詩の技法

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11 ◆Fuzz3It2
詩を書きたい。
でも、知識も技術もない。
そんな方の為に詩を書く際の技術や方法論を
蓄積するスレッドです。

※他の方の迷惑にならぬよう基本的にはsage進行でおねがいします。

参考スレ
【批評】批評家養成スレ【養成】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1023248585/
2いくない:02/06/10 01:35 ID:???
技術・技法は感性をぶち壊す。。。。といいたいところだけれど まあそこまで
いってからのテーマかな。とりあえず現国の詩の問題の解答方法とかがコピペ
されるんだろうな。出典書いとけよ。マナー大事。 

ちなみに
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1020151447/l50
と重複している。
3名前はいらない:02/06/10 01:39 ID:???
何かの本で読んだが、良い絵描きとは「詩人の魂」と「職人の繊細さ」を
併せ持つ者だとか。(うろ覚えスマソ)
詩人の魂とは、感性のことだろうね。
職人の繊細さとは、技法のことかな。
詩作も、この二つの才が車の両輪のように必要なのではないだろうか?
4微熱くん ◆/504x/.Q :02/06/10 02:53 ID:/7L6YDFv
アカデミックな話の中でこういう物言いはアレだけど、
写真を撮るにしても、才能があったところでシャッターを押せなければ
撮れないわけで、詩を書くにしても文字なり文法なりを知らないと書けないと。
まずはそこが出発点で、技法は最低条件を満たした上で
望むものではないだろうか、と。

ただ、技法を応用したら、それはその技法の手柄でしかないような気がするのね。
例えカブったとしても、自分で発想したとするなら、それには価値があるように思えるのだけど。

負け惜しみかなあ。
5名前はいらない:02/06/10 02:56 ID:???
>>4
確かに価値があるね。そこに他人が価値を見出すかどうかは?だけど。
6おたずねもの:02/06/10 10:26 ID:aBv3OMJh
>>4
義務教育程度の日本語教養さえあれば、詩は誰にでも書ける
ものだと思うよ。貧弱な語彙であっても、その語彙こそが書き手の
世界であれば、限られた言葉の組み合わせのなかででも驚く
ような表現は生まれる。もちろん語彙倉庫は豊かにしておく
べきだし、文法等は自由に己の武器として使えるよう意識して
おくべきだろうけど。でもそこが出発点だとは、とても思え
ない。少ない語彙&日常会話的な文章で素晴らしい作品を書く
プロの詩人だって結構いる。彼らは出発点に立ち止まったまま
作品を書いているのだろうか?

出発点は、やはりポエジーではないだろうか?「詩心」がある
からこそ、詩は生まれる。
子供が楽しくてしょうがない時ついつい踊り出してしまうよう
に、心に感じることが蓄積された時に「うたいたい」という
欲求が生まれる。まずはそこが詩の出発点。
しかしそれだけでは、他人まで感じさせるような詩はなかなか
うたえるものではない。それどころか自分すら感じさせられな
いかもしれない。心のなかにあるそれを正確に形にするには、
技法が必要だからだ。
7おたずねもの:02/06/10 10:26 ID:aBv3OMJh
自分のポエジーを正確に形にできるためならば、他人の技法を
用いること(意識的であれ、無意識的であれ)は、決して愚か
ではない。それを表現するためにどうしても必要な技法だとし
て使ったのであれば、それはオリジナルな技法だといえるだろう。
きつい言い方をすれば、貧弱なポエジーしかもたない人には、
ありふれた技法こそが似合うのだし。あるいは希望観測的な言い
方をすれば、紋切り型の技法ですら料理のしかた次第によって
は新鮮な詩に化ける可能性もあるのだ。

まずはポエジー、そしてそれを形にするための技法、自分の
ポエジーにとって必要だと思われれば語彙も義務教育レベルを
越えて集める。
自分はこういった意見だ。反論、求む。
8微熱くん ◆/504x/.Q :02/06/10 11:29 ID:/7L6YDFv
>>6-7
まあ、仰る通りですね。
料理があっても皿がなければ食えないし、
皿があってもマズけりゃ食えないし。(ちょっと違うかな?(笑))
結果的に才能というのは総合得点なんですかね。
9名前はいらない:02/06/10 15:54 ID:???
感性とは世界を切り取るための独自の視点なのかなあ
あっ、なんか詩っぽくない?
10名前はいらない:02/06/10 17:10 ID:xwzTag0Z
魂を揺さぶること
数すくない世の真理を言葉にのせること
あと、エロスの要素もほしい

11itaisure1:02/06/10 17:33 ID:???
ポエジーってさ、なんにも言ってないのと同じだよ。
音楽で「テクニックは必要だけど、感性が大事」っつうのと
同じで、なんにでもあてはまる。
精神論的でちょっとついていけないな。
それにポエジーとテクニックの二元論も別にわざわざ言うほどの
ことじゃないだろ。
ポエジーがないコンピューターにやらせたっていい詩ができる可能性
は大いにあるし、感性、ポエジー連発してる人間はたいてい、
自分の天性信じて、努力したくない奴なんだよな。
あ、もちろんそうでない人もいるけどさ。


12おたずねもの:02/06/10 21:24 ID:RGDPgQTu
>>8
いや。大概は偏ってるでしょ。それを総合的なものにして行く
ために、天才でも努力しなきゃいけないのじゃないのかなぁ。
>>9
かっこいい!☆
>>10
(笑)
>>11
「感性」と「ポエジー」は違うものでしょう。
僕がもし精神論者だとすると、貴方はガチガチのフォルマリスト
みたいな感じしますが。。。
とはいえ、もちろん貴方の仰ることもわかります。すべての
文学は既に書かれている。(ちなみに僕の言うことも正確に
受け取ってほしかった。僕はポエジーを正確に形にするため
に技法が必要なのであると書いたはずです)

