君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.96]

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1アギラ
Aランクを目指して詩を書き込もう。
皆さん、ガンガン評価しましょう!

A:プロ並み。出版社にもってけ。
B:言葉の狩人。
C:光るモノを感じる。
D:素人。
E:まずは日本語の勉強を。

●セン五に関する心得

・このスレは投稿者と評価人のバランスにより成り立っています。
評価人が常に不足しているので、気軽に評価に参加しましょう。

・連投は禁止されています、一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。

・評価の扱いや、未評価一覧に載せるか否かはまとめ人の判断に任せます。
この方針に異論がある方は議論スレである【語り合うスレ】をご利用下さい。

・投稿者による再評価依頼は一度まで有効とします(複数評価で権利消滅)

・また評価しやすいように定期的に未評価の一覧を作成してくれると助かります。

・同一の詩をポエム板にある評価系スレと併用する複数投稿は認めません。

・ブログや他サイト等からの転載は作者本人であっても許可しません

前スレ
君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.95]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1292771424/l50

過去ログ倉庫 (10/31機能停止)
http://kako1005.hp.infoseek.co.jp/
確か新しいリンクあったと思うけど失念。知ってる人いたら>>2以降で補完頼む

このスレに関する雑談・議論はこちらでお願いします
【セン五スレ】について語り合うスレッド Part14
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1297169900/l50
2アギラ:2011/03/15(火) 18:07:35.59 ID:tRtR3ZG4
よくあるようでない質問集

Q 地震関連で投稿は自粛した方がよいの?

A 自粛はあくまで個人の判断です。ただ個人的には、創作の場がこういう形で滞るのも何か違うなとも思います
  投稿は自由に。詩を書くことで、気持ちを整理することも出来るかもしれません

Q 連投したら怒られた
A 最近テンプレを読まない人が増えています

Q 僕の詩がずっと評価されません
A 貴方も評価に参加しましょう その発言は間違っています

Q ○○さんに評価してもらいたい
A 評 価 人 の 指 定 は 禁 止 さ れ て い ま す
過去に自由参加推進派とコテ信仰派で別れ
セン5スレが分裂した無意味な歴史があるからです

Q 素人の僕でも評価して問題ありませんか?
A 冷静に見てほぼ全員がド素人です 真面目に評価してあげましょう

Q 作者の人へ感想を送りたいが未評価から外れてしまう
A ランク無しの評価文は感想扱いとして未評価扱いのままです【←重要】

Q やる気の無い一行評価をされてガッカリした!
A 未評価のまとめ人の判断で取り消せます 対応に問題があれば議論スレへ

Q 過去ログ倉庫が更新されていませんが
A アルカリ ◆pH7.2omqBEさんを全力で探しています 見かけた方は大至急報告を
新しくセン5のまとめサイトを作りたい方はご自由にどうぞ むしろお願いします

Q 歌詞やエッセイでも投稿して問題ありませんか?
A 初代スレからなんでもOKでやってきた のだけど評価人にもよる

Q 再評価を希望したら嫌われてしまいますか?
A 問題ない するしないは自由

Q あのコテむかつく
A 知るか
3アギラ:2011/03/15(火) 18:08:48.44 ID:tRtR3ZG4
 未評価一覧制作者の心得

【壱】 間違いを恐れない事
毎回失敗せずにやってくなんて無理
間違いを指摘されたら素直に喜ぶ

【弐】 決められたルールは守る事
作品へのアンカーは「>>」を使わず「>」を使用
(一度に>>を20個以上使えないからです)

1列5作まで 10作セットで行間を空る
(楽に目算しやすくする為)

当たり前ですがちゃんと理由があります

【参】 引継ぎ番号は書く事
評価する側される側 百利あって一害なし

【四】 連投や盗作は全てEで切り捨てる事
連投は全て却下 発見次第報告をしてください

【五】 わからなかったら議論スレで聞く事
勝手な独断で動かない
4名前はいらない:2011/03/15(火) 20:04:39.08 ID:kWKdKTeD
「報告」

実のところ数日来
僕は死ぬことばかり考えていた
3月の初めは自殺者が一番多いのだ
(これは統計上の事実である)

水から逃げ
必死に走り
水に呑まれ

なんの面識も無い人達が
死んでいくのを見た

構成もない
伏線もない
韻律もない

ただひたすらに
人が死んでいくだけだ

そのあまりの単純さは
本能的に悲しくて辛くなる
僕はもう死にたいとは思わない
5名前はいらない:2011/03/16(水) 00:10:24.31 ID:Yy/r/BUh
【高校2年】

普段、僕をゴミのように見てる奴らが躍起になってる
やれ募金は何処へ、手を繋ごうだの、リツィートして情報を拡散しようとしてる
純粋な善意から来てるのだろう
いつもは醜く見えるアイツらが、酷く真っ当な人間に見えた
でも
おい、お前も何かしろよ
なんてイライラした口調で、アイツらが目を向けたのをきっかけに
学校の隅で弾劾裁判が始まった
僕はどもって何も言えない
ゴミを見るような目は変わらないまま、彼らの手は携帯片手に善意を撒き散らしていた

人間とはなんだ
唐突に分からなくなる時がある
6桜酒の人 ◆aXiWy465T6 :2011/03/16(水) 09:53:50.13 ID:JY7UsZKu
「落胆」

ささいな終末観はすでに消えうせ
私は米が食べたかったのだと、わかった
遠くの町の明かりを見つめながら
味の無いパンを口に運ぶと
涙がこぼれて来るのだった
7名前はいらない:2011/03/16(水) 10:50:41.77 ID:d13mKIp+
「HANABI」

僕らは見たよひとつの時代がおわるのを
聴こえているかなみんなには
終わりを告げるこの花火
砕け散った家の破片が僕らの胸を刺し
忘れようもない痛みへと変わっていく
行き先はどのくらい遠いところなのか
もう二度と会えない場所へ旅立つんだね
当たり前のようにいつもいると思っていた彼も
決していて当然なんかじゃなかった
本当は伝えたかった
君を確かに愛していたんだって
たった一度でいいから
会いたいよねえ会いたいよ
時を越えて形を変えて
二人まだ見ぬ未来がここで
孤独で何も見えなくなったんじゃない
もう何も見えなくなったんだ
羽根のない天使たちが溢れてるこの土地で
そこにはただ絶望だけが残ったのなら
ただ出会えたことだけ
二度と会えなくても忘れない
8前スレ830:2011/03/16(水) 11:07:41.14 ID:2z+dlOXz
今何書いても地震の事しか書けない
9名前はいらない:2011/03/16(水) 23:03:10.83 ID:44fab6+Q
「首」

わたしは何度も首を振る
扇風機みたい これは機能だろうか
執拗に 規則的に 無意識に
「ゴキッ」と鈍い音が響く
その度 背筋を電気が走って
生を実感している
わたしが首を気にして部屋に引きこもってる間にも
太陽さんは今朝からずうっと
きらきら きらきら
悪しき人の空にも 
降り注いでいるんだって
お母さんは早朝からずうっと
せっせと せっせと
食べもしない朝食を
用意してくれてるんだって

しがらみなんて知るもんか
乱れた髪の毛に煙草の煙が染みこんでいく
しがらみなんて知るもんか
気にもしないで君は隣でお酒にがぶがぶ飲まれる
10名前はいらない:2011/03/16(水) 23:43:58.75 ID:Z9HwhYME
>>8
現実の重さに対して薄っぺらい詩しかかけないからやめな。
前のやつなんかテレビの映像そのままだったし。軽々しいよ。
11名前はいらない:2011/03/17(木) 01:40:59.89 ID:XLjKFyfG
「孤独」

飲み干したのは確か
光に似たなにかだ
でも
ぼくの中で渦をまく
この黒いあぶくたちはなんだろう

こわいとかこわくないとか
そんな秤ではない
そんなものさしではないのだ

やるせない色
そこのない色
それでいてとても無垢な色だ

それはおそらく
はかれない
見えない
いつかの孤独
12名前はいらない:2011/03/17(木) 02:04:47.08 ID:0667E3CX
「光速で吹っ飛んでいった一瞬がお前の背後に抱き合っていたのだ」


おまえは目をはなすというのか
すさまじき葉きれの脈はぜる夜を

おまえは目をはなすというのか
乾いたとんぼがひたひたと砂を運ぶそのひとつぶを

せかいは
いっしゅんに
つよく
むすびついてしまった
おまえのあいするひとびとのように
静粛に
キスしたのだった

鳥を雲を歌を愛を
おまえのまえを通り過ぎるいっさいのけものたちにもまれて死ぬと
ふるびてしまったことばをにぎっても

まばたきの隙に
それらは
影もなくとけあってしまったよ
13名前はいらない:2011/03/17(木) 05:14:51.95 ID:hG/p8rHR
もがいても、もがかなくても沈んでいく世界
底無し沼みたいな世界を泥まみれになりながら人は進んでいく
どうせ沈むのなら、もがかない方が楽なのに

私はひとり進むのを止め、天を仰ぐ
淀みきった世界で、それでも空は美しい
空っぽの私でも沈むのかな
私の体、虫喰いだらけなの。見えないだろうけど中身はスカスカ
いつか見た夢も、抱いた希望もどこかへ行ってしまった
食べられたかもしれない
奪われたのかもしれない
残ったのは虚穴
空っぽの私は軽いはずなのに、どうして沈んでいくのか

どうせなら、凛と美しい花になりたかったけど
泥の上に白くて綺麗な花を咲かせてやりたかったけど
私はただ泥の底に埋もれていくだけ
どこまでも深く沈んでいくだけ



なんか津波で流されてく人みたいだけど違いますすいませんお願いします
14 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 :2011/03/17(木) 20:42:49.89 ID:SoXQ854p
かくして蛸は、彼の身体全体を食いつくしてしまった。
外皮から、脳髄から、胃袋から。
どこもかしこも、すべて残る隈なく。
完全に。

ある朝、ふと番人がそこに来た時、水槽の中は空っぽになっていた。
曇った埃っぽい硝子の中で、藍色の透き通った潮水と、なよなよした海草とが動いていた。
そしてどこの岩の隅々にも、もはや生物の姿は見えなかった。
蛸は実際に、すっかり消滅してしまったのである。

けれども蛸は死ななかった。
彼が消えてしまった後ですらも、なおかつ永遠にそこに生きていた。
古ぼけた、空っぽの、忘れられた水族館の槽の中で。
永遠に――おそらくは幾世紀の間を通じて――
ある物すごい欠乏と不満をもった、人の目に見えない動物が生きていた。
15名前はいらない:2011/03/17(木) 23:38:53.50 ID:iySsbIsP
>>14
盗作すんな
16 忍法帖【Lv=6,xxxPT】 :2011/03/18(金) 00:24:09.27 ID:tfzk40hN
「新調とは新しく作り整えることである」

ひとり、ふたり、さんにん
消えたそれを画面越しに数える
重なっていく数字
軽くなっていくひとりひとり
世界の端の小さな国の小さな部分を
ほんの少しだけ、そして思いっきり
まとめて削られたように
それは流された

黒い母なる海に抱かれ
鎌を振り下ろされて何もかもモノになる
垣間見る青空と果てしない暗闇に
奪われていくのは酸素ばかりではない
泡が一つ一つと
青い空へ上がっていく
なんて重い、なのになんて軽い

家を建てよう
ビルを建てよう
地方自治を建て直し
電車が走り出して学校が始まった
人々が住み着いた
でも足りない
世界の端の小さな国の小さな部分の
その重さが新調された

誰もいない
17名前はいらない:2011/03/18(金) 01:34:36.19 ID:J5v7wLlV
「遠い星から」

地球がむずむず体をゆすったら
人間たちはおおさわぎ
いつもは偉そな顔をして
支配者ぶっているのにね

遠い星から見ていたら
地球の変化は何もない
宇宙は今日も異常なし
18名前はいらない:2011/03/18(金) 05:31:44.71 ID:DIF/CZch
俺達みんなが神様だ!
19名前はいらない:2011/03/18(金) 13:23:39.19 ID:N011xNC/
>1
新しい過去ログ倉庫
http://kako1005log.web.fc2.com/
20名前はいらない:2011/03/18(金) 14:56:24.98 ID:lh67dbVl
「無題」

どうなんでしょう。

あの子もその子も、私でさえも。
揺れる大地を蹴ってまで、曇った空を飛んでまで。
一体、何ができると言うのでしょう。

真心とは、なんぞや、と。

全てを受け入れ、何もしないか。
全てを否定し、もがいてみるか。

どちらも答えでないのなら…
21木がすきなななし:2011/03/19(土) 00:26:41.48 ID:4xrx4Zx8
「地球から木に」貪欲なんだ。でもそれが美しいんだ。愛に生きるその姿が。欲しがりなんだ。でもそれがいいんだ。私のあたたかさを求めてくれるから。彼女だけなんだ。一年に一度は愛のリングを贈るよ。誰にも知られない方法で。
22木がすきなななし:2011/03/19(土) 00:27:50.05 ID:4xrx4Zx8
彼女にすら分からない方法で。彼女は教えなくても感じてくれるけど。私の愛に満ちみちて彼女は姿を変えるよ。私の愛をもっと受けとるために。それが彼女の愛の形で、見えないところでもっと私を求めて愛してくれるってことなんだ。
23木がすきなななし:2011/03/19(土) 00:28:14.32 ID:4xrx4Zx8
貪欲なんだ。それがいいんだ。だから愛しあえるんだ。
24名前はいらない:2011/03/19(土) 02:06:17.47 ID:o/mpzO5v
>>13一人一人の区別が希薄になるような世界で「私」にスポットライトをあてた無情感と
世界に絶望しながらも小さな幸せや希望に想いを馳せている「私」の痛いような切なさが
背伸びをしない文体で表現されることでより赤裸々な印象を受けました。
底なし沼のような世界に対して白い花を咲かせたいのに泥の底に沈んでゆく「私」
という流れは映像的な面白さがあると思います。
未熟でささいな私の静かな絶望と無情感が映像的な面白さと共に表現された詩だと感じました。
世界観が良いと思います。
でも視覚的な表現がもっと伸びるとおもいます。
C+なかなか感想がまとまってなくてすいません。
25やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/19(土) 21:22:02.72 ID:JvwnuTZf
東日本大震災で被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い救済と復興をお祈りします。

前スレ
>>646「ぼくは」
生きてる間に何を残せるかだよね。
この作品は生きてる、生きてた、本当にそれだけなんだよね。
 「…」のその先もきっと何もない。
読者がそれ以上に想像を掻き立てられることもないし、作者以上に読みとることも感じることもない
そんな作品です。
書きたいことのほかに伝えたい事を入れてみると作品が少し変わるかもしれませんね。D
26名前はいらない:2011/03/19(土) 21:28:12.63 ID:YfhlwUZY
この爪は人を傷つけるだけの爪
この爪で僕は何十人もの人を傷つけてきた
だけどこの爪はなければならないもの
人を傷つけるだけの爪じゃないんだ
助けるために使わなきゃいけないんだ
27まるちーちゃん:2011/03/19(土) 22:36:39.39 ID:NHacjJZE
「詩板からアンダーマンが消えたなら」

詩板からアンダーマンが消えたなら
僕は涙に濡れましょう

もう、それはどんな涙なんですか
現実的じゃないですね
と、聞かれることもない

だから君は涙の理由をたずねてよbaby
一度君と呼んだから
もう二度と君を「あなた」と呼べない
その事で僕は泣いている訳じゃない
もう「babyって誰なんですか?」と聞く奴も居ないのだから

僕の瞳からキラキラと止めどなく流れる涙の理由を知る為に
もっと僕に寄り添っておくれ仔猫ちゃん
おっぱいが近付いて来るよ
そう
だから僕は
その山に登る途中

足は棒になり
棒はもっと棒になって
玉は玉のままで

心の先端から
真珠の涙

溢して

28やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/20(日) 07:45:53.96 ID:Dtg3UTjP
>>837「琵琶湖毎日マラソン」
抽象的表現に加え、あまり考えをまとめて綴っていないので、最初から最後まで文章力もなく閑散とした印象。
熱意もつたわらない。
「白くまっさらな自分への距離」など、文章よく見たらおかしいなってわかるので、自分で言葉
を整理しながら推敲できると思います。
まとまりや文章力のなさが普通よりマイナスD-

>>822「君想」
素直ですね。
悪くはないが良くもない。
なにも表現してないから誰にでも書けそうってのはありますね。それはつまり個性がないということ。
当たり前の言葉で書くと、あ、普通だな、と思うだけ。
誰にでも書ける詩、よりも自分にしか書けない詩を書いてみては。そこに表現が生まれます。D

>>824「ネオン色の檻」
うまくつないでいかないせいか、1〜2連と3連以降が別のものに感じます。
内容もビジュアルだけ綴って心情は直接的表現で済ませてる。
完成度が低く、作品の内容も表現もこぢんまりして程度が浅い。D

>>808「長江のほとりで」/アサコさん
長江で釣りをするっていうのが単なる舞台設定になっていて残念に思う。
長江とするならそこから引っ張れる表現がいろいろあると思う。
この作品なら他の場所と差し替えても問題なく機能するだろうが、それだけ長江らしさもなければ考えが浅いというわけ。 5連に心情を入れる構成は間違っていないが、これもあからさまな表現で、言い方悪いが芸がない。
主人公はなにが釣れるのを待っているのか、釣ることを何かのメタファーと思わせない限りただの事象として終わってしまうだろう。
作者が意図したことを作品の表にだしてください。D
29やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/20(日) 10:43:28.49 ID:Dtg3UTjP
前スレvol.95]より

>>802「メンタルゴースト」/ヤタロクさん
カタコンベって現代から見ると不思議な地下集落だよね。
集落っていうと変だけど、みんないっしょくたに信者として弔われたかったのか。
僕は家が仏教(と言っても墓と仏壇だけって感じ)で学校がキリスト教系て変な立ち位置だから、死んだ後はどうでもいいと思ってるからドナーカードに全部丸した。
さて批評に戻りますが、セッティングが面白い。住む街はカタコンベ、主人公はゴースト。精神は体から離れ、空に浮かび体を欲してる。
現代を生きることをそう例えたものなのだが、街がネオンだけではあまり魅力がないなぁ。
対比になるくらい憧れを美しく描いてみては。
内容的にはあと一歩踏み込んだ面白さを作ってほしいところ。
轍ってコブクロ思い出す。
あと一歩たりないが設定を評価してC

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1292771424/

>>803「ヒロイックヒーロー」
評価済みだった気がするので一言。
狭い世界観だが、個人の親しみやすい生活感がでている作品です。
口語なので語り手の魅力のなさが目立ってしまう。少々クドい。
お給金とか、全体的にどこか古い感性って気がします。がんばってる感じはするが、D

>>806「おっぱい〜」
最後まで読むとこの評価の意味がわかるだろうというナニコレ?作品。
かいてて面白い?って真顔で聞くか笑顔で聞くかは読み手次第。まあ相手にされないんだろうな。
なんにせよ、何か発信して無反応って怖いよな。
もっとおっぱいについて熱く語ってください。はっΣ( ̄□ ̄)!おっぱいスレってなかったっけ?
日本語で書かれているので、D-
30名前はいらない:2011/03/20(日) 11:10:22.26 ID:7mkmEhBs

「音のない部屋」

風をかばい二人がくるまるジャケット
路地裏で見えない星の数かぞえ
触れ合うと壊れてしまいそうな 二人の唇は震えて
思い出ばかりに微笑む様な君
優しさに口ごもりうつむいてる僕
音のない部屋のドアを開けると 小さなテーブルがある
今は僕だけを見つめておくれ
君の幻を抱きしめていたい
強く二人が育んでいる暮らしの何時もの口癖

鏡の中僕の知らない君
君の背中抱きしめ目を伏せてる僕
手探りで振り返るといつもの君が僕に甘える
二人だけの暮らし数えてみるたび
口を塞ぐ様な口づけをかわす
どんな風に心重ねよう
笑顔を絶やしたくないから

今は君だけを見つめていたい
時は悪戯に過ぎて行くだけ
通り過ぎて行く日々に愛が 優しさだけを残せるなら

優しさをひとつ部屋に残す
寂しさは同じ様に色あせる
部屋明かりがおとす光と影 それは二人の暮らし
二人の心はひとつ

31名前はいらない:2011/03/21(月) 00:57:37.65 ID:LRhABaDJ
コソコソ今夜は旅立ちましょうと
真っ赤に熟したリンゴに言うのよ
いやいや、無理です、おやめになって
まともなフリしてくるくる巻き巻き

どーしょもないのね
ドレミファミレド
どーにもならんね
いろはわほへと

童心なんて欲望まみれ
音階なんて洋風かぶれ
言葉に言霊
恋人に恋

好き嫌いで草木を生やして
素敵に簀巻きな束縛関係
何時か花が咲くのなら
今夜は月が綺麗と呟きませう

32名前はいらない:2011/03/21(月) 01:38:10.40 ID:1I3IE7tn
「つぼみ」

涙の感触を知ったのはいつだろう
満たされない気持ちを言葉に出来なくなった
素直なことが恥ずかしいものに変わったのはいつだろう
喋れば喋るほど嘘が溢れ出す いつもいつも
きみはぼくを責めないでいてくれる
掠れた目に映るのは何だろう
わたしは桜みたいに春になっても咲くかどうか分からない
どこまでもくすぶって過ごす つぼみだから
当たり前に伸びていけない駄目さ具合なのに
半テンポ遅れて 助走を始めても怒らないでいてくれるね
現在は見えない空の星もないわけじゃないんだから
33名前はいらない:2011/03/21(月) 02:16:54.28 ID:PsNeZfI1

目と目と目と目と目と目と目と目
トマトのような、否、カーマインのような
充血した8コのマナコ、四つの個室から四人の花子 ・見つめてる

あなたを許そう 学校の階段
なんだ・出っ張った・機械音
あなたを許そう 学校の階段

その独白くだらないねと笑ってやろう

それは感傷じゃ ない。振りだ。
そ れ は覚醒じゃ ない。 振 りだ。
それは恐 怖じゃない。振りだ。
それ は 自 我じゃない 。振りだ 。

四人で見つめるのはそういうことだよ
蜘蛛の糸なんてみんなが絶っていったよ
やっぱ訳わかんないね。詩もお前も災いも。

感傷の振りだ。



8

4

7
34名前はいらない:2011/03/21(月) 02:32:28.19 ID:InaHFa+0
「ロボトミー」

どんな想いをしたか
きっとおまえにゃ
わからない
感情を押しつぶした
から
自分で。それ以来
楽になったけど
もう
なにもわかならなくなった
脳のどっかがうまいぐあいに麻痺して
一人でいきていく
トレーニングをしているんだ

ちっともおもしろくもなく

おれもおまえも
チキン野郎
ほら
よだれをたらして馬鹿笑い

35名前はいらない:2011/03/21(月) 02:47:09.59 ID:7KYKduMO
>>28
824です。評価有難うございます。
ある種の課題があるとかんじましたので、こぢんまりした表現という点についてお伺いします。
私はある対象を表現するに当たり、その対象の規格は主観的であり、まさしく表現そのものの規格と同じとの考えを持っています。
しかしながら、言語表現に、小さなものを大きく表して真としうる顕微鏡的表現があるならば、それは如何なるものでしょうか?
実例ございましたらご教示宜しくお願い申し上げます。
36やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/21(月) 13:42:49.20 ID:ZBVmHDaB
>>35
ご質問に答えます。
小さな言葉を表現を誇張したり大仰な言葉を用いろと言ってるのではと誤解しているようにに思いますが、
そういう意味ではありません。
僕がこぢんまりしていると言ったのは、作品世界に広がりがないことです。
2連までは、内面を表現していて、樹氷なども美しい表現だと思いました。
それ以降はゴージャスな見かけとは裏腹に誰かの身ぐるみを剥ごう(「はぐる」は剥ぐか剥ぎの誤字ですよね)という魂胆でいる。
つまりこの街ではいあ身なりをしていても競争心闘争心、相手を出し抜こうとうかがってる様子がわかります。
6、7連では、それまでを対比として扱っているが移行がスムーズでないため、最後の方でだけ
ちょっとだけ出てきた人物に気持ちが移っていかず、唐突な印象を受けます。
構成の問題、というよりまとめ上げる力が不足しているからに思います。 1、2連は個別で見るとこの作品の評価以上の表現があるとは思いますが、全体を総合して見た
ときにいくら出だしや表現だけがよかったとしても、全体像を見たときに、内容がバラけていて、
それぞれの連が連ごとに生かし切れていないのでは優れた内容とは言えないのではないでしょうか。
僕は内容を重視して批評するので、表現重視する評価人さんがいたら、違った評価をするとは思いますが、
読み手として何が伝わったかを考えると、一部だけ良くても、やはりいい作品だったとは言えません。
作品のまとまりを考えた構成を、というのがこの作品の課題だと思います。
37アギラ:2011/03/21(月) 20:44:32.86 ID:BZ+qhV3+
【未評価】

>733 >734
>739 >747 >753 >755 >787 >789 >792
>797 >825 >828 >830
>834 >838 >845 >847


>4 >5 >6 >7 >9 >11 >12 >16 >17 >20
>21-23 >26 >27 >30 >31 >32 >33 >34

ちっとは震災も落ち着いたので、在庫一掃セールはじめるよー
38アギラ:2011/03/21(月) 20:54:20.64 ID:BZ+qhV3+

>>737 【夢のお話】
現代社会のおんなのこのお話
窮屈な生き方を、自分の対価を理解して書いてます
こういう詩は好きだな。一貫性もあって分かりやすい
C+

>>738
浮遊感のある詩だけど、単語の一つ一つにさして意味と意義がないと想う
雰囲気は好きだけど、雲より密度がない
D-

>>739
良詩

いつからだろう
ずっと昔からそうだった気がするけど
小さいときの方が
ここが夢なのか現実なのかわかっていた気がする

ここがピンポイントで直撃した。子供の頃って、メンドクサイことは視界に入らないから純粋に楽しめたよね
多分、それ。夢と現の境で、何処に自分がいるのか
自分をどこに行けばよいのか、わからない不安が上手く表現されていました
C+
39アギラ:2011/03/21(月) 20:56:59.34 ID:BZ+qhV3+
安価ミス 訂正

>>739
【夢のお話】
現代社会のおんなのこのお話
窮屈な生き方を、自分の対価を理解して書いてます
こういう詩は好きだな。一貫性もあって分かりやすい
C+

>>734
浮遊感のある詩だけど、単語の一つ一つにさして意味と意義がないと想う
雰囲気は好きだけど、雲より密度がない
D-

>>739
良詩

いつからだろう
ずっと昔からそうだった気がするけど
小さいときの方が
ここが夢なのか現実なのかわかっていた気がする

ここがピンポイントで直撃した。子供の頃って、メンドクサイことは視界に入らないから純粋に楽しめたよね
多分、それ。夢と現の境で、何処に自分がいるのか
自分をどこに行けばよいのか、わからない不安が上手く表現されていました
C+
40やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/21(月) 21:20:21.55 ID:ZBVmHDaB
>>37
あ、未評価つくってたら被った。
だいぶたまってたから大変だったっしょ。おつかれ。

>>19
過去ログ乙です。
41アギラ:2011/03/21(月) 21:23:20.69 ID:ftA71mbH
また安価ミス

>>733
【夢のお話】
現代社会のおんなのこのお話
窮屈な生き方を、自分の対価を理解して書いてます
こういう詩は好きだな。一貫性もあって分かりやすい
C+

>>747
【単純な問題】
浅い。悪いがクソどうでも良い。
D-

>>755
ロックな詩だ。100%の荷重があるから絶対はあるよな
俺の檸檬を絞ってくれ、っていう性的な歌詞がロックだと想うけど
実に最低だけど、男ならやらなアカンよね
C+
42アギラ:2011/03/21(月) 21:32:40.65 ID:ftA71mbH
>>40
サンクス。みんなでぼちぼち詩を消化していこうぜ

>>787
自分がぶっ壊れるまでギターを振り回したいとか
そういう叫ぶ場所は必要だよね
思えば、詩を書くという行為と実際に衝動を身体で表現する必要はある
口だけ衝動を書いて、足りるようじゃロックじゃないよね
C


>>789
感情移入し辛いな
変化を歌った最初の導入部も、なんとなく津波に変わる場面まで繋がらない
多くの現象の結果、波は形作られ人の形・考えも形成されるけど
蜘蛛の糸、意図も消えてその結果が今になる

本当の魔法のくだりは、なんか唐突過ぎて意味合いが考えられなかった
D
43名前はいらない:2011/03/22(火) 00:00:10.33 ID:3ss1UBsY
詩書いたから採点よろ


君には見えるかい?あの空のざわめきが
君には聞こえるかい?あの雲のせせらぎが

空は永遠に高く、雲はもっと高い
木々の枝の鳥たちでさえ、そこまで高くは飛べない

思いっきり手を伸ばして、その高みをつかもうとしても、それはすごく遠くて
僕の手には有り余るほど遠くて
44名前はいらない:2011/03/22(火) 01:00:52.09 ID:ytfpvoIs
 白杖の音

闇の先には終わりが無いとわかっているけど
コツンコツンと響く音をたよりに進むだけ
コツンコツン、コツンコツン
果てしなく続く闇の長さにため息をつきながら
わたしは1本の棒を動かしながら先へ先へと進む
コツンコツン、コツンコツン
棒の先の障害物を避け、用心深く慎重に
終わりのない暗闇のトンネルの中を歩いてゆく
45名前はいらない:2011/03/22(火) 08:49:44.19 ID:1iXQShqb
「不在」

小さな庭は荒れ果て
コップは空っぽ
コップは空っぽ
私を脅かし
体中の不調を招き
建て前だけは健全にさせる
コップは空っぽ
コップは空っぽ
私を追い詰め
薬の効かない痛みを招き
なのに
結果だけは正常を示す
46名前はいらない:2011/03/22(火) 17:31:36.88 ID:zUAdzfmd
「CHASE/THE THRILL」

On the road no looking back
We're on our way and we're right on track
A getaway under a hazy sky
The setting sun is shinning in our eyes

Hold on tight-I'm driving fast
The time has come for us to take a chance
We are getting out before the overload
The engine roars, it's ready to explode

Saving goodbye to the dark clouds of yesterday
Making a future
Come ride with me
Come on believe in me

Pusles race, the tension's high
Ride through the dust across the great divide
Your body heat, as hot as burning chrome
Hey, don't you know, we're in the danger zone

On the road - no looking back
We're on our way and we are right on track
A getaway under a hazy sky
The morning sun shinning in our eyes

It's time to start taking hold of our destiny
Facing it all
Come and ride with me
Come on, believe in me

Chase the moring, find the dream
Racing at a speed that you won't believe
Feel the thrill of the wind in your hair
I feel the energy now you are here with me
Chase the morning, seize the dream
Push it to the limit, we are running free
Feel the thrill of the wind in your hair
Now you are here with me, I am complete
Won't you
Chase the morning, find the dream
Racing at a speed that you won't believe
Chase the morning, seize the dream
Push it to the limit we are running free
Feel the thrill of the wind in your hair

We'll see the dawn again
Ride through the night, speed of light
47名前はいらない:2011/03/22(火) 19:14:28.77 ID:/de5wp5m
>>36
ご返答感謝します。
文頭で仰る誤解はしていません。
また、
ハグル、は“布団をハグル“のハグルであり、誤字ではありません。

もしお時間ありましたら、掠奪者という認識以外で毛皮達を見て読んでみてくださいましたら、非常に喜ばしく思います。
改めまして、ご評価有難うございました。
48名前はいらない:2011/03/22(火) 23:27:53.23 ID:HW8dDMAG
評価書きます。よろしくです。
49名前はいらない:2011/03/22(火) 23:55:05.94 ID:HW8dDMAG
前スレ.95

>792「三寒四暑〜」
おお、なるほどなぁと思いました。
単純に春らしくない春の不感触だけじゃなくて、直感色の違う夏と冬まであるし、
言葉遊びとしても申し分ないと思います。
ただ、飛び出した春がいて、
「いつ来るの?」
という表現は些か俗っぽい。難しいところだけれど、失速だと思いました。
D+

>797 「落ちる」
うーん。ぱっと見た感じ、パッとしない。最後まで読んでも、やっぱりパッとしない。
と言うのも、まず言葉の並べ方と言うか、行や文節ごとにでこぼこ感があり、
舗装されてない道のような読みにくさがある。
そういう詩は伝わるものも伝わってきにくい。
ところどころに工夫は見受けられるが、工夫におぼれて内容が表現しきれていない感がある。
構図は単純で、きみとぼく(あるいはわたし)であるから、それこそ恋愛詩のように単純でも良いはずが、
いまいちそれも掴みにくい。しかも深い詩と言うわけでもない。
例えば、ぼくなのかわたしなのか、はたしてその差はあるのだろうか、と首をかしげてしまう。
ここまで水増し評価を書きながら何度も読み返してみたが、やっぱりでこぼこのようにちぐはぐ部分が。
読めば読むほど、そのでこぼこが気になるそんな詩。内容すら統一されてないと、私は評価できません。
蛇足までに的外れなことを一つ。
「落ちる」と題うって、すぐに涙とあるのに、結局それは遠く比喩された花びらだったような、肩すかしがあります。
そんなのばっかりです。
ていうか、題はそれでいいのだろうか。
E+
5049:2011/03/23(水) 00:11:36.29 ID:BCn/MgXN
またいだスマソ。

>825「ペソイズム」
ペソって、なぁに?
ググったらこの詩しか出てこなかった。
理解不能でした。
構成は美しくまとまっているし、最後のどんでん返しのような演出もなかなk。
ただ、ペソってなぁに。スペイン?どうしたいの?
一歩引いて読みたくなる詩でした。決して踏めない。
D-

>828「無題」
思い出はその日にありました
ぼくはその日に評価しませんでした
あなたも時を過ごしました
D
つまり賞味期限切れ。
さっ、いつもの活きのいい詩を読ませてください。

>830
いやーあの映像、凄かったですよねぇ。
余震も何度もあって、東日本gkbrでした。はぁ。
この詩が気に入らないのは、
あたかも震災を直撃したように書くしらじらしさと、それを生かし切れていない浅はかさが見える。
なんで、テレビの話が先なんでしょうか。故郷が先じゃないでしょうか…。
あまりに軽いのは、誰かが言った通りこの詩であった。
あざとい。と、言わざるを得ない。決して震災を題材に選んではいけないわけではないけれども。
D-

51名前はいらない:2011/03/23(水) 00:42:14.15 ID:BCn/MgXN

>834「無題」
浪漫の様なものを感じます。会釈には惚れます。
ただ、レモン…レモンか。例えば、檸檬とか、カタカナのはちょっと浮いています。
三日月をレモンと例えるのは斬新だと思うし、恋と夏のひと時のようなさわやかさがある。
恋かと問うたり、レモンと比喩したり、明治文学にも似た表現というのは、良い意味であざとい一方、少しくどくも思える。
読んですがすがしい気分になりました。うん、読み返したくなります。
C

>838
う…ん?ブラック系ですかね。
へたくその書いた絵本みたいです。正直気持ち悪いですね。
格別評価するものでもないと思うような詩だなぁ。
ファンタジーとしてナンセンスなうえ、意味合い的にも、別に。
やおい、って感じです。評価してても、別に楽しくない。別に。
ナンセンス。
E

>845「死春期」
まぁ、現代の宗教って、そんな感じなのかもしれない、と思いました。
おお神よ!ってせっかくカッコよく言ってるのに、なんだか「神」が点在しててちょっと安っぽく感じます。
「これ人に読ませて、なんて言ってほしいの」とまでは言わないけれども、
共感は出来ない。
死春期と言うから、毒男か駄目恋かと思ったら、努力の話だったでござる。
とはいえ、何と言っても「神」が定義的にも存在的にも減点対象。
D

>847
アギラ、これ詩じゃねぇ。散文かむしろエセーよ?
一言言うと、ちょっと笑える。これ。どうぞどうぞ、って感じ。
52名前はいらない:2011/03/23(水) 00:47:28.19 ID:BCn/MgXN
【未評価】

>4 >5 >6 >7 >9 >11 >12 >16 >17 >20
>21-23 >26 >27 >30 >31 >32 >33 >34


>>37

前スレで抜けがあれば報告よろしくお願いします。
53名前はいらない:2011/03/23(水) 00:59:25.94 ID:BCn/MgXN
※訂正
【未評価】

>4 >5 >6 >7 >9 >11 >12 >16 >17 >20
>21-23 >26 >27 >30 >31 >32 >33 >34
>43 >44 >45 >46


>>37
54アギラ:2011/03/23(水) 03:06:55.02 ID:Oo1eCN1z
>>51
ヘイ、>>847が詩じゃなかったら何なのよ


【凡人達の、あるいは負け犬達の挽歌】

班長がアスファルトに白線を引いて 注意喚起
ネオンサインで影も伸びる 工事現場の作業員
黄色と黒のコーンで誘導 どうか突っ込むバカがいませんように
夜だというのに 怪我をしないように足元手元を見続ける

煤けて汗混じる 濃い缶珈琲 穴倉の俺と班長
血と汗の結晶 夏休みの工作より不真面目な俺
怒号飛び交うも ユンボルの振動とフェラーリの風切り音に混じり溶ける

穴倉抜けたら 夢も醒める 多分
時給1150円もいらないから さっさと醒めてよ
夢と云うには 珈琲が美味過ぎて参っちまう

体温奪う鉄のツルハシ 傍を通るカップルの笑い声
塵舞う息苦しい生の実感 前言撤回やっぱ時給は欲しい
現実 現実 現実 現実 現実 現実
溢れて溺れる 穴倉の俺
55名前はいらない:2011/03/23(水) 10:08:31.54 ID:sm1t0Tqx
>847
今の自分に何ができるのか考えて、それをやればいいんだよ。
どんなことでもいい
小さなことでもいい、
できることからやっていこうよ
きみにもできることはあるはずだ。
自分を信じてやっていれば大丈夫だよ。
怖いのはみんな同じだよ。
責任感があれば体なんて動くものさ
かならず良くなると信じてやらなきゃよくはならない
まえむきな気持ちが人をよぶ。
今の自分にできることを精一杯やっていれば、かならず良くなる
信じるんだ
信じ続けるんだ
大丈夫だよ
自分を信じて、やれるだけのことをやっていれば
――
道はひらくよ
虹がかかる
本当に何でもいいから、できることからやってみて

できることをやっている人は偉いと思う
56一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/03/23(水) 23:19:30.94 ID:d8aPDFWV
「閉じこめられた記憶」

その音を聞くと必ず思い出す時代が僕にはある。
緩慢な空気の街にいた。歩いて十分も行けば、人のいない海がひろがり、夏の日には風が絶えなかった。
人のいないバーに僕は通って、広くて窓の多い部屋に僕は帰った。
川原でウイスキーを飲んだ時もあったし、夜中の砂浜でワインを飲んだ時もあった。
女たちがいたときもあったし、一人でグラスの丸い氷をまわしていた時もあった。
大勢の時には喧噪があって、広い部屋では音が沈黙を埋めた。
香りが鼻孔を抜けると、決まって思い出す絵が僕にはある。
空と水面が淡くて、ふくらんだ白いワンピースが僕に何か叫んでいた。
僕たちの距離は遠ざかっていくばかりだった。
いま、僕の手のひらには湿った闇があるばかり。

全ては閉じてゆく
あるいは溶け込んだ時間の真ん中に
必ず見え隠れする影があるように
全ては閉じてゆく

音が隙間を埋めるとき
僕らは
記憶にすがりながら生きる他ないのだろう
か?
57名前はいらない:2011/03/23(水) 23:50:45.28 ID:jPjkkHiF
貴方方はある意味狩人
草食動物の振りをして、老いたインパラや鹿や縞馬を追いかける
家では家族が待っているから
貴方方の仕事はある意味中2階
一階では爽やかな好青年
中2階では怪しく色男
2階はシャンパンツリーに酒を流し込む
若くて姿が美しい時はそれもよし
いずれ皆老いていく
今だけが危うく怪しく美しい
58おそうじオバチャン:2011/03/24(木) 02:44:37.57 ID:S++Dup8H
「神様よ、ちょいと暇なら 聞いとくれ」


人生は 短いっての ホントだね
気付いたら フーテン野郎に なっていた
この次は 浦島太郎に なっちまう
その前に 俺は死ぬのさ ピストルで

スーパーに 買いに行ったよ ピストルを
それなのに 金が足りなきゃ 仕事もない
死ぬ為に 働くなんて 馬鹿な事
一体さ 何処の阿呆が するもんか

トボトボと 道を歩くよ 死ねもせず
砂浜が 見えた所で 思い付く
啄木だ そうだあいつと 同じよに
ピストルを 見付けて見せるさ 砂浜で

探したよ 飯も食わずに 探したよ
日が落ちて 朝日昇って また落ちて
やっとこさ 見つけて引き金 引いてみりゃ
銃口は ポッポ、煙を 吹くばかり

神様よ、こんな話が あるもんか
出てきたの ピストル紛いの 玉手箱
俺ときちゃ 浦島太郎に なっていた
トボトボと 見知らぬ街を 死ねず行く
59名前はいらない:2011/03/24(木) 03:24:46.99 ID:d+nVosX+
↑芝浦太郎じゃなくて?
60名前はいらない:2011/03/24(木) 03:31:52.31 ID:d+nVosX+
爽やかな好青年がニッコリ笑って言うよ
僕が助手席に乗るよ
二人でドライブさ
楽しいだろう?
この車は貴女にピッタリだよ
運転上手いね
今度、家に上がっても良いの?

私は思う
いつもこの手だ
またか

そして
要らぬ買い物をして
がんじがらめになる

爽やかな好青年に気をつけて
61名前はいらない:2011/03/24(木) 03:39:05.53 ID:d+nVosX+
人間の優劣は
競争だけで決まるのだろうか?
多分決まる
競争自体に重きをおけば、なんと窮屈な人生
競争自体から外れ
かなり後ろから
競争している人間を観察するだけで
何か人には簡単に分からないものが分かる時もあるかもね
62名前はいらない:2011/03/24(木) 03:49:18.18 ID:+axMrHva
どうせ後になったら馬鹿らしく
思えるんです年頃のオンナノコ
なんです、

人はヒト、自分はジブン、
そうですか、そうですか。

そうよネ、君と私は赤のタニン
ってヤツだったわよネ。

君の ATフィールドを 私が
中和したなら、私はもう
必要がないんでしょ
そうなんでしょ

タニンのATフィールドを
中和する術を覚えたなら
好き勝手にタニンを知りなさいよ

私はどこか遠い海に沈むよ

もうお前なんかのところに
戻りたくないなんて言えチャウ
ような強い人間になりたい、

強くなろうって、言いたいことも
悲しくて耐えられないことも
強さと我慢を取り違えて
ココまでやってきたのに、
なにもきづいてないくせに
しらないくせに、
えらそうな口きくな、
赤のタニンなんてかっこつけて
言うなよ。

だったらもとから
ATフィールドなんか
あってもなくてもいいんだよ


63名前はいらない:2011/03/24(木) 04:07:00.71 ID:d+nVosX+
興味
としこさんは幸せ?
不幸せ?
とても気になる
どんな人間だろうか?
大学教授のご主人が何を教えるのか?
お子さんとの会話
どんなボーイフレンドだろう?
読んでる本
聴いている音楽
インテリジェンスあふれるジェンダーの議論
憧れちゃうわ
6458:2011/03/24(木) 04:36:39.90 ID:S++Dup8H
>>59 すみません、芝浦太郎とは一体?
65名前はいらない:2011/03/24(木) 06:17:31.20 ID:d+nVosX+
昔、そういうポエムがあったね
66名前はいらない:2011/03/24(木) 06:30:57.17 ID:d+nVosX+
死にたがる若者
藁にもすがれば藁もわらわら
藁にもすがれば
すがった拍子にすってんころり

ねぇ、どうしたいの?
太ももを追いかけ、追われ、追いつき追い越し逃げられ
どうしちゃったの?何がしたいの?
自分でも分からない?
堂々巡りも堂々と
貴方が持っている秘密文書の始末?
貴方が勇気を出せば新しい扉が開く
67名前はいらない:2011/03/24(木) 06:44:11.06 ID:d+nVosX+
信じて任せていた時もあったでしょう?
二年間だった
何故か声を聞くと
不思議な感じ
家庭はどう?
お子さんは?
案外まともなお父さんになっているかも
貴方は競争に勝つ事ばかり考えてきた
だから、犠牲にしたものや人達も仕方ない
良く頑張っているね。今は何も思わない。だから安心して
守るものを守ってあげて
男なんだから
68名前はいらない:2011/03/24(木) 17:38:45.28 ID:huXyI5R0

「砂漠」

そのオアシスを知るものは
いまだいないのだと言う

不毛の砂地を渡る

男が一人、纏うは疲弊と諦観
砂に想うは恒久の無常

この歩みに何の意味があるのか
男はただ問うている
行く先を見渡せどされど
砂が広がり
うしろを振り向けども
またさらに砂が広がり

鳴る風に聞こうるは
いくつかの後悔の濁音か

目を閉じてこそ広がる
オアシス

男は幸福そうにまどろんでいた
6958:2011/03/24(木) 18:47:25.31 ID:S++Dup8H
>>65 良く分からないが、このスレでの詩の連投は止した方が良いと思う。
70名前はいらない:2011/03/24(木) 20:33:47.83 ID:KA4/AN08
「幸福な結末は」

摘みさられた花は、その地に帰る事はない。

どうして、どうして…

幸せな夢をずっと見ていたかった。

誰が頼んだの、その手に抱かれたいと
誰が望んだの、貴方と生きたいと

私は終わらないはずの夢を見ていたのに

誰が、誰が言ったの…

口付けなんて欲しがってないの
欲しいのは、貴方じゃない。


71名前はいらない:2011/03/24(木) 21:33:30.63 ID:thJcQWA6
「風の詩」
それは確かにある
何者にも触れられず
何者にも視覚されない
しかし誰もがそれを知っている
だから僕は言ったんだ
足を止めて
耳を澄ましてごらんってさ

それでも彼女は歩くことをやめなかった

僕は彼女に言った
あっちにはおいしいパウンドケーキがあるよ
ほら、あのビルのうえに

僕らは長い螺旋階段をゆっくり歩いた
彼女は嬉しそうな顔をして
ゆっくりと歩いた

ビルの屋上に着いたとき
彼女は僕に「どこ?」と聞いた
僕は彼女に言った
あの柵の向こう側にケーキはあるよ

彼女は柵を越えていった

それは確かにある
何者にも触れられず
何者にも視覚されない
しかし誰もがそれを知っている

だから僕は言ったんだ
足を止めて
耳を澄ましてごらんってさ

僕は蹲って泣いた
僕の咽び泣く声が
耳のなかで響いていた
72名前はいらない:2011/03/25(金) 02:39:03.33 ID:ZLkLzdW2
>4
チラ裏。日記より薄い内容。E

>5
偽善だっていじゃないか。人間だものD-

>6
震災ネタで一番好感が持てたが…
いろいろ評価を書いては消しての繰り返しで迷ったが、良作なのには間違いない。
終末観に対して、味の無いパンの現実で、
その涙が生きる希望なら素敵だと思った。言うことない。
B

>7
まず文体が読みにくい。言葉を入れ替えれば詩になるという幻想は捨てること。
改行等も適当。最低評価からスタート。
結局、花火ってなんだったんだろう。旅立つとかいう単語は、季節が季節だから今の春を連想するし、
好き好き言われればなおさら。お隠れ的だったら笑える。
やっぱり日本語がおかしいし、センスもなければ文体もテキトウ。
評価する価値はないですね。E-

>9
献身的な家族と、非介護の家族の間に挟まれてるようなイメージを持った。
残念な点は、それを確定させる何かが足りなくて、評価も怖く感じた。
要は、君とわたしの関係がぐっとつかめない。そういう部分はわかりにくいと言わざるを得ないが、
それを吹き飛ばすほどの素敵な描写にあふれている。
わたし、の立場が明確で、感情移入も一人称の理解もしやすいのはとても好感が持てました。
C+

>11
一言個人的なことを言わせていただく。中二病乙。
ぶっちゃけ、そういう表現はどこかしらで見たことはあるが、
四連あたりの表現は非常に丁寧。
ただ、色と秤では表現が雑。ここがもし連想できるものなら、一歩ぬきんでていたかもしれない。
D+

>12
なんだか深いような気がする一作。
無駄にしたとも感じる現在と、通り過ぎてしまった過去への哀愁のような、
無気力にも似た絶望のようなものを感じた。なかなか面白い表現でもある。
キスをした、というのはとてもうまい。
逆に、「鳥を雲を〜」という塊が納得いかない。表現も雑ならテンポも悪い。
もしも間つなぎだったなら不要だし、意図するものがあったなら狙いすぎ。
D+
73名前はいらない:2011/03/25(金) 02:46:06.29 ID:ZLkLzdW2
【未評価】

>16 >17 >20
>21-23 >26 >27 >30 >31 >32 >33 >34
>43 >44 >45 >46 >56 >57 >58
>60 >61 >62 >68 >70 >71


連投
>63 >66 >67


>>53

なんか間違ってたら報告よろしく。
74名前はいらない:2011/03/25(金) 04:51:18.57 ID:QSm+Hvr8
上の方とは違う見方をしたもので、素人ながら評価する事を許して頂きたい。


>>4 圧倒的な力を目の当たりにして、目に見えない詩の力というものの無力さを告発しようとする意欲作だと感じた。
これは
『構成もない
伏線もない
韻律もない』
という部分にダイレクトに表れている。
この考えは、統計なぞを言い訳に出して語らざるを得ない死への指向から、実際的な生の指向への変化という全体の構成にも掛かってくるように思われる。
言葉の上だけではない、実際的な物への指向は、個人的にも深く共感するものがあった。
しかしそれだけに、その境地に至っての作者の叙情が
『本能的に悲しくて辛くなる』
というのみなのが、非常に寂しい。それ以前の事実の描写はシンプルさによって強められているが、ここは曖昧で薄弱な印象しか受けない。(『本能的に』という部分は、主題と絡んで大変良いのだが)
結末の『僕はもう死にたいとは思わない 』にしっかり繋げる何かがあれば、十分秀作に成り得た筈だと思う。題材が未曾有の地震だ。個人的な物に留まらない作品へと昇華してくれる事を期待したい。
C-

>>5 地震関連の作品が多くなる中、そのモチーフの選び方がとても優れている。
この非常時に忽然と現れる集団的な善意、その実体の危うさが『善意を撒き散らしていた』という一語に非常に良く表れている。
そして、彼ら各々の善意を確固たる物にするためのスケープゴートにされる書き手。これは、優越感を得る為の普段の手段と変わらないのだという事が、冒頭の記述で暗に示される。
『純粋な善意から来てるのだろう
いつもは醜く見えるアイツらが、酷く真っ当な人間に見えた』
という所から、自分の無力さと彼らの実際的な力、双方の認識、そして対比も描かれ、全体の複雑さの土台を支えている。
結末の
『人間とはなんだ
唐突に分からなくなる時がある 』
この普遍的な言葉に足る充分な重さを、構造の複雑さが支えている作品だと思う。
描かれているのが学生で、語り口に老練さがないのが、かえってリアルな重みを感じさせると私は思うのだが、そこが読み手の評価の分かれる原因でもあるのかもしれない。
何にせよ、この非常事態の異常さを大変上手く利用した(言い方が悪くて申し訳ないが)作品であると思う。
B-
75アギラ:2011/03/25(金) 17:50:24.65 ID:q5ZOsdEj
>>74
おにいさん、ちょくちょく評価してない?良い評価書くね
76名前はいらない:2011/03/25(金) 17:53:38.04 ID:IvYlr5nQ
「てがみ」

一度でいいからお会いしたかった
呼びかけても返される言葉もなく

今更もう遅いよ、と沈黙で語られて
いるようでただ哀しく

あのときの私より強くなり
回復できたと、伝えたいのに

あなたがいない

一度も、名前さえ呼ぶ事もできず
こうして機会ができても
会うことも叶わず

後悔してると何度もおっしゃって
いましたね

私はとっくに許していますよと
伝えられるチャンスがあれば
いいのですが
77名前はいらない:2011/03/25(金) 18:17:32.66 ID:ZLkLzdW2
>>75
そう?おにいさん嬉しいです。
しばらくセン五には来てなかったけれど、君みたいないい詩を書く人が現れてまたハマっているよ。
78名前はいらない:2011/03/25(金) 19:09:08.13 ID:InadVPSt
>>77
騙されるなよ? 決して良い批評や判定ではないからね
7974:2011/03/25(金) 19:12:22.62 ID:QSm+Hvr8
>>75 いえ、私は新参者で、評価をしたのはこれが初めてですよ。評価してもらうのをただ待っているのもどうかと思ったので。
人の批評というのはした事がなく、まるっきり自分の書き方でやってしまったんですが、そう言って貰えてちょっとだけ自信が持てました。
また、出来る時は評価側に参加します。
80名前はいらない:2011/03/25(金) 19:56:00.04 ID:ZLkLzdW2
おにいさんかんぜんにかんちがいしてたごめん
81名前はいらない:2011/03/25(金) 21:43:45.22 ID:tMhy3qI4
「飛翔」
今日は飛べそう
線引いてスタートライン
雨で消えてた
あの日のあの事情
聞いた通り

遠すぎる過去
忘れてくあすを
思い出は青

触れられないあのときめき
ふざけ過ぎて転げ落ちて

遠すぎる過去
忘れてくあすを
思い出は青

今日は飛べそう
線なんて必要ない
82ポンカン:2011/03/25(金) 21:46:49.76 ID:JYSZqlQn
「いつか来る日」

おばあちゃん家へ行こう
お菓子と
おもちゃを持って

おばあちゃん家へ行こう
夏休みの宿題と
水着と花火を持って

おばあちゃん家へ行こう
学ラン着た僕の写真と
おばあちゃんの好きなお菓子を持って



毎年行っていたのに
あんなに楽しみにしてたのに
だんだん足は遠のいて
また今度遊びに行くよって
言ったっきり



おばあちゃん家に行こう
ほら僕立派になっただろって
真新しいスーツを着て
おばあちゃんの好きだった花を持って






83名前はいらない:2011/03/25(金) 22:37:13.52 ID:2xJUGFCt

離したくないなら
手を繋ぎつづける努力をしなきゃ
たやすく離してしまうよ
簡単にはぐれて 見えなくなって
いたことさえも忘れちゃう

かんたんに かんたんに

探しにいって 迎えに行って
座って泣いてたから
「ごめん」って謝った

あんたはそれだけでまた、私と手を繋いでくれる
「今度は絶対離さない!」
私はそんなことを言うんだけど
あんたは「うん」って言ってくれるんだけど

ほんとは、もう全然信用してないってこと、分かってる
そのことで私は後ろめたくなる

でも、まぁ 信用してくれなくていい
まだ、手を繋いでくれるなら
それだけでうれしい

そんな、別れ離れケンカを繰り返していくことが必要だってこと
挫折が必要だってこと
もう分かってるから

私が全部終わってしまうまでに、必ず現実に連れていくから
それまで、あなたからは手を離さないでください
84名前はいらない:2011/03/25(金) 23:25:59.62 ID:tKnMg1IL
「背中」

黄金の背中
お父さん
強くないのは私も同じ
だけど
抱擁などいらない

君が欲しいのは
遠くで光る雷
君が欲しいのは
手っ取り早い林檎

君を追いつめるものは
守られない孤独
君を追いつめるものは
惰性の恐怖

私を呼ばないで
私を呼ばないで
85名前はいらない:2011/03/25(金) 23:27:11.81 ID:beKKiUb3
「君へ」

いざ語り継ごう つたうさに塗れん君たちの犠牲
軌跡にあらう戦と平和 源にはゐつも対なる可能性の百億の天使たちよ
歌え 苦き思いと耐え難き怒りを胸に秘めつつしかも何も実が無くとも 歌え 君の犠牲
幾億にくだけた鏡のいずれかに君が存在する
86名前はいらない:2011/03/26(土) 00:07:53.28 ID:GC2341Fr
「問答」

もうなんでって思ってた
誰も教えてくれないって分かってた
でもなんでって考えてた
誰もどうしようもないって分かってた
それでもなんでと祈ってた
誰も知らないって分かってた
どうしてなんでと繰り返した
誰もが同じだと知っていた
なんでなんだと呟いた
誰も答えなんか知らなかった
なんでもないと泣いていた
誰もが皆泣いていた
なんでなんでと喚いてた
誰も彼もが心の中で
なんでもなにも知らないと
誰も何にも知らないと
なんで知らないのに
誰もが知っているんだろう
87名前はいらない:2011/03/26(土) 00:48:27.51 ID:Hpkkklhx
「かるがる」
時間なんてさ駆け抜けておいで
つぎはぎだらけの歌はやめようよ
きみのやけっぱちの笑顔 ぼくの胸が痛むから
空はまっさら 美味しそうなうろこ雲
きっとぼくらは明日も生きてる気がするよ
嘘みたいな悲しみも
夢をみてたい甘えも笑い飛ばす
きみが指示棒を振るならば ちっぽけな
ぼくの明日は360度変わるんだ
88名前はいらない:2011/03/26(土) 00:55:09.49 ID:YNh9lMdX
「進化の秘密」

一歩ずつ前に進んでく
さらにもう一歩
もう少しだけ もう少しだけ
そう言い聞かせて
私達は延々と手を伸ばし続ける
このゴールはどこにあるのだろう

全部終わるのは死んでから
死んだら何も欲しくなくなる

一歩ずつ死に近づいていく
風船に次の空気を 我々にさらなる未来を
もっともっともっともっと
そううわ言を呟いて
割れるまで死ぬまで前に歩き続ける
滅ぶまできっと止まらない

だから人間は進化しているのだけれどね
89名前はいらない:2011/03/26(土) 01:56:55.90 ID:AE1Mfgkm
>>12
結局ポエジーを生んでいないと思う。
言葉が空回りして化学反応が起きていない。
空疎な感じがする。
>>14の萩原朔太郎の詩は詩的な言葉がなくてポエジーがある。
その真逆かも知れない。
90名前はいらない:2011/03/26(土) 05:55:13.56 ID:M7UMcmv0
>>89
詩的とポエジーは類義語あるいは同義語の域で接続している
詩文に適っているような語彙を「詩的な言葉」として認識しているのならそれは誤認だ
91名前はいらない:2011/03/26(土) 09:28:23.72 ID:2dcQFuVD
鏡の前に立って
誰ですか、と尋ねたら
私ですか、と聞いたら
真空の無音がまた膨らんだ

おねがい、私から離れないで
私は、手を強く握りしめて
笑っているから
笑っていられる様に、頑張るから
誰でもいい、傍にいて

握りしめた手を、掴んで

鏡の前に立って
誰もいないの、と尋ねたら
私もいないの、と聞いたら
真空の無音がまた膨らんだ
92名前はいらない:2011/03/26(土) 10:26:56.70 ID:UAsVJS6W
>>91
まるでナンセンス。-5
93名前はいらない:2011/03/26(土) 17:12:05.55 ID:nDFjpsRP
「天使だから」

その両腕を差し出された時
声をあげて泣いた

天使は語る
「いなくてもいる」
「君が哀しい時は私の所へ
おいで」

けぶるような孤独を
怨恨が食い争う胸糞を

掴んでしまえたら

天使は語る
「静かな闇を見つめる瞳を
朝の光に瞑らないで」

その羽は傷んでいるのに
その両腕は爛れているのに


94名前はいらない:2011/03/27(日) 00:39:07.59 ID:cbqrcmNu
>>80
潔い E+
95名前はいらない:2011/03/27(日) 03:06:59.97 ID:rplNmtsM
経済戦争

ケインズ戦争勃発
凄い言い訳
屁理屈
やたら長い長い物語 男達の命懸けの戦い
前に出された女達
沖縄
横車
縦車
調理人
暗躍

ネタ尽きた
飽きちゃた
もう おしまい
地震が起きたら、
どうでもよくなっちゃいました
終息
96名前はいらない:2011/03/27(日) 07:29:03.78 ID:7m8dMDCE
>>95
縦読みかと思った
E-
97名前はいらない:2011/03/27(日) 07:36:37.01 ID:rplNmtsM
↑ワラタ
98名前はいらない:2011/03/27(日) 17:12:06.18 ID:lZ68Dw/i

期待を込めて
ボタンを押した
汚いのはその行為
全てを押し付け
裏切りを得た

私には責める権利も無いのだ
今更知って、涙が出た。

「ケータイ」
99名前はいらない:2011/03/27(日) 20:52:40.51 ID:pXeOUGp5
シベリアの墓標に刻まれた君の綺麗な名前
神の居ない教会へ手をとって二人で逃げようとした
10091:2011/03/27(日) 21:45:59.96 ID:D4/rtVKQ
評価されたのか良く分からないので、再評価よろしくお願いします
101名前はいらない:2011/03/27(日) 22:48:08.46 ID:ycKzCNne
12です。
>>72評価ありがとう。
>>89もありがとう。精進します。
102名前はいらない:2011/03/27(日) 22:56:43.29 ID:rplNmtsM
アアア
憂憂雨
エエ絵
103名前はいらない:2011/03/27(日) 23:44:45.73 ID:Gw+nk5M0
「プール」

自由に泳ぐ
天気は良くて
何不自由ない
自由に泳ぐ
限られた空間
大きなプール

どれだけ深く潜っても
限界はある

どれだけ早く泳げても
限界はある

僕は無茶をした

遠くの監視員が走ってきた
104アギラ:2011/03/28(月) 02:05:11.14 ID:juaEuFDa
>>91
真空の無音って何?ラジオかなんか?
普遍的な言葉が続いて、面白みはない。詩を書いたのはほとんどないでしょ
D- 
105名前はいらない:2011/03/28(月) 06:23:40.92 ID:woqSSfgQ
コンビニにで買った温もりに溢れるくだらないおにぎりに、マックで買った安っぽい笑顔を振りかけて食べる。
サラリーマンが電車の中でひしめき合って、僕を責め立てる。
車内での飲食はお控えください。
見つめ合うサラリーマンと僕。近づく唇。最低の朝。これから面接。最悪の僕。

面接官は簡単なことをわざわざ小難しく話し、センスの欠片もない言葉を並べていく。詩人になれアンポンタンが。
そう鼻くそを机の裏に付けながら思った。
だが面接などという形式にどっぷりと浸かったものに、僕という矮小な引きこもりニートが耐えきれるはずもなく、間もなく空気の波に飲み込まれて息が出来なくなった。
酸素が気泡になって上へ消えていく。
おいまて僕を置いてきぼりにするのか酸素、お前が居なきゃ死ぬかもしれない。
お構いなしに酸素は消えていく。
お構いなしに面接官はマシンガントークで、僕を撃ち殺していく。
ふらん ふらん かりかりかり

気付いた頃には履歴書を握りしめ駅前に立っていた。不合格というアナウンスがホームに流れている。
あぁ、これが社会か。
俺は泣いた。
106やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/28(月) 20:30:40.58 ID:HGKixNiY
身代わりの術ってなんだ?新おためし企画か。

未評価まとめ(37作品)

