1 :
. .....2 2.. .. :
04/10/05 22:33:35 ID:tQNy81FF 評価します。
★☆このスレに書き込むときのお約束☆★
いつもステキな詩を提供してくださってありがとうございます。
このスレは常時、数少ない批評家さんの『ご好意』によって成り立っています。。
あまりたくさんの詩を書き込むと、批評家さんの負担になってしまいますので、一人一作品程度でお願いします。
推敲に推敲を重ねた作品を提供していただければ嬉しいです。
そして、できれば、詩人さんにも他の方の詩の批評をお願いいたします。
名無しでメール欄に「age」でもかまいません。
宜しくお願いします。
【常時】求む!批評家!!【募集】
貴方のレスが、このスレを活性化させます!
前スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1087006290/l50
2 :
名前はいらない :04/10/05 22:35:42 ID:8Pzjksey
なんかのさなぎ ウォウウォウ〜 ウォウウォウウォ〜♪ ♪メレンゲってなぁ〜に?メレンゲって何だYO〜?♪ (なんかのさなぎとかじゃない?) ♪こないだ最悪だったよ〜 焼鳥屋で 鳥雑炊頼んだら レバーばっかり入ってんだよ 俺レバー嫌いなんだYO〜 (それなんかのさなぎだったんじゃない?) ♪オレ去年は充電してたんだYO まぁ おととしも充電してたけど♪ ウォウウォウ♪スパーク!! (お前の傘の裏に張りついてんのなんかのさなぎじゃない!?)Ah〜〜〜〜♪ダバダダバダダドゥダダ! ♪Kiss me baby Kiss me baby キキキ キスミーキスミーベイベー ハアハア ほらキスミーよ はい早く ホラ♪寂しいんだよオレ すごい寂しいから ね?ホラ 早く大丈夫 ね いいから♪ちょっとでいいから ホント ね お願いします♪ Oh Yeah Oh〜〜Oh〜〜♪ ともだち ずっと ともだち ずっと ともだち いない 彼女もいない♪ ろくなもん食ってない♪ 上野公園のハトの方がオレよりメシ食ってる♪ Oh Yeah! 青春って いつだったのか全然わからないぜ♪ わからないわからないのさ〜♪ ウォウウォウウォ〜♪ウォウォウォウォウウォウ アンハハンハ〜〜イエ〜…
3 :
名前はいらない :04/10/06 03:36:11 ID:3TtH4SN5
でっかい狼に身体を食われる できたらあと一晩だけまって あの日々を思い出せば 醜かった自分を思い出せば 朝からふしだらな行為を思い出せば 瞑想して日常に揉まれれば 図体のでかい狼は 快晴の空に一度だけ吼える その声はもう一度僕の胸に突き刺さる 声を荒げる事は簡単だけど それで解決しない 僕は額にのこった傷に出来るだけ舌を近づけるイメージをして でっかい狼に身体を食われる
4 :
名前はいらない :04/10/06 04:25:27 ID:fqjh/eMN
生命は躍動し克己し祝杯を挙げた 私はその何億もの人に見惚れた 狂おしい程ビートは成り止まず何億もの人が勘違いをして死を遂げた 本当は私は“見惚れる”と云う行為を模していた 私が本当に見たのは“愚かだ”と思う自分と“群れ” もはや滑稽だ それがテロリズム
5 :
名前はいらない :04/10/08 17:41:23 ID:1Onac+Qb
前スレ>891さん 淡く緩い世界の潜在的な狂気が危うげな世界観を作ってて、良かったと思います。 ただ少しだけ気になるのは、最後が尻すぼみで勢いがない気がします。 でも、私は個人的にこの作品好きです。 初めてこのスレに書き込ませて頂きました。 批評とは言えないとは思いますが、どうぞお許し下さい。
数日振りです。
ホントに書き捨てていく人ばかりなのかなぁ。
>>2 さて、なんのさなぎなんだろう。
適当なようで、内容は実は結構痛々しい。
俺は早く羽化したい。
>>3 イメージを広げてみたけれどちょっと「?」な感じ。
狼が何を揶揄しているのかはわからないけれど
とりあえず「あと一晩だけ待って」どうなるのかがよくわからなかった。
リズムはいいし、雰囲気は嫌いじゃないんだけれども。
>>4 テロとブッシュと植え付けられた思想と流される人々と。
愚か者達の滑稽な様、かな?
最後の「テロリズム」の一言から読み返してこういう風に感じたけれど
それがなかったらまた全然別の解釈になったのかもしれない。
>>5 俺は感想ばかりで批評してないw
それすらもないただの書き捨て場所になるよりはいいんじゃないかなーと思います
7 :
名前はいらない :04/10/08 20:44:12 ID:zA4gMbQl
「song&music free」 心揺さぶるような歌と壮大な音楽が 組み合わされた時 人は 感動というものを味わえるのだろう いつからだろう 人は歌を歌うようになったのは 歌には不思議な力があるような気がする 落ち込んでいる時には励ましてくれて 疲れているときには安らかにさせてくれる 歌の歌詞の言葉一つ一つに何かしらの 思いが込められているからなのだろうか それとも 歌い手の気持ちが声にのって 聞き手に届いているからなのだろうか 歌は歌自体でも人の心を揺さぶる事が出来るけど いい音と重なった歌はインパクトを持つ もう心を揺さぶるではなく 心を突き動かすぐらいの 力を持つ 人には感情がある 故に 人は歌を歌うのかもしれない
8 :
名前はいらない :04/10/08 20:46:38 ID:1Onac+Qb
前スレ>899さん。 私の知る限り、ラルクやらなんやらが混ざったものに感じます。 例えば、『怖い』という感情を人と同じ言葉で表すのは面白くないんじゃないかな? 言葉なんて制限はないものだから、頑張ってみて下さいね。 >6後から見返したら、難しい言葉を並べて知ったかぶりしてるみたいで恥ずかしいw 6さんのように的確な事が言えるようになりたいです。
9 :
embryo餞 ◆SCSit02v2M :04/10/08 22:43:08 ID:fenTrPwt
「空気は淀んで綻んだ」 笑う哂う嗤う 立体的に存在する無価値と定義した粘着物が 蔑む肴る貪る 二次として林立する集合は矛盾の無い笑いを 秘めながら期待しているのか 見事にばればれな意識は 凍てついた殺意をみるみる扇ぐ 煮える殺意をみるみる沸かす 何もいない 何もいない 凡てに何処にも何もいない 数秒して開けるベクトルの一方向には 投げやりな惰性で続ける反復作用 殺意は狭く吹き咲き続ける動乱のカラの部屋の中に つぶされながらも丸く収めて小さく押しとどめ、このまま静寂を過ごしましょう 変わらぬ世界を 静寂を 崩壊を
>>7 詩というか…エッセイ?
内容的にはまぁ、いいんだけれども。
音楽は好きです。どっちかというとマイナーなのが(どうでもいい)
俺達は「言葉」というものに重きを置いているのかもしれないけれど
歌、音。音楽っていうものの持つ力って凄いよね。
>>8 俺が的確なのかは知らない。多分書き手から見たら見当違いだと(苦笑
>>9 冷たい炎のような意識…でしょうか。
冷静な狂気。それは狂喜?
恐ろしくもあり、面白くもある。
その静かな笑顔はきっと恐ろしいんだろうな。
>>3 珍しい視力を得られる詩。
狼はかろやかな比喩ではなく、アーキタイプのよう。
平生追いつめられているひとの前に啓くでっかい口。
一声が突き刺さる。それすら、ほんとうに比喩か。
よく観ればきみの鳩尾に孔。
「まあたぶんくだんない 尻切れトンボの サブカル的独り言が延々」 裏打ちがほしい。 裏打ちは要らない。 花占いで桃色の誓い。 そっと目をとじると世界もとじる。 涙の量が示すのは切実であること。 それは真実であるとはかぎらない。 なんて。エピグラム。アナグラム。 きみの中で絶え間なくつづくFFT。 風は空気のながれ、心は脳のさざなみ。 (なのに風も心も空気も脳も名詞?) 知覚器官で知覚できないひと。 認識の演算からも洩れたひと。 誤解を恐れずに云うなら幽霊。 観えるもの以上を観ようとするきみ。 真皮の下まで好きになれるだろうね。 青い車とマトリョーシカの秘密。 青い車とマトリョーシカの秘密。
[SNOW] 寒い暗い夜はいやだ 女々しい物思いに耽る たばこの灯りは眠れぬこころ照らす 本当にひとりになったことないからね 自分の強さも知らない あのときどうしてうそをつかなかったのだろう 偽りばかりで暮らしてたはずなのに 雪に言葉はない 手紙も届けられない だれもノックしない すべては息を潜める 君とのことを思い出すときはいつも ドアというドアを閉められたよう 「壊してしまいたい」そんな気持ちになっていた 手放した鳥は 二度とは帰ってこない 踊れ 雪よ やまないで今は 溜め息を優しく吸い込んで つもれ この世の悲しみを全部 深く 深く埋めてしまえ
14 :
名前はいらない :04/10/09 21:53:47 ID:Ynh3oT+G
[dandelion] そう、俺らはタンポポだ およそ人の目に付くはずも無いコンクリに生まれ ただその華奢な体を雨に叩かれ いつかフッとこの世界を数m上から眺める存在となる 人の生き様も同じだ 神の意思で生まれ 生き 死ぬ 生理的な誕生から死までなら俺たちはタンポポと変わりない だけど、そこには人の『想い』がある 丁度、タンポポが綿を飛ばすように 俺らの明日への希望も 絶望も 期待も 不安も 死への恐怖も 全ては『世界』に向けて滑空する 其れは地面に付いて新たな命と想いが生まれる いつかタンポポは尊く想うだろう いつか俺らは尊く想うだろう 想いの乗せ方を知らない片方は、人が込める想いの種子を 命の輪廻を認めない片方は、鮮やかなまでに込めた命の種子を
「紅い月 黒い海」 今染まりいくこの海 終わり行く中染まりゆく 波は清まりしずみかえる 日は落ち月と星の夜空だけ 誰も知らない世界 しかし私は知っている 暗い闇の世界 それを照らす 紅い月は 海の眼のようだった
その言葉は暴力とすれすれで 何度も火が点くことを意識させ、緊張する。 やばい。このままじゃ、点いてしまう。 彼は、泣くのかもしれない。そしたら私も泣くかもしれない。 彼は可哀想だ。とても。 何故私があんな所にいるんだろう。表面は小奇麗で、でも腐ってるよ。たぶん皆知ってる。 笑いの渦の中心で台風の目のように でもいっそ飛ばして。 もう二度と、よく漫画やアニメにあるような、 バラバラになった敵の五体が繋がるような事が無いように 遠くに飛ばして。私と皆のばらばらになった身体。 その中には、きっとあの子の身体や彼の身体もあって 皆の手が繋がれたまま、海に流れていればいいのに。 そしたらきっと皆幸せだ。何も起きないから だから、もう、やめようよ 皆
ワルプルギスの夜 荘厳にしてシンプルな聖堂に暗いローブを頭から被った ローブの色よりも暗い影のごときその闇で カツン カツン 確かめるように進み歩く おごそかに語りだす(誰もいない聖堂で) 僕たちはこの世界の半分だけで暮らす者達 静寂の闇で 人々が恐れる闇に産まれ、忌み嫌われる 生まれ変わることも無い者達 鏡に映る僕の影 見える者だけ笑えばいい Hey Ho! ウィルオーウィスプをミラーボールにトロール達が踊り出す 妖精の暮らす湖の畔 しかめっつらの人魚を尻目に 酒を飲み彼らは踊る ナハトコボルト・ナハトジグ 見せるのは悪夢だけじゃ無い 時には夜の安息を歌い聞かせる 夜の詩人 アコルディオンに腕振り上げるトロールの雄叫び 森を裂く 猛る心は純粋がため 禁忌の夜を歌い継ぐ 人の子が目をふさぐ 封印された世界の果てに 暗闇の旋律を紡ぐ 夜の使途 たとえ悪魔と呼ばれても 僕は闇にしか生きられないから 酒を飲み歌を歌う ワルプルギスの夜は終わらない
酔っ払いです。
>>12 妄想的冷静。知らない単語とか多くて読み解けないけど。
リズムもいいし、悪くないと思う。
タイトルもいいw
>>13 B'z
>>14 やや宗教的?う〜ん。
最後の二行は個人的には凄く好きです。
>>15 夕暮れ時?沈んだ後?その微妙な時間帯を行ったり来たり。
海の眼。め、かな。まなこ、かな。
何を「私は知っている」んだろう。想像してみよう。
>>16 あ、やばい。これは凄くいいかも。
「詩的な完成度」という面で言えば低いのかもしれない。言い方は悪いけど。
でも、凄い。うまくいえないけど淡々とした中に静と動が入り乱れて
悲痛な叫びのようで、でもとても静か。そんな風に感じた。
>>17 Hey Ho!いや、失礼w
ワルプリギスが何か知らないのであれですが。
世界観、風景、は結構浮かんできます。Hey Ho!
19 :
t :04/10/10 02:32:56 ID:TE5os7UU
『台風の子』 台風だから出かけよう 空の音よ 風のうねりよ 土砂降りよ 驚異な力よ ブランド傘1本盾にして この身ひとつで立ち向かう 一押し 二押し 楽しいな 漸進 前進 楽しいな みんな傘の下で少し笑ってるね サンダルは水を掻分けて進む ジーンズ コート この重み すべて捨ててしまいたい瞬間 最大風速40m/s 儚い抵抗はぶっとびました この想い990hPa ひとつになりました大いなる自然 「自然は素晴らしい!」 あなたはこれを1000回言いなさい 早く電話ください
20 :
名前はいらない :04/10/10 02:36:39 ID:tzKun8uI
火 おまえのために納屋はくずれ おまえのために土は腐り おまえのために草木は枯れ おまえのために子どもが死ぬ 音楽は鳴り止み太陽は隠れるだろう
21 :
名前はいらない :04/10/10 12:58:27 ID:hTwOJD4n
さむいよー
お風呂場 洗面器にお湯を入れて、頭をつっこみ死にたいと大声で叫ぶ 頭を出した後、顔が熱い 顔からお湯がしたたり落ちて、泣いているのか、自分でも解らない。 私の憧れの町は もうずっと遠く。手に入らないのよ いや、町なんだから手には収まらないだろうけど 見ることも無いのよ never not didin't そうよ、もう全然何にも無いの。 ここはもうからっぽよ。お母さん・お父さん 何処に?私の未来に決まってるじゃない 小さい頃に見た夢は テーマは「希望の光」ありきたりで一番うそ臭い 全部熱くて、綺麗で、優しかった。(たぶんそうなんだと思う) ああ、もう手を繋いでくれない。あの子 もう話してくれない彼 目を合わせてくれない犬 甘くないお菓子 這い上がってこない太陽 私の憧れの町は もう無かったのです。お母さん・お父さん
町は広がる、人は笑う、月日は流れる。 町は狭くなる、一日は短くなる。自分も小さくなりそうで、怖くなる。 僕らは遠くを望むようになる。皆離れていく。哀しい。
若さ 裏切り そして目覚め 無抵抗なままで俺たちは大人になっていく どうして日々可能性を潰し、俺たちは自らを殺していくのか スラムに溢れかえるキッズ達のサバイバル 死ぬか殺すかの選択をする勇気が君にはあるか? 肩を組み笑い合う仲間でさえ欲望のためには殺し合う ここではそれも珍しくはない 何もかもが暗い壁の中に放り込まれていて 誰もそこから逃げ出せない 俺たちは負け犬のままで死んでいくのか? Why are we destroying ourselves?
25 :
名前はいらない :04/10/11 00:18:43 ID:TNoTg6On
人類最強の敵誕生 2000年前に生まれしたった一人の誕生が 世界を戦場に変えるであろう 「わたしは平和を齎しに来たのではない、むしろ剣を、戦いを」 たった小数で勝つであろう 「私はすでに世に勝った!」 父ヨセフのIMHC分子を隠し 殺し屋ににらまれ ヘロデが未熟細胞を殺し ヨハネが首をはねられ カインはしるしをつけられ ユダは接吻した後アポトーシスし 「誰とでも軽々しく握手してはならない」 免疫学的寛容 「ご自分の国に来られたのに、世は受け入れなかった」 全人類を滅びより免れしめ給え
ܷܵܶ WindowsXPは行間が空いて、目に優しいなあ!
ホントに書き捨て場と化してるねーOTL
>>19 最後の突拍子のない転換がいいやら悪いやら。
とりあえず行間を(ry
>>20 尻切れトンボな感が否めない。
火、は悪者、なのかな?
>>22 あ、これは個人的に結構なヒット。歌詞…ぽい?
never not didin'tの一文は必要なんだろうか。
>>23 悪くはないんだけど、終わり方が少し寂しい気がする。
>>24 無理矢理作った感が否めない…。
言葉の使い方がちょっと不自然だと思います
>>25 …既に俺の感覚では理解できないです(−−;
そういう世界観を作るなら、背景からちゃんと作ったほうがいいのでは。
>>26 俺のは目に優しくないよ(ぉ
…疲れる
>>18 雄さん
>>12 へのレス有難うございます。
題は...前スレで「サブカル」を貶しことばにしたレスがあったので、ちょっと反応してみました。
諸行無常。書き捨て?が続いてもあまり気にしない。
[DEPARTUER] 夜も去り、またいつもと変わらぬ朝が来る 君と交わした言葉も少ないのに、もう君と別れなければ 最後に一つ言っておこう 君は僕の大切な友人だ 「決して君の人生を諦めるな」 君は僕の眼をまっすぐ見つめてそういった 僕は君に何もいえず立ち尽くすしかなかった だけど…君のおかげで夢を叶えようと思った 君は在る日、自分がどれだけ世界に通用するか旅に出るといったね そのためにどれだけ君が苦労したかも僕には分かる 人生はとても短いけれど、輝きに満ちていることだ だから…決して諦めないでくれ君なら出来ることだから Dear my friend… 挫けるな、旅路がどんなに長く辛くても 君はずっと僕の心と魂の中にいる 僕は…君と出会えてよかった…そしてこれを出発だと信じる ******************************************************** 実は私が好きな歌を詩風味にしてみました 歌詞があまりにも良いのでついつい…
31 :
名前はいらない :04/10/11 10:02:07 ID:TUtRNxTI
hell boy ヘイうんこ そうかいそれはベリーナイスさ きみの脳味噌クソクサシンクロしてんじゃん そうかそういやそうなのか へへいへヘイヘルボーイ
「夜更けの光」 夜明けとともにあなたと一緒に旅に出た それが今日のことだか昨日の事だかなんて覚えていない 不思議な夢だったかもしれない 夢じゃなかったかもしれない 僕にはそんなことは大切ではないから 僕が大切な事は今あなたと一緒にいることだから あなたに僕はできることはした それが今日のことだか昨日の事だかなんて覚えていない 自分が何をしたかも覚えていない ただそれはあなたにとってうれしい事 僕にとって今出来る精一杯の事 それだけは覚えている それは夢のなかだったかもしれないし夢の中じゃなかったかもしれない ただそれは僕にとって あなたにとって 嬉しい事楽しい事。
33 :
名前はいらない :04/10/11 14:16:53 ID:OttH21O5
レットゴー 電車の音やどこからか聞こえてくるブレーキの音 普通な毎日を送っている テレビから流れてくる音や電車の音 何もはじまらない 栄光や名誉が欲しくて歩き出す 目の前にある 大きな壁 走り出したんだろ 目指し出したんだろう 木に登るガキンチョのように全力で飛び出して行く 空を悠々と飛ぶヒコーキが 工場から流れてくる雑音が 恐怖心かきたてる 憧れてたものそんなものはどこかに消えうせて 走り出したんだろう 目指し出したんだろう かけっこする子供のように いつまでそこに突っ立ってんだ どこまで行くつもりなんだ さっさと決めてしまえばいい 自分を変えていけばいいさ いずれ手に入れる夢 僕の味方であるかぎり
34 :
名前はいらない :04/10/11 17:05:42 ID:KZu4jL7g
「君の瞳に恋してる そんな唄があったけど それは偽り嘘だらけ 本当は君が誘ってる でも、それは大きなmistake 永遠に続くメビウスの輪 答えを見出せば 僕は奴隷になってしまうのだから」
35 :
名前はいらない :04/10/11 19:08:40 ID:X8imHsNm
「こもりし友への詩」 目を醒ます香りに包まれるも 眩しき外に目は向けられず 過ぎた日々の思い出とあそび 流れることをただただ拒む 城とも殻とも牢ともいえる その心に眠れるものが 目覚めて空を見るのはいつや 君に見られぬ外への窓は いつも君に向いているのに
36 :
t :04/10/11 23:42:48 ID:5BtHttGk
37 :
原始人狩り :04/10/12 02:08:41 ID:q9Z2nj/1
30 35おまえは偉い 人を愛せる人間だ 34 恥ずかしい詩だな、おまえは肉欲原始人だ、ゴリラがネットすんな、性差別する暇があったら進化しろ
38 :
原始人狩り :04/10/12 02:15:30 ID:q9Z2nj/1
君の瞳に恋してるだってよW あー恥ずかしいね
39 :
RISARISA :04/10/12 04:03:21 ID:cN1Q6tn/
自分探。 ごめんなさい、4回やった。 その部分見ながらやってたらいきなり吐き気らしいのがきて とっくに出すものなんかないのに苦しくなって 今度は呼吸がちょっとの間できなくなった。 びびった。 痕が消えていくその部分を毎日見てしまう。 見ないでいるつもりでもまた見てる。 弄る癖治らず。 斬りおとしちゃおうかその部分。 なにが足りないのか不満なのかわかんないので自分研究したいと思う。
40 :
ポエマア :04/10/12 04:22:38 ID:uiA9fExf
「ガウス記号」 数の完全性を追い求める若き日々 机の中には眞鍋かをりの写真集 僕の脳内でビスマスが加速する 三連単も発売されたのに 僕はまだ買えないのか ★ガウス記号ってどう外すんだっけ それはそう 極度の緊張感の中で 微積分なんて誰にもできるもんじゃないさ それよりもみんなで 上戸彩のことを語ってみないか 僕がサガットを操作すると 彼は気が狂ったのか本気で人を殴る 僕の云うことを聞いてくれよサガット 僕はこれから塾へ行くっていうのに ☆4次方程式を暗算で解けるのに 見た目は渋谷のイケイケ女子高生 ああお願い 君に応えられるものは何もないけど 僕の心を素因数分解してください ★Repeat お気に入りのエロサイトも次々と閉鎖 ☆Repeat×16 そう僕は ガウス記号の外し方も知らないのに
41 :
睦 :04/10/12 14:01:03 ID:vH1cIIE6
叶わない願いを小さな手に握り締めて それでも懸命に生きていきるコトを選んだ いつかその夢が自分を容赦なく傷つけ 誰かを深く悲しませるのだとしても この心臓の鼓動が消えるその日まで この微かな呼吸が止まるその日まで 不様な姿を君の前に晒していよう
42 :
名前はいらない :04/10/12 14:24:38 ID:yM3UBa+Q
>41 うーん詩というよりJPOPの歌詞だね 最近はこんな歌ばっかりだね
43 :
名前はいらない :04/10/12 16:48:34 ID:t8qgee1D
どんなにあなたを想っても あなたはあたしのこと想ってくれない どんなにあなたを愛しても あなたはあたしを愛してくれない こんなあたしでも せめてあなたを 想わせて 愛させて 別スレにかいたのもここにのせます 評価お願いします
44 :
名前はいらない :04/10/12 17:07:50 ID:GxRyfRfS
私の心はあなたが決めて下さい 私の体はあなたが命じるままに だからどうか 私を愛して 狂ってしまった 愚かな人形を
>>32 向かう道の先には光か影か
朧の夢に惑わされての旅立ちではないと良いのですが。
「それはあなたにとって嬉しいこと」と決めつけてしまって大丈夫??
>>33 なんだかいい感じ。
でも、1行1行の流れと繋がりがバラバラに見えて「?」と感じました。
>>34 恋の後始末は自己責任で。
>>35 それはきっと繭
いつの日か誇らしげに羽根を広げ
羽ばたく日が来るはず。
>>39 詩というより日記っぽいかも。
何がごめんなさいなのかかなり悩みました。
曖昧すぎて何がなんだか。
>>40 ガウス記号ってなんだろと思わず調べてしまいました。(馬鹿)
とっても面白いなと思いました。
数学に追いつめられて現実逃避に走るさまがありありと見えてきます。
ちなみに私も解けません。(キッパリ
>>41 その姿が無様なんて誰がきめたの?
そう生きると決めたのなら誇らしげに胸を張って堂々と生きればいい。
>>4 1行目や4行目の表現をみるにつけ、
身も蓋もない2行目が惜しまれてなりません。
その気になればそれもきちんと"表現"できた筈。
>>7 2連の4行の語尾など、諸所に見られるもたつきがもどかしい。
折角しっかりしたメッセージをお持ちなのですから、きちんと推敲してすっきりさせて欲しかったです。
勿体無い。
勇気をもって自分(とその考え)を突き詰め、「だろうか」「だろう」「かもしれない」を
断定にすることが出来れば、また一味違ったものが出来るのではと思います。
>>12 前半の、カラフルなキューブを入れた万華鏡に似た転がり具合が素敵なので、
後半ももっとフラグメントだったら良かったように思いました。
無論、好みによって見解が分かれるところではあるでしょうけれども。
自由度の高い創作の楽しさも、タイトルですべて駄目にされてしまった感があります。
最後の最後で全てを放棄して逃げに走るのは、この作品の場合美しくない。残念です。
>>13 その平仮名は、もしくはその漢字は、本当にそうであるように意図しておかれた物でしょうか。
ちぐはぐさがいやに目立ちます。
キーを打ち、PCに変換させたからこその統一感のなさであるような。
完成させてしまう前にその辺りにも気を配って、再度見直すことをお勧めします。
とはいえ、そんな不自然さにかき消され気味ではありますが所々のフレーズが格好良いんですよね。
言葉の組み合わせの意外性といった部分は素直に凄いなぁと(2行目、3行目、6行目)。
>>15 >今"染まり『いく』"この海
>終わり『行く』中"染まり『ゆく』"
心の内にある情景を詩として出力しようという試みは買います。カナリ好物です。
しかしよく整理し順序だてませんと、上記のようにグダグダになってしまいます。
又、1行目+2行目で洛陽だということは十二分に読み手に伝わってしまっています。
ですのでそこに重ねられる >日は落ち月と星の〜 の行はいただけません。
短い詩ほど切れ味が命。更なる推敲をお勧めします。
>>19 最後でカーブさせてしまわなくても良かったのではないのかなぁと。
序盤を書き上げていたときの心情と真摯に再度向き合えていたら
完成度の高い単品ができていたような気がします。しかし平和で良い爽やかさ、面白さでした。
>>20 これは骨か若しくは表皮のパーツですね。
よってこれだけでは生を受けない。
突き詰めること、膨らませること、整理することで血や肉、その他の器官が付随して完成するのだと思います。
>>23 ともすれば冷気を感じるような青空を髣髴とさせる、素敵な詩情だなぁと。
最後の「哀しい。」の役割が重い分だけ、ここに置かれるのは「哀しい。」ではいけなかったと思われます。
簡単にそれで済まされてしまった分、薄っぺらなものになってしまいました。
>>33 3行目、2回目の登場となる「電車の音」は、ケアレスミスと見るなら恥ずかしいまでにダサいのですが
4行目の「何もはじまらない(つまりはループ、繰り返し)」に掛けているのだとしたらクールですねぇ。
歌で云うならBメロが短過ぎ。全てを吐き出しきれていない感があります。
〆は元気なサビをまとめ切れていないようです。もう少し磨くか、又は増やすかしませんと座りが悪い。
ぉ。批評家さんが出てきてる。イイネ。
さすがに全部は無理なので適当に抜粋していきます。
>>33 思春期と、もっと幼い頃と、それらを描き出す視線
それは大人のようで、中身は子供な人のようだ。
最後の一行が気になる。
>>39 とりあえず切り落とせば?手首、トカ。
綺麗かもよ(ぇ
>>40 ふざけてるようで、なかなか内容は好印象。
Repeat×16の「16」は何処から来たのかな。
>>43 ありがち。そして伝わってこない。
溢れてるものじゃなくて、もう少し自分から生まれるものを探して見ては?
>>44 つまり「私自身なんてダメダメだから人形のほうがまだ愛させる可能性があるかな」と。
「私よりも玩具(人形)を愛して。」「弄んで」って言ってるみたい。
よくある勘違いですね。
>>41 これを骨格として、その世界を、色を、温度を、使用する画材をそれぞれ選択し
物語詩として再構築できれば見ている方もそこへ入り込んで行けるのですけれども。
もしくはこの文章の前後に、雰囲気を変えた連を加えて端整な共感詩とすることもできそうではあります。
この部分だけを差し出されても、読み手には届きません。
>>43 2連と3連の間にもっと多くのものが必要だと思います。
これではあまりに性急でしょう。
又は1連以前に情景描写と感情描写の連を作るですとか。
この字面で、このリズムで、この強弱の無さでは味わってもらう前に読み流されて終わってしまいます。
因みに、気持ちはひどく解るのですが、マルチポストはあまり褒められたことではないです、、
たまには俺も投稿を。 作品自体はもう一年半ほど前のものですが。 「永遠に少し足りない」 星を打ち落とそうとしていた少年 彼の構えていた銃はやがて彼自身を撃ち殺した 静かに瞳を閉じたのは少女 壊れてしまったあの日からその心は永久(とこしえ)の処女 絡み合う肉体を嘲笑で引き裂いた 僕を刺し殺そうとしていた少年 彼の持っていたナイフがこの世を裂く 「私は多重人格者なの」 演技派の彼女が吐気をくれる 歪んだ瞳の君だから愛した スクランブル交差点で赤信号 助手席の君、後部座席の彼、彼女 狭い世界でシートの上で 全会一致の結論「Go!」 きっとこれが全ての答えなんだと思った あぁでも永遠には少しだけ足りない ちっぽけな意識の中でそんなことを思った
ねこさんおばけ さく:あくま しーみーしーみーちゃーみんぶーぶす まっくろねこさん女の子 くるるんしっぽに まっかなリボン ゆきのように白いはだ まっくろドレスがひらひらひら 木の葉のようにおどります いっつもねこさんひとりぼっち ねこさんともだちいらないの? いっつもねこさんおなかがグー けれどもクスクスわらってます ほんとはどこにもうまれてなかった 石のまちのとうめいおばけ いつでもそこでおどってます いつでもねこさんわらってます お日さまが西のお山にしずむころ ねこさんはけむりみたいにきえちゃいます しーみーしーみーひーりんゆー まっくろねこさん女の子
52 :
暇潰詩人 ◆qpXyzjw9CU :04/10/13 01:26:00 ID:HINZHOvs
「願い」 皆は考えたことがあるだろうか 人類が滅亡する日の事を それは1000年後か、または1億年後か もっと先か、それとも明日か 私というものはこの世からいずれは消えてしまう ならばこの目でその日を確認したい その日を確認できるのならば どれだけの苦痛を味わおうが私は構わない そして願うだろう 永遠にこのような生物が生まれないことを そして笑うだろう 私という存在が消えてしまうことを
53 :
ぱるぷす :04/10/13 18:48:18 ID:1VTTclyL
「モノクローム」 エアコンは点けっぱなし カビ臭い息を吐く 蛍光灯には鉄格子 眠たそうにちらついて モニターのむこう しずかに歩いてる フィルターが目詰まりして むせこむように息を吐く 誰もいない壁のむこう あいかわらずしゃべってる 蛍光灯はいつまでも眠らずに 疲れたようにちらついてる モニターは砂嵐
54 :
t :04/10/13 22:27:46 ID:6Neqg70k
55 :
To2 :04/10/13 23:40:28 ID:jGDsRR6f
狭いと言うほど狭くもなく、広いと言うほど広くもない、 そんな籠の中で飛び回る事をそれなりに気に入っている。 その状態に満足してる訳でもないから、 何となく物足りなさも感じている。 籠の外の青い空を羽ばたいているヤツを見て、 嘲りながらも羨ましがっている。 共に羽ばたきたいと思っている。 この然程広くもなく狭くもない世界を囲っている籠は、 決して丈夫なものではないから、 私が全力で頑張れば、どうにか外へ出れるだろう。 けれど私はそれをしない。 そんなにまでしてここから飛び立ちたい訳でもないし、 外へ出てしまうのが怖いから。 籠を壊す努力もしないで、ただ青い空に憧れているだけ。 羽ばたきたいと思いながら、決して飛び立つ事はない。 ただ、外を見て焦がれるだけ。 何もしないで、望むだけ。 ありもしない籠に捕らわれた小鳥。 それが、私。
アメリカン・ジーザス こめかみに押しつけられたピストルのようなカリスマ 政治はつまりエンターテイメント 俺達を殺し 俺たちから搾取する 俺たちの神 次々と現れる偽救世主共 アンチ・クライスト・イズ・ネーム・オブ・ゴッド 反キリストが我らが神の名 世界に神は一人で良い ワンネイション・アメリカ ヘルネイション・アメリカ 人々の嘲笑をハンマーでたたきつぶす 朱色のイーグル・サム 翼に「平和」 嘴に「自由」 羽を散らして空を飛ぶ シャム双生児の泣く丘に 高く、高く飛び上がり しかしそこには何もなかった ゴッド・イズ・デッド・トゥ・ミー
今すぐあなたに会いたい 全てを投げ出してもいい 君だけいればいい お酒が無くても 君に酔えばいい 幸運が無くても 君がいるだけで 夢がなくならなければ 君がいる限り 夢がある限り
58 :
名前はいらない :04/10/15 03:53:31 ID:tjlXVhNG
言葉足らず こんなときに限って出てこない 役立たずな言葉に 愛想つかして少し 泣いた 会いたいのに 会えない夜に 淋しさ溜って凍えそうになる 震える指先で 急かされるように 携帯掴んで投げた ベッドに沈むそれ 繋がらない電波 繋がらない あなたの手あたしの指先 言葉以上に動けない 小さな心 揺るぎのない想い 大きくなりすぎた 心の中のあなた 言葉なんて とても上手くは紡げないよ だけどあなたがすき あなたが すきなんだ
59 :
名前はいらない :04/10/15 05:02:02 ID:BRY8KZYt
電脳 私はニューロン 貴方もニューロン ある音楽アーティストが歌うとき 私は音楽野に繋いでいる 運動場、体育は運動野、 これはスポーツ選手に野球選手、 言語野、これは文人、文士、ようするに文型 空間野、これは造形作家とか、絵描き 自分の中で仕事をする人たち 社会を構成し、組織を構成する人たち 60億のニューロンがTVやネットでつながれて 私の中で働いている ふとTV番組を見るとアナログとデジタル電波が 私の脳波は電波となって世界中に飛散する 私は脳の檻の中に住んでいる 60億人のニューロン
弧を描き 私は空に舞い堕ちた それはもう動く事を許されずに ポッカリと目を開けたまま 日の暮れかかる 道の果てを見ていたのだ ポッカリと目を開けたまま 一粒の涙が頬を伝い 乾いた道を濡らしたのだ ・・・悲しかろう ・・・辛かろう ・・・悔しかろう 言葉一つも言えない儘に 弧を描き 私は空に舞い落ちた 辺りは既に日は落ちた
61 :
☆ДуμД☆ :04/10/15 10:55:55 ID:1yRYSGvi
雨はいつでも うざくるしくて きらきら光る明日を蝕む だけど時には こんなふうに僕と一緒に泣いて 慰めるんだね 公共バスの一番うしろ 決まった席に今日も座って 不意に触った濡れた窓さえ 泣くようにして水を垂らしていた もし空が人の感情表すなら 思い切り晴れた日はなんて素晴らしい だけどおそらく この地球上 誰一人として泣かぬ日はない ある人は泣き またある人は微笑い 現実を噛み締めている そう誰だって生きている以上 自分物語の主役だから もしこんな毎日がフィクションだったなら 同情誘うくらい悲しみ背負うけど 人はおそらく この地球上 一番の幸福(しあわせ)手にいれたい 鈍い矛を右に左にかざして進み 脆い盾を前に後ろに並べて留まる あぁなんて僕は愚かなヤツなんだろう もし空が君の感情表すなら 思い切り荒れた日は迎えに行こう 東の空で光射しては 切り裂くように夜が開けていく でも闇に向かう君もいて
62 :
そこもで ◆ACT.MODE.E :04/10/15 22:20:08 ID:yYQzJ+qQ
アオパシャと呼ばれた悪魔について それは漆黒の馬/無毛の体躯/ この悪魔のもたらす祝福は/生を死に変え/地を野に変える/ まことの旱魃/まことの簒奪/ でありながらこの馬に/孤独の光がその瞳に/ 君よ、ともに食む草を/ともに駆ける友を/失わせてしまう君の呪縛よ/ 作・c いっちょたのむ
63 :
名前はいらない :04/10/15 22:37:16 ID:xBoGsV9v
浮かんでは消えてゆく君の横顔 もう忘れなきゃならないのに もう忘れたはずだったのに 又今日も思い出しては泣いているよ 自分を見つめなおすのはムリだった 君を好きでいることが生きがいだった 今僕は進むはずの道を見失ってしまった 弱い人間なんだ 愚か者なんだ 泣き虫って言われたってかまわない 今僕は君を思って泣いている ただひたすら君を思い続けている
>>62 俺詩とか詳しくわかんないけど、なんか圧倒的。
他の詩がポエムごっこに見えてくるぐらい。凄い。
65 :
ウィング :04/10/15 23:40:45 ID:SerjqqZg
心の壁 空気のように自由に 心の壁を飛び越えたら 自由になれるのに 飛びたくても飛べない もう一人の自分に押さえられて 壁には手が届くのに 外には出られない 外と中を区切ってる壁が邪魔で 外さえ見れずに いつも中しか見れずに 自分が自分を邪魔をして もう一人の自分に勝てなくて ずっと壁の中に居る 自分がもっと優しくならなければ 外に出られない もう一人の自分の正体は 僕の心の醜さだから・・・
名無しで感想書きますがごめんね
>>50 気持ちいいなあ
自分がもう死んでいるから何も望まなくてよくて、
なおかつ楽しくて仕方がなくて笑っている、
ような感覚を覚えた。
ただ、主語のない文の行為の主体がわかりにくくて
そこだけ気持ち悪かったです。君が誰かも。
>>51 不思議な感じ。絵や旋律が浮かぶ。
猫さんの気持ちにも話しかける語り手の気持ちにも入りにくいかな。
きれいにまとまりすぎて人ごとみたい。
唐突に出てきた感じがするけれど透明お化けのくだりが好きです。
>>52 どうしてそれを願うのかがわからないので単に「そうかー」と思った。
>>53 二連目の緊張感がいい。「しずか」が平仮名なのも。
こわい。終わり方が中途半端。
>>55 「ありもしない籠」になるのがいいな。
二連目、当たり前では?
自分のことなのに客観的に説明しすぎな気が。
実際空や籠を見てどう感じているのかな。
>>56 一行目のインパクト。
多分二連目でアンチ・クライストであるところの
オルタナティブな神を提示していると思うんだけれど、
出しっぱなしで、全般アメリカ批判の歌詞の中でそこだけ浮いている。
>>57 真っ直ぐだ。
一連目が気持ち良い、夢が出てきたところで対象がぶれて、
うたいながら寝てしまったなこいつ、といった感じ。酔ってます?
>>58 「動けない」ことと「揺るぎがない」ことは
意味合いが全く違うので四連目には違和感が。
凍えると震えるの縁語的な表現なんかがいいですね。
まとまりはないけれど説得力があると思った。
>>59 考えなければわかりませんでした。
各分野を自分の中の選手や作家に例える説明が
不親切。(関係ないが「ようするに」って好きでした)
四連目、上の二行を経て結論に至る過程が少々強引。
表現しようとしている世界はとても面白いです。
68 :
名前はいらない :04/10/16 04:17:39 ID:T2Mmjno0
大量死 預言者 [2004/10/16(土)04:04:12] 幼児虐殺 未熟で 無駄だったから 刈り込み したのか? ナチスもそう 幼児虐殺が あったはず 生命の不思議 大いなる無駄 自爆テロ 自殺 予定された プログラムされた ドラマ
天使にささやかれた娘が 暗闇に紛れ 消えてゆく 天使に連れられた男が 人混みに紛れ 消えてゆく 立ち止まって確かめた? あなたのヘッドライトはただの飾り? 壊れたヘッドライトは光もつかず 壊れたバックミラーは役にもたたず フロントガラスには黒い目隠し 彼氏に誘われた女が ネオンに誘われ 歩いてゆく
70 :
名前はいらない :04/10/16 13:16:15 ID:B8GBsVsh
ぼくはそのスープを たいせつにたいせつに にこんでいました おいしくなるように いろんなものをいれました あたたかい かなしみ なきごと わらい どろりと きらきら すこしの きづかい たくさんたくさん つめこみすぎて もとのあじがなくなってることに きづきもしませんでした ぐつぐつ ぐつぐつ なんじかんも なんにちかんも なんねんかんも おいしくなあれ おいしくなあれ こんなに がんばったもの きっとおいしいはずだから なんて しょくたくにだしてみたら とてもまずかったよ くさっていたみたい ぼくのはなは なにもかんじなかったけど だれかに あじみしてもらえば よかったのかも それでも ださずにはいられない ぼくの スープ
71 :
仮面ライター :04/10/16 14:06:41 ID:esugj8/M
64 はあ?これのどこがいいんだ?? 全く理解出来ないな こんな時代ががった黒魔術みたいな…
72 :
daisuke :04/10/16 15:44:10 ID:JVM/WUDt
評価お願いしますm(。_。)m ペコッ
「イマ」
風の吹く丘へ 君を連れ去って
花を咲かせよう 歌を口ずさもう
日が枯れる場所へ 君を連れ去って
月を見上げよう 口笛吹きながら
AH〜〜〜。。。。。
たとえ遠く離れても 心つながる
そんな二人でいたいから
僕はイマを生きる
君にあげたもの なんだったかなぁ・・・
かなり悩んだのに 忘れちゃうもんだな
君がくれた カバンの中には
何も入れずに
僕は二人で過ごした
時をそっと詰めたんだ
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
曲→
http://www.geocities.jp/ytsjk136/ima.mp3 HPにて他の詩、曲ものせています。
一度遊びに来てください☆
73 :
daisuke :04/10/16 15:46:14 ID:JVM/WUDt
75 :
To2 :04/10/16 22:59:49 ID:ps7P3OVg
>>66 評価ありがとうございます。m(__)m
確かに、ちょっと客観的すぎかも知れません。
頂いたアドバイス、今後に生かしていきたいと思います。
それと、感想など少し。
>>58 最後の連で、切ない思いがすごく伝わって来ました。
短く言葉を切ってあるのも、なかなか言葉に出来ないような
切なさが表現されているようで良いと思います。
>>72 曲、ステレオが壊れていて聞けてないのですが、
詩だけだったら「AH〜」というのはいらないんじゃないかな、と思います。
どうしてもいれたいのであれば「ああ」とかにするとか。
「AH〜」が入ったせいで詩の雰囲気が崩れてしまったような気がします。
詩としてはほのぼのとしていて良いと思いますが、
「日が枯れる場所」というのがイマイチイメージが沸きませんでした。
世を憂うあまりで 頭のネジ緩みっぱなし 見捨てたものには未練などは残らないはずだった ただ目の前の快楽をむさぼるようにして 諦めをかざし、今流されているよ 何故どーでもいいことばかりが焼き付くの? -心ヲ焦ガスモノヲ僕ニクダサイ-
77 :
名前はいらない :04/10/17 23:04:02 ID:0gE4Filw
殺人事件 ある男が殺されたらしい 大工の息子だというが 純朴で善良な男だ 罪を着せられて殺されたとか 彼は養子なのか、義理の父がいるだけで 実父は違うらしい ただ、実父の方は隠しているし その仕事のほうは、大工ではない、不明だ なんでも、犯罪グループの内ゲバで 一人に全部罪を着せて 裏切って、その大工の息子に押付けて 自分たちは責任逃れ、言い逃れをしようと・・・ 大工の息子は悲惨な最期を遂げたのは確かだ 罪もないのに、裁かれてこの世ならぬ刑罰を受けた ただ、大工はそれでも、あの世で私たちの家をつくって 私たちがその家に住むことを、望んでおられるのだ
そのむかしペンフィールドのホムンクルスをはじめてみたときと同じ吐気。
>>46 >>12 へのレス有難うございます。
すごく丁寧に読まれてますね。
現在進行形でかなりヘタっているので、指摘のとおり積み上げたガラクタをぶち壊して放置した感じです。前半は実はかなり嫌い。タイトルは今となっては好き。
>>51 悪魔さん「ねこさんおばけ」
ノドモトを撫ぜられたよう。動きたくなくなる感じが心地よい。ぼくの今の個体の状態にツボ。
「石のまちのとうめいおばけ」って普通にすごい。寓話なき童話。意味から開放されたようなこういう表現があるからココを観るのをやめられない。
>>62 そこもでさん
ごめんね、アオパシャっていうと条件反射的でDDSモード。
ぼくは、落ち着いた壮年の語り口が好き。もっと長く読みたい。
>>77 とりあえず「ジーザス・クライスト・トリックスター」(筒井康隆)。
「キーノートはなくノイズだけの小品」 ぼくは口がきけない 指さきではなす昨日のこと きみのつめこんだオンガク 白く明けていく始発 指さきを追う他人の目 動揺はクロノジカル 高熱は身体がかるい 微熱は気分がわるい 生きる快楽 生きのびる苦痛 レールは虹を越えない レールは風をのこす 若草のころのメモ 回想 放射で顔が熱い 燃え残った大腿骨 空洞がみつめるぼく 現実 吊革のシンコペーション うすべに色が車内を満たす 窓ガラスは曇らない つめこまれたオンガク きみは瞳を曇らせる
80 :
ミックス :04/10/18 00:32:15 ID:GbtAZ5Td
81 :
名前はいらない :04/10/18 14:57:45 ID:A+tRdAjf
>>80 そうかなぁ。
俺にはよくわからない
俺71じゃないよ
無題。 しずかにして でないと置いていくよ わたしはしずかにしていたでしょう それなのに貴方たちはひとこと残して わたしの前から消えてしまった あれから幾年もが往って わたしは今でも強情で 欲しいものを手に入れるためなら なんでもする いまでもわたしは泣くの 誰も聞いてはくれないけれど 所詮自分のための涙 欲しいものはひとつ ねだる者すら居ないけれども わたしは今でも欲しがっているの 何故彼等はわたしを置いていったのだろう 何故彼らも人間であったのだろう それでもあなたたちはわたしを愛してくれて わたしはあなたたちを欲していた わたしは今でも愛してほしいと あなたたちを望んでいる 幼子のように
83 :
hikky :04/10/18 18:43:49 ID:jbcKjQcj
評価キボンヌ、どうぞ批判してくらさい、メガネへの想いを綴りますた。 新しいメガネは なぜかかけない日々で メガネケースにしまいこみ 置き場所さえ忘れてた 思い出のメガネを 幼げな丸い目で いつものようにのぞきこみ しかめつら まぶしそうに 厚いレンズ 黒い縁 思わず笑いだしそうな ありふれたこのメガネで つくりあげたよ 誰もパクれない おいらだけのキャラ 皆が僕忘れぬように 大きな力で メガネをかけたら アララ 少年の顔になる メガネケースしまわれて 呼吸をやめないメガネ すすり泣いてる ふた開けて お決まりの耳かけるよ いつもの昼休みに のぞいた丸い窓は うす汚れてる ぎりぎりの友達も僕を見てた 迷い込む夢のほとり 閉じられた僕の瞳 そして僕ら今ここで 生まれ変わるよ 誰も分からない おいらだけの国 終わらない夢さまよって 大きな力で メガネをかけたら アララ 少年の顔になる 大きな力で メガネをかけたら アララ 少年の顔になる アララ 少年の顔になる
84 :
名前はいらない :04/10/18 22:26:42 ID:XrpZFKlJ
「あなたに言えない日々」 土曜の昼過ぎ 私は自転車を微笑み混じりで 向かうは あなたがいる場所 逢おうなんて約束してないけど 全ては私の勝手だけど その顔が見れればいい 声が聴こえればいい そっと私はあなたの視界に入るだろうから 後ろ姿を見てくれればいいの 逢えない日々はあなたを考え 告白の仕方考えては それをリピート 逢えた瞬間 全ては吹き飛び 何も言えず また帰って行くの 土曜の夕方 私は自転車を涙目で 夕日は 私の影を作る 理由をつけて もっと傍にいたいのに 告白の決意なんてしてないし いつも通りの事だけど 「いつも」という事が 私を焦らせる あの事を言えない日々はセリフを考え 上手くいくか 試してみるの 全ては 私の中で虚しく響くだけ あなたは 好きなのあのひとの為 私と同じような 気持ちに悩んでいるでしょう 知っているけど 叶わないとわかってるけど その声が聴こえるなら 目を合わせなくたっていい
85 :
詩人歴三年 :04/10/18 22:58:05 ID:tg6ZRB52
ずんそそででくんがががう言欲ケ親に両銀わしくえい名戻笑 終終といいい受うう えっ育きなポ続決 温親親ううでまがととととぶぶぶぶぱは音はははわ をををど角角角い育両な付つつ どどよくくべげタ落ててで近ま前飼いいいととかううっ父っなの るた投の友友友友 取ててッいつつつつい記飛飛しししののいいいいい銀 けけばいャでたたたら押のののどもたをををののいいててかいせせててて並並はは数かい たた飛、、とかででででべち名くっまねな目れれべ持 握うるどたたためにかががま思思言言ししな親気育育や何すででりりるるる母とのっーー たはもののうう飼飼飼足なチし、にと多 念とりりりずべ親親親しるるなななてう係はばそ真、えのなに肉ぶシ取ののいもれいく けももないな 、べ口う ののはここだ分にに のいいかかかかつつもも、るるいそにけ点生いににに檻檻檻 も前前前前るららららららっっ っっっ教良良親いりにに自、褒こッ衝にたたたせ僕僕のを名出やは優 写ううれれう温くま良なまどど車車車盤い隅わくいの動もか 手手う欠悪もい切うはれ係係ぶいズち前う汚だだ出見向ト並並中
>>83 数年ぶりにロビンソンを思い出させてくれてありがとう、懐かしかった。
・・・と、そのくらいしか云い様がありません。
原作を越えられていないことは勿論、ストーリー、hikky氏の個性の表現、
ネタ切れの早さや妥協の多さと、どれも褒められた内容ではありません。
替え歌は、オリジナルを自分の筋書きへと引き寄せてナンボです、オリジナルに引きずられては宜しくない。
中学2年生以下の男子ならばこれでも可だと思います(クラスに1人は居る、愉快な吉田タイプです)が、
それ以上の年齢でしたら、そろそろの路線変更か、この道を行くならさらなる精進を期待したいです。
>>86 最終行 訂正
× それ以上の年齢でしたら
○ それより上の年齢でしたら *つまり中2は許容範囲。
88 :
hikky :04/10/18 23:32:25 ID:jbcKjQcj
評価ありがとうございまつ(^^)
89 :
名前はいらない :04/10/19 03:22:41 ID:WYuMgOY9
解き明かし イディオタイプネットワーク [2004/10/19(火)03:18:09] 母親が赤子を異物として排除、除去しない、その理由というのは、父の遺伝子を隠すからではなかったか、クラ スIMHC分子を隠すからであるという。これは、……にも、同じことが、同様のことが、言えるのかもしれな い。その次に、NKににらまれる。殺し屋ににらまれるのである。殺される、右翼に刺殺された者もあるが…… 。空恐ろしいことである。大体、そもそも、そのときに、逃避、というものを行うわけであるが、逃げるわけで ある。では、あの嬰児虐殺はなんであろう? 未熟で無駄だからか? 壮大な無駄。それが生命の不思議なのだ 。白血球によって逮捕されたり、リンパ球によって包囲されたり、NKによって殺されかけたり、と、大変なも のである。そういえば、偶然の出会い、というのもどうだろう? くじ、というものがある。あれは偶然性を強 調するかたちではなかったか? 偶然の出会いというものを強調しているのである。でなければ、結合できなけ れば、殺されるのであろうか? ともかくも、結合したのであるから。
90 :
名前はいらない :04/10/19 03:36:17 ID:Lt9tYlQS
足が足である以上に 手は手であって それ以上に頭は存在している 頭が頭である以上に 真っ白な髪の毛とか マリンスノーとか 目の前の空間なんかは 暗い目をしてこちらを睨みつけている 僕はその眼に魅入られて 少し昔の話を思い出したりしながら 後ろ向きで前に進む それが昨日のことだったか 今日のことだか 未来のことだかはわからないけど 踵以上に 靴ヒモのことを気にかけている
ヤリたくなって君の手を引っ張った ヤラれたくなかった君は僕をひっぱたいた 涙目になった眼を君に向けたらやっぱり涙目だった 僕は愛を失敗したのだ 悲しくなって君に背を向けた 悲しくなったのか君は僕を呼んだ 僕は黙っていた 君はまた呼んだ 掌がジンジンしてきた 僕はまた君を引っ張りたくなっている 君はまた僕をひっぱたくのだろうか
「ぼくのうんこ」 ぼくのうんこは不思議だ 他人のうんこを汚く思うのは当たり前だけど 自分のうんこも汚く感じる ぼくのうんこは語りかける 「どうして僕は汚いの」 それは君がうんこだからさ 「さっきまで僕は君の一部だったんだよ」 僕は言葉に詰まりながら便器を流す 自分で産み落としたものに僕たちは何もしてやれない ただ汚いと流していく やがてそのうんこたちはぼくの記憶から薄れ、消えていった
(題名)「暖かい思い出が溢れ出してきて、 思わず涙が零れてきた。鼻水も出てきた。」(/題名) かさぶたに爪を掛け、ぺりぺりと剥がしていく。 茶色のかさぶたを剥がし終えると、 ピンク色で、ぢくぢくしている肉があった。 表面には透明な液体が膜を張っていて、 多分これが僕をぢくぢくした気持ちにさせるのだろう。 ところで、昨日はぢつにいい天気だった。 コーラの匂いのする練り消しを買ったのは天気が良かったからか、 はたまた今、ぢくぢくしている傷口に練り込むとどうなるのかと妄想にふけるためなのか。 口角から泡が吹き出たので、蟹を台所から持ってきて、 その鋏を傷口にねじ込んだ。処女の初体験の気持ちは分からないまま。 明日の記憶がある訳がないが、明後日の記憶はある。 かさぶたに問いただすと、かさぶたは、 「強姦魔め…」と言ったきりもう口を聞いてくれない。 しょうがないから口笛吹こう。 吹けない口笛 夕日に吹こう。 お月さんは笑って僕を見ている。 太陽さんは死んだけれど。 かさぶたに爪を掛け、ぺりぺりぺりぺり。 僕はぢくぢく にくぢる ぢくぢく。
腐れゆく夢は 荒れた地に埋めて 濁りゆく思いは 荒れた地に注いで 亡骸を花に ささやかな花に 思い浮かぶ人々の顔が ほころぶならば
95 :
うにうに :04/10/19 22:38:07 ID:kWbevAPx
浮き足立った雨音と 刻みつづける足音は 途絶えることを知らず 一瞬を繋ぎ合わせる 届きはしないとわかっていたのに 止められず浮かべた言葉は 冷えた空気に抱かれる 君が好きだと信じることで 心の隙間を隠してた 僕は所詮歪んだ人形 君が好きだと信じることで 心のバランス保ってた 全ては所詮思い込み 限りなく狭い視界と 世界を映す眼球は せわしなく現実を描写する 余白のないキャンパス 指先だけでも触れたくて 止まらない衝動が叫ぶ ただただ愛したいのだと 君が好きだと信じることで 少しでも毎日を変えられた 僕は所詮「壊れかけ」 君が好きだと信じることで 少しでも明日に夢を見れた 全ては所詮掴めぬ幻 君が好きだと信じることで 愛を叫びつづけられた 僕は所詮「狂いかけ」 君が好きだと信じることで 今もまだ生きていける 世界は所詮「陰るもの」 ただ愛したかった
木の葉の間に間に光り射し 暖かいそよ風と 夢語り合う小鳥の囀り 永遠に続く昼下がり 羊飼いは目を覚ます 地平線の彼方に続く 風なびく草原を 夕日の沈む方向に 村から村へ 甘い草の生える方向へ 羊の足には広すぎる 草原をいくつも越え 犬を伴侶に羊飼いは歩く 旅の仲間は おおらかな羊と 忙しい犬と 優しいロバと母が縫ったボロ布 革袋の葡萄酒を飲み干し 羊の子を枕にまたすこし一休み 羊飼いの心 羊飼いの旅は果てしなく
>>60 「弧」と「舞う」の間に違和感があるかな。
「それは」と突然視点が変化するところにも。
無力感と空しさ。最終行が良い。
>>61 歌詞のような感じですね。
スタイルをそろえるためなのか、言葉数が多いわりに
省略が多く、説明や描写が物足りないように思う。
盾や矛の表現が好きだ。
>>63 直情的な吐露だ。
それだけに言葉に力があるが、
それだけなので共感はしづらい。
イメージの広がりがあるともっと良いと思います。
>>65 言葉が多い、ただ「出られない」ことを
同じような言い方でずっと言っているだけで
イメージがあまり伝わらないように思う。
どんな壁か、外はどんな場所か。何故出たいのか。
もう一人の自分は飛ぼうとする自分にとって
どんな姿に見えるのか。
モチーフは良いと思います。
>>68 虐殺が無駄なものの刈り込み?
と言う時点で自分は共感0%なので
わかる人がいたらよろしくどうぞ
>>69 天使が夜のネオン街に現れるのか。
視野の制限。
混沌の中にあって体験する混乱と
冷めた無力感みたいのものを感じます。
ごめんメタファーを掴みきれてないんだと思う。
三連目に何だか心引かれる。
>>70 あたたかい かなしみ
がいいな。
個人的にはスープの味が まずかった
だけで済んでしまったのがもったいなかったように思います。
気持ちわかる
>>72 爽やか。離れているから連れ去りたいんだね。
イマを生きるという言い方が
出てくる理由がないと、単なるよくある
言い回しに思えてしまう。
>>77 イエス・キリストのことだと思った。
二連目が説明的かな。
最後の連で、大工の息子の姿が
語り手の中で転換されていく様が好き。
下から二行目、彼は大工ではなかったのでは?とちょっと。
>>79 表現しがたいけれど、良いです。
言葉の自分だけの使い道を持っているような人だと思った。
回想が、ここでそれが持つべき重さに少し足りない気がする
回想の二行目から三行目に至る経過が急なように思う。
全体にある種の音と光が流れているような詩ですな。
古典力学の網膜はほつれてい
正準な物言いで全ては瓦解
コミットメントのしなやかな拒絶
平凡な逃避行為のひとつ
いやらしい四位一体の模様
ヒトひとりぶんのぬけ道をのこす
>>82 今この時、この詩は好きかも。平坦なことばが非凡な物語をつつんで、しじま。欲するひとと愛するひとたち、この線でならば愛を括弧でくくらなくていい気も少しする。
>>90 唐突なマリンスノー。空間ににらまれるのがなにより怖い。
ムーンウォーク。踵以上に靴ヒモのことを気にかけているのは毎朝のこと。
きっと明日も。
>>99 >>79 へのレス有難うございます。
ここさいきんは、ことばを組み立てていても楽しい音が鳴らない。回想については多くを語りたくないので多くを語らない。そんな言い訳。
炎の中 闇の底に燃える 大地のドラムロール 岩の中より現れし剣 古の炎が舞い上がる その剣を手にした者は炎の刻印を受ける 大地を見下ろす灰色の雲 雷が形を成す間に あえて死と戯れ ドラゴンの息を嗅ぐ 死せる戦士に名はいらぬ その剣が無銘の墓標 支配を打ち砕くのはいつも情熱猛る若き戦士 澄んだ瞳は正邪を分かち みずみずしいその腕で ふさがる者を打ち砕く 山々や海のごとく偉大で 大地や古き木のごとく冷酷 黄金の湖の輝きに吊られ 消えることなき炎につながれ 岩や石に刻みて築く 川が溢れ雄々しく流れるときも この歌声がお前の心に取憑くように この剣はとうとうお前の物となったのだ
102 :
レンチ :04/10/24 04:44:18 ID:xbsfw2cS
ジェノサイド・マイノリティー 知性の崩壊 ライトを消して 身を隠す 気配を殺して ゆっくり近づく おまえを殺す この世界で生きていくためには 誰もが同じ服を着なくちゃいけない 性向を揃えて 人は人でなく それは人を模したぬいぐるみ どこへいくつもり なんでお前に 言わなくちゃいけない あぁ 没落していくしかない 言葉が凶器になるこの世界で 誰も口を開くことなんて出来やしない 消えていく 消えていく 存在の価値は baby 知っていたかい 僕はとっくに人間さ 凶器を手に戦うと 今決めた
103 :
名前はいらない :04/10/24 22:24:58 ID:Ky+Knszz
夜は朝のふりをして 道は足のふりをして 鳥は牛のふりをして 人は人のふりをする
「人形」 六十年上の洋子さんが これまで 躯 に取り入れられ 排出を繰り返しながらも 節々にこびりついた カフェインやアルコールや塩分の 滓を厭い 水をよく飲むようになって いたので 死体は綺麗で 何でもなかった 洋子さんの人生は 躯 にはもう残っておらず スピリッツは魂が かかえていった 洋子さんは すっかり産まれる以前の初肌に戻り 触わることもためらうくらいの 無であった 無で在ると 嘯く端の 滑らかな笑みを あらわす曲線が たった一つ残された 人形であった 洋子さんの魂は 存在しない国でまた ウォッカを呷っているのだとして 不思議もまた無い
105 :
名前はいらない :04/10/25 18:49:09 ID:EevUKlo6
宝箱 わたしは 宝箱をもっている 秘密の宝箱 引き出しの中に隠してる 宝箱の中には 彼氏からもらったラヴレターが2通 プレゼントがいくつか その中には、宝石の類もある わたしは内容物を知っているのに それでもまだなにか残ってないかと 箱の中をよくさがしてみた すると・・・ 奥のほうにひとつ残っていた それは真珠? いや、違う それは私の魂! これこそが 私の中のもっとも大切な宝物!
