『ノンストップ・キッチュ・ポエム』

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1S
『ノンストップ・キッチュ・ポエム』開店!!

偽善と偽悪のかたまりよ、
滑稽で俗悪極まりないシュミラークル諸君!

その同胞達よ、
意味不明の言葉と意味付けしたい人間の欲望だけで
この世界は廻ってると信じている人間中心主義人間
的ポエムで静かに切なく遊ぼう。

絶望の継続が希望を生むと信じて!!
2M:01/09/15 14:05
<1
馬鹿じゃないの。でも私は賛成。
3≫1へ:01/09/15 14:25
君って筆力が無いね。なんか煽ってる感じだけど・・この詩板で
煽りやるには、そうとうの文章力と精神力がないと無理だぜ!!
まんめん絶望の継続で希望の生まれる余地なかったりしてね(w
4名前はいらない:01/09/15 14:30

>1、まず そのー・・あんたの ポエム ってもんを書けよ!
5ひひひ:01/09/15 14:42
6名前はいらない:01/09/15 15:02
>5 この スレに書いてちょーだいっつーのぉ!
7S:01/09/15 15:55
<1の訂正。
「切なく遊ぶ」なんてやっぱり切ないな、
踊りたければいっしょに踊ろう。
みんながうらやましく思うくらいに。

『漫画・喫茶・ポエム』

キッチュな喫茶でマ○コ開いた漫画開いて
誰かのスレたポエムを待ってる

少年漫画もハードボイルドも、手塚治虫も
何だって揃ってる

個室のパソコンルームで煙草をくゆらせ
『右向け左!』を読み返しひっそり笑う

ネットに繋げば相変わらずの世界・・・
地球は今も静かに廻ってる
五月蝿いのはケダモノの嵐byユニコー○

N.Yテロも経済も僕等の絶望感の象徴だと
心の中で思った君のこころは正しいが
今これを読んでる君は間違い

勿論、昨晩渋谷のカプセルホテルで
オ○ニーしてた俺なんか大間違い
ヘルスだったら正解なのかはわかりません

絶望絶望と家を出たはイイが行く当てもなく
俺がこころを閉ざす限り
いる場所が違えど世界は相変わらずだね

『絶望とは罪、悲しみも然り』
未来を憂いながら死んだ哲学者や思想家は
コーヒーを飲みながら独り思った

そんな書物を使って
自分の絶望に牙を剥くだけで精一杯な俺でも
少し人間に近付いてるのかな

俺は君の絶望にも牙を剥く、理由なんかない
『無知・無力』の言葉に甘んじる君を噛んでやる
そしたらその傷を舐めてやる

だから君のままでここにおいで
弱音は吐きたくないけれど俺も君も人間、
そん時は君に噛んで欲しい

漫画に囲まれ喫茶しながらポエムを踊る
なんて贅沢!!なんて幸せ!!
大好きな音楽を聴きながら大好きなものに
包まれて3時間680円、
夜ならなんと6時間980円で買える幸せ

俺は今日から漫画喫茶詩人

            15.September.2001
8S:01/09/15 16:07
<2
早速ありがとう。筆力ないとヤバイのか。
俺、精神力も文章力も自信がないな。
でもはじめたからには出来るだけがんばってみます。
実は今もかなりドキドキしてる・・・
でも俺、筆力ないからココに書きたかったんだ。
心配してくれてありがとう。

<3
書きました。どうですか?
9S:01/09/15 16:15
あっ、
<2と<3間違えちゃった。
<3と<4に訂正。
10S:01/09/15 16:27
それと更に訂正。と云うか<8に加筆。
俺自身は煽ってるつもりはないけど、
何でかわかんないけど、あんな文章が出てきちゃた。
言葉足らずでうまく説明できないけど、
自動筆記に近い。
書く前に自分の中にある『空』の部分に
言葉を埋めていってる感じかな、わかんないや。
11Y:01/09/15 16:28
S君 ちみおもしろいね。僕が応援してあげようか?
12S:01/09/15 16:46
<11
わぁい!!よろしくお願いします。
13S:01/09/15 17:02
俺、今から用事あるんで帰ります。
後は野となれ山となれ、だ。皆さんご自由にどうぞ。
それと、俺は顔文字とかがあんまり好きじゃないんで
出来ればその類のレスはやめてくれるとありがたい。
では。皆さんの来店をお待ちしております。
14Y:01/09/15 23:45
まずねぇ ちみ? キッチュ って何?
僕 毎朝ハニーとキスするんだけど それと関係ある?
あとね 前にノンストップってついてるけどこれは何の意味?
まぁ 僕の家は ノンストーブだけどね ははは

あっ ごめん 別にあおってるんじゃないんだよ
この冒頭のノンストップ・キッチュの意味を教えてよ
そしたら書けるからさ   ねぇハニー
15S:01/09/17 19:05
<14
キッチュ、って響きは何だかかわいいでしょ?
でも意味は「俗悪な」とか「まがいもの」って意味になる。
そのまま訳すと「止まらない俗悪な詩」だけど、
俺は皮肉にこの言葉を使ってる感じ。
だから『ノンストップ・キッチュ・ポエム』なのかな。
「止まらない俗悪な詩」じゃ色が暗い感じでしょ?
それと俺はあんたのハニーなのか?
16Y(こんな感じ:01/09/18 00:46
[キッチュ☆キス]

止まらないキス やめれないキス

乳房にキス 俺のヨダレを まとわりつける
乳輪にキス 何度も何度も ころがすように
乳首にキス 噛んで つまんで まわして 吸って

キスをするたび ケモノの声が響き渡る
俺はケモノ オマエもケモノ
ネバネバした 俺の角 とろとろした オマエのくち
何度も何度も擦り合わせ
お互い正気に戻るまで 狂ったように 刺しつづける

床には 俺とオマエでつくった ラブジュース
二人眺めて 初めて唇にキス
やっと 分かり合える 俺とオマエ

誰かが言った 「愛に言葉はいらない」ト 
17Y(こんな感じ:01/09/18 00:56
詩って恥ずかしくて夜中しかかけないんだよね。言葉がでないってゆうか
18Y(こんな感じ:01/09/18 01:03
・・・・ううーん やっぱ僕にはテクニックというかバリエーションが
少ないんだなぁ。
19S:01/09/19 02:12
<Y
[キッチュ☆キス]読んだよ。
リズム感あってイイと思うよ。だけと自分で自分の批評しちゃ
ダメだよ。言葉は吐き出した瞬間から自分のモノじゃなくなる
んだから、自分が書いたって傲慢が詩を恥ずかしくさせるんだ、
確かに言葉はストレートだし、読み手は作者の言葉の端々に、
性格とか性癖とか趣味とか、その他色んなものを読み取る訳だ
から本来的に恥ずかしいものだけど、そんなことを全部ひっく
るめて詩を楽しんだら、Yはもっと素敵な詩がたくさん書ける
気がするな。実際、これが書けるんだもんね。みんな偉そうに
しててもソレが出来ないんだよ。サービス精神が少ないって云
うか、ね。変態行為ってわかった上で変態になってやってんだ
よね。
20S:01/09/19 02:16
Yと俺しかいないのか?
寂しい人が多いんだね、この世界は。
21:01/09/19 02:20
ふたりでマターリと(ニヤ

ありがとう S。
ちみの言ったことはよく分かった。僕ははずかしがり屋なんだよ。
普段は強気なんだけど、明日の晩までもう1つつくってみよう。
では、これから ハニーとマターリするのでよろしくね。
22みみう:01/09/19 02:56
おまいらふたりで馴れ合ってろ。
23:01/09/19 23:04
やあ S。 約束通り作ったよ。また Sの声をきかせてくれ。
今夜はもうハニーが眠たがってる。ゆるしてくれ S。
今度 ちみの詩もじっくり読んでみる。S きいてるかい?