>>17>>20>>21-23>>26>>27
>30>31>32>33>34

>43>44>45>46>54
>56>57>58>60>62

>68>70>71>76>81
>82>83>84>85>86

>87>88>93>98>99
>103>105

>60>61>63-67は同一IDによる連投のため最初の作品のみ一覧に載せました。

漏れあったら訂正よろしく
107やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/28(月) 21:06:04.28 ID:HGKixNiY
こんばんは。
未評価まとめでだいぶ時間くったな。
評価させていただきます。よろしく。

>>103「プール」
短いね。短くて安易だ。
作品通して伝えたいことってあると思うんだけど、「どれだけ深く潜っても限界はある」これ以上に伝えるものがないっていうのも安易だと思う理由の一つ。
 ラスト二行は物語的にありだけど、作品としては説明的すぎる。
説明を説明と感じさせず、表現で覆い隠すのが技術だと思います。うまい表現の
仕方を模索してください。D

>>86「問答」
タイトル通りの問答。
原因にも理由にもふれない大勢の「なんで」が混乱したように詰まった作品です。
「何で知らないのに誰もが知っているんだろう」この言葉はこの作品の中で起きている見えない
大きな力が大勢に働いていることを指していますが、この力と大勢の混乱とが、知らない=わかって
いても理解しがたい感情となっているのではないでしょうか。
今だからかもしれないが、時事的に被災された方の詩に見えるな。
僕の友人の友人も被災されていて、避難所とも言えない所に非難していますが、その方はあまりの事に涙も出ないと言っていました。
評価にもどります。
シンプルな言葉で綴っていますが、ざわざわとした混乱を表現という小細工無しに描いた作品。そこが逆にいいと思う。
ベタだがベストな詩です。C-
108やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/28(月) 21:43:37.44 ID:HGKixNiY
>>87「はるばる」
この語りは技術がないと安っぽいポップミュージックの代名詞。
内容も、簡潔に書いたというよりはバラバラにつまんで抽象的に上塗りだけを書いている。(嘘みたいな悲しみも/一部抜粋)
がんばろーみたいな向上心が見えるが、やはり技術のなさか共感も好感も持てなかった。
なんか音楽に付随したかったのか二行目も指揮棒も半端、
中高生のブログくらいのレベルです。んー、がんばれ。D
109名前はいらない:2011/03/28(月) 22:00:26.84 ID:KLCDq+mj
「懐古主義」

夢と同じ香りがする
それだけで、血が騒ぐの
金と違うにおいをかぐ
それだけで、血が騒ぐの

街は変わりゆく気がするわ
人が泣きそうな気もするの

愛のアンコールをしましょう
海底に還って龍を待つわ
枕を持って虹へ行くわ
そして太陽に恋をするの
110やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/28(月) 22:06:33.67 ID:HGKixNiY
>>88「進化の秘密」
最後一行に説得力ないなぁ。それが進化っていえるなら、どうなんだろ。
進化と死を結びつけてるのもどういう思考か、わからない。考え直すっていうか、ごめんどこもいいと思わなかったわ。
一歩一歩進む事を進化と言ってるけど、どう進むかに価値や説得力が生まれるんじゃないかな。
焦点をあて方を考えてみては。
無念D-
111やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/28(月) 22:14:35.85 ID:HGKixNiY
>>47
誤読だなんて怒らないんだね。大人だなぁ。
前述の誤解すみません。はぐるという言葉は使ったことが無かったのでネットで調べましたがやはり出てこなかったので誤字だと誤解しました。
剥脱者と別視点で改めて読み直してみます。
112名前はいらない:2011/03/28(月) 23:00:27.91 ID:HGKixNiY
>>85「君へ」
「歌え」というワードはわかるが、何を君へ伝えたいかが不明。
「君たちの犠牲/君の犠牲」も何を指し示すものなのか。
「戦と平和」の使い方も安易。「苦き思いと耐え難き怒り」もかっこよさげにつかっただけで、どのようなものかは深く伝わらない。
伝わらないというよりも伝える気がないのかもしれない。
表面的な言葉が多く、おっと言わせる中身もない。無念D-
たくさん投稿されているようですが、どのような作品を目指して描いてますか。
113やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/28(月) 23:15:40.18 ID:HGKixNiY
>>84「背中」
まとまりもなく目も当てられない。
タイトルとのつながりがあるのは一連だけだね。それを最後までうまくまとめようとはしていない。
一連では父、2連では君、終連の「私を呼ばないで」はなにに繋げた言葉かはわからない。ひどい内容です。D-

>>82「いつか来る日」/ポンカンさん
物語性があるだけこれまでの作品よりはマシ。
 マシっていうだけで良くもないのが本音だが、花でぼかした話のラストもストーリー的には単純だよねD。
114やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/28(月) 23:43:58.59 ID:HGKixNiY
>>17-29までさっき評価したのと似たような作品。なんなのかな。他の人にパス。
打ち止めなので、あとよろしく。ノシ
115名前はいらない:2011/03/28(月) 23:44:33.66 ID:PWzVahlY
よっしゃ評価ひくいwwwがんばるわ
116名前はいらない:2011/03/29(火) 00:36:49.23 ID:q9JvDRtT
「ぬけがら」

若い芽へし折って
来る日も来る日も
血をこぼし
来る日も来る日も
眠れずに
わたしは脱け殻なのに
君はぴっかぴか
愛おしいぴっかぴか
117名前はいらない:2011/03/29(火) 01:38:22.75 ID:hoFo7xQK
どういうことなの・・・
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13989450
118名前はいらない:2011/03/29(火) 02:14:59.90 ID:4+TzTX+m
「憂国」

夕刻の空が
トタンを赤く
途端に赤く
僕は迷う
行き先を忘れ
この先を憂う

憂国の空が
トタンを黒く
途端に黒く
僕は漂う
夢没した夜を
身売りが憂える
毒に犯された心で
119Quick Toiletくん:2011/03/29(火) 07:46:26.05 ID:6FNbac1O
あたたかい それが幸せ
変わらない それが幸せ
さまにならない それが幸せ
ただぼんやりと過ごし たまに死にたいとぼんやりと思えること

玉突きで
何か1つ狂ったら どうしようもなくなる
半端な世界は終わる
末法思想は現実になることを拒みだす
休みのない生と死の白黒の世界

やだ・・・

ラストシーンを迎えたくないひとも、派手なラストシーンだけを望むひとも、気付けばみんな、濁った水の下にいた

忘れられることの恐ろしさも憶えず




ん、
あぁ

叶わないことだろうか
「最低の夢」で済まないだろうか
ただの「最低の夢」で終わってくれないだろうか
120名前はいらない:2011/03/29(火) 18:01:26.18 ID:SbyrRZLF
扇子

何を扇ぐのか 少女の手が律動する

悪しき空気を吸うまいと 思う人だけを含もうと

いっぱいに開かれた 赤も青もない純白の 要の黒が照り映えて

おやみなき律動 風の甘さは あの人の吐息
121名前はいらない:2011/03/29(火) 18:09:36.58 ID:A7FJmsK9
「短調」

太陽の
ちょうど隣に
ダリ
笑う仕草に
跳ね飛ばされ
揺曳
おーえー

中央道路の真ん中
嘘みたいな
中央線
志願者が中央へ
うそ寒い

嘲笑後の朝食
そうそう昨日
庭にUFOを
埋めたんだから
そろそろ
芽が出る頃さ
そらそうさ

三度が半音上がり
お月さんものぼり
上空にとどこおる
光がすがすがしい
長調へ転調
許されざる過去に

ゆけばよいのだ
そうすれば
ふけばとぶような
このノスタルジー
ふーっと
カチコチに凍ったのは
ずーっと
昔さ
冷たさとの共通項

夏が恋しい
新緑を頬張りゃ
きっと今が恋しく
おもわれる
あなたの
冷たい指先頬張りゃ
きっとあなたが

笑う仕草
短調
中身が見えないから
愛しいのだ
122やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/29(火) 21:25:23.03 ID:H5mOOOin
こんばんは。
評書かせていただきます。よろしく。

>>121「短調」
おっやっと違う作品が来たな。
一つ一つ意味を追うと筆が自由すぎて解読までいたらない単語も多くありますが、妙にこなれてて
目にも楽しいのでUFOが庭に埋まってても納得できてしまう。
リフレインが単調に思う方もいると思いますが、1、2、3、6連に似た音の言葉を繰り返す
ことで不思議な音感をつくっています。
日常的な感情などを切り取った作品。というと、この作品には不似合いなくらい凡庸な説明になるが、内容は
そう小難しいものではなく親しみやすいくらいの描写でしたが、うまくぼかした表現、切ないですね。
そう感じました。
 終連「笑う仕草/短調/きっと中身が見えないから/愛しいんだ」ここが効いていていいなと思いました。
その前の連の「きっとあなたが」も気になります。作者の意図するところと思われます。
内容と表現力と、個性的な音感と総合してC+
123やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/29(火) 21:53:51.15 ID:H5mOOOin
>>68「砂漠」
お堅い文語文の割には重みのない言葉が多く、かえって文才のなさを露呈している。
構成にもはっとするものがなく、内容も単調で抽象的だ。
結局、疲れた男が砂漠をさまよい歩いて、オアシスを求めるっていう、ごく簡単に説明できてしまう
内容じゃ、オリジナリティのないあらすじみたいなものだし、作品とも言い難いかもね。
よく批評するときに抽象的じゃダメって話するけど、抽象的な言葉には表現力がないから、イコール
個性のない作品という風に映るわけ。抽象詩で成功してる人ってたぶんこのスレ一個につき一人
くらいしか現れないよ。そのくらい難易度が高くて技術もってないと攻略できないと思う。
それでも個性と表現のない抽象詩にあふれてるけどね。多くの人は。そしてその分早くに忘れられ埋もれていくんだ。
難しいかもしれませんが、自分にしか書けない作品を模索するといいです。D
124名前はいらない:2011/03/30(水) 01:03:15.03 ID:s2roO7As
ルールで評価人の指定は駄目だけど
評価して欲しくない人の指定は駄目なのかな?
125名前はいらない:2011/03/30(水) 01:27:36.92 ID:obLXpatI
「浮かべた幻の三日月」

三日月浮かべて近づいて
綺麗に包んだ言葉取り出した
三日月の明りに反射され
キラキラ光った偽物のそれ
あげたらあの子は即笑顔
太陽の明りが眩しくて
手で眼を覆って眼を逸らした
ごめんなさい

浮かべた三日月嫌になった
でももう引き返せない
三日月浮かべて近づいて
本物の明りに眼を逸らした
三日月浮かべて雨を降らしたいなんて
とても素敵な考え方

曇った空色に太陽隠れた
いたたまれなくて三日月隠した
なんて素敵なご都合主義
ごめんなさい

とうとう振り出した雨
三日月消えてもう見えない
126名前はいらない:2011/03/30(水) 01:57:56.36 ID:zIKcTX9h
「空から (空っぽと青空と空虚)」

空の心に涙ひとすじ
空の巣箱に花は湧きだし
無尽蔵な青が照らすは
いつか見かけた空っぽの辞書

つくしが白紙に若葉をなぞり
若枝は手に手を取って
夏に誓った光ほのかに
空と虚を知る宇宙のこだま

空っぽの空 空色の空
詰まる心に刺さったヴェール
ゆえなきかすみ ゆえなき現実
127名前はいらない:2011/03/30(水) 03:03:16.28 ID:xmx6Zo+F
>>124
バカなの?
それオッケーなら評価人指定も有りになってるってWWW
オマエみたいなバカがキリなくわいて来てウザイからルールがあんのよWWW
128アギラ:2011/03/30(水) 03:08:39.04 ID:7cRLtbYL
低い評価されたからってひがむな
嫌なら再評価制度使うよろし
129名前はいらない:2011/03/30(水) 03:29:05.37 ID:Z4vsolaP
>>124
気持ちは解ります。
しかし、多くの評価人さんはある意味真面目で、良くも悪くも、自分なりの主題を通して読んでくれています。感想文に逃げまいとして棘のある文章になったりしてもいますが、サンプルのひとつだと思い、ただ拝領すればいいんじゃないでしょうか。
再評価希望も許容されていますし、活用されてはいかがでしょうか?
130名前はいらない:2011/03/30(水) 04:16:56.71 ID:xZs5OINn
他人の事気にしすぎ
他人の心気にしすぎ
他人の言動気にしすぎ
誰も彼も大忙し

他人の事は真実は分からない
131124:2011/03/30(水) 14:49:33.73 ID:s2roO7As
本来批評や評論というものは、逆に批評されることを
覚悟しなければいけない非常にデリケートな作業じゃなかろうか。
ここでは評価人の側が一方的に詩を評価するという形だが、
これではあまりに一方的にすぎる気がする。
逆にこちらかすると、読解力や評価基準に整合性が無いと思う評価文もある。
(E評価を付けてやりたいようなね)

現実の批評の世界でも、下手な批評をすると反論が来るという緊張感が
批評というデリケートな作業を支えているんだ。
そのことを評価人にももう一度考えてもらいたい。
基本的なところでは、批評する上での最低限の言葉遣いというものを守って欲しい。
教師が小学生の指導をしているのでもあるまいし、もう少し詩の一編一編に敬意
を持って当たって欲しいと思ったんだけどね。
132アギラ:2011/03/30(水) 16:34:37.81 ID:yluacUk6
グダグダいいワケしてんじゃねーよ
俺らはお前のママなのか?
あくまで評価は善意で成り立ってんだよ。自分に言い聞かすならともかく、他人に強制して良いのはテンプレに決めたルールぐらいだろ
お前、さらに少ない評価人を減らしたいの?ならお前が全て評価に回る位の仕事しろボケ
133名前はいらない:2011/03/30(水) 16:38:42.88 ID:cruLJrJf
やだこわい
134名前はいらない:2011/03/30(水) 16:42:16.44 ID:f+XK+DZ8
↑すげー同意。
でも、ポンポン評価してってくれる人がいないと評価待ちが溜まってく一方になっちゃうし、あんまり強くは言えない気もするんだよなあ。
数が少ない評価人にばっかり負担が掛かっちゃうような気がして。
135名前はいらない:2011/03/30(水) 16:49:50.83 ID:f+XK+DZ8
あ、失敗。
まあ、もっとみんなで積極的に評価すりゃいい話なんだな。
一編一編に誠意込めてゆっくり評価する人と、スピーディに数をこなしてくれる人と、両方いれば問題無い筈。
136名前はいらない:2011/03/30(水) 17:18:45.81 ID:V2WY+MWF
    『種』

汚染だらけの国で芽生えたひとつの種
彼らは強い耐性と生命力で繁殖を続けている
どこまでも地中を這い、成長しながら増え続けている
神が彼らを作ったのか悪魔が彼らを作ったのかわからないが
彼らはやがて何年にもわたって成長し、巨大化しながら増え続けるだろう
祖国の汚染を吸いつくし、そのあかつきにはその種を他国へと飛ばすのだ

飛ばせ飛ばせ、その種をどこまでも
伸ばせ伸ばせ、その生命をどこまでも
遠いこの国まで来るがいい
我らの大地に充満している汚れをその手で吸いつくしてほしい
人間にはどうにもできない汚れを吸いつくしてほしい
137名前はいらない:2011/03/30(水) 18:27:39.59 ID:dzdhIz1w
>>131
評価とは自分の作品を読んだ人がどう感じたか、という事だよ。
それに文句を付けるのは筋違い。
しかもわざわざ素人の詩を読んで手間を掛けて書き込んでくれた評価人さんに対して
あまりにも傲慢すぎる。
そんな考えの人を納得させる評価が出来るのは、本人以外にいないよ。
138名前はいらない:2011/03/30(水) 20:06:06.41 ID:s2roO7As
>>137
>しかもわざわざ素人の詩を読んで手間を掛けて書き込んでくれた評価人さんに対して

「素人の詩」というなら、評価人だって別にプロの批評家や編集者ではない。
俺は他の人の書いた詩の中でも、感想を書きたくなるような詩はあるし、
その行為は楽しいと感じる。
評価人だって好きで評価してるんだろ?誰から強制されてる訳でも無いし。
嫌なら評価人を辞めればいいだけの話だ。
もしそれで評価人がいなくなってしまうのだとしたら、それはもう仕方が無い。
詩というものはへりくだってまでして「なんとか評価して下さい」と他人に請うようなものでは
ないんじゃないかな?
あくまでも両者が対等な立場でいることが双方にとってもっとも気持ちの良い関係
なのではないか。
評価してくれる人に感謝をするのはいいけど、不必要にへりくだる必要は無い。
「評価してもらっている」という態度は、逆に「評価してやってる」という傲慢な態度に
つながる恐れがあると思うんだけどね。
139アギラ:2011/03/30(水) 20:42:32.71 ID:qYBJZ2ni
コイツは俺もびっくりの不遜さね。お前さんは評価を強制されてるわけでもない、と言ってるワリに、お前さんの意見を強制するのかね
こう評価すべきだと。
140名前はいらない:2011/03/30(水) 21:39:04.75 ID:cruLJrJf
アギラちゃんは評価する側だけ文句を言われたらファビョっていいと思ってるだろww

都合のいい話じゃのうwww
141名前はいらない:2011/03/30(水) 22:34:09.30 ID:cruLJrJf
語るスレ>>360

まあ次作が投稿出来ればいいだけで他人の評価なんてどうでもいいアギラちゃんらしいレスだな。

評価は客観だからな。別にどうでもいい。どうせ他人だし。ばかだし。

「へえ、そう言う考えもあるんだ〜♪どうもっハイ次の作品」

って感じデスかね?
ペラペラですなwwwww
142名前はいらない:2011/03/30(水) 22:43:00.48 ID:KLPSchSU
>>138

ここは評価してくださいって人が書き込むスレだよ?
評価する人ありきの場なんだから、評価される方が厚顔にはなれないでしょ。
嫌ならこのスレに書かなければ良いだけの話。
143やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/30(水) 23:00:36.09 ID:VOaz/PRk
>>12「光速で吹っ飛んでいった一瞬がお前の背後に抱き合っていたのだ」
タイトル「一瞬が〜」の後は前に掛かる表現だと思うが、長いせいかなんか日本語あやしい雰囲気。
でも凡庸さの少ない表現で読む側は考えるのに飽きない。
 2連全体と、とくに「お前の愛する人々のように/静粛に/キスをしたのだった」と3連、「ふるびてしまったことばをにぎっても」(の単語として)などいいと思います。
この作品も、津波の詩に見えるなぁ。
短いが端的に伝えたいことだけ書かれている。C-
144やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/03/30(水) 23:13:38.84 ID:VOaz/PRk
この問題、ここんとこ評価してんの俺だから俺確定だろ。
次からコテつけてくんない?評価避けるから。
145名前はいらない:2011/03/30(水) 23:19:00.73 ID:cruLJrJf
誰もさくまだなんて言ってないのに随分自意識が強いんだな!
さくまには皆感謝しているに決まっているだろきっと!たぶん!運が良ければ
146名前はいらない:2011/03/30(水) 23:46:42.04 ID:K2jhl9Vc
屋根を打ち、天井を伝って雨音が聞こえる
季節はずれの真冬の大雨
カーテンを開ければ、暗闇の窓の外で一筋の稲妻
遠い遠い雷の音
一人の少年は雷雲を見て帰路を急ぐ
道の脇の稲も俯いて揺れている
次第に大きくなる雨粒に白いシャツを濡らしていく
泥濘に足を取られて転ぶ
擦りむいた膝の泥を流す雨は止むことはない
少年の顔は雨に濡れている
立ち上がれない彼は泥の上に仰向けになる
顔を強く打つ雨に、それでも目を細め灰色の空を眺めた
少年は笑った
泥まみれの自分を想像して笑った
シャツの汚れはきっと落ちないだろう
家に帰った後を考えて笑った
部屋の中まで泥だらけにしてしまうかもしれない
道路の真ん中で大の字になっている自分を笑った
あまり車が通らないから調子に乗っているのだ
でも車が来たら事故になるに違いない
少し怖くなった少年は起き上がろうとして、眩しいライトに目を瞑った
すぐ近くで大きなクラクションが聞こえた
それは雨の音よりずっとずっと大きかった
そこから先は今でも思い出せない
単調な白い日々の中で雷を聞くのは久しぶりだ
長い長いときの中で、心はもう穏やかさを取り戻している
でもまだ右より左半身の方が軽いまま
147名前はいらない:2011/03/31(木) 02:31:44.46 ID:LchAtuWh
みんなしんだ
みんなしんだ
ぼくの心の中からしんだ

みんなしんだ
みんな生き返った
ぼくはしんだ
148名前はいらない:2011/03/31(木) 19:57:32.21 ID:dftYyg4a
>>136
なんかすごい詩、
プロのミュージシャンかと思うくらい。
この詩にメロディつけたい。
「人間にはどうにもできない汚れを吸いつくしてほしい」
この言葉ぐっときました。
「この国」、日本のこと?
「その手」、種に手があるの?
「汚染だらけの国で芽生えたひとつの種
彼らは強い耐性と生命力で繁殖を続けている
どこまでも地中を這い、成長しながら増え続けている」
人ごみを俯瞰視して都会の駅か、スクランブル交差点の人がうようよ動くさまを想像しました。
「種」というのが人類のことをいっているのか、
得体の知れないものをいっているのかわかりません。
よくわからない詩になってしまいました。
「種」ってなに?
現実には無いものを生み出している詩。

「人間にはどうにもできない汚れを吸いつくしてほしい」
吸い尽くしてもまた飛ばすんだから汚れは一向になくならない。

いくら読んでも答えが出ないので、詩ではないと思います。
うまくまとまっているとは思いますが、
「種」に具体性が感じられない。
無いものを有るように感じさせる言葉の説得力がない。
アイディアの段階のものを作品に昇華しきれていない。
「人間にはどうにもできない汚れを吸いつくしてほしい」
この言葉にだけうそがないように思えます。
「人間にはどうにもできない汚れ」がなんなのかつきつめて考え表現すれば詩になるのでは
評価C-
言葉運びに音楽を感じたので、そこを評価しました。
149名前はいらない:2011/03/31(木) 20:08:54.70 ID:Sxz283kW
むなしくならない?
150名前はいらない:2011/03/31(木) 20:13:14.24 ID:cQ374MET
151名前はいらない:2011/03/31(木) 21:56:50.92 ID:VTE2Zozy
マニキュアの主張

貴方は私を何だと思ってるの
怠惰に溺れている癖に、私なんかに時間をかける

苦しい、息が出来ない

もっとやるべき事があるでしょう
私だけに傷をつけて終わり?
どちらにしても痛い思いをするのだから
違う色を乗せる前に恐怖の中へ突っ込んで行けよ

ああ、苦しい、息をさせて…
152名前はいらない:2011/03/31(木) 21:59:46.14 ID:VTE2Zozy
>>151
連投ごめん
×マニキュアの主張
○爪の主張
153名前はいらない:2011/03/31(木) 23:15:43.67 ID:zCq0h5A2
「寝室」

戸のガラスを割った
情事も日常も全部見てきたの 見たくないものが多くて
わたしはそれに手を突っ込んだ

惰性を打ち砕いた
生まれてから長かったの たばこのヤニがこびりついて
わたしはそれに耐えかねてたんだ

指の股には破片が刺さって 鮮やかな血が滲んでいった

154名前はいらない:2011/04/01(金) 01:15:20.41 ID:tcZJcqrC

「dat落ち」

落ち ちゃった
やっぱり
時間は
どうしても横にのびていくものだから
のびーて のびーて

パチンッ

ないても
おこっても
かなしくても
うれしくても
いつか ぜったいに
切れちゃうから
まるで
こどもの 風船のように――

 だから
 そのときぼくたちは
 いったい
 何を失ったというのだろう

おもいだせる もの
おもいだせない もの
いっぱいあるけれど
たぶん
みんな一緒に合わせると
その しゅんかんだけでも
時間は縦に
のびーーーる はず
155名前はいらない:2011/04/01(金) 14:00:44.47 ID:JiJv/zc9
>>149
好きでやっているからむなしくないよ。
そんなふうにいわれたら悲しくなっちゃうな
そういうふうにいったら相手がどういう気持ちになるか考えてしゃべろうよ。
156名前はいらない:2011/04/01(金) 16:09:30.70 ID:JiJv/zc9
>>68
題名は「オアシス」とすべきでしょうね。
この詩で一番見せたいのは
砂漠の中を歩きつかれてにっちもさっちもいかなくなった時の
つかのまの安息に見えるオアシスを感じてほしいということだから。

どんなふうに体感しているかを書くべきではないでしょうか
肌を通る風の音、ぴゅるりぃ、とか、
滴る汗、向かい風が運んでくる砂粒がまぶたにあたって痛い、びしばし、
体はひいひい、いっているが
目を閉じればそこにオアシス
このオアシスを見せたかったわけでしょう。
そのオアシスはどんな具合に安らぐ?
どんな度合いの幸福感?
この問いかけに対する答えがありません。
これを書かない限り、この詩は完成とはいえないのではないのでしょうか。

砂漠の厳しさは布石で、本当に伝えたいのはそのなかでみた
オアシスの安息感なのだから、
どうしたらこのオアシスが人に伝わるかを考えるべき。

理屈ではなく相手の心にすぱーんと伝わるのが詩

やさしいあくまさんが言っていることはもっともだと思う。
納得いかなかったらその旨を伝えて再評価希望をすればよいのですよ。
157こぐまさん:2011/04/01(金) 16:38:10.73 ID:SmPbMZzY
こぐまさんは本がとっても好きなんだ
こぐまさんはいつも本を読まずに食べてしまうんだ
そのくらい本が好きなんだ
こぐまさんは今日は本を三冊食べたよ
一冊目は山びこ兄弟の物語
こぐまさんあっという間に食べちゃった
おいしかったからまた買おうと思ったよ
二冊目は綺麗なお魚のしっぽの図鑑
こぐまさんおいしそうに食べちゃった
おいしかったからまた買おうと思ったよ
三冊目は青色と赤色の二つの屋根がある窓が立派なおうちの本
こぐまさんムシャムシャと食べちゃった
のどが乾いたから小川に水を飲みに出かけたよ
帰ってきたらあら不思議
そこには青色と赤色の屋根がある窓が立派なおうちが建っていたよ
こぐまさんそっと中に入ってみた
すると突然立派な窓がバタンと開いて金色の毛をしたうさぎの兄弟が飛び込んできた
うさぎの兄弟は横に仲良く並んで歌いだしたよ
こぐまさんも一緒に歌ったよ
するとこぐまさんのお尻から綺麗なお魚のしっぽが生えてきたよく見るとうさぎの兄弟のお尻にも綺麗なお魚のしっぽがゆらゆらと揺れていた
こぐまさんとうさぎの兄弟は歌いながらお魚のしっぽをゆらしてゆらゆら踊ったよ
気がつくとこぐまさんは叢でごろりと寝ていたよ
青色と赤色の屋根がある窓が立派なおうちも金色の毛をしたうさぎの兄弟もいなかったよ
お尻を見ても綺麗なお魚のしっぽはなかったよ
とっても楽しい夢をみたんだとこぐまさんは思ったよ
そして明日もたくさん本を食べようと思ったよ

158やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/01(金) 21:37:42.40 ID:zZVsi9OX
>>153「寝室」
「見てきた」というと情事も日常も「見たくないもの」全部が客観性へと変わり、2連「打ち砕いた」という
個人の主体性からかけ離れるんじゃないか。
この書き方だと、「誰」の「見たくないもの」を見て、どんな関係性があってそれを打ち砕いたのかが明確でない。
日本語の主語を使わずして誰が何を言ったかを表すには示すものが足りない気がします。
そこを消化しても、作品テーマは小さく、一言で嫌なものを打ち破った、という極小世界で、土台の域をでない。
ここから飛躍した表現をバンバン入れて肉付けしたほうが、楽しめると思います。読む側も描く側も。
土台を活かす方向で。D
159やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/01(金) 21:47:31.44 ID:zZVsi9OX
>>154「dat落ち」
面白いね。フフ。「のびーる」ユニークのユニークな言葉も幼さの残る文体によく合っています。
4連までは上手。5連「思い出せるもの/思い出せないもの」これをもっと突っ込んで書いていいと思う。
「何を失ったというのだろう」も終連で具体的に書き出していいところだと思います。D+
160やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/01(金) 21:53:21.28 ID:zZVsi9OX
>>155
おにいさん小学校の先生みたいだね。
明日もがんばれ。


さてもうすぐ電池切れなので、ソファーの上の批評はおしまい。
161一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/01(金) 23:02:35.40 ID:bkSCseo8
ひさしぶりに感想を書こうかと思ったけど
たまりにたまってる?のかしらんが、何からどう書いたものやら
分からん。
162一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/01(金) 23:24:23.20 ID:bkSCseo8
>>4
これはねえ、実はイイと思ったんだよね。
最終連までは一気に読めるよね。共感も得られるんじゃない?単純だから。
単純で力強い。第1連の()の使い方とか、技術的にも書き慣れてる感がある。
惜しむらくは最後の2行だろうか。安直に着地してしまった。
自殺を考えていた「僕」が「ただひたすらに/人が死んでいくだけだ」という
光景を目の当たりにして、どう考えたのか。その締めくくりとして、最後の2行
はあまりにおそまつ。がっかり。小説にした方がいいんじゃないの。
C+
163一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/01(金) 23:25:50.78 ID:bkSCseo8
疲れたからもう寝る。
164名前はいらない:2011/04/01(金) 23:29:25.02 ID:3gWPyV4B
おつかれ
165名前はいらない:2011/04/01(金) 23:38:11.31 ID:Mh522Kgc
「煙を吐く」

今日も朝が来れば
十字の複眼の瞳孔が開く
目覚ましの鶏をトンとおせば
ベトベトになってしまった膿んだ傷跡に
ナイフとフォークをあててお腹いっぱいなんだ

ふわりくるり
自嘲するように
舞い降りる光の弾幕を避けるためだけに
傘を差す

履いた長靴は泥水を避けるだけで
マスクは汚れた空気を避けるだけで
人間色の景色にはミスマッチなんだ

一人ぼっちの僕は
痛みを撒き散らすだけのことで
自覚しろ、頭の奥で誰かがそうカチリ怒鳴る


歪むように刻む自分の泣き顔に
言葉は失われてしまうけど
手を伸ばせば引き込まれそうで
もう元には戻せないよ

さよなら
166矢鴨:2011/04/01(金) 23:53:02.72 ID:GSSgnJ0s
「酒」

呑んだ
ビールに焼酎、どぶろくピンガ
視界は回り、すさまじい吐き気を覚えた

気がついたら朝だった
頭はガンガン
吐いては涙する
身体は言う事を聞かない

ほどほどにしておけば良かったといつも思う
二日酔いが運ぶ空虚な心情

しばらく酒は呑まない
そう心に決めても
三日も経てば忘れてしまうのさ

なんども酔いつぶれては、酒をやめようと決めてみる

けれど、結局はまた同じように繰り返す
きっと俺は、酒に酔って、自分に酔っているのだろう
167名前はいらない:2011/04/02(土) 00:54:55.17 ID:VUqGEz7j
「ちょんまげ天使」
頭のてっぺんで縛られた毛の塊は雪解けに顔を出した土筆のようで
細長いだけの眠たげな目は今にも閉じそうな舞台のカーテン

あの髪を引っ張りたい
あの頭をくりくりしたい
無造作にたたずむあの子を無造作に抱きしめたいというか蹴りを入れたい
あと頬を両手で押さえて無造作にふよふよしたい

決して好きなタイプじゃないのに
というか後ろからしがみつきチョークスリーパーで締め落としたい
そんなタイプだったのに

いつの間にかあの子は いや 奴は
背中に鳥みたいな羽を生やしやがった

このちょんまげ天使が傍らにいることを期待する僕がいて
正直自分でもわけわからん

「愛する」とか「いとしい」って正直よくわからんがこんな感じか?どうなん?
少しでも仮眠とらなきゃと思いつつも全然眠れん
168名前はいらない:2011/04/02(土) 03:44:17.42 ID:/E/AWxbQ

「カラメル」

鍋底に焦げ付いたカラメルみたいな思考が視界に薄く膜を張る。
何もかもが不透明でセピア色。
日焼けしたアルバムを目の前でぱらぱらと捲られる度にメランコリック!センチメンタル!
気泡のように浮かぶ鬱々とした思い出たちに手を伸ばせばざりざりと不快。
カラカリ・ただ・ただ・私というフィルムが回る。エキストラは不在。
恨み言は風に飛ばされぬよう少し汚れたお気に入りのスニーカーで重石をして、さあそろそろ17時の鐘が鳴る。

「よいこはおうちへ帰りましょう」


169名前はいらない:2011/04/02(土) 05:37:32.97 ID:yEI3pwzt
>>168
評価はないけど、感想書くより軽くリライトした方が伝えやすいと思ったので。
不快だったらごめんなさい。

「カラメル」

鍋底に焦げ付いたカラメル薄く張りついた色眼鏡。
何もかもが不透明なセピア色の世界。

カラメル色したアルバムもぱらぱらと捲る度メランコリック、センチメンタル。思い出は気泡のように鬱々浮いてざらざら不快。

ただ、ただ、回る私というフィルム、カラリ。
エキストラはいないよう。
風に煽られる恨み言は、飛ばされぬよう、少し汚れたお気に入りのスニーカーを置いておく。

さあそろそろ17時の鐘が鳴る。
「よいこはおうちへ帰りましょう」


170名前はいらない:2011/04/02(土) 10:47:33.51 ID:BpP74oKE
伝わりやすいとは思うけど改稿は止めておいた方が良いかと思う
まぁ作者じゃないんで口出しすることもないかもしれんが…
171マキシマウス:2011/04/02(土) 11:04:46.88 ID:2tSTAOvu
【春風】

さあ今 謳い鳴く時

脇の下を吹き抜ける桃色の風に

春のウンチョビを添えて
172名前はいらない:2011/04/02(土) 13:13:06.72 ID:hoFsAJ+z
【無題】

 だれからも

 相手にされない

 人生でした
173名前はいらない:2011/04/02(土) 17:00:04.63 ID:sEX2Wlzp

やつは私にこう言った
楽にしてやる。と

結果、私は翼をもがれ地獄の底に落とされた
一時の楽になんの意味があったのか私はいつも考える

174かんがえるひと:2011/04/02(土) 17:09:10.22 ID:sEX2Wlzp
生きる

寝たきりで生きている。
目の前のモノを指して彼は言う。
意識があるのか無いのかすらもわからない。
呼吸器がなければ息も出来ない。
それを生きるというのであろうか?

生きるって何だろう。
動く。身体が生きている。
笑う。心が生きている。

生きるって何だろう。
175かんがえるひと:2011/04/02(土) 17:16:11.71 ID:sEX2Wlzp
戦争と平和

戦争は嫌だ。と皆口を揃えて言う。
平和に生きたい。と皆口を揃えて言う。

戦い、争い、勝負。
それらは戦争の火種になる。
それらはなくてはならないと皆口を揃えて言う。わけがわからない。



ごめん。よくまとまらんかったわ
176名前はいらない:2011/04/02(土) 17:33:14.84 ID:2k7Kz04s
「シマシマパンツ」

あの日観た君を忘れられなくて
忘れられなくて
僕は一人、君を探す
淡い記憶、辿るよ

君の穿いていた青と白のアレが
今でも忘れられないんだ

笑ってくれよと
一人見上げた空
青い空、白い雲にまた君を
また君をと伸ばした手も虚しくて

君の穿いていた確かなもの
青と白のシマシマパンツ

忘れられないよ
忘れたくないよ

君以外じゃ
もう愛せないよと

あの日観た君を忘れられないよ

サヨナラ
もう、サヨナラなんだな

もう一度
もう一度と願った僕も
いま
サヨナラの流れる河川敷に
一人立ち尽くしているよ
177雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/02(土) 19:03:31.31 ID:X2D2WpMU
>>17
>地球がむずむず
この表現は、とても面白く愉快。
>遠い星から
遠い星から見ているという設定が、生きてこない、ので、唐突な感じ、後味の悪さが残る。
全体的に、もう少し長く書いてもこの題材なら良かったかも。D

>>20
>どうなんでしょう。
と、引き込むやり方はうまい。
>あの子もその子も私でさえ
この設定が生きてこない。もう少し、想像力を働かせたところを表現していく余地があると思う。
>真心とは、なんぞや、と。
いまいち真心についての考えじゃないような気がする。二種類の態度があって、そのどちらかが答えになる、
という論の立て方は、わかるけども、結局答えなしでは、肩すかしを食らった感じ。D

>>21-23
どん欲な愛。いいですね、態度がぶれない叙述というのは。地球から木に、という題名からすると、愛のリングというのは、
年輪のことかな。そういう想像だといったん気づくと、非常に能弁な擬人法(比喩?)で、緑と茶色が目の前をちらちらして、
とても幸福な気分を味わえる。C-
178雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/02(土) 19:14:18.70 ID:X2D2WpMU
>>26
爪に託して、傷つけるだけの自分から、人を助ける自分に変わりたいという思いが伝わってきて、ちょっとじんとした。
個人的には共感するけど、詩としての評価はしづらい。D

>>27
爆笑。
>それはどんな涙なんですか
>現実的じゃないですね
冷静。
>babyって誰なんですか?
いかにも言いそう。
>その山に登る途中
こういうところがうまい。表現と内容が、ずれていないし、創造的だ。C

>>30
愛の様子。二人の世界を真っ正面から描いているけど、詩にするなら、もっと設定にこるとか、比喩的な表現にこるとか、
愛についてどんでん返しが在るような、あるいは調和をみせるような、カタルシスを求めるとか、せっかくの二人の愛だから、
もっと特別な包装で差し出して欲しかった。認識と表現の両方について、課題が見られると思う。D
179雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/02(土) 19:28:45.65 ID:X2D2WpMU
>>31
流れるような詩で、さーっと通っていくけど、内容のなさがいかんともしがたい。全体に、
言及していることについて、それぞれの行がばらばらな内容を扱っているように思えた。
焦点がぼやけている感じもするし、どこか見せ場を作っていくべきじゃないか。
これだけでは感動も何もない。D-

>>32
語りかけるスタイルで語られている。そのこと自体は悪い事じゃないけど、そのスタイルによって、
自己満足の感をぬぐえない。つぼみ、という題がなかなかいい。もう少し考えを練って、鮮やかに
イメージやメッセージを作り出せばいい。D

>>33
とても面白い。自由な表現と、まとまりのある詩想。これは、4人の目という発想を思いついた時点で、
かなりよくなるのが決まっていたか。どくじの表現に、ちょっとした恐怖を味わって、最後を数字で締めているため
後味も良い。ただ、僕には、7という数字の解釈が、わからなかった。C-
180名前はいらない:2011/04/02(土) 19:44:20.05 ID:vI5mjtcK
>>179
>>33はあれです
前スレ>>847に対して書いたはずです
ログ残ってないし忘れたんすけど

目と目と〜の連はヒップホップのラップに憧れてライムを書こうとしてた断片です
いとうせいこうの語彙力は素晴らしいなと感動した所存です
181雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/02(土) 19:46:51.06 ID:X2D2WpMU
>>34
おまえという人が、俺とどんな関係にあるかわからない。読者に語りかけているのか。そう思うと、最後のよだれの場面が、
なかなかの雄弁さで迫ってくる。D+

>>43
非常に素朴な内容の詩だが、それなりにかかれてあって、まとまりはある。ただ、細かく見ていくと、もっと細かな描写
があったほうがいいとか、いろいろと注文をつけたくなるような素朴さで、そこが良いということもあるけど。D+

>>44
闇の先に終わりがない、というのが、何故なのか、もっと細かい伝わる描写を欲しい。コツンコツンという音の響く
空間を作り出すことには成功している。比喩的なことも頭に浮かんで、結構静かで印象深かった。D+
182名前はいらない:2011/04/02(土) 19:47:00.98 ID:uQfqsj/o
「リフレクト〜私的生活〜」

鋭角的な感性を以って、日々を穿つ。
スクイヨウがなくとも、泣くほどでもない
今日の僕は昨日の貴方のせいだから。
そんなぬるま湯が、一番辛いんだろうなぁって、、、

失望も冗談もごちゃまぜにして、
掬われる事だけ求め続ける。
泣きたい日々を泣けない弱さで進むけれど、
曖昧な後悔はボウギョであって、
今日を救ってはくれない。

それでも、、、
狂う事もなく淡々と昨日の精算を続ける。
「イマ」の続きにおびえながら、
次の展開に期待しながら。

ぬるま湯の四畳半を抜ければ、
そこには何があるだろう?

怖いのは苦しみじゃない、
またここへ戻ってくること。

それでもどうにか作業をこなすよ。
いつか精算から生産へね、、、って
183名前はいらない:2011/04/02(土) 20:20:44.01 ID:4QgiKqal
ああ、不安だ。不安だ。
と、今日も脳は雲行きが怪しい。

渦を巻いて、飲み込み壊し掻き混ぜ繋げ
雨を降らせようとする。

目の前のパソコンは歌う。
私は口ずさむ。

ぽつり、ポツリ、とうつ雨で
窓も歌い、

私の脳も、歌いだす。
184やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/02(土) 20:34:22.85 ID:rZt5ozQa
雑草さん怒涛の乙。

>>106より

未評価まとめ(40作品)再評価なし

>45>46>54>56>57
>58>60>62>70>71

>76>81>83>93>98
>99>105>109>116>118

>119>120>125>126>130
>146>147>151-152>157>165

>166>167>168>171>172
>173>174>176>182>183
>>>>>

>174>175>は同一IDによる連投のため最初の作品のみ一覧に載せました。

漏れあったら訂正よろしく
185雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/02(土) 20:47:24.08 ID:X2D2WpMU
やさしいあくまさんお疲れ様です。

>>46
T.M. Revoluthionですね。E
186やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/02(土) 21:13:28.26 ID:rZt5ozQa
すまん被った。

>>44「白杖の音」
盲目の人のようです。慎重を重ねた描写でただの盲目を描いただけではない作品。
進む→進む→歩いていく
これだけで最後が後ろ姿というのが想像できる。
幅はないが短いなりに完成された作品。
闇がどういうものなのか感情が伝わるものを描いても良かった。C-
187名前はいらない:2011/04/02(土) 21:33:27.47 ID:aQ3Np+PF
何でも幸福であるはずです
それは人生だけではないのです
私は、競争するのが嫌いです
自分のペースでやりたいのです

環境だけが、心配になります
何をしても劣等感はまとわりつきます
私は空っぽになりました
そして、嫌いになりました。
すべてが幸福であるとき、それは良いスパイス
誰かを悲しませる不幸な人が幸福であります様に
188名前はいらない:2011/04/02(土) 21:58:56.80 ID:NLngEnrY
見える?

トロトロに溶けたお月様が
コーヒーカップの中で揺れる

揺れるゆらゆらゆーらゆらりれろ

スプーンで混ぜれば
どしてかな?

紅茶のできあ、が、り

器を間違えたコーヒーカップ
クルクル回って泣き叫ぶんだ

けど


いいや、間違ってるのは
中身
の方だった

砂糖はおいくつ?

いくら入れてもおいしくなんて
ならない

のに。


いくら詰め込んだって
手を叩いて温度上げたって

溶けきらない砂糖は
ポロポロしずく零すんだ

砂糖で埋れた紅茶は
赤い涙を零してお願いするんだ

ボクが紅茶じゃなけりゃ良いのに

コーヒーになれなくたって
良いんだ
真っ黒な紅茶になれるなら

なれるはずもない

のに。


聞こえる?

トクトクって小さい鼓動が
間違えた器でこだまする

こだまするトクトクトックトクトトト…
189ちーちゃん:2011/04/02(土) 23:58:14.55 ID:K19JIkrh
「四月の雪」

薄着で出掛けた肌寒い春の日に
命の息吹を探した足取りを
迎える歩道は色味を深く変え
雲を集める北の風
南風と犇めく

ぽつらぽつら頬を刺す様な
したり雨が
時折突風に煽られ
弾けると

足を止めるも先を急ぐも
冷たい雨ざらしの道が
何処か哀しい
そして静かに心は氷り始める

四月の雪はずぶ濡れの結晶
地面にこびり付く様に広がり
埃を吸い上げる

その脇に緑
春の命濡れて輝く
凍える手は震えているまま
ぎこちなく緑に触れた


190猫の人:2011/04/03(日) 00:00:15.01 ID:6rpT46Ph
何時からだろう
泣けなくなった
何時からだろう
笑えなくなった
何時からだろう
諦める事が多くなった
何時からだろう
現実見ろって言われるようになった

一つ一つ社会に自由を奪われて
皆大人になっていく
19127:2011/04/03(日) 00:02:38.28 ID:bM/OAYlw
>>178
うれしいです(~o~)rz
192格差:2011/04/03(日) 00:03:40.13 ID:6rpT46Ph
我々が今生きている社会こそ
最大の格差だ。
最大の差別だ。

そんな社会で何が悪い


心の叫びw
193桜酒の人 ◆aXiWy465T6 :2011/04/03(日) 01:27:02.63 ID:H7D8nv2a
「川のような日々」

粉末状のやるきのない気持ち。さらさらしている。
傾ければすぐに消え去って。風ば吹けばまた。
器を変えても中身は変わらない。水気もなくなった。

空は青いけど私は家の中。布団をかぶって過ごす。
ビデオを借りても見ないで置いておく。眼を閉じる。
告げ口しないで。なんにもしてないの。およそするべきこと全部。

ああ、ああ、あああ、聞こえる。サイレンが鳴る。
通報、通報、通報。遠くから、近くから、私の鼓膜にサイレンサイレン。
反省してます。いつでもいつでも、私は省みる。悪行を、無行の罪を。
砕けた言い方してすみません。本性を本性を晒してすみません。
捕まえてくださって、結構です。結構です。
私の叫び声、うるさくて、すみません。反省文、提出します。

サイレンは何もせず、消えてしまった。
布団の外に差し出した私の両手には、手錠は無し。なにもなし。
サイレンは別の善良者を追いかける。私をおいて。
すみません。どこかのだれか。すみません。すみません。
済まないことばかりの昼の町。息を吐く、息を吐く。ため息でなく、ため息でなく。

弱虫を潰して喜ぶ子供。子供みたい。
粉末は、水に溶かして呑めばいい。嫌がる子供に無理やり飲ませる。粉末の、粉末の。
弱虫の、苦虫の、粉末は。大人になればわかる。
摘まれた花の気持ち。拭えないシンナーの匂い。返却してないビデオ。
川のような日々。
194名前はいらない:2011/04/03(日) 01:41:43.43 ID:1V8LxXwA
昔むかしのことばあそび

ただ綴り
ただ玩ぶ
誰かがそれになにかをいった
楽しかったことばあそび

今耳にはいるのは
かなしくて痛いことば
あそべたあの日がもう一度かえってきたら

今こたえる誰かは綴ったものにじゃなく
玩ぶことだけを怒っている
創りたかったものはとうに消えてしまって
怒りたちが綴ることを拒否している

みんながほしい物はそうじゃないはずなのに
ただそれだけに皆が叫ぶ
怒りがかき消すいろいろな言葉は
かつて笑いや癒しであったはずなのに
ただいけないと皆が叫ぶ

それでもなくすまいとかき集めて
それでも泣かすまいとかき集めて
ただ昔むかしと同じに綴り玩べる日々を
ことばあそびをさがし続けている
195名前はいらない:2011/04/03(日) 03:28:19.55 ID:7777w9YQ
もう誰も 必要とされないなら 死のう
196名前はいらない:2011/04/03(日) 04:31:00.68 ID:knFF7Cy7
鳴らないオルゴール

鳴らない音色、耳に傾け。
私は思い出の音色に心委ねる。
思い、壊れてしまえばいい
心、そうすれば痛くないから……
でも、きっと切ないのだろう
たった独り、空に浮かぶ鴉の様に。
オルゴールの音色、あの頃は響いてたのに……
貴方と私、音色とともに愛薄れていった……
それでも、私まだ音色奏でているのよ。
でも、貴方の琴線に触れられないわ。

鳴らない音色、心預け。
私は思い出の音色に心委ねる。

思い出、消えてなくなれ……
あの雨に、すべて流れていってよ……
でも、きっと悲しいのだろう
たった独り、空に浮かぶ鴉の様に。

オルゴールの音、あの頃は響いてたのに……
貴方と私、音色
おと
とともに愛薄れていった……
それでも、私まだ音色奏でているのよ。
でも、貴方の琴線に触れられないわ。

願い、天空
そら
へ託す
幸せになって……、ずっとずっと笑っていて……

wwまあ、愛情について
197名前はいらない:2011/04/03(日) 04:37:07.49 ID:etXEcD+a
>>195
ゐ`
IDが今日からの幸運を暗示しまくってる予感
198おそうじオバ:2011/04/03(日) 05:38:43.38 ID:6A1NEsg+
拙筆ながら、出来そうなものだけ協力。


>>45 『コップは空っぽ』のリフレインが、タイトルを視覚的に象徴していて印象的。
後に薬と書いてある所から見て、それを飲み下した水が入っていたという事でしょうか。
効果の実感出来ない薬を飲み下したのち、コップは空っぽになっていて、それを見つめている。その描写はとても良いと思いました。
冒頭に『小さな庭は荒れ果て』と置かれている所から、自分の体よりもっと大きなものを暗喩していると見る事も出来なくはない。
惜しむらくは、自分の苦しみ、それを分かってもらえないという不満の描写の方が、『空っぽ』であるということより強く前に出てしまっている印象を受けた事でした。
『不在』というタイトルですので、一体何が不在であるのか、それが無いという事はどういう苦しみであるのか、という所にもっと突っ込んでいけると、一方的な訴えに留まらない詩になるのではないかと思いました。
もしくは、もっと『空っぽ』である事を強調する方向に筆削するか。
C-


>>60
うーん…。主張が一方的なので、何も知らない第三者が読むと反感を覚える事も少なくないのでは、と思います。

『そして
要らぬ買い物をして
がんじがらめになる』
という部分に魅力を感じました。
『またか』と分かりきっていながらも引っかかる、そこの自分の心の動きを探り、単なる他人への直接的な訓戒にならない様な結末に持っていければ、かえって読む者に訴え書ける文章になるのではないかと私は思います。
D-
199おそうじオバ:2011/04/03(日) 06:18:07.87 ID:6A1NEsg+
>>62
カタカナの使い方が特徴的ですね。特殊な語も混じってますが、口語体の素直な文章だと思います。
しかし素直な分主張が一方的で、他人から共感を得る為の文章としての仕掛けが、詩として見れば足りないと思います。
『ATフィールド』という言葉を、他人との隔たりと言うニュアンスで使ってらっしゃる様ですが、それを使った結末の部分への着地の仕方が、余計にこの文章を曖昧な物にしている気がします。試みは意欲的であったと思いますが。
詩として第三者に見てもらうには文章としての推敲はもちろん、相手を非難している自分の心そのものも、客観的に見つめてから主題を考えるべきかと思います。
そうでなくては事情を知らない第三者に、誰かの悪い部分だけをあげつらって一方的に告発している、と見られても仕方がないと思います。
E+


>>192
『そんな社会で何が悪い』
というのはなかなかに鋭い言葉ですね。
ですが、自分がどっちの立場からこれを言っているのか、で大きく意味が変わると思います。
その格差の上にいるのか、下にいるのか。差別される側なのか、する側なのか。
勿論、それは明確に分けられる物じゃないのでしょうけどね。見方次第では、誰もが差別し合っている。
心情的には、格差の上にいるものがこの言葉を言うのであれば、私はあまり心を動かされませんね。
詩とか文学の魅力は、反動的である所にあると個人的に考えますし。
それと、最後の一行は、詩の一部とは見ないべきなのでしょうか。
一部とすれば、最後の『w』で自分の言葉を嘲笑しているという見方も出来て、ちょっと複雑極まる気がしますが。
どちらにせよ言葉が少々足りないと見て、評価はDとさせてもらいます。
200名前はいらない:2011/04/03(日) 09:38:46.10 ID:TWsAlX16
「夜のダンス」

萬珍軒はうまい時はうまい
だけど昔に比べて作りが雑なことがある
そういう時のあのラーメンは
妙に油っこくて食えたもんじゃない

あと、あそこは通ううちに
なんとなく物足りなさを感じるようになってくる
うまみとかコクというものがないんだな
奥深さがない
201名前はいらない:2011/04/03(日) 13:29:27.18 ID:6rpT46Ph
何もかも消えてしまえばいい。
この世界のすべてが消えてしまえば楽になれる。

だが、すべてが消えた先に何も見えない。
202名前はいらない:2011/04/03(日) 17:36:35.16 ID:7777w9YQ
剥がれ落ち吹き飛ばされた記憶 

春の暖かさの前に

あの頃の思い出が疼きだす
203名前はいらない:2011/04/03(日) 21:34:15.30 ID:2Mdeav0R

せんせい、あなたがいない

どこにいったの

もう話もしてくれないの

私が戻ったころには

もうあなたはいない
204名前はいらない:2011/04/03(日) 22:30:13.96 ID:hjpv+3Ws
「音楽家」

団地の転校生がペットショップへ坂道を下る。
中国の塗装工が質屋へ裏路地を走る。
転校生は青いインコを眺め、
塗装工は鳥かごを買った。
イヤホンをあて家路に就く。

白線の上を辿りながら
少年は変拍子に歩幅をあわせた。
青年はイヤホンもそのままに
冷蔵庫を開けた。

音楽家は部屋で五線譜を辿り、音を刻んでいる。

少年は団地を上り
青年は白菜を刻む。

隕石。落ちて爆発。
音楽家の内蔵はすべて飛び出した。

少年は手すりの間から
青年は台所の窓から流れ星をみた。

イヤホンをつけたまま、
願い事をした。
205名前はいらない:2011/04/03(日) 23:34:19.92 ID:5gqldMBX
>>155
2ちゃんだよここ?むなしくならないか
206名前はいらない:2011/04/04(月) 00:47:40.87 ID:JG5Ace2K
繁殖期の特徴的色味から
その魚は虹鱒といわれる。
西へ9500km、
かつての仏人もその魚に虹の意の名をつけた。

以前ペットショップでアルビノ種の虹鱒をみた。
突然変異らしい。
白虹という虹の存在を知ったのはその後だ。

虹の終点は川に繋がっているのかもしれない。
繁殖期、虹鱒は川に浸かる虹の端を泳ぎその色を纏い
そしてあの白い虹鱒は白虹の色を纏ったのだ。

遠く離れた異国の人間も
同じ魚に同じ名をつけた。
ほんとうに虹そのものなのだろう。
なにか作為じみた物語を感じてしまう。
世界は案外そうやって出来ているのかもしれない。

電車の窓から雨のあがった空をみた。
悩みのような薄い灰の雲がかかっている。
虹はかかりそうにない。

隣で鱒寿司を突ついていた高橋がなにか言った。
「あ。」
電車が倒れた。
私の潰れた頭の血に鱒寿司が浸った。

紅虹という虹があるらしい。
そういうことならば仕方ない。
207まるちーちゃん:2011/04/04(月) 01:22:28.43 ID:OKPeQdn6
>>204>>206
両者共ほめるのもおこがましいと思わされる文豪ですな…どちらも後世に語り継ぐべき名作でしょう。
しかし下手に高い評点をつける事は何故か失礼にあたる様に感じてしまいます。
両方、Eで。双子ですか?
208まるちーちゃん:2011/04/04(月) 01:42:50.04 ID:OKPeQdn6
すいません実力ある評価人の評文が読みたいので>>207の評価を取り消させて下さい。
209名前はいらない:2011/04/04(月) 01:53:42.46 ID:nq/oGHoh
あの坂を登り切れば素晴らしいものが見える。
みな、そう言う。

とても長い長い坂。
一歩一歩。
長い時間をかけて。

やっとついたと思ったら、
そこから見えた景色は真っ白。

今までの苦労はなんだったのか。
帰ろうとして振り返ったら。

あぁそうか、素晴らしいものが見えた。
210名前はいらない:2011/04/04(月) 02:04:51.98 ID:PiGLxAOO
>>205
真っ当な事を言ってる人に虚しい思いをさせる環境の方が悪いよ。詩を書く者が場の空気に流されるな。
E
211名前はいらない:2011/04/04(月) 02:13:27.14 ID:nq/oGHoh
>>203
これは先生がなくなったんですかね?
先生に恋してるの?
なんか曖昧すぎる
もっと情景が想像できる言葉選んだ方が良いと思う。
評価はD
212名前はいらない:2011/04/04(月) 02:17:11.81 ID:nq/oGHoh
>>195
何となく意味はわかるけど
言葉間違えてるよね
評価はE
213名前はいらない:2011/04/04(月) 03:20:40.66 ID:GZLb06xK
>>209
素晴らしいものは上った先に見えるのではなくて、振り返って見るもの
つまり、作者の言葉を借りれば一歩一歩長い時間をかけてきた自分の道のりや足跡
それこそが素晴らしいもの
あまりうまい言葉が見つかりませんが。
重要なのは結果でなくその課程である
ということくらいしか私にはとれませんでした
高みを目指すのを坂を上るという行為に例えるのはよくあるものですので
私としては、何か別の例えでかいて頂きたかったかな。と
まぁ或いはそこに作者の真意があったかもしれませんが、私にはそこまで読みとれませんでした
評価はDで。
214名前はいらない:2011/04/04(月) 04:20:43.31 ID:c+INkn6Z
今日も雨が降らなかった
貴方と出掛ける時はいつも雨だから
わたしは雨の日を楽しみにしてるの

215名前はいらない:2011/04/04(月) 09:17:59.23 ID:N3Nr7P4b
「モーニングレタス」

ああ今日もお天気の良い朝だこと
さっそくブレックファストといきましょう
おやおや卵の黄身の中に君を発見
こんなところで寝てたのね
もうおっちょこちょいの未来ダーリン
体が黄色くてお仕事にも行けないじゃない
塩かけてパク
はーい誰かしらちょっとまってね
あらあら郵便やさんねグモーニン
お届けものはあらゆで卵
さっそくブレックファストといきましょう
卵の中身は郵便やさん
お届けものでーす
あら仕事熱心な方ね
塩かけてパク
ダーリンそろそろお出かけの時間よ
急がないと会社が始まっちゃうわ
いってらっしゃーい

いってきマウス
あいかわらず愉快でおっちょこちょいなハニーであることよ
216名前はいらない:2011/04/04(月) 13:15:33.76 ID:JG5Ace2K
>>207

両方わたしが書いたものです。
初めてなもので要領を得ずに連続で投稿してしまいました。
これから気をつけます。
コツコツ投稿を続けてまずはc評価を目指してみようと思います。
ありがとうね。
217名前はいらない:2011/04/05(火) 00:11:44.80 ID:XACqcoPx
「ギャル男」

彼の欠陥は
短絡的なところでもなく
それに気付かないところでもなく
それを改めないところでもなく
それを善だと思っているところです。
218名前はいらない:2011/04/05(火) 00:30:00.14 ID:eXP8lbmi
ちょっと軽く「これいいね俺は好きだな」と
簡単に書き込めない雰囲気なんだよな このスレ
それが評価する人を減らす原因かと思うんだが…

的確で的を得た評価って書く方は相当難しいよな
もっと気軽じゃ駄目かい?
219名前はいらない:2011/04/05(火) 00:54:50.33 ID:VLBRGt//
まあ議論スレもありますから文句を言われたら気軽に喧嘩する感じでよろしいのではないのでしょうか
220やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/05(火) 01:53:19.77 ID:K8kX7SeU
>>174「生きる」
この寝たきりがどの程度のダメージかによって意味が違ってくる。
回復の見込みがあるのか、ないのか。続くのか続かないのか。一歩手前でそれすら不明なのか。年齢は。
意識があるかないかは怪我や病気ならどちらかはっきりわかるはず。それとも主観的な話か。
生きるということに関して素朴な思いが綴られている。ただ同じ設定なら誰でも同じことを書きそうだなっていうのはある。D+
221名前はいらない:2011/04/05(火) 02:41:28.70 ID:TfYhvmkm
>>214
ぱっと思いついたのは傘でした
或いは雨合羽とか長靴とか、ものかなぁって思います
こーゆー系好きです。擬人化というか、物の気持ちになってるみたいな
長さからいって、あまり深く考えないで書いたかなと思うのですが
もっと膨らませられます。
文体が端正というか、綺麗なので、逆にこの短さが美しいともとれますが
なんとなく読み流してしまわれがちだと思いますよ
雨の日の貴方の顔はいつも寂しげとか、今度は晴れた日にでかけたいとか
まぁ。あんまり加えすぎてもしつこいのか
いろいろ付け加えつつ、読み飽きないものができたら素晴らしいものが出きるかもしれません
それとこの文体の美しさは今後も生かしてほしいです
評価D+です
222名前はいらない:2011/04/05(火) 09:53:29.06 ID:vKpWOUOp
>>221
こんな寝言の様な文章を評価して頂けて、とてもうれしいです。
223名前はいらない:2011/04/05(火) 09:55:49.95 ID:3orC9e9j
小学校の教室の椅子の裏にへばり付いた
カラカラに乾いた君の内臓を見て思い出す

あの頃の僕はどこに行ってしまったんだろう
ギラギラに輝いていた小学校6年生の秋

帰り道でみつけた
一万円札
224名前はいらない:2011/04/05(火) 19:43:28.44 ID:DEQrs40e
>>218
> 的を得た
> 的を得た
> 的を得た

E
225名前はいらない:2011/04/05(火) 20:15:04.51 ID:VLBRGt//
226名前はいらない:2011/04/06(水) 00:04:07.46 ID:BtVHMid3
>>223
内蔵が椅子の裏にへばりついてるとは!しかもカラカラ
まぁ普通の内蔵を想像すれば、ヒトのものではへばりつくには大きい
小動物か虫類か魚とかのものだろうか。虫って内蔵あるのか
或いは、悪口などの落書きを比喩しているかもしれない
人に対して「死ね消えろ」と思うのは、自分の中にあるドロドロと気持ち悪く
かといって取り除くこともできない内蔵のようなものとも考えられる
そしてそれは椅子の裏にへばりついている
イタズラ、虐め。いろいろな想像が膨らむが、どれも心地よいものでない
このへんで既に自分は作者独自の世界観に引き込まれたと思う
ギラギラと聞けば普通は夏かと思えば秋!俺の頭が単純なだけか
小六の秋を思い出してるってことはもう小学校は卒業していそうだが
小学校の椅子の裏の内蔵をみているってことはまだ小学生?
ちょうど中学入学前の春休みなのか、廃校になってしまうのか
そして唐突に一万円札
いろんなことを想像させられたけど、結局よくわからないまとまらない
それが魅力と感じなくもないが、やはりスッキリできないな
俺の想像力不足だろうが、最後に一万円札だけ改行してるのが気に入ってるので
評価C
227雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/06(水) 00:06:11.41 ID:kOL7FSuY
>>54
静かに始まる出だしは良い感じ……。1連。
2連もなかなか良い描写。
3連夢から醒めるというのが、現実への鍵言葉となって、終わりへ期待をつなぐ。
4連、温度、笑い声、塵の息苦しさ等の、感覚に訴える現実も、良い描写。
現実を繰り返すところも、バランス感覚の良いようでしつこさがない。
全体に、すごく練られていて、感じが良い。C

>>56
全体的に、非常に端正だし、臨場感もある。とくに、風景描写に音だけが響くような、特別な思い出
の描き方が非常にうまい。最後の二連における、抽象的観念的問題提起も、感動的であり、
全体に資するもので、いい。C+

