1 :
名前はいらない :
02/03/25 10:58 ID:f9JMWvF9
斜光 君の髪の隙間から零れ落ちる 砂 天から零れ落ちる 砂 月から今日も便りがくる 僕はそれを受け止める 砂 君はそれを受け流す 僕の存在と共に 天から零れ落ちる 僕の存在
3 :
名前はいらない :02/03/25 11:28 ID:Aw31uJwk
レボリューション909 ブロンズガール 踊ろうよベイビー 繁茂したにじます 蒸発した北極星 ギャラクシーギャラクシーギャラクシーギャラクシーギャラクシー ロシアロシアロシアロシアロシア シロアリシロアリシロアリシロアリ プードル もっとモニカもっとモニカもっとモニカもっとモニカもっとモニカ もっとモニカもっとモニカもっとモニカもっとモニカもっとモニカ デビュー当時 ゲットレディ クラスターボムカウントダウン クラスターボムカウントダウン きゃべつ ポスト きゃべつ
4 :
名前はいらない :02/03/25 14:48 ID:QxIL4mTK
5 :
うたた寝死人 :02/03/25 18:14 ID:9ULEhu0C
Part2がでて良かった(感涙)。しかし寂しい状況です。 「待望」 国が王をなくしたら すぐさま新王が立つのだろうに 詩(うた)を詠む羊たちは ただ山羊の登場を待つばかり ・・・勿論、私を含めてです。役立たずで申し訳ない。
6 :
mixi ◆mixiK.U. :02/03/25 18:26 ID:cgdoOD+5
つないだ手 『左手でカバンを持つ』 そんなあたしの小さなクセのせいで あたしはいつもあなたの左側にいた そんなあたしの小さなクセのおかげで あたしはいつもあなたの左手を独占できた あたしの右手はあなたの左手を引き あなたの左手はあたしの右手を包み込んだ つないだ手はサヨナラといっしょに離れてしまうけれど ぬくもりは家までもちかえり 帰る道すがら 右側にあなたの存在とぬくもりを意識する
7 :
LIBU製号 :02/03/25 21:57 ID:OXycAKlS
風にのって さよならと呟いたあの瞬間は 永遠の走馬灯、今もまだ廻る ガイドで全ては伝えきれない 真実の姿を 危ない海外を カモメよ 南風よ 遠い島へと 伝えておくれ 「元気ですか それとも・・・」 それから小さな家を岬に建てた 白い吹流し、ラズリの空 コメット号によく似た船に なぞりながら消される水平線 小瓶よ 流木よ 遠い島から 流れてきたなら 自分に拾い集めさせてください
8 :
LIBU製号 :02/03/25 22:09 ID:OXycAKlS
梅桃(ゆすらうめ)が落ちる時 木漏れ日が踊る石垣 ひとしきりそよぐわくら葉 とりかえたシーツと名札 夏は始まり、すぐに去りゆく 棚の上 古い原稿 イラストで埋もれている 遠い夢 あの子は追った 誰にも何も言えなかった もっと実って もっと揺れてから 遠い季節に落ちたかった 瞑怒雨 過ぎて 薄い虹 消えて 淋しい影が 帯び出す 時を下さい 時を下さい ただここでいたいだけなのに もっと光って もっと濡れてから 遠い季節に落ちたかった 木漏れ日が目眩を起こす 微笑んでそよぐわくら葉 ASD わからないまま 夏は始まり、そして去りゆく とりかえたシーツと名札 夏は始まり、すぐに去りゆく
9 :
名前はいらない :02/03/25 22:25 ID:MkNefG5D
何故アタシなのですか。何故なのですか。 苦しいのに苦しくないのは何故ですか。 こんなに頭が重くて熱を持っているのに 何故貴方は優しい顔をしているのですか。 何故ですか。 何故なのですか。 何故ですか。 何故でせう。 アタシなのですか。 どうしてもアタシなのですか。 いつでもアタシなのですか。 何時からアタシなのですか。 苦しいのに愛しいのは何故ですか。 其れがアタシなのですか。 ダカラアタシナノデスカ? 貴方は全てお見通しなのですか? そういうアタシにつけこんでいるのは そういうアタシだからなのですか。 悔シイケレド 苦シイケレド 欲シイノデス 何時カハドウニカシナケレバ
子供の頃 単純な甘味を味わう お菓子が大好きだった 幸福の形 それは二次元的なものかと思ってた 時は流れて 様々な食事をいただき 優雅な味わいを噛み締める それでも時々 大人になっても お菓子好きなのは罪でしょうか
11 :
恩田朗 :02/03/26 00:22 ID:5X8rKzry
[やさしいひと] 俺の世界の70%くらい 性欲で出来ているって気づいたからには 公共の邪魔にならないオナニーを心がける。 俺の世界の29%くらい セックスが占めているって感じるからには エコロジックなセックスを楽しもう。 今日はいい。 明日もいい。 明後日もいい。 たぶんい、いいぃぃ。 ああ空を手なづけて 遊べない身だからには ああ君にくちづけて 君の脳味噌をかすめとる想像にひたろう 今日も真っ黄色! 今日も真っ真空! 乞食のフリしてホームレスに近づいて友達になって素人女を犯そう。
12 :
名前はいらない :02/03/26 00:40 ID:CPpRV91G
TOP of the FIELD 冬のクライマー 瞬く下界は蜃気楼 引きづる足跡を 折り風が消してゆくよ TOP of the FIELD 日記をつける 観客のいない試合の 鳴り叫ぶ天幕で 恋しい人を思う 夜明けの月と昇る太陽 両手に抱く場所夢見て眠る TOP of the WORLD 星のクライマー 氷河をたどる巡礼者 クレヴァスの向こうに 誰の姿を見たの TOP of the WORLD 祈りを綴る 読まれる事の無い手紙 地球が終わるまで 溶けぬ根雪の中に 大きな虹と続く雲海 静かな明日を夢見て眠る TOP of the WORLD 星のクライマー ザイルを空にかけたの 輝く頂に 誰の姿を見たの
13 :
名前はいらない :02/03/26 00:41 ID:CPpRV91G
変わるという字って上半分は恋という字の上半分ね 変わるという字って下半分は愛という字の下半分ね 彼にもしものことがあったならWoo… 私が変わってあげたいと思える ように変わった 恋はいつから愛に変わって 愛もそのうち変わって逝くの 一緒に暮らせる日が来るのならWoo… 他には何もいらないと思うの 今だけかしら 恋という字にあった心が 愛という字の中に入った 彼が自由に逝きてみたいならWoo・・・ 結局 許してあげそうな気がする 哀しいけれど 恋はいつから愛に変わって 愛はこれから何に変わるの
14 :
死致 :02/03/26 00:42 ID:???
「脳内NA―ZIセレモニィ」 意識が乱れてゆく 人は流れて行く 誰も彼もがエゴイスト 彼等は殺された 僕の手によって 彼等、頭の中では冷凍保存 彼等、頭の中は「」 第三者干渉脳内フェスティバル 加熱は加速し彼等は溶けて消えた 今日の薬も中毒性
15 :
an :02/03/26 01:17 ID:KBCcvjGZ
羽箱に居る 横たわるやわらかな羽に とても小さな箱を用意して そこにやわらかな羽を敷き詰めるんだ わずかな隙間から 皆が起きないようにそっとそっと・・・ 最後の足と最初の足 ちょうど箱には足は入らない 痛くないように落とすのさ 羽が箱に入るように斬って落とすのさ 羽はいつまでもやさしくて 羽はいつまでも暖かい 箱に入ってやわらかな羽に とても小さな箱に居る やわらかな羽を敷き詰めて わずかに呼吸を繰り返す 皆が起きないようにそっとそっと・・・ 影だけをそっとそっと・・・ なんでもない 朝を呼ばない 幻想だけ 暖かいだけやさしいだけ それだけ
16 :
うたた寝死人 :02/03/26 01:29 ID:0u7Ke0G6
>>15 あれ、以前お目にかかりましたよね。
・・・ですよね。既視感や予知夢ではないですよね。
お引越しおめでとうございます。
夜に会うとほっとする詩です。
17 :
閖 :02/03/26 02:28 ID:93PNYE5r
「卒業」 もうあの教室に戻る事は無い 君はもう戻らない… 何時に無く綺麗な校門前の桜 見るのはこれで最後だろう 当たり前だと思ってた毎日 当たり前では無くなる今日 全ての思い出を 埋めてしまおうか 君と同じように…
18 :
名前はいらない :02/03/26 02:31 ID:uxLqTbom
1
19 :
うたた寝死人 :02/03/26 03:05 ID:p/7NMYwe
ついに山羊の来訪を見ずに。羊は家へ帰ることにします。 ・・・私がきっと朝詠むであろう詩を。 「ああ暁を覚えず」 春眠暁を覚えず 夏季尚暁を覚えず 秋でも暁を覚えず 冬は暁を迎える事もなし 布団はとっても気持ちがよくて 冬は首すら出せないね 夏は知らぬ間に脱出してるが この眠気は年中無休 Mr.上瞼Miss.下瞼 朝からイチャイチャ止まらない とっくにもう時間だというのに 言う事全く聞きゃしない 春眠暁を覚えず 夏も また暁を覚えず 秋なのに暁覚えず 冬は冬眠真っ盛り 体を丸めて惰眠を貪る これが病みつき止まらない ひょっとしたらスリーパーホリック? 睡眠中毒治らない 起きようという意思はある どこかに でもこの戦い負けムード ほんの一瞬が即命とりで 気付けばいるのは夢の中 春眠暁を覚えず 夏は臥したまま起きられず 秋は夢うつつ渡りつつそして 冬は覚醒の気配なし 皆様おやすみなさい。
20 :
an :02/03/26 03:13 ID:KBCcvjGZ
>>16 ええ前にもかいたのです。
評価有難うございます。またなにかありましたらおねがいします
21 :
an :02/03/26 03:26 ID:KBCcvjGZ
抗った形跡は 確実にゆっくりと確実に 真綿真綿真綿で首首をしめて 乾いた風を空いた窓からこんにちわ 体は風にゆれて外気に触れて 顔はやさしさに触れている 高音と低音そしてその狭間 爆音に揺れてまるで死体が揺れて揺れて 揺らしつづけて 後ろから聞こえる遠い世界の悲しげで高揚した 高揚したしたしたしたしたしたい 踏みつける足は¥の音¥ 踏んで踏んで足踏みは気持ちが前になった 貴方は軽やかに 責任は雑音の中本当に本当に 雫が舞い降りる瞬間 静かに同じように静かに同じように 静かに静かに静かに
22 :
WIZ :02/03/26 09:07 ID:???
180-「氷解V的 〜詩人は喧嘩しないで桜を見習うべし〜」 作詞:WIZ 購いきれぬ過ち いつも言い訳 逃げ切るつもり 傷つくことを恐れてる ひ弱な理性 過去に重なる憎悪 だから仕返し 責め切るつもり 拾った言葉返すだけ 狂った感性 ああ そこで答えを問い掛けても なにも帰ってきやしない 忘却に捨てた回廊 二度も三度も 繰り返すつもり なにかと同じと気づかない 鈍った悟性 ああ 争いから得るものなど しなくて得られるものばかり いづれ劣らぬ半端さで なにかに達することもなく ただ いつまでも機械のように繰り返す 人は愚かだ 人が生まれ 志がバラバラに分かれ争う 人が育ち 高く伸びた大人も 子供も 気持ちは一緒なのに どんな言葉も すぐ届かなくなる 忘れ去られた童心 いつもわがまま 甘えてばかり 人を選んで笑顔する 陰った善性 伝わらぬ苛立ち だからいたずら 暴れてばかり 閉じた心に壊れ行く 太った悪性 ああ だれかの問いに答えたら 自分の答えも見えてくるはず 自由に落ちぶれた審判 名無しで文句 大人げない 諭す余裕も絶え絶えに 諦めの中性 ああ 争いから得るものなど しなくて得られるものばかり いづれ劣らぬ半端さで なにかに達することもなく ただ いつまでも機械のように繰り返す 桜は違う 芽が出て 枝はバラバラに分かれていこうとも 木が育ち 高く伸びた枝も 低い枝も 幹は同じ どんな枝からも花は咲く 散る桜 人の浮世に 甲斐もなく
23 :
くうき :02/03/26 09:32 ID:3wmVBXUY
>>6 さん
そういうのすごく好きです。ただ、最初の『左手で〜』が区切り区切り全部に付いていた方が
最初の『左手で〜』が生きてくるのでは? と、思ってみたり。
(深呼吸して)
何もかもが同じくらい羨ましくて
歩く音さえも気に入らないのです
夜は僕にはあまりに深いので
僕は何かを言いたいのだと思います
(もう一度深呼吸)
誰かが言った価値も等しく失われ
僕にはいったい何を信じてよいのか
歩く音は僕を急き立てるのですが
今の僕にはそれがいいのかも知れません
(空を見上げて)
どこまでも突き抜ける直線
何にも阻まれずに真っすぐ伸びる
僕はそういうものになりたい
思い出したよ
>>22 WIZへ
それって、ぜんぶ、おまえ自身の事じゃん!
>>24 そういうことは他所で書け。荒れるだろうが。
WIZすまん。ここでは反論せんでくれ。
26 :
みゅう :02/03/26 19:12 ID:ewq9dtvg
あなたはただ あたしの隣にすわっていてくれたらそれでいい あたしの頬にキスをして あたしはあなたに安心をもらうの あなたは他の人のものだけれど あなたが隣にいる幸せを 独り占めできたらと あたしのカラダの真ん中へんがズキズキと痛みを与えてくる
27 :
mixi ◆mixiK.U. :02/03/26 20:37 ID:6A5aOVeA
>>23 くうき様
ありがとうございます。
ご指摘の通りに自分で試したところ、その方が『左手で〜』が強調さ
れるし、全体的に引き締まった印象になることが判りました。
ほんの少しのことで、大きく変わってしまうんだなあと、関心してい
ます。
ところでHNは「空気」からきているんでしょうか?
貴方の書いた詩を読んだ印象も、空気のように透明感があり、とても
素敵です。
29 :
25 :02/03/26 20:53 ID:9mhtwKq3
30 :
WIZ :02/03/26 21:30 ID:???
自演疑惑をふっとばせイエーイ
>>いかいか、というコテハンに「書き込み禁止警告」が 出されました。ついに来たか、という感じです・・。 詩板では、今回で 2人目となります。
今だ誰も批評していないという 現実…誰か頼む!!
>>いかいか=タヌタヌ=WIZ(偽物) 君、それでは さようなら。元気でね(笑
34 :
くうき :02/03/26 22:51 ID:3wmVBXUY
>>mixiさん どうもありがとう。ちなみに元ネタは空気公団だったりします。
35 :
うたた寝死人 :02/03/27 01:10 ID:FnUDx47x
>>32 様。
全くです。誰か頼む!と他力本願なのが私と一緒ですね(笑)。
昨日、山羊は訪れなかった。
でも今日は。
今日こそは。
羊が世界を埋め尽くす前に
導いてくれるのではないかと。
山羊が駄目なら 牧羊犬が。
それも駄目なら・・・偉大な羊が。
36 :
pur :02/03/27 01:26 ID:XKxoSx1h
嫌な事ばかりじゃないんだ 今日から自転車に乗ったままで こんなのぼりも越えてゆける 君のステップを外そう この町がこんなに 綺麗だとは思わなかった でも、気付きたくはなかった
37 :
ノビ−落合 :02/03/27 01:55 ID:1nmzejHb
「そら」 そらをくもがながれる きのうと同じくも でも、ぼくはきのうと少し違う くもは変わらない あしたもきっと くもは変わらずに ぼくだけきっと 少し変わるんだろう あさってもその次も いまのぼくがぜんぶかわっても かわらないくもをぼくはみられるかな
38 :
シーバ :02/03/27 02:03 ID:???
『時計』 煙草を揉み消して溜息 「大丈夫?」なんて心にも無い事聞くのね 今日の優しさは彼女に振られたから あなたにとってただの遊びのつもり そんな事気付いているわ あなたの誘いに酔って シャワーも浴びたし 香水も変えたし 新しい服を着てきたし ピアスも付けてきた 私の頬が染まっているのは きっとワインのせいだけじゃない だから時計を止めて 灯りを消して 時間を止めて 抱かれた後のあなたの背中には いつも彼女が溢れている 何度涙を堪えたかしら あなたにとって私は遊びの女 そんな事気付いているのに あなたの誘いが嬉しくて 部屋を片付けたくて 鼻歌が自然にこぼれて 可笑しくて 馬鹿みたいで 私の瞳が濡れているのは きっと煙草のせいだけじゃない だから時計を止めて 灯りを消して 時間を止めて そして明日の夜に時間を早めて
39 :
ノビ−落合 :02/03/27 02:09 ID:anNnEOUM
「うねり」 大きなうねり そう、あれは中学生の頃 そう、あれは初恋の頃 ぐるぐるぐる まわってしまう僕の心 はちきれてしまう僕の胸 中くらいのうねり そう、あれは大学を卒業した頃 そう、あれはまだやる気にあふれていた頃 ぐるぐるぐる あせってしまう僕の心 空回りしてしまう僕のやる気 小さなうねり そう、あれは結婚を誓い合った頃 そう、あれは彼女を愛せた頃 ぐるぐるぐる 離れてしまう僕の心 失ってしまう彼女への愛 うねりがだんだん小さくなる 心もだんだん小さくなる あぁ、こうして人は歳をとっていくんだね あぁ、こうして人は悲しみを背負っていくんだね ぐるぐるぐる そのうちうねりはなくなった
40 :
ポエ蔵 :02/03/27 02:16 ID:9zruICu6
だんだんと日が沈む 目立たぬようゆっくり 無くなるのは やつれた者達 つくられたものは劣化する 吐く息も白く だんだんと透明に 目を開かず沈む
41 :
mixi ◆mixiK.U. :02/03/27 02:29 ID:HgYCpvGM
>>38 シーバ様
大人の女性の書く詩ですね。
都会的でセンスがある言葉のセレクトもすごくいい感じです。
>抱かれた後のあなたの背中には
>いつも彼女が溢れている
の2行で、二人分の寂しさが表れているような気がします。
抱いた男性も抱かれた女性もどこか寂しげで…胸が痛みます。
そして、
>そして明日の夜に時間を早めて
という言葉で女性の一途さがジンと伝わってきます。
軽薄な恋ではなく、一途ででもそれを伝えられない女性の
もどかしさが見え隠れします。
その一途さが、都会的な恋の経験のない私(笑)でも、共
感してしまいます。
42 :
シーバ :02/03/27 02:36 ID:???
>>41 拝啓 mixiさん
ありがとうございます。
結構恥ずかしいんですけど、
私の詩を皆さんがきちんと評価してくださるので
勇気を出して書きました。
これからもちょくちょく出没したいと思いますので、
どうかよろしくお願いします。
43 :
うたた寝死人 :02/03/27 02:53 ID:FnUDx47x
44 :
ポエ蔵 :02/03/27 04:10 ID:9zruICu6
俺のも評価してくれYO
45 :
水輝しいな :02/03/27 10:11 ID:CwFuRUzl
「君は誰。」 君は誰? 君は、誰? 僕は聞くよ 君は誰? ずぅっと前から 一緒ににいたけど 僕は君を知らなかった だけど君は そうして僕を 今までずぅっと見ていたの? 君は誰? 君は誰? 昼間笑った 君は誰? 淋しいときに 心の中で 君はそれでも笑ってる 僕がきらい? それとも心配? それで君は笑ったの? 僕は誰? 僕は、誰? 君が見ている 僕は誰? こんなに弱くて それを嘆いて 自分を卑下する 僕は誰? 君が隣にいて欲しい そうして弱さを許して欲しい 痛みを癒やす 他人(ひと)のぬくみ 君は誰? 僕は誰? 僕は僕だよ でも足りないんだ 逃げてて怖くて 自信がなくて 笑顔も涙も既製品(うそ)かもしれない なのに どうして君はそこにいるの そうして僕を見ているの いつかどこかへ 行ってしまうの 見守っていて もう聞かないよ 手を伸ばせば 君はいない だけどそこは いつか僕が 自分の足で 立つ場所(ところ) こんにちは、お初にお目にかかります。水輝しいな、とさっき名前を付けました(笑) みなさん、とても素敵な詩を書いていらっしゃったので、つい参加したくなりました(^^) ここで勉強させて頂くことも多そうです・・・また覗かせていただきますね! また素敵な詩を読ませてください! しいな
>いかいか、が サーバー管理人さんからの メール受信を
拒否している模様だ。詳細は「詩って恥ずかしいよね」の
スレッドを参照のこと。レスNO
>>56 >>78 このまま推移すると、4月から アクセス禁止となる模様です。
47 :
みゅう :02/03/27 13:24 ID:???
今ここにいること。 今そこにあなたがいること。
あのひとはお疲れになられました・・・おつかれさまでした。どうもありがとう。 だれも批評しないのではスレが成り立ちませんね。 そこで提案ですが コテハンさんも名無し・ID隠しで批評をするようにしていきませんか? 良心に従って作者のためになるようなカキコをする。 たとえば「普通以下」の一言で片付けてしまわない など… (以前やられました(笑) ) 要は人の真摯な意見が聞きたいのですから誰の批評であるかは知る必要は無いと思います。 重圧をかけるようなことは避けるべきかと…。 もしかしたら今、あのひとに後ろめたさなど感じさせてしまっているかもしれません。 そんなことはあってはならない事だと思いますが皆さんはどうでしょう?どう思われますか? このスレを詩人の技術向上の場、そして批評家の人格陶冶の場になればと望んでおります。 いかがでしょうか。
49 :
名前はいらない :02/03/27 14:54 ID:frL7s0Wa
こんな旅に出なければ 人をこんなにも傷つけず あんな笑顔見せていなければ きっと悲しみなんて表さなかった 目的を果たすため 遠い地へ向かって歩いていく そんな時この手には ただひとつ輝くものがあった 急に泣きそうになって こらえようとして だけど余計に涙が出てきて 隠そうと手で顔を拭いてみた 同じ道歩いてくと信じて この足跡を追い歩いてみたけど 途中途切れてた... 運命を背負い 悲しみ抱えまだ進んでく
50 :
うたた寝死人 :02/03/27 19:56 ID:YgHr9PhE
>>48 様。
お〜建設的な意見の登場ですね!
でもID隠しの方法を知らないのですけれど(笑)。
後、こんなのはどうでしょう??
「ここに詩を載せる者(批評が欲しい者)は必ず、己の詩を詠む前に2つ以上の詩を批評する」とか。
まだレスがついていないものを優先で。
そしてあくまで心意気は「私見ですが・・・」で(笑)。これなら少しは気楽に書けるのではと。
どうでしょうね?きついですかね??
51 :
名前はいらない :02/03/27 20:16 ID:spuC2kTc
>>50 メール欄になんか書けばIDは隠れるよん。
え!そんな事で・・・? やってみた。
53 :
名前はいらない :02/03/27 20:21 ID:spuC2kTc
ID隠すのはやましいことがある人だけだけどね。
54 :
うたた寝死人 :02/03/27 20:27 ID:YgHr9PhE
>>53 様。(=51様でよろしいでしょうか?)
為になりました。無知なもので。
しかし隠してもばれそう、アホだから・・・。
こんにちわ!あの・・・ごめんなさい。 よく事情を知らずに書き込んだものだからご迷惑おかけしたかもしれません(汗) 誰かの詩を批評して、自分のも批評してもらう・・・。 良いアイディアだと思います(^^)ただ、私個人の話に持っていくと・・・。 私は今まで一度も、他の方の詩を批評したことがありません。こう、なんて書いたらいいのか わからないんです(・・;)なので、皆さんの様子を拝見させて頂いてから参加しても いいでしょうか?新参者が生意気に・・・ごめんなさい。 (実験的にIDを消してみます・・・)
56 :
うたた寝死人 :02/03/27 20:34 ID:YgHr9PhE
>>55 水輝かしいな様。
こんにちは。難しそうですよねえ、批評って。シナプスの密度が足らない・・・。
ところで、何で東・・・(笑)。人のことは云えませんが。
57 :
wildcat :02/03/27 20:45 ID:git/9x9x
>>22 うまいの一言です。以前のスレのやつは、何が書い
てあるのか、全然わからなかったので、レス出来ません
でしたが、これはわかりやすい。
>ああ 争いから得るものなど しなくて得られるものばかり
>いづれ劣らぬ半端さで なにかに達することもなく
>ただ いつまでも機械のように繰り返す
全体に流れる空気に、ここが良質なアクセントを与え
ています。単なる批判に終らないクオリティを感じます。
無駄のない、巧みな言葉遣いが、行間にも香りを与え
ている、そんな感じを受けました。
>桜は違う
ここから下の最後の部分も素晴しい。桜の木に人の
行為をなぞらえることは、特別珍しくはないけど、「どんな
枝からも花は咲く」というフレーズが、読む人に印象的な
メッセージを与えることに、成功したと思います。こういう
表現は、個人的に好きです。簡単な言葉しか使ってない
のに、見事な表現です。
ひとつだけ、苦言を言わせて頂けるなら、この桜の
登場が、少々突飛な感じがするとこですね。最初の
ほうに、桜に関する記述が少しでもあれば、より完成度
の高い作品になったのではないでしょうか。
2chで私が知った詩の中では、おそらく
最高峰に属するできだと、思います。これからも
期待してます。
58 :
wildcat :02/03/27 20:54 ID:git/9x9x
>>57 Cnopusさんは、まだ見えてませんね。
かなり出遅れたと思ったんですけど(^^;
ちなみに、私が批評するのは、私が「気に入った」
作品に限ります(いいか悪いかではないです、念のため)。
批評するのは、とてもエネルギーを使うので、私には
それしか出来ません。
いままで、酷評したようにとられたこともありましたが
(いや、したんですが(^^;)、それもこれも気に入ったか
らゆえの諫言と、捉えていただけると助かります。
ただ、私もたまには投稿するつもりなので、そのとき
感想なり批評をくれた方の作品には、優先してお返し
(批評を)したいと考えてます。出来る範囲で、ですが(^^;
あ、それと、コテハンでない人には、よほどのことが
ないかぎり、批評しません。これも、全て私のエネルギー
に限界があるから、そこまで手が回らないものと、理解
くださいm(__)m
59 :
wildcat :02/03/27 21:02 ID:git/9x9x
>>37 面白いですね。雲の形は刻一刻と変る
もの。人は1日でそんなに変ることはない。
という"常識"を逆手にとっての「そら」とい
作品、とても好感が持てました。
>いまのぼくがぜんぶかわっても
>かわらないくもをぼくはみられるかな
この最後は、評価の分れるところかも知れません。
私としては、もっとはっきりした終りのほうが好み
ですが、こうした余韻を持たせるのも、決して悪い
ことではないでしょう。ただ、ここで、この作品の
イメージを弱めてしまった感はありますね。
60 :
水輝しいな :02/03/27 21:09 ID:xL5RiSEP
うたた寝死人さま。こんばんわ(^^)・・・東です(笑)名字じゃなくてあの・・・ 友達に、東がつく出身地っぽい、といわれ続けまして(汗)自分もその気でいるので なんとなくやってみました。意味不明でごめんなさい(^^;)
61 :
48 :02/03/27 21:12 ID:???
>>50 うたた寝死人さん
きついです〜(笑)
それだと素人さんは入ってきにくいですよ。わらしもですが…。
ある程度のレベルを維持していく方針であるのならその方法は本当に凄くいいと思いますけどね。
一意見ですが、わらしはもうちょっと開放的であってもいいと思っています。
「感想」でもいいのならもちろん可能ですね。
だって新人は詩人さんに技術的な指摘は出来ないでしょう。
いいんでしょうか?感想でも。
>>53 そうとも限らないですよ。sage進行で行きたい場合とか確かにありますよ。
*メール欄に sage と書きカキコすれば一覧のTOPにスレは上がってききません。
2つのレスにまたがる長い作品を載せる場合など誰かに邪魔される可能性が低くなります。
62 :
名前はいらない :02/03/27 21:15 ID:zFwjXTrq
この空は 昨日までの私 低い雲 つよい風 雨が今にも降り出しそうな 大丈夫、 明日は晴れるよ
63 :
うたた寝死人 :02/03/27 21:19 ID:YgHr9PhE
>>48 様。
勉強になるなー・・・(呆然)。
うわ、云うことご尤もですね。私は感想しか云った事が無いですし・・・。
64 :
水輝しいな :02/03/27 21:44 ID:xL5RiSEP
感想でもいいなら・・・。 62さんの詩を読んで、なんだか友達の言葉を思い出しました。 いいなあ・・・懐かしい響きです。希望を込めた表現が好きです(^^)
65 :
Canopus :02/03/27 23:57 ID:6Wfn1KVv
こんばんわ。戻ってきましたよ。
いやあ、正直言って結構疲れました。仕事も忙しいし。
それに前スレではあんなこともありましたしね。
でも、出来る範囲でやってみましょう。
まず前スレ985の「詩人」さん。ブレーズ・サンドラールの一節をそのまま持
ってきちゃ駄目でしょう?それでいてあの言いたい放題。不愉快でした。
>>2 ななしで頼むよさん 冒頭がいいですね。ただ同じ言葉の組み合わせで
イメージの転換を図っているところが気になりましたね。
>>3 さん うーん、これは判らない。吉川晃司かな?すまん、モニカだけでイ
メージしてしまった。
>>4 さん 真面目に書いているのは判りますが、これでは読み手の心に届きま
せん。二連目は直接的すぎるうえに、自分を卑下しすぎています。もっと自分
の感性に自信を持ちましょう。
>>5 うたた寝死人さん 相変わらず上手いねえ。単なる感想だっていいと思
いますよ。私のだって批評とはいえない代物ですから。
>>6 mixiさんの詩はリズムもよくて好感がもてるんですけど、同じことを何
回も言ってしまう癖がありますねえ。そのためかこの詩もワンシーンで終わっ
てますしね。情景など、もっと多重的な効果も狙ってみては如何。
山羊に牧羊犬 偉大な羊 加えて 利口な羊勇気ある羊エトセトラエトセトラ・・・ 羊の夜に乾杯!
最初からキチっとレスするなんて Canopusさんの丁寧さが伺える… ぜひ頑張ってください!!
68 :
Canopus :02/03/28 00:19 ID:1gD6oEhD
>>7 LIBU製号さん かっこいい。最初の四行が判りにくいんですが(か
つ硬い感じもしますね)、旅立った人を海に向かって想った詩かな。二連目の
最初が最高にいいですね。それに比べると最後の三行が見劣りがするので、も
っといい言葉を考えてみては如何。期待してます。
>>8 LIBU製号さん これもいいので連続で。単なる心情の吐露に終わら
ない力量を感じさせます。あなたのスタイルを持っていますね。小道具の使い
方が上手いです。ASDは何の略?判らなかったです。ここだけ異質な感じもす
るし。
>>9 さん 叩き込んでくる詩ですが、こういう詩はレトリックに気を付けない
と読んでいるうちに訳がわからなくなってくるという欠点があると思います。
最後は言わずもがなかもしれません。がらっと視点を変えた言葉では如何。
>>10 カフェインさん お菓子と人生ですね。大人になると単純な味は飽きて
くるのかな、それとも大人になっても単純な味が忘れられないのかな?どちら
ともとられるのは、やや言葉足らずなせいかもしれません。
>>11 恩田朗さん こういう詩は難しいと思うんです。ある種の美的感覚、あ
る種の力強さを必要とすると思うんです。明るい感じでいいんですが、この表
現ではまだ足りないと思います。
69 :
Canopus :02/03/28 00:45 ID:1gD6oEhD
>>12 さん 結構いいよね、これ。語彙の豊富さも伺えます。ただね、これはど
こかで見たような表現の羅列に終わっているんです。歌詞としては非常によく
出来ていると思うし、全体的にはあなたのオリジナリティもある。あとはどれ
だけハッとさせられるかです。
>>13 さん この初めの二行はどこかで見たぞ(笑)。オリジナルだったのか。
丁寧に書かれていると思います。テーマは平凡ですが、単なる言葉遊びでない
所は非凡ですね。ただ意味のない当て字はやめてください。詩の品位がガクッ
と落ちます。
>>14 死致さん 乱れた感じがとてもよく出ていて、いいですねえ。「」の表
現はいただけないと思います。この空白を言葉で表現するのが詩人だと思いま
す。でも死致さんはこういうイメージの詩が上手いですねえ。
>>15 anさん オリジナリティがあって好ましいですね。気になるのは、何故
羽箱の中に足を入れただけで全てを抱かれるような充足を得るのかということ。
つまり二連目と三連目の間に論理の飛躍を感じました。
>>17 閖さん 綺麗に纏めていると思ったら、最後の一行で何やら不穏な事を
言っていますね(笑)。まあ、前半は当たり障りのないことしか言ってないの
で、これもアクセントか。でも、唐突すぎて伝わりにくいですよ。その後の説
明も全くありませんし。
70 :
閖 :02/03/28 01:03 ID:???
「堕天使」 大きな空に飛び立って 鳥と戯れて 雨に濡れて 地面に落ちよう 泡沫の夢でいい 一瞬でいい 少しの間でいいから 夢を見させて いつか私の背中にも羽が生えてくると思ってました 蒼い空へ飛び立って 貴方と共に 雲に埋もれて 地面に落ちよう 泡沫の夢でいい 一瞬でいい ほんの少しでいいから 夢を見させて いつも私の背中には羽が付いていると思ってました 遠い空へ飛び立って 貴方を見つけて 冷たい地面に 貴方と共に 泡沫の夢でいい 一瞬でいい 少しの間でいいから 夢を見させて きっとそのナイフで私の羽を傷つけるのでしょう 羽を無くした私は 飛ぶ事さえ許されず もうあの空には 帰れない 雲の向こう側で笑ってる貴方を 許す事はできません 羽の代わりにナイフを刺して飛び立とうか
71 :
Canopus :02/03/28 01:21 ID:1gD6oEhD
>>19 うたた寝死人さん これはメッセージですね。転んでもタダでは起きな
い感じでいいですね。なんだか空空漠漠さんを彷佛とさせますね。
>>21 anさん これは上手いよね。凄惨な情景が静かな印象でうまくオブラー
トされています。リフレインも効果的ではありますが、多用しすぎているかな。
ニューヨークテロのイメージでいいんですか?
>>22 WIZさん 読みごたえのある詩ですね。人と人との諍いを上手く表現
していると思います。言葉もよく練り込まれていますしね。2chの事を書いた
という事ですが、それにとどまらない骨太さを感じます。最後の桜の一節は説
明的すぎて私はイヤです。
>>23 くうきさん 詩の形式、言葉遣い、好感が持てますね。ただ気になった
のは、空を見上げた時の空は夜空のイメージじゃないんですよね。連ごとのつ
ながりがやや希薄に感じ、そのため判りにくい印象を受けました。
>>26 みゅうさん 最後の一行が印象的な詩ですね。一方、一連目の最後の三
行は説明的で異質な感じです。何か別の言葉を探してみては如何でしょうか。
別の言葉で同様の表現を目指してみては。
72 :
Canopus :02/03/28 01:26 ID:1gD6oEhD
今日はここまで。 私も詩を書きたいんです、ほんとはね。 ですから週に2〜3回のペースで、こんな感じの寸評を加えていきたいと思いま す。詳しい感想や批評は皆さんの手でどうかお願いします。
73 :
死致 :02/03/28 01:32 ID:???
ほかのページで使ったやつですが。 「昼間見た夢」 溢れ出した禁断の蜜は 淀んだ空気に溶けて消えた やっと顔を出した芽を抉り出した あなた、やさしい目で僕を見る 飽和した記憶 まごついた僕はその記憶を焼けるほど思い出した 貴方へのメロディ 奏でてくれた夢 忘れないでいつも 透けて見えた白昼夢を 傾向を変えてみた。 >69Canopusさん評価どうも。
74 :
うたた寝死人 :02/03/28 01:51 ID:uT/vZgZA
>>72 Canopus様。
お疲れ様でした(目上の方には失礼と存じますが・・・でも)。
お住まいはどちらですか?足を向けては眠れません(笑)。
くれぐれもご自愛ください・・・。
お礼を。お礼を。本当にありがたいです。帰還(?)を知って思わず踊りました。
突然ですが、『「静かの海」綺譚』 22が好きです。特に後ろに向かうほど。
22は思っていたCanopus様像より可愛らしかったのでびっくりしました。
75 :
名前はいらない :02/03/28 02:04 ID:Q6f/Z7kw
関取怪人バーバリアン・ババ 不快な湿度98lの夏の相撲部屋 そこで僕は生まれました 関取のあせにまみれ 僕は生まれました ねっちゃりねちゃねちゃ相撲部屋 そこで僕は育ちました 悪臭ただよう密室で 僕は育ちました ああもういやだ 外に出たい おいしい空気をすいたい こんな酸味のかかった空気は空気じゃない 毒だ、有害だ、もうポイズン(反町風)だ 威嚇だ「発汗!」 くだけ「汗だくがぶりより!」 猛毒攻撃「脇のしたレモン」 一撃必殺「汗飽和状態まわし顔面ピトッ!」
76 :
an :02/03/28 02:16 ID:???
Canopus 様>批評有難うございます。本当ためになります。
>>15 は指摘された処直そうと思います。因みにこの詩のイメージは自分的に
外の世界に対し何かしら「壁」を作ってしまう自分への憎しみの詩です。
>>21 も実は自分のことなんです。突然夜中に自分が恥ずべき存在だと思ってしまい
今にも大声で叫びそうになったときに両手で口を塞いだ時に何か書いた詩なんです。
だからNYテロって見た時はびっくりしました。でもなんか凄く嬉しかったです。
嬉しいと思うことは間違いかも知れませんが正直嬉しかったです。
本当に有難うございました。
口を必死で押さえた時
77 :
恩田朗 :02/03/28 02:24 ID:yrrOJV+S
>>66 最初は山羊と牧羊犬ではじまるところが何だかおもしろいね。
でも肝心の羊がどんな羊か、ちょっと僕には見えて来なかった。
タイトルがあれば、まだどんな詩なのかがわかるような気になっ
たかもしれないけど。
っていうか、それ、詩、だよねぇ?
>>75 正直おもしろさがわからんかった。
そういうフィクション系っていうか、ネタ系っていうか、
好きなんやけど。
なんつーか動きがないと思った。オチくらい読みたかった。
個人的感想なのであまり気にはしないでください。
78 :
名前はいらない :02/03/28 02:26 ID:Q6f/Z7kw
え!?まじで? うそ!?俺聞いてなかったで いつ携帯の番号かえたん? え!?半年前!? な、なんで教えてくれなかったん? いやいやいや、口ごまらんといて! いやいやいや、目そらさんでも・・・ まぁいいわ、んじゃ番号教えてや え?携帯今日もってないの? ふ〜ん、別にいいよそんなこと んで番号は? え?覚えてない? うそや!半年もたってるんじゃないの? そ、そうか、まぁ覚えてないもんはしょうがないな そ、そしたらさ、番号教えるから後で電話して え?今メモしておくものがないって? 大丈夫!俺名刺持ってるから、これに番号書いてあるし。 はい、これ。 んじゃ電話まってるで。 ところでさこれから時間あいてる? 俺今からご飯食べようと思ってるやけど、どう? あ、もう食べたんか・・・そっか・・・それはしょうがないな じゃ、じゃあさ、映画でも見にいかん? あれ、なんやってけかなぁ・・・ほら、あの今やたらとCMしてる、ホラー映画 そうそうそれ。どう?今から え?あ、もう見たんか・・・そっかそっか そ、それじゃあ、何か見たいのない? なんでもいいで、しかも俺のおごり ん?何見るか決めた? え?あ、そうなん。用事思い出したんか・・・ あ、もう帰るの・・・ふぅ〜ん あ、うん。それじゃまたね ばいばい ・・・ ・・・ いっちゃった・・・ ・・・ ああ、でも今晩電話かかってくるのたのしみだなぁ〜 どうしよう突然告白されちゃったりしたら そうだ!きっと俺といると恥ずかしいから番号教えれなかったんだろうな かわいいやつめぇ〜えへへ
79 :
恩田朗 :02/03/28 02:30 ID:yrrOJV+S
>>75 あ。もしかしたら動きはなくていいのか。
動かない物体をうたっているんならば。
読み方変えてみるだけで結構おもしろみ出てきた。
バーバリアン・パパって、なんやねん!みたいな。ツッコめるわ。
80 :
尻毛 :02/03/28 02:32 ID:qS8AUR+i
「人畜無害」 バイオハザードをクリアしたからには、 世界が終わるまでもう俺にやることはない 月曜の朝には俺を立ち上げて最強線でスタンディングマスターベーション 眠る前には烏龍茶で髪をゆすぎ、都市伝説を回想する お前には選択肢がある。 銀行員か芸術家または教祖への道が開かれている 敗北した時には詐欺師と呼ばれることは覚悟しておけ それが嫌なら救済措置としてホームレスかラッパー または信者への道が残されている 大丈夫だ、誰もお前を責める奴はいないさ そこを通過しているかぎり、お前は認証され続けるのだから 評価お願いします
81 :
恩田朗 :02/03/28 02:36 ID:yrrOJV+S
>>78 ヒネリたらんのんとちがう?
漫才でもなしコントでもなしやっぱり詩かな?とは思うけど。
半ダイアローグって感じはちょっと個性的なのかな。
よくわからんけど。
けなすようなこと書いとってアレやけど、結構おもろかった。
83 :
恩田朗 :02/03/28 02:45 ID:yrrOJV+S
>>80 なんかようわからんようで、わかるようなもんがあるな。
1連目が「俺」で、その後が「お前」になってるところが
特にわからん。
最後の「そこ」がどこにかかっているのかも。
でももし現代日本の電脳世代に共通する世界観があるなら、
それはこんな感じなのかもしれん、って納得させられるもの
個人的にはありました。
84 :
恩田朗 :02/03/28 02:52 ID:yrrOJV+S
>>82 あー。ごめんなさい!
なるほど何かおかしいと思った。断片やったのね。
つーか、最初の方から読まん俺、怠慢すぎ。
正直に申しますと、前に「2作以上他人の作品を批評した人
だけが詩を書き込める」みたいなこと書いてあったんで、
なんでもいいから2作やっとこ、って思っただけなんです。
たいへん失礼いたしました。(汗)
今度またちゃんと感想書かせてもらいます。
>>84 恩田朗様。
あ・・・。あんな無茶を言ったのは私です(謝)。
でも無理だという方向に流れたような(笑)。
何だかすみません。
86 :
恩田朗 :02/03/28 03:11 ID:fbkPZIKZ
[無音世界にデッドな響き] ドガガガガガガガ ドガガガガガガガ ドガドガドガドガ 完全な無音を作り出す部屋で 俺はお前に抱きつきたい 全身からハムノイズのような音を立てて 俺はお前にとびかかりたい 音が無い世界でお前の頭にくちづけたい。そして なすがままになっているお前の頭に耳をくっつけて 揺らしたい。そんな 無音 の世界では、離れていても心臓の音が聞こえる 骨の動く音も聞こえる 女性器の濡れ出す音だって聞こえる だから お前の脳味噌がころがる音も聞こえると思うから。 スタジオに女を連れ込んだ なにもできんかった する気も起こらんかった なにより女がお前ではなかった ああお前の脳味噌を感じたいのだ! ああそれを俺の性器でかきまわす夢を見たいのだ! ドガガガガガガガ ドガガガガガガガ ドガドガドガドガ =============== 批評する価値も無いと思われたら、 正直に無視してください。
87 :
うたた寝死人 :02/03/28 03:24 ID:uT/vZgZA
>>86 恩田朗様。
好みではないなあと思いつつ拝見しておりましたら
あ・・・4連目が好きです。と思いました。
>>86 得意げに下ネタを書かないくれ。青少年もみているのだから・・。
■◆▽‖《×±≧≦∵※′÷‥◇▽▽…▲●★◆◆″°∞∵≦
下半身ネタは逝ってくれろ!
恥ずかしいとも思わないところが馬鹿である・・。
◇◆『≧∽∇‰‥‥』″′キ タ ナ イ ◆‥‥‰↑∴≒±″』・
サ ル
94 :
井画 :02/03/28 03:35 ID:???
少しそう言った発言は控えてほしいのですが… いい加減止めません?
95 :
恩田朗 :02/03/28 03:35 ID:???
青少年見てるから書くねん。 見てなかったら、もうちと頭よさげなの書くわ。 「あー。こんなバカなのでもええんかぁ。。。」って 思わせるとこが味噌やねん。 と、言ってみた。
>>94 卑わいな情念は 心を洗わない。詩板にカスは不要だ。
97 :
恩田朗 :02/03/28 03:39 ID:???
つーか、詩板って、こんなに人おったんやね。 ここってキタナイもの書くと、いきなり人増えるな。
こんばんは井画様。 お会い(?)するのは初めてかと。 人がいるっていいですねえ(←大分寂ed)。
>>97 調子こいて、小汚いことを書き続けるなら
徹底して叩くから、覚悟してろ!
101 :
恩田朗 :02/03/28 03:44 ID:fbkPZIKZ
共感できないならカスでいいですよ。 元々共感してほしくて書いてるわけでもなし。 共感を求める人に向けて書いたわけでもなし。 つまり俺はこの板には不向き。 さて、どこへ行こう。
102 :
井画 :02/03/28 03:48 ID:???
どうも初めましてデス。 詩板で挨拶されたのもはじめてです。(w と、いうか、恐らく多くの荒っぽい発言は残念ながら、「一人」かと。 ちなみに固定ハンドルなしの、です。 無だレス失礼。
>>101 不向きだと自ら確信したのなら そうしてくれ・・。
104 :
恩田朗 :02/03/28 03:54 ID:???
>>102 ども。初めまして。
そうですか、いっぱい居た思たら、一人でしたか。
よかった。不覚にもトリックスターになってしまったかと。
とりあえず僕はこの板に書き続けていいもんでしょうかね?
個人的には「特殊」「マニア」みたいな詩は書いてない
「つもり」ではいるんですが。
脳味噌をぱっかりと表に出してみたいだけなんです。多分。
105 :
井画 :02/03/28 04:01 ID:???
自分が許しを承諾するのもおかしいですのですが…(ぅ 書きつづけて悪いことはありません。はい、ま っ た く。 詩板ですし、詩書いていれば文句なんてつけられようがないですよ。 偉そうにすみませんが。(^^; 脳みそぱっかりですか?別に表現したいことであれば、結局何でもいいと思うのです。 荒らしさんは別だと思うのですけどね。
106 :
井画 :02/03/28 04:05 ID:???
文句というのは、荒らしの文句で(ぅ
107 :
恩田朗 :02/03/28 04:08 ID:???
>>105 ありがとうございます。
なんか責任取らせるような立場にたたせてしまって・・・
すみません。
脳味噌ばっかりではないんで、なるべく脳味噌は心の奥に
しまって別のこと書いて行こう思います。
俺の心の傷は脳味噌や。君ら、自分らの傷なめあっといて、
俺の傷はなめられんのか?
・・・なんて言っても「嫌ぁ!」っていわれるの、わかり
きってますしね。大体、傷だなんて、嘘やし。
>>102 君は シバン派の人ですか?
おいおい、それは単なる希望的観測だ。
そう思いたいという衝動は良く理解できますがね(笑
最低 5名はいます。便乗煽りも含めると
もっと存在していますが・・なにか??
はいはい。五名様ご案内。 ではその五名様はいつ何時でもいっしょに行動するのですね(w などといってみるのですが、なにか??
110 :
うたた寝死人 :02/03/28 04:15 ID:uT/vZgZA
>>105 恩田朗様。
え・・・非難を受けていたのは脳味噌の部分だったのですか?
それは・・・(困)。解剖学系統好きだと云うのに。
>井画 くん 気休め方向に逃避しては現実を錯誤しますよ。 私は、スレ持ちの詩板の コテハンなんですが(藁
113 :
井画 :02/03/28 04:22 ID:???
シバン派って・・詩板派? 確認を問ってみたいと思う、、てすと(w ズクシデスネ >恩田朗さん。 いえ、そんなことはないですが…あ、謝らなくて結構ですよ? 非難ではないと思われますが、、 >ああお前の脳味噌を感じたいのだ! 別に自分は、ここ好きなのですが。。 奥にしまわないで、自分の書きたいことを書いたほうがいいですよ。絶対。ナドトヘンナコトイッテミタリ 度々失礼。ヽ(´ー`)ノ
どいつもこいつもアフォばかりだな・・・・・・ 糞どものいうことなど気にせず自分の思いをぶちまければそれでいいのに。
115 :
恩田朗 :02/03/28 04:25 ID:Wzw3/O3o
[マシンガン VS 服] お前を、脱がせたい。 お前も、お前も、脱がせたい。 お前も、お前も、お前も、お前も、 裸のおさる皆兄弟 裸のおさる皆姉妹 裸のおさる皆親子 裸のおさる近親相姦。 マシンガンマシンガン 服をもぎとれマシンガンマシンガン 意味をもぎとれマシンガンマシンガン そしてあかるくマシンガンマシンガンマシンガン 服着た人間、下水道 服着た人間、糞まみれ 服着た人間、小便まみれ 服着た人間、そのまま町へ出ろ! マシンガンマシンガン 言葉はマシンガン 臭い服、臭い服 言葉は臭い服。 糞と小便でドレス・アップして小綺麗な服装で町へ出ろ! ====================== 真剣なんだけど、理解してもらえそうにない。
116 :
井画 :02/03/28 04:26 ID:???
放置(言葉使い荒いひとをね)を忘れてました、すみません。それでは。
便乗煽りを別にして、5〜6人だろうな。 いつも そんな感じだ。たぶん文章からして 書き慣れてるから、この板のコテハンですよ。 以前から、煽る時は名無しで、ID:??? なんです。
119 :
↑↑↑ :02/03/28 04:30 ID:???
やれやれ、じさくじえーんvv
120 :
恩田朗 :02/03/28 04:31 ID:Wzw3/O3o
>>117 俺は詩だと信じて書いた。
詩には、詩で答えてくれ。
>>118 ID出して煽ってどうするよ・・・・・・
≠※≧÷◆▽▽◇■■■■ キ タ ナ イ∴・▼▼◆◇◇Å∞
また同じの出しますよ。
それよか
>>122 の炒(w)ってることがワカラナイ
>>120 不浄は「心」を浄化しません。
貴方は文学の目的を理解していないのです。
127 :
恩田朗 :02/03/28 04:40 ID:???
>>125 キレイ事を書くんがブンガクの目的ってことですか?
意味無しを慰めるためのもの、みたいな感じと理解してよろしい?
>>120 どこにそんな理屈があるんだか・・・・・・
詩とはどんな形であれいつの世も美しいものなのです。
なのにあんたは・・・・・・( ´,_ゝ`)プッ
130 :
恩田朗 :02/03/28 04:43 ID:???
やっぱりこの板、じつは結構人いるよ。(笑)
とりあえず
>>115 は、俺なりに美しいと思うものを書いてみたん
だが。。。
人間は言葉で汚い限り…それでも小奇麗な格好でいけしゃあしゃあと生きている。 おさるさんは綺麗、綺麗。 人間め…!俺は言葉を脱がせてやる。マシンガンに匹敵する言葉で…だろうか、 ただ最初と最後で>脱がせたいと言ってたのが、>〜服装で町へ出ろ! がよくわからなかった。まぁ、わからないのがいいのかさえわからん自分ですが。 というか、批評自体した経験ないので読んで感じた感想です。 言いたいことをあらわすのかもよくわからぬ青二才が失礼しました。 ていうか、臭い=クサイことかと考えてみると、なんかにやり(チガウダロウケド
>>131 下らん詩を評価しようとしても意味がないですよ
( ´,_ゝ`)プッ
>>127 君は学習が単純に不足しています。
だから感情に走りやすいのですよ。
>>129 残念。。ながら、煽りは君一人だ。
ちょいとちょっかいだしてみたくなってしまったことをお詫び致す。
>>130 じつはいるかもしれないですね(w
この時間帯に。
>>132 「感想」の意味が分かってないんですか?
( ´,_ゝ`)プッ
136 :
恩田朗 :02/03/28 04:48 ID:???
>>131 矛盾に気づいてくれてありがとう。
ただ俺としては矛盾はないな、と思って読むんやけど。
素直に感じたまんまを言ってくれるんが、一番うれしいです。
論文みたいな形で書けることなら、詩なんて書かんしね。
だから素直に「キタナイ」ってのも、実はうれしかったり、ね。
逃げたか、恩田
138 :
135 :02/03/28 04:49 ID:???
あげてしまった・・・スマソ。 自分は消えます。
どんどん糞スレになってってるな
恩田さんが叩かれたのは「脳みそ」関係じゃなくてさ 「下ネタ用語」関係で叩かれたんだろうよ。 潔癖厨どもの、いつもの習性だ。
>>140 何でもかんでも書いていいわけじゃないだろアフォが
大事な場所なので引っ越しませんか? 「休息・雑談専用」に。 まああちらも違った意味で貴重な場所ですが。 このスレ、もう1/10過ぎてしまいましたし(私のせいでも多分にあるのでしょうが)。
うたた寝さんが逝くならね。
>>136 「キタナイ」と評価されて嬉しいというのは普通では無いね!
吉田戦車の「伝染るんです。」っていう漫画で、何巻だったか忘れたけど かわうそくんが「下の人などいない!」といってキレるネタがあった。 ふだん自分の身長が低いことを気にかけてるかわうそくんは、誰か に自分を肩車させたうえで、布をかぶって自分の背を高く見せかけながら 悦に入ってたんだな。 で、親友のかっぱ君に「下のヒトが大変そうだ」と指摘されて、 「下のヒトなどいない!」といってキレるわけ。 これを読んだとき、そのキレっぷりが面白くて「こんなやついねーよ」 とか思いながら笑ってたんだけど、2ちゃんにきて本当に「こんなやつ」 がいるのを見て驚愕した。 明らかにそれとわかる自作自演を繰り返しながら、指摘されるとさらなる 自作自演を行い、相手を口汚く罵倒する。 その様はまるで「下のヒトなどいない!」といってキレる、かわうそくん を見ているかのようだ。 おれは、「ああ、吉田戦車はこういう人間のことをうまく風刺したんだな」 と変に納得したものだよ。 まったく、吉田戦車は偉いね。うん。
147 :
うたた寝死人 :02/03/28 05:55 ID:uT/vZgZA
「ANGEL WILL COME」 空をよく見上げている 瞳に浮かぶ雲 何を君は待ってるの 何を探してるの 嗚呼 全てが其処に在る 見えないけれど 遥か遠くだけど 嗚呼 きっと誰かが居るよ 翼休めて 君の事を見てる 今日も続けている ダイエット 羽ばたく日の為に 細い腕を広げ風受ける 光に溶けて消える 嗚呼 まだ力は無くとも いつか飛べるよ 想ってる彼の地へと 嗚呼 君を迎えに来るよ 離れて泣いてた 君のbetter half
>>57 wildcat
丁寧にみてもらって ありがとうございました
あまり ああいった詩は書きたくなかったのですが
目の前のものを片っ端から形にしていくのが詩人かなと思っているので前作をパロって書いてしまいました
しかし この詩を贈った相手には 伝わらなかったようです
だから まったく意味のないものになってしまいました
かなしいことです
>>115 恩田さんは、詩が書きたいのではなく、エロ単語を羅列したいだけではないでしょうか?
ここは「詩」を書く板ですよね?
「詩」よりも「エロ」を優先したいのなら、半角板に「詩スレ」を立ててはいかがでしょうか?
少なくとも、ここは貴方の居場所ではないと思いますよ。
自分自身違和感を感じませんか?
それとも感じながらいついてるんですか?
嫌がらせ?
貴方のエロ単語を羅列した文章は、読んでいるだけで不快になります。
「かっこつけないで素顔で生きよう」 というメッセージが読み取れなくもない ・・・ってほんとかよ
151 :
みいら :02/03/28 19:17 ID:???
いつも思った 「忘れないで欲しい」 自分の変えたくない この気持ち 毎日雲の流れに沿ってすぎていく やりたいことがあるのに 心からの夢もあるのに 動けない 進めない 何を考えても終わらない 誰もが子供のハズなのに 誰もが大人のハズなのに 君は誰を恨む 一度出会って去る想い 思い出して欲しい 誰か、評価してくれたらメール送ってね♪
こうして時は 過ぎていく 過ぎてくものを 眺めつつ 眺める先に 君の跡 そんなあなたは もういない
言葉が出てこない もう振り返れない 幸せに満ちたあの日には 戻れない あなたには分からない もう伝えられない 僕の本当の優しさを 街ではその命を終えたこの歌だけが まだ 何も知らなかった時代に 僕を連れ戻してくれる これがあなたに贈る 最後の歌 もう 言葉もなく 愛もない ただ 残された記憶だけが いつまでも輝きます あの日の二人には 確かなものもなく ただ 今を生きて ただ 傍にいるだけで… あなたからしてみれば 交わす言葉にさえ 不安 感じていたのかも 空には あの頃から同じ 星が浮かんで 今、愛を伝えあったあなたを 忘れようとしてる これがあなたに贈る 最後の歌 もう 言葉もなく 愛もない ただ 残された記憶だけが いつまでも輝きます
君のことを 他の誰かから聞く日が来るなんて 思わなかったな あの頃の僕は酷く子供で あれから随分たったのに 僕はなにも変わってなかったね もう忘れたと思ったのにな ふかい ふかい海に沈めたのにな 時々、小さな気泡になって 現れるね たとえば 誕生日とか
155 :
くうき :02/03/29 00:55 ID:/zttQuPp
>>149 さん
それはちょっと言い過ぎだと思います。俺的には恩田さんの115は確かに「『言いたい事』
もしくは『使いたい言葉』ってのが先にあって、それを詩という形にするために
後からパーツ、パーツ付け足したのかな?」って感想を持ちましたが、86に関してはいくつか
パーツを減らすだけでもっといいモノになるって思いますよ?僕はエロも心の
一つの風景だと思います。少なくともそこに表現したいと思う気持ちがあるなら
それはりっぱな詩だと思います。これは、正しい、間違ってるの問題ではなく、
多分視点の違いに過ぎないと思います。
>>149 さんも是非とも僕がのせた時も厳しい批評を
お願いしますm(_ _ )m
>>恩田さん
「別に理解してもらわなくてもいい」なんて言うべきではないと思います。
こうやって人前で表現するからには見てくれる人の事は大前提として考えるべきでは
ないでしょうか?
偉そうな事を書きましたが、僕も最初の方で、僕の詩は分かりにくいと言われたばかりです。
上の視点から言いたい事ばかり言って本当に申し訳ないです。僕もこれから詩をのせていきたいので
どうかご批評おねがいします。
156 :
153 :02/03/29 00:59 ID:???
