1 :
名前はいらない :
02/07/27 23:09 ID:S/36HKaE 自分の想いの通りに綴ってください。 好きなあの人のこと、世界のこと、なんでもどうぞ。 荒らし以外の方なら大歓迎です。定期的にageて行きます。 それではお好きに、どうぞ。
3 :
d/b :02/07/27 23:31 ID:4M95A6n9
実はこれ、前チャンプスレに出そうとして、間に合わなかった奴です。 「若葉のように」 駅を出て 傘さす家路 雨打ち、しな垂れた、 枝、若葉 横目で見ながら 進む足の 目の前にいる 寄り添う 恋人達や 若者達の服の色の 帰路行く人々の群れ等 そういった景色達を そのまま 横目で見ながら 進む、足は、 若葉のころへと 戻ることは ない 歩きながら 側の木に 近寄り ひとつ ちぎった 葉を 噛んでみる 雨上がり 夕日 染まる世界 甘酸っぱい 若葉のころへ 若葉のように まだまだ 前へと 進めるのだと 思った 帰りの道にて
いいねぇ 詩板マンセー!
5 :
d/b :02/07/27 23:36 ID:4M95A6n9
ありがとう。chachaさん。うれしいっす。。。 今度はchachaさんの詩のほうも、よろしくお願いします。
どうも… 散文的な詩でよろしければ、いずれカキコさせていただきまっす。
7 :
↑ :02/07/27 23:50 ID:???
おそろしいくらいのジサクジエン共和国 ジサーク(・∀・)ジエーン
遅くなりまして。スレ立て皆様お疲れ様(失礼。)でした。 シリウス様を思いつつ。 「笹舟の水面」 オトシブミの葉をといて 寂しさをしたためる 丁寧に結びなおし 熊笹の舟に託す せせらぎはなめらかに重く 私の哀は靄(もや)をわけながら くるり 流れに浮かぶ 雫の玉をころり のせながら この山の笹を 全部 舟にしたなら届くだろうか 指の先を少し染めて また一つをあなたへと 一つ二つ泡と消え 三つ四つほどけ底 五つ六つ洲の 上 七つ八つ絶える声 どうか 一つでも 渡れ この距離を 運べ この想いを たった 一つでいい 下れ 笹舟よ 道を違え逸れる言葉 耐え切れずに 裂ける意思 たった一つで よいのだ 水よ 私を彼の地へ 連れて行け
9 :
d/b :02/07/28 00:33 ID:???
うたたさんいいっすねぇとても涼しげです。。。 *遅くなりましたが、1さんスレ立てご苦労様です。 ごたごたさせちゃって、申し訳なかったです。ホントありがとうです。
10 :
さあら ◆rfoRXZqo :02/07/28 00:53 ID:lhlnXi3T
君が居ないとツマラナイ 生活に精彩を欠くんだ そんな単純な理由ダメですか? 君と話してると楽しいんだ どうして だなんてそんな事 考えた事無かったよ 失うまでは‥ 君が居ない今 ポッカリ空いた穴を埋めようと 四苦八苦してるんだ 君にしか埋められない空虚 そんなのと格闘している 無為な日々だよ。
11 :
d/b :02/07/28 01:20 ID:???
>さあらさん早速書き込みありがとうございます。
俺も一言、
シリウスさん。見てますかパート2です。その内気が変わったら何時でも戻ってきてくださいね。。。
*
一応。今このスレは、みなさんのスレという感じなんで、どうぞお好きなように
感想、詩、の書き込みをしてください。。。
*前スレのレスの返信。なるべく今回のスレはレス少なめにしようと思います。
>>>>>此処炉さん
【戦場の葛藤】おお。会心の出来じゃないすか!なんか戦場なんだけど、花火を見てるような、
そんな気分になりました。綺麗な風景かなりよかったです。
*kofさんの曲きまりましたね〜。うぅっクヤシイ!!。正直おれので決まりかなぁと思ってたんだけど。(笑)。
全然だめでしたねぇ。俺。。。 チョト悔しいですが、おめでとうです。
>>>>>Nothingさん
いやあ、俺も遅いんで全然かまわないですよ。
前回の批評は、かなりひどすぎました。すいません、ほんと申し訳ないです。
クエスチョンマークだらけな上に。たまには厳しくとかなんだとか。分けわからなすぎでしたね。
ほんとアフォでした。ごめんなさい。以降気をつけます。
>>826 これは前回の作品と登場人物は同じような気がしました。彼女と彼の立場と関係が
なんか似てますんで。今回はでも、最後に彼に去られる事はなく、
見事、彼女が彼を捕まえてますねぇ。これはこれで俺はハッピーな事だと思いました。(笑)。
とても、面白かったです。
>>827 ReQさん
生存本能?・・。
そうですね〜。闇の中で光がなけりゃ、風が吹いてる方に
向かいますねぇ。俺も、そこが出口じゃないとしても・・・。とても共感しました。
>>828 kofさん
うおおっ。ご帰還あめでとうkofさん。よかったですよ〜。
なんか前レスで俺、空回りしてこけてますが(笑)。気にしないで下さいな。。。
しかしホント。。曲ですが。こんな器用にメロディが変えれるんですねぇ。
俺は一回決まったメロディを変えたりとか出来ないんで、感心しました。
なかなかよかったです。。 また曲できたらよろしくお願いしますね。
13 :
d/b :02/07/28 01:51 ID:???
*これで最後だああ。これで俺は寝ま〜〜す♪
>>12 chachaさん
なるべく煽り荒らしは放置でお願いしまっすね。
なんか今日の昼間に感想書いたんですが。(少し書き直しましたが)こうやって新スレで読むとアフォみたいですね。。。(ま、しょうがないですが…)
>>830 うたた寝詩人さん
↑。*わりと、いいかもです。この名前。
ありがとうございます。いつもながら、いろいろと励みになります。
紫と唇は、俺もよく分からないんですが。紫は確か唇の色で、
唇は女の人を表したんじゃないかなぁと、思います。(と言うかなんでかホント忘れました。)
ブルーが揺れる路の上を、俺の隣で歩いている事をまず紹介?してると言うか、
なんか、そんな感じです。全部想像なんで、リアリティなかったかもしれないですね。
精進します。
一行部分。別によかったですか。。やっぱ後悔しすぎでしたね。
お言葉、ありがとうございます。
それと言い忘れてましたが、チャンプおめでとうございます。さすがっすね、うたたさん。(笑)。
俺的にも、かなりヒットでした。アメリカ国歌の引用も効果的だし。なによりも読ませる力が凄いです。
力といっても話は柔らかく、しみじみとしてますが。なんか強烈な物を感じました。さすがだと思いました。
>>842 霧都さん
うん。そうですね、なるべく。。。
どっちにしろ、俺そんなレスできなくなってきてるし。
うたたさんも最近レス少なめなんで、自然とそうなるかもしれないです。
(だけど、別に俺たちのスレじゃないし、感想は誰でも自由なんで霧都さんもひとつよろしくです)
それに詩の書き込がみなけりゃ、意味ないですが。。
と言う事で・・・ 霧都さん。また詩の書き込みよろしくっす(笑)。
新参者では在りますが、またお願いします。
>>11 d/b様 お褒めの言葉いつもながらありがとうございます。
僕の歌詞選ばれてた時は正直僕も驚きでした。かなり嬉しいんですけどね(笑
【脳内爆撃流星群】
見上げたそこから
見たくもない世界が仕掛けた 巨大な流星群
青く燃えた隕石の その一つ一つが
次第に鮮明さを増してきた
標的は僕だ!
なんて数 簡単に絶望できる
まるでスロー再生の空襲じゃないか
ははっ 笑っちまうぜ。
あんなの食らったら(間違いない)僕は壊れてしまう
速いものはもう 僕に到達した・・・
泣き喚く死刑囚
(こいつは冤罪です)
何人もの狙撃手が 銃口を向けている映像
何が怖い 罪深き者よ
目だ おまえ等の目だ
正義に溺れ イっちまったように俺を見つめる 白と黒の球体
こんなの人間じゃない!
誰が望んだ結末だっ!
俺は間違ってなんかいなかったのにっ!
嗚呼 正義って殺すことですか?
死を与えるってあんた等どんな地位の人間ですか?
パンッ、パパパパパパパパッ、パパパンッ!
(こいつは冤罪でした)
こいつに待っていたのは 受け入れられやしない確実な死
冤罪だ
僕だけが知っている真実
だけど本当はみんなにも保存されているんだ
人間は残酷な生き物だと思うだろ?
なぜ言わない?言えよ!言っちまえよ!
・・・だめだ 一方的過ぎる
僕にはこの流星の一つ一つを
避けることも 受け入れることもできない
目が生きているから
脳がちゃんと生きているから
衝撃が倍増する
次なる隕石が いっそう速さを増す
たくさんの悲劇 たくさんの惨劇
そして 履き違えられたたくさんの道徳に
僕は殺される
これからはレス4行以下を目指します・・・(難)。 ←それでも多いですかね?
>>3 d/b様。
2〜5連の視点移動が、助詞での終わりもあいまって、不思議なゆらぎを含んで面白いですねぇ。水のぺらぺら(←?)。
最後5連で表されているような詩の核は、相変わらず情景と共に綺麗だなあと思います。
葉が甘酸っぱい、はちと強引ですか。また「若葉のころへ」、進めてはまずいのでは・・・?
細切れスタッカートが強いので、改行ではなく1マス空けなど、つなげてみるのもどうかなぁと思いました。
>>10 さあら様。
本スレ初の2桁番ゲトですなー(羨)。
「そんな単純な理由」で何をするのが「ダメ」なのか、もっと知りたいなあと。
>>13 d/b様。 女の人ですか。読み取れずすいません。//そして恐縮です。ありがたいですわ・・・どうもです(泣)。
>>14 此処炉様。
スピード感がありますなぁ!挿入される( )や最後2行が決まっているなぁと思います。勢いたるや良し(マンセー)!!
正義を盲信する者と、それに冤罪で殺される死刑囚。その映像を見る「僕」の脳内を破壊する「不条理」とやるせなさ。
中盤、次々と入れ替わる主体がちと分かりにくかったです。12、3連は・・・言葉使いからいって死刑囚の視点でしょうか。
11連、真実を死刑囚(俺)だけが知っているのではなく、「僕」なんですよね。何故「僕」だけが知りえたのか疑問でした。
16 :
Nothing :02/07/30 09:19 ID:ABWnKcVI
翼を傷めた名もない小鳥 その首をへし折った音 誇りを保つために 執行された遊戯 静寂の中での罪 沈黙の中での罰 想像してみて 空っぽの鳥かごを抱きしめる 憐れな女を 中央にはくぐつの国 そこで彼女は 痛みを埋める教育を受けた 守るべきレジスタンスは 告発され、売り渡された 抜かれた彼女の牙 変わりに手にしたナイフ その刃先は常に 彼の喉元にあった 封印したはずの痛みが ボーリングの玉みたいに 重みを増し 転がりだしたなら 愚かな彼女は選択するでしょう 空虚ではなく 飢えを 彼女が立っている場所に 自分自身が自ら立つ 順番が回って来たなら 賢い彼は気づくでしょう 足元の暗さに 足元の脆さに
ほほう
『巡礼シナプス』 付けた煙草の灰が“ボロッ”って 落ちるほど それほどの 退屈で無い時間 殺気だった時間 瞬きなしの時間 どんなに窮屈でおなかが空いていても このひとときは誰にも邪魔させやしない だが、一夜で変わるこの儚さに 一連の思考が回路し始める ウウウウザイのに
↑騎虎印乳業
きこじるしにゅうりんって何?
>>19 あ、ここの
>>1 さん。まったく、荒らすつもり無いですので。いちお言っておきます。
↑
>>14 死刑囚は比喩(象徴)ですよね。詩板にも「正義の」執行人が多いようで(涙)。
「猫の集会場 新天地」
しっぽを振って あいさつをする猫じゃらし
小石を蹴ってぴょんぴょん からかい混じりのコオロギ
優しい星が目印の 僕たちの集会場(しゅうかいじょう)
僕たちの集会場
先に来ていたトラ猫が あごを上げて毛を震わせた
僕は瞳孔をこれでもかと それでも 変わらず
高い高い白のボード 空き地を囲んでむっつりと
僕らは 締め出された
「突然何だよォ・・・」
黄色と黒のしましま棒 僕のパンチをあざわらう
赤い三角もすまして 威嚇を ばかにした
にゃにゃふぎゃにゃぎゃ にゃぎゃふふー!
仰向けになって空を引っかいた 星は 見えなかった
逆さまの世界で トラ猫は 腰を上げた
いつ来たのか黒猫も 「行くぞ」 目をつむった
生温い夜に 植木は羽根の影を揺らす
僕の全身はぴりりと 空気に 刺さった
新しい土地へ
埋められたままの思い出に しっぽでゆらり別れ告げて
僕らを目印にして 星も泳いでくるだろう
新しい土地へ
またたびの木を植えよう 仲間も迷わずこれるよう
またたびの木を植えよう たまごの葉っぱと実に酔おう
とかげの干物とちゃばねごきぶり お宝はまた貯めればいい
新しい集会場 祝福する月に ムーンサルト
なんだろ?きこじるしにゅうりん‥って...仕事ならひんなーどーしようぅぅ。。。
>>21 荒らすつもりがないなら即刻雑談スレへ。
無意味に上げるのも良くないです。
後、これにもレスはつけないで。
上げたのは、粘着か。失礼しました。
それじゃ 『きこじるしにゅうりん』 緻密に計算づくな酸素やら窒素やら 電波に乗り載せ 走るよ走る より正確に確実に迅速に 発すも受けるも理由あるがため バラシてしまう訳にもいかない それは己の死を予感させるもの しかし君らーは己の死など 自分だけは死ぬことが無いと とりあえず 知ってか知らずが断末魔のオロチーが 君らーの左側に腰掛けてくる 知ってか知らずが断末魔のアクマーが 君らーの右側で「ポン」と肩を叩く そして、君、日常の覚悟どおり どおりな結末となる あっぱれな奴だった そう言いながら搾取主は3Pプレイの途中で 言った
>>15 うたた寝様。
毎回どうもです。
なんていえばいいか困るんですが、5連から10連までが死刑囚の映画上演、11連から13がその上演中に思った僕の思考って感じです。
僕だけが知っているということ自体にあまり理由は要らなかったっていうか、
映画を見ているみたいな感覚だったんで、視聴者である僕には真実がわかったし。
この映像をみたはずのみんなだってそれは知っているのに、何も言わない。そして一方的に終わっていく。そんな感じです。
レス短くしたいんですが…、スイマセン。
新スレおめでとう! 素敵な空間が続くのを祝って。 そして、シリウスさんの帰還を祈って。 詩はまた今度。
29 :
d/b :02/07/31 22:50 ID:rvdEOzoS
うたたさんレスありがとうございます(感謝)。為になります。。。
最近ほんと時間ないです。詩書く暇もない(泣)。。。
>>14 此処炉さん。視点もそうですが、なによりも溢れ出る感性で描ききってる感じがかなり◎です。
>>16 Nothingさん。最近のNothingさんの作品には必ず同じ感じの彼と彼女が出ますが。
いつも彼女がかわいそうでしょうがないです(泣)。。。というかこの彼女ってNothingさんですか?
>>18 吟遊2ndさん。俺は、パチスロやってる時にたまにありますね。そうゆう時間が。
>>22 うたたさん。俺も猫好きなんで、いいっすねぇ。。。新しい土地でまたたびの木を植えよう
ってのもいいなぁ。。。今までになく気楽な感じで、なんか新鮮でした。
>>26 吟遊2nd さん。おおおおおっ即興で描くその詩人魂に座布団一枚!
>>28 霧都さん。祈りはきっと届くはず。詩はマイペースがいいっすよ。無理すると
狂いそうになるんで。。。(俺だけかもしれないけども)テキトーに、自然に、がいいと思います。個人的には。。。
「三」
例えばコインの表裏
陰陽、
オンオフ、
男女。
二つの物が、一より生じ。
大地に投げ付けられた、
その時により
人の歴史は
始まったのだろうか。
その二が新たに生み出し
三、と成り生まれた、
ピラミッド。
連なる、石、遺伝子。
その系譜は
その一は
とっくの昔に忘れ去られ
誰も知らない。
想像でしかない。
だからしばし、
忘れてみようか。
神を。
ちっぽけな星の ちっぽけな町で 聖なる怪物が つたない奇跡を起こす うだるような暑さの中 覚醒した少女 百万の太陽に照らされながら 彼女は一心不乱に踊る 百万の瞳に晒されて 彼女は太古に逸れた半身と 再び一つになる 町外れの 薄汚れたホテル その壁のひび割れが 彼女を袋小路に追い詰め 残像に飲み込まれるたび 彼女は鼠みたいな悲鳴をあげる ちっぽけな星の ちっぽけな町に 砂嵐がやって来る 嵐が去ったら 聖なる怪物は 彼女の中で 三粒の涙に変わる
>>16 Nothing様。
今回は普段より印象の占める割合を深めた作品でしょうか。明確な意図を探り出すには難しいが、
全体としては感じられた気がする、そんな気分になります←私には読み取るまでの力はありませんでした(苦笑)。
他の言葉に統一感があるだけに、ボーリングの玉は異質で浮いてしまっているように思えますやもと。
>>18 吟遊2nd様。
私にとっては、煙草の灰が落ちるまでの時間は「遅々として進む弛んだ時間」ですので、
『退屈でない』『殺気だった』『瞬きなしの』時間とされているのは面白いなあと思いました。
最後の最後で形式が変貌するのは勢いでしょうか、前もっての狙いでしょうか。前者かな、と思うのですが。
>>26 吟遊2nd様。
即興で勢い激しいですね。のりの良い3連がミソですが、些か安易ですかね
(3行目、1行目ともう少し変えても良かったのではと。『断末魔』部分だけでも)。
最後、『そう言いながら』〜『言った』になってしまっているので、消化不良気味で勿体無いです。
>>28 此処炉様。 映画ですか、成る程!てっきりニュース映像かとばかり。
>>29 d/b様。
(いつもレスどうもです。22は私たちこのスレ利用者の引っ越し祝いということで…。)
最後3行、良いですなあ。普段神など思いもしていなくても、うん、と頷きたくなるような。名言のようですね。
これを生かすためには、4連の3〜5行はまずかったのではないかなあと。『系譜』は〜『消え去って』〜等、
少し変えるだけで違うのではないでしょうか。三、までいってピラミッド、系譜、と連なる展開、楽しめました。
>>30 Nothing様。
熱く、やがて悲しい恋のくさびの詩。童話テイストで上品仕上げ。・・・巧いですねえぇ!!!
『百万の』形容はまだもっと踏み込める気もしますが、他はぞっこんです(笑)。
逐一上げていたら限が無い位、良いなあと思う表現でいっぱいです。最後三粒なところにも美を感じました。
>29d/b様ご批評ありがとうございます。16の詩の彼女は無意識な空想上の私です。 現実ではありません。私は今が幸福な時ほど、不幸な自分を想像してバランスを 取ろうとする性格なので、そうならないようにという願いとか自分自身への戒めを 表現してみました。ご心配して下さって、ありがとうございました。 またよろしくお願いいたします。 >うたたね死人様ご批評ありがとうございます。16は一緒にいるのに 孤独なら愛がなくて飢えた方がましという詩です。ボーリングは 一番強調したかったので、異質な固い、現実的なものをと思い 使ったんですが。浮いているかも知れませんね。勉強になりました。 30は砂漠の熱さ(情熱)が砂嵐によって風化していく(冷めてく様)を 表現しました。またよろしくお願いいたします。
狼達が集い 魔女が徘徊する 鬱蒼とした森の 小さな家で ゴミバケツに 救いを求めた少女の 悲しいサーガ 鬱積した台所から 甘い十字軍を派遣する 彼女が良き者でいるために それが失敗したなら 左手に握られた 無慈悲な肉きり包丁に 全身全霊を賭ける 二人で作り上げた肉塊が 冷めきって 緩慢に色褪せたなら 少しの躊躇いと わずかな希望を胸に ザクザクと 切り刻んでは ゴミバケツに 投げ捨てる 彼女が卑猥なドレスを着て 降りてきたとしても 決して彼の天使にはなれない
34 :
さあら ◆rfoRXZqo :02/08/06 11:03 ID:FzoX8uBi
はああっ☆なんて間の空いた返事を書くワタクシ レスありがとうございます〜☆ 皆様のほとんどの方初めまして(^o^)丿 あんまり来ない私ですがタマに寄らせて頂きます。 でわでは。age
35 :
d.b :02/08/06 18:56 ID:XajtJvvv
熱い夏はまだまだ続く・・・・・・
俺。。。書き込むスパンがだんだん長くなっていってるなあ。。。
みなさん、つられないように。。。
>>31 うたた寝死人さん
>>29 の詩は、気を抜いて描く事に気をつけたんですが、なんか気が抜けすぎでしたね。
うたたさんが褒めてくれた最後三行はいいのだけど、あとの連はもう少し練らないと駄目でした。。。
いやぁでも、レス貰えて助かったです(感謝)。また、よろしくお願いします。
( 22はなるほど粋ですね、うたたさん。。 きっと良スレになると思います。)
>>32 Nothingさん
なんか、凄く失礼な事聞いちゃったかもしれないですね。(申し訳ないです)
(もし実話だとしても、そんな事聞くもんじゃなかったです…反省)。
/バランス/そうならないような願いと自分自身への戒め/無意識な空想上の私/
なるほど。よく分かります、そういう所から発想を膨らませ、組み立てていく方式。
俺もそうなのかもしれないです。勉強になりました。ありがとうございます。
>>33 これ、面白いっすね。。。/狼や魔女が徘徊する森/台所から甘い十字軍を派遣/
このへん笑っちゃいますねなんか。意味は不明なんだけども。/肉/ は体の脂肪ですかねぇ。
ラストが/彼女が卑猥なドレスを着て/降りてきたとしても/決して彼の天使になれない/ ですから。
違うかもしれないですが、そんな感じを想像しました。いつもの彼と彼女なんだけど。
違った視点からみたようで面白かったですね。全編に漂うちょっとした狂気?が、なんかかわいらしかったです。
>>34 さあらさん
お好きな時に、いつでも、どうぞです。
36 :
d.b :02/08/06 19:44 ID:XajtJvvv
*改行多すぎエラーになるんで泣く泣く改行訂正・・・ ってか、全部つなげてみた。。。題「容器」 いつも、一人。 誰といようと何処にいようと 空が、空間(そら)が、宇宙(そら)が、 寂しさを、増幅させ。 また、人を、求め始め、 空虚と名づけられた 両縁の、器の、 その、窪みの中へと まるで水を注ぎ、 渇きに備えるように まるで食物を詰め、 飢えを、しのぐように。 また、人を探し求め。 みつけて、つかんで、 抱きしめて。交わり合っても。 空虚と名づけられた 両縁の、器 その窪みの中は。 満たされては、いつか 食べ尽くされ。 空になっては、亦、 荒野を彷徨う、獣の若く。 蔵を持つ事も出来ず、 飽くこと無くそうして ずっと。 ずっと。なのだ。 だから、大切なのだ。 人は。
37 :
d.b :02/08/06 19:59 ID:XajtJvvv
↑・・・句読点、前のままだった・・・ 読み辛くてごめんなさい・・読んだ人・・・・・
どうも。 シリウス氏の代理として、このスレを立てさせていただいた者です。 う〜・・・気持ちが先走ってしまって、、、 皆様のご期待に添えなかったことを心よりお詫び申し上げます。。。 今更ながら、このスレの皆様、そしてシリウスさん、 本当に申し訳ありませんでした。。。 謝罪の言葉がこれ以上、、、見当たらないので、 この辺りで。では、いつも通り続けてやってください。 お詫びとして、なのかどうかは分かりませんが、、、 また時々お邪魔させていただきます。では。。。
39 :
来訪者 :02/08/06 21:10 ID:0YhvUJRI
風見鶏が悲鳴を上げる夜 真っ暗な空に稲光 轟音 ああ 泣いてる 溺れそうな木々が 千切れ飛ぶ花々が 朝は未だ来ない 夜明けは遠い 光亡き光り輝く夜 轟音ノイズ雨の音 ラジオの声も雑音交じり 神よ早く夜明けを! 朝日が昇る 朝がくる 惨状照らす無知なる光よ 罪なき太陽よ 祈れ 再生を 済世を 人殺めし 聖なる光よ 命を見よ 光りを見よ 祝 福 在 れ !
40 :
d.b :02/08/06 23:57 ID:XajtJvvv
>>38 アブサロムさん
書き込んですぐPCやめたんで、気づかなかった。。
全然気にしなくていいと思うよ。アブサロムさんの中で
なんか、引っ掛かってる事があるのかもしれないけど。
前よりスローだけどちゃんとスレは生きてるし。大丈夫ですよ。
ま、無理矢理でいい詩はできないと思うんで。無理せずに詩作してほしいです。
41 :
d.b :02/08/07 00:01 ID:kQOgHg7R
疑われそうなんで一応。↑ID変わんないのはモデムの電源切ってなかったからです。
>>40 d.bさん
そうですか、、、
いや、本当に失礼しました。
余計なことは言わず、消えます。
詩の方は、あなたの仰る通りに。では。
43 :
旭 ◆5xbIV.zM :02/08/08 01:09 ID:LzeC0VP6
復活。 「真っ黒な世界で?」 目の見えないことをきっと 不幸に思うのは間違っている 暗闇の中で私は 何を思うか 信じる心をなくして 乱暴に人を傷つけるのかもね 何もかもに嫌気がさして 使えぬ目から涙もこぼして 例え 先が暗くて不安でも 真っ直ぐに歩ける勇気を 私は持てるか 怯えて辛くて胸痛くて それでも光は照らすらしい 太陽も月も星も見えはしない けれど 感じるのか 外はそんなに怖くはないと 思えるほど強くはないし ただ一人で泣き崩れるのはね やめて 一歩道路を歩き出す そんな人間でありたい どんな時でも暗闇は決して 孤独を生みはしないと そんな思想でありたい
>>43 いい加減、age進行か、sage進行か、雰囲気で見極めてよ
荒れた時、責任とれるのかい?
スレ事情をもう少し考えなよ。
ageだのsageだの分からないなら、初心者板で聞いておいで。
頼むよ、旭chan……。
【空】 脆弱な自己と現実が 僕らを打ちのめさない限りは 背筋(せすじ)は真直ぐに伸びて 瞳は凛と上へ向かう 息をすることすら難く しばれる粒子が肌を裂く 非情の藍白だとしても 僕らは 空を目指す 成層圏の向こうには 真空と放射と 慣性の 不毛な黒の宙(そら) 知識に奪われた 天国 それでも 僕らは 一万年前の大地に立つ 縄文人と同じ目で 水辺の石の上に座る カエルの顎と同じ 角度で 一心に 空に焦がれ 雲の上を想う かくりと曲げた両腕に 羽軸が生えてこなくても
走性が滅すままごとの理性
次々と羽化する衝動
空へ 空へ 空へ!
