諦めへの傾斜 ■ 微熱くん

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1微熱くん
僕は遠くを見ている
君は近くを見ている

もう二人
その視線は
永久に交わらない

さよならをいわないでいたぼくたちは
もう永久に出会えない
2微熱くん:2000/06/21(水) 04:28
忘れることさえ叶わず
恨むことさえもできず

あなたの記憶は
胸の中に沁みています

日常が傾いて
徐々に平らになってきて

あなたをどうすればいいのか
時々わからなくなります

もう逆らう事は
ばからしくなりました

これからは
気の向くまま
思うまま

あなたを綴って行こうと思います

鈍色の空に
月がない事を嘆いても
月は何処に行ったわけでもなく
雲は何処に行くわけでもない

ただただ・・・

心の風に素直に吹かれてみようと思います。

癒されぬ傷も、満たされぬ杯も
流れゆく日々も、うつろう季節も

みんなみんな
受け流して

素直に過ごそうと思います。
3微熱くん:2000/06/21(水) 04:30
あの日
きみは呻ったまま、
助手席でか細い呼吸を続けていたね

ドラッグストアで
鎮痛剤と羽根のついたそれを買う
ごめんねときみは言うけど
動けもしないなら仕方ないよね

ものが食べれないから
鎮痛剤も飲めなくて
ただ、蒼い顔のきみの手を
握っていたのは
いつの春の事だったろう

冷たい指先を
いつも嘆いていたね
そのたびにぼくは
きみの手を握っていた

きみとの約束を
果たすために
ぼくは忙しくなって
きみの指先さえも
握ることができなくなって

なにかに怯えるように
一人でいる事のできないきみは
孤独のなかで
違う温もりを目指していったね

交わした約束は
寧ろ
例えば贅沢な食事なんかじゃなく

ただ
月に一度
氷のように冷える指先を
暖め続けて欲しかっただけだと
気づいた

もう違う春も終わり
夏が来る
それでも季節は移ろう

きみはいない
4微熱くん:2000/06/21(水) 10:49
短い電話で
ぼくは何を話したのだろう

その声で
ぼくはどれだけ
満たされたのだろう

胸の中に問うてみる

本当は
何も
満たされる事などない

寧ろ気づくべきなのは
寧ろ渇いていく、という事実かもしれない

後にも、
先にも、
途がない事に
気づくことは

危うい

とても・・・

危うい
5名無しさん@1周年:2000/06/21(水) 19:17
辛い恋愛をしてるんですか?微熱くん。
どれも特定の”その人”に関しての詩のようですが。
書く事で、自分の気持ちを理解しようとしてるみたい。
6微熱くん:2000/06/22(木) 07:04
>5さん

そうですね・・・。辛い恋愛をしている・・・。
今も進行形なのかもしれませんね。
彼女とは何も終わってないのかも知れない。

ただ…
終わることは、有り得ないけど。
7微熱くん:2000/06/23(金) 00:57
今日も想いつづけている
もう会うこともない君なのに

どうしてこの線路の行き着く果てを
君と一緒に辿り着きたいと願うのだろうね

空の青さで思い出す
あの日は
景色も風もざわめきも
すべてが輝いて綺麗に感じた

別れ際のホームで
黙りこくった君も

風を捲いて通り過ぎる列車も

みんなみんな思い出す

あの時感じた遠さと
今感じている遠さは

同じはずなのに

なぜ同じせつなさに辿り着かないのだろうね
8恥しの:2000/06/23(金) 23:14
今までの詩の中では、7が一番好きです。
9微熱くん:2000/06/24(土) 00:03
>恥しのさん
ようこそ。
今までというと、消える前のも見てくれていたのかな?
今回はスレも変わったことだし、ちょっと路線を変えていきます(笑)
10恥しの:2000/06/24(土) 00:23
微熱くん、ワタチは、「恥をしのんで」の詩の作者ですじゃ。
名無しのままでは、何かとやりづらいかと思い、急に名前を付けました。
ただ省略しただけなんですが。
しかも、”今までの中で”と言いつつ、このスレの分しか読んでない訳です。
ごめんね。
11微熱くん:2000/06/24(土) 11:07
そうですか、前のも見て欲しいものです(笑)
というわけで、一気掲載。

と、おもったのですが、 長すぎます・・・ で挫折(笑)
なので、こちらのURLでどうぞ

http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8641/
12微熱くん:2000/06/25(日) 00:18
くちづけを望む
君の言葉が
いつから届かなくなったのか
今は思い出せない

愛しているという
台詞も
口に出さないのなら
ないのと同じ事だと

日常が蝕んでいく
痩せた愛に
君はいつか
自ら終わりを決めた

男は
態度も言葉もなくとも
ただ想い続けるだけの

そんな生き物だと

女は
それに気づくまでに

あとどのくらい進化を経ればいいのだろう
13名無しさん@1周年:2000/06/25(日) 01:45
もう気が済んだ?
はい、100円。
14恥しの:2000/06/25(日) 01:59
>12
うーん、私も態度で表してくれないとイヤっていうクチだったので・・・。
進化せねばなるまいね。

15名無しさん@1周年:2000/06/25(日) 07:39
???
16名無しさん@1周年:2000/06/25(日) 09:32
うんこしたい。
17微熱くん:2000/06/25(日) 11:24
>13さん
わーい、100円もろたー。

>恥しのさん
進化せねばなりますまい、テレパスが使える日まで(笑)

>15さん
お悩みですね(笑)

>16さん
同じく・・・トイレ行って選挙行きます〜。
18微熱くん:2000/06/26(月) 00:25
ううむ。一応あげておこう・・・。
19名無しさん:2000/06/27(火) 11:38
銀色夏生?!
20微熱くん:2000/06/27(火) 20:41
>19さん
ちゃいます。(苦笑)
あんな凄い人と一緒にしないで・・・。
21微熱くん:2000/06/28(水) 01:32
真っ白な日々がやってくる
日差しが全てを白へと置換する日々

