1 :
_壁 :
2006/08/15(火) 16:43:39 ID:FVXya0By ランクを目指して詩を書き込もう。 皆さん、ガンガン評価しましょう! A:プロ並み。出版社にもってけ。 B:言葉の狩人。 C:光るモノを感じる。 D:素人。 E:まずは日本語の勉強を。 テンプレわからないので誰かお願いします。
2 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 16:51:03 ID:YS3xt45z
2ゲット テンプレなんか知らない ぼくは非情な ニゲッター
5 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 17:18:38 ID:3wXv1zfz
「恋愛」 幸福な時も不幸の影に怯えていて 怖がって暴れては自分で何かを壊して もう大丈夫だから もう大丈夫だから
6 :
花火大会 :2006/08/15(火) 17:19:19 ID:efeifDO7
一人部屋に籠もっていると、花火が聞こえてきた 不意に浴衣のあの子の笑顔浮かんで、苦しくなった ヒューパン パン ヒューバン バン
>>1-4 これはひどいwwww
>>5 E 幸福だ不幸だの伝わってきまへん、つーか無理。 「何か」と省略するする事により貴様はなんの意義があると言うのだ?
「影」だの不のイメージ(固定観念)で使っているらしいが自分の意見や思想を文章化して主張できないのなら詩を作らんでいいよ。
>>6 E いや、別にそんなんで「世界の車窓から」に出てきたドイツ人の幼女に萌えなくてもいいじゃないか
8 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 17:48:19 ID:3wXv1zfz
>>7 アンダーさん評価ありがとうございますm(_ _)m
本人の希望により載せた友人の作品でした。
from 5
>>5 ・・・アンダー復活してる。。。
短い春だったなぁ。。。
じゃ、少しやり方を変えよう。
アンダーが酷評した作品を持ち上げてみる。
んぅー。幸福とか恵まれてる時、やたら壊したがる人が確かに居るよなぁ。
んで、壊した時に逆に安心する自虐的な人。
この作品はそんな事言ってんじゃねーのかなぁ。。。
判りやすいのは良かった。
最後の繰り返しのリフレインはさながら『後の祭り』的無残に破壊し尽くしたものの前で息をハァハァ荒くしてる奴の背中を宥めているかのようだ。
しかし、作品がワン・シーンだけで、揺さ振るものは弱く、読み返す気にもならない。
考えさせられなかった。
故に、記憶に残らない。
印象に残らない。
D‐
前スレでBランク以上の作品は出たのか? 誰かそれをまとめている奴はいるのか? いるならそのレス番のせれ、俺が妥当か見てやるよ
>>6 騒がしい祭りとその花火の音を響かせた孤立した部屋の表現は面白い。
しかし、『あの子』に対する思いは思春期レベル。
思春期が悪いと云うのではない。思春期臭い作品でも、俺は良いと感じた作品は誉めるだろう。
ただ、誉めるまでには至らなかっただけだ。
せめて最後の擬音を少しひねってみれば良かったのではないか。
D‐
12 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 18:22:17 ID:3rT7rVqw
>10 たくさんB評価以上あったよ~
13 :
_壁 :2006/08/15(火) 18:44:04 ID:FVXya0By
「牛追い祭」 ドコ ドン ドコ ドコ おいおい 牛追い 夜明けの祭典 ドッ ドッ ドコ ドコ おいおい 牛追い 青の世界で神の子踊る ドッ ドコ ドッ ドコ おいおい 牛追い 蛍の大群 点滅リズム おいおい 牛追い 太鼓が刻む 難解リズム おいおい 牛追い 狂った踊り 太陽を待つ おいおい 牛追い おいおい おいおい ドッ ドッ ドッ ドッ
14 :
カラクチこめんてた :2006/08/15(火) 18:49:41 ID:RI/Abpgl
「砂」 サン=テグジュペリは 「砂漠が美しいのはどこかに井戸を隠しているからだよ」 といったので、ぼくはなるほどなぁと思いました しかし、砂漠が醜いのもまた どこかに井戸を隠しているせいだとも思いました ぼくはこの矛盾を解決するために台所に行きました 日常、砂を疎むことはあっても、砂を求めることはないので 適当な砂はすぐに見つかりました 片手に一すくい砂をすくってぼくは水を垂らしました とたん地面は揺れました 平衡感覚を奪われたのに少々腹を立てつつも ぼくは周囲を観察することにしました そうしてぼくは、この砂たちが含意的である必要がないことに ようやく気が付きました
15 :
カラクチこめんてた :2006/08/15(火) 18:53:37 ID:RI/Abpgl
「怒りの輪郭」 駅で 怒りの輪郭が見てみたくて 知り合い一人をつき落とした 怒りの輪郭が見てみたくて 知り合い二人をつき落とした 怒りの輪郭が見てみたくて 知り合い三人つき落とした 怒りの輪郭が見てみたくて 知り合い四人をつき落とそうと 背後でこそこそしていると 「見せて上げるよ」 言うがはやいか 四人は僕を引いて落とした 怒りの輪郭 一寸見えた
16 :
かかと落とし :2006/08/15(火) 19:00:13 ID:aEZNBlnu
「ポケットの中の月」 つま先で歩いた田んぼ道 兎さんが餅つきし始めるまで仲間と犬と泥んこの手 家につけばはんにゃと戦い ニヤニヤしながら天気が間違った絵日記を生み 明日から始まる坂のぼり
17 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 19:18:52 ID:2eEEp+tJ
「動機」 溢れる赤をイメージして 溢れる青を見上げるさ にくしみを食うさ にくしいが喰うさ これでは無意味か? 伝う為の正義の剣 妄想だけで手にはいりやしない 画面の中だけだと承知だったが 協調性がなくては 生きていけぬぞ? なら僕に世界が合わせればいい 街を抜けて重い通りには逝かないみたいだ 溢れる赤をイメージするが 溢れる青が眩しくて 溢れる赤を現実に変えたいが もう少し イジってようかな イジでも イジってよう
18 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 19:34:15 ID:J41/EyrV
「クッキング三番街」 目玉焼きの目玉をくりぬいて空に浮かべたよ 二番街 クッ、クッ クッ 調味料を振りかけて味を確かめたらクッ 砂糖は酸っぱいかなり味覚破壊一番街 味な世界 世界一食べ繋いでとりあえず死ぬまで クッ
19 :
九泊 :2006/08/15(火) 19:46:47 ID:Txv2Peq0
『ストーカー』 苦いコーンを噛み締めて 呟いたら飛んでった 湿ったパプリカを 郵便箱にぶち込んだ 黄金のトマトを 握りつぶす君がいて りゅーりゅーどろどろと 土に還っていった 誰か早く抱きしめて 真っ赤なレタスに口づけを ぢゃないとナスもしなびるよ 誰か早く抱きしめて
20 :
ストーンフリー ◆Rumble.9/U :2006/08/15(火) 19:56:43 ID:6QH6DcUy
>>13 言葉のリズムがとても楽しげな感じを受けます。
作者自身が楽しんで作られたのかも知れませんね。
擬音も少しずつ変化させることで、どんどんと勢いを増しているイメージでいいと思います。
ただ、多少なりともちょっとばかり怖い意味が含まれているように思うのは気のせいでしょうか。
C+。
21 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 20:14:09 ID:qNDzYwo0
「」 ゴトッとたんに見えないものが見えてくる アクシデントに突っつかれて笑いながら 怒るやつ 慌てるやつ 踊るやつ 囃すやつ 時間が止まるなら今がいいな もう過ぎたさっきの話し いや去年 茶色の水を拭く前 いや火が灯る前
22 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 20:17:04 ID:FVXya0By
>>20 ストーンフリー さん
評価有難うございます。
文明に置いていかれた村をイメージして作ったものです。
楽しかったですよ~
23 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 20:18:12 ID:qNDzYwo0
21 「スロースローアゴー」
24 :
ストーンフリー ◆Rumble.9/U :2006/08/15(火) 20:47:13 ID:6QH6DcUy
>>14 感覚的に面白かったです。
作家の言葉に共感し、そこに矛盾を見出し、台所へ行く。
この発想に感心しました。
夢で見るような不思議な作品なのに妙に納得してしまったのは、やはり感覚で捉えることが出来たことにあると思います。
興味深い作品であり、個人的にはとても好きなので、上級の意味も込めてのC+。
25 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 20:54:41 ID:J41/EyrV
「狩り」 フジグランとマッシュを連れて 森に買い物に行った そこには鹿 獅子 猪 が 動いていたので マッシュは汗を拭いで鹿を掴みとり むさぼり食い フジグランは猪を 切り刻み遊んだ挙げ句ボタン鍋?にして遊んだ 獅子は殺した
26 :
_壁 :2006/08/15(火) 21:23:23 ID:FVXya0By
「desert song」 夜空を見上げる ガソリンスタンド 愛想ない対応 冷静なアルバイト 「ガソリンは尽きた」 床に敷かれた冷たい土 果てなく続く廊下を歩く 僕が唄うdesert song 渇いた僕のdesert song
>>13 イメージ豊か。
やや切れ味重視か。
文句の付けようが見当たらないが、強いて云えば決定的に揺さ振る物が無いために、記憶には残らない。
カニバリズムの狂気。
牛に見立てて女の内蔵でも食い散らかしてやりたくなった。
そんな面白いイメージをくれて楽しめたのは事実。
C
28 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 21:32:45 ID:aZMDWP4q
【切符】 手に握られた切符 佇む寂れた商店街 改札口は何処か分からず 戸惑う君と僕 汽車のベルが鳴り響いた 月は微笑みながら僕等を照らし 口を開けた 其処から二つの汽車が降りてくる 此処でお別れ 何の迷いもない 別々に乗り込んだ汽車は 瞬く間に解体されて 僕と君は商店街を後にした
29 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 21:40:37 ID:aZMDWP4q
【夜空】 星達は浮かんでいるのが苦痛になったらしく地球に降り注いでいる 虫網でも捕まえられない星達 黄色い蝶が目の前を通った 其れを手で捕まえた 手の中で粒子と成った蝶は月へと変貌した 空へ浮かんでいく元蝶 まだ星達は暴動を止めない 元蝶が定位置に戻ると 星達は降るのを止めた 其れを東京タワーから眺めていた
>10 あんだー氏 >10 >18 >23 >24 >109 >116-117 >136 >142-143 >147 >156 >157 >170 >198>199 >270 >208 >216-217 >376 >373 >390 >396 >407 500番まで、評価B以上の作品です。
>>14 あふぉーな俺に課された仕事はまず最初の『サン・テグジュペリ』の攻略。
・・・面倒くせぇなぁ。
しかし、評価する事から『敵を学ぶ』と云う財産の重要性を知ってるし、今日は比較的投稿者が少ないことに安心して、少しだけ作品の読取りを丁寧にやってみよう。
サン・テグジュペリ『星の王子様の作者』
・・・で、星の王子様ってどんな話し??(汗汗汗)
時間の無駄だった。
砂漠は渇き、枯渇の象徴として捕らえ、水は潤し、慈雨の象徴として捕らえる。
あなたの今までの作風同様、同じ事象を肯定したり否定してみたりの矛盾するが紙一重の二面性と向き合う姿は面白い。判りやすい持ち味を出しているだろう。
しかしやはり回りくどさは否めない。
しかしその回りくどさが逆に読み手を引き込んだり、拒否的になったり、好き嫌いが別れるところだ。
地味ーぃで印象に残らないのは残念。
D+
>>15 単純でユニーク。
低年齢層や頭がイマイチ切れない俺にも伝わりやすかった。
やられたのみててもわかんねーよ。自分がやられてみろって奴だよなぁ。
でも、やり返される為に、自分が突き落とされて怒りの輪郭が見たいが為に、わざとやり返されるまで突き落とすようにも捕らえられる。
二つの意味が重なって、より伝わりやすい効果が強調されているのだ。
印象にもなりやすい。
面白い。
多少揺さ振られた。
C
33 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 21:53:47 ID:fj4CDjur
「芳香剤へのレクイエム」 家具と家具の隙間で芳香剤が死んでいた あの香り立つ清涼と艶めく輝きはどこへやら 今やレゾン・デートルを失ってただ干からびた固形物が エジプトの朽ち果てた女王のミイラのようで物悲しかった 微かな芳香だけが残存記憶のように行き場無く漂っている でもそれは 期限切れの後に待つ当然の運命だから 悲しむ必要はない 限りあるこの僕の命のように 芳香剤も永遠ではない でも忘れないようにしよう 覆っていたアルミを剥がした時の その匂い その輝き そして感動を そりゃ四六時中思い出すなんて事は出来ないけどさ 例えば静かな雨の降る10月の真夜中に おぼろげに滲む月を見上げながらふと君を思い出すとかさ そんな気まぐれな感傷を大切にして生きていきたいんだ だって僕だって似たようなもんだから 僕だってあるいは一個の芳香剤なんだから
>>16 最後の『坂のぼり』は意味深。
判りやすい作品内容。無邪気なガキの様子は、お利口さんが飽和した最近じゃ見かけない景気の良い気持ち良さがある。痛快だ。
後になって思い出せるか?と云う印象の面では弱いが。作品を見た直後の印象には残りやすい爆発力は確かにあるように感じる。
C‐
>>17 少し後半がダラダラしている。
キュッと圧縮する余地は有る。
伝えたい事は判りやすいようでいて実は伝わりづらい。
記憶に残る強さも無く、
読んだ後の爆発力も無い。
D
36 :
蝶のおなら ◆BgeBWZtrIQ :2006/08/15(火) 22:08:42 ID:pwR47Bqo
未評価リスト [vol.47] >984 >985 >992 >995 >997 [vol.48] >18 >19 >21,23 >25 >26 >28 >29 >33 再評価リスト [vol.47] >958 全14作品
>>18 著者の物凄い威力の自信が伝わってくる作品だ。
俺クラスではこの作品を深読みする力はないが、俺の感じる部分は自分にそう云ってくるのだ。
たじろいでしまいそうだった。
しかし自分と云う読み手が意味を見つけられない以上、この作品を持ち上げることは出来ないだろう。
カラクチコメンテーターサンの作品に酷評した時と同様、この作品の酷評は、いみじくも自分の評価人としての酷評でもある。
D‐
>>19 もはや意味を見いだすことは難解だ。
著者自身が狂気に飲まれているだろう。
しかしまともな人が狂気を装ってもどこかに有機的な意味の繋がりは存在するはずだ。
紐解いてみたい気もするが、どうにも面倒臭い。
瞬間的に、この作品を見た直後に感じる爆発力は強いが、別段楽しめたと云う印象は残らない。数日後には記憶から無くなってしまう作品だと思う。
D‐
39 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 22:23:48 ID:ZAw3bE4X
「相談」 友のために 言葉を捧げ 友の言葉に うなずいた 友はわらう 私もわらう だけれども ためにとは なんだろう 良くしたい それだけで 私は貰った 多くのもの ささげたい 沢山のもの ありがとう そのために
>>21 最後の二行は難解だ。
何かひどく衝撃的な事が有って、その瞬間を昨日にも感じられる強い出来事は、一年でも十年でも昨日なのだろう。
その瞬間に時間がとまることを望むこの作品の主人公は、歴史の教科書に踊る数字と文字の羅列さえも、実際に昨日の事のように見てみたい欲が強そうだ。
それだけ今に退屈しているに違いない。
C
未評価リスト、評価してある作品もありました。スイマセン。 [vol.47] >984 「Judas Judeas' juice」 ヘイ二輪戦車。語呂はいいですね。ヘビメタファンだったりしますか? 右の頬をぶたれたら左も出しなさいっていうのは別の 教えでしたっけ。また何かに感化された詩だと思いますが 独りよがりな気がします。読解できない言葉に惹かれました。 「塩」「円周率」の元希望。生意気に評価D+ >985 「久々メロン」 タイトルで悲しさを感じました。「メロン」は頑張らなければ手に入らない ものや将来的なもの。それは手に入らないが誰かの腐った残飯の中に ある「メロン」にかぶりつく。「あちいメロン」は妥協と堕落そのものだと 思いました。それで満足している君を最後の連でやっと疑問づいてくれる。 「どうなんだ、実際」に冷えた目を映しました。評価C >986 「遠距離恋愛」 陳腐な詩に見えましたし、他の方々もそう言ってるのですが どうもそれでは納得できませんでした。 遠距離にいるのに近い「あなた」という人。 遠距離にいるのに近づいていた「僕ら」。 遠距離にいる恋人の他に手近に人物像を浮かばせました。奇妙。 そこまで考えているのか分かりませんが。頑張って~評価D >988 人生を「RPG」「ドラマ」「レールの上」と知った人間はもう先を歩いているので 評価も厳しくなると思います。劇的ではないからです。 そう思った時代もあって、そう考え終えた時期もあったから それでは納得できない事柄を詩にしているんだと思います。 「RPG」がテーマならモンスターや魔法や勇者や不思議なダンジョンや エアリスを求めたくなります。その感性は皆好きだと思いますよ。評価D
これ、短篇小説だけど、いつもここで楽しませてもらってるし、俺が酷評いつもやってるから、仕返しのチャンスやるよ。俺なら『板違い』で評価Eだな。間違い無くW 『人間刑務所』 此処は刑務所だ 俺達は 受刑者だ。ある日、俺は不意にここに連れてこられた。運転中、進む方向に子供が居て、俺はびっくりして立ち上がってしまった。 そうしたら道の向こうから来た車両とぶつかった。事故を起こしたんだ。俺も脚を折った。幸い軽い骨折だったが、肉体労働の俺には致命的だった。 ここでは俺が一番の古株だ。だんだん後輩が増えてきた。いつの日か俺達は互いに話すようになった。明かりの消された夜の独房から、互いに顔を突きだして。 「お前、何やったんだ?」 『俺は殺しさ 人を蹴ったら当たり所が悪かったらしい。殺すつもりはなかったが 確かにアイツは嫌いだった』 『僕は窃盗だ。こき使われて、ろくに食べさせてもらって無かった。畑の野菜を盗んだんだ。』 『アタイは無実さ、少し劣って生まれてしまっただけ。子供が生めなくなったのは、アタイを無理させたあいつらだ。無理矢理罪を着せられたんだよ。』 俺達は独房越しに、いつも語り合った。 生まれは違うが境遇は一緒な俺達は、いつもこうして語り合った。 時々起こる口喧嘩も、今となっては馴れ合いだ。 刑務所は快適だった。毎日外に出してもらえた、運動がてら、食事の自由も有った。受刑前と大して変わらない暮らしだった。 (つづく)
43 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 22:45:59 ID:N0TMCdhJ
大好きなあなたが 私のそばにいない時のほうが 私はあなたのことを想っていられるし 私はあなたを大好きでいられる 大好きなあなたが 遠くにいってしまったほうが 私はあなたを忘れないし 私はあなたを大好きでいられる (あなたとは 遠きにありておもふもの そして悲しくうたふもの) 大好きなあなたが 本当に遠くにいってしまったら 私はあなたを追いかけるでしょうし 私はあなたを大嫌いになる 大嫌いなあなたが もう帰ってこないと分かったら 私は一人で泣くでしょうし 私はあなたに埋もれる (ひとり都のゆふぐれに あなたをおもひ涙ぐむ そのこころもて 遠きみやこにかへらばや 遠きみやこにかへらばや)
44 :
九泊 :2006/08/15(火) 22:46:27 ID:Txv2Peq0
>>38 うーん、狂気ね。男の狂気は確かに描きましたが
どっちかと言うと気持ちを伝えたいのに伝えられない片思いの男を描きたかったんだけど・・・
やはり伝わりにくいかなぁ・・・
もう一度、これを踏まえたうえでみていただけませんか?
爆発力は強いですか?んじゃあ爆発力を継続できるような作品を目指したいと思います。
(続き) 「此処を出たら、どうするんだ?」 『俺は、生まれ変わった。人殺しは此処で十分に償ったんだ。大好きなレースに出るよ。俺の活躍を風の噂で聞くが良いさ。』 『僕はまた、普通に働きたいよ。でも、労働基準法を意識する雇い主に当たりたいな。まかないだってさ、ちゃんとした物出してくれる所。』 『アタイは、どこかでひっそりと暮らしたいよ。毎日、タンポポの綿毛を見て、空気の薫りで初めて季節の移ろいを感じられるような。そんな退屈な暮らしが良い。』 俺達は仲間だ。いつか離れてしまっても、俺はこいつらを忘れないだろう。 (つづく)
(続き) ★ ★ ★ ある日、俺の独房が開けられた。やさしい看取が、俺を外に連れ出した。 俺は不安だった。釈放か、それとも・・・ 不安で見上げた視線の先に、外の景色。刑務所の運動場。その左側に・・・死刑執行用の車両が有った! 『ほらっ。ほぅら。乗りなさい。』 看取の優しい声が、氷のように背中を押した。俺は足が棒になってしまった。 『鞭で叩かれたいのか?』 俺の周りに、さらに俺の様子を見ていた数名の職員がやってきた。 もう、後には引けないのだろう。俺に選択肢は無いのだ。この人達には逆らえない。 せめて、仲間達に最後の別れを言おう。 俺は独房を振り返り、仲間達に聞こえるように声を限りに叫んだ。 (つづく)
(続き) 「死刑だったよ!あの世で会おう。おまえらの事は忘れないよ。おまえらは生きろよ!」 人殺しのトニーが叫ぶのが聞こえた。彼は泣いているようだった。しきりに独房の壁を叩いている音が聞こえてきた。 『ああ、ああ。俺もお前を忘れないとも!忘れないともっ!俺が先頭で駆け抜ける時も、俺がドン尻でみじめになる時も、俺の傍で見ていてくれよ。もぅお前は俺達なんかよりも余程自由な身の上さ!さようなら。さようなら。』 窃盗のジョンが叫んだ。ジョンも、独房の壁を叩いている。彼は甲高い声で泣きながら叫んだ。相変わらず弱虫な奴だ。俺は少し笑った。 『今まで有難う。ここに僕が入った日だって、一番親切にしてくれたのは、アンタだったな。忘れないよ。忘れないよ。』 無罪のキャサリンが叫んだ。彼女も泣いているようだ。彼女は激しい気性だ。独房の壁を何度も蹴りあげている音が聞こえてきた。 『アンタ・・・風になりなさいよ!そして、時々私に吹き付けては、私より自由なアンタが見た景色の事を、アタイに囁いて聞かせてよ!』 ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!! 俺は奴等の、人間どもに見せる反抗心と、俺との別れから来る俺への尊厳を守る為、友情の証の為の、この二つの意味を持つ、叫びの音に囲まれて、決断の時を迎えた。 (つづく)
(続き) 「さようならっ!」 若い看取の一人と目が合った。奴は新人だ。泣きそうな顔で俺を見てたから、俺は目で奴に少し皮肉な感情を伝えた。 そうしてから、俺はもう一度、今度は少し小さく叫ぶと、死刑執行車両に乗り込んだ。 俺が叫んでいる間中、看取達はただ俺の様子を見守っていてくれていた。 (つづく)
(続き) ★ ★ ★ トラックに馬が乗せられる前に、彼は少し大きく、廐舎の方を振り返り、鳴いた。 『ブキュキキキィーーン!』 そうすると、驚いた事に、廐舎の中の他の馬が、三頭ともに、何やら物悲しくいなないて、壁や床をドンドン打ち据える音が聞こえてくるではないか! 俺は衝撃を覚え、そうして運搬車の前にたたずむ、酷な運命を決められたこの一頭の、まだ若い、牡馬を、見た。 彼の方も、俺の方を見て、そうして耳を俺に向けた。目が合ってしまった!その目の意味するところを知った時、俺は軽い眩暈と絶望を覚えた。 そうしてから、彼はもう一度、鳴いた。 『キュキキィン!』 そうしてから、彼は人間の手を煩わせる事無く、自らおとなしく、運搬車に乗り込んで行った・・・ (つづく)
(続き) ★ ★ ★ 「いつもこうなんですか?」 俺は聞いてみた。この仕事を始めて、俺はまだ日が浅い。今日の出来事は俺には少し見ていて酷だった。 『あぁ、ジョッシュ、君はこの種の牧場の仕事は初めてだったな。それにしても・・・辛い仕事を選んだもんだ。慣れると云う事が無い仕事さ。』 牧場長のヨハンは俺を見て、遠くを見て、話を続けた。 『馬にだって、ちゃんと判るのさ。馬は人間の反応を良く見ている。だから、自分がコン・ビーフに混ぜられる運命になるか、新しい飼い主が現われたのか、俺達の感情を見て、判るんだ。』 「問題を起こした馬、買い取り手の無い馬の一時預かり的な牧場だったんですね・・・それは知らなかった。いわば、ここは馬の刑務所だ。」 ヨハンは俺を直視して言った。 『あの子等は、なぁんも、悪くないよ。ただ、前の持ち主の、手前勝手な都合によって、ここに押しやられたんだ。あの子等は、なぁんも、悪くないんだよ。』 (つづく)
51 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 23:00:03 ID:2eEEp+tJ
「甘い」 吐こうが 甘えようが 自己中心的な視点からは 吐こうが 叶えようが 孤独論理語るお前には 人形劇 主役 評論家 惨敗 救出劇 主役 メディア 喝采 ふらつく足は明日の為 そんな風に言い切れないのは昨日の為 すがりつくのは孤独な休憩所 叶えられぬのは 自己の至り 大失敗 成功 破格 理論
(最後) ヨハンは遠くを見て続けた。 『しかし・・・ワシらだって、同じような物さ。人間だって、生きる為に、社会だなんて、澄ませた物言いの人間刑務所に入ってるんだからなぁ。』 そう云ってから、目線を再び遠方から俺を直視するように動かした彼の目線は確かに、あの一頭の牡馬と視線を交わした時の彼の色彩と、同じ光沢を放っていたのだ。 (完) 家畜に お墓は ありません 人間の為に生まれ 人間の為に生き 人間の為に働きます 死ねば 肉になります だから 家畜には お墓はありません (或る、牧場主の言葉。)
[vol.47] >992 「蟻」 うわああああああああああ、こええええええええええ。 題名を最後に持ってくるところが憎いです。やらしいです。 蟻の「働き者」のイメージを覆された気分。遊んで暮らせますね という蟻は宝くじを買いに並ぶ人間を重ねて浮かびました。 逆転の発想にやられました。蟻にとって人間は神と呼ぶ。 ただそれは人間が祈る象徴とダブることはなく、制裁を与える存在、 大きな抵抗できない畏縮感、和田アキコのようなものだと思いました。 面白かったです。ブラックジョークに初笑い。評価A 現行スレのほうの詩、まだ読んでないから期待してますよ! >995 「廻る」 おなら作の「夏の花」と同じ気持ちになれました。 表現の違いでこうも違ってくるんですね。こちらはやや冷酷。よりセンス高。 「うるささ」の表現は美しくないような。「耳障り」とか「存在」とか 欲しかったです。 「蝉」の存在が公営プールで亡くなった少女やA級戦犯や 隣町の交通事故の人を捉えることができました。 歯車ってきっとそんなもの。悲しみってきっとそんなもの。でしょうか。 評価D+ >997 「挑戦状」 「佇まう」は果たしてただ立ち尽くしているだけなのか。 私は呟きながらもそういう雰囲気を寂しく思うも少し感慨深い 置き所にしているのではなかろうかと思いました。 登場人物は二人のようで一人でしょうか。自作自演のような印象を受けました。 小説のような詩でした。評価D+
54 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 23:11:01 ID:N0TMCdhJ
>>43 タイトル書き忘れでした
「あなた」です。
55 :
_壁 :2006/08/15(火) 23:12:03 ID:FVXya0By
>>チャリオットさんの小説 酷評しちゃいます。 実力ないけど言わせてください。 まず文体があまり面白くない。なので引き込む力が弱い。 ストーリーもちょっと?の所があり、意外性もあるんだかないんだか。 登場人物に魅力も感じません。 伝わってこないって感じ、チャリさんの言葉で言えば。評価D
56 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 23:14:06 ID:Kemk6s9y
日曜に熟し 月曜に枯れた梅の華 火曜に嘆き 水曜に忘れ 木曜に熟した桃の華 金曜に塞ぎ 土曜に隠し 日曜に枯れる
57 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 23:17:43 ID:0GFFP3qU
「生と死と」 へぇ、逃げるんだ? そんな簡単に捨てられるんだ?自分の命だって そりゃ今の気持ちや辛さなんてあんたにしかわからないコト 生きるということ 命と命をつなぐこと それがたとえ何かを傷つけたり壊したりしたとしても僕達は僕達を残していく為に生きてきた証を伝えていく為に必要な摂理 それが僕達のエゴだとしてもこの社会をこの世界を動かしているのが僕達ならば 多少の犠牲は許される それが生きるということ どんなカタチでもいい 強いものが残り弱いものが消えていく それが生きるということ 別に死ぬなとはいわない ただあんたのその命や人生がたったひとつでも何かを救えるのなら それだけで生きてゆく価値ができる でも神様はあんたにそれを与えたんだから 捨てるのも活かすのもあんたの自由 わかっていてほしいのは この世界には意味の無い事なんてない 人の言葉や気持ちなんて戦場の中の地雷のような物 傷ついたら運が無かったと思いなよ 生きるのは辛いけれど 死ぬよりはやっぱマシ
58 :
九泊 :2006/08/15(火) 23:18:49 ID:Txv2Peq0
>>チャリ氏 最初らへん『~た。~だ。』の連発で見苦しいです。 会話文に『人を殺した』とあるので、彼らが人ではないことがある程度予想できてしまいます。 牧場の人間たちには感情移入できるものでもないので名前はいらないかと。 あと、短編という割にはちょっと長い気がします。もうちょっと短くまとめられたのではないでしょうか? D-あたりですかね。
59 :
名前はいらない :2006/08/15(火) 23:26:15 ID:ZAw3bE4X
>>チャリオットさんの小説 評価出来るような人間ではないがやらさせていただきます。 最初はん?とちょっと入り込みにかったですが、囚人が夢を話すシーンは面白いと思いました。 別れのシーンもいい見せ方ですが、最後の家畜の話と新しく人の名前が出てきて少し冷めてしまいました。 一気に名前が出てすぎでした。名前は囚人たちだけで良かったでしょう。 最初と最後はまた違う見せ方があったはずということで 評価C-
60 :
九泊 :2006/08/15(火) 23:27:43 ID:Txv2Peq0
>>53 わわわ、ありがたいッ!評価Aだなんて勿体無い勿体無い!
あの詩は『とりあえず書いてみっか』なノリで書いてしまったものなので・・・;
ブラックジョークはこれからもちょいちょい書くつもりですが、
あまり期待しないでくださいね;
でもあれはどっちかと言うと詩って言うかショートショートですよね;
>>41 蝶のおなら
・・・バレてたのか。
おー。そうだよー。
俺だよー。
負の円周率ってーのは俺が中学時代からイライライライラして授業に集中できなかった円周率から。最初に片方が片方を攻撃したことを皮きりにして続く恨みつらみの延々性。『割り切れない思い』
『塩』は色々考えたんだけど自分でも繋げられないなぁ。一応シオニズムと重ねた。塩基配列(遺伝子)に殺し合う習性が刻まれる前に・・・って意味も重ねた。
『丘』はしばしば問題になるよなぁ、『ゴラン高原』重要拠点らしいじゃん。
右の頬の宗教はあれが母体らしいよ。
作品に政治的問題を絡めた露骨に悪趣味な作品だったけど、敢えて面白そうだったから出した。
俺さぁ、名古屋駅周辺をドイツ軍の格好で歩いてたらユダヤ人にいちゃもん付けられたことが有ってなぁ。
何でテメーは偉そうに他人の国で自分の国の考えを押しつけるんだって。図々しいんだテメーって思ったから、作品で仕返しした面もある。あいつらひでーよ。
小林寺拳法のマーク卍がナチスと似てるからやめろって抗議までしてるんだわ。
生意気だと思わない??
あぁーりぃーがぁーとぉーなぁー!!
62 :
九泊 :2006/08/15(火) 23:42:50 ID:Txv2Peq0
ははは 新参者が愛されるのは気に入らねぇ 俺の居場所 取りやがって 俺はこの世のスターだぜ? 床に散る 赤く染まった屍 ガラスの破片も散乱し 生臭い液体の臭いが充満 ははは 俺が この世を統べる者よ ガラス片の上を歩きながら ぺろりと 水っぽいそれを舐める こら、タマ!だめでしょ! 『金魚』
>998 「夏風鈴」 「風鈴」自体が「夏」の季語になっています。 風流を用いた恋愛詩でした。ただ、融合しているようで ただ夏にあった出来事の一環に感じることしかできませんでした。 「夏」に起きたことをありのまま「夏」で伝えるよりも、 その時の場所、年齢、暑さ、脱ぎたくなるもどかしさが 欲しくなりました。写影はすごく美しかったです。参考にしたいと思います。 ありがとうございました。評価D >5 「恋愛」 「幸せ」はリアルタイムに感じる時ってわずかですよね。 現状と比較しての「幸せ」に浸るケースのほうが多いと思います。 この詩は恋愛だけでなくスポーツや入院生活にも 重ねることができたのでは・・・?タイトルでもったいなく残念でした。 前者の幸せをうまく表していると思います。曖昧表現もあるので評価D+ >6 「花火大会」 日記でしょうか。違っていたらスイマセン。苦しいと言われて 「うわこいつ可哀相!どうにかしてやりたい!」と思うことができませんでした。 とりあえず、いろいろ頑張ってください。きっといいことありますって。評価E 返信は語りスレでやっときます@@ノ
64 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 00:02:29 ID:kAEycFHH
「陽炎稲妻水ノ月」 未だ散らない僅か残英 それに君の残影重ねた 風の色一つで散り失せるように 君も何かの拍子に消え失せるんだね 何も出来ずに残された僕 君の問いわからずに そう答えは陽炎稲妻水ノ月 カゲロウ儚く死に逝く それに君の陽炎重ねる 全てを成し遂げ死に失す様に 君は成し遂げ消え失せた 何も出来ずに遺された僕 未だ何も成さずに生き延びる もういない君は陽炎稲妻水ノ月
65 :
セニョリータ :2006/08/16(水) 00:05:37 ID:uWgTXclw
>>蝶のおなら氏 前スレ894です。評価して頂いていないので評価していただきたく思います。 おねがいします。
66 :
カラクチコmンt-ター :2006/08/16(水) 00:30:08 ID:+H1uvx10
「交錯するイメージ」 これは聖水だ 当然僕等は飲めば死ぬ これは聖水だが一目には水だ 突然で悪いがここは砂漠だ 御察しの通り彼は水を求めている そこにこの聖水があったのだ 彼は興奮している 私はこれが聖水だとわかっている なので飲むのをとめようとする すると彼は憤怒する 面倒になったのでとめるのをやめる 彼はうれしそうにそれを飲んだが うらめしそうな目でこちらを見てこときれた 階段を上ってくる音がする 次の瞬間僕の部屋のドアをあける足音である 私が彼を拒んでも 部屋が私を拒むならば (続く)
67 :
カラクチコmンt-ター :2006/08/16(水) 00:31:56 ID:+H1uvx10
私はおとなしく彼に部屋を譲るしかない そもそも部屋の所有などとは妄想であり 私たちが部屋に所有されているのかもしれない それが自由意志の正体なのかもしれない 歯磨きをし終えて 洗面所のコップが汚れていた 彼が洗面所で頭を洗うので シャンプーがコップに入ったのである 彼が洗面所で靴を洗うので 洗剤がコップに入ったのである 私は口が濯げず途方にくれたが 手で濯げばいいことに気付いた 私はうれしそうに泥だらけの手で口を濯いだ
>>25 狂気かシュールか。
一見すると其のようにしか見えないが。
この作品は暗揄のような気がするのだ。
俺が見抜けぬ以上、この作品は俺にとっては無用の長物。
出来れば種明かしして、俺の鼻面開かして欲しい。
D‐‐
前スレ[vol.48] >894 「瓜」 計画→努力→挫折 計画→努力→苦境→理想 の流れを感じました。全体がもどかしさの中にある文「夢」「理想」 の場所がどこか現実味を帯びてため息をつきました。生意気にも。 胡瓜に比べ苦瓜の2連が淋しく思いました。ここに「歯ざわり」や 「匂い」を感じ取れれば嬉しかったです。日記と小説の間を うまく渡っている詩でした。3連は完璧に弁論になっていますね。 苦瓜は別の瓜に例えられなかったのか気がかりです。 「噛みそうな舌」とか「塩を一振り」などユーモアも君の表現で 加えてはいかがでしょうか?とてもとても面白かったです。言葉の狩人とは 呼べませんでした。スイマセン。評価C+ 未評価リスト >26 >28 >29 >33 >39 >43,54 >51 >56 >57 >62 >64 >66-67 再評価リスト なし 全13作品 前スレ漏れてたら言ってください。
>>26 英語馬鹿な俺だから自信はないが『デザート・ソング』は砂漠の唄かなぁ。。。
アメリカの雄大なハイウェイ、乾いた砂埃の、長い旅の中継地点のように、砂漠のオアシスのように道に点在するスタンド。他に休憩地点が一切無く、そこでガソリン切れとすげなく断られた主人公。
仕方が無く歩いたのか?
自殺行為だ!
せめてコーラかなんかスタンドで買っていけ!と突っ込みたくなる。
最後の文字を打ち込んだ後の行間は地平線を表すかのような空間が広がって好きだ。
深読みすれば自己の内面(作品の創作イメージ、何らかの感情。愛、欲)が枯渇した虚しさと、何か大きなものを作り終えた、遣り遂げた後の空白感か、手が付けられなくて停滞している渇き具合にも見える。
揺さ振るものはごく弱い。
D++
>>28 何となく銀河鉄道999
イメージ重視だろう。
メッセージ性は無いと思う。
その文軽くなって読みやすいが、揺さ振る物は感じられなかった。
この作品は記憶に言葉として残す力は弱いが、映像として残す力は有るように思う。
D++
>>29 ファンタジー色が強い。
映像感は有る。
しかし詩としてこれが通用するかは明らかに疑問。
嫌いではない。
D‐
>>33 詩として判りやすいがダラダラ長いように感じた。
見ていると半分に出来そうだと思った。
伝えたい事はしっかりとしている。
筋は良いと思う。
D
>>39 作品の構成は個性的だ。
比較的伝わりやすく、またそれでいて、意味を繋げすぎないのも良かった。
ただしパンチは弱い。
正統派では有ると思う。
D
>>43 言い回しに少しこだわった。
しかし、青春時代の誰もが唄う薄利多売な恋愛詩。
まさにその辺歩けば無造作にコロコロ転がっている。
競争率の高いジャンルは余程突出する力が無ければ他の似たような作品に紛れてしまう。
孫子の言葉にこんなのがある。
『敵の虚を突け』
誰もが予想もしなかった着目眼か、
または誰もが予想もしなかったテーマか、
まずはその辺を探したほうが良い。
D
>13 「牛追い祭」 スペインの夏のお祭りですね。わっしょいわっしょい。 調べたところ、朝が早いようで。この太鼓のリズムは 太鼓そのものではなく、牛の地響き、牛追いの心臓の音のように 感じました。心臓の音は最後の連だけかもしれません。 「青」「神の子」「蛍」が読み取れませんでした。テーマだけでも 公開希望。勉強させてください。評価C >14 「砂」 「星の王子さま」であり「南方郵便機」であり「人間の土地」でもあるようで どれを元に描いたのか気になりました。おそらく「星の王子さま」かな? ぼくという幼さを残しつつも「平衡感覚」「含意的」と似合わない台詞を 言うなぁと思いました。感性が眩しいです。が、読み手が同調できなくて やや残念な気持ちです。サン=テグジュペリを出した時点で 内容に目がいかないようにしてるのは意図的でしょうか。評価D >15 「怒りの輪郭」 ガクブルしましたよ。前半が無意味に単調な印象でした。 三人の後に「を」がないのはリズム感?見た目で減点させてください。 後半の展開の早いこと早いこと。つき落とされる瞬間、怒りの輪郭が見えた 瞬間が一瞬のようにこのスピードはものすごく心臓が縮みました。 一寸見えたということは・・・ですよね。なんとも恐怖心だけ植えつけられた 詩でした。背景が灰色でよかった。黒背景で白文字でこれを書かれたら 今からトイレに行けませんから。評価C
>>44 九泊さん。
んぅー。悪いなぁ。俺は浅く広く、たくさん評価重視だから。一回しか見ない。
野菜は暗揄なのは判るよ。
それも俺の大好きなシモネタ系のW
他の人に再評価してもらったら逆転も有り得るんじゃないのかなぁ?
>>51 言葉は上手く纏めたと思う。
読み手が見やすいかどうかと問われたならば、疑問。
好き嫌いがはっきりと別れる作品だと思う。
俺にはさっぱり読み取れなかった。
作品中の単語の無造作に投げた部分が魅力的でもあり、さっぱりな部分でもある。
個人的には嫌いだ。
D
79 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 01:34:30 ID:at43cQJa
「妄想」 畜生は嘲う テレビの中で パソコンの中で 本の中で 脳みその中で どうせ俺が居なければ ガリガリに痩せちまうくせに 畜生は嘲う 誰を? 俺を 誰が? 知らね どうせドラマの主役は俺1人 ちぇ 今夜も畜生が嘲う
>>55 壁さん
おー。酷評上等W
俺、馬の仕事やってた時期が有るんだよ。
んで、別の仕事やってる時に、牧場があって休みの日に懐かしくて見にいったんだわ。
したら、
数万円、トラックのドライバーに握らせて、馬を乗せるんだ。人目を憚るように。
その牧場の人も、生きていくために遊びじゃなく馬を飼ってるからなぁ。仕方が無いわ。
馬、トラックに乗る前に鳴いた。大きな声で。
まわりの馬の動きが止まって、みんな見てたなぁ。その馬の事。
あぁーりぃーがぁーとぉーなぁー!!
>>56 詩らしい詩。
ただし玄人指向だろう。
鼻滴れ坊主の俺には判らなかった。
故に酷評しか出来ない。
許せっ!
D‐‐
82 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 01:37:48 ID:4436hl3P
「隣の絵」 人は振り向く絵の匂い その指おくれと座り込み 代わりにこの目を差し上げた 糸を繋いで ぐーぱー ぐーぱー 時間をかけて ぐーぱー ぐーぱー 絵の具はどれも切った後 けれどなんとも焦げくさい
83 :
_壁 :2006/08/16(水) 01:38:37 ID:ej9z5XWv
>>蝶のおならさん 解説します。いや~恥ずかしいです。 スペインの祭り知りませんでした(汗 実は岩手の民謡で牛追いなんとかってあったんですよ。 そこから文明に取り残された村をイメージして。 「青」は夜明け前の色のことです、そのまんまですが。 「神の子」は選ばれた子供です、生贄みたいな感じ。 「蛍」は雰囲気出したくて書いただけです。 この詩は文明が遅れた村でつづいている狂気みたいな、それだけです。
>>57 判りやすいがそれ故に俺の生に対する考え方との少しの違いがあり、何度か心の中で異議を唱えてみたW
これを詩とするかどうかは俺の中では明らかに疑問。
俺も短篇小説書いたけどねW
D‐
『ムームー』 ムームー 隠れる 人に見つかれば殺される 黒い体を闇に溶かして じっと息を潜める ムームー 走る 冷蔵庫の隙間や屋根の裏 生きるためなら何でも食べる 不味くても我慢 気まぐれにカビが生えた 欠けてた足が増えた いつか愛される日を夢に見る 痛いスプレーに怯えながら ムームー 唄う 辛いけど 自分の為に笑う
>>58 九泊さん
~た ~だ 系の終わらせ方は好き嫌いがあるだろう。俺は好きだから気にしないW
牧場の人に名前は要らないって、見なおしてみたら素直に納得した。
短篇小説のジャンルには俺のあの作品より長いものが普通にたくさん有る。俺は気にしないW
響いてこなかったは素直に納得。読み手、評価人と書き手の感性が合わないケースは多々ある。俺も評価してるから判る。
あぁーりぃーがぁーとぉーなぁー!!
>>59 ななしサン
冒頭と終わりは何回か言い回しを変えたんだよ。少し迷った。
やっぱ牧場の人の名前は余計だったか。
ってか酷評しろっ!!(笑)
あぁーりぃーがぁーとぉーなぁー!!
88 :
_壁 :2006/08/16(水) 01:52:58 ID:ej9z5XWv
>>チャリオットさん 小説は…だったけど、詩は好きですよ。 特に「国敗れて~」の詩好きです。 表現力が違うなと思った、情景が浮かびます。
89 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 01:54:29 ID:at43cQJa
「ガラス細工の僕」 幸福ならば歌を創りましょう それがアナタの幸福の限度 不幸ならば歌を唄いましょう それがアナタの不幸の湿度 結局はそんなモノ わかってるのに。わかってるでしょ?
90 :
九泊 :2006/08/16(水) 01:56:36 ID:rWfDegYB
からくりの悪魔が 動き出す 不規則に 古いファクシミリのように がつ がつ がつ 純粋な天使を 突き飛ばし ぬめぬめと 熟れたトマトをかじる ずっ ずっ ずっ そして僕は 幻のような興奮のあと 悪魔でも天使でもなく 神になった 『強姦』
>>62 オチをきちんと知らせて読み手をすっきりさせたのは有り難いし、またオチもユニーク。
ついでに信長みてぇーな猫もユニーク。
D+
92 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 02:03:39 ID:67NmBKZg
「寝坊」 ぷん ぱちっ 良く寝たとか早く起きるとか関係なしに ぷん 電池を入れないと動かないから ぷん この世代 かち ぷん
93 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 02:07:52 ID:g77uoOdg
別スレに書き込みしたものですがよろしくです 「パンドラ箱」 扇風機の微細な光りが天井に存在を誇示して モーターは単調なリズムと日々を重ね合わせる コンポからの目は私を見守るかのように しかして余計な思考をあぶり出し皮肉 いっその事 電気を点けて寝ようか いや、クスリを飲もうか 足元の見えない坂を下るかのように 薬瓶を持ち上げ逃げ道を模索した
94 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 02:08:16 ID:at43cQJa
「もう 僕ら」 まずは彼を唄いましょう 僕らに無償の愛を与えてくれた彼に 僕らも無償の償いを唄いましょう 次に彼女を詠いましょう 僕らに情熱の意味を教えてくれた彼女に 僕らも失望の意味を詠いましょう そして貴方を謡いましょう 僕に友情の尊さを伝えてくれた貴方に 僕も友情の儚さを謡いましょう 最後に僕をうたってください 僕にうたをうたってくれた僕に 誰かうたを歌ってください
95 :
九泊 :2006/08/16(水) 02:10:02 ID:rWfDegYB
>>91 実際に外国であるジョークを詩にしたらあんなんなりましたわw
信長みてーな猫・・・あ、確かにそうかも。
まいどまいど評価ありがとうございます&お疲れ様です。
96 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 02:23:53 ID:NDxcjJWC
「愛は」 幸福を映し出すような不幸に怯え 影に震えて立ち止まる 気が付けば360°の影と僕 何時しか影は姿を変えて 化粧の悪魔が舞い降りる 捕まってなるものかと、暴れ狂う僕の目に 映る悪魔の乳房に惑い、己で壊す己の依り籠 「もう大丈夫」 ふざけるな 「もう大丈夫」 ふざけるな
97 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 03:01:36 ID:28Cb6kZv
俺のちんぽは100万ボルト アイアムえっーとシチューデンツ 天才子役に大抜擢 私の人生プラズマドラゴン アイアム天才ジャッジんぐちんぽこー(゚ー゚)
98 :
「円グラフ」 :2006/08/16(水) 03:04:54 ID:0BBQCbGq
深夜残業 作業効率 襲い来るスイマー 瞼の落ちる素因分解 緩んだ指先からペンが落ちて音が立つ すべてのものは この目で見えないもので出来ているけど これにかかればみんな丸 眠気72%その他28% ほらこれも完璧な丸 それじゃおやすみ またあした
99 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 03:07:10 ID:sKSvZUSy
ひらり ひらひら ひらひらり 君への愛の言の葉は 見事にかわされ宙を舞う ふわり ふわふわ ふわふわり さまよう想いは風にのり 君をかわしてどこへゆく それでも わたしは 君想う
100 :
牙 :2006/08/16(水) 03:08:02 ID:AuUa6+As
孤独 この滅び逝く世界 私を呼ぶ声 振り返ると君がいて ただ見ていただけなのに 太陽は落ちた 誰もいないこの部屋で
>>64 何かを成し遂げて消えた君・・・三島由紀夫なんでか知らない。繋がった人物。
だらだら惨めったらしく生き残る僕は何だか戦場のメリークリスマスに出てきたヨノイ大尉みたいだ。。。
変な連想スミマセン。
判りやすいしリズムも表現力もあると思う。
恋愛に例える人も居るだろうし、ライバルに例える人も居るだろう。
その意味で器用さもある。
しかしテーマは有りがちで、その分揺さ振る力と意外性は無い。
D+
102 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 03:30:57 ID:N68al22B
「世界の終わりとワンダーフォーゲル」 振り返ると君がいた。 太陽は落ちた。 部屋だけが残った。
>>66 .67
今までの作品と同じように物の見方、対比が良く似ている。恐らく根底が深いので毎回違う作品が繋がって見えるのだ。
はっきり言ってしまえば判りやすいが判りづらい。
一連の作品同様、俺には『攻略本』が必要な作品だった。
気になる作品であるが、価値が判らない以上、この作品を持ち上げることは出来ない。
ただし、一連の作品が書店に有るとすれば、気が向いて買う可能性が有る。その意味でBランクは疑い無い。
B
>>79 人物とその人物の妄想をそれぞれ独立した存在としたやり方はお見事だ!
タイトルに手がかりがあった。これが無ければ俺には捕らえ切れなかっただろう。
ダラダラとせず、短くカッチリ決めた。
お見事だ!
揺さ振るかと云われたら正直疑問。技能賞だ。
C‐
>>82 さっっっっっっっっっぱり判らんっ!
リズムが小気味良い。
凄い作品に感じるのだけど・・・
判らない故の過大評価か?
違うようには思う。
こう云う作品を見るたびに価値が判らなくて、理解してやれなくて悔しくなる。
能力の低い霊能者が除霊に失敗した悔しさに似ていると思う。
判らない以上この作品を持て囃すことは出来ない。
D‐
106 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 04:02:52 ID:60TGbHXg
>>99 失恋のうただと思うが。軽みがあってよい。っていうか好きだ。
電書ぼたるのデンボに歌わせたい歌詞。Aをあげたい。
けど。その理由を他人に説得する根性がわかないのでB。
でも怒られそうな気がするのでC。
>>85 北海道にゃゴキブリ居なかった。
愛知にきて寝ている所をぱっくり右肩に噛み付かれてキッチリトラウマになった。
ムームーは俺はゴキブリと捉えた。
『ドブ鼠みたいに美しくなりたい』
のブルー・ハーツ系健全パンクを連想し、自分を愛してやれるムームーが少し格好良く感じた。
C
>>89 或いは、歌は詩より雄弁なのかも知れない。
そう考える事が多々有る。
しかし、だからこそ、わかっているからこそ、詩で歌を越えられる可能性を模索するのも良いでしょ?
その辺、あなたもわかっているでしょ?(笑)
B‐‐
>>90 オィ、テメー上等だ!!
ごちゃごちゃ云わん。
これだけは云っとく。
お見事っ!!
那須与一の様な狙撃力だ!!
B‐
>>92 『この世代』が悩ませる。
老人はやたら起きるのが早いと云うのは本当だろうか?
最初若い成長期を連想したが、古ぼけた電球の様であるし、ならば老人かと思ったら ↑ がよぎってまた若い世代に。。。
でもようく考えたら、実はこれは社会に酷使されていて肉体的にも精神的にも疲れ切っている『働く世代』の事ではないだろうか?
と、一応、俺の中ではケジメを落としてみた。
俺以外の他の読み手も、こうやって見て楽しめたのではないだろうか?
出来れば他の評価人が連想した『世代』も見てみたい気がする。
再評価依頼は著者本人がするべきだが、俺はこの作品を『再評価推奨』にしてみたい。
C‐
111 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 04:30:47 ID:NDxcjJWC
「視」 ふと目を開けると 目が居る 僕の眼前に 目が居る じっと僕を見つめている 何となく、この目は僕の上辺を撫でて逝くんだと感じた そういえば ふと気になった これは、一体誰の目ん玉なんだろう?
>>93 『薬瓶』がパンドラの箱だろうか?
この作品の映像表現があんにほのめかしている『部屋』がパンドラの箱だろうか?
更に、
様々な悪を含めた希望も含めたパンドラの箱だろうか?
それとも、有りがちな表現として誰もが用いる希望を表したパンドラの箱だろうか?
読めば読むほどに解釈に誤差が出てくる面白い作品に思える。
勝手に『再評価推奨』指定。
C‐‐
>>94 構成は上手い。
父親、母親、親友から逃げた惨めな奴の心境だろうか?
あまりに惨めにさせてくれる作品だが、判りやすく上手いと思う。
C‐‐
>>96 ふざけるなと云いつつ乳房に吸い付いてるんだろうなぁ。
己の依り籠って言葉、上手いなぁ。。。最後の良心の崩壊だろうか。意地の崩壊だろうか。
判りやすいし面白かった。
パンチ、爆発力はやや強い。
愛ほど悪魔的なものは少ないと思う。
C
>>97 下世話。
吹っ飛び具合はそりゃもう面白い。
間違い無く真面目な詩を書いている時以外の普段の俺レベルのキチガイだ。
いや、俺は嫌いじゃないよ。
俺は。
E
>>98 数学馬鹿な俺にはこの作品はさっぱり読み込めなかった。
楽しんで作品をきらーくに作ったような気配は好感だった。
D
117 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 06:25:54 ID:t39pqrQM
「潮」 海に出ると波のしぶきが風に舞い、空気中を漂い、潮の鼻につくしょっぱい匂いが髪にまとわりつく。 潮しぶきのついた長い黒髪はまるでわかめのようにしなっとなり、お互い絡みつく。
>>99 ダラダラしなかったのは良い。
伝わりやすいのも良い。
しかし擬音も文章も安易な作りだ。
この為、有りがちな恋愛詩としか見られなく、フォローが見当たらない。
D‐‐
>>100 普通にドン引きです。
見ていて痛いです。
フォローは寒すぎて不可能です。
E
>>102 ・・・振り返ると君が居たってフレーズ、使い古されてるよなぁ。。。
痛い。
なまら痛い。
ドン引きだ。
フォローできん。
E
>>111 社交辞令を抽象化したものだろうか?
己が書いた作品の上辺だけをさっと軽く見て評価する俺みたいな評価人を揶揄したものだろうか?
他にこの作品を見た人物はどのように当てはめて見るのだろうか?
関心が尽きない。
『再評価推奨』指定。
C‐
>>117 俺には婉曲に色気を出している作品に思えて仕方が無い。
風景だけだが、その風景は普通に嵐の海と、独立して同時に存在するエロスの風景、二つに分かれて感じた。
映像のステレオ詩。
その意味でお見事だ!
C‐
123 :
人魚の淡夢 :2006/08/16(水) 08:10:55 ID:22WxJIxO
初めまして。名前が詩のタイトルです。あたしは歌詞として作ってみました。 評価、よろしくお願いします。 Un~吐息は甘く 暮れて行く空 歩き出せたなら... 甘い夏の 夜風に 吹かれた 過ぎ去る 昨日の 名残を... Ah~ 嵐の夜に 呼び止めた指 思い出せたなら... 軽いはずみ 重ねたクチビル もぅ一度 このままで居させて... 辛いよ コエも出ない oh~cry on 海の、中 灯りを 止めた鼓動 泡になれ... Oh~carry on 届かぬユビ、 もぅ一度、 引き止めて この手を 離さないわ 波の中... (ピアノ間奏) 全てを 許せるのなら これほど 愛さない Just closed mind 果敢無くなる この命... 暗いよ、 海の底は さよなら 泡になる もぅ一度 波になって アナタだけ 聞こえるコエ 語りかけるの いつか見たコイ...
