酒の詩集

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1のんだくれ
此の世のうさを晴らすなら
ひとくち呑んで話そうや
愚痴の一言云いたけりゃ
酔って呑まれて愚痴零せ
愚痴もひとりじゃ淋しだけ
一言聞いて下さいな
酒もそろそろ醒める頃
2むこうの317 ◆317..n/Ke6 :04/06/13 21:24 ID:vqE0Biyu
ヨパライ2ゲト
ウィィィーー
3名前はいらない:04/06/13 21:25 ID:ngFXD4hq
酒は飲んでものまれるな
4名前はいらない:04/06/13 21:26 ID:ngFXD4hq
もとい、のまれないような酒は飲むな!
5BLUE HAWAI ◆jvBtlIEUc6 :04/06/13 21:27 ID:UmOHb66Y
2(σ´∀`)σゲッツ!!
6ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :04/06/13 21:27 ID:R5oywjyJ
ドクターストップ中です。
7名前はいらない:04/06/13 21:29 ID:ngFXD4hq
親の意見と日本酒はあとからきく
8名前はいらない:04/06/13 21:31 ID:ngFXD4hq
酒は泪か溜息か
9むこうの317 ◆317..n/Ke6 :04/06/13 21:32 ID:vqE0Biyu
おぉとことおんなあああああああああああ
10名前はいらない:04/06/13 21:34 ID:ngFXD4hq
一人酒場で飲む酒は
別れ泪の味がする


ウイ〜ッ
もうねるぼ。
11のんだくれ:04/06/13 21:40 ID:3yYk1qm7
笑い上戸が大杉で
お笑い板と勘違い
ほんまの詩人おらへんの?
月もわろうて微笑んで
涙うるうるどないしょう。
12BLUE HAWAI ◆jvBtlIEUc6 :04/06/13 21:41 ID:UmOHb66Y
あ あれ?
俺が書き込む時(1)だったから2(σ´∀`)σゲッツ!! だと思たのに・・・
何でだろ???
13名前はいらない:04/06/13 21:49 ID:ngFXD4hq
生きるとは 虚しきことよ

つらい泪に 洗われて

その泡の如く 哀れ悲し

雑事に金と苦しみは絶えず

人よ むなしく

夜は夜もすがら歌うたい

のみて のみて

のみくらさん
14ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :04/06/13 21:54 ID:R5oywjyJ
よく見たらこんなところに奇跡が>>2
15名前はいらない:04/06/13 21:55 ID:ngFXD4hq
チクワに大根!
16わに ◆Wani6uvhK. :04/06/13 22:18 ID:6fwA3cc9
〆張と久保田と松の井 茶碗になみなみ
通夜で酒盛り 父との別れ
つまみはあなたの 愚痴と文句
親戚一堂盛り上がる
無許可の自家製どぶろく 一升空けて
最後まで酔えない あたしがいる
17北 ◆Ui8SfUmIUc :04/06/13 22:42 ID:zbc9Yjzh
XYZ

これ以上ない幸せが、あなたに訪れることを、
わたしはけして望まない。

さようならと言われたカウンターの隅に、
薄暗く放たれた闇の彼方に、
眩暈をおぼえても、のた打ち回る希望の予感が、
悲しみの果てに。

グラスの向こうのあなたの顔がキリリと引き締まる。
わたしは焼けるような喉をひらけた。
18北 ◆Ui8SfUmIUc :04/06/13 23:00 ID:zbc9Yjzh
ドンペリニョン

坊主の説教が泡になって、
はじけて聞こえるというので、
俺はウン十万もするドンペリを
この女たちに振舞った。
一瞬にして欲望が渦巻いた
時間は虚しく過ぎ去り、閉店と一緒に店を出た。

おお、聞こえるぞ!

乾いた砂を噛むように、空っ風に吹かれ、
名のない道を渡り歩いた盲目の坊主の声が。

そしてネオンの灯りが、追い風の様な淋しさに、

ぐううううううううううううっと、滲むのだ。
19北 ◆Ui8SfUmIUc :04/06/13 23:07 ID:zbc9Yjzh
アブサン


改造ワインはないですか。
アブサンを握り締めたまま、
彼は路頭で逝っちまった。

酩酊のうちに潜み、
俺を殺してくれとぶちまけた。

今日はナイフのような空で、
身体中に痛みが走る。
20北 ◆Ui8SfUmIUc :04/06/13 23:19 ID:zbc9Yjzh
クレメンタイン

おお、嘆きのクレメンタイン!!
これ以上、私を苦しめないでおくれ!!

今日という今日の流れという歪みは、
飛沫をあげて、砕け散ってゆくというのに!!
どうしてクレメンタイン!!おまえは悲しみの
底無し沼へ私を引きずり込むのだ??!!

もう喉を刺す痛みも、全身にまわってしまって、
もうここから抜け出せない!!
おお、クレメンタイン!!せめて今夜は、
おまえと窒息しよう。

おお、嘆きのクレメンタイン!!
えぐりこむような悲しみの酒!!
21快楽童子 ◆plhXCa4.HY :04/06/13 23:24 ID:1CmdSJVw
「満天の」

果実と穀物と
体液と内臓と蛋白質と
欠片を持ち寄ったのはだれ
両の手ですりつぶしたのはだれ

腐臭と残飯と星空と

どうして布は下からちぎれるの
どうして人も下からちぎれるの

精よ 母よ

生まれを問わないでください
一滴の美酒に酔いしれたいのです
22北 ◆Ui8SfUmIUc :04/06/13 23:30 ID:zbc9Yjzh
ピンガ


エオエオ カイピリンヤ!