気温の上昇とともに
思考は寸断され
意識の中に微かに捉えられるものは
真白と真黒のコントラスト

全てがリアリティ過剰となり
僕の脳髄は処理能力を失い
熱暴走を始める


ああ、いい具合だ。

何もかも忘れられそうだ。

溶けていくのは、子供が手にした氷菓子だけじゃない。

ああ、いい具合だ。

この記憶も、この脳細胞も、この身体も

もうすぐ溶けて土に還れそうだ。
22微熱くん:2000/06/29(木) 03:33
雨の日は
また君を思いだしている

いつまでも忘れられないでいる
この感情を眠らせる術を知らず

孤独なんてなまやさしい言葉で
語れる様な感情じゃなくて

愛おしいとか
せつないとか
そんななまやさしい感情で
忘れられないわけじゃなくて

恨むとか
憎むとか
そんななまやさしい感情で
忘れられないわけじゃなくて

きっと子供が
母親を忘れないのと同じ様に
脳細胞に
刻まれた感情

いつまでも
同じ場所を永遠に巡り続ける
出口のない
解けない疑問

感情は
疑問に踊らされて
永遠に巡り続けるのだろうか

雨はまだ止まない

きっといつかは晴れるだろう

だけど

晴れたとしても

また

いつか

きっと降り出すのだろうなんか、今夜は忘れかけてた恨みが燃え上がってます。
殺してすっきりするような恨みならいいけど・・・ねぇ。

自分は何をどうすれば満たされるんだろう。
恐ろしく我侭で、恐ろしく傲慢な人間だ・・・ねぇ。

許せない、とか、憎い、とか、そんな一次元で済む様に
せめて何を追いつめれば、自分が楽になれるんだろう・・・ねぇ。

笑うことなんか望んじゃいない。
忘れることなんか期待しちゃいない。

せめて、何をどうすればいいのか。

それだけが知りたくて、検索エンジンで、何かを追い求めつづけている。

今夜の月は・・・

誰かの血で染まったかのように赤い。こんな夜だから
ぼくは街をひとりじめするんだ

雨上がりだから
風が気持ちよくて

青の香りがこんなにするなんて
都会も捨てたものじゃないね

こんな路だから
ぼくは想いをめぐらすんだ

用水沿いの
桜並木はなにかを思い出させるね

一人でてくてく歩いてる
なんか気軽でいい気分
こんな夜もあるんだなってさ

まだ駄目だとかさ

もう大丈夫とかさ

つまんないよ、もういいよ

逆らって無駄な事は
いっそ受け入れて
この夜みたいに

忘れられない事なんて
忘れなきゃいいだけの事

気づいちゃったね

こんな青い夜だもの
ぼくは瞳を閉じて
薄青の光で誘われるんだ。

既視感の景色に帰るんだ。
本当にあった既視感の中に帰るんだ。

ほら、もうすぐ、
あそことここの境界線が消えていく。

帰るよ。ぼくは帰るよ。

本当の既視感の中へ帰るんだ。
23微熱くん:2000/06/29(木) 09:24
雨上がりだから
風が気持ちよくて

青の香りがこんなにするなんて
都会も捨てたものじゃないね

こんな路だから
ぼくは想いをめぐらすんだ

用水沿いの
桜並木はなにかを思い出させるね

一人でてくてく歩いてる
なんか気軽でいい気分
こんな夜もあるんだなってさ

まだ駄目だとかさ

もう大丈夫とかさ

つまんないよ、もういいよ

逆らって無駄な事は
いっそ受け入れて
この夜みたいに

忘れられない事なんて
忘れなきゃいいだけの事

気づいちゃったね

こんな青い夜だもの
ぼくは瞳を閉じて
薄青の光で誘われるんだ。

既視感の景色に帰るんだ。
本当にあった既視感の中に帰るんだ。

ほら、もうすぐ、
あそことここの境界線が消えていく。

帰るよ。ぼくは帰るよ。

本当の既視感の中へ帰るんだ。
24微熱くん:2000/06/30(金) 00:12
穴を掘ります。
深くて大きな穴を

もう
這い上がることもできないくらい大きな穴になったなら

後はゆっくり

埋もれるのを待ちましょう

どうしようもない事の結末だから
ここで消えれば
すべてが終わる。

大きな穴の中で
早く命が潰えないかと心待ちにしている。

早く全てが終わらないかと−

心待ちにしている。
25微熱くん:2000/07/01(土) 01:46
簡単だよね
人を捨てる事なんか

簡単だよね
それを忘れる事なんか

真顔で言えるんだね
「なぜ?」って

たった3ヶ月で
人の心の傷は消えると
そう思っている様な
君だったら
捨てられてよかったなって
そう思いたい

どこまでいっても出口のない
苦しみに陥ってる

君は知る由もない

真顔で答えた君は
次の予定しか気にしていない

捨ててしまった人間には
情けなどかける必要もないと
背中で言い放って
街角に消えていく

消えない情念だけが

曇り空と街の灯りを
ゆっくりと滲ませていく

なぜ出会ってしまったのだろうね

君を知らなければ
たぶんしあわせだっただろう

たぶん
26微熱くん:2000/07/08(土) 03:51
さあこんな夜は
俺の出番だ
往こう雨の中へ
全て洗い流すための旅へ

俺の汚れた全てが
この嵐に似合いすぎる
降られてそぎ落とす汚れと血潮に
こんな安っぽい記憶もくっつけて

さあこんな夜は
往くぜ雨の中へ
全て洗い流すための旅へ
27微熱くん:2000/07/08(土) 12:28
(途中までしか書けませんでした、眠くって・・・)

さあこんな夜は
俺の出番だ
いこう雨の中へ
全て洗い流すための旅へ

俺の汚れてる全てが
この嵐に似合いすぎる
降られてそぎ落ちる汚れと
降られて共に流れる血潮に
こんな安っぽい記憶もくっつけて

さあこんな夜は
俺の出番だ
いくぜ雨の中へ
全て洗い流すための旅へ

俺の歪んでる全てが
この嵐には似合いすぎる
風に流して吹き飛ばす汚れと
風に流して吹き出す血潮に
こんな安っぽい恋情もくっつけて

さあこんな夜は
俺の出番だ
いくぜ嵐の真ん中へ
そこから始めるために旅へ
28茨木 隆:2000/07/09(日) 00:02
>微熱君へ

 いやいや、君が詩を書くと言うことは成長そのもの。うらやましい
くらいだ。26@`27はいいよ。単なる恋歌を越えている。君は絶対、詩
を書くべきだよ。君にとっても、他人のとっても、それはとてもいい
ことだと思うよ。がんばれや。オー円するで。

29茨木 隆:2000/07/09(日) 00:02
>微熱君へ

 いやいや、君が詩を書くと言うことは成長そのもの。うらやましい
くらいだ。26@`27はいいよ。単なる恋歌を越えている。君は絶対、詩
を書くべきだよ。君にとっても、他人のとっても、それはとてもいい
ことだと思うよ。がんばれや。応援するで。


30微熱くん:2000/07/09(日) 02:54
>茨木 隆さん
恐れ入ります。私も某サイトで別名で出ております(笑)
彼処のはちょっとアレなんでアレなんですが、
まあ、ひとつよしなに。
31茨木 隆:2000/07/09(日) 10:11
>30

 なんだよ! みんな水くさいな。名を名乗れ。
32微熱くん:2000/07/11(火) 00:36
このスレの中にリンクがあります。
そこの主催者ですよん。
33茨木 隆:2000/07/11(火) 02:15
>32

 へ〜、はじめて知りました。投稿しているのは若い人中心みたいですね。
私が投稿してオヤジになりそう。
34微熱くん:2000/07/11(火) 09:30
笑っいてほしかった
この闇を照らすように
そばにいてほしかった
果て無き未来まで

望むものはいつも
消え去るから儚いと言うなら
どうして
きみもぼくもそれを望んだ?