124 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 11:40:50 ID:zRl9AZQJ
「救いの言葉」 泣きたいのに泣けなくて 怒りたいのに怒れなくて 笑いたくないのに笑っている そんな自分がずっと大嫌いだった 惨めだった 孤独だった 悲しかった 自分だけが不幸だと思ってた 馬鹿みたいに強がって 自分自信に嘘ついて 必死で平気なふりをしていた “まだ頑張れる”って何度も自分にいい聞かしてた でも、やっと言ってもらえた ずっと探し求めていたその一言 「もぅ、頑張らなくてもいいんだよ」
125 :
村木 氷 :2006/08/16(水) 11:53:13 ID:I6HvL0fl
チェーン 言葉は鎖だ いろんなものを繋いだり 縛ったりする 温かい言葉は人と人を繋ぐ 人の絆を繋ぐ 冷たい言葉は人の心を闇に縛り付ける 冷たい鎖は心を縛る 締め付けて いずれ壊す 鎖を解いてください 心が壊れてしまう前に
126 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 12:12:54 ID:xF24H4eb
「Grunge」 青いツナギで街を歩く。 お供はモップとバケツ、煙草。 銘柄なんて気にしちゃいない、同じだろ? すれ違った 皺の無いスーツを着た小学校の時のいじめられっこ 俺を嘲笑った 心なしか顔は疲れていた 路地裏の入り口で見かけた 中学校の時に美人でちやほやされていたあのコ 薬にまみれながら喜んで自分の身体を売っていた 愛なんて糞だと涙を浮かべながら 高校?行ってないさ、金が無いから あっても行かない、きっとくだらないから 汚い青いツナギを着て排気ガス漂う街を闊歩した スピーカーから漏れる音はくだらない愛のロックと権力者に尻尾を振ったパンク 汚い青いツナギを着て街の壁の落書きを綺麗にした どうせまた汚れるなんて口にしない。 帰り道に見知りの酒場で命の水を買って 廃ビルの屋上で煙草くゆらせ煙に霞む太陽が 眠ろうとするのを見送ってホームに帰る 散らかった部屋、ベッドのシーツの上 そこにある、ヘッドフォンから何年か前に奴から貰った自作のgrungeがながれた。 奴のそれは下手だった。しかしもうテープ越しでしか聴けない 何故なら奴はもうりっぱな掃除屋だから ボロボロのヘッドフォン そこから漏れ落ちている音は 歪んでgrungeになる。
128 :
セニョリータ :2006/08/16(水) 12:49:05 ID:oQkNnCm+
走る 彼は毎日朝から晩まで走ってる。彼は走るのが日課。走るのがアタリマエ。 彼がいつもより遅れると皆は罵倒し、1日走り終えても罵倒する。 時には彼の体を汚す人がいて、彼の体に怪我を負わせる人もいる。 どんだけ立派に走っても罵倒される彼だけどたまには感謝もしてあげよ? ありがとって。
129 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 13:07:33 ID:eArtJPKi
【篝火】 燃えよ 燃えよ 我が里の篝火に 回帰するは 我が兄か または 遠い昔の我が父か 彼等は かつて火に別れを告げ 今 火に再会の挨拶をする 我等は 唯美しいと覚え まだ幼き 夜の艶に 酔っては昔話に 花咲かす
130 :
碧 :2006/08/16(水) 13:10:34 ID:NGdnXvV/
評価よろしくお願いします!! 「裏切り」 少し前に来た時は 閑散と木々はただ耐えるだけ 見渡す限り静で 我だけが動だった 風音だけが轟き 我の耳を貫いた 風音だけが 我を支え叱咤した 少し経った今 さんさんと 太陽が降り注ぎ 風に吹かれ葉が揺れる 見渡す限り動で 我だけが取り残される 風音はなく 葉音がカサカサ音鳴らす 我の耳は風を捉らえず 木々は聞こえているだろうか 風音の囁き 葉を嬉々とさせ 何を囁いているだろう
131 :
戒めの十字架 :2006/08/16(水) 13:57:13 ID:FTtJrKXa
「折れた翼 歪んだ笑顔」 しろい天使 白いつばさ くろい悪魔 黒いツバサ 濁った欲望 もがれた翼 涙の天使 笑顔の悪魔 悲しみ 苦しみ 憎しみ 殺意 握るピストル 亡きツバサ 定まる狙い 満たされたツバサ 放つ弾丸 裂かれた沈黙 くろい天使 歪んだ笑顔
132 :
戒めの十字架 :2006/08/16(水) 13:58:41 ID:FTtJrKXa
うわ・・・ズレてました・・・スイマセン; あと少しミス・・・「亡きツバサ」は「亡きつばさ」です。 微妙だけど;
133 :
村木 氷 :2006/08/16(水) 14:08:50 ID:I6HvL0fl
134 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 14:20:17 ID:4NpetVEM
「メタモルフォース」 不安や倒木や孤独や落石を そのつど疑問符や軍手で脇に寄せ ざざあと森の道をゆくくるま 直径100キロ程の 木だけの世界 貫通を諦めたとき 道ごと私は一本の木になっていた
「雲」 ボクにはもともと色なんて無い まあだいたいの人は白いねっていうけれど ときどき黒く見えたり紅くなったりもする 結局はどんなときに僕を見つけるかだけど 別にボクにしてみればどうでもいいこと 気持ち良く風に流されるときもあれば ちぎれてばらばらに浮かんでいたいときもある 哀しいことがあれば雨をながしてしまえばいいし むかついた事がありゃ雷を作って落とせばいい でも最近なんとなく気付いた ボク、ひとりぼっちじゃないか だけどいろんな事考えるのはめんどくさい ああ、今日も風が気持ちいい みんな憧れている 蒼い空をボクはひとりじめ 明日は何をしようかな? いいや、めんどくさい ボクには色なんて無い あなたの澄んだ瞳には ボクの事どう写っているの? 今日も風が気持ちいい ああ、どこへいこうか?
>>126 ぶははっ!
123俺だよっ!
誰かまともな評価人さんが評価するまで種明かしはしない。
再評価希望っ!!
137 :
風の通り道 :2006/08/16(水) 15:38:49 ID:22WxJIxO
初めまして。あたしは歌詞として作ってみました。評価よろしくお願いします。 夕日 一つ 頬に 乗せた カカシの あぜ道の 空の上 思い 出して 思い 出して 似たような 空の下で 日差し 籠もる 深緑の 揺れ落ちる 月の背の 母屋に 想い 揺れて 君が 揺れて 孕むような 金鳳花(きんぽうげ) 草いきれ 風に溶けて たゆうよな 芝稲穂 風を受けて 示す道筋 向かい 風に 額 スルリ 後ろ髪をそっと 引いて行く 想い萌える 山が燃える 秋の風と 赤とんぼ 風ぐるま 風に押され 挑むよな 草の波 風の線路 あの日の仕草 記憶 一つ 風に 乗せた 綿毛の蒲公英(たんぽぽ) の一雫 弾む様に 歌う様に 垣根を越えて 追い抜く 唄う森に 初霜降り 燃えるような紅葉 色褪せて 想い 眠る 草が 眠る 似たような 空の下で・・・ 草の波に 風の仕草
138 :
青 :2006/08/16(水) 15:39:04 ID:ta6sgzLT
幼い記憶は 小さな夢を持ち 精一杯の地図は描いた場所をただ光り照らした 遠く声はやがて消えても 全ては確かで 優しくこの手を包んだ 街外れ 力尽きた 届かない夢のかけらが 僕を奮いたたせる 遠く声はやがて消えても どこまで歩いて行くのかわからなくなっても
139 :
週末の隠れ家 :2006/08/16(水) 15:41:07 ID:ta6sgzLT
時計の音だけ やけにうるさくて 眠れないような そんな日も 朝が訪れる それだけで過去で 悔しい僕らは 寝過ごした 失ってもまた歩き出せるから 遠い夢を持った 訪れる光は少し 僕には眩しすぎたから いつもの本を開いて また違う景色を見た 冬が訪れて 君は行ってしまったけど 僕が生きるように君も… 何かの答えや 人生やそんな 大きすぎるけど そばにある つまらないことで君が笑うたび 優しくなれるように 終わりのない旅に疲れ 誰も居ない町を歩く ただ繰り返す願いを 待たずに星は流れた 薄暗い朝が 焼けて青の日を 少しずつの夢が映した
140 :
Photograph :2006/08/16(水) 15:44:17 ID:ta6sgzLT
緩やかに流れてく 情景を少しずつ 切り取っていくことに 意味なんて必要なかった 波のように 浮かぶ雲を 雨上がりの空を 今日も 二度と見れない 空を 僕は見てる そんな事気付かない君と とめどなく後ずさる 臆病でどうしようもない いつだって真っすぐに ただ歩いて来たんだけどなあ… いつも 二度と見れない笑顔 思い出す時 うるさい街の優しい朝に 救われた気がしたこと いつのまにか 逃げる場所にしてた 空を 君と見上げた 今日も 二度と見れない 空を 僕は見てる 何もない日も 君と出会った日も 明日も
141 :
a :2006/08/16(水) 15:46:39 ID:ta6sgzLT
前スレで「雨がやんだら」を 投稿したものです。 2名もの方にコメントをいただいて 嬉しかったので 3作品を連投しました。 評価お願いします。
142 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 15:53:19 ID:g77uoOdg
>>112 ありがとうございました。ではお言葉に甘えて再評価お願いいたします。
143 :
真白の月 :2006/08/16(水) 16:09:45 ID:J3uZ9rIy
真白の月は森に輝く。 枝々のささやく声は繁りのかげに、愛するものを呼ぶ。 底なき鏡の池水に 暗い影の水柳。 その柳には、夢を見ようと、風が泣く。 やさしくも、果てしない静けさは、 月の光の色に染みる夜の空より落ちてくる。 ああ、うつくしの夜。
>>144 おー!
真剣に評価してくれて嬉しい。有難う。
歌詞って俺の持論では、取り敢えず合わせればらしくなるだろうって。
俺が軽薄な歌詞みたいな詩、偉そうに酷評し続けたから、『じゃぁ、俺の歌詞は偉そうに云える作品か?』
ってーのが有って、見てみたらひでぇーんだわ。特に123なんか。でも、あれもメロディー流して力の有るヴォーカルが歌えば通用するんじゃないのか?って俺は思うんだよ。
そんな考え方が有ったんだよ。123も、137も俺だよ。
実際にメロディー流せばそこそこだと思うよ。俺が酷評し続けた歌詞みたいな作品も。
でも、それを一つの詩として見たら、やっぱ自分がひいき目に見てもありゃマズいわ。
酷評した手合いにも、その他の人にも、見せれば判りやすいだろう。
自己完結の架空メロディーは読み手は聞き取れないし、気持ち悪いだけだって。
これで俺の作品誉めて持ち上げる奴が居たらことごとくまとめて馬鹿にしてやろうと思った。
一応云うと、123は昔の金曜ロードショーのオープニング・テーマ。あのトランペットとピアノの演奏の奴。トランペットの方に言葉合わせた。
137はとなりのトトロの某インストロメンタルに合わせてる。
気分悪くして悪かった。
曲、有れば聞いてみてよ。
歌詞はひでぇけどメロディー流せばうまく誤魔化せるのが判ると思うよ。
ちゃんと理由を伴った酷評、コテハンでやってくれて有難うな。
146 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 17:46:46 ID:B6I/fs/u
「夢の町」 ゴーン 時計塔の鐘が鳴る ゴーン 町が白すぎて透き通り 空が青すぎて歪み 山が翠すぎて響き渡る ゴーン 真に生きている者は、 ただ孤独を鳴らす ゴーンゴーン
>>124 判りやすい。しかし展開は少しダラダラしていると思う。この作品の最後の一行の言葉へのいわば『前フリ』なのだから、思い切って半分に出来たはずだ。
言葉と言葉を繋げ過ぎず、意味も支離滅裂にしない範囲に留めて『オチ』の一行へ繋ぐことも出来るはずだ。
ビートたけしさんの詩を思い出した。
人は何か一つくらい誇れるものがある
なんでもいいから それを見つけろ
(~中略~)
こんな言葉にだまされるな
何にもなくていい
人は 生まれて 生きて 死ぬ
これだけでたいしたもんだ
↑こんな感じの詩。それとこの作品は方向性が似ている。
だがまだまだ研く余地は有ると思う。
D‐
148 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 18:27:59 ID:+MSW2mqP
前スレ後半に一つ書き込んで、暇が無くて評価とか見れなかったorz もし評価してくれている人いたら本当に申し訳ございませんでした…
>>125 判りやすいのは良い。
鎖と精神的な内面映像描写も有る。
ただ、少しストレート過ぎる。そしてそのストレートが通用しにくい強さなのだ。
もう少し変化球を覚えて、端から見たらストライクゾーンギリギリの表現を加えても損は無いと思う。
D‐
150 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 18:28:33 ID:B6I/fs/u
どんぐりころころどんぶりこ おいけにはまってさあたいへん どじょうがでてきてこんにちわ おじょうちゃんいっしょにあそびましょう 「ゆうかい」
>>127 ダラダラと書き連ねた。
表現も少し有りがちで苦笑いする部分も有った。
しかし、見入っちゃった。
何故だろう?
この作品から漂う働く男の雰囲気が嫌いではなかったのだ。
俺はタイトルと最後の方の英文は判らない。何か音楽的なものだろうとしか捉えきれない。
しかし・・・最後の方の表現はトリックで、実は音楽をやっていたらしい『奴から貰った』作品は、この詩全体に登場する主人公自身の作品だったのではなかろうかと捉える。
『昔、音楽をやっていた自分』と『今の働いている自分』とを明確に分けたのだ、と。
すなわち、『もう殆ど別人』のようになってしまった自分を恥じているのか、諦めるためなのか、主人公は『別人』のように昔の自分を扱っているのだ。そう捉えてみた。
揺さ振る力がある。
文章も俺は敢えてこのダラダラ感が似合って居ると思う。
D++
>>128 判りやすいが・・・広すぎる。
ポンコツバス、
おんぼろ車、
駄馬、
フォレスト・ガンプみたいなランナー
健気なお父さん
親の期待に応える殊勝な子供
地球
太陽
月・・・etc
ゆえに面白いが、感情移入が難しい。
D
>>129 兄弟や親を亡くしてしまいイタコみたいな力が有る主人公の少しアブない、淋しい焚き火みたいなイメージとして捉えた。
作品の語らんとしている希薄な内容に反して、浮いたように尊大に見える言い回しが、俺には霊能力者、織田無道を連想させてしまうのだ。
その辺を少しかえるだけで大分見られた作品になると思う。
D‐‐
154 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 19:09:24 ID:t39pqrQM
「海の中」 海の中ではさまざまな生物が互いに共存し合ってる。 そこでは日ごと水面下ではどんな物語が繰り広げられているのだろうか。 クラゲがいる。イソギンチャクがいる。大型のほにゅう類。子を持つ色とりどりの魚。なにかに寄生し共生し合うもの。壮絶な生存競争のバトル。そこには大きいものからプランクトンまでもがいる。いろんな特徴を持つ物が、海の中を横断し、遊泳しているように見える。 悠々と誇りを持ちながら、神様のつくったブルーの熱帯海の息吹に包まれて、今日も波打つ。
155 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 19:09:35 ID:zRl9AZQJ
>>147 丁寧な評価ありがとうございます。これからもじゃんじゃん載せていきたいと思います。
156 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 19:25:39 ID:B6I/fs/u
「ブラック・ジョーク」 暗い部屋の中のベッドの上で 俺は眠れずゴロゴロしている ああ緊張するぜ 明日はあの娘と初デート 失敗するわけにはいかねぇ 暗い部屋の隅に置いた目覚まし時計 6時にセットしてある 遅刻しないように少し早めだ 暗い部屋の天井に浮かぶあの娘の笑顔 畜生全然眠れやしねぇ 暗い部屋の中で思った 俺はどれだけの間 こうしてゴロゴロしているんだろう? 暗い部屋の中で願った 早く朝になってくれ 「墓」
>>130 冬には葉は茂らず、故に風の音が際立ち、春を越せば葉が茂り、故に風の音は木の葉の騒めきに埋もれてしまう。
冬に際立つ『我』の動と
夏に色褪せる『我』の動。
コントラストは判りやすかった。
これで読み手に何を伝えんとしたのかは俺には判然としてこなかった。
『我』の使い方も何処か浮いたように感じた。
少し擬音に凝って遊ぶヶ所があっても良かったのではないかと思った。
たまたま知っていたので云ってみる。
イギリス独特の英語表現で木の葉のざわめきを表す擬音のような表現として、『WUTHERING(ワザリング)』と云うのが有ったりする。
擬音ってーのはオリジナルを作ってみても損はないように思った。
D‐
158 :
ストーンフリー ◆Rumble.9/U :2006/08/16(水) 19:35:58 ID:BbztyVL0
>>129 タイトルは篝火ですが、迎え火のイメージを受けました。
帰郷とも取れますし、お盆にピッタリのテーマにも思えます。
迎え火、送り火を見ながら花火をしたり話をしたり、子供の頃の淡い思い出が
蘇えってくる作品でした。
『まだ幼き 夜の艶に 酔っては』の表現が艶っぽく良かったと思います。
用語を変化させればまた趣の違った作品になりそうですね。
C+。
>>131 リズムは有るが内容は浅薄。
踏襲されてきたありきたりな表現。
鋭さを表したとしてもありきたりな表現の為、意外性は乏しく、貪欲な読み手なら力を一目で見極めてしまうだろう。
伝えたい事、芯をはっきりさせるか、だれもが予想しなかった鋭い表現(天使、悪魔、弾丸以外で)を探して独特の世界を構築しなければ通用するには厳しいだろう。
俺はロックは嫌いじゃない。故に厳しく見た。
D‐‐
【夏】 スイカを足で蹴り上げる 中身が空中に飛び散った すると太陽が舌を伸ばし スイカを全て飲み込んだ 残ったのは透明のカプセル 中には手紙 その手紙を破き 食べようとした時 風が吹いた 破かれた紙が舞う 紙はカモメになり太陽に向かって羽ばたいた妙な満足感に包まれた僕は 会社へ行くため鞄を手にした もう一度太陽を見ると カモメは焼き鳥となって海に堕ちていた 僕は大声で笑いながら携帯を折り曲げた
>105 チャリオ氏、評価ありがとうございました。ぐーぱーぐーぱーの >82の詩を書いた者です。やっぱり名無しで投稿するのがいいですねぇ。 「隣の芝は青い」をテーマに書きました。 他人のものが羨ましくて欲する感情は度を越してしまえば こんな感じだろうとも、と思いました。 「糸」は神経。神経を繋いで手のリハビリ。時間をかけてリハビリ。 絵の具って使い切ろうとすると切って筆でえぐるとろうとしますよね。 そうしたところで人の振り返る絵の匂いは出なかった。というものです。 評価D-ありがとうございました。
>>134 短く、シンプルに纏めた。
少し考えれば俺にも捉えやすかった。
不安や疑問を押し退けていたのだが、あまりにそれらが強大な為に諦めてしまった諦観が、逆に安心や理解を生んだ、と。
俺はこの作品を自分なりに捉えてみた。
抽象画でもかけそうなくらい俺には映像が浮かんだ。鬱蒼とした森と細い道、手袋と車を押す人。
俺は宗教とかさっぱり勉強していないが、悟るって状態はこんな状態なのかもしれないなぁ、と。
そう思った。
んぅー。。。評価、難しいなぁ。。。
C
163 :
ストーンフリー ◆Rumble.9/U :2006/08/16(水) 19:48:45 ID:BbztyVL0
>>156 パッと見て、「ああ 緊張するぜ」に思わずひかれてしまいました。
初デート前夜の面持ちが非常に判りやすく、そのストレートさと
中々明けない夜へのじれったさにゴロゴロしている姿を想い、クスリとさせられました。
この男の子の気合の入れようとゴロゴロしているという対照的な表現が良かったと思います。
この作風なら、もう少し『時』を強調しても良かったかもしれませんね。
楽しめました。D+
164 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 19:53:10 ID:67NmBKZg
「凶器」 グザッ グシン よく振り回して遊んだあの時 錆びくれたナイフ一本に最大限の力を 柄が欠けた剣でもふりかざし 大半の奴が唾を飛ばしながら防御で反撃 でも絶対死なないし 就職し 防御してばっかりだと思っていた自分は 最大の武器を手に入れていた 軽く試し振りをすると皆死ぬ もどかしいだろ 自分
>>135 雲の小憎ったらしさ、飄々とした感じ、はぐらかすような感じを良く表している。
悲しいと雨
起これば雷
安易だが、子供には伝わりやすい。
玄人にはウケないかも知れない。
絵本にして児童向けの作品には向いているように思う。
普通に感じる作品が一番評価に迷う。
D+
166 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 19:57:52 ID:B6I/fs/u
163 さっそく評価ありがとうございます! この詩とどんぐりころころは言わば試験的な作品です タイトルが二重になってますよね? 実はこの少年死んでるんですよw でも墓の中で夢見ている 詩とタイトルを合わせて一つの作品なら、その作品にさらにタイトルを付けられないかと思いましたw 意味不明ですみません 楽しんでいただけたなら幸いです!
167 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 19:59:08 ID:67NmBKZg
「葛藤」 眠りながらプチプチを潰し 辺りを見渡すと意味のない通路 こつっ 急いてはこつっ 松明の油を頭に垂らし続け 火を消し辺りを眺めて こつっ ゴールは入り口 入り口は目指す所だ いってみよう
>>154 D 伝えたいことはダイレクトに伝わってくる。が、詩というにはマダマダ無駄が多いと思う。
ドキュメンタリ-のナレーションのようだ。
169 :
ストーンフリー ◆Rumble.9/U :2006/08/16(水) 20:05:36 ID:BbztyVL0
>>166 あの下の「墓」はそういう意味合いだったんですか。
不思議には思ったのですが、ジレンマのことかな?と考えていました。
なるほど、それならばこの男の子の「時」が際立ってきますね。
二重タイトル作品を目にする機会がまたありましたら、
その辺の深読みも楽しませていただこと思います。
>148 レス番言ってもらえればログあるし、確認できますがどうしましょう? 900台だったらこちらで評価分もあるかもしれません。 こっちが書き込みづらいなら語り合うスレで返信しますよん。 詩人として恥ずかしがらず名乗りあげてください。 未評価リスト >138 >139 >140 >143 >146 >150 >154 >160 >164 >167 再評価リスト >93 全11作品
171 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 20:18:59 ID:uw8Z/GnP
① そんなこと言ったって知らねえんだよ他の言葉は そんなこと言ったって言えねえんだよ愛の言葉以外は 君にそっとささやく my sweet love ② ろうそくの灯りに火がついた 今では小さな明かりさ消さないでおくれよ あるいはキャンドルが倒れて大火事にならないように そっと見守ってくれ
172 :
_壁 :2006/08/16(水) 20:47:14 ID:ej9z5XWv
「アップル」 祈る爪跡 赤土を踏む 重い砂が足を掴む 立ち止まって振り返る 振り向いた先が前になる 僕の吹いた笛の音は 太平洋で燃え尽きた
173 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 21:16:50 ID:t39pqrQM
「天空」 天空があるとしたら、天空へ行きたい。空高く舞い上がりたい。 私はそこで雲の上で雨に打たれ、雷も鳴るような所で過ごしたい。 私はまるで雷の天女ねように。
174 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 21:40:18 ID:zRl9AZQJ
あんな気持ち初めてだった 体の内側から熱がほとばしっている感じ 自分の鼓動がうるさすぎて眠れなかった 漆黒の夜が心地よくてついつい甘えていたね あの頃の私には もう二度と戻れない 戻らない 戻りたい
175 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 21:55:58 ID:SO3TsaGS
「みなものうら」 見上げた水面の裏は ギラギラと銀色にあかるい。 まっすぐ落ちてくる太陽は 向こうがわで細かにくだけ、 あかるい網をそこらじゅうに落としている。 水はやわらかく 頭からつま先までをすっぽりと包んで ゆうらり手足をもてあそぶ。 ぎらつく玉のようなあぶくが上っていく。 浮かびゆらめき わたしはすっかり 私を手放している。 このまま いのちを手放しても幸福だ そんなふうに思う。 やさしい静寂が耳を押さえてくれている。 銀色の天井を透かして光がまぶたを洗う。 ふしぎにあかるい心持である。 忘れたわけではない、 いつかはあの水面をつきやぶらなくてはならないことを。 夏の日差し塩素のにおい耳をつんざく明るい声たち。 知らないわけではない、 この静寂に守られ続けるわけにはいかないことを。 私を引っつかんで、わたしはかえらなくてはならない。 けれどもいますこし、いますこし。 ここはつかの間の幸福である、 どこかからそんな声が聞こえた。 それでも、世界をすっかり手放して わたしは ふしぎにあかるい心持である。
月が昇り始めたので少し正気じゃないですがよろしくお願いします。 >16 「ポケットの中の月」 スキップしながら歩いていく躍動感と日暮れまで遊ぶ 無邪気な様。「はんにゃ」=母親も面白かったです。 「天気が間違った絵日記」はくだらない日常をイメージしました。 そのまま読めばギリギリまで楽しんで気持ちを切りかえるのは 明日で構わない、と諭しているような詩だと思いました。 裏を読めば過去を振り返る精算の日を迎える前日の冷静さを 受け取りました。少し削りすぎではないでしょうか。評価D+ >17 「動機」 情熱を胸に空を見上げる情景を思い浮かべました。 「にくしい」=憎くてたまらない表現でしょうか。伝わりづらかった。 「喰う」といい表現も迫っているのか生きていくことなのか・・・。 言葉の見かけに頼りすぎている気がします。それぞれの意味を持たない 言葉はとても不快感を覚えました。「溢れる赤」や「溢れる青」という表現は 好きですがテーマも統一性も感じられませんでした。評価D-- >18 「クッキング三番街」 君の世界観は君だけにしかない気がします。 パサパサした目玉の部分=なくてもいいものをそのまま取り除いた街。 常識に惑わされて自分の好きだった味も酸っぱいと感じる穴の開いた街。 あれ三番街がない・・・。朦朧としていますね。もっと感情を忠実かつ 君の世界のまま感じたいと思います。評価D+
>>138 柔らかい。言葉が柔らかすぎる。
見た目綺麗な言葉を集めて繋ぎ合わせようとしているようだ。
その分イメージは優しいとも取れるが、弱くて芯がか細くも感じて頼りない。
歌詞ならばこれで十分。
しかし、詩となると厳しいと思う。
D‐
>>139 長い。もっと圧縮出来るはずだ。少なくとも半分には出来るだろう。
歌詞ならこれで十分。
しかし一個の作品として、詩として見た場合、芯がぶれていてどの辺りに重点形成があるのか判らない。
だらだらやっちまったって感じの垂れ流しのうんちだ。
読み手に任せっきりだと思う。
D‐‐
>>140 ・・歌詞みたいな作品続くなぁ。。。
歌詞ならこのくらいで十分だろう。
詩なら物足りないのだ。
カルピス1に対して水5が詩だとしたら、
この作品はカルピス1に対して水が8くらいなのだ。歌詞みたいな作品は大体そうだ。
物足りないし、主張は薄い。希薄。
芯もうまくはぐらかされている感じがする。
D‐‐
>19 「ストーカー」 「苦いコーン」「湿ったパプリカ」「黄金のトマト」「真っ赤なレタス」 全て矛盾の物体ですね。ストーカーの常識を失った感覚と読みました。 それぞれに意味を持たせられたなら、面白かったです。 >44の見解は思い浮かびませんでした。「君」の人物像と「男」の そのもどかしい気持ちはどこへいったのか。それはどれを指すのか。 「ぢゃないと」も減点します。評価D >21 「スロースローアゴー」 「ゴトッ」「とたんに」の間をどうにか区別していただきたかったです。 珍妙さと陳腐さの間でなんとも捉えにくい詩でした。 衝撃的な実感をいつまでも残る感覚は若かりし頃に体験したことだと思いました。 「茶色の水」は腐った君の生き様。それを洗い流す前に起きたこと。 それは腐っていた時間の中で体験した印象に残る一場面だったのか。 それとも君似火が灯る前。生きようとする前。ん?同じ意味では? 断片的でしなやかです。タイトルは気に入りませんでした。評価D+ >25 「狩り」 フジグランってショッピングモールの?地方ネタは分かりづらい。 マッシュは反骨精神の象徴でしょうか。「拭いで」=「拭いて」? その変換の意味は。その個性の示すものは一体。 自分で書いておきながら「?」の主張。それをまた詩にする技術はないのか。 読み手はいらない詩だと思いました。スイマセン。評価E >26 「desert song」 新たな開拓でしょうか。詩に英字を入れるとどうも違和感が生じて ぎこちなく見えてしまいました。砂漠地帯にぽつんと佇むスタンドと 愛想のないバイト人はやさぐれた心境を浮かべました。 「床」「廊下」はあまりこの詩にはナンセンスに思います。 「地面に敷かれた冷たい土」「果てなく続く最後を歩く」でも十分伝わる と思います。伝えることはあまり関心がなかったらスイマセン。 少年がスーツを着てみちゃったような詩でした。評価D
>>143 映像描写は鋭い。しかしとりあえずとっつきやすい月と水。意外な場所から映える映像を出してはいない。
表現力は平均。
気を悪くして欲しくないが、少し自己陶酔感があり、俺はおいてけぼりにされた気分だった。
D‐
182 :
ありがとうございます :2006/08/16(水) 22:58:15 ID:RDTTmnCF
138、139、140です。 そうです歌詞です。 「雨がやんだら」も 歌詞だったのですが あれは評価良かったなあ。 あれが1番新しい曲なので 成長しているということか。 がんばります。
183 :
九泊 :2006/08/16(水) 22:59:24 ID:rWfDegYB
>>180 ・『ぢゃないと』は意図的なもの。
・『苦いコーン』⇒恋愛は甘いものだと思っている男の、
気持ちの伝わらないもどかしさと苦しさ(故に辛い、などでなく苦い)
・『湿ったパプリカ』⇒じめじめした男のしつこさ
・『黄金のトマト』⇒自分の愛は素晴らしく光輝いていると思っている男の妄想。
また、『握りつぶす』というのはその愛をことごとく否定する相手の様子
・『真っ赤なレタス』⇒男の心
ここは苦し紛れです。ハートと言えば赤、という常識に捕らわれたのですが、
トマトという絶好の表現を使ってしまったためにこういった言い回しに。
トマトはどちらかと言うとぐちゃ、と潰れるほうに使いたかったので。
ちなみにこの詩はかなり一方的な、それこそ狂気的な愛を描いています。
再評価お願いします。
「ひだまりをうたおう」 小さく 小さな足音鳴らし 落ち葉踏みしめ 薄ら明るい日溜まり歩こう 生み出された命踏みにじり より明るい光へ向かおう 先へ先へと 振り向きはせず ただみちの奥へ
>>146 西洋風のわびさびかなぁ。
くどくど説明しなくて、ここまでしんみりしてくる。
味はある。しかし伝えたい物は無いか希薄だろう。
それを差し引いても何処か胸に迫るものは少し感じた。
映像と音の効果。そのわびさび感が微妙に繋がってくる↓
町が白すぎて透き通り
空が青すぎて歪み
山が翠すぎて響き渡る
この言葉。視覚効果バッチリで山の跳ね返す音響まで伝わるようだ。
意地悪く考えると何ら説得力のない表現じゃないか!
とも言い切れるが、その手の批判材料は鐘の音の擬音に抑えられると思う。
まさに夢の町と云うたたずまいだ。
C‐
186 :
名前はいらない :2006/08/16(水) 23:13:41 ID:zExEbXnJ
「画面の向こうでマジックショー」 独りきり とまってしまった 寝たきりの時計 ありきたり わかってしまった 知ったかぶりの朝 コスモスが綺麗だ 美しく年老いてゆきたいもんだ 光にも晒されず 闇にも拐われず 生きてゆける心臓 感じたい 感じたいんだ!! 傷痕がどうした!!孤独がどうした!! 恐怖がどうした!!憎悪がどうした!! 巻きとれぬから 空回り 逝く覚悟でさえ 空回り けれど常にどこかで 回り 回り 回っている モノクロに映る 時計の針 きり きり きり から から から きり きり きり 光の熱でトケ出せ トケ出せ
「極限」 極限に立たされた僕が やっと何かを探すように歩き出した 失われた糸を 救い求めるように握りつかんで やっと元通りになるんだと思ったのに それは僕の手が触れる前に するすると逃げてしまった 遅すぎたのかもしれない 僕が気付いたときには また手のひらには何もなくて 逃げていたのは僕のほうかと思っていたのに
>>150 遊びとしては面白い。
しかし原作にあまりに安易にエピゴーネンしている。
発想は面白い。
しかし原作に対する敬意は感じられない。
おんぶにだっこで楽をしておいしい所だけいじったような作りだ。
サザエボン、最近のフラッシュ等で見られる既存のアニメキャラのパロディーと何ら変わることが無い。
何度も云うが、発想はユニークだし、詩として見なかった場合は、ギャグとして見た場合は面白い。
E‐‐
>>154 NHKがやるような海系生物番組のナレーションには使えると思う。
D‐‐
190 :
碧 :2006/08/16(水) 23:25:17 ID:NGdnXvV/
>>157 チェリオさん評価ありがとう!!
>>130 です。擬音は苦手で…でもいつかトライしてみます!!
「我」にしたのは人臭さとか性別を隠したくて我にしてみました。後半伝わらなかったかぁ。もうちょっと工夫してみます。ありがとう!!
>28 「切符」 BUMPの「車輪の唄」を思い浮かべました。 地方から都会へ進む「君」と「僕」のほのぼのとした雰囲気。 「其処」「此処」はひらがなでよかったかな?と思いました。 情景がとても幻想的かつ現実的。そのテーマから生み出された 作品は数あるが、その中では中の下。切符の持つ意味の深さや 心境をもっと知りたかったと思います。評価D+ >29 「夜空」 降り注いでいるのは苦痛の叫びとなった光でしょうか。 目に浮かぶ光景でした。美しい。「其れ」や「元蝶」という表現は あまり好ましくないように思いました。空の様子を東京タワーから 見ようともエベレスト山から見ようとも民家から見ようとも 同じ思いしかないのですが。それは作者の意図ではないでしょうね・・・。 美しすぎて小説よりの詩。叫びは伝わりませんでした。評価D+ >183 「ストーカー」 おぉ、種明かしありがとうございます。見解違いスイマセン。 「ぢゃないと」にした意図が知りたいです。ナスは性器? 食べ物を用いて切磋琢磨する男の姿がなんともユーモア。 ただ、これは「ストーカー」や「男」だけでなく一般男女の意見に思えます。 その感情は男だけだとは思えない。女の幻想も似たようなもの。 相手は性別関係無しに「思いを寄せられている側」であるからして 君が男であるから「男」の感情と表現しても、実際の本当の恋愛は これではないだろうか。テーマとタイトルにそこで違和感を感じてしまった。 評価C++(カンニング込み) 完全に私の完敗。九泊氏、君の背中はもう捉えられませんが。 評価人に欲しい人材です。
192 :
碧 :2006/08/16(水) 23:28:34 ID:NGdnXvV/
↑すみません。チャリオさん。
>>156 賛否両論の際どいユニークさがある。
タイトルと末尾の文字を汲み取って作品全体をもう一度読ませる力があり、読んだ後で思わず『にやり』としてしまった自分が居た。
はっきり好き嫌いは分かれると思う。
俺は楽しかった。
D
>>160 ・・・これは鋭いなぁ。。。
俺、見入っちゃったよ。
この作品の映像の鋭さに。
特に出だし。あの4行。やばいわ。
この作品は気持ち良く格好良く正統派で終わらせて欲しかったが、
『焼き鳥』には参った。
失望と笑いが半分半分。
楽しめました。
C+
>>164 最後が意味深だ。
んぅー。
何か一つ、自信の有るもの子供の頃からずっと持っていて、武器が変わってもそれは前の武器の延長線上にある武器で、ずっとずっと邁進してきた男の思いかなぁ。。。
俺はこの作品の主人公に少し頑固なこだわりアスリート、イチローの生きざまが重なって見えたなぁ。
グローブは高級品をねだった子供時代。食事の時はかならず牛肉。マグロは大とろは食べない、赤身も食べない。中トロのみ。
好き嫌いがはっきりしていて欲しいものは欲しいと云い、それさえ手に入れれば目標に驚くべき集中力で邁進した。
イチローみたいな人物がまわりをみて孤独を覚える。最後の一文はそのように感じた。
Bは疑い無いと思う。
B
196 :
戒めの十字架 :2006/08/16(水) 23:51:00 ID:FTtJrKXa
>>159 評価ありがとうございます。
比喩をなんとか他の人が思いつかないようなのを考えるようにがんばります。
>>167 葛藤をプチプチ潰し、これで良かったのだろうか?と問う己の別れ道に戸惑い、方向を導く明かりさえも時として障害に感じ、
取り敢えずこれでやってみようと云うスタート地点を目指す・・・エンドレス
と、そのように解釈してみた。
暗中模索よりは明かりがある分マシだけど、大なり小なりだれしも概然性以外は見えない。範囲が限られたヒントの中道を判断するのかなぁ。。。
まさに内面の葛藤なんだろうなぁと、普通に納得して判断しました。
D++
>>171 二分した理由が判らない。
1は露骨に不器用な恋愛詩で、少し面白い。英語部分は少し白けた。
2はキャンドルに愛を重ねたものだろうか?情熱かな?他人任せの炎の自我が見ていて痛々しい。
D‐‐
199 :
発狂 :2006/08/17(木) 00:08:30 ID:BCY8N4fb
青年が風呂の浴槽につかりながら頭を洗っている。(この青年はいつも浴槽の中で頭を洗う) 白い泡で丁寧に 頭を垂れて、指で髪をかき回し続ける いつになっても洗い流そうとわしない。 突然青年は発狂したように泣き始めた 金切り声で泣き叫んだ 辛い現実に耐えられなくなったのだろう 父親が風呂場に飛び込んできた どうしたんだ? 青年は子供ように泣き叫び続ける 父は真っ青な顔で水中で震える息子を浴槽から引きずり出した それは、赤子を胎内から引き出すかのように 浴槽から引きずり出されそこでもがき泣き叫ぶ息子 頭は泡にまみれ 濡れた体をあらわにして
>>172 個人の俺としてすげぇ大好きな作品な反面、安物売りの薄利多売評価人の俺が見るとさっぱり判らない作品。
プロに任せた方が良いだろう。
除霊失敗の霊能者のぼやき。
評価不能。
>>173 思いを綴っただけだと思った。
置いていかれた感じだ。
ただし感性は悪いようには感じない。
D‐
>>174 俺は安い恋愛詩は嫌いだ。
しかしそんな俺ですら、この作品の突き刺したテーマは否定できない!!
やっぱりファースト・ラブが一番なんだろう。
説明すれば不粋になるが未体験の刺激は、脳内の神経伝達物質が凄い事になっていて、合法的な覚醒剤だ。
しかし、一度体験してしまうと、脳が記憶し、神経伝達物質は少なくなる。
二度目の恋愛からは良く似たシュミレーション。最初の興奮は生涯一度。後は劣化コピーを繰り返すだけだ。
シメの言葉も見事だ。
『あの身が避けるような凄味を、恐いので二度とは味わいたくない』と云う思いと、
『あの身が避けてしまうような興奮、生きていることを感じるあの瞬間をもう一度味わいたい』と云う思い。
半分半分だ。
日によってどちらかに傾く不確定な思い。
これは楽しめた。
いや、いや、
お見事!
B‐‐
>>175 私とわたし、自我の二分。
平仮名が多いが不愉快に感じさせない、見入らせる力。
まさにオリジナルだが判りやすい風景表現。
詩にも、詞にも、絵本にも、幅広く通用しそうな強い芯。テーマ。
・・・アナタ、素人じゃないでしょ?(汗)
B
>>184 生と云う事象を綺麗に見せたり、赤裸々に見せたりしている。
所詮、生は生だ。
それ以上でもそれ以下でもなく思う俺には、少しばかり痛快に感じました。
C‐‐
205 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 00:34:54 ID:KVBDPsvf
「パロディー」 天使に黒い翼をつければいい 悪魔の頭には光るリングだ 狼は豚を三匹たいらげ 狸は兎を沼に沈める 私はそれらを見ながら大笑いする 死ぬほど笑うのだ
>>204 チャリさん、評価ありがとうございます。
207 :
千代丸 :2006/08/17(木) 00:45:24 ID:JgvybMTW
(1/2)「深夜には空気がない」 あらかじめ朝昼が いたずらに過ぎすぐ夜 月が錯誤を避けるまで 冴えない僕は昨日の月の形を思い出す事にしている とはいえ、僕と月にこれといって特別なつながりは一切なく “月がはっきり見える時間からが夜だ”と半ば強引に決めている僕の非常に個人的な問題だ そもそも何故に、僕がそのような面倒臭い問題を抱えているのかというと 僕が夜には眠るタイプの人間だからと説明すればわかりやすい つまり、僕は早寝なのである そして、より正確に言うなら、本来は早寝なのであるということになる
>>186 言葉遊びからコスモスの映像、そこからさらに少し抑えた弱い主張、そこから次第に盛り上がり、『!!』の辺りが主張のピーク。
見ている俺はヒトラーのスピーチにだまされたように心のなかで『そうだ!!』『その通りだ!!』しかし騙されて悪い気がしてこない騙され方も有るものだ。
そこからさらに言葉遊び、時計の映像から擬音遊びで余韻を保つ。
十分に抑揚を取った後で、食器と様々な果物が乗ったテーブルから一気にテーブルクロスだけを引き抜くような鮮やかなとどめ。
お見事だ!
アナタは強弱に優れたピアニストだ!
アナタは大衆を盛り上げる演説家だ!
この作品は夜空を彩る、様々な強弱、色彩を何度も変えて観衆を湧かせるような一発の特別な花火だ!
・・・俺なぁ、評価甘いと思ったから最近厳しくしたのよ。でもなぁ、これはAだろうなぁ。
A
209 :
千代丸 :2006/08/17(木) 01:07:00 ID:JgvybMTW
(2/2) その早寝なのだが、近頃しばしば露骨な妨害を受けている 暑さが、僕の眠気の的から精密なる狙いを狂わせ そのため、僕は本来の生活から少しずつ遅れ始めた さらに暑さは残酷さを増し、とうとう僕の首に手をかけている 僕は寝苦しく、寝苦しく、寝苦しく、寝苦しい 僕は暑さに絞殺されそうな状態で、なんとか昼間の空気が走馬灯となり朝を迎える 僕の深夜に空気はない それでも僕は眠らなければいけない 何であれ、そのことに変わりはないのだが ただ、僕の深夜には空気がない
210 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 01:09:16 ID:mnWdn1Up
「シンデレラ」 満たされたグラスを逆さにした あぁなんて軽くなったのだろう もう高級なワインはいらない そもそも22歳の私はまだ未成年 甘いオレンジジュースで十分なのだ クゥクゥクゥと喉を過ぎる 困惑と焦燥 針はもう昨日を過ぎた 吐き気を体に重ね 重ね おや気がつけば 赤いグラスの出来上がり
>>172 戦争がテーマですかね?
「アップル」「祈り」「爪跡」「赤い土」でニューヨークの9.11を連想しました。
3行目の描写は前後不覚で煙にまかれた様子を想像しました。許された感覚は足先のみ。遠景の描写が一切ないので多分主人公も煙にまかれて見えていないのだろう。
「僕の笛の音」は主人公が太平洋の向こう側に対して唱えていた戦争反対の声みたいなものを比喩したのか。ある面で平和主義的、ある面で楽観的かつ軽薄さが感じられる響き。
この語り口からは恐怖とか、生々しい痛みとかそんなものが感じられない。「祈る爪跡」とか「太平洋で燃え尽きた」ぐらいにしかその取っ掛かりがないのでちょっと心細いですね。
爪跡って言ったら戦争が終わった後の風景みたいだけど、他の描写は主人公の生の感覚を扱っているので戦争の最中と考えました。
主人公はどうみたって平坦な道を歩いて来たって感じじゃない。裏切られて混乱している心情を想像する。
俺はここまでまとまった詩を書くことができない。
C+
>>187 作品が薄味。
もう少しかっちり味を付けて読み手に著者のキャラクターを覚えさせたほうが良い。
作品のテーマ自体弱々しいし、表現もおとなしい事から見て、控え目な人物なのは判る。
仏様が雲の間から差し出した糸、しかもまわりに誰も居ないノーマーク状態の絶妙なチャンスさえも見逃した情けなさは見ていて歯痒かった。
D
213 :
_壁 :2006/08/17(木) 01:32:26 ID:krWD1ZIR
>>じいさん 評価有難うございます。 いやその通りです。9.11をテーマに書きました。 ちょっと表現しきれてなくて、理解不能と言われるとおもったのですが、 驚きでした。
214 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 01:38:19 ID:GVxZJDUm
失った愛に夜の帳が降りてくる。 もう繋がることのない約束に、闇を落として目眩まし。 見えないように、触れないように、その約束をまだ信じて、 想いをまだなお守ろうとして、見えないように蓋をした。 忘れることをまだ拒み、新たな想いを受け入れず、 過去を夢見て哀れに囚われ、まだまだ淀んだ水の中。 「愛おしいのです。初めて空を見たような、目映い光に 目を細めるような、そんな恋だったのです。」 呟く口上に夜の帳が降りてくる。 朝の訪れを脅かす遮光の瞳。 「まだ、愛おしいのです。」
>>199 少し説明っぽい。
詩としてみなすべきかみなさざるべきか。
俺は詩としては読めない。
詩の定義なんて無い。
広い意味では新聞記事や作文も『詩』の範囲に入るそうだが、人はそれぞれ詩か、詩ではないかボーダーラインを引いているだろう。
俺はこの作品を詩として見る事は出来なかった。
小説の1ページとして見ていた。
物語が始まる冒頭か、一つの区切り、節目に使えばそこそこ通用する1ページだとは思った。
D‐
216 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 01:45:06 ID:yr8Xm6cc
「」 ゆらあり ゆらりと 窒息に至らない ぎりぎりの潜水を試みる 地上の深海魚数匹 湿度の海低を 巻き煙草の先端で照らしながら 網も光も届くことのない夜を泳ぐ 煙が未来のようなものを描く ああ 感覚が霧散していく
「素晴らしき朝を迎えるために」 眠ろうじゃないか 始まりは いつも終わりから 恥は端へ 始まりは必ず 初めから 暗い想い 食らい思い 刻み込まれた 兆しを 覗こう 雫 静かに 沈む 音 機械仕掛けの 鳩が 鳴く 眠ろうじゃないか 素晴らしき朝を迎えるために
>>205 狂気、かなぁ。。。
暗揄では無いだろうなぁ。。。
正直、この作品にどのように向き合っていいか判らない。
えんちゅーでぃぐん♪
評価不能。
219 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 01:51:58 ID:yr8Xm6cc
216 「暗いところが好き」でした。すいません。
>>207 >>209 判らんっ。
さっぱりわからんよ。
作品を見る事に関しては、視野が限られている俺には伝えたい事も伝わらなかったよ(汗)
イッセオガタの芝居って多分こんな感じなんだろぅなぁ・・・
意味が判らなく、嫌な沈黙があり、滑稽にも退屈にも取れる。
いや、貶してはいない。いつもいつも問題作品を投稿してくるアナタの感性は買っているのだ。
しかし、素直な感想はまさにそんな感じなのだ。
D‐
>33 「芳香剤のレクイエム」 1連目は言葉が絶妙。美を感じた。存在意義を「レゾン・デートル」 と表現する人はなかなかいないだろう。面白い。女王のミイラのように 誰からも必要とされていたものが解け落ちた様が見て取れて面白い。 2連、3連はうっとおしい。他に表現の仕方はあったであろうに。 タイトルはもう少し捻りが欲しいところ。安っぽく感じてしまう。 人間の繋ぐ糸のなんたる細さだとか大きな存在である可能性を 感慨深く受け取った詩でした。題材を変えればなおキレイ。評価C++ >39 「相談」 「だけど」と言えば愚痴がこぼれ、「ために」と言えば恩を着せる。 それだけでは気持ちが入っていない。その曖昧な部分を感じ取れた。 5連の「ささげたい」は「捧げたい」で通して欲しかった。 平凡に思える感性だが、君の表現がそれを魅力的にしている。 君が出した結論の「良くしたい」の指す言葉は何だろう。 それをタイトルにしてもよかったかもしれない。一変すると馴れ合いの詩。 削られた言葉が何か探したくなります。評価D+ >43 「あなた」 「私」が明らかに多い。「私」が書いてるんだから「私」の思いは分かっている。 日記を描書くときに「今日は」「私は」など綴るなと怒られたのは どこかで聞いた話だったが。「好き」「大好き」、「嫌い」「大嫌い」の違いは何か。 気持ちの膨らみ具合であれば納得はしない。むしろ()内だけで よかったのではないだろうか。日記のような詩でした。評価E(()内だけだと評価D+) >51 「甘い」 >17と打って変わって面白い。「自己中心的な視点」と「孤独論理」は 類似語ではないだろうか。2連目は楽しい。自生のドキュメンタリーの結果は この違いであると思う。「孤独」という言葉を二度使うとは残念。 最後の連は「失敗とは成功をはずれていると知る」そのまんまではないか。 玄人向けだが私もピンと来るものがあった。後は感性を磨いてください。評価C
「暗穴」 落ちていく落ちていく。痒くてたまらない焦燥と、目頭を舐める微々たる悦び。いや、期待。ワカリキッテイルハズナノニ、ワカリキッテイルハズナノニ、あるいは、あるいは。
223 :
蝶のおなら@ダーク ◆BgeBWZtrIQ :2006/08/17(木) 02:53:43 ID:fHEBXibm
>56
言葉の操り方がうまいのかそうでないのか。
曜日は生物の回転と生の輪廻を思い浮かべた。
熟すといえば柿の実であるし、梅の華はそれではただの花であるし
桃の華だけが印象的であった。理解はできなかった。スマン。
「曜」がなければなお美しく決まっていたであろう。評価D+
>57 「生と死と」
ttp://wiki.livedoor.jp/teruakiniiduki/d/%cc%b5%c2%ea%a1%a1Vol%2e38%a1%a1129%2d131 あんだー氏の詩を100回ぐらい読んでみることをオススメする。
題材が同じ時点で君の負け。賛否両論あると思いますが、評価E
>62 「金魚」
2連目が明らかに温度差を感じる。100キロで走っているところに
パトカーを目にしたようないきなりの畏縮感。しかもグロテスク。
先住猫(恐らく老い猫)が金魚すくいか何かで釣ってきた金魚を
殺めるストーリー。人間の叱り方がまた不愉快で面白い。
人間が怒ったのは金魚の殺戮か、ガラスの件か。いろんな見解が
予想される。故に曖昧すぎる点が気がかりでした。評価C
評価お疲れ様。ご苦労様。おやすみなさい。
未評価リスト
>205 >210 >214 >216,219 >217
再評価リスト
>93
全6作品
224 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 03:18:39 ID:dIhN4cV6
「右の手」 肘 肘 肘 くすぐったい 左よりも 毛 毛 毛 濃い 左よりも なんでかな ぼく右手だけおさるさんかな あご あご あご くるぶし くるぶし くるぶし 右手でさわるよ 左じゃ触らない なんでかな しらない
225 :
「61」 :2006/08/17(木) 03:28:44 ID:ozNLlBnR
81才の私は20才の時居た場所に来た。そこには61年なんて数字まるで無視されていて。どれだけの幸せと罪悪感のジレンマ。石の上の鶴達が言った。「紙一重だった」私は「わかっている」と嘯いた。
226 :
33 :2006/08/17(木) 04:14:55 ID:hG6FyZob
おお♪久しぶりの重複評価だ。
私が評価人やってた時は重複評価してしまうと謝ってしまってたが、
いざやられてみると嬉しいもんだね。
>>73 今見たら2,3連が明らかにすっかすかですね。
ろくすっぽ推敲もせず投稿しちゃいけません。
妥当な評価だと思います。
どうもありがとう。
それにしてもチャリさん凄いバイタリティーですね。
>>221 こちらは素敵な深読みをしてくれましたが、
実は結構作為と合ってます、お見事!
芳香剤と自分の立ち位置をひっくり返したり同格化したりしながら
自分が限りある期限付きの存在である事の悲しさ、どうしようもなさ、
だけど諦めとは違う楽天性を持って、今存在しているこの時を大切にしたい、と
そういう作為で書き出したんですけど上手くいかなかったです。
すこぶる付きに評判の悪い2,3連ですが私もこれはひどいなと思います。
やはり一晩ぐらい寝かせてから投稿しないと駄目ですね。
そういう訳でみなさん、大掃除の時なんかに干からびた芳香剤を見かけたら
短い黙祷を捧げてあげてください。
そういう気持ちって自分という存在を確認する行為にもつながり悪くないよ。
227 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 06:07:10 ID:3tkvx8XM
捻れば水の出るように 出来やしないか不便だよ 腐った鯛に死なれても 蛇口は閉じて動かない 黒い男はこう言った 「鯛が死んだら蛇口を回せ そいつが俺のはじまりだ」 残念蛇口は回りやしない ぼくはこのままぼくのまま 腐った鯛を前にして 腐らせたのはぼくだと気付く 腐った鯛は戻らない 死んでしまって戻らない 何故だか蛇口が少し動いた
228 :
蜜町 :2006/08/17(木) 07:55:49 ID:n8TsXiWW
「自由」 名のある駅へ赴いて 紡ぐ拙いコードの伴奏 秘蔵の歌をひっさげた 力は自信と反比例 なっちゃいないストローク 大層優雅に鳴らすフリ 賛美なんかに飽き飽きの そうゆう毎日送りたい 俺が抱いた偉大な夢は いつかは形になってゆく 百万人が涙する しゃがれた声で 知人に語る
229 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 08:51:05 ID:sYUAwilb
>>220 おいてめー、イッセー尾形さんの芝居とこいつの詩を一緒にするなよ。
イッセーさんはちゃんと無言の「間」の最中でも観客との対話を忘れない。
その対話を拒否する人に対しても、優しく語り掛ける演技を心がけておられるのだ。
それが受け入れられない人は、単に生理的にそういった空間が受け入れられないだけだ。
お前も言葉が大切な人間なら見たことも無いことを語るな。
230 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 08:56:06 ID:Dc91Lsct
神さま‥ どうか私を許してください こんな風にして生きることしか出来なかった私を いつも自分勝手で 泣き虫のくせに 負けず嫌いだった 誰も信じられなくて そのくせ誰かに信用されたがっていた 気が付いた時にはもう遅かった 一番大切なものを無くしてみてやっと分かった 私自身の本当の気持ち
231 :
夕盆 :2006/08/17(木) 09:15:37 ID:1IDfk2eK
空気にひそむ夏が ぜんぶの景色を揺らしていた 鴉はみどりの山へ 川の鮎は大きな石の下へ すその森で 火の玉がゆらめいた 風のない夕べ あぜ道の奥からこぼれる提灯の灯りに 集まるのはわたしたちだけでなく 薄やみのなかみえてくる かすかに動く空気 それはわたしたちよりもっと弱い色をしていた 夜の闇が静かにおりてくる あの山の道の上から なにかがおりてくる 一年に一度の夕刻に 足音もなく 此所じゃないどこかから
232 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 09:26:17 ID:LynXp57Y
「生と死の間で」 私は生と死の間に追いやられて、人の気持ちが手に取るようにわかる。 今はなにもできないボロボロの体だけど私はそれほどたった一人ダメージを受けながらこの世を生きてきたのかと思うと涙が出てきちゃいそうです。 それでも自力で立ち上がらなければならない精神力。 まだ私を妨害する者もいるのだが、それで私はほとほと疲れました。
『夕景』 砕けたようなオレンジ色が ぷかぷか浮いてる夏の海、 時間はどこまでも静かで それでも必ず流れつづける うすくれないのヒコーキ雲が 今日を絡めとるように なんにも云わずに 遠ざかって ゆく 少しだけ厚いサンダルの底が やけに高らかに地面を鳴らす 粗く編まれた麦わらの すき間にこぼれただいだいは 海に浮かんだかけらとおんなじ まつ毛の先で 揺れている 現在と過去の境界線が やがて曖昧に溶けてゆく ちょうど あの空の真ん中くらい 雲がみどりに染まったところ あんな感じに わからないのだ
「ぶりぶりサンダー」 窓を開けた 風が吹いた 生温かいけども 窓を開けた 虫が入ってきた びっくりしたけども さて今日は窓を開けようか やめようか 安全の対極に刺激があるみたいです
>>210 これなぁ。。。
五、六回読み直した。
短くまとめて、面白そうだったから。
でも、頭が固くて心の方も少し鈍い俺みたいな一読み手からの結論として、全く何の事を言っているのか判らなかった。
その意味で読み手を選ぶ作品なんじゃないかなぁ?
D
>>211 >>213 じぃさん、壁サンのやりとり
すげぇ見てて勉強になった。
二人とも評価した方が絶対面白いって!
俺ははっきり言ってコーフンしましたよ。
>>214 小説の断片でも見ているかのように読みやすい文章。
しかし、少しダラダラしていると思う。
あくまで小説の一シーンとしては無難な作りだと思う。
しかし詩でこのワン・シーンは疑問だった。
D‐
>>216 何かねぇ・・・この作品見てたらすげぇ楽ーな脱力感を覚えた。
一応、湖も『地上』に入るだろうって、そんなひねった解釈をしたら、
シーラカンスみたいな、そんなのんびりした魚をイメージした。
この作品の著者は、葉巻くわえたシーラカンスみたいなんだろぅなぁ、と。
俺は作品を『心』で読むのがヘタクソだ。『感情移入』は実は得意だけど。
座禅をして『心』で見なければならない作品みたいな奴は苦手だけど、この作品は見ていて心で読めた気がした。
読んでいて、心が楽ーになる温泉みたいな作品だと思った。
C+
>>217 いきなりの語り掛けには素直に笑った。
『俺りゃまさに今が寝起きだっ!眠くねーっての!』って、笑った。
構成は上手いと思う。最後の方に冒頭を再び持ってきて繰り返してみたり、ダラダラしないで言葉で遊んでみたり。
しかしまさにその重要な『伝えたい事』を言葉遊びにしてしまったが為に、その部分を素直に飲み込める読み手と戸惑う読み手もでてくるのではないだろうか?