さとうきびに麦藁帽子!
琥珀色したじいさんの
しわに切れこむ幸せよ!

エオエオ カイピリンヤ!

オブリガード!
ジナーダ!

トゥドゥベイン?
ナウンカンサード!


疲れをしらないカイピリンヤ!
エオエオ カイピリンヤ!

今夜は80歳のお祝いだ!
パラベンスプラヴォッセ!!
23北 ◆Ui8SfUmIUc :04/06/13 23:31 ID:zbc9Yjzh
>>21

来たな!悪童めw
24北 ◆Ui8SfUmIUc :04/06/13 23:45 ID:zbc9Yjzh



あと1歩だ・・

どうして
どうして、

そこで寝ている?

カラスが大群で夜を盗みにきた。

さっきまで話していた店員が、
ゴミ袋を投げ出した。

違ってしまった景色だ!
繰り返しの眩暈だ!

俺は顔を突っ込んで、
ゲロを放水した。

もう動けない。


25快楽童子 ◆plhXCa4.HY :04/06/13 23:47 ID:1CmdSJVw
(快ー楽) フフフ アクドウデス

「あは〜ん」

ろれるがままわららいってこいういうここととと
みみがろんれるようらきぶきぶんんんn
わぁわゎぁぁぁおほしさば
れがいことかなえてよてよ

れがいことかなえてよよよ

わらしのおうちは、は、は

ど、どこれれすかかぁかぁ

あは〜ん
26快悪童子 ◆plhXCa4.HY :04/06/13 23:51 ID:1CmdSJVw
「におい」

みるな
おれを みるな
みないでくれ
みるな!
たのむよ
なぁ
あしたも みないでくれ
27北 ◆Ui8SfUmIUc :04/06/13 23:51 ID:zbc9Yjzh
>>25
みゃーいりむわしゅとぅうわわわ。

う、う、おええええ!
28快悪童子 ◆plhXCa4.HY :04/06/14 00:06 ID:AWdnNqE/
「酒の席で」

俺、今、猛烈におしっこがしたい
飲ますからだよ、みんな ったく
え?いけばいいって?あはは、そりゃそうだ
ただな、今日まちがって妹のブルマー履いてきてるらしいんだ。
らしいってのは、妙にその辺りが落ち着かないのと
妹からのメールで「返して」ってきてたからなんだよ。
「何を」って書いてないのが通だろ?いい妹だよ。
え?ばれないだろうって?それがさ、
これもまちがって、妹のスカート履いてきてるんだよ。
めくるじゃん?ばれるじゃ〜ん。あはは。
嫌だよ、もう30前なのに妹のブルマー履いてるのばれるの。
え?スカート?あ、いいのいいの、それは。それは朝からみんな知ってるから。
「おい、山田ぁ、それ妹さんのスカートだろ?お前って奴は」
てな感じだからさ、江戸っ子だよ、みんな。
え?あ!大便するところね!?それいいじゃん。いい感じでばれないじゃん。
じゃ、ちょっくら、排出してきますか。っと、すんませんね、、、
あ!こら!!やめ!めくるな!!!こらぁ!あ!!、、、
29北 ◆Ui8SfUmIUc :04/06/14 00:54 ID:tfFLyj9q


泪、どうして私を酔わせる。
泪、どうして悲しみの淵へ
私を誘うのか。
泪、どうしておまえを、
これほどまでに好きなのか。
泪、泣きたくなるのか。
どうして泣きたくなるのか。
30名前はいらない:04/06/14 02:52 ID:FQ/yRZcx
剣心の師匠の言葉が真っ先に浮かぶな
詩じゃあ無いけど

今なら意味がよく解る…
つまみなんて本当、いらない
31わに ◆Wani6uvhK. :04/06/14 18:46 ID:wnlgRYmW
酒といわれて日本酒しか思いつかない・・・・・・・

友人の知り合いの
おばあさんが趣味で作ったどぶろく
誰かが警察にちくってつかまった。
おいしく出来た白濁の酒
もう飲めない 幻の酒
32ポエマー ◆9i8bnxqogo :04/06/14 19:23 ID:ZS+B2MgY
「四行詩」

今が宴のときならば
集いしものには幸せを
去りゆくものには永遠を
センチに泣いたあの男
33ポエマー ◆9i8bnxqogo :04/06/14 20:56 ID:ZS+B2MgY
・・・あいつ 泣いてた
         ね  
34のんだくれ:04/06/15 20:19 ID:z8NE0zyk
竹久夢二

こよなく愛す上州の
夢二の夢か時流れ
詩人と語る草津の湯
友と交わすは明日の夢
呑み明かそうぞ今宵こそ

街のサロンの「雲」さえも
夢二の明日を知りもせず
浪漫ティックな挿絵にも
心うるわす味も無く
呑み明かそうぞ 今宵こそ

明日の行方は知らずとも
心豊かに生きれたら
詩の心とて掴めよう
生き長らえた人生に
呑み明かそうぞ今宵こそ
35のんだくれ:04/06/18 22:45 ID:JwYWIEvN
>>19sannのAbsinthe