後悔などするはずもない
誓う約束の熱の高さが
今は恨めしいほどの
凍てついた残骸に跡として残り

月の明かりに晒されて
白と黒で彩られた刃となり
胸の奥底へ貫かれ

叫びは嗚咽となり
濁った体液の吐瀉で終わる

幻覚の終焉

刃はやがて黒々とした塊となりて
我が腹腔の内部へと静かに収まり

今日もうずうずと
叫びやら嘆きやらを巻き込んで

静かに
とても静かに

いつか来る終焉を待ちつづけている
35微熱くん:2000/07/17(月) 06:17
いつか同じ月を見上げて
同じ時を過ごしていると
そう思うだけで
しあわせだと
ぼくたちは語ったね

今夜この月は欠けて
無くなったことになるらしい

あの日かわした同じ月を
きっと君は見上げているだろうから

今夜のこの月が
消えてしまうのと同じ時間に

ぼくは君との
あの約束も消してしまおう

もう
同じ月でさえも

感じることが疎ましくなるとするなら

今夜この月が消えた瞬間に
ぼくは君も消してしまおう
36微熱くん:2000/07/17(月) 06:29
「麦秋」

ビールを飲み干す
君の笑顔が眩しい

夏はほんとうに君が
待ちわびた季節

湿気(しけ)ちゃったハンカチは
強い日差しに任せてしまおう

いつかそれが涙のあとだと
気づかないで過ごせるように

立ち止まらせていた
何かが
わかってしまえば
あとは簡単

背中をほら、
ぽんと押してあげる

見てごらん、
道はいつだって君の目の前にあるさ

歩き出せるね


またいつか
つかれたらなら
ここにおいで

ビールと夏を
いつだって
君のために用意してるから


ほら見てごらん
梅雨明けの夏空は
どこまでもどこまでも
透明な青

ほら見てごらん
大地にたたずむものは
どこまでもどこまでも
歩いていけそうな

まっすぐな道


37微熱くん:2000/07/18(火) 05:58
「鉄路の記憶」

木枯らしが雪を連れて
ホームはがらんとした白の彫像

列車を待つ人は
立ち食い蕎麦の湯気にまみれて
凍えた指に命を吹き込む

静かに手をつないだぼくたちに
風がいつか白のカーテンを運んだ

君のぬくもりだけが
ただ確かな鉄路の傍で

ぼくは君を
ぎゅうと抱きしめ
白雪の幕が尽きぬ間に

ぼくは君に
くちづけをかわした


黒々とした塊の
あの街へ行く汽車が辿り着く

余韻というには余りにも
刹那すぎる温もりなのに

何時果てるとも知れぬほど
この胸は燃ゆるように熱いまま

君の瞳が砂時計のように
来る時間を報せている

ほろほろ零れる
その銀の軌跡は

まるでこの汽車が往く
鉄路にも似て果てしない


必ず迎えに来るからと
交わした言葉は
今もあの駅に

おちているだろうか


通勤電車を待つホームの
鉄路を眺めてふと

君の涙を
胸に顧みた


時は 決して

止みは

しないものだと。
38ずん:2000/07/18(火) 17:50
あいつは今日もチリのかたすみでしゃしんとっていろぎゃくにしたりあれこれしたりしてがんばってる
39微熱くん:2000/07/21(金) 11:14
成田に向かう車の中
貴方は決意を改めて語る

「俺の可能性はこの国じゃ開きゃしねェ。」

確かに日々、
肉だの野菜だの定食だの撮影してちゃ
裸のお姉さんもたまには撮りたかろうと思うけど
何もチリの片隅までいくこたないんじゃないかなんて

わたしが言っても、きっと無駄だね。

消えていく飛行機の騒音に向かって叫んでみた
「ばかやろーーーー」って

機体がきらりと陽を跳ね返して
きっと南に向かっていくのだと思った

今頃言っても遅いんだけど
まだジェットの騒音がうるさいから
もういっこついでに叫んでみた
「あいしてるよーーー」って

--------------------------------------------------
>38さん こんなんでいかがでしょ。
40微熱くん:2000/07/25(火) 02:37
深呼吸一つ
溜息にならぬよう
ゆっくり吐き出して
鼓動を確認する

傾き始めたのはきっと
このちっぽけな乗り物だけじゃない

きみの手が
ぼくの手をかたく握りしめた

行楽日和の青空に向かって
この傾斜は続く

君の鼓動が
手のひらから伝わって来るのは
きっとこの傾斜だけのせいじゃない

ほらもうすぐ
登り切ってしまうから

ぼくはきみを手を握り返して
深呼吸もう一つ
胸の奥に吸い込んで

高鳴る鼓動

震えたくちびるから

ぼくは君に

思い切って

好きだよって

告げようとした

その瞬間

ジェットコースターは
君の叫び声と一緒に
まっさかさまにおっこちてった

行楽日和の青空に
くにゃくにゃ曲がったレールにしがみついて
このちっぽけな乗り物の中

握った手と手が
離れなくなったぼくたちがいた
41微熱くん:2000/07/30(日) 01:45
急行列車で
通う路線の通過駅のように
いつしかその存在さえ
気づかないほどに
忘れ去られた記憶

各駅停車に乗って
不意にその駅の存在を意識して
蘇る記憶

そしてまた
日常にまみれて
いつか薄れ
消えてゆく記憶

急行の通過駅のように
いつか意識さえしなくなって
存在するのに気づけない記憶

静かに静かに
埋もれて行く
消えること無い記憶
42ずん:2000/07/30(日) 12:19
やなんも
43名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 17:27
あぁっ、ずん♪いたんだぁぁ!
44名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 20:11
微熱くんの詩って
本当に微熱っぽいですね。
45ずん:2000/07/30(日) 22:28
ああそうだドイツの昔人たちはマインパンプを

笑い感性で読んでいた節がある自由恋愛下笑いは翻せば恐ろしいことであっただろうから
しかも長持ちしないことが分っている上での作業を持続させていくというこのむずん
偏執堅琥性能をあくなきまでに追求しようという実験主義ねるとこですからは
数々の出来損ないハードを生み出し人々が好まざるをえないノイズをはき散らかしたのであります。

でってでってもどないもあるかい生き残る奴は生き残るのぞりんげん
46微熱くん:2000/07/31(月) 01:09
>42@`45 ずんさん
これはこれは・・・。
御大自ら、長文をいただけるとは思いもよらぬ感銘。
されどノイズですか、まあ、書いている者ができそこないであるが故。

>43さん
ずんさんには不思議な魅力がありますね。うんうん。

>44さん
病の寸前のハイテンションさが微熱節と言われる由縁です。
葛藤から衝動へ代わる寸前の慟哭を表現できれば本望です。
(そんな大げさな詩は書いてないよーな気がするが(笑))

我 熱やまぬ若き日の 鼓動を語らん
47ずん:2000/07/31(月) 10:12
わらでもおわらいでもなくてわらいでええのやたいしたねたもねえくせして
かずだけおおくてねもうむりなんじゃろけーれけーれ
48名無しさん@1周年:2000/07/31(月) 21:11
ずん、長文を書いたの。可愛い☆
でも、「けーれけーれ」なんて、可哀相よ?
49微熱くん:2000/08/03(木) 01:33
深呼吸して
胸の中を覗いてみる