>>154 その詩イイ。大変共感させていただきました。。。
多分 恩田は若いんだろね しかし・・・だ 周りで見ている大人は 彼を批判して除外するだけでいいのか? 気に入らない 不愉快だ それはわかる でも それだけなんだろうか? それに対する答えを示すような詩は書けないだろうか? 批判するのは簡単だ 除外するだけならば ガキでもできる 感情のままに怒り狂うならガキでもできる そろそろ卒業しませんか そういうの
158 :
@ :02/03/29 01:17 ID:epyXN21R
雪の二時 ストーブが給油をすすめている 次第に凍えてゆく部屋で 最後のたばこ一本 味わいながら考える 今か 明日か 外は零度 北風 明日は晴れる 暖かくなる 今日は寝よう 凡ミス 現実 雪景色 呆然 布団へ 逆戻り
人の落ち度を指摘するのではなく 少しでも光るものを見つけてやるのが 詩を書くものの 在り方 違いますか
160 :
うんこ :02/03/29 01:18 ID:???
うんこ うんこ うんこ うんこ
161 :
an :02/03/29 01:24 ID:???
凪がれては音 波凪がれて 刺激す穴 その奥で包み込む旋律の震え くだらない世界に囚われて 自らの手でこの世界をくだらなくする 全てが君の責任で 全ては僕が悪いんだ 身体は震えて 波に抗う 深層を揺るがすは なぞっては音 制限す波 音 伝わる限界から引っ張り出す答 さぁ そこから凪がれて 凪がれて さぁ我、この音のように
162 :
シーバ :02/03/29 03:03 ID:???
『海』 夕闇迫る桟橋 銀色に輝く海が二人を見つめる 車を止めて 言葉も無く それはきっと別れに気付いているから あなたの横顔 言葉を探しているの? 最後まで不器用な人 でも瞳は優し過ぎて 笑って「さよなら」と言ってくれたら きっと無理な作り笑いで答えるのに あなたがあんまり変わらないから あなたを行かせたくなかった 二人の心がはぐれたのはいつからなの? 二人の心が通い合ったのはいつからなの? 変だね もう思い出せない 笑って「さよなら」を言ってくれたら 大人ぶって明るく別れるのに あなたが急に愛しくなって その胸に縋り付きたかった 今にもこぼれそうな涙が本当の気持ちを告げる ただ日が沈むまで あなたを行かせたくなかった
163 :
Canopus :02/03/29 03:05 ID:/QQxhWNG
私も恩田氏の擁護派です。というより、何故恩田氏が叩かれるのか疑問に思い
ます。確かに彼の性的描写は若さ特有の青臭さがあり、あまりにも衝動的で他
者(ここではセックスの相手)に対する配慮が欠けているように思われますが、
彼らが叩く理由というのが「キタナイ」だのなんだのですからねえ…。叩いて
いる人たちは鈴木志郎康や伊藤比呂美をも弾劾するつもりなのでしょうか。
>>36 purさん 前向きな詩ですね。最後の行で、何故気付きたくなかったの
かが判りにくいので、その描写も加えると詩に奥行きが増すと思います。また、
三連目の「君のステップ」は何を意味するのでしょうか?
>>37 ノビ−落合さん あなたのスタイルが如何なく発揮されていますね。
これは考え方の違いなのですが、本当に雲は変らないものなのでしょうか?
固定観念かもしれませんが、雲は移ろいゆくもの、沈思黙考するもの、という
イメージが強いんですよね…。
>>38 シーバさん 確かシャンソンの歌詞に「時計を止めて」というくだりが
あったと思うんですが、それを思い出しますねえ。恋する女らしく、「あなた」
しか見えてませんね(笑)。そこがリアルでもあるのですが、「あなた」をも
っと魅力的に描いてみては如何でしょうか。
164 :
(゚∀゚)ヨッ! :02/03/29 03:13 ID:o7XDnvb4
君のいる世界、僕のいる世界 その境界線にぽつんと立て札ひとつ 立ち入り禁止 でも知ってた? こっそり右足だけは踏み入れて 僕がほくそ笑んでいたことを
165 :
an :02/03/29 03:16 ID:???
詩は自由で、なにがいけないとかなにがいいとか そういうなのすら違うモノだと思います。 だから僕は詩を書いたり、思ったりするんです。 あまり好きな言葉ではないのですが、「自由」って 言う感じだと思います。
166 :
Canopus :02/03/29 03:34 ID:/QQxhWNG
>>39 ノビ−落合さん 心のうねりや感動、他者への愛が年をとる毎に小さく
なって消えていく…。いいテーマだと思います。が、人生の描写がやや平板で
そのためか冗長な印象を受けました。最後の四連はすごくいいですね。
>>40 ポエ蔵さん 日没=消滅、のイメージでしょうか。特別に悪いところは
見当たらないのですが、言葉遣いが未消化な感じです。もっと研ぎすまされた
言葉がこの詩には必要では。
>>45 水輝しいなさん あなたを見ている誰か。それはもう一人の自分?それ
とも他の者?「君」のいる場所があなたにはイメージされているのでしょうが、
読み手にはどうも伝わらないようです。遠くにいるのか、心の中にいるのか、
あちこち移ろいゆくのか。「そこ」の描写をどうするか、ですね。
>>47 みゅうさん うんうん。これはもしかすると45さんへの批評かな?だと
すると、結構いいかも。
>>49 さん 人生の旅を素直に丁寧に書いていると思います。ただこのテーマは
目新しいものではないので、もっとオリジナリティを必要とすると思います。
167 :
an :02/03/29 03:38 ID:???
Canopusさん。おつかれさまです。
・・・そう たぶんこれが大切なんだろうね
170 :
(゚∀゚)ヨッ! :02/03/29 03:55 ID:o7XDnvb4
重いリュックを担いでいたね でもよく見てごらん 中には何も入ってないよ きっと見るのが怖かったんだね さあ軽くなったよ ちょっとその場でジャンプ 軽すぎて心配? その時は自分で荷物を選ぶんだ 今度は心地よい重さだね だって今、確かに君は微笑んだのだから
171 :
Canopus :02/03/29 04:01 ID:/QQxhWNG
anさん、どうもありがとうございます。
>>165 私も同感です。
>>62 さん 素直な感じがいいと思いますが、一連目のレトリックにもう少し工
夫がほしいところですね。
>>70 閖さん おお、これはいいですよ。よくなっています。泡沫は「うたか
た」と読ませるのかな。前半の部分が繰り返しが多くなって印象が希薄な感が
ありますが、羽根を失っていく過程が丁寧に描かれていて上手いですね。ただ、
繰り返しの二行。「夢」という単語が二回出てきていますよ。こういう細かい
所も気を付けた方がいいと思いますよ。
>>73 死致さん お、甘い感じの詩ですね。夢の記憶ですか。こういうイメー
ジ主体の詩は難しいんですよね。私の読解力がないせいかもしれませんが、
「夢に関するイメージ」×5、という印象でした。つながりが掴めなかった…。
>>75 さん 一連目が面白くてインパクトがあるんですが、あとはひたすら遊ん
でいますねえ。もっとイメージの拡大がほしいです。
172 :
Canopus :02/03/29 04:22 ID:/QQxhWNG
>>78 さん うーん…。いや、たくさん書き込みましたね…。一応、飽きさせず
に最後まで読ませるという面では上手く書けているのかも…。
>>80 尻毛さん 現実に背を向けて架空の世界に生きる人ですね。冒頭の二行
がすごくいいですね。二連目も視点を変えながらつながりを感じて面白い。
最後の一行が題名と関連しているのでしょうが、ちょっと判らなかったです。
>>86 恩田朗さん これは「キタナイ」詩じゃないよね。特に三連目までは、
ほとんど完璧に近い出来だと思いますよ。ハムノイズの音をたてながら小さな
音に耳を澄ませるという所に矛盾は感じますけどね。ただ、四連目以降が急に
説明調になって弱くなっていると思います。無音世界=スタジオも、なあんだ、
という感じですしね。あるいは、そこに音楽を感じろ、ということかな?
173 :
Canopus :02/03/29 04:44 ID:/QQxhWNG
>>115 恩田朗さん たたみかける感じでリズムを感じますが、どうして最後
の一行でまとめようとするかなあ。まあ、これがあなたのスタイルと言えば
そうなのかもしれませんね。「近親相姦」と、ポンとそういう言葉を出してし
まうのは好きではないです。違和感があるうえに言わずもがなだと思いました。
>>147 うたた寝死人さん 一連目は力量を感じさせます。ただ、「ダイエッ
ト」や「better half」の語が浮いている上に、三連目は未整理な印象です。
「better half」はどういう意味ですか?ちょっと判らなくてすみません。
だいぶ追い付いてきましたね。今日はここまで。
「役立たず」 あなたは頑張りすぎる、と 云うだけなら4秒で足りる 結局何の助けにもなれず か細い腕 震わせるのみ 抱えられるだけを 全て拾い 歩き続けるあなたの 頼りがいのある 背中は 酷く疲れてるのではと 声も掛けられず 知ってしまうのが怖くて 前に回りこめない いつもの下がった目じりの 笑顔に苦痛 見てしまいそうで ごめんなさい がんばってください 違う そんな言葉ではない あなたに今 伝えたいのは 哀しいくらい 腹立たしいくらいに 無力な私は あなたに言葉さえ贈れずに ただ ただ 後ろから 奥歯をきしませる Canopus様、遅くまで・・・(←適切な言葉がわからない)。 本当に貴方には感謝しております。 一体いつ眠るというのですか・・・。 せめては、眠りが濃く、短時間でも疲労を回復できますことを お祈りいたします。
>>173 better halfは「私の良き片羽」(引用)です。
二人で一つ、二人揃わねば飛べぬ、といったような。
「私の片割れ」でしょうかね。
割れ鍋閉じ蓋に近いのやも・・・。
有り難い批評有難うございました!(←おお、重複・・・)
176 :
an :02/03/29 06:32 ID:???
何となく自分以外をテーマに書いてみました。 生まれて初めてかも・・・です。 =君がいる日々= ・・・そして、視界が広がる 躍動を始めた腹、腕、足 ・・・そして考える 目の前の事、その先の事そして、君の事 針が伝える今日の終り 疲れには休息を そしてまた・・・君
177 :
an :02/03/29 06:33 ID:???
やっぱりむずかしいです。オヤスミナサイ
178 :
恩田朗 :02/03/29 07:47 ID:s3eOdj6d
>>canopusさま なるほど!目からウロコが落ちるような批評、ありがとう ございました。 僕の詩って、大半が即興なので、最初のうちはノリで書いて 書きまくって、途中から「これじゃ伝わらんかなぁ」と不安 になってつい、まとめちまう、みたいなところ、確かにある と思います。精進します。 本当にありがとうございました!
canopusさま、初めまして。わあ・・・本当に批評して頂けたので感動です。ありがとうございました! そうですね、この詩はノートに書きなぐった日記(私の進路で悩んでいた頃です(汗))から 作ったので読み手に伝わらない部分が目立ちました。配慮不足でした。ご指摘ありがとうございます。 ・・・みゅうさんの詩は、やはり私への批評が込められていたのでしょうか?まさか相手にして いただけると思っていなかったので「そう、こんな感じ、認める感じ。(言葉が適切でないかも(汗))」 と思いつつそのままでした。みゅうさん、気付かせてくださり、ありがとうございました(^^) 「君」は「僕」がなりたい「もう一人の自分」のつもりでした。「君」との距離を縮める為には 「君」を他人として見ててもしょうがなくて「どうすればいいのか?」を考える為に 自分を生きなさい!そしたらいつの間にか「なりたかった君」と同じ所に立ってるもんだから。 という感じで・・・書きました。詩を解説するあたりからもうだめですね(汗) 言葉足らずでごめんなさい。要修行です。本当にありがとうございました!!
180 :
くうき :02/03/29 10:52 ID:/zttQuPp
ほんの少し…軽く押し出せば君の世界は変わると思うよ そのために与えられた時間だって思うしね 吹っ飛ばして全てをかえてやりたい!とか思わない? そうやって全部リセット!もう何も思い出さない… なんてどうだろう? あぁ、むかつく 笑いあってそのうち疲れて眠る そんなものでも必要になった きりのないタバコをくわえる そんなものでも必要になった 君はこの想いを消してくれる? なら僕の全てをあげよう 君の恐怖を消してあげよう
181 :
恩田朗 :02/03/29 11:15 ID:Uj5gGUHN
[やり終えた風景] ぼくのお尻は青いけど ぼくのうんこは白かった 青くて暗い夜に 月に照らされぽっかり浮かび上がった 生まれたての大きななまこのような排泄物。 手入れの行き届いた人工天然の芝生の上の ぼくのうんこを見てごらん? 清らかに真っ白だろう? 見ろ、芝草も 野生を取り戻す。反抗期になる。 ぼくの中に残った必需品。ぼくの身体が燃やせるだけ燃やした 人肌の温度よりも熱い、そいつは一体、何者だ? 彼はぼくなどより多くのものを語ってくれた ぼくよりもよっぽど物知りなのだろう 言葉にならない言葉で その豊かな湯気で ぼくの心を 包む。 月がぼくらを置いて行ってしまう・・・・・・ ぼくのお尻は青いけど ぼくのうんこは黒くなった。 死んでしまった。 ====================== 推敲に推敲を重ねて書きました。 気に食わない人は無視してください。 これでこのスレへの書き込みは最後にするつもりですので。
[北極] 通り 過ぎた 冬の景色 朝と夜 キミを知れない カリブ海の風 がさあ 白い息つぎ グリップ付きの手袋はめて ハンマーで氷を叩く 何度も叩く 景色が散らばる それが好き 氷の欠片も また 薄ら笑い 美しいまま 並べる 飾りすぎた 些細な嘘 何より自分 君 を知れない ハイド・パークの花 強い日差しは ステップ踏んで氷を叩く 息つぎ・アイコンタクト 北極の海 音楽が散らばる それも好き 忘れては また唄う 価値も無し 氷の欠片 見つめる 見つめるだけ 月はキレイ 星もまた 太陽はいつ沈んだっけ? ハンマー 氷 振り上げる 終わらない花 北極
評価お願いします! ズバッと言ってください。 北極です。
185 :
名もなき詩 :02/03/29 14:31 ID:/4MuXt+P
「Gold fish」 保護された空間の中で 約束された時間の中で 夢見ることを忘れ ただ金魚のように泳ぎ回ってる 限られた空間の中で わからないくらい長い時間の中で 与えられたものを食べて ただひたすら生き続ける 未知な世界というものは すぐ近くにあるのに 結局踏み出せずに 周りの余興を楽しむだけ ガラス越しにうつされてる 景色は本物だろう そこを泳ぎ回れるなら そこを突き破れるなら 今すぐにDiveするだろうに
>>181 恩田氏
のっけっからインパクトいいね
なにか韻を踏んでる気がするが読み取りきれない
そのうちすごくいいものが出来上がってきそう ある意味脅威的(w
>>184 ワラタ
「ズバッと言ってください。」これほどあっさり本当にズバッと言ってしまうとはね。(笑
だが、それだけだね。それだけのために他人をおちょくるなよ。
そんなものと引きかえに自分を貶すこともないと思うよ…。
>>182 おうどうさん
はじめは所謂、男女法ですねっと思ったんですが、徐々にそうではないのかもと…。
結局、なんだかリズムの悪さがただ気になってしまいました。
「ハンマー 氷 振り上げる」は良いと感じるんですけど、
「息つぎ・アイコンタクト 北極の海」の「・」は何故?
スペースでの切り方が何箇所か気になりました。あくまで私見ですが…。
私には北極と強い日差しはイメージが繋がりませんが
何かの比喩ならば、何らかの導入部が必要ではないのでしょうか?そう感じました。
もっと断叙か接叙か画一した物に近づけたら、これはいい作品だろうなと思いました。
188 :
kanon :02/03/29 20:13 ID:6UExGRnJ
「不協和音」 変わらない人を 背中で傷つけ 言葉を並べ続けては 何故俺が泣いてしまう 音を添えた戯言に 敵わない無力さ 己を恨み 一つ平坦な音階が響く 言葉が邪魔だ 流れを表そうとする愚か者だ そうしてまた音に身を委ね 考え続けては 同じことに気付く愚か者だ そう 俺は詩人だ
190 :
迷走詩人 :02/03/29 20:18 ID:+pYm3BXf
191 :
うたた寝死人 :02/03/29 20:22 ID:jVWyKv1z
>>190 迷走詩人様。
お名前に反し貴方の挨拶が爽やかですね(笑)。
とても行ってみたいよな気がしつつそれでも飛べないチキン。
192 :
閖 :02/03/29 21:14 ID:???
「憂鬱」 貴方のように優しい春の風が 無くしてた記憶を蘇らせてくれた 桜と梅が互いを威嚇するかのように狂い咲く 暖かい陽気に惑わされて再び貴方の元へ いつまでも一緒にいられたら 泣く事は無かった いつまでも一緒にいようねって 何度も言ったのに 貴方のように冷たい春の風が 無くしてた記憶を蘇らせてくれた 聞こえてくるのは深緑が奏でるメロディ 散り行く桜を見つめながら再び貴方の元へ いつからか貴方がいなくて 泣き続けた いつまでも一緒にいられないって わかってたけど あの丘の向こうに貴方がいる この涙の向こうに貴方がいる 怖くて足が思うように動かない 新しい貴方が待っているようで いつからか貴方に会いたくて 泣き続けた いつまでも一人では生きていけないと 思って いつの日か貴方に後悔を させたくて でも 本当はいつまでもあなたのそばに いたかった
193 :
うたた寝死人 :02/03/29 21:52 ID:jVWyKv1z
「春の便り」 独りでしゃがんでいる 白い封筒 儚い桃色をつかって 「AIR MAIL」と綴る 遠い国で向かえた あなたの春は どんな匂いがするのだろうと 鳥に訊ねてみる 「お体その後お変わり ないですか。 こちらはすっかり 春むかえました。 梅の花は既に 可憐に散り 桜が短い春を 謳ってます。」 送られてきた手紙を 読み返し あなたの文字を指で辿る あなたの驚く顔を 想像しながら ふわふわ詰めこむ桜花 あなたにとどけ 私の春
194 :
くうき :02/03/29 22:26 ID:/zttQuPp
>>182 なんか韻を踏んでるような、いないような。
どちらかに統一したほうが良いのではないでしょうか?
最初の『通り』の後やその後で言葉と言葉の間に空白があるんで
口語定型詩かと思いきや、そうでもない。
内容的にはシニカルとひたむきが別々の存在として感じます。
シニカルに浸りかけていてもひたむきさが出てきて現実に引き戻されてしまいます。
その逆も同じです。
詩の世界としてはすっと入る事が出来たので、もっと煮詰めればきっとすばらしいものになるのでは?
へたくそが偉そうにごめんなさいm(_ _ )m
195 :
クリス :02/03/29 22:41 ID:5/fjvEyH
汚れた靴は どんどん脱ぎ捨てられると思ってた 人の上に立てば すべての過ちから放たれると思ってた 犠牲の上にまた絶望をつみかさねて俺は多分強くなった・・・ 望みどおりのナイフになった でも違う・・・こんなんじゃない・・・ すべてを手にいれたハズなのに・・・ 最低の気分だ 何も見えやしない ズルズルひきずってる 自分が背中にしがみついてくる 忌わしい過去が ふり向けばすぐ見える 強くなるためにすべてをすてた 強くなるために絶望をふりまいた ダメだ・・・結局何も変わってない ナイフに変わった俺から錆びをとってくれ ナイフな変わった俺から錆びをとってくれ
196 :
名前はいらない :02/03/29 22:46 ID:+k9kBTKF
弱いひと 強いひと
197 :
wildcat :02/03/29 23:32 ID:n3AsnVHR
>191うたた寝死人さん お名前に反し明るい方なんですね(笑)
>>197 wildcat様。
こんばんは。何度も拝見しておりましたがご挨拶は初めてですね。
いつかwildcat様にも批評していただけるようなまともな詩を作りたいです。
・・・明るいですか(笑)?
199 :
wildcat :02/03/29 23:39 ID:n3AsnVHR
>>148 あ、丁寧に、どもです。
「片っ端から」にしては、見事な出来映えですね。
あれは、2chだけでなくて、どこの世界ででも
通用する(使える)作品だと思います。
>しかし この詩を贈った相手には 伝わらなかったようです
>だから まったく意味のないものになってしまいました
そのおかげで、自分の持ち駒(作品)が、増えたと思えば
有意義であったと、言えるかもしれませんよ(^-^)
200 :
WIZ :02/03/29 23:39 ID:???
うたたさんはおもしろいよ
201 :
WIZ :02/03/29 23:42 ID:???
202 :
死致 :02/03/30 00:02 ID:???
「蟲」 アスファルトの上で這いずり回る蟲 蟲達の流れに沿う蟲 一人、ただ一人 はぐれた蟲が大きな蟲に食われた 殺伐とした道 自己に飽きた蟲達が やっと 食われた蟲の骸にに花を添えた >canopus様 再度にわたる評価ありがとう。
203 :
湧太 :02/03/30 00:32 ID:???
はじめまして。是非評価お願いします。 「月と独り言」 雲の切れ間からたまにのぞく月が 思った以上に 明るかったから 等間隔で並ぶ街灯の光の意味を あゝ なんだかもう見失いそうだよ 新しい物 すぐに飛びついていく人の世界 その中で あゝ 廃れていく昔ながらのものを 大事に抱きしめて 流されないで その愛を捧げてほしい そう思う 間違いだらけの街 溢れる情報に溺れ あゝ 辿り着いたら 昔からの場所 幸せの形を20年前に見出して あゝ 君へと押し付けるかもしれない 僕の心 不器用で頼りないかもしれないが 君の心 何処まで明かしてくれるのかなぁ 懐かしき東京 変わり続ける街 また月が雲に隠れてしまうよ
204 :
@ :02/03/30 01:27 ID:xqRpZXwp
コーナーを駆けて来る馬を見ながら 私は今日も大声をはりあげている 名前は呼ばずに 番号しか呼ばずに 何度もこの目で見てきた 完走できずに潰れてゆく馬 そのたびごとに間違いなく 心は痛んできたのに 私は全く成長しておらず ただ番号を叫ぶだけ
205 :
シーバ :02/03/30 02:47 ID:???
>>163 Canopusさん
お礼遅くなってすいません。
参考になりました。
またお願いします。
206 :
竪琴師補 :02/03/30 03:14 ID:1ZgITgq3
203さん、はじめまして。 ひとの心や、世の中の明暗や、移り変わるさまを書いていらっしゃるのですね。 こういう詩が結構好みで、自分でもよく書くので、コメントをば。 『あゝ』、これの多用が、すごく気になってしまいました。使いたかった言葉 なのでは、とお見受けしますが、もっと効果的に挟んであげると、詩がグンと 引き締まると思うのですが。いかがでしょう(⌒ー⌒) 例えば、わたしでしたら、いちばん最後のくだりにのみ、使います。 『あゝ また月が雲に隠れてしまうよ』 それか、一連目の、見失いそうだよ、のところにも入れて、対にするとか。 上手く行かない感や、うつろい易いものに思いを巡らせる雰囲気が強調されて いいのではないかな、と思いました。
207 :
竪琴師補 :02/03/30 03:23 ID:1ZgITgq3
206、2行目。 『ひとの心や世の中の、明暗や、移り変わるさまを』ですねι 点の位置が変だったので、訂正します……
208 :
wildcat :02/03/30 07:46 ID:tkrsJH3t
>>198 おはようございます(^^; そうでした。初めてですね。
>いつかwildcat様にも批評していただけるようなまともな詩を作りたいです。
それは、好みというものがあるので、なにも私に合わせる必要は
ないと思います(^^;。ただ、なるべく、わかりやすく書いてもらえれば
いいな、とは思います。
>・・・明るいですか(笑)?
ん〜 ひょうきん?(w
#かちゅ〜しゃで書き込みが出来なくなってしまった。
#なんでだろ。困った。
209 :
wildcat :02/03/30 08:36 ID:tkrsJH3t
>>208 自分にレスしてすんません。
かげをバージョンアップして直りましたm(_'_)m
それだけでは、なんなので
Canopusさん、お帰りなさい(^^;(いまごろかい)
それにしても、よくそんな勢いで批評が
書けるものだと、感心してます。私など
読むだけでもいっぱいっぱいなのに。
ご自分の詩は、ここでは出さないんですか?
自スレがあるということを、読んだような気がする
んですが、探したけど見つかりませんでした(^^;
さて、今日は、現代詩手帳とユリイカを
買いに行ってきます♪
210 :
名前はいらない :02/03/30 08:53 ID:elSxhThs
Canopusさん、厳しい・・・
211 :
湧太 :02/03/30 12:56 ID:???
>>竪琴師補さん 評価どうもありがとうございます。 あゝの多さは確かに気になっていました。 ただ、曲を先に作った歌の歌詞なんで、うまくあわないところを「あゝ」で済ませてしまいました。 これからは、そこんところもちゃんと考えて、作っていこうと思います。どうもありがとうございます。
利口な羊さん!貴重な意見ありがとうございます。
もちろん
>>184 の人も。
がんばって添削してみます。
それでは。
213 :
閖 :02/03/30 15:01 ID:RhOK1PNo
「餞 -hanamuke-」
母に別れを告げましょう いくら泣いても戻らない
涙でさよなら言いましょう いくら呼んでも振り向かない
写真の中で 笑ってる 母の残した 最後の声
三食しっかり食べなさい お風呂もしっかり入りなさい
忙しくてあまり会う事が出来ず 心配させてばかり
正月には帰りますと この前の正月に言いました
もう家に帰っても誰もいません 寂しいばかりです
母に別れを告げてから いくら泣いたかわからない
涙を拭って微笑んで それでも涙は止まりません
母の隣に父の顔 二人並んで幸せだよね
今度僕はこの人と結婚します 祝ってください
せっかく挨拶に来たのに 話が出来なくて残念です
彼女は線香をあげてくれました 嬉しいばかりです
今日は僕の家へ引越しです ごめんなさい
やはりこの家は売ることにします ごめんなさい
でもこれからは一緒に暮らせます 嬉しいばかりです
>>209 ユリイカって…。もしかしてあおいのファンですか?
214 :
履行な羊 :02/03/30 15:54 ID:6yMgJxfI
>>212 おうどうさん
(?)をつけてくれないととても困ります。^^;
215 :
名前はいらない :02/03/30 17:20 ID:RN6QBpO7
「雨」 凍り付く厳寒の中で 私は立ちつくした それと相まって 私に幾数もの電流が走る 目も開けられない冷たさ 柔らかな氷晶と違い 劇薬が私の体を蝕む 浸食 私の命の暖かみを 私はただ 命を燃やすために何かを求めた ・・・師走の雨は今日も降り注ぐ
216 :
wildcat :02/03/30 17:25 ID:tkrsJH3t
>>213 シンプルで健全な魂を感じます。親子の情が
とても希薄になってる現代で、こうした詩を書いてる
人がいることが、とても新鮮でした。とくにこれといって
目立つ表現も言葉もありませんが(ごめんなさい)、何故
か胸に訴えてくるものがあります。特に
>正月には帰りますと この前の正月に言いました
>もう家に帰っても誰もいません 寂しいばかりです
>母の隣に父の顔 二人並んで幸せだよね
ここは、じーんときました。こういう感情は、花*花の
「さよなら大好きな人」を聴いたときに似てます。
吉田松陰の「親思う心にまさる親心、今日の訪れなんと
聞くらん」にも通じるものがありますね。
ただ、この主人公は、女性のほうがよかったかも、知れません。
私はずっと女性だと思いこんでいて、「僕と結婚・・」のくだりで
ちょっと引きました。私が古いだけなのかもしれませんが。
あと、「お風呂もしっかり入りなさい」は、言葉が不適切です。
ちゃんと入りなさい、ではないですか?
>ユリイカって…。もしかしてあおいのファンですか?
あおいってどなたでしょうかd(^-^; 投稿してるもので
その確認のためです。現代詩手帳ともども、しっかり、
落選でした。また、がんばります(^-^;
217 :
名もなき詩 :02/03/30 17:34 ID:bPPI2syP
"shine" ←しねじゃないです
「もし僕に羽根があったら」なんて考えることがあるんだ
夕焼けの空を飛び回り旅をしてみたいけど
この前蝶々が飛んできて僕の肩に止まった
羽根がちぎれていて死にかけていた
きれいな羽根がちぎれてしまったら
「絶望」が頭を駆けるのかな
太陽に見捨てられてゆく
命の「輝き」をなくしてゆく
闇につっこむだけなのかな
輝くことを忘れて
夢見ることも忘れて
そんなのは厭だから
輝き続けて
夢見続けて
空を飛び回りたい
いつからか弱くなった気がして
周りに負けないように
してきたつもりだけど泣いてしまいたくなるんだ
願い続けても無駄だってそう思うようになった
僕の頭の中で僕が死にかけていた
太陽と同じく輝けるのなら
何も苦労はしないだろう
太陽を目指すように
ぼろぼろの心を磨くように
そんな強さを持ち続けたい
いつまでも泣いていて
どこにも行かないで
ただうずくまってるのは駄目で
目指し続けて
喜び感じて
輝き続けたい
---------------------------------------------
どうでしょうか? 即興で書いてみました。
あと、
>>185 番の詩もよろしくお願いします。
218 :
名前はいらない :02/03/30 18:34 ID:dhZ8Yluk
こんなはずじゃなかった いやこんなものだ はじめからこんなものだった 白濁する意識 虫食いの形 白と 青の日なり 幾重にも有限の極大 包み込む無限の微小 そう はじめから 消えはじめた辺り
219 :
ぴろぴろ :02/03/30 21:00 ID:OzfEAsV1
「エロティック」 ”Feelin' so erotique! Ha Ha Ha・・・ Feelin’your love! Um・・・ You make me erotique! Ha Ha Ha・・・ Give me "Oh yeah!" Um・・・” 愛と呼ぶには妖しすぎると最初に感じた きわどい視線からみあわせてたわいない会話に 誰にも め・い・わ・く かけなく わ・く・わ・く 秘密は無いと同じこと EROTIQUEね いつだって落ちるのに とっておく関係があったっていいじゃない 知り尽くしたらさよならだけがそこに待ってるの 心配 と・き・ど・き 純情 ド・キ・ド・キ ゲームとは似ていて違う ROMANTIQUEね 合鍵を持っていて使わない 大切なドアなんていいじゃない それでもそれでもあるとき負けそうよ その腕にその腕に崩れるわ EROTIQUEね いつだって落ちるのに とっておく関係があったっていいじゃない この広い世の中にあなたさえいてくれて いつだって私 オンナしている ずっと ”Feelin' so erotique! Ha Ha Ha・・・ Feelin’your love! Um・・・ You make me erotique! Ha Ha Ha・・・ Give me "Oh yeah!" Um・・・”
220 :
Canopus :02/03/31 00:12 ID:C5pGfW5i
さ、始めましょうか。
でも、私の書き込みはそんなに悲愴感が漂ってる?
結構楽しんでいるんですけど。睡眠だってとってるし。
>>151 みいらさん 最初の二連はいいですね。自分の気持ちに素直にうたっ
ています。さて、こういう詩は後半が勝負なんです。どれだけハッとさせられ
るかなんですが、今回に関しては、三連目が孤立している感じで、あまりよく
ないように思われました。辛口ですみません。
>>152 辻本ムネヲさん これは、スレを間違えたんじゃないよね?投稿です
ね?七五調で綺麗な詩です。政界のゴタゴタにも爽やかな風が吹くことでしょ
う。「君」と「あなた」、短い詩で使い分けることはないんじゃないかと思い
ますよ。それを思うと、ムリに七五調にしなくてもよいのでは。
>>153 最後の歌さん おお、これはよく出来ていますね。「もう 言葉もな
く 愛もない」の一節が心に染みます。ただ、四連目が弱いです。もっとはっ
きりした愛の形を描写しないと、折角の歌が生きてこないと思いました。
>>154 さん この詩は、四連目が光っていますね。非凡なものを感じます。最
後がブツ切れみたいになって終わっているのが残念です。四連目を生かす構成
を考えてみては如何でしょうか。
221 :
灰尾 :02/03/31 00:21 ID:psCumf1W
「Sweetest Eyes」 まるで悲しくもないように、空へ向かって伸びてゆく。 君の声を聴いた気がして、ふと振り返る。 鏡の向こうから、気が晴れないふりをする。 妙な気持ちになって、肩をすくめてみる。 明け方だったか。 夢とも現実とも思えない雨の朝。 どうして僕は君を君と呼び、 君は僕に微笑んだのか。 昔に撮った写真は、 今は無くしてしまった小銭のように、 少しばかりのあきらめで、 拾い集めることもなく。 ただ、 あの時よりも大きな声で、 あの川の上を渡ることができたなら、 きっと、 強い雨が上がった後のようなにぎやかさで、 再び君と、 抱き合うこともできただろうね。
222 :
wildcat :02/03/31 00:25 ID:WIU1Qeog
女神が微笑むとき 1. 息をこらして ファインダーをのぞく 君の生まれた日が 近づいて来る 春まだ浅い 弥生の森の中 500ミリズーム 向ける先のピントには 獲物を狙う ヤマセミの姿 ここから先は 女神との勝負だ 幸運の女神には 前髪しかないよと 言った君の言葉を 忘れていない だから後ろから 追いかけるだけでは いつまでたっても 捕まらないと 2. 息をこらして 来るべき時を待つ 狙うのはただ あの岩場だけ 最初で最後の 女神の前髪 握るレリーズ まぶしい新緑の森 木々の息づかいが 聞こえてくる 春まだ浅い 弥生の森の中 今度飛び立つときが シャッターチャンス 君の笑顔を見るために たどり着いたこの場所 水しぶきがあがった レンズの向こう側で もうひとつの戦いが 始まったのだ たった一度の シャッターチャンス 獲物をめがけて 飛び込むヤマセミを カメラの視線が 先回りする そして意外なほどに 小さな電子音 ファインダーにはもう なにも映らない 僕は少し震える手で フィルムを巻いた そこに必ずいるはずの 女神の事を想って
223 :
Canopus :02/03/31 00:35 ID:C5pGfW5i
>>158 @さん 煙草を買いに行くかどうか迷っているんですね。私も経験があ
るので、ちょっと苦笑い。でも、これだけではさびしい感じがしますね。もっ
と大袈裟に書くと笑いを誘えるかもしれませんね。
>>161 anさん いい雰囲気ですね。わざと当て字を多用しているんだと思い
ますが、おかげで読みの解らない語がいくつかあるので、読み仮名も入れて
ほしかったですね。二連目でこの詩のリズムが止まっているように思いまし
た。削除すべきか、言い換えるべきか。
>>162 シーバさん 最終連が印象的な詩です。海の描写は全く描かれていま
せん。それはそれで一つの手法だと思うんですが、ただ三から五連目までが
冗長な感じがあるんですよね。その代わりに海の描写を入れてもよいのでは。
>>164 (゚∀゚)ヨッ!さん こっそり「きみ」の心に忍び込んだ、小さな悪戯。
着眼点が素晴らしい。軽いタッチもしっくりいっています。気付いていない
「きみ」の反応なんかも書いてほしかったな。
>>220 Canopusさん批評どうもありがとうございます。
ほめられるとやっぱ嬉しいです。
ちなみに
>>203 も僕の詞なのでよろしくおねがいします。
「共感できる。」という詞を目指してます。
それと、曲を先に書いて、それにのせる詞を書いているので
少し伝わりにくい箇所もあると思いますが、よろしくおねがいします。
225 :
Canopus :02/03/31 00:55 ID:C5pGfW5i
>>170 (゚∀゚)ヨッ!さん 前回の詩と同じく、ちょっと視点を変えた軽いタ
ッチの詩です。上手いですね。ただ今回は、最終行でエッ?という違和感が
ありました。何故微笑んだのか。ジャンプが楽しかったのかな。
>>174 うたた寝死人さん 私に対するメッセージだと思うんですけど、ちょ
っと美化が過ぎるんじゃないかと(笑)。確かに前のスレッドでは頑張り過ぎ
て疲れてしまったので、今回は肩の力を抜いて長続きするようにやってみます。
>>176 anさん いや、これは「きみ」のことを考えてる「私」の詩ではない
出しょうか(笑)。針ってのは時計の針のことかな。あっ、てことは、これも
またメッセージ?ありがとうございます。
>>180 くうきさん なるほど。現在の状況に満足しない若者ですね。視点が
あっちこっち移ろうのも何となく判りました。テクニックとしては、自分の
言いたいことを一本だけ通しておいて、付随的なものは周りの小道具などに
置き換えてみる、というのも手ですね。これはあくまで一つの例ですが。
canopusさま こんばんわ。 お疲れ様です。 いつもいつも、的確な批評、ありがとうございます。 しばらくいらっしゃらなかったので、どうなることかと「羊」 達は大騒ぎしていました。 これからも、手厳しい批評、宜しくお願いします。 あ、詩でも批評でもないので、一応sageさせていただきます。
227 :
名無し@お初 :02/03/31 01:29 ID:BmRI8qRO
228 :
Canopus :02/03/31 01:36 ID:C5pGfW5i
>>181 恩田朗さん おお、確かにこれは集中力を感じさせますね。「月がぼ
くらを置いて行ってしまう」の一節を入れたところなんか上手いですねえ。
ただ、冒頭の一連は本当に必要ですかね?なくても意味は通りますよね?まあ、
それがあなたらしいといえばあなたらしいのかも。書き込みはこれで最後との
ことですが、気が向いたらまた書き込んで下さい。
>>182 おうどうさん うーん、氷を削って花を造る発想はいいと思うんです
よね。ただ花の描写、氷の描写が今一つされていない。北極の情景もイメージ
的な語がズラズラッと並んでいるだけなので希薄な印象を受けましたね。北極
にカリブ海の風。いいと思うんですけど、その風が吹いて氷を溶かすのかと思
うと、以降の描写に違和感を覚えるというのもありますね。
>>185 名もなき詩さん この方は自分のスタイルを確立されていますね。表
現も上手いと思います。ただ三連目は未消化なまま書いたような印象がありま
すね。最終行のDiveも、水の中から外への脱出なのですから、その非日常さを
もっと描写しては如何でしょうか。
229 :
an :02/03/31 01:39 ID:OunNnwrD
>>223 :Canopus さん。毎度有難うございます。
>>161 の「凪がれる」は「ながれる」です。
テーマは「音」です。自分と音の共存みたいなイメージです。で、本当は
身体は震えて
波に抗う
深層を揺るがすは
また弦を弾こうとす指
ってなるはずでしたが何故か「また弦を弾こうとす指」を取ってしまいました。
この詩で表したかったのは文字以外から「音」を出したいと思っています。
でも中々上手くできませんね。あと二連目が何か実はわからないのです。
もし手があいたら教えてください。
>>176 疲れたら休んでくださいね。
230 :
恩田朗 :02/03/31 01:53 ID:???
>>228 Canopusさん
本当にありがとうございます!
冒頭2行はやっぱり「僕らしさ」かなと考えてます。
でも確かに、ないほうが「フザケテル感」が大分減りますね。
いえ。決してふざけてるわけじゃないんですけどね。(汗)
粘着くんがおるので、やっぱりこのスレには書き込めません。
自分のスレを中心に書いて行こうと思っています。
重ね重ね、ありがとうございました!
231 :
碧谷 :02/03/31 02:26 ID:0WW3OSF0
not capa. 途切れたままの電話の向こうの貴方の表情 見えないのが残念なくらい 容易に吐き気がするほど想像できるから滑稽なのね 私 貴方は私に罪悪感を植え付けてそしてまた泣いているの これ以上受け入れるもの増やしても 私の中はもう限界寸前 もう何も 貴方のことを受け入れられない そう全て 貴方が委ね 私に押し付けたの 貴方の行動 言葉 視線 そして受容できる事実と虚実たち 私の表情 科白 心 その全てを貴方は知らない ああ 近づく終わりも始まりも知らないまま ただ 依存が全てを狂わせていくだけ へボ詞ですが、どうか批評ください〜〜〜(==;)
232 :
mixi ◆mixiK.U. :02/03/31 02:31 ID:yOMMFMlP
亀レスですが…。
>>193 うたた寝死人さま
あの…もしかして女性の方ですか?
あまりにも素敵で繊細で綺麗な詩なので…。
どこが素敵かといえば、全部が素敵なので具体的に言えない程
素敵なのです。
ああ、何か訳がわかんなくなってしまってますが(汗)
大好きです。
233 :
閖 :02/03/31 02:32 ID:kC1Jcqy4
>>216 wildcatさん
勘違いしてました。ユリイカっててっきり映画のユリイカだと思ってました。
申し訳ないです。
そこでこんな詩を書きました。
「最後の謝罪」
私が犯した過ちを許してくれるとは思わない
でもひたすら謝り続けた
何度も頭を下げた
涙を流しながらも顔は笑っていた
貴方に気付かれぬよう
前髪で隠し
貴方は私に紙切れを渡した
そこに書かれた一言
「今夜暇?」
込み上げて来る思いを笑顔で隠し
小さく頷いてみせる
溜まりに溜まった憎しみを
今夜晴らせるというのだから
薄暗い部屋に入ると貴方は徐に服を脱ぐ
その光景を小さく微笑んで貴方に言う
「今夜死ぬ?」
バッグに秘めたナイフで貴方との全てを断ち切ろう
そして最後に謝罪でもしてやろうじゃないか
意味がよくわかりませんね。ごめんなさい。ほんとに謝罪です。
234 :
Canopus :02/03/31 02:40 ID:C5pGfW5i
>>188 kanonさん うっ、これはまさに不協和音ですね。言葉によるイメージ
の寸断、リズムの断絶。それに抗おうとする詩人。一つの世界を形成していま
す。ただね、どうしてこんなに判りにくいんだろうと、しばらく考え込んでし
まいましたよ。もしかすると、例えば「音」という語に多重の意味を持たせ過
ぎてしまおうとしているのかも。そのためかなあ。
>>192 閖さん 確かに今年は梅と桜が一緒に咲いたり、桜と菜の花が一緒に
咲いたりで賑やかでしたね。風と春の描写はよく書けていると思います。細か
い所ですが「深緑」は「新緑」の変換ミスですか?他の部分は当たり障りのな
いことを書いている印象を受けました。
>>193 うたた寝死人さん 綺麗な感じでとてもいいと思うんですけど、何だ
か表現に矛盾を感じますね。「あなた」の春も、「私」の春も、どちらも日本
の春をイメージしてしまうんです。世界で迎える春に変わりはない、というこ
とを言いたかったのかな。それならばそれについて一言必要ですね。
>>195 クリスさん お、前回の詩の続編ですね。いいと思いますよ。最後の
二行も終わり方として申し分ないと思います。
>>196 の寸評は的確ですね。た
だ、あなたの心情描写がワンパターンになっているきらいがあると思いました。
今日はここまで。
>>232 mixi様。
だんご虫レスで申し訳無いです、遅くなりまして。
あれは・・・連ごとではともかく
全体としては大失敗で(泣笑)。あんなものにレスありがとうございます。
性別ですか?・・・もう年齢も含めバレバレかと(笑)。
mixi様の言葉はいつも“やわら”で羨ましいです・・・ありがとうございました。
236 :
碧谷 :02/03/31 02:48 ID:0WW3OSF0
「...less」 立ち止まる 振り返る 迷わずに進む 我慢する 泣きじゃくる 微笑んで手を振る そのどれもが全て簡単で 明日まで 最後まで 全てが終わるまで 笑えない 泣けない 感情なんていらない 作り物で誤魔化し続けて すぐにでも失う手の中に 私の心は何を残せるというの? Pureless response 向かないで 貴方の中に 私を残して Hearless loneliness 孤独などよりも 廻されたその腕 もう私を抱かないで 立ち上がれ 歩き出せ その日まで待て 追わないで 去らないで ただ佇んでいて 重ねた日々 亡くしたい言葉 (Doing Doing See) 捨てることも出来ない心に 諦めること忘れた (response,I'll nothing) Touchless viorense 背中向け 私の中に貴方を忘れて Voiceless say yes 意味の無い事も 包んでたあの日々 連れてなど行かないで… ―――― and mineless. 何だか連続(?)でこんなん書いちゃいました…是非批評を!
>>234 Canopus様。
お目汚し申し訳ありません。
あれは真正の駄作で(書きこむ前には気付けませんで…)。
3蓮目の手紙の内容は、送られてきたものではなく送ろうとしているものなのです。
しかしその後にあの4連目を持ってきてしまったためにあんなことに・・・(涙)。
4連目が一番最後に浮かんだもので、
どこにも入れられないくせに捨てられなかったのです(恥)。
すっぱりと諦めるか何かでつなぐかすべきでした(反省)。
折角読んで頂けると云うのに、すみませんでした。
238 :
mixi ◆mixiK.U. :02/03/31 03:20 ID:yOMMFMlP
>>235 そ…そうなんですか?
てっきり男性だとばかり…。
時折、男性とは思えないほど(失礼?)繊細な切ない詩を詠
まれる方だなあとは思っていましたが…。
だとしたら、すごく器用な方ですね。
羨ましい…。
私は常に一人称が「私」で詩も「私」の視点からみたものし
か書けないんです…(哀
239 :
凱旋ラッパ :02/03/31 03:28 ID:ISedZVfA
「蛇」 窓のそばに蛇がいる 俺は薄汚いロッカーに潜み そっと時を待つ 誰が投げ入れたのか 目的もわからぬままただ眺めて待つ 一人女が入ってきた 俺は忠告もせず助けもせず 女が死ぬのを待った
240 :
mixi ◆mixiK.U. :02/03/31 03:44 ID:yOMMFMlP
偽りのない接吻を キスだけを繰り返して そこから先に進むのは怖いから キスだけを繰り返して 愛情の数だけ 「言葉」は嘘だと知っている 貴方はすでに 永遠を誓った身 そんな男の口から どんな愛の言葉が出るというの? 愛してるとは言わないで 君だけだよと囁かないで 大切な人を裏切らないで だから お願い 唇だけ私のものに 言葉も身体も永遠を誓った人のもの お願い 私を愛しく思ってくれるのなら キスだけを繰り返して
241 :
うたた寝死人 :02/03/31 03:54 ID:UwBFNsjX
「水屋」 紺碧の ベルベットの空飾る 流星群 黒き水 鏡となり其を映す 月の光 ノキシノブの葉に遊び 零れ落ち 夢を食む 水の住人(すみびと)を照らす 水瓶から 浮かぶ蛍朧げに 舞い踊り 漆黒の 闇分けて君に宿る 化石の魚(うお) 太古の鱗 水槽の底息づいている 水晶の海老 玉(ぎょく)を蹴飛ばして 瑠璃の雑魚は水面(みなも)に 遥か地底 水琴窟 夜(よ)を孕み 歌紡ぎ 金の雫 静寂を縫って響く 盃(さかずき)に 桜花(さくらばな)の薄紅が漂っては 呑みこんだ 過去の影を呼び止めるの だけど 水の部屋は涼やかに 軀の奥を冷やしていく 凍りついた涙魂の冷却加速して 想い人の 切ないあの眼差しを 想う程に 凪いでいく 無機質な心の海 腕を伸ばし何かを得る一方で 失っても 嘆くだけの悔恨も無くしたから 夜光虫の恋の詩も薄らいで 暗(やみ)に沈む 今どんな表情(カオ)してるというのだろう 夜が白み 星が見えなくなる頃 目を閉じる 薄闇と静けさが消えてしまうその前に… *長くて申し訳無いです。お暇でしたらご批評、ご感想頂きたく存じます
242 :
死致 :02/03/31 04:51 ID:???
裂かれて分かれた終わり泣き思想 破滅の石の上で踊る子猫達 彼らと再会することなく 僕は詩を書き上げた エンドレスの悪夢は反吐を吐き尽くし 誰かはそれを感じ取る 僕は知っていた? 試験管のなかでぐるぐる廻っていたことを ぐるぐるぐるぐる廻っていたことを 今日から僕はリストカッター症候群
243 :
(゚∀゚)ヨッ! :02/03/31 05:47 ID:funb8CgH
>>223 >>225 Canopus さん、いつも有難うございます。
>>170 についてはご指摘の通り、最後は自分でも迷いました。
自分で選んだ重みの心地よさを何かで表現したかったのですが、
的確なものが思い浮かびませんでした。あえて説明させていただくと
重荷が取れて軽くなった時の背負ったものが急になくなった
というとまどいと不安の気持ちを”軽すぎて心配?”で表現し、それに
対比させて、ちょうどいい重さになった時のうれしさを微笑で表現して
みたんです。やっぱりわかりにくかったかぁ(笑)
最初のほうに長い間笑ってない等の表現をいれればよかったかな?
どっちにしてもやはり最後の行は違和感ありますね。これから精進します。
244 :
wildcat :02/03/31 09:11 ID:WIU1Qeog
>>233 映画のユリイカは知らないですd(^-^;スミマセン
「最後の謝罪」はまた、うってかわって、女の情念そのもの
ですね。でも、作品に中に流れる"血"には、「餞」と同じものを
感じます。
あまたある詩の中からでも、あなたの作品だけを見分けることが
出来る生命力は、あなたの個性なのでしょう。
それにしても、女性は怖い(笑)と、つくづく思いましたd(^-^;
245 :
かなり自信あります :02/03/31 10:53 ID:RFah5qmg
キミはキミの思うように生きろ 僕は僕のしたいようにしたい 自由とは何かを知りたい人よ 自由とは僕だけに都合いいことでしょう 他人は尊重 そして自分は解放 付き合いの悪さにゃ太鼓判押せる 誰にも怒らずに誰からも好印象 一番大事なところは上手に逃げる ホイホイ捨てながら ここまで歩いてきた 無くしたものに気づかず お尻を汚したままで ホイホイ捨てながら 綺麗なゆめばかり見る つじづまの合わない人 これからもずっとずっと・・・
246 :
:02/03/31 10:56 ID:JTnGG9UF
もう少しがんばってみるから もう少しいいことがありますように
247 :
kanon :02/03/31 13:23 ID:3sXpmRKQ
>>234 相変わらず鋭いですね(笑
一つの意味としてはCanopusさんが言ったとおり、
もう一つは、一つの物事を表現するには様々な手段がありますよね?
それが同じ言葉を使ったものでも「音楽」と言う形があります。
音楽は音と流れを付けられる分「詩」よりも表現の幅がかなり広いです。
詩力の無い私では「音を添えた戯言」に「敵わない」ということです。
けれど音楽は音楽で一つの表現方法なわけであって、雑念を捨て
素直に身を委ねた時、「俺は詩人だ」と改めて気付かされる。。。
という詩です。
>>241 うたたさんすごいの書いちゃったなぁ これ時間かかったでしょう?
>>248 頭が悪いので時間がかかりました。
最初の方は好きなように書けるのですぐ進むのですが後半は・・・。まとまったのでしょうかねえ?
これ、実は私の凄く好きな曲なのです。なんだか判ります?(←って判り様が無いと思いますが。)
・・・そう行った意味では長くなってしまったのは私のせいではないのですよ(笑)。曲が長いせい(責任転嫁)。
>>249 もう嫌だ誤字ばっかりで(泣)。そう行った→(訂正)→そういった
NARCOLEPCY 悲しみをたたえた、灰色の空と、色彩明々たる、ドロップスに埋もれて。 「愛している。」「ああ。」 心中? 僕は生き残った。 此処、疲れきった、家屋と、活気を呈す人間の町、東京。 甘い毒霧を吸いつつ、開かれる、ウインドウ。 「お先に。」「ああ。」 仕事? 一筋の光。たった一筋。 此処、希望と、屈辱の街、東京。 放たれる、風船。オレンジ色の曲線。そう、どこかメタリック。 「クマ、ブランコ、ゾウ、ライオン。あれはなに?」「あれは、道化。」 恐怖? 安定が欲しいだけ。 此処、期待と、逃避の地。サアカス。 ふと、夢から覚める、吐き気。 時間、午後十時。 明日、生きるための許可を得て、今一度眠る。 此処はどこ? 墜落の感。目を射す、打算的な電灯。 「わあわあわあ!」 始まり? 贋物ではないのか。 此処、夢と残酷の街、ニュー、ヨーク。
評価お願いします。 一応、ややこしいというかなんというかですので、付け加えておくと、表題はNARCOLEPCYで、HNと同一です。 つまり、一番上の一行は表題です。いや、分かると思うんだけど、かぎ括弧忘れちゃって・・・。 あ、評価頼む前に、他の人の詩を評価したほうがいいんでしょうか?
253 :
NARCOLEPCY :02/03/31 15:38 ID:IBRVoVx2
あげとこ。
>>251-253 NARCOLEPCY様。←私には読めない・・・。
初めまして。「NARCOLEPCY」、拝見致しました(題名の意味から解っておりませんが)。
一言で云いまして、私には難し過ぎました。特に連の中の真中付近が。
しかし1蓮目1行目の表現はとても好きでした(あと・・・サーカスにメタリックをもってくる辺りが)。
ああ・・・もっと審美眼があったなら云うこともあったでしょうが。今の私の感想はこれが精一杯です。
255 :
碧谷 :02/03/31 16:42 ID:2vLirTGC
あげ。
256 :
NARCOLEPCY :02/03/31 17:42 ID:IBRVoVx2
>>254 いえ、本当に御批評どうも有り難う御座います。
NARCOLEPCYすなわちナルコレプシー(僕はナルコレプシイと表記したい)、意味は「睡眠発作」です。
病名ですね。悪気はないんですが。
257 :
シミオヤジ :02/03/31 20:28 ID:YFdPlCHY
「通り雨」 ぼやけていく思考の中で、 いくつものものを失ってきた そんな気がした。 たくさんのものを通り過ぎてきた そんな気がした。 失うものなど何も怖くない。 そんな気がした。 リハビリとともに、凍り付いていたいた時間は流れ出し、 実は求め方を知らない人間なのだと気が付いた。 ブラックホールに抑圧された神経は細く細く収縮し、 研ぎ澄まされた神経はナイフのようにとがり、 時に自分の神経すらも切り裂いていた。 狂人に近い感受性の豪雨を通りこし、 ただ、少しだけ、理解できたことは、 求めれば道は開けるということ。 そして人は変われるということ。 それが、変わり者といわれた私めの見解です。
258 :
なおみ :02/03/31 20:32 ID:/BSmuvRc
いたい いたいの 飛んでいけ
259 :
なおみ :02/03/31 20:32 ID:/BSmuvRc
最高 age
260 :
ランボー :02/03/31 20:39 ID:bw8+clso
おお、金ぴかぴかぴか 大和魂。 久方ぶりの瘡蓋は新鮮で、魚眼レンズ。 ビッグバン!! がもふ博士。 モシモシ。 ポストと友達は恥ずかしいことじゃあない。
261 :
Canopus :02/03/31 21:59 ID:tJHWQ58R
さあ、始めましょう。
>>202 死致さん うん、これはよく判ります。私の大好きな詩で『巡礼のよ
うな人の列に加わって』(作者は忘れた)というのがあるんですが、それを
彷佛とさせますね。この詩では列からはみ出た者は喰われてしまうんですね。
死致さんらしさが出ていて、とてもいいと思います。欲をいえば、もっと詩を
頂戴、ということ。スケッチでとどめておくにはもったいないと思いました。
>>203 湧太さん 歌詞の欠点として、曲に合わせるためにいろいろと語句を
付け足したり削ったりするために、詩として読んだ時にそこがノイズとなって
しまうところがあるんですね。だからついつい歌詞に対しては酷評になってし
まうんですが。この詩も「あゝ」だけでないノイズが多いように思われます。
印象的な一節が加わるだけでもだいぶ違って見えるんですけどね。
>>204 @さん 競売ナンバー49の叫び。私ゃ競馬好きなんですねえ。近いとこ
ろでは府中の第3角でケンケンをするようにして失速した稀代の逃げ馬、サイ
レンススズカ。阪神の向こう正面にかかるところで大きく崩れ落ちた生っ粋の
マーク屋、ライスシャワー。晴れ姿となるはずだったドバイでインターフェア
を受けて巻き添えをくった砂の女王、ホクトベガ。感傷は一瞬だけで、馬が死
んでゆくのは仕方ないと言わんばかりの私たち。確かに私たちは成長していな
い。私の心には染みましたねえ。
262 :
Canopus :02/03/31 22:25 ID:tJHWQ58R
>>209 wildcatさん 私ははらださんの所で居候をしています。
>>210 さん 厳しかった?ごめんなさいね。
>>213 閖さん 実は昨日は恩師の奥様のお通夜だったんです。恩師も三年前
に亡くなって、御夫婦で楽しそうに笑っている写真が飾られていて。私たち
教え子は言葉もなく写真の前で突っ立っていました。さて、この詩は母に捧げ
る挽歌ですね。語りかける口調にリアリティがあって効果的だと思いました。
冗長さを感じさせませんでしたね。
>>215 うんうん、何かが伝わってくる詩です。冬の雨は何かの象徴かな?ま
た、一連目最終行の「何かを求めて」。共に「何か」を匂わせるような描写
をすると、詩が引き締まるように思いました。
>>217 名もなき詩さん あなたのも歌詞調なんですけど、あなたのは好きで
すねえ。どうしてかな。言葉がよくこなれている感じがします。この詩は前半
の問題提起がいいですね。対して後半は大きな破綻こそありませんが、弱い感
じがします。というのも、四連目と同じ事を言い続けているからではないでし
ょうか。
いつかはあの机の上に 乗っかっているものを 取れるようになりたい いつかはあのポストに 背伸びをしないで 手紙を入れられるようになりたい いつかは電車の 一番高いつり革に つかまれるようになりたい いつかは・・・いつかは・・・ いつかはあなたに届きたい
264 :
名もなき詩 :02/03/31 22:56 ID:8ypamJ0X
canopusさん、本当にありがとうございます!
265 :
Canopus :02/03/31 23:13 ID:tJHWQ58R
>>218 さん うん、冒頭と最終の三行はいい線いってますよ。特に冒頭が読み
手を引き込んで素晴らしい。問題は中間です。もっとイメージを書き込む必要
があると思います。そこから言葉を削ってイメージを集中させていくと、だい
ぶ違うと思いますよ。
>>219 ぴろぴろさん 結構いいね。互いの知らないところをつくっておく。
そこにERPTIQUEさを感じる。語感もいい。ただ、実は「EROTIQUEね いつだっ
て落ちるのに/とっておく関係があったっていいじゃない」の一節はすごく
説明不足だと思うんです。語感を大切にした結果だと思うんですけど、気にな
りましたね。
>>221 灰尾さん 一連目と四連目が好きですね。言葉が印象的で読ませます。
冒頭の一行目は上手いですねえ。二連目はよく判りませんでした。出会いの
時の情景かな。三連目も少し弱いかな。個人的な意見ですけどね。
>>222 wildcatさん バードウォッチングの趣味が如何なく発揮されています
ね。描写も的確だし、臨場感もうまく表現されている。短編小説を読むようで
した。ただ、時間の流れも、行動も、全て順接型ですよね。視点もひとつだけ
だし。詩はその壁を破ってこそ飛翔しうるものではないでしょうか。私見です
が、その点を物足りなく感じました。
266 :
うたた寝死人 :02/03/31 23:19 ID:c806CdzE
>>258 なおみ様。
なんだか今更ですが。
初めまして。なんだかとても気になるのですが(笑)。
これは・・・そのままとって胸を痛めるものなのでしょうか。
それとも
>>259 で上げているくらいですし・・・
(側に)いたい
(側に)いたいの
(この想い)飛んでいけ
・・・みたいな感じに(れ、例ですから。クサいのは勘弁してください)
なにか奥深いものがあるのでしょうか・・・・・・????
