名無しの魂★糞コテはご遠慮ください★詩は誰のもの

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1名無し
我々は迫害されている。もはや雑談スレすら会員制へ移行しつつ
ある今日。僅か数人の名無しよ、立ち上がれ!
誇りを持ち、名無しとして詩を書こうではないか!
コテ以外の書いたイイ!詩のコピペもお待ちしていましゅ。
2名前はいらない:04/07/09 19:31 ID:S8QkkpWf
2もゲト
3名前はいらない:04/07/09 19:34 ID:P7apMrn1
コテはそれ相応の実力の持ち主がなるべきもの
でなければ詩版は死ぬ

昔は実力あるコテさんが並び楽しかったものだ
4しんしん:04/07/09 19:38 ID:hY/nzwYZ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっっっっっ!!!!
5名前はいらない:04/07/09 19:42 ID:JJImqOtw
僅か数人って、、、んなぁこたぁ〜ない
61:04/07/09 19:42 ID:S8QkkpWf
下がるまでしばらくほっといてくらはい m(_ _)m
7しんしん:04/07/09 19:46 ID:hY/nzwYZ
>>6
そんな丁寧にたのまれると何もできないなぁ
まぁがんばれや、名無し
8名前はいらない:04/07/09 19:47 ID:t1zVfhdp
反吐が出るな。
9崩壊気味のウマシカさん:04/07/09 19:49 ID:pdvhh45W
評価スレでとりあえずコテを名乗ってみる

他のスレに進出し、馴れ合いを求め始める

コテのみのスレ増加、名無しが居づらくなる
・・・のコンボが悪影響を出しているようですね。
むぅ。具体的にどのくらいでコテ権Getなんでしょう?
101:04/07/09 19:52 ID:S8QkkpWf
貧民スレからひとつ貼らせてください

874 :名前はいらない :04/02/21 01:49 ID:B96a5W9j
垂れ流せ どうせ何見ても出てくるものは同じだ
過去か現在しかおれたちにはわからない
限られた場と時間で
言葉など屁の役にもたたないが
その瞬間
蹲っていた体が天にたなびく旗のように伸びて
すべてが見通せたと誤解できるならそれでいい
弱っても腐っても羽ばたく勝手な翼

を 同行者として
11しんしん:04/07/09 19:52 ID:hY/nzwYZ
名無しで詩を書いて
もったいないと思わない?
12名前はいらない:04/07/09 19:54 ID:N5jcUy8I
>>9
とりあえず、2・3人のコテに認識されていればコテ権Getじゃないの?
13名前はいらない:04/07/09 19:54 ID:t1zVfhdp
>1

こういうのもあります。まぁ、ここは名無し限定ぽいから重複ではないかも。

454: 【詩】全員「名前はいらない」で書き込むスレ (613)
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1022081701/l50
14名前はいらない:04/07/09 19:58 ID:N5jcUy8I
新コテが馴れ合いスレに行くと確実にシカトだからなw
>>1の気持ちはわかるよ
15名前はいらない:04/07/09 19:58 ID:P7apMrn1
私は昔、注意された。
コテになるなと。
その通り、私はコテになれる実力がない。
コテとは詩板を活性化させ、楽しくさせるもの。
ただ名前ありで詩を書きたいのなら
他のサイトのほうが著作権も守られているし
いいだろうと思う。
コテとは潰される可能性があるもの。
その度胸のないものはコテを捨てるべきである。
16しんしん:04/07/09 20:01 ID:hY/nzwYZ
確かに無視しちまうかも
めんどくせーんだもーん
でも良い詩書いてる奴とかみたら気になってたまらんな
17名前はいらない:04/07/09 20:02 ID:hY/nzwYZ
今の俺の状況だな
空気よんで名無しでぇーす
181:04/07/09 20:02 ID:S8QkkpWf
>>13
親切にありがとう
ここはコテを負わずにかかれた名無しの美しい詩を
集めていくスレにしたいと思っています
わたしは糞コテなので自分の詩を書くつもりはありません
見逃してください
19名前はいらない:04/07/09 20:04 ID:hY/nzwYZ
くそっっっ!!
誰も罵声の一つもあびせねぇ
よく統率されてるわぃ
201:04/07/09 20:08 ID:S8QkkpWf
名無しさんのいい詩がここにはたくさん埋もれています
「誰が書いた」のではなくて「どんな心が書いたのか」を
わたしは大切に思うものです

さすがだ、とか、いつも脱帽します!というコテの詩ではなくても


ちゅうことでしばらく見逃してくらはい


21名前はいらない:04/07/09 20:10 ID:N5jcUy8I
>>1
コテが名無しで書いたものはどうなるの?
22名前はいらない:04/07/09 20:12 ID:hY/nzwYZ
心に響いた詩を書いた奴がどんな奴か俺はしりたいな
コテはその記号にしか過ぎない訳だが
そこまで嫌悪しなくてよかろうに
1が「勘弁してくれ」っぽいから
もう書き込まないよ
23名前はいらない:04/07/09 20:16 ID:5ump+Dag
言葉そのものの価値をみるためには、確かに、全員奈々氏のほうがいいのかな・・・
24崩壊気味のウマシカさん:04/07/09 20:18 ID:pdvhh45W
例えば評価や批判をした場合、自分の書いたものを明かさないと嫌な気分になる。
25名前はいらない:04/07/09 20:21 ID:5ump+Dag
>>24
そうしたら、評論家という仕事は成り立たない。
あなたの責任感は、とてもいいと思うが。
261:04/07/09 20:26 ID:S8QkkpWf
>>21
名無しなんだから、いいと思うw
>>22
嫌悪しているのではなくて
名乗らずにかかれた詩を大切に拾いたいということです
でも、ありがとう

>>24
評価、という役割を持ったひとの場合、それは正直当たり前の、
当然の気分だと思います。

で、しばらく下がるのを待(略
27名前はいらない:04/07/09 20:28 ID:j8uWkFN0
>>20
>「誰が書いた」のではなくて「どんな心が書いたのか」を
>わたしは大切に思うものです

じゃあ名無しだろうがコテだろうが一緒に思うが。
28名前はいらない:04/07/09 20:29 ID:N5jcUy8I
>>26
OK!了解した。ガンガレ
29名前はいらない:04/07/09 20:31 ID:IVT5F2tS
みっちゃんガンガレ!
30名前はいらない:04/07/09 20:32 ID:5ump+Dag

こてに纏わりついたイメジに囚われることはある。
ああ、いかにもこのコテが書く詩だな、みたいな。
311:04/07/09 20:38 ID:S8QkkpWf
>>27
「よみひとしらず」という言葉がわたしは好きです
はじめにコテ名があるとどうしてもそれに少し気を取られてしまい
真っ白な気持ちで向かうことが出来ません
コテを名乗るということは多少なりともそれを知っているとは
いえませんか

…難しい話は苦手ですすみません   今は下がるのをひたすら待(略(泣
>>30
ソレダ!

>>29
ゲラゲラ
32名前はいらない:04/07/09 20:59 ID:0/W2WoEv
そうなんだよな。
コテ出して批評・感想を請うんなら、
オフや表サイトでいくらでも出来るんだよ。
オレがここに詩を晒すのは、暇潰しってのもあるけど、
オレが書いたと分からない状況で詩だけを読んでもらって、
批評なり感想をもらいたいからなんだよな。
だからオレも、いちおうコテ持ちだけど普段は名無しで徘徊しているよ。
こうやって名無しの名詩を集めるなんてスレが立つのは嬉しいやね。
今の詩板でマトモに機能するとは思えないけどさ。ガンガレ、名無し!
33名前はいらない:04/07/09 22:07 ID:705uMjis
781 名前はいらない 03/09/16 20:01 ID:u75CDbtN

収穫物めいた
おもくごろりとした頭が
ちからのぬけた体につながって
おれのまえにある
おれの忍耐はこのひとの
疲労で黒ずんだ瞼よりも薄い

もういっかいだけやらせてくれよ

そのものよりも 働きが
エロティック
顔より表情
言葉より抑揚と響き
とらえどころのないそれらの総合が
おれのなかで熟してこのひととなる
刹那の触覚にうったえる
即物的な体もすきだけど

けだるくかぶりをふるこのひとの仕草に
おれの思考がすべりおちる

あしたからがまんするからさ
もういっかい
あといっかいだけ

まるでジャンキーだ
34名前はいらない:04/07/09 22:16 ID:705uMjis
784 シーツ 03/09/17 20:14 ID:7LAg5qKy
なさけようしゃなく洗われて
ぱんぱんと叩きのばされ
いやおうなしにしゃんとなってしまう
シーツよ
同情するぞ
ついさっきまでおれといっしょに
暗いへやで
やわらかくしなしなとしめって
あのひとに淫猥にまとわりついていたのに
いまや
青空のした 日にさらされて
おれたちが散々まきちらした体液のなごりもなく
あっけらかんとまっしろ
なんだかなあ
あのしっとりした至福はどこにいったんだろうな
おまえも無念だろう
だが案ずるな
かたきはおれがとってやる
今夜 そりゃもうみっちりこってりと
だからしずくたらして泣くのはよせ
シーツ
度胸をきめて
いさぎよく干されてこい

35名前はいらない:04/07/09 22:31 ID:705uMjis
249 あまったれ 04/06/02 06:23 ID:kdKY4IUm
ぼくの嘘を
最期まで信じてくれた
おかあさん

誰も信じてくれなくても
おかあさんだけは
ぼくの言葉を疑わなかった

子供のころ
ぼくは
おかあさんの
よごれたエプロンの臭いが大好きだったよ

おかあさん
大人になって
ますますウソツキになってしまったぼくは
あなたが愛しい
あのエプロンで涙をぬぐって欲しい
ほんとうは
36名前はいらない:04/07/09 22:36 ID:705uMjis
314 殺すな! 04/06/12 22:57 ID:6WVJrz64
僕を殺すな!僕は26歳だ!僕を殺すな!
あらゆる転生のかけらをせおいながら
あらゆる純正のかけらをけとばしつつ、けっして純粋とは
いいようのないあの太陽に向かってさけぶことすら
できやしない潰れた感情を、潰れた蛙に例えながら
花びらが散る夜を、例えようのない夜を、
あらゆる比喩を排除した上で!はじけたガラスの欠片を
ひろいあつめることによって生じる傷あとを、決して名誉
や哀しみにむかっているわけでもないこの僕を殺すな!
僕を誘惑することをやめようとしないこのあらゆる世界に
向かって、金銭という純粋なる食い扶持に向かって
対抗しようとしない僕を殺すな!僕は26歳だ!僕を
生き延びさせろ!世界のあらゆる不正に対抗できる
わけでもない僕を、あらゆる事柄に適応するわけでもない
僕を!富よ、世間よ、決して僕を殺すな!夜に対して
不道徳な心臓の鼓動すら感じることのない僕を!あらゆる
感情に対して理性でもって、すべてよしとしたうえで
そして、対抗できず対処しようとする僕を殺すな!
僕は26歳だ!僕は花々を愛でることはしなかった、
僕は女性に対し尊敬の念も抱くことは無かった、母親に
対して赦しの感情を感じることも与えることも、父親に対し
すべて適応したうえで、崇敬という二重の王宮を与え
37名前はいらない:04/07/09 22:43 ID:705uMjis
(続き)
315 殺すな!2 04/06/12 23:02 ID:6WVJrz64
ることもなかった僕を決して殺すな!神という存在よ、敬意に対して敏感なまでの
権威性を抱くくそったれにたいして服従すること無かった僕を殺すな!その権威に対し
一切の疑問を提示せず、僕には僕の領土がある、とばかりにあらゆる平坦な直線に
対しすこしの曲線という色気を与えてわずかな感情の残塊をひろいあつめひと、という
幻想を、愛すべき人という幻想を作成したあげく削除をくりかえし、永遠という幻想を
削除しつづけた僕を殺すな、殺すな!殺すな、26歳を殺すな!