壊れた欠片が
行き場を失って

胸の中をちくちくと痛めている

壊れたものの
欠片を抱えていても
何も戻りはしないのだから

晴れた空に誘われて

あの海へ
この欠片を流しに行こう

海には
なにもいい思い出がないのは

きっとこうして
欠片を捨てに来るばかりだから

海が青く染まっているのは

きっと欠片達が溶けて
空へと還るための準備をしているのだろう

電車の窓から
海が見えて

夏はまだまだ
これからなんだと思った
50微熱くん:2000/08/04(金) 08:48
河原の住宅街
夜の空
赤や青に照らされるのは
どこかの花火の色

戦火にもにた
響きと光りに
怯える者もいたという花火に

人はいま
酔いしれるように見とれている

でもぼくは
そんな事どうでもよくて

汗だくになりながら
きみの手を引いて
人混みをすり抜けている

ああ、そうだね

ひやしあめが
つめたくて
やさしいね

たこ焼き
わたがし
りんご飴

汗だくになりながら
きみを餌付けして
夜店の中をすりぬけていく

ああ、そうだね

もうじきはじまる尺玉で
もう花火は終わるから

そしたら河原まで歩こう

ラストのデザートは
すず虫の声とすすきの中で

やさしい風にまかれて
とびきり甘い

甘いくちづけ


51恥しの:2000/08/05(土) 17:33
いやん・いやぁん☆
ラブラブじゃんかぁー。「花火」!
とんと御無沙汰な”トキメキ”が胸に蘇ってしまったわ。
52微熱くん:2000/08/06(日) 19:55
ああ。毎日忙しい。忙しいよ。
溶けそうなくらいにね。
夏だもんな。溶けたりするよね。
あの夏は風まで溶けそうな夏だったね。
車まで運ぶ途中で溶けたソフトクリームの滴を
垂らした君を詰って、君が拗ねたままソフトクリームを
二人分食べちゃったのはいつの夏だっけね。
あの夏は忙しくはなかったけど、
ぼくたちの距離は遠く果てしなかったね。
そして何度かの夏が過ぎて
いま君はどこの空で溶けそうになったり
ソフトクリーム溶かしたりしてるんだろうね。

33度の最高気温の
天気予報でいつも
思い出すのは
溶けかかったソフトクリームと
むくれた君の横顔。
 
53名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/11(金) 12:51
 抑えたいのに気持ちだけがあふれちゃう
 激情がこぼれちゃう
 言葉がつまる
 舌がもつれる
 目覚めに思うのはあなたのこと
 まどろむ時に思うのはあなたのこと
54微熱くん:2000/08/16(水) 02:26
静かな夜に
まどろむ手前の刹那
思い浮かべているのは
遠い故郷でも
果て無き未来でもない

繰り返し繰り返し
何千回、何万回と廻らす思い
忘れる事など
在り得ない幻想

咽喉の奥から
詰まって出てこない感情が
月の光を
欲しがって涙で咽る

眠りを妨げて
また蒼い水平に紅い月が逝く
傾ききった夏の傾斜の
行き着く果てに待つものは

秋の幻想
55微熱くん:2000/08/16(水) 08:27
空を見上げて
ゆっくりと消えていく
残像を追いかけた

飛びたかった空

今は自由になれたはず

真夏の黒い服の群れが
マイクロバスで足早に消えていく

ただ一人
蝉時雨の路を

残像を追いかけて歩く

何を思って、とか
どうして、とか

他人(ひと)は無責任に口にするけど
きっと君が目指したものは
この空に浮かぶ残像

眩しすぎる夏の陽に灼かれて

体とか命なんてものが
邪魔だと嘲う残像が
吸い込まれそうな青空へと誘う

大粒の汗

額から
頬から

誰が見ても

大粒の汗

消えぬ残像に灼かれて止まらぬ

大粒の汗
56名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/18(金) 05:04
未来日記か
57名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 03:55
よく知ってる姓の、違う名前の人からメールが来ました。
「姉が亡くなりました。癌でした。」 と。
メールは淡々と続いて、彼女の最期、
意識を失って数日のうわごとの事に触れていました。

「ただただ、貴方の名と、
 「ごめんね、ごめんね・・・」
を繰りかえしていました、と。」

裏切りは彼女からでした。
ですが、もう、5年の月日が経ち、
私は別の幸せを手にしていました。
彼女は連れ立って行った男とすぐに別れ、
それからずっと郷里で過ごしていたと、
そのメールには綴ってありました。

項垂れてモニタの前で静かに、とても静かに涙を零しました。
そこにちいさなハンカチを持った娘が、
「おとうさん、いたいの?かなしいの?」と尋ねてくれました。
私は、娘を正視できませんでした、なぜなら、
娘の名は、その彼女と同じ名なのだから・・・。

忘れることとができず、ただ勧められるままに見合い結婚し、
それでも情は湧くもので、あっという間に娘が生まれ、
思いついたのが彼女の名でした。

妻には悪いと思ったのですが、
何も知らない妻は「いい名前ね」と喜んでくれました。

いつか、彼女に出会ったときに、
娘の名を呼んで、彼女の事と気取られぬ様に、
失った時間への復讐をしようと思っていました。

娘はハンカチを差し出したまま、立ちつくしています。
優しげな仕草が、似るはずも無いのに同じ名だと
それでも似るのでしょうか。

娘は心配そうに私を見つめ続けていて、それでも私は
娘の瞳をみる気にはなれませんでした。

せめて彼女が逝く前に、罪を許して、
いや、せめて、
会って一言でも話したかった。

見上げた空が蒼く、
そこには残像の様に彼女の姿が浮かんでいました。
58おしの:2000/08/19(土) 13:10
>微熱くん
お久しぶりです。
わたし、54の詩が好きです。それでは、また!
59微熱くん:2000/08/22(火) 05:33
あのときやはり
殺っておけばよかった

そしてそのまま
逝ってしまえばよかった

伴にそうなれば
あとはどうであれ
今悩んでいるこの自分は無い

いまはどうであれ
知る由もない誰かの
想像の中の笑顔を
許せなくて捻れている

あのときやはり
殺っておけばよかった

どうせニュースじゃ
1分間さえ持たない
痴情のもつれの
無理心中で済んだのに

いま誰が嗤っている?

この涙の代償で

いま誰が喘いでいる?

