方言詩

自分の故郷の言葉で詩を創りませんか？
方言って暖かい感じがしますよね。
あなたの故郷の方言で、言葉を綴って下さい。

2get

１も綴れ。

「いま」という時が
「いま」って感じた時にはもう
全部消えてしまってるって
そんなん　わかってたはずやんか
そんなん　きづいてたはずやんか
どうして「いま」　大切にでけへんかったんやろう
どうして「いま」を　みつめられへんかったんやろう
どうして消えていく「いま」に　気づいてあげられへんかったん？

もう全部消えてしまったはずやのに
こころの奥にどうしようもないリアリティを感じるんや
もう全部消えてしもたはずやのに
こころの奥からいつまでも消えへんねん
こんなに鮮明に こんなに「いま」あるみたいに

だって あった やん？
だって ここに あった やん？
なんで誰にもみえへんの？
なんでこれがみえへんの？

あったってゆって　くれへんかなあ？

みんなにみえへんっていうことは
自分にだけしか残らへんものがあるっていうことは
こんなに　苦しいことやったんやね

(続き)

ううん
これは 自分にしかみえへんものやから
だから
自分にしかみえへんからこそ 大切にしやなね？
きっとみんなも　こういう
外からは絶対みえへん宝物を　胸に抱いてるんやから
苦しみながらも　忘れやんとこうとしてるんやから
だからきっと　忘れへん
だからきっと　忘れへんよ

きっといままで　忘れてしもた「いま」がたくさんあるから
だから今度は　「いま」をちゃんとみて生きるわな
だから
だからな

消えんといてな？


>>3
1です。
関西弁ってどう聞こえるんだろう？
自分では結構「ぺたぺた」しているなと思うけど。

かつて通った高校のまん前の弁当屋
"うりずん"のおばぁが
92歳の天寿を全うし
亡くなったらしい

おばぁ、
あんさくとぅ　わったーが山学校して
おばぁのところでタバコ吸ってたら
いつも頭ぱちゃみかされてこう言ってたよな

「あんたがた　学校んかい行けるくとぅや　ありがたいと
　くわっちーさびらと　感謝しなさいよぉ」

かーちゃんが作った弁当は午前中に食い尽くして
昼はいつもおばぁのところで食べてた
使い捨ての弁当箱の底にご飯
おかずはそのご飯の上にびっしりと乗っかってて
250円

おばぁが作ったふーちゃんぷるーはもう食べられないばぁ？
おばぁが作ったじゅーしーのおにぎりはもう食べられないばぁ？

「あい、＊＊君！またサボってるね、あんたは
うり、野菜の天婦羅。あちこーこーどー。かめー」

誰からも好かれたおばぁ
ありがとうやぁたんどー

ｰｰｰｰｰ
今月初頭に天国に召されたうりずんのおばぁに捧ぐ

うちがラーフル持って
君は机かいとった
白墨が放課後を埋める前に
早く言わないかんかったのに

がた　がた　がた　がた

ひんまがった音を出して
とうとう掃除は終わったらしい
「うわぁコイツの荷物まがるなぁー」
半笑いで
「ほんなら俺は帰ってくるわー」
君が教室から出ようとしよるのに
うちは

カーテンが揺れる間もなく
「ほしたら、ばいばい」
振り返って手を振ってしもうた
白い粉で
君がドアから出て行くんも見えんかった

ラーフルは粉まみれで黒板は少しもキレイになっとらん

//
ラーフル→黒板消し　机をかく→机を運ぶ　まがる→邪魔

http://elife.fam.cx/a003/

「ええとこみせたれよぉ！」　Byミヤコ蝶々

見てみ寝てばっかりのアイツになぁ
「怠けもん」言うたら物凄い怒るん
お酒呑んどぉから返ってくることも無茶苦茶
自己弁護のつもりか知らんけど逆に自滅すんの
「俺は好きでこないしとんとちゃうんや」
「何も知らんでゴチャゴチャぬかすな！」
なー？怠け者代表の台詞やろ？
私よぉ弁護したれんけど知ってるん
アイツがめっちゃ頑張っとぉってこと、
あんな調子が何年続いたってアレは嘘と違うん
「いつか見とれ！」
こんな台詞で十年経ってもソレは嘘と違うんよ
同じように見えるアノ怠けもんとの違いがわかる？
後二十年やったって私は「アホか」って言いながら
心で「うんうん」てそんでソバに居りたいん
たまに「エエ加減にせぇ」って怒るんよ・・・・
そやから私がもしな
もしもそんななっても、
怠け者て言わんといて欲しいん
何処から見ても怠け者やってもソバに居って欲しいん

めんそーれ
なにそーれ

おばぁ話で泣かせようと思ったら

そうとーの技が必要だと思われ

ほとんどのものが　【陳腐】

ハイハーイ、聞き飽きましたー
お年寄りは大切にしよう（・∀・）NE！

うちより速よ歩くんやもん
ふくらはぎとか
棒みたいになるやんか
そしたら振り返って
何しよん　こっち来んと
って
分かっとるわい
うちは分かっとるんやって
分かってないんはアンタやって