106 :
名前はいらない :04/10/25 19:45:40 ID:v/uotVP6
無理をして 必死に何かをこなそうとする人間の中に ぼくは放り込まれたい その人達を観察したい 必死に前進しようとするその人の感覚を ぼくはぼくのものにしたい 必死に生きる人間の必死な様子をぼくは見たい ぼくは必死に生きるぼくを見てみたい ぼくはがむしゃらに盲目で頑張るぼくを 見てみたい 死ぬ程に頑張って廃人の様になってまで自分を磨き続ける人間に ぼくはなりたい どんな困難でもがむしゃらに立ち向かっていける向上心をぼくは ぼくのものにしたい ぼくは 自慢できるぼくを 誇りに思えるぼくを 映画の主人公の様な格好いいぼくで生きてみたい
107 :
白萩 :04/10/25 23:18:52 ID:C/NHxvV4
「うつくしい島」 みんな行ってしまった 踊り場に転がった玩具 何も写さないテレビ 起こされない椅子 二度と開かれない絵本 途切れた階段 その先で、待ってるわ いつか朽ちた桟橋 いつしか崩れた壁 か細い骨みたいな鉄筋だけを晒して 誰ひとり住まずとも そこから仰ぐ空は水色 涸れた浴場 錆びた水道 補充されない冷蔵庫の中味 窓枠だけの窓 海風は鳥居の落ちた神社を抜けて ひび割れた舗装に根付いた枯れ草を揺らす 誰もいない団地 光さす、崩れた天井 蔦の絡まる階段を抜けて あたしはここで、待ってるわ
愛でる対象にでもしようとして にっこり笑ってみたものの 唾棄ひとつで返されました 無理して笑顔なんかつくるもんじゃないなという感じです というわけでまた無理せず悪い人プンプンでいきましょうか 雛壇に置いてやろうとしたんだがな 下水道に置かれたほうがいいのかだろうか わがままなやつだなという感じです 愛でる対象から外れれば あとは引きずり落とす対象でしかありえない
化学シナプス 電気シナプス もどってこない 赤ん坊のくびすじの匂い モクレンが空気にあずけた匂い ダイヤモンドの燃える匂い 中性微子は 相互作用せず あっけなく透過 神さまから とおく離れて 鼓膜がとらえる こっそり昇る赤月の音 くりかえす二項演算の音 立枯れるビーチパラソルの音 あらがう赤い尾根は 影を 襞を こころもとなく だれにでもなく なげかけてしまう 手がふれる 気がふれる 有りふれる 三つの季節がおわる
血を流し襲来した、ゴジラみたいな思春期よ。 ダレもカレも、ママもパパも。 みんな踏み潰すイキヨイで。 襲来した、あたしの赤い思春期よ。 今も、これからも、ずっと、きっと。 あたしを食らおうと襲いかかる。 血液色した春が。「青春はイズコヘ?」 精液色した春が。「モウコハンももうとっくにキエタしさぁ。」 教えてあげるよ、キミだけに。 教えたげるから、死にたくなってよ、でも生きようよ。 ひとりぢゃ寂しいから。 少年は白濁色した思春期を笑って見せた。 あたしはそれでも生きなければならないと 最期だ、最期だ、と涙した。 みんなもどこかで泣いている。 滲んだ日の丸、誰かが踏み潰したままのビルの影、じんわりと沈んでゆく。
幸せとは なんという虚偽だろう 望みとは野蛮な概念 抱いてはいけない悪の根源 等しく人というものは この野蛮を捨てなくてはならない 何も望まない 空の境地を得るために 悲しみは叶わぬ願いから生まれる 怒りは期待を裏切られ生まれる 人とは 無駄を産む母体だ 無為を疎んじ 豪奢を求める 人は自らの有限を知るからこそ 無限を求めるのだ それが決して得られぬものと知っていても だが人は無限に生きることもできる いつか人は想像するだろう 空しくも新しい未来の世界を 一切の感情を乗り越えたユートピアを
明日僕は戦場へ行きます 守るべきもののため なによりあなたのために どうか心配しないで下さい 僕は精一杯生きてみます 少し長い別れになるけど 僕は頑張って帰ってきます 僕の祈りを聞いてください 泣きながら僕を殴った父よ いつも味方してくれた母よ ずっといっしょにバカやった友よ そして、僕が深く深く愛したあなたよ 戦に告ぐ 俺のことを大好きな2人を奪わないで下さい 戦に告ぐ 俺のマブダチを奪わないで下さい 戦に告ぐ 僕の大切な人から笑顔を奪わないで下さい どうか、どうか、この蒼い星に悠久の平和を
「ねこ」 晴れた冬の日 公園のベンチ ひとりぼっちの僕に 歩み寄るお客さま 君はネコ? 僕はヒト 君のネコミミ 僕はいらない 代わりに僕の温もりをあげる でも 僕は猫アレルギー 涙が出ちゃう
死角に浮遊している羽 全てのみにくきものに触れた様な ダダイズム模様 ダダイズム模様 反射鏡の中歪んだ核の無い世界 指揮者の歪んだ指揮棒(タクト)に静止して 我を見つめる 我を見つめる 電流ノイズの渦の中を 見るに忍びなき飛び方で 球体取り巻く異変の中を 意味もなく飛ぶのでしょう 視覚に浮遊している羽 全ての醜き者に触れた様な ダダイズム模様 ダダイズム模様 反射鏡の中歪んだ核の無い世界 指揮者の歪んだ性器棒(タクト)にセイシして 我を見つめる 我を見つめる 重力はあまりに この身に重すぎて 無抵抗の色彩を 鮮やかに刺す
ひゅ〜
116 :
名前はいらない :04/10/29 16:45:36 ID:taF5LY+U
レベルの高い評価をキボンヌ。 最近、4thさんとかいないですね。
ヴァイオリンの旋律が無限ループ。
>>104 クロラさん「人形」
器ではない器 人ではない人 エコロジカル
魂。まだみたことのないもの。オリジナルだと信じたいもの。
個体認識の果てに、うつくしさを手に入れると信じたくても。
天野可淡の人形の灰色の瞳孔から湧き出す存在感に囚われているあいだは、二元論の乗り越えのときはまだ。
>>107 白萩さん「うつくしい島」
廃屋のステレオタイプに迷うことはなく(少しだけ覗く空の真偽はさて置き)、響きだす建物の力強い最後の音。無くした、白い、土ぼこり、ひび割れ。
島の湿気を含んだ空気は物理的に軽くなるはずなのに、ぼくは空気が重いと感じる。
>>110 痛い青春色のような。生々しさを乾いた文体で、などと云うと有り触れた物言いだけれど。特異で、惹かれる。
「誰かが踏み潰したままのビルの影」は、この詩のモチーフから引き出された、素晴らしく相応しい表現だとぼくはおもう。
世界にただひとつだけあるという ほんとうの時計の秒針に 抜身をもって挑んだひと こらえ性のない毛玉のように それを愚行というか、あなたは 文字の魔力を頼みながら 青空がホリゾントなのに気づかないか あるいは気づいてなお楽しんでいるか あなたがあなたであることを わたしがわたしであることを 人工天体が保証してしまう前に 世界にただひとつだけあるという ほんとうの時計の秒針に 抜身をもって挑んだひと あなたは、彼を愚者と呼べ あるひとつの確信をもって 文字の魔力に頼るものとして --- 人工天体(an artificial celestial body!)
赤い蜘蛛の巣がかかる瞳 鋭い刺激が視覚をも蝕む 耳の奥カラカラと音を立て脳が揺れてる 今日も無駄な一日を刻み込む 諦めを呟く事に疲れた身体を軋むベッドに預け 思い出すのは幼少時代 未来の自分に憧れた少年 太陽が目を覚ましても心は閉ざされたままで 血が流れてるはずの身体は冬の朝の様に冷たい 思考も凍りついてくれる事を祈るいつもの始まり モノクロの部屋に差し込む光から逃げる様静かに目蓋を閉じる
120 :
ネル :04/10/31 04:49:13 ID:7ocFFNFO
「大切な者」 失う事はわかってる 私だけが残されて 手が届く幸せは 何もかも無くしてしまう 失う者の恐ろしいさを理解出来る自分が悲しく 涙も枯れ果てて 切なさは何に変えるの 生きる為に必要な事は何なの 見つける事が難し過ぎて 絶望の波が押し寄せる 愛する事を教えてくれた貴方がいなくなる事 受け止め方を教えて 人は時間が優しさというけれど時間は私を残酷に見つめるだけで 何を見つけるの 何を見つめるの 何にたどり着くの 私に残された心すら見つける事が出来ない 愛していたから…
121 :
名前はいらない :04/10/31 05:12:32 ID:WQwiephL
朝の街と 昼の街と 夜の街と 真夜中の街と 夜明けの街を 12の靴は知っている 12の靴が 街を踏み鳴らす コツリ カタン コクン カタン コトン カツン ココン カクン カコン コロン カラン コッコカッコ
122 :
121の続き :04/10/31 05:13:04 ID:WQwiephL
12の靴の無数の傷は 無数の宇宙を吸い込んだ コツリ カタン コクン カタン コトン カツン ココン カクン カコン コロン カラン コッコカッコ 真夜中の街を知りたければ 12の靴に訊ねなさい 夜明けの街を知りたければ 無数の宇宙に訊ねなさい
123 :
moram :04/10/31 07:51:18 ID:c7aefwXd
『迷信』 十八日は林野庁に行く予定だったが 山姥が枕元で囁くので中止にした 東京を数時間歩くと目が痛み 翌日は実家で雨音を聞いて過ごした 目医者歯医者きのうきょうあす
124 :
名前はいらない :04/10/31 16:31:30 ID:nYBlCtdO
頬を舐める猫の舌 ザラザラ感が心地よくて 私は眠りにつきました 夢に出たのは我が飼い猫 その手には猫じゃらし 頬をなでるそれは 私を夢から醒ましました 猫はどこかに行ってしまい 頬を撫でる恋人の掌がありました
125 :
月花 :04/10/31 18:20:46 ID:+0bUe7jE
会いたいと 口づさむ声 掻き消した かわいた冬の 荒れた口唇 あんまり長い詩はかけないので、 簡潔にまとめて見ました。 今のキモチ…をデッサンしたら こんな言葉かも。
126 :
俺の唄 :04/10/31 21:35:38 ID:Z9QIUQ+E
いくら周りを見渡しても 見つからない どこかで見失った自分自身 みんな知らんふりで 自分のことで精一杯 探しに行けば行くほど遠ざかっていく ふと後ろを振り返るともときた道は見えなくなってた それでも突き進んだ 何度も転んで傷だらけになり つまずいて彷徨って壁にぶちあたった やっと見つけたそれは 探すまでもない 僕の中にあった ただ近すぎて見えてなかったんだ
127 :
蚊取り線香 :04/10/31 22:49:03 ID:iR/7p86q
「そりゃめがねだ」 とキミはいつも言う
129 :
生 :04/11/01 17:51:07 ID:FpJhaWCx
月明かりが妙に明るい、そんな夜だった 愛を唄う君の声が耳というより胸に響いて 思わず吐き出した 君に繋がった心が引き出される時には 僕は いない だから 出会うことはできない それでも 僕が生きることを望んでくれた君の強い目は 少しだけ痛みを和らげてくれた気がするよ あの夜宿した命、夢、大きな後悔が絡んだ先に見えたモノ 淡くて弱い 愛する心
予期できない波が嫌でしょうがないのだけれど 波が高い時は嬉しい 波が低い時は悲しい ただそれだけの事なのだけれど 予期できない波が嫌でしょうがない
131 :
眠 :04/11/02 16:52:36 ID:XizPg0Xq
トリ忘れたorz
自分も評価して良いのかな?
もし評価に向いてなかったら言って下さればこれからはしません
あと恋愛系や難しすぎるのは評価しかねますんで他の方お願いします
>>111 さん
人が平等という言葉を軽視し争うという事を知った日からこれまでの世界を表した詞と受け取りました
これまで、で終わりこれからの未来の世界を望む
叶う日が来るのもわからないという伏線からそれでも希望を忘れないという救いがこもったラストの締めくくりが良かったです
132 :
眠 :04/11/02 16:53:05 ID:XizPg0Xq
>>112 さん
良い意味でわかりやすいです
スタイルというならもちろんそれで良いですけどもうちょっと自分色に染めた詞を拝見してみたい気持ちもあります
詞に出てくる彼が大切にする人を奪うなと言うけど自分は戦に行くという所に矛盾点があるかなと
彼が思う事を戦相手も思っている=終わらない争いのループを表したと受けとめるととても奥の深い詞に見えます
>>113 さん
詞の文面は素っ気ないけど温もりが伝わってきます
簡潔な文なのに113さんの伝えたかった事が詰まっておりしっかり完結している所がすごいなと
無闇やたらに「(ネコが)好きなのに」などストレートで簡単な言い回しはせず行動で示したのにセンスが光りますね
関係ないですが昨日有線でひたすら「ネコ耳モード」としか言わない歌が流れてキレそうになりました
133 :
眠 :04/11/02 16:53:39 ID:XizPg0Xq
>>114 さん
同じ言葉を言い変えて、または繰り返すのは作風なのか詞の特徴なのかはわかりませんがグッと世界観が増し引き込まれます
恋愛モノで好きだの愛してるだの一緒だのを繰り返されるのは飽きも来るし不快ですが、今回の114さんの様な詞には適切な表現かと自分は思います
計算された詞の区切りや数を見るに、きっと114さんの中にはこれは詞ではなく歌詞として音もついてるんでしょう
118さん
ごめんなさい自分には難しくて評価出来ません…
他の方お願いします!
にしても詞もさることながら評価も自分とは比べものにならないですねorz
時計と時計の奏でる音を靴に例えたんですね、って見りゃわかる事を言ってすみませんorz
呼び止めようと止まれと願おうと、今までもこれからも、誰に伝える事なく誰に左右される事もなく一定に過ぎ去る、歩き去っていく時間を靴に例えたのは素晴らしく適切な表現だと思いました
尋ねる事が出来るのは過去のみ、未来を知りたいのなら…って感じですかね?
>>127 さん
胸ドキめいた
134 :
眠 ◆fO2VBumcxY :04/11/02 16:56:47 ID:XizPg0Xq
念のためトリこれで固定します てか長文過ぎますねorz もしこれからも評価して良いならキレイにまとめられるよう精進します という事で変な話しですが自分の評価についての評価お願いします…
135 :
眠 ◆fO2VBumcxY :04/11/02 17:00:10 ID:XizPg0Xq
俺のバカ… 詞じゃなくて詩だorz 詞→詩に変換して下さい…
>>133 眠さん
>>118 へのレス有難うございます。
「世界」とか「時計」とか、詩にありがちで小難しくて鬱陶しいことば。
でも「世界樹」のような「世界の時計」を想像するといろいろ楽しい、そんなお話。
ぼくのレスは、読んでいて気になる詩にたいして、気になるぼくなりの理由のようなものを、好き勝手にことばにしているだけ。分からない詩は辞書やWebを検索したり。昔読んだ本から引用したり。なので、レスを付けられるほうが迷惑かも。
評価する人が増えると、うれしい。
ピーカンのお空 ピーカンのお空 夢の向こうは夕暮れの墓場 朱い色した夕日の絵本 ピーカンのお空 ピーカンのお空 鴉がぐぁーぐぁー ピーカンのお空 道の交差に悪魔がいるよ 聖書を片手に ピーカンのお空 片栗粉で溶いた ピーカンのお空 みずぼらしいピーカンのお空 夢に咲ピーカンのお空 ピーカンのお空 ピーカンのお空 ピーカンのお空 ピーカンのお空 ピーカンのお空 ピーカンのお空 ピーカンのお空 ピーカンのお空 ピーカンのお空 ピーカンのお空
139 :
121-122@実は連作。 :04/11/03 05:01:46 ID:kO0lYTbM
知りたいことは何のこと 知りたい国はどこの国 笑って言えよ 知らないものなど やっぱり知ったことじゃない 知りたいうたはどんなうた 知りたい鳥はどこを飛ぶ 笑って言えよ 見てないものなど やっぱり一度も見てはいない 問い詰めて 追い詰めて 怒鳴ってみても 固く閉ざす12の部屋 12の鍵はごちゃまぜの 12の鍵はごちゃまぜで 鍵の海に溺れて 鍵の海に紛れて どれもあわぬ どれがほんと どれもあわぬ どれがウソ 知りたい明日はどんな季節 知りたい夢は誰の眠り 笑って言えよ ないものなんて どんな手でもつかめないんだ
140 :
名前はいらない :04/11/03 06:14:06 ID:isY1OO7J
142 :
津山市代表 ◆TSUYAMAa7I :04/11/03 13:31:13 ID:C7SH53wq
怯えちゃいけない 闘わなければならない たとえ心に迷いがあろうとも 躊躇っちゃいけない 進まなくては・・・ 夢は道の先にしかないのだから それでも自分勝手に進んじゃいけない 相手のことも考えて それが難しいのなら 二人で一緒に歩けばいい もしその夢が高い処にあるなら 頂上目指して登っていけばいい 一歩ずつで構わない 但し途中で足を止めてはいけない 後ろも振り返っちゃいけない ただ大胆に登っていけばいい 希望と言う山を
悪しき 独唄に咲いた 黒い鴉草 今宵己の罪を この唄に乗せて 広い荒野の見える この崖の縁で 琵琶をかき鳴らせば 琵琶をかき鳴らせば 唄は渦を巻き 植物をも枯らす 唄は渦を巻き 集い鳴けよ鴉 泣き叫ぶ空 激情の雨 狂い唄う声 風がくれた哀れを 抱いて生きるんだな 弦の伝いが腕を痺らす 我ガ命絶エル? 音ト共ニ消エル? 最後ノ宴 酒ヲ含ミ笑ウ 琵琶を抱いて行く 琵琶を抱いて行く 風がくれた哀れを 抱いて絶えるんだな 屍に群れた鴉 我が死に肉を啄む 罪のないあの空へ 我を連れて逝ってくれ
144 :
丸。 :04/11/05 19:39:08 ID:VwaGdVCf
>>143 死に対して恐れ、狂い、そして解放。流れがいいなと思いました。琵琶の音が喉からでる声(音)のように感じました。
145 :
緋陽 碧谷 ◆e59FREEWX. :04/11/06 14:28:33 ID:mPvgDP45
あなたのくちびる から ひとつずつこぼれる刃 わたしは触れて 痛くないふりをして受けつづけ あなたのてのひら から 咲いてゆくひとつの扉 わたしはけして 開けないものじゃないと焦る まつげに張りついたおさなさ ほほも変わらない 込みあげる もの 拒まれるとわかるから わたしの閉じない眼をむりやり下げた 朝が近いね わたしはおとなじゃないね あなたもおとなじゃないから ほんとうは 近づきたい このまま朝がこなくても 固定されたままで あなたのかおを見てる
146 :
名前はいらない :04/11/06 18:05:52 ID:eGf65ria
ジャイロキャノピー乗ってる。 先月免許取得してピザ屋のバイト募集見て即決した。 カッコイイ、マジで。 そして速い。 スロットル回すと走り出す、マジで。 ちょっと感動。 しかもスクーターなのに3輪だから雪にも強くて良い。 原付は力が無いと言われてるけど個人的には速いと思う。 二種と比べればそりゃちょっとは違うかもしれないけど、そんなに大差はないって店員も言ってたし、それは間違いないと思う。 ただ交差点とかで曲がるとちょっと怖いね。 超ハングオンしてもフロア擦るだけだし。 速度にかんしては多分二種も原付も変わらないでしょ。 二種乗ったことないから知らないけどピンクナンバーがあるかないかでそんなに変わったらアホ臭くてだれも原付な んて買わないでしょ。 個人的には原付でも十分に速い。 嘘かと思われるかも知れないけど駅前通りで40キロ位でマジで隼を抜いた。 つまりは隼ですらジャイロキャノピーには勝てないと言うわけで、それだけでも個 人的には大満足です。
いつかどこかの危ない場所で 誰だか知らない「君」を愛す〜 確かなものは何にもなくて、ただそこで君と話してる いつからか覚えていないけど、ただこのまま続いていくと思ってた 名前も過去も未来でさえも「今」の前では霞んでいた 君が居ない夢から覚めた僕は「何処」にいるのだろう 誰も知らない二人の楽園は時間の嵐に壊されて・・・ この荒れ果てた楽園に僕はまだ「居る」から いつか、また君とめぐり合う夢を追い求めて 僕は再び眠りに堕ちる ゲームの中で恋をして、本気になってみたりもしたけど 遊びだって気がついて・・・それでも僕は此処にいるから・・・
挑発。
ぼくは鉄をなめなければいけない。
曖昧さは許されないから。
>>119 眠さん
時間の矢に撃たれた(束縛された、ではない)ひとの自虐的なスケッチ。
いわゆる平坦な、安定した、基底における戦いの写真。
けれども被写体が、モノクロームではなく、多様な色彩を生成する腐蝕をえらぶことも。
>>123 moramさん『迷信』
山姥は狙っている。
けれど、
>翌日は実家で雨音を聞いて過ごした
の倦怠感がとてもすき。
>>139 沈黙のち饒舌。
(ないものをつかみたいときは、プラシーボを呑めば)
鍵の海はよくある情景、舞浜あたりの。
日々に季節をおしつけるひとたち、いまはどんな季節でもない。
金の天秤がはかる罪と罰の重き 醜い嘆きの底に満開の太陽が告げる 「汝、罪人である。罰を待て。」影が見ている 唸りを上げた人々が空から落ちてくる そんな夢を見た 悪夢を見た その人々の冷めた視線 数千本の矢となって 僕の胸を刺す 心臓を刺す 杭で打たれた左手に流れてく血は温かく そうか生きている 生きている 百視鏡で見た世の中は 何万色にも見えるけど そこにあるものは全て闇 薔薇の刺が痛いのも でもその花が美しいのも 生き延びていく手段じゃないのか? 「ねぇマリア。」悲しくなる 「ねぇブッタ。」悲しくなる 生き延びていく我は独り太陽の下で 裁きの鐘が鳴る 満開の太陽の下で 裁きの鐘が鳴る 溶けていく羽よ 裁きの鐘が鳴る 満開の太陽の下で 裁きの鐘が鳴る 落ちていく羽よ
猫に噛まれたい いてもたってもいられず うろうろする夜のまち ゆきがかりの公園 寒さにふるえている みどりの目の子猫 好ましい生きものを むりやりに抱きあげ そっとさしだす手首 ちいさな歯を感じた 黒くてぬるい光・・・ ・・・・・・・・・・ 手首がむずかゆい つめたく匂う地面 とおくでまちの音 夜の公園に よこたわるわたし 子猫はもういない わたしはまだ生きている そう思うと なみだがふたつぶこぼれた --- [a wrist cat (2004)]
151 :
名前はいらない :04/11/07 12:13:48 ID:vd6zpHaV
ここで評価してくださってる人は何者なの!? 自分でこめた以上の事を解釈してくれてびびっくり(; Д )  ゚̄  ゚̄
ワ、ワタシハ ヤサシイ ウチュウジン デス コノスレヲ アゲルタメニ ヤッテキマシタ (゚д゚) ノ( )− >\
>>151 勝手に深よみしているだけ。
書く人間には楽な時代になりましたね。
って、ポオがいってた
幾通りもの生きる術がある 幾通りもの人間達の考え 生きる術は人間が考えたのか はたまた神か どちらでも良い どちらでも良いのだから 一人と一人で喧嘩してはいけないと しぶしぶ出してきた小さな手 厳しくひっぱ叩く これが仕事 守らなくてはならない存在であるから 幼くコロコロした瞳からしょっぱい粒を 零してこようとも これが 仕事なのだから 守らなくてはいけない 本能でやってるのかなと思うと 自分がやってるんだとムキになる ”やらされてる”んじゃない ”やりたい”からだよ 幾通りもの人間の可能性 幾通りもの生きる力と能力 それはきっと 我々自身が築き上げてきた 平和と地獄の星 神様はいるのかという 終わりのない疑問を 人々は口々に叫び どちらでも良いのだ
夕暮れの中で 街路樹の中に ひゅっと吸い込まれていくような そんな幻覚を妄想する 24時 お空は真っ暗で晴れてるのやら曇ってるのやら
夜空にちらばるのが 桜か雪か 星か 僕にはわからない ふわり揺れてるもの かろうじて 君の手が冷たいってことぐらい 君の声 空気に拡散する 猫の 風の 花の 雑踏の 声になり 夜が鳴る 「誰でも殺せるし いつでも死ねるさ 君が望むなら」 僕はひたすら 空気になり空になり 猫にはじめましてを 風にこんにちはを 花にさよならを 語りかける語りかける 君の手をつかんで 耳をすまして 夜が鳴るのを待ってる 声がするのを待ってる
157 :
名前はいらない :04/11/08 08:05:04 ID:S113ImbF
「無味草」 我 何を 求めた 怯懦な性格を享受するため 傲慢な道化師に いつの間にか 自己分析という枝を折り 葉を並べて 隠れて 根っこ 幹 物差し 価値観という美辞で誤魔化す 土 水 草 森 空 無意識を意識して 恐れを超えて見える景色を もう一度 根強く生える 名もない草のように
大きな木が 小さな実を河原に落としてる だけどそこは汚れきっていて 何にも生えてこないはずなのに 僕はそれが 何よりも純粋で寂しいことだと思う 命が繰り返すのなら 僕らの次は誰なんだろう いい加減で盲目の神様は ちゃんと用意してるんだろうか 大きな街で 小さな身をただ寄せ合ってる もうすぐここに冬がやってきて 思考能力まで凍らされそう 僕はそれが 何より悲しくて思わず微笑んでしまう 命が繰り返すのなら 最後は木に帰っていきたい いい加減で盲目の神様は わがまま聞いてくれるだろうか 定義づけることに 意味なんかないのさ 生きていることに 意味なんかないのさ 命が繰り返すのなら 君はまた会ってくれるかい? いい加減で盲目の神様に この歌が伝わればいいのだけれど
160 :
丸。 :04/11/08 18:18:42 ID:I7++qB4N
>>145 視線の主がいまいちわかりませんが(人形?)少し気になったので・・・。
2節目が流れ的に途切れた感じがしました。
あと、なんで扉を開けられると焦るのか・・・。ちょっと消化不良な気がしました。
素直になることも大切。例え傷ついても・・・。
>>147 現実を現実と認められない・・・。遙かなる理想を求めて。
>>149 自分の罪は、生き伸びていく為の物。全ての業を受け入れ、ひとり裁きの時を待つ。
>>150 リスカは嫌ぁ〜!(泣)
天才の頭脳が欲しい 目の前の男がそういった 軽くビールで喉をしめらす この企画を通す為に、天才的な頭脳が必要だ 盆暗上司どもを納得させるだけの戦略が必要だ 隣の男が言う お前は天才の頭脳を得たとしても飾っておくだけだろう 俺ならば天才の頭脳を使いこなす事ができる、俺にまかせろ その向かいの男が言う お前が天才の頭脳を持ってないという事は その企画は大したものではなんじゃないのか? 俺にこそ天才の頭脳はふさわしい 私は口走る 天才の頭脳を欲している時点でお前らは全員天才ではないという事だ 結論がでて時が止まる みんなバカだ みんなバカだ だーめダメダメ駄目人間 にんげーんにんげーん
162 :
あおいヲタ45歳童貞無職 :04/11/08 21:25:16 ID:tDUfCXMu
あおいの乳首は何色なんだろう? あおいのマンコの匂いはいい匂いなのかな? あおいと寝るのが僕の夢さ あと何年無職でひきこもりやってんだろう? まあ俺達あおいヲタなんて皆童貞無職の奴等ばっかりだから何とかなるさ しゃぶしゃぶあおい
163 :
茂名モ-ド :04/11/08 23:19:37 ID:VPFXW2sh
大人って汚いのかな? 私は、まだ知らない 私も生きていくために 光を求めるために 名誉のために 権威のために いつかは汚くなるのかな?
164 :
茂名モ-ド :04/11/08 23:39:47 ID:VPFXW2sh
大人って汚いのかな? 私は、まだ知らない 私も生きていくために 光を求めるために 名誉のために 権威のために いつかは汚くなるのかな?
165 :
茄子 :04/11/09 00:36:25 ID:3r1codmQ
ずぎゅーん こ、こちらのご令嬢はどなた様なのでござるか ほわああああ スカートがひざ下じゃないといや ニーソはいてればスカート短くてもよしっ!! いやまあ短くないとニーソックスだってわかんないし 燃えらんねえじゃんよお ニーソックスはなごむどころじゃないね血圧上がるね だから燃え う、売られテルルう? 今ほど俺に金があったらと思ったことは無い バイトしようかな まあいつかまた巡り合える刻を待つよ たとえ距離が離れても魂が引きあうんさよ いくら俺でも世界中のメイドを救うなんてことは出来やしないんだ
泣いたついでに 笑ってみると 同じことだと 気づいてしまう とても立派な クジャクの羽は 毒を吐き出す 黒とピンクの 初めてドレスを仕立ててもらった ピアノの発表会で 何色がいいと聞かれて答えた 七色がいい 偶然という楽しみを 今は見つからないと 明日を押し殺しても あなたの背中に輝く 小さなともしび 頭がよくて ときどき馬鹿で かわいい女が あなたも好きでしょ 初めてあなたを 見たとき思った きっとあなたも七色が好き 出来たドレスに ガッカリしたのよ こんな色じゃない あなたの悲しい過去についていく気はないわ 二人がすれ違う前に カーテンの色について 語り合いましょう あなたの命が 早送りしても 絡まったテープを その手で解くのよ 投げ出す言葉が 許されないのが あなたが一番知っていること 偶然という楽しみも 今は見つからないと 明日を押し殺しても あなたの背中に輝く 小さなともしび 私には見える 小さなともしび
167 :
ネル :04/11/09 03:06:30 ID:aOrzmqWw
今から行くの 過去も未来もない世界 何が必要か 何を必要か 宇宙の中の砂漠なのか 手の平の中のオアシスなのか 確かめる時が訪れた 明日、私は結婚します 果てしない旅に出るような心境です そして、暖かな芝生に潜り込む気持ちです ありがとう
168 :
名前はいらない :04/11/09 06:19:29 ID:DcEfOjQ5
「女子」よって新ママ候補 生殖行動が御盛んのパパは新しいママをつれてきたでしょ 悪いとまでは言わないけど好い気分はしないよ。 まぁ、それでも 今までつれて来たママよりはみてくれは好きな方かな。 このママは女子大学の生徒だけどバレエの先生。 リカちゃん人形みたいで好き。 汚くは無い顔立ちと尋常ならない程に曲がる関節。 パパの生殖行動も刺激されるに違いない。好いなぁ。 これから先、生まれてくるのが 弟なのか妹なのか わからないけど 好い方向に流れると好いねぇ。 私もこの月で12歳に成ります。好いと思わない? 私を「かわ好い」って言ってくれるパパが 「女子い」方向に 流れてくれれば パパは短い期間かもしれないけど 私だけをみてくれると 信じているよ。
169 :
K.F :04/11/09 06:22:20 ID:9OowqS2u
二人で居る事を強さと勘違いして 壊れていく愛を 幾つ見ただろう… それは哀で 愛だった…
夜空に浮かぶ幻 気高く輝く 周りを包む静寂と漆黒 瞳に映す満月はささやく 「今宵はわが身満ち足り、祝え」と。 どうかお月様私の祈りを叶えて下さい お願いですから貴方のような美しさと永遠に続く輝きを 闇夜を染め行く無限の願い 届けと祈りつ月を見る
ラバーソール履いた輩がこっちに向かって来た。 梳かした姿が人恋しさを物語る。ガタガタ アマンドのケーキに躓く?あの子の後ろには何時も黒い影。 ニポーン誤むZUカシイYO!カッシーニ。カッシーニー。アナタの兄貴ハ何なんですか?コンクリートが大好きなんです。 あぁ、あどれなりシロシビンふぁぁぁ
172 :
121-122 139@実は連作。 :04/11/09 08:45:43 ID:+rsjl5ar
闇のまにまに 心はおぼろ 闇のまにまに 頭はうつつ 娘のたくらみ まんまとかかれば 光のまにまに 朝がくる 黒猫だけが知っている 耳を立ててひげを揺らして 黒い夜に身を浸して 24の音楽についていく 愚かな男や 疑う心持て 愚かな男や それは優しさじゃない! 闇のまにまに 体ははるか 闇のまにまに 意識は銀河 娘のたくらみ まんまとかかれば 光のまにまに 朝がくる
173 :
名前はいらない :04/11/09 09:18:18 ID:L8TNY3hj
女が男の何に勝ったと思ってるんだか。
男側の温情・配慮で女を立ててもらってるだけなんだから、
そのへんは自覚したほうがいいと思うぞ。
何でもありの、ある意味平等な世界だったら、
女が勝ち得る権利なんて無に等しい。
都会の女子中高生の間ではミニスカの下にブルマを履くのがはやってるらしい。
健康にいいし、足も長く見えるんだってさ。なんかのティーン雑誌で特集したらしい。
ミニスカの下にハーパンやスパッツを履いたり、階段でスカートを手や鞄で押さえるのってダサすぎ!!
みんなの笑いものだよ。自意識過剰。見られるのが嫌なら、最初から長いスカートをはけ
>>84 あたしの地方も、ミニスカブルマ流行ってるよ!普通より可愛い娘はスカートを押さえないよ。
都会でも最初はコギャルの間で流行ってたんだけど、そのうち皆するようになったんだってねー。
ってか、スカートを押さえるのは、
>>86 のようなブスばっか!ブスだから、他人に見せたくないのかな?有害だから(w
http://sports7.2ch.net/test/read.cgi/npb/1098053692/l50 ↑
このバカギャルも意見をいってくれ!!
174 :
名前はいらない :04/11/09 20:16:10 ID:quRDYc1E
そっと襖を開けると見える 明るい部屋と なにか なにか 今日 冷たい手から渡された 一枚の紙に 溢れ出る 思い 思い そこにあるのが 言葉なら 私は はっと 驚くのです 私が一人 暗がりの押入れにいたことに 今やっと 気づく 気づく
175 :
名前はいらない :04/11/09 21:08:42 ID:1hHHMAui
つうか、書いてばっかいないで少しは反応とかしてやってくれよ。
いちいち全部評価するのも大変だ。とりあえず今日の分を「評価」してみる
>>165 そりゃオメー詩じゃなくて台詞の一部だろ
>>166 その詩を相手が読んで少しでも感動させられるか考えてみるといい
>>167 「結婚します」をうまく別の表現で表せれば良かったと思うが
>>168 そりゃオメー詩じゃなくて日記の一部だろ
>>169 中高生の文学部レベル
>>171 日本語を書けと言うべきか前衛的ですねというべきか迷う
>>172 「!」は使わないほうがいいと思うな
>>174 何か象徴的なもの、例えのようなものがないと意味が理解しにくい
176 :
名前はいらない :04/11/09 22:20:17 ID:4wAzaHb5
微かな光 もうひとつの生命 体に宿る微かな光 喜びも不安も詰め込んだ微かな心 早く会いたい 抱きたい キスしたい お願いです 神様どうかこの命を守ってください。
177 :
名前はいらない :04/11/09 23:30:51 ID:0+1YdkHB
青い空 白い雲 あいまい日常 君と僕傷付け合えば社交的 君と僕傷なめ合えば刹那的 目的を探して彼方へ3分間飛行 しかし旋回 失望と絶望の果てで忘却に憧れを・・・ ロックン逃避ムスタングシュガーレットバイバイ巨大金魚僕ラトモダチ 上空のヘリコプターも後はお祭り 気狂いしたくなった僕に永遠の気配の予感を・・・ やがて笑みあふるパラシュート トランジスタに電波放ってよゲーム少年「カトリック」 ねえ!あと少し・・もう届きそうだあと少し・・ 遠い目をして彼は言った「ドクトリン、青い太陽が見えると良いね」 夏の夜に冬の朝を夢見る事は端的やはり端的極論 蝉は濡れ死にあえて笑みあふるルーレット アーメン 傷付け合えば社交的疾患 傷なめ合えば刹那的退廃 感電ホイル鮮やかに4分間涙目なんで 懐疑的にされど復興してみます 銀色の現象 空元気だけに数打っても不発 だからもう落ちるだけ バイバイバイって落ちるだけ やり切れぬ夕刻派手に飴玉頬張る
世界を通り抜けて歩こう うるさい雑踏を 気忙しい人々を 石ころみたいに誰にも気にもとめられないように やせ細った感覚を締め付けて 羊の群れから転がり落ちて オオカミに食い殺されないように慎重に 暗闇に溶けて無くなってしまおう
だから書くばっかじゃなくて他人の詩には感想の一つもくれてやれと言ってるのに
>>153 深よみや浅よみだったら、まだよいかもね。
ノイズをこれでもかと付加し、オリジナルの意図を霞ませるなんてことも。
>>154 ときとして頭をよぎる、人の数より生きる術や思考の種類は少ないっていう可能性。
ヒトの個体数よりアイデンティティの数は少ないっていう、椅子取りゲームの悪夢。
>>160 丸。さん
>>150 へのレス有難うございます。
リスカとは距離を置きたくて苦手な猫を引っぱり出し。最後はぬるい救い。書き直す、という約束を思い出したので、とりあえず。
>>177 リズムがとても心地好い。
「やり切れぬ夕刻派手に飴玉頬張る」はとてもたのしい。
昏さを秘めた詩より、可笑味があるこの詩はすき。ぼくには書けそうもない。
181 :
sage :04/11/10 01:05:57 ID:90pO21L9
182 :
名前はいらない :04/11/10 01:19:16 ID:/DHM25q5
>>178 オマイ…感動させんなよ(;_;)
俺も前の彼女が“今日は私がご飯作るの〜♪”とか言って、
キッチンで一時間弱ゴソゴソした挙句に
出てきたのがミッフィー柄の皿にウンコてんこもり(コーン混じり)で、
「今まで隠したけど、私そっち系なの。食べてん(*^_^*)」
って言われた時は、瞬間マジでこいつとは違う星で生活したいと思ったよ。
まあ…下心に負けて喰っちゃった訳だけど。。。
その日は30分くらい歯磨きしたよ(ToT)
なんか
>>181 にすごくはぐらかされた気分なんだが・・・
『REVOLUTION』 月を合図に 君の髪揺らめきだす今夜 痛み抱き締める 闇の中の踊り子たち 覚えているかな? 無邪気な幼い約束 叶えるために吼え続けて ねぇ 言いたい事 言えない事 独りきりで抱え込まないで 君の笑顔を守りたい ガラスの街で 奇跡のように巡り逢えたね 大事にしてた 思い出さえ崩れてゆく 変わらない今を嘆いてるより 変えられる明日に笑顔向けよう 走り続けて見えるもの 信じてる 馬鹿な青い願いでも 何もしないで生きていたくないから 君の笑顔を守りたい It's just to revolution...
185 :
ネル :04/11/10 17:06:32 ID:q26oK2K0
175様 評価ありがとうございます。もう少し、ひねり…深みを作りだすように致します。
186 :
ネル :04/11/10 17:30:20 ID:q26oK2K0
「幸福なバク(貘)」 恋をした、その日から 手の平から 零れ落ちた 不幸を食べて生きていくの 幸福なあなたを見つめる それが幸福の貘 捧げること出来ないのだから 愛しい人の涙はいらない 笑顔を見つめてたいだけだから 儚い夢を見る 幸福な貘だから 手を繋ぐ夢を見て いつまでも いつまでも…
187 :
ネル :04/11/10 17:42:15 ID:q26oK2K0
私も一つぐらい評価のお手伝いします。(^-^;
>>184 様
綺麗にまとめ過ぎた詩ですね。壊れる感じが強く出てない、インパクトに欠けるような…。街角で流れる有線のように耳に残らないような詩。もう少し、強く表現出来たら良いかと思います。(辛口でごめんなさい。)(^-^;
188 :
名前はいらない :04/11/10 17:54:44 ID:5+1kbzYH
〜北国のソナタ〜 ドヨドヨドヨ 天井廻る ずぃずぃずぃ ダルくなる ちょっと暑すぎ 廊下出よ
人といっしょに笑えなくて 人と同じようにできなくて 人とは違う違和感を感じて 独りで居ることの言い訳ばかりを考えて 独りで居るのはこんなに寂しいのに 誰かと居ることを想像もできなくて 夜の中で声なき叫び もうすこし楽に生きれたらいいのにね
190 :
負け犬 :04/11/10 21:33:14 ID:Hks22ivu
今独り取り残されたようで 周りを見ることもできず 青空にだけ顔を向け それで幸せだった 話し聞いてるの… ほんと何考えてるのか… そんな毎日に 無意味さを感じる でも今日の青空もまた 私にまだ意味を与えてくれた
[月でMoonwalkをふざけて踊る僕が貴方には観えますか?] 1/2 今日なにげなく観ていたTVで 世界が本当にあやふやに揺れていて 摩訶不思議なものだと確信した ボース=アインシュタイン凝縮 粒子と波両方の性質をもつ原子の集合が肉眼で量子状態のまま確認できるのだ アインシュタインは月を眺めてこう言った 私が観るからあの月は存在するのだろうか 量子論にはなぜか人間の存在が大きく影響する 量子状態の原子 光子は人間が観測すると 突然波の性質を失い粒子の性質だけを示すのだ 2つのスリットに光子をぽつぽつと飛ばすと スリットの先の壁にはだんだんと波の性質を示す干渉縞ができていくのだが 人間がスリットの光子を観測すると その後に光電管から新たに発生する光子も粒子となってしまい 干渉縞ができなくなるのだ
[月でMoonwalkをふざけて踊る僕が貴方には観えますか?] 2/2 科学は一つ一つ全く無関係な筈の光子が なぜこんな奇妙な振る舞いをするのか解明していない あるがままを受け入れているだけだ 僕達は 量子状態の光子を通して 世界を見る 琉球ガラスの水色グラス 窓の外の満天の星 そして 時には怪しげで 時には幻想的で 時には優しく僕を包む月さえも ゆらゆらと ゆらゆらと そして科学が生命の神秘を解明した後この世界はどうなるのだろう 生命あるものだけが観測することができるのだ 瞬間的な無次元の特異点への収束 宇宙の終焉 そしてその後のビックバン? 今夜も怪しげな月が貴方を照らしています
193 :
名前はいらない :04/11/11 05:22:54 ID:lGILx3NR
漁火を見て闇を待つ 風に揺らめく猿の夢 禿げた山と松の陰 そのうち月に食われるぞ 握り絞めた猿の夢 海の彼方に投げてみる 黒い地面に反射して いつか丸い月になる
194 :
朱璃 :04/11/11 13:38:43 ID:Vp3FowPM
やさしい言葉をかけてあげられたら どんなに楽だろう 大丈夫だよと一言 背中を押してあげられたら わたしはあなたに毒のような言葉ばかり 鋭い刃物のような言葉しか与えられない わたしは不安なの 裏切られることに臆病だから だからあなたを試す あなたはどこまでわたしを許してくれる? あなたはいつまでわたしの側にいてくれる?
「樹」 荒野を歩いていく旅人 私が彼なら立ち止まる苛立ちに耐え切れず 何処かに希望を見 歩いていくのだろう 足の痛みを喜びに感じ 棒切れのような足を誇れるだろう 両足に鉄の枷をはめ 両手に鍵を持って 何処か遠くを見ているだけ 重い足を引き摺りもせずに 大木のように突っ立って 空に枝を伸ばして 蛮勇の旅人を笑い ただ暇をもてあます 虚しくも 苛立ちに勝ってしまった・・・
196 :
名前はいらない :04/11/11 23:13:22 ID:lx4KxvBC
灰色のロバに乗り 身を隠すだけの布をまとって 薔薇色の紅をさし 月と星の明かりのもと わたし、あなたに会いにゆく わたし、あなたに会いにゆく
この道真っ直ぐ行く列車に乗り込みそしてゆっくり座る なんてことないもっとゆっくりゆっくり考えてみようか? これじゃ僕ら夫婦チック乙女チックから ワンステップUP 空に向かって唾を吐くよな、まるでそんな気分になる
>>149 作者の自尊心が強調されている感が強い。圧迫を感じます。
読み手をねじ伏せようと伸ばされる手にある力はしかし、作者自身の力ではなく、ひとえに
「満開」「人々」「数千本」「百視鏡」「何万色」「全て」という言葉に含まれた、数の重みによるもの。
または「天秤」「罪と罰」「薔薇」「マリア」「ブッタ」といった、先人によって象徴化されつくした言葉の、
既に付加されたイメージを借用したに過ぎません。もっと身近な題材で素朴に描いてみた方が、
いいものが出来るのではないかなぁと思います。又は、自己の心情に沿った形での詩作をお勧めします。
この路線でより良作をと望むのであれば、より緻密で詳細、鮮やかなイメージと、それを体現する為の
自己の血肉の混じる語彙のキットが必要となる筈です。
>>167 内面深くをサルベージしたのではなく、意識の表層、感情の上澄みを掬った小品なわけですが
始まりへの期待、希望と未知の芽吹きの表現としてはそれがむしろ効果的であったようです。
軽さの中にも見られる優しさが心地良く、最後から2行目が(このレイアウトによって)秀逸。
>>169 最終行を思いついたので詩を模す事で残しておこうとした、という印象が拭えません。
歌詞のごく一部としてならばともかく、この3行だけでは生を得るに足りません。より深い思索を。
>>191-192 [月でMoonwalkをふざけて踊る僕が貴方には観えますか?]
交換可能な人々の集合の振る舞い。めくるめくボソンの多量子系。『月の影 影の海』。(交換による状態変化はない)。
Cornelius「MOON WALK」の薄ら笑い。密かに第二量子化の試み。あいにく拡大をつづける世界。そしてこじんまり共時的なコミュニティ。ムムムムーンサイドはどっち? (有楽町線月島駅あたり)。ことばの意味もいつか縮退。
>>193 またしても月。短いけれど引っ掛かる。月に食われる、は面白い。猿の夢は正夢に。
>>195 「樹」
秋の、乾き、静止した、誰にでもある内在の光景。行きかふ年も又旅人也。
歳月は幸福と不幸を分離しちゃう。パチン。ときにはぜる樹皮。
>>176 残念ながらリアリティに遠い。そういった経験がないのだろうなぁと察する。
生物としての生々しさや熱、生命力といったものが纏えたのなら良かったのだけれども。
少なくとも作者がこれを書こうと思った、その衝動や意思だけでも織り込めていたら大分違ったのでしょうが。
>>184 カレイドスター(?)ですとか、週末の朝のアニメのオープニングには似合いそうです。
「ねぇ」以降の3行目等、上下の文章が全く別ならそれなりに読み手に働きかける科白ではあるのですが、
周囲の、王道を踏襲した"簡易な陳腐"の特殊効果によっておそろしく無力にさせられています。
>>189 抵抗なく進めてしまう共感詩ですね。少々スッキリし過ぎて読み手に跡を残せない感がありますが。
胸の中でひと整理つけきってしまって、対外も意識したよそ行きの「もうすこし楽に〜」の最終行より、
「声なき叫び」と最終行の結論との間にあった葛藤や途中解を味わいたかったなぁと。
>>194 共感詩としてはこういった形でもいいのでしょうね。
私としては、この直後に毛色の違った第2章を据え、1章と2章の乳化剤としての3章で繋ぎ、
結論・主張としての4章と、組曲風に構成して完成としたらより面白みのあるものになると思うんですけどね。
これですと「ああ、わかるわかる」で素通りされて終わる恐れがあります。
>>196 続こうとする物語が、さほど熱を帯びない言葉(この使用法では、ですが)によって断絶されてそれっきり。
可哀想な気がします。本当に綺麗な画だっただけに余計物足りなさを覚えるのかもしれません。
201 :
パネル ◆spK5f40zb2 :04/11/12 03:20:43 ID:Y2R3h9uG
浅い可愛さで 足元からの手も 乗り越えて ハズレの無い 痛み箱も 効かない ほら、もうすぐ 春と秋が 手を繋いで 来た
「月」 見えないだけ ただそれだけのこと いつものようにそこにいる ただ今は見えない それだけのこと 消えてしまったわけじゃない 見えないだけ ただそれだけのこと ただそれだけのこと 理屈じゃ分かっているけど 今日も月は無く 世界は真っ暗で 悲しいくらい何も見えずに 私は独り どうしていいかもわからない
203 :
名前はいらない :04/11/12 05:12:36 ID:zlKjIDfj
どんなに人が人を愛したって この月だけは渡すものか 月はわたしたちの寄る辺 月はわたしたちの父 空が落とす事はあっても 月だけは落とさない 地球をひっくり返す事はあっても 月だけはひっくり返さない せいぜい金髪に染めるがいいさ 財宝盗んで二人で暮らせ どんなに人が人を愛したって この月だけは渡すものか 月はわたしたちのお日様 月はわたしたちの椅子
>>203 「空が落とす」→「空を落とす」です orz
>Cornelius「MOON WALK」の薄ら笑い なぜ私がCorneliusだと分かったのかな♪ 不思議だにゃw 評価どうもありがとうございました!
×なぜ私がCorneliusだと分かったのかな♪ ○なぜ私がCorneliusファンだと分かったのかな♪
>>202-203 >>205 ものを観るとき、ぼくたちは光を介してものを観ている。
光があたると、観るものの状態は変化する。
月を観るとき、ぼくたちは太陽を介して月を観ている。
月面の温度は、太陽光があたるかあたらぬかで270度の差がある。
太陽がないと、暗闇の中の月はぼくたちには観えない。
太陽があると、暗闇の中の月とは違う姿の月が観える。
暗闇の中の月は、imaginationによってのみ、把握できる。
"Wait until you see, waitin', wake up and see"
>>206 タイトルで分かっちゃう。ぼくもアルバム全部持ってるし。
<Everybody want'it! Everybody needs!!> ここから ソイツが目を覚ます 狂った時間を こじあけBack Again 誰もが自分を見失う Just You!!! oi! oi! oi! oi! oi! oi! oi! oi! <Everybody want'it! Everybody needs!!> これで全てがわかるだろ 少しは オツムを 柔らかべイビー 何が要るのか要らぬのか Just You!!! oi! oi! oi! oi! oi! oi! oi! oi! Hey!1・2・PUNK! 頭でっかち理論野郎ごたく並べてゆーえつ感? カチカチヘッドに良薬!!酢でカケロー!!
