酒の詩集

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71わに ◆Wani6uvhK. :2005/03/26(土) 23:40:40 ID:fedn8nIu
深い雪の道片手にウィスキー
吐息が暖かい悴む指先に酒気を塗す
遠くで鳴る踏み切りの音
ミルクの中を泳ぎながら
酔うこともできずにいた
音は雪に飲まれてしまって静寂
きっとここには一人きり
たぶん相棒は片手の酒だけ

(酔っ払って迫ると酒臭いと拒否されますw)
72のんだくれ:2005/04/03(日) 08:55:46 ID:jRfDBHBx
4月の色は桜色

貴女の頬も桜色
恋をするのもこの季節

花は心を和ませる
愛でて一杯如何です?

花は散るもの果てるもの
短き定めに身をまかせ
人の心に残るもの

四月の色は花の色。
73わに ◆Wani6uvhK. :2005/04/20(水) 14:16:39 ID:2fC1j48b
杯に降り立つ花びら桜の精飲み干し仰ぐ大樹と月夜
74星屑ぅ:2005/05/07(土) 19:03:27 ID:d5ovLIjZ
乙女の夢って知ってます?。

最近はカクテル流行り
焼酎にイチゴシロップ
ちと垂らしレモン汁入れ
シェークする
シャンパングラスに注いだら
炭酸水で満たします。
後はお好みフルーツ
飾ってさあどうぞ。
トマトジュースも合いますよ。
75のんだくれ:2005/05/23(月) 21:11:49 ID:xjqJWb0k
何故だろう水割りの味忘れたの
昔なら上品ぶってハイボール。
炭酸水の薄味を好みで割って
呑んだっけ。
何時の頃だか忘れたが
水割りブームがやって来て
猫も杓子も水割りで
何のことないハイボール
炭酸水が無いだけで
水道水でも構わない。
そんな手軽さうけたのか
何処のバーでも水割りさ
だけど今では一部だけ
みんな焼酎呑んでいる。
オン・ザ・ロックにストレート
寒い冬ならホットでも
なんて云ってた時も有り。
淋しい時代になっちゃった。

  水割り
76わに ◆Wani6uvhK. :2005/06/08(水) 13:20:44 ID:b8SRryBK
あなたの前でしか酔わない

だって

それが口実だから
77のんだくれ:2005/06/08(水) 23:09:48 ID:bYXRAy26
梅酒の梅のシワの取り方。

ホワイト・リカー3合に
シガロン5g掻き混ぜて
2週間程漬けとけば
綺麗な梅の実出来上がり。
でも梅の皺は取れても、
顔の皺は取れませんから。・・・アシカラズ。
78わに ◆Wani6uvhK. :2005/06/12(日) 12:18:00 ID:I9zac9nS
しりませんでした!
今年はつるつるお肌の梅ちゃん入り梅酒が造れそうです。

あと、氷砂糖の代わりに蜂蜜にしてみようかなと思ってます
79のんだくれ:2005/06/12(日) 23:38:12 ID:T89jHh7e
   蜂蜜酒(ミード)

古代ロマンの味がする
黄金色の蜂蜜酒
世界最古の酒と言う
北欧神話のなかでさえ
自然に出来た酒の味
祝いの席には必ずと
云っていい程でるお酒
ドイツミードは甘味無し
アメリカ産はちと甘し
中国産は梅酒風
日本産も甘味あり。
ハニーワインと申します。
フルーツ添えて
フルーツミード(メロメル)
呼び名色々有るけれど
あなたのお好みどんな味?
80のんだくれ:2005/06/19(日) 07:12:37 ID:YjDp+W/6
詩人をお酒に喩えたら

燃え上がるような情熱書き綴る
そんなあなたはブランデー
輝いた光を放ち黄金の
威厳を持ったウイスキー
何物にも何色にも
染まぬあなたはジンの味
完熟の蕩けるような
渋味を持ったあなたはワインかな
爽やかな高貴なムード持つあなた
矢張りシャンパン賑やかに
強烈な刺激の強い透明な
あなたの味はウォッカね
様々な味と香りをミックスし
色も素敵なカクテルさん
いろんなお酒の詩人さん。えとせとら。
81soft ◆soft/e/9Do :2005/06/26(日) 01:02:01 ID:uCA26xcs BE:8485722-##
『ビールにおける学習』

夜中のTVの競馬で
当然のごとく私の予想した馬は
名前すら聞いた事のない馬達の塊に沈む

そうして私は 一人でビールを飲むのだ

ビールとは
黄色い液体である
小便ではない

アルコールを含む酒である
気分がよくなる

よくなる?
82soft ◆soft/e/9Do :2005/06/26(日) 01:02:55 ID:uCA26xcs BE:8485722-##
兎に角も私はよくビールを飲むのだ
なぜ?なぜ? 
知るか そんな事