悔しくって
影だけ東に伸びてって（それでもアンタに届いてなかって）

ようやく立ち止まったアンタが
何も言わんと手ぇ出してくれたけん
やけん
うちはまた歩き出したん

多分まったく分かってないんやろうなぁ

方言ってなぁ、話言葉やんかぁ。やけん、詩も会話調っつうか。
あんまし、説明的なんはできんのやねぇ。
説明するんやったら、語りかけるようになってしまう。語り部の気持ちな。
よく、郷土の民話を郷土の言葉で書いてるお話を見たりするけど、
あれも語り手と聴き手がおる文章になっとるもんねぇ。
やけん、なんやろ、うちの貧弱な力じゃあ、詩中に語りかける相手がおらんと、
方言で詩にするんは難しいなぁーとか思ったんよ。
うちがやったら、詩というよりメッセージになるん。
、、、こんなんじゃいかんかなぁ。なんかよお分からんくなってきたー。

アカンことないと思うよ

うん。それでもええと思う。
まったり伝わる、伝えるのも一つの手法だと思います。


夜になって暗らくなって
朝になって明るくなって
そして目ぇ覚ましたら
今朝もお陽さま昇って来てくれはってんなぁ
今日も一日始めてくれはるんやなぁ
って感じるわぁ
べつに感謝してるわけとちゃうのに
『始めてくれはる』なんてなんか変やねぇ

♂♀が凸凹　http://pink7.net/masya/

そっかあー、ほんならこのままでもええんやねえ。

答えてくれた人たち、おおきにー。

うちだけ知っとること教えたげる
たぁー君のな
背中がな
夜になったらチンチラ光るん
そしたらたぁー君は眠ったままで
天井のてっ辺で白熱電球のお星様になるん

たぁー君は小っちゃいん
クラスで背ぇの順が万年１番目なん
「たぁー君今年も１番目やねぇーっ」てからかったったら
「おー」ってニコニコして言うだけなん
たぁー君ってそんな男の子なんよー

やけどねえ
たぁー君の背中うち見たことあるん
めちゃくちゃ広くて白くてピカピカしてるん
やけん　うちには分かってもうたん
たぁー君大人になったら背ぇ高なるって
やけん　あんなに背中がピカピカしてるんやって
うち見たもん
夜　窓の向こうで
チンチラチンチラ光りながら伸びてくたぁー君
眠ったままでお月様掴もうとしよるたぁー君

来年には置いてかれるかもしれんなぁ

うちな　怖いん
その他大勢の死に紛れて生きとるんが怖いん
ここは背が高くて幹が太くてゴツゴツしとる樹ばかりが生えた森や
陽も当たらんけん花も咲かん
そこに生えた何の益も害もない小さなキノコ
そんな気分になるん
みんな上ばっか目指して
目ぇ凝らして
そうする分うちは余計に太陽から遠くなる
置いていかんといてやって
ここで言っても
もう誰も聴こえんやろうなぁ
伸びきった先に
なんもないって知ったら
この森はどうなることやろね

どけーねぇとも行きゃーええ
好きなことだけすりゃーええ
じゃけぇおめぇが人殺そうが
わしゃ好きに仏へ参るんじゃ

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ？(俺を買え）」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。）
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。

（＾＾）

保守、再利用よろしく

>>19>>20

くっそむかつく

誰か！！

なぜ俺が、こんなにむかつくのか説明してくれ！！

この気持ちは、いったい何だぁぁぁぁ！！！！！！！

>>27
君の拒んだロマンスの季節さ

>28
そおでもないと、思います。
>27
力になれず、すいません。
気持ちは、なんとなく判ります。

ごめ、適当すぎた


海にいきやー
遠くの海に
お前俺の事好きだだ？
割とねって
何もかもぶちゃって
海にいきやー


そして適当すぎた

推敲してねP]:酷すぎる
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1048449609/

そんなに自分を卑下しやんといて？
自分みてたら哀しくなるねん。
もっと大切にして欲しいねん。
捨てる必要ないやんか。
捨てやんでええねんで？
痛いもんはだんだんこぼれていくで。
もし大事なもんやったら何時でも拾えるねんから。

捨てやんでええねんよ？

　　　 (⌒V⌒)
　　　│ ＾ ＾ │＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　⊂|　　　　|つ
　　　（＿）（＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎パン

>>6
せつねー
泣いた・・・

んなもん投げちまえよ
プライドなんて、余計なだけだべ？
たまにはさ、そんなの気にしないで
思うがままに突き進んだっていいっしょ
だれも攻めたりなんてしないからさ？