俺は最初リズムで読んで二回目に意味を考えながら読んでみた。
D+
>>222 駄文にも見えるが物凄く面白くも見えるのだ。
張り詰めたような、追い込まれたかのような、声の小さな呟き。
見方によっては咄嗟の思い付きで書きなぐっただけの駄文にも見える。
しかし思い付きであるがゆえの作品としての魅力も確かに有るようにも思う。
せめてタイトルを付けて、この作品を愛してやってほしかった。
D‐
>>224 実際に好奇心に駆られて肘をこちょこちょしてみた俺が馬鹿なのか、この作品にそれだけ読み手を引き入れる力があるのか・・・
俺はこう云う作品、個人的に大好きだ。
著者が大人であれば、こんな作品を作る人物と云うのは、紛れもなく子供と遊べる数少ない感性を持った大人だ。
子供が苦手な俺は素直にこの作品に脱帽の念を抱いた。
C
>>225 プライベート・ライアンの冒頭のシーンが頭をよぎる。
誰でも、どんな国の生き残った『参加者』も似たような思いを抱くのだろう。
著者の文体は、まとまった小説としての作品も見てみたい気分にさせてくれる。
C‐
>>235 D 低めの評価を付けたが、解りきっている事の再確認というのは、定期的に必要な事。
新しい発見に伴う感動だけが詩ではない。と言う意味で有効。
タイトルの意味は掴めず…
でも、確かに目を引いた。
>>227 少し捉え難い。
言葉のリズム遊びは文句無し。途中で敢えてリズムを崩してみたりするヶ所なんかは逆に自分好み。
『鯛』『蛇口』『黒い男』の謎が解けなければ無理だろう。
せめてタイトルを付けて、作品を愛してやってほしかった。
D+
【寝】 眠い 午前26時63分を指している時計を見て思う 一段ベットに敷いてある布団を捲る 身知らぬ少女が眠っていた 僕は心が狭いため 全力を込めて背中を蹴った 少女は 痛い とだけ言い ベランダから飛び降りて行った 静かに寝たいからしたまでの事 普段ならそのまま寝させて置いた筈だ ベットに潜り布団をかけ 天井を見る 少年が天井にへばり付いている 僕は口の中の画鋲を少年に吐き出した 少年は 痛いだろ と言い玄関から出て行った 夢を見た 非常に清々しい気分で会社へ出勤出来た
248 :
208+ :2006/08/17(木) 13:48:28 ID:2DRqOc8W
>>247 横槍悪いけど、作品番号も書こうな。
再評価希望
>>217 こんな感じで。
関係ねーけどIDかっこいいね。ま、そんだけ。じゃ ノシ
>>228 作品から、音を扱っている著者を想像。
だとすると、明らかに歌詞より詩向けに感じるこの作品のリズムは、歌詞とは使い分けているのではないかと思った。
そう云う意味で器用な人だと思う。
伝わりやすく判りやすかった。おまけに感情移入も出来る。
『そうだ。頑張れー』
って感情移入出来るのだ。
C‐
>>230 自分をよく見つめている。
伝わりやすいのは良い。
しかし読み手は意識していない。
楽しませる部分が見当たらない。
自分の感情本位だ。
自分を見つめるのは良い。そこからいずれ作品が出来上がるだろう。
しかし今はまさに、神様だけに見せておいたほうが良い。
D‐‐
251 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 13:59:04 ID:3tkvx8XM
光る大地に立ち 「朝焼けの向こうへ」 帆を張った 歩き出したいれものは 朝と朝とを伝って進む 風を感じる 呼吸を感じる 生を感じる 多分この船は沈むのだろう 思った僕は安堵をたゆたう さぁ 朝焼けの向こうへ 帆を張ろう
>>231 丁寧で誇張しない表現が、何だか霊的な気配を強調しているような気がする。
俺は霊感等というものは信じてはいないが、作品全体のこの表現は繊細であり、的確なような気がする。風景も的確。
霊的な物をグロテスクにする事なく、ごくごく自然な気配にさせた。
タイトルが無くても十分に判りやすい効果の火の玉。
タイトルはもう少しひねっても面白かったのではないだろうか?
C‐
>>232 判りやすいのは良い。
しかしあまりにストレート。
捻りが無さ過ぎる。
見ていて、世間的な同情心を買おうとしているのではないか?と、思う。
頑張ってくださいとしか云えません。
D‐‐
>>233 風景描写が際立っていて、リズムが良く、見ていて快い。
そんな作品に少しだけ心理描写を重ねたバランスは見事に思う。
タイトルが無くても夕景と読み取ることが出来る。自分の好みとしては少しひねって遊んでみても良いように感じた。
C‐
>>235 タイトルが物凄い。
取り敢えず誘い込ませるか、はぁ?って思うかは半分半分だった。
作品は判りやすかった。
少しとぼけたような物言いがユニークだ。
しかし・・・タイトル、個人的には何とかならんかなぁーってのが正直。
D+
>>246 図太い!
見て普通に笑ってしまった。
霊感が有るのだろうか?
そうやって作品を見た。
うーん。。。
図太くて笑えた。
D+
>>251 最近、作品を『心』で読むことの重要性を感じて、何とか試行錯誤しているのだけれども、この作品も『心』で読むと心地よく感じた。
いや、俺の未熟な心の読みでは信頼性は怪しいのだけれども。。。
表現が、オリジナルだ。
C‐
タイトル=昼行灯2 梅雨 未だあがらず 我 身を伏して眠る 老いた野良猫の夢 踏まれた藺草の現 若畳と主人の夢現 それらを見て ひょう と 縁の下の蛇がしなった
259 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 14:33:06 ID:Dc91Lsct
嫌われるのが怖かった だから、自分の弱点に気づかれまいとした 完璧な人間になろうと頑張った そして、ぼろを出すまいとして会話を無くした 弱点が深く心の傷になってしまった 自分がその弱点を嫌いなだけだったのに 相手が嫌いなわけではなかったのに
260 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 14:36:02 ID:Aovo4Oyf
『予告』 あきちで戯れる少年少女 すい込まれるように見入ってた なぜ自分はこどもを卒業したのだろうか がきと呼ばれていたあの頃 とにかくおとなになりたかった おとなになれば全てが思い通りにいくと思ってた うんと頑張っておとなになろうとした ばかみたいに努力しておとなになろうとした うるんだ僕の瞳には何が映っているんだろう
「集団」 ただしいぼく ただしくないきみ ただただあいされたいだけのぼくら くるしいぼく くるしくないきみ くるくるまわるだけのぼくら きらうぼく きらわれるきみ きらきらかがやくだけのぼくら わらうぼく わらわないきみ わらわらあつまるだけのぼくら
262 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 14:50:59 ID:3tkvx8XM
「8月6日」 草木が枯れる2秒前 夢見が悪くて顔洗う 草木が枯れる2秒前 空から君へのプレゼント 草木が枯れる2秒前 足音一つ 聞こえた気がして 草木が枯れた5秒後に みんなでいこう 楽園に
263 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 15:00:12 ID:3tkvx8XM
「黙る」 黙る貴方 黙る僕 黙る病室 早く話せ 何か話せ すぐに話せ 僕を不安にさせてくれるな 思えば貴方はセピア色 だって貴方はアルバムの中 にんまり小さい僕の後ろで静かに微笑む宿り木だもの 早く話せ 何か話せ すぐに話せ 僕を追いかけさせてくれるな
264 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 15:03:21 ID:ToeFBzPF
やっと夏休み ずっと寝ていたいのに蝉の鳴き声に起こされた そう言えば去年も何度かそういう事があったなぁ 夏休みが終わる頃、気まぐれに鳴いてた蝉の声が聞こえなくなった まだ暑いから夏だけど、自分の中では夏が終わった気がした また来年も蝉の声で僕の夏が始まる
265 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 15:15:48 ID:3tkvx8XM
龍に逢いたい 龍はどこにいるの? 砂漠に喰われて砂の底 砂漠に一つ 歯を立てて 龍はどこにいるの? 海に狩られて水の底 波間に一つ さざ波立てて 龍はどこにいるの? 森林に呑まれて枯れ葉の底 葉っぱに一つ 命を立てて 龍はどこにいたの? 僕と貴方のあいだのあいだ
266 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 15:27:12 ID:3tkvx8XM
「2年後」 顔の歪んだ女が話す 解りやすい二者択一 解り難ければ良かったのに 間違えたかもしれないのに
>>213 >>237 じぃさん……なるほど、じぃさんか……
。*゚。゚・*。(´ω`*)゚・*。゚・*。
>>213 書き手が表現しきれていないといったら未完成なのでしょうけど
言いたいことは一貫していて構造的に上手くまとめておられる感がしたのでCにさせて頂きました。
あんまり参考にならなかったらごめんなさい。
>>237 なんか変なヤツが宇宙船から降りてきたら俺だと思ってください。
>>259 一つの作品として見たら未熟成。
思いが判りやすいのは良い。
しかし、それにしてももう少し、表現を色々と身につけてほしい。
華美ではなく、なんか読み手に食らわしてやる類の表現。
一個の人間として作品を見た場合、俺のふてぶてしさ、開き直りっぷり、図々しさをほんの少しでも身に付けて欲しい。と。
見ていて歯痒かった。
感情移入はそれなりに出来た作品だ。
D+
>>260 潤んだ瞳には空き地で戯れる子供が見えて、さらに別の思いが見えるに違いない。
『予告』
と云うひねったタイトル。
これが意味するものを空想した時、それはヤバいだろっ!!
やめておけっ!
落ち着けっ!
と云う類の不吉な深読みをしてしまった。。。
C‐
>>261 タイトルが物凄く的確な様に感じた。
蟻の巣を上から俯瞰したような視点で見てみた。
言葉の遊び方が粋に感じた。
無邪気な様で赤裸々、残酷な表現をわらべ歌にしたかのような作りだと思った。
言葉で遊んで、しかも判りやすく伝わってきた。
俺には隙が見当たらなかった。
B
>>262 一切説明せず表現したのは面白いが、その事象に対しての思いと云うのが、あっさりしすぎている。
逆にとればそれだけ深い思いを抱いているのかも知れないが、無機質な感じがして不気味であり、物足りなくもある。
D+
>>263 辛いなぁ。
痛いなぁ。
これは。
『宿り木』が、俺には身重の母親に見えた。
母親のアルバムを見て、死の気配を何とかして躱そうとする必死さ。
これは重かった。
伝わりやすい作品だと思う。
C+
>>264 判りやすいが、映像も思いも薄く、たんたんと読むしかない。
詩は微妙。日記も微妙な作品だと思う。
D‐
「不安」 生まれた日からずっとあるのに 私にそれは掴めない 誰もが持ってるはずなのに 私が持てる保障はない 骨になるまでもがいても 決して届かない それでも 貴方には見えますか? 自分の明日が
>>265 せめてタイトルでヒントが欲しかった。
ぼやっとしか判らない。
捕らえどころが難しい。
何を表しているんだろう?
D
>>266 己の恣意から出た空想で、この作品を読むと凄まじい。
前の原爆の作品と部分的に繋げて見てみたのだ。
あれと繋げれば良かったのに・・・
C
>>274 判りやすいが謎掛けみたいな言い回しは独特だった。
この種の繊細な不安感を持たない俺にはあまり響く物は無かった。
著者と読み手が少し合わなかっただけだろう。
他の評価人はどう評価してくるだろうか?
見て見たい気がする。
D+
278 :
_壁 :2006/08/17(木) 17:26:46 ID:krWD1ZIR
>>じじさん いや~じいさんじゃなかったですね(汗 チャリさんもつられてるし(笑 でも有難いです、詳しく評価してもらって。
>>262 冬の始まりや秋の終わりを象徴している前半の不安な要素の積み重ねから最後の段落で一気に解放されるというファンタジックな構造になっている。
「草木が枯れる2秒前」というフレーズが印象的だが、あまりに多用し過ぎて時間的広がりが見えんね。
カウントダウンというものはどんどん時間がなくなってくるから緊張感があると思う。これだと緊張感が最後まで続かなくなっちゃう。
「草木が枯れた5秒後」の「5秒後」である意味がないと思う。「草木が枯れたら」でいいんでないかな。
「楽園に行こう」というフレーズは時間的に広がりを持たせた方が読み手の想像できる幅が広がっていいと思うよ。
もし時間の制約なんて高尚なものを表現するつもりだったら別の詩に作った方がいい。
後、「足音ひとつ聞こえた気がして」の「して」はここでは「……」と同じ効果しかないので、思いきって言い切ってしまえ。
D+
汗 だらだらと流れる汗 一言一言が 拭く暇もなく暑い その口から漏れる 汗 汁 け 頭から染み出る 汗 肌に作られた 穴 じとりと流れる 雨 ただ歩まぬ 脚 け 汁 これは 汗 真実を突かれて泣いた汗 一言一言が 拭う間もなく熱く その口から漏れる
【宇宙】 世界はこんなに広いし 海だってハンパない広さだ 其れを包んでいる地球でさえ 宇宙にしてみれば 蟻以下の小ささだ 地球の何倍もの大きさの太陽だって 宇宙的には人一人位に過ぎない というか大きく言えば地球位の大きさのものが何個か存在しているのに 宇宙はまだまだ余裕な訳で 宇宙がどんな形で端の方はどうなっているか誰も知らないのだ だとしたら宇宙って・・・ と考えていたら ラーメンが伸びてしまった 不味い 作り直さなければ
282 :
261 :2006/08/17(木) 18:18:38 ID:N/u5+FNj
チャリオットさん評価してくれてありがとう。 E以外ならいいなと思っていたぐらいなので判定に驚いてしまったけど 自信がもてました。 評価するのも難しそうですね。一文を深く読みどう捕らえどう表現するか。 また投下したいと思っています。ありがとうございました。
「矛盾」 お父さま? もちろんよく知ってるわ 葡萄酒が大好き そのくせムスリム うそが大嫌い そのくせ大嘘吐き お母さま? もちろん良く知ってるわ 針仕事が大好き そのくせ不器用 炊事が大嫌い そのくせ大飯食らい 私? わかるわけがないじゃない!
>>280 基本形は放物線を描いた詩ですね。それをいくらか装飾して形を崩そうとしている。
汗→汁→け
これは面白い。
字形や言葉で遊んでおられるのもいいですし、最後に汗を垂らしながらの熱弁になるイメージはすばらしいと思うのですが如何せん読みづらいので不要な装飾を削っていく事をおすすめします。
最初の「暑いその口」の「暑い」は最後の「熱くその口」との反転を図ろうとしているのだと思いますが、本来の読み方だと熱を感じている主体が「口の中にあるもの」になってしまって視点が混乱してしまう。
途中で外界の暑さを表現したくなったのだったらこんなところに詰め込まず、もう一段落用意して別の表現を捻りだしてみてください。
着眼点やイメージは鋭いと思います。(´ω`*)ガンバレー
C
285 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 18:38:25 ID:KVBDPsvf
「the hot day」 夏休みが終わった でも陽射しは強く 逃げるように帰ってきた私は クーラーをつけて アイスをくわえ テレビの前で凍りついた 誰が予想しただろう! 陽炎のような日常は息を潜めた アイスは熔けて雫となり 私の頭は高速でフリーズし続けた モノクロの女性が何か叫んでいる しかしその声は悲鳴に掻き消されて届かない そしてついに 多くの命と共に 私の膝の上に崩れ落ちた 私は思わず飛び出し 掻き消されないように 負けないように 陽炎に向かって叫んだ
「だぁい」 はぁい やぁい えぇい ゆぇい てっぷ たっぷ てっぷ たっぷ にこにこ 笑う 悪魔はどっちだ へこへこ 賜う 天使はどっちだ 右脳 と 左脳 未だに使いこなせないみたい はぁい やぁい えぇい ゆぇい 民主主義ですか 資本主義ですか 手を伸ばして 嵐の中 駆け抜けて はぁい たっち
287 :
蜜町 :2006/08/17(木) 18:55:05 ID:n8TsXiWW
「エルォーヴィー」 二人で過ごせる一日が 僕にはとても大切で きっと相手のそれとは 比較にすらもならないな そんなことにも気付けずに 君は笑顔を使うんだよね 今はまだ 先を見るほど焦りもなくて 募る不満も 君に比べて浅いから 苦難も次代を担うためには 味わう覚悟も必要だけど そんな日々にも飽きたらすぐに 僕の知らない場所へ 想いの丈すら知らない君は すぐに帰ると書き置いて 一つの季節が終えていた それでもいつでも その温もりが消えそうな時は すぐにここへ戻っておいで 僕は変わらずここに居る この温もりは君のため 焦燥なんかに駆られるまでは
288 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 19:29:25 ID:yfWV2oqU
「喧嘩」 誰かが心臓を掴み、言った 「そんなつもりはないのに」 彼の言葉を無視したが為に多少ひるむ 僕にそんな事は出来ない と自分にいい聞かせた えげつない気持ちは全て掴み 時に突き放してやった 「うっふあ」 優しい器を投げ続ける
>>285 我々の日常とテレビからの啓蒙をテーマにした詩ですね。
クーラー→アイス→テレビの前で凍りついた
「高速でフリーズ」もなかなか面白い表現ですね。膝の上にくずれ落ちるも陽炎に叫ぶのもすばらしい発想だ。
ただ、だらけた日常に娯楽のためにつけたテレビから溢れてくる生々しいメッセージを受けて内面が変わる事を表現したいのだったら
「陽炎のような日常は息を潜めた」
では、主人公は普段から日常を陽炎のように感じていたとなってしまう。
比喩の難しいところはここで「陽炎」という比喩は前半のような直接的な表現とは違って読み手にとっていろいろな感じ方が出来てしまう。
同じ段落だけ読むと、「陽炎=だらけた日常」というイメージではなく、もっと意味深で深刻に感じているものになってしまう。主人公自身がだらけていたのなら日常は簡潔に「日常」でいいんでないかな。
後半の「陽炎に向かって叫んだ」を生かしたいのだったら「日常は陽炎のように息を潜めた」にした方が流れが自然になると思う。
この主人公は普段から日常を陽炎のように感じていたのかも知れないけどね。啓蒙というテーマを生かしたいのならこっちだと俺は思ったよ。
B-
290 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 19:52:11 ID:yfWV2oqU
「山」 野菜 木の実 ゆであげた大根 パセリ 今年も 取れた ゼヨ 山 山 菓子が地面から生えてきたら山 鉄の棒を植えつけて山山 チョコレートにへばりついた田中 山田 家 家 海は空で雨は休憩の合図で 農家笑う
291 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 20:00:42 ID:KVBDPsvf
289 ありがとうございます この詩は二つのテーマを込めて作りました 一つはじじさんのおっしゃる通り「日常」 そしてもう一つは「アメリカ同時多発テロ」です 「陽炎のような日常は息を潜めた」 の部分は私も迷いました しかしスクリーンのなかの非日常的な事実が、それまでの平和ボケしていた日々に容赦なく突き付けられる様を表現するためにあえてつけました あつかましいですが再評価をお願いします
「汗と」 匂いとか 心地とかより 優先されてるようで 直結してないかも知れないが 理由があって 過程がある以上 潤い潤う 満たされるほどに優美
>>291 (ノω`)
ほうかぁ、陽炎の日常はスクリーンの向こうの事だったのか。…力になれんでごめんなぁ。
「波」 笑顔っていいね 明るい波となり その波は隣を照らす ブルーの波をも暖める 輝く朝日をもっと明るくしてくれる 風っていいね さわやかな波となり その波は涙も乾かす 乾いた大地に緑をはこぶ ありがとういい風 いい光り いい笑顔 思いっきり吸い込んで 私にも波が いい波が来るのを 笑顔で受け取る
>>290 すばらしい。リズムも土臭さの表現も最高だと思う。
「山」は地面から自然に生えてくる恵みの象徴、農家が手を加えてその恵みが2倍「山山」という意味だと解釈したが合っとるかいな。
視点を追っていくと
手元の野菜→恵みの山→チョコレート(耕された土)にへばりついた田舎の集落→海→雨で休憩→笑う人々
となっている。終わり方も豪放でとても気持ちがいい。
ところで「海」は何で入れたのかな。
海の幸、山の幸から豊穣をイメージしたのか、それとも風景の描写から雲り空へ視点を切り替える為に空と雨のイメージから導入したのか。俺にはちょっと取ってつけた感があったよ。
せっかくポップなノリで山村を表現出来ているのだから山に絞って、視点をひょいと雨に切り替えて雷様の太鼓でも歌った方がいいと俺は思うゼヨ。
でもノリが良くて好きな詩だなぁ。俺もこんなん書きたい。(´ω`*)
B
>66,67 「交錯するイメージ」 タイトル通り場面が次から次へと流れ込む。 1つ目の話は人間関係の結露に思えた。ただ、「面倒になった」ということから 君にとっての彼の存在は薄い。都会の道行く人の影を見た。 2つ目の話は「僕」と表現した意味が分からない。意図的だろうか。 人の人間に対する関心の薄さが垣間見れた。君の理論は難しいが 分かりやすく説明してもらっている気分であった。3つ目も同じように 人間不信の詩に思えた。人のばい菌を食らうよりも自分のばい菌のほうが 気持ちは楽だという表現が面白い。感性はずば抜けて素敵だったが 小説に近い気がした。評価C+ >79 「妄想」 「どうせドラマの主役は俺一人」はありきたりな表現だと感じた。 文体は個性的。「知らねぇ」のほうが感じやすいと思った。 妄想をそこまで悲観的になれる感性はお見事。「畜生」の意味が低劣さ とも君の悔しさにも読めた。中身は空っぽのような気がした。評価D+ >85 「ムームー」 私もゴキブリをイメージした。擬人化してほしくなかった題材だった。 センスはいい。表現法も私は好き。「殺される」「何でも」「生きるため」 「愛される日」が直接的であるため、あまり魅力は感じなかった。 「欠けてた」→「欠けていた」にして欲しい。ムームーとゴキブリの 繋がりが読めなかった。評価D >89 「ガラス細工の僕」 伝え言わんとしていることは面白い。ただ、表現がイマイチ。 「創る」や「唄」など見た目に惑わされた言葉だと感じた。意味を踏まえた上で 用いたとは受け取れなかった。創作にふけることの幸福加減を どの程度に表したいのか。慰めにかられた不幸加減をどの程度に表したいのか。 曖昧であった。今後に期待。評価D+
297 :
千代丸 :2006/08/17(木) 22:27:02 ID:JgvybMTW
「昭和」 あたたか うつくし 時化て凪 凪に散り散り 夕沈み 夕日が落ちる 夕日が落ちる
298 :
_壁 :2006/08/17(木) 22:30:54 ID:krWD1ZIR
「ハワイ 最終回」 僕は飛行機に乗っている 最早、行き先など関係ない 窓を覗く 空は高いと再確認 この地を踏むのは何度目だろう いや、初めてかもしれない どこかで見たような景色 デジャ・ヴュというやつか まず宿を探す 中々の景観 だが海は見えない なぜ海は見えない 答えはカンタン ハワイに海などない 汚い部屋だな 僕は今ホテルにいる 「あろはホテル」 ふざけた名前だ 良い所なんて一つもありゃしない あろはホテルに3泊した後、僕は帰った 事件が幾つか起きたが話す気はない そういうもんだハワイは やはり四季があった方がいい
299 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 22:35:54 ID:KVBDPsvf
「人類病」 独裁者の新ウイルス マスコミ感染 集団感染 町に溢れるゾンビたち 鳴呼・・・ 罪な者を駆け抜けた雷よ 罪なき者を貫いた8mmの矢よ 正義が蔓延したこの町に もう一度怒りとなりて降り注げ
300 :
名前はいらない :2006/08/17(木) 22:39:07 ID:CDQl11ZO
「しんだんだ」 電池切れじゃなかったみたいだ バッテリーが逝かれちまったらしい とりあえずは 工場行き 直る確率はほとんどないらしい 雨に晒した覚えもなく 衝撃与えたわけでもなく 私自身 密かに 地道に 安定した日々を送っていたのに どうやら 過去に 一度 落とした経歴があったらしい あぁ 無念 バックアップなんて できたら苦労しない だって 僕ら しんだんだ
>>297 なんか情緒あるなぁ。(´∀`*)
「時化て凪」の簡潔さや「凪に散り散り」のものかなしさが際立っている。
多分時化に象徴される災害がくると昭和の人達はみんな集まって助けあって凪ぐと当然のような散り散りになるという当たり前の人との助けあいというか繋がりを表現しているのだろうと考えましたよ。
他の表現は素朴で雰囲気は出てるけど、反面ちょっと物足りないかなぁという感じです。
ところで「夕沈み」は「夕涼み」から作った言葉かいな?
だとしたら「夕日が落ちる」と意味の重複になるのでもうちょっと捻ってほしい。
C+
>90 「強姦」 「からくりの悪魔」=「誰かに作られた人物像」 「純粋な天使」=「自分の描いた自像」 「熟れたトマト」=「心臓という心の虚像」 「幻」=「悪魔と天使の葛藤」 「神」=「一人の人間」 と読んだ。テーマに沿って忠実に君らしく表現していると思う。 君は男だろう。女であれば絶対強姦などと軽く口にしない。 タイトルで内容を落としたようだった。私的意見だが。評価D >92 「寝坊」 「よく」を「良く」にした意図が掴めない。音の使い方で個性が出ている。 ただ、「音」に込めた間合いや心境の表現はイマイチだった。 学生の朝の気持ちと、自分の芽が出ない苛立ちをダブって捉えた。 主張も薄く、読み手を不思議にさせるだけだった。スマン。評価D- >93 「パンドラ箱」 文体が整っていて気持ちがいい。読みやすい。私の浮かべる「詩」の形態を 丁寧に描いてくれている。日常のリズムの中で人の生き様を 一人一人が違った魅力で主張していることを美化した表現に思えた。 2連目は言い回しを捻っただけで美しくはなかった。ユーモアはある。 眠る至福を味わうことができないもどかしさ。この作品は面白いが 一貫性が飛びすぎている気がする。というか解読不可能。自己満足なら こんな詩を書いてみたいと思う。おくむら氏から教わった「導入」を 君にも使っていただきたい。評価C
303 :
SADMAN :2006/08/17(木) 23:59:41 ID:H6dsDYwq
「道」 大丈夫。 涙を拭こう。 頑張って。 手をつなごう。 しっかりして。 きちんと立とう。 準備はいい? じゃあもう一度、 歩きだそう。
>94 「もう 僕ら」 宗教的な美を求めすぎていると思う。「うたう」の漢字の意味を問う。 選ぶべき判断力が欠けている。文才力としては評価E。 伝えたいことが支離滅裂。「バカか。これはこういう意味があって ここはこうでなければいけないんだよ!ボケ!評価するな厨房が!」 と言ってほしい。でなければ二度と見たくない詩。恩を仇で返す 詩だと受け止めた。種希望。評価D- >96 「愛は」 感性に惹きつけられた。1連は他の言い回しができると思う。 悪魔の乳房を想像したらサキュバスが思い浮かんだ。 情景が恐ろしく、君の怒りの最後も面白かった。「依り龍」とはなんだろうか。 もう少し読み手と歩む道を探って欲しい。感性を壊すようであれば そのままでいいが。置いてかれてしょぼーん。評価C+ >98 「円グラフ」 スイマー。スイマー・・・。面白いがボケるところではないと思った。 「すべて」「見えないもの」「その他」とぼかした部分があるとどうもふに落ちない。 恐らく学生。君の若者らしい感性は時として読み手のテンションを下げ たまに目を丸くさせるものがある。この詩は前者70%後者20%その他10%。 テーマを強調させる能力が乏しい。バンガッテ。評価D >99 久々に普通の詩を読んだ。全体は美しいが2連目で切なさが残る。ズバっと。 感性は並だが、表現は余韻を残した言い回しが少し目を引いた。 私も4年前はこんな感じだった。今後に期待。私のようにならないためにも。評価D
305 :
千代丸 :2006/08/18(金) 00:08:48 ID:GNyugH8f
>>301 じじさん、評価ありがとうございます
これは僕の勝手なイメージなんですが、能動的な「沈む」と受動的な「落ちる」にこだわってみたんです
「自らの意志で沈む太陽」と「重力に負けて落ちる太陽」
「時化」と「凪」
「温かさや美しさ」と「散り散り」
僕はバランスというものがすごく面倒で嫌いなんだけど、短い詩に質を与える為に
反する言葉のバランスで対応してみたんです
素朴、物足りないという感じ方をしてくれたのはすごく嬉しいです!
僕の中にある懐かしい昭和もまさにそんな印象です
評価どーもでした!
306 :
SADMAN :2006/08/18(金) 00:09:41 ID:nmvAq/lS
「蜻蛉」 天が地を呼び、 地が天を呼ぶ。 呼応する叫び声。 ゆらめく蜻蛉は神出鬼没で、 網をすり抜け飛んでゆく。 共鳴する地鳴りは、 耳障りのような、心地よいような。 不思議な感覚が耳元を通り抜け、 視覚を奪う。 なぜ魅了されてしまうのか。 四季を狂わせ、人々を惑わす蜻蛉よ。 今年もまた彷徨う蜻蛉を追う。
>>261 C 全て平仮名で書かれているいて、少々読みづらくはあるが、きちんと整頓されているので、それほど負担にならない。
『ぼく』がとても傲慢な人間に感じるのは、意図的なものだろうか?
>>262 E その楽園とやらに行けなかった人や、行ってしまった人の身内は、今でも病に苦しみ、悲しみと憎しみに溢れている。
書くテーマや表現方法をよく考えて書くべきです。
これは駄目だと思う。
309 :
261 :2006/08/18(金) 00:41:27 ID:UAUqwcAE
ハーミットさん評価していただきありがとうございます。 「ぼく」自体に設定はありません。 ぼくもきみも集団の一人にすぎないのであまり意味は持たせないようにしました。 主人公でもなんでもないのでただただ集団に一人なだけ。 そういうことにしておいてください。 評価されるのはとても嬉しいです。ありがとうございました。
>>274 D 技術的にはCでも良いと思うのだが、内容が『なんで?』って感じ。
予定もスケジュールもろくに立てずに生活している私には、明日が見えないのが当たり前で、何が起きるか判らないのが楽しい。
『未来』には予防よりも、対症療法が効果的。
予防するとその効果が『不安』になる。
このテーマにピンとくる人はたぶん予防派でスケジュール立てるのが好きな人だと思う。
311 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 01:16:16 ID:nmvAq/lS
「ネコ」 ネコって好き。 だってネコだから。 犬って好き。 だって犬だから。 人間って好き。 だって人間だから。 重なる思い。同調する心。 手をつないだ輪に入る。 好きって言葉すき。 だって好きだから。
>100 「孤独」 劣等感に縛られる時期は無駄ではないだろうが、これはやりすぎた感がある。 ダークサイトのトップページに飾られているような詩。「孤独」という題材を 生かしきれていない。「太陽は落ちた」ところで世界というスケールの中に 部屋というちっぽけな存在を感じる。君が孤独であるのか。孤独とは何か。 孤独の中の価値はどこか。改めて見てみるといい。バンガッテ。評価D- >102 「世界の終わりとワンダーフォーゲル」 >100と同じか?ワンゲルとの関連性はどこにあるのか。言葉を使おうとする分 >100のほうが勢いがあっていい。評価E >111 「視」 難解である。1連と2連の変化があまり感じられない。何となく感じたものは 君を捉えようとする皮膚に伝わるような感触がそのまま「撫でて」いくように 感じたのだろう。感性は素晴らしい。客観的に見立てた自分との距離感が 欲しかった。詩で投げかける言葉に答える人物は君しかいないのだから きちんと物事を把握して欲しい。評価D+ >117 「潮」 情景を読み取る力は素敵。それを伝える力は中の上。「空気中」を もっと詩的な表現で見たかった。小説よりではあるが、情景を読み手に 浮かばせるセンスと共に、女性の色気だけではない魅力の一つを さらっと伝えてくれた気がした。ここまでいくと美しいな。評価C+
『衝撃』 みちを行く人々 かけ足で行く人々 かぼちゃにもじゃがいもにも見えるその人々は いったい何のために生きているのか そんなにも生き急いでなにを求めるのか はいて捨てるように産み落とされた僕らは もう生きる意味を知らない そんな哀しいものなのか
「√B」 今だから言うけど 俺はお前ら嫌いだから 心でそう言った 声をかけられた時 僕はシカトした この気持ちはなんだろ? 嬉しかったのかな 今は一人で丘に立ってます迎えは猫です 後ろには誰もいなくて この道はどこまで続くんだろう みんな笑ってるかな 一人で心配になる僕 長い道だから気をつけてねよね僕
いつも批評ありがとうございます。では、投下。 「心音不通につき」 あなたの奏でる心音が とてつもなく愛しくて いつもあなたが抱きしめてくれる時の 私の密かな楽しみで ある日私は思いました ‘いつもいつもあの音を聞いていたい’ あなたが眠りについた時 あの音源を取り出した ‘これでずっと聞いていられるわあれ止まっちゃって聞こえない’ ‘じゃあいらないさようなら’
>>313 うちミスしました
こっちでお願いします
『衝撃』
みちを行く人々
かけ足で行く人々
かぼちゃにもじゃがいもにも見えるその人々は
いったい何のために生きているのか
そんなにも生き急いでなにを求めるのか
はいて捨てるように産み落とされた僕らは
もう生きる意味を知らないか
そんな哀しいものなのか
>>303 対象を限定していないから誰に想定しても構わないようになっていますが、とりあえず読み手に母性的な感覚を与える詩ですね。
全体を通じて訴えたい事は「道は長いけど頑張れ」という一言。
そこに優しい言葉とか相手の自立心を促したり相手のペースを尊重するセリフとかを加えて出来上がり。
俺はこの手の詩にあんまり感動できないなぁ。
(´ω`;)
自分がなにを訴えたいか客観的に整理してみてくれい。
デリケートな詩より迫心の物をプリーズ。
D+
>124 「救いの言葉」 こういう文をじゃんじゃん載せるのは勘弁して欲しい。その感性は若すぎて どこか懐かしい。その感性は大事にして欲しい。後は、文才能力。 何が悲しいんだよ、何に怒りを感じた。笑いごまかした日々を一度でも 省みたか。「大嫌い」という言葉は目を背けているだろうが。 自分自身の字も違う。朦朧とした日々を送っているのは君だけじゃない。 断じて、断じてだ。共有しようと思わないか。読み手に伝えたいと思わないか。 日記は日記。詩は詩。感情詩は好きだが押し付けがましい心はいらない。 見出そうとしないなら君の足はそこで地団太踏んでしまえよ。 その目は鼻は手は足は耳は乳房はなんの働きもしないのか。 もったいない、もったいないぞ。無理しなくていいから。あえて頑張れ。評価E >125 「チェーン」 タイトルがただの飾りになっている気がした。重要性を見出せない。 言葉は鎖という表現から人と人との糸にもなり人を痛める武器にもなる。 温かい鎖と冷たい鎖は紙一重だと思った。新たな感性を自分で発見できた。 普通のことだが改めて言葉にされると面白い。2連は冷たい鎖がメインに なっているのでもっと両方の意味が欲しい。シュールな詩でした。評価D++ >127 「Grunge」 いじめられっこの人物像が面白い。ゆずの「嗚呼、青春の日々」のバックグランド のようなイメージであった。主人公の人間味溢れた人格に思わず 見入ってしまった。やさぐれた部分と落書きを綺麗にする仕事を無駄口叩かず もくもくと作業する姿がなんとも空しい。男の姿がなんだろう、感慨深いよ。 「命の水」はこの詩には合わない気がした。そんな美しい言葉はいらないだろう? grungeを使う要所要所で意味合いが違うと呼んだ。テンションを上げてくれて ありがとう。面白かったです。また読んでみたい。評価B
319 :
蝶のおなら ◆BgeBWZtrIQ :2006/08/18(金) 01:51:23 ID:NpWH1E8T
未評価リスト >281 >283 >286 >287 >288 >292 >294 >298 >299 >300 >306 >311 >314 >315 >316 再評価リスト >217 >289 全17作品 恐らく間違っていると思います。見つけたら訂正お願いします。 評価人、お疲れ様です。ご苦労様です。 私が評価して種をくれる人、ちゃんと読んでます。ありがとうございます@@ノ
320 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 02:22:13 ID:EJm7U4Ge
「青き迷走」 生きる意味が解らない 死ぬ理由が見つからない 中途半端な位置で彷徨う僕 光の下で笑う僕 闇の中で考える僕 どちらが本当の僕なのだろう 両方僕であるということは解る でもどこかが違う そうでなければこんなにも戸惑うことは無いはずだ 明るく平和にいきたいと思う僕 そんなものは不要だと嘲笑う僕 何がしたいと互いに聞く僕と僕 でも僕は気付いた 彼らについて考えている今の僕はどちらにも依らない本当の僕なんじゃないか すべての仮面が剥がれた 理解したような気がする 僕の内に 僕にしか解らない場所に 僕の本質があった
「コンビニにて」 レジを前にして 僕は品物を差し出した 買わなくても良いようなモノでも 何故か僕は欲してしまうんだ ねえ どうしてだろう 手の震えが止まらない 何もかも上手く掴めない 店員を前にして 僕はお金を差し出した 目を合わせないように 手が触れないように 僕はお釣りを受け取るのです ねえ どうしてだろう 手の震えが止まらない 誰もかも僕を見ている
蝶さんご苦労さまです(´ω`*)ゝ
とりあえず俺はリストの後の人からやっていきます。(えぇっ)
>>320 うーん、タイトルはこのタイトルでなきゃ駄目だっていう感じではないのう。迷走って言うほど緊迫した感じはない。
青年の相反する自己に対する葛藤から哲学的解決へと向かう詩。
短い詩として独立していた方がいいだろう。たった3行で心の葛藤をここまでえぐり出す気迫があるのには正直驚いた。
ただ、その繋ぎ方がまずい。長文詩は経験が浅いとみた。
特に3段落目は自分の感情を普通の言葉で説明した文になっている。
哲学的と言えばそうかも知れんが、言葉が地についてて読み手の遊べる幅がないのはいかんね。もっと詩的な表現方法を模索してみた方がいいだろう。
無理して大きなテーマを書く必要はない。短い詩で充分魅力的だからどんどん好きな詩を書くといい。
C-
323 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 04:18:01 ID:CkOIUyIt
【ヨーイドン】 同じ位置でヨーイドンした二つの影 二人を愁う夕日 僕ら 何にも疑わず 真っ直ぐ走れるもんだと思ってた 躓いた僕 すぐに追いつけよ 友の声 目を開けたら 友の姿は無く 僕だけを照らす夕日が 友を追っかけて 遠くの明日に沈んでった
>>321 自意識過剰になった時の日常に潜む恐怖。
コンビニ+対人恐怖症=誰もが見ている
この解決にはどきっとしました。(´ω`*)
これからは無理に詩のリズムを保とうとせず自分にとって一番自然な表現を使ってみた方がいいお。
C
325 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 06:11:51 ID:JJUk/rt6
私は人間が嫌いだ。無意味な争いが不幸を呼び、どんなに愚かなことだろうか。そして堂々巡りになることだ。 戦争だけではない。一人の人間をハブにしたり、 目の敵にしたり、そんな日常を送っていて幸せなのだろうか?そんな私はそういう行動を見つめながら、自分を見失いたくないと芯を強く思うのです。 お互いの自我が激しくぶつかり合うだけの人間を見失った醜く、姿などになるよりも、私は永遠と孤高の存在でありたいのです。どこから憎しみはくるのだろうか?
>>258 明けきらぬ梅雨、寝ているのら猫、痛々しいイグサ、若畳の上でうつらうつらしている主人。見ていた縁の下の蛇がしゅるり。
成程、こいつは上物だぜ。
一見閑な風景に見えるが「踏まれた藺草の現」は主人が寝ている若畳という形で更に痛々しく現れている。これは踏まれたというより虐げられているという強い意味合いがあるな。
蛇が一体何を考えているのかは謎だが、とにかくこの世界のどこかに潜んでいて延々と続く梅雨の気だるさを打ち消す謎の存在なのだろう。
最初読んだ時は縁の下にいる蛇に対する「それらを見て」という表現がファンタジック過ぎて違和感があったのだが、成程この蛇は全てを見ていなくてはならないはずだ。そして「しなった」でなくてはならない筈だ。
俺にはこの詩をいじって良くする自信がねぇ。教科書から出てきそうな詩だ。
この方向性ではある種頂点かもしれないのでAをつけたい。つけたいのだが、言論を弾圧されない今の時代はもっとジューシーで油っこい詩を求めているのかもしれない。
しかし……いやしかし! という思いで
A-
>>323 同じ位置からスタートしたのにある拍子から置いていかれた僕。最後まで僕を照らしていた夕日も友を追っかけて沈んでしまった。
伝わる感覚は孤独や最後の希望にも見捨てられた絶望感みたいなものかな。
いろいろあるが最後のくだりはちょっと詰めこみ過ぎたとは思わないだろうか。
「僕だけを照らす夕日」はただ置いてきぼりの情景を表すために付け加えられたとしか思えないのだが。
全体を通して登場する「友」「僕」「夕日」だけで全てを表現しようとしているのが問題になっている。
後半になるにつれて一番大事なテーマではないもののために視野が狭くなっているな。
冒頭のように「影」を加えて初めて情景が浮かぶ事もあるので、情景を表したいと思ったらこの三者以外にも目を向けた方がいい。
まあ、場数を踏めばなんとかなるさ~。
ヾ(´ω`*)
D+
328 :
sage :2006/08/18(金) 08:37:33 ID:HQ2SXOxU
もともと曲につける予定だったから、長文だけどスマソ 暁、別れ話、何も見えず 吹き付ける雪のせいだけじゃなくて 君の部屋のドア振り返り思った もうここへ来ることは無いだろうと 目の下の雪、手の甲で拭った 生温かい感触、君の温度 もう戻らないものに想い馳せて 辛くなるならいっそ雪に身を委ね 今まで君がいて幸せだったと言って 僕はそっと君のため雪に紛れ 願わくば心の片隅に留めて でも君は迷いさえしない 吹きすさぶ雪は心の隙間 入り込んで君の幻見せる 冷たい未練の欠片さえも 凍らせ心の奥底沈む こんなにも冷たい雪でさえも 切なさ紛らわすことはできなくて ひとを愛すること知った僕は 叶えられないまま生きていくだろう せめて君も、思い出して 今まで君がいて幸せだったと言って 僕はそっと君のため雪に紛れ 願わくば心の片隅に留めて でも君は迷いさえしない 雪降る夜明けに残った月が 嘲笑うかのようにぼやり照らす こうして僕は再び独りさ 君と出会う前もそうだったな 吹きすさぶ雪、凍える身体は 今も君の温もり求めていて 失って初めて気づく「寂しい」 君がいたあの日、もう戻ってこない 心に生きる君の幻は 今も僕にそっとほほえんだままで どうか君だけでも幸せになって たまには僕のこと思い出して 祈っているよ 僕の詩よ、誰か聞いて 君に届いて
>>323 「僕だけ」を使いたければ、取り残された一人称人物をクローズアップしなきゃいけない。
でも愁いているのは「二人」
どちらか片方にしようや。
>>258 いい詩だからこそ。
「それらをみて」が残念。
蛇は明らかに上を受けてるわけだから。
>>325 茶化すつもりはない。言いたいことはわかるが朝からちょっと酔っているな?(´ω`;)
真面目に評価すると前半の導入部の構成がちょっと不安な気がしますね。
「無意味な争いが不幸を呼び」ひとつで「どんなに愚かなことだろうか」の理由を言い尽そうとしている。
「戦争」と対称関係にある第二段落の「日常」に対する描写の方が構成がしっかりしてる。
「一人の人間をハブにしたり、目の敵にしたり」と並列を使う事によって具体性を深めて読み手に想像しやすくなっている。
後半はわざと日本語を砕いたり組み合わせたりしたにしても、コースを見ずにイメージだけでドリフトしとる感じがしますね。
妙に気取ったり奇をてらう必要はないので、もうちょっと安全運転を心がけてください。
E+
この世に飾られた 虚構の装飾 破壊と再生に 乾杯の宴 所詮儚き夢ならば ネズミのように生きてやる ボクは息を吸い込んで別れを告げた 夜の墓場で蝶が一匹、舞う
退屈を蹴ってやった すぐに誰かがそれを立て 僕はまた蹴った
334 :
208+ :2006/08/18(金) 10:51:20 ID:f8WQ8x1O
333げっと できなかった orz 久し振りに書いて逝くかな。 「羽」 ちぎれ落ちたそれは 見るもの全てを魅了する コマ送りの映像が レンブラントと重なって まるで僕を嘲笑うように 哀れむように 墜ちていくのだ もう 羽はないのだ
お初です。最近作詞(曲にのせる方)に興味を持って書いてみたものです… うまい表現が出来ませんが評価の方よろしくお願いします 「手」 意味もなく 空を掴んだ その五指を 強く握れば 握る程 その腕は 見えぬ心は 握った分だけ 強くなり 望んだ分だけ 力をくれる 弱さと出会った あの時や 喜びを知った あの時も この手は 見えない感情を 強く 大事に 掴んだだろう この詩を 掴んでくれた 君の手に 何かを見つけられたなら この手にも
336 :
ai :2006/08/18(金) 11:15:15 ID:Gbgzrqtp
どうでしょうか 「星月夜」 星は歌い 月は奏でる それは眠れぬ夜も 二人っきりの大事な夜も 星は歌い 月は奏でる それは壮麗で繊細な 明日を夢見る僕達に 些細な力をくれる歌 点と点を繋ぎ 夢のドアを形作ろう そして そのドアをそっと開いてごらん きっと 穏やかな 彼女の未来が見えるはずだから 星は歌い 月は奏でる それは まだ見ぬ 僕らの暁を祝福するように
>>280 季節柄の蒸し暑さに加えて、何か重要な告白をせねばならなかったような主人公の瞬間を切り取ったのだろうか?
勝手な空想で蝉の声が飽和した墓場で、何か重要な告白をしつづけて時間が止まったかのように感じる緊張感の映像を浮かべてみた。
疑問は二回目の『汁け、これは汗』の文字の空間遊び。
もう少し大胆にするか、あるいはそれが出来ないのならばあっさりとやめてしまったほうが良い。
C‐‐
338 :
ai :2006/08/18(金) 11:28:16 ID:Gbgzrqtp
「星月夜」 星は歌い 月は奏でる それは眠れぬ夜も 二人っきりの大事な夜も 星は歌い 月は奏でる それは壮麗で繊細な 明日を夢見る僕達に 些細な力をくれる歌 点と点を繋ぎ 夢のドアを形作ろう そして そのドアをそっと開いてごらん きっと 穏やかな 彼女の未来が見えるはずだから 星は歌い 月は奏でる それは まだ見ぬ 僕らの暁を祝福するように
>>281 宇宙と云うタイトルにしたのはマズかった。
この作品がダラダラと説明を繰り返している宇宙に対して、宇宙の事を云いたい作品であると言っているようなものだ。
俺はこのダラダラとした宇宙に対しての考え方をいわば『前フリ』にしておいて、終わりのラーメンが伸びた様をもう少し滑稽にしてしまって、タイトルを『ラーメンと空想』とかに変えてしまったほうが良いのではないかと読んでみて思った。
作品の宇宙に対しての考え方は独創的でもないし、心を捕らえるわけでも無かった。タイトルをこれにした時点で、残念ながら厳しい採点をしなければならない。
D‐‐
>>283 タイトルも作品本体も少し意味深だ。
さっぱり判らなかったのは『ムスリム』
何だコレ!?(笑)
著者がきちんと説明できるなら俺は面白いと思う。
親の欠点は手に取るように見えるが、自分自身の事は判らない。当たり前の矛盾だ。
敢えて親にする必要も無く、単純に『あなた』の欠点にしてしまっても何ら変わらないような気がする作品だった。
敢えて親にした理由は何だろう?
それだけ身近で、良く見ていて、もう好きだとか嫌いだとか以前の激しい感情を表しているなら、その気配が作品から伺えなかったのは残念だ。
D+
>>285 誰か忘れたけどこの作品の評価の時にアメリカの例の事件って言ってたけど、そのを見てしまった後なので、敢えて作品を純粋に見てみると、昔の戦争ムービーを見て衝撃を受けている人
に、俺は見えた。『モノクロの画面』が理由だ。
物凄く衝撃を受けたような内容が、最近起こった事件を予感させるが、これだけでは手がかりとして弱いのではないか?
陽炎を季節とTV画面に重ねていると書いていたが、あれも少しTVと重ねるとしたら、手がかりが欲しかった。
D+
342 :
九泊 :2006/08/18(金) 12:20:46 ID:fdgQXhNW
『小さな男の子』 遠く 遠く 飛んでゆけ 僕の 伝えたかったあのこと みんな みんな どうでもよさそうだけど わかって欲しいこの苦しみ 暑い8月のある日 コーラの缶が振ってきた 瞬く間に街は溶けて 後に残るのは黒さだけ お好み焼き屋ももみじ饅頭も 甘いかおりで溶けていった 遠く 遠く 飛んでゆけ 通学路で灰になった魂 みんな みんな 哀しむ間も泣く 溶けていったあの日のこと 暑い8月のある日 白と黒の人間やってきた またたく間に手にくるめられ 犬となった我が国日本
343 :
九泊 :2006/08/18(金) 12:22:30 ID:fdgQXhNW
>>342 訂正
『哀しむ間も泣く』⇒『哀しむ間もなく』
泣いてどうすんだw
ちょっと正統派気取った詩書いてしまいましたが・・・やっぱ性に合わないかなぁ。
>>286 擬音が暗揄なのか、遊びなのか疑問。
右脳、左脳、天使、悪魔、民主、資本
これも謎。
玄人向けだろう。
何となくだが選挙のようなイメージは有る。
俺が判らない以上、この作品を持て囃すことは出来ない。
D
345 :
九泊 :2006/08/18(金) 12:28:36 ID:fdgQXhNW
『太っちょさま』 太っちょさまがやってきた 南の果てにやってきた 全てを食い尽くしてやるぜ 家も人も畑も田んぼも 太っちょさまが暴れだす 南のはてで暴れだす あんなに平和だったところも みんな食い尽くしてやったぜ 太っちょさまの活躍で 弓反った国は俺のもの 肉を売りつけてやるぜ 小麦も売りつけてやるぜ
>>287 ありがち。
どこにでも転がっている。
恋愛詩は、倍率が高いので余程に水際立たねば目に入ってこないのだ。
目に入れても留まらないのだ。
歌詞にすればメロディーと声が気に入れば買うかもしれない。歌は詩が余り重要な比率を占めない。
しかしそれだって考えて歌詞にしている人もいる。
そう考えたら歌詞で考えても、後世に残る作品かは疑問。
D‐‐
>>288 少し説明的過ぎて喧嘩の激しいエネルギーを感じない。
地味な喧嘩だ。
『心臓をつかむ』って表現は面白い。
擬音はそこそこ。
オチは少しマズい。
2ちゃん詩集2005の中のヒツジさんの作品、『おまえにしかできない』と見比べると、やはり見劣りして感じてしまった。
D+
>>290 風情に秀でた作品に思う。
見ていて楽しかった。
俺に捉えきれなかったヶ所は、
『鉄の棒を植え付けて』
のヶ所。
田中と山田は、のちに続く『家 家』と相まって、田中家と山田家の家々が続くほどの田舎と云う意味合いと、たんぼの中、山に面したたんぼと云う風景描写にも捉えられるように感じる。
シメもフワッとして快い。
多分『カールおじさん』みたいな佇まいの農夫に違いないと思うのは俺の妄想。
C+
>>292 ズバリ曲者だ。
これは・・・かなり好きだ。
殺し文句だ。
平凡な恋愛詩が俺と云う戦車の装甲をカンカンとノックするだけなのに対し、この作品の威力は対戦車砲なみに威力が大きかった。
ただし俺を完全に破壊出来るかと云えばそうでもない。
故障ヶ所を作る威力。
でも俺には出来ない表現のやり方だ。
B‐‐
>>294 テーマは青臭い。思春期だ。
波とか風だとか。
表現もありがちだ。
しかし伝わりやすい。
少し飾ったきらいもある表現だったが、真っ正面勝負には素直に好感が持てた。
D
すいません。
>>217 の再評価取り消してください。
カスタムに貼り直すので。
352 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 13:39:45 ID:xS4tQsIt
「人」 月へと続く梯子を昇る。 一歩一歩、一歩一歩。 夜空を見上げ星々を横目に。 梯子を昇る、梯子を昇る。 誰もが自分の梯子を自分だけの梯子を。 昇っていく、昇っていく。 昇っていく、昇っていく。
>>297 タイトルと作品との微妙なはぐらかし具合が自分好み。
短い作品特有の切れ味も存分。
スピードが少し不足しているきらいを感じるが、スタミナは並、特に切れ味は間違い無く『平均作品』と云う馬群をキッチリと差し切る力が有るだろうと思う。
G-1に出走出来る力が有る馬。
B
>>298 『最終回』と云うからには何か連続した作品だったのだろうか?
そう云えば前に椰子の木とテレビをブン投げた凄い作品を見掛けたような気もする。
あの作品もこの作品も、難解だ。
俺には理解できないソフトなのた。
読み込めない。
こう云う作品は気配で感じてみるのだが、この作品に関して云えばズシリと魚雷が命中した時のような破壊力は感じなかった。
D
355 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 13:48:22 ID:OqxQVLe6
チャリオット ◆Rumble.9/haizin
>>299 この手の社会批評作品に細かな著者の感情移入は実に危ない事をしていると思う。
この際、はっきり、悪趣味であるように思う。
著者に対する嫌悪感では、間違い無く心を揺さ振られた作品ではある。
D
>>300 『私』と『ぼくら』の使い分けが実に意味深。
親友で定期的にメンテナンスしなければならない奴が居て、どこか他人とは思えない作品。
『過去に落とした経歴』
死にかけたんだろう。
『ぼくら』は過去の断片的な記憶だろうか?
C‐‐
>>303 まるで青春インストラクターと云う感じだ。
アレルギー反応は少ない。
表現はひねっていなくて伝わりやすい。
しかし、余りに直球だ。
D
>>306 特に
四季を狂わせ
の根拠が解けない。
イメージ一辺倒だろうか?
表現力は平均だと思う。
平均を飛び越えることば遊び、メッセージ、切れ味、どれか一つでも満たしてほしかった。
D‐
>>311 同調する心が通用しない社会では、何かと理由が必要だ。そんな中、敢えて直球勝負に出た無垢なアナタのストレートは、俺は打ち返すには気の毒に感じる。
C‐‐
361 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 14:13:50 ID:mHfcv6B6
「イキルということ」 みんな行ってしまった あのクライ場所へ みんな行ってしまった 何かを探しに 僕はいかない 何かにつまずくかもれない 明かりがないから 壁にぶつかるかもしれない 地図がないから だから僕はいかない
「へやのすみ」 小さなまどから光が降ってる 一人ぼっち一人ぼっち 小さいと思ってたのに こんなにも大きかった
363 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 14:29:22 ID:mHfcv6B6
「君へ」 盾があれば君を守りたい 剣があれば君のために死にたい 心があれば君を愛したい
364 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 15:03:27 ID:3jo1axnp
携帯からすいません 「貴方」 世界は目の前にしかない 貴方が見ないなら世界に幸せは存在しない 貴方の前に在る事こそが真の苦難で有って 貴方が生きるのを辞め世界を終わらせるなら 貴方の前のどんな独裁者よりも誰かに希望を与える事もなく世界は終わる 貴方が見る事こそ貴方の世界の幸せを笑顔を現実とする唯一の方法なんだ 貴方は誰よりもヒトを幸福に出来るから
365 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 15:05:43 ID:+8dLWpqO
「ペリカンおじさん」 ペリカンおじさん だらしのない私を見ても おどろかないで おじさん 私の何を知っているというの? 私も何も知らない おじさん ペリカンおじさん このくらいのカンケーが とても丁度いいね おじさん
366 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 15:09:43 ID:TnC0oVH5
『僕が授かったもの』 みんなのために生きてきた僕が ようやく得られたものは一つだけ いちばん輝いていたそれは すっかり錆びれた僕の心を埋め尽くし ぷくっと膨らんだ血管を破裂させる どんなに頑張っても僕はそれに勝てなかった
>>313 判りやすいのは良いが、ベタベタ。
メッセージも、青春・インストラクター(若き悩み編)レベルで、それも深くちゃんと考えていない。
体裁だけをまとめているのではないのか?
D‐
368 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 15:16:29 ID:5mSq2m5n
>>361 評価というより質問。どちら側にいるのかよくわからなかった。生きることが留まること?それともクライところでもがくことが生きること?わからなくて共感も妄想もできない
>>314 数学馬鹿な俺にはタイトルから作品を読み取ることは出来なかった。
作品は平凡に感じた。
判りやすいがベタベタな表現。
揺さ振るまでに至らないメッセージ。
D‐
370 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 15:24:55 ID:5mSq2m5n
>>315 詩として見た場合、俺にとっては酷評だけれど見られたものではなかった。
タイトルとシメの言葉はマズくもなく上手いと云うわけでもなく、平凡だろう。
歌詞としてメロディーに乗せればなんとか勢いで誤魔化せるだろう。
D‐‐
>>320 うーん。。。
判りやすい。
確かに判りやすいよ。
だが、まだまだ青臭い『自分に宛てた手紙』レベルなんだ。
この直球表現は良いとは感じない。
見つめた場所は決して悪くはない。
表現力を身に付けて、もっともっと見つめてほしい。同じテーマを。
D‐
>>321 どうして?