この傷の代償で

全てが
許せなくて
なにもかも
打ち砕きたい

薄っぺらな
時間の切り欠きの連続を
なにもかも
打ち砕いて

満たされれば

それがきっと

しあわせの本当の意味
60微熱くん :2000/08/27(日) 06:52
満たされるはずもない
永遠に

望むものはいつまでも
果てない欲求の
行き着く先を追い越している

例えいま
この手にない君を
抱いたとしても
それは

所詮、新たな欲求への出発点

諦めてしまえば
それでいっそ楽になれるのだろうか

それとも

満たされぬ苛立ちを
抱え込んだまま

亡霊のように
惰性で生き続けるの

生き続けるの
だろうか
61微熱くん :2000/08/29(火) 19:42
「水道橋」

王将、サウナ、プロ野球で混んだ改札口・・・
中央線、黄色、総武線、ダイダイ色・・・
高速道路、渋滞、きもちのわるい振動・・・
ドブなのに魚がいる神田川の忘れ形見・・・
JR貨物のビル、アニメーター学院のオタクども・・・
モノクロの景色、真冬の屋上、繋がらないPHS・・・
80本目の煙草、駐車違反のネックレス・・・
泣くことさえできなかった、無茶な仕事・・・

ぼくもきみも、もう、あの街に立ち寄る事は無い・・・

水道橋、そこは寂れた涙の似合う場所
水道橋、そこには寂れた幻影が今も佇むのだろうか
62名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 21:16
>微熱君
61は ガラっと雰囲気が違いますね、なんか「陰」っぽいのも
素敵です。
63微熱くん :2000/08/30(水) 09:57
>62さん
ありがとございます。自分でも書いてて雰囲気ちがうなって思ったり。
実は別の板で見かけた水道橋という文字に反応したんですね。
詩を書くつもりじゃなかったのに、詩になりかけてしまったんで
ついでに詩にしました(藁
64名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 00:26
岡本泰明に仏罰を
65名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 08:55
>64
だーかーらー、なにをどうしたいっていうのぉー?
せっかくの微熱くんのスレを台無しにしちゃぁ、イ・ヤ。
66微熱くん :2000/08/31(木) 13:27
>65さん
ありがと(笑)
きっと、64さんはそれが言いたかったんだよ。
夜更けに誰かの声が聞きたくなるように、
夜明けに月を見送るように。
67名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 14:43
>微熱くん
あんたはホントに、ええお人や。
そして優しさを持ちつづけられる、強いお人や。
68名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 16:27
>微熱くん
66のコメントは素敵すぎます!
いやマジでファンになってしまった
69名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 22:57
>微熱くん
有頂天にならないでいてくれると信じます。
優しくて才能溢れるピエロでいて欲しい。
70名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 23:06
なんのこっちゃ
71微熱くん :2000/09/01(金) 01:41
>67さん
や、どうもありがとうございますー。
でも、そんなエエもんちゃいます(笑)
優しくもなければ、強くもなくて。
言葉を並べては、寂しさとか虚しさとかほじくり返して。
でも、形にできるだけいいかな、と。
少なくとも、いつか振り返るなら、足跡はしっかり残したいって。

>68さん
うう、なんか嬉しいです。これからも励みます。ありがとうございます。

>69さん
ごめんなさい、ちょっと今日の夕方は舞い上がってました。
雨上がりのアスファルトの溜息もものともせず。

>70さん
御説ごもっともです。ちゃんちゃん♪
72名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 03:06
?
73微熱くん :2000/09/02(土) 19:35
74名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 01:24
75微熱くん :2000/09/03(日) 04:31
76微熱くん :2000/09/03(日) 20:57
不意に見上げた坂の上
三日月が雲の波間を泳ぐ

わずかな瞬間で
彼女は逃げだす

巨大な衛星が
小さな雲が覆って見えない

だけど
背を向けてしまえば

衛星も雲も
彼女も見えない

上にも下にも
右にも左にも
行き様の無い事態が

何かを隠蔽している

例えば
消えない想いとか

例えば
甦る殺意とか
77名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 01:38
>愛しの微熱くん

>例えば
>甦る殺意とか
  ↑
いきなり怖っ!!


78微熱くん :2000/09/05(火) 05:56
>77さん
あはは、怖い?
久しぶりに書き殴りましたねー・・・。
校正せにゃ使えんわ。これ・・・。
79微熱くん :2000/09/05(火) 06:01
好きだって 好きだって
何度言っても
愛してるって 愛してるって
何度囁いても
足りなくて 足りなくて
何度迷う心

あなたはそこにいるのに

あなたはそこにいたのに

帰りたい帰りたい
何度ふり返って
戻りたい戻りたい
何度叫ぶ心
遅すぎて遅すぎて
何度あきらめても

あなたはそこにいるのに

あなたはそこにいたのに
80微熱くん :2000/09/06(水) 02:37
秋雨に打たれて
夏の終わりが身に滲みた夜

そういえば
あなたはどうしているだろう

秋はただでさえ
センチメンタルな空気を流して流離うくせに

秋はいつもそう
裏切る事で終末を冬へと誘う

百億回の記憶の照合

秋の全てが
罪を許さず

秋の全てが
罰を続ける
81水星人 :2000/09/06(水) 07:07
>>2

80までの詩の中で最も落ち着いた印象を受けました。この詩の中に<素直に>が二回出てくるのですが、作者が素直に心情を表現できてると思いました。


>>37

いつ頃書いた詩なんでしょうか? 雪がでてきますね。ドラマですねぇ。僕は映像というものにちょっと憧れがあるのですが、この詩のような情景をどういうふうに撮れば、感動させることができるんだろうかと、考えちゃいました。


>>80

最後に<秋の全てが 罪を許さず>と<秋の全てが 罰を続ける>というのが、引っかかっちゃう。そこ以外のところは好きです。僕の中で<37>以来の好感触です。


>>22

(22より)>きっと降り出すのだろうなんか、今夜は忘れかけてた恨みが燃え上がってます。
      殺してすっきりするような恨みならいいけど・・・ねぇ。

<22>の前半は僕的には好きになれないんだけど、上の抜粋から下は作者の気持ちが素直に出ているように感じました。長ければいいということではないんだけど、肩の力が抜けてるように感じました。
<36>以降の詩はそれ以前の詩とはなんだか違います。読んでいて、軽い、それでいて、くっきりとしています。僕的には良い感じです。言葉の並べ方でしょうか?
<61>の<ドブなのに魚がいる神田川の忘れ形見・・・>が効いています。

微熱くんは<水平>と<傾斜>が好きなんですね。映像ですね。
他の人の感想と僕の感想とは異なるかもしれませんが、こんなヤツもいるということで。それにしても、自分が書いたのを読み返してみると、好きか嫌いかしか書いてないようなもんですが、勘弁してください。
82微熱くん :2000/09/06(水) 08:29
>水星人さん
うわあ、どうもありがとうございます。
>>22ですが、エディタからカット&ペーストする際に
範囲の選択を誤ったもので、3本分が混ざってます(笑)
削除が簡単にできないので放置されたものです・・・スイマセン。

>>37ですが、あのタイムスタンプ通り、7/18に書いたものです。
最後の5連は蛇足と言われましたが、いかがでしょうか。
外連味といえば外連味なんですけどね(笑)

>>80最近の書き殴り傾向の極みみたいな作品ですね(笑)
秋は、例えば顕子という名に掛けている、という作者だけにしか
解しない隠蔽があったりしたりして。
そこを匂わせるのがテクというもんですが・・・・(笑)

36以降が変わったというのは仰るとおりです。
ちょっとした切り替わる方向への出来事がありました、ので。(笑)

好きですと言われるだけでも十分なんですが、
こういう感想はありがたいです。

私の作品は、よく映像を連想させると言われますね。
書くときはそのもののイメージを頭の中に強く描いて
そこに見えた景色を拾うように書いたりします。
その景色は、光景だけではなく、心情だったり、記憶だったりします。
なので、映像、という言葉がでてくるとニヤリとしてしまいます(笑)

感想ありがとうございます。
よかったら私のHPの方にも、まだいくつか作品がありますのでいらして下さい。
みなさんも、よろしければ。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8641/
83微熱くん :2000/09/06(水) 08:32
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8641/