一応、会話が成立するための努力として、僕なりの
「ポエジー」の定義を簡単に書いておこうと思います。
13おたずねもの:02/06/10 21:25 ID:???
「ポエジー」
1)未だ形となって表現されていない段階のポエム
詩は書かれなければ存在しないものではなく、じつは書かれる
前からポエジーとして存在している。浅い段階では、作者の頭
の中ではもう言葉となっていて、あとは書くだけの詩。書いて
いるうちに頭の中のそれと書かれたそれが全然違うものになっ
てしまうということもよくある。深い段階では、未だ言葉にな
っていない段階の詩。あるいは未だ詩となっていない段階の言
葉。旅先で感じる異国情緒などは前者といえるし、詩作プログ
ラムを与える前のPCの中の言葉は後者といえるだろう。ちな
みにPCにもポエジーはありうる、と僕は考えている。

2)詩を読むことによって、読者の中に生まれる詩
あるいは詩を書くことによって、作者の中に生まれる詩。
つまり「事後発生的な詩情」。PCが書いた詩から何かを感じ
たとすれば、それもやはりポエジーなのである。
そして読むことと書くことの変換装置によって、ニワトリと卵
みたいにそれは(1)の意味に変換される。

ちなみに僕は、現段階でPCが優れた詩を書きうる存在であると
は思わない。人間好みを知らないからだ。いくら人間好みの詩
の作り方を覚え込ませたところで、その言葉にはどうしても無
機質さがつきまとう。(自動作曲をやらせて出て来た曲を聞い
てみれば、よくわかる筈)これはやはりポエジー・プログラム
がまだまだ人間の好みや慣習(慣習を知らなければ、慣習を破
る詩の言語などはじき出しようがない)を勉強するのが不足し
ているからではないか。果たしてそのようなプログラムが果たし
て完成しうるものであるのかどうか、ちょっとわからないが。
14名前はいらない:02/06/10 21:51 ID:???
>13
 話が横道にそれてスマソが、サールという哲学者が言い出した
「中国語の部屋」という話を思い出してしまった〜yo。
 部屋の中にいる男はまったく中国語を理解しないが、部屋に置かれた
 手引き書を使うと、中国語の質問に適切に回答していくことができる。
 正しい答えがその部屋の中から返ってきたとき、その部屋の中にいる
男は中国語を理解していると言えるか?だったっけ?
15itaisure1:02/06/10 23:01 ID:???
霊感とか、イメージをつくるとっかかり、頭の中の素材ってことね。
でもPCがつくった詩が紛れ込んでたとして実際問題、見分けられない
からな。
例えば現代美術みてその作者のデッサン力がわかるっていう人がいるけど、
これはデンパだよ。わかることもあるけど、大概わからない。
16名前はいらない:02/06/10 23:13 ID:???
>>15
デッサン力??
そんなこと、大概わかりそうなもんだが。わかるひとになら。
現代美術って、抽象画のことなの?

あと、「誰それ風」っての、あるじゃん?個性。
個性はパクられることはあっても、作ることはPCにゃぁできない
ことなんじゃないかなぁ。。。
架空の人物のモンタージュ作るなんてもんじゃなくて、その架空の人物
自身を作っちゃうよーなもんでしょ。
17名前はいらない:02/06/10 23:18 ID:???
PCの詩にも感動できそう。
単語並べただけに近いやつとか。
要は読み手の感じ方次第、
読み手が世界を作れるならば、ココロがなくてもイイ詩だろう。
18ねほん:02/06/10 23:21 ID:VU++NBrM
詩に技法があったんだ〜
死の技法も教えてちょんまんぽ
19しいな まほろ:02/06/10 23:27 ID:???
>>17
100個単語ならべて
詩になってるのは10個もないとおもう。

連想から完全に自由になれるのはいいけど。
あとココロってなんですか?

>>18
しるものか。
20しいな まほろ:02/06/10 23:42 ID:???
でも冷静になってみたら
私自身PCのようなもの。
21微熱くん ◆/504x/.Q :02/06/10 23:45 ID:/7L6YDFv
乱数で単語ならべて書いた方がいいんじゃないの?って思うような
詩を書く人もいっぱいいるけどね(笑)

>>11
>感性、ポエジー連発してる人間はたいてい、自分の天性信じて、努力したくない奴なんだよな。
ごめんなさい(泣)

>>12
フォルマリストね…。
詩もマクドナルドのハンバーガーみたいに作っちゃうとありふれるってことかなあ。
でも、同じ詩を違う人が書いても無意味だしなあ。
フォルマリストの解釈を大きく間違ってみたりして。うふ。

>>17
読み手が感動できるっていうなら、そうかも。
でも、その共振できるレンジは狭そう。
残るための力強さってのは、たぶん、共鳴させるだけの出力と、
共鳴させられるレンジの広さだと思うんだけど、どうかな。

>>18
自殺のススメとか読めばよいかと。

>>19
>詩になってるのは10個もないとおもう。
ま、これも捉え方次第なんですよね。
たとば、著名なネット詩人のあの人の詩なんて、
私には詩とは思えないほどの…(以下自粛)
22名前はいらない:02/06/11 00:13 ID:???
>>21
んとね、いつも思うんだけど、微熱さんは、マイナス方向に考えたり
他の詩人の人を貶したりしすぎると思う。ネット詩人がだめなら、それは
ほおっておけばいいと思う。わざわざ言及する価値も無いよ。
ごめんね、一意見として流してください。
23名前はいらない:02/06/11 00:16 ID:???
ようはもっとプラス思考で行こうってことなんだけどさ。
24微熱くん ◆/504x/.Q :02/06/11 00:35 ID:H2oxPo5G
>>22
んー。まあ、真摯に受け取っておきます。
ただね、あくまでも9割がダメだと思うだけで、
残りの1割には期待できると思ってるし、
凄いなあと思うものもあるし、
無条件に貶めているわけではないと思いますが。

た・だ・ね

ハタから見て同じ人種と写るなら、
ヘタ打って欲しくないわけですよ。
願わくば。

東京人なんてのは、関西人だって言うだけで
たこ焼き好きで、阪神ファンで、吉本の芸人、みたいな
ステレオタイプの固定概念があってですな。

ネット詩 = 読むに価しない詩

ってな印象を持って欲しくないなあと。
ま、これ、無駄な足掻きとはわかってます。
わかってますが、ダメなものにダメって言う奴がいないと、
さらにダメになってしまうということもあるわけです。