解ける螺旋が生む銀の跳梁
だから 僕らは
到達したいわけではない
だが向かっていたいのだ
常に斜め前に広がる
存在しない あの場所に
//
>>43-44 このスレは「お好きに、どうぞ」なのでageもsageも自由で良いと思うんですよ。
自分の詩やこのスレをより多くの方に見てもらいたい、
新しい参加者も増えるかもしれない・・・、という気持ちはよく分かりますし。
まあ私も、夏で荒れやすいので、できれば下でひっそりしていたいとは思っていますが(笑)、
そういうのは個人個人の希望、ということで。
sage進行が良い、と思っている方は、他の方のageで「あ゙ー・・・」と思うのではなく
他の方のsageを「ラッキー」と捉えてマターリしませんか、・・・と(願)。
見てしまったキス 嫉妬に動かされる前に同じ口紅 慣れない手つきで髪を切る 彼女を鏡に入れてしまいたい アタシと彼女のキス 前の人がお題を書き込むスレ に書こうと思ったけど、ダブったのでここに。
存在と非存在だけが 長針と短針のように規則正しく機能する たった今可能ならば 隠れた神を明らかにし 謎と可能性を開示して 真実を明らかにして 彼も私も 全てを自由にしてほしい
49 :
d/b :02/08/09 16:03 ID:tsEhqqD7
「川と雲 故郷」 今時誰も着ないような ジェームスディーンみたいに、 真っ白いシャツ、ジーパン、そのまま久々に帰った 故郷の川に、 木の橋 どたどた、ダイブッ!! 「ザッボッ〜ン!」 白い泡を立てながら、あおく澄んだ水の中。 深く深く川底に、この手が石に触れるまで、 水を掻き掻き潜ったら、 ほら、 鮎が鱗をキラキラさせてら ほら 川底、百円玉みっけ。 そうして、底へと手伸ばし、 百円玉を拾ったら ターンキメて、ほら、てっぺん 太陽よ。 ああ懐かしきかな浮遊感、 水の味
大きく手足を開いてさ、陽の光に包まれて そのまま水面へと上がったならば、眩しい光と 白い雲、 海水パンツの子供の声に、赤橋渡る、車の音に 釣り糸垂らす親父たち 耳に飛び込む夏の音 すべてがそう、昔のままさ、 中ノ島の森、川沿い旅館。清水山も、見えとるね・・。 そうさ、ねぇ雲よ、 このまま一緒にずっと向こう 有明海まで流れて行こうか、 なぁ川よ、 お前の故郷流れて行こか、 仲間がいっぱい待ってるさ 土産話をたくさん持って、 お前ら生まれ、旅立って、そうして最後に帰る場所。 あのどでかいホームへさ、 海へとさ、
>>33 Nothing様。
繕った自分と甘い言葉で男をよび、愛が成らなければ関係を「終わり」にしてしまう。
救いを求めた少女の悲しいサーガ=2人で作り上げた肉塊の冷めたもの=男であったもの=(?)男の記憶、でしょうか。
女性とは少なからずそんな蟷螂のような部分があるのかも知れませんが、少女の時分からそれとは恐ろしい・・・。
『わずかな希望』は、関係の円満な修復への願い、でしょうか? 全体的にグリム+マザーグースの世界で面白かったです。
>>36 d.b様。
・・・これ、改行エラーの為に空けていた改行を無くしたんですよね。辛いですな(泣)。2レス使えば良かったのに・・・。
人と居て満たされるのは僅かな時間に過ぎず、孤独感はあっという間に人を呑み込む、だから常に人を求める。
空虚を器に見立てたのが面白いです。・・・中盤で、人と居ることで満たされていますよね(その後すぐ干されるとしても)。
だとしたら冒頭の誰といようと孤独を感じている、という描写は少しずれているような。
『両縁の』はどういうイメージでしょうか?そこが良くわかりませんでした。
>>39 来訪者様。
嵐の夜の描写、勢いがありますね。風見鶏と騒ぐ木、雷という取り合わせが好きです。
重複は勿体無いので、もう少し登場させるものを違えてみてはどうでしょうか。轟音の重複、ノイズと雑音、夜と真っ暗な空、
朝日と朝(陽と朝位にしてみるですとか)等を。『溺れそうな木々』、『ラジオと雑音』が特に良い表現だなぁと思います。
光と光りの使い分けに違和感が。『命を見よ 光りを見よ』が聖なる光に対してなら、後者は良くわかりませんでした。
心の中の土饅頭に 今日も祈りを捧げる ちゃんと そそのかす者がいて 罪を犯す者がいる そして躊躇う者が 神様に見放された この世界で 狂気を抑えるために 凶器を見せつける もっと ベルベットを求め サテンを愛す 絹の肌を誇る少女 メス蜘蛛のように はしたない格好をしたって 彼女の正体が はかない泡だってことは 誰も知らない 毬藻のように 大人しいけど 傷つけることだってできる 寄せては返す波に 淫らな言葉を 投げかけて
お久しぶりです。こんな暑っ苦しいのに長めです…。スンマセン! 【無限の宇宙の片隅で】 僕の存在している時間 今 比べ物にもならない時間を経てきた 今 そんな片隅に存在している ちっぽけな僕 あってないような ちっぽけな僕 生まれなくてもよかったろうに いなくとも 何の支障もなかったろうに 残念ながら 召喚されてしまった こんな僕が何をしたところで それは宇宙の塵(ちり)にも及ばぬ 儚い行為に思えてしまう 世界の始まりより 時が少しずつ 積み重なって 積み重なって 幾重にも 幾重にも 幾重にも積み重なって 今が出来て来た そんな膨大な時間の一部に張り付く僕に 何ができるというのか 何もせずにいても この運動は続いていく 何をしようとも この運動は続いていく たえず積み重なっていく 今このとき 〜続く〜
〜続き〜 だけど 僕の生きる一時一時も また同じなんだ ほんの少しの時間だけれど 僕もまた 積み重なりの最上部を 確かに創っている この流れに参加している 無理やりに 強制的にではあるけれど 召喚された瞬間に 僕は宇宙の一員となった それはこれからも 変わることはない 死ぬまでずっと 残念ながら僕に 生まれた意味などないのかもしれない まだ 何をしようが儚いだけに思えるけれど ほんの片隅にでも 生きることを許されているうちは とりあえず 行けるところまで 積み重なってみよう そして そこにある行為が塵以下なのならば 僕はなんだってできる 恥ずかしがることなんてないんだ 自由に行ける だから格好なんかつけていないで 無意味なプライドなどは捨てて行こう この『ちっぽけさ』が今 僕の最大の勇気だ
>>43 旭様。
『一人で泣き崩れるのは』『やめて』『一人道路を歩き出す』『人間でありたい』、
『暗闇は決して/孤独を生みはしないと』いう『思想でありたい』。
・・・周囲の存在に触れることなく来ておいて、最後に孤独を否定するのは難しいものがあるかも知れません。
即興詩でしょうか、未整理感があるので、この先まだリライトできそうですね。
>>47 名前はいらないID: Gs/VH62k様。
フィルムを切ったその一部分を、投げかけられるような詩ですね。前後は読み手の想像力で補うように、と。
・・・手掛かりがもう少し欲しかったです。世界を組むにはまだ足りないような。選ばれた部分部分は洒落ています。
『髪』は彼女のものでしょうか。『アタシ』の目がハサミ・髪から鏡へ、そして鏡の中の彼女へと。
かがんでいく背中、反射させて絡める視線・・・。凄みのあるスローモーションと鏡の温度が素敵ですねぇ。
>>48 とびお様。
『存在と非存在だけが』『規則正しく機能する』・・・。在る事(もしくは無い事)と機能という単語の結合は奇妙な感覚で、
すっかり共感するには難いですがどこか納得できるような、巧い表現だと思います。
1、2連、『機能』、『開示』と硬い動詞が使用されているので、3連も硬い語に置き換えるのはどうでしょうか。
最後一行、解放されたいと望むのは『謎』からでしょうか? ちと良く分かっていません(申し訳無)。
ひょっとしたら10月位まで、私のネット環境が悪くなりそうです。書き逃げなら何とかなりそうなのですが・・・。
今まで以上にレスをつけなかったり現れなかったりするかもしれませんが、お気になさらずに。
何かご迷惑をかけることになりましたら、すいません。
羽をもぎ取った強さを知ってる? 太陽が昇ったら 少しはまともになるでしょう 駐車場の怒声 地下鉄の叫び 鳩の死骸 人の波 無慈悲な雑踏 無意味な映像 血の香り 山羊の脳みその形 脱皮の味 記憶喪失の禁断症状 こんな姿じゃ 悪魔の思う壺 誠実で残酷な彼が 事なかれ主義の彼女に 激しい雨を降らす 彼女の引いた線を越えたら 本性が見える 朝8時3分の電車みたいに 火達磨になりながら彼に突っ込んでいく 彼女の血管に彼はいったい何をしたの? 蛇口を思いっきり開いたら 彼女は記憶を与えられ 生き残って、彼の骨を拾う
感じていた暖かさ 急速に離れてゆく 『去り行く人へ』 今まで感じていた暖かさ 急速に離れてゆく 私の体の中の色に 恐れずに時々触れて 暖かさから あなたが見えるから 空耳の雫 碁盤の目に落とし 追い掛ける時はさまよい 傾く首の白さに触れる 柔らかい陽光が いつもあなたを照らしていた
58 :
しう :02/08/14 02:30 ID:l360prVS
「華」 華やいだ街が しゃべるのをやめたころ 突然降りだした雨色とりどりの 華が開く 僕らの手には 華一輪 濡れないように 肩寄せて 君の部屋まで この華を届けよう
59 :
ノン ◆TsPqzxtE :02/08/14 02:32 ID:E0zIJT6t
でっもさびしい すこし さむい なつだけど・・ ほんのすこし
− 忙しい人への願い − ピースを無くした パズルのように 何処かが 欠けてしまう そんな気持ち 永遠じゃないさよならも やはり同じだけ 淋しさを募らせる あなたのいない世界 少し 磨りガラス越しの 景色に似てしまう 光彩を欠く 僕の心境 いつかまた あなたの言葉に 笑ったり 感動したり そういう日々に 戻りたい
61 :
ましゅう :02/08/14 14:02 ID:Qh0CV0ft
お邪魔いたします。ここ、良いところですね。 「ランドリー」 手をつないだままで 夜は無人のランドリー 見つめあっても スイッチ1つねランドリー まわれ 私の思惑ごと まわれ 彼の下着ごと いびつなうずまき ぐるぐるぐるぐる まわってちょうだい もっと音を立てて ぐるぐるぐるぐる まわってちょうだい とめないでちょうだい あなたは泡を 私はうずを 彼はキスを やめないでちょうだい まわってちょうだい
「 郷愁 」 一軒のビルが壊され 次のビルが建つまでのつかの間 懐かしい空に出会う それはまだ幼い日見た景色 空はどこまでも広く 突き抜けるような 青空 それから 景色は変わり 淡い色をぼかしたような夏の夕焼け 四角く切り取られた空ばかり見ていた私は その空の広がりを感じただけで 涙が溢れてきた ここが私の生まれ育った町 帰る場所もないけれど どんどんと目まぐるしく変わる景色と日常に追いつけなくて 幼い頃に見た景色に縋り付きたくなる 帰りたい 帰りたい と心が叫ぶ どこへ?と問い掛けた空は 何も答えてはくれなかったけれど 次のビルが建つまでの間 何かを囁き続けている
初めまして(?) えーっと…何となくどこへ書き込んで良いか解らないので、お邪魔させていただくことにしました。 お目汚しかと思いますが…どうぞ宜しくお願いします。
>63 mixi様 大丈夫、ここはタイトル通りのところだから 因みに、シリウスさんは行方不明中で、うたた寝死人さんはちと忙しいらしい でも、時々は覗きに来るって言ってた そして、色んな人が出入りしいるうちに、前のスレは容量オーバーになった まあ、人気有るっていいことだよね 私は、今はタダの名無し……(w まあ、そういうことで……って誰かわからんよね 気にしないでおくれ〜(*^-^)
ただしあわせを望み 水色のこころに想いを馳せた わたしが欲しかったものは 貴方に似たおもちゃだったのかもしれない
>>49-50 d/b様。
陽の照りつけと水の涼。田舎育ちには在りし日の、都会育ちには理想郷の、呼び水となる夏の詩ですね。
固有名詞によって現像をよりクリアにさせている所と、7連の『水の味』が良いなぁと。
塩素の味も匂いも無い、飲むにはちと温いけれど泳ぐには冷たい、そんな水。最後には”万物は流転する”思想も含み。
6と3、5連、7と8連が影像(もしくは語)の上で重なる部分があるので、もう少し整理できそうですかね。
>>52 Nothing様。
『土饅頭』。強い印象を持つ、個性的な代物だと思います(こういった場面で登場させるのは、私にはまず無理です:凄。)
あの色、重さ、形、ワビ…それに対し『祈りを捧げる』という行為がまた良いですねぇ。
味が濃いだけに扱いは難しそうですが。この土饅頭が指しているのは良心・理想像でしょうか。
1−2行、3−10(12?)行、12−25行の3つに区切り、それぞれを1本立ちさせても良かったのでは、と。
>>53-54 此処炉様。
矮小な己の実感と無力感からなる前半。後半は開き直りテイストの前進姿勢。
時間の堆積により到達をみている『今』と、その最先端を構成している『僕』、という考え方が面白いです。
9、10連のある意味ひねた(笑)視点がこの詩の主だと思うのですが、それまでの連の繋がりからすると飛躍の度合いが
大きいかもしれません。また、全体的に説明的になっているようですので、接続詞等一部省いてみてはどうかなぁと。
>>56 Nothing様。
脳内でフラッシュする画像は『彼』に責められている時の『彼女』の心象風景でしょうか。
『脱皮の味』と『彼女の引いた線を越えたら/本性が見える』が、感じ易く且つ楽しめる表現でいいなあと。
1−3の雰囲気からの4行以下への展開や、19、20→21、22行(『彼女』へ踏みこむ『彼』から向きが反対に)は
付いて行くのが中々難しいような。また7行目が8行目の表す画を薄めてしまっているように思います。
>>57 とびお様。
優しく綺麗で、且つ味わい深い詩ですね。勝手に贈られた気になりうきうきしました(笑)。…曲もつけられそうですね。
1連に共感、です。物理的な速度とはまた違った異様な速さで、温もりは失われるのですよね。『空耳の雫/〜』が美しい。
『私の体の中の色に〜』の連の分り易い比喩表現を挟み、比喩の度合いの深い最終連へ。その方式も表現も巧いですね。
『去り行く人へ』がタイトルなのか詩の内容であるのか…そこが分りませんでした(申し訳無)。
>>58 しう様。
『華』は傘かなあ、とも思ったのですが…これは普通に花と見たほうが綺麗ですかね。
街の喧騒が落ちついて、入れ替わるように辺りを覆いだす雨音。静まる人工物と交代に、伸びそして開く花。
…でも傘ですかねえ。傘なら『華』が成る程ぴったりだなあと。
>>59 ノン様。
語の少なさと置かれた改行が『ほんの少し』の寂しさを身に迫らせますね。
語り過ぎない、というのは難しいことだと思うのですが、『でっも』で尾を引かせたりと技ありですな。
全26文字にしてこれだけの気持ちを伝達するというのは凄いなあと思います。
>>60 霧都様。
…また勝手に解釈してありがたがりました。どうもです(←?)。
最終連を他の連とは違えて比喩を排除したことで、強めの効果を出しているのですね。
ダイレクトかつf(フォルテ)仕様の伝達、ですな。
けれどむしろ綿々とため息を綴る1−4連を以って、波状攻撃で相手の心に訴えて(笑)。”情”の強い詩です。
>>61 ましゅう様。
リズムが良いので楽しくすらりと読めます。
夜のランドリーに二人きり、がたごと回る円に据えた目とその奥、各々の思い。
舞台が面白いです。『夜は無人のランドリー』や『私の思惑』について
もう少し言及するとまた深みが増すかなあと思います。
>>62 mixi様。
取り壊しになるビルと建てられるビル。その土地に対しての詩かと思いきや…この間の『空』を取り上げるとは。
その視線に既に感服、です。ビルが失われている間でもなければ見る事が叶わない『空の広がり』。寂しい話ですね。
『どこへ?と問いかけた』の主と相手は私→私、空→私、私→空、どれでしょうか…。6、7連を見るとどれにしても
微妙に変な部分が生じるような。また、折角なので3連の表現をもう少し濃い味にしてみてはと。
>>64 名前はいらない(ID:triR5Uzv)様。
あは、お手数をおかけして。今後ともどうぞよろしゅうお願いいたします。
>>65 名前はいらない(ID:b/xAP98b)様。
何だかよく判りませんが良いなあと。しかし「何だかよく判りませんが」…。
後ろ2行なんて決まっていると思うのですけれどね。この詩は短い詩というより長い詩の一部という感じがします。
タイトルを付けるとまた違いそうな。また、背景に写真や絵があるとこれでぴったりになりそうですね。
『水色』にはどちらかというと涙のイメージがあったので、1行目との兼ね合いが難しいかったです。
「遠くまで」 裸足で駆ける 壁を越える 私を越えていく 白い鳥は 青へ高く 走れ! あの遠くへ 星が沈む前に 月が翳るその前に 届け! もっと早く あの人の元へ 遠くあの消失点の彼方へ 叫ぶよりも早く 瞳を閉ざす前に 光より早く 夜が明けるその前に
>>67 レスいただき、ありがとうございます。嬉しくって、
また訪れてしましました。
「夜の毛皮」
あのフワフワになりたい
やわらかく身体をひねってみたい
いち にい さん で
宙返りしてみたい
黒豆みたいな肉球で
顔を丁寧に丁寧に洗ってみたい
ザラリとした舌で
だれかの身体をねぐってあげたい
月の無い夜を映したような
毛並みでしっぽを逆立ててみたい
ときどき 爪をたてたりして
あのとき見た 彼のように
屋根の上で私を見下ろして
そのまま消えた
彼のように
美しく
弧を
描いて
落下
消失
あの夜に舞ったあの猫は
なにか言い残してなかったか?
今となっては
分からないけれど
ふわふわ ふわふわ
きっとどこかの夜にいる
>>70 あわわわわ。「しましました」って…!?「しまいました」です。
すみませんすみません、消えます。
>>66 うたた寝様(毎度批評ありがとうございます。
なるほど説明的なんですね。自分でもごちゃごちゃしてるなっとはおもっていました。
飛躍しすぎですか…。そういわれると、確かにそーかもしれないですね。
なんですけど、最後のフレーズ、自分的にはちょっと気に入っちゃってます(笑
またよろしくお願いします。
>>67 うたた寝死人様
ああ、やはり、あなたがいないと、レスが伸びませんね。
淋しいですから、早く戻ってらしてください。お待ちしています。
うたた寝様には遠く及びませんが、自分も少し批評(感想?)のお手伝いを。
>>69 青の羊様
自分の中の迷いを振り払うような、力強い詩ですね。
何処までも、勢いに任せ、気持ちの限り、力の限り、走る。という情景が伝わります。
そして同時に、振り捨てようとしている「迷い」も伝わってくる。
力強いのに、柔らかい。そんな、とても素敵な詩ですね。
>>70 ましゅう様
ハジメマシテ。消えるなんて言わず、またいらしてください。なんて、スレ主でもスレ主代理でも
ないので、おこがましいかもですが。
ああ、優美で野性的な猫が見えました。は、すいません。自分、猫好きなんです。つい、二度、三
度と読み返してしまいます。一カ所だけ<ねぐって>とありますが、<ねぶって>ではないですか?
方言か、それともただ自分が知識不足なだけかもしれませんが……。はあ、猫いいですよねえ。
− 猫憧不平譚 − 神様は不公平 二本の 手をくれたけれど 本当は私 あんな毛並みの 毛皮が欲しかった あんな風に颯爽と走り抜ける 4本の足が欲しかった あんな風にすらりとした 長いしっぽが欲しかった そして、ほら あんな風に すやすやと日射しに照らされ お昼寝なんてしてみたかった ああ 神様は とても不公平だ ※ ましゅうさんの詩を読んだら、触発されて自分も「猫詩」になってしまいました。 お気に障ったら、すいません。
>>73 霧都様
嬉しくってまたまた訪れてしまいました。うたた寝死人様はお忙しいようですね。
読んでいただいて、感想をいただいて、その上同じ猫好きな詩もお作りになられて、
私は舞い上がってしまいました。ありがとうございます。
「ねぐって」は、突っ込まれるかな?とは思ってました。多分方言だと思います。
でも、方言独特のニュアンスといいますか、私の中では「ねぐる」としかいえなかったので、
あえてそうしました。紛らわしいことして、すみません。あわわ。
また、詩が出来たらきますね。それでは。
76 :
あや :02/08/26 19:51 ID:fWtljy+k
<海> ねえ どうして照れてるの? あなたの顔が真っ赤だよ 「ドキドキしちゃう」って言われたら 聞いたあたしまで、恥ずかしくなる 彼氏「おまえの水着姿って 初めて見たよ」 こっちも、おはつなんだけど(笑) お互いの手を握りしめて 走って海に、飛びこもう 2人で、にこっと笑ったら 幸せな夏が、きっと始まる
77 :
名前はいらない :02/08/26 20:01 ID:Ig1g5eAV
「あれ?」 「やっぱ季節はずれの海ってくらげがイパーイ!!」 「虹色の傘と手足でちくちく刺すんだね」 「夏は還ってこないってもんだわー」 「落ち度ダターヨ」
78 :
チューヤン・ベルナルド :02/08/26 20:08 ID:3tdXCUpf
『いやーんばっかーん』 いやーんばっかーん。 そこーは駄目なのよー。っあーん、っあーん。 ♪ぱんぱぱんぱぱん、ぱんぱぱんぱぱん ぱんぱぱんぱぱんぱーぱ駄目なんよー
でび うふぅーん
>>64 様
ありがとうございましたm(_ _)m
あの人かなあ…と思う人もおりますが、正解でも間違っていてもご迷惑をおかけしますよね。。。
…ということで、親切な
>>64 様に心からお礼を。
>>68 うたた寝死人様
お…お久しぶりでございます〜(泣
ホント、お元気ですか?
仕事がお忙しいようなので、あまり無理なさらないように…。
詩に関しては…ご指摘の通りのことを読み返して感じました。
…何で書いた時に気付かないんだろ…(反省
また、少しずつではありますが、駄文を書き綴らせていただくかもしれませんので、その時はよろしくお願いします。
[I have a dream] 「I have a dream that one day−」 ラジカセが流すヒビ入りの記録39年前のスピーチ ざわめきと吃音が 背景に水彩 点描 野太いリードは信念に満ち 虚像に影を裏打ちする 抑制し損ねた迸りが 声の 高低を震わせ 私の喉は胃液に焼け 立方体は閉塞する I have no dream! 起きて眠りにつくまでを待つ日々 全身へ転移する老いから 目を背け惰性を引き摺る I have no dream! 大志も微かな希望も逐一 丹念に潰されて 地に残された穴が染みて 空の下で 竦んだまま 雨は降らず 土は硬く 首は傾ぐ 力無くし 種は芽吹き方をも忘れ 「I have a dream that one day−」 打ち寄せるかの偉人の夢 潤すのか削るのか 否 貫いて追い立てるのだ 「I have a dream today!」 「「I have a dream that one day−」」 つと流し重ねた
…いつか叶えられるならば
I have a dream that one day
私にも 夢を
生涯の全てと引き換えるような
曇りの無い理念を
蜃気楼でも向かう街が在れば 砂に足は止めない
折られない意志 かき抱く理想
私を生かし殺す狂気
I have a dream today!
始まりの末端
背中で縦にはしる亀裂
I want a dream today!
短針と長針を求め 文字盤は黙るのを やめた
*キング牧師の演説を引用。
http://kmcweb.virtualave.net/special/kings.shtml 参照
8月、28日…。
>>73 霧都様。
こんばんは。人が居るって良いですなぁ。レス付けどうもありがとうございました。
それと…謙遜なさっては困りますねぇ。私は知っているんですよ(含み笑:妄想20%)
69、70へのレスは実は書いてあったので(←自分の詩ができていなかったので書き込めませんで…)
良いレスをいただいたのですが置いて行きますね。…コソーリと。腰、背、頭を極力曲げて小さくなりまして。
>>69 青の羊様。
疾走とはまた少し違い。剥き出しになった肢が大きな幅でスライドするのが見えるようでした。
この時期のポカリスエットのCMのように、青空の下砂浜をかけていく詩かなあ、と思っていたのですが…
2、4連と夜なんですよね。けれど1連は昼のような(悩)。詩の中で流す時間も、短かくて良かったのでは。
>>70 ましゅう様。
私本人はいたって真面目なのですが、所詮たわ言なので気に食わない部分は見ないで流して下され>レス
絵本のような最終連が、謎めいて素敵です。その猫を探しに、1歩踏み出しそうになりました。
『月の無い夜を映したような』の比喩が綺麗なので、しっぽは”立てて”にしてみてはどうかなあと。
『逆立てて』だと『毛』にかかって、折角の比喩を邪魔しそうなので(でも『爪を立てたり』と重複するんですよね…)。
『猫』の字は最後まで隠したままでもどうでしょうか。落下の部分はもう少しひねると美しく落とせるかも、と。
>>74 霧都様。
猫憧(平等)←→不公平(不平等)の狙いも在るのでしょうか、このタイトル。
つい手強そうだと身構えましたが中味は「猫詩」、柔らか丸なんですね。
私ですと… 本当は私/おむすび型をした/猫背が欲しかった
あんな風にぷにぷにと集まる/肉球が欲しかった //ほんに不公平!
>>75 ましゅう様。
スレ立ておめでとうございました。スレ管理も忙しいとは思いますが、またこちらにも遊びに来て下さい。
d/b様、此処炉様と皆様お忙しいようで、本スレはうら寂しい雰囲気となっております故(笑)。
「ねぐって」、…知っている気がしました。
>>76 あや様。
海辺にできた二人の世界。現実的には海を寡占、は難しいので余計に憧憬、でしょうか。
1連の『あなた』を、題名である『海』だと誤読して勝手に楽しませていただきました。
とてもさらりとお詠みになっていますが、この詩、じっくりやったら面白そうです。
>>77 名前はいらない(ID:Ig1g5eAV)様。
夏は色々忙しく、やっと合致した休日に待望の海水浴。閑散とした浜へ行くと、そこはクラゲのプライベートビーチ…。
この「あれ?」は、浮き輪に胴を通し、シュノーケルなんぞ額に、の完全装備でもらして欲しいです、個人的に(勝手)。
三行目の比喩が逆に浮いていて笑えました。
〔発つ〕
出立の朝は曇りであったが 青空の下へ向かうと思えば 悪い気はしなかった
ブリキのケースに雁首そろえる 屠られた肉のように
まだ仄暗い車内では 疲労がうな垂れて干された
脂を失った残渣は その眼窩を深くして
新参の若い異端者に
嫉みの触手を絡め注視し
時を惜しみ やがて閉じた
鋼の百足が住宅街を 咆哮で裂く刻に
雲の奥では旭が 産み落とされていた
節足と関節が軋む音 体腔で揺れながら
私は生きていた
混じることも埋もれる事もせず 起立し 睨回(ねめまわ)した
外へ出れば屍もまた 有能に麦を刈る
今ならば
何でもできそうな気がした
加速度的に剥がれ落ちる景色を 置き去りに翔ける 差し足
>>80 mixi様。
お久しぶりです(涙)。板の諸所でmixi様を発見できて嬉しい限りです。そちらこそお元気でしょうか(不安)。
またどうぞよろしくお願いいたします。
>73霧都様 >83うたた寝死人様 コメント有難うございました。 自分的には ものすごい距離を越えて行くイメージだったので昼→夜→明け方の感じが出ればなあ、と またお邪魔します。
「西の空 晴れ」 横たわるのはいつも屍 ものを思うのは死にきれない私 西日しか訪れないこの部屋じゃ カーテンの揺れも重い どうして雨が降っていないのだろう 視界がこんなに悪いのに どれをとっても 不思議なことばかり 昨日君から着信があった それだけで十分だった 答えを求めることを止めてしまったから かけ直そうとも思わない この部屋は一日の終わりだけを告げて そそくさと眠り込む 私は夜を抱えたまま 次の夜を迎える その繰り返し 明日は雨が降れば良い
我ながら暗い詩。不発です。汚しちゃってすみません。
>>83 うたた寝死人様。
お帰りなさいです。そうですね、あの詩は最終連の始め二行だけ先に考えてて、
その他は即興という罠…。ですが、指摘されたところですごく迷いました。
ありがとうございます。昔飼ってた猫が本当に屋根の上にいるのを最後にいなくなったんです。
それだけでございます。忙しいようですが、お時間と余力があれば、ぜひ乗車してください。
また来ます。長々と失礼いたしました。
88 :
あや :02/08/28 18:57 ID:rsP+DUNo
<別れ> 「離れたくない」 そんな事、言わないで。 あたしが、もっとつらくなるじゃん 「さよなら」だと 永遠に、会えなくなりそうだから あえて「またね」にしておこう 悲しい別れはイヤだから 涙をこらえて、笑顔で手を振ろう 今までのできごとを 思い出しちゃう夜があったら あなたにもらった、アルバムを聴くね メロディーを口ずさんだら もう泣かないって、決心しよう
89 :
名前はいらない :02/08/28 19:14 ID:T364k4cd
「祭」ってテーマで詩考えてください! これ系は「祭」の跡の趣深さを表すものが主流ですが も「高揚感」とかを出してこれから盛り上がるぞ系のをお願いします。
90 :
あや :02/08/29 00:08 ID:WLUW2bYD
連続カキコで、ごめんね。。
>>89 どうぞ
「祭」
祭りばやしが聞こえたよ
太鼓がドンドン 笛がピーヒャラ♪
浴衣でキメたら、出かけよう
出番をずっと、待っててくれた
あの子を誘って、行ってみよう
一緒にいると、ワクワクするね
何を食べるか、迷い中
わたあめ 焼きそば フランクフルト
ゲームだって、やっちゃおう
ヨーヨー 射的 金魚すくい
楽しいお祭り ハイテンション
>>81-84 うたた寝死人様
さて?なんのことやら。。。。(≧μ≦*)くくっ
ところで、完全復活ですか?そうであることを、期待しまくってるんですが……。
「ただいま」がないところを、拝見すると、まだ、しばしはお忙しい日々が続くの
でしょうか?方々の詩を拝見すると、復活のような気がするのですが……。
(一つの詩に、複数のレスがつくのも、自分は良いと思います。)
>>81-82 英語が、入ってますねえ。星形のケーキといい、引用が得意というのは、ある意味羨ま
しいです。自分には、そこまでの構成力はないですからね。
最終連の表現が特に自分としては好きです。
>>83 猫憧不平譚は、タイトルが思いつかず、勝手に漢文的にしただけです。そんな既知を
含められなかったので、あなたに一本とられた気分です。
因みに猫背と肉球も忘れていましたので、2本とられた感じです。
>>84 改行規制の魔の手に、影響されつつも、そこを逆手にとっている構成ですね。
一行目、旅立つことへの「陽の期待、膨らむ心境」が出ていて、とても好きです。
読み仮名の悪魔に魅入られましたね。いっそ、親切心を捨て、聞かれた時に、答え
て差し上げるとか?どうでしょう?