こちらです。よかったら皆様おいでください。
84微熱くん :2000/09/07(木) 10:29
今日は君の
誕生日だった日

メールの返事ひとつ返さない
そんな君の
誕生日だった日

写真とか
手紙なんてのは
見返したり
読み返せば
色褪せ、朽ちてゆくのに

記憶はどうして
崩れたり
褪せたり
しないのだろう

何も変わらない受信簿が
日付を越してただそのままで

恨めしさをひきづったまま

それでも今日も眠る

それでも、
今日も眠れる。
85名無しさん :2000/09/10(日) 13:35
微熱くんの心の日記を観ているようだ(笑
微熱くんの言葉ひとつひとつが、胸をときめかせてくれる
あなたの詩を観るのは楽しみのひとつなんだよね〜
>>83
のHP覗かせて下さいね
86微熱くん :2000/09/11(月) 02:32
>>85さん
恐れ入ります(笑)
あっちにも掲示板がありますゆえ、どうぞ気軽に書き込んでいって下さい。
昨今はどうにもワンパターンなんで、また痛い目(笑)にでも会いたいですな。
その前に熔けるような甘い目にあわなければならないのですが………。
ちょっと路線転換でも目指しましょうか(笑)

では、引き続き最新作をどうぞ
(ってまだ書いてないし、路線転換も実現できないだろうけど(笑))
87微熱くん :2000/09/11(月) 22:08
Baby 君のがらくたを
ひとつふたつかき集めて
また今日も
いつもの酒と 煙草で
つなぎあわせる

Baby 君の吐息の跡を
みっつよっつつなぎ合わせて
また今夜も
いつもの店で
怒鳴るように 歌ってる

消えるはずなどない
記憶の微笑みに
溺れてまた この月を
見上げてしまう

夜が長すぎるから
孤独が終わらないから
探し物を続けてしまう

今夜も眠れない
88名無しさん@1周年 :2000/09/12(火) 18:22
夢の小説家です。君たちの詩は全然駄目ですね。
僕のを読んでもっと勉強して下さい。
http://www2.odn.ne.jp/pureclub/index.htm
89微熱くん :2000/09/13(水) 03:00
目の前に誰も居ない日々が
幾日続いたか
もう知らない

孤独を抱える事に
麻痺した彼は
今夜もまた
回線の海で
ちっぽけな自己主張を始める

言葉で表すことも出来ない
形状のない感情を
無意味な文字列に置き換えて
回線の海へ流し込む

生きる意味など
求めても与えられないと
知ってしまった様に
投げ遣りに時を浪費する

帰る場所も
行く場所もない

形状のない孤独を言い訳にして
形ある者を羨む
90名無しさん@1周年 :2000/09/15(金) 03:32
微熱くんって男?女?女性らしさのあるポエムだよね
91微熱くん :2000/09/15(金) 11:40
男です。
もう、これ以上ないってくらい男です(笑)
92微熱くん :2000/09/15(金) 12:24
>>90さん
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8641/p17.html

でも、こんなん書いてるから、女性って思われるのかもしれない。
うーん。
93微熱くん :2000/09/19(火) 02:05
慣れた指先で呼び出してみる
慣れたその存在に

10年越しの戦友なのに
虚勢ばかり張り合ってた

泣き顔さえ見せたこともない
その存在はなに?

いっそ最後に
ありがちな形を与えるために

慣れた声で
慣れた店に誘ってみた

あの日
不意に漏らした本音を
素直に受け取れるだけの
脆さがあれば

後悔なんて似合わないから
旅立ちを背中に背負って
覚悟を決めてみた

10年目の結論

冗談まじりに聞いてみるね
You get married?

誰かお前なんかとって

言われたらちゃんといつものように
Just joke.
って言えるから

たとえ3%だからって
ゼロじゃないなら
可能性を否定しちゃいけない

結論だってだせるんだから

もう子供じゃない

愛してるって、のも
さよならって、のも

ちゃんとちゃんと

言えるんだから

94微熱くん :2000/09/19(火) 09:40
遠くから
想っています

あなたに触れないように

もうこれ以上
壊れるものも
作れるものも

ふたりには
ないから

だから
想うだけ

幻想でも
虚像でも

実物じゃないあなただから

ただ想うだけ

笑っているといいな
しあわせだったらいいな

わたしもね
あなたに

そう想われていると

思うから

しあわせになろうと思う

だからずっと
遠くから想っています

まるで細い蝋燭の炎みたいに

静かに

そっと
95微熱くん :2000/09/20(水) 03:03
あの娘は
割と簡単
金と美貌で
すぐ靡く

あの娘は
割と演技派
自分の都合で
男を変える

あの娘は
割と本気で
成し得ないとなれば
男を埋める

あの娘は
ただの淫乱
くわえ込むものがあれば
なんでも埋める

あの娘は
・・・

あの娘は
・・・・・

あの・・・
96給料泥棒兼腐れ呑ん平おちんこTTH :2000/09/20(水) 09:52
100を銜えました
97給料泥棒兼腐れ呑ん平おちんこTTH :2000/09/20(水) 09:52
100を銜えました 
98給料泥棒兼腐れ呑ん平おちんこTTH :2000/09/20(水) 09:52
100を銜えました    
99給料泥棒兼腐れ呑ん平おちんこTTH :2000/09/20(水) 09:52
100を銜えました      
100給料泥棒兼腐れ呑ん平おちんこTTH :2000/09/20(水) 09:52
100を銜えました        
101味噌 :2000/09/23(土) 10:50
栄養豊富。
是非毎日みそ汁を飲みましょう。
102微熱くん :2000/09/24(日) 02:34
>>96>>100
銜え続けてはや100ですか。早いですね。うん。

>>101
いいですね、みそ汁。願わくば毎日飲みたいものです。うん。
真四角に切った真白な豆腐、陽の光を吸い込んで青々とした葱。
炊き立ての飯、納豆、胡瓜と茄子と白菜の漬け物。
塩を吹いた鮭の切り身、海苔。
朝の光、飯の香り、味噌汁の匂い。