ま。そういうわけなので。
25名前はいらない:02/06/11 10:49 ID:9CweiNS0
たとえば、他のスレで「手」をテーマに詩を募集してるわけだ。
で、俺もいっちょ応募してみよっと、じっと手をみるわけ。
何にも浮かんでこないわけ。一言も。つまりそれは、ぽえじーがないって言うこと
ですか。このまま無理矢理言葉をひねり出したとして、それは「詩」と呼べるもの
なのでしょうかという疑問が浮かびまちた。
他の人たちは、こういうとき、どうやって詩を作ってるですか?興味津々です。
26名前はいらない:02/06/11 12:02 ID:07RJkERq
>>24 いか微熱さんへ
なにが駄目かって貴方が一番駄目でしょう!
何もわからないくせに、さもわかったような
事をエラそうに言わないで下さい。ウザィ。
27名前はいらない:02/06/11 12:06 ID:???
無理矢理言葉をひねり出して、どんどん書いていくうちに
思わぬ発想に結びつくこともあります。
28名前はいらない:02/06/11 12:14 ID:POSVTfMs
>>24 いかいか微熱
色情狂・・「色狂いした18才」といわれてる人に
批評は無理だと思います。そんな能力はありません。

だって心のほとんどがエロネタなわけでしょうから。
29>いか微熱の書き込みについては:02/06/11 12:28 ID:vvQg3Ksx
>>28
精神に障害を持つ人が論評したり>>21自己弁護したりする>>24
とこういうパターンの発言になるというひとつのモデルとして
観察して見るのも余興としてなら良いのではないかとも思われ。
30名前はいらない:02/06/11 12:30 ID:???
>>28-29
回線切って・・・大変だな(w
31名前はいらない:02/06/11 12:38 ID:vvQg3Ksx
>>30 自分に都合のいいように考えようとするのは負け犬です(笑
(お気持ちは充分によく理解できますよ、いかいかさん)
32名前はいらない:02/06/11 12:43 ID:???
>>31
出たよ自作自演(w
33名前はいらない:02/06/11 12:44 ID:???
>>30 おいおい、自分がそうしてるからって
他人もそうだと思うなよ。エロ基地外くん。(w
34名前はいらない:02/06/11 12:51 ID:yRw9+3FD
>>32 自演はおまえだ。
35名前はいらない:02/06/11 12:53 ID:???
>>34
君が何を言おうと滑稽に聞こえてしまうのは俺だけ?(w
36名前はいらない:02/06/11 13:02 ID:vvQg3Ksx
>>32
どこまでも哀れな人だ! なりすましの >いか微熱さん。

早晩にも色情狂という精神の病を治療して下さい。
この病のやっかいなところは自覚が無く病状が進行する
というところにあります。真性の落伍者になりたいですか?
37名前はいらない:02/06/11 13:19 ID:NVrlRf2E
>>35 病院いけ。いかいか。
38>いかいかさんへ:02/06/11 13:25 ID:vvQg3Ksx
>>37 同意!
それをお進めします。貴方にはカウンセリングが必要です。
3925:02/06/11 13:45 ID:EkLNfDZi
>27 27の人も無理矢理作ってる派な訳?
  
40名前はいらない:02/06/11 16:34 ID:???
また良スレが潰れそうだよ。。
41名前はいらない:02/06/11 16:40 ID:oqdhoBCr
日本の場合、歴史に名を残した詩は大抵作者がなんにも浮かんでこない時、書かれた例が多いのです
それは詩とは「発見」であり「知っていく」ことでもありますから
そうした無感のさびしさに襲われると詩人達は何でも手近なものを、じっと見つめる時間を持つのです
多くの詩人達もそのように努力して、詩心をひきだしてるのではないでしょうか

だってさ
引用 〜詩の世界より〜
4225:02/06/11 16:43 ID:???
まじめな話、どうやって詩作しているのか教えて欲しい。
常時、電波受信中なの?神様が降りてくるの?ビビビッとくるの?
適当な単語を組み合わせてるわけ?乱数表とかサイコロが必要?
俺は、語るべき何かが心の中に湧いてきた時に、そこに言葉を載せていく
って感じだ〜よ。だから、作るぞ〜って意気込んでもガス欠です。
その辺どうしてんの?
43名前はいらない:02/06/11 16:47 ID:???
私の場合、降りてくるんです。
それも恋愛で感性が豊かなときでないとダメと言う。
はっきり言って、詩の技法なんて、これっぽっちも知らないでしょう。
4425:02/06/11 16:48 ID:???
>41 さんくす。文を綴っている間に回答来てたんだ。
  なるほど詩心を引き出す努力ね。
  じゃあ、「手」をじっと見てみるか。


  じっ・・・・・・・洗った方がいいな。
4525:02/06/11 16:52 ID:???
>43 恋愛で感性が豊かな時か。
  そういえば、そんな時代もあったね。
 「好きだ」ってテーマがはっきりしてるからな、
  あとは、言葉で飾っていけばいいんだもんな。
  でも、なんかむやみやたらと詩ができるけど、今思い出すと赤面物の
  イタイやつばっかりだた〜よ。
46名前はいらない:02/06/11 16:55 ID:oqdhoBCr
まあ私の場合、普段詩を書けないことはありませんが
大抵、9割が駄作・・・とても載せられるようなものではありません。
ビビっとくるのは、やっぱりいいモノにであった時かな。
それは詩でもあり音楽でもあり風景でもあり
感動したものに触れると「おお、創作意欲がぁ否応にも湧いてくる!!」って感じで…
でもそんな時は稀なわけで…、やっぱり創ったのが駄作ぞろいだとしても
無理やり書いてます、何かを「発見」するまで
47名前はいらない:02/06/11 17:04 ID:???
書いてないと実力落ちるのでしょうか?
今何にも思い浮かばないんだけど、
無理やり作る苦痛から逃げてて幸せです。
4825:02/06/11 18:22 ID:???
無理矢理捻り出しました。
出汁、山車、駄詩、ダシだああああああああ。
空っぽの感性からは、こんなお決まりの言葉しか出てこない駄詩。