「プライド」

オマエに キスは 絶対しない
死んでも しない
頼まれても しない
絶対 絶対 絶対 しない

そのかわりに入れてやる 俺の汚い バカ息子
ヨダレたらした バカ息子

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
ダラシナイ オマエの ワレメが 濡れる
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
ダラシナイ ワレメが どす黒く 腫れる
オマエの股間 ト オレの股間 ガ 汗だらけ 汁まみれ
もう 二人は ヒトツの塊

デモ

オマエに キスは 絶対しない
死んでも しない
頼まれても しない
絶対 絶対 絶対 しない

オレの 最後の プライドだから
24>23の アホーへ:01/09/19 23:37
変態とわかってやってたってさ、変態ってことには 変わりない
ようだね。>Y・・単なる じつに低俗な、ドスケベおっさんの
アホーな落書き! 駄文というものだよ!ったく馬鹿馬鹿しいよ!
25名前はいらない:01/09/19 23:40
≫23、汚いよ。おまえわ! >Yさん!
26Y:01/09/19 23:42
Sよ。煽りだけど仲間が一人増えたよ。ハニーも笑ってるよ。
S。 よかったね。明日から楽しくなりそうだ。
そうそう 24の君、君の詩も聞かせてくれ。ハニーも期待してる。
27>26:01/09/19 23:53
>Yへ。ハニー ← だってぇ?? なんだおまえ??馬鹿じゃん!
28S:01/09/20 11:39
Y、確かに増えてきたね。どんなレスでもうれしいよ。
実は恥ずかしながら、一昨日から食中毒的腹痛で
大変なんだ。久し振りの身体的な病気に苦しんでいます。
29S:01/09/20 11:48
<23の詩について
Yよ、君の詩は下のことばかりだね。
いやらしさを前面に出すだけがいやらしさじゃないと思うな。
例えば「日を浴びた葉っぱの裏を舐める」とか
でもエロさがある訳じゃん。
ストレートな言葉とメタファー(隠喩)を
使い分ける事も大事だよ。
30名前はいらない:01/09/20 15:48
ページの下の方にある加護のバナークリックしてくださーい!
http://www5d.biglobe.ne.jp/~musume/
31Y:01/09/20 23:29
S。 正直言って驚いたよ。
>例えば「日を浴びた葉っぱの裏を舐める」とか
このフレーズにハニーも僕も声をあげた。真面目な話。僕は脱皮したよ。
まだまだ勉強不足だ。僕は。それで君の言った通りかいてみた。
読んでくれ S。 これだ

「ガムランζナイト」

焼け付くように 濡れた夜

赤い月が 黒い海を 抱きしめる
銀の星が 金の草露に ふりそそぎ
白い煙が 俺の体を漂いはじめ
ケチャの音色が 響きわたる

チィダマジョリの匂いがする
昼の記憶は既になく 全ては 星屑と変わりゆく

ケチャが 一段と強く響きわたる

体が熱い
こんなに濡れているのに 体が熱い
金の露草が 俺の顔に 触れる
甘い露が 俺の鼻先から唇まで したたり落ちる
舐め尽くす

チィダマジョリの匂いがする

体が焼ける
俺の全てが灰と化し 赤い月から 銀の星がふりそそぎ
また再び 繰り返す

遠い闇夜で 繰り返される ケチャの音と共に

ガムランζナイト

またいつでもいい。返事をくれ S。
心から尊敬する。
あと、体は大事にしてくれ。ハニーも心配している。
32S:01/09/21 22:04
<23の詩について
Yはシモばかりだね。しかもストレート過ぎる。
例えば「日を浴びた葉っぱの裏を舐める」みたいな
表現でもエロさは伝わるよね。
ストレートなのを否定するつもりはないけど、
適切なメタファー(隠喩)を考えるのも楽しいと思うよ。
33S:01/09/21 22:10
実は俺、4日前から腹痛が続いています。
あの土地で何かに当ったかな?ク・苦しい・・。
何か繰り返し同じ事を書いてるね、スマン。
もうダメ・・・。トイレ・・。
34S:01/09/21 22:27
少し回復。明日の朝、病院行きます。
<31の詩について
うおお!!かなりカッコイイじゃん!!
バリ島の熱い夜と体温の熱さのコントラストに
Yのポエジーを感じるよ。
それと「チィダマジョリ」って何?
俺はそんな高級な単語知らないよ。
難しい単語とかには(註)みたいなの
つけてもいいかも。
俺もがんばっていい詩書くぞ〜い!!
35S:01/09/21 22:31
これは去年の6月にネパールのポカラで書いた詩です。
新作じゃないけど、読んでちょ。

『最果ての地で』

最果ての地で
十二時を指した時計の針が
記憶の片隅で揺れている

はじめての夏休みと友達
はじめての星空と湖
何もかもが真夜中のおもちゃ箱

誰にも邪魔されず
自由に空を飛ぶ方法を
僕と君は手に入れた

石と風、と欠けた月
草臥れた旅人が眠りこけてる

石と風、と匂いたつ道
歩き続ける度に優しくなれる

石と風、
石と風、
石と風、と小さな空


何にも邪魔されず
僕等は自由に空を飛べる
この最果ての地で

36  :01/09/21 22:38
学生の頃から優等生のあなたは下級生たちにとっても憧れの的でしたしね。
一流大学を出て一流企業に就職されたあなたは皆の憧れの的でしたね。
同窓会にもそのことを威張らず謙虚に行動していましたし先生にも一目置かれていた存在でした。
これからもその素晴らしい才能を発揮されて社会に貢献なさるのですね。
そんな誰もが憧れるあなたが立てたスレッドは正しいに決まっているはずです。
これからもお体には気をつけてこれからの日本の社会を引っ張っていくんでしょうね。
ほんとうに頑張ってください。
またこのような素晴らしいスレッドを立てていただける日を楽しみにしております。
37S:01/09/21 22:48
<36よ、
誰が何を勘違いしてるのかわからんけれど、切ない人だな。
俺は一流大学なんか出てないし今現在無職だよ、ふふんだ。
ヘンな嫌がらせなのか?それともこれが新種のポエムか?
返事待つ。
38S:01/09/21 22:59
また明日。寝ます。
39Y:01/09/21 23:33
S。おやすみ。君の書いた『最果ての地で』 は僕のハニーもすばらしい
と言っている。がんばらなくても間違いなく「よい詩」だ。
人は環境の動物だ。海に行けば海の詩を読むだろう。山にいけば山の詩
を読むだろう。その人の感動がそのまま、その人なりの言葉となってでて
くる。問題は、そこにどれだけの余裕がつけられるかなのだと思う。
S。君が最初に書いた詩も、君だけの言葉だ。
限りない複写の人生じゃなく、生み出す人生の方がずっと尊い。
あぁ ハニーもそろそろ眠くなったみたいだ。僕達もねるよ。

そう! それと、また新しい仲間が増えそうな気配だね。
今度は、ハニーが詩を書きたいといっている。またみてやってほしい。
S。君に謝ることが一つある。「チィダマジョリ」は僕の造語で、僕達
のかわいいペットの猫の名前だ。ははははは
402:01/09/21 23:40
41S:01/09/23 22:15
<Yへ。
ハニーぴょんも参加するのか。おもしろくなってきたなぁ。
もっともっと色んな人が来ればもっともっと楽しくなるだろうな。
でも欲張り過ぎないほうがいいのかもね。
それと「チィダマジョリ」って猫の名前か。不思議な響き。
いい名前だね。
そうそう、お腹もほぼ完治したよ。心配してくれてありがとう。
昨日行った病院の近くに川が流れてて、その両方の川岸に
たくさんの赤い彼岸花が咲いてたんだけど、すごい神秘的だった。

と云う訳で、早速ポエム。

『楽屋で煙る言葉』

  風邪をひいたハッカ色の煙りが
  真っ黒な夢に吸い寄せられる

そう、
ポエムはスベカラク本当の嘘さ
アートも然り、真実に奉仕するためのウソ

  今、僕等は死に向き合っている
  と云うホントの嘘

咳き込む僕等は
月を眺めて
言葉をくゆらせてるだけ

この悲喜劇をほんの少し
ほんの少し、ほおんの少しでも
解かり辛くするための煙りを吐き出してるだけ

  真実は夢、夢こそが真実

真っ黒の夢、じゃ子供にゃ酷だろ?
だから
ポエムはホントの嘘をつくのさ
アートは恥かしがり屋の真実と云う夢が
舞台の上に登場し易くするためのスモークさ
その衣裳さ、台詞さ、照明さ

どうだい?
この軽快で愉しげな音楽や切なく柔らかいシンフォニー、
そして美しい限りの光、すばらしいだろ?
色トリドリノ音、
色トリドリノ言葉で夢に化粧するのさ
夢に化粧、
なんて素敵なんだろう!!

