと笑う
サド侯爵、だったみたい
877 :
軟骨 :2001/06/22(金) 00:24
いうなれば紙を食むみたくね 痩せ衰えた体をひたすら燐光のごとく擦り合せてそこに 幾分かの夜光虫のかがやきを得たとしても燐光の儚きは
878 :
名前はいらない :2001/06/22(金) 01:43
ファッキンな毎日 うつむくばかりさ
879 :
阿麻 :2001/06/22(金) 17:12
「作業」 こういう場合にこういう一言を こういう風に言った言われた 全然具体的じゃないから 不満足だなあってニヤニヤし、 マニュアルを丁寧に 一ページごとに探る作業。 正確さ、簡潔さそれに緻密さそれから・・・ あっそうだ、 「要するに」十分間の交渉にすぎなかった やっぱりそう来たか・・・ お気に召さないんですか、 たしか許せないんでしたっけ、こう言う大ざっぱなのは。 (それともワタシを?) そうか。困ったなあ 分かりましたよ。はいはい。
880 :
n :2001/06/23(土) 07:24
さみしい時に挨拶して すれちがうと気になって 息抜きに角砂糖ひとつ 落とさないように握り締めて くずれた顔で辺りは滲んで溶ける 忘れたいから思い出を眺めると 甘く気だるい底 また会ってしまって少し気まずい
881 :
n :2001/06/23(土) 07:47
傍観者 時計を拾う 土の上でうずくまり 足跡をたどる 頭の中の騒々が 指先から響いてくる 風が少し冷たい もうすぐ帰る 集めた虫の羽音 空に広がる つくりかけの網は 捕らえて 便利な鏡があったから みんなに見せる
生活というものもあり それから言葉を持ち寄るということも あるんだから 昔の人がコインの肖像の上で 作曲するのは いいことなんだと思う もちろん現代人だって壁画の上に クルクルと試し書きしてみて 新しい筆記用具の特許を 取ることができたなら それだって 秘密のバビロン王子 両手で石垣を突き飛ばしながら 綿毛のようなキスをくれる
僕達は泣き言を どんなふうにしたらよいのだらう さうだコイツを縛り付け タマネギを瞼の上に乗せて 本物にしてやるのだ さうして血のにじむ目に 星々が鈍く浮かぶまで
884 :
阿麻 :2001/06/23(土) 23:47
提灯持ちって たいへんね あなた様は本当に偉大です 奇跡です・・・妄想よ。 あなたはさ、あの 掘っ立て小屋から ああ、きたねかったなーって いつも出てくでしょ ホントに汚いあのボロ屋だわ だから思うの。たいへんね 提灯持ちでも 夢は・・・あるんでしょ
885 :
n :2001/06/24(日) 04:16
曲がり続ける歩道に 無印の花を飾る 磁石がわりの影法師 立ち止まる 或いは咲き乱れ 削ぎ落とされる欠片 辺りは逃げ遅れ 鋒鋩に散る人だかり 真っ直ぐに伸びる樹 どちらが枯れて どちらに倒れるかは 待てばわかるけど 遠くまで聴こえるように 雑音はもう消さないと 斜めに切り裂いた痕が 居場所を教えてくれた 後はもう 尖った先を見つめるだけ
めんどくさいという最大の魔力に取り付かれてしまったから 輝きという魔力がどこかに言ってしまったというその体力の無さが するりと染み渡るような感じがするわけで肩こりという滲みと 汗の輝きは同じく乳酸によって引き起こされて疲れるわけだが ところがそれがリスさんが走ってすてんと転ぶような目眩
887 :
阿麻 :2001/06/24(日) 23:46
「紅さしたい」 あなたのくちびる この指で 可憐なうす紅 いま さしたい お酒を 飲んでいる写真 タバコも 好きだったのか・・・ わずかばかり プロフィールから 昔むかし、知り始めました あなたの悲哀の奥義を 知っているような 語られたら 心のそこから うなづけるような そんな人が・・・この世のどこかに いませんか 少なくとも苦しみはあった 「かもしれない」 それだけでの 人じゃいや。 さみしいような横顔の シルエット そんな時・・・いったい何を 憂いますか。 ただ 大好きな あなたのくちびるに たった一度 紅さしたい
息を吸いながらだよ 何って 叫ぶ時のことを 言っているわけだが そいつが 痙攣する息苦しさの しゃっくりって もんだし
889 :
n :2001/07/02(月) 05:13
悪戯に眠た目で応え 左手で撫でて眠らせる 冷え固まる前の十九つの羽 数えはじめの烏を捕らえる 変り映えの無い日記は 蝋燭が灯す影を消す羽ばたき 残した爪痕が剥ぎ取る日付
890 :
小森まなみ :2001/07/02(月) 05:25