>>75 ましゅう様
自分より、さらに北へお住まいでしょうか?ライラックを知ってらっしゃるし……。
同じ地面と空の元に暮らしている筈なのですが……土地言葉の独特さに、感心して居
ります。不思議、ですねえ。そして、奥が深い。
>>85 青の羊様
時間の概念は、特に気にして読ませていただいてはいませんでした。レスを拝見した後、読み
返して、なるほどな、と感じました、的はずれなレス、どうぞご容赦ください。青の羊様の詩
はいつも「心情」に同調してしまうので、こういった部分見落としがちです。反省しました。
>>86 ましゅう様
改行規制に、邪魔されましたか?1連目「どうして雨が〜」以降、連を分けた方が、良いかと
思いました。ここから話題は、微妙に転換されていますから。2連目「それだけで十分だった」
は、ない方がすっきりするかと思います。最後の行、締めがとても効いていますね。
>>88 あや様
恋は切ないものです。終わりを迎えた恋なら、尚更でしょう。その切なさがよく、出ている詩だ
と思いました。彼の言葉と、彼女の言葉に、区別をいれると良かったかもしれませんね。
最後の連は、健気さが出ていて、「頑張って!」と、思わず声をかけたくなる締めでした。
>>89 ここは、詩を書き、それについてやりとりをするスレです。どちらかに、相応しいスレが
ございますので、そちらへ移動をお願いいたします。
>>90 あや様
ああ、すいません。お優しいですね。89の方からのリクエストの詩ですね。
うきうき、わくわくした詩です。余り考えず、のりで、楽しませていただきます。
即興に近いかと思われますが、これだけのものがすぐに浮かぶのは凄いです。
「哀の湖」 朧な月が 傾く夜に 孤独を彩る 風の音 冷たい草原 瞳を閉じて 身体を抱いて 君の笑顔を闇に浮かべる やがて 白い吐息が 消えてしまうまで 願わくば 来世の朝に 朽ち果てた 僕の骸を 抱いていて欲しい 今はこのまま ただこのまま 夢を見させて 永い間 君を待ち続ける様に 声の無い目覚め 心が軋む静かな刻 透明な言葉で 偽りを埋めて ガラス細工の天に 漆黒の雨は降る 永遠を願う程 真実に傷ついて 病んだ想いに 冒されて 君の優しさの影を 踏み躙り 涙で満たされた 哀の湖へと 身を投げて さらわれて 消えてゆく そっと 消えてゆく
>>92 霧都様。
駄詩を読んでくださってありがとうございます…。
そうですね、確かに改行制限が怖くて改行が億劫になってます。でも、これは、
素です。指摘の通りだと思いました。ありがとうございます。詩って難しい〜。
多分、私は北と呼ばれる所に住んでません。本当に方言なのか不安になってきました(汗
ライラックは、母が花好きで、その影響ですよ(^^)
駄文失礼しました。また詩ができたら、持ってきます。それでは〜。
95 :
あや :02/08/29 17:53 ID:WLUW2bYD
霧都様へ 詩の感想を、いつもありがとう。 心が込もった言葉で、すごく嬉しいです。 「よし書こう!」って、やる気になります。 あたしは、高2の16歳なんですけど こんな子供が、作ったもので良かったら またコメントお願いします^^
96 :
あや :02/08/29 17:55 ID:WLUW2bYD
<恋のパワー> こんなに人を好きになったのは 初めてかもしれない 学校はあなたに会える場所だから 前よりも、もっと楽しくなった 恋をすると女の子は キレイになるって知ってた? メイクを覚えたり 服のセンスが良くなったり 顔の表情が明るくなるんだよ あなたに気付いてほしいから 自分なりに、 せいいっぱいのオシャレ 「I LOVE YOUv」の 気持ちはまだ、届かなくても 「THANK YOU!」の 想いなら、きっと贈れるはずだよね
なんだか詩を書くエネルギーがないっぽいので、リライトしたのを持ってきました。 「キラキラ」 むかし金色の稲穂の海を 視界いっぱいに抱きしめていたの そこに吹く風のこと みんな知ってるんだと思ってた 窮屈な広さを知ってから 私の城壁は脆く崩れていったの ねえ道しるべなんてどこにあるの 誰も正しいことを知ったふりで 本当は何も分からないのね ここにキラキラ光る最後の星があるの 私の小さな手の上でしか光らないのだけれど 全て消えてしまった今になって やっと気付くことができた 私の手に道しるべはあったの 私しか照らさない星 私にしか見えない星 それは涙を流すたび 頼りなさげにだけれど 瞬く それはそれは綺麗に ありがとう まだ 私は大丈夫
【年重ね】 ほんのふとした所に まだ辛うじて残ってる 古き人の声が やっと僕にも 聞こえてきた 僕の器や 血が 時間と一緒に あなたたちに合わさってきたのだろうか わからないけど 確かに聞こえる 古き匂いや味が 取り巻いていた人々の思いが それはとてもいいよ 荒(すさ)むことなく 僕を打つよ お久しぶりです 即興ですが…。
>>95 あやさん
横レスだけれど、気付いてるならいいけど、
>>76 の詩には、
>>83 でうたた寝死人さんがレス
をくれてるから、それも読んで、参考にしたり、お礼を言ったりするの、忘れないようにね。
いろんなやりとりがあるから、見難いので探しにくいのかもしれないなと思ったんで、お節介
だけど、一応忠告です。気を悪くしたら、スマソ。
うたた寝死人様がいないと、淋しいですねえ。やはり、完全復活は10月まで待たねば
ならないのでしょうか?あと1月……長いなあ……。
さて、気をとりなおして、今日もレスのお手伝いを。
>>93 蓮様
はじめまして。今にも透明な音楽が聞こえてきそうな詩ですね。何一つ残さないよう
な、透明な消滅を望む人なのか、と少し危ぶむ気持ちを感じつつ綺麗な言葉に、純粋
に浸ることが出来て幸せでもありました。うたた寝さんはお留守ですが、また是非。
>>94 ましゅう様
同郷の方ではないのですね。勘違い、失礼しました。あと、改行規制が話題に出たの
で……ご存じかもとは思いますが、改行規制緩和申請の議論スレが出来ましたので、
良かったらご参加ください。強制ではないので、勿論、無理はなさらないでください。
>>97 「〜の」という語り掛ける口調は、主観が強く入り過ぎるきらいがあるので、削除
してみるのも手かと思いますよ。それと、3連目「私の手に〜」からはまた、連分
けした方がよさそうですね。星が、アナタの掌で今も輝いていることを祈りつつ。
(改行多すぎますって言われた。この私が……。鬱。)
>>95 あや様
優しい言葉なんてとんでもない。うたた寝さんには遠く及びません。あの方の優しさ
は、超弩級ですから。私はあくまで、うたた寝様が復活されるまでのお手伝いですの
で、それでもよろしければまた是非。
>>96 さて、詩ですが、4連、5連目が少し説明的かもしれません。もう少し削ってもいい
のでは?と思いました。言葉を探して、違う言葉で置き換えてみるのも良いかと思い
ますよ。あとは、恋の一生懸命さが伝わる微笑ましい詩だと思いました。
>>98 此処炉様
すいません。うたた寝さんは、留守で、勝手にレスのお手伝いしてます。
即興ということですが……最終連が、凄くいいです。自分は好きです。それに、この
感覚が凄く分かる気がします。出来たら、推敲されて、リライトしたものをまた拝見
したいです。どんな風に言葉が厳選せれていくのか、とても興味深いです。
>>99 そ、そうですねえ。自分も、前スレの最後でレス少な目とか言ってましたが、ついつい
色々書いてしまって、見難くしてます。どうもすいません。
ああ、100とってしまった。 狙ってた人、いたら、すいません。
こんばんは。おお、霧都様どうもです。 否、そんな「お手伝い」というレベルではないと思うのですが(笑)。
「お好きに、どうぞ2」、100突破ですか。喜ばしいですね(そして100ゲトおめでとうございます)。
シリウス様、お帰りになりませんかねぇ。
>>85 青の羊様。
それが狙いでしたか。気付いていませんでした、すいません。
>>87 ましゅう様。
ダンディーな猫ですね。猫の王道を歩んでいますな・・・。 スレ、いつか乗車させていただきますね。
>>91 霧都様。
あ、断り入れていませんでしたね、ごめんなさい。やはり以前の環境を取り戻せるのは10月の初め位のようです。
それまでは偶に(←あくまで当人比)書き逃げ、ということになるかと。
レスありがとうございました(嬉)。83へのレスは思わず歯磨き粉を噴きました(鬱)。 読み仮名、色々考えてみます。
>>93 蓮様。
お久しぶりです。これはまた・・・この詩全体が、5連の材質と手触りでできている感じですね。脆・静・美、と。
3連目、「僕」の来世に現世の「君」が僕の骸を抱いていて欲しいのか、来世の「君」が僕の骸を抱いていて欲しいのか、
どちらかなあ、と悩みましたがどちらにしても綺麗ですよね。『朝』と2行目の画が。詩の始まりが草原なのも
ちと意外で。6連だけ作りが軽目かなあと思うのですが、否、でも全体的に麗しいです。体は草原、心は湖に没、ですか?
>>96 あや様。
最後2連、爽やかですね。特に最終連の『THANK YOU』は想定していなかった変化球で、面白かったです。
相手に対する真っ直ぐなプラス姿勢も『恋のパワー』、ということですね。アルファベットが大文字なので、
チアガールの人文字を髣髴として、元気と若さを感じました。
4連3行目、『顔の表情』は顔か表情か片方にした方がすっきりするかも、と思います。
>>97 ましゅう様。
『全て消えてしまった今になって/やっと気づくことができた』、『頼りなさげに』瞬く『最後の星』。
・・・設定が素敵です。また田舎の人間としては1連に共感、です。1‐2行の表現が良いなあと。
それまで自分(の世界?)は広大で、『金色の稲穂の海を』『抱きしめていた』位なので、
2連で崩れていくのが『城壁』という単語だと狭く固過ぎるのでは、と。また最終連、改行入れてみてはどうでしょうか。
>>98 此処炉様。
お久しぶりです。道端や片隅の”跡”に、感応する受容体ができた その目で 進んだ日常、ですね。
機微に触れるのは、私にはなかなか難しい事です(特に『味』はつらそうですね)。
4連、特に1行目がやけに投げやりで、読み手をポンっとラインから突き落とす感じがします。でもそれが
アクセントであり味となっている気もして、不思議な作りだなあと。しかし若いのに何というテーマを・・・。
>>99 名前はいらない(ID:h0eP1X9B)様
あ、否、83のレスは・・・ああいった有様ですから。レスも付けづらいかと。お気になさらず、です。
>>100-101 霧都様。
くは、え・・・海の向こうでは誉め殺しがトレンドなのでしょうか・・・?嗚呼痛い、痛いですよ、ええ(涙)。
私の優しくないことと云ったらそれはもう・・・優しさが足らなくて参加できないスレがある位なんですが(本気)。
このスレも「うたた寝がレスするスレ」じゃないですし、できれば「手伝い」とか「復活されるまで」とか仰らずに
このままレスをつけたりと参加していただければと。もちろん、お時間が許せば、です。
〔別離〕 初めから解っていた 君は僕ではないのだし 僕は君ではないのだから 名残惜しいけど いつまでもこうして手をつないでは 居られないね 僕の右足君の左足 徐々に外を向いていく 間で腕が肩からぴんと 張りつめ 滑っていく 落す瞼で 僕らが視線を断った時 指先から互いが すり抜けた 未練の腕を下ろしながら 手の内に残された温もりを 握り締める また いつか 別れても続く白線は 交わり沿い 重なり 握手の一瞬 「少し歩かないか」の数分 手がつながる日もくるだろう 「もう お別れだね」 は 再会の幸いの為に 軽い方の手を今は 跡になれと懸命に振ろう 焼き付けと何遍も振ろう ・・・いつまで。見送る側でいられるものでしょうね。 改めて詩板が、無数にある田舎駅の一つに過ぎない事を 思い出させられる、秋。
「 歪んだ風景 」 風は少しずつ秋の気配を運び 雲は孤独に浮かぶ船のよう 美しい四季があるこの国で私に見える景色は あの夜桜か新緑の頃 貴方は私のくちびるに触れ 桜が私の耳元をくすぐった 幸せで 幸せで 想い出しただけで 今でも涙が溢れてきそう そして 鮮やかな緑萌える頃 貴方は髪を短く切って現れた それは決意の証だった つらそうに告げる言葉 もう何も 何も 信じられないよ あれから季節は幾度か変わったような気はするけれど 見える景色も 薫る風も 何ひとつ変わらない 私の目には 何も見えない 美しい四季があるこの国で私に見える景色は 貴方のいない孤独な景色だけ
>>105 うたた寝死人さま
お元気そうで何よりです!
早く、緩和されればいいですね。
一応意思表示はしてきましたけど…。
>>101 霧都様
スイマセンなんてとんでもないです!褒めていただいて、
しかも感覚的に分かっていただけたのはとても嬉しいことです。
ありがとうございます。気が向いたら是非またお願いします。
推敲ですか…。う〜ん、挑戦してみます。
>>104 うたた寝様(&
>>101 霧都様)
>若いのに何というテーマを・・・。
ですね(笑)僕、昔を感じたいっていうのがすごくあるんですよ。
まぁ、感じるって言っても自分なりになんですけど(分かってないかもしれないし)
そんなに難しいことじゃないと思いますけどね。同じ日本人なんだし、同じ血が流れているんだし。
だから感じることは自然に出来ることだと思うんです。
京都のお寺に行ったら絶対都会にいるときとは違うはずだし、匂いとか風とか音とかお寺とか花火とか、
何かが合わさったときに「あっ昔もこんなだったのかぁ」って。
そーいうとき嬉しいんですよね。昔の一部を受けとった感じで。
長いっすね。スイマセン。
>>100 霧都様、毎度ありがとうございます。そうですね、「〜の」の語尾をどうしようかと悩んでいたのですが、
他に思いつかなくて、ああなってしまいました。主観が強い…そうか。そうなってしまうのか。
私は「?」を詩の中で極力使わないようにして、そういうとき語尾が「〜の」になったりするのですが、
どっちにしろ語りかけですね。では、語りかけでないのも考えてみまする。
>>103 うたた寝死人様、ありがとうございます。今は稲の刈り取り時期なので余計目に付いて詩に出てきてしまいました。
自分の世界をそれまで守るように取り巻いていたものが、崩れ落ちるというか、剥がれ落ちる様を、
何で表そうかと思って出てきたのが城壁でした。でも私も違うな〜と思いつつ…。
その辺も加えて、もいちど練り直しますね。あと、また改行と・・・。
自分、改行下手だなあ。精進します。では、また詩ができたら・・・。
【ある9・11】 俺にも見えた 今という縮図 上辺だけでは語ることは出来ない 人の数だけ 正義や信仰があるのだろうから だけどやっぱりおかしいよ 悔しくなってくる くっきりとしない悲しみが 心臓を鷲掴みにしているみたいだ あの日 俺はテレビに釘付けだった あの朝(俺は夜の中) 忘れるわけない あの現実感無さ 平和ボケしすぎて 狂っちまってる俺の頭じゃ 一瞬には理解できなかったよ ありふれた光景の崩壊 俺は世界を見た あれが世界だ 現実だ 〜続く〜
俺は間違いなく 何も分かっちゃいないバカ野郎だけど それ以上に間違いなく 人間は愚かだ それ以上に間違いなく 俺よりバカな奴ばかりだ だから あなたたちが今またやりあおうとしていることを 正義って呼ぶのなら 俺は悪になるのかもしれない 決して殺したりはしないけど そんな正義には 断固として背く 1人の人間として 貫くべきはきっと そこじゃない
「 最後の夏 」 ドーンドーンと地響きを鳴らしながら 空に鮮やかな花が咲く 今年最後の花火大会 近くの茂みからは虫の声が聞こえる 貴方と私が手をつなぐのが 当たり前になってから数ヶ月 「寒くない?」と聞く優しさは 罪悪感を呼び起こす 今年最後の花火を二人で見るのは二度目 一度目は貴方じゃなかったけれど 見上げた空に鮮やかな花が咲く 貴方じゃない人を想う心は 一生心に閉まったままでいよう 見上げた空には哀しいほど鮮やかな花が 心には哀しいほど鮮やかな彼の姿が それを 忘れようとして 忘れないでいようとして 貴方の手を強く握り締めた
>>111 此処炉さま
もしかして「こころ」さまとお呼びすれば良いんでしょうか?
違ってたら、スミマセン。
>>113 mixi様
その通りです。全然違ってません。
こちらこそひねくれて当て字でスミマセン(笑。よろしくお願いします。
お久しぶりです。をを、想像以上に落ちましたねぇ、スレ。 他sageスレも活発なんですなあ。
>>106 mixi様。
周囲がどんどん色を変えていくなか、『私』だけは過去の季節に囚われ、繰り返すのみ。
『あれから季節は幾度か変わったような気はするけれど』の、外的世界と内的世界にある隔たり、遠さの表現が好きです。
ただ2行目の終わりに違和感が。〜のよう、はただの状態の記述ではなく、作者の主観入りに思えるので・・・。
1、2行は秋の描写だと思うので、『あの夜桜か新緑の頃』だけの『私』は意識↑↓してはいけない部分ではないかなあと。
>>107 mixi様。 どうもです。私も意思表示はしてきました。緩和されませんかねえ・・・。
>>108 此処炉様。 古い道を歩く時は、ここを昔の方も同じように歩いたのだろうなあ、とロマンを感じます。
>>110 此処炉様。
凄く云いたい、書きたい、主張したいという気持ちが中で跳ね回っているような、強いメッセージのある詩ですね。
『俺は世界を見た/あれが世界だ 現実だ』。ここにひどく共感しました。あの画は正に『世界』という感じです。
香辛料は、添加する種類を増す程に全体の味は丸くなるそうです。同様に、推敲し、こなれてしまう事で薄まる
勢いや想いもあるかもしれません。けれど寝かせ深みを出し、意思を掘り下げたこれも拝見したいなぁと思いました。
>>112 mixi様。
2連目最後からの話の展開が面白かったです。『貴方じゃない人』は離れていってしまったのですよね。
身近な光景の1連は僅かな言葉で映像を立ち上げ(充分事足りて)、『「寒くない?」』で画面にしっかり
終わる夏を念押しする。そして大きく煌き、ふうと消えていく花火の華と儚さに、巧く絡めて進行していく3連以降。
最終連の3、4行目も憎いですねえ・・・。易しい言葉と整った構成で楽しめて。巧いなあ、と思いました。
>116〜、ですかな。
あとチョットなのに終わらないです。詩を作っていてそういうことって無いですか・・・・・・?
詩の仕上げ方ってどうするんでしょうなぁ。ううむむ。
[いつも通りが奇跡よりも望めない時の為に] まだ 間に合うのだろうか 街灯の無い路地を振り払う 今が 半歩後ろで崩れ くすんだ過去の砂礫と化す中 取り返しはつくのだろうか 平衡が歪を帯びる 走れ 君が居る筈のいつもの場所で 平常の息はまだあるのだろうか 春に植えられた若い木は 空蝉の木 細い手が 太い腕が 白が褐色がつうと伸ばされ 震える指が蝉の殻を 僅かな具合で 触角が欠ける度 その脚が 折れる度 手の内の名残が音を立てて 跡形もなく 砕けるその都度 「もうかえってこない」 「にどとはもどれない」 「いつかは、いつカは―――」 「いない あえなィ」 「いいのこしたことばかリが・・・ 」 ・・・コトバカリガ。
壊れた空蝉に嗚咽をしとど 行方も知らない蝉に泣き濡れる 嘆きは絶えてはぶり返し 空蝉の木は涙燈し 未練と悔恨の群像 斜陽の影となり蠢動 同化しかけた踵を引いて 私は ・・・走れ まだ。 まだ。 私は間に合うのだろうか 体から色が抜け去って行く 垂れ流す軽い虚ではなかった 伝えるべき 伝えたい言葉は 昨日が残されているのならば 訳も無く取り乱した私を 君は笑うだろう でも それで良い そうであれと 今は切に からかう君の声を噛みしめて 心の臓の裏側を 彫像の顔の筋肉で 君に 差し出そう 一度も云ったことの無い言葉を 交わせないのかもしれない いつかのさようならに 代えて *歪ヒズミ 空蝉ウツセミ 蠢動シュンドウ 踵キビス
ピンク色の涙 二つに分かれた恋の上には 一体どんな花が咲くのだろう もう きれいなピンク色を期待してみても 意味なく静かに散り急ぐだけ 今は聴かない愛のたむろい 苦しむだけの恋人なんて 傷を一つずつ増やし合うだけ そう あなたは黙って それでも笑って 私 愛に自惚れて あなた 涙に身溺れて けれど 絶えず残るにおい 2人 未来に夢たくす 卑しい花も咲く頃 2人は でも歩くだろう いつかはピンクの色に染め 痛み分かち合う実をつけて
120 :
名前はいらない :02/09/30 10:13 ID:u6Cylgu+
『長月の終わりにて』 月灯りの下もう迷うことも いき過ぎたチューウ゜の管 見えたりするのさ・・・ 蘇る 影と陰と秘と灯 願わくば 生れた街で 祈るなら 育った街で しかし相反する空模様 燃えつきた俺の魂は 蝋燭の土台からもう落る もう誰も燈すことも無し だから! あと1度だけやって来る! 必ず! 断末魔の メジロ押し 嗚呼そんなことより 唄を歌いたい 詩( うた )を
狂っているのはどっちかはっきりさせようじゃないか 俺かあんたか 俺たちかあんたたちか 俺は気が狂いたいといつでも願っているよ 君たちはちがうのかなあ これはすごい。俺が書いた訳じゃないよ。そんだけ。
>>うたた寝死人さん >119の ちっちのドアホがガムバッテおるようですが、、、いかがなものかと。。。
>>115 うたた寝様毎回どうもっす。
忘れたくてもかなしいかな忘れてしまうものなんですね。
実際に、もうそのときの気持は僕のうちに存在していません。
きっとそうなると思ったからそのときの思いをそのまま残したかったんだと思います。
香辛料の話。ためになりました。どちらがいいんですかね。
自分の感性で見極めるしかないんでしょうか。難しいです・・・。
>>160 うたた寝様
すごく強い感情が伝わってきます。スピード感がありました。
いつも思いますが、たくさん言葉を知っていますよね。僕ではとても思い浮かばないです。
それだけでもためになります(笑 ・批評じゃなくて申し訳ないです。
>>118 旭様。
題名と、歌の1節のような出だし2行に滑らかに引き込まれました。嘆いて終わるのではなく、修復への希望ある未来へ
続くのが良いですね。真中に別れた形跡を残しつつも、再び一つになった恋の上にか弱い花が色づき実をつけ。
〆の3行が上昇していく空気で特に好きでした。2連1行目はちと想像し難かったです。
全体的にリズムが整っているので、3行目は『きれいなピンクを期待してももう』等縮めると良かったのではと。
>>119 銅鑼衛モンちっち様。
初めまして。でも実は「詩をフラッシュ5で表現しよう!」はよく拝見していたりします。
他意は無かったのですが、レスが大層遅れまして申し訳ありません。 >8、煮るなり焼くなり何なりと。
気が変わらないうちにどうかフラッシュにしてやって下さい。愚息ですが宜しくお願いいたします。
>>120 名前はいらない(ID:u6Cylgu+)様。
黒い鍔広帽の下の詩 から 若き哲学者が左手で書くフラグメント、煙草の煙と共に吐き出される20年足らずの重量、と、
1連目からごつく異なる素材で組み上げて。しかし各行軽くして、読み手の眉間に皺はつくらない。
そしてニュアンスが多くのつり革を下げる3連、とうとうくっきり意味の取れる4連と移行するんですね。”理解”の匂い
に安堵したのか、3、4連に好意と巧さを感じました。最後それまでの分を一気に破棄するところが奔放で、この詩らしい
気がします。『メジロ押し』の選択と位置に笑いました。
>>121 おうどう様。
上2行は知っているような気がするのですが。有名な作品なんですかね・・・・・・。映画ですかねぇ?
>>122 づづーん様。 うう、遅くなりましてすいませんでした。122のレス、友情の花(微妙にムネヲ様風)ですね。
>>124 いえいえいえいえ。レスがいただけただけで感涙モノですわ。
>>126 うたた寝死人さん
ありがとうございます!即、作業にとりかかります!
>>122 づづーんさん、ども!。ですた!
うたた寝様 ちょっと取り込んでるので、一言書き逃げします ネット生活復活のおりには、梁山泊の審査員復活、どうぞよろしくお願いします Canopusさんも、今月いっぱいの雲行きらしいので、地味に衰退の危機です では、また、いずれ……。
>>126 うたた寝死人さん
連絡が遅れましたが、うpりました。ども!。ですた!
>>128 Canopus様の審査が無くなるのは残念ですよね・・・。
あのスレでは散々ご迷惑をおかけしましたし、審査員参加もしようと思うのですが
投稿番号で(←投稿しようかなて目論み中)点を入れようかと。お誘いどうもでした。
>>129 いえこちらこそども!。ですた! トップページ、仰った通りシンプルでしたね。
[何人目かの僕と岬] 岬へと誘う道はなだらかで 空は無防備に漂っている 背後で大きくなる足音は 僕が忘れた歌を口にした 引き返してきた俯き加減は「行き止まりだ」と草を散らすけれど 陽は同じ組の女子の鮮度で 岬からはいい風が吹いてた 海面疾走したいバシリスク 肉と夢つめた潜水マスク 遺書を置いたトレンチコート .海に臨む3人は 突端につま先でキスをした 見送った僕と岬には それはそれはいい風が吹き 夢想家の羽根が花を揺らす中 流木と変わる感激屋 望みを無くせば伏して影になった .葉の下で息をつく涙 ガラスで出来たモザイクの 四角や丸を押しては落として 僕は空を 歩いていく カクシャクした後ろ歩きで スタッフロールが似つかわしい程小さくなる岬で 遅れて来た何人目かの僕がロケットを組んでいた *バシリスク・・・水面を二本足で走るトカゲ。実在。
132 :
旭 ◆BgeBWZtrIQ :02/10/12 21:28 ID:U9ncHhf6
>>126 うたた寝死人さん
批評ありがとうございますた。
うたた寝死人さんのコメントはいつも
+評価な気がしてなんだか照れくさいです(w
言葉に気をつけて、リズムに気をつけたんですが
やっぱり巧くいかないもので。。。
ありがとうございますた。
Canopusさんお疲れさまでした。お世話になりましたデス。
[最後の遺物] ダークブルーに浸る街 積み上げられたネオンの明かりで 複雑に絡む管と配線がゴミの中から浮き上がる 今が望まれた”未来”であるとは嬰児でさえ夢にも見ない ついに焚かれた教会が あらん限りの罵声を天に 火の粉で夜を焦がしては 異端の”正義”を唱和した 赤ジャンパー着たドレッドは サングラスを少し持ち上げ ブロンドを巻いたゴスロリは 黒の細いリボンをなびかせて 倒壊する神の住居を 額と頬に映していた 大小二つの影は ジャンクや瓦礫を踏み越えて 路と思われる場所を歩いていた 時に手をつないで 大抵声は無かった 男がソウルを語ったならば 少女はタンポポを毟りはじめ 少女が物語をすれば 男は女を目で追った 先人達の子守歌は それを愛とは呼ばないと云う 確信を持たずしかし二人は その日の気分で寄り添った 総画13以上の漢字は無くとも 生きてはいけた 男は時に 大きくなった少女を考え 少女は ごく偶に 幼い頃の男を思った
135 :
:02/10/17 19:45 ID:dBWj9BTN
小さい手はブラウスのホックをはずさないけれど しなびた革パンにハンカチを敷き大きい方の菓子をのせた ごついシルバーに噛まれる指は クマや花を下げなかったけれど スカートの埃を掃ったり頭を撫でるのは上手かった ドレッドから覗いたチョーカーはいつの間にか巻き毛の間に 道は途切れずにどこまでも 飽きるほどに続いたから 奪ったり 奪われたり 爪をしまう間の無い街を 二人は休みつつ歩いた 時に手をつないで 傾斜した三次元 鎖が全て失われた時代に 結ばれた凸凹の影は 当局によって認定された 最後の 『絆』 *ドレッド・・・ドレッドヘア(=ドレッドロックス)。髪の毛を長く伸ばし,縮らせて束ねた髪形。 ラスタファリアニズムの信者にはじまり,レゲエのミュージシャンなどによく見られる。 *ゴスロリ・・・ゴシック-ロリータ。少女ファッションの一つ。 退廃的・悪魔的・耽美的(ゴシック的)で、かつ少女的(ロリータ的)なファッションのこと。 黒を基調にした服装をベースに、レースやリボンなどの装飾や十字架や髑髏などのアクセサリーが コーディネートされる。
はんたーはんたーの、びすけちゃんみたいのだね
>>136 ああ、そんな感じですねぇ。正に。
服自体にはあまりフリルなど付けず"黒!"というのが粋に思いますが。
>ま。様。 正味な話、「お好きな、ように」がここのコンセプトでしょうし、 好きに書きたいときにお書きになってはどうかと思います。 私は何か居座ってますが、基本的にここがdat落ちしなければそれで良い、とだけ思っていますので。 前スレ1のシリウス様はまだお帰りになりませんし、本当に、このスレが良さそうだと思ったらドゾ。
>>138 うたた寝死人さま。
ありがとうございます。
短い詩スレで収まりきらないものとか出来たら、こちらを利用させて頂きます。
「朝顔」 あんなに幸せな夢も終わりを告げ 朝 冷たい光が 私をまどろみから汲み上げる 朝 あの彼方から私を呼ぶ声がする 夜は散った 貴方の手の上で 朝へ放たれた 私という名の 新たな希望
>>140 ちょっと変わった視点から、ですね。
あなたとしてはあまり嬉しくない状況ですが、
相手にしてみれば、目覚めた新たな希望である。
まあ読んでけば分かることですが;
発想はすごくいいと思うのですが、
少し書き方が淡白すぎる気がしません?
まだまだ時間を引き延ばして書けそうな雰囲気です。
的確なアドバイスが出来ないのが残念ですね;
以上、感想ですた。
朝顔、朝顔・・・喜び?
追伸
う〜ん、日頃ダレてばかりいるせいか、
あなたのスレッドのテーマは想像以上に重いもので、
なかなか思うように詩が出来ません;
決して忘れたわけではないので、どうかお許しを、、
なんとか春までにはあらわれるつもりです、では。
う〜、、なんか同じことばかり言ってますね;
禿げしく、私信でスマソ>all
皆さんお元気ですか? 自分の住処じゃあ、暇があれば雪か霰が降ってます。 勘弁して欲しい季節に直行です。 鬱。 ではでは、おやすみなさい(←おい!