  風邪をひいたハッカ色の煙りが
  真っ黒な夢を隠している

         23.September.2001
42S:01/09/23 22:34
昨日は5年ぶりの友達に会って寝てないので寝ます。
スーブラットリィ(ヒンズー語のおやすみなさい)。
43S:01/09/24 21:29
俺は以前、夢の中で「肉胎洗浄」の名のもと、
一度死んで生き返っています。最高に気持ち良かったなぁ。
これも俺の自信作。読んでみてよ、みんな。
「おいおい、原田かよ」とか思ったそこの君、
愛があるならレス下さい。では。
44S:01/09/24 21:30
他のスレに書いたポエム。

『星屑と花束と人々を』

手をかざしても日は昇るから また歩きなさい
傘がないときは 雨にふるえなさい
誰も知らない愛に気付いたときは 目を閉じなさい
涙が溢れるのなら 枯れるまで泣きなさい
重い荷物おろして
母の笑顔を思い出して 夢を描きなさい

  冷たい窓に息を吐き 朝焼けの空を吸い込んで
  山に蔭る夕陽に微笑み 星と共に輝く人が
  この世界のどこかで 僕を待っている
  だから会いに来たよ 今だから会いに来れたよ

うつむいて言葉をつまらせる美しき人がいた
馬鹿な大人の常識に殺された弱い人がいた
魂を削るように何かを伝えようと生きた人がいた
誰かを愛したくて傷ついた人たちがいた
神を必要とした人たちがいた
己の欲望を満たすために駆け抜けた人がいた
劣等感で人を傷つけ殺す人がいた
誰にも何にも言えず首をくくった人がいた
同性を愛し絶望している人たちがいた
誰かの奴隷であることに気付かない悲しい人がいた
廃人であることを知らない廃人がいた
死にたくないのに死んだ人がたくさんいた
関係を壊したくないのに破壊した愚かな人がいた
生まれてこなかった人たちがいた
みな僕らと同じ人間で みな己の幸せを願う人だった
だけど僕は全ての人を愛すことは出来ないし
全てを否定することは出来ない 僕も然りだ
だけど 当然だと 必然だとは口が裂けても
言葉に出来ない
だから会いに来たよ


手をかざしても日は昇るから また歩きなさい
傘がないときは 雨にふるえなさい
誰も知らない愛に気付いたときは 目を閉じなさい
涙が溢れるのなら 枯れるまで泣きなさい
重い荷物おろして
母の笑顔を思い出して 夢を描きなさい

僕は星と花が好きだ
ひとつひとつ色も匂いも形も輝きもEnergyも異なるが
そこに存在するという必然が好きなのかも知れない
星も花も何ひとつ変わっていない 人も同じだ
僕は悩んで学んで生きている人が好きだ

愛したい全ての存在へ
誰のものでもない星屑と花束と人々を言葉にかえて

18.December.1996
45S:01/09/24 21:31
『ハーモニカ』

悲しくてハーモニカ
ひとりでハーモニカ
だけど
負けないでハーモニカ
ダンボールにくるまった子猫に
ガラス越しに夜をにらむ女に
美しいものを想うあなたに
聴こえるだろうか?
届くだろうか ハーモニカ

この ハーモニカ
46S:01/09/26 18:42


エロスとタナトスの先っちょは
暗黒と静寂の泥沼さ
だけどロックン・ロールは震えてる

トラベルに跨って
アンタは夜のうちに旅に出るから
俺は精一杯手を振るよ

俺には太陽の孤独がわからんが
そりゃ当然だよな
微分的孤独のサンライズ

おお、ロックン・ロール!!
俺はアンタを尊敬している
今宵アンタのヴァイブに酔おう

おお、ロックン・ロール!!
俺はアンタを呼び醒ますだろう
今宵アンタのヴァイブに支配されたい

さぁ立ち上がれ
エッジの上から俺を掻きまわせ
俺は狂気を畏れない

微分的孤独のサンセット
見つめ合う太陽と満月が笑う
俺は無心で踊り狂おう

ロックン・ロールは生きている
愛すべき人よ、愛す・べき・人よ!!
甘き死を跳び越えて踊ろう

おお、ロックン・ロール!!
三度、愛すべき人よ、
俺にはアンタが必要だ、そしてこの世界にも!!

     26.September.2001
47S:01/09/26 18:45
<46タイトルつけ忘れた
『ロックン・ロール・ヴァイブレーション』
48S:01/09/26 19:14
『サ行詩』

賽(さい)振る犀の角の如く
詩逃れ、蛾の死
スルメしゃぶるスシ職人の
聖なき精液呑む
僧の女の作業を歌ふ死人也

     26.September.2001
49名前はいらない:01/09/26 19:34
50S:01/09/26 20:15
蒼飛君、ちょっとだけ君のHP覗いたよ。
ココにも君の詩を描いてみないか?

イキナリですが、
今月のテーマは『ロック』にしました。
残り僅かだけど。

俺の独断と偏見と気まぐれで点数つけます。
多数のご来店をお待ちしております。
51S:01/09/28 22:53
『サイレント・ポエム』

今日もいたって静かだな、風もない
Yも来なくなったし、誰も見向きもしねぇでやんの
自由を求め過ぎた孤独の末路やね
画期的な双方向の言語のやり取りじゃないね
一方通行のマイウェイだな、こりゃ

今日は金もないから一日中家でぼーっとしてた
「calm」のCDを聞いていたら寝てしもた
「魔羅の肖像」っていうチンポの研究書を読んでた
丸二日風呂に入ってないので今夜はキレイになろうかな

セックスしたくても相手がいねぇな
もう俺の売れ時は過ぎたのか?いやいやこれからだ、
と信じて祈ろうか・・・馬鹿げた26歳だね
・・・はぁ、結婚してぇな

恋愛至上主義の馬鹿だよ、俺は
愛こそすべてだと信じてやまなかった
そんなはずないよな、「金こそ全て」
点点つけりゃしっくりくるもんな

キスしてくれ
たのむから、頭下げるから
ありきたりのキスをしてくれ

      28.September.2001
52S:01/09/28 23:00
『 歌 ─ うた ─』

くちづけしたとき あなたが好きだと思った
月もない闇で あなたを愛したとうそぶいた
あなたの舌を吸って 心の穴を塞ぐように

おろしたての朝を迎えるために 傷つけた
抱きしめるたび 悪意をつつむ気がした
二月の雪を溶かすためだけの それだけの歌

その横顔をみて あなたが欲しいと思った
とぼけた顔で あなたに愛されたいとうそぶいた
あなたに指を絡めて 瞳の奥を隠すように

悲しい日々を忘れるために 傷を開いた
熱っせられる体は 冷たい夢を際立たせていた
時計の針を突き動かすための そのための歌

身体中の細胞が 空舞う枯葉の真似をする
生まれた風を伝えるために
愛なき歌を 愛なき歌をうたうから
握り締めてる憧れを捨てて あなたのままで
この歌にくちづけしておくれ
あなたの愛を注いでおくれ

宇宙のこどう鼓動だけが聴こえる この場所で
共にうたおう 愛が自由であるうちに

22.February.1998
53S:01/09/28 23:01
ふろ。
54S:01/09/29 00:09
『レッド・ホット・ポエム』

ねぶい音楽やめてレッチリ聴いてた訳よ
『one hot minuites』なんか最高だよな

俺もpsychedelic tranceとかHARD BOP以降のJAZZとか
クラシックとかJポップとかも大まかには聴くんだわ
まぁやたらめったら聴いてきたの、イイと思うのをね

JUNO REACTERとかKOX BOX、X-DREAM聴いて
ジョン・レノン聴いてボブ・マーレィ聴いて
スラヴァ聴いてソウル・フラワー・ユニオン聴いて
コルトレーン、アルバート・アイラー聴いて・・・
重過ぎるんだな、これが

それで腹壊す訳なんだ、脳の方もね、普通はね
好き嫌いなんてないの、俺馬鹿だから
ボサノヴァまで聴いちゃうんだよ、適当に

ポリスとかベルベット・アンダーグラウンドとか
YMOとかはっぴーえんどとか
俺的にダメだけど良いんだよね、うらやましい感じでね

俺はサウスポーだから論理的なことは
ホント、全然ダメなんだよ
全部映像で考える
それじゃダメだと思って詩を書く訳
でもそれも結局いっしょなんだ、ダメなんだ

話は変わるけど今の日本には、地球には
『赤さ』が足りないんだよね、多分
どこを見渡したって、さむーい色ばっか
ミスチルの桜井に似たこの国の総理も
青いシャツ着てる場合じゃねぇーっつうの

誤解は避けときたいんだけど
共産党みたいなダサいアカじゃダメなのね
主義とか主張とかウザ過ぎるもん
単純に色としての『赤さ』が欲しい訳なんだ

冷戦の底冷えはまだ残ってるんだよ
寒い寒い寒過ぎるぞ、お前も寒いだろ?
そのうち、血の色も蒼くなんじゃねぇのか?