(一箇所漢字訂正しました)


38名前はいらない:04/07/09 22:50 ID:705uMjis
837 名前はいらない 03/10/15 21:53 ID:xBSwgpoY
「早くやれ!」
あたしが準備万端でことに臨むことなんて まずない
いつも あれがないこれがない
ああしとけばこうしとけば と
ぐずぐず考えながら
最後には半ばやけっぱちではしりだす
こどものときからずっとだ

いま恋人があたしの部屋のあたしのベッドで
あたしの肩を抱いてあたしの耳に睦言をささやいていて
なのに あたしが考えているのは
今日どんな下着はいてたっけ とか
布団干してないけど臭くないか とか
やべえ風呂きのう洗わなかった とか
いまさら考えたってどうしようもないことばかり
今日来るとわかっていれば
布団を干して下着も調べて風呂だって磨いたのに
そんなこんなで困惑してるあたしの顔に
恋人がキスしてくる

よし もういい なるようになれ
あたしは半分脱がされたシャツを自分で脱ぎすて
恋人の首に腕をまわして抱きついた
どぎまぎしたように恋人があたしを抱き返す
いやあ照れるなどうしようなんてことを言いながら

ああもうこんなとこで我にかえらないで!
かなぐり捨てた恥がパワーアップして戻ってくる前に
たのむから早くやってくれい!

39名前はいらない:04/07/09 23:22 ID:705uMjis
882 :名前はいらない :04/05/17 22:16 ID:RwLICQVq
ちくしょう
根性よ
おれを見捨てるな
空元気でいい
くれ
おれに
すべて笑い飛ばして
踏みのぼっていくだけの
ちからを
40名前はいらない:04/07/10 08:48 ID:bJVLeGwf
66 名前: 名前はいらない 03/09/30 20:19 ID:ZTIX7ZXW

おまえは
おまえを
愛しなさい
他人の期待に
応える以前に
おまえは
おまえの
期待に応えなさいそして
自身を愛せる
人と結婚し
自身を愛せる
子を育てなさい

おまえが
おまえを
愛せないで
この世に
おまえは
なにを
みるんだ
41名前はいらない:04/07/10 09:03 ID:bJVLeGwf
281 名前:名前はいらない :03/11/17 15:34 ID:gXmRRkv1
僕はいつか入ったレコード屋を思い出した。
もう僕は鉄塔に重なった煙突の影を
通り越してあの町へ入っていた
レコード屋に入ったら、久しぶりだな、と言われ
ヤクルトのお茶を貰った

イングウェイのTシャツを着た貧弱そうな親父と
僕はビートルズについて語り合った。

失われたら、多分17歳のときのことについて
余りに足りなかったら金のことについて

恋人の話、だけはもってのほかだ
そしたら、嫉妬でツラにつっかかるのは蝿だ

あの鉄塔のむこうがわ
から先
多分、なんか、もういいや

42名前はいらない:04/07/10 09:13 ID:bJVLeGwf
6 :名前はいらない :04/06/17 02:02 ID:4ImOC1pW
季節の涯

 かなしいふりをして窓を眺めている
 かなしいふりをして外の鴉を見ている
 鴉は電線にイ、ロ、ハ、と三羽が並び
 空のいずこを眺めている

 かなしいふりをして窓を開けてみる
 かなしいふりをして大きく手を広げてみる
 母よ、鴉はド、レ、ミ、と庇を突いて去ってゆく
 これは細やかな訣辞の詩です

 かなしいふりをして後ろに下がってゆく
 かなしいふりをしながら助走をつけて窓へ駈ける
 父よ、鴉はもう見えなくなった 次は私の番だ
 私の背中を押してください
 
 かなしいふりはもうやめて私は飛び立つ
 白い糞に淡い決意を込めて地上に落とす
 父よ、母よ、心配は要らない
 わたしは季節の涯へいって来ます


(空のいずこ、という表現だけがいつまでも
 消化できずに残っています)
43名前はいらない:04/07/10 09:24 ID:bJVLeGwf
113 :名前はいらない :04/06/30 01:39 ID:DGBwmlUG
この陸橋 を渡るくるまの中
ではいつもげんじつか ら2M浮 いた気分に、なる

どろりとコールタールの 夜
に浮かぶ 星と 星みたいな街灯

あなたが口を開くのを待つ
私は言いたい事があった筈

ネオンが またたいて 消える

どっちでもいい たいしてさはないと、おもわれた

てんざいする、ということばをあなたはつかって

そのひびきが好きになって あなたのことはもうそうでもなくって

わたしも、点在する光、と口に出してみたら
2M下の退屈がもう間近で

また 話を切り出せずに 次のあるおわかれをしてしまった
44名前はいらない:04/07/10 09:26 ID:bJVLeGwf
123 :名前はいらない :04/07/01 07:34 ID:aN1dyYW9
【鯨】
生まれ落ちた罪 生き残る罰 私という存在 一瞬のトキメキ 永遠のサヨナラ いつかは許して下さい
止める言葉も聞かずに 陸に上がってしまった 鯨の物語 風が覚えてた
新しい世界へと胸躍らせたのでしょう 口笛を吹きたい気分だったのでしょう
海の果ては空に続くのに 星に一番遠いこの陸から何を見てたの?

大人になる罪 老けていく罰 私という存在 一瞬のキラメキ 永遠の空白 いわれなき運命ね 身動きもできない
鯨が絶望して 捨てていった この場所で 私は生きている やりきれなくなるわ

優しい記憶に触れようとして 私の指先はひどく切り裂かれるの
出逢ったのも罪? 恋したのも罰? あなたという存在 胸を締めつける狂おしい傷 この私にください 痛いほどいいの
気持ちうらはらで意地悪な私 嫉妬を隠せない惨めな私 隣の恋人 妬んでる私 自分 愛せない私

大きな海に抱かれてみたいのよ 時折 水面に顔覗かせて 月を眺めて歌を唄う 傷ついた鯨と一緒に

覚えておいてね 私のことを 遠い空まで届くの 愛した真実 失くした事実 ささやかなる落日
生まれ落ちた罪 生き残る罰 私という存在 一瞬のトキメキ 永遠のサヨナラ まだ許されないのかなぁ?

伸ばす手はどこへ
45名前はいらない:04/07/10 09:33 ID:bJVLeGwf
133 :名前はいらない :04/07/03 00:30 ID:VP0JxSY3

大人の中でいちばん子供で
子供の中でいちばん大人
わかった気がしてるだけで
まだまだしらないことばかりで
矛盾を悪い事に考え自分を責めたり
傷付く事にばかり敏感で
でもごまかしながら生きてたら
時々幸せもあって
大切なものができて
私が私を大事に思って
強くなった

(これは詩の出来不出来以前の問題で、
 わたしはこの詩を書いたこのひとが大好きだ)
名前はいらない :04/07/05 06:46 ID:U6DctZUn
[好きな音]
風にゆれて擦れるはっぱの音
隣の家から聞こえてくる小さな女の子のたどたどしいピアノの調べ
家庭教師をしていたときに隣の教会から聞こえてきたゴスペルの合唱
夕日が海に沈むときの音
青空を雲が流れる音
川のせせらぎ
夜の浜辺 よせては返す波の音
焚き火で薪がはぜる音
スキー場で雪を踏みしめて歩くときの音
愛しい人の心臓の鼓動
横で眠る寝息
時計の針の進む音
(続き)
AMラジオで夜しか聴けないノイズに埋もれた遠くの放送局の音
坂道を下るときにギアをLOWに入れたときの車のエンジン音
コピー機のたてる音
シンセサイザーの純粋なサインカーブ
昼の12時の時報
ジッポーライターの蓋を閉めるときの音
映画で観た機械式タイプライター
CDの最後の曲が終わった後の静寂
力いっぱい走った後の自分の心臓の鼓動
朝のトーストをかじったときの音
コーヒーをすする音
突然の自習 眠りに落ちる寸前のクラスのざわめき
給食の時 流れていたクラシックの音色

思い出の中だけの音

時の流れる音

明日の朝 目覚めた後 最初に聞こえてくる音
48名前はいらない:04/07/10 10:19 ID:lQW2DWf+
名前はいらない :04/06/26 16:41 ID:3fj4TfEN
こしかけてたら
なんだか燃えるものが見えたんで
目をこらしたら
墜落してくる飛行機だった

綺麗だったよ?
真っ赤に燃えててさ
遠くからでもよく見えた

よく見てたら
住宅街に堕ちやがった

一体何人死んだんだろう
飛行機に乗ってた人と
住宅街に住んでた人と
その他にもいるかなぁ?

でも
あんたら本当綺麗に燃えてたよ
すくなくとも私は
そう思った
49名前はいらない:04/07/10 10:58 ID:lQW2DWf+
境界 03/11/01 01:11 ID:Y1Zfy+uA

夜の海で
時間の輪を廻して
物思いに耽る君を
僕は良く知っている

星の渦の中心は
意外に混雑していて
どれが君で どれが僕か
時々 よく判らなくなる

両手を広げて風を抱こうとする
君の体温はいつも優しい

墨色の線から伸びた
雲が加速度をつける
ゆっくりと、君を通り越す

気だるさは いつしか雲に吸い込まれて
後は
抜けたような空と
夢から覚めようとする君を
僕は 良く知っている
50名前はいらない:04/07/10 11:03 ID:lQW2DWf+
名前はいらない 02/04/07 06:31 ID:AbN+cnte
まったくのところ
 ぼくは語らなければいけない本当の言葉を知らない
 壁に描かれた卑猥な落書きがまるで
 重大な指令を伝えているようだ。

 言葉だけが春先の紋白蝶のように舞い
 名もない風が
 言葉なのか蝶なのかわからないものをそっと
 手の届かないところへ連れていく
 語られるべき本当の言葉の蒸留する場所。
 気の利いた言いまわしたちが
 二度とやってこない出番を待ちこがれている。

 子どもの頃ぼくは
 番で飛ぶ紋白蝶は内緒話をしているのかと思っていた
 誰にも聞かれないように用心深く居場所を移しながら。
 今なにかの報いで
 世界の出来事をひとつひとつ言葉に封じ込めようとしている
 誰の手も届かない真っ白い紙の上で。
 相手のいない内緒話のように。
51名前はいらない:04/07/10 11:41 ID:lQW2DWf+
名前はいらない 03/03/24 01:25 ID:E+PXmEJN
鉄の感情

鉄の感情が甦らない

かつて僕はあの感情を“鉄の感情”と名付けた
鉄といっても光を反射するような光沢の有る鉄では無い
錆びついてどこまでも貪欲に光を吸収するような鉄だ
意味から言えば“錆びた鉄のような感情”とすべきところだ
だがくど過ぎる
造語で“錆鉄”としたのでは音から砂鉄を連想してしまって悪い
あの感情を完璧に表現した言葉に未だ出会ったことがない
だからなんとなく付けた“鉄の感情”のままになっている
こういう時は彫刻のほうが真実に近い
そう、ジャコメッティのあの細長い人像だ
あれくらい細く
あれくらい孤独で
あれくらいざらついてなくてはならない
だがあれでも駄目なんだ
あれは知的過ぎる
鉄の感情はもっと豪胆の感情だ

今、思いついた
あの造形を鉄でつくりしかも熱して真赤になったところの感情
これが僕が今思いつく限り一番近い
解ってもらえるだろうか
どうか解って欲しい
その感情が甦らないので悲しいわけだ

52名前はいらない:04/07/10 11:49 ID:lQW2DWf+
名前はいらない 03/01/08 22:41 ID:p3Dfnbow
「青柿」

母さんかにを倒した
姑息な猿の凶弾を
ひょいと拾って弄ぶ

熟すには待たねばならない
熟しても渋いかもしれない
でも固い武器は
我が身を確実に守る

青イウチニ全テ刈リ取レ!
甘イ柿ヲ食ウ奴ヲ撃テ!
殺サレタ母サンカニノ敵ヲ討テ!