お久しぶりです。 最近自分のサイト作ってしまったので めっきり来てませんでした。 まぁ「お好きにどうぞ」だし。書きたくなったら書けばいいのかな。 それでは一つ。 --- 楽しいことなんて一つもないなどと 簡単に言ってしまえる奴ほど 何も考えちゃいない --- なんとなく格言ぽくいってみました。
− 好き − 好きになって 好きでいることが辛くて 好きでいることを辞めて それで 新しい自分になれるかというと 案外 何も変わらず 辞めたつもりでも やはり好きな気持ちは変わっていない そう気付いてしまう けれどもう 私自身の言葉で 好きを伝えることは出来ない それだけは 確か それだけが 確か
2002年冬 母へ 美しいこえで鳴くとりの子はやはり美しいこえで鳴く そんなことを たとえば食器洗い中の鼻歌に思うこの頃です 洗濯機へ洗剤を一さじ つまみを左は5 右は1へ 二層式の台風とのダンス その場限りのメロディライン 家事が祭事であるかのように 全てに歌を 調子はずれに どすどすの足音と 反面教師のはずでした 恥ずかしい大人の最たるものと しかし今 やかんを握り踊るのは 他ならぬ私であり 居間で平気で屁をするのも けちってストーブをつけないのも だれでもなく 私なのです 奥二重は二重に 目尻は重力に誤差を得て レモン汁のあぶり出しのように あなたの発現が始まる 私がマイナーチェンジであるが故の 相似 じかに受け取った血とミトコンドリアが 上皮組織下で メーカーのロゴを気取り私を何億と刻印しています ねえ母さん
146 :
:02/11/24 01:18 ID:HO8gEToX
命の大演算があと幾年続くのかは知りませんが やみくもにかつ確信的に値たちは作用を続け 膨大な 天文学的数字の 収束 得られる解答とはどんなでしょうね ねえ母さん? 2の段がに、し、ろと続くように 9の段が9の段であるように 私はあなたの段の上にある あなたの記憶を留め それでいてなお私でもあるのです 新規の段の 1 母さん あなたが土に返っても 繋がっていくのだと思うのです この肉や血が途絶えても この乗法が途切れても 他の値に及ぼした跡は除かれつつも誤差を生むのではと ねえ母さん 私たちがこうして在ることが限りなく0に近いニュアンスで 答えを答えたらしめるのですよ そう 思うのです 0への斬近線の上で 解への漸近線の下で あなたの隣で既に私はチョークを手にしているのです ええ母さん もう私は途中解を越えて数式を作りはじめているのですよ ええ母さん そうです 母さん
お久しぶりです。
大好きなスレであるが故に、
気軽に書き込めなくなっている今日この頃です(莫迦)。
「お好きに、どうぞ」なのに・・・しかし「お好きに、どうぞ」であるがこそなんですよ、、
>>138 そのくせスレタイを間違えるという大失態を・・・(鬱)。
>>140 青の羊様。
朝顔と冷たい朝でこんなに綺麗な詩になるんですね。『まどろみから汲み上げる』や『夜は散った 貴方の手の上で』、
『朝へ放たれた』がカラーコピー機のCM並に鮮やかな画を作って良いなぁと。
翅を翻す蝶のように鮮烈な花弁を開く朝顔を見てしまいましたが、朝顔は朝顔じゃないのかもですね、本当は。
>>141 名前はいらないID: Sl51W6bV様。
クフフ、141様のスレももう800ですね。
私が拝見しているスレでは多分あそこが一番動いている(笑)ので、毎日のようにROMさせていただいてます。
>>142 霧都様。
11月の上旬から既に雪ですか・・・とてもじゃありませんが茨城以北には住めそうに無いです、死にます。
>>143 此処路様。
サイト開設おめでとうございます。やはり詩がメインなのでしょうか。遅ればせながらお祝いを。
格言ですな。これが云えるような精神状態でありたいものです、できれば常に。
>>144 名前はいらないID:8VU4C0ZI様。
一連を、それぞれの行に1行ずつ改行があるようにゆっくりと読むと、
その移り変わるドラマがグレートーンで寒かったです。多分読み手ごとに見えるものは違うのでしょうねぇ。
共感詩(?)を楽しむには読み手の想像力や共感力が問われますから面白いです。勉強中ですけども。
「待ち合わせ」 待つのがつらいから いつも遅れていく 風景は連れ立って流れ去る 手をつないだり 肩を寄せたり その脇で歩道の柵にもたれ 時間にもとり残されているのは は。 勧誘もクラクションも着メロも 輪郭を失い徐々に希薄に かわりにボリュームを上げているのは 心筋が圧す体液の低音 メトロノームの無表情で秒針がそれを 切断する 命だとか 希望だとか 柔らかいものも全て微塵に。 鳥肌。 来ないかもしれない そもそも約は結ばれていないかも 排気ガスが絡むかのように 揺らぎ重なり広がる疑念 末期症状。 だから 待つのがつらいから いつも遅れていく 君が息を吹きかえす一瞬に喉の奥を つまらせても
すんまへん。お邪魔します。 えっと、プロフが提出されてないコテさんのフォームhtmlを作ってます。 俺が、コテハン名、トリップ、出現スレだけを書いておいてうpし、 残りの項目を住民の方に埋めてもらおうと思ってます。 現在プロフがあるコテさんで、このスレに居る方の分については、 このスレへのリンクをしてますが、今後もそれで構わんですかね?
>>149 大丈夫ではないかと。
そもそもこのスレ
前スレは時々ageるシステムでしたし、sage進行スレではない筈ですから、タブン。
このスレへの書き込みを見られたくないというコテハン様は
いらっしゃらないのではと思うのですがまぁこればっかりは分かりません。。
とりあえずは頑張り過ぎないで下されよと。お疲れ様(失礼、)です。
ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される
下界の凡人連中には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいです
から、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;
http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/ )には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。
芸のない保守カキコスマソ、、、 詩を書いて廻るにはカタツムリ過ぎますてん(諦)。。
>>147 うたた寝様。
思いがけぬお祝いのお言葉、ありがとうございます。
詩以外に絵なんかも載せちゃってます(笑
そちらばかりが気になり、此処にはなかなか来れずにいます。
でも此処がなくなるのは困る。ということで僕も保守かきこ。
落ちるかたまり 夕焼けの赤が恐くて 下を向いて歩いた 僕の足に絡まる影は 何も語らずただ虚ろに僕を見上げていた 道は長く終わりなど見えず ひたすらに続いているようで 僕はきっといつまでも いつまでも帰れないのだろうと思った 誰かの笑い声が聞こえた気がした 恐る恐る振り返ったが 背後には赤い夕日しかいなくて 僕はまた恐くなって 目を閉じて必死で走るしかなかった たかが数分間の夕日とアスファルトに 閉じ込められている気がした
【寒色の中】 延々、 純白な雪たちが 馴染んだ町に重なり続ける 日の暮れた 帰り道です。 硬く身体を押し付ける寒さが 吐く息を絶えず煙に変える そんな日の暮れた 帰り道です。 なのに不思議とこの胸の中は 外界と反比例するかのように 裏腹に とても温かく、とても優しい思いに溢れている なんと気持ちのいいことだろう! 邪気は欠片も残らず この寒色の世に飲み込まれたのだ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
保守
>147うたた寝死人様 コメントありがとうございます。 自分も実は朝顔から別のものをイメージしてました。まあ、妄想なんですが(照)
>>154 此処路様。
充実しているようで、良いですねぇ。
HP管理人といったら、もう一国一城の主じゃないですか。
尊敬の念を抱きつつ。城の拡張、頑張って下され。
>>155 ま。様
あ、ま。様。
>>156 此処路様。
うを、このポジティブフィーリングは何だか本当にお久しぶりです。
寒空の下、凛と清々しい白の位置づけで。
1、2月と寒さがより厳しい頃にまた読み返して、雪の寒さを喜べたらなぁと。
>>159 青の羊様。
妄想・・・・・・・・・(照)。
>>154 、
>>158 保守お疲れ様(失礼)です。
[ディランズ・ブルースを聴きながら] 赤銅の声で 本当のところの軍歌を口にした ブラックブラジャー ブラックソルジャーだと信じていたのは ちょっと内緒だ 「了解、ラジャー、 悪かった。」 謝ったように見せかけつつちょっとこいつは 駄洒落だ 韻踏んでるようで失格なのは知っているけどどんまいだ 俺がボブ・ディランを知らなかった頃の ディランズ・ブルース 房の影も形もない葡萄畑と 晴れ空の乾いた風 冬が過ぎて 蒼い星の下 ハモニカとギターが荷馬車を揺らし 紫陽花と蛍の河原で 弦の振動が月と流れた 夏の橋の瞬間写真たちは 再生紙の声に縁取られて レコード盤のようにザラザラと 懐かしいフルカラーで 枯葉を踏んで笑っていた背が木立の中に消えた後 ディランズ・ブルースを聴きながら 手持ち無沙汰に玩ぶやわらかトーンの dとb 他人の事は云えた義理じゃないのですが・・・近頃本当にみえませんね、d/b様。 お達者でしょうか。
[本音] 人のうたに衝かれた夜は 文字の溜まりから離れられない 掬い選り分けを繰り返し 身の程知らずにLas Meninasを霞ませる絵をと筆を取る 駄犬の遠吠えをする時にのみ燐脂質に漲る高揚は 滑稽な空回りでも 私に降る 免罪符 「私は詩が好きなのかも知れない。」 もう何日詩を書いていないとか できた代物の酷さとか 常に正しさを主張する理性が証拠を提示し苛む 無邪気に遊んでいた感情は 抑圧され 禍々しく歪められ 詩は居場所を保つ為の手段かと私を 侮蔑する 反論無しという肯定の中 しかし今日のような夜には 氷点下で行き倒れた衝動が息を戻して亢進し 感情は奇跡に依り震える 「私は詩が好きなのかも知れない。」 希望が理性に灰汁とされる前にせめて何か 綴れたら 湧いては脳を埋め尽くす詩想を 外に逃そうと詩人は詠う 横で私は詩を作るべく 心を 掘っている
163 :
:02/12/22 23:08 ID:/YdgeXui
方法論が違っても 目指す次元すら異なっていても 彼らの身から落ちるものと 真と偽とまでに距離があっても 軌道は修正すべきでないのだ 彼らは彼らであり 私は私であるのだから 彼らには なり得ないから 「私も詩を書いて良いのかもしれない。」 赦しの戴冠が無くても 輝きはふとした瞬間から急速に失われ行く 体にはまた霜が下りる 理性が上擦りを収拾する エラー表示と警告音 「おまえには詩は書けないよ。」 「お前は詩など好きではないのだよ。」 通常の環が正に今閉じる 閉じた。 割り当てられた諦めと失望を 大人しく着用し 願いだとか不確かを廃棄する聡明な理性に目を伏せている イーゼルで場違いに鮮やかな 感情が見た短い夢の記憶 消される筈のそれを 後ろ手に取って そっと 昂ぶりの最後の息を以って体の外ここへと 逃がした。
>>うたた寝様。 一国一城の主ですか、かっけぇ〜かも。 がんばります。 いつもながら感想・批評どうもです。 そうか!これ以上寒い季節に突入するんすよね。僕死にます(笑 「2002年冬 母へ」や「待ち合わせ」は 読んでいて僕なりに分かったし、伝わってきました。 でも、「本音」はむずかしいです。 辞典サイトや辞書を駆使しつつ見てましたが、到る所で難解です。 あぁもっと精進しなきゃ。 d/b様本当にみないですね。気になります。
>>164 此処路様。
ヲヲ、感想どうもです。「本音」も読んでいただけるとは思いませなんで嬉しいやら申し訳無いやら。
「本音」はある意味本当にまんまでして、凄まじい眠気の中、理性・判断力虚弱状態で書きました。
高揚感の中、その時の気持ちなどを素で書き留めておいたと云いますか。
やはり晒さずに消去すべきだったのだと思うのですが、
反面教師的に、まぁ残しておこうかと。 それにしても意図していない重複は痛、、、
自分でもあれのどれが本音でどれがそうでないのか、
そもそも本音なのか分からないのですが、
とりあえず人に読んでもらうための代物、というよりは
人の目を怖がって威嚇している感じですね。そういった部分では「本音」なのかもしれません。
やはり人に優しくないものってあまり宜しくないですなぁ。
私には「もっとひらがなを!キャンペーン」が必要な気がするこの頃です。
>>162-163 補足
衝(つ)かれた≒突かれた 掬(すく)い選(え)り分け 駄犬(だけん)・・・莫迦犬
燐(リン)脂質・・・生体膜の構成物質、代謝の中間物質。 漲(みなぎ)る 滑稽(こっけい)
苛(さいな)む・・・苦しめる 禍々(まがまが)しく 侮蔑(ぶべつ)する・・・さげすむこと
亢進(こうしん)・・・たかぶり進むこと。 依(よ)り 灰汁(あく) 真シン 偽ギ
赦(ゆる)し 戴冠(たいかん) 上擦(うわず)り・・・うわずる、の名詞化 環ワ、カン
イーゼル・・・画架。絵を立てかける道具。 昂(たか)ぶり
Las Meninas・・・宮廷画家ベラスケス(西)の作品『(宮廷の)侍女たち』。
遠近法などもさることながら、その構成で絶賛される名作。
ピカソもこれに影響を受け、同名の作品を発表しているとか。
・・・ご迷惑をおかけしました。
>>166 訂正
ピカソのLas Meninasは模写だそうです、、、模写、、、、
同じはずですが大分違う、と申しますか
「飾りじゃないのよ涙は」を井上陽水が歌うのと中森明菜が歌うのくらいの違いはあります。
>>165 うたた寝様。
いえいえ、ためにもなってるし全然申し訳なくなんかないです。
うぉ!補足!!すげぇ!
「Las Meninas」これが僕の難解度No.1でした。
なるほど。
>>167 なんか分かりやすい(笑
行為のあと、男は静かに言った 「俺と結婚したいなら、もっと綺麗な女になって来い」
良スレですね。 ◎ ◎ ◎ 頑張ってくださいね。皆様
>>169 ID:q4A5TZLm様。
断片なだけに深読みし易かったです。
前後とも後は勝手に考えてくれという手法はありですねぇ。放置方式ですか。
>>170 ◆w/W7Mv1umI様。
頑張ってくださいて・・・・・・いやむしろ御手前の方が心配です。
力になれたら良いのですけどどうにも、、、
いざとなったら一時全て放り出してでも心安らかにと。 おだいじに。
>>172 kof様。
お久しぶりです。これまた面白そうな課題を提供していただき、、、
私としては、折角なのでまた皆(?)で挑戦して遊べたらなぁと思うのですが
このスレageてもいいでしょうか。楽しそうな事は多くの人で分け合えたらなぁと。
特に意図していた訳ではないとはいえ、sage進行の長かったスレだけに
反対の方もいらっしゃいますかね。。
少なくとも1週間は様子を見ますので、「ageんなー」て思う方がいらっしゃいましたらその旨レスで宜しゅうに。>All
何もレスが無かったら多分ageると思うので、、、
あー、もっと早くしてくれと期限をつけるんでしたらそれもレス宜しくです>kof様
>>172 kof様
ご無沙汰です。
またまた面白そうなので勝手に参加しちゃいま〜す。
しかもかなりいい感じの曲じゃないですか。
>>173 うたた寝様
僕としてはageんな〜!!…などと言うわけもなく。全く全然okです。
>>173 お久しぶりです
いえ、全く差し支えありません よろしくお願いしまs(^^
>>174 おかげさまで「埋もれぬ夢へ」は大変評判が良かったです
此処炉さんと俺は「ポエム板のゴールデンコンビ」と言って良いでしょう
これからもよろしくお願いします
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ Λ_Λ | 君さぁ こんなスレッド立てるから | ( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ | ( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐< ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて | /つつ | いないんだからさっさと回線切って首吊れ | \____________________/ (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (∩∩) (∩∩) (∩∩) (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (∩∩) (∩∩) (∩∩) (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (∩∩) (∩∩) (∩∩)
177 :
名前はいらない :03/01/05 05:01 ID:14qaIWQT
なんすか?このスレは
死ね 死ね 死ね 死ね たのむから消滅してくれ
○○比250%
スーパーサイヤ人にはなれないのか。。。
181 :
らんぷ :03/01/05 22:16 ID:Vu1vX7Hh
何か感動なさったことはお有りですか わたしの中の今のわたしはひどく空虚でガランとしていて とても静かなのです 前まで口をついて出た自分のための言葉も 出ないのです 独り言は恥ずかしいことらしい だから静かなのです わたしの中で多くの言葉が朽ちていったから ひっそりもしない 真っ白な世界にわたしがひとり ぽつんと 今からここは一面冬の雪降りしきる草原になる
182 :
たもい :03/01/06 00:23 ID:l9lCeJ/z
>>181 ボブにしたとかの時らんぷさん可愛かった。
空虚の中で揺れる気体の音あれば
どんな音か聞かせて欲しい、また。
おやすみ。
183 :
みかんビール ◆RWET2r1OJE :03/01/06 09:25 ID:zddu4KhW
「ヘヴン」 ある広場の一番高い所にあるドラム缶の上に 行儀の悪い格好をした猫がいます 醜い猫です 本日行われる催しなど全く知らずに 気持ち良く寝ています 続々と会場に到着したうつくしい猫たちは 緑色の毛皮を持つ気味の悪いものを取り囲み 皆で石を投げ生ゴミの世界へと 引きずり込みました 醜い猫はここが日当たりよく 気持ちいい所に思えたから 寝ていただけでした 本当にただそれだけなのです 醜い猫は 容姿が劣っているだけでもなく 頭も少し弱いようで うつくしい猫たちに遊んでもらっていると かなしい勘違いをしました 母親にさえも忌み嫌われた どうしようもない醜い猫が 媚びた目をした醜い顔をゆがませ わらっています 愚者のやすらぎは こうして得られるのですね
乙葉 その踏み台のやうな四角い胸で パンダのやうなその指で わたしをいじってくれないか 乙葉 その書き損じた手紙のやうな言葉で 蜜に濡れた雑巾のやうなその声で わたしをなぶってくれないか お前に付ける薬はない お前に治る見込みはない 乙葉 私はお前に住みたい その偏平足なカラダに柔らかい積み木の家を 乙葉 私に広げてくれないか 乙葉 女だから無力なお前
185 :
デニー :03/01/06 19:10 ID:TZIwxwmI
いいこと やさしいこと うれしいこと しあわせなこと 世界に虹色の光が満ちる どうかみんな やさしさを
186 :
名前はいらない :03/01/06 20:58 ID:CAOjxoTA
彼がいいました。 脳味噌まで彼女が言った言葉の意味が届かないよ。 それなら萩原朔太郎が作り出した 屋根の 上の発情期の猫が言った世間話の方がよくよくわかるよ。 おぎゃあおぎゃあって あああ、三人称単数扱いを否定否定否定した私は 迷える子羊なんかよりずっと迷った胃の中の羊なんかじゃないよ。 未だに否定してるよ。 おぎゃあおぎゃあおわぁあ あああああ?おわあおわあおわあ 「ここの主人は病弱を装った健常者」です。 そうやって言えば猫の方ががいかに知的にみえるか(あくまでもあくまでも見える… か) おわあおわあおわあ 南無阿弥陀仏々々々々々々… ありがたや々々々々々… 井戸の中の猫より。花瓶の水を飲み干して。
187 :
みかんビール ◆RWET2r1OJE :03/01/06 21:27 ID:zddu4KhW
文才があって明日が輝かしい皆様を見ていると、 他人を否定してさげずむのはとても満足できるものらしいですね でも、 もっと平和的であたたかい満足感が得られたらいいのにね 詩は心の鏡ではないと思います 偽りだらけだから感動ができるのでしょう ここに来て改めて実感しました 私は友人や嫌いな人になりきって書いたりするし 文才がないので嫌悪感を催すのでしょう 私は争いを好みません 気は強い方ですが無益でむなしいものに 時間を費やすのはきらいですので スレ汚しはもうやめにします あなたがたの精神衛生上にもよくありませんしね では よりいっそうのご活躍をお祈りします まるで野○らさんのBBSみたいで楽しかったです
188 :
塩犬♀ :03/01/06 23:05 ID:sAq5BHh9
みかんビールさん、まだ居る? 少しお話しませんか? お話の途中で消えちゃってもOKよ。
>>187 いやらしい文だ 目障りだ 残したものが消えずに残飯ゴミ
190 :
塩犬♀ :03/01/06 23:27 ID:sAq5BHh9
>>189 ちょっとちょっと、私がナンパしてるんだから邪魔しちゃいやよ。w
みかんビールさん、振る気?
私とだけお話してくれませんか?
あ、ちなみに一人ぼっちで待てる時間て極端に短いの私。よろしく。
191 :
みかんビール ◆RWET2r1OJE :03/01/06 23:33 ID:zddu4KhW
こんなどうしようもない人間に何かまだ言い足りませんか?
192 :
塩犬♀ :03/01/06 23:36 ID:sAq5BHh9
ハイ
194 :
名前はいらない :03/01/06 23:40 ID:GMfqBuWf
やめたほうがいいよ、 他人の才能を素直に認められない ただの屁理屈だから。 詩を好きでここにいるというよりは 自分に文才がないので 他人の才能を否定してつぶしたがっているような。 詩を愛していると言うよりは 皆さんの才能に追いつけないので文句を言っているのです。 文句があるなら100ぐらい詩を書いてから 言って下さいな。 努力もせずに人との才能の隔たりを 恨んだりするのは見苦しいですよ。 最初から詩がうまく書ける人なんかいないのです。 まず、100書いて見下されてると思う頃には あなたにも他人の才能を認めるくらいの自信がつきますよ。
ええと、「お好きに〜」とは書いていますが、みなさん、詩を書かれないのでしたら、
是非、雑談スレッドへ移動してください。
>>189 4th様
このスレッドで、その手の煽りはご遠慮いただきたいな、と思います。
分かってくださると信じて、お願いします、ね。
>>190 塩犬様
どうしても、お話をされたいなら、どうか雑談スレッドへ移動してください。
>>191 みかんビール様
何か、鬱へ入り込んでらっしゃるようですが、どうかお心を和やかにして、
夜の音へ耳を澄ませたり、ゆったりお風呂に浸かるなどして、気を休めてく
ださい。
誰でも、落ちこむ時、悩む時はあります。どうかそれを人生のすべてとは、
思わないでください。
自ら投げ出さなければ、きっと違う景色も見えるようになるのです。
余計なお世話だったら、ごめんなさいね。なんだか、放っておけなくて……。
では、皆さん、お好きに「詩」を綴ってくださいませ……。
失礼いたしました。
196 :
塩犬♀ :03/01/06 23:47 ID:sAq5BHh9
移動してます。 私とラブラブ2ショット中だから、他の人は遠慮してね〜。
これだけは言わせてください。 私はみなさんの詩が大好きです。 私を粘着に責める方たちは好きになれませんが、 彼らの作品を嫌いだと思いません。 作品に罪はありませんから。
198 :
名前はいらない :03/01/07 02:04 ID:1a0pHRRx
199 :
名前はいらない :03/01/07 05:01 ID:SU4qFzmm
誰も私を知らない所へ行きたくなった 本当の自分がわかるかもしれない 誰もが私を知ってる所へ行きたくなった ”一人じゃない”と強くなれるかもしれない 私を見て欲しい。私の中をもっと奥まで そしてたくさんの人に愛されたい。 ううん。一人でもいい。 私を本当に大切に一番に想ってくれる人が欲しい 誰とも話をしたくない。触れないし触れてほしくない。 できる事ならずっと独りでいたい 周りの目を気にせず暗く静かに暮らしたい
200ゲト コソーリ
201 :
名前はいらない :03/01/07 15:55 ID:MYSsBEe8
呼吸を整えなければ 僕はこの部屋で息絶えてしまう 二つの目は黒くて大きいけれど魚の眼だ 何かを掴みたくてもあるのは鈍く光る鱗 暗い大海で泳ぐ姿の 想像のつかない醜さ (ぬるぬるする) 君たちとは造りが違うんだ 水の中でしか生きられない (ぬるぬるする) (とてもぬるぬるする)
【檻】 冷めた視線弾がぼくを貫く 監視を受ける囚人か何か それは幻想か勘違い とにかく自己中心的な思い込み なのに今日も怯えていた この世が人工衛星のように ぼくを捉え続けているようでね ぼくはそれに立ち向かわず 紛れようとしている それが日常 ぼくの生に 確かにあるもの 嫌いだ そんなお前は だからぼくは 此処にいるのかもしれない
>>175 kof様
ご、ゴールデンコンビですか?
うれしいけれど褒めすぎですぜ。
>>みかんビール様
そんなに自分を否定しなくても…。
まぁみかんビール様自身の問題に
ぼくなんかが口出しすることは出来ないんすけどね。
ただ、
みかんビール様がスレ汚しなんかじゃないことは確かです。
うん。お節介ですよね。分かってます。ごめんなさい。
204 :
返事しちゃってスマソ :03/01/08 23:40 ID:rO3fdlLj
君とのつながりが かすかに見えたようで 心暖かくなる 幻かもしれない 夢かもしれない もうしばらく 夢を見ていたい
たとえこの夜空にひかるものが すべて人工衛星だったとしても あなたと見れるなら 最高の星空です
206 :
返事しちゃってスマソ :03/01/08 23:57 ID:rO3fdlLj
夜空に光の筋を刻む流れ星 瞬く間に消えてしまう 一瞬の輝きをもっと見たいから ずっと夜空を見上げているよ 君の笑顔を何度も見たいから 君をずっと見つめているよ
>203 お節介じゃないです。 謝るひつようなんて何もありません。 …ありがとう
ここにいても他のどこへ行っても 太陽なんてない だからこそ ひかりがいるのです それがすぐに消えても 見えたものはわすれない
不快です♪ なんて言えない 憎いほど愛されてるから
>>みかんビール様。 よかった。また書き込みがあって…。 霧都様も心配されてましたよ。 しかもありがとうなんて…とんでもござ〜やせんよ、ほんと。
やさしさを装うのは簡単で その奥にあるものが あばかれないと信じてる あなたパンツはいてないよ
光は照らすよ 人の奥深くを 底の浅い人間だと 解って受け入れてくれる人がいい 浅ましい人間だと 解って受け入れてくれる人がいい そんな人に出会えたら 全ての殻を脱ぎ去ってしまうよ そんな人に出会えたら 精一杯小さな器で受け入れるよ ただ 大切なことを忘れていた すごく大切なことを忘れていた またパンツはくの忘れた・・・
紙飛行機は 狙った的にあたらず 一本のチューリップにあたってしまった その花がすきなのに ながく咲いてほしいのに 茎を傷つけてしまった むしりとりたいのは 花を持たない雑草 でも、私がきれいだと思った チューリップはどこかわからない これだと思っても確信がない どこに咲いているの?
甘い蜜を求めて彷徨う 色とりどりの花が咲く中で 一輪を見つけ出すのは難しい その花は色を変え、形を変え 蜜蜂を惑わす もう見つからないかもしれない 悲嘆にくれてしまうけれど 必ずどこかに咲いている それだけで幸せになれるよ
優しい歌が聞きたい
晴れた日曜日には 海辺に行こう 青い海が奏でる波の音を聞きながら 砂浜を歩こう 裸足で波と戯れる君を見たい 散歩に飽きたら横になって 青い空と白い雲を眺めよう 話をしていても 波の奏でる子守唄が 二人を眠りに誘う 先に目が覚めたら 可愛い寝顔を見ていたいから 君をそっとしておくよ 僕は君の耳元でそっと囁く 君が目が覚ました時 最初に見た人を好きになるんだよ 君を信じてないわけじゃないけど もっと好きになってほしいから
>>217 名無しの名前様
これは即興なんですかね?
いいなぁ。僕好きです。
雰囲気と
すっと言葉が入ってくる感じがとっても。
3連の下3行から最終連が特に好きです。
僕だったらとてもこんなこといえねぇけど(笑
【クリーミー包囲】 クリーム色したペンキ ただれた壁に塗りたくった 部屋中が淡く 潤んでいった 僕は入ってゆく ほのかな抵抗に身を預け クリームに沈み込む 気持ちいいなぁ 生暖かなそれは 包み込むように 僕を受け入れた
[極北行路] あるけれど ないのでした。 空を叫びで埋める吹雪と 地に沈黙を強いる深雪で 私の車窓に 向こう側は あるけれど ないのでした。 列車が聞こえないのです。 悲鳴あるいは 無音で つんざかれた耳を覆い私は うずくまっているのです。 切符だけが温かい 車掌さん 小銭を安堵と引き換えて下さい 暖房はついているのだと 終点では空も晴れると この続く時間に鋏を 入れて下さい車掌さん 靴音が拾えないのです。 影が見当たらないのです。 切符はあるのです車掌さん 連結部位への鉄の扉は 憐憫のひとひらとて無く。
年をとったからといって、変わるものでもないらしい。 死ぬまでわからないままでも何かを成して死ねばいい。
>>172 [いつか、この町で]
ダンボールに決意詰め
逃げないようガムテープ引く
この町での残像を
ゴミ捨て場へ 置く
懐いてた三毛
陽に融ける6畳
馴染みの店も路もこれで最後
君の部屋
ドアノブが重くて
薄い壁越し
メールで /サヨナラ///
君の知らない遠い町で
君の知らない 僕になる
裏切るように町に慣れて
違う物ばかり手に入れて
僕を忘れるこの町で
僕の知らない 君となる
通りの桜が開く頃
待ち受け画面も差し替えて
いつか不意に手紙を出して
目を伏せずこの駅に立つよ
凄まじく遅くなりましたが、
>>172 トライ完成しました。でも一応一番乗りですね(喜)。そして222ゲト。。
チョト既に負ける気満々なのですが、私にはこれが精一杯でした。作詞とは何と難しい、、、kof様どうもでした。
[野の獣] 俺はお前になろう お前と同じ 人間に 熱い水を日にニ度浴びて 荒ぶたてがみを梳ろう 昼はうなりを歯でとどめ 星の絶えた夜は深爪をさすり 切り立った石の森に霞もう 油を食らい 眠りを忘れ 名に繋がれて 俺を俺足らしめているもの その全てを 棄てても 俺はお前になろう お前と同じ 人間に 身を削ぎ人の皮をかぶろう お前の傍で生きるために お前と共に 在るために *荒スサ‐ぶ 梳クシケズ‐ろう 傍ソバ
>>222 早いですね。
僕はもうなんか頭ごちゃごちゃです。
まだ全然できてねぇ〜(笑
とりあえず感想は後にします。
自分の歌詞のイメージが変わるといけねぇので…。
226 :
山崎渉 :03/01/20 09:29 ID:ktp24cuz
(^^)
大好きも 大嫌いも 等式じゃ 表せない それでも君に 尋ねたくなる 「どのくらい 好き?」って それは、別に悪いことじゃないけど 聞かれたら、私も困る問いかけ とてもよくわかってるのに 君には、やっぱり尋ねたくなる 「どのくらい、好き?」
>223うたた寝様 この詩好きです。うまく言えないんですが、 この獣は既に人間として到達している みたいな印象を受けました。
お久し振りです。お邪魔します。 「ハネキリムシの白い影」 羽切り虫に見つかったら そこで全てお終いになるから 気をつけて 見知らぬ白髪の女の子に言われたんだ あれは小学4年生の冬 帰り道 急に後ろから腕を掴まれて 人差し指を口の前に立てて 深刻な顔で 羽切り虫の羽音は 鼓膜を鋭く震わせるから きっと スグ気付くわ ひどい頭痛がするの だから 早く逃げるのよ 絶対よ あまりに突然だったので その子が長い白髪だということに後で気付いた 光を拒絶するような 白い顔 白い指 だけ見ていた そう言ったきり彼女は 何のことか聞き返そうとする僕を置き去りに裏道へと入って それきり姿を現さなかった いまだに 「ハネキリムシ」が何なのかは分からないけれど
大人になった僕は 毎日の喧騒の中で ひどい偏頭痛を抱えて窓際で笑ってる 白い個室は とても感傷的で 今の僕にはお似合いだけれど 物凄く怖いんだ あの女の子は 無事 家に帰っただろうか 大人になれただろうか 羽切り虫に見つからなかっただろうか 窓ガラスに映った影と目があって 余すことなく白い僕に 訳もなく口づけをして 窓枠を視線でなぞって 僕は 永遠に宙を舞う夢を見ることにした あ 羽音がする
保守
>>222 恐れ巣ですがどうもありがとうございました
他に立候補される方がおられないようでしたら、
>>222 さんの詩に決める方向でいきたいと思っています
dat落ちするのか…?