>>199 評価、ありがとうございました。
また、新たな目を持つことが出来そうです。
210 :
犬 :04/11/13 02:46:30 ID:G7Qt37K8
どこかで誰かが死んだのに 俺は欠伸が止まらない リアリティの欠片を探して 遠い国へ旅に出ようか マリファナも自由も無い 海も希望も無い 色も秩序も無い場所へ あるのは渇いた砂ばかり でっかい紙面の片隅に ほんの一粒「平和」を見た やっぱり旅はやめにしよう。 俺の欠伸は止まらない 目から平和の涙が出た
211 :
, :04/11/13 02:56:58 ID:OCVEcZ6F
それでも、そのような言い方よりも、もっと抒情が やらなければよかったと思うような、そんな書くことではないか いつもではない、そんな気持ちに揺られながら、 思い出すように、前へ前へと進むのだろうか、この悔恨とともに? そこにあり飽きた、自分の亡骸よりも近くで、 自分の遠い記憶のような眼差しが閉じられる、 いつもの当たり前のやり方で、今のそのような言葉の流れが目を描いている、 この感情とともに?いつだって、 ありきたりの装いと、ある程度の気楽さがあれば、まだ、 思い出すように、前へ前へと進むのだろうか、この抒情とともに? 似ている。 眠りに?眠りの前の、繋がることをしない、言葉の欠片たちに。 よぼよぼと歩いていく 類推に飽きた自分の痕跡のような、身を鎧った言葉たちが たゆたうこともせずに、 当たり前の一生をいくつかの変換のなかに、性欲を、あたりまえのように、 子供時代や、その写真や、固有名のない場所や、 そんな抒情を超えるなどといいって、若さや、 そんなものとともに、この祈りのような、 いくつかの断片を誰かが送るのだろうか。 夜に似ている、 夜に。
212 :
, :04/11/13 03:00:01 ID:OCVEcZ6F
つまりにもつらいにもならない、足りないような猫だった 猫は静かに接続を狙う寂しく悲しい魂の中で自分の言葉を捜しているような繋がりだった、 自分という言葉の外にしか君への嫉妬を忘れられないのならそれは僕のだめなところだと同じように猫は僕にただれた 「僕の性でこのような」と打つ猫の前で無い笛を僕は取り出した どうしてこのような殺人が僕を殺すのか全く理解できない諦めに 僕は嘘をつかないと約束する、単に嘘をもうつかないために さようならの前にゆっくりと恋人は僕の会社を嘗め回す 速度を上げて自分を見ることは、彼女の目の外にその猫の体を捨てることだった、 遠回りな自分の罪の告白のような一行を諦めさせる窓枠の外に降る雪を溶かす速度でしか僕を愛さない彼女の眼は 汚いものを見るためにしか生まれてないみたいに自分の黒子を嘗め回すために目の回転を速める 日本語で書けることはこのような単調な辱めではなかった つまらない繰り返しを避けるためなら僕は何でもやるだろう と誓うために僕は店を出るために僕らは引きだしの中に自分を仕舞う
213 :
名前はいらない :04/11/13 06:27:19 ID:/StHVy3L
私は私 職業「うそつき」誰から疎まれても 私は私 泣きもしますか。笑いもしますか 私は私 おべべが綺麗になったって 忘れられない記憶が残っている 私は私 難しい問題なんてわかりゃしません てんで遠いところから救いの言葉を投げかけられても わかりゃしません けど、 泣く子の声なら聞こえます ミルクか抱っこかオムツかなんて 私はただ黙って作業をします ゴウンゴウン鳴っている機械と一緒に 並んで歩いている人たちを管理します 私は私
214 :
名前はいらない :04/11/13 08:47:26 ID:X/2PiT+7
昨日雨が降りました 僕は濡れたまま 立っていました 今日は晴れました 焼け付く太陽の下 笑っていました いつか僕は 消えて無くなって そうして皆は 僕を忘れる それで良いと 頷いて 少し泣きました 蹲り、空の下 存在等小さなものだと 呟いて僕は、 路上で潰れました あの日は晴れ 全てを吐き出して 重力に逆らえず 圧迫に耐えれず 路上で、路上で あの日は晴れ
215 :
名前はいらない :04/11/13 09:26:44 ID:m+wnF16Z
初めまして。ここで詩の評価をしていただけると聞いたので、一つ評価していただきたいと思い 書き込みました。少し長いですが、どうかお付き合いください。 旅人 夕暮れ色の荒野、ひかれた線路を歩く人、足取りによどみなく、遥か遠くを見据えてる。疲れなんてないさ、目標なんてないさ気付いた時にはもう歩き出していた。 はてしなく続く線路、周りはただ広がる荒野。歩いたことがあるか?線路とは違う道のり。決まった道はない、歩きやすくもない。けどどこにでも、繋がっている道。 たまには脱線してみよう、こっぴどく怒られてみよう、じゃないと学べないもの 学んでまた強くなる心 星の降る空の下、焚いた火を見つめる旅人歩き続けた足に、少しの癒しを与える。疲れてなんてない、でも目標すらないただ少し考える、あの道の先に何が? 考えるくらいなら行こう、見たことのないものを見よう、あの先には何があるのか?まだ歩いたことのない道の。 分かれ道があっても決めるのは君自身、誰かに決められても、歩くのは君だけ。どちらが正しいか、そんな事分からない、もしかしたらその先は共に茨の道。 例えもし茨に引っかかっても、痛みを耐えて歩き続ける。例え何かに躓いても、すぐに立ち上がってく。 僕らが知らない道の先に、必ず何かが待っている、だからまだ止まっちゃいけない、 君がまだ見たことないものは ・・・ 晴れ渡った次の日、旅人は果てない線路から、離れるように歩きだす、新たなる道を見据えて。疲れはきっともうないさ、目標はこの道の先。きっと道の終りには、必ず何かがあるはずさ。
>>210 犬さん
平和であることを卑屈に思っているこの国が嫌。
平和の涙は素敵。
>>211-212 運動の痕跡。鎧ったことば。散文が降る。じゅうぶんな複雑さを持ったことばの連なりは、ぼくを身構えさせる。くり返すことを、伝記的であることをおそれずに、さようならをください。
218 :
名前はいらない :04/11/13 20:31:42 ID:ebPHrqmE
渋谷の駅から滑り込んだ いつもどおりの夕暮れ時 足が向くのはどうして あの頃と同じ車両 目が合って 久しぶり 声を聞くのはいつぶりかな 平常心を装う私の顔を見て ちょっと見下した目つき あの頃と変わらない目 毎晩思い出す あの日の優しいキスの あなたの顔にはモザイク 思い出したらまだきっと 涙が出ちゃうだろうから 借りたままのCD バンプオブチキン ラジカセに入ったまま 聴いてるよ あなたのことを思い出すときはいつも お願いだから そんな目で微笑まないで 私の心の平和 壊さないで また嵐が吹き荒れる 冬がやってくると 私はまたあなたに恋をする 呪われているのかな 新しい恋が出来そうな所なのに 邪魔をしないで 今更なんで? そんな寂しい顔は あの頃見せてくれなかった 時々思い出す あの日の悲しいお別れ あなたの顔に×つけて そうでもなかったらきっと 涙が出ちゃうだろうから あの日くれたピアスは おかしいな なんで 耳に通すたび 胸だけ痛くなる あなたのことを思い出す痛みだったのかな お願いだから そんな目で見つめないでよ ふと目に入った その指先 昔は私の髪を そっと撫でてたなんて 私たち以外の誰が知ってる? 電車が私の降りる駅で止まる 昔と同じように どうしても降りたくなくて 悔しくて涙が出た でも本当は少し 嬉しくて涙が出た 君が私の手を掴んでそのまま 時間があの日に戻ったみたいに
219 :
幸子 :04/11/13 21:04:56 ID:1l6kcQvW
携帯電話は世の中を便利にしたけど、俺にはいきにくい世界になった。別に俺が電話にでなくても…、俺の存在はなに?彼女からの電話はほんとにくだらない。 元気? 暇だからって、よこすなよ。 所詮俺は彼女の暇つぶしのオモチャだ 世の中は生きにくい。 今日もまた同じ生活。そこに俺の意志はない。 くだらない。 けれど俺には一つだけ楽しいことがある。 俺好きな人がいるんだ。 その子には彼しさんがいるけど、そんなのは関係ない。 彼女も俺と同じで、世の中に退屈している。 俺も彼女も優しいから、恋人は振らない。 なぜなら、彼らは僕や彼女がいなければ、暇で死んでしまうから。 可哀相な人たち。
220 :
幸子 :04/11/13 21:06:19 ID:1l6kcQvW
おれのの好きな彼女とはデートはしない。だた話すかやるだけ。 それで満足だ。 俺も彼女も知ってるんだ。体を重ねる以外、生きにくい世の中から解放されないこと。 彼女はいつか俺にいった。 恋って何? あたしは誰も好きになれない。愛されてる自分しか愛せない。 だから、あたしは、あなたとねるの。 俺はそんな彼女が好きだ。 明るくてクラスの人気物の彼女の裏の顔はただのやりまんだ。 人間は悲しい。 こんなネットの中でしか俺は生きれない。 所詮みんな同じ。 違うのはやりまんのかのじょだけ。 今度写真とってネットで公開させようか きっと彼女はなにもはんのうしないだろう。 ただ、おれに冷たくなるだけ 彼女はいつもそうして波を通り過ぎるのをまつ 彼女は知ってるんだ。全ては時間が何もかも消してしまうことを つまらない女を好きになった自分が本当につまらない
221 :
幸子 :04/11/13 21:07:28 ID:1l6kcQvW
の好きな彼女とはデートはしない。だた話すかやるだけ。 それで満足だ。 俺も彼女も知ってるんだ。体を重ねる以外、生きにくい世の中から解放されないこと。 彼女はいつか俺にいった。 恋って何? あたしは誰も好きになれない。愛されてる自分しか愛せない。 だから、あたしは、あなたとねるの。 俺はそんな彼女が好きだ。 明るくてクラスの人気物の彼女の裏の顔はただのやりまんだ。 人間は悲しい。 こんなネットの中でしか俺は生きれない。 所詮みんな同じ。 違うのはやりまんのかのじょだけ。 今度写真とってネットで公開させようか きっと彼女はなにもはんのうしないだろう。 ただ、おれに冷たくなるだけ 彼女はいつもそうして波を通り過ぎるのをまつ 彼女は知ってるんだ。全ては時間が何もかも消してしまうことを つまらない女を好きになった自分が本当につまらない
商業的 さ 迷う道無い お前の色は 腹黒いだけに成ったのか まるで守られてるとも言いたげ 転がるミカンを拾う 坂道を見下ろす様な 自信はいったいどこから来る 良いだけ言っといて逃げ足 早くなるメトロノーム 続く詞は見つからない お前の色は 腹黒いだけに成ったのか
223 :
名前はいらない :04/11/13 22:00:23 ID:RUodGevg
電話 わたしの頭の中で電話がなっている リンリンりん 「はい、こちら・・ですが」 「もしもし?」 Aくんは携帯をBくんにかける 四六時中、何万何億のヒトたちが 電話を世界中にかけている わたしの頭の世界のなかで わたしの行動を他人が知っている 他人は私の行動を盗聴している 他人は私が誘拐したことを知悉している わたしのなかでみんなが電話をかけている わたしの頭の中で電話がなっている リンリンりん 誰からだろう? パパからだ
224 :
ちんちん :04/11/13 22:30:02 ID:/FE3pk0T
ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ ちんちんちんちんちんちんちんちんまんこまんこまんこまんこまんこ
眩暈がするほど夏の匂いをさせた記憶の断片が 鋭利な確率で疾走また疾走する 澄んだ色のガラスの眼をした 少年の足は はや血まみれ 友を殺めたい衝動が 日時計の影の軌跡をなぞり 軟らかい殻の中青白い幼虫となり蹲る 幻の誘蛾灯に誘われて 殺意は静かに燃え落ちた ガラスの眼をした血まみれの少年は ちぎれたシャツの片袖を掴むと 薄暗い窓越しに唇を噛んで 夏の背中へと拳銃を発射し 最後の嗚咽を漏らす
枯れて落ちた花びらを 風に乗せて遊ぶ 遊び 足元を歩いていた蟻を 水に浮かべて流す 遊び セミの抜け殻を根元において 神様にお祈りする お願い 世の中が平和でありますように みんなが幸せで暮らせますように そんな祈りをそっとつまんで 運命の奔流に乗せる ... あ々 この願い届きますように
夕陽を背中に白いクレセント 黄昏の風が髪を揺らすよ 楽しかったね たくさん笑ったね 胸の奥 ほら 暖かいよ 忘れかけてた 遠い想いも君が居たから もう一度動き始めた じゃあまたね また会おうね 離れていても 想っているよ いつの日か 巡り会えて 大切だと気付いた
228 :
七子 :04/11/14 04:14:55 ID:a7A4z3vd
「対話」 フェイドイン、椅子に座る自動人形が床に座る少女に話しかける 「七子ちゃん あたしとっても辛いのよ」 「世間の色んな人は あたしを馬鹿にするの」 「きっと あたしって駄目な子なのね」 「だからね ご飯食べたりも できないの」 自動人形が自分の左手首に手を当てる コキリと外れる球体関節 左手首がステージに落ちる 「ああ またやってしまった 血が流れる」 「ああ 赤い血 綺麗な血」 自動人形は右手で切り落とされた左手を掴み上げる それを口に入れ無理矢理咀嚼する ガリガリガリムシャムシャムシャ 嚥下の音と共に左手がニョキリと生える 自動人形、何事もなかったかのように 「こんなカワイソウなあたしを 彼らはどうして傷つけるのかしら」 「憎むべきは周りの大人たちよね そうよ あんたもよ七子ちゃん」 「ああ憎い ああムカツク 死ねばいいのにみんなしねしねしね」 死ねと叫びながら手首を外したり戻したりを繰り返す自動人形 少女は膝を抱えたまましきりに小声で囁いている しだいにその声が大きくなり 「私は違う 私は違う 私は違う」 「死ね」と「私は違う」の大合唱、フェイドアウト
ひとり。 ぽつり。 だれもいない。 こつこつ。 あしおとひびく。 ぽつり。 ひとりだけ。 ないても わらってみても おこらずにいても サケンデミテモ ぽつり。 ひとり。
「君と僕との差異」 僕のブラックのコーヒーと ミルクと砂糖2本分だけ増えた君のコーヒー 朝食はパンか味噌汁か そんなくだらないケンカの種 君が三十分 僕が五分 それが二人のバスタイム 君と僕との差異 「タイタニック」を笑った僕 「ゴッドファーザー」で眠りこける君 「泳ぎ切ろう」と君 「溺れよう」と僕 何に? 人の群れに キスが一番好きな君 ×××が一番好きな僕 君と僕との差異 薔薇の花弁が君 薔薇の棘が僕 一人じゃいられないとつぶやく君と 二人だと窮屈だと思う僕 君の頬の痛み 僕の手のひらの痛み 君と僕との差異 君を追い出したがらんとした部屋で 足元の割れた皿を拾い上げて 合わせてみようとした どうしても破片が見つからなくて 小さな割れ目ができてしまった 亀裂を埋めようとした君と 勝手を貫きすぎた僕 「もう一度」が君 「もう二度と」が僕 君と僕との差異 雑踏の中で君と再会した時 僕は逃げ出したい気持ちでいっぱいだった 何事もなかったように微笑む君 きっとひきつった笑い顔の僕 「もう忘れたわ」と君 「そうか」としか言えぬ僕 振り返らずに立ち去る君 あの日に立ち止まったままの僕 君と僕との差異
231 :
AS :04/11/14 23:58:44 ID:M/njtk1Q
「sya」 夜空はあの日泣いた 誰にも見られていないと思っていたのか 一粒の星を涙にして流していた 私にはしっかり見られていた 「流れ星」 「良かったな」 彼の顔が輝いた 美しさ 「願い事した?」 あっという間すぎて できなかったの 想像できるでしょ 「願い事なんか」 目をそらす 「別に無いもの」 醜さ 夜空が泣いた 美しく泣いた うらやましかった 私の涙は全然で 「泣いてもいいのに」 彼が言った美しさ
鸞弥栄 遠く森を抜け木々照らす躍動の息吹、大いなる風は伝い 今僕の目の前でたった一本の枯れ草を揺らす 「誰かが産まれて また誰かが死んでいくんだな」 大地の旅人、人間は非永遠の宿命を背負って 信ずるべく光り求めて盲目の闇を彷徨う 生きているな せめて生きていられるなら 大きな鳥にまたがって雲を切る羽の音 風の流れを欺けば身体は溶かされていく 風と共に羽ばたく鳥の名は鸞弥栄 飛んだ羽びらは海へ このまま我と共に生きよう短く儚くとも 色褪せることなく 雲に巻かれた乱気流 雷雨と豪雨の共鳴歌よ 降り注ぐまま果てるか 降り止むまで生きるか 羽の響きを止むれば 我と共に落ちるが 雲を抜けず果てるか 雲を抜けて晴れるか
233 :
E :04/11/15 01:40:06 ID:+KdR3Aqw
また12月が戻ってくるのか 貴方と出会う季節 貴方と声を交わす季節 貴方の手に触れる季節 貴方を見失う季節 雪に溶ける脳が僕の足にこびりついていく 思考が止まる 動きが止まる 冷たい風は僕の身体に澄み渡り あぁ今日も、痛いほど裂けていく 痛い 痛い この痛みは凍える身体か失くした脳か
「ある酔っ払いの戯言」 多くの明日を見過ごすと 一枚一枚散っていた翼は かの日の夢に積もりゆく怠惰 しんしんと積もりゆく 小声で叫んだ後悔は か細いシャボン玉の姿で 屋根にも届けず泣いている 宛て先のない手紙 何の工夫もすることもなく どこまでも羽ばたいていった あの大きなシャボン玉を ただ 飽きもせず膨らませていた あの日の幼きストローは いつの町にあるのだろうか いくつもの街を越え ただただ硬い硬い かたい 足場を求め続けた私達には それだけが気掛かりなのです
236 :
睦 :04/11/15 13:39:17 ID:MnIw6Yg/
本当の気持ちノートに書いたら いつのまにか手が真っ黒になってた その場しのぎで生きてくすべを 一体ドコで身につけたのかな 【苦しいよ】なんて弱音言った日も もうとっくに忘れちゃった あの古ぼけた駅前のベンチで とりとめのない話をしたことも 僕のそばには顔のない人ばかり その手を掴んだらきっと崩れてしまう ただ前に歩くだけの事なのに 僕の足は寒さに震えて棒になる 下にある地面がまるで泥沼みたいに 一歩踏み出したらもう戻れない 先を歩く誰かの腕を掴みたいのに 触れたらきっと崩れてしまうよ 【恐い】なんて弱音 最後に言ったのはいつだっけ 忘れてしまうくらいに長い間 僕は泥のなかに立ちすくんでいる 【平気だよ】と小さく笑いながら 手を伸ばして泣き叫んでいる 本音で真っ黒になったその手を 誰かが掴むことを祈りながら
237 :
『 濡れた本 』 ◆lXZBPVO3GQ :04/11/15 23:45:53 ID:WjS3lM9F
悪徳に感化された肉体的脆弱且つ悲愴趣味なあらゆる文学少年達 「神様、僕は化け物だ。そうだ、僕だけが化け物なんだっていうことにしておいておくれ。 僕は生まれてくるべきですらなかった、そうだ、それが全部の不幸の理由なんだ」 世慣れしたつもりで笑う古い干からびた血管 「あれを見ろ! 白鳥が北の凍った水の下に潜る。 と言っても、奴らはただ羽ばたくのが面倒なだけなのさ」 狂った少女みどり 「何もかも、ナンセンス。彼らのシュールレアリスムはまだ表現の域にまで届いていないの。 あれは赤ちゃんの叫び声なのよ。 でも待って?――母親なんて、それこそどこからだって湧き出してくるものじゃない」 少年(抉り出した右目を手に持ち、天高くそれを掲げて) 「ああ、お母さん、誰も僕の本当の形がどんなものかすら知らないのだとしたら、 僕が病気だって事を誰が証明できるんですか?」 零の一歩手前に祀られた完全なる神の偶像 「私が目の前の線を越えるのと、君がその場所から思わず駆け出してしまうのとで、 簡単な我慢比べをしてみれば良い。とにかく待ってみなさい、答えは最後にあげよう」 老いぼれ 「これだから、奴はいつも同じ手さ。鼻面に引っ掛けたフックで天井から若者を吊るしておいて、 最後にはどうなるか? 健康な皮膚から脱皮したカボチャの腐ったみたいなの、 要するに俺達野生の乞食の同類が、また一人殖えては死んでいくのさ」
>>222 「商業的」っていうことばが面白い。「坂道を見下ろす様な自身」という言い回しは普通なようで出てこない気がする。気になるんだけれど、まとまったことばがおもいつかない。それは作品の良い悪いではなくて、ぼくの問題。
>>232 「鸞弥栄」
すこしバロック。鳥にまたがる風情は心地よい。
シミュラークルを気取るより、あなたの詩を書けばいいかも。
(関係ないが、青木ロビンの歌詞は変で好き)
>>234 「ある酔っ払いの戯言」
地面とシャボン玉の中立点に立っているストロー。
シャボン玉の表面に虹ができる理由を知ることは幸福か。
町から街へ続け「丈夫な足場」。
>>237 『 濡れた本 』
天邪鬼な視点が好き。新しい大アルカナを想像させられる。
鍵括弧に閉じ込めた言い訳はずるく、作者とぼくのあいだの厚くて柔らかい壁になっている。
老いぼれのモノローグは気が利いていてすばらしいと思う。
239 :
中卒 :04/11/16 02:06:22 ID:1KNPxILe
俺が中卒だからか おれが中卒だからって、権威主義に犯された社会の無理解の二元論的 なカテゴリ化、中卒だーーって童貞だーっていきているんだ幸せなんだ
空気や重力は何の意味も持たない 彼はまるで放たれた矢のように 空へと飛び立った この果てしない大地を振り返ることもなく
241 :
名前はいらない :04/11/17 02:34:52 ID:8aTmufBX
空には体温がある それから眼があって 感情もある 時間には耳があり 光には口がある 風には鼻があって 水には色がある だけど宇宙には何もない
『車』 あいつが帰ってくる わたしはとても嫌な気分になる お母さんはハンドルを握ったまま わたしをみようともせずに 「ごめんね」 といった わたしがあいつのことどれほど嫌いか嫌いか 知らないんだ
旅人の行く手 夜の影射す 山道に 誰がいずこへ導くのか この剣が教えてくれるだろう 私はただ独りで この道を歩き続ける 星々と白銀の月下 あの歌が聞こえてくる あの歌が響く限りこの足が止まることはない 君とした約束、今夜だけ私に与えてくれないか この晩この静寂を君に 私は君の夢の中に眠るだろう 道は開け 血の色の大地に 星の香りの中を這い進み 狼の遠吠えの中をトロールの咆吼をかいくぐり 待ち合わせたその場所へ 身を低く 鎧を鳴らし 影の中を進み行く 風に舞うのはいつも響く 妖精が伝えた子守歌 森の中 木霊す声に おののきて 道を指す 木菟の目に 安堵する
244 :
ムプ :04/11/17 21:59:09 ID:VHJ584e4
「今のままでいいとも思わないのだが」 キリンに何を言ってもキリンなのは 君が分からず屋だからでしょう? スクリューするペースト状の何かを 食べて下から出すまでの間 奇跡が起きないことだけを祈ってたし奉ってた 今のままでいいとも思わないのだが 管理人さんの言う通りだとも思わないのだが テレビが原因で火災が起こらないとも思わないのだが 君を愛し続けていたいとは思うのだよ
245 :
名前はいらない :04/11/18 03:14:52 ID:oWXN8XW/
僕が子どもだったころ 夜がいつもすぐ傍にいた シーソーが錆びついたころ 夜は家に帰ってしまい 黒い光りだけが残っていた
「 罪 と 少 女 と 罰 」 白い風が窓から入り込んで ボクとキミの隙間をうめる 赤い絵の具がまるで雨のように ボクとキミの頬をぬらす よく分からないんだけど右手はまるで 壊れた玩具のように全く動かないんだ 左手でキミを触ろうとするんだけど なぜか思うようにうまくいかないんだ 木造りの椅子の足に背中をもたれて 窓の外を見るといくつもの白い雲が 広い空を自由に動き回っているのに ボクの耳の下からは燃えるように熱い なにかがとめどなく流れる よく分からないんだけど両目はまるで 重りをつけられたみたいに閉じようとしてる 左足の靴下は雲のように白いのに なぜか右足の靴下は林檎のような色してる キミのボクを見る目は凍ったままだけど ねえ、お願いだからそばにいて欲しい 強く握るキミの右手の中には何があるの? ボクの右の目からは滲むように生温い なにかが静かにそっと流れる
「木枯らし吹けば」 空の流れはとまらない 木々の紅葉を飲み込んで 裸の枝にさせました 空の流れは止まらない 空き地の雑草飲み込んで 色を奪って去ってった 空の流れは止まらない 冷たい空気を押し流し 街には雪が降りました 空の流れは止まらない 子どものほっぺたぶつかって 紅葉の色で染めました
248 :
猛禽 :04/11/18 16:08:12 ID:4oJ3Owik
>>247 最終連
>子供のほっぺたぶつかって
これは、子供のほっぺたにぶつかったのだから
子供のほっぺにぶつかって、のほうがわかりやすいかも
>>248 リズムを保つために音の数をごまかしただけです
250 :
ぱるぷす :04/11/18 16:28:02 ID:FzTCNV8Z
「サブスペース8」 がらんどうのパイプの中 ぼくはいつからか歩いてる ずっとうつむいたまま くねくね伸びる蛍光灯 ぽつりぽつりと通気口 水たまりにうつるぼく どこまでも続いてる ヒビをつたって垂れるしずく かすかに流れる空気 いつからかぼくの後ろ 犬が一匹ついてくる 近づかないし離れもしない ぼくの右手をくわえたまま かわいた目でじっとみてる どこかでファンが回ってる がらんどうのパイプの中 いつまでも先はみえない
「独りの火」 火が燃える 傷つけるように噛み締める そんな日々 終わりを告げようとすると 始まりを告げられる 火が燃える 誰にも会えずに ただ燃える 孤独を燃やせず ただ燃える 母に泣かれて また燃える たった独りで まだ燃える
252 :
猛禽 :04/11/18 20:10:12 ID:MBhA61XQ
>>249 そうかw
余計なこと言ってごめんなさいでした
「途中でダメになる」 餅食いすぎて大変! ガールはサンダルを片足だけ履いて 夜明け前のマンホールへ閉じこもる 長野のおばさんも一緒です 当時を振り返る人は居ず もうじき来る盆の話題にさえ触れず 小さな社会の中で縮み上がるばかりだった からっきしすっからかん スラックスあっけらかん まるっきし引っかからん ロレックスもう浮かばん
254 :
名前はいらない :04/11/18 20:51:38 ID:p7Hluury
ageます
255 :
イノセンス :04/11/18 22:35:50 ID:PT1GNmvI
「ふたり」 あなたのその胸に 残された甘い香りが 苦しい息をする度 心に燃えるような痛みが刻まれるけど 私を宥める淡い瞳がそれを止めるから 声を枯らすけど そこから離れずに 私ではない何かが あなたを奪っていく どうして 見えない振りをするの? 触って 見つめてよ 空いてるなら 見せて 私が全部 埋めるから 同じものは二つもいらないの 愛してるなら 起きて 深い眠りから 醒めてよもう一度だけ 洗って あなたの全てを 染み着いた 呪縛を 今すぐに 消し去ってよ鼻をついた匂いさえ 完全に 評価お願いします。
夢の狭間に闇散らす デミウルゴスの羽の下 暗い宇宙のあちこちに 知恵の光りを投げかける 殻もつ者は殻の中 業あれば止まり 業無くば脱し デパートの屋上で遊ぶの少女の持つ風船みたいに 黄色く世界は膨張して 細胞は離別し 全てのイデアは失われ 意味も無くなる世界が来たら ふくらみ続ける造物者よ あなたは何を思うのか 産まなければ衰え 産めばやがて崩壊する 神にもやはり寿命があるのだ 私もいつか神と共に死ぬのか
詩ってどう書いたらいいのやらのぅ
258 :
名前はいらない :04/11/19 10:42:30 ID:jlzu201K
盲人の手引き 地下鉄にペット同伴の乗客がいた 「なぜ電車の中にペットが?」 それは、盲導犬だった 乗客は盲女だった 席が空いた 相変わらず盲女は立っていた そこで一人の青年が声をかけた 「席が空きましたよ」 それでも盲女は立っていた そういう訓練を受けているのです、と 盲女は電車を降りた 青年はホームへ転落しないようガードした 私の目からは涙が流れていた 私は目が見えることの本当の意味を知った 電車の中は暗かったが、青年は眩しかった 青年はまさしく光そのものでした
259 :
-1 :04/11/19 12:38:16 ID:3N7YA1dM
「伝」 騒がしいな 外の音 なにをそんなに 大きな声で 何を知らせたい 何を言ってるんだ 誰に聞かせたい 誰も聞いてない 身振り手振りが おおげさで 肝心の話に 行き着かない そんなんじゃ駄目だ 必死なんだ もっとラフに 気軽に行こう 昔の話も 織り交ぜながら 叫び続けで 声がかすれた それでも お前は音を止めない 何を知らせたい 何を言ってるんだ 誰に聞かせたい 誰も聞いてない 挙句 ついには泣き出して かすれた声に 嗚咽が混じる そんなんじゃ駄目だ 必死なんだ もっとラフに 気軽に行こう 昔の話も 織り交ぜながら 簡単な事だ 顔上げな 2階の窓から お前を見てる 話を聞いてやろうと 顔を出してる 寝起きの俺が ここにいる それに気付けよ 聞いてやるから 散々愚痴を ぶちまけたらさ 俺の話も 聞いてくれぃな
260 :
名前はいらない :04/11/19 19:11:31 ID:fX0PYOIG
雲に顔を隠した月を 僕は黙って見ていた 夜が息を吹きかけて 雲を吹き払ってしまったとき 僕は月が始めから欠けていたことに知ってしまった
262 :
名前はいらない :04/11/19 20:58:23 ID:yLs34Ubo
死ぬ事を 無くなる事と思うけりは 悲しき また それも現代の真実なりて また悲しき かくも悲しき世の中ならば 捨てずにはいられない 私は 生を捨てようか それとも 人を捨てようか これで私は 元の歯車の一部なり
263 :
さしみ :04/11/19 21:47:05 ID:NMfNOw02
264 :
名前はいらない :04/11/19 21:49:49 ID:yLs34Ubo
愚かなりは 自分なりて 人でなし 悲しきは 自分なりて 人でなし されど 誠美しきは 自分なり この思い 願うならば 届け 私は 再生の住人
265 :
さしみ :04/11/19 22:03:00 ID:NMfNOw02
>>262 出鱈目で中途半端な古文調の違和感ばかりが目に付く。
わざとだとすれば効果的ではない。
むしろ邪魔。
266 :
名前はいらない :04/11/19 22:34:21 ID:yLs34Ubo
真に 真に 悲しきは この思い ただの字に成り下がる事なり この声 聞いてくれたならば 私は 貴方に希望を感じる 例え それが 同意でなくとも 悲しきは 字に成り下がることなり 私は 再生の住人
名も無きことに悲しみは覚えず 盲目に路上を歩き続ける裸足は 延々とどす黒い足跡を描き それを見るに絶えなくなった私は 思わず目を両手で覆い尽くす それは 私が切り離したかつての友の 脳裏に焼き付けた末路 暗闇の中に足跡は光 私は走って遠ざかろうと 逃げ逃げ路上に足跡残す
268 :
名前はいらない :04/11/19 23:31:18 ID:jlzu201K
スリ スリは長年のキャリアを生かし 電車の寝ている乗客をねらった あるいは、ホームのベンチで やはり寝ている乗客などを・・・ スリは内臓が悪くなっていた ある日、スリは盗んだ財布の中に 臓器ドナー意思表示カードを見つけた スリは、もう二度とスリをしなくなった
269 :
名前はいらない :04/11/19 23:36:07 ID:jlzu201K
270 :
名前はいらない :04/11/19 23:52:55 ID:jlzu201K
コンビニ 店長は疑い深かった お客がいつ泥棒になるかわからない 万引きも横行しているところである だから、店内に監視カメラを設置しておいた 後日のことである 店長はカメラの録画映像を再生してみた 写っていたのは、レジの隣にある 募金箱に募金していた子供の姿だった
271 :
名前はいらない :04/11/20 00:00:41 ID:38rZGEa+
好きです ときどき大嫌いになっちゃって 大好きだから 同じ事でもあなたに言われると ほかの人に言われるのの数倍傷つくから なんでそんなふうに言うの そんなこと言わないでよって すごくすごく嫌で 嫌いになっちゃって でも 大好きです 愛しているんです 私があなたを好きなのと同じぐらい あなたが私を好きになってくれたら・・ 優しくて 賢くて 聡明なあなたをいつのまにか こんなに愛して しまっています
272 :
ノマ :04/11/20 00:06:34 ID:3rw935Zb
そうではなくて きっとただ理由は 自分にあって それを隠す為に そう言ってるだけだよ
パンツ あるいはパンティ 女性の秘部を包み隠すことよりも 密着する周縁部のゴムと 余裕のある布地によって可能となる 肉体と布地との間の空間 また、ひだ それらに生じる 信じがたいまでのエロチシズム 悪魔性 神性
悲しみの深い谷間で クズみたいなガキどもが人を殺す 笑顔から涙こぼれて 奴らはナイフを持って自殺する 新聞にも載らないちっぽけな魂の転落事故 メディアの窓のこんなセリフ 「我々が放送する高級電波における割合のなかで、 悲劇の報道は既に三十パーセントを超えています。 期待値の上限はまだ天井に届いてはおりませんが、 政府が取り決めた感情の浸透度に関する条例のせいで、 貴方の死亡やそれに関する声明文は お取り扱いさせていただくことが出来ません。 」 今や子供達は雨の日の猫のヒゲの匂いがする、 猫たちは金のなる木のトゲの根元を掘り返す。 とてもとてもとても冷たい、 世界はとてもとてもとても・・・・・・。
電話でなんとかつながろうとする 本当の事なんかわかりっこないのに さぁ、はかないゴッコをしよう 意味が無くても皆でやれば正当化されるさ
おばあちゃんは新しい入れ歯を入れて 娘が持って帰ってきたピザの皮も食べる 食べたほうがいいと思ったんだ 子供達はスニッカーズを食べている とても美味しいから そして指がベタベタしちゃって 母さんは苛々してしまう 銀行休日は1年に6回 誰もが皆喜ぶ楽しみの日々さ 銀行休日は6パックのビールと共にやってくる 。。。そして又仕事に戻るんだ
男である女の子 女になりきった男の子が好きで 女のように男の子を扱って 男のように女の子を扱う いつだって本当に自分が愛してる相手じゃないといけないよ
オートマチックなんだ どこかで荷をおろさなきゃ プレッシャーの下で 中道を行く 流行に走って また転げ落ちて いつも一緒さ 終わりはないから ローがやってくる ハイがやってくる 全てがやってくる 世界中にただ一人 君と僕でやっていけるさ ほら やってくる 君 僕 うまくやれるさ! 明日がやってくる 1 2 3のエピソード 中道をいくんだ それがエンターテインメントだから 車輪の音が響く 永遠に転がっていく どれだけ気持ち良いかわかるだろう ローがやってくる ハイがやってくる 全てがやってくる 世界中にただ一人 君と僕でやっていけるさ ほら やってくる 君 僕 うまくやれるさ!
279 :
名前はいらない :04/11/20 22:56:19 ID:ycUYh5UI
幸福 ある人が「幸福」を探しに ずっと遠くまで出かけていった 来る日も来る日も探し続けた でも、どこにも見つからなかった 疲れて家に帰ってみると、 なんと「幸福」が待っていた 「幸福」はおかしそうに笑った 「ずっとそばにいたんですよ!」、と
280 :
名前はいらない :04/11/20 23:09:21 ID:ycUYh5UI
幸福 ある日、「幸福」が誕生した 父の名前を「善」、 母の名前を「愛」、 といった 「幸福」の妹に、 「歓喜」が生まれた それは母の「愛」の「苦しみ」を つきぬけて生まれたものである ある日「幸福」が行方不明になった 「不幸」が代わりに養子縁組になった 「幸福」の存在は疑念を抱かれた 「絶望」が家を支配した 「幸福が見つかった!」 「歓喜」が第一声を上げた 「幸福」は父から受け継いだ「善」を行い、 母から受け継いだ「愛」を与えた
「わたし甘えんぼ」 かあちゃん頼むよ 俺が豆腐嫌いなの知ってるだろ かあちゃん頼むよ 俺が朝おきれないの知ってるだろ かあちゃん頼むよ 授業参観こなくていいって言っただろ かあちゃん頼むよ 僕のお気に入りの本処分するなよ かあちゃん頼むよ なんだっけ?言うこと忘れちまったじゃないかよー
#2 “some” songs -酔いどれ行進曲- エラヤッチャエラヤッチャ チョイナチョイナチョイナ ハイ! さあさ飲みましょうや ダメな暮らしを飲みほしましょう 生きていくのがお辛いのなら ここらで一息いれましょう 夢という字は地平線に沈む夕日と書くじゃありませんか 20年前の青春ドラマみてぇに走っていきましょうや ねぇ? エラヤッチャエラヤッチャ チョイナチョイナチョイナ ハイ! エラヤッチャエラヤッチャ チョイナチョイナチョイナ ハイ! -out of step (with the world- †minor threat† I Don't smoke don't drink don't fuck At least I can fucking think I can't keep up can't keep up can't keep up out of step with the world -Spin Soul- AAARRRRRRGGGGHHHHHAAAAA!!! 感情で飛び込め! HeyHo Let'sGO GABAGABA! スケボー転がし 斬りつけろ! 富士山超えろ、貼り付けろ! 大和の心を忘れるな!澱んだその色塗り替えろ! ごたく野郎やっつけろ!HeyHo Let'sGO GABAGABA! 丸めて股間にクリーンHIT!HeyHo Let'sGO GABAGABA!
身体測定 あと一センチなんだ僕に足りないのは いかさまして背伸びしなよ こんな俺でも良心が痛むんだ だったら諦めなよ でもなんとか一センチ伸ばしたいんだ 言ってることむちゃくちゃじゃないか 当たり前だろ。ないものを無理矢理伸ばそうとしてるんだから 君とは話しにならないよ こっちこそお断りだ なら勝手にするがいい そうさしてもらうよ 結局どうするのさ 休むよ。来年また会いましょう
284 :
hhh :04/11/21 05:02:48 ID:cGcEByjh
奴は笑っている 笑顔なのにやけに無表情だ 俺はその通り言ってやった 奴は困った顔しておどけている 痛々しいよ 俺はその通り言ってやった 奴がイーってしている 歯茎から血が出てるよ 俺はその事は言わなかった よし!奴をもう一度見つめて 瞳の底にあるユニバースを覗いてみる そこには幾重にも塗り重ねられた 油絵のように干からびた光沢を放つカメレオンがいる カメレオンは極彩色なのに俺には枯木の色に見える 俺はカメレオンに餌をやってみることにした カメレオンは舌をひゅっと延ばし餌を獲り一生懸命食べるフリをしている カメレオンが生きていない事を俺は知っていた俺は虹になりカメレオンを覆った カメレオンは激しく抵抗し俺を傷付ける だが徐々に虹色に変化し溶けていった カメレオンの中から小さく丸いミクロコスモスが見える 何箇所か切れて血を流しているようだ 俺はそーとミクロコスモスを掴み自分の瞳の底にあるユニバースに素早くしまった 奴は笑っている 笑顔なのに泣いている 俺はその通り言ってやった 奴は涙でくしゃくしゃになりおどけている 鼻水出てるよ 俺はその通り言ってやった 奴が楽しそうに去っていく 俺はもう何も言わなかった
285 :
ゆう :04/11/21 23:07:07 ID:NIMHEyjB
彼はまっすぐだ。 とてもまっすぐだ。 それはとてもこわいこと。 今日もきっとまっすぐ。 そしてまっすぐに私を嘲る。 そうね、あなたの言うとおり私はねじれている。 だってそのほうが にんげんらしいじゃない?
286 :
名前はいらない :04/11/22 01:51:48 ID:k7MoMYDJ
「死が近づく、未来がなくなる、あと三日」 オレもいつかは死ぬんだろ うちの犬だって 窓にはりつく虫だって その塀の上の猫だって 飛んでる鳥だって 耳元でうるさいハエだって いつかは死ぬんだろ たぶん死ぬのは未来なんだろ 今からずっと生きてく中で最大の不安 「死」を未来に押し付けていくんだろ そうしないと生きていけないんだろ ずっとそう思ってきたんだろ、オレは そう思ってここまで生きてきたんだろ ただこうして「死」がせまってきてるから もう未来に押し付けることはできないんだろ 「イマ」でそれを受け止めて残りの命を一生懸命 生きていかなくちゃいけないんだろ でもオレ、イマで受け止めるのには疲れたみたいなんだろ 未来はずっとこんな重いもの持っていたんだろ 最後にありがとうオレの未来 あれ未来 未来? どこいった? どうしたんだろオレ もう死んだんだろ...
287 :
名前はいらない :04/11/22 03:48:00 ID:UxTcF7cD
時々生きてる実感が無くなる 生きる意味も判らなくなる 何故生きてる?何の為に生きてる? そういうときは自分の気持ちが爆発する前に浅く手首を切って 止め処なく流れる液体の暖かさと痛みを感じて 生きてる実感を取り戻す 生きてる意味を取り戻す そういう生活のせいか手首には幾つもの線が交差してる この線が無くなる事は死ぬまで無いと思う もし無くなるとしたら完全に生きてる実感と生きてる意味を手に入れた時だけだから だから一生消えない線 そして今日も線が一本増える
288 :
名前はいらない :04/11/22 04:05:18 ID:NzbYjXIN
夕暮れ 溶ける視界、飽和した空気 幼い頃の自分の影 不思議に見えたあの時の気持ち 変わってしまった自分は溶けて 拡散することを望んでいるのかなー 広がる赤に溶け込んでここから見える全ての景色 包み込む やさしくほんのり 風にゆれる、淡い夕暮れのひかりになって 誰かが気づかないあいだに〜
夜勤 じいさんが部屋で話をしてる 誰か知らない人と 楽しそうに話をしてる その声はかん高い じいさんの声が聞こえる 誰か知らない人と 昼も夜も話している じいさんの声だけが響く 正直寝ててほしい 他の人が起きるから コールを鳴らされてしまうから 正直控えてほしい 見えない人との話は せめて夜は会わないでくれ じいさんが話をしてる 見えない娘と話をしてる 見えない俺もいるらしい 頼む、勝手に俺を紹介しないでくれ 見えない俺と見えない娘の縁談を進めて あまつさえ義父になろうとしないでくれ 夜勤の俺はそんなふうに じいさんにかるく毒づきながら 薄味の朝食を人数分つくる 見えない俺たち二人と じいさんを祝福しながら
僕のために死ねる 欲しい物は沢山あるのに 求めるだけで叶えない自分がいる 引き蘢りな僕 いつまでも漫画ばっかり読んでるから ネットに溺れているから 腐ってしまうんだ 君を妬む気持ちだけ人一倍で 成功者を何より嫌う こんな僕が 君と同じ空気を吸っている事が 不思議でたまらない 心の中で すいません 毎日だいたい何人の 人間とすれ違っているんだろう 言葉を交わすだろう 僕は世界を知らな過ぎるから 頭にウジがわきまくってるから 拒絶してしまうんだ 君の幸せに肖りたいと 一緒に いたいと楽をしてしまう こんな僕が 誰かのために死ねるなんて事が あったらどんなに 優しい奴に なるんだろう 当たり前なんだけど やっぱり誰も助けてくれはしない 被害者面で 世界中を盥回しにされている気分 悲劇のヒロインみたい ちょっと浸っている僕 Mじゃないよ けど実際まきこんでいるのは僕なんだ 君のテリトリーに侵入して本当にごめん 今さら どの面下げて君に詫びればいいのか分からない だから心の中で平謝り でも土下座はしない 自分の美学を守るたびくずれていくプライド 僕は一人 孤独そして人でなしのトド虫 所詮引き蘢りだから
291 :
イノセンス :04/11/22 12:39:17 ID:4MljoSpK
霞んでく 記憶の中の 雑草さえ生えない 枯れた時間に 水をあげたい 貴方が 私の檻から 逃げたしたあの瞬間が その部分に 焼け野原を見せる 静まり返った 別れの場所で 突き放された あの不愉快な 一言が 何度でも 脳に刻まれていく 彷徨う身体と 溶け合う冷たい孤独 部屋には 二人の 聖域を残してある 塞いだ心を 傷める外した指輪 守ってあげると言ってくれた貴方の顔を 私の全てが忘れさせない 忘れられない
292 :
バッカス :04/11/22 13:48:27 ID:eWHXVuBN
出会いは寂しく、とても悲しいもの 出会いは恋しく、とても愛しいもの あなたに逢えたその喜びいつまでも忘れないよ あなたと誓った未来。約束した再会。それらを胸にこの道を歩む。誓い、約束したこの道を
293 :
甲太 :04/11/22 18:06:07 ID:Rxfe3V7A
>>260 最後の一行は「〜ことを知ってしまった」の打ち損じでしょうか?
元から欠けていたものを知ったことで、
例えば一部しか見えていない月を満月と思いこんでいた(?)自分を自分でどう思ったのかだとか、
それとも特に何も考えていなかったはずなのに、月が欠けていることを知って何故かショックを受けたとか、
前後に物語があったら面白いなぁと思います。
絵本の1ページにしてみたい感じでした。
>>264 ,266
まず真っ先に思うのが、古文的な文体に慣れていないのかな?…と。
264の「自分なりて」という使い方は不自然ですね。
266にしても、二行目「この声 聞いてくれたならば」も同じ感想です。途切れ方も歯切れが悪いというか…。
文体と単語にばかり気を取られて作者さん自身で意味をまとめられていない、という印象だけ残りました。
294 :
甲太 :04/11/22 18:26:29 ID:Rxfe3V7A
>>267 書き慣れているという感じですね!
人によっては気にしないだろうというところまで遠慮無く言いますと、
「足跡を描き」等の描く、という視覚に通ずる表現を使うならば、
歩き続けることに「盲目」という他には何も見えない=視覚を塞ぐような単語は避けたほうが、後味は悪くないと思います。
脳裏に焼き付けた友の末路がどんなものなのかがパッと浮かばない、
足跡は果たしてどす黒いのか光に見えるのか…
疑問点は残りますが、推敲して少し書き加えられることでこれから完成する詩なのかも知れませんね。
>>268 最後にふっと微笑んでしまうような詩ですね。
二行目は「電車の中で寝ている」が日本語的には良いでしょうか?
電車の中で寝ている乗客をねらう
ホームのベンチで寝ている男たちをねらう
のように、スッキリさせてみても良いかも…って書き直すのは失礼ですね。ごめんなさい;
「スリ」「電車」等、現実的ではありつつ大雑把にまとめて書いている中、
唐突に「臓器ドナー意思表示カード」という細かい名称が出てくる違和感。
…ですが、もしかしたらこれが面白いのかも。
295 :
甲太 :04/11/22 18:43:36 ID:Rxfe3V7A
>>270 268と同じ、社会に接した詩ですね。
ただ、268ほど「あぁ」という感じは(勿論個人的にですが)しなかったです。
子供が募金している姿を見たことで店長は何を感じたのか、がこの詩の焦点だと思うのですが、
何故「監視カメラ」という間接的なアイテムを用いたかが伝わりきらない感じでしょうか。
猜疑心だらけでカメラを設置したけれど、万引きを行うような奴は待っても現れず、映っていたのは募金していく人たちだった、
と、店長の拍子抜け具合と他もろの感情を表すにはもっと大袈裟に書いても良いのでは?
>>271 恋する乙女の共感は呼びますが(勿論私も分かる分かる!と思いましたし)、
もう少しだけ焦点を絞れば分かりやすくなる気がします。
「好きだけど、ときどき大嫌いになっちゃう」
「私があなたを好きなのと同じぐらいあなたが私を好きになってくれたら」
「優しくて 賢くて 聡明なあなたをいつのまにかこんなに愛して しまっています」
例えばこの一つ目にテーマを絞り、二つ目の一文で締める…
という形ならスッキリしますが、三つ目は唐突すぎて正直ハテナが浮かびました。
好きや愛しているの言い方が多すぎると、読むほうにはシツコイですね。
296 :
甲太 :04/11/22 18:55:11 ID:Rxfe3V7A
>>272 短い文で確実に何かを思い当たらせられますね。
簡潔な文だからこさ「言ってる」よりも「言っている」と正確に書いたほうが
綺麗にまとまるのでは…と思いましたが…。
連作になったような短文、というような形態で発表されても見やすそうです。
>>273 エロチシズム、と書きながらエロよりも別の何かを感じ、面白かったです。
意味があるのかないのかではなく、ダイナミックな感想というか。
笑いながら、けれど「そうだ!」と何か同意したくなる感じでした。
文章もすらりと読め…はしたんですが、最後一行だけもっとピタリとハマる一文がある気がしてなりません。
297 :
甲太 :04/11/22 19:18:35 ID:Rxfe3V7A
>>274 バッ、と情景は浮かぶのですが、それぞれの単語にむしろ情景をボヤけさせられる印象です。
ニュースのコメンテーターを思わせる人間の台詞までは現代社会を皮肉っているようなのに、その後唐突に
「子供達は雨の日の猫のヒゲの匂いがする」
「猫たちは金のなる木のトゲの根元を掘り返す」
というどこか童話的・幻想的な言葉で曖昧にされてしまう。
そしてひたすら感傷的な最後の一文……。
どれかのイメージに絞れば読みやすいと思います。
>275-277
読みやすくはありますが掴めません。
275では、「電話」という1対1のアイテムを持ち出しながら、「皆でやれば」と急にその他大勢を出すことが解せません。
(電話→回線→みんな繋がっている、という連想があるのでしょうか?)
276、「スニッカーズ」といういきなりの商品名がボヤけます。
チョコのお菓子、等の表現のほうが一連に統一感はあるのでは?
一年に六回の銀行休日、というものは主人公と家族にとって何の意味があるのかも読みとれません。
無邪気な口調の詩ですが、どうやら主人公は社会人…?(仕事に戻る、とありましたね)
一つの家に住む人たちは想像できるのですが、全体的にチグハグとしか言いようがありません。
277、「女」が、「男」がどのような意味で使われているのか。「愛」が何を表すのか。
せめて前置きが欲しいところです。
かげえのねこさん さく:あくま しーみーしーみーちゃーみんぶーぶす まっくろねこさん女の子 かげえの中からひょっこりでてきて おっきなおめめをぱちぱちぱち☆ しーみーしーみーにっこりわらって 小さなあんよでとことことこ ねこさんみんなのにんきもの みんなねこさんだいすきです ここはとってもあかるくて まっくろねこさんうれしそう♪ だってねこさんしっぽもまっくろ くらいとだれにもわからない でんしんばしらにゆうひがさして ゆうやけこやけぼんぼんぼん まっくろねこさんかなしくなるの だってお日さまきえちゃった おもちゃばこのいちばんしたの わすれられた子ねこさん みんなすやすやねています だれもねこさんわかりません しーみーしーみーみてみておみみ くろいりぼんがきれいでしょ? しーみーしーみーくすくすいたずら だけどだれにもしかられない かげえしばいはもうおしまい ねこさんほんとはどこにもいない しーみーしーみーちゃーみんぶーぶす まっくろねこさん女の子
299 :
甲太 :04/11/22 19:41:47 ID:Rxfe3V7A
>>278 「文学ロック」と称されるようになってきた音楽の影響を感じる気もしますが…;
頭から「オートマチック」とありますが、続く文章にオートマチックを感じなかったり、
ハイやローであることは意味もないかのようにただ「うまくやれるさ!」と言っていたり、
印象的な単語ほどただの飾りになってしまっていて、薄っぺらく思います。
歌詞的なものをイメージしているのだとは思いますが、
インパクトのある単語をいくつも使うより、
その単語一つや幾つかをどれだけ深みのある言葉に出来るか、
を考えたほうが、読み手的にも心に残りますよ。
>>279 ,280
270は「青い鳥」をすぐさま連想できますね。
私の好みだけでいえば、最後一行は台詞だけでも良かったかなと…(「、と」がなくても印象的だと思ったのです)
また、同じ『幸福』をモチーフにした280ですが、最初の感想は「な、生々しい…!」というか、
養子縁組などの家族設定がとても人間的で…笑。
そのこと自体は表現的にとても面白いのですが、そのせいでしつこく、後半は特にぐだぐだになっているのが残念でした。
「幸福」が行方不明であるということが何を示すかなど、
どちらかといえば短編の小説で文字数に余裕を持って書いたほうが合うのではないでしょうか。
300 :
甲太 :04/11/22 20:07:11 ID:Rxfe3V7A
>>281 読みやすいですし、最後に結局「甘えてるだけかよー!」という笑みがこぼれてしまうニュアンスも伝わってきます。
四回目の頼むよだけ「僕」称なのは書きミスでしょうか? 僕のままだと確実に違和感がありますね。
私は締めの台詞「言うこと忘れちまったじゃないかよー」を
『甘えているから文句も言えて、そうしているうちに文句もつきちゃった』
という風に受け取ったのですが、もっと簡潔にそれを表す台詞でも面白かったと思います。
>>282 えぇと…詩ごとにレスを分けていただきたかったorz someで纏めりゃ美しいですがね…
>酔いどれ行進曲
リズム的にも、文体的にも、どことなく音さえ伴って読めました。
しかし、こうゆう文体だからこそ現代ではないものを想像しがちなところに
「20年前の青春ドラマ」
と来た。一体いつから数えての20年前なのか、と曖昧になった気がします。
この詩の場合、「昔見たような」「懐かしい」ぐらいの大雑把な言葉だとかえって明確になるんじゃないでしょうか。
>out of step
1行目と2行目は考えて韻を踏もうとしているのでしょうか?
口に出すと丁度良いリズムですね。
ただ、Iからworldに返る意味、英語で勝負する意味はあまり伝わらないと思います。
>Spin Soul
勢いだけで入り込む詩ほど言葉の選択は難しいです。
この三作はどれもメロディがつくこと前提のような詩ですが、
果たしてこのSpin Soulにメロディがついたところで楽しく歌えるか?といえば、
…私はNOです。単語が切って張り付けられただけのようです。
301 :
甲太 :04/11/22 21:07:37 ID:Rxfe3V7A
>>283 会話文なのだけれど、一行目と三行目で自称が違うのは…?
また、口語体のタイプが変わるのも流れが悪いように感じました。
最後を「来年また会いましょう」という丁寧語のような形にするのなら、
最初から丁寧語キャラにしてしまうのも良かったのでは?
「来年また会う」のがどうゆうことなのかを示す単語を、
タイトルの「身体測定」以外に一つくらい出してもらえればもう少し分かりやすいですよね。
>>284 回りくどさが味になるはずが、やはり回りくどいだけになってしまったというか…。
「瞳の底にあるユニバース」「ミクロコスモス」の重複も計りかねる人がほとんどじゃないでしょうか。
「奴」とのやりとりの中にポイントとして「瞳」をもってくるか、
「カメレオン」とその宇宙のことを書くのか、絞ったほうがスッキリしたと思います。
また、「奴がイーッてしている」は少し幼い言い方になりすぎているのでは…と。
また、「している」「してる」は出来れば前者に統一したほうが良いかと思います。
唐突に口語が飛び出してしまうと浮いてしまいますから。
302 :
甲太 :04/11/22 21:29:41 ID:Rxfe3V7A
すいません、ガーッと評価してみましたが… 読解力不足な部分があったら申し訳ないです。
握っていた手が笑った顔が身体が 私の前で灰になっていった 信じられなくて思わず叫んだ 「冗談はやめて!さよならなんて言わないで!」 時は薄れゆく 戻れないことを ゆらめく炎は白い 影を消した
「カレンダー」 彼女の部屋をたずねて カレンダーを一枚めくる 一日はそれで始まる 彼女は煙草をくゆらせながら 一句違えず話しはじめる 家族の話 仕事の話 初恋の人の話 繰り返される昔話 楽しい話 悲しい話 忘れられない話 毎日同じ順序で話す 僕は毎日それを聞き 驚き 目を輝かせる まるで初めて聞くかのように 彼女の耳に顔を近づけ 大きな声で相槌をうつ 動かない時間の中で過ごす 銀色の髪をした彼女は 煙草を吸い終わると ひどく小さく見える だから今日も彼女の部屋で カレンダーを一枚めくる 止まった彼女の時間を 少しでも進めるために
305 :
名前はいらない :04/11/22 23:04:49 ID:gwymJgy0
「そこにいるだけでいい」 ってほんと大げさなんかじゃないんだよ・・・。 鵜呑みにしてその場に 時間ギリギリまで佇むだけでも かまいはしないよ ふたりで ただ生きてるっていう あたたかさを 分かち合おうよ だから、「そこにいるだけでいい」 ってほんと大げさなんかじゃないんだよ。
306 :
名前はいらない :04/11/23 01:35:59 ID:r3H/pp0G
トツキトウカ 伝えたいことはただひとつだけ ・・・・・ このあふれ出す想い 体を通しあなたにも伝わるかな? 早くあなたに会いたいよ まだ見ぬあなたに胸をはせる ト ツ キ ト ウ カ カラダごとあなたを愛すこの月日 ト ツ キ ト ウ カ 長くて短い二人の共有生活
>>306 母から子への想い、子から母への想い、どちらともとれる(両方とも)作風ですね。
私は後者で読む方が好みですが。
トツキトウカが反復されて状況が分かりやすいので「体を通して」がやや余計かな、と感じられたくらいで、全体的には好きです、こういうの。
思い切り素人の感想ですがw
308 :
名前はいらない :04/11/23 02:44:52 ID:5zJSt2zV
俺のbe my baby不安にさせてゴメンね lastnight 涙忘れない 大丈夫かい 今日から君は一人じゃない 今までの事を許してくれ なんて口が裂けても言えないよだって 僕の罪今頃になってようやく気付くだなんて 今君に言ってあげられる言霊はなんだろうってよく考えても 何も浮かばない頭じゃ何も出るはずなくてこのまま君が僕のそばからはなれたらなんてよく考える程 だから今日はいつもと違う いつもよりも君に愛を想う だから今君の家向かうよ どんな恥じ晒しでも 君のために唄歌うよ happy birthday 人は一人じゃ生きられないから 強がる俺 君からの言葉 出会ってどれくらい経つかな? あの日の想いずっとこのまま 君が笑うとなんでこんな嬉しいの? 贈り物 暖かい風 時にゆられいつも不安にさせる ゴメンね あの日の二人について言った言葉 嘘は無いから涙拭いてくれ そして時にあなたは気まぐれ かつ我が儘が尚更愛しいbe my baby 絶対迎えに行くよたくさんの花束抱えて もしまだその時一人でいたなら もう一度横で笑ってくれないか 多くの人たちと住んでる その中の仲間 最高のcrew ここから願い込めて送る 僕等は一人なんかじゃない 支えられてやっと立ってる それは悲しいとき 表に出る Dear M、my family、my friends and my placious memory.
309 :
ボルヘス :04/11/23 02:54:16 ID:gWVmTmd2
310 :
名前はいらない :04/11/23 03:14:10 ID:0IQ4uf9z
また泣いている君を見た 物陰で一人君が泣いていた 君が俺を見つけるとすぐに駆け出した 俺は君を追った 逃すまいと掴んだ腕は細過ぎて 放すまいと抱き締めた体は小さすぎて その哀しみを背負いきるのは無理に等しくて 少しでも良い半分でも良い全てでも良い 俺にも君の哀しみを背負わせてくれ 俺は君にそう言った 君を抱き締めている俺の腕にはまだ雫が落ちていて 俺はその雫を哀しみとは違う意味で流れた雫と思う事にした
311 :
名前はいらない :04/11/23 03:28:40 ID:ctozQCLg
好きも嫌いも忘れて 銀の玉に乗せて 汗を流して 必死だった若い日々 それすらも みんなみんな銀の玉に乗せて 消えてゆく 銀の玉とともに かあちゃんの泣いた顔もみんなみんな銀の玉 揃わない揃わない銀の玉とともに
312 :
名前はいらない :04/11/23 05:41:38 ID:gwmK8QI2
『夢と現実』 ふと天井を見つめる なにもない 真っ暗な部屋 黒が辺りを包み込む カチカチとなる 時計の音 チカチカと光る ビデオの画面 布団から伝わる 大きな温かさ 窓から差し込む 微かな光 月の光? いや ただの街灯の光 ふと天井を見つめる なにもない 眠れない 眠れないんだ 時計の音が 耳に触る ビデオの画面が 目に入る 眠らせろ 眠らせてくれ 時計の音が 大きくなる ビデオの画面が 俺を襲う もう嫌だ 嫌だぁぁぁぁ! そして俺は目を覚ました なんだ夢か
313 :
名前はいらない :04/11/23 08:32:06 ID:CkaNjVSF
【とうさんありがとう】 テレビが写らなくなった とうさんはテレビが壊れたと言った そんなときとうさんは殴って直そうとした 僕がとうさんの言うことを聞かなかった とうさんは僕が壊れたと言った そんなときとうさんは殴って直そうとした 壊れたものは殴れば直る 壊れたものは殴れば直る コワレタモノハ ナグレバナオル !! 僕が壊れるたびにとうさんは 僕を殴って直してくれた 何度も壊れて 何度も殴られて 殴られて殴られて殴られて おかげで僕は立派になった とうさんのおかげで 僕にも子供ができた でもぎゃーぎゃー泣いて言うことをきかない 僕は殴って直そうとした とうさんがしてくれたように とうさんありがとう でも 僕のコドモハウゴカナクナッタ・・・ナンデダロウ マダコワレテルノカ モットナグッテナオセバイイサ アリガトウ トウサン
314 :
名前はいらない :04/11/23 08:51:24 ID:CkaNjVSF
[あいさつ] 挨拶をするということ その意味を最近になってやっと知った ごくろうさまです、こんにちは、おつかれさまです、またね こんな言葉たちに笑顔が加わっておこる化学反応が こんなに大きなものだった 挨拶を返さない馬鹿 こいつの環境には挨拶という文化がないのか 頭が悪いのか 在日なのか とにかくXXXXXXだ それでも次に彼にあった僕は笑顔で挨拶を続ける 死ねムシケラはやく死ね
315 :
通行人 :04/11/23 09:20:56 ID:C7rdSU6L
欲しいモノを手に入れようと 必死で手を伸ばした 光の闇をつかもうと真っ白階段上ってた きっとここ降りたら 私が私じゃなくなるから
もうみんな通り過ぎてしまったよ 行ってしまった バスの停留所。
317 :
ピンクスパイダー :04/11/23 15:16:02 ID:rvBpm1pP
「鉄格子の中から」 メリーゴーランドを眺める罪人 歩いていくのは残酷な鉄格子の中
318 :
甲太 :04/11/24 19:03:16 ID:B/Cs0RGx
>>285 まっすぐであるのが「こわい」ということ、
ねじれているのが「にんげんらしい」ということ、
それらの理由や根拠を詩に見いだせません。
最後一行で「〜じゃない?」と書くのは、読み手が納得する前提がある上でのほうが響くと思います。
彼は私を批判する、では私は彼をどう思っているのか、
まっすぐをこわいと思うのはつまりどうゆう感情からなのかなど、空白に疑問が残りました。
>>286 「〜だろ」で締める言葉の連続でリズムが良く、。
詩としての意味も、最後にくるオチも私自身は「あぁ」と思って読めました。
…ただ、一つ目の区切りまでは感情移入や理解もしやすかったのですが、
中盤から「イマ」や「未来」の説明で若干回りくどくなったように感じます。
最終的には「イマが〜」という言い回しも、こだわりである「〜だろ」も不自然だったというか…。
やっぱり「オレ もう死んだんだろ…」も違和感がありました。
319 :
甲太 :04/11/24 19:48:47 ID:B/Cs0RGx
>>287 正直、精神系サイトさんで見かけるありがちな日記としか受け取れません。
詩の定義なんてあってないようなものですから、これも詩にはなるんでしょうが…。
意識して韻をふんでいるだろう部分はいくつかありますが、その他の形に投げやりな印象が残ります。
「この線が無くなる事は死ぬまで無いと思う」
「もし無くなるとしたら完全に生きてる実感と
生きてる意味を手に入れた時だけだから」
「だから一生消えない線」
だから、に繋がる理由・根拠が明確にされていないため浅はかに見えました。
>>288 とても穏やかな言葉の並びで、夕暮れの柔らかいイメージが伝わってきました。
ただ、五行目の「ー」や最後の「〜」は必要なのかな?と思ってしまいます。
文中の流れも自分の記憶にある夕暮れのイメージと対話しているだけのようで、
他人には意味をはかりかねる単語・文が多いように感じました。
320 :
甲太 :04/11/24 20:25:05 ID:B/Cs0RGx
>>289 素敵な詩ですね。文章もリズム良く読めましたし…。
正直なところ痴呆(でしょうか?)のじいさんを疎ましく思うという気持ち、
けれど楽しそうに話しているその様子に思わず少し笑ってしまうような、
狭い空間での人間臭さと誰かがいるからこその暖かさを感じられました。
>>290 長めの文章の割にすらりと読める感がありました。
ただ今一「君」のイメージが固まらず、最初と最後に「引きこもり」と自称していることもあって他者との繋がりが掴めません。
「僕のために死ねる」のくだりは面白いと思ったので、そこにテーマを絞ってみてはどうでしょう…?
321 :
名前はいらない :04/11/24 22:22:20 ID:b/fbFBFC
幸福 快楽は幸福ではない 幸福は快楽である 幸福は無憂宮に住んでいた そして世の不幸を知らなかった 幸福は飢えで苦しんでいる人に 食料を与えた 幸福は渇きで苦しんでいる人に 飲み水を与えた 幸福がすっかり自分を捨てて 人々に自分を与えてしまうと あとにはなにも残らなかった しかし、よくよく探してみると・・・ 最後に残ったもの、それは魂! おお、これこそが至高の宝! 幸福は、われらのために 勝りたるものを備えていたのだ!
322 :
名前はいらない :04/11/24 23:35:46 ID:QB1169mT
「糸」 何も言わないよ 今更言葉なんていらないから だから別れは静かな終わり この手を小さく振りながら 君とは違う道へ踏み出していく 好きなだけじゃ駄目だった 想うだけじゃ意味がなかった 言葉にしても伝わらない 全ての想いが駄目な方へと 止まることもなく流れてく 何も言えないよ 伝える言葉が分からないから だから別れは静かに終わる 後ろを振り返ろうともせずに 君とは違う道を歩いて行く きっと何かを間違えてしまった 解答のない問題集 赤で書かれた採点は 綺麗に繋がっていなかった
323 :
289 :04/11/25 00:01:33 ID:m+lo/0ED
>>320 dクス
またなんか書いてみます。
痴呆で合ってます、じいさん。
eternal wait 真珠のそそぐ浜辺に座す 羽を持つ灯台守 大きな傷だらけの手に 決して戻らぬボトル・レター 今は亡き、彼らの吹くバグパイプ まだこの耳覆い、胸を打つ 真珠色の浜辺 世界の果て 声吹き込んだ巻き貝に耳をよせ 硝子のような大気の鼓動 微かに震え 供犠の種子成る岩通り 千年の呟きを重ねて刻む 微動だにせぬ大海の虚空に消える灯台の灯 来ることのない船待つ港 羽待つ悪魔は永遠に 鏡の中に埋没す 了
325 :
名前はいらない :04/11/27 00:22:59 ID:+kr7lNRM
風穴だらけの僕のこころに どろりとヤツがやってくる 月の昇る時間 風穴を全部塞いで 呼吸が出来なくて苦しむ僕は一人で涙を流す 風穴を塞いでほしいのは こんな嗚咽のような苦しみじゃなくて どこで誰となにをしているの なにを思ってどんな顔をしているの 気持ちの悪いスライムはこころを塞ぎ すべてを漆黒に染めながら とどまることなく
326 :
他スレにも張ってます :04/11/27 00:28:04 ID:/mpwcH2B
まともになんて生きていかれない。 だけど僕、おかしい人だとか思われたくないんだ。 ほんとうだよ。 僕はずっとガードレールの上を歩いてきたんだ。 車がグオンガオンと駆ける横をさ。 ずっと転ばないようにして歩いてきたんだ。 だって転んだら、 みんな笑うだろ。 僕のこと、 笑うだろ。 車に轢かれて、 真っ赤になんて、 真っ赤になんて、 真っ赤になんて、 僕、絶対になりたくない!
328 :
326 :04/11/27 00:43:44 ID:XTX7qTyQ
>>327 そうなんですか。
いろんな意見を聞きたかったのですが。
以後気をつけます。
注意ありがとうございます。
ちょいと気をつけてよ 俺のフロントガラス 埃と砂が嫌いな彼女を 満タン抱えてお迎えするのさ でかい荷物 問題ナシ! 何もかも投げ出して トランクはカラッポだよ 誰かさんのしかめっ面も 関係ないね 煙幕張ってタイヤ叫ばせ 派手にいこうよ 二人のサイン 焼けた路面に叩きつけ R134 日没目指す 君の頬杖 横目にしながら 道化の歌と口笛で 沈み込む景色 誤魔化してみる ヒーローになりたくて 棒切れ振り回してた わかってるよ わかってるだろ 変わる気ないさ 許してくれる人がいるなら ハッピーでいいじゃない だからつまりは君のせい 夜の峠でオツなスイング 楽しんでからでいいじゃない 明日はくるよ いくらでも お望みならば いくらでも 今を刻み 今に遊ぼう 爪先立ちして 見ちゃダメだ 子供だましの迷路なんだから いざ張り切って ユキマショウ
おねがいします 「おまえがおっとっと」 秘密の秘密の隠し事 誰も知らない隠し事 二人の愛が冷めたから 新たな刺激を求めたよ ドアの奥での秘密ごと 欲情空間ピンク色 ベルが鳴らなかったから いつ帰ったのか分からなかった 知られてしまった隠し事 アナタ以外と愛してます 終演迎えた欲情空間 これで全てがおしまいです あの人にはコーヒーを出します アナタにはおっとっとをあげましょう 秘密を知られておっとっと ボクとアナタはおっとっと 愉快な愉快なおっとっと ハト時計がポッポッポ ハト時計がポッポッポ
331 :
ぱるぷす :04/11/27 22:35:00 ID:Op/q4UjK
「サブスペース10/フラットソング」 トタンのつづくかわいた景色 さびついた鉄条網 きいきい風にゆれている 太陽はつかれてて つめたい光をおとしてる 倒れた煙突はいつまでも 黄色いけむりを吐きだしてる どこまでもつづいてる みんなせきこんでる 足のないこどもがいる マスクをして握手した ノラ猫がふるえてる 魚の目が6つもある 排水口が溶けている 換気扇がうなってる みんなきれいに包装されて 売れのこって捨てられる 黄色い太陽はつかれはて 蛍光灯と入れ替えられた
332 :
名前はいらない :04/11/27 22:46:09 ID:zU4gd3t+
鳥 それは私の夢 鳥 それは大空を羽ばたく物 鳥 それは平和の象徴 鳥 そんな鳥に私もなりたい… 出来れば早急に評価お願いします。
334 :
名前はいらない :04/11/28 02:15:25 ID:fc/X7vFU
「不必要、無活用」 使わない羽なんていらない 使えない羽なんていらない 使い方を忘れた羽に用はない 使わない羽を持つ鳥は鳥ではない 羽のない鳥は鳥ではない 僕は鳥ではない では僕はなにか? 人間である 地を這うばかりの人間である 排他的になれ 要らないものは全て捨てて 活用できないのならこの身さえも 活用の仕方を忘れたものは それは要らないものだ それと同様に 必要だとしても 活用できないものは存在する意味すらない 飛び方を忘れた鳥は要らないものだ そしてそれと同様に 羽を活用できない鳥は存在する意味すらない
理屈っぽい作品ばかりだなw
336 :
甲太 :04/11/28 05:31:36 ID:563oo5eb
>>321 最後まで統一されていないのが駄目なのか、最後で盛り上げようとするのが味なのか…
語り主の頭が壊れたんじゃないかくらいの後半の変わりようが、結局は邪魔している気がします。
「幸福」等の概念を擬人化するのはよくあるパターンですが、
素人作の場合そのほとんどが回りくどいだけで終わってしまいがちです。
今回もその印象が強いです。
最初二行でハッとはさせられるのに、その簡潔さが犠牲になって残念です。
>>322 タイトルの「糸」に返るのが最後二行、
しかもその部分は詩の大部分からすれば突飛な内容、
というのが惜しく感じました。
「問題集」というアイテムをわざわざ持ってくる必要があるのか?という印象です。
また、
「別れは静かな終わり」
「赤で書かれた採点は 綺麗に繋がっていなかった」
というのを322さん自身が明確にイメージ出来ているようには思えません。
言葉の重複で重みやリズム感を出すのは良いのですが、他の穴も埋めてみては…?