仲間の臼と栗と蜂とともに
インド洋沿いを転々と
武芸の稽古を繰り返しては
姑息な猿を挑発する子ガニたち

猿はわめく
オマエラ子ガニとの戦いに協力しろ

不幸にも青柿を拾った私は
さてどうしたものか
わめく猿に逆らうのも得策でなし

いくさは近い
53名前はいらない:04/07/10 11:52 ID:EbPNlf4w
スレタイも出してくれると嬉しいぞと
54:04/07/10 11:59 ID:lQW2DWf+
>>53
了解。
55名前はいらない:04/07/10 12:07 ID:lQW2DWf+



21 名前はいらない sage 03/04/07 03:27 ID:x39hm2Me
今夜だけは月明かり
僕ら照らさないでくれないか
今夜だけは月明かり
僕ら照らさないでくれないか
明日からの毎日を一人前の男の顔で
だから今だけお前の胸に顔を埋めて泣きたいんだ
何か辛いってわけじゃぁない
たださ、なんとなく
ほんと、なんとなく
さみしいんだ
だから
今日俺はお前の胸に顔うずめる
男がなにやってんだと思うから
今夜だけは月明かり
僕ら照らさないでくれないか
今夜だけは月明かり
僕ら照らさないでくれないか

       男泣きするような【失恋】がテーマの歌詞書いて。
56名前はいらない:04/07/10 12:14 ID:lQW2DWf+
19 名前はいらない sage 03/04/26 03:46 ID:dwROxkBH
しゃぼんだま?
いやいや 夢で出来た物 そして
まるい、そして にがそう、なんだ たべようとしたけれど。


            スレッド:淡々とした詩

ゆうに焼けたにおいのする空という代物が
まわりくどいせかいと共に生きている とは到底思えないほどに
、あかにそまりっぱなしで
それは とてつもなくとわにつづくドミノでした

トランペットを吹いている奴が また
屋根の上にあがったのだ
ぼくは奴を ぢっと
そっくりと みているんじゃなくて まぁるく みているんだ

いつかは ぴしゃん と
壊れるのだろうか と

しゃぼんだま?
いや そうにちがいないだろうよ
奴のトランペットから そわそわと とんでいる
あかあかと
ゆうの焼けた空という代物から

そしてぴしゃんと

ぴしゃん と
57名前はいらない:04/07/10 12:16 ID:lQW2DWf+
↑(T T) スレッド名真ん中にいれちゃったからやりなおし↓
58名前はいらない:04/07/10 12:18 ID:lQW2DWf+
19 名前はいらない sage 03/04/26 03:46 ID:dwROxkBH
しゃぼんだま?
いやいや 夢で出来た物 そして
まるい、そして にがそう、なんだ たべようとしたけれど。

ゆうに焼けたにおいのする空という代物が
まわりくどいせかいと共に生きている とは到底思えないほどに
、あかにそまりっぱなしで
それは とてつもなくとわにつづくドミノでした

トランペットを吹いている奴が また
屋根の上にあがったのだ
ぼくは奴を ぢっと
そっくりと みているんじゃなくて まぁるく みているんだ

いつかは ぴしゃん と
壊れるのだろうか と

しゃぼんだま?
いや そうにちがいないだろうよ
奴のトランペットから そわそわと とんでいる
あかあかと
ゆうの焼けた空という代物から

そしてぴしゃんと

ぴしゃん と


            スレッド:淡々とした詩

59名前はいらない:04/07/10 12:25 ID:dyNiRyA+
>>1
てかベタベタと延々コピペするだけ?
それを選んだ理由や感想や考察も何もなし?
その行為に何の意味があるか判らないよ
これは>>1の都合のいいメモ帳でしかない
60名前はいらない:04/07/10 12:34 ID:lQW2DWf+
804 名前はいらない 03/11/04 20:04 ID:4NAlZs4O
拝啓 こんにちは
足のおけがはどうですか
ぼくは君とこの車に衝突さした人の子供です
君はきっと怒ってはるやろと思います
ぼくのお父ちゃんのこと
ものすご 怒ってはるやろと思います

お父ちゃんが お酒を飲んで 追い越しなんか せなんだら
君もひとりぼっちにならんで すんだんです
足も怪我せんで すんだんです

かんにん したげてください
ぼくのお父ちゃんを
かんにん したげてください

もし君が一生びっこになって働けんようになったら
ぼくが弁償します
うんと働いて お金をためて

お金もあげます
家もあげます
ごちそうもあげます
きっと誓います

そやから どうか ぼくのお父ちゃんを
かんにんしたげてください
お願いします お願いします お願いします
さようなら
          スレッド:意味不明ポエム
61:04/07/10 12:44 ID:ICGWYMtI
>てかベタベタと延々コピペするだけ?
>それを選んだ理由や感想や考察も何もなし?
>その行為に何の意味があるか判らないよ
>これは>>1の都合のいいメモ帳でしかない

理由・感想・考察を書きはじめたらその分長くなるので
主観的なことを書くのはやめたのですが
「都合のいいメモ帳」だと思われるのは仕方がないと思います

ただ、これはコピペの形で貼られていますが、えんえんとコピーして
好きなものを貼り付けているわけではありません(ここで
そう言ってもわからないとは思いますが)

腹立たしく思われるのならお詫びします。きちんとsageますので
放置していただけませんか
62名前はいらない:04/07/10 13:03 ID:CnjJc9pi
俺は結構楽しみにしてるよ。
自分のを貼ってくれるかな?ってね。
確かに感想とかあると読む楽しみが増えるから
出来れば書いて欲しいけど(>>1以外の人にも)
スレの管理は>>1に任せてROMってるよ。

あと、スレタイは一番上にあった方が見やすいかも。
63名前はいらない:04/07/10 17:42 ID:hV+74BFh
「まだまだ詩を採点するぜPt:3」スレッド

615 :名前はいらない :04/07/03 19:33 ID:ZOD9ExJc
ゴドー     04/07/02

「まだかな」「まだだね」
僕は走る、トラックを右回りに
ただ一人、誰もいない校庭を
「まだかな」「まだだね」
照りつける太陽、ただ走る、無駄な力を抜いて
一歩一歩、自分の足に返る、地面の力を感じながら
息がきれる、体に重さがつのっていく
「まだかな」「まだだね」
何度、朝礼台の前を過ぎたのだろう、数えるのはとうにやめていた
「まだかな」「まだだね」
果てにある人としての限界、潰れてしまえるなら、潰れてしまいたかった
足の重さと、動悸が限界との間に厚い壁をつくる
「まだかな」「まだだね」
僕は待っている、この苦しさから逃れられる何かを
それは限界でも、偶然でも、なんでもいい
この足を止めてくれる何かを
認めて欲しい、がんばっている自分を
わかって欲しい、孤独な僕を
64名前はいらない:04/07/10 17:46 ID:2oHhQYMK
(つづき)

「まだかな」「まだだね」
息が苦しい、それでも
「まだかな」「まだだね」
足がだせる、一歩、そしてまた、次の一歩も
下手に頑丈な自分を恨めしく思う
こんなに苦しいのに、こんなに寂しいのに
「まだかな」「まだだね」
足はまだ前にでる、自分に負けたくなかった、
だから、待った
そう、待っていた、自分でやめることはできなかったから
積み上げたものが壊れてしまう気がしたから
自分はがんばれる人間だと信じたかったから
「まだかな」「まだだね」
65名前はいらない:04/07/10 17:51 ID:2oHhQYMK
(つづき)

音が鳴った
一度
そして、もう一度
心に響く涼しげな音
風鈴?
近くの家からだろうか、わからなかった
もう一度響く、涼しげな音
足を止めていた
音は、それに気付いたように遠くへと消えていく
僕は、その場に体を横たえた
目をつぶる
ふと、太陽の光が強く僕を照らした気がした
温かな光、体中に熱を感じた
胸の鼓動が心地よかった



「まだかな」「まだだね」…このきれいな繰り返しは、
「ゴドーを待ちながら」を読んでから味わうとより
いっそう楽しめると思います
66名前はいらない:04/07/10 18:08 ID:SRmf0dCs
67:04/07/10 19:02 ID:2vccdoSo
>>66

すみません、意味が本当にわかりません



68名前はいらない:04/07/10 19:36 ID:VsxAOpbG
「 夏だけど冬の話おいてきます。」

パチ パチ パチッ

暖炉が喜ぶ

パチ パチ パチッ

君がねている僕の傍で

パチ パチ パチッ

拍手のように

パチ パチ パチッ

まだ周りは暗闇だけど

パチ パチ パチッ

間違いなくここは暖かい

パチ パチ パチッ
パチ パチ パチッ

69名前はいらない:04/07/10 23:24 ID:3YENoJ36
ここ(・∀・)イイ!
70:04/07/10 23:33 ID:Nyd20L+Q
>>62
スレタイを上に移動しました
わたしがここに貼る前に、来てくれればうれしいです
詩の感想も、どなたでも大歓迎です


ここにある詩はすべて
気に入った→コピペして貼った、というものではありません
詩板に来てから出会って今でも繰り返し読んでいるものです

>>68
ようこそ、名無しの詩第一号さん
ここは「よみひとしらず」の本気を
受けとめ、大切に保管していくスレッドです

あなたを大事に、大事に読むことは
お約束できます




71:04/07/10 23:36 ID:Nyd20L+Q
うわ もう少しで寝るところだった

>>69
おやすみなさい
また来てくださいねw
72:04/07/11 09:26 ID:nXrcif1v
スレッド:詩で遊ぼう!投稿梁山泊 11th edition

176 :道標 :04/05/15 23:40 ID:28QH1aDA
さびしい田舎の山の中ポツンと
光が瞬かない
星とも見える小さな明かりは
誰のためでもない
小さな白い手灯りをともす
オレだけのオレだけの道標

私は心が読めるのと
意地張る男をほめたひと
毎日が途切れなく助けは来ない
ありそうな話は事の流れに
沿い運ばれて
読まれた心を何度でも何度でも
繰り返す
ささやかな後押しはオレと一緒に
馬鹿なオレと一緒に

うまく行きそで裏切られ
取り繕う
泣きそうな空の下残っていた
力がほんのり
やさしい思いやり
灯りをともした小さな手
振り返らなくていい
オレだけのオレだけの
  ……オレだけの
73:04/07/11 09:52 ID:nXrcif1v
>>72への、少し長い感想

夜の山裾を車で走っているときに、
ポツリ、と点る小さな人家の明かりを見ながら
ねえ、誰が書いたのか知らないけどネットで
見つけた詩があってさ、
わたしは助手席のともだちに話しました
なんかずっと頭に残ってんの、こんなふうに
夜山の中走ってると自動的に思い出しちゃうんだ

それから大好きな2連目をなんとかじょうずに
つたえたくて少しやってみましたが、
あたしが「オレ」なんて言っても女の声でブチコワシだから
やっぱりあとで画面に出すね、

ささやかな後押しはオレと一緒に
馬鹿なオレと一緒に

決してうかがい知ることのできないはずの
繊細な琴線の震えが伝わるようで、
詩はいつもふしぎだとわたしはつくづく思うのです



74名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 17:44 ID:ChjIEyp8
---- サワーサマー ----
暑いですというより熱いです
何とかしてほしいもんですよまったくね

飲みたくなりますね
しゅぽんとしゅわっと
とくとくとくとく
じゅわーシュワー
ぷちぷちぷちぷちぷちぷちぷち

こんなときはスッキリしたのがイイですね
ネバネバしたのはごめんです

サワーサマー
サワーサマー
すっきりしゃっきりしましょうよ

サワーサマー
サワーサマー
彼女がシャワー浴びている

サワーサマー
サワーサマー
ネバネバしたのはごめんです
75名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 17:45 ID:ChjIEyp8
あぁ・・選挙だ。
逝ってこよう。
76:04/07/11 22:00 ID:QO/lebbq
>>74
これ読んで逝きましたよ
体育館の床にシートが敷きつめてあって
ずらっと座った監視員たちの目の前でつまづいてすっ転びましたよ
もう選挙なんていかないヽ(`Д´)ノウワァァン!!