>>57
言葉の選択がうまい。貴方、家族、シャンパンツリー等で、ある種贅沢な、上品さを持った世界
を造り出すのに成功している。それは、最終行で、危うく怪しく美しいと、描かれている。
狩人であると自覚したことのある人も無い人も、この詩の世界に十分浸れる、優しさの
ある詩である。C

228名前はいらない:2011/04/06(水) 00:20:53.67 ID:tXvBC/N+
「中間テスト」

返る一葉
振り返り
折り返すは
かえらぬ日
229名前はいらない:2011/04/06(水) 00:45:45.02 ID:239rSCAN
同窓会
久しぶりにあった女子がめちゃくちゃ可愛くなってた件w
230名前はいらない:2011/04/06(水) 22:21:19.14 ID:OW46CmSb
お茶を濁し終えました。
禁忌を犯すこと、タブーを書き付けることが快感に繋がるのです。
速度は変革されぬまま。
中身は凄惨たるものへ。
死にます。
殺されます。
私は消えます。
ビルは破壊されます。
地下5階から高さ300メートルの屋上まで、私は階段を走り抜けます。
1分で走り抜けます。
ビルは破壊されます。
私は罪を見下し微笑みます。
内臓はそれ自体集合体を担います。
突き刺された傷をかきむしります。
痛覚は錯覚され花畑へ導かれます。
紙は引きちぎられます。
存在し得ないのなら、存在しないのです。
認識は穴から這い出しますが、誰も見ません。
「書く」という行為それ自体奇跡なのです。
自動的に書体はそれを決め付けます。
止まらぬ役割それを実行するのみです。
あなたは今幸せでしょうか。
私です。
231名前はいらない:2011/04/06(水) 23:19:12.07 ID:4eqnC+k5
『日常の色』

 淡いピンクのハンカチ
 濃いレッドオレンジの口紅
 日に映えるモスグリーンの車
 明るいイエローのスカーフ

 日々見かける色たち
 どれも普段は明るく目を楽しませてくれる
 でも、気分がすぐれない時や体調が悪い時
 それらの色はまぶしすぎて目が拒否する
 私の弱った心が日常の全ての明るさを拒絶した

 頭から薄暗いスカーフをかぶってしまいたい心情
 病気が心を曇らせた
 今、受け入れられる色は黒やグレーなどの暗いものばかり
 私の肌も爪もくすんでしまっている
 なんて悪い色なのだろう
 けれどもいつかは治る、治ると信じてる
 元気になったらきっと、
 化粧箱の中に沈んでいる明るい新色の口紅と
 げた箱の奥に閉まったままの去年買ったピンク色の靴も出して履いてみよう
 そして日常の明るさを取り戻したい
232名前はいらない:2011/04/07(木) 03:02:58.67 ID:gIZkZHyM
>>151
恐怖でおびえている人がいたらあなたが支えてあげようよ
人は一人では生きていけない弱い生き物なんだから。
一人では全部の荷物を背負いきれないよ、
一人では全部の仕事こなしていけないよ

助け合って生きていこうよ。

自分のいいたいことをマニキュア(爪)にいわせるなよ


>>160
ありがとう。

>>205
わからないな
一生懸命やってるのに。
233名前はいらない:2011/04/07(木) 04:03:13.72 ID:R4wNwh5J
>>231
一連の明るい春っぽい色の感じが好きです
春というのは自然のものなのに、人工物の色にも春という自然を感じるのが不思議ですが
気分というのは大きな力を持ってると思うことがあります
イライラしてるときはムカつくことしか目に止まらなかったりしますね
この詩では色についてですが
病院のベッドで具合悪そうな人の横においてある花や果物の色もなんだかくすんでみえるときありますね
一つだけ、この詩にケチつけるとしたら
なんで私の気分が三連の途中から上向きになってきたのかよく分からない
落ちるとこまで落ちたらあとは上を目指すだけ、ともとれなくないけど
気分が最底辺まで落ちているようにも読みとれない
弱った心が希望を見いだしているのはよいですが、どうしてなのか
そこに何かひねりとか個性的なものを発揮できたかなと思います
あ、あと。元気になったら、のあとのこの、←
その後のつながりからして、きっと〜、と続くのをあえて書かない
たまに詩の最後とかでみかけますけど、それが強調されてるっつーか
そういう意図で、をつけられたかと思いますけど良いなあって思いました
わかりやすい
あ、そんなことなかったらごめんなさいD
234名前はいらない:2011/04/07(木) 04:06:46.83 ID:d5I3UGEC
「ダイヤモンド」
彼はダイヤモンド
極限まで尖り、歪んでいる
ジャングルの魔法使いだった彼は
次第に力に執着するようになった

まるで地獄からのカウボーイ
俗悪な彼の手腕により
僕らは次々と脳殺されたっけ
まるで鎌首をもたげた蛇のような
激しい鉄の発明によって
南部のトレンド殺しは
極悪になっていった

何を間違ったのだろう
彼ら悪魔の息子は
空中分解 一家離散
残されたダイヤモンドは
あらたな仲間を加え
再び打撃を与える計画を立てた
その矢先だった

ああ 輝けるダイヤモンドは
ちっぽけな拳銃で打ち砕かれた
奇しくもそれは
愛と平和のあいつが死んだ日

ああ 全てを打ち砕くダイヤモンドよ
安らかに眠れ
安らかに
235名前はいらない:2011/04/07(木) 06:37:10.14 ID:0aX5l42V
>>232さん
誰かに向けてではなく、自分へ言いたい事を自分の爪に言ってもらったのです。
評価ありがとうございました。
236名前はいらない:2011/04/07(木) 14:34:18.83 ID:s28AIml0
『染み』

あ と言う間に 跳ねる
う と言う間に 落ちる

手に掴めない速度で
目に見えない時間が
耳に届かない音を立て
染みとなって現れる 此処に

白から黒へ
0から50へ
四角から丸へ
想像を超え 絶望へ続く
どこまでも どこまでも 広がり
いつもでも いつまでも 残る

拭っても 擦っても 乾かしても ごまかしても
残る

いつか染みは消えるのか?
もう染みは消えないのか?
問いは答えに 答えは問いに

ならばいっそこのままで
染みの形を笑おうか
237名前はいらない:2011/04/07(木) 22:05:04.21 ID:tP0V3kqE
結構前に書いたのですが…お願いします

「マーガレットの花で」

 アナタの心を占いましょう
 マーガレットの花で 占いましょう
 すき きらい すき きらい
 花びらに一枚ずつ 一枚ずつ
 願いを込めて 祈りを込めて
 すき きらい すき きらい
 マーガレットの花で 占いましょう


 好きな人もいないのに
 小さいころに よくやった
 好きで終わると うれしくて
 嫌いで終わると かなしくて
 なのに毎日 やっていた
 マーガレットを 見つけては
 いない人の心を 占っていた

 ずっとむかしの遠い日
 少女ころに よくやった
 マーガレットの 花占い
 少女のたのしみ 花占い
 このごろは ずっとやってないけど
 マーガレットを 買って帰ろう
 愛する人の心を 占うために


 アナタの心を占いましょう
 マーガレットの花で 占いましょう
 すき きらい すき きらい
 花びらに一枚ずつ 一枚ずつ
 願いを込めて 祈りを込めて
 すき きらい すき きらい
 マーガレットの花で 占いましょう

238俺様は自己板の梅ヶ枝餅だ!:2011/04/07(木) 23:03:05.31 ID:veRVyLZ/
すいかすいか
かぶとむし

セミの声とおじいちゃん
ソーメンできたとおばあちゃん

放り投げた虫かごは
ハネて転がりいとおかし
239名前はいらない:2011/04/07(木) 23:08:26.92 ID:+beALX9p
自分が中学生の時に書いたしょっぱい詩ですが、評価お願いします

「五感−三」

目を閉じれば見えてくるもの
無数の光点と幾つかの光線のみ
そうやって流れ堕ちてくる物に
できることといえば見ることだけ

その光に反射して見えるあなたの姿が
ここまで怖いものだとは
怖いなら目を開けてしまえばいいさ

でも

精一杯目を開けてはみるけど
うまく開いてくれないよ
あなたの姿に小さく怯えて
「消えてくれよ」と叫んだよ

口を開ければ聞こえてくるもの
それは僕の声と存在
触れなければ見ることもない
そもそも聞くことしかできない

僕の声に反射することで響く
やけに静かなあなたの声
口を閉じれば黙れば聞こえはしないさ

でも

目一杯口を閉じようとはするけど
思うように閉じてはくれない
聞こえるあなたの声が何の為かを
知る術ははなから持ち合わせていない
240雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/07(木) 23:10:52.12 ID:XLXSoMw5
>>58
簡単で、浦島太郎、死ぬ、ピストルと言う言葉で、大体想像されるような詩の作り。
この詩の独創性とか、感情に訴える力のあるところとかは、スーパーにピストルを買いに行く、
仕事しなきゃならない、そんなバカなことはできない。と言うところとか、ポッポと煙を噴くところとか、
まとめて言ってみれば、ユーモアのある諦観みたいな物か。

ちょっと首をひねったのが、最後の連のピストル紛いの玉手箱。よくわからなかった。
最後も叙情を残した終わり方で、良いと思う。C-

>>70
その地、という言い方は、どうだろう。何を指しているのか判然としない。だから、感情をとどめてしまう。
どうして、どうして…というところも、何があったのかわからない。ただ、作者の気持ちは良く伝わってくる。
それだけでも、十分な気にさせるところに、この詩の良さがあり、わかりやすい。欲しいのは、貴方じゃない、
というところは、結構衝撃的だが、他の人が欲しいのか、この人との恋に破れた(捨てられたか、飽きたか)、
含みを残した語り方は、まだいろいろと考える余地もあるだろうが、ぶれない感情の移り変わりには、快感
を覚える。C-

>>71
簡単にはわからない詩だが、詩の構造が、しっかりしていて、作り物っぽさも無い。僕と彼女しか出てこないけど、
彼女はなにかの精神病にかかっているか、何かのショックでふさぎ込んでいるのか、といった想像が、自然にされる。
この二人の距離感で、物語が進んでいくのが、「悲劇」といっても良いくらいの、悲しさを呼び起こす。
最初から最後まで、秀逸な内容の語りだと思う。C+
241雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/07(木) 23:20:01.28 ID:XLXSoMw5
「電子の女神」

液晶モニター輝き
僕の目はゆがみ口の端も曲がり
にじんでいく視界
頭に響く音
支配しているのかされているのか
支配しているのは情報とそれのコントロール
されているのは頭の中の受動性
動かしたい衝動

こんなチャチな使い方ではとても支配されていない
いつもの決まりのコースを通って
女神詣で
神話の中の情報の女神よ
陵辱させろよ

今夜こそすっと立てその姿を現せよ
けちけちするなよ
現実を生きている僕に無や虚でないと言って
脳の中にしか存在しない今は嫌だ
そのエレクトリックなグラマラスさで悩殺してよ

あたたかなパジャマに身を包み
怖いような今宵
身震いを感じて
代理人の姿を思い浮かべ
戦いの後みたいにしんとした夜の静かさ
桜の散る夜の静かさ

まぶたを閉じればまた新しい日が始まるのだと
わかっているから眠りたくない
今まで信じてきたことを無しにはしたくない
瞬間の振る舞いに全体の意味づけ
をした僕の恋人の代理
イマジネーションの果てに
今日現れてよ暗い外で光れ
242アギラ:2011/04/08(金) 01:39:43.67 ID:usUv+YBl
>>227 評価トン

【約束忘れてますよ】

競売にかけられた彼女 フラッシュが焚くたびに穢れていく
値段あがって 喜んでる場合かよ
すっげぇむなしいのさ 僕は貧乏だから
写真をコピーして こっそりフォルダに放り込む

どこを君は見ているの そっちに僕の姿も家もないでしょ
君の持ってる本当の価値 僕は知ってるから
出来れば僕にだけ こっそり売ってほしい 
僕の全てなら 差し出す準備は出来てるから

このままのスピードで加速したら どんどん舞台があがって
シャンデリアにぶつかるかもよ 僕は心配してる
どうかそうなる前に 足元も見てよ
変わらない愛を 差し出す準備は出来てるのに

めくるめく愛の幻想記 ハッピーエンドを書きこむのは誰さ
僕らは 舞台が出来上がる前から 一緒にいたじゃないか

競り落とされて カーテンコール
誰が彼女を落札したのさ 僕には結果通知すら来ない
僕の純情 もてあそばれた
何処いきゃいいのよ 僕のこれからは
何処に行ったのよ 君のこれからは

逆転の秘策 なんてないけど じっとしてしてられないのさ
あの日 約束したじゃないか 忘れちまったのか
2人の約束 タダで壊れたなら 無償で直すのが筋だろ 
あの日 夢見た世界に 一緒に行こうよ

約束忘れてますよ 約束忘れてますよ 約束忘れてますよ 約束忘れてますよ…
243名前はいらない:2011/04/08(金) 01:51:05.81 ID:aNIHO6F/
浪速の唄

集まれ、騒げや、俺たちは
寺の鐘つき場にゴザ敷いて
酒盛りよろしく
たもんなせ

見たこともない怪態な虫や
おちょくったろか
かまいまへん

浪花の君はこうゆうた

未踏の海に帰す、真心が
うわべ使いやなかったら
金になるで
わかりません

浪花の君はこうゆうた

俺もあんたも苔むしろ
いっそ、あんたもシバかれて
無性になれる
子守唄

傍若無人に殴られて
なんや、かんやと驚いて
金貸し不在の
子守唄

歯食いしばって
風邪ひいた

己の風にふきさらせ
24458:2011/04/08(金) 01:58:38.86 ID:64N1/R2B
>>240
評価頂けて感謝至極です。

評価文末にあった、最後の段(575の4連で一段というつもりです)の2・3句目の部分を、蛇足ながら説明させてもらいます。
四段目の寝食を忘れて幾日もピストルを探すという件で、無駄な行為に時間を費やし年老いてしまった事を、出てきたピストルを玉手箱に例える事によって、「浦島太郎になる」という伏線を消化しながら表したつもりでした。
それで結末の「見知らぬ街」という部分に実体を与えて、叙情を強めようという狙いだったのですが、そこは評価してもらえたようでとても嬉しいです。
死ぬ為に生きるという事の無為を主題にして書きました。
リズムが足枷になって分かりにくくなっただけだと、我ながら思います。
精進します。
245名前はいらない:2011/04/08(金) 02:02:47.80 ID:aNIHO6F/
恋の終末

こいつは育て甲斐のある奴だ
愛でて咲かせる、狂気の花

つぼみをばらすと血まみれだ
茎をへし折る、悪の花

バチカン市国に宣戦だ
いまに北も南も無くなるぞ

時は同じく
土曜日の朝

ぼくたちの恋も密約だった
報復なしには語れない

憎々しいのは
澄み切った空

こんなに素直な自分がポツリ

雨?
246名前はいらない:2011/04/08(金) 02:09:52.45 ID:aNIHO6F/
シルクロード

瓜売りがナイフをさし伸ばす
刃の上に乗った一切れを
僕は「極上だ」と知ったものだ

女が靴ひもを軽くゆるめた
かかとを潰さないようにつま先立って

僕は面倒事が大嫌いだった
相手の両親が農民だとか
生まれが鉄道駅もない小さな街の郊外だとか

とんでもないことだ
僕は歩き出す

女の身体は湿っていた
肩にちっとのしかかる
部屋干して乾ききれないシャツのように

先進だとか、後進だとか
君は好んで口にするけれど
また会えるといいね

僕を知らなかった君がふりをして
歩き出した君を抱きしめて

また会えるといいね

さようなら
247名前はいらない:2011/04/08(金) 02:11:08.41 ID:kKkUGIfG
>>243>>245
連投すんな死ね
248名前はいらない:2011/04/08(金) 02:14:35.32 ID:aNIHO6F/
ごめんね
249名前はいらない:2011/04/08(金) 02:24:05.00 ID:kKkUGIfG
ごめんねじゃなくてテンプレ見てくれ
毎回同じこと言うの辟易してんだよ
250名前はいらない:2011/04/08(金) 10:47:27.27 ID:ZoF2D/bd
「ニート」

公転が僕を転ばせた

地球は回る

だから頭が回らない

秒針が母に食い込む

時計は回った

頭は回らない






251名前はいらない:2011/04/08(金) 11:18:22.14 ID:4Y4LSX0n
「搦手」

臀部の痣が消えないの
淋しいったらありゃしない
あなたに見つめてほしいのに
腰の疼きは止まらない

内ももにしたたる
淋しいの液体が
水たまりになる 
涙じゃないの
涙じゃないの

そうやって
ああやって
陰惨な関係
短な言葉で
つなぐ

音と音が
会話に
なる


 れ

 う

 が

 る

 ま

 音

 す



 と

 な

 は
つ 
 な
が 
 っ
て 
 る
け 
 ど

噛み合わず

252名前はいらない:2011/04/08(金) 11:45:10.97 ID:r9QzTVqt
不幸は蜜の味

貴方が噛み付くから
仮面がボロボロ・・・
もう元には戻れない

淋しくなって玩具を作ったの
手の中で消えていく様を見て。

動かなくなった玩具を抱き、笑い、泣いて
私は貴方の手の中で終わるのだ
253名前はいらない:2011/04/08(金) 19:12:19.29 ID:wluvwbd8
「強迫性人格障害」

もう駄目だ・・・
人格があざ笑う
輪廻を打ちきれない

麻酔付にされ続けたトラウマ
喘息 発作 嘔吐 熱 眩暈

**************************

ゆらゆら漂う蝶を眺める
病室の白いベッド
僕はまるで水面漂う白色の魚のよう
同類達の魚の真似をして必至に泳ぎを真似する僕が
死ぬほど嫌いです





254花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/08(金) 19:39:41.27 ID:7LJRpdUb
「意味はあるのわーるどU」

一台で走っていけよ 赤い車

巨きな狼のアギト
門と開いて
吸い込まれていく無数の
白い黒い銀色の車たちが  遥かな
崖の上を走る一本道の延長線上にみえる
あーあ
なんてこと
あの車たち エサになること望んで
いるかどうか もわからない目をして
まばたきする
まばたきを
しまくる
くる

るるる

誰 背中を叩くの
激しく揺すらないでよ そんなに
夢じゃないんだからこの現実は
わたしは
激しく揺れる三日月の日本刀を構えて
狼のアギトを背にして立ち
やってくるくるるどもを上段からの一太刀で
斬る
斬る
キル
きるる
るるるるーん

斬られたくるるたちは
みんな赤い車に変わって
引き返していくの
なんかわたし
いいことした気分になって
その場キブンの一行詩呟いて
二次元ポーズキメるの
キメるるるるーん
一台で走っていくのだぞーん
んふんふんー

王子
教科書の角で
頭を叩かないでください
といった昼下がり

255名前はいらない:2011/04/08(金) 19:49:27.35 ID:OczMaQsw
「消えちゃえ」

どうして虐げ、疎ましい様な顔をして
簡単に放っておけるように軽んじた扱いをする
そんなわたしの命の話なのに
「重たいからやめて」なんて言うのですか
やっぱり私がいないほうがいいのですか
なぜ自分を可愛がり、面倒くさそうな雰囲気をまとって
あまり圧力をかけぬないように当たり障りの無い扱いをする
そんな腫れ物のわたしに
厭そうな笑顔を見せるのですか
あなたの目のつかないところに行ったほうがいいですか

地球でいても
宇宙でいても
命の質量なんてちっとも変わりっこないというのに
256名前はいらない:2011/04/08(金) 22:01:38.00 ID:ebkRz1Ky
「落胆オールと非情世界」

小さな疑問を抱いて 心が消えそうな夜明け前の駅
遠くのビルの赤色灯が今にも消えそうに点滅
「平等」だとか「愛情」のトラウマが今日も巡った帰り道
少しばかり食いすぎた列車が到着した
優先座席に座り込む場違いを見て間違いないと思った
「世界って優しくない」
明かされた「真実」 優しくない
明かされた「ウソ」 優しい 世界の輪なんて笑わせる
欠けた月が夜明け前に消える

そして本格的に車内が混む頃 
優先座席の場違いがまさかの間違いを尾kも下
黙って立ってドアの向こうへ行った
窓の外の赤色灯を垣間見ながら 僕は冷静になる
世界は優しくないからこそ 僕らは優しくあろう
そして誰よりも強くあろう この世界のウソであろう
「真実」に塗れた世界を
「ウソ」が真実れる世界に

赤色灯が見えなくなった そして「世界の輪」なんて語られる
太陽が昇る ずっと丸いまま 夜明け前の月みたいに欠けない
257名前はいらない:2011/04/09(土) 11:34:20.35 ID:gjv8JKFg
優先座席の場違いがまさかの間違い尾kも下

優先座席の場違いがまさかの間違いを犯した

に訂正
258名前はいらない:2011/04/09(土) 12:37:10.73 ID:g84fFTvn
「青写真」

地震さえなければ
今週末のムスメの誕生日はTDLでお泊りして豪遊する予定だった
妻と用意しておいたプレゼント、ブランドのドレスと赤い靴
パレード見てお食事してミニーと記念撮影するんだね
そのころには桜も見られるしお花見もして帰ろうね
そう言って3人で喜んでいた
パパ、絶対約束してね
お仕事でダメになっただなんてナシだからねっ
今度10歳になるムスメはそう言った
ひごろクールにすましている妻も
なんだかワクワクしながら自分もめいっぱい遊ぶんだと言っていた
そしてこのぼくもごたぶんにもれず楽しみに待っていた

地震さえなければ
こんなとこにこうしていなかっただろう
明日の準備でいそがしくはしゃぎ回っていたと思う
今はただただ悪夢と苦しみと疲労の中にいる
目がさめればこれが現実なのに
今も眠ると地震前までの夢を見る
よどんだ空気の中、まわりの同僚たちも疲れ切った顔で同じ夢を見ているのかもしれない…
わたしは疲れと空腹と苦しみの中、ため息をつくしかない
ただただ、これが現実なのだとため息をつくしかない
259一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/09(土) 23:48:44.19 ID:v5LdxB7R
>>227
評価ありがとうございました。
過分なお褒めを頂戴し恐縮至極です。御礼遅くなりまして失礼しました。
精進します。
260名前はいらない:2011/04/09(土) 23:52:24.88 ID:gjv8JKFg
>>57
まとまりがあるし、言っている事にも共感出来る。
人間の裏表をよく表せていると思う。
ただ言葉選びのセンスは微妙といわざるを得ない
また、これ以上の長さの詩になったとしてもまとまりを
保っていられるのかといわれれば疑問。 D


>>76
「貴方」を何と解釈するかで意味の変わる詩。
曖昧としたものに語りかけるような様はまさに詩作的だと思う。
ところどころにうさんくさい単語が並んでいてそれが
なんとなく雰囲気を壊しているように見える。
あと「てがみ」である必要性が見受けられない。 D−

>>81
凡作。情景として美しいものは浮かんでこないし、
>>76と同じく「飛翔」することをテーマとする意味が
あまり感じられない。ただ光るのは最後の一文。
最後に線の必要性を放棄することで鬱屈とした感じが一気に晴れる。
−D

>>83
いわゆる自分自身に語りかける詩と解釈する。
語っている自分は謙虚で素直で魅力的な存在だし、
語りかけられている自分もそうである。
切なさの中にも優しさが溢れている作品。
最後の一文も簡単ながら強い決意が感じられる。 C

>>93 切ない詩だ。もどかしいくらいの切なさは感じるが、
チープっちゃチープ。言葉選びもありがちだが
けぶるような孤独を
怨恨が食い争う胸糞を
の部分に関しては少し惜しいと感じる。
天使っていう詩に胸糞はどうかと思う。 −D




261名前はいらない:2011/04/10(日) 00:00:29.36 ID:JM2P3dEG
>>98
これだけの短さでかなり深い意味がある。
メールの内容など具体的な情報源が無いので
脳内補足が必要。別れ話の類の線をすぐに疑ってしまうが
実際のところどういうつもりなのか知りたくなる。
そういう意味では「惹きこむ」力みたいなものは備わっていると思う。
ただ短すぎていかんせん語ることが少ない。 C
262名前はいらない:2011/04/10(日) 00:15:40.82 ID:JM2P3dEG
「オートホールド」

プレス機よりも強く
天使よりも優しく抱きしめて まずは

もしも貴方が友達も出来ずもんもんとした日を過ごしているなら
変なアニメに出しそうになる手を君へ伸ばしてよ。
もしも貴女が彼氏の浮気に悩んで怒りに打ち震えるのなら
彼に上げそうになってるその手で君を撫でてあげてよ。
もしも貴方がいじめにあって自殺したいとか言いそうになったら
練炭抱えたその両手でまずは君を抱きしめてあげてよ。

そうする理由なんてない故に詩作になんて出来やしない
わざわざ言う程の事じゃないそれくらい君は君が愛おしい

全自動で抱きしめてよ
機械のように当たり前なんだから
全自動で抱きしめてよ
疑問なんて持たなくていいから
全自動で抱きしめてよ君を
全自動で抱きしめてよ君を
そして全自動で抱きしめてよ、私を
263アギラ:2011/04/10(日) 00:44:45.66 ID:AE3iGtEC
>>98は多分アレじゃね
浮気を疑った人の詩じゃないか?
264名前はいらない:2011/04/10(日) 03:01:31.52 ID:X29dDYxv
「化石」

世界はまだ生きていた

雨がどうしようもなくぬめぬめするのを

みんな黙ってながめてた
265名前はいらない:2011/04/10(日) 03:01:50.74 ID:W9Tm6h42
僕は暗闇の中で、僕自身を見つめている
多くの大人が言いたいのは、要するに諦めろってことなんだろうね
僕は、一切光ない部屋の隅で絶望している僕自身を見つめようと、手探りで影を辿った

喜びも悲しみもない
疲れも不幸もない

溶けぬ涙が心臓を伝って全身を巡る
黒い雫がたまって、その底にはあなたの死体がある

爪を立てて、ひっかくなよ
そんなに欲しがったって何も手に入らない
ココアのような色した絶望が、空を覆うだけ

みんなは、大人になれば絶望はなくなる、そういう年の頃だけなんだよそんなに思い詰めるのは、なんていうけれど
違う、あいつらは諦めてるだけだ

自ら横たわって絶望に身を浸し自分自身もただ絶望にかわっていってるだけなんだ
そんなのってないよ、そんなのってない

何が、一体なにができるんだ、僕には

ふと、思ってしまったんだ
心の中では否定したい気持ちでいっぱいなのだけれど

全てを諦めて、普通に生きれば、僕のこの臓物が黒く死んでいくような苦悩はなくなって、何事もなく普通の幸せを享受して人生を済ますことができるんじゃないかって

みんなそれを望んでる
例えば親だって、先生だって、内閣総理大臣だって大統領だって

嫌だ!嫌だ!嫌だ!
普通であるっていうのは全体の無意識に自身を溶け込ませて、見えなくすることだ
皆、必死だ
自身を見えなくしようと必死になってペンキを塗りたくってる
浴びるように浴びるように

死ねよ。そんなに見えなくなりたいなら死ねばいいのに
望まない生なんて、死んでいるのとなんら変わりないじゃないか

ここは養鶏場だ
羽をむしりとり、首を切り落として血を抜くために、ベルトコンベアは回り続けている

何処から来るんだろう
望まない人間を見たときに湧き上がる、まるで自身の負の感情を最大限吹き出したかのような、この嫌悪感は
僕が幼いだけなのか?
この感情の爆発は、自身をコントロール出来ない餓鬼の戯言なのだろうか?

関係ない、僕は僕を見つめ続ける
自身を弱いと諦めることと自身を弱いと認めることは全然違うことなんだ
僕は僕を見つめ続ける
僕は僕を書き続ける
266ちーちゃん:2011/04/10(日) 03:25:51.41 ID:SUk7BFfR
>>256
真実と嘘の扱いに捻くれながらも非常に前向きなメッセージです。
遠くで点滅して電車内で垣間見て最後に太陽が昇って見えなくなる赤色灯の扱いが絶妙。
しかし、「優先席に座り込む場違い」の扱いがややこしすぎWW
優先席に座り込む場違いを見て「世界って優しくない」と思った。
で、場違いが黙ってドアの向こうに出て行ったと。
その行為に「まさかの間違い」と、ある。
これ、考え付く一つ目は「すいません」も言わないで出て行った。
これは、無いな。言った方が頭おかしい。「初めからそこ座るな!」だもん。
もう一つは連結にドアの有る車両で、照れくささから席を譲った勢いでドアの向こうまで行っちゃった。
これも、無いな。電車は混んでるみたいだし、ドアの向こうへ行った二行先に
また「世界は優しくない」とある。間違いは善意に転じては居ないようだ。
「すいません」も言わないでの方か?そうだとしたらこれは「当然の間違い」だろ。
「まさかの間違い」って言ったら場違いがひっくり返るような印象を受けてしまうのに!
ここは韻を踏んで遊んだり語感に拘るのはかえって邪魔!場違い。
あと優先席に座り込むちっぽけな人間一人を見て「世界とは」ってのも
少々説得力に欠けるかもな D+
267名前はいらない:2011/04/10(日) 04:18:45.25 ID:9Ai2aAi8
>>265
そしてこちらはもう技術がどうとか「世界が」とか言う次元じゃねえww
芸術的なまでに全身の皮膚から内面を貫く思考の刃
これにAとかBとか付けろってんならこっちも命がけだ
ただ、傷だらけ故にもろくもある
「普通である事」=「向上しない事」が前提に話が進められているからな
普通の人生は努力して手に入れる物だぜ?
どんな職業だってサラリーマンだって主婦だって修行を諦めたら一人前になれない
とかまあ人に言われてはいそうですかって感じのタマではなさそうだけど…
しかしながら一度自分の心臓を貫いてから表出した言葉には力がある
きっと優しい言葉も人より優しいのだろう B

268名前はいらない:2011/04/10(日) 04:26:04.14 ID:ynYLJlwu
「オペレーション:デルタ-バミューダ-δ」

全身ジャムだらけ
そんな君の夢を見ようと
買い込んだいろんな食材 薬品 君の写真

二人で溶けていく
そんな僕らを夢想しようと
ため込んだ多くの愛着 摩擦 君の体液

バミューダ!エマージェンシー!
この時間軸で 君の
三角地帯に突入 絨毯爆撃 一斉掃射

――空が落ちてくるよ 僕の方まで
――君とさようならさ 明日になるまで
――真っ白で何も見えない 狭苦しい世界で
──僕の傍らに君 そしてもう一人との トライアングル
269名前はいらない:2011/04/10(日) 07:56:40.50 ID:daNLV0fE
「*言葉」

赤いチューリップで埋め尽くされてた私の庭
今は真っ白なチューリップが主役なの
お願いだから、黄色にはならないで
セントポーリアでも良いの
だって私はストロベリーフィールドなんだもの
あなたの部屋の窓際で咲いてるの
でも、あなたに摘み取られてしまうの
枯れ果ててしまえば良いけれど
きっとあなたならすぐに花を咲かせてしまうんでしょう
もっと光が欲しい
もっと水が欲しい
もっともっと
そうしたら、すぐに花を咲かせて実をつけてみせるから
あなたが欲しがるだけの実を、きっとつけてみせるから
それが終わったら、また庭に戻してあげて
うんと綺麗な花を咲かせてあなたに気づいてもらうから
別れる恋人には好きな花の名前を言うと良いだなんて聞くけれど、私は言いたくないの
雑草なんて言って、きっと取られてしまうから
270名前はいらない:2011/04/10(日) 13:39:21.30 ID:o/EasnfZ
「お月さま」

月がとっても白くて大きいから
あれ、おせんべいみたいでパリパリできるねって息子が言った
ホントにそうだな、うまそうだね
こんな夜は熱いのが一本飲みたくなるな
おーい、そこの奥方さん
笑ってないでつけてくれないか?
みんなでここでお月さん見ながら飲もうよ
おやおや、さっきまでしゃべってたボウズがヒザの上で寝ちゃったようだ
こいつの好きなお月さんソックリなおせんべいを買っといてやろうよ
あなたに似て塩せんべいが大好きなのよね、と妻も言う 
今宵のお月さまはなんだかとってもきれいだった
271名前はいらない:2011/04/10(日) 14:56:52.31 ID:w84Oczgv
「全部」

片っ端から折れた
鉛筆
奪われた消しゴム
夢描いた
ノート破れた

片隅から
全部亡くして
箱を開けて
まだ
浅い息聞こえる

片隅から
全部零れ
折れた足
また
歩けるよ
まだ
終わらない

終わらせない
272名前はいらない:2011/04/10(日) 23:05:40.01 ID:JM2P3dEG
>>99
二人で逃げようとした というフレーズ以外、
なんの感動ももたらさない詩。「綺麗な名前」も悪くは無い。
ただ短すぎるし内容も薄い。これだけの少なさで何かを語ろうとする
ならそれ相応の衝撃的な言葉が必要なのは自明なのに、
これはないと思う。 E

>>103
人生の限界という風に解釈。
ただ自由に泳ぐって言った後に「限界がある」というのは
パラドックス、いやそれがこの詩らしさなのか。
監視員の使い方は絶妙だと思う。
しかしこれといって感動する点は無い。 D−

>>105
日記のような詩。「現実にはあり得ない事象」を
現実に打ち込むような比喩表現は良いと思う。
それも徹底的に自分を責め立てるようにマイナス的に
捕らえている点が良い。特に「酸素」の下りね。
世の中に「そういう人間」がいるといういわゆる
負け組の歌だから陰鬱としているはずだが、
何故か綺麗な情景が浮かぶ。これから死ぬのかな? C


273名前はいらない:2011/04/10(日) 23:08:38.47 ID:knXBp4U6
「無題(題なんて考えるのも面倒)」

たまらなくなって
たばこを吸った
うまくない
糞まずい

この時期になるとやけに
厭世的になってしまう

頭がぼんやりと痛む
胃が騒ぐ
吐き気がする

近い存在を傷つけてしまう

おふざけがすぎる
馬鹿野郎だ
私と言うやつは

何も学習しやしない

274名前はいらない:2011/04/11(月) 00:08:54.58 ID:2p9CrWkU
>>272
数少ない評価人の批判はしたくないんだけど、読んでて非常に不快な評価文だった。最後の「これから死ぬのかな?」とか、関係ない俺が読んでても、何様なのかと思った。
他人の詩は評価出来るのに、自分の心を批判する目は持っていないのだろうか。
E


>>105
題材だけでなく、視点そのものも非常に現代的な印象を受ける散文詩。
韻律を排しても、その視点の中にきちんとした詩としての軸がある様に思われる。
強烈な社会への批判と共に、自身へもその批判の目は向けられていて、避けようとしても現実として直面させられる。
軸は、そのジレンマを描いている構造に根ざしている物だと思う。
最後に一人称が「僕」から「俺」に変わる所に技が見える。
この「俺」をそれぞれ読む人間がどう捉えるか、この詩の魅力の最大値はそこに掛かっている気がする。
B
275名前はいらない:2011/04/11(月) 01:06:41.35 ID:7wUiIfDK
自作自演
僕の嫌いな人が大好きなもの
倒錯した自己愛
「あの月も
この星も
全部、僕のもの」
そう言ったのだれだっけ?
276名前はいらない:2011/04/11(月) 10:35:16.15 ID:3WKaGfAo

 踏切の音
 アタシを狂わせる

 踏切の音が追いかけてくる
 嗚呼 眼が回る
 貴方を誘惑した魔性の音
 嗚呼 逃げられない


 貴方はいつもアタシの傍に
 黒と黄色の服を着て待っている
 此処に来る度に貴方が見える
 貴方のその瞳がアタシを狂わす

 踏切の音が響き渡る
 甲高い音が迫ってくる
 踏切で貴方は待っている
 だから待ってて
 アタシも向かっているから


 踏切の音が追いかけてくる
 嗚呼 眼が回る
 貴方を誘惑した魔性の音
 嗚呼 逃げられない

 追いつかれたアタシに
 明日はないの

277名前はいらない:2011/04/11(月) 22:08:28.62 ID:MwEExqE1
>>274
「死ぬのかな」以外の下りで駄目なところはどこ?
あと自分の心の批判が出来ない根拠はなに?
お前がたまたま俺の書き方を気に入らなかっただけじゃないの?
別にお前みたいに短絡的な発想しか出来ない人間に
気に入られたくないけど
278名前はいらない:2011/04/11(月) 22:24:11.75 ID:EtpdEV+w
ピアスの光も 星の瞬きも
余り違いはしなかった
今の姿と 昔の海が
直ぐに混ざってしまえるほど

雲を紡いでくれ、今すぐに
雨を降らしてくれ、この空に
そしてみんなで溶けていこう
代わりの無い明日へ
279名前はいらない:2011/04/12(火) 01:49:19.17 ID:kU0pmHRa
「追いかけっこ」

大きなグランドピアノをぐるり
アタシはあなたを追いかける
いつまでもグルグルと追いかけている
同じ日に習い始めたけどあなたはアタシの先を進む
アタシはいつもあなたの数歩あとを足ぶみしている
くやしいけどこれがアタシの実力だった
アタシはきっと永久にあなたを追いこすことはないだろう
永遠に背中を追い続ける…

大きなグランドピアノをぐるり
笑いながら遊んでいたころがなつかしい
あなたをきらいでもニクんでもいるわけでもないのに
レッスンのときに沈黙するアタシがいたわね
背中を見せてたあなたはアタシに気付くことがなかった

大きなグランドピアノをぐるり
あそんでいたこどもが2人
今は大人
過去をふりかえる相手はいない
とうとうアタシをふりきってあなたは先へ行ってしまった
誰もいないピアノのまわり
アタシはひとりで歩いてみた
280名前はいらない:2011/04/12(火) 07:10:02.98 ID:vZJKqONu
「ボート」

大きな空に浮いているようだと
彼女はボートに寝そべって言う
飛行機の音が遠くを過ぎてゆく
手放したオールが春に誘われゴトゴト揺れる

のどかな日曜日が嫌いだと
彼女は眼を閉じながら言う
スケッチノートのページがめくれる
彼女は美しい髪を唇で噛む

早く逃げようって彼女は言う
彼女は言う
いつでもいいよって
彼女は言う
彼女は言う 彼女は言う
このボートじゃどこへも辿り着けない
早く逃げようって彼女は言う
いつでもいいよって彼女は言う
彼女は言う 彼女は言う
このボートじゃどこへも辿りつけない
このボートじゃどこへも辿りつけない
281名前はいらない:2011/04/12(火) 09:06:59.05 ID:YsKtl6Hs
>>265
>普通であるっていうのは全体の無意識に自身を溶け込ませて、見えなくすることだ
ちがう、普通であるっていうことは自分に与えられたお勤めをひとつひとつこなしていくことだ。
その仕事のなかで自分なりの考えでやれば、自分を表現することだってできる。
嫌だ嫌だとばかりいっていられないよ。
>望まない生なんて、死んでいるのとなんら変わりないじゃないか
それは君の思い込み。
思い込みで突っ走ったって感じですね。
普通の生き方が嫌だっていうんなら、君はどんな生き方をするのさ
>僕は僕を見つめ続ける
>僕は僕を書き続ける
そんな生き方でなんになれるっていうのさ。
諦めたら普通になると思ってんの?
諦めなければ自分でいられると思ってんの?

もっと広い世界をみてください。
>僕は僕を見つめ続け/ていたらなんになれるっていうの?
なんにもなれないよ

普通っていうのはね、実はすごいことなんだよ。
朝起きてしたくして通勤通学する。
働いて昼ごはん食べてまた働いてごはん食べて
一日おわりお風呂入ってなにかして寝る。
これはすごいことなんだよ。
普通っていうと劣ってることのようにきこえるけど、
普通って、
ぜんぜん「ふつう」じゃないんだよ。
すごいんだよ、みんなすごいことやってのけてるんだよ。
282名前はいらない:2011/04/12(火) 09:08:36.14 ID:YsKtl6Hs
病気する人いるでしょ?
あれは生活習慣や食生活のバランスが悪いからなるんだよ
もちろん好きで病気になったんじゃないけど
人の支えがないとバランス崩しちゃうんだよ、
それで精神や体に異状をきたす
そういう人を普通じゃないっていうんだよ。
普通な人は適度なんだよ。やることやってるんだよ。それでいて度を越さず。
人の支えになることをやってるから自分も支えてもらえる。
健康で普通ですごしてる人がどんだけすごいか、わかっていただけたと思う。
だから普通は普通じゃない、
すごいんだよ!

こんなにすごい普通を君はなんと言った?
>自身を見えなくしようと必死になってペンキを塗りたくってる/?
>死ねよ/?
>望まない生なんて、死んでいるのとなんら変わりないじゃないか
>ここは養鶏場だ
それは全部君の思い込みだ!!!
閉じこもってばかりいないで広い世界をみてください

ひとつほめるところがあります。
命がけの言葉は読者を飽きさせずに最後まで読ませる力がありました。
だからある意味Aだと思います。
読ませる力だけはプロ級
総合評価D
D(A)ってことで、
だめ?
283名前はいらない:2011/04/12(火) 18:30:22.42 ID:REQLE8D/
『君』
雄叫びが
雲をすり抜けて
月をくすぐり
月面の金の粉を払った
それが星々でこすれ
火花を散らし
眼玉に降り注ぐので
瞼をつむった
自分の顔を撫でても
なにも感じない
口を開き
夜空に向かって
舌を伸ばす
帯電した夜空が
破裂して
舌は痙攣し
幾重にも裂け
乾いた棘皮の藪になり
口を覆い
唇を刺す

そこに
たまたま君が現れる
私は手を貸してほしいのだが
それを伝えられない
もはや言葉は出ないし
君にも
他に用事があるだろうから
284名前はいらない:2011/04/13(水) 01:30:51.01 ID:36n7L6yd
「ミルフィーユ」

頭痛が痛い
望む希望
消えた消失
危険が危ない



人生が辛い
君が好き
285名前はいらない:2011/04/13(水) 01:45:58.39 ID:dHs4TcoF
人として産まれて生まれて喜んだ

愚かさと醜さが知れた

人以外に分かり得ぬ蠢くねじれとあきらめ

人だから 負け組の人だからよけいに

余計かもしれぬが
286名前はいらない:2011/04/13(水) 01:50:09.46 ID:dHs4TcoF
助けてください でも決して助けないでください
そのままにして でも決してそのままには無視しないでください
100年すればぼーくは無
287名前はいらない:2011/04/13(水) 02:47:16.52 ID:AHE8md0V
>>281、282
ひとつ聞きたいんだけど、読ませる力よりも大事なものってあるのか?
何が正しくて正しくないかなんて決めようがない以上それが全てじゃないのか?
288名前はいらない:2011/04/13(水) 14:21:03.69 ID:hYQLXpz8
やっぱり詩作に必要なのは厨二病的な情熱なんだよなって思いましたまる
289名前はいらない:2011/04/13(水) 15:08:23.96 ID:aN5RIlWu
ほう、なかなかのディスカッション。これは展開が気になりますなあ。
290名前はいらない:2011/04/13(水) 15:10:57.21 ID:5pYCHlDb
テトラポッド


「ねえ、そこの喫茶店に入らない?」
ハイヒールを履いた女が俺にそう言うと、踵の痛みに顔を歪めながら小さなため息を零した。
「足、大丈夫か?」
格好をつけた声で女にそう聞くと、また、同じようなため息をついた。
「頭痛が凄く痛いのよ、あなただって偏頭痛持ちだからわかるでしょ?」
不思議な時間だった。目をあわせていたはずなのに、煉瓦で作られた壁の色の方が今となっては印象に残っているのだ。


そして俺は笑ったんだけれど、どうして笑ったのだろう。
彼女の赤い唇から放たれた言葉は俺の耳に届いた。口角があがる、それはとても自然な流れで。
「彼女が苦しんでるのに、あなたは笑うのね」




喫茶店を出る頃にピエロみたいな服装をした男がこの地下街で何も言わず、顔色一つ変えずにマネキンのようにずっと突っ立っていた。
そのことについて話を広げようとしていたのだが、モカフラペチーノを子供のように目を輝かせて飲み干した君を見ると何も言えずに時間が過ぎた。
会計の際に「ここは俺が払うから」、「無理しなくていいのよ」「無理なんてしてないって」という良心のファッションショーを開催した。けれど観客は無愛想でどうでもよさそうに時計をチラチラ見ながら金を出すのを待っているだけだった。
誰も呼んではいないはずのファッションショーで。


「次は私が払うからね。」
頭痛が痛い君はもう終わったことにとても興味があって、俺は全てにおいて君とは逆で。
だからいつも喧嘩は絶えなかった。こういう時には口笛を吹きたくなる。君の話がくだらなすぎると感じ、そういった時には頭の中にiPodがあったことを思い出すのだ。その口笛の音色はいつでも空の色を濁す。


地下鉄に乗った。目的地についた。階段を上った先にある地上。こんなに青い空の下で(下だからこそ)僕たちはいつだってブルー。
291名前はいらない:2011/04/13(水) 15:13:17.49 ID:5pYCHlDb
あ、頭痛が痛いがすぐ上のレスと被ってる
292名前はいらない:2011/04/13(水) 18:34:49.18 ID:aN5RIlWu
>>284
言葉のミルフィーユを形成しています。タイトルが効いていますね。(^o^)rn'
しかし、辛いはどうかな。辛いはカレーライスでしょう。
ここでは人生は甘い。とか、あんまり甘くなくておいしい。とか、
甘さひかえめのアールグレイ・ティーをひとくち。なんかの方がバシッと決まるのでは内閣探検隊。D+

「激務タジマ王子の晩餐〜春」

じゃがいも、にんじん、松阪牛
ことこと煮込んだカレーライス
人生はスパイシー
サイダーは後で

293名前はいらない:2011/04/13(水) 19:30:11.00 ID:aN5RIlWu
ちなみに「タジマ王子」とは、瞑想の地だけが観光資源のタジマ国の王子の事で、
食事のたびに苦悶の表情を浮かべながら心の中を探険し、
その苦行の後、くつろぎのオヤツの時間に心の冒険から得た哲学の格言を述べる。という、そう言うお話です。
いま、一生懸命考えましたけどこれ、使っていいです。
294名前はいらない:2011/04/13(水) 23:49:28.43 ID:V5ppAE14
「超最悪」

群れを成し 女子生徒たち
安く買われていく気持ちさえ
わたしは引くことが出来なくて
今日も陰口を言われ続けました
柔らかい春の到来
真っさらな生活のキャンバス
馴れ合いの輪に入りことが出来ないで
今日もお弁当を食べられませんでした

きらきらした日々なんて
来ないのだと駅のホームで
静かに悟りました
295名前はいらない:2011/04/14(木) 02:23:28.93 ID:fpSgpiyc
[命]

空を見てごらん
無数の星達が輝いてる

何億光年前の命
星が生まれ朽ちるまでにどれほどの時間があるのだろう

人は知っているんだろうか
願い事が叶う流れ星の意味を

今見えている空
今見えている輝き
星達が頑張って生きている証

辛い時は空を見よう
星達が何億光年前から生きている輝きを
きっと自分がちっぽけに思えてくるよ

いつもあるように思える空も
同じように見える景色も
同じじゃない

だから命は尊いんだ
同じ時間は二度と来ない
それを教えてくれたのは…満天の輝きでした
296名前はいらない:2011/04/14(木) 06:11:40.42 ID:cdN8TWJ/
腐った世に生まれ育って 猿のお山を見て俯く
下品に笑う老若男女 へらりと溶け込む気にはなれず
愛してるだの煩い連中 何人目の運命なんだい?
死んでも変わりゃせんのちゃう それとも俺が狂ってるんかいな

殺人道具と女を乗り回し満足顔で
お前の世界は誰が作ったん

嗚呼複製人間 ファッション雑誌読みふけって
右脳左脳機能全停止 本当に猿になったんかいな
297名前はいらない:2011/04/14(木) 08:52:25.18 ID:zAvcBM4g
>>296
どうやろなあ、ワシの家の近くの森にも猿はおるけどナ、アイツら目ェ見るとごっつう怒るねん。
でな、この前町行ってんけど、そこのスーパーの前に高校生がぎょうさん座っとてナ、
ワシが目ェ見たったらそいつら、ガバァっと立ち上がってごっつい形相で近づいて来んねん。
そやでワシ、言ってやったワ。
「キミら、カッコエエ服着てるナー思て、つい見てしもうたんや。それ何処で売ってんの。」ってナ。
そしたらそいつら急に態度変えよって、ここのスーパーの二階や言いよる。
そこでワシピーンときたんや。そのスーパー、イオン系列ちゃうわ。
298名前はいらない:2011/04/15(金) 00:31:12.18 ID:1n5Pi5vW
青空に咲く、暖かな優美と微笑み
絶えることのない繰り返しの象徴
波のような、川のような、星のような
それは春
出会いと別れの春
昨年散った桜は戻らないけど
その悲しみを埋めるように今年も桜が咲く
悲しみを切なさを、忘れようとする私を励ますように、春に出会い桜が咲く
やがて散ることを忘れさせるほど誇らしげに桜が咲く
限りない時の中で、限りある私はどれだけの春を迎えるのだろう
どれだけの人々に出会い、どれだけの人々を忘れていくのだろう
繰り返す春のように私もなったとしたら
また同じようにたくさんの悲しみも忘れてしまうのだろうか
299名前はいらない:2011/04/15(金) 01:27:50.43 ID:NGiXiS+o
[heart]


大きな人や小さな人
透明な人もくすんでる人も

色々な形があってね
上部が広く浅い人
入りづらいが深く長く続いてる人

人と比べなくてもいいんだよ
違って当たり前

それが個性なんだよ

でもね共通している事は
みんなあったかいんだ
300雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/15(金) 07:53:22.27 ID:0G+gVecc
未評価まとめ(>>184)  73作品

>109>116>118>119>120
>125>126>130>146>147

>147>157>165>166>167
>168>171>172>173>176

>182>183>187>188>189
>190>193>194>196>200

>201>202>215>217>218
>228>230>234>236>237

>238>239>241>242>246
>250>251>252>253>254

>255>258>262>264>268
>269>270>271>273>275

>276>278>279>280>283
>285>286>290>294>295

>296>298>299

漏れがあったら訂正よろしくです
301雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/15(金) 08:24:16.75 ID:0G+gVecc
>>109
>金と違うにおいをかぐ
具体的な想像ができないけど、言いたいことは、夢に続いて出てきたためか、よくわかる。
>人が泣きそうな
街に続いて出てきたため、人に対して限定的な想像が働き、不特定な人に対する情感が浮かぶ。

ただ、想像が広い範囲に及んでいるためか、すこしまとまりに欠けた感じはする。もう少し、説明
に当たるような、場面をつなぐ文を挟んでも良かったかと思った。読者へのアピールがもっとうまく
できると思う。C-

>>116
>血をこぼし
血がこぼれるほど辛いということか。
>若い芽
気分としては十分なものがあるけど、自分の芽なのか他人の芽なのか、おそらく後者だろうが、
読み込んでいけば気になった。

良い点としては、まとまりがあることである。悪い文が全くない。悪い点としては、内容が限定されて
しまっていることか。ようするに、読み応えがない。でも、ぴっかぴかで終わるのは、なんども繰り返し
よんで、楽しくなれる。短くても、練られていると思う。C-

>>118
トタンという言葉の、必然性が感じられない。突然言われても、とまどってしまう。憂国の空と言う言葉も、
もう少し正確さが欲しい。しゃれというのはわかるけど、しゃれを持ち出す必然性がない。効果を上げていない。
黒と赤の対比が、とても美しく印象的。構成がしっかりしているのも、良いと思う。D+
302雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/15(金) 08:50:14.61 ID:0G+gVecc
>>119
終わる感覚に貫かれているのが、とても淡く気持ちの良い読み応えがある。
現実的なことや、具体的なことが全く出てこないのも、夢という言葉の効果を
引き出していると思う。全体が、ハッキリとしない言葉で貫かれているため、自分の
考えと他人の考えの境がハッキリしないのはどうだろうか。その辺りに改善の余地がある
と思った。C-
303雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/15(金) 09:12:34.54 ID:0G+gVecc
>>120
けだるい感じを受ける。

>思う人だけを含もうと
非常に微妙な表現だ。創造的と見るべきか、描写がいい加減であると見るべきか。もっとほかの表現を
欲しいと、僕は思った。
>赤も青もない純白の
ここも、良さにつながると思えるけど、もっと別の表現があれば、白の美しさが際だたせられるようにできるのでは
無いかと思った。

文体が統一されているけど、そのために犠牲にした物も多いようだ。D+

>>125
三日月と言う言葉が、こんなに美しい物だとは初めて気がついた。
>三日月浮かべて近づいて
ここが、二回出てくるけど、浮かべるのも、どこに、ということだし、近づくというのもわからない。

雨や、三日月が言葉としてはよくわかるのだけど、思い浮かんで伝えられるイメージが貧困な気がする。D+

304Quick Toilet ◆DxJSeCtn6Fu2 :2011/04/15(金) 10:58:12.54 ID:hFUhgc3k
>>302
評価ありがとうございます

これ、どうでもいいとは思うんですが、行の頭があかさた・たなはまや・や・らわ・んあ・あかさた
ってなってます

これをもっと活かせたらなーなんて思います
305名前はいらない:2011/04/15(金) 11:31:00.47 ID:wAkhXvED
>>304
それを活かしてなんの意味があるの?
あなたの言ってる通りどうでもいいと思います。
306名前はいらない:2011/04/15(金) 12:39:12.74 ID:3pmtRI8H
>>240
>>71の評価ありがとうございます。

悲劇的である点が、伝わっていたことはとても嬉しく思います。
ただ、二回繰り返した主題の内容はあまり伝わらなかったでしょうか?

今後の参考のために、ご意見いただけたら幸いです。
307雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/15(金) 13:08:31.84 ID:0G+gVecc
>>306
>何者にも触れられず
>何者にも視覚されない

この、風についてが主題だと思うんだけど、これは確かに、ぜんたいにスパイスを加えている。
語り手の語っているのは、悲劇を呼び起こすが、その原因となっているもので、この詩を一段と
高いところに運ぶのに役立っている。「文学的」と言っても良いと思う。ただ、語り手(僕)が、
なぜ風についてそんなに人に理解して欲しいのかとか、ちょっとした違和感がある。後から考えて、
回顧風に語っているのだとしたら、それらしいさらなる工夫が必要だと思う。
ぱっと見た感じで、風が全面にはでてないと思えたので特に触れずにスルーして仕舞ったのだと思う。
僕自身は、風よりは女の人の死の方により印象を受けた。繰り返しは、特に効果的ではないと思った。
このテーマでこの内容は、全然悪くないと思うので、構成を少し変えたら、良いのではないかと思った。
308名前はいらない:2011/04/15(金) 15:30:52.89 ID:LbBXxHJZ
「モラトリアム」
彼らも学生生活を終え
社会生活を送り始めました

連日の雨が春のほこりを落とし
生乾きの洗濯物が増えてきた頃
少しではあるけれど
生活に湿度と柔軟性が戻ってくる
梅雨はそういった季節です

そして暑い夏がやってきます
仕事はそのほとんどが自己否定の機会です
それでも
アスファルトの火照りがとれ
夜の外気に涼やかな風が混じり始めるころ
溶けたチョコレートが冷えて固まるように
なんとなく仕事に対する腹の据えどころが
形をもって感じられるようになります

それから彼らは忙殺の冬を越え
ようやく一年の終わりをむかえます

私が何より怖いのは
彼らがひとり
発泡酒をコップに注いでいるころ
母の手料理を食べていることなのです
309名前はいらない:2011/04/15(金) 15:44:21.97 ID:931bEXLK
「前頭葉と海馬の消失」
眠れないのではないのです。
眠りたくないのです。

夜陰に潜む慎ましやかな月影の麗しさは、時折凶悪なまでに私の中で犇めく血液と細胞を支配していきますので。

静寂を喰う嘘は、速度を増した自転に逆行する光の証明でありますので。

この世界はあまりにも音が溢れていて、吐き気が致します。
子供の泣き声。ヒステリックな女の金切り声。車のエンジン音。冷蔵庫のラップ音。貴方と貴女の喘ぎ声。
だいきらい。

玉響、全てが止まる。
風が、音が、時間が、呼吸が。
―そして私の中のもう一人の私が、盛大に自嘲を始めるのです―
310雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/15(金) 16:03:53.40 ID:0G+gVecc
>>126
個人的にとても気に入った詩です。
>空の心に涙ひとすじ
ここなんかは、あまりの美しさにぐっと来るものがある。
ここに似た表現で、全体が隠喩によって描かれているけど、どれも素晴らしく良い表現であると感じた。
これは叙情詩というのだろうか。叙景詩とも言えそうだ。オリジナリティも文句なし。C+

>>130
他人のことを気にする理由まで踏み込んで欲しかった。真実は分からないという言葉に、なかなか良い表現と
思ったけど、尋ねたりする方法も在るんじゃないか。大忙しで真実までたどり着けないということだろう。
少し自分にも当てはまって、どきっとした。D

311Quick Toilet ◆DxJSeCtn6Fu2 :2011/04/15(金) 23:45:46.16 ID:Tt7adVby
鬼ごっこ
隠れん坊
椅子取りゲーム


ひとーり きり


戦場


ひとーり きり
312雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/16(土) 00:08:58.80 ID:IKDeaY4n
>>146
>屋根を打ち、天井を伝って雨音が
これは、屋根を打って雨音が聞こえると言う文ですが、主語がはっきりしません。

>暗闇の窓の外で
窓の外に暗闇があるという形容ですが、の、の形容する範囲が、広すぎるように思います。

>帰路を急ぐ
帰路、とは、帰って来る途中(で)という意味で、それを急ぐことはできないでしょう。

>事故になる
余裕が在りすぎるような表現で少年が考えているようです。

>単調な白い日々の中で雷を聞くのは久しぶりだ
単調な日々と、雷を聞くというのには、何のつながりもないように思います。

一応のイメージは湧くものの、描写自体にしか意味が無く、目的や、伝えたいことなどが希薄な感じがします。
細かい点のみを見ていったような評価文となってしまったのですが、細かい点に気をつけることは大事ですし、
その操作が自在にできれば、喜びもわき、満足して眺め回すだけの余裕も出てくると思います。
313雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/16(土) 00:09:30.55 ID:IKDeaY4n
>>312の評価はDです。
314雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/16(土) 00:39:46.07 ID:IKDeaY4n
>>147
最後がすべてアの韻になっていて、すごく口ずさみやすいし、独特のリズムがあります。
マザーグースやわらべうた集に載っててもいいような楽しい詩です。
みんなしんだ、という認識は、何人くらいの人に当てはまるのか、と言うのを考えると、
心の中にいるみんなが死ぬ、ということは、ぼく以外のすべてのものがまとめてとらえられていて、
その辺りの事情が、みんなが生き返ったときにぼくがしぬ、というように、ぼく←→みんなというふうに
セットになってとらえられていて、それがリズムに乗って、いったりきたりという感覚を生み出しています。C

>>157
とても素敵なお話になっています。
綺麗なお魚のしっぽや、青色と赤色の屋根のおうちなど、子供の頃、昔の時みた絵本のことなど思い
出しながら、どきどき、楽しく思いながら読みました。想像力と表現の幸せな形です。B-
315名前はいらない:2011/04/16(土) 01:10:31.89 ID:RTrr9wNY
>>182
軽蔑を禁じ得ない作品です
316名前はいらない:2011/04/16(土) 01:18:59.84 ID:RTrr9wNY
↑中途投稿失礼しました。
>>182
全体が序文と甚だしく乖離しており、あなたが何かを凝視している感がまったくありません。
自分が見えていない以上に、他人が見えていないのです。
そして、そういう状況を描く事と、作者がそうであることには大きな隔たりがあります。
もっと読み、もっと書いてください。
D-
317名前はいらない:2011/04/16(土) 01:27:04.87 ID:Uyl1OKfK
【YOUSUMI】

角を曲がったお馬鹿さん
そっちは夜だよマシンが通るよ
角を曲がったお馬鹿さん
はみ出た片脚きれいだね

通りすがりのお二人さん
まっすぐ行っても何もないよ
318名前はいらない:2011/04/16(土) 01:33:57.75 ID:wNAvbyEX
「あの日…」
あの日から二度目の夏
君は 今はもう居ない
誰もが悲しいふりをして同情したあの日

僕を理解する人なんて
誰ひとりいらないと思ってた
何時からだろうか
気がついた時には隣に何時も君がいた
何かを思い悩んでいたら声をかけてくれた

あの日から二度目の夏
夢現な僕に手を差し伸べるキミ

君が死んでしまったあの日
全てが壊れたあの日
僕の中の何かが壊れ
何かを無くしたあの日

何故だろう
何故キミはそこに居るのか

僕は解っていたけど
解らないふりをして
ずっと 俯いてた

あの日別れを告げたはずだったのに
忘れられない自分がここに居たんだ

...キミはどうしてそこに居る?
君ではなくキミはどうして...
キミは僕になにがしたいのか

今の僕には わからなかった

あの日から二度目の夏
君は今はもう居ない
誰もが悲しいふりをして同情したあの日

僕を理解する人なんて
誰ひとり 要らないと思ってた
何時からだろうか

気がついた時には隣にキミが居た...
319名前はいらない:2011/04/16(土) 01:39:51.96 ID:Uyl1OKfK
>>116
自虐アンド嫉妬オア憧れ?
これらを比喩で言い換えただけでそれ以上のものは感じない。D。

>>172
これはただの文章では?
詩として投稿した意図が分からない。D。

>>299
捻りが全くない、空気のような詩。
「イイこと」を言っているんだけど何も残りません。D。
320名前はいらない:2011/04/16(土) 02:50:41.56 ID:1CQaJZRD

ボタン1つで誰かの生活が覗けるんですもの
だから知らなくて良い事さえ知りたくなるの

隙を与えないで
自意識過剰なんかじゃない
気をつけて
相手の数も性別もわからない
用意はいい?
さあ、シークレットボタンを押して!