喉の渇きが来ぬうちに
ざっくばらんに話そうや
リキュール酒のニガヨモギ
呑めば呑むほど喉渇き
甘さ加減も程ほどで
次の一杯欲しくなる
話も何故か途切れずに…

#多くの詩を有難う。皆さん。どもども。
36わに ◆Wani6uvhK. :04/06/22 01:47 ID:0PXb7hXc
おばあちゃんが13年前につけた梅酒
ちょっと渋くて、すごく強くて、ぽぅっとあまくて
あの頃の、おばあちゃんの苦労の味がしたよ
37名前はいらない:04/06/23 19:40 ID:xiPS+blI
富貴名門の子女に恋するを純情の恋と誰が云う。

路頭にさまよえる女に恋するを不浄の恋と誰が云う。

泣いて笑って月下の酒場にて媚びを売る女の中にも水蓮の如き純情あり。

酒は飲むべし百薬の長、女は抱くべし陶酔の境。

女の膝枕にて快楽の一夜を過ごさば、人生の夢もありなば恋もありなん。

雨降らば降れ、風吹かば吹け、いざ進みゆかん若き男(お)の子よ。

安危凄めく混乱の巷、いざ声高らかに歌わんかな。わが詩板賛歌を!
38のんだくれ:04/07/09 23:58 ID:pgqI2JTc
お疲れ…

久々に呑めど仔細は覚えなく
二次三次会までは良し
四次五次会は懐も頭の中も
全てからっぽ…。
39黒い猫の目 ◆sbeGYb7ycc :04/07/10 00:01 ID:IUeHWx5f
とりあえづ
今飲んでるのは
ブラックニッカ紅茶割り。

琥珀の海が
喉を焦がす。
40いけにえ。:04/07/13 04:01 ID:ccEa5Rm+

コーヒーない ああ ウィスキーにしよう
タバコが切れた んん ワインでいいや
なにもないから なにかにつけて
お酒に飲まれに 人生を預けにゆく

インディーズ置いてない そう じゃビール
おもろいテレビないなあ んなら 焼酎かな
喜びさえも 前借りして
まだ見ぬ天国 今日も予告だけ

料金が足りません!?
ん〜 仕方あるまい
いけにえをさがそう
どれにしようかな……
あ ヘビだ
ヘビが追いかけてくる……
逃げろーっ
もっと速く!
もっと遠く!
……――

気がつけば私は
太もものかゆさに気がついて
目を覚ました あれま 小部屋が積み木崩し
41わに ◆Wani6uvhK. :04/07/13 15:47 ID:7lqaOLuD
はじめて梅酒つけました。
42のんだくれ:04/07/13 20:39 ID:t8HBQZSd
夜の蝶

闇の灯りに照らされて
紫煙の靄に浮かぶ君
長き黒髪掻き揚げて
今宵の君は悩ましく
疲れし我を又 酔わす

#いつも七五調ですみませんね。

闇間に咲いた夜化粧の
白き花とて悩ましき…
43酔八仙:04/07/15 12:27 ID:AqOQn+HS
「酒を奉る」

酒飲めば詩湧く 富貴権勢 何ものぞ われ長酔を願うのみ
下戸の建てたる蔵もなし 酔えば天国
酒は百薬之長 新豊の美酒
咸陽の美少年 天子 招くも行かず
家にいて杯を挙げ ただ明月に対す
月光 青々と 美酒の杯に浮かぶ
酒気の極まる所 酔臥 君 笑うなかれ
君 笑うなかれ 笑うなかれ・・・
44のんだくれ:04/07/21 23:26 ID:o+54T2ef
>>43sann漢詩も良いですね。
飲酒
左手には蟹の鋏持ち
右手には杯を高々と
遥か銀河を仰ぎみて
天が造りしこの酒を
我が憂いとて洗いしが
酔うほどに
山川とてもうっとりと
鳥魚さへのんびりと
時には人も訪れて
壷の底まで飲み干せば
帰る隙さえ見出せず    蘇軾(そしょく)
45のんだくれ:04/07/24 09:47 ID:pVNkfdTB
二十六にて逝った奴、
平常熱も四十度で
呑めど呑めども酔わぬ奴、
アズナブールの歌好きで
恋も知らずに逝った奴。…

    「友」
46のんだくれ:04/08/31 23:23 ID:FP3dkzsG
ひと月も ご無沙汰したる
このスレに 稲穂のように
頭垂れ すまぬ思いで
キ〜を打ち 酒も最近
ご無沙汰で 想いを託す
ものも無く 唯ひたすらに
空を観る 空にゃまんまる
お月さん 何時しか月も
我見捨て 雲で隠した
顔だして しっかりしなと
笑ってら。…
47のんだくれ:04/09/25 14:56:52 ID:TDA2dQ9u
秋の空 唯々眺め
哀愁に 身を委ねたり
ひとくちの 酒恋しくて
彷徨えば 看板みつめ
入りたる 一夜の夢を
求めしか 一人寂しく
酒を酌む 唯切なくて。
48のんだくれ:04/11/02 23:09:54 ID:Kl5HybvJ
花を美しいと想う時
人を美しいと思う時
心の内は美しきものを
映した鏡に似ている。