それよりもうすぐひそかにぬるぽスレで神が誕生しようとしているのを
ご存知か?
77名前はいらない:04/07/12 09:23 ID:+WK3BFaB
スレッド:詩】誰かに伝えたい詩を書く【詩】其2

54 :名前はいらない :03/09/05 04:22 ID:9nT6bJ1M
ほんの少しだけ
君を好きになった

君を好きな人は他にも沢山居るけど
僕は彼らとは全く別の理由で
君を好きになった

多分君は僕を忘れるだろう
もしかしたらもう忘れてるかもしれない
あの時
君が僕の隣に座っていた事を

ほんの少しだけ
君が僕を見ていた事を

もう二度と逢う機会はないだろうから
多分僕も君を忘れるだろう
ほんの少しだけ
君を好きになった事を
78名前はいらない:04/07/12 16:13 ID:kq53GMl+
>>77のこと

秋に偶然見つけて、うれしかった詩です
とても小さな、数秒で消えてしまうような、
「寂しい」よりもかすかで「かなしい」よりも淡く
まるで心がふうっとまつげをふせたような風のおとを
聴いたような気がしたのを覚えています

かげを落として揺れているのは、消えていく記憶
、「ほんの少し」うまれた感情、
きっとそれを忘れていく「僕」の心、それから

淡く綴られたこの詩はすてきでした
こんな繊細さをおくびにも出さずにカラカラバキバキと
生きている男の人についてなんだか色々考えました


79名前はいらない:04/07/12 16:22 ID:kq53GMl+
 スレッド:君のセンス五段階+αで評価するよ[Part11]

31 :名前はいらない :04/07/08 22:50 ID:b9KO7wbc
ある晩
俺はハムのように生きることを決意した
ハムとは即ちハムのことで
決して焼豚なんかではない
決意も新たに湯船につかる
「これは御清めだ!」
そう思うと嬉しくて
体中の毛を剃ることにした
ハムとは即ち肉の塊だから
俺の判断はどこまでも正しい
わずかな抵抗の感触を残して我が体毛は去った
俺は今
何よりも美しい
新しい素肌を石鹸で清める
なんだか変な気持ちになってきた
こんな事ではいけない
俺はハムになるのだ
決然と石鹸を洗い流して風呂を上がる
心は既にハムだ
服なんて着るものか
あとはシーツを適当にくくりつけてハンモックにし
そこで寝たばこを一服
つまり燻製の行程だ
このスリル
ハムになったかいがあったぜ
ハム人生1日目はこうして幕を閉じた

その晩俺は海辺の夢を見た
80名前はいらない:04/07/12 16:44 ID:kq53GMl+
>>79のこと

見つけたばかりの詩ですが
ハムはただの豚肉の塊なのではなく
実に色々なものが添加されていて製造工程も結構
複雑です

このまるごと1本のハムはぷりんぷりんで
つやつやのピンク色をしていて
快活に、誇りたかく前向きで鼻歌なども歌っているようで
このひとがハムになったから、こんなハムになったのだと
思わせてくれます

ぷっくりとハムのかたちに沿ったハンモックが
ゆらゆら揺れて
ふしぎな海の夢をみています
(誰がどんな夢をみるのかは、誰にも決められません)

もし、ちがうものとして生きることを決意してもこのひとは
やっぱりこんなふうに楽しげに、いきいきと生きていける
ひとなのでしょう
81名前はいらない:04/07/12 17:27 ID:kq53GMl+
 スレッド:エゴと情欲にまみれた貴様らの「恋愛」を偽るな!


344 名前はいらない New! 03/01/02 19:10 ID:i32MOW4C
俺が今いらついてるのは
おまえらの愛が多分本物で
自分勝手で限りなく純粋に強く汚く美しいからだ
畜生
なんか馬鹿みたいだ
勝手にやってろ
うらやましい
俺が馬鹿みたいじゃないか
82名前はいらない:04/07/12 21:48 ID:eLa78BAY
テテテテテテテテテテテテテテテテテテ
テテテテテテテ
テテテテテテテテテテテテ
テテ
83名前はいらない:04/07/15 22:47 ID:UFCHjWUv
ポエムカフェ

6 :名前はいらない :04/07/13 16:10 ID:miIMSa6f
「かき氷」

ホッキョクグマに抱かれるのでなければ
二番目の夢はかき氷になることだ
工場から出荷されるトラックの中で
氷はそう決心しました

ぴかぴかのかき氷機に削られて
こんもり小山になった僕
イチゴやメロンやバニラや小豆
甘いベールをつけた僕は
誰の喉もとを冷やすのだろう

そこまで想像したところで興奮して
氷はいつも少し溶けてしまうのでした
84:04/07/15 23:59 ID:JTa2/jBA
>>83
ポエムカフェにいってきました
「食べ物をテーマに詩を書く」スレッドですね  流れからすれば
かき氷は、「まっしろな氷山のにルビーの河…」などとはじまっても
おかしくないところですが
切り出されたばかりできんきんの大きな氷は、さっそく
将来の計画を立てています

わたしの好きな動物園のホッキョクグマも毎年夏には氷をもらって
鼻でつついたり両手で抱きつこうとしたり、大喜びです
でも氷のほうも幸せだなんて、思ってもみませんでした

それがだめなら、ではなくて、二番目の夢は、と氷は思います
さわやかに、すずしく喉もとを通り、誰かを冷やしてあげる!
わたしはかき氷を食べてしあわせになる立場の人間だけど、まさか
かき氷がそれを同じように望んでいるなんて、

希望に燃えて、興奮して熱くなって、
透き通った氷(僕、なのならきっとばらいろの純真な少年でしょう)は
運ばれていきます
「氷はいつも溶けてしまうのでした」……
いつも、いつの氷もそんなふうにやさしく見るあなたを、わたしは
うらやましく思います。
とけた水はまた巡り、地球をうるおしていきます。だからいつも、氷は
とけておわりなのではなくて、


貼りにくかったでしょう、きてくれてありがとう
またきっときてくださいね、まっさらに切り出された名無しの純氷さん


85:04/07/16 00:24 ID:SOf739N/
(補足)

感想だけを書いています
貼ったひとと書いたひとが違っていても
それでいきます
8683:04/07/18 18:22 ID:Sss0/c2o
僕は作者じゃなくて、「この詩いいなぁ〜」と思って貼り付けただけですけど、
1さんの感想を読んで、とても涼しい気持ちになりました。暑い日が続いていますが
そんなときはかき氷を食べて、この詩を思い出すとロマンチックかもしれません(笑)
87:04/07/19 22:36 ID:+xZgLrfA
>>83
気を使ってくれてありがとうございます
このスレッドはすでに削除依頼が出されているので
短いいのちでしたが(笑
88:04/07/19 22:59 ID:+xZgLrfA
天才 募集中!というスレッドでわたしは名無しさんが書いた
いくつもの印象深い詩に出会いました
IDも日付も消して保存していたので、「行方不明スレッド捜索します」に
頼みにいきました

雑談にまぎれて流れていって、一見もうあとかたもないような詩が
ただコピペされてここに貼られているわけではないことを
大切に読み返されていることを
できるならこれらの詩たちに知ってもらいたい
89:04/07/19 23:04 ID:+xZgLrfA
26 名前:名前はいらない :03/10/19 01:27 ID:uEyPMwnp
歩道を歩いていると前方から
陽気な方の酔っ払いが歩いてきて
じゃあ避けなきゃと右に避けたら
そいつは左に避けた
間が悪くて下向いてからチラッと
すれ違い様に右を見たら
それはもう陽気でも何も無く
素の目が通り過ぎていった

いつからか僕は僕ではない
いつだって僕は当事者ではない
おそらく会話の流れから
自分が馬鹿にされていようとも
何を感じる事も無くただ
へらへらと笑って歳をとる
時には自虐的なギャグだって放つ
そうしてやはりへらへらと笑っている
ニキビはやがて消えていくものだと
高校の時母に慰められたが
どうだろう一向に減る気配も無い

僕は僕が好きだ
いい奴だと思われたい
そうして知らぬ人には強気に出る
酔ったふりして
酔うことも無く
90:04/07/19 23:12 ID:+xZgLrfA
改行エラーが出たのでふたつにわけましたが
この詩は荒れ模様のスレッドに清々しく登場してきました
まるで「詩」があればいいということを伝えるように

71 名前:名前はいらない :03/10/19 17:42 ID:eosCFN5V
ニューヨークの6番街の路地裏
ゴミ収集車が置いていったダストボックスの上に寝転んで
ブルーのパーカーを頭まで深く被って雨をしのいでいる

ポケットには夢を託した一冊のメモ帳
アメリカ全土を揺るがすはずのリリック

さっきからずっと聞いている
夜のニューヨークを打ちつける雨音と
どこかで鳴いてる野良猫の声

そのとき表通りからこっちを見つめている人がいた
彼女だ
僕は眠りから覚める心地で思いでパーカーのフードを頭から剥ぎ取った

いや違う
気のせいだ
僕にはそんな人なんていなかった
91:04/07/19 23:13 ID:+xZgLrfA
(つづき)

一体僕はこんなところでなにを待っているのだろう?
なにを求めてこんなところまで来てしまったんだろう?
夢でも見てたんだろうか
夢でも見てたんだろ

ニューヨークの夜空の下
僕の居場所は表通りにはなく裏通りのゴミ箱の上だった

そうか、思い出したよ
僕はこれを求めて来たんだ
ニューヨークを求めて来たんだ
そうさ
これがヒリヒリするほどのニューヨークだ
92:04/07/19 23:34 ID:+xZgLrfA
これも改行エラーでふたつにわけるしかありませんでした
ひとつに続けて一気に読めるようにできたら、と残念に思います

若い詩が多い中でこれは異質でした
評価を読んで大笑いして、それから静かにコピーして、
天才じゃん、だって面白いんだからさ、とわたしはつぶやいていました

138 名前:弱体なのさ :03/10/25 07:06 ID:VQrygPvf
永遠っていうのはまるで苺ジャムだな
もっとも海に溶けてしまっているけれど
パナマ帽に溜まった大正時代の戯れが
さらさらと隙間を落ちていって
大日本帝国の幕開けさ

ン――――――――――――――
ン――――――――――――――

鼻歌が止まらない 同音反復し連続し続けるのさ
幸せってこういうこと 
HEY!兵隊さん、ここじゃ軍靴鳴らないぜ
HEY!兵隊さん
ぱきゅーんぱきゅーん
93:04/07/19 23:36 ID:+xZgLrfA
(つづき)

白いノイズが雪崩れこむね
苺を握りつぶしたときには終わる事の無いエンドロール
銀幕のスターをよみがえらせて
砂荒しのラジオから鬼畜米英玉砕せよ と
だれだって永遠は恐ろしいのさバカヤロー
時代はパズルみたいにめちゃくちゃだね
俺は一体何をしているんだ
俺は一体何がしたいんだ
俺は一体何にキスした
俺は一体何?
x^2+x+1の方程式の中で彷徨っているみたいだ

セピア色の煙がねじれた銃口から立ち込めている砂漠だ
現代は平成という名前で 俺の住民票は練馬区役所にある
それだけのことさ
永遠?なにそれ?
苺ジャムみたいだね
94名前はいらない:04/07/29 00:04 ID:QYgnz46K
保守
59 名前はいらない 04/07/10 12:25 ID:dyNiRyA+
>>1
てかベタベタと延々コピペするだけ?
それを選んだ理由や感想や考察も何もなし?
その行為に何の意味があるか判らないよ
これは>>1の都合のいいメモ帳でしかない


これを受けてすぐに感想を書き始めましたが、13日には削除依頼代行スレに
依頼が出されました
日々つぎつぎと増え、700を超えるスレッドがある中でこれを見つけ
立ってから3日目には早速削除させようとなさった決断力には敬服します
しかも一度代行を断られたときのあなたの怒りようには正直目をみはりました
このスレがあなたのどこかの神経をものすごく逆撫でしてしまったのですね


194 :削除屋@放浪人 ★ :04/07/26 11:34 ID:???