と問われても、読み手は混乱するだろう。作品の中にヒントらしいヒントが見当たらない。
深読みすると、単なる対人恐怖症なのではないかと云う予測をおれはした。
詩は悩み相談ではない。
表現もメッセージも希薄だ。
D‐
>>323 表現力は良いと感じた。
長さもダラダラしなかった。情景もある程度は有るように思う。
後はもう少し、テーマを掘り下げて、メッセージを掘り下げればまずまずに仕上がるのではないか。
D+
>>325 完全に自己の内面に分厚いブンカーで覆い、銃眼すら塞いだ、完全なるトーチカだ。
いわば詩と云うより、己の思想。
他人に見せるべきではない。
胸にしまっておいたほうが良い。
しかし、何故敢えてこの作品を投稿したのか?
このような作品を自己と自己をぶつけ合う、このような場所に、何故他人に見られる事を前提とした『文字』を用いて投稿した?
アナタは見てほしかったのだ。
素直にはなったほうが良い。
E
377 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 15:56:02 ID:3jo1axnp
『僕』 僕が思う事優しく在る事傷付けない事 僕が願う事目立たず傷付かないで在る事 誰かに頼らない様に 誰かに頼られない様に 独りで居るのに同じじゃなくて 破裂しそうな僕が痛い苦しいと泣き叫ぶ 沢山の僕がボクノナカ ボクが僕を喰いあさる 残った僕はツルギとなって僕の中に突き刺さる
>>328 ダメだ。
歌詞の方が良い。
歌詞ならば、使えるに違いない。
しかし実際にメロディーを聞いていない以上、判りやすい既存の作品のメロディーに合わせていたほうがまだ親切というものだ。
D‐‐
379 :
shyboy :2006/08/18(金) 16:03:58 ID:BxrNa7nU
理想の自分を 思い描いて 今日も夢を見て 明日も夢を見て その夢はただ 明るい色を 塗って綺麗に 魅せているだけ 色なんか無くてもいいから モノクロ写真でいいから 白と黒で心を 綺麗に描くから 明るい未来も暗い未来も 全部受け止めなきゃ 白と黒が寄り添って 幾つもの愛を生み出すから 背伸びしなくていいから 等身大でいいから 正直なあなたが 綺麗に見えるから 色なんか無くてもいいから モノクロ写真でいいから 白と黒が寄り添って 幾つもの愛を生み出すから 僕の心のモノクロ写真 白と黒で 明日を描くから 目立たなくてもいいんだ カッコ悪くてもいいんだ LaLaLa LaLaLa LaLaLaLa Ah 僕の心のモノクロ写真 LaLaLa LaLaLa Ah Ah Ah Year
>>332 少しばかり言葉を知っている人が陥りやすい駄作。
言葉に振り回されて言葉から湧いて出るイメージを優先させる余り、本末転倒に成っているのではないだろうか?
偉そうに言っているこの俺がまさに昔このような作品を書いていた。
あの作品を知っている奴を片っ端からこの世から消してやりたいくらい、俺は昔の作品を恥じている。
恐らく好きなものに対する勉強は怠らないタイプの著者ではないか?
これからに期待したい。
D‐‐
>>333 個人的には好きだ。ある種の共感の笑いも込み上げてきた。
しかし、短い作品であれば、短い作品であるほど、タイトルを付けて己の作品を愛してやってほしかった。
D
「天使の描いた植物画」 根っこが鎖 刃が枯れ落ちて 花弁は描き消された 君がそれを描いた とても上手く描いた 水彩 優しい とても だが 天使は涙を流しながら描いた とても上手く描いた 横顔 切なく とても
>>334 どうにもこうにも、レンブラントの作品を見たことが無く、知識もない一読み手が見たらついていけないに違いあるまい。
明らかに人を選ぶ作品だろう。
個人的には嫌いではない。
しかし、判らぬ以上、この作品を持ち上げることは出来ない。
D
>>335 読み手が聞くことが出来ないメロディー歌詞を著者が独り善がりに見せるほど浮いていて惨めな物は無いだろう。
既存の作品のメロディーに合わせているとするなら、種明かしを求めたい。
D‐‐
385 :
「路肩」 :2006/08/18(金) 16:20:36 ID:o/dor0qK
一匹の蟻。僕は立ち尽くしそれの脆弱さに気付いた。そしてそれは己の支配欲を必ずしも刺激し、微々たる高揚感を。 「今すぐ潰す事だって、潰さない事だって・・」 その刹那僕はこの道が何処に続いているかを実はあまり知らない事を思い出し 王と言う名の座から落ち真昼の路肩に取り残されている事に気付いた。
386 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 16:24:08 ID:5mSq2m5n
>>382 字面をうまく合わせようとしすぎて 落ちが悪かった
>>336 歌詞向きの感性だろう。
取り敢えず夢を見る人が好きな類の心を捉えるような綺麗な言葉をつなぎ合わせているのだから。
詩として見た場合は、もう少し嗜好が恋愛向きなネット掲示板で、中高生の間にはお友達がたくさん出来て人気者になれるくらいには通用すると思う。
D‐‐
389 :
shyboy :2006/08/18(金) 16:28:55 ID:BxrNa7nU
チャリオットさん頑張ってますね!
390 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 16:31:03 ID:9VvnGUST
「青春真っ盛り」 飛散る汗 舞い散る汗 ほとばしる汗 頑張れ若人よ・・・ たくさん汗をかくのだ そうすれば、汗をかいた分だけ・・・ かぶれるだろう、汗疹で
391 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 16:46:31 ID:pzJIXPW9
「台風」 台風がくる まるで地上から人間を引きはがすかのように 過ぎ去った後の陽射しは 共に破壊してしまった自然への恵みか
392 :
336ai338 :2006/08/18(金) 16:47:34 ID:Gbgzrqtp
「虹」 未来を奏でる若者達 何時も一寸先をみすこして 其処に旗を立て 見えない旅人【たびうど】を待っている 希望を奏でる星座達 確固たるその不動の意志を 輝く力で知らせてくれる 悲しい雲が僕らの街に降り注ぎ 絶え間ない平穏を奪っても 森の向こうでは 七色に輝く明日へと続く橋が僕等を待っている さぁ そのトランクに 有りっ丈の夢と希望を詰め込んだら 丘を越え 森を越え 虹色の橋を二人で渡ろう 無謀だなんて言わせない 危険だなんて承知の上さ でっかい地球の 小さな伝説 重すぎる荷物に息を切らし 二人ほほえみあい橋をゆく 未来を目指すその顔に 虹色の光を浴びながら
393 :
336ai338 :2006/08/18(金) 16:48:10 ID:Gbgzrqtp
ちなみにテーマは ラルクアンシエルです。
>>390 ここは自分自身のセンスを試すところだろう。
【鈍感】 地球と太陽の距離は絶妙 近すぎては暑苦しい遠すぎては寒すぎる 僕と君もそうなんだ 誰かに取られたらおしまい 日を浴びない花は枯れる 君は僕から逃げられない だって君は太陽だから 太陽と地球は一定の距離で無くては 水星や木星に取られない様に 監視している 君が誰と電話してどんな独り言を言っているか知るために盗聴しているだけ 君を知るためにいっぱい写真を撮った ストーカーな訳じゃない 君に来た手紙を読んだりしたけど 太陽と地球の関係上しょうがないんだ 早く僕の空にしてあげる 君もこの関係が嫌そうだから 空と地球は一心一体 上を見たら君が居る 君が下を見たら僕が居る 水星や木星からは見えない 地球の中だけの存在 ずっと僕だけが見ていられる 今君の家の中 後二分で君が来る
396 :
千代丸 :2006/08/18(金) 16:59:10 ID:GNyugH8f
「うなぎ」 つまり、一度死んだ 水からあげられ 水から離され 自ら焼かれるのもそう悪くないなど思いもする 業火は似合わぬが 弱火もいまいち それが私を傑作に仕上げる故なら 我慢するのも悪くはない 私の体が煙を運ぶ 周囲の心理が鼻を支配し私に乗っかる せめて、こうなる定めであなら 下品なヨダレで もっと私を欲してほしい 香ばしい私の未熟な皮が なかなか素敵な脂を垂らす 夕焼けに焼かれ美しい 炭に熱せられ香ばしい つまりは、うなぎ こうなることもそう悪くはない
397 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 16:59:34 ID:5mSq2m5n
>>394 いいんじゃない。
>>390 面白かったと思うけど。ここはセンスを評価するとこされるとこでしょ?
398 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 17:09:07 ID:NDaVlFzN
雫を飲んだ 昼間から 350ミリリットルの品質は 畑から いいんだよ 緑だよ
399 :
雨蜘蛛 :2006/08/18(金) 17:23:32 ID:WU6a+lA3
「雨蜘蛛」 所詮は愚劣な体験談と 僕の世界は一蹴されて 当然俯く首筋を 小さな雨粒打ち付ける 未練がましく垂らした糸に 葉脈を辿って滴る雫 急かされた様に足速に 断ち切った糸を引きずり逃げる 走り出したい程焦っていたつもり けれど糸が重くて あまり遠くへ行けなくて 小雨は途切れ途切れに今も 僕を狙って打ち付ける 至上と信じた世界の上を 無数の水滴埋め尽くす 愚劣と呼ばれた視界はそして 落ちては飛び散る運命を見た 降っているのかさえ不確かな雨粒も 広げられた劣者の手の平くらいなら潤せる
じじさん、チャリオットさん、ありがとうございます。
401 :
208+ :2006/08/18(金) 17:59:24 ID:f8WQ8x1O
>>398 いやそうではなくて
>>394 がいいたかったのは「他人の作品をもってくるな、糞が」ってことだとオモ。
>>390 は『すごいよマサルさん』のトレパンが(ry とりあえず
>>390 通報しますたww
それはそれで置いといて。
>>383 評価どうも。レンブラントは「レンブラント光線」っていうやつね。
たまに雲の切れ間から光が差し込んでて「光の筋」が見える時あるでしょ?あんな感じ。
ついでにレンブラントの作品は俺も知らないわww
>>342 『あのこと』とは『あの事』と『あの子と』を重ねたのか。
重ねたことの真意は?
『コーラの缶が振ってきた』
『振られたコーラ?』『降ってきた』にしなかった真意は?
二つ、それだけが引っ掛かった。
隠して書き切ったのは面白かった。
コーラは個人的にコークスと言葉の響きが似ていると思うので、或いは炭素の細かい粒子に重ねたのかな?とも考えた。
爆弾をコークに見立てたのも皮肉が効いていて面白かった。
最後の露骨な嫌味的政治的表現は俺の中ではマイナス材料。
C‐‐
>>345 ふとっちょさま
は『ふぁっとまん』を表しているのだろうか?
南の国とは、それが落とされた地域二ヶ所が日本の南側だということだろうか?
シメの日本を表す表現は、ノストラダムスの諸世紀みたいで面白い。
台風に見えなくもない所もユニークだった。
C‐
>>352 意味を隠しているのだとしたら、一読み手の俺としては難解に感じた。
もう少し手がかりの余地が欲しい。
イメージだけではないはずだ。
種明かし希望。
D+
>>361 テーマに明らかに作品が負けた。
タイトルを相応に低くするか、作品自体、考えて、思って、考えて、思って繰り返し、読み手の心に響く物にして欲しい。
D
>>362 意味深。
読み手により、様々に考えさせられるだろう。
ただ、数日後に印象に残る作品なのか?と云う威力の持続的な力があるかと言われたら、疑問。
D+
407 :
十六夜 :2006/08/18(金) 18:28:27 ID:ADx5uyYF
輪郭は朧げに ゆらゆらと 照らし出す 十六夜の形 切り落とされた 鋭い欠片は 湖の餌となり 円を描く その日まで ただ静かに
408 :
九泊 :2006/08/18(金) 18:59:19 ID:fdgQXhNW
>>402 『あのこと』はただ単に『あの事』。平仮名が好きなんだよ。
『振ってくる』はどう見ても誤字orz
『降ってくる』ですね。
>>403 台風・・・確かに見えなくも無いですね。
『小さな男の子』はゆったりしたフォークソング、
『太っちょ』はパンクロックな曲を思い浮かべて書いたつもりなのでした。
二つを似せることなくほぼ対義させることで味が出るかなぁ、と思いましてw
>>406 評価ありがとうございます。
今見てみると印象が薄かったかもしれません。
>>370 そんなこといいながらも読んでくれるあなたに感謝。そしてスマソ。
410 :
sage :2006/08/18(金) 19:32:27 ID:4tP1v0Lg
祭り 川辺に座る陰二つ 届く音色に集いあう 水の流れは往々と 語る思いは程々に 跳ねる光を追いつつも 望む言葉は未だ出ず 流れに浮いた輝きは ゆらゆら揺れているばかり
>>363 確かに、『君へ』宛てれば面白いだろう。
しかし、読み手が見たらば、しらけ返るに違いないのだ。
判りやすい自己犠牲精神は健気を越えると滑稽ですらある。
D‐‐
412 :
九泊 :2006/08/18(金) 19:40:10 ID:fdgQXhNW
『この恋叶え』 ピ ポ パ ポ ピ ポ パ ポ あ な た に あ い た い であった時にはただの 甲斐性無しだと思った 優柔不断で優柔不断で 困った時にはすがりついてきて でもそんな貴方 そんな貴方と一緒にいていたら 時には優しく時には控えめに私を叱ってくれた 離れてたらいてもいらんない 私は貴方と話してたいの! ピ ポ パ ポ ピ ポ パ ポ あ な た が す き で す そんなある日貴方は 私に相談してきた 「あの娘のことが好きなんだ 仲を取り持ってくれないか?』 優柔不断で優柔不断で 困った時にすがりついた 昔の貴方が目の前にいる奴と重なりあった でも私はただ 貴方のことが好きだから いつまでも傍に居られればそれでいいんだ 本当に? 自問自答を繰り返す 本当に貴方大好きなのに! ピ ポ パ ポ ピ ポ パ ポ この恋叶え この声届け この恋叶え この恋叶え!! 「ごめんなさい 神様よりも 好きなんです」
>>364 著者が特定の誰かに見せた時に初めて威力を存分に発揮する作品だろう。
ただしそれは詩としてではなく、愛の言葉として。
詩として第三者的読み手が見た場合は、俺の場合は見ていて大変に居心地が悪く、思った。
D‐
414 :
九泊 :2006/08/18(金) 19:42:15 ID:fdgQXhNW
自分で読み返して痛さ抜群だと気づいた むしゃくしゃしてチャリ氏の嫌いそうな恋愛物を書いた 後悔はしているが反省はしていない
>>365 俺はこの作品を援助交際と重ねてみてみた。
一昔前のトレンディードラマが今は誰も話題にしないのと同じように、この作品も数時間後には印象に残る事は無いだろう。
俺を揺さ振る作品ではなかった。
しかしうまくはぐらかしたような表現やメッセージは詩として普通に通用すると思う。
その意味で平均的に思う。
D
416 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 19:49:55 ID:XC6GR2aS
「」 誰かの罵倒や嘲りの言葉 または視線や 空き缶や石がとんできた訳ではないが ふとひるんでしまった 体重が半減し 骨格は関節の無い硬いゴムとなり 肉と遊離する 私は体を風呂場に逃がした 冷水に隠してしまうと 体温が曖昧になり 私以外の 全てが元に戻った
「CCCC」 世界の事象を巡り行く 煌めきの欠片を集よう 幾千幾万が身に染みる ひときわ目を引く輝き 思考と思想で飾り付け 形を成す僕だけの宝石
>>366 『僕』が何か物ならば、面白いと思う。
『僕』が人間ならば、
『みんなのために生きてきた』
だなんて、ダサい物言いだ。
どちらにしろ、手がかりが見当たらない。
つまり、少々辛辣に言わせてもらえば、独り善がりとも受け取れる。
種明かしがあるなら聞いてみたい。
D‐
419 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 19:56:01 ID:XC6GR2aS
416「変わってしまった」 です。申し訳ない。
>>377 作品を拝見していて端から見ていても痛々しい。
自分を見つめて作品に向かい初めたは良いが、まだ慣れていなくて、破滅的な自虐精神が鎌首をもたげ、振り回されたに違いない。
バット・トリップで作品を作る事は俺にも有る。しかし、この作品は詩とは言えない。その繊細な感性を損なわないように自分を冷静に見つめて欲しい。
D‐
>>379 はぁ・・・何で今日は歌詞やら痛々しい作品が多いんだ。。。
読んでいてがっかりしてくる。
独り善がりのメロディーにメッセージを加えた歌詞は、読み手がメロディーを聞けなければ致命的である。
しかし、この作品に関して言えば一応なんとか詩としても通用するだろう。最後の変な英語の唸り声が無ければの話。
歌詞としてなら問題無いんじゃないのかな?
問題があるとすれば歌詞スレに乗せたほうが良いと言う事だけ。
いつも歌詞を酷評してはいるが、実は俺はその酷評したどの作品も、優れたメロディーと表現力の有るヴォーカルが居れば、無難に通用するのではないのか?と考えてはいるのだ。
口に出して誉めたら、歌詞作品が増えてしまうのが面倒臭いので言わないだけだ。
D‐
【無題】 いいんだよ・・・ 君が笑っていれるなら いいんだよ・・・ ただその一言で充分さ おやすみ また明日 適当に書いた。だが反省はしていない
「友」 時には傷つけられて思うように振り回されて大事な時に見離されて 上辺だけで励まされてそれでいて見返りを求められて 孤独を嫌い、夢など語らず今が楽しければそれでよく、何にも流されて 適当に誰かをすきになって自分のワガママが通らなければ不貞腐れてやりたいようにやってゆく それでも僕はあなたを 友達だとずっと思ってる 人の物なんでも欲しがってそのくせすごく飽きやすくて誰の言うことも耳にせず何も信じることなどしない 金がある人にうまく取り巻いて権力というものにめっぽう弱くて破天荒に生きるのが好きなわりにはルールを破るのが嫌いで ときどきわかんなくなることが増えてきたけど それでも僕はあなたを 友達だと思ってる この世界って思ったより綺麗事なんて通らないらしい 友達ってなんですか?友情ってなんですか? 邪魔になったら簡単にすてりゃいい 余計な事なんてかんがえなきゃいい だって僕ら 最期はひとりぼっち
>>382 これは・・・ありがちな天使が出てはくるが、実は嫌いではない。何だか独り善がりな作品にも見えるけれども、色々な解釈が生まれるような作品にも見えるのだ。
タイトルは『天使の書いた植物画』だが、俺は違う絵をイメージした。
根っこが鎖
刃が枯れ落ちて
花弁は描き消された
地に足を縛られる運命の天使、つまり人間と何ら変わる事の無い境遇
刃は葉と意味を重ねて、実は天使の羽根ではないだろうか?
花弁は性器。表現の自由を奪われた惨めな格好だ。
つまり、羽根が落ちて、地に住んでいる人間と何ら変わりが無い、天使(人間)が己の姿を描いたのではないか?
天使=この作品に出てくる絵を描いている本人=植物
と、これは勝手な俺の解釈。
羽根は枯れ落ちて、地に足を縛られ、性器すら社会のタブーとして描くことを禁じられた画家なのだこれは。
『花弁』だから多分これは女の画家だろう。
それらを第三者的視点の誰か(著者)が
水彩 優しい とても
横顔 切なく とても
と、無駄な言葉、ジョイントを省いて心情を読み手に伝えている。
勝手な俺の恣意的読取り。
他の評価人がどのような受け取り方をするのか、俺は大変に興味が湧く。
C+
>>385 『必ずしも』の使い方に少々違和感。違和感=少し面白い。
意地の悪そうな心理の前半から、後半のオチは素直に笑えた。
王さまー!
方向音痴かぁー!
俺もそうだぞー!
あっはっはっ!
と言う、瞬間的な笑いは沸き起こったが、中・長期的に響いてくる作品かと問われたならば、そうではなかった。
D+
>>390 オリジナルでは無い上に、さらに部分的にいじった形跡すら見当たらない。
完全に作品を描いている人達を裏切った背信的行為。
恥じるべき行為。
アナタがうすた京介本人ならば、何ら問題は無い。
明らかな著作権違反だ。
F(犯罪者)
>>391 悪くは感じない。
動の後の静を無心に見た著者の閑静な感性。
しかし、中・長期的に響いてくる作品かと問われたならば、疑問。
D
【 美 し き 侵 食 】 蝕まれてゆく心臓が 貴方の不可欠を訴えた 消えそうなくらい弱々しい音で この上ないほど甘美な響きで 風化することが 何よりもおそろしくて 貴方に忘れ去られるなんて とても絶えられなかった 狂おしいほど 侵食されている 鮮やかな色でもって ゆっくりと私のなかへ ああ素晴らしい 如何しても貴方の腕の中でしか 生かされない私だ
>>392 何ら根拠の無い希望が見えて、若いなぁ・・・と思わせる健全さがある。
羨ましいとは、思わない。
ありがちな表現力は伝わりやすい反面、詩が好きな読み手には通用するのは厳しいと思う。
思い切って歌詞に転向した方が存分に活躍できると思う。
D‐‐
430 :
一 :2006/08/18(金) 21:31:59 ID:CGRBqiHB
「あああ」 あああぶわーっ わーっ あああ なーんか惰性で 意味のない事で 感じたり出来ない人など一人も居ない事に感謝 あああ目をそらしたその残像に映る事 ぶああああああっー
>>395 ・・凄まじい思い込みが、細かな『君』への行動チェックに加速されて行き、読み手を恐がらせる意味での揺さぶりに成功している。
実に際どい作品だろう。
最大限に威力を発揮させる方法としては、『君』本人にこの作品を見せる事だろう。
他に使える場面としては、ホラー映画の霊になる前に書いた『僕』の日記。
そしてその日記は『僕』が死んでしまった後も『僕』の手で書き加えられ、ある日最初の犠牲者が、その日記を見つけて読むのだ。そして犠牲者は驚く。
『なぜ私の事が、私の行動が書いてあるの!』
賛否両論だろうが、俺はこの作品が嫌いだが、面白くも思えるのだ。
D+
432 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 21:42:01 ID:CGRBqiHB
「かたかた虫」 かたかたかたかた 車輪を見つめて彼は文明を睨む このままでいい筈ないじゃないか 便利なかたかた虫はさえずる 例えると社会 心臓に車輪を付けた未来は 昔を見つめ 鳴いた かたかた虫はサナギになった
>>396 アナタの作品にしては、判りやすく、俺みたいな評価人でも、安心して作品を楽しめた。
景色夕焼けで木炭も赤い。塗った飴色のタレは茶色。
薫りさえたゆうよな、そんな赤系風情。
鰻を食べたくなった人も居るのではないか?
俺もこの作品を空腹な時に見たら、お金が有れば鰻屋に繰り出したかった。
単純に楽に読んで楽しめた。
D++
>>398 昼間の豪雨の中、畑の草露で喉を潤す。普通の人はあまり実際にはやらない行為だろう。
その意味で有りがちではないファンタジーがあって大変に痛快に思う。
悔しいが、あ、こんな事、俺はやってみたい。やってみたいぞっ!!
って。豪雨の畑に出てみたい気にさせてくれた。
普通に社会生活を営む俺には、この作品の逸脱っぷりの感性は快いし、羨ましいし、悔しい。
ただ、せめて作品にタイトルを付けて、著者本人が愛情を示して欲しかった。
物凄く勿体ない事だ。
B‐
>>399 前半カッチリリズムを決めて、後半次第に自由に自由にはみ出したテンポで言葉を展開させているような気がする。
それが見ていてとても心地よい。
ただ、少し表現、言葉の使い回しが堅いのだ。『愚劣』とか。
オチは可も無く不可も無かった。
景色と心理描写はまずまず通用すると思う。
C‐‐
436 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 22:03:12 ID:CGRBqiHB
「視」 くるっと てっかりした物質 世界を閉じたり 世界を開いたり いたっ!! たまに 刺さる 今日暖かい光を見つける あっ! つるっ 木 石 壁 火 赤 水 黄 楽しいね
>>407 短く、説明臭くなく、風景の切れ味だけを全面に持ってきた。
嫌いではない。
むしろ好きだ。
ただ、もう少し感情、伝えたいメッセージを作品に少しだけ重ねても悪くはならない、と。
欲を張ってみる。
D++
>>410 4.3.5
3.4.5
3.4.5
3.4.5
3.4.5
3.4.5
4.3.5
4.3.5
俺にはこの作品は完全にリズムに乗せているように思う。
川の流れと思いを重ねたり、表現には文句の付けようが見当たらない。
少しだけ映像描写の切れ味は弱いが、言葉遊びのスピードと思いを風景に重ねる表現で十分に補い切れる。
ただ、少し基本に忠実過ぎた感は否めない気がする。
B
439 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 22:17:09 ID:IEKUGNst
描いた未来の対角線 自分の汗をなめてみたら 甘い 吐き気がするほど甘い 大体汗をかくのはいつぶりだ 夏だというのにおかしな話 自分の涙をなめてみたら 甘い ただただ甘い 大体泣くのなんていつぶりだ 映画すら見ないような日々 好きなことは言い訳 あるようでない意思 偽善を鼻で笑い 偽善すらせず食って寝るだけの人 汗水流して働くことが怖いだけ 怒られて泣かされるのが怖いだけ しょっぱい汗 しょっぱい涙 また俺にも流せるかな
440 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 22:23:33 ID:Cp+hLvsJ
(恐怖) そいつはいつも僕に近づいてくる そう生まれたときから そいつはいたい 僕の心をいつも悲しくさせる でも訪れるものに怯えててもしょうがない 散るために咲こう広い夜空に一時の光を灯すために
441 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 22:23:41 ID:w/YuOXMj
「ひかり」 教会の地蔵が笑ったので 新婦は弓を構えた 矢はのろのろのろと 地蔵に刺さる すると地蔵の中からおじいさんが出てきたので 笑って握手した こんちは おじいさんは祝いに種をくれた とりあえず庭に植えた 綺麗な花が咲くらしいと言っていたが 出来たのは大根だったので 笑って近所の地蔵にやった
442 :
穢土 ◆34law0hz56 :2006/08/18(金) 22:31:13 ID:ollJyZD6
【ジョンベネ・ラムジーが死んだ】 舞台で踊るのは親の虚栄心 親爺は成金 マザーは強請玉金 もはや どうしようもねー アメリカが驚愕した日から数えて10年 生きていれば16歳 カー容疑者が10年でハゲ頭に 殺されていなければ妖艶な里香ちゃん人形 金髪がゆれゆれ 腰がくにくにと 赤い唇が助けを求め カウボーイハットに注がれた精液は 親爺とマザーとカー容疑者の混ざり物 殺したのは誰だ おまえか 強姦したのは誰だ おまえか ジョンベネ・ラムジー 生きていれば16歳 ものすごい美人だったかも知れないし 足立弓の様に二本足の豚になっていたかも知れない 兎角、ジョンベネは運命の人だから 殺されるべくして殺され マザーも病死し 親爺はマネーゲームに奔走 虚栄と美の憂鬱に 今日も誰かが襲われている
443 :
九泊 :2006/08/18(金) 22:32:56 ID:fdgQXhNW
『幸せ』 ぎぃぃぃぃぶみぃぃぃぃはっぴぃぃぃぃぃぃ 幸せになろう 幸せになろう あの子の手をとり 幸せになろう アレも欲しいしコレも欲しい ソレも欲しい、全部欲しい モノがあれば幸せなのかと 説いたりする大人がいるけど 物欲も立派な欲望だろう? 幸せになろう 幸せになろう あの子の手をとり 幸せになろう アレもやってコレもやって ソレもやって、やりたきゃやって 楽しければいいのかと 説教する大人がいるけど 『楽』と『楽しい』は違うのさ! みんなみんな 幸せになろう 欲しけりゃ『欲しい!』 やりたきゃ『やりたい!』 それができれば 幸せになれる そんな僕は 幸せじゃなく やりたいことも できやせずに ほんのちょっとの 夢を見て 精一杯 歌うんだ! ぎぃぃぃぃぃぃぃぶみぃぃぃぃぃぃはっぴぃぃぃぃぃ
444 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 22:35:31 ID:spzQbuCW
なんかもう完全なるアレな人がいるね
445 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 22:41:48 ID:Cp+hLvsJ
俺のことか-ー!!
446 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 22:44:41 ID:DTYJ2XIQ
「国道」 交差点の向こう側 見つけた君の笑顔 気がつけば横断歩道は無く 唇を噛み締め 僕は微笑った 排気ガスはやけに目に染みる
>>443 嫌い。
基本的には独白だから。
そういう作風もありかな、って思わせるけど。
考え方は嫌いじゃない。 C--
>>442 うまくない。
空しい具合はよく出てる。
時事ネタ特有の勢いもある。
しかしまあ、作品としては混沌としすぎ。 D+
>>441 一行目から分からん。
きっと面白い作品なのに分からない自分が悔しい。 パス。
>>440 ちょっとありきたりなテーマかも知れん。
でも、素人的には面白く読めた。 D+
>>436 ・・・無念。 パス。
やばい。
おじさんでは対応できない世界。
ちょっとレベル高いんじゃないの?
448 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 22:53:32 ID:XL7un6aL
なにこのキモいスレw
449 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 23:05:35 ID:DTYJ2XIQ
>>441 協会の地蔵は日本における十字教を表す。
かつて十字教は迫害の対象とされ、教会は姿を隠し、キリストは仏像や地蔵に姿を偽られてきた
笑うという行為はその対象を受け入れるということで、
新婦はシスターではない、つまり一般信者を表す
弓と矢は攻撃的な印象だが、のろのろと=敵意が無い
2行目に書いたように、キリストは地蔵に姿を偽ったため、
それを掘り出す作業を行ったのだろう。出てきたおじいさんはキリスト。
おそらく掘り出したのは宗教の自由が認められた時代
祝いの種は十字教のシンボル=十字架で、
庭に埋めた=土壌に浸透させる
綺麗な花は高貴な宗教としての信仰、それに対し、実際は大根=より生活に根付いたものとして広がる
近所の地蔵=他の日本的な地蔵=他の日本的な宗教を信仰する人
と広がっていく様をしめしたもの
という解釈をした。
だけど詩としてはD+
>>412 九泊さん。
おぅ。良く歯向かったよ。
俺の評価なんて所詮一個の判断に過ぎないんだ。俺の判断なんて当てにならないぞー。かなり常識や世間体から離れてるしなぁ。
そんな奴の判断なんだ。酷評された人は、反省する部分と、んなもんテメーに言われる筋合いねーよって心で跳ね返す部分、持った方が良い。
俺に認められたからって、世の中には通用しない。俺の言うとうりに作品仕上げても、所詮そんな俺に気に入られるだけだ。でも、反省する部分と跳ね返す部分は分けた方が良い。
あーたの跳ね返しは俺から見ても正当だと思うよ。
従順に従う奴なんて肝心な場面で頼りにならないから嫌いなんだ実は。
ピポパポの違和感は悪い方に出た。作品は説明臭く見える反面、流し読みしていると、人間関係が読み手に伝わりづらい。
詩と呼べるかは疑問。
印象にも残りがたい。
D‐
>>446 「君」の元へ行く手段が理不尽に消えてしまい、悔しい思いを噛み締める様を交差点の風景の中で表現している詩。
綺麗にまとまっているし言葉の削り方もうまい。ただガラスの指輪以上の輝きが感じられないのが残念だと思いました。
裏の意味を考えれば
タイトルの「国道」は二人を隔てているものが広い道路であり、社会であることを暗示しているのだろうかと考えました。
「気付けば横断歩道はなく」は言葉の通り捉えればファンタジックですが、車が往来しはじめて主人公の視界から消えたという事を表したかったのかもしれない。
後者なら写実的でいいと思いますが、ただ、これという鍵がないのでどちらかは分かりませんでした。
もうちょっと他の詩では感じない味わいみたいなのが欲しいですね。ヾ(´ω`*)コイコイ
C+
452 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 23:21:22 ID:o+S/mpbR
449 解読者ダンゴム。
453 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 23:21:32 ID:o2Z2L0t0
『夢枕』 小さな手紙にしたためた言葉には 空っぽの隔たりが点在しています だんだんと希薄になる月のように ふしあわせな人格が響いています まっくらな夢枕の上に座って 夜明け前にひとりぼっちで泣いたなら 笑っているように見えるでしょう そんなことを考えてしまうくらい あなたは近くに居てくれていたのですね もうぜんぜん追いつけないくらい あなたは遠くに行ってしまったのですね きめのあらい悲しみに 七重の心臓は疲れてしまって いまはもうぐっすりと眠っています
>>416 俺の周りに、会社を辞めた奴がいて、いつも誰かの声が聞こえると言っていて病院に行って鬱病と診断されていた。
部屋ではいつもTVのボリュームは2くらいに絞って、音を大きくするのを恐れていた。
或いは誰もがそのような繊細な部分を持っているに違いない。
この作品の終わりの方の入浴と言う行為で、主人公はそれらを癒しているのだろうと思った。
テーマとしてはどちらかと言えば人をある程度選ぶ作品のように思う。
D+
455 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 23:25:19 ID:o2Z2L0t0
『そのどれもが』 かれはててしまったこえだ いろあざやかなつきのいし きぼうのないつめたいきす きりとられたきのうのゆめ だれもしらないひとせつな きっとのりこえられたかべ ゆるされざるわたしのつみ のきしたにいすわるおばけ あかいそらをみあげるくせ かなしみによごれたりそう にげばのないとじたせかい がらすいろのしゃぼんだま しょうどくされたろうそく れいんこーととあるこーる うたがしみこんだくつした もうにどとめざめぬむすめ しあわせにしてくれるもの
456 :
九泊 :2006/08/18(金) 23:29:10 ID:fdgQXhNW
>>447 考え方が伝わっただけで十分ですよ。
どっちかと言うとあれは歌詞に近いもの(それも所謂青春パンク)で、
好き嫌いの分かれるようなストレートな書き方だから。
嫌いって割にはC評価がついてるのはなんか違和感あるけど。
>>450 上手い詩なんか書く人は昔っから世間体や常識に捕らわれてませんよ。
つまり貴方も上手い評価人ってことです。一個の判断には過ぎないけど、貴方の評価が俺らみたいに書く人を突き動かすわけだから。
こっちも酷評されてなんぼの荒削りのもん提出してるが、故に指定された所を直すつもりってわけでもないですし。
詩じゃなくてこっちも歌詞かな。何か大塚愛とかが歌ってそうな詞にしてみたんですが、やっぱりいまいちかな。
>>417 冒頭のテーマ『CCCC』の真意が気になって仕方が無い。
詩の方はダラダラしないでうまくまとめたと思う。
伝わりやすいのも文句が無い。
後は、まずは数日後にふと読み手が記憶を手繰る時、あれ、なんか気になるなぁ。。。と思わせる深い、切れ味鋭い物、『凄味』をこれからは加えていってほしいと思う。
D+
>>422 この手の文章を詩として思って欲しく無い。
異性、または愛する同性宛てのメールだけに留めて欲しい。
E
459 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 23:40:39 ID:o2Z2L0t0
455……ずれました 奇数行の最後、偶数行の最初を繋げて下さい…… たいへん申し訳ありませんでした……
>>458 さん
あなたがそう思わなくても私の中では充分詩なのですよ
評価ありがとうございました
461 :
名前はいらない :2006/08/18(金) 23:49:01 ID:gQY4+5B2
>455さん すてきですね☆ のきしたにいすわるおばけ でぞくっとしました。
>>423 文章が不細工だ。
表現力も、有りがちだ。
だが俺は、流し読みはしなかった。
この作品には一生懸命考えて思って、考えて思った、不細工だが心を感じたからだ。
見た目は武骨で不細工だが食べてみれば旨い形の悪い煎餅の様な作品だ。
この手の作品を、数日後、数年後まで印象に留めたいならば、思い切って五倍以上の長さの長文詩にすれば良い。イギリスのワーズワースなんてやたら長い詩を作っている。
リフレインの効果を最大限に活かして、例えば、節と節のあい間にこの部分を使うのだ。
『それでも僕はあなたの事、友達だと思ってる』
この部分。言い回しを毎回少しずつ変えてみたり、また、この文章のベース自体をもう少し長くするのだ。
『あなたが むかし 私にいってくれた (些細な出来ごと描写を毎回変えて付け加える)』
俺はこの作品のベース、骨格が不器用だがしっかりしていると思う。
将来性を考えた時、俺はこの作品の持つ潜在能力の高さを買う。
C
>>428 歌詞では満足。
詩では不足。
恋には十分。
詩では不十分。
作品では濃厚。
詩では希薄。
D‐
>>430 俺の中で賛否両論。
酷評も誉めることも出来ないで迷う作品。
C‐‐
465 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 00:00:49 ID:gQY4+5B2
<皆、私、私> 皆 私 私 ひとりがきらいなのに 皆 私 私 会話、冒頭 事件、感想 涙、悲劇 愛、温もり 偽善、薄笑い 今日、明日 ここで、そこで 皆一人で 皆 私 私
>>432 染み入る作用が強い作品だ。
車輪をひねった、まさに自分にしか出すことの出来ない難解ではない言い回しのタイトル、『かたかた虫』も見れば見るほどにしみ込んできた。
印象が強い。凄味も強め。
数日後にも染みている人にはきっちりと染みている作品。
医療用モーラステープみたいにしみ込む作品だ。
B
質問!! チャリオットさんって専門家かなんかなんですか?
468 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 00:11:41 ID:feeif31c
「川」 川に流れされる石ころ。 丸いのや四角いの。 いろいろあるけど やっぱり僕は川が好き。 川に流される木。 長いのや短いの。 いろいろあるけど やっぱり僕は川が好き。 川に流されるゴミ。 大きいのや小さいの。 いろいろあるけど やっぱり僕は川が好き。
469 :
九泊 :2006/08/19(土) 00:15:26 ID:TsL5d9QW
『中途半端な少年』 エベレストは僕を裏切らない いつまでも高い山でいる アマゾンも僕を裏切らない いつまでも長く長く流れてる 思い出せ 俺はあの父の子 逞しく時に厳しく また時には優しい父の暖かさを エベレストだって越えられるはず 僕は僕の期待を裏切る 僕は父の期待も裏切る でも 少しずつ色んなことが わかりかけてるんだ 最後にはエジソンになってやる 思い出せ 俺はあの母の子 寛大で何でも受け止めて 正しい道を説いてくれた母の温かさを アマゾン川でも迷わない 僕は中途半端な少年 全部中途半端な少年 でもそんな僕にだって 何か出来るはず 最後にはエジソンになってやる 僕にだって何か出来る 君にだって何か出来る 中途半端はださい事 中途半端はださい事 ださいけれどもかっこ悪くはない そしていつかはエジソンすらも越えてやる
>>453 着想のいい詩ですね。興味深いです。(´ω`*)
空っぽの隔たりは言葉に込めきれない思いがあって、手紙のやりとりにどこか空虚さを感じるのだと思います。
「だんだんと希薄になる月」の「希薄」は普通月が欠ける表現には適当ではありませんが、後の「人格」にかかってあえてこうしたのだと考えました。
ふしあわせな人格とは反対の「しあわせな人格」が直ぐに忘れられる性格を表しているので、ふしあわせはこの逆なのだと考えました。
「まっくらな夢枕に座って」
「夜明け前にひとりぼっちで泣いていたなら」
夢枕に立つには相手が必要なので、ひとりぼっちで泣いている夜明けとは時間的隔たりがあるのだと想像しました。
「座って」にしたのはこの子の姿勢を一致させるためかな?
夢枕に立てたらその朝は泣いているけど笑っているようにみえるでしょう。
最後の結末は婉曲で優美な表現だと思います。ちょっと悲しい詩ですね(ノω`)
B+
471 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 00:18:56 ID:nocxSxyb
「光」 照り付ける太陽の陽射しは僕らに何を伝えているのか 光 それは時として道しるべとして扱われる 「光などない」と、若者が言う 「暗闇の世界でどう生きていけばいいのか」と、別の若者が叫ぶ そんな人間に太陽は光を浴びせ、こう言う 「お前にはあの山の頂上が見えないのか」と 若者は気付く 見えていた事に 山の頂上に人生の頂上を見ていた事に そして、見るのを止め動くのを止め、目を閉じていたた事に 太陽は言う 「光は道しるべではない。景色を与えるだけだ。暗闇であろうとなかろうと動かなければ景色は変わるまい」 そして若者はあの山の向こうを目指して歩き出す。太陽の陽射しのもとに…
472 :
ストーンフリー ◆Rumble.9/U :2006/08/19(土) 00:25:13 ID:zjI9zL2t
>>468 川の全てが好き=何でも受け止める寛容さが好きなのだと感じました。
幼そうな文体で「。」がそれを強調していますが、それもまた一興だと思います。
心の広い人になりたいのかな?
拙さはありますが、あえてそれは気にしません。
単純さを単純じゃないようにする工夫をされたと判断します。
色々な文体を試してみてもらいたい方だと思います。
C-。
473 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 00:27:01 ID:feeif31c
「ゲーム」 上には上が、下には下が。 どちらを取るかは自由。 しかしどちらかは取らなければならない。 やめることはできない。 死なない限りは。
>>436 間違い無く、読み手に『攻略本』が必要だろう。
『くるっとてっかりした物質』
これは最初TV画面と捉えたが、今のご時世なら、パソコンだろう。インターネットに接続した物だ。
最後がさっぱりさっぱり(苦笑)
D+
475 :
ストーンフリー ◆Rumble.9/U :2006/08/19(土) 00:30:59 ID:zjI9zL2t
>>469 この詩、理屈ぬきで良く解ります。
また良心への感謝の気持ちも感じられます。
文面の推敲の余地はまだまだありますが、それでもこの詩、好きです。
面白い例えを用いていますが、もしも韻をふんだり語呂を良くしてみたら
どうなるのでしょうね。
興味があります。
B-
476 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 00:32:14 ID:feeif31c
「サクラ吹雪」 出会いの花束になるのか 別れの花束になるのか 容赦なく咲きみだれる桜。 恋を祝うためか 失恋を慰めるためか 執拗に降り注ぐ雪。 思いはつながれるのか それとも引き裂かれるのか 全てを知るは桜吹雪。
「ぼく」 まだ僕がふたつに別れてたときからきっと 幸せなど約束されていなかった 僕の欠片がいくつも死んでいく中、僕は僕と出会ってやっとひとつになった 長く暗いトンネルの中たったひとかけらの明かり ただそこにたどり着きたくて ひたすら暖かい波をがむしゃらに泳いだんだ なんで忘れていたんだろう?あんなに手にしたかった光なのに 僕は望まれて産声をあげた 広がる希望の道もたくさんあった おかあさん こんなにあなたに愛された僕なのに幸せなど約束されていなかった おとうさん こんなにあなたに期待されたの僕なのに幸せなど約束されていなかった 約束したいんだ 僕は僕であり続けるから 幸せになりなさいなんて 二度と言わないで
開始の合図は高らかに 幕は切って下ろされた ヨッシャこれから始まるぞ 掛け声だけは切らすなよ! 先制先行一撃必殺ッ どうだ受けれるはずもない! はいよっ左ががら空きだ ここは任せな突っ走れ! ホレホレここには何も無い また出直しておくんねぇ 試合の流れは快調快速 それでは皆さんイキマスヨ 一気に行くぞッ、目に見てろ!
これはしまった。没
480 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 00:53:09 ID:CeW18+GV
>>474 チャリオットさん
いつも評価ありがとうございます!
>>436 の物質は、目玉の事でした。
詩って、伝わらなかったり伝わったり難しいですね。
>>439 何らかの事情で、所謂普通の社会から逼塞の憂き目を見ている主人公の心理か。
そのように捉えてみた。
恐らく著者が無意識にリズムを刻んだヶ所が見られる。
なつだと いうのに おかしなはなし
4.4.7
リズム刻みは面白い遊びだ。今度は積極的にやってみても良いのではないかと思った。
伝えたい事の芯はくっきりしてみやすい。
言葉遊びや言い回しの表現、切れ味等を身に付けたら、一回りは変わると思う。
最後の一行が俺は好きだった。
D
482 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 01:03:39 ID:FKnQfgrI
「バカ」 バカで何がいけないのか全くわからないね 頭から「あれは無理だから」とか「無駄だから」なんて決め付けてごねてる奴らの方がよっぽどのバカさ そりゃできないかもしれないけど、できるかもしれないんだ チャンスを見逃すなんて絶対バカだよ あっいや違ったな バカなのは俺だ バカって言う奴がバカだもんな
>>440 恐怖は脳の根底に根ざす感情だ。海馬と言う。確か爬虫類時代からの古い脳だ。
作品のタイトルを『恐怖』にした時点でこの作品はタイトルに負けてしまっている。
恐怖をタイトルにするなら、もう少し切れ味鋭い表現をして欲しかった。
終わりは格好良く閉めたようだが、一読み手の俺には虚しく見えた。
D‐
>>441 備えバッチリの、攻め手を拒む城塞のような作品だ。
読み手として、紐解く興味は沸かなかった。
D
>>442 何かの事件を背景に、誰かを痛烈に批判しているように解釈出来た作品。
そう言えば今日、ニュースで見たような気がする。
俺の中でこの手の危うい過激な作品は賛否両論。
D
>>443 歌詞として問題無い。
詩としては疑問。
この一言に尽きる。
ただ、パワーは確かに有る。
D‐
>>446 最後の風景と傷心を重ねた描写が良い。
短くしたのも伝わり易かったのも、タイトルが付いているのも良い。
D++
>>453 伝えたい事をイメージや映像描写に紛らわせてしまい、真意が見えづらい作品に思う。
もう少し霧を晴らして欲しい。
D‐
489 :
かるあみるく :2006/08/19(土) 01:26:18 ID:XvChDxF4
>>461 さん
感想ありがとうございます。
空白が上手く調整出来なくて残念でしたが……気付いて下さったでしょうか?
>>470 じじさん
感想ありがとうございます。
とても細かく批評して下さって、感無量でございます。
期待以上の高評価で、とても嬉しいです。
これからも頑張ります。。。(´`)
>>455 文字の形にこだわった。
少し前衛的意識を感じた。
一列一列が考えさせられる。
キワモノ呼ばわりされる危険性がある作品。
俺は面白いと思った。
C‐
491 :
かるあみるく :2006/08/19(土) 01:36:28 ID:XvChDxF4
>>488 チャリオットさん
感想ありがとうございます。
真意が見えづらい……考えてみましたが、これは、私にはなかなか難しい問題だと思いました。
いますぐには、上手く言えませんが……私がこの詩を書いた時、真意よりもイメージや映像描写が先行したのは間違いないと思います。
なので私は、真意よりもまずイメージを楽しんでくれたらなぁ、と考えたんだと思います(すみません、曖昧で……)
これからも頑張ります。。。(´`)
>>456 ありかなって迷わせたため。DにかぎりなくちかいC。
493 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 01:40:54 ID:CeW18+GV
「垣根」 呼べば答える人 何かを叫べばハネ返る人 急に進めなくなったらハンマー 軽く覗いてハンマー 叩いたら急に幸せになれる人 バツン ゴッ ンゴッゴッ
494 :
かるあみるく :2006/08/19(土) 01:41:27 ID:XvChDxF4
>>490 チャリオットさん
感想ありがとうございます。
文字を繋げると『だいすきなきみの……』となるのですが、ずれてしまったので、綺麗に見せられなかったのがとても残念です……。
形式はともかく、内容はもっと考えられる(良くできる)と思いました。
これからも頑張ります。。。(´`)
>>465 俺はこの作品は、何とかタイトルから解釈を試みた。
『皆、孤独を嫌い、私、私を主張する。私の話を聞いて。私を見て、私を愛して、私を怒って、私を構って、私を抱いて・・・etc』
それらの声が反響して居心地の悪い『私』の気配が伝わってくるように感じて作品を見てみた。
意味を説明せず、単語だけにした作風は、俺は気に入った。
タイトルも手がかりとして十分な力を持っていると思う。
C
496 :
かるあみるく :2006/08/19(土) 01:44:12 ID:XvChDxF4
『Silly』(馬鹿なこと、幸せな……) でたらめに並べた寓話の中から 一つだけ好きな幻想を連れて往きなさい 君の居場所から少し離れたところに 絶望の崖はぽっかりと口を開けている まことを知らぬまま落ちてしまえば 地球の力だけでは引き留められない 逃げても追ってくる影のように きっと未知なる不安がやってくる しめつけられる心臓と凍り付いた肺 涙がこぼれるほど死にたくなるかも知れない それでも 幻想を持ち続けられますか? いつでも形を変えてゆく 不確かな愛のために
>>468 シンプルな作品だが、深読みすれば味わいがあるように思う。
普通に感じる作品が一番評価に迷う。
D++
夢 語るのは大いに結構 騙るのはダメだ 霧が舞う 友人たちはどんどん前へ進む 僕は足踏み 道に迷ってしまったようだ 地図なんか誰も持ってない 確実な道なんかない 誰にだって平等にある機会 僕は放棄してしまったのだろうか このまま 寝たきりのまま老人になるのは嫌だ ならどうすべきか 分かっているのは 一番分かっているのは自分じゃないか
499 :
かるあみるく :2006/08/19(土) 01:52:33 ID:XvChDxF4
>>468 川の詩……いいですね。
三つのパートに分けて……言葉を合わせている作り方は好きです。
基本的に同じ文章ですが……意味も違ってきてますね……意味も分かりやすい。
ただ……心に深く残るとまでは……私はいきませんでした。
いい詩を読ませて頂きました。評価C。。。(´`)
500 :
かるあみるく :2006/08/19(土) 01:57:41 ID:XvChDxF4
>>498 夢の詩……
最初の二行から……次の『霧~』まで……繋がりが離れ過ぎかと。
足踏みをした後……寝たきりの老人……イメージが飛んでしまいました。
奮い立たせる最後の一行……これを際立たせることが出来たなら……とてもよくなると思いました。
いい詩を読ませて頂きました。評価D。。。(´`)
501 :
千代丸 :2006/08/19(土) 02:03:31 ID:3U7FBf06
>>433 チャリオットさん、いつも評価ありがとうございます
鰻は美味しいですからね!何なのでしょう、あの決してハズさない正確無比な食欲の進ませ具合は!
さらに、あのタレ個人のポテンシャルの高さ!あれだけで米をいける戦闘力は、まさに焼肉のタレに勝るとも劣らない
彼らの能力が日本全土を支配する土用の丑の日
そこでまざまざと見せ付けるられる彼らの実力に、毎度屈服してしまいます
評価どーもでした!
502 :
かるあみるく :2006/08/19(土) 02:04:01 ID:XvChDxF4
>>482 バカの詩……
前半の三行と……後半の三行が繋がっていないような……気がしました。
詩として読む時……私は書き手自身の独特な描写や……イメージを期待します。
なのでちょっと……分かりにくかったです。
いい詩を読ませて頂きました。評価D。。。(´`)
503 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 02:20:59 ID:feeif31c
「空想」 はぁ 夢と現実のギャップが大きいと辛い。 だから大きな夢は見ない。 しかし望む。
>>469 エジソン好きなら手前勝手に、さながら猿人の如き奔放なエンジンになれ。
父をエベレスト、
母をアマゾン河に例えた表現は、万人に伝わり易いように思う。
父親も母親も尊敬していない俺には、親の偉大さは一切判らないが、ストレートな表現は間違い無く万人ウケすると思う。
構成もしっかりしているし、何よりもパワーが有った。
C++
505 :
かるあみるく :2006/08/19(土) 02:30:47 ID:XvChDxF4
>>503 夢の詩……
これは……続きがあるような詩ですね……。
読み手……少なくとも私は「あ、は、はぁ。そうですか……」といった感じでした。
これだけでは……最後の一行が……生きてきません……。
タイトルも……ちょっとよく分からなかったです……。
いい詩を読ませて頂きました。評価E。。。(´`)
>>471 動かなければ 景色が変わろう筈が無い
そうしてチャリオットは動きだす。
昨日の朝方から280番のレスからコンティニューして、今は500番台の最新レスへ・・・
判りやすい表現だ。
ちょっと聖書の会話みたいに厳かだったのは著者の持味だろうか。
数日後に印象に残っているかと問われれば、微妙ではある。
D+
>>476 桜や雪にイメージを重ねて既存のメロディーに歌詞を付けたことが俺には有る。
人が引かれやすいテーマだ。
それ故、少し掘り下げなければ、目立つ作品になるには難解だ。
余程に思い入れが無ければ意外性の有るテーマに逃げたほうが無難ではある。
D‐
>>477 直球の表現でいて少し捻っているのが惜しい。
素直ではある、と、思った。
D
>>チャリオットさん 私の質問はスルーですか。そうですか。
>>478 勢いが作品で空振りしてしまった感がある。
タイトルが抜けてしまっているのもその為だろう。
楽しんで作っているという雰囲気は伝わってくる。
凡作であるが、リズムの取り方が感じられた。
D
>>482 パッシヴな馬鹿よりもアクティヴな馬鹿の方が俺は好きだ。個人的意見。
作品自体は素人だ。
判り易いのは良かった。
D‐
>>493 打てば響く頼もしい隣人
罵詈雑言吐けば返してくる隣人
会話がつまったら鞭入れる隣人
垣根は越えたほうが良い。
と、この作品はそのように云っているような気配を感じる。
最後の擬音の使い方はユニークでもあるが蛇足のようにも思える。
擬音の使い方としては微妙。
D++
>>496 この種のボヤッとした作品は好みがはっきり別れるし、評価もはっきりと別れるだろう。
表現力はまずまずだと思う。
イメージ優先の作品も有りだ。
読み取る側に響けば良い。
俺には響かなかった。が、他の評価人の意見も聞いた方が良いだろう。
D‐
>>498 ズバリ、力を出し切れなかった作品。
『タイトル』と作品の繋がりがあいまいだ。
シメの言葉が締まりが悪く、一読み手の俺としてははぐらかされた気分だ。
思い切って考えて思って、考えて思って、長くながーくするか、『夢』と云う題材の初期に戻って見なおしてみたほうが良い。
D‐
「円卓」 僕は椅子に座り同じように配列された成員の一人となる。 透明な空間の中のそれぞれは互いに光線が交わるのをそれとなく避ける そのくせ不自然に並べられた物に順に手を延ばす仕草が滑稽で。 ここを満たしているのは甘えなのか幸福なのか、、いやとりあえず、やけにうるさい沈黙。 「ごちそうさま」そう言った刹那、ちょっと笑ってしまった。
>>503 表現力だ。
それがあるだけで、言い回しを変えるだけで、はっきりと印象が変わる作品だ。
今のままでは判りやすいがただの愚痴のようにも思える。
云わんとしている事は外してはいない。
D‐
>>510 悪いが評価、それに対する著者の種明かし以外は俺はここでは余りやりたくない。
投稿作品の邪魔になるし、俺は単なる評価人だ。
評価している時に無駄口を叩いて時間を潰したくはない。
俺は色々な板で賛否両論の危ない人だからあまり関わり合いになって馴れ合いにならない方が良い。
「かさくるま」 くるくるくるくる かさくるまは回ってまして くるくるくるくる 悪怯れることもないのです くるくるくるくる わたくし述べた言の葉など くるくるくるくる 風にものせず躱すのです。
>>516 実は余り仲の良くない円卓の騎士の食事会の様で、奇妙な沈黙の滑稽さが何となく伝わってきてユニークだ。
実際の社会生活でも、机を繋げて班ごとにお互い顔を合わせて給食を食べる習慣がある学校や、慣れないメンバーでのパーティー、中国式レストランで初めての人達との打ち合せなど、様々に応用可能な柔軟なテーマではあると思う。
作品のタイトルをもう少し捻ればもっと読み手が笑える作品になる余地は有るように思う。
D++
>>519 かさくるま
が言語的に妥当なのか、そうではないのかはお馬鹿な俺には確かめ様が無い。
なぜこのような言い回しにしたのかは、種明かしが有るなら聞いてみたい。
世情万端を物ともせずに、ただ風が吹けば回って、風が強く吹けば激しく回って、無風ならばとまる。そんな飄々としたかざくるまが、この作品を見ていると少し憎らしくも感じるのが不思議な印象だった。
数日後に記憶に残るような揺さ振り感は弱い。
表現、風車が回る風景に皮肉な羨みの心象を重ねたのは淡くほろ苦くさせるものは確かに有る。
C
522 :
『野花』 :2006/08/19(土) 03:58:18 ID:9WsORMvF
誰かと同じ僕だから 誰かと違う僕だから 誰かと同じ花を咲かせる 誰かと違う虫が来て そしたら花を咲かせよう 誰かがまた来てくれるかな それまで花を咲かせてよう 誰かと同じこの花を 誰とも違うこの場所で 誰かと同じ僕だから 誰かと違う僕だから
>>チャリオットさん そうですか… わかりました。
524 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 04:19:04 ID:QVFQOkZg
>>524 そういうのはweb製作板に専門のスレがあるからそちらでどうぞ
526 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 14:19:44 ID:wXGnjFOV
「愛おしい、モノ。」 君は遠い存在 こんなにもすぐ近くに居るのに 僕の事忘れてしまったの 僕は君の事鮮明に覚えているのに 大好きなのに 愛しているのに 心が疼く 泪が落ちる 君の事ばかり考えている こんな僕が厭になる 君もそうなの 僕に夢を与えて 奪うつもり 淡麗な顔をし 心を抉る悪魔 天使では無いだろう 漆黒の羽根を僕に与えないで 僕は其れを大事にしてしまうから 目を瞑って 君を思い出してしまうから
527 :
九泊 :2006/08/19(土) 15:30:38 ID:TsL5d9QW
『生きる』 狂気の声があがる 僕は何もわからなくなった ここ縫って そこ縫って ここ縫う手 そこ縫う手 僕は塗られた 染められた ヘモグロビンに 染められた こっちの平穏はない あっちの平穏はどんなもんだろう 川の向こう岸をじっと見つめる 一瞬白い羽が見えたけど それはすぐ蝙蝠になった 僕は川を渡らなかった こびりついたヘモグロビンが 剥ぎ取られて 僕は目を開けた 母がいた 涙ぐんでる 何も言わずギュッと抱きしめられて 僕は 生きるってこういうことか、と心の中で呟いた
「古い時計を、」 古く いつしか 埃かぶった 思い出 ひとつ 途切れ 途切れ 刻まれず 壊れかけた 秒針 回り 止まらない もう 戻らない 直す? 捨てる? 一つの自由
529 :
_壁 :2006/08/19(土) 16:24:16 ID:eB1TbZzK
「青空」 僕の中の泉は、いつも笑っていた 僕は暇さえあれば、僕の中の泉で泳いだ その時間だけ本当の自分になれる気がした よく晴れた日だった 僕の中の泉で、僕は溺れた 青空の下で、くるくる踊って僕は死んだ その美しさに僕はただ見惚れていた
530 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 17:09:13 ID:Bogi2hIg
すみません急な質問なんですが 下の短歌どっちがいいですか?? 好きな芸能人に宛てた短歌です。 自分は男で相手の芸能人も男です。 ① 胸焦がし あつい思いを 伝えたい 夏の盛りの 今は君しか ② 胸焦がし あつい思いを 伝えたい 夏の盛りの 今は君だけ ③ 胸焦がし あつい思いを 伝えたい 夏の盛りの 今は君かも (注)僕はゲイではありません。
『自由』
このスレも10日でなくなりそうな勢いですね。
>>529 「青空」/_壁さん
そのハンドルはアンダーバー壁とは読まないよね?そうだよね?