「インターネット」
321名前はいらない:2011/04/16(土) 03:18:22.29 ID:9uiYGyll
>>320
ずっと思ってたけどこういう人ってなんでこのスレくるの?
322名前はいらない:2011/04/16(土) 04:00:37.60 ID:1CQaJZRD
>>321
すみません、こういう人とはどんな人でしょうか?
323名前はいらない:2011/04/16(土) 11:04:17.93 ID:RTrr9wNY
>>183
イメージを持つだけでは詩にはなりません。
イメージを保ち、そのイメージを現実と等価な時間の流れの中で体験し、それでようやく詩を書く一歩手前に達します。
御作での一番悪い点は、自らの感覚の、ユニークとも言えなくはない、些末な局部を、ただ人にひけらかしたいだけとしか感じられない、イメージの貧しさです。

創作にもっと時間をかけてみてください。
D-
324名前はいらない:2011/04/16(土) 11:17:48.77 ID:RTrr9wNY
>>187
詩は善意を披露する道具ではありません。
また論理的にもぐずぐずです。
全てが幸福なら、幸福をどうやって認識するのか。ありきたりの日常を幸福と感じたりするのは、他人の不幸から反照した利己主義的性向の現れに過ぎません。

そして競争は単なる競争です。あなたの価値を側面的に暫定するにすぎません。あなたがどう望もうと、あなたは競争している。ある社会に否応なく属する事は、多かれ少なかれ排他的な事なのですから。
もっとよく考えて下さい。
D-
325名前はいらない:2011/04/16(土) 12:11:47.73 ID:MUV/c7AT
>>303
>>125です。評価ありがとうございます
テーマを嘘にして書いてみたものです
言葉選びが主観的過ぎました…精進します
326名前はいらない:2011/04/16(土) 15:19:35.63 ID:ggrZ61YK
 「ゴングが響いて」

カーンン
ヤだわ、また鳴り響いているわね
やっかいなケンカの始まりね
タオルは投げないでね、まだ早いから
こっちは色々とやらなきゃならないことがあンだから
全く出かけようっていう時になんで始まるのかしらね
急げ急げとゴングが鳴る
私は駆け足で現場へと向かう
家じゅうがとたんにリングとなって暗い緊張感が走る
レフェリーはわたしだけ
亭主はいてもクソの役にも立たないんだから
若夫婦を止めに入れるのはこのわたししかいない
カーンン カーン
はいはいわかってるわよ、まだよまだよ
急がなくっちゃ、早くしないとこじれてよりヒドくなっちゃうわ
今夜の御飯が皆で揃って食べられるように急がなくっちゃ
それにしてもまいったわぁ、吉田さんとの待ち合わせの遅れもいいわけしとかないと
あぁ、あの子が騒いでいるわね急がなくっちゃ
まだよまだよ 待ってて待ってて
327名前はいらない:2011/04/16(土) 21:32:28.59 ID:RTrr9wNY
>>188
まずリズムです。
あなたの頭にあるリズムがそうさせたのでしょうが、結果、帳尻あわせの語尾や改行に鼻白みます。
“器を間違えたコーヒーカップ”という酷い誤文、“手を叩いて温度を上げる”という前後のイメージから連想する事が不可能なほど意味不明な表現、さらに“紅茶”は“お願い”事をせずに愚痴をこぼしているだけ。

なんらか雰囲気を企図するだけで世界を提示できるとお考えでしょうか?
あなたは自分に甘すぎる。界観を伝える努力すら怠る創作態度を改めてください。

E+
328花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/17(日) 00:38:13.01 ID:pWpNcw/r
>>189
ん?んー?
んんんーーー??迷子になった花井ルゥがいルゥ(キャハハハ!
にぎょうめまではなんだかうら悲しい過去話として染みかけたのに・・・
探し「た」足どりを舗道は迎え「る」んだね
自制がいきなり現在になってぽつーんと取り残された花井ルゥがいルゥ(ドワハハハハ!!
「氷りはじめた」は生徒に間違った日本語を教える悪い作者なのだ
気をつけたまえ
わざとだとしても気をつけるんだ
雨がいきなり雪にされる力技いいよーいいよー
イイ!けどやっぱ突飛
ついて行けない
連れて行ってくれたまえ
にしても最後のほうの幻視みたいなイメージの力は秀でておるぞよ
とつーんと 「緑」←コレイイ?♪
ただ全体的に何が言いたいのかわからんのはルゥもだから置いとくとしても
やっぱ迷子にされるのは悲しいな
次はもっと優しく整理してくれたまえのC

ルゥの今日の一言
「道路標識はあまり少なくてもあまり多すぎても迷う」
329朝飯前の懐石料理 ◆jyzt2EAQl2 :2011/04/17(日) 00:40:43.89 ID:BZhKXMF9
>>165
イメージが散らかっていますな。いや、実際に頭の中が散らかって居るのかも知れない。
少々強引な展開が理屈をすっ飛ばして視点を連れ回す様は痛快ではある。
しかし、これは何を言わんとして居るのだろう。
与えられるでも奪われるでもなくただただ煙に巻かれる印象。D

>>166
朝の朝礼前の雑談としては適切。しかし最後の「自分に酔っているのだろう」に
同僚は皆一瞬「えっ?」となるが、普通に流されるだろう。D
330朝飯前の懐石料理 ◆jyzt2EAQl2 :2011/04/17(日) 00:42:53.54 ID:BZhKXMF9
>>167
これは可愛いな。一息で書き連ねた様な流れ。背景はさっぱりわからんが
そんな説明など不要と思わせる。愛だな。
最後いきなり「仮眠とらなきゃ」と事情を語られるがそれも愛しく思った。
まあ、この作品で高い評価を得ようとは思ってなさそうだが。C

>>168
言葉の勢いはあるわな。しかし読者はどこへいけばいいものやら…。
アルバムを見ている人物の脳内物質の作用だけ聞かされる物語!
マニアックすぎ。D-

331花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/17(日) 00:50:39.40 ID:pWpNcw/r
>>190
まず名前に噴いた
猫なの?人なの?猫の人があるなら人の猫はなぜ別の意味になるのかなー(は、置いといて
諦めてる少年(青年?それともオサーン
熱さなし
色気なし(←別にいらんだろう(^O^)
自分はどうしたいのかとか一切なし
結論!「面白くないです」
ルゥならへにょへにょな青年がダンプに吹っ飛ばされてブロック塀にぶちあたって
それでも壁を1_も破壊できずに頭からドクマクと血をたらして
「これが大人なんだぜ」ってイケメン気取って呟いたそいつを
後ろから女子高生3人がいいって程踏みつけるの図が描きたい
名前に費やしたセンスが作品にも欲しかったぜのD

ルゥの今日の一言
「つまらない大人にはなってたまるか」
332花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/17(日) 01:04:44.95 ID:pWpNcw/r
>>193
あれっ?前の人のお兄さんかな?
ただし名前は前の人みたいには面白くない
なんていうか・・・弱ってる人多いの?
オリラジ目標にして頑張りたまえ
君にも出来る
・・・かなぁ?
やるきのない気持ちってそのまんまやんけ(やんけだって
しかも「き」と「気」の不統一がかえってキモチワルゥ
「風ば吹けば」ってことはあなたは九州の人なんだね
九州男児はしゃんとせにゃいけん!(めっていうぞ
とにかくうざさしか伝わってこない文章は読んでて苦痛だったですごめんなさい
粉と川がどうしても頭の中でどうぞどうぞと席を譲り合うので溶け合わない
まずはお笑い芸人になってモテることを目指してみようのD

ルゥの今日の一言
「同じような弱っている人間が多すぎる」
333名前はいらない:2011/04/17(日) 01:22:10.97 ID:yX3Yt8uY
>>189
全体にある絶妙な余白。おもわず記憶を探らされる静謐に、耳を澄まして立ち止まりました。
しかし、それは私の読み違えでした。
うっかり“哀しい”の一語を読み損ねたが為。

意図的か解りませんが、時系列が整然としているだけに、“氷り始めた”において効果的に停止してゆく時間の流れ、その瞬間の虚空が、他者の感情を表す語により形式化されてしまうのです。
ここまで書けるのならば、もう少し、読者として自作に向かう事が出来ると思われます。
その認識不足は個々の描写にも現れています。
肌寒い春の日やぽつらぽつら肌を刺す雨は時候的であるが故に幾分かリアルなだけで、いわば公準に助けられた追体験です。
人間であり、かつ言語を解する以外は、なんの共通点も持たない対象を想定して書いてみてはどうでしょうか?

しかしどうしても返礼をさせて頂かなければいけません。
刹那を、ありがとうございました。

C+
334朝飯前の懐石料理 ◆jyzt2EAQl2 :2011/04/17(日) 01:43:01.16 ID:BZhKXMF9
>>328
レディーの前ではシャイな189の代わりに礼を言うよ。ありがとう。

「〇〇を探した足取りを迎える歩道」
ここの「る」は歩道に時間を与えていないよ。
「吠える犬」の「る」と同じ。犬に時間を与えるのはその後に続く「居た」とか「去った」。
この詩のその部分では「探した」のみ時間が過去と教えている。

>「氷りはじめた」は生徒に間違った日本語を教える悪い作者なのだ

クニ川内と言うミュージシャンのアルバムに「愛はまだ氷りついたまま」
と言うのがある。ちー氏はこの人のファンだったんじゃないかな。
それか変換間違えか。

>「道路標識はあまり少なくてもあまり多すぎても迷う」

これは耳が痛いwwwよーし、次は首輪のロープで振り回してあげよう。(^o^)rn'って、言ってた。
335名前はいらない:2011/04/17(日) 01:48:05.82 ID:yX3Yt8uY
>>328
各主格は
探した→作中人物
迎える→道
であり、時制(自制、ではなくね…)の破綻にあたりません。それぞれ時系列における時点が異なるのです。

あなたは読解力がまるでない。
他の評に関しても、名前などどうでもいいことです。
恥をさらすなとは申しませんが、各作者さん方の作を無駄死にさせるのは止めていただきたい。

それでは、今後の真摯なご評価を期待しております。
336maltese ◆Puppy/.mvc :2011/04/17(日) 01:58:34.83 ID:BZhKXMF9
>>333
命の息吹を探しに行く途中雨に降られる訳だから、
途中で帰るも寂しい物だし見つけた時にずぶ濡れであっても
なんだか哀しい物だと思うけどなあ…。
それと、時候を捉えて公準の力を借りるのが詩作だと思いますし、
何の共通点も持たない相手の共感を得ようとも思わない。
これについてはあなたの最後の感想を読んで強く感じました。
ありがとうございます。
337ちーちゃん ◆maltese.Zk :2011/04/17(日) 02:08:19.94 ID:BZhKXMF9
>>336
(ああ…これは書き方がまずかったな。「あなたに伝わった事が嬉しい」なのに
まるで「お前になんか褒められたくない」と言っている様にも見える…。)

(^o^)rz
338朝飯前の懐石料理 ◆jyzt2EAQl2 :2011/04/17(日) 02:51:14.99 ID:BZhKXMF9
>>171
ウンチョビが効いているね。脇の下を吹き抜ける桃色の風も視覚的だ。匂いがある。E

>>173
楽にしてやる。何て言ったらピストルでパーンのイメージだがこれは普通に騙されたのか!?
このひとはもしや天界から落とされて来たのか!?俺もこの詩に騙されてるんじゃないかと不安。 D-

>>176
君以外じゃもう愛せないとか忘れられないと言う詩なのに出てくる相手の情報はパンツだけ。
サヨナラの流れる河川敷とかもう…。しかしストーリーがほぼ皆無にもかかわらず、
芝居がかったリフレインをナチュラルに読ませる辺りとかなんか上手い。危険だ。C


339176:2011/04/17(日) 07:20:44.25 ID:/34pt+Ui
>>338
評価してくれてありがとう。
Cか…一応プロ作家なんだがな…
340花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/17(日) 07:53:26.53 ID:pWpNcw/r
>>335
 昔々あるところにおじーさんがおりました
 ある日おじーさんは山にシバカレに行きました
 秋の道がおじーさんを迎えます
 今日はおじーさんの最期の日です
 竹林の先に川が見えてきます

みたいなことなのかぁ?
んーんでも上の文章でもやっぱ最後は「きました」で導いてほしいし
例の詩はやっぱ出だしの時勢が上の文章と比べてもわかりにくくて読みにくいと思ったぞ
そしてお前様は何様?
341名前はいらない:2011/04/17(日) 08:56:07.47 ID:O0lkn0dz
>>339
詩に関しちゃ微妙だったようだな一応プロ作家さん
342名前はいらない:2011/04/17(日) 12:48:51.34 ID:CXfZnioQ
「真実の脈動」

ほとんど全ての贅を尽くした世の中では
「生きている価値」をすぐに疑う
それの多くは自分じゃなくて他人を疑う

だけど忘れないでくれ
君は生きていいことを
君が君を生かしているのが動かない証拠
真実の脈動を感じろ
343しぐれ:2011/04/17(日) 15:27:05.56 ID:Zlhrh0l4
>>340
惜しいな…
「秋の道」は「秋の山道」に変えると映像が浮かぶ
「山道」より「夕日」かなんかにして
一度引きのアングルで読ませるのもアリだ
おじいさんの特別な日だ
そのほうが夢があるだろ
344名前はいらない:2011/04/17(日) 15:57:18.93 ID:7xHlGd1u
「空気」

こいつってさー変な顔してるだろ?

みんなはいつもどおりの和やかな空気
僕のだけいつもと違う空気
呼吸がつらい空気
酸素が薄い

僕は胸いっぱい吸い込む
みんなに悟られぬように
窒息寸前で明るく振舞う

絶対お前お笑い芸人とか向いてるよー
顔だけで笑えるもん

みんなが笑う
僕も笑う

いやいや馬鹿にしてないってー
ほら、こいつも笑ってるし

笑う笑う笑う笑う
僕はずっと笑っていた

笑いたかったんじゃない
怒りたかったんだ





345名前はいらない:2011/04/17(日) 16:29:50.84 ID:VWycmm99
「NO1, GIVE ME RESPECT」

「ハウ アー ユー」
「オー ライ!! ネクストベイベー」
タバコの火が焼切れる前に決戦が始まる 
タバコの煙が夜の空気を彷徨う
今日も目の前のvisionいかしたエミネムのビートがを脳髄clashする
金をばらまくfoolなハイエナ共が煙の臭いに漂ってくるぜ
火を付けろ 爆弾をばら撒け 耳をふさいだほうの負けだ!!!

きめぇV系 けばいアイドル崩れバンドを壊滅しろ!!!
秋元!!!!!エーケービー48それに群がる豚共を射殺しろ!!!
エムステに出てくるような歌手たちは全員縛り首にしろ!生きてる価値なしだ!!
この世にHIPHOPを響き渡らせろ 馬鹿な大衆達に分からせてやれ!!!!

へいV系ボーイの虫けら共 そんなへなちょこビートじゃ俺たちには通じないぜ
ロッキンオンの馬鹿共 一生会社のお偉いさんに金で飼われてろよ!!!
洋楽何それ知らねぇな エミネムが一番えらいんじゃねーの

俺たち魂でつながれたLIK'NIN CROW
モノホンの音楽センスでつながれたリスペクト集団
素人に分からねぇSENCEで紡がれる歌詞
それがヒップホップこの世で唯一無二の音楽さ

ガゼット エグザイル エーケービー48 秋元康全て地獄に落ちちまえ
金に群がるゴキブリ共が
特にV系!!!複数商法でファン共を食い物にする下劣なコピー集団が!!
てめーらの音楽なんか聞く価値もねぇ 歌詞カードを火で燃やしちまえ!!

モノホンの音楽を奏でられる夜 自分の耳に自信がある奴は耳を塞げ
346名前はいらない:2011/04/17(日) 17:13:43.50 ID:bX6O7pI4
「ストーカーくん」
お前が好きなわけではないという
ただ自分のすべきことをするんだと言って
早く終わらせろの一点張り
それは常に後ろに付きまとう
ああ、迷惑
本当に迷惑!
さっさと消えてしまえばいいのに
お陰でこっちは寝ることも遊ぶこともおちおちできない
常に頭の隅でそれの存在がちらつくもの
日に日にそれが近づいてくるの
本当迷惑ったらありゃしない
提出期限なんて警察に捕まってしまえばいいのよ!
347名前はいらない:2011/04/17(日) 19:20:39.96 ID:uxdQnDuw
>>319 評価ありがとです
348名前はいらない:2011/04/17(日) 19:56:01.50 ID:HnTfEs/D
この楽器の前に胡座をかき
和音とそうでない音のバランスを
過去に見た砂嵐の向こうに見える
果てしなく続く断崖や
木漏れ日と細雨の中を
遠く近くに鳴き合いながら
姿を見せない鳥達で埋め合わせながら
まだ観ない新しい景色を
創作してみたいと思うけど
打ち捨てられたロープウエイの駅のある丘に
建てられた巨大な十字架と
沈みゆく太陽の黄金などには
とてもじゃないが敵いやしない
だからいまは無数の屋根の向こうに見える
用賀辺りにあるビルの
赤い点滅灯とただの月を
ありがたがって眺めながら弾く21弦。
349名前はいらない:2011/04/17(日) 19:58:33.90 ID:wWau/7go
>>345
どうせならリリック書けよ。
そいつらキライなら、器用に詞の海巡ってそいつらの目、落ちてしまうほどの感動的な罵詈雑言を吐いてみてみ。
それがクールな連中がクールたる所以、ヒップホップ・ルールだろ。泥をぬるのかお前のそんな作文で。
350名前はいらない:2011/04/17(日) 20:00:29.41 ID:wWau/7go
と思ったけど>>345は所謂B-BOYのステロタイプを皮肉ってんの?

それでもダサいけど。
351名前はいらない:2011/04/17(日) 20:37:11.21 ID:RI8CtIsO
「取材者」

「並ぼう」っていえば「並ぶな」っていう
「寝たい」っていえば「寝るな」っていう
「おかしい」っていうと「笑うな」っていう
「話したい」っていえば「話すな」っていう
「無事だ」っていうと「無事じゃない」っていう

もういいだろ、ほっといてくれ
なんでいちいちうるさく指示されなきゃいけないんだ
だいたいアンタ方なに様なんだ
アンタ方の取材や撮影のためにこうしているんじゃない
いいかげん消えてくれよ、ウンザリなんだ
ソッとしといてくれ
ここから消えてくれよたのむから
352名前はいらない:2011/04/17(日) 22:00:34.72 ID:yWXMLfmD
君と一緒にいたいな。

あんなに近くにいたのに、
今はこんなにも遠くて。

届かないって分かってるのに、
手を伸ばして、
でも掴めなくて。

涙が頬を伝うのに、
どこか悲しみは遠くでいる様で。
君を確かに想い出せるのに、
どこか温もりは遠くでいる様で。

君と一緒にいたいな。

伸ばした手を、
君が掴んで、
僕はぎゅっと握り締めて。
その手を離しはしないよって。

でも君は遠過ぎて、
もう、それが君かすら分からなくて。

ただ一緒にいられれば良かった。
それだけなのに、
それすらも叶わなくて。

君と一緒にいられれば、
その他には何もいらなかったのに。

今でも君を忘れられないんだ。
僕は、きっと忘れたりしない。

これからも、ずっと。
僕は君が好き。
353雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/17(日) 23:06:29.60 ID:09KFK9Xo
>>194
非常に身近な題材を詩にしておられます。誰もが分かる内容で、でも誰もが考えているかというと、そうでもないでしょう。
それは、共感を集め、想像を容易に喚起します。楽しかった昔と、かなしく痛い今。言葉という、取扱注意なもの、
それを肯定できるように、願っておられる姿を見せることで、みなに訴えかけています。昔はみなが幸福であったのに
こんな単純な無尽蔵なことによって、と――。C-

>>195
これを未評価にのせたのは私ですが、詩というよりはつぶやきです。ここに書き込むことで、少しでも救いが在ればいいです
が。D-

>>196
耳に傾けは、に耳を傾け、でしょう。音色に耳を傾けたり、私が奏でたり。鴉が浮かぶと言うのも変な感じ。
最後のwwは、自重、恥ずかしさの表れでしょうか。初心者であると判断しましたが、これからですね。D-
354雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/17(日) 23:18:18.81 ID:09KFK9Xo
>>201
消えるという言葉の使い方が特徴的であります。消えた先に何も見えない、というのは、まだ消えてないのに、と、
少し表現がおかしいようです。D-

>>202
連続投稿は、テンプレにあるように禁止されています。E

>>215
塩かけてパク。というところが、ユニークです。全体の中身が、おもしろさが感じられないので、もう少し
変化のあるストーリーにするか、表現で勝負するかして欲しいところです。D-

>>217
ギャル男に対する風刺です。短絡的、気付かない、改めない等の否定辞を並べ立て、善であると思っている
ところなど、辛辣で、また、一方的な否定でも無いところが、良いでしょう。D+
355名前はいらない:2011/04/17(日) 23:24:29.68 ID:YnqeGONC
>>345 「NO1, GIVE ME RESPECT」
罵倒系歌詞もどき。後半はただの罵倒で荒らしみたいな駄文だと思うが、人間的に他を貶さなきゃ自分が尊敬する音楽が
アピれないゲスな人間像しか浮かばず、エミネムファンは○○だとかファンのマナーのせいでバンドのレベルが低く見られるなんて批判が生まれそうだな。
エミネムとかがかっこいいのはスタイルの他に主張や芯が通ってるからだと思うがね。
マライアキャリーとの一件はみれたもんじゃなかったけど。
D-
356雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/17(日) 23:26:09.47 ID:09KFK9Xo
>>202
>>354での評価は前作を勝手に作品であると解した私の一方的な押しつけであるので、ここでもう一度やり直します。

剥がれ落ちた記憶とは、一体どんな記憶だったのでしょう。飛んでいった記憶が、思い出として疼きだして来る
という解釈で良いのでしょうか。春の暖かさを感じられる余裕が在れば、辛くても大丈夫なんだと思います。D
357名前はいらない:2011/04/17(日) 23:30:57.30 ID:dhRxbQ28
>>353
評価ありがとうございました。

少し解説をば、

全体を簡単に解りやすく解説しますと不倫されて終わった恋心と壊れたオルゴールをかけていると...
音は鳴らない(もう、会ったり、楽しく笑ったりは出来ないけど)、音色(思い出)は何時までも残るといったところですね.. で、最後に彼氏が幸せなら自分はどうでも良いと...
だから新しい恋人と幸せでいてくれと...
未練たらたらな恋愛の詩のつもり...

比喩とだらけと言葉をかけてばっかでで解りにくくてすみませんorz
358名前はいらない:2011/04/17(日) 23:55:32.75 ID:TY5Oepn4

小さなビンを拾った。
この中にアタシの愛と心を詰めて
君に届けたい。

だけども君はもう此処にいない。
だから海の波にのせるよ。
この広い海に投げるから
きっと波が届けてくれる。

君に届いて欲しい。
君に気付いて欲しい。
君に拾って欲しい。

小さなビンは
波にユラユラ揺られてく
何処までも 何処までも

きっと君に届くよね?



359雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/17(日) 23:56:56.68 ID:09KFK9Xo
>>228
中間テストについての詩とは、だいたんです。返る一葉と振り返りと折り返すが、微妙な表現ですが、ぼくには面白いと思えました。
主語の移り変わりが、です。D

>>230
破壊から認識、そして幸せへと、変わっていく内容と、簡潔な文のつながりが、独特の味であり、また、
個々の文の内容も、面白いものです。わかりにくいのが、個性ですが、このスピード感は分かりやすく
すれば失われてしまうでしょう。ジレンマです。また、最初の行が、とくに気が利いていて、良いと思います。C-

>>218
―※※※これは詩でないのに、未評価まとめにのせてしまったのは、私のミスです。すいません。※※※―

>>234
第一連が、とても面白い設定を述べていて、とても期待しました。ジャングルの魔法使いなんて、素敵ですよね。
トレンド殺し、というのが、ダイヤモンドのことなのか、敵役なのか、判然とせず、ちょっと鼻白んでしまいます。
三連以降の展開も、強引なものです。もう少し丁寧に、面白い連想を望みたいものです。D+
360雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/18(月) 00:41:28.50 ID:NYphITnU
>>236
『染み』、という題で、どんな内容か気になり、最初の二行の独特さで更に期待を引き立てます。
二連において、染みという言葉が登場しますが、それ以降に述べられている内容を説明する
ものではないです。結局、染みという言葉のイメージ自体についての哲学的な考察がされていると
思います。絶望へ続く、と言う語において、その「染み」の否定的性格が明らかにされます。
何度も繰り返し読んでも飽きが来なく、各連の文の多様さなど、かなり完成度が高い詩であると
思います。B-

>>237
読む人が花占いをやったことがあれば、恥ずかしさとうれしさを感じるでしょう。みずみずしい喜びに
満ちた詩であると思います。心に訴えかけます。D+

>>238
夏の風物詩ですね。読み込むたびに感覚に訴えかけるおいしさは、素晴らしいものだと思います。
二連において、展開が見られるのも良いと思います。いとおかしも効いています。D+
361名前はいらない:2011/04/18(月) 01:20:54.61 ID:gc/iOpJc
>>200
ブログ記事。もう少し突っ込んだ記述が欲しい所。
タイトルだけ何となく詩人っぽい。駄目な意味で。D
362名前はいらない:2011/04/18(月) 01:47:12.46 ID:gc/iOpJc
>>275
「自演したら死刑になるなら自演をやめるが、自演をしてもどうということはないので自演はやめない」
「自演をしようと思えば自演できる。そんな2ちゃんの変なルールに基づいて自演しないのは、ばかばかしい」
これは僕の尊敬する偉大なサイト管理人(当時)が語った言葉なのですがまあそれは置いといて、

う〜ん。背景が見えない。何を詰め寄って居るのだろう。
女友達から亭主の悪口を聞かされているようで戸惑うばかりさ。
「だれだっけ?」と聞かれても「ハイ、私です」位しか…。D
363名前はいらない:2011/04/18(月) 02:01:03.75 ID:gc/iOpJc
未評価(>>300

>239>241>242>246>250
>251>252>253>254>255

>258>262>264>268>269
>270>271>273>276>278

>279>280>283>285>286
>290>294>295>296>298

>308>309>311>317>318
>320>326>342>344>346

>348>351>352>358
364名前はいらない:2011/04/18(月) 04:02:51.83 ID:BRN03VL2
194です。
雑草さん、評価ありがとうございます。
ずーっと前にコテやってました者ですが、気まぐれで書き込んで評価いただけてとてもありがたいです。
評価いただきましたものを見る限りですが…昔よりセン5スレで評価がちょっと上がってて嬉しかったりしますw
ありがとうございます。
365361:2011/04/18(月) 07:26:51.60 ID:DShUb6gM
>>200
先程は読み込みの浅さからから失礼な評価をして大変申し訳ない。
満珍軒で夜のダンス。成る程。時が経つとそう言う事もありますなあ…。エログ記事。D
366名前はいらない:2011/04/18(月) 14:12:11.08 ID:yG24CmFc
>>307
早速のご返事ありがとうございます。

>なぜ風についてそんなに人に理解して欲しいのかとか、ちょっとした違和感がある。

なるほど…
風はメタファーだったんですが、確かに風に関する記述がなかったので、それがどのように善いのか、何故善いのかが理解しずらいと改めて感じました。

貴重なご意見ありがとうございます。
再度練り直してみます。
367名前はいらない:2011/04/18(月) 17:34:29.46 ID:Df4y4JZ6
【領域】

ナニやってんだ…つまらんコトして… また
ママー、ママ、ママーっっ…
いいかげんにしろ、バカが… やめろそんなコト…
ママー、ごはんまだ? ママ、パパがね…
はやくしろ、ネットなんかヤメロ… くだらん…
ママー、友達が来たよーっ …

カタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタ…

聞こえない、耳をふさぐ
誰も来ないで、ココはわたしの大事な砦なの
画面の中だけが唯一の安らぎなの
だからみんな来ないで
こうしてる時だけが唯一の自分の時間なの
だからお願い
わずかなひとときをこわさないで

カタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタ…

今だけがわたしの時間なんだから
誰にもここには入ってこさせない
夫でも子供でも誰も
大事なわたしの領域なんだから
画面の向こうのヒトとの大事な対話

カタカタカタカタカタカタ

全てを無視してわたしは自分の世界に入り込む
手だけを動かし周囲を遮断して
集中して集中して
1日1回だけのわたしの時間
368名前はいらない:2011/04/18(月) 17:58:58.71 ID:iz/ZylDS
>>260さんへ

>>83を書いたものです。遅れましたが、評価ありがとうございました。
自分としては「あんた」は、成りたい理想像や夢という考えでした。
挫折という言葉で匂わしていましたが、読み手にいまひとつ、伝えきれなかったように思います。
「切なさの中にも優しさが溢れている作品」と言ってもらえてうれしいです。
精進します。ありがとうございました。
369361:2011/04/18(月) 19:17:20.67 ID:gc/iOpJc
>>200
たびたびすいません。萬珍軒の詩が頭から離れなくなってしまいました。
これは何かあるとおもいます。C
370名前はいらない:2011/04/18(月) 19:23:16.13 ID:1f5LGfwH
【バス】
今日は卒業式。
大きな荷物を持ってひたすら歩く
到着したのは古びたバス停
足に擦り寄ってきた野良猫をひとなでして
ほとんど席の埋まったバスに乗り込む
後ろから息をきらした老婆がやってきたが
(私だって疲れてる)と思いつつ席に座る

私の目的地はまだまだ先だ
ぎゅうぎゅうに詰まったバスの中で
誰かが降りるのをただひたすら待っている。
371名前はいらない:2011/04/19(火) 00:25:09.33 ID:OZsVqGsz
【視線】

意味ありげなニヤ付くような笑い顔
ねばりつくようなキツイまなざし
怒りに燃えているような挑むような目線

どこかの誰かに自分が見られているのだと気がつくと
そこから彼らとの何らかのつながりをわたしは予知するのだ
そして不安になる
あんなふうに見られるのはなんでなのか…
あんな風に見られるようになったのはいつからなのか…
彼らの視線がわたしを不安の渦に巻き込んでゆく
知らないヒトなら安心だけども
知っているヒトだった場合が不安なのだ
彼らとの自分の関係に戦慄させられるのだ
あの視線の理由がわからなくて
わたしの背中はコチコチに固まり凍りつく
これは視線恐怖症かもしれない
いいやそこまでいかなくとも
気にしすぎだと思うけど

ひとりになれば襲ってくる不安感
あのときの視線の行方が
わたしの心を憔悴させるのだ
誰かに恨まれているのかもしれない
誰かに笑われているのかもしれない
あの視線の主は一体自分をどう思って見つめていたのだろうか、と
いつまでも怯え続けているのだ

ヒトの視線というものは恐ろしい
こんなにも他人の心を恐怖させる力があるのだから
だから見ない、ヒトとは無意識に目を合わせない、視線はそむける
悲しいくらいに病的な自分になってしまうのだ

372やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/19(火) 03:40:00.55 ID:YQlJ4QaU
>>339
なんのプロかは知らないがまぁそんなもんだ。

>>283『君』
伝えたいことが伝えられない不憫さをうたった詩だろうか。
感覚的な鋭さのある一連、伝えたい「君」が現れ、伝えられない二連。彼は「君」に何を伝えたかったのでしょうか。
ここはうまくぼかしているようにも見えるし、消化しないままにも見えます。
「君に用事があるだろうから」は二人の関係を暗示しています。
細かいとこを言うと、個人的な感覚ですが、「雄叫び」という強い表現が「すり抜ける/くすぐる」
といった表現で打ち消されているのは表面上奇をてらった技術なのかどうなのかって思う。
目をつむるとはいうけど「瞼をつむる」ってあんま聞かないね。
1連の表現の豊富さと、狭くはあるが一点のテーマからの集約の仕方などまとまりを評価してC
373やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/19(火) 03:49:05.94 ID:YQlJ4QaU
>>284「ミルフィーユ」
へんな日本語ばっか揃えたね。
文章力のないタイプによくありがちだけど、作品を読み手にどう思わせたいのかという意図がタイトルや内容にはない。
放り投げて如何様にもせよ読みとってくれという挑戦する表現者の姿勢もない。
だから読後読み手が思うのは作品レベルも感想レベルも低い「でっていう」が妥当。
作品の評価どころか何を期待して投稿したのかすら疑問だな。それでも評価はするが。D-
374やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/19(火) 04:05:05.84 ID:YQlJ4QaU
>>290テトラポット
なんか微妙なまとまり。テトラポットは何に掛かっているの?
喫茶店や口紅や口調からしてなんだか古いセンスと雰囲気で現代とあっていない。せめてスタバとか、カフェとかあるじゃないか。
動作に不要な表現を入れる、いかにも小説書きらしいような微妙さもある。
流れは丁寧で破綻もない文章も下手ではないのに、読んでいてもちっとも面白くない。この個性のなさが命とり。D

おやすみ
375やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/19(火) 04:11:12.99 ID:YQlJ4QaU
>>294「超最悪」
悪くないね。等身大の女子高生(仮)の気持ちを描けている。
対比も、学校帰りらしい舞台設定も、起因する寂しさもちゃんと短いなりにまとまりをもって書かれている。
もう少し広がりあってもいいかと思う。上記理由で甘めだがC-
376やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/19(火) 04:12:20.58 ID:YQlJ4QaU
>>295
何億光年は距離の単位だよね
377花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 09:44:44.97 ID:dKdWK4Id
>>239
まずその前置きいらない
厨房の時のだから今の自分と関係ないでーす笑ってやってくださーい
あるいは
厨房にして自分はこんなに立派な詩を書いていたんです今は書けないけど
どっちかしらないけど
今のあなたが見たいです

えー
ここでどんな詩だったか忘れたので読み返しました

目を瞑った時に見えるもの
口を開けて声を出した時に感じる自分
感覚がなかなか鋭いです
あるいは一人でいる時に考えなくていいことを考えてしまうよくある病的パターンともいえます
それを言葉に変換するワザはちょっとそのまんますぎるかな
まぁ厨房らしい素直さとかわいさってこと・・・にはしないゾ!!
「あなた」がよくわからないけど
聞いてみたら「わからないの?神様のことだよ」とか中二病みたいな返しをされそうでコエ-(;´・`)
「目一杯口を閉める」というのはへんな感じがします
「声の限りに靴を履いた」に近いものを感じましたね
感じたものと言葉との壁みたいなものはひしひしと
でも言葉でその壁をぶち壊してほしかったですねい
まぁ厨房の時の詩ってことだから甘めにしませんのDに+1

ルゥの今日の一言
「ストックはすべて捨てなさい」
378花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 10:05:47.95 ID:dKdWK4Id
>>241
正直頭の中で絵が描けないで困った
特に6分目まではなんだかつまらない難しい書物を読まされているよーなつまらなさ
「その」とかがうざかったです「その」、「それの」、「こんな」
代名詞?副詞?しらないけど色のない言葉がピョコピョコしてるとうざい
全体的にどうしてこんなにどうでもいいのかなーって思ったら
2回くらい出てくる「してよ」がなんか語りかけてきた
「やだやだ僕にしてよ僕は何もしたくないけど僕にはしてよぉー」
みたいな駄々っ子かな、と
やたら難しげな「せよ」「光あれ」みたいな世界の中で
ただその2回の「してよ」からペロッと素顔が覗き、そしてそれがだから可愛かったです
評価は「してよ」の力でDと+1かな

ルゥの今日の一言
「もっと甘えてもいいんだよ」
379花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 10:21:41.73 ID:dKdWK4Id
>>242
うんウエンツ瑛士に朗読させたいノリだ
とにかくノリがいい上にベタな草食っぷりがかわいい
ただ途中からちょっとイライラしてくる
「無償で直すのが筋だろ」ってへんな商業的責任にすりかえるのは・・・
最後まで受け身でウジウジいってるのがかわいいのからイライラするのへと変わっちゃうのはどうかと
女の返歌があったら面白いかものCと+1

ルゥの今日の一言
「かわいくお願いすればきっと彼女はほっとかないよ」
380名前はいらない:2011/04/19(火) 10:48:20.60 ID:Q1LmccAZ
ルウとかいう男がキャラを定着させようと必死だな。
そのうち飽きて消えてく系だろお前さんは。
381雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/19(火) 11:57:13.51 ID:Zosv7+bN
>>378
評価ありがとうございます。

その、とかがうざいということは、全く気付かなくて、たしかに読んでみたらひどかったです。
参考になりました。してよ、のところが良かったとのことで、全く読むところがないわけでは
なかってほっとしました。参考にします。ありがとうございました。
382まるちーちゃん:2011/04/19(火) 12:46:38.74 ID:2E96lg/+
「夏スキー」

夏スキーに行けと言われた
西陽楽しげな縁側の午後三時
パラレルは上手かい
パラレルは上手かい
縁側
十徳ナイフで割り箸を削る
耳掻きの失敗作の山を作る男
あらんかぎりの加護が
お前のスキー靴にあるように
男の祈りと唾は
俺のスキー靴の臭気と混じり
水蒸気の中にゲレンデ
さあシュプールを描こう
うだる暑さの中でストックは全部折れて
一向に滑り出さないカンダハー
万策尽きて語り出す
「夏は、好き。海とか」
海には暫く行って居ないが

383花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 14:13:50.82 ID:dKdWK4Id
>>380
>そのうち飽きて消えてく系だろお前さんは。
ただお手伝いしてるだけのつもりなので
飽きるも何もなくそのうち消えるでしょうご心配なく

>>246
なんだこれバラバラ
間があちこち抜けてるっていうより関係ないもの散らし寿司
散らし寿司っていうより懐石料理?・・・っていうよりんー
ただバラバラ

ひとつひとつの文章が魅力的なわけでもないし
いいところがわかりませんのE

ルゥの今日の一言
「食べ物と機械部品を一緒に盛りつけないように気をつけましょう」
384名前はいらない:2011/04/19(火) 14:41:57.95 ID:BwzpEu0A
>>372
283です。評価有難うございました。
しかし、何故そう読めたのか不思議な点があります。
“手を貸してほしい”
と明記してあるにも関わらず、何かを伝えようとしている、と読まれたのは何故でしょうか?
何か、ではなく、手助けを求めているとしか私には読めません。
お時間ありましたら、ご教示宜しくお願いします。
385花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 15:03:41.12 ID:dKdWK4Id
もう一度>>246
なんとなくなんかの物語のダイジェストのようにも読めてきました
省略が激しいからわか〜りにく〜いんだね
言葉がへんなのも気になる
「部屋干した」は「へやほした」と読めるし
「部屋干しした乾ききれない」のほうが「しし」「きき」の感じが面白くていいのに?
「ちっとのしかかる」は湿った感じしなくてもしろマッチの火みたい
「瓜売り」は最初「つめうり」かと思って珍しかったけど「うり」なんだね
「うりうり」・・ほらぁ
やっぱあっちも「しし」「きき」にしたほうがいいじゃない
評価変更なしで

>>382
読解力ないやつの評価です
「ふーん」くらいに聞いといて
「あ、いやでも、花井ルゥって天才じゃね?」くらいに思ってください
386花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 15:08:29.16 ID:dKdWK4Id
>>250
なんか面白い言葉ならびなんだけど
タイトルがコレじゃあねえ・・・(−_−#)
すべて他人や運命のせいにしてるとそのうち悪魔に魂をくわれますよ
とりあえずお笑い芸人をめざしてみなさいのDと+1

ルゥの今日の一言
「地球だって頑張ってるんだからね」
387名前はいらない:2011/04/19(火) 15:50:46.47 ID:3s5lciiY
無理やりキャラを作っても長続きしないよ
そんな人ばっかりだと結局過疎ることになる続かないから
素で地道にコツコツ続けていく方が良い
388名前はいらない:2011/04/19(火) 16:28:43.58 ID:oUhxCCVw
「変わらない」

学校には仲の良い友達が1人だけいる


俺もそいつもランクで言うとE


俗にいう仲間外れだ


毎日一緒に帰ってた中学校時代


ある日なぜか俺はAランクの奴と仲良くなった

けど


「あいつとは縁切れよ」


俺の耳元でそう呟いた


華やかになった俺はEとは徐々に疎遠になり


Eが一人で帰ってるのを静かに見つめていた


そして突然俺はA達に仲間外れにされた


もうその頃Eは学校にはこなくなっていた




楽しくはなかった


A達といても‥ちっとも楽しくはなかった



そんな俺ももう24歳



勿論今も一人だぜ



Eよ‥



いつかまたスマブラで遊ぼうな
389名前はいらない:2011/04/19(火) 16:40:07.29 ID:1AhIryIS
朝日が昇るまでの時間を数えながら、今日も深夜だけを過ごす。
明日の夕やみに怯えてる癖にニヒルに笑う僕は、なんだか阿呆らしくて、だらしなく歪んだ口元のファスナーを、ゆっくりと閉じた。
周りの人たちは僕を僕として接してくれるから、どうも気恥ずかしくて人の目を見て話せない。それほど人間が出来ていないから。

思春期の「あの日」というものが僕にも花々しくタイトルとしてあったならば、こんな大人にはならなかったと思う。
みんな自分のアイデンティティを掲げ、不安定ながらも核を有しているのだから、囲われた世界の充分に不十分なアイテムを上手に使えてる。

一方僕といえば青い部屋で目先だけの上を見上げ、希望的観測を嗜み星空に青さを探す。
むき出しの機械類に囲まれ電気コードで雁字搦めに自分を縛る。
囲われた囲いの中に自ら囲いを作り、自ら作り出した一方通行の空間に陶酔し、不自由の上に鎮座していた。
現在出来る最悪で、劣等感を迷彩するだけに必要な空間。
それが今出来る張りぼての自分自身の全て。
愛すべき青い部屋の平和。
390名前はいらない:2011/04/19(火) 17:12:55.92 ID:aRhemR7x
>>374
酔った勢いで書いたので今自分で読み返しても稚拙な表現などが目につきます笑
伝えたいことをストレートに書くのが嫌いなひねくれモノなのですが、さすがに伝わりにくいと思いタイトルに「テトラポッド」とつけました。
ありきたりな下らない恋愛モノと思われるかたもいると思います。それはそれで構わないです。
人によって感じ方はそれぞれで、そうじゃないとつまらないから詩に対しての説明はしません。
評価ありがとうございました。
391名前はいらない:2011/04/19(火) 17:15:10.76 ID:aRhemR7x
まあ、テトラポッドに関してもストレートではないですけどね。
392名前はいらない:2011/04/19(火) 18:30:47.30 ID:yW4tpnkw
「卒業式」

 涙をこらえる君を見た。
 キュッと下唇を噛み締めて
 涙を我慢している君を見た。
 そんな姿を見て また涙が溢れ出てくる。

 君の旅立ちを祝いたいけど
 どうしても悲しいと思うんだ。
 いかないで欲しい
 ずっと一緒にいたい
 ごめんね 我が儘で。
 ごめんね おめでとうと心から言えなくて。


 君のいない学校はどこか寂しい。
 窓から眺めた走る君。
 顔いっぱいに笑う君。
 もう何処を探しても見つからない。
 堪えても 堪えても
 悲しみも 寂しさも
 膨らむばかりでなくならないよ。

 もう 逢えないの?
 もう 見れないの?
 もう 喋れないの?
 そんなヤだよ。
 そんな寂しいのはイヤだよ。
 いつだって逢いたいよ。
 いつだって見てたいよ。
 いつだって喋りたいよ。

 サヨナラなんていわないで。
 元気でねなんていわないで。
 楽しかったなんていっちゃヤだよ。
 過去の人にしないでよ。
 此処で別れるだなんてイヤだからね。

 悲しいよ
 貴方がいなくなるなんて
 寂しいよ
 貴方のいない学校なんて
 悔しいよ
 貴方だけが卒業だなんて


 サヨナラだなんて言葉は使わないで
 また逢おうっていって欲しかったの…。
393花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 19:45:59.54 ID:dKdWK4Id
>>387
はい

はい

そうですね


















何様?(−_−メ)
394やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/19(火) 22:25:56.46 ID:YQlJ4QaU
>>391
作者の意図したことが伝わればそれでいいと思います。
395やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/19(火) 22:28:56.17 ID:YQlJ4QaU
>>384
お返事どうも。また誤読したかな。
作品表現を使った場合、読み手は明記してあることと、明記されていないことを読み取ることができます。
それは直接的表現を用いないことで言葉や事象、物の輪郭や内面を表現することで、作品の幅を
広げるのでしょうが、同時に作者の解釈から外れて読み手の解釈によって飛躍することもできます。
これを誤読というんでしょうが、作者があからさまに読者に向かって「こう読ませたい」という
意思のある作品は読み手が作者の思い通りに読み取るでしょうが、そうでないもの、主に表現の幅が
幾通りにも枝分かれして解釈が分岐する暗喩などがその典型ではないでしょうか。
特に個性をもった作者たちの中に多いですが、表現することで、読む人によってちがった解釈が生まれるのが文学の面白い所だと僕は思います。
まぁこんな前置き書いてもつまんねーだろうから>>283について僕がよみとったのは。
1連、「雄叫びが〜眼玉をつつく」まで、叫んでも星はキラキラと眩しく、変わらないままなので、むなしくなる。
「目玉をつつく」では涙が出るという発想から叫びが虚しいと読みました。
「口を開き〜帯電した夜空からは」では雷のような刺激を、「〜唇を刺す」までは、口内のえぐいくらいの
惨状は、雄叫びを発せられた状態から真逆の状態、つまり「言葉を発することができない」と読めます。
2連、「そこに君があらわれ」で、言葉を発することができない状態のときに現れた「君」という存在。
「私は手をかしてほしいのだが/それが伝えられない」ここでは手を貸して欲しいという言葉よりも
前連から繋がる「伝えられない」に着目しました。もとより言葉を発する事が出来ないことに
「手を貸す」行為じたいが無理ですから、表面よりも表現を読もうとすれば、「手を貸す」という言葉も、主人公がしゃべろうとしている事に手を貸してほしい=わかって欲しいという暗喩が成立するわけです。
396やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/19(火) 22:29:57.44 ID:YQlJ4QaU
続き

言葉は出ない、わかってくれという願いも伝えられない。
そんな状態の主人公にも「君」は気づいていないことなどは二人には距離があることがわかるよね。
より親しい間柄なら、相手の心理状態も察知できたかもしれない。
それがないというのは、それほど親しくないか、二人の関係がもう終わってるのに近い状態なのかもしれない。
そんな風に思い進めて読んでいくと、「君にも/他に用事があるだろうから」この一言には、助け
ようともしてくれない、もしくは気づかない、シビアに切り捨てられた主人公が残される。
1連では叫んでいた=何かを主張していたこと、それを伝える手段がなくなったこと。
2連では君に伝わらない、伝えられない思いがある、ということが読みとれ、
もっと独自に解釈するなら、恋人との不仲、口内の痛々しい様子から伝える言葉もなくなった冷えきった関係、
そんな様子を用事という軽いもので受け流そうとする無関心に近い態度は男女の終焉を予想させるだろう。
と、ここまでが僕なりの解釈です。
ただ何を叫んでいたのか、伝えたかったのか、というのは完全に省かれていたのと、二人は何が原因で
こうなったのかという二人の関係性があまり出ておらず、テーマが狭いかもしれないと言ったと思う。
そちらは作品の意図披露していただけるのかな。
↓これは感想ですが、言いたいことも言えない関係って嫌だね。
他に解釈があるならその読み方を“作者”に聞きたいですね。長文失礼しました。
397名前はいらない:2011/04/19(火) 23:32:53.67 ID:Q1LmccAZ
>>393
だってさ、毎日着ぐるみで来られても、飽きるでしょ?
周りの人間も本人も。
過去にも同じようなタイプの人多かったんだよ。
398名前はいらない:2011/04/20(水) 00:05:43.37 ID:H5les9JD
『洗濯機』

回れ回れ、洗濯機
ゴゥンゴゥン ゴゥンゴゥン
ゴォンゴォン ゴォンゴォン
回って回って、洗濯機
ゴォンゴォン ゴォンゴォン
ゴゥンゴゥン ゴゥンゴゥン

目が回りそうな回転で
汚いものを洗ってくれる
すべての汚れもアカもその回転で洗い流して
今日1日の汚れを激しく回りながら洗い流してしまえ…

回れ回れ、洗濯機
回って回って、洗濯機
明日もまたたくさんの回転運動がアナタを待っている
靴下も下着もタオルもハンカチも白く洗い上げて
すべて新しくやりなおせるのがキモチがいいから
399花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/20(水) 00:33:49.66 ID:RyyFCaE0
>>397
うざ・・・
400名前はいらない:2011/04/20(水) 00:42:30.24 ID:dcWphQVI
キャラメイクをやり直してニューゲームしたら?
401ちーちゃん:2011/04/20(水) 00:56:54.74 ID:iGDqeoUZ
>>399
最初の頃のキャピキャピ感は大事にしたほうがいいぞ
悪いがもうポ子ちんにしか見えないから
402名前はいらない:2011/04/20(水) 02:34:55.86 ID:GvmydqXC
>>395
>>396
ご返答有難うございます。
私はいつも思うのです。読み手は常に、書いてある事以外を読み過ぎるのではと。特に文学好きに限って、その傾向は強くかんじます。
何らか経験則や意味に基づいた連想で文学に接するとすれば、読みはむしろ狭まるでしょう。読み手が読む、そこに書いていないことは、始めから自分の頭にあった事に過ぎないからです。

解釈は私にも解りませんが、冒頭から終盤まではいわゆる困難のイメージであり、“君”主体以外の他者一般です。ある図式を書くつもりでした。
作中主体は、仮定を断定として救いを諦めますが、それは人間関係の未知数をゼロにする、上品で愚かな行いと言えます。拒絶や負債を恐れ、己の無力を他者の理由で正当化します。
雄叫びも、きっと架空のもので、そんな勇気が作中主体にあったように思われません。
これは、ある種の孤独についての略図と言えます。

しかし奇妙なもので、読み終えて、私は自分を“君”にしか投射できませんでした。
何故か、疚しい安堵があります。
因みに私は3月11日以降の日本における意味での、西日本在住者です。
なぜあれを書いたのかが今解りました。

以上、促されてした自己分析ですが、色々勉強になりました。
またの機会がありましたら。

では。
403名前はいらない:2011/04/20(水) 10:12:44.25 ID:iGDqeoUZ
謎は簡単。
状況は書いてあるけどどうしたいのかは書かれていない。
手を貸して欲しいだけの記述じゃ何かを伝えようとしているとしか読めないからだよ。
解釈を自由を与えているのは作者自信で、読者はそれを楽しんだだけの現象。
404名前はいらない:2011/04/20(水) 14:44:53.89 ID:GvmydqXC
>>403
誰に何の説明をしてるのか解りかねます。
なぜわざわざ第三者が現れ、議論の繰り返しを望まれるのかこそ謎です。
それでは、いつしかまともな議論を交わせる事を願いつつ。
405名前はいらない:2011/04/20(水) 14:48:47.63 ID:iGDqeoUZ
なんも解決してないのに終わったとか言ってるからいつまでもばかなんだよ
406名前はいらない:2011/04/20(水) 15:03:53.85 ID:iGDqeoUZ
今日の結論

「読み手は…読みすぎる!!!」
プギャー略
407名前はいらない:2011/04/20(水) 17:45:20.94 ID:JvS5x2za
「lost」

肛門から男の人の声が聞こえる
どうやら私を呼んでいるようだ
すぐにでも
そちらへ行ってみたいのだが
私はこれ以上、前屈ができない

明日もヨガ教室に通う
特別な出会いを繰り返し夏になる

かさかさの蝉を何度も土に埋めて
お昼はお蕎麦を食べる

まだ、男の人の声が聞こえる

面倒になって私は
屁をした
408名前はいらない:2011/04/20(水) 18:46:06.67 ID:iGDqeoUZ
>>402
取り敢えず自分の>>402の文章を読み返して書き直してみる事をおすすめする。
書かれた詩は自己感想文のレベルまではまるで達していない。
こちらの「どないせえっちゅうねん」という感想をすり抜けて自己完結で黙り込むお話はアホの詩です。
感想は「へえ、知らん」
409名前はいらない:2011/04/20(水) 22:32:44.48 ID:oKCPfh3c


おとぎ話は好きだったかなあ
踊りだす小人の蜃気楼
語り部のいる街が汚いだけ
ダンスの舞台の森はキレイにみえる

友達は少ないから 森の中で踊っていたい
この街にいたいのだ ずっと
モノクロ 世間は寒い 雪解けまでもどこまでかかる?

ある日、一人 街にいるひとでなしに不思議な物語
子どものころから 再びこの肩に


・・・しかしなぜかみんな僕だけを見ている
こんなにたくさん小人がいるのに
なのにみんな、それに怯える僕しか見ない

410名前はいらない:2011/04/20(水) 22:45:05.88 ID:GvmydqXC
どうしたのでしょうか?あまりの偏執ぶりに気の毒にすら思います。
>>405
解決とは何をもって解決と想定されているのでしょうか?ある詩の結論的解釈?詩観の相違の穴埋め?そもそも解決などとは無縁の意見表明です。>>406
どこをどう読めば結論としてそう語ったと読めるのでしょうか?ご指摘ありましたらどうぞ。
>>408
そもそもが求められた別解釈を返答したまでです。評者様への誠意と思っての事。あなた様は、どないもこないもお好きにされては如何でしょうか?私はそれを知らせてくださらなくても気にしませんよ。
わざわざ気を使って頂いて有難うございます。

それでは、またの機会を。あなたの精神の無事を祈って。
411アギラ ◆nucQuP5m3Y :2011/04/20(水) 22:48:37.80 ID:dcWphQVI
なに言ってんだこの人は
412名前はいらない:2011/04/20(水) 22:52:46.67 ID:GvmydqXC
>>411
そう思ったらまともに質問されてはどうでしょうか?
以前のように年齢だの社会経験の有無などと問われては興醒めしますが。
413名前はいらない:2011/04/20(水) 23:19:06.44 ID:iGDqeoUZ
そそる男だぜ…
414アギラ ◆nucQuP5m3Y :2011/04/20(水) 23:23:23.08 ID:dcWphQVI
だからなに言ってんだお前。気持ち悪いな
415名前はいらない:2011/04/20(水) 23:25:43.13 ID:iGDqeoUZ
>>410
横槍がお嫌いでしたらメールでやりとりを。
回りくどいアホなやり取りを読まされると飛び付きたくなりますので。
416名前はいらない:2011/04/20(水) 23:26:11.06 ID:MBvY7T7M
>>377
評価ありがとうございます
中学生と書いたのは制作時期?を伝えたかったからと、
あと自分自身に対する評価の保険みたいなものですね(中学生だったらまあ甘く見られるだろうという)
保険はセン五に投稿するのが初めてでついしてしまいました。悪いクセなんです

確か厨房の頃作詞に憧れてて、お題をメールで聞いたら
「ラブソング」というお題を貰って書いた気がします(最もそのお題は生きてませんが…)
その影響もあって詩の意味深な「あなた」が残っています
これは消そうか迷ったのですが逆にこれが意味を孕むかな?という一種の賭けで投稿しました

言葉をありのままに表現し過ぎているのはおそらくまだ当時は
自分の日常から描写を切り取って詩として書き、そしてそれをメタファーとして
伝えたいことを書くなんて技術は持ち合わせていなかったからですね
だからあなたの言う言葉と感情の壁にぶつかったんだと思います
長くなりましてスマヌ( ̄^ ̄)





417通りますよ:2011/04/20(水) 23:38:14.69 ID:iGDqeoUZ
>>410
お前に無事を祈られたら精神腐るわボケェー!!!!
418名前はいらない:2011/04/21(木) 00:21:42.32 ID:q11ODLLJ
『タイマー』

タイマーはわたしの調教師
いつも正確に指示してくれている
ストレッチの時間もピッピッピッピッ…
足の運動5分間
次に手の運動5分間
かっきりと計ってくれる
お料理もまた同じ要領で
タマゴをきっちり5分間
ホウレンソウをきっちりと1分間
おかげで安心して滞りなくできるのだ

少しの休息に30分
寝たりなければ、あと5分
お紅茶入れるのも1分半
お茶請けのお菓子を焼くのに10分間
ちょっと足りなくてひっくり返してまた5分

毎回計ってくれてありがとう
今までいろいろ買い替えたけれど
トマトや動物やおしゃれな形のタイマーたち
それでも結局シンプルな画面の大きいものが使いやすいんだとわかった
これからもずっと計ってちょうだいね
419名前はいらない:2011/04/21(木) 08:55:40.45 ID:iVOw6Oj0
うわーーーーあああ!!流れに乗り遅れたぞこりゃ。
えーなになに?面白オジサンが出現!?
面白の発端は>>283か・・・・・うーーん・・・ウンチみたいなポエム!!!
よく公園の公衆便所の横とかに落ちてるよね!
・・ハアハアハア。つかれち。

てかさあ、お前さあ、あれなんだよ。
完全に会場を冷ましてしまった落語家が、オチについて延々と説明して
「・・な。おもろいやろコレ・・おもろいゆうてんやん、笑えやボケエっ!!!」
って言ってるみたいでそこは流石面白オジサンであると思うよ。
私レベルのハイセンサーなら、それ自体が面白オチだっていう二重構造に気づいて爆笑できるんだけど、
普通の人にとってはただのキモウンチにしか見えないから気をつけないとね。面白って難しいわあ。
420ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/04/21(木) 13:02:49.31 ID:V3G+pshG
セン5のバカ読者のレベルを上げたいと思ってバカ読者に噛みつくのはアリだと思います
421名前はいらない:2011/04/21(木) 15:19:18.67 ID:BOQJRB7y
手を貸してください
やっとの事で喉まで押し上げた言葉を
鼻にツンと込み上げる涙の気配と共に飲み込んだ

誰も変えてくれない
人の所為にして現実から遠ざかっていく私は
貴方の言葉から何を汲み取る事も出来ないまま
今日も一日を生きている
422名前はいらない:2011/04/21(木) 21:39:14.03 ID:iVOw6Oj0
>>421
は?このポエム読んでお前の境遇に共感して心揺さぶられろとでも言うの?
しらねーーーよ。勝手に暗いジメジメした人生を楽しんでろバカ。

え?ちゃんと読んで評価しろって?
何か読み取ってほしいなら、それなりのものを書け。
内容以前に、単純に文章としても全く魅力がないからD−以外ありえないわ。
センスなし。
423やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/21(木) 21:49:13.88 ID:e8i8Fcgd
いいかげんやめろっつーの。
424名前はいらない:2011/04/21(木) 23:11:08.97 ID:kQl3Ow4S


 夢の中の絵

大樹の上の
肉片をくわえたカラス
乳白色の月
その奥に狂気の目玉がまばたく
薄絹の静寂がよどみ
光を吸いつくして寄るが深く眠る

大樹の下のガイコツ共
人間の足や腕を大鍋で料理の真最中
シャレコウベをけりあげるガイコツ
カタカタと骨を鳴らしおどりくるうガイコツ
遠くにつらなる山並みに
裸のオンナが一人逃げてゆく

煮えたぎる大鍋からうめきがこぼれ
草むらをぬらすころ
エサにありつこうと二匹のブタが
草むらをかきわけて顔を出す
喰われるものと喰うものとの逆転劇
樹上でたわむれるサルが炎に照らし出される
毛の無いサル
尾の無いサル
性器もあらわに
ガイコツ共をさかんに挑発する
彼らもまた滅びの過程の中に生きる

夜は眠り続け語ることはない
闇に闇が重なり石になる
石は一輪の光を生む
光の羊水に包まれた胎児はヘソのオをしゃぶり
終ることのない胎内瞑想にふける
光の輪がぼくに近づく
見つめるぼくのノドは渇きにたえかねて
思わず過去を掬って飲みほす

425名前はいらない:2011/04/22(金) 00:38:43.34 ID:uO04NHFN
『絶対★ぜつめい』

NONONONONONONONONONO!!!
ヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよ

足元には今さっき漏れたばかりの自分の糞
一体、どうしてこうなった?!
イイやコレはオレが悪いんじゃねェ…
思い出してごらんよ
朝がっつり喰ったあのカレーライスそして昼の大盛り夜のコンパの飲み会
あの冷え切ったビアがいけなかったのか? ン? それともチューハイか?! エェ?
あんのじょう便意におされて個室に向かえば あァ、開いてねェェェ?!
外に逃げれば唯一の喫煙所でまァ、ハラがとうとう爆発しちゃったワ!
Oh! ズボンから滑り落ちる感触、もうダメだっっ
違うよな?コレはなんかの間違いだよネ?でもやはりオレが悪いのか?
ズボンもパンツも脱ぎ棄ててまさに後が無い

NONONONONONONONONONONO!!!