>>189
上はスレ立てて行う必然性無いといいますが、
どこでやればいいんでしょう?適切なスレがあるなら誘導を。


上の経緯を読んで、誘導があるのかと待っておりましたがそのままです
依頼が出された時点で気がすんでいるのでしょうか
(続き)
あなたの依頼文は↓です

189 :代行人 :04/07/18 17:03 HOST:221-251-37-55.platz.jp
削除対象アドレス:
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/
削除理由・詳細・その他:
4. 投稿目的による削除対象
雑談系以外の専用板では、全く情報価値の無いもの・真面目な議論や話し合いを目的としないもの・板の趣旨よりネタを優先するもの・客観的な意見を求めないもの・等
同板内の様々なスレに書き込みされたレス(詩)をコピペにより延々貼り続けているだけで
わざわざスレを立ててまで行う必然性がない


このほかにも代行スレでは「スレタイと内容も違う」とのことでしたが、そんなに
お腹立ちなのは申し訳ないのでスレタイを変更してもいいと思っております

改定スレタイ
「まったく情報価値もなく真面目な議論や話し合いを目的ともせず、板の趣旨より
ネタを優先し、客観的な意見も求めず、同板内の様々なスレに書き込みされたレ(詩)を
コピペにより延々貼り付けているだけでわざわざスレをたててまで行う必要がないスレ」

これでいかがでしょうか

(そのつづき)

スレタイの「糞コテはご遠慮ください」……この糞コテはわたしのことです
ここは流されてしまうだけの名無しさんの大切に書かれた詩をのせたいので
自分の書いたものを載せるつもりはない、ということですが

少なくともあなたがつぶそうとしたこのスレは
わたしが(アホながらも)真剣に立てたものなので、約750もあるなかから
どうしてこれが最低で依頼対象として名誉ある選出をされたのか知りたいです

このままでは、このスレはこのまま再開されてしまいますがそれでもいいですか
削除依頼をしたからには、そのまま放置ではなくてなんらかの責任が生じるとは
思いませんか
(たとえば、また納得できませんといって今度は削除人に噛み付くとか)
それがなければあなたの「正義とルールの味方」としての真剣さを疑わざるを得ません
ご返事お待ち申し上げます

98名前はいらない:04/08/06 09:07 ID:7CF2VZYy
名無しとコテを使い分けてる私としても、ここはなくなって欲しくないなあ
ただ議論は別の場所の方が良くないスか。
991:04/08/09 13:09 ID:tDpI5DKw
>>94
m(_ _)m  書き込みにくくてどうしようかと思ってました

>>98
何事もなかったように再開して、また余計に削除依頼人を
怒らせることになったりすると気の毒なので、一応挨拶しましたが
返事ははじめからくるはずがないと思っています。議論などは
一生したくないです
ルール違反のスレッドですが再開します


がんばれ、わざわざ代行スレまで頼みに行った正義の味方削除依頼人
今度は「占有になっている」とか「閉鎖的」とかも入れるともっと効くかも
しれませんよ





100名前はいらない:04/08/17 18:58 ID:I7jvdbbF

今見てきたけど削除依頼代行頼んだ奴必死すぎてワロタ
みっともねえな
101名前はいらない:04/08/17 19:10 ID:I7jvdbbF
1 :名前はいらない :03/04/21 22:26 ID:Xy7zvFjQ
ハローキティは昔 僕の友達だった 今でもプラスチックでできたあの丸い瞳に
憂鬱そうな面影が少し残っているし 口がないところなんてそっくり
86121816
彼は16の早朝に自殺した 僕は毎日号泣していたが ずっと悲しんでもいられないので
サンリオピューロランドに出かけたとき 偶然彼と再会した
彼は生前 誰からも愛されなかったが 今じゃ 子供たちのハッピー
サンリオピューロランドへ行けばいびつに可愛くデフォルメされた彼に会えるんだ
春の夜の暗闇が 僕にこうささやいてくる
何にも身に付けなくていいん
だよ
服もヒーターもクーラーも 地面だっていらない
102名前はいらない:04/08/17 19:11 ID:I7jvdbbF
2 :名前はいらない :03/04/21 22:31 ID:Xy7zvFjQ
「サンリオピューロランドで会おうぜ」
遺書を火であぶるとそういう文字が浮き出してくる
僕たちじゃない誰かが 「さよなら」 をいって僕たち二人ともそれを聞いたんだ
今じゃ彼は雑巾の絞り汁も飲まないし 便器をなめさせられる事もない
そういう人間はマスコットキャラにも似てる
サンリオの外に例えば駅のホームに ハローキティがいたら その目を瞬きをせず24時間ずっと見つめてみろ
たいていの子供がショック死する どんなに強く両親の腕を握っていたとしても
だが子供にも大人にも目がない
サンリオピューロランドは永遠に崩壊しないだろう
103名前はいらない:04/08/17 19:13 ID:I7jvdbbF
3 :名前はいらない :03/04/21 22:37 ID:Xy7zvFjQ
ふざけたしぐさで
写真にうつる
そしてなにより
仮面を
かぶっている
それはまさに自閉の産物だ
彼の

誰か 経営者でもいい
ハローキティを抱きしめてやれよ
そうすれば彼は内側から溶けていくから もはやその中に人が入っているのかさえ
曖昧になってしまうから
柵の外から ピューロの中へ
さけぶんだ 愛してるって
それだけで
全アトラクションは大声で泣きながら停止する

びしょ濡れの一人の子供をパリパリに乾いた毛布で包む
耳に聞こえない音を必死でイメージするように
君が生まれる前から
君の事を
知っている人がいたんだ
104名前はいらない:04/08/17 19:29 ID:BxP5o7lS
コテになると、評価スレなんかで恨みを買われるかもしれないし。
コテを続けていくのも、ある意味大変なんだろう。
105曾村益廊:04/08/17 19:32 ID:EtJnCiVv
古くなった電化製品は買い取れませんよ。
106名前はいらない:04/08/18 20:08 ID:e74Ly+3i
>>101(・∀・)イイ!!  
107名前はいらない:04/08/18 20:12 ID:e74Ly+3i
103 :名前はいらない :04/08/18 19:33 ID:YH8fLwuD
疑心暗鬼

語るに堕ちた嘘 
それが起爆装置
あれもそうか これもそうか
見事に崩れ行く信頼
止まらない連鎖反応
もう誰も信じられない
しっぽの付いた黒い小人が
影でほくそえむ
108名前はいらない:04/08/18 20:30 ID:YH8fLwuD
>>107
荒れた某スレでどさくさに紛れて燃料用に貼り付けたものが
貼り付けられるとは...
1091:04/08/18 21:46 ID:4/vS3uRO
「スレタイも入れる」(>>53さん、>>62さん)ということになっているので
補足します

>>100さんの貼ってくれた>>101->>103
「サンリオビューロランドで会おうぜ」というスレッドのはじめの
劇的な三つです
読み始めると本当に止まりませんから気をつけましょう

>>108
…今某スレを見つけましたが
ほんとに「燃料」でしたゲラゲラ


スレッド「評価しましょうか?その才能を」

17 名前はいらない 04/08/17 15:10 ID:kziLdBUm
「闘魚みたいに君を愛してる」

闘魚は
生涯ただ一匹の雌だけを愛し
雄どうしではただ闘い
他の雌には目もくれない

君の身体に巻きついて
鱗どうしをこすりあわせる
しつこいくらい
一日に何度も何度も

そんな日々が手に入ったら
人生の目的は既に達成されたも同じ
しつこいくらい
ミルクを君に発射して



111名前はいらない:04/08/18 21:58 ID:4/vS3uRO
(つづき」

子供が産まれても
発射して
闘う以外は
発射して
君が死んでも
発射して
ひとりになっても
発射して

旅立っていった子らが戻ってきたら
ばかみたいだと笑うだろう

愛を見て笑うな

112名前はいらない:04/08/18 22:04 ID:4/vS3uRO
>>110の名前は行数を節約しようとして
失敗しただけでありますが

こんな率直で弾丸のような男に出会いたい
自分がオソロシイです

113名前はいらない:04/08/19 10:38 ID:TwKbE7DM
悟くんに怒られますよ(笑
114名前はいらない:04/08/20 12:37 ID:jHtArJ0S
名前はいらない :04/08/07 01:27 ID:HYMvpDXx
「白磁」

陶器のかけら
白くたたずむ。

白は七色にそまるためにあるということ。
それが当然のように七色から白は外されているのだが、
七色を補うべくある白であることを
あえて拒むのだなお前は。

ナトリウムランプの橙が、
橙以外の色を受け付けない単一波長光であることを
密かに羨んでもいるのだな。

空に浮かぶ銀円の月のように
吸いさしのタバコから斜めにただよう煙のように
軽やかに、
一次元の諧調のもとで
無限の饒舌をたたえて笑っていたいのだな。

それはもはや
この世のものではないということだ。

それでこんな姿になってしまったのか。
115名前はいらない:04/08/20 12:39 ID:jHtArJ0S
上の作品は「君のセンス五段階+αで評価するよ [Part.12]」の252番に投稿された作品です
116名前はいらない:04/08/20 18:18 ID:m8fBeGx3
>>95>>96>>97
へーそんなことがあったんだ

>>114
ハクローキン思い出した
117名前はいらない:04/08/20 22:34 ID:iDW95jAz
118名前はいらない:04/08/21 11:50 ID:f5MUH/0Z
スレッド 「〜〜詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 11th edition 〜〜」
650 日々雑感 1/2 sage 04/08/16 18:44 ID:3XAUVVm0
息が できる 有難さ
排尿 できる 有難さ
痛みを感じる 有難さ
わたしは 今生きている

      *

わたしを見ないで
見たりしないで
手を伸べて

誰もが向かう 
ただの変化と
なのにどうして
遠ざかるの

肌も変わる
顔も変わる
匂いも息も何もかも
それでも わたしは 
今 ここに

どうしてみんな
わたしを見ないの
わたしの向こうの
世界を見るの



119名前はいらない:04/08/21 11:54 ID:f5MUH/0Z
(つづき)

手を伸べて
わたしに触れて
連れて行ったりしないから

怒ってごめんね
泣いてごめんね
身体が別のものに
なっていく

それでも触れて
わたしに触れて

最後まで言葉は
聞こえているから
行かないで
わたしが行くまで
傍で笑って
 
      *

息が できる 有難さ
排尿 できる 有難さ
痛みを感じる 有難さ
わたしは 今日も生きている
120名前はいらない:04/08/21 11:57 ID:f5MUH/0Z
一連目でありありと浮かんでくるのは死の床です