337 :
甲太 :04/11/28 05:50:18 ID:563oo5eb
>>324 まず最初に出てくるキャラクターである、灯台守。
読み手としてはこの「灯台守」がまず頭にあります。灯台にいて守り続ける者。
一部で灯台守の大まかな印象をもたされ、二部でそうか待ち続けているのだな、と想像しながら読み…
おや? 三部では灯台の灯を遠くから眺めているのか。港にいるのだろうか?
そして最後二行で始めて登場する「悪魔」、「鏡」というキーワード…。
…どうも「灯台守」というキィ自体、書き手と読み手にスレ違いがあるように感じます。
>>325 比較的読みやすく分かりやすいと思いました。ですが、
>どこで誰となにをしているの
>なにを思ってどんな顔をしているの
この二行だけが対自分ではない意識で、また、説明がないので不可解です。
心に風穴があいた理由としてこの二行があるのなら、
それを先頭にもってきて「前提」としてしまっても良いのではないでしょうか。
338 :
甲太 :04/11/28 06:15:49 ID:563oo5eb
>>326 確かにいくつものスレで同じ詩を見ると、嫌な気分ではありますね。
特に自分が評価したことには意見もないまま、他スレでも評価を求めていると…。
詩に関してですが、「あっそ」で終わってしまう感じでしょうか。
異常さを書きたいなら異常を正常と認識しなければ、違和感しか残りませんよ。
詩の冒頭で「まともになんて生きていかれない」と自分で異常さを認識しているじゃないですか。
詩の冒頭は常に最後までの肝ですから、気を付けないと。
>>329 えー…一段落と二段落で確実に5歳差くらいはありますよね。
一貫しないテンションも、数が多いだけの単語も、統一感の無さを強調するだけのようです。
一つ一つの単語の意味を書き手自身も分かっているとは思えず、
それを最後の「ユキマショウ」だけでまとめるのは余りに無謀ですよね。
ありがとございます! 狙いとしてはチープさと野放図さ、でもそんな勢い任せで どこまで乗り切れるのか、不安を持ってる若者のイメージ が表せればと思いました。 テンションの振幅によって不安定な心理を出したかった んですが、過剰だったようですね。「統一感の無さ」という 印象はある意味成功なんですが・・・人格的な不統一感 まで感じさせてはては意味がないですよね。 いちおう、使った言葉には全部意図があるんですが、 全体的な軽薄さに似つかわしくない意味深度の言葉や 隠喩を使ってしまったりして逆効果・・・というか意味を 探ろうという心理を読み手に起こさせない流れなので 単なる思いつき、お飾りとみなされてしまうということ ですね。勉強になりました!
これからルールを決めませんか? 自作の詩を評価してもらう人は、自分の詩一つに 対して、最終レスからさかのぼって5つの詩を評価する事。 二つ詩をのせる場合は10この詩、という感じで。 評価をしていない場合は、その自作の詩は評価対象外という 感じでやれば、評価人の人の負担も減るし、 活気付くとも思いますよ。
341 :
猫 :04/11/28 11:00:45 ID:3Nvbrunz
批評デビューです。よろしく。
>>330 秘密の秘密の隠し事
誰も知らない隠し事
>隠し事=秘密、何回も響いてくどかった
二人の愛が冷めたから
新たな刺激を求めたよ
知られてしまった隠し事
アナタ以外と愛してます
終演迎えた欲情空間
これで全てがおしまいです
>ここの部分はなくてもいい。もしくはもっと工夫してほしい。
淫らな雰囲気を損なってしまっている。「ベルが鳴らなかったから」の連で
浮気をしていることと、浮気がばれたことは十分に理解できる。
お菓子のおっとっとの使い方が面白かった。
鳩時計とともに滑稽さがいいアクセントになっている。
もっと書いて上手な使い方を学んで欲しい。
ピンクな匂いが少し香ってきてそこがよかった。
匂いを出すのは難しいことだが、もっとむわっとした淫らさを嗅ぎたかった。
342 :
猫 :04/11/28 11:23:49 ID:3Nvbrunz
>>331 昔、公害問題のあった街の詩ですね。
「サブスペース10/フラットソング」
>意味がよくわかりません。
初見の人でも詩についてのイメージが膨らむ題にしてほしい。
倒れた煙突はいつまでも
黄色いけむりを吐きだしてる
>この表現が全体の中で光っている。
公害を起こした工場が人々の心と体に残した爪あと、
化学薬品が染み込んだ土地、
情景が鮮やかに想起された。そしてその後の連の
どこまでもつづいてる
>前の連とのつなぎ方がいい
どこまでも続く風景、そしてこれからの長い時間が感じられた。
ノラ猫がふるえてる
魚の目が6つもある
排水口が溶けている
換気扇がうなってる
>もったいない!ここはもっといい表現があなたなら出ますよ!
とってつけたような印象です。
全体として上手にできている。
343 :
猫 :04/11/28 11:33:19 ID:3Nvbrunz
なんか「>」がうまく使えません。
>>332 鳥の詩ですか。
強いパンチの効いた言葉が無い限り
もっと詳しい表現がないとあなたの気持ちは伝わりづらいと思います。
「自由になりたい」、「戦争反対」これくらいが限界です。
早急に評価しろとは・・・。
皆さん趣味でやっているのですから。
344 :
猫 :04/11/28 11:47:23 ID:3Nvbrunz
>>333 もっと前のレスでも述べたが、
あなたの詩にももっと細かな表現か、強い言葉が欲しい。
イメージが湧きませんでした。
総括としてだがこれは音に限ったことではない。
例えば目を閉じれば暗闇が見える。
花屋を想像すれば香りが立ち込める。
もっと自分だけの、心の中の音のイメージを伝えて欲しい。
345 :
猫 :04/11/28 11:59:25 ID:3Nvbrunz
>>334 ぐだぐだした感じと理屈っぽさが読むのを抵抗させました。
もっとスッキリさせてほしい、同じことをずっと繰り返してるように感じてしまう。
結果として焦点がぼやけてしまっている。
346 :
猫 :04/11/28 12:00:28 ID:3Nvbrunz
344の修正 ×もっと前のレスでも述べたが、 ○前のレスでも述べたが、
347 :
猫 :04/11/28 12:13:59 ID:3Nvbrunz
>>326 荒削りだがいい。
すでに評価されているので細かい批評は控えるが、
感受性の強さ、繊細さが伝わる。
特に前提として出した「まともに生きていけない自分」と
「まともに生きてゆきたい自分」の対比がいい。
これから歩んでいく感受性の強さを隠す人生の緊張感を
細い「ガードレールの上を歩く」ことで表したことも面白い。
句読点にも推敲が感じられる。
「あっそ」で終わらせてしまうのはあまりにももったいないのでレスした。
だが語彙力がまだまだ足りない。
努力を重ねて欲しい。
348 :
甲太 :04/11/28 17:29:48 ID:563oo5eb
>>340 さん
評価の方法に対する意見を出してくださる方が居て良かった…!
そうですね、お互いに評価しあってこそのほうが良いですね。
私もいくつか評価させてもらいましたが、正直あれで良いのか不安だったので…
今は猫さんも評価してくれていますし、私も詩を投下しようと思います。
評価する人が増えてくれればいいんですけどね。
349 :
ぱるぷす :04/11/28 18:26:32 ID:gqjlDZV+
>>342 「サブスペース」というのはボクちんの詩の通し番号みたいなもので無視してもらってかまいません
ただの自己顕示欲です
メインタイトルは「フラットソング」ですがどっちにしてもあまり意味は分からないですね
詩を書くとき一番悩むのがタイトルです
本文については・・・・・・精進します
350 :
名前はいらない :04/11/28 18:49:58 ID:QUjG93Kp
>>340 それだと詩がすぐなくなっちゃうよ?
書く詩より評価する詩のほうが多くなるから。
詩5つにつき評価1つ、とかならわかるが。
351 :
甲太 :04/11/28 21:45:46 ID:563oo5eb
>350 でも今の状態だと、ただ投下されるだけの詩が増えるだけで、スレタイに沿わないんじゃ? 誰かの詩一つを誠意をもって評価して、その後に自分も一つ評価、 …という形はどうでしょうか。
352 :
名前はいらない :04/11/28 23:39:50 ID:aJHEGQYj
題名はイイのが浮かびませんでした。 今日もまたぼんやり考えた 僕は何で一人なんだろう なんで人がうらやましいんだろう なんで人は一人ではいられないんだろう 誰かを深く愛し傷ついても また恋に落ちていってしまう なぜなんだろう。 あんなに愛し合い 将来を誓った人もいま 僕の知らないところで 誰かと恋をしているんだろう 僕もまた誰かと恋に落ちるんだろうか でもまた別れは訪れるんだろう その度に涙を流し絶望して 不安定になるんだろう。 僕はいつまでも答えを 見つけられずに これを繰り返し続けて 疲れたら諦めて歩くのを やめてしまうんだろう その時に無理やり幸せを 見つけてしまうんだろう 絶望とゆうには優しく 幸せとゆうには物足りなく それなりに満ち足りて でも朝日昇るのに期待して そして・・・・
353 :
名前はいらない :04/11/29 05:04:27 ID:jEVc2NCz
「Exchange」 高校のころ、異文化交流ってのをやった 英語ではExchangeって言うんだっけ こっちからアメリカにいったんだ 大勢の人と話した 英語は単語を羅列するレベルだったけど 何とか伝わったと思う まあジェスチャでどうにかなった アメリカの高校生の一人がなんか大声で日本語を言ってた 「くそくらえ」って 爆笑しながら 「くそくらえ」って かたことで何度も繰り返した 発音は許容できる範囲だった 俺たちも どこでそんな言葉覚えてきたんだ って笑った そうしたら日本人が「FUCK YOU!」っていいだした 笑った 日本人もアメリカ人も笑った 「くそくらえ」「FUCK YOU!」 がとびかった 笑いのなかで俺は不思議に思った だって両者とも罵倒しあってんのになんで可笑しいんだろうって その可笑しな要素がいっぱい頭の中に羅列させたけど 俺は考えるのをやめてノリのいいやつらと友達になった 何人だとか言葉が通じないとか些細な問題だと気づいたのもそれからだった
354 :
名前はいらない :04/11/29 19:54:38 ID:IQ/mAwMB
>>2 凄くいいよ プロになれるよ ジャンプとかに応募してみ
星が輝く真夜中 皆は寂しがるが僕は大好き 嘘も悲しみも真っ暗な空がそっと包んで 月がそっと見守ってくれる もし一人が寂しい夜には僕を呼んで 二人でそっと夢に包まれれば気が晴れるさ
356 :
名前はいらない :04/11/30 01:22:26 ID:4xqL2jR8
>>352 愛や恋について語るのに、愛や恋という言葉をそのまま、しかも何度も使うというのはどうなんでしょうか。
あえて婉曲に、語らずして語る、くらいでもよいかと。
>>353 うーん、詩というよりこれはエッセイですね。
タイトルといい、着眼点はよいとは思うんですが…
表現を簡潔にし、場面の雰囲気をいろんな形で描写するともっといいかも。
>>355 表現はすごくベタですが、雰囲気はでてますね。
ただ、やっぱりどこにでもあるラブソングの歌詞のように思えます。
もうひとひねりするといいですね。
真実を照らすはずの鏡にも僕は映らない 光りを吸い込む特異点 宇宙を満たす暗黒粒子 反転を繰り返すネガポジ時空 信じられるのは(あるいは信じるしかないものは)己の輪郭 僕が朝見たテレビのニュースもトロールの歌うヨイクの響きも 全ては気づかず狂った五感の見せるファンタジーなのではないかとか 人はみんな笑うけど 鏡にも映らない薄っぺらな僕には 確かめる術がないんだ
358 :
イノセンス :04/11/30 11:38:26 ID:JCZnk2YK
359 :
イノセンス :04/11/30 11:40:45 ID:JCZnk2YK
360 :
355 :04/11/30 16:19:31 ID:j5CHf06f
>>355 さん 評価ありがとうございます うぅ〜んそのもう一ひねりが浮かびにくい・・・
361 :
雲丹 :04/11/30 16:33:48 ID:j5CHf06f
ナくしたイシ 歪む此処で一人きり 此処ではライダーもヒーヒー言う 歌っても風車は回らない 何時訪問者(アイツ)が来るかも分からない まっすぐ見つめることができない どうせイかれる天使たちにイシはあるの? 夜明け前の此処でイシも無くて 訪問者が来るまでただ血を増やす せめてイシが見つかれば・・・ シンをトめればイシが見つかる? 結局訪問(くる)のが遅れるだけ それまでただ無駄にイくだけ 親(パパ)は何故僕らを旅に出したの?
362 :
名前はいらない :04/11/30 18:41:00 ID:rq3CFSno
>>343 ありがとうございます。
参考になりました。
そして、申し訳ありませんでした。
少々急いでいたもので…、
以後は、気長に待ちたいと想います。
虚像だった なにもかも 何も見えない 何も聞こえない 何も 何も 何も 見ないことにしたんだ 聞かないことにしたんだ 隠すために 逃げ出すために 足音すらうるさく感じる そんな夜に ボクは 何も見えない 何も聞こえない 何も 何も 何も……
[器] 目の前にいつのまにか置かれた陶器の器 始まりがどこかなんて覚えてもいないけど 私はその器をずっと愛でている 私の水を注ぎましょう・・・ 繊細なる器にソレが収まった事に満足して口づけをしましょう 私の心が満ち足りる・・・ 器に交わった私の水が甘美なる味になることに微笑みます 目の前にいつでも置かれた陶器の器 いつしか器は小さくなって私の手には小さく思えるようになる 私は成長している 私の水を注ぎましょう・・・ 繊細なる器の小さなヒビから水が少しずつこぼれ落ちる 私は器を見つめている・・・ ヒビからこぼれ落ちた水はいつもと同じ透明なだけのただの水 ヒビなら直せばいい 水にはハチミツを混ぜましょう 長い間愛でている器をこんなことで手放しはしない ずっと私と共に生きてきたのだから 私の水を注ぎましょう・・・ 繊細なる器から私の水が溢れ始める もう受け止めてはくれない 私の涙が溢れている・・・ 私は気づいた もう私の水はこの器では支えきれないのだと 駄目なら壊せばいい ここには私が納まらない 長い間愛でた器を誰かに取られる訳にはいかない ずっと私だけのモノだったのだから 私の水を受け止めて・・・ 壊れた器が私の足元で静かに転がった とても とても小さな器 私の心を抱きしめて・・・ 私に合う器をまた買い求めよう 今度こそ私に合う器を もっと大きな器を見つければいい もっと大きな・・・
365 :
名前はいらない :04/12/01 01:34:02 ID:qSceSW+u
「アオイグミ」 映画みたいな街路樹を知らない過去の僕は 今の僕に嫉妬してだんだん記憶を削ってく 沈んでく水の上、滑る氷の上 どちらも選ばず歩いてきた 重なる雲のずっと上には 澄みきった空、気づいて欲しい ここから旅たつその日までには 一回くらいは夢見るのかな 限りない時のなかをすごしていく 本の隙間からちょっと見えるしおりの中には押し花 その名前と君の名前は同じだから少し照れる 君の記憶の中に存在する全てと 僕を交換して欲しかった 半端な希望、二人であわせよう 少しは大きくなるかもしれない 虚ろなこの目、君を見るたび 思うことだけ伝えとこうかな 絡まる糸を解き歩いていく 三分割の安いケーキ食べる夜、君と僕は 残り一個を譲り合って結局二人で分けていた 線をこえて跳ねる、半年前の僕 嘘だよ今と変わらず待っていた 強引な魔法、唱え信じて 変わってく今、実感できるだろう 単に優しく接しってたらもう 壊れていただろう、この手の中で ただそれだけじゃないと歌っていく マボロシ見たその朝を忘れないで
彼の側で 彼女の側で それはあまりにも眩しくて 茜色に染まる雲を眺め 思った すべては思い出などではなく 通り過ぎて行っただけだった せめて 忘れないでおこう わかっているんだ もう 遅い せめて 忘れないでおこう 時の止まった世界で ずっと……
367 :
ベルベット :04/12/01 05:00:30 ID:wkTEXrf3
『夜の散歩道』 タバコの煙 月に昇る 身を寄せられない悲しさに 夜空 あなたを思い出す 季節巡る度に薄れゆく感情は 命の儚さか 悲しさか 躊躇う足取りは 重くて 重くて ただあなたとの思い出は色褪せないよ 未だに面影を探す癖が治らず 気付いて苦笑い 昇りゆく煙と白い吐息は あなたに届くかな? 寒さ染みるのは 薄着のせいじゃなくて− 心という服に穴が空いているのさ。
368 :
名前はいらない :04/12/01 07:17:00 ID:c2UJZynP
これだけじゃないんだ これだけじゃ困るんだ ぼくは埋め尽くされてしまうんだ ぼくはお金が無くなってしまうんだ 歌舞伎町 歌舞伎町 歌舞伎町 ぼくは望んでいないんだ ネオンは仰々しく ひとは猛々しく ひとりでは泣けないんだ 姫がいないとだめなんだ ぼくは死ぬでしょう きっと明日にも死ぬでしょう 明日はあるのか なんとか、なる 明日は来るだろう なんとか、なる
369 :
名前はいらない :04/12/01 17:39:04 ID:i+Phg3Ih
みなさん、死という現実を考えてみてどうでしょう 「すばらしき一生」 行く先は一個だけ 泣け泣けもっと泣け 行け行けもっと行け ささやかなど根性 やってもやってもまだ足りない 遠くで誰かが呼ぶのはなぜ やってもやっても足りないのはなぜ?
370 :
しゅしゅ ◆WTqHfKsqdk :04/12/01 21:07:52 ID:vasa82XA
きいてくれなくてもいい きいてくれてもいい なみだはまだ えがおはまだ 明日さえ もう 必要ないから
371 :
猫 :04/12/01 22:24:45 ID:hrRqvbZM
たくさん溜まってますけど こんなに評価するのは無理だと思いませんか? 私は集中して作品を批評するのは三つが限界だと思います。 まともな批評が欲しいのなら自分が投稿する前に 他の人の作品を批評して負担を減らしてあげてください。 こんだけあるとげんなりします。
よっしゃ なら一個前の詩を評価してから爆撃ってことでおk?
373 :
:04/12/02 00:32:45 ID:pVUAsyhl
詩なんぞ作った事もなかったが、今さっきつらつらと言葉が浮かんだので他のスレに書き込んだんだ。 せっかくだから 評価してくれ モナ板 ふわふわしー そのななじゅうなな 2ちゃんねるの少し暗いモノが沈殿してできたようなスレで 426 名前: [自由詩sage] 投稿日: 04/12/02 00:21:59 ID:xbjudfNe ;' ':;, ,;'':;, ;' ':;,.,.,.,.,.,,,;' '';, ,:' `:、 ふわふわしー ふわふわしー ,:' ', この世に疲れた 黴猫達が ,:' ;' 刹那に思った 事を たらたら ; ○ ○ ;' すっきりするか? すっきりしたか? ';, * ;' 便所の落書き 隅の掃き溜め `:、 ー―‐ .,;:'' 集めてみれば 何かが見える '; '':;, そんな気もする そんな幻想 '; ';, ,;`;, ふわふわしー ふわふわしー '; ':,;' ;' ここでは誰もが ふわふわしー ;; :: :: :: ;:,:'' ;" ;: .,.,..,.,., ;; :; ,,,,,,,,.;'' "''''''''" "''''''''"
374 :
猫 :04/12/02 00:37:18 ID:tQz6RhyV
>>372 最低1個、それ以上は自己判断で。
評価することは自分のスキルアップにもつながると思いますよ。
375 :
雲丹 :04/12/02 01:06:30 ID:a/iv+J5Y
じゃぁ評価・・・
>>369 さん 「すばらしき一生」って題名なのに「生きる素晴らしさ」が伝わってくる言葉が無い気がします 最後にそんな感じの言葉を入れてみては?
まぁ俺の評価なんてあまり気にしないでください
376 :
雲丹 :04/12/02 01:10:52 ID:a/iv+J5Y
>>332 さん なんで鳥は「私の夢」なのか、「私もなりたい」のかがよくわかりません 「大空をはばたく」からどうなのか、「平和の象徴」だからなんなのかを入れてみては?
名前って入れた方がいいのか?
>>364 なかなかいい詩だと思う。
>繊細なる器から私の水が溢れ始める もう受け止めてはくれない
>私の涙が溢れている・・・
>私は気づいた もう私の水はこの器では支えきれないのだと
>駄目なら壊せばいい
>ここには私が納まらない
>長い間愛でた器を誰かに取られる訳にはいかない
>ずっと私だけのモノだったのだから
>私の水を受け止めて・・・
>壊れた器が私の足元で静かに転がった とても とても小さな器
この辺が好きかな。個人的に
なんだか悲しい雰囲気が伝わってくる気がした
最後の「買い求める」って表現がちょっとひっかかったかな…
まあそれを差し引いても素晴らしいと思う。
舞い降りる幻が 街を覆うころ なにもかもが 白く染まるころ キミは笑っていたね 両の手をめいっぱい広げて 楽しそうに ボクの瞳には キミだけが映っていたんだ けれど思いでは 古い宝の地図のようにボロボロで まるで夕霧の向こうに見える月のように 儚い キミは笑っていたね 無機質な世界で 健気に だけど もう 笑わない─── もう随分経った ずっと 歩いてきた ようやく立ち止まり 後ろを振り返った あの日のキミが笑っていた 両の手をめいっぱい広げて 楽しそうに 暗くなっていく意識の中で キミとボクは ずっと…… 舞い降りる幻が 街を覆うころ なにもかもが 白く染まるころ───
からから笑う髑髏首 一皮剥けばお前も俺だ 人の表裏を引き剥がす 妄想は荒れて 幸福な夢に散らばった骨屑 誰かに従うなんて馬鹿げてると思わないか?
380 :
雲丹 :04/12/02 02:30:47 ID:a/iv+J5Y
「マダラ」 モヒを射っても心の傷は治りはしない きつく縛ってもナイフ片手に絞めてしまう アルカロイドに浸かってもこの衝動は止められない 電気を流してもシンは止められないから
381 :
名前はいらない :04/12/02 04:51:56 ID:1oliX3QT
この気持ちを あなたに どう伝えればいいだろう。 あなたのことを考えると 心臓がバクバクしてしまう。 あなたのことを想うと 心がキュッと苦しくなる。 「好きです」という言葉でも 「愛してる」という言葉でも 気持ちを伝えることはできなくて・・・ 焦がれ焦がれ 恋焦がれ・・・ 切なさで いっぱいの この気持ちを どうやって あなたに伝えよう
>>377 評価ありがとうございます。
意外なほど高評価で、ちょっと嬉しく思っています。
さて、私も評価というか、感想にチャレンジしてみることにします。
>>357 こうゆういろんな単語をもちいて詩を作るのはかなりのセンスだと思います。
ですが、それ故五行目の括弧内のセリフは蛇足の気がしますね。
また、最後の二行が何を言いたいのかもいまいち不明で、
全体的にセンスはあるけど、おしいというイメージです。
>>361 所々のカタカナがアクセントを加えているのですが、
逆に言葉がぼやけていて、映像がゆがんで見えます。
(もっとも、それが狙いなのかも知れませんが)
もうちょっと明確な映像を元にぼやけさせればよかったのでは?
>>363 完全に引きこもりの詩。救いがありません。
まあ、それはいいのですが、面白みがありません。
どこかで見たような言葉のつぎはぎで、新鮮味が薄いです。
次からは、自分の言葉で書いたほうがいいんじゃないかなぁ。
以上、的外れな評価がありましたら申し訳ありませんです。
>>381 誰もが思うよくある感情を、
誰もが使うよくある言葉で書いた詩ですね。
厳しいことを言うようですが、詩として全く魅力がありません。
詩を書こうとするのに、「これは絶対書くまい」と誰もが思ってそうなフレーズをことごとく使ってます。
地雷源を歩くときにわざわざ地雷だけを選んで踏んでいくような。
技術うんぬんだけの問題でなく、感性がすべて借り物、作り物のような感じがします。
それと、
微妙に言い回しが違う同じ詩を別スレに書くのはどうかと思います。評価する人がどんな思いをするか、考えてみてください。
384 :
名前はいらない :04/12/02 18:53:11 ID:/mvOFRJ8
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385 :
雲丹 :04/12/03 02:28:10 ID:lVsLaqnh
君はいつも呟いていたね 「私は飛べるの」 でもこれだけは覚えておいて 飛んでしまった人間はもうヒトじゃないから 君はいつも嘆いていたね 「私は結局一人ぼっちなの」 でもこれだけは忘れないで この世に本当の孤独なんてありえないから 君は上手に飛べたかい? きっと君なら上手くイっただろうね 僕も君と同じ場所に立った 「この一歩を踏み出せば君に会えるのかな?」 だからこれだけは祈っていて ぼくが上手く飛べるように 君はこんな時にさえ励ましてくれないのかい? 「あと一歩・・・あと一歩なのに・・・」 だけどこれだけは信じていて 僕は必ず君の所へイくから 僕はそこを降りた 僕には君みたいな綺麗な羽はツいていないみたいだ 僕はゆっくりと羽を広げてゆくよ だからそれまで待っていて その時まで忘れないで 僕が君を愛していたことを
386 :
雲丹 :04/12/03 02:40:59 ID:lVsLaqnh
>>378 さん 全体的にはできていると思います 欲を言えばもっとオリジナリティを
>>379 さん 伝えたいことはなんとなくわかります 「誰かに従うこと」のばかばかしさをもっと入れてみては? それにもっと伝えたいことはあるのでは? 全体的に淋しいです
まだ他の人の批評をしてない人がたくさんいますね・・・ 他の人の批評をしてない人の詩はこちらも批評しないというのはどうでしょう?(厳しすぎる?)
387 :
通りすがり :04/12/03 10:55:39 ID:PKaRB9eM
ここは無遠慮な 2ちゃんねるではないのか!? 書きたい者が書き 批評したければする ここにあるのはそれだけ それが2ちゃんねるというものじゃないのか おまえは詩を書きたいのか それとも馴れ合いたいのか どっちだ!? そんな散文詩 書きたいから書き殴った お前の文を見て湧き上がった感情 詩は感情の鼓動のはず 思考から生まれた言葉全てを詩と見るならば お前に対する返詩かもしれない そしてこれに対して返答するもしないもおまえの自由だ
388 :
雲丹 :04/12/03 18:25:17 ID:lVsLaqnh
>>387 さん
詩を書きたいだけなら他のスレでも書けます
ここは自分の詩を批評してもらいたい人が書き込むスレです
詩を批評してもらいたいなら自分も他の人の詩を批評する それが礼儀というものではないでしょうか
無遠慮なのと礼儀がなってないのとは違います
389 :
名前はいらない :04/12/03 20:36:30 ID:KGgXGkcW
昆虫の死期が近づいた 冷凍庫にいるみたいな気分だ 水は全てを眠りの追い込み タバコの煙が小さな波を作った 羽根をなくした鳥は飛べずにいた 大きな扉には 緩やかな鍵がかかり 命は冬眠に向かっていった
390 :
名前はいらない :04/12/03 21:35:22 ID:dKwy8+/I
赤パジャマ。青パジャマ。黄パジャマ。 なんて言ってみてもどうせ噛むんだ。 あたしのクチビルなんてそんなもんさ。 トースターに明日を押し込んだってね どうせ出るのは赤パジャマ。青パザマ。黄チャパチャ
391 :
390 :04/12/03 21:38:26 ID:dKwy8+/I
「星がきれいだね。」 嘘ばっかり言ってる。 本当はあたしの答えを聞きたいだけでしょう? あなたのスニーカーの紐がほどけていたよ。 笑っちゃう。
392 :
名前はいらない :04/12/03 21:40:50 ID:LsY7V8e0
愛しい人 微笑みを返して下さい まばたきした一瞬の時に 貴方を摑まえて離さないから 重たい瞼の裏に 幾千もの赤や青が輝きます それは溜息のプロローグで 昔から少しも変わらないの 愛しい人 微笑みを返して下さい 突き刺さる太陽の光が 追憶の影となる前に―
393 :
名前はいらない :04/12/03 21:48:56 ID:RS91jLME
394 :
名前はいらない :04/12/03 22:10:29 ID:TwRSRpTV
395 :
はあf :04/12/03 22:17:11 ID:aVKIQdWA
胸がむかむかするほど不快である。「顔を見ただけで―・る」
396 :
西表山猫 :04/12/03 22:53:54 ID:M8r8OnhW
人はしょっちゅう人を傷つける言葉を言う・・・ 傷ついてる人がいるって知らずに言う人もいるし、 知ってて、そういうこと言う人もいる。 わかるけど。気持ちはわかるけど。 ダメだよ・・・悲しむひとがるんだよ。 それは、本人だったり、同じ思いをしてるほかの人だったり。 もしかしたら、その言葉言ってる本人が自分がそういうこと言ったことに傷ついているかも。 やめようよ・・・ 見てて辛いよ・・聞いて辛いよ・・言われて辛いよ・・
397 :
名前はいらない :04/12/03 23:11:32 ID:RS91jLME
>>396 釣りだとは思いますけど
ここは「批評スレ」ですよ。
偽善者さん
398 :
エ :04/12/03 23:11:36 ID:TQsxGqPD
海辺で 沈む太陽の最後の光を浴びて 海ははるばると輝いていた。 僕たちは二人きりで漁師の家にいた。 ひっそりと、無言で座っていた。 霧がたちのぼり、潮が満ちて、 かもめがあちこち飛びかっていた。 あなたの眼から、愛に溢れて はらはらと涙がこぼれ落ちた。 その涙があなたの手に落ちるのを見て、 僕はあなたの前にひざまずいた。 そしてあなたの真っ白な手から その涙を口にすすった。 その時から、僕の体はやつれて、 憧れのために心も死に果てた。 あなたの涙が 僕には毒となったのだ。
399 :
名前はいらない :04/12/03 23:59:29 ID:03np8Bf1
雪を食べて 味なんて知らないくせに 「おいしい」って 人を見て 何も知らないくせに 「いじわる」って
400 :
名前はいらない :04/12/04 00:45:03 ID:9VyRumFq
これから先 ずっと二人でなんて そんな 保証や自信は ないけれど それでもまた明日 またあなたの笑顔に 会いたい そう、想う
401 :
評価をお願いします :04/12/04 12:29:05 ID:YeByvD6g
真っ白なキャンパスに描いたのは「真実」 この腐っていく世の中を絵の具で塗り表した でもその絵の中央は 真っ白なままに残しておくよ もう疲れたんだ 生きることに 誰よりも大切だった君は 「さよなら」そう告げて消えていってしまったね。 気づけば、財布の中身は空っぽ 無造作に畳まれたレシートが シケたツラをした僕を見てあざ笑っているように思える もう手に入れたいものなんてない 唯一 返してほしいものは天国にいる君かな あとは何もいらない だから この絵を完成させたら僕の人生を終わりにしようと思う キャンパスに描かれたのは真っ黒な風景 でも その中央にだけ 絵を飾ってない部分があった 深く それでも短く絵の前でため息を吐ききると僕は筆を手に取る 描いたのは ボロボロな天使の羽 それは この腐った世の中で ズタズタに引き裂かれた 僕の心に似ていた
>>401 真実、真っ白なキャンパスに絵、腐っている世の中、天使の羽、白と黒の対比、君という妄想、底の浅い喪失感、悲劇の主人公気取りという自慰。
どこかで聞いたことあるフレーズとどこかで聞いたことあるシチュエーション。
何もかもが借り物で、ここには何も書かれちゃいない。
下らん。なっちと同レベル。
ageてまで評価頼むならまずは読む気起きるもの書いてこいや。
スティックが翻って ドロドロの油が流れ出すと アンクル・サムが御機嫌斜めになるから 僕たちは苦い木の実を食べて 原始人類的に哲学を論じなければならないのだから 運河に漕ぎ出すのはあまり効率的ではないのだ
404 :
名前はいらない :04/12/05 17:01:05 ID:mWWiSVAz
シンジ「ア、アナル・セックス!?」 カヲル「そう、きみたちリリンはそう呼んでるね。 なんぴとにも犯されざる聖なる領域。 ケツの穴。リリンもわかってるんだろう。 アナル・セックスはだれもがもっている腸の壁だということを」 シンジ「そ、そんなの、わからないよ、カオルくん。う、うわあっ!?」
405 :
名前はいらない :04/12/05 17:08:24 ID:mWWiSVAz
フランスワインとフランス料理のあはれな末路 三ツ星レストランなんかで ワインをテイスティングして expensiveなフレンチのフルコースを オーダーしてみんとす 双方ともに美味なり、舌鼓を打つ トイレに行きたくなりにけり おお、ワインの末路、小便 おお、フレンチの末路、大便 高価な料理のあはれな末路、 ああ、もののあはれなるかな?
406 :
名前はいらない :04/12/05 18:05:15 ID:mWWiSVAz
日本三大祭 血祭り 火祭り 後の祭り
午後の火 森へと繋がる石段を 微笑み合いながら上って行く 木を燃やす炎が 空へと続く煙が 私たちを包もうとする ( 遠くに見える街の灯は儚くて 沈んだ太陽が片鱗を見せたような気がした ) 足元の石段はいつか崩れ落ちて 森はその姿を消してしまう それでも私たちは あの望む場所まで辿り着くだろう ( 私を殺せるのは いつだってあなただけだ )
>>365 少し長めの詩なのに、段落が変わるところで頭に空白をいれているので非常に読みやすい
こうゆう風に自分の詩を読みやすくさせるのは大事ですね。私も気をつけなければ
内容ですが、伝わりそうで伝わりにくい詩ですね。
「君と僕」の関係とか、「過去の僕と今の僕」の違いとか・・・
もう少しわかりやすい一本筋があったほうが良かったのでは?
>>366 面白みの薄い詩です。
終わった話を「これで終わりです」とか言われても、「はあ・・・」としか言いようがありません。
せめて、どうゆう事件があってこうゆう結果になったのかの説明が無ければあまり意味が無いです。
>>367 あ。結構このタイプの詩は好きかも。
映像が頭に浮かぶようで、かなりの良作だと思います。
ただ、起承転結の転が抜けている感じで驚きは無いですね。
もう一ひねり加えた詩を今度は期待します。
>>368 楽しい詩です。
バカなお題を、ここまで綺麗にまとめられると、少し感動さえ覚えます。
この感じで何個も詩を作れるならかなりの才能だと思います。
[灯] 薄暗くなった闇夜の中を僕は一人疲れた顔で歩き続ける 「今日の仕事も辛かったな」と思い 倒れそうな体を必死に動かし続ける そんな僕の目の先で一つの灯が燈っている 笑い声さえ聞こえてくる灯の中はとても温かそうだ 僕の目から涙が流れてくる 何故だろう悲しくもないのに 薄暗い闇夜の中に浮かび上がった灯から目を逸らして僕は歩く うつむいた先には一日分の疲れを一身に受けたこの体 あまりに酷使した体が僕に愚痴を漏らしてくる その愚痴がとても聞くに堪えない重さで 僕の心を揺らす 僕の口からため息が漏れる 何故だかひどく心が苦しい うつむいてしまった僕の心に勇気を入れるようにタバコを一本口にくわえる 白い息さえももれるこの夜気の中で小さな小さな灯がついた その小さな灯の向こうにはたくさんの灯が燈っている 誰もが自分を誇らしげに思うその灯の中はとても温かそうだ タバコの煙が目に染みる 悲しくないけど涙が出るんだ 一つの灯に一つの希望 たくさんの灯にたくさんの希望 たくさんの希望に囲まれた一つの絶望 灯に照らされたただの闇 悲しくなんて・・・ない やがて僕は真っ暗な僕の部屋についた 疲れた体を休めようとただ転がり込む そんな僕の目の前で灯がついた 君が眠そうな顔で僕に微笑んだ 僕の目からもう一度涙が流れる 何故だろう悲しくもないのに 僕の心に灯が燈った それがただ温かかっただけなんだ
410 :
名前はいらない :04/12/05 19:46:29 ID:NUe6SCRM
結構前に書いた自分の詩が出てきて読み返したらよくわかりませんでした。 どなたか、解釈してみてください(;´Д`) 一応解説すると・・・。 確か、恋してきた数を思い出して指折り数えた時の数と 恋ではなく、本当の愛を思い出してみて指折り数えた時の数が違うってことだった筈なんですが、 解釈としては、実際の数は恋>愛にしていたはずなんです。 しかし「両手の指をおれたとしても」というのは実質指を6本折るだけでも良いわけで、 だとすると愛の数を、おった指を戻しながら数えたとき 10では足りないっていうのは、 結局数的には恋<愛になり、今までほんっと愛されたなぁ、ってことになってしまうんです。 当時何考えてたか思い出せない・・・。どなたか新解釈おねがいします。 恋の数をおもいだすとき 両手のゆびをおれたとしても 愛の数をおもいだすときは 戻す指は10じゃ足りない 手のひらがしめす明日のながさが うとましくて、にぎりこぶし 手を差し伸べてよ 愛してると 指にくちづけて
411 :
名前はいらない :04/12/05 19:47:40 ID:NUe6SCRM
あ、自分でわけわかんない解説しましたが、全く無視して新解釈していただけると嬉しいです。 わかんないー。
あなたにみせよう あなたにみせよう かがやくみらい きぼうのひかり あなたにみせよう あなたにみせよう かがやくあした きぼうのねがい あなたにみせよう あなたにみせよう くずれるげんじつ こわれるせかい
413 :
名前はいらない :04/12/05 23:44:27 ID:mWWiSVAz
幸福 poet [2004/12/05(日)21:45:14] 苦悩はお金に貧しく、 パンに飢えており、 また、水に渇いていた そして、愛にも渇いていた 苦悩は孤独であった、孤立していた 幸福には愛という知己がいた 苦悩は幸福に苦しみを告白した 幸福はいう、人を愛することだ、と 苦悩は愛で悩んでいた ロジックは愛を証明せず 形而上学も役に立たない 幸福を信じられない、と 幸福は、信じることだという 苦悩は幸福の存在を疑った 幸福が逃げ、苦悩を捨て去ると 苦悩はただ一人取り残された
414 :
一言 :04/12/06 03:34:12 ID:/H87ii0T
殆どが口語の自由詩だから形式的には問題ないんだろうけどさ。 全体的に1つ1つの詩が長くないか?それも同じことの繰り返しで。 なんだか言葉の無駄遣いをしているように見えてならないが…。 漏れ的にもっと言葉を厳選して15-20行以下でまとめて欲しいかも。 連を作るなら簡単な短文3-4行で最高4-5連に分けたほうが読みやすい。 詩に対する熱の違いかも知れんが長すぎると読む気が萎えるし、 内容が間延びしたり、逆にしつこかったりで飽きることが多い。 まあ、漏れ的に、な。 長いのも全部読んで評価してるヤシらには完敗だ。乾杯。
415 :
ベルベット :04/12/06 04:57:53 ID:gDRErTiA
―Romantic本州― 草木深く眠り 粉雪絶え間なく降り落ちる 不幸は自分だけだと 滑稽な僕を笑ってよ セピア色の日記 振り返るとほんのり色付いて 戻れない切なさに 時を少し憎んだんだ 嗚呼、北行けば現わる白の世界よ 嗚呼、南行けば途切れる青の世界よ 東や西は狭くて 狭くて 何処へ行けば救われるというの? 何処に向かえば報われるというの? 気付けばほら 帰れる家が一番暖かかったんだ そして 涙の氷は溶けゆく―
416 :
名前はいらない :04/12/06 05:49:15 ID:dBF1HPR8
417 :
名前はいらない :04/12/06 21:53:07 ID:AKgJ2MO6
初めて書き込みます。評価してちょ。 僕の心の空は君の色に染まっている 空を泳ぐ雲は頼りなげで 浮かんでは消えてゆく 時には喜びを 時には悲しみを 時には戸惑いを にじませて
初めて書き込みます。評価してちょ。 僕の心の空は君の色に染まっている 空を泳ぐ雲は頼りなげで 浮かんでは消えてゆく 時には喜びを 時には悲しみを 時には戸惑いを にじませて
419 :
猫 :04/12/06 22:31:08 ID:IVn8AAdx
なんだか気持ちのマスターベーションみたいな作品が多い。 「出せない手紙」ではなく、「歌詞」でもなく いい詩が読みたい。
420 :
猫 :04/12/06 22:49:42 ID:IVn8AAdx
>>409 感傷的な日記のようですね。
詩とは少し方向性がずれてるように感じました。
あと少し読みづらいです。
もう少し改行や句読点を工夫してみてはどうでしょうか。
409さんがそのように感じたことを
もう一度表現しなおしてみてはどうでしょうか。
でなければ感動は薄いと思います。
421 :
猫 :04/12/06 23:16:13 ID:IVn8AAdx
>>410 10本全部折ってしまって戻すのに指が足りない
ということではないでしょうか。
恋の数をおもいだすとき
両手のゆびをおれたとしても
愛の数をおもいだすときは
戻す指は10じゃ足りない
>新しい発想が生まれたなら妥協せずに
もっと言葉を選ぶとよりよくなりますよ。
手のひらがしめす明日のながさが
うとましくて、にぎりこぶし
>なぜ手のひらが明日のながさを示しているのかわかりません。
「にぎりこぶし」という言葉はなんとなく好きです。
422 :
猫 :04/12/06 23:55:29 ID:IVn8AAdx
>>412 かがやくみらい
きぼうのひかり
>これと
かがやくあした
きぼうのねがい
>これはほぼ同じ意味だと思うのですが。
あまり意図がよくわかりません。
くずれるげんじつ
こわれるせかい
>対比させているのでしょうか。
でも上手とはいえません。
相手の世界を壊すことによって
人生に希望を与えるということでしょうか。
ひらがなだらけなのはなぜでしょう。
これまた意図が掴めません。
あと「あなたにみせよう」がしつこいです。
423 :
名前はいらない :04/12/07 00:19:29 ID:6W5vnrH3
>>421 手のひらがシメす明日は、運命線ですね。
だからにぎりこぶしにしてしまう、と。
424 :
猫 :04/12/07 00:25:10 ID:rOZdLj24
なるほど。作者ですか?
425 :
名前はいらない :04/12/07 00:31:31 ID:6W5vnrH3
いえ、違います。中島みゆきの「彼女によろしく」って歌に 「後幾日生きられるのか生命線をみても 昨日死んだ人の手のひらは長生きを示していた」 ってのがあるのをたまたましってたので・・w
426 :
猫 :04/12/07 00:41:01 ID:rOZdLj24
手相は考えたんですが、「明日の長さ」=「運命線、頭脳線」には つながらないような気がしまして。 でも作者が伝えたかったことはきっと手相のことなんでしょうね。 中島みゆきの歌詞は秀逸だと思います。 個人的に、ですが。
427 :
猫 :04/12/07 09:01:44 ID:3ZClZiaf
426の訂正 ×頭脳線 ○生命線
428 :
名前はいらない :04/12/07 12:44:47 ID:GRsB3CNQ
新参者ですが、よろしくお願いします(・ω・) ああ 世界で一番綺麗な水が わたしの頬を彩り 落ちた 命育む母なる大地に 卑小な染みを残しつつも かがやきだけは 色褪せることも無く
429 :
名前はいらない :04/12/07 16:23:34 ID:8zasUwVv
超高層ビルの上から飛べない羽を広げ 数秒の自由を手にれに入れるんだ 誰にも気づかれず 地球に落ちよう 沈む夕日よりも きっと瞬く間に星になるだろう この茜色の色彩に溶け込むんだ 他の色には決してならない きっと明日は赤く紅い夢の跡さ
430 :
名前はいらない :04/12/07 18:31:05 ID:rWx/bDfF
>>429 なにこれwwwwwwwwwwwwwww
ハゲワロwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
431 :
名前はいらない :04/12/07 18:38:53 ID:qDtrB0hp
人生は 車の運転と同じ 常にエンジンを回してないといけない もし 慣性だけで走っていると 坂道になったときには 止まってしまう いちど完全に止まってしまうと そこからまた走り出すのに 大きな力が必要だ エンジンが止まってしまったら また始動させる もしエンジンが動かなかったら なんで動かないんだろう その原因を探してみる バッテリーがあがっていたら なんとかして電気を入れなきゃいけない 燃料が切れていたら それを補充しなきゃならない それをしたら また 動かしてみる それでまた 走り出せばいい 事故はなるべく避けるように 常に周囲に気を使うように 事故をおこしたら 車が大きく傷ついてしまって 直すのに時間がかかる でも 車が直ったら また走り出せばいい 何年も 長く走りつづけるには 車体の整備も必要だ もし整備をしないと どこかが壊れてしまって 順調には走れなくなる そうならないように いつも 車の状態には気を使うように いろいろ気を付けることは多いが それは必要なことだ じゃあ なんで 車を運転するんだろう なんで こんなに気を付けなきゃいけないんだろう それは 目的地に行きたいから または 運転する事が 楽しいから だから いろいろむずかしいけど 運転したいと 思うように なるんだ
432 :
431 :04/12/07 18:42:02 ID:qDtrB0hp
比喩ばかりで 長くなって ごめんなさい でも すべての比喩に 意味を込めたつもりです >430 嗤っちゃいけない 人を否定してはいけない でないと 自分が失敗した時に 同じように嗤われてしまう 他人から 自分から
433 :
名前はいらない :04/12/07 18:52:13 ID:qDtrB0hp
>429 自殺願望の詩ですね あっというまに落ちていく自分の体のことが きれいに書けてますよ
434 :
431 :04/12/07 19:08:13 ID:qDtrB0hp
すみません 少し変えさせてください 一行目の「常にエンジンを回してないといけない」を 「エンジンを回してないと 走れない」 に それから 四段目のあとに 「時々 走ることをやめて 休憩もしたほうがいい 休まないと 注意力が落ちて 事故をおこしてしまう」 を入れて読んでください 推敲が足りず ご迷惑をおかけてしまい 申し訳ありませんでした
435 :
名前はいらない :04/12/07 19:29:46 ID:s2ialRjq
はじめまして。今高校生で、ある日の出来事を詩にしました。おねがいします。 夕立に 君を見つけた 屋根の下 少し離れた 相合傘よ
436 :
名前はいらない :04/12/07 19:43:36 ID:qDtrB0hp
あなたのちょっとした嬉しさが よく伝わってきます それと 短歌を詠むときは 五 七 五 七 七 と並べたほうが見栄えが良くなると思います あなたの詩をみて その逆のことを思いつきました 夕立に 君を見つけた 傘の下 君の隣の そいつはだれだ
見栄えが良くなるだけじゃなく 読みやすくなるみたいですね すみません
438 :
名前はいらない :04/12/07 19:52:56 ID:s2ialRjq
ありがとうございます^^ なんか主人公の哀愁が漂ってるっすねぇw
439 :
名前はいらない :04/12/07 20:19:44 ID:bdHf9OsV
>>435 トゲがないね。のどごしよくて後味すっきりな歌。
きれい、だけどそれだけ。
高校生じゃなくても詠めちゃうんだよ。
もっと激しい想いあるんでしょ。sexも関心あるんでしょ。
不安でしょ今。
かたにはめようとかまとめようとかしないで壊れてみてよ
椎名林檎みたいにね。表現として短歌するならだよ。
440 :
名前はいらない :04/12/07 20:34:31 ID:IR6snmY1
「生きるということ」 歳をとれば見えてくるんだって そう思ってた 大人になれば分かるって まわりの大人も言ってたんだ だけどまだ僕には答えがないんだ 何のために生きてるんだろうって 僕らはいつかは死ぬんだよね 宇宙の塵になって
441 :
ぁゅみ :04/12/07 20:45:23 ID:HP158LGE
将来シンガーソングライター志望でサイトに歌詞を公開している者です。 いつか芽を出した小さな恋は キレイな花を咲かせるよう 大事に育てられました 今もすくすくとつるを伸ばして トゲを刺しながらあたしに絡んでしまって解けない 花を咲かせよ 大きな大きな赤い花 傷口からしたたる しずくのように赤く 根は深くしがみつき つるは強く切れなくて 離して離して心をも毒はおかしてゆく 殺めてゆくよう つぼみは今だ開けず トゲは刺すのを止めない 痛くて痛くて白の服赤く染めてゆく 殺めてゆくよう さあ咲くがいい あたしからしたたるしずくのように赤く 評価お願いしますm(*._.)m
442 :
↑ :04/12/07 21:04:21 ID:pCccTH3m
好みの問題だろうが…漏れは好きじゃない。 詩としては深みが足りなくて、そのまんまな感じが否めない。 歌詞としては新鮮さにかける。こっことかあゆみたいで。 正直よほど歌が巧いか、曲が良くないと売れないと思う。
アナタはワタシ ワタシのそばにずっといて アナタがほしい アナタがほしい ワタシの世界をうけいれて 壊れる音を聞きながら ワタシの叫びを感じなさい アナタはワタシ ワタシはアナタ アナタの世界にワタシはヒトリ お願い どうか ワタシを ミツケテ ワタシとアナタと ヒトリのダレカ
>>443 いいと思います。
なんか相手に対する狂おしいほどの感情が上手く表現されていると思います。
表現方法がストレートに気持ちを表現できていると感じます。
・・・評価へたですいません。
評価御願いしますm(_)m 深海 あまりにも深いこの闇の中 見渡せど見えるのは蒼ばかり 光が見えないから怖くて怖くて 聞こえるのは静かな呼吸音 目の前に見える小さな輝き 走っていっても距離は縮まらない 近づいたと感じていたのは僕だけで 輝きはどんどん小さくなっていた 手探りで探すのは君の幻影 寂しいからじゃない 僕を導く光を求めるの 手探りで探すのは君の代用 寂しいからじゃない そう自分に言い聞かしてみた 「さよなら」そう震えた君の唇 言ってる意味が分からなかった 理解することを頭が拒否してた 「もうこれ以上傷つけたくない」 僕のちっぽけな光なんてもう 君に届くはずもない 僕より深い心の闇を もっていたのは君のほうだった
446 :
名前はいらない :04/12/07 22:42:33 ID:s2ialRjq
雑踏に君を探しても見つかるはずもなく このくすぶる思いを隠すように笑顔の仮面をかぶり続けた あの時止めていたらどうなったのかなんて そんなことばかり考えてしまって 一人の時間が促進させる
447 :
名前はいらない :04/12/07 22:47:53 ID:s2ialRjq
436のやつです。なんかバンドのために書いてたやつがみっかたんで、評価してもらえたらとおもいます。なんとも照れる・・・w 冬の寒さ 身にしみて 白い息 手を暖める 街行く人は僕のことなど見ていない でもそんなのどうだっていいんだよ 君が見てくれればそれでいいから 唄わせて 君の耳元で 高鳴る鼓動はあなたの優しさ 別れ際にハグをして 銀の月光があなたの肌を滑り降りて、白い肌を映し出す 意味の無い言葉が優しくて 冷たい空気の中 光が踊る 唄わせて 君の胸の中で 漏れる吐息は溢れる愛情 願いを込めたキスをして お互いの居場所がそこにあるように 奇跡を願うわけじゃない、運命を信じるんじゃない永遠が無いって分かってる、でも…だ から今愛してると呟いて
449 :
更 :04/12/07 23:53:24 ID:K6gGwTMc
評価お願いします(>_<) 空を見つめ 僕は手を広げる 青を掴む 目の前でかざした手は 大きいから なんだって掴める気がするよ あの空くらい大きい 夢もきっと
450 :
名前はいらない :04/12/08 00:01:46 ID:sMGLMC7H
「EMPTINESS」 暗闇の中で燃える麒麟。 業火の中で踊る道化師。 堕ちていく暗黒星。 さようなら 私は身を沈める。 果てなく儚い情景の中に、 身を切り裂くのは鋼鉄の痛み。 さようなら 私は歩いていく。 憎しみと怒りが交差する激情の中を。 もういらない 捨てたいの、でも消えないで。
451 :
436 あらため 虚 :04/12/08 06:06:08 ID:bvfrlwuV
>>439 俺は よけいなことは入れなくてもいい と思うよ
変にいろんな事を入れようとすると それは「蛇足」になってしまう
蛇に足がつくと 出っ張りが多くなって すっきりと飲み込めなくなってしまう
素直に書くことで 短歌の三十一文字 その一文字ずつが生きてくる
でないと 31字でまとまらない
今は 思ったことを素直に書くこと それがだいじ
ゆきづまった時に 考えればいい
452 :
虚 (436) :04/12/08 06:17:37 ID:bvfrlwuV
ぼくは鼻が弱い とてもたくさんの鼻水がでる ほんとうに水のようにでる 手で押さえても 鼻水はとまらない 絨毯の上に落ちる 絨毯に染みた鼻水はもうぼくの鼻水ではない あっというまに絨毯に吸い込まれる鼻水 手で鼻をかむと手の中に鼻水がいっぱい でも思ったよりも多くはない こんな鼻水なら洗面所で出しっぱなしにすればいいんだ 紙で鼻をかむのは勿体無いんだな そういうことを考えながら 頭を逆さまにする 評価をお願いします
喪前ら詩は見た目も大事だって、考えたことある?
ガンガンに詰まったものはどんなに内容が良くても
読む気にならんぞ。
改行のし過ぎは痛いけど、長い詩ならせめて連分け汁。
読む気にならなきゃ評価もできんだろう。
それと
>>414 とか
>>419 が書いたこと読んでないだろ。嫁。
評価しろというなら、それなりの実力をつけてから実力を知りにこい。
455 :
名前はいらない :04/12/08 14:28:01 ID:GJJ1CxS/
452ごめんなさい!間違いです435の奴です;;
リトル・ロック 世界中に仲間はずれにされてるような気分になってないかい? 世の中が速すぎてついていけないと感じてる? 居場所が見つからなくて孤独になっている? 他人がいつも正しい答えを知っていて 自分はいつも間違ってると思ってないか? テレビでやってるニュースの大半はデタラメ それが世論だなんて思っちゃいけないよ 君は溺れないように注意するんだ 周りに流されて、巻き添えを食わないように 全ての物の儚さを知っているのは自分だけだと思ってないか? 君はシステムを信用していないのかも 君は政府を信用していないのかも 世の中から隔離されているようで不満を感じてないかい? 君には少しロックが必要だ 君には少しロールが必要だ 君には少しロックンロールが必要だ なんでもいいよ好きな音楽を聴くんだ 今夜は踊り明かして すべてを忘れよう
たしか昨日の御伽話 シンデレラが毒林檎を食べちゃうような そんなデタラメだらけ 答えは単純かつ明快 知っているだろう? 認識してない嘘の所有権 放り出して唄う 溜息と苦笑いに混じって消えた 誰かさんのちっちゃな心 片隅でゴミを抱きかかえる とても愛おしそうにね そんな君は誰だっけ。
458 :
名前はいらない :04/12/08 15:40:14 ID:JLQ1SbyV
評価お願いします。 ココには君はいません きっと どこにもいない 僕が独りでなくても どんな大きな空にも 君は見えないのです あんなに小さい魂だって 瞳が綺麗な怪物だって 君に触れることは不可能だった でも今 冷たい君の身体が 冷たく僕を包むように・・・
459 :
にか :04/12/08 18:48:40 ID:oprFJH/R
同じ時間に起きて 同じ時間に眠る いつか終わりはくるのか? いつ終わりが来るのか? どうして生きていくのか? 何かを守るため? 何かを得るため? 答えはきっとないだろう・・・ だから生きていくんだろう答えを見つけるために
460 :
睦 :04/12/08 20:03:15 ID:W9jC9/hp
もし僕が君を忘れてしまったら 大きな声で僕を呼んでくれるかい? 世界中のどんな目覚まし時計よりも正確に ねぼすけな僕の目を覚ましておくれ
「クラドセラケとストロマトライト」 クラドセラケが 進化した 進化しすぎて 人になった 有り得べき 因果の一 ただ アーラヤ識に 刻まれた 酷薄の性状 ぬぐえじ 周囲に蟠居する 野人どもの 行状を見るにつけ 奴輩の祖は 猿猴猩猩の類と 思えぬ さらば 奴輩の祖は クラドセラケ也 暴戻残虐貪婪凶唉を事とする 卑劣漢なり女性なりよ いや実に実に じゃあ僕は ストロマトライトになろう 深い海に慈悲を与える ストロマトライトになろう でも僕が慈悲を与えても あの人たちの性質は矯められないよ へもへも・・・ 角を矯めて牛を殺す 角を矯めて牛を殺す
>>461 語彙選出がとても素敵で語り口も潤滑。
うんうん
あなたの思惟は孤独ではないよ。
463 :
名前はいらない :04/12/08 23:19:42 ID:VwqHogUV
詩を書くのは初めてなので恐れ多いのですが、評価してください。 (この詩は湖の絵の作品に書こうと思ってる詩です。恐縮ですが、 湖の風景画にこの詩があってるかどうかも評価して頂けるとありがたいです。) 偽りの笑顔が散りばむ中で 醜い言葉が飛び交う中で 思い巡らす憧れの場所
464 :
名前はいらない :04/12/09 00:09:15 ID:2VgZYar7
「冷たい日の朝に、早く目覚めて、今は会っていない人のことを夢にみたように思えたとき」 雪。雪。雪。 風が吹く。 嵐の気配。 多分、どこかで、きっと、そこで。 また、また、また。 朝に想う。まぶしい風。 行方は知らない。 きっといつかは。たゆまず、想う。 すこしすっぱいにおいの中に甘さがどこかにまぎれている、。 昨日の夜。右手の中にのこるだいだいの実。 雲をみて。 表を歩く。 目をつぶっても。冷たさが頬をたたく。 朝だから。 もう朝だから。 雪、雪、雪。 風が吹いている。 今日の風が吹いている。
466 :
名前はいらない :04/12/09 02:18:23 ID:v/wRdBTs
いつしかその時は来る だから私は叫ばない 吐き出された言霊は乗移り 次々に悪を呼ぶから 与えて来た不幸が全て戻って来ても 私は叫ばないでじっと待つわ 知っているの 他人は自分だって
こらえきれずに漏れた言葉に、おどろいた自分と。気づかずにいる相手。 言いたいことも伝わらず。 隠した思いに、顔をしかめられ。 仕事だからね、と冷静を装い。 好きだと伝えて、うつむかれる。 昔話はもういいや。 駅前に新しくできたTSUTAYAの会員カードで、新作二泊三日のDVDを借りてみるんだ。 急に君は語りだす。 思い出って辛いことも多いよねって。 当たり前じゃんって言いそうになって。 思いつめた瞳に、もう少しだけ、背伸びして、笑顔がみれそうな言葉を捜すんだ。 『大丈夫』 うそくさい。 『まかせて』 半端な言葉。 『いろいろあるよね』 正直すぎたって、誰の心にも届かない。 祈るんだ。 願うんだ。 笑うんだ。 そしてこっそり、ゆっくり、静かに、泣くんだ。 全てが闇だというのなら、百円均一(ひゃっきん)で買った懐中電灯だって まぶしくてまぶしくて、また、ひとりで泣くしかないだろう。
だから僕は誓う。 この次誰かが、僕に、やらかな笑顔をみせてくれたらば。 そっと。ただ。なにもはさまずに。 「ありがとう」 って。 そう答えるんだ。 なにげなく。 さりげなく。 日常の中で。 自動販売機に、百円玉1枚と十円玉2枚を入れる。 モーニングコーヒー。ホットのボタン。 がたりと落ちてくる缶。 プルトップを開いて、口をつけると、落ちてくるカフェインの熱。 いいも、わるいも分からない。 ただ、こう、言葉も無くつぶやいてみる。 うん。そう。うん。ま。んん。いや。はは。うん。 もう一度言う。 ありがとう。 ありがとう。 おーけぃ。 いぇ。
469 :
虚 :04/12/09 04:28:38 ID:d38Cm/Xp
じぶんはダメだな そう思ったら じゃあ どうしたらダメじゃなくなるんだろう? それを 考える そして また やってみる 生きることって それの繰り返し
470 :
虚 :04/12/09 04:32:29 ID:d38Cm/Xp
あ、 これ(>469)は >467-468を読んで、 ちょっとまとめてみただけです
471 :
無名 :04/12/09 06:21:01 ID:tLcuxNyE
咲いてる 咲いてる 一つだけ咲いてる 草むらの中で一つだけ咲いてる 咲いてる 咲いてる 赤い花咲いてる 咲いてる 咲いてる 一つだけ咲いてる 風に吹かれ一つだけ咲いてる 咲いてる 咲いてる 見たことない花咲いてる 咲いてる 咲いてる 一つだけ咲いてる 悲しみ知らず一つだけ咲いてる 咲いてる 咲いてる まだ枯れないで
ここのスレに足りないものは、評価する偉いひとだ!