「手」
手をつなぐと
伝わる
あなたの温もり
ああ、こんなにあったかいんだ

手をつないで
分かる
あなたの柔らかさ
ああ、こんなにやわらかいんだ

百の花束より
千の言葉より

一度の握手が
伝える豊饒なる
身体感覚

触覚が物質を超えて、言葉を超えて
ねえ
このまま握りしめていてはいけませんか
49いかいか ◆EzuNnL0g :02/06/11 18:29 ID:???
「手」

見えない何かと何かがゆっくり混ざり合う

あなたから伝わった何かが私を包む

50名前はいらない:02/06/11 18:54 ID:???

『死貝』

 夏が近ずく。もぅすぐ波の音が聴ける
 海岸に押し寄せる死貝と汚れた空き瓶
 こうして浜辺に打上げられた塵を
 見ると人生のはかない自分のようだ。
 子供たちがビーチではしゃいでいる。
 日焼けした若者は徹夜で酒を煽る。
 星が散る夜空には流れ星が綺麗だ。
 死ぬのなら海の中へと何回も考える。
 海は広い。そしてまた考える。死ぬなと。
 まだまだ私を必要とする人がいる。
 そのためにはまた生きろと自分に聞かせる。
 良かった。また波の音を聴こう。
51名前はいらない:02/06/11 19:24 ID:???

 『手』

 それはときに人と交わり「さよなら」と
 ときにはこれからよろしくと
 手から伝わる人の心。
 手から伝わる善意。
 手には指がある。怒りの時、手に力が
 でもそんな時、頭がある。人間だもん。
 手には指がある。喜びの時、大空へ
 それもつかの間。手が悲しみの時
 眼に優しく。そんな手にも時には怪我
 をする。そんな傷の手にも思い出が。
 いつか未来へまた、さよならと手を
 振るときが。手よありがとう。


 
52名前はいらない:02/06/11 22:45 ID:???
自作の詩を載せるのはやめてほしい。
>>48のせいで以降は詩の投稿しかないじゃん。
詩の技術のスレなんだから自作は違うところに持って行ってよ。
有名な詩の解説は助かるけど。
53名前はいらない:02/06/11 22:57 ID:???
スレの方向性が精神論や感性に流れてる気がするけど。
確かに、詩を書くのに重要なのは感性でしょう。
でも自らの詩を磨くために、また、
人の書いた詩を読み、過去の財産と言うべき名作を読むためにも
詩の技法は重要だと思う。

イイ詩を書くためにも
イイ詩を読むためにも技法に関しての知識は必要だと思うが、どうか。
54名前はいらない:02/06/11 23:00 ID:???
連続スマソ

>>52
たとえ自作詩であっても
作者が『ココにこういう技法をつかってる』って感じで解説したり
批評家さんによる指摘や、ココはこういったテクニックを、とか
指導してくれるのならカナリ有意義だと思う。
55名前はいらない:02/06/11 23:17 ID:zB/FywoS
>>53
でも技法について語ってみても、
結局、教科書的で詰まらなくなる可能性もあるよ。

僕の考えとしては、
詩はつまるところ、個々の感性によるしかないんだけど、
この板の住人に言いたいのは、
「おのれの感性を疑え!」ってこと。
凡庸な感性、ありきたりなポエジーを、
ありきたりだとちゃんと気づくために。
そのためには、古今の詩をちゃんと読め、と。
技法の何たるかも、それなりに学べ、と。
5625:02/06/11 23:24 ID:???
詩を書き込んだのまずかったね。ゴメソ。
57名前はいらない:02/06/11 23:29 ID:???
最初は何も本も読まないで詩作した方がいいと思う
そしていきずまりを感じたなら先代の詩について学んだほうがいいね
最初から方法論にこだわりすぎるのは詩に対して毒
それこそ単なる飾りだろう
58名前はいらない:02/06/11 23:32 ID:???
>>57
まったく先代の詩を読まずにいると、
自己完結できるので行き詰まりを感じるわけない罠。
59名前はいらない:02/06/11 23:42 ID:???
>>58
そうか…誰でも時期が進めば
自分に対するいらだちが高まっていくと思ってたけどね
好きになればなるほど、より詩への理解を深めようとするって気が起きない人もいるのか
しかも>>57の誤字発見、あえて指摘しないように
60名前はいらない:02/06/12 12:39 ID:???
>55
独創的な物の考え方、感じ方をしているつもりでも、大概は先人達によって
発見済みなんだろうね。それなのに新しい表現ができたと喜んでいるとしたら滑稽だ
っていうのは、よく分かる。たとえば宮沢賢治の詩が好きなんだけど、この詩板の誰よりも
豊かな感性、イメージ力の存在をうかがうことができるよ。
61名前はいらない:02/06/13 22:13 ID:???
定期age
62名前はいらない:02/06/14 16:56 ID:???
ここに書かれている詩は、綺麗な詩と、独創力がある詩で、
私のレベルでは書き込みできない状況です。あうう。
韻を踏むって、詩を読んでも何が韻かわかりません。
                 〜創作意欲減退のパー(@^^@ゞ)より〜
63名前はいらない:02/06/14 18:14 ID:iaaYghlg
>62 褒め殺し?
64名前はいらない:02/06/14 23:23 ID:???
絵でも小説でも音楽でも技法があり、それを教える学校があり、それを学ぶ人達がいる
俳句・短歌にも漢詩にも技法があるのに、なぜ自由詩だけが技法は大切ではないような
論調になるのだろう
感受性が一番大事!? へええ、本気でそんなこと言ってるのかい
思い付きと感受性をごっちゃにしてはいないかい?
そして感受性を磨く行為はしているかい?
感性・技法と、もうひとつ重要なファクターが抜けているのは知っているかい?
それは知識なんだよ
別にどんな詩を書こうと本人が満足していればいいのだけど、技法をないがしろにする発言は
容認できないと言ってみるテスト、ということで
65名前はいらない:02/06/14 23:26 ID:???
そうかい、そうかい、
私は勉強はだいっきらいなんだよ、
と言ってみるテスト