肺が静かに呼吸をしています、
腎臓もはたらいてくれています
痛みをかんじられるからだです
わたしは生きています

そんなふうな目をむけないでください
生きているひととして、生きているわたしに
手を差し伸べてください

みんなみんなおなじこと
それは自然の変わりかたなのに
なぜそんな目をするのでしょうか

肌艶はうしなわれ
顔つきも変わってしまった
息からはもう健やかではない内臓の
においがしています
でも、わたしはここに、こうして、今

…こんなふうに読み進んでいくと
この詩のはじめから終わりまでがぴったり繋がります
少し長いのですが、じっと生きているひとの
長い時間を思わせてくれたりもします
どうして、この詩が「わからない」のかわたしにはわかりません
この詩は、本当に見つめたひとにしかかけないものです
わたしはあなたが大好きだ!!でもうまくいえないやヽ(`Д´)ノウワァァン!! 
121名前はいらない:04/08/21 12:00 ID:f5MUH/0Z
>>113
ほんとうにそんなことがおきたら
どんなにうれしいかわからないけど
もうお盆もすぎちゃったし
……って
ガッ
122名前はいらない:04/08/21 13:46 ID:fiZtnbHj
>>118-120
タイムリーでびっくりですよ。
梁山泊のは厳密には名無しじゃないと・・・まあ名無しみたいなもんですけどね(笑
ご感想嬉しいです、ありがとうございました。
123名前はいらない:04/08/21 18:07 ID:xXEAN6t5
削除要請人さんがまた「スレタイと内容が違う」といって怒ると気の毒なので
>>96をまた変更しておきます

改訂スレタイ
「まったく情報価値もなく真面目な議論や話し合いを目的ともせず、
板の趣旨よりネタを優先し、客観的な意見も求めず、同板内の様々なスレに
書き込みされたレス(詩)をコピペにより延々貼り付けているだけでわざわざ
スレをたててまで行う必要もなく、あとからコテハンさんだとわかっても
削除要請人にあやまるつもりもなく名無しの時点で書いたんだからと居直り、しかも
たまに批評なども書いてしまうスレ」

      ↑
この批評なども書く、というのは今考えている>>114へのレスがどうも
感想というよりも批評になりそうなので、あらかじめ足しておきます


文句あんのか

124名前はいらない:04/08/23 16:37 ID:xxDDfF99
要請人は>>97の質問に答えるべきだ
削除要請はなにも疾しいことではないのだから
125名前はいらない:04/08/23 16:59 ID:xxDDfF99
気に入らないちゅうだけで削除依頼出す人が増えると困っちゃうからさ
こういう問題ははっきりさせときたいんだよね
板のためにもさ
126名前はいらない:04/08/23 17:04 ID:s97iQHCo
2ちゃんでは本来、コテはあまり推奨されない事だったのでは?
127名前はいらない:04/08/24 18:29 ID:PoSedaw8
要請人答えなよ
128名前はいらない:04/08/24 18:44 ID:PoSedaw8
もう詩板から消えたんかな?
そんならそれでこっちの手間も省けるわけだが
129名前はいらない:04/08/24 21:20 ID:8lnaBElU
昔に比べて固定が減ったね。
いい傾向だ。
130名前はいらない:04/08/26 16:59 ID:fG2LXCIn
削除要請人

こ た え ろ よ
131名前はいらない:04/08/26 19:25 ID:zqWvwGie
私怨でしょ?そりゃ答えられんさ。
他に削除依頼出されてもしょうがないようなスレはたくさんあるもんね。
しかし・・・・・犯人はコテだろうけどこのスレの何が気に入らなかったんだろうね?
はじめから読んだけど特定の人間になんか迷惑かけてるか?
あそこまで必死に代行人に食い下がるなんて不思議だよな。
132名前はいらない:04/08/26 19:41 ID:zqWvwGie
この謎を解き明かせるやつはいないのか?
133名前はいらない:04/08/27 00:08 ID:ECM87t17
いないのか?
134名前はいらない:04/08/27 08:50 ID:+q2qgZLV
いないしょ〜。これ以上追求しても無理っぽい。次行きましょ。

他人の何に気が障ったのか、
趣旨違いだとどう判断されたのか、
コテなのか、違うのか、コテならそれなりの理由があるんだろうけど、
詮索はしても難しいね。例えば、もしこの辺を話し合うなら本当に移動しませんか?
ここは名無しの素敵な詩を紹介していくスレッドにして欲しいな。
135名前はいらない:04/08/27 18:00 ID:/mGckhH/
134に同意。ここはマターリ進行で行きたいよね。
136名前はいらない:04/08/27 18:17 ID:/mGckhH/
ただこの事件を風化させるのは板のためにならないとおもう。
137名前はいらない:04/08/27 18:59 ID:ewV/VkNa
138本スレの1:04/08/30 10:00 ID:mRZ35JJt
>>137

こんにちは、1です  始めましてw
このスレは、細々と、でも再開されていたよね
削除依頼もなんか潜り抜けてw

ここにわたしが恨み言みたいなレスをしたことが
あなたがスレを立てる発端のほんの一部にでもなっているなら
あやまるから、ほんとにあやまるからもうやめよう


139本スレの1:04/08/30 10:01 ID:mRZ35JJt
もともとこのスレは途中で責められていたよね
「都合のいいメモ帳でしかない」ってw  だから
依頼はそれでされたのだろうし、それはそれでここの存在に腹をたてて
いるんならまあ他人のすることに文句は言いようもないんだけど

このひと、このスレを潰すのに、ひとつだけ晒すと変だから
全然関係のない未来さんたちのスレくっつけて誤魔化すのに利用したでしょ
あのスレの住人のみんなも不安がってた
それが、なんだかすごくいやで、
それで削除依頼したひと個人に言い返したかった
ここのスレだけでね
140本スレの1:04/08/30 10:02 ID:mRZ35JJt

でも、返事など来るわけもないし(代行にまで行って頼んでるわけだし)
わたしも全く期待などしていない(もともと議論などしたくない)
だって、このスレの中ほどで、一度「きちんとsageますので放置して
いただけませんか?」って頼んではみたけど、だめだったでしょw
141本スレの1:04/08/30 10:05 ID:mRZ35JJt
今のスレッド見てw sage進行どころか、
これじゃまるでさつま揚げ、いや晒しあげ
もともと超零細スレッドだから、下のほうで
細々続けられていれば、それでいいんだし、
どうやら2人ぐらいはROMしてくれているみたいだから
もうそれで結構励まされてるのね
142本スレの1:04/08/30 10:07 ID:mRZ35JJt
どうにもここに書き込みにくくて、ひとに相談したら、そのスレには
かかわらないで、ここで好きなようにやれと言われたんだけど
一回「本スレの1」で出て、話してみてもいいかな、とも言われたから
ここにあなたを呼んで話しかけています
しかも、これでもけっこう何日も辛いんだw

あなたが、わざと騒ぎを大きくしようとしてスレを立てたとは
思ってないけど、まだ問題は何も起こっていないでしょ?
本当に削除されちゃったわけでもないしw
しかも、そんな議題だれも興味がないから
いぢわるされてるじゃないの
143本スレの1:04/08/30 10:09 ID:mRZ35JJt
だから、あなたがそんなスレで、みんなに電波扱いされてがんばらなくても
いいんだから(わたしは電波妄想って言われてるw)
もうやめようよ
そんなスレ閉めよう

あなたが一度こちらに帰ってきて、ちゃんと気持ちを話してくれるまで
わたしはここでずっと書き込まないまま、待ってるから

全然怒ってないよ ぜったい怒ってないから
こちらに戻って、少し考えてみてください

144本スレの1:04/08/30 10:14 ID:IuuU7MGv
止める気がなくても
気持ちだけでいいから聞かせてくれ

スレを立てる自由は誰にでもあるけれど
一応「分室」って書いてあるから
とても無関係スレとはw

まだいるよね?
145本スレの1:04/08/30 10:16 ID:IuuU7MGv
信じられないミスだが

>>138
始めまして→初めまして

であった
146名前はいらない:04/08/30 20:24 ID:rtQ6sw0C
自治すれに 書き込みあったよ〜 議論の続きにいかがかな?
147別室の1:04/08/31 19:03 ID:dXaDQCIf
本スレ1様へ

ここ最近の流れを見て「このままだとこのスレ終わる」と思い別室を立てたんだ 
ボクこのスレ好きだったから・・・・・ 最初はコテ攻撃なのか?と思ってみてたけど
貴方の態度がとても紳士的だったので・・・・・ その人柄に惚れました
だから困らすようなことはしたくない   やめます  もう あのスレやめます
二度とボクは書きこまないよ 約束する だからお願いです このスレ続けて! 

迷惑かけてごめん

と言っても別室は残したほうがいいと思う なくなったらまたこのスレで追求する人が出てくると思うから
たぶん冗談だろうけどロムしてる人が二人とか詩板の名無しは数人とかそんなことはゼッタイないんだから
削除も通らないだろうし 別室はあのまま放置してdat落ちすることを祈ろう

最後にもう一度 迷惑かけてごめん
このスレがんばってね
148本スレの1:04/08/31 21:42 ID:8x4nCGqA
>>147
書き込んでから気にしてるかも知れないから
一応連絡しておきます
さっき見つけました

きついこと言ってごめんね
帰ってきてくれてありがとう
レス書き始めてるけど、ここに書き込めるのはたぶん夜明けごろ
だからゆっくり、おやすみなさいw

149本スレの1:04/09/01 05:01 ID:KKBKWsIz
虫の音が聞こえています
秋になりますね
(まとまらないのでごまかしている)

「いっしょにあのスレがdat落ちするのを祈ろう」

わたしのレスを読んで、困ったでしょう
あやまることなんかないんだからね、わかってくれてありがとうw
あっという間にあのスレは消えるけど、あなたが心配してくれた気持ちは
忘れないでいくから、だいじょうぶ
また細々と続けていきます
ごめんね、いやな思いさせて
(としか言えないけど)

「こんなことがなければ決して
話ができるはずもなかったあなたへ」

迷惑かけたなんて思っちゃだめだからね
わたしは、こんなに安心したことはないよw
じゃ、またね
150本スレの1:04/09/01 05:11 ID:KKBKWsIz
「スレのどこかで笑っているROM神へ」

再開できることになりました …としか言いようがありませんが

出てきてくれてありがとう。

(なんか安心しちゃってゲラゲラ)

ありがとう。
151名前はいらない:04/09/01 18:13 ID:E+EGCx2d
>>114

>>114>>115が同じひとかどうかはわかりませんが
>>114

レスを書き込める雰囲気ではないまま何日も過ぎる間
「白磁」へのレスは何度もわたしの頭で繰り返されていました
感想は今も変わっていませんから書いておきましょう

あなたが白磁を見つめています
(どこで出会ったのでしょう、美術館?それとも)
まっすぐに向かい合っています
(若いあなたの心がびりびりと感応しています)
雑音は全て遠くに追いやられて、
あなたと白磁はふたりきり、そこにいます
それはあなたの才能です
(たぶん、若くみずみずしい季節だけに与えられた才能です)
そしてそのときに感じたものを忘れてしまわずに
書きとめようとする気持ちを持つあなたが、わたしは好きです

あなたの「。」の打ち方、連の分け方、それは全部あなたが
じっくり取り組んだことを教えてくれています
濃密な時間を費やしたことを教えてくれます
ゆっくり読んで欲しい、という気持ちも感じとれます
152名前はいらない:04/09/01 18:15 ID:E+EGCx2d
けれども、この「白磁」が少しだけ
読み進むわたしを惑わせたことにも触れましょう

>陶器のかけら
>白くたたずむ。

陶器は、すっくりとたたずんでいます。それはとてもきれいな姿です。
でも、かけらは? 