酔って恋した訳じゃない。
酔って愛した訳じゃない。
燃え立つものはしらふでも
酔いどれたっておんなじさ。
同じ心を持つものが
同じ思いで打ち明ける
心の内はおんなじさ。
人のこころは愛で一杯。
三角鏡の万華鏡。
49のんだくれ:04/11/16 21:34:53 ID:kXcBSE1b
風の便りに聞きました。
ホントに笑顔が素敵です。
人に呑まして稼ぐより
自分が呑んで酔ってます。
酔えば決まって唄うのは
昔懐かしナツメロで
一人マイクを離しません。
勘定書きもそっちのけ
べろんべろんに呑んだのに
勘定たったの千円で
何でそんなに安いのよ。
たまにはタダにもなったっけ。
風の便りに聞きました。
そんなママさん死んだ事…。
50のんだくれ:04/12/13 22:00:53 ID:e3Qdej5m
こんな天気の良い日には
胸も心も晴々で
心うきうき歩くのさ
道の小草も唄ってる
風にそよいで笑ってる
人生ひと時ゆっくりと
過ごしてみたいと思う日は
明るい陽射しを顔にうけ
歩いてみようよ、この道を
たまには、酒気も抜け切って。
51のんだくれ:04/12/29 22:11:33 ID:1S63i5+3
随分下へ来ちゃったなあ。
今年も色々あったけど、
なんだかすっきりしない年。
このスレだってageなけりゃ、
誰も見ないし一人書き。
いつか陽の目もあるかしらん。
なにわともあれ
来年も無事で居る事願いつつ
一人淋しく又呑むか・・・
52名前はいらない:05/01/07 20:13:40 ID:bXwADpRC
上だろうが下だろうが見てるよ
お酌できなくて残念だけど
53名前はいらない:05/01/07 20:52:17 ID:yCne4PtH
まぁ、見てる人はみてるから
これからもほろ酔いでかきつらねてよ。
54名前はいらない:05/01/07 20:53:57 ID:FwzRGWWZ
(ФvФ)ノ 名無しの俺も見ています
アズナブールが出てくる詩が切なくて特に好きであります
55のんだくれ:05/01/09 18:59:55 ID:OAQy6FbS
>>52->>54arigatonenn. akeome.kotoyoronn.

久々に日本酒なんぞ呑んでみた
生まれ故郷の日本酒は十四代が美味いとか
だけど今回御年始に越乃寒梅貰いけり。
どんな味かとひと口をビールグラスに注いだら
なんとまろやか美味しいね。
甘口なれどツンと来ず。一升瓶もすぐ空に。
いわずと知れた、のみすぎじゃ〜。
私ホントは、辛党で。でも一度は呑んでみてね。
56名前はいらない:05/01/29 23:01:03 ID:v1f2dRNc
今日はビールがぶ飲み記念日。
記念カキコ。
57のんだくれ:05/01/30 10:43:55 ID:24ThOtkb
そう。 冬の夜道を
凍えそうな頬を晒して 歩く私
背を丸め 足取りさえも 千鳥足
空見上げれば 寒々とした月。
冷え込む身体を 引き摺りながら
家路へ向かう 夜の2時
周りを歩く人も無く 唯黙々と
歩く私。 ふと見れば
きらきらと輝く物が降る
そう。 それは白い宝石
雪の結晶 ダイヤモンドダスト
ああ、 その輝きは 心の灯り
忘れかけてた温もり
麗しき 心の賛歌
褒め称える 言葉も知らず
唯々 感激に咽ぶ夜。


58のんだくれ:05/02/12 20:33:14 ID:botyM9Ga
グラスは一つの筈なのに
カウンターには二つ有る
中身も安い水割りが
並々並々と注がれて
手にとりゃどちらも同じもん
二杯も頼んだ筈もない
酔っ払っちゃいないって
未だ座ったばかりだもん
ん?でも何か雰囲気ちがうなあ。
「あの〜すいません。その席
私達の席なんですけど。」
若い恋人同士らしき二人ずれ
そりゃそうだわな。…
隣の店と間違えちゃったよ。
こりゃ。失礼。
てなこと、あんたらもないかい。

59名前はいらない:05/02/17 17:11:45 ID:3t2cop6H
60名前はいらない:05/02/17 17:27:49 ID:y6HCJ7yJ
てす
61名前はいらない:05/02/18 23:54:10 ID:lUyu4Sxu
tonn
62のんだくれ:05/02/19 08:34:03 ID:r6IOGEWO
 来るべき未来には
 淋しく生きる人ばかり
 行き交う顔にも
 影があり
 光りを求めず
 闇へと向かう列ばかり。