これは火星人の仕業かな?
俺の脳には何か埋め込まれてるのかな?
・・・なぁんて冗談はさて置き、
燃える赤だ、情熱の赤だ、
俺達の血の赤が足りてねぇんじゃないのか?
馴れ合いで自慰的ポエム書く糞野郎どもよ!!
聴いてるか???
55S:01/09/29 00:19
男性で俺は顔に似合わず糞野郎、と自負してる方の
来店希望。
女性で私かわいいわよ、と自信のある方とない方の
来店希望。        
56S:01/09/29 00:26
俺は寝る。読んだら何か書いとけよな。
礼儀知らずのあーほちゃんどもへ。
57  >S:01/09/29 00:43
クズ詩さらすなや、礼儀知らずの板汚しが>S
58S:01/09/29 13:03
<57
おいおい、どの詩がクズなんだ?
君も詩を書いてから発言せよ。
しかし反応してくれた事は感謝します。
59S:01/09/29 13:26
爆誕@我無才痛感! 投稿日:01/09/28 02:39

 「ロックnロール」

価値もない領土に縋り付く言葉が
放たれたとたんに光を放った

そこからは見える
そこに行けたなら見えてしまう

からっぽを産んだからっぽ
その張本人が輝きを無視出来なくなる

<ここに書いてくれよな。
どっからか忘れたけどパクってきたよ。
ロックン・ロールはここでやれ!!
という訳で点数は
10点満点中2点だね。
なんか客観的で自信なさ下なので減点。
お前が輝け!!ばーか。
60≫59:01/09/29 13:45
↑ オマエは ひとりで相撲とって 何か楽しいのか? 変わってん
なぁー!オマエ そうとう寂しいだろ! 基地外は病院へ戻ってな
さい! それでは お馬鹿さん さようならー♪
61S:01/09/29 20:57
<60
ああ、寂しいさ。君は優しいね。
でも字面だけで判断されるほど寂しくはないかもね。
病院よりも墓場へ帰れってか?ひひひ。
このスレに足つっこむお前も変人かもね。
だいたい寂しくない人間なんて詩を書く必要ないだろ?
孤独だから書くんだよ、
孤独だから書けるんだよ、わかんないのか?
こ洒落た言葉遊びや理屈だけが好きなら
守りに入ってヨロシクやってなさい。以上。
62S:01/09/29 21:44
『怠惰ノススメ』

頑張るな、兎に角頑張るな
本を読むな、仕事をするな
頑張ってる大人の誹謗中傷には
耳を貸さず寝てなさい
ナマケナサイ
ひたすらに怠けよ
風呂も入らんでエエ
歯も磨かなくてイイ
ポリポリ尻をかいても良し
オナラ・オナニーも辛うじて可
まず、頑張るな
頑張る必要はない
地球はまだ廻ってる
親に怒鳴られたら
ぼそっとこう言え
「・・・アンタの子だもん」
殴られたこう言え
「・・・死んでやる」勿論ウソだ
そう言って
公園や友達の家で一晩やり過ごせ
眠たい音楽を聴け
そして寝ろ
兎に角頑張るな
3年間は頑張る必要はない
長い人生、
3年間くらい寝て過ごせ

    29.September.2001
63名前はいらない:01/09/29 21:46
>1へ
君は優しいな。
60みたいな馬鹿に言葉をかけることはないぞ。
一度構ってやるとまた来るから、放置放置。
64第三者:01/09/29 21:53
>1へ
君の 62 の詩は個人的には大スキだ。今度必ず書かせていただく
まっててね♪
65S:01/09/29 21:55
おーい、Y。元気かぁー?
来たくないなら来なくていいけど、達者でなぁー。
アンタはきっといい男だろうから
これからも男前を貫いてくれ。じゃぁな。
66Y:01/09/29 22:02
来たよ♪
S。すまない。実は僕の可愛いPCがニムダにやられて、やっと直ったん
だよ。別に悪気はなかったんだ。ははは 許してくれ S。というわけで
今 新作を考えている。「ロック」だね。分かったS。待っててくれ。
67S:01/09/29 22:08
<63へ
忠告ありがとう。
でも60みたいな人は案外ホントに優しいかもよ。
<第三者へ
ありがとう。君のポエム、楽しみに待ってます。
68S:01/09/29 22:13
Y、おかえり。
見てくれたでしょ?少しずつ集まってきたよ。
まぁ、誰一人来なくてもマイペースで俺はやるけどね。
69第三者:01/09/29 22:30
− おお神! 男 −

寝てみる 眠くないけど とりあえず
いびきもかいてみる とりあえず
あくびもしてみる とりあえず

暇だったから 寝てみようかと思ったが
なかなか なかなか 寝つけない

寝つけないまま夕方になる
からすが「カァ」と鳴いたとき
突然寂しくなったので
電話で彼女を部屋によんでみた

月が主役になった頃 彼女が部屋にやって来た

「元気?」

笑顔で言われた瞬間に 僕はぐっすり眠ったそうだ

残念なような おかしいような
70S:01/09/30 11:40
<第三者よ、読んでみたよ。
そこで内容を大きく変えずに俺ならこう書くね。
改行の場所など、君の詩全体を見たときやっぱり、
美意識の欠如は否めなかった。
「突然寂しくなったので」のフレーズは個人的に
好きだが、タイトルもいまいち読者を刺激しない
んじゃないのか。俺的にはダメだったよ。
それともう少し厳密に言葉を選べるはずだよ。

ラリホー −天使の囁き−

寝てみるか 眠くないけど とりあえず
鼾(いびき)もかくか とりあえず
欠伸(あくび)もするか とりあえず

暇だったから 寝てみようかと思ったが
なかなかなかなか 寝つけぬもんだ

寝つけないまま夕陽が差して
からすが「カァ」と鳴いたとき
突然寂しくなったので
電話で彼女を部屋によんでみた

月が主役になった頃
彼女が部屋にやって来た

「元気?」

笑顔で言われた瞬間に
僕はぐっすり眠ったそうだ

残念なような おかしいような

・・・という訳で10点中3点。
71≫60より:01/09/30 12:16
どうだ! 友達が ぽつぽつと出現してきておるであろうがー♪
あの手の書き込みをすると この板ではオマエに同情が集まり
レスが増えるという習性にあるのだ。しかし ハッキリいって
オレが予想した レス数にかなり足りないのは、それは オマエの
責任だなー!それでは なお念のために駄目押しだ!気にしろよ!

こーのボケェー!てめーのスレは オモロクねぇーから・・黙殺
食らってんだろーがぁ!てめーは無能だ!才能の欠片もねーよ!
てめーの書いてるもんは 便所の落書きだ!わかったか!アホー!
72226:01/09/30 16:18
「 月 と 狐 」

おまえは いつも 見ているだけなのか

おまえが 出てこないから ひとりで吠えた夜
おまえが 出てこないから 森で狼に襲われた夜
おまえが 出てこないから トラバサミに泣いた夜

思い出すよ・・・

おまえが 出てこないから 鶏小屋を襲った夜
ふいに おまえが 出てきやがって
人間に 叩きのめされた いまいましい夜

思い出すよ・・・

今 俺の目の前で 猟師が笑っている
しかも 鉄砲を こちらにむけたまま

今日は 満月

月よ・・どうする?
73226:01/09/30 16:21
「 共 鳴 」

人ごみの中 僕は震えた
何かに怯えたわけじゃない

全身の毛穴が緊張して ブツブツ音がする
眼球が左右に細かく震える
顎が カクカク 音をたてる

誰かがミテル
どこ?

いない いない どっちだ いない

あっ

僕の後に 君はいた

茶色の瞳が 少し怯えて 僕をとらえる

人ごみの中 僕は震えた
何かに怯えたわけじゃない

今 僕の震えは止まっている

君がずっと 手を握ってくれてるから
74S:01/09/30 20:24
<60へ
うっせーよ、バカ!!便所の落書きほど
アーティスティックなモンはねぇんだよ。
お前もうちの店に落書きしてみろ!!すぐ消してやるよ!!
ちなみに俺は、大阪のある便所の落書きに感動した事が
あーる。ビックリするくらい美しい落書きだったよ。

<226へ
切ないじゃないですか。ストレートだね。
「月と狐」はもう少し平仮名を減らすとイイかも。
なんか柔らか過ぎて危機迫る感じがしない。
だから、3点。
「共鳴」に関して言えば、「カクカク」とか
「ミテル」ときたら「いない いない・・・」
は片仮名の方がしっくりくると思うけど、どう?
兎に角、後半部に少し片仮名が欲しいな。俺的には。
君に「共鳴」したんだと思うんだけど、もう一押し
欲しいね。描写もやるなら徹底してやるとおもしろいかもよ。
まぁ俺も人のこといえないけど、兎に角、すげぇ!!って
思えなかったから、最後も強引に終らせてるし。ぶー。
だからこれまた3点。
75S:01/09/30 20:34
Yの「チィダマジョリ」なんて言葉を使えるトコは
センスのかたまりだね。あれはホントにビックリしたよ。
ああ云う大胆さは、かなり好きだね。
ポエムにも人生にもメリハリをつけてね、
第三者、及び226。
76S:01/09/30 20:52
それにしても、高橋尚子とイチローと、
長嶋監督には俺も一先ずお手上げします。
77:01/09/30 23:28
やぁ S。久しぶりにこの時間に書くことに感謝しているよ。
本当にニムダというのは、イヤな奴だった。チィダマジョリ
も「フー」と怒っていたよ。はははは
で 詩をかいてみた。また見て欲しい。親愛なるSへ。