わたしの中では、かけらは大抵転がっているか、落ちているかなので
(イメージが貧困なのよね)シクシク
かけらがたたずむ、というイメージを浮かべるのは少し難しかったw

でも、「たたずむ」という表現で、その存在が静謐であることをあなたは
書きたいのがわかりますから、これはそのまま感じていましょう
153名前はいらない:04/09/01 18:16 ID:E+EGCx2d
2連目には、あなたの「白」い色への考え方があります
あなたは「白」を「そまるために、だから当然七色から外されて、七色を
補うべく」あるのだと言います
ところがわたしは、「白」を、ある意味全ての色を駆逐するものだと
考えていますから、わたしにとっての白は「拒む」ものではありませんw
そんなところがとても新鮮で、不思議な感覚を覚えました

単一波長光のナトリウムランプを、白磁(発光体ではないのに)が羨んでいる、
ここもおもしろいです
(わたしにとっては「白」は、何よりも強くて)、

光の三原則、という言葉があるでしょう? 光は重なり、最後には
白い光になりますね
色は重なり重なりして、やがて黒になりますが
(もう発光体も色も反射もごっちゃになっているところで遊んでいます)
そんなことをぼんやり考えたりしながら、とても面白い経験をしました
154名前はいらない:04/09/01 18:17 ID:E+EGCx2d
白磁の望む自らの姿は、もはやこの世での存在を許されるものでは
ないから、

「それでこんな姿になってしまったのか」


あなたはまた白磁と向かい合うでしょう
今とは少し変わっているかも知れない、あなたの心は?
そのときのあなたにとっての「白」のイメージは?
そのときのあなたに語りかけてくる白磁の声は?
その瞬間まではあなたにもわかりませんが

あなたはきっとまざまざと思い出せるでしょう
この詩に取り組んで書き上げたことによって、少し若かった
あなたの心に懐かしく出会えるでしょう
そのカードを手にしたあなたを、わたしは羨ましいと思います

あなたへの評価は見ました
「悪くない」

「いい」と同じことですw

155名前はいらない:04/09/01 18:25 ID:E+EGCx2d
透明レス

    ────────

「白磁」が題なのなら、

一行目の「陶器」は「磁器」の方がいいかも知れません


怒んないでね
最初に読んだときから、ずっと気になっていたので

     ────────
156名前はいらない:04/09/02 22:41 ID:q0XxTMxu
スレッド:〜〜詩で遊ぼう!投稿梁山拍 10th edition〜〜

↑この1行を入れただけで改行エラーになってしまったので
↓に置きます
157名前はいらない:04/09/02 22:46 ID:q0XxTMxu
それでもやっぱり改行エラーになるので(なぜだ)
仕方がないからふたつにわけます

303 ひかり222号 04/01/21 03:43 ID:Z27s6Jbx
これは別に永遠の別れとか
そういう重たいものじゃないから
まさかね 自分が泣くとは思ってもみなかったけれど

ブレーキが解かれて重たい車輪が
ゴトリと動き出すと
最後の最後まで君が笑かすから
おどけてトカゲダンスなんかするから
だから僕は笑いながら
笑いながら逆を向いた
158名前はいらない:04/09/02 22:47 ID:q0XxTMxu
(つづき)
風花が咲いている
だからきっとこの風景はぼやけていて
それでいて無駄に明るく
僕のいる車内がやけに暗い
トンネルが絶妙の間で入ってきて
白黒の窓に僕を映したら
いつもよりより不細工な男がこっちを見ていた
居たたまれなくなってカーテンを閉めたら
はらりひらり
風花が窓を越えてまた咲いた

「もういいかい」って聞いてな
そしたらでっかい声で「まだだよ」って言うから
でも何度でも「もういいかい」って聞いてな
そのうちきっとあのトカゲダンスで
今度はおまえを笑かすから

カーテンを開けたらトンネルも終わって
対抗列車の轟音に
僕はちゃんとびっくりした
159名前はいらない:04/09/02 22:57 ID:q0XxTMxu
>>158 7行目 「いつもよりより」は「いつもより」だと思いましたが
そのままにしました
読んでいるときに気づかないほどだったからです

>「もういいかい」って聞いてな
>そしたらでっかい声で「まだだよ」って言うから
>でも何度でも「もういいかい」って聞いてな

この「な」がレアに響いてきて
世界中でふたりにしか通じないトカゲダンスを思い
言いたくはないけれど、わたしは少し涙が出ました


160名前はいらない:04/09/05 02:22 ID:bB83DNMV
スレッド:書いた詩‥評価してあげるよ?Part21

334 名前はいらない sage 04/07/25 16:40 ID:5rIwJg3i
ロマンチック

腐った海水と重油の匂いの漂う大きな港の
小さな焼き鳥屋
油の浮いたテーブルには
きつい仕事を終えた鋼の腕が並ぶ
開けっ放しの戸口から蒸し暑い夜が流れ込む

ここは別天地
腐った海水と重油の匂い漂うこの港で
その日生きる衝動を使い果たした男たちが
明日までの短い時間の中
明日を生きる衝動を溜め込む場所

すっかり顔なじみとなったひとたちが
つい3ヶ月ほど前に働き出した新入り
親なしのやせっぽちを哀れみながら焼酎をあおる
いいかむりはするなよ
しごとでけがをしたらそんだ
そのうちこつもわかってくる
まだわかいんだ からだもできてくるさ
なにかあったらえんりょなくいうんだぞ
161名前はいらない:04/09/05 02:23 ID:bB83DNMV
(続き)

そんな別天地の真夏の夜に
事務所に行ったらここだって聞いたの
そいうって君は現れた

香水の香り漂う英語塾の教師
場違いな闖入者の登場に
静まり返る店の中で
僕と同じ飲み物をくれと頼み
差し出された焼酎を
嬉しそうに礼を言って飲み干す君
上がる歓声

なんだこのやろういつのまにこんなおじょうさんをだましやがった
ひとこともいわなかったじゃないか
なぁねえちゃん
このやせっぽちのどこがいいんだ?
このやろうこないだぶったおれやがってせわのやけるやつなんだぜ
そんなのよりどうだおれとしょたいもたないか?
よるだってこいつなんかよりじょうとうだぞ
162名前はいらない:04/09/05 02:24 ID:bB83DNMV
(続き)
気がつけば宴の輪の真ん中に君はいて
コロコロと笑いながら鋼の腕どもを従える

君は南の国からの帰国子女で
お世辞にも日本語はうまくない
たくさんの人に囲まれて君が笑っているのを見たのは
それが初めて

君は酔いをさまそうと僕を誘い
店を出て夜風に当たる
生ぬるい潮風が重油の匂いを運ぶ

あたし帰りたいなぁ南の国に
ねぇ結婚したら南の国に住もうよ
あたしぽこぽこ子供を生んで
みんなで真っ黒に日焼けして写真をとるの
そしてみんなパンツとサンダルだけで暮らすの

汗と油に汚れた手を握って
君は海を見ている
この饐えて死にかけた海は
君の生まれ故郷 南の国へと続いている
その砂浜では
真っ黒に日焼けしたおおぜいの子供たちと君
そして僕が笑ってる

なんてロマンチックな夜なの
そう言って君はやせっぽちの僕にキスをした
163名前はいらない:04/09/07 16:47 ID:4KSq5IWZ
>詩にしてはずいぶん長いと思います。主題が面白いのでもっとまとめればいいかも。
>あとラストの「ロマンチック」、前文とのつながりが弱すぎて唐突な感じ。

たったひとつ、こんなコメントを受けたまま
この美しい名無しさんの物語は流されていきました
164名前はいらない:04/09/07 16:52 ID:4KSq5IWZ
慣れない仕事についたやせっぽちが
逞しい先輩たちに囲まれています
からかわれて、気遣われはげまされて
仕事後の開放されたひととき
焼き鳥屋の明かり
やせっぽちよりはるかに日焼けした仲間の顔
アルコールが加わってますます陽気な声

おおらかな魂たちが
頼りないやせっぽちをたずねてきた女の子に驚きます

帰国子女で、ことばもまだ自在にはあやつれず
少しだけさびしい思いをしながらいる
そんな彼女をやせっぽちはほんの少し
痛々しく思ったりすることもあったのでしょう
165名前はいらない:04/09/07 16:54 ID:4KSq5IWZ
焼酎を嬉しそうに飲み干した女の子!
いつか当然のように鋼(はがね)の腕どもを従えて(全ての腕は、彼女に
広げられ、抱きとめて)
こんなに屈託なく女の子は笑うのです
今までで一番自由で、自然な笑顔です
見つめているやせっぽちの心に溢れた幸福感と感動とを
わたしは思わずにいられません
やせっぽちが愛されている、世界中でいちばん魅力的な女の子!

仕事仲間たちが期せずして教えてくれたのです
彼女に向けられた、ごまかしのない陽気な笑顔で
166名前はいらない:04/09/07 17:00 ID:4KSq5IWZ
上気した頬のまま女の子はやせっぽちの汗と油に汚れた手を握り、
幸せのつづきを夢見ます
あたたかだった南の国の人々を思い、
ぼこぼこ子供を産んでおおぜいになる家族のくらしを思い、

彼女の語る夢にやせっぽちは聞き入ります
ふたりきりの海辺に風がわたります

最終連のこれが唐突なロマンチックなのなら
唐突でないロマンチックとはなんなのかを聞いてみたいほど
すべてがロマンチックに感じられる詩でした

わたしが思い浮かべた南の国(パンツとサンダルだけでくらす)は
なぜかゴーギャンがわたっていったタヒチです
167名前はいらない:04/09/11 02:01:57 ID:txGJxA7q
>>90-91
これは僕が書いた詩なんですけどどこのスレにありました?
正直このスレにピックアップされてて嬉しかったです。
168名前はいらない:04/09/11 09:52:58 ID:ahLL43H8
>>167
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0407/13/1066428129.html

題名がつけられていなかったので、わたしには
とても残念に思えたのを覚えています

荒れているスレに「名無し」でかきこまれて
そのまま流れていくのもやっぱり残念で
ここに来てもらいました

169名前はいらない:04/09/11 23:49:20 ID:nDSNLVXj
>>168
そうですね、なんで題名つけなかったんだろ。
あのスレは荒れてたというか北が一人で文句言ってただけでしょう。
僕はムーサさんの感想を聞きたかっただけです。
でもほかの人も読んでくれてたとは嬉しいです。

ちなみに僕は本来名無しではなくコテなのであしからず。
170名前はいらない:04/09/12 00:51:46 ID:2Ad68hcO
今、天才スレを読んでよかったのを2つ挙げます。

「試合」

鼻が潰れるかもしれない。
アゴが砕けるかもしれない。
息ができなくなるかもしれない。
意識が飛ぶかもしれない。
足首が捻れるかもしれない。
膝が壊れるかもしれない。
右目と左目が合わなくなるかもしれない。
指を折るかもしれない。
息ができなくなるかもしれない。
嘔吐するかもしれない。
血を流すかもしれない。

万が一、明日を失うかもしれない。


でも、このままじゃ今を失う。


※この最終行、なんか企業とかCMで使われるポジティブ系のむかつく抽象的な言葉のようだけど
それとは違う。僕はこの言葉は今まで聞いたことない、驚いた。
臨場感が素晴らしい。この臨場感は試合に限らず日常でもいろんなとこで起こってる瞬間だと思う。
171名前はいらない:04/09/12 01:01:57 ID:Q/DDoTl2

スターバックス夢の中では
 スターバックス昔の君が
 スターバックス僕のとなりで
 スターバックス首をかしげて
 スターバックスほほえんでいる
 スターバックス気付かないふり
 スターバックスやわらかな髪
 スターバックス話しかけてよ
 スターバックス一日5分でいいからさ
 スターバックス大丈夫だと
 スターバックス平気だとささやいて
 スターバックス錆びたピストル
 スターバックスこめかみに突きつけて
 スターバックスあたしの奴隷になれと
 スターバックス言ってよベイビー


※このスターバックスという言葉は、あの気取った隠居な茶色いカフェのスターバックスとは違い
単純に月のうさぎという意味から想像されるものとも違う
全く新しい言葉として輝いた。ほんとに夢のような。すごい憧れを感じる。
僕の中からもスターバックスが出てきてほしい、と思えた。スターバックスという存在が羨ましい。
172名前はいらない:04/09/12 01:03:03 ID:LR6aiqqk
587 名前: 名前はいらない [sage] 投稿日: 03/11/06 04:29 ID:6R0Lis/7