 俺なんかまだいいさ。
 ネオン灯りを求めては
 彷徨い続けて居るもんな。
 
63名前はいらない:05/02/27 20:34:43 ID:sQtoGQ9S
テーブルの上には一壜の雲
グラスには氷山

葡萄のような粒らな瞳で
わたしを見上げる犬
前肢を組んで
鼻をカーペットの地面につける

冷えてきたね
そうだね
でも暖かいね
そうだね

ベッドには月影
空っぽの白いシーツ

きみにあいたい
きみにあいたくない
64のんだくれ:05/03/13 10:16:25 ID:MWrMJ+v4
  ネオン

夜のネオンは 心の灯り・・・。

ドアを開ければ
世界が変わる
人も心も
会話で変わる

カウンターには
人様々で
夜の挨拶
おはようさんと
軽く声掛け
席を取る

ママは一言
いつものやつね。
軽く頷き
煙草を出せば
直ぐにマッチの
火が灯る

さあ始まるよ
ママと私の探り合い

夜のネオンは 心の灯り・・・。
65わに ◆Wani6uvhK. :05/03/14 20:46:16 ID:duJLHyFI
割れた酒瓶片手にとって
泣いて片付けた余震の夜
転がる樽に零れた麹
泥水になった僕らの夢

復興めざせ。某日本酒メーカー。
66のんだくれ:05/03/15 21:05:30 ID:cXHYw2eB
ちょっぴり頬が紅色に
染まるあなたの横顔を
私は黙ってみてるだけ
笑顔の絶えぬその姿
少しの酒で直ぐ笑う
そんなあなたが
とても好き。

桜の花の咲く頃は
浮かれてなんかいられない。
だってぽかぽか この陽気
心のなかも この肌も
何故かほんのり桜いろ
こがれてなんかいられない。
だけどちょっぴり恋きぶん
あの爽やかなあの人が
私の心を離さない 
あなたの頬も桜いろ。
67わに ◆Wani6uvhK. :05/03/17 13:10:47 ID:YGx9HX/m
夜風を酌んで
さくらいろになる
花見酒
私を杯にして
あなたは静かに酔う
68星屑:05/03/20 09:22:08 ID:kUQ2loQD
僅かなる
その時々は帰らざる
時の流れは
酒酔ふごとし
身も漫ろなり。
69わに ◆Wani6uvhK. :2005/03/23(水) 00:09:23 ID:orRPgwfQ
お酒を飲んだ後に
ふたりでベッドに潜り込もう
飲み干したカクテルみたいな
淡い青色の視界
深く、深く、潜水して
太古の海におぼれよう
皮膚の境目がなくなるほどに
互いのカラダを弄って
ふたりで溺れてしまおう
70のんだくれ:2005/03/26(土) 08:09:03 ID:jD195t5g
甲羅の黒き亀に乗り
海底深く潜りたり
其処は眩しき竜宮の
優しき乙女舞ひたれば
時を忘れて過ごしたる
スカイブルーの杯を
喉元深く飲み干せば
夢の心地に酔いしれり
目覚むるまでの儚さや
乙姫何処夢何処…。

(わにさんは情熱的な面もあるんでつね。)
71わに ◆Wani6uvhK. :2005/03/26(土) 23:40:40 ID:fedn8nIu
深い雪の道片手にウィスキー
吐息が暖かい悴む指先に酒気を塗す
遠くで鳴る踏み切りの音
ミルクの中を泳ぎながら
酔うこともできずにいた
音は雪に飲まれてしまって静寂
きっとここには一人きり
たぶん相棒は片手の酒だけ

(酔っ払って迫ると酒臭いと拒否されますw)
72のんだくれ:2005/04/03(日) 08:55:46 ID:jRfDBHBx
4月の色は桜色

貴女の頬も桜色
恋をするのもこの季節

花は心を和ませる
愛でて一杯如何です?

花は散るもの果てるもの
短き定めに身をまかせ
人の心に残るもの

四月の色は花の色。
73わに ◆Wani6uvhK. :2005/04/20(水) 14:16:39 ID:2fC1j48b
杯に降り立つ花びら桜の精飲み干し仰ぐ大樹と月夜
74星屑ぅ:2005/05/07(土) 19:03:27 ID:d5ovLIjZ
乙女の夢って知ってます?。

最近はカクテル流行り
焼酎にイチゴシロップ
ちと垂らしレモン汁入れ
シェークする
シャンパングラスに注いだら
炭酸水で満たします。
後はお好みフルーツ
飾ってさあどうぞ。
トマトジュースも合いますよ。
75のんだくれ:2005/05/23(月) 21:11:49 ID:xjqJWb0k
何故だろう水割りの味忘れたの
昔なら上品ぶってハイボール。
炭酸水の薄味を好みで割って
呑んだっけ。
何時の頃だか忘れたが
水割りブームがやって来て
猫も杓子も水割りで
何のことないハイボール
炭酸水が無いだけで
水道水でも構わない。
そんな手軽さうけたのか
何処のバーでも水割りさ
だけど今では一部だけ
みんな焼酎呑んでいる。
オン・ザ・ロックにストレート
寒い冬ならホットでも
なんて云ってた時も有り。
淋しい時代になっちゃった。

  水割り
76わに ◆Wani6uvhK. :2005/06/08(水) 13:20:44 ID:b8SRryBK
あなたの前でしか酔わない

だって

それが口実だから
77のんだくれ:2005/06/08(水) 23:09:48 ID:bYXRAy26
梅酒の梅のシワの取り方。

ホワイト・リカー3合に
シガロン5g掻き混ぜて
2週間程漬けとけば
綺麗な梅の実出来上がり。
でも梅の皺は取れても、
顔の皺は取れませんから。・・・アシカラズ。
78わに ◆Wani6uvhK. :2005/06/12(日) 12:18:00 ID:I9zac9nS
しりませんでした!
今年はつるつるお肌の梅ちゃん入り梅酒が造れそうです。