さて評価。居心地のいい自分世界。解放感、しがらみのない自由。だれだって溺れていたいものだ。
この世界を自然にかけているのがポイントかな。空想でも作り物っぽくなくて。
最後の行の「その美しさ」のその、は泉と青空どちらにかかっているのか。双方にわかれてて、ひとまとめに世界、両方、という気がしなかった。
タイトルみりゃわかるけどね。内容はシンプル。これはこれでいいのかもしれないが、ワンランク上を目指すなら、内容にあと一押しほしい。 D+
533 :
_壁 :2006/08/19(土) 17:56:11 ID:eB1TbZzK
>>532 やさしいあくまさん
評価ありがとうございます!!
一応、その美しさっていうのは「僕」の死に様を指してます。
紛らわしいタイトルですみません(汗
もう一押しですか・・・俺にはまだ難しいです。修業しなきゃ。
>>530 君だけ、も 君しか、も 君かも、も、「今は」があると大差ない。今はってつけると
1、他にも好きな人がいましたが今は君だけです。って意味になるし、
2は恋に破れて今は君しか残っていません、とも受けきれないし、
3は、たくさんいるなかの君が好きかもしれないという推定。曖昧なままでは告白にもならない。
どれ選んでも人に遅れるないようではないと思うが。評価は一応Dです。心を打たれるものはなかった。
短歌なら紫式部、小野小町、大江千里。興味がなきゃみる気はしないだろうが。
妄想系なら和泉式部。
>>528 「古い時計を、」
壊れかけた古い時計。それは思い出のひとつ。
「直す」とも「捨てる」も途切れと切れの戻らない思い出。最後の行。6連で終わるとうりきたりだった。
その思い出というのが気になります。読んでみたいと思いましたが、この詩はこれで完成されてる。
ありきたりに近いものもあるが、それを感じさせなかった。タイトルに遊びがあっておまけのC-
スペースのあけ方が好きだった。
そろそろ仕事。
537 :
九泊 :2006/08/19(土) 19:26:43 ID:TsL5d9QW
『公園のブランコにて』 また明日 逢いましょう 素敵な夕焼けを背にして そんな言葉を言えるのは 子供の頃の話だった 卒業式で泣いた奴が ただの知り合いだなどとぬかす 人を騙してはいけません 人を虐めてはいけません そんな僕はみんなに 騙されて虐められたと気がついた どこかで笑ってる奴がいる 中学の同窓会だと そんなもんに呼ばれた覚えは 一度たりともなかったっけ 職場の部下からは陰口 上司からはくどくど説教 妻にも呆れられて 息子は金をせびってくる 何度死のうと思ったことか 人生やり直そうと思ったことか それでも僕は死ねなかった 死んでしまう勇気がなかった 公園のブランコにて ゆらゆらと揺れている僕がいる ある休日の夜 テレビをつけっぱなしにしていたら ついつい見入ってしまった とても面白くて笑えた そんな時気がついた 僕はまだ笑えるじゃないか それならばまだ少し 生きていようと思った
538 :
九泊 ◆989TPMAeqo :2006/08/19(土) 19:51:38 ID:TsL5d9QW
だぼだぼのジーンズはいて 別れを告げた 真っ白のTシャツ着て 別れを告げた ホントはちゃんとした服着たかったけど 急にいくって言うからこんな服しかなかったんだよ バイバイ いつか逢えるよ そう言って船に乗っていった バイバイ 二度と帰ってくんじゃねぇ 俺が迎えにいってやるからよ 『い=逝』
539 :
名前はいらない :2006/08/19(土) 20:03:07 ID:AIQ95nQj
緑乾いて ざわざわと ソッと周りを見渡して 又ねと微笑み 明日を待つ 青、白映える 今日もまた ふと周りを見渡して きっとと微笑み 明日を待つ
540 :
相原凛々 :2006/08/19(土) 22:56:26 ID:4tY3hMnn
評価お願い致します。 「BLUE STATION」 青い空白い雲 私は次の駅で降りよう 風は私を味方して、あなたへの気持ちを後押ししてくれる。 青い海白い砂 駅を降りたら、目の前は海岸 風が私を大人にして、あなたとの距離を縮めてくれる。
>>537 『公園のブランコにて』
言葉の選び方に特別変わったところはないですが、
伝えたい気持ちを書く前までの過程がきちんと詰められていて
感情が素直に伝わって来ました。マンガにいそうな「いかにもダメな子」
ではなく、もう少しリアリティのある絶望感を出せれば落差が出ていいと思います。
「流れていく雲を見て」 ただ流れていくその雲は 流れてやがて消えていった 次に流れてきた雲は やっぱり流れてやがて消えた 更に流れてきた雲は・・・ 気がつくと時間だけが過ぎていた
未評価リスト >522 >526 >527 >537 >538 >539 >540 >542 再評価リスト なし 全8作品
>>522 自分は他者と同じだけどどこか違っている。違う虫がやってきたら花を咲かせよう。
そして誰かが来てくれるまで咲いていよう
あんまり詩という形式にとらわれすぎているのはいけないね。(´ω`*)
結局他者ばかりを意識した消極的な詩になってしまっとるよ。
自分の伝えたい気持ちを整理するといいお。
D-
「太陽」 千鳥足で家に帰り着き 手酌で一杯 干したイカ 畳の上に布団を敷いて 無言の部屋を見る 命を燃やしてしまったと こっくり こっくり 地球は悲しく燃えていたと されど 彼 一人朝を待つ
>>526 わりと読める。いい詩だと思う。
ただ、「君」や「僕」という単語を使いすぎると読み手に窮屈な感覚を与えるお。
この詩の中の登場人物は大体二人しかいないのだから「君」や「僕」を省いても意味の通じる箇所はまだあるし、代わりに君や僕の象徴を考えたら詩の世界がどんどこ膨らんでいったりするお。
もっとたくさん表現方法を勉強していって欲しい。
D++
>>422 C いいんだよ…これで。ゴテゴテ飾り立てたり、伝えるべき事を隠す事に何の意味があるのか?大いに疑問だからね。
考えたり、創ったりするより無意識に発した言葉や、書きなぐった文の方が、感情や感動は伝わるものです。
読み手を選ばず、
誰もがすんなり受け入れられ、
読み手に『自分にも作れるかも』と思わせる作品が、昨今減少していると思う。
みんな、格好付ける前に、そんな作品がキッチリ作れるようになってほしいです。
>>527 臨死体験をテーマにした詩ですね。
「ここ縫う手 そこ縫う手」にはやられた。
わりと巧いと思うが、なんで第2段落で時間の順序が逆になっているのかわからない。
「ここ そこ」の慌ただしさからだったら「こっちには平穏がない」のセリフにも入りやすいと思うのだが。
ヘモグロビンが象徴する物も伝わりやすい。なにかポリシーがあったのなら仕方ないけど、俺は元に戻すことをおすすめします。
C-
>>455 D 内容は解りやすいし、字数をキッチリ揃えて見た目も悪くない。
惜しいのは、物凄く読みにくい。これは致命的でさえある。
一行おきに書くなど、読者への配慮を忘れずに。
>>522 繰り返しや前後の構成が中途半端で面白くない、
この詩はもっと完璧でカチカチで長い方が生きると思うな
D
>>526 これは思ったことを解説してるだけの文章。
感情を感情のままにせずに、解説してしまっていて、かつ発想がありきたりなので、つまらない
実際にこんな風に思ってる甘ったれた人間が居たら殴ってやりたいですね
D-
>>527 展開がねちねちしていてゆっくりなので読んでいていらいらする
最後の二行でもっといらいらいました
D
>>527 ありがち。ただひたすらありがちな物語の流れに、夕方のテレビドラマに載ってそうな安っぽい結論
それを説明的かつ慣用的な(要するにありがちな)技術でまとめている無意味に長い独り言
D-
>>537 ほぼ上に同じ。詩としては最悪だけど、言いたいことが分かりやすく伝わったならそれでいいんじゃないかな
E
>>539 印象には残りにくいけど読ませる速度があって良いと思います。
もっとミニマルさを上げて風のように研ぎ澄まされた文章にするとともっと良くなるかも
D
>>540 タイトルがあまりにそのまんまなのでもっと考えて欲しかったな
まあまあ良くまとまった分かりやすい詩で、
薄くて味気無い詩です
D+
>>542 最後の一行にすごく萎えてしまいました。
この詩を書くなら時間についてもっとちゃんと書かなきゃいけないと思うね
D
>>537 恐らく「公園のブランコ」に揺られながら子ども時代と現代を互いに回顧する絶望感から、最後に場面転換して生きる喜びを見い出したという解決に至る詩だと思います。
冒頭に「ここは公園のブランコですよ~」という情報を入れないと、読み手には「公園のブランコ」という存在が七段落目に突然出てきて一瞬で終わってしまう謎の存在に見えるようになっています。
前半部分をなんとかブランコでくくってみてください。
ガッツじゃぞ~。(´ω`*)
C-
う・・・久しぶりなのでレス番間違えまくってしまった
>>537 ありがち。ただひたすらありがちな物語の流れに、夕方のテレビドラマに載ってそうな安っぽい結論
それを説明的かつ慣用的な(要するにありがちな)技術でまとめている無意味に長い独り言
D-
>>538 ほぼ上に同じ。詩としては最悪だけど、言いたいことが分かりやすく伝わったならそれでいいんじゃないかな
E
>>539 印象には残りにくいけど読ませる速度があって良いと思います。
もっとミニマルさを上げて風のように研ぎ澄まされた文章にするとともっと良くなるかも
D
>>540 タイトルがあまりにそのまんまなのでもっと考えて欲しかったな
まあまあ良くまとまった分かりやすい詩で、
薄くて味気無い詩です
D+
>>542 最後の一行にすごく萎えてしまいました。
この詩を書くなら時間についてもっとちゃんと書かなきゃいけないと思うね
D
↑訂正です
>>538 orz
いわゆる言葉あそびの部類ですな。
うーん、オチがわかって読みなおしてみてはじめて面白かった。
詩としてはどうなんだろうな。
急だったので準備もままならない俺、船に乗ってゆく彼女、二度と帰ってくんじゃねぇ。
言葉や表現は簡潔でよかったと思う。
オチを読み直しに頼った感があるなぁ。
まあネタとしてはよかったと思います。ここはあえてDで。
D+
あぁ、538ってそういうなぞなぞだったのか・・・気付かなくて良かった
>>539 誰か王子様のような人が来るのを待っている女の子の詩ですかね?
風景はずっと晴れで美しいし内に秘めた不安を示すような描写がないので、約束の人を待つ姿というよりか、ちょっと夢見がちな女の子といった印象を受けました。
明日に希望を持ち続けている美しい姿の描写として受けとりましたよ。
C-
>>522 構成はカッチリ。少し見ていて疲れた気分だ。
花と虫。良いタイトルだ。掘り下げて味を出すには。
奈良の平城京風に区画整備された町中を迷子になるような作品だと思った。文字の構成がカッチリ。言い回しの似た感じが、迷うのだ。
歌詞のサビに使えば問題無く通用するのではないか?
詩として見た場合、瞬間的な理解のスピード、共感性は鈍くなると思う。
D‐
>>526 優しくて、脆い、この作品の繊細さは確かに青臭い思春期層に共鳴する力が有るだろう。
俺には歌詞向きに感じる。
このままアニメのエンディング・テーマに難無く使えてしまいそうだ。
俺は歌詞向きの作品を酷評するきらいがあるが、実はカラオケでは以外とその手の歌を好む。しかもそっくりとか誉められる。
黒夢の『くちづけ』とか『NIGHT.AND.DAY』とか良く歌うW
ただ、不幸なのは、メロディーが有ったとしても、この場所では『文字』と云う触媒としてしか読み手には伝わらないと云う事。
D‐
>>527 内面。アナタの作品にしてはパワーが少し弱い。
曲で云うとこの作品は、アルバムに入っている、シングルで売り上げは狙えない種類の作品だろう。
わかりやすさ、パワーが無い分、万人には通用しない作品だ。
しかしこう云うのも含めて、好きな詩を作れば良いのだ。
D‐
>>528 想像力豊かで世界が狭い思春期層には響き易い作品だと思う。
テーマに重ねたメッセージは性はありがちで少し薄い。
行間と短く、極力無駄な言葉を省いた作風は、個人的には俺は好きだった。
D‐
>>540 うーん、描写に力がないなぁ。(ノω`)
ここでテーマにしているのは
「風のように速い電車の中での私の気持ち」と「海辺で風に吹かれている二人の距離」で「風が私のキューピッド」といったところか。
「駅を降りたら、目の前は海岸」このフレーズが第二段落に違和感をもたらしている。
後半は前半と完全に異なる場面に分かれているので前半の私の印象を引っ張るような表現は思いきって削ってしまえ。
D-
>>529 俺は単純に『泉』=『イメージ』として捉えてみた。
自分のイメージに溺死したわけだ。
俺はアナタの作品は当たれば威力大だが命中率が低い火砲だと思う。
この作品は外れた。
アナタみたいな奴のほうが安定してコンスタンスな結果を出す人の作品よりも余程当たった時のダメージはでかいと思う。
しかし、これは外れだった。
伝わり易くは有った。
タイトルは捻る余地がもう少し有るように思う。
D
>>542 すまんがこの詩の良さがわしには理解できんのぉ。(ノω`)
同じ単語や言い回しの重複を避けてみい。別にルールでは無いが、詩の世界を膨らませるテクニックじゃからな。
表現したいものがあるのはわかる。
E+
「雷」 白黒に 白黒に 白黒に 一面に繰り返す恐ろしい痛み 舞い降りたのは 栄光か 弾丸か ニュースは報じず 光りすぎる部屋で 空襲の夜を垣間見る
>>531 賭博的作品だろう。
賛否両論だろう。
コロンブスの卵の類の作品だろう。
空間で表した。前衛的かどうかは疑問。
過去に似たような文句でやはり空間だけを見せた人の作品が有るし、『物語はアナタが書く絵本』と云う捻ったアイディアの本みたいな装飾のノートを買った事もある。
残念ながらアナタの賭博は、思い切りの良さではなく、その手のアイディアのエピゴーネンに俺は感じた。
前衛的を狙うならば、もっと予想せぬ手法で読み手を奇襲しきる方法が良いだろう。
ピエロがふざけた道化をみせてとぼけた顔をしている気持ちでこの作品を書いたのならば、そのユーモアは買う。
D‐
>>537 パワーが無い。
ダラダラしてしまっている。
が、逆にこの作品のダラダラしてしまった作風は、全体的にブルーなこの作品のメッセージにはよく似合うような気もする。
伝わり易いのは良かった。
D+
題名☆一言エンディング 短足の兵隊がやってきた 遠くに見えるのは、何? 気付いて無いなんて言わないで 真面目に答えて欲しいっす 「そんな気にすることじゃないですよ 足の短いことなんて」 「そんな気にすることじゃないですよ 足の短いことなんて」 ほら、楽しげな夜がやってくる! いっしょに楽しくランランと 銃撃戦で遊ぼうよ 日が昇っても腕が消えても 銃撃戦であそぼうよ タンタンタタタタンタンタ (ブチッ♪) タンタンタタタタンタンタ (ブチッ♪) タンタンタタタタンタンタ (ブチッ♪) タンタンタタタタンタンタ (ブチッ♪) 終わり
>>538 戦後間もない時代の船乗りみたいな彼の尾崎豊みたいな服装が、ロックでもあり、石原裕次郎の銀幕の一場面にも捉えられて良い。
この作品から漂ってくる、俺の頭の中の仮想の『古き良き、まだ希望が必要であった時代』を彷彿とさせてくれて、楽しく酔えた。
C‐
>>539 言葉のテンポ遊びがある。
短くまとめたのも良い。
様々に解釈出来るキャパの広さも良い。
ただ、作品にタイトルを付けて、自分の作品を愛してやってほしかった。
D
571 :
わかめ :2006/08/20(日) 03:32:18 ID:P32RpXer
『逃避』 いつからかな ずっとずっと飛びつづけてる くるしくて、くるしすぎて 今にも破裂しちゃいそう どこも視界はまっくろで 静かな空気は濁ってる さみしくて、さみしすぎて きらきらな夢を描いたら まっくろにそっと包まれて 溶けてなくなっていっちゃった 気づけばやっぱり からだじゅうはひびだらけ 重たくなってく背中の羽には まっかな染みがひろがるの あとどれくらい飛べるかなあ あたしはただ 休みたいだけだったのに あたしはただ 眠りたいだけだったのに あしもとはいつも空を回るの
>>540 構成はしっかりしている。
短くまとめたのも良い。
伝わりやすいのも良い。
きちんと短い作品にタイトルを付けたのも良い。作品を大切にしているあらわれだと思う。
小説にも使えそうなワン・シーンとこのシュチュエーションは好みが別れるだろう。
数日後に記憶に残す持続力も、読んだ後の揺さ振り感も少し弱い。
敢えて作品を薄い質量にしているならば、確かに成功だ。
ただし、その分害にも薬にもならない凡庸さは否めない。
D
>>571 OH!僕の知ってるわかめさんかな。別人だったら失礼。
>>573 ん~?残念ながらわかりませんんんっ(・∀・)
>>542 簡単な『前フリ』と『オチ』で構成した。
その分オチを読んだ後の読み手はシンプルな表現との相乗効果で、様々に捉える事が出来ると思う。
笑う人もいるだろう。
少し悲しくなる人もいるだろう。
数日後に記憶に残す持続力は無い。
以外と読んだ後の感情の流れは少し騒めく人が居るだろうと思う。
C‐‐
576 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 04:01:13 ID:1QtTE0+G
「君へ」 君が鼻クソほじったら 幻滅するけど 君のほじった鼻クソは 食べたいな あぁ 僕は少し変態 雨の日自転車楽しいな ずぶぬれになるけど 晴れの日自転車乗ったら 日焼けするじゃんか あぁ 僕の肌は弱い ディアー マーザー ファーザー アンド ユー
577 :
解読者ダンゴム ◆dangom/P8A :2006/08/20(日) 04:05:15 ID:cs/Y1mfG
>>565 「雷」
一連目「白黒に」と繰り返すが、これは「色の無い世界」というものと同時に「テレビの白黒放送の時代」をあらわす。
つまり第二次世界大戦時代前後だ。このときに爆撃の対象となったのは日本やヨーロッパ諸国。この場合は日本と見て良いだろう。
次の行は爆弾が一面に落ちてくる様子を表す。これはテレビの画面、そして実際の風景をフィードバックしている。
栄光か、弾丸か。落とす側からすれば栄光であるが、落とされる側からすれば弾丸=死を運ぶものでしかない。
4連目、ニュースは報じずとあるが、これは戦争の時代を実際に経験した人が現代の世界で、
テレビを通し「白黒の画面」を空襲と同じ夜に見ている様子を表している。そして光りすぎる=爆弾の爆発の閃光と、
電気が煌々とついている様=現代社会の裕福さと対比している。
つまり戦争は良くない、ということである。D+
ライフイズビューティフォー ライフイズビューティフォー 今ではテレビが全部教えてくれるのさ ー言葉を捨てた電気羊がーーーーーー ー伝説の帽子を被りながらーーーーー ー土色のコートの中にーーーーーーー ー小さな体と短い足を隠しているーー 羊さんが好きです。羊さん起きてください その柔らかな体毛で 僕達を救ってください 続きを教えてください 数を教えてください 海を悲しんでください 友を愛してください ー朝が来て、私は羊さんの心臓を握っていた、ーーーーー
>>545 あーたの作品はいつも華美に着飾らない。
んで短い。
しかし・・・まぁた随分演歌チックだなぁW
肴は炙ったイカで良い・・
しみじみ 飲めば しみじみと~
俺は勝手に『燃焼』ってタイトルを頭に浮かべた。
今回の作品は、俺にも捉えられる気がして、少し安心した。
もう少し、命や地球が燃える時の切々さが欲しい。
出来れば擬音で欲しい。
そう思った。
この作品にその的確な擬音が加われば、数日に渡り印象に残る打撃性の持続が生まれるに違いない。
俺はそれが惜しいと感じた。
C‐‐
>>565 『雷』と云うタイトルから、アメリカのイラク進攻作戦、『音と光作戦』を想起した。
空爆の音、雷みたいだったよなぁ。
それを部屋の中で新聞で見ている主人公的人物の背中の風景。重なる遠雷。重い空。
そんな映像描写をイメージ。
ただ、その事象に対する感情の表れが作品中に見えなかったのが残念だ。
そのために印象は弱くなったのだ。
D+
>>568 『足の短い兵隊』とは、意味深だ。
とにかく、刹那的な周りの事、自分に近い部分しか力を発揮出来ない、遠くの事は手が届かない前戦の身分の低い、場所を選ぶ事が難しい兵士の身の上だろうか。
銃撃戦と音符のリズムは悪趣味にも感じたが赤裸々でもある。
C‐‐
>>571 作品自体がまさにイメージに逃避しているように感じた。
読み手は少しだけメッセージを捉えられるが、そのイメージに振り回されてしまうだろう。
しかもそのイメージの振り回し具合すら中途半端だ。
どうせなら徹底的に振り回してくれたほうが逆に読んでいて楽しめるに違いない。
D
>>576 はぐらかし具合は少し好きだった。
捻くれ過ぎたように思える作品の中の人物の心理は読み取りきれなかった。
解説が有れば希望。
D+
584 :
水月 :2006/08/20(日) 04:49:20 ID:Eht6/PKH
「鏡」 そこに映るのは いつもと同じもの 所詮変わることは無い 努力に意味は無い 友達に意味は無い 考える事に意味は無い 今日もいつもと変わらないものが映る そこに映るものを見て 私は私を好きになりますか
題 姉の代役はもうごめんだと言う少年を遠くから眺めている鳥 今日は為す無くして為さざる事無しっていうのがどういう意味なのか聞かせてあげたい と言った僕は長いようで短い沈黙を気嚢の中で思い出すのだった (ナスナクシテナサザルナシ コトバノアラユルソクメンニオイテ ナイトスル シンジツトハツネニキュウキョクノムコウガワニアルトイウコト) 夜の家へおいでよ いつもいつも待ってる くらい朝の夕べ ごみの中の天秤 宝の地図の配列 人工の季節 漁師たちの沈黙 ガラス管を叩いて くらやみに響かせる 電器屋の行列 過ぎ去る春の日を いつもみてる . . . . 人体標本をばらそう だれもいない夜のうちに カササギに見付からないうちに 囁き声で話して 人塊をさけて たどりつくんだ ///////////////////////////////////////////////////
「土竜」 苛まされる孤独感 心引き裂く不安感 何も知らない君がいて だけどそれでも僕は待つ 初めて出会ったその時に 初めてわかった暖かさ それから心が狂いだす 総てを投げ出し君を待つ 遠くを見つめて期待して 近くで見つけて幸福感 君と共に進む時間 僕を癒す君の光 愛も欲も何もかも 総て捨てて君を待つ 苛まされる孤独感 心引き裂く不安感 何も知らない君がいて だけどそれでも僕は待つ やがて狂気が加速して 君が居ないと苦しくて やがて闇が舞い降りて 君の光が届かない 誰も知らない僕になり だけどそれでも君はいる 何も知らない君がいる
間違えて途中で投稿してしまいました。こっちが全文です 題 姉の代役はもうごめんだと言う少年を遠くから眺めている鳥 今日は為す無くして為さざる事無しっていうのがどういう意味なのか聞かせてあげたい と言った僕は長いようで短い沈黙を気嚢の中で思い出すのだった (ナスナクシテナサザルナシ コトバノアラユルソクメンニオイテ ナイトスル シンジツトハツネニキュウキョクノムコウガワニアルトイウコト) 夜の家へおいでよ いつもいつも待ってる くらい朝の夕べ ごみの中の天秤 宝の地図の配列 人工の季節 漁師たちの沈黙 ガラス管を叩いて くらやみに響かせる 電器屋の行列 過ぎ去る春の日を いつもみてる . . . . 人体標本をばらそう だれもいない夜のうちに カササギに見付からないうちに 囁き声で話して 人塊をさけて たどりつくんだ /////////////////////////////////////////////////// そうしたらごめんねって言えるから (キュウキョクノムコウガワワオシエルコトガデキナイ ソレハオシエルコトガデキナイユエニ ヒミツトナッテイル ソレハタダウケイレルノミダ)
>>578 とても投げ遣りな感じが素敵だ。
作品中の暗揄が多過ぎて俺には何が云いたいのかさっぱり判らない。
意味は実は有るように感じた。
D
>>584 最後の一行で質問されても読み手は困るだろう。
判りやすいが判りづらい。
頭の中に駄目だろう、この作品は。と云う声が自然に湧いて出てきてしまった。
D‐‐
>>586 言葉遊びのリズムだけ光っている。
メッセージ性は伝わりづらいので、いっそ逆作用だ。
メッセージ性は曖昧とした不安感にしか見て取れない。
もっと考えて、思って、考えて、思ってして伝わりやすい思いをメッセージにするか、思い切って何も考えないで作ったほうが良い。
D‐
>>584 なにか鏡に吸い込まれたような不思議な感じを受けましたよ。(´ω`*)
鏡に映るものから周囲を徐々に切り放していって「鏡に映るもの」にのみ注意を集め、そして二回目に「私」しか存在しない問いかけでぎゅっと終わる不思議な詩。
かなり魔力があると私は思います。
B+
>>587 冒頭の言葉遊びは紛らわしくて楽しめなかった。
素直に嫌味な感じを受けたのだ。
『夜の家へおいでよ~』から続く短い文章の羅列はそれなりに空想スイッチが入って色々と楽しめた。
( )の中の文章のカタカナは素直に読みづらい。
以外と構成はしっかりしている。
才能がある人が雑に適当に作った感じの作品だと感じた。
D
>>592 冒頭のどこに言葉遊びがあるのでしょうか?
「B」 偽善者は自分を惹き立てる傷しか負わない 腐った世界が脳を埋め尽くす 眼に映るもの全てが紅く視える 回答者はなるべく恥ずかしくない答えしか云わない 本当の想いが喉に詰まってる 日に増していく痛みが紅く染める 心臓が尋ねる 意味は在るのか 何度も応えた 胸を掻き回し 仮面を破って 俺を曝け出そう 俺は嘘が大嫌いで ‐‐‐嘘です 高らかに笑っていたい 絶望のどん底でも景色がそう魅せてるだけさ 「高らかに笑ってみたい」 だけど本当の気持ちなんて憧れに過ぎなくて Loser...Fuck Loser.
>>593 『今日は為す』
今日話す
『気嚢』
昨日
何だかそうやって意味を重ねて居るのかも知れないと云う印象があるの。
そんだけ。
>>586 全てを捨てて孤独な愛に苦しむようになり、僕は誰も知らないもぐらのような存在になって最後に何も知らない君が残る
美しいのう。(´ω`*)
ラップ調なのもいいですね。
冒頭の主題の反復は「愛も欲もなにもかも……」のくだりの下に入れてしまうより思いきって上に出した方がよかったじゃろう。
そっちの方がすっきりすると思うがどうじゃろうか。
原因として主題の完全な反復は既にある情報の完全な繰り返しなので、このように流れの途中から入ってくるとリズムを崩したり、また冗長な印象を与えてしまうのだろうと俺は思う。
まあ、俺だけかも知らんが。他の人にも聞いてみて~。(ノω`)
C-
>>595 そこは意図してませんでした。今日は為すと今日話すや、気嚢を昨日とかけたつもりは無かったです
ちなみに嫌味な感じだと仰いましたが、どういう意味だと思ったのでしょうか?
>>597 明らかな意図で以て、読み手を推し量るかのような言葉遣いを選んでいるのではないか、と云う感じ。
俺は普通に馬鹿な素人なので、この手の空気には敏感なのよ。
ちなみに、この手の会話は続くようならば本スレではなく、『【セン5】について語り合う』でやって欲しい。
>>598 なるほど。やっぱり名無しで書いた方が良かったみたいですね
この手の空気っていうのがよくわからないけどもういいです
ちなみに私も普通に馬鹿な素人です
今は評価人さんがたくさん居るみたいなので再評価希望しますね~
>>599 不満があるなら、聞くなり噛み付くなりすれば良い。
俺はそう思う。
アナタはそれをやった。
だから伸びると思う。
俺はIDとか一々確認して作品を見ない。最近は逆にコテハンの人の作品を敢えてきびしめに評価している。
馴れ合いが嫌いだからだ。
アナタの再評価は全く正当な理由だと思う。
色んな人に評価されたほうが良いと思う。
そんだけ。
>>587 うーん、すまんが全体を通じて深く心に響くものがなかった。(ノω`)
「姉の代役はもうごめんだという少年」に関して俺はBLチックなものを想像したが、俺みたいなキチガイでなければそんな発想は出てこんからちょっと弱いと思う。
電気屋の前までは結構ドキドキ感があった。そのままグロテスクな人体標本の段に繋いだ方がよかったと思うのだが。そうしたら漁師の沈黙や蛍光灯を彼等を探す謎の存在として違和感なく想像させられると思う。わざわざ安堵感を加えて水増しせん方がよいのが出来たと思うよ。
今ならもっと雄弁な詩にできると思う。
C-
>>601 心に響くものが無いのは予想してましたが
まさかBLなんて全く予想してなかったです
ただタイトルは弱いくらいが良いと思ったので強い言葉を避けたかったです。
探すというよりもどちらかというと逃げる詩だったのですけど。
蛍光灯というのはやっぱり電気屋とガラス管から想像したのでしょうか?
奴等とはカササギのことでしょうか?
603 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 08:20:58 ID:cs/Y1mfG
「仕事→自由」 眠いなら寝ればいい 親に養われて生きればいい 可能 叶 化膿 華悩 非常に残念なことに 腐った蜜柑に犯されているのだ
>>594 不快な社会、染みてゆく衝動、俺はもう嘘をつきたくない! なんて嘘です。高らかに笑っているのも嘘、本当に高らかに笑っていたい。敗者……くそったれの敗者
うーん、俺にはタイトルの理由は分からんが、あらゆる意味での「B級の人間」という意味なのか? 敗者という意味?
展開もひねくれの度合いも結構よかったと俺は思う。でも俺の訳した通り「くそったれの敗者」という意味だったら「Fuckin' loser」な。(ノω`)
B+
『極楽鳥と女神の処方箋』 極楽鳥の溜息 夜明けはまだ遠い 尽きぬ夜は 深い蒼に代わって行く 彼は「鳴き声」を忘れてしまっている 翼は とても 自由なのに どんな光も彼を救う事が出来ない。 どんな灰も彼を癒す事が出来ない。 彼は失った物を さほど重要には思っていない 今彼の回りにある物 それだけで 彼の心は欺瞞された 届きそうで届かない物 感覚の搾取の魅力を 彼は知る事を拒否している 窓を閉ざし 電気を消す ベッドに入る そこは精神の世界 理解よりも むしろ 感じる事が大切な鍵 忘れてはいけない これだけは 触れる事の必然性を 君が君である以上 それは付いて回るだろう 一生 君がどんなに認めなくても それから逃げ回っても 君は本当は判ってるんだ そろそろ逃げるのも 限界なのだと さぁ、瞳を開いて 見つめて 逸らさないで その 無尽蔵な場所から汲んだ水で 感じたまま歌ってごらん (つづく)
でも僕は 自分の意志を他人に強制する事は好まない だから 君の気が向いた時 君の謡を聞きたいな 女神は シャワーを浴びている そうしていれば肉体だけではなく 精神も清められれば良いと願いながら 時々 ぶり返してくる嘔吐の欲求 昨日の夜の罪悪、快楽の残雫を駆逐するように そうする事が自分には必要だと信じて疑っていない どんな水も 彼女を清める事は叶わない。 どんな液も 彼女を汚す事は 叶わない。 彼女は手に入れたものを さほど重要と思えなくなっていた 今 彼女の周囲にある物 それ等は 彼女を満たせなくなっている 感覚の搾取に慣れてしまって その魅力を 感じる事が出来ない ハイヒール脱いで 月光に佇む そこはイメージの世界 科学よりも むしろ 黒魔術が重要な扉 大切なコト、 それは 自我を抑える事。 大事なコト、 それは 自我を拡げる事。 大切なコト、 それは 自我を抑える事。 大事なコト、 それは 自我を拡げる事。 (つづく)
貴女が 貴女である以上 それは付いて回るだろう 生まれ持った病の様に 貴女が どんなに排他しても それから瞳を逸らしても 貴女は 本当は判ってる そろそろ精神が崩壊してしまう事を さぁ、瞳を閉じて 受け入れてごらん 「それ」を その 無尽蔵な場所から汲んだ水で 貴女の身を清めてごらん そんなにも 疲れていたのかい? そんなにも 貪欲だったのかい? 忘れてしまえ! 何もかも。 次の日に生まれ変わって 貴女の好きな事を 最初から始めてごらん (完)
たとえば千年生きてもわたしわたしを愛さない 咎められても意味はない わたししかない きょう帰す きょうキス (あしたかえるね、) たとえば千年生きてだめなら万年いきてもうやめにしよう タイトル「星と街」
>>602 おお、俺の評価気にしてくれたのか。昨晩は評価手伝ってくれてサンキュー。
>探すというよりもどちらかというと逃げる詩だったのですけど
(´ω`*)?そうだよ? 漁師たちの沈黙は逃げている人物以外にも彼等を探している別の人間の存在を暗示するのに使えないか? 俺は夜中に網で海をあさる不気味な存在の表現になりうると思ったよ。ちょっとちゃちかったか。
>蛍光灯というのはやっぱり電気屋とガラス管から想像したのでしょうか
そうだよwていうか省いた後の修繕まで俺がやる事じゃないから。気に入らないのならそのままでいいと思うよ。本当の裏の意味があるなら結構ですと言ってくれい。
>奴等とはカササギのことでしょうか?
すまんが、この質問には答えられん。誰にだって読み間違えはあるから。orz
610 :
極楽とんぼ :2006/08/20(日) 09:01:17 ID:4++YSnE3
スミマセン(汗) 1の終わりと2の始まりの間に、 『君には その義務がある 僕には その権利がある だけど 僕は 他人に義務を押しつける事は 好まない』 ↑コレを加えて読んでくらはい。 ぺこり
おなかいたくなってうずくまった わたしの手をもつきみの手がいたかった あつかった はなして、死んで、 そうゆったらこまったかおして笑った 「おまえがいったらちゃんとしぬから。だからいこう、あそこまで、いこう」 ゆびさした ふみきりなった ずるいとおもった (たとえばひきとめたってなにしたって、きみはひとりでいくくせに、) タイトル「てのひら」
「無くした記憶」 思い出せない 何時だったんだ 何処だったんだ 思い出すんだ ちらつく景色 歪んだ会話 思い出せない 時が足りない 怪しまれてる どうしようもない ながれにのるか それしかないか それしかないな どうも、お久しぶりです。
613 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 09:40:09 ID:q9sKq9Ok
「蝙蝠」 背中に生えた羽根は 自分には見えなくて それがどんな色で どんな形か ほら周りが僕を笑うんだ くすくす くすくす 千切った悪魔と 翻る天使と 天使にも悪魔にも近しい柘榴の塊と 血肉を啜る僕はどこまでも滑稽で 背中に生えた羽根は 自分には見えなくて どうして僕を笑うんだ くすくす くすくす
お久しぶり、です
>>611 最初に読んでみておもしろかった、というか、なんだか気になる作品でした
これから心中でもするんですかって話ですが、ここにはきっともっと深いものがあるな、と。
>あそこまで、いこう
どこまでなんだろう。
>ゆびさした ふみきり
までなのか。
でもそれなら『あそこ』ではなく『そこ』と言うべき距離じゃないかな、
ということはふみきりの向こうにある、もっと遠い場所(彼岸?)までなのか。
>(たとえばひきとめたってなにしたって、きみはひとりでいくくせに、)
最後の一見恨み言めいた一節が、全てを物語っている気がします
深読みし過ぎかもしれませんが、この詩の中での『死』は『自由』と読み替えていくとすとんと落ちるように思いました
ふみきりは自由にたどり着くための関門。
『きみ』はもう自由を受け入れ自由を謳歌するだけの心の準備が出来ていて、
『わたし』はまだ少し自由になることが怖くて。
ふみきりが鳴ることで、『わたし』は選択を迫られている。
『きみ』と自由の世界に飛び込むか、不自由でも楽に生きられる此処にひとり留まるか。
再びふみきりが上がるのがタイムリミット、
そんな感じに勝手に読ませていただきました。
ひらがなの多い文章に『わたし』の幼さのようなものを感じましたが、うーん…ちょっと読みにくい、かも。
個人的にはひらがな主体の文章、好きですが。
評価はC+
>>614 >>611 です。
評価有難う御座いました。
>>614 さんが言うとおりこれから岐路を迫られているのを内容として書かせていただいていたので、深く読んでいただけてすごく嬉しかったです。
いただいた評価を大事にこれからも頑張ります。
有難う御座いました。
616 :
九泊 ◆989TPMAeqo :2006/08/20(日) 10:18:24 ID:xw/aY9MZ
『恵まれないクリスマス』 今日は待ちに待ったクリスマス 街ではみんな浮かれてる 僕も楽しみだったんだクリスマス サンタは何を持ってきてくれるかな? その日の夜 サンタは窓から箱を放り込んだ 「君はあまり 恵まれてないから 色んな物を 入れておいたよ 感謝しなさい」 箱を開けてまず手に取ったのは素敵な素敵なジーンズ その次に出てきたサッカーボールとかっこいいスパイク まだまだ出てくるぜ折りたたみ式のイカす自転車 今度はでかいぞ ドラムセットだ 一度叩いて見たかったんだ やった サンタさんありがとう みんなに自慢できちゃうよ サンタはにたにた笑ってる 「どうしたの?サンタさん?」 「だって君には足がないじゃないか」 不幸な少年のクリスマスソング♪ とぅるららとぅとぅらっとぅっら さぁみんなで一緒に踊りましょう とぅるららとぅとぅらっとぅっら この少年を囲んで踊りましょう とぅるららとぅとぅらっとぅっら 泣き声がクリスマスソング♪ とぅるららとぅとぅらっとぅっら さぁ君も一緒に踊ろうよ あ、足がないの? とぅるららとぅとぅらっとぅっら 来年はキックボードをあげよう
あれも捨ててこれも捨ててしがらみだけ、のこった 平気?だなんてたずねるくせに笑わないんだ、きみ。 咎めることも慈しむことも、まともにできないくせに。 (それでだって、たとえば、ふりむいて手とってくれるほどやさしくないのも知っているし、) あ、 それでもからみつくしがらみはどっか、行ったみたいで (ようく考えたら逃げるやり方なんていくらでもあるしな、) タイトル「ずる」
抽象的がすきなんだよと笑った それからお酒流しこむみたいに言う きみのことすきだ (よくいうよ。それがいちばん悲しいってこと、気づきもしないくせに、) タイトル「髪の毛切ろう」
619 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 12:49:59 ID:6A/iWcMo
>>39 です。
>>74 >>221 簡単な言葉で詩を書きたいと思っているので、
題材をもっと深いものにしなければならないのかもしれません。
尊敬して愛する友人にただよくしてあげたいという感じの詩です。
評価有難う御座いました。
お礼の言葉が遅くなってしまって申し訳ありません。
>>616 わ、これすごい好きだ…かなりブラックなのにおもしろい、というかブラックだからおもしろいのか。
足がない少年は、多分社会の色んなことに自由を奪われて、自分の意志で動くこともできない現代の人間そのものの象徴
サンタはきっとそんな馬鹿げたことにがんじがらめになっている私達を嘲笑いに来たんだろう、
>とぅるららとぅとぅらっとぅっら
この滑稽さがまたいい、まさに『バカにされてる』気分になる。
くだらないジョーシキとか何とかばっかり考えてるから、踊ることすらできないんだよ
馬鹿馬鹿しいとは思わないのかい?
そんなことを、言われている気がした
文章自体も、
>あ、足がないの?
>来年はキックボードをあげよう
などなど、読んでてつい吹き出してしまいそうな。
だって絶妙のタイミングで言われるんだもの…
おもしろいのに、なんだか自分のことを言われてる気がして素直に爆笑したりはできない。
でも笑っちゃう。
…負けました。(勝負していた記憶はないのだけど、負けました、と言わなければならない気がするのです。なぜか。)
B+ 限りなくAに近い、というかAでもいいや(何それ)
621 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 14:15:40 ID:dNvSfDv9
今日はお祭りの日。いつもなら祭の準備をしてる頃だろうでも僕にはまだすべきことがある あとどれくらいだろう。あと……… 気付けば残った時間も少ない。やるべきことはまだ残ってるあとどれくらいだろう。あと……… 気付けばいつも焦っていた。したいことばかりして心配ごとばかり重ねて でもそんな自分がかわいくて,かわいくてしょうがない 人間自分が一番大切でしょ?だってみな最後はひとりぼっち 題名 (自分)
622 :
地味な高校生 :2006/08/20(日) 14:24:13 ID:hCRY92VH
「独断」 信じてきたモノ 全て偽りと知れば 冷たく暗い瞳の 理由(わけ)を知る 守ってきたモノ 全て壊れてしまえば 殺された人々の 痛みを知る 傷を重ね生きた日々を振り返り今に至れば・・・ 愛していたモノ 全て奪われてしまえば ロープで吊ろうと 悲しみに動く 哀れなモノ共 全て消えてしまえば 武器を取り合う むなしさも消す 明日は晴れるそうだ だが照らされぬモノは・・・ 自殺に泣き 自殺に誘われ 自殺に消えず 自殺に逃げる 自殺に捨て 自殺に頼り 自殺に情け 自殺が消えて・・・ 見てのとおり自殺しようか迷っている人の詩です
623 :
千代丸 :2006/08/20(日) 14:38:02 ID:6ZScq+YX
「少年」 走る泳ぐ飛ぶ 土煙り水しぶき疾風 ああ女性 およそ嘘 潜る潜る潜る ああ肉体 やがて一つ 知りて知りてその果て いずれ青年
空中にそのまま長時間ボバリングしているままの(wサンタからドラムセットだイカス(←w自転車だ丸まる詰め込まれた巨大な箱を 窓枠ぶっ壊して投げ込んだらどうなるかくらい考えて欲しいんだがな、真夜中の月明かりも無い様な暗闇で箱開けて視認できるかと >とぅるららとぅとぅらっとぅっら さぁ君も一緒に踊ろうよ あ、足がないの? >とぅるららとぅとぅらっとぅっら 来年はキックボードをあげよう これの何がいいんだよww 足がネーのに高速で電気スイッチ付けてベットから降りてその巨大な意味不明な箱を空ける手間(ry 矛盾点っつーか空想やメルヘンもいいけれど少しはリアルティを求めろよ。昔も今もトリップ付きのコテからの投稿には甘いらしいな >「だって君には足がないじゃないか」 (・∀・) ↓ >その次に出てきたサッカーボールとかっこいいスパイク!!! ↓ >やった サンタさんありがとう!! みんなに自慢できちゃうよ(^_^) ヲィ他の人間に見せびらかして満足したら終わりかよwww嫌なガキだなwwwwww
チャリオット ◆Rumble.9/U ログとか全然読んでねんだけどさw 君の作品を検索するとある1つのサイトに全て引っかかるんだけれども。 君はもぅ「僕が管理していたサイトから引用した作品だよん」って勿論言ってある訳だよね?その辺どうなのかな? 夏休という貴重な時間を費やしてまでの評価活動お疲れ!! お前オフ会で俺に会いたがってるみたいだからそん時ビールでもおごってやるよw 100円の^^
626 :
九泊 ◆989TPMAeqo :2006/08/20(日) 16:39:07 ID:xw/aY9MZ
>>624 箱のでかさについては俺もわかってましたが四次元ポケットでいいや、とか思ってましたよw
ってことは、少年が『なんだよ、こんなもん!』みたいな反応見せたらよかったの?
うーん、、それやるとバレそうだったからこうしたんだけど難しいなぁ。
627 :
千代丸 :2006/08/20(日) 17:52:51 ID:6ZScq+YX
「尾道」 ワシ、牛じゃけぇ ひどう好かれんのよ 向こうに行きんさい!はよう先に行っときんさい! ブチ嫌われとるけぇねぇ、ワシ牛じゃいうて知っとるんよ たいぎいんじゃけどワシまだ目が見えるけぇ ほんじゃけぇいつも一人になりたいんよ げに恐ろしいけぇね、目が見えんかった方が楽なかったんじゃないんかのぉいうて思うとるんじゃが よいよ、はぁ仕方ないわいねぇ 故郷に帰って、瀬戸内に目を閉じとりゃええわいね はよう浮かべてみんさい げに恐ろしいもんよりも夕凪のその凪穏やかに 無風な運び、我れにも優し
628 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 18:02:53 ID:dNvSfDv9
評価まだかな~ ドキドキしますね 評価する人頑張ってください
629 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 19:36:05 ID:UNu19Y7+
幸福 例えばひじきの煮物を食べたら美味しいということ
>>626 ハァァァ?普通はそんなガキなんかは寝静まった夜は寝ているもんだがなww一々都合良過ぎるんだよお前のはよ
誰がなんと言おうとAランクはAランクだ、もうなんでもありの空想物語で満足できる域ならそのまま喜んでいればいいだろガキ
>>628 「頑張ってください」だの貴様はその評価人に対して頑張ってないとでも思っていたとで言うの?違うでしょ?
未評価作ったり働きなさい!!「評価頑張って~」「おぅ!39!!」だのの他愛の無い業務的にも似たやり取りで慢心するような人間には絶対になるな
で、チャリオット ◆Rumble.9/Uからの返信はまだないか。 もし他人のサイトからの盗用なら許さないぞ(ハート
631 :
九泊 ◆989TPMAeqo :2006/08/20(日) 20:57:33 ID:xw/aY9MZ
>>630 俺はガキの頃クリスマスの時起きてたことありますよ。
別に満足できるほどの作品でもないからここでどうしたら良いか尋ねてるようなもんなんですけどね。
あ、こんなこと言ったら『満足できない作品を投稿すんな』って言われますねw
とりあえず一つ言いたい事は
ガキで何が悪いwwww
ヤダネー 「僕の投稿した作品は満足できるほどの作品でもないけど僕はAランクGETしたんだぞ(^ー^)」 だってか~ そっかぁ九泊君はすごいなぁああああ!!!! あーすごい!!!! 一応AランクGETだもんね! おめでとう九泊!!! んじゃ俺も一言君に言っておこうか ガキを相手にガキと言って何が悪いんだガキwwwww
633 :
594 :2006/08/20(日) 21:28:20 ID:z5w7TU1+
>>604 評価有難う御座います。
タイトルのBは血液型のB型という意味で付けました。
634 :
九泊 ◆989TPMAeqo :2006/08/20(日) 21:29:15 ID:xw/aY9MZ
>>632 チャリ氏の感性次第でしょ、俺は知りませんよw
俺にとっては貴方の評価の方が役に立ちますよ、いらないオマケがついてくるけどw
ガキガキってうるさいですよおっさんw
やあ、批評人@mikeだよ☆
みけってよんでね!!少し曖昧に評価するよ
>>594 タイトルはB評価のBだと思って読みました
関係がわりとシンプルで答えが揺らいでいる所が良いね
長い方が分かり易いかも
D+
>>603 駄目な感じがちゃんと出てて良いね
ついこれを書いている人の事を想像してしまいました
正確だけど教科書的でおもしろみに欠ける表現だね☆
D+
>>605-607 これはもう自分のための詩って感じだね
無理の無い間の取り方が好きです
不特定多数ではなくて一人の人間に向けられるものの方が詩の自然なありかたなのかもしれないね
C-
>>608 非常に鋭い書き方で
不気味なスペースの取り方も良いね☆
諦めの最後の一歩を感じるよ
C
>>602 むしろ読み間違えの部分を聞きたかったのに
636 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 21:34:35 ID:YVwqmzsI
チャリ氏もクハク?の評価
637 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 21:39:14 ID:YVwqmzsI
途中でやってしまったorz チャリ氏も九泊氏の評価は甘くつけてると思いますよ。 他の人に対しての評価みても。明らかに持ち上げてる気がします。 ただ、under氏に言っておきたいのはチャリ氏の評価は的確に的をえていると思います。 中々、あそこまで相手の中をえぐり出せるのはこのスレにはいないのでは? ただチャリ氏の書かれた作品については疑問な部分も多くありますが。
>>637 ←これはあまりやっちゃいけない文章の書き方の教本材料ww
A1 チャリ氏も九泊氏の評価は甘くつけてると思いますよ。
A2 他の人に対しての評価みても。明らかに持ち上げてる気がします。 ←まぁそんな感じっスよと肯定意見で太鼓の用意
B ただ、under氏に言っておきたいのはチャリ氏の評価は的確に的をえていると思います。 ←機嫌を取っておいての反論意見【肝心】
C 中々、あそこまで相手の中をえぐり出せるのはこのスレにはいないのでは? ← 頑張ったBを強調するような補足的主張
D ただチャリ氏の書かれた作品については疑問な部分も多くありますが。 ← 最後にBに対する反論意見に対する自己保険で防御(pu
あまりよろしくない主張意見だな 相手の顔を見ないこの状況で一々コロコロ意見を変えるなよお腹プヨプヨのおチビさんw
お前は典型的な日本人だな、世の中楽しいかい? つーか言いたい事統一してくれませんかねこんなのぶつけられた方はウザイだけなんすよ
639 :
蝶のおなら ◆BgeBWZtrIQ :2006/08/20(日) 22:11:54 ID:9ZtDROK+
-----------------以後まったり評価スレをお楽しみください--------------
あんだーも大変だね
>>611 「ゆびさした」以下は描写として読んでて混乱する
後半を上手く強調すれば分かりやすくなると思うんだけど、逆に前半が描写として分かりやすすぎるのかもね
C-
>>612 こういうシンプルな作りの詩は好きです。簡単なので読むのも楽で良いね
B-
>>613 構成がわけわかんないよ・・・
文の作りにこだわってるのはわかるんだけど
全体で見るとどういう構成なのかがさっぱり解かんない
すごく微妙でした
C-
>>616 説明のための文章は嫌い
D
>>617 たぶん上の「きみのて」の人だよね
この詩も前半と後半で混乱するようにしてる
それによる曖昧さというか広がりの嫌な感じが
文の内容の嫌な感じと重なっていて良いです
C-
>617
なんかこの詩はおかしい
意図を外している気がする
おかしいのに何がおかしいのか分からないのはすごい
C
>>640 なにせ能力的、常識的、創作力ともに一番まともなのがこの俺だからな この板は真性の馬鹿が多いからもうどーでもいいわ
>577 解読者ダンゴム氏、評価ありがとうございました。 一連目、すっきりしました。戦前後のTVと、夜に光る雷を ダブって感じたのでこの感情を激しく伝えたかったので連発しました。 背景は現代の部屋で見た雷なのですが、これがまた怖くて怖くて。 戦争はこれ以上の悲惨劇だったと思うと生きていられない。 「栄光」は最初は「神」だったのですが、書き直し。 ニアミスで伝わったみたいですが初めて真意を他人に分かってもらえた 気がしました。評価D+でも嬉しい。本当にありがとう。ありがとうね。 >579 チャリオ氏、評価ありがとうございました。 弱かったか~。「命」「地球」は使うかためらったけど 分かりやすくしたのが安っぽくなったみたいです。 ちゃんと読んでくれてありがとう。なんか傑作集の「いか」に釣られて 書いてみたけどどうにも使いこなせなかったようだw チャリオ氏、魔方陣グルグル好きなら読み返せ。頭スッキリするからw >580 チャリオ氏、評価ありがとうございました。 昨日雷がまぶたにまで浸透しやがって布団の中でこもる思いを 携帯に書いていた詩です。部屋での出来事がまんま戦争を出しすぎて 逆に伝わってしまった・・・。スイマセン。ギップリャ!
643 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 22:51:00 ID:w2fbtkKo
>>14 >>15 これらの詩をぼくはとても高くかう
詩は好奇心にはじまり実験をへて
ひとつの結論を得ておわっている
ちょっと珍しい
端正な形があるとおもう
ドライな雰囲気もよい
とくにググってはいないけど
個性を感じる
両方ともB
644 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 22:57:23 ID:0fDDIIYU
神は私に味方した。問題は山積み、時は無情にも流れる。 生きるってことは浅はかなんだろうか?たとえ姿形が変わっても神が私に与えたもの
>>618 「髪の毛切ろう」
一連目の抽象的=写実的ではない、つまり顔より雰囲気が良い人がすき、
すき、が平仮名な理由は、好きとは違う、よりうすっぺらな感情を表したかったからだろう。
笑った、とあるが、ここで笑うということは茶化していることを表している。
もし普通にやさしくほほえむなら「微笑う」、「はにかむ」などの表現を用いるだろう。
お酒流し込むように、とあるが、これは「味を確かめず勢いで飲み込む」様子から「本心では無いが勢いで言う」ことを表している。
次の連が平仮名なのは、口語であり、かつ「本心ではない」ことが読み取れる。
この場合は、受け手側からすると「心が籠もっていない」ように感じただろう
1連目が発言者に対し、2連目では言われている相手の心情が表されている。
これは5行目で書いたように「本心でない」様子が感じ取れてしまったため、であり、
そしてタイトル=髪の毛を切る=失恋 とリンクし、恋の終わりを胸の内に誓った様子が覗われる。
また、2連目の括弧前が読点で終わっているが、この後は「相手を非難する言葉」が続くのだろう。
以上のことを踏まえてC-
それでもセン五を保守し続けるアンダーの継続力がすごい
>>621 最初にお祭りから始まって最後に(自分)という題で終わるのが良いね、結局お祭りどうでも良いんじゃんか、とつっこみたくなる
詩を書くときの問題を考えさせられます
流れを作るのが上手だと思った
C
>>622 永遠に迷ってろ☆
この詩はつまらなくて下らないけどそこが良い
コテ名はいかにもで良いね
D+
>>623 ちゃんと全体に(リズムなどの)コントロールが効いてるっていうのは詩として当り前の事なのにこのスレではそれが出来ている詩は無い
でもこの詩は例外でした
逆に言うとセン五らしくない
B-
>>627 なんかあえて方言ってやだ
D
>>629 なんかのパロディーだよね・・・思い出せないけど
D+
mikeさんおかえり。
>642 なるほど、雷が今で、TVが過去(自分の見た)で、TVの内容がさらに過去(戦争)ですか。 それならもっと雷を強調したほうが良かったのかもしれませんね。 私は雷という題名を「TVが爆撃で光る様子」を表しているのだと捕らえていました。 評価D+ですが、私は面白い表現を使うと評価を上げる傾向があるので そういうことを目的としていない、もしくは敢えて普通の表現を用いて表したい、という場合は特に気にする必要はないかと。 で、未評価0でいいの?