すごく気になっています
267 :
Canopus :02/03/31 23:37 ID:tJHWQ58R
>>229 anさん いやいや、「刺激す」「制限す」が何かの当て字だと思った
んですよ。そのまま読んでよさそうですね。二連目はあなたの心情をうたった
ものだと思いましたが、テーマから外れているように感じたんですねえ。
>>231 碧谷さん いや、ヘボ詩と思って書いたらダメですよ、その時点での
自分の最上の言葉を用いて力一杯書くべきです。そうしないと上達しません。
さて詩ですが、始めの三連はうまく出来ていると思いますよ。ただ四連目で
いきなり硬質な言葉が並んでいますね。ここを生かしたいのならば前の部分で
もこうした言葉を使うべきかもしれません。最終連も伝わりにくいので、具体
的な表現をしてみては如何でしょうか。
>>233 閖さん はは、ショートショートみたいですね。面白いと思います。
実は前半と後半が随分と違うために矛盾を感じるのですが、これは作者の仕掛
けた罠、女の二面性、ということでいいのかもしれませんね。
268 :
ピエロ :02/03/31 23:49 ID:IBMaBAhX
前向きに踏み出した一歩が、後悔と言う二文字に後ずさりしてしまった。 華やかな日々を、楽しい日々を・・・ 陽のあたる世界、後を悔やむ事の無い 自分の、自分の人生とwhy何故今になって君の一言が 耳に突き刺さるどうして、どうして どうしようもない怒りの中、この日の本に降り立った自分の存在 ただ、この群集の中を歩き進むしか、途方に暮れるしか 買被り生きてきた人生の中で 君の一言が、僕の歯車を反転させてしまった ある晴れた日に僕の胸の中によぎった 君の一言
269 :
うたた寝死人 :02/03/31 23:54 ID:c806CdzE
「薔薇の花束」 お前の歓ぶ顔が見たくて 俺は鉈を振るう 可聴範囲を超えた 奴らの恐怖 聞き流して お前の好きそうな 堅い親指 お前の尻の形 曲線の人指し指 お前によく似合う 綻んだ中指 お前によく似た めくれた薬指 ついでにこれも まだ開かない小指 全て切り落とす 切断する 手当り次第に 鉈を振り下ろす 腕も 胴体も 頭部も 脚部も みんなみんな 俺の力 許す限りに ぶった切る …全ては お前の笑顔のため 屍の一部 その集合体 それを望む女の気持ちなど 理解に苦しむが お前がそれをねだるのならば 何度でも 俺は奴らを 殺し続けるだろう お前のすべやかな 肌を想いながら 奴らの 爪と牙を取り除く 逐一一(ちくいちいち) 俺の手濡らす 紅(べに)が深みを増す お前の 細い腕ひとかかえ分の花束 紅い 断末魔で彩られた 薔薇の花束
270 :
@ :02/04/01 00:07 ID:+GUlvkDF
少しでも乱雑に乗れば すぐに機嫌を損ねて またチェーンが外れる 渋々降りて ちょっと舌打ち かなりガタもきてるし もう買い換えようかしら あの頃何件も店をまわって やっと手に入れたお気に入りのこのチャリも 飼い主に恵まれず 気品も何もありゃしない ただの道具 でもあのチャリがパクられて 見つかった時の無残な姿 修理しよう それが少しでも 償いになるかな
しぶい!! ブラボー
272 :
Canopus :02/04/01 00:08 ID:prRiBswh
>>236 碧谷さん 冒頭の三連は感心しました。上手い表現だと思いました。
題名が題名だから仕方ないのかもしれませんが、やはり横文字の羅列が気にな
りますね。例えば終わり近くの「Voiceless say yes」なんか上手い造語だと
思うんですけど、これを一言で表現しないで、レトリックを駆使するのが詩人
ではないかと。うーん、これは考え方の違いなのかもしれませんね。
>>239 凱旋ラッパさん 謎の詩、という感じです。セクシャルな匂いがしま
すが、そんな描写は抑えられていますね。意図的に抑えたのかな。やや説明的
なきらいがあるので、もう少し詩を膨らませてもいいのかもしれません。
>>240 mixiさん 不倫ですね。言葉も身体もいらない、キスだけが欲しい。
うーん、激しい。着眼点が素晴らしいですね。「大切な人を裏切らないで」と
のことですが、もっと利己的になってもよいのでは。難しいかな。
今日はここまでにします。
273 :
湧太 :02/04/01 00:19 ID:???
>>261 Canopusさん
毎度評価ありがとうございます。ノイズが多いですか…。痛いところをつかれました。
ではこんどは詞先の最高傑作を用意します。では。。。
274 :
碧谷 :02/04/01 00:19 ID:6EdzXJ7S
canopus様、ホントありがとうございます!何かもう、あとで迷ったんですよ。あの詩。だけど上手く言葉が思いつかなくて…(TT) で、↓また書いてみたんですけど、236のあたしの詞とあわせてご批評のほどお願いします!!是非!! 「Deeper sleeper」 lately 最近は何もかもがすれ違って 時々 笑顔も涙も造れない 抱え切れない物だけ背負い リヴィングに転がった 新しいサンダル拾って 玄関先の鉢もどこか萎れてるし 何だか何処にも安らぎ見出せない 疲れ切った躰 ソファに沈めても やっぱり夢を見る 夢ばかり見てる もう 深く 深く 泣きたいような気分に駆られ 手繰り寄せる意識も役には立たず 外面だけ被ってはいても どうして 何を探してるの 眠らせて 安らいで 優しい腕に泳いで 波の中のような当てのない浮遊感 其処で 絡まっていたいの Sleeping beauty だけど何も要らない 唯 包まれていたい 昨日も明日も 全部幻の侭にして 落ちた文庫本も 拾う気にはなれず 必要としてるのはそんな物じゃない 要らないものならその辺に転がってるけど 要るものは何処にも無い 在るけれど持ち得ない まだ 沈み 沈み 一番大切な事無くして 埋もれるような自分ならそれでも良い だけど 体裁繕ってても 何時でも救いなんか無いのに 眠らせて 安らいで 優しい瞳に溺れて 愚かだと直ぐに判るその瞬間の中 そして 縛られても良い Sleeping beauty 頼り無い夢を見る その虚ろな姿で 時間も明日も 全て幻の中にする
275 :
碧谷 :02/04/01 00:22 ID:6EdzXJ7S
>Canopus様 236の批評ありがとうございました!何か一つでも良いところがあって嬉しいですv 横文字がネックですか…頑張ってみます!
276 :
kanon :02/04/01 00:36 ID:E+UIFKLm
「爽青」※自スレの奴で、少しリメイクしてあります。 雲が低い もう夏の空だ 髪が風に梳かれて 何かを語りかける度に 気付いたようにこちらを向く 照れ笑い またすぐにうつ向いて ほんの少し頬を赤らめる少女ような時 ベランダのそれぞれの朝顔の鉢 昼間の休憩時間に変な奴が五月蝿くて 首垂れ 朝まで無視して眠る無愛想ぶり 少し残念そうな顔で呼びかける三十路の女房様 せめて服を羽織ってからが望ましい 柔らかくて素直な視線は ボサボサ髭面の戯言には無関心 火をつけたフィリップ・モリス 昔は赤箱 でも青も悪くはない 十数年来の煙の隙間には 7月の澄んだ空
278 :
kanon :02/04/01 01:34 ID:E+UIFKLm
「関係」 我生まれた時より 種を抱き 水を探し求める 咲かすは 他人の水で育てた 立派な造花 だが己の水だけでは このような艶やかな色はつくまい 咲き忘れた種など忘れるほど 他人の水は心地が良い そうして俺は 枯れさせまいと必死だ 水を与え続けねばと必死だ 他人の水が無くしては生きてゆけない 醜い花なのに 狂っているのはこの世界の方さと 時々強がるものの 全て咲いた花は皆同じ 認められぬ花は枯れゆくのみ そうしてまた俺は負けまいと 水を得るために精一杯根を伸ばす
279 :
雑煮。 ◆ZONYTu.. :02/04/01 03:00 ID:pYaba9Qh
「部屋」 何時からだろう。 こんなに暗い部屋になったのは。 電気を付ければ良い筈なのに 暗くて電気のスイッチも見えない。 只、鳴り響くのは カタカタという風の音と 鳴らないレコードの回転する音だけ。 只、この肌に感じるのは 季節外れの扇風機と 冷たい布団の重さだけ。 物だらけの部屋のはずなのに 本当は自分しか存在していないんだろう。 自分すら薄れていくのも忘れて。 今、この部屋に欲しいものは 何も入ってない写真立てと 花屋で売ってる安い造花だけ。 今、この部屋に必要なものは 温かいミルクティと 苺の乗ってるケーキだけ。 今、この部屋に要らないものは 読み古しの雑誌と 何処かに置き忘れてる自分だけ。
280 :
名前はいらない :02/04/01 12:25 ID:6mngj86r
今見ているものは一体なんだろう 本当は見たくない現実だったかもしれない だから私は目をつぶることにした もう何も見なくてすむようにと... ここに広がっていたのは 光と影だけ 実像など存在しなかった 目をつぶってもまだ光が 透けて見えてきて それがたまらなく嫌で我慢できずに 目つぶした... キレイなものだけを 集め信じて 他のものは全部形を無くしていた 鏡に映った自分の姿を 直視できなくて いつだって目をそらしてた どうしてこんなにも私は 醜く弱くなってしまったのだろう...
281 :
戸籍 :02/04/01 16:47 ID:???
『肝銘』 疲れきった七三の髪形の中年。除名。 そんな人々は集まり。共鳴。 そこから抜け駆けを。亡命。 また、同じ所に戻る。合名。 部長に呼び出される。宿命。 クビを切られた。運命。 こんな、毎日。感銘。 何が悪いのかの原因は。透明。 そう、分かりきっているのだ。簡明。 こんな日本に必要な物。革命。
282 :
碧谷 :02/04/01 18:57 ID:pGvLk2iE
あげ。
283 :
mixi ◆mixiK.U. :02/04/01 19:38 ID:+BOWONNC
>>272 Canopusさま
ご批評ありがとうございました。
チョットでも褒められると、やはり嬉しいモノです(^-^)
お忙しい中、本当にありがとうございました。
284 :
wildcat :02/04/01 20:41 ID:arEf3iJi
>>265 ありがとうですm(_'_)m
短編小説みたいってのは、私には最高の
ほめ言葉です(あれ、デジャyブか)。
順接ってのは、確かにそうですね。
一度検討してみます。ありがとうございました。
たた、これは鳥の"カメラマン"が主人公ですけどねd(^-^;
もう終わりにしよう 僕等はもう 何も共有できないさ 次に出会ったときはまた 思い出も何もかも忘れていることであろう どうかまた好い人を見つけて 笑っていて 僕は君に何もしてあげられなかったし 素直な言葉のひとつも言えなかったけど 君なら大丈夫 僕のことなどすぐに忘れられるから もう還らなければならないよ 雪の中へ 桜も綺麗に咲いている 少しの間でも君を 幸せにできたらなんて思ったんだよ… ごめん ありがとう、さよなら
286 :
Canopus :02/04/01 23:16 ID:LA8Pnmb3
いやあ、遅くなりました。では始めまっす。
>>241 うたた寝死人さん 水をめぐる闇の中の色彩の響宴。一見何のつなが
りもない言葉たちが綾なして静かな万華鏡の世界を形成する。やがて色は失
われて闇に返る。そして曙の光、それを拒むあなた…。お見事です。ただ、
色彩の喪失が急速すぎるようですね。徐々に名残惜しそうに失われるのも一つ
の手かと思いました。
>>242 死致さん う。壊れてますね。なかなか密度の高い詩で面白いです。
でも核が一連目かな、それとも三連目かな。核になる一節が明確でないため
にイメージが湧きにくいですね。
242を読んでてねむくなるのはなぜでしょーか
241に関しては意味がわかりません この人江戸時代のかたですか
289 :
Canopus :02/04/01 23:35 ID:LA8Pnmb3
>>245 かなり自信ありますさん うーん、困った。自信があるんですか。気
を悪くされないでほしいんですが、言葉遣い、構成ともに未整理の感が否めま
せん。テーマはまずまずいいと思うんですけどね。
>>246 直前の詩へのレスだと思うんですけど、的確なんですよね。この人は
ただ者ではありませんよ。これで3回目か。
>>251 NARCOLEPCYさん お待たせいたしました(笑)。独特のリズムがあっ
て面白いです。なかなかかっこいいですよ。確かに夢の中では東京もNYも一緒
なんですが、どちらが現実の世界かはっきりしませんね。ややリズムにとらわ
れた感もあり、その弊害が夢と現実の境界線をぼやかせているのかもしれませ
んね。
>>257 シミオヤジさん 最後の一行が好きですね。いいと思いますよ。ただ
問題はその結論に至るまでの道程で、スタンダードでまともなことを述べてい
るように思います。もっと壊れてもよいのでは。
>>258 なおみさん はじめまして。素晴らしい批評だと思います。
>>246 など
もあなたの書き込みだと思っていますが…。
>>288 様。
笑。現世に生きて(?)いますよ。心は化石かもしれませんが。
しかし・・・あれを読んでいただけたのですか?むしろそちらの方が驚きで、
嬉しいです。因みに背景は恐らく江戸時代と思われ(↑正解!)。
あhっはは
>>251 御批評、どうも有り難う御座います。
あの詩はどれが現実か、分からなくするのがひとつの狙いなので・・・(4連目も現実のつもりではありません)
こういうのがいいか悪いか分からないのですが、今はとりあえず色々実験中です。
詩を評価してもらうというのは、なにかこう、励みになります。
本当に、どうも有り難う御座いました(一礼)
293 :
死致 :02/04/01 23:49 ID:???
>>Canopusさん
いつも評価どうも。
>>287 様
評価ドウモ。
もう少し的確に批評してもらえると
非常にありがたいのですが。
294 :
灰尾 :02/04/01 23:52 ID:1mwl9Rch
ご評価、ありがとうございます。 2連目は別れの朝です。 ちょっと切ない感じです(笑)。 3連目では小銭を落としています。 ちょっと切ない感じです(笑)。
295 :
Canopus :02/04/02 00:03 ID:KjVzqd8Q
>>260 ランボーさん おお、頑張りましたね。私はこういう詩もありだと思
うんですが、短いせいでバラバラに見えてしまいますね。もっと言葉を凝縮
させるか、イメージを広げていくか。自動記述的に書き込んでいって、言葉を
ピックアップしていっては如何でしょう。
>>263 カトリーヌさん 大人になっても、もっと高くなりたいあなた。平易
でいい詩だと思います。自分のスタイルを持っているので安心して読めます。
「いつかは・・・いつかは・・・」で時の流れを表しているんですが、やや強
引な感じもしますね。
>>268 ピエロさん 自分の感情を余すところなく吐露していて、好感が持て
ます。始めと終わりとの脈絡が希薄なことと、中間の部分の言葉が未整理に
思えることが気になりましたね。
>>269 うたた寝死人さん ジャンヌ・ダルクを偲ぶジル・ド・レイのようで
すね。表現が上手いので読ませるんですね。今回に関しては五本の指の表現は
イメージの広がりに欠ける感がありました。
>>286 、
>>295 Canopus様。
長いものを2つも読ませてしまい申し訳ありませんでした。
毎度ありがとうございます(ちり紙はお渡しできませんが)。
私の書いたものよりCanopus様の批評の方にすごいもの(単語、熟語等々)を感じるのですが(笑)。
それだけでも充分参考になります。
286は全く気付きませんでした。はー・・・(感動)。以降気をつけてみます。
く・・・。295は痛いところを突かれた感じです。出直してきます。
お時間とらせてすみませんでした&謝々ッス!!!!
297 :
ネッちゃん ◆/a8bMydI :02/04/02 00:20 ID:J3IZFHgb
「シャンティ☆天才さん」 俺、無気力なんだ シャンティ☆天才さん あたし、いじめられてるんだ シャンティ☆天才さん ぼく、変態なんだ シャンティ☆天才さん うち、みんなと違うけんなー シャンティ☆天才さん 疎外される者疎外する者 この世はどうせそれで続いて行く 逃れなさい、あなたの孤独の中へ? そうもいってはいられない がんばります、あたしの孤独 言ったげます、あなたの本来性 みんなのまっただ中でも孤独で だから言えるよシャンティ☆凡人さん 誰も愛さないから誰もを愛せる シャンティ☆おじいちゃん シャンティ☆おばあちゃん シャンティ☆ヤーさん シャンティ☆警察官 シャンティ☆へんなひと シャンティ☆ちがうひと シャンティ☆天才さん シャンティ☆天才さん シャンティ☆あたし シャンティ☆スーパーマン 憧れのスーパーマン
歌詞ばっか書いてたけど詩を意識して書いてみました ここに書き込んだらみんなから感想もらえるんですよね? 楽しみにしてます
>>298 同じ言葉の繰り返しはどうかと思う
読みやすいが 何を訴えてんのかわからん
300 :
名前はいらない :02/04/02 00:27 ID:/MMZVbSo
ぐるぐる まわるせかい おなじほし ぐるぐる まわるとけい おなじとき ぐるぐるまわる まわりつづける でも あなたにあえない
>>288 名前はいらない下線付きブルー様。
勝手なお願いで申し訳無いのですが、
貴方の批評に並々ならぬ興味があります。こう・・・ふつふつと。
恐縮ですが、
お時間と心に余裕がありましたら、
>>269 にも何かコメント頂けませんか?
よろしくお願いします(興味津々・・・あ、でもお急ぎでしたら別に)。
174-スカイ フレンドU :01/09/01 10:21 ID:58XuVODs 一人で歩き疲れた果てに見つけた仲間さえ落ちていく 孤独に走った先に癒す君さえ偽りを繰り返す 悲しき孤独を繰り返す 夢に生きるすべての人よ 二人で歩き疲れた果てに何も言わず差し伸べるリレイズ 孤独に走った先に癒す君 時に愛し合い 限りない有限を寄せ返す 愛に生きるすべての人よ 人は金や地位や欲情で こんなにもろく壊れていく 仲間を裏切り そして限りない闇へ落ちていく たとえ孤独と中傷と 貧困に陥ろうとも 俺は俺でいたい もっと強く もっと広く そして深く 俺でいよう 狂乱の渦に身を任せ グルグルまわって勢いつけて飛び出そう そこにいつもの俺がいた そんな記憶だけを頼りに 今 取り戻す昨日までの俺を 誰かに託したい 人は夢や愛や感動でで こんなにすぐに癒されゆく 仲間を信じ そして限りない光へ満ちていく たとえ孤独と中傷と 貧困に陥ろうとも 俺は俺でいたい もっと強く もっと広く そして深く 俺でいよう 宇宙の法に身を任せ グルグルまわって勢いつけて飛び出そう そこにはいまより俺がいる そんな望みだけを頼りに 今 取り戻す明日までの俺を 誰かに託したい ここにある偽りと真実の廻間 きっとあるがままに行けばいい 誰かに癒された俺がまた 走り出した
\从/ _ ∧__∧モナッ? ΛA_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _ \ ( ´∀`) wwwwwww (・∀・ )< マターリ光線!! _ = ( ) マ タ 〜 リ ⊂\o⊂ ) \_______ / / | | | wwwwwww Y 人 \ (__)_)\ (_) (_) ! ? ∧_∧ ΛA_Λ ( ((´∀・))) (・∀・ ) ムム? ( ) ⊂\o⊂ ) | | | Y 人 \ (__)_) (_) (_) \ ∧_∧ / ΛA_Λ パッ!( ・∀・)パッ! (・∀・ )ヨシ! / ( )\ ⊂\o⊂ ) | | | Y 人 \ (__)_) (_) (_) \さあ、みんなもマターリしよう!/  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Λ_A_∧ Λ_Λ マターリ♪ ( ・∀・) ( ・∀・) アリガトウ! ( \o/つ⊂ つ |∧|∧| | | | (__)_) (__)_)
155-追憶の情景 :2001/08/13(月) 00:11 失意の抜け殻だけが そこにいて 目の前に映る記憶の断片をただ 追い続ける どこからともなく始まった迷宮は 永い時が解決した すべてみんなその人を守るために 何かに似ていた 永い時がその人を抜け殻に変えていく 強く刻まれた夢が蘇る どこからともなく始まった迷宮は 永い時が解決した その永い時が その人だけを抜け殻に変えていく 目の前に映る記憶の断片をただ 追い続ける その人を守るために費やした永い時が その人だけを抜け殻に変えていく ただ やるせなかった 目の前に映る記憶の断片をただ 追い続ける 思いを打ち明けることもできず 機械仕掛けのピエロのように 壊れてしまった 人はたった一人では生きられない 必ず誰かを鏡にして自分を知り 答えを出して生きていく 間違ってもいい 自分で考えで行き着くことに意味がある それをなにかに頼り どうやって生きるかまでもを教えてもらうことに 慣れすぎたとき 既に生きた人ではないのかもしれない 少しでもまともだった日々を 追憶の情景として ただ せめて 忘れないでいよう
WIZ書き込むな 荒れるだろ
048-the NEUTRAL :2001/08/12(日) 10:54 すべてに答えを出したい すべてに答えは出せない 今のままでいい 今のままではいけない 壊したほうがいい 壊したくはない 自分がきらい あなたがきらい 自分が好き あなたが好き 無意識と意識の境界線 あなたが好き 自分が好き あなたがきらい 自分がきらい 壊したくはない 壊したほうがいい 今のままではいけない 今のままでいい すべてに答えは出せない すべてに答えを出したい
荒れるのを俺のせいにするなよ・・!
308 :
Canopus :02/04/02 00:46 ID:KjVzqd8Q
>>270 @さん 自転車へのはなむけの言葉ですね。素直でいいと思うんですが、
詩としては未完成な印象です。あと、やはり「チャリ」よりも「自転車」じゃ
ないかなあ。
>>274 碧谷さんの歌詞は、ところどころに未消化な言葉はありますが、リズ
ム感があって読みやすいですね。ただし私は詩の評価を行います。この詩では
切々と心情をうたっていますが、長い詩なのに心情の描写に終始しているため、
希薄な印象があるんですね。背景や時間の経過、例えばイバラに囲まれた城が
あったっていいと思うんですよね。
>>276 kanonさん うふふ。フィリップ・モリスのくだりは解りました。「ラ
イトな感じ」ということですよね。軽みを帯びた詩で、たいへん印象的です。
しかしやはり隠喩が多くて、焦点がぼやけた感じだと思います。これはkanon
さんの言葉に多重の意味を持たせようとする狙いだとは思いますが。女性の
描写は朝顔なのか、本当の女性なのか。はっきりさせても多重の意味を持たせ
ることは可能だと思うんですけどねえ。
309 :
Canopus :02/04/02 00:52 ID:KjVzqd8Q
悪いけど、今日はここまで。
評価は明日。。。どきどきしますね。 よろしくお願いします。
312 :
mixi ◆mixiK.U. :02/04/02 01:21 ID:H6V1bxLh
「平凡という幸せ」 あたし達は普段みんな同じ視線の高さで生きている 時々 スタイルのいい人とすれ違った時や すごく頭の回転の速い人に出会った時に コンプレックスを感じることはあるし その逆も 時々は あったりする でも たとえば 駅で電車を待っているときや たとえば 本屋で立ち読みをしているときや たとえば 家の中でゴロゴロとテレビを見ているとき そんな時は誰かよりも視線が高かったり低かったりなんてことは無いはず けれど もし 常に誰よりも高い視線でいるという特権を手に入れたら? それはすごく嬉しいことでしょうか? それはすごく寂しいことでしょうか? あたしはどっちを感じるんだろ? どっちを感じる人間でありたいんだろ? あたし達は常に同じ視線の高さで生きている それは当たり前のように与えられた幸せなのかもしれない
313 :
うたた寝死人 :02/04/02 01:56 ID:gLiKT6Ou
「空中楼閣」 雲の澪の直中に 風鳴らす硝子の回廊 日の光砕き 散らせども 其は凍りし空より 成りし橋 海底に蠢くモノも 地を這い回りし ものも 下空に羽ばたきし者も 羨望の眼差し 送る 一握の選民が 星読み 虹架け 月を繰り 理(ことわり)の旋律 奏でては 世の 人の さだめ司る 手すりから下界 見下ろせば 讒言や悪意が 髪を掴む 汚(けが)れ 目濁り 羽 腐っても 薄氷の床 踏み続ける 具現せし 望みの 楼閣 2度と踏み外せぬ 神の座 肺が焼け 魂破れても 温かき地上には戻れない 自己無くし大気に 侵され 凍えた身体が地に堕ちる 無残な屍(かばね)を見ようとも 人は唯 天目指す
菊水の門 憚るな忍びの従者 いざ欄干越えて待ち伏せし 灯篭はなお芳しく 狂気に戦くがゆえの しょんべんもらし ああ あっついなあ
315 :
カルマ :02/04/02 02:05 ID:???
>>313 うたた寝さんはじめまして。
トリップつけた方がいいですよ。
ニセモノだと一目でわかりますが、良い気分がしない。
316 :
シーバ :02/04/02 02:09 ID:???
『心の準備』 迷う指先 あなたのナンバーを押せない きっと今バイトかな? 迷惑だよね やめておこう 気が付けば都合の良い言い訳 勇気の無い自分を認めたくなくて 電波の届かない恋 でも諦めきれない 思い切ってメールに決めても 話題がすぐに浮かばないの いつもみたいに強引に明るく友達の顔で あなたに笑えなくなったのはあの秋から この想い伝えよう あと5分だけ心の準備したら 震える指先 呼出音が続く あと2回で出なかったら今日は中止 よかった 非通知でかけて あなたの声を聞けばまた切なくなる でも1秒後にはすぐに会いたくて もうこんな関係は終わりにしよう この想い伝えよう あと1日だけ心の準備したら この想い伝えよう でももうちょっとだけ待って あと1週間だけ心の準備 だって彼 今バイトだもん
「伝えたかった言葉」 周りを見渡しても 今日もまた独り 毎日 すれ違いばかりが続く 昨日届いた返事には まだ温もりが残っているように思えるけれど 相変わらず ここにいるのは僕独り ひとつ ふたつ 足跡を残して 今日もまた家路につくけれど きっと 明日 僕が来る頃には また違う記憶と返事が 温もりを残して 僕を迎えるだろう あなたに伝えたかった言葉はもう届かない ひとつ ふたつ 希望を残して 今日も この場所まで来るけれど 変わらない あなたが去った後 また違う返事と言葉が 温もりを残して 僕を出迎えている そして あなたが残していった言葉に愛はなかった あなたに伝えたかった言葉はもう届かない
318 :
名前はいらない :02/04/02 02:30 ID:9lzhgAZa
不思議だね 君の声で強くなれる 電話の向こう 微かな声で「大丈夫」 気になるどころか不安になるよ 子供の頃から ケンカばかり 君にはいつも 泣かされてたね そんな記憶も今では笑顔で蘇る 帰る道端 車道をまたいで 落ちる陽に叫んでた 灯る街灯 「バイバイ」告げて 家路についたあの頃 夢より確かな君の声 必要だって気づいたよ 夢から覚めた思い出は 未だに心を離さない あれから数年 変わった生活 都会の喧騒の中 久しい電話 君の声は変わらぬまま 嬉しいけれど 言えなかった 当時の風が 心を駆ける そんな君とはただの友達 恋人いるって 恋愛中って 何度も何度も聞いてたよ それでもよかった 君を想った 変わることないこの想い 僕より素敵な恋人(ひと)だろう 今は笑顔でいられるよ 君より素敵な恋人(ひと)なんて 今の僕には虚しいだけ あの頃から止まったこの時間 いつかは動くのかな この夏帰って伝えよう 「ずっと好きだった」と 驚く君が見えてくるよ 少しためらうけれど この先それはきっと来ないから 精一杯の想いを込めて
>>314 うたた寝脂人様。
あ・・・私に似合いの名を取られてしまったような(笑)。千里眼ですか(驚)?
実は使用されている漢字、結構好きです。あ、ちなみに読んでくださったのですか(上だけでも)?!
>>315 カルマ様。
初めましてこんばんは。何だか愛が嬉しいです(←勘違いなんでお気になさらず)。
トリップですか。また初心者板に練習に行かねば・・・・・・。
全く同じ名前の方がいらしたら考えます(笑)。
わざわざ名前をひねっている辺り、314様はとても良い方かと。
320 :
死致 :02/04/02 03:03 ID:???
「羊」 軋む揺り篭の中で 僕はありとあらゆる拘束を受けた夢を見た 彼が言うには それは拘束ではなく 負の乗法が引き起こす精神の開放だと言った いつしか僕は肉を食わなくなった なんて素敵な逃走経路
321 :
non-lieu :02/04/02 03:12 ID:tcQShk9o
「水の詩人のために」
言葉は小川の水のように
快い音をたてて流れることができる
髪をなでて頬をくすぐり
耳たぶの上ではじけて泡立ち
明るくさざめく飛沫をあげる
けれど僕たちはささやきの揺れる波よりも
沈黙に沈む緑の水晶を尊ぶのだ
言葉は暗い水面のように
銀色の月をうつすことができる
月は水銀のように砕け散り
この手に掬った水のうえでさえ
おそらくはあの冷酷な女神よりも魅惑的に
一つの微笑みを煌かせる
けれど僕たちは幾千に割れたかけらよりも
天に輝く不可触の源を欲するのだ
言葉は死者を包む水のように
この体に染み込むことができる
涙のように甘い水が肺を満たし
ふやけた肌と腐った肉を抱きしめると
朽ちてゆく瞳は水底から
常より輝く最後の星々を見上げるだろう
けれど僕たちは濡れそぼった優しさよりも
火と燃える無関心のなかで安らぐのだ
---
>>241 >>313 のうたた寝死人さんの詩に触発されて書きました。
失礼にあたりませんように。
322 :
17歳 :02/04/02 03:16 ID:???
「希望という名のドラッグ」 ヤツラの顔からにじみあがる笑顔 幸せボケじゃ キレた時が怖いぜ 失望しかけたヤツラは決まってこういう 「まだ希望ある」 信じたくネェのサ 目の前の現実を ヒネクレものサ。 そして人は希望中毒に陥った・・・。
323 :
林檎 :02/04/02 03:23 ID:2FvTkkIM
桜 舞い狂う夜 闇の中 君を愛して 急いでカタチを求め 全てが壊れた 残酷な天使 夜色の翼 僕の脳を掻き乱す 死ぬことを恐れず 生きることを切り捨てて 君のメザスモノは 何処に…… 命 咲き狂う夜 光の中 僕を探して 強すぎる君を感じ 君に堕ちて行く 優しい悪魔 銀色の瞳 君の心を刺し殺す 傷つくことを恐れず 信じることを切り捨てて 僕のアイスルココロは 何処に……
324 :
17歳 :02/04/02 03:43 ID:???
今呼吸している まだ心臓が動いてる そう この世界にいる まだ身体がある せめて自分の意志を残したくて 必死に気持ちを伝えたくて やるべきことはまだまだ多い この世界で生きてる 今日も明日も 日々 時間という支配者が 僕を壊しても 生きてる証明を残すために 生きるんだ
325 :
金色 :02/04/02 03:50 ID:xKUgcfhS
眠い眠い眠い なんでこんなに眠いんだ 昨日零時に寝たはずだろう なんでこんなに眠いんだ 日曜は一日中寝てただろう なんでこんなに眠いんだ 眠い眠い眠い どうやって居眠りごまかそう 書類を読んでいる振りか? どうやって居眠りごまかそう 景色をながめている振りか? どうやって居眠りごまかそう
>>321 non-lieu様。
こんなに長い間、気付きませんでごめんなさい。びっくりしました(鈍感でデリカシーが無いもので)。
あの2つ系統は情景描写が多いので(特に「水屋」の方)、
きっと人が読んでも面白くは無いと思っていたのですが・・・。
余程ゆっくり読んで、咀嚼していただけたのですね(感動)。ルビ代わりの括弧が読み辛かったでしょうに・・・。
「水の詩人のために」、すごいですね。2連と、3連の前半、5連後半が好みど真ん中です(直球)。
私のよりずっと読みやすくて良い詩ではないですか、失礼に当たるなどととんでもない話です。
あの2つを少しでも気になっていただけたのなら、こんど暇が余ってしょうがない時にでも前スレ後ろの方の
「月夜の想い」を見て欲しいような・・・あ、すみません。興奮のあまり何をほざいているのか。
そんな暇があったらもっと詩を詠んで下さい(笑)。また拝見したいです。
本日は本当に・・・全く・・・恐縮でした。
327 :
マジで自信あります!! :02/04/02 11:44 ID:p00fi+BM
夜更けのひとりごと 月を笑って眺めてるよ 今までの僕は ひび割れたグラスだと ぽっかりあいた穴から なにものもこぼれてる 本当にはうれしくも かなしくもないようなこのこころ めくるめくひとりごと 誰も聞きたがってないよ 流れる雲に吠える… 猫は知らん顔で寝てるよ 君のわかりやすい笑顔が 意識の底に話しかける あなたのその胸をさいて どろどろのこころを見せてと 目を覚まそう むなしがりやの夢はもう終わる うなされてる僕の指を君がつかんでくれる 強くしっかりと いっしょならばやすらぎや はげしさや寂しさで すき間は埋まってゆくよ これからはもう空っぽじゃない 目を覚まそう ひとりよがりのドラマにあきたなら やわらかい君の頬に そっと手を触れてみよう そっと 与えたことばかり 覚えていた僕におやすみ 小さな花を 抱きしめる君を抱きしめてみたい 今度は僕が
>>327 突然思いつき、勢いで書いた駄文。
後々よく考えると訂正を要する箇所が続々と・・・・・・
なんてことがありますよ。次からはしっかり詩を磨いて投稿してね。
>>327 詩に凹凸をつけたほうがいいと思います。
330 :
オコジョ :02/04/02 12:28 ID:U1EbEvIW
「われ見つけたり!」 ここはオリンポスの山上! 風は冷たいが、怒り狂ったアポロンは横道南中に差し掛かりて わが肉体と思考とをカンカンと焼き付ける! 神々の寝床に、わが意識は覚醒した! 喉は渇きに燃え疼き!体は肉を求めて激しく飢えている! わが下半身においては言うまでもなかろう さぁ、ユリイカ! 山を下ろうぞ!ニンフの泉も今日はわがために開放されよう さぁ、ユリイカ! 肉を食もうぞ!ファランクスの強固な軍団も、わが前では石灰岩のごとし さぁ、ユリイカ! 満たされぬ欲望!アマゾネスの森も何を恐れることがあろうか ユリイカ! この渇き、飢え、欲望こそが、われたらしめるものぞ!
331 :
マジで自信あります!! :02/04/02 12:35 ID:/jqwmS13
まさかこれがB'z稲葉が書いた歌詞だとは誰も知らない・・・ そうかやはりあいつは才能ねーんだな
332 :
328 :02/04/02 12:37 ID:???
とりあえず 名無しの328と コテハン カフェインは鑑識眼のない低脳 に決定いたしました
それはない。 なぜそう言えるのか? 貴方はどう批評できるのか? B'zという言葉に騙されている貴方には?
逆だろ。。 ビーズという名を知らずしての評価なのだからねえ あれがもともとビーズだってわかってたらどうなのかな?
それでも、俺はそう思わない。 わかってても、彼等は屈さない。 と思うのだが・・
まあいいじゃん、いくら総体的に評価の高いビーズだからってなんもかんも いい詞ばかりとは限らない しかしこれは一応 まわりの人間から認められて世に出ている以上 ねえ
名に騙されて評価を覆すようなら、 その人こそ、鑑識眼とやらがない証拠。
俺ビーズなんか聞かないから知らないんだけど読んでみて良いとオモたよ 詞だから詩とは違うよみかたしたぜえ
へぇ。違うよみかた出来るのか。。そりゃすげえね。 詩と詞は違うようだけど、とりあえずこの詩板にてかかれたものは、 言葉だけだから・・・俺は良いとは思えなかったのだけどね。
かなりのカキコで、汚してしまったし、 用事で検査の予約が入っているので、そろそろ消えるよ。 失礼した。
文節の区切り方が いかにもメロに乗った詞って感じだから あえて自分の中で組みたてなおすんよ 詩として 稲葉でもだれでもいいけど こいつのやさしさが滲み出てれば成功でしょ 以上
よみ方解説ありがたう。 これで最後と言うことで、失礼失礼。
344 :
柘榴 :02/04/02 14:56 ID:Z+qCyYJ8
「無力」 今日も、明日も、明後日も 時は流れてゆくのでしょうね 私が死んでも あなたが死んでも 誰が死んでも 終わるまで、続くのでしょうね それは当然のことなのでしょうね 私にはそれを止める力はありません あなたにも、誰にも、きっと無いでしょう 当たり前のことなのに 変えられないことなのに 人の無力を呪わずにいられない もし人にその力があれば もし私にその力があったなら 全てが変わっていたかもしれないのに・・・ でも、人にその力は無い できることは生きることだけ・・・ 臆病すぎて死すらも受け入れられない 人の性故 終わりはきっと儚く
345 :
名前はいらない :02/04/02 15:03 ID:Xt+vhdqa
詩と詞は違うだろ。
346 :
328 :02/04/02 15:07 ID:???
ふう・・・私の知らないあいだに愚者達が下らない話を展開していたのですね・・・
>>335 私はB'z(以下ビーズ)だろうとなんだろうと正当な見方をしますよ。
当然私自身の好みによって多少左右されると思いますが。・・・ちなみに私はビーズに何の興味もありませんよ。
>>338 全くその通りですね。そういうことをする人間が今まで才能のある名もない人々のデビューの妨げとなったのです。
以上、終わった話を蒸し返してしまいましたが、言いたいことは言わせてもらいました。
あ、そうそう、333さん、カフェインさんと私を馬鹿にするのは許しませんよ。
文句があるなら徹底的にその理由を述べてからにして頂きたいものです。
ちなみに私はタットルです。名乗っていればおそらくもっと叩かれていたでしょうし、あえて名無しにしたのです。
もっとも、覚えておられる方はいないと思いますが・・・ハァ、めんどくさ。とにかく、これでカフェインさんと私の名誉は保たれたのですね。
・・・まあ直接的に我々が叩かれていたわけではないのですが。
二車線の国道を跨ぐようにかかる虹を自分のものにしようとしてカメラ向けた 光ってて大きくて透けてる3色の虹にピントがうまく合わずにやがて虹は消えた 胸を揺さぶる憧れや理想はやっと手にした瞬間にその姿は消すんだ でも何度でも何度でも僕は生まれ変わっていく そしていつか君と見た夢の続きを 悩みから僕を呼ぶ明日の声に耳を澄ませる そうだ 心に架けた虹がある カーテンが風を受け大きくたなびいている そこに見え隠れしている テレビに目をやる アジアの極東で僕がかけられていた魔法は誰かが見破ってしまったとゆっくり溶け出した 君は誰か そして僕はどこ 誰も知らない景色を探す旅に出よう 出ようか そう何度でも何度でも君は生まれ変わっていける そしていつか捨てきった夢の続きを ノートには消し去れはしない いろんなページを汚してても まだ描き続けた未来がある Ah Ah Oh Ah Ah Oh Ah Ah Oh Ah Ah Oh oh 叶いもしない夢を見るのはもうやめにすることにしたんだから 今度はこのさえない現実を夢みたいに塗り替えればいいさ そう思ってんだ 変えていくんだ きっとできるんだ そう何度でも何度でも僕は生まれ変わっていける そしていつか捨てきった夢の続きを 悩みから僕を呼ぶ あしたの声に耳をすませる 今も心に虹があるんだ 何度でも何度でも僕は生まれ変わっていける そうだ まだやりかけの未来がある Ah Ah Oh Ah Ah Oh Ah Ah Oh Ah Ah Oh oh
348 :
オコジョ :02/04/02 15:35 ID:dxY4HcnI
三日月の城 氷のように薄い冷徹ナイフ 僕を傷つけた お城の王女眺める冷徹ナイフ 王女を傷つけた 鉛筆と紙を持て 僕はあの月を糾弾する 僥倖する浅はかな月の暴虐 冷徹ナイフが みんなを傷つける 冷徹ナイフ彼が持つ 冷徹ナイフで傷つけられた彼が持つ 彼は不幸な人間 僕も不幸な人間 でも、彼は僕の不幸に気づかない 冷徹ナイフ僕を殺す 僕は不幸なのに 不幸な者には幸福に見える だから君も冷徹ナイフ 氷のような冷徹ナイフ
失敗したらやりなおせばいいさ そんな日もあるさ 次に同じ事をしなけりゃいいさ 素直なごめんなさいが言えれば きっと大丈夫さ といつも思ってきたし 今もそう思っている
350 :
Dear ネクロフィリアより :02/04/02 15:47 ID:UNOf4H0O
「ありがとう」 君と別れてから何年もの時が過ぎた 熱く燃えるような心が 小波の音を感じている 思い出の場所に行くたび 空の青さと比べてみたり 言えなかった言葉を繰り返してみたり・・・・ ここに来れば君の声・・・思い出せるようで 見えない時の流れ 取り戻せたらいいね もしもアノ君のもう一度出会えるとしたら この場所で言えなかった 言葉を捧げよう
春風に消えていく 儚い想い出たち 赤く染まった君の頬 まだ忘れたくないのに 夕焼けがいつもより早く訪れて この場所に夜を告げる 何気ない言葉は ときに君を傷つけ 二人の距離を遠くする 忘れてしまった 無邪気な優しさが痛いよ 青い空の下 不器用な笑顔つくって つないだ掌に 戻れない時間を感じていた くだらない毎日に溺れそうになって 弱い自分の心 隠せずにいた 簡単な答えさえ見つけられずに 立たずんでいた僕に 新しい春に咲いた綺麗な花を 教えてくれたのは君だった 寝転んだベッドの上で 告げたさよなら 君と出逢えて本当によかった 初めて人を愛した教室で 少年の面影探しても 終わらない幻に迷う僕はもう君に届かない
353 :
名前はいらない :02/04/02 16:10 ID:h0lUBJ39
どうでしょうか? 自信あります 寒いくらい夜は嫌だ 女々しいもの思いにふける タバコの明かりは 眠れぬ心照らす 本当に1人になったことないからね 自分の強さも知らない あの時どうして うそをつかなかったのだろう 偽りばかりで 暮らしてたはずなのに 街に言葉はない 手紙も届けられない 誰もノックしない 全ては域を潜める キミとのことを思い出すときはいつも ドアというドアを閉められたよう 「壊してしまいたい」そんな気持ちになっていた 手放した鳥は 二度とは帰ってこない 踊れ 雪よやまないで今は ため息を 優しく吸い込んで つもれ この世の悲しみを全部 深く 深く埋めてしまえ
>>331 ん?
なんだ、ビーズだったのか。
ビーズの歌詞の評価がこうだったから
才能どうのこうのという話しするのはあまりに馬鹿らしいが、最低、礼儀は知ってもらいたい。
話しを掘り返して皆さんに一言、謝ります。
355 :
名前なんかいるか :02/04/02 19:27 ID:XFvANPNk
あなたと話していて、 私はあなたの顔がふっと 優しく見える時がある。 それは何なんだろうって、 いつも思っていた・・・ ある日それに気づいた。 それはあなたが「あの子」を 見る時の顔だった。 その時、私はもう無理だと思った。 だって私にはあなたに そんな顔させられないと思ったから・・・ ____________________________________________ コレの感想に「才能ありますね!」というのがあった。 腑に落ちないのでどうか一言だけでも批評をください。 言いましても、私の作では無いのですが。
356 :
名前なんかいるか :02/04/02 19:28 ID:XFvANPNk
あぁ、まー、明るいから。 ホラホラ、御覧間抜けがココに居やがって 昔々に勢いで そりゃあ笑いたくなるほどの勢い気分で 男を突っぱねたはまだいいが 今の今更其を後悔 更にお笑い噺の如く 男は既に伴侶を見つけ 男は既に知らん顔 間抜けは変わらず日々を過ごし 間抜けは今更後悔渦中 全くこのような話が実在しようとは 全くこのような間抜けが実在しようとは 男は昔は暗かった 間抜けは元々社交的 しかし2人が馴れ合ううちに 男は自分で明るさを見出した 間抜けは男から暗くなる術を教わった ここで2人が続けば良いが ここで一つの悶着が 間抜けは散々嫌気さし その勢いで突っぱねた 笑え笑えと間抜けは唄う 感化された暗さを抱えたまま 笑え笑えと間抜けは唄う あまりに下手な物語。
357 :
病気y :02/04/02 19:30 ID:r4N5XLXY
音に合わせて体を振っていたら 景色が揺れた 世界が踊っていた やさしい気持ちで世界を見れた せわしなく動いていて、愛おしい 海に向かって叫んでいたら 色んなこと、思い出した あの人の涙も 自分の涙も 無いことなんて分かっているしがらみを なんとか断ち切ろうと叫び続けた 心よ自由になれ! みんなは「青春だね」なんて どおいう気持ちで言っているの? -----初めまして。未熟者の言葉ですが、批評をいただけるとうれしいです。
358 :
名前はいらない :02/04/02 19:38 ID:M5RY1fSy
>>357 まあ悪くないと思うけどテーマがハッキリしてない。
何を言いたいのかわからない。
あと最後の2行だけ浮いてますね。
359 :
碧谷 :02/04/02 19:53 ID:Fnu5WwpL
「give a chance to change」 一握りのchoice chace chance 無情になる voice on go go 明日 明後日 明々後日にも 変わりたいよ change my life 黄昏の中で約束した ギリギリのライン それを超えれば全てが終わるね きっと 引き止めて欲しい甘えが先行 止めたら終わるよ あなたとbye go 諦めたくない 諦められない いつまでも子供ではいられないから 今変わらなきゃ 今感じなきゃ 強くなりたい もう戻れないね のめりこんでいくね イカれてる 貴方に いつまでも 離れたくないから 最後の足掻き 試させてよ あたしの今を Canopus様、いつもご批評ありがとうございます!勉強になります。 またお願いします。
360 :
病気y :02/04/02 20:04 ID:r4N5XLXY
>>358 ありがとうございます。
言われてみると、なるほど自分でも何を書きたいのか
はっきりしないなと思いました。
最後の二行は…いらないかもしれませんね。
>>358 を読んで、
なぎらけんいちの「悲惨な戦い」を連想したのは私だけでしょうか?
363 :
wildcat :02/04/02 20:38 ID:6gFBK7sg
>>331 稲葉が多量に持ってるのは、メロディメーカーとしての
才能(それに、ボーカリストとしての才能)。
「詩」を作る才能ではない。それを、勘違いしないで
欲しい。
批評については、出尽くしたって感じもあるので
特にかかないけど、こんな詩を、延々と読まされる
地獄がもしあるならば、私は喜んで火焔地獄に
行くだろう。
364 :
綴羅 :02/04/02 20:40 ID:???
〜長い永い悪循環〜 世界は僕達が思っている以上に ずっと汚れ、壊れている そんな世界に生きているから 僕達の心は何千年もかけて 何かを取り入れ 何かを壊してきた その割れたガラスの破片がまた 世界を傷つけ、汚している
365 :
? :02/04/02 20:43 ID:???
つまんねえスレだな・・・みんな氏ね。氏んでいいぞ。
>>363 ( ´,_ゝ`)プッ
どうぞ。
366 :
名もなき詩 :02/04/02 21:11 ID:q2oDULyn
「東奔西走」 どこに行ってもあなたがいない 何をしても報われない だから俺は探しに行ったのさ 存在さえしないけれども 星が輝く夜でさえ 気が休まることはなかった 鋼鉄になった足はいつのまにか ためにならない犠牲になっていた If I had the wings, I would search your place with flying 戻れない昨日は後悔で埋め尽くされた ここで休めば少しは楽になるだろう あなたといる夢を思いながら あなたも走っていてほしい どこかで巡り会えるかもしれない でもそれは叶わぬ夢だろう 傷ついた手足を介抱してほしかった
過去のどこかに落とした物は もう二度と戻らないけれど 作れるよね、もう一度 だってそんなに人って 弱い生き物じゃないでしょ 必要ないことは覚えなくていい 捨てたらいい ただ必要か必要じゃないかの区別は 自分しだいだからね 自分はどんなヤツかなんて考える前に 明日どう生きるか考えてごらんよ 少し明日が楽しみになるでしょう 人生はサバイバルだって 原始人ですら知っているのに 科学だ、歴史だなんて くだらない事考えてる場合じゃないでしょ 真面目にじゃなくて 本気で明日を生きろ
368 :
wildcat :02/04/02 21:45 ID:6gFBK7sg
>>361 世代、同じですか?(w
私は厨房でした。そのEP(←ふるっ)が発売されたの。
>>361 その頃は生まれてもいません(藁
古い物好きなので。
父親のギターの本を見ていたら出ていて強烈な印象を受けたのです。
371 :
wildcat :02/04/02 22:09 ID:6gFBK7sg
>>251 短く区切った言葉が、それぞれ不思議なリズム
を刻んでいます。でたらめにならんでるようで
それでもリズムを崩さない。そんな微妙なところを
つなわたりしている、そんな感じを受けました。
こういうのは私は初めてなので、よくはわかりま
せん。でも、なんとなく心地よい詩だと思いました。
ただ、東京なら東京、ニューヨークならニューヨークと
どちらかに、絞ったほうがよかったのではないでしょうか。
なんだか、印象が拡散してしまいました。
それと、評価については、出来るならやっていただけ
ると、喜ぶ人が多いでしょう。詩を出す人間よりも、批評
する人間のほうが圧倒的に少ないのが実情です。
「なかなかいいじゃん」「普通以下」なんて言葉をもらって
むなしさを覚えた人には、理解していただけると思います。
私が気をつけていることは、次のことぐらいです。
・どこがいいのか、悪いのかを具体的に書くこと。
・非難になるときには、その理由を明確にする。
・褒めるときは、遠慮しない(笑)。
以上です。
372 :
wildcat :02/04/02 22:09 ID:6gFBK7sg
>>369 ちぇ(笑) おとーさんと同年代ですねd(^-^;キット
373 :
karmic_suffering :02/04/02 22:30 ID:549wr8rx
「陸鯨」 冬枯れ モノクロームの駅舎 片隅で静かに眠る蒸汽機関車 炭色の陸鯨は 若かりし日を懐かしみ 夢を見るか もてはやされし我が身を誇ったあの時を 産業革命の夢乗せ 全速力で駆け抜けた 輝かしくも過ぎ去りし日々を 時折 人々の気紛れに 花線路を駆けゆく蒸汽機関車 炭色の陸鯨よ 無数の瞳を集めしは 汝が望みか 老いたる巨体をば痛痛しく鞭打ち 力一杯に試みん されど車輪は軋めき 歳月の重さに狼狽は隠せず 汝の蒸汽は恰もタメイキ 汽笛は存在証明の絶叫か しかし炭色の陸鯨よ 嘆く事などない 技術革新の波に弄ばれ 否応なく淘汰される苦渋の人々 豊かさと引き換えに 心の空洞抱えさすらう人々 もはや絆などなく 家族でさえよそよそしい 彼等のことを思えば 汝は幸福だった 炭色の陸鯨よ あるがままで穏やかにあれ 鯨は呑気に優々と 海原をゆくものだ せめて汝だけは
ここは中世ヨロパか はあねむー( ´,_ゝ`)プッ
375 :
ネッちゃん ◆/a8bMydI :02/04/02 22:36 ID:W7nftGBS
「結婚」 猫は犬と結婚できるものだろうか? 犬の中に入り、 犬のために歌い、 犬を歌い、 犬に愛してると囁く猫を、 猫が思った時、 てんとうむしが笑った。 猫は犬とともに生涯暮らせるものだろうか? 犬の家に入り、 犬の胸に抱かれ、 犬の夢を聞かされながら、 あたしも犬だよと嘘つく猫を、 猫が思った時、 猫自身笑いころげた。 だけど猫は思った。 猫でも犬を愛することはできると。 美しい犬に与えることはできると。 結婚が たったひとつの真実を 共有する行為なのだとしたら、 それ以外がすべて嘘でもかまわないと。 そう思って猫はお月様に笑った。
>>326 うたた寝死人様
どうもありがとうございました。こちらこそ恐縮の至りです。
「月夜の想い」を読ませていただきたいと思いましたが、前スレはHTML化を
待っているようで、見ることができません。悪しからず。
378 :
放置者 :02/04/02 23:45 ID:jazf+kkF
「「入籠の中でこころの襞は漫ろに揺れる」」 湖面のように静かな 夜の公園を 独りひそりと歩いてる それは今が春だから 静寂の中に 徒歩(かち)が夜を映しだす 息ころす夜行性 土叢(つち)の擬態 閑談断たれた桜樹(さくら)の視線 季節に早い灌木の寝息 そして凪の停泊 ひとの来訪祝うはずの花たちは 遥蕩うことを忘れたみたい 薄紅の衣から寝装束に着替え 外灯の白光のもとに寝静まる ああ 其処に 彼処に 私を待てずに散った花弁 だから私はその歩みを躊躇する 雲が溶けこんだブロンズ色の大空 その下に小さな私はいる 顰を知らない満月は 単独(ひとり)群れをはなれた鴻(こうのとり) 空の高みに白く輝く 月と花と私 ひとつに溶けて しじまる春の夜をなでた 寡黙な湖水に 進むことは出来ず 退くことも出来ず 眠れない 湖面のように静かな 夜の公園を 独りひそりと歩いてく それは今が春だから 他にも理由はあるかもしれないが 探る必要もない胸の秘密 ___________________________ 宜しくお願い致します。 入籠(いれこ)・襞(ひだ)・遥蕩う(たゆたう)・顰(ひそみ)・鴻(ホントはおおとり同義)
>>378 ネっちゃんが書いたとおもって一瞬ビビったね
380 :
ボボちゃん :02/04/03 01:47 ID:bxtNjI8k
いつからこんなに涙もろくなったのか。 他愛も無いセンテンスに感涙するようになったのか。 過去を振り返ればそこに沢山の思い出がある。 沢山の人間がいる。そして、沢山の感情がある。 今は、過去を振り返りたくない。 過去が過去であるのが怖いのかもしれない。 時は流れ、未来が現在になり、やがて懐古するようになる。 その時、自分はどんな感情で過去を顧みているだろう。 今は何も分からない。しかしただ言えること、それは enjoy my life.
381 :
Canopus :02/04/03 01:50 ID:Kv69MqYk
こんばんわ。すごい数のレスで正直戸惑っています。
でも、マイペースでやりましょう。
>>278 kanonさん お、詩想を変えての登場です。一転してまっすぐな詩です
ね。力のある人だからこそ敢えてこんなことを言うんですが、ここではあなた
らしい行間の余韻のようなものが消えてしまっていますね。それを残念に思い
ました。
>>279 雑煮。さん 引き込もりの文学、笙野頼子ですか。よく書き込まれて
いると思います。視点を一つにすえてジッと見つめていますね。物だらけの
部屋を表現するには、もっと書き込みが必要かもしれませんね。
>>280 さん テーマは面白そう。着眼点としてはいいと思うんですが、見るこ
とを拒否するものの対象があっちこっちいっている印象なんですね。そのため
徐々に光を失っていくあなたを掴みとりにくいと思いました。
>>281 戸籍さん ふふ、面白い詩ですね。展開もなかなか凝っています。敢
えて文句をつけるなら、題名はこれでいいのかなということと、あと最後の終
わり方がやや強引かな、と思いました。
>>285 名無しぶらり旅さん はじめまして。サラッとした感じで綺麗に書か
れていると思います。「であろう」は文体の不一致を感じます。あと、印象的
な語が不足しているために、物足りない読後感を感じました。
382 :
ボボちゃん :02/04/03 02:01 ID:bxtNjI8k
おお。真下にCanopusさんのレスが。 詩ポエム板今日はじめてきたんですけど こんなスレがあったんですね!思わず 先日友達にはなむけた詩を投稿してしまいました。 もしよろしかったら評価よろしくオネガイシマスm(_)m
383 :
Canopus :02/04/03 02:07 ID:Kv69MqYk
>>297 ネッちゃん シャンティというのは、ふむふむ、サンスクリット語で
「平和」という意味ですか。ある程度のメッセージも込められているようです
が、ここではむしろ語感のよさを生かした遣い方をしていますね。正しい遣い
方だと思います。いい具合に壊れた詩で面白いですね。ただ、特に最後の部分
は「こんなもんかな」という感じで書いたような印象があるんですね。もっと
弾けて、もっと壊してもいいと思うんですね。書いているあなた自身が驚いて
しまうような一節がそこから生まれてくるような気がします。
>>300 さん いい詩だと思います。短い詩でも印象的ですね。ただ、「まわり
つづける」行為と「あなたにあえない」ことがこれだけではイコールで結べな
いんですね。そこに大きな矛盾を感じましたね。
384 :
Canopus :02/04/03 02:43 ID:Kv69MqYk
>>382 ボボちゃん はじめまして。評価は順番にやっておりますので、だい
ぶお待ちするかと思いますが、必ずやりますので待ってて下さいね。
>>302 WIZさん 直接的な言葉とストレートな表現だけど、なかなか読ま
せるよね。力のある人だと思います。完成度は高いですよ。勢いがあって、作
者の強さがよく表現されていると思います。「狂乱の…」と「宇宙の…」の部
分はやや違和感があるかな。走りのイメージで統一してもよかったのでは。
>>304 連続ですね。うーん、このテーマは敢えて歌詞調にしなくてもよかっ
たのでは。前半の時の流れによる事象の変化の描写はもっと凝縮できると思う
し、後半は上手いんだけど、それでも若干のノイズが入り込んでいます。語り
調の表現がWIZさんらしいところなんだけど、もっとタイトな感じにできる
んじゃないのかな。
>>306 三連チャンかい(笑)。うんうん、面白いと思いますよ。境界部でほ
ぼ完全な鏡像になっていますね。これは個人的な好みなんですが、鏡像を少し
だけ壊してみるのも一つの手だと思いました。
385 :
Canopus :02/04/03 03:10 ID:Kv69MqYk
>>312 mixiさん mixiさんらしい詩だと思います。自分の考えを余すところ
なく述べていて好感が持てますが、やや思い付きで書いたような印象を受けま
したね。
>>313 うたた寝死人さん 気になるのは、それ程長くない詩の中に、下界に
住んで見上げる者、空中楼閣に住む者、楼閣への階(きざはし)を昇る者、の
三者の視点が入り組んでいるんですよね。まあ、正確には天上の者は描写のみ
ですが。そのため未整理な印象を受けます。完成度を高めればいい詩になりそ
うなので、そこが残念。
>>314 詩は悪くはないんだけど、他人のHNをパロディにするのはやめましょ
うね。三行目違和感あり。
>>316 シーバさん ふふふ。実体験かな。実にリアルですねえ。揺れる乙女
心というやつですね。最後の一行もリアル感があっていいんですが、全体的に
は詩想に欠ける感じが否めませんね。
386 :
Canopus :02/04/03 03:16 ID:Kv69MqYk
ごめんね。今日はこれでおしまい。 予告しておきますが、明日はお休みです。仕事がたまっているので。 木曜の夜にまたお会いしましょう。
>>386 Canopus様。
大変お疲れ様(←失敬)でした。お仕事ほどほどに、ご自愛下さい。
>>385 うう、短くするとそこでまた問題が発生するわけですね(しかし美しい、「階」・・・)。
欲張りすぎましたか・・・練りなおしてみます。為になるご批評、ありがとうございました。
388 :
◆VabUhato :02/04/03 03:33 ID:3yfWgVGp
>>Canopusさん 貴方ほどに安定しているキャラクターを 2チャンネルで観たのは初めてです 随分暗いママゴトでしたが やっと本物 観られた博物館の様です 眠れないがテーマ に 詩を書き始めた 禿と禿の子供は禿だよ >>モラル無き猿達へ ゴマ塩を 計りに乗せてグラムを計る 詩は香辛料 現代社会(死語)の 糞じじい
389 :
NARCOLEPCY :02/04/03 04:31 ID:pznW5mmo
>>371 わ、御批評どうも有り難う御座います。
三人ものかたに批評していただけるとは・・・本当にありがたい。
Canopus氏の批評と照らし合わせると、もうちょっとはっきりした方がいいという感じですね。
参考になります。
詩を見る能力にあまり自信がないんですが、出来る限り評価する側にも回りたいと思います。
まあ、でも、あまり期待しないでください・・・(笑)
どうもありがとうございました。
391 :
ネッちゃん ◆/a8bMydI :02/04/03 10:29 ID:E23I32Wh
>>383 すごいですね!