あと、氷砂糖の代わりに蜂蜜にしてみようかなと思ってます
79のんだくれ:2005/06/12(日) 23:38:12 ID:T89jHh7e
   蜂蜜酒(ミード)

古代ロマンの味がする
黄金色の蜂蜜酒
世界最古の酒と言う
北欧神話のなかでさえ
自然に出来た酒の味
祝いの席には必ずと
云っていい程でるお酒
ドイツミードは甘味無し
アメリカ産はちと甘し
中国産は梅酒風
日本産も甘味あり。
ハニーワインと申します。
フルーツ添えて
フルーツミード(メロメル)
呼び名色々有るけれど
あなたのお好みどんな味?
80のんだくれ:2005/06/19(日) 07:12:37 ID:YjDp+W/6
詩人をお酒に喩えたら

燃え上がるような情熱書き綴る
そんなあなたはブランデー
輝いた光を放ち黄金の
威厳を持ったウイスキー
何物にも何色にも
染まぬあなたはジンの味
完熟の蕩けるような
渋味を持ったあなたはワインかな
爽やかな高貴なムード持つあなた
矢張りシャンパン賑やかに
強烈な刺激の強い透明な
あなたの味はウォッカね
様々な味と香りをミックスし
色も素敵なカクテルさん
いろんなお酒の詩人さん。えとせとら。
81soft ◆soft/e/9Do :2005/06/26(日) 01:02:01 ID:uCA26xcs BE:8485722-##
『ビールにおける学習』

夜中のTVの競馬で
当然のごとく私の予想した馬は
名前すら聞いた事のない馬達の塊に沈む

そうして私は 一人でビールを飲むのだ

ビールとは
黄色い液体である
小便ではない

アルコールを含む酒である
気分がよくなる

よくなる?
82soft ◆soft/e/9Do :2005/06/26(日) 01:02:55 ID:uCA26xcs BE:8485722-##
兎に角も私はよくビールを飲むのだ
なぜ?なぜ? 
知るか そんな事

雨は降りしきる 
しかしビールは降ってこない
しかしビールは年間雨量のように売れ
そしてビールは年間雨量のように人々に飲まれていく

もしもビールが雨なら まあいい

呑まれていく

「ビールをコップにつぐ時にゃ コップは斜めにしなきゃなぁ
素人じゃないんだから 泡が出すぎるだろ?」

いや 違う
ゆっくりと 間を持って 注いでいけば 同じじゃないか
僕達だってそうだろう

ビールにおける学習
83のんだくれ:2005/06/26(日) 21:58:51 ID:iPCtCm6U
ビールの適温知ってます?。

我慢できないこの暑さ
こんな時には冷たいビール
ぐいとひと息飲みたいね。
適当な夏場のビールの
適温は4〜6度が飲みごろね。
4度以下では泡も出ず。
参考に冬場の温度も覚えてね。
飲み頃の冬の温度は12〜13度。
春秋は10度位が一番ね。

なに云ったって喉をごろごろ
鳴らしながらグイグイ呑むが
一番さ。
84わに ◆Wani6uvhK. :2005/06/30(木) 17:00:49 ID:xvnt+j08
申告が遅くなりましたが

【2004年度】詩板年間傑作選を選ぼう
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1117714560/l50
で>45で推薦させていただきました。のんだくれさん。
85わに ◆Wani6uvhK. :2005/06/30(木) 17:02:10 ID:xvnt+j08
>84

× で>45で推薦
○ で>45を推薦

すいません。
86のんだくれ:2005/06/30(木) 19:29:49 ID:dpN9a2dd
>>84さん。私の拙い詩を推薦頂き、恐縮して居ります。
真に有難う御座います。わにさんには本当に感謝
致して居ります。
87名前はいらない:2005/07/01(金) 20:48:10 ID:UqMhOM0f
オマル・ハイヤームの「ルバイヤート」を読もう。
88のんだくれ:2005/07/02(土) 19:09:05 ID:M4UuRu9S
>>87sann.
訳詩もいいですけど訳詩者の感性により詩の内容も
随分と違うものになってしまいますね。訳詩の場合
どうしてもその作者よりも訳詩者の文字使いの方に
目がいってしまいますね。
89のんだくれ:2005/07/30(土) 22:09:22 ID:fimQnSYj
  濁り酒(どぶろく)

白く濁った酒をのむ
濁ったままの人生を
見ているようにぐいと呑む
こんな人生じゃなかったに
そんな思いでぐいと呑む
誰も解っちゃくれないと
愚痴をいいつつぐいと呑む

濁ったままの人生を
悔んだままで生きてきて
唯ひたすらにぐいと呑む
呑んだ分だけ酔いまわり
俺の身体も又濁る
濁った身体をもてあまし
あすの事など忘れてる

ぐいぐいぐいと・・・
90のんだくれ:2005/08/14(日) 20:35:58 ID:ZkPhF76x
かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆうぐれ 牧水

(独酌)