絶体絶命、なんてこった
ボケナス、すっとこどっこい、ポッケに鍵まで入っていやがったよ はぁ
AAAAAあぁぁぁぁ…
このままじゃ糞を残して立ち去るワケにもいかないじゃんか
神サマどうか、時間を戻してくれ
これからイイ子になりますから
誰かたすけてプリーズプリーズプリーズ!!
天井向いて祈るオレ、なんて虚しい姿なんだ
こんなコトやってるうちにケツが冷えてきやがったYOまったく
夢ならさめてほしいが夢ではないっ
どーすんだよ、こんな大学生なんざ信じらんねェよ
あ ぁぁ人が来る、どうすりゃぁいいんだよ

NONONONONONONONONONO…
夢ならさめて、プリーズ


426名前はいらない:2011/04/22(金) 03:01:32.38 ID:AysKlArN
>>422
そうだね
評価ありがとう。
427名前はいらない:2011/04/22(金) 03:18:18.65 ID:axP8aZA3
Alerts

limit過ぎ四年 過労夢枕悪夢
定年過ぎまだ若輩? 超高齢化社会
積み上げた年金 握りしめる小銭わずかばかり 
振り込まれた年月 薄っぺら退職金(近)未来

イメージは幻想 掲げるのは理想
待ってるのは現実 目指すべきは堅実?
気づいてよアラート social security
築いたよ時代  social protection
僕らささやかな愛 育みたいだけ

killられたよ首 ご都合人員整理万歳
探したよJob 不景気社会溢れかえるハロワ
舞い込む黒いmoney 使い捨て人財
見飽きた暗いViolence 企業内集団リンチ

イメージは幻想 掲げるのは理想
待ってるのは現実 目指すべきは堅実?
気づいてよアラート social security
築いたよ時代  social protection
僕らささやかな愛 育みたいだけ

骨折れたら寝てろ? だよな治療ってば贅沢
医療費バカ高ぇ! ローン無理我慢一択 
寝てろ今テロ 俺様国会議事堂制圧
見てろ今テロ マスコミ所得格差マジ弾圧

イメージは幻想 掲げるのは理想
待ってるのは現実 目指すべきは堅実?
気づいてよアラート social security
築いたよ時代  social protection
僕らささやかな愛 育みたいだけ

避難されshelter 老人・児童・女性虐待
非難さえminor 企業内労働者虐待 
犬でさえ保護されるこの国 無駄に溢れかえる愛
人なのに忘れられる 家無し、障害、精神病、性的少数

イメージは幻想 掲げるのは理想
待ってるのは現実 目指すべきは堅実?
気づいてよアラート social security
築いたよ時代  social protection
僕らささやかな愛 育みたいだけ

奏でるのは旋律 脅えるな戦慄
Cry夜寒さ小声 囁く熱希望

- 叙 戒 -
428やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/22(金) 06:24:19.17 ID:UgMdn4t6
>>241「電子の女神」/雑草さん
おもしろい題材でした。電子の女神か、うまいこというね。
1連「支配しているのかされているのか」はそのあとの言葉があるから不要に思いました。
2連「神話の中の情報の女神」はもっとうまい事言えなかったかなと思う。
知らないからこそ想像も美しい。どうするよ?憧れの女神ブスだったら。それでも崇拝するのかな。気持ちによっては。
オフ板じゃ男が女だったり、女が男だったり、気が強いのが大人しかったり、荒らしが見た目普通の人だったり
いろいろ騙されるぞ。
題材選びとベタだが破綻のないまとまりが良い、妄想を妄想と言わない言い回しも良かったが、
表現力は普通なのがやや惜しい感じだった。C-
429名前はいらない:2011/04/22(金) 09:26:27.80 ID:HBBaho5A
「墜落境界」

危険信号 豹柄の下着 理性は沈黙 君は実は危険じゃない
黄色い空をとんでく夢 僕は上へ 青へ落ちるやつはきっとどっかいかれてる

刻む針は3本 嫌いな規則は僕を正す 死ぬのは正しい
偽善という言葉が好き 君は嫌った
抱き合う動物に愛は滑稽だからだね

黒い空から飛んでく夢 君は下へ 青へ落ちてく君は飛んでく天使に見えた

危険に堕ちてく僕に気づいた
下着も着けない君に羽が生えてる
いつの間にか星空が見える

墜落を知りたくないなら今のうち
今のうち

おちる勇気は持ってるかい


430名前はいらない:2011/04/22(金) 09:45:22.67 ID:ALvDF8Kz
>>425
クソワロタwwww

・・とか言って欲しかったの?
431sage:2011/04/22(金) 10:14:20.70 ID:rwjQtp37
ありがとう
たくさん わらってくれて

ありがとう
たくさん はなしてくれて

ごめんね
たまに ぶつかりあうけど

ありがとう
ちいさな からだでだきしめてくれる

だいすき
ままのところにきてくれて ありがとう
432やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/22(金) 10:33:09.11 ID:UgMdn4t6
…早起きしたのに今日休みだった。

未評価まとめ(>>363より49作)

>251>252>253>254>255
>258>262>264>268>269

>270>271>273>276>278
>279>280>285>286>295

>296>298>308>309>311
>317>318>320>326>342

>344>346>348>351>352
>358>367>370>371>388

>389>392>407>418>424
>425>427>429>431

漏れあったら自己申告・訂正よろしく
433やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/22(金) 10:53:54.12 ID:UgMdn4t6
>>262「オートホールド」/
全自動っていうと洗濯機が先に思い浮かぶんだが、一連、ワイルドかつ雑…いや大ざっぱな表現に男臭。
アレだ、男の料理とか男の○○とかと同列な感じだ。
「もしも〜なら〜して(あげて)よ」の言い回しは詩的構文って言えんのかもね。割といろんな所で
使われてるが(出どころは知らないス)、この構文を使うと、なる程なって文章が作れるところはスゴイ。
この作品にも、何かをするなら〜をしようよって言う前向きで有意義な内容になっています。
でも3連一行目(そうする理由なんてない故に詩作なんてできやしない)で打ち消すんだね。
高まった感情で4連でシメるやり方はOKだが、ボキャブラリーの少ない同じ言葉の反復で飽きる。
想いのわりに内容が大したことない。D

>>264「化石」/
うーん。これだけで何を伝えたいかわからない。世界も雨の意味も化石も。
こちらがこの詩に饒舌になれるほど、感じる表現も内容も無かった。
>>290のテトラポットに似た詩作。D-
434やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/22(金) 11:10:35.00 ID:UgMdn4t6
>>388「変わらない」/
この作品で唯一スマブラが具体的。あとは普遍的。
ありそうな学生時代のグループ別れして切り捨てた友人への思いをありがちに描いた作品だ。
あらすじストーリーとしては完成・完結しているが、心動かされる文章ではない。
作文って気がする。D+

>>392「卒業式」/
女っぽいくどさが個人的には好まない(評価には直接反映しませんが)が、
はき出したい感情といいのは最後まで描けてると思う。
女子中高生の日記って感じで、若い人ウケするだろうが、詩としては、見飽きたテーマに、感情に、言い回しに…とどっかで見た感が否めない。
作品には誰にでもかけるものよりも個性がないと、不意に感動したとしても、同じテーマ、設定の作品を並べたときに
レストランで箱に入ってるフォークをとるときと同じで、どれとっても一緒って感じで、
その人が描いたって価値がないんだよね。いっしょくたに分類される作品であると思う。D
435やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/22(金) 11:17:31.51 ID:UgMdn4t6
>>407「lost」/
なんか意味ありげな屁や蝉や男の声だが、自分の肛門からきこえる男の声は、自分を読んでいるようで近づきたいが近づけない。日常生活を送りつつも声を聞きたい欲求、聞こえる煩わしさ…と、
最終的にはそんな欲求も屁みたいなもんだって事がいいたいのかな。
他にいろいろ読めそうだが自分から聞こえるっていうのがポイントの作品だ。
結局タイトル見返すとそれは快か不快かどっちだろうね。
センゴで評価始めたばかりの頃うんこやちんこの詩ばかりだったのを懐かしく思うよ。
そんな春なう。D++
436雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/22(金) 14:18:18.98 ID:BUbnv2k1
>>428
評価ありがとうございました。

題材に関しては、結構ストレートで万人に魅力在る、分かりやすいものが考えついたと思って、そこを評価していただいて、
大変良かったです。ブスの女神といえば、町田康の、「花はどこに咲くの」という曲が、思い浮かびます。
新宿地下道で現身のマリアが現れたけど、だれも賛嘆供養することもなく、去っていった、なぜならその女はひどく
不細工だったからである、と言う詩です。
書いていて、長くなったけど、あまり面白くないな、とは感じていました。表現を磨きたいです。
437名前はいらない:2011/04/22(金) 21:42:26.03 ID:jnhn/SgO
「赤い恋」

ぶっ倒されたの
赤色に染まる
LLa
信号止まる
君のせい

ぶっ潰したの
赤い血滴る
LLa
心臓止まる
君のせい

赤い赤い恋
赤い赤い恋
命がけさえ
楽しめる
赤い若い赤い

赤い淡い恋
赤い赤い恋
痛みに酔えば
転がり落ちる
赤い若い恋
438名前はいらない:2011/04/22(金) 22:56:21.35 ID:OHs7roXJ
感情が在りすぎて 冷たい男
ポエムを朗すれば
羞恥が後から湧いて後悔する
世間の基準から抜け出したいわ
439名前はいらない:2011/04/22(金) 23:04:29.85 ID:A+7cJ2K7

 何をしたいのかも分からないし、
 ボクがなんなのかすら分からない。
 誰か教えて欲しい。
 ボクは何をすればいいのか。
 ボクが何者なのかを。
 誰かおしえて

 嗚呼 誰かたすけて。
 ボクを救って。


 人が恐くておびえてた
 だからカメレオンになったんだ
 皆とソックリ
 皆とおんなじ

 いつのまにかボクが消えた
 目立たぬように過ごしてきた
 周りとおんなじ色で
 まるで影のように

 影の本当のカタチ
 カメレオンの真の色

 影は、自分で動くコトが出来ないんだ
 カメレオンは、嘘の色で出来ているんだ
 そして、僕も―――――――
440名前はいらない:2011/04/22(金) 23:49:19.31 ID:ex6e8Jj8
たとえ君の隣にいるのが僕じゃなくても
君の瞳に映るのが他の誰かでも


「あいしてる」なんて大それたことは言えないけれど
君への気持ちに嘘はないから

君が幸せならそれでいいんだ
それ以上を僕は望まない


たとえ君の隣にいるのが僕じゃなくても
君が笑えば、きっと僕も笑うことができる。
441名前はいらない:2011/04/23(土) 00:26:56.20 ID:Fv3eXXTq
古いノートはゴミ箱に捨てて…

片づけものをしていて古いノートを見つけた
昔書き綴っていた古い詩がたくさんあった
当時の思いがよみがえる
若かったあのころ
学生時代の作品の数々が黄ばんだページからあらわれた
よく書いてたな、長い間忘れていたんだと思い
今までこうして眠っていた作品をいっそ外に出してみようかとも考えた
いいかもしれない、でも
いややっぱりやめておこう…
ノートを閉じて思った
これらはすでに自分にとっては不要のモノなのだ

これらは長い間ノートに閉じ込められて眠っていたんだ
長い時間を経てこうして再開してみれば
なんのことはない、別に熟成されていたワケでもない
時はピタリと黄ばんだままあのころで止まっていたんだ
遠い昔の学生時代のままで…
若いころの自分に会えたのはうれしかったけど
読み返してみても何ら今の自分にピンとくるモノはなかった
それはすでにあのころを過ぎてしまったせいかもしれない
若さを追い越したからか… そうかもしれないけれど
かすんだ文字ををみつめながら少しさびしさを感じた
だがそれでもいい
今は今の自分の詩がある
まだ新しく書きだすこともできる
どんどん作り出したいものこれからも
きっと無数の作品が自分の中に増えていくんだろう
だからこれはいらない
古いノートは捨てよう
黄ばんだ紙と作品を閉じ込めたノートをゴミ箱に捨てた
なんの名残も感じなかった
442名前はいらない:2011/04/23(土) 06:25:22.74 ID:wAnNRjfE
ぎゃぁああああああああ゛!!!
もったいにもったいないもったいない!!
1000年くらいたったら古典で
よまれるかもしれないのに!!;;
443ガルー:2011/04/23(土) 08:46:59.45 ID:ObcH9kJU
「ボイー」

ボイーがボイッとボイボイー。

ヘイ!ボイー。ボイボイー。

ボイーのボインがボイボイーン。

ボイッボイーとガルボイー。
444名前はいらない:2011/04/23(土) 13:34:24.57 ID:r8MUn4LK

あの人に心を
捕らえられて
揺さぶられて

酒に酔った様に
熱っぽく
あつくて
あつくて

辛くて吐き気が
しても
どうしようもなく

現実に立ち返るべく
その選択が正しいと信じて
別れを告げても

ただ気持ちがまだらに
なっただけ
気にかけてしまうのは
あの人がとても疲れて
いるのを知っているから
445名前はいらない:2011/04/23(土) 13:49:33.52 ID:CXvIYwxK
捨てたハズの愛と靴
追いかけてくるのは視線
深い溝に流れる水
音の無い部屋の中

幸せを掴むために生きるの
何も知らずに笑う女
愛想笑いを装備する
笑い声が響く部屋の中
446雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/23(土) 18:19:24.37 ID:cKIMutyP
>>251
大人な詩句です。いやらしくはないけど、生々しい身体の様子が描かれています。
描写について、おざなりな詩句が散見されます。たとえば、あなたに見つめてほしいのに/
腰の疼きは止まらない、ここは、前の行が次の行の理由という表現になっていますが、
逆接にした理由がハッキリとは分からない。それで少し入りづらい。ほかにも、三連とか、
言いたいことがハッキリしない。最後の行も、唐突な終わりという感じです。D+

>>252
仮面、といきなりだされても、その後でおもちゃに続くにしても、少し唐突な感じ。
玩具の使い方が非常に面白く、寂しさを表現するのに一役買っている。噛み付くといった
表現も、具体的なイメージを呼び起こすことが無く、もどかしい感じを与える。タイトル
が慣用句から借りてきたものだけど、内容との関連が薄いようです。D+

>>253
ご病気なら、大事にされてください。嫌な夢が覚めないような感じでしょうか。
麻酔漬けにされたという、辛い事実もあるのですね。ぜんそくや嘔吐など、
身体的な苦しさもあるのは大変でしょう。三連からの、しきりを作った後の詩句が、
水の中のような不思議な光景を描いています。D+
447雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/23(土) 18:40:28.69 ID:cKIMutyP
>>254
ほぼナンセンスと言っていいような、イメージがちりばめられた詩です。その世界は確かに魅力的だけど、
少し自由すぎて、ナンセンスの意味達が、十分な効果を発揮していないように思います。
目的を持った詩を描くことが、よりよいイメージを呼ぶために、必要なのではないかという感想を
持ちました。最後の連が、落ちを作って、今までの詩句に対して、夢の出来事という意味づけを
あたえて、なるほど、と納得させられた。C+

>>255
私がいないほうがいいのですか、という内容には、甘えが大きいという気がする。もっと、
自分と人との距離を確認して、別々の人間だという認識が必要なのではないでしょうか。
二連において、言いたいことがよく分かりません。何故宇宙を持ち出す必要があるのか。D-

>>258
厳しい事故に対して、幸せな日を壊された、という意味の詩になっています。
レポート、ドキュメンタリーのような文になっていますが、まだ現実に対して余裕のない様子が
伝わってくるようです。D
448名前はいらない:2011/04/23(土) 20:12:35.61 ID:yFTkIaL0
「パウル・ツェランの感想文」

ツェランは駄目だ
どうも好きになれない
小難しい事を小難しく並べただけ
只々、解りづらい
どうも好きになれない
でも彼は
名誉有るノーベル賞を受賞した
小難しい彼は
世界に認められた
俺は日常で感じた事をただ
並べるだけで満足なんだ
批評には、ツェランは
日常で感じた事を
ありのままに書き表した、とある
だとしたら、ツェランは
日常をどれだけ小難しく生きたんだろう
ツェランは駄目だ
しかし彼を解る必要が有る
449名前はいらない:2011/04/23(土) 20:34:14.32 ID:hpIaCF8l
「UFO」

僕は本当にUFOを見た
僕は本当に見たんだ
450名前はいらない:2011/04/23(土) 21:46:21.63 ID:H4HPVmOE
「USO」

僕は嘘をついたんだ!
と嘘つきで有名な斉藤君か叫んだ
451雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/23(土) 22:01:44.79 ID:cKIMutyP
>>268
どんな作戦やねん!全編妄想爆発、で、でも、なんか楽しそう。健全さが見られると思う。
全体に渡って、ユニークだけど、しかし整った構文で、読み込める楽しさがある。D+

>>269
>ストロベリーフィールドなんだもの
ここが、すごくいい。夢のピンクに染まったような、美しく甘い夢のような、そんな色に染められて
全体を色づける。チューリップの花言葉は愛なんですね。赤、白、黄にそれぞれ独特の意味がある。
つつましやかで強い女性性を感じる詩です。全体の文が感想のように述べられているのが、
一考の余地ありか。C-

>>270
幸せな家庭、全体の流れも自然で、時間の流れを感じる。食べることについて、また飲むことについて、
具体的な描写をしても良かったような気がする。どことなく無常感や寂しさを感じる、そこがいい。D+
452雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/23(土) 22:21:17.29 ID:cKIMutyP
>>271
一連、文房具に挫折の要因と実態を比喩的に持たせている。詩を書くことで、自己の決意を表明して、
考えにまとまりを付けようとする行為だと読み取れる。詩と言うものに、受動的に突き動かされるんではなくて、
実際の詩作において、自らを表現しようとする前向きな態度がある。D+

>>273
この作も、>>271と似たような態度を詩作において見せている。詩というとらえどころのないものに対して、
読むことと書くことの、違う点とふれあう点において、その二つの点の高まりを一気にとらえようとする、
気概のようなものが感じられると思う。D+

>>275
少し文章がおざなりになっている(放り出している)感じを受ける。それは、嫌いな人についての心情吐露
という性格から来ている。ただ、嫌なだけではなく、倒錯した自己愛という事についての考察が見られる
ところが、良いと思う。詩に対して、向上心を持ってやってみることが、必要なんだと思う。D
453雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/23(土) 22:36:28.25 ID:cKIMutyP
>>276
やっぱり、文章を作る上に置いて明晰性というのは、大事なんだと思う。この詩においていえば、
>貴方はいつもアタシの傍に
>黒と黄色の服を着て待っている
この辺りが、読んでいってもすっきりしない。貴方との関係が大事なのか、踏切に飛び込みそうになるのを
いいたいのか、と言った辺りが、問題となっているような気がする。非常に錯綜した詩になっているので、
もう少しの推敲を思い切って行って、読者にわかるような読ませ方をできることが大切なんじゃないかと。D+

>>278
姿と海が混ざってしまうというのは、少しうかつな表現ではないか。代わりの無い明日に溶けていこう、
みんなで、という表現は、面白いけど、その後ろにある気持ちというのが想像できない。表現に流れて
しまったと言っても良いと思う。D+

>>279
ピアノのまわりで追いかけっこ、という遊びは、個人的なもので、表現において普遍性にたどり着いていない。
それを、三度も持ってくるのは、非常にもどかしい思いに囚われる。この文章が稚拙なんですね。
最後の終わり方など、叙情性をもたせていて、しみじみとする。D+
454雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/23(土) 22:50:29.44 ID:cKIMutyP
>>280
かなり読み応えのある、素晴らしい詩です。一連、二連と、細部の描写も、全体の意味も、素晴らしく良く伝わる。
そして、三連、逃げようと言う言葉が、のんきな描写とは裏腹に、突然の心の働きを伝える。
ボートに持たせた意味も素晴らしいし、感情と知性の両方に深く進入してくる。B-

>>285
人生の短いスケッチ。喜びがあって、ねじれとあきらめ、これは、社会的な描写があると、生きてくるのではないかと
おもった。この作者が、詩作において、何を求め、何を表現しようとしているのかは、分からないけど。D-

>>286
ひねくれた感情、それが嘘ではなく伝わってくるのは描写の妙。読者に優しい詩を作ってみてはどうでしょうか。D-
455雑草 ◆je5cNlouiI :2011/04/23(土) 23:07:49.53 ID:cKIMutyP
>>295
何億光年は距離ですね。五連の呼びかけに対して、素直に感じる人はなかなかいないとおもうけど、
六連において、認識に変更をもたらす様な語りかけが、わりとすっと入ってくる。説教くさくても、
作者においては大まじめに自分と他者を鼓舞しようという純真さが、心に触れる。D+

>>296
下品で救いようのない流される大衆、それらが作る文化について、相当辛辣な言葉を投げかけています。
この高さには僕はたどり着くことが、おそらく年齢的にもできないけれど、代わりの理念をできたら
語りかけて欲しかった。猿についても、否定的な使われ方をするばかりで、猿自体に対する観察眼
を持つべきであると思った。D+

>>298
少し全体の言葉が、堅すぎるような気がします。言いたいことを言うのに、自己撞着的になってしまうというか……。
最後の疑問文にも、思いつきというような印象を受けてしまいました。D
456名前はいらない:2011/04/23(土) 23:15:36.63 ID:jR2ODPyg
「形」

白い?黒い?青い?
大きなようで小さくて

取り留めもなく範囲すらも
それでも人はこだわり続ける……形って?

顔 心 体裁……

形…一体なんなんだろう
形の形はなんなんだろう

私には分からない
分かっている人は形の何を分かっているんだろう

それでも人は形にこだわり続けるんだろうね
不思議な形とは…○□△……∞
あってないような形
あるのにないような形

形とはただの見栄という名の器だと思う私は形に支配されているのかもしれない………………
457名前はいらない:2011/04/23(土) 23:21:05.45 ID:jR2ODPyg
>>455 評価ありがとうございます。
何億光年は距離でもあり時間という意味で書きました。
ちっぽけな人の時間と掛け合わせたくてつい:
いつも感情で書いてしまいますが末永くお願い致します
458名前はいらない:2011/04/24(日) 00:32:14.56 ID:vtmpi4U0
【電車の中で】

そっちをみると横を向く
右を向いたら左を向き
正面向いたら下を向く
声をかけたら「なんか用?」
知らんぷりしてたら「ヤな性格」
もういいよ、屁をこいたくらいで
そういうとこが素直じゃないんだよ

「だから何?」
…もういいよ、しつこいなぁ
今度はこっちが絡まれそうだ
揺れる車内で寝たフリを決め込んだ
459アギラ ◆nucQuP5m3Y :2011/04/24(日) 00:55:22.03 ID:azrpbjNJ
宇宙くらげ

99パーセントが真空で
キャンディーの含有量はそれほどない
ない
だが甘い
望郷の人々は流れ星を見あげ
軌跡のはしっこに宇宙くらげを見る
地平に消えかけた星は
ふらふらと潰え
ニュースキャスターは晴れ時々くらげと放送

最初に宇宙くらげを食べた少女は、今では孫におとぎ話をする
いつかあるかもしれない物語を
460やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/24(日) 06:37:25.77 ID:ScIrJSkk
雑草さん、名無し評価人さん乙です。

おはよ。評価させていただきますよろしく。

>>418「タイマー」/
めずらしく超日常的なテーマで素朴だが親しみやすさがありますね。タイマー大活躍、ありがとう!そんな詩だが、文章にマイナス点はない。
内容的なことに関しては、そのまんまかかれても面白いかはわからない。D
461やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/24(日) 06:48:43.78 ID:ScIrJSkk
雑草さんのおかげで未評価が大幅に動いたので記録。

>>432より未評価まとめ(36作)

>>308>>309>>311>>317>>318
>320>326>342>344>346

>348>351>352>358>367
>370>371>389>409>424

>425>427>429>431>437
>439>440>441>443>444

>448>449>450>456>458
>459>>


漏れあったらウジウジせずに訂正お願いします。
462名前はいらない:2011/04/24(日) 07:11:20.34 ID:IwpZ6V+B
とりあえずレス番近いところから

>>456
わりと形式がきれいにまとまってると思います
素朴な言葉にもかかわらずよく考えていることが分かるというか
なんとなく上から目線で評価するのが憚られる詩だが最後の一文はいらないと思う。C

>>458
電車の中のイメージが貧困すぎる
少なくとも俺が毎日乗ってる小田急線は寝たフリをしたくなるほどつまらなくはないよ
同じ題名で倉田タカシという人の詩がブクログにあるから興味があればどうぞ。E

>>459
「99パーセントの真空」は語呂はいいのかもしれないけど比喩としては粗雑すぎるような…これは印象なので保留
とりあえず断定しておきますが「ニュースキャスターは晴れ時々くらげ〜」というくだりは
はれときどきぶたというアニメから引いたものでしょう。これはオマージュとは言えないと思います。E
463名前はいらない:2011/04/24(日) 13:18:00.19 ID:+pMGj0er


>>363

>308>309>311>317>318
>320>326>342>344>346

>348>351>352>358>367
>370>371>382>389>398

>409>424>425>427>429
>431>437>438>439>440

>441>443>444>445>448
>449>450
464名前はいらない:2011/04/24(日) 14:15:12.20 ID:ONJ6swUL
「パズル」
無限大の真っ白いピース
晴れ渡った青空にはめ込まれていく
手元のピースに空が覆われていく
辺りは暗くなる
やがて最後まで残ったピースの形と、青空の形が違うことに気づいた
ぽっかりあいたその隙間から柔らかい光が差し込む
また一からやり直し
辺りは明るくなる
空はまた澄み渡る
465ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/04/24(日) 14:53:10.86 ID:5skavwFO
雑草さん、ありがとうございました
466名前はいらない:2011/04/24(日) 21:26:36.39 ID:Y2Us4xJH
「海より大きいとは言えない」

水に浸って寒さに震えて自己憐憫に浸った

だいぶ汚れてしまったような、大して変わらないような水溜まり
期待に応えるような、侮蔑の視線が浴びせられる
汚いような、そうでもないような濁った水は、視線を水底まで届かせない
視線はすぐ消えて、水溜まりの中深くたゆたう
狭くて痛い視界の中、おぼろげながら宝物が見えた気がして嬉しくなる
一人のような、もしかしたら濁った水の向こうに誰かがいるような、半端な孤独感に包まれる
不透明な視界は、目を瞑る理由を与えくれた

汚れは水溜まりをあやふやにした
だから水溜まりを理解なんてできないけれど
それでも、海よりは大きいと言えなくて
それがどうしてか、悲しかった
467名前はいらない:2011/04/24(日) 23:02:39.69 ID:Y2Us4xJH
>>448
飾り気のない文が読みやすい
ツェランの感想文を読んだ感想、またはそういった設定の詩だろうか
ツェランの模倣なのか、感じたまま書き表した感がラフな文体から伝わる
世界に認められる程じゃないけれどユニークなセンスを感じた
C-
468名前はいらない:2011/04/24(日) 23:31:46.28 ID:/LsJFW7u
>>462 評価ありがとうございましたm(__)m
最後の行いりませんでしたね;次は考えてから書きます。
469名前はいらない:2011/04/25(月) 00:21:25.27 ID:FJbAuz6s
『仮面』

男女の間には距離がある
目に見えない幅が隔てている
彼らが自らの仮面を剥ぎ取りその互いの素顔を晒すことはないのだろうか

わたしはカレの本性を知らない
優しいカオの裏のカオを見ていない
わたしに穏やかに接してくれているあのひとは
はたして本物のあのひとなのだろうか…?
疑えば疑うほどに深いミゾができてゆく
こんなこと考えてるだなんて知らないだろうあのひとの本心は

俺はアイツの素顔を知らない
化粧を落としたヤツのカオは見ているのに
ホントのカオを見たという気がしないのだ
もしかしたらアイツの素顔はもっと別のカオなんじゃないのだろうか?
整形とかいうイミではなく、ヤツのホントの性質を知りたいのだ…
笑ったり怒ったりしてるアイツはウソいつわりのないアイツなんだろうか
470名前はいらない:2011/04/25(月) 02:51:20.05 ID:C/I9Ql6R
『かってつんぽ』
薔薇の枝木の
頂で
年中さえずる
ホトトギス
喉奥に
単語カードを
ねじ込んで
胃液と一緒に
嘔吐する

袋小路の
溜め池で
総入れ歯の
ピラニアの群れ
流木を取り囲み
姿形で名付けんと
何に見えるか論議中
竜、デッキブラシ
削岩機、タイランド
男根、コルク抜き
etc.
et cetera
etcetera

薔薇の枝木の
片隅で
うじ虫の湧いた
薔薇の花
花首を落とすと
うじ虫も落ちる
袋小路の溜め池に
今はたゆたう
ホトトギス
ピラニア達は
色めくが
獲物に噛みつき
入れ歯が落ちる
流木はまだ
流木のままで
朽ち果てるまで
そのまんま
誰の名付けを
望でもなし
471名前はいらない:2011/04/25(月) 13:56:17.69 ID:XnAIaUiJ
>>467で評価した者だけど訂正する

>>448
「感想の感想」という発想がユニーク
日常で感じた事をありのままに書き表したと評されるツェラン
日常で感じた事をただ並べるだけで満足だと言う「俺」
共通点のある両者
しかし一方は世界に認められ、一方は当然そうではない
「俺」はこの事実に嫉妬したのだろう。だから「どうも好きになれない」
しかし、「彼を解る必要がある」という文から、本心では好きと思っているのかもしれない
飾り気のない文章の中に情感ある良詩
B-
472名前はいらない:2011/04/25(月) 20:44:40.89 ID:R1jdHtXg
「妄想強迫症」

連れ去られていく 今日も知らない誰かに
囁いているね 今日も夢を見たね
隣の人もまだ眠っている いまだに逃れられないのね
今日もベッドの中で塞いでいる 終わらない悪夢

真っ白な雲に立つ大きな家 今日も僕は夢を見に来た
花壇に咲く色とりどりの花たち
きっと夢をかなえられぬまま 枯れていくのだろう僕と同じように

空に描く無数の絶望 花のように枯れ 残骸のように落ちる
僕の胸にあるコレも同じように消えていく

昔はきっとここから見えない道の向こう側
まだきっと幼い僕は友達と遊んでいる

まだあどけない瞳の向こう本当のユメを知らなくて

アリたちが足元で奇妙な五角形の模様を描く

僕はまだここでバラバラになったパズルで遊んでいる

病室の時計の針が少しづつ刻んでいく オルゴールの音が時の容量を教えてくれる
誰か救ってくれ・・・

公園で鳩が一斉に羽ばたいていく
天国では一羽の鳥がまだ鎖に縛られ羽ばたけないでいる





473やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/25(月) 21:47:34.75 ID:4P/QBT6z
>>463
ありがと。

評価人さん乙です。未評価40か。
批評させていただきます。よろしく。

>>308「モラトリアム」/
モラトリアムって意味いっぱあるけど、子供から大人になる猶予、期間がこの詩には一番当てはまるかな。
季節感と日々の移り変わり、仕事、彼らと対比された自分。
1〜4連ちゃんと段階踏んで丁寧にかかるているだけに、終連のあっさりとした書き方で
それまで描写されなかった「私」の心情が浮き彫りになっている。C-

>>309「前頭葉と海馬の消失」/
完成度の高い作品。3、4連、5連もいい。
崩壊するまでの段取り、最後まで緩みのない文章も。C+

眠くて批評短いwすまん。
474名前はいらない:2011/04/26(火) 00:29:57.94 ID:zMRTXgt7
「ヒーロー・ショー」

「よいコのみんなッッ!! 今日もボクらを応援して下さいねッッ!!」
マイクいっぱいの声が会場内に響き渡る
となりの孫やまわりのコドモ達は目を輝かせて見入っている。
「おばーちゃんッッ! ホラ、テキだよ、テキが出てくるよッッホラホラ!」
孫がわたしの腕をひっぱり叫ぶ
舞台では右から左からきぐるみ達が出てきて戦いを繰り広げている

「ソレッッ! 今だいくぞッッ!!」
大音響で叫びながらヒーロー達は次々とテキをやっつけていく
(…耳が痛いわ、もうちょっと声を押さえてもらえないかしら?)
「スゴイね、やっぱ○○マンかっこいいね!」
興奮して叫ぶ孫、アイスとけるわよ。
(もう少しのガマンだわ…)
ビリビリくる耳をおさえる
見まわすとけっこう似たようなヒトもいる
お互いツライわね
1時間余りのショーはやがて拍手とともに幕を閉じた

「今日もみんなのおかげで我々は「悪」を倒すことができました!ありがとうッッ!」
最後にちびっ子らに挨拶するヒーロー達。
(わかったからそんなに大声出さないで…)
孫とまわりのちびっ子達は「ありがとーッッッ!!」と返していた。

「楽しかったネ、強かったネ、おばーちゃん。またこよーね、おばーちゃん!」
孫は満足げに言う
「そォね、また今度ね。」
(あぁやっと…)
わたしはホッ吐息をついて答えた。
まだしびれる耳を押さえながら孫と手をつないで帰路についた
こんなに楽しんでもらえるならこれくらいは安いモンだわと思うけど
やはりわたしにはお役ゴメンだわ、孫には悪いけど
今度はパパと行ってもらおう、とデンシャの中で思った
475名前はいらない:2011/04/26(火) 00:39:51.01 ID:gzpeOJ9u
『澱』

私の体内にある澱を
あなたの手で掬ってください
あなたのその柔らかな手で
あなたのその清らかな手で

指の隙間から零れ落ちる
濁った色が恥ずかしい
あなたは見ない振りをしてくれるけど
きっと 笑っているでしょう

でも 私は
あなたが優しく重ねた両の手の
丸いくぼみが愛おしくて
涙が溢れ 息も出来ずに
ただじっと 揺れる風の音を聴いていました

透明には程遠いけど
いつか澱が消えたなら
私の手で あなたの手を
そっと 握ってみても良いですか
476名前はいらない:2011/04/26(火) 02:59:48.34 ID:TACrGEYz
>>287
「まちがったこと」、「正しいこと」はたしかに存在する。
「まちがったこと」を優れているとしてしまっては、
社会が乱れる。
>「読ませる力よりも大事なものってあるのか?」
あると思います。
普遍です。
その詩に普遍があるかないか(誰にでも通用していえることかどうか)

>265
この詩のなかにも一部普遍的なものがあった。
「そんなのってないよ、そんなのってない」
ただこの詩の内容では一部の人間にか通用しない表現であるから
もっと世間の人にも通用する内容にすると活きてきたと思う。

あんなにがんばって報酬はこれっぽっち、
そんなのってない そんなのってないよ
とか、
あっちこっち走りまわって、やっとのおもいで手に入れたのに、
もう必要なくなった。
そんなのってない そんなのってないよ
とか、
エッチができると思って
彼女の部屋に行ったら生殺しにされた
そんなのってない そんなのってないよ
など。
477名前はいらない:2011/04/26(火) 03:00:52.77 ID:TACrGEYz
あの詩は引きこもりにしか通用しないから
そこが大きくマイナスでDにした。
でもほめるところはほめたいから(A)とした。
まちがっているものが社会に認められちゃいけないと思った。

金子みすずの「こだまでしょうか、いいえだれでも」っていうやつ、
すごい普遍があるじゃん。
自分にしか書けない特殊から普遍を見出すのが詩の常道と、
数々の名句を残したおじさんも言っている。
特殊から普遍を見出すのが詩人の務めだと思う。
あの詩は特殊が特殊のままなんで世間一般には認められないと思う。
あの詩には普遍がないからDとした。
「嫌だ!嫌だ!嫌だ!」も普遍的な言葉だと思うけど
内容があれなんで普遍の「嫌だ!嫌だ!嫌だ!」ではなく
特殊の「嫌だ!嫌だ!嫌だ!」だと思う。
この詩が理解できるのは同じく特殊な人間で、
大事なのは普通の人にも理解できることだと思う。
ぼくらは地球人なんだ
宇宙人の宇宙語ではわからないんだ
地球の言葉で話してくれ。
ということ。
少し言い過ぎならごめん。
478名前はいらない:2011/04/26(火) 06:20:25.66 ID:+NhEhbw8
嗚呼!

世界のなんて明るいこと!
まるで私を祝福しているようではないか!

    (或いは、最後の光)


晴天の空は雲すら拒み
私のこころを締め付けるというのに
雲の隙間の星々は
私のこころを熱くするばかり


嗚呼!

世界のなんて明るいこと!
まるで私を祝福しているようではないか!

    (或いは、最初の光)


真夏の太陽と言えば
刺すような光で私のこころを見透かすというのに
真冬の月と言ったら
なんてやわらかい光で私のこころを包むのだろう


嗚呼!

世界のなんて明るいこと!
まるで私を祝福しているようではないか!

    (或いは、・・・)
479名前はいらない:2011/04/26(火) 12:56:22.38 ID:/JmEHei7
>>477
>>265については私の>>267が完全スルーそんなのってないよな件
おんなじような感想書いてお返事もらいやがって!!
普遍?そんなみんなと同じだからって王道面ぶら下げてるうんこはトイレにジャーだ!
うんこはトイレに流すものですから。普通です。
480名前はいらない:2011/04/26(火) 23:41:48.71 ID:s/UN4BCY
「赤い靴」

これがいいよ!プレゼントしてあげる

そんなきみの気まぐれで

ぼくの足にかみついた、真っ赤な靴
ぼくの血を吸う、真っ赤な靴

ぼくには眩しい、真っ赤な靴
ぼくには似合わない、真っ赤な靴

まるでだれかさんみたいな、真っ赤な靴

青いのがよかった、そう言いながら
毎日ぼくの足には、真っ赤な靴


ほんとは嫌いじゃない、真っ赤な靴
481名前はいらない:2011/04/27(水) 00:46:48.99 ID:8tq8iwfd
【擬態】

心を隠すように何かをごまかすように
わたしはカツラを被る
老いはつねにわたしの姿を追い詰めようとする
孫は笑いかける
今日もおしゃれだねと言ってくれている
その言葉が嬉しいのだが
老いを覆い隠していることは知らない
いつか気付かれる時が来る
そのときあなたは小さな頭で
わたしの老いを理解してくれるのだろうか?
わたしの失った若さもわかってくれるのだろうか…
息子よりも一足飛びにあなたの若さを妬む己がいる

だから
ごまかしてごまかして今日も生きる
女は死ぬまで女でいなくてはいけないんだ
化粧でごまかしその他でごまかし明日も生きるのだ
482やさしいあくま:2011/04/28(木) 00:34:24.66 ID:4VyKJfJ6
>>481「擬態」
 なんかギャグ詩だとおもって読んだのに。こころ奪われたなw
 主語がわたしだったのにも関わらず、終連に来るまで女性だと気がつかなかった。若い人ばかりが描かれてると思ってたので、自分の親くらいの年齢の詩っていうのには新鮮だった。
 擬態と称しつつも、いつまでもきれいにしている人はきれいだ。無駄がなくまとまった作品でした。C

483名前はいらない:2011/04/28(木) 12:45:05.45 ID:AF10davN
【疑惑】

心の中にすきま風が入るとき
静かにわたしの心の中のフスマが音を立ててスーッと開く
そんなときは
いつも冷たい風が肌を冷やす
家族は気付かない、誰にも気付かれない
でもわたしだけが知っている
あぁそれなのに
どうしてあのひとは疑惑のあとを残すのだろう
戸を閉めることのできないあのひとは
自身のウワキの証拠も隠せずにいる
甘ちゃんなんだから、ホントに
大馬鹿なんだから、やっぱり
孫にも気づかれないようにしているわたしの身にもなってほしい
トロくてまぬけででくのぼうでハゲで見栄えが悪くてもいいから
ちゃんと自分で後始末だけはしてよね
たのむからこれ以上、わたしに迷惑かけないで
泣きたくても泣けないわたしがいるっていうのにサ
484Quick Toiletくん ◆DxJSeCtn6Fu2 :2011/04/28(木) 13:32:33.34 ID:alUy9+Q4
能動
(脳・胴)

足がなきゃ歩きもできないだろうに
485名前はいらない:2011/04/28(木) 18:20:46.95 ID:jFQHgeYj
7
477
486名前はいらない:2011/04/28(木) 21:23:42.30 ID:Y4vFKnRz
>>265>>267
自演?どっちにしろとんちんかんだけどね
487パル:2011/04/28(木) 21:47:26.12 ID:CaoV3PPw
題「霧の中で」


窓が張りついて とれない
月をはいたお日様 今日も去っていったよ
あったかいなー あったかいなー
さむさに凍え 花が散る

ガムがかみついて とれない
靴をはいた両脚 今日は地面をふんだよ
たのしいなー たのしいなー
段差におびえ 風が舞う


蝶々 躊躇 蝶々 躊躇

影がまごついて とれない
お日様はいた地面が 今日も去っていったよ
さみしいなー さみしいなー
空を見上げて 明日が散る
488名前はいらない:2011/04/28(木) 22:52:47.33 ID:gefK/xQh
>>486
ほう、自演認定ととんちんかんのダブル仕掛けか…ホーホー(^o^)
489名前はいらない:2011/04/28(木) 22:54:38.62 ID:gefK/xQh
ハトだすぞ!!
490名前はいらない:2011/04/29(金) 00:45:43.24 ID:cIZmb+gl
『ふくふく金太郎』

ふくよかな大福をつつくとえくぼができる
大福が大福を夢中で頬張る
どこもかしこもまだやわらかなモチのような息子
こどもの日はかしわモチを山盛りにしてやるぞ
居間で息子ソックリのふくよかだがりりしい金太郎がいさましく構えている
パパのひざで甘えてるおまえはまだ弱い金太郎さんだ
かしわモチ食べて、ママと3人でたくましくなろうな
庭でおよぐ小さなコイノボリも息子を見守っている
491名前はいらない:2011/04/30(土) 00:33:47.06 ID:TPXOU4SH
ー誘蛾灯ー

わずかな数台の灯りに集まってくる少年たち
あの3台の自販機の前が彼らの夜の社交場だ
灯りに惹かれて集まるムシたちのように
彼らは休み前になると必ずやってくる…

深夜0時
田舎のムシたちのざわめく声が響き渡る
492ちーちゃん:2011/04/30(土) 01:21:39.28 ID:vs7pN/M4
>>491
肯定も否定も無く見たままを書くのは悪くないが少々事件性に乏しすぎるだろ
自販機を誘蛾灯に喩えたのは面白いけど、
あと一つ何かを思わせる光景なり心情なりのガイドがあってもいい様な…
これじゃ「自販機の前に虫が居ます」「へえ、そうですか」で終わってしまう
少年たちの目線から見ると「あん!?」だろうな
「虫がざわめく声?なんだお前?」だよ
奴らは自分らで「蛾連合」とか名乗るかもしれんが、他人が「蛾」と呼ぶには
奴らへの敬愛を持って虫呼ばわりしなければ「蛾連合」のテーマは成立しない
もしくは作者の立場が敵対勢力「不磨綺羅亜」ならば侮蔑をぶつけて行かなければ
遠巻きに眺めた後で2ちゃんに苦情を書き込むおっさんの1レスで終わってしまう
と、言うよりこれは「猫がいました」とか「犬が」見たいなアレなのでしょうか
となると「ゴミを散らかす」とか「金髪ジャージのセクシイなヒップ」とか
「雄くっせえ鳶装束」見たいなのはむしろ余計な印象を読者に与えてしまうのかもしれませんね
などと考えなくてもするっと読める様な作品を求む!もう一つ多くの情報を伝える一言が欲しいD
493こまっち:2011/04/30(土) 01:44:04.30 ID:zRS/0jWY
「どっから間違ってた?」


君が例えば僕の全てを知ったらさ
それはそれで幸せだと思うかも
別れることになっても
離れることになっても

それより今日は久しぶりの休みだ
精一杯家族サービスしてみるよ
形だけになったり
返したつもりが貸しが増えたり

わかっていて
間違う人は少ないが
偉い政治家ほど
ホイホイ釣られて
間違うみたいにさ
歴史に学べ
勉強しろと
あれほど言ったのに
真意は汲み取られず
あの知識は脳の何処でどんな知恵になった?
僕はいったいいつから間違ってた?
494こまっち:2011/04/30(土) 01:47:52.00 ID:zRS/0jWY
いや、我ながら酷い詩をかいたもんだ…
495ちーちゃん:2011/04/30(土) 02:04:08.04 ID:vs7pN/M4
>>491
それかそのタイトルだったらホント一瞬見た光景にしたほうが渋いんじゃないか?
毎回やってくるって書いてんのがどうでもいい感アンド余計な詮索をさせてしまうからな
「ウザいのかい?それともアンタは楽しみに待ってんのかい?w」みたいな
完全にその一瞬だけ切り取ったほうが詩的だと僕は、思います
496ハト ◆CoeApkEQGs :2011/04/30(土) 02:22:02.00 ID:9quD5R0H
>>494
こまっちまうな
497名前はいらない:2011/04/30(土) 03:28:58.62 ID:zNAa/RCP
手を伸ばして それだけ

離さないで それだけ

そこにいてほしい

名前はいらない
498名前はいらない:2011/04/30(土) 03:57:58.75 ID:zNAa/RCP
蝉が泣く 光の搭 この威圧感 僕も泣く

虫取なんて 楽しいかい?

元気な君がいてさ 僕は笑えないね

だって雨はこんなに美味しい

ひまわりは咲く 僕は泣けるよ

だってそんなん美しい

蝉の泣き声がする

光の搭 あれは幻
499やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/30(土) 21:46:14.99 ID:5GJSB5OY
連投による逮捕者
>>497-498

>>489
意味わかんないけどフイタw
>>478
しつこいと思いました。感嘆の言葉を投げかけるにはいろいろ足りなさすぎる。無念D―
500やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/30(土) 22:18:09.20 ID:5GJSB5OY
>>459「宇宙くらげ」/ アギラさん ◆nucQuP5m3Y
 変わり種みたいな狙った詩だが、読ませるところがない。
個性はあるが、ただ不思議な設定を書かれても、提示されたもの以上に読者が感じない。
「おとぎ話/物語」というとそれっぽさがあると思われがちだが、そこに物語はないので誇大広告のような期待ハズレ感がある。
「地上に消えかけた星」ってハウルの動く城みたい。
言葉のもつ力を利用する簡単な詩より、自分で内容作っていった方が「読める」作品になると思う。D
501名前はいらない:2011/04/30(土) 22:20:49.96 ID:pZPg9WTj
君の笑顔の裏を見た
赤く色付いた手を眺めながら
あの時の嘘を思い出す

君はとても綺麗だった
失う絶望と手に入れる快楽
僕にはどちらも愛しい
救いの手を払い除けよう
このまま罪に溺れてしまおう

君は僕の一部となり、僕は君に殺される
第三者に抜かれようとも構わないさ
その瞬間、僕は完成したのだから
502名前はいらない:2011/04/30(土) 22:33:54.07 ID:XiHfFVzO
何も知らないまま誰かに従い
何かが違うと感じながら歩いてく
学べないよ
笑えないよ
置かれた餌 集めながらなんて
ふんずり反った奴らに夢消され
苦笑いでやり過ごす
詰まらないテレビに支配され
ボーっと時間が過ぎてく
明日は出かけてみるとするか
ため息交じりに立ち上がる
503やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/04/30(土) 22:34:16.78 ID:5GJSB5OY

>>484「能動」QUICK toilet君
よくこんなしょーもないの書いたな。ギャグですね。そして面白くなかったE

59
504名前はいらない:2011/04/30(土) 22:37:16.40 ID:E1bo7gdB

 『死んで欲しい』
 幾度も飲み込むこのセリフ
 いつか貴方にぶつけるのかな?

 貴女を否定する事は 自分も否定する事だと
 そんな事は知っている
 そんな事は覚えている

 貴女がもし 存在しなかったなら
 アタシはいま此処にいない
 貴女がくれた命だから

 貴女からもらったこの灯火
 愛だったのかな
 ‘なんとなく’という
 意味を持たない選択だったのかな

 貴女がもし 殺してくれていたのなら
 アタシは憎まずにすんだのに
 貴女がくれた感情だから


 本当は嫌いじゃないの
 大好きだったの

 抱締めてくれた貴女
 優しかった貴女
 撫でてくれた貴女
 今は何処にもいない

 貴女の機嫌が悪いと
 アタシも苛ついてくる
 そうすると貴女もまた怒りだす
 終わりの見えない悪循環


 『死んで欲しい』
 幾度も飲み込むこのセリフ
 いつか貴女にぶつけるのかな?

 貴女を否定する事は 自分も否定する事だと
 そんな事は知っている
 そんな事は覚えている


 いつの日からか
 アタシの足元に貴女が寝ている夢を見る

 本当のところは
 死んで欲しくなんかない
 だってせっかく生んでくれたのだもの
 もう少し貴女を愛していたい


505名前はいらない:2011/04/30(土) 23:02:09.54 ID:8R4AHW5a

神秘

淡い謎が注がれる。
神々の御手にあった秘密が零れ落ちる。

姿を変えて流れ行く。
光に混ざり、空へ漂い、風と旅し、
水に溶け、大地に溶け、
万象に深く沈み込む。

浮かび上がるときは稀だが、
母なる自然物や、
優美な獣に現れることもあれば、
無二の者の愛や歌。
全ての幼な子の微笑に煌めくこともある。

私はあの刹那で消える謎を読み解き、
拙い詩句でそれを綴る。
506名前はいらない:2011/04/30(土) 23:05:11.98 ID:8R4AHW5a
>>504は誤爆。
評価はしないでください。
507名前はいらない:2011/04/30(土) 23:07:13.11 ID:8R4AHW5a
違った…>>505です。
>>504の人ごめんなさい。
508名前はいらない:2011/04/30(土) 23:34:52.59 ID:XiHfFVzO
孤独なロンリネス
君が消して
きっと踊れるから
風になびくレースふわっとガール
羽が舞い踊るように
手から木漏れれよ
やさしいなぎさのようだよ
ふわっふわっなガール



509名前はいらない:2011/05/01(日) 00:11:53.68 ID:5YH3UCkV
「思春期ガァルズ」

なんでもイイはどれもイヤ
お世辞はすべてお見通し
嫌いか大嫌いの二択

楽観論と悲観論
シーソーにかけてグッバイ
悩みはずっと尽きません

いくつ折り曲げたって
スカートは長いし
必死で勉強しても
全然勉強してないよお
なんて

満足しないお年頃
足りないばかりのお年頃
腐ったオトナになりたくなくて
箱のなかでもがく青色
510名前はいらない:2011/05/01(日) 01:03:17.21 ID:aVKYs8zg
「独居傍人」

ぼくは空き部屋に孤独を飼ってるんだ。
泣きながら笑う可愛いやつさ。

毎晩、エサとしてぼくに向けられた言葉を与えてる。
クラスメートが言った「死ね」だとか、駅員が言った「駆け込み乗車はおやめください」だとか、三浦さんが言った「気持ち悪い」だとか、八王子くんが言った「同類だ」だとか、両親が言わなかった言葉、だとか
あらゆる言葉をエサとして与えてる

孤独の糧になる言葉たちは、どうにも暗くじめじめしたイメージだろ?
本当はそんなことはないんだけどね
ぼくに向けられた言葉たちが暗いだけで、実際は「ありがとう」だって「すき」だって「ごめんね」だって、孤独はおいしそうに食べるんだ。

自分に向けられた言葉ならなんだっていい、孤独はなんだって食べるよ。
それをエサにするかは人それぞれだけど、言葉を食べる孤独は可愛いよ。
散歩もいらないし、おすすめ。
まぁぼくの場合は知らず知らずのうちに、空き部屋に勝手に住み着いてただけなんだけどね。

ほんと、泣きながら笑う可愛いやつさ。
511名前はいらない:2011/05/01(日) 01:04:01.39 ID:aVKYs8zg
>>510 続き

今も言葉をたくさん与え続けてるんだけど、孤独は空き部屋に収まりきらないほど大きくなっちゃってね。
別にぶくぶくとふとらせて食べようってわけじゃないんだけど、孤独には言葉を与え続けるしかないんだよ。
それが飼い主の義務ってものだし、ぼくにはそうするしかなくてさ。

空き部屋に収まりきらなくなった孤独をどうするかって?
そんなのは簡単。
空き部屋からは出してやって、外で飼うだけだよ。
意外と大人しいから外だって大丈夫なんだぜ。
ちょっと大きいから人目が痛いのが難点だけど、そこさえ目をつむれば問題ないよ。

今日もぼくはエサを与え続ける。
クラスメートが言った「死ね」だとか、駅員が言った「駆け込み乗車はおやめください」だとか、三浦さんが言った「気持ち悪い」だとか、八王子くんが言った「同類だ」だとか、両親が言わなかった言葉、だとか
あらゆる言葉をエサとして与えてる

可愛かった孤独なんだけど、最近さすがに大きくなりすぎちゃってさ、少しだけ、ほんの少しだけ、こわくなってきた。
いやほんと、泣きながら笑う可愛いやつなんだけどね。
さすがにちょっと…大きすぎてさぁ。

それでもぼくは馬鹿みたいに言葉を与え続けている。
それが飼い主の義務ってものだし、与え続けなきゃいけないんだよ。

あまりにも巨大な孤独に、ミジンコみたいなサイズのぼくが、言葉を与える。
昔は満腹を知っていた孤独なんだけど、ここ最近はもう底無しでね。
まるでブラックホールみたいに、ただただ言葉が、孤独の中に消えていくみたいで不気味。



そういえば、最近どうにも無感動で、涙が出ないんだよ。
なんでだろう。
悲しいんだけどね、ほんと。
涙が、出ないんだよ。

そんなことを考えながらボケーッと空を見上げていると後ろから「フフフッ」って笑い声が聞こえてさ
びっくりして振り向くと
背後にピッタリとくっ付いた孤独が、泣きながら、笑ってた。


ぼくは空き部屋に孤独を飼ってたんだ。
泣きながら笑う可愛いやつさ。
512名前はいらない:2011/05/01(日) 02:04:15.99 ID:yb5A2y+V
-ぶすったれっ子-

ぶすったれぶすったれ
王女と王子がキスしてるのにぶすったれ
となりのあの子は笑っているのにどうしたの?

ぶすったれぶすったれ
みんなが見ているのにぶすったれ
お客さんたちが笑っているよ

ぶすったれぶすったれ
王女があなたを心配して
とうとうごきげんとってくれちゃった

ぶすったれぶすったれ
結婚式の間中しかめっつら
ぶすったれぶすったれ
教会のカネが鳴っててもむくれている
ぶすったれぶすったれ
今日は一日ぶすったれっ子だね
513Quick Toiletくん ◆DxJSeCtn6Fu2 :2011/05/01(日) 11:19:36.93 ID:jZBqeiDT
世界の敵は 自殺志望者
すべり台から 無数のゴムボール

赤いものをばらまき
すべてのくさいものをばらまき
明日はないってさ
こっちにはあるんだよ

世界の敵は 自殺志望者
滑稽なだけの 赤い臓器

死んでしまったその後に
忘れられないとでも思ったのか
僕はさっき忘れた
楽しい瞬間すべてにおいて忘れた

あなたの名前なんて知らないし
踏切にいた理由もわからない
そんなことはどうでもいい

僕の前で死ぬな 気持ちが悪い
僕の知り合いの前でも死ぬな
さらにその知り合いの前でも死ぬな
その先でも ずっと先でも

気持ち悪いから
この街はあなたの悲劇の舞台じゃないから

世界の敵は自殺志願者
死のうと思う? 生きればいいのに
514名前はいらない:2011/05/01(日) 15:02:08.13 ID:RHaFtwqm
青く高い空を見ていると

飛べるような気がして

手を伸ばしてみたのだけれど

飛べない自分に気づいて

こんなとき
君が側にいたらなぁって思ったんだ
515やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/05/01(日) 18:40:49.98 ID:YqntgcwV
未評価57くらいかな。
連投による逮捕者
Quick Toilet ◆DxJSeCtn6Fu2
>>411>>484>>513
516やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/05/01(日) 19:06:45.19 ID:YqntgcwV
>>317「YOUSUMI」/
でっていう。日本語なのでD-

>>318「あの日…」/

なくなった「君」という大切な存在の喪失感を
当たり前の疑問と当たり前の自問自答を繰り返し読者に投げかけた感動的ベタ詩。
設定は簡単。死という別れと悲しみ苦しみ、孤独感で実に簡素なお涙頂戴劇をありきたりな言葉で完成させた。
なぜこのような辛辣な批評をするかというと訴えも独りよがりで戦後なら毎月何作もみますというくらいベタだからである。D
517やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/05/01(日) 19:13:58.44 ID:YqntgcwV
>>474「ヒーロー・ショー」
/ 詩じゃなくてエッセイ。
孫を見守る祖母のちょっと無理した日常がほっこり暖かくなるかもしれない作品。
内容は祖母が孫をヒーローショーに連れて行くが、孫の喜びとは裏腹に祖母の我慢が垣間見える。
この感情の各個書きは口には出さないリアルタイムな心の声だが、作品としてはクドすぎると思う。
「孫のために」を強調するならダラダラした不満を抑えて、最後にぽそりという控えめな姿勢のほうが締まりがいいだろう。D
518Quick Toiletくん ◆DxJSeCtn6Fu2 :2011/05/01(日) 19:14:18.60 ID:jZBqeiDT
>>515
あれ>>503で既評価になったと思ってた
と思ったら>>311・・・。
ゴメンなさい。
反省します。
519名前はいらない:2011/05/01(日) 21:13:27.96 ID:QgRZNU+9
>>516

>>318です
ベタすぎですか
確かにそう言われてみればそうですね
今度はもう少し違う感じで作詩してみます
評価ありがとうございました。
520名前はいらない:2011/05/01(日) 22:09:22.84 ID:0s97jRwa
春歌秋冬

いつ頃からかわからないけど、こんなんなっちまって
結局自分のせいだと問題を不時着させる。

春は匂いますか?

一歩一歩進んだつもりが、いつの間にか走っていて
早過ぎて脚が追いつかなくて
あの春の匂いをもう一度感じたくて、あの

夏の始まりをまた握りたくて
冬の始まりすら匂わない 秋に飲み込まれていく

奪われたものは全てかけがえの無いもので
まだ冬眠してる
いつか感じれるように 四季の香りを
521やさしいあくま ◆E.NyBZF1LtlF :2011/05/01(日) 23:46:21.77 ID:lTi+AEIj
PCよりトリップテスト
>>518
一度逮捕されたらその罪は一生消えない。




なーんてうそ!

>>519
誰でも書けそうなものより、自分らしい詩作で望まれてください。
またおいで。
522名前はいらない:2011/05/02(月) 00:26:07.00 ID:AQiTE3l/
『カフェ・アート・なんとか』

腹がペコちゃんだったので
何かちょっと入れられる所を探してみた
それでとある喫茶店に飛び込んだ

コーヒーの種類なンていらないよ
クリームアートなんてのも不必要
マスターのおしゃべりもこうざい音楽もいらん
バリスタ? なによそれは…

ただ俺はメシを食いたいだけなんだ
お客にいろいろ求めるなって
食えるモノとっとと出してくれ
サッサと店のメニュウをよこすんだ
よけいなサービスなんて無駄なんだよ

オサレなムードに洗脳されやがって…
あいつらめ
女客どもの声が気に障る
俺は入ったコトを後悔し始めた
怒りにミリミリ燃えつつ
くだらないアンケートの紙を破り捨てた
523新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2011/05/02(月) 00:29:06.41 ID:UKakmppi
>>459
ぼくはこの詩好きだな。ブラッドベリのSFみたい。
夢があってじんわりと余韻が残る。
524名前はいらない:2011/05/02(月) 01:05:04.92 ID:zuoHpWa9
天皇の存在が精神的支柱だったなんて明治時代につくられた捏造
室町時代の応仁の乱では南朝北朝方に分かれて双方で殺し合い
その前の鎌倉時代では反乱を起こした後鳥羽上皇を隠岐の島に流罪
戦国時代にいたっては誰からもかえりみられなくなって貧乏暮らし
もし、天皇の権威のもとに日本人が心を一つにしていたというならこれをどう説明するのか

そもそも
さんざん天皇は神だの日本は神国だのとふきこんでおいて、負けたら実は違いますとかさw

国民だって今さらそんなこと言われたって困るだろ
つまり天皇が私は人間です日本も神国ではありません、私の名前で戦争するのはやめましょうと言えば
戦争も終わってみんなハッピーだったじゃん

日本は普通の国であり、天皇も神の子孫ではなくただの人間 
こんなの当たり前のこと
それを皇国だの神だのとイッっちゃった思想で国をまとめあげようとしたのが間違い
自分たちが神の側の人間であるという傲慢な思想のせいで他の民族や国に対しても根拠のない優越感を抱くようになった
525ヤンマオβ:2011/05/02(月) 01:09:19.68 ID:C/YYn30Z
うわああああああああああ。
歯茎の裏に挟まったよぅ。
何だようこれ。
何だようこれえぇぇ。
ぁあぁああ…あぐぅぅぅぇ!!!
這い上がるよぅ。
ヌメ。
歯茎が!歯茎が!
いゃだあぁぁぁぷ!
もぞもぞするよぅ。気持ち悪いよぅ。
モゾ。
何だよこれぇぇ。うぅぇ。ぐゎも。
止めろよぅ。あああ!あああ!
這い上がるよぅ。潰されるよぅ。
うわああああああああ!

ゾゾーンゾゾーンゾゾーンゾゾーン
ゾゾーンゾゾーンゾゾーン
ゾゾーンゾゾーン
ゾゾーン

イカの赤ちゃん。

526名前はいらない:2011/05/02(月) 03:45:51.90 ID:8r9R/P5j
>>524
終始結果論。読む所無しD
527名前はいらない:2011/05/02(月) 03:48:22.86 ID:8r9R/P5j
>>525
グロ可愛系妄想コント。これは君にしか書けない。しかしD
528名前はいらない:2011/05/02(月) 07:50:01.47 ID:zuoHpWa9
天皇カルトとGHQが呼んでいたことだけは
覚えておいたがいい。

その天皇カルトをGHQは利用したがね。

只の人間や、只の人間の家系を尊ぶなど
時代錯誤であり、人が人として、この世に生まれさせられた
意味を否定する、迷信でしかない。
そんなものは、ゴミ箱に捨て去り、
人の心の平安は、別次元に求められるべきであるのは
当然のことだ。

天皇という存在が、近代になって
日本人に与えたものは、
「惨禍」でしか無かった筈だ。
取り巻きは別だろうが、
大多数の日本人にとってはね。
529名前はいらない:2011/05/02(月) 09:08:08.09 ID:QvAXH35r
>>524
思考中。でご覧ください
530名前はいらない:2011/05/02(月) 13:35:51.79 ID:8r9R/P5j
天皇陛下の1京分の1の頭脳しか持ち合わせて居ないお方が
まったく生命の誕生から世界は民主主義であったと思っていらっしゃる
531名前はいらない:2011/05/02(月) 13:56:34.88 ID:X7inQuQM
としてのみ知られている天皇駆
私は良い愛鐚を持っている。

天皇に基づいて、他の宗教のように。

そして、たった一人は、ただ人間の家系図を尊重する
私が作ったようになります、古くなってこの世界に生まれた人
平均は何も迷信を拒否します。
このようなことは、無駄をなくす
才津の異なる人々の心の平和を求める必要があります
それは自然なことです。

天皇の存在は、近代的な
これらの日本に与えられた
"防災"があるだけではありません。
側近はされる
多くの日本人のように。
532名前はいらない:2011/05/02(月) 14:51:59.21 ID:mmbOx+9U
>>522
定食屋行けD
533名前はいらない:2011/05/02(月) 20:40:15.57 ID:R5C7AC2I
たいして良くないのだが何故か泣いてしまった無名童話作家?
下手なの?上手いの??
ttp://www.kagoshima-w-rc.jp/bungei/kaieda_4.html
534名前はいらない:2011/05/02(月) 21:01:44.24 ID:FqV4moHV
未完成



あなたに精一杯の声を

そうあなたが奪った翼が空にあった雲のように

生まれた時に奪われたおかげで歩くことが出来るよ

あなたはいつもさ せっかちだから 人混みを咲いて歩いて

ぼくはいつもあとをついて行ったね

意地悪そうな顔しておせっかいで人より泣き虫で怖くて優しい

空にあった羽根はこの間翼になっていた

あなたが空に持って行った まだ歩きなさいと

時々走るよ 今は歩くよ 少しゆっくりと

いつか羽根の生える時まで

足をつけて

精一杯 ありがとう おやすみ
535かさ:2011/05/03(火) 00:08:31.40 ID:0dX0o3Gw
「飴」

飴よ飴
もっと降れ
辺り一面が甘い匂い

飴よ飴
もっと降れ
体に当たる痛みがいとおしい

雨よ降れと空に願ったけれど
降ってきたのは大量の飴
愛猫が死んだ僕の心を打ちのめすために
もっと飴玉よ降り注げ

猫の名は飴

数年前に雨に打たれて鳴いていた子猫を拾ったんだ
そいつを飴と名付けた

昨日の昼に飴は車に轢かれた
僕の目の前で

泣くこともできずに
飴を葬り空を見上げた
自分を洗い流したくて「雨よ降れ」と願ったけれど
空からは飴が降ってきた

これは飴からの贈り物か

飴よ飴
もっと降れ
地面に落ちて割れながらも

飴よ飴
もっと降れ
辺りから香る甘い匂い


さようなら飴
536名前はいらない:2011/05/03(火) 00:10:30.28 ID:hnN8wddJ
-この子の言葉-

一粒種の孫がかわいいこの頃…
何をしても何を聞いてもあどけないこの子
早くばーばと呼んでほしい
でも最近覚えたコトバが「ジシン」
パパとママは覚えたのにその次が「ジシン」だなんて…

テレビを見ては「ジシン」
わたしとラジオを聞いては「ジシン」
じーじも早く呼んでほしいって催促中
でも2人のカオ見ても「ジシン」
こんなご時世、仕方がないと思いつつ
四六時中聞いてたラジオを消した
537名前はいらない:2011/05/03(火) 01:04:43.86 ID:aimO1yFo
「金曜日」

もうすぐ定時で心が踊る
もうすぐ定時でハイになる
疲れて体がボロボロだけどこの日の夜を待っていた
しばらくさよなら 嫌味な上司 しばらくさよなら道具箱
いつも馴染みの飲み屋さん酔いつぶれたらごめんなさい



538花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/05/03(火) 01:20:04.29 ID:jaUJYo6H
「天!」

あの子は
頭がおかしいので
いつも中庭のミノムシを見つめていて
ブランコになっておるのです

それがどのように
頭が
おかしいかというと
うーん
それを説明するのにふさわしい
言葉がきっと日本にはない
ほほほーん

そうだ
日本は言葉を減らしすぎた!
あんなにあった言葉たちが!
あんなにうざいくらい!
あんなに必要もなく! 増殖した言葉たちが
ざまぁ(^Q^)
これからはわたくしたち陽殖人種の世界でアリマス☆

さてここでニュースが入りましたっと
杉の子供のオタマジャクシであるところのあの
花粉こちゃんたち
花粉こちゃんたちが風に乗って
高いところまでいって
宇宙の塵のひとつひとつになって
あぁ
もう
手が届かないね

いいこととか
わるいこととか
それはいつも僕らの思い違いで
かわいいアレは中庭のミノムシとともに
ブランコとなって揺れてるよ
死ねばいいのに(-_-)

シュシュを二重巻きにして
走り出すとなんか痛い
人目があいたたたたたそんなに気合い入れなくても
宇宙はここにあるんだし
まっいっか

アメフラシの内臓〜ん

空を仰ぐと
太陽がわたしめがけて落ちてくるのがみえました
春っだねぇ!♪

539名前はいらない:2011/05/03(火) 01:52:51.57 ID:99pENu1v
>>320
感想として あぁ、はいそうですか で終わっちゃう。
思ったことを面白味もなくメッセージもなく詩っぽくしたって感じ D
540名前はいらない:2011/05/03(火) 02:00:33.67 ID:99pENu1v

>>440
よくある よくあるJ-POPとかドラマとかによくある
人に読んでもらおうって気持ちが足りない 面白味皆無 D
541やさしいあくま ◆hBTc50w4HM :2011/05/03(火) 02:47:07.69 ID:FRXnvWcs
未評価まとめ(57作品)再評価なし

>>326>>342>>344>>346>>348 >351>352>358>367>370

>371>389>398>409>424 >425>427>429>431>437

>438>439>441>443>444 >445>449>450>464>466

>469>470>472>475>480 >483>487>490>493-494>497

>498>501>502>505>508 >509>510-511>512>514>520

>528>531>534>535>536 >537>538

連投
>411>513>484
>497>498
542名前はいらない:2011/05/03(火) 04:37:50.32 ID:turTKlP4
「all hope is eternity rest」

皆さん 脳は休めてますか
きっとあなたのことを心配してくれてる人がいますよ

あなたの耳元で囁いてくれる人がいますよ

「一緒にいようと」

僕とあなたは『仲間です

辛い時きっとあなたは手を差し伸べてくれるでしょうか?