473 :
↑ :04/12/09 12:29:33 ID:ckXuiKeZ
むしろ足りないのは評価の対象になりそうな詩じゃないの?
歌詞みたいなのが多いし、そうでないのは面白くない。
>>1 にある
>このスレは常時、数少ない批評家さんの『ご好意』によって成り立っています。。
>あまりたくさんの詩を書き込むと、批評家さんの負担になってしまいますので、一人一作品程度でお願いします。
>推敲に推敲を重ねた作品を提供していただければ嬉しいです。
を、読んでない厨多杉。
>>473 本人がそれなりに頑張って推敲して作った詩かどうかなんて、結果からだけじゃわかるまい?
対象外なら対象外と通告する厨の役をやってくれよ。
で、どれくらいのレベルなら評価の対象になるんだろ?
このスレで言うと、どれ?
475 :
473 :04/12/09 17:34:21 ID:ckXuiKeZ
>>474 じゃあ今後は厨になるわ。
このスレでか?すげー難しいぞ、それ。
476 :
虚 :04/12/09 20:05:18 ID:d38Cm/Xp
難しいな 確かに難しい 考えないと どの詩も 意味がないように見え 考えると どの詩にも 意味があるように思えてくる
477 :
名前はいらない :04/12/09 21:26:42 ID:GM6mdgVC
言葉は道具だから、書いたひとが使い慣れてない言葉っていうのはわかってしまう。 この言葉使いたいけどちょっと冒険かなぁ、とか、別の表現ないかなぁとか。 詩を書くときはそれくらい言葉にナーバスになってほしい。 言葉に血や神経がかよってるな、という印象を読み手に与えてもらいたい。 未消化な言葉で書かれた詩はなにも訴えかけてこない。
478 :
名前はいらない :04/12/09 21:59:56 ID:dsAcTq0J
再来 またこうなった また失敗だ、どうするか 俺は挫折した こうして書いているし 書けるのはまだ余裕があるから 油の乗った努力だぜ なつみ、抱いてやるよ 骨までバラバラにしてやるよ、しゃぶりついて 俺は生きがいを探している こうして書かれた駄文が歌になる 嘆きの歌 狂気の歌 敗北の歌 涙の歌 怠け者の歌 ばか者の歌 ロクデナシの歌 妄想狂の歌 愛される資格のない者の歌 再来だ
479 :
名前はいらない :04/12/09 22:07:14 ID:81Ny8LqE
480 :
名前はいらない :04/12/09 22:17:54 ID:CXBCokJy
15で死んだ兄の墓 15で死んだ兄の骨 露店で買ったとコートをはおり 町へ出ようと電車にのった 電車はまるで夜の霧 消えた電車と兄の声 消えた叫びは夜の夢
そうだあれは確か24時 呼び出された俺は面倒に お前の所へ行く そしてお前は俺を刺した What you say? お前は俺に何て言った? What you say? 俺は覚えている。 What you say? 「俺に反論する奴は消えろ。」と。 倒れゆく俺は何一つ 理解出来ずに血を流した
>>472 ,473
詩な言葉を出すのはすきだけど、他人の詩を自分の中にとりこむの
は、至難な技なわけで。
歌詞みたいな詩が多いというけど。
多分、詩が、詩で残っていられる最後のが、歌詞なんだと思う。
リズムがいよければ歌詞は何でもいい。
だからそんなぬるい場で、時々どきっとするような言葉とであうこともある。
イッセイ尾形の一人芝居で、ラブソングをう歌うミュージシャンというネタがあった。
「僕が君で、君が僕で、僕は君に、君は君に、僕は僕で君で」
と、それだけの詩を、ギターをひきながらうたっていた。
つまりそれがフォークソングで。
ラブソングなわけで。
上のような言葉の羅列が、かって、ほんとうに詩っぽいと感じてしまう。
欲しいのは。
本当に欲しいのはとにかく反応なのだと思う。
>>469 まとめ、ありがとうございます。
>>471 咲いているっていい響きですよね。
咲いている。朝が咲いている。
咲いている。夜が咲いている。
483 :
虚 :04/12/10 01:00:42 ID:lHUEuOj6
>479 うまい広告だね 見事に引っかけられた >480 近しい人を亡くした哀しみ それが よく 表れています 一つずつ 丁寧に言葉を紡いでますね >482 言葉をひねることに疲れたら 少し単純にも考えてみる そうすると いい詩がうまれることもある かも あぁ 人の批評ばかりするのもダメだよな 自分の詩が書けなくなってしまう 一度 爆発させてみるか
朝に麺を食べた 今までに食べたことのない麺 どう呼べば良いのかはわからない 暖かい汁に入っていて平たく白い麺 スープを飲み干しながら これはどこかの国のお味噌汁なのだと思った 詩に手法とかあるのでしょうか? 初心者なのでわかりません 感想あれば、よろしくお願いします
485 :
名前はいらない :04/12/10 11:34:51 ID:8+aEFOtH
>>484 これでは詩というより散文です。
エッセイの一節のようで、しかもイメージの膨らみがない。
「これはどこかの国のお味噌汁なのだと思った」
という感想で結ばれていて、ひどく平板です。
麺にこだわりがあるのならそのイメージを膨らませてください。
麺の旨さを伝えたいのならもっと味覚を刺激する言葉を探ってみてください。
麺というたわいもない題材でも十分詩はできるはずです。
486 :
虚 :04/12/10 12:49:05 ID:lHUEuOj6
やってみよう ラーメン ラーメン その 熱い汁 その 細く しなやかな麺 その 色 とりどりの 具 なんとも旨い 一杯の ラーメン
487 :
名前はいらない :04/12/10 16:57:55 ID:8+aEFOtH
ラーメンのイメージを膨らませてみました。 ちぢれあい もつれあう 澄んだスープの下 二頭の龍がとりかこむ血の池で ふつふつとたぎる味覚 宦官はうやうやしく鉢を捧げもち 小さな皇帝は笑う 神仙のスープ 三千丈の麺 いわくだらけの具 銅鑼の音も荘重に 卓に置かれた一杯のラーメン
>>485 評価ありがとうござます
特に麺に執着も無く、安易な気持ちで書いてしまいました。
御指摘にある、散文エッセイ等と詩の違いが、ググったりもしたのですがうまく理解できませんでした。
初心者スレで聞いてから、もう一度挑戦します。
489 :
名前はいらない :04/12/10 19:21:42 ID:DOVvG87r
虹がかかる、あと何日だろう?この風景を見ていられるのは・・ 白い風が吹く つめたくて目を閉じる、あと何日だろう?この風に身体 預けていられるのは・・ 民が言う「平和」なんてコトバに むせ返る思いがして 僕は家を飛び出した 孤独無援な状態で。もう愛想がつきたよ・・・ 先生が言う、ばかやろう 生徒も応える、はげおやじ 模範的って何なんだ? 睨み合うと戦争が起こる 丈夫なこのホシも耐えてきてんだ もう限界だ 今となれば悶絶する このホシだ 青く光り輝いてるのも今のうち いつかどす黒く ”ヒト”というペンキで塗りつぶされるさ だから 今のうち 今のうち 青い海とやらを パックして 冷凍保存しようじゃないの 民だってがんばってる だけどヒトはもろいものだ 音もなく崩れ落ちるのは 時間の問題で そんなこと訴えてる番組スタッフは 暖房つけて伸びしてる 神が本気出せば ヒトなんてモンはかなわない 人差し指一本で このホシは もぬけの殻さ 麻酔が切れた民たちは 叫びながら足掻いてる 地下に埋まったモナリザだけは、相変わらず笑ってる [地球が滅びたときモナリザは] 評価おねがぃします!!まだかなりの初心者なんですo
490 :
名前はいらない :04/12/10 20:43:23 ID:8+aEFOtH
>>489 哲学的な詩ですね。あなたが社会に憤っている、虐げられた民に同情している
のはわかります。
テーマがうんと大きいせいでしょうか、視点が定まらず、散漫な感じがしてしまう。
家出、学校、地球、そして最後に唐突にモナリザ…
ひとつの詩にいっぱい盛り込みすぎです。
まず、家出だけでも十分詩の題材、かなり重めの題材になります。
画家がリンゴをデッサンするようにもっと身近で具体的なテーマから書いて
みては?クリスマスとかお母さんとか。
むしろ小さなテーマのほうが書き手の個性が出やすく読んで面白いものです。
犯人は在日、日本のマスコミは完全スルー!
http://www.time.com/time/asia/news/magazine/0,9754,108848,00.html 米タイム誌:パチンコで冨を築き、六本木で豪遊していた在日の織原城二と報道
Joji Obara was born in 1952 to an impoverished Korean family in postwar Osaka.
His father had been a scrap collector, then a taxi driver who worked his way into owning a fleet of cars
and a string of pachinko parlors from which he amassed a fortune.
Obara, then known by his Korean name Kim.
his mother, who still controlled the lucrative pachinko operations, helped bail her son out,
at one point paying off a creditor nearly $33 million in cash.
Following these business failings, Obara's company reportedly became a front for the Sumiyoshi yakuza.
Copyright c 2004 Time Inc.
492 :
名前はいらない :04/12/10 22:56:17 ID:DOVvG87r
>>490 アドバイスありがとうございました(>_<)参考にさせていただきます・・
2ちゃんねるだから(失礼かな・・)もっとヒドい事を言われるのかと思って
嬉しかったデス(涙oがんばります!
「床屋さん」 絶対、今、目があったよ もう一人のワタシと、もう一人のそのひとが 目を会わせたくない 別に、そのひとが嫌いなわけじゃない だけど、前髪とかで目を隠すのはその人に失礼な気がする でも、ワタシは気をつかわなくていいんだよ だってそのひとにとってワタシは大事な人なんだもの
494 :
名前はいらない :04/12/11 01:07:29 ID:mPmWWdNY
輪にそって歩く 山あり谷あり 平等なきこの世に 神がくれたもの 生まれるチャンス ぐらいなもんだろう 神は死んだと 叫んだ台詞と 君といた一瞬で この輪のすべてを 愛しつくしてやる
いつかドラゴンを飲み込むんだ アヴェニューAを上がっていくと トンプキンズ・スクエア・パークがある 40番地あたりにいくと豚野郎が言うんだ(おい、ガキはID見せろよ) 月の支配を切り抜けたのに世界は今だに君主主義 恐怖政治の暗黒中世を抜け出せないで居る 悪魔の語る言葉なんて大して事じゃないけれど ほんの少しでいいから考えておくれよ もう少し賢く生きられるはずさ たった独り とても嫌な気分 他になんにも無くて 親の顔すら知らなくて 金も無くて ここがどこかも判らない 産まれてきたくなかった 黒く塗りつぶされた人生 だけどもう少しだけ上手くできたはず はみ出したのは押さえつけられたから どうして上手に生きられないのかな?
496 :
名前はいらない :04/12/11 03:29:45 ID:0GxpZtPi
灰色の笑み。 灰色の言葉。 灰色の優しさ。 灰色の暴力。 灰色のSEX。 灰色の殺人。 灰色の愛。 灰色は嫌いだ。 だから、 塗りつぶせばいい。 そうみんな 黒く、黒く、黒く、黒く、黒く 唯ひたすら黒く塗りつぶせばいい。 目の前にあるものの全てを、 そうすればきっと 何も見えない、何も聞こえない。 何もいらない。。 僕は煙炎羅の灰色の世界なんていらない。 だから、 黒く
497 :
名前はいらない :04/12/11 04:28:43 ID:a6Oc+vD2
前進前進前進前進。 俺は今 楽しいを燃料に 思い出をまき散らしながら進むスチームローラー 悲しみも怒りも全て巻き込み押し潰し圧縮しながら進む 振り向くな突き進め 地球の果てまで真っ直ぐな道を作るぜぃ
498 :
虚 :04/12/11 05:02:56 ID:ebzTWJ42
○
499 :
名前はいらない :04/12/11 10:07:59 ID:HUhoYEf9
どんなに暗い闇に包まれても どんなに熱い炎に包まれても 僕は君の手を離さない そして君と一緒にあの海になりたい そしたらみんなでこう叫ぼう…パンパ♪…
500 :
名前はいらない :04/12/11 12:48:45 ID:ZgLPAMNi
>>493 なるほど、実在のワタシと床屋さん、それから鏡に映ったワタシと床屋
さんの4人が描かれているんですね。視線と心理の錯綜にほのかな恋心が感じ
られます。おしゃれで軽いタッチで、もう少し膨らませてみてもいい題材かな、
と思います。
>>494 輪にそって歩く この輪のすべてを愛しつくしてやる というところ
で輪廻とか、苦悩に満ちた世界をイメージしてもよいのでしょう。だけど、そ
れは仏教的な世界観でこれが神(おそらくキリスト教的な)とおれあうのかど
うか。ぐらいなもんだろう というあいまいさに世界観のあやふやさが見て取
れます。あなたにとって詩は思索を深める手段なのでしょうから悩みつつ書く
しかないです。
>>495 魅力的な導入部。トンプキンズ・スクエアパーク40番地どきどきします。
どんなところなんでしょう。ドラッグとか売ってそうですね。主人公はちょっ
と悪魔的な感じのする美少年なんでしょうかね。ゲイにからだ売りにきたんで
しょうか…。くらい想像を掻き立てられるんですが、その後は観念的な世界観
と感情がぶちまけられて終わってしまう。情景描写で思想や感情を表現してみ
たらどうでしょう。導入部の世界を膨らませて欲しかった。
>>496 矢沢英吉に「黒く塗りつぶせ」というのがありました。黒く塗りつぶした
い暗い衝動は誰にでもあるのでしょう。黒く塗りつぶして破壊的なカタルシス
を味わいたい。それなら今うとましく思っている灰色の世界を「灰色の…」で
片付けずに具体的かつ粘着的に描いてみたらどうでしょう。そのうえで黒く塗
りつぶしたら書き手も読み手もスカっとしそうです。
>>497 おそらくロック系の歌詞。スチームローラーって舗装工事に使う車両で
すか? 楽しく元気よくそれだけを目指して書かれた詞。「思い出をまき散ら
す」は別れた彼女との思い出か? そのへんのエピソードをもっと匂わせたな
ら恋破れてヤケクソに突っ走る男の気持ちが出るかも。
>>499 ちゃんと完成させてくださいねw
501 :
かめの :04/12/11 13:54:25 ID:xTqPyCwl
夏が過ぎたことを あたしは彼の自転車の後ろで感じた ちょうど一年前も‘夏が過ぎた’ことを感じたのは自転車の後ろだった その時は友達のそれだったけれど あたしは何となく尾崎豊の『15の夜』を歌ってみた 秋ってあたし、大嫌い 死んでいくのがわかるから 孤独な気持ちになる そのことを必死に自転車をこぐ彼に伝えたら 「俺は秋って好きやで。『俺は何でもできる』って気分になる」 って言った しれっと でも真っ直ぐあたしの心に届くように あたしは やっぱりこの人がスキだなぁって思った もうすぐクリスマス が来て お正月がきて そんなこんなで あたしは胸が騒いでる 一年がもうすぐ終る
502 :
まゆみ :04/12/11 14:19:53 ID:YeziCThR
「薬」 貴方のキスは薬のように 身体のなかに染み込んでいく 痛みなどは感じない 不安は迷子 脳は軽く回転する
504 :
名前はいらない :04/12/11 18:33:30 ID:V1kPmPEe
「そろそ歩きだそう」 白い息が空に昇ってゆく もうそんな季節 寒いわけだ 去年の今頃 出逢ったばっかりの 銀色の夢に魅せられた 今年ももう僅か その僅かな時間を 大切な人たちはどうやって過ごすんだろう 祈るように 願うように ただ揺らめいているだけの日々を 変えてくれる人との出会いを 立ち止まったまま待っていた 何も言わず待っていた 歩かなきゃもうそろそろ 気付かなきゃもうそろそろ 皆の背中が見えなくなる前に
505 :
名前はいらない :04/12/11 18:47:39 ID:HOWZksiY
ブロッコリーと カロリーの パレードに 右翼の人も 左翼の人も 右手に花を 左手にビールを持って
506 :
名前はいらない :04/12/11 20:30:21 ID:ZgLPAMNi
>>501 マリッジブルー的な心理が書かれている。一年前の友達は今の彼なのでし
ょう。「夏が過ぎた」とは青春の終わりを感じさせる言葉。自由奔放な青春から
彼とのごく平凡な暮らしに飛び移らねばならないというとまどいと不安。それが
「秋ってあたし大嫌い」という突飛な叫びで爆発し、はっとさせられます。
彼の落ち着き払った態度と言葉で「あたし」の不安は解消され、彼への愛を積極
的に肯定する。そして彼と迎えるクリスマス、正月という新しい季節へ自分を鼓
舞していく。そういうドラマ性は面白い。ただ、前半のアンニュイな感じから後
半の自己肯定的なハッピーエンドへの切り替わりがちょっと唐突な気がします。
彼との心理的な緊張関係が描かれると恋愛詩としてもっと味が出そうです。
>>502 キスは薬というのはキスで癒されるという比喩なのでしょう。着想にもう
ひとひねり欲しい気がします。ただ、このままでもキスの陶酔感をもっと書き重
ねていけば悪くない作品になるかもしれません。もっと続きを。
>>504 「去年の今頃出逢ったばかりの銀色の夢に魅せられた」が少し意味不明に
なっています。おそらくその夢を喪失してしまって、自分をあきらめさせようと
している詩なのでしょう。この連はなくても作品としては成り立ちますが。
「祈るように願うように」以下は切実感が伝わってきます。平凡な一行目を含め
て前半を流れよくしてやればぐっとよくなるはず。
>>505 楽しげな言葉遊びで始まったんですが、これで終わりじゃないでしょうね.
続き希望。
海と空の真ん中で 理論を立てて生きる 四季が織りなすメモリーで 君はこの世界で何を思うだろう 相対するイメージを調和して 生命を分かち合って生きる 限りない細胞に生かされて生きる なんか…ACIDMANみたい…。
記憶の中の君それぞれ。 視界の中で果てなく虚無。 街行く人々。 歩く面影。 そこに写るは冬の雪。 雪纏って歩く。 記憶君。 人混み避けて。 ふと見渡せば。 視界雪。 雪。雪、雪。 寒くて足が動かない。 雪に囚われ動けない。
509 :
TF :04/12/11 21:32:22 ID:iNFjzxFS
僕の前を時間がただ通り過ぎてゆく。 青春という時間も過ぎ去ってしまった。 僕は愛という貴重なものからかけ離れ存在している かけがえのない24年は無為に過ぎ、あまりに残酷な場所にいる 僕はこの冷酷な時間と場所にいてこのまま続くこの世界に絶望とともに住む 弱さという主人が僕を冷酷に縛り続ける 現実離れした妄想を捨てきれない僕は報われない忠誠を保ち続ける すべての喜びと楽しみと快楽を放棄している僕はやがてこの冷酷な 世界で孤独な死を遂げる 最も心地いい世界を自ら捨ててしまった愚かな僕は皆が楽しみ喜んで 青春し愛し、快楽を欲しいままにしている油ののった貴重な若い日々を 残酷に独り過ごす僕の選んだ道、それは一番残酷な道だった・・・・
510 :
名前はいらない :04/12/11 21:34:36 ID:scYKrKIT
「初雪」 窓に張り付く水分は 外は寒いと警告してる 白い雪は温かそうだ 柔らかそうだ でも水滴は冷たい ガラスの内側からそれが伝わる 雪は冷たいはずなのに いや 私の心が温かいのだろうか 雪をみるとうれしくなる 実際に見るのは初めてだ ここは赤道直下 1000年後の地球では 今まさに 氷河期が訪れた
511 :
名前はいらない :04/12/11 23:23:17 ID:q+jvdTHO
ふと思い出す君の笑顔 もう名前もはっきり覚えてないな でも覚えている 君は僕を覚えているかな まあいいや 僕の中で君はしゃべらず動かず ただ笑顔 僕の中での君の思い出は はにかんだやさしい笑顔 二度と会えることはないと頭で考え もう一度会いたいと心が叫んでる 僕の中で君はしゃべらず動かず ただ笑顔 僕の中での君の思い出 はにかんだやさしい笑顔 いつかまた 思い出すときまで さよなら
512 :
名前はいらない :04/12/11 23:42:14 ID:BWD5XK4g
>>505 なんか好き
からっぽなのになにかが溢れそうな気分になってくる
「サブスペース11/サテライトビュー」
かわいた音がひびいてる
どこかでミサイルなっていて
だれかの悲鳴がこだまする
つめたい涙がながれてて
よごれた川に続いてる
魚がぱくぱく口だして
くさった目玉がとけている
電線つたって泣いている
どこかのだれかに送る金
神様のために使われて
モニターごしに流れる血
ひんやりしててドット欠け
ちらつくウソにつかれる目
タバコの煙でながす涙
太陽がいま落っこちて
513 :
名前はいらない :04/12/11 23:45:42 ID:ZgLPAMNi
どうも最近は「意図的にイメージを喚起しない詩」というスタイルが確立され
ているようだ。現代詩手帳やユリイカ(ふたつともまだある?)にはそんな詩
が載ってるのかな。記号論とか構造主義とかの流れですかねぇ。20年前も分か
らなかったけど、今はなおさら分からない。でも、みなさんそういう詩を書く。
>>507 イメージより論理性に訴えかけてくるようなんですよ。論文的な詩なん
です。どうもこういう詩の鑑賞法が別にあるような気がする。私はおそらくク
ラシック派なんでグラムロック派の詩とかはわからないんだろうな。
>>508 これも冒頭からして感情的要素がない。雪道で難渋してる人たちをどっ
かからモニターでみてるような感じ。でも「人混み避けて ふと見渡せば」だ
から、キミも通行人に混じってたのか? と聞きたくなる。「寒くて足が動か
ない 雪に囚われ動かない」という情況ははなはだ気の毒なようだが、さりと
て悲しいとか寂しいとかいう感情に結びついてもいない。むしろ、雪にはまっ
てる情況を面白がってるようにすら感じる。常識的感情をはぐらかしていくと
いう新手の手法でもあるのだろうか…
>>509 こちらは私とおなじクラシック派なんでしょう。ところで24というたら
野球で言えば3回オモテくらいでっせ。なんぼでも逆転可能です。私はもう7
回ウラくらいですが…。
>>510 星新一のショートショート風の作品。「1000年後の地球では」じゃなく
て「西暦3000年」とすべきでしょうね。こういうユーモアのある作品はこの
スレでは貴重かもしれない。もっとメルヘンチックでもいいでしょうね。
次作期待。
ポセスド・トゥ・スケート 世界中を呪詛するような薬でやられたどす黒い目で 周囲を威圧しあう 親の居ない野良犬共 人々は500チャンネルの刺激的な夢と希望を見て笑っている 野良犬共はつまはじき だって臭いし 汚いし とても獰猛で危険で おまけに金もない そりゃ死にたくないからなんでもするさ バカンスに行って空っぽのリッチマンの御邸宅 馬鹿でかいプールの水を抜いてスケートボードを乗り回してやる 俺が公園に行くと子供達は公園を出る 通りを歩けば人が避け 地下鉄に乗ると俺だけ快適 結構なことだ 豚共は俺を見ると警棒に手をやる なにかしでかすと思ってる 教会は扉を閉め 怪我をしても病院にも行けない むかつくぜ 人々は指を指す あいつは狂ってる 悪魔に取憑かれてるって 俺は凶暴で 妄想癖があって 反社会的なんだって 俺がお前らに反してる?お前らが俺に反してる? どうでもいいね 負け犬のまま死んでやる ざまぁ見ろ
ぁー紅い夕方に揺れたあんたの髪の毛 どこまで伸びていつ切るんだろう ぁーあんたのその笑い声 何時まで耳にくっついてるんだろう ぁあ、あんたがそこにいるから ぁあ、あんたのその声が邪魔なんだ 鎮めないなんだそれだけで ぁーそうか、あんた助けてくれるんだ あんたがやっとそばに居てくれるんだ ぁあそうか、あんたはどこにも行かないんだ そう思ってやってくことにするよ あんたがどこに居るかなんて知れない 昔の学級連絡網くらいしか手段がない そんなの期待できない あんたがいるから、ここから出られない 今度は、次は、そう想ってて討ちもらした気持ち堪えてんだ ぁあわかってるあんたじゃないってこと あんたは一人しかいなくて 代わりも誰もなれなくて あんたにいつか会えば どうか、元気で
516 :
失恋の詩 :04/12/12 00:42:36 ID:odJTdyrt
ねぇ、少しだけ、ほんの少しだけでいいから僕に勇気をください。君に想いを伝えるための・・・。 ねぇ、もう少し、あともう少しだけでいいから僕に時間をください。伝えたいことが多すぎるから・・・。 君は何処へ行くの?僕のことを忘れてしまうの? 遠くなった君の声とむなしく響く僕の声が全てを悲しみで染めていく。 もう戻れないあの日々だけが今も変わらずに輝いていた。 ねぇ、これからも、これからずっと先も君を好きでいさせてください。諦めることなんてできないから・・・。 ねぇ、一言だけ、たった一言だけを伝えられない僕を笑ってください。それだけで楽になれるから・・・。 僕は何処にいるの?君のことを忘れてしまうの? もう聞こえない君の声と頬を伝う僕の涙が思い出すらも消し去っていく。 色を失くした思い出だけが僕を冷たく責め立てる・・・。 君が幸せならそれでいい! そんな強がりも言ってみたけど、ただ一言だけ 「好き」 だと伝えられなかった後悔が、僕の中にいつまでも残った。 「いつか笑って話せる日が来るのかな?」 そう呟いて、一人見上げた冬の空は悲しいくらいに綺麗な青色をしていた。
これけっこういいかもと思ってます。 〜familly〜 愛があれば それだけで家族が生まれる たとえ血がつながっていなくても 関係ないさ 父さんも 母さんも 血は繋がっていないのだから 愛で結ばれて 2人は家族になった 君の同じで 僕らは愛で結ばれた 家族なんだから 「愛」と言う強く大きな絆で・・・ WE ARE FAMILLY 永遠の愛を…
518 :
504 :04/12/12 00:51:04 ID:r9YLQgiJ
>>506 様 評価ありがとうございます。またこちらに投稿したさいにはよろしくおねがいします。
519 :
「片想い」 :04/12/12 02:41:58 ID:2cmIV8V4
一目惚れ6回 優しくされて勘違い2回 目が合っただけの勘違い3回 君の笑顔が僕に向けられ舞い上がる でも実際は、僕をスルーして後ろの池田君を見てる君 イタイ勘違い1回 通算成績12戦全敗 未だ勝ち星なし 告白して逃げられたこと2回 告白して泣き出されたこと1回 告白した後クラスの晒し者になったこと1回 恋愛書に従って押しの一手に出たけれど 増えたものは“もみじ”一枚 いつしか僕の心には るいるいと涙が溢れ そして神さまは 僕に恋の詩を書く才をくれた 神さま 僕の世界はハッピーエンドに溢れています 僕は心で泣きながら 結ばれる二人の詩を書くのです え? キモイ? 結構図太い? いやん♪
520 :
名前はいらない :04/12/12 04:33:28 ID:iSg+pHNk
幼い頃、母の為に道端で摘んだタンポポを、母は嬉しそうに受け取り水を入れて飾ってた。 母の作ったお弁当の中身は、友人のものに比べて粗野だと思った。曲がった海老フライ。 母が亡くなってから三日がたった。タンスの中から、あの日摘んだタンポポが押し花になって出てきた。 自炊を始めて海老フライを自分で作ると、曲がってしまうことも分かった。 母の温かいお弁当は、スーパーの冷凍品には売ってない。曲がった海老フライは売ってない。
ここの批評するシトの文章が激しく読み難い
これけっこういいかもと思ってます。 〜familly〜 愛があれば それだけで家族が生まれる たとえ血がつながっていなくても 関係ないさ 父さんも 母さんも 血は繋がっていないのだから 愛で結ばれて 2人は家族になった 君の同じで 僕らは愛で結ばれた 家族なんだから 「愛」と言う強く大きな絆で・・・ WE ARE FAMILLY 永遠の愛を…
>>517 >>522 なんで唐突に英語なのかが理解できません。私たちは家族なのですと述べた方が文章が整然として簡潔に意図が伝わると思います。
英単語のせいで言葉の意味の連続が断たれて表層的な表現になりいかにも安物のプロパガンダ的になってしまっています。
加えて『…』を用いた誤魔化しも良くないと思います。せっかく愛を強く宣言しているのだから濁さず清明な語調を使ったほうが良いと思います。
あとコメントがつかなかったからといって複数回の投稿は避けてください。
そういう時は感想のついている作品を読んで、読まれる努力をしたほうがよいと思います。
もしくはどうしても読んで欲しい旨を冒頭に添えて下さい。それがないとただの宣伝や遊びのコピペであると判断されても仕方ありません。
524 :
にか :04/12/12 16:15:20 ID:vAReINni
「二度と会わない」 魔法を解くように呟いてあなたの部屋を出る 足取りは重く 胸が痛い こんな思いをするのなら いっその事離れればいいのに 「会いたいんだ」 あなたの一言があたしに魔法をかける 二人の間には何もない 無くても 君に会えるのならば 君に抱かれるのならば あなたの魔法に酔っていたい
525 :
名前はいらない :04/12/12 16:22:31 ID:KE64hSqP
食べてくれ食べてくれ 僕はもうダメだ 君に恋したばっかりに 僕の魂は今でも君を求めてやまないんだ 幼かったあの頃 君を一目見たあの瞬間に 僕の魂は甘く酸っぱくそして苦く味付けされてしまった 僕はもう魂のない存在にならなければ まともに生きることはできそうにない 食べてくれ食べてくれ食べてくれ 僕のこの甘く酸っぱくそして苦い魂を食べてくれ 魂に時間は無いけれど 細胞は劣化していく 命に時間は無いけれど 人生には限りがある どうか僕の魂を食べてくれ 僕の魂を君の中に吸収してくれ君とひとつにしてくれ そうすれば僕の魂は君といつでもひとつだ 君が君のいいひとと交じり合っているときでさえ僕の魂は君とひとつだ 無理か!?無理か!?無理か!?わかっているさ!だったらどうすればいい!? もう時間がない!君のせいだ!どうしてくれる!?
>>520 見てくれの美しさだけではわからないこと。
だから私たちは皮膚や心で温度を感じることができる。
身近な人の死は些細なことが幸せであると教えてくれます。
そうやってあらためて生かされてゆく私たち。
命は繋がっています。
>>519 いや優しいと思います。
そういう己をユーモラスに振り返るという姿勢が。
きっとそんなあなたを理解することが出来る女性は
とても大らかで優しい人でしょう!
とまぁ同じく惨敗中の私の弁は自分にも言い聞かせるように。
キモイですかね?(笑)
>>516 己の中に描いた架空のあの人。
その人はきっと完璧すぎて自分はきっと醜すぎるという苦悩。
もう少し大人になればそんな苦しみから解放されて
その人も同じに悩んだり苦しんだりする人間であることや
自分が自分であることを否定するということが見当はずれなことであるということを
理解できるようになるのだけれど
そんな苦い思いが未来のあなたを輝かせるつや出しの薬になるのです。
だから言います。
素敵な恋でしたね。
>>525 絶ー対どうもしてくれないのが分かっているから
読んでいて悲しくなるお話。
好きになったものは仕方ない。惚れたおいらが悪いのさ!
って相手の想いになーんにも期待するのをやめれたら
格好いいんです!
>>524 二人の間だけで通じる魔法。
当たり前の言葉が持つ魔力。
人間の繋がりの間にあるものだから
そこにあってこそ輝く言葉。
その片鱗を垣間見る読者は
微笑ましくもなるけど
つま弾きのちょっと寂しい気分になるでしょう。
>>527 そうですか。残念。
>>515 ぁ〜あ 演歌調〜♪
切ない雰囲気は分かるのだけれど
どうも少し日本語がおかしいようです。
汲み取れなくてちょっと残念。
>>514 私はそうやって独りで立って歩いている人間と
その人間が呟かずにはいられなかった言葉が好きなのです。
野良犬になる種の犬に流れているのは狼の色濃い血だといいます。
狼は群れて美しい統制を持って狩りをするし
一匹月に吼えても絵になる。
美しい動物だと思います。
>>512 その整えられた語彙選択は何か大きな比喩を感じさせます。
滔々とと流れる情報の大河の中では皮膚は働かず
その時代においても生々しい身体を持つのは意思の強い跳躍の軌跡
五年くらい前に作ったものです。書き込んでみる。 「無題」 君がほほえむと虹が輝くね 君がまばたけば星が瞬くね もしも明日わたしが悲しんで死んでも 君の白い羽が頬をなでれば 安らいで眠るのかな もしも明日わたしが苦しんで死んでも 君が頬にキスをくれたら 穏やかに眠るのかな ずっと、ずっと、眠るのかな?
「Day by day」 朝起きて風呂に入って 朝食を食べずに家を出る 自転車で駅に向かって 20分で間に合うように走る 学校についたら必死で授業 時間が経つのを忘れて励む 駅に着いたら塾へ行って 勉強にまた励む 家に帰ってもまた勉強 そして就寝 こんな日々の中で 生きて何かを見つけられたか?
俺のゴミ箱パンのカスだらけ 今日もくだらない朝 爪切りの音で起きる 頻繁になるベルには意味があるのか? 公園の水溜りが子供の溜まり場 最後の制裁を食らわす時が来た 冷たい鉄格子 無限の階段を上る もうここにはいないのか?もうここにはいないのか? ここは心地よい 俺は歌う 皆が笑う 皆は踊る 俺は心地良い 手にはピンクの傘 君は笑う 俺は踊る ここは心地良い
533 :
浅葱 翔 :04/12/12 20:41:14 ID:vJm/uFzu
僕の可愛い彼女しかも、まだ2週間足らずの新カップル(>▽<)
そんな彼女こと東雲 茜の詩を紹介しちゃいます(^^)
勿論、愛が多いですよ、だって出来立てだもん
詳しくは→
http://www6.ocn.ne.jp/~f-u-n/index.html見て欲しいんだけど 、紹介
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ある愛の詩
鶏鳴響く暁方 私は貴方と一緒にいたい
東雲色に染まった空を見ながら
夜明けの珈琲を飲みましょう
茜さす昼下がり 私は貴方と一緒にいたい
木漏れ日揺れる窓辺でSiestaをとって
炎昼の気怠さを忘れましょう
落ち葉散る夕暮れ 私は貴方と一緒にいたい
黄と紅とに染められた街道を
手をつないで歩きましょう
粉雪舞う夜 私は貴方と一緒にいたい
肌を刺す寒さに凍える事がないよう
お互いの身体で暖め合いましょう
同じ物を見て 違う事を感じて
時にはケンカをする事もあるだろうけれど
それでも一緒に 歩いていきましょう
私の中の悪魔が一番なんだけど、書き込めないから、僕たちのサイトをよろしく〜
[道化師] 君が深刻な顔をして僕に悩みを打ち明ける 僕は笑顔を見せてくだらないことを言うよ 答えなんかは無いから ただ笑おう 笑いが人のエネルギーとなるだろう だから僕は笑う みんな一緒に笑えるようにと 他愛ない話を続けよう 夜が明けるまで 暗い話ならやめてくれ 誰も聞かないから 泣きそうな君のそばで僕は踊り続けよう 世の中にはピエロが必要なのを知っているから 奇妙なメイクで僕はおちゃらけるのさ 本当は心の奥でずっと叫んでいる 誰にも言えない苦しみを一人背負っている だけど それはずっとしまったままにしておこう ピエロの役割は人を笑わせることなのだから 無表情な皆の前で僕は踊り続けよう ピエロには悲しい顔なんて必要ないから 奇妙なメイクをはぎとったら何も残ってはいないけど
535 :
519 :04/12/12 22:12:03 ID:2cmIV8V4
感想ありがとう。 他人の詩にレスつけるって大変なことなのに、 その見返りってあんまないっすよね・・(笑)。 僕は惨敗者にしか書けない言葉ってのがあると思っています。 ま、お互い酒でも飲みながら、のんべんくらりと行きましょう。 明日はファッキンな月曜日。 憂鬱な日曜の夜と、その報われない作業に幸あれ。
最果て光景 その場所をうろつくのは悪魔の影だけ 淡く明るく薄く深い 銀色の白夜 少し肌寒く 凍えることはなく 薄霧の立ちこめる たっぷりと湿度を持つ空気 実を付けぬ花々は枯れることはなく 青く茂る大木はしかし年輪を刻まず アメンボ一匹居ない泉 水飲む獣の姿も無く 波立たぬ白い海岸 足跡一つ残さずに 精巧な硝子細工のような世界 壊れることを恐れるように 全ては静止し続ける 完璧な自由 究極の束縛 ここは世界の果て 終末に取り残された場所
537 :
感想お願いします〜。 :04/12/12 23:25:42 ID:AWsx/jgC
今、僕がするべきことはなんだろう 今、僕にできることはなんだろう 考えれば分かるとおもってた 歩いていけば見つかると思ってた 何処かに答えはあると思ってた 人生そんなに甘くなかった 何も見えなくなって 自分だけしか考えられなくって 涙もでなくなって 考えるのも疲れて 何をするのもダルくて まだ歩けると信じても まだ叫べると信じても 僕の何処かで何かが「無駄」と笑っていた 行くあてもなく 歩き続けても 何もないって 知ってた だけど 何かを信じて歩くしかなかった それしか道はなかったんだ それしか残されてなかったんだ 君が泣いてるとき 君が苦しいとき 僕は何もできなかった 隣に居ることさえも 何一つできなかった 悲劇のヒーローをやってみたら 誰か助けてくれるだろうと思ってた だけど誰も振り向くことなく ただ、時間は過ぎていくだけだった 唄は唄い飽きた笑うのは飽きた 何もかも色あせて脆く見えた 今更強く望んでも お腹一杯にならないけど 何かを失ってでもしないといけない事 今の僕にはある つまらない運命も 退屈な毎日も 変えてみせるから もう泣かないよ 立ち止まらないから 君は隣で「くだらない」と笑っていて 行くあてのない儚げな道だけども 多分、そこに答えはあるはずだから
538 :
結果オーライ :04/12/12 23:26:04 ID:HdFn3b4L
『ガキの頃』 ガキの頃を思い出すぜ。あの頃は段ボール1つでヒーローになれたんだ。 古タイヤ転がすだけで幸せになれたんだ。 用水路を歩くだけで探検家になれたんだ。 風呂敷をマントにして空を飛べたんだ。 木に登るだけで星をつかめたんだ。 土管に入るだけで宇宙へ行けたんだ。 あの街が僕の全世界だったんだ。 ガードレールからかっぱらた反射板が一つあればウルトラマンになれたんだ。 2つあれば仮面ライダーにもなれたんだ。 毛布を被るだけで怪獣になれたんだ。 イチゴのキャンディーをなめるだけでドラキュラになれたんだ。 サングラスかけるだけでハリマオになれたんだ。 ついでにシャンプーキャップとマスクをつけるだけで月光仮面になれたんだ。 映画の下敷き買っただけで次の日話題の中心になれたんだ。 そんな僕らの恋だったんだ。 なぜだか涙が止まらないんだ。
539 :
名前はいらない :04/12/13 01:27:22 ID:Pz5aPrMA
>537 すごくいい詩だと思います。
540 :
名前はいらない :04/12/13 01:56:38 ID:JMMDSXk0
>>533 >>538 マルチポスト(・А・)イクナイ!
つか538氏、別スレでの評価に不満なら再評価キボンヌしたら?
感情発進。 現状、打破できん能力。 打破しようともされようとも変わらん感情。錯覚。 折角、どうにかこうにか漕ぎ付けた扉に。 どうしようもない感情で湧き出す押す力。 頼りなく折れる自身、崩れ去る培われた自信の数々。 砕け散った自分の残骸を見つめ直し。 象ろうとする行為。 同じものを作るのなら結果は一緒だ、一生一緒だ。 どこかに在る屈折点。 境界線など切り払え。錯覚症など食いちぎれ。 境がなければ曲がらない。 錯覚しなけりゃ素直に受け取る周りの出来事。 惨めな残骸から必要なのはほとんどない。 自分の残骸など捨ててしまえばいい。 新しく作れ、作って動かせ。 その原動力は何か知らん。どれかわからん感情が唯一頼れるんだろう。 幻想、超幻想、妄想、現実逃避、自己陶酔、自己客観、 どれでもなんでもいい。 何か、が大事なんじゃなく何かで何かできることが大事だ。 それが大事だ。 自分の意志で行動、威信を掲げて騒動。 そうだこれだ。これでなんとかなるなんとかできる。 どうにかこうにか進む我。 なんやらこうやら積む自分。
542 :
名前はいらない :04/12/13 03:01:22 ID:Pz5aPrMA
541もいいですね
543 :
名前はいらない :04/12/13 04:58:34 ID:5GuBpX/z
忘れられない歌を 忘れるための歌が 光よりも輝く瞳孔を見つめ 凍りついた部屋を忘れ 大気に溶けこむ雲を食った 響き渡る踵の音が頭を蹴飛ばす 腹の底が燃え尽きて 喉の奥から突き上げる絶頂を知る 指が手に触れる瞬間 血液に生かされる事実 傷のついた皮膚を舐め 冷え切った細胞を抱く
544 :
名前はいらない :04/12/13 05:17:56 ID:LHme9sTq
【3年前に別れた彼女に捧げます。届かないけどせめてここだけで。】 今も変わらず笑ってますか?周りの人達は優しいですか? 強がりなアナタだから無理をしてませんか? 悲しいときには涙は出ますか?好きだった花は今年も咲きましたか? 「凍えるからイヤ」だと言ってた冬が来ます。 窓の外 街路樹の道を寄り添い寒そうに 急いでく二人は 電車に乗れるのかな 窓の外 街路樹の道を誰かが寒そうに 駆けていく行き先は 誰が待っているのかな 僕は今も想っています 朋子のいない街に立っています アナタが幸せであるように ささいな詩を歌います
545 :
はく :04/12/13 06:08:36 ID:TAg8of81
「明日より未来へ」 日々 楽しさの追求 日々 嬉しさに興奮 日々 悲しさを感じる 毎朝目覚めることを喜んで 陽の暖かさ 雨のつめたさ すべての事に感謝 ありがとう 毎夜月を眺め明日がやってくる 夜風が明日への扉から吹き込んで 月光が道を照らしだす 午前零時に一歩 ありがとう シンプルな時の流れ 未来への流れ 日々の感謝はいつかの為に 日々の感情を忘れぬ様に ありがとう ありがとう ありがとう 今から未来へ 一歩一歩
546 :
take :04/12/13 06:45:41 ID:mfG8CkJk
遠い国では人の命を救える価値の 鉛筆の芯で、僕はこの詞を書いてます。
547 :
名前はいらない :04/12/13 06:49:49 ID:o9krWTkA
空気の澄んだどこか 肌寒さが心地よく私を包む 私はここに立っている 靴を脱がなくても 全てを感じる事ができた 振り返った時に見えたものは きっと私の宝だ
548 :
名前はいらない :04/12/13 13:10:53 ID:J8nEwqxV
○天使になったアナタへ○ ママが子守唄を唄う アナタは笑ってくれるかな? そしたら抱っこ ちゃんと抱っこ ここまで歩いてこれるかな? そしたら抱っこ ちゃんと抱っこ 転んでも泣かないかな? そしたら抱っこ 泣いても抱っこ ママを許せないかな? 許せないよね もっともっと憎んで ごめんなさい。 こんど会うときは ちゃんと抱っこ 精一杯抱っこ 笑ってくれなくても ちゃんと抱っこ 約束よ?
549 :
名前はいらない :04/12/13 14:05:19 ID:VcuhrvC6
麻酔の針が血管に滑り込む 滴る赤い音と鮮血の生々しいイロ 聴覚も視覚も 感覚全て消えて無くなれ 見たくない 聞きたくない 何モ感ジタクナイ 次第に薄れゆく意識の中で ひたすら謝り続けた 酷く自分が情けなくて 悔しくて 他の誰でもない『あたし』 を怨んだ そんなにあたしは汚いですか? これがあたしの過去の贖罪なのですか? ねぇ神様? 目覚めればリアルな痛みに襲われて また歩きだした 太陽が堕ちた夕闇に歩きだした 足元がふらつく 意識は曖昧 ただ今は人工的な光に嫌悪していたいの
新しい可能性のキラメキに 勿論、答えなんて無い 答えの無い問題ほど、残酷な問題も無いだろう だから、時には怯え、時には頼り、信じるものを求める 逃れることの出来ない摂理 その事実を引きずりながら かれは言った 今は晴れでも、またいずれは雨が降る 幸福なんて、続かないんだと 海岸沿いですくい上げた、砂のように この幸せな時間は、手からこぼれ落ちてしまうと それならば、砂なんてすくい上げるだけ無駄だ どうせ、手にしたものは、こぼれ落ちてしまうのだから かのじょは言った 雨が降るから、晴れがあるのだと 一瞬の幸福の為にでも、生きていけると きっと、明日が雨でも、また次の日がある 数日ぶりに来るこの海岸は、いつもより綺麗に見えると ずっと、立ち止まることなんて出来ない この夕暮れの海岸を歩くなら、少しくらいロマンチックの方がいい この先の向こうには、何があるんだろう 子供の頃感じた、あの好奇心を胸に 新しい可能性のキラメキに 心を躍らせながら
「Icarus」 僕は今堕ちる この水平線しか見えないとこで 僕は今叫ぶ 争いに幸せはないと 僕は空を飛ぶ船に 鉛たくさん詰めて飛び立った 力では幸せなど作ることなど 無理なことを僕は知った 僕の翼を弾がつらぬいて この翼が燃えて取れてゆく 赤く燃えて輝いて 光に希望などなかった 僕は今堕ちる この絶望などしか見えない中で 海が燃えている 血に染まる海原は赤い
僕は空を飛ぶIcaros 空の頂点めざし飛び立った 争いは悲しみを作るだけだと 撃たれたとき僕は知った 僕の翼を弾がつらぬいて この翼が燃えて取れてゆく 赤く燃えて輝いて 僕には希望などなかった 僕は今堕ちる この水平線しか見えないとこで 僕は今叫ぶ 過ちはもう止めて
Ah−上(ヒト)の言うがままに Ahー嘘を信じ僕は Ah−争いに巻き込まれた Ah-そして真実を知った 僕は今堕ちる この水平線しか見えないとこで 僕は今叫ぶ 争いに幸せはないと 僕は今堕ちる・・・・・・
「イカロス」自体わかってない。
ちょっと勝手なのですが、評価してもいいですか?
>>493 鏡で自分と美容師の目があって気まずい・・・
でも前髪で隠すのは美容師にいろんな意味で失礼
でも、あいつは店員。私は客。
客なんだから気を使わなくても良いって感じがする・・自分がネガティブだからかな
>>496 灰色で嘘とか偽り系の言葉を表現してんのかな?
嘘の笑み、嘘の言葉、嘘の優しさ・・だから黒く塗りつぶして全てを見えなく、聞こえなく、いらなくする。
ちょっと悲しい詩のような気がする。
自分が「生きるの辛い」とか「もうやだ!やらん!」って気分を表現してんのかな・・
556 :
雲丹 :04/12/13 22:29:52 ID:NEDypmDc
もしも世界の神様が俺の願いを叶えてくれると言ったなら何を願うだろう? 大金? 世界平和? そんな事その時じゃなきゃわからないが、その時一番の欲望を言うだろう 夢は決して言わない 夢は自分で叶える 「少年よ大志を抱け」誰かが言ってた そんな言葉意味は無い 誰でも心の中に夢を持っている 大切なのは「夢を持つこと」でも「夢を叶えることでもない」 「夢を叶える為の努力」 それが大切
557 :
名前はいらない :04/12/13 23:47:04 ID:+DQbNPdO
【縮合重合体】 ポインセチアは枯れてしまった。 庭には二羽鶏がいたけれど、私には父親がいなかったので。 パンデモニウムは消えてしまった。 庭には二羽鶏がいただけで私には母親もいなかった。 不幸ではない。 アゾ基とフェノールの関係性。 庭には二羽鶏がいたけれど、赤パジャマも青パジャマも黄パジャマも 我が家には一つとしてなかった。 ねぐりじぇでねむりな。 ねぐりじぇでねむりな。
悲しみを背負う以外に、どう生きればいいのか。 晴れた日に空を見上げて、コートに手をいれて、胸を熱くしながら息を吐いて。 後10分で休み時間は終わりだから。 ほんの少しだけ、心を空に映してみる。 あまりにも圧倒的に、視界の端から端に広がる空。 その中に自分を溶け込まそうすると。 一瞬おとずれる、軽い心。 そして訪れる闇。 胸を開いたとたんに、大気の重みにおしつぶされそうになる。 優しさに居心地の悪さを感じ。 毒づく言葉に、自分への苛立ちをつのらせる。 今日の昼の食事は、グランマックにマックナゲット、ジンジャーエール。 食べ終えた空の袋が、ベンチの前のテーブルでかさこそと揺れている。
休み時間が終わるまであと5分。 楽しいことは思い出したくない。 空の下、今なら、奥底に閉じていた悲しい気持ちを少し、緩めて出してもきっと大丈夫だと思う。 そうなんだ。 俺は悲しいんだ。 笑っていたけど、悲しいんだ。 じわじわと目のはじに、なにかをにじませる。 立ち上がり、ゴミはゴミ箱へ。 俺は仕事場へ。 歩いていると、入れ違いに昼を取りに行く同僚と顔をあわせる。 反射的に、にやっとわらって、おつかれっと手をあげる。 悲しさ? なにそれ。 ずんずん歩く。 今日は早く帰るぞ。 吐く息にまじるハンバーガーのケチャップの匂い。 悲しさ? なにそれ。 げっぷをもらす。 一緒に何かがじわりと出たとしても。 それは、勢いってものなんだ。 これは本当なんだ。
560 :
504 :04/12/14 12:40:17 ID:YJPiFTYR
ぼっとしてたら あっという間に 街は目を覚ます 今、眠れないのは朝陽が眩しいだけじゃないよ 何ていうか 良く分からないけど 別に悩みなんてないはずなのに 疲れきった身体を無視して まだまだ眠れそうにない 電車が奏でる ほら良く耳にする 聴き慣れた路線音が どうしてだろう?真新しく聴こえるよ 両手で数えきれない 幾つもの想い出が 壊れそうなこの心を どうにか支えている 何も起こらないこと 知っているつもりなのに 何かを期待して待ってる 抜け殻のような毎日 何ていうか 良く分からないけど 「奇跡」は待っていても駄目なんだ そう信じて歩き出したはずなのに また…僕は… 電車の音が遠ざかる ようやく眠れそう オヤスミ
561 :
名前はいらない :04/12/14 18:32:30 ID:sQx0I4Ce
>>559 「休み時間が終わるまであと5分」 簡潔に情況を伝えていて良い書き出し。
「ゴミはゴミ箱へ 俺は仕事場へ」 自嘲的な対句。
「吐く息にまじるハンバーガーのケチャップの匂い」 これだけで昼休みだと
わかる。ゴミの正体もわかる
「一緒に何かがじわりと出たしても〜」 あふれ出たような叫び。
「これは本当なんだ」強がっている表現が悲しみを強める。
558は不要で559だけで成り立っている。
ブルースっぽい雰囲気。
562 :
名前はいらない :04/12/14 20:21:16 ID:LMPBaau9
【MC bigger】 詩:MC Paradaisu 曲:DJ Ookami [Paradaisu] ほらノッてけ 固定型じゃつまんねえ 今の俺は満たされて不満ねえ ただ収入がかなり不安定 さぁグランド走る たぎる血 多分お前らより血圧高い だがそんなんで他界 しない [Ookami] 俺はDJ Ookami 他の奴らの尾を噛み 気取る一匹狼 十日に一回はヒゲそるぜ コルセット 持病の腰痛 原因はかなり前の交通事故 [hook] 俺らで天下とるって決めただろ 世間の視線は冷たかろうが 俺らがやらなきゃ意味ねぇだろうが 野郎が二人持つMIC 二人でHIPHOPというモノ愛し [Paradaisu] マジリアルなMCだぜ俺 これが韻踏み流すフロウ 弟の汚れた背中流す風呂 苦労してきたスラム街 Yo bigger than you Yo 農薬 残留 ×2
563 :
hal :04/12/14 20:23:09 ID:OOmjGooh
この無味乾燥な世界の隅で 何を思って生きていけばいいのか それとも思考を捨てて 自由奔放に生きてゆくのがいいのだろうか 道端に咲く花を愛でる余裕すらないような日常や 轟々と燃える夕焼けを見ただけで涙する感情は 何か意味を成すものなのか この世界は何と不条理なものかと思ってみるのだが 不条理でなければ赦されざる者たちは 生きてゆくことすら咎められるのだろう どんなに懸命に生きたところで僕らにはこのリアルしかなく どんなに夢を描いたところで現実はただあるこれだけで それすらも全て掴むことは叶わず 手に触れるもの 目に見えるもの 聞くことの出来るものが 僕の世界の全てなのだろう 嗚呼なんと退屈なのだろうか それともこれが生きるということなのか 僕に知る術は無く 今日もこうして無常な時に流されて呼吸を続けるのみ
564 :
衝動に我慢する者。 :04/12/14 20:30:04 ID:TXYEyZBt
食べたいよ。 お腹は空いてないんだ。 でも、食べたいんだ。 骨に付いた鮮血のお肉を。 外で歩いていると涎がでちゃう。 ミニスカートの女子高生のモモのお肉。 携帯で話しているサラリーマンの頬のお肉。 携帯でメールをする若いお姉さんの指のお肉。 鍛えられた体の体育会系のお兄さんの胸のお肉。 ああ、しゃぶり尽くして脂を吸い取ったあとじっくり 噛み砕き味わいたい。 焼いてもいいな。 煮てもいいな。 蒸すのもいいな。 もちろん、生でもいいよ。 ああ、早くお肉を食べたいなぁ。
565 :
必死勉強中 :04/12/14 20:35:44 ID:fi0qZ1pM
[email protected] に送ってもらえれば評価します。
いたずらではなくマジメなのでお願いします。
本人勉強中なので見方に弱さと片寄りが出てしまうかも知れませんが
そこはご了承ください。
既存の良い詩や言葉も教えていただければ送って下さい。
返事は返せるだけ返します。
よろしく。
566 :
名前はいらない :04/12/14 20:40:14 ID:sQx0I4Ce
>>560 語りかけるような口調が作者の孤独を感じさせる。
ただ、作者の不眠症には関心がわかない。
「両手で数え切れない 幾つもの思い出が
壊れそうな心を 支えている」
その思い出を書くことで喪失感を伝えるべきだろう。
559のような生活のリアリティも欲しい。あまりにかよわい。
567 :
名前はいらない :04/12/14 21:00:05 ID:sQx0I4Ce
>>564 性的欲望と食欲が倒錯してしまった狂人の世界。
だが、こんな子どもじみた表現では書ききれない。
ほんとうに食ったつもりになって、想像力の限りを尽くしてリアルに書いてみ
るべきだろう。
女子高生の太もも、うなじ、乳房、女陰、これらをあなたはどう食べる?
568 :
名前はいらない :04/12/14 21:05:45 ID:sQx0I4Ce
>>563 哲学部の学生さんの随想。その不条理感を詩に昇華して欲しい。
569 :
腐っちゃった :04/12/14 21:11:56 ID:L/4necT0
灰色の空に映える ピンクの木 こんな伝説もある 手垢が付くほど語り尽くされた話 あの木の下には 死体が埋まってるよ 足元に幾つもの犠牲を隠し持って 何時も八方美人に咲き誇ってる うまく咲ければ 褒め称えられ 咲かなければ 罵倒を浴びる 何も知らずに酒を飲む あぁ あなたも犠牲者だ そっくりだよ
570 :
名前はいらない :04/12/14 21:18:24 ID:sQx0I4Ce
>>557 不条理な言葉遊びでつっぱるなら「不幸ではない」は蛇足。無感情でいい。
「ねぐりじぇ」は「パジャマ」からの連想だろうがつまらない。
父も母もいない、化学合成されたような無機的人間という詩想自体は面白いが。
571 :
名前はいらない :04/12/14 21:37:25 ID:sQx0I4Ce
>>569 最後の3行がわからない。桜の下には死体が埋まっているという確かに使い古
された詩想だが、リメイクするにせよ残酷さや不気味さが欲しい。
572 :
名前はいらない :04/12/14 21:49:05 ID:sQx0I4Ce
>>562 ラップの専用スレないのかな? 詩も特にテーマは無さそう…
573 :
冥府 :04/12/14 22:32:45 ID:lRduSUxC
「 空 虚 」 僕が罪を実感した夜 生まれるべき妬み 僕が罪を執行した夜 埋められる悲しみ 何を憂い 何を感じ 何を思う? 何を忘れ 何を求め 何を捨てる? 新しく生まれ変わる事を望み 希望の数だけ絶望を噛み締める 罪が求めた絶望を 一つ一つ数える その度 気が狂う
574 :
名前はいらない :04/12/14 23:00:19 ID:sQx0I4Ce
>>573 「暗黒ポエム」とでもいうべきジャンルの詩。
具体性が何も無く「罪」「妬み」「悲しみ」「憂い」といった言葉だけが
散りばめられる。恐ろしさも不気味さもない。
もっと暗黒世界らしく鬱々暗澹とした世界を描写してほしい。
暗黒ポエムは地獄絵巻であってほしいと切に思う。
575 :
恋の詩 :04/12/14 23:18:15 ID:+/lPTW4u
夜の道に僕一人。口ずさむ恋の歌は僕らには似合いそうもないね・・・。 暗い部屋にただ一人。溜息で埋まる今日のことは僕をまた追い詰めるんだろう。 君の事を好きな僕と違う誰かを好きな君。 ただそれだけのことなのに、僕の想いは届かなくなるんだね・・・。 君の声が聞こえるだけで、たまらなく悲しくなるよ。 情けないくらいに弱虫な僕がそこにいた・・・。 夜の空に散らばった、星に隠れた僕の想いはきっと見つからないんだね・・・。 夜が朝にかわっても、こんなに胸が苦しいのはやっぱり君が好きだからなんだね。 泣きたいときに泣けなくて、泣けないからまた苦しくて、お気に入りの歌でさえも今はただ耳障りでしかないんだ。 君に想いを伝えられなくて、たまらなく悔しくなるよ・・・。 呆れるくらいに臆病な僕がそこにいた・・・。 君を好きになって傷ついて・・・気付けばやっぱり好きでいる。 不器用すぎるこの気持ちを 「恋」 と呼ぶのだと知りました。 届かないその気持ちをそれでも想い続けることで少しだけでも救われるなら、僕は想い続けよう。 それが僕の真実だから。
576 :
558,559 :04/12/14 23:35:14 ID:zPs2nnpQ
577 :
名前はいらない :04/12/14 23:47:33 ID:sQx0I4Ce
>>575 初恋の詩。素直に気取らずに書かれている。言葉数が多いがそれも情熱の現れ。
誰でも経験することなので共感しやすいテーマだし、実際この詩に書かれている
ような気持ちになった人も多いだろう。ただ、もっと彼女との印象的なエピソー
ドを交えて具体的に語らないと「あなたの初恋」にならない。
千切れ首輪・痩せ犬ブルース アンタは可愛いくてお利口さん 餌の臭いをかぎつけて しっぽふりふり 縄で繋がれ愉快にお散歩 全くアンタは立派な犬だぜ 死ぬまで犬小屋で暮らしてな そうさおいらは野良犬さ 満月ブルースに吠えまくる 触れれば噛みつく 近づきゃ吠える 毛並みも悪けりゃ頭も悪い 浮いたアバラに孤独を飲み込む そうさおいらは闇の中 月無き夜に吠えまくる 鎖噛み切り 誰にも慣れぬ 育ちも悪けりゃ頭も悪い 虚ろな目玉が闇夜にギラギラ だけどおいらは自由な犬だ 首輪千切って飛び出した 野生の掟は残酷さ 喧嘩に負ければすきっぱら 怪我した腹を引きずって 今日も闇夜に消えるのさ しっぽを振ってりゃいい目を見れる だけどおいらは野良犬さ 人になつくなんてごめんだぜ 痩せ犬ブルース ギラギラしてらぁ 月夜に吠えるぜ ワンワンワンワンワン AARRGGGHHHAAAA
579 :
名前はいらない :04/12/15 00:13:29 ID:+fNfphC+
>>578 暗黒ポエムひとすじの悪魔氏。飼い犬と野良犬という詩想は単純だが、テンポ
よく書かれていてこのままメタルロックの歌詞にでもなりそう。
「浮いたアバラに孤独を飲み込む」この表現は効いている。あと2つほどこれ
くらいのパンチある表現があってもいいだろうけど、凝りすぎてもよくないか。
シェークスピアの和訳ってこんな感じの詩が多いけど、悪魔氏もわりと古典主
義者(オーソドックス)かもしれない。
580 :
カブトムシ :04/12/15 01:39:06 ID:TlEjR3KD
告白した フラれた あんなに好きだと思ったのに どうして涙がでないんだろう 毎日きみのこと考えてた きみの笑顔を見てると キミの声を聞くと それだけでうれしかった それだけで…。 おかしいね。 フラれたあとなのに。 こんなにも愛しい気持ちがあふれてる。 おかしいね。 なぜだか涙がこぼれない。 やっと好きって気持ちに気付いたよ。 叶いはしない恋だけど。
誰と一緒にいても 大勢で騒いでも 満たされない 癒されない 誰より寂しがり屋なのに 一人の夜が泣くほど嫌いなのに 人といると孤独で アナタといると悲しい 胸の中の穴を 冬の夜が鳴いている ネオンの中に一人立ち尽くす 12月24日
詩ぽい詩て、なんかつまらんね
583 :
名前はいらない :04/12/15 10:37:17 ID:tjnT8VC2
>>580 失恋したのに涙が出ない。それどころかさらに愛しくなった。
作者が味わった少し奇妙な心理が、あっさりと詠まれていて暗さは無い。
「やっと好きって気持ちに気付いたよ 叶いはしない恋だけど」
で、その理由が少し見えたような気がする。
もっとこの不思議な心理を掘り下げてもらいたい。
584 :
にか :04/12/15 11:34:41 ID:C4ar+IE7
目が覚めると横に君がいて 僕は幸せを抱き締めた 目が覚めると君はいなくて 僕は孤独を噛み締めた 幸せな日々なんていつか終わりが来る だからきっと大切にしたいって思うんだろうだからきっと欲張りになってしまうんだろう 朝目覚めると僕はいなくて 新しい僕になっていた新しい幸せを見つける為に
585 :
名前はいらない :04/12/15 11:45:51 ID:tjnT8VC2
>>581 「孤独」「悲しい」といった感情語を安易に使うのは詩を平板にしてしま
う。孤独や悲しさを表現するために詩を書くのだから。
「胸の中の穴を 冬の夜が鳴いている」 よしあしは別としてこの一節は
孤独、孤独と10回書くよりはるかに孤独感を伝える。
パーティーで感じる孤独、恋人といて感じる孤独、それぞれ違う孤独感が
あるはず。まずそこから書いてみてもいいだろう。
うから
586 :
名前はいらない :04/12/15 12:53:30 ID:tjnT8VC2
>>584 にかさんの詩はやや理屈っぽい。書き手も読み手もとりあえず納得してしまう。
特に今回のように起承転結がはっきりした漢詩のように均整がとれた詩だと
理屈の部分がよけい目に付く。5,6行目は新鮮でもなく、もっともらしい。
最後のやや意外な結末で多少救われてはいるが…前作
>>524 のほうがイメージの
広がりがあった。構成力はあるがあまり均整にとらわれず崩して書いていか
ないと行き詰りそうだ。
587 :
名前はいらない :04/12/15 14:44:31 ID:WSYI+eX3
栗木 京子さんの 『観覧車回れよ回れ思ひ出は君には一日我には一生』 どんなことを思いますか?