あと 随分仲間がふえたんだね。よかった。S。

「 すみれ色†マシンガンライフ 」

腹が立つから    君 撃つよ ダダダダダ
イライラするから  君 撃つよ ダダダダダ
僕に文句を言うの? 君 撃つよ ダダダダダ

この世の中 汚い色が  多すぎる
だから   色んな色で 染めてみます 僕

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

飛び散るよ 赤や   茶色や 紫が
混ざるよ色 艶やかに 混沌と 見たことも無い
鮮やかな色

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

灼熱の光が 色を照らすよ ギラギラと
ペンキが  放つのは   死んだ色
僕が今   作った色は  生きてる色

ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

気持ちがイイヨ 満足   僕
でも      たった今 僕 撃たれたよ
心臓が     ほら   道にオチテル

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

僕の血は 果たして 綺麗なんだろうか
できれば みんなに 色の感動をあげたい

デキレバ 僕の好きな すみれ色で・・・・
78:01/10/01 01:28
家族が一階で何かの話をして笑っていた。
僕は、二階にいて笑い声が聞こえてきた。
何故か、僕を馬鹿にして笑ってると思った。

クラスの誰かがコソコソと話をしてると
「僕の悪口を話してい」ると思えてしまう

「被害妄想だ」、分かってるよ!そんなことは!言われなくても分かってるんだよ!

僕はいつからこんなにおかしくなってしまったんだろう・・・?
いつからだろ?この被害妄想は・・・

僕はいつか・・・

「人を殺してしまうんじゃないのか」って自分にたいして思った。

もし人を殺して、テレビにでてしまったら、

「僕は、「宇」だ!!」って叫ぶかもね。

誰か頼むよ・・・はは・・・俺生きる価値ねえ・・・あらためて再確認・・・
79S:01/10/01 13:50
<77の詩について
5+5+5+21+21+21文字の『ダ』は圧巻だね。
血やペンキから連想する液体的な生臭さと
マシンガンの『ダ』や、笑い声の『ハ』は
それに相反して渇ききっている。快楽のヴァイブを
感じたよ。詩の内容も出来もかなりロックだな。
と云うより、ロックの器が悲鳴をあげてる。
最高!!タイトルもYの色が出てるから◎。8点。

<78の『宇』について
今、君はスゴク危険な状態にいるね。
俺は詩人であってカウンセラーじゃないし、
専門的なことはわからんから適当な事は
言えないが、ただ君の価値を決めるのは、
君じゃない。まずその傲慢を羞じなさい。
それに俺は「殺す」とかって言葉が基本
的には好きじゃない。
水でも飲んで早く寝ろ。
ちなみに俺は早寝、遅起き、昼寝好きだ。
80S:01/10/01 14:07
追記
<宇よ、おばぁちゃんは絶対見てるよ。
情けねぇ顔で歩くんじゃないよ。どうどうと生きろ!!
81S:01/10/01 14:17
おおっと、ちょっと力んでしまった。メンゴ。
「宇」みたいな奴はマジで腹が立つ。
したがって気分転換にちょっとポエム。
今月のお題は・・・思い浮かばん。
Yよ、出来たらお題を考えてくれないか?
今日はまた夜に少し顔を出すつもりです。
82名前はいらない:01/10/01 16:07
そっかー 便所のラクガキに そんなに感動したのかぁー??
馬鹿決定だなぁー オマエは!・・サルじゃん!
83中部保健所:01/10/01 16:12
今日のお題は「便所」です。
84≫Sへ:01/10/01 16:22
>78の 宇は・・多分 >1の あなたの この板での 印象を
書いたもので、当然 あなたは揶揄されているというわけです。
85名前はいらない:01/10/01 16:28
今日のお題は「うんこ」です。
86スペシャルS:01/10/01 16:31
>84
ばーか おまえなんて、くっつく宿主がいなけりゃ単なる便所虫じゃん(ゲラ
87中部保健所:01/10/01 16:33
今日のお題は「便所虫」に変更です。
88名前はいらない:01/10/01 16:39
トイレの落書きに感動したということを、あれほどまでに熱心に
執着して述べられる・・そんな君って いったい?? >S君(笑
89小泉じゅんちゃん:01/10/01 16:44
便所!! 感動した!!
90名前はいらない:01/10/01 16:44
いや〜やっぱり・・今日のお題は「うんこ」でしょう!!
91中部保健所:01/10/01 16:46
じゃあ 「うんこのついた便器」でどうですか?
92名前はいらない:01/10/01 16:56
↑ 出てまいりましたね! 皆さん(爆
でも この ≫S って奴、なんか いまいち態度横柄だしぃ、
交戦的だもんなぁ!? しっかたないかぁ!!
931:01/10/01 17:02
その画像ならココ
http://www.f2.dion.ne.jp/~impact14/
94名前はいらない:01/10/01 17:06
>91、中部保健所さん♪
いいですよー! 問題なく同意!(w
「うんこいっぱいの肥え溜め」なんかも良いかなぁーと思われ♪
95名前はいらない:01/10/01 17:51

それでは 今日のお題−−「うんこのついた便器」−−♪

その便器は かつて純白に輝いていた
しかして今は うんこに 塗れている

なんという臭さ・・>S の批評そのものだ
なんという色合い・・>S の品性下劣そのものだ

>Sは たまらず 告白する
「俺は便所の落書きが大好きなんだ〜!感動した〜!
しかも俺は 被害妄想 だ〜!」

初秋の野辺の 肥え溜めに 片足をつっこみ
うんこ〜 うんこ〜・・と 叫び 続ける
そんな >S は じつ臭くて 嫌われた

うんこのついた便器とは
つまり >S の事であった
96中部保健所:01/10/01 17:56
>95
あなたの詩 初めて見ました 感動 うはははは♪
97名前はいらない:01/10/01 18:02
俺さ〜便所に書いてある女の子の絵とまむこ
見ていてスゲーウマーとか思ったよ
さすがだね〜ああいう所にそう言うのを書けるなんて
絵心のない俺には到底出来そうにね〜んだよな
出来ることと言えば、そこに噴出しで「ナに見てるのよいやらしいわね」
位だ、そう言えばタリバン政権のオマル氏はアメリカの報復はビンラディン
は平穏な人間であると言う名目でやめさせるとか言う一方で、武装している
らしいじゃないかい?だからどうしたというわけじゃないけれど、そろそろ
アフガニスタンも危ないって言うじゃねーの、どうしますの?
話がずれたけれど「うんこ」とか逝ってる場合じゃないってこったよ
わかる?
98名前はいらない:01/10/01 18:04
ちょっくらしっけいしたな、あばよ・・・
99名前はいらない:01/10/01 18:31

> 中部保健所さんも、よろしければ 1筆どうぞー!(笑
100S:01/10/01 19:36
いやぁ、いっぱい糞レスが流れてきちゃった。
80〜99は自然の摂理に適ってるな。安心したよ。
保健所のチェックが入るなんて、お店認定でしょ?
反応してみるもんだな。
ちょっとバーチャルな感じで楽しめましたよ、ひひひ。

・・・と云う訳で今週からのお題は『うんこ』で。
飽きたら、またお題を考えていきます。
101名前はいらない:01/10/01 19:48
いや、保健所のチェックが入るのは「このポエムには毒が入っている」
「危ない」と言う意味合いがあるのです。
ですので、無菌室での要チェックがひつようなのレス。
毒のあるポエムとしては
特定の個人宛のポエム
誹謗中傷ポエム
汚いポエム
と言ったところでしょう。
皆さんもクリーンな街作りの為にご協力をお願いいたします。
102S:01/10/01 20:13
『ch2 to the HEAVEN』

朝イチの軟弱な警笛、
「原人歩きハバカリ行き」の汽車に乗る

思考は過去を遡るが議論の余地なし
4分の1日前に苦々しい顔で
挨拶したPヨーグルト君からの念仏

「・・・Shit!!」

摂取→燃焼→排出→煙火→・・

俺のシャーマニズムが祈祷をウナガス

不安・不安・不安・不安・不安・
不安・不安・不安・不安・不安・
不安・不安・不安・不安・不安・
不安・フアン・フアン・ふあん・
ふあん・ふあん・ふあん・ふ・・

そして、空へ
天国への扉が開け放たれる・・・

01.Octorber.2001
103S:01/10/01 20:29
<101へ
厳密に毒のない言葉がこの世に存在するなら
教えて欲しい。俺はそんな言葉があるとは思えないな。
字面や、その詩自体から喚起されるイメージが
汚く見えるのは、読み手のレヴェルの問題だ。
読み手の内面が、その詩を汚くしているだけだ。
毒を感じるのは読み手の心に内在する毒だ。
真の美しさを知らない人間の多さに俺はほとほと
参っている。この詩板でさえ然りだ。
だからこそ俺はこんなスレを立ち上げた。