私は詩は趣味なんだああああ、
何故書いてしまうんだああ
66名前はいらない:02/06/14 23:41 ID:???
かの印象派画家として有名なゴッホの日記をひもとくと
必ず繰り返し呟やかれてるのが

「東洋の日本人のようにモノを見たい…」とのこと
これはオスカー・ワイルドによると

「諸君が日本の物は好きだということは知っている。
それは日本人とは、ある画家達の注意深い自覚的な創造物なのだ。(中略)
実際、日本全体が純粋な発明物であり、そのような国は存在しない。
そのような人々は世界には存在しないからだ」

と発言されてる。
ここからは私の持論だが、これは画家達に限ったことではない。
小説は西洋の文化を激しく影響されつつその反動か、凄まじい自我のよる反発…
つまり創造がされている。

私は、詩は「発見」であると思う。そして「知っていく」ということ(どこかのスレでも書いたが…)
あえて技術というならそれは、自ら創り出す力、他人から発想を借りぬ力
そして自分をみつける力じゃないだろうか
67名前はいらない:02/06/14 23:56 ID:???
自己満足でいいのなら、オナニーのような詩をいくらでも垂れ流して
書いていればいいと思う。自分の世界に浸りきって、気色の悪い
文章をつらつら連ねていけばいい。(ただし、人の目に触れないところで)
結局何を目指して詩を綴るのかということに尽きるのではないだろうか?
不特定多数が見ている、ある意味公共性をもったこの場に詩を掲載する
ということは、読み手を多分に意識してのことだろう。
なら、読み手の共感を得るような、感動させるような詩を表現したいという
方向で創作するのが自然な形ではないかと思うがいかが。
68名前はいらない:02/06/14 23:57 ID:???
今度こそ本当に詩を書くのをやめようと、
思っているのになぜか時たま書いてしまう。
私は詩なんかだいきらいなのにいぃぃぃ。
69名前はいらない:02/06/15 00:08 ID:OkWQsetp

なんでもいい!自分を爆発させるのだ!書け書け書け・・・。
70名前はいらない:02/06/15 00:10 ID:sFy1S2jX
宣伝!ワタクシの詩のHP。参考までによければどーぞ。
http://k.excite.co.jp/hp/u/salomity/
71名前はいらない:02/06/15 00:16 ID:OkWQsetp
>>70
断らせてもらおう(w
72名前はいらない:02/06/15 00:48 ID:Z8dgf3aE
>>67
しかしオナニー詩ごときでも、
ここの住人は感動できるみたいだから、
その批判は的外れと思われ。

それなりに「いい詩」を書こうとするなら、
まずは作者が読者を選ばないといけないんだよ。
本当にいいものを享受できるのは一部の人間だけだ、
という選民意識もあながち間違いではないかも。
と思います。
73名前はいらない:02/06/15 00:53 ID:Z8dgf3aE
まずは具体的に技法ってどういうものを差すのか?
(倒置法とか、そういうこと?)
そこから始めなきゃ話になんない。
74名前はいらない:02/06/15 01:00 ID:???
>73 確かに、技法とかうたってる割に、その手の話が全然出てこないのは
  どうしたことか。感性がどうとか、そんな方面にばかり話が行ってるのは
  ここの詩人には、技法がなんなのか分かってないやつばっかりって
  ことか?(漏れも含めて)
75名前はいらない:02/06/15 01:03 ID:???
>>73
感じたものを、そのまま形にするにはどうするか?
ってことじゃない?

音楽でいえば、曲想を形にするための、アレンジの知識とか、
そういうものにあたるもの。
76名前はいらない:02/06/15 01:41 ID:???
感じたものを、それを読んだ人に分かってもらえるか、じゃないかな・・・と言ってみるテスト
77名前はいらない:02/06/15 01:45 ID:???
>>76
それに関しては、読者のレベル(詩読の技法とでもいおうか?)
が関わってくるから、また次の段階だと思われ。
78詩の歴史その壱:02/06/15 10:11 ID:FBjG4AsR
なに当たり前なこと言ってんだと言われたらそれまでだが
技法というか詩の基本形は七五調に尽きる
また歌舞伎、短歌などはこれをもっとよくいかした文学である。覚えておこう。

しかし日本の詩というのは明治になって始めて文学の一つとして認められた。
それは言うまでもなく「島崎藤村」が短歌、俳句の限られた字数から開放された
七五調の音律を使って生み出したものである。
この新しい詩形は明治になって外国の詩の影響を受けて生み出されたものだが当時としては
とても画期的なものだったそうだ。
次のは個人詩集の第一号である島崎藤村の「若菜集」の中の作品である初恋の前文である

初恋

まだあげそめし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花ぐしの
花ある君を思いけり

こうして
日本の新体詩は七五調定型詩と呼ばれることになった
79詩の歴史その壱:02/06/15 10:29 ID:FBjG4AsR
時代も流れ藤村以後の明治の詩壇はつぎつぎに紹介される外国詩の詩法を吸収し、
華やかな開花を見せた。
鉄幹、晶子によって出された「明星」は詩歌の殿堂と呼ばれ、石川啄木、高村光太郎
北原白秋、佐藤春夫、堀口大學、このような詩人が先頭になりロマン主義派を生み出す
その他にも、象徴派、人生派、社会派など多彩にとぶ

そして一つの転換になったのは
七五調から口語詩へ、という時代の流れ
それは明治の詩人達は七五調の「歌う詩」に対し疑問が浮かんできた
花をうたい、恋をうたい、悲しみをうたう、それはロマンチックで美しいけれど
情感だけの弱弱しさを感じていた