588 :
560 :04/12/15 15:14:03 ID:ihG1lrOv
冬の光に誘われて 明日捜してた どこにでもある様な日曜日 本当の気持ちほど素直に言えないけど 今なら言えるよ「好き」だって 離さないようにギュっと抱きしめる 君がいるから強くなれる 鮮やかな声を聞かせて その口唇に触れたい 独りの夜は特に 今度会えるその時が愛しくてたまらないから 素直に言えるよ「好き」だって 冬の光に魅せられて 眩しいくらい 君の家まで走ったよ 素直な気持ちほど上手く言えないけど 最後までちゃんと聞いてね 離れないようにグッと抱き寄せる 君がいるから幸せ感じれる 鮮やかな声を聞かせて その口唇に触れたい 寂しい夜は特に ベッドの中独りでもどかしくてたまらないから 素直に言えるよ「好き」だって I can say that you love
589 :
名前はいらない :04/12/15 15:25:52 ID:tjnT8VC2
>>587 表現としてはまず、観覧車という乗り物が「回れよ回れ」というほど元気よく
回らない。あの微妙なスピード感が出ていない。「君には一日我には一生」も
「注意一秒ケガ一生」といった俗句を想起させてしまうので感心しない。
字余ってもったりしているのが肉感的で与謝野晶子などの浪漫派短歌を思わせ
る。
一生の思い出に残るのならばデートの一日では長すぎてとりとめもなく、相手
が振り返った出会いの一瞬だったりするのではないか…。強烈な印象を受けた
一瞬こそ一生を貫く記憶となりはしないか…?
590 :
自分 :04/12/15 16:21:44 ID:eO/MnJZp
太陽と空を見上げて キミと見た空を思い出して・・・ きゅんっと胸が痛くなる キミの横顔を見ていると 私の想いは届いたんだと 自覚できるの ねぇ・・・・ キミがくじけそうなとき空を見上げて? そして太陽を見て? 私はそのように輝くから・・・・・・ 太陽を見上げて空も見上げて 私達は、 この道を歩いていこう・・・・
591 :
名前はいらない :04/12/15 16:53:01 ID:tjnT8VC2
>>588 この人の恋愛詩には肉体の存在感が希薄だ。読んでいるとなぜかしら少女マン
ガが目に浮かぶ。少女マンガに描かれるすごく美化された中性的な青年が詠ん
だ作中詩のように思えてもしまう。女性をギュッと抱きしめたりグッと抱きし
めたりすればどんな可憐な少年でも血のたぎりを感じるはずだ。ところが「君
がいるから強くなれる」と妙に理想的で健全なのだ。作者は女性なのだろうか?
>>588 >>504 書き込む前にもう一度見直してほしい
題に誤植があるとそこでまず読み手は戸惑う。
>歩かなきゃもうそろそろ
>気付かなきゃもうそろそろ
この順は逆でもいいかも知れないとふと思った。
>>560 >ほら良く耳にする
>聴き慣れた路線音が
2連に分けないほうが意味が途切れなくていいかも。
>また…僕は…
個人的な好みで申し訳ないが、「…」はぼかすだけの
効果しかなく、読み手にその先を押し付けてしまうから、
できれば使わずにやってみてほしい。
>>588 「ちゃんと聞いてね」の「ね」が優しい。
「口唇」とかかれるとどうしても一旦「こうしん」と
読んでしまうがそれでもいいのか。
>君がいるから幸せ感じれる
「感じれる」はどうしても「ら」を抜きたいのか。
最終行 I can say that you love
これを文法ミスと思わせずに読ませるのは不可能。
それでも流れるままに書かれたようでいて、連が計算されており。
「冬の光に〜」と「鮮やかな声を〜」で始まる流れはとても
きれいだと思う。
自然体で流れる作者のつぶやきは個人的に好きだ。
どの詩にも、同じ作者の作品であるのがわかるのもいい。
ただ、名前をレス番号でどんどん変えていくのはやめてほしい。
探すの面倒だから。
593 :
名前はいらない :04/12/15 18:01:29 ID:tjnT8VC2
>>590 1,2行目文意不鮮明。太陽と空を見上げたら キミと見た空を思い出して…
ということだろう。
8,9行目クエスチョンマークは不要。
「私はそのように輝くから」太陽のように輝くという意味か?
全体的に文意がはっきりしない。
「私はキミの太陽でありたい!」という力強い詩想で押し通して欲しい。
見上げてみたり輝いてみたりするあいまいな太陽じゃなくて、日光のように
キミに惜しみなく愛を降り注ぐ太陽を描いて欲しい。
「僕の友達」 名前を呼ぶと君は振り向いた もう一度名前を呼ぶと君は知らんぷり 窓の向こうに目を向けて 風のにおいでこの街をおもい描く そんな退屈そうな後ろ姿が君の日常 でもわかってるんだ 君のいない未来がかならずやってくること だからどうしようもなくて涙が溢れるんだ 突然君は振り向いて不思議そうな顔をする その仕草がいとしくて泣き笑いになる
595 :
kaki :04/12/15 18:15:34 ID:I4/UjPH1
今日貴方に会いに行きます 綺麗な花を買いました 貴方は喜んでくれるかしら 貴方が一人で寂しいときは あたしがそばに居てあげたい 何で置き去りにしたの? 何であたしは連れてってくれないの? こんな日が来るのならもう未来なんていらなかった 過去だけを抱いて 今だけを見てるなんて あまりにも残酷で 神様がいるとしたら あたしの気持ちなんて きっとわかってくれない あたしから大切なものを これ以上奪って欲しくなかったのに 貴方を思い出すと 今でも涙がとまりません 貴方に会いたい 会いたいの お願いだから もう一人にしないで 地上は冷たいから もう太陽が昇ることも 見ることすらできないよ 今日貴方に会いに行きます 貴方の好きな花を届けに・・
まぶしい西日が射しこむ 懐かしいこの部屋 今は父と母の寝床になっている 畳張りのこの部屋 週末になるたび ぼくらが遊んだこの部屋 ときには夜遅い時間まで 笑い声がきこえたこの部屋 喉が渇いたら 冷蔵庫から飲み物を出した 小腹が空いたら 近くのコンビニへ買い物に行った そんな時間がいつまでも 続けばいいとは思っていなかった だけどそんな時間はいつまでも 続くものだと思っていた
破れた障子もそのままの 面影を残すこの部屋 何年間も飽きもせずに 集まって遊んだこの部屋 時間が来たから ひとりまたひとりと帰っていった 残されてしまった この部屋と思い出だけがぼくに そんな時間がいつまでも 続けばいいとは思っていなかった だけどそんな時間は今たしかに 西日を受けて輝いている もうすぐこの部屋の窓の外には 大きなマンションができてしまうらしい こうしてぼくらの思い出も 少しずつ消えてしまうらしい
「深夜一時」 何も触れないし壊せもしない 細い腕を振り上げてでも 自分の力を示さないといけない 押し退けなければ押し退けられる そんな普通の光景が悲しい 何故他人の精神をぶち殺さずに生きていけないの そんな問い掛けを物言わぬ洗濯機に向かって発し続ける 深夜一時 だが 何故私だけが悩まなければならないのだ そうだ 私が百年間悩んでも何も変わらないが 奴らが土下座をすればたちどころに全てが解決する だから早く土下座すると良い 今なら許してつかわす 私の心は広いから 感謝すると良い
599 :
名前はいらない :04/12/16 01:42:06 ID:DR6LWcO7
一時間目、数学IIが終わり。彼女が、隣の席にやってきて言った。 「昨日、きみの夢、みたんだ」 なんだ、突然の告白か。 可愛いとは思っていたが。 正直意識をしていなかった彼女なのに。 妙な気持ちを抱いてしまう。 どんな夢? つとめて冷静に、僕は、聞く。 「二人の女の子にね。同時に子供ができちゃって。 それで、片方の子と結婚するって報告してるの」 なんて答えていいか分からない。 「すごい迷いがなくって、なんかパパって感じだった」 夢でみるのだから。 何かそこには深層心理があるんだろう。 しかし、これって、何の象徴だっていうんだ。 きっと夢辞典にも載っていない。 それってなんかある意味すごいな、オレ。 そんな答に、彼女は何だか笑って、じゃそれだけと、 教室の後ろにいる仲良しグループへとはいっていった。 振り向くと、彼女が僕の視線に気づいて手をふった。 明日は母の三回忌。休みは既に届けている。 オレはポケットに手をいれて。 なんだか困ってしまうぐらい顔をにやつかせている。 ごめんとつぶやいて。 オレは、僕は。今日も生きてしまっています。
600 :
名前はいらない :04/12/16 01:46:16 ID:iJ3RN5Tc
あ
>>596 ,597
雰囲気好きです。欲を言えば、ラストのマンションのくだり、「絵」でみたかった。
「そんな西日の世界の中で、見慣れぬ鉄骨のシルエットが、いま浮かんでいる」
とか。
誰と一緒にいても 大勢で騒いでも 満たされない 癒されない 誰より寂しがり屋なのに 一人の夜が泣くほど嫌いなのに 人といると孤独で アナタといると悲しい 胸の中の穴を 冬の夜が鳴いている ネオンの中に一人立ち尽くす 12月24日
誤爆ぅ。。。
針金で作った不器用な星空 良い思い出だけ閉じこめる 笑ったり思い出したりした秘密 鍵を閉めて 内側にだけ開かれた扉 太古の石像みたいにただ立つの 誰にも知られないように でも見て欲しい ひび割れた 石像を慈しむ人に 悪魔は風に舞う 悪魔は空を覆う 悪魔は傍にいる 悪魔はそっと聞き耳を立てる 尖って人を傷つける針金の星雲 感覚を殺し尽くして 青ざめた感覚湧かす秘密 深い森の中 その扉は外には開かれないから 群れから呼んでいる声 だけど僕は耳を塞ぐ 開かぬドアの奥から悲しみだけを見つめている あの魔物が見ている 悪魔は風に舞う 悪魔は空を覆う 悪魔は傍にいる 悪魔はそっと聞き耳を立てる
神の寵児がほほえみかけて キラキラひかる 金色の粉 舞う楽園に 咲く一輪のバラ ご丁寧に 首へし折って 踏み潰したなら さぁ綺麗に散っておしまい あんたはいつも 残酷なだけ 自分が一番 大切なだけ ならばあたしが いばらになって あんたの人差し指に 血をみせてあげる あんたにとっちゃ どうってことねぇ あたしのとげを焼き尽くして 灰にした 空を舞っては 降り注ぐ キラキラひかる 金色の粉
607 :
名前はいらない :04/12/16 11:33:32 ID:qNESCuzj
私が見えいてた? 未来を語る眼には あなたは知っていた? 私が待ちわびたもの 言い聞かせるように息をつき ゆっくり離した手を降ろし 一人歩いていった背中 振り向かず小さくなる影 夢ばかり零れる唇で 遮った声の先を知ってた? 忘れてしまったの? 私が信じたもの 言い出せず しまい込んだ 待ちわびた指切り
608 :
名前はいらない :04/12/16 14:21:24 ID:hAuhugbK
>>605 「針金で作った不器用な星空」着想、表現ともにいい。読み手を引き込む。
「鍵を閉めて 内側だけに開かれた扉」実在しないような不条理で観念的
な扉。これだけで作者が閉じこもる孤立した空間をイメージさせる。
「ひび割れた 石像を慈しむ人に」理解者、救済者を求める切実な思い。
5,6行目の文体にやや違和感。
3連目の2、3行目は練れていない。
ありきたりの言葉に頼らずオリジナルの表現で独自の世界を語っている。
無駄なく簡潔で、かなり贅言をそぎ落とした作品。
609 :
美香 ◆RQ0Spv3q06 :04/12/16 15:14:53 ID:cPyiGLs9
☆ヽ(o_ _)oポテッ
610 :
名前はいらない :04/12/16 16:32:25 ID:hAuhugbK
>>606 5行目までの文意がわかりづらい。
6行目からテンポが非常によくなり、蓮っ葉な女のタンカを聞いている
ようで小気味いい。「キラキラひかる金色の粉」も焼き尽くされた花の
灰なのか…と想像される。神の寵児、花園、バラ、いばら、これらの関
係を序盤ではっきり伝えておかないとこの詩の象徴性、寓意性が見えに
くい。
1本1ポンド21ペンス 1ポンド21ペンスだぜ 舗装の剥げた路地裏で飲み干す くそまずい世の常識だとか ひどく苦い日常だとか ちょうど良い肴にして そら、もっと一気に 飲み干しちまえよ 酔いどれ車掌福音列車 途中下車はできませんのでご注意を 1本1ポンド21ペンス 1ポンド21ペンスだぜ 庶民の味方さ貧乏ソーダ いつのまにかなっていた しがないサラリーマン 昔はあれほど嫌っていたのに 気が付いたらこのざまさ 酔いどれ車掌福音列車 途中揺れますのでご注意を 1ポンド21ペンスで千鳥足 頭くらくら お前の顔も見えないぜ 1ポンド21ペンスたったそれだけで 暗い未来を見なくてすむ 激安ソーダを飲み干せば 霧の夜にも笑って踊る
612 :
名前はいらない :04/12/17 00:00:03 ID:DeM0W2NW
求められるのが好きで、手を離しては優越感を感じて。 「すき」だと言われて微笑んで、「ありがとう」と踵を返す。 欲しかった物は意味だった。 終わりゆく道をたくさんの光で彩って「意味ある物」に造りたかった。 でも気付くと私の手の平には何も残っていなくて、大切な物をしまう 綺麗な宝箱は開くと見窄らしい上げ底の板が見えるだけだった。 取り繕って虚勢を張って、私は私を確かな物にしたかったのに。 「なんで?」 「どうしてなの?」 泣きながら問う言葉にかみさまは「何を悲しむの?」と一言。 「最初からその宝箱は何も入っていなかっただろ」と。 無くて当然、だって私は何もしまい込んでいなかった。 求められては拒絶して、得られた気持ちは自己満足で。 朽ちていく道を飾ったって何も得られないんだとかみさまは言った。 分かってないのねそうじゃないのよ。 私は私が生きる意味が欲しかったの。 そういう私にかみさまは笑って「だから言ってるだろう?そこには はじめから、何も入っていなかったんだ。」と呟いた。 それでも求めてる。無いと歩けなくなるの。億劫になっちゃうのよ。 だから私に「意味」を下さい。
>>612 最初の三行でひきこまれました。自分求める人を、違うんだなと距離を感じてしまう
あたりが、黒くていいですね。
ラストの「億劫」も妙に実感がこもっており。
614 :
◆A4xxz5IVJ. :04/12/17 01:29:05 ID:JezaWZJp
「ピース」 黒く塗られた小さな欠片僕はピース 黒く塗られた小さなピース 黒い絵になる僕はピース 僕の役割 黒い絵を書く 僕の役割 黒く塗られた僕の役割 この役割を投げ捨てて白い絵にはまる 黒い絵から抜け出してはまる 黒い絵を書く僕の役割 黒く塗られた僕の役割 黒い絵になる僕はピース 黒い絵しか見えない僕はピース 破られてしまう黒い絵 捨てられてしまう黒い絵 黒く塗られた僕の役割 黒い絵の中悩むよピース
615 :
排泄物 :04/12/17 01:34:59 ID:l0SCjyrU
不具合報告メモ 1:カウンターが消えない不具合あり。 もう一度画面を抜けると消えている。 (gpg9685制御PC側) 2003.10.21 2:IniOrgin.iniのNUM_Pin1XOffsetを変更しても画面上で反映されない ==>どうやらNRGats3200.gspにも同じ項目が存在していることが原因の模様・・・ IniOrigin.iniのみ更新している場合、ロード時にSR GPGA3200.gspの 項目を読み出して、閉じるときにそのままIniOrigin.iniにもセーブしてしまうため、 IniOrigin.iniも書き変わってしまう => ようするにIniOrigin.iniとGPGA3200.gspの両方を 書き換えないといけない!!
616 :
ぱるぷす :04/12/17 02:00:20 ID:GXOMDj6D
「サブスペース12/ネクストソング」 かわいた部屋に落ちる影 つけっぱなしのモニター 波形がゆれている スピーカーがふるえてる きこえない音 やさしい音 ランプがちらついた ほこりがささやいた 色がにじんでる すきまからこぼれてる すべてが溢れだした 波形はいちどだけさけんで スピーカーはもうこたえなかった しずかな光がひとつ消えた
「どっかの場所」 朝8・30分 一斉にデジタルは騒ぎ出す ひとつ ひとつ名も知らぬ 足跡は増えて心と金をすり減らして 足跡はまた何もいわず消えていった 太陽と月が入れ替わるころ きっと幾千線の勝者と敗者が生まれる 裁くのは僕 裁くのは君 天秤に架けよう僕の未来を 家路の途中 僕は叫ぶ 金を返せと そう夢では無かったのだ
618 :
名前はいらない :04/12/17 18:35:24 ID:LGWqBDHy
愛は欲望 俺の肉棒 挿入希望
619 :
名前はいらない :04/12/17 21:06:59 ID:ngEIqsuH
>>611 「くそまずい世の常識 ひどく苦い日常」「暗い未来」もう少し具体性
をもたせたほうがいい。
「しがないサラリーマン」使い古された言葉で新鮮味がない
「激安」使っていいかどうか微妙
「ソーダ」素直にジントニックでもよさそうだが。
「1ポンド21ペンス」印象的な言葉を1行目にもってきている。情景は
イギリス、さらに読み進むと地下鉄をイメージできる。
「霧の夜にも笑って踊る」切れ味のいい文句。
無頼、酔いどれ、最近書く人少ない題材です。
620 :
名前はいらない :04/12/17 21:09:48 ID:csHGmtyk
人は必ず最後は1つの場所にたどり着く 遠回りでも、棘道でも、いつかはその先にたどり着く 遅くても、早くても関係はない その人に、必要なものがその道にはいくつも用意されているのだから 得られる順番に意味などなく 得られる順番にこだわる事もない ただ信じた道と、その先を見つめてただ進め
621 :
名前はいらない :04/12/17 21:23:12 ID:Z6XhqLJ8
なんだこの家腐ってやがる 夫婦不仲に兄弟喧嘩 なんだこの街腐ってやがる シャッターは降り陰気くせぇよ なんだこの国腐ってやがる 政治家金好き横領増税 なんだこの星腐ってやがる 緑は消えゆき戦争だらけ こんな腐った奴等は俺が 冷凍庫にでもブチ込んでやる
622 :
名前はいらない :04/12/17 21:36:01 ID:ngEIqsuH
>>614 自分をジグソーパズルの黒いピースになぞらえてみた着想はいい。
4〜7行目でラップ的なリズムが感じられる。
途中出てくる白い絵はどうなったのだろう?黒い絵はなぜ捨てられるのだろう?
黒いピースが抜けたことで崩壊してしまう世界、黒いピースが加わって狂って
しまう世界があるということを象徴的に表現してみたらどうだろう。もっと
イメージを喚起する表現で。
623 :
名前はいらない :04/12/17 21:47:01 ID:ngEIqsuH
>>616 誰もいない部屋で音楽を奏でるオーディオシステム。
安らいだ雰囲気の情景描写だが、メッセージ性は特に無さそう。
広告のコピーのようでもある。
624 :
名前はいらない :04/12/17 21:59:40 ID:ngEIqsuH
>>617 「僕」が何をしているのか全くイメージすることができなかった。
もう少し具体的に情況を伝えて欲しい。
625 :
名前はいらない :04/12/17 22:06:39 ID:ngEIqsuH
626 :
名前はいらない :04/12/17 22:14:22 ID:ngEIqsuH
>>621 わかりきったことは詩にする価値がない。
朝を迎えるには 笑顔がいい 光の中で 幸せな気持ち さあ また今日が始まる 窓を開けたら 「今日」の風が吹いた さて 何をしようか さて どこへ行こうか いつもと同じなのもいい いつもと違ってもいい 外に出て 息を吸って 目を閉じてみれば 鼓動を感じる 一日分の力 ゆっくり歩き出そう 小さな冒険をしよう 探すのは 温かい光 できるなら あの人の笑顔 向けてくれたら 精一杯 返してあげたい
雨が降っても 傘は差さなくていい 頬を伝う 透明な雫 はて 涙か雨水か 誤魔化すには 無理矢理すぎた なぜ 夢が消えたか なぜ 夢を見たのか 分からないから 涙が出る 分かっても きっと涙はでる 息を吐いて 草の上に 身をあずけてみれば 大地の鼓動だ 永遠のエネルギー 太陽に手をかざそう 小さくたって ここに命があるんだ 見つけたのは 温かい温もり その名は あなたのやさしい手 タオルをかけて 涙と一緒にふきとってほしい
さあ 家に帰ろう さあ また夢を見よう 流した涙は 覚えておこう その涙が 明日への力 「今日」をまた続けよう 永遠に 永遠に 見つけたい 温かい夢 背景は 黄色がいいかな 笑顔みたいな 温かい黄色 明るい黄色 もう寝よう 明日に行こう おやすみ また明日
632 :
名前はいらない :04/12/17 23:10:05 ID:ngEIqsuH
>>607 「言い出せず しまい込んだ 待ちわびた指きり」この最後のフレーズが非常
にきれいなのだが、詩全体はわかりずらい。「男は一方的に将来の夢を語る、幸
せにする、素敵な家を建てる、子どもは3人、俺は出世する…でも、女のわた
しにはそんなことよりもっと大事なことがある、それを約束して欲しい」
という内容なのだろう。こういう具体性を「未来」とか「夢」で片付けてしまう
のでとらえどころがなくなってしまう。そして、きっとあるはずの「もっと大
事なこと」が「忘れてしまったの?」と作者に尋ねられてはナゾかけのようだ。
説明を意図的に省いているようだが、情況不明では困る。
633 :
名前はいらない :04/12/17 23:18:48 ID:QnMQCjat
アイツのアレをナニすれば ソレが開くって聞いたけど 舌っ足らずなあのクチで ヤツが歌うの聞くたびに ナニはやらかく萎えていく って、アタシに言われてもねぇ?
634 :
名前はいらない :04/12/18 00:17:02 ID:r9UUoL14
何が楽しくて笑ってる? 何が悲しくて泣いてる? 何が悔しくて怒ってる? わからない わからない 全ては偽り 仮面の表情 氷のように 凍てつく心 本当のあたしを 誰も知らない 知られたくない 知らせない
橙色を纏う頃 後ろの人は長く伸びた 幾時かして滲みゆき 何処かへと帰っていくのだろう 裸電球が道を照らすのを合図に とうとうやつがやってくる 惑わす様に木々がヒソヒソと話はじめ 犬の散歩をする人がチラリと様子を窺っている このままでは飲み込まれてしまう このままでは飲み込まれてしまうよ 意識をはっきり持って僕は見極めなければならない どの道が嘘の道で どの道が本当の道か 心臓がやたらと早く時を刻み僕を急かす ほらやつらはやってきた もう手遅れだ もう手遅れだ
人の一生はドラマだ。 人との出会いも。 人を愛することも。 一生を終えることも。 すべて脚本どうりに事が進んでいる。 ただそれに気付かないだけ。 だから行動ができる。 だから生きていける。 僕の役は脇役だ。 彼女に声をかけることも。 その勇気をだすことも。 主役になることも。 すべて脚本外なんだ。 そんな時彼女は話しかけてきた。 脚本外じゃないのか? 彼女の脚本には僕との出会いが書かれていた。 感想と改善点があれば教えてください(´・ω・`)
>>634 ありきたりなものだと思う。
感情を書くのも良いけど独りよがりになりがち。
>>635 「やつ」と「やつら」は統一した方が良い。ここはニアミスか。
「裸電球〜やってくる」ここでもう姿が見えるのに、
「ほらやつらはやってきた」ここで姿が見えた様で。
「やってくる」は曖昧な表現。工夫すべき。
>>636 「どうり」⇒「どおり」ニアミス。
「脚本」は全体の脚本なのか、それとも個人の脚本なのか。
脚本はただ自分があると思っているだけ、のような。
一人一人で脚本が違ってたら脚本にはならないわけで。
638 :
名前はいらない :04/12/18 12:44:53 ID:kdDsnsBS
人間になりたい この身に触れるすべてと 胸を張って明日を仰ぐ 人間になりたい 言葉すら無かった 只偶然のみ繋ぎ合わせた 人間になりたい 因果など必然では無く ただそこにあなたが居れば 僕を僕たらしめる世界の絶対だった 化け物になりたい 真実もまやかしもすべて 掻き出して無に帰す ならば是のままならない腕も 光に届くまで伸びるだろう 人間でもない 化け物でもない どちらでもよかった ただそこにあなたが居れば 僕を僕たらしめる世界の礎だった ただそこにあなたが居れば 僕を僕たらしめる世界の希望だった
639 :
わかめ :04/12/18 14:06:02 ID:EcJYDu3N
白黒だった 二人は手を繋いで 小さい空で踊ったの でもねやっぱり哀しいや これで最後のダンスにしよう 手を離したら 二度と戻れないけれど 閉めた扉の向こうに 「ありがとう」 朝焼けは あたしと違って 今日もとっても綺麗だよ
640 :
名前はいらない :04/12/18 14:28:54 ID:JnDn26xJ
>>636 起承転結なんて無くていいです。始まれば終わるんですから。
詩だから理屈はいりません。頭で納得してもしかたない。
(むしろ納得できない、わりきれない気持ちのほうが詩になる)
どこかで聞いたような言葉は使わない。みっともなくても自分の言葉で書く。
ストーリーはいらない。小説は映画、詩は写真と思って書く。
(印象的な情景を切り取ってメッセージを伝えてください)
標題つけるは作者の責任。
641 :
◆A4xxz5IVJ. :04/12/18 17:19:33 ID:WRXWaimK
こんにちわ僕の友達 宇宙の闇から指す光あの一番大きく見える光 あれは衛星、月と言うんだ そうだよここは地球じゃないか あれからこもったこの宇宙船 見られなかったよマースを過ぎるの 突き抜けられたかジュピターの雲 サターン、ウラヌス、ネプチューン、プルート 見つけられたのブラックホール この船はどんな旅した? どれだけ宇宙を旅してきたんだ 地球に降りようエイリアン 喉が渇いたエイリアン 遠くに聞こえる犬の声 何処までも響く足の音 光に溢れる建物の中とても綺麗だ地球人 補給を終えたらすぐ帰還しよう あと数時間で日が昇る 空は青く澄み鳥はさえずり 朝露にぬれた葉は輝くのだろう 広い海へと 風は緑の山を越え この部屋を吹き抜けるのだろう 生きてみようよエイリアン 水の惑星、緑の大地で
642 :
. :04/12/18 17:39:41 ID:w/QwiThN
みんな超能力者なんだよ テレビとか からっぽなんだよ 教えちゃったらから もうテレビつかないよ ごめんなさい
643 :
テラポット :04/12/18 18:41:51 ID:tBsRzlr/
リビドーの横溢を止められない超自我のセキュリティーホール のなせること。秘密の交換と気前のいいキスの大群。卑猥な音、 多層な匂い、すかすかの罪悪感、輪郭の鈍い生と死、スリル、死の本能、 一回性の生への復讐、永遠への希求・憧悦び、超越、知性の鍛錬、地獄への侮蔑。 いろいろ混ざり合い、かたちとなって終わるとも知れない行進。 そして無窮の彼方をぶっ飛ばせ。
644 :
NK談詩 :04/12/18 20:40:31 ID:JnDn26xJ
>>643 オリジナルなフレーズをいろいろ考案して羅列しているんだが、
3つくらいまでだと思うよ。さんざん書き並べて収集がつかなくなって
「いろいろ混ざり合い」で片付けちゃっていいの?
結末もなんだか投げやりだなぁ。
>>642 強いていうなら「ごめんなさい」は余計だろう。ムリにオチつけないほうが
余韻があって。ていうかもっとこの脱力系な世界広げてみたら?
>>641 お話しを作ってしまったんだがそれがどうも面白みがない。いっそ「僕は宇宙
人」くらいぶっとんだほうがよくないかな? 血が青いから献血できない み
たいな。
>>639 「白黒だった」とちょっと思わせぶり。だけどこのフレーズってフォローが
ないから孤立しちゃってる。それでも1連めはファンタジック。場面切り替わ
った2連めがなんとなく現実的でつりあわない。1連めの雰囲気をたもって
美しい別れを描くとよさげ。
>>638 難解系。言葉に振り回されちゃってる。書いてる人が意味わかってそうにない。
特に2連め。人間になりたかった→化け物になりたかった→どちらでもよかっ
た にいたっては「おい!」とつっこみたくなる。ひらたくいこう。
645 :
出勤の風景 :04/12/18 22:26:15 ID:GXALEger
忙しい毎日に押し潰されて 息が苦しくなって あなたの大切な存在に気付く いつもあたしは「たすけて」って 繰り返す心の中 あなたの恐ろしいくらい安心する胸の中で 時の流れが怖かった いくら強く抱き締めてもそれは儚くて むなしくて やっとのことで起き上がるベットからは あなたの白い足の先が覗いていて愛しい気持ちと切なさが溢れる 油断しきったとろけそうなほっぺた ああ これからあたしは旅にでるよ あなたのいない世界まで アディオス
リリロレライラァ リィロレロッラァ ウィーロレロイラーウィローラー 白く満ちた海に潜み ワルツを踊る相手を探す ヨイクのリズムを刻み出す 月の弾ける晩だから 剣を研ぐ 男達の荒く、整然とした息づかい 三日月の晩までは声を出してはいけない 秘密を告げるのは瞳の動き 刺繍されたドレス 深い星空を射抜く バグパイプ ウィロレロイラー ルルロレロイラー ウィーロエロイラ! 満ち潮の晩を待つ 月光る夜 二人だけ分かつ秘密を 星座の中に閉じこめて 夜が明ければ戦士は戦場に行く 怨色に世界を刻み 握られた拳を振るう 父より伝わる剣と共に バグパイプは伝えてる おそらく帰らぬ戦士の定め 死に備えよと歌は言う ウィロレロイラー ウィラルロウラァー リーロレロイラ 星の渦巻く夜 秘密のワルツをただ踊る
>>638 結局人間でも化け物でも良かったのね。
あなたが必要という事を遠まわしに言ったということで。
「この身〜仰ぐ」の繋ぎがおかしい。
「言葉すら〜」といって他を類推させようとしているのはいいが、
その後に「偶然」と来るとおや?って思う。
人間になりたいと化け物になりたいが並列されてるのに化け物の方に言葉が足りない。
構成をそろえると印象的になるかも。
>>639 「これで〜戻れないけれど」
戻らないのか戻れないのか、意思か確定かはっきりさせてほしい。
あ〜。でも今までずっと踊ってたなら成立するか。
それならずっと踊ってたように書いて欲しい。
>>641 地球にいるのかいないのか。
地球人が言っているのかエイリアンが言っているのか。
すごく曖昧。
>>642 ちょっと評価するの難しいのでパス。
>>643 羅列するなら少しでも関係のあるものを繋げて。
>>645 出勤の風景なのに去ってしまう。
繋がりが弱いので理解しにくいかも。
「あなた」ってベットかと思った。
>>646 これを見て何を言えと?
649 :
ぱるぷす :04/12/19 00:16:34 ID:haOzLh//
「サブスペース13/フラットアンドヴァイオレット」 工事中の堤防沿い 真新しいアスファルト ひどくつめたく照らされてる 霧ふかい川面がゆれている 浮かんでるのは水銀灯とテールランプ 眠たそうにちらついてる アスファルトをよごすのは 湯気のたつはぜた猫 ひどくやさしく照らされてる 不規則に流れるテールランプ 霧の中軌跡をのこして 踏みつづけられる猫の中身 からっぽの頭はゆれていて ただハンドルをにぎってて 猫の中身を踏みつぶして 赤い軌跡をのこしてく
>>648 あなたは、自分が理解しえたか否かしか書いてないように思われる。
問題は、理解しえるか否かではなく、それが詩なのか否かということではないだろうか。
オーケストラのトライアングルの音が最近は好き。
>>242 『車』
ひねらなさが良くて、切れるよう。そんなキリキリした目をずっと持っていて。
>>274 歌川幸太郎さん
この詩の中で気になる部分は、
>今や子供達は雨の日の猫のヒゲの匂いがする、
>猫たちは金のなる木のトゲの根元を掘り返す
面白いし、新しい予感がする。小さく凍った世界の殺伐さはもうありふれているし刺激的でもないから。
>>331 ぱるぷすさん「サブスペース10/フラットソング」
感受性の鋭さは表現の豊かさを伴わないと、苦痛や悲劇を生む。カミュの古くて新しい不条理ではなく、新しくて古い条理の世界を構築してしまう。ぼくは不条理は好きでもないが必要だと思う。
>>390 なんだろ、とても懐かしくて恥ずかしくて、けらけら笑える。好きな言葉遊び。目をぱちくりさせることば使い。
>>461 「クラドセラケとストロマトライト」
学研の図鑑でクラドセラケを知って、わくわくしたのを思い出す。NHKの特集でストロマトライトの年輪を知って、すごく興奮したのを思い出す。
ことばが濃く、しっかりと架橋した、なんだか無意識の中でも壊れにくい作品だと感じる。
>>487 即興的な感じが素晴らしくて好き。異能。
>三千丈の麺
で本気で笑い転げた。何気に豊かな語彙が戯れ言に消えない力を持たす。
>>508 ことば使いが人工的で綺麗。
>>ふと見渡せば 視界雪
の部分は、実際に半径1km人気の無い雪殺風景を見たことがあればきっと頷く。
>>605 悪魔さん
静かに深く叙情的で、最近の作品の中で一番好き。音が聞こえてこないのがいいのかもしれない。針金というアイテムはとっても面白い。
653 :
名前はいらない :04/12/19 01:07:05 ID:FdKjkFUI
すこしく聞き流して半熟理論 歩道橋に日が暮れる 古今東西 以心伝心 ようやく第六感を うけいれることができた 通底機の音がする 人を押す音もする 子どもの惑星が観えた 目のまえに観えた 欠けたままの姿が観えた そっと手がさしのべられた ためしに弾き振って緩い譜面 飛行船に木が触れる 木々流れ 声音使い ありふれた顔つきを あきらめることができた カタカナやひらがなで あらわせないことを もう嘆かないと決めた
デジタルとアナログの境目、 割っても中へ入れない窓 しっぽの長いネズミをやさしく撫でる ふと窓から見える景色の中で何かが動いた!! キモっ!
656 :
NK談詩 :04/12/19 12:26:06 ID:LAXawLp2
>>645 出勤の風景なんだけど、出勤するの「あたし」なんだな。出勤する女性の視点
で書かれてるのがちょっと新鮮。亭主はまだ寝てて、ベッドが寝みだれてたり
して、このへんエロチックだったりもする。9行目までが独白で気持ちが述べ
られているんだけど、タイトルどおりに情景描写に徹してそこに気持ちをにじ
ませたほうがいいと思う。切なくけだるくちょっとエロく、毎朝繰り返す別れ
をえがいて欲しい。亭主がダメ男系だったりするとさらによさげ。
657 :
名前はいらない :04/12/19 12:37:35 ID:taQqz7wE
645 :流派ド○キは放○の的よ! :04/12/19 01:28:25 ID:qOUZ3LyA 今日ドンキにバイトに行ったら 死んだ奴等の為に一人につき1000円 合計で3000円出せって言われた、 しかも、書類上では自分の意志による 寄付になってたけど実際は店長命令で 全メイトが強制的に払わされることになってた。 しかも今 お金がない人は今月の給料から引くとか 言ってたし、これは全国のドンキ全部でやってるから って店長が言って正当化しようとしてた、マジでムカツク 労働基準監督署に訴えてやりたい!
658 :
胸板? :04/12/19 12:47:10 ID:cIWJ7wKH
はじめまして。 いきなりですが、詩(?)、乗せます。 評価してくらさい。 美しく 美しく 舞うが定めか 散るが定めか
659 :
皆さんgomennnasai :04/12/19 15:19:07 ID:aZmK89oE
「思い出」 町から外れた 大きな茂み、 鉛みたいな緑色 そこを書き分け進んでいくと 小さな古びた小さな砂浜 そこにあるのが僕の家 いつものリズムで完結してる 四角い一つの額縁世界 そこでは全部が理想的 二つの線が重なり合って 夕日が海に丸みを描くと いつものリズムで僕は着く 家にかえると お出迎え 暗い明かりに 浮かんできっちり 大きな灰色魔法の箱 箱は重くて頑丈で、鉛でできているらしい 僕が家に帰ってくるといつの間にやらそこに居た 四角い家で、四角い箱が、不思議な言葉で、不思議な会話 不思議な理想を語る箱 僕の言葉を聴いている とても不思議な魔法の箱 古びた、重い、心臓を持つ箱
>>650 まあ人間がやってるんだからそんなもんでしょう。
個人的に理解し難かったのもあるけど、
明らかに矛盾しているって所もある。
そこら辺は自分で考えてみて気に食わなかったら無視すりゃいい。
661 :
NK談詩 :04/12/19 17:24:10 ID:LAXawLp2
>>654 何かに気付いてすっと肩の荷がおりる。心のわだかまりが解けて目に映る世界
も違って見える。そういう気分が明るく軽いタッチで表現されている。
「こどもの惑星」「緩い譜面」「飛行船」→解放された精神の浮遊感
「うけいれることができた」「そっと手をさしのべることができた」以下可能形
の文末に充足感が伝わってくる。「半熟理論」とはこいうことなのか、と読み
終わってから気づかされる、計算が行き届いた佳作。
662 :
皆さんgomennnasai :04/12/19 22:59:35 ID:aZmK89oE
「疑惑」 教室の窓から嵐の中へ 反逆者のまなざしを持って飛び込んだ 抽象的な倫理観が欲求する者への偽善的な力を与えてくれる 切ないうめき声で低くささやき続ける一匹の獣 悪寒と頭痛に悩まされた 見世物を意識した良心が無愛想に真っ赤な羞恥を曝け出す 透明に磨かれた音楽は崩壊の兆しを見せて繊細に張り詰めていた 孤独ないたましい叫び声をあげる一匹の獣 感傷的な惑溺を嫉妬と悪意で焼き尽くす 戦慄を隔離した存在理由の抹殺人員 抵抗する力の合間に孤独の楔を打ち付ける 淫らな充溢が生贄の絶望を眺めおろす 懲罰は下され、血にまみれた肉塊が大地を汚した
逆ヒルコ(1/2) 聖典を焼き尽くす黒煙が 晴天の空を暗く歪め 煙たそうに飛行機が プロパガンダ・ニュースをまき散らす 炭で塗りたくったような光景 まるで戦争のまっただ中みたいに 曇った町に灰を降らせる 人々は囚人のように頭を垂れ ビルの尖塔が瓦礫に見える それはどこから見ても敗者の姿 およそ栄光とはほど遠い 僕らが子供の頃に読んだ少年誌は 正義は勝つって言ってた 僕たちは正義のヒーローに憧れて 取っ組み合いの喧嘩ばかりしていた 勝ったらヒーローで 負けたら悪者 じゃぁ僕らは丸ごと悪の組織で 地球は悪のひみつきちだ 少しずつ枯れていく 公園のキリン草みたいに 世界は力無くやせ衰えていく それとも僕の目が徐々に干からびていっているのか あんなに広く見えた町も 無限に思えた時間も 光り輝いていた世界が 未来が 今はひどく、醜く見える つまり僕は矮小な大人になってしまったのか 意思なく道は続き 理由無くただ歩くだけ
逆ヒルコ(2/2) 僕の足は力強く、大地に翻り 地面を蹴飛ばす 強ばった樹木みたいな腕 傷だらけ よく見るし よく考える 大きな怪我も病気もない 五体満足 しかし魂を入れ忘れた 世界を感じ 揺れ動くはずの僕の心は 質量を持たず 熱量を持たず 骸骨みたいにカラカラと音を立てるだけ 形成す逆ヒルコ 毛虫の湧いたみかんの木 葉をすべて食い破り か細い幹さえ毛虫は喰らう 花も実も付ける前に食い殺されていく 僕たちは心ない猛毒の毛虫なのか
665 :
. :04/12/20 00:07:00 ID:SC3mN8gU
袋から取り出した細菌 街中に感染していく Joy to the world, the Lord is come.
666 :
. :04/12/20 00:29:52 ID:SC3mN8gU
>>643 なんかいろいろ直接書きすぎではないかな?
「死への本能」とは直接書かずにそれを表してほしい。
>>642 評価ありがとう。言われてみると確かに「ごめんなさい」無いほうが良いね。
でも広げようにもこれ以上書くこと無い。
>>645 13行目から唐突な気がしたけど、タイトル見て納得した。
「アディオス」は笑うところなのだろうか。
>>646 なぜか安っぽく感じる。そういう詩?
667 :
. :04/12/20 00:31:37 ID:SC3mN8gU
>>661 NK談詩さん
レス有難うございます。
>>何かに気付いてすっと肩の荷がおりる。...
>>そういう気分が明るく軽いタッチで表現されている。
そんな感覚をおぼえてもらえたら嬉しい。
辛さや深刻さの表現体はすぐに構築できる(ような気がする)けど、
最近は書いていてつまらないので。
こんな青臭い詩を書いてみたくなる 何度泣くことができるだろうかと 思いを馳せながらタバコを吸う 波打つヘッドフォンからは AWhen a man loves a woman そして僕は ベランダから大声で 叫んだ 世界中がその声にびっくりした キリンの親子が首をこちらへ向けたのが わかる ペンギンの母親が水面から何事かと顔を出した ライオンは食事をやめ周りに気配を配った 僕は 今 こうして 感動していることが 永遠にと 願うことは愚か者で青年の若さということで かたづけられてしまうことがくやしくてたまらない
風に舞い上がった黄金の砂 風はいつも向かい風 素っ気無い返事 味気ない言葉 空白に数え切れない意思を詰め込んで 黄金の銀杏が風に揺られ ひらりひらり 空を泳ぐ魚たち 釣る気もない 釘の釣り針 釣られたがりの魚たち 今日も部屋の隅に積まれてる 歯車を自分と比べる ぜんまい仕掛けのあなた 落ちる砂を見つめ 生け簀(す)に魚を逃がす 目に入った砂をぬぐう仕草 過ぎ行く風が魚を空に還す それを知りつつも あなたは砂時計を見つめては ひっくり返す 満ち行くぜんまいをよそに 生け簀の魚は川をさかのぼり 思い出に哀を添える せめては降り積もる砂が この溝を埋めてくれれば
671 :
名前はいらない :04/12/20 10:48:39 ID:vLINSw4O
>>632 さん ありがとう。詩の裏のストーリー分析とかしてもらうの好きだったんで、
ついつい説明省いちゃいました。でもわかり辛いのは良くないですね。ありがとう。
672 :
NK談詩 :04/12/20 12:45:21 ID:S61CesJN
>>669 若者がベランダで叫ぶんだが、耳を傾けたのは動物だけ。これはアイロ
ニーなのだろうか? 大人にはわかってもらえないけど、本能に訴えか
ける叫びであり言葉なんだというメッセージを伝えようとするならこの
アイロニーの部分をもっと強調すべきだろう。
673 :
NK談詩 :04/12/20 16:31:19 ID:S61CesJN
>>670 キセントリックなフレーズが書き並べられているが、それらのイメージを貫くテー
マや何かを伝えようとする意思が感じられない。単なる言葉遊びになってしまっている。
欲望 支配 暴力 それらから生まれる絶望 それがこの世界を包む〔真実〕 変わりようのない、「絶対」の摂理 それを知る者の、行き場の無い不満 世界が歪む 水面に石を投げたように 水中で澱みが消えないように その澱みは沈む事無く、広がっていく 流れる事もなく、まるで覆いつくすように 石と言う名の〔真実〕を包んでいく そして〔真実〕は底に沈み、澱んでゆく そして歪みはおさまる 最早〔真実〕が何処にあるのか分からない 誰も〔真実〕を知る事はできない 澱みを残して、何事も無かったかのように 世界は動き続ける
675 :
NK談詩 :04/12/20 20:45:27 ID:S61CesJN
>>646 冒頭の擬音はバグパイプの音か? エキゾチックな一幅の叙景詩。作者の英国
文化への憧憬と造詣を感じさせる。
>>663 ちょっと理屈に流れてしまっている。605 611のような豊かなイメージやフレ
ーズの切れ味がない。4連目では明らかに息切れして惰性で流している感じ。
内容もつかみどころがない。
676 :
NK談詩 :04/12/20 20:55:14 ID:S61CesJN
>>674 哲学的なたとえばなし。よくできているが、真理の探究は詩の目的ではない。
煩悩に満ちた生そのものを描いてほしい。
677 :
NK談詩 :04/12/20 21:33:50 ID:S61CesJN
>>662 うーん。ひらがなより漢字のほうが多い。漢詩かと思ったよ。
存在理由の抹殺人員は逆らう獣を打ち倒した
1行ですむじゃないか。
>>659 鉛の箱がテーマなら最初から鉛の箱をデンと据えて語ってほしい。おしまい
のほうで急に出してきて思わせぶりに終わるんじゃなぁ。
678 :
皆さんgomennnasai :04/12/20 21:43:13 ID:l957ZSJf
679 :
名前はいらない :04/12/20 22:31:49 ID:z72fhJGF
つながりは かったるくて 面倒なもののはずなのに 君に1日会わないだけで 君と1日話さないだけで 胸に10センチの隙間 つながりは はかなくて うつろいやすいもののはずなのに 君のうしろ姿をみるだけで 君の声をきくだけで ほのかなぬくもり
680 :
皆さんgomennnasai :04/12/20 22:42:05 ID:l957ZSJf
授業 中に うとうと していると 窓の外にUFOが きてたので 嬉しくなって それに掴まろう とおもって どこかに 行くちゃうんじゃないかって 焦っちゃって 大急ぎで 窓の外へ 飛び込んだら ヒューーーーーーーーーーーって 掴めなくて 墜落して 頭蓋骨 割られて 惨めな絵が 誰かに発見されないかと 恐怖を感じて 涙がにじんできた
681 :
にか :04/12/21 02:23:47 ID:H2/WpBRF
眠れない夜は 眠れなくて君の事を思い浮べていた僕を思い出すよ 部屋の明かりは消して キャンドルの暖かな灯りだけ 君との余韻に浸る 浸る キャンドルは消え 冷たい闇が僕を包む カーテンの隙間から漏れる月光が愛しかった 眠れない夜は 眠れなくて君の事を思い浮べていた僕を思い出すよ まだ僕の中に君がいる事に気付いた
682 :
ぽん :04/12/21 05:09:42 ID:Z+26M3gS
比較的暖かい冬の日に 雪も降らない僕の町を鮭が上る それはテレビの中のような 雄大な自然もなければ、悲壮な営みもない 工場の煙突のすぐ下に、 廃液にまみれた鮭が泳ぐ。 自転車のスポークに鱗を削られ 突き出た鉄筋に腹を割かれる 遺伝子のプログラムに従い 中途半端な自然と不自然に挟まれた鮭の 引きずるハラワタめがけて、ウミネコがとびつく 頭と背骨だけになった鮭は雀に眼を突かれながら それでも遺伝子の命令に従う 工場のおじさんはじっと鮭が干からびるのをまって 鮭が遺伝子の命令から開放されるのをまって 川の掃除を始めました
683 :
皆さんgomennnasai :04/12/21 07:01:14 ID:MpxN1a64
「爆弾男」 彼が間抜け面を下げて町を歩いている そんなときにでもどんなときにでも どんどん彼の脳みそは 太陽光線を浴びていて ムラムラムラムラ熱せられる 一度腐り始めたらもう止まらない! 紛れ込んだ細菌は 爆発的な増殖だ! 密閉されたポンコツ頭に ガスが溜まって 一触即発!! 巨大な爆弾に仕上がった きっかけは単純 ドキッとさせるただ一言 気づいていたけど気づかないふり 爆弾男に火種注意! あー!聞きたくない! だけどもう聞いちゃった! つまりは脳みそ大爆発! ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!! 肌理細やかに配置された明るい光が 一気に弾けると 跡形もなく彼の生臭い脳みそを吹き飛ばし 後には新鮮な日常が けろりとした表情で時を刻み始めた
人と喋る機会もなく、人に触れる機会もなく、知っているのは私の事だけ。六畳間の静寂は寂しさをかもしだすが、街中の雑踏には恐怖を覚えます。周りは誰も私を知らない。私は周りを誰も知らない。あっ孤独か。
685 :
NK談詩 :04/12/21 12:40:24 ID:VVHJOclB
>>679 >胸に10センチの隙間
意味で考えずにイメージで味わえる言葉。前段がオリジナルの言葉で語られているのに
後段では「はかなくて うつろいやすいものなのに」「ほのかなぬくもり」と
ありきたりの表現になっているのは惜しい。
>>681 「君を思い出す」じゃなくて「君の事を思い浮かべていた僕」を思い出すという。
ちょっとぎこちない表現だけど、「君」との距離感や自己愛がのぞく。
「君との余韻」「まだ僕の中に君がいる事に気付いた」で「君」の存在がひどく
希薄になりつつあることがわかる。愛しいのは「君」ではなく僕を照らす「月光」
だと解釈するのは深読みしすぎだろうか…。どうもナルシズムの空気が濃い。
作品の構造はおもしろいけど、ちょっと言葉の意味性に頼っているのが気がかり。
>>682 現実を見つめる醒めた視点がいい。一切感情を表現せず鮭の姿が変わり果てて
いく描写に徹している。
>遺伝子の命令から開放されるのを待って
科学的には遺伝子、文学的には宿命ってことなんだなと感じさせられる一節。
凝った表現はないが乾いた文体としっかりした構成で読ませる。
>>683 この作品で作者はなにかふっきれたのではないか。
荒っぽいけどリズム感があって一気に読める。おそらくこのリズム感が作者
が本来もっている表現のリズムなんだろう。そしてそれはとてもパワフルだ。
荒唐無稽な内容だが、作者の暴力、破壊、残酷に対するおそらく憧れが爆弾
男というストレートな寓話で表現されている。惜しいのは4連めで、せっか
くこしらえた爆弾男に点火するシーン、もうひと工夫あっていいと思う。
不条理というよりナンセンスの面白さ。原色で描かれる痛快な残酷と猛スピ
ードで現実を超越していく疾走感。この路線でしばらく書いてほすぃ。
>>684 この段階では何とも言いがたいが、ちょっと精神科医に自分の内面をたどた
どしく告白する患者を想起した。独白でそれがどんどん続いていって心の奥
底に告白が及んでいったりすると面白いかなぁ…。
686 :
名前はいらない :04/12/21 13:28:17 ID:PPxwJ+CZ
雨がふっている 明日はきっと雪だろう 昨日の天気は分からない だけどきっと晴れだろう 雨にうたれて辿り着く そこはきっと雪景色 星空の雨の中 明日の吹雪に身を縮め 今日の雨を叱りつけ 寒さに怯え夜を過ごす 雨は彼を気にせずに 銀座のネオンを浴びていた それは一見無意味だが 本当に無意味なことで そう思うも無駄なこと 雨と太陽は変わらないから
687 :
名前はいらない :04/12/21 13:32:13 ID:0wjVi9wA
止まらない 止まらない いくら金を使っても心は満たされない 物は溢れるけど心は空っぽ 一体何が欲しいのか 何を手に入れれば気が済むのか 本当は分かっている臆病者 口に出したら消えてしまう それは私が泣いても叫んでも息を止めても 手に入らないもの 今日も私は カードを出す手を止められない
688 :
幼歩夢 :04/12/21 19:47:20 ID:x6zF5sEc
寂れた古い公園 なんとなく覚えている 今もまだ残っているのは 錆びついたブランコだけ 時間は止まることを知らない 休まず進み続ける 人々の想いを知ってるかのように ただ煌めいてれば良かった そんな時代を越えて これからどこに向かうというの? ブランコが揺れる あの日の僕を乗せて揺れる 今の僕を見つめて 何かを呟いてる 何かを伝えようとしてる 「得たものより失ったものを思い出して」 はっきり聞こえた
>>673 批評ありがとうございました。
言葉遊びをしたつもりは毛頭なかったのですが
内容を厚紙で包みすぎてしまったようですね
出直してきます。
690 :
679 ◆10.9/2taLY :04/12/21 22:21:41 ID:xEDfC+yJ
>>685 批評ありがとうございました。
後段はたしかに前段に似せようとして作ったところがあるかも…
691 :
名前はいらない :04/12/21 23:06:07 ID:MpxN1a64
>>685 批評有難うございます
確かに自分でも気持ちがよくらすら書けた
のでこういう詩があっているのかもしれないです
>>659 皆さんgomennnasaiさん「思い出」
歩みの速度で、閉鎖系へ連れて行かれる感覚が心地よい。
鉛の緑から鉛の箱へ。
心臓は「僕」の心臓。
鉛はかつての赤熱と変遷の終着点。
いまは沈黙を守る。
心臓だけが動く。
>>665 No, no, "No Life King".
693 :
名前はいらない :04/12/21 23:31:39 ID:MpxN1a64
>>692 BOO様批評有難うございます。
ぜひまたお願いします
どんなに叫んでも どんなに追いかけても 貴方の背中には届かない 届かない言葉なんていらない 追いつけない足なんていらない こんな余分な身体、私にはいらない 私が欲しいのは、貴方だけなのに・・・
695 :
名前はいらない :04/12/22 00:06:03 ID:NJDdKuV+
砂鉄と灰汁を混ぜた空 雲の谷間に月の肉 人跡未踏の森の奥 脈打つ古びた黒い城 不気味な霧が立ち込めて 宴が産声あげだした 大皿小皿フォークにナイフ 暖炉に執事にオーケストラ コックにダックに空腹に 宴の準備は大急ぎ 世にも淫らなガリガリ王子 腹を鳴らして椅子につく 雌豚 雌猫 雌人間 リキュール ザーメン ラフレシア 悪人 聖者 腐った死体 鍋で煮詰めて グツグツグツ 道化のタンゴと 油の匂い グツグツグツグツ 血の匂い キラキラ綺麗で無邪気な瞳 机にフォークを突き立てる 欲張りグルメの大食家 ガリガリガリガリ がりがり王子 鍋の火加減ボーボーボー 汗だくハァハァ息切る少年 醜く卑しいイボ顔少年 ガリガリ王子はお気に入り 鍋の中身はグルグルグルグル処女の奴隷がかき回す 淫らに笑う血の噴水 ガリガリ王子の食前酒 勃起に突起にグツグツグツグツ ハァハァハァハァ まだかいな 淫らな獣の大饗宴 摩擦 喘ぎ 唾液のダンス グルグルグルグル さあできた ハァハァハァハァ ハァハァハァ! 赤々 無恥に笑う月 ハァハァハァハァ ハァハァハァ! 黒い森に鳴り響く 聖なる無恥の爛れた宴 甘美な宵の血なまぐさい幻想 まとめて残さず さあ召し上がれ!
696 :
NK談詩 :04/12/22 00:48:21 ID:MzehVcNT
>>686 この作品が描いている対象が何なのか、非常に分かりづらい。
作者が天候について語っているかと思えば11行目になって「彼」という人物が
出てくる。どうやらそれ以前の部分はこの「彼」の感慨や行動らしいのである。
その後視点は彼を離れ、雨が銀座のネオンを浴びているという奇妙な情景描写
で終わる。矛盾を含んだ表現が多用されているが、その意図もはっきりしない。
表現のセオリーを破壊する試みなのだろうか…?
>>687 買い物依存症とでもいうのか、そういう精神障害があるそうだ。この作品は
とても現代的な題材を扱っている。ただ、表現のレベルとしては創作ノート
に書きとめた詩想とか構想とか、あらすじという印象。ここから詩へと昇華
されていくべきものだろう。物を買うという行為そのものが目的になってし
まう恐怖。お札や硬貨ではなく数字が動くだけというクレジットカードの欺
瞞性。無意味に購入した商品のどぎついパッケージの不気味さ。骨組みや書
くべきことはもうわかっている。あとはできるだけ具体的に書くだけだ。
>>688 少年時代への郷愁を誘うブランコの情景。ただ、そこに飛躍やインパクトが
足りない気がする。そこで「得たものより失ったものを思い出して」とブラ
ンコにセリフを与えてみたが…。ここはブランコを夢中で思い切りこいだ思
い出とかその感覚のよみがえりによって失ったものを回復するという筋書き
にしたほうがすっきりしそうだがどうだろう。
697 :
わかめ :04/12/22 01:18:14 ID:TKms+anf
痛いな痛いな だって今握りしめられてる そのまま力を入れて潰してしまってよ でもねそしたら ちっちゃく硬く我慢してたモノが 溢れ出して止まらないだろうな ぽたぽただらだら 君の足元にまだらな模様を描きながらさ いっそ放してしまってよ でもねあたしは 虹色の空には飛びたてずに 黒い谷に堕ちてしまうんだろうな 谷底には鬼がいて 大きな牙で噛みきられたりしてね 痛いな痛いな もう痛すぎて限界だよ 早く気付いて 腐ってしまうまえに
698 :
682 :04/12/22 03:40:51 ID:/i/U2mtR
>>685 さん
御批評ありがとうございます。
昨日はじめてこの板を知り、はじめて詩をかきました。
今後、私も評論ができる位まで、精進いたします。
699 :
名前はいらない :04/12/22 06:13:07 ID:4e8GfB/V
700 :
Sugulu :04/12/22 08:25:33 ID:GrGvQbGS
700!