こういうスレッド立てるだけの力がある人だな〜って思いました
こんなに沢山の詩をいちいち評価するのって大変ですよね
すごすぎると思いました
なるほど〜最後は確かにあっさりしすぎてたかも
まぁアドリブで書いたヤツだし
「シャンティ」って言葉はTVドラマからのパクリです¥(^0^)"
ありがとうございますもうひとつのほうもよろしくです
392 :
稲葉 :02/04/03 10:34 ID:PQ5DZ+HE
「TING TING」 ♪=210 ちんちんぷらぷらε3ちんちんぷらぷらε3 ちんちんぷらぷらε3そーせーじε3-- 掛け声(ハイッ!!) ちんちんぷらぷらε3ちんちんぷらぷらε3 ちんちんぷらぷらε3そーせーじε3-- 掛け声(ハイッ!!) ちんちんぷらぷらε3ちんちんぷらぷらε3 ちんちんぷらぷらε3そーせーじε3-- 掛け声(ハイッ!!) 転調 ちんちんぷらぷらε3ちんちんぷらぷらε3 ちんちんぷらぷらε3そーせーじε3-- ちんちんちんちんちんちんちんちんちん!
吐く息の白さに震えていた かすかに感じた温もりは 抱き締めた君の体温(やさしさ) 透明な気配に 凍てつくような寒さが舞い降りて 去年より 少し早い冬が訪れる 踏みしめた水たまり 澄んだ空を映して 僕の隣に 君が歩く夢を見た 変わらない街並に 変わらない人々が 今年も 同じ痛みを抱えて かけがえのない誰かに 巡り逢うことを願っている 遠い日に君と座っていた公園のベンチ いつからか 素直になることを忘れた僕らは くだらないケンカばかりしていたね ああ 降り積もる雪に はしゃぐ幼い僕に伝えよう 「大切な人を愛することで 人は強くなれるから」 あのとき一度だけ見せた 寂しげな瞳 その先に君は 何を見ていたの? すべてが遅すぎてしまうけど 僕はまだ 立ち止まったままで 窓から射し込む木漏れ日に 君の名前を呼びかけているよ
>>381 Canopusさんご批評ありがとうございました。
勿体無いお言葉ばかりで恐縮です。^ ^;
これからもよろしくお願いします。
396 :
戸籍 :02/04/03 14:25 ID:CDMdjV/o
Canopusさん、評価、有難うございました。 深く感謝致します。
397 :
碧谷 :02/04/03 15:56 ID:gC1MwBV5
生きたい。 ただ、どうしようもなく。 当ての無い道より、不安だけの荒野が欲しい。 そこで、生きたい。 誰よりも 頼ることなく純心に 誰からも 求むことなく純潔に そう歩いていく道は確かなものじゃなくていい 気持ちだけじゃどうにもならない そんなことがあったっていいでしょう 技術も経験もあったって損じゃない 生きることが道標 意味不明なことでもいい 寄り添う誰かを選ぶことより 自分を選ぶことをしたい 生きたい。 ただ、突き動かされてる。 今も知らぬ心 知る術が無いとしてもいい そして、生きたい。 まっすぐ 今、生きることだけを。 叶わぬ幸せが手の中に掴まされていても 今を、生きたい。
398 :
名前はいらない :02/04/03 18:16 ID:qe26h51b
判定よろしくお願いします。 丸一日書けて書きました このドアを開けたら 悲しさも涙も 跡形もなくなるほど 素敵な世界がひろがってる だけどもう二度と この場所へは戻れはしない この空のむこうには 虚しさも理由も どうでもよくなるほど新しい世界がひろがってる だけどもう二度と この場所へは戻れはしない 冬を間近に迎えた森の木々 赤く染まって 風にとばされた まわる落ち葉が楽しそうにみえる 砕けちる陽射し すき通っているよ リスも冬支度 急ぎ足で どうして冷たくなってゆくのだろう 彼の瞳がそう問いかけたら 僕はやさしく手をさしのべるさ どうして冷たくなってゆくのだろう 彼の瞳がそう問いかけたら 僕はやさしく手をさしのべるさ どうして冷たくなってゆくのだろう
399 :
kanon :02/04/03 18:33 ID:0oKgiD4t
Canopusさん評価どうもです。 これからも宜しくです。
400 :
名前はいらない :02/04/03 18:47 ID:imPilQ0a
面白そうなんで私も書きます 「串刺しランナーズ」 走り出せ 今ある痛みを全てこの手に抱えるんだ 突き抜けるんだ そのままの姿で見えなくなるまで そう 君は何処までも走り続ける串刺しランナーズ 痛みなどかまってられない 痛みなど気にするな 何処までも走り続けるんだ そのままの姿で 何も考えるな 何も考えなくていい その姿 そう きみは串刺しランナーズ 干からびそうな熱さも 凍えてしまいそうな寒さも 君には関係ない 感情さえ君には無意味だ 何処までも続くこの道 君は走り続ける その姿で 痛みにさえ追いつく事はできない
すごく良いスレだけど、何で誰もCanopusさんの負担を考えないんだ? 自分の書いたモンを山積みにして、あとはお前が処理しろ? こっちが批評をお願いしてるんだから、最低限度の礼儀やマナーくらい考えろよ。 次から次へとバカみたいにこのスレに書き込みやがって。 とりあえず1人1詩に押さえろ。 で、誰かが批評してくれたら、感謝の気持ちと一緒に次の詩を書き込む。 それくらいのことしなきゃ、Canopusさんへの負担が大きくて、このスレに来てくれなくなるぞ! 「1人1詩」が原則だ。 文句あるなら、Canopusへの負担を減らすためにもっと良い案を出せ。
>>401 同意しま
以前の評価スレはそれが当然だったね。
てなことで
ルール
1.1人1詩
2.評価が終わった人のみ次を書く。
俺も気をつけるよ。
>>401 ここは批評したい人が自由に批評しちゃいけないスレなの??
違ったらスマソ
別にCanopusが勝手にやってるだけなんだから、好きにやらしたら いいんじゃねーの?
>>401 >文句あるなら、Canopusへの負担を減らすためにもっと良い案を出せ。
なんで呼び捨てなん? なんで命令口調なん?なんでそんなにイバーな感じなん?
なんでもっと穏やかに提案できんの?
>>403 批評はしたいだけすればいいと思うし、誰も批評すんなとは言ってない。
>>404 過去ログ読めがわかる通り、現実問題、ここしばらくCanopusさん以上にマメにレスしてくれてる人がいたか?
その人に対して「勝手にやってる」って言うのは思い上がりじゃないのか?
実際に、Canopusさんがしばらく来なかったとき、誰も批評しなかっただろ。
>>405 呼び捨てにしたのは、こちらのミスだ。申し訳ない>Canopusさん
残りの質問はただの煽りなので放置で。
>>406 バカか?
408 :
シーバ :02/04/03 22:09 ID:???
>>401 確かにCanopusさん一人に批評を任しちゃってる部分はある。
でもここはどんどん詩を書き込んで、
批評したかったら誰でも評価するスレだと認識。
みんな、Canopusさんへの感謝も忘れてないから、
Canopusさんがしんどそうだなと思えば、
きっと他の人も批評してくれると思うよ。
わたくしもできれば評価しますゆえ、
どうか穏便にってことでひとつ。
409 :
Canopus :02/04/03 22:19 ID:6oVQNU/A
娘を風呂に入れて、ミルクをあげた後に覗き込んでみたら穏やかでない
ことになっていたので書き込みます。まず、
>>401 さん
>>402 さんありが
とうございます。そんな暗黙の了解があったことさえ知りませんでした。
えーと、確かに私が勝手に批評をやっているんですよね。
そこでひとまずお願いですが、今日はこれから片付けなきゃいけない仕
事があるので、詩がたまる一方なんですね。たまっている詩を土曜の朝
までには何とかしたいと思いますので、それまでの間少し書き込みを控
えていただけないでしょうか。その後は通常どおりでもいいですよ。
ただ、投稿する際には思い付きだけでなく、充分吟味して投稿していた
だければ、読む側も読みごたえがあってうれしいです。
では。
410 :
wildcat :02/04/03 22:51 ID:ju3+WE7b
>>389 よろしくです( ̄ー ̄)
Canopusさんの負担を和らげることが…
まあ、出来ないでしょうけどd(^-^;
411 :
名前はいらない :02/04/03 22:55 ID:T9qMNecy
勝手にやってるだけなのに、詩を書くのを控えろってのはちょっと おかしくねぇか?
>411 批判だけならバカでもできる。 で、お前は批判以外に、何をしてくれるんだ? 変わりに批評でもしてくれんのか?
413 :
wildcat :02/04/03 22:58 ID:ju3+WE7b
>>409 いつも、ご苦労様です。m(_'_;m
暗黙の了解なんて、ないと思いますよ。
あれは、ひとつの意見でしょう。
でも、求められる人材というのは
意見を言う人ではありません。
行動する人(ここでは、適切は批評をする人)です。
>投稿する際には思い付きだけでなく、充分吟味して投稿していた
Canopusさんのストライクゾーンから、極端にはずれた
ものは、とばしたらどうでしょか? 少しはラクになるのでは
ないでしょうか。
なんて、言うと怒られそうですがd(^-^;
414 :
wildcat :02/04/03 22:59 ID:ju3+WE7b
415 :
名前はいらない :02/04/03 23:00 ID:T9qMNecy
>Canopusさんのストライクゾーンから、極端にはずれた >ものは、とばしたらどうでしょか? 激しく同意
416 :
413 :02/04/03 23:07 ID:???
Canopusが、どうでもいい詩を飛ばせばすむことだろ?
思いつきで投稿したか、吟味して投稿したかなんて、どうやってわかるの? Canopusさんが見てそう思ったとしても、それがすごく吟味した上での投稿かもしれないのに。 取り方によっては、すごく書き込んでる詩人さんに対して失礼なこと言ってません?
ここで差別の問題が発生してくるな
419 :
放置者 :02/04/03 23:18 ID:0gLNP79q
お邪魔致します。 401さんのおっしゃってる事はご尤もなこととと思います。 Canopusさまの負担は大変なものに違いありません。 ですが、この問題は「ルール」だけでは解決をみないと考えます。HNを変えればいいだけの事でしょう? 詩想が次から次に湧いてくる。誰かに見てもらいたい。その思いに負け名を変えて書き込む。 そういうことが起こらないとは限りません。また、ある意味詩人はそれでいいとも思えます。 流れ込む水は網では止められない。 入ってくる水を減らせないなら、出て行く水を増やせばいいのです。 (その案でも効果は必ずあると思いますが) 皆さまの思いやりを「批評」に変えてCanopusさまをお助けすれば良いのではないでしょうか。 時間があるとき、気が向いたとき、ひとつなりふたつなり批評して差し上げれば、 かなりCanopusさまの負担は軽減すると思いますがいかがでしょうか? 勿論401さんの意見、出す方も批評家を気遣う、その事を忘れてはいけないと思います。 401さんに同意します。 それと初めの方のレスで、うたた寝詩人さまの提案に、「詩を載せる人には他の詩人さんの 作品への批評を義務づける」なるものがありましたが、素人さんには荷が重いとのことで暗礁に 乗り上げた形になっています。素人には無理でも常連のコテハンさんなら可能なはずですよね? その案を支持し、ここに持ち上げたいと思います。 ● 批評家への気遣いを行動にあらわす。 (うたた案) ● 素人・新人免除、常連コテハン批評の義務化 (義務とは考えずに意志で) ( 結局、お前は自分の案はないのか?・・・いいんです。多分…。)(笑)
↑驚いた・・・48、50付近でしたよね・・・。う・・・
421 :
碧谷 :02/04/03 23:28 ID:???
私もかなり負担かけてお任せっきりだったと思うので放置者様の案は良いと思います… 反省中(TT)
423 :
moon :02/04/04 00:47 ID:tLPxdBfM
ここは〜いつも、盛況ですね〜 あれ?ちょっと揉めてるのかな? でも、収拾しそうで何よりです。
424 :
黄泉蜉蝣 ◆HYlVlxbo :02/04/04 00:49 ID:XJ7bI8hs
咲いた 咲いた ヤリたい 雌が 並んだ 並んだ エログロマグロ どの雌見ても 綺麗じゃない 咲いた 咲いた ヤリたい 雄が 並んだ 並んだ エログロマグロ どの雄見ても 綺麗じゃない 悪臭 ヤリ過ぎ 黒ずんだ 性器か 食い物か 吐き気と哀れみ 情けない 下半身に聞いてみろ ばぁーか、あーほ、しーね、おまえ 咲いた 咲いた ヤリたい 猿が 並んだ 並んだ エログロマグロ どの猿見ても 綺麗じゃない 悪臭 ヤリ過ぎ 黒ずんだ 性器か 食い物か 吐き気と哀れみ 情けない 罪悪感じるか 悪臭 ヤリ過ぎ 黒ずんだ 性器か 食い物か 醜い 醜い むご過ぎる 下半身に聞いてみろ ばぁーか、あーほ、しーね、おまえ
>>424 そん事を書いて、詩板に嫌がらせすんじゃーねぇ〜よ。馬鹿!
∴∝↓◎▽◇‥・£″′≦≫スタン〜バ〜イ…▽▽◆″′∞
こんばんわ
>424 お誘いにのってあげるよ。暇だから(ゲラ
>いかいか=タヌタネ 詩板の言語障害!アホー!
431 :
板違い :02/04/04 01:06 ID:???
>>424 小汚いです。その手の書き込みは お下品板で
ぞんぶんに 心いくまでやって下さい!
432 :
くるみ :02/04/04 01:06 ID:???
…やめない?
↓◎▽∴∝∴◇‥・£″≦≫サヨ〜ナラ〜…▽▽◆″′∞
>>430 君ね、タヌタネ ← では ないだろう、たぶん。(笑
>いかいか オマエは書き込み禁止だろ〜が!
436 :
黄泉蜉蝣 ◆HYlVlxbo :02/04/04 01:27 ID:XJ7bI8hs
少女は明日が昇る頃に手を合わせ願う 母がくれた優しさを太陽に重ねたりして 今は一人身のチェリー食材はパンの耳だけ 「身体はもうカラカラです母さんそこで待っていてください」 兵隊は今日も人を狩り腐りかけた肉の塊 赤く染まる夕日の影に赤く染まる血染めの体 宙に飛ぶ流れ弾の中母は少女をかばい死んだ 最後に残した言葉 「人に優しくしてください」 終わらない人の争いに矛盾のある母の言葉 それは人の温かさがいつまでも消えないようにと 少女の心を突き刺した 草木はもう枯れてしまい、荒れ狂う日照りの日々 土に埋めた遺骨の前に植えた種を思い出す 今は一人身のチェリー愛されたいと願う気持ち 残り少ない飲み水 「母さんどうぞ飲んで下さい」 ハートが太陽に見えたとき それは人の温かさがいつまでも消えないようにと 母が涙の雨を少女にくれた そして穏やかに降る雨の中、小さな太陽は ゆっくりと花を開かせて消えた
437 :
名前はいらない :02/04/04 03:31 ID:xkfRw1lX
>436 なんか感動した
438 :
wildcat :02/04/04 07:22 ID:OD99jce1
>>321 ともかく、タイトルが気に入りました。
>けれど僕たちはささやきの揺れる波よりも
>沈黙に沈む緑の水晶を尊ぶのだ
言葉は水面を表すに過ぎない。でも、それを積み重ねて
詩という表現にまで昇華させること。詩人はそれを目指して
いるのだということを「緑の水晶を尊ぶ」という表現したところは、
最高ですね。
なんだか、自分を代弁してもらった気分で、今日一日が
なんだか明るく見えてさえきました。
私のレベルでは、これに注文つけることは、出来そうに
ありませんので、あとはCanopusさんにおまかせします(^-^;
まぁまぁ :154-ある昼下がり :2001/08/13(月) 00:10 我輩は猫である。名前はまだ無い。 このまえ いつものように昼寝をしていると 4年前に西の方に飛び去った鳥のピッツが久々に帰ってきた。 どうやらしばらく人間に捕まっていたらしい。 近所の飼い犬のロンはこう言う。「やっぱりここが一番さ」 鳥のピッツもやっぱりこう言う。「やっぱりここが一番さ」 すこし日が暮れて 鳥のピッツは傷めた羽ごと我輩の腹の中 飼い犬のロンは首輪のあたりを掻きながらせまい空を見る 我輩は思った。 いつもの道を迷わず行くのと 迷いながら近道を探すのと 結局どっちがおなかいっぱいになるだろう? 考えながら昼寝をした
443 :
名前はいらない :02/04/04 16:46 ID:xkfRw1lX
何いってんだ!!おまいら!424はいいぞ!
>>445 最新50などは、クリックしないってことです。スマソ。
かちゅ〜しゃ使えよ〜
>>447 あぼ〜ん、は使用しませんので。主義に反するものでして(笑
449 :
an :02/04/04 17:14 ID:3SLz89UF
久しぶりにって、揉めてましたね。。。僕も極力投稿控えます。それがいいと 思うので。 海の中 また泡が浮かび 水面で僅かにはじける泡 少し広がってから空に行くまで その間の限りない確認作業は 拾っては捨てるを繰り返す そして構築していく自分 さぁ何を思い何を感じ何に泣いて何に笑う? そして何を学び何を貫き何に怒りそして・・・ 笑う? そこに光し雲の間 また一つ昇って行くモノ 弾けた蒸気に映った一つの人生
黄泉蜉蝣さん、パクるのは良くありません。 以後気をつけるように 見てる人は見てますよ
451 :
an :02/04/04 17:18 ID:3SLz89UF
>>451 いや、あくまでも詩じゃないですか…
その人の考え方を示してるとは限らないと思われ。
横槍失礼。
453 :
クリス :02/04/04 19:06 ID:???
「嘘月の海底」 理想は夢に散り 水面下の自分を月の光だけで照らして見てた 過ちの錘で もう浮かべない僕が見えた 綺麗な未来は偽者だった 飾りで自分を偽った 綺麗な月を目指してた 自分の住みかをさがしてた でも背後の自分に潰されて 今ここはどこなんだろう・・ 苦悩の中に表れた鏡もみずに 歩き疲れて沈んだ世界 何人もの自分を引き連れて 僕は最期の海でまた独り 最期の海の最後の一人
454 :
クリス :02/04/04 19:08 ID:???
ここに書き込むのもこれが最後だと思います。 いつも通り、厳しく、そして的確な批評をお願いします。 とりあえず、完結編みたいな感じです。
456 :
クリス :02/04/04 19:16 ID:Rnod8CIe
>>455 最後っていっときながら、また書きますが、はずかしいです・・・・・・・。
とりあえず、わざわざメール欄まで読んでくださって、ありがとうございました。
457 :
Canopus :02/04/04 22:08 ID:FBnHcNaV
こんばんわ。
すみませんね、皆さんに気を使っていただいて。
私のペースでやらしてもらいますので、これからもよろしくお願いします。
まず
>>417 さん。んーと、吟味した詩かどうかは大体は解ると思いますよ、も
ちろん私のレベルでの範囲内でですが。詳しくは長くなるので省きますが、ポ
イントは言葉に輝きがあることと、文章への愛情が感じられることですかね。
例えば、拙い詩であっても、ああ、この人はどうしてもこの一節を書きたかっ
たんだなあ、と思うと、自然に顔がほころんできます。敢えていうなら、これ
が私のストライクゾーンです。
さて、再開です。
>>317 湧太さん うん、不思議な感触の詩ですね。「この場所」に行って言
葉を置いてくる。そして再び「この場所」に行って、言葉を受け取る。その
ディスコミュニケーションの淋しさ。独創的な情景で面白いですね。二連目と
四連目はほぼ同じことを言っている印象があり、そこを変えればもっと広がり
を感じる詩になるのではないかと思いました。
>>318 さん うん、こういう文章に作者の愛情を感じますね。詩としては残念
ながらあまり上手くないんだけど、それでも後半なんかいいなあ、と思わせる
んですねえ。この道は誰もが通った道、そして誰もが通る道。思い通りにいか
ないことがほとんどですが、この道を直視して生きていきたいですね。
458 :
Canopus :02/04/04 22:36 ID:FBnHcNaV
>>320 死致さん マイナスかけるマイナスはプラス。死致さんの詩は相変わ
らずスケッチ風ですね。この詩も二連目までの求心力が素晴らしいんです。た
まには少し長めの詩も如何でしょうか。いや、「読んでみたい」という希望な
んですけどね(笑)。
>>321 non-lieuさん レトリックの名人、non-lieuさんの登場。抑えた表現
が心地よいですね。ただ一つ注文をつけるとすれば、アクセントの弱さです。
二、四、六連目のいずれか一つ、或いは七連目を付け足してもよいのですが、
どこかに強い言葉や直接的な言葉が入ってきたら詩に一本骨が通ると思いまし
た。
>>322 17歳さん 一連目が面白いですね。希望中毒に陥る人のパターンは
様々だと思うんです。その様々なパターンの書き込みがこの詩には必要では
ないかと思いました。
459 :
Canopus :02/04/04 23:12 ID:FBnHcNaV
>>323 林檎さん 前半と後半が対になっていて、なかなか凝っていますね。
ただ、完全な対にする必要はなかったのでは。「メザスモノ」と「アイスルコ
コロ」との対比が浮かび上がりにくくなってしまった印象を受けました。
>>324 17歳さん うんうん、「やるべきことはまだまだ多い」のは若さに
溢れていて羨ましいですね。詩のテーマ自体はよくあるものなので、もう少し
視点を変えてみては如何。
>>325 金色さん ある意味で最も春らしい(!)詩。もっとオーバーに書い
てもよかったかもしれませんね。リアリティは損なわれますが。いやあ、私も
眠い。ここ数日は一日四時間睡眠ですか。
>>327 はノーコメント。ばらばらで表現が月並み。後半でようやく収束に向か
う。そこからはわりといいよね。あっ、結局コメントしちゃった。
>>330 オコジョさん これ結構お気に入りなんです。元気です。アルカディ
アに降臨して、結局何を見つけたのか書いていないところもいい。或いは
『われ』を見つけたのかな。とにかく大きな足でズンズン行っていますね。
「わが下半身に…」のくだりは隠喩が好ましいと思われます。
Canopusって、自分と似たような感じの詩に対しては、 好意的なレスするのに、自分と違うタイプの詩に関して は、すげえ批判的なんだな。 批判的っつーか、適当にしか書いてないっつーか。。。 力の入れ方全然違うじゃん。 自分にとって苦手な分野の詩に対してはレスしない方が いいんじゃないのか? 読んでるとかなり見当違いな事言ってるときあるぞ。
>>460 あなたの言い方も失礼ですよね。
批判する時は敵意をむき出しにすると相手にされませんよ(^^
>>461 じゃCanopusみていに、丁寧な言葉で適当な事を言うのが好みか?
ぬるま湯に浸かった人生を歩みたかったら、2ちゃん来ない方がいいんじゃねーの?
言い方きついから相手にしないかもしれんが、そういうもんだろ。
463 :
御伽 :02/04/04 23:28 ID:???
ある程度ある権力 信頼を武器にののしる 笑顔の裏には 札束と高級の文字が付いてくる 公約と言えばだませる 実現出来る訳も無いのに 卑、戝、俚、陋 どうしておなかがへるのかな? 立派な家だね 幸せだろうね くそ野郎 バレバレの戯言「私の記憶に御座居ません」 消え失せろ 金と女が好きか 国にあるから 拾いに来い 立派な家だね 幸せだろうね 裏の金で よく平気だね 最低だよね くそ野郎 バレバレの戯言「私の記憶に御座居ません」 消え失せろ 金と女が好きか 国にあるから 拾いに バレバレの戯言「私の記憶に御座居ません」 消え失せろ 金と女が好きか 国にあるから 早く拾いに来い
>>462 貴方の批評に対する言い方を言ったわけでしょう?
なにもぬるま湯だが、熱湯だか、批判の仕方を言うべきではないですよ。
465 :
名前はいらない :02/04/04 23:29 ID:h7kzEeOi
>>462 つまりあなたは自分の作品を
ボロボロに批判されちゃったんですね?
同情はしません
ミスった。批判→批評。 これにて失礼。話したい方は雑談スレでどうぞご自由に。
>>464 残念ながら、このスレに書き込んだことは無い。
ま、アタマの悪そうなヤツの考えそうなことだな。
自分の詩が批判されたから、煽ってるんだろ?なんて。
その程度の想像力で書く詩なんて、対したもんじゃないんだろうな、とカンタンに予測がつくな。
じゃ、逆に聞くがCanopusの批評は全部に対して平等だと思うか?
Canopusだって人間だろう、得意なヤツと得意じゃないものがあって当然だと思わんか?
468 :
461 :02/04/04 23:35 ID:???
>>462 おっしゃる事は分かります。貴方から見れば
氏の評価は甘いものに感じるかもしれません。
ですが、きちんと評価を下しておられる以上、貴方がどうこう言うべきではないでしょう?
460の書き込みは、私には偉大な批評家として認められている氏への貴方の嫉妬としか思えません。
もう少し広い心を持ってください。
それから私の人生について、貴方にどうこう言われる筋合いはありませんよ。
厳しい言い方ですが、貴方よりは物事の分別はつくつもりです。
長くなりましたね・・・しかし、ここまでです。
462さん、予想通りのレスをつけて頂き、有難うございました(^^
以上、タットルでした。
これ以上は、雑談スレにて。 せっかくの批評が台無しです。 皆様、Canopusさんはおいでになっていますよ(^^
470 :
御伽 :02/04/04 23:39 ID:???
I love it's ヘロイン I love it's LSD I love you 少しの夢を my fuck'n and myself your fuck'n and yourself BADになってもいい I love it's ヘロイン I love it's LSD このままずっと夢を my fuck'n and myself your fuck'n and yourself 目覚めるには遅すぎただろう 扉を開けたその先に在るのは my wish 視界を消して見えなくなれば 全ても絶える my wish 君が気掛かり 君が気掛かり 君が気掛かり physic 神経はバター 望む安楽死と同じ火葬 scrap 神経はバター 彼女さえ安楽死での火葬 I love it's ヘロイン I love it's LSD このままずっと闇を my fuck'n it's myself your fuci'n it's yourself ここから飛び降りようよ さあ 預言者は薬漬けで先に在るのは my wish 俺を殺して視界が消えて 全ても絶える my wish 君が気掛かり 君が気掛かり 君が気掛かり pohysic 神経はバター 望む安楽死と同じ火葬 scrap 神経はバター 彼女さえ安楽死での火葬 白いドレスの横たわる血の海の少年 希望の地に辿り着くまで泳ぐ旅人
>>463 なぜか知らんがこれ簡潔でいいね 力はいってるなぁ
そこから発展させて 俺の会社にもこんなんばっかでやんなちゃうぜ!
みたいな感じに続けられそうでいいなぁ 勢いあるなぁ・・
>>468 甘いんじゃなくて、見当違いなレスを平気でしてるつってるんだよ。
「きちんと評価下しておられる以上、(以下略)」っつーが、
どこらへんが「きちんと評価下してる」んだ?
お前こそ、広い心と甘えを勘違いしてるじゃねーのか?
Canopusに甘えてる自分を「広い心の人間」だと思い込んでるだけのバカじゃん。
その程度で「俺より物事の分別はつく」つもり?
分別がつくんじゃなくて、臆病者なんだよ。
473 :
放置者 :02/04/04 23:43 ID:TX+05xts
>>460 そう思ったら自分がその方たちへ批評をして差し上げればよいじゃありませんか。
ここはCanopusさましか批評してはいけないなどという事はないのです。
その方は喜ばれますよ。 スレも栄えますし。
詩にはいろんな解釈があって然り。もともとそういうものですから。
それを作者の意図したものと違うことを誤読といいます。
誤読さびしい 誤読O.K. それでよし 更に 誤読なし嬉し
批判的なことを言われる人にはある種の共通点が認められますが(詩の内容以外で)
Canopusさまはそのタイプが得意ではないのです。
>>466 スマソ。
>>472 貴方もしつこいお人だ。
いずれにせよ雑談スレに来ていただけない以上、話はいたしませんよ。
475 :
Canopus :02/04/04 23:45 ID:FBnHcNaV
>>344 柘榴さん 世界で最後の一人となった人の悲しみ。それはその人の死
を悼む人がいないことである。いや、今つくった言葉です。丁寧な書き込みで
好感が持てますね。でも、言っていることが若いかな。人に時間を変えられる
力があった方が怖いように私には思えますけどね。最後の二行はポツリと呟く
感じでいいんですけど、「人の性故」は少し違和感があるかな。
>>347 さん これはいいですよ。特に前半の情景描写が秀逸です。最後もやや
青臭い感じもしますが悪くない。ただ、一部に無理矢理言葉を水増しして多く
している部分があり、そこらあたりに、たるみを感じましたね。
>>348 オコジョさん 三日月型のナイフかな。この人も力のある人ですね。
ただこの詩では「冷徹ナイフ」の多用が気になります。この言葉はそれ程美し
い言葉ではないように思えるのですが…。詩のイメージを狭めてしまう危険も
孕んでいますしね。
>>349 さん うんうん、いい感じですね。ただやっぱり言葉が未整理かな。例
えば三行目は不要かもしれませんね。
>>350 Dear ネクロフィリアよりさん 詩の感じをガラリと変えての投稿で
すね。こないだはキツいことを言ってしまってすみませんでした。この詩で印
象的なのは最後の一行かな。「ありがとう」を敢えて書かなかったのは上手か
ったですね。
雑談スレに移られたようですので・・
>>453 最後の一行に まだ少し希望を捨てきれない姿が見えたなぁ
最後の詩なだけに この最後の一行があってよかった感じですな
478 :
Canopus :02/04/05 00:09 ID:0T2CcUZN
皆さん、どうもありがとうございます。 確かに批評をしていると自分でも感じるところがありますね。 苦手な分野はいわゆる歌詞ですね。ともすると言わずもがなの言葉が入ってい て、ダルな印象を受けてしまうので、酷評になりやすいんです。 それから短い詩。やってみると解りますが、本当にコメントが難しいんですよ。 でもね、全ての人へのレスは続けるつもりです。批評を受け取った方々の喜ぶ 様子を見るのは本当に嬉しいんですね。逆に批評をもらえなかった人の落胆を 見るのはつらいんです。 私は偉大な批評家ではありません。プロの人の批評を読めば解りますが、私の 批評は子供の戯れ言に等しい。私は、投稿して下さった方々へのお礼の意味も 込めた返信として、この寸評を書き込んでいるつもりですよ。
479 :
ぷー :02/04/05 00:10 ID:PK+XwxGy
世の中金だろうが 哀しそうに言う。 そんな事無いよ 笑いながら言う。 不言実行 有言無実行 社会不適合 って言うくせに。 すべてを金で変換したのは誰だ。 オマエは誰だ。 生きて行くのに意味を求めるな 必要の無いものだらけだ。 それでいいんだって 誰かが言った。
>>479 お! なんかキマったね!って感じ 。付けるのがリアルっぽい
481 :
Lights :02/04/05 00:48 ID:Z6SIcH9o
「願望」 テープのウォークマンは 電池がきれてくると 再生速度は遅くなってゆき そして途切れる 徐々に まるでそれは 老衰死した人のように MDのウォークマンは 電池が切れてくると 再生速度は変わらずに ある時途切れる 突然 まるでそれは 事故死した人のように ウォークマンは 電池を入れ替えれば復活する ならば人だって いつか復活するはずだ それが人でなくて たとえ虫であっても たとえ魚であっても たとえ花であっても 星になると人は言う 僕は嫌です 何に生まれ変わってでも 地球の上で生きていたい
>>323 技ありだなこりゃ このカタカナの使い方 よく判ってらっしゃる
483 :
Canopus :02/04/05 00:49 ID:0T2CcUZN
遅ればせながらWIZさん、御批評ありがとうございます。助かりますよ。
先を急ぎましょう。
>>352 さん 丁寧な言葉で綴っていますね。一連目なんかいいねえ。ただ、言
葉の調子を整えようとするあまり、ややもすると所々で説明不足になっている
部分があると思います。
>>353 さん 最後の二連が印象的な詩です。ただ、ここで初めて雪の描写が出
てくるんですよね。前半の部分でも雪の描写を入れた方がよいのでは。もの思
いの表現はやや中途半端かな。思いっきり女々しくやるか、もっと叩き付ける
ようにやるか。工夫のしどころだと思いますよ。
>>355 基本的には他人の詩を載せるのはやめた方がいいと思います。この詩
を書いた人はその人なりにこの詩に対する愛着があるはず。その愛着をないが
しろにしてはいけないと思うんですよね。確かに私も腑に落ちませんが。
>>356 名前なんかいるかさん 最初の一行は一見不要そうで、実は詩全体を
表すキーワードとなっていますね。面白い。ただ、終わりにいくにつれてパワ
ーダウンしているところが気になります。構成を変えると解決できそう。
484 :
ぷー :02/04/05 01:05 ID:PK+XwxGy
WIZさんありがとです。 。つけるとモーニング娘。みたいだとか言われるんですが好きなんでス。 書いた後今までのレス見たんですが いきなり詩を載せちゃった自分に自己嫌悪です。 時をみてゆっくり載せたいと思います。かしこ。
485 :
天ノ川パトリシア鬼三郎 :02/04/05 01:07 ID:YXFdb1gV
僕の作った詞を見てください!! 『Hicking Pile Driver』 氏ねとか詩ねとか言うんじゃねえ アホだのカスだのうるさいぜ 俺はネットの粗大ゴミ 失うものなど一つもないぜ だけど俺には愛がある 溢れんばかりの愛がある (サビ)Hicky!Hicky!Hicky!Yeah Hicky!Hicky!Hicky!Ah Are you happy,Are you happy,Are you Hicky?Yeaaahhhh!! 嗚呼 酒がねえ タバコもねえ 女も逃げた 馬も落馬した Hey Hey Ho 誰かあいつを止めてくれ 誰かあいつを止めてくれ あいつの歌には愛がねえ あいつの歌にはソウルがねえ 車はいらない愛をくれ 金はいらない愛をくれ 繰り返し
486 :
天ノ川パトリシア鬼三郎 :02/04/05 01:10 ID:YXFdb1gV
サビは、 アユハペアユハペアユヒキイェェェェエエエ!! と一気に発音してください。
488 :
御伽 :02/04/05 01:14 ID:???
>>485 見た限り歌詞の様だけど結構イイと思いますよ。
愛だの命だの書いてる見てて気恥ずかしくなるクサい詩よりこういう壊れてる詩の方が個人的に好きですね。
>>485 ああ、何だか好きかも・・・(涙)。イイッス・・・。ただ例の如くサビは無視です・・・英語だから(笑)。
センスうんぬんは全くわかりませんが、何だか・・・いいなあ。先程の御伽様のも好きでしたが・・・。
490 :
天ノ川パトリシア鬼三郎 :02/04/05 01:26 ID:YXFdb1gV
意外に好意的な意見が多く、とても幸福です。 皆さんどうもありがとう。
>>485 最速の叫びだね こいうのちょっと最近俺も忘れてたなぁ
492 :
死致 :02/04/05 01:31 ID:???
処刑場 硬い鉄の槍は造作も無くへし折れ 鈍い雑踏の波が押し寄せる 平和主義者はいまやただの思想犯 凍えた子供の叫び声 指先に感じる危機感 迫り狂う自我の群れ 脳に訴えかける酷い情報を背景に 何匹も虫を踏み潰し 彼らの掌でぐるぐる廻る マイナスに凍りついた首の 振り返ることのできない冷たさに怯え 悲愴な顔を震わせて― ただ逃げる ついに私の精神は 鉄の処女の中で 見るも無残なスクラップに変えられた Canopus様いつもありがとう
493 :
Canopus :02/04/05 01:37 ID:0T2CcUZN
>>357 病気yさん 一連目がいちばんいいですね。そのテーマを掘り下げる
ようにして書いてみては如何でしょうか。三連目、四連目は唐突な感じがしま
すね。
>>359 碧谷さん 二連目がチキンランみたいなイメージがあって面白いです
ね。その部分をもっと書き込んでみては如何でしょうか。他の部分はやや平板
な印象がありますね。
>>364 うんうん、テーマや最終の二行なんか非常に面白いと思うんですね。
ただこれはまだ絵でいえば下書きの状態だと思います。まだ文が説明調なんで
すね。もっとイメージを膨らませてキャンバス一杯に描いてみて下さい。
>>366 名もなき詩さん うーん、「存在さえしないあなた」を何故こんなに
も激しく思うのか、その描写がないために詩に入り込めませんでしたね。あと
締めくくりはこれでいいのかな、という感じがしました。歌詞調でないあなた
の詩も読んでみたいですね。
>>367 カトリーヌさん 四つの断片、といった感じの詩ですね。各連の脈絡
を力技でつなげている感じです。文体は面白くて読ませるんですが、何だか
荒っぽい印象を受けましたね。
ふふ・・皆さん寝静まりましたね。
では、私も及ばずながら、宣言どおり意見を述べましょう。
あくまで参考程度に、ね。
>>492 まず処刑場の意味をどう取るか、ですよね。
もしただの処刑場なら、私は一行目から納得いかないので、
ここは戦場なんだ、と思い込むことにします。
そうですね、そう考えると今まさに命を奪われる、という人々の様子が上手く表せていると思います
ハッピーエンドでないところも読み手に深い印象を与えますね。
ちなみに、「鉄の処女」ですが、有名な拷問(処刑)器具ですね・・・
そのことから時代と場所が推測できました。別にこれといって意味は無いんですが、
私はこっちのほうが専門(?)ですので、つい・・・ではこれからもがんばって。
最後にCanopus様、毎度のことながらお疲れ様です。
これからも匿名でお世話になると思います。その時はどうぞお手柔らかに(^^;
ではでは、お休みなさいませ、皆さん。
>>481 なんともまとまったような詩の印象ですね。
言いたいこともクリアで綺麗にまとまった詩なのではないでしょうか。
うーん、願望についてもう少し何か欲しかったですね。
切なげに願うのは良いのですが、より強い願いが欲しかったです。
地に足を下ろしながら空をみつめ
まるで流れ星にでも願うような印象の最後、
もっと星、や地球、生まれ変わる、その変の描写が欲しかった、とでも書きましょうか(苦笑
シッタカカンソウはこれが精一杯。
駄感失礼しました。
497 :
Canopus :02/04/05 02:14 ID:0T2CcUZN
>>37 3 karmic_sufferingさん 「陸鯨」って何だろう、とわくわくして目を
通したんですが、蒸気機関車のことでしたか。文体はいいし、言いたいことも
充分伝わるんですが、ちょっと一本調子かな。イメージの広がりを大切にした
方がいいように思われます。余談ですが、私は在来線の蒸気機関車に乗ってい
た最後の世代です。あまり記憶には残っていないんですけどね。
>>375 ネッちゃん うーん、少し思索に片寄りすぎているようです。この詩
では猫が犬を本当に愛していたのかどうかという描写がありませんね。犬を愛
するという行為を猫が想像している、というだけの図式になっているようです。
犬の個性や魅力もほしいところですね。
>>378 放置者さん ああ、いろいろとどうもありがとうございました。大変
美しい詩だと思います。「眠れない」の一文が輝きを放っています。言葉遣い
も柔らかでいいんですが、そう考えると二連目だけが硬質な響きですよね。
あと、「寡黙な湖水に 進むことは出来ず 退くことも出来 」ないのは何故
でしょうか?立ち止まって一体感を享受しているんだと思いますが、ちょっと
判りにくかったです。
>>380 ボボちゃん お待たせいたしました。若者たちは未来を見つめるのに
忙しくて、過去を振り返る暇がない。こんなことを北杜夫が小説で書いていま
したっけ。うーん、これは詩としてはまだ未完成ですね。独白やメッセージ以
外の何かも盛り込むようにするとよいと思います。
498 :
Canopus :02/04/05 02:26 ID:0T2CcUZN
うわあ、皆さん御評価ありがとうございます。感激です。 人の好意をうけるってのは嬉しいねえ…。
最近 ここもいい人来てるよ
500キタ━━━(゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!!!
501 :
Canopus :02/04/05 02:55 ID:0T2CcUZN
>>393 さん う。「はしゃぐ幼い僕に伝えよう」のくだりは大変印象的なんで
すが、ちょっと唐突ですね。それまでは君と僕の関係を綴っていたのですから。
その次の連の「あのとき」も、もう少し説明がほしいところですね。
>>397 碧谷さん 「当ての無い道」「不安だけの荒野」ともに同様の象徴を
思わせます。比喩としては不適当かも。あとこれは個人的な好みの問題ですけ
ど、二連目から四連目は最後への「生きたい。」につなげるにはやや弱い印象
を受けました。酷評でごめんなさい。
>>398 さん うん、一連目二連目、非常にいいですね。ただ、三連目は悲しさ
も虚しさもある「この場所」の魅力を綴ろうとしたと思うんですけど、文体も
ここだけ違うし、うまくいってないようです。この部分は多少長くなっっても
いいから、最終連へのつなぎも含めて表現し尽くした方がよいのではないかと
思いました。
>>400 さん 題名も文章もなかなか面白いですね。ちょっと串刺しの状態と走
るという行為にこだわりすぎているようです。イメージを膨らませるともっと
面白くなるのでは。最終行の「痛みにさえ」は「痛みさえ」の方が意味が伝わ
るのではないでしょうか。
それではおやすみなさい。
Canopus様、批評ありがとうございました。たいへん勉強になります。 もっと自信のもてる詩ができたら、また書かせて頂こうと思います。 今日はお疲れ様でした。おやすみなさい。
503 :
Canopus :02/04/05 09:55 ID:0T2CcUZN
おはようございます。実は今日は仕事はお休み。
娘の面倒を見ながらなのでずっといるわけにはいきませんが、暇を見つけて
書き込みますね。
私ゃ完全なアマチュアです。文学の専門的な勉強をしたこともなければ、批評
をしたことさえ今まで経験がないんです。つまり、この程度の人間がやってい
るんですよ。ただの詩が好きなオッサンのコメントなので、軽い気持ちで読ん
で下さい。
>>424 黄泉蜉蝣さん 私はセックスに関する詩には好意的なんですが、この
詩はどちらかというとセックスに対する嫌悪とも読み取れますね。ちょっと嫌
悪感を表に出しすぎているかな。「ばぁーか…」のくだりは不要に思います。
>>436 連続になっちゃいましたね。これはいいと思いますよ。単なるストー
リーを追っただけでない何かを感じました。「今は一人身のチェリー」の一節
が、意味が今一つ汲み取れないんですが、それでもこの詩を抜群に引き立てて
いるんですねえ。構成もいいと思います。
>>442 WIZさん これもいいですね。味のある詩だと思います。最終の二
連が特に好きなんですが、何だかこの結論を力づくで認めさせているような印
象がありますね。いつもの道を行くもの、近道を行くものの対比がはっきりと
つかみ取れませんでした。
>>449 anさん これは詩を創る作業の暗喩とも、人の一生とも取れますね。
小品としては非常によくできていると思いました。「笑う?」の表現は上手か
ったですね。また書き込んで下さいね。
>>503 Canopus様。
おはようございます。昨日の今日でこれまた早いですね(驚)。
書きこまれる家庭の匂いがほほえましくて大好きです(羨)。
昨日はお疲れ様(←失礼)でした。
505 :
Canopus :02/04/05 11:29 ID:0T2CcUZN
>>453 クリスさん 水の中の偽物の月と海底の情景が魅力的だと思うんです
が、折角の情景の描写があまりされていないようですね。心情描写とのバラン
スが難しいところですが、ここはふんばりどころですね。最後は余韻をもたせ
た終わり方で、いいと思いました。最後ということですが、そう言わずにまた
投稿して下さいね。
>>463 御伽さん いやあ、怒ってますねえ。文体もレトリックもなかなかい
いと思います。一連目ではわりと余裕を持って書いているのに、後半にいくに
従って怒りに任せた文章になっていくのが気になりましたね。あと、繰り返し
も多用しすぎているきらいがあります。
>>470 これは壊しているなあ。英語もわざと壊して使っているのかな。「my
wish…」以下のくだりがいちばん好きなんですが、そこもやはり繰り返してい
ますね。これが御伽さんの手法だとは思うんですが、あまり使い過ぎると詩全
体が閉塞してしまうこともありますよ。
娘と散歩に行ってきます。
506 :
閖 :02/04/05 13:58 ID:je/RO0iI
「沈む体」 青く続く海水 白く透き通る雲 吸い込まれそうな光景に逃避して あの頃の自分を思い出す 人と違っていて何かに脅え 迫り来る恐怖に耐え切れず 何度も自分を傷つけたあの頃 砂浜に埋もれて 現実から逃げ出そう 何処までも泳いで ここから逃げ出そう 蝉が鳴く真夏の朝 麦藁帽子を被る貴方に恋をした 幼かった二人は 毎日麦畑で遊んだ ずっとずっとこんな毎日が続くと思っていた ところがある日 貴方がいなくなった きっと本当の私を知ってしまったから 私に脅え 拒絶し 遠くへ去った それでもまたいつか貴方に会えると信じていた 青く果てしない空 白く輝く太陽 儚く美しい光景に見惚れながら あの頃の貴方を思い出す 不思議な力を持った私を 微笑んで見つめてくれた貴方 ずっと 好きだった 砂浜に埋もれて 現実から逃げ出そう 何処までも泳いで ここから逃げ出そう 信じるものは裏切られ 再び自傷行為に走る 永遠を信じたから傷ついてしまった でももう傷つく事は無い 誰もいないこの海に 真実を探しに行くから
>>506 閖様。
全体的に流れる淡くてやさしい感じが美しい・・・。しみじみと好きです。
4連目の「ところが」には急に説明調になるようで違和感を感じるのですが。
最後の連の「から」も同じ理由でちょっと。しかしきれいな世界です・・・。
508 :
Canopus :02/04/05 21:06 ID:l0QuScQy
こんばんわ。娘が寝てくれました。
始めましょうね。
>>479 ぷーさん 句点を多用した詩は、草野心平あたりを読まれるとよろし
いかと思います。独特のリズムがあっていいものですよね。さて、この詩は冒
頭と最終の二連が肝(きも)ですね。その間のつなぎの部分、今のままでも悪
くはないとは思うんですが、いろいろなバージョンを創って試してみましょう。
>>481 Lightsさん 一、二連目の比喩はオリジナリティがあってなかなかイ
カしてます。感心しました。でも「ならば人だって/いつか復活するはず」と
いうのは強引ですねえ。ここで「いつかは復活したい」と願望を入れるのは如
何でしょうか。切り立った崖の上に、月夜の砂浜に、花の囁く大地に。
>>485 天ノ川パトリシア鬼三郎さん ふふふ。歌詞だけでも音楽を感じさせ
ますねえ。ガガガSPや真心ブラザーズみたいな絶叫調が似合いそう。何度読ん
でも辻褄が合わないんですが、それを押し切るだけのパワーがこの詩にはあり
ます。ところで、落馬はイタいっすよねえ…。中山グランドジャンプはもうす
ぐかな。
『手紙調』
拝啓、
Canopusさんはじめ、皆さんこんばんは。
『春眠暁を覚えず』のうららかな陽射しを受ける前に
起床する僕は、暁を忘れたい毎日ですが(しょぼん)、
皆さんはいかがお過ごしですか?
最初から通して読んでみようと思いましたところ、
>>19 のうたたねさんの詩がおもしろくって
それ以降はまだ読んでません(苦笑)。
最近は本を読む機会が以前よりもずっと減り
パソコンの画面に出てくる文字を追う日が増しました。
まぁ、こんな話はどうでもいいのですが
つい先日から、ノルマとして買い置きしておいた本を
読もうと思いまして、まだ冒頭の十数頁しか読み進めて
ないのですが、「詩」に関して興味深い文章を見つけた
ので読んだことのある人もない人も、是非、
読んで頂きたいと思い、こうして書き込んだ次第です。
えっ?何の本だって?・・・あっすいません。
すっかり興奮してしまい、忘れておりました。
あの、最初に皆さんに一言申し上げておきたいのは
読んだあとで「だからお前は何が言いたいんだよ」
なんて冷たいつっこみだけはやめて下さいね。
小心者ですし。
それにしても、いい天気が続いてますね。
でも僕の住む関西じゃ、明日あたりから下り坂・・・。
先週の休みの日には、家族揃って花見に行きました。
平和ボケ、なんて書いちゃうと怒られそうだけど
ホントに平和ボケした空間でした。
酒を飲んで大地に寝そべっていたんですけど
その日は風が強くて、見事な花吹雪が僕を包み込んで
桃色の大地がなんともやさしく思えて
大好きな女に膝枕でもしてもらってる気分でした。
・・・このまま永遠に・・・
なーんて思いませんでしたが、
枕が恋しくなりました。
えっ?本?・・・すっかり忘れてました。
夏目漱石の『草枕』。
暇じゃない人も冒頭だけでも読んで欲しい本です。
だらだらと駄文を書いてごめんなさい。
最後まで読んでくれたあなたに感謝します。
ありがとうございました。
では、身体に気をつけて、勉学やお仕事のほうも
無理なさらずがんばって下さい。
春の良き日に。
敬具
510 :
Canopus :02/04/05 21:26 ID:l0QuScQy
さあ、ゴールはもうすぐです。皆さん御協力ありがとうございました。
これからもよろしくね。
>>492 死致さん カフカの小説のような不可解な感情が私の頭をぐるぐる廻
っています。あなたはいったいどんな罪を犯したのか。誰に処刑されたのか。
捕縛されたようにも取れるし、逃げながらなお且つ処刑されたようにも取れる。
なかなか考えさせる詩で、楽しめました。でも、少しヒントも入れてほしかっ
たですね。
>>506 閖さん 綺麗に書けましたね。しかし、真実を探しに海に行くのはい
いんですが、その理由として幼馴染みとの別れと自己嫌悪というのは弱い感じ
がしますね。「本当の私」についてもっと表現してみては如何でしょうか。
511 :
373 karmic_suffering :02/04/05 21:29 ID:JFoyVwY6
>>497 Canopusさん、いつもありがとうございます。
この詩は友人のSLの写真に添えるために作ったのですが、
ご指摘の箇所をもう少し改良してみようと思います。
それにしても、Canopusさんが蒸気機関車に乗っておられたと
知って驚きました、また女性の方だと思い込んでおりましたので
二度驚いております。それでは次回もよろしくお願いします。
512 :
Canopus :02/04/05 21:43 ID:l0QuScQy
>>509 はらだ将さん はは。これ詩なのね。『草枕』は「とかくに人の世は
住みにくい。」のやつですね。はらださんは「どこへ越しても住みにくいと悟
った時、詩が生れて、画(え)が出来る。」の一節を皆さんに読んでもらいた
かったのかな。はらださんらしからぬ(?)柔らかな文体で、春は人の心に確
かに作用するんだなあ、と素直に感じました。私も本を読もう。
513 :
だぁぁぁー! :02/04/05 22:08 ID:FZJSprJE
514 :
死致 :02/04/05 22:10 ID:???
鉄 金と銀の間に割って入る白銀 その高貴な香りは青銅の像も虜にする マスカレード 繰り返す惨劇 私は鏡の仮面を被る 私は生まれた時から処女でない魔性の女 銀の弾に打ち抜かれて永眠りたい 私は知っていた? 三角フラスコのなかでチャパチャパ水遊びしていたことを そこを湖だと勘違いしていた事を それでも私を誰か赦してくれる
515 :
うたた寝死人 :02/04/05 22:41 ID:ytZjyYcs
「寂しがりやの公園」
誰も居ない家に帰りたくなくて公園へ
ひとけのない沈黙を 街灯が照らす
近くの家から漏れてくるテレビの音
暖かな団欒想い 見上げる空
欠けた月は 自己の確立に躍起で
沈みきらない太陽に懇願してた
仲良く夕食を追う 蝙蝠が
太陽に灯かりに 月に向かって飛んでいた
蝙蝠恋する こんな季節に
私一人公園のブランコですか
止めどなく涙のように 舞い落ちる桜花(おうか)
嘲るようにヒラヒラヒラヒラ蝙蝠が舞う
薄ら寒い 私の右隣 空間に
幼い頃の私を 座らせて
二人でそおっと 地面蹴って
決して高くはこげない とべない二人
深まる 群青が 肌を染めあげて
胸の中 虚空の温度を下げる
在りし日の私だけが帰る場所を見つけて
スキップ踏んで振り返りもせず去っていった
蝙蝠つがう こんな夕べに
私一人公園のブランコですか
キーコキーコと悲鳴色した金属音
哀れむようにヒラヒラヒラヒラ蝙蝠は舞う
私を置いてヒラヒラヒラヒラ闇に消えた
また隠れてしまうのだろうか、下の方の文は・・・。
私の詩を全部読まないと感想が見えないというシステムは性質が悪いなあ(謝)。
>>509 はらだ将様。
驚きました。あれを見つけたのですか(笑)。気に入って頂けて光栄です。
「手紙調」、拝見して笑いました。
「冷たいつっこみだけはやめて下さいね。
小心者ですし。」と小さくなって見せながら、次の瞬間
「それにしても、いい天気が続いてますね。」
とマイペースに綴る所が物凄くいいですね(笑)。あの本の最初の方、理不尽で好きです。
>>514 死致様。
題名と一連目の金属の味わい、目に浮かぶような1連での流れ、格好良いですね(はー・・・)。
それだけに3連はびっくりしました。いきなり色が変わったので。
1粒で2度おいしいという奴なのでしょうか。
516 :
Canopus :02/04/05 23:02 ID:l0QuScQy
>>514 死致さん うーん、また難しいよお(笑)。題名が疑問です。本当に
鉄のイメージでしょうか。随分退廃的な鉄です。私はむしろ水銀をイメージし
ました。仮面、鏡、魔性、永眠、湖。あるいは冷たい輝きの宝玉でしょうか。
もちろん魔性の、ね。
>>515 うたた寝死人さん おお、四、五連目、いいですねえ。蝙蝠を敢えて
幻影のものにしなかったのは、ここで「幼い頃の私」を登場させるからなんで
すねえ。なるほどなるほど。しかし、夜の公園に蝙蝠は飛びます?あまり見た
ことがないんですが…。
>>516 Canopus様。
ご批評ありがとうございました。蝙蝠はですね、夜中より日没直前によく観測(?)
できますよ(ある程度木のあるところなら)。
学校の周辺やグランドのライトでもいるときはいますよ・・・可愛いので今度是非。
518 :
碧谷 :02/04/05 23:10 ID:???
貴方はたくさん話したがるけど、私は大して話したがったりしない。 しかし、 私はたくさん話したがるけど、貴方は大して話したがったりしない。 相反する事実 私は寄り添っているだけでいいけれど、貴方は何かを聞きたがる。 そして、 貴方はぬくもりを求めるけれど、私はそっと手を重ねたがる。 正反対の現実 二人一緒にいられるのは、二人が違うものだから。 相反するもの同士、惹かれあう。
519 :
死致 :02/04/05 23:25 ID:???
>514 ? 俺はこんなの書いた覚えは無い。 誰だ? それとも俺は夢遊病にでもなったか?
520 :
放置者 :02/04/06 00:15 ID:pSeQIPua
>>497 Canopusさま 批評ありがとうございました。それも美しいだなんて。(嬉)
ご指摘の2連目確かに硬いですね。この部分は「背景」の描写に過ぎず、あっさり
行きたかったんです。「〜は〜していた」が連なるような緩慢な感じにしたくなくて
熟字の力に頼ってしまいました。もっと ポッ ポッ と想起するような感じを出し
たかったのですが、なにぶん未熟者ですので。
「寡黙な湖水に 進むことは出来ず 退くことも出来ず 」ですが、「享受」しているのとはちょっと違います。意味がわかりにくくてごめんなさい。
>>515 うたた寝詩人さま
公園つながりという事でここはひとつ。
私も公園で蝙蝠見たことあります。確かに夕方でした。 以上。(それだけかよ!…すみません。これから出かけるところなので。)
もしかしてあちらのスレでの 私のレス気にされてますか?(あれ以来お見えになられず少々淋しい気がします。人少ないし)
あの、悪い意味ではないんですよ。どうぞお気軽にという意味で。
521 :
400 :02/04/06 00:45 ID:H1pprUXK
Canopusさんマジで有難う御座います。 とてもうれしいです。
522 :
短いですが・・・・ :02/04/06 00:47 ID:seB/g22F
時は金なり
元「死致」です 名前変えました 部屋 直線達が僕を取り囲み 直視不可の不安が僕の背筋を舐め回す いずれはこの果実は腐敗を遂げ ただ加速を止めた時の中で 僕と影を合わせてくれるだろう 知らない何も知らない 気に留めることも無い 叩かれることも無い 仕事を忘れた鍵の無いドア 夢を見ることも忘れた枕 浅い眠りを与えてくれる ドアの沈黙を唯一人怯えてる 腐ってる? 意識に咲く毒の花 枯れたかな? 意識を裂く酷い光景
524 :
正義の使者 :02/04/06 01:37 ID:us6HX8Nq
キヲツケロ! キヲツケロ! 甘い言葉を吐く奴に! 心をユルスナ! 隙をミセルナ! ヤサシイ顔のペテン師に! 奴はフツウの仮面を被ってる! ペテン師はエンギが日常! 奴はヒトのココロにつけいる! 奴はスグニ群れたがる! そしてザンコクに人を裁く! そしてザンコクに人を裁く! そしてザンコクに人を裁く! ニンゲンの敵はニンゲン! オマエタチのオヤダマはペテン師だ! キヲツケロ! キヲツケロ! 甘い言葉を吐く奴に! 心をユルスナ! 隙をミセルナ! ヤサシイ顔のペテン師に!