一緒にあいーべなーって言ってたっぺよ
ちょろくでない男に遊ばれっちったのかな　おれは
こうてなこと言ってもだめだっぺけどが
ほんとに好きだったんだかんね

age

もーげんだっぺぇ、、

『未明』
わて、ほんにもうあきまへんわ。

雨やら雪やら
よう分かりもしまへん夜にえ、

旦はんのこと、
ひとり寂しく
待つなんて、

ほんま辛おす。

傘もはたはた
泣いてます。

わて、ほんまに
もうあきまへん。
見ておくんなまし、

ほれ、
もう東山が白々してますさかいに。

明日はええ人と
手でも繋げたらええなぁ
そんな相手もおらんけん
仕方なくひとり
休みもひとり

手ぇ繋いでよ
髪も撫でてな
泣きそうになったら抱きしめてな

早よ来てくれんかなぁ
いつになるやら分からん話やなぁ

そやあらしまへん
誤解いうもンどす

またやったはるわ　あの娘ら
ええかげん聞きあきたいう感じやわ

カラスが鳴くからか〜えろ
いうてもあかんて　効果ゼロやいうに

親も必死　子も必死　聞く耳ゼンゼンもたあらへん
もつ気もあらしまへんよって　態度でわかりまんがな　なァ

　「自転車にのってくるおとなさんが水に落ちる」

　自転車にのってくるおっとなさんは田園風景のなかをはしっていく
　想像力に満ちあふれた野生が稲穂の影でいじけている
　おっとなさんは満ち足りて、途を駆け抜けていく

　見世に停まった美の女神は
　お御酒を仰いで空に映る
　　　仲良くなあ、仲良くしようやあ
　神様たちの交流と
　親睦の根陰を
　おっとなさんはひとりはしる
　　　ああみんっなうつくしいなあ
　　　この世は晴れ渡り
　　　ひたはしれ
　　　いずれ収穫もやってきましょう
　　　こどもたちも輪にうれよう

　ああきどね
　この国にては
　驕りたかき翅のびら
　誰れのこころもやましゅうて
　いずれ日陰も朽ちましょう

なんばしよっと！

とおりゃあ


　　たんしゃん


　　　　ちょんたら、まぁ


　　　　　へんげや


　　　　　　　むんげ！

わー たっくるさりンどぉ?
にーにが好きな言葉さー

「あめのひ」

何でやろうね
長い髪の可愛いあの子

何でやろう
空見ながら泣きそうやった

何でやろう
ホコリみたいな黒い雲　今にも雨模様

僕の鼻の頭に　雫が降ってきた

「止んでやろう」
そう言ってはくれんの？
僕もあの子も傘もっとらんのに
「何でやろう」
そう言って見ようかな
シャワーみたいに雨を浴びるあの子に

その横顔は見ちゃいけないみたいに
こころに焼きついた

ねぇ
何で　泣いとるん？

風が泣いとるよ
うちの知らんところで
あんたの知らんところで
雨が病んどるよ
だれも知らんところで

沈黙がさんさん
と
降り注いで
うちとあんたの間に
ゆらゆらとした
大きくて透明でまばたきもせん魚が
じっ　　と
うちらを睨んでから
通り抜けていく

はよう
なんか言いや
なんかしいや
なんか欲しがりや
うちはあんたが欲しいですって
あんたもうちが欲しいですって
だれも怒りやせんのやけんね

だってうちら
お互いの小さな頭を
もたげた頭を
撫でることしか
してないもん

あんたの怖がっていた
風も　雨も　色んな匂いのある沈黙も
ここにあって
どこにもないよ

沈黙の温い水を好んで泳ぐ
あの大きな魚は
なまめかしい溜め息をついた後に
どこか向こうのほうへ
行ってしもうたきり帰ってこんかった

うちらは沈黙のまま
くらがりで
手を繋いだ

このかどっこさまわったらおめ、はぁけえれ
まだあえっからはぁけえれ
いっつまでもこんただしてあるいでるわけにもいかねべ

つきさきれいだからもちっとあるきてっておめがはんべそしてからに
かあちゃんがまってっぺ
しんぺかけるもんでねぞ

オレはどこさもいがね
そったらきっつくしがまねでもどっこさもいがねがら

めんごいなおめ、なしてそったらめでみる
おれはくされたにんげんじゃのに

おめにひとっつもしてやれねな
おめとこにもはなっからきらわれとるし
しごとはせつねばぁしでえらくもなれねべした

めんごいなおめ　もうくらすけてやりで
そったらかおすんな、これがさいごってわけでね
ほれ、月がみて笑ってっつぉ

ふりかえんねでこっからはねでけえれ
こけねではねろよ
おめが戸からからしめんまで
オレここでみてっから
おめのつよいせなかみて
オレもがんばっから

めっちゃ好き
ほんま好き
勘違いとちゃうよ
帰るとき涙出そうだったけど我慢した
笑顔でさいならしたかったけん
けど先生が隣におってくれなあかんわ
ずっとうちの隣におって欲しい
苦しいんよ　淋しいんよ　しんだいんよ
先生うちのこの気持ち知っとる？

「電話」

のどの風邪はまあ、たいしたことはないけれども、
それより背骨がまがってきとる、早速検査せにゃと
お医者がいうから、
年寄りの背が曲がるのはしぜんのことですけ
しぜんにしておきますから結構ですといって帰ってきました