孤独な心を酒で慰め
ひとり淋しく酒を注ぐ
屋台の酒はおやじに愚痴を
吐いて捨ててもおやじの顔は
いつもにっこり笑うだけ
家でゆっくり呑む酒は
相手も居ずに無言酒
ちょっと酔いなど廻るなら
鼻歌などもでるだろう
今日の生き様考えて
明日の行方も知りもせず
唯黙々と呑む酒は
寂しい味のひとり酒
91のんだくれ:2005/10/02(日) 10:14:21 ID:CL5qaGwQ
過去の旅人

時を語らぬ旅人は
過去をも捨てた世捨て人
寂れた場末の片隅で
過去のしがらみ捨てるよに
ひとくち呑んで口含み
舌でまろめて飲み干せば
昔の想い走馬灯

時を語らぬ旅人は
眉間に皺を寄せたまま
黙ってグラス呷るだけ
過去を重ねた我が身さへ
切ないように身を崩し
明日への望み断ち切って
淋しく今日も呑んでいる

時を語らぬ旅人は
若い時代もあったろに
何時しか歳も重ねては
遠い昔をなつかしむ
儚い夢を追った日を
悔んで今日も飲み干せば
過去の想いは消えてゆく
92名前はいらない:2005/11/13(日) 00:19:32 ID:qeEDg0hz
age
93 ◆Wani6uvhK. :2005/12/07(水) 19:47:03 ID:aBT/drzq
すごくすごくおちこんだときに
黒糖焼酎お湯割り
焼き色の綺麗なカップで飲む

あったかいのと
微かなだるさ
刺激が喉を通ってゆく

すごくすごくおちこんでて
だけどどうしようもないとき
ほのかに甘い黒糖の
幸福感を呑み込む
94名前はいらない:2006/04/09(日) 19:42:01 ID:Lkm7qheI
やけ酒なんて つまらない
ひとりぼっちの 寒い酒
95名前はいらない:2006/05/20(土) 02:27:40 ID:db3+jHJu
とおじも
96名前はいらない:2006/05/22(月) 00:10:08 ID:gZyrku6x

あなたを想えば
想うほど
お酒が強くなってる

あなたのお酒と
わたくしのお酒

似てない?
お酒を飲んで
出会ったわけではないのに
なんでこんなになっちゃったんだろorz
97X.O.:2006/06/06(火) 06:18:06 ID:6gaNEXEl
「それから」

冷蔵庫を開けて凍らせた檸檬一つ
切る指に力こめながら  たこわさのことを考えている

こんなふうに夜がきて
こんなふうな私がいて
ぁれからのことが懐かしくて
これからのことを考えている

チーズケーキ割り箸でつまみながらなんだかふぅーって
とけていくような気がした
98 ◆notePDkbPQ :2006/07/25(火) 23:50:45 ID:T+9SnCu3
「酒」

今日は平日なのに 会社の寄り合いで飲んで来ました
飲むのが弱い人も 男性も女性も 辞めたひとも 
皆いらっしゃいまして 結構で何よりでございます
わたしは振られた人 彼女のことを純情なじぶんを
どうすることもなく 終わってしまって居りましたから
ちじこまった暮らしを 一時でも忘れることが出来て嬉しゅうございます
酔い酔い酔い 酔っ払いでございます 
いつもは酔っても 辛いものでございますが
今日は辛くとも 自分を吐き出す努力は有りました 精一杯の努力でございます
酔いどれています ポエムなど 書いてみます
酔い酔い酔い 一人の夜に綴ってみます さあごろうじろ
ふーむいい酒でした なんでも有りのいい酒です
今日ばかりは御勘弁を ウィークデー 早起きしなければいかんでのですが
酔ってみたのです 酔いたかったのです ごめんなさい
今日くらいは 明るい酔っ払い アルコール混じり酔っ払い
もう少しで眠りましょう
あとはもう シャワーを浴びるだけ ああ眠い
99名前はいらない:2006/07/28(金) 21:49:19 ID:LubIFpxj
じょうすい
100名前はいらない:2006/08/10(木) 20:49:11 ID:Fln9kSGC
栄光の23get
101のんだくれ:2006/11/05(日) 11:47:47 ID:cOwh2eos
 隅々に隅々に秋の暮れ。
 
ほったらかしの人生が此処にもあった。
訝しげに眺めるスレの儚さよ。
何時しか又このスレも消え逝く運命。
涙して見送りなんて大嫌い。
グラスにたっぷりのビ〜ルを注いで
ぐいぐい飲み干しやっぱり乾杯。
さよならなんて大嫌い。
逢えなくたって「又逢おう!」
其れが人生一番の別れの言葉。
辻褄なんて合わないさ。
言葉なんてのは心の奥のどっからか
出てくりゃいいのさ。それだけさ。
102のんだくれ:2006/11/26(日) 20:17:47 ID:T9mXBMzo
カルピスは初恋の味真白なり。

喉の渇きの一杯は
甘酸っぱさが身に染みる。
二日酔いには此れが効く。
水で割るより炭酸で氷浮かべて
お飲みなさい。

カルピス程にいろんな色に
合うものは無い。
カルピス・ソーダにポート・ワインを
浮かせても綺麗な色が出せますよ。

後は好みでジン、ウイスキー、ブランデー
日本酒、お好みのカクテルどうぞ。
103のんだくれ:2006/12/31(日) 09:13:46 ID:D4D2cAgJ
生かされて、感謝して年の暮れ。