>>522 短いですが・・・・様。←・・4つなんですね。
オ、オリジナルですか・・・(笑)?
この詩、見る方によってとらえ方が違いそう(笑)。私は傷ついたやも・・・。
526 :
名前はまだない :02/04/06 01:45 ID:cttBMn1I
>524 片仮名がやたら多い。 救世主よ、訴えたい気持ちはわかるが 詐欺師とは失敬な奴。
「いばら」 歩いてゆける? その血だらけの足で 揺りかごから落ちて すりむけた膝 茨の中で今日も泣いてばかり 太陽さえ掴めない小さな手で 何を望むの?
528 :
an :02/04/06 02:33 ID:N1RZbH8z
Canopusさん有難うございます。毎回批評してもらって感謝感激です。 恐怖を怒りに変えることすら出来ないでいる 弱りきった自我の崩壊を求めようともしない あまりに無気力な身体に宿る 不健康な眼光の先で それでも夢を見ることを止めない自分がいる その姿、あまりにも惨めで早く自分を消し去りたいと願うも やはり無気力な自分が足を引っ張る結末 再生の唄 考える事しか出来ないが 頭の中で生み出せばそれは言葉となって我が身を覆う ーミズアレバオマエノノドハウルウダロ ーカゼアレバオマエノナミダカワクダロ ーツチアレバオマエノカラダイエルダロ 再生の唄 この先は知らない ・・・
530 :
an :02/04/06 02:37 ID:???
>>523 寝る前に突然不安でイッパイになったり色んな悪い感情が身体に入ってくる時
叫び出しそうになる自分を思い出しました。
531 :
名前はまだない :02/04/06 02:37 ID:cttBMn1I
>527、528 けっこうセンス良。
532 :
御伽 :02/04/06 02:41 ID:???
手足の鎖引かれ動く雲 誰もが幸せだと思っている 弄ぶいたずらな青い風 離れて夢を見るいつの日も 優しさは何処にも無い 凍えさせてしまう 嗚呼 包む事さえ無理な冷たい雨 降り注ぐ涙に 散って行く花 君の笑みも壊れていく 木々の隙間から また一雫 零れ落ちる数えきれぬ花びら たった一つ ずっとそばに 愛する人でさえ 守れない雲
>>527 小心者なゴミ箱様。
3,4行目がミソですか?少しでもオリジナリティを感じる場所にときめくのです、
「ありきたりな詩産出者」の私といたしましては。
?がない文章に持っていったらもっと大人びるやもです(←ただの好みの問題)。
今度はもっと長い詩、いかがでしょうか?
>>532 使いたい言葉が多すぎて、振り回されているような気がします。
535 :
an :02/04/06 02:44 ID:???
>>518 そうだなぁって思いました。でもたまに相反しない時物凄い幸せだなぁ
って思ったりします。シンプルでいいですね。
536 :
閖 :02/04/06 04:18 ID:???
「children」 最初から秘密にしていた 最後まで言うつもりは無い 真冬のある日君と出会った 2年後に嫌いなものが君の体内に 3年後に嫌いなものが僕の目の前に 4年後に嫌いなものを虐待し始めて 8年後に嫌いなものが病気に侵された 代われるものなら代わってやりたいと言うのが親かな 泣き叫ぶ君の隣で一緒に泣いてやるのが夫かな 嬉しくてたまらない僕をよそに泣き崩れる君に 二人で生きていけばいいじゃないかと言ったが 1年後にはまた嫌いなものが君の体内に もう僕の前に姿を現すことは許さない さあ 君も一緒に… 評価して下さってる皆さん。(特にCanopusさん) いつもありがとうございます。
537 :
名前はいらない :02/04/06 04:19 ID:WcMx2HEK
>>532 なんかすごい好き系の詩だなぁ。
最近のこのスレの中じゃかなりヒットです。
>>536 愛を感じました。狭間に入り込んでくる他者は何者であっても
許さない。嫌いなものは特に! 僕と君との関係性を変容させて
しまう。
自由で、善悪を離れた世界の、愛。
意味なしのおもしろさ。
イイ!と、ただひたすらに思いました。
3連目で、グイッ!と引き込まれたしね。
しかし閑さんは才能あるなぁ。。。お見事。
.Canopusさん批評していただきありがとうございました。
(題/太陽の照らす国) 「ただここにいたくない」 馬鹿げた事と笑いつつ ため息しか出ない今 死ぬ事も出来ない日々 ここは太陽の照らす国 天使が一人舞い下りて 白痴のように微笑んだ 彼を誰もが忘れても 天使は笑って腐ってる 俺は蛆を見て薄笑い ここは太陽の照らす国 夜に窓を開け 泣き叫ばせてくれ 壊れたナイフを振り回し 割れた心臓が血を吹いた 踊り出した人形は 首がもげてもポルカをまわる 壊れたダンスに大拍手 ここは太陽の照らす国 夜に俺を見て 抱きながら殺してくれ 太陽に満ちた部屋で叫ぶ この国を満たさないでくれ 苦しみを教えてくれ 煉獄を開けてくれ 悪夢を尽かせないでくれ 腐った天使を 悪魔を この世から消してくれ どこにもいない清い神を 月の夜に呼ばせてくれ
通りすぎていく無償の日々に 春を重ねて おだやかな陽射しに揺れる あなたのことを想っていた 2人が出逢った頃は 木々の葉も色づいていて 息もできぬほどに 短い季節を愛しあった ねえ 覚えている? 誕生日に渡した銀の指輪(リング) とても嬉しそうに笑うあなたは 誰より綺麗に見えたよ 小さなベットの上で じゃれあっていた白い部屋はあの日のまま 変わることのない風の匂いが なぜか悲しかった 2人で行った海 小さな瓶を流したね 儚い愛を綴った手紙は 誰のもとに届いたかな 寝転んだ草の上 終わらない夢に溺れていくよ つのりゆく想い 木漏れ日に溶けていくように あなたを誰より愛してた あたたかな春に心を癒され眠っている かざした手のひら まぶしすぎて せつなすぎて 過ぎゆく季節に あなたを見ていた 訪れた新しい朝 あなたはもういない
孔 アナ 脱いだものは あそこへブチ込むのさ ランドリー 路地裏の グルグル ジャバジャバ 廻れ廻れ 信用ある限り(…クレジット) すべては 元通り キレイな服 あ !? ちょっと縮んだか? 鼻かんだ紙は あそこへブチ込むのさ ゴミ箱 部屋の片隅の 紙 無くなりゃ 買えばいい 切れぬ鼻水 ティッシュ使い捨て すべては環境 うらむ花粉 あ! 鼻のした赤い ヤバイ うるさい奴は あそこへ 放り込むのさ 墓穴 なぁにバレなきゃ 罪は無い 証拠は隠滅 ついてる頭使いよう 俺アウトロー 省みぬ人生 なんでも慣れさ 金かかるから あそこへ 放り込むのさ 産廃プール 漏れ出す悪液 病は気から 社会システム 文明論の足の裏 北から南への輸出品 われら選ばれし民 日本人でよかった オナジ アナノ ムジナ オナジ アナノ ムジナ オナジ アナノ ムジナ
作物出来ないから 穴 開けるのさ 他人の人生 大麻 プカプカ ガンジャ マリファナ 生身の天国 金持ち 氏ね氏ね氏ね 痩せた土地の農民 家族のためさ 儲かるから 穴 開けるのさ 生命の脈絡 キャビア フカヒレ ウミャイ ウミャイ 笑顔こぼれる ランカク ランカク 先して制せ マグロ好き日本人 弾丸飛び交う戦場 僕ら戦場の孤児 同じこと繰り返すおとな 忘却の草 記憶に穴 撃ちぬかれた胸に 血も出ない 風穴 こびと ぞろぞろ出入りする 不都合かわす 塹壕 おもちゃの人形 爆撃 ドカーン! 木っ端微塵 爪の間の血の理由 思い出せない ボクら前向き ホラ 孔が呼んでるよ 長いですが2つで1つです
水 水 水 そ す 水 水 は 槽 ぬ は の .す は .は ぬ な . の. わ. れ つ 気 り ぬ ぬ れ ぜ な た. れ め 分 ` れ れ て. な か し ば . た ゜ 飲 て て ゴ い ら で は つ い み い い ノ る . き ゜ 泳 め ゜ .こ る. る ツ ょ . ぐ た む ` ` ァ う ` い ` ル は ゜ 八 | 世 | #友達とサウナに入って #長くサウナにいたほうが勝ちという #競争したときに思いついた詩です。
:バーナリゼーション 彼岸花の代わりに 水槽に入れてあげた 割り箸にしがみついて ヤゴは羽化し蜻蛉になった 微睡む春の勘違い 研究者として翅を一枚一枚 右手のルーペで調べ上げ 名前を付けてあげた 可愛い蜻蛉に自分の名前を 指を差し出せば指にとまり いぢわるに指を隠せば 同じところをぐるぐる周る なんて可愛い蜻蛉 透明でとても綺麗な羽 秋に生まれていれば夕日に輝き それはそれは綺麗だったろうね どうしようか 手に持ったカミソリ
546 :
SAN :02/04/06 16:52 ID:???
>>546 その煽りのパターンは古すぎです!ついていけません(w
>>547 見てしまいました(笑)。
猫がいました。。中は見てないです
549 :
シーバ :02/04/06 19:26 ID:???
『幸』 あなたと初めて会ったあの丘で 移り行く街並をただ眺めていた 今頃あなたもこの街の何処か 知らない誰かと 季節の訪れ 感じているの あの日の二人の事 言葉にするには愚か過ぎて だけど夢で終わらすには悲し過ぎた 別れたのはきっとこんなふうに 涙流すためじゃなかったはずね あなたは新しい道歩んでいるのに 私の中ではまだ思い出が続いているの 不器用だけど私 忘れるから どうかあなたの人生に幸多からんことを あの日の二人の事 誰もが羨んでいた だけど本当の愛なんてなかったのかも 別れたのはきっとお互いの夢の為だったね でもその支えを失ったらどうすれば良いのかな? ごめんね 気付いたらまたあなたを責めている まだ慣れないね 不器用だけど 泣き虫だけど 私 あなたを忘れるから どうかあなたの人生に幸多からんことを
550 :
Canopus :02/04/06 21:55 ID:JbBIO/Ey
新顔さんがたくさんですね。皆さんはじめまして。ここでご挨拶しておきます
ね。では、始めましょう。
>>518 碧谷さん 三連目の表現が好き。内容は悪くないと思うんですけど、
なんかギクシャクしていますねえ。どうしてかな。一連目のTPOの流れがうま
く表現できていないことと、あとは改行の問題でしょうね。結論ももっと膨ら
ましてもいいかも。
>>519 ?hぞ。
>>514 さんも力ありそうなんだから、何もこんな手の込んだ悪戯
をしなくてもよさそうなのにねえ。実は、読んでいて、お、死致さん少し趣向
を変えてきたなあ、と思ったら、まさか別人の作とはねえ…。
>>522 短いですが・・・・さん 短すぎます(笑)。これでは詩でなくて警
句です。というわけでコメントも短いですが…。
>>523 嵐にもめげないスティールメイデンさんの処女航海に乾杯!ボン・ヴ
ォヤージュ!えーと詩ですが、やっぱり解りにくいです。花と果実、ドアがキ
ーワードになっていると思うんですが、それを説明する語句はいつもよりは多
いんですが、それでもイメージがまだ湧かない。例えばドアの沈黙は、沈黙そ
のものへの怯えだとしたらちょっと変に思えるし、来訪者への怯えだとしたら
舌足らずです。また、花は腐って果実を結ばないんですが、果実もまた腐るん
ですよね。もっと描写があっていいかも。酷評ですみませんでした。
>>524 正義の使者さん ふふ。上手くまとまっていると思います。しかし、
「ヤサシイ顔のペテン師」を表現しているようでいて実はほとんど語っていま
せんね。一人かと思ったら複数で「群れたがる」し、唐突にオヤダマは出てく
るし。そこが気になって詩に入り込めませんでしたね。
551 :
yuki ◆DIe/YuKI :02/04/06 22:04 ID:j5xzEGnY
他のサイトにも投稿してるけど、Canopusさんにもお願いー。 +パズル+ ほほう、これでお終いだあ 50000のピースここにくるまで いやはや楽しかったよ 君と彼をとりまく天使たちが ほら、悪魔の微笑浮かべているよ 彼は全部承知の上で君にKISSしているんだ 天使たちは「あなたを守りマース」と言って 実は自分たちを守っているんだあ ほう、こういう絵図だったとは 1番に完成できてすごく嬉しいよ それでさ 君は油で わたしは酢なんだ 交じり合うことができるのは 仮面を覆い沢山の友人を前に 食卓にだす大きな器にかける ドレッシングに変身する時だけだったんだよ 君の身近に居る胡椒ちゃんだって 天使のふりして彼にミニモニテレフォン リンリンリン あ、壊れてなんかいないよ 正気なのはわたしのほうだし しかしいい眺めだよ このパズル もう2度と手に入らないから 毎日コーヒーをたて 煙草をふかしながら じっくりゆっくり拝見させていただくよ いやあ、ほんといいパズルをありがとう 2002.04.06yuki
552 :
閖 :02/04/06 22:28 ID:juS67rx/
「帰趨」 テレビを見ながら 拍手を そして 祈りを 新聞を見ながら 拍手を そして 祈りを このまま全てのモノが元通りに 生まれる前の地球に 行き着くところは「無」 辿り着くところは「無」 ここは人間の手によって創り出された 幻想の世界 ここは幸せを求めて創り出された 幻想の世界 終焉の瞬間は目の前にある
553 :
Canopus :02/04/06 22:32 ID:JbBIO/Ey
今気付いたのですが、今日の私は「酷評モード」ですね…。
反省しつつ続けます。
>>527 小心者なゴミ箱さん お、いいですねえ。短いですが情景も見えて上
手いですよ。言葉もよく選んで使っていますね。でもまだこれは習作かな。こ
の調子で長い詩も書いてみて下さい。
>>528 anさん テーマが素晴らしいですねえ。この場合、「再生の唄」は自
分の頭で考え出すのではなくて、自然に湧き上がってくるようにするのがいい
かも。「再生の唄」に至るまでの過程は少し弱いかな。もう少し煮詰めてもい
いのかな、と思いました。
>>532 御伽さん つまりあなたは雲になっているんですよね?雲が雨となっ
て、「君」の笑顔を奪ってしまう…。おお、いいテーマだ。でも、こうして分
析してはじめて解ったんですよね。解りにくいのは描写が足りないせいか、装
飾が多いせいか。あるいは、その二つともか。
>>536 閖さん うーん、どう?さん時代の暗い詩を思わせますねえ。子供へ
の虐待は、通常は利己的な子供への憎悪が原因になることが多く、妻への愛の
裏返しであることはほとんどないですからねえ。この詩の描写がどちらとも取
れる以上、私は前者をイメージして読みました。いわゆる異常な詩としてなら
成功していると思います。
>仮面を覆い沢山の友人を前に >食卓にだす大きな器にかける >ドレッシングに変身する時だけだったんだよ 「に」が多いね
556 :
an :02/04/06 22:43 ID:???
>528参考になります。有難うございました。
557 :
名もなき詩 :02/04/06 23:02 ID:7kDGk0JC
「heavy rain」 絶え間なく雨が降り注いでいる 真っ暗になった空から降っている 僕の行く手を遮る雨は服をじっとり濡らし 足下はとても浅い水たまりみたいになっている ―――何モカモ押シ流シテシマエ・・・――― 実は行く当てもなかった 実はただふらついてるだけだった 人は実は冷たかった そう感じた夕方 心は赤と青で混ぜっている 張り付いた服や重くなった髪は 無様に見えるかもしれない 頭は既に混沌の世界 だから何もかも押し流して 浄化させることしか頭になかった 俺はなんて単純な奴だ こんな俺だから人に見捨てられるのかな どうかしているようで少し戸惑った 気づいてほしかったので だから俺は雨に殴られに来た ―――何モカモナクナレバ楽ダロウ 俺モ、人モ、クダラナイ物モ・・・――― 絶え間なく雨が降り注いでいる 真っ暗になった空から降っている
558 :
Canopus :02/04/06 23:05 ID:JbBIO/Ey
>>540 木乃 薄荷さん 太陽の照りつける地獄。カミュの『異邦人』みたい
ですね。気になるのは、途中まで一貫して酷薄な太陽を描いておきながら、最
終連では「苦しみを教え」るなど、違う太陽の一面が見えている所ですね。ま
た、永遠の昼の描写も少し見えるんですが、そこももう少し表現した方がいい
ように思われました。
>>541 さん 語感がすごく綺麗なのは感心しました。よく書き込まれていると
思います。二人の想い出をテーマにした詩としては最上の部類に入ると思いま
すよ。ただ、思うにテーマも表現も陳腐な印象は免れませんね。
>>542 >>543 コロちゃん おお、これはいいですよ。孔をモチーフに様々な人
間の群像を書いていて、飽きさせません。最後の三行なんか素晴らしいですね。
初めはコミック詩かと思って読んでいたらどんどんシリアスな方向に展開して
いくあたり、谷川俊太郎のようです。あとは構成の問題ですね。日本人が二度
登場するのが気になるのと、最後の段はもっと凄惨な描写でもよかったかもし
れませんね。ブラボーです。
559 :
554 :02/04/06 23:07 ID:???
>>559 554さん、今度こそ
ほん「と」だわあ。ナイス突っ込み、ありがとう!
561 :
554 :02/04/06 23:24 ID:???
>>560 ごめん。まちがえてたね。あなたもわたしも。いろいろと。ごめんなさい。
562 :
Canopus :02/04/06 23:26 ID:JbBIO/Ey
>>544 ゴルツァル八世さん ははは。笑っちゃったよ。よっぽど水がほしか
ったんですね。好意的に見れば詩としてはまあまあの部類だと思います。たっ
ぷりとした水を想像させます。こうして自然発生的に生じた詩は、大切にして
くださいね。
>>545 mad scientistさん 四連目までの描写がいいですねえ。用意周到なレ
トリックと研究対象への愛が混じて、読んでいて心地よいです。対してその後
は集中力が切れた感じです。綺麗なものを壊したい衝動は判りましたが、やや
直接的で舌足らずな印象を受けました。
>>549 シーバさんの語り口調は綺麗でリアルで好きなんですけど、似たよう
なテーマの詩が多いですねえ。そのため、折角の個性が打ち消されているよう
です。そろそろそのテーマから脱却してみては如何でしょうか。「あなた」そ
のものを描写してみるとか。
563 :
マリー・ドナラキア ◆w4luft92 :02/04/06 23:40 ID:51J2ezmY
「枕の掃除」 詩ってメルヘンよ! ぽえむ☆な幻想をでっちあげて メルヘンにまで高めるのが「いとをかし」なの! 詩って毒よ! 詩ばっかり詠んでると そのうち廃人になっちゃいそうなところが「いと恐ろし」なの! 詩ってわたくしよ! 胸の開いたドレスに2,000万円の首飾りをつけて 舞踏するわたくしこそ「メルヘン」そのものなの! だってそんな光景ありえませんもの! 詩って虚無よ! メルヘンで毒でわたくしなもの それらすべてが何処からやって来ているか おわかりになって? 虚しくて 無い世界からやって来たの 枕の掃除でもすることにしたわ 心の中で「☆!メルヘン!☆」って叫びながら、ね。 それではごきげんよう
564 :
名前はいらない :02/04/06 23:41 ID:jlbmDziR
いつもながら素晴らしい批評ですね。
ノイローゼ 目障りなドッペルゲンガー 君も私も彼も腐った肉のルーチン 涙淵に沈む幼子は これをみて腐り方を学ぶ 仮面をはずした背広の男は 非現実へとダイヴする 同じ仕草に同じ挙動 誇大妄想したことなんて 一度たりとも有りません 順番待ちのヒモ無しバンジー 落ちる落ちるは逃走経路 上擦る声は 肩を押されて落下する なんて綺麗な地獄絵図 >canopus様評価ありがとう 確かに言葉足らずだったかもしれませんね。 補足すると ドアの沈黙=来訪者が来ないことへの怯え ということです。
566 :
Canopus :02/04/07 00:00 ID:6OjLeeq8
>>551 yukiさん 合点承知しました。これは結婚式の集合写真(あるいはツー
ショットかな?)ですね。それがパズルの絵柄。結婚に至るまでの過程をパズ
ルをすることで表現していると。二人を取り巻く列席者が天使ですね。発想が
非常に面白いと思います。ただ、yukiさんらしいノイズが入り込んでいます。
胡椒はドレッシングには欠かせないものだけど位置取りとしておかしく感じる
し、ところどころ説明不足の部分もあるようですね。
>>552 閖さん 思索に溢れた詩です。終焉を迎えつつある世界像が見えてき
ます。これはあなたの創造した世界ではなく、多分現実のこの世界を表したん
だと思いますが、その描写もほしかったですね。なかなかいいと思います。
>>557 名もなき詩さん 雨にうたれて全てを浄化、消去しようとするあなた。
うーん、単一な心情描写と情景描写に終始していますね。それでいてこの長さ
なので、冗長な印象がありますね。心の叫びでアクセントがついているんです
が、それでも冗長さを消しきれていないようです。
567 :
Canopus :02/04/07 00:20 ID:6OjLeeq8
>>563 マリー・ドナラキアさん これは壊れているように見えて、非常によ
くできた構成ですね。三連目が特に好き。最後の結びも素晴らしいです。「詩
ってわたくしよ!」って、なかなか出ない言葉ですよ。ただ、「虚しくて/無
い世界からやって来たの」虚無のことを言おうとしたと思うんですが、これだ
け何とかして下さい。また、星マークをつけなくても、これは立派な詩として
通用すると思いますよ。
>>565 スティールメイデンさん おお、この二連目はいいですよ。いいレト
リックです。ただ、ややテーマから外れているところが残念。三連目以降は奈
落へ落ちていく同じ顔の男たちを一貫して描いていますね。今回は大丈夫。イ
メージが湧きますよ。最後の一文でスッとまとめるのがあなたの手法なのでし
ょうが、幼子の描写や逃走経路の描写などもっと書き込んでもいいように思い
ました。
今日はここまで。
568 :
can :02/04/07 00:36 ID:???
どの方も純で有れば素敵だと思います 昔の気持ちであれ今であれ、その時々に切に感じた事であれば、 生の声なのだと思いますし、それぞれが自分のためなのではな いかと言う気もします。通りがかりで申し訳ありませんが。
569 :
ぷー :02/04/07 00:42 ID:xFZSZQsd
>canopusさん
批評ありがとうございました。
>>479 書いたぷーです。あの詩は色々形を変えれるんですが
私的には1回書き上げるとイメージが固まってしまって
途中だけ変えるとかできないんですよ。。最初と最後だけが言いたい事っていうのがあったので。
他の詩を載せます。ゆっくりでいいんでまたみなさん批評お願いします。
金木犀が香る。
ただそこにある青空を
なあなあとまあまあと見てる。
手を服に擦る癖。
唇の動きがスローモーションに映り
あの娘は呼吸をしていない。
「君にはなにもない」
ふつふつと時はすぎ
一瞬の瞬きが永遠にとまる。
また金木犀は香る。
傷ついて 立ち止まって 僕らは通り過ぎる日々を想う いくつもの夜に願った夢は 砕け散ってこの世界に 難しいことの繰り返し 分からない つかめない 決して交われぬ二人の恋 壊れていく僕の心 青い空の下 儚くも生きていく人々 束の間の夢と矛盾に溺れていく 流した涙の数だけ 強くなれるなんて そんなことは嘘だと叫んでいる 霞んだ瞳に映るものは 希望なのか? それとも どこか遠くへ旅に出よう 力尽きて 倒れるまで 誰かを信じる勇気が欲しい 抱き合おうよ 全てを捨てて 壊れるまで 傷だらけの優しさでも構わないよ 愛されることを知らず 死にゆくことなど怖くはない 騙しあうことにも慣れた たった一つ聞かせて欲しい 君の声で 僕の瞳(め)に映るのは 本当に君なんだね? 気付かせてよ 愛なんて幻想だって 戻りたい 戻りたくない 季節(とき)の中で 難しいことの繰り返し 分からない つかめない 決して交われぬ二人の恋 壊れていく僕の心 生きていくよ 死んでいくよ 例え君が消え去っても どこか遠くへ旅に出よう 力尽きて 倒れるまで 誰かを信じる勇気が欲しい 傷ついて 立ち止まって 僕らは通り過ぎる日々を想う いくつもの夜に願った夢は 砕け散ってこの世界に 抱き合おうよ 全てを捨てて 壊れるまで 傷だらけの優しさでも構わないよ
541のものです。Canopusさんありがとうございました。良い評価を貰えて、とても嬉しいです。
>>567 Canopus様
あら。てっきり馬鹿にされるかと思っていましたのに。
ネタみたいな詩ですけど、おっしゃる通り、これでも真剣に
書きましたの。見抜いてくださって嬉しいですわ!
ですけれど、わたくし、ポエムって、どうもわたくしが思って
いるものとは、本質的には別のものなんじゃないかしら、って
そんな風にも思えてなりませんの。違いまして?
また書いてみますわね。その時はどんな批評をしてくださるの
かしら。。。ああ、胸が躍りますわ!
それでは本当にどうもありがとうございました。
さらに精進いたします。
573 :
御伽 :02/04/07 02:51 ID:???
下に書いた黄泉蜉蝣も自分です。挨拶もせずに詩だけ書き込んでしまいました。 批評ですか、していただき有り難うございました。お疲れ様です。
574 :
御伽 :02/04/07 02:55 ID:???
僕の消された世界はもう何事もなく廻り続ける 季節は過ぎ愛した君の中からも消えていく… 腐食してゆく躰は棺の中独りきりのまま 棺桶から覗く景色はまるで異国の様…
Canopus様 批評ありがとうございました その他の方々もコメントありがとうございました cocco好きです まだまだ未熟なのか、たまに影響が現れてるみたいです 指摘ありがとうございました
解毒の水 何時の日からか僕は毒に冒されていた 蝕められた醜い野卑な顔 水気を失う無邪気な素肌 乾いた布が顔を覆う 浴びることのない 器からこぼれる解毒の雨 聖職者は一人それを飲み干す 直視不可の目眩めく鏡 「私は仮面を被った善人なのです」
577 :
an :02/04/07 04:20 ID:???
他の人も評価お願いします。 恐怖を怒りに変えることすら出来ないでいる 腐った自我の崩壊を求めようともしない あまりに無気力な身体に宿る 不健康な眼光、その先で それでも夢を見ることを止めない自分がいる その姿、あまりにも惨めで早く自分を消し去りたいと願うも やはり無気力な自分が足を引っ張る結末 弱りきった様に見える我が手足を、いや、手足すらを この不確かな目は 安易に同じ視点のまま僕を終末の幻想へと導いていく。行くんだ! 唯、ここに、広がって行く僕だけを置いて・・・ 再生の唄が聞こえる ーミズアレバオマエノノドハウルウダロ ーカゼフケバオマエノナミダカワクダロ ーツチアレバオマエノカラダイエルダロ この不確かな耳を持って今、かすかに聞こえる外界の唄、唄、唄!! ーミズアレバオマエノノドハウルウダロ ーカゼフケバオマエノナミダカワクダロ ーツチアレバオマエノカラダイエルダロ 木漏れ日から見えた夜空 希望の光いつまでも。そうやってそうやって・・・。 何度も口ずさむ再生の唄 ずれて行く視点が「今」を変え、僕は其処にあるモノに手を伸ばした ーミズアレバオマエノノドハウルウダロ ーカゼフケバオマエノナミダカワクダロ ーツチアレバオマエノカラダイエルダロ まだ、この先は聞こえない・・・。
「モノクロ」 今日も空は灰色 肺を満たすガスは そこから取り入れられる とてもクリアーとは言えないけれど それが私の原動力なの 今日も外は白色 剥き出しの肩に積もる空気は それにならって濃霧のよう とても軽くはないけれど それが私を立たせるの そう 深さはちょうど私の膝を掴むぐらいで 小岩は転がされ 魚はとてもいられないような そんな流れを持つ誰も知らない川 私はそこに 根を張りたいの 花は咲かない 実もつかない けれど それが私を生かしてくれる いつか花を咲かせるわ それが枯れても いつか実を実らせるわ いつの日か 今日も空は灰色 今日も外は白色 視界は黒で全開 でも それでいいの 題名っていつも思い付きません
579 :
閖 :02/04/07 06:01 ID:???
「悲況」 悲しい事を忘れたくて何度も泣いた 何度泣いても忘れられない 悲しくて悲しくて 今すぐに逃げ出したくて 窓を開け放ち身を投げた 両手に降り注ぐ雪を握り締め 白く霞んだ街に舞い降りた天使に請う 「どこか遠くへ連れてって」 頭に積もる雪を払い除けて無言で頷く天使 冷えきった手を取り小さな羽を広げる 小さくなる雪の街に手を振り 灰色の雲の上まで辿り着く 太陽に照らされた天使は徐々に姿を無くす 最後に見た天使の顔は笑っていた 目覚めの瞬間は早く訪れ 群がる人々を振り払い 頭の中を駆け巡る痛みを堪えて部屋に戻る 手首に当てたナイフを滑らせる事は無く 頬を伝う涙を拭う事さえ出来ずに崩れ落ちた 床を転がるナイフは涙のせいでぼやけていたが やがてそれさえも見えなくなり再び深い眠りに落ちた
580 :
名前はいらない :02/04/07 15:20 ID:t1EWHIqG
ふと気
>>576 自分を貶めたたいのか、何をしたいのかわからない。
一連目は自己卑下なのに、二連目の「無邪気」「素肌」などは
どう考えてもプラスイメージ。
伝えたいイメージと言葉が合ってないのでは?
>>577 計算された言葉と口語が入り混じって違和感ありまくり。
もう少し文体を整えた方が良いのでは?
半角カタカナも連続で3度も乱用すると、伝えたいことが薄れていきます。
あと「不確かな○○」という表現は良いけど、使いすぎるとやはり受ける印象が薄れてきてしまいますね。
>>579 「悲しい」以外、貴方の感情が何も伝わらない。
何も伝えたいことがないのなら問題はないんですが。
>Canopus様 ご批評のほどありがとうございますv最後、物足りないかなと思ったんですけど、其処からつけるとひょっとしたらごてごてしちゃうかも…と思ったんですよ。でもやっぱり膨らませたほうが良かったのかぁ…そうかそうか。 お忙しいところすみませんが、またよろしくお願いいたします。 >an様 そう言って下さって嬉しいですv拙い詩を読んでくださってありがとうです☆
583 :
うたた寝死人 :02/04/07 16:52 ID:jfzh4FKI
「あなたに在る冬」
久しぶりにあなたを訪ねた
チャイムを押せど返事はなかった
鍵は昔と同じ所に
扉のうめきも変わりはなかった
あなたはひどく驚いてから
相好を崩し迎えてくれた
抜け落ち薄くなった眉で
小さくなったその身体で
ラジオの音が大きかった
テレビの音も大きかった
あなたはよく聞き返した
至極当然といった風で
積もる話 あなたはしていた
私は頷き聞いていた
「あれ」や「それ」ばかりが出てくる
難解語に肩 寒くして
あなたの背後にひたひた迫る
死の輪郭が鮮明さを増し
使い果たした時の流れと
刻まれゆく老いがそこに在った
無邪気に皺を寄せるあなたの
諦念に 悟りに 受容に
私は言葉 探せずに
頭(こうべ)を深く垂れて 家を背にした
>>578 小心者なゴミ箱様。
4,5連の考え方が好きです。ああ、でも7連で咲かせて(実らせて)しまうのですか・・・?
(否、その事自体が問題ではなく、5連で否定していただけに一寸。)
小心者なゴミ箱様の世界は私好み(勝手に申し訳ない)な気がするだけに、
もっとあれこれして欲しかったように感じます。
もう20分、時間をかければもっと良くなったのではと思うのです。偉そうに失礼しました。
>>558 Canopusさん
批評ありがとうございます。コミック詩ですか。どうも自分にはそのフレーズが付きまといますね。(笑)
3日前にたまたまネッちゃんのスレッドを読んで刺激を受けました。それで今回ちょっと壊れてみようと。
構成の問題…そうなんです。自分でも同じ箇所が引っ掛かったのですが、いかんせん実力不足。
出てこないんですよね。(悲) まあでもブラボーもらったし、今の力はこんなものです。
いつかパーフェクト取れるようにがんばります。
あの、失礼ですが、レス 一続きで表示させる方法ご存じないのですか?
>>542 >>543 とされていますが
たとえばレスa〜eまで表示させる時は >>a-e と書けば
レスabcdeだけを表示させる事が出来ますよ。
こんな感じです
>>542-544 それではこれで失礼します。批評頑張ってください。 空空漠漠
>>566 Canopusさん 午前0時ちょうどのレスだ。
ありがとうございました。
>説明不足
もう少し長く(説明的なものを取り入れて)再度訪問しますのでよろしくです。
>>583 イイと思うけど、一連目の「チャイムを押せど」という言葉だけ浮いてるような気が。
他の文体とあってないのでは?
それから5連目の「老い」というストレートな言葉はどうかと…。
他は上手に比喩を使っているのに、そこでストレートに出してくると、ヘン。
漠然と知らしめるほうが印象に残るのでは?
587 :
Canopus :02/04/07 20:40 ID:jiVtW7Yf
こんばんわ。今日はもう一人批評家さんがいらっしゃるので、今日書き込む人
はラッキーですね。では、始めましょう。
>>569 ぷーさん 一瞬の時の流れを金木犀の香りの狭間で表現していて、い
いですねえ。静かな時の流れを表現するのには成功していると思います。しか
し、突然のストップ・モーションとそのきっかけについては、もっとはっきり
描写した方がいいのではないかと思いました。
>>570 さん 丁寧に書き込まれていると思います。がしかし、テーマやレトリ
ックなどについては、目新しいものはあまりないように感じました。真摯な感
じはよく表現されているんですけどねえ。真面目な方なんだなあと思いました。
>>574 御伽さん =黄泉蜉蝣さんでしたか。それは気付きませんでした。さて
これは断章ですね。一連目は実は私の好みのテーマなんですが、一連目と二連
目で微妙にズレが生じているように感じました。
>>576 スティールメイデンさん 最終の二行を言いたかったんだと思うんで
すけど、それに至るまでの過程がやはり説明不足だと思います。解毒の水がい
ったい何なのか、その水が結局どうなったのかなど、意味が掴めませんでした。
聖職者も唐突ですしね。
「きっかけ」 まぁ。このお方ったら、何をもじもじしていらっしゃるのかしら? 殿方のくせに、女のわたくしのほうから話をさせるおつもりなの? しかたがないわ。えーと。えーと。 「ご趣味はなんですか? え? 音楽ですか。それはまた素敵なご趣味ですわ。 どのようなものをお聞きになりますの? そうね。わたくしも音楽は好き。 バッハとかシューベルトですわね、わたくしが好きなところは。 あなたは? モーツァルト? それともベートーベンかしら? R.シュトラウス? ショスタコーヴィチ? それともジャズかしら? それともビートルズかしら? レッドツェッペリン? セックスピストルズ? それとももっと商業的なロック? ヴァンヘイレン? MR.BIG? まさかマリリン・マンソンではありませんわよね? ごめんなさい。 一人で喋りすぎましたわね。どうぞお話しください。 え? じぇい・ぽっぷす。。。なのですか? それとアフリカの伝統音楽。。。? よろしいご趣味ですわね。 わたくしもそれ、大好きですわ。」 ちっ。 わたくしが西洋音楽についての知識をひけらかしたっていうのに にこにこ笑って、感動さえしていないみたいだわ、この男! つまんない男。。。 でも、結婚してみようかしら。 考えてみれば、 わたくしが殿方とこれほど話せたことって、滅多にないんですもの! 相性がいいのだわ、きっと!
589 :
Canopus :02/04/07 22:06 ID:jiVtW7Yf
>>577 anさん うーん、そうきましたか。私がやってみてもいいですか?
世界の全ての悪意にうちひしがれて
引き裂かれたままの心 部屋の片隅で
膝を抱えていた 力を失ったこのぼくの両手
このまま何年も何年も こうしているつもりだった
しかし焦点のぼやけた視線の向こう 心の奥底に
ススキの揺れる草原を彷徨う自分を
旅の終点を探す自分を見ていた そして地平線の
彼方から 懐かしい声が聴こえる 今となっては
もうぼくのものではないこの耳に 再生の唄が届く
――水アレバ オマエノ喉ハ潤ウダロウ
――風吹ケバ オマエノ涙ハ乾クダロウ
――土アレバ オマエノ体癒エルダロウ
優しい低音に導かれて ぼくはそっと顔を上げた
まだ 何も見えない 何も感じない そんな心で
呪文のように その唄を繰り返して
――水アレバ オマエノ喉ハ潤ウダロウ
――風吹ケバ オマエノ涙ハ乾クダロウ
――土アレバ オマエノ体癒エルダロウ
再生の唄
その先は まだ知らない
失礼いたしました。
590 :
Canopus :02/04/07 22:57 ID:jiVtW7Yf
>>578 小心者なゴミ箱さん 力のある方だと思います。作者の微かな強さが
表れています。ただ、四連目は調子を変えないとそのまま読んでしまいそうだ
し、あと「黒い視界」も唐突ですね。そこらあたりが気になりました。
>>579 閖さん うーん、イメージは湧くんですが、夢の情景がありきたりで
すね。「川の向こうでおばあちゃんが呼んでいたけどこわくて行けなかった」
みたいな。夢の中で生きようと決心するように仕向けては。ナイフの描写も唐
突だと思いました。
591 :
碧谷 ◆T5I/FREE :02/04/07 23:06 ID:f/vRTbRZ
目覚めたばかりの私の隣に、まだ眠っている貴方がいる。 ただ、それだけの光景。 ありふれたいつもの朝。 けれど貴方の寝顔を見る私の胸の真ん中で、 幸せの波打つ音。 ああ、こんな朝が毎日続きますように。 どんなに刺激的な日々よりも、平凡な日常が素敵だと思うから。 小さな私の小さな想い、 小さな幸せを望んだ。
592 :
Canopus :02/04/07 23:27 ID:jiVtW7Yf
>>583 うたた寝死人さん これは、誰かモデルがいそうですね。いわゆるプ
ロが誉める詩だと思います。じっくりした視点とテーマで、丁寧に書き込んで
いますね。細かい推敲をして商業誌に投稿したらいい線いくのではないでしょ
うか。私は「難解語に肩 寒くして」に違和感を感じました。
>>584 あたた…。またあなたでしたか。いや、私は口調こそ丁寧ですが酷評
の部類に入りますので、「ブラボー」はかなりの褒め言葉のつもりだったんで
すよ。テクニック御伝授ありがとうございます。今度使ってみますね。
>>588 マリー・ドナラキアさん おお、これは姫君、ご機嫌麗しゅうて何よ
りでございます。さて、おそれながら小生が拝見させて頂きましたところ、会
話の導入部分、大変面白うございました。会話の内容も特に問題はございませ
ぬが、「西洋音楽についての知識をひけらかした」という部分のみはいただけ
ませんな。いま一度高貴なお言葉で書かれては如何かと存じ上げます。姫君に
は今後とも伸び伸びと電波ピリピリと健やかにお育ちあそばれることをお祈り
申し上げますが、なにとぞこの年寄りのたわ言もお耳にいれて頂ければ幸いと
存じます。
593 :
御伽 :02/04/07 23:30 ID:???
今宵の月は真に綺麗で 見とれるだけで気がフレた 悪しき者と正しき者が入り乱れる様いつからしか 狂い咲いたカオスの華ハードコアな夢に溺れた 何も感じていませんだから?人の目は気にしません別に これと言って何も無いけれど いつでも死ねる様に 悔いぬように生きることは難しくて 触れてみなくては解らない無理してでも Metamorphose 殺して!生まれ変わり直すから 愛して!それか無理矢理 犯して 鏡が映し出す己 愛せるよう 飛びたい今度こそはあの空へ 繰り返すそれぞれの思いや何処へ行くのか これで終りと何度も呟いた何故に生きること止まない何時までも Metamorphose 着飾る事を捨てたその理由を 愛せる?変わり果てたその姿 何が見えた? 何を感じた? リアルを超えて夢は覚める
「夜のカプリッチオ」 世の中所詮皆同じ 歩む速度は違えどいずれ変わらぬ道 瞼を閉じても分かる光 段々とスピードが上がってゆく 情けなく吹き鳴らす口笛は 縋りつく手を払いのけた 永遠にも見える道 大きな穴があることに気づかず進む 夜は愚か者達の宴よ はたから見るものの視線は冷たくとも 笑って踊って誤魔化して 終わりに近づいても歌うのをやめない 眩しい迎えの光に背を向けて あいつの呼び声にも耳を塞いで さあ最後だ 死神のコンピュータが弾き出した答えは
595 :
ni-na :02/04/07 23:49 ID:u/f2+YEZ
「おーい、おーい。」 目の焦点の合わない老人がしわがれた声で言う。 「あの少女は何故一人、街の崩れた情景で泣いているかわかるか?」 唐突に波打たれて私は 大事にしてたぬいぐるみがなくなったからだろうと答える。 「幼いだけの理由でか?」 老人はガムを噛みながらしゃべるように繰り返す。 「自己実現をもできぬ少女が泣く理由なんてほんとうは無いのさ」 唾が垂れる。 じゃあ聞くなよ。なんて言おうものなら きっと老人は真っ赤に顔を火照らせ下世話な言葉を吐くだろう。 「世界と向き合うのに妄想を想像に変える時が来たんだよ」 もっともらしい事を言ってその場を離れる。 ふと 頬に何かがつたう。 幼いだけの理由でか? 振り返るも老人は何も言ってはくれない。 足元が崩れ落ち したり顔のわたしはあの少女になれずにいた。
>>592 Canopus様
あら! おっしゃられてみれば、そうですわね!
あそこだけ、わたくしらしからぬ表現になっていましたわ。
鋭いご指摘、とても参考になりました。
長い駄文を読ませてしまうことが心苦しかったのですけれど
雄々しいレスをいただき、この心も雨上がりの朝のように
晴れました。また、よろしくお願いいたしますわね。
それではごきげんよう。
>>597 まぁ! 雑談になりそうなので気が咎めるのですけれど、
これだけは言わせていただきますわ!
最近、わたくしトルストイに夢中なのですけれど、
トルストイなんて、ビックリマーク使いまくりですのよ!
なによりわたくしは貴族というよりは電波貴族なんですの。
そこのところをおわかりになって、ね?
>>598 m(_ _)mデンパトハシラナカタ
600
601 :
シーバ :02/04/08 00:17 ID:???
Canopusさん、毎回評価ありがとうございます。 ご指示どおり、今度は自分なりにテーマを変えて書こうと思います。 その時はどうかまたよろしく。
長い夢の中で いつも私は泣き叫ぶ 視界に焼きつく酷い絵をみて 正視するのも辛い色に染まったリアルな光景 皮肉な哲学者と芸術家はそれを見て 満足の涎を垂れ流す いつか貴方は微笑むでしょう 絵に入れない僕を見て でもその笑みは皮肉のカタマリ 見世物みたいな僕の顔 汚れた鏡を磨いてみると 彼女と同じく汚れた顔が目に付いた 同じ絵の中にいることに気付かなかった僕 また涙を流す
603 :
Canopus :02/04/08 00:50 ID:hi37k1DU
>>589 に自分で批評。第一連が弱いね。代名詞多し。書き直し必要だね。
>>591 碧谷さん えー、私はその幸せを手に入れているんですが、面白い時
もあれば、大変な時もありますねえ。ひょっとして詩板で妻帯者は私だけ?
何だか不安になってきた…。詩のコメントがまだでした。綺麗です。でも、そ
れ以上の感慨はこの詩からは浮かんでこないようです。スケッチとしてなら、
よくできていると思いますよ。
>>593 御伽さん おお、いい感じで気がフレてますね。異質な言葉、意味不
明なセンテンス、確かにどうかしちゃってます。おかげで詩の内容がよく解り
ません。ただ、言葉の響きがいいので、無理に意味を汲み取らず、言葉の中に
漂うことにしました。なかなか気持ちよかったです。もっと壊してもよかった
かも。
>>594 心地よいおむすびさん 結構文章をブッた切ってますね。独立した八
行+最後の一行の構成、という印象をうけましたね。もちろん通して読んだ方
が意味は通じるのですが。うーん、これだけの短い詩ですから、冒頭から終末
を匂わせた方がよかったかもしれませんね。
>>595 ni-naさん これは好きですねえ。過不足ない描写、微妙に(あるいは
盛大に)噛み合っていない二人の会話。その不条理さ。結局何一つ答えは出て
いないんだけど、納得させるものがあり、懐が深いです。情景も目に見えます
ねえ。ポール・オースターの『最後の物たちの国で』の会話みたい。
今日はいい詩がたくさんで楽しかったです。ありがとうございました。
604 :
ぷー(ni-na) :02/04/08 01:33 ID:LTU2l3h0
>canopusさん
ありがとうございます。そうですね。確かに
>>569 は突然終らせてしまったというか
あの娘は呼吸をしていない。の後がどうしても詰まってしまって
中途半端に終らせた感ありなんですよ。
今度はちゃんと仕上げてまた書きたいと思います。
ちなみに
>>595 も私なんです。
急にバーっと思いついた詩でしたので、名前を別名のままで
書き込んでしまいました。こちらは誉めていただいて嬉しいです。
ポール・オースター氏は知らないのですが一度読んでみたいですね。
>>385 Canopusさま
ご批評、ありがとうございました。
お礼が遅れて申し訳ありません。
>やや思い付きで書いたような印象を受けましたね。
いえ…実は、何年も前に書いて、何度も何度も加筆や削除を
繰り返した駄作なのです。
ただ、煮詰まって煮詰まって、どうしようもないので、思い
切って誰かに読んでもらおう、と思ったので…それを指摘さ
れたようで…恥ずかしい限りです。
実際、自分でも引っかかる箇所はあるのですが、それをどう
変えて良いのか分からないので…。
本当に未熟で情けない限りです…ハイ。
精進あるのみ、ですね…(泣
606 :
mixi ◆mixiK.U. :02/04/08 02:01 ID:v+Gz2Gfh
「冷たい指先」 桃色の風が吹く桜の下で 貴方は私の手を握り 「ぷよぷよして赤ちゃんの手みたいだ」と言った ほめられているのからかわれているのか判らなかったけど その後貴方は私の手を くりかえしくりかえし意味も無く でも嬉しそうに握りしめた 私はすごく嬉しかったけれど その度にどぎまぎしてしまい 緊張のあまり指先はどんどん冷たくなってしまって 赤ちゃんのような手からは遠ざかってしまうので もう 貴方に握りしめてもらえないんじゃないかと怖くなった その頃の私は貴方の気持ちを信じきれていなかった そのまま信じきれずにいたら こんなつらい思いをせずにすんだのに
>>586 名前はいらない様。
つい文の短縮の為古語もどきを使用する癖をつかれてしまいました。ご尤もです。
「老い」をまんま持ってきてしまったのは、何だか文全体が・・・平坦な気がして、
どこかに強い言葉を入れたくなったのです。浅はかな考えが裏目に出たようで。
>漠然と知らしめるほうが印象に残るのでは?
そうですか。↑だけでなく、本当に勉強になりました。どうもありがとうございました。
>>592 Canopus様。
過ぎたお言葉、ありがとうございました。地味過ぎるだろうかと結構不安でした。
>「難解語に肩 寒くして」に違和感を感じました。
う・・・。恐怖感の混じった寂しさをなかなか表現できませんで。もっと考えます。
今日もお疲れ様(←毎度のことながら失礼!)でした。本当にありがとうございました。
608 :
御伽 :02/04/08 03:14 ID:???
凌辱に芽生える悦を解剖するから おいで 魅惑の芳香を漂わせた禁断の食材を今 自虐の美味に酔いしれていた異形の欲望が 肌の上に堕ちてきた言話は麻酔のような作用を与えて 美辞麗句に傀儡されてこみ上がる物に耐える 躯が受ける感触だけが今は現実の物 ヌラヌラと女の妖しい匂いをまき散らしたのはキミ ゆっくりと手をとられてブシツケな視線が絡みつく 躯はキミの瞳に捕らわれ小さく声を洩らした 痺れる甘美感細かくざわめき立ったインワイな光景の中溶ける まだ踏み込んでない領域をうかがう眼差し濁りがある 重く甘い息苦しさ乾いた唇から声がかすれ出る 嬌態さらし 中指奪う 理性は毒の美味知らず 夜の調べに堕ちる美声は続いた剥がれ落ちる幼さ やがて紅蓮い花はさらに朱を帯び舞った 喪失感に盲む何も知らなかったアノ頃が遠い日のように想えた
609 :
kanon :02/04/08 08:08 ID:gO5Bz6E7
「食事」 人間のみが至れる 極の情 痛みが体内を穿ち抜く 冥き虚に耐え 繋ぎ止める甘美な蔦は 引き剥がせない重い鎖 自ら躊躇い 己を憎むことなど これは償いだ 矮小な種の 哀しい知能と感情の償いだ そして全ての食事は 生きて詫びろと ただただ俺を責めたて 俺は精一杯皮肉を込める ・・・いただきます・・・ ※別に拒食症では御座いませんのでご心配なく(笑
610 :
名もなき詩 :02/04/08 14:46 ID:Nz39WSWQ
canopusさん、結構厳しい評価をしますね・・・
611 :
マリー・ドナラキア ◆O51iE5NQ :02/04/08 15:21 ID:xHVlUFF0
「架空の森」 あの空を駆け回りたいの 翼の生えたエスカルゴに跨って... そう呟いたわたくしに 「ブッ!」はないでしょう? それは笑い声ですの? それとももっと下品な何か? 書かれたものだけの世界では あなたのお顔が見えないわ どんぐりの森に飛び降りて メルヘン☆を探しましょう ふぅわりと地上に足を着いて 神の園にあるどんぐりの森で どんぐり拾いをしましょう どんぐりを拾って遊びましょう 食べられないし触ることもできない 詩神(ミューズ)のどんぐりを拾いましょうね この世から身体が亡くなれば どんぐりの森にわたくしはいます そちらからお手紙は届きませんわよ 御生憎様! わたくしの肌はいつまでも若くて 太陽の色をしています どんぐりの森から わたくしのエスカルゴが消えてしまった! でも大丈夫... あなたがまた「ブッ!」とおっしゃってくだされば それでわたくしは戻ってくることができる それは本意ではないけれど それでは何も変わらないのだけれど どんぐりさん わたくしに勇気をくださいませんこと?
「ブルー・マンデー」 午前5時 鳴り響くめざまし時計 寝ぼけ眼をこすり ぼやけた意識の中仕度を整える 何の変哲もない月曜 一週間の始まり いつもの飲み友達が集う 会社の昼休み 何気なくフェンスに寄りかかり 下を見下ろす ふとよからぬことが頭をよぎった 馬鹿げた仕事を終え さらにつまらぬ得意先の接待 気に入らぬ狡猾そうな 太り気味の男 トイレの中鏡の前で大きなため息を一つ 情けない帰り道 あてどなく歩いて行き着く先はドブ川 水面に映る見慣れた男の顔 思わずのけぞる このまま飛び込めば楽になれるだろうか 哀愁のブルー・マンデー
613 :
God of 「D」 :02/04/08 16:04 ID:gMU7w6hO
『永遠の夏』 坂を上りきったら あの海が見える いつか君を連れて来ると言った ずっと僕の中で立ち止まった時間 僕たちが積み重ねた 一秒一秒が ただ別れの瞬間だけにむけて 過ぎていた時間だと 微かな自虐の中 まだ振り返れずに 夏は逝く 忘れろと言うように 激しく 夏は 坂を上りきったら あの海が見える いつか君を連れて来たかった 汗をかいて 僕はただ、のぼる 君のいない永遠の夏
>>606 ストレートな詩だな。
最後の三行は余分な気がするが…?
他のヤツの意見も聞きたいところだな。
ついでに、もっとスマートに書けんもんかな。
>>608 少々言葉に振り回されている気がするな。
カタナカを上手に使っている…つもりになってるだけで、実は逆効果。
いっそ漢字で通してしまった方が良いな。
>>609 純粋に「食事」だというなら、犬も猫も同じでは?
書きたいテーマはおもしろいと思うが、表現が甘い。
>>612 すごく共感しやすい詩ではあるが、心には残らない。
もっとあっさりと流されてしまう詩。
可もなく不可もなく…といった感じが…。
>>613 ちょっと季節外れ。
その季節に感じるものがあるんだから、発表する時期を考えるのも大事では?
最後の「永遠の夏」は意味不明。
唐突すぎる。
615 :
空条条太郎 :02/04/08 17:34 ID:Q+K4Z0IR
おラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオらおラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオら おラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオら おラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオら おラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオら おラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオら おラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオら おラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオら おラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオら おラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオら おラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオら おらあああああああ
616 :
あそぶ :02/04/08 17:34 ID:DFx6yXE1
愛してる 好き ありがとう ごめんなさい 云いたいのに 伝えられたくて 言葉というカタチでは 不十分な気がして どうすれば良い?? こんなにも、 感謝しているのに 同じひとつの言葉の枠に 嵌めてしまえるモノではない気がして ただ、 抱き締めたい 何も云いたくない 想いが変わりそうな気がして ただ そっと寄り添って 口付けたい もう 永遠に離れないように 離さない様に 繋いでくれていいよ
>>614 マイナスイメージの評価だね。予想はしてたが・・・まあ人それぞれだかんね。あんがと。
>>617 この板の住人は心優しい人が多くて、厳しい意見を言うヤツが少ないから、あえてマイナスの部分ばかり言ったまで。
プラスも同時に言えばいいんだろうが、それは別のヤツに任せとく。
でも今回だけ特別に褒めるとすれば、「良い詩」だと思うぞ。
男の悲哀を物悲しくもどこか滑稽に描いているのは、面白いと思う。
意外にこういう詩は少ないからな。
621 :
kanon :02/04/08 18:23 ID:VkdAiBmS
>>614 う〜ん、確かに上手く伝わらりませんでしたね。
テーマは「食事に対する罪悪感を持つことが出来るのは人間だけ」
ということなのでタイトルが少しまずかったですね。
表現は言うまでも無く修行不足です。
有難う御座いました。
622 :
619 :02/04/08 18:23 ID:???
623 :
620 :02/04/08 18:25 ID:???
625 :
620 :02/04/08 18:37 ID:???
>>618 おむすびさんに同意
でも折角だから名乗ってみては? 批評家ネームつくればどうでせうか?
逆恨みな叩きとかここじゃ相手にされないから大丈夫だよ
626 :
某コテ :02/04/08 19:16 ID:???