もう一度問う、
この世に毒のない言葉は存在するのか?
104名前はいらない:01/10/01 20:54
そうですねぇこれだから、詩を書く人間と言うのは、勘違いするような事
を書くのです。誤解されて書かれると、違いますよ!!!とも言えませんし
そうなると、いくらよいことを書こうがクソの様な詩になってしまうのです
。それを無くすには、皆が共感できる詩というものが必要になるのではない
でしょうか?あ、それとそう言った詩を書くからには、それに相当する人物
出ないといけないと思うんです。
105ヒサ:01/10/01 21:10
私に何が出来たと言うのだろう
最初から仲良くする気なんて無いくせに

どこまでも押し付けがましい言葉で
私を試すなんて言うのはなんて酷い惨い事かしら

親愛の情は私達の間には無いなんて
したり顔で言うのはヤメテ

「私の事は良いけど」なんて詭弁だし
終わった後にスポーツマン的精神で握手も出来ないんだから

「残念です」なんて口が裂けても言わないで

 数日経って「御免ね」なんて
 無意味なことはしないでね

 世界中の後悔と懺悔をくれてあげるから
106名前はいらない:01/10/01 21:15
こう言うことをシタリ顔で書くから世の中おかしくなるのです。↑
過去の過ちを犯さぬためにも分散させましょうね。
107≫Sへ:01/10/01 21:16

オマエ自身が最も美しさというものに疎い、無知な人間だよ!
108名前はいらない:01/10/01 21:16
要するに、オレヲミルナァ!・・・と言うことですな(憤慨
109名前はいらない:01/10/01 21:27
そうだよ!だって君は便所の落書きに感動するヒトなんでしょう!
「美しさ」などというものからは最も遠いところにいると思うね!
君は美しさの なんたるかを理解してなどいないよ・・。>1
110名前はいらない:01/10/01 21:34
>S君・・君の>103 の問いは じつに アオ臭い!馬鹿かい!
111≫S 君へ:01/10/01 21:54
所詮「類は類をもって集合する」ものなのです!貴方は クソレス
と言いますが そのクソレスと貴方自身が同一の水準 或は 傾向に
あるという事実から 視線を逸らすべきでは ありませんね!
状況に対する 判断力の欠落が はなはだしい人のようですね・・。
112≫1:01/10/01 22:05
どうも この人には ウスッペラさを 感じてしまうのだが・・。
113S:01/10/01 22:28
皆さん色々なレス本当にありがとうございます。
まだまだ青い男ではありますが、今後ともよろしく
お付き合い願いたいです。
<104へ
丁寧にありがとうございます。
あなたは詩を書かれる方ですか?
もしそうならば、是非読ませて頂きたいです。
よろしくお願いします。
<ヒサへ
詩の批評なんて出来ないけど、君の心は戦っている。
美しいよ。
<107へ
君は論外だ。無知である事は百も承知だよ。
人を無知だと罵倒する暇があるなら君も「心」を学べよ。
<108へ
何故そんな程度の低い発想になるのかわかんないけど
誰もが美しいと言われてるものにケチをつける気もないし、
俺だって美しいものは美しいと素直に思うよ。
ただ、一見汚らしいものの中にも、一際輝くものって
あると思うんだ。誤解を恐れずに書けば(この言葉嫌いなんだけどね)
醜悪なものにも美は宿るし、その対比の中に「間」を
見出す日本の美意識は存在すると思うんだけど、どうかな?
<109へ
便所の落書きに余程、いいイメージがないんだね。
それはわかるよ。俺だって基本的にはあんなモン認めないし、
嫌いだよ。俺が感動したのは、単純にラインの美しさだ。
その落書きの作者はそんなこと何も考えてなかっただろうし、
実際、頭の中は妄想でいっぱいだったんだろう。だけどね、
その絵は裸体のトルソだったんだけど、コクトーに優らんと
するくらいの絶妙なラインで、女性の裸体を描いていた。
便所の落書きで感動したのはアレが最初で最後だと思う。
<110へ
すんません。確かに青いし、臭い。
今回は満月のせいだと思って勘弁して下さい。
売り言葉に買い言葉でやっちゃった。反省します。
114S:01/10/01 22:44
<111へ
ありがとうございます。
その言葉、しかと受け止めました。
本当に美しいとか楽しいとか切ないと思える詩が
書けるよう、精進してるつもりです。
「何かおかしいな」と思ったら是非ご一報下さい。
<112へ
鋭いですね。『薄っぺら』と云うよりも
殆ど『無』とか『空』に近い状態に憧れます。
例えるなら『煙り』に近いと思って頂きたい。
115中部保健所:01/10/01 23:02
「 排泄物 」

オギャー
天使の悲鳴と共にまた神の排泄物がこの世に落ちてきた
とっくに干からびた排泄物と熟した排泄物が可愛らしい排泄物を大切そうに包む
また一区画神の地が排泄物によって汚された
またこの排泄物は我々に耐えがたき悪臭を放ちあの醜き銀蝿共を呼び寄せるのか
おまえたち排泄物のおかげでどれだけ我々は多くの神秘を失ったか
いや排泄物ごときにこの崇高な犠牲の数々を判れというのがドダイムリというもの
我々はしかたなくオマエタチ排泄物の汚さをただただ見つめることに徹しよう
オマエタチ排泄物がからからに干からび風に吹き飛ばされ間抜けな気体と化すその日まで
空中に目を凝らせ この世はチリのような排泄物だらけだ
誰か掃除をしてくれまいか 大きな掃除機はすでにあるのだから
116S:01/10/01 23:06
今日は開店以来の大繁盛だな。ビックリだ。
こりゃ絶対に満月の仕業だな。パーティだ。
呑めや、唄えや、踊り狂えや!!侍どもよ!!
117S:01/10/01 23:20
ヤバイねぇ、糞まみれのパーティなんて初めてだよ。
俺の責任ならゴメンよ、みんな。
ココが辛いなら優しい『○○○』にでも癒してもらえ!!

<中部保健所へ
なかなかイイ武器持ってんじゃねぇか!!
お前、正し過ぎて醜いよ!!お前は人間か?
自分のツラ、よーく鏡で見てみろよ。
憎しみと悲しみに歪んだポエムでよくも
この大地を汚しやがったな。
掃除好きは、自分の部屋掃除でもしてやがれ!!
118:01/10/02 00:56
S。すごい数のレスだね。だんだんマスターらしくなってきたじゃないか。
題目は「うんち」か。ははは チィダマジョリが丁度 ウンチをしてるよ。
考えながら寝ることにするよ。今ハニーは旅行中だ。ちょっと寂しい満月
の夜だ。ZZZ。
おめーら
全員頭悪いです。
文学盤からこころー込めて。
120226:01/10/02 12:19
[ 輝かしき風景 ]

一本の川が 町の真ん中をゆったりと流れていた
川の両側には沢山の桜が咲いている
桜がやわらかな日差に照らされ あたりが薄桃色に染まる

川には 水鳥達が可愛らしく 戯れている
若き母に抱かれた子供が 無邪気に笑い その周りを少年達が駆け巡る
仲のよい老夫婦は 水辺の輝きを眺め 弁当をひろげる
あたりはすっかり いい季節だ

俺はそんな風景を眺めながら うんこをしている
「ぽちゃん」
おれのうんこが 俺の尻から川へと落ちて行った
静かに回転しながら 俺のうんこがゆっくりと川の真ん中を 泳いで行く

途中 水鳥がうんこをついばんだ
「があ」間抜けな声と共に 俺のうんこは 2つになった
それを見た子供達が 俺のうんこに石をなげ始めた
俺のうんこは無数の残骸となり うんこ軍団化して流れて行く

ちょうど 老夫婦の前で川の錦鯉たちが 俺のうんこ軍団を食いはじめた
「ばしゃばしゃばしゃ」
まさに鯉の踊り食いが始まった
訳わからず老夫婦は喜び 偶然の光景にしばし感動していた

橋の上から 子供を抱いた母親が 錦鯉を指差し
「きれいだね」と 子供に優しく言った
俺のうんこは既に粉末となり 日差の乱反射を一層助け 薄桃色を演出する

俺は尻をそっと手でふいて 川の水で「ばしゃばしゃ」と洗った
また来年も この季節になったら この場所でしゃがもう

ちょっと尻がかゆくなった ある気持ちのいい一日の出来事
121Y:01/10/02 23:04
S。うんこだよ。読んでくれ。

「 うんこ@アルジャーノン −ちょっとコラム風味−」

いよいよテレポートの時代到来 まちにまった未来世紀
モノがケーブルを通って はたまた無線電波で移動する
大容量の太っ腹国家のなせる技 黒猫達の悲鳴が聞こえてきそうだ