891 :
名前はいらない :2001/07/02(月) 08:24
癒されないよ
892 :
ヨツ江 :2001/07/02(月) 08:59
薄緑色の紙風船が 破れて じわじわと水が浸みてゆけば 終電車もなくなるような 殺伐とした部屋に 座っているからさ 何もわからない幼児になって 目立たないように 水気のある縦刃を入れて このとおりの惨劇の表通り 焦りに焦り ミツバチたちは飼い箱の中 一匹、また一匹と 許しを乞うように 巣の奥にもぐりこんで行くのは 何気ない一声に振り向いたから? ゆっくりと すべり込んで来る 終電車を待てないの? 広々とした3番ホームの上で立ちすくむけれど 針のように青い椅子には まだその人が座っているはず
893 :
名前はいらない :2001/07/02(月) 09:10
でも癒された
894 :
名前はいらない :2001/07/02(月) 09:11
うん。癒された。
895 :
阿麻 :2001/07/02(月) 11:55
「ブルートレイン」 星が浮かんだどぶ川で私は今日も遊ぶ 浸した指から燐光たちが逃げていく うつむきも、迷いもしないでいると 土手の上から、今は無きブルートレインがやってきて、 乗車するよう、私に告げた。 訳知り顔で自意識に満ちた評論家とはちがう あなたは、年の離れた 裏も表も無い、若者 あれに遭いたくはないか・・・雷鳴にも似た一声、私の胸は打たれた。 何も考えずに乗り込んだ寝台車はめずらしく満席。 窮屈そうに顔をしかめた客ばかり 窓のそとでは道無き道が、 私の捨ててきたドブ川の星がきらきらと、手を振っている。 あの家まで、半日以上かかるが・・・乗務員が私たちの何かを案じて訊いてきた 「構いません」きっぱり私はそう答えた。
軽いくっきりとした 頭痛の 数学的なさわやかさ、 とかがあわさって 気絶のようになっている あなたと彼女の ぶつかりあいを すっかり星かと思い挙句に 今わたしがどうしようもない 圧力へとむけて手をたたいた
『亡霊の詩』 カタマリがね・なんか・こう・モツれちゃってて・ カタマリなんですがね・イガイガイガイガイガと・雨降るかなぁ・て・ 不快でね・ほどきたい・わけ・ですよ・そりゃ・ そしたら・ギャイ・ギャイン・ギャイン・って・もう一つのね・ カタマリが・ですよ・こいつは・感情・なんですがね・ 単位が・ヒト・だから・激しくて・顔無い・ですよ・ でも・他人・なんで・ソレ・簡単に・飲み込んでくれちゃって・ カタマリ・波に・消えて・スカーーッとして・パカーーッ・ですよ・ お礼にって・んで・花を・花束を・船に・沈む前に・投げたんですよ・ 花の・名前なんか・知りませんよ・罰バチ・が・当たったんでしょ・か・ ねぇ・足りなくて・足りなくて・世界中の花を・ちぎって・むしって・ してる・うちに・こっちの方が・泣けてきチャイまして・オイオイ・ですよ・ ・スカ・パカ・・オイオイ・・スカ・パカ・・オイオイ・・クカーーッ・もうイイか・って・ね それで・ボクは死ンダ・ワケデス!・すてん・と・ね・☆・
上の駄文は自分が書いたものです。『空白の詩』というスレの中で(トスリテロさん⇒ゼロワンさん)を名乗っておられた方と、同スレの(ななさん)に向けて書かせて頂いたもので、他意はありません。決して自分が何かを誇示したかった訳でも、ましてゼロワンさんを馬鹿にしたかった訳でもありません。文体を真似させて頂いたのは彼(彼女)に明確に想いが伝わるようにと、あの時点でおそらく自分とほぼ同じ気持ちでいらしたであろう『ゼロワン』さんへの親近感(これは勝手に自分が抱いたものですが)と畏敬の念をあらわしたかったからです。万一、誤解が生じてはと思い補足させて頂きました。このスレに残しておけば、いずれ御本人様の目にとまるであろうとの打算が自分にありました事を、他の皆様にもご理解頂ければ幸いです。またこうして再びスレを汚してしまいました事を心よりお詫び申し上げます。今後、如何なる名前でも自分がこの2chの中に文字を残すことは致しませんので、最期の拙筆拙文、何卒ご容赦ください。 国士無双
899 :
あるちん :2001/07/07(土) 06:30
HEY!Crazy world わけのわからない唄を ありがとう 君のことはさっぱり 理解できなかった というより したくなかった だって君は キチガイだから そうやって笑ってる 君を見てると 僕まで幸せな気分になってくる 一生そうやって 笑ってな
900 :
阿麻 :2001/07/10(火) 19:23