あんたそんなにしとったらいよいよ困ったことになると
若い女のお医者は心配しとったけれども、
レントゲン撮ったって曲がったものはもとには戻らんだけんね

ずんずんうしろに反るならほんとうに困るけれども、
うちのおばあさんも曲がったままでいきとったから
わたしも同じようにしようと思っとります
米を研いだり白菜押したりするのにはちょっとばかり
前に曲がっとったほうが便利がいいかも知らんよ、あんた
あははは

ふしぶしが痛んでも頭がいつもねぼけとるようでも
この年でぴんぴんしとるほうがよっぽど気味が悪いがね
もの忘れするたんびに、はてわたしはボケたんちゃうかと
心配になったり
いやいや、もともと賢かったわけでなしこれで当たり前だと思ったり

数えで、もう90になります
ボケてもあんたの顔は忘れせんから心配せんでいいわね
冬の海はしけて船がたいへんだけん
春暖かくなったら遊びにきてください
それまで寝て、楽しみに待っとりますけんね
あんまりわたしがおばあさんになっとるから
きっと見たらあんたびっくりするよ

そんでも、死にたいとは思わんわねえ
生きていても何も楽しいことはないのに
死なずに生きていたいとは思うけん不幸でもないのかも
知らんわねえ

わたしが急にどうかなってもあんたには知らせんように
みんなに頼んでおくから
仕事休んでこんな田舎の知らない年寄りばっかりの
葬式なんぞわざわざに来んでもいいよ
ひとつもおもしろいことはないけんね　　　第一わたしは
もういないけん会われせんよ
あはははは

あんた
からだをだいじにしなさいよ
ぶっそうだから夜遅く外に出たりしたらいけんよ
コンビニの弁当ばかり食べてたらいけんよ
あんた、
待っとるけんね

a

どず黒いお前の吐く息が

今日も広島青い空を汚すんよ

かち臭い匂い其は死んだ犬の匂いがするんよ

その匂いはもう遠くの宮島まで行ってしまうん

お前がこんなに汚しとるのに、

広島の空は真っ青で

昨日できた傷によう凍みるんじゃ…



Ｂｙソラ　　　　『広島の人』

じゃんだらりん
じゃんだらりん

いちばんばっちい日本語って聞いた

じゃんだらりん
じゃんだらりん

友達みんなは標準語を使っとる

じゃんだらりん
じゃんだらりん

私はきれいだとおもっとる

だから使う

じゃんだらりん
じゃんだらりん

好きやねん　
何回口の中で噛みくだいてきたんや

だいぶ前から好きやってん

もうがまんでけへんわ
ぼくは君が
好きやねん

めっちゃ好きやねん
ごっつ好きやねん
ホンマ好きやねん

これだけゆうたら満足やねん
殴ってもろてもかまへんねん
そうゆうたら君は
たぶんほんまにぼくをしばくんやろけど

とにかくゆうわ
「好きやねん」

告白を
ぶっきらぼうに言われたっけん
そーゆー言い方ねやんじゃねやんと
逆に怒ってみた
そうやんでもしなきゃ
カオが真っ赤になって
恥ずかしかったっけん｡｡｡｡

東北弁が少ないですね。
私は宮沢賢治の｢あめゆじゅ、とてけんじゃ〜。｣の
詩が大好きです。そして日本一短い言葉｢どさ？ゆさ！｣の
会話の言葉のような詩が見てみたい。
｢どさ？｣・・・どちらへ？
｢ゆさ！｣・・・お湯に入りに。
と言う意味でした。・・・ﾌﾝﾌﾝ｡