そこで オレ 考えましたです
カンのイイあなたのことならもう・・・デスネ
爽 うんこです
飛ばすんですよ うんこをね

トイレで スイッチ押したなら 分子がトンデクデジタル変換 アイオー
ひょっとして 空気中をもトンデク モバイルウンコ アイオー
どんどん中央に溜まっていく 画期的システム テレウンコ アイオー
突然 サーバがダウンした! アイオー

空からうんこがふってきた
無数のうんこがふってきた
分子が溜まってふってきた
テロよりヒドイうんこの日

ピ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ッ

男:「テレポートで、君に花束贈ったんだけど。どうだい綺麗だろ」
女:「ええ・・ こんもりトグロをまいてて 芸術的だわ♪」

            ブチッ

ツ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ッ

長介イカリヤ:「ダメダこりゃ!!」
122Y:01/10/02 23:24
S。また辛口で頼む。今日はちょっと仕事が忙しかったせいか
ちょっと疲れマーライオンだ。明日ハニーが旅行から帰ってくる。
なんでも詩がかけたそうだ。よろしく見てやってくれないか。ははは

で あげとくよ S。
123アナコンダ:01/10/02 23:35
俺の苦手なアホ人間・・・それはエゴのためには人を犠牲にする愚かな
聞き人・・・お前の言う社会的常識を述べて皆よと答えたい。
それと、自分のナケナシノ美貌?だか何だか知らないけれどそれで生きてる
臭い人間・・・。(誰がお前なんかと付き合うか)
124アナコンダ:01/10/02 23:45
人間関係を学びたかったよ・・・
別にお前なんか愛してなかった・・・
一方的に、からかっていたつもりらしいけれども
余りダメージも無かった・・・
ただ言わなかっただけだけれども・・・
この数年で、人生が大幅に狂ったような気がする・・・
一度、『お前アホちゃうか?』とか逝ってみたい・・・
下らないと思いつつも、働くお前が馬鹿に思える・・・
『こんな馬鹿でも普通に働けるのか・・・』
どんな仕事なんだ? そこら辺のソープ嬢と変わらない・・・
あほじゃん
125アナコンダ:01/10/02 23:46
言いたかったけれども、いえなかった事実・・・
やっぱり言わざるを得ない・・・
126S:01/10/03 00:38
<Y、226、アナコンダよ、ありがとう。
だがしかし、
今夜は悪酔いしてしまったから気分が冴えない。
明日の朝にでもじっくり読ませてもらいます。
127アナコンダ:01/10/03 00:54
別に読まなくても良いよ・・・・・
128名前はいらない:01/10/03 10:32
>S さんへ
気分が冴えない・・そんな時は>Sさんの お家芸の便所の落書き
を じっくり読んで 深い感動を味わって下さーい!
129≫輝かしき風景≫226さん:01/10/03 11:07
これは秀逸です!なんといっても その表題と 情景描写の美しさ
と、ウンコという主題との 落差というべきか 乖離というべきか
その絶妙なバランスに、筆者の並み並みならぬ筆力を 思わされ
ました! 貴方の美しき叙情性に宿る ウンコという 類まれなる
現実性の、その詩文への反映の手法と その感性に盛大な拍手を
送りたいと存じます。良い意味において 私は とても久しぶりに
腹をかかえて 爆笑させていただきました!良かったです。はい!
130名前はいらない:01/10/03 11:43
S オマイも うんこの詩 書け
131S:01/10/03 13:00
こんにちは。今日も気分はニュートラル。
ではまず、<119は悪いが割愛と云う事で。
<120の226へ
笑わせてもらいました、ありがとう。
爆笑と云うより、微笑む感じで読ませてもらった。
前回の226からは考えられないくらいの成長ブリに
Yのとき同様、末恐ろしさを感じました。やるなぁ。
俺の批評の効果があったのなら、素直にうれしいし、
その吸収力と筆力はあなたの才能だろう。あっぱれ。
<Yへ
言葉の選び方やリズムは、Y独特の味があるけど、
今度はそういった自分の強みをいったん出来るだけ
放棄してみて、どんな詩が生まれてくるか?みたい
な自己への挑戦が必要な気がする。
今、Yは「過去のY」と云う器が悲鳴をあげている
のを感じてるはずだけど、器が壊れきらない段階で
苦しんでるような気がする。ではどうするべきか?
君は君自身から自由になりたいか?それとも自由に
囚われて大切なものを失うことさえ、厭わないだろ
うか?これは僕が助言出来る話ではないと思う。
今のままでも充分に人を楽しませる詩が書けるよう
になるだろう。もっと自分と戦え!!そして考えよ!!
<アナコンダへ
愚痴を聞いてる暇はないです。悩めよ、少年!!
<130へ
>102に書いてるんだけどね。わかんなかったか。
それは俺の技術不足うんぬんよりも、君がこのスレ
に眼を通してないだけなんじゃないのか?
1から読んでみてくれよ、かなり楽しい出来だと思うけど。
132S:01/10/03 14:16
以前から思っている事がある。人間の犯す過ちは大小なく
かわいいものだ、と云う事である。大きく考えればそれは
間違いなく真理だとは思う。が、もっとパースをなくして
2次元的に平たくすると、社会的悪や戦争、罪を肯定する
言葉に変換される。個人レヴェルで考えると、簡単に言葉
に出来るものではないのだろう。実の弟にからかわれては、
「ちくしょー!!」なんて心で思って、態度でスネルような
ガキんちょの僕なんかが使える訳もない。時代的にも現在
の世界の動向からすれば、決して使っちゃいけないだろう。
少し話がそれたが、更に跳ぶことを了解してね。と云う訳
で、ひと昔まえにアレだけ持て囃されていた「現代思想」
系のドゥルーズ=ガタリなどが、最近ではその名前すら聴か
なくなった。まぁ人間という奴はそんな程度のもんだろう
が、仕方ないと云えば仕方ないのかもしれない。そう云う
世界の流れを知らず知らず煽動していた無知な僕等とその
快楽に浸っていた教養俗物、またそんな事さえ知らない最
低の無知野郎は問題外だが、黙りこくってしまう責任逃れ
はどうなんだろうか?かといって謝る必要もなさそうだし。
(この辺で欧米文化を持ち出すのも卑怯に見えるしね・・)
兎に角、俺はココら辺からよくわかんなくなった。しかし
ある結論に達した、「世界と云う奴は残酷なイキモノだ」
と云う事。世界のそれに比べれば人間の罪なんてかわいく
思えた。これは芸術がかわいく思うのと同じレヴェルだと
俺は思う。決して人は己の首を絞めようなんて考えて生ま
れてこないし、他人の首を絞めるつもりも原初的にはない
はずだ。しかし結果として歴史をふり返れば、今この瞬間
だって僕等人間は殺し合おうと躍起になっている。何故?
愛するものを奪われた悲しみ、怒り、憎しみが殺意を生む。
この構造自体を疑わなければいけないのではないのだろう
か。動物に根源的に宿る愛を疑わなければいけないのでは
ないのだろうか。『構造改革』だか何だか知らないが、ど
の構造改革が必要なのか、とみんなに問うてみたい。
133S:01/10/03 14:16
註:俺はかなり感覚的に物事を考えてしまう危険がある。
しかも詩板にくる以前からかなり勝手な独走状態が続いて
いたので、みんなの良識ある見解を窺いたい。俺もこれだ
け「馬鹿」だと罵られれば馬鹿であることを仕方ないから
認めよう。俺は不安だ。はっきりいって不安で不満だ。
気軽に「笑おうよ」とか「がんばろう」なんて言えないね。
どうしても言葉足らずになるだろうから質問があれば答え
られる範囲で答えます。よろしく。
134S:01/10/03 14:26
それとお題の「うんこ」は本日限りで締め切ります。
多数の来店ありがとうございました。
次回からは「花」。
花に対するみんなの思いのタケをこのスレにぶちまけて!!
Yに関しては「すみれ」を使わない事。
ハニーは久し振り(!?)なのでどんな詩でも今回はOKです。
1351:01/10/03 14:47
136S:01/10/03 21:20
『花は花らしく』

月の顔が向く方に太陽、
それは当然だと人は言う

花は花らしく、
君は君らしく

おじぎ草が夜に葉を閉じる、
それも当然自然のこと

花は花らしく、
君は君らしく

そう、
馬、鹿は馬、鹿らしく
水牛は水牛らしく
イチョウはイチョウらしく
蜜蜂は蜜蜂らしく
こおろぎはこおろぎらしく
ドブネズミはドブネズミらしく
俺は俺らしく
凡人は凡人らしく
音楽家ハ音楽家ラシク
画家は画家らしく
詩人は詩人らしく唱うだけ