そうして昔の伝統に縛られていた気持ちを破って、もっと実感のある生活的な詩
話し言葉となじ口語で書く詩にと、自然に移っていった
次のは北原白秋の「焚き火」の第一文め、北原白秋は「ことばの魔術師」と言われるほど
自由に様々な詩を書き、短歌も創っていることで有名

落葉焚けばおもしろ、
くぬぎの葉はふすふす。
萱の葉はちょろちょろ、
松の枯葉はばちばち。

このように詩は口語詩に移り変わっていく
80詩の歴史その壱:02/06/15 10:47 ID:FBjG4AsR
近代詩の生みの親を藤村とするなら
現代詩の父は萩原 朔太郎と言われてます

朔太郎は境にして、詩は自分の心を感じたことについて、その感覚を比喩によって
表現し、意味をさぐる、考えを深める、ものの価値やあり方をさぐる、というような
現代詩のかたちに移っていった

また他にモダニズム詩が生まれたのもこの時期です
次のは安藤 一郎の作品で「ポジション―断面―」という作品の始めです

燃える地平線

巨大な眼のある山

透き通った都市

分解されたマヌカン

立っている卵

この後、自分の感覚を現実的に表現した超リアリズム詩が登場する
そしてさらに三好達治、立原道造、丸山薫などの詩人グループ「四季」
が発刊されリリシズムが生まれる
81詩の歴史その壱:02/06/15 10:59 ID:FBjG4AsR
次のはリリシズムの立原道造の「夢見たものは」の前文です

夢みたものは ひとつの幸福
ねがったものは ひとつの愛
山なみのあちらにも しずかな村がある
明るい日曜日の 青い空がある

日傘をさした 田舎の娘らが
着飾って 唄をうたっている
大きなまるい輪をかいて
田舎の娘らが 踊をおどっている

道造の詩は、四行四行三行三行という外国詩のソネット形式をふんで書かれている
このほかには、新しい感覚を持った抽象詩、社会的な立場、思想をこめたプロレタリア詩もある
そして自分個人の体験をとおして、同じ世代のものによびかける姿勢の作品は
現代詩にも続いている
82詩の歴史その壱:02/06/15 11:01 ID:FBjG4AsR
なにやら技法とは全然関係な方向に進んでスマソ
ただ過去ログで故人の詩を学べとあったので常識的なものを再確認しました。
ただ外国詩に関してはまるっきり知識がない…
誰か教えてちょんまげ
83名前はいらない:02/06/15 11:15 ID:???
>>78-82
お疲れさまです。
84うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/06/15 11:40 ID:???
>>78-82
 まっとうな詩人様方には当然の知識やもしれませんが、
私にはどれも知らないことばかりで、とても勉強になります。
引用されている詩にも浸りましたし・・・。
本当にありがとうございました。  格好良いですねえ、安藤 一郎様・・・。
85ecnsan:02/06/16 05:57 ID:???
>>78-82
自分、なんか刮目してしまったす。
勉強になったです。感謝っす。

86名前はいらない:02/06/16 21:49 ID:???
age
87青の羊 ◆GtbbWniA :02/06/16 21:59 ID:Qz9F7UwC
>>78-82
勉強になりました。ありがとうございました
88名前はいらない:02/06/17 03:18 ID:???
>>85
>>87
こういう受け身的な態度と素直な感謝ってのが、
若者の典型みたいに思える。

詩を書くんだったらそれなりに勉強しろよ。
積極的にいろいろ考えろよ。
>>59の書いてるような態度が、
詩人としては基本に求められると思うぞ。
89ecnsan:02/06/18 03:03 ID:???
自分は一ヶ月半くらい前、
詩板にきて初めて詩作してみたんすけど、
今まで思っていたことを詩にしてみると、
結構楽しいので何作か書いてみたっす。
けど途中で言葉が見つからなくなることが多いので、
勉強は苦手すけど、やってみてるっす。
90名前はいらない:02/06/18 12:53 ID:???
真似る=学ぶ
91名前はいらない:02/06/18 19:06 ID:???
マルメラの詩は脚韻から(以下略
92名前はいらない:02/06/18 23:29 ID:BhkVOJTn
学習age
93名前はいらない:02/06/19 17:50 ID:???
マラルメね
94金子すずみ:02/06/21 19:14 ID:jDlw5HSJ
みなさん、こんばんは。
詩の技法といっていいのかよく分からないのですが、
詩の書き方で悩んでいるので質問させてください。
時々、「評価してあげるよ?」スレで書き込んだりしているのですが、
よく評者の方々に、説明的とかまとめようとしてるとか、もっとくだけても
いいのに見たいなことを言われるのですが、具体的にどう書いたらいいのか
アドバイスをいただけたらと思うのです。
性分なのでしょうか、最後に自己の心情をまとめるというか説明するような
部分をくっつけてしまうのです。きれいにまとめあげようという感じかな。
もっと奔放に、自由に書きたいと思うのですが、自分の枠の中からでることが
できないのです。何でもいいので、ご助言いただけたら幸いです。
よろしくお願いします。
95名前はいらない:02/06/21 20:25 ID:7tpW9IU0
〉94
説明的っていわれた詩を見せてよ。でないとよくわかんないしさ。
96名前はいらない:02/06/21 20:29 ID:???
脳内デジタル化をお勧めします。
脳の中で核だけを取り出すの。
全部説明してたらダメ。
97金子すずみ:02/06/21 20:49 ID:UbjW/2NK
>>95
説明的という評ではないのですが、まとめようという意識が強い
という評をいただいたものです。
------------------------------------
「眠らせぬよう」

volume offで
monitorは
世界を映す鏡
電子の粒が再生した鏡像
相も変わらぬ
破壊の惨状
愚行の象徴

巣箱に戻るような旅客機
飲み込み潰れる双塔の城
すべては沈黙の中で

蒔かれた種は雛菊の花
土煙あげて崩壊する大地
すべては沈黙の中で

痛みは伝わらない
悲鳴も伝わらない
何もできず
ただ傍観するだけ
でも
せめて
この視線だけは
逸らさず

心を眠らせないように
すべての出来事に注意深く
目を凝らして
耳をすませて
-------------------------------------------------------
1連3行目、<世界を映す鏡>と同じく4行<再生した鏡像>で「鏡」の文字が
重複しているのは、少ししつこい。
いつか、ご自分でも書かれていましたが、まだ「綺麗にまとめる」ことへ意識が
いきすぎている気がします。あと一歩、踏み外してみて欲しい。
<せめて / この視線だけは / 逸らさず>の3行、凄く効いている。
98金子すずみ:02/06/21 20:51 ID:???
>>96
脳内デジタル化をお勧めします。
脳の中で核だけを取り出すの。
全部説明してたらダメ。