皆さん、良いお年を。
104名前はいらない:2006/12/31(日) 22:30:10 ID:fgbXRMu4
のんだくれさんも良いお年を!
105名前はいらない:2007/08/21(火) 17:31:29 ID:PiXDHW3G
106名前はいらない:2007/08/26(日) 09:12:10 ID:3Q3PDroY BE:138112872-2BP(391)
あげ
107もうきん:2007/10/04(木) 20:37:03 ID:uUPNLoJx
「からん」

友達とくみかわす酒もいいけど
ときにはひとりでこんなふうに酔いたい
透きとおったグラスにきのうがうつる
伝い落ちたのは きっとあの悔しなみだ
今も 苦いまま

氷が からん
ぼくの心も からん
耳をすませば 夜も からん
からん どこかが からっぽなのは
忘れながら生きるぼくが わるい


誰かとふざけあう夜も楽しいけど
ときにはひとり孤独をかみしめていたい
忙しく過ぎる日々にあしたを忘れる
捨てたかばんには きっとあのころの夢
今も つまってる

氷が からん
ぼくの心も からん
耳をすませば 夜も からん
からん どこかが からっぽだけど
忘れてるはずのぼくが つらい
108まにあ:2007/10/13(土) 15:25:47 ID:+fMogXZf
居酒屋で

暖簾かきわけ 店の中
はいりゃ女将の声がする
いらっしゃい いつものね
白い指先 とっくりの
一合酒が 差し出され

呑んでくだまき 酔いつぶれ
酔いもほろろに たちあがりゃ
又来てね お勘定
歩く足さえ ふらふらと
声もそぞろに 闇のなか
109もうきん:2007/10/15(月) 00:59:55 ID:gEtNT47s

酔っ払ってきたときって
なに思い出してる?

特別うれしいことや
いやなことがあったわけじゃなくて
なんとなくお酒がある夜にさ

初めてアルコール飲んだ日のこととか
そんときいっしょだった人のこととか


いろいろだんだん思い出しちゃったりする?
忘れたいこと
忘れられないこと
忘れたはずのこと
そんなのうじゃうじゃ(笑

窓をあければ
せいいっぱい鳴いてる虫たち
秋だね


ここにいるわたしと
どこかにいるあなたと

いっしょに
それぞれ
会えないんだけど
なんか生きてるよね(笑
110もうきん:2007/10/15(月) 01:02:57 ID:gEtNT47s
訂正

酔っ払って→酔っぱらって
111のんだくれ:2007/12/31(月) 22:39:27 ID:9U43N/eM
人生随分遠回りしちゃったね。
若い頃は飲んだくれて遣りたいことも
後回し。
でも寄り道人生いろんなことの経験で
こんな自分が出来ちゃった。
股来年も遠回り。寄り道人生大好きさ。
来年もよろしくね。
112さけのみどーふ:2008/04/06(日) 02:15:47 ID:erOsiYer
100円のパック酒に
ストロー突き刺して
お口に流れ込む小さな大陸が
次から次へと
花を咲かせて
萌えて
散って
朽ち果てて
やがては不毛の大地と
なりながら
午前二時の蛍光灯に
揺られて
消えるから
ぼくはカーテン開けて
おらぶのです

ぼくは見た
確かに見たのだ
見ながらにして
眠るのだ
113さけのみどーふ:2008/04/08(火) 01:57:58 ID:afRHIPTh
切子の杯に残された
薄く張られた酒わずか
余命一口

抗う夜は限りなし
114名前はいらない:2008/04/18(金) 00:02:29 ID:ivfZnwIZ
酒は悪くない、俺が悪いんだ
115のんだくれ:2008/04/18(金) 06:45:14 ID:WHNVQJem
満開の花見の席の枝一輪
手折りてみたし今宵夜桜
116さけのみどーふ:2008/05/02(金) 00:40:31 ID:JHrJmOJr
遠方より朋
軽やかに
ぐだりだべり
酔いは
胸に溜まり
放射状に迸る
思い出話
やけに甘いわ
ウイスキー
117名前はいらない:2008/05/31(土) 02:08:54 ID:uiL7WVFV
ひとくちで
いい奴だよなァ
森 伊蔵

118ローカルルール変更議論中@自治スレ:2008/09/13(土) 00:42:18 ID:yHvjisbJ
「夜の酔い」

憂鬱な夜に
想いは酔いへと溶け込み

涙の苦さ
この身の疎ましさ

浅ましいこの体
醜い傷を曝して
まだ生きようというのか

明日さえ見えない不安の中に
偽りの安らぎを求める

プラシーボ
光は何処に?

冷たい
アスファルトの上

あてもなく
今日も歩き続ける
119のんだくれ:2008/11/16(日) 10:20:36 ID:D8oQg+np
久々の満月に酔いしれて
道照らす灯りにもちと感動し
何故か夢心地。

夜毎に照らす月明かり
満月とても盃に映し一気に
飲み干せば月の心を
我が胸に力漲る心地せり

なんてね。
120名前はいらない
お客さん 看板だよ