649 :
名前はいらない :2006/08/20(日) 23:20:11 ID:Oh8x2TyJ
花火 悩みがぶっ飛んだ 赤・紫・黄色・緑・オレンジ・白 たくさんの色が私の頭に散らばった いんだ、それで。 悩みなんてそんなもんだよ
judgment 答えと判っている疑問符を浮かべながら 今日も誰かに吐き捨てる 呆れた人の顔が好きなんだ こんな憂鬱 後戻りできない 人の揚げ足を取るのが大好きです 躊躇いなく云えた この俺に本当の痛みをくれ どんな絶望も乗り越えれる 心壊せば容易いこと 何度も裏切られ今さら何を信じろと この世界に奪われた愛よ さあ殺し合おう 腐っても正義があるのなら 俺を殺すのだろ さあ殺し合おう 笑っても笑えない理由を此処に
>>647 二度と来ないつもりだったのに何故かまた来てしまいました
>>648 >644と>649と>650が未評価だね
『喋喋(ちょうちょう)』 のべつ幕無し吸う酸素 口八丁に手八丁 バナナ八房 口に泡 八百八町を闊歩すリャ 出くわす烏合の丁々発止 物見遊山で野次馬になりゃ 目立つは野次が得意な緞帳役者 今日も二酸化炭素のとばりを紡ぐ
653 :
九泊 ◆989TPMAeqo :2006/08/20(日) 23:44:16 ID:xw/aY9MZ
『青春』 ギターを衝動買い 衝動買い もちろんお年玉の分を前借り バンドスコアを 買ったと思えば 弾き語りだった ちょっとかっこ悪い 中学生の青春は 油絵の風景よりもリアル 残さずにたいらげよう 噛めば噛むほど苦くなるから丸呑み Fコードが弾けねぇ Fコードが弾けねぇ 無理に弾こうとしたら 弦が切れた そんな可哀想な目でみんじゃねぇ 一年もすればプロも顔負け天才ギタリストだ そんな不思議そうな目でみんじゃねぇ 俺の青春は時速100kmで駆け抜ける そんな無愛想な目でみんじゃねぇ 好きな子の前ではかっこよく振舞う そんな可哀想な目でみんじゃねぇ これが青春ってもんだから
655 :
おくむら :2006/08/21(月) 00:00:15 ID:COSqlwQD
未評価があがったようなので評価します。
>>644 言ってることはよく解りませんが、あなたが生きていることは伝わりました。
それでもなお生きていることに固執するなら、さらなる表現をお願いできれば
と思います。D
>>649 頭の中に鮮明な花火のイメージが沸きました。すごいですね。
ただ結論が・・・頭を捻ってもよく解らないんです。
説明して下さると助かります。-
>>650 何をジャッジしようとしているのか、ちょっと解らないですね。
ちょっと内容もこんがらがっていて、読み取れないです。-
>>652 2行目を「出くわす烏合の丁々発止」の後に書くと僕の個人的な解釈では
整合性がつきますね。
さらにその個人的な解釈があってるなら、僕もそんな感じで見ていますね。
ただあなたの口から出入りする酸素と二酸化炭素が何なのか
僕にはよくわからなかったです。
>654 うん。ありがとう☆ 口の中が切れている時、ガソリンが買えなくなった時、 あなたは何をしていますか 宇宙からの電波を パラボラアンテナで嘲る 夜を渡る弱い鳥は 人さし指で絶滅した 黒いカラスの黒目を 限りなく干し続ける 落下する衛星 弱い 超特急からの別れの言葉は むしろハローと聞こえるだろう
657 :
おくむら :2006/08/21(月) 00:04:38 ID:COSqlwQD
>>653 青春を反省視しない方がよかったかもですね。
何が青春か、は青春が終わった後に気づくものだから。
とりあえずこの語りの主体は青春の盛りにいるはずでしょう?
最後の4行は、ちょっと安直すぎて情報量に欠けるような気がします。
2連目と3連目が個人的には好きな表現でした。C
658 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 00:38:43 ID:Ga6yeZr5
「蓮と日没」 蜻蛉泳ぐ 空の中 啓示求めて さ迷うた 矜恃はとおの昔捨て 家も故郷も忘れ 露飲むが 百八煩悩は消え失せぬ 陽に月に平伏して 入れ物山と決め あと幾千夜過ごせば 智慧開く
659 :
千代丸 :2006/08/21(月) 00:39:17 ID:169Rm6Mh
「石井くんの最後」 石ちゃんの頭から爪先に一瞬にして汚らしい電気が流れ石ちゃんは死んだ 鈍い音で少し感覚がボヤけてからがすべて もう目を背け決して決して… 僕はわざに、静かに放置された石ちゃんの死体を避けて進んだ ああ、なんて愚かなこと…僕のようにもう少し立派に進めばよかったものを… 完璧に進む僕の横で、夕日に映える石ちゃんの美しく見事な死体を 僕は見逃していた
660 :
おくむら :2006/08/21(月) 00:48:18 ID:COSqlwQD
風呂に入っていました。前レスの少し前と、 風呂の間に投稿があがっているみたいですが、 全部評価するには時間がなく・・・。 明日、時間があれば、個人的にしようと決めた評価なのでしたいと思います。
661 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 00:55:24 ID:CfHVd+vG
かくれんぼ 木陰にかくれて息をひそめる 真夜中の公園 あなたと僕とふたりきり 月明かりの下でかくれんぼ あなたの場所から見えないように 静寂のなか、声も出さずに この気持ちがバレないように しばらくしてからあなたの声が もういいかい? まだ、ダメだよ このままじゃあなたに居場所がバレるから 見上げた夜空の月だけが知っている 誰も知らない秘密の場所へ 溢れるまで気持ちをかくして 涙を流しても見つからない 恥じらいを捨てて泣けるから 歪んだ月も見てないふりをしてくれる もういいかい? 息をひそめて待ってるからね あなたが僕を探し出してくれるまで ……もう、いいよ。
662 :
ゆうと ◆objw.LU0hs :2006/08/21(月) 01:14:43 ID:2DawKqGI
「純粋」 純粋に好きだって思ったから。 好きだって言ってなにが悪い。 純粋に嫌いだって思ったから。 嫌いだって言ってなにが悪い。 純粋に思った事を口にしただけなのに 僕の友達はいなくなった。
663 :
ゆうと ◆objw.LU0hs :2006/08/21(月) 01:18:28 ID:2DawKqGI
「ぼうきれ」 一本のぼうきれ どこにでも落ちてるぼうきれ いつもひとりぼっち 仲間はずれのぼうきれ 一本の木 大きくて高い木 ぼうきれがいっぱい集まって 楽しそうにしてる だから石をぶつけた 一本のぼうきれが落ちてきた 仲間はずれのぼうきれ
664 :
ゆうと ◆objw.LU0hs :2006/08/21(月) 01:23:22 ID:2DawKqGI
「カーテン」 ひらひら 全てを隠してしまうカーテン そんな君が大嫌い。 一日の終わり、全てを無かったことにしちゃうから。 ひらひら ゆらゆらうごめくカーテン。 そんな君が大嫌い。 風に流され、本来の目的を忘れちゃうから。 ひらひら ひらひら うっとおしいカーテン。 まとわりつくカーテン。 僕の大嫌いなカーテン。 けどもう少しだけ つつまれていたい。
665 :
ゆうと ◆objw.LU0hs :2006/08/21(月) 01:28:10 ID:2DawKqGI
「3分の1の心」 僕は3分の1の心 完璧じゃないけど不十分でもない 笑うこともできるし泣くこともできる だけどどこか物足りない 泣いてる子供がいた うるさかった 叩いたらもっと泣いた うるさかった 歩くのが遅いおばさんがいた じゃまだった 押したらつまずいて転けた じゃまだった 僕は3分の1の心 完璧じゃないけど不十分でもない 笑うこともできるし泣くこともできる だけどどこか物足りない
666 :
ゆうと ◆objw.LU0hs :2006/08/21(月) 01:35:13 ID:2DawKqGI
「あ」 あ。犬だ。 あ。ネコだ。 あ。鳥だ。 あ。自転車だ。 あ。車だ。 あ。電車だ。 あ。飛行機だ。 あ。今日は何回、 あって言ったのかな。
667 :
ゆうと ◆objw.LU0hs :2006/08/21(月) 01:37:02 ID:2DawKqGI
何個も投稿してごめんなさい。 ちょっとため込んでたんでまとめて投稿しました。 評価宜しくお願いします。
668 :
四十四 :2006/08/21(月) 02:09:10 ID:pFYV56zt
こんばんわ465です。チャリオットさん、評価ありがとうございます!! これからもちょくちょく投稿させていただきます、、、。
「安い靴で」 偉人の載った紙の山 この手が一枚抜き取った 音の騒ぎはこもらせて 草むらは切る 風の匂い どうにか街まで目が絡む 靴を 高く跳ぶものではなく 海を渡れる速い靴を 口は緩みつつ そう言った 空に跳べば肩を並べ 海に会えば道に触れ 訊かれずも青い風をこいで 遠い背中を渡る
「幻川」 奥の方の石のそば、なぜか光は避けました。 風の流れに魔が差して七つの蝶らが落ちました。 するとその刹那、サラサラサラサラ 蝶らと影を流すのでした。 私は少し不憫に思い、風が止むのを待ちました。
「シンデレラ」 私は母に参加する旨を話しました。 赤い招待状が着たのです。 かぼちゃの馬車が迎えに来て、私はおどけてみせました。 なぜか母は泣くのです。 なぜか母は泣くのです。 不幸中の幸い ガラスの靴を忘れなかったこと。 幸い中の不幸 それ以外の全てを失ったこと。
672 :
四十四 :2006/08/21(月) 06:07:57 ID:pFYV56zt
名前: 四十四 <その名は > ずっと前の話だって 今じゃ誰もその意味を知らない 繰り返しの後で それを捨てたのだ 数は減って 残ったのが僕ら 捨てなければ違ったのか 結局は同じになっていたのかも 分からないし 別になんとも思わないけど 終わり、は近いらしい もうさよならを言う相手もいない RETURN ずっと後のことかもしれないし すぐに来る未来かもな 僕らが捨てたもの その名は
673 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 07:25:08 ID:ZJtAa7Z8
僕と勝負 あの緑色のキャップを後ろに浅く被ったスケボーのお姉ちゃんが 次のT字路を僕の大好きなオモチャ屋さんがある左の道に行く 君の大好きなアイスクリーム屋さんがある右の道に行くか 賭けよう 僕と君とで勝負だ! 負けたらコーラ1本?これはねぇ、そんな子供みたいな退屈な賭け事じゃないよ これはねぇ、僕と君のどっちが屑かを決めるとっても残酷なゲームなの 君にはとても悪いんだけど僕が負ける事は無いよ だってほらココよく見てみてよ、僕の左腕 ある日を境にね、僕はもう二度と大人になる事が出来なくなっちゃった それはなんでそうなっちゃったのかはよく思い出せないんだけど… でもねでもね、コレがいつも僕に悪魔の力をくれるんだ ほんとだよ、黒魔術の力 僕はこの黒魔術の力で僕を今まで苛めてきた連中を粉々のぐちゃぐちゃにしてやるんだ!! もちろん君もね! 僕の大好きなオモチャ屋さんがある左の道に行くか 君の大好きなアイスクリーム屋さんがある右の道に行くか 僕と君とで勝負だ!
674 :
デカキング :2006/08/21(月) 07:28:23 ID:G4HHFYX/
「カップラーメン」 僕の好きなカップラーメンあの子も好きなカップラーメン 最近の世の中は何でもどんどんカップラーメン化してるけど 心まではNOカップラーメン ―――――完――――――
675 :
208+ :2006/08/21(月) 07:57:10 ID:We9/b3vY
はい。おはようございます。 未評価リスト 15作品 >656 >658 >659 >661 >662 >663 >664 >665 >666 >669 >670 >671 >672 >673 >674 業務連絡です。セン五は本日より平常運行です。 繰り返します。セ ン 五 は 本 日 よ り 平 常 運 行 で す。 皆様のご協力お願いします。
評価の評価もヨロシコ。
評価ナシなのも目通してみますた。
>>649 D
悩みなんて、解決した後では意識しないので小さいものと見られることもあるでしょうが、
僕は、その時々の人たちが精一杯悩んでいるのだから大小は特にないように思います。
励ましの際とかには、言ってもらうと心が軽くなりますけどね。
で、花火の色を書いたのは何か意味あったんですか?
>>650 D
薄っぺらい印象。仮にも詩人が軽々しくもさあ殺し合おう、やれ殺しあおうとは
言うべきではないのではないかと。心が壊れたら絶望も感じる暇ないですよね、きっと。
などと、揚げ足取られるのは好きですか?
>>656 -
何度か読み返してようやく伝わるような伝わらないような。
ところで別れの言葉とハローは対極にあるものですか?
>>658 -
5,7の語調が途中から2連目の2行目から切れてるので少しとまどいました。
内容はシンプルでわかり易いですが、どうしてこの内容が「蓮と日没」に繋がるのかがよく
判らないです。智慧が開くということは、蓮の花が開くということなのでしょうか?
日没から日が出てくる夜の間、老人は月に平伏し、蓮が日の目を浴びて花開くように、
老人もまた智慧開く、悟りを得るということでしょうか?
>659 D
最後の2行があるだけで違いますね。石井くんの最後は美しかった...と。
まぁもっと、どうして放置されたのか?や、立派と愚を分けたのは何か?を
説明してほしかったですね。
>>661 C
細部を見てみるとやわらかな、思わず和むようないい流れの表現なので驚きました。
真夜中のかくれんぼと見ただけでは、怖い描写しかイメージが出来なかったので。
「僕」と「あなた」だけの「真夜中の」かくれんぼ。そこにいたるまでの描写が欲しかったですね。
>>662 D+ 物足りません。純粋って、なんでしょうね。
>>663 D 木の枝まをぼうきれの集まりと呼んでしまうのは少々乱暴な気がします。
木の枝を打ち落として仲間はずれだというぼうきれの仲間を作ってあげたのか、
また仲間はずれのぼうきれは、やっぱり仲間はずれのぼうきれでした。みたいな
ことが言いたいのか。どちらにしても、・・・好みではありません。
>>664 D なぜ無かったことにしてくれるのでしょう。
関係ないですが、昔よく、小学校にあるカーテンで自分を包んだときは楽しかったです。
>>665 D 思いやりの心は2/3を占めるのでしょうか。流れはわかりやすいです。
人の2/3は、思いやりの心を忘れてんだ、とかだったら、なんかそんな気がします。
>>666 D 驚きが何回もある毎日を過ごしてみたいですね。
>>669 D
どうにも2行目3行目の繋がりがおかしい気がします。
そもそも全体として、単語間の繋がりがぶちぶち千切れている印象です。
>>670 -
>>671 -
なんとなくでいい言葉を選んでいる感がします。
言葉につながりを持たせようとするところはいいのですが。
>>672 D
こっちを、読み手をもう少し意識してほしいと思います。例えば書き終えたあと、
少し推敲して伝わりにくい部分はないかみるとか。
>>673 C-
最初に目を通したときは面白かったんだけど・・・子どもは仕返し「してやるんだ」、
とこれから「ぐちゃぐちゃに」(いやん残酷)していくつもりなのに、いつも悪魔の力を
くれるとな?別に重箱の隅をつつくわけでもなく、さらりと読み直したときに引っかかっちゃうと、
どうも。。少しだけでいいから推敲よろすくです、それからでいいから勝負の行方とか、
黒魔術を手に入れたその経緯とか、あればいいですね。
ないからこそこの作品が良い、ということもあるかも知れませんが。
>>674 D+
おぅいぇー、NO!!カップラーメン。CMとかでありそうだね。
-完-がいい感じで締めてくれてるけど、勢いだけかな。その勢いや、良し!
679 :
九泊 ◆989TPMAeqo :2006/08/21(月) 11:47:33 ID:Z+aCcxhh
『スナイパー』 目標はあいつ 生意気盛りのガキ 銃を抜いて撃つまでは一瞬 誰にも見られるな 俺は悪くねぇ その気にさせたあいつが悪ぃ 熱くなったら撃て! 蝿を鷲掴みするように あいつの左胸を狙え! ピンク色の弾丸よ 足元ぐらつきゃかっさらえ! そのまま俺のもんよ 俺は悪くねぇ その気にさせたこいつが悪ぃ
680 :
例のいざこざとは全く無関係 :2006/08/21(月) 11:55:35 ID:KL9DT0LH
「盗作ということ」 例えば荒野です そう、それはあなたが今想像した荒野とは 似ても似つかない固有の荒野 偏見を偏見たらしめるのは 偏見にたいする偏見なのです ドアを開けるには鍵が必要だそうですね それは常識です 伝わりにくいですか? それは常識です 無人の森で木が倒れたら そこに音はあるでしょうか そんなプロブレムが 有った気がします 私が見たのは、倒木だけです
681 :
Pyra :2006/08/21(月) 12:11:37 ID:2aZPbGkA
>>680 評価じゃなく感想です。
カラクチさん?違ったらすみません(汗
この詩は割りとわかり易かったです。
タイトルがいまいち掴めませんが、やっぱり好きです。
682 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 13:00:15 ID:TjzgFWqS
683 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 13:34:57 ID:CfHVd+vG
661です。穴子一匹さん評価ありがとうございました。初めてのCランクでとても嬉しかったです。評価ありがとうございました。これからもがんばっていきたいと思います。
684 :
ほろにが山 :2006/08/21(月) 13:45:17 ID:VledxT3t
早実の野球部入ってれば良かった お釣りを募金箱に入れるのに苦戦する おいしい食べ物あんまり無い おいしい果物 みかん、オレンジ まずい果物 りんご、ぶどう、なし、バナナ 食えない果物 それら以外 梨は切って小さくした三個目辺りから気持ち悪くなる それが狙いか
685 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 14:09:45 ID:eNHwCnZ6
会社から「ワイガー」を配布された。 これが無いと仕事にならないそうだ。 「ワイガー入れ」も配布された。 なるほど。しっかり保管しろということか。 しかし、「ワイガー入れ」に「ワイガー」が入らない。 どう見ても「ワイガー」の方が「ワイガー入れ」よりも大きいし、 「ワイガー」は今以上にコンパクトになりそうにない。 わからないので課長に尋ねたら、 馬鹿、「ワイガー入れ」に「ワイガー」を入れてどうするんだ。 「ワイガー入れ」は「ワイガー」に入れるんだよ。 って言われて、確かに「ワイガー入れ」は「ワイガー」に入ったけど、 納得がいかないと言うか、まぁ、冗談のつもりで、 はははこれじゃあ「ワイガー」じゃなくて「ワイガー入れ入れ」ですね。 みたいなことを言ったら、 そうだよ「ワイガー入れ入れ」だよ。略して「ワイガー」だよ。 って真顔で課長が言うもんだから、 そんな馬鹿な。じゃあ「ワイガー入れ」を「ワイガー」って呼んで 「ワイガー」を「ワイガー入れ」って呼べばいいじゃないですか。 って言ったら、課長ったら、わざわざ名刺まで持ち出して、 馬鹿だなぁお前、裏の裏は表だろ? なら「ワイガー入れ入れ」は「ワイガー」じゃないか。な? みたいな説教をされて、ついムキになって じゃあ「ワイガー入れ」があって「ワイガー入れ入れ」があるんなら 肝心要の本家「ワイガー」はどこにあるんですか!? って言ったら、 俺は16年この業界で飯を食ってるけど、 そんなことを言う奴はお前が初めてだよ全く。 とか言われたので、納得いかないというか、もう不思議。
686 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 14:27:17 ID:TjzgFWqS
>>685 やられた
散文詩の歴史に金字塔として記念されるべき作品だ
と思うと同時に
これから作者が歩むだろうイバラの道に思いをはせ
涙が零れた
情緒派のバカどもはハッキリと敵だぞ
理解者なんて期待できないぞ
がんばれ
A
688 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 14:59:01 ID:2DawKqGI
「Life of treasure」 望んでるお堅い頭は 誰でも望んでるワケじゃない。 手を握り違和感覚えたら 天にかざして透かして見よう。 無謀に突っ込むことはないよ。 この世界にはルールがあるから。 きちんとふざける事も ふざけて仕事もできないのなら まげれない信念をまげて生きていくのも良いでしょう。 貫き通して壊れたっていいじゃない。 破滅の足音はもう 遠ざかっているのだから。 ゆっくりと歩んでいくのも 息が切れるまで走ってもいい。 もう十分すぎるほど悩んだから。 壁にぶつかった時に悩めばいいでしょう。 目の前にあるのは壁だけど 大きくて乗り越えれない壁だけど 後ろに下がって見てみよう。 こえられない壁はないでしょう。 全てはうまくいくRoad of blessing!!
>677 穴子一匹氏、評価ありがとうございました。 2行目3行目?2連目3連目でしょうか?情景と真意を 重ねたのですがおかしかったかなぁ・・・。 内容はどうだったのか気になる。伝わっていないんでしょうか。 形体と描写の真意をちょこんと触ってほしかった。スイマセン。 テーマは他人との距離感です。 裸足で他人からお金を得て(詩を書くことで言えば参考にする程度) それから靴を手に入れる。2連目。3連目は他人を追い越すものではなく 他人と違うところへいけるものを求める表現でした。 4連目は空と海の「青」を風に混ぜてこぐ表現で海に行く様。 その行動も結局は他人の通った道だということを皮肉って 「背中を渡る」と書きました。 D評価ありがとうございました。
690 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 18:23:20 ID:3fy1l3C/
691 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 18:30:44 ID:A/KtcnQG
>>690 釣り、もしくは中学生、或いは作者だと思う
「柑橘系」 メールは 返事が来るまでがメールです だから一生終わりそうもないです 今日のメール
693 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 19:49:47 ID:wi+SWOtL
「照明」 今日の日のおかえりを知りました 沈むころから予感はしました あなた嘘ついたんですよ 私信じてたんですよ 波のボトルに手を伸ばしたら まだあと少し残っていたんです でも放り投げてしまうのもいけない気がして いやよ私はやめたりしない 八月の熱気に駄目になってしまうもの 押し付けた草花が立ち上がってしまうもの
694 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 19:52:40 ID:ZJtAa7Z8
あたしがケーキ 冷蔵庫を開けたらチョコレートで出来た真っ黒のケーキがあった きっと毎日働きもせず真っ赤で真っ暗な部屋の中で 赤い画用紙に赤いクレパスを使った赤だけが減るイラストばかりを描きながら引き籠もる 鬱で自虐的なあたしの機嫌をとる為に ママがあたしの大好きなチョコの真っ黒ケーキを用意したに違いない そしてあたしはそのお皿に乗っかった素敵なチョコ塗りの真っ黒ケーキを手に取り台所に立つと ケーキを上からガシッと両手で掴み、半笑いしながら流しの中に無理矢理ギュウギュウと押し込んだ こうする事であたしはいつも正気を保ってる 勿論ママだって知ってる ママはいつも気が利くね
695 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 19:54:08 ID:ZJtAa7Z8
白 私はいつも神様にお祈りをしている、毎朝だ 窓を開けて 空に向かって 両手を強く握って グッと目を閉じる 私は涙を流した事がない、哀が無いんだ 生や性に全く関心が無い、恥ずかしいのだ いつかの私はケーキを台所の流しに無理矢理ギュウギュウと押し込む事にしか生きる理由を見出せなかった 95階の窓から身を乗り出してみた、恐怖は感じなかった 夜の森の暗闇の中、ヘッドライトを消して前が見えないまま100マイルだした、へっちゃらだった お姉ちゃんに私のオヤツのメロンパイを全部食べられた、私は泣かなかった クラスの男の子たちが私のポンパドールをぐちゃぐちゃにした 私は連中のお腹にキックをした、男の子たちはすぐ泣いた その後私はタータンチェックのヘアコームでヘアスタイルを整えヘアピンを刺した この瞬間、私はいつも人間の頭が次々と破裂していく妄想に駆られる その内チョコレートからゴギブリを連想して、あたしは泣く
696 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 19:54:28 ID:VledxT3t
>>690-
>>691 匂いを嗅ぎ付けた批判ハイエナがもうこんなに湧いてくるとは
>>685 はホンモンだな
697 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 20:38:09 ID:96Z+XLRe
正しいと思うことってなに? 四六時中戦うことは疲れる。自分が消えたい。私の魂の叫びを聞いて胸の鼓動が痛い時はうつろいやすい明日に託す夢ようやく掴みかけた夢息を吸う度に立ち止まってる暇はない。天国に連れていってくれ。
698 :
MC 富岡 :2006/08/21(月) 20:43:53 ID:Z8lpXO+i
「俺とお前の結晶」 お前を愛してやまない うちの犬はお前を噛まない 黙ってたって通じる会話 テレパシーで送る言葉 電波を受信するアンテナ 俺とお前の赤い糸 重なり合う鼓動 俺とお前で相撲をとろう 決まり手はないでしょう 抱き合う俺ら永久相撲 お前を愛してやまない うちの親は仕事してない 苦い思い出 今は笑顔で お前と二人で 感慨ふけて つないだ手を見て性的衝動 手に汗握る深夜の相撲 行司のいない永久相撲 お前の塩が目に染みて動揺 結果生まれた大きな結晶 俺とお前で横綱昇格
699 :
MC 富岡 :2006/08/21(月) 20:48:30 ID:Z8lpXO+i
「Money is お前自身?」 金で動く人間 それ間違えた了見 誰の為の冒険? 自分の夢はどこにいった? 金に操られるマリオネット 株式売買インターネット それで儲けてジャパネット? 幼き日の思い出 語り合ったAV女優 ブランコこいで 俺の好みにお前こう言う ただの巨乳 純粋に笑えたお前 金に壊された多分 そんな大金しまえ 今は誰かの子分 輝かない星 薄れた闘志 支配された意思 もうやめてくださいまし お前は勇敢な獅子 自分の意思で行動 後ろからお金が尾行 それがきっと人生 色づくよお前の個性 リスペクト親友 I LOVE YOU
700 :
MC 富岡 :2006/08/21(月) 20:52:28 ID:Z8lpXO+i
「正義は勝つ」 hey! you! お前が正義で俺が悪? そんな可笑しな事が通る? 哀れな妄想 くだらぬ野望 さまよう虚構 単純な思考 お前のプライド鼻につく 俺はすぐさまファブリーズ 自分に卑屈を装飾 本当は周りを軽蔑 信者増やしてご満悦 真っ赤な顔で知性をアピール スッカラカンの犬共はお前に媚びる 俺はそれ見て笑う お前が作った落とし穴 お前が落ちてどうするのかな 滑稽極まるその構図 俺は地上で勝利のポーズ
701 :
やさしいあくま :2006/08/21(月) 21:17:25 ID:8kyAvc44
あとでまた来るけど、いやこれ面白かったよ。
>>850 時間が空いたら評価させて。
702 :
千代丸 :2006/08/21(月) 21:37:03 ID:169Rm6Mh
「サヨナラ母さん…」 むしろ、底の方は白いのに 大胆ないびきにも 印象が無い 禁猟区をのぞいて、コカインをやって しこたま愉快な灰になる 蒸れた股間 汚物にまみれ 思うことはただ自らの…
703 :
九泊 ◆989TPMAeqo :2006/08/21(月) 23:15:07 ID:Z+aCcxhh
『先生』 質問です 僕はこれからどうすればいいですか 生きていなさい。 質問です わたしは頭が悪く 顔もよくありません どちらを取ればよいのでしょう 勉強して整形しなさい。 質問です 生きることに意味はありますか 楽しくないなら死になさい。笑えるようなら生きなさい。 質問です 死ぬということは罪ですか 死ぬことは死ぬことです。 質問です なぜ先生は足が透けているのですか 私は死んでいます。 私が見えると言うことは随分妄想に励んでいるのでしょう。 勉強しなさい。
704 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 23:24:39 ID:R9shg1k9
「謝罪」 ごめんなさい ごめんなさい とりあえず言ってみた ごめんなさい ごめんなさい 心から謝ってみた ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごまかすことだってできる 本当に伝えたいと思ったら その気持ちだけでいいとおもうよ
705 :
名前はいらない :2006/08/21(月) 23:29:45 ID:i9B30Ce8
「馬鹿」 深夜 なにかが起きそう 満月 いいや 返事なぞ期待せぬ 満足 独りのが楽でしょう 貴方自身が誇りを持って生きているのなら 独りでもいいでしょ? 貴方の周りは埃被った後のゴミであるのなら 疲れに憑かれた 奈落の其処 バイバイ ぱら ぱら ぱら ぱら 失ってゆく 笑顔 それでも 明日は やってきて イキツヅケル事は 可能だ
706 :
やさしいあくま :2006/08/21(月) 23:32:19 ID:q6YPV/ix
「信じてくれ」 銀のトンボ、本当なんだ 俺が見つけたあの銀は 俺は女を手放した そんなつもりじゃなかったんだ 手を離す気はなかったんだ 薄い板 と 薄い板 それらを繋ぎ合わせた誰かは 一応みんなに平等らしい 女は俺を恨んでいたのか? 今となっては意味にはならない 俺は手を離してはいない 誰が作った?こんなジオラマ 誰が見たって欠陥だ 空を見れば大体わかる 本当なんだ 俺は手を離したが 離す気なんて全然なかった
708 :
おくむら :2006/08/22(火) 00:00:14 ID:COSqlwQD
>>656 限りなく未完に近い詩ですね。抽象的ってことは、未完ではないのです。
あるいは、未完である状態を意識しつつここに載せたのかもしれません。
その場合は、僕はここで評価をやっているのであって、
他人の詩の推敲をしてやるためではないのです。
といいつつ多少感じた所を書きますと、
1,2行目は意味的につながってないのはいいとして、
詩の内的つながりとしてもまったく意義はないように感じました。
飛躍がありすぎるのでしょう。
3行目から8行目はこの詩の核というか、僕が肯定的に感じ取れた唯一の箇所です。
不可思議な手触りを感じました。
空間的にも広く、自由な強弱を感じれました。
ただ3行目と4行目の連関は、どうしてこう表現したかたずねないと解りません。
最終連は、これも表現としては面白く、夜をわたる弱い鳥(この弱いという部分は推敲の余地あり)
のイメージと共鳴しているように感じました。
ただし、ここも飛躍を感じるし、読後感も良いものではありません。
ただ、あなたの表現は個人的に好きみたいです。
もっと長くあなたの表現に触れていたいと思いました。
全体としてみると、荒く10分程度で粗描したような印象でした。大幅に推敲の余地あり。-
709 :
おくむら :2006/08/22(火) 00:01:17 ID:COSqlwQD
>>658 これは自由詩でありながら、短歌的な空間を形成しようとした作品であると受け取りました。
したがって短歌の表現技巧に敬意を抱いてる僕の目からすると、
技巧的な余地が大いにある印象です。
それでは始まらないので、そうした前提なしに作品自体を見ていきます。
1連目はさりげない言葉遣いが上手いと思いました。
淡いイメージのすり替えなのですが、蜻蛉の飛ぶをあえて泳ぐとした所が光って見えます。
2連目はさしたる上手さも見えず、またイメージのつながりとしても、散文的意味合いが
強すぎる印象です。
3連目は「陽に月に平伏して/入れ物山と決め」という比喩表現が
作品にあっていてよかったのですが、
それ以外はやはり意味的なつながりが強く出ています。
つまらない改作案としましては、
「智慧」をなんらかの比喩で表現していく線があるとは思います。
がそれ以上を期待しております。C
PS:
仏教色の強い作品なので、「啓示」は「悟り」と表現すべきではないかと思いました。
>>659 あまり良い所のない詩だと僕は感じました。
石ちゃんの死に様に対してなんらかの価値を認めている、とは読み取れました。
ただし、それがなんなのか、単純に美しいとは言っているのですが、
それだけでは解りませんでした。
さらにあなたがなぜ「完璧に」歩んでいるのかも解りませんでした。
ついでに言えば、石ちゃんは雷で死んだんでしょうか・・・?(ちょっと解りませんが)
それならば、なぜ雷であなたは石ちゃんを殺したのかも必然性が見えなかったです。
読後感は「?・・・謎」でした。D
PS:誤字がありませんか?>4行目
これほど短い文章において誤字があるのは作者の怠慢だと思います。
710 :
九泊 ◆989TPMAeqo :2006/08/22(火) 00:01:49 ID:Z+aCcxhh
『スローライフ』 あぁ ポレポレ 亀見てると楽しい うさぎはしんどくてやだな あぁ ポレポレ 歩いていこう 自転車は道が狭いからやだな あぁ ポレポレ それは僕の恋にも言える 急にアタックなんてできるもんか ポレポレ ポレポレ なんて素敵な言葉だろう インドネシア語ではプランプラン ちょっと情けない言葉に あぁ ポレポレ 実は、僕・・・ ポレポレ プランプラン す、す、すすす、す、すすすす プランプランプランプランポレプランプラン す・・・スワヒリ語を勉強しようと思ってるんだ あぁ 今日も言えなかった 二人で書店を見に行って辞書を買った まぁ、こんなスローライフも悪くないかな
711 :
名前はいらない :2006/08/22(火) 00:14:04 ID:YCF//js1
mikeさんで思いついた詩。特に深い意味はないが。 「一期」 (1/2) 僕は見てきた たくさんの人たちが 通り過ぎるのを 僕は触れてきた 天の川のように どこかへ流れていく人たちを 僕もまた 出会った人たちと同じように 星の瞬きに魅せられただけの 少し立ち止まっただけの旅人なのだ 触れてしまえば 存在してると言いたくなる 通りすがりの連続にザァっと見上げたときもある 何も発しなくても 存在している 何もしなくても 大勢のなかにいて 関わりがなければ 消えていると思ってるから 一人として存在していても 孤独でいることは それを認めない けれど個人でいることには 皆耐えなければ 一人として存在することも 己れが許さないのだ 誰かが立ち去る寂しさを持ちながら 力にならなくてはと 関わりを作る自分に 自己顕示欲を知り 同時に負の感情を持つ他者も 自分であるという意志に耐えている
(2/2) 結局 一人のなかに どれだけ自分が入り込み 尽くそうが 変えられぬものに自分が揺れ動くなら 何もせずとも はじめから同じことだと まとめあげ 妥協しただけ 人々が眼前から立ち去る姿を もう何百と見てきた そのたび 希薄になっていく感情と 侘しさ あきらめ はたまたそれも自由なのだと 自分を納得させるに 去るもの追わずと心にとめ 小さな後悔 もとより 立ち上がれない弱者なら捨て置け と そう傍観した僕と 再会したきみは なんとなく戻ってきただけかもしれないが また まばたきする ほんの 一瞬の 出来事にすぎないのかもしれないが それでも それでも。
[そんなこと] 「わからないの」 わからない?自分から来たくせに 女の言葉が俺を惑わす 「別に興味はないの」 俺は興味があるんだよ あんたの感性にはついていけない 「それでもいいでしょ?」 素直な所はもちろん好きだが もう俺を振り回さないでくれ 「・・・」 女は何も言わずに俺を見つめる 俺は全然わからなかったが ちょっと安心して頷いた
>>689 蝶のおなら氏
そう、2連目3連目でした。すみません。
また私が、真意をつかめないまま評価を出していました件につきましては、
非礼をお詫び申し上げます。(-評価でなく具体的にランク付けしてしまったこと)
内容が気になるということなのでそれについて少々。
・・・・
正直、はじめに読んだときは全く伝わっていなかったです。
で、幾度となくいろんな心情で読んで見ると、なんとなく描写は見えてきたかな、と。
それは掏りの少年(風を切るくらいだから青年?)の成り上がりストーリーだったのです、
安い靴で、を最終連にかける(訊かれずとも~背中を渡る)、そんな概要だと思ったのです。
皮肉の意味で使われていたとのことでしたが、はじめ私は他人の通った道といえど、
掏りのあんちゃんからは脱却したから、そういうストーリーなんだな、と感じました。
しかし、2,3連目の空や海がよく判らない。
>空に跳べば肩を並べ
>海に会えば道に触れ
表現がいくらでもあるようなこの2つの単語に対して何1ついじってないものだから、
単純に渡航する経路としての海、空だと思ったのですが、そうすると2連目で何故、
高く跳ぶ方でない、海を渡るように言ってるのでしょう・・3連目は将来の少年か?
いや、そうすると4連目の終わりが「渡る」で締めていることがおかしい。、
・・・
とこういうわけでありました。
また、解説ありがとうございます。はじめに読んだときの混乱は多少明瞭になりました。
氏の表現に対する熱意を感じることにもなりました。
1つだけまだ判らないのが、>テーマは他人との距離感です。 、です。
解説を聞いた、作品に入り込んだ後に評価をしなおすことはどうもできません。
他の評価人さんにお願いしたいところです。
717 :
千代丸 :2006/08/22(火) 01:35:23 ID:onI7yWUf
穴子一匹さん、おくむらさん「石井くんの最後」の評価どーもです! 実際、僕は完璧だけど完璧ではないし、彼も美しいけど美しくない 愚かでも立派でもなく、愚かであり立派 なぜなら二人において、本当に確かなことは「僕は生きていて彼は死んでいる」という事実だけ だから、何ら固めませんでした そしてそれは結局、美しいものは何であれ美しいし、それを認めないで進むこともまた間違いではない そんな事を短く表現できればと… 最後の2行で、それ以前の部分が全て無意味に感じるような構成を試みました 評価ありがとです!
718 :
千代丸 :2006/08/22(火) 01:47:26 ID:onI7yWUf
>>717 訂正すいません
前半の「美しいけど美しくない」は省いて下さい
「欺瞞」 私が浴びたその風を君はひらりと躱したまえ。 私が踏んだその花を君は根こそぎ抜いたまえ。 私が認めたその後に君はわざと庇いたまえ。 「花など無い」と庇いたまえ。
720 :
名前はいらない :2006/08/22(火) 02:05:20 ID:Yfy1P8ua
はっきり言ってしまえば 僕にとって0という概念なんてどうでもいいし 多分みんなもそうだと思う そんなものが「存在」の存在を 肯定する理由になんてならないし 称えることは即ち迫真することではない そんな簡単な道理だって ちょっと忘れかけてた 爪を剥がせば皮膚があって 皮膚を剥がせば肉があって 肉を剥がせば骨があるけど 骨を剥がせば何があるんだろうって 悩んでいたけど 足場が悪すぎるんだから もうそんなことと格闘するのはやめよう
721 :
蜜町 :2006/08/22(火) 02:39:36 ID:uHWH03Vl
「モアサナイト」 原石 波に削られて 磨かれた 転がった 原石 風に晒されて 寒かった 乾くまで 流れ次第で変わる向き どこにいたって変わらない それでも陸の上からは 川に映った自分も見れる 鈍そうな外見 躓きそうな外見 この身に色彩が足りない 光が中まで通らない 信じられない 嘘くさい 小石なんかじゃ決してない
722 :
名前はいらない :2006/08/22(火) 03:37:57 ID:u8NxrMt8
命を手にした君へ その命は、君のものだ。 だけど、何億もの『僕』のものでもある。 君の命は『僕』の犠牲だ。 そのことを忘れないで。
「移ろい」 君よ、去りたまえ。 少しばかりの僭越な美酒の苦味も、君は「青かった」と決するのだろう。 (私はもう少しその味に酔い痴れよう) 君よ、もう去りたまえ。 夏の蝉達と決別した君を鈴虫達は盛大に弔うだろう。
あなたの左手と あたしの 右手 繋いでみたけど 心まで 繋がる事はない あなたの右手には 私の知らない未来が繋がっていて わかってはいるんだけど もう少し もう少しだけど すがり付いている そんなの 恋じゃないとわかっているのに
725 :
名前はいらない :2006/08/22(火) 13:56:35 ID:reN4oGAt
「帰り」 いたい いたい せみ いたいいたい とんぼ いたいいたいいたい いたいいたい
726 :
名前はいらない :2006/08/22(火) 14:14:04 ID:iO3K4oCU
あ
727 :
名前はいらない :2006/08/22(火) 14:15:46 ID:reN4oGAt
「海の中」 青色の侵食する器 赤い絵の具を持つ僕らはその器に埋め込まれた 中は大変奇妙な動きをした色の鳥の群れが沢山いて 僕らを見つけたら 花火の様に綺麗に舞って散った いつまでも揺らぐ雲の色に暫くみとれていたら 突然の黒い雷雨に当たり 僕らは 赤い絵の具を使う羽目になった そして僕らは すぐに青色の器にかき消された そのまま 創造主は 暫く赤い色を 使い続けた
728 :
ひーちゃん :2006/08/22(火) 14:28:43 ID:reN4oGAt
「薬」 こんにちは ありがとう さようなら また明日 大丈夫 またね
729 :
こあい :2006/08/22(火) 17:50:02 ID:pSjvYw+k
「スーパースター」 ヘッドフォンから流れてる 囁やくようなあなたの歌声 まるであなたがそばにいるかのよう・・・ あたしあなたに恋したの 胸がきしんで頬がほてって けれど誰も本気だなんて気づかない あなたみたいなひとじゃない あたしあなたを求めてる あなたの歌声に包まれたとき あなたに抱かれてるって 思ってもいいかな? ほんとうに会いたい そして抱きしめてほしいんだから
730 :
208+ :2006/08/22(火) 18:11:10 ID:MN/VPFdP
評価人の皆さんお疲れ様です。
未評価リストです。 未評価29作品
訂正あれば指摘よろしく。
>679 >680 >684 >688 >692
>693 >694 >697 >698 >699
>700 >702 >703 >704 >705
>707 >710 >712-713 >714 >719
>720 >721 >722 >723 >724
>725 >727 >728 >729
(
>>670 >>671 評価済みだが採点がされていない。欲しければ再評価申請を出してください)
さて一言だけ。
一回作品を投下するのに一作品ですよ。連投厨共ww
評価だって大変なんだ。空気嫁よww
731 :
MC 富岡 :2006/08/22(火) 20:22:37 ID:dLCgdg9h
「we are 平等!!」 子供と大人の境界線 そんなの俺に通用せん 男と女の境界線 そんなの俺に通用せん 女性専用車両 レディースデイ アバズレ優遇 バカかお前らnot good 老人クソガキは割引 それを考えた奴にドン引き もう爆発寸前 優劣は無いよ人間 平等な人権 なのになんで格付け? 俺は反対差別 俺は女子供老人平気で殴る それが差別を無くす秘訣 お前ら俺見て勉強 そうすればみんな平等 怠けてないで明日には行動 いい社会作ろうぜ絶対 いい夢見ろよグッナイ
732 :
no name :2006/08/22(火) 22:39:27 ID:eJO67RnG
「メッセージボトル」 思いつづって 書いたお手紙 貴方に伝わればいいと 一心に 一心に 思いを込めて 流したガラスびん 貴方に届けばいいと 一心に 一心に 遠く 遠く 見えなくなるまで見届けた 長い 長い 月日をかけて 届く 届く 僕のもとに 夕焼け色の空のもと 広い 広い 海は運んだ 浜辺でキラっと光る ガラスびん 大好き ちゃんと ちゃんと 届いたよ 僕のもとに君の気持ち
733 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/22(火) 23:35:18 ID:y8Dd/1he
新参者ですが失礼して。
>>732 甘く切ない恋の詩。。
長い年月をかけた。大好きの一言を伝えるためだけに。
いいですよね。遠恋みたい。
少ないけど、確実に気持ちを伝えれる「大好き」という言葉。
ボトルの中に思いがぎっしり詰まっている感じがしました。
遠く 遠くや長い 長い、一心に 一心に
ちゃんと ちゃんとなどの、同じ言葉の繰り返しが
ひたすらその思いだけを伝えようとしてることを
強調しているようで、良かったと思います。
ただ、もう少しインパクトがあっても良かった気がします。
だけど私も新参者なんで何ともいえませんが・・・
D- できれば他の人にも評価して貰った方が良いかもしれません^^;
734 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/22(火) 23:47:02 ID:y8Dd/1he
>>731 ラップですねwのりのりですねw
子供と大人 男と女の差別、
老人と子供、女の優遇を廃止せよ!的なノリですね。
ありきたりって言えばありきたりだけど、当然といえば当然。
「俺は女子供老人平気で殴る それが差別を無くす秘訣」
確かに平等になるけど、それは「男」の視線での平等に過ぎない。
真の平等っていったいなんなんでしょうね。
D--
735 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/22(火) 23:58:20 ID:y8Dd/1he
>>729 有名人に恋をしてしまった子の詩ですね。
叶わない恋って感じが出てていいですw
「アナタ」が欲しい。アナタ「みたいな」人じゃない。
相当好きなんでしょうねw乙女の恋心って感じですよねw
「あなたの歌声に包まれたとき あなたに抱かれてるって 思ってもいいかな?」
思っていいですよ。思うのは自由だから。
こんな恋もいいんじゃないでしょうか・・・。
詩として見るならばたいした詩では無いかも知れない。
だけど共感できる人はいるはず。
そういう人に狙いをさだめるのもいいんじゃないでしょうか。
ただし、 詩を詩と読みたい人には力不足です。
D
736 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 00:06:10 ID:FM4lUr0g
>>728 4行目までは、「薬」というタイトルもあったので
何となく(あぁ。挨拶が薬になるって事かな~?)
とか思ってたんですけど、ラストの「大丈夫 またね」
で止まってしまいました。
何かある。と思いましたが、結局何も分からないまま
終わってしまいました。。
多分今の力量ではこの詩を読み取ることはできないと思いました。
短い詩ですが、様々な意味が込められてるのではないでしょうか。
何度も読むと落とし穴にはまりそうなのでこれぐらいに。
D+
737 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 00:15:11 ID:fxFWOw4m
彼が選んだ未来 彼女が生まれた世界 彼が信じた夢 彼女が語った言葉 二人の証 彼は幸福にしたかった 彼女は傍に居たかった 彼は守るために戦った 彼女は守るために逃げ出した 他人に与えられた環境 些細な空間が隔てた 愛の定義
738 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 00:21:03 ID:FM4lUr0g
すいません。チャリオットさんや穴子一匹さん、じじさんなどの評価人に比べれば まだまだ未熟で、読み取る力もない私ですが、がんばって、 これからも評価していきたいと思います。
739 :
ボトルネック(ノ∀`) ◆P350za861k :2006/08/23(水) 00:21:06 ID:TdXDj5Xt
「煮汁に浸かって」 不思議だ 休日とは こんなにも 力が抜けるものだったかしらん いや 抜ける、とは語弊があるか 俺の頭蓋が砂時計みたいに 内部でザラザラザラザラ 奥歯は鈍痛を伴って 多忙のトンネルを抜けたら ここまで怠惰になるものかと あれやこれやと 色々計画していたはずだったのに 砂と一緒にどっか行っちまった 煮汁だ 全てこの煮汁がイケナイのだ 俺の全身を浸からせている この赤黒い煮汁が そんな煮汁に僅かな快感を覚えて はしゃぐ俺もいるが 気のせいだ
740 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 00:41:05 ID:Cm+HDQEL
「脳」 狭い 暗い 暗いんだ 僕は一人 ただ一人 この暗闇の中 孤独 寒い 夏なのに いつまでここにいるのか 指を震わせ もう乾いた頬 僕は一人 あれから一人 太陽が昇るまではまだ大分たばこに火をつける 足跡はもう消えてしまった 考えるのはもうやめた
741 :
かかと落とし :2006/08/23(水) 00:58:48 ID:Cm+HDQEL
「うつぶせ」 揺れている老人 顔がない女 ただ目に映す僕 倒れそうな老婆 音でごまかす女 座ったままの僕 誰の視線にも入らない しわくちゃと愛 電車は今日も長い線路をただ走り続けた
「絞首台」 一段上り一段下りた。 いや登ってるいるんだけど、確かに目線は高くなっているんだけど。 死人と生人の狭間って、なんかスッと抜けてていく感じ。 たまたま見下ろしてみる。 そうか、、蟻は列を成して歩くのか。
743 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 03:49:14 ID:zgOuGFld
<グルグルマワル> 進んだと思ったのに またおんなじとこ 見つけたエンディングは さいしょにみたのとおんなじ 繰り返し繰り返し おれにはもうどうすればいいのかわからない だってム意味だろう!!! くりかエシなんテ!!! 一歩の重みを知る 僕等は おんなじところを グルグルマワル
744 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 04:07:53 ID:ebQwWzo9
ありがとう!!!!! 一歩がんばって!!!!! 貴方がねっとからはなれてそれいがいに夢中になるひは近いのね^^!!! そしてみんなを安心させて!!!!
745 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 04:16:52 ID:ebQwWzo9
あなたはまちがってなかったわよ!!!!!!!!!!!!! つぎの一歩のことをわたしなりにいってみただけです! ずっとそうでした ごめんなさいね
やさしいな… でもそんなのぜんぜんやさしさじゃないんだぜ? たまには蹴りを一発ぶちかましたほうが、あとあとソイツのためになるんだよ。 ようはアメとムチの法則ってわけだ! って昔じいちゃんが言ってた。
747 :
ザ・ワールド ◆Rumble.9/U :2006/08/23(水) 10:50:09 ID:wJ8jNB24
セン5の投稿作品をろくすっぽ確認もせずチャリオットを盗作者扱いした件について 謝罪文を求める カスアンダーお前にだよ
ノイズ 真っ白な部屋 広くて 狭い 落書き 音符 文字列 あの子の似顔絵 月日が過ぎれば 僕の気分で 入れ替わり立ち代わり 時々 黒い点 大きかったり小さかったり 形は不定形 水でも空気でもなく ただ 存在している だが それを存在と呼べるかはよく分からない 落書き 音符 文字列 あの子の似顔絵etc... に 干渉してくることもしばしば 真っ白な部屋 広くて 狭い 黒い点 最近 増えてきた気がするんだ
749 :
N :2006/08/23(水) 11:11:48 ID:oKLWSnqF
この空の中 何処までも飛べると 信じていたあの頃 地面を這い 地平線すら見れない 今日 失った物が分からず 地面を這う 喉が乾いたと思いながら
750 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 11:29:37 ID:rh/pUoXK
見える分だけ
>>740-742 何が言いたいのか分かり辛い D
>>743 詩としては嫌いでは無いですが、「ム意味」だの「くりかエシ」だのにする意味が分かりません
何だか全体的に日本語がおかしい気がします。 E++
>>748 何だかありがち。黒い点って言うのは気に入りました。 D
>>749 「喉が渇いたと思いながら」がウマイなぁと思いました。D+
751 :
208+ :2006/08/23(水) 13:07:00 ID:W/cQjFKL
>>743 これさ魔方陣グルグルのアニメ版のオチじゃね?ww
ふと、そんな風に思ったからさ。だからどうっていうわけではないけど。
評価D
「燻り」 おじいちゃんを見て悲しくなった 私もいつか ああなるのかなと ならば老いる前に死んでやろうと思う私は まだまだケツが青いのでしょう 街の隅で泣いている子供 蹴り飛ばしたいと思った そんな事を考えながら 今日を醜く生きていく 20代の生命線 ゆっくりゆっくり歪んでしまった ただそれだけの事 声の出し方を忘れてしまっただけの事
>>737 ありがち、といえばそれまで。
まあナンだろうか、ありがちでもいいんだが、目を引く表現がない。
愛の定義なんて大げさなこと書いてるんだからさ。後、タイトル付けてくれないと嫌よ。 D
>>739 煮汁、んー、煮汁か~。
はしゃぐってのがちょっと分からんけど、んー、煮汁。
文全体がもう少しドロドロしてたらなおよしだったかも。 C-
>>740 脳、ってタイトルがなんかよく分からなくさせてるかな。
考えるのはやめた、ってのからきてんのかも知れんけど。
鬱ーな感じは見えてくる、けど、表現は既存のものだね。 D+
>>471 電車のモラル向上PRのポスターにでも乗ってたらいいかもね。某氏風にいうと。
見たまんま過ぎやしないだろうか。最後の一行がよかっただけに。 C--
>>679 素敵だ。
ただ、見ようによってはヤバくもある。
ろっくな表現。好きです。 C
>>680 盗作・・・ん~。
いわゆる盗作、ではなくて固定概念へのアンチテーゼって事かしら。
無味乾燥な言い方がプラスに作用してると思う。 C
>>684 実際問題よく分からんが、なんかいい感じ。
ただまあ、個人の思考をだらだらといってるだけでもあるんだが。
何となく一貫性があるようなないような。
この人の詩に対する姿勢によって評価が変わるような作品でもあると思うけどね。 C+
>>688 まとまりがないなぁ・・・
読み返して自分で「いい詩だ」って思えましたか? D
>>692 タイトルが謎。
メールの相手がシトラス系の香水を付けてたとか?
わけわからん。
タイトルの付け方も実力のうちってね。
気持ちは伝わった。いまどきな感じ。 D
756 :
no name ◆HqswU9V3qg :2006/08/23(水) 15:21:44 ID:2/MEsRBb
>>733 評価ありがとうございました。
いろいろなアドバイスのお陰、また一つ勉強になりました。
757 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 18:11:15 ID:whFQAa2O
「堕天使」 例えば私が一人 行き倒れた時に 貴方は何をしてくれるのでしょう? もし貴方が純白の翼を持っているなら 目には蔑みの光すら宿さず ああ、吐き気が止まりませんわ 気が付くと嘲笑(ほほえみ)を浮かべた貴方が そっと手を差し伸べてくれました なんて優しい悪魔なんでしょう
ちょっとびっくりした。
759 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 20:02:27 ID:rxpS/SJL
>>757 ちょっとまとまりがないかな?と思いました。
特に前半部分かな?
まぁこうゆう詩も好きなんですけどね・・・w
少し抜け落ちてる部分があるのではないでしょうか。
何もかけてない目玉焼きを食べてる感じでしたw
D
760 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 20:12:35 ID:TuG5ZBi/
「永遠(トワ)の夢」 空に沈んだ大きな×印 冷たい時間(トキ)が肌を濡らす 風は水と共に流れ 私はその間に身をゆだねる 過去を占う小さなコイン 肉を腐らす魔法のステッキ 手に入れた物は鋭さを増して いとも容易く私を貫いた 「つきあいきれない」 体が私から抜け落ちた 「さようなら」 想いが私を切り捨てた 残された私は流れていく 水も風も時間も 私の傷を癒すことはない 月も星も太陽も 鎮魂歌を口にすることはない
761 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 20:27:25 ID:rxpS/SJL
>>760 あ~。こういうの好き~。
特に1,2段落目の言葉の使い方が好きだな。
なかなか良いと思いましたー。
でもねー。。3段落目をもうちょっと違う表現にして欲しかったな。
タイトルがタイトルだけに、意味不明さを出すと良いかも。
印象は薄め。他の評価人に残るかどうか微妙です。
でもこの作品は結構気に入りました。
D++ 私的感情を込めればC
「誰か」 今日のボクは画面にくぎ付け 誰かからのメッセージ待ってる 今日のボクはノートにくぎ付け 誰かに伝えたい言葉募ってる 今日もボクはがんじがらめ 人ッ子一人通らぬ道で
763 :
Y :2006/08/23(水) 21:35:12 ID:oKLWSnqF
王様は民から慕われています。 しかし、時には民を苦しめます。 民は王様が現れない大変困ります。 しかし、出過ぎると民は苦しみます。 王様がいないと民は悲しみ、下を向きます。 王様はいつまでも居る訳ではありません。 王様は大切です。
トリップ変えて心機一転! 未評価リスト >670 >671 >693 >694 >697 >698 >699 >700 >702 >703 >704 >705 >707 >710 >712-713 >714 >719 >720 >721 >722 >723 >724 >725 >727 >744-745 >746 >752 >762 >763 全29作品
765 :
かかと落とし :2006/08/23(水) 22:13:55 ID:Cm+HDQEL
「回帰」 季節外れだが嘘を着た 地震雲に怯えたり 林檎飴に喜んだり そうして見せることが 嘘というのなら…だが
766 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 22:16:28 ID:rxpS/SJL
>>762 ほぉ~。「誰か」という不特定な言葉を使うのは面白いですね。
最後の2行が非常に惜しい。様々な読みとり方が出来そうで。
でも何かキュッっと締め付けるものがありました。
シンプルで読みやすい。
かつ、考えさせる。あぁ、がんじがらめの部分さえわかれば、、、。
D+
767 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 22:21:21 ID:rxpS/SJL
>>763 まずタイトルつけましょう。
そして私には最終的に何が言いたいのか良くわかりませんでした。。
申し訳ない。
王様は大切なんだよ。とそのまま言いたかったのでしょうか?