「ルナティック・ガーデン」 この自由な場所で また一人羽を広げる その羽を虫食むことさえ許された この自由な場所で 人はカオスとロウに分かれ 争う中で 統べる者のいない中 ただ時は流れていく そんな自由な時の中 静かに反転する属性 人が人と接し 揺れる孤独の中で 今 その温もりさえ忘れ やさしい人は変わり果て 憎しみ増幅させては相手に返す 人は強者と弱者に分かれ 争う中で 統べる者のいない中 ただ時は流れていく そんな自由な時の中 静かに反転する属性 人が人と接し 揺れる孤独の中で 今 その苦しみさえ忘れ 荒れ狂う人は変わり果て 優しさ増幅させては相手に返す 人は何かを返す者 そう流されたときに ふと気づくことが出来たなら もう何も怖くはない いつも変わらないあなたが そこにいるから いつでも私を取り戻すよ そんな自由な時の中 静かに取り戻す属性 この自由な場所で また一人羽を広げる その羽を虫食むことさえ許された この自由な場所で
627 :
Nothing :02/04/08 22:04 ID:YIua511D
翼を捜すことにした春 なんの不安もなく、ただ何故の答えを探していた 翼を手にした夏 全てを手にしたと、幻想という魔法にかかっていた 翼を休めた秋 やがてくる冬に怯えながら、瞬間を楽しむ刹那 翼を隠した冬 現実、理由、代償、悪意、それらを前にした時の自分の脆さ そしてやがて来る春を待つ長い沈黙
>626 真女神転生思い出した。
631 :
Canopus :02/04/09 00:37 ID:HeJ9bGSf
こんばんわ。
>>602 スティールメイデンさん えーとですね、「絵」が鏡の中の世界なの
か本当の絵なのか解らなかったです。前者かな。彼女は憧れの対象なのかな、
それにしてはあまり魅力的に感じませんでしたね。全体的には、イメージの統
一が今一つなのかなあと思いました。酷評ですみません。
>>604 ぷー(ni-na)さん おお、そうでしたか。いやね、
>>595 は私のツボに
入ったというやつでしたねえ。大好きです。
>>605 mixiさん うわっ…。どうもすみませんでした…。不用意な一言が人
を傷付けるんですね。何とお詫びを言っていいのか…。
私なりのお詫びです。Canopusバージョンを贈ります。
『夕焼けの中、ふたり』
もし背中に大きな白い翼があったら
鳥の視線で
あなたの歩む道に あかりを灯す
もし菫ほどの小さな人になったら
子猫の視線で
あなたの 頬につたう涙を拭う
そんな夢を
みたこともあった
でも 私にあるのは
人間の視線
ちょうどあなたの肩の高さ
少しだけ顔を上げて
まっすぐにあなたの瞳をみつめ そして
目を閉じて そっと寄り添った
本当にごめんなさい。
632 :
Canopus :02/04/09 01:08 ID:HeJ9bGSf
気をとりなおしていきます。
>>606 mixiさん ふふ。一、二連目の情景が好きですねえ。いいと思います。
三連目もいいんですけど、もう少しスリムにできそう。それ以降はエッ、とい
う感じですね。ストンとあっけなく終わってしまった印象でした。
>>608 御伽さん こういう詩は結構好きなんですけど、言葉遣いのアンバラ
ンスがあるようですね。あっ、これは名無し批評家さんと同じだ。あとね、最
後の一行は不要かもしれませんね。どうしても入れるなら女性の側の心情を入
れてみては如何かと思いました。
>>609 kanonさん こないだは御批評どうもありがとうございました。食べる
事による罪の意識ですね。あっ、答え書いてあった(笑)。同じテーマの詩が
茨木のり子かな、石垣りんかな、あったと思います。父も母も食べて生きてい
く詩でした。そうですね、表現としては三、四連目がネックかもしれませんね。
633 :
Canopus :02/04/09 01:29 ID:HeJ9bGSf
>>611 マリー・ドナラキアさん やあ、姫君。こないだの口調は疲れるので
やめにします。えーとですね、ちょっと情景描写が寂しい感じがします。森を
もっと賑やかにするもよし、どんぐりにこだわるなら色んなどんぐりを登場さ
せたり、どんぐりを擬人化させたり、様々なバージョンがあると思いますよ。
>>612 おむすび@死の淵さん 今日は私もブルーです…。さて、下を見下ろ
す行為が二回出てくるので、ここを利用しない手はありません。そこに映る像
や心の動きを工夫すると、いいリズムが生まれそうだと思います。
>>613 God of 「D」さん うんうん、構成をいじくりたくなる詩ですね。
私だったら、坂をのぼる行為をメインにすえて、夏の暑さとまだ見ぬ海のイメ
ージを絡めます。んで、三、四連目は(ここを書きたかったのかもしれません
が)思い切って省く。なんか楽しめそうです。
>>631 Canopusさま
も…申し訳ないです(汗
駄作を出してしまった私が悪いのに〜(汗汗汗
えぇっと、本当に気にしないでください。
(とか言いつつ、素敵な詩を頂いて、ラッキーとか思ってる私も
いたりします(笑) )
同じテーマでもまったく違った作品になってしまうのが「力」の
差、なんでしょうねぇ(哀
どうか、どうか、本当にお気になさらないでください。
いずれまた、同じテーマの詩を書きたいと思っていますが、その
時はまた厳しいご批評をお願いします。
>>632 の批評ですが。
毎回毎回思うのですが…どうしてこちらが「まずいなぁ」と思
ってる部分を、鋭く指摘なさるのでしょう(苦笑
頑張って、精進いたします。
635 :
Canopus :02/04/09 01:38 ID:HeJ9bGSf
すみませんが、今日はちょっとサボります。ここまで。 おやすみなさい。
636 :
碧谷 ◆T5I/FREE :02/04/09 01:44 ID:dIzLVNwG
>Conopus様 今回もご批評、ありがとうございました。なるほど、何か感情を与えるものがないですね。あの詩(==;) 綺麗で終わるだけじゃダメなんですよね… では今回も一つ書いて見ました。色々吟味したつもりではいるのですけれども… ―――――― 月物語 凍える水面の上に 光と影を落とす 月よ 震わす夜の輝き 見つめて 生まれたばかりの闇を投げ そっと口づけして何願う? 新しい景色に 身は慣れないまま幾夜を過ごし 眠れぬ素肌の上を滑らす 哀しく響いた旋律を 絡め取る指先 髪を揺らす 抱きしめた 孤独の躰に 崩れゆく 自身を感じて 行き場なく 叫びを上げても あの空に届かない 隠すべき月 私だけに降りて 囁きを返し 瞳を濡らすの 罪深き月 何も手にできない 寄り添う光に視線を投げたら 只 堕ちていく 一時の戯れが 壊れかけたものを繋いで 無情な流れをいつも辿るよ 例え 幾月が過ぎるとも この闇を今でも埋められない 移ろった窓辺の空気は 変わらない季節を見つめる 私だけ刹那の余韻で あの空に届けたい 隠すべき月 躰を抱き留めて 冷たい唇 何度も伝った 罪深き月 戻れることもなく 零れる光に涙を託せば 今 朽ちるだけ 抱きしめた 孤独の躰に 崩れゆく 自身を感じて 行き場なく 叫びを上げても あの空に届かない 隠すべき月 私だけに降りて 囁きを返し 瞳を濡らすの 罪深き月 何も手にできない 寄り添う光に視線を投げたら 只 堕ちていく ―――――― ど…どうでしょう?友人には多少なりとも好評だったですが、井の中の蛙にはなりたくないのですよ(TT) ちょっと何がテーマなのかわかんないかも(汗) お忙しいところすみませんがよろしくお願いします。
637 :
mixi ◆mixiK.U. :02/04/09 02:54 ID:JIHXlU2X
「初めての春」 あなたは その小さな身体に不釣合いな大きな赤いランドセルを背負い 今日 人生の一歩を踏み出した その歩幅はとても小さくて あなたにとっては何気ない一歩かもしれないけれど 数十年後に思い返せば それは人生の岐路であったと気付くでしょう 私に似て 不器用で不器量なあなただから あなたがこれから歩む道は決して平坦ではないでしょうけれど あなたはあなたの進むべき路を 誇りを持って歩きなさい あなたのためにしてあげられることがどんどん少なくなっていくのは 嬉しくもあり 寂しくもあるのだけれど 今でも力いっぱい抱きしめたいほどの愛情を持っている人が あなたの周りにたくさんいることだけはおぼえておいて あなたはあなたのために生きて あなたのためだけに傷つき 喜び 謳い 恋しなさい どうか あなたの未来にたくさんの愛と祝福があらんことを と 心から祈ります 心の底から 祈っています
>>636 「躰」この字を見るとガクトを思い出します。
640 :
名前はいらない :02/04/09 03:30 ID:nlqi0KsJ
学歴 社会的地位 金 全てが手に入る人生なんて 虚しい 欲しいものは 唯一つ 「求める心」 私は 満たされないまま 生きていたい
子供の頃 私は 鳥 でした あの 青く 無限に広がる空が 羨ましくて そして 今 私は 魚に なりました あの 深く 暗い 海の底の神秘に 心惹かれて
>640 確かに。現代社会では、 豊かさに溺れて心が貧困な人が多い。 金によって堕落していく。 幸せは金では手にはいらない。 何か可哀想だね。 金でしか幸せを買えない連中は。 私ならこの手で創りだすよ。 満たされた瞬間 手に入れた喜びと引き換えに 虚無感。 どういう事だろう、これは?
・・・こんちは。眠たいからあんまいいもんじゃあないけど、秀才の皆さん評価してね♥ 「火曜日、雨」 たたずむ駅のホーム 周りに人の気配はない よく似た疎外感 まるでインターネット 一人泣き濡れた蒼い月の下 無様な誕生日 どうせなら どうせなら このまま蒸発してしまいたい 誰もがオアシスを捜し求めてる 見つかるはずもないオアシス 自分の孤独 絶望 渇きを癒すため 所詮は皆坂道を転がり落ちるローリング・ストーン 火曜日、雨 それでも削れて消えるのは御免だ 大切なあいつを思って 翔べ
そうそう、今度から「おにぎり」だかんね。「おむすび」じゃなくてね。「おにぎり」だから。
645 :
シーバ :02/04/09 16:51 ID:???
『指先』 昨日はあんなふうに私を抱いた指先 今は煙草の煙絡み付く 明日は他の人を強く抱く指先 私 何気なく見てる 嘘つきで 優しくて 大好きな指先 貴方に包まれなければ生きていけない 壊れる程抱いて 時には溢れ出した涙を拭う指先 今は背中を向けて服を着る あなたの言葉よりも正しく響く指先 私 独り占めしたい 罪深く しなやかで 大好きな指先 私を裏切っても構いはしない 壊れる程抱いて 無邪気で 意地悪で 大好きな指先 今夜も馬鹿な女が遊ばれるだけ それでも良い 抱いて
646 :
都立家政 :02/04/09 16:56 ID:WqNvM/PM
>恋関係ALL ホント、オマンチックなロマンチックだなー、 乙女かよっ(さま〜ず三村、 演歌かよっ、 ヽ(´Д`;)ノ
647 :
批判家 :02/04/09 17:51 ID:???
コテにした。
>>627 タイトルつけた方が、詩に深みが出るんじゃないか?
翼が何の象徴(比喩?)なのかよくわからん。
ラスト2行の「現実、理由、代償、悪意」の単語は唐突すぎないか?
>>636 不倫か近親相姦の詩だな(多分)。
3連目の「あの空」というのは何のことだかわからん。
月は空に浮いているものなのに、空に叫びが届かない?
他の連やリフレインにも出てくるが、月と空の位置関係を整理した方が良いと思うが。
>>637 そういや入学式の季節だな(藁
子供がいたとは意外。まぁ、どうでも良いが…。
5連目から6連目への移り変わりは突然すぎないか?
もう少し連ごとの繋がりを考えて書いた方がまとまると思うぞ。
>>643 文節(だっけか?)の間にちゃんとワンスペースあけたほうが見やすいと思うぞ。
詩も目で楽しめた方が良いだろ?
最後の一行はかなり唐突すぎる。
「あいつ」って誰だ?
あといきなり「翔べ」といわれても…。
短い詩や個人的に批評しにくい詩は省いた。スマソ。
誰か気が向いたヤツフォロー頼む。
褒め言葉でも批評でも良いので、書き込んでやってくれ。
>>643 何となく、歌詞っぽいですね。
井上陽水風のメロディーを付けて歌ってみたいです。
もっと長くして、歌詞にしてほしいです。
>>647 >あといきなり「翔べ」といわれても…。
その唐突さが僕的には好印象なのです。
649 :
批判家 :02/04/09 18:45 ID:???
>>649 あぁ、そりゃそういう人間もいるだろうし、そう感じたらそう素直に書いてやるのが詩人のためになるんじゃないのか?
褒めるヤツも必要だし、貶すヤツも必要だろう。
良い部分はドンドン書き込んで褒めてやれば良い。
もっと良い詩を書こうという励みになるだろうからな。
元々それがこのスレの本来の姿じゃないのか?
650 :
お願いします。 :02/04/09 19:07 ID:O0Lv+h5L
『発つ』 桜の木々に囲まれて 私はゆっくり歩いていきます 暖かい風とすれ違えば 花弁が顔を撫でていきます 少し後ろを振り向けば 俯いて泣く君がいて しばらくそうして見ていると なんだか寂しくなるのです だから私は前を向いて しっかり歩んでいくのです 風が季節を連れて来て 風が季節を連れて行きます 私とすれ違った暖かい風は 君の涙を連れて行くでしょう
651 :
御伽 :02/04/09 22:16 ID:???
大好きだった君の眼を 右手のナイフで抉りました 大切だった君の手を ずっとずっとずっと… 僕のことはわからないと呟く 君はいつも涙を隠していたけど 最後だと癖のある小さな声で 静かに粒子状の言葉を吐き出して ただ 雨はピンクの色に塗れて音奏でるトランペットブギー 嗚呼 君は何でいつも感じてる振りしてるんだろう もし 空が枯れても 雲に紛れて音奏でるトランペットブギー 嗚呼 僕は何でいつも愛してる素振りなんてしてるんだろう・・。 大好きだった君の眼を 左手のフォークで抉りました 大切だったけど届かない ずっとずっとずっと… 君のことは忘れないと呟く 僕はいつか涙を無くしてしまうよ 最後だなんて癖のある小さな声で 静かに粒子状の言葉を吐き出して 「さようなら」 積み木遊びも女道楽もとても本気にゃなれない 感受性豊かで泣き真似ばっかりの君だけど 二人離れられない 政教反対駒送りしながら君のこと忘れたい だけど反射的に謙遜気味な僕がいる 多分きっと少し眠り足りないだけなんだ・・・ 『でも悲しむことなんてないよ、 この詩が君の心に残りますように』
652 :
wildcat :02/04/09 23:01 ID:bJxyLCXw
>>460 ワタシなんか、もろ好みで書いてるけど、
それがなにか?
653 :
碧谷 ◆T5I/FREE :02/04/09 23:49 ID:JyYl1RZg
>>638-639 ガクトっぽいですか?あたしこの漢字のほうが好きなんでよく使うんですけれども。
>>647 批判家様
どうもありがとうございます!そうですね、ちょっとはっきりしていない位置関係と言うか、そういうのが多いかもしれませんね。
個人的に月と空は目に見える時では同じところにあるものなので、こういう形にしたんですが。
まぁ、でもきっと他の方から見たらわかりづらいのでしょうね。精進します。
ところで、テーマ、大当たりです!すごいです!ええ、不倫を書いたものなんです。
読んでらっしゃいますね…あのわかりにくいへっぽこ詩を、すごい!
654 :
ぷー(ni-na) :02/04/10 04:23 ID:nZymoDRz
秒針進むの早すぎじゃない? 今ごろきづいた? このソファはやけにやわらかすぎるとか さっきからTVに同じタレントしか出ていないとか 水道の蛇口から水がしたたり落ちてることとか そういうことも。 ベランダには鳥がうようよいるし、 でも彼女は向日葵に水をあげなくちゃと 鼻歌を唄いながら窓を開けにゆく。 その向日葵。陽の光浴びてないよ。 今ごろきづいた? この向日葵。私たちを見てるね。 いいや、太陽を見てないんだよ。
655 :
名前はいらない :02/04/10 04:33 ID:w7BwHMVj
「最後の詩」 僕はもう、ほんとうに、狂ってしまいたい。 何もしたくないし、何もできないのです。 もう終わりにしようと思います。 すべては悪い夢だったと、なつかしい日々に戻って、 目覚めるのです。
はぁ 結局 どんな言葉をもってしても 泣いてまうんですね。人って我侭プリッ…
657 :
名前はいらない :02/04/10 06:48 ID:RpxEP/JD
換気扇みたいに 君の心覆う もやもや 吹き飛ばせれたらいいな 台風みたいに いっぺんには吹き飛ばせれないけれど 一生懸命ぐるぐるぐるぐる 一生懸命グルグルグルグル 君の心のもやもや 吹き飛ばしてあげたい 君の心のもやもや 吸い出してあげたい 一生懸命グルグルグルグル あの換気扇みたいにさ
658 :
閖亜 :02/04/10 13:15 ID:???
「二人だけの学校」 緩やかな坂を登ると 学校がある そこは 僕と 君が通う 二人だけの学校 校則なんてものは無い 宿題も無い テストも無い ただ 二人の時を過ごす それだけ 今日も春の暖かい日差しを受けて キラキラと輝いている 二人だけの学校 僕の心の中にある 二人だけの学校
659 :
:02/04/10 17:55 ID:59BicfQr
今日はモンブランがきれいです。 ナイロビは28度で雷マークがついているから大丈夫かな 先週末から昨日にかけて随分たくさんのメールを送ったよ。 とくに『三部作』には2時間はかかった。 ぼくのメールを楽しみにしてくれると思うと時間も忘れて張り切ってしまう。 『恋の病』の一環かな?
↑これって今話題の・・・?
662 :
名もなき詩 :02/04/10 19:52 ID:c6pWVwGw
「Final relief」 昔 TOKYOという大都市がありました 大きなビルがたくさん立っていて 人も多く 夜になるといろんな建物の光が 昼みたいに明るくしていました それにたくさんものにあふれていて あなたがほしいものは何でも手に入ったことでしょう でも TOKYOの人は思いもしなかった この大都市がいつまでもは続かないと ある日ほんのちょっとしたことでTOKYOは何もない、誰もいない瓦礫の山となりました そこには自らの死を認めずにたださまよっているだけの人の魂がたくさん宙に浮いています 霊感の強い人はそれが見えるらしいのです ―あれ、俺なんで宙に浮いてるんだ?― ―あたし、あの時― 見渡すかぎり瓦礫の山とどす黒い血で染まったりや真っ黒に焦げた死体の山が累々とあるばかりです しかし 瓦礫の下に6歳くらいの少女が一人うずくまっていました ママ?ママ? 少女は泣いています そして少女の腕には黒こげになって顔もわからなくなってしまった人形が抱かれていました 瓦礫に押しつぶされていて体も動かせず 胸を圧迫されて声もうまく出ません ママ?どこ 少女の小さい体から夥しい量の血が流れていました それでも必死に手足を動かそうとし、声をだそうとしています けれども誰にも気づいてもらえません そこで少女は人形に自分の血をどこにあるのかわからない人形の口に触れさせてみたのです おねがい・・・わたしに・・・なって 少女は自分の血を人形に与えました 自分の死期が近づいているのにもかかわらず そして人形は血に染まっていきました 少女は糸が切れたように息絶えました 人形は真っ赤になり少女の手からそっと落ちました ---------------------------------------------------- 「世界を終わらせる詩を」というスレに書いたものです。
663 :
批判家 :02/04/10 20:03 ID:???
>>650 全体的にリズミカルなのに、最後の二行だけ調子っぱずれなのが気になるな。
>>651 質問なんだけど。
「さようなら」から後は、別の詩か?
まさかその前後で一つの詩、なんて言わないよな?
>>654 最初の一行、必要ないんじゃないのか?
文章の「かたまり」も考えた方が良いな。
特に「ベランダに〜」の連。
>>657 リフレインが好きみたいだが、意味の無いリフレインは避けた方が良いのでは?
読んでてウザくなる。
>>658 「学校」が何かの比喩か?
何故「学校」である必要があるのか、理解できんな。
664 :
オコジョ :02/04/10 20:05 ID:iTw+U73I
たとえば好きなものを想像してみる 春風に揺れる更紗のカーテンのような長い黒髪 大理石から掘り出したような白く皺の少ないしなやかな手 光を浴びた真珠のように輝く瞳 それらは僕にしか理解できないものだけど 僕だけが理解できればいいと思う だって、僕の好きなものだから
665 :
an :02/04/10 20:37 ID:???
>>581 さん 有難うございます。うん。もうちょっと整えたいと思います。
あともうちょっと考えたいと思います。
>>589 Canopus さん>うあ!正直僕はもっと言葉を知るべきですね。
本当イイ刺激です。あと何だか楽しいですよ。
666 :
名前はいらない :02/04/10 20:50 ID:SHCC69TP
>>654 せっかくいい詩なのに。タイトルが欲しいよぅ!
ということで、僕が勝手に考えてみました。(笑)
◆「イシキのシキイ」
◆「セカイをカエセ」
◆「日常パズル」
◆「向日葵以下」
どれがいいかな?・・・どれも、ダメだよねぇ?(笑)
日常の風景をパズル的に異化した詩だと読んだ。
668 :
竪琴師補 :02/04/10 23:38 ID:nfr+SjOW
きみよ 泣かないで 願わくばこの楽(がく)が いつもきみと在りますように 声を思い出して あのひとときを きみには還る場所がある 闇に閉じ込められても 迷い 立ち止まっても 消えてしまうわけじゃないから 道は始まりへと伸びているから どうか耳を傾けて 瞳を閉じて きみを想うひとが居る 泣かないで 願わくばこの楽が いつもきみと在りますように ++++++++++ ひさしぶりに投稿してみます…
669 :
ヤリマンガール :02/04/10 23:46 ID:VHnDqKka
詩って誰のために書いてるんだろう じぶん たにん たぶん いなくなった自分に書いているんだろうね たぶん 他人に等しいくらいの自分に
670 :
ぷー(ni-na) :02/04/10 23:56 ID:P8o59+Rj
>批評家さん
批評ありがとうございます。
最初の1行。入れ方はオカシイかもしれませんね。
でも秒針が早すぎるは入れたかったんですよ。
まとまりは悪いですね。リズム感は無いです。もうちょっと思考錯誤ですな。
>>666 さん
ありがとうございます(笑)。題名作るの苦手というかアレなんで。。
パズル的と言われてほほぅと感心してました。客観的には見れないですから。
「日常パズル」って言葉がいい感じに思えました。
まあ勝手につけてもらってイイですよ(笑)
>>670 ぷー(ni-na)さん。
「秒針進むの早すぎじゃない?」という部分は、個人的に凄く好きです。
できれば、今度はそれを軸にして詩を書いて欲しいな…とか思ったりしてます。
672 :
Canopus :02/04/11 01:09 ID:s0xrV4kN
レスが付いていない人への批評を中心に行いますね。
>>616 あそぶさん 「あなたへ語りかける言葉を、わたしは知らない」この
ことを表現するのに随分言葉を費やしていますね。この詩の核は五、六連目に
あると思うので、そちらに表現の重心を置いては如何でしょうか。
>>626 某コテ=WIZさん あなたらしい詩だと思います。個性を感じさせます
ね。さて、繰り返しを使うのは悪いことではないのですが、荒れ狂う者が優し
さをみせるくだりが、その技法のために違和感を感じる表現になっているよう
ですね。何かを伝えようとする姿勢に好感を持ちました。
>>641 さん うーん、これはキビしい評価をせざるをえません。憧れとそれと
の同化という点については異論を挟むつもりはないのですが、子供の頃と今、
鳥と魚の対比に必然性が感じられないんですね。時間の流れ、それに至る過程、
あなたの心情など、対比を際立たせる表現が必要かと思います。
>>645 シーバさん 頑張りましたね。リズムが出ていていい感じです。しか
しながら表現としては、「あなたから見た恋人の指先のイメージ」に終始して
いる感じです。あなたの激しい心情にしては抑揚が足りないのも気になります。
その大人っぽい感じがあなたの個性でもあると思いますが、アクセントや客観
性も必要では。
673 :
批評家 :02/04/11 01:14 ID:???
>>672 いや、あの…できればちゃんとレスしてやって欲しい。
俺はCanopusさんのように、詩に対する知識も無いし造詣も深くない人間で、
ただ単に読んだ感想を述べているに過ぎないので…。
勝手で申し訳ない。
674 :
Canopus :02/04/11 01:44 ID:s0xrV4kN
>>651 御伽さん 批判家さんは「表現に一貫性がない」ということを言おう
としたと思うんですけど、私も同感です。フォークで目を抉る描写はかえって
いらなかったかも。
>>655 さん 「最後の詩」というと白鳥の歌を連想しますね。白鳥は断末魔に
大変美しい歌をうたうという言い伝えがあります。うまくまとまっていますが
ややインパクトには欠けるかな、と思いました。
>>662 名もなき詩さん 発想はいいですよ。ただ、少女の血をもらった人形
は、ここでは真っ赤に染まるだけなんですよね。もっと何か、例えば一瞬の悲
しい生命の輝きを見せるような、そんな表現がほしかったところですね。また
前半と後半のアンバランスも気になりますので、前半はスリム化(或いは削除)
させるとよさそうですね。
>>664 オコジョさん これは恋人へのメッセージかな。貴方を理解できるの
は僕だけなんだ、という。それだと結構いいよね。他の読み方、例えば「My
Favorite Things」のような読み方も試みましたが、それだと表現が噛み合わ
ないようです。
675 :
Canopus :02/04/11 01:49 ID:s0xrV4kN
>>673 o.k.。解りました。でも私も詩の専門的な学問をつんだわけではない
んですけどね…。
前後しますが、627さんから再開しますね。
676 :
Canopus :02/04/11 02:25 ID:s0xrV4kN
でも、批評家さんは、結構かっちりとした評価をしていると思うけどなあ。
信頼できる評価だと思います。
>>627 Nothingさん うんうん、いい着眼点ですよ。初めの四行が特
に好きです。この詩は秋の段がネックかな。ただのつなぎのように感じてしま
うし、翼を休めて刹那を楽しむ、という表現も噛み合わないように思いました。
>>636 碧谷さん おお、禁断の愛だということは解りました。不倫か…。批
評家さん、よく解りましたねえ。私は解らんかった。情景描写が秀逸だと思い
ます。ただ「新しい景色」が何を指すのか探してしまいました。月を恋人の隠
喩にするのはいいと思いますが、確かにそれだと空の描写に違和感を感じます
ね。
>>637 mixiさん 娘さんご入学おめでとうございます。既出ですが、私も一
児(娘)の父です。まだ二歳ですが。これはmixiさんのストレート表現が成功
していると思います。三、四連目がいいなあ。いやあ、心に染みる。えーとで
すね、二連目の表現は少し大袈裟かもしれません。気持ちはわかるんですが。
677 :
Canopus :02/04/11 02:47 ID:s0xrV4kN
>>640 さん つまりこれは、一行目のものを手に入れるために、他者を蹴落と
したり、醜い争いをしたりはしたくないということじゃないかな。そんな暇が
あったら自分を磨きたいという。大人になると、ついそんな読み方をしちゃい
ます。詩にいい意味の若さがあります。
>>643 おにぎり連続投下さん 続編ですか。水曜日の詩はないようですね。
あっ、そういうもんじゃないか(笑)。さて、最後の二行がとにかくいい。私
は三行目の「蒼い月」があれっ、と思いましたね。雨、ですよね?月を出すな
らもう少し情景描写が必要ですね。
>>650 お願いします。さん うん、綺麗な詩です。言葉の選択に成功してい
ますね。ただ、この長さの詩だと、テーマを「歩く」「風」の二つにするのは
欲張り過ぎかもしれませんね。どっちかをメインにするか、もう少し書き込む
か、だと思いました。
678 :
Canopus :02/04/11 02:50 ID:s0xrV4kN
悪いっ。今日はここまで。 次回は654さんからだね。 忘れないようにしなくっちゃ。
>>677 こんちは。相変わらずの腕前ですな。
ためになることを言ってくれるのは非常にありがたいです。
そうですね、俺の中では雨の時こそ蒼い月、なんですが・・・雲に隠れて見えないかな。
ちなみに、昨日は呑みつぶれちゃって寝てました(藁
「木曜の墓堀人」
毎日毎日同じことの繰り返し 穴を掘っては埋める
それでも信じて疑わない 穴の中に金銀財宝があることを祈ってさ
今土埃にまみれた自分の手を見て 思うことが沢山
まあ そんなこと考えてるといいことなくなるかな
掘った穴に自分が入る羽目にさえならなけりゃ いいか
680 :
シーバ :02/04/11 16:07 ID:???
>>672 Canopusさん、相変わらずなかなか手厳しいですね。
まだまだ未熟者であるな。
681 :
番長 ◆Hwwwva1A :02/04/11 20:04 ID:zLYMBWgw
あなたが何も言わない事なんてもう解っていると言わんばかりの仕草である日 何故か無作為にボタンを押し続けていた。 向こう側では相変わらずの愛しい響きをあげながら、この術を選んだ理由はと てもじゃないけどあなたには言えない。 溺れるその心地良さはどうしようもなく私を焦らせる。 迷う私を何処の誰に聞いてもらえばいいのでしょうか。それがどんなに無意味 の為の単なる過去だとしても。
682 :
番長 ◆Hwwwva1A :02/04/11 20:10 ID:zLYMBWgw
↑題名、無しです。 全然関係ない他板で書いたものなんですけどなんとなく評価欲しくてはじめて 参りました。夜露詩句。
683 :
あぶぶ :02/04/11 21:01 ID:???
はじめまして、こんな詩どうでしょう?処女作ですが 好きですか? 「好き?」 好きかどうか 突然聞かれた 「大好き」 笑顔で答える 生まれてから 何時でも何処でも 一緒にいたのに 嫌いなんて事あるんだろうか? 疑問に思いながらも 笑顔で答えた 何時も一緒だったんだから 嫌いなんて言うはずないだろ? 「自分好き?」 「大好き」 凍りつく空気 輝く笑顔の僕 まだ遠い春
684 :
御伽 :02/04/11 22:03 ID:???
「滅びる夢」 世界が滅びる夢を見たよ 昨日 人が倒れていた 動物 鳥達も全て ビルが倒れる 荒れ狂う火の粉の群れに 逃げ惑う人達 僕の目の前に君がいた 目の前に ねぇ ここが恐いと思うなら このナイフで傷つけてくれ 逃げないで 逃げないでいてくれ もう逢う事は無いかもしれないから 耳をすませば聞こえてくる 唄は 昔出逢った日の 優しかった君の囁き 人なんかいらない 信じる人はもういらない 君だけがいればいい 幸せじゃなくてもいい 傍にいて ここが夢の世界でもね この涙は嘘じゃないから もう一度 もう一度だけでいい あの笑顔を見せておくれよ 膝を付いた視線の先に 君しかいない
>>647 批判家さま
>>676 Canopusさま
ご批評・ご批判、ありがとうございます。
ナルホド、というご指摘でした…(繋がりを考えない、大袈裟過ぎる等)。
精進あるのみ!ですね。
あの…ところで、一つだけよろしいでしょうか…?
私、独身ですので、当然、妊娠も出産も経験ないんです(汗
一応、今回は姪っ子の小学校入学について書いてみましたー。ゴメンナサイ。
でも、本当に時間の経つのは早いものですね。
入学したのは姉の子供なんですが、下の子(甥っ子)はCanopusさまの
子供と同じく二歳です。
多分まだまだ手が掛かる頃だと思いますが、思いっきり甘えさせてあげ
てください。
思いっきり手を掛けてあげてください。
あっという間に、手が掛からないくらい大きくなってきてしまいます。
大人といるより友達といる方が楽しい、なんていいだしてしまいます。
(寂しいですね…叔母バカかな…?)
あ、スミマセン。余談でしたね(反省)
686 :
mixi ◆mixiK.U. :02/04/11 22:45 ID:FT2PLn7s
「春の詩」 折りしも季節は春 私に吹く風はいつもいじわるで 長い髪を乱暴に吹き上げ 貴方のために作ったお弁当さえ砂まみれにする ところが 貴方に吹く風はといえば どういう訳か柔らかく まるであなたを取り巻くように優しく吹いて 花びらのラブレターを ふわりと貴方の元へ届ける 軽く嫉妬した私は それをそっと指でつまみ ふっと息を吹きかけて 遠くへ飛ばす 私という壁に阻まれた春風の淡い恋 その時 もう一度春の嵐が私を襲い 小さな恋を持ち去った ああ 貴方 春です 春です すべての景色が淡く淡く煙り 薄紅(ウスクレナイ)の風が皆を祝福する 恋人達は肩を寄せ合い ねこ達は愛を語らい 私は春風と恋の鞘当をする そんな麗かな春の午後 聞こえるのは貴方の鼓動と桜が舞い散る音だけ ああ 貴方 春なのです ==================== そろそろ季節外れになってしまいましたね。 まだ、四月を半分も過ぎていないというのに…。 多分、これが最後の春の(桜の)詩だと思います。 宜しくお願いします。
星流れるHIGHWAY TOKYONIGHT 飢えた大都会に やせっぽっちのハムスタァ 俺が実験動物になって くたばるHARD LUCK かっと目開き この世の嘘すべて 見つめながら SINGING DIEINGメッセージ 刻むぜ LONELY NIGHTS
zapp! オマエの流した涙にのって オレの夜へすべりもどるぜ今夜(トゥナイト) get! つかんだオレの腕を強く ふりほどいてドコへ行くオマエ(レイデー shout! オレの声はとどくのか エンジンのがなりつづける都会(シティー
鏡に映ったタバコの煙がロンサムBABY 食事代わりか?NONOGIRL スタイルばかりを気にしてCRY お家の中で泣いてばかりさ HEY!HEY!BABY走り出そうぜ GO!GO!HONEYゴール目指して 恋のマラソン君と二人で 恋のマラソンこの夜をこえ 恋のマラソンアドレナリン!!
690 :
namae :02/04/11 23:45 ID:bbC3NwZK
686>>泣けた。いいね。
しょっぱい涙は 人生の・・・結晶(かたまり) だけどその純度を あなたが知ることはないでしょう あなたに出来た ほんのちょっぴりの掠り傷 私の涙を・・刷り込んでしまいたい
692 :
名前はいらない :02/04/12 00:16 ID:7IQpDjD+
傷が疼くのは誰のせい 口論は虚しさの代償か ガラスが砕け私は死ぬ 疼く心は君の軌跡なの くちなしの花の意味は 痛みを分かつ事なく… いのち散る花残酷だ…
>>672 Canopusさん
たしかにそこは流れて的に急な感じしますね
繰り返しそのまま使いすぎた感ありますね かなり丁寧に見てくれて助かります
で ちょっと変えてみる
人が人と接し 揺れる孤独の中で 今
その苦しみさえ忘れ 荒れ狂う人がやさしさに触れ
優しさ増幅させては相手に返す
694 :
Lights :02/04/12 01:05 ID:gjJujicU
空き缶は階段を駆け落ち 路上に投げ出された 振り向く人はなく やがて僕がそれを潰した たばこはまだ火のついたまま 路上でそのからだを縮めてゆく 振り向く人はなく やがて僕がそれを潰した 今考えてみれば 何故あの時きちんと自分が ゴミ箱なり灰皿なりに 入れてあげられなかったのだろう 「偽善」 そう思われるのが怖くて いつまでたっても善になれない 今日老人に席を譲った 何かいいことあるかな 正しく偽善 いつまでたっても善にはならない
695 :
名前はいらない :02/04/12 02:02 ID:O44W03Po
汗ばんだ右手で君を掴む。 汗ばんだ左手はぶら下がる。 僕らには2年分のアドバンテージがある。 理解してない部分は大量にある。 僕の言葉は中に舞い、君は知らない振りをする。 君が感じた違和感を、僕は思い出してる。 あいつらは笑うけど、僕らには2年分のアドバンテージがある。 君の目は美しい。僕の指は美しい。それが僕の自慢。 汗ばんだ顔で君が僕に聞く。 汗ばんだ顔で君が僕にキスをする。 君はいつも知らない顔で全てを分かってしまう。 僕はいつも分かった顔で君にキスをする。 画材は揃っているけど、今は鉛筆で十分だから、 砂漠の匂いを忘れる前に、君が今度笑う前に。 僕らは相変らずだけど、僕らには2年分のアドバンテージがあるから。 君の頬は愛しい。君の頬は愛しい。それが僕の自慢。
1-「万華鏡」 心は心を映し出す万華鏡 人は一人では生きられない その存在を確認するには 対象が必要だからだ 気の合うものと笑い 反属性に怒り なにかにつまづいて泣き そして愛することに喜ぶ 親を前に子として 友人を前に友人として 恋人を前に恋人として そして我が子を前に親として では、その存在とは? 心は心を映し出す万華鏡
>>696 WIZって相変わらずボキャブラリーが貧困だな。
今まで書き込んだ詩と内容的にも語彙的にも同じ。
WIZの書く詩は、5つくらい読むと飽きてくる。
ある意味「赤川次郎」の小説や「水戸黄門」にも似てる。
それが好きなヤツもいるかもしれないけど、詩人としては失格だね。
そろそろ新しい語彙探した方が良いね。
同意
>>698 ?
ここは批評するスレでは?
俺の勘違い?
>>698 学校に一人はいたなこういう性格悪い奴(w
>>700 批評するのはここで詩を書いてるコテハンのみ
あんたは発言権なし。しかもコテハン叩きの疑いが強い
>>700 そう。批評してくれた人に「能書きやめろ」はないよな。
馴れ合いばかりじゃ駄目だ。厳しい批評はありがたい。
でも、みんなプライドが高いからオブラートに包んでやってくれ。
そして、ここはいいスレだから喧嘩はやめよう。
>>702 普段はコテハンだけど?
過去ログ読めばわかると思うが、みんなも批評しようという方向にあると思ったが…俺の勘違いか?
うたた寝死人の提案だったと思うけど、「みんなも名無しで批評をしよう」みたいなのがあったから、書いてるんだけどね。
まあ、たまたま目についた詩を批評しただけで、叩かれてコテハン叩きだと煽られるんなら、もう批評もレスもしないよ。
>>704 701-703の言うことは気にするな。多分、たった一人の自作自演さ。
すいません、間違えました。701-702です。
707 :
703 :02/04/12 03:03 ID:???
708 :
703 :02/04/12 03:04 ID:???
嗚呼訂正されてる。ごめん。
709 :
名前はいらない :02/04/12 03:05 ID:mqJdaaBZ
「君は鏡を見たことがあるか」 君には目がない。 道咲くアサガオに気付かなかったじゃないか。 君には耳がない。 空飛ぶ雲雀の歌声が聞こえてなかったじゃないか。 君には口がない。 張り裂けそうな君の思いを叫んでないじゃないか。 君はのっぺらぼう。 君はのっぺらぼう。 君はのっぺらぼう。
WIZは一時叩かれてたから、過剰反応する輩がいるだけだろう。 批評スレだから、多少厳しくてもしょうがない。 明らかなコテ叩きなら、許さないけどね。
711 :
名前はいらない :02/04/12 03:17 ID:Afa51ACS
『夜の果て』 夜の鼓動は不安定で 時計は自らの時を刻むばかり 安らぐ身体を感じながらも 意識の揺れを寂しく眺める 希望に溢れた小さな夢は いつ輝きを失ったのだろう 今はただただ一人きり 果て無き夜を彷徨っている 私が想うのは遠い昔の 薄れながらも鮮やかな情景 私が想うのは遠い未来の 屍に浮かぶその表情 それを見つめるのは誰 泣いているのはいったい誰だ こんなに狭いところは嫌だ 私の体を温めてくれ 差込む光は夕日の色か あの日の夕陽は暖かかった 君はいったいどこから来たの 君のお顔を見せてごらん 瞼を隔てた光は赤く 意識が優しく潤いだす 目覚めた耳に聞こえてくるのは 何も変わらない朝の音
712 :
名前はいらない :02/04/12 04:11 ID:91GBrbYB
〜『志雄子抄』より あぶらむしわらった さくらのきうらんだ まくらもとにじんだ あぶらむしわらった さくらのきうらんだ まくらもとにじんだ まくらもとにじんだ まくらもとにじんだ きみはついに死んだ _________________ 批評お願いします タイトルはふざけていますが、まじめに書きました。
713 :
都立家政 :02/04/12 12:34 ID:rrlOMx7N
キワモノ系、コドク系を中心に自分が好きなもの、気になるもの評価させてもらいます。 論理が苦手なので簡単にワンポイント風味に。 >669 正直、ヒカレル。 >689 マラソンという言葉への展開ヒカル! >695 好印象。もっと、まとめられるかも。 >709 もう一ひねり。もう1展開欲しいかも。 >712 連作にして詩集ミテミタイ!
>>713 都立家政さん
「 > 」→「 >> 」にしてくれ
他の板んだけど まえ>>にしてたら >にしれって言われたんですよ。 詩板なら>>のほうが分かりやすいですね 今度からそうしますね。
716 :
名前はいらない :02/04/12 14:56 ID:voVXaeEp
「詩集」 悩める貴方の声を聞き 鈍い言葉の棘に触れ 小さな小さなため息をつき 窓辺を染めるウイスタリヤ色の朝焼けに瞳を瞬きながら 貴方の愛した本に残る 貴方の古い文字を指先でたどる 貴方の巧みな言葉のかけらが 私にもあったらいいのに
717 :
都立家政 ◆76fFko5o :02/04/12 15:10 ID:zMrc2Iu0
>>716 繊細な女性の心情が伝わってきて
少し切なくなります。
言葉のリズムもイイ!!と思います。
反対に明るい詩も読んでみたいです。
もしくはこのニュアンスのまま、この主人公の淡々とした日々の生活を
つづった連作詩集とか。
五月雨と櫛 長い長い昼と夜の間で いつもの餌場に鹿がいる 泣き止むまで食べるがーよい 暗い坂の途中で 円盤が浮遊している 泣き止むまで壊すがーよい 黄色の蛇?の歯軋りの音が 未来と過去の橋渡ししている もう暮れてしまえよ、歯軋りの音は 昨今の情勢は、疲れた
719 :
haruka :02/04/12 17:29 ID:otiVyM7O
侵入者ヲ発見 侵入者ヲ排除セヨ 侵入者ヲ排除セヨ 侵入者ヲ識別中 識別不可能 過去ノ経験ヲ検索 該当パターンナシ 排除成功確率計算 ゼロパーセント 確率ハゼロパーセント 侵入サレマシタ 侵入サレマシタ 体温上昇 心音速度上昇 感情ニ未知ノ感覚発生 未知ノ感覚発生 コノパターンヲ記録中 コノパターンヲ「コイ」ト仮名シマシタ コノ侵入者ヲ「コイ」ト仮名シマシタ
720 :
名前はいらない :02/04/12 17:50 ID:bSbYgMYY
『夕陽の残像』 夕暮れ時の陽の光 小さな影の行く先は オレンジに染まるあの空なのか その場で静かに消えゆくのみか 沈む夕陽の道連れに 薄れる影は幻か 私の心に映るのは 夕陽の残した切ないオレンジ
721 :
都立家政 ◆76fFko5o :02/04/12 17:51 ID:zMrc2Iu0
短評で。
>>718 がーよい
と伸ばすところがカワユイ。カワユイUFOみたい。
>>719 この前後に、この文体とはまったく違う文体を持ってきて
この719に移行させると、
よりこの文章が引き立ったりすると思います。
722 :
名前はいらない :02/04/12 18:38 ID:xaALzxrL
こんなに近くにいるのにあなたが ずっとずっと遠くにいるようにかんじるのは何故だろう こんなに笑っているのに 心が締め付けられるのは何故だろう きっと届かない きっと届かない あなたが遠い遠い所に行ってしまう前に 私はあなたに伝えられるの? 私の小さな小さな希望は時をこえてあなたの胸に届くの? それはすべて私を不安にさせるだけ もう振り向かない もう帰れない あなたと過ごしたあの場所へは
便所の水を飲ませて 便器に頭をガンガンやって さあどうなんだと聞いてみたら 死んじゃってた ゴメンよゴメンよ 便所で死なすなんて そんなつもりじゃなかったのにさ 血だけはちゃんと拭いておくから あはははははは
724 :
名前はいらない :02/04/12 19:41 ID:MTBeEYit
あなたを連れ去るあの女性の影に 怯えて暮らした日々はもう遠い 離れてしまえば薄れ行く記憶 愛していたのかも思い出せないほそよ また独りにかえったと風の便りに聞いてから 忘れかけた思いが胸の中でざわめく私と同じ痛みをあなたも感じてるなら 電話くらいくれてもいいのに 変わり続けてる街角のように元には戻れない 若き日の二人 彼女を選んだわけさえ聞けずにただ季節は流れ 見失った約束 もし再び出会って瞳を探り合っても 隔てた時間を埋める術は何1つない 手放した恋を今あなたも悔んでるなら やっと本当のさよならできる その唇 甘く奪ったって 少し離れると不安になって 伝えたい思いがあふれ過ぎて言葉にできない僕がいます ジュリア ジュリア その先に広がる無限の夢を君の微笑みが見せてくれる 伝えたい思いがあふれ過ぎて見つめ合うだけの二人だから ジュリア ジュリア その細い体を抱きしめちゃって あふれる思いに倒れちゃうよ 輝く星空もどうでもよくて君の瞳に恋こがれて くちびその唇 甘く奪たって膨れ上がるだけ はじけるまで 劣情の嵐に巻き込まれて 言葉を忘れた僕がいます ジュリア ジュリア 2作品をノミネートします。よろしくね♪
「白の道」 昔歩いたその道を お願い 辿らせて もう一度望めるのなら その腕へと お願い 辿らせて 既に事切れたこの足でさえ まだ求めている あの空の上へ続く道を 辿れるのなら もう一度 もがかれた羽根を繋いで むき出しの背中を無垢に洗って 震えた肩を抱いて またそこへ行くから お願い 辿らせて もう一度だけ 空を 私に下さい いつも批評ありがとうございます
726 :
批判家 :02/04/12 20:48 ID:???
>>668 まとまってて良いと思うが、まとまり過ぎてて印象が薄いな。
>>681 区切りとか考えた方が良いのでは?
詩は見た目も大切だぞ。
ラスト意味不明。
>それがどんなに無意味の為の単なる過去だとしても。
って日本語としておかしくないか?
>>683 ゴメン。意味わからん。
自分が自分に聞いてるとしたら、何で空気が凍り付くんだ?
>>686 3連目と4連目はもう少し手が加えられそうだな。
今いち、シックリきてないぞ。
勘違い、スマン>子持ち
>>694 これも4連目はもう少し手を加えてスマートにした方がいいな。
「正しく偽善」←これ、良いな。気に入った。
>>695 最期の一行が惜しい気がする。
流れとして繰り返しはいらないだろう?
>>696 3連目は喜怒哀楽を表現したのかもしれないが、イマイチだな。
上の二行は「人間」を「対象」としているのに、あとの二行は違うだろ。
統一させなきゃ「対象」の意味が変わってくるぞ。
727 :
Canopus :02/04/12 21:00 ID:fGCRQ/Hs
こんばんわ。
>>654 ぷー(ni-na)さん 高野文子のマンガみたい(御存知ですか?)。独
特の感性をお持ちですね。三連目がお気に入りです。さて、一行目が浮いてい
るとの御指摘でしたが、私もそのとおりだと思います。時間を表現するセンテ
ンスを入れることで解決できそうですね。
>>657 さん 冒頭の三行がテーマですね。ここはなかなか上手い。さて、その
後は視点も心情も足踏みをしてしまっていますね。視点の広がり、心のもやも
や、書き込むことはたくさんあると思いますよ。
>>658 閖亜さん あなたの憧れをうたっていていいですね。ただ、学校の描
写に具体的なものがないために、例えば「学校」は「楽園」、「校則」は「法
律」などでも置き換えられてしまうんですね。「学校」にするためには書き込
みが必要かも。
>>668 竪琴師補さん うん、一連目が印象的で好きですね。言葉遣いは美し
いのですが、さらっと表現しているためか、心に今一つ響いてこないようです
ね。例えば三連目を強調してみては。
>>669 ヤリマンガールさん ←おいおい、このHN…。かっこいいメッセージ
ですね。「いなくなった自分」というのがいいです。内容については反論やつ
っこみもあるでしょうが、これはこれでいいと思いますね。
728 :
Canopus :02/04/12 21:28 ID:fGCRQ/Hs
>>679 おにぎり誤差3メートルさん そうなんですよね、社会人ってのは自
分で掘った穴を埋めなくっちゃいけないんですよね。掘るだけなら時々楽しい
こともありそうですね。でも、掘っている時も考えることが確かにあります。
激しく同意ということで、座布団一枚差し上げます。修辞的には四行目は今一
つかも。
>>681 番長さん 面白い言葉遣いだと思います。微妙にズレた言葉をつなげ
て文節を作っているんですね。意識的にやっているとすればかなりの力量を持
っていると思います。確かに最後の文はもう少し考えた方がいいかも。
>>683 あぶぶさん うん、こういう場合はですね、種明かしを冒頭にもって
くるんです。例えばね、
「ぼくのこと、好き?」
と ある時
ぼく自身にきいてみた
「大好きだよ」
ぼくは笑顔で すぐに答えを返した
とやって、展開させていくのは如何でしょう。
「金曜の夜空」 ふらつく足元 頼りなく揺れる影 所詮12日の金曜日 降りかかる災難も生温いものばかり 倒れこんだベッドの上 薄明かりが差し込む 小さな窓枠から覗く金曜の夜空 星の数は少ない ++++++++++++++++++++++++ がんがれ!みんな!
730 :
wildcat :02/04/12 21:40 ID:x8s54sEI
731 :
竪琴師補 :02/04/12 21:44 ID:v+YG3b1k
>>726 批判家さん、
>>727 Canopusさん
批評、ありがとうございました。
実はこれ、映画『ロード・オブ・ザ・リング』にハマった故に思いついた
詩で、劇中の主人公、フロドに対して詠っているものなのでした。
(一応、対フロドですが、ほかの人物に当てはめても可……)
確かに、まとまり過ぎていて、印象の薄い詩かもしれません。
ありがちなことを詠っているだけなので、印象に食い込まないかも。
毎度の習慣で、歌にして歌えるようにと思って詩の構成を考えてしまうので、
まとめようとするあまりに、掘り下げが足りなくなっているのでしょう。
妄想の横滑り状態 ( ̄▽ ̄)
ご意見をいただけるのは、本当に嬉しいことで、盲目になっている自分に
気がつくことのできるきっかけを得ることができ、ためになります!
732 :
竪琴師補 :02/04/12 21:50 ID:v+YG3b1k
穏やかな季節の激しい高ぶり 想いに焦がれるきみのような 通り過ぎる春雷よ 蒼く眩しい時を迎えるための 身を焼くような陽を待ちわびる ほとばしりの声を聞く 大丈夫 きみだけじゃない 垂れ込める雲も吹きつける風も 自然の理なのだから 若芽の季節に荒ぶ嵐よ 想いの丈を余さず叫べ うつろうものが見え隠れする 春雷よ 春雷よ ++++++++++ 連続で失礼します。調子にのって、また投稿してみました。 お読みいただけますと嬉しいです。(他スレで書いたものです) 本人的には気に入っているのですが、いかがでしょうか。
733 :
wildcat :02/04/12 21:58 ID:x8s54sEI
>>694 最初の2連までは、すっごい期待したんです。
このあと、なにが出てくるんだろうって。
でも、それが、「偽善を怖れる自分」であるって
ことがわかって、がっかりしました。ちょっとそれは
当たり前過ぎるのではないでしょうか。もう一歩二歩
つっこんだ考察が欲しかったです。
どんな奥深い言葉にも、耐えられるだけの2連で
あっただけに、残念でした。詩においては、当たり前に
ならないことが大切です。
>683
「好き?」と、問うたのが、鏡に映った自分であったことが
最後にわかるという作りは、じょうずだと思います。これが
初めてというのは、信じられませんね。たとえば、詩は初めて
でも、文章は書き慣れている、そういう方だとお見受けしました。
「大好き」と行ったあとの、最後の3行はとてもいいですね。
あなたの心情がとてもよく出ていると思います。ただ、こう
なると、その前の「嫌いなんて言うはずないだろ?」ってのが
ちょっと邪魔になりますね。無駄な2行かもしれません。
734 :
Canopus :02/04/12 22:07 ID:fGCRQ/Hs
>>684 御伽さん 廃虚と化していく世界、動いているのは僕と君だけ…。い
い絵だと思います。最終行も好きですね。さて、部分部分は非常にいいと思う
んですけど、全体的には残念ながらバラバラな印象ですね。もう少し書き込み
が必要かも。
>>686 mixiさん mixiさんの詩は冒頭がいつもいいですね。独特の視点をお
持ちです。ただ、この流れだと、この結論にもっていくのはいささか強引な印
象がありますね。私だったら万人に同じ風を吹かせますが。
>>687-689 は同じ作者だと思われるので、まとめて評価しますね。スパイス的
な詞で面白いと思います。雰囲気があってリズムもあって、なかなか手慣れた
感じでいいですね。ただ、どれも内容が薄味な印象がありました。
735 :
wildcat :02/04/12 22:14 ID:x8s54sEI
シルバーメタリックのロードスター 1. 風を見ることは 出来はしない それが動いたときに 感じるだけだ シルバーメタリックのロードスター 君が走れば 彼らが見える気がするよ 2. 買い物終わって 車に戻る 遠くからでもわかる 存在感 シルバーメタリックのロードスター 君と出会って もう10年になるね 3. 走り屋たちは こう言い伝える 最初に助手席に 乗せた女性 処女ならその車は 事故らない 君もあの娘(こ)も 裏切らなかったね 4. 山道を走れば 聞こえてくる 季節の鼓動とその 色のはかなさ シルバーメタリックのロードスター その横顔は どんな季節にも似合ってた 5. ドアのこすりキズ 気にならない へこんだバンパーだって 味がある だけど シルバーメタリックのロードスター ただひとつだけ 気になることがある 6. 君はどうして 走らないのか 踏み込む僕の足に 答えてくれない シルバーメタリックのロードスター 君を休ませて あげなきゃいけないね シルバーメタリックのロードスター いつも走って くれてありがとう いつもそばに いてくれてありがとう
736 :
Canopus :02/04/12 23:28 ID:fGCRQ/Hs
>>691 さん 綺麗に書けましたね。視点の置き方が個性的でいいと思います。
「結晶」で「かたまり」と読ませましたか、うーん…。あまり同意できない。
あと、前半と後半とで微妙なズレを感じましたね。
>>692 さん おお、アクロスティック・ポエムですね、ルイス・キャロルが得
意としていた分野です。解説しますと、各行の最初の文字をつなげて読むと言
葉が浮かび上がる、一種の言葉遊びなんです。上手です、パチパチパチ(拍手)。
私はこういうのは苦手なんですが、今度挑戦してみようかな。
>>694 Lightsさん これはwildcatさんが言い尽くしていますね。前半と後半
のギャップ、それに尽きるでしょう。前半は本当にいいなあ。
>>695 さん 言葉の使い方が密かに個性的ですね。リズムもあってなかなか読
ませます。さて、「2年分のアドバンテージ」というのは知り合ってから2年と
いう意味でしょうが、多用することによって効果が薄れてしまっているようで
すね。
>>696 WIZさん WIZさんらしい思索的な詩ですが、冒頭の二連、つま
り命題が今回に関しては紋切り型ですかねえ。WIZさんの詩は命題がいのち
のようなところがあるので、入り込みにくかったですね。
疲れたら童話でも読んでいたい。 生きる上で・・・・一番のキーワードは、記憶だと思うね。 この記憶というものを、どう、とらえて生きるべきか・・・・。 ひとつ、たとえば、恋をすれば、恋の記憶が残るわけだし、 ひとつ、ケンカすれば、憎しみの記憶が残るだろうし・・・・。 小さな小さな悩み。 そう、このひろい宇宙に比べれば・・・・ 僕らは、なんて小さいのだろうか・・・・ 僕は、自分の羅針盤・・・・・人生の方向性を失いたくない。理想を持っていたい。 僕は、いまだにテレビを見ないで生活している。 一番、困るのは、天気予報が・・・・ 朝、玄関の扉を開くまでわからないことだ。 思う存分に生きねばならん。 結局、人生は自分の思うべき方向へ、歩んでいけばいいのだ。 今しかない。本当に、今しかない。それが、どんどん流れて消えていく。 ありとあらゆる人々の流れの中で、たくましくなっていく。 植物のように、思想がないのも・・・・・ひとつの生きる手段。 しかし、水がなければたちまち、枯れていく。それじゃあ、だめだ。 ああそうだ。 もうすこし、あそこに・・・・休符を入れよう。 人生なんて、そんなもの。 僕は、ブーだけど・・・・いつか、世界を飛ぶんだ。 本当に、僕は、飛ぶんだ。 もっと、すばらしい曲を・・・・作りたいと・・・・思う。 石のような意志を持ちたい。 鳥のような形の希望を持ちたい。 魚のように街を泳ぎたい。 木のように風に揺れていたい。
いくつものいろんな形の愛を思い出して・・・・・愛を配る人間になるのだ。 ああ、理想の自分は、あまりにも近いようで・・・・・遠くにいる。 僕は、ただ、だまって努力するしかない。 僕は、たぶん、永遠に生きてたら・・・・永遠に曲を作るだろう。 それが、僕の存在であり・・・・僕の愛の形だから。 ずっと、ロックを聴いてきたけれど・・・・僕の中には、あんまりロック的音楽がない。 それよりも、目覚し時計の音楽とか、オルゴールの音楽とかに影響されてる。 ギターも、長い間、抱えてみたけれど・・・・・僕はヘタクソだ。 僕の中にあるのは、わずかなコード理論、絵画的想像力、作りたいという欲求だけなのさ。 人生が、もっと、長ければ、もっと、たくさん、いろんなことが出来るのになぁ。 人生、ひとつの職業しか出来ないなんて、残念な話だ。 だから、僕は半分、夢、見てるような感覚で生きることにしてる。 僕は、夢の中でも、メロディーがきこえてくるし・・・・・楽器をいじってる時がある。 何度、絶望しても・・・・・そのたびに 理想を掲げて・・・・・おきあがる。 その過程で、僕は・・・・・変化してきた。 人生って真剣に生きれば生きるほど・・・・・楽しいもんだよ。 不幸は、幸福。影は、光り。悲しみは、喜び。痛みは、安らぎ。退屈は、爆発。 これが、宇宙方程式だよ。 ああ・・・・・君よ。君は、いつか心の平安を手に入れるだろう。 ロックよりも美しい気持ちを、手に入れるだろう。 そうだよ。きっと。君は、永遠に愛することができる時間を過ごすことがあるだろう。 そう、いつか、君は・・・・幸せを心から喜ぶ日がくるだろう。 僕は、目を覚まして・・・・叫ばなくちゃナ。 テレビは、まるで・・・・魚のように漂ってる。僕は、叫ばなくちゃな。 僕は、僕の愛を世界にささげよう。 癒されていく。 早起きした。散歩した。 虫の声がきこえた。カラスが飛んだ。 川がきれいな夢を見てた。
国というシステム。 それは、民族のナワバリ。 それは、気まぐれな形。 僕は、国に助けられたことがある。 だから、国家とは、僕にとって、善意のかたまりみたいなものだな。 人間は、ヒトデみたいに・・・・・・・ひとりじゃ生きられない。 だから、古代より集団で暮らしてきた。 人間は、強いようでいて・・・・・・弱い生物なのかもしれない。 長い歴史は、永遠に戦争と平和のくりかえし。 理想と悪徳・・・・・・嵐のように流れていく。緑のように力強く、生きたい。 挑戦することは、いっぱいあるのだが・・・・・・ どこで何が、どういう形で作品となるのか・・・・・自分でも、よくわからない。 人生には、波がある。いい波に乗った時のみ、人は成功するのだ。 戦争は、環境破壊だと思う。ゴーマンすぎると思う。 考えることは、大事。だけれど、考え過ぎるのは健康に悪い。 考えないのは、ロボットと同じ。それは、兵士のように命令どおりに動くから。 「人生は、成功が目的ではなく・・・・・価値を高めることが目的なのだ」 アインシュタインは云う。本質は、そこにある気がする。 進化は、未だに謎だらけ。弱いものは、強くなる。強いものは、いつか滅びる。 ただそれだけのこと、かもしれない。 昨日、ナポレオン伝記を読んだ。 人生は、スケールが大きいほうが良いと思った。 僕は、いろんな人に「頑張って」と言われ・・・・・・支えられてきた。僕の芸術が、世界と初めて・・・・・・握手し始めた。僕は、僕の「運命」に感謝する。 ノラネコのように、どこにでも寝れる。誰も、気にしない。 なにもかも、忘れられる。なんか、下手に賢いくらいなら、完全な馬鹿に憧れるなあ。 瞬間的なキラメキ。時間のユラギ。緑の葉陰に眠る。川のウツロナ風。 ただ、ときどき、マザーテレサのような愛に・・・・・・人生の価値を見出すのかもしれない。
740 :
Canopus :02/04/13 00:34 ID:9BlHu7vI
>>709 さん これはねえ、本当に惜しいですね。前半が素晴らしくよく書けて
いるのに、後半でアラアラになってしまっているようです。前半を核にしても
う一回チャレンジしてみては如何でしょうか。だとすると題名も変えた方がい
いかもしれませんね。
>>711 さん 丁寧に書かれていて好感が持てますね。題名から察するに夜から
朝にかけての思索だと思いますが、それだと二連目の後半部分がお題にそぐわ
ない印象があります。あと、これは個人的な好みですが、簡単に朝にするので
はなく、夜をとことん突き詰めてみては如何でしょうか。
>>712 さん 最初の二行は体に無数の病魔がまとわり付くイメージかなあ。そ
れでも「まくらもとにじんだ」との関連がつかみにくいようです。こういう短
い詩は難しいですね。書く方も、読む方も。文体は個性的でいいですね。
>>716 さん ああ、いい感じです。私も好きな詩集を読んで似たような感慨に
何度襲われたことか。あなたの表現も充分巧みですよ。「ウイスタリヤ色」が
全く解らないんですが、この場合は言葉のリズムとして読み流してもよさそう
です。
741 :
竪琴師補 :02/04/13 00:44 ID:V5JHAs8f
>>740 Canopusさん
ウイスタリアは、確か『藤の花』のことだったと思うので、
たぶん『藤色』だと思います。青みのある紫、ですね。
そういえば、今はちょうど藤の咲く季節です(⌒ー⌒)
742 :
716 :02/04/13 01:52 ID:gNwlGIqI
都立家政さん、Canopusさん、評価してくださってありがとうございました。 書き込みは初めてだったので、夜まで目眩がするほどドキドキしておりました。 これからも精進いたしますので、どうぞ辛口の評価をお願い致しますね。 そして竪琴師補さんのおっしゃってくださった通り、ウィスタリアは藤色です。 藤色と書こうか否かと悩んだのですが、北園克衛の詩を読んだ後だったためか、 つい「ウイスタリヤ」と書いてしまいました(^_^;)
743 :
名前はいらない :02/04/13 02:01 ID:67WBiytn
アンジェラス 心が悲しくなったら 目の前の感触を確かめた 遠い壁に見たものは笑っている私と昔の恋人 アルコールの海はニコチンに汚され 記憶を映した 馴れ合った日々が西で笑う 目に留まらないスピードで その美辞麗句と景色は窓の外で消えていった 如月に過ごした日々は燃えて 混沌は正に静寂と幸福だった 片手に希望を握った青年が バスに飛び乗り流れる血液を温めて 現実を懐かしく思ったはずなのに 私は文月に北へ向かい 矛盾と涙を灼けた草の上の空に放った 昔の恋人に似た女は 昔のオレに似た男に よく似ていた もう会えない さよなら 海を見つめた人たち 残ったのは下心と 一つの祈り
>>737 ある詩人@様。
こ、広大な詩ですね。記憶について考え、自己の小ささに気付き、方向性をとめおき、
人生を定義して目標(願望)を詠う。キャパシティの小さい私には捉え切れていません。
題名をつけることで、主柱を1つにまとめてみては如何でしょうか。
「一番、困るのは、天気予報が・・・・」が具体的(身近?)でいい匂いを発しているように思われました。
>>738 ある詩人A様。
今度は・・・理想と音楽-近似値-人生、アクセント?に宇宙方程式、君に語りかけ、戻っていくという流れですか。
取り敢えず8連めの「君」についてはなくても良かったのではと思うのですが。
その前も後ろも、自己追求型のようですので。あとは↑同様解ってないです(謝)。
>>739 ある詩人B様。
その思考がどう移ろっていったかの記録として面白いですね。
思索が興味の薄いところは少しで終わってしまったり。
そんな大テーマばかり置かなくても良いのでは、と思うのですが。
上の方の連よりは断然8〜10連の方が魅力的かと思います。
745 :
712 :02/04/13 02:33 ID:QeU1N0U0
都立家政さん、Canopusさん、感想・批評ありがとうございました。 実はあぶらむしやさくらの木には志雄子との数々のエピソードがありまして・・・ って説明がないとわからないようではダメですね(^^; なんとなくわかってもらえたらそれでええやろ、と思ってるからあかんのやろうな。 また、なんかできたらお見せします。
746 :
名前はいらない :02/04/13 02:40 ID:BPRJUBcS
「無題」 都会に沈むあばら家の テレビの前の我と君 見知らぬ人の生還を 笑顔で喜ぶ我が妻の 涙ぞげに美しき
747 :
焼き魚 ◆10q35ZP6 :02/04/13 02:55 ID:zenBgxtw
ご批評のほど、宜しくお願い致します。 ―――― 「静寂の私は」 鰯の跳ねて深夜の海 何も付かなく 光りのない 蝿のたかる堤防を歩く私がいる ふとした小石を拾い上げ 海に放って ぽこん 海に染みこむ小石の音 透き通っていたが好感が持てない 正直な人が好かれない事と一緒だね と 海がゆれてガタンとする 大勢の光りが私を照らす 暗闇からみると 一隻の漁船だった クリスマスのように飾り付けられるような電球が あちらこちらから僕を照らす が 誘われても船に行けないのは 漁師を生き甲斐と出来ないからだ また小石を放った ぼこん 荒荒しい音を立てるが 小石は浮かんでいた なんとか救われるギリギリの 静寂の中の私は
748 :
Lights :02/04/13 03:00 ID:ydXXul0y
「Cry for the moon」 満月が顔を出す頃 消えかかる太陽 満月を僕として 向こう側の太陽は どんな生を過ごしたのだろう 東の空と南の空の間くらいに 今の僕があってほしい 出来ればずっとそこにいて 最高に輝く時を望んでいたい もし僕が西の空に降りる時 最後の光が 地平線に消える時 東の空に見えているのが もう一回満月だったら 僕は笑って落ちてゆける そしてその満月で ずっと南東に居座り続ける人生を
感想感想です。
>>743 アンジェラス........コレ↓であってますかねえ?