701 :
名前はいらない :04/12/22 09:52:09 ID:Axy6CUnH
>>696 批評ありがとうございます。
わけわからないというのはちょっとショックでしたが
見返してみると確かに分かりにくいですね。
雨がふっている←最近の若者は酷いのばっかりだ。
明日はきっと雪だろう←これからの日本はどうなっちまうんだと嘆いています。
昨日の天気は分からない←昔の事を私(作者)は知りませんが
だけどきっと晴れだろう←あなたは晴れっていうんでしょうね。
雨にうたれて辿り着く←そうやって今の時代を嘆きながら過ごしてる人は
そこはきっと雪景色←未来もますます悪くなることでしょう。
星空の雨の中←良いこと=星空もあるのに雨のことばっかり気にしてる感じを意味したつもりです。
明日の吹雪に身を縮め←将来の不安に恐れながら
今日の雨を叱りつけ←今の若者とかを怒鳴り散らしたりして
寒さに怯え夜を過ごす←不安に怯えて今日も一日を過ごす
雨は彼を気にせずに←若者はそんな人を気にもしないで
銀座のネオンを浴びていた←今日も元気に夜遊びを楽しんでいる
それは一見無意味だが←評論家なんかがそれに理由付けしようともするが
本当に無意味なことで←それは本当に無意味なんだよ。
そう思うも無駄なこと←しかし無意味と思うのも無駄なこと
雨と太陽は変わらないから
↑
昔を晴れだったと思う人が今の若者とかを雨と言っても
20年も経てば今の若者が今の時代を嘆いて昔は良かったなぁと嘆き
未来の若者を怒鳴りつけても未来の若者は知らん顔で
また20年も経てば・・・と無限にループしていくと
結局なにが雨で何が太陽なのか分からなくなってしまうのだから
今の時代を嘆いてどうこう言うのは無駄。
一応解説つけてみましたがそれでも分かりにくいですね…
のばしすぎた前髪が 眼鏡にはさまった 生まれながらの田舎者が お洒落のつもりで のばしすぎた前髪が 眼鏡にはさまった 視界が傾いて 誰も彼も 中身が空っぽに見えるのは 前髪が痛い 傾いた眼鏡に 前髪をのばさなければ こんな痛みは知らずにすんだのに この間さほど気にならない女友達から 短い髪型はもう流行らないといわれ のばした前髪が痛い しかも眼鏡は傾いている 狂った視界 前髪は痛い 僕の目は世界に帳尻を合わせたはずなのに お洒落な君達を見ているはずなのに
703 :
名前はいらない :04/12/22 11:43:48 ID:dM1D3CNu
長い 長い道を歩いてきた それは曲がりくねった険しい道だっただろうか それともまっすぐで 綺麗な道だっただろうか その途中 無くしたものも多いけど かけがえのない大切な人に出会えた この先の道は見えないけれど 2人でつくって行こう 手探りでも進んでいこう 同じ歩幅で 同じ鼓動で 歩く道
704 :
NK談詩 :04/12/22 12:46:33 ID:sX9jDgER
>>694 7行にこめた届かない愛のもどかしさが響く。シンプルできれいな詩。
>こんな余分な身体、私にはいらない
この心情を比喩などを使ってイメージ豊かに表現すればもっと世界が広がるだろう。
>>695 中世的な暗黒世界。七五調が童話や童謡のような雰囲気を与えている。だから
グロテスクな表現をしても、不気味さや不安はあまり感じない。がりがり王子
をとりまく怪物的な家来や芸人をもっと登場させてにぎやかな饗宴にしてみて
は…。言葉遊びもいいが通俗的な下品に流れてはよくない。オリジナルの卑猥
感がなければ。最後の「血なまぐさい幻想」もせっかく作った作品世界を「幻
想」で片付けては味消し。
>>697 独特の作品世界を持った作者。いったいこの詩を語っているのは「何」なんだろう。
小さな虫のようでもあるが、読み手の想像にまかされている。楽しくてむずがゆい。
>ちっちゃく硬く我慢してたモノが 溢れ出して止まらないだろうな
かわいらしくてしかも残酷。読み手の感覚と想像力に訴える詩風はちょと他に見ない。
次作も楽しみ。
何を探してんだろ この俺の心とやらは 無理に掻き回す程 ナイ ナイ ナイ アイツ何してんだろ いつもヘマばかりしてた ガラじゃないくせに 恋 多い 多い 何かに憧れて何かを傷つけて 見つけたもの 何処に置いたっけ 大切に抱えてたものは何処に置いたっけ 何かに憧れて何かを傷つけて 何かにムカツイて何かが傷ついて 何かを奪い合い何かに微笑んで 何かを失って涙に明け暮れて 守ったもの 何処に置いたっけ 譲れなかった想いは 何処に置いたっけ 失くしたくなかったものは どんなものだっけ 本当に大切なものなのに すぐ 失くなるね 何を探してんだろ この俺の心とやらは まぶた閉じたら ほら 少し夢の中に…
706 :
名前はいらない :04/12/22 14:43:09 ID:DOb+B2b7
笑って 笑って 笑い死ぬ サイコーやろ?
707 :
名前はいらない :04/12/22 17:32:49 ID:NJDdKuV+
>>704 評価有難うございます
いつも分かりやすく具体的な批評をしていただき有難う
ございます
708 :
名前はいらない :04/12/22 17:51:00 ID:NJDdKuV+
インスタントの 星空では 滑稽な怪物が 小唄を歌う 僕の命は 一夜限り 明日の朝には 居なくなる 浮き浮きしながら 空想しても 明日の朝には 小鳥の歌声 それは僕が いないということ 誰か 僕を この星の呪縛から 解放しておくれ 沢山の怪物が 朝に退治され また 夜に生まれる 顔の無い泡沫の怪物たち 彼らの 涙は 誰にも 届かない
709 :
名前はいらない :04/12/22 18:32:34 ID:RBDyN+i5
おもちゃ板に代理購入をしつこくせまる厨降臨!
そして彼は天然だった!
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/toy/1103613438/ 175 名前:ぼくらはトイ名無しキッズ 投稿日:04/12/22 17:41:22 ID:???
>>173 そうかも知れんが、結構騙られてるから、もうどうでもいい。
トラップ付けなかったオレが悪かった。
176 名前:ぼくらはトイ名無しキッズ 投稿日:04/12/22 17:44:59 ID:???
やっと理解したか
177 名前:ぼくらはトイ名無しキッズ 投稿日:04/12/22 17:45:13 ID:???
トラップワラタ
178 名前:ぼくらはトイ名無しキッズ 投稿日:04/12/22 17:46:07 ID:???
トラップて……なんの罠だよw
183 名前:ぼくらはトイ名無しキッズ 投稿日:04/12/22 17:49:10 ID:???
>>178 #付けて、なんか文字列書くやつ。
他の人が名前欄コピペして騙っても、わかる人にはバレバレっていうあの仕掛け。
186 名前:ぼくらはトイ名無しキッズ 投稿日:04/12/22 17:50:11 ID:???
天然物かYO!
710 :
名前はいらない :04/12/22 19:02:44 ID:NJDdKuV+
「爆弾男2」 好きだ好きだと言い続けてても 僕の下手な言葉じゃ 何も届かない だから僕は 君に爆弾を投げつけてやることにした とびっきり 被害が甚大になる奴を 今こしらえてるから 楽しみに待っていてね きっと爆発するのは僕だから 君はそれを見て笑ってくれ 派手に爆発してやるぜ
711 :
NK談詩 :04/12/22 21:13:44 ID:sX9jDgER
>>702 「のばしすぎた前髪が眼鏡にはさまった」んだが、フレームにひっかかったと
かいう描写はわざとはぶかれている。思いもしなかった情況に放り込まれた
「僕」の狼狽ぶりがおかしい。「前髪が痛い 傾いた眼鏡に」「のばした前髪
が痛い しかも眼鏡は傾いている」「狂った世界 前髪は痛い」このアレンジ
ドリフレインは秀逸。最後の2行もピタリとはまっている。話術型ユーモアと
は違う情況コメディーに仕上げているところに新味がある。
>>703 幸福感を表現するのも難しいことだと思う。作者が今、愛する人と幸せなのは
疑いない。ただ、表現があまりに健全で面白みがない。幸福の温もりが伝わらない。
>同じ歩幅で 同じ鼓動で 歩く道
心が通じあったふたりのシンクロ感が感じ取れるフレーズ。このシンクロ感を
もっとイメージ豊かに伝えて欲しい。
「FEEL WIND」 飛んでいった風船が 風にふられて 今日もこの街空のどこかにゆられてる 名も無きこの街に 今日もさびしい風が吹く 風に揺られて 今日もピューピュー飛んでいくよ 路地裏では 風は迷路のごとく 迷い狂う 大通りを抜け 一層強さを増した この風 いったい どこへ行こうというのか それは 風のみぞ知る 薄暗い闇がこの街を覆い 明日もこの街を覆う 人々は街灯に身を寄せ合い わずかな光を求めてた 埃だらけの街角で 俺は一人たたずんでいた 熱気漂う 街の風の中 座り込んでいた 大通りを抜け 一層を強さを増した この風 いったい どこへ行こうというのか それは 風のみぞ知る それは 神のみぞ知る
この氷に触れた時 あなたは何を思うのでしょうか どんな体温でも それは溶けてはいかないから 冷たくて透明なもの それが綺麗と言うのなら もう汚れてしまっていい この身を炎で包んでください
714 :
砂漠の山 :04/12/23 00:09:57 ID:ul0zWLlH
ひたすら高い所を求め続けて 一体何を見つけたのか 失ったものは山ほどあるけれど 手から離れていった物を 冷たい目で見送った それが何だったかは すでに記憶には無い ふと気付けば 残ったのは乾いた心だけ あとはもう 砂になるのを待つだけ
目に見えるモノと見えないモノ どっちが大切なんだろう 見えるモノはすぐそこにあるけれど 見えないモノは自分の心で感じてる 君はすぐそばに居るけれど 君の心はどこにあるの
「いつか僕が死んだなら」 輪廻転生を信じる心弱き人たちよ 輪廻ってのがもしもあるなら 世界の生命の数は常に一定に保たれるハズだ 海のソコで調節してるとでも言うのか 安物の言葉なんかで救われるお前等は 安物のガラスのようにすぐ割れる 魂の代わりに足でも掬ってもらえたかい? いつか僕が死んだなら リンネよりもネンネがいいね 子守唄でも歌ってほしい ねんねんころりよ、おころりよ
717 :
秘密の旅 :04/12/23 05:19:20 ID:bsz3q5+t
遠くの空に雷の走る地で目を覚まし 呼び声を聴く 枯れた薄を薙ぐようにしてその声がやわらかく届く この世界を見て回れと わたしの手を引いたのは 今まで悲しみの温い水に頭から爪先まで囚われていた少女 彼女が見せてくれた曇り空に手を浸すと 指の隙間から光が下がってくる 何かが我らの空に あらゆる害悪の根源 戦争をもたらす灰色の影 あるいはもっと悪質な意思を持つもの 良くない雨を降らせるもの やぶいた雲を閉じもせず 二人はその場を立ち去る 草原に降り立ち まどろむ時 ただ次の日の出のことを考える 今朝つくった黒雲の裂け目にわだかまる陽光の残り香が 二人の元に届く頃 それはもう腐臭に変わっている
718 :
名前はいらない :04/12/23 06:46:11 ID:KSM+e32k
夕陽を背中に 白いクレセント 黄昏の風が頬を撫でるよ 楽しかったね 沢山笑ったね 胸の奥ほら暖かいよ 忘れないでね 忘れないから これからまた それぞれの道行くけど じゃあまたね また会おうね 離れていても想っているよ じゃあまたね 巡り逢いが大切だと気付いた・・・ 諦めかけた遠い願いも 君が居たからもう一度動き始めた じゃあまたね また会おうね
719 :
NK談詩 :04/12/23 11:19:11 ID:FfIngYbb
>>705 ふと自分の心を突き放して見つめた時の心情をつぶやいた詩。
>ガラじゃないくせに恋 多い 多い
半ばあきれたような、そっけないつぶやきが沁みる。
「何か」という言葉を使ったフレーズのリフレインにどうどうめぐりする心
模様がよく出ている。最後の一行、ちょっと座りが悪い。
>>706 これが老コメディアンの最期の言葉だったら重みが違うだろう。
そういう設定をしなければ味わえないということは、これだけでは詩的な世界
が完結してないということ。
恋とか愛とか。 どうでもいい。 恋なんて、するもんじゃない。 ただ、してしまうだけだ。 愛なんて願うもんじゃない。 ただ、誰かの中に。 何かの中に。 自分の影をみつけたり。 一緒に笑ってみたり。 憎んでみたり。 孤独だと思っていた世界の中で。 たしかに繋がっていると感じた気持ちが。 多分愛とかいうやつで。 そうした気持ちの中で、ただ、そうしたいと思う気持ちにしたがって。 手をつなぎたい、とか。 抱きたい、とか。 そう思うわけで。 「たぶん、恋愛とかそんな風にはみれないから」 彼女の答がたとえそんなものだったとしても。 そうした気持ちの中で、ただ、そうしたいと思う気持ちにしたがって。 誰でも、また、そう。 涙なんて、流すもんじゃない。ただ、こぼれるだけだ。 感動なんて欲しくない。純愛とか知るもんか。 ただ好きだと思う。 そうした気持ちの中で、ただ、そうしたいと思う気持ちにしたがって。 ただ、そう、思う。
721 :
NK談詩 :04/12/23 17:28:08 ID:FfIngYbb
>>708 ?>インスタントの星空では
このフレーズにフォローがないのでどんな星空かイメージできない
?>滑稽な怪物が 小唄を歌う
小唄というとお座敷で歌うような唄なんだろうか…それなら滑稽にちがいないが。
不気味な世界を描こうとしているが、無造作な言葉で雰囲気を壊している。
「僕」も「怪物」の仲間なんだろうか?では「彼らの涙」ではなく「僕らの涙」
だろう。視点がぶれているので作品の印象がぼやけている。
>>710 前作よりひどくテンションが下がっており、未完成な感じでもあるので批評は
見送る。シリーズ化するなら「帰ってきた爆弾男」とか、ナンセンスな匂いの
タイトルにして欲しい。B級ホラーアクションポエムだという意識をしっかり
もって書いて欲しい。いつでもどこでも何個でも爆弾男の頭は爆発しなければ
ならぬ。
722 :
名前はいらない :04/12/23 17:34:14 ID:mrMqw0KS
723 :
名前はいらない :04/12/23 17:36:06 ID:mrMqw0KS
ワハハハハハハハハッハアハハハハハハッハアッハハハハハハハハハッハ!! 電波の神様が届ける トッテオキノ贈り物 そして唯一の プレゼント それがこれだ ボンジュール ! 偽者の寝室で朽ち果て 死肉を啄ばむ 歩く精神科医達!! お前達の脳内麻薬は占拠した!! 股間を挙げてワルツを踊れ!! 蜘蛛の足を借りて歩き出す招待状 デジタルの申し子は キーボードとマウスを手がかりに 手を取り合ってワルツを踊る 蜘蛛の城は今や物質 世界樹に寄生し 根を張り禍々しい果実を実らせた これからが永遠の宴の始まりだ 電波の神よ さあ召し上がれ! 以前評価していただいた作品に手を加えました よろしくお願いします
724 :
名前はいらない :04/12/23 18:29:56 ID:zPIJHeOm
「題名は最後に明かされる」 何か白いひらひらした物が 僕の周りを回転していた 回転しながらそれは分裂していく 一つから二つに 二つから四つに 四つから八つに… 回転数をXと置き、それの数をYとすると Y=2の(X−7)乗 (X≧7)… {まあそんなことはどうでもいいんだ 上のことは全部 あいつ の嘘だからな 「あいつって誰だ?」 ――――知らないのか?あいつは…} 2の80乗個の何か白いひらひらとしたものは 僕の周りを回転している 2の81乗個になった これはつまり 40(1余り)20(余り無し)10(余り無し)5(余り無し)2(1余り)1(余り無し) 1010001って事で… {これは あいつ の嘘(削除されました)信じるんじゃ(削除(削除(削除されまし(削除されました))))} {おい!待てッ俺を消すんじゃ…(削除されました)} {グアアアアアアアアアアアアアアアアアア} (グキョ) (グキョ) (ホヴェア) ガガガガガガ ピ――――― 「題め…(削除されました)…」
なぁこのスレは自作の詩を評価してもらうスレ?
727 :
NK談詩 :04/12/23 22:55:24 ID:FfIngYbb
>>712 ?>風に揺られて ビュービュー飛んでいくよ
3行目で風船から風へ視点を変えていながらこの4行目で風船の描写に戻った
印象をうける。1連めの描写がここでボケてしまった。
?>熱気漂う街の風の中
闇に覆われて風が吹いて埃だらけの街に熱気が漂うのは…
風船→風→闇→俺→風、と視点が定まらず主題がはっきりしない。
>>713 2連目ですごく感情がたかぶっているのは分かるが、情況がよくわからない。
この氷とは何の氷なのか…最低限その説明は必要だろう。2連目も論理的に
は意味が通っていない。
>>714 説明で済まさないで失ったものを具体的に書かないとラスト4行の渋さが生き
ない。
>>715 「目に見えるモノと見えないモノ どっちが大事なんだろう」という自問に答
えないままこの詩は終わる。ぼんやりした疑問が浮かんで、ふと君を見ると…
という情景が浮かぶ。ほんわかした余韻が残る。
>>716 仏教思想にノーと言っているが理屈はほとんど難クセ気味。
「リンネよりネンネがいいね」と憎まれ口までたたく。
宗教に懐疑的だが死に臨んだらちょっと不安だという気持ちは誰にだってある。
キミの子守唄があればオレは信じるものがなくても死ねそうだ
と言いいたいのかもしれないが、なら素直にそう書くべきだろうね。
728 :
712 :04/12/23 23:10:25 ID:wSljaowy
729 :
水鏡の住人 :04/12/23 23:20:47 ID:ARocbvFo
『信じる事』 友達なんていらない 信じるひとなんていらない 何度そう思った? でも結局 『友達』とか『仲間』とかは 必需品で。無いと困る物 表向きは『友達』 本当は『必需品』 いつ自分には信じられる人が出来る? いつ出会える? 心の中で語りかける自分がむなしい 誰か俺を探して オレワ ハヤク キミニ アイタイ 評価お願いします!
>>726 そうか。ありがとう。
ここに知ってる歌詞があったから、ん?と思ったのさ。
>>659 「思い出」
歩みの速度で開放系から閉鎖系へ連れて行かれる感覚。
鉛から鉛へ。鉛でできた四角い箱。
(鉛はかつての赤熱と変遷の終着点。変化することなく沈黙を守る。心臓だけが動く)
>>702 異和感をやさしいことばで語っていて好感。
そして、
>>視界が傾いて 誰も彼も
>>中身が空っぽに見えるのは
これは、この詩の流れの中ではなかなか思い浮かばない文言。
視界=世界っていう感覚の崩壊。
732 :
わかめ :04/12/24 00:20:13 ID:C2DvLLmg
大きすぎて 動くことができなくて 深すぎて 感じることもできなくて ずっとずっとこのままなんて無理だけど きらきら輝く向こう側を 夢みてここにいるんだよ でもね いつかね 君が感じてくれるときは 思いきり突き破っていけるんだ そしたら 声が枯れるまで笑ってたいな 寂しい誰かの分まで笑ってあげるんだ ちぎってぐちゃぐちゃに丸めて 空高くあの満月まで届くように 蹴りとばしてしまいたいな そのまま星になったんなら 名前をつけてあげるから 今日も向こう側を想って ここで笑い声に耳をすましてるんだよ
733 :
夢追人 :04/12/24 00:47:50 ID:UVZM28uo
がんばって生きよう だけどたまには休もう そしてまたがんばって生きよう どんなときでも どんなときでも 僕はココにいる 君もいる さぁ 顔上げて
ランラララ ララララ BEBAZI BA-ZURA-MISO 満月に羽びら散らす 部屋に入る 拘束された 月をまとい踊る夜 情緒 星くず神話の中に閉じこもる 帰巣する本能 1ポンド21ペンスの僕の未来 @ スプーンの上に慎重に 白い粉末を乗せる 僕 アルコールランプで熱すれば の 人生はぶくぶくと泡だって 真っ黒に溶け出し ドロドロトケテ液体に そして肘の裏から射し込んで クキリと折れる音が聞こえる 僕は 未来は ドロドロトケル 消えて無くなる ドロドロドロドロオドロドロロ
いつもの風景 見慣れた顔を確認 襲う胸の痛み 上機嫌な鼻歌 勇気が押しつぶされる 今日こそ伝えたい たった一言 忙しいマニュアル挨拶 目の前を通り過ぎた影 今日も言えなかった 「チャック開いてますよ」
ごめんなさい。魔がさしました。評価人さん、せっかく真面目にレスしてんのに。変な詩置いちゃいました。コメントつく前に謝ります。ごめんなさい。
737 :
名前はいらない :04/12/24 02:55:04 ID:r1WZ5/zm
>>723 自慰行為では?
>>724 同じく自慰行為?
>>729 いやいや。探してもらう前に自分から探しましょう。
お姫様じゃないでしょう。
あと「友達」に対して「必需品」はあまりに無機質。
相手が「親友」と思っていたら土下座して謝っても足りません。
あなたは適当に好きな人を適当に信じて下さい。
>>732 読む事に食指を動かされない。
それはあなたの言葉がどれも以前どこかでみた物だから?
>>734 技法に捕われたのでしょうか。
読む側はあなたのストレートな内面の表現を期待しています。
[カーブ」 まっすぐじゃなくたっていいよ まっすぐじゃないほうがいいよ 直線には際限がないから いつまでも終わることがない ストレートにみせかけて ほんの少しだけカーブをかけるのがコツさ あの水平線でさえ 実はとても穏やかにカーブがかかっている この星が丸いのはそのせいさ だから僕らもほんの少しだけカーブをかけよう いつか大きな○になるように すくなくとも×よりは正しいだろう
740 :
名前はいらない :04/12/24 04:33:51 ID:NgSgbuoO
幸せそうな二人が同じマフラーを身に付けて 明日家族にする言い訳を一生懸命考えている ぽっちゃりと太った子供が握り締めるのは カラフルな模様の新しい時代の仮面ライダー パパとママに必死に我侭を言ってるね でも言われている二人は不思議と嬉しそうなんだ 一人ぼっちに見える人々もきっと誰かを待っていて 本当に一人ぼっちのひとたちもそれなりにやっていけるんだろう だって街はきらきらと輝いて ざわめく声さえ賛美歌にかき消されているから 嬉しそうな顔をした人達 嬉しそうな顔をした人達 もしこの場にいる全員をマシンガンで射殺したら こんなゴミみたいな書き込みもきっと立派な証拠品 「幸福なはずのクリスマス・イヴに○○市で起きた連続殺傷事件、 犯人の青年は以前から強い殺人願望を抱いていた様子であり 警察は目下捜査を・・・・・・」
怒りの向きをじぶんに向けて 落とし物をした 何個も何個も落とした もうおとす物がないくらい 後ろを見ればそれはあった 何よりもそれは大きかった なぜか気付かなかった 一時の怒りが光を消していた 気付いたときに自分が崩れた 崩れたことにはすぐ気付けた それには彼女の名前があった 見えた瞬間 なによりもこまかく砕けた
743 :
名前はいらない :04/12/24 11:59:51 ID:gB0zT8Tl
ほがらかに笑っていたあなたは 幻を過信して 高値の花に 成り下がる
744 :
NK談詩 :04/12/24 17:21:50 ID:7H5YW39J
>>717 黙示録風とでもいうのかな…。暗澹たる世界を描いているのはなんとなくわか
るものの、「今まで悲しみの温かい水に頭から爪先まで囚われていた少女」
といった謎のような描写が連続しては読んでいてつらい。
>>718 健全でひどく明るい別れ。友人に感謝しているようだが、読み手には作者と
友人にどういうエピソードがあったかうかがい知れないので共感のしようが
ない。あした会えるとわかっていても別れが悲しいというなら恋の詩だが…。
745 :
NK談詩 :04/12/24 17:51:39 ID:7H5YW39J
>>720 作者の恋愛観が述べられているワケではない。恋愛に関するとりとめもない
ひとりごと。低回から一瞬昂ぶってまた低回へもどるという心の動きもおも
しろい。ただ、ちょっと一本調子。ここに1シーン実景描写が入ると引き締
まる気がする。それは…電車の扉が圧搾空気の音をたててふたりをさえぎる
…といったような。というのも「たぶん、恋愛とかそういう風に見れないか
ら」という現代的な言葉遣いの彼女のセリフにリアリティがあったから。
彼女の存在の雰囲気が作品に奥行きを与えてくれると思うのだが。
746 :
名前はいらない :04/12/24 18:04:42 ID:3VZPHzwK
747 :
X'mas NO HI :04/12/24 18:16:26 ID:z0+ZD3F3
朝早くに起きだして クリスマスを呼び続けた 夜おそくになって クリスマスはまだこない しゃくだから 隣の家に入り 火を付けた クリスマスのHi 燃えさかってる クリスマスのHi 燃えさかってる クリスマスのKi 飲み込まれていく クリスマスのHi 燃えさかってる これが俺のクリスマス
『未来へ〜遠い未来へ』 巡り続ける月と太陽 決して とどまる事はない 変わらずして 未来へ 革命が起ころうとも 覚醒に揺れようとも 変わらず時は流れゆく 螺旋描く 無力な時間は 儚く連なり 灯され 未来へ〜遠い未来へ
749 :
名前はいらない :04/12/24 22:43:21 ID:nSxwJbt3
初投稿です。まだまだ未熟者でございますが、どうぞ御指南のほどよろしくお願いいたします(´ー`) 「電燈」 僕を知る人はおりません 僕という生物を 根本から理解しようという 全くもって不毛な行動に 勇み出ようというものは 今まで唯一人もおりません しかし僕は幸運に 周りに幾人かのすばらしき人々が 僕という状態を気遣い ましてや愛してくださるのです ここにあるひとつの精神は その事実のすばらしさに 青く光る炎の塊を 左右に揺らしているのです このまま星々の彼方へと この小さく非力な肉塊を エナジィとして譲り渡すには あまりにも申し訳がないのです 強い言葉も鋭さも ましてや狂気じみた痛みすら 主張もできない僕ですが 僕の持ちうる喜びと 僕の持ちうるボキャブラリィで ただ感謝を宣誓したいのです ただ感謝を
750 :
(=(名無し) :04/12/25 00:30:35 ID:KutAKwJZ
High_Sky(ハイゾラ) 馴れ馴れしくしないでよ 大人になってくれよ 日々徒然 戯言 述べて生きてきて 大人になってないよ まだまだ子供だよ 中々ねぇ どうして 成長せずに 奇麗事ばっか述べてんじゃねぇよ なんにもないとかほざくなよな なんにもないわけじゃない けど あるのは虚無と虚空と絶望だけ 絶壁辿って まだ上るの?聞いて いつだってそう 大人の 戯言受け入れてた まだまだ子供で 汚い大人なんて 大嫌いだ ねぇどうして 汚れちまうのか
問いただせ 心の中に ただ一つ 分かればいいんだ そう 奇麗事なんかじゃなくて 無いという 拒否反応以外で そうしてきた いつだってそう 大人になっていいこと 酒のんで 喫煙して そんなもんか 大人なんて 虚空の灰空に 雲ひとつ見えなくて なんにもない虚無すらも 絶望もない 空の灰色 それが綺麗な事?どんな色なの? まだあるのそんなもの? 過去を知ってても 口にしても 全部同じ 昔のことは昔 今あるのは絶望すらもない灰空
752 :
名前はいらない :04/12/25 01:31:04 ID:yfJNl27N
星にだって思いが届きそうだった 砂漠にだって花は咲いていた 純粋な季節が 僕を乗せて リズムを刻んでいた この道の先には何があるんだろう そう思って乗ったトロッコ 草と風の匂い 頼りなげで 錆に覆われて だけど確かに走り続けた がたがたがた 湖と太陽のきらめき 風に揺れる旗が与えてくれる誇り どんな王様や支配者 学校の先生にだって取り上げることができない 誓いの旗 無邪気に 泥だらけの勾配を楽しんでいた 今は滲んでいく記憶 笑っている 水辺のスミレ草 見えるのに もう出会えない 世界 僕のおもちゃのチケットはいつの間にか空手形 今の僕はそこにはいない 限りなく青い湖 僕と君との境界線 時々届く 紫色の香り それを手がかりに 僕はまた歩き出す
753 :
すぐる ◆sugulu85W6 :04/12/25 17:17:59 ID:BmrSdaEr
「川の流れのように」 例えば翼があったって どのみち自由にはなれないね 遺伝と環境次第なら お前もつまり、誰でもないのさ 流れるたびに丸くなり 下流につれて汚れてく このまま流され落ち続ければ いつか海に辿り着くかな?
754 :
水鏡の住人 :04/12/25 17:28:39 ID:SqPuHnXi
『俺にもし力があれば』 『自分にもし翼があれば』 『ウチがもし魔法が使えたら』 誰もが一度は思うだろう? でもそんな無い物ねだり意味ねぇだろ? できることは自分で 翼がなくても空を飛べるだろ? 魔法になんてたよるなよ 何事も自分しだい 今は今 どうしようもねぇ、何もできねぇ? だが、今は時間があるだろ? だったらやってみようぜ? 何事も努力だ 力も翼も魔法もいらねぇ 俺もつきあう だから一緒に頑張ろうぜ?
755 :
冬空 :04/12/25 20:13:53 ID:bI4UhVjH
スーパーに駆け込み白い袋を カサカサさせて 僕の必要なモノは 空へ飛んでいく 最後の一枚 何度も見直して マフラーを忘れずに ポストに年賀状を 綺麗な空だった 風邪をひいたから 薬飲んで マスクしてれば ウイルスに嫌われて 僕は空の上 道を聞かれても 東も西も 分からないほど 冬だ冬だ この空は 冬空が寂しいなんて いったのは 誰だ そんなこと言うヤツはボクが懲らしめてやる ボクが懲らしめてやる・
756 :
名前はいらない :04/12/25 22:54:43 ID:8vSuQ8l5
喉かわいた 冷蔵庫には 牛乳とコーラ どっちが満足させてくれるかな まろやかにふんわり包んで 安心させてくれる ぱちぱちはじけて いつも刺激をくれる どっちもいいけど どっちも物足りなくて やっぱり結局は 出しっぱなしのミネラルウォーターで 喉を潤すの
757 :
自分 :04/12/25 23:36:50 ID:4YSEauCJ
気分は自分の考えようだ 楽しくなる事も 悲しくなる事も どちらにもなることができる けど 自分って誰だ? 心ってのは自分なのか? 自分ってのは自由じゃないのだろうか でも心は気まぐれ それでも それもいいじゃないと感じる 自分もいる
758 :
名前はいらない :04/12/26 00:34:22 ID:hoL7vr7X
足跡ばかりが気になって前へすすめない。。。 淋しいのに人を信じられなくて自分の傷ばかり気になって。。。 正しいと思っていた事がそうじゃないと気がついて。。。 捨てたいのに捨てられないトラウマとか。。。 昔見た夢。今はもう届かない夢。 きっと愛だけあれば救われるのに。 そんな事にいまさら気づいた。
かつてそれは極みにあった 紛れもない 反照の苛烈なる色彩のうちに 遍からざる輝きの間に 夕刻の蝕む砂の 音もなき崩落にこそ。 いまや明滅を奪われ 掠れ逝くゲシュタルトは 奈落を厭う者の喝采を聞くことだろう 彼は誰ぞ 煙霧を誘い春日に憩う 平原に霹靂を避け されど道さらに分明ならざり 酔生の牢人よ 恐怖せよ 渇仰せよ 闇に背き 遊弋に鈍するなかれ 慈悲なき大斧にこそ ただ宿光のあるを知れ
鍵穴覗くと 行方不明の親父の裸体 ノックすると フギャーとかムギャッとか 夕べのお袋の声音で ダーリンと呼んだが失敗 生産性向上のため ぶち破ってやるよこの扉 ぶち破ってやるよマイ・ハニー! 蹴破ったカタルシス 音もなく落下してく蝶つがい 目を見張るぼくの墜落
761 :
名前はいらない :04/12/26 20:48:31 ID:vBW8NLK5
762 :
everyday :04/12/26 21:22:17 ID:VibK3zyy
昨日 君を見かけ 今日 君に夢中で 明日 君と話そう 雪の町で出会った 白の背景に溶け込むような 風に消え入るような この手に触れたい君 昨日 君とのデートで 今日 明日の計画を 明日 きっと楽しいはず 疑いたくないけれど いつから君はその笑顔で 平気な嘘をついてたの 信じられないままの僕 昨日 さよならと手を振り 今日 思い出してじんわり 明日 遠い処へ 明後日 優しい気持ちに いつか 忘れるだろうか それから 次の恋を
763 :
名前はいらない :04/12/26 22:24:28 ID:DFdDoXg/
君と出会って 初めての冬が来て 雪の降らない街のネオンの下 ふと想うよ 出会えて良かった……全てに 強くて弱くいられればいい 僕は僕らしく君に会いに行こう 「迷ってもいい」 僕は願う 「君は君になってくれ」 その時に その場所で また君と出会いたい 暖かな幸せの下で咲ける日を ただ信じる花
764 :
名前はいらない :04/12/27 10:29:13 ID:8R1BkF/x
くめ、くめと耳の奥からうなる 手水鉢で掬うと マックロな闇が指の隙間から こぼれおちた それは確かに、私の頭だった
僕は道路に落ちててたまに風で舞い上がるビニール袋。物を入れるのには適してて他の用途はあまり役に立たない。使いようによっては何か利用出来るかもしれないが、やはり風にあおられ汚く成っては…ダメだろう…。人の顔に張り付いたら邪魔扱いだし。
君の生まれた 星のある場所は この指先の指す空の真ん中 高く飛んだ星の瞬き 目の中に映る 遠く澄んだ夜の空気 君の頬をなぞる
767 :
NK談詩 :04/12/27 19:53:16 ID:K4ONvpRC
>>723 詩の中の作中人物は壊れていてもいい。ただ、作者が壊れてしまってはいけない。
壊れた人物、壊れた風景、壊れた情況を冷静に描く「作者の目」が必要。
>>724 どこかのスレッドから切り取ってきたような作品。そのレスに何かを語らせよう
というアイディアは優れて現代的だ。ただ、もう少しレスの内容にインパクト
が無ければ作者のメッセージが伝わらないだろう。着眼点はいいので開拓してほ
しい。ラストにはネット社会への不信感を感じるが…。
>>729 「誰か俺を探して オレハキミニアイタイ」
この強烈なメッセージとそれ以前の退屈な自問自答がアンバランス。この行を
最初にもってきてそこからスタートすべき詩。「俺が探す」じゃなくて「探し
て欲しい」という受身の願望をどう表現するか。埋もれてるカンジを書いてヨシ。
768 :
724 :04/12/27 20:21:47 ID:WuIpKubS
>>767 実は
>>724 は二重
人格の人
の詩だった
の
ですが、、、作ってい
るうち
に
メチャクチャ
ノ
グチャグチュになってし
ま
い ま
し た
評価あり、ありがと、ありがとう、あり
がとうざい(ます/ました?)
769 :
NK談詩 :04/12/27 23:04:22 ID:K4ONvpRC
>>732 >ずっとずっとこのままなんて無理だけど
このフレーズが読み手をこの詩の世界にひきこむ。具体的な情況を描写せず、
感覚的に情況を伝えるこの作者独特の技法。
>ちぎってぐちゃぐちゃに丸めて〜名前をつけてあげるから
イメージの飛躍がみごとな軌跡をえがいている。
子どもにもおとなにも書けないような詩。この独特の技法と文体は自然に身に
ついたものだろうか、よどみなく言葉が紡がれている。文学性はもとより高い
が、だれにでも愛される「売れる」要素をもっている。詩的世界をもっと広げ
ていってほしい。
770 :
ななし :04/12/27 23:50:11 ID:lt5MBBq7
足は地に着いたままで 目に映る宇宙はきれい
771 :
名前?いらんいらん :04/12/28 00:32:54 ID:WN3dgEPJ
見覚えのあるもう一つの世界は真っ白な雪を抱えて 目の前を透明色にぬりかえていく 僕らはそこで足踏みを繰り返す 残ったかけらを掴んでは放り出していく 足下の色を消していく
孤独になったときいつも思うの 誰もかもが傷を感じない心で生まれてくれば こんな思いはしなくてすむのにと
君と一緒に歩いた あの桜並木はもうないらしい 古びた家も紫陽花の丘も アスファルトになったと聞いた 春になると桃色になってた道も 今はもう灰色なんだよ バスが来ないで欲しいと思った だけど君はバスに乗って 僕達は別々の道を歩いた 「サヨナラ」 そう交わした日 桜が散っていた 僕は君との最後の桜並木を歩いた その向こうには小さなバス停があって 僕達はいつもそこで別れた 東京に来たんだ ここには何でもあるよ どんな事でも叶う気がする でもここにはあの桜並木はない 古びた家も紫陽花の丘も桃色の道も小さなバス停もない すぐに泣いてしまう弱虫の君も居ないよ 僕達の想い出は消えたんだ 叶わぬ冬の夜が今日も来る 僕だけあの日のまま あの頃の唄ばかり聴いてる 何だか置いてけぼりみたいだ
掠れたえんぴつを指先で持って 誰もいないアーケード 朽ちた砂壁のような世界 単色の光りだけが道を照らす 異世界に迷い込んだような気分で 周りを凝視しながら クシも通していない髪をかきあげ 踏み出したつま先を見て歩く 遠くから響くどこかの工場の音とバクパイプの響き 古いデパートの屋上 誰もいない遊戯場 つきまとう黒い鳥 不安げな白い雲 頭の上をただぐるぐると回っているだけ 死んだ子犬のような色の 崩れかけたベンチに座り 狙撃手のように目を細め ちびたえんぴつを削る 潜水病になりそうな深い空と誰かが忘れた赤い靴 小汚い動物の乗り物 トランポリン あの日見えた気球とあの子の長いおさげを書き足す 手を繋いではしゃぎ回る子供達 干からびた世界に染みこみすぎて 取り残されていく 完璧すぎる光景 ライターの火を最大にして あの気球で空に落ちていけばいい
775 :
zan :04/12/28 10:44:18 ID:14fQJto1
僕は生きる。理由は知らない。 でも僕は歩みを止めない。 止めればすべてを見失ってしまいそうだから。 だから僕は止まらない。いつまでも
776 :
NK談詩 :04/12/28 19:22:47 ID:L4cliQ+K
>>733 この詩が「キミ」に話しかけているのなら「キミもいる」はいらないだろう。
「がんばって生きよう」と気合いを入れてしまうものだから詩全体が硬くな
ってしまった感じ。なんか標語っぽい。
ちょっと休んだらまた歩き出そう、くらいの楽な感じで書いてみては。
>>734 少なくともこの作者の本来のフォームではない。新しい作品世界を拓こうと
する苦闘はみてとれるのだけど…。
>>735 >忙しいマニュアル挨拶
ファーストフードとかでよく耳にする奇妙な抑揚のついた挨拶は「マニュアル
挨拶」と言うんだろうか…と少し考えてしまった。
>>739 今回のはなかなかロマンチックで、理屈っぽさも目立たずいい感じ。
野球少年に人生のエッセンスを説いているような光景が浮かび、ほほえましい。
照れ隠し的な最終行はもちろん無いほうがいい。
777 :
◆qt390KPQ/U :04/12/28 20:54:54 ID:yebb8EgQ
鋏で切り開こう 絵の具で色をつけよう 手作りの道を歩こう いつか凍えた指先 いつかの涙で色を溶く 寂しさを忘れたら また独りになってしまうから 白い景色に色をつけよう 塗りつぶしたりはしないんだ 変な色になってもいいさ それも好きになるから 今は凍える指先 手を繋ごう
評価ありがとう
「川の流れのように」 例えば翼があったって どのみち自由にはなれないね 遺伝と環境次第なら お前もつまり、誰でもないのさ 流れるたびに丸くなり 下流につれて汚れてく このまま流され落ち続ければ いつか海に辿り着くかな?
780 :
名前はいらない :04/12/29 12:48:32 ID:HJ7IfF00
白熊と二人で真っ暗な北極海をながめた 忘れたいことは全て忘れて 残虐な血も醜悪な言葉も 多分もう戻りたくても戻れなくなっているんだろう どこまでも進むというのなら 私はここで降ろして欲しい どうか一人で安らかな 本当に安らかな死を迎えさせて欲しい 今に波に乗って たくさんの死体が流れつくはず それまではこんな戯言の中で 甘美な夢を見させて欲しい
781 :
NK談詩 :04/12/29 16:59:56 ID:60J9X7/O
>>741 4連めまででクリスマスのステレオタイプな幸せに対する嫌悪感は漂い出ている。
だから5連目がもったいない。ステレオタイプな幸せを突き崩す別な方法がある
と思うのだが。
>>742 ?>怒りの向きを自分に向けて落し物をした
この1行目の表現が直訳風でこなれていないので、その後もずっと同じ調子に
なってしまったようだ。「怒りに我を忘れて落し物をしてしまった」くらいの
ほぐれた表現にしないと通じにくい。
>>743 >>高値の花に成り下がる
「高嶺の花」を文字っているのだろう。飾られてもったいぶられて値段ばかり
が高い花になってしまったという皮肉ととれる。おもしろみがあって短詩らし
い余韻もある。
>>747 ただただおかしい。「しゃくだから」が妙におかしい。
782 :
友路 :04/12/29 22:51:26 ID:2nX/0Vir
足跡 一歩ずつ踏みしめて歩いた道に 残った足跡は 初めの一歩だけだった
783 :
友路 :04/12/29 22:54:10 ID:2nX/0Vir
初め×→始め でした
「自爆部隊黄昏」 自業自得って言っても 連帯責任混じりで 孤高存在的な事 何一つ認めちゃくれなくって‐ 「きれいだね」って微笑みかけてくれた 君の元に向かうよ あっという間に消えていった 白日の第二太陽の元に 君は何所で何をしてるのか まだ動いているって信じて‐ 華のように花火のように 君は白に散ってった 「きれいだね」って華を見て 僕に微笑みかけてくれた 君は 今‐ さよならじゃない また合えるはず 国の名目で僕は君の元へ ココロの核が はじけ飛んで 君と同じところに とどきますように‐ こんな勝手な俺が 他人の足引っ張ってても こんな孤独な俺が 国に否定されてても 君の元に Fly Down And me Down
786 :
NK談詩 :04/12/30 14:01:03 ID:zchF2OW9
>>748 時間の永続性というテーマだが、内容が当然すぎてインパクトがない。
限りあるわが身とひき較べている作者の存在をうちださないと誰が書いても
同じような作品になってしまうだろう。
>>749 「勇み出る」という言葉を久しぶりに目にした気がする。明治時代風の文体
で書かれた作品だが、文章はしっかりしている。試みとしては面白いが、作
者本来の文体で書かれた作品を読みたい。精神の炎の明かりを「電燈」とい
う表題で暗示したとぼけたセンスもいい。
そのとき受けた感覚を 忘れる事は無いだろう そのとき受けた感覚を 感じる事はもう無いだろう きっとそれは 自分の中に受け入れていて きっとすぐに 自分の中で消えていく 儚い感情 移り行く心情 本当はもう過ぎていて 本当はもう存在しなくて 残像が響くだけで そのときの現状ではない そのときが及ぼす影響 一時的な不快感
788 :
NK談詩 :04/12/30 23:23:58 ID:jVzAo/8z
>>752 ?>>僕と君との境界線
終盤になって急に「君」が登場する。少年時代の友達なのか? だとすれば
トロッコにはふたりで乗っていたことになる。「誓いの旗」も友人との誓い
を示すと考えるとしっくりする。それとも今の僕が過去の僕を「君」と言っ
ているのか? それは少し無理ではないか。読み手はこの「君」のところで
描いてきたイメージの描き直しをさせられる。登場人物は最初にはっきりさ
せるべきだろう。
789 :
依存症 :04/12/31 01:56:31 ID:HP9BrdNM
君を好きになって 世の中全部違って見えた 君と一緒にいて たくさん話もしてるのに アタシのココロは ただひたすら君を探してる いくら一緒にいたって もっともっと一緒にいたくて どんなに話したって もっともっと話がしたいと思ってしまう 君を愛するが故 仕方のない事 そう それはまるで 薬のように アタシのココロを麻痺させたのでした…―
午前中には連絡来るはず もしかしたら 期限ぎりぎりノーサンキュー 目を閉じても君の顔ばかり耳を塞いでも君の声ばかり今日もやっぱりきみ尽くし 一分は一時間のごとく 一時間は一日のごとく 電車の速さは亀の歩み おれの足と心は要介護 なんか腹減ってきた たぶんきみに飢えてるせい 時計の針は正午を指した 待ってる時間は嫌いなんだ 今からきみのもとへ 両手の小指に赤い糸を結びに行く
791 :
通行人 :04/12/31 10:18:25 ID:ttiNqekv
792 :
NK談詩 :04/12/31 15:36:53 ID:rcctzv3x
>>753 >流れるたびに丸くなり 下流につれて汚れてく
シニカルな最初の2連に対して、このフレーズでは「それもしかたないことな
んだよ」というニュァンスが感じられていい。そしてどういうわけだか最終行
行をキメない作者(笑)…。
793 :
火流 :04/12/31 19:46:39 ID:pHJMYLW8
年越しの大雪が周囲を包む 封じ込められて身動きのとれない心がざわめく 裸で雪の中に飛び出す勇気も無い 体中から手が伸びて自由と言うなの獲物を掴もうとしている 落ち着け 心を静めろ 時は過ぎ 時は巡り来るはず
794 :
名前はいらない :04/12/31 22:45:37 ID:bYsXaGVr
『ヒキコモリに捧げる挽歌』 もうすぐ年が改まる 明るい未来が見えてくる 何故に、おまえは引きこもる まぶしい光を避けるように 左に多量の抗鬱剤 右手で自分を慰めて 何故に、おまえは引きこもる 闇に閉ざされ、部屋の隅 厚いカーテン締め切って 扉は幾重も鍵を掛け 何故に、おまえは引きこもる まるで全てを避けるように 悲しむ者はいないのか? 帰れる場所も消えたのか? 何故に、おまえは引きこもる 今日も都会の片隅で 渡る世間を踏み外し 頼れる人にも出会えずに 今日も、おまえは引きこもる 輝く明日は、どこにある 今日もモニターの前だろう おまえは何を求めてる? 今日も、おまえは引きこもる おまえの明日は、どこにある・・・・?
夢の中で思い出した 忘れかけのMemory 誰かとは違う貴女の綺麗な声が聞こえる 優しい言葉に 本当は傷ついていたの いつもなら泣きだしたりなんかしないのに 今はもう 過ぎ去った日々を 遠目に見ることしか出来ないけれど 夢の中にまで持ち込んだ 忘れなれないMelody 凍えた胸に今もまだ小さく燈ってる 優しい言葉に 傷ついていたけど 本当は真っ直ぐ受け入れられなかっただけ どこに行こうとも どこまでも付いてくる 自分自身をもう少し見つめてよ 気付くのはいつだって 歩きだした後だけど それでもまだ間に合うはずだから
泣いちゃだめ。 コレは きっと試練なんだから。 足元をみちゃだめ。 自信が消え失せてしまうから。 今日はもっと 昨日よりきっと良い事がある はずだから 未来に期待をしよう。 …だから それまで。 溢れそうな涙 抑えて。 大丈夫。 良い事は きっと 必ず目の前に現れるから。 泣いちゃだめ。 …ほら 笑って。 輝くような笑顔 みんなに見せびらかしてやろう。 そうすれば ほら 辛い試練も 楽になるような 気がするから。 気がするだけじゃ ダメかも知れないけど 楽って思えば 楽になってくるから。 大丈夫。 大丈夫だから 足元を見ないで さぁ、自信を持って まっすぐ前を向いて 歩いていこう。
797 :
名前はいらない :05/01/02 08:13:18 ID:lZT5ih63
「ふとん」 お正月は忙しい 時計の顔がバンザイだ ありがとうね 君がいなきゃ休むの忘れちゃうよ
798 :
名前はいらない :05/01/02 11:19:23 ID:Dq/O8aEZ
「時」 時よ時よ 進め進め 今我は楽しみに包まれている 時よ時よ 戻れ戻れ 今我は悲しみに包まれている 時よ時よ 止まれ止まれ 我死に 時は終点なり
799 :
きづみ :05/01/02 19:30:36 ID:/cGrlqB1
道に迷うのはもう慣れっこ 右へ行っても左にいっても結果は同じ クイズや問題や質問に答えて進んでいく これが私の人生 つまづくのは当たり前 簡単にゴール出来てしまったら きっと成長なんて出来ない ちゃんと人生のルールを理解すること ほんの数分の出来事思い出にします 私には大切な事なのです 辛いとき思い出しては元気付けていくのです 小さなココロが楽になった事でも そんなささいな事で 充分私の人生はやっていけるのです
800 :
1 :05/01/02 19:38:23 ID:/cGrlqB1
あなたの癖を一つづつ確認しながら数えて行く それが嬉しくて堪らない時期があった あなたの趣味を自分にも出来るかなんて 小さな冒険心を作りながら 挑戦しようとしている時期があった あなたの生活を私が入ることで壊れやしないか あたり障りのないようにしていた時期があった 今はそれが駄目になったようでとても残念に思います 私は誰の傍にいることでしょう 出来たらまたあなたの傍でココロ踊らせてみたいものです 邪魔でなければ無邪気でいたいのです
801 :
2 :05/01/02 19:45:09 ID:/cGrlqB1
私幸せだったわ その言葉が最期となりました そんな言葉嘘に決まっているだろう? 私がキミを幸せにするような事したかい? 服を買うのも 靴を買うのも 鞄を買うのも 何もかも一人だっただろう? なのにキミは何故最期まで笑顔でいるんだい? なんでキミはそんな目で私を見るんだい? キミはこんな私といて、ちっとも幸せじゃなかったくせに なんで なんで そんな微笑むんだい? 何故そんなに手が温かいんだい? それが・・・それが最後のキミの仕打ちかい?
802 :
749 :05/01/02 22:22:39 ID:doWDqhhT
>>786 有難うございます。
励みになります。
モット精進させていただきます。
803 :
名前はいらない :05/01/03 00:41:54 ID:KRjd+KtQ
>>754 時間はあるぞ、何事も努力だ、頑張ろう、俺もついてる、と伝えたいメッセージが
全てそのまま書いてある。これでは何かスローガンのようだ。こういうことを直接
書かずに、読んだ人が「ああ、時間があるんだな、努力って大事なんだ、よし頑張
ろう、このひともついてくれてるんだし…」と思うように書いて欲しい。あと、リ
ズム感がない。いろんな詩を読んで詩独特のリズムをつかんでもらいたい。
804 :
名前はいらない :05/01/03 01:09:24 ID:EGaNDSU5
>>755 文章がひどく混乱してる。読むと
最後の一枚何度も見直して(ウンウン)マフラーを忘れずに(エッ?)
ポストに年賀状を(最後の一枚ってコレね)綺麗な空だった(ハァ?)
となってしまう。冬空の爽やかさを伝えたいのはわかるんだが、文章の整理が必要。
805 :
名前はいらない :05/01/03 01:25:31 ID:de4+9ozt
>>756 単に飲み物選びの詩なら好きにすればでおしまい。恋の相手選びを匂わせているなら
多少おもしくはあるが、物足りない。コーラみたいな男(女)、牛乳みたいな男(女)、
ミネラルウォーターみたいな男(女)とたとえ話しにして、もっと具体的に書くとお
もしろいだろう。「オトコなんてしゃぼんだま」という歌があったが「オトコなんて
コカ・コーラ」でも一篇の詩にはなる。
806 :
名前はいらない :05/01/03 01:37:59 ID:D3UyCwhX
>>757 哲学的な自問自答。アタマのなかだけで語られてる詩。
「自分って何なんだ?」と思う瞬間は誰にでもある。それは牛丼を食ってる時かも
しれないし、階段を上がってるときかもしれない。生活のなかでふと「自分って何?」
と感じたその瞬間をとらえて語ってほしい。
い。
807 :
名前はいらない :05/01/03 01:57:52 ID:8uuN5GHC
>>758 「昔見た夢。今はもう届かない夢。」ここだけが詩の文体でほかの部分が普通の文章
という感じがしてしまう。内容や表現も大事だが、リズムで書く感じをつかんでほしい。
808 :
名前はいらない :05/01/03 02:13:40 ID:IbUc5td2
「存在」 君が笑っている時は 後ろで一緒に笑っていたい 君が怒っている時 は後ろで一緒に怒っていたい 君が楽しんでいる時は それを見て楽しんでいたい でもね 君が泣いてしまって前を見れない時 そんな時気がついたら 僕がいてあげられるように 僕は君の後ろにいたいのです ちっぽけな存在でしかないけれど 僕は君を支えてる 君は僕に支えられてる この揺るぎない事実が 僕を支えているのです。
809 :
名前はいらない :05/01/03 02:14:40 ID:zdTX7ovl
>>759 文章が装飾過剰。「反照の苛烈なる色彩のうちに」というのはどういう色彩なのか。
字面ばかりが踊っていてなんのイメージも湧かない。赤いとか黄色いとかいうほう
が大事なことだと思う。三島由紀夫以外の人がこのテの文体で書くとなんかおかし
い。
810 :
名前はいらない :05/01/03 02:40:29 ID:ZYv+5Otg
>>760 鍵穴から覗くとか扉を蹴破るとか、フロイトっぽい暗喩のような気もするが、とい
ってどういう意味性があるのかはっきりしない。最終連のたたみかけるような描写
は面白いし詩全体のリズムもいいが、意味性にとらわれすぎて難解な作品にしてし
まっているのではないか。
たまに止まる 目の前の動き たまに現れる 思い描く景色たち 私だけ型抜きしてね 周りは自由に囲めるんじゃないかしら 本当にあるのか この世界は
812 :
名前はいらない :05/01/03 03:03:53 ID:ZSS6SS/l
>>762 「いつから君はその笑顔で 平気な嘘をついてたの」
ここがこの詩のエッセンスで出会いも別れも要らない気がする。
男をふりまわす少女の魔性っぽさを表現してみたらよいと思う。
813 :
名前はいらない :05/01/03 06:25:19 ID:I9mtjKUF
「ストレンジ カメレオン」 I wanna be your gentleman 変われる場所を探しに行こうか 誰かみたいに I wanna be your gentleman 隠れる森を目指してみようか 痛くないように 汚れた川を僕と泳ぐ 君はとてもキレイだった 浮き沈みしながら 向こう岸へ辿り着いた後を 考えてる 今でもずっと 君といるのが好きで あとはほとんど嫌いで まわりの色に馴染まないのカメレオン 優しい歌を唄いたい 拍手は一人分でいいのさ それは君の事だよ 僕はストレンジカメレオン
814 :
名前はいらない :05/01/03 06:29:43 ID:I9mtjKUF
age
815 :
自己修正 :05/01/03 12:20:27 ID:yI5ACSF/
気持ちの問題で 済ませ 自分の中では解決済みで 悩む気持ちなんか 欠片も 無いことに今さら気付いた 「ちょっと気付いて見ただけだ」また心の中ですぐに忘れる 実際問題に触れないで 解決済みの刻印押して 逃避じゃないだろか 逃避だろう でも なんでだろう 本当の問題の解決方法が見つからないよ 軽々しく解決してたことに気付いて もう遅いとも知って それでもまた少しずつ 歩くうちに脳内自己 解決 気分で押した君の背中 助走で飛び蹴りかますよ 同志が気分悪いというなら ブローをかまして吐かすよ 「自分なりの思いやり」またすぐ手をだしてる 本当にそうなのか 分からないけど大切なのはココロ 暴力反対だ 暴力じゃないって自己主張 して なんでだろ すがすがしいや コイツナリノオモイヤリ ちょっとの誤差がまじっていても 大切なのは気持ち 少しずつでいいから 歩くうちに誤差を自己 修正
816 :
名前はいらない :05/01/03 18:22:27 ID:PFQihdsI
>>764 >くめ、くめと耳の奥からうなる。
不気味な擬音が効いている。ただ、指の隙間からこぼれ落ちたものが「私の頭」と
いうのはちょっとイメージが飛躍しすぎではないか。指の隙間からこぼれおちそう
なものが最終行に入れば印象深い短詩になると思う。
>>765 >>766 765は散文で766は詩。七五調とか韻律にとらわれない自由詩を散文と分けるのは
文体のリズムとしか言いようがないと思う。リズム性の強さで詩>散文詩>散文、
くらいか。七五や韻といった「公的リズム」がかつては詩であることを保証して
くれたが、自由詩は文言だけでなくリズムも自分で作らなければならない。それ
だけ骨がおれるわけだが、「私的リズム」だから個性と多様性はたっぷりある。
>高く飛んだ星の瞬き 目の中に映る/遠く澄んだ夜の空気 君の頬をなぞる
「高く飛んだ」がちょっとしっくりこないけど夜空の清冽さを感じるきれいなフ
レーズ。
地下鉄 昼でも暗い中を 走らねばならない お前不幸な都会の旅人よ、 地下鉄を走るとき 爽快な風が吹く でも少しも嬉しくない 政治といふ大きな奴の 肛門の中を走るやうだから 地下鉄は つまり多少臭いところだ。
818 :
名前はいらない :05/01/04 00:42:27 ID:fZvmuUU5
傷つかない悲しくない悔しくない なんで? いつも自分を偽っているから どんな時でも にこにこへらへら 「悩みのない子ね」よく言われる それは違います 悩みがないのではなく 悩みのない子を演じるのが上手なだけ このままわたしは一生 良い子を演じ続ければいけないの? そうして誰もがわたしの芝居に騙されたまま わたしは死んでいかなければいけないの?
枯れ荒れ野 かさりかさりと がしゃ髑髏 我もはや 太刀の重みも 忘れけり 夕闇に 神鳴り響き 風が吹き 空に武器 割れた大地は 血を吸わん
「2ちゃんを詩で表現しようスレ」で僕ちんの詩が放置されたので ここに貼ります。はい、ペタっと。 よろしくおながいし升。 ひとの名はすこしおもかったので ひとは名を捨てたがった 産まれるまえ だれもが名無しだったので だれもが帰りたがった 雲のない青空のようなその場所に ここでは 無数のだれかの息吹と 無数のだれかの足音だけがきこえる ぼくもまた 名を捨て からだを捨てて 質量のないことばを 青空にむかって 放り投げる ほら いまぼくがしていること ぼくは無数の名無しのひとりになって ぼくは消える
821 :
SAPARA :05/01/04 21:33:08 ID:zbTCbJhu
君は知っているのかな? 本当の僕を・・・・ 君が好きな僕は作り物の僕だ 可愛いしぐさで サラサラの髪をなびかせて 甘ったるい香りをふりまいて いつも笑顔で・・・ 本当は違うんだ 君の前でだけなんだ わかってるよ こんなんじゃ駄目だって いつかは嫌われるって・・・
>>813 なぜpillowsの歌詞を書いているのですか?
意図が分かりません。
あなたが書いた詩なのですか?
人が書いた詩をあたかも自分が書いたかのように。。。
意図が意図が意図がわかわかわか分かりませせせん。。。。。
ふざけてんですか。
目をそらさないで下さい。
sの歌詞を書いているのですか?
意図が分かりません。
あなかりません。
あなたが書いた詩なのですか?
人が書ですか。
目を書いているのですか?
意図かりません。
あなかりません。
あ書いていかりません。
あなかりません。
あるのですか?
意図が分かりません。
あ書いているのですか?