日本一短い会話は
「け」（めしあがれ）
「く」（いただきます）
だったと思いまつ

>>59
あらほんと！。ありがとねん。

この手のひら。
あったかいやんね。
おめさんのらっけ
そぅなんかの。
おれのカラダの真ん中が
ぼぅと火ぃついたみてぇら。

真っ白な闇ン中
おめさんのあかりを探して
足元で雪が鳴かんそ、ぎゅうぎゅうと
ココロが寒みくて鳴かんそ、きゅうきゅうと

屋根のてっちょの雪がザァザァ
車の跳ねた水がザァザァ
おれのカラダをひゃっこくしるっけんに
あっためてほしぃやん｡｡｡｡｡て。

すがぬえらい方言にだせや
みかんだ詩ぃけせや
うぬさのくれいしこんだぬも、
わがし事あるぬんか？
あるんだとも
あるんだとも！

申すも申すも
べっつにしょがい無い候。

わらっとーときが
いっちゃんすいとぉて
いつもそげんしときんしゃい
いっちゃんすきっちゃ
うそつかんもん

方言変換サイトで
広島弁に変換してみましたｗ


自分の唇が嫌いじゃった
でも今は目を離せん

厚い唇から
覗いとる赤い舌と白い歯
何かをいいたいのに
言葉が出のぉて形だけ作る
眉間の皺は深くて
自分が自分でない表情に見える

あんなぁの唇がわしの首筋をなぞる
目がおぉてあんなぁはシャツを捲って
わしの乳房を見えやすくして歪ませた
そうしょぉったずらっ子んように
目ばっかしで哂った

激しゅう動く視界の中で
わしは中心を見つめて動けん
大嫌いなわしの唇
今日はもっと嫌い
鏡の中の艶光る
淫らなわしの唇

同じものを大阪弁で



オノレの唇が嫌いやった
でも今は目を離せへん

厚い唇から
覗いとる赤い舌と白い歯
何ぞをええたいけど
言葉が出なくて形だけ作る
眉間の皺は深くて
オノレがオノレでない表情に見える

彼の唇がウチの首筋をなぞる
目が合って彼はシャツを捲って
ウチの乳房を見えやすくして歪ませた
そうしててんごっ子ねんうに
目だけで哂った

激しく動く視界の中で
ウチは中心を見つめて動けへん
大嫌いなウチの唇
今日はもっともっと嫌い
鏡の中の艶光る
淫らなウチの唇

生まれてきた君は
泣き声も出さんと
ぎゅっと目を瞑って
うずくまっとった。
ほんでもあたたかかったよ
わての胸で冷たくんやったらへんように
ずっと抱きしめとったかった
あんさんが生きてた5時間あんまり
あんさんがわてと一体やったときのことを
思い出しとった

次もわてのボウズとして宿って欲しいさかい
お別れの言葉は
「またね」

すごい詩ばかりでびっくり感動。

気にせんと。
きみも書き込んでよかっちゃよ。
みんなが詩人ちゃが。

勝手に詩がスキでよかと〜。

あかんねん。
うち、あかんねんて。

せやかて、怖いねもん。

誰かて、そぅやったもん、そぅやったんやもん。
失くしたぁない、て思たら、みんな行ってまうねもん。
自分かてそぅやろ？居らんなんねやろ？

信じへんよ。
また失くしたぁない思たら、行ってまうやん。
うちほっといて、行ってまうやん。

あかんねん。
あかんねんて。

も、嫌なん。
淋しいの、嫌なん。

せやかて、好きやねもん。

［俺は高知を着ている］

おらはやらないかんことがあるけん先に帰るで
気にするこたないが
先に帰るばあよえ
待たんでええわえ
もう帰ってこんかもしれんし
また会いとなったら来るけん
心配すなや

（あたまのなかで）

お前が工場で作るもんらが
おらには光って見える
磨いて磨いてええ形になって
昔お前が授業中に消しゴムで作りよったような
どもならん彫刻みたいでよ
うれしくなる

（あたまのなかで）

きっつい陽の下でよう働きよる
熱いトンカチぶらさげて
弁当ニコニコ食べる
真っ黒んなったお前に
タオル100年分やりたい

おらはよ、頭ん中じゃあお前らとおんなじ言葉でしゃべる
頭ん中まで東京やないぞ

お前らの汗がおらに押し寄せる
いまはコップが揺れるばあ笑え

苦しめたくないから
さよならしようと何度も思ってん
それやのに
いつまでも離れへん
過去になんかでけへん

心離さんといてほしい
しっかり掴んでてくれんと
飛んでいくで？

飛んでいったらあかん
あかんのに
なんでそんなことゆうのん

たらし男みたいや
ゆるせへん

うらぎったら、あかんねんけんな

おかあちゃんおかあちゃんおかあちゃん
おとうちゃんおとうちゃんおとうちゃん

おかあちゃんおかあちゃんおかあちゃん
おとうちゃんおとうちゃんおとうちゃん

おかあちゃん

おかぁちゃん


ええ歳やねから泣くなや
淋しいからて泣くなや
逢いたいからて　絶対無理やねから
泣いても戻らへんねさかい

泣きたないなぁ。

京都弁で誰か書いて

兵庫の方言でどんなん??

なにしとん？
めっちゃ気になるわ
教えて〜

なにしとん？
聞いたらえーのに聞かへん
聞かれへん

さっきから携帯にメンチ切っとう
ダボ！はよメールよこさんかい

あ　メール　来た

やっぱめっちゃ好きやこのコ・・

「あっとのどごさ」

なーぬ　おらだば　あだまわりがら
おめがださ　なも　しがへらえねけどよ

いづだが　おめださけだ
じぇんこあるねが　じぇんこ　んだ

なぬ　じぇんこどごかえせっていってらんでねぇ
じぇんこどご　けだごどどご　おぼえででければいあんだ


あー　まんず　ぼげねうづぬ　ぽっくりいぐんだば
なもかまわねでは　

へばな　　なんもだぁ…　まんずなぁ

なあ　いまひまかあ
ちょっと　なあ　あいてしてや
お　あんたええあししてはるね
あのなきいてー　きょうめっちゃええたいようしてるねんか
なあ　なぁて　あ、そこのひとここあけてくれへん？
おーきに　おみやげきたいしとってええで　ほいなら