スターバックス夢の中では
 スターバックス昔の君が
 スターバックス僕のとなりで
 スターバックス首をかしげて
 スターバックスほほえんでいる
 スターバックス気付かないふり
 スターバックスやわらかな髪
 スターバックス話しかけてよ
 スターバックス一日5分でいいからさ
 スターバックス大丈夫だと
 スターバックス平気だとささやいて
 スターバックス錆びたピストル
 スターバックスこめかみに突きつけて
 スターバックスあたしの奴隷になれと
 スターバックス言ってよベイビー



※このスターバックスという言葉は、あの気取った隠居な茶色いカフェのスターバックスとは違い
単純に月のうさぎという意味から想像されるものとも違う
全く新しい言葉として輝いた。ほんとに夢のような。すごい憧れを感じる。
僕の中からもスターバックスが出てきてほしい、と思えた。スターバックスという存在が羨ましい。
173:04/09/24 22:49:20 ID:SHspvlcO
>>169
>ちなみに僕は本来名無しではなくコテなのであしからず。

ものすごく、ごめんなさい
でも「嬉しかった」と言ってもらって少し救われました
わたしは「ほかの人」ですw

勝手にここに持ってきたこと、許してくださいね
174:04/09/24 23:11:50 ID:SHspvlcO
>>170
天才スレはあっという間に過ぎていきました
でもここには、富永太郎が初めて書いた美しい詩があります
24歳でこの世を去った青年のリアルがあります

宮沢賢治の、拳骨を握りしめたちからがあります
ただの童話作家としてではなく、
カツ丼好きで経済的に何不自由なく大きな家に住み
当時珍しかったセロを弾き外国の植物の種を取り寄せ
春画集めが趣味でににやにやしている
そんな
でも
愛しく生きた矛盾だらけの魂があります
175:04/09/24 23:18:07 ID:SHspvlcO
はじめての詩集の初々しい伊東静雄がいます
「古臭い」と捨ておかれましたが
176:04/09/24 23:25:29 ID:SHspvlcO
でも、どんなに古くさくても
そのとき生きていた若いこころに
どれほどの差があるでしょう
177:04/09/24 23:42:22 ID:SHspvlcO
生まれてきて、
自分って何なの?と考え出すおとなになって、

ここであなたのレスに戻りますが
あなたはすごくすごくいい子だよ

すごくすごくいい子だよ
「夢のような、すごい憧れを感じる」あなたは、
ほんとにすごくいい子だよ

信じろ
178:04/09/24 23:49:04 ID:SHspvlcO
じょうず、とかへたとかを抜きにして
書いた人が愛しく思えるような詩がわたしは好きです
そんなこころのつぶやきをいくつか
置かせてください
179:04/09/24 23:53:06 ID:SHspvlcO
スレッド:君のセンス五段階+αで評価するよ [Part.13]

54 名前はいらない sage 04/08/27 04:21 ID:fkDwad7i
バドミントン

すべり台も シーソーも
ブランコも 飽きたろう
少しは運動しようよ。と、持ってきたバドミントンセット
ラケットとシャトル、君に渡して一言
「こう見えても・・・」
僕のつたない自慢を無視して
君はシャトルを高く打ち上げた
焼けた空が鮮明で
口をあけながら振り下ろしたラケット
空を切った
格好悪くすっころぶ僕
「『こう見えても・・・』なに?」と君
笑うしぐさにムッときて 本気で打ち込んだ僕
頭に少し強くあたって ムッとする君
可笑しくて笑う僕 続けて怒る君
泥だらけになっても続いた
このやり取り
ありのままを打ち上げて
笑って受け止める君がすきです
必死で追いかけて
格好もつけずに
君といられる僕もすきになれそうです
焼けた空が冷めても
今日つけた
服の汚れのやさしさは
洗っても落ちないんだろな。
180名前はいらない:04/09/25 02:29:27 ID:Bp3FF34b
>>174
ということはこの詩は富永太郎という詩人の詩?
181名前はいらない:04/11/06 01:23:35 ID:HFGl4DcZ
スレッド:書いた詩‥評価してあげるよ?Part21

328 :ほたる :04/07/24 14:02 ID:+CRS6W4O
(蛍光灯の中は無数の蛍が飛び回っているんだ)

夏の真夜中 僕は
家中の蛍光灯と言う蛍光灯を持ちだして
近くの河原に行った

河原には誰もいなかった 月も雲に隠れていた

(待ってろ 今かごの中から 出してやるから)

河原に
持ってきた蛍光灯を全部まとめて力いっぱい振り下ろした
蛍の羽音と蛍の光が散らばった
光が散らばって そして
(瞬き、再び目を開けると)
消えた

河原を見下ろすと
もう二度と光らない
蛍の死骸が散らばっていた

そう この蛍たちは蛍光灯の中でしか生きられなかったのだ

僕は泣いた 泣いて泣いて 泣いた
蛍の死骸を川に流して 家に帰って
僕は泣いた 泣いて泣いて 泣いた
月は雲に隠れたままだった
182soft ◆ZYsoftMCT2 :04/11/27 06:19:32 ID:yeartwze
ここんとこここはレスがないぞ
183名前はいらない:04/11/30 18:18:25 ID:ZffnLBxf

削除要請人は早く質問に答えろよ

184名前はいらない:04/11/30 18:21:07 ID:ZffnLBxf

追い出し完了かな?

てか相手見てやれっつーの

この負け犬が
185名前はいらない:04/12/02 18:00:40 ID:KjYI4dcb
削除要請人まだ詩板にいるのかな…
はやく死んで欲しいよねー
詩板のために。
186名前はいらない:04/12/02 18:02:59 ID:KjYI4dcb
俺…
一生訴えかけていこうかと思ってる。
187:04/12/02 18:10:44 ID:591JSy4O
>>185
いや、むしろageないでくれたほうが
ぽつぽつ書き込めてわしは嬉しいのぢゃが
そこらへんはどうかのう……ダメ?
188名前はいらない:04/12/02 18:17:32 ID:KjYI4dcb
>1
ラジャー。
お騒がせしました。
189:04/12/02 18:23:45 ID:591JSy4O
>>188
わかってくれてありがとうw

もう少し下がったら再開しますね
ここに置きたい詩がいくつもあります

いい詩書いてね、>>188

通信おわりw
190名前はいらない:04/12/02 18:25:49 ID:28fb+H3h
うわ・・・今酷いじえn
191:04/12/02 18:35:54 ID:591JSy4O
だいじょぶ
ここに貼ってくれてもいいし必ず読むw

それじゃ本当に通信おわりだからねw
192   ◆PhxXOOBGGU :04/12/22 20:18:56 ID:Dtg89OK2
sageでコソコソやってんじゃねーよチビどもがYO 大声で言わんかぃコッチはわかんねーだろがボケ
193:05/01/05 15:47:35 ID:8SWuqoWa
そういうレスでまた揉めないようにsageでコソコソやってるんだよ
どうせわたしは160cmに届かないチビなんだ悪かったなボケ

……などというレスは荒らしなので
しません
194:05/01/05 15:48:58 ID:8SWuqoWa
【番外編】
スレッド:いきる
108    ◆PhxXOOBGGU   New! 05/01/01 17:21:26 ID:kir5MeV7
生きるということは呼吸をする痛みを貰うこと

そして生命を終わらせる努力をするということ




トリップはついていますが、ぜーんぜん誰だかわからないので

もし、この一行目が「痛みを伴う」であれば、ここに貼ることはなかったでしょう
「痛みを貰いながら」呼吸をしていく、はさまざまな意味を孕んでいます
何者をも犠牲にすることなく自分が呼吸していくことは不可能です
「生命を終わらせる努力」
今、その生命を絶つのではなく、「終了させるまで」努力をすること
悔いのない生命を生ききること、とまっすぐ受け取ればこの詩は限りなく
作者の姿勢を露呈していると言えるでしょう

言葉は、ふしぎなものだと思います
195:05/01/05 15:51:30 ID:8SWuqoWa
何事もなかったように
>>181「ほたる」感想から再開します
196:05/01/05 16:26:49 ID:8SWuqoWa
この詩に描かれた一見「奇妙」な世界は
やがてありありとわたしの目前でおこったできごとのように
現れてきます

蛍の冷たく青白い光はたしかに蛍光灯の光のようでもあり
そんな目で蛍光灯を見ると、まるで本当に無数の蛍が閉じ込められて
いるようにも思えてくるのです

>(待ってろ 今かごの中から 出してやるから)
誰もいない、月も隠れた(蛍光管に閉じ込められて蛍だけの光の)河原で
力いっぱい振り下ろされてこなごなに飛び散る破片(ガラスの、そして
蛍たちの命の)

耳を塞ぎたくなるような悲しい音が聞こえるようです
そして、目を開けていられないほどまばゆく飛び散った光が次の瞬間消えます
目を開けたときには全て消え去ってしまっていたのです
打ち砕いてしまった、取り返しのつかない光景に「僕」は呆然として立ちすくみ

>僕は泣いた 泣いて泣いて 泣いた
繰り返しによってかなしみはわたしの中で増幅されます
泣き崩れて、涙をぼろぼろ流しながらガラスの破片を、蛍の屍骸を
かき集めて川に流す(弔いのようです)「僕」の姿を、
ずっと月が隠れたままだった河原を、
わたしははっきりと見、そして河原で見送っていたような気がしました


197:05/01/05 16:32:09 ID:8SWuqoWa
「奇妙」な世界をもうひとつ

スレッド:【投稿】 ざ・じゃっじ2 【審査】

857 青 04/02/09 12:12 ID:TcA5WxDI
「象牙の仏 黒ずんだかな」

胡麻塩頭の伯父さんが
手繰り寄せてくれる
遠い時間のむこう
ただの娘はそれまでただの娘だったのだが
黒い頭の伯父さんに遊ばれて
白い仏を
皺だらけの顔の「こけし」に濡らされて
赤らめて
それからはもう娘はそればかり欲しがって
夜になると泣いていたんだって
自分からは欲しい素振りもみせず
人語を失うまで泣いていたんだって

それから後のお話は

ああ窓の外は快晴の日
ああ窓の外は晴天の青

198:05/01/05 16:51:28 ID:8SWuqoWa
これは赤と青にわかれて詩を競うスレッドで
「青」はHNではありません

この奇妙な詩のどこがおもしろかったのか
今でもじょうずに言うことはできませんがw
もうひとりこの詩が好きだといったひとがいます





199:05/01/05 16:52:33 ID:8SWuqoWa


859 名前はいらない 04/02/09 16:44 ID:SP5Inh7u
>>赤
多分‥‥上手いのだろう、でもわからない
>>青
「それから後のお話」が聞きたくなった

で、青に1票お願いします

860 名前はいらない 04/02/09 17:03 ID:EOVgvSJb
青に一票。
こういう詩好き(変?

861 859 04/02/09 17:15 ID:wlF6jAG6
>>860
だったら私も変?w
変じゃない変じゃないふたりとも正常正常(不安

862 860 04/02/09 22:07 ID:fDS1Pv0B
>>861
そうですね正常b(笑)
しかも変とかかなり失礼な話ですね(汗(謝

200:05/01/05 16:55:38 ID:8SWuqoWa
859のヴァカはわたしですが
そのあとも、続きが知りたかったのを覚えています
読み方によってはアブナイ詩でもあるけれど
それを越えて、どうにもおもしろかったので
201:05/01/05 16:58:21 ID:8SWuqoWa
さらにもうひとつ奇妙な世界を

「洗濯少女」
202Y.TAKEO ◆GL19takeoY
えーこっそり読んでます。頑張って下さい