はぁ、デジタル化ですか。全部説明してたらダメというのは、分かります。
99名前はいらない:02/06/21 21:02 ID:???
>98 リライトスレに書いといた。
100金子すずみ:02/06/21 21:25 ID:???
>99
 どっちにレスをつけたらいいのか分からないのですが、
 とりあえずこっちで。
 アドバイスありがとうございます。
 人の作風を借りて詩を書いてみるですね。おもしろそうです。
 人の詩を読んでみて、自分では絶対にでてこない表現の仕方とか発想
 って、よくあります。自分には真似ができない、美しい表現、新しい表現
 にあこがれたり。ちょっと挑戦してみましょう。
101名前はいらない:02/06/22 03:05 ID:???
>>97
まとめようとしてるってのは、この詩の場合、終わりの2連だけで言いたいことが
言えてしまってて、前半が飾りでしかなくなってるということだと思うよ。
もっと前半のカオスな描写を後半に絡ませてやるようにすれば、全体としての
調子が統一されるのではないでしょうか。
「綺麗にまとめすぎてる」というのは、逆に言えば「まとめ方のバランスが良く
ない」ってことだし。
102撫子さん ◆eEr7LE3I :02/06/22 21:52 ID:???
やっほー♪
すずみタンの詩さ、ちょっと言葉が直截的に使われすぎてると
思ーんだよね★たとえば>>97で行けば「愚行の象徴」とかさ。
そんな感じの言葉で成り立ってる上で、綺麗にまとめちゃおう
とするから、ストレートすぎて味わいの薄い詩になりやすいん
じゃないかなぁ★もっと読む人を自由にしてあげることも考え
たほうがイイと思ーよー☆あと>>101に深く同意ー☆

それから綺麗にまとまってる詩ほどリズムが大事ー☆だからね。
キツイ言い方するとすずみタンのリズムはありがち、退屈、ち
ょと重かったりもする。
103撫子さん ◆eEr7LE3I :02/06/22 21:53 ID:???
すずみタンは金子みすずが好きなんだよね?
前に読んだ「ごきぶりとひまわり」なんて、影響受けてるっぽ
いよね☆でもあの詩をもし金子みすずが書いたとしたら、あの
通りには書かないと思う。もしかしたらごきぶりとひまわりの
たとえを、さらに別のものにたとえちゃったりするかも?

金子みすずに「私は小鳥のように飛べないけど、小鳥は私のよ
うに速くは走れない」みたいな詩があるよね〜。あの詩読んで
ると、なんかふつふつと絵が浮かんでこない?そういう絵が、
すずみタンの詩からは浮かんでこないの★情景は浮かぶんだけ
ど、それは平凡な写真みたいな情景で、絵じゃないの★
ベタッとした、2Dの写真なの★
104撫子さん ◆eEr7LE3I :02/06/22 22:07 ID:dmjyt/KN
あたしは「綺麗にまとまってるところ」、すずみタンのスタイル
なら無理に変える必要はないと思ーよ☆ただ、短い詩やまとまっ
た詩で味を出すのは、じつは難しいことなんだ★ってのは覚えて
おいてねー☆
「ごきぶりとひまわり」、ちょっと金子みすず風を意識してリラ
イトしてみます。もちろんあたしは金子みすずみたいに天才じゃ
ないから、糞詩になっても笑って許してね〜☆

「ごきぶりとひまわり」

わたしの右手は、きたない
昨日ごきぶり殺した手

今日はひまわりの種を蒔く
汗を流して、生命の種を蒔く
わたしの左手は、きれい

きたない右手と
きれいな左手を
重ねあわせて
仏さんに向かって目を瞑る

わたしは、にんげん
ーーーーーーーーーーーーー
ぐひゃ!なんか相田みつをになっちった?★
105名前はいらない:02/06/22 22:12 ID:???
>>104
あんた、さっき金子みすずby石井ふさこのドラマみたね。
106撫子さん ◆eEr7LE3I :02/06/22 22:25 ID:???
>>104
えー!それ見てないー!★てゆーか、知らなかったぁ!★
107名前はいらない:02/06/22 22:49 ID:???
>>106
地方だけだったよ。ゴメンネ。
泣きながら、詩集買いに行っちゃったよ。
108金子すずみ:02/06/23 14:19 ID:???
撫子さん、レスありがとうございました。
なんかいろいろ参考になる部分があったり、
自分でも思いもつかないところを指摘されたりで
興味深く読ませていただきました。
これからどんな詩が書けるようになるか分かりませんが、
また批評してくださったらありがたいです。
それでは、またがんがります。
109名前はいらない:02/06/24 00:33 ID:???
技法とは無関係の馴れ合い批評のレスだったね。
こうやってスレッドは衰退していくのか…。
110名前はいらない:02/06/24 00:34 ID:???
いや、でもカナーリ下がってたからな。あのままだったら埋もれてたんじゃ?
111自演ではないからな!:02/06/24 01:12 ID:VFBmXUnc

撫子タンの論評のレベルは高いねぇ。感心したよ!うん・・。
112名前はいらない:02/06/24 01:17 ID:???