　うぇへーい　くのくのー　ぼりぼりー

むぉ…　　ひこうぶったいはっけんどす…

　そろ　ひた　　　　　　　　どっせーい！！

まて〜い　あんさんまっておくんなはれぇ〜

…ふとったやろか　やせやんなあかんわ
くっそー　このくさおいしいなぁ　しゃくしゃく


　　　　お　う゛ぇ　ぇ　　ぇ　　　　ぇ　　ひｋ

【はる】

梅は咲いたか
さくらは

どなぁしよるんね
元気しよるん

うちゃこんなんじゃけぇな
今年ゃ窓から花見よ
大丈夫よ　夏には戻るけぇ

去年の花見覚えとる？
えらい暑ぅてから
何処やらオッサンのカラオケがうるさぁて
ぶちへなげやったやん？

今年も行きたぁね。


梅は咲いたか
さくらは

さくらは

『白木蓮』

だんだんと
ぬくなったり寒なったり
ほんでも
ぬくなったりぬくなったりで
白木蓮が咲きよった
空むいて空ばっかしむいて
ほんま
仏さんでも中におるみたいじゃわ
どんどんどんどん
伸びるんよ
もうすぐまぁるい
ちょっとばかし間のぬけた
大きい葉っぱがでてくるわ
冬は落ち葉がすごいけんど
あのほっこりした
なんともいえん花好きじゃけん
今日は草とりするんじゃ
なんせ三日しかないけんね
今日は草とりするんじゃ

>>77
外国語みたい

げにわろし
ハア？
そっかそっかそうキタか
なかなかの日本人やないん。

「しげねゆぎ」


しげね　たんげしげね
こどしのゆぎも　わらはどの背っこほど積もて
やわたらんだ白樺　おどの腰ほど曲がて
のぺらど　ぐるりど　茹でだたづみてらんだゆぎ
じっとどおもぐなて　おどもしねで　軋んで
ばげだば　しばれるはんで
あんめもかぷけもしねえ　ふけ海のそごみてった家で
さびじゃ　ねぷてじゃ　じゃっぱ汁でも　作ってけへ　って
声こかげる　相手もいねじゃ
わのこごろさも　のぺらど　ぐるりど　ゆぎ軋んで
ふけ海のそごさ　ゆぎ積もて　おどもしねで　軋んで
しげね　たんげしげねじゃ

「ちんちんかもかも」


かっちゃましい蝉この声も　きげねぐれ
わどなで　くらがり　とくらがる
ライトみてぐ　やさし月かだって
らんきたがれみてに　汗ねっぱって
へぐ　ゆつがせば
へぐ　ぎっちゃど
めったらだへっぺさ　油ためで
よぐたがりだがもさ　火ともして
わどなで　くらがり　とくらがって
まぐえるへがえは　わだぢものんだ
むへあぢ　ばげだばって
一緒にせんぷぎ　足で踏んで
「へがえじゅうの空さ、星見てえんず」
な　からもがねでけ　お願いだはんで　な
「へがえじゅうの人と、お話してんず」
わだっきゃ　なんも　知りたくねえ
わどなで　くらがり　とくらがる
まぐえるへがえは　わだぢものんだ

『ひろさぎのさぐら見だが？』


うぐいす飛んで　緑濃ぐてら
解げだゆぎ空気さなって　鼻さツッて入ってぐじゃ

ひろさぎのさぐらだきゃ日本一
自慢のさぐら色　いっぱいさ膨らんで
欲たがれの春ごと　いっぱいに許すんだじゃ

かみのもんだば「七分咲ぎ良い」って
知ったがして喋ってらばって
わだっきゃ目一杯に膨れでら
満開のさぐら好きだじゃ

お堀の鯉も白鳥も　蟻もめめずも
さぐらのはなびらさ　かぐれで笑っちゃあ

がこさ行ぐみぢも
役所の前の広場こも
卍こ付いだマンホールも
だも座ねえベンチこも
さぐらだっきゃ　なんでもかぐしてけら

さぐら色さかぐされた　欲たがれの春が
わだっきゃ一番好きだじゃ

むかいはら

もう最近どんでもいぐなってきたやー まー、どーにかなるべ でももうじぇんこも無ぐなってきたから稼がねばなぁ まだどごさ行っても意地悪なババァって必ず一人はいるから負げねーでがんばるってぃや

今、１３０８に居るというのが 分からんのか！

amega bijyabijya hutte
zubonnsa ttupanega agari
yabatukute yabatukute
kazehikubettya

風の神様

みなみかぜ　吹くと晴れ
川瀬の音が　ここまで聞こえたら晴れ
カラスが騒ぐと　台風の足音
神様にお囃子　台風よけれ

でんでらでんの　でかいかかまてば
二百十日の風除けに
風の神様のお祭りに
ちょんがれのスズの音　一銭店を賑やかし

からから晴れて　稲刈れせれや
からから晴れて　稲刈れせれや

いづまでおめのそばさいらいるべのー

はないでまっても

わんつかでもさんじゃらっとでもわのこと思い出してけろじゃ

いいなぁ〜ｱｹﾞ

いぎなしでたまけだげど、しゃーねーよな
いづも喧嘩ばっかだったしよ
なっとぐするしかあんめよ
だがらおれもおどなしく帰ったんだげどよ
帰っていぢちかんもにちかんも
いやいやまるいぢんち考えだんだよ
よーぐ考えだんだげど
やっぱおめーがいねーなんて辛すぎっと