(コピペですが)
お告げの祈り。カトリックで、天使による聖母マリアへの受胎告知を記念する祈り。朝・正午・夕の三度、鐘の音とともに行う。また、この時刻を告げる鐘。〔この祈りの初句「主の御使(みつかい)」(Angelus Domini)に由来〕
それで、
前半はなんだか切ないようで、後半、そのまま嘆きに変わってますね。
心が悲しくなったら→目の前の感触を〜
とありますが、悲しくなったから、そのために何か心の切ない部分を埋めて欲しかったのでは?
前半は情景が浮かびますし、繋がっていると思います。
が、後半の、青年以降がよくわかりません....。
言葉が飾っているようで.......。
解釈できません、すみません。
何に対しての祈りなのか、はっきりしていくと言いと思いました。いや、ただ自分が分からないだけなのですが。
お時間のある方にはご批評をお願いいたしたく。
「一献」
い草の匂い 微かな湿度
簡素な 和室
無味乾燥の空間に
凄味を滲ませる 姿
湯上りの熱(ほて)りを
失いつつある長身
包む濃茶の着物 肩口に
黒髪が落とす 艶
開け放った障子 向こうから
忍び込む夜の蝕を
歯牙にもかけず 捨て置いて
肴にする 三日月
骨浮く指が畳から 白いとっくり取り上げ傾げる
お猪口にとくとくと注がれる 辛口の酒と 羨望
慣れた手つき 儀礼じみた手酌
よどみなく 乾く唇へと
あまりの美しさ 壊したくなくて
つくこともできない 吐息
黒麒麟は冴え冴えとして 爪月は無音の 境地
畳の上 並んだとっくり
剃刀の その眼差しが
ほのかに丸みを帯びるのを
向かいから 盗み見る
酒気に頬を 染めながら
>>747 焼き魚様。
短いフィルムのようですね・・・。静けさで始まり終わる中に、漁船の登場という
山場まであって。尊敬の一言です。2連目後半や4連目後半以降が特に凄いなあと。
1連目の助詞、助動詞(?)の使い方(捻り方)は見た事がないので勉強になるなあと。
751 :
an :02/04/13 03:41 ID:???
もしよければ批評お願いします。 日が昇る前に僕は昇華を夢見 燃える絶景を見ずに幻想で心を満たした 太陽が眠ったを良い事に 僕は死を選ぼうとする それはほぼ暗がりの月の下の出来事 その先の陽炎よりも 更に揺らめく僕の死海 光は皮膚を突き抜ける事無く 窓開く事無く 太陽が街に覆い隠される 悪しき色彩感覚が僕の目を潰す 思考を刈り取られ狂喜する闇 僕はまだ生きている
まとまっていて良いと思います。 内容が美しい。 黒髪流れる女性と月は、綺麗過ぎます。 一連ずつ簡素な解釈ですが。 和の中の貴方 艶かしい貴方 月を肴にする私 貴方と私 美しさに震える私 酒と月の混じるは無音 以降は。 ↓ 畳の上 並んだとっくり 剃刀の その眼差しが >ほのかに丸みを帯びるのを 丸みを帯びた瞳ってのは自分的に艶かしい女性ではないような気が.....まぁ、個人的過ぎますが(苦 >向かいから 盗み見る ↑二人きりなのでしょうね、だとして、盗み見るってのは、自分の感じから言って、ちょっとあわないかな・・なんて思ったり。 追記。 失いつつあるの後の「長身」がよくわかりません。 そこで(私が読んだ限り)途切れてしまった。 あと、具体的なのが多いんではないかな....。 と思いました。 が、もう一人(多分女性)の美しさをもっと出して欲しかったです。 以上。シッタカ。暇人でした。
あ、(阿呆)
え〜、
>>750 うたた寝死人様宛てレスにつき。
>>752-753 シッタカカンソウ様。
>具体的なのが多いんではないかな....。
これにはサクっときました。ああ成る程。いやおっしゃる通りです。
長身は・・・(爆笑)。す、すいません。まあどちらにも読めるように書いてみた私が
悪いのですが。一応今日のは、相手方を「男」でやって見ました。・・・それで長身。
でも女性にしておいたほうが綺麗でしたかねえ・・・曝露しない方が良かったのかも。
>もう一人(多分女性)の美しさをもっと出して欲しかったです。
いつでも片方しか見ていないのですよね、私の節穴は・・・今後の課題ですな。
謙虚なお名前の方・・・。的確なご指摘、ありがとうございました。
755 :
ノッキー :02/04/13 03:57 ID:BPRJUBcS
新しく評論に加わりますノッキーです。よろしく。
751から評論をはじめます。
かなり辛口系です。ネットでおべっか使う気はありませんので。
しっかりと時間をかけて評論します。
>>751 総評「下手にかっこつけた陳腐な詩」
・安易に「死」とか「生」といった陳腐な言葉を選ばないように。
・昇華ってどういう意味か知ってる?
陽炎ってなんだか知ってる?
死海ってどんな海だか知ってる?
まったく、見当はずれな言葉をかっこつけて選んでしまっていて、
イメージさせる力がまったく弱い。言葉をもっと大切にしましょうよ。
・作者の心情がぜんぜんリアルに伝わってこない。表現力の問題という
より、姿勢の問題。詩を書くときに本当に心の底から出てきた言葉では
ないんじゃないかな。背伸びしないで、もっと素直に書いてみよう。
次回作を期待している。
>>755 こんばんはノッキー様。757まで間がありましたら750も宜しく・・・。
757 :
ノッキー :02/04/13 04:54 ID:BPRJUBcS
要望がありましたので750の評論に入ります。
>>750 総評「うまさの中に手抜きが多い」
・体言止めのリズムが静寂と緊張の効果をだしており、よく選ばれた言葉が
時折見つかる。しかし、3行4行、14行、17行18行があきらかな手抜き。
詩のリズムを破壊しているだけでなく、言葉も陳腐になってしまって浮いている。
その行を丸ごと削除したらよくなるほど。
・各段の内容は、空間→女性→月→手元の酒、と視点が移り、
読み手の緊張はピークに達する。描写の少ない対面の人間(女性)が
不安感を引き起こし惹きつけられる。しかし、ここからが手抜き。
ここまで展開をもってきたのに、「あまりの美しさ」ときてしまったから拍子抜け。
詩の世界が壊れてしまった。
・「爪月は無音の 境地」とあるが、詩の全体から無音を感じ取れているだけに
マイナス効果だったようだ。
・最後は、「向かいから 盗み見る」で終わったほうが、いい余韻を残したはず。
>>726 >>728 >最後の文
意味不明というか文章をおかしくするのはわざとでして…
もう少しリズムを考えた方がいいのかもしれません。
ありがとうございました。
759 :
Canopus :02/04/13 10:07 ID:CU3hhqGe
暇をみつけて、書き込み、書き込み。
>>718 さん 魅力的な題名を見つけましたね。長々と続く春の雨が情景的に櫛
をイメージさせるのかな。櫛の描写が「黄色の蛇?」(?はいりません)だけ
なのでちょっと解らなかったです。一、二連目がいい感じなだけに残念。最後
の一行はご一考されたし。
>>719 harukaさん おお、面白い。ありそうで実はあまりない詩かな。発想
の勝利でしょう。さて、前半で折角、今までに体験しないデータの描写をして
きたのに、「未知ノ感覚」が出てきて、ああ、やっちゃった、という感じでし
たね。視覚的なデータもほしいところでした。
>>720 さん 無難にまとめている印象です。丁寧で綺麗ですが、詩はこうした
スケッチから更に発展させていったところにありそうですね。この後を続けて
みては如何でしょう。
>>722 丁寧に書かれていて表現もなかなか上手いんですが、心の叫びとまで
は、残念ながらいっていないようですね。これは表現がまずいのではなくて、
詩のベクトルが内にだけ向いているためかもしれませんね。最後の三行は文脈
上で違和感を覚えました。
760 :
Canopus :02/04/13 10:15 ID:CU3hhqGe
>>755 ノッキーさん、はじめまして。歓迎します。
他のスレッドに書き込んだやつですが、私も投稿します。
皆様方の御批評をお願いします。
『想』
弦をはじく
弦をはじく
使い捨ての妄愁や諍い事は消え去った
桔梗色の空に大きな弧を描き
もっと遠くをみつめる瞳
満天の星
弦をはじく
弦をはじく
時間を超えてなお存在する一本の曲線
ホウセンカの種が飛び散って
小さな白い蛾が舞い降りる
夜露のひと雫
弦をはじく
761 :
名前はいらない :02/04/13 10:40 ID:1GKY0mVS
「レモンハート」 土曜日の午後にまた君からの連絡が入って いつもの約束をしている僕がいる 好きでもないのに 優しくしてくれるから 傷付けたくない それは余計なお世話かな 真夜中の部屋は携帯の画面で照らされる 明かりが少しだけ眩しい気がする 何度か交わした 言葉の中にはまだ 僕の気持ちは 一つも入ってはいない それでも君は会いたがる いつもと同じ駅で 本当は退屈なんだ 苦痛じゃないけれど 早く帰らないといけないなんて どうせバレている嘘なのに それに触れようとはせず ぎこちない笑顔をしている二人がここにいる 都合がつかないから会えないなんて 変な言い訳で片づけて それを重ねていくごとに 二人の距離が離れていくような気がした
762 :
名前はいらない :02/04/13 16:39 ID:dIrkuBQN
時が過ぎるほどに 自分の寂しさが浮き彫りになって 思い出が過ぎていくほどに 今が楽になっていって... この孤独を自由と思えれば どんなに楽なんだろうね... 周りを見渡せば 全てが敵に見えて 曖昧なモノほど とても怖かった 過去と今を見比べてみて どちらが幸せが考えてた 夢と希望を持っていても 絶望と傷を持ってたら そんなもの意味のない事だと いつのまにか心に刻んでた
763 :
PureDream :02/04/13 17:24 ID:UofFLn5p
遠い日の朝 急に目が覚める 過ぎ去った日暮れ 静かに眠りにつく 違う何かを求めて 時の流れに身を任せる
764 :
御伽 :02/04/13 19:25 ID:???
暗闇時 出会いは二人早すぎ懐かしい絵はもう閉じて 黄昏時 気付いた戻れぬ事脱ぎ捨てた皮は悲しんでるあの娘に 足跡無く忘れようとこの鎖がまだ切れなくても・・・ ただ意味を知りたくて・・・ 僕がここに居た理由をもっと言って欲しくて CRY BABY 想い出を殺す 妄想かと思える程 CRY BABY 想い出は死んだ 死を生きる者あなたと同じ嘘つき 鍵をかけ答え無く止めた輝くあなた暴き出して見つけぬよう 恐ろしい程 黒く輝くあなたまるで魔性放つ女神 太陽が死んだ時 あなた映す影も消えて この向こう側へ終わりへ手を差しのべてくれ CRY BABY 思い込み殺す 現実と思えぬ程 CRY BABY 思い込み死んだ いつかも忘れたように思い込んで そうやって何があるの CRY BABY 想い出を殺す けしたいモノくらい有るんだ CRY BABY 思い出は死んだ 二度とは触れぬように あなたには未だ早すぎる この場所を踏む事さえも これ以上の犠牲は 絶望で溺れるかそれ以上さ
765 :
wildcat :02/04/13 21:31 ID:jiRBh6iQ
>>760 なんて美しい詩なのだろうと、それが最初の
印象でした。なにかはわからないけど、ひとつの
弦楽器が生み出すメロディが、闇夜に溶けてゆく。
昼間に起こったいろんな嫌な出来事も、その中に
溶けてゆく。
余談ですけど、弾いてるのが、安陪晴明(夢枕獏原作)
に出てきた源博雅ならまさにぴったりって感じです。
>時間を超えてなお存在する一本の曲線
特にこのフレーズはいいですね。優れた音色を
持つ楽器が奏でるメロディを、こう表現しますか。
見事というほかはありません。脱帽です。
ただ、以前「短いのは苦手」というようなことを、
言われてたと思うのですが、この分量だとなんだか
印象が薄い感じがぬぐえません。美しすぎて、コントラスト
がはっきりしないような、あるいは、野卑なたとえをするなら、
クリーンヒットがたくさんでてるのに、タイムリーが一本もで
なかった消化不良のような野球中継に似てます。
もっと分量を増やしてもいいのではないでしょうか。
でも、これはわかりやすい言葉だけで書いて
いただいたんですね。ありがとうです…って私が言うのも
変ですけどd(^-^;
766 :
yes :02/04/13 21:34 ID:Krajiah0
767 :
Canopus :02/04/13 23:29 ID:CU3hhqGe
ではでは。
まず
>>765 wildcatさん、いつもありがとうございます。実はこの詩はイメー
ジがワーッと溢れでた後に、かなりの言葉の削ぎ落としを行っているんです。
あんまり削ぎ落としすぎて、その言葉をもう覚えていません(笑)。分量を増
やすのは難しいかもしれませんが、今度チャレンジしてみましょう。それもま
た詩作の楽しみの一つですよね。ちなみに楽器は琵琶のイメージでした。
>>724 さん えーと、安定した言葉で書かれていますが、いきなりですみませ
んがどちらも今一つだと思います。ただ、二作目はテーマが面白そうですね。
キスを止めると心が離れてしまうような気がして、キスをずっと続けている。
表現を変えてみると面白そうです。
>>725 小心者なゴミ箱さん 何だか、三連目あたりから展開がすごいことに
なっていますね。このままだと二通りの読み方ができると思います。あなたは
空から落ちた天使、または鳥。もうひとつは、あなたは屍体で、「空」へ還る
道を探している。どっちかにした方がいいように思いますけどねえ。
>>729 おにぎりさん ははあ、13日の金曜日ではないので、大きな災難は降
りかからないというわけですね。スケッチ風ですが、連作の最後としては夜空
を見上げるという情景は結構いいと思います。ところで、あなたはよっぱらい
さんですか?違ってたらごめんなさい。
768 :
名前はいらない :02/04/13 23:53 ID:wOuX5ZvE
「俊才」 私の詩想は枯れ果てた
769 :
Canopus :02/04/14 00:09 ID:x9ESd10g
>>731 竪琴師補さん おお、J.J.トールキンの復活は私にとっても喜ばしい
ことでした。私は20年前に『指輪物語』を読んで夢中になりましたね。彼の事
を語ると長くなるので、
>>732 の批評に移りましょう。これは成功していると
思います。美しい言葉で春の嵐を表現できていると思います。ただ、三連目で
何かを伝えようとしているのですが、充分に伝えきれていないようですね。無
理に調子を整えようとせずに、それこそ春雷のように思いのたけをワッとぶつ
けては如何でしょう。
>>735 wildcatさん ロードスターは名車の誉れ高い車ですよね。初代ですよ
ね、もう10年も走ってるとすれば。さて、この車に対する愛情と思い出がこも
っていて好ましいです。気になるところは5と6ですね。耐久性の落ちた愛車の
表現がさらっとしすぎていて、あれれという感じでした。やがて来る別れの予
感も充分には表現しきれていないようです。
ある詩人さん それぞれ独立した作品のようでいて、微妙につながっています
ね。
>>737-739 で共通しているのは、あなたの想像があっちへいったりこっち
へいったりしていますね。これはあなたの思考の流れを見るようで興味深い反
面、あちこちでブツ切れのような印象も与えてしまっています。いちばんヤだ
ったのが、737の一行目がどこにもつながっていないこと。形式はこれでいい
と思うので、ブツ切れの部分の補足をしてみては如何でしょう。全体的には好
きな詩です。特に739のラストの部分なんか、いいですねえ。儚い強さがいい。
770 :
Canopus :02/04/14 00:50 ID:x9ESd10g
>>743 さん 旅をしながら人生を恋を生きている印象ですね。乗り物にのる描
写、月日の流れの描写については成功していると思います。ロードムービーを
観ているようですね。ただ全体的には唐突な比喩や単語が多々見られるため、
解りにくくなっているようです。最終連の「下心」も唐突だし、この場面には
そぐわない表現ではないかと思いました。
>>746 さん うんうん、わかります。素直な表現に少しの変化球が加わってい
て、上手いですね。一連目の「あばら家」はかえって不要な表現ではないかと
思いました。
>>747 焼き魚さん 石を投げる行為とあなたの心情がマッチしていて、好感
が持てますね。気になる表現がいくつかあります。一行目の「鰯の跳ねて」と
いうのはどこからかの引用でしょうか?違和感を感じます。あと、四連目の漁
船に乗れないのは漁師じゃないからだ、というのは当たり前の事を言っている
印象でしたね。
>>748 Lightsさん 困ったな。テーマに関しては結構いいと思うんですが、
あなたが満月になったり沈みゆく太陽になったり、絞りきれていないんですよ
ね。かと思えば輝く存在にもなっている。すべては仮定の話なので確かに何に
でもあなたはなれるんですが、ちょっといろんな者になりすぎかもしれません。
771 :
Canopus :02/04/14 01:19 ID:x9ESd10g
>>750 うたた寝死人さん えー、内容については
>>752 さん、
>>757 さんが語
り尽くしていますので、私は所感を述べるにとどめます。「口語の時代は寒い」
と言ったのは荒川洋治でしたが、この詩の文語的なテーマには、柔らかな言葉
がふさわしいと思うんですね。しかるに、表現が硬質の部分が多々あって違和
感を覚えました。
>>751 anさん 何かを伝えようとする姿勢に好感を持ちましたが、確かに表
現には成功していないようです。ただ私は
>>755 さんのいう心の底からの言葉
は非常に重要なのですが、多少の背伸びもいいのではないかと思います。そこ
から作者もアッと驚く表現が生まれると思うんですねえ。
>>761 さん 少し視点を変えた、これも恋愛詩といっていいのかなあ。面白い
んですが、携帯電話の描写があるだけで、あとは見たまんまの表現ですね。素
直な感情を表したといえば確かにそうなんですけどね。題名は内容とマッチし
ていますね。
>>757 ノッキー様。
細かい批評を、どうもありがとうございました。とても為になります(感動)!
て、手抜きですか・・・一部は単に力不足なのですが、
>「あまりの美しさ」ときてしまったから拍子抜け。
は確かに(笑)。もっと推敲すべきでした・・・お恥ずかしい。
「詩の世界が壊れてしまった。」はまずいですね。心がけます。
お手数お掛けしました。失礼だとは思ったのですが「辛口」に惹かれてしまいまして。
感謝しています。ありがとうございました。
>>771 Canopus様。
「表現が硬質」ですか・・・。はー。考えた事もありませんでした・・・。勉強になります。
本日も(毎度のことながら)ありがとうございました。
>>770 >Canopus 様
ご批評,有難うございました。
ええと、少し。
>どこからかの引用でしょうか?
いえ、私は無学に等しいので(恥
>違和感を感じます。
う。頑張ります。
....私は、言葉から来るイメージや、実際に体験し記憶しているイメージ等
で書いているのですが、「静寂の中の私」からは、鰯と言う、見て字の如く弱弱しい魚の、
群れをなしているただの一匹の独り言、みたいなイメージが湧いてきましたので、なぜか、
私的にはずせない感じになってしまいました(苦
「漁師」はあまりに簡単に答えを出してしまいました。
反省。まだまだ悩みが足りません。
774 :
Canopus :02/04/14 01:54 ID:x9ESd10g
>>762 さん 若々しい孤独感ですね。人間は都合の悪いことはどんどん忘れて
いくもの、そうでないと生きていけないなんて誰かが言ってましたっけ。素直
な表現で好感は持てますが、心情の吐露に終始しているようですね。最終連は
上手い表現でした。
>>763 PureDreamさん うまくまとめていますね。一行目の「遠い日の朝」の
表現はいかがなものかと思います。この言葉だと、既に「違う何かを求めて」
いることになるのではないでしょうか。
>>764 御伽さん えー、まず時間の流れなんですが、普通は黄昏から暗闇に
移り変わっていくんですよね、順序が逆ですね。ところどころに目を引くいい
表現があるんですが、特に最終連が好きなんですが、全体にバラバラの印象で
うまく読解できませんでした。
>>768 さん 私なんか10年くらい詩を書けなくなって、沈黙していた時期があ
りましたよ。その間はひたすら充電期間にあてました。もちろん詩を書こうと
もがき苦しんだりもしましたけどね。
なんかアラ探しみたいな批評が多くなって、自分でいやになっちゃうなあ。
すみませんが、私はPart 2で一旦批評から退こうと思っています。
批評する方たちも増えてきましたしね。
朝っぱらから失礼します。 かなり久しぶりの投稿です。 わかりやすいです。 僕をください もう一人の僕をください もう一人の僕がいれば 今の僕は必要なくなる 僕は自由になれる 僕にない僕をください 僕と同じ僕は 今の僕と同じように もう一人の僕を求める それは僕自身 結局僕は 僕から逃れることは出来ない 僕が僕である限り
776 :
ノッキー :02/04/14 10:19 ID:RBs/4M9I
>>760 総評「いい詩だが、気にかかる点もある」
・音と空間が混在する極めてハイレベルの詩である。
「弦をはじく」の繰り返しによって音を感じさせているのは言うまでもないが、
「飛び散って」等のみごとな「動き」の表現によって、奏でられた音と同調して
いる豊かな幻想的イメージが読み手に浮かび、色の視覚的効果がそれを決定
づけている。
「想」という題名からは、音と想念を世界を想定してしまうが、それにしては
情景的印象が強いので、音と空間が混在した独特の詩世界といえよう。
・格段の最後にある短くストレートな言葉、「満天の星」「夜露のひと雫」が
やや気にかかる。それによって、詩の内容面からは説明臭さを感じさせ、
リズムの面からは規則的すぎる感覚を与えてしまう。すなわち、弾き手の一人称
の視点に同調している読み手にとっては、突如飛び込む三人称の「状況説明」と
いう感があり、音と空間の混在が壊れてしまうし、それもひとつの効果(閉じた目
を開けた)だとしたら、今度は一段目と二段目が規則的すぎてイメージが犠牲に
なってしまうのである。
・ただでさえ、各段のはじめに「弦をはじく」が繰り返され、詩がスピード感を
もっているだけに、その点は気になるところである。
・3行目の「使い捨ての妄愁や諍い事は消え去った」は、弾き手の立場が明確に
なり、読み手はここで一気に弾き手と同調する。これがあってこそ、その後の
美しい表現が生きてくるのであり、詩に魂を持たせた一文といえよう。
>>736 カノ−プスさん
ありがとうございました この詩は自分がここに投稿する最後の詩だと思います
私が最初に書いた詩です
人間の多面性について考え始めたことがきっかけでした
半ば最近は人を応援したりという詩を書いていましたが
未だにこの答えはぼんやりしていて やはりこの先に自分で探すしかないんだろうなという感じです
スレも差し迫ってきてしばらく引退されるようなので残念ですが
自分もしばらく引退しようと思います
またいつか
追伸 最後にカノープスさんの詩評は 馴れ合いでもなく叩きでもなく 中立的ですばらしいと思いました
779 :
ノッキー :02/04/14 11:21 ID:RBs/4M9I
>>761 総評「J-POPの歌詞のよう。」
・そういう付き合いもわかる、という内容にたいする共感はあるものの、作者の
感性がまったく伝わってこないため、やや薄っぺらい印象をうける。詩というより
作者の単なる想像であるという印象をうける。
・「好きでもない」とか「退屈なんだ」とあるが、そう簡単に言ってしまわないで、
作者は自分の心の深層にまで降りていって欲しい。その女性のことをもっと真剣に
思い出してみたり、折々の自分の気持ちを鋭く感じ直してみたり。そういう感性を
鋭くすることによって、はじめて詩になり得るようである。そして、はじめて
万人受けを狙った流行歌の歌詞ではない、ユニークな作者の詩世界が生まれ、
リアリティーも出てくるようである。
・すべて日常的な言葉が使われているが、詩は難しい言葉を使う必要は決して
ないので、それはかまわないと思う。ただ、感性を鋭くすることによって、
通常の口語では自分の言いたいこと表現できないと感じることがよくあり、
それが表現の工夫へと向かうようである。
・題名が私にはよくわからない。
ノッキーさん、Canopusさん、ありがとうございました!! ノッキーさんの言うとおり、一応これはJ-POPっぽく作ってみたつもりなんです(恥 改めて指摘されると、本当にその通りです! もう一度、詩(詞)とはなんなのかを考え直して、修行してきます!!
781 :
ノッキー :02/04/14 11:50 ID:RBs/4M9I
>>762 総評「もっと長く書いてみてはどうだろうか」
・思い出というのは、過去のものになればなれほど、振り返ったときに
気楽さと孤独を感じる。これは大人の味わう人生の機微といえようか。
・しかし、作者は3段目以降、やや飛躍的に内容を進め、読み手としては
唐突な印象をうける。
・それも、作者の心情の混乱と読めなくはないが、それならば
もっともっと長く書いて混乱の果てに行きついて欲しかった。
・1,2段目が現在形、3段目以降が過去形というように、現在と
過去の時間の流れがひとつの見所にはなっているが、上のような
理由でこれといった効果をもっていないのが残念である。
782 :
ぷー(ni-na) :02/04/14 12:05 ID:gSztwHb5
色んな批評家さんたちが来てくださってうれしいですね。ヨロシクです。
>>671 さん
ありがとうございます。最初の1行目を軸に今度また違うのを考えてみたいです。
>>canopusさん
高野文子さんは知らないですね。すいません。。無知ですね。
あんまり本とか詩は読まないんですよ。
canopusさんのご指摘はいつもなるほど、と思います。いつもありがとうございます!
今回の詩は主観的すぎてあんまりよくないんですが載せます。
隣に何故あの男がいないのか
ぼんやりと、風が心地よく顔を撫でる時
あたしは思う。
踏みにじった心。
感傷だけだったあの時の 色とか匂いとか。
雌としてしか機能していなかった一時。
歪んだ鳴き顔が浮かぶ
離れたくない。
感傷が脳を支配する時
理性というものがそれを制した。
自分に振りかかる其れを
受けとめる事を否定して
ぼんやりと呟く。
ただただそれが 哀しいのです。
783 :
竪琴師補 :02/04/14 12:24 ID:kETpccxp
>>769 Canopusさん
批評、ありがとうございました。
自分の書いた詩の、詳しい評価をつけていただけることが、いままでまったくと
言っていいほど無く、サイトで掲載していても、ホントに、感想もなんにも
いただけなくて(苦笑)、いろいろ詩について考えていたところ、別スレでお声を
掛けていただき、自分の書き込みを読んで、考えてくださるひとも居るんだと、
嬉し恥ずかしの気分がしたものです。
わたしの詩は、心理描写に入ると希薄になって、駄目になってしまうようですね。
意味を広くもたせて、想像の余地のある詩を作るのが好きなので、骨子しか
書かないと言いますか(苦笑)、なぜそう思っているのかとか、なにについて
そう考えるのかなど、イメージを固定してしまう明確な言葉を記述することを、
避けてしまっているのです。
このあたりの、ひとりよがりな不器用さ、意志の疎通や、駆け引きの下手さ加減
などは、詩云々ではなく、わたしという人間が、とてもよく出ている部分だと
思います。絵もそうですが、こういう表現の分野は、自分が滲み出てしまうので、
恐ろしくもあり、面白くもあります。
Canopusさんが、スレの流れを、いい方向に定めてくださったので、活気のある、
良スレになったのではないかと、思っております。書き込みがいっぱいになるまで、
あと少しですが、ラストスパートということで、頑張ってください(⌒ー⌒)
ここにURLを載せるのは諸刃の剣的な感じがしますが、こちらに来るみなさんの
良心にお任せして、載せてみることにします。
よろしければ、覗きにきてくださると嬉しいです。
http://lovemac.gaiax.com/home/miath
上げてしまったうえに、パソが固まりました…… " 歌 Amhran " というところに詩があります。 長文、失礼いたしました。
785 :
ノッキー :02/04/14 12:36 ID:RBs/4M9I
>>763 総評「不思議な詩」
・読み手の時間の立場が定まらない不思議な詩である。
「遠い日の朝」と未来のことを言ってるはずなのに「急に・・覚める」と
続き、「過ぎ去った日暮れ」と過去のことを言ってるかと思えば、
「眠りにつく」と続く。よくわからないので欲求不満がたまるのだが、
最後に「時の流れに身を任せる」で妙に納得できてしまうところが
おもしろい。
・となると、3行目の「違う何かを求めて」が若干浮いてないだろうか。
・2行目の「眠りにつく」は、「眠る」としてしまって、「覚める」
「眠る」「身を任せる」と、完全に韻を踏んでしまった方がリズムは
あったようだ。
786 :
ノッキー :02/04/14 12:47 ID:RBs/4M9I
>>764 総評「滑稽さの演出」
・大げさな表現が暗さの中に滑稽さを演出しているようだ。それだけで
なく、文中の表現も「捨てた皮は悲しんでるあの娘に」とか、「想い出を
殺す 妄想かと思える程」とか、「黒く輝くあなたまるで魔性放つ女神」
など、読んでいると思わずニヤリとなる言葉がある。おそらく作者は
確信犯的に滑稽な表現を混ぜているのではないか、と思えるのだ。
・そうなってくると、「CRY BABY(泣いているかわいい君)」も、
CRYが音的に「暗い」と感じられて「根暗なかわいい君」と感じられて
しまって、妙におもしろい。
787 :
ノッキー :02/04/14 13:02 ID:RBs/4M9I
>>768 総評「奇手ではある」
・詩である(と作者は主張している)にも関わらず、「詩想は枯れ果てた」
という内容の、わずか10文字の詩である。
・たしかに、それ以上に言葉を続けては「枯れ果てた」の言葉が嘘に
なってしまうため、内容的には10文字で終わらなければならない宿命
をもっており、奇手ではあるが作者のうまさを感じる。
・となると問題は「俊才」という題名である。「俊才」とは、人並み
はずれて優れた才能の持ち主のことをいい、いわゆる天才のことである。
「俊才」という題名の詩を、「私の」で続けており、それは少々
ずうずうしいのでは?と、一瞬思ってしまうのだが、内容は
「枯れ果てた」である。私は天才であるが詩想は枯れ果てた、という
内容に、作者のどんな思いがこめられているのか、興味深い
ところである。
お疲れさまです。 悲劇的だけど、よろしくお願いします。 「無言の叫び」 銃や爆弾に囲まれて 少しも怖気づかず 笑っている子供達 私は知らない 彼らが何を見てきたのか 私は知らない 彼らが明日どうなるのか 私は知らない 彼らがどんな夢を持っているのか 両手でひざを抱え 無言で座っている少女の目が 何かを訴えかけている 私は知っている 彼らが何を見てきたのか 私は知っている 彼らが明日どうなるのか 私は知っている 彼らが死ぬことを そして私もそうなることを (視点が変わるのが肝です。ありがちだけど)
789 :
PureDream :02/04/14 14:18 ID:VTZq+p3x
>>774 Canopus様
>>785 ノッキー様
評価していただきありがとうございます。
>>763 の「違う何かを求めて」というのは、自分でも少し
ひっかかるものがあったんですが、敢えてこのままにしました。
この詩で、「普通とは違うもの」ということを
表現したかったのでこのようにしてみました。
しかし、良く考えてみると、確かに違和感がありますね。
評価ありがとうございました。
790 :
PureDream :02/04/14 14:39 ID:VTZq+p3x
あなたの凍える手が わたしの優しい心の中へ… わたしの暖かい手が あなたの苦しむ心の中へ… 舞い上がる粉雪 鮮やかに咲き誇る花々 氷の中の太陽 地に潜る雷 あなたとわたしの間の 無意識の中の相違
>>767 いや、俺はよっぱらいではないです。
HNだけではなく、現実世界でも至ってマジメです(w
それにしても、引退なさるとは・・・勿体無い話だ。
あなたの影響で他の批評家がやる気を出したと言うのに・・・
いずれにせよ、終わりが近いんだから今のうちにっと。
++++++++++++++++++++++++++++
「フェード・アウェイ」
最後の時が来たら やはり私はあなたの腕の中にいたい
そうすれば失われてゆく光も 痛みも 悲しみも帳消しにできる
幾重にも折り重なる明確な反応 鼓動の途絶える感覚
全ての死をあなたが吸収して 果てない眠りの彼方へ沈めてくれる
細い指が奏でるピアノ 途絶えそうな懐かしい曲
横から支えてくれるあなたの瞳はいつも優しい
まるでこんな日が来ると予想もできなかった 青い瞳
死ぬのが怖いわけじゃない あなたに忘れられることが怖いだけ
色褪せてゆく記憶を あなたがどうやって留めるのか知りたい
ほら だんだん遠のいてゆく 景色も 声も 沢山の視線も
人はこうして最後を迎えるの もしそうなら消える前に抱いて
++++++++++++++++++++++++++++
792 :
KANATA :02/04/14 14:57 ID:8sCpl2s5
「ひまわりの憂鬱」 ひまわりにも哀しいときがある お日様から背を向けて 一人で泣きたいときがある ひまわりの憂鬱 窓辺で俯くオレンヂ色の花びらに 今日も黒い雨が降る
793 :
wildcat :02/04/14 15:55 ID:mDZGjZqn
>>769 >ロードスターは名車の誉れ高い車ですよね。初代ですよ ね
初代です。納車まで6ヶ月待たされた時代のやつでした(過去形)。
しかし、いろんなことよくご存じですねd(^-^;
思いこみが過ぎると、読むほうがしらけてしまうことを
怖がって、ちょっとさらっとしすぎかもと、反省してます。
近いうちに書き直してみます。ありがとうでした。
曲がりくねった山道では、ほぼ無敵でした、あの車。
794 :
御伽 :02/04/14 18:36 ID:???
「路地裏哀歌」 キズはもぅー癒えたのですか? はい。「病んだ瞳が嫌い」・・・で 「林檎が大好きデス。」 消えた声街角トワイライト、Wなブルー感じて 咲き乱れしぼんで消えました。 キズはもぅー癒えたのですか? はい。「時に哀れすぎる程堪能で官能デシタ。」 流れてくるラヂオからは 今日も「ひばり」が唄うよー ら・ら・ら・ら さよなら繰り返し大人になりました。 たくさん行き違フ街角ブルースで・・・ 思ひは粉々にハカナク焼けました。 そして笑いました。思ひ出ブルースで・・・ 空いた心心ムネ心に空っぽの詩と Gが響くよー ら・ら・ら・ら さよなら繰り返し・・・街角ブルースで たくさん行き違フ街角ブルースで・・・ 悲しみ知りました・・・思ひ出ブルースで さよなら繰り返し思ひ出ブルースで・・・
「その街」 その街は 古くて新しい街 整えられた 街並み 咲き乱れる 花 萌えるような 緑 笑顔で挨拶する 人々 観光地の名に相応しい 美しい街 ほんの数年前 タイタンの怒りに触れた街 あの日 私はテレビの中に地獄を見た 倒壊する建物 燃え盛る炎と煙 ほんの一時間程度で行ける美しい街が テレビ画面の中の遠い街になっていた そして かけてもかけても繋がらない電話 苛立ちと 不安と 恐怖… 今では あの頃以上に美しい街となり 観光客が訪れる街に戻ってはいるけれど あの日のことを 忘れられない 忘れてはいけない 失われた数千もの命のためにも
796 :
名前はいらない :02/04/14 20:32 ID:5QaNbmQC
ふと目が覚めると 巡る季節の中で 光が射していたり 雨音が聞こえたり いろんなものを期待していた だけど今は君とまた出会えることを 期待しているの 泣きながらも君の名を呼ぶの そうずっと いつか君が気づいてくれるまで 私はそう望むの いつまでだって 空に輝く星たちが 私に向かっていつも囁いてくれるの きれいに光って私に勇気をくれるの いまでも思い出すの この星の下で泣いていた日々を 笑いながらも君が愛しくてたまらない ずっと頭から離れない君の笑顔が 消えないように祈っているの 苦しみながらも君を想うの 君の笑顔もその優しい言葉さえも きっとずっと忘れない
797 :
Canopus :02/04/14 21:13 ID:4zoE+gYY
こんばんわ。
>>776 ノッキーさん どうもありがとうございました。詳細な御評価をいた
だいて、大変うれしいです。私がこの詩に感じていたこととドンピシャリでし
た。一連でリズムをいったん切って、二連目は揃えすぎたかなあ、なんて思っ
ていたんです。二連目のリズムを変えるか、新たな第三連を作るか。楽しみな
がら考えてみます。
>>775 詩人@さん う。あなたが言うほどわかりやすい詩じゃないと思いま
す。というのも、二連目で「僕にない僕」と出てきますね。これは鏡像として
の僕だけでなく、理想の僕も欲しているのでしょうか。そして三連目では等身
大の僕と向き合う僕。この際ですから「僕」のヴァリエーションを増やしてみ
ませんか?読んでいて楽しい詩でした。
>>782 ぷー(ni-na)さん 一連目の表現だけで情景がわかるところはさすが
ですね。ただ、二連目以降の表現がそれにおんぶしているかな。二連目は唐突
ですし、感傷とか理性とかの言葉も、どういう感情を表現したかったのか今一
つ掴めませんでした。
>>797 Canopus様
ありがとうございます。
自分で読み返してみて、なるほどその通りだなと思いました。
言葉の遊び的な発想からさらっと書いた詩だったのですが、
もう少し、自分の詩と向き合うべきでしたね・・・・。反省
こんばんは。お疲れ様です。お時間ありましたらご批評お願いいたします。 「ひとといるためのつよさ」 余所見をすれば声がかかる 振り返れば 無視される 寄りかかれば肩を透かされ 追いかければ 逃げられる 嫌いになれば好きといわれ 好きになれば 嫌われる 離れたなら 引き寄せられ 突き飛ばせば 抱きつかれる 言葉は全て流されて 無意味な話を聞かされる 欲しかった愛は手にできず 不要な愛 押し付けられる 過剰な期待 寄せたらば 裏切りだけが返ってくる 一人で立たなければならない 何にも支えられずに一人 誰かが離れていこうとも 傷つかず見送れるように 一人で立たなければならない 他人の言動 振り回されず 多分それがオトナだから 最後は自分だけと刻み 一人で立たなければならない 強く剛く真っ直ぐしっかりと 自分が立っていられなければ 誰かと歩いては 行けないのだから ↓おめでとうございます 800。
800 :
Canopus :02/04/14 21:41 ID:4zoE+gYY
>>788 詩人@さん 丁寧な表現だと思います。うーん、前半と後半で視点が
変るということは、加害者としての少年兵、被害者としての少女という立場で
構成しているのかな。そして彼らはいつか死んでいく。キビしいんですけど、
対極性を持たせたことで、かえって上っ面をなぞっただけの印象になってしま
っていますね。戦争というのはそんなに単純なものではない筈ですから。
>>790 PureDreamさん 一連目と二連目で、敢えて手と心の対比を行ったのは
何かシチュエーションがありそうですね。その描写がほしかったですね。後半
の表現がいいだけに、ちょっと残念。特に最終連はオッ、とくるような表現で
した。
>>791 おにぎりさん いや、失礼しました。以前に「よっぱらい」さんとい
うHNの方がいらっしゃったので、つい…。えーと詩ですが、いつもと毛色を変
えた詩ですね。丁寧で読ませる描写ですが、重大なミスが一つあります。冒頭
で「最後の時が来たら」と仮定していますが、今は最後の時を迎えているんで
すよね?あと、最終連も悪くはないんですが、もっと消え入るような表現でも
いいのでは、と思いました。
801 :
PureDream :02/04/14 21:56 ID:VTZq+p3x
>>800 Canopus様
ありがとうございます。
やはり今回は特に後半を重視しすぎたあまり、
前半が少し手薄になってしまいました。
最終連は、かなり推敲したので
その甲斐があってよかったです。
>>800 ありがとうございます。お世話になってます。
う〜ん意図が伝わりにくい上に、最後の説明でボロが出てしまったようです。
少年少女はともに戦争の被害者です(どちらも「子供達」に含まれる)
銃や爆弾という表現は戦場にいることを示します。
前半の視点は私(詩人@)です。私が子供達をどう見たかということです。
そして、後半の視点は少女です。彼女が自分を含めた子供達をどう見ている
のかということです。
ただ、後半は少女の目から推測した私(詩人@)の想像に
過ぎないのです。彼女が本当にそう考えているかどうかは分かり
ません。だから後半は少女の心を借りた私の視点と言えるかも
しれません。
いや〜難しいですね。語れば語るほどボロが出そう・・・。
803 :
Canopus :02/04/14 22:06 ID:4zoE+gYY
>>792 KANATAさん 冒頭で引き込まれますね。面白い視点だと思います。し
かしながら三行目は一行目とほぼ同じことを言っていますし、最後の黒い雨は
何かの象徴だと思いますが、何だか唐突な感じです。インパクトの面では成功
していると思うので、次は言葉の選別をご考慮下さい。
>>794 御伽さん おお、これは雰囲気が出ていて大好きです。ひと昔前の
『ガロ』によくこんな漫画が載っていましたよね。特に最初の二連なんかツボ
に入りました。ただ気になるんですけど、WとGは何て読むんですか?
>>795 さん あっ、わかった。これは神戸ですね。はじめはNYをイメージして
読んでいたんで、どうもつながらなかったんです。うん、これだと「忘れては
いけない」もしっくりきますね。近しい人がいらっしゃったのでしょうか。そ
の描写はさらっと述べているだけでしたね。でも、これは古傷に触れるのであ
れば、ごめんなさい。そっとしておきましょう。
スレ違いなんですが、短い詩が好き(だっけ?)というスレが上がりません。 僕のパソコンが悪いのか、こっちが悪いのか判らないんですが…だれか一度変わりにageてもらえませんでしょうか?
805 :
考える名無しさん :02/04/14 22:12 ID:b2RwHNHp
807 :
Canopus :02/04/14 22:32 ID:4zoE+gYY
>>796 さん 冒頭の表現がなかなかいいですね。特に始めの五行が素晴らしい
です。ただ、この後が続きませんでしたね。二、四、五連目は「あなたが恋し
い」ことを異口同音に表現しているだけのようですし、三連目の描写は陳腐に
すぎるようです。辛口でごめんなさい。
>>799 うたた寝死人さん 冒頭の表現は漱石の『草枕』のようですね。リズ
ムがあって好印象なのですが、四連目まで似たような表現が続いているため、
もういいよう、という感じです。調子を少し変えてみては。後半部分も繰り返
しを多用しているので、どっちかを変えてみるのがいいでしょうね。
えーと、皆様方のお礼ならびにエールを多数いただき、どうもありがとうござ
います。批評の大変な励みになります。この場を借りてお礼を申し上げます。
私も再び詩を書く方をメインにしたいと思っています。2ちゃんから離れるわ
けではないので、これからもよろしくお願いします。
808 :
kanon :02/04/14 22:37 ID:W+iUqLXc
「●」 灰色がひた走るこの先 今にも喉を潤そうと 木々達が待ち構える ひたすらに 一瞥くれないように火をつけるが 舞い始めた 少しの暇も許されていないようである 渦目で問う空 どうせ答えてくれないので 一踏みして また走り出す
>>807 Canopus様。
どうもありがとうございました。そうか、何かに似ていると思ったら・・・。
もういいよう、ですか。凄く納得のいく回答で(笑)。また考えてみます。
他スレがメインかと思いますが、こっそり拝見しております。
新作、楽しみにさせてください・・・まあゆっくりと。 本当にお疲れ様(失礼)です。
810 :
mixi ◆mixiK.U. :02/04/14 23:11 ID:kJB57g8A
「鵺」 遠くで鵺の鳴き声が聞こえる 私は嫉妬と憎悪を詰め込んだ枕を抱きしめ 何度 貴方の為に涙を流しただろうかと考えていた 貴方はエゴイストだった 自己保身の為に あっさり私を切り捨てた あの時 私に背を向けたのは 二人で居た頃の優しい恋人でも 甘い声で囁く愛しい人でもなく ただ 自分のことだけを考える 臆病で小心者の男だった それを知って なお 貴方を想う私がいた 鵺の泣く声は一段と大きくなった その恋は 私の心を見事なほど打ち砕いた 再構築された私の心は もう子供ではなかった …子供ではいられなかった けれども 貴方を憎み切ることもできず そして 愛する事も叶わぬ心は 少しずつ 少しずつ 均衡を失って行き いずれ来る「その日」を迎える準備を始める 狂った様に鳴く鵺の声 それは「その日」が近い事を告げていた 私は「その日」が来るのを 怯えているのか 心待ちにしているのかすら 判らなくなっていた 微かな寒気を感じ ぎゅっと枕を抱きしめると あの日の涙と憎しみの香りが溢れ出した ふいに 鵺の鳴き声が止んだ 私は安堵の溜息をついて 深い眠りに落ちた その日の夢の中に出てきた「鵺」は 身体は狸 尾は蛇 脚は虎 そして その顔は紛れもなく 嫉妬に狂った醜い顔をした「私」だった
>>807 Canopusさま
いつもご批評ありがとうございます。
何だかとても寂しくて残念な気がします(泣
けれども、ワガママは言えませんね。
とりあえず、これまで自分の詩作の時間を、私たちの詩の批評
の為に使っていただいていた事に心から感謝いたします。
本当に、本当にありがとうございました。
そして、Canopusさまの紡ぎだす詩を楽しみにしています。
812 :
PureDream :02/04/15 00:14 ID:7mbIagyu
消え去る運命の 小さな光が 今日もまた 新しく産み出される 永遠の命をもつ 小さな泉が 今日もまた 一つづつ消えていく 儚くも力強い 大きな海が 少しづつ 遠くへ去っていく そして それを見守る私は 段々と 形が無くなってゆく
「春」 桜吹雪 甘い恋心は散って 僕の心は死んだ 葉は芽生えない 「夏」 海水浴 青い純情は暗く沈んだ 僕の心は死んだ 浮かび上がってこない 「秋」 紅葉 燃えるような恋は沈下 僕の心は死んだ 山を彩れない 「冬」 吹雪 寒すぎて外が怖い 僕の心は凍死した まだ春は彼方である
814 :
ある哲学的な場面 :02/04/15 04:00 ID:/gEL/hsg
死のビートは素早く七色に走り、 わたしは突然の大地震に思わずほくそえんだ わたしは身寄りのない孤児 ポケットに両手を突っ込み大股で地上を歩きまわる 片言の色人 オレンジが四方に飛び散る午後4時 街中を歩きまわるわたしの頭はからっぽだった まるで地獄へ通じる快楽の道を 太陽に照らされ焼け焦げるまで唄い続ける憐れな魚 わたしはくずれおちるかげだった いっぽいっぽ孤独はあるく くつおとはけいかいでしかもなまけもの 正面から微笑みかけるおんなの面影 わたしは髪をひっぱりこういった なにがおまえを自堕落にさせた ポテトチップスの希望 コカコーラの黒 わたしはい気をのむ この行きばのない世界に 引き千切られた自分自身に
疲れながら朝日に紫煙紛らせ明日を待つ あすなろでは決してないと信じながら
816 :
wildcat :02/04/15 09:53 ID:Lqn2iaOx
>>810 鵺(ぬえ)という鳥はいません(当たり前ですね(笑))。
昔の人は、夜中に大音量で恐ろしげ(夜だからそうきこえ
やすい)に鳴く、「トラツグミ」を、ぬえと呼んで怖れていたの
でした。夜行性で、針葉樹と広葉樹の混じった森に住み着き
ます。大きさはハトより一回り大きいくらい。朝方、神社の境内
なんかで、よく見られます。あんまり、かわいい鳥ではありませ
んが、トラの脚はしてません(爆)
で、作品ですが(いまごろかよ)
その伝説の鵺に自分をなぞらえるというのは、わりと
よく使われる手法ではないでしょうか。すると、もうひと
ひねりないと、読んでいてツライものがあります。
ただ、女の情念を訴えるという意味では、良くできた作品とも
言えると思います。
もしかすると、鵺を妖怪にまで育て上げたのは、"女の嫉妬"
なのかもしれないって、ちょっと思いました。
相変わらず、怖いっすね( ̄ー ̄; と、独り者の私は思う
のでした。
817 :
wildcat :02/04/15 10:05 ID:Lqn2iaOx
>>799 ほんとだ。草枕ですね。Canopusさんが言われてる
ように、同じリズムが長く続くので、ちょっとイヤになちゃい
ます。サビのないJ-POPを聴いてるような感覚です。
ただ、言葉の語尾をちょっと工夫するだけで、こうした
ものは簡単に脱却出来るので、それほど大きな欠点
ではないとは思います。AメロをA'にするようなことです。
なんだか音楽関係のたとえが多いですね、私d(^-^;
でも、内容は、人の世に起こる不条理を、丹念について
いて、好感が持てます。
>欲しかった愛は手にできず
>不要な愛 押し付けられる
>過剰な期待 寄せたらば
>裏切りだけが返ってくる
これは、ある年齢を超えれば、誰もが思うこと
でしょう。2CH風に言うところの、激しく同意(・∀・)!
ってやつです(笑) 代弁者としての表現としては、
悪くないと思います。
そして、最後は、自分の決意表明で閉めてますね。
なにかあったんですか?(聞くなって)。それはともかく、
詩としては、ただの決意を示しただけでは、ちょっと弱い
かも知れません。最後は、もう一工夫欲しいとこです。
818 :
都立家政 ◆76fFko5o :02/04/15 10:12 ID:dTPsx8xJ
私営バスの影は短し季節知る 袖は見せないのは日焼け止め きっとこの気温気のせいで、私の頭狂ったかしらん やけに遠くがぼやけるの
821 :
名前はいらない :02/04/15 12:21 ID:/3w6UKwL
>820 Nature madeのFish oilを毎朝1錠飲むと頭がしっかりするよ!
822 :
Canopus :02/04/16 00:45 ID:w4POFdQb
はじめます。
>>808 kanonさん これはね、誤読してるとごめんなさいですが、凄い情景で
すよ。ゴッホの画のように糸杉が炎に揺られてぐるぐる渦を巻いている。それ
につられるように空もまた渦を巻いている。それに背を向けて走り出すあなた
の心理が大変面白いです。ただね、言葉を削ぎ落としすぎているような感があ
ります。この情景は書き込めば書き込んだだけ効果が表れそうですけどね。
>>810 mixiさん ヌエの泣き声をあなたのコントロールできない心の叫びと
シンクロさせているんですね。なんか凄まじい感じです。ヌエは憎悪を表出し
ていると思いますが、一方で恋人を想う心の表出はされてません。途中まで憎
悪一辺倒にしておいて、最後の最後で微かな愛情を表現するのは如何でしょう
か。
>>812 PureDreamさん 生命の曙と黄昏ですね。言葉遣いが非常に綺麗です。
ただ誕生のイメージをA、死をBとすると、ABBBの構成に違和感を感じます。
ABAB、ABBC、あるいはABCDの構成も試してみては如何でしょう。
823 :
坊主 :02/04/16 01:03 ID:1e1Fo5nQ
批評というより感想を述べます。
稚拙な言葉ばかりになると思うけど、その辺の素人がほざいてると思って下さい。
詩を書き並べるだけのスレにしたくないので。
書くなといわれれば書きませんので。
>>812 哀しい事のように思えるが、なんだか言葉足らずというか。
聞いた事のある言葉で印象が薄く感じられる。
結局見守る私はそのすべての風景に絡んでないしね。
>>813 きつくなるけど、あっそうと思ってしまう詩。
しかも最後なんだか滑稽だけど笑えない。
>>814 これはなんだか好き。わたしがいっぱい書き綴られているけど
どこにもわたしの実体がなく傍観者。でもそれが逆に無常に思える。
無機質な表現でイイと思う。
>>823 批評家&感想を述べる人はキャップをつけるのをお勧めする。
というか、つけてほしい。騙りが怖いのだ。是非、よろしく頼む。
++++++++++++++++++++++++++++++
「花」
目で見たものしか信じない
手で触れたものにしか興味を抱かない
でも そんなあなたにも夢を持つことは忘れなかった
「いつか虹を渡って あなたに会いに行くわ」
途切れ途切れの記憶から紡ぎ出す 理想 脆く儚い 夢
頼りなく踏みしめる泥沼 つく足跡に光は見えない
でもいつか輝く日が来るはず 夢を実現させる日が
そのために今は蕾のままで そして日を浴びて花を咲かそう
++++++++++++++++++++++++++++++
個人的にセリフ嫌いの俺だが、仕方ない。これはこれで良し。
後は、評価を待つのみ、か・・・・・・じゃ、お休み。
825 :
Canopus :02/04/16 01:22 ID:w4POFdQb
>>813 さん 3つの失恋と1つの停滞。四連目が視点を変えていて面白いですが
さらっとしすぎていて何だか物足りない印象ですね。失恋の相手の描写やその
時の情景も付け加えるといいかもしれませんね。
>>814 ある哲学的な場面さん これは自動記述的な詩ですね。からっぽな頭
の中を脈絡のない言葉が侵蝕していくさまが読ませる所です。シュールレアリ
ズムっぽいですね。後半の「正面から微笑みかける…」以下は面白そうだった
のに、尻切れとんぼな感じで、欲求不満でしたね。わざと仮名文字にしたとこ
ろが散見されますが、ちょっと違和感を感じました。
>>815 さん これは…。朝っぱらから明日を待っているというのは…。二行目
の表現(非常に真面目に上手く書けています)から察するに何か考えがありそ
うですが、一般的な表現ではないですよね。ちょっとご再考ください。
>>820 さん 影が短くなるというのは、これは夏の詩かな。袖を見せないとい
うのは、長袖のこと?ノースリーブのこと?腕まくりのこと?三行目の文脈も
何だかおかしいし、確かに読んでる方も遠くがぼやけるような感覚に襲われま
すね。
>>824 最悪だ・・・。三行目は「あなたにも」でなく「あなたでも」だ!