雨は降りしきる 
しかしビールは降ってこない
しかしビールは年間雨量のように売れ
そしてビールは年間雨量のように人々に飲まれていく

もしもビールが雨なら まあいい

呑まれていく

「ビールをコップにつぐ時にゃ コップは斜めにしなきゃなぁ
素人じゃないんだから 泡が出すぎるだろ?」

いや 違う
ゆっくりと 間を持って 注いでいけば 同じじゃないか
僕達だってそうだろう

ビールにおける学習
83のんだくれ:2005/06/26(日) 21:58:51 ID:iPCtCm6U
ビールの適温知ってます?。

我慢できないこの暑さ
こんな時には冷たいビール
ぐいとひと息飲みたいね。
適当な夏場のビールの
適温は4〜6度が飲みごろね。
4度以下では泡も出ず。
参考に冬場の温度も覚えてね。
飲み頃の冬の温度は12〜13度。
春秋は10度位が一番ね。

なに云ったって喉をごろごろ
鳴らしながらグイグイ呑むが
一番さ。
84わに ◆Wani6uvhK. :2005/06/30(木) 17:00:49 ID:xvnt+j08
申告が遅くなりましたが

【2004年度】詩板年間傑作選を選ぼう
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1117714560/l50
で>45で推薦させていただきました。のんだくれさん。
85わに ◆Wani6uvhK. :2005/06/30(木) 17:02:10 ID:xvnt+j08
>84

× で>45で推薦
○ で>45を推薦

すいません。
86のんだくれ:2005/06/30(木) 19:29:49 ID:dpN9a2dd
>>84さん。私の拙い詩を推薦頂き、恐縮して居ります。
真に有難う御座います。わにさんには本当に感謝
致して居ります。
87名前はいらない:2005/07/01(金) 20:48:10 ID:UqMhOM0f
オマル・ハイヤームの「ルバイヤート」を読もう。
88のんだくれ:2005/07/02(土) 19:09:05 ID:M4UuRu9S
>>87sann.
訳詩もいいですけど訳詩者の感性により詩の内容も
随分と違うものになってしまいますね。訳詩の場合
どうしてもその作者よりも訳詩者の文字使いの方に
目がいってしまいますね。
89のんだくれ:2005/07/30(土) 22:09:22 ID:fimQnSYj
  濁り酒(どぶろく)

白く濁った酒をのむ
濁ったままの人生を
見ているようにぐいと呑む
こんな人生じゃなかったに
そんな思いでぐいと呑む
誰も解っちゃくれないと
愚痴をいいつつぐいと呑む

濁ったままの人生を
悔んだままで生きてきて
唯ひたすらにぐいと呑む
呑んだ分だけ酔いまわり
俺の身体も又濁る
濁った身体をもてあまし
あすの事など忘れてる

ぐいぐいぐいと・・・
90のんだくれ:2005/08/14(日) 20:35:58 ID:ZkPhF76x
かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆうぐれ 牧水

(独酌)

孤独な心を酒で慰め
ひとり淋しく酒を注ぐ
屋台の酒はおやじに愚痴を
吐いて捨ててもおやじの顔は
いつもにっこり笑うだけ
家でゆっくり呑む酒は
相手も居ずに無言酒
ちょっと酔いなど廻るなら
鼻歌などもでるだろう
今日の生き様考えて
明日の行方も知りもせず
唯黙々と呑む酒は
寂しい味のひとり酒
91のんだくれ:2005/10/02(日) 10:14:21 ID:CL5qaGwQ
過去の旅人

時を語らぬ旅人は
過去をも捨てた世捨て人
寂れた場末の片隅で
過去のしがらみ捨てるよに
ひとくち呑んで口含み
舌でまろめて飲み干せば
昔の想い走馬灯

時を語らぬ旅人は
眉間に皺を寄せたまま
黙ってグラス呷るだけ
過去を重ねた我が身さへ
切ないように身を崩し
明日への望み断ち切って
淋しく今日も呑んでいる

時を語らぬ旅人は
若い時代もあったろに
何時しか歳も重ねては
遠い昔をなつかしむ
儚い夢を追った日を
悔んで今日も飲み干せば
過去の想いは消えてゆく
92名前はいらない:2005/11/13(日) 00:19:32 ID:qeEDg0hz
age
93 ◆Wani6uvhK. :2005/12/07(水) 19:47:03 ID:aBT/drzq
すごくすごくおちこんだときに
黒糖焼酎お湯割り
焼き色の綺麗なカップで飲む