>>228 うぁ、、、やはりレスがいただけると嬉しいです。人間として到達、ですか。あぁ、じんわり幸せです。
>>231 お疲れ様(失礼、)です。
>>232 うーむ、、、否もっと挑戦して欲しいのですが、、特に此処炉様
>>225 期待待機で。。
>>233 いやぁ、しませんよ(無責任に断言)。シリウス様がご帰還なさるまでは細々でも続いて欲しいなぁと。
[昼雨]
軒のつららは里帰り
屋根には痩せた雪氷
お別れ悲しと涙滴しとど
低いトタンは鳴り止まぬ
ヒルサメの定義@、A、B
ノートに留める楕円の午後
コーヒーメーカーが赤信号でも徐行可能なエアロゾル
平和呆ける産毛
入力途絶えた髭
光彩のシボリを緩めて
瞼の裏を泳ぐ発光くらげでロールシャッハテストする
乾燥した紙コップの底が日に温む "さようなら"
心の水面に波紋一つ無く
ほととほと時を手慰む
*昼雨ヒルサメ(造語) 雪氷ユキゴオリ 涙滴ルイテキ しとど…勢いの激しい様 エアロゾル…煙霧質。エーロゾル。
ロールシャッハテスト…インクの染みで作ったあいまいな図形を示し、何に見えるかを言わせ診断する人格検査。
235 :
◆HU7XfvOYA2 :03/02/18 15:34 ID:LQ8djGqD
煌く星の間に 無限に広がる暗黒を 直視できずに いま布団に丸々
すかさず下げる!
狂ったような哄笑 広がりゆく血だまり 流れ出る生 指の隙間からこぼれ落ちる ささやかな幸せ 「美しいものはいつか壊れる」 それが貴女の口癖だった 壊れるくらいなら 失うくらいなら この悲しみを繰り返すくらいなら いっそ全てを汚してしまおう 今はただ狂えばいい 狂気が慰めになるのなら
夢だった。 いつの日かって、思ってた。 今日でもう捨ててしまおうと思った。 だけど、やっぱり秘密は秘密のまま、 このままにしておいてあげよう。 わたしの中の言葉よ、 いつまでもそのままのあなたでいてください。 ずっと、わたしの中の秘密のまま。
お久しぶりです。
つ〜か参加しといて何もアクションなしでごめんなんさい(苦笑>kof様
でもなんか書けないんですよね。
何気にブランク?
まぁよく分かりませんがのんびり自分のペースでやっていきます。
私生活の方もかなり多忙なんで…。
ROMはしてます。
期待させちゃってすんません(笑
>>234 うたた寝様。
>>172 KOFさん、はじめまして。
うたた寝さんの知り合いのコテです、詞付けトライしてみます。
完成したら、名前だしますんで、それまではご容赦を、、
出来の程はどうなるかわからんです。正直スマソ・・・
KOFさん こんばんわです。 えー 私の周りのコテにも勧めてみましたです。 現在のところMEW氏と うにれもん氏も書いてみるとの意思表示もらいましたです。 いくつか、詞にパターンがあるのも面白いと思いますです。 ヘクサメロンみたいにみんな同じ主題で書いて各々雰囲気違うみたいな感じで当方ワクワク。 私の作業はもう あらかた済みましたです、もう少しで貼れるかと思います。 (現在お二人ともカキコ規制モロ影響でもしかしたら、漏れが代わりに貼るかもしれせんーではー)
243 :
名前はいらない :03/03/12 21:48 ID:bWrYwG6K
はなびえ
遅くなりましたが、詞は出来ていますので貼りまする。 知り合いが歌ってくれるというのですが・・・ もう少しかかるかも、、ですスイマセン ------------------------------------------------------ 「ヒレンサクラ」 【ピアノと伴に】 出会ぁった こーろの 写真のふたーり みつめあって 笑っている 【前奏メロ】<00:12 ------------------------------------------------------- <<00:27.5 春の日差しに 可憐な はなびらが 散ってゆくぅ〜 <<00:41 遠い日にみた 彼の 横顔を 想うー <<00:52 友達だった 彼氏じゃなかあったの それでもいいって おもっていたけれど <<01:05.5 この気持ち おさえきれ-ずに 桜の木の 下で好きと伝えたー -------------------------------------------------------- 【中間ピアノメロ】 <<01:33.5 突然の事故の知らせが届き ひとりぼおっちの春が暮れる
------------------------------------------------------------------ 【中間打楽器メロ】 <<01:58 (トライアングル音と同調で 一音一音かみ締めるように) あ の と お き 応えてくれた彼と・・・ <<02:11 あ と す こ し 一緒 にいたかぁった・・・ 【オーバドライブギター】 ------------------------------------------------------------------ <<02:38 「出会ぁった こーろの 写真のふたーり みつめあって 笑っている」 <<02:51 忘れたはずの この古きうたを 思い出しては 口ずさむ <<03:03 桜は散るよ 今年も遠い 思い出たちを 空に放ちー *ラララのコーラスは上をリピートしてよい
初めまして、 うたた寝詩人様と奈々氏の憂鬱様に紹介されまして 書き上げられるだけ、書き上げました。 曲を聴きながら詩を付けていくのが地味に難しいとは… 少しばかり、秒配置が怪しいですが 「シェア・タイムズ」 0012 枯れた桜の花はまた 花を咲かせることでしょう0024 0028 時はただ過ぎていく あなたと私がいて 0040 ベンチの上に二人 腰掛け微笑む 0052 何時かは終りがくるから0057 それまではあなたと二人で0103 ゆっくりと歩いていきましょう0118 この時を楽しんでいましょう0118 0130 枯れたヒマワリの花はまた 花を咲かせることでしょう 0155ソロ入り
星がいま0200 瞬いて0205 あなたと二人0212 交し合う心0219 0234ソロ終り 枯れたコスモスの花はまた 花を咲かせることでしょう0245 冬が過ぎても雪はまた 冬になれば積もるでしょう0258 春夏秋冬晴れと雨 あなたと二人で見詰めてる0310 生まれ変わってももう一度 あなたと共に歩きましょう0322 星の瞬きに見守られ あなたと過ごす夢の中0334 太陽の温もりに包まれ あなたと過ごす同じ日々0344 何時までも続いていく…… mumuuhuhuuhuuhu-
>>244 どうもありがとうございました
別れの曲ですか
切ないですね…私詩のことはよくわからないのですが、すごく「歌詞」という感じですね
ポエムと歌詞って違うんですかねやっぱり…
>>246 どうもありがとうございました
穏やかな曲とすごくあっているような印象でした
ただ、「シェア・タイムズ」ってなんか渋い感じですね ロックンロールの曲のタイトルみたいな感じで
現在多忙なので少し期間をください><
>>244 ×氏の・・・様。
歌付きの曲うpですか、また凝り性な。楽しみです。
>>246 昼酔軒様。
無理を云ってしまいすみませんでした。
>春夏秋冬晴れと雨 ののせ方、巧いですねぇ。
>>248 kof様。
年度末でもあって皆様お忙しいようで。くれぐれもご無理はなさいませんように。
[自戒] 寂しさを 砂糖や借り物で埋めてはならない 渇きを 渇きとし 肺胞の内々に 把持せよ それに耐え得るほど 私は 剛くなったのだから 是と 痛みを甘受せよ 穿たれた穴が大きい程に 心は深くなるだろう 自分の骸が無惨である程 慈悲は花をつけるだろう 流した血で磨いた石英を他人名義で君に贈ろう 不甲斐無さを噛んで 四方へと伸びる甘えを折って 一人で戦わなくてはならない 剛くなるのだから 剛くなくてはならないのだから
["春はライオンのようにやって来る"] 南からの咆哮 寝ぼけまなこを見開いて僕が 階段駆け下りサンダル突っかけ 玄関を体当たりで除けると 一年ぶりの春がいた 換羽中のインコをちらつかせても食いつかないあの人見知りが ダッフルコートに篭もっているうちに通過するあの愛想無しが ソフトグレーのたてがみを乱し今目の前で挨拶を唸る マンホールの蓋が吹っ飛ぶ 「よく来たなぁ 春!」 冬用パジャマを脱いで投げてやり つむじ風5本がじゃれるあいだに 革新的に短いパンツと 大いにはためくシャツに体通し 春の到来を祝して 髪を切りに行こう 尾っぽの先から吼えライオンは 団地の小路に夏みかん転がす 流されてきた角の家のジロは 僕のシャツを噛んで鯉のぼり 弓なりにしなるけやきの向こう 半壊する役場の七階
ライオンが町にやって来た日は髪を切りに行こう 冬毛を残らず刈り取って 30g軽くなって 念入りブローでセットさせた髪をライオンに差し出してやろう ガラス戸を出た瞬間仕上がる アバンギャルドなタテガミヘアー 春が猛り走る 屋上のシーツと天国へ行くナイチンゲールが空に映えている 本日は快晴だ 春風ヘッドの僕はノーガードで新聞の奇襲を受けながら 「よく来たなぁ春!」 隣り町まで背中を押されつつ 繰り返す 「よく来たなぁ春!」 粒不揃いのトウモロコシ歯を落すくらい僕はニタタと ライオンはアンテナを咥えて きっと東京タワーを見ていた 月に人工衛星が刺さるのをカウントダウンしていて僕は また明日 をいい損ねたけれど 当分は 町に春は続く *"春はライオンのようにやって来る"・・・英国のことわざ。 愛想アイソウ
保守
254 :
山崎渉 :03/04/17 13:57 ID:h0xijIvJ
(^^)
255 :
山崎渉 :03/04/20 01:52 ID:tQHi8HIt
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
このスレ眠ってますね
>>256 誰もいないわけじゃないんですけどね……。
お気が向いたら、詩をどうぞ。
ここは、書くのも書かないのもすべて、お好きにというスレなんです。
よろしかったら、のんびり参加なさってください。
では、おやすみなさいまし。
「目覚しいほどの春の終わり」 足音を潜ませて 近づいては 別れ際の挨拶も無しに 去っていく それらは少しだけ 僕の性質に似通っていて だからと言って 春が特別好きなわけではない 葉桜の内で減っていく 花の分量を眺めるたびに 君が失っていく 僕の虚像のことを思い 其れと引き換えに 移ろっていく季節だけが 僕をまた新たにしていく ということなのです
もう少し待った方が良いのかな><
300 慣れない事をすると痛い目にあいそうな気がする今日この頃
>260 またやってしまった・・・。寝起きとはいえ 目にあまる阿呆です 僕。
262 :
此処炉 ◆PhgS5i6Xbk :03/05/04 13:16 ID:d39mO1ks
今わかった
自分に出来ること
自分には無いもの
それを補い合えばいい。
僕に出来る何かで
君やみんなを少し幸せに出来るなら
感動させられるなら
そんな能力を 僕は高めたい
君に出来ないことをしよう
それが僕の生きがいになる
唄えってんなら唄うよ
笑えってんなら笑うよ
みんなにはない僕が
これから 僕の大切なもの
久しぶりに…。
でも詩なのかどうか、僕にも良くわかりません。
>>259 kof様
勘違いだったらスンマセン。
万が一にでも、僕などは待たないでくださいねw
今は、とても書けなそうです…。
久しぶりだったんで…、 下げ忘れやした…(汗
take it to
ASKAの詩…
書き込みなさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい(超巨乳女性叱
267 :
山崎渉 :03/05/22 03:06 ID:R3rNNKvM
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
>>244 さんの「ヒレンサクラ」に決めさせていただきました
ただ、お名前良くわからないのでまだアップしてません ので真相希望
>>268 お久しぶりです。もう完成したんですね(感慨)。
お疲れ様です&早く拝聴したいですわ。
早くお名前を(笑)>×氏様
(゚∀゚)アヒャ 俺のでOKっすか? うたた寝くん俺の勝ちだべ。うへへへへ。
271 :
山崎渉 :03/05/28 11:14 ID:gH/nLI1G
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
うぐぅ
「私を…把握しきれずに居ていただけませんでしょうか」
Trival of dAnce
保守?
でしょう。
信じたい
「星に願いを」 いつも叶うハズ無いと思いながら いつか叶うハズだと いつも思いながら 星に願いを 星に願いをかけたなら 流れ星一つ 煌く時をじっと待って 少しだけ明るい 南の空を眺めている 猫が屋根の上で寄り添っている この夜に 小さなベットに全てを預けて 僕は宙へ
>278 即興なんですが、あまりにも、こう…凹んできた。
280 :
山崎 渉 :03/07/12 12:14 ID:NWO/CALS
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
青の羊さんは夢を持っていらっしゃいますね・・・・・ 街を歩いていても、殺伐として、もう自分のことしか頭にないそんな人ばかりのような気が そういう意味でも蒼い羊さんは尊敬しています 俺は今…鬱病で薬飲んでいますが何とか生活しています しかし、ヒレンサクラ公開が来春に縁延期されそうな予感・・・・・・・・・・・・・・・
>>281 kof様
いえいえ、尊敬される様な人格じゃないですよ僕は。僕は、大勢いるエゴな人間の1人です。
そんな自分を嘆いてみても、欲の無い人間には決してなれないんです。それが「人らしさ」だから、と思う自分がいます。
kofさんの御健勝を御祈り申し上げます。
283 :
山崎 渉 :03/07/15 11:49 ID:iuxfPmjy
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
284 :
名前はいらない :03/07/15 16:08 ID:TuZuqUYh
お好きに銅像。
285 :
:03/07/15 21:59 ID:Qzkrmo0H
チンコキャプチャー 必死になってあなたはオチンコお披露目
>>281 kofさんへ
曲の完成は別段急きませぬ故、来春でも来夏でもお気の向かれるままにて
私も鬱病にてお気持ちわかります。
まずはいろんな制約から自身をお守りくださいませ。。ではでは
>>286 憂鬱◆SCodz99rtY はHNでして他意などなくむしろ逆の支持の意であります。。念の為に…と(失礼致しました
鳥歌枕元に聞く 朝陽浴び草青し 趙都の夢覚め破れるも 愛句吟ぜば心跳ねる 鳥の歌 まどろみの中聞えてくる 朝日を浴びている草達 命の輝きに満ち溢れている 邯鄲の夢のような 楽しい夢から覚め 憶えていなくとも お気に入りの歌 一フレーズだけでも 口ずさむだけで ウキウキする気分になってくる 語句説明 趙(中国の地域名現在の山西省〜河北省・首都は邯鄲)
>288 最後の連、訂正です 愛句→寵句
いろいろですよね…
たとえ無口で不細工でも 尽きることのない 夢 夢 夢 果てることのない 恋 恋 恋
レスが必要 かも
[from…] 海とは 波と浜とを備えて初めて そうと認識されるのだろうか 少なくとも ロビーより望む水の溜まりを "海"と形容するには些かの 抵抗が 存在し 私の脳の左側は 膨大なH2Oの嵩を ビーカー単位で量ろうとする チェックインを4時間後に控え ソファーの欠伸止まないラウンジ 喫茶のカウンターに乗せた 水差しの中の氷は丸み 均衡を崩しては浮き沈みする 水面を泳いでは鳴る光 私は 水の惑星唯一の陸に 貝殻と打ち寄せられたホテルで 霞んで同化する空と海を 1.2の視力で眺めていた 昔を 少し振り返る
内線を切り替え 懐かしの火星へかければ 鼓動より緩慢なコール音で9つ半待たされた後 装弾音で上げられる受話器 骨ほど澄ます耳に濁声が散弾銃連射の如く リンリンリンリンうっせぇんだよヴォケ!こちとら忙しいんだヴァッッカ! ――背後に銃火器の照射音 穴ん中でガクガク震えて××ってるだけのオケラちゃんと一緒にしてんなこの××が! ――遠い空に火山爆発の轟 真昼間からテレクラかおめでてーな早く切れよ間違ってんよそれとも何だ何売りつけてぇんだいらねーよ宗教かマルチかオレオレ詐欺か知るかつーか喋んなAaaaaUZEEE!!!! ――ツー・ツー・ツー… 切れた受話器を置きかねる指は 相も変わらずの火星に痺れ 熱っぽく慄くのを止めない 電話をとった男の声 あれは一体誰だっただろうか どうしても名を思い出せない リダイヤルボタンに力を入れる
295 :
山崎 渉 :03/08/02 01:19 ID:8+jueK0E
(^^)
やっぱし、「ポエム」と「歌詞」は違うのですかね… ポエムは文字だけで世界を構築して読む人に伝えなければいけない 歌詞は…うまく音楽の雰囲気とマッチする言葉を乗せていけば良い、というか ご飯にふりかけをかけるようなもの…ですかね やはり、ポエム板の皆さんの詩、と俺の曲… 白米に、極上の生クリームを塗りたくっても、美味いはずは無く、 そんな微妙なズレ…少し感じています ただ、GROOVY☆LUV、埋もれぬ夢へ は、間違いなく性交だったと確信していますが
Hosyu and Response Please.............YOU!! YOU!! NOW!!!!
一方 私が落とした火星の記憶は 金星の辺りを漂っていた プラチナ色のデータ骨格が慣性で私に追いつく頃 私のシナプスは新たな火星をすっかり組んでいることだろう 6回目のコールが途切れる 男の罵声を先んじようと鋭く短く息を吸う 最初に云う言葉は決めた 単純明瞭天真爛漫穏当かつ確信的な嘘 「はじめまして」 電話コードの螺旋を降り 男の肩から胸部を伝い クレーターだらけの赤い荒地に 染み込みゆく 淡く青く甘い 水の星の長閑 *嵩カサ 水面ミナモ 濁声ダミゴエ 降クダり 長閑ノドカ
>>293-294 、+
>>298 で1つです。
お久しぶりです。
このスレへの詩の書き込みは4月に仕事で家を引っ越して以来なので
挨拶詩のようなものから再開しようと思ったのですが、
サッパリ思うように行きませんでした。
それでも月の変わりという節目を良い事に、何が何でも8月1日にレスしようと
微妙に未完成だったのに書き込んだのが293で、
しかしそれすら8月2日00:00投稿となってしまった事に大いに挫け、
取りあえず傷心つつ294を加えて寝ました。
翌日即刻残りを足す筈だったんですがばっちり山崎様の登場があって(
>>295 )
拗ねるように寝たり仕事したりしているうちにこんなんなりました。
まぁそりゃどうでもええ事ですな。
そんな事よりほんにお久しぶりです、と。
>>296 kof様。
歌詞スレですとか、リズムの良い詩の揃っているスレでなら
もっと曲をつけやすいのではないでしょうか。
そしてヒレンサクラ、のんびりと楽しみにしています。
>>297 ID:s35OaMAS様。
シリウス様いらっしゃいませんなぁ。でもまぁ、きっとそのうちこうひょっこりと、、
[夜の海で] 饒舌な月 敏捷な星 空の腸に収められ 腕の白色が辛うじて浮かび上がる夜の海で 濡れた砂を一掴みしたなら ダイヤを手にすることだろう とるがいい全てお前の物だ 陽が目を眩ませる朝まで 波が砂鉄を引きこの足をも攫おうとする夜の海で お前が私を欲するのなら 肺腑まで余さずにくれてやろう 私はお前の為だけに在り この心はお前だけを映す 他のものを目にする朝まで 母の胎内で教え込まれた 命の根源の鳴声 鱗有る系譜が火の水に這い 爛れたエラで認めた 海の 同胞の生命の音
滔々と満ちて増幅し空へと溢れ出す 夜の海で 単細胞の孤独ぶり返すなら 端肢まで重ねて熱を分かとう 冷徹に永久を否む時の下 二人の容で化石となろうか 朝がお前を縊る前に 朝が私を奪う前に *腸ハラワタ 陽ヒ 肺腑ハイフ 胎内ナカ 鳴声ナキゴエ 爛タダれた 同胞ハラカラ 滔々トウトウと 端肢ハシ(造語) 永久トワ 下モト 容カタチ 縊クビる
[過ぎる] 通り雨だと知りつつも 遣り過ごせないこともある 一昔前の恋人たちが "乗り遅れたバスを 見送る人を見"るだろう中 "乗り遅れたバスを 走って追いかける"ところの俺は さぞや滑稽なことだろう 最後部座席の二人の顔は広告の文字が邪魔で見えない 雨はだんだん酷くなる 路上駐車の車を避ける 交差点の赤信号に停まる 速度を落としバスは俺を誘い 追いつくところでまた引き離す あの時バスに乗れなかったのは 追いかけようとしなかったからと 今は信じ込む 走る 雨が――― 走る
雨が頻るのは梅雨の所為 傘が折れたのは安物の所為 重い鞄にも痛む気管にも お前の所為が何一つない それも俺の所為 それすら無情に俺の所為 雨 は 小降りになり 止んだ 町の央から郊外へ 停留所の間隔は広くなる バスと俺の速度は反比例し "乗り遅れたバスを 見送る俺"を二人が見ている 今回も乗り損ね 小さくなり消えるバスを羨む 雲が切れ陽光が射しても 折れ曲がった標識の脇 濡れたベンチに座れない 次のバスは一時間あと もしも世界が順調に廻るならば ワイシャツが泣いていた *"乗り遅れたバスを 見送る人を見"よう…CHAGE&ASKAの『めぐり逢い』より引用
304 :
山崎 渉 :03/08/15 13:09 ID:6uqIVx7n
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
[ 断じて。 −ソフトクリームのある光景−] 僕は断じてその時君のことを考えてなどいなかった 真摯に己が職務と向き合い 悟りの境地にも似た心で 手元に全身全霊を集中させていたのだと断言できる しかしながら クリームは今日も泥酔ラインで 歪み、 たわみ、 傾き、 落ちる 際限なくとけていくかのような 生まれ損ないを始末しながら 僕は断じて君のことを考えてなどいなかったというになどと 君のことを 考える
朝白いもやの浮かぶ 湖のほとりに僕はいて はらはら飛んでる真っ白な蝶を 佇みじっと 見とれてた 霧に解け合う蝶を追い 気づけば 僕は 沈んでた 波紋の向こうに舞う蝶は 歪みながらも美しく しずかなしずかな羽ばたきと やさしい水温に抱かれて 僕はそのまま 水になり 羽ばたく蝶の 蜜になろう やわらかな涙がすこし 水際を 揺らした それは音もなく 音もなく
こんな地下スレでなんつー偶然…
ほんに(笑)。 やはりスレタイがええのでしょうなぁ。。
そうですねぇ。自分今日始めてここ知ったですペコリ。 もう一つくらいどっかで書いて寝ようかな…
>うたた寝様 久しぶりに覗いたら…うたた寝さんの素敵ポエムに満腹満足でした。
>>310 有難うございます。
あんまりに嬉しくて、デヘデヘ溶けながら何度も読み返してたんですよ、このレス(笑)。
しかし同時にどう反応して良いやら解りかねましてモジモージしてました。
素直にお礼すれば良かったんでしょうにな、、お、遅くなって大変すみません。
平に有難うございました。。
おやつを食べる篭女籠の中 鬼火がうねる驟雨に見た 好物は林檎飴と桜餅 蒼い空の下でお茶をたてましょう きっと四月に出逢いましょう 死装束と角隠しで にぶい音と野太い音 声を落として燃えたは幼馴染 どこを探しても焼けた肉 残酷な秋の夕闇照らして うかぶ月が泣いている 激しく狂う明日のおもてなし ぞうりの網目に風流れ 安らぎの音が紅く響き渡る・・・
[水たまりの魚] 残暑の14時ともなれば 停滞を裂く風は一振りも無く 駐車場に捨て置かれた大気が 表や裏に微か反るだけ そんな濃度の陽炎の上を 深海のコウモリイカのように オナガアゲハが緩慢に泳ぐ 電信柱に絡みついた嚢 あれはナヌカザメの卵 云わば僕らは地球(ホシ)に住む魚だ 最適酸素濃度層を出れば 釣り上げられた彼らのように 口をパクパクさせ喘ぐだろう 体内から徐々に抜けるO2 肺胞に突き刺さる真空 「いつか此処は干乾びてしまうよ」 水たまりに産み落とされたヤゴが卵殻を破れないままに囁く 「いつか世界は消え失せてしまうよ」 僕らは近付く水面に手をこまねいて 天国の名を冠した絶対の死と無との青に恐々とする
314 :
:03/09/22 01:10 ID:6YtI35Tl
昼の星のように見えたものは 玩具じみた人智と紙幣の晶 表面張力の境界を越え 無生物たちの領海を推進するそんなものの勇姿を 架空が前提のヒーロー同様 僕らはビタミン剤代わりに摂取するのだ 「デケイドもすればあれも落ちてくるよ」 云い遺しヒグラシは道路の上で 二度と動かない
またやってしまった、、、 Wordからコピペすると大概、行頭のスペースは消えるんですよなぁ。 無念。
今までに書いた、 独善に満ちた、 それでいて人恋しげな、 (ああ、確かにあの頃 ―――詩作に二時間も四時間もつぎ込み頭と胸を痛めた日々は――― 酔ってもいないのに気が高揚し 誰に褒めらることすらなくても 王様より得意げで。 うきうきとして。 3歳の頃の私よりあからさまに桃色に変態していた、 全く相違ない。) 別れについて述べた文を (ここで「詩を」としないところに いくばくかの良心と自尊心が窺え、自嘲。) ・・・別れにつき述べた文章を、 誤魔化しに繊細なリボンでもって 無造作に蝶々結びをし、 置手紙とともに。
317 :
(続き) :03/10/06 05:36 ID:B2MjSHNw
故意かはたまた。 忙しさにかまけ 別れを作り損ねましたので てんやもので許して下さいね そんな無責任な母のそれに似た 私の軽いバイバイは 子供でもないあなたの目には一体どう映るのだろう 幸い 私にはそれを案じる時間がなく ほらと 異臭を発するそんな言い訳を自慢げに胸に着けひけらかして そして そんな感じのままで バイバイ
申し訳ありません、、、 約束は守れなくなりそうです。 待って。もっとずっと待って居たかったんですけどなぁ。 あいすみません。もう、そうとしか。 >シリウス様 えー、、仕事の都合で3ヶ月ほど、 北海道へ行くことになりました。 恐らく携帯カキコもほとんどできないであろうことから、 ・・・お別れになります。 まぁ、短い間でしたし何よりレス数も微妙な空気コテでしたけれども。 色々とお世話になりました。、、本当に有難うございました。 3ヶ月したら帰って来たいですが、3ヵ月後の私がそれを望むかは判りかねますので 「帰ってきます」とは云わないことにしました。 (本当にこれが最後になるなら、、「さよなら詩板〜」のスレに書き込みたかったなぁ、、 詩作してる場合でないのが本当に残念です。) 相変わらずの無駄な長文レスですみません、んんでは、皆様はお元気で。 さようなら。
>318 うたた寝死人さま また是非戻ってきてください。北海道は僕の生まれ故郷なのですが これからメキメキ寒くなると思うので、どうかお体に気をつけて。
「過ぎ去りし頃の自動筆記」 同じ瞬間に並んだ一行に出会っては 奇跡にも似たウィットを見た あの頃 吐き出す文字と言う文字に 己が宿っていると酔いしれた あの頃 ちっぽけな脳味噌のカタルシスに胸を震わせながら 無限に広がる キャンパスを手に入れたと思い込んでいた 青を塗りたくった 小さなメモ帳に踊る 書き殴った文字 今はもう読めない
321 :
名前はいらない :03/10/14 00:45 ID:bTUZJZwZ
あなたは優しい人、 とてもとても優しい人 その思い上がった優しさが私を追い詰めてるなんて思いもせずに、 今日も親切の押し付け?