クッ・・・Canopusさんよ、あんたなら分かってるとは思うが、詩の意味がぶち壊しだろう。
すまない、今度からは良く見て投稿する・・・
827 :
Canopus :02/04/16 01:52 ID:w4POFdQb
>>824 おにぎりさん
>>826 あっ、やっぱり?それで意味が通じまし
た。そうなると三、四連目も「あなた」へのメッセージになりますね。
いい言葉の使い方をしていますが、四連目にいきなり蕾が出てきますの
で、事前に蕾の描写がほしいところですね。「途切れ途切れの記憶」と
いうのも唐突な印象でした。でも、いい感じで書けてると思いますよ。
それではお休みなさい。
>>827 なるほげ。毎度のことながらあんたのレスはためになるな。
・・・流石は幸せの星、か。じゃあ俺も寝ることにする。お休み、なのだ。
829 :
ノッキー :02/04/16 02:39 ID:RGUSPLZf
>Canopusさん および 詩人のみなさん すべての詩を余すところ無く批評し続けるCanopusさんには 本当に頭が下がります。 私もそうするつもりだったのですが、ひとつの詩を評論するのに 時間がかかりすぎてしまって、とても私にはすべての詩を評論する ことが出来そうもありません。 しかし、詩作をする人にとってこのスレは大いに励みになると 思いますから、批評家のみなさんにはがんばってもらいたいです。 詩作をする人にお願いなのですが、ぜひ書いてから数日間は 推敲してもらいたいです。よほどの天才でもなければ 書き捨てる文章が詩になることはまずあり得ないと思います。 自分の限界まで言葉と向き合うことによって、はじめて 自分の詩がうまれると私は考えます。 評論させていただいて、詩作をする人それぞれに独自の世界が あることがわかり、とても刺激的でした。それだけに、そのことが ちょっと惜しいように感じたのです。
>>825 815です。批評どうもありがとうございました。
特に何を掛けてる訳でもないのですが、
あすなろは、明日こそはヒノキになろうとなれないのに頑張っている、
と言う木なんで…。
私の年代じゃなきゃちょっとわからなかったかも知れません。
以後気をつけてみます。
どうもありがとうございました。
>>829 ノッキーさんに同意です。
ひらめきも大切だけれど、推敲はするべきだと思うし、
どうやったら効果的に見えるのかなど、詩の構成を考えるのは大事なことかと。
ひとりごとなら、誰にでも言えます。
一方通行でなく、よりハッキリと言いたいことを読み手に伝えたいなら、
伝えるための努力や工夫は不可欠ではないか、と考えます。
(うう。自分の耳に痛いな)
もっとも、いじり過ぎて駄目にしてしまう場合も、わたしにはあるので、
詩をうまく整えるのは、難しいなぁと、いつも思います……
>>792 明るい花の代表、向日葵の暗黒面。視点ヒョウカ!
833 :
kanon :02/04/16 14:50 ID:abgerDZy
>>822 今日は学校が無くて暇じゃ・・・。
Canopus様、毎度ながら批評、有難う御座います。
情景の解釈はもう殆どあってます、その通りです。
>ただね、言葉を削ぎ落としすぎているような感があります。
>この情景は書き込めば書き込んだだけ効果が表れそうですけどね。
ここは凄く悩んだんですよね。どちらのうほうがより印象深いんだろうと・・・。
で、自分では何かを考えて欲しい、主人公の真理を理解して欲しいということで
削ぎ落としまくりました(笑
実際初めに書いたほうではこれの2倍位の長さでした。
834 :
kanon :02/04/16 15:00 ID:abgerDZy
「死に至る病」 暗闇の揺れる海の底 今日ばかりは 少し勢いづいた仮面 お先御免と酔い倒れ どんな鏡も 目前の荒れ路には敵うまい 程よく 途切れ途切れの世歌俺 つい先程まで知らなかった 風に情けがあろうとは 心に声があろうとは 折しも月に溶ける 粋なフラれ歌
835 :
名前はいらない :02/04/16 17:55 ID:pilGYYA+
こんなに傷が大きくなるまで どうして放っておいたんだろう あんなに未来は美しいモノ だったのにいつから壊れ始めたんだろう 夕日が沈んでく 色が濃くなってく だけど昔とはどこか違ってる... こんなに凍えた街で 今はこんなに小さな幸せしか 感じられないけど 君といられて嬉しいよ 過去を思い出すと全てが 楽しく見えてきて だけど今は昨日思い出すことさえ 辛くてできずにいて... 涙する日が日を追うごと多くなって 小さなことだけで喜んでた こんな小さな心の中に 今も過去も秘めている 大きな夢も小さな悩みも 全てが存在してる 未来を築くために私は いつだって走り続けてる 時に苦しくて泣きたくなって しまうことだってあるけれど
836 :
名前はいらない :02/04/16 18:18 ID:pilGYYA+
毎日がすごく退屈で いつも昔を想っては 現実を捨ててどこか行っていた 今が本当の姿だって 知りたくなかったんだ どこかで声がする 何て言ってるか分からない だけど信じてみるよ 嬉しいことだってこと 過去と未来とを比べて どっちが本当の幸せ手に入るだろう 良い所も悪い所も浮き彫りになってきたけれど まだ分からないよ あの人の声がする 僕に向かって言ってる どんな事かはまだ理解できないけど 君の顔が見えた 笑ってる顔が見えた やっと目が覚めた 今を生きてみようと思ったよ
昼下がりの浪人生、タバコ片手に街闊歩 家に帰っても不毛、ここにたむろしてみても不毛 昼下がりの浪人生、あまりにもストイックになりすぎた
838 :
パァ〜? :02/04/16 19:11 ID:rKEGq41e
君が居無い。 日曜の朝。 いつの間にか時は沈んで。 漂うのは、雨の匂い。 君がくれた。 香水の香りも、雨に溶けて消えてしまったよ。 あたしが見つけた物の中で、 コレと言える物は何も無くて。 また泣いてしまいそう。 明日は同じ様にやってくるのに、、、
コレと言える物は何も無くて。 それはこっちの科白だっての。 創造主は常にあとに残るものを気にする。 証拠を残さないのが俺のモットーなんで。 私にまつわるイメェジが渦巻く。 ぜんぶ、忘れて消えて無くなれ。 しあわせなんていらないよ。 私のことなんて捨てちゃえ。
840 :
PureDream :02/04/16 22:35 ID:BP50ba2u
>>822 Canopusさん、
>>823 坊主さん
批評ありがとうございます。
確かに構成は少し片寄っていますね。
あと、坊主さんの指摘する通り、
読み方によっては浮いてしまいますね。
これまで批評してもらって、自分の改善点が
見えてきたような気がします。
悪いところを改善し、更にいい詩を
書き続けたいと思います。
批評していただいた方々、
今回もありがとうございました。
841 :
Lights :02/04/17 01:12 ID:lh9TCfJF
俺長生きせんでもいいから 時々そんなことを口走る たばこの本数に驚かれたり 無茶な生活を注意されたり そんな時に 「長生きして 例えば寝たきりになったり ならなくても 日々退屈な生活を 送りたいとは思わないよ 老後に そこらへんの老人見てれば わかるじゃない?そんなこと」 いきっちゃって 言ってる 嘘じゃない、その発言 霊柩車を見るなり 親指隠してる男が
842 :
名前はいらない :02/04/17 01:32 ID:WsFdGD/C
真昼の庭 哀しいディオニソスの踊り 草叢に眠る壊れたベンチ 二人の少女が微笑みながら駆けて行きました 私は何故生きたいのかというと 誰もが私を愛してくれるから だから弾けもしないピアノを弾くのです ずっとこんな生温い日々が 続いて欲しいと思います 追憶される幸せを手に入れ この世界に飾りを残してみたいから だから私は決しておどけたりはしない 鮮やかな時の流れに消えた ありふれた偉人のためにも 誰かの記憶を埋め尽くす花になりたい
843 :
Lights :02/04/17 01:57 ID:lh9TCfJF
「歴史」 新入生を見て 若いなあと感じたとき おっさんへの階段を一段のぼっている 階段を駆け上がって 息があがったとき おっさんへの階段を二段のぼっている 普段着が スーツまたはジャージになった頃 おっさんへの階段は頂上が見えている おっさんへの階段 行く男は皆うつむいて 後ろを見てはため息をつく 駅のホーム階段の頂上 「邪魔だよ、おっさん」 後ろから若い声 彼も息があがっている ほくそ笑め 私はもうおっさんキング しかし君も たいがい
845 :
灰人 :02/04/17 09:53 ID:c4m+otQM
そっと髪をなでる 草の香り 懐かしい光があふれている 一区切りついて またここへ戻ってきた どこまでも無表情 雑踏に呑まれそうなとき 久しぶりの手紙 優しさを思い出した やっぱり今でもあの日のままだね この街も あなたも あの春の日をおぼえてる? 抱きしめあった温もりを 頬をつたう悲しみを 無限に広がるこの空を 二人のこれからを 待っていてくれた この言葉を信じてくれた あなたに 今も言うよ 「幸せになれるから」 愛しさもそのままに 在りのままでいられるよ あなたとなら 「もう離さないから 幸せになろう」
漆黒の夜は街が吸い込まれそうで たった一つの星にも願いが託せず ふと横切った車のライトも闇に呑まれて行く このまま全てが飲み込まれそうで恐い 漆黒の闇夜を照らす偽物の光は希望の光を掻き消した また今日も希望なき日 僕は終を告げた 全てに 過去も現在も未来も 本当の居場所は無いのだから
847 :
yoc :02/04/17 14:38 ID:4OKCBx9n
僕は一人で、風にまぎれた
>>816 wildcatさま
ご批評、ありがとうございました。
>その伝説の鵺に自分をなぞらえるというのは、わりと
>よく使われる手法ではないでしょうか。
…そ、そうなんですか?(汗
よく知らないもので…申し訳ありません。
みんな、同じようなことを考えるんですねえ…(チョト哀
でも、一応伝えたいことが少しは伝わったようで嬉しいです。
あ、ちなみに私も独身ですが…。
やっぱり、怖いですか?>あんな詩書く女
>>822 Canopusさま
ご批評ありがとうございました。
なるほど!そういうやり方があるんですね。
次から、もっと構成というものを考えてみます。
しかし…このスレに書き込むと、毎回のように宿題が
出てくるような気がします。
それだけ自分が未熟なんでしょうね…(寂
849 :
碧谷 ◆T5I/FREE :02/04/17 21:06 ID:5FwkeORB
>>813 様
面白い詩だなぁと感じて感想書いてみました。物足りない感じはあるけれど、
こういう表現は何だかあんまり見ないタイプなので。
私的に好きです。
>>837 様
いいです!これいい!カッコいいんだかかっこ悪いんだかわからなくなってるおにーさんの図がまず頭の中に浮かびました。
っていうか、面白いです。なんか気に入りました!
――――――
では、チョボイけどもあたしの中学時代書いた詩とか…あわわわ(爆汗)
Think about you
指をすり抜ける光のように
君はいつかこの腕を振り切るの?
夜に光る 儚い月のような
君の細い躰を抱いても
満たされた心の中には
どこか冷たい窪みの闇
どうか近くに居て
この心が 壊れないように
表面の明るさは続かない
君の前に 全て隠せない
隙間の空く気持ちの奥に
重ねて欲しい 君の明日を
――――――
…うわ、ショボ。って、今のより上手かったらなんて考えると恐ろしいが(爆苦笑)
ご批評よろしくお願いします〜〜〜(==;)
850 :
wildcat :02/04/17 21:54 ID:lUrQLF6T
>>848 私が怖いのは、「あんな女」であって、あんな詩をかく
人ではありません。誤解されませんよーに( ̄ー ̄;
鵺は不気味な代表選手なので、不気味な自分の心を
表すのにはもってこいなんでしょね。
851 :
シャム :02/04/17 23:17 ID:SvncAI3R
「俺は一人で生きてゆける」 あなた一人で パンは食べられる 小麦を育てて 小麦を挽いて 小麦を練って 一緒に食べてくれる人は いない。 あなた一人で 歌は歌える 感じた事歌詞にして 心のメロディ形にして 誰一人聞いてくれる人は いない。 「私は一人で大丈夫」 あなた独りで 愛は生まれますか? 愛しい人の居ない 青いほし。 あなた独りで あなたは産まれてきましたか? あなたが居て わたしが居る。 そんな小さな 青いほし。 愛でできた あなたのほし。
852 :
56 :02/04/17 23:40 ID:???
悲劇を奏でるメロディ 終わりを求めて風を想う 雲は何かを追いかけて 押し流されるため息のよう 木枯らしに触れられて 髪は弄ばれるまま 先の見えない人生に 灯した明かりだけ頼りに 雨を包み込む夜 街は静けさを取り戻した 傘もささず一人歩く 背中に伝っていくのは雨の温もり 気づいたのはいつからか 誰もいないこの街 モノトーンに染められた世界 行き交う人は消えていた 風が抱いた想いは切なくて 押し寄せては引いていく波のよう あの日 途切れたメロディ見つけに ぼくらは終わりを求めて風に酔う 遥か彼方 目指した夢は虚空に抱かれ
853 :
うたた寝死人 :02/04/17 23:41 ID:V6kKJTRj
>>817 wildcat様。
ご批評をいただくのは初めてだったと思います。とても驚いて成仏しかけました。
>詩としては、ただの決意を示しただけでは、ちょっと弱い
>最後は、もう一工夫欲しい
これについては全くそう思ってなかったので、貴重なご指摘でした。
決意表明で閉めているのは・・・な、何かあったのでしょうと。
しかしまだまだ甘えたい盛り?ですのでご迷惑をおかけするここと思いますが・・・はい。
細かなご批評、ありがとうございました!
「時よ、止まれ」
夜が呼吸を始めて
急ぎ足群れる 駅前
プラチナの抽象回る
植え込み背に 意を決し
どこか冴えない セイウチ
口膨らませ吹くサックス
水温の 体で包む
炉の中のガラス球(きゅう)
まとう焔の 滾(たぎ)りを
18金の波に変え
統べて
震わせる
一昔前の恋の歌
呼び覚ます記憶できる海
2年前 3年前
深度の目盛りを 上げる
金髪のウルフ
射貫かれ座り込んでいた
腕の中 フェミニンの
バニラの匂いも 忘れて
軽い音 かき回す
いつも騒がしい小リス達
どんぐりの目瞬きもせず
ピック取り落とした
広場に人でできた円
存在を反芻している
足のぜんまい動き止め
胸の針は逆回る
リフレイン リフレイン
終わりの刻を告げながらも
この時がずっと続けばと
リフレイン
リフレイン
>>810 怖えぇよ。
つーか、キモい。
精神的に病んでるんじゃねえの?
鬱病?分裂症?
このスレは同人誌よりひどいですな。
856 :
灰人 :02/04/17 23:51 ID:???
>>855 このスレに限った話じゃないと思うが。
板全部そうだよ。
最近荒らし、多いね。
>>854 止めなよ、そういうの。
批評じゃなくてただの煽りだよ。
858 :
Canopus :02/04/17 23:58 ID:hm+ysjbv
おまたせ。
>>829 ノッキーさんの批評は楽しみにしてたんですけどねえ…。
そうですか、ノッキーさんの批評はいわば手間のかかる一品料理だから仕方の
ないところかも。でも、もしよろしかったら、気に入った詩だけでも批評して
くださいな。
批判家さん、シッタカカンソウさん、wildcatさん、坊主さん、うたた寝死人さん、
その他皆さん、残り少ないレスですが、どんどん評価しちゃいましょう!
>>834 kanonさん 失恋と、あと自嘲が入っていますね。「死に至る病」って
のは…。キルケゴールですか、読んだことがないから解らん。解説によると、
自分らしい生き方を主張した哲学者のようですね。さて、kanonさんらしい言
い回しで面白いんですけど、ちょっと心理描写に余裕を感じてしまうんですよ
ね。そのため題名と内容の乖離を感じました。
>>835-836 さん まとめて評価させて下さい。言葉の色というか、語り調のト
ーンの具合は統一されていて好ましいですね。しかし、どちらもほぼ同じテー
マで、同じような表現なんですよね。少なくとも一編にまとめられそうだし、
視点や表現ももう少し工夫が必要かと思いました。
859 :
Canopus :02/04/18 00:23 ID:rZQc5i+W
>>837 さん ああ、ヒマだった頃が懐かしい…。でも、ヒマな時は私もひたす
ら時間を食い潰していましたね。さて、あなたの詩は「ストイック」がキーワ
ードですね。この言葉をもっと掘り下げてみると面白そうです。金銭、行動、
心のストイックですね。
>>838 パァ〜?さん うん、アンニュイで沈鬱な(?)雰囲気で、いいですね
え。最初の四連、うまくいってると思いますよ。対して最後の二行は少し安易
に流れてしまった感があります。直接的な言葉を控えてみては如何でしょう。
>>839 仮にも名無しさん ん、「創造主」という言葉を使っているところを
考えると、神の身辺整理という意味も考えてよさそうですね。最終連が特にい
いんですが、詩全体を流れる投げやりな感じが何ともたまらなくいいですね。
ちょっと解りにくさはあるかな。
>>841 Lightsさん はは、最後笑っちゃったよ。霊柩車で親指隠すのは、親
の死に目に会えなくなるんでしたっけ。私もやってます。最後で意識的にスト
ンとオチを作っているところが気になりましたが、面白く読ませていただきま
した。
>>849 碧谷様。
最後に「重ねて欲しい」のが「(君の)明日」ってところが意外で面白かったです。
1連目、折角「儚い」、「躰」と綺麗なので、「光る」がかかっているのが勿体無い気がしました。
強すぎる、というか明るすぎる、というか、安すぎるというか。
「君の〜躰を抱いても」完璧には満たされないのに、
「近くにいて」だけでいいのでしょうか・・・?
ごめんなさい、ちょっと解りませんでした。
>>851 シャム様。
すみません、重箱の隅を突付くにとどまりそうなんですが・・・。
詩の中にでてくるのは「私は一人で大丈夫」、とか「あなた」ですよね。
でしたら題名の「俺」は「私」のが良さそうに思うのですが。
1、2連目の2行目は、スペース1つ空けずつでは駄目でしょうか。
>>852 56様。
選択された言葉が全体的に均質で(高低がない、といいますか)、きれいですねえ。
ただもうすこし56様ならではの文字を拝見したかったと思います。
この詩(題名ないのですね)では「雨の温もり」が好きでした。
>>854-856 様、その他荒しの方、物申したい方。
申し訳ありませんが、お願いしますから、他でやってください。
このスレの残りナンバーはとても貴重なんです。
私の感想ごときで埋めるのも少々罪悪感を感じる程に、大事な大事なものなのです。
どうしても一言物申したい時は、批評や具体的な感想をつけて、
そこに付帯させる形でお願いします。
861 :
Canopus :02/04/18 01:04 ID:rZQc5i+W
>>842 さん これはいいですね。言葉が生きていて、まさに静かに咲いた花の
よう。作者の力量を感じます。ディオニソスは酒の神バッカスの異名ですか。
わざと表現を省略させているところもありそうですね。これが詩にリズムを与
えている反面、ディオニソスやピアノが何を意味するのかなどのイメージが湧
きにくいようです。
>>843 Lightsさん うん、視点がLightsさん独特で面白いと思います。オリ
ジナリティが光りますね。普段着がスーツってのは、仕事ばっかりということ
でしょうか。最後の四行が尻切れトンボかな。まあ、これがあなたの味といえ
ばそうなのかも。
>>845 灰人さん うん、四、五連目はどうしても言いたかったことでしょう
から、そのままでいきましょう。とすると、前半に一工夫必要かと思います。
特に三連目で折角調子を変えているので、ここに印象的な一節がほしいですね。
>>846 通りすがりの人さん まず二行目。「願いが→願いを」でしょうね。
冒頭の三行は面白いですが、四行目はそれらの説明になっていますね。情景描
写をもっと膨らませた方が、救いのない世界を描けるかなと思いました。
>>847 yocさん うん、一行詩。いいと思います。風にまぎれて同化していく
のかな。感想も短いですが。すみません。
862 :
842 :02/04/18 01:31 ID:gJtIl7yY
>>Canopusさん ディオニソスの踊りはジムノペディ(サティのやつ)のことです。 学生の時よく昼休みに音楽室でそれ弾いてて、どうもジムノペディ=真昼って感じで。 自分の記憶が主体なので分かりにくくてすいません。
863 :
Canopus :02/04/18 01:39 ID:rZQc5i+W
>>849 碧谷さん あなたが言うほどチョボくはないと思いますけど、確かに
表現自体はどこにでもあるような詩の印象ですね。言葉を大事に思って書いて
いるので好ましい感じです。例えば「どこか冷たい窪みの闇」を掘り下げて表
現するといいかもしれませんね。
>>851 シャムさん 詩の言葉遣いが綺麗で、構成も上手いですよ。まっすぐ
な感じですね。ひねりがないといえばないんですが、あまり気になりませんで
した。むしろ、確かに題名の粗野さが気になりますね。
>>852 56さん 丁寧に書き込まれています。モノトーンな詩だと思いまし
た。
>>860 さんの評価とダブるのですが、情景描写が典型的すぎるきらいがあ
り、オリジナリティに欠ける印象でした。辛口ですみません。
>>853 うたた寝死人さん ほほう。表現の密度が高い詩です。時間がふと止
まったり、少しづつ進んだり戻ったりする描写が素晴らしいですね。ただ、こ
れらのささやかな動きをカツッと止めるような表現がないので、「終わりの刻」
が唐突な印象です。「リフレイン」も同じような表現を繰り返すことで表して
みては如何でしょう。
勇気の中に君の希望がある、力の中には生きる方法があり 広いこの青空の中に君の心があるよ、僕の中には勇気があり 希望もある、でも君の中には全然無いんだね。君を心配するよ。 いつか希望に満ちる事を祈ってる、僕は君を心配しているが 大丈夫かな、何かをする時焦って何かやっちゃだめだ、 ゆっくり一つ一つやってみなよ、きっとうまく行く僕が応援す るよ。前へゆっくり進むんだ その先に君の望んでいる道が 有るのだからね。
865 :
シャム :02/04/18 07:35 ID:VQP78LEQ
批評してくださった方々、ありがとうございました!851のシャムです。 実は「俺は一人で生きていける」は、題名じゃないんです;; 詩の一部のつもりだったのですが・・すいません、分かりにくくて;; 題名は「青い星」というなんとも安易なものです;;
「仮面」 作り物の笑顔 作り物の涙 作り物の感情 僕も君も 被っているのは仮面 僕の仮面を嘲笑う 君の顔にも仮面があるのに どうして 気付かないの? どうして 嘲笑えるの? 僕の顔にも 君の顔にも 仮面があるけど 僕は 君を笑わない 僕は 君を笑えない −−−−−−−−−− Campus様 スレッド残り少ないようなので、ご迷惑でなければ是非、批評をお願いします。
勘違い 思い違い 書き間違い 人様の名前を 覚えられない 今日もまた 貴女の名前まで 間違えてしまった 僕の手紙は 貴女に届くだろうか 余りにも 希望的観測だろうか? −−−−−−−−−−− Canopus様 866の詩を書いたものです。「m」と「n」を打ち間違えた上に「o」まで飛ばしていました。 お名前を書き間違えるなど、失礼の極みですよね。本当に、申し訳ないです。
>867少し興味あります。
869 :
KANATA :02/04/18 14:09 ID:2cP7iCEE
「libera me, Domine, 」 怠惰で溶かした ブリオニヤの 腐った香り 冒涜された 5番目の 憂鬱 陰部の 黒い苺 誘惑する 涜神者達の 象牙細工 私をつなぎ止める 罪の味 ************************** お礼が遅れてすいません。 792のKANATAです。 Canopusさん、都立家政さん、ご評価ありがとうございました。 PTSDで治療中の少女が、ひまわりを黒で塗っているのを見て、思い浮かんだ詩でした。 印象的な出来事だったのですが、うまく表現できずに悩んでおりました。 とても参考になったので、もう一度自分の中で整理しなおしてみます。 「libera me, Domine, 」はシュールレアを意識している詩ですが、 ラテン語にするとアクロスティック・ポエムなります。 ちょっと言葉遊びをしてみました。 余談ですが、ブリオニヤとは人間の感覚神経に集中して働きかける効果のある薬草です。 葉と花は小さいのですが、根だけ大きく成長し、10sにも達することがあるとか。 人智学者ルドルフ・シュタイナー曰く、治癒力や効力の高い薬草は、 形態論的にはバランスを欠いた、歪んだ形をしているそうです。 「規格」にこだわる現代人に対して、少し皮肉めいたものを感じませんか?
>869 うう、そこまでのそういう知識はモレにはないですが 暗黒向日葵というのはボクにとって斬新でした。 最近写真を撮りはじめたので「色」に興味があったので、、 いつか真面目に詩を一つ、二つこのスレにのせてみようと思います。 乱筆失礼。
なんだか前から随分間が空いてしまってすみません canopusさん、批評ありがとうございました どうもスランプ気味でどうしようもありません… もうちょっと気を付けて書いてみようと思います 「さよなら」 貴方は私に 明けない夜はないと たくさんのキスをくれて 愛していると 有り余る程の言葉をくれた でも人はいつまでだって 生きているわけではないし 空の色だっていつまでも 同じ色なわけはないと思うの 私は貴方に たくさんのキスのかわりに たくさんの傷跡を見せて 愛していると囁くかわりに 吐息を漏らすしかなかった 私にはこれ以上なんてなくて 祈っていく日々なんてこれ一つもなくて ただ毎日が積み重なっていくばかりで 何もないの ここには何もないの 多分 私と貴方のこの先にも 何もないと思うの
872 :
番長 ◆Hwwwva1A :02/04/18 20:28 ID:f2genPMM
つまんないメロディが流れることより厄介で天の邪鬼な私 味気のない話を続けたら喉が乾いた でも一匙の白い粒はいらないわ 窓の外には可愛らしい春がいるのに あなたはテーブルの隅で下を向いている 「ここまで来るのにはまだ離れてるから」 そう言って私はあなたの頭越しに涙を見た
873 :
シャム :02/04/18 21:51 ID:VQP78LEQ
目頭が 熱くなる。 胸の鼓動が 駆け足になる。 君を見てると 涙腺と 心臓は 繋がっているのではないかと想うよ。 涙が 頬を伝う。 息が できなくなる。 君を好きなのに 何故か 涙が 溢れてくるよ。 君を失う日がいつか来るのだろうか。 考えるだけで 涙が 心が 音をたてて 溢れ出す。 けど 今はまだ 君の横顔を見つめる事しかできないよ。 そして今日もまた 君を想って。 +++++++++++++++++++++++++++ 「恋」という感情は、幸せで、あたたかいものだけではなくて。 それは例え、両想いでもそう。 愛していればいるほど、失う事が怖くなる。 だから、今の一秒一秒を大切にしていたい。 例え一秒間でも、失った後では、もう二度と取り戻せない時間 なのだから・・・・・。
わたしを失うのがこわいのならば 無理にでも繋ぎとめておけばいい 幸せな結末なんていらない 苦しくても君の傍にいたい
875 :
いおん :02/04/19 00:55 ID:Z92+TA6h
僕の周りは 一家言を持った人ばかり ”喧喧諤諤しかじかで・・・” 延々続ける一家言氏に 曖昧にうなずく僕はぼんやり 物理的・科学的根拠なんてどうでもよくて 防御のための攻撃なんて必要なくて 気持ちだけをきかせて欲しいだけなのに 知識を詰め込み 氾濫する言葉に惑わされ 真似するうちに 僕らは本当に 語るべき何かを忘れてきてしまったんだ
876 :
Lights :02/04/19 01:09 ID:NngKQBBZ
部屋を片付けながら 机の中の思い出の写真を 手にとって 汚らしい笑顔 恥ずかしいほどの真顔 あほなポーズ 苦笑しながら眺める その中に数枚 思い出したくも無い人と 肩を寄せ合って写っている写真があって 思い出を思い出す間もなく ゴミ袋に投げ入れた 急に真顔になった私は まだゆとりのある袋の口を きつく縛った
どこにいっちゃうの? また消えてなくなるの 二時色のしゃぼん玉は
878 :
名前はいらない :02/04/19 11:11 ID:sQtSykab
戸惑った子供を演じているだけです。 子供のふりして許されたいですか? 甘えたいですか? あんたはいつか自分に責任をしょわせる気がありますか? 筋肉を切れるほど使う気があるんですか? どこで何を食べますか? どこで何を食べましたか? それをほんとに食べていいと思ってるんですか? 誰も食べていいなんて言ってないかも知れないですよ。 ただ、おかあさんが黙ってるだけかもしれないですよ。 あなたがいつまでもぼーっとしてるんです。 ぼーっとしてるんです、あなたは。 どっかへ消えていきます。 あんたは消えていきますよ、どっかへ!
879 :
名前はいらない :02/04/19 11:14 ID:sQtSykab
おーーーーーまーーーーーえーーーーーわぁーーーーー、 ぽんっ!!! アタマだ!! 頭。
あっそう
881 :
neri ◆lw8TzHjk :02/04/19 12:18 ID:KGCxWQ9E
「ゴヤの犬」 恵みは上方より降り注ぐ 花にも 虫にも どんなに愚かな罪人である 私のこの掌にも確かに だから もしかしたら人は 天国を空に描くのかしら かつてそれを描いたもので 地の底を描いた画家はいたかしら 今の私はゴヤの犬 抵抗することかなわず 砂の海へ溺れゆく 哭くこと それが あの犬に出来ること 私は上方より降る陽のぬくもりに溺れながら あなたの名を ただ呟く ご無沙汰しております。お元気ですか(^-^)
>>878 最後の二行が唐突で余計な気がする。
一箇所だけ『あなた』と書いているのが気にかかる。
感情に任せてただ書いた、という感じがしてしまう。
鬱陶しいので『あんた』に消えてほしいのか、
それとも大人になるよう諌めているのか、
ちょっとなにが言いたいのかがわからない。
883 :
みと子 :02/04/19 21:09 ID:39yag/OV
フロイトを読んでその自由連想法を活用した無為詩記と 自分が呼んでいる詩をいくつか評価して下さい 一つ目「綾」 綾は呼吸をしていた 深く深く そしてそのまま腹が膨らみ 風船となって空に浮かんで行った 突然綾は破裂した そのまま粉々になって舞い下りて行った そうするとカラスが来て綾をついばみはじめた 綾は言った 「お願いだから私のからだを食べないで」 「私まだ19よ」 彼女はそのまま息を引き取った そして彼女の意識はカラスに乗り移った 彼女はとんだ 飛んだ飛んだ飛んだ 星が見えるまで飛んだ そしてそのまま星を口に含み、舌で転がし、飴のように食べてしまった 綾カラスはふいに何かに気づいたように飛び立った 綾カラスに未来はない 綾カラスは夕日を飛んでいる 墜落した そしてそのまま光が届かないまで深くまで海に落ちて行った そしてそこには世界があった 綾だらけだった 仲間は彼女を歓迎している 彼女は胴上げされた そしてそのまま天井をつきやぶって真っ暗闇にでた かえれぇーという声が聞こえる その声が綾を侵食していった! 「もうやめてよおお」 その声の勢いは少し弱まったようだった しかしすぐに勢いを取り戻し 綾をさらに侵食して行った!! 綾はわけも分からず服を脱ぎ始めた 彼女は目玉オヤジになっていた オイキタロウ! 目玉綾は泣きながら走った そして綾はついに踏み潰されてしまうのだ! 世界の闇を支配するものは綾のみならずあらゆる星を食いつぶして行った その形相は星飛雄馬のようであった バタン!! 急に辞書のような分厚い本が閉じられる音がし 魂だけの世界に今日も静寂が訪れるのである
884 :
叉緒璃 :02/04/19 21:44 ID:XINuUk9R
この窓からいつもの景色を見ている 光など降り注いではこないこの窓は いつも醜い僕を映し出す 姿が醜い僕は いつからかゴミのように扱われ 姿が醜い僕は いつからか言葉を失った 僕もこの窓から見える大空に 高く飛びたてるのだろうか 僕もこの窓から見える太陽の 暖かい光を浴びれるだろうか 僕は醜い人間だから全てが輝いて見える
885 :
御伽 :02/04/19 22:29 ID:???
愛するが故、愛しくて、嘘で固めた、絵面を一つ、鬼の涙に沈めましょう…。 重ねた罪を、切り刻み、苦しみもがき、潔白を、今夜は少し胸が痛い…。 サヨナラ、白く、澄んで痛い、せすじが凍てつく、その前に…。 絶えまなく、近付いた、吊るされた私、転換してもずっと、届けるよ…。
886 :
mixi ◆mixiK.U. :02/04/20 00:15 ID:TkDSy1v0
「海に想う」 指先から迸るのは 失われた体温 貴方の声を聞きたいと 溢るるは涙 空は暗く立ち込め 春の雪が降り積もり 空を往くは哀れな鴎 叶えられなかった夢と 守れなかった約束は 私の心を奪い去り 白い虚無の果てへと連れ去る 指先から迸るのは 貴方の温度 もう一度声を聞きたいと 嗚咽をあげて神さまに請う 岩陰で砕け散る波 無邪気に遊ぶ子供 引きずられるように波間に消える 弔いの花束 伝えたえられなかった言葉 届けそこねた想い 処理しきれない感情の隙間で 泡のように繰り返し繰り返し消えては浮かぶのは 二度と会う事の無い笑顔 遠い 遠い 笑顔
<「14歳の決意」> 君たちが楽園でグラスを傾けるのなら、 僕は灼熱の業火に焼かれよう。 君たちが荷を背負って砂漠を歩くなら、 僕は湖畔にねそべって木漏れ日を浴びよう。 愛すべき君たちのもとにはもう帰らない。 狼のように疾走して、僕は自分の国をつくる。
888 :
Canopus :02/04/20 01:08 ID:ih+MFRHj
>>864 さん 誰かさんへのエールですね。オリジナルな感じで好感をもちまし
た。ただ冒頭で「君」の勇気や希望や心について述べておきながら、その直後
にそれらが「全然無い」というのは何故でしょうか?何故それらがなくなって
しまったのかについての言及が必要かと思いました。
>>866 さん ふふ、お疲れ様でした。さて、詩ですが、ここでは「仮面」を生
きていく上で必要な建て前として捉えて、仮面を持たなければならない悲しみ
をうたったものだと思いますが、この仮面にはかなりの多様性があると思うん
ですよね。「嘲笑う」べきものとして仮面の一面だけを語るにとどまったのは
残念でした。
>>867 は面白いですね。なぜか童謡の『やぎさんゆうびん』を思
い出しました。誤記は気にしないでいいですよ。おかげであなたが誰だかわか
っちゃいました(笑)。
>>869 KANATAさん え、ラテン語にしてアクロスティックですか?そこまで
の知識は持ち合わせていないので、純粋に日本語としての詩の評価を行います。
自動記述的なイメージですが、各々の情景がうまくつながらないようです。シ
ュールレアリズムを意識させるほどイメージの対比も鮮明ではないようです。
罪のイメージに「怠惰」「冒涜」「黒」「涜神者」などの言葉を使っています
が、徹底的に抽象化してもよかったかもしれませんね。「ラテン語にしてアク
ロスティック」というのは物凄い隠し玉だと思います。どんな言葉が浮き上が
るのか、興味がありますねえ。面白く読ませていただきました。
889 :
Canopus :02/04/20 01:33 ID:ih+MFRHj
>>871 小心者なゴミ箱さん うん、最終の「だから、さよなら」を省略させ
たんですね。冒頭の一、二連目がいいですね。問題はその次で、何故あなたが
さよならを言わなければならないのかが充分には伝わらないんですね。内容が
深そうなだけに残念に思いました。
>>872 番長さん 最終連の表現が非常にいい。ここに向かって詩を展開させ
たいところですね。そう考えると、気になるのは第一連なんです。この連から
は「春」も「あなた」も描出されないんですね。特に「あなた」の描写がほし
いかな、と思いました。
>>873 シャムさん 解説付きの詩ですね。確かにこの詩は解説が必要かも。
というのも、失うのがこわい、というネガティブな考えが実は逆説的なもので
あることに、解説を読んで初めて解るんですね。出来れば詩の中でそれを表現
してもらいたかったです。
>>874 さん 873の評価を詩で表現したんですね。よく出来ていると思います。
しかしこれだと繋ぎとめられる事は苦痛だ、ということになりますね?まあ、
それはそれでいいのかも。
Canopus様 ど、洞察力が鋭い。さ、さすがです。(汗 批評、ありがとうございます。 866は…そうですね。仰るとおりマイナス面のみ表に出して作りました。 もう少し、プラスの部分を加えて、練り直してみようと思います。 867は、指摘されるまで気付いておりませんでした。間違えた!ということで頭が一杯で。 ご寛恕ありがとうございます。(汗 ありがとうございいました。そして、今日もお疲れさまです。 −−−−−−−−−−− 「夜」 パソコンと向き合う 音楽をかける ビデオを見る たまった本を読む 常に二つが同時進行 ながら族が得意な自分も とりあえず 眠気には勝てない おやすみなさい ありがとう また明日…… どうぞ程々に −−−−−−−− こ、これは批評しないでください。ただの「詩」形式のメッセージです。(汗 おやすみなさい。
891 :
Canopus :02/04/20 02:15 ID:ih+MFRHj
>>875 いおんさん これは結構面白いですね。何となく納得させられるもの
があります。描写も簡単な感じでまとめてあるにも関わらず伝わってきて、完
成度も高いと思いました。密かに言葉遣いも上手いですね。
>>876 Lightsさん ああ、こういう経験は私にもありましたねえ。どういう
わけか数年間はとっておいてしまうものなんですよね。Lightsさんらしい言葉
で上手く書かれてあります。「思い出を思い出す」など、気になる表現がいく
つかありました。
>>877 さん これは…。「虹色」の誤植ですか…。こうした誤植さえ短い詩で
は致命的なので、気をつけましょう。綺麗な詩、というだけの印象ですね。辛
口にてすみません。
>>878 さん うっ、これは、何だかなあと思って読んでいるうちに、だんだん
スパークしていって面白くなってきますねえ。脈絡はないのですが、なんだか
無理矢理うなずかされる感じで、不思議な印象でした。最後のシメもいいんじ
ゃないかな。
>>879 さん 私はこの詩はお産のイメージで読みましたが、合っているんでし
ょうか?自信ないです。一行目をどうにかすると、もっと意味が伝わりそうで
すけどねえ。うーん、うまくコメントできません。
892 :
情景描写撮影所 :02/04/20 02:26 ID:45aXKCSK
ふうせんガムのゆめをみる かなしくふくらんで かなしくしぼむ その情景をながめてる ぼくはみずにういている ふうせんガムのゆめをみる かなしくふくらんで かなしくしぼむ その情景をながめてる ぼくはいつでも泣いている ふうせんガムのゆめをみる かなしくふくらんで かなしくしぼむ その情景をながめてる ぼくはなみだに埋もれる ふうせんガムのゆめをみる かなしくふくらんで かなしくしぼむ その情景をながめてる ぼくはあなたに触れている どうでしょうか?突き付けてしまってごめんなさい。
893 :
Canopus :02/04/20 02:39 ID:ih+MFRHj
>>881 neriさん お久し振りです。さて、私はゴヤの犬の絵を知らないので
うまくコメントできないのですが、地の底とまではいかないまでも、恵みを森
や暗闇で表現した絵はありそうですね。詩についてもそうしたもので表現する
時代なのかもしれません。情景描写が秀逸で、視点もありきたりではなく面白
いと思います。「砂の海」がいきなり出てくるのが気になりますが、ゴヤのは
そういう絵なんでしょうか?
>>883 みと子さん 面白いと思うんですけど、気になる点がいくつか。まず
連想がブロック毎になっているため、連想のスピードが遅く感じられます。言
葉の飛躍も、もっとあってもいいかもしれません。最後の方になってようやく
エンジンがかかる感じです。最終の三行はうまい表現ですが、これだとどのよ
うな展開になっても結末は同じなんですよね。踏み潰されたところでバタン、
というのは如何でしょう。辛口でごめんなさい。
まだ残ってますが、今日はすみませんがここまで。
>>893 お疲れ様です。いつもありがとうございます。
895 :
ったく :02/04/20 03:26 ID:???
Canopusさんが気の毒ですな。 便所の落書きというか、ひとりごとのような陳腐な文章の 批評をさせられて。 ここに詩を投稿しているひとたちは、自分の詩をどう 思っているのでしょう。もうちょっと、まともな詩が 書けないものでしょうかね。 ひとつ聞きたいのですが、みなさんは詩集をいつく 読んだことがありますか? 著名な詩人のすばらしい詩を知っていますか? 実は、そういうのをまったく読んだことがなくて、たいして詩に 興味もないのに、詩人ぶって自己満足にふけるために書いてませんか? はっきり言っておきます。詩とひとりごとの文章は違います。
>>895 幸せだな・・・名前に流される愚か者、か・・・(w
ま、確かにそんなに気に入った詩はないんだけどね。
897 :
n :02/04/20 04:02 ID:???
ゴヤの絵は彼が晩年に誰のためでもなく描いた13枚の大きな作品群のひとつ です。このゴヤはあり地獄のようなものに飲み込まれていく犬の姿を 描いています。これらの作品群は人間の憎しみや憎悪といった醜いとこ ろを明確に描きだしていると高い評価を受けています。砂に飲み込まれてゆ く犬なんですが、絵に刺す陽の光だけはものすごく慈悲深いんですよね。。 それが印象深くて晴れた午後なんかはよくその光を思い出します。。 批評ありがとうございました。。おつかれさまです。
光の中に位置するが故、闇を知らぬ。 闇に閉ざされたるが故、光を求める。 在り様が解らず、求むは存在理由か。 ここに在る者、己が自身は気付かぬ。 己が以外の存在により、己を見出す。 変わり続ける事、それ故に愛される。 神々とは、変化する事を止めたる力。 悪魔とは、己が内に潜む闇の結晶か。 開放せよ、閉ざされし扉を開くのは。 今。
900 :
詞ですが… :02/04/20 10:09 ID:olOIkEPQ
誰かが言った“人生はゲームだ” そうだ、自分の駒は自分で動かせ 迷うことは悪い事じゃない 時間かけてゆっくり考えて 知らないジャングルに入ってしまっても いつかは何処かの道に出ることが出来るはず 頼りになる人なんていないよ 自分の進む方向はどっちなの 足元を照らす光は小さく 何にも見えなくなることだってある 不安になるのは仕方ないけれど こんな所でずっと立ち止まっても意味がないよ
901 :
名前はいらない :02/04/20 10:26 ID:BUJUjhDO
>898 あれは画面の左下に首だけ出した横向きの耳がたれている犬 画面に比べて犬は かなり小さくて ほとんどが黄土色の壁とそこに差し込む光のおだやかさ。影の部分が多い。 思い出しましたね。実物をみたくなってきました。 ゴヤ自身の存在の矛盾・絶望・生命力が犬と光の間の広いエリアの虚空に映せたんだと思います。 犬は額縁の外に飲み込まれていく存在でいいとおもいます。 詩+イラスト イラスト+詩 は 詩+詩よりも多くのもの生み出しそうですよね。 今度ビアズレー風のモナー?でも書いてみようかな。
902 :
長月 ◆gU93SCyE :02/04/20 14:10 ID:qRxJPEEn
「蜘蛛の糸」 過去の栄光と、今在る挫折。 苦しみもがいた末に、何を見る? 分岐の形状は、果てしなく連なる蜘蛛の糸。 いつ切れるかも分からないし、 どうような形を帯びるのかさえも分からないだろう。 恐れ戦き、今生きる。敗れる為に生きるのか? 甘美な思想は堕落の美酒。 今宵もそれに酔いしれる。 答えは明日。 されど明日は誰の目にも映らない。
903 :
叉緒璃 :02/04/20 21:34 ID:FO6XBm14
++++広く輝く++++ いくつもの涙を僕は流している きっと君のことを思い泣いていた 突然大切な人達がこの世からいなくなって 君の未来はもう二度と明るくはならないと 君が勝手にそう思って泣いていただけ 側には僕らが一緒に泣いてるんだから 僕と手をつないで悲しみの扉を押し開けよう 上手くいくって自信は無いんだけど きっと君となら進んでいける きっと君を救い出してあげるから
904 :
名もなき詩 :02/04/20 22:28 ID:t0yyU1Ug
「孤独」 一人がいいなんて思ってる奴がいる そういう奴に限ってろくな奴じゃないと聞いた あいつはホントに一人がいいのか 孤独がかっこいいなんておもってるのか 「孤高」なんていう言葉もよく知らないくせに 問題をただ避け続けてるだけの臆病者だろう でも 分かる気がする 人がうざくなったりするときがあるのかもしれない 人にいちいち気を遣って自分は疲れる そういうのがあいつは嫌なのかもな うざい 煩わしい 面倒くさい 時には俺もそう思うよ でもそういうのを避け続けるのは やっぱり臆病であることの証かもしれないな 友だちがいれば心を少しだけ預けられるだろう 煩わしいこともあるけど 俺はそいつを見つめている傍観者のままではいられない 面倒だけどそいつに近づいてみた あいつにうざいと言われればおしまいなのだが
>>884 叉緒璃様。
なんかノートルダムの鐘みたいですねえ。違いますでしょうか?
わたしも昨日テレビで見たんですよ。泣けました。・゚・(ノД`)・゚・。
(ああ・・・違ってたらハズかしい…)
906 :
Lights :02/04/21 00:17 ID:EJQpL5ZB
壁の鳩時計から おもちゃの鳩が飛び出すたび 幼い僕は飛び上がって喜んだ 時計がまだ読めなかった僕は その鳩のお辞儀のような仕草に対して お辞儀をしかえしたりしてみたりした 鳩は役目が終わると 静かに巣へ戻っていった 今、鳩が飛び出している朝日の部屋で その鳩ではなく針だけを見つめて ベッドの上小さく伸びをして 渋々とはしごを降りた 鳩は7回飛び出した後 バタンと扉を閉めた
907 :
ぷ :02/04/21 00:47 ID:M5FyiByQ
「ばかやろう」 わっと自分の声の異常なでかさにびびる。 もう一度言ってみよう 「ふざけるな」 今日は電柱がパレードになっていて 光る夜空は花火大会だ。 そして下を向いていた俺は電柱にぶつかるもんだから 今一人罵声を浴びせていたとこだ。 人種がごった煮になった大通りで。 あたまがおかしいんだよ。かかわらないでおこう。 なんて言葉が飛交ってケラケラと歯を揺らす。 俺も仲間に入れてくれと カタカタ歯を鳴らしたら道の真中にでかい通り道ができた。 ここを通ってもいいのかい? なんて聞いてみても ケラケラケラ。まだ止まらない。 オレ様顔で胸を張って歩く 恥かしいのはお前らの生き様なくせに。 夜空が降ってくる頃、皆馬のような顔になり その中を一人の人間だった俺は歩く。 このパレードはいつ終るんだろう 俺はいつになったら人でなくなるんだろう。 久々に書きこみます。批評家の方々よろしくお願いします。
908 :
Canopus :02/04/21 02:17 ID:0KRN6QzZ
遅くなりました。
>>884 叉緒璃さん ところどころに光る表現があり、安定した読後感です。
テーマもなかなか面白そう。ただ、まだ骨組みの段階の印象かな。窓をめぐる
部屋や空や世の中の描写など、まだまだ書き込む余地はありそうです。そこか
ら言葉を削ってみるのもいいですしね。
>>885 御伽さん うん、断片的ですが、雰囲気がうまく出ていていいですね。
特に四行目が好き。「吊るされた」「転換」といった異質な言葉が光っていま
す。三行目は別れと決意を表したと思うんですが、ちょっとストレートだった
かな。
>>886 mixiさん 愛しい人の死を悼む詩ですね。抑えた表現がいいと思いま
す。海の情景はむしろあなたの心象風景でしょうか。悪くはないんですが、ち
ょっと取ってつけたような印象です。最後から二連目は説明的で違和感があり
ましたね。言葉遣いが大変綺麗で、安心して読めました。
>>887 NONAMEさん 三連目の決意がいいですね。ただ、問題は一、二連目の
表現では、あなたは単に人と違うことをやりたい天の邪鬼としてしか描かれて
いないんですね。あなたの思想や決意の内容がまだ見えてこないんです。言葉
を選ぶか、もっと書き込むかしてみては如何でしょう。
909 :
Canopus :02/04/21 02:45 ID:0KRN6QzZ
>>890 メッセージありがとうございます。頑張って下さいね。
>>892 情景描写撮影所さん そうですね、3+2の構成は「いちめんのなのはな」
風で結構いいと思いますよ。なによりリズムと語感が綺麗で感心しました。た
だ、同じセンテンスが多すぎるかもしれません。5分の4が繰り返しか…。少し
似た言葉で(例えば最終の部分など)表現してもよさそうでしたね。
>>899 不動明王さん 字数をきっちり合わせてきましたね。私はこういうテ
クニックは実は苦手なので、羨ましく思います。最後の二行に向かって収束し
ていく詩ですが、光と闇、存在と不在、変化と不変、神と悪魔、これがあなた
独自の世界なのでしょうが、きっちり二極化しているのが気になりますね。図
式的になってしまい、イメージの広がりに欠けるきらいがあるように思いました。
>>900 詞ですが…さん 一連目の「自分の駒は自分で動か」すという発想が
光っていますね。面白いと思います。三連目からやや趣きが変りますが、もう
少しゲームの発想を続けてもよかったかも。四連目の表現は弱い感じで、尻切
れトンボの印象でした。
フム、お疲れ様ですな。もう残り90をきったか・・・ では、お休みなさい。あなたと、あなたの愛する人に幸せが訪れますように。
911 :
名前はいらない :02/04/21 03:06 ID:MDUvP/Lr
shini yagare
912 :
Canopus :02/04/21 03:28 ID:0KRN6QzZ
>>902 長月さん ええとね、情景描写で二通りのイメージが湧くんで
すよ。道がいきなり途切れていてそこから蜘蛛の糸が一本垂れ下がって
いるのか、或いは今まで蜘蛛の糸を昇ってきて糸が分岐していくつにも
分かれているのか。多分前者だと思うんですけどね。言葉遣いは非常に
上手いと思います。最終連はちょっと普通にすぎたかな。
>>903 叉緒璃さん 悲嘆に暮れている「君」を励ます詩ですが、シチ
ュエーションの描写が簡単すぎて、励ます以外のイメージがほとんど湧
かないんですね。「君」の描写がもう少しほしかったです。
>>904 名もなき詩さん あなたの思索と行動とが手に取るようで、面
白く読ませてもらいました。最終連は行動に移るところなので、少し調
子を変えてみてもよかったかも。あと、「うざい」という言葉がやはり
違和感を感じましたね。私の好みの言葉ではないんで敢えて書きました
けどね。
>>906 Lightsさん 一連目は面白いと思います。詩として充分成立し
ていると思いました。対して二連目ですが、情景はわかるのですが、こ
のことを通してあなたが何を言いたいのかが今一つ伝わってこなかった
ですね。そこを残念に思いました。
>>907 ぷさん おお、面白いですよ。特に冒頭が引き込まれます。大
通りの騒擾の中の孤独感で、夢の中の情景のようです。詩の中に騒がし
さが足りないように思えるのはそのためかな。四連目で「俺」が下を向
いていたのは何故でしょうか。心理的なものによるのかどうか、気にな
るところですね。花火大会だから上を向いていてもよさそうですし。
913 :
:02/04/21 03:42 ID:eBIeWUGZ
評価してる人へ あ・り・が・と・う
914 :
ななし :02/04/21 04:11 ID:U1LV58rF
「イマノウチ」 そんな悲しい顔をしないで 僕まで悲しくなっちゃうよ そんなに焦らなくていいんだよ この世界はもう君の物 ほら誰も見てないよ さあ踊ろう 今のうちに ランタ ランタ ランタ タン タンタ タンタ タン 踊り続けて愛を語ろう この世界が受け入れるまで
915 :
名前はいらない :02/04/21 04:19 ID:QZ4ZUk9V
WIND 壊れた僕の指 歌う事も出来ず 空に浮かぶ想に 足を捕られた 枯れた僕の泉 靡く事も許さず 星を濡らす雨に 熱を奪われた 声の無い僕に 続いた白昼夢 嘘を並べた四季 風になる枷になる 心地よく思える風 僕は歩き出せない 吹かれて流されて 僕はドコに逝くの 涼しく思える風 僕は泣き止めない 吹かれて流されて 僕はドコに居るの 風が吹き止んだ 僕はドコに居るの
916 :
900 :02/04/21 09:33 ID:KHRsURGC
>>Canopusさん ありがとうございました!ってか凄いですね。尊敬します!! 今後もよろしくお願いします
917 :
名前はいらない :02/04/21 09:33 ID:0b4ADCNv
ショウジキ私はここの「評価」は感性の幅が狭いと思う人だ。
918 :
kanna :02/04/21 10:41 ID:6UiAuqVM
「夢」 人は夢を持っている 素敵な夢を持っている 途中で挫折する人も 投げ出す人もいるけれど 叶えられたら あなたにとって 一番の幸せ
「Crazy Love」 1.Aメロ 君が何考えてるのか 僕には分かんない 僕じゃない 大切な人がいるはずだろう Bメロ どうしてそんなに優しくするんだ いつも僕は傷つき嘆いている 隠している僕の気持ち 気づいてないわけじゃないんだろう サビ 許せないよ あいつだけは 順番なんて関係ない あぶないよ こんなこと考えてちゃ 何をするか分からない 2.Aメロ 忙しい君の負担にならないように 深夜のドライブに誘うのに僕は必死だった Bメロ 嫌われないように生きてきた 守ってばかりの性格が 自分で嫌になった今夜は 時速300kmでつっこもう サビ 帰らせないよ 朝が来るまでは 好きなんだからしょうがない 心配しないで 食べたりしないし 殴られても文句は無い たとえ君が あいつのこと考えてても 君といるだけで僕はいい それでもやっぱり 嫌われることが 何よりも一番怖いよ
920 :
neri ◆lw8TzHjk :02/04/21 11:30 ID:4vbyCufc
921 :
名前はいらない :02/04/21 11:38 ID:zhNI4S9i
孤独の海 孤独の海に溺れて 哀しみの波に攫われて 耐え難い心の痛みに 必死で堪えて それでも生きていく 生きていくことのつらさを 必死で飲み込みながら 鬱の雨が降る 死にたくなるような 気持ちがじわりじわりと 心を濡らす ひとりだ この世にひとりぼっちだ この果てしない世界の中で 孤独の大海に投げ出され ただひとり ひとりで生きていく その重圧に押しつぶされそうで つらい つらい つらい 言葉はなんのなぐさめにもならない ただ心をかすめていくだけ それでも 言葉にせずにはいられない 癒されぬ心を抱きしめながら
922 :
叉緒璃 :02/04/21 11:47 ID:xfaOgBLP
>>905 そうです。「ノートルダムの鐘」を見て泣きながら書いてました。
評価してくださった方へ
ありがとうございます。
まだまだ下手くそですががんばっていきたいと思います。
++未熟なココロ++
君にもわかるだろう
僕はただの臆病だと
涙なしではすごせないし
君の前では見栄を張るし
あの星を見ている僕らは
矛盾ばかりで一人で暮らせないし
わがままな言葉を並べては
子供だってわかってしまう
僕らを吹き上げる風は
優しくココロを包む
923 :
Nothing :02/04/21 12:58 ID:nMNP5zdT
あなたとの距離が近すぎて息がつまり あなたとの距離が遠すぎて淋しくなり 空に手が届かなくて、癇癪を起こし 立っている地面が揺れていて、不安になって 叫んで、暴れて、泣いて、許して、悲しんで 失って、怒って、笑って、傷ついて、空回りして 自分で物事を難しくしてるのもわかってる わざとなの、何故間違いなのか知るために わざとなの、間違ったことをしても、 あなたが行ってしまわないか、試すために
924 :
kanna :02/04/21 13:18 ID:0YnUeJW4
「名前」 名前なんていらない 名前に縛られたくないから 名前なんていらない 自分になりたくないから あたしはあたしのまま 自由なままで行きたいから 名前なんていらない
926 :
Canopus :02/04/21 20:39 ID:0yCs2tr7
こんばんわ。容量オーバーで1000いかないうちに終わっちゃうかもしれませんね…。
>>914 ななしさん リズムがあって面白いですね。愛のない世界、観客のい
ないパ・ド・ドゥ。情景が目に浮かぶようです。三、四行目がちょっと解りに
くかったかな。
>>915 さん 最終連の一文が魅力的な詩です。まず前半の三連ですが、言葉に
喰われてしまっている印象で、オリジナリティに欠けるようです。折角の風と
枷がもったいない。後半になるとあなたの言葉が出てきますが、今度は言葉の
精度が落ちてしまうようですね。構成は悪くないと思うので、言葉遣いに気を
つけてみては。辛口にてごめんなさい。
>>917 これは痛いところを突かれました。詩でこれを言われたらかなり落ち
込んだかも。精進しますね。
>>918 kannaさん 正直で綺麗な詩だと思います。最後の「あなた」は特定
の人かな、あるいは不特定の人に対してかな。どっちかによってだいぶニュア
ンスが変りますね。
927 :
Canopus :
02/04/21 21:11 ID:0yCs2tr7 これ、あと10個くらいしか書けないみたい…。
>>921 さん 題名を含め、雰囲気が出ていていいと思います。言葉の選び方が
秀逸ですね。「孤独の海」と対峙させて「鬱の雨」か…。うーん、こっちの表
現はあまり好きではありませんでした。「死にたくなるような…」の表現も直
接的すぎるかな。全体的にはいいと思いました。
>>922 叉緒璃さん 最終連、いいと思いました。えっとね、構成上の未整理
な部分があるようです。まずは「僕」がいつの間にか「僕ら」になってしまっ
たり、「未熟」がキーワードの筈なのに「臆病」と言ってみたり。最終連にも
もっとスムースにもっていきたいですね。辛口でごめんなさい。
>>923 Nothingさん おお、いいですよ、ある面では自分でも感情の
コントロールがつかなくなっているんでしょうね。途中まではリズミカルに非
常に上手く書けていると思います。最後の三行の表現がちょっと解りづらいか
な。調子を変えるのはいいと思うんですけどね。
>>924 kannaさん ありゃ、これはミスったね。名前のある「自分」と、名前
のない自由な「あたし」を書き分けたつもりだと思うんですけど、やはり同義
に感じますよね。オリジナルな言葉遣いで好感が持てますね。
少し早い気もしますが、お別れの言葉です。皆さん、今までお引き立ていただ
いてどうもありがとうございました。これからは再び詩作中心の生活を送ろう
と思います。批評家としてはこれでサヨナラです。See You Again!