あったかいのと
微かなだるさ
刺激が喉を通ってゆく

すごくすごくおちこんでて
だけどどうしようもないとき
ほのかに甘い黒糖の
幸福感を呑み込む
94名前はいらない:2006/04/09(日) 19:42:01 ID:Lkm7qheI
やけ酒なんて つまらない
ひとりぼっちの 寒い酒
95名前はいらない:2006/05/20(土) 02:27:40 ID:db3+jHJu
とおじも
96名前はいらない:2006/05/22(月) 00:10:08 ID:gZyrku6x

あなたを想えば
想うほど
お酒が強くなってる

あなたのお酒と
わたくしのお酒

似てない?
お酒を飲んで
出会ったわけではないのに
なんでこんなになっちゃったんだろorz
97X.O.:2006/06/06(火) 06:18:06 ID:6gaNEXEl
「それから」

冷蔵庫を開けて凍らせた檸檬一つ
切る指に力こめながら  たこわさのことを考えている

こんなふうに夜がきて
こんなふうな私がいて
ぁれからのことが懐かしくて
これからのことを考えている

チーズケーキ割り箸でつまみながらなんだかふぅーって
とけていくような気がした
98 ◆notePDkbPQ :2006/07/25(火) 23:50:45 ID:T+9SnCu3
「酒」

今日は平日なのに 会社の寄り合いで飲んで来ました
飲むのが弱い人も 男性も女性も 辞めたひとも 
皆いらっしゃいまして 結構で何よりでございます
わたしは振られた人 彼女のことを純情なじぶんを
どうすることもなく 終わってしまって居りましたから
ちじこまった暮らしを 一時でも忘れることが出来て嬉しゅうございます
酔い酔い酔い 酔っ払いでございます 
いつもは酔っても 辛いものでございますが
今日は辛くとも 自分を吐き出す努力は有りました 精一杯の努力でございます
酔いどれています ポエムなど 書いてみます
酔い酔い酔い 一人の夜に綴ってみます さあごろうじろ
ふーむいい酒でした なんでも有りのいい酒です
今日ばかりは御勘弁を ウィークデー 早起きしなければいかんでのですが
酔ってみたのです 酔いたかったのです ごめんなさい
今日くらいは 明るい酔っ払い アルコール混じり酔っ払い
もう少しで眠りましょう
あとはもう シャワーを浴びるだけ ああ眠い
99名前はいらない:2006/07/28(金) 21:49:19 ID:LubIFpxj
じょうすい
100名前はいらない:2006/08/10(木) 20:49:11 ID:Fln9kSGC
栄光の23get
101のんだくれ:2006/11/05(日) 11:47:47 ID:cOwh2eos
 隅々に隅々に秋の暮れ。
 
ほったらかしの人生が此処にもあった。
訝しげに眺めるスレの儚さよ。
何時しか又このスレも消え逝く運命。
涙して見送りなんて大嫌い。
グラスにたっぷりのビ〜ルを注いで
ぐいぐい飲み干しやっぱり乾杯。
さよならなんて大嫌い。
逢えなくたって「又逢おう!」
其れが人生一番の別れの言葉。
辻褄なんて合わないさ。
言葉なんてのは心の奥のどっからか
出てくりゃいいのさ。それだけさ。
102のんだくれ:2006/11/26(日) 20:17:47 ID:T9mXBMzo
カルピスは初恋の味真白なり。

喉の渇きの一杯は
甘酸っぱさが身に染みる。
二日酔いには此れが効く。
水で割るより炭酸で氷浮かべて
お飲みなさい。

カルピス程にいろんな色に
合うものは無い。
カルピス・ソーダにポート・ワインを
浮かせても綺麗な色が出せますよ。

後は好みでジン、ウイスキー、ブランデー
日本酒、お好みのカクテルどうぞ。
103のんだくれ:2006/12/31(日) 09:13:46 ID:D4D2cAgJ
生かされて、感謝して年の暮れ。

皆さん、良いお年を。
104名前はいらない:2006/12/31(日) 22:30:10 ID:fgbXRMu4
のんだくれさんも良いお年を!
105名前はいらない:2007/08/21(火) 17:31:29 ID:PiXDHW3G
106名前はいらない:2007/08/26(日) 09:12:10 ID:3Q3PDroY BE:138112872-2BP(391)
あげ
107もうきん:2007/10/04(木) 20:37:03 ID:uUPNLoJx
「からん」