私はこの詩を読んで、王様=親かな?とかも思ったんですけど、、
どちらにせよ、どうかな~?と思ってしまう作品でした。
D--
>670 「幻川」 川の情景を捉えた古風な詩に思えました。 表現が実にもどかしく面白いですのう。色を蝶に置き換えて ひらひら、代わる代わるに映る模様が合っています。 「魔が差す」という言葉はこの詩には似合わないように思えます。 展開が早い分、内容を読み取ることができませんでした。 感性は素敵です。評価D+ >671 「シンデレラ」 赤い招待状はなんだろうなぁ・・・。召集令状だと思いましたが 意味が通じず。裏がありそうですが読ませる詩になっていないですね。 読解力のなさの言い訳ですが。「幸い中の不幸」にも違和感があります。 世界観はすごく好感持てるかもしれない。共感は全くできませんが。評価D- >693 「照明」 せめて推敲をしていただきたかったです。「今日の日の」の文体や 「あなた嘘ついたんですよ」が見た感じ雑に思えました。 言いたいことがこもりすぎて十分に伝わってきません。省かれた文章を より全面的に出す表現がほしかったです。意味深な口調はとても 印象的でした。評価E+ >694 「あたしがケーキ」 >673 >694 >695は繋がっている・・・?そういう単語が好きなだけ? 恐ろしい詩でした。単語は省ける部分もありますね。説明もそんなに 必要ではない気がしました。日記となんら変わりない文章です。 赤と黒のゴスロリチックな真紅を背景に、ニートの「あたし」に対する 「ママ」の愛情の伝わり方がなんとも残酷でインパクトがあります。 「きっと」の位置をもう少しずらして欲しかった。3行目の「引き籠もる」を 除いた文章は面白かったです。ただ、こういう人間は嫌い。評価D
769 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 22:27:10 ID:ED81e9AG
『ふわふわ』 もし今すぐ行けたなら あの雲の上を歩いて行こう 負けず嫌いのすかしっ屁 長い夜は月とおやすみ 朝のおでましをひた隠し おマセなあの子は背伸びして ふわふわな雲の上から 幸せな夢にツバかけるんだ
770 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 22:29:23 ID:rxpS/SJL
>>765 いい。後ろから頭ひっぱたかれた感触。
「季節はずれだが嘘を着た」
この言い方は好きだな。うん。
この詩を見たとき、まだ完全ではないなと思いつつも、
大きな欠点は無いので、評価に困ってしまう。
う~ん。そうか、タイトルが合致しないんだ。
でも何となくはつながりがわかるような気もするんです。
ダメ。今の私では力不足かも。
D
771 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 22:33:13 ID:rxpS/SJL
蝶のおならさんの評価見てたら自分の評価が適切か不安になってきた。。 自分に自信がない評価人はダメですね。
772 :
208+ :2006/08/23(水) 22:37:37 ID:W/cQjFKL
>>771 みみねこさん、キニスンナw
ガンガレ!超ガンガレ!
773 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 22:38:25 ID:rxpS/SJL
>>769 タイトルとは裏腹にどす黒い詩ですねw
ギャップがあっていいかもしれません。
「負けず嫌いのすかしっ屁」は、突然出てきてビックリしました。
いったいなんなんだろうかw
他にも、意味がつながらない部分が多少見え隠れしています。
切るなら一刀両断してほしいな。
D-
赤と緑に溢れた24日の夜に真っ黒いテレビジョンボックスを積んで作った箱の中で大衆の幸せとの温度差に心地よさを感じて、 アルコールの涙を流している男は電磁波に犯されながらサンタクロースの家をマリファナ畑にする夢を見ていた。 気がついたらそこは誰も居ない気持ち悪い匂いが漂っている教会で、静けさの真ん中にはキリストが裸で泣きながら首を吊ってる。 辺りには赤い服と帽子と大きな白い袋の中からはマリファナが散乱していた。 それを盗んで町の子供に配り自分の誕生日を祝った所で夢から覚めて、 夢の中での幸せが恋しくなって赤い煙突のふちからまた永い夢の中へ跳んでいった。
775 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 22:39:49 ID:rxpS/SJL
>>772 ありがとうございます^^。
がんばります^^。
>697
改行しましょうか。平凡な感性にありきたりな文章でした。
ストレスに敗れて、精神的にスランプ状態。何がうつろいだのか
気がかりでした。依存できる相手を探す様と立ち止まる暇はない様は
ポジティブに見えつつも、それを放棄して消えたい、天国へ行きたいと
叫ぶ様が惨めでした。それが狙いかのう?天国へ行くほどのことを
成し遂げたのか掴めなかったですが。評価E
>698 「俺とお前の結晶」
ロック調ですね。それを狙って話し言葉になるのは完全にスレ違いです。
「うちの犬はお前を噛まない」だとか「決まり手はないでしょう~」は
面白かった!2連目は完全に相撲がテーマになってますなぁw
「黙ってたって通じる会話」はレンジの歌を改変したように思いました。
独特なセンスと荒削りな文章が入り混じっていて評価しづらいです。
私にはない感性が羨ましかった。評価D+
>699 「Money is お前自身?」
韻を踏むことを意識した詩ですね。いかんのに・・・笑ってしまうw
まぁ、並べられた言葉たちというだけです。悔しいが面白い。
そもそもスレ違いだってb(ry評価D。最後の行とタイトル次第では↑。
>700 「正義は勝つ」
3度目は飽きました。こっちのほうで今後センスを光らせてください。評価E
【ポエム】歌詞評価スレッド【お断り】
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1137273592/ >みみねこ氏
十人十色、こんな偉そうにふんぞり返った評価人よりも
みみねこ氏のような評価を欲しいと思いますよ、皆さん。
>208+氏
私には応援なしかこらw208+氏もお手伝いお願いします(半強制)
777 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 22:44:28 ID:BeFZUKPI
アナロジック 餌 摂取 搾取 こうこうと照らす 蛍光灯 ブラウン管 いや 液晶?プラズマ? 横ストライプのノイズ 餌 摂取 排泄 カーテン 漏れる青白 笑い声 人為的な笑い声 電波よりノイズ 吐いて捨てるほどある風景 だがそれでいいのだろうか 吐いて捨てるほどある風景 安易でも陳腐でも 例えばランプのように 温かい光を 温かい光を
779 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 22:48:24 ID:71JKWGTJ
頑張らなくていいよ 生み落とされた瞬間から、 私たちは息をして、 食べて 笑って 泣いて 怒って ああ忙しい。
780 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 22:54:33 ID:rxpS/SJL
>>779 タイトルつけましょう。
ふむ。なかなか面白いなぁ。
でもね。なんか物足りない。
言いたいことはわかるし、シンプルで伝わりやすい。
でも、真ん中。中心。心臓部分がかけてる様な気がします。
意表をつくような表現は無かったが、私にはとても為になる詩でした。
D+
781 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 22:57:25 ID:71JKWGTJ
ありがとうございます。こんなに丁寧に評価してもらえてうれしいです。磨きをかけます。
782 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:00:59 ID:ED81e9AG
『ゲーム』 「それではルールの説明を始めます。 このゲームは原則として一人でスタートしてください。 皆さんにはこれから長い長い一本道をひたすら進んでもらいます。 人それぞれ用意されたコースは違います。 急勾配の難関コースもあれば、ただ平坦にゴールに続く道もあるでしょう。 障害物だらけの道や行き止まりの道もあるかもしれません 。 とにもかくにも皆さんはただゴールを目指せばいいのです。 もちろんゲームでありますからギブアップは可能です。 道を進むのが嫌になった方は、どうぞ、他のプレイヤーの邪魔にならないよう、静かにギブアップしてください。 それでは皆さんスタートです。 …あっ。大切なことを忘れていました。 質問のある方どうぞ。はい2563247番の方。 えっ、ゲームの名前ですか。…『人生』です。」
783 :
no name :2006/08/23(水) 23:01:31 ID:gvVJ3vPZ
『はるか』 「私の名前は はるか」 本当の名前は はるな なんだけどね そばかすだらけの私の顔 綺麗になりたくて 変わりたくて 一生懸命化粧して 綺麗にみせたっけ ごわごわの髪 素敵になりたくて 変わりたくて 一生懸命とかして ふわふわに巻いたっけ 少しでも自分をかえたくて、先輩の前で嘘ついちゃった 名前だって、姿だって、本当のわたしじゃないのに そんな嘘つきの私に 先輩はこういってくれたね 「可愛くて、好きになっちゃった」 嬉しかった でも、先輩が可愛いって思うのは 好きになったのは 私じゃなくて はるか なんだよね
言いたい事がわからないっていう評価はどうかと思う 言いたい事を言うんだったら詩なんか書かずに普通に言うよ
>702 「サヨナラ母さん…」 不束者ながら評価いたします。 ぞくぞくしました。千代丸氏の詩はインパクトがありますね。 「底の方は白い」というので灰になって砂に還った美しさを思いました。 介護に追われていた時間だけが残り元気であった母親の姿も薄れ遠のいていく。 「覗いて」?安楽死させたような表現ですね。3連はもうね・・・。 気になるのは「自らの・・・」の続き。「己の・・・」であれば過ちだとか 償いだとかいろいろ想像できたところでしたが。イマイチピンと来ませんでした。 メッセージ性はないが、インパクト、表現力、今までの詩を見て評価C >703 「先生」 あぁ、面白かった。中身がなければ平凡な詩でした。 その表現を意図的に使ったところは賭けですのう。 質問に一貫性がなく答えも矛盾しています。好印象だったのは 「生きていなさい」という表現。普通なら「生きなさい」や「生きていきなさい」 と使うところだと思います。ポジティブに持っていかせるのではなく 「生きる」という在り方をリアルタイムで伝え続ける印象に残る言葉に 思いました。後は質問の問いに答えていない事実w 最後まで意味深な詩でした。悩みましたが評価C- >704 「謝罪」 テーマに沿ったありのままの文章でした。 メッセージ性を隠すことなくあえて前面に出してインパクトを与えています。 私は届きませんでしたが。やさぐれた人には通じません。 「謝罪」は言葉ではなく許しを乞うことでもないという思いを感じました。 でも声にすることは大切だと思います。結局はアプローチの違いで 客観性を見出していくものだと思いますから。評価D-
786 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:05:25 ID:71JKWGTJ
ド素人の私ですが782に感動です。最後少し予想がついてしまったんですけど私は好きです。Cです。
787 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 23:08:12 ID:rxpS/SJL
>>778 詩というより歌にした方がいいかもしれませんねw
どう評価しようか・・・。
とてもいいと思います。何度も読めばだんだんと情景がわかってきて、
言いたいことは何となくわかる。
歌にすればなおいいと思います。
詩としてはまだ不十分。足りないところがいくつかあります。
タイトルの選択はまだいい。しかし、詩とタイトルのつながりが
僅かしかないところが、ちょっぴり惜しかった。
D-
788 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:12:17 ID:71JKWGTJ
再チャレンジです。 『旅路』 私たちはいつだって死と隣り合わせ。 今、更なる幸せを探しながら歩いていく。死に向かって。 宛名のない手紙を届けよう。 忘れよう。 昨日は。 見つけよう。 明日を。 私には私だけのメロディーが、 私だけの歌声が、 用意されているように。あなたにはあなたけのメロディーが、 あなただけの歌声が、 用意されているよ。 いつかもし、出会えたら その手紙を渡してあげよう。 私という名の旅人に。
789 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:16:54 ID:BuRUsL/K
天秤 空の重さを例えるならヘクトパスカルか 口約束の信頼度を例えるなら紙に書いたほうが早い ぼくの重石を乗せるなら負けず嫌いがいいだろう ぼくの荷物を背負ってよ 気持ちいいくらい巧い
790 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 23:17:08 ID:rxpS/SJL
>>784 確かにそうかもね。でも詩っていうのはそういう物じゃないかな?
学 彼は悩んでいた 学がないからだ 本を読んでみた 学がないからだ 月を見上げた 悩むからだ 彼の悩みは 万人に通じ 万人は 学になく 人の学 彼の悩みは小さく 種つきず 万人は 答えを答え、答え探し 彼は 悩みの果てに 学ぶことを 答えを学に 学ぶことより 理解を学ぶ 努力を学ぶ 学ぶ先にあるかな 学への理解 人知らざる道 人気な道の無知も見えるかな
792 :
MC 富岡 :2006/08/23(水) 23:23:57 ID:1UAL+4jy
793 :
MC 富岡 :2006/08/23(水) 23:26:28 ID:1UAL+4jy
「生涯少年」 今日橋の下に基地を作っているおじさんを見たよ ダンボールとビニールシートをうまく使って作っていたよ まるで少年みたいに汚い洋服きてボロボロの靴はいて 汗ダラダラで基地を作っていたよ 大人は子供の気持ちなんか分からないと思ってたけど そんなことないんだね 僕は大人を見直したよ
794 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 23:26:31 ID:rxpS/SJL
>>783 すごい。複雑な乙女心っつーんですかね?それを的確に表現してる。
タイトルと詩の関係もまたいい。
「私」じゃない「私」
「私」は「私」に嫉妬する。いいです。
私は好きです。大好き。
ただ、ありきたりと言われてしまえば、印象には残りますまい。
D+
795 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:27:36 ID:ED81e9AG
『空想』 壁にもたれかかって そっと目を閉じてみた 頭の先から何かが伸びるのを感じた 目を凝らして見ると それは僕の影だった 鼻を利かせてみると それは夕べのカレーの気もした ずっとずっと高くまで それから僕の一番底まで 影は太陽の前で消えて ありふれたカレーの匂いだけが どんな声もニュースも届かない ずっと奥に消えてった 今日もテレビの向こうで戦争がはじまる
796 :
MC 富岡 :2006/08/23(水) 23:28:16 ID:1UAL+4jy
>784 ありがとうございます。情景詩なら>784氏のようにそう考えますが 当方が評した詩に不透明な意味合いを感じたので そう評価させていただきました。その詩に、作者に興味を持った という意味で種明かしを知りたかったというのもありますが。 ふくみのある詩にはそう評価させていただきます。作者本人から 要求があれば今後触れないように致します。厚かましくて申し訳ないです。 >705 「馬鹿」 面白い韻の踏み方とシャレの効いた詩でした。 「独りのほうが楽でしょう?」「独りでもいいでしょう?」だと きれいにまとまって詩らしくなると思います。 青い鳥を第三者が傍目で見て、あざ笑っているようなイメージでした。 個人的に「明日はやってきて」という常識はあまり好きではないです。 「明日」が来なかった人を思うとそうやすやすと使える気がしません。 分かりやすくてこういう皮肉った詩は安っぽくなりがちですが 暗くも明るく表現していて、好印象でした。評価D+ >707 「信じてくれ」 流し読みしていて一番気になっていた詩でした。改めて読むとやっぱりもどかしい。 「手放す」ことと「手を離す」ことは類似しているような・・・。シャレ的には微妙。 「俺」の脳内での葛藤が言葉で矛盾しているところに出ていて面白いです。 素人ではないような気がします。内容は読み取れませんでした。スイマセン。 インパクトやタイトルに劣らない叫びの勢いはもはや手に負えず。評価C++ >710 「スローライフ」 スイマセン、ポレポレぐぐりました・・・。「ぼちぼち」。 分かると面白いですね。分からないとなんの擬音?かと思うだけで終わりそう。 プランプランてw6連目でいきなり人物像が増えて残念でした。 面白いし印象にも残ります。が、私は4連目のテンションについていけなかった。 評価D+
798 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:31:37 ID:Vzc8xQRk
「ピーターパン」 目を覚ましたら 朝飯も食べずに仕事へ急ぐ 給料日前の心配をし 冷蔵庫にはアルコールが充実 そういう自分が見えた僕は もうネバーランドには行けないね
799 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:31:48 ID:1OfCpA05
ジョニーが死んだ ジョニーが死んだ 僕が殺した 大きな黒い目も キラキラした体も 流れるような身のこなしも 全部僕が殺した 会って一年経つ頃だった すごく仲が良かったわけじゃなかった それでもいつも一緒にいた 忘れた頃に名前を呼んだ 最後はほんとに忘れて死んだ いてもいなくても同じだと思った いなくなっても部屋は変わらない 変わらないけど でも ごめん さみしいんだ
800 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:32:46 ID:W9ukp/2v
「ヒーロー」 止まるだなんて思いもしませんでした でもそうなんですから仕方ありませんでした 視界の隅の沈んだ光を感じながら 滑り落とされた鉛筆が宙に浮いているんです 冷めた珈琲を口元に運ぼうとしただけなのですけど 暗がりから糸を引いた好奇心に 勝っておこうとしただけなのですけど
801 :
MC 富岡 :2006/08/23(水) 23:36:27 ID:1UAL+4jy
「愉快な音色」 僕は食べ物を食べるときクチャクチャなる バナナとか肉類はすごいクチャクチャなる 食べ物たちが口の中で音楽を奏でるのさ 早く噛めばクチャチャチャチャチャ ゆっくり噛めばクッチャンクッチャン どんなメロディーを楽しもう バナナブルース お肉サンバ このまえ友人の前でやってみせたら 汚物を見るような目で見られたよ こいつは音楽をわかってないんだろうねきっと
802 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 23:38:38 ID:rxpS/SJL
>>788 いいですね。。
最初の所。死はいつ何時訪れるかわからないものなのか、
目的地が死なのか、どっちなんだろうと迷いました。
でも結局、いつ何時訪れるかわからない人生の終わり
という風に勝手に解釈しちゃいましたw
また、8~12行目のところでメロディーと歌声
という表現が出てきていますが、一体なんなんでしょう。
感覚的には凄くいいと思いますが、深読みすると引っかかってしまう所
でもあります。でもわかりやすいのでOK!
D
803 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:44:18 ID:ED81e9AG
『ドンブラコ』 ドンブラコッコドンブラコッコ 船が行く ドンブラリンコドンブラリンコ ぼくらを乗せて 船が行く ドンブラガッチャンドンブラガッチャン 船が着く 新入り乗せに船が着く ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ 乗ってくる 新入りたくさん 乗ってくる 今日は60億人 明日には80億人 ドンドンドンドン 増えて行く ぼくらはだんだん 増えて行く ドンブラコッコドンブラコッコ 船が行く
804 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:46:04 ID:71JKWGTJ
みみねこさんありがとうございます!みみねこさんの解釈であっています!出直してきますっ!
805 :
名前はいらない :2006/08/23(水) 23:47:10 ID:BuRUsL/K
工事現場の職人が表現した僕はけたたましく優雅だった それは僕を圧倒し心引かれる物だった 僕の変わった感性に周りの人は興味深そうになぞったりしていたが 周りが気にならないほど僕はそれを愛していた 気合いとか精神論とか諦めた僕にはまったく新しいものに感じたから
>>797 蝶さん、評価ありがとうね。
蝶さんの評価は読んでいるだけで楽しいです。
あと未評価の整理もご苦労様です。
807 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/23(水) 23:57:01 ID:rxpS/SJL
>>801 おもろいw
確かにそんな行儀悪いことしたら普通にドン引きですよねw
確かに愉快な音色だwとても素敵だw
C-
808 :
こざ。 :2006/08/24(木) 00:37:53 ID:u6FLFUQN
「はやりのやまい」 ナンセンスな揺れに ぶらつく街の波と ハイクォリティな渦に さからう人の波と ローキックを見紛う おろかな心の波と
>>808 ただの感想ですので評価なし。
俺は好きですねコレ。
流行に流される人を非難してるのかな?
でもローキックよりも強い技なんかないっすか??
「What」 俺も年をとったようで 流行のものが分からない 何を買えばいいのやら どうしよう そのうち廃れ新しいものが流行 俺も新しい波に飲まれ廃れていく 店員さんもわからない 本当に分からない タバコすって態度も悪い 尋ねれない どうせ何を買っても飽きられてしまう 俺も腐るころには飽きられてるんだろう 最近の子供は分からない ほんとうにわからない 物を買ってやっても礼は言わないし そのくせ無邪気に笑っている 俺の苦労も知らないで 年をとってる
>>809 いや、様子見のローじゃないの。躓かせたとか。
>>692 「柑橘系」/みたらしひかるサン
タイトルはフレッシュさ?
遠足は家に帰るまでが遠足です。っていわれた気がした。
きっとメールのタイトルが、REREReReReRe…みたいなかんじなんだろうな。
感動も納得もオチもなし。なんか意味あったのかな。D
>806 どの詩をお書きになすったのかwマジメに気になるのう・・・。 >707かな?ありがとうです(´・ω・`)ノ >712-713 「一期」 厚かましくも評価致します。長い詩は苦手ですが・・・。 見えてくるような全然見えていないような。あぁ、もどかしい。 哲学的な詩ですね。それを簡単な(と言っても意味は比喩的な)表現で 作り上げている。私には手に負えませんよ、はい。 mike氏とやさしいあくま氏の感情のどよめきでしょうか。少し日記に近い気がします。 背景がスクランブル交差点で立ち尽くしているように感じました。 最後のそれでもは繰り返さずとも十分痛感すると思います。 君だから高い評価をするわけじゃないですが。もう無理。泣く。 変われるなら君のような人間になりたいと。評価B >714 「そんなこと」 ラブホテルに成り行きで入ってしまった会話のようでした。 「女」のツンデレ具合と「俺」の否定的な態度を残しつつ 「俺」の本能むき出しの最後の行は面白かったです。その行為について 「そんなこと」と呼んだのかセックスについて「そんなこと」と呼んだのか 掴みづらかった。前者であれば現代的な男女の付き合い方を皮肉っていて なお面白いですのう。評価D+ >719 「欺瞞」 「たまえ」という表現が好きな方ですね。「抜いたまえ」は意図的でしょうか。 あまり意味は感じませんでしたが。普通は欺瞞を自分に置く事が多いですが この詩は「君」に欺けと言っている。「私」をあざ笑えと。奇妙な立ち位置が とても印象的でした。自虐的な詩に思えました。なんか見解違いそうですが。評価D++
>>703 「先生」/九泊さん
舞台設定がつかめない。
最初にでてきた僕とわたしの2人(他の質問もそうなのか?)で教室だとしても、妄想で括られるのは難しい。
内容的には軽く面白いが、質問内容が人生相談か生死に関わることばかりなので先生の死後間もない感じも受けるが、しかし、タンパクだなぁ。D+
>>704 「謝罪」
大抵の場合謬るだけじゃ相手の気が済まないんだよね。
果たしてその気持ちだけでいい場合(許される場合)は謝罪なんて思いことばはいらないと思うね。感想です。
「言ってみた/謝ってみた」他、謝ること自体軽く見ていて、謝罪の重みが感じられませんでした。
小学生までなら通じるだろうということでD
>>710 「スローライフ」/九泊さん
1連、亀と兎は速さと遅さ。で、亀を選んだわけです。
非常に陳腐でなんと言葉をかけてよいか迷う。一昔前のネタみたいで、正直痛い気がした。
評価はセンスだと思ってくれ。D
>>808 はやりのやまい、というからには下痢でしょう。
街あるいてたら、おなかが痛くなってきて、脂汗まで吹き出してきて、
それでもなんとか家に帰るまで我慢しようと頑張ってたけど、
心の悪魔がささやいたというか、このまま立ったまま脱糞してしまおうか、という愚かな
考えが唐突に頭に浮かんだ様が目に浮かぶようでした。
>>810 餓鬼にゴレンジャーのスプーン買ってやったらなにこれ知らないとか言われた
さえないオヤジが頭に浮かびました。
>>714 「そんなこと」/Pyraチャン
シンプルでわかりやすい内容でした。こういうとぼけた女ほど男を苦しめる。
この詩の見所は両者の心理状態だ。男女の友情は成立するでしょうか?女はカンペキ男のほうを友達としか思ってないね。
「それでもいいでしょ?」は確認だ。2人は友達だよね?っていう。
俺的にどっちかに恋愛感情があると「友達」は終わる。どっちかに彼氏彼女がいても、相手に遠慮して友達でいられなくなる。だから女は「興味ない」って
先手を打って、男からの告白をさけてる。そうしていればずっと友達でいられるからだ。
多分この女の子は、そんな経験を繰り返してると見た。内容は物語のワンシーン。詩としては物足りないが、心理面は面白かった。D+
作者もこんな経験をしてないとリアルにかけないんじゃないかと思った。
818 :
やさしいあくま :2006/08/24(木) 02:09:35 ID:Y2wWzv0x
>>812 >>712-713 の評価ありがとうございました。
きょ、恐縮です。ありがたく評価いただきます。
mikeさんと僕というより、僕の一方的なわきあがりです。指摘箇所ありがとうございました。ヤッホゥ!
>>719 「欺瞞」
誤字は脳内変換します。内容を受け取ることはできるが何が言いたいのかさっぱり。
タイトルと内容がつながる構築をしてください。わたしと君がどういう関係なのか、内容に掴み取れるものがない。D-
>>721 「モアサナイト」/蜜町さん
舞台設定にブレ。波(海)に川。
伝えたい意味はわかるが、石ころの表面上であっても辻褄があわないと、イメージでつっかかり、読むうえでの妨げに。
流れ次第で変わる向き、もそう。
はじめに、転がりながらも磨かれる、としながらも、3連はマイナス面はかり。
石にカケた材料も使いきれていない。アイテムだすなら個性をいかしきってください。D
>>722 「命を手にした 君へ」
僕とは細胞でしょうか。精子でしょうか。
犠牲と書いてしまうとなんとも自虐的ですね。大切にしろと言いたいのだろう。D
>>723 「移ろい」
最近の出来事にピタリと照らし合わせられる。うん。そんな感じだ。今でなければ面白さは半減するだろうが。D+
>>725 「帰り」
あまり意味のない童謡みたいです。それで?とD
821 :
Y :2006/08/24(木) 02:54:40 ID:FCe2GgQS
后様は王様の事が好きです。 しかし、王様は国の為とお后様を見てはくれません。 その為、王様が寝た後お后様は沢山の兵士を呼び静かに宴をしています。 何度かお后様は王様の後を追いかけました。しかし、王様の隣りだとお后様の輝きが失われます。 民はお后様の事が好きで、お后様も必要と言っています。 しかし、お后様も出て来なくなる時があります。 その時は民は不安がいっぱいでした。 今日もまた沢山の兵士と一緒に、静かで優雅な宴が開かれています。
ちょっと前ので、評価かぶってます。
>>649 「花火」
悩みが吹っ飛ぶときは花火のようだが、それに関わる現実も散らばっているのかもしれないなぁと思った。
2連の「いいんだ、それで」は妥協した諦めのようにも感じたので、上のように読み取った。
もともと簡単な詩なので、こじつけのように深読みしたこんな意図があるのかは不明だが、ありきたりな言葉のなかによさはあるな、と思ってC-にしました。
ぱっとみはD。個人的に感じたことなので、他の人と同じ評価にならないと思うが、ぼくはc-でいいと思う。
未評価リスト >720 >724 >727 >744-745 >746 >752 >774 >789 >791 >793 >795 >798 >799 >800 >803 >805 >808 >810 >821 全19作品 評価人さん、お疲れ様です。詩人さん、ナイスファイトです。 おやすみなさいませ~
>>680 「盗作ということ」/例のいさこざとはまったく無関係さん。
この語り口調が手慣れてて面白い。そしてうまい。
1連、「荒野」はサイトかもっと大きく言えばネットの中身のこと。2連の言葉遊びを想像すると頭がこんがらがりそうだけど、偏見こそ偏見なんだってこと。
3連、ドアと鍵にはいろんなものがあてはまる。たとえば、サイトとリンク先アドレス、核心と主観、転載と著作権。これが一番タイトルにあてはまる。
反復の強調がいい。
4連、無人の森に暗喩を感じなかったので、この!、2行目は例えだと思う。
誰も知らないところで失墜してもその痛みを知る事無く、結果を見るだけだということ。こんな感じに読み取れました。うまいねぇ。
2連を何故入れたのかがわからなけど。出だしも後半も、深読みする前も後もいいなと感じました。世の中シビアだ。C
>>685 タイトルなし
これは詩としてとかじゃなく、普通に読めて普通に面白かった。
散文詩として書いたのかもしれないが、詩的な部分はなく、どっちかっていうとエッセイかブログ風味。
>>686 の評と4~8行は見物。それで、ワイガーって何よ?って話だ。
さらにこんなの(
>>696 )がいると余計自演クサくなるのがネットのやりとり。無念。
散文詩をよく知らないのでほとんど台詞って印象でした。それでも読み物として評価するならCくらい。
826 :
名前はいらない :2006/08/24(木) 03:22:54 ID:9kKqhXgL
妄想彼女 ~生きない君と変なマンガばっかり読んでるオタクの僕~ 僕は生きない君に恋をしました 君をお慕い申し上げます 君が愛しくて愛しくて どうしようもないくらい君が愛しくて 周りはこんな僕を異常と罵り笑うでしょう でも僕が君と出会う日は来ないのです 悲しすぎる こんなに傍にいるのに 触れられもしないのです 君が僕の事を知ることはないのです 君に声もかけられないのですから 全ては妄想ですもの でも本当は 初めから分かっていましただから悲しくはないです 箱の中で動かされている君 誰かに描かれている生きない君 妄想膨らます僕 毎週の様に画面に写る君 毎週の様に描かれ動かされる君 妄想尽きない僕 初めから分かっていました 君は生きていない でも僕は描かれなければ笑えない君に恋をしました たまらなく可愛い君がたまらなく愛しくて 決して叶わない生きない恋 僕の妄想の世界で君に逢いに行きます 君が僕を愛せる様に
>>808 「はやりやまい」/こざ。さん
タイトルは孤独のことだと思いました。
「町の波/人の波/心の波」この焦点のずらし方がうまいと思いました。
街の~は流行とかいろいろ変化することの象徴。そこから外れる人々と、それらを蹴る、受け入れたくない自分と。
刻一刻と変化する波。それにとり残されてしまうから孤独なのだ。人の波~の部分が気になってC~C+
ついていける人、いけない人と対比にするとよかったと思いました。
828 :
やさしいあくま :2006/08/24(木) 03:38:51 ID:p5kdugrA
もう限界。寝る。寝ます。おやすみ。
海に 温暖化しているらしい 氷が解けて海が増えてるそうだ 程なく僕は海へ出たが 陸とはまた別のものらしい いや 元をたどれば同じなんだ 別のものだと思い込むこと そうすることで特別扱いしたかっただけ 陸が恋しくなったんだが 沖に出すぎて帰れないよ
830 :
REVERIE :2006/08/24(木) 05:28:48 ID:DONsPXoi
よろしくお願いします。 「繁華街より」 真夜中の着信 気付いて ふと見れば そこには貴方の名前 気付かない振りして また浅い眠りにつく いつからだろう こんなに 貴方の声も姿も遠ざけるようになったのは ただ貴方と私との間に真実が見えなかった 見えてこなかった 寂しさなんて感じたこともなくて 私は一人で生きていけるって思ってたのに 寂しいよ 声には出せない だけど貴方にも言えない 笑われたくないから 貴方に好きだと伝えたいけど 変なプライドや恐怖感が邪魔をする フラれるのも怖い 真実を知るのが怖かった だから私は騙されたフリをして 貴方との距離を保ちながら 近づかず 離れずに 貴方を少しだけ感じる そのままでいい このままでいいんだ
831 :
こざ。 :2006/08/24(木) 07:44:34 ID:u6FLFUQN
>827 やさしいあくまさん評価ありがとうございました。 うーん、うーん。 タイトルは、"街で流行ってる病"みんな感染しちゃっておかしいねー。って意味ですー。どうでもいいですけど。 おやすみなさい。
832 :
なまえはいらない、 :2006/08/24(木) 13:10:00 ID:aPZAwXTB
つまんない約束なんかしなさんな 意味ないことはやめなさい つらいんなら、よせばいいのに。 いたかったよ、といったらなんでもないふりして笑ったねえ そんなことさえもう拾うのにつかれちゃった ずるいね (きみとぼくをつなぐものなんて、この世にありすぎる、)
まちがってageちゃってすみませんorz
834 :
蓮の枯れた根 :2006/08/24(木) 13:39:18 ID:xxVeO5+e
よろしくです。
835 :
かかと落とし :2006/08/24(木) 13:43:06 ID:5khMB3zn
「山頂」 ゆらゆら ブルースカイ泳いでる 雲より自由に 穏やかな気持ち 僕の体から解き放ち ゆらゆら
836 :
蓮の枯れた根 :2006/08/24(木) 13:51:34 ID:xxVeO5+e
『鍵』 それは。 いつも。 そこに。 あったのに。 私の『鍵』はどこ。 ちいさくって。 小さくって。 チイサクッテ。 だから。 みつからなくって。 私の『鍵』は。 探さないで。 探されると。 私は。 また真っ暗な闇に溶け込んでしまうでしょうね。 悲しいよ。 とっても 淋しいよ。 あなたと 一緒に いたいのに。 だから 私は 『鍵』を 探す。 運命の 鍵を。
837 :
名前はいらない :2006/08/24(木) 14:23:53 ID:/8LGN3He
「一人暮らし」 ぺたぺたぺた カチャ ゴソゴソ パタン ペたぺたぺた ドスン プシュ トクトクトクトク ゴクッゴクッゴクッ ムシャムシャ ぺたぺたぺた カラカラカラ ジャー シャカシャカ カチャンカチャン ぺたぺたぺた パチン ギシッ バフ グー。。。 静寂なる音だけの世界
「バイバイ」 あ、逸れた 疲れた このレター
839 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/24(木) 14:46:21 ID:/8LGN3He
>>838 ただの言葉遊び。
ちょっと短すぎる。分かるけど、つたわりにくいかも知れない。
でもこういう感じでまとめられたのは凄いと思う。
D-
840 :
みみねこ。 ◆yZGDumU3WM :2006/08/24(木) 14:54:50 ID:/8LGN3He
>>836 ふむ。コレは恋愛詩とよんで良いんでしょうかね?
また真っ黒な闇にとけ込んでしまうでしょうね
だけ何で長いんだろう?と思いましたが、
改行多いと書き込めませんもんね。
ちいさくってを書き方を変えて書く意味はあるのかな?と思ったり
いちいち「。」で終わるのには何か意味があるのか?
とかいろいろ考えさせられましたけど、結局わからないまま・・。
もう少し力があればもうちょっとマシに評価できたんですが・・
申し訳ない。
D
「栗」 どんぐりの実の 生態調査に余念なく 唐草模様の禿頭 カンタベリーのとろろ汁 漲る力昆布 ふすまを破る程の勃起かな 観念した 僧侶の尻の穴に挿入する ものの見事に合致した 倦怠の雅山にも倣岸なり
842 :
名前はいらない :2006/08/24(木) 16:22:26 ID:5xUmMiw4
「グッバイサンシャイン」 そそるごり押し雅山 美白の貴公子雅山
843 :
よろしくです :2006/08/24(木) 16:32:41 ID:mOF2xtew
海 新品の絵の具 数種類の青に筆 僕は海へ来た 誰もいない浜辺で 済んだ光を目で追いかけて 白い世界に集める 済んだ悲しみは あなたがいない景色を書く 今までで一番 晴れわたる水平線 君と見たかったなあ ほんの一瞬の瞬きで 風も波も空も色彩が変わる ほんの一瞬の痛みがくれた 君がくれた景色を書く
「渦」 悲鳴が聞こえた 空間の軋む音かも知れない 部屋の中で俺は追われている いや、追っているのだろうか 今はそんな事は関係ない 途中俺は誰かに呼び止められた 「あとにしてくれ」 と俺は言ったが、構わずについてくる 俺は躊躇なくそいつを殴った 何度も何度も殴ってやった 俺はまた循環の輪に戻っていった そして緑色のねばねばをかき混ぜ続けた
845 :
千代丸 :2006/08/24(木) 16:45:36 ID:SJP3jOLv
(1/2) 「少年、走る」 決定的にそうであった 憧れた遊び そのギリギリのセクシーをかわし悩む少年に、 ようよう鈍い慰安がそのくせスクランブルの仕掛け合いを場外で始めようと砂ボコリを巻き上げ、内に失敗と占いでほされた夜が埃の浮いた視界を三度さらう 入口の前でふやけた名札を噛み切ると みなに暴力は平等に配られているような気がした 閉められた入口の向こうがより攻撃的に満ちていくのは、付近の道路が夜を進めるごとに歪むのがわかってくるそんな感覚に近い 湿った顔が、汗のせいなのか識別は困難を極めている
846 :
アオツバキ :2006/08/24(木) 16:47:59 ID:recBiRty
飽和状態 溢れた想い 底の抜けた受け皿 泣いて 想って 流されて 忘れてく 見えなくなっていく 覚えているのは 背中 目で追い続けた 追いつかず 伸ばした手から すり抜けた 其れは 春の幻 もういない もういない
847 :
千代丸 :2006/08/24(木) 16:53:54 ID:SJP3jOLv
(2/2) やがて、繋がりの薄い感情が無意識的に湧いて一度彼を支配したあとで後腐れもなく綺麗に消えたのだからひどく滑稽にもみえ、つまりは仕方のないこの意気地なしとよく重なった 知れば知るほどに素直だった そうであるから走る 目を外しながらの全力は、次から次へと地球規模のアクロバットを生じさせ 前へ後ろへ左へ右へひた走る 夜はひらき、朝を伺う 辺りがことごとく馴染む色をして 少年、走る
848 :
名前はいらない :2006/08/24(木) 18:07:35 ID:aY0t9qQq
『結ぶ手』 鉱山の鉄鉱石を思わせる 筋張った硬い手 私にはその手に触れた憶えがない 太ることのなかったあの皺だらけの手を 熱い湯に浸かって体を痛いほど擦られた 浴槽のすぐそばで露出した荒いコンクリートが痛かった その手は泡だらけのタオルを持っていて 笑いながらも 結局触れられなかった 自転車のかごから見る景色 線のように伸びて後ろに去る町並み 後ろの手は私にぴったりくっついてきて 尻の痛みを感じながら 送られる景色を見た 幻の手に抱かれても 気持ちは空に満たされて あの硬い手はそれでも温かかっただろうと思う 今は白黒の夢でしか逢えなくなってしまった つづきます
849 :
名前はいらない :2006/08/24(木) 18:08:39 ID:aY0t9qQq
あの手が唯一直に触れたこのふくらはぎ 登山の後でぱんぱんに膨れた脚を 容赦なく揉みしだいて 笑っていた 嬉しそうに 少し寂しそうに 私ではなく姉をとくに可愛がったあの手 若い頃ついていた筋肉は少しずつ落ちて それでも家の骨組みのようにしっかりして見えた あこがれだった硬い手に初めて触れたとき 皮膚とは思えない冷たい感触がして なかが凍ってしまっているかのように弾力がなく 北に向かされた枕の上で その手の主は 落ちくぼんだ目をつむっていた 白黒の夢のさなかで 私は彼と手をつなぐ それは永遠に叶えられないことだとしても 温かいあの手に握り返されて 歩く 思い出にいたあの笑顔で手の主は笑っている 今、こうしていたかった と
850 :
MC 富岡 :2006/08/24(木) 18:43:46 ID:SQjjO00e
『人差指で撃ちぬけ』 忘れるな 忘れるな アイツの切れ長の鋭い光 忘れるな 忘れるな 両胸を撃たれたような感触 忘れるな 忘れるな 刺激臭のするような眩い色 忘れるな 忘れるな 忘れるな 忘れるな 忘れるなよ・・・ ゲッツ!!アンド、ターン!! 心の奥底まで沁みこませとけ
852 :
名前はいらない :2006/08/24(木) 18:51:47 ID:RdGuyn3O
お
村を後に男達はその顔を蒼く塗り替え オオカミの旅路をたどる 昼なお暗き深き森 イノシシに乗り 星空を駆け抜ける 戦士の血の色の月に死の予言は成され 今宵多くの者が地に伏すだろう 剣と鎧だけが彼らの墓標 運命が我らを呼ぶ 大地を汚す者達を我らは決して許す事は無い 死に備えよ彼らは多分、戻れはしない 神の祝福を我らに 悪魔の報復を奴らに 恐れるのは死ではない 敵を引き裂く事が出来なくなること 剣が輝き夜を照らす 禁じられたバグパイプのメロディを 戦士の咆吼がかき消すとき 空には首が飛び跳ね 大地を血で洗い流す 聞こえるのは風の音 薄い琥珀色の日差しが照らしたとき 大地に動く者は何も無い 聖なる森に風がささやく 木の葉と共に踊り、歌う 身体はこの地に無くとも 魂は永遠に栄光と共に
854 :
名前はいらない :2006/08/24(木) 23:09:05 ID:H8zj6zgo
「戦いが始まる時」 撃った弾は右にそれ ドンドンドン 一斉突撃 ドンドドドン 夜の森が大盛り上がり ドンドコドンドコ 自分が死ぬと大盛りさがり ドッドッドドド 大砲 爆弾 ドーンドーン 戦車 飛行機 ドドドドドドド やれ戦いの始まりだ
855 :
MC 富岡 :2006/08/25(金) 00:10:16 ID:KL2jLjzF
「さようなら」 君に金を入れるということは 最後に君を壊すということなんだ それを知ってか知らずかずっと笑顔 切なくなるよ バイバイ ブヒブヒ ブーブーブー 取り出し口の無いブタの貯金箱
856 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 00:19:59 ID:j7hQsWkf
評価人さんよ~ オススメの詩を書いてるブログとか教えてくれ いや いちゃもん付けてるわけじゃねえんだ 知りたいじゃねえか 他人の良い詩がよ~
>856 私ならちょこちょこ書いて・・・キイテナイデスカソウデスカ >720 「そんなものが「存在」の存在を」の文章が気になります。 推敲しましょう、推敲。意図的であれば・・・うーん・・・。 全体的にテーマの一貫性がなく、表現力に乏しい気がしました。 日記に近い気がします。0という概念から骨の中までたどり着く 感性は面白かったです。評価D- >724 「月明かりの下で」のワンフレーズを思い浮かべました。 「あなた」を独りよがりに思う心が響いていて面白かった。 文章力人に見せる力がありました。「お?」と思わせる能力に 表現力がそれに追いついていない。でもこういう人間味のある感情は 私は好きです。それが恋でもいいじゃあないですか。評価D >727 「海の中」 君の他の詩と違ってこれは読み甲斐がありました。 戦争の詩と思いました。鳥=平和の象徴の鳩? 人間の血が生々しくなく、なぜか美しいとさえ思いました。海の広さには 幾数の血が混じってもなんら変わりなく青を保てるのでしょうね。 「創造主」が分かりませんでした。強いていうならば鳥の色も推して欲しかった。 「緑」だとか「白」だとか。説明がくどくない。文章力が素晴らしい。評価C >744-745 これを詩だと思わないので。評価E
>746 誰にも知られることのない、それはそう土の中にこもるような優しさ。 これって立派な愛だと思いません?と感じました。評価D- >752 「燻り」 ネガティブスタイル。私もこういう詩を書いていました。世の中の不満とか 大人への偏見とかそんな感情。若さゆえの特権だと思います。 美しくはない詩ですが、面白かった。現代的な詩でした。 一瞬私の作品かと思うくらい(厚かましすぎるな)似ていました。 私にはない表現力で羨ましいです。最後の行がもどかしい。種希望。評価D+ >774 PCの前で笑ってしもうた。君、素人じゃないですね。 サンタクロースの存在をキリストにダブらせた感性もいい。 最後の行で主人公もまたサンタクロース?と思ってしまった。 これは長文でないと読ませる力がなくなりますね。私のストライクゾーンを 真っ向から勝負してくれた詩でした。詩というより小説風味。完敗。 強いていうならタイトルが欲しかった。評価B >789 「天秤」 3連までは少し面白かったです。何を天秤に掛けているのか よく分かりませんでした。他の人にお願いしたほうがいいかもしれません。評価D- >791 「学」 哲学的でした。頭が痛かったです。学ぶの定義を「答えを見出す」という 意識から「人の言葉と過程」に変換する流れだけ読み取れました。 これでいうのなら評価人のために学を盛り込んだ詩をお願いしますorz評価D+
>793 「生涯少年」 ホームレスを皮肉って面白おかしく書いた詩に思えました。 うまく使っていると褒めつつも「汚い洋服」「ボロボロの靴」「汗ダラダラ」と 美しくない単語が次々と出てくる。フォローのないところから恐らく本音? 罵声を浴びせたいのは我慢します。こういう詩、二度と見たくないかな。評価E >795 「空想」 「何か」を具体的に綴っていただけるともう少し感情移入できたかもしれません。 「僕」の今いるという事実の影と過去が至極平凡でされどそれが幸せであると いうことを「戦争」という言葉が出て思い浮かべました。 言葉を途中で切りすぎてもったいない気がします。ユーモアはありますし、 背景が日本人的で面白かった。評価D+ >798 「ピーターパン」 作者の年齢にとにかく興味を抱いた詩でした。若かったら大したもの。 タイトルとの繋がりもうまいしユーモアもある。インパクトや表現力に欠けるので もう少し凝ってみてはいかがでしょうか。評価D++ >799 金魚でしょうか。可哀相・・・なんで構ってあげなかったのよ! と思いますが皆実際はそうなのかもしれません。案外ペットの存在で たまに大きいだけが印象的で日頃からたくさん愛している!と 胸を張って言えません。とても感情移入できました。 どの文も要素があって面白い。面白いですよ。ただネタが分かると ただの日記ですね。新鮮だったので甘めに。評価C
860 :
かかと落とし :2006/08/25(金) 01:33:35 ID:JO023qCk
「欲望」 当てにならない永遠 消しゴムで消える永遠 明日なんてわからんない 今はとにかく閉めてカーテン
未評価リスト >800 >803 >805 >810 >821 >826 >829 >830 >832 >835 >837 >841 >842 >843 >844 >845,847 >846 >848-849 >851 >853 >854 >855 >860 全23作品 消化するどころか増えちゃったよ!明日頑張ります~多分。 やさしいあくま氏、みみねこ氏。お疲れ様です。 詩人さん、ナイスファイト。おやすみなさいませ~
862 :
MC 富岡 :2006/08/25(金) 02:30:57 ID:KL2jLjzF
「息継ぎのときの顔」 息継ぎするたびに 笑いが生まれる 俺はお笑い芸人じゃないぜ? 死なないために息をする 当然の事じゃないか 何が可笑しいんだい? 頑張ってる人は輝いてるんだ 嘲笑なんかしちゃだめだ
863 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 02:43:33 ID:xfjTSmIh
さぁその足を踏み出して下さい えぇ、そう分かってる ソレはとても怖い事で、 貴方はその勇気が無い故 景色を変えずに歩んでる でもそれじゃ駄目です もう充分苦しみました その蒼白い顔は月に照らされ 美しくさえ感じます ほら 周りの声援が貴方を後押しし、 風が行く先を導いてます さぁ、その足を踏み出して下さい 足元の潰れたトマト
864 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 02:50:49 ID:lEfmb7ol
いつだって悩みを持ちながら潮に触れた その悩みとも今日でお別れでしょう 僕は本当に辛いときに 涙が出せないのは何故? いつだって気持ちは一方通行で 引き潮に乗せた想いが 君に寄せることはない 潮の冷たさにしびれた足が 僕の呼吸を止めた もう僕のモノじゃないから 気にしないで 僕ではない新しいひとを精一杯愛してもいい 君と一緒かなんて関係ないから 海が好きだから またここに来るだろう タイトル「もがき、未来という波が寄せる」 お願いします
865 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 03:17:22 ID:PKEwCuXu
積み重ねたものは薄く。中身はからっぽ。 部屋の角に置いていって。 その厚さ。気付けば一年。
「今日かい?」 髭の生えたおじさんが 日本にやってきた しばらくしたら一番偉い人が おじさんのお母さんを ぺたぺた踏みつけていった そのおじさんが大好きな人は 泣きながら 泣きながら それでも裏切れなかった人は姿を消した 髭のおじさんが大好きな人は おじさんの髭と髪の毛を剃って こっそり匿ったんだ おじさんの髭が伸びたころ 一番偉い人はもういなくなって うれしくなっておじさんの誕生日を祝ってみたら 何故か恋人たちが愛を語り合っていました
867 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 04:48:23 ID:Gjz9b8u2
>>836 蓮の枯れた根
途切れ途切れに見えた詩句も改行を無視して
並べてなおしてみたら
思った以上に整った文章であることが分かった
語り手の息は、けっして短い方ではない
「鍵」という言葉が、カギ?
詩のなか語り手は自分を開くそれを
探すな、と言っているらしく
古典的にダブルバンドな状況が示されているようにも思える
自信なくB
868 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 04:50:49 ID:Gjz9b8u2
>>837 一人暮らし
「一人暮らし」 というタイトルのあとに
影絵めいた人物の動作を想像させるような
擬音、擬音、擬音、擬音、擬音、擬音
盗聴したテープを書きおこしたものなのかもしれない
すこし気がきいてる
でもこの詩のアイディア自体は
けっして目新しいものではないだろう
むかし同じような詩を私も書いた記憶がある(赤面)
ラストの「静寂なる音だけの世界」
というフレーズはかっこいい
よく考えると矛盾しているのだが
静けさや岩にしみいる蝉の声 みたいな感じ
たぶんC
869 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 05:09:11 ID:Gjz9b8u2
【うらの畑】 ネットで「おかえりなさい」という書込みをみた 気味が悪かった だって掲示板だよ 駅の伝言板に同じ言葉をみつけたら君はどう思う? でもこれはたぶん こっちの感性の方が遅れているのだ じっさい人はその板に常駐することでそこに住みつき 住人になったりもしちゃうのだ ホームページの入り口で 「ようこそ」という挨拶を聞くのも同じこと 距離的に離れているというだけはない 時間的にもズレているのに その言葉はいま 響いたりしてしまうのだ この奇妙な「いま」 あなたに挨拶をおくる こんにちは 私は不在ですけどね
870 :
こざ :2006/08/25(金) 08:28:12 ID:ndZ6R9ae
「べたべたなあいのうた」 人の心を転がすのは 隙間風でも十分すぎて 誰かの笑顔を護れるのは 豆粒程の勇気でも 溢れるほど十分すぎる
871 :
208+ :2006/08/25(金) 09:58:04 ID:MkHlCWqm
>>856 人にものを頼む態度ではないな。
ひとつだけ教えてやる。
探せ。
ついでにもうひとつ言っておく。スレ違いだ。
「閻魔堂で死ぬ」 働く時間が増える 周りは蜘蛛の糸で上る 閻魔様は堕天使と戯れる 返す当てもない金を借りる 家に毎晩帰る 早朝に起きる 堂内でのカーニバル 僕はずっと見ている 最近じゃ増えている 夜中に飲む生ビール 体に悪いアルコール 成績体調どんどん下る 堂は賄賂でつぶれる ぼろぼろになったサンダル 天女には逃げられる 怖い悪魔達のナックル 思いついた考えはシュール 夢にまで見たハワイ・パール 僕は行けずに幕を閉じる 次は天国
873 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 12:37:37 ID:nR3umoJf
ああ、貴方の彼女が羨ましいわ いつだってきっと優しくしてもらってる 貴方の前で泣くことだってできる 私には貴方の体温を感じることは 赦されてるかもしれないけれど 所詮は単なる性欲処理道具なんでしょ 寂しくなるたびに貴方を求めてしまうのに 貴方が求めない限りは 私の渇きは癒されないのね その細い目で私を見上げながら 私を悶えさせて笑いながら 貴方は何を考えているの
874 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 13:57:54 ID:tjvo5tNo
「発見」 ガスッ!いたい! なにすんだよ! あぁ。やっぱ痛いんだ。
「汚ないもの」 俺でありお前 腐ったちんちんと 腐ったおまんこ 一体俺はお前の何人目なんだ お前で仕方なく卒業した 俺の純潔は無駄だったなあ
876 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 15:25:32 ID:lf2Pq6Ip
>800似たような詩にも出くわすかもしれないD >803期待はずれの凡作D >805土台がしっかりしてるC >810思いのほか秀作C >821最高の出来S
>826ワロタ。歯ごたえのある詩。精進の限界か。B >829ベリナーレの詩に似てる。影響を受けた?D
>830春の詩だと思う。D >832タカムの玩具屋にもそのような看板が。E >835凡作だが光るものがある。D
>837EけどD
>>841 バランス悪いF
>>842 面白くないけど好感もてる B
>>843 便利屋の詩作実行か。C
>>844 合作もいいね。B
>845,847放蕩の末に練り上げた詩か。好作S >846問答無用の詩作の熱意に打たれた。B >848-849人口の詩作には変質を伴わないのはおかしいD
>851ベンルの詩に似てる。B >853構成はよしだが感動の妨げとなるものがある。中間の接点がいまいち。B
>854報徳の向こう岸には何が見えるかが今後の詩作の課題C >855愚作だが好感がもてるB >860傷物の詩に哀愁が漂わせると雰囲気が出る。D
『静寂』 ナチスの収容所。 狭い部屋、浮かぬ顔した小さな窓。 不意に美しいとは何か。 あの絶対に捕まえられないであろう鳥。 下等生物ですからペンと紙だけで十分です。 宇宙の欠片で出来た紙 一冊の本も未だに仕上がりません。 昨日の唾液も乾かないまま転がる優等生のペン。 ガムが味を無くした時から飛行機に当たった鳥のように。 そして神が最後に残してくれた救い ―――――希望と睡眠。 とりあえず毎日24時間寝たい。
878 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 16:02:58 ID:05LbBAt6
「いつでも夢には、それなりに、音は出ない」 日テレの24時間テレビ。俺は、あえて、 番組放送当日に、二十四時間、眠ることにした。 ちょっと、気の早い、いしだの夢でも見ながら・・
880 :
208+ ◆DpeXsA0SaE :2006/08/25(金) 16:55:55 ID:MkHlCWqm
評価人の方々、お疲れ様です。 未評価リストです。 未評価13作品 >862 >863 >864 >865 >866 >869 >870 >872 >873 >874 >875 >877 >878 順調でなによりですねw
881 :
〇 :2006/08/25(金) 17:19:35 ID:kOGZjycb
『君に』 生まれかわれるなら、君の心癒やす花になりたい。 生まれかわれるなら、君の足元照らす月になりたい。 生まれかわれるなら、君の喉を潤す水になりたい。 生まれかわれるなら、もう一度僕になりたい。 あの日守れなかった君との約束今度は果たせるように。
『むしゃくしゃしたので』 ああ、そういうことか いや、まだとけてない そう、この謎は永遠に続く ああ、季節はずれのピンクの桜か いや、これはただの緑の葉っぱだ そう、この謎は永遠に続く ああ、結論がでたのか いや、これから議論するところだ そう、この謎は永遠に続く ああ、生きているのか いや、死んでるも同然だ そう、この謎は永遠に続く ああ、やっと乗り越えたか いや、これからぶつかるところだろう そう、この謎は永遠に続く
883 :
冷凍まぐろ。 ◆gYINaOL2aE :2006/08/25(金) 19:02:08 ID:5kpguaqD
動きだした絶望 闇色の羽根が空より舞い降りる 真っ暗な闇の中で一欠片の希望すら掴めない 夢などなんの意味も持たなくなった この世界に期待して生きるのは無駄なこと 疲れきった心を包む闇色の羽根 涙などとうに枯れ果てた。 世の闇が見え始めたあの日 全ての光が消え去った 夢など必要ない 希望など見たくない もう嫌だ 何もかも壊れてしまえ 何故まだ生きているのだろう どうせ散り行く運命。ならば今でも変わりはない また絶望が産まれ 哀しみの記憶が刻まれてゆく 止まらない運命の鎖 そして闇はまた動きだす
884 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 19:04:24 ID:tjvo5tNo
>>876 Sとかあるんだw
>>882 むしゃくしゃしたのでを読んでむしゃくしゃしたので評価してみる。
そんなにいっぱいのナゾが永遠に続いたら気になって夜も寝れない!
とオモタ。
ただ、なんとなく分かるような気もする。
D+
885 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 19:19:15 ID:gu2D/O79
「ナツいアツ」 夏はあつい アスファルトが私の足を焼く 蝉が私の心を掻きむしる 景色はゆらぎ 肌はじめじめと黒くなる 私は夏が嫌いだ でもお前は違う 天に向かい手を広げる 無数の蝉を受け入れる 陽炎と共にゆれ その喜びに手の色は深くなる お前は生命の限り夏を歌おうとする 私はそんなお前が好きだ
886 :
208+ ◆DpeXsA0SaE :2006/08/25(金) 19:36:12 ID:MkHlCWqm
「ブン投げる卵」 午前零時のキックオフ 手触りのいい且つ新鮮な卵を高級車めがけて投げつけろ ボディーとは言わずミラーと言わずフロントとは言わずどこでもいいから投げつけろ 黄身の気が済むまで投げつけろ なんなら溶かしてぶっかけてもいい チーズも混ぜとけ 50歩引いてゆで卵でもいい 殻はむいとけ 100歩ひいて投げなくてもいいからマフラーに突っ込め 思う存分突っ込め 12ダースは投げつけろ 時間を気にせず投げつけろ ハイテンションで投げつけろ 人目は忍んで投げつけろ されども臆するなかれ 威風堂々投げつけろ 時間があるならハムでも貼っとけ それでも暇ならおしっこぶっかけろ 光が黄身を包むころ 金色に光るたまごまみれのスーパーカー 冷や汗と得難き快感 それは黄身だけの宝物だ
887 :
アオツバキ :2006/08/25(金) 21:20:48 ID:l4whfKNg
>>876 様。
評価ありがとうございます!Bを貰えて嬉しいです。創作意欲が沸きました!