そうかもしんない。 ど見当違いのスレチガイするほどに。 止んでるから放置して。
>>321 様
僕は自分を優しくもなんでもない唯のエゴイストだと思ってます。
>>322 様
どうしても「また戻ってきて。待っているから」的な詩を書きたかったのですが、
うたた寝さんの
>3ヵ月後の私がそれを望むかは判りかねますので
「帰ってきます」とは云わないことにしました。
ここになんだか感じるものがありまして、「お好きに、どうぞ」してしまった次第です
糞ったれだ よくわからないことばかり毎日起こる 海に沈め 山に埋め さらい犯す 生きている俺たちは どんなにきれいでも、着飾っていても 美人でもアイドルでも、スマップでもモー娘でも 糞ったれだ 人の集合体は こんなにも醜い 臭い おしつけあって蔑みあって 脂汗をかいた 一緒じゃないのか 俺も おまえも 糞ったれだ なにをやってもいいんだ さあ ゲームの始まりです
歌詞
曲に詩をつけるという行為。
「反芻」 豊かな実りの時は 短く 峻厳な白さが じきに大地を閉ざす 薄の銀穂が 身を切る息吹に震え 色を失っていく景色の中で 跪いてゆく 遠く 蒼く聳える山々に 冠はもう施されたのだから 貴女は憂い 火に焦がれるだろうか 此処より遥かに暗い夜は しかし 灰色に光り輝いている 群青に咽ぶ 頂の遥か上に 灯より眩い 月を見るだろう
うんうん。
ミシン目は 何かをくり抜くとき便利 思い出を形作って 点線を刻んでいくと まるい 優しい 透明な あなたの形が浮かんでる それを空に透かしながら 私はあなたの帰りを待っている
「lose hope」 どこまでも遠く延びていく この国の長いトンネルは 俺達の心から 光を大事なものを 毎日削り取っていく 椅子取りゲームに夢中な 大人達を毎日見てる 今日もまた 心を夢の中に置き忘れてきたようだ 画面の中の作り物のような場所で 人は誰も幸せになれると 得意気に歌ってる亡者(やつ)がいる 明けない夜は無いというけれど 俺達が守ってる小さな太陽に 雲の上の奴らが 笑いながら水をぶっかける We lose hope... and make the country of a dream in.............
HEY! HEY! HEY! HEY!
333 :
Thereman :04/01/05 01:35 ID:RWaOdXUl
たとえ無口で不細工でも 尽きることのない 夢 夢 夢 果てることのない、 恋 恋 恋
334 :
ユエ :04/01/05 14:47 ID:TX0MxQmz
何もせずに生きているのは どうにかなると思っているから。 そうしてるうちに過ぎた無駄な時間。 後悔してもしきれない。 それでも何もしない私。
335 :
. :04/01/07 18:04 ID:u82SlbnG
で、風邪はひどくなる一方なんですけどー! うぜぇええええええええ。 そろそろ荒行にでもでるかなー。 微分方程式解きながら乾布摩擦とか、 息継ぎなしでうがい百回とか、 あとほら、こんな空気が澄んでる夜は、 ほらフミキリに望遠鏡かついでいって、 人体観測今ならあなたも田代になれますよ十時間耐久レースとか。 そうしたら生卵を飛び道具に変えた いつの日かの我が家のお母様みたいに、 星降る空を楽しげに飛ぶ風船になって、 光を天国に運ぶ船になって、 それが誰かに壊されるのを見ていられるのに。 壊された船のカケラが、世界中に散らばったら、 七色に光る海を行く綺麗な鱗の人魚は、 そのカケラを手にした君で、 空まで潮が満ちた夜に飛び立って、 朧月にかかる雲の間から東京の夜景を見下ろして、 思わず涙を落とすんだ。 冷たい冬の空を落ちていく涙は凝固点を超えて、 東京湾に落ちていく一片の羽で、 あの暗く冷たい海に溶けてしまうまでに君は、 握り締めていたカケラを誰かのために投げ捨てから、 そう、ポツリと孤独をつぶやいて、 抱き合った恋人が永遠を夢想したね。
336 :
335 :04/01/07 18:06 ID:u82SlbnG
日記のコピペなんだけど、さっそくミス発見。 だめだこりゃ。退散ー。
337 :
名前はいらない :04/01/20 09:47 ID:HKwz549v
X氏の・・・本名
["probably" "perhaps" "maybe"… I'm back] 遅れてやって来たAugustが沢蟹を突付いていた画は 原子レベルに分解されて陽に煌めく力も既にない 葉緑素を失ったススキや幾分温い木枯らしを 雪の匂いの染み付くコートと重いブーツで割き進んだなら ただでさえ余所余所しい空気が凍えて薄く地に積もった ただいまの声が宛先不明で喉元につき返される 玄関にかけた「I'll be back」は取り繕った"maybe"の字やら "probably" "perhaps"に隠れ露程の信憑性も無い ベニヤ板を裏返し蝋石で「I'm back」と殴り書くと ようやく家が機嫌を直して視線を合わせるようだった
締め切っていた戸を開ければ 畳に犇く灰色の鳩が一斉に飛びたって行く 羽根がまだちらほら舞う中をミレーの絵のように私は 置き去りにした記憶を拾い集め空いてもいない腹へと送る 海へ出た鮭が再び故郷で淡水を身に纏う様に 私も適応出来る筈ではある 懐かしくも新奇な流れに 幾筋もの痛みは負うとしても 息出来る筈ではある この水で この地の冬がじんわり染め上げる指先はリトマス試験紙 脱ぎ捨てたコートには波音が すっかり群がっていて 食まれ行く北の足跡は 淡雪よりなおも薄命 微量の変化は時に均され そしてすぐに忘れ去られる 元より何事も無かったのだと 平凡な顔で且つ絶対的に日常は 進行する *足跡(ソクセキ)
340 :
名前はいらない :04/01/20 14:58 ID:hEifbCdY
遠くの風を身に纏う あなたには届かない 言葉並べてみても その視線はどこか窓の向こう 変わらない予感は続いている あの日々さえ曇ってしまう 廻り来る季節に 約束を奪われそう この両手差し伸べても 心は離れて あれ?何かこの詞書いてて思ったんだけど どっかで見たことある気がする 私は廻り来る季節に約束を奪われましたよ 何だか虚しいなあ
うたた寝氏お帰りなさいませ。また良レスが続くといいですね。。
( ´−`)お帰りなさいませー。爆弾低気圧はどうでしたか?
343 :
緋陽 碧谷 ◆m0T5I/FREE :04/01/21 04:56 ID:f995Ns8e
一枚の紙に移された 写真と呼ばれるものの残酷さ だから写真なのだろう ありのままに写しすぎる 写したものはそのままわたしの時を語り そしていつまでものこってゆく せめてそこにあった思いを消したらどうなるのかと それを思えば わたしはここからいなくなるような気がするけれど 落ちた体液は確実に 涙であったのだし どれほどえぐりとられ どれほど微笑み どれほど大声を上げて笑ったのだろう この残酷なものを見ては 一喜一憂する 過去から未来に歩んでいるわたしは
344 :
:04/01/21 17:59 ID:rjcQbIir
「もちろん シャッフルしてOK」 外からの視点学校 内からの視点学校 どちらに入学しますか? 下見人生 上見人生 どちらへ行かれますか?
>>340 約束を保持することは難しいもんですね。
近頃とみに痛感します。
>>341 お久しぶりです。
・・・どういったものが良レスなんでしょうなぁ。難しい。
>>342 ただいま戻りました・・・というには大分遅い返事となったわけですが。。
お世話をかけっぱなしで、御礼の言葉もありません。
爆弾低気圧凄かったですよ、、危うく本州に帰れなくなるところでした。
[父親誕生日] 生まれたばかりで乾いてもいない細く透いた家族の環 母体も疲れているからと早速 外される父親役 奪われた関係を部屋で丁寧に広げ確かめてみれば 見知らぬ母親になった妻と正に赤ん坊であった生き物は 青年としての腕では到底支えきれない重みである 私は父親になれるだろうか 雄を抑え 自己を御し 親の外殻に身を包み? 習ったとおりの手つきで抱いてもシュミレーション中の赤ん坊は 仰け反らせた首がごろりもげたり 指の間を抜け床に落ちたり 不安だけを増長させる 私は良い父親になれるだろうか 愛せるのだろうか 私の体の何所かは知っている アレは私の子で 私達の娘で その母は依然愛しい妻で 私は既に父であり そしてじきに良い父親となる 何故泣くんだと途方に暮れ ぎごちない手でおむつを換え 鼻水に塗れながらもあやし ミルクを飲ませるのが上手くなり 視線が反らされる度打ちひしがれ 人差し指を握り締める熱を食べてしまいたい程慈しむ
そのうち私を見て笑うだろう すぐに私について回るだろう やがて「お父さん」と呼ぶことだろう 幾千ものいつかを共に歩み不意に私の元を去るのだろう 2時間も添っていなかった我が子が私の臓と変わりつつあり 混乱と怖れと戸惑いから私は希望を掬いあげていた きっと愛だった 明日会いに行こう どちらかというと妻似の顔を眺めに 明後日も明々後日も行こう 家族が全員家に揃うまで 生後0ヶ月と親0ヶ月 ゆっくり一歩ずつ進めれば良い 時は今流れ始めたのだから たった今流れ始めたのだから 孵った未来へ まるで前からそうだったかのように当然な顔をして 私たちの屋根に幸せが朝焼けの羽根を休めている
>>346 髪に白筋の十は増え
痩せた息に長きを覚えたけれど
モンデキントの名も未だ同じ
さも昨日のことであるかのような
//私が存在しない間に発せられたうたた寝の名前は
私の存在が私一人の夢ではなかった証であるようなetc. and so onな感謝を
>>347-348 本当に良かった。
その詩文のすぐそばに座り続ける時飛びした喜怒哀楽の下敷きでいる温もりの張本人
>>349 僕ももう40.5歳だから白髪が耳のそばに何本かあって 黒化にはCaとCuがいいらしくてDHCマルチミネラルなんて粒を飲んでるよ
//ずいぶんひさびさにこのスレッド開けたら318だし345だし なんかボーっとしてるかな たしかに最近きみのこと考えた
>>347-348 !?真似したい?! いーなぁ 僕はそーいうのは少なくとも3年間はないや
>>345 どういったものが〜について
詩もですが、それは"気づき"ですよ。
文章の価値はこれで決まるですです。
またね、またね、またね、と 笑顔で言える誰かに……ただ私はなりたかった……だけ
[ブランチとしての倦怠] *谷川俊太郎「朝のリレー」参考 ポートルイスの若者が 肉屋の娘を夢に見るとき 六畳間でぼくは 灯りもそのままにうつ伏している モスクワの少女が 毛布の中のつま先を重ねるとき 明るいカーテンの下でぼくは 目覚ましを糢糊の向こうへ押しやる この地球では いつもどこかで朝がはじまっていて ぼくらは朝をリレーするのだという 緯度から経度へと そうしていわば交代で地球を守っているのだ と だとしたら ぼくが寝過ごした間地球は 誰が守っていたのだろうか すっかり昼を湛えている窓の サッシをガラリと開け放てば ここ漁師の町のとりどりの屋根とその上で拡張する空は ワイシャツ姿のぼくより遥か 漠々と遠大であり ぼんやりと 定時のサイレンはこの休日の空気を抜け すり減り消えた
[東京TeraWeb] この街に幾重にも巡らされたwebが声を運んでくる それはnewsだったりdataだったり他愛も無い呟きだったり 「こんなところで死にたくない」 流行の風邪にうずくまる少女の威嚇はしかし鴉を払えないでいる 名前も知らない彼女の声を手繰るうち疾うに3分は過ぎて 僕の夜食は路地のビニールの中身と大差ない 病んだ形状となる 「あつい、あつい」を受信したから カップのふたをとったならそこに彼女がいるような気がしていた どうかしている 上辺底辺 東端西端 東京の夜は広大な海で 辛うじて息づく僕の魂は黒に囲まれた白いオセロだ 裏返されることも叶わず隔てられ 途切れている 声が聞こえる 心に触れる それでも僕が君に会うことはない 声をかける 心を開く それでも僕の腕が抱くのは自身 いつしか僕は銀糸を伝うテキストの一つとなってしまい 誰かを求める幼い体は蛇足のようにそれに垂れ下がった この肉が擦り減って消える時残された糸の振動に 変わりなく話しかけるだろう彼女を想って 僕だった肉は少し泣いた
355 :
:04/05/05 14:24 ID:FcVR+vU1
ひょっとしたらもう残振でしかないかもしれない 顔すら知らない 彼女のために ましゅう様、お大事に。。
>>354-355 うわあん。今更気付きました、う、うたた寝さん〜
ああ涙止まらないすよ、もう、何考えてんですか、あうあう。
また熱が出てしまいましたが、根性でトイレットペーパーだけは買いに行きました。
明日こそ根性で治らせてみせます、、ああ、頬を伝うのは涙か。
[君に向ける遺言] 僕と相対する時 君はいつも正しい 限りなく白に近い理論で 僕を泥に落とし 庇う腕を襤褸くずとする 蝸牛を殻から引き出して 何故死ぬのかと 五歳児の容赦の無さをして 太陽光で炙り焦がす ならばどのように生きろと 君が握っては血を噴くそれに 大した価値は無い 君が叩き割った作り笑いや 踏み散らしている手触りは 君の為選った僕であるのに 片付けておいた釘を暴いて わざわざその手を傷めては "本当"を見たと喜ぶか 僕を醜いと罵るか それが 君の望みか 嘘も建前も愛想笑いも 本音も衝動も全て僕だ 君が完璧なものだけを求めるならば それは僕の中を探してもない
358 :
:04/05/23 02:25 ID:BqJga3l3
汚らわしいと僕から背けた目で 鏡を見てみるといい 器官という器官が剥き出すその身に 全き白など存在しない 君の体内にも内蔵はある 君は僕と同じ肉でできている 君が完璧なものだけを求めるならば それは君の中を探してもない 君が 僕と 僕と相対する時 君はいつも正しい 限りなく白に近い理論で 僕を泥に落とし 庇う腕を襤褸くずとする しかしながら無菌の理論組成の方眼にない僕や そして君は 多かれ少なかれ泥に塗れて 襤褸くずを晒し生きているのだ
・゚・(ノД`)・゚・。
>>359 ギャー何スか、
あっ、えっと、あの、死なないよー ⊂⌒O。Д。)⊃過労死しそうだけどねぇ
大丈夫ですよー
元気ですよー ノシ
・・・ただ、偽善も嘘も善意も本音もみんな自分であって、、、
いわゆる本音と呼ばれるものだけが私ではないだろうというような、、
優しい浮ついただけの建前にだって真心は隠れているし、
それ自体も私の一部に変わりはないといったような・・・
安易に正義だの真実だのを振りかざす狭量サンに反抗したくて作り始めたヤツです。
確かウウヴウ鼻水垂らして泣きながら作っていた記憶が(笑)。
最初の方を作りかけてからもう1年はたつのですが、未だに納得がいかん、、
>>356 もう回復なさったみたいで何よりです。
風邪を引いたらあれですよ、桃缶・葛湯・お布団で見る時代劇。
まぁ死にそうになっている場合じゃないです、頑張って日本を支えて下され、若い方、、
>>360 >あっ、えっと、あの、死なないよー
(´▽`) ホッ
>過労死しそうだけどねぇ
Σ(゚д゚lll)ガーン
>大丈夫ですよー
>元気ですよー ノシ
(´▽`) ホッ
>安易に正義だの真実だのを振りかざす狭量サンに反抗したくて作り始めたヤツです。
( ‥) ?……σ(・・?) me?……(‥、)シクシク
>>361 百面相ですか(笑)。
相も変わらずな長者っぷりですなぁ。
そしてよう分からんところで傷ついてシクシクしなさんな、、、、
無論誤解ですて。
>>357-358 うたたね様
かなり大迫力ですね。頭の中でロックな曲が聞こえてきそうな
そんな珍しい印象を受けました。
>>360 の
>偽善も嘘も善意も本音もみんな自分であって
>いわゆる本音と呼ばれるものだけが私ではないだろうというような
>安易に正義だの真実だのを振りかざす狭量サンに反抗したくて作り始めたヤツです
なんだかうたた寝さんの言葉にぶら下がるようで恐縮なんですが、
僕もよくそう思います。というか最近はとみにそう思ってます…
>>362 ばればれ?w
まあ、ああいうこと(
>>361 )してしまうのは私しかいないか……orz...
>そしてよう分からんところで傷ついてシクシクしなさんな、、、、
>無論誤解ですて。
だってたまーに『偽善者』って言われる人だもん、私。
他意はないんだけどなあ……。(_ _。)・・・シュン
あはは。誤解であったことに感謝する前に、愚痴っちゃった。ゴメン。
ほいじゃあ、暑さに負けず、お仕事頑張ってください。
階段を上り下りするだけなんて 下らない事 熱くて寒い 昼下がり 上機嫌なあいつのスイングの音 いや あれは笑い声だった 夏なのに暗かったのは何故だろう ある日 急に霰と雷に 閉じ込められた日 誰のパンドラ? 教室で塞ぎこんでた 女がマスカラを塗る時の 白目 空は少しずつ狭くなっていった そのことを忘れるほどに でも未だに許せないのは 月に電線がかかること
>>365 これは良い詩だと思うよ。僕が言うのもなんだけどね。
>>366 ありがとうございます。ふつうな気持ちで詩を書いてみようかと思い
取り留めの無いことばかり思い浮かべる今日この頃です
[BLIND] There's something wrong something so very wrong that's all that I know プラネットスマッシャーズはそう歌っていた 彼らだけではない 多くのロッカーやラッパーにより 俺のじいちゃんの世代から既に警鐘は鳴らされていたんだ 俺達"若者"という人種は香港からの風邪に罹るように 次々とそんなものにかぶれて昼夜を問わず喚いていた 歌詞の意味なんて良く分からないくせに半端な鼻歌でいい気になった その時どんなに大切なものを手にしているかを知らないでいた やがて俺達には受験があって それに間髪を入れず就職が続き 恋をしたら時間がなくなって 彼女が出来たら金がなくなった 若さは下ろし金の上にのせられ 一度は惚れた女の手によって大根より惨めにすり減らされている 気が付けば安い指輪に繋がれ サルみたいな自分のミニチュアの機嫌を取ることに躍起になる On and on and on again, underrated. How could I have been so blind? 確かに彼女は"something"だった 間違いなくガキは"something"だ だがもっと違う場所に全く別の"The something"があることを俺達は忘れさせられてしまう それは俺の"somethings"からしても非常に重要な "something"であるのに
On and on and on again, underrated. How could I have been so blind? タクシーとワンマンバスの間を辛うじてくぐり抜けた風が マルイのビルで千々に砕け歩道橋下のごみ溜めに絡む 南には西武デパートがあり北には三井ビルが4つもある 地価の上昇に比例して俺らの巣はどんどん高層化をする 方形を直角に滑り風は 人工的な様相を呈し別の名前のものになっている I've missed the signs so many many times took it all for granted ヒートアイランドで俺達は ドブネズミをミッキーだと信じている 遥か遥か遥かに昔 この地には風が流れていた 緩やかな山肌を下り何物にも妨げられることなく 大河か大海のように深く風は滔々と吹いていたんだ I've figured it out year I've figured it out there's nothing I can do 工業地帯のコンクリートは高度成長期のゴミと英霊の亡骸を 跡形もなく均して浜ごと口を塞いでしまっている 子供の頃行った海水浴場の砂や海が黒かったのは 今考えると砂鉄のせいなんかじゃなかったのだろう 遥か遥か遥かに昔 この星には海があった 大小を問わず魚で溢れて塩っ辛い水も毒ではなかった 水面ではプランクトンが成層圏を透過した光を浴びて光合成と増殖をした
On and on and on again, underrated. How could I have been so blind? 遥か遥か遥かに昔 頭上には空が広がっていた 遥か遥か遥かに昔 どこもかしこもこんなじゃなかった On and on and on again, underrated. How could I have been so blind? 若い頃の俺達だけは現実を見ようとしていたのに 注) 横文字部分は全てTHE PLANET SMASHERS「BLIND」(これは恋愛詩ではあったが)より引用。 一番最初のsomething以外のsomethingは価値のあるもの、大切なものの意味。
28 140 39 1414
保守しておきます。
373 :
名前はいらない :05/02/17 15:53:02 ID:3t2cop6H
[今の僕の最善を尽くしての文字列] 僕の言葉は無力だ 日曜の新聞の裏の広告よりずっと脆弱で インターネットコンテンツの利用規約の スクロールして一番下の方に現れる条項よりも およそ人の目に触れるという事がない よしんば君の目に晒される機会を得ても 菓子類の成分表示の「酸化剤」以下の羅列同様 海馬の蹄に引っかかることも能わず 視線の過ぎる端から順に規則正しく濾波されていく 中学、高校、大学を経て 数学U・Bやら繁殖学やら人間関係学やらを履修した僕が 励ましや慰めの言葉を一つとして 満足に行使できないという事実 学校は親はそして僕は 一体何をしてきたのだろう 何かを恐れて漢字比率を下げることも叶わない 臆病者を君は蔑むかい 高飛車でない「頑張って」を誰か僕に教えて下さい 無責任でない「大丈夫だよ」をこの僕に教えて下さい 「元気出して」を押し付けがましくなく伝える為の技術を 泣いている人を微笑ませる為の奇術をどうか 何卒
僕の至らなさに因って君の悲しみが晴れない事が 痛いほどに心苦しいのです 僕の不器用さが現状を何一つ変化させ得ない事が 出血するほど苛立たしいのです 今すぐ云わなければいけない事ほどに 遅々としてexpressできない 生まれ損ないは内で堆積し 勝手に風化して無かった事に 君の涙が落ちて落ちて落ちる 僕は右往左往の上結局は手をこまねいている 涙が落ちて 落ちて 時と共に流れ 君が一人で立ち上がった頃僕は間抜けに挨拶だけする 頑張ろう、よ、 僕の想いからは大分遠い言葉であるけれど きっと大丈夫 信憑性の薄い気休めに過ぎないけれど 元気出して 君の気分は僕が強制して良いものではないけれど 笑う事が泣くことより良いとか価値があるとは思わないけれど 誤解を受けることもあるだろう 失敗も事態の悪化も当然予想されることではあるでも そろそろ僕は試みなければならない いつかの成功のために その後の沢山の成功のために
最初は聞こえなくても許して欲しい 不審でも君を怒らせてしまっても どうかどうか許して欲しい いつかしっかり君を受け止めるから 今 僕の言葉は無力だ しかしそのままで終わるつもりも筈もない 幾夜もの試行錯誤と臥薪嘗胆を経て いつか僕の言葉は 沈んだ顔の君の前で滞りなく魔法になる >某スレ969へ。
>>372 私が云っていいものか小一時間悩んだのですが、
一度は留守番を引き受けた小動物として(そしてその後放ったらかしにしまくった者として)
ありがとうございますを心から。
d/b様や此処炉様、Nothing様や青の羊様、とびお様ましゅう様と、
振り返れば懐かしい詩が沢山残されていて微笑ましいス。
いつかはこのスレも落ちていくのでしょうけれど。まだまだ許してやらない所存。
・・・ぜ、全然書き込めてませんけどな。。
紙 飛コーキィーィィ 可愛いサンダー 「PLAY」 弟は下敷きで静電気を貯めて 火星人と交信をする ボヨヨー ボヨヨー マリオとサイダー世代は大分湿気てしまったけど ボヨヨヨー ピポー 世界でハジケているのは何も テステステステス バイハとファンタ世代だけじゃない アロー? 進め! キリンレモンgeneration ドラクエXとFF7を経 ガンバリスト俊や ・・・オーバー!! 僕等は強く優しくモヤシに あしたの一歩に夢中になったのは (…ジャンプ!) (セリフ) 懸垂〜 筋肉マンに焦がれた日々の延長? 無理のない ポ 懸垂〜 魔貫光殺法は習得できないまま 熱 リ ウー!! スゥプラウト! 僕は高嶋政伸になった 帯 し バ 夜の う ぼ ル 「申し訳、 枕元で つ ん | ございませんん 〜〜〜 」 扇風機に向かい まぶ だ ン 宇宙語を話した母 ゆ せ 時 が 晴ぁぁあれた空〜〜〜〜〜〜 思うに僕と弟は 毛 の そこだけしか知らない歌の 驚愕的ビタミン作用 ↑↑ & 忙殺↓忙殺↓忙殺↓圧死_
379 :
:05/02/25 17:01:48 ID:Adjj+K5g
ねぇ 遊びというと思い出を回顧し始める僕は な 紙 そ ら ヒコーキッ 。 夢 優 く こ 僕 ぶーん でも は し て で は・・・・・・・・・ 課長、ワタクシの睡眠を許可してください アメーン ラーヴ!!
注) ※マリオ・・・スーパーマリオブラザーズ。ファミコン、スーパーファミコン時代の1大 看板スター。毎度亀に拉致される姫をヒゲの水道管修理工がキノコで ドーピングしながら救出に向かうというストーリーは子供の熱狂的支持を 集め、映画化もされる。 チャチャッチャーチャチャッ チャッ チャ。チャッ チャッ チャ チャララチャララチャラリ〜 ※サイダー・・・三ツ矢サイダー。実はアサヒ飲料。宮沢賢治の好物。 ペリー来航の30年後に発売、以降120余年に渡り日本の代表的炭酸飲料と して君臨。宮内庁から大正天皇の飲料に指定される由緒正しき御飲み物。 ※バイハ・・・BIOHAZARDの略。 日本語に訳すと生物災害。襲ってくるゾンビやらカラスやら犬やらを殺戮 するR指定のブラックパッケージ。 実験などで使うバイオハザードマーク付きのゴミ袋はこのゲームの所為で しばしばフリークに盗まれるようになる。やめて下さい。 ※ファンタ・・・コカコーラ社製品。ふと無性に飲みたくなるが、半分も飲めば後悔し始める ような劇的渇望−急速満足型グラフが特徴。新製品発売と淘汰が激しい。 ※キリンレモン・・・キリン、レモン、 キリン、レモン、 キリンレモンキリンレモンキリン、レモン♪ 味はともかくCMソングは当時珠玉だった炭酸飲料。 キャンペーンガールはジュディ・オングや片平なぎさなど今思うと濃い。 ※ドラクエV・・・チャッチャチャーラーラーラーラーラーー チャッララーッラ チャチャララー (続 ドラゴンクエストV〜天空の花嫁〜。方向音痴で鈍感なヒゲのナイスガイが 息子と放浪する物語。そのネーミングセンスは子供達の尊敬を集める。 花嫁の選択を巡り全国の兄弟間では血みどろの闘争が繰り広げられた。 ※FF7・・・ポリゴンという言葉から連想されるものランキングで鉄拳の次に挙げられるRPG。 思慮の足りない子供に放置プレイを受けるアルテマウェポン続出。
※ガンバリスト俊・・・逆上がり以上の事が出来る青年達の学園物語。 アニメ化も果たした割りには、今やGoogle検索結果29件の敗北感。 、、名前を間違っている予感。 ※あしたの一歩・・・熊を素手で倒すボクシングヘビー級王者とその下僕による感動物語。 壮年男性を涙ぐませる威力はフランダースの犬以上。 ※筋肉マン・・・ナイトのメットをかぶったパンツ男とすぐる君の冒険活劇。 時々パロ・スペシャル。 ※魔貫光殺法・・・ヤサイに勝てないナメクジが編み出した必殺技。しかし勝てない。 ※高嶋政信≒申し訳ございません。今でも関根勉あたりで見ることが出来る。 ※晴れた空〜・・・岡晴夫の『憧れのハワイ航路』。存じませんでした。 ※「PLAY」・・・タイトル。梁山泊締め切り1日後に知った今回のお題「遊」、の直訳。
>>378-381 (笑)多分いろんな人が微笑ましくもあえてスルーしていってる気がする今日この頃ですが、
僕が審査員だったらぶっちぎり!の3点を献上しますョ。
あと失礼な憶測で恐縮なんですが、解説読んで24〜27歳ぐらいの方の印象を受けました…
>>382 うわぁ、、、ありがとうごぜぇますだ青の御羊様。。
幾らなんでもストライクゾーンを狭めまくったマニアックな代物になってしまったなぁと
思っていたんですが・・・・・・。
分って下さる方がいらして良かった(涙)。うぅどうもですぃ。
未完のニオイがぷんぷんしてるんですが、思いっきり楽しかったので良しとしてます。
、、、そう云えば詩板に来たての頃、50代だか60代だと云われたこともありました、、、
それと比べれば(略
384 :
名前はいらない :2005/03/25(金) 17:42:14 ID:KEEDM5Tu
初めて人を好きになって、 初めて「好き」っていう感情を知った。 ありがとう。 大好きだよ・・・。
385 :
丸沼薫 :2005/03/26(土) 08:52:28 ID:1VGfIFFV
『亀裂』 亀裂は広つて破片にならうとしてゐた。 砲身は砲架の上で標的への方向を定めやうとしてゐた。 砲身の奥には、鴎が巣くつてゐた。 鴎は早く飛びたたうとして、砲身の中を這ひずり廻つてゐた。 鴎が飛び立つと、砲架は崩れて行つた。 砲身は砲架から転がり落ちて行つた。 しばらくすると、破片は亀裂になり、頬笑まうとしてゐた。 砲身はふたたび標的への方向を定めやうとしてゐた。 砲身の奥では、次の鴎が飛びたたうとしてゐた。
386 :
名前はいらない :2005/03/26(土) 17:58:28 ID:OX1OCUBb
生きていたくないと思うけど、 死ぬのはこわいよ・・・。
387 :
名前はいらない :2005/04/20(水) 05:47:57 ID:waBRvUIr
楽になりたぃ そんな時は書いたらいいんだな… 思ってること 胸に溜めてるから 苦しくなっちゃうのかもしれない。 少し心の重荷をおろした朝…かわいい雀の声 自然は何もかわらなぃ
好きにやって好きに書いて好きに歌って 消えたなんて思えない
389 :
モコモコ :2005/04/20(水) 08:47:15 ID:lWzLyj66
さよならさよならさよならオォ-もうすぐ外は桃の雨 振られたのは確かに事実よゥ… それでも好きだよ
390 :
ガメラマン :2005/04/20(水) 11:46:55 ID:4wVNVOsB
永遠とは、生きている時間の全て。いつまでなのかはわからない。理屈でなく事実。自分の永遠以外、理解できる永遠はない。
391 :
未羅琥瑠 :2005/04/21(木) 09:43:51 ID:ulbdmXT5
お金、欲しい。欲しいものたくさんある。 働かなければ、いけない。生活のために。 らくしたいわー 生活保護の人羨ましい。 楽したいわー 仕事するのしんどいよ。 結婚して夫に養ってもらいたいわー。
生はいいなと思い過ごす 握り締めたなけなしの命はその日のあれとは かけ離れて女に幻滅 詭弁なんて聞きたくも無い 舌出してペロりと舐める ざらりとした触り 手動かして 上に持ち上げて 腰上げてうねる姿押さえつけて 私の体に爪立てて目閉じる そして時間だけが過ぎて欲しいよ もっともっと早く
393 :
名前はいらない :2005/05/26(木) 01:23:04 ID:RbfVEkiQ
上司には怒鳴られ、先輩にはバカにされ、女子社員にはキモがられてるオレ。 ある日、飲み会に誘われた。まあ一応気を使ってくれたんだろ。 「はい、喜んで行きます」 ところが、口にしたのは最初の乾杯の時に一口飲んだビールのみ。 後は上司のそばで説教をありがたく拝聴させられた。 飲むほどに、酔うほどに言ってることが解らなくなる上司の説教兼愚痴を。 続いて先輩&女子社員から「芸をしろ」とリクエスト。ねーよ芸なんて・・・ 「じゃあ脱げ」・・・?「ハダカ踊りでもしろよ」・・・何を言ってんだ? 「仕事も出来ない、芸もないんだったら、ハダカになって踊るぐらいしか出来ないだろ?」 ああ・・・そういうことね・・・ 誰かが”マツケンサンバ”を歌いだした。それにあわせて脱げ、ってわけだ・・・ オレは脱いだ。ヤケになって全裸になった。 そしてそのまま踊りだした。 だがお前らに言われて踊ってるんじゃない、自分の意思で踊ってるんだ! 飲み屋中にとどろく悲鳴、怒号、爆笑・・・ 後のことはよく憶えてない。思い出したくもない。 翌日、オレの机に誰が撮ったのか、全裸で踊るオレの写真が置いてあった。 上司「仕事にもそれぐらい身を入れろバカ」 先輩「お前実は見せたかったんだよね?ww」 女子「(無視。陰でヒソヒソ話、時々笑い)」 ・・・・オレは・・・・ オレ「いやあ、まいったなあ、いつの間に撮ってたんですかぁ?」 そう言いながらニヤニヤ笑った。 おい、オレ! 何故そこで笑う?!怒れ!怒りをぶちまけろ!! 笑うな、オレ!笑うな!笑うな!! 笑うな・・・・!