友達とくみかわす酒もいいけど
ときにはひとりでこんなふうに酔いたい
透きとおったグラスにきのうがうつる
伝い落ちたのは きっとあの悔しなみだ
今も 苦いまま

氷が からん
ぼくの心も からん
耳をすませば 夜も からん
からん どこかが からっぽなのは
忘れながら生きるぼくが わるい


誰かとふざけあう夜も楽しいけど
ときにはひとり孤独をかみしめていたい
忙しく過ぎる日々にあしたを忘れる
捨てたかばんには きっとあのころの夢
今も つまってる

氷が からん
ぼくの心も からん
耳をすませば 夜も からん
からん どこかが からっぽだけど
忘れてるはずのぼくが つらい
108まにあ:2007/10/13(土) 15:25:47 ID:+fMogXZf
居酒屋で

暖簾かきわけ 店の中
はいりゃ女将の声がする
いらっしゃい いつものね
白い指先 とっくりの
一合酒が 差し出され

呑んでくだまき 酔いつぶれ
酔いもほろろに たちあがりゃ
又来てね お勘定
歩く足さえ ふらふらと
声もそぞろに 闇のなか
109もうきん:2007/10/15(月) 00:59:55 ID:gEtNT47s

酔っ払ってきたときって
なに思い出してる?

特別うれしいことや
いやなことがあったわけじゃなくて
なんとなくお酒がある夜にさ

初めてアルコール飲んだ日のこととか
そんときいっしょだった人のこととか


いろいろだんだん思い出しちゃったりする?
忘れたいこと
忘れられないこと
忘れたはずのこと
そんなのうじゃうじゃ(笑

窓をあければ
せいいっぱい鳴いてる虫たち
秋だね


ここにいるわたしと
どこかにいるあなたと

いっしょに
それぞれ
会えないんだけど
なんか生きてるよね(笑
110もうきん:2007/10/15(月) 01:02:57 ID:gEtNT47s
訂正

酔っ払って→酔っぱらって
111のんだくれ:2007/12/31(月) 22:39:27 ID:9U43N/eM
人生随分遠回りしちゃったね。
若い頃は飲んだくれて遣りたいことも
後回し。
でも寄り道人生いろんなことの経験で
こんな自分が出来ちゃった。
股来年も遠回り。寄り道人生大好きさ。
来年もよろしくね。
112さけのみどーふ:2008/04/06(日) 02:15:47 ID:erOsiYer
100円のパック酒に
ストロー突き刺して
お口に流れ込む小さな大陸が
次から次へと
花を咲かせて
萌えて
散って
朽ち果てて
やがては不毛の大地と
なりながら
午前二時の蛍光灯に
揺られて
消えるから
ぼくはカーテン開けて
おらぶのです

ぼくは見た
確かに見たのだ
見ながらにして
眠るのだ
113さけのみどーふ:2008/04/08(火) 01:57:58 ID:afRHIPTh
切子の杯に残された
薄く張られた酒わずか
余命一口

抗う夜は限りなし
114名前はいらない:2008/04/18(金) 00:02:29 ID:ivfZnwIZ
酒は悪くない、俺が悪いんだ
115のんだくれ:2008/04/18(金) 06:45:14 ID:WHNVQJem
満開の花見の席の枝一輪
手折りてみたし今宵夜桜
116さけのみどーふ:2008/05/02(金) 00:40:31 ID:JHrJmOJr
遠方より朋
軽やかに
ぐだりだべり
酔いは
胸に溜まり
放射状に迸る
思い出話
やけに甘いわ
ウイスキー
117名前はいらない:2008/05/31(土) 02:08:54 ID:uiL7WVFV
ひとくちで
いい奴だよなァ
森 伊蔵

118ローカルルール変更議論中@自治スレ:2008/09/13(土) 00:42:18 ID:yHvjisbJ
「夜の酔い」

憂鬱な夜に
想いは酔いへと溶け込み

涙の苦さ
この身の疎ましさ

浅ましいこの体
醜い傷を曝して
まだ生きようというのか

明日さえ見えない不安の中に
偽りの安らぎを求める

プラシーボ
光は何処に?

冷たい
アスファルトの上

あてもなく
今日も歩き続ける
119のんだくれ:2008/11/16(日) 10:20:36 ID:D8oQg+np
久々の満月に酔いしれて
道照らす灯りにもちと感動し
何故か夢心地。

夜毎に照らす月明かり
満月とても盃に映し一気に
飲み干せば月の心を
我が胸に力漲る心地せり

なんてね。
120名前はいらない
お客さん 看板だよ