なんか、田舎に帰りたくなってきた・・・(笑)
103微熱くん :2000/09/30(土) 07:59
「残酷」

小さな部屋を作ろう
ブルーのドア
南向きの窓
檸檬色のカーテン
白い壁紙

小さな部屋に持ち込もう
推理小説
ヴィデオゲーム
テレビにビデオデッキも
ミニコンポとパソコンもね

冷蔵庫、掃除機、炊飯器
本棚、クローゼット、
ドレスにワンピース
パジャマに部屋着

ほら、何一つ不自由しないよ
君の為の
部屋を一つ作ってあげたよ

ある日
最後に持ち込む為の
計画を発動する

夜の狂気が後押しした
優しげな凶器を描いて
待ちかねた驚喜を演じて

君を
この部屋に御招待する

目覚めた君は
この
ボクが作った小さな部屋で
静かな生活をはじめた

君は楽しそうだ

君はボクの愛を受け入れ
二人この小さな部屋で
静かに愛し始める

君は安心している

さあ
本番のはじまり

ブルーのドアを幽閉し
君は外へ出られない

それでも
不自由しないから
君は微笑んだまま

そしてボクは
一つづつ
持ち込んだものを
捨てていく

推理小説
ヴィデオゲーム
テレビにビデオデッキも
ミニコンポとパソコンもね

君の顔が青ざめても
まだボクを愛しているというんだね

小さな部屋から捨てていく

冷蔵庫、掃除機、炊飯器
本棚、クローゼット、
ドレスにワンピース
パジャマに部屋着

君のくちびるが震えて
何も言わなくなった

それでもボクは君に言うから
愛していると
だから君は
まだボクに寄り添っている


さあ。

最後の残酷。

何もない
閉ざされたこの部屋

君にはもうボクしかいない

だから

小さな部屋から
このボクを捨ててしまおう

君が泣いている
君が叫んでいる
君が壊れていく

何もない部屋で
君が残酷だけを身に纏っている

ボクは
君に最高の贈り物をしたから

もう何も望まない

君に永遠の孤独と
君に永遠の絶望と
君に永遠の残酷を

捧げたから

ボクは
大変満足だ

とても
満足だ

君は
残された最後の
部屋にある唯一の
「残酷」を

君は
味わっている

104名無しさん@1周年 :2000/09/30(土) 12:15
長いっす。でも何気にいい感じです
冷静な残酷さが伝わってくる。
105構造 :2000/09/30(土) 16:20
≫103
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=diet&key=963375088
このスレッドを見てきた後だったんで寝こみそうになりました。
最初の妙に甘美臭い感覚から一転吐き気を催すような感覚に転換して行く
構図は見事だと思います。一人称でこれ書くのは凄い勇気が要ったでしょうな。
まあ言ってしまえば嫌悪感を読む人に与えてくれるのがこの詩の最大の持ち味
でしょう。誤解されると困りますが誉め言葉です。
106微熱くん :2000/09/30(土) 16:30
>>105
ありがとうございます。いつも別スレの作品、読んでます。
路線転換・・・の・・つもり・・ですが、結局自分の色ですね。
どうであれ、読後感が深いと言うのは、最大級の誉め言葉だと思います。
素直に喜んでいます(笑)

また、感想を頂ければ幸いです。

しかし、リンク先のスレ・・・えぐっ。
107微熱くん :2000/10/04(水) 17:06
今時の車って、1リットルで20km走れるんだってな
俺って、何リットルで何キロ走れンだろう
っていうか、今、走ってるか?
俺?

教えてくれよ
お前しかいないんだよ
何もかも、見ていてくれるはずじゃなかったのか?

月の光に
まみれて誓ったよな
離れるはずなんてないと

例え
どんな風に、隔たれたとしても

なあ、
お前は、今、どうしてンだよ
俺が迷ってるみたいに
お前も迷ってンのかな

それでも
俺もお前も走らなきゃなんないんだよな
たぶん
リッター何キロか、
そんな事とか気にしてさ

走ってンなら、それでいいさ
迷っててもさ

いつかさ
いつか、またどっかでぶつかって

そんとき
なんか、答がでてればいいな
108名無しさん@1周年 :2000/10/05(木) 03:51
究極の片思いの詩をお願いします。
切なくて辛い恋してるやつを・・・。
109微熱くん :2000/10/05(木) 05:00
>>108さん
ふ〜む。ちょっと時間を下さい。
書いたら、感想は必ず書いてね(笑)

107、ちょっと雰囲気変えようと思ったんですが、
カタカナのンってやっぱなんか馴染めない……。
110構造@批評 :2000/10/05(木) 09:13
>107
泥臭い感じがいいですね。群馬県あたりでヤンキーではないにせよバイクと
ツーリングが好きそうな気のいい高校生の兄ちゃんが言ってるような感じが
出てます。個人的には「それでも〜」の部分以降は、前の部と感覚というか
言ってる事が全く違っている様に感じますんで、この間は改行2、3行開けるか
して、詩の第二部っぽい感じで読ませてしまっては。そして、「走ってンなら〜」
以降は切ってしまってもいいように感じます。

片仮名のンは小池一夫せンせい御用達ですね。「上がってなンぼ」とか。
111徴熱くん :2000/10/05(木) 18:52
あなただけを見つめている
ただあなただけを

誰のものでもないあなた
私だけのあなたになって

あなただけを見つめる私
私だけを見て

誰の言葉にも耳を貸さないで
私の声を聞いて

「振り向いてくれるのなら何万回でもあなたの名前を呼ぶ」

好きだ好きです愛しています
見て見つめて触れてください

「鏡に映る無限の虚像はあなたと私のどちらでしょう」
112微熱くん :2000/10/05(木) 18:56
わ〜。偽物だ〜。(笑)
113微熱ファン :2000/10/05(木) 21:44
やっほ〜!微熱くんのとこにも偽者登場!
でもさあ、Dさん上手ですよね。
>>111の詩 気に入っちゃった!

微熱くんファイト!!
114108 :2000/10/06(金) 02:52
私も111の詩は好きです。
最後の一行が何とも言えません。

微熱くんの偽者ですか・・・。
感想書きますので、切なーーい(泣)のをお願いします!
115微熱くん :2000/10/06(金) 03:06
偽物さん大人気ですねぇ(泣)
なんだかなぁ・・・。ふんっふんっ(泣)
116微熱くん :2000/10/08(日) 07:02
すぐに背中を向けて 眠りはじめた
愛してないわけじゃない 口にしないだけ

面倒だと思う事が 増え続けて終わらないまま
開けたドアも 閉じる事さえせずに過ごす

飽きた訳じゃない ただ眠いだけ
泣いている事ぐらい 知らない訳じゃなくて

駆け込めば 間に合う改札にも
駆け出すこともせず

日々剃り落とす 髭もいつか伸びたまま

君を愛して いない わけじゃない

ただ

忘られぬ影が 消えないまま残り

堕落は虹の色にも似て
光を背にしろと誘い込んで

忘られぬ影は
ただ大きくなるばかり

堕落は虹の色に似て輝き
甘く切なく光を背にして生きろと命ずる

君を愛して いない わけじゃない

たぶん

きっと
117微熱くん :2000/10/21(土) 20:30
『電気式にするんですよ』
係員は嬉しそうに語った

『電気式ですか……』
老婆は呟いた

それはとても良いことなのだろう
その老婆の足は
まもなく機能しなくなりそうだ
だから

それはとても正しい事なのだろう
その老婆は
電気式でなければ
機能しなくなりそうだ
でも

老婆は静かに空を見上げる
溜息交じりに

産まれ来て
立ち上がった七十余年前を偲んで

此の足で立って
見上げる空は間もなく終わる

きっといつか
此の目で見て
見上げる空も見えなくなる

老婆は
静かに溜息を吐く

係員は
にこやかに電気式を

電気式を用意している
118名無しさん@1周年 :2000/10/23(月) 03:00
なんでさげるの?
119微熱くん :2000/10/23(月) 10:48
>>118さん
新作じゃないからです。
120名無しさん@1周年:2000/10/23(月) 18:18
微熱くんの ちんかすを
鼻のしたに 擦りつけて
息をする度 君を感じる
かるい目眩 感じるのは
君の匂いが たまらなく
素敵だから 素敵だから
121電波女:2000/10/23(月) 21:59
あ、昨日感想書き込んだんですが、混んでて反映されなかったみたいですね。