意図
823 :
トーマス :05/01/05 01:58:29 ID:OIpcqP72
<後退> あれ何か俺 歩みを止めてるよ そんな事無い ああ そうか 一歩進んで 二歩下がってるわな どんどん 転がってるって事か だめじゃん 気づくの 遅ぇ 時間が解決するなんて そんな事誰がわかるんだ? んなもん 図太い奴が 悲しいフリしてるだけだろ そう 俺 繊細 ガラスみたいな 心のフリ 崩れた 痛い 立つのは だるい 努力 そんなの 何度も出来るもんじゃねぇし 何度でも蘇る 不死鳥のような 心が欲しいな ゾンビのような 腐った心と体 気だるい俺が 呆然とした日々を 不甲斐なく 過ごす また眠れない
824 :
うんこ :05/01/05 09:29:43 ID:6HnLLP3Z
「 ※彼輩は蝿である。 名前はいらない。 2ちゃんで手下を欲しがっているが人でなしになんか構うな。蝿の糞投げ合戦に付き合うな。 詩人の魂の再来を気取るなんて論外だ。あんな馬鹿。 へらへら笑って他人に尻を拭かせるような輩が何が詩だ。キモインダヨ。」 作文なのに詩ってどういうこと?誰か聞いてみて。
825 :
不細工 :05/01/05 09:34:02 ID:6HnLLP3Z
「 ※彼輩は蝿である。 手下はいらない。 2ちゃんで名前を欲しがっているが蝿になんか構うな。人で無しの糞投げ合戦に付き合うな。 。」
墨汁の中にビー玉を落としたように 夜がふわりと訪れる 今日は妙に夜が濃い 不可視の重力に潰されそうな 夜叫ぶ犬 獣の眼のような 鋭角に研ぎ澄まされた三日月 その切っ先に縄をかける 三日月の首つり台 その前で 俺が今までしがみついていたものが どれだけ反逆的な行為であったのか 問いただす聖職者 それなら笑って飛び越えよう
age
age
829 :
名前はいらない :05/01/06 16:11:55 ID:dk2IQF5J
ともだちがいる そのこはぼくのことをだいすきなのに ぼくは だいすきなのに いわない もうちょっとぼくをすきでいてください はなれないでよ おねがいです だいすきです おねがいだから はなれないで ほかにいかないで それでもぼくは ふあんをきみにはつたえない すきだときみにはつたえない ころしてほしい あなたがいないとぼくは いきられないんだよ これでもいっしょうけんめいのんびりしてるのに。
830 :
名前はいらない :05/01/07 22:23:47 ID:S9uxn9pF
怒りを忘れてはならない 腹の底から突き上げる怒りを この世の理不尽に 力の及ばぬ領域に 涙を流すしかできぬことに 見て見ぬふりをしてきたことに 怒りを忘れてはならない
831 :
with :05/01/07 23:59:26 ID:OcRiXX+0
私である前に 人である前に 女である前に たった一つの ちっぽけな命なのだと あなたは教えてくれた 心に燈った 小さな蝋燭の炎が揺れる度 あなたはそっと 手を差し伸べてくれた 暖かい微笑みで 私を包んでくれた その面影が 消えてなくなりそうになると 私は態と平気なふりをした 一途になれるほど 素直じゃない私に あなたは最後まで 優しくしてくれた その優しさ 優しさじゃないよ
あたしは一体なにを恐れているのやら 夜が訪れるたびに部屋の隅で混沌を睨む 絡み合った糸の真ん中には光があるかどうか それとも毒が出てきてあたしを殺すのだろうか 思いを巡らせる程に眠りは遠退いてゆく 時計の細い針が秒を刻んで夜を動かす それでもまだ夜明けはこない 光はこない あたしの元には なにもこない ただ混沌だ
833 :
劉邦 :05/01/08 00:48:18 ID:vbmFaAaU
劉邦を知っているか 偉大なgeneral 劉邦を知っているか かわいそうなemperor 遙か広がる 四千年の荒野 なっげー城は建ったけど 支配者はdemon king そんな時 彼は立った シビレをキラして 彼は立った 現れるrival 命を共にするfriends 全てが彼を輝かせた 劉邦を知っているか 偉大なgeneral 劉邦を知っているか かわいそうなemperor rivalは死んだ 足下に咲く虞美人草 でっけー国を手に入れて いまや彼はregend king だけれどな 彼は一人 人を信じず 彼は一人 彼を囲むloneliness 信じ切れないold friends 全てが彼を老いさせたのさ 劉邦を知っているか 偉大なgeneral 劉邦を知っているか かわいそうなemperor
言い訳はいらない 楽しい戯言とお遊び そんなの知らない 時が過ぎるのを楽しい振りしてみんなに合わせてただけ ここにいるよ、ここにいるよ あたしの存在を認めて欲しくて テンション高めるけど、ただの滑稽なピエロ 終電までに帰りたいのに、独りで過ごすのがみんなと遠くて そのまま離れていくばかり without you BGMは彼の自己主張 彼女は聞き流して知らん振り without you スポットライトが当たらない あたしだけいつも裏方なのね お金がなくなって、なんとなく自己嫌悪して 騒いで、飲んで、笑って どうでもよかったはずなのに元気になっている早朝4時30分 嗚呼、
835 :
ハヤシ・ハジメ :05/01/08 09:12:04 ID:QthkPe13
<ある場所> ここは悩みのないところ、おいで・・・、おいで・・・。 ここは悩みのないところ、おいで・・・、おいで・・・。 ほら、そこの君のことだよ。 見てるのだろ? ここは悩みのないところ、ここは悩みのないところ、おいで・・・、おいで・・・。 よかった。君は信じてくれたみたいだね。 ここは悩みのないところ、来てくれてありがとう。 そして、さようなら。 僕はここから出て行くよ。 今度は君が悩める人を呼ぶんだ。 ここは一人しか居られない場所なんだ。 そこは悩みのないところ、そこは悩みのないところ、僕のいないところ。
2年前と同じ詩を貼ってみたのだが 前回は絶賛してくれたのに 今回はバッサリ切り捨てられた・゚・(ノД`)・゚・。
ずいぶん批評というか感想も書いてみたけど、批評家少なすぎてとてもさばき きれません。ひとりの目では見落としてしまう良い詩もあると思う。4,5人 のレギュラー的な批評家がいないと、とても批評スレとしてもたない。スレ主 さん集めてきてくださいよ。願う。
839 :
名前はいらない :05/01/08 23:55:04 ID:9sfOt+0b
840 :
名前はいらない :05/01/09 00:05:25 ID:D5J2krtq
>>834 お前は結局どうしたいんだよ、と思った。
ただの愚痴を連ねた日記帳レベル。
いきなり出て来た体言止めもなんか気持ち悪い。ってかテンポがぐだぐだしすぎ。
あと「テンション高める」ってなんだよ。言葉の選び方が稚拙すぎ。
>>833 ワラタ
841 :
名前はいらない :05/01/09 00:10:46 ID:D5J2krtq
ていうかね、 お前ら、バンプオブチキンの影響受けすぎ。
「ある一日の音子による素描」 聴こえてくるあけがた ミロ ソトハシロイソラ 手のひらにひろがるダマスカスの道 ひずんだパンク×ロックとバロック セコンドハンドランドに目くじら かしましいさえずりのなか 量子にも神さまにも感情移入 よくばる思考が路頭にまよう タタタン、タタン、タン、タタン リズムは追いかける真昼間 いつかほどけていた指紋が 五線のようにまつわって あわてて手のひらを閉じる 頼りない「まなざし」が ヒトを人と為す昼さがり 聴こえてくるたそがれ ホラ ホシニイロドラレ 「カタログ」にもどる鳥 こころないことが救い 市松模様の箱を手に 今夜も枯れ渡る月の子 欠けた自分をさがす衣擦れ その無益をさとすささやき 真夜中はまぶたに降りて うっとり人でなしになる彼
>>780 なんとなく綺麗な風景。でもいまは悪趣味な風景。鼻を隠す白熊のことは言ったっけ。ぼくは白熊を果てしなくばかにする。それでもこの詩の風景は綺麗だと感じてしまう。
>>810 >>760 へのレス有難うございます。
この詩はアンチ・フロイトも意識してるけれど、最近はことばの意味はなるべく無視して、字面と音感だけで書いています。
844 :
まーろっく :05/01/09 11:44:43 ID:Ob3nHM2B
>>832 『混沌』の具体的な描写が必要じゃないかな。蜘蛛の巣のような混沌をイメー
ジしているのはぼんやり伝わるけど、もっとはっきり書いたほうがいい。孤独
な夜の不安感は出てる。
845 :
まーろっく :05/01/09 13:26:59 ID:Ob3nHM2B
>>831 相手の優しさがだんだん冷めてきてやがてうわべだけのやさしさになっていく
…心が冷めていくグラデーションが面白い。欲を言えばその濃淡をもっと強調
してほしい。四、五連目はやや意味がぼやけているのでインパクトが弱くなっ
てしまっている。あと、ちょっと観念的でリアリティが乏しい。相手の「男」
の実在感がないとこの詩のテーマが生きない。
846 :
マッドドラッグ :05/01/09 15:12:50 ID:dJithw2c
周りがどうのとほざく奴らへ・・・ お前ら見てろよ これが俺の生き様 午後を過ぎたころが俺の活動時間 周りの奴らが眠る頃 被害者に成りすました加害者 毒蜘蛛のような黒い俺見参 眠る時間にも眠らぬ人間ども 俺の餌発見 毒持ち蚊のように見えない猛毒 無音瞬殺ノ極意ハ深夜帯 ギリギリ生活24時 常時目覚ましが鳴り響き クスリが切れれば苦痛 危機 眠気と吐き気のパラダイス …パラライズッ! 見てみろよ 又来たぜ俺にとっての加害者 来てみろよ 又逝くぜ俺にとっての被害者 してみろよ 又殺るぜ俺にとっての餌 見てみろよ 赤いモンぶち撒いて地獄逝き 毒蜘蛛ノ活動時間 毒蚊ノ標的 深夜帯ノ寝ない奴らに 毒蜘蛛ノ活動時間 毒蚊ノ標的 俺に捕食されに来たな あ あ? 攻守逆転 俺が被害者に立つ 奴らが加害者か深夜帯ノ俺が餌 捕獲されたな 俺も餌のように 効力も切れる 苦痛の地獄入り もうダメだ もういいや 何もかも すべて 毒蜘蛛も所詮蟲だったか 毒蚊も所詮蚊だったか
「ガーリッシュ・ボーイッシュ」 自分の意思でぶち破れ 檻から自分を抜けさせろ 常識とか気にするな 非常識がものを生む 僕らは抜け出せない ルールブックの呪縛から ときには焼き捨てろ 当たり前なんてものはない らしさとか知識とか ときには足かせになる はずしたければ鎖ごと打ち切れ さあ、ぶち破れ! 鎖のような束縛を 青年よ!フリルを身にまとい 手錠を切り裂け! 先入観の束縛を 裂け
木陰に隠れて あなたを観てたよ 海中に潜って あなたを待ったよ 空中を散歩しながら あなたの手をひいたよ これから どこで あなたを 待とうかな ふたりは いつまでも クロスしない 道を辿っているね
849 :
名前はいらない :05/01/09 23:20:31 ID:UdOKyFuk
大きな屋根の下で僕らは知り合ったね ちょっと後ろめたい気持ちで出会い 人目を気にしながら会い続けたね 海、山、100万ドルの夜景・・・ いろんな場所で同じ時間を共有したね よく笑ったね 喧嘩もしたね 全ての出来事が僕にとって かけがえのない出来事だったよ でも君の心の中にはずっと もやがかかっていたんだね そんなことも知らず僕は走り続けた こんな僕らは今岐路に立たされた 君は右の道、僕は左の道 それぞれの道を開拓していく きっと君はまっすぐ道を切り開いていくのだろう そして僕は右寄りに道を切り開いていく
850 :
まさお 9歳 :05/01/09 23:44:29 ID:BTZ0bo+s
ガムテープと僕 ガムテープと僕は親友だ だって いつも一緒にいるもの ほら 学校でお絵かきするときも 交差点の角を曲がるときも ガムテープはいつも 僕と一緒にいるんだ
851 :
詩と死は似ている :05/01/09 23:47:08 ID:BTZ0bo+s
俺は思うんだ 生死と精子が似ているって
852 :
american history x :05/01/09 23:54:11 ID:BTZ0bo+s
我々は敵ではなく友だ 一時の激情に流され 友情の絆を断ち切るな それぞれの心に住む天使の指が 我々をつなぐ細い弦をはじいた時 それはきっと 美しく高らかな音色を奏でるであろう
スカルフェイスな盲人共に荘厳な空想の塊を投げかける サント・マドレイヌ教会の高くそびえる鐘楼の 古い鐘は風を呼ぶ 風の巨人を呼ぶと言う 木の枝揺らすやさしい風は犬ののど元を撫でると言う 真夜中の公園のブランコ キィキィと揺れるのは風の巨人の悪戯か それとも見えぬ悪魔が ただ一人でする哀れな遊技か サント・マドレイヌ教会の懺悔室には悪魔の彫刻がある 悪魔はじっと聞き耳をたて 罪人の 涙ながらの告白を ただ一人聞きながら 明日は誰の影になろうか 誰の目もはばからず高く舞う鳥の影になろうか そんな思想を呟いている
青を争って ただ ただ こうしてるだけ なみだはいらない えがおはひつよう ただ ただ こうしてるだけ ことばはいらない よりそってるだけ ふたりがうまれてきたわけを たしかめあえば むりやりでも また あしたを いきてゆこうと おもえるんだ 青を争って 精一杯 生き抜いてく たとえ 誰も知らなくても ふたりで 生き抜いてく ふたつのほしが かがやいてる よりそいあって あたしたちも とおくからみれば あんなふうにみえてるのかなぁ 青を争って 精一杯 生き抜いてく たとえ 誰も知らなくても ふたりで 生き抜いてく ただ ただ こうしてるだけ ことばはいらない よりそってるだけ
855 :
逢いたくて :05/01/10 00:43:33 ID:xlXTwgZ9
いろんなことがあるよ あたりまえのように傷つくよ いろんなことがありすぎて まるでなくなってしまったみたい 裸になれば 心も裸に なるんだって 単純だけど 本当のような気がするよ 必要な言葉だけが 雨のように降ってきた 干からびた野菜のように 大きな口で空を見る あいたくて あいたくて あいてくて あいてくて 春色のセーターで 叫んだら 消えてった
856 :
一夜 :05/01/10 00:58:40 ID:74xJmKo8
眠 れ な い こ の 静 か な 夜 僕 は 独 り ぼ っ ち で ベ ッ ド の 上 で ぬ い ぐ る み を 抱 き か か え な が ら 啼 い て い て そ ん な 僕 を 抱 き し め て 欲 し く て 優 し い 声 や 言 葉 な ん て い ら な い た だ 貴 方 の 温 も り を 感 じ た く て 体 温 は 嘘 を つ か な い か ら じ っ と 僕 を 抱 き し め て 欲 し く て そ ん な 叶 わ な い 想 い を 胸 に 抱 き な が ら 今 日 も ま た 夜 が 明 け る
857 :
troy :05/01/10 00:59:17 ID:2SsTdHil
言い訳。 良いようにも悪いようにも取れる世界。 口論ではよく使われるモノであり、とても寂しい会話。 相手を悪く言うこともでき、相手をよく言うこともできる。 2chの場所によるけどよく使われることが多そう。観てるととてもむなしくなる。 あまり良いとは感じなかった。 よくも悪くも言えてしまうなら結論は出ず。 むしろ、逆にこう思いたい。 良い点もあり、悪い点もあるのだと。 「言い訳は見苦しい」 なんとなくこの言葉が理解できたのかもしれない。
858 :
てるあき ◆DDfwggPC.. :05/01/12 16:34:47 ID:OFoXj6Fw
保守
859 :
散歩 :05/01/13 13:02:34 ID:Sfvmbr0b
810〜858まで読んで
>>820 2ちゃんねるを詠んだ詩。名無しであることの気楽さや自由さ。「質量
のないことばを 青空にむかって放り投げる」このフレーズの解放感がいい。
2ちゃんねるは青空のようにすがすがしい場所なのかという反論もありそうだ
が、作者はそう感じているのだからこれでいいのだ。
>>855 愛を求める切実な想いと孤独。心の乾きを表現した3連め、「必要な言
葉」とは生きるために必要な愛の言葉なのだろう。「春色のセーターで叫んだ
ら 消えてった」それほどまでに恋焦がれていながら、愛の対象者は消えてい
ってしまう。春色のセーターで着飾っているのがいじらしく胸を打つ。悲しい、
寂しい、虚しい、儚い、といった言葉を一切使わず心象風景を描ききって、い
っそう哀切な抒情詩が書けるという好例。平易な言葉づかいでこれだけの効果
をあげているところに作者のイマジネーションの豊かさとムダな言葉を省くセ
ンスがうかがえる。
最終電車を見送って 僕は眠りにつこう 明日も君に逢える あの駅に止まる いつもの電車に乗れば 明日も君に逢える だから僕は 明日を迎えるために 眠りにつこう
ついにこのスレも・・・ セン5スレに呑まれてしまったか・・・
>>861 sageて地下スレ化したほうがいいかも。
でもその前に次スレが立つかどうかだな。
>>830 なんか、プロレタリア詩人の詩みたいだ。言ってることはもっともだと思うが、
あまりにそのまんま。心に残らない。
>>829 「ころしてほしい」から「これでもいっしょうけんめいのんびりしているの
に」への落差がこどもっぽくておかしいといえばおかしいが…。こどもの感
受性になりきることはいいが、表現までこどもらしくする必要があるのだろ
うか。
>>826 前半の情景描写が念入りなわりに「俺」が出てきてからバタバタっと終わって
しまう感じ。もう少し後半にボリュームがないと主題も浮かび上がってこない。
864 :
名前はいらない :05/01/15 22:08:01 ID:iRJ8zqyI
ぐちゃぐちゃの世界に問おう ボクの存在理由の住所を いくら探してみても 見つからないまま 迷子のボク 暗闇の彼方でも 晴れれば蒼が広がる 誰に道を尋ねても 答えはない 返事すらも無い 指切りして、約束したよね 「イツマデモトモニイキヨウ」って 死ぬこと知らない幼少期に ねぇ ボクの存在理由は 果たして何所にあるのかな 広い空に向かって昔の君に叫ぶよ 「ボクハイキテイルヨ キミハイマドコニイルノカナ?」 答えはない 返事すらも無い 答えが見つかったよ ボクの存在理由の住所 いくら探してみても 見つからなかった答えだった 過去の約束もあるけど 死なないために生きてんだ 広がる蒼い台地に ボクの悩みを不法投棄 自分の体重が一気に減ったからって そんな走らないで 待ってくれよ 「ほら見ろよ俺の言ったとおりだ」 転んだ
>>823 >そう 俺 繊細 ガラス みたいな心のフリ
この詩にはラップ的なリズムが流れている。ただ、リズムの現代性に対して内
容に新世代らしいインパクトがない。この文体でもっといろいろ書けるはずだ。
「図太いヤツが悲しいフリしてるだけだろ」は文意が不明。
>>821 この詩は僕と君しかいない世界。君にわかってもらえばそれでいいという詩。
たくさんの人に読んでもらって共感してもらおうという意思が感じられない。
日記だポエムだと言われるのはこういう詩だ。
「君」の視線が「僕」のサラサラの髪にくぎ付けになっているときの快感と
優越感を表現してみるといい。「君」が見ていないところで「僕」がどん
なに醜くてあさましいか勇気をもって書いてみるといい。
自己を客観視する視点と表現を獲得することが詩や文学の第一歩だ。
永遠 今はまだ弱いままで 自分の事さえ中途半端で きっと孤独で悲しみ 感情隠す場所が欲しくて 泣いてるよ悔しくて でも触れないでいて もうすこしだけ きっと今度は違うから 消えない足跡消したくて後悔しても消えなくて そんな自分に悲しんでその気持ちを忘れないで 君みたいに強くないけど僕はずっと僕でしかない それでいいんだそれで行くんだ 悲しみは自分の手で壊して行く それでいいんだそで行くんだ 喜びは自分の手でつかんで行く
>>819 レス番がハイクだから俳句を連ねたとしたらお茶目だが、あいかわらず暗澹
とした情景だなぁ。悪魔さんの文体は格調は高いけど硬い。それが魅力にな
る作品もあるが、硬い文体では描ける世界はそう広くないと思う。まあ、そ
んなことは言われなくたってわかっていて、いろんな試みをしているのはわ
かりますが…。
>>818 この詩も821といっしょ。まず、良い子を演じている「わたし」を客観的に
描くことから始めて欲しい。詩想はこれで十分。表現の問題。
>>817 政治風刺とまでいかないが、社会派の匂いがするこの板では珍しい詩。
ただ、地下鉄は政治の肛門という比喩がうわべだけさらっと書いてしまった
のでかえって下品になっている。はらわたとか直腸とかを描写したもっとぐ
ちゃぐちゃしたおぞましい比喩だったら面白みが出そう。
868 :
お湯 :05/01/15 23:43:42 ID:Hl3/8/6G
花 奥の奥にまで秘めた必要のないはずの気持ち 大きすぎるよ 端なんて見えないもの 枯れ落ちた 一枚 一枚 手にとって涙で潤すけど その色は もう 戻らない 差し込んだ光をかたくなに まぶたを閉じて知らないと ついにこんな日を わたし 迎えてしまったのね 開いたドアの隙間から春風が運ぶ優しい匂い そうやってわたしは 新しい季節を知った もう一度 一枚 一枚 忘れようとした 思いの形 ようやく いま 陽を浴びた 「さよなら」が覆った青空も 見上げれば 目も眩むほど こんな素敵な日に わたしはどうしたい これから 知るべきは 自分なりの 育てかた それから 届けるということ ありのままに まっすぐに 誇らしげに 信じられないほどの笑顔で いま わたしは たっている
「やばい」そんな言葉が出てくるのは いつもギリギリの一歩後 間に合ってないだろ 何やってるんだ俺は 遅刻の常習犯になったのはいつの昔の話かな 課題なんて未提出のままでいいや 今日は寝て過ごそう 今日が楽ならそれでいいや いつも脳裏をマッハでよぎってく甘え 今が良ければいいって叫びながら走り去る 時速300kで走れたらいいなって バカなこと言ってるのは いつもどおり遅刻して 教師に説教食らう俺の現実逃避の中 俺が100人いればいいなって 馬鹿なこと思ってるのは いつもどおり課題やらなくて 「家に忘れた」って言い訳してる俺 いつもそうだ 俺の脳内では 辞書の「反省」という言葉を サインペンで黒く塗りつぶしてる
今俺は時速300kで走ってる 課題は全部クローンがやってくれた 辞書には反省の言葉は見当たらない 俺の脳内は拡張して またサディズム起こしてる 馬鹿なことしてんのは 何の役にもたたない 社会のお荷物の最前線の俺 国の奴らから いらないからって捨てられてる俺 学生時代の夢を見た 何やってたんだろうな俺は 教師が気に入らないから この教科嫌いだから 結局なんもやってねぇや まぁいいや 忘れちまおう 学生時代の辞書もって出勤 未だに俺の辞書の反省の字の部分は 黒く塗りつぶされたまま
>>815 リズムが悪い。モターっとしていて読むのがしんどい。そこをなんとか読んで
いくと理屈っぽい。ほんとの自分と現実の自分とのあいだにあるズレてる感じ、
誤差があるのはわかる。でもそういう微妙な感覚を伝えるならなおさらリズミ
カルに分かりやすく表現してほしい。「助走で飛び蹴りかますよ」「ブローを
かまして吐かすよ」テンポ感があるのここだけ。
>>811 「本当にあるのか この世界は」があまりに飛躍しすぎて唐突な感じ。
「私だけ形抜きしてね」が効いてるフレーズなのでそれ以降を煮詰めてもらい
たい。日常のちょっとした現実からの遊離感を軽い表現で伝えてほしい。
>>808 最後がなんだか演説調になってしまってる。あまりにも詩想が健全なうえに
表現も素直なため面白みがない。企業CMのコピーっぽくなってしまった。
「センター試験」 戦争は幕を開けた 戦場は沈黙 敵はあんたらと俺 殺し合いは明日 誰が負けるか
873 :
ぱるぷす :05/01/16 00:45:36 ID:3b82rX3K
>>649 ただ情景をたんたんと記載するのみで感情を意識させる描写は一切排されている
>空っぽの頭はゆれて〜
一連のみ描写されたただ一人の登場人物。詩全体の情景はおそらくは彼のからっぽの頭を通じて描かれたものだと思う
評価としては読み手側になにを伝えたいのかがさっぱり伝わってこない
単なる状況描写としても不完全。詩以前に日本語の再勉強が必要かと
ずっと無視されてるから自分で評価してみたorz
詩の評価って予想以上にむずかしいや
>>649 人気は無いが都会的な場所を縁取る堤防の姿が描かれている。
霧が出ていることや、川面に映るのが陽光ではないことから、深
夜であろう。またタイトルから察するに、少しばかり未来的な世界
の話であるかも知れない。
灼かれた瀕死の猫、その猫が車に轢かれること、それに乗る人
物の頭の、思考の空白。思うに、この猫と運転手の思考とは連動
した等しい物なのではないか。恐らくこの“猫”と言うものは、轢か
れるのはこれが初めてでなく、直前にも運転手は同じようなものを
轢いてからこの堤防を通りがかったのではないか。それは一度や
二度のことでは無いかも知れない。そうして何度も何度も猫を轢く
うち、混沌とした思考が徐々に磨耗してゆく。ハンドルを強く握り締
めることで最低限の意識を保とうとしていて、同時に、存在しない
猫の血液がつくる、赤い軌跡だけを知覚している。
二連目の、主人公たる人物の乗っている乗り物は今過ぎ去って
行ったと言うような、第三者の視点がそれ以降の展開を予想させ
るのだが、それは単に、半ば現世との繋がりの失われた運転手が、
つかず離れず乗り物の背後から眺めているものなのかもしれない。
赤い軌跡との関係も、少なからずあるように思えてくる。
深夜に半ば発狂し、暴走する人物を描いたのか。
四連目、滑り込むようにして新しい道路に車が進入してくると同時に、
猫と路上を照らしていた水銀灯がふっと消えるような描写があれば、
個人的にはより満足したかと思う。
875 :
刻都 :05/01/16 01:24:02 ID:YpHB2Qdd
長いので2回に分けます。 歌詞のような感じですがお願い致します。 ◇自転車◇ 布団の中で見つけた大切なものは 朝日が差し込むと消えてしまうね いつまでも手にしていたいのに跡形もない ペダルをこいで向かう学校 遅刻しそうでも どうしても みつけられるかもなんて 淡い期待を抱きながら あちこちに目を向けている ☆自転車で駆け抜けながら 探すものはいつも陰もなくて タイミングは合わないし 感じることも出来ないけど どうしても見つけたいから☆ 追いつけないのに スピードを上げてゆく
876 :
刻都 :05/01/16 01:24:27 ID:YpHB2Qdd
夢に出てくる全てが幻だなんて とっくに分かってる それでもいつも 寝る前に願ってしまうんだ 見つけたいから 瞳の奥で出会うそれに 恋焦がれている 輝いて きらめき続ける だけど いつでもそこで全て終わり またいつもの朝を迎えるんだ 自転車で駆け抜けながら また探すんだ 当てもないのにね 夢の中で見たままで 見つめていたい 触れていたい どうしても出会いたいから 転びそうな位 スピードを上げてゆく どんなに飛び上がっても見つけられない どんなに走り回っても追いつけないよ それでもこんな 辛い苦しい愛しい気持ちを 諦めずにいられたら ☆繰り返し☆ 追いつきたいから スピードを上げてゆく
Rin Da dudu Dann do do 白く豊かな私は羊 村一番の毛並みの羊 男達ははさみを手に手に 私を捜して追いかけ回す しゃなりと歩く 誰もが見つめる 吐息を漏らす 白く豊かな私は羊 Rin Da dudu Dann do do
夢の中で思い出した 忘れかけのMemory 誰かとは違う貴女の綺麗な声が聞こえる 優しい言葉に 本当は傷ついていたの いつもなら泣きだしたりなんかしないのに 今はもう 過ぎ去った日々を 遠目に見ることしか出来ないけれど 夢の中にまで持ち込んだ 忘れなれないMelody 凍えた胸に今もまだ小さく燈ってる 優しい言葉に 傷ついていたけど 本当は真っ直ぐ受け入れられなかっただけ どこに行こうとも どこまでも付いてくる 自分自身をもう少し見つめてよ 気付くのはいつだって 歩きだした後だけど それでもまだ間に合うはずだから
>>800 >>801 1が女の言い分、2が男の言い分になっている詩。狙いとしては面白いが、内容
的に1と2の接点が無い。例えば2で男は、キミは服や靴をひとりで選んだじゃ
ないか、と責めている。ならば1では女が自分の考えのみで服や靴を買った理由
を書いて欲しい。男と女の考えの違いをもっとはっきり浮き彫りにする工夫を。
>>799 自問自答してそれなりの結論もあって、自己完結しちゃっている詩。「そんな
ささいな事で 充分私の人生はやっていけるのです」と結論づけられたら、
読み手の方は「そうですか」としか返答しようがない。その一方で「ほんとに
この人はこれでいいのかな」とちょっと意地悪い感想ももってしまう。むしろ
1連目に示されている、迷いながら歩いている作者の姿をそのまま描いたほう
が広がりのある作品になるだろう。結論は読み手にゆだねたほうがいい場合が
多いのだ。
>>798 やはり最終連がハズれてる感じ。もう少しヒネってみては…
>>797 「時計の針がバンザイだ」午前1時50分? 後をひくフレーズ。
>>796 誰かを励ます詩、というのもよく見かける。確かに言葉に真心がこもっている
のは疑いない。でも、ただただ肩叩いてるだけって感じ。泣いている人、落ち
込んでる人がいたらその人に感情移入して、いっしょに泣くという感受性が
詩には必要だと思う。
>>795 別れた人を想っているのが辛うじて分かるくらいで、内容が伝わってこない。
ところが3連と6連を省いて読むとなんとなく分かる。作者のなかで作品の
情況が煮つまらないままで書いてしまったようだ。
>>794 歌詞風だがいい。「おまえ」というのは作者自身かもしれない。表現が自虐的
だが、自虐というのは自己を客観視してできることだ。各連のアレンジも絶妙。
ほんとは悲惨なんだけど笑えてしまう、自虐の暗いユーモアが漂う。
881 :
名前はいらない :05/01/16 22:38:50 ID:3b82rX3K
>>874 だれだかしらないけどありがとうございます
882 :
麒絵15歳 ◆Qf4QxB6kQE :05/01/17 00:04:53 ID:/aow+jX1
今日もガラスを鏡に 身なりを整え醜い掌を隠す 偽物が格好いいと 信じ込んで毎日新品の靴履いていた 空の青色を憎み 黒(ウソ)をつき通す だけど白(ホンモノ)に憧れる そんな自分を自由にけなされても 泣くなよ って造りモノの笑顔が叫ぶ 雲の隅で消えかけた水の粒でさえ 消えまいとしていた 飛べるなら風に乗り とっくに此処を離れていたでしょう 今は真っ黒なこの手でさえも 風に擦り切れ白さが戻ると思うから 履き馴れた靴を履けば どこまでも歩けるよ そう心にとめておきましょう 未熟者ですが評価お願いします…。
883 :
那。 :05/01/17 00:41:32 ID:QYuchZcy
「けーき」 小さな小さな彼らには、目指すものがある 僕は彼らを眺めてた 黒い小さな彼らは、銀色の冷たい地に列を為す コーヒー片手に眺めてた 白い甘い香りに誘われて来たんだろうか 自身よりも大きな塊を持ち帰ろうとする者すらいる こいつ、こんなに小さなくせに、精一杯 足元だってふらついてるのに 不意に仲間がこいつの荷物を支え、協力して帰路につく ぴょこぴょこと触りあう簡潔な意思疎通で エライね 頑張ったね 微笑みながら戯れに列にコーヒーを一滴零してみた 荷物も捨てて慌てふためいている 可笑しかった やがて茶色い水の中、静かに足掻くのをやめた 見ているのも飽きたのでケーキをゴミ箱へ捨てるとステンレスに水をまく 彼らは黒い点となってやがて排水溝の闇へ飲み込まれて行った 水に残った死体を履き捨てる 僕は彼らの神だった くだらない満足感から冷めると、キッチンの電気を消して部屋へと戻る さ、勉強しなくっちゃ ------------------- 色々と模索中…詩ぢゃないのかも…と思いつつ、以前他所で投稿したらひどいの一言で片付けられたので改善策が…orz お手数ですが評価の程お願い致します
恐ろしく単調なギターのリズムに思想する 金具の上に絵の具を落とせば 炸裂したように完全な少女を描き出す シュールレアリストの悪夢のごとき 存在は絵画なのであります 赤く染まった手足に語りかければ 鉛はいつしか踊り出し 未来的残響映像をとどめているのです 人々の注目を集めようと算段する虚言癖の鬱病患者の目くらまし どうして溶け出していかないのでしょうか
いつか、 俺は駄目だったって言葉が ここに降ってくるだろう それでもたぶん どこかであきらめて これでよかった、 といつか思う。 それでおとなになる。 からだは機械になっていく 拙い記憶は歯車で 逆に廻せば こわれてしまう。 どこかから きまって水がもれてきて ことばはこれを涙と名付ける。
-kanasibari- 君は眠ったまま起きずに 自作のペンキで部屋を染めていた 途中で足りなくなったのかな 半分も塗れていなかった どうしてか冷たくなった体は 何か知っているのかな 金縛りにあったように立ち尽くす僕は 悲縛りにあったように 倒れこむ 僕は 何を 僕は眠りから覚めたくなくて 過剰なくらいの眠り薬を 現実から逃れたくなったのかな 君と同じくらい深い眠りに付いた どうしてか君のペンキがついた僕の体は 何を知っていたのかな
887 :
名前はいらない :05/01/17 19:37:06 ID:dl0UsK7d,
>>883 ありんこが餌を運ぶのを見てて何かを感じそれを詩にしようとしたのは伝わってきた。
だけど、その何かが読み手には全く伝わってこない。
あと、前半がダラダラと長いのもいただけない。
前半からも「何かを感じとったんだよー」ってのは伝わってきたけど
これではただの情景描写でしかない。
さらに最後の「勉強しよう」も情景説明に過ぎずはっきり言ってムダである。
詩の全体に漂う雰囲気との温度差を表現したかったんだろうけどミスマッチすぎる気もします。
>>884 ナンバーガールかと思いました。
難解な言葉ばかり並べた薄っぺらい詩。
まじでw
889 :
那。 :05/01/17 21:11:37 ID:QYuchZcy
>>887 評価ありがとうございます。
現実の神(?)も同じような事をしてるんだろうなーって事を感じて書いたのですが、なるほど、伝えられなければ意味が無いですね。
大変勉強になりました、ありがとうございました。
「逃避性質」 夜はなるべく早く寝ることにしているんだ 眠気が襲うより早く、床に就くことにしているんだ 電気を消して、瞼を閉じ、一枚ページを捲るんだ 意識が途切れる寸前までの、誰も知らない場所を旅してさ 誰も知らない僕の物語 誰も知らない世界の話 朝はなるべく早く起きることにしているんだ 目覚しが響くより早く、カーテンを開けることにしているんだ 顔を洗って、服を着て、一枚扉を開くんだ 自我を思い出す瞬間までの、僕をいらない場所で息してさ 僕のいらない皆の物語 僕をいらない世界の話 今夜はなるべくゆっくり眠ることにしたんだ 僕が眠るより晩く、鍵を閉めることにしたんだ 瓶を開けて、錠剤を呑み、一枚ページを捲るんだ 振動が止まって冷える前に、僕を知らない場所を探してさ 僕も知らない僕の物語 誰もいらない世界の話
>>793 4行目でイメージが飛躍しすぎてしまった。「自由という名の獲物」という表
現が読み手に自然に受け入れられるように、イメージを積み重ねておくべきだ
ろう。5行目は書ききれなかった詩想をそのまま書いてしまっている。この5
行目を辛抱強く詩に昇華してほしい。
>>790 詩全体があわてふためいて落ち着きがない。電車に乗っているなら乗っている
ところを、腹が減っているなら減っているところをじっくり腰をすえて書くと
ころからはじめよう。
>>789 君を愛するが故〜以降が説明的でよくない。10行目までと同様愛によって麻痺
した心の様子をもっと書き重ねていくべきだ。表現することをあきらめてしま
って「君を愛するがゆえ〜」以降の説明に逃げてしまっては表現が深まらない。
>>787 詩というより詩想そのもの。どうしてこういう考えを持つに到ったのかという
具体性がないと読み手は共感できない。
>>785 国家と「俺」のかかわりについて書いていることは分かる。標題から特攻隊
とか自爆テロリストを想起することもできる。しかし「俺」と「君」の関係
がさっぱりわからないために、あるべき「俺」と「君」のストーリーがイメ
ージできないために、この詩が伝えようとするメッセージが見えない。エキ
セントリックな表現も邪魔している感がある。
893 :
名前はいらない :05/01/18 00:19:15 ID:pWv0e350
ぁげ
894 :
名前はいらない :05/01/18 22:03:02 ID:mS1PopZp
放課後の澄んだ空気は あの日の僕ら優しく包んで 切ないけど嬉しいような あふれるほどの思い 舞い上がる風に乗って 華奢な翼 追い風を 高校の卒業式用に作詞中なんですが、このフレーズどうですか?
欲しい物を手にいれようとすればまだ誰かが犠牲になって 悲しんで たったひとつのために こんなにも多くの命を奪って 遠くの場所から メディアからでしか 君の身に起こってる事を 知ることはできないけど肉眼でみることは出来ないけど こんなにも思ってる祈ってる 今君がいる場所から 見える空が晴れて その空から怒りや悲しみが 消える様にと 戦って得るものより 失って傷つくもののほうが 大きいはずなのに 私たちなんでこんな簡単な事がわからない? それでも遠く離れた所から 祈ってる思ってる 出来るだけ早く この世界から 黒ずんだ空が消えるようにと まだ中学生なんで甘口でおねがいします。
896 :
弥勒{*-_'-}人ナム :05/01/18 22:36:14 ID:xEeHyPsR
897 :
みそ汁 :05/01/18 23:57:07 ID:EleDWDJN
こんなスレがあったんですね。私も書き込ませていただきますー テスト週間はつらいけど、早くお家に帰れるのが嬉しかった お昼時の電車はがらがらで 買い物帰りのおばちゃんがいるだけ 手にはデパ地下のお弁当 私は あったかい陽射しが注がれる電車の中でただひたすらぼーっとする。 景色が勝手に流れてくる 30分かけて家まで歩く スタンドバイミーみたいじゃん?とか思いながら線路の上を歩いて帰る たまに早歩きする ベルトで太ももまであげたスカートがずれ落ちてくる まだ誰もいない家でテレビをつける 新宿が映ってる 今の自分とは全く関係ない世界がそこにある 今の環境がすべてじゃない 分かってる けど私はすぐにでも消えていなくなりたかった 跡形もなく 静かに消えてしまいたかったよ
おいそこの奴止まれ! お前の名前を教えろ! え? いや、それは言えない でも俺の名前を聞き返したはお前が初めてだ 通ってよし おいそこの奴止まれ! お前の名前を教えろ! ああ そうか・・・・ で、何処にいくんだ? パン工場からパトロールにだと?・・・・・ 最後に一つお前に聞きたい事がある してでも他人の飢えを凌ぎたいのか?・・・・・通ってよし おいそこの奴止まれ! まずお前の名前を教えろ! ・・・・名無しだと・・・・・・ で、何処にいくんだ? ・・・・・・・2ちゃんねるだと?・・・・・・・・・・・通ってよし
手をつないで考えた ぼんやりと考えた 「大好き」だとか「アイラブユー」 それ以上の言葉があるんかなあ あるのなら 世界中で一番早く見つけて 君に言ってやりたいなあ 3秒間、目が合って 笑顔の君はこう言った 「幸せだね」 心の中が読まれたみたい
>>777 2連めが文意不明なために詩全体が何をつたえようとしているのかわからなく
なってしまった。2連めを練り直して最終連に置いたほうがすっきりする。
>>775 素直に気持ちを書きとめてはいるが、詩というより詩想そのもの。もっと豊か
な表現でこの詩想を伝えてほしい。
>>774 今までの作品とちがって文体が伸びやかになっている。今まではフレーズの切
れ味を際立たせるような文体。この作品はフレーズが連なりイメージを広げて
いくような文体。気球が空に落ちていくという表現で過去と現在を相対化し、
時間に取り残された感覚を一層濃くしている。気になるのは体言止めが多用さ
れていて、流れが途切れる感じがすること。
901 :
Serina :05/01/19 04:25:53 ID:PFquSd3Z
よろしくお願いしますm(__)m 退廃的な 唄を紡いで 毎夜煌めく ネオンの海を 泳いでいく 街は 生きて 朝を迎え 抗う事なく ざわめき出す 足音達を 飲み下し 天へ続く 階段を 目指す
902 :
もさ :05/01/19 04:46:55 ID:hTe1TYoi
空っぽの箱に沢山のおもちゃを詰め込む でも一杯になって箱から溢れた だけどまだ沢山詰め込みたい 溢れた箱の周りに沢山積み上げる これもあれもそれも 山積みになって箱が見えなくなるくらいに 置き場所がないおもちゃを手に呆然と立ち尽くす 虚しさが切なさに変わる 手に持ったおもちゃを、山積みのおもちゃ達に投げた 大きな音を立てて崩れた 箱が見えた 一つだけ輝くおもちゃがあった それを手に取り夢中で遊んだ 幸せと満足感に満たされた テーマは夢です… 小さい頃からずっと思ってた夢、成長する中で色んな夢を抱き、消え、また抱き…最後には一番やりたい夢をみつける…みたいな感じです。お願いします!
903 :
ナタク :05/01/19 07:33:32 ID:9XWRXTqY
よろしくお願いします 幼い頃から夜は怖かった 森の樹々の囁き 人気の無い町 ひっそりとともされたランプの明り たまに来る風の嘆き… 大人になって今の今まで変わらなかった アイリーン 私の愛しき女 その美しさは夜に似合う アイリーン お前は罪な女!私を虜にさせた アイリーン お前は救いの女神!怖い夜を楽しくさせたのだから
904 :
名前はいらない :05/01/19 12:54:48 ID:A/Bhdmph
だれよりもうまくやれるはずだった 勉強も運動も友人関係も頭も良くて、顔も。 必要とされるはずだった、シナリオは完璧だった 苦労を苦労とも思わないような、世界を身軽に生きてゆける人間 きっと今頃たくさんの人々に囲まれて笑っていたはずだった。 優しくて美しい、そして権力…見下すように仰ぐ大空はどこまでも続くのだろう ・・・引き戻される 軽いめまいに襲われた、丸い背中ボサボサの頭、ださい格好に暗い表情 気持ち悪い人間。コンビニで牛乳買うにもドギマギ、対人恐怖症だ 声が出ない、友達も居ない家族にも軽蔑されて信用などない。 閉じこもってばかり…紛れも無くこれが僕だ 自分以外の人間が居ないかのように独りだ 明暗はいつ別れた?最初から決められていたの? シナリオから明らかに外れている。大幅に外れている。 コンプレックスに囲まれて、眠っていれば誰かが助けてくれると思ってる。 僕には誰も居ないのに。 遠い冬の日を思い出せば、あのころはまだ幸せだった 笑っていた。わずかに昔の事なのに、こんなにも懐かしい そしてあとは眠るだけ。どうか次は幸せになれるように…
>877 zabadakの「私は羊」が好きなんですね。
窓の歌 窓越しのきみ、とてもきれいだったけど いつのまにか見えなくなって やがて、死んでしまったらしいと噂が立つ 世を儚んで自分で命を断ったと 窓は君の苦しみをうつさなかった やつれても、大丈夫だと微笑む君だけが見えた 僕を含めてあなたを好きな人が、世界に山ほどいた あなたを憎んだり嫌ったりする人の何倍もいた 窓はぼくたちをうつさなかった だれかが”好きだ!”と叫んでも決して聞こえなかった さよなら、きみの事はもう考えない。 きみはぼくのことを知らなかったし ぼくはきみのことを知らない
907 :
名前はいらない :05/01/21 16:51:09 ID:eAKohvjf
ゲロンパはしゃぎすぎ 7点
908 :
名前はいらない :05/01/21 17:24:14 ID:d0e2VH4o
十三階段のぼる 君はまだ死刑囚さ 組織の仲間がきっと 助けてくれると信じていて
∧ ∧ (´⊇`) つ つ l ノ UU
910 :
名前はいらない :05/01/21 22:23:20 ID:ef7XAGAI
「14才」 あの日のぼくの レコードプレイヤーは すこしだけいばって こう言ったんだ いつでもどんなときでも スイッチを入れろよ そのときは必ずお前 14才にしてやるぜ ジョナサン 音速の壁に ジョナサン きりもみする
君 何を確かめるように 君に話せばいいんだろう あれから幾つかの恋をしたけれど 不意に思い出せば ジっとしていられなくなる まだ知らないことが沢山あったはずなのに 僕はまだ遠い日々の向こうに 「君」という出逢いを忘れられない 幾多の夜を越えても尚 募る慕情に優しくできない 僕はまだ深い眠りの向こうに 「君」という想い出を見つけられない 幾多の朝を迎えても尚 募る切なさに親しくできない
912 :
シンナッハLミ ゛∀ノ ◆sIONnnCNag :05/01/21 23:59:01 ID:yHWxXc4R
さよなら友と大切なもの 僕の言葉はもう届かないけれど これから僕は思い出の中の 君の言葉を抱いて生きるよ 哀しくなるさ人込みの中 話す相手も居ないのだから さよなら友と大切なもの 遠い記憶は薄れゆくけれど 君の心は大事に採って 自分の中に灯して生きるよ
すいません、とある著名人の詩なんですが、 知らない方のみ評価お願いします。 ファンじゃない人以外の実直な感想がきいてみたいので。 さよなら さよなら 今は なにも 言わないわ さよなら さよなら 今は なにも 言えないわ 楽しいことだけ 想い出す あなたに 幸せを さよなら さよなら いつか 街で 出逢ったら はじめて 出逢った人の 言葉 かわしましょう さよなら さよなら 恋は いつか 終わるもの 涙は みせずに 違う電車 待ちましょう 楽しいことだけ 想い出す あなたに 幸せを さよなら さよなら 今は なにも 言わないわ さよなら さよなら 今は なにも 言えないわ
914 :
名前はいらない :05/01/22 18:39:42 ID:vam6SROd
最近評価はどうなってんだ…評価レスがなさ杉 俺のもまだ…orz
>914 お前がやれば良い
916 :
名前はいらない :05/01/22 20:49:47 ID:EUg+n+nY
人のためには どうしたって あるいてゆかなくちゃならない どんな日も どんな時も ああ どんな日も どんなひとも あるいてゆかなくちゃ 人のためには どうしたって あるいてゆかなくちゃ だめだ 熱情のほとばしる そのときだけじゃだめ 愛情のもえる そのときだけじゃだめ 人のためには どうしたって 歩いて 歩いて ゆかなくちゃ どこまでも 死んでも いつまでも 歩いて・・・・ 死んでも 彼がいったことばを きいていたら ああ人の 人のために 道をゆく ぼく・・・・ いつまでも どこまでも 歩いてゆく
917 :
ひつくかみ{*-_'-}人ナム :05/01/22 20:52:02 ID:Y13Bt4Mj
918 :
名前はいらない :05/01/22 21:37:35 ID:2SUACgGC
くまのこ みていたかくれんぼ おしりをだしたこ いっとうしょう ゆうやけ こやけで またあした またあした いいな いいな にんげんっていいな おいしいおやつに ほかほかごはん こどものかえりを まってるだろな ぼくもかえろ おうちへかえろ でんでん でんぐりかえって バイバイバイ もぐらが みていたうんどうかい びりっこげんきだ いっとうしょう ゆうやけ こやけで またあした またあした いいな いいな にんげんっていいな みんなでなかよく ポチャポチャおふろ あったかいふとんで ねむるんだろな ぼくもかえろ おうちへかえろ でんでん でんぐりかえって バイバイバイ いいな いいな にんげんっていいな みんなでなかよく ポチャポチャおふろ あったかいふとんで ねむるんだろな ぼくもかえろ おうちへかえろ でんでん でんぐりかえって バイバイバイ
919 :
名前はいらない :05/01/22 22:20:58 ID:9j3GzfBO
『サヨナラ』 「もう終わりにしよう」君への最後の言葉 出会った場所で別れを告げた あの時は思いもしなかったけど気付いてしまった 『永遠(とわ)に変わらぬ愛など無い』と… ☆熱く燃えた恋は一夏限りの幻 同じ夏は二度と来ない 同じ恋は二度と無い 今年の夏に『サヨナラ』を告げ、まだ見ぬ次の夏を夢見る 「もう二度と会わない」君との最後の約束 守れるはず無い約束だった あの時は思いもしなかったけど気付いてしまった 『君を忘れることができない』…だけど戻れない 僕から切り出した別れ話なんだから 同じ恋には戻れない 終わった恋には戻れない 心のパズルを組み立てながら新しい恋を探そう ☆繰り返し 今年の夏に『サヨナラ』を告げ、まだ見ぬ次の夏を夢見る
穏やかに荒れる海その上層に 太陽を受けきらびやかに泳ぐ色とりどりの小魚たち 水面に跳ね回り 波斬り泳ぐ 美しく 軽やかに 深く 巨大な体躯をくねらせ 澱んだ目で周囲を睨む 獰猛で肥え太った 醜悪な怪物 時々は水面に現れ 注目を集め 小魚を食い殺す 光を薄く反射する さらに深く 暗黒の世界に細々と暮らす しかしその目はギラツキ 牙だけを研ぎ澄まし 唯一のコミニケーションとは 食い合い 底の底の底辺に生きる彼らは ダイナミックに生と死をくりかえす 最も過密した生物群 だが産まれたその場から動くことはできず 誰にも見られる内に死んでいく 沈黙の人生 つまりそれは人の営み
921 :
名前はいらない :05/01/23 12:31:03 ID:uobLktPj
ゲロンパはしゃぎすぎ 7点
922 :
名前はいらない :05/01/23 17:36:28 ID:vQEWqmdI
君は何を想うの?あの人の横顔を見ながら その君を想っている自分が情けなくて・・・ 君を忘れようとする度君への想いが 雪みたいに降り積もってゆく この叶わない想いをどこにやればいいの? 君を忘れてしまいたい、君を想うと辛いから 君は何を見てるの?僕に背を向けながら その君の後姿を見てる自分がくやしくて・・・ 君を見てしまう度感情が涙となって 頬を流れてゆく 自分の弱さをどう受け入れればいいの? 強く生きていたい、二度とこんな思いしたくないから 友達に見せたらくさいって・・・
>922 日記
>>773 詩の文体で物語りを語ろうとすればこういう詩になるだろう。リズム性は
抑制されているが、それでもゆったりとしたリズムが感じられる散文詩だ。
描かれている世界も美しい。桜並木の別れという情景は平凡かもしれない。
だが、実際桜の季節は別れの季節であり、またドブの水面にさえ花びらが
浮かぶこの国ではこの詩はリアリティを失わない。4連目は東京に来たば
かりという印象で疑問。桜並木がアスファルトになってしまうだけの時間
の流れを表現すべきだろう。ラストは感慨がそのまま述べられている。
おいてけぼりにされたという感情を、774の詩のラストのうに象徴的に表現
してみてもよいだろう。
>>922 「君」も「僕」も美化されている。「君」じゃなく「おまえ」で書いてみると
よい。多少はおんなの匂いがするから。
>>920 海底でうごめく生物を人の営みにたとえるなら、海底だけ描くべきだろう。
前半はいらないんじゃないかな。
>>919 この詩にかぎらず「僕」と「君」で書かれる詩には男と女の実在感がない作
品が多い。もっと夏の恋そのものを描いて欲しい。チューブの詩でももっと
色っぽい。
>>916 これは詩だ。詩は理屈じゃない。「ひとのためには どうしたって あるいて
いかなくちゃならない」理由のない感情、理由のない決意をそのままぶつけた
詩。言葉遣いが少々おかしいところもあるが、迫力がある。相田みつお風とい
えばそうかもしれない。
>>913 なんかシャンソンぽい詩。「いつか街で 出逢ったら はじめて出逢った人の
言葉かわしましょう」とか「違う電車待ちましょう」という具体性のあるフレ
ーズが作品にリアリティを与えている(このへんは君僕詩人のみなさんに見習
ってほしいところ)。大人の別れをさらりとおしゃれに書いた詩だが、まあ、
それ以上でもない。
926 :
916 :05/01/24 01:06:39 ID:nqlVBFtv
>>925 さん
評価ありがとうございますm(_ _)m
まだ厨房なもので恋や愛を本気で経験していませんので…
TUBEが好きなので彼らを目指して作ったんですがまだまだですねorz
927 :
名前はいらない :05/01/24 02:50:45 ID:46v2cV4H
もっともっと激しく燃える午後 おわりの午後 はじまりの朝と手を繋ぎ フレットの上で踊る雪 おとこのこからおんなのこへ 血を食らう雪 おんなのこからおとこのこへ 血を止める光 もっともっとと糸を紡ぎ これじゃたりないと糸を燃やす ひどく湿った体温と カラカラに乾いた喉の奥 溶けて落ちる 干からびて死ぬ 記憶の奥で燃えて透明になる
君 何を確かめるように 君に話せばいいんだろう あれから幾つかの恋をしたけれど 不意に思い出せば ジっとしていられなくなる まだ知らないことが沢山あったはずなのに 僕はまだ遠い日々の向こうに 「君」という出逢いを忘れられない 幾多の夜を越えても尚 募る慕情に優しくできない 僕はまだ深い眠りの向こうに 「君」という想い出を見つけられない 幾多の朝を迎えても尚 募る切なさに親しくできない
おためごかし無しで言えば。 愛なんてなくても案外生きていけて。 でも真っ白には生きていけないから、誰かにどこか嫉妬している。 怒りの悲しみも疲れてしまって、誰かに寄りかかりたくってしかたないけど。 神様みたいな人なんてどこにもいやしない。 だからはっきり僕は自分に言うんだ。 生きてるだけで、実は誰かを傷つけているんだって。 気づかないふりして。鼻歌うたうように。ぎゅぎゅって胸の奥にいろんなもの押し込めて。 愛想笑いが、本物になるまで笑うんだ。 嘘ばっかりって自分の中を泥だらけにしながら。 そんなことを君と酔って話しした。 そりゃそうだよな。 二人して少し笑った。 愛想笑いじゃ多分無かった。 お互いのどろどろがちゃんとその笑顔の向こうにあったから。 僕は君に頼らない。 でも僕は君に頼ってもらえたらと夢想する。 本当は幸せなんていらないんだ。 つながりと、その手の感触があれば、それ以上は多分いらないんだ。 君を求める自分が嫌いだ。 ありえないものを求める自分が嫌いだ。 もし僕が君を傷つけているなら。 君は僕を傷つけても構わない。 もし君が僕と手をつないでくれるなら。 僕はそのぬくもりに誓ってもいい。 生涯をかけて、君のやすらぎを、わずかでも。僕は守る。
目立った才能は特に無し 真に残念ながら 平凡極まりない 熱中しやすく 醒めやすい 中途半端に 投げ出しては 出来かけパズルの 墓場は広がる 他人に無い唯一無二を持つもの 完璧なるスタァに嫉妬する 敗北を心の底では認めてる 自分の価値は薄い そう悟る それは 苦しいだろ 心をすり減らし 転がり落ちる 劣等感に苛まれ 沈み込む そんなもんだと そう認めれば良い 唯一無二 そんなものは必要無し どんな薄い価値であれ ありのままを認められれば それは 素晴らしい事じゃないか 敗北を 素直に認めてしまえば 後は 楽になれる そう 悟ったんだ 障害物すりぬけて死のゴールまで 障害物すりぬけて死のゴールまで 走らなくてもいい そう僕は 歩いてもいいさ
932 :
名前はいらない :05/01/25 12:12:34 ID:ptr6Sekg
933 :
名前はいらない :05/01/25 15:25:30 ID:eUfNOnT7
自分達で他のをちょっとやってみればいいじゃない
935 :
名前はいらない :05/01/25 17:42:00 ID:hCBQwOsY
題名入れてるのは寒いな
>860 情景が浮かばない。 >864 バンプ。 個人的なんだけど、詩でカタカナの台詞って苦手。 機械的な言葉なのか?抑揚がないってことか?外人? >866 なにが永遠なんだろう。 >868 稚拙な文章だけど、それが詩に合ってる。 もう少しスマートにしたほうがいいんじゃないだろうか。 >869 反省を塗りつぶす、を言いたいだけな気がする。 そこに至るまでが長い。 疾走感を感じるのだけど、中途半端な速度で失速。
「理想と現実」 自分の椅子と机が、他者と椅子と机と入り混じってしまったら。 自分の机を見つけるまで不安になるだろう。 しかも、見つけるには、他者と会話することになる。 自分の椅子と机を示す印がとても恥ずかしいものだとしたら。 自分の椅子と机のバランスがおかしかったら。 そうじゃないと思う。 もっと理想的な机があるはずだと。 誰かが自分の机を所持していると。 しかし、眼前にある椅子と机は確かに自分のものである。 自分の机の中身が、人の人の間のぬくもりや、ミルクのように甘いものを、 隠しているようだ。 (眼前の机は、自分の机ではない、他者の机だ) (こんなに、椅子と机のバランスがおかしいはずはない) 自分はイメージする。清楚な少女が一人で、椅子に坐っている姿を。 しかし、現実の自分は、全てに取り残されたようにみじめである。
938 :
じゅげむ :05/01/25 23:27:51 ID:vVLdfgll
「ごめん」 強くなろうと思っては いつも惨めに生きてきた 強くなろうと思っては いつでも苦労は報われず 安価な炎が灯る頃 冷たい手足を叱り付け それでも天井見上げてた 自分という名の影を見て 大きな背中は早々と 僕の前から消えうせて 代わりに手にした特別感 今じゃつまらぬ自慢事 優しい姿が跡もなく 正しさだけを置いてゆき 僕の姿を省みて 残酷さまで抱きしめて あの日の影まで抱きしめて 二回目の投稿になります。 今回は自分の普段使っている言葉を使って書いてみました。 書くたびに詩の難しさに直感します。 どうぞ評価のほどよろしくお願いいたします。
夜空を見上げてごらんよ この季節は空気がとても冷たいから 夜空の星が綺麗に見えるよ 理屈は忘れてしまったけれど 寒ければ寒いほど 夜空の星は輝きを増し、瞬くんだ 遠く離れた君との距離 君も眠れずに 同じ夜空を見上げるときがあるだろうか 夜通し語った夢だとか未来は きっとこの広い夜空の中の 一つの星になって輝いているよ だから、ねぇ泣かないで 泣き虫な君の涙はもう拭ってあげられないけど 同じ空の下に、同じ想い出を抱えて 私は星を探してるから… 無題です…誰か評価お願いします…
>>847 尾崎豊のような、と言ったら尾崎に失礼かも知れない。型にはまった反抗的な歌。
最後のフリルがわけ分かんない。ガーリッシュってタイトルから察するになんか重要な単語なんだろうけど。
フリルに至るまでの流れが全くない。お前はFF9のラスボスかと。
あ、もしかして性同一性障害的な詩なんですか?
>>897 この詩も伏線も何もないいきなりな感じ。
お前、あれだけのどかで平和な気分に浸ってたじゃん。
もしかして思春期独特のわがままで突然な感情の変化を表現したかったんですか?
>875、876 共感を得られる詞だと思う。 2番が弱いかなぁ。 1番がシッカリしてるだけに、2番の曖昧な感じが印象を消す。 サビ、好きですよ。 >877 パクリ。 >878 韻がメモリーとメロディーだけって! 全体的にチープ。 >882 なんだかバラバラ。 目先があっちこっちに行き過ぎて統一感がない。 「いいな」と思った表現を継ぎ接ぎして作った感じ。 >883 内容はどうあれ、方向性は伝わる。 無意味な描写が多いからだろうか、すごく重い。 「アリを殺した」と置き換えるだけで前半を全て語れる。
「ボーダーライン」 生きる意味を問い続け 神にすがり 目をつぶっても 数だけはある答えに振り回され 疲れ果て 我を失い ホーダーラインすれすれに 世を渡り 痛みを避けても 何かに飢え それがわからない 快楽を避けるすべも持たず 落ちていく躯(からだ)と心 甘い罠にだまされて 甘い罠にとろけてく 生まれた意味を問い続け 自分を責め 世を恨んでも 世の中は当たり前のように 時間を浪費し 快楽に溺れてる ボーダーラインすれすれに 苦しみを避け 喜びに浸っても ぽっかりと空いた穴のせいで 絶望が心を責める 立ち向かう心も持たず 崩れていく躯(からだ)と心 プライドさえ紙切れで交換して 青い鳥を探してる
雪 チラチラと 街灯に映えた 残り少ない星空 吐く息 染めて 冷たい手 買い物袋にカップラーメン 通り過ぎるカップル 手を繋いで ニコニコ笑ってた マフラー ギュって口まで上げ 「ばっきゃろう!」なんて叫びたく 無性に 叫びたく 寂しく 寒く 小さく「ばっきゃろう」って呟いた 大好きなあの子 なにしてるかな 残り少ない星空に 星が流れたら もし流れたら 告白しようかな 寒さ ついに下着にまで達して 満天のサブイボ 流星待つ
>>936 評価ありです
カタカナメッセージは 俺は
アクセントとか無しでのっぺりしたかんじにするときとかに
使ったりしますな
948 :
名前はいらない :05/01/29 00:54:25 ID:78LYj54S
>>901 意味良くわからん。
最後の三行別のにかえれ
前半は嫌いじゃないがな。
950 :
名前はいらない :
05/01/29 02:30:49 ID:hEXpLfhv >>902 いらなくなったら捨ててしまえという、大量消費社会の弊害を如実に表現している。
すばらしい
>>903 この作者は幼女フェチ。作者の妄想から抽出される言葉が暗い雰囲気を漂わせている。
すばらしい
>>906 他人が生きようと死のうと関係ねえ という世の中の真実を曝け出した詩
一人ぼっちで生きていこうとする、作者の強い意気込みが感じられる
>>911 女にふられたのに、今だ未練が残っているという
典型的な駄目男を上手く表現している
同情を誘う。