394 :
名前はいらない :2005/06/24(金) 18:40:16 ID:WDZ7g6QC
誰にも言えない。 胸が締め付けられて、苦しくて苦しくて現実に還って来れない。 何か伝えたい。何でも聴いてほしい。 悲しいけど、それは私のエゴだ。 たぶん、伝えることすら分別が必要で、あの人の本気が痛いほど伝わるから。 信じてるなんて言えない。 何がどうなれば、「幸せ」なのかなんて誰にも決められない。 好きですの一言すら躊躇ってしまうほど、現実は曖昧で脆い。 でも、こんな片隅で、あなたたちの幸せを願っている。 身勝手で無責任で面と向かって言えやしないけど… どうか、どんな困難が襲ってきても、繋いだ手を離さないで。 何度だって、やり直せるよ。
ひっぱってよ‥
396 :
名前はいらない :2005/06/24(金) 20:17:40 ID:U6J0KcLm
今日も外の景色は空色だった 日差しが眼に刺さると解っていたのに 空を見上げてみた 夕日の 蒼と赤の境目を探しても 無かった 蒼は何時の間にか赤になっていて 赤は何時の間にか蒼になっていた 境目など 見つけてどうする つもりだったのだろう そんなもの あって ないようなものなのに ただ そこに 意味はなく 両方 美しい それだけの 事だけだった
お家でぐたぐたとぼーと そんな日も私は人として なんだったのだろう 空から見れば点にもならないような そんな自分は いったいなんなのだろう
空気のきれいなトコで住みたいと願えば そこは何もないトコだったりもするし 不便なとことかもしれない この世界はそんなトコで あざ笑っているのかもしれない
[デンポウデス] トンツートンツーツー トントン トンツートンツートン ツートントン トントンツーツートン トントンツー トンツートンツーツー トントン ツーツーツートンツー トンツートンツーツー トントン トンツートンツートン ツートントン トントンツーツートン トントンツー トンツートンツーツー トントン ツーツーツートンツー トントンツートントン トントンツー ツートンツートンツー トンツートンツートン トントンツートントン トントンツー ツートンツートンツー トンツートンツートン トンツートンツーツー トントン トンツートンツートン ツートントン トントンツーツートン トントンツー トンツートンツーツー トントン ツーツーツートンツー
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「センゲツハ デンポウデカネヲツカイスギ イモダケヲタベ シノギマシタ ソレデモ ローマハイイ! ジョセイハ ニンギョウノヨウニ キレイデ トオリハ ヘイアンジングウのヨウデス ボクハアス メ」
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「メ ノツヅキ シキュウコウ」 トンツートンツーツー トントン トンツートンツートン ツートントン トントンツーツートン トントンツー トンツートンツーツー トントン ツーツーツートンツー トンツートンツーツー トントン トンツートンツートン ツートントン トントンツーツートン トントンツー トンツートンツーツー トントン ツーツーツートンツー トントンツートントン トントンツー ツートンツートンツー トンツートンツートン トントンツートントン トントンツー ツートンツートンツー トンツートンツートン
トンツートンツーツー トントン トンツートンツートン ツートントン トントンツーツートン トントンツー トンツートンツーツー トントン ツーツーツートンツ 「カネギレ カネクレ」 トンツートンツーツー トントン トンツートンツートン ツートントン トントンツーツートン トントンツー トンツートンツーツー トントン ツーツーツートンツー トンツートンツーツー トントン トンツートンツートン ツートントン トントンツーツートン トントンツー トンツートンツーツー トントン ツーツーツートンツー
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ツートントン トントンツーツートン
トントンツー
トンツートンツーツー トントン
ツーツーツートンツー
注)上記の、トン と ツー で構成されている部分は全てモールス信号です。
半角の部分は"読み飛ばされる為に"半角で、しかもぎっしりとさせています。
意味を知りたい奇特な方はこちらのサイトでもご利用ください。
ttp://a1club.net/CW_J.htm
嘘です。以下モールス訳。 電報です 電報です 父さん父さん電報です 電報です 電報です 父さん父さん電報です
「来た、見た、勝った で シーザーなら終わらせるでしょうが 僕はこの興奮を 子細に説明しないではいられないのです ああ ローマ! この地をどう表現したものか 僕の少ない語彙を総動員して 何としても父さん あなたにお伝えようと思う次第です まずは手始めに 西欧人もすなる電報といふものを 僕もしてみむとてするなりです 父さん これがこちらの速達です 僕たちの木簡や笹舟の代わりです 畑の黒土が水を吸うように 一字ごとにぐんぐんと僕の給料を飲み込んでいきます まだまだ何も言っていないのに! すいません 今日のところはこれまでです」 電報です 電報です 息子よ息子 電報です 電報です 電報です 息子よ息子 電報です
「デンポウノナカミマデ モールスニスルナ バカムスコ」 電報です 電報です 父さん父さん 電報です 電報です 電報です 父さん父さん 電報です センゲツハ デンポウデカネヲツカイスギ イモダケヲタベ シノギマシタ ソレデモ ローマハイイ! ジョセイハ ニンギョウノヨウニ キレイデ トオリハ ヘイアンジングウのヨウデス ボクハアス メ 電報です 電報です 息子よ息子 電報です 電報です 電報です 息子よ息子 電報です
「メ ノツヅキ シキュウコウ」 電報です 電報です 父さん父さん 電報です 電報です 電報です 父さん父さん 電報です 「カネギレ カネクレ」 電報です 電報です 電報です 電報です
413 :
名前はいらない :2005/08/29(月) 20:51:31 ID:CZoddq10
「決意」 イタリア人の言い訳は もう聞きません。 統制された情緒関与を意識します。 あたしは あなたじゃない方を取ります。 もう 寂しくありません。 こんな過去がありました。
お好きなようにと言われても 重力失いフワフワと お好きにできないこの性分 あればあればで不便だと 無ければ無いで不便だと 風船フワフワ 腹八分目 歩けもしなけりゃ休めもしない 空気を抜いたらまた会おう 紐で括られ月を待つ
415 :
合い鍵 :2005/08/31(水) 15:27:18 ID:UPO2DxK/
迷走感が否めない髪の毛 人差し指だけ 持ってった
「お好きに、どうぞ」 和やかな名古屋か。 賑やかなギニアか。 この帽子ドイツんだ。 ウクライナもう暗いな。 カナダの金だらい。 ウルグアイの売る具合。 キューバで急場凌ぎ。 レバノンでハァ〜レバノンノン♪ イタリア長介「うぃーっす!」 ロシアンルーレットならぬ、こしあんルーレット。 歯ァみがけよ!
417 :
名前はいらない :2005/09/04(日) 08:11:04 ID:9dldYcrN
佇む女が何を望むのか聞いてみるがいい 揃って 新しい夢を見る方法を欲しがる そんな言葉が口にのぼるのが恐いヘタレの幻想なのさ "過去に拘るな" 誰を救う気も無いワンパターン
アニマとアニムスが小高い丘で高い塔をみつめている てっぺんには一台のカローラがある 微かに煙が出ている
419 :
名前はいらない :2005/09/04(日) 10:22:31 ID:pdFi+Psx
みんなくれない 誰もくれない だから死ぬの ならとっくに死んでるの 結局みんなバカ
420 :
hana太 :2005/09/05(月) 03:07:04 ID:fLiFwxmQ
新宿三丁目のラブホテルで 孤独を癒しあう男ふたり 激しい肉体と心のぶつかり合いに 小汚い部屋の床がミシミシときしむ中 二丁目の仲通りではオカマがギャアギャア騒ぎ立てる 「あらぁおひさぁ〜うちのお店寄りなさいよ!寄らないと犯すわよ!」 逃げ惑う男たちをかきわけたそこに新宿公園 ポツンと座り込む少年は行き場所を求めベンチに座る 居場所がない お金もない 騙された 寂しい 少年に近寄るオヤジそっと少年の脇に座り 「いくつだい?かわいいね」 「1万でいいよ」 新宿三丁目のラブホテルで 外から聞こえる酔っ払いや人の笑い声に 届かない救いを投げかける少年がオヤジのおもちゃにされている時 二丁目の飲み屋のある店子が マンションの一室で自殺をした あの子が死んだらしい え?あの子が? どうしていってくれなかったんだろう 小さな街の小さなバーがざわめきたっている中 またひとり希望を胸に二丁目の世界に足を踏み入れていた それは小さな世界の中の出来事 隔離された一角で繰り広げられるノンフィクション あにょはせよ かむさはむにだ
/きのうみたゆめのはなし まず 何から話そうか という言葉から始めてみよう 安易で もったいぶって馬鹿みたいなのが 今の僕にぴったりでいい あらかじめ言っておこう これから先の文章に 昨日見た夢の話は出てこない 夢なんて ここ数ヶ月 まったくお目にかかっていないし こうした説明文がずらずらと続いて イオンカードの入会誓約書みたいに 穴のないように 完璧に漸近で その上むつかしく仕上げてみせては 君を またはそのほかの誰かを 遠ざけていたのが今までの僕で 今までの僕たちの亡骸が堆積して小山のようになっている 僕という一人のちっぽけな大地に アルミのシャベルをもって立ち向かうのが 今の僕という淡い意思だ
「スピルバンはもう少ししたら終わっちゃって、 そうしたらこのおもちゃは古くなっちゃって、 そしたらいらなくなっちゃうからね、 だからべつにほしくないもんー」 我慢するということを覚えて 遠慮や強がりや建て前を駆使していた幼稚園生は 自分の中に穴を掘って 欲や願望をしまい込む 年を経るごと 僕はそれら隠し事に長じ 秘匿されるのは 恋や感情 決意や夢におよび 僕 と い う 表 面 は 滞りなく優良に育った
今夜 僕の中を掘ってみよう あんまり上手く隠したもので僕自身にすら見つけ出せなくなって その内に忘れ去ってしまった 想いや 夢や 僕だったものを 掘り起そう それは鑿と槌で化石を取り出すような繊細な発掘作業 これは今までの全ての僕に対する裏切りで 今までの全ての僕に対する危害で 今の僕自身の自傷でもあり 救済でもあり 真剣な暇つぶしだ それはきっと鎧の一端だから 上記の常用ではない漢字や言い回しに冷笑というか苦笑して 覚悟をしきれない自分を再確認して さて でも 死んでしまえ
/お好きに、どうぞ 僕はこのタイトルが嫌いだ 別れた恋人への思いのような そんな斜めの角度の憎悪 普段 僕に言いたいことはないから 制約のない白の空間では 僕は全く迷子に等しい でも今日は汚れなき迷子ではなく内臓をぶちまけた直立する自我でなければいけないから 独歩する意識でありたいのだから 始めなくてはならない と、ここで思ってしまうのが僕の一番いけないところだ いけない、という表現もまた "表面"の悲しい性だけれど
始め"よう" 始めよう しなければならない を脱ぎ捨てて 〜してはだめ をゴミに出して 〜したい に忠実に それはとても恐ろしいことだけれど 誰も許してはくれないだろうけど 知るか ばーか と、口に出していう 勇気が、 足りない。 出てこい出てこい出てこい出てこい
/でんちゃ男 哀しいかな僕は腕組みをする 脇に挟まれ見えなくなる手は 手の内を見せないぞという姿勢 心持ち突き出される尖った肘は 相対する者への威嚇 鉄壁の防御姿勢の中で細く小さくなっていく僕は 僕にとってとても可哀想で 腕組みをする事で 僕は僕を抱きしめる 地球に60億もいる人間の中で たった一人、僕だけが 僕のことを愛してやっている でも今ふと、 これは愛とは違うと思えてしまい ついに僕は たった今僕は 60億人もいる人間の誰一人にも愛されていない人間になってしまった それを60億人中のたった一人僕が 切実に憐れんでやっている 僕、今、 しばし呆然 僅かに寂しさ 悲しみは地震の本震のようにもっと後になって襲ってくるんだろう
でも 君 現在の君も でなければ昔の君も でもなければ恐らくは未来のいつかの君も 60億もいる人間の誰一人にも愛されていない惨めな一人に過ぎないんだ、僕同様 人間は60億の共同体ではなく 60億の孤独な個人だから 出会いには別れが付随していて また後で から もう会えない や死別まで 大小様々のお別れが"一緒"を細切れにしてしまう それはきっと君にとって悲しい法則なのだろうけれど 僕にはいまひとつピンと来ない
僕の掘ろうとしている地層よりもっとずっと深いところ 僕の動物としての回路は 時折急激に他人を欲しがるけど 学校と家庭で学んで育った人格やそれ以上の部分は 他人を全く欲しない というより拒絶する より正確には そう 精密に掘り出してみるなら 他人を恐れている 僕に、もっと勇気を 目に見えて増えてきた漢字は 僕の中の抵抗勢力
/ゆっくり ゆっくり 意識して息を一つ吐いて。 大丈夫だと言い聞かせてやって 少し戻ろう 例えば 『今までの僕たちの亡骸が堆積して小山のようになっている 僕という一人のちっぽけな大地に』 このあたり。 僕は何度も生まれ変わる 大晦日 秒針を見守って 誕生日の前夜 服を畳みながら またそこまで本格的ではなくても シャワーを浴びる時。 玄関を出る時。 上司に叱られて 持ち場へ戻る途中の階段で。 僕は何度も何度もラインを引き その都度何度でも生まれ変わる 生まれたての僕はぴかぴかつやつやして前だけを見て進んでいくから そのすぐ後ろで死んでいる 1秒前の自分を見ることはない 薄暗いものを喉の奥に溜めて 古びて泥に塗れ傷ついている 僕の死体は折り重なって でもいつまでも土になることはなく死体として 澱になる 気付かなかったけど 死んでいる 口をあけて
死んでしまった僕たちが何を言おうとしているのか ぴかぴかの気分で生まれてきた今の僕にはどうにも分からなくて 青ざめて乾ききった唇をそっと撫でているイメージ 今の自分が急速に色褪せて 今にも死んでしまいそうな そして僕は新たなラインを 死体は増えて でも見ないで踏みつけて 僕はまた1つなかったことにして無邪気に元気よく朝に突入する 眠りは忘却に有効な手段だ さっきまでの決意にふっと息をかけて 吹き消してしまうような 甘い(安堵) なし崩しの(希望は継続されえるよなんて根拠のないことをもっともらしく) その時の僕がそれを望むかなんて 分かりようがないというのに
とても弱い心持ちで僕は中断と書き 心のどこかでは終了とか打ち切りだなんて言葉がめくれはじめて 騒ぎ始める胸ともやもやと一切合財をひとまとめにして抱きかかえるようにして 黒々とした水面に身を投じよう それは逃亡であり 痛みに対する応急処置で 僕の勇気よりずっと深い次元から漏れてくる唸り声の作用 ここで僕は足を折る 明日にでもまた走る為に と、付け加えたのは紛れでもない 僕が数時間かけて取り除き続けていたつもりの 遠慮とか強がりだとか建前 この背に翼が生えていないのは 僕が人であるせいだけじゃない!
>紙魚さん はじめまして。なんだか色々抉られました。 詩板で久しぶりに釘づけになって読みましたです。 全部で1つの連なりにも見えました
>432 蟻 蟻 蟻 蟻 蟻 蟻 蟻 蟻 蟻 蟻
434 :
名前はいらない :2005/09/09(金) 23:29:28 ID:bcaoxFsp
9月9日深夜のこと あたしは白い過ちを犯した キミの体温にもう一度 蹲ってみたい そんなときに 多弁 イライラ 指摘を受けて おかしくなっちゃうんだね 急に狂うことは避けて 互いに ボーダーはわかりやすい 赤いのがそうだよ 守るものは 守ろう こんな2人だけど 守るの 背中に付着した葉っぱとって 今日もまた 「電車なので」
435 :
☆キキ+キ゚Д゚♪ ◆8JINgFqdIE :2005/09/09(金) 23:33:36 ID:ip8Q9QnT
これは又吉イエスさんのサイトですか?
車というだけで素晴らしかったのか そうか じゃあ君は座っているだけで素晴らしいとまではいかなくとも 素晴らしいのか あんなつまらない飛行機を何故人が尊ぶのか 今でも知ってるわけじゃない 迷わず走れよ 僕はノイローゼだから
むしゃぶりつきたいそのからだ 色白い肌のあなた 華奢な身のあなた あなたのそのにやっとした笑顔で 世界を救えるとおもう あなたのそのすぐ怒る仕草で 世界を破壊できるとおもう 高くて可愛らしい声と 黒色に光ったピアスと 色気たっぷりのほくろと きっと、多分、それだけで世界は足りるよ 少なくとも私の世界は こうしてあなたを考えてる間に おしっこを我慢していた自分が いなくなりました むしゃぶりつきたいそのからだ
439 :
名前はいらない :2005/09/27(火) 00:52:29 ID:h249ma7E
堕ちてる 上旬が嘘みたいにケラケラ笑って 腹立つよ キミの本当はどの辺だった? 言葉も体温もキミの目も ニセモノに見えて 確かめる気力も出尽くした キミがあたしを嫌いというなら あたしだって嫌いになれる 負け惜しみでも何でもないの あたしを好きでいてくれた キミに恋してただけだから
440 :
名前はいらない :2005/09/27(火) 01:28:50 ID:juVuqJ2q
見たものをそのまま語って触れるのが良い 在るものはそのまま飲み込んでしまうのが良い 短いピースに 焦がした想いを 最後の1mg 忘れてしまう
441 :
hana太 :2005/09/27(火) 02:10:28 ID:+AGTwgCB
あなたの幸せは私が食べる 誰にもあげない 入れ歯になってもしゃぶり続ける 骨になるまで 骨までも 皮は記念に飾っておこう
僕だってね、最近は何かそんなふうに感じたりもして… でもそれはあまりにも怖いよ 其れすら嘘になったら、そんなの絶対耐えられないもの
彼ではなく彼以外の人や事だらけ
あたし危険人物だったんだいろいろ晒されたり
馬鹿だからなんにも知らずに馬鹿なこと続けてた
あたしやわらかなくびきにつながれてるのどうすればいいの?
失いたくない宝物があるのあたしも
「これからどんなことがあってもキミを想い続ける」 そんな自信はここには無いけど 嫌でも今キミを思う僕がいるのは確か 最初の波をくぐったんだ 沖で漂うキミとボク 笑えなくなる日も この熱と白い気持ちを思い出そう
449 :
ななしちゃン :2005/10/05(水) 01:36:50 ID:09o+vlsK
もう僕らは離れてしまったね あの時おしゃべりした部屋も 一緒にごはんを食べた机も 今になっては思い出になってしまったけど 今でも僕の心には、 君との会話が残ってる。 君との愛が残ってる。 今でも君が好きなんだ 戻ってきてよ… あやまらなくたっていいから あの時みたいに「スキ」って言ってよ
450 :
akia :2005/10/05(水) 01:55:13 ID:TPBulPgM
触れられ無い 貴方の影さえ 愛しくて
何も変わらないと思ってた 誰にも変えさせないと思ってた 必死に孤独を作り上げ 傷つかないでいられる場所をみつけた筈なのに あなたに出会って思い知る これから本当の孤独が始まると
くさいね きもいね うざいね お姉さん 僕と話すときは あんなに優しいのに なんで そんなにひどいこと 影ではなすの 信じられない人間が 自分も 今に牙をむかれる いつか 知らないところで 気づいていたら 食いちぎられているんだ
鼻毛、寝癖、髭、OK ジャケットも新調したし 靴も磨いた ハンカチも持ったぞ シャツもアイロンかけた ごめんなさーい、まちがえちゃって おい、なにをどう間違えたら 1時間12分も遅れるんだ すっぽかされたかと思って怖かったぞ 少し遅いけど、昼ご飯にする? インド人はB型が多いんだって そうなの、やっぱりね 美味しかったね、さ、行こうか ねえ、これなに?シールみたいなの Mってかいてあるわよ? え?ジャケットについてる? やば、俺ずっとくっつけたままだった 何という失態!何という赤っ恥・・・ おっかしーの!笑う君は素敵だ 俺は、俺はきっと青くなっていたに違いない
「鯉」 あれは 道端に 大きな鯉だ 鱗に泥が粉を吹き 濁った目が己を乾かすものをにらみ 帰るところなく からだ潤おすものなく そして鯉は ぱくぱくと、ぱくぱくと ぱくぱくと、ぱくぱくと 生きている まだ、生きている 醜く 生きて いる
「銭湯」 仕事の疲れは銭湯で癒すに限る 貸しタオル 30円のセッケンと風呂代330円 広々とした湯船 ワンルームのユニットバスなどくそくらえ 刺青したひともいるみたいだが 湯気のせいでよくわからない からだぽかぽか、こころのびのび ふー、気持ちいい すっかり上機嫌 誰かが肩をたたく はい? 見知らぬ爺さんだ あんちゃん、元気ださなあかんで いや、俺悩みなんてないし落ち込んでもないですよ そんな風にみえるかなあ あ、どうもありがとうございます 風呂上りは白牛乳に限る 腰に、手をあてないとね 体重計に乗ってみる 少しやせたか 夜空をみあげる 曇りぞら、星はみえない 俺は元気だ、元気だしてますよ
456 :
名前はいらない :2005/11/17(木) 00:28:02 ID:HWkwfCkT
灯油のニオイ 玄関を開ける度 寂しくなる 「今日も頑張った」 無理した自分を労わる 寝転ぶ 独りでいるのは やっぱり心細くって 誰かに聞いてほしい 知ってほしい あたしを 妄想の中でただ佇んでいたいよ 目覚ましもお願い 鳴らないで
457 :
名前はいらない :2005/11/18(金) 01:03:31 ID:CY/2mAYV
目覚ましは本当に鳴らなかった 朝方の2時間半のブランクはデカイ バイクは猛スピード 言い訳の選別 表情の演技
458 :
名前はいらない :2005/12/04(日) 01:56:13 ID:1+pv/kA1
あかぎれした手はキミと繋がってる証 一度だけでも体を通ったことはキミと繋がった証 歯磨きも浴室も全てキミと繋がる 今はキミが遠くへ見えにくいけど 証をくっつければ気持ちが飛んで行ける キミの存在がないとあたしの存在も失くす
459 :
名前はいらない :2005/12/08(木) 00:46:54 ID:PRx+qPPK
寝起きなの? だるそうな声 どうしたの?つらいの? 部屋の窓から言葉より この気持ちが届いてと願う 待っていられない 待つことは強くなきゃできないじゃない どうかあの日のキミに戻って こんな願い自体・・・ どうしてだろう いつからだろう キミがこれほどに居てほしいと思うようになったのは 別れは無いでしょ? うなずくキミが少し嘘っぽくて なんとなく呼吸が薄くなるんだ
あたしが考えてるのは 自分が正直なんにも考えてないってこと マヌケなまでになんにも知らないし そんなんでいいのかなあとかって
461 :
名前はいらない :2006/04/08(土) 22:12:26 ID:lDqyHAI1
タバコが吸いたくて 吸いたくて ちょっとだけ我慢している 体が覚えてるあの夜のこと しばらく目を合わさない計算 なにがどう狂って 今に繋がったのか ない ない 気持ちも何も 在るのは ひとつ あたしだけ
[(x,y,t)≠(x,y,t+a) (a≠0)] 確か僕は 次第に遠ざかる背に向かって 「ここにいるよ」と 「それでも僕はずっとここにいるよ」と 鳴いてみせるいきものであった だが今やそれは完全に 全く過去形で 遠ざかってついには消えた影が 遺していった足跡が 風に吹かれて 雨に曝され 判別などとうに叶わなくなった 砂の些細な高低の ありふれ誰に知覚されることもない高低の その 一つに過ぎない と いう痛み
君を そして彼らを 見つけられなくて 謝罪で暖をとる事も儘ならず 頻る雪の樹状突起が刺しては みるみると奥を凍らせていくのを わらべ歌なんかをかすれさせて 眼に映し続ける他はない 希薄な筈の空が厳格で 慄いて僕はこうべを垂れて 氷漬けになる前に残された湿気たあつかましさで以って 微か 鳴くんだ はぐれた子供が呼ぶやり方で 寒くて重くて屈み込んでしまいながら 乾燥して切れた唇から だが変わってしまった僕の声を そうか 君が知る筈もない!!!
お手紙、未だに書けて無くてごめんなさい…… 久々の詩が読めて嬉しい
>>464 ホントですわいー
あれからワクワクしつつ一日3回くらい郵便受けを開けたり閉めたりして、
一瞬期待させたauの封書にン媽〜って八つ当たりなどもして、
ある時オソロシク綺麗な字で書かれた封筒が入っていたので
ああこれこそついに!って開けたらぜんぜん違う某氏からの手紙で
っつーかお前様男の癖に字ィ綺麗杉なんじゃあぁぁぁぁぁーてムキー怒ってました(笑)。
私のいびつな象形文字フォントの立つ瀬ナッスィングです。
いいんですいいんです、
ふとひとり紙相撲でもしてみるかなぁて思いついてしまうほど暇が堆積した、気が向いた時で。
私に勝るとも劣らない宇宙文字っぽいのだととっても喜びそうな気がします。
でもって社交辞令でも久々でスゴク嬉しきス^^
[化膿ブスのばか] 私の好きな人の大きな手が 可愛い娘(コ)の頭を撫でていて 勿論それは私でない個体で 私はというと斜め後ろから その二人をじいと 見つめているという表現では全く不十分な様相で 彼の一挙手一投足に炙られる被害妄想の中で 手と彼女の頭との境だとか 時折生じる寸隙の白光 明るい茶色の毛先の笑い そういったものに拉がれていく
救いようも無いことに 女の子がまた魅力的なんてラベルを貼ろうものなら陳腐さのあまり糊が自決して自ずから剥がれてしまう位に魅力的で(再度付けようとするが剥がれる) 相対的にこんなにも悪役な私にさえ気の利いた悪態すらも許さないので ぐぅとも鳴けずに私 姑息にも文頭の『好きな人』に 『私の』と所有格を冠してみるものの 双六独りでやってあがって「勝った」って……… …んンねぇ? 負けた仮想のその他大勢は 疑いようも無く 私と私と私…と(「お前も私か」)って 確認するまでもなくどいつもこいつも私で 私でしか出来てない 濃縮還元100% "ブス"には夢が必要不可欠で むしろそれ無くしては生きていけない なんて"地球は丸い"くらい基本的な事を 当たり前過ぎて失念するブスは 傷つきやすい と再確認する
何の為に?とは聞かないで欲しい もうチョット痛くして… みたいなマゾヒスティックな理由かさもなければ 見間違いか夢に違いないといった重度のポジティヴシンキングかどちらにせよ 胸を張って言えそうにはない馬鹿げた動機から 私は現実を直視しようと 当たって砕けろの気迫で地を這い始めた視線を回帰させ 『私の』好きな人(まだ付けている)が 頭を撫でる どころか 可愛い娘(コ)に平伏をして 足を舐めている の を 見止めてしまい 木っ端微塵に砕けた
こんな往来で!? だとか 今時の女の子は水虫多いのよ?! とか どうでもいいことだけしか気持ちとして捕獲できない時 それ以外の心のほとんどは原爆投下後の広島のように 走り回っていた時分のかすかな影だけを壁に残して 阿鼻叫喚も感情もごった混ぜて真っ白に消滅したのだろう 絶 対 無 理 の完膚なき距離と宇宙規模の敗北感は 神経の回路を容易く破壊しあべこべに花畑の幻を出現させる 私は今天国ですムシュー 彼に笑顔で手が振れそうですらあり同時に 即刻僧門に入りそうでもある 彼女は可愛い 可愛い 可愛い 彼女が気まぐれにその気になるだけで 蝶々の形をした"可愛い"が一斉におっ死ぬほど可愛い せいぜいブスは夢に生きるわと 現実社会の何と住み難い いつか頭に手くらい置かせて見せるからと 20年後か30年後か 泣きながら去っていく私の 全力疾走 50m9秒83 注)タイトルに他意はありありですけども悪意はサッパシ無いのです &「ブス」はアグリーとかよりはノットワイズとかフールとかインテリジェンスレスみたいな意味合い
誰の「どのレス」について書いてるのか 分かっちゃった、てゆーか分かってしまった・・・ 代弁者に花束を。嫉み深い自分は舌切りを。
>>470 ウハハハハ、、、、、、、、、、、、 orz
あれは羨ましいスよねぇ。
、、、羨ましいッスよねぇ!(←ほぼ絶叫)
あ゙〜〜〜〜〜〜〜ほんにいいなぁぁぁあ、、、と同じくムッサ嫉妬^^
昇りつめて行く ギシギシ ドロドロした処 ストン 落ちた 始まる何が?妄想、切れ切れに打ち込まれたアンカー 春気持ち良い季節 さくら舞い散る懐かしい場所、笑う、カップル 風ふわり星キラリ 可愛い二人手を繋いでる微笑ましい二人 眠れない夜は窓の外静寂、ミサイルが飛びかう、無音の爆音 微笑ましい二人が私に手を振った 妄想ではなく手を振ったんだ そして空が落ちてきた 私を潰した 今夜はもう眠れないのか?