でもおれがわりーんだものな
おれがこの調子だがらよ
肝心な所でいーっつもごじゃっぺやっちまうしよ
おめーのこど傷付けてばっかいだんだもんな
はーよぐよぐ、こごろがいでーよ
でもよ、やっぱおめーがいねーなんてよ
さいーあぐ

　『いぎあだりばつたりほんずなし』

鍛治町二丁目金具屋の　よごさ入ったみぢで
真っ黄色の針達磨さなって　呻いでらネゴごど見だじゃ
あだっちゃんだが何だが　わんつかウロウロしてらばして
せづねせづねて鳴いではっけでらじゃ

　「泣ーいだぼんずがわーらった」「ほーぎもってーおんどーれ」

生ぎ死にのがじゃめぎ　わだってきたんだべな
みんぱ　むじゃげでまって
こどばも　まがしてまって
なんぼかつけだネゴだばして　たんだでねがったべな
さがしぐもね　じぇんこもね
だばって　けっぱて　わだってきたんだべな

真っ黄の待ぢ針がカンネンで　じゃっぐどしたネブヅが指で
一本ずづ抜いでぐのは　書がさね程あぐばて
生ぎでも真っ黄せづね　死んでも真っ黄せづね
どへばいべ　どもでぎねば　たんだネブヅして
ホドゲも居ねば　わぁがなってやるはんで
な　あんずましぐすれ

　「泣ーいだぼんずがわーらった」「ほーぎもってーおんどーれ」

もうまいね　地べださ結ばさってら
どんずがら　焼ぎ場の香まりすじゃ
追ってもねっちょふけの　胡乱のモツケだばん
そのさぎも渺茫だびょん
ちょさねで　つけらっど　まっちゅうしかね

せんばの

　【地べださ結ばさてらネゴこ】http://uploader.fam.cx/img/u32288.jpg

>>95
すげえ

　『いづまでカメムシ』


おがさん　ほら
鍋焼ぎうどん　食ってけ　冷めねうぢに
気い付けれ　やげどしたら　まいねや

あ　カーテンの　窓
ほら　入てきたじゃ
カメムシ　屁こぎ虫
叩いでけ　新聞あるべ　そごさ　まだ読んでねばって
叩いでけへ　動げねが　おがさん　ほら
それ　屁こぎ虫　見えねが
おがさん

なあ
いづまで　こったら生活しねばまいねずよ
いづまでさ　そやって黙ってるんずや
おがさん
なんが喋れじゃよ　好ぎだばん　駄弁るの
「しゃべればしゃべったってしゃべられるし、しゃべねばしゃべねってしゃべられるし、
　どせしゃべられるんだば、しゃべねでしゃべったってしゃべられるより、
　しゃべってしゃべったってしゃべられるほうがいいべ。」って喋てらばん
どしたんずや

見でけ　向ごの壁の　カレンダの写真
どごだべなあ　外国の海岸だびょん　たげ綺麗だ夕日も　あめっかげの柿コみてらんだ
泳ぎてじゃ　海かででがねで何年経ったべな　まあ　泳げねばってや

もう疲れだじゃ　嫌になてまた　返してけへ　わあの人生
いづまで　搾り取れば
いづまでさ　人のごど半殺ししてらっきゃ　気い済むんずや
ほいどたかりであるめし　動げるもんだば使うだげ使て
何様であるでねし　己だげ楽して知らねフリが
ただ生ぎでたい　だけなんだばってな
人は世に辛れ　世は人に辛れ
たんだでねえ　たんげ辛れじゃ

聴いでけ　窓の向ご　鳥コの声するべ
何の鳥だべ　メズロがウギスが　スンズメがシジュガラが　分がんねばって
あな通る声あれば　いべな　好ぎな時にのれそれうだってでも　誰も文句言わねべな

　なにや　なに見じゃんずや
　向ご行げじゃよ　見世物でねぞ
　なんど面こにんべさしてや
　まんずほんずねえじゃ　向ご行げ
　手伝わねんだばほっといでけへ
　なんぼかっちゃましば　笑うなじゃ　くそたれ
　家さ帰れじゃ

暴れだらまいねんだべ　めぐね薬まだ有ったが　あ
それ　西之目屋小巾刺しの　わあが作ったやづ　巾着の
まだ使ってらんずな　めぐせぐねんずな　いいばってさ
もっと凝れば良がたな　どうせだば　いいばってや

おがさん
頼むはんで　もう楽さなってけへ　おがさん
いづまで　わげ分がんねもん　信じじゃんずよ
いづまでさ　踏みにじられでねば　なんねずよ

　なも知らねじゃよ　あだまわりくて悪いんずな
　なも期待もしてねじゃ　昨日も明日もあったもんでねべしや
　先のごどなんど考えたぐもねじゃ　暗ぐなるだげだばん
　カミもホドゲもねじゃよ　どごさ居るばして
　居るんだば　どうにがしてけへ今　助けでけ　頼むはんで
　わあどおがさんごとすぐえるヤヅ　誰が居るがして　どごさ居るばん
　居ねべな　すぐわれねべよ　どんだんずや