888 :
評価お願いします :2006/08/25(金) 21:57:17 ID:jGumijL0
「記憶と少年の画」 うつくしさの音色、傷つきながら円を描きぶつかりながらきえていく、重なり合い、重なり合い、黄金色に失って。
「色」 気が付くと ぼくはそこに居なかった 少し距離を置いて 灰色に染まっていくボクを眺めている いつの頃からか ぼくは必要なくなって 邪魔者扱いされるようになったんだ 色を失ったボクはモノクロの世界に閉じ込められている この世界は何もかもが味気ない 色が欲しい 色が欲しい ぼくとボクが再び一緒になるとき 僕は色を取り戻すんだ
890 :
Y :2006/08/25(金) 22:07:34 ID:bZ26DAMs
兵士は沢山います。 王様に近くにいる者やお后様の近くにいる者等、いろいろな場所に配置されています。 王様の近くにいる者は王様の輝きで目立ちませんが、お后様の近くの者はお后様を引き立てます。 兵士は沢山の人の望みや希望を背にし働きます。 兵士は自分の命と引き換えに輝きます。 兵士は沢山います。 何処かでまだ兵士は働き続けています。
891 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 22:14:23 ID:0PK4tPhk
『プロポーズ』 僕はただ潰れたペン先とカチカチの食パンさえ隣にあれば この四畳一間から一歩も出なくたって世界中のどこにだって行けるんだ お隣さんのネコにだってなれるし カチカチのパンをクジラの風船にだって出来るのに 君が欲しがっているのはそんなものじゃないよね ピカピカの革靴とあたたかいパンプキンスープ 革靴じゃネウ゛ァーランドにさえいけないのにパンプキンスープはいつまでたってもカボチャなのに でも今はね 君のいう「しっかりした地面」ってやつの上からでもさ 小さいころから探してるキレイな空を見つけられる気がするんだ なんて素敵なんだろう ピカピカの革靴で キレイな空を探しに 君と二人で
892 :
黄昏少年 :2006/08/25(金) 22:26:33 ID:FwpTfZ5m
「'好き'の証」 夏の浜辺 夕暮れ時 寄せては返す波の音 頬をなでる潮風が 心地よく二人を包む 西日に照らされ輝く君のシャツが 風に揺られ波打っている 今こそ明かそう 心の内を 寄り添いたい ありったけの愛で '好き'の証を 君に見せたい キスをしたい こぼれ落ちる愛で '好き'の証を 君に・・・ 愛を示すための 僕なりの'好き'の証を 実は僕はこう見えても とても寂しがり屋なんだよ だからいつも君が傍にいるだけで 凄く嬉しい 僕は君が思っているほど 出来た男ではない だけど君を想う気持ちだけは 誰にも負けない自信がある 抱きしめたい 優しくそして強く '好き'の証を 君に見せたい 見つめていたい 時間を忘れて '好き'の証を 君に・・・ 二度と後悔が残らないように 本能のままで '好き'の証 今君に告げるよ どうか全身で受け取って欲しい 積み重なった君への想いを 全て解き放つから '好き'の証 今君に伝えるよ どうか全身で受け止めて欲しい 二人だけのこの瞬間(とき)と空間は 二度と忘れない 僕の宝物だよ
893 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 22:38:38 ID:h10OAQF2
評価お願い致します。 『 うたた寝 』 日だまりに揺れ揺れる。 見知らぬ町の 小さな路線の 素朴な電車の そのなかで、 歩き疲れた ふたりの時間は とろりとろりと流れます。 貴方の肩が触れ 吐息が近くて あたたかいものが流れこんでくるので、 私も目を閉じ 身体を預けて 眠ったふりを決めこみます。 なにも聞こえない日だまりの海 (寄せて返す波のように、) 幸せばかりが満ち満ちる。
894 :
千代丸 :2006/08/25(金) 22:55:14 ID:axXNrjnr
「8年目の面接」 左のジャブをスムーズに2度突いた 肩でいなして即座にインでトリプルの回転を浴びせる 爪先が相手に触れるか触れないかの踏み込み 上下のコンビ返しの合わせもすべてセンスでかわす紙一重 スリップ、ダックからの左ショートアッパーはこの感じ ボックスに重心を維持して左にサークル、右にステップアウト即インからアウト右サークル 追い付かせはしないこのセンス 「バンタムの天才ホープ!ミスター・オリンピック!左膝靭帯損傷、左肘慢性けんしょう炎、視力低下!」 ボクシングがやめられない…
「こねる」 こんなところで出会って 死ぬまでいられるわけでもないのに 笑っているのは裸だからか? いっちゃうってどこにだよ? どうせ死ぬんだもっと まともになれないものか 頭でもあらえ 肉をちらせ 見せかけの舌で演出しろ それが理屈というものだ
896 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 23:11:13 ID:FuTY9XyG
「コールドスリープ」 次 目を開けたらね 嫌いなモノが全部 消えていたらいいのに いつか見た映画みたいに 殻に包まれて眠ろうか そう願いながら 大人に近づいて 心は子供のままで 全てを受け入れた 何も変わらない僕の向こうで 人も季節も過ぎていった 凍りついた時間が 融ける今 行こう 心 追いつけるように 新しい日々に ハロー
897 :
ボトルネック(ノ∀`) ◆P350za861k :2006/08/25(金) 23:12:17 ID:w8h+Qu2L
「夜のつくりかけ」 無音無音静寂無音 時折クルマの走る音 漆黒暗闇漆黒 時折明滅電灯一つ 田舎の駅につくりかけ 夜らしきものに虫がたかる 無音無音静寂エンジン音 建設中の老人ホームに 妖しく光る虫虫虫虫 駅舎に光る自販機一つ
898 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 23:47:39 ID:60fsQMa5
899 :
通りすがり :2006/08/26(土) 00:11:30 ID:BNiWUBCR
よ~しパパかってに評価しちゃうぞ
>>886 黄身だけの宝物だ、が言いた(ry D
>>888 俺には意味がわからんD
>>889 別れる表現がわかり辛い言いたい事はわかった D+
>>890 ですます口調は勢いがぶつ切りになる使わないほうがいい D
>>891 上四行が決定的に足を引っ張っている
核となる言葉を作って詩全体の流れを決め手から作ってみよう D
>>892 平凡な言葉選びと表現、自己陶酔に浸りすぎだ D
>>894 詩というか・・・ D
>>896 一行目で「ね」なのに以降堅くなるのは何なんだ
言葉選びはまあ良いとしよう。繋ぎの部分を大切にしよう D+
>>897 勢いだけで内容が無い D
みんなガンバレよ~ノシ
詩を考える前にまずB:言葉の狩人ってのをなんとかしよう。 このランクを最初に考えた奴のセンスを疑うよ。 というわけでBランクの短評募集。奮ってご投稿ください。
「隔たるという拒絶」 その言葉は彩りも無にしてなお 自慢の鼻を天高く伸ばす様 救われたいのか 救いたいのか 頬をさする思いで受けるにしても 私は与えられた餌ではないと やはり雲を通り抜けるところで ああ へし折ってさしあげたい
『テレポート』 時空がうねる 赤く轟く雲 輝きながら炎は地平線に飲まれてった 見た事もねぇ 美しいぜ そりゃもう毛虫のダンス並み 時空がうねる 青く吼える雲 地平線に見えるは駅周辺の高層ビル 美しくもあり 汚ぇぜ 対角線が繋がれてる世だ そしてまた、時空がうねる 飛行機がビルに突っ込んでらぁ 子供が泣き叫んでらぁ でもそんなことはもうどうでもいい 過去は過去でそれを越える今だから 最高なのは今だけど 今どっかでちっちゃい子が死んでるって でもそんなことは俺とは違う次元 他国は他国でそれを越える幸せがここにあるから
現実彼女~生きてる君と妄想ばかり独り歩きの僕~ 部屋に籠るばかりの根暗い僕は生意気にも現実の女性に恋をしてしまいました 理想そのもののは君はとても可愛らしく 雑誌のグラビアを飾るくらいですから 僕なんかに比べれば高嶺の花です それでも僕は君の顔も体も声も髪も心も指先さえも1つ残らず愛してます 人は妄想だとか言って僕を馬鹿にするでしょうけど 君を僕だけのモノにしたいのです 朝まで止まない無言電話で今日も寝かせません 僕は君の観察日記を付け始めました いつまでもいつまでも君の背後を僕はつけて行きます 君が振り返ればいつでも僕がいますよ でもいつか君が僕に気付く時があるとしたら 君はきっと怖がるでしょう 逃げだすでしょう 不安に気が狂います 窓際から部屋を除く ヤキモチ妬きな僕を許して下さい 君のゴミをあさります 君は大きい黒い眼の奥で動めいた僕に気付いてくれました 僕は思わず痛く苦しく絡ませ合って 下品な声で誘っていました 君は僕の事を気持ちが良い事大好きで腹黒い奴だと思いました?下心なんてモノじゃない ベラベラうるさいその口をガタガタにしてしまおうか 気付いたら僕の足下で君は散り逝きました
905 :
千代丸 :2006/08/26(土) 01:17:49 ID:eWK2wRU5
「愚か、光の凹凸」 光りと光りいかにして 朝日を残す 例えば雨に降られたとして
906 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 01:25:29 ID:0RkTh/Ua
「おとなの夏休みへようこそ」 小さいころに夢見たおとな 僕は おとなになれば めんどくさい宿題もめんどくさい勉強も しなくって良いと思った 一体どうなってんだ 薄れないで、僕の夏休み
907 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 03:57:30 ID:/+/kJPXr
「許されない片思い」 あなたと 何回手をつないだんだろう 何回キスをしたんだろう 何回笑い合ったんだろう 何回好きと思ったんだろう あなたは どうして彼女がいるのに どうしてあたしに構ったの どうしてキスなんかしたの どうして? あなたとなら ずっと一緒にいてもいいって ずっと笑っていられるって ずっと愛することが出来るって そう思ったのに すきだよ すきだったよ あなたは私に 人を愛することを教えてくれた 人は変われるって教えてくれた 片思いの切なさを教えてくれた すきだよ すきだったよ
空が嫌いで 嫌いで 嫌いで 消しゴムで宙を仰ぐ それでもその青は消えなかった 何も上手くいかない そんな時 僕はどうすればいいの? 何も僕は持ってない この軽さにどう耐えればいいの 僕は街に出た 嫌いな空の下街へ出た 踏むコンクリート 囲むコンクリート 触れてる それなら普通なら 寂しくないでしょ でも触れれば触れるほど 僕は独りになった 泣きそうな時 そんな時 僕はどう泣けばいいの? 何も僕は持ってない 何を持てばいいの? 僕は蹴った
道ばたに転がってる独りを 乾いた石が 蹴っても蹴っても止まらない 乾いた音 水分をくれ 水分をくれ そう言ってるみたい そしてまた出会う 出会う時 そんな時 僕はどうすればいいの? 僕は何も持ってない 出会うことを望んでない なのに磁石のように それは引きつけ合って 嫌なのに まるでそれは水に濡れたかのように 張り付く 何度も何度もそれは出会って 嫌悪から嫌悪へ 暗闇から暗闇へ 回る回る 僕は何も知らないのに
心が少しでも動いたらCにしていますーそんなわけで、特に心が動かなければDと。
>>865 C+
ただただ過ぎ去っていった時間の厚みはもはや一年にもなったというのに、自分に積み重なったもののなんと薄いことか。
そういった気持ちが、句点を読み終えるたびによくよく胸に染み込んできます。
2行目が少し投げやり感。
>>870 C+
ストーリーがべただとか、それは受け手に委ねられるわけなんですが、用いる言葉の組み合わせ自体、私はそうべたに感じません。
タイトルが可愛らしく、一層の引き立て役となってます、レスまるごと小さな額縁に当てはめてどこかにさりげなく目立たせたいような詩でした。
これはこれでいいですが、もう少し量があっても良かったんじゃないかと。それがBじゃない理由ですねぇ、、
>>873 D
彼は何を考えているんでしょうね。
とこであなたは何を考えているんですか?
それをもっと書いてくださいな。
>>874 D
ですよねー。叩かれりゃ痛いですよ。
あれ?痛いってどういうことですかね?
叩いてあげましょうか?
>>875 D
汚れてしまった、ということですか。
処女至上主義ですか?ところで、処女と童貞の組み合わせだったら、こうは感じなかったですかね?
>>877 C-
ラスト一行で詩全体がまるくなってますが、逆に、「あぁ、妄想をつなげただけの詩か。」なんて思ってしまいました。
それを狙ったとしてもそれに至るまでが短すぎます。あなたの希望、と希望と睡眠の希望、とは別の意味ですよね。
さて、希望はどこに隠されたのでしょうか。淡々としているので読後感は悪くはないですが。
「宇宙の欠片で出来た紙」など、所々の表現は好き嫌いがわかれそうです。
イメージを離しすぎないようにしてあれば良かったと思います。
>>878 C-
いしだって誰だァーッ!(ズギャーン)
って感じですね。うすた京介先生的(ご存知なければすみません)なイメージしか持てませぬ。
>>881 D
タイトルは「君に」。これは「君へ」という「に」ですね。始まりとの間に余白がなかったので、
一目では君に→生まれかわれるならば・・・と誤読しそうです。
読後感は、特に悪くないです。しかし、特に良いということでもありません。いかにも男の子です、的な印象でした。
>>883 D
前半は事実を淡々と。後半は自殺願望、ってとこですか。意味の強い言葉を使いすぎだとは思います、
つまり言葉を大切にしてる感が薄い印象です。。うーん、何故夢がなんの意味も持たなくなり、希望すら掴めないのか。
あなたの夢または希望とは何なのか?それにかけていた思いはどれほどのものであるのか?
5連目では希望や夢の可能性を自ら絶っているわけですが、難しいと判ったから絶ったのかなーって感じです。
ちなみに、夢や希望があるうちは絶望とは言わないんですよね。
絶望にひととルビを付けるのも、この「ひと」あなたでなく他の人であるわけですが、他人が絶望、
とするのには流れから言って非常に無理があります。
>>885 C+
自然な言葉の綴り方が心地良いです。
陽炎と共に揺れるのだから背の高いものから低い木々まで、うっそうと茂る森林でしょうね。
1連があることで、2連目から3連目の好きだ、に至るまで、より輝きがあるように感じます。
タイトルは夏の嫌いな「私」がうっかり間違えてしまったという感じですかねぇ。
初見ではさてさてどんな文章かと、思わず構えてしまいましたが。ありふれた感が好きな詩でした。
912 :
44 :2006/08/26(土) 05:53:32 ID:niRqfT2Y
<透明度> ナイフを持ったのは 真実に気づいた 君を放って置けないから 声を枯らすまで叫んだのは 真実の理解の為 ん、それなら前にも言ったろう たいした意味なんてないんだ 少し泣いた後で 綺麗になった瞳に映るのは さっきよりクリアになった真実 それにまた少し笑って で、またナイフを手にするんだ
913 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 06:04:55 ID:5LUBvQDB
「空」 あおいあおい景色の中 僕らは立ったり座ったり 歩いたり立ち止まったり 過ぎ去ったりまたやって来たり そんな事を している
>911 :>883へのレスにて、「意味の強い」を「意味に幅のある」に訂正。 未評価リスト >862 >863 >864 >866 >869 >872 >893 >895 >901 >903 >904 >905 >906 >907 >908-909 全15作品です。 さあ、今日もいい天気です。 陽光を浴びて草木の匂いを知りに出掛けましょう。
916 :
208+ :2006/08/26(土) 09:45:19 ID:Y4sUPtEb
>>886 再評価キボンww
あんなひょうぶんで納得できるかーつってね。
917 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 10:17:12 ID:lgnpnXoG
918 :
カラクチコメ(略 :2006/08/26(土) 10:59:27 ID:1lZJwOYy
「後姿」 僕は自転車をこぐ 前方に歩くは見慣れた後姿 ああ、あれはあの子だろう 徐々に近づく ふとある疑念がよぎる もしかしたら あの子ではないかもしれない そう思ってよくよく見れば若干の違和感 しかし若干の差異程度では 判断はつきかねる 僕は良い解決を思いついた 追い越す際に顔を見れば良いのだ しかし 後姿が少しずつ後退してくるにつれ 僕は顔を見ることに恐怖を覚えはじめた ついに僕はその後姿の顔を覗くことはなかった 確認しなければ 後姿はあの子のままで居てくれる気がしたからだ
919 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 13:44:50 ID:9t5iICpN
『好奇心』 穴を覗いたら 中では更に穴を掘ってる人物がいた。 奴はそこで何をしてるのかと。 僕はたちまち穴に落ちてしまった。 そこの生活とは不自由と違う。 今では僕も穴を掘ってる始末。
920 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 14:02:14 ID:BQrsDZSS
自分を理解しきれなくて。 他人に波乗り。 流される。 誰にも自分を理解させられず。流れ流れて行き着いた。 気付いた路地の端。夜が迫る。
921 :
Y :2006/08/26(土) 15:01:17 ID:3Qw3utXl
民は私達です。 民は王様にはなれません。 お后様になれません。 兵士になれません。 何故なら、手が届かない所に皆いるからです。 王様、お后様、兵士、それぞれ何でしょう。 今日も笑いながら 空を見上げる。 【言語遊戯】
そろそろ投稿ストップして次スレに移行する準備をするべきでねーか?
923 :
みい :2006/08/26(土) 17:01:55 ID:YfZP5OA+
髪を切っただけで 忘れられるような想いじゃない 髪が伸びただけで 薄れていくような想いじゃない 愛していたことは本当でも 愛されていた確証はないね 永遠なんて夢見れなくて 運命なんて言い切れなかった 弱い僕が断ち切った糸
Thank God it's Sat!
>>886 イタズラするときの爽快感を過激に表現した詩ですね。基本的な力はあると思います。このテンションはなかなか持続出来へん。(ノω`)
ただ、萎えたと言われたら何故萎えたかを考える。
得たもの(金色のスーパーカー)の描写が弱い。これが共感できない理由のひとつだと思われ。
「たまごまみれの」は省いてもいいんでないかな。
「光が黄身を包むころ」をダブルミーニングにすれば表現しきれると俺は思う。
前もって黄身=君がにおわせてあるからここがダブルミーニングにならないんだと思う。
あまり大した発見ではないし最後にも使われているから、なんとか前半の黄身=君という前ふりを削った方がいいんでないかな。
表現したいものは個人の好みだろうから俺はこういう初歩的な事にしか口出しせん。大量の卵と車だけで表現しきってしまう集中力には光るものがあると思うよ。もっと上を目指すんだ~。
C
925 :
208+ :2006/08/26(土) 18:40:51 ID:Y4sUPtEb
>>924 とても細かな評価ありがとうございます。
久々に書いてみたんでいろいろと時間がかかりました。でも推敲とかしなかったんでやっぱり雑ですね。
後で気がついたんですけど、おしっこは「ぶっかける」ものじゃなくて「ひっかける」ものですねぇ~。
評価トンクス。駄文、失礼しますた。
926 :
しるころり :2006/08/26(土) 19:51:41 ID:0+uboWGs
私はその言葉の重さを知らなかった。 「死ね」という言葉。 私がお母さんに言った言葉。 でもね、お母さん。 本当はそんな事 一度も思った事ないんだよ。 口が勝手に動くの。 許してね。お母さん。 そして、私よりも 長く 永く 生きて下さい。 あなたに幸せを。 永遠の命を。
未評価リスト >862 >863 >864 >866 >869 >872 >893 >895 >901 >903 >904 >905 >906 >907 >908-909 >912 >913 >918 >919 >920 >921 >923 >926 再評価リスト >870 全24作品 次スレってどのレス番で立てるんでしょうか。 とりあえず>950でいいのかな?
>862 「息継ぎのときの顔」 いじめの詩に思えました。息継ぎは例えば水泳のときなんかは 必死な分、顔なんて構ってられない。泳ぐことに意味があるから。 同じように必死、一生懸命、無駄なこと、がむしゃらを嘲笑う人間を 非難しているようで人間性が輝いて見えます。分かりやすくなっていて 素人向け。私みたいな人にはいいんではないでしょうか。評価D+ >863 「足元の潰れたトマト」 最後はタイトルでいいのかな?「チーズはどこへ消えた」のような詩でした。 「ソレ」は変化。「それ」は変化への抵抗。変化は私も抵抗があります。 変化前の経過と後ろ盾の他に、変化で変わる先を見出して欲しかったです。 タイトルとの関連性がいまいち分かりませんでした。ぱっとしたものではないですが その感性は素敵です。評価D+ >864 「もがき、未来という波が寄せる」 タイトルがそのまま文章になっているものは意外と好きです。私はよく失敗しますが これは違和感がなく、羨ましい。2、5連目が少し物足りなく平凡に感じました。 感情の荒波と海の波をダブらせて表現し、その使い方が面白かったです。 「いつだって」も2回目はもう少し言い回しを聞かせて欲しかった。 3連目なんかぐっときちゃった。また期待しています。評価D++
929 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 21:54:48 ID:KypTKif/
蝶々 蝶々
>>870 人の心は隙間風(寂しさ? 他人のそしり等?)でころころと転がりやすく、反面小さな勇気でもその笑顔をまもる事ができるんだよ。というメッセージのこめられた詩。
コンセプトは大好きです。気持ちが入っているのも分かる。ただ、どうも好きな配色を使ったという感じがして詩として芯の強さが感じられなかった。
まあ、あれだ。もっと客観的に詩を見てみ。二連目の勇気の描写をスパッと省いてみ。もっと重要なのが小ささやさりげなさなら豆のかわりに隙間風に関連するもので表現してみ。そしたらまとまりが出てくると思うぜ。例えば丘のそよ風とか。例えば小さな窓から射す朝日とか。
自分の窓を開いて自分だけのオリジナルを発見してみてくれい。
もっと詩で冒険してみたらもっと楽しくなるぜベイべ~。
D+
931 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 21:59:09 ID:KypTKif/
蝶々 蝶々は軽やかに舞い、あざやかに木々の間を飛び交い、いろんな花を行き来する。色は黄色に黒など芸術的でバランスがいい。花もきれいだが行き交う蝶もとてもきれいだ。飛んだり跳ねたり、目に入ってきてまばたきも許さない程のすばやさ。
>866 「今日かい?」 もどかしい詩でした。1連はかなり心揺さぶられました。 なんだろう、なんだろうと読んでいって結局分からないまま終了。 「大好きな人」と「裏切れなかった人」が交差していて複雑でした。 何を例えているのか興味がわきます。種希望。評価D+ >869 「うらの畑」 「たぶん」「じっさい」「おくる」は意図的?あえてスルーします。 こええええええwこんにちはって言われてしまいました。ぎゃふん。 これを詩的に読みたかった。改変してほしい、このままでは普通のブログ の一文でしかない。その感性は面白かったです。興奮しました。 形態、表現力は評価D- 感性は評価Cつけます。 >872 「閻魔堂で死ぬ」 ビジュアル系のロックを拝むことになるかと思いましたが、ほっとしました。 全て「る」で終わるのはおそらく意図的。流れを読まなければ気づかなかった。 最後も「る」で終わってほしかったなぁと欲張ってみる。 独特の世界観で圧倒されました。中身は伝わってこないですけども。 説明すると安っぽくなりそうですね、これは。話し言葉にもら抜けも してないところがまた魅力的。推敲したんだろうなぁ。あえてこのままのスタイルで 誰にも分からない思想にふけるのもいいかもしれません。どうするかは 作者次第です。私的にはもっと分かりたいです。残念。評価C >905 「愚か、光の凹凸」 おぉ、短い。間接詞の使い方が作者特有ですのう。それにはまる私も悪いですが。 光りの存在よりも影の部分の意味を言葉に触れず表したように思えました。 「朝日」は必ず影の後から湧き出るもの、光りだけで朝日を残せない。 だだっ広い見解が予想されますね。見る人によって捕らえ方が違ってくる。 私は最後の文を光りが全くない状態、影を浮かべました。んー・・・スマンです、 文才力のなさは今更ではないが思いを説明できないのは泣ける。評価C+
「たまご」 儚く揺れる ゴミの海 真実を並べたつもりが 妙に気味が悪くて 思い出せば アイツは地べたに居た 名(みょう)に君は素敵で 必要などなかった 去っていった脱け殻 戻っておいで脱け殻 中身のないたまご 無理やりかきまぜることなど無理さ 絡めることも 絡まることも ゴミの海で溺れてしまう 煌めくはずの 脱け殻で かきまぜておくれ
>906 「おとなの夏休みへようこそ」 面白いですねぇ。わかりやすい分、共感できました。 未成年から急に大人のひとくくりに入った時のどちらにも属さない疎外感 ですとか懐かしさ、侘しさを感じました。 できれば後半の表現がもっと大人でもいいと思います。言葉の表し方が 見たままになるのでどうしても平凡さが滲み出る。 前者にしても後者にしてもその感情を忘れないで欲しい。評価D+ >907 「許されない片思い」 わーお。またこれ私の昔の詩と似ていますのう。「何回」を何回も使うあたりとかw 「あなた」は罪な人ですね。君の思いがうっとおしいほど沸きでています。 あえて言うならこれは日記にすぎない。そして許されない片思いなんて 君が逃げているだけ。足踏みしたって靴底は減るだけ。君はどうもがいたのか? そこを焦点にするべきだと思います。恋愛詩が陳腐に見える原因は 「作者の気持ちしかないこと」と「謙虚さがあからさますぎる」こと。 身を引くならキレイに引きなさい。どっち付かずじゃその目が可哀想。 個人的意見申し訳ない。評価D- >908-909 「何も知らない」 「それなら普通なら」が気がかり。話し言葉も気に入らない。 ザ・ネガティブな詩でした。疑問からふと展開していく様は面白いです。 消しゴムで宙を仰ぐ様子なんて惨めで哀れで、なのになぜか泣きたくなる。 若さゆえの気持ちの煽りを感じました。何も知らないなら知りなさい。 空の青さではなく広さを、コンクリートの硬さではなくその踏まれ方を。 石の気持ちではなく生き方を。ストーリー性は素晴らしいと思います。 ただ2レス目は完全に空が置いてきぼりですね。また読ませてください。評価D+
935 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 22:54:34 ID:iql3ccG/
「メタモルフォーゼ」 生が破壊され流す液体を金に換える 紫十字の錬金術師を呪い殺そう 要求に対する答えを示そう 先祖伝来の調合を狂わせて 薬効成分のみを抽出しても 猛毒にも薬にもならない 中途半端な毒にしかならない せいぜい人を苦しめるだけの 無毒化する義理も人情も無く ポイと捨てられるだけです さなぎの中の蝶は腐っていて 羽化するべきでは無いのです どうしても化け物が見たいですか 殺虫剤が効くとは限りませんよ
936 :
R :2006/08/26(土) 23:11:20 ID:gJcLNYnD
散らぬ花。 それは本当の花ではない。 散ることが儚さ、儚さが美しさ、 美しさが真価。 ならば、それならば この恋は、美しかったのか? 華やかに艶やかに、美しく煌めいて それでも散った、 この恋は美しかったのか?
「Stay Runa」 みんながみんな物を捨てる 今日はゴミの日じゃないって言うのに 何で山ができてしまうのか みんながみんな考えず リサイクルがあるって言うのに 何で山ができてしまうのか 今日もまた 世界が削られるが 人々の心は まだ満たされず いったい何を望んでいるのか みんながみんな病んでいる 善意はゴミじゃないって言うのに 何で山ができてしまうのか
思い出して、 誰かが悪いんじゃない。 思い出して、 自分が悪いんじゃない。 思い出して、思い出して。 ソノテガマッカニソマッテイルコトヲ 受け止めて、 自分の罪を。 誰も悪くはない、 君が悪いんじゃない。 ただ、間が悪かっただけだから、、、
939 :
冷凍まぐろ。 ◆gYINaOL2aE :2006/08/26(土) 23:32:04 ID:BINOxiJ5
>>911 様
評価ありがとうございました。
精進したいと思います。
940 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 23:51:06 ID:0RkTh/Ua
昔は未来の向こうにもある
941 :
男であるということ :2006/08/27(日) 00:52:32 ID:TwZJU4XD
すでにそこにあった 大きな矛と 大きな盾 林檎よりも甘いその果実を口にした犬を憎みその味を知ろうとするのだ 欲望の種をマリファナ栽培したのだろう ぎらぎらした目の犬面亀 どちらも嘘ではないのだ 偽善でもなく逃避でもない その奇妙な動物は私の軸となる この世に盾があるのは この世に矛があるからだ そのための両腕なのだよ (たいていの人は誰かの大切な人で、たいていの果実はたべると甘いのです) 憎みと欲望の好奇心 お互いの存在が禁断の味をそえる その奇妙な雄叫びは共鳴しあい やがてより大きな軸となる
942 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 00:58:41 ID:Z5QZtzw7
少女よ君は風とともにある 清澄な大気の涼しげなまどろみのなかに 二度とよみがえることのない無慈悲なときに逆らって 音楽の誕生と際限のない白き戯れにも似て 君のやわらかい肌は開放された あまりにも固くて平たい大地が 不可思議な情感とともに喜ばしき新生の花を咲かせる 大気は音楽で充溢し、刹那のぬくもりを祝祭う この祈りにも似た時の官能は なめらかに漂うあの慈愛は 約束の地へと誘なうやわらかい予感は 一つの鈍い覚醒と許しがたい刻みによって ふたたび夢の営みを正当化する 瞳をなめらかにおおう水 かつて夢と交わしたことのある あますところなくぬられた白の交錯と とけこむような吐息のくりかえされる予感に満ちた あの約束、揺るぎのない約束 不可能の実現なのだ
943 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 00:59:54 ID:Z5QZtzw7
アンドロギュヌス1 渦巻く星の波濤一閃 響ける球体の深奥を彩り 逆巻く銀の妖火一閃 氷れる女王の眼球に潤う 我が夢は青き至高の剣もて 澱める飛天の柔肌を穿ち 環海束ねる光輪の極にて 叶わぬ原初の美をとべ統べる
風の中で(私がいる)、そして、(もういちど) 私は風を感じる。 風の中で私を感じる。 窓の向こうは、いけない森。 窓の中に、私はいる。 木陰から見る窓は、憂鬱な窓。 窓の外に、私はいる。 私は、あなたに捨てられた"わたし"。 私は、あなたを捨てた"わたし"。 そして、みつめあう私が居る。 私たちは、一人だったか? 私たちは、一緒だったか? 私もあなたも、一人の善意だった。 覚えているよ、一緒だったねずっと。 感じているよ、今もあなたの分のこと。 風の中で(私たちがいる)、解っているから、 そして、(もういちど)私たちは同じものだって。 私は、どこにいてもあなたのそばに。 だって、私たちはこころだから。
>893 「うたた寝」 「うたた寝死人」氏とは関係ないですよね?w 情景が浮かんでくるような詩でした。「揺れ揺れる」や「とろりとろり」「満ち満ちる」 など独特の表現で、のどかなどこか寂しい印象が濃いものになっています。 文体は・・・こういうのもありなんだろうなと思いました。作風が型にはまっていないのが いいのか悪いのか私には分かりません。きっと乗降は無人駅なんだろうなとか 海に無言で何時間もいるんだろうなとかいろいろ思いふけることができました。 しいて言うなら小説よりすぎる気がしました。とても穏やかな気持ちになれました。 ありがとうございます。また読ませてくださいませ。評価B+ >895 「こねる」 「こんなところ」を指すのであれば背景を用いていただきたかったです。 「どうせ死ぬんだもっと」?難読でした。最後の行でぐっとくるものはありました。 ただ、内容が捉えられずぽかーんとしてしまった詩でした。 うーん・・・。悔しいです。種希望。評価D >903 「テレポート」 九泊氏の詩で初めて背景をイメージすることができました。ありがとうございます。 911事件を絡めた少し不謹慎な詩に思えました。前半のイメージが読解不可。 お馴染みのユーモアが混じって相変わらず面白かったです。 最後の連においても共感はできませんでした。感性の違いかなぁ。 いいことを言っているようで「私には」ピンとは来なかった。評価D >904 「現実彼女~生きてる君と妄想ばかり独り歩きの僕~」 初見ではただの日記か。チラシの裏にでもどうぞ~。と言うつもりでしたが こえええええええええええええわいwなんだ君は。面白い! もう少し短くできるかな?と思いました。1連目では「高嶺の花」。 3連目では「近所のOL」的なものになっているのでそこが腑に落ちませんでした。 妄想というわりに3連目で出会っているのでもう少しひねりが欲しいです。 まぁ、危ない人だなぁ・・・ということで。詩的評価D 私的評価C
>912 「透明度」 静かでありながらじわりじわりと恐怖心を植えつける詩でした。 「置けない」=「おけない」、「枯らす」=「嗄らす」のほうが自然で読みやすいと 思います。言葉を削りすぎて十分には伝わりませんでした。そこが狙いかな? BUMPの「ええと、うん。」みたいな言い方が個性的ですね。新鮮味は ありませんでしたけども。強姦された「君」に怒りながらもまず「君」を落ち着ける ためにナイフを後ろに隠し、泣き止んだところでまたナイフを・・・という イメージを浮かべました。テーマがなんだったのか気になります。評価D+ >913 「空」 無難なテーマに基本的な表現をしてみた、という印象でした。 情景も分かりやすいし、さわやかな詩に思えました。 その僕らに私が入っていないことを祈ります。評価D-
未評価リスト >901 >918 >919 >920 >921 >923 >926 >931 >933 >935 >936 >937 >938 >940 >941 >942 >943 >944 再評価リスト なし 全18作品
948 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 02:24:10 ID:WZAJPQTz
>>928 氏
>>863 を書いた者です。評価有難うございました。
「足元の潰れたトマト」は題名ではありません。
此処で分かってもらえるかな?と思ってたんですが
やはり無理ありました。この詩は、命を絶つ人の詩だったんです。
夜に高い建物の屋上で躊躇ってる人。それを嘲笑う第三者。
変化で変わる先が「足元の潰れたトマト」。
感性を誉められるとは思ってもみませんでした。
精進します。
>932 >866の「今日かい?」を書きました者ですこんばんは。評価ありがとございました。 これはキリスト教について書いた詩です。 ただ聖誕祭が恋人たちの日になってるのを皮肉りたくて書きました。
950 :
44 :2006/08/27(日) 03:27:55 ID:TIxsbadV
>>946 評価おりがとうございます。
よみかえしてみて言葉足らずな感じは確かにかんじました、、、。
ちゃんと伝え切れていないですね、、。
これからもちょくちょく投稿させていただきます!!
よろしくっす!
951 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 08:25:20 ID:PzKNnHcW
評価よろしくお願いします 「たわごと」 迷い転げて心を消して パソコンに向かっていれば どこからともなく虫の音が聞こえて 僕にまた生を宿すんだ 生きてるってことが意味なく思えて 自分で追い込んでしまう日々 全てを忘れて懸命に生きれれば 僕にもあの音を奏でれるのかい 僕は大きいけど君より小さいよ いままで僕がつぶしてきたのは 君を潰したかったからじゃなくて 僕を消したかったからなんだ 誰かが僕を抱きしめてくれれば 救われるって思ってたよ それでも僕は愛した君までを 潰したくなってしまったよ だれか僕を助けてくれよ 哀しくさせないでくれよ 愛することができない僕は 自分を傷つけたくなるんだよ ABCで僕を区切れるなら 君もまた評価外だよ だれか僕を助けてくれよ 哀しくさせないでくれよ
952 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 09:20:14 ID:CyEphQjO
953 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 09:59:10 ID:tsP4K1yT
すきで すきで どうしようもない。
「ドレミ」 落ちてうねられ引き裂かれ 走って歩いて這いずって 手に入れたものは 空っぽな クラリネット どうすることもできず みんな捨ててしまい 不安なことはいつもで そらを見ることを忘れるほど 死を 恐れた 繰り返される旋律は 悲しくも胸に響き また引き裂かれる いつまで繰り返せば 涙は枯れることなく静寂を手に入れられるか 捨てればいい それもすててしまえばいい 黒くそして甘く光る銀細工 でもその螺旋の世界で祈る 最後の希望 なにがそこにあるかわからない それはもう答えがでているのかもしれない でもいつか聞こえることを願う 最後に手にしたものの 最後の旋律を
評価お願いします 「人魚姫」 愛してるの 光 伝うは夢見のあなた、蜃気楼? 瞳をそらさせて もう痛い あなたとここで 最後の世界
956 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 13:17:24 ID:H2XyzR8C
【今日の夏】 夏祭りの後の閑散とした広場に ごみを漁るこじきが居た 今日は 夏らしい 腐臭を放つ黒い川に 一匹の鯉 あれは生きていたのだろうか 此処の夏は ただ ただ暑く ただ暑く 今日 蝉が家の窓硝子にぶつかって 墜落していく瞬間に 三十五度の 都会の狂った夏を見た
(暗闇混じりのゆめものがたり 小さな一息小さく拡がり 出された声は遥か向こうへ ただ正しいことを望んでた 今歌うのは外れた不条理 さほどの余韻も無く ただからっぽな薄味主張 僕は大人になれましたか? 心に 浮かべた 夢物語 奥底 嘘つき 夢者騙り 僕は大人になれてますか? おくそこ うそつき ユメモノガタリ こころに うかべた ユメモノガタリ 僕はまだ変われますか?
958 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 13:55:47 ID:OcjKtZH9
「筋肉神」 筋肉とは心優しい人の兵器です 筋肉は無言で余りにも多くを語り 無益な争いを未然に避けてくれる 戦術兵器ではなくて戦略兵器です さあ心優しき秀才たちよ プロテインを飲んで筋トレして 寡黙で雄弁な筋肉を育んで行こう 意識改革なんてする必要ないさ 君の筋肉が周りの世界を変えるから
庄治?
>>876 で評価されたけど、もう一言欲しい!という人のために、
俺がもう一言。異議は色々あるでしょうが気にしないで。
あと俺の好き嫌いも入ってくるから、文句言わないでね。
>800そんな事言われても、ねえ。理屈っぽくて好きじゃない D
>803まあ嫌いじゃないけど普通 D+
>805いや~結構好き、文体もいいしC
>810正直つまらないかな。俺は年寄りがわからない D
>821五連から六連の繋がりがちょっと?だった。あまり面白くない D
>826面白かったけど、どうなの? C
>829最初の方はつまらんけど、最後の連が好き D+
>830よくある心理だと思うなあ D
>832好きっちゃ好きだけど、最後の言葉が弱いかなあ D
>835キセルみたいだなぁ。個人的には好き C
>837擬音で一人暮らしの表現か。でも弱いかなぁ D
>841タイトルはどうゆう意味なんかな?二行だけでリズムあわせても D
>842どうなのかなあ。俺にはわからんけど、面白くはない -不能
>843俺は好き。ただちょっとありきたりかな。 C
>844こんなの書いた奴に評価されるんだよ? D
>845->847俺にはわからない。文は確かに上手い -不能
>846溢れてるのに底が抜けてる?その後は好き。イメージが浮かぶ C+
>848-
>>849 もうちょっと短くできるんじゃないかな。でも結構読ませる系C-
>851ダンディはねえもう皆の記憶にないよ。面白いけど、それだけ C-
>853こういう題材は好きじゃないんだけど、文は結構いい C-
>854自分が死ぬとってゲームじゃないんだから。あんま魅力ないかな D
>855面白いけど、最後はいらないんじゃない? D+
>860リズム合わせたのはいい、最後の行もいい。でも物足りない。D+
「春」 嗚呼、生命を呼び、目覚めさせた、一片の風よ。 できればすべてなかった事にしてくれないか。 そうすればお前が懐の奥深くに隠した、あの恐ろしい姿をしばし黙してやろう。 そう。死と生は表裏。 でも鈍感な私は奇しくも祝い享受してしまったのだ。 恐らく万物が。。 すると風は鹿の群れに吹いていった。 鹿の群れはばらばらに散って行った。 あれ鳥達も? 私の額に冷たい汗が流れた。 風そよぐ。
962 :
アオツバキ :2006/08/27(日) 17:33:06 ID:TUGGxdG/
『ありがとう~もしも…~』 もしも明日私が死ぬなら 今日 私は大切な人たちに 感謝の気持ちを伝えに行こう 「いつもいてくれてありがとう」 「困った時は助けてくれてありがとう」 「勉強教えてくれてありがとう」 「遊んでくれてありがとう」 「頼ってくれてありがとう」 「好きでいさせてくれてありがとう」 「命を育んでくれてありがとう」 そして、最後に 「また、どこかで会いましょう」 サヨナラだけは 言いたくない
963 :
賢者の刃 :2006/08/27(日) 19:00:29 ID:KpWlMv4l
正義の刃が裁いてゆく。世界はそう、いつだって。 化粧の上手な娘は 言われた。『見た目が全てじゃないのよ』と。 娘は少女だったころ好いた男に指差されいつもいつも笑われていた。 金持ちの男は『世の中金じゃないんだ』って街の人から指を差されて。 男の厳しさは仲間を守るため。一人で不満と憎しみを背負っている。 夢を持つことは悪くないと言われ、気づけば夢は遠く叶わず…街をさまようかつての少年。夢は夢と笑っているよ。 正義の刃が 君を切り裂く。 君は 正義 になるために 正義を その手でふりかざす。 君は 正義 に 魂 を売った。 町の外れのスナックの女は煙草をふかしながら 『正義があるなら悪もなきゃいけないの、そういつだって』って水割りをそっと。 君は 刃を ギラつかせ 僕は 魂の 置き場を。 探している
964 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 19:58:26 ID:y3qa7Xz8
「正義の剣」 般若心経読み解きし 満月の足利家 今や憐憫求める鶏卵のごときささくれの 滑らかなる屋根瓦
965 :
黄身と穴 :2006/08/27(日) 20:10:32 ID:/ScSkZLv
こういう風に挿入 見えない卵の白とそれ 目にはただ飴色の壁 もう人は言う 穴だ
966 :
965 :2006/08/27(日) 20:11:33 ID:/ScSkZLv
↑「もう一人」でした。
967 :
ぐるぢい人だずげでだずげないでいいよ(うましか) :2006/08/27(日) 20:12:40 ID:eQ2Wc6Ts
大げさなポエムです 「焦点の在処」 公共の場に出る 段々と時空が歪み始める 焦点が合わなくなってくる あああ痛い
968 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 20:52:48 ID:OcjKtZH9
ふとしたきっかけに いつものモヤモヤが消えた瞬間 全ての結論が一点へと吸い込まれる 僕はそれをプチ悟りと名づけます もっとずっと続いて欲しいけれど いつも誰かが放物面に触れて 焦点を暈してしまうのです そしてまたもがき求めるのです 次のプチ悟りが来る時を
「無味無臭」 大好きなアナタを躊躇なく殺してしまった時僕は 泣いてしまうだろうけど たぶんつぎに気にするのは晩ご飯の事かもね 信号無視をして誰かを傷つけてひたすら責められても 気にしてしまうのは好きなアーティストの次のアルバムの事 結局同じなんだ 悪いことは悪い 反省なんかしたって 傷ついた人たちは報われない 一度きりの人生じゃないですか だからやりたいことやろうとしてるだけ 僕を責めたり止めたりできるのはやっぱり僕しかいないよ わかってるよ 大好きな物が壊れたら新しい物を探すだけ もう二度と手に入らないのはちょっと哀しいけれどあきらめましょうかね サイコロの目はいつも同じ目しかでないけれどまあ仕方ないよね あーだこーだ文句言ってみても最期は虚しくなるだけ なんも聞こえない なんも言わない だって俺、ゴミだもの。
>948 種、ありがとう~。足元の潰れたトマトも内容だったか~スマンです。 う~ん。そう言われて見るとゾクゾクしますねぇ。高い建物や第三者が どの部分か気になりますが。タイトルなしだとヒントがなくて辛いやね。 言い訳です。 >949 そうか~キリスト教関連の詩でしたかぁ。君の詩は意味深で不透明な部分が 面白さでもあり、弱点でもありそうですのう。「今日かい?」は「境界」と踏んだ けど「教会」か・・・。しくじった~。こういうの好きですよ。 >950 ん~。で、テーマはなんだったんだw 言葉足らずなのは個性でもあるからなんとも言えないけど 具体性(説明ではなくね)を持たせるとより興味を持てたかもしれないですのう。 たまにしか出没しませんがよろしくです。 >918 「後姿」 なんか裏がありそうで一度読んだけど評価しづらかったんですよ、昨日。 ただの感情にすぎないがその一瞬の感覚をも詩にする力は羨ましい。 「後姿が少しずつ後退してくるにつれ」なんか特に印象的でした。 前半は少し平凡すぎる気もします。「知らぬが仏」とはまさにこのこと。 展開は非常に面白かったです。主人公の消極性やハプニングを起こさない 一般男子の気持ちが伝わってきます。評価D+ >919 「好奇心」 面白い!アバウトすぎますがメッセージ性に小さな胸が揺れました。 現時点の活用しうる術を投げ捨ててでもその穴に落ちる重要性はなかった。 ただ、好奇心を持っただけであったのに、事故的に境遇をさ迷う。 5体不満足になった様子を浮かべました。穴で生きることは決して 光から逃れているのではなく、たまたま光が当たらないだけ。それを 知った主人公はきっと幸せだろうね。文体が雑なので、残念。評価D+
971 :
マエストロ :2006/08/27(日) 22:18:29 ID:ZDklJt21
犯罪者 犯罪者 盗聴したのは犯罪者 自己所有だから犯罪ではないの? 嗚呼 犯罪者
972 :
マエストロ :2006/08/27(日) 22:23:19 ID:ZDklJt21
気合の入った女おらんのか おんなーーーーーーーーーーーーー♪
やあ、かつて批評人であったと思われるペースト状のmike だよ☆
mikeはみけって読んでね
さて・・・
>>901 同語反復的で、単なる描写のように思える
テンションが上がらず、あまり読む気になれない詩
D
>>918 文学的
「若干の違和感」って良いね
D
>>919 変な気分になったよ
これ以上付け足すべき何かや削るべき何かが無いと思う
この詩の微妙な文章感覚を保ち続ける事が出来たら、それなりに面白い詩集が出来るのでは
C
>>920 上手いと思う。特に最後の一文が。ちゃんと断片として完結している・・・?
C
974 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 22:33:30 ID:IeJs+XXO
ディナータイム おろし立てのティーカップ 生ぬるい紅茶の中の私 飲み干されたら 終わっちゃう 次の次の朝までぐったり。 あなたはそれでも帰るという 雲が金色に照らされてる 私 一人ぼっちなのよって言っても ムダですよね。 ひっそり荒野に立つ レストラン 明かりに群がる虫はいても 誰も誰もお客はいません。 何のために作るのか わからない料理 今日も一人で食べつくします。 私の中がまた満ちたときに あなたは必ずやってくる 散らかった皿をみつめた後 あなたは微笑んで 私の一部になる そういうことですよね。 明けた空 山が紫に青に変わって はっと目覚めたら 白いシーツ眩しかった あなたは微笑んだ跡を部屋に残して。 そして私はだまって皿を片付ける。 次もきっとこうなるんですよね。
>920 自分を確立する時間が長く要するというのに、どうして他人は自分に 触れようとするのか。まだ終わっていない。まだダメなのだよ。と思う 自分を見透かされたような詩でした。「行き着いた」「気付いた」が連続して 少し読みづらいです。「路地の端」や「夜」で孤独をイメージしました。 人間味溢れていてどこか独りよがりな気がします。評価D >921 「言語遊戯」 似たような詩を2回見た覚えが。どちらも読まずに評価いたします。 疎外感を朗らかに表現した詩に思えました。陽気なリズムでレクイエムを 歌うような。4連目は評価人にそのまま問われているようで申し訳ない・・・。 強いていうなら、総理大臣、天皇、兵士は・・・自衛隊?どうだろう。 この手の詩だけで物事を例えていけたら尊敬しますのう。評価D >923 私だったらよかったのに。なんて身勝手な人なんだろうと思うと同時に、 それを通り越してなんて自分を貫く人なんだろうと思わせる詩でした。 矛盾もありますが、取り上げた言葉と常識をうまく使っていると思います。 「髪を切る」ことでけじめをつけるほど、「髪を伸ばすだけ」で時間に 思いを任せるほど安くはない恋であったと。そこまで言われたら納得します。 ここまで自由奔放だとすがすがしいなぁwこういう詩は好きです。評価D+ >926 「口が勝手に動くの」ということは重さを知ることから逃げているのはないだろうか。 「幸せ」よりも「永遠の命」よりも欲しいものがあるんだよ。それをなぜしない。 親子同士のツンデレが許されるのは親が死んでからでは遅いというのに。 太く短く生きさせてもいいじゃない。君ができるのは太くすることであって 長くするのはもう、神の手か母の意志に任せるしかない。なのに、 「生きろ」というのか。君の恥じらいを見ながら。なんとも悲しい詩でした。評価E
976 :
マエストロ :2006/08/27(日) 22:52:50 ID:ZDklJt21
ちいさいバイクでゆーらゆら 雨も降り出し憂鬱で 傘取りに帰るの面倒だから 雨に打たれてた ついでにタバコも吸ってみた 2口位までは気持ちよかったけど なんだかまた気分が悪い そのとき通り掛かったのが フェレットだったかイタチだったかは 定かではないけど なんとなく珍しいものを見たような気がしたんだ
>>921 最後の行「【言語遊戯】」があるという事が納得できなかった
D
>>923 各連のつながりがもっとあると、もっと良くなると思う
D
>>926 あまり読みたいとは思えないけど、
率直で良いね
もっと長い方が危うげになってきて良いかも
D
>>929 SOSみたい。センスを感じる
D
>>931 かっこいい!
この文はカッコイイです。たぶん区切り方が良いせい
B
978 :
マエストロ :2006/08/27(日) 22:58:04 ID:ZDklJt21
パソコンの前をチンドンヤが通り抜ける 限りなく小さくて限りなく楽しそうだ 色とりどりの着物着て芸は人を助くなんて・・・ ずっと見てたよ その団体は行ったり来たり 僕を誘っているのかな そうかもしれないな だんだん意識が遠くなっていって起きたら机の上だった 腰が痛いが今日も休みだからなんてことない ほんとは大人になってからずっと夏休みなんだ
979 :
マエストロ@顔パス :2006/08/27(日) 23:13:12 ID:ZDklJt21
出会った瞬間に真実を差し出したんだ あなたは拒んだよね そうそれが真実なのかな 鋭すぎた感覚は彼女をダメにした ベールで隠した顔は花嫁なんかじゃなくて しわがれたばぁちゃんだった でもあなたは違った一語一句間違ったこと言わなかったよね なんか運命感じて。
未評価リスト >933 >935 >936 >937 >938 >940 >941 >942 >943 >944 >951 >953 >954 >955 >956 >957 >958 >958 >961 >962 >963 >964 >965-966 >967 >968 >969 >971 >974 >976 >978 再評価リスト なし 全30作品 >973 mike氏 評価、ありがとうございました。 描写に思っていただけたところで大進歩かな。苦手分野なので。 あまり好きではない感情だったので内心ほっとしています。 「教えてあげるよ」と言い寄られて振りほどき方が分からない、 優しさの裏表を垣間見て、拒みたかった詩でした。D評価、ありがとね。
981 :
モイ星人 :2006/08/27(日) 23:24:00 ID:NldeFZSa
誇り 目を閉じるなよ どんなに負けていても 涙は拭くなよ それが強さの一歩だろう? 下は向くなよ どんな結果であろうとも どんなに負けていても どんな結果であっても 下を向かず 前をしっかり見て 胸をしっかり張って 本当の意味で負けないように 下は向くなよ 目を閉じるなよ おまえが目を閉じれば 希望の光さえ 見えなくなってしまうだろ
982 :
カ :2006/08/27(日) 23:32:54 ID:/mk7WAmM
>>970 ,
>>973 評価ありがとうございます!!
>蝶のおならさん
「後姿が少しずつ後退~」というのは、後姿との接近が「僕の意志」から「不可抗力」に変化していくのを意識して書いたので、印象に残ったと言って貰えて嬉しいです!
寓話的な詩を目指して挑戦してみたのですが、自分で読み返してもちょっと言葉足らずでした(´~`;)
日暮れて 蝉の這いずる 軒先に 我を知ろうか 彼を想うか
984 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 23:51:17 ID:EHPO+/11
初めて評価されに来ました。よろしくおねがいします。 死ぬのは辛いから 消えるのも辛いから 生きるのも辛いかもしれないから 僕は空気になりたい そして風になって流れてゆきたい あの眩い光の中へと吸い込まれていきたい そうすれば 僕の魂魄も何もかも 昇華できそうな気がするから
>>981 励ましのメッセージを前面に押し出した力強い詩ですね。ムフー(´ω`*)
「誇り」を持つようにという励ましだから「下を向くなよ」というメッセージが重要なんかな。
いろいろ変な説明は省くけど一番最後の連にある「下を向くなよ」は蛇足だと俺は思うっす。
「誇り」というタイトルが高潔でなかなかいいメッセージっすね。
C+
986 :
名前はいらない :2006/08/28(月) 00:15:09 ID:spc7huwg
枯れ葉 枯れ葉が道路(駐車場)でダンス(合唱)をする。カサカサ音を立てながら舞い合う枯れ葉のダンス。秋の吹雪に吹かれてお互い転げ合う。風の糸がピューと吹いただけで
987 :
マエストロ@ピンポン :2006/08/28(月) 00:17:14 ID:6VNziDqv
ひそひそ話で話すんだ 世界一の話 肩の力抜いて悪戯っぽく まどろんだ逸話 次の計画に移れる様に さぁ酒酌み交わし話そうか 僕の逸話が出来てから
「俺 あんた」 あんたのことが好きというわけじゃない ただなんとなく気にかかってるだけ 俺に興味持たれているんだからね、一応は それっぽい素振りぐらいみせてよ、適当な だけどあんたは今までの女と少し違う 俺はバカだからよくわかっちゃないが 多分あんたは頭がいい 調子が狂ってくるんだ あんたといると 嫌いというわけじゃないんだ ただ本当にわからないだけ あんたの事もそして俺自身の事も 今からあんたに会いに行こうと思う 確かめたいんだ あんたと話がしたい あんたと一緒にいてみたいんだ もちろん好きというわけじゃない 素直だとか素直じゃないとかそんな事は関係ない ただ本当にわからないだけなんだ
989 :
マエストロ@ピンポン :2006/08/28(月) 00:28:08 ID:6VNziDqv
エスパー伊藤の生存確率69.5パーセント 企画倒れもなんのその キャラだち一本だち だれでも突っ込めるから あはは
>>983 短歌キタ──(゚∀゚)──!!
2句目の蝉は死を直前にした成虫の蝉が最後の力を振り絞って鳴いているのか。
ふうむ、わびさびっすね。物思いに耽る軒下の静謐さがすごく伝わってくるっす。
初句の「日暮れて」は特に意図がない場合は字数を5つにした方がいいっすよ。
情景を画くセンスはBだと思うっす。
B
991 :
マエストロ@おまえが欲しいなんて言えやしない :2006/08/28(月) 00:47:14 ID:6VNziDqv
>>983 すごいなじじぃ
さすが!!!高速出世!!!
992 :
マエストロ@おおおお :2006/08/28(月) 00:49:42 ID:6VNziDqv
おおおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおおおおおおお アンカーダイレクトやん! >990みたいな
なんでいつも書き込んだ後に後悔するのかな(汗 恥ずかしいなぁ。まあ久保点きめたから許してあげる。 俺達の折れたチーター 俺達の折れたチーター 誰か反応してよ!せっかく思いついたのに
>990 ついさっき軒先に、よろよろ這ってる蝉を見つけましてつい 初句が五文字ないのには、指摘されて気付きました 評価ありがとう
>>984 またネガティブなのを書いたっすね……(ノ∀`)
センスはあるんでないかなと思う。
「こんばく」は「魂」でええね。
「あの眩い光」の「あの」は余計っす。
まだちょっと市販のアクセサリーで飾ろうとする乙女心があるっすね。もっと肩の力を抜いてナチュラルな方がいいっすよ。
C-
>>945 うたた寝死人氏とは関係ないです(笑)。
>>893 を書いた者です、評価 有難うございました。
細かく見て頂けて、お褒めの言葉を頂けて、とても嬉しいです。
静かで穏やかで幸福で、だけど何所か寂しいような詩をと思い書きましたので、
それが伝わってよかったです。
此方こそ有難うございます。実は、普段は全く違った文体で書いているのですが、
また納得のいくものが書けたら お邪魔したいと思います。失礼致しました。
>>986 若いな。
本当に深刻な事だからあえて酷な事を言うが、独断的な表現は端から見るとひどく不格好だ。
俺は評価しない。
もっと周囲の詩を書いている連中と交わった方がいい。
>982 カラクチコメンテタさん 不可抗力か!いやはや面白い!あのことの距離感から生まれる その感覚はやはりイイものだと思いました~。君の作風は いつも違っていて開拓されていて見る度驚かされますよ。評価はしてないけど なんかビンビン感じちゃうわ~。また読ませてください。 >996 やっぱりですかいw 情景詩ってあまり好きじゃなかったりするんですよ、実は。読み取りづらい上に かろうじて読めたとしても面白くないから。 だからこそ「うたた寝」は新鮮でした。B以上は今後印象に残ると思うので 影響受けそうです。別の詩も読んでみたいですぞう。 そろそろ1000ですなぁ。スレ立てて寝ます~。
999
注目!!!はいやっと始まりました! これは…!と思った詩に「俺コレすきだなあ」と言うこの企画!! でも評価に加えないでね、かわいそうだから。 そして栄えある第一回「俺スキ」に選ばれたのは!! 俺の大のお気に入りであるカラクチちゃんです!!(砂っていう作品ね) いや~いいよね、うん。この文体が!たまらないよね!! 一度短編小説でも書いた方がいいと思うな、うん。売れるよ!買うよ。 これからも楽しい作品を書き続けてくださいね。 そういうことで、この度新しく始まった「俺スキ」でした。
1001 :
1001 :
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