>>111
そだね。それにわかりやすい語り口調もいいし。

113横槍:02/07/04 11:37 ID:aLaWIJj5
技法を勉強したいんだったらひとまず詩論でも読んだら?
北川透とか。
114名前はいらない:02/07/04 12:26 ID:???
>113 お薦めがあれば、書名を挙げてもらえると嬉しいな。
   ぐぐったら、いろんな人のいろんな本が出てきて、
   どれを選べばいいのか途方に暮れる。


115名前はいらない:02/07/04 15:16 ID:???
>>112
分かりやすいのは分かるが、
あの語り口調は荒れるの原因ともなってる。
116名前はいらない:02/07/04 15:26 ID:???
>>115
荒れるの元にもなっている
117名前はいらない:02/07/04 15:40 ID:???
何でも他人のせいにすれば良いってもんじゃないな。
1181:02/07/04 21:48 ID:nwMey9GF
http://hadakaa.return.to
サンプルだけでも結構よかったよん。ネタには使えた、
つーか他んとこより画質よかった、。
         (\
         \\
          (\\
           \\\
           (\\\\
           (\\\\\
            \\ || |人
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | (;;;;;;;;;)
  ̄ ̄( ̄ ̄//// ̄\ (;;;;;神;;;;;;)     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ̄(//// ̄\\( ・∀・) < 今日はネタはこれで逝くぜ!!
   ".;":  (/(/// ̄(つ つ   \_____________
".;":         (/(/|  \\
 .;".;": ..;".;;:  (/((/ ∧|\\       .;".;": ..;.;".;
   .;".;": ..  ;    ∪ ∪  \\         .;".;": ..;.;".
.;".;"   .;".;逝ってヨシ!        \\  逝ってしまうう。。
   ゴ オ ォ ォ …… ! !      \\   ;": ..;.;".;":
          .;".;": _.;.;__       \\   ド カ ァ ン !
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.;".;": ..;.;".;": ;:'.;| ΓΓ | |;":从へ_/|  \\.;".;"_.;__..:
从へ从へへ从  ; ζ  | Γ从 | |;:.. |从Γ | |    \\ ∠___/|
    ( ⌒( ⌒ ) ζ | 从Γ | |.:;. |从Γζ.;"._ \\|ΓΓΓ| |
(   ⌒ ⌒  ⌒ );  | ΓΓ | |.;;::|ΓΓ | |  ( 从へ;: |从ΓΓ| |
 Σ( ⌒( ⌒ ) ζ  ( ( ) )⌒ ) ( 从へ从)_.;;:.;|Γ从Γ| |
 ( (( ( ⌒ )) )  从 Σ( ⌒(  从へ从) ∠___/|
Σ (( ( ⌒ )) ) )(( ⌒ ( 从へ从) .;".;:;|ΓΓΓ| |
 (( ⌒ ( ( ) )⌒ );:;   .;".;": ..;.;".;":|从ΓΓ| |
119名前はいらない:02/07/04 22:01 ID:???

↑んなネタいらん。迷惑なんだよ。アホ。
120名前はいらない:02/07/04 23:51 ID:???
めたふぁ?
121横槍:02/07/05 00:05 ID:cNV7YPDG
>>114
おまたせ。
ひとまず北川透『詩的レトリック入門』(思潮社)とか。
あなたのお役に立つかどうかわかんないけど。
122名前はいらない:02/07/10 01:45 ID:???
保守age
123名前はいらない:02/07/13 01:01 ID:BNAHrPEj
>次のは北原白秋の「焚き火」の第一文め、北原白秋は「ことばの魔術師」と言われるほど
>自由に様々な詩を書き、短歌も創っていることで有名

>落葉焚けばおもしろ、
>くぬぎの葉はふすふす。
>萱の葉はちょろちょろ、
>松の枯葉はばちばち。

>このように詩は口語詩に移り変わっていく

口語体じゃなくて、東京弁になっただけだろ。
当時はちょろちょろ、ぱちぱちなんて言葉は日本語ではなかった。
まぬけな詩にしかみえない。これが魔術ならどんだけ頭がおかしいんだろう。
5・7・5形式しかなかったわけでもない。歌詞とかは結構ある。
藤村の古語も文法がおかしい。それっぽくかいただけ
124名前はいらない:02/07/13 01:05 ID:???
575の韻律をはずすにしても、
まず575でかけてこそ許される
125名前はいらない:02/07/13 09:48 ID:???
というか現代詩は口語自由詩・散文メインでそ
前時代ですら韻文は廃れてる。
まあわかってるとは思うが、人によっては勘違いしそう。
作品の文字数なんて数えなくていいです。
語感は必要とするけど。

詩史を理解してこその現代詩だと思うが、それは書籍がてっとり早い。
図書館でもいって端末で検索してください
詩の技法をあげるなら、もっとも重要なのは削ること。
これ。

それから、なんというかよく意味のわからん暗喩をみかけますが、暗喩の可能性についても知るべきです。
使い方が難しいです。
個人的には直喩の表現力が非常に高いと思う。

126名前はいらない:02/07/20 00:37 ID:C+tPoQzr
>>125
>詩の技法をあげるなら、もっとも重要なのは削ること。

同感です。
ただつけ加えるなら、削りすぎないこと。これも重要だと思います。
で、それならば「過不足のない表現」を会得するには、どうすれ
ばいいのだろう、という疑問が涌いてきます。
どうでしょうか?>ALL
127名前はいらない:02/07/20 00:41 ID:???
詩の技法・・・確かに有意義なことだが、実はナンセンス。
128散歩人:02/07/20 05:11 ID:???
>>125
> なんというかよく意味のわからん暗喩
 意味を分からなくしている隠喩もあるそうな。
 本当に隠喩って難しい。
>>127
 技法はナンセンスなんですか?
 技法について語っている事がナンセンスなんですか?
 後者だったら何となく分かる。

 詩の歴史その壱さんの面白い。
 戦後もあると良いかも。
 そこらの詩史では列島くらいまでしか載ってないのかな?
 欲を言うと「赤と黒」とかも欲しい。
129散歩人:02/07/20 05:14 ID:???
あ、モダニズム詩って書かれてますね
130名前はいらない:02/07/23 16:37 ID:???
a
131名前はいらない
b