おがさん　もういじゃ
よぐけぱったはんで　おがさん　もういじゃよ
わあの手コも　足コも　あだまコも　動がねんだば
わあごど　どっかさなげでまって　早ぐ楽さなってけへ　おがさん
へわさなたな　もういじゃ　かんにだじゃ

おがさん　臭せじゃ
屁こぎ虫が　それども　わあ漏らしてまったんだが
わいは　おがさん　泣がねでけ　臭せべ　めやぐしたじゃ
鍋焼ぎうどんも　冷めでまたばん
かんにん　かんにだじゃ
泣がねでけへ　おがさん
おがさん　たげかんにだじゃ


【以津真天】　http://uploader.fam.cx/img/u32968.jpg
（鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より）

　『汝誰也』


なぁだぇや　砥いだ刃ごと振り回してや
なぁだぇや　錆びでらあだまさ知恵ごど詰めで
生ぎでらが　大地さ根っこ張ってねばまいねや
何ぼ高げくても根無し草だば雨風さ流されで終わりだばん
雑音忘れで一歩　雑念払って一歩
百尺竿ごどあだまさ乗っけで真っ直ぐ見据えでまだ一歩

ギラギラまんでら焼げじゃあばって
ギリギリ歯軋りしてらんだべや
ギロギロどまなぐうじゃめがしてら
ナラグのなぁごどわぁだっきゃ見でらっきゃ

なぁだぇや　殺生して食て何が愛だばん
なぁだぇや　もどめで手さ入る物てどんだんずや
生ぎでらが　人の心ごど掴んでねばまいねや
何ぼ高げくても命さ神経ねばたげ血こ流れで終わりだばん
肩書き捨てで一歩　名前こ捨てで一歩
血管のながさ溶岩通してニヘラどツラしてまだ一歩

ギラギラあがりこ照っちゃあばって
ギリギリ首この皮一縷だべや
ギロギロど禍のゼンマイ巻いで
ナラグのなぁごどわぁだっきゃ見でらきゃさ

なぁだぇや　答えねでいいはんで己で問うでけへ
なぁだぇや　わぁだばなぁごどずっと見でらじゃ
生ぎでらが　あだりめだばんって言ってけへ
大地さ根こ張て　禍のゼンマイ巻いで
ニヘラど溶岩ずっぱど沸がして空っぽさなってまだ一歩　一歩



【あ、首】
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up38836.jpg

　『法衣人集りの三上神』


はるさなづ　あぎさふゆ
おっぱさがって始まるように
なんさしても順ぐりさ見える
だばってや　どしたって　ゆぎはゆぎだじゃ
白ぐ　重ぐ　冷てゆぎさ蓋さぇで
おどなりさも　けあぐさも　会わねで
ゆぎの底で血コごど沸がして
談議の花っこ咲ぐんだじゃ

そゆ日だ　戸こ叩ぐおどして
　待てらど！　待てらど！
法衣人集りの三上が来たじゃ
三上だっきゃおもしぇ
暇さしてらわぁだぢさ　うだだの踊りだの小噺　してけるんず
いっぱんだすけぇ御託宣がめんずらすえ娯楽だばん
三上ずぶ濡れだばって　つけっとしたつらつぎして
えへらえへらど笑てらじゃ

くちばし長え三上の為に　なんがかんが持てきて
御馳走コ作て　火コ囲んで　さが盛りすべしや

酔払てら三上さだば神コがかて　うだでおもしぇ！
あやつけどんづらこんづら　けっぱるくまる
三上神うだう　声コ上擦る　あいだぉーん
三上神おどる　足こ滑らす　あいだぉーん
太鼓鳴せ　笛コ吹げ　あいだぉーん　あいだぉーん

潰れだ三上ごど　一泊させれば
次の日には居ねぐなっちゃ
したっけな　たくらんけ
たげだきゃからぽねやみだじゃ
どんだんずや　だばって
待てらど　待てらど　法衣人集りの三上神


http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up42969.jpg
【琵琶牧々（鳥山石燕『画図百器徒然袋』より】

☆

ちゃっと

昨日言ってたこと もうわすれたのかい？

ちゃっとうごかんとどっか消えてまうぞ

おしが言ってただろ

わしは別に関係ない

そいだから、おんしが動くべきじゃないのかん？

謝って住むなら警察なんていらない

おしが勇気を出せば済むことなんだ
今タイミング逃してどうするんだい？
後にも明日にも来ない 今日しかないんだ
後押しせんと、おんしは動けないのかい？
一生 同じこと繰り返すのかい？
死んだら誰も後押しは出来んよ！

ちゃっとせんと！ ちゃっといかんと！

後なんかないだで！


ちゃっと ちゃっとせんと！

キスすっぺない
絶対キスすっぺない、こんどあったら

400キロも離れちまって
もうあえねかもしらねけど
10年さきでも
20年たってても、ない、もしあえたら

あんとき恥ずかしがって
ふたりともてれてできねがった
ながいキスすっぺない

でもうちら夫婦だっちゃ