ありありと今日の空の雲が まばゆいオレンジ散り散りに 何より 平凡な明け方に おめでとう 退屈っていいことなのね どこに自分がいるのか 分からないときって 多いけど お日さまだけは確かに そこにあって すべての居所が はっきりとしているんだわ 何もないけど こだわらずに おめでとう なんてちょっとだけど 世界に向かって言ってみるのは素敵なこと
指先が痛い、チクチクと痛い この夜はどうにもこうにも、上手くいかなさそうで、 まいってしまいそうな午前零時だった。 カラカラと音をたてながら、僕は 勾配の緩やかな、眼下に都心が広がってる、この坂の上に立って 自転車にまたがり、両手を広げ、 下る、 下る、 下る、 下る、下る、 下へと、下へと 下る→る→る→る バランスに戸惑いながら、 スピードに体を合わしてみる、 自分の世界を少しだけ拡張するように、 そうやって、この体はこの夜を受け入れようとする 僕はただ、傍観者のようにそんな夜の出来事を 今日もまた見つめ、 そして何度も見つめ直す。 ・・・きっと多分、
902 :
n :2001/07/19(木) 06:24
足跡を残さずに歩いて 狂わない時計を 恐い顔して連れて 砂にかかる力を 疑う事で呑まれない様に 後ろを見ずに 足音だけを千切って 震えは骨を伝い 頭の中までも 波が染み込んでいく浜辺
P-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNN P-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNN 19番です、おめでとうございます。 P-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNSSSSSYTAWANNNSSSNNNSSS 商品Aを手に入れたいという欲求によって商品Bの 所有者は交換の希望を持つが、それには媒介が必NNNSSS L-tttttt 19番です、おめでとうございます。 ∧ ∧∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚Д゚≡゚Д゚) < なるほど / | \____________ @__ノ 269 名前:観客 投稿日:2001/07/09(月) 23:35 ∧_∧ ( ・∀・) これってギコって名前だったのか。 そして、猫だったのか。 FHAUUIHUFDUhuDUhduududusuushfudhfuas#$$%%$%$$%&$% 19番です、おめでとうございます #######==#IFHDuihguafhgsduiayfhsdadfds 299 名前:非決定性名無しさん 投稿日:2001/07/11(水) 09:22 マシン室に携帯持ち込める? 19番です、おめでとうございます 「あら、インデアンですよ、インデアンですよ、おねえさま、ごらんなさい」 P-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNN P-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNNP-===NNNNNN ..e..e..e..e..e..e 19番です、おめでとうございます ・…・!!…・・!! ??・・・・・・・・・GO!GO!GO!GO!GO!GO!GO! 28才でこの職業に就職予定なのですが、まずいでしょうか。 ..e..e..e..e..e..e 19番です、おめでとうございます <area shape ="rect" coords ="19番です、おめでとうございます" "('Request.dll?CONTACTLIST&r=59408','saveAndContact')" > </html>??????−0 ...e..e..e..e..e..e
904 :
名前はいらない :2001/07/19(木) 22:56
レストランの前で水まくコックがしゃがみこんでやがる だから殴った いつまでも殴り 拳が割れてしまい 損をしたことに気が付いた だから反省という犬を飼いました その犬に右手を噛まれてしばし放心状態ですが その犬ったら子供を産みやがったよまったくもう 矛盾ってゆう名前にした そしたら人様に笑われた 百億の口と二百億の目玉の笑われたのです 僕は辛くて泣きながら鳴いてたら煙突が倒れてみんな死にました だから僕は笑いましたザマミロザマミロ レストランにいったら死んだ筈のママがビフテキ食べた ママだけズルイよ