病気で寝込んだとき傍にいてくれるでしょうか

君はカレンダーを見る

明日からゴールデンウィークだ
543名前はいらない:2011/05/03(火) 05:51:57.65 ID:6fhoJ179
[編み物]

編むという行為は
異なる二つを
自身を変容させ
時に引っ張って崩し
整のえ

不揃いの
整然とした
世界が織り上がるのである
繋ぎ合わせ
平面の立体を

物質の
一つである
蛋白質の糸が
毛糸の二重螺旋が
破壊と再生の

両端を
発端は
結び目である
固く
真綿で首を締める

生の終わりに昏し
複雑に絡み合い
設計図通りに
裏と表の
編み物である
544名前はいらない:2011/05/03(火) 17:10:11.92 ID:t/wyToDr
友情それ自体が目的に変わった瞬間の回避を至上の命題の様に位置づけた私の行動は友情を失わせた。つまり二人の間に友情は永遠に失われた
545名前はいらない:2011/05/03(火) 21:13:33.45 ID:0yrAP+/f
>>459
宇宙くらげってタイトルで枠が広がって凄い好きだけど
玄人から見たら駄目なのかなぁ
初心者から見たら凄いと思った
546新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2011/05/03(火) 23:23:02.09 ID:a9iYhfMz


ぼくたちは遠くでゆれるタンポポだった 綿毛が吹かれ ぼくは生まれた


戦争は過去ではなくていまのこと 生まれてから続く 透明な戦争


風はガラス 夕焼けはガラス 街はガラス 心臓なんざ とうに砕けた


さよならの 意味について 考える 生きてしまうこと 生きてしまうこと


きょうもまた 空飛ぶことに 失敗した 家で待つきみに キリン草を買う


いつの日か きみと手をつなぎ 歩く道 夕焼け空に 「Fin」という文字


547505:2011/05/03(火) 23:27:55.46 ID:pAmDKaHT
>>541
>>505->>507
>>505は除外。評価しないでください。
代わりに>>504を。
548名前はいらない:2011/05/04(水) 00:55:01.41 ID:+/wmA2F8
『日常の色・2』

「セクシーダイナマイト☆」
そう言われるのを想像した

最近買った下着
履いてみればそれはまぎれもなく「赤」
今まで黒や灰色で通してきた自分が
今回通販で初めて選んだ色なのだ
割に地味な配色だと思ったら…
まるで血のような毒々しさ
レースがそれに拍車をかけるかのよう…

ジワジワと恥ずかしさが襲う
美しくもないしこんな体系の自分に似合うのか?と問えば
200%似合わないと答えられる色
履いてしっかりと後悔した
やっぱりダメだ、あぁダメだダメだ

「セクシーきどりだね」
そういう彼らが想像できる
バカにされるのはまっぴら
こんなモン買うんじゃなかった
いいさ、いつもの色をまた選ぼう
社員旅行には別の下着を用意することにした
549やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/05/04(水) 07:51:15.00 ID:bo/VuLnb
>>547
スマンわかってたのに間違えてた。こういう時まとめ作り直してくれた方が助かるんだが。

未評価まとめ(62作品)再評価なし

>>326>>342>>344>>346>>348 >351>352>358>367>370

>371>389>398>409>424 >425>427>429>431>437

>438>439>441>443>444 >445>449>450>464>466

>469>470>472>475>480 >483>487>490>493-494>497

>498>501>502>504>508 >509>510-511>512>514>520

>528>531>534>535>536 >537>538>542>543>544
>546>548

連投
>411>513>484
>497>498
550やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/05/04(水) 08:01:54.18 ID:bo/VuLnb
>>545
俺くろうどじゃないけど、宇宙くらげは完成度低いよ。宇宙くらげだけで終わってるし。
好みでいうとコミック詩(と勝手に命名して個人的に分類してます)みたいなのはすげー好き。
個性的なものが書ける資質はもっていると思うよ。
でも個人的好みが評価に影響することはなく、あくまで作品としてどうかと見たとき、もっと活かせなかったかなと思う。
551雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/04(水) 12:07:03.80 ID:eHFciEu7
やさしいあくまさん、評価、まとめ乙です。

>>326
おかしい状況を描いていますね。若夫婦と言う言葉が、主人公との関係をうまく言い表していると思います。
実際になるわけがない音が響いているように書くだけの技量はあり、そこが良いと思います。全体の流れが、
5分くらいの間の短い心境スケッチとなっていて、笑わせるのか、シュールを描きたいのか、ほのぼのさせたいのか、
分からない恨みはあると思います。D+

>>342
短くて、贅肉がないのが良いと思います。熱い語りかけですが、他人の生きている価値を疑う、という、2-3行目は、
ほんとかな、と、自分に惹きつけて考えてしまいました。真実の、「脈動」という辺りが、独自の表現による
真実への接近となっていると思います。D+

>>344
怒りが、初めの行から最後の行まで、張りつめて行き渡っています。ひどい世の中もあったものだ。テレビなんかの
悪影響でしょう。もっと長くても良かったような気がします。言いたいことはあるでしょう。D+
552名前はいらない:2011/05/04(水) 12:43:04.49 ID:HE1jeUvk
完成度高めたらどうなるのっと
553雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/04(水) 14:04:45.47 ID:eHFciEu7
>>346
1、2行目の提出期限の擬人化がうまくいっていないのではないでしょうか。ここは客観的に書いた方が良いと思う。
提出期限がしゃべっているのは、想像できないですから。そうすると、ストーカーくんという全体の構造
自体に変化を要求されるけど、それはあまり考える必要の無いような、アイデアだと思います。
つまり、題だけの擬人化であってもそれほどかまわないと思う。痛快な終わり方はほめられるべきでしょう。D+

>>348
夜の時間帯にかかれた詩であるように思います。美しい景色の理想として語られているものが、それほどの
美しさを感じさせないように思います。詩の中にそれはかかれていて、巨大な十字架という辺りの、現実
の美しさを超えるものはないと、とりあえずここで感じたことが述べられています。楽器を登場させている
あたりが、ユニークなところで、時の過ぎゆくペースを規定していると思います。D+

>>351
取材者が、並ぶこと、寝ること、おかしいこと、話すこと、無事なこと、について、反対の現実を強制する。
つまり、取材が現実を否定する、と言うようなことが言いたいんだと思いますが、この侵入者に対して、
うんざりしている様子は、強く伝わってきますが、いかんせん取材という題材に関して知識がないものだから、
いまいちよく分からない。D+
554名前はいらない:2011/05/04(水) 19:46:58.49 ID:+1955zFn
拝見侵略者様
立夏の候、ますますご清栄のことと存じます
さて、

書きかけの手紙
死ねば良いのに、と思っていたら
声に出していたよう
驚いた侵略者は宇宙人の言葉で何かを話す
火星人だか金星人だか知らないが、
さっさと死ねば良い。
それか、家だけ侵略してないで他の家も村も街も国も、世界も征服してしまえば良い
そうして、私の前から消えて欲しい
最後は泣き喚いてあんなとこ言うんじゃなかったと言いながら、
真珠貝で穴を掘って星のカケラと一緒に埋めてあげるわ
そうそう、風鈴はどこにしまったんだっけ
あぁ、あの金魚が食べてしまったんだ
侵略者は呑気に日本のお祭りに乗じてる
金魚すくいが気に入って、金魚が死ぬのを嫌がって死なないように水が無くても生きられるようにしてしまった
エサも自分で取ってるんだって
でも、見えない
私には見えない
どれだけ金魚がキレイな色をしているか言われても見えないものは見えないわ
伝わらないと理解した侵略者は、すごすご帰って行く
私には、侵略者の金魚は見えない
けれど、お向かいのお家の鯉のぼりは見える
黒に赤に青、金に銀に白、キレイな色をしているわ
空の海で泳いでいるの
いつかあの侵略者を乗せてどこかへ泳ぎ去るために
酸欠になって死んだ侵略者を
サンゴにオーロラの天蓋付きのベッドにして寝かせてあげるわ

ああ、手紙が書きかけだった
なんて書こうと思ったんだっけ
そうそう、
今日、鈴蘭を見かけました
きっとあなたに似合うだろうから送ります
たくさんの鈴蘭を、抱え切れないほど
では、お元気で

敬具
555匿名にて失礼:2011/05/05(木) 11:30:35.03 ID:48oeLcgH
>>344
面白い顔ってのは個性なんじゃないかな
それを生かすも殺すもそいつ次第だよ
卑屈になってりゃそりゃせっかくの面白い顔が「ひどい顔」になっちゃうよ
ひどい顔は嘲笑われるか引かれるか、しょうがないでしょ
ひどい顔が嫌なら卒業と同時に整形して知らない場所へ行けばいいんだし
他人を責めるばっかりで自分は何もしない典型例だね、この主人公は
よくいるよね
ストレートにテーマを描き出すのはいいと思うけど
平凡なものを描くならそこに何かあなたならではのものがないと
とにかく「読むまでもない作品」でした
【D】
556匿名にて失礼:2011/05/05(木) 11:50:50.53 ID:48oeLcgH
>>352
ストレートに「今、ここ」にある気持ちを綴っていてフレッシュ
涙が止まらないのに悲しみが遠くにあるように感じる、とか
あぁ、そうなるんだよなー、と共感できるし
失恋した時の自分を再確認させてくれる普遍性がある
これを「よくあるJ-POP」とか「恋する者のありふれた妄想」とかで片付けるのは簡単
しかし私はこの視野が狭いがゆえの素直さと
感じたものを的確にことばで説明できる才能を評価したい
とは言えとりあえず今作はこのスレよりもあなたの大学ノートにあるほうが似合っている
【D+】

>>358
表現が平凡すぎます
最初から最後まで同じことを書いているわりに具体的なものがあまりない
ひっかかりがなさすぎて、読んだことを忘れてしまいます
【D】
557匿名にて失礼:2011/05/05(木) 12:09:43.81 ID:48oeLcgH
>>367
私は妻がPCの前に何時間もいることを何とも思ってませんけどね
むしろもっと遠慮なくやればいいのにと思ってます
妻はネットで面白いものを見つけるとよく私にも見せたがります
別に「領域」なんて感じじゃありません
「領域」と表現するとなんだかそこに閉じこもっているようで不健康な感じがしますね
あなたは不健康なんでしょうか?
まぁ、食事時前はなるべく家族との団欒を楽しんだほうがいいような気がしますが
ご主人ともっと話し合ったほうが摩擦は少なくなると思います
勝手なやり方で続けていたらそのうち家族の中に腫瘍が出来はじめ、
ほっといたらどんどん大きくなりますよ
もちろん旦那の勝手も許してはいけません
お互い話し合って「これだけは譲れない」と相手を納得させたら、その上で勝手にやりましょうよ
作品は表現的には見るべきものが何もありません
「カタカタカタ」の擬音で表現したいものがあるはずですが
残念ながらあまりにも直裁的な表現なのですっ飛ばしてしまいました
【D】
558匿名にて失礼:2011/05/05(木) 12:30:56.52 ID:48oeLcgH
>>370
読点があったりなかったりするのは
主人公の息をつく間もないさまを表しているのかと考えた
国語のテキストとしては失格だが、私はアリだと思う
一行目がまず一文で、あとは最後までが一つの文なのだ
何よりこれであるべき場所すべてに読点があったらうるさいだろうな
と感じる点においてこの作品は「詩を体現している」
内容はなんてことはない日常の一コマだが、
「卒業式」という単語が見事に浮いていて面白い
この主人公は卒業式にこれから行くのだろうか、それとも式を終えて何処かへ行くのだろうか
いや、「今日」=「卒業式」なのだ、と考えた
今日を終えた頃には卒業していて、何処か別の場所にいるのだ、と
何処だろうか?主人公はどんな学校にいたのだろうか?
それに対する具体的な材料が作中にはない
ただぎゅうぎゅう詰めのバスの車内があるだけである
この、やって来た場所も行く先も読者にはわからないバスの中の描写がなんとも無気味である
我々のなんてことない日常の一コマは、切り取り方ひとつでこうも不安な無気味さを纏う
見事、としか言いようがない
【A】
559匿名にて失礼:2011/05/05(木) 12:41:14.14 ID:48oeLcgH
>>371
説明するより描こうよ
書いてある内容はよくわかる
見るということは他人を支配すること
見られるということは他人に自分の領域を犯されること
だから視線を向けられたら自分も向け返すのが対等なやり方
一方的に見られるのが1番の恐怖だ
その恐怖を野放しにしているとわかってるんなら
今のあなたがすべきなのはこんな詩を書くことじゃないはず
頑張って
【D】

560名前はいらない:2011/05/05(木) 14:59:50.21 ID:0Bf1goMM
>>555
面白い文章を書く頭って言うのも個性なんじゃないかな。
ひどい文章が嫌ならロボトミー手術でも受けて脳を変えれば良いんだよ。

非常に失礼しました。貴方は、自分の努力について話せばいいわけで、
顔や頭など変えようのないことに対して努力せよというのは非常に残酷
です。纏足が野蛮な風習だと言うことは誰でも知っているわけで、その獲得された
価値観に対する反論はありますか?整形手術についても、同様なことが言われな
いでしょうか。良くお考えください。
561名前はいらない:2011/05/05(木) 16:16:07.04 ID:uIY98s1f
丁寧口調な奴ってどうして丁寧口調なん?
562名前はいらない:2011/05/05(木) 16:30:33.10 ID:0Bf1goMM
気が小っせえんだよ
563アギラ ◆nucQuP5m3Y :2011/05/05(木) 16:44:10.75 ID:LVjQbmwW
無意識的に優位に立ちたい表れざんす
564名前はいらない:2011/05/05(木) 17:41:28.41 ID:0Bf1goMM
やかましいわ
自分のこと乙
565名前はいらない:2011/05/05(木) 19:01:26.04 ID:quNviWex
何だこいつ
566名前はいらない:2011/05/05(木) 19:06:57.34 ID:0Bf1goMM
誰だお前
567やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/05/05(木) 19:44:31.89 ID:e4c5epx0
>>552
「見れる」作品になるってだけ。
568名前はいらない:2011/05/05(木) 19:50:11.17 ID:quNviWex
名無しに誰だって…
569やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/05/05(木) 20:16:23.98 ID:e4c5epx0
>>398 『洗濯機』

 まんま書いただけでひねりがない。最後に
「靴下も下着もタオルもハンカチも白く洗い上げて
すべて新しくやりなおせるのがキモチがいいから」
と、ここだけ自分の考えが入っているが、これだけで終わりかど思うと残念に思う。
洗濯機 を選んだのだから、ネタ的にもっと出して活かせると思います。
広がりのない小品スタイルを理由にD
570名前はいらない:2011/05/05(木) 21:24:51.37 ID:WbZhAkJD
「液晶ドット」
液晶モニター越しでも愛は伝わるかい その少女はもう少女じゃない
鳩でもカラスでもいいさ 自由に色はない 電線に引っ掛かるくらい
砂嵐の鳴り響く部屋 羊水の中に逃げる
でも宇宙船地球号のことを思いだせば気分が晴れる それを繰り返せ

黒は全てがありすぎるだけ 分解 したらせ 虹色
よく見ろ 拡大 見ろよ ドット一つに それはある
そこにあるよ

目をつむれば でも真っ暗じゃない クロ ミドリ アカ クロ
震えてる指先の先 心臓を急に思い出す 忘れてたの ありえない
生きてたのを忘れてたの 息 血 内臓 痛み よろこび これを
モニターが暖かい 誰かの大丈夫が欲しいだけなのかな

無音は全てが聞こえてるだけ 分解 聴き分け 調律
よく聴け 抽出 聴けよ コンマ一つに それはある
そこにあるよ

五感を忘れて 時間を忘れて 僕 君 分解 拡大 調整 構築
なにかがここにはあるよ
571名前はいらない:2011/05/05(木) 21:48:18.51 ID:w37griTm
>>431
母親が我が子に向ける愛情について書いた詩
綺麗な感情のみを語っているが、綺麗すぎて嘘臭く、
汚い感情を隠している、本心を語っていないように見え、非常に不快
ポイントは全てがひらがなで書かれている事
小さい子供でも読めるようにとの配慮や優しさ、伝えたいという意志が感じられる
この優しさと意志の2つは、嘘臭い語りがもしかしたら本心なのかもしれないと思わせてくれる
本心であると確信させるための、何かもう一工夫が欲しい
C-

>>439
他人にあわせて行動する事を影と比喩する
他人に染まる自己の希薄さをカメレオンと比喩する
どれか1つだけならよくある比喩。この2つを「カメレオンの真の色」で上手く繋げている
2つの比喩の繋がりは、何をすればいいのか、何者なのかという「ボク」の2つの悩みを詩的に表現できている
人が怖いと言いつつ「誰か」に救いを求める矛盾は感傷的な矛盾
C+
572名前はいらない:2011/05/05(木) 22:31:05.84 ID:5ZRVQ6x7
あぁ、愛しの君よ
狂おしいほどに愛しています
何故気付いてはくれないのでしょうか

この燃えるような恋を
何処にでも転がっていそうなこの恋を
何故誰も解ってはくれないのでしょうか
あぁ、君が近くて遠い

このありふれた想いを誰が言葉にできましょう
この世界に溢れかえっているこの想いを
何故言葉に当て嵌められないのでしょうか


君よ、愛しの君よ
一体誰がこの想いに気付きましょうか

いつかこの恋は
私の躯を 心を燃やし尽くすのでしょうか


いっそこの想い
君ごと葬り去ってしまいましょう
573匿名にて失礼:2011/05/05(木) 23:42:47.45 ID:48oeLcgH
>>560
何が言いたいのかはよく読みとれなかったけど
ツラがまずいからといって笑えないわけではないってことね
パーツは変わらなくても努力したことによる自信で「顔って変わる」からね
ひどい文章しか書けなくて読み手に言いたいことが伝わらない場合は
精進して他人に理解できる文章を書けるようになればいいと思うけどな
卑屈になることによって生まれる強大なネガティブ・パワーが面白い作品を書く源になることはあるだろうけど
あの作品程度のネガティブさなら克服してしまうべきだと思った
574名前はいらない:2011/05/06(金) 00:09:20.53 ID:UDxeP899
「乞膽」

ささいな終夜はすでに
光年に位したなにかだ
涕いたそれを畫樓に
姿色が正しがりなんだ。
だけどこの爪先上がりはなければ
やめになって
575352:2011/05/06(金) 11:06:52.51 ID:NDgNGNDH
>>556
評価ありがとう

大学ノートにある方が似合っている、と。
それは妙に納得した

でもプロとして、
小説、詩集を出版して生活している以上、
D+の評価は心にきますなあ。

プライド、ズタズタだけど
所詮、自分なんてそんなもんだな

周りにチヤホヤされて調子に乗ってたよ
576匿名にて失礼:2011/05/06(金) 11:34:52.57 ID:SXad54/w
>>575
レスどうもです
私もプロとして(生活は出来ていませんがw)商業誌に書いている者ですが、
プロとアマの違いなんて単に「コンスタントにレベルを維持できるかどうか」だけですからね
お互い肩書に胡座をかかないよう気をつけましょうぜ
577名前はいらない:2011/05/06(金) 15:36:31.99 ID:3I6J0Lky
『日常の色・3』

ふと気がつくとそこに白い綿毛の固まりがあった
いつもの場所にフンワリと丸まってるお前がいた
まんまるな白いかたまり…
だがやはり見なおせばただのビニル袋だ
庭のどこを見てもそれが白いものだと
みんなお前に見えて困ってしまう

もう、犬小屋の雨漏りを直さなくともいい
威嚇吠えの注意をしなくともいい
待てやお手を覚えさせなくともいい
シャンプーやブラッシングなどもしなくともいい
もうお前のためにやることはなくなったんだ
なのに未だに毛玉、わたしはおまえの幻をみる

ふと見れば道を転がるビニル袋
そんなものまで歩き回るおまえに見えた…
578名前はいらない:2011/05/06(金) 15:42:59.19 ID:ClZCvSpj
>>555
>ひどい顔は嘲笑われるか引かれるか、しょうがないでしょ
この一文にあなたの人間性がよく出ていますね
このような考えの人が寄り集まってイジメというのは発生するんだと思いました
579名前はいらない:2011/05/06(金) 17:09:28.68 ID:CNJtwAPD
君の幸福を願う為の、僕の幸福が足りない
故に無意識に不幸を望んでいるのさ
そこら辺に転がっているらしい幸福とやらを
踏み潰しながら歩いてきた
決められている事に従うのはたまらなく嫌だった
世界の歯車になれない事が「不幸」だとしたら「幸福」とは何だ?
…ああ、そうか。
僕は気付いてしまった。冷静を装いながら服を脱ぎ捨てた。
響く悲鳴、冷えていく僕の体
この結末を、僕の幸福としよう。
580名前はいらない:2011/05/07(土) 00:08:12.85 ID:OKXsgxTv
>>549

>382>389>409>424>425
>427>429>437>438>441

>443>444>445>449>450
>464>466>469>470>472

>475>480>483>487>490
>493>497>498>501>502

>504>508>509>510-511>512
>514>520>528>531>534

>535>536>537>538>542
>543>544>546>548>554

>570>572>574>577>579
581名前はいらない:2011/05/07(土) 02:01:02.98 ID:hxihMTeN
>>579>>577>>572
D 申し訳ないけど引き込まれない
>>570
同じくDだけどD−
読むのが苦痛
>>574
E 馬鹿な俺には意味が全く分からないw

辛口で申し訳ないです
が率直な感想です
582名前はいらない:2011/05/07(土) 18:05:16.86 ID:juJhV584
「勝負」

春の青臭い香りが染みついたサヤエンドウ
竹かごいっぱいに盛って
貴女に「一緒にスジを取ろう」と誘った

おぼつかない動きの小さな手は
何回も何回もそのスジを切った
サヤエンドウは見る見る小さくなった
それでも目は真剣にスジと戦っていた
スジに初めて挑戦した貴女は
とても格好良かった
サヤエンドウに負けないぐらい
みずみずしい香りを放っていた
583やさしいあくま ◆hBTc50w4HM :2011/05/07(土) 21:28:14.53 ID:AYXb4Vnd
>>582「勝負」

 主人公と貴女の関係ってなんだろうね。
 内容的には何のメタファーも感じないサヤエンドウの下処理を二人でやってるだけ、と言う構図。文学読んだときに感じる面白さはない。
 貴女をさやえんどうのフレッシュさとかけて伝えても、なんだかちぐはぐな印象。あとあなたを「貴女」と表記するのはタイプと実力がないと失笑のもと。
 内容不足。D
584やさしいあくま ◆hBTc50w4HM :2011/05/07(土) 22:14:38.88 ID:AYXb4Vnd
>>536「この子の言葉」

 なんかもう重い綴るだけの日記になってますね。
 祖母の視点で孫が覚えた言葉は「ばーば」「じーじ」よりも先に「ジシン」。今を反映している作品だと思いますが、魅せる表現なく構成も普通で退屈します。
 新聞はこういう時事的なネタは好きでしょうが、凡庸すぎて新聞にも載らない筆力です。口語がくどいんですが、アドバイスに困るな。日記から脱却するために、文語で練習するのも良いかもしれませんね。D−
585やさしいあくま ◆hBTc50w4HM :2011/05/07(土) 22:33:58.28 ID:AYXb4Vnd
>>535「飴」/かささん(久しぶり

 3連の中身が不自然。自然にもっていけないかなと思います。
 これは全体にも言えて雨と飴をかけたとことか設定などが不自然です。
 わざとらしさを感じない展開や言い回しがかけると中身にも入りやすいと思う。今回は内容入る前にそこが気になって入っていけなかった。D−

586やさしいあくま ◆hBTc50w4HM :2011/05/07(土) 23:05:46.27 ID:AYXb4Vnd
>>537「金曜日」

 ゴロが良くて読みやすい。
 あーほんとに週末の定時楽しみだな〜。て気持ちが伝わってきますね。
 あんま広がりないがひどい作品ではない。D

>>542「all〜」

 「僕 あなた 君」など、まとまりないっすね。タイトルと本文をつなげるものがない。
 伝えたいものを伝わるように伝えるのは難しいでしょうが。
 終わり2行も唐突に見えます。D−

感想。 
>>543すげーなぁ。1行目全部漢字だ。
587DB ◆GoKuglY1Jo :2011/05/07(土) 23:41:28.00 ID:ivi2OVgT
@
588ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/05/07(土) 23:59:16.79 ID:/85QViGi
>>382
「夏スキー」と「夏好きー」を絡めたバカな駄洒落みたいな作品だが、
夏っぽくハジケた自由な空気感と不自由な残念感が
作品をそれだけでは終わらないものにしている。
関わることの叶わない「夏」というイメージと現実との乖離、
それはエアコンのぶっ壊れたうだる車内でブヒブヒいいながら抱き合うぶさいくな男女が、
夕暮れる砂浜で涼しげに髪をなびかせながらソーダ水のような気持ちで抱き合っている美しい男女をワンセグTVの中に眺めるようなものだ。
まぁ正直自分でも何を言っているのかよくわからないことを長々と書いたが、
この作品に対する評文は実は三行あれば充分である。つまり、
ありふれてはいるが軽やかなリズムでわくわくさせ、
色々バカな仕組みを入れてはいるがgdgdにはならず、
ラストまで辿り着いた時にふと作者の顔を仰ぐと照れて横を向いているような作品である。
まぁ、その照れ顔はかわいいが、キュンとするほどのものではない。
一ヶ月近くも放置されていた理由も恐らくは皆が作者の勝手に照れた横顔をどう扱っていいものか困っていたものだと推測する。
よしよし。
長い放置だったね。
引導を渡してあげるよ。
「男」だの「俺」だの自分だけでわかったつもりになってんじゃねーよでもなんとなくわかる気はするバランスなんだよね!のD+!
ちなみに作者が名無しならCだった。チャンチャン♪
589名前はいらない:2011/05/08(日) 01:08:18.81 ID:S7vcneI0
(評価が遅れたのはさくまが僕に未評価一覧のチェックをやらせようとしてレス番を毎回外すからですプンプン)
590名前はいらない:2011/05/08(日) 01:51:10.37 ID:lDNPC5CN
「forever」

ガラクタが夕日に照らされる 愛したい 
今僕は苦しんでいて 一人でいたくて どうしようもないことを君に伝えたくて
また壊れて 崩して 作り直して バラバラにしていき 悲しくなってくる

僕はここからユメを描いていた それは誰のためでもないさ
星空にたたずむ僕はずっとユメみていたんだ

愛してくれ 救ってくれ 僕を連れ出してくれ

あぁ幼き頃の帰り道 もうあの頃には帰れない

こんな世界じゃ苦しすぎる こんな世界じゃ狭すぎる
僕はもっとやれるはずなんだ もっと未来を描けるはずだ

僕はロボットのように誰かに操られていた 
死にたい 消えたいずっと思い続けた
だから誰かのために生き続ければ 誰かのためのユメを描ければ
ずっとそう信じて頑張ってきた もう少し祈り続ければ
もう少し 光を信じれば 永遠に届くかな

わずかな光でもいい どうか僕をここから導いてくれ

591 ◆HDMUcC9vFA :2011/05/08(日) 03:34:09.60 ID:mvP+yItH
頑張らなくていい 愛そうなんて思わなくていい 
ひとりでいたい時はひとりでいればいいよ
以外と人生長いらしいし 気楽に行こう?
「helpme」
もう一度 あなたがそういって私を求めてくれること自体が
今の私のユメなんだから
ベットは狭い?じゃあ近所に川があるじゃない?そこで空でも眺めようか?
泣いたって怒ったって黙ってたっていいんだ
死にたくなったら うーん ちょっと待ってて 付き合うから
天国なんてユメみてないよ 
一緒に逝こう? それが私の天国なんだから
592名前はいらない:2011/05/08(日) 14:42:31.06 ID:yq2sj1gf
「こんな晴れた日には」

こんな晴れた日には らんらん
スーパー巡りをするんだいっ
田畑の世話など打ち捨てて るんるん
しまむら、たかはし、せいゆうを一めぐり
センタクも休んで ろんろん
今日はゼッタイ行くんだいっ
行きたいトコ、まわりたいトコ全部回ってひとやすみ
息子と大好きなカフェでお茶するんだ
ねー、いいでしょ
今日は良く晴れたね、だから
ママとあんたで1日スーパー回っちゃお

らんらん るんるん
楽しいスーパーがわたしたちを待っている
593名前はいらない:2011/05/08(日) 15:28:21.95 ID:ZkutPi/D
「スベテを消した冬」

春の花
薄い桃色の花びら
華やかに舞い散るよ

夏は鳥
赤い日照りの下
鳥たちは自由に奏でてる

秋の風
オレンジに染まる木の葉
涼しい風は微笑みをくれる

冬は月
白い雪はすべてを消した
月は儚げに照らしてくれる

594ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/05/08(日) 17:31:10.99 ID:avAh2fjz
>>409
一行ずつ読むと平凡なJ-POPの文句みたいでしかないのに
まとめて読むとなんだか新しい日本語を読んでいるような気分になる。
要は省略しすぎなのだ。もっと長さが要る内容。
この短さで書くには内容を欲張りすぎたね。D!

>>425
読み手を笑わせるにはひとりで叫んでいるだけではいけない。
大体あなたのいっぺんにそこまでブチまけてしまえる肛門筋?が恥ずかしくて顔を背けてしまった。
まぁ、はっきり言うと、やりすぎ。騒ぎすぎ。
それでいて小島よしおや江頭ほどには痛さもない。
最後の衣だけかわいい。D!

>>441
何の感慨も感じなかったわりには本文長いな。
一行くらいでよかったんじゃない?
あるいは「古いものにはこだわらず、今この時を作って行くんだぁっ」という前向きなテーマだとしても
三行くらいでよかったんじゃない?
何に固執したせいでこんなに長々と書いちゃったのかよくわからなかった。
ちなみに私は永遠の中二病を誇っているので
昔書いたものが出てきても頑ななまでに捨てることはしません。
発表することはまずないし、昔の作品をモチーフに新作を書くこともあまりないけど、
忘れてはいけないものがそこにはある。私の魂の中核は中二の頃のままなので。
いつまでも「いくつ?」と聞かれたら「14歳です」と答えたいから、
いつまでも青臭くいたいから、捨てるわけにはいかない。
まぁ、でもウスターソースとかついちゃったら捨てるんだけどね。
えーと。
学生時代ヘビメタとか好きでも大人になったら「卒業」とかしちゃうほうですか?
もし自分の原稿が商業誌から出版されて賞を貰ったとしても後年になったら「これはいらない」とか言って捨てちゃうほうですか?
うーん。なんだか知らないけどあなたのこと信用できない。
とかいうのは置いといても詩というより詩になる前段階のつぶやきでしかないよね。
詩にしてください。一行か三行くらいで。D!
595ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/05/08(日) 17:40:52.83 ID:avAh2fjz
>>443
あー、うん。そうか。
こういうナンセンスは簡単に書けそうに思えて、書いてみると意外と難しい
といわせるべきであって、そういいたくてもいわせてくれないお前のひとりごとは出来れば独房の中でやっていてくれ。E!

>>449
そうか、うん。へぇ。
安倍公房の論理学的遊びみたいでおもしろーい
とかいえるはずもないし、いえたところでそれは二番煎じ。
80年くらい前に行けばおもしろがってもらえるかもよ。E!

>>450
あー、うん。そう来ると思った。
パラドックスですらないね、うん。
まぁ「論理学入門」とかの中から何か引用して「詩でぇーす」とか呟いとけば。E!
596名前はいらない:2011/05/08(日) 17:59:23.05 ID:5+AFqNMd
>>425
いま気が付いたんだけど
VIPでそういうスレ立ててた人いたね

まとめサイトとかでもあったしそれでみたのかな?
597名前はいらない:2011/05/08(日) 18:09:09.53 ID:amkMW7xd
“安倍”公房
“80年くらい前”
論理学“全集”
相変わらずハイセンスなお方で…
598ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/05/08(日) 18:12:59.97 ID:avAh2fjz
>>464
情景はよく伝わってくる。でも言葉が間違っている。
いきなり「無限大のピース」はかなりイラッときた。
「無限大」はやめとけ。限りない大きさのものに形があるのはおかしい。
空に似せた人工物(パズル)を作って空を暗くしたのもお前の言葉の扱い方が間違っていたからに他ならない。
いっぺん言葉のまったく通じないジャングルの奥地とかへ行って「無限大のピースはどこにありますか?」とか原住民に聞いて
「わからん言葉や」「わからん言葉喋くるやつは人間やない」「人間ちゃうなら食うてもええよな」とか相談されて
お前の命を焼かれる煙にのせて正真正銘無限大の空に散らしてこい。
話はそれからだ。E!

>>469
いきなり「距離」って何だその抽象的な単語!
で、「目に見えない幅」って……。イメージ不能症候群か!
「男と女の間にはぁ〜/深くて暗い川があるぅ〜」とか野坂あきゆきが歌っていたが、
あれを「男と女の間にはぁ〜/目には見えない幅があるぅ〜」と歌い換えたら
イマイチどういう情景なのかわかんなくなる。
まずは自分のイメージで言葉を選べ。探してこい。死ぬ気で捕まえろ。話はそれからだ。
それをしたくないなら部屋から出てくるな。一生パソコンモニターかケータイの液晶とだけ対話してろ。
それでもお前のお母さんか誰かがウサギとか捕まえて持ってきてくれる。
あとどこが「男と女」の話なのかよくわからなかった。
具体的なものは一応書いてあるが、それでもコレ別に「人間同士」でもいいだろ。「男と女」ちがうくても。
なんだか本当は異性と付き合ったことがないひとが本……というよりはJ-POPの歌詞に影響されてついアーティスト気分にとりつかれて書いちゃいました♪
みたいな臭さがする。臭いよ!豚小屋臭いよ!豚の小便臭い!泣いちゃう!なんで私、無報酬でこんな臭い目に遭ってんだろ…。
ん。誰か、ファブリーズ持ってきて。E!!
599名前はいらない:2011/05/08(日) 18:35:23.80 ID:Hmd7ps0Z
>>598
・・・あんた評価厳しすぎて
誰も書かなくなるよ。D−とEばっかりじゃないか
個人的には582はCだね
600名前はいらない:2011/05/08(日) 18:38:35.03 ID:5+AFqNMd
>>598
もっと肩の力抜いて評価したらどうでしょう
全部否定でしかも変なキャラ作らなくても…(苦笑
601名前はいらない:2011/05/08(日) 19:27:34.65 ID:RtX5L8Ly
>>598
評価してくれるのは有難いですが、無限大に形がどうこうの件はどうかと…
何も現実的なものだけで詩を構成する必要はないと思うので、もう少しお手柔らかにお願いします
602ちーちゃん:2011/05/08(日) 19:46:29.60 ID:R/aFC/2/
>>598
ええーと、はげ
603名前はいらない:2011/05/08(日) 19:46:34.70 ID:XwfZBaUu
>>599-601
評価に文句付けるなら、他のスレに書けばいいんじゃない?
もしくは、評価する側に回ればいいんじゃないの?
604名前はいらない:2011/05/08(日) 19:59:00.13 ID:lOYTk61W
>>598-603
1スレに一回はこの流れが来るんだな
605名前はいらない:2011/05/08(日) 20:13:32.63 ID:8nmp8fVc
>>598
的確なところをついていると思うけど、もう少し、優しくしてあげよう
606名前はいらない:2011/05/08(日) 22:33:01.25 ID:yq2sj1gf
評価がキビシイんじゃなくて自分の理解できないモノはパスする性格と見た。
的確でもなかろう。
607名前はいらない:2011/05/08(日) 22:50:03.37 ID:1+uB7R40
無題


酷く荒れ果ててて
酷く水が欲しくて
手を伸ばしてみる
だけど手に取ってみたら何か違う気がした

欲しいものはそれじゃない
欲しいものはそれじゃないの
だからって水は欲しいのに
水は欲しいのに
飲む気がしないの、
手に取ったら欲しくないの、
なぜ?

私は誰?
私は誰なの?
あなたは誰…?
608名前はいらない:2011/05/08(日) 23:01:55.30 ID:aIyZqqQp
>>607
何やら強い自問は伝わってきますね。

>酷く荒れ果ててて
酷く水が欲しくて

“酷く”とはどの程度かどんな様子かを表現すべきでしたね。
全体に五感に訴える描写に乏しい気がしました。

評価 D-
609464:2011/05/08(日) 23:32:53.04 ID:xdN1OtWt
>>598
評価ありがとうございます
無限大って、数のつもりで使ったんですけど
その使い方が間違ってたんですか。気をつけます
無限大の話しかしてもらえなかったのは残念ですが
情景が伝わっただけよかったというか
頑張ります
610ちーちゃん:2011/05/09(月) 00:02:40.21 ID:xqOpoOCQ
>>389
冷静な目を持っていますな。
この苦悩には客観の達人が故に陥ったのか
はたまた陥ったが故の達観か。
最後に一応の肯定の形態で閉じた事には好感が持てるが
これを読んで同じ境遇の者が新たな自分の解釈を発見するとか
あまりの皮肉に笑っちまうとかは全くなさそう。平凡D

>>424
>薄絹の静寂がよどみ
>光を吸いつくして寄るが深く眠る

わざととか駄洒落がらみかも知れんが言い回し変
四連を読むと誤変換農耕か?

>煮えたぎる大鍋からうめきがこぼれ
>草むらをぬらすころ

渋いですなあ…しかし、折角渋いのだから
あからさまな「ぼく」の登場でうそ臭いドキュメンタリーに変質させるのは勿体無い

>見つめるノドは乾きにたえかねて

のほうが渋くね?
折角絵を見る男と同化している読者を、何で引き剥がしてしまうのか!
コノヤロウ!(;n;)rz C
611名前はいらない:2011/05/09(月) 00:26:54.40 ID:xqOpoOCQ
(>>580)

>427>429>437>438>444
>445>466>470>472>475

>480>483>487>490>493
>497>498>501>502>504

>508>509>510-511>512>514
>520>528>531>534>538

>543>544>546>548>554
>590>591>592>593
612名前はいらない:2011/05/09(月) 01:17:55.62 ID:jbn/Cfdj
>>427
音韻の調性に努めるだけでは寧ろ書き言葉は活きないのではないかと思います。
内容は風刺の体裁をとっていますが、紋切り型の不公平を並べているだけになっています。
表現の場が極めて限定されていた時代ならこういうスタイルも是だったのでしょうが、現代では非力に過ぎる。
他者の声の寄せ集めを総合する視点が求められるのではないでしょうか?D-
613名前はいらない:2011/05/09(月) 02:26:44.60 ID:U0xTrb2S
『BELIEVE』

塞いでいてた 壊れていた
閉ざされていた 目を塞いでいた

けどもう少しなんだ 理解できる あと僅かで答えが出る
この訳のわからない道を走り続けた回答が

"2"か"1"か 耳元でもう一人の僕が囁いている
子供の頃の僕は優しい笑顔に騙されていたんだね
君は人形の中に隠されたピストルに希望を見出していたんだ
もう迷わないよ もう君には従わない
この胸に僕の勘違いは僕の夢で打ち砕いて見せる!!!

""夢を貫け"" まだこの星の重力の力で君を導くことができる
きっと傍には君がいる 君がまだ微笑んでいてくれる

夢よ羽ばたいて行け この星のてっぺんまで
この星のすべての夢を包み この大地に希望の欠片が降り注ぐその日まで
614名前はいらない:2011/05/09(月) 05:02:31.86 ID:1wPXx/Cq

修正版
(>>611)

>429>437>438>444>445
>466>470>472>475>480

>483>487>490>493>497
>501>502>504>508>509

>510-511>512>514>520>528
>531>534>538>543>544

>546>548>554>590>591
>592>593>613
615名前はいらない:2011/05/09(月) 09:22:48.98 ID:jKZYXNTl
>>608
評価ありがとうございます。
五感に訴える表現……なるほど。
また書いてみます。
616ちーちゃん:2011/05/09(月) 11:48:55.61 ID:IDlneAKB
ポエム田をいじめると、ゆるさないぞ〜!ワン(^o^)rn'
617名前はいらない:2011/05/09(月) 11:50:35.30 ID:IDlneAKB
IDもAKBになるぞ〜!(^o^)rx
618ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/05/09(月) 17:15:03.32 ID:mjBeibaW
うるさい下僕ども
619ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/05/09(月) 18:09:18.31 ID:mjBeibaW
IDにAKBは凄いけど48まで出して初めて神。

>>493
永遠の愛などないとわかっていても
恋愛のまっただなかにいると「このひととなら、永遠に愛し合えるに違いない」とか
本気で思い込んで幻滅してお互い獣のような咆哮をあげて喧嘩するようになったり。
なんだかなー
わかりきってたはずだろ?>自分
みたいに学習能力が麻痺しがちなのがバカな人間なわけで。
でもバカだから愛しくもあるわけで。
間違ってるというよりは人間だものって気がするので。
まぁ作品に関しては取り立てて褒めるべき点はない。
なんだか作者の「気づき」あるいは「思想」もしくは「雑感」みたいなのが窮屈な枠の中に広げられてあるのだが、
洋楽歌詞の対訳を読んでるみたいな既視感、
鼻につく「ボク悟ってます」感、
あとなんといっても独創性が微塵もないので。
その「気づき」「雑感」から先にあるものを作品にするべきだろうに。
ただの「気づき」「雑感」を詩人気取りで書いた駄文は読むだけで背中が痒くなる。
まぁ私は10年以上も前にあなたの「気づき」は通ってきているので既知を読まされる退屈さで読んだが、
まだ気づいていないような読者に対してこの作品が力をもつことはありえる。
が、そのためには残念ながら言葉も説明も表現も足りない。
この詩は同様の気づきをもっている読者に対して書かれているとしか思えない。
いわば不親切な代名詞が全編に満ちているような、
「アレはこうなのに、あの知識はどこで」みたいな書き方だ。
なんで自分がこんなに長文を書いたのかはよくわからないが、
なんで自分が怒っているのかはわかる。
最後のほう、誰にともなく質問を投げかけて終わるが、
気づきに未知の読者には質問の意味すらわからないだろう。
かわいい未知子ちゃん達を退屈させるな!
かといって既知子ちゃん達も前述した通り退屈でしょうがない!D!
620安倍:2011/05/09(月) 19:38:48.00 ID:6FDrK8zS
>>389

> どうも気恥ずかしくて人の目を見て話せない
読んでるこっちこそ恥ずかしくなってくる独白。これはいらない。

> みんな自分のアイデンティティを掲げ、
> 不安定ながらも核を有しているのだから、
そうやって洞察できたんならそのまま妥協しないで詩文にまで改正するべきだった。これじゃ草稿のまんま。

> 一方僕といえば
小説やエッセイでなら有りだけど、こんな短い詩の中に"一方僕といえば"なんて入れちゃうのは無い。精緻じゃない。
この場合これは糞句だから、何もかもがスポイルさちゃう。実際目に見えて分かるぐらいダメ臭を放ってる。
どうにかして別の代用できる句をはめ込むべきだった。それが詩作に際しての技巧なのだと、いつか誰かも言ってた。

> 囲われた囲いの中に自ら囲いを作り、自ら作り出した一方通行の空間に陶酔し、不自由の上に鎮座していた。
一文一文をこのぐらい煮込めてから投稿するべきだった。作者自身も分かってると思うけど、ここがどの部分よりも際立っいる。
さしずめ一番多くのポエジーを孕んでる一行だから、ここを生み出した瞬間を大事に詩作に取組んでいけばいいとおもう。D+
621ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/05/09(月) 20:12:15.40 ID:mjBeibaW
>>493
ごめん。空腹で気が立ってた。
お腹いっぱいになってから読み直したらそこまでひどくもない。
最後の問いかけを「いつから(なのかタイトル通り「どっから」なのか、知らないが)」とすることによって
ありふれたシチュエーションに立体的な影を生みだしてはいる。
ただ、その問いかけが、かわいい未知子ちゃんにもわかりやすいステロタイプな1連とイマイチ結びつきにくいので、困る。
一度原稿用紙4枚程度に小学生が読んでもわかるような書き方で書いてみて、
そこから詩を抽出するやり方を試してみてはどうだろう。
この作品中に出てくるすべての言葉を、もっと具体的に開いて説明してみるのだ。
とにかくこの作品の問題点は大きくふたつ、
ひとつは代名詞で書いてあるかのような「自分らだけでわかってる感」。
もうひとつは「色のない言葉ばかりで書かれていること」だ。
一度言葉を開いてみれば、ひとつの言葉の中にどれだけ多くのことを強引に閉じ込めていたか、
またその内容に対して、自分が作中で選んだひとつひとつの言葉が、どれだけ色褪せているかがわかるだろう。
評価は変わらずD!
622ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/05/09(月) 20:34:38.22 ID:mjBeibaW
>>497
孤独な2ちゃんねらーの呟きか。
それ以上でもそれ以下でもない。
呟きを詩に出来るのはよっぽどの天才かよっぽどの変人だけと知れ。D−!

>>508
>孤独なロンリネス
意味の重複を使って孤独を強化しようとしたと思われるがこれだけではバカな印象しか与えない。
この後はしばらく平凡な文句が続き、
>風になびくレースふわっとガール
まぁここがサビかなって感じ。平凡だがキメのフレーズにはなっている。
>羽が舞い踊るように
>手から木漏れれよ
>やさしいなぎさのようだよ
ここは色んな比喩でガールさんを描写したが、結局「羽」と「なぎさ」がぶつかっちゃってうるさい。
あと「木漏れれよ」という日本語は知らない。
>ふわっふわっなガール
まぁ結局ふわっふわっふわっ(三回続けると爺さんの笑い声みたい)なガールは、
あなたの孤独でロンリーなロンリネスを忘れさせるためだけの道具なんだねって思っただけでした。
リズム感がよく、浮遊感もちゃんと出してて、
しっかり「平凡な詩を書こう」という気概は伺える。
初めて詩を書いたんならこのまま続けてOK。
この作風でずっと書いてるんならこの平凡なリズム感も浮遊感も捨てるべき。D!
623Quick Toiletくん ◆DxJSeCtn6Fu2 :2011/05/09(月) 20:50:56.39 ID:IupTAyOX

冷たいコーラとカップヌードル、
全部飲み切れ 吸いつくせ
喉が痛い でも止まらない
これでかれこれ4回目

季節外れ うだるような暑さのなか
君に会えないからだ
学生の 少ない金も今だけの健康も
幾らでも損なってやろう

君が来たところでやめないけどさ
君がくる頃には君に飽きて
別のコ、例えば隣の席のひとを待って
幾らでも損なうのだなあ

胃が痛い 頭も痛い
身体はだるくて
そういえば水をとっていない
太陽は照り続ける

君が来たところでやめないけど さ
なんだか来て欲しいなあ
今は君を待っているんだ
君との縁は損ないたくないなあ


624maltese ◆Puppy/.mvc :2011/05/09(月) 22:16:06.20 ID:jEcOg6lu
から

からだからだ
すべてからだ
からだからだ
にくのからだ
きみのからだ
ここはからだ
えさはからだ
るすだからだ
625名前はいらない:2011/05/09(月) 23:05:21.02 ID:vIzXf5R+
夜ひとはみな眠り
遠くのほうで犬がないている
幹線道路のトラックのエンジンが
空気を震わせている夜に
こいでる自転車の後ろであなたも眠っていてくれたら
どんなに素敵なんだろう。
でも
あなたは僕に何か話している
626ちーちゃん:2011/05/09(月) 23:32:44.57 ID:jEcOg6lu
>>466
これはねえ、難解。まずねえ、汚れてしまったようなは分かるが、
「大して変わらないような」は何とだ!?何時とだ!?(…ああ、水に浸かる前か(追記))
「期待に応えるような、侮蔑の視線」何のだ!?誰の期待だ!?
と、問い詰めるのも無粋なもので、何故ならここは不透明「見えない」のだ。
そして見えない故に果てなど知らぬ筈が、その世界の限界を心で狭めてしまうやるせなさ。
627ちーちゃん:2011/05/09(月) 23:33:57.02 ID:jEcOg6lu
(つづき)
と、言うよりかは「何も見ていない」事がこの詩のメインテーマなんだろうな。
「水に浸って寒さに震えて自己憐憫に浸った」行為が「侮蔑の視線」を欲している。
水の濁りが識別出来ないのであれば浴びせられた視線は必然、
「侮蔑のような、そうでもないような視線」と言う認識となる事になる。
同じ心が受け止めたものを、片や断定、片やあやふや(いや、説得力があれば断定もありだよ?)
と言う都合の良い話法は、もっと策を凝らさなければ別の部分にも疑いの眼を向けられる事となる!
この人が不透明だと思っている泥濘は、実は他人からは石にへばり付くアワビさえもまる見えのスポットなんじゃねえのか?
などと思われてしまう。まあ、アワビが居たら海だけどね。うん、そう言う事を言いたい詩なんだろうね。D+
628ちーちゃん:2011/05/10(火) 00:38:13.64 ID:EVNQBZ22
>>591
妙にリアルで送り先を間違えたのではないかと言う気もするのだが…。
これは実際に恋愛の渦中にある人が感想を書いた方が良いような気もしたが、
非リア充のくせにあえて書かせてもらうと、「あなた」に求められ「私」が与える為には
先ず「あなた」に困って貰わなければならないと言うパラドックス!
「気楽に行こう?」と言うのはそう言う状態に陥らせる為の罠か!?
…まあ、恋愛とはそう言う物だったよな確か。
629ちーちゃん:2011/05/10(火) 00:42:19.18 ID:EVNQBZ22
(つづき)
そして「たーすけてー」とすがって見るとベッドから川に連れ出され腹這いに固定され泣こうか怒ろうか悩んで黙って居る所に、
筆者の視線からそこはかとなく漂う空気に押され、死にたいと言わされた後、
不安と慈しみと悲しみの表情がスッと消えて微笑みだけが残った筆者の唇に、
静かに自分の唇を重ねた二分後の右手の平に柔らかな左乳房の感触を感じた所で、
さめざめとこの感想文を読む筆者の頭頂部あたりが頭に浮かんだのは
これが僕に宛てられた詩では無いからなのだろう!(;o;)rz
今回のは少々詐欺成分が足りない。
それか相手の様子を上手く書き表せて居たら二人の物語に僕も引き込まれたのではないかな。D

630ちーちゃん:2011/05/10(火) 01:17:37.85 ID:EVNQBZ22
そしてうつ伏せの反対を腹這いと書いてしまったちーちゃんの仰向け!ヨンダカナ?(v^v)LX
631名前はいらない:2011/05/10(火) 09:36:02.51 ID:Up3FAj6i
>>429
文の頭で提示した描写が、文の終わりで解決されている。その繰り返し。
だから、ぶつぶつとした印象がある。もうすこし、間にためがあると良いと思う。
全体的にも何が言いたいのかよく分からない。墜落を使った比喩的な詩としても、
わかりにくさだけが頭に残る。構成に決定的な欠陥がある。
もっとよく考えて詩を作りましょう。D-

>>437
「赤い」恋ということで、何を指しているのか、全部を読んでもはっきりしない。
LLaというのは、るら、でいいのでしょうか。この句があると、ほっとする。
独創性にほっとする。構成にこっているのが、逆に裏目に出ている。
もっとストレートに、力を入れるべき所を間違っている。D

>>438
冷たい男とポエムの間の関係が、すっぽり抜け落ちている。
短いからしょうがないんだけど、特筆すべき点が見あたらないのが欠点。
もっと全力をぶつけた詩が読みたい。D-
632名前はいらない:2011/05/10(火) 09:46:51.46 ID:Up3FAj6i
>>444
一連と二連の間の関係がはっきりしない。展開に無理がある。
三連と五連にみられる、改行が印象に残って良い。
気持ちがまだらになる、ということは、いまいち想像がしにくい。
優しい気持ちで終わる最後は良いと思う。D

>>445
視線が追いかける様子がうまくかけていない。
深い溝という想像は面白いので、もっと追求して欲しい。
最後の笑い声の所は、耳に響いて、良く想像できるので、
独創性と言っても良いと思う。D

>>470
年中さえずる、と書いたわりには、詩の時間は短い間。
面白いとも言えず、独創性というのにはちょっと足りない、
独特の形容が、歯がゆい。もっと、力を入れるべき所は
力を入れるとか、偏りを見せて欲しかった。D
633名前はいらない:2011/05/10(火) 12:39:40.70 ID:ykuj0B5Y
>>632
470です。

拝読して、
木を見て森を見ず、という言葉がありますが、その木に縛られでもしていたら、とてもじゃないが木も森も見ていられないものだな、と感じました。
ご評価ありがとうございました。
634名前はいらない:2011/05/10(火) 17:35:28.17 ID:Gs2KiR3D
>>501
ストーリー性がありそうでない いまいちパッとしない
表現が単調なのに肝心な語句が足りなく感じてしまう
要は意味わからなくもないが意味不明 つまんない D-

>>502
よくある不満をつらつらと並べられても・・
感情移入しやすいテーマだからこそ
見飽きた言い回しが多い もうそういうのいいよ D

>>509
リズムがよくて読みやすいと思いきや
途中ではずしてくるあたりは割といいなぁとは思った
内容もスッと入ってくるんだけど
そのままスッって抜けてく 軽い軽い 軽すぎる D
635名前はいらない:2011/05/10(火) 20:27:57.63 ID:hlvdkaJ6
僕の涙が流れ尽きるまで 君を想って泣いていよう。

僕の力が疲れ尽きるまで 君を守って生きていよう。

僕の命が枯れ尽きるまで 君をきっと愛しているよ。
636名前はいらない:2011/05/10(火) 22:44:43.18 ID:6Tem1E9O
>>466再評価希望

>>626-627
評価ありがとう!
>水の濁りが識別出来ないのであれば浴びせられた視線は必然、
>「侮蔑のような、そうでもないような視線」と言う認識となる事になる。
しまったー! そうだ侮蔑だけあやふやじゃない。矛盾してる。これじゃ「汚れは水溜まりをあやふやにした」が弱くなる
「期待に応えるような」であやふや完了としてしまった。考えが足りなかった。反省
637やさしいあくま ◆hBTc50w4HM :2011/05/10(火) 23:05:53.08 ID:xCyZy8kb
>>472「妄想脅迫症」
 ベットの中、終わらない悪夢にさらされる主人公。
 一読したときにはそれほどいい作品だと思わなかったが、大人しい中にいい表現もあり、破綻もなく悪くなかったです。いいと思えなかった原因には展開やアピールが平凡に思えたかもしれない。

 3連「空に描く無数の〜残骸」はより具体的にイメージが描かれていて、インパクトがありました。
 「本当のユメ」は現実のことですね。悪夢と語っている割に、あまりどぎつい出来事がなく、ユメの中も一部幸せのようにみえる。C-
638名前はいらない:2011/05/10(火) 23:30:07.05 ID:RkRMemq/
「おこめ」

おこめはおいしい
噛むとおいしい
たくさん噛むともっとおいしい
ガムもおいしい
噛むとおいしい
たくさん噛むともっとおいしい
でもガムはおこめじゃない
たくさん噛むとおいしいのに……
639名前はいらない:2011/05/10(火) 23:40:29.32 ID:6Tem1E9O
>>389
鬱病の人は、ネガティブ思考と言うが、こと自己評価に限っては、健常者と比べて正しい評価をしているらしい
過去は、無意識のうちに自己肯定される、健常者であれば皆そうであり、それは実際以上に自己評価を高める。
鬱病の人は、この無意識の自己肯定が出来なくなったため、自己否定感も強いが、一方では正しい自己評価ができることに繋がっている、とどこの心理学者の本で読んだ
自分の事をよく理解しているが、どこか冷めたような、第三者視点から観察しているようなこの詩は、上記の事を思い出させた
綺麗な比喩とニュートラルな視線によって、ある種の感情を普遍化できている
それ故か、ややパワーが足りないが、共感を覚えさせる詩
人間失格やこころのような、ドロドロとしたパワーが欲しい
C

>>590
「僕」の心情のみ語った独りよがりな詩
語られる心情も独りよがりそのもの
そこに、自己陶酔のパウダーを振りかけて詩っぽい文章にしている
心情を語るのに終始しており、伝える工夫、面白い何かが足りない
心情そのものは、よくある物であり、悪くはない。美味しく料理しよう
D
640やさしいあくま ◆hBTc50w4HM :2011/05/10(火) 23:55:21.00 ID:xCyZy8kb
>>475[澱]
 
 悪くないね。一見、普通にも見えるけど、適切な言葉で適切なことを書いていると思う。
 ただし、個性はないと思います。
 普遍的なテーマを枠に主人公の澱みの中身に触れず、あえて抽象的に書くことできれいに書いています。
 そこを書くかどうかで、あっさりともドロっとしたものにもなると思う。  
 人によってはつまらないと言うかもしれませんがメインの題材を二人の関係性でもってうまくぼかした成功例かもしれないね。C

>>480[赤い靴]

 赤い靴をはいているのはなぜか男の子だし。快調な語り口で書かれているが、絶対的にものたりなさを感じます。
 序盤では、どろどろした表現で書かれた赤い靴も終盤ではまんざらでもないおちは面白い。
 だが「まるで誰かさんみたいな」は、言葉が投げっぱなしで広がりがない。
 全体的に作りが浅いのが評価の低い理由です。D
641やさしいあくま ◆hBTc50w4HM :2011/05/10(火) 23:57:47.03 ID:xCyZy8kb
>>638「おこめ」

 なんだこれ小学生の日記か。おこめもガムもおいしいね。D−
642名前はいらない:2011/05/11(水) 01:14:08.46 ID:ofiOh3bt
小学生のころを思い出して、でんぐり返りで都内をぐるぐる散歩しながら下北に行ってきた。
街中にはたくさんサブカル女がいて、ぶら下がったトイカメラたちがこっちを見ている。
あのレンズ越しの世界はサブカル女に言わせたらアートなんだろうが、ぼくにしてみれば地獄だ。
ゴミみたいな世界をゴミみたいにねじ曲げられていて、レンズ越しの世界は屈折した迷路になってる。

自称サブカル女たちはその迷路をさ迷って、いつからか幻覚を見せられていた。
ねじ曲がったモノを美しいと勘違いし、率先してマイノリティに身をおくことで、自称サブカルチャーは一種のマジョリティと化している。

ぼくはでんぐり返りでぐるぐると回る世界を眺め、そこにうつったサブカル女たちを巻き込み、塊魂を燃やしている。
塊魂を燃やしている。
塊魂を燃やしている。
スイッチ ON!

ミッション
街中のサブカル女を巻き込め!