「残酷」好きですよ〜。最後の残酷さが甘美で良いですな。ははは。
微熱節全開は大好きです。いいよね〜!せつない気持ちに久しぶりになったわ!?
恋愛の微熱もいいけど、知恵熱もいいよ!?(謎)
122微熱くん:2000/10/24(火) 04:30
>電波女さん

どうもありがとうございます。
知恵熱っすかぁ。
子供ですな、あたしゃどうも。
このスレの中にあるURLのHPの方、更新したんで
よかったらそっちも覗いて見て下さい。
123名無しさん@1周年:2000/10/24(火) 04:34
昨日、カップラーメン食べたよ
カップラーメンしか食べた事無いよ
124微熱くん:2000/10/24(火) 06:54
>>120さん

洗ろてますけど・・・一応・・・(笑)
125微熱くん:2000/10/24(火) 13:50
採点って難しいですね。
要するに、自分の主観でしかつけられないから。

偽物さんの返事があってよかった・・・。
詠む者と、読む者の違いって何なんでしょうね。

126電波女:2000/10/24(火) 20:30
2ちゃんのポエムのオリンピックもどどっと読んだのでした。
でも微熱節が好き〜!
127電波女:2000/10/24(火) 21:51
でも好きって言ったとたん、存在を知ったとたんに消えてしまう
かすかなシンクロニシティー。
128微熱くん:2000/10/24(火) 23:09
>電波女さん
どもども。
好きと言って頂いてありがたい限りですが最近スランプで・・・。
あ、しかも消えてるし。

129微熱くん:2000/10/25(水) 01:51
ねぇ
教えて

全部間違いだったの?

私とあなたの出会いは

ねぇ
教えて

その掌で
なでた私の髪の
滴は
幻だったの?

くるしいの
空気に鍵がかかったみたいに
吸い込む事さえできない
呼吸が

ねぇ
一秒でいいの

その瞳で
見つめて
もう一度
見つめて欲しいの

あなたには
通り過ぎただけの夜だとしても

私には
永遠にとどまり続ける夜だったの

だから

ねぇ
教えて

全てが間違いで
出会ったことさえも

私がこの世に
生まれた事さえも

あなたが
間違いだと
言ってくれれば
それで全て
無いことになってもいいの

ねぇ

溜息でもいいから

何か私に

ねぇ
教えて
130名無しさん@1周年:2000/10/26(木) 01:55
応援あげ〜
131微熱くん:2000/10/27(金) 12:59
私の瞳は
きっと壊れてしまった

だからもう
見えない闇の中

季節を巡る
風の薫りや
空を舞う
鳥の声さえも

届かぬ暗黒の中

もう帰らない

あなたがすべての

あかりを

あかりを
持っていってしまった


1カンデラの
蝋燭でいい

わたしに
あなたの

あかりを

あかりを
ください
132微熱くん:2000/11/07(火) 01:17
終電車からの帰り
彼女は静かに吐息をはく
白いその憂鬱が
冬を予感させる

冷えた部屋に戻り
また後悔をはじめる
どこで間違ってしまったか
何度考えて
何度結論を出し
何度諦めたかさえも忘れた

いつしか飲めない酒も
味から量を覚えて
涙のかわりに
深い溜息で一日が終わる

春になる頃には
この街を出よう
自ら決めた別れに
誰も振り返りはしないから

闇に紛れて
いっそ壊れて
このまま空になりたい
月の光に抱かれ
想い出に浸りたい

何が間違いで
何が正しかったか
そんなこと
わかっているから

また空を見上げて
月の光に

叶わぬ願いをかけて

深い泥沼で一日が終わる
133名無しさん@1周年:2000/11/07(火) 02:12
変わることを嘆くことは潔くないけれど、
最近の詩板にはついていけない・・・。
ここはロビーでもラウンジでもない。
多くの板で言える事だけどね。

悪貨が良貨を駆逐するという言葉の意味を知ったような気がするよ。

もっとも、そんなことで辟易するならもともと
2ちゃんねるに巣くうこと自体が間違っているのだけれど。
134名無しさん@1周年:2000/11/07(火) 04:34
135名無しさん@1周年:2000/11/07(火) 11:27
あげ
136名無しさん@1周年:2000/11/07(火) 11:48
.
137名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 04:50
.
138微熱くん:2000/11/08(水) 05:01
「しずか」

真夜中
あんたが
物音たてへんように
しずかにしずかに
ドア閉めて
しずかにしずかに
でていったん

ウチは
ずっと
寝たふりしてて
しずかにしずかに
涙ながして
しずかにしずかに
がまんしててん

もう、な

あかんことなんて

わかってた

せやけど

ウチからは

ようゆわれへんから
せやから
今夜
くちびる噛んで
しずかにしずかに
こらえてて
しずかにしずかに
見送んねん
しずかって名前
いままで気に入ってた
せやけど

いま、なんか
ちょっと嫌いや

しずかは
静かな子やて
あんたいつも
話しかけてくれてた

そんなしずかが
すきやねんて
あんたいつも
ゆうてくれてた
でも
ほんまは
しゃべる娘(こ)すきやねんな

ごめんな

しずかはいっつも
泣き虫やゆうて
あたまなでて
なぐさめてくれてた

今夜はな

しずかは泣き虫こらえて

しずかにしずかに

寝たふりすんねん

しずかに・・・

しずかに・・・
139名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:08
禿げ
140名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:09
あげ
141名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:10
エロ河童
142名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:11
ぱっぽや〜ん
143名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:12
ぼぼや〜ん
144名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:15
145名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:17
.
146名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:24
変わることを嘆くことは潔くないけれど、
最近の詩板にはついていけない・・・。
ここはロビーでもラウンジでもない。
多くの板で言える事だけどね。

悪貨が良貨を駆逐するという言葉の意味を知ったような気がするよ。

もっとも、そんなことで辟易するならもともと
2ちゃんねるに巣くうこと自体が間違っているのだけれど。
147名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:32
@
148名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:33
j
149名無しさん@1周年:2000/11/08(水) 05:34
b
150微熱くん:2000/12/08(金) 01:10
濡れた足下に気付いて
もう駄目なんだなと思った

何を求めていたのだろう
有り得ない事?
期待して良かった事?

そんなに
たくさん欲しがったつもりはなかった

もう
終わり?

濡れた足下から
ゆらゆら立ち上る湯気

冬なのに
全然寒さを感じない

だらりとのばした腕の先の
指が何か
乾いていく感覚で
ゆっくり醒めて行く事は
わかる

もう
終わった

感覚がいろいろ甦ってきて
サイレンとか
赤い光が近づいてくる

もうひとつ
やり残したことを

やりとげれば

もう
終われる

左上間違わぬ様
ちからを込めて

もう
151ぶらっでぃー:2000/12/15(金) 03:38
皿仕上げ。
152 :2000/12/15(金) 07:17
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