["せつなハッピー"] ミックスベジタブルを茹でるつもりで 沸騰した行平鍋に間違って冷凍ピラフを入れてしまった そんな人間の気持ちなんて あなたに分かるわけがないわ でも仕方ないわ私だって ついぞ今まで知らなかったもの (プラスチックの水切りが登場) 悲しみ? 憤り? ぜーんぜん的外れ あげましょうか 教えてあげましょうか 言うなれば 本当は非常に微妙で複雑な感情なのだけれども 小学生にだって分かるようにとても端的に言うのであれば "せつなハッピー"よ 間違いなく これは"せつなハッピー"よ (網をかいていたデザートフォークは んにんに と唇で揺れている)
再度沸騰しかける鍋にミックスベジタブルで挑もうとする彼女を押しとどめ 断固とした決意で僕は冷凍ピラフをざらざらと入れた そして緑の水切りとデザートフォーク これで君の気持ちが分かったよと ふたりで んにんに "せつなハッピー" でも あくまで"せつなハッピー"の君に ふたりで"せつなハッピー"している僕の気持ちは分からないだろうね 幼稚園児にも分かるように どれだけ端的に表現しても これは"せつなハッピー"じゃないよ 教えてなんてあげないけれど これは"せつなハッピー"じゃないよ
…こんなアホな事↑を書いていて 気づけば鍋の中の汁がおいとましてて のびきったラーメンとふやけたミックスベジタブル達がぐつぐつと待っていた、 そんな僕の気持ちなんて 君には分からない 絶対分からないよ orz
醤油味のこゆいせつなぬぬぬはっぴぬー
せつなハッピーを送りました 心の消印は冬ですが、実際の消印は明日か明後日に 10円足りなかったらごめんなさい_| ̄|○
!! ・・・・・・こちとらまだまだ冬(一昨日の朝も雪降ッタ)ですのでサッパリ無問題ですわぃ。ヽ(´ー`)ノ歓喜 10万払っても欲スィせつなハッピーメイドイン極北
……読んだら分かる別のせつなハッピーがアレコレ混ざっていて、 ……『ごめんなさい』と、ここでも書いてみる……・゚・(ノД`)・゚・。 おやすみなさい。 10万の価値があるのや否や……_| ̄|○ 極北は雨
[ 「え。」 ――-アクシデントのある光景――― ] ザラメの晶を乗せた頭で綿菓子ちぎれて空に五つ六つ 太陽を追い落した月が創身を膨張して形骸化 肥大した気位でノヴァしたなら 綿菓子たちは一斉に滝のごとアラザンを降らせる アラザンザンザザザンザンザンザン アラザンザンザザザンザンザザザン メンテナンスを抜け出した火星探査機の出したフィーバーは 一向に止む気配を見せない 大理石で出来た世界の床はパチンコ玉のスケートリンクとなる そこに混じってパラパパパラザン ザクザクザンザンアラザンパラザン ザザザクザザザンパラザンアラザン
一歩 一歩 重イ槍ヲ 玉ヲ 粉砕 掲ゲテ シ 直進 直進 或イハ 同僚ト 地ニ 衝突スル メリ込 マデ マセ 直進 直進 進ム ノ ハ 陛下ノ 女王陛下ノ スプーン 忠実ナ ト ナイト フォーク ヲ 探索
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ナイトPt:『勅令!勅令!』 ナイトAg:(その場にて敬礼) ナイトFe:(その場にて敬礼) ナイトAl:(その場にて敬礼) ナイトPt:『探索カタ止メ! 探索カタ止メ! 散歩ヲ、最モ散歩ラシクスベシ! 散歩! 散歩! 至急! 至急!』 ナイトAg: ナイトFe: 「え。」 ナイトAl: ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ザラメの晶を乗せた頭で綿菓子ちぎれて空に五つ六つ ナイトPt:「天候良好」 太陽を追い落した ナイトAg:「闇モ更也」 月が創身を ナイトFe:「月影モ好シ」 膨張して形骸化 ナイトAl:「サヤカ也、サヤカ也」 肥大した気位でノヴァしたなら ナイトs:「……ッ」 綿菓子たちは一斉に滝のごとアラザンを降らせる ナイトFe:「…日傘ノ一ツモ有レバ散歩スルニ易イ幸イナ夜哉」 ナイトPt:「全ク散歩スルニ易イ」 ナイトAg:「全ク幸イナ夜也」 アラザンザンザザザンザンザラララガキュン 月の飛び散った白い夜の内を アラザンザンザザザンザラザラララララララガシュン レースの日傘をして鎧が行く
ナイトは生まれつきナイトであるので 散歩という行為の経験がなくその詳細を知らない 槍を捨てた手の所在無さを 細い細い日傘の柄で埋めて直進する アラザンの降り頻るスフィア ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ナイトPt:『勅令!勅令!』 ナイトAg:(その場にて敬礼) ナイトFe:(その場にて敬礼) ナイトAl:(その場にて敬礼) ナイトPt:『散歩止メ! 散歩止メ! 横切ルヲ、最モ横切ルラシクスベシ! 至急! 横切ル! 横切レ!至急!』 ナイトAg: ナイトFe: 「え。」 ナイトAl: ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――メンテナンスを抜け出した火星探査機の出したフィーバーは ガシュンガガガガガッシュンゲゲガゴ ナイトAg:「我横切ル完了セリ」 一向に止む気配を見せない ガゴンゴガッガシャガ ドガン ナイトFe:「我モ横切ル完了セリ」 大理石で出来た世界の床はパチンコ玉のスケートリンクとなる ガシュテッ ガガドガギャバダガギャドッシャガ ナイトPt:「Al!」 ナイトAg:「Al!」 ナイトFe:「Al!」 そこに混じってパラパパパラザン
ザクザクザンザンアラザンパラザン アクシデントに見舞われる前に! ザザザクザザザンパラザンアラザン 勇士達の友情は世界を埋め尽くす鉛球よりも輝き ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ナイトPt:「女王陛下以上報告デス」 クイーンアクシデント:「使えぬやり直しじゃ」 ナイトPt: ナイトAg: ナイトFe: 「え。」 ナイトAl: ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ザラメの晶を乗せた頭で綿菓子ちぎれて空に五つ六つ…
>>485 突然失礼します 「詩」の定義すらわからんウツケて゜すがぁ
あなたの詩 とても好きですヨ 勝手ですねぇー
間尺に合わない裾上げ あれカガルって どーた゜っけ????
案の定 針で刺した親指 ぷくぅーと血だしながら〜 ウンウン宇奈月 夜更け
時々 ○きながら (酔っ払は何かとユルめ〜)鰻パイ頬張り……
ってヤシが居るぅ〜 * 迷惑なんで もうカキコせんのでご安心を *
◆utataFSiサンが更新してるとウヒャッって思う 勝手な期待 風邪ひかんでね
でもね 気が向いた時でいいから 続けてくれると めちゃ嬉しス♪
脅迫じゃないよお?ホントだよー ○はご想像の通りデス
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ナイトAl ( ;゚д゚):「風邪ひかんでねテ、オ手前ガ寧ロ全ク無事ジャ無イッスシ…!!」
ナイトAg ( ・'ω`・):「鰻パイハ酔イ止メニ良イノカ…?」
ナイトFe( ಠuಠ):「柑橘類ヲ。グレープフルーツ推奨也!」
ナイトPt( ☼u☼) ┌┛:「コラ浮カレ過ギダ虚ケ共!」
クイーンアクシデント:「うぬらの出る幕など最早無い、去ね」
ナイトPt:
ナイトAg: 「え。」
ナイトFe:
ナイトAl:
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>486 、、マサカこんなモンの後でその様に仰って頂けるとは夢にも思いませなんだ。ありがとうございます。
ダメな子だというのは親がよく分かっているのですが、ダメな子程可愛いという小さい人間の哀しさ。
奇特な御仁に恵まれて幸せ者です。ダメな子ばかり産まないように精進したいと思いますがうーぬ…
[レター] ペーパーフィルターの中でくすぶるコーヒーの音と遊びながら ドリッパーから滴々と球状になって落ちる時間を慈しむ 黒やぎにとって待つ事とは 以前は全く そのようなものでした 白やぎへの手紙を出してから 季節が一つ 変わろうとしていましたが 黒やぎはクリスマスの切ない胸で 毎朝郵便受けを開けました 気になると昼も覗いていました 夜には郵便受けに頭を入れ アルミの背板をじっと見つめて その奥に隠されている小部屋がありやしないか疑うのでした 大海の向こうに伸ばした糸は引けども引けども重力に弛み 耳に当てた紙コップには西風のやり取りが響くだけ 海の向こうとそこまでの海の道とは何て何て長いのだろう 黒やぎは大事に持った紙コップをざらり舐めまた耳にするのでした
ベランダ下の陽だまりに寝そべりふうと息をかけて土を飛ばし つくしんぼう達がよちよちと地上に出てくるのを応援する 黒やぎにとって待つ事とは 以前は全く そのようなものでした てが みだした よ… 波風ばかりが雑音していた紙コップからそう聞こえた日 黒やぎはジグザグの階段を寝間着のままで駆け下りて 一階の郵便受けの扉を思いっ切りの力で開けました からっぽ 海の向こうとそこまでの海の道はとてもとても長く遠いので 白やぎからの手紙はきっと 早くても2日はかかるのでした でも からっぽ 今までのからっぽとは少し違う それは愛しいからっぽでした だから黒やぎ 次の朝も その昼も そして夕も夜も郵便受けを開けて 暖かくなっていくからっぽを 何度も頬を染めて眺めました
そして次の朝 もつれながらのスキップダッシュの 黒やぎを出迎えたのは 白やぎからの手紙ではなく 今にもはちきれそうなからっぽ からっぽは 昼には手もつけられない熱さとなり 夜には恐ろしい振動を始め そして さらにその 次の 朝 からっぽは死んでしまいました もう黒やぎ どうして良いやら分かりません 狭い部屋を あっちへうろうろ こっちへうろうろ 敷きっ放しの布団にドッサリ バタバタして 死んだ振りをして かと思えばまたムクリ起き上がり 冷蔵庫を開閉するのでした
とうとうそれでも納まらなくなり 黒やぎ 郵便受けの前へ下りていって そこで一日待つことにしました 外では ツバメ一家がお喋りを楽しみ 幼稚園児が列になって出かけ 犬がお婆さんを引いて散歩させ 耕運機が遅々と過ぎて行きます 黒やぎ 消火器の隣に座り込んで 時には立って 郵便屋のバイクの排気音を今か今かと落ち着き無く望んで 幼稚園児が列になって戻り 耕運機が遅々と帰って行き 豆腐屋のパーポーが鳴る頃 もう爪のもじもじもどうにも行き詰まり 振ってみる尾は擦れて赤くなり 黒やぎ 自分を追い詰めるモノから逃れるべく がくがくと震える体を持ち上げ 他人の名前の書かれた郵便受けに手を伸ばして
バンッ 続けて ダンッ その隣 ダンッ その隣 バンッ ダンッ バッ ダダッ 隣、隣、下、その隣、隣、隣、隣 扉を繰る手は加速する一方で アパート中の郵便受けを開け放ち 黒やぎは 先月空室になったばかりの一つ下の部屋の郵便受けに 黒と白の動物の絵が描かれた封筒を 見つけたのでした 『黒やぎさま』
空気が 気道でつかえて 口を大きくぱくぱくさせても 肺まで届かない
どうにかして戻った部屋の中で 取り出した数枚の便箋には 海の向こうの空の色で 沢山の優しい言葉と ごめんなさいが並んでいました 黒やぎの手紙を 何度も何度も読んだこと 余りに色んな折に取り出したもので 少し舐めたり齧ってしまったこと そして本当に何度も読んだので 余白だけの筈が三口四口、 ついには全て食べてしまったこと 訥々と綴られていたのは 傷んでいない歯を無理に抜くような 白やぎのごめんなさいでした 同じやぎでしたから 黒やぎには白やぎの痛みが 自分のことのようで胸を掴みました 皮膚の 遠いところから寒くなって 心臓は火箸で混ぜられるような 絞り汁のような苦さ 黒やぎ 全てのごめんに大丈夫を云い 白やぎを抱きしめたくなりました そうと噛んでみる角っこは 薄めた氷砂糖の悲しい甘さ
黒やぎは手紙を書くことにしました 何枚も何枚もひどく沢山のです 何度も読んでくれる白やぎが 食べきれないくらい大量の 心をこめた美味しい手紙を 前より頑張った 丁寧な字で 一時間に一本のバスの停留所でベンチに仰け反ってイヌシバを銜えながら 雲たちに二つ名を献上する 黒やぎにとって待つ事とは 以前は全く そのようなものでした が 鼓動が勝手に空に昇っていき体温は二、三度上がるような 耳と尻尾をパタパタとさせてお尻も振らずには居られない様な 黒やぎにとって待つ事とは今 そのようなものになりました
「トロイメライ」 穏やかな白鍵の波間で とびうおがパタタタ手招く ベルーガはヒレでその背を包み 立ち泳ぎで初めの人指し指 pで四分音符の「ド」 弱起。 R. Schumann, Op.15, No.7 トロイメライ 「ファ」と「ソ」と高い「レ」高い「ラ」の和音は 私の指にどうしても余り はぐれた「ファ」の一音を足すのは 腕の中のおしゃまさんの役目 なぞられていく音を数えながら 出番を待つ手がつんと爪先立ち 「ファ」 無事に流れていく記号のカーヴに とびうおは羽でもっともっとをして 息を閉じかけた旋律は 何度も芽吹く 弱起。
497 :
:2006/04/28(金) 11:10:42 ID:3gAzZlSe
穏やかな鍵盤の波間から 生じる波紋 海底の町を伝う 鱗の銀色で 「ファ」 きらり水面で ムーンサルト
森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 投稿お疲れ様です&以上で今回の作品の投稿を締め切らせていただきます森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森 って書こうとしたけどもう立派なまとめができてたよフフフ・・・ 、、、、、、、、、OTL 今回も投稿間に合わなかったけども。 ち云いますか前回分だってまだ作ってたりしますけど。。 でも締め切り告知まで遅れるこたぁ無いんじゃないの、しかも1時間も後でさ、って 悲しくやさぐれるから、どうにも捨てられなくてこんなところに貼ってみますよ。 あーステキな眺めザマス(棒読み
>>498 ヤギさんヤギさん
そんなことより、熱はいいのかと……
身体を労ってください(汗
[チャッチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 〜ロック一曲〜] チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 土砂降りと叩き付けてギター あらゆる間隙に装弾してベース ドラムが合切を乗せて加速し 声は肉壁を0抵抗で透過 僕の奥で形をとる意味は生じると共に剃刀となり 僕を何層にもスライスして薄く細く解いてしまう 枝にかかった包帯が風に引かれて飛んでいくように 僕を形成しているものが砂時計の速さで攫われていく それは急流に削られていく洲 抗う術の無い仕打ち 奪われきった後の蒼白がどのような僕であるのか若しくは 奪われきった後の空白が最早僕ではありえないのかを 半ば消失した意識で求めようとするけれど 丹念に打ち砕いてギターソロ チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 聞いたこともない歌詞が僕の口から小刻みに零れ リフレインの暴風に嬉々として身を投じ去っていく 眼鏡が割れる 髪が乱れる シャツのボタンがひどく邪魔になる 離陸するジャンボジェットの焦燥感 遠くの空の稲光
501 :
:2006/05/08(月) 15:35:18 ID:pVywIpRV
勢 い を 緩 め f か ら p へ 僅 か ば か り リ リ ー ス し て 見 せ た 後 本腰を入れたffでガイストまで根こそぎ引っ掴んで チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 消えてしまう そのまま消して 音にだけ忠実になる体に 他の感覚機能は閉じた チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 脳裏でフラッシュ チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 霧散する存在からなら近付けるような白 チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 空へ導くボーカルと 地へ縫いとめるギターの狭間で チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 足 スライドさせて脚 足 上昇カーブを描く道路を疾走 チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 役職も風評も建前もてらいも 義務も責任も理性も感情も 粉々で チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 咆哮 チャチャッチャチャーン チャーチャチャッチャー 悲鳴に似た咆哮
502 :
:2006/05/08(月) 15:47:58 ID:pVywIpRV
そして ダダンッ・・・ 悪夢の後のような汗 汗 汗
ヲ、レスが1コある。 ヲ、しかもnote様だなんて、ぬ、タヴンお初。 ・・・ ・・・・・・? ぬああああぁぁぁぁあ?!
うたた寝死人さん、選者を快く引き受けてくださいまして、ありがとうございました。 評、楽しみにしております。
[キノコ峰] 客も帰ったロビーの窓越しにダケカンバと話をしていると 背後からすいませんと掛けられる 見やればどこか草臥れた男 きのこみね、という所に行きたいのですが どう行ったら良いのでしょうか 聞いたことの無い地名だった 売店係りもルームのおばさんも口を揃えて さあねぇ という 客でなかったこともあって丁重にお引取りを願うと 男はアナグマのとぼとぼで自動扉の向こう小さくなっていった キノコ峰。 妙高‐火打の稜線に向かい私は思いを巡らせていた それは余程キノコ繁る頂 冬虫夏草のちらほらに始まり ナメタケ、ヒラタケ、カノシタ、シメジ 食べられるもの、食べられないもの、 小さな大きな長い丸い赤い白い茶色い複雑な 様々な 様々な菌(クサビラ)が埋め尽くす山 彼は道を見つけただろうか 罪悪感から思惟は男に 薄く太陽の臭いがしていた背広を枝や草に取られながら キノコを踏みつけて進む男 それとは知られないように立ち昇る胞子は 彼の荒い呼吸を好機と 気管を下り肺に着床する 成長と分枝を続けやがて肺を突き破る菌糸の止め処ない 止め処ない 際限を知らない増幅
山から飛んでくる 実弾演習の砲撃音が 春の空に溶けていく 8月の 空気が辛口に仕上がった日には キノコ峰の輪郭からもくもくと巨大な積乱雲が上がり 野尻湖に避暑に来るメリケン達を虚々とした双眸でねめつける ヤンキー達は露知らずマッチョな笑みを浮かべて 娘に指してみせるのだ 「It's a great Nyudo-Gumo!」 長崎広島型の積乱雲をそうは呼ばないけれど in Japanese 5月の陽気が残雪を小さく 滑り染み込み水は山を下る チェックインまであと1時間 私はダケカンバに向き直る 今日も麓のR18では 自衛隊の特殊車両が信号待ちをして ヒラタクワガタの一列
>>499 お陰様で完治しました。
扁桃腺炎だそうです。 あな、熱を出せどひとり ゴフッゴフッ ed.
>>505 前日にやわらかい蟹様に頼みにいらっしゃる旨のレスを拝見してましたので
ビックリしてました^^ 貴重な機会をどうもありがとうございます。
んでもって恐れ多いッス、ガッカリされると切ないので楽しみにしないで下さい、、、、、、
楽しそうですねぇ春詩・・・・・・。(←春スキー)
投稿規程にないし、今度自分も皆さんのに並べてこようかし。
選者のレスが付かないという虚しさはありますがそりゃこのスレでも同じですしなぁ。
あー 公民館スレがなくなってしまったのがつくづく惜しい。春詩祭りとかしたかった、、、
[小壜の中の海] 雲島が浮かぶ海空の下を 僕は僕と歩いていく サンダルの下は星の砂 ずっと下にはカルカノドン 手を引かれているのが僕なのか 引いているのがより僕なのか 空いている腕を大きくぶんぶん 2千の月でできている太陽 波打ち際にハナマルユキ 世界の大部分を浸した水は僕らの地を州のようにして 無数の鱗に金銀を惜し気もなく閃かせている 春は絶滅し 秋は行ってしまった 冬はおとぎ話の中に封印され埃をかぶっている 浅瀬の水は温かく 僕らの肌はもう白くはならない いつかエラで呼吸する日が来ても 雲島が浮かぶ海空の下を 僕は僕と歩いていく サンダルの下は星の砂 ずっと下にはカルカノドン 走ってみようかと向き直る ねえ肩車してと伸びてねだる 困惑の後また大股でぶんぶん 2千の月でできている太陽 たゆたっているミズクラゲ
大きい方の僕は時より速く進んで僕を置いて老いてしまう 小さい方の僕は幼いままで変わる気配を全く見せない いつだか流れてきた椰子の実はようやく小さい僕の背を抜いた ここに並んでいつもの立ちション 僕ら2人 早く育てと願う 僕は唯一の遊具とするために 僕は自分の墓標とするために シャツに駆け込んでくる風は哀しい 幸せを水平線の向こうのどこかに ひょっとしたらのっぺりとした成層圏の奥遠くに 落としてきてしまったんだろう 海と雲に涙をとられ 泣けない風は縋り付いてきては 髪を掴まれ引きずられ去っていく ―――さようなら 雲島が浮かぶ海空の下を 僕は僕と歩いていく サンダルの下で割れる乾く骨 ずっと下にはビルの亡骸 怯え手をぎゅっとするのが僕なのか 口笛を始めるのがより僕なのか 空いている腕を大きくぶんぶん 2千の月でできている太陽 蕩けるウミウシを啜るキチン質
この海はどこまで続いているのかなぁと僕が訊く 実はすぐそこまでしかなくって他は壁だったりなぁと答える 水平線に影はない 僕ら以外に声はない 明日壁に落書きしてこようか 叶わない事を口にして過ぎる 明日は続く 明日の明日も 魚になればどこかへいけるかな 裾を濡らして言ってみる どこかに行きたいのと僕が曇る 空は青く 海は碧く 砂は白く 湿ったシャツはすぐ乾く 州には椰子の若木が1本あり 僕には 僕がいる
雲島が浮かぶ海空の下を 僕は僕と歩いていく 僕は僕と歩いていく 叫びは磨耗して返らない 雲島が浮かぶ海空の下を 僕は僕と歩いていく サンダルの下は星の砂 ずっと下にはカルカノドン ケンケンパしてみるのが僕なのか 立ち止まり振り返るのがより僕か 同一且つ交わらない魂 何年か先に横たわる別離 2千の月でできている太陽 白砂の州に大小の足跡
こんばんは。ではさっそく…。 いつもね ひとりで居る時に きれいな夕焼けをみつける 誰かにそれを知らせたいのに いつもいない だから 橙と紫のきれいなその夕焼けを とてもきれいなその夕焼けを こっそり切り取り 大事に胸にしまった 雨の日の夕方に思い出そうと…
↑携帯からなので、読みにくかったらスマソ。
んはっ。
>>513 「ひとりで居る時に〜いつもいない」の流れからして、
「大事に胸にしまった」夕焼けは当然
誰かが来た時に一緒に見るのだろう、と思いきや
"「雨の日の夕方に思い出そうと・・・」"
、、、お手前どんだけ孤独スキーですか、、、、結局テイクアウトしても自分用ですかや。
こんばんはお仲間。ID検索とか面倒臭くてやりもしないナマモノをどうぞ許して下さい。
え、ちょっと、絡んでくんなよ孤独スキーなんだよワシャァ・・・って時は
適度に足蹴って華麗にスルーでお願いします。
>面倒臭くてやりもしないナマモノ ケガナイ 冷蔵庫に保存しなきゃ ……構いたかっただけ、ゴメン
>>515 すぐにレスついててびっくりしたよ!
ということで、こんばんはでつ。あなたの突っ込みがクスリときたので、また雇用と思ってるよ。
あ、ナマモノはお早めにお召し上がり下さい。
あ、俺もかまってちゃんだわ…(きんも〜☆
死にたいと泣き叫ぶ君 致死量に満たない劇薬 手首の浅い浅い傷跡 死なないでと言葉たち 聞こえない君は それでも繰り返す 死にたいのなら 君は死んだほうがいい もう 要らないから 君も優しくない僕が要らないから
519 :
名前はいらない :2006/09/22(金) 23:37:26 ID:xSd9nWk3
名前:ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ ◆PsyCHO8eyE :2006/09/22(金) 22:50:52 ID:nxu/TWm9 [削除依頼警告] このスレッドは、GL5 掲示板・スレッドの趣旨とは違う投稿の スレッド 「掲示板の趣旨に無関係なもの」 に該当すると判断します。 削除依頼を望まないのであれば、自治スレ
>>519 「閉鎖的使用」を理由にしているレスの方が
まだ信憑性があったんじゃ、、、、、
522 :
名前はいらない :2006/09/22(金) 23:44:59 ID:xSd9nWk3
名前:ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ ◆PsyCHO8eyE :2006/09/22(金) 22:50:52 ID:nxu/TWm9 [削除依頼警告] このスレッドは、「閉鎖的使用」 に該当すると判断します。 削除依頼を望まないのであれば、自治スレへ
>>521 荒らしに反応するから削除されないって原則もわからない可哀そうなコだから、
放置してあげて、、、
>>521 何ぞ拝見しているとずっと同じものを貼っているという訳でもないようなんですよねぇ。
ということは一応何を貼るかを選択→決定しているのかなぁと思ったのですが。
それにしてもどんだけあのオッ様のファソですかや、、
これは愛の力のなせる業でしょうか、可愛さ余って憎さ百倍、
裏返しの愛情乱反射して詩板スレッドにしきる雨のごと流れ弾。
てリロードしたら、あ・・・(喜
うほほーい! アゲアラシとかってヤマアラシの何になんのか、絶滅危機指定動物ではないとは思うんだけど、あやつもいい仕事しますなあ うたた寝さんがこんなにえー詩を書くお人だとは今の今まで知りませなんだ ぶりっ あ、潜水艦で出しきれてなかったみたいっす すみませんが掃除しといてください(笑
>>525 どんなんだと思ってらしたのか、それが物凄く気になるところではあります。
えー詩かどうかは別としても、まぁ、詩を書かないカタツムはただのカタツムだと豚も云ってましたし。
[ツィマーマン] わたしがおばあちゃんであったなら 孫はツィマーマンがいい 布団から首だけを動かして視線を投げる縁側に 逆光になっている癖毛の子はクリスティアン=ツィマーマンがいい わたしが寝ている十畳の和室に お友達のチョウリツシさんとお気に入りのピアノを運び入れて トンテンカンテントントントトトン 「このフスマ!ショウジ!タタミ! 全てに反響して丁度良くなるよう調律したヨ、 ばあちゃん!」って 白髪ともじゃもじゃひげの向こうから 保育園に迎えに行ったころと変わらない笑顔を覗かせて 長い脚に合うよう椅子をうんと引き ペダルを踏み踏み 弾きはじめる ラヴェル 『優雅で感傷的なワルツ』
「ちゃんと聞いとけヨ、ばあちゃん!」と 自分の全霊を聴かせようとするくせ ツィマーマン 一度ピアノに対すれば 鍵(ケン)と弦との海に潜り込み終えるまで浮き上がってこない 残されてわたし またもや独りぼっち 椅子の上で展開される孫の活用形を見る フォーク片手に睡魔と闘っていたツィマーマン 竿先の蜻蛉を捕まえようと忍び寄ったツィマーマン 難しいことを思案して慎重に口を開くツィマーマン 何だこれうまいよ!と目を剥き出しておはぎを頬張ったツィマーマン 積み木の最後の一つを置いてゆっくり手を離したツィマーマン 隣の席の女子の言葉に少なからず傷ついたツィマーマン 俳優ほどの千変万化 そして声無きそれら心の震えは ピアノという声帯を介して 万華鏡の色硝子のように 和室いっぱいにキラキラと展開し連鎖し反復し反応し反発し混成され分裂し増幅して灯り瞬く 銀河から注ぐダイヤモンドダスト そんな絶景の中でこときれ お迎えの人と向こうの知人に壮大な自慢話を聞かせる それがばあちゃんとしての最後の夢で 死に顔は湯船の『極楽、極楽』 無音より静かなピアノ、ピアノが 和室に薄く積もっていく
だから わたしがおばあちゃんであったなら 孫はツィマーマンがいい 「良かったデショ」って子供の顔で覗き込んでは賛辞をねだり 覚めないわたしに「おーいばあちゃん」する ばあちゃん自慢の癖毛の子は クリスティアン=ツィマーマンがいい