ぐるぐるとぼくはまわる
おらおら お前ら全員ひとつになれ
ぐるぐるとぼくはまわる
ばかどもが お前らまとめて目を覚ませ

サブカル女たちの塊をつくる
サブカル女たちがひしめき合う塊が、下北沢のド真ん中に出来た
サブカル女たちはマイノリティだと信じていた自分が、下北沢という小さなコミュニティにこんなにも沢山の同類がいたことを知る
サブカル女たちは黒縁メガネを捨てる
そしてトイカメラで自分の顔面を撮影した
そのトイカメラにうつっていた自分の顔を見て、驚いた


なんだ、わたし、意外と普通じゃん
643名前はいらない:2011/05/11(水) 11:07:47.07 ID:FwpxwU+j
過去にさよならしたい
思い出をビンに詰めて
ひたすら叩き壊した

私の頭の中の私が言う
何をそんなに怖がってるの?
それに私は答えない

未来に希望を持ちたい
悲しみを胸に抱いて
ひたすら隅に追いやった

私に嫌われた私が言う
どうして私を殺そうとするの?
それに私は答えない

思い出をビンに詰めた
私はまた叩き壊した

空っぽの私は何も答えない
644名前はいらない:2011/05/11(水) 20:18:36.92 ID:zTuasvW0
あのこの夏服の白が
いつもの三つ目の
タバコ屋の角を曲がった後には
反対側の道路沿いに電線がうなだれていた
645名前はいらない:2011/05/11(水) 20:38:26.11 ID:zTuasvW0
>643
自己嫌悪や自己同一性に関する葛藤の様子が伝わってくる。
「ビンに詰める」時点では自己愛が存在するのだが
途端にそれを壊してしまうということですね。
感情の吐露以上の、結論なり救いなりがあればよかったかなと。
Dです

>642
「サブカル女」の自意識の滑稽さについて観察している作者だが、
では彼女たちの自意識がどこへ向けられるべきかという指針が無く、
批判するだけで終わっているように思う。
「お前らまとめて目を覚ませ」…覚ました後、彼女たちの苦悩が
いかに救われるのかを提示するのが批判者の責任だと思う。Dです。
646名前はいらない:2011/05/11(水) 20:43:40.41 ID:zTuasvW0
>>466

「自己憐憫・痛い・孤独感・不透明・汚れ・
理解・悲しかった」などの言葉を、もう一段階深堀りして
作者自身の言葉で表現できればもっと良い詩になると思います。
不安定な自我を水溜りに喩える切り口は素敵だと思いますが、
言葉のバリエーションに不足を感じました。Dです
647名前はいらない:2011/05/11(水) 21:44:47.18 ID:poWbPjrM
未評価まとめ(>614) 26作品

>483>487>490>504>510-511
>512>514>520>528>531

>534>538>543>544>546
>548>554>592>593>613

>623>624>625>635>644

再評価希望
>466
648名前はいらない:2011/05/11(水) 21:58:39.02 ID:poWbPjrM
>>483
出だしの二行が、独創性があると思うんだけど、スタートとしては、わかりにくさがある。
抽象→具体という流れは、つかみがいまいち弱い気がする。なんか頭の中が釈然としない。
隠喩として、正確さを欠いているためかもしれない。心の中のすきま風、というものが、
あのひとの不倫の結果であるとしたら、怒りがまず浮かぶのではないかな。
内容は面白い。浮気に対する意見として、共感して読める。この人の怒りに共感する。D+

>>487
非常に叙情性を感じさせる詩だ。構成も、独自の文体を用いており、楽しむことができる。
さみしいなー さみしいなーの所は白眉だろう。何度読んでも、味わい深い詩である。
その深さと、読みやすさが、素晴らしいだろう。C+

>>490
子供のかわいさが、非常に感じられる。それをかわいがる父のきもちも、共感できるように
巧みに描かれている。金太郎のような子供、弱い金太郎、いつかは強くなって欲しいという
願いが、共感できる。子供を持っている方が読めば、いっそうの共感を感じるだろう。C-
649名前はいらない:2011/05/11(水) 22:13:53.45 ID:poWbPjrM
>>510-511
孤独についての考察があり、さらに自分と孤独の関係に展開があるのが、とても面白く読める。
孤独というものについて、この詩では、飼うものであり、自分とはまた違った場所に対象として
とらえるものであると書いてある。泣きながら笑う、可愛いやつという見方は、距離感として
非常に正確であるように思う。孤独の受動性のみでなく、孤独が暴れ出しても面白いんじゃないか、
と、よけいなことですが思った。C

>>512
王女と王子のくだりについて、もう少し踏み込んだ説明が必要であると感じた。結婚に絶望しているのか、
そこまではひどくないのか、年齢はどれくらいなのか、なぜぶすったれているのか。そうしたことをわざと
書いてないんだと思うけど、それは成功しているとまでは言えないと思う。ただ、ぶすったれと言う言葉に
ついて、とてもチャーミングな意味を与えていることには成功していると思う。D+

>>514
ストレートな自然な感情が述べてある。ぜんぜん、悪いところはないんだけど、センスを判断するには
ちょっと無理なので、評価は高くない。でも、感じの良い詩でした。D
650名前はいらない:2011/05/11(水) 22:34:40.95 ID:poWbPjrM
>>520
四季の移り変わりを体験することで、問題の中に埋もれてしまった自分を取り返そうとする。
春、夏、秋、冬のそれぞれの印象が、的確に述べられている。最後の終わり方はとても綺麗だ。
それだけに逆に不燃焼感がのこるが、悪くはない。D+

>>528
詩かどうかは微妙なところだと思うけど、天皇についてまじめな考察がある。問題提起に
終わっていて、実証や論理展開が見られないのがよくないと思う。D

>>531
これも天皇か。なにか哀感を感じるけど、文章が支離滅裂としか受け取れない。E
651名前はいらない:2011/05/11(水) 23:15:14.08 ID:poWbPjrM
>>534
文章の流れが、手紙のようで、呼びかけていて、詩的さをそぐ。
その分だけ、自由な発想が見られていて面白い文が多い。
極私的ではあるが、あなたとぼくの間に、ある関係が、ほほえましい
という感想を持ちました。C

>>538
天衣無縫という感じの思いつきを閉じこめただけと言わざるをえない。
論理的整合性を欠いている連を見せられても、そうか、というあっけない感想。
随想としては、読めないこともない。D+

>>543
編むという行為について、考えてみた、という感じの詩である。
特に優れた発想もなく、読者層への呼びかけ、つまり伝えたいこと
が無いように感じられる。一生懸命書いてあるのは分かるけど、
発想にも表現にも可もなく不可もない。もっと、アイデアを大事に
するべきではないか。D+
652ちーちゃん:2011/05/12(木) 00:00:06.25 ID:/O0fk7r8
>>538
えーと、ミノムシを見つめてブランコになるあの子…いいですねえ絵が浮かんできます。
さあ、これから一体少女のどんな冒険が始まるのかな!?と、思ったら、
どの位変な子なのかを説明しようとして、めんどくさくなってすぐにやめます。
そして2秒で辿り着いた「説明するのにふさわしい言葉がきっと日本にはない」の答えについての考察が始まります。
とりあえず数えては居ないのだけれど、原因は言葉を減らしすぎた事にあると考えたようです。
減らしすぎた!とあるのであまり減らさないほうが良かったのかなあと思いきや
どうやらそれはこの人の所属する「陽殖人種」にとってはとても喜ばしい事らしいです。
653ちーちゃん:2011/05/12(木) 00:01:15.25 ID:/O0fk7r8
るとここで緊急ニュースです。杉の男の子から発射されたアレが飛んで行ってどうでもよくなってしまいました。
ここで冒頭のあの子についての説明です!ブランコとなって揺れているのはいいこととか、わるいこと。
そんなものは僕らの考えひとつでどうとでも変わっちまうんだ!止まっちまえ!!がクールに語られた後、
パンティのようなもので髪を結んだ子が走りだす。その事に冒頭で重ねられた「あの子」でしょうか?
筆者はなんか痛いその子がとても心配です。もしかしたらその子を自分に重ねているのかもしれません。
>アメフラシの内臓〜ん …そして正体を表します。
そして太陽の直撃を受けてハッピーエンド。
654ちーちゃん:2011/05/12(木) 00:03:08.32 ID:/O0fk7r8
れはねえ、試合だね。多分。武道の。恐らく一息で書かれている。
武道の試合はその一度きり。後からやっぱりこうすればよかったと思っても試合内容を変えることは出来ないからね。
読んで感じたのは、他人の手を加えられる事を拒む筆者の姿勢。たとえそれが数時間後の自分自身だとしても。
何故そのように感じたのかと言うと、それを説明するのにふさわしい言葉がきっと日本にはないほほほーん 。
ただ、それは決して手抜きと言う訳では無くて、試合に打ち勝つには日々のスパーリングが大切なのであって、
この人は間違い無く日々鍛錬を繰り返している。
しかしどんなに努力をしても、必ず試合に勝てる訳では無い。E
655名前はいらない:2011/05/12(木) 00:59:56.92 ID:UCViILxi
普段は光らないはずの地面だが、空が涙拭いた後だけ眩しく輝く。
覗き込む男は日常の変化に気付き深呼吸の意味を一日考える。
青と白と緑。青と白と緑。
その色の名付け親になった一日。
656名前はいらない:2011/05/12(木) 01:33:57.72 ID:uOd82cR0
期待はいつまでたっても止められない物だ。
躊躇して考え込んだ挙げ句の言葉がアレか…
相手に荷物を出させて自分の負担を軽くしている。

ああ、情けない。

思い付いた言葉を密室の壁へと貼り付けた。
悩みに悩んで決めた言葉の組み合わせは、
君にどのような印象を与えたのだろうか。

君の声は聞こえない
くそ、やはりあっちが良かったか
後悔しても後の祭り。
657名前はいらない:2011/05/12(木) 16:19:40.74 ID:m8cjhfAA
 「恋慕」 
 
あの秘密めいたやりとりを密やかに
繰り返しましたね何時からか、あなたの
熱さに茹りながら沈んでいきました
癖になって抑制が利かなくなるほどに
嗜好品のようでした

私にある恐れから、あなたと向きあう
ことを躊躇してしまった事許して下さい
自分の問題に手一杯で偶然による僥倖に
敬意を示さなかった、今更悔いています

あなたの不器用さも傷つきやすさも純真
さも好きでした、わたしはあまりに早く
結論を急ぎすぎたと省みています

人生は短いです、伝える術があるのなら
今すぐにでも
658名前はいらない:2011/05/12(木) 21:55:38.10 ID:vcqFPOu7
「ニキビ」

俺のニキビが疼いてる
額の皮膚の奥から
(出せ…ここから出せ…)

お前は俺なのか
俺の一部なのか
ニキビは相変わらず疼いてる

しょうがないから
額に爪を立てて
ニキビを出してやった

俺は少し軽くなって
ニキビは自由になった
659花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/05/12(木) 22:28:43.72 ID:PvgpTlqV
>>651-654
ありがとうございます。
まったくもっておっしゃる通りだなと思いました。
精進します。東京ドームめざして頑張りたいと思います。

>>654
E評価サイコー♪
660名前はいらない:2011/05/13(金) 10:08:44.61 ID:2wCEcoUM
>>544
自分でも気付いてらっしゃると思うけど、つまりの接続詞に飛躍がある。そこは、自分に対する厳しさなのか、
ごまかしなのかは分からないけど、全体のテーゼに対する答えとしては、完全でない。したがって詩自体も
完全でない。どちらの文がいいたいことなのか、分からない。D

>>546
何とも言えない透明な意味が流れている。すべての語句に詩情があふれていて、やりすぎず、歩くような速さで。
すべて、求めずに与えるばかりの語句は、ただの言葉から脱却して、詩としてまとまった作品と呼んで良い
存在へと変わっている。夢のようで、それが現実とは別の場所で上映されている映画を見るかのようだ。B

>>548
セクシーさが無い。日常の延長線上にある恥ずかしさの一こまとして楽しい読み物になっている。
失敗を笑う楽しさがある。文自体も、少しクセがあるけど、安定していて良いと思う。C-
661名前はいらない:2011/05/13(金) 11:13:25.56 ID:dci6s/qs
「レアリスト」



雨に打たれているのは

泪を隠す為ではなく

泪を流す為です



風に吹かれているのは

立ち向かう為ではなく

吹き飛ばされる為です
662名前はいらない:2011/05/13(金) 12:31:04.17 ID:LUZcmBm+
>>548
黒の下着?…レースは?……着用うp
663名前はいらない:2011/05/13(金) 12:31:57.68 ID:LUZcmBm+
赤もうp
664名前はいらない:2011/05/13(金) 14:24:12.36 ID:+aEPe3lm
画面の中では援交少女が中だしされて
フフフ フフフて笑ってる
なみだを舌でなめとって
ふるえる頭! ふるえる頭!
精子がでるよ!(静止画じゃない)
精子がでるよ

でるよ
665名前はいらない:2011/05/13(金) 16:06:08.70 ID:XliDKB6m
>>280
これ徳永憲の歌じゃんyoutubeにある
中途半端に人の作品をパクっちゃダメ
666名前はいらない:2011/05/13(金) 16:20:10.97 ID:N2o5Xl7P
「風船のように軽く、こつんと叩いた
 けたたましい音を立てて、割れたガラスの防壁の隙間から」

ボーダーラインを超えた
見えたのは荒廃した砂漠だった
ボーダーラインをもう一回超えた
見えたのは青々とした森だった
今にも割れそうに儚い
けれど虚勢を張ってそこにたったガラスの壁は
ひんやりと
だけど
確かにそこにあった

心の中にいれてよ、大丈夫だから

本気で吐いたその言葉に中身はあったのだろうか
荒廃した砂漠を目の前にして
道がわからずに立ち尽くしている
ボーダーラインの外から見えた青々とした森の中の道はどこにも見つからない
どこかで壁にひびが入る音が空しく響いた
667名前はいらない:2011/05/13(金) 19:34:46.62 ID:EmgzDTJn
目を閉じて、息をして

思い出して、 目を開けて

ぷかりと腕が浮き

足はだんまりと

あおあお せらせら 風の寄り道

ありがとう 思い 思い 流れてさ

小川の小石だったような

とても心地がいいのです
668名前はいらない:2011/05/14(土) 00:09:31.29 ID:yDGvV5sb
「美味しい人生」

美味しい人生作りましょう
案外簡単に作れます
美味しい幸せは食傷気味だから
多少の不幸のスパイスの彩り加え
あいつとこいつとのあれやこれやを混ぜたら
2割失敗の人生ランチのできあがり

美味しい人生作りましょう
生まれて8割が日常 非日常のスパイスが旨さの秘訣
主食 白米 ふりかけご飯の好きな君
当分味噌汁になってあげようかい
669名前はいらない:2011/05/14(土) 14:40:40.18 ID:2hBeqOzM
「かんがえごと」


対極の力の一番端と端
作用と反作用を繰り返す

周波数が同一になり
均一が保たれると生まれ出る
のは新しい公式

難解にして不毛だと投げ出していた
問題に一瞥をくれる

だけど全力をだしきるにはあの人の
後ろめたそうな顔を払拭する必要がある
670名前はいらない:2011/05/14(土) 20:38:52.79 ID:rpId43ZY
「かっこわるくたっていいよ。そんなことは問題じゃない。」

おいナルシストw
w←これでもみてろよwwせめて3秒みつめろよw
きもいきもいw自虐が許されるのは小学生までだよw
比喩とか暗喩とか推理ゲームですかぁ?ww
笑わせようと必死な芸人が笑えないのと同じで
お前の詩には失笑しかもれてこないよw
でも↑これもwで←これもこうwだよ
多分↓もwで、  どこまで行っても
自意識がいやだ
671新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2011/05/15(日) 16:37:19.02 ID:OtX1Vr3+
>>660
自分で考えていた以上のご感想と過大な評価をいただき大変嬉しいです。
ありがとうございました。
672名前はいらない:2011/05/15(日) 19:04:25.10 ID:b5pTtW1+
「探しにゆきたい」

昨日もこの夏を見た気がする
懐かしい今日
風が巡るものだとして
明日の俺は
その血液も巡るのか

春に飽きた枯れ桜にも
宿木の若芽が巻きついている
俺は うなる

火がゆらめくように
目を凝らせば
この街から失われるとして
卑怯な俺にも
育ちゆくものが見えるのか

同じ冬が来る前に
俺は静かにひとりで探しにゆきたい
埃と油と老人の街に
笑う赤ん坊がいるのだろうかと
俺は
673名前はいらない:2011/05/16(月) 02:47:54.84 ID:m2XBL5GX
『慈善的投機』
頑張り屋が
血走った目をして
痙攣しつつ
吐き出した吐瀉物に
大家先生は欲情して
マスを掻く
それから自分の
精液の染みをネタに
もう1ラウンド
それに蠅が寄ってきて
手をスリ寄せるサマに
大喜び

全く
愉快な奴ら
674名前はいらない:2011/05/16(月) 03:11:41.61 ID:zhWouDEn
>>638
これは面白いw
おなかの中がくすぐったくなる
もぐもぐした小学生2・3年生くらいの子が
この言葉を(頭のなかで)つぶやきながら
もぐもぐと無表情みたいな顔で
ガムを噛んでる光景が浮かぶw
シュールな笑いwww
何度も何度も読める そのたび面白いw
個人的にはAとつけたいです。
675名前はいらない:2011/05/16(月) 23:53:27.29 ID:szmoUFw8
老人と犬がこちらに向かって歩いてくる、
それは未来の私なのだろうし、犬も私なのだろう、
皆、犬を連れている。
ヒモは恐怖に縮こまった皺くちゃの手に強く握られ。
首輪は肉に食い込み固まった血がどす黒くいつな塊を作っている。
長過ぎる生に怯え、死にも怯えてきた。
黄ばんだ眼球はもはや物体の像を正しく結ぶことはなく、
口からは吐瀉物のようなにおいが漂う。
曲がった背中には重すぎる人生がつきまとい。
犬はあきらめた表情で老人に飯をねだる、
震える手で犬の頭を撫でてやり。
「もう、ないんだよ。」
と精一杯の笑顔でつぶやいた。
676名前はいらない:2011/05/17(火) 19:03:35.40 ID:a7CtwfgC
[優しさ]

両手を広げて待ってる人
冷たい言葉を投げつけながら心配してる人
何も言わないけど注意深く見ている人

形が違うだけで皆優しいんだよ
優しさに気付かないだけで

優しさを受けれる人
それはね…あなたが優しいからだよ

人は自分の鏡
報われないとか損してるとか
もったいない

もっと視野を広げて心を開いて話してみて
人はね自分の鏡

人はね冷たくもあり優しくもある
一人じゃないから一人では生きていけない
助け合う気持ち=優しさ

一つもらったら誰でもいいから一つ返そう
きっと世界が優しさで溢れるはずだから
677名前はいらない:2011/05/17(火) 20:42:14.11 ID:PQGxlZgJ
『不完全な言葉』

君に気持ちを伝えるのには
僕の文字は重すぎる
減らして減らして減らして
それでも多すぎて減らして

そうして生まれた欠陥品は
××になった×××のようで…

一体これで何がわかる?
誰に届く?

僕に喉をください
規制を解除してください

君に贈る「不完全」
678名前はいらない:2011/05/17(火) 20:49:18.34 ID:kJSxY4+j
『音楽』

音楽だ
息と骨のなる音

リズム


音楽だ
まばたきの間隔

リズム

産声のメロディ

そして

心臓の鼓動と停止

リズム
679名前はいらない:2011/05/19(木) 12:42:53.30 ID:cBrbSiXK
>>646
評価ありがとう!
680名前はいらない:2011/05/20(金) 00:26:41.24 ID:ulZSc5dx
「午前零時」

仄暗い夜
どこからか漏れ出る光のようなものが
薄い膜を張っている

それは引きのばされて
細くちぎられて
軒先に、雨どいに、風呂場に、寝室に
いたるところに染み込んでいる

それをたったいま知ったのだ

煙を吹かしながら
くわえた煙草を優しく噛んだ
吸い、ねぶり、はじいた

ひどく気だるい

冷気がからだを暖める夜よ
不思議な夜よ
未だ仄暗い夜よ

かすかな残り香を払いのけ
ただただ
暗闇が深くなるのを待っていた
681名前はいらない:2011/05/20(金) 00:38:09.59 ID:x0FuEIwS
「透明な闇」

スケスケ しかし真っ暗で
わかりやすい
どういうことかというと
えーっと イマイチ
あっ
通せんぼ
に似ている と思う
ごめん ちょっと違うかも
あんまり自信ない
微妙に こう
かたむいている 感じで
ほら マジックミラーの
原理かもって
だましてるみたいな
違う気もするけど

難しいとは思わないけど
なんか
わかりにくいんだよね

キミ あんまり喋んないから・・・
682名前はいらない:2011/05/20(金) 01:03:53.48 ID:5Q/tl5dF
「夢は澄んでいなければ」

たとえ風が吹いて
スカートがめくれたりしても
僕はなんとか振り切る
強がって、空の色を分析しないと
夢が見えないのさ
683名前はいらない:2011/05/20(金) 10:21:59.85 ID:zlmXO0Mw
「プロポーズ」

右側にいつも
知ってる人がいる
むつかしいこと考えてる
君は眉間にシワよせて
ぶつぶつぶつぶつ
むつかしいこと考えてる

新しい世界が開けるよ
君はそんなこと言いながらいつも
右側を歩いた
世界は何も変わらないよ
なんて僕が言うと
君はほっぺた膨らませて
可能性の問題でしょ
少しいじけたみたいに言う

悲しいけど何も変わらない
変わらないことはよかったり悪かったりするけど
君はいつもそれを悪と決め付けた
つまらない毎日なんてどっか言っちゃえばいいのに
僕は思うんだ
つまらない毎日をつまらないと感じることこそが悪なんじゃないかな

ちっさなことでよく喧嘩した
つまらないことで一緒に笑いあった
何気ない言葉に泣いたり
新しい自分にであうきっかけをつくってくれた
僕はこの世界に感謝してるんだけど
眉間にシワよせた君はどう思ってるかな
684名前はいらない:2011/05/20(金) 10:23:06.11 ID:zlmXO0Mw
つづき

きみは笑顔で
悟りを開いたような顔で
宇宙人に会いたいなんて言う
僕は曖昧に笑って
雑念だらけの馬鹿みたいな顔して
君なら友達になれるよって言った

宇宙の端っこには何があるのかしら
きっとそこには窓がついてるのよ
そこから外を覗くと
きっと私たちの言うところの天国が見えるの
だから私は宇宙に行きたいし
端っこを見つけた宇宙人に会いたいの

頭のオカシイ人間だった
誰も考えないようなことばかり考えて何もできない人間だった
たまに自傷に走ったり
ヒステリーを起こしたこともよくあった
だけど僕は愛していたし
君はきっと心の底の底の方では日常を受け入れていると
僕は確信していた
つまらないつまらないと言いながら
それでも君はずっと僕の右側にいてくれたから

ねえ
君はきっと宇宙人に会えないだろうし
宇宙の端っこを見ることもたぶんないだろうけど
君が大きな変化を望んでるんだったらさ
ひとつ提案があるんだよ
聞いてくれるかい

結婚しよう

685名前はいらない:2011/05/20(金) 22:45:45.51 ID:f6SDARYf
目玉

目玉がころころどんぐりこ
眼窩にはまってさあたいへん
みたくないものよく見える
あれはなに?
うし!
あれはなに?
とら!
あれはなに?
きっとまぼろし全部ゆめ

(※うしおととらという説もある)
686名前はいらない:2011/05/21(土) 01:23:04.89 ID:YWlCAml6
八月、真夏の昼下がり
薄暗い室温は21度
あなたは
口の端を持ち上げ さも楽しそうに

幸せはまるで子供の声
どこか遠くで響くばかり。
震える声で語られた
孤独は確かに、私が聞いた。
触れ合う皮膚すら忌まわしい
例えば私が力の限り
離すものかと抱き締めたとして
過冷却されたその心には
触れることすら叶わない
私があなたになれないように
あなたの座標に立てないように

唸る冷房滴る雫
隠れて泣くのは、ねえ、だあれ
687名前はいらない:2011/05/21(土) 06:02:20.64 ID:6IwPr4FM
>>676
人間の振る舞いは不確定で気紛れです。
作中に挙げられた振る舞いは、悪意ある他者もそのように振る舞うことがある故に般化できるものではありません。また、べき認識論としてそれを提示するならば、ポリアンナリズムの嫌いがあり危うい認識だと思います。
何よりも、詩の形式で詠まれる人生訓などは、多数派の道徳律を満足させるだけのごますりです。
あなたの作品は誰かにとっては素晴らしい助言でしょう。関係性とタイミングによっては、期待した効果もある筈です。
でも、あなたが想定しなかった読者の一人である私にとっては、言葉ですらない文字の羅列なのです。
D-
688名前はいらない:2011/05/21(土) 06:30:25.42 ID:6IwPr4FM
>>675
面白いですがエッセイとしてしか読めませんでした。ひとえに、一人称に終始した人称表現が故と感じられます。
例えば、主体が話者から老人、老人から犬へ変遷するような話法があれば、老いへの恐怖と行きずりの老人を同化させるプロセスを体験させられたのかもしれません。

さておき、自分の人生を生きて老いたる人とその友人と、それを自身の悲観的現状の延長線上に置いたりする嫌みな青二才との、どちらが無様かも考えなくてはいけない、と感じました。
D
689名前はいらない:2011/05/21(土) 06:54:37.03 ID:6IwPr4FM
>>677
推敲の過程が何らか即物的な質量の増減として表されていれば、もっと視界が開ける筈です。
喉、規制という言葉もそれらからイメージできるような伏線がなく、文脈から浮いています。
これは視野狭窄について描かれた作品ではなく、視野狭窄に陥った作者が書いた作品としか見れません。

余談ですが、気持ちなど伝わっても何も解決しないと思います。気持ちが通じた、通じ合ったといわれる状況の多くは、損益計算と蓋然性に基づく思い込みではないでしょうか。
D-
690名前はいらない:2011/05/21(土) 07:10:33.00 ID:6IwPr4FM
>>678
リズム、リズムと繰り返す割にはリズム感が無く、泥酔した人のうわ言のように無味乾燥で退屈させます。
個々の表現もそれらしい語彙を文節に押し込んだだけという感じで、一体感がありません。
いわば下手くそです。
もっとじっくり創作したらいかがでしょうか。
E-
691名前はいらない:2011/05/21(土) 08:14:20.13 ID:zVVuJl0N
>>688
評価ありがとうございます

「犬」は僕の中ではその人のこだわりとかこれだけは譲れないと大事にしてきた物。「老人」は疲弊した精神だったのですがやはり言葉飛ばしすぎでしたね。力量不足でした。

重ねて、ありがとうございました。
692名前はいらない:2011/05/21(土) 11:03:28.11 ID:bD5V4FNU
>>689

評価ありがとうございました。
ちなみにこの詩は投稿しようとした別の詩が字数制限に引っ掛かりイライラして書いたものです。

文脈とか色々気をつけてみます。
693名前はいらない:2011/05/21(土) 11:57:34.60 ID:QoD3WVoq
毎日

昨日も明日も明後日も
つながる毎日
全部が今
今なんだと思う
一秒一分一時間

つながる今が 全部今
やり残したことはありませんか?
明日はありません いましかありません

心をとして 生きて行こう

あなたが出来ないなら みんなでやりましょう

ぼくはいつでも待ってますから

いま帰るよ

今行くよ

今いるよ





694ちーちゃん:2011/05/21(土) 12:41:01.89 ID:jmWU9iPo
>>685
みたくないものよく見える…
うし、とら…
うしおととら…
見たくね?とらとか
まあ、それは個人的感想だから置いといたとして、
「夫」もいれた方がよくね?
うし、おっと、とら
これは非常にイマジネーションを掻き立てられるトリオだと思うが…
「きっとまぼろし全部ゆめ」にもおっとの存在が面白おかしく掛かってくるし
しかし、うしおととらの作者は気を悪くするのではないか
「見たくないって…まぼろし?俺、ちゃんと書いてるし」D+
695名前はいらない:2011/05/21(土) 20:18:44.85 ID:/ct3Qk4Y
「ゼンマイ式ブリキ人形」

没個性の証明に怯えてその他大勢へ続くドアを閉ざした

永久機関の存在証明に取り組むフリをする
食事の煩わしさに自身の欠陥を再確認する
握手の練習をする矛盾
オートマチックへの憧れと恐怖
歩き方を忘れたムカデの真似事じゃないんだ
削れたメッキは努力の証しだと自己弁護
ゼンマイ巻いてメッキを磨いたフリ
お手軽に増えた証しに笑みがこぼれる
ゼンマイ巻いて
ゼンマイ巻いた
少し動いて
ゼンマイ巻いて
ゼンマイ巻いた
お手軽さえできずに止まる
歯車としては欠陥品
永久機関の存在証明は為されない
696名前はいらない:2011/05/21(土) 22:23:59.94 ID:pEsc0j1z
太陽に向かって伸びている真っ白の飛行機雲なんかに
騙されたりはしない
美しくて汚れない白さのそれですら
あの太陽には届かない
残酷な現実を、夢みたいな青い空が教えてくれる
そして強がって自分に言い聞かせる
人が太陽になれるわけなんてないんだ
それは全くその通りなのだけれど
それが諦めた者の言葉であることにも違いない
分かっていても、輝く太陽を見つめながら
その熱に目を焼かれながら、人は今日も諦めきれずにいる
697名前はいらない:2011/05/22(日) 10:52:24.49 ID:CemW2R4F
太陽が目に眩しいのは
それだけ痛みが美味いから
目にしみた分だけ感じる心があるのさ
靴下履いても足寒いのは
君がいつまでも冷え症を放っておいたからだよ
足も悲しくなっちゃったんだね
いじわるだね、君
いつも通りさ
いつも通りでいればいいのさ
わくわく並べて
気にならなくなって
アホになるのが大人のお作法
いいよいいよ
元気ないならないなりに
納豆でも食べんさい
いい子よいい子よ
いい子ってそんなに褒め言葉じゃないわよ?
698ヤタロク:2011/05/22(日) 12:17:08.51 ID:EQXqwSSZ
「朝に溶ける」

気だるい水溜まりから朝の匂い
もやの中にはうっすらと影
空気の音がする
朝日が溶け出しているみたいだ
私は息を吸う

この前買った長靴がかわいくて
ふわふわとした気分で
水溜まりの中の私を私は踏んづけた

はじける私は粉みじんだ
どっかとどっかに行ってしまった
残った水溜まりのぞくけど
はっきり見えない いなくなった

私はいる! そんな気がするけれど
自信がなくなってきてしまった
手も目もどこ行った 今どこにいるの
わかんなくなっちゃう
いなくなって私は私をどこかにやって
朝がキラキラ瞬いて
私は私をふんずけちゃった

ふと浮かんだは神様の居場所
ついさっきの朝もやの影から
おいでおいでって手招いてる
きっと私はそこに溶け込んだんだろう
朝の空気の中に
朝日のぼやける場所に
気だるい水溜まりのはじ
私は朝に溶ける
私は朝に溶ける

すずめがちゅんと鳴く

今日がはじまる

699名前はいらない:2011/05/23(月) 03:31:30.95 ID:cRVmnO5R
"不発弾"

ダイナマイトをもってた
火を点けず 水にぬらさず
ワインレッド 夕日が美しい日は早く寝て
雨の日は弟とゲームをした

導火線がもったいないから
火を点けず 水にぬらさず
いつか僕が壊れないかな、と思うから
火を点けず 水にぬらさず

もう会わないからアドレス帳のデータを消した
あの人に会いたい気もちも
導火線がもったいないから
火を点けず 水にぬらさずなんだよ

ユーチューブで森田童子を見つけてしまったから
今 淋しいダイナマイト
学校中探しても 友だちが分からないから
今 淋しいダイナマイト

700名前はいらない:2011/05/24(火) 00:26:12.85 ID:VBn0h+S9
「カクッた煙と原初の楽園」

丸い蛍光灯のカバーが私の太陽。
視界の右にそびえる本棚の高嶺。
左にありますのは箪笥の丘陵でございます。

谷間に茂る灰色の芝に横たわる。
ヤニでちゃけった空を見つめながら、私は祈る。

この大自然が永遠でありますように
今日も明日も明後日も
この四畳半が美しくありますように
701名前はいらない:2011/05/24(火) 13:13:46.36 ID:8dGiIC/N
蟻塚晩餐会

屯するアリクイ共の
晩餐会に響く粘着性の舌鼓
無限に消尽していく蟻の土柱

いやらしいのは
僕も同じで、まるで同じで
締まりの悪い口と会話の裾が糸を引き
それが新たな会話の糸口

内心見下すアリクイ共に見下され
ついぞ、僕も仲間と見なされ
どうぞ、僕を仲間と見なされ
空腹さえも満たされる

消尽していく無限の蟻塚
消尽していく僕の在り方
702致死リョ:2011/05/24(火) 22:50:19.72 ID:fgH5GqDM
『不完全な息といった時』

いつか私たちに苗が産まれて
ちょっとだけ他株と違っていたら
一時の我慢と思って
ちゃんと育てようね
大きくなったらきっと 違いが個性に変わって
立派な実を結んでくれるだろうから

ちょっとといえないほど他株と違っていたら
一生を奴隷にされるから
ちゃんと間引こうね
703しっぽぽ:2011/05/24(火) 23:24:26.50 ID:ZsYAVtAq
『ノット イン ラブ』

シンデレラのようなけつをけりあげる
冬至の日でもないのにかぼちゃをくらう
魔法使いの使い魔
はじめてのお使いを 一人で見る
ノットインラブ
今 居間にいる
12時の鐘が鳴って かけそばをすするとき
おまえは帰ってくる 手にしょくざいをもって
食い終わった後に 具だけがただよっているスープのしたに
残麺
ユーアーノットインラブ

ガラスの急須に 熱湯を注がないで

壊れてしまうだろう

ぼくはけりあげる かぼちゃのような馬車を
おまえは 新年をむかえる
生煮えのかぼちゃに 
はしをつきさしながら
まだのこっているだろう 
芯が

シンデレラのようなけつをけりあげる
ガラスの急須のようにはじけ飛ぶ
夜に流れ込む
王子様が最後の鐘をついている

704名前はいらない:2011/05/25(水) 00:59:24.04 ID:t0vC9FxP
孤独の足音がするんだ
君には分からないだろう
虚ろに笑うのは何かを責めているから
誰もが信じる正義などもう何処にもない
優しい抵抗に縋ることも出来やしない
此の儘
殺してくれたらいいのに


困惑の泥濘に足を踏み入れてしまったんだ
君だって分かっているんだろう?
正常を押し付ける事こそが狂っている証拠だと
呼吸をする度に心が枯れていく
瞬きを繰り返すごとに意識に罵られる
其の儘
殺してくれと言っているのに



テラ中二
705名前はいらない:2011/05/25(水) 01:09:45.60 ID:6pW4mo8q
「悶々と」

いったい何を食べれば
いったい誰を信じれば
いったいどこを踏めば
わからんづくめなのに
気休めの効かない薬を
投げられるだけ 僕たちはただ間誤付く

さらに歩いても
さらに学んでも
さらに悩んでも
とけないものばかり
なのに首を締められても
笑顔で居られるおかしな君 僕は笑えない

三倍速で生きる君は眩しすぎて
到底直視なんて出来ないだろう
706名前はいらない:2011/05/25(水) 01:28:06.61 ID:rNyDtOZx
『或る男の死神に捧げる鎮魂歌』

手紙を書いた
拝啓 くそったれのお師匠様へ
今日も俺はギター一本歌ってるぜ

キャバクラの姉ちゃんに俺は頭がくるってるっていわれた
仕返ししてやろうと思ったら警察を呼ばれた
俺はタバコをふかしながらパトカーをまいた

今日も海は俺に囁きかけてくる
この偉大なロマンの果てを
この宝石のような海に散らばる宝石の光を
この俺の涙にそれは眠っているのかい

ママよ もしかして俺は この俺は 世界で一番のエリートではないのではないか?と

おぉマスター 今日も酒場でバーデン一本頼むぜ
支払はこのチップ
この俺の驕りさ
今日ここからスターダムにのし上がるおれの誓だ

マスター今日この夜から俺は羽ばたく
HEY ミスター見ていておくれよ俺の勇姿
俺の誇りを この胸に刻む
ここの魂の刻まれた 記憶を この証明を!!!!THANK YOU GOOD NIGHAT

707ベルメタル ◆iJSs2kAEWw :2011/05/25(水) 20:47:17.02 ID:qxG6CFTt

にぐはっと
この世界中、知らない言葉さがして
疾走・マットへ浮遊、要らないものは廃棄で

丸い まるで 狂い のない 時計 の針 の軌道

あなた 見えた ほうの 彼方 の月 のカタチ

ありきたりでなく なおざりでなく
その美しさにもっと似合うことば

にぐはっと・にぐはっと・にぐはっと・にぐはっと

違うな
違うけど
これはこれで新しい

にぐはっと シルクハット
仕草と 落ちDAT
にぐはっと 木のバット
ロンリナイト にぐはっと

Lonely Night, NIGHAT
Night, NIGHAT....
Night, NIGHAT....



708名前はいらない:2011/05/26(木) 01:44:23.09 ID:fMf4Og+5
リセット

私の中の小さな鉄火凛が
ドカン ドカンと大きな凛的を鳴らす
その鼓動の大きさに比例して
肢体の自由は奪われる
重力の重さを 全ての柵を
私の肢体は受け入れ
支えきれない もう無理なんだと
鉄火麟が ドカン ドカン
悲痛な叫びが体内に木霊する
私はその音を聞くたび


私の中の小さな鉄火凛が
ドカン ドカンと大きな凛的を鳴らす
その鼓動の大きさに比例して
肢体の自由は奪われる
重力の重さを 全ての柵を
私の肢体は受け入れ
支えきれない もう無理なんだと
鉄火麟が ドカン ドカン
悲痛な叫びが体内に木霊する
私はその音を聞くたび
709名前はいらない:2011/05/26(木) 04:00:45.16 ID:MedG7Y4P
>>693
無難と言うか一般論を並べてるだけに感じてしまう
もう少し作者の視点がほしい D
>>695
>お手軽さえできずに止まる って日本語的にどうなんだろう
言葉の流れがすごく悪い感じがした ぶつぶつ切れてる印象 C−
710名前はいらない:2011/05/26(木) 05:36:14.32 ID:V8laTXR5
何とはなく覗きにきたら、久々にぐっとくる作品を目に出来たので
ふつつかながら評価に参加させて下さい

>>700「カクッた煙と原初の楽園」

自らの生活する一部屋が、大自然であり原初の楽園という発想と感性がとてもいい。
それらの描き方もごてごてと長くなく、過剰な装飾もなく
ノスタルジーを感じる語の選び方や風景が無理なく作者の描きたい(普段から目にしている)ものを映しており
とても共感を覚える。

灰色のカーペットか何かに転がって、作者だけの、作者のための一室に広がる大自然の、変わらぬ未来を祈る。
自身の作った楽園で、誰に見せるでもなく小さく愛でるよう祈る情景は
自身だけで味わい愉しむあたたかい一人ぼっち、というように感じ
懐かしいような愛らしさを感じた。

漢字、平仮名のバランスも、情景に入り込む邪魔をするような片寄りがなく、過ぎた改行等もなく。
描かれた四畳半の楽園のように、作品自体が心地好く纏まっているのも
この詩の良点を引き出し、引き立てるもう一つの良点として、とてもよく機能していると思う。
前半のバスガイドのように一つ一つを紹介するような書かれ方も
自分だけの秘密を誇らしげに少し明かしてくれる、という感じで
室への愛が感じられ可愛らしい。

無理して難点を上げるなら、タイトルの“カクッた煙”が、どのような状態の煙を表しているのか、
作者には明確なイメージがあると感じるのだが、当方は文中からそのイメージにたどり着くことが出来なかった。
作者が室で煙草を愉しむタイプの人だ、というのは一読して伝わるのだが。

“カクッた煙”というフレーズの語感も面白い分、そのイメージにたどり着けないのを残念に思い
その点を解消してくれると、読者の作品に対する親しみが更に増すかも、と感じた。

ただ、意味のない表現だとは思わないので、詩中に一つくらい、作者だけがわかる秘密のようなものが隠されているのも
この作品の性質上悪くないのかもしれない。

作者独自の感性と普遍的ともいえるノスタルジーが、厭味なくバランスよく発揮された
良質で愛らしい小品。

当方からの評価は、C+寄りのCとさせて下さい。
711名前はいらない:2011/05/26(木) 16:43:04.54 ID:H4iendaO
「雨」
梅雨だから外に出られない
雨傘なんて差すのも面倒だ
だから家中駆けずり回る
自分の名前を呼びながら
わたしの在り処が分からないので
カエルの声も聴こえない
二十年弱を憂う 腹痛と手を繋いで
712名前はいらない:2011/05/26(木) 18:26:51.99 ID:YgbZr9I3
『詩』

言葉を紡ぐ度に
酸素は消えていって
 
……いや、
死んだというべきかな?

文字を書き出す度に
黒鉛を削っていって

……いや、
殺したというべきなのか?

間違えた字を消す度に
消しゴムは擦り減っていって

……いや、
捻り潰してしまったのかも?

誰かに何かを伝えようとする度に
色々な命が削られていって


それに見合うほどの言葉を、感情を
僕は伝えられるのかな?

なんだか、
恐ろしくって?
713名前はいらない:2011/05/26(木) 22:56:39.08 ID:COOhIElA
「海と潮」

風が強く吹き付けるけど、根っこ生やしてれば大丈夫なのよ。
まっさらな草原の一抹に吹き付けた風がまた私の芯から火照りを浚う。
一つか二つの芽吹きと共に素足の裏側に憎悪巻き起こす風は、
頬を伝う戒めを冷たく凍らし、袖を惹く熱から遠ざける。

この風、何処から産まれたのやら。
流離う風はみたび吹かん。
あの風また通り過ぎてやも待ち焦がれている遠き日の朝焼け。

波打ち際の波間の淡の泡よ、浅ましさの皮の内に討ちに来い。
喉を過ぎて喉仏を打った風が潮の香りに紛らわされて消えた。
叶うのなら、と、微かな熱もまた風に拭かれチリジリになった。

根を削ぎ、急ぎ足が前に進む刹那、別な風に足を掬われた
止まるなと煽る海のその向こうから紫の光に纏われた神が現れた

それは大腿の温もり

どの風にすらも奪う事のできない威光の中で、
前屈した私は海のそこの貝。
あとはあなたに見つけられるまでただただ泣いていよう。
なんて異様と想うんです。
714名前はいらない:2011/05/26(木) 23:00:24.06 ID:COOhIElA
おちんちんピロ〜ん
715名前はいらない:2011/05/26(木) 23:29:19.05 ID:COOhIElA
「カナリアンライトブルー」

メキシコに行ってテキーラが呑みたい気分。
テキーラはいいや、ペヨーテにしよう。
ペヨーテの代わりにコロナの栓を開ける。
王冠がぶっ飛んで椅子の下に消えた。
コーラのにおいの汗が吹き出てきた。
どうやら俺は俺に嫌われたらしい。
目の前の床にぽっかり開いた口、頭から突っ込んで落ちていく。
支離滅裂な奇っ怪な世界。
ワープとループとホームとアウェイをあとからワープロでタイプだなんて考えだしてからダーク
ラークの煙がいやに不味いぜ、畜生。
畜生。
落ち着こう、まずは横になってこの揺れに身を任すんだ。
あー、地球は今日も回ってるよかあちゃん
716雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/26(木) 23:58:33.95 ID:ZzhhLBkq
未評価まとめ(>>647) 44作品
>554>592>593>613>623
>624>625>635>644>655

>656>657>658>661>664
>666>667>668>669>670

>672>673>680>681>682
>683-684>686>696>697>698

>699>701>702>703>704
>705>706>707>708>711

>712>713>715

再評価
>466

漏れがあったら、訂正お願いします
717雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/27(金) 00:22:45.15 ID:BpRAlp94
>>466
水たまりに、等身大の気持ちを託して詠っておられます。侮蔑の視線はどこから浴びせられるのか、水たまりの
濁った原因は何なのか、もっと、自分の中のイメージとそれに結ぶ意見をうまく言えそうな気がします。
海と水たまりの対比は、詩情を感じさせる物だけど、スケールの違いがあまりにも大きいので、妄想的
と言って片付けられてしまう危険性がある。最終連の言いたいことを、もっと前面に押し出して語られたら、
もっと気分がすっとするのではないでしょうか。D+

>>554
侵略者が異星人であると言うことに、日常の不条理を感じさせるようなうっとうしさを感じておられるような気がします。
でも、侵略者に対して大変な想像力を働かせて、実際に動かして、手紙と結びつけているのは、いまいちよく分からない
けど、言いきってしまっている言葉が、コントロールの中にあって、自分という物にぶれがないのは、すっきりした読後感
だが、手紙と異星人のつながりがよく分からない。もう少しサービスしても良いのではないか。C-

>>592
非常に楽しそうならんらん気分を詩の形に納めている。そうだな、こんな日常、こんな気分も久しく味わっていないな、
と個人的に感じた。人間が、色んな所に行くことで、自分の腐った心を何とか持ちこたえていく、明日への希望
みたいな物を、わずかではあるが主張していて、一つの歴史を構築している。D+
718雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/27(金) 00:38:31.34 ID:BpRAlp94
>>593
春夏秋冬ということで、構成の見事さから、各季節の味わいを、とても良い形で伝えておられる。
表題の、冬がすべてを消した、と言うところからは、冬でおしまいという感じを受けて、前向きな
表現とはマッチしない気がする。冬の爽快感みたいな物を味わえばいいのか。すこし齟齬が感じられる。C-

>>613
溢れる気持ちをつづった詩ですね。作者の気づきに、エールを送りたくなるような気分になる。
それはきっと、自分に照らし合わせて、この作者みたいに変わりたいという前向きな重いが
共有されているからでしょう。表現の極端さみたいなところを、もっと煮詰めていけば、より
共感を呼ぶような良詩へと変わるのでしょう。D+

>>504
親への愛か、恋人への愛か、迷ってしまう。非常にせっぱ詰まった考えがぐるぐると回るような、
語りを見せている。しかし、死んで欲しいという結論は、非常にまじめな物で、やけっぱちでもあるだろう。
愛憎を超えた現実を見せて欲しい。その前向きなコミュニケーションへ至る筋道は、付けられているような
気がするから。D+
719雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/27(金) 01:40:10.70 ID:BpRAlp94
>>635
君を想ってなく、というのの、状況がはっきりしない。
おそらく、何かかわいそうなひと、守ってあげたい人なのだろう。
個人的な宣言に終わっていて、でもそれは君への想い。D+

>>644
崩壊ぎりぎりの日本語が、不思議と詩に置いては効果を発揮している。とっても詩情を感じさせる。嫌な言葉が
一つもない。なぜこんな日常に、惹きつけられるかは、いつもの情景が新しい視点でもって新しい見方を
提示しているからだろう。暑い夏の光を想起させられる。C-

>>655
回りくどい文が、立ち止まらせる、色んな方向からの意味を与えている。
>覗き込む男
こういった表現が、普通ではない視点を与えてくれる。名付け親になった、親というのも変な話だが、
言いたいことは伝わってくる。新しい感動。D+
720雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/27(金) 01:58:29.18 ID:BpRAlp94
>>656
後悔の気持ちが、はっきりと伝わってくる。誰しも後悔しない人なんていない。
>思いついた言葉を密室の壁へと貼り付けた。
ここは、具体的な表現としてはよく分からないが、文としての意味の面白さがある。
一連の、軽すぎる、うかつな表現は、ストレートと言っても良いが、詩としての文としての
面白さ、工夫といったものに、セン五で好評価を得ようと想えばもっと思いを至らせる
べきだろう。D

>>657
詩としてのうまさがどうこうよりも、メッセージを伝えることを主眼に置かれているよう。
恋の詩というのは、殆どの人が好感を持って受け止める物だと想うけど、この詩もそうだ。
そこには、打算やごまかしが見られないから、ストレートに入ってくる。最終連のよびかけ、
これは、どう言った状況なのか説明不足で、すこしとまどってしまう。C-

>>624
空だ、と体の両義性を持たせて書いている。各行の、不調和性、意味のなしていないところを、
空、という意味によって、どうにかつなぎ合わせているきらいがある。えさ、とか、るす、とか、
僕には理解不可能だった。声というのも、雰囲気だけのような気がする。楽しめる、
までは行かなかった、僕の場合。肉体についての表現ととらえるべきか。C-
721名前はいらない:2011/05/27(金) 02:02:45.55 ID:y6VvPEnq
神の苦悩

はるか昔 私達人間と同じように 神にも苦悩があった。
「私は何だろう?」その答えの為に離れた私達
一抜けしたその人に全ての命は救いを求める
神の苦悩  それは生命が神に救いを求めていることだろう。
私達の為に神の苦悩が全て無くなりますように。
722雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/27(金) 02:27:21.39 ID:BpRAlp94
>>658
ニキビに人格のような物を持たせていて面白い。ニキビとの共生と別れ。健康で良いことだと思います。
俺に花を持たせないで、ニキビに自由を与えている最終連は、リアリスティックと意味づけの間にあって
面白い。D

>>661
レアリストは、リアリストでいいんでしょうか。諦観、それこそリアルな物へのオマージュが書かれている。
意表を突いた文章を、味わい深く読みました。C-

>>664
非常に下世話な話ですが、こんな詩があってもいい。読者を選びますね。AVマニアなら、かなり
リアルに読めるのではないでしょうか。リアルを書いただけで、どんな意味があるのかとなると、
首をかしげざるを得ない。D-
723名前はいらない:2011/05/27(金) 06:37:49.18 ID:CacByWCH
724名前はいらない:2011/05/27(金) 06:39:28.71 ID:CacByWCH
何も書かないうちにおくってしまった
>>720
>>624








725雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/27(金) 12:01:19.28 ID:BpRAlp94
>>724
ご指摘ありがとうございます

>>624
縦読みになっていたのか。体で統一しているのが、うまいところ。ただの縦読みでなく、
意味も一応それらしき物が作られていて良い。C
726雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/27(金) 12:50:14.22 ID:BpRAlp94
>>666
ひどく抽象的な詩です。ガラスの壁、のイメージが美しく確か。心の中、がどうなっているのか
よくわからないけど、この作者にとって、ボーダーラインを超えることが、重要であること
は間違いない。叙述の仕方がもう少し雄弁であっても良いのではないか。D+

>>667
時間の過ぎゆく間に、いろいろな幻想を思い浮かべている感じ。三行目四行目あたり、黙って受け入れる
わけにはいかない記述が見られます。わかりやすさも必要です。視点が崩壊してしまいそうな
文がおおく、そのため穏やかな全体をイメージするのに、不必要な雑音が入ってしまう。
日本語の問題と、コミュニケーションの問題。大事に描いて欲しいです。D
727名前はいらない:2011/05/27(金) 17:07:05.01 ID:AV8CfIlc
>>668
人生観としてはいいものだが、躍動感と料理のできが不出来で食傷気味になってる。D+

>>669
最後の余韻は好きだけど、そこまで行くまでが少し残念。言葉が平面すぎる。引き込まれない。一人できる解法と二人でできる解法は難易度が違うよね。後ろめたそうな顔を払拭するのが一番難しいかもね。
どうすればいいと思う?
D+

>>670
あれか、階段でパンツを隠して何見てのよキモいってブスが可愛い友達に言ってるんじゃなかいっていうブスの目線と正確に聞こえない会話みたいな感じか?
てめーのなんて見てねーし。横にいる友達のパンツはみたけどさ。勘違いブスが!俺の女に余計な事言うなよ!

D+

728名前はいらない:2011/05/27(金) 17:43:34.26 ID:AV8CfIlc
>>672
一連目は抜群にいい
後が所々続いてないとゆうか言葉のチョイスが微妙な部分が目立ってしまってる。連で時間飛ばしてるからじゃないよ
今度は完成品見せてね。
c+

>>673
掲示板での出来事かな?
憎しみが足りない。
絶望が足りない。
人間らしさがたりない
観察者
D-

729名前はいらない:2011/05/27(金) 18:45:03.37 ID:DOdIbS2b
>>728
673です。評価ありがとうございます。
しかしながら御評文のように憎しみ、絶望、人間性について評価者当人が何を知るかを明示せず、ただそれの欠如を指摘するような有り様は、評価者の大家先生ぶった対話能力の欠如としか感じられないのです。
最低限展開され、閲覧可能な論理の提示への努力を、何卒お願い申し上げます。
730名前はいらない:2011/05/27(金) 19:15:38.89 ID:AV8CfIlc
>>729
わかりやすい文章だ。
教えてくれてありがとう。
その伝える文章と理解してほしい文章?に対話と詩の違いほどの隔たりがあるなら貴方は描けないままだろう。

抽象的な文に抽象的な評価感じる所はそれにつきる。
ここで特殊を狙う事で
色を出させるのは違う気がするな貴方の良さが消えそうだ。それを抽象的な表現で普遍化させてるけどそう言う事じゃないと私は思っている。

そこに貴方はいない。
だから感じられらない。
無機質。無機質を描きたいならもっと×○△したらいいんじゃないかな。

まぁ
私は論理的な人間ではないから再評価制度なるものがあるから活用してみるのもいいと思いますよ。
731雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/27(金) 19:44:30.63 ID:BpRAlp94
>>680
語の選択がうまいし、想像力を喚起する物だと思います。夜についての描写が。内容と内省には、それほど特筆
する物もないですが、気分と時間と環境の混ざり具合が、とても良く書いてあると思います。C-

>>681
人をとても面白い形容で語っています。難しくないけどわかりにくいにんげん、というのは、他者全般に言えるような
気もします。透明な闇とは、うまいことをいうな、と思いました。ユニークさと面白さがあります。C
732名前はいらない:2011/05/27(金) 20:53:26.73 ID:+M3i04bo
>>710
評価ありがとうございます
何回か貼ってるけどこんなにしっかり評価してくれた人はいないので素直にうれしいです
人に読まれることを意識しすぎると作為が悪いようにでる気がして難しいですが
もうすこし伝えるということを意識してみます。
733名前はいらない:2011/05/27(金) 21:39:48.11 ID:cNUps93z
しっかり評価してくれた

734名前はいらない:2011/05/27(金) 21:55:12.50 ID:XBQC+CzN
ねぇ、知ってるかい?

どうやら君は人間なんだって
知ってた?まさかまさか。嘘だろう?
鏡を見たら、それで人間って訳かい?
違うよ違う、そうじゃないんだ
考える草と同じだとか、賢くも愚かでもあるだとか、羽のないニワトリだとか、そんなんじゃないんだ
あ、僕は僕だ。なんて言っちゃあいけないよ?そしたら僕は、君は君だとしか言えないんだから。
あ、我輩はニャーだとか、小生はわんわんおだとかも言っちゃあいけないよ
どうして人間と言えるかって、もう分かってるんだろう?
君が人間なのはね、自分だけは大丈夫だろう、って思うからなんだよ
何事もなく生きられるって、思うからなんだよ
楽チンだね!
山あり谷ありって言ってもさ、楽あり苦ありって言ってもさ、命をかけて生きてるかい?
断腸の思いって言ってもさ、腸は切れてないし、死ぬかと思ったって言ってもさ、死んでない
人間は賢くも愚かでもあるって誰が言ったんだっけね

ねぇ、君はやっぱり人間かい?
735名前はいらない:2011/05/27(金) 22:27:20.88 ID:KZjIFcGP
「こぶし流星群」

そうだ!
そうだ!
そうだ!
ながれてくる!

握りこぶしがながれてくる!
百億の握りこぶしがながれてくる!
どれもが節くれだった
岩のような荒々しさだ!
顔面を遠慮無く撫でまくり
ニキビをことごとく潰していった!

どこからとかそういうのはもうおそい!
そうだ!
チグリスからサイゴンへだ!
ドナウを流れる百億のこぶしだ!
鴨川だ!ナイルだ!ミシシッピーだ!
百億の挙手が議席を埋め尽くした!
総理も大統領ももみくちゃだ!
プレスリーもシュワルツェネッガーも関係なしだ!
ルイ十六世も聖徳太子も何もかもだ!
筋張った肉が鷲掴みにしていた!

何を!
水をだ!
土をだ!
鳥をだ!
人間をだ!
一切の権利をだ!

一つのこぶしが野うさぎを捕らえ
握りしめたこぶしが稲を刈り取った!
斧持つこぶしは家屋を打ち建てた!
そしていつまでも指をからませてきたこぶしたちだ!

愛しあうのだ!
離さないのだ!

そうだ!
握りこぶしは握っている!
握りこぶしには血がながれている!
ながれる握りこぶしには濁流のように血が!
ながれている!
ながれている!

あらゆる国のあらゆるこぶしが!
百億の指先が膨れ上がり炸裂した!
王国の誕生だ!
共和制の凱歌だ!
国が!
握りこぶしの国が!
ながれはじめているのだ!

今!
ながれてくる!
そうだ!
そうだ!
736名前はいらない:2011/05/27(金) 22:44:36.27 ID:P+4Ozj3n
【世界へと導くもの】

心は身体が歩むことをずっと待っているみたい

悲しみしか与えられずに消えてゆくの…?
嫌いなものを好きになれる日は来るのかな

傷つけることを怖れていても
きっと誰ひとりとして幸せにはできないでしょう

ゆっくりと
まるで何かに導かれるよう

すべてに好かれることはなく
燦然と煌めくもの
いつもひとつ
この胸に刻みこむよ

737名前はいらない:2011/05/27(金) 23:01:58.72 ID:NBvJPr0k
>>734
MOTHER2のポーキーみたいだね
とか思った
738名前はいらない:2011/05/28(土) 00:59:48.61 ID:lIAoShWd
『今、』

あ。今、
きみ、息を吸っただろう?
 
その瞬間に、
誰かが溺れて窒息死をした。
 
 
あ。今、
きみは思わず涙を零した?
 
その瞬間に、
遠い国では子供が水分不足で死んだみたいだ。
 
 
あ、今。
きみは音を聴いたんだ。
 
その瞬間に、
どこかの誰かも悲鳴を上げた。 
 
 
あ、今。
きみは恐ろしいと思った?
 
その瞬間に、
きみの後ろにいる奴も同じことを思ったのさ。
739名前はいらない:2011/05/28(土) 01:25:32.77 ID:WfDuFCYW
「マインド オブ キャッスル」

淡くかすみがかった幻想の庭で
安らぎのオルゴールと城壁に止まった鳥たちの泣き声が調和する

あどけない繭から君は誕生した 森の奥に眠る 太陽の光に照らされて

さぁその朝を超えて そこにある門をくぐろう 君は戦火の中世の炎の道に降り立つ
君はまだ大人達の愛おしい取引のおもちゃ―お姫様ーだ

君は戴冠の道を通る 踊り子たちに伝統の宝珠を捧げられる 
「なんで私がこんなことをしなきゃならないのか」
わたしの心はあの白いお城の私が紡ぐあのストーリーの中にあった

"わたしはいつも描いていた" まるで誰かの日記のように
740名前はいらない:2011/05/28(土) 04:14:41.53 ID:ysCxKf3B
>>682
短文は甘え。続きがみたいそれで形づくれるなら大したもんだ。
C-
>>683-684
って次は長文かよ。俺は甘える。パス。誰かまかせた。
じゃぁおやすみなさい
741名前はいらない:2011/05/28(土) 11:53:19.56 ID:A4H//LJI
半年ぶりに見てみたらなんだよ「短文は甘え(キリッ」ってw
いつからセン5にキチガイが湧くようになってんだ死ねゴミ名無し
742名前はいらない:2011/05/28(土) 12:38:00.29 ID:ysCxKf3B
僕の事ならそれは昨日からだね。キチガイ自体は歴史があれば、ぽつぽつ湧き出てくるんじゃないかな?

ねキチガイさん?
743名前はいらない:2011/05/28(土) 12:44:28.92 ID:HMQuYeCv
おまえらハヤトの詩ポエム板でケンカすんなよー!(;o;)rn
744名前はいらない:2011/05/28(土) 13:44:27.38 ID:A4H//LJI
>>742
脳無しがほざくな 目ざわりなんよなんの絵にもならん
能力の無い雄が出しゃばるな相応の態度で行動しろ生ゴミが

>>743
あー? いつからハヤトのポエ板になってん 
雑談しか出来てなかったアイツが何したっつーん 面白くねーよゴミ 散れ
745名前はいらない:2011/05/28(土) 14:14:38.27 ID:ysCxKf3B
つーん藁
怒るなよつんつん藁
746名前はいらない:2011/05/28(土) 14:35:05.93 ID:8OsZeqLs
ならば俺は鮮度の高いポエムから評価するきちがいさんになる

>>739

題名は『城の思考』
言葉選びはエレガント 悪く言えば偉ぶっている かっこつけとも言う
登場人物は優雅な城の造形物と生物 声 光 風だ ただしにおいは感じない
繭から誕生したお姫様は戦火に赴き 取引の玩具になる
戴冠し 宝物を受け取り お姫様は自分の境遇に不満を持つ
白いお城の中に心を置いたまま 彼女は城を出る必要があった
誰かの日記のように つまり、彼女はその状況に現実感を持っていない
理想も現実も 彼女を取り巻くすべてが日記(虚空)である
お姫様はかわいそうだ

『君はまだ〜お姫様だ』の一文には
この状態が何らかの革命への過渡期であることを示す重要なファクターが備えられている
ファンタジックな純朴さが見え隠れし なんともいえない透明感と割りきりを感じるが
テーマ的には新しさは無い

なんのことはない 多くの人が通るアリス症候群の発散 その一形態だ D+
747名前はいらない:2011/05/28(土) 14:40:58.09 ID:8OsZeqLs
>>738

『今、』

NowとMomentは自分と他人のことである
連続する「あ。今、」と「その瞬間に、」
世界のどこかでは 幸福の瞬間に不幸が人間を襲っている
自分と他人
しかも知ることの無い他人が そういう目に遭っている
それに恐怖を感じるのは
目に見えない人間とすら いつかきっと関わることができるという傲慢の産物だ
死ぬものは死に 生きるものは生きればよい
恐怖の克服には 彼らを助けるための財力と権利 そして能力と時間が必要だ
それの途方も無さに恐怖を感じたのなら たいしたものである
逆に 「自分もいつか同じ目にあう」と思って恐怖を感じたのなら
たいしたものではない 我が身の矮小を恥じるのみだ

良いテクニックである C−
748名前はいらない:2011/05/28(土) 14:48:03.90 ID:8OsZeqLs
>>736

世界という言葉を詩に使うことにためらいは無いのか

ずっと待っているみたい
心 悲しみ 消えてゆくの・・・? 〜かな
傷つけること 怖れ きっと誰一人として できないでしょう
ゆっくりと 導かれるよう
すべてに さんぜんと煌くもの

取り巻くすべてが曖昧である ネジ一本の苦労を知らずに
電車に乗る若者がつぶやく浮浪の唄だ 知らぬものの唄は中空に浮いている

世界を相手にする場合に その途方も無さには
自分の中でたったひとつの憧れを抱くしかない
だがそれが世界へと導いてくれるかどうかは
胸に刻み込んだとして 確約されるものではない
そんな保障など無いのに なぜ憧れを抱き
世界へと導かれることに幸福を感じるのか それは錯覚である
老いには毒であり、この詩はDだが 若きものには応援歌となるかもしれないD+〜C−
749名前はいらない:2011/05/28(土) 14:57:49.44 ID:8OsZeqLs
>>735

こぶし流星群 このタイトルだけでわくわくする 何が描かれているのだ

何が流れてくるのだ 『握りこぶし』である アホである
しかも百億である 馬鹿である
しかも顔面を遠慮なく撫でてにきびを潰すのである

どうしたらいいのだ その後に続くすべての言葉が
なんともいえずスピーディで 流星群である
一文一文に握りこぶしが存在し それに掴まれる言葉は元気に息づく
握りこぶしは握っている! そう これは詩に含まれる言葉へのキネクト体験である

その握りこぶしになされるがまま もてあそばれる人類の営みも主義も主張も
握りこぶしという愉快な、しかし凶暴な訪問者に侵略されるばかりである
詩もまた こういう風に世界を変える姿でありたい
そういうエネルギーをくれる作品だ
 B+〜A−
750名前はいらない:2011/05/28(土) 15:07:09.15 ID:HMQuYeCv
>>744
たまにしか来ない奴はこれだからめんどくさいよ!
話さなきゃだめなの!?ハヤトの武勇伝!(;n;)rx
751名前はいらない:2011/05/28(土) 15:13:58.99 ID:8OsZeqLs
>>734

自分は人間であるかもしれないという状態を是としないのは
危機を伝えようとする意識か それとも嘲笑か
なんにせよ毎日命をかけて生きることは難しい
もともと 実感を求めるのならばさほど緊張する必要は無い
人間を人間足らしめる状況は 否が応でも我が身を襲ってくる

人間は賢くも愚かである それはおそらく
普遍ならざる流浪の民を名指しして問いかける視点である
しかもそれは 知恵を鼻にかけるいやらしい存在からだ
神と呼ぶにも滑稽で おそらくはとても小さく弱いものだが
苛立たせるには十分な問いかけと その悪質な悪戯の手法である

よいテクニックだ むふふC

マザー風に仕立て上げたら なるほど ここにアリがいます
つまりこいつは例のアリかもしれない 踏んで進むのもありだな
752名前はいらない:2011/05/28(土) 18:00:56.41 ID:HMQuYeCv
>ハヤト
ハヤト的にはどうなんだい?>>744はアンダーバーかい?
?(^o^)rn'
753名前はいらない:2011/05/28(土) 18:11:29.88 ID:ysCxKf3B
完全に違うだろう。
あいつはあんなに馬鹿じゃない。
754名前はいらない:2011/05/28(土) 18:25:10.77 ID:ysCxKf3B
未評価まとめ

>683-684>686>696>697>698

>699>701>702>703>704
>705>706>707>708>711

>712>713>715>721

間違ってたら
修正ヨロシク
755名前はいらない:2011/05/28(土) 19:11:08.66 ID:ysCxKf3B
>>721
解き明かした謎をそれっぽく綴るのが詩ではない。そもそもその謎解きすら稚拙だからインパクトさもないE


>>715
何がしたいのか見えてこない
E

>>713
文節や単語ごとにイメージをおしつけるな。全体がちゃんと見えてるか?。緩急がほしい所。
D

>>712
ほほこれはいい
最後二連にもっと殴られたかった。「僕は伝えられるかな?」より「僕は」だけでいいと思う。最後に?もいらないじゃないかな。
C+


756名前はいらない:2011/05/28(土) 21:12:39.35 ID:jzsZrM4C
「書架」

正午の鐘の音が響くころ
本棚には魔物がいただろう

少しずつのびていく影
錆や埃の匂い
赤茶けた頁に隠れる魔物

鐘の音は遠く
かーんかんかん

書物の洪水を見上げながら
雨合羽を着た若者はぼうっとしていた

横溢する頁には
文字ではなく絵ではなく
はたしてなにが描かれていたのか

鐘の音は遠く
ごーんごんごん

大理石の円柱はあっけなく崩れた
押し寄せる本棚の波
その影にひそむ魔物は
逃げ惑う若者を追っている

ふり向いてしまえば
すぐ後ろに迫っているのがきっとわかるはず

そして若者は一目散に

魔物は取り逃がすだろうか
きっと頁だけに結末は現れるのだ
757名前はいらない:2011/05/28(土) 21:18:29.31 ID:5yRJPHWR
ゆっくりと目を閉じ

此処にとどまっているのは
わたくしの意思で御座います

と呟く


飛んでしまえば
意外に飛べるものだ

頭の中で誰かの声がする


闇が濃くなるほど
声は大きく響き

頭痛と震えが
治まらない


そんな夜は大嫌いな太陽が待遠しい
758名前はいらない:2011/05/28(土) 22:30:22.02 ID:QGVnIfAR
「悪徳」

爪立てる蚊に刺され
十字切り汁塗れ
キリストは痒み止め
祈りは痒み去る

左手の小指の
付け根のその辺り

手遊びの午前二時
爪を噛み紛らわす
深爪の代償は
左手のその辺り

ガスを撒く復讐に
蚊はくるくると螺旋降り
静かに畳の塵

蚊の墓標

それは私が葬式の音楽に悩み抜いた証
それは私が日本酒の銘柄に拘った証

キリストは腕の中
小さな赤い膨らみの
退屈の悪徳に

759カグ:2011/05/29(日) 00:53:22.72 ID:0pakiQH6
『トムボ帰る』
夕暮れ時の赤ーいお日様スゥーー
地面が黒く焦げてね
グァバっと現れたのがお月様
緑になって
次の朝
灰色の世界に黄色い影
スゥーっと飛んでくその後をつけたら
暗い顔したお兄さんの部屋
周りはヒマワリと青い海
波は静かでね
もうずっと夜にならない日
760名前はいらない:2011/05/29(日) 02:12:09.68 ID:8OQ14CEW
「空の中にある海」

ひらひらと落ちていく
感情に身を委ねて
ボロボロに流され溺れてく 
重荷 君を愛してる
沈んでいく感情の海の底

沈む沈む深くまで
グラグラになりながらも降りていく。
深く深く泡に消えた君を探す
主に 君を哀してる

アイシテル
アイシテル
761名前はいらない:2011/05/29(日) 03:57:48.70 ID:lzLmb30k
>>730
729です。ご返答ありがとうございます。○×△が何なのか、ご教示頂けましたら幸いです。
762名前はいらない:2011/05/29(日) 09:46:27.63 ID:ODhREF6R
「空の下」

だんだんと 曇る空の下で
力強く、ステップをきかせて
この濁っていく空のもとで
踊る様にして、駆け出したいのだ。
可愛くて実用性のない傘だから
靴が濡れてしまい
足先の全体が蒸れた。

気付かないフリをして?
気付いて苛立ちながら?
目的地までの道を走っていく。
この濁った空の下で
生きることを見つめては
計算が出来ることの実用性を感じて
算数を勉強しよう、と思った。
私に数学なんて解けない。

時間も飲み込む曇天の下で
踊るように歩きたいのだ。
いつかの日は、今日に還る。
踊るようにして、生きたいのだ。
763名前はいらない:2011/05/29(日) 12:28:15.49 ID:ZMC+6fhd
>>750
お前ココに必要あんのかよ

ID:8OsZeqLs
どーいう評価なんだよw
>>747ねーわぁ 甘えだわ

>>753
厚かましくも愚民の分際で望みすぎだろお前ww


>>762
可愛らしい傘と書く場面が遅いんじゃないの
実用性の無さとセットにするより踊るとセットにした方が素敵やねん
あと倒置法がわざとらしくて嫌だわ
「雲が増えてきたよ!」とか言ってて急に雨が降ってるし

2連目からこれ自分の世界に入って分かりにくいわこれ 実用性感じないし
作業的に料理を作るにも 風呂場を掃除するにも踊るようにして生きれるだろ?

「目的地」とか表現力なさすぎで退屈 そんなん別に走らんでもええやん

「雨=良くない!!」とか見飽きてんだよね俺 曇り空とか好きな俺ですよ

あーコレくだらんわ いらね 踊るにしても手抜き杉 甘えE
764名前はいらない:2011/05/29(日) 12:34:07.61 ID:ZMC+6fhd
>>760
ばっかじゃねーのお前wwww キッショWWWW

感情と書かれてもコッチ知らん どーいう比喩なん……
重力ある限りなんでも落ちるんちゃうん?

君とか重荷とかも知らん 
ココにあるのは「おちる〜 溺れる〜 マイナスイメージ〜」だけ
詩を作る資格が見えない なーにこれ?
こんなんをブログで詩を公開してるんだったらキチガイですわwwwうっはWWWW

利用価値ないです ゴミです E-


いまマリナーズ逆転したから中止
765名前はいらない:2011/05/29(日) 15:30:19.31 ID:4MyaYaZ1
『私が私を殺せたとき私は私を愛す』

皆皆いなくなって
それじゃ私は何処にいこうか

誰もこの世界から消えてしまって
それじゃ私は何処にいようか


狂って狂って くるくる廻り廻って
世界が私を中心に進む 進むよ

 くるくるくるり
 ぐるぐるぐるん

地軸は私 私は地軸
766名前はいらない:2011/05/29(日) 15:35:35.65 ID:4MyaYaZ1
  >>765の続き

躯が千切れてくよ
ほら そこかしこが綻びて

とれかけた腕が笑う
つぶれかけの足が笑う
赤い 赤い涙はきっと嬉し泣きね


ほら 私の世界に誰もいない
ほら 私の視界に誰も映らない

これで 私は何処にもいなくなったでしょう?

767ちーちゃん:2011/05/29(日) 23:12:51.76 ID:xOSixuym
>ハヤト
ほらー。やっぱりアンダーバーだろ→>>763
768名前はいらない:2011/05/30(月) 01:09:42.72 ID:ERHP+JCC
どうみても違うだろう。
バカすぎてあきれる
769名前はいらない:2011/05/30(月) 01:13:45.41 ID:lypx4r9u
アンダーバーは名無しなんかでは絶対書かないだろ
自己顕示欲すごいから
770名前はいらない:2011/05/30(月) 01:16:00.45 ID:ERHP+JCC
同感
771名前はいらない:2011/05/30(月) 01:19:32.76 ID:ERHP+JCC
>>761
要するにつまらないって事だろう。自分で見つけろよそのぐらい。
772やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2011/05/30(月) 04:06:02.40 ID:kqGI+Te3
なにこの懐かしい感じ>>763
773名前はいらない:2011/05/30(月) 07:27:47.41 ID:x4SEvzmu
>>673
の「慈善的投機」っつーキャプションから普通に読むと
さも貴族が好奇心のゲラゲラで人を回してるー
みたいな感覚で読めてしまうんだけど
別にそいつらが人をどうこうしましたって書いてるわけじゃなし
ただコきましたっつーだけで。
はあそうですか、そんな人もいますよねぇ。
っていうぐらいどうでもいいことでした。

もっとも、それは複雑な感情を孕んだ
感動的ですらある喜びだろうな、って俺は考える。
だって自分の精液に欲情できるんだぜ!すごくね?
どっちかってと俺はそういう人間になりたい。人生楽しそうだし。
まあ別になりたくなくてもいいんだけど、
「愉快な奴ら」って安易に切り捨てたのが非常にうんこですなあでした。
いや作者先生もなにも思ってないんでしょ?大家先生どうでもいいでしょ?
ただネタになるからと大家先生と同じ行為して
結局何の反省もみられないなら
こちらも安易にきりすてるのみだわびゅビュー。D-。
774名前はいらない:2011/05/30(月) 13:33:45.26 ID:zxXhUozb
>>683-684
現実に妥協して受け入れようとする男と退屈な現実から脱出したがっている女。
男は人間実存の哀しみに無自覚ではないながら、彼女のことを正直下に見ている。
「かつて自分もこうだった」とか思っているのだろうか。
女は難しいことを考えていると書かれながらもアングラサブカルの類いとはあまり関係なさそうで、
自分の思想にツッコまれても頬を膨らます程度と結構余裕がある。
そして男が彼女に退屈な日常から抜け出す方法として
最初のうちは確かに刺激的だろうがそのうちさらに退屈かつ地獄のような日常に縛られることになる生活の形式を提案する。
プロポーズする彼の彼女に対する気持ちはよくわからない。
「いつも隣にいる女がこんなのしかいないから」
「彼女に現実の楽しさを教えてあげたいから」
「おかしな女だけど顔はかわいいし胸も結構あるから」
くらいしか思い浮かばなかった。
とにかくこんなに長いのに描写が足りていない。
とりあえず彼は彼女のことを間違ってると思ってるだろうのに、
本当に彼は彼女のことを愛しているんだろうか?と思ってしまった。
そんなところがなんだかマンガ的。評価D
775名前はいらない:2011/05/30(月) 13:47:33.38 ID:zxXhUozb
>>686
「八月」と「真夏」の重複につまずく人もいるだろうが、これはしっかり強調の効果をあげている。
「暑いんだ」という情報をこれだけで読者に植えつけている。うまい。
ただ、しかしこれでは文章に過ぎないので、もっと感覚で捉えられるものによって表現してもよかった。
最後にクーラーで表現しているので問題ないともいえるが。
全体的に表現されるものはややありきたりな孤独な身体どうしの絡み合いといったものだが、
この詩は温度感の表現が優れている。
「幸せはまるで子供の声〜」など使い古された感はあるもののうまい表現もある。
まさしく言葉の森の狩人といった印象を受ける。
が、もっともっと色々表現をしてみて自分ならではの世界を掴んでみてほしいとも。評価B
776名前はいらない:2011/05/30(月) 13:52:54.37 ID:zxXhUozb
>>696
まとまっていて、わかりやすく、人間普遍の願いを描いている。
しかしわかりやすいということが深みのなさにも繋がってしまっている。
出来ればこの詩を「出発点」としてこれから詩を書き続けてみてほしい。評価D+
777名前はいらない:2011/05/30(月) 14:00:35.36 ID:zxXhUozb
>>697
わかりにくい。それは意味深なわかりにくさではなく、ただ適当な感じがするだけのわかりにくさだ。
わかりそうでいてわかりにくい上質なナンセンスというわけでもなく、
ただ単に下手なだけ。評価D
778ちーちゃん:2011/05/30(月) 18:48:22.45 ID:ro9jp8kY
>>763
おまいニコ動で大人気なの?

?(^o^)rx
779名前はいらない:2011/05/30(月) 20:35:01.96 ID:fuFEMJb/
『お前と私』

詩なんか俺でも書ける
だが、「お前」は書くな
女の子は通って良い
我儘にふんぞり返って、目線で見下して、空き缶を蹴っ飛ばし、一瞥だにせずに通り過ぎて行くのだ
まんじゅうは詩になる 円形だもんで更に美味しく見える
きんつばも詩になる 四角形なんで転がる心配をせずにいられる
マジックペンも詩になる 100円で買える心地良さが軽々しく歌い出す
また、私も詩になる 憂鬱な昨日のほっぺたをつねって、しゃんとしない今日を私の舞台へと引き摺り出してやるのだ
しかし、「お前」は書くな
詩を汚すな 詩を馬鹿にするな 詩を書くな
「さよなら!」 私の詩を見たら、すかさず逃れて行け これ以上足すな
夢見がちな幼き髪をしたその眠きまなざしを騒がしく、喧しくもその奇声で追い立てるな
お前はただ食べて生きればそれで良い
勝手に坂道をごろごろ転がって、ベンチでふて寝してればそれで良い
お前が何かを喋るとき、潔癖症の私のイマジネーションと呼ばれる静かな沈黙は震え上がる
だから、「お前」は書くな 喋るな 生きるな 存在するな
これより、私は「お前」を見付けたならば容赦なく石を投げ付ける
まな板より割り振られた野菜くずの生ゴミを「お前」に放り付けてやる
「お前」は今日死ね 明日死ね 何処にも帰って来るな
780ちーちゃん ◆maltese.Zk :2011/05/30(月) 22:42:48.12 ID:dKHCAZmY
>>779
うーむ。まず「目線で見下して」はなんかくどい。
繋がる文章の構成も悪く「我儘に〜通り過ぎて行くのだ」の主語が曖昧で無駄に頭を使わされる。
>まんじゅうは詩になる 円形だもんで更に美味しく見える
>きんつばも詩になる 四角形なんで転がる心配をせずにいられる
>マジックペンも詩になる 100円で買える心地良さが軽々しく歌い出す
ここはイイねえ。へえ、なるほど。
>また、私も詩になる 憂鬱な昨日のほっぺたをつねって、しゃんとしない今日を私の舞台へと引き摺り出してやるのだ
今日を引き摺り出す…ほう…スケールがデカイねえ。まあよく読めば「自分の為だけに詩を書くのだ!」
と威張っていると同義なので、逆立ちをして「私は世界を持ち上げている!」と言うのと同義であろう。
>しかし、「お前」は書くな
いや、そんな力強く言われたってコッチは「お前」のイメージがさっぱり出来ていないから!共感はムリ!
しかしこの騒いでいる奴にとって「お前」は特別な存在らしい。憂鬱な昨日にでも重なってしまうのだろうか。
そしてこの作者はと言えば「夢見がちな幼き髪をしたその眠きまなざしを騒がしく、喧しくもその奇声で追い立て」
>だから、「お前」は書くな 喋るな 生きるな 存在するな
>これより、私は「お前」を見付けたならば容赦なく石を投げ付ける
>まな板より割り振られた野菜くずの生ゴミを「お前」に放り付けてやる
>「お前」は今日死ね 明日死ね 何処にも帰って来るな
と自分の詩を汚し、詩を馬鹿にして糞尿を撒き散らしたまま話を閉じてしまう。
>詩なんか俺でも書ける
これではまるで書けていないな。つり?E
781名前はいらない:2011/05/31(火) 00:40:41.70 ID:pSdpJZcK
>>771
自分で見つけられないものを見つけてもらう為に他者の評価があると考えています。
>>772
貴族?
782名前はいらない:2011/05/31(火) 00:51:22.01 ID:e1wfyPpo
「梅雨」

雨上がり草むらを裸足で歩いてみる
青々と茂った草木が揺れて揺れて 伸びてゆく
空がぐるんぐるんとぼくを囲み 回り続け
やがて風が連れ去ろうと手を引っ張る
屋根の紫が話しかけ 思わず息を飲む
空気をパクパクと咀嚼しながら悶える

ころころと移り変わる景色に身を委ねていた
気がつくと縁側で母の萎びた乳房を咥え 
涙ぐんだ少年が僕のことをじっと睨んだ
783名前はいらない:2011/05/31(火) 00:54:35.37 ID:pSdpJZcK
>>781
>>772×→>>773
でした。
784やられたでござる(^o^)rz:2011/05/31(火) 01:01:55.30 ID:epJL3gdU
いや772は貴族だよ?
785名前はいらない:2011/05/31(火) 11:34:41.70 ID:t01jbAEF
>>698
気だるい水溜まり、気だるいのは水溜まりではなく自分なのでは?
水溜まりから朝の匂い、でもよかったでしょう。
描写が下手なように感じます。
詩の意味は、極度に自分に自信のない人が朝の水溜まりを踏んだ。
自分がいなくなったと錯覚し、神様のいる場所に溶けこんだと信じる。
神様の居場所に本当に溶けこんだかというと、そうでもないと思います。
だって、あなたがそこに立っているのを感じるもの。
ぼーっとした感じで遠くを眺め見ている作者の立ち姿が読後感にあるもの。朝の空気感を感じます。
言葉に神経がいきとどいている感じがします。
改善する点があるとすれば描写の仕方だと思います。
最後にもう一声ほしかった
「私はいる!」と。
神様の居場所に溶けこんだ?いえいえ私はいますよ、と。
「もや」と「うっすら」も適当すぎます。
「空気の音」も無理があると思います。
それは町の音だと思いますので、空気は的確ではないかと思います。
「水溜まりの中の私を私は踏んづけた」ここも、
「水溜まりの中の私を踏んづけた」とするのが普通でしょう。
「粉みじん」も適当すぎます。「どっかとどっか」もしかり。
786名前はいらない:2011/05/31(火) 11:35:53.13 ID:t01jbAEF
なぜこういう表現になるかというと、省略という手段を使ってないから。
起こった出来事を全部表現しようとして裁ききれなくてどこかいいかげんになる。
大事なのは自分のいいたいことだけをピンポイントに描ききること。
そうすれば、何が余計なのかわかってくると思います。
詩の一行一行にも同じことがいえると思います。
朝に溶けるということを伝えるのに、長靴がかわいくて、は必要ですか?
作者の心理は不安定なものであることを伝えたがっているようにも感じます。
水溜まりに映った自分を崩すところがそう思わせる。
作者はいなくなりたいのだろうか?
作者はいなくなりたいがために朝に溶ける。
しかし、作者の肉体はそこにある。意識だけが朝に溶けこむ。
朝に溶けこんでいるというよりは、立って朝日を浴びている、ただそれだけのことのように感じますね。
まだまだ朝に溶けるといえるほど肉体も意識も溶けてないと思います。
ただの出来事と心情の変化を述べているに過ぎませんね。
朝の空気感を感じるといいましたが、
「朝日が溶け出しているみたいだ」、「朝の匂い」、「空気」、「私は息を吸う」この語がもつ情緒のせいです。
言葉そのものがもつ情緒のせいです。
第2連の「長靴」もその朝の景色のなかに有るから鮮やかな色として読者にうつるのです。
朝の感じが出したいのであればここまでで十分です。
しかし作者が表現したいのは自身が朝に溶けこんだという感覚なので、まだ続きます。
787名前はいらない:2011/05/31(火) 11:36:52.05 ID:t01jbAEF
3、4、5連が作者の主観で朝日と水溜まりを見ているわけですけども、
さっきも言ったようにただの出来事と心情を述べているだけなので、
読者にとってはそんなに詩を伝える意味を含んでいるものとはいえない。
5連だけがかろうじて意味があるようにみえるけれども、
朝に溶ける、といえるほどの体感ではないので真に生きていない。
言葉というのは本当にそうであった時にのみそう言えるのです。
本当に朝に溶けましたか?

「朝の空気の中に
朝日のぼやける場所に」この言葉は描写が下手で、まったく効果を果たしていない。無意味。
「私は朝に溶ける」を厳密に言い表すなら
「こうして朝日を浴びていると意識の一部がとけこんぢゃいそうだ」
「私は朝に溶ける」とは、本当に朝にとけえた時に使えるのです。

もっと正直に!D
ずるい言葉を選ばないで。
788名前はいらない:2011/05/31(火) 20:48:56.79 ID:TxU3Rzrj
「最後だとわかっていたなら」
あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしはもっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるよう祈っただろう
あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
またもう一度呼び寄せて抱きしめただろう
あなたが喜びに満ちた声を聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしはその一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう
確かにいつも明日はやってくる
見過ごしたことも取り返せる
やりまちがったことも やり直す機会が
いつでも与えられている
「あなたを愛してる」と言うことは
いつだってできるし
「何か手伝おうか?」と言うことも
いつだってできる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日ですべてが終わるとしたら
わたしは今日
どんなにあなたを愛しているか
伝えたい
そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめるのは 
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いになってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと
だから今日 あなたの大切な人達を
しっかりと抱きしめよう
そしてその人を愛していること
いつでも いつまでも
大切な存在だということを
そっと伝えよう
「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を
伝えるときを持とう
そうすればもし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから
789ちーちゃん:2011/06/01(水) 00:56:44.44 ID:9HBQIDIi
>>699
うーんこっちはど素人の意見なんだけど
ぼくは心に見えるものを感じたままに丁寧に描きこんで居ると思うなあ
とても可愛いです。
790ちーちゃん:2011/06/01(水) 01:01:52.64 ID:9HBQIDIi
あれ、ごめんなさい>>698でした…
791名前はいらない:2011/06/01(水) 07:25:18.62 ID:teSVZuz/
『現実と真実』

僕は現実を事実に置き換えている
現実を見る角度、場所が
少し違うだけで真実は変わる
真実は人の数だけ存在するし
自分の中に幾通りもある
でも殆どの人間にとっての真実はひとつだ
それは狭量な世界感で作られている
自分を守る為に都合よく偏向された情報
利益誘導の為に歪められた真実
人は自分の小さな物差しでしか真実を測れない
与えられた他人の真実でしか物事を見ようとしない
貧困は辛い、裕福は幸せ、そう教えられたらそう思ってしまう
満たされなくたって楽しいことはある
真実なんてものは受け取り方ひとつで
まるで別物になってしまう脆弱なもの
人間の真実なんてそんなものだ
792名前はいらない:2011/06/01(水) 10:04:12.90 ID:n/QEmzj9
>>789
丁寧だけど らくがき
まだ整ってない表現が
可愛いけど人を酔わせるほどではない
この人は(ヤタロクさんは)、
あとちょっとがんばればそのレベルに到達すると思う。
「空気の音がする」言葉のもつ意味を真剣に考えたらこんな使い方はしない。
ヤタロクさんは詩より絵をかいたほうが……。
「どっかとどっかに」に一番魅力を感じた。この詩の主題である「朝に溶ける」ということよりも――
一番気を抜いたときにする表現がその人の本質をあらわしてると思うねん。
「どっかとどっか」って、想像の余地を遺憾なくこちらにあたえてくれるじゃん。
こういう言葉の魅力を知っているのは、この人が絵をかく喜びを知っているからじゃないのかな
話が逸れた
「空気の音がする」空気というものの性質を把握しないと
空気の音ではないわけですよ。空気が振動して音を伝えるのでございましょう?
音の波として人間の耳に届くのでしょう?
遠くのほうで空き缶が倒れたとして「空き缶を倒す音」というべきところを「空気の音」と表現するのは
おかしいでございましょう。
朝もやのたちこめる目で見える景色と肌で感じる湿度、気温、空気(微量な風)を表現したかったのだと思いますが、
「空気の音がする」は、空気の性質を考えたとき無理があるでしょう。
空気は音を伝える働きをするもので、空気が音を出しているわけではない

こういうところがもっと整えば、Bはいけるな評価。

空気のもつ性質を無視したずるい表現だと思います。
793名前はいらない:2011/06/01(水) 10:37:14.26 ID:cVsuCmxd
【私よ どこへ…】

溜め息のワケをほどこうとしたって
また 何も言ってくれないんでしょう

嘘に化けた言葉

あなたに必要とされてないなら
わたしはこの世にもいるわけない

もう終わりなのかなぁなんて

今日も雨は降りしきる

人恋しさがこんなにもぬぐえないものだと思い知った真夜中

これからどこに向かおうというの

794名前はいらない:2011/06/01(水) 10:56:34.34 ID:P5vI+xcH
【ゴミ山の哀しみたち】

きょうはこはるびより
まっくろなごみのなか
せなかにかかるおもみ
うごくことができない

ああ どうしたらぼくをひつようとしてくれたの

はなすことができたら?
心を繋ぎあい…
わらいあえたらよかったの…?

からだじゅうにはりがつきささる

いたい たすけて
みんなのすすりなくこえ

ここからだしてくれるのなら
もうだれでもいい
たすけてよ
またあのころのように

795名前はいらない:2011/06/01(水) 11:57:24.04 ID:7ZVRMwiW
ヤタロクって昔から居るけど口下手なコだよね
796ちーちゃん:2011/06/01(水) 18:42:41.21 ID:+kbhdYwp
>>792
だからこそ「空気の音」って詩的だとおもうけどな
「空缶が倒れた」とか、「木の枝が擦れた」とか「岩が崩れた」とか
そのどれでも無いって事なんだから
単なる風なのかもしれないけどこの文章からは風のひゅうと鳴る音は聴こえない気がする
だから、風のゆっくりと動く音なのか、それとも殆ど止まっている空気が音のイメージを伝えているのか
俺にとっては色々とイマジネーションをふくらませてくれる表現
797ちーちゃん:2011/06/01(水) 19:00:14.44 ID:+kbhdYwp
もしかしたら無音なのかも知れないとか(補足連投すま)
798名前はいらない:2011/06/01(水) 19:42:27.26 ID:cmnr2ZXW
ちー、擁護しすぎ
799雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/01(水) 20:38:31.86 ID:BLDl4U1w
ここ最近の過疎り具合は、一年くらいずっとこんな感じ。
人気がない詩に革命でも起こらないか。

>>699
ダイナマイトという、危険な物が自分だというのは、かなりの覚悟がいると思います。爆発したら、どうなってしまうのか。
人間の存在自体に対する視線があると思います。全体的には、青春の若さみたいな雰囲気のなかで、自分が存在していた
、あるいは存在中であることを描いています。ダイナマイトというテーマでうまくこなれているようです。構成も、語の選択、
また内容的にも、高いレベルにあると思います。C

800雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/01(水) 21:25:56.37 ID:BLDl4U1w
>>701
比喩を駆使して、難しい内容のことを、分かりやすく語っていると思います。アリクイとは、具体的にはどんな存在なのか、
ということに思考が向けられました、僕の場合。アリクイはいつ現れたのか、蟻という小さな存在は、なぜそんな比喩で
あらわせられ得るのか。消えていく、という否定的な内容に、寂しさと怒りを感じました。C-
801サブリナ:2011/06/02(木) 00:05:59.41 ID:tzjvMR4e
flower bird wind moon#2

水を浴びる花 宇宙の淵をなぞる鳥 黄金色に見える風 嘲笑う皇帝の月 何時までも翠 羽根だけが空を飛ぶ 燃える海 重なる声 声 袋に詰めた精液 黄身の無い卵 幻惑の最中 切れかけた電灯の瞬き 鱗に守られた魚 濡れた綿に包まれる

頬張る朝日 色街を盗む白昼 睡眠薬が欲しい都会の夜 電車から見る提灯の織り成す赤い線 窓から眺める編み戸に区切られた景色 ばらして組み立てる 霞む 記憶 並木道 椅子に腰掛ける 空の様な老人 黄色い声は どんちゃんとしていて 純度の高い水 子供 子供 子供達

躁鬱気味の芳香な春 愛され嫌われる若緑な夏 時間を掛けた自殺を描く秋 冷やされて温かさを知る二人の冬 あなたの手 透かして見える内の川 細い身体 瀬戸物の様に艶ある脆さ 足を運ばずとも進む 今日 明日へ そして昨日は蓄積する

淫慾の象徴に塗れ出来た 人間 革命と文芸の赤 曖昧と奇々怪々な黄 傲慢と誇り高き白 偏見と魂の黒 嗅ぎ分ける鼻 上辺しか映せぬ瞳 開いたままの耳 口は無いが語る背中 我が儘に欲しがる腹 柔らかい胸 傾げる首 転げる時代

気が狂った東天紅 蜃気楼だった西方浄土 南瓜王国を抜け出す二人 そこら中に居る北枕 前衛に立たされた案山子 水槽の教室 画数多い割に意味の無い言葉 曖昧模糊もこ もっこもこ 感染症でも弄る猿 津波は大きな母の手だった 苔が結んだ防波堤 茫漠から見付けた 脱色した写真

脱ぎ捨てられ舞う上着 下、下、下下下の下弦の月 負に囚われる左の付く字 てめぇらのせいだ右利き 水彩で出来た街 油彩の黒い森へ 木葉 散る散る 逃げる逃げる 声は消える消える はいはいと海へと入水 赤子達 隣の芝は無かった 包まれた言葉 鋏で切って

ぐるぐると時計 キリキリ鳴く亡く蟋蟀 ポツポツと降る飴 ワイワイと賑わう人集り カチカチと嵌める フラフラと漂う笹舟 ふわふわと膝下の空を飛ぶ天道虫 フカフカの布団 ポカポカとした日溜まりと相合い傘 ドロドロになるよ… サラサラと髪を梳かす風

廻る廻るよ花鳥風月
全て必然よ花鳥風月
明白なるよ花鳥風月
在り来りよ花鳥風月
802名前はいらない:2011/06/02(木) 05:57:52.97 ID:k3A8yhZ8
テンプレに
・ブログや他サイト等からの転載は作者本人であっても許可しません
って書いてあるけどなんで?
803名前はいらない:2011/06/02(木) 12:24:04.63 ID:nqKhMQuZ
「アルビノ」

筆洗の水がことりと跳ねて
僕を少し削ってく
科学色へ染まった海に
原野へ描いた街が滲む

バレットの上で混じり合い
黒と成り果てた虹色は
この未来をどのように彩るのだろうか
804名前はいらない:2011/06/02(木) 16:57:33.03 ID:TTHBj4y6
>>799
> ここ最近の過疎り具合は、一年くらいずっとこんな感じ。
> 人気がない詩に革命でも起こらないか。
805名前はいらない:2011/06/02(木) 19:19:59.74 ID:1hf/KORi
『堕落』
猿が断頭台を売りに来た
実演販売だそうだが
生憎余分な頭が無かったので
猿は自分の首を落として見せた
それが素晴らしく鮮やかだったので
一つ買う事にした
生憎
金を払う相手がもういないが

しかし
財布も空だった
金を売っている場所が
どこかにあれば良いが
金を工面するための金もない
そこで断頭台を売ることにした
やり方は解っている
良き先駆者に
従うのだ
余分な頭の件なら
心配ない
どうやらそれを
持って生まれていたらしいのだから
806名前はいらない:2011/06/02(木) 22:48:46.58 ID:I8iSvAlK
>>802
作者本人の転載だったとしても盗作と区別できないからじゃね。
807名前はいらない:2011/06/02(木) 23:17:38.94 ID:TLF183o5
>>805
すごく面白い。
この様に現代人を描いてみたい。
いいな、羨ましいです。
だけど、詩って言うよりもいくらか散文的な気がする。
だからこの詩からカフカや安部公房の様な寓意的な印象を受けたのかな。

他の人の評価が知りたいので、未評価です。
808名前はいらない:2011/06/02(木) 23:44:59.96 ID:hQ+Rg5ze
「リアルとゲーム」

リアルはハンパなかった
ゲームなんてもんじゃなかった
装備はいっぱい必要だし
職業だって無職じゃ進めない
仲間もいなきゃ少ししか進まない
まずは、勇者を募集しようかな
809名前はいらない:2011/06/03(金) 01:02:21.21 ID:QK6ZF5HU
>>807
805です。好意的な感想を感謝します。
有難うございました。
810名前はいらない:2011/06/03(金) 01:03:23.89 ID:+h6sn624
「寒い冗談」

冷たい風が
道を行く僕たちの背中を突いていた
珍しく星が出た夜空に心は温まったところなのに
退屈な授業で背中を小突いてくるクラスメートのような
気持ち悪さだった
次々飛ぶ思考を伝えられないのも気持ち悪い
ああいうのは、振り向いたら怒られる。けれどうざったいのだ
今は怒られないし、振り向いてばかりだけど
811 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/03(金) 01:22:07.22 ID:lHGaGuOH
>>810

残念ながらポエムではないですね
ただ思っていることを書いているだけです
気持悪くてうざったいだけでは
何の意味もありません
あなたの詩そのものが「寒い冗談」のようです

辛口ですがEとさせていただきます
812 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/03(金) 01:24:53.64 ID:lHGaGuOH
>>805

ポエムとしては体裁が整っています
寓話としても面白いかもしれない
しかし受け手にはどう伝わるのか?
そこを考えてみましょう
人間を皮肉る「猿」というたとえは
あまりにも滑稽な印象しか与えません
それでも伝えたい気持に免じて

辛口ですがD−とさせていただきます
813 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/03(金) 01:27:38.03 ID:lHGaGuOH
>>808

自分なりに考えて書いたあとがみられます
しかしリアルとゲームをあまりにも
安直に結び付けてはいませんか?
あなたの感じたリアルを率直に伝えて
いる点は評価できますが
詩として読んだときに読後感が
非常に薄い作品です
今後も精進してください

辛口ですがEとさせていただきます
814 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/03(金) 01:31:26.54 ID:lHGaGuOH
>>803

言葉遣いはていねいな印象を受けますが
少し堅いですね
もう少し現実というフレームを大きくさせて
感性を使った作品に仕上げてみては
どうでしょうか?
伝えたいことは何となくわかりますが
もう少し明瞭にしてください

辛口ですがD−とさせていただきます
815 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/03(金) 01:34:29.18 ID:lHGaGuOH
>>801

長編の力がこもった作品ですね
全体的なレイアウトはまだまだ未熟ですが
気持をいかに伝えるか苦心しているように
思われます
しかしここは少し文を短くさせて
受け手にどのような気持を伝えたいのか
たしかめるように書いてみては?

辛口ですがD−とさせていただきます
816名前はいらない:2011/06/03(金) 02:58:46.79 ID:+h6sn624
寒いな 彼女なしの友人にそう言った
本当寒くなった 彼女なしの僕にそう言った

でも、お前はまだ希望あるだろ と言われる
さあ とも ああ ともわからない返事をする
別れてないんだろ と聞かれる
ああ とも さあ ともわからない返事をする
817名前はいらない:2011/06/03(金) 06:54:25.75 ID:EF7NKmz9
包茎



ムカシムカシ、ある所にすぐにムカムカする
更年期の婆さんがいました

ある日婆さんは山に山菜狩りに出かけました
篭半分位の山菜を狩った所、山菜の陰に
小さな竹の子を発見しました

婆さんが「ウリャーーーア」と、竹の子を引き抜こうとした瞬間に
竹の子が「イテェーーーーーー」と叫び声をあげました。

818名前はいらない:2011/06/03(金) 06:56:39.15 ID:EF7NKmz9
「た、竹の子が叫びよった・・」 腰を抜かす婆さん・・

「助けてくれーーーーーえ」、ふと見ると、小さな竹の子が叫び
声を上げて逃げていきました

更年期の婆さんの手には小さな竹の子の
皮だけがが残りましたとさ



めでたしめでたし
819 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/03(金) 11:25:25.59 ID:lHGaGuOH
>>816

非常にシンプルな作品ですね。
内容からは心情があまり伝わってきません。
水彩画のような作品です。
これからも精進してください。
辛口ですがD−ということで。

>>817>>818

少し悪ふざけをしすぎた作品ですね。
物語としてもチープですし
非常に後味もよくないです
最後の「めでたし」は蛇足ですね。
辛口になりますがE−とさせていただきます 
820名前はいらない:2011/06/03(金) 17:34:09.26 ID:vdxgh0i9
筑摩板


「分かってねえ」


「全然分かってねえな」


「きずかれてねえ」


「出た」


「完璧な豚王だ」


「畜生なった」


「出来ました」
821名前はいらない:2011/06/03(金) 17:45:53.28 ID:vdxgh0i9
民主党の筑摩板


「色即是空」

「空即是色」

「受想行識」

「亦復如是」

「舎利子」

「是諸法空相」

「不生不滅」
822名前はいらない:2011/06/03(金) 17:47:06.40 ID:vdxgh0i9
「舎利子」



  ↑
一般的に、完璧な豚王w
823 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/03(金) 17:55:55.67 ID:lHGaGuOH
>>788

非常にていねいに書かれていて好感がもてます
しかし詩は魂の叫びをただ書けばいいのではなく
行間に人の心を気付かせるための努力も
また大切なことなのです
内容自体はわかりやすいので今後も精進を。
辛口ですがD−とさせてもらいます

>>820

端的にいうと「らくがき」ですね
何を伝えたいのかまったくわからないが
とりあえず時間潰しに書いてみた
そんな印象を受けました
作品と呼ぶに足りないと思いますので
辛口ですがE−とさせていただきます
824 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/03(金) 17:57:54.84 ID:lHGaGuOH
>>821>>822

まったく意味のわからない文ですね
連投は基本的に厳禁ですので
気をつけるようにお願いいたします
同じようにE−とさせていただきます
825 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/03(金) 18:01:32.10 ID:lHGaGuOH
>>791

詩というよりは哲学といったところでしょうか
たしかに作者の方の気持はわかりますが
もう少し文章をやわらかく綴る練習を
していきましょう
書いている内容は非常に論理的ですが
そこに人の心に訴えるものを探してみては?
辛口ですがDとさせていただきます
826 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/03(金) 18:05:45.05 ID:lHGaGuOH
>>782

非常に独特の味わいを持っている作品ですね
題名と中身の印象はまずますといったところ
でしょうか
ただラストの場面は気持としてはもう少し
ひねりのきいたものであってほしいです
ひねりをきかせつつ理解できるところまで
いけばまた変わってくる作品だろうと感じました
辛口ですがDとさせていただきます
827 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/03(金) 19:01:11.90 ID:lHGaGuOH
>>765>>766

うーん。非常に評価しにくい作品です。
なぜなら作者が自分の世界を完結させて
しまっているからです。
アイディアとしてはいいものを持ってますが
少し言葉遣いをていねいにしてリライト
してみるのもいいかもしれません。
辛口ですがD−とさせてもらいます
828名前はいらない:2011/06/03(金) 20:10:30.75 ID:qmFpZU3d
>>754
自分の「短文は甘え」や>>755のゴミレスを有効扱いすんなグズ
何も生み出す事もない無能な分際で何勘違いしとるのであろうか
いつからセン5は小学生御用達のスレッドになったんだID:ysCxKf3B 死ね雑魚

>>724 プロ詩にも1行目を読んでくと別の分が出る作品あるにはあるけどね
詩は詠むもんであるし基本的にそんなのオマケであって糞詩ですよあんなの

>>729 大家先生って誰だよ

>>768-770 勝手なキャラクター設定を無許可で創りだしてんじゃねーよ糞ガキ

>>696 「人は」って知らんね 説得力が薄いわ 月でも良いやん的な
熱アピールするにももっと芸術的に表現できたはず
「汚れない(そうか?白さを保ったそれですら熱に焼かれて薄らいでいく」とか
最後のなんて「輝く太陽を見つめその熱に焼かれながら」で問題無いでしょ
なんとでも書けるのがポエム 太陽になりたいアピールを感じない 美しく楽しく書こ

>>697
「君は」言うてん4行目から置いとこ 前と後ろで文法が合ってないならくっ付けてるような
感じで技術力がなくこの詩を書き慣れてない素人っぽさが良いのかも? 君とか消して自分の力で創ろ

>>785-787 ヤタロクへの愛を感じる

>>721 テンプレ 神だの都合の良い設定にすがってる時点で舐めすぎ E−
>>788 テンプレE アメリカとか物騒な国にはそういう考えが一般的に普及しているな
>>791 なーんか厨ニ臭いキモオタ御用達アニメがひっかかるんだよなぁ テンプレ E
>>801 ふざけんなお前もいい加減にしろや! テンプレE
829名前はいらない:2011/06/03(金) 20:14:52.96 ID:qmFpZU3d
>>698
1行目から意味分からないw 朝日が溶けだしてどうなるん 都心に住んでると分からん

すずめが近くにいたら自身を粉微塵にした自爆テロ(?)の音で逃げるから
もやの奥に鳥が居た訳だ つまり声だけで雀と判断したんだ 表現に魅力無し

もやにしても公害のもやも場合もあるしその可能性は無くもない
「水たまり」言うてんアスファルトか土かも書かれてない イメージを膨らませる要素が薄い

こんな時間に長靴を履いて好奇心を働かせてアチコチ行ってる時点で違和感
この時間帯の外は寒いはず 夜ずっと起きていた可能性 怖い

「この前に長靴を買いました!=今履いています!」は芸術が無い
「いなくなって」ってあるけど本人が消えた場合とはじけた私の2パターンある

神様を出すなら出したでもっと責任を持たんと納得できんよ ただの道具
「朝! 朝!」とか言うても俯瞰して「水ばっしゃーん!→おしまい」
詩はもっとふくよかであるべきだ 面白くない D−

>>623
冷たいカップヌードルってなんだよ怖いなw
3連目の損なうアピールおかしいだろ もうちょっとくっ付けてよ
君(知らんわ!!)とか言うてるけど君より5も母親が必要だろ寝ぼけるな 
無理やり感が楽しいけど太陽とか全く関係がないのが強く不満なんですよ俺は  E+

>>625
あー良いわぁコレ この板で貴重な良作を見たわw 
走行速度を感じされる「幹線道路」 犬が鳴くで他には誰も動かず 夜の舞台に暖かさがある
そして「何か」の使い方が本当に良い とかなんたら書いといて当然評価はパス

>>789 お前には詩人の資質ないんじゃね 安心しろ
>>796 読み手の都合良い解釈に頼らざるを得ない時点で評価低いんだよ うるせぇ散れ

>>802 1 なんでも好き勝手に他人の作品をココに持ってくる輩への対策
2 一々本人確認をしてレスを待ったりすると進行が止まり現実的でない
3 本人としても転載を認めてしまうと多大な数の作品に対応できなくなる

創作勝負の世界なんだからドンドン新しいのを創りだして持ってくる姿勢が正しいのだ
830名前はいらない:2011/06/03(金) 20:17:38.43 ID:qmFpZU3d
ID:lHGaGuOHは今連投規制に引っかかっていると見た ホントゴミ板だなココ

>>807
「買う」とは言っているけど別にコレ……(ry 

後半の流れに芸術性がないな お猿ちゃんの死体はドコに行ったのか気になる
「良き先駆者」とあるがポエムとしては評価できんわ
作者が文字での説明ばかりでの世界観をよく見れていなかったのが勿体なかったな

あとまともに韻文を意識している投稿者なんて2割も居ないだろw 馬鹿ばっ(ry

>>808
別に生活保護で外車乗りまわしたりギャンブルでチートプレイしてる奴とか40万人くらい(ry
>>809
好意的ってなんだよ好意的って 良い歳して甘えてんじゃねーよブログでやってろ猿



未評価 (>>716

>625 >682 >702 >703 >704
>705 >706 >707 >708 >711

>712 >713 >715 >756 >757
>758 >759 >793 >794

再評価
無し
831ちーちゃん:2011/06/03(金) 20:25:19.29 ID:OHsswbNN
>ハヤト
なあ、ハヤト…。これ、アンダーバーだろ?2ちゃんでもこんなバカ滅多に居ないよ?カリスマバカ?
832名前はいらない:2011/06/03(金) 20:32:24.09 ID:QK6ZF5HU
>>812
805です。ご評価有難うございました。

猿は猿です。
猿が常に人間のアナロジーであるならば、猿についての文章は全て人間についての文章であり、猿について書くことは不能になるでしょう。

人間=猿というのは、ある読み手の認識の現れに過ぎません。
私はそういう読みのあり方こそ疑問に感じます。
是非ご意見を。
833名前はいらない:2011/06/03(金) 20:34:19.84 ID:OHsswbNN
>>830
ちょっとフツーダムに歌ってみろよ
834名前はいらない:2011/06/03(金) 20:39:10.39 ID:QK6ZF5HU
>>830
805です。
残念ながら何を仰っているのかまるで解りませんでした。
またの機会を。
835名前はいらない:2011/06/03(金) 20:44:09.00 ID:dr+xsFhc
お前たちはくっついていたいのか
お前たちは離れたいのか

お前たちは一つなのか
お前たちは二つなのか

――バキッ


題「割り箸」


どうでしょうか?
836名前はいらない:2011/06/03(金) 20:52:40.99 ID:VX7RSho5
>>832
> 猿が常に人間のアナロジーであるならば、猿についての文章は全て人間についての文章であり、猿について書くことは不能になるでしょう。


真面目に言ってるなら相当のアホだなこいつ
837名前はいらない:2011/06/03(金) 20:52:52.28 ID:pSiskTk8
>>828
>>682
短文は甘え。続きがみたいそれで形づくれるなら大したもんだ。
C-

これのどこがいけないんだ?テンプレ読めよカス。勝手に未評価一覧に入れんな。
納得できないなら本人が再表希望を申し出ればいいだけだろ。何故にお前がしゃしゃる?

838名前はいらない:2011/06/03(金) 21:14:23.94 ID:qmFpZU3d
もう誰か次のスレッド立てておいて もう書き込めなくなるから……

ってなんなんだよ忍法帖ってw いつから2chにこんなの導入されたんだ白根ーよコレw


>>831
無駄な書き込みすんな汚れるから掃除してから帰れ

>>833
なに指示してんだよ 意味がワカンネーよ糞名無し

>>834
創作能力の有無は完全に先天性の才能なんだ お前には無理だ 気にせずに生きろ

>>835
見た事あるぞコレww 貴方に2つに分かれた後の末路等を表現できる?
発想力はある(?)と思うけれどさ でも835にしか書けない物語とか状況がないとアカンよ D

使って→捨てる で終わる事をだよ 835の能力で表していく これが詩作能力と言います

>>837
自分の「短文は甘え」や>>755のゴミレスを有効扱いすんなグズ
何も生み出す事もない無能な分際で何勘違いしとるのであろうか
いつからセン5は小学生御用達のスレッドになったんだ 死ね雑魚

この俺が無能者の戯れ言に一々対応しろと? 本気か?
その汚い顔で冗談言うなよ雑魚がww
839名前はいらない:2011/06/03(金) 21:28:12.45 ID:pSiskTk8
アンダーバーだと匂わせようとするただのキチガイ。
キチガイ絶賛増殖中だな。
壊れゆく詩板も面白いなー
840名前はいらない:2011/06/03(金) 21:37:30.54 ID:pSiskTk8
あれで合ってるかは知らないけど未評価一覧をまとめた事はキチガイだとしても褒めといてやるよ。

841名前はいらない:2011/06/03(金) 23:36:14.27 ID:QWuEVb7N
>>838
すごいな、アンダーにそっくりだ
842名前はいらない:2011/06/04(土) 00:36:11.18 ID:WOXwggS3
>>836
駄弁を失礼しました。
具体的な反論をご展開頂けましたら、是非とも拝聴させて頂きたいと存じ上げます。
843名前はいらない:2011/06/04(土) 00:41:07.32 ID:YxY7JOb3
セン五で勉強できるのは
格好をつけようと半ば半狂乱でレスしてるのが明々白々な、
末席も上席も含んでのしがない連中の涙ぐましさが一番だと思うね
完全に所属欲求の表れだし、糞浅はかな人間像をまるで象徴してるし俺達みんな。
こんなこと書いちゃうと「それがどうした?」みたいに開き直る人も現れるからまた面白いよね
ほんと精神的に幼い糞フリークスの掃溜めだよここ糞板の糞スレは
844名前はいらない:2011/06/04(土) 00:54:44.68 ID:YxY7JOb3
いやちょっと違うかな
まだ糞ガキは微笑ましく見れるんだけど
その糞ガキを内心で哀れんでる糞オッサンが一番に笑えるね。
言っても俺もそのタイプなんだけど、ただ何故かコテに多いよ糞オッサンは
845dona:2011/06/04(土) 01:08:05.44 ID:eHt9Apaq
長野の中学3年です曲作ったんで聞いてください

「俺死ぬ、やっぱ生きる」

http://www.youtube.com/watch?v=lheuVrn7QvY
846名前はいらない:2011/06/04(土) 01:42:36.99 ID:HxzKcbgy
>>835です

>>838
評価ありがとうございます
「自分にしか書けない物語」ですか・・・
詩にも個性が大切なんですね
頑張ります!

>>845
関係ないかもしれないけど、身長高いですね。
裏山・・・
847 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/04(土) 08:13:51.78 ID:1mCZeOgw
【作品を総括してみて】

おはようございます。辛口で採点させていただいてます。
詩の中ではキラリと光る言葉があります。
皆さんの中にもおそらくその「原石」があるように
思われます。
ただこうした掲示板ですのですべての作品を
どのように評価するのかは人それぞれだと思います。
厳しい意見もあるでしょうし、そうした中から
新たな世界が生まれていくのが詩の醍醐味だと
感じております。
質問や意見は基本的に受けつけませんが
リライトした作品は今後も評価していきたいと
思っております。辛口ですが、よろしくです。
848 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/04(土) 08:18:59.95 ID:1mCZeOgw
>>835

作品としてはまあまあですね。
ただ詩として読んだときに気持が
あまり動かないのは難点です
題名もそうですが「ふーん」で終わって
しまうものであれば自分の内面を
書いてみるのもひとつの手かもしれません
それにふれたときに言葉の輝きを
感じ取れるかどうかでしょう
辛口ですがD−とさせていただきます
849 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/04(土) 08:28:01.60 ID:1mCZeOgw
>>712

作品自体が「禅問答」のようになっていますね
あえて「?」をつくって演出したのかも
しれませんが結局何がいいたいのか
届かない作品はあまり評価されません
辛口ですがEとさせていただきます

>>713

表現自体は豊かなものを感じさせます
しかし中身を読んでみたときに
受け手にどのような印象を与えるかの
推敲が足りないように思われます
この作者は磨けば光るタイプだと
感じました
辛口ですがDとさせていただきます
850 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/04(土) 08:32:01.95 ID:1mCZeOgw
>>715

言葉遊びが少し多すぎますね
作者は気持ちよく書いているのかも
しれませんがこれではただの自己満足です
最後の文ははっきりいって何の意味も
ありません
自分が何を伝えたいのか「芯」をまず
つくるように努力してください
今後も期待しております
辛口ですがD−とさせていただきます
851 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/04(土) 08:38:45.48 ID:1mCZeOgw
>>756

なかなか読ませ方が上手な方だと思います
文章に安定感があるので今後の推敲次第
では良作が期待できると思いました
ただ音を表現するところで緊張感がなくなって
しまうのでそこは気をつけてください
辛口ですがD+とさせていただきます

>>757

作品全体が少し弱い印象を受けました
どこか病的な部分もあるのかもしれませんが
詩人もそうした気質を持っていた方も
多いと思われます
ここからが始まりだと思って今後も書いて
いってください
期待もこめまして辛口ですがD−とさせて
いただきます
852名前はいらない:2011/06/04(土) 10:15:01.20 ID:7UCsueEE
>>843-844
ちょっともう一度書き直して投稿してくれる?
853 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 13:57:50.76 ID:1mCZeOgw
>>758

なかなか面白い作風だなと感じました
題名と中身の少しダークな感覚と
それを自嘲的にたとえるセンスが
いいものを持っています
ただその題名の中に含まれているものが
もう少し明確だといいですね
辛口ですがD+とさせてください

>>759

こちらは全体的に抽象画のような作品ですね
ただ言葉の選び方はなかなかいいものを
持っているように思えます
もう少し長い文章を使って言葉を組み立てる
練習をしていってください
期待もこめまして辛口ですがD−ということで
854 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 14:08:46.33 ID:1mCZeOgw
>>793

作品そのものはいたってシンプルです
ポエムとしての技巧はないですが
淡々と書かれていていいものも持ってます
少し長めの文章を読む訓練をして
今度は長文の詩にもチャレンジを。
期待していますので辛口ですがD−を。

>>794

こちらは作品をむしろわかりやすく
書こうとしている印象ですね。
ただ安易にひらがなばかりを使用するのではなく
カタカナや漢字のバランスなども利用して
みてはいかがでしょうか
こちらも辛口ですがD−ということで。
855 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 14:17:08.53 ID:1mCZeOgw
>>702

短い作品ですがメッセージ性のある作品です
読んだときの率直な感想は
「もう少し深く掘り下げてみては?」です
内容というよりも書いている作者に読者への
アピールがあるとまた変わってきます
辛口ですがDということで

>>703

和洋折衷というかポエムだからこそ
やってしまえる技術のこもった作品ですね
ただ読後感がいまいちでした
この方は技術よりも感情にもう少し
ていねいな文章をしたためていけば
上達されると思います
将来性をこめまして辛口ですが
D+とさせていただきます
856 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 14:23:02.98 ID:1mCZeOgw
>>704

ダークなスタイルで書かれた作品です
しかしあまり感情がこちらに向いていない
のは作者の方の性格なのでしょうか
ただうまく伝えられないもどかしさは
読んでいる人にも共感を与えるかもしれません
辛口ですがD−とさせてもらいます

>>705

こちらの方も似た作品のようにみえますね
ただ反復させることによる強調だけでなく
相手の意表をつくような文章も書いていく
練習をしてみると上達していきます
辛口ですがD−とさせていただきます
857 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 14:29:46.09 ID:1mCZeOgw
>>706

居酒屋のオヤジさんが「俺にも詩は書けるぜ」
というノリで書いたような作品ですね
ただ少し自己陶酔している感じがあるので
もう少し落ち着いて書いてみてはどうでしょう?
個人的には面白い作品だとは思います
最後の英語は蛇足ですね
辛口ですがE+ということで。

>>707

不思議な言葉の連続が楽しい作品です
うまく言葉を使いこなしていますが
もう少しロジックにも力を入れてみると
また面白い作品になりそうですね
ポエムとしてはひとつの形をもってますね
辛口ですがDという評価をしました
858名前はいらない:2011/06/04(土) 14:31:09.38 ID:18M+jPwc

【天才は絵にも】

才能いらずの賢者は絵の世界にも踏み込んでゆく

ソネット集を絵に写すかのように

ロミオとジュリエットの情熱も

ヴェニスの商人だってね

まるで天才みたい

絵の世界に満ち溢れてゆくように
それぞれの物語を描いていた

その名はshakespeare

859名前はいらない:2011/06/04(土) 15:21:21.72 ID:7mDfqhyb
  【高級娼婦】

 貴女の唇は柔らかく
 貴女の躯は暖かく
 今日も女を売っている

 けれど声を聴きたくて
 今宵も僕は逢いに行く
 貴方は今宵も踊り狂う

 まるで蝶々のように
 ヒラヒラと舞い続ける
 妖女の鱗粉で男を誘い
 今宵も貴方は蜜を求める
860名前はいらない:2011/06/04(土) 15:36:23.66 ID:7mDfqhyb
 だけど僕だけ知っている
 貴女の古傷を知っている
 心は渇き 涙も枯れ果てていた
 そんな貴女を知っているのは僕
 ただ僕ひとりだけ

 どんなに男に抱かれたって
 本当の寂しさはなくならない
 それなのに
 懲りない貴方は一夜の愛を求める
 彼方こちらと飛び続ける
861 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 15:38:15.38 ID:1mCZeOgw
>>708

何とも不思議な作品ですね
どこか自分自身を音と重ねているような
作品です
構成力はまあまあだと思います
ただ音の部分を少し別の表現に変えると
より滋味があふれてきます
辛口ですがDということで

>>711

淡々とした作品ですがヘタに長文に
するより味わいが出てくる場合もあります
この作品に関しては長くするのであれば
もう少し技巧を使うべきでしょう
作品自体はシンプルで好感がもてました
辛口ですがDとさせていただきます
862 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 15:43:00.96 ID:1mCZeOgw
>>858

なかなか味わいのある作品ですね
それぞれの持っている作品に対する
敬意を感じました
この感性をあなた個人のオリジナルとして
まとめていくと更に面白い詩が書けると
信じております
将来性を買って辛口ですがD+ということで。

>>859>>860

非常に独特の味わいのある作品ですね
ひとつひとつの言葉の選び方が
ソムリエのようにていねいなところが
いいと思いました
ひとつの物語として小説にもできる
かもしれませんね
今回、辛口ですがC−とさせてもらいます
なお、はじめてのC評価です
おめでとうございます。

863名前はいらない:2011/06/04(土) 16:55:28.29 ID:7mDfqhyb
 天蓋ベットはまるで檻
 薄いカーテンで貴女を閉じ込め
 朝が来るまで謳わせ続ける

 何故こう成ってしまったんだ
 清らかだった貴女は何処に消えた
 薄汚い成金共に汚されて
 今の貴女は金と愛に飢えるただの女

 もう一度、あの頃に戻りたい
 僕だけの謳姫だった貴女
 柔らかく暖かかった毎日に
864名前はいらない:2011/06/04(土) 17:45:45.13 ID:8fjb9xvf

【×ゲーム】

イビツなブリキの箱に想いたくした

誰も助けてはくれない

傍観者は観るだけで気楽ね

支配者はご満悦

笑うだけ笑うが良い

残酷な運命なんて受け入れたくないや

ぽたり ぽたり
視界が紅く染まってゆく

はらはらと
剥がれおちてゆくの
私の身体の一部が…

デジャヴなのかなあ
まるで ある小説みたい

865 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 18:00:21.55 ID:1mCZeOgw
>>864

こちらも、独特の世界がありますね。
ただ内容としては少し淡白だったかも
もう少し深く書いてもいいのかな?
という気がしました
映像的な面はいいですよ。この調子で。
タイトルが某小説からなのかな?
辛口ですけどDということで。

>>863

続編があったのかな?
少しまとまりが悪くなりましたね
ただ蛇足ではないので評価は
C−のままとさせていただきます
言葉の選び方がうまいですね
866 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 18:05:03.28 ID:1mCZeOgw
【皆さんへおそれながらのアドバイス】

詩を書くときはできるだけその言葉の
イメージを行ってから推敲しつつ
練り上げていってください
即興でももちろん作詩は可能ですが
書いたあとでご自身が
「うわ〜、もう一回書きたいなあ」
ということがないように願います
厳正な審査ではありませんが
ひとつひとつの言葉を精査して
拝読させていただいております
なお、今までの最高ランクは
わたくしの中ではC−です
辛口になるかもしれませんがどうぞ
勇気をふるってお書きください。
867名前はいらない:2011/06/04(土) 18:24:36.66 ID:UtvpTUtP
ID:1mCZeOgwの書いた詩が見てみたい
868 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 18:55:36.20 ID:1mCZeOgw
>>625

短い作品ですね
内容は非常にシンプルですが健全な精神を
感じさせてくれる作品です
この調子でどんどん書いていってください
将来性を考慮して辛口ですがDとします

>>682

こちらもシンプルな作品ですね
ただ言葉の使い方が面白いなと感じます
もう少し多くの作品をみてみたいですね
こちらは辛口ですがE+とさせていただきます
869名前はいらない:2011/06/04(土) 19:10:38.51 ID:7mDfqhyb
  【題無し】

 踊り疲れた踊娘
 歌い疲れた謡娘
 夢見疲れた子供
 心が動かない芸術家

 踊りを忘れた踊娘
 謡いを忘れた謡娘
 夢を忘れた子供
 心を無くした芸術家
 現実を見てる子供
 夢ばかり追う大人


 夢見を覚えた現実主義者(realist)
 現実を覚えた理想主義者(idealist)
870 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 19:26:35.60 ID:1mCZeOgw
>>869

うーん。今作はけっこう批判的というか
なかなか醒めた視点で書いているようですね
確かにロジックはきれいですし反転も
うまくいっているようですけど叙情の面も
少し考慮していただけるともっとよいかと。
辛口ですがDとさせていただきます
871ちーちゃん:2011/06/04(土) 19:56:08.73 ID:7UCsueEE

長い羊羮の果てには
運命の出逢いあり
静かな和式旅館の柱は黒く
異なる階へと突き抜けて行く

あれはなに
これはリネン室

僅かひとつ下の階の間取りすら
こちらの予想を大幅に超えて居た
長い羊羮の直ぐ真下
忙しく客室の布団を段取りする
運命の仲居さん
そして私の部屋に手際良く敷かれた
運命の布団

運命の掛け布団に潜り込む
天井に突き刺さる羊羮に囲まれ

あれはなに
あれは…

天井の模様

872 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 20:08:31.22 ID:1mCZeOgw
>>871

なかなか詩の組み立て方がうまいですね
冒頭から読ませる力が高い作品です
ひとつひとつの言葉に味わいがあり
しかもその場面の描写もきまってます
ただ最後のオチがちょっと弱いですね
ここも仕掛けがあればまた良作になるでしょう
辛口ですがD+とさせていただきます
873名前はいらない:2011/06/04(土) 20:30:08.51 ID:7mDfqhyb
  【失恋ピエロ】

 ピエロは泣かない。
 失敗しても転んでも
 泣き顔なんて見せないよ。

 ピエロは笑う。
 失敗しても転んでも
 笑顔をずっと絶やさない。

 ピエロは強い。
 泣きたくっても涙は隠す。
 涙を堪えて皆を笑わす。

 そんなピエロに私もなりたい。
874名前はいらない:2011/06/04(土) 20:32:28.58 ID:7mDfqhyb

 けれどそんなピエロは感情を
 一体誰が知るの?
 一体何処にしまうの?

 答えは全部笑顔の裏
 お面の裏に消えていくの。
875名前はいらない:2011/06/04(土) 20:46:50.59 ID:7UCsueEE

頑張る人の街が消えた春の日
闘う人が強いなにかに負けたんだって
べつに昨日と変わらぬ空の色は寒く
小雪を降らせてる

ああ、目の前に在る訳じゃねえ世界を
憂う程俺は神じゃねえ
でも下らねえ奴等がが企む儲け話みたいな
小銭くらいは差し出して置くしか無いよな

頑張る政治家がこれは天罰だと言った
なら電気屋が撒き散らすアレも甘んじて受け入れるべきか
右の頬を打たれたら左の頬を差し出せってね
俺んトコは今んトコ無事だけど

おういえ
歓楽は暴力で巻き上げた金で娯楽を提供し
思いがけぬ暴れ者に摺より更なる糧を築く
おういえ
野次馬は神妙な面持ちで人ん家の事件を覗き
死体が出て来るまで玄関を占拠するのさ

まるで関係の無い世界に居る俺の遠くで
俺は垣根からそれを覗いて居るのさ
遠くで
876871:2011/06/04(土) 21:11:30.51 ID:7UCsueEE
>>872
あ。ありがとうございます。
877名前はいらない:2011/06/04(土) 21:22:39.02 ID:7PNnHqlI
>>839-840
雑魚はなにやっても雑魚だな お前が限界が浅すぎる

>>841
それは褒め言葉なのかっ?

>>843-844
お前にはなに1つも可能性が見えないよ

>>845
良いんじゃない? 俺は好きだよ
根性あるなら発声練習しとけ 
つべこべ言わずに腹筋しろ マルチ死ね

>859 >860 >863 >869 >873 >874
連投いかんぞ 拒否

>>867
期待できるほどか?

96 最終版
未評価 (>>830

>>875
878名前はいらない
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               /  ノ`-介‐ i`´ヽ   `       || ――.||/||
                 /  /: : : : : : : ヽ  \  ノ.     ||     .||
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 ごめんなさいもうココは閉店なんです だから次のスレを立ててくださいねっ
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