花が花らしく咲くように
137はにぃ:01/10/04 00:20
アスピリンを噛んだ夜 私の細胞が 沸騰する。

「 鋼 の 花 」

耳に流れてくるのは 騒音 怒鳴り声 品のない笑い声
そして 果てしなく続く 旋盤の音
金属とより強い金属が 予定調和で生み出す 無機質なバラード

旋盤から放出される 設計者の計算通りの金属葛
自信なさげな蛍光燈に照らされ 妖しくウネル
自分は ただ金属とより強い金属が触れるその一点のみを睨む

足元に溜まる 百足のような金属葛 ウネル
嗚呼 オマエタチが喋れるなら
耳には聞こえないが キンキンと音がする 何故か光るねずみ色 銀色ではない

うーっ

呻き声のような サイレンの音が 手を反射的に凍らせる
旋盤が寝る 百足が落ち着く 騒音がヤム 辺りが墓場になる
初めて目を開ける いつも何故だか涙がでてくる 涙はねずみ色の流線型に落ち着く

わたしの足元には たくさんの花が 咲き誇っている

ふいに 激痛が背中を襲う フリムク
昔見た可愛らしい少女が 薔薇色と銀色のナイフを自慢気に 指先で回していた
全身が だんだんと無機質になっていくのが ワカル

わたしの周りには たくさんの薔薇が 咲き誇っている

わたしの体の無数の口が いっせいに吐血する あたりにますます薔薇が咲く
みておくれ キカイ達 ねずみ色達 無機質達よ
わたしは咲かせた 薔薇色を わたしの自慢の 薔薇色を

耳に流れてくるのは 騒音 怒鳴り声 品のない笑い声
そして 果てしなく続く 旋盤の音
金属とより強い金属が 予定調和で生み出す 無機質なバラード

わたしが今日も 握りしめるのは 表情がなく赤に塗られた 鋼の花
有機物を傷つけることしかできない 哀れな 鋼の花

今日はやけに百足が落ち着かない ギシギシと
138S:01/10/04 12:54
ピキーン!!はにぃよ、
このスレに美しい花を添えてくれてありがとう。
しかし、すげぇボリュームの料理が出てきた感じだ。
しかも鋼だけあって簡単に噛み切れない・・・。
これがあの「ハニー」もとい、「はにぃ」のポエムか。
開店以来No.1の歯応えだよ、マジで。
うれしい反面、身が引き締まる思い(要するにビビッた)だね。
ちょっと丁寧に読んでみるよ。
139S:01/10/04 15:03
俺は彼女の詩、「鋼の花」の解体を試みてみる。
俺の詩人としての性癖が、彼女の「装飾なき魂」を現前したがるので、
出来るだけ正確に読み解いていきたい。

 耳に流れてくるのは 騒音 怒鳴り声 品のない笑い声
 そして 果てしなく続く 旋盤の音
 金属とより強い金属が 予定調和で生み出す 無機質なバラード

<まず、最初の3行。
この冒頭で作者の世界観=絶望感の宣言を読者は感じる。
「金属とより強い金属」が奏でる不快でも快楽でもない「バラード」、
即ち、物語の始まり。戦い続ける金属的肉胎の矛盾。

 旋盤から放出される 設計者の計算通りの金属葛
 自信なさげな蛍光燈に照らされ 妖しくウネル
 自分は ただ金属とより強い金属が触れるその一点のみを睨む

 足元に溜まる 百足のような金属葛 ウネル
 嗚呼 オマエタチが喋れるなら
 耳には聞こえないが キンキンと音がする 何故か光るねずみ色 銀色ではない

<続くこの6行。
「金属葛」という言葉。これは多分、作者の造語ではないかと思う。
「葛」という1文字に、金属的肉胎の葛藤を連想させる。
ここで注意しておきたいのは、あくまで「無機質な」「金属」
であるということ。有機的に機能する「機械」ではない。
しかし、葛藤する金属は「機械」への皮肉と憧れが同居する、
いわば普遍的な「若さ」の象徴でもあるのだろう。
そして再び「金属とより強い金属」という言葉のルフランで
凡庸な金属と、強い金属とを作者は明確に区別する。
その二つが、幸か不幸か触れ合うその瞬間に全神経を集中する事で
一気に「バラード」の速度がダウンして一時的に音を失う。
作者は無意識だと思うが、ここでスムーズに場面転換を行っている。
そして「百足」の登場。
人間(有機物)が鉄屑(無機質)に話しかけるのではなく、
「金属」としての「わたし」が、社会的な有機物である「百足」達との
会話を空想する事により生じる身体的な不快感による絶望。
140S:01/10/04 16:00
<続き。

 うーっ

 呻き声のような サイレンの音が 手を反射的に凍らせる
 旋盤が寝る 百足が落ち着く 騒音がヤム 辺りが墓場になる
 初めて目を開ける いつも何故だか涙がでてくる 涙はねずみ色の流線型に落ち着く

<「うーっ」。俺はこの言葉に惚れかけた。
この言葉、この行が彼女の全人格をあらわしている、といっても
過言ではないだろう。 Yよ、まぁ最後まで読んでみてくれ。
この詩全体を通して、ひとつの行に平仮名でたった3文字。
これが彼女の魂の言葉だ。そう、言葉にならない言葉。
彼女の野性、理性、幼さ、警告、勇気、愛、憎しみ、
それら全てをひっくるめた、「うーっ」は彼女の裸体だ。
本当の意味での「美しさ」であり、
この詩の持つポテンシャルの高さ、彼女の無邪気さが
この3文字に凝縮されている。この詩の成功はここにある。
そして続く、
「呻き声のような サイレンの音が 手を反射的に凍らせる」
で彼女が語るように手(身体)を凍らせ、
「うーっ」に続く言葉さえ凍ることを暗に示唆している。
そして無の境地、エクスタシー、オーガズムという恍惚の涙。
「より強い金属」の流す涙。はにぃよ、あんたはキレイだ。
その涙が映し出す、果敢無くも「ねずみ色」の世界。

 わたしの足元には たくさんの花が 咲き誇っている

 ふいに 激痛が背中を襲う フリムク
 昔見た可愛らしい少女が 薔薇色と銀色のナイフを自慢気に 指先で回していた
 全身が だんだんと無機質になっていくのが ワカル

<ある種の達観の末、彼女の中の神性が穏やかに姿を現し、
その瞬間、ねずみ色の世界がはじめて「花」に彩られている
もうひとつの世界のことに気が付く。
ここで大抵のエセ詩人ならハッピーエンドにまとめ上げるの
だろうが、ここに彼女=作者の世界観の深さが読み取れる。
俺はここでこの物語としてのリアリティを感じずにはいられない。
そう、神性を帯びてオルガニズム(有機体)と化した彼女は、
やはりこのねずみ色の社会から拒絶され、サクリフィス(生贄)に
される。人間としての性が、厳密に表現される。
141名前はいらない:01/10/04 16:15
便所のラクガキに感動しまくる ウンコちゃーん♪ >Sのこと♪
142中部保健所:01/10/04 16:17
>141
おっ! おじさん来てたんだね♪
143≫S ちゃんへ:01/10/04 16:25
君は いったい何にそんなに ムキになって駄文を書き散らかして
るのー?? 落ち着けよ! 馬鹿者ちゃーん!(爆
144中部保健所:01/10/04 16:30
「たぶん駄文」

たぶん駄文 たぶん駄文だ 僕のだ 文
でも 君のもだ 文 たぶん駄文 君の駄文
だぶんだぶんと らくだが歩く

ごめん駄詩 ははは
145:01/10/04 16:34
おまえらは、うるせぇよ。くやしかったら「花」を書けよ!!
146中部保健所:01/10/04 16:39
え? 鼻かくの ポリポリ  スマソ
147名前はいらない:01/10/04 16:41
Sさん・・あなた才能ないみたいねー!白痴ですかー!
148中部保健所:01/10/04 16:43
はぁ はぁ はっくち〜ん
149名前はいらない:01/10/04 16:50
え? 腹かくの ポリポリ スマソ
150中部保健所:01/10/04 16:55
「 花の鼻 」

花はどんなニオイを嗅いでいるんだろう
きっとイイニオイにちがいない
いいなぁ

花曰く

「君達の臭いニオイをいつもかがされてるんだよ」

どぉ?
151S:01/10/04 17:02
<続き。

 わたしの周りには たくさんの薔薇が 咲き誇っている

 わたしの体の無数の口が いっせいに吐血する あたりにますます薔薇が咲く
 みておくれ キカイ達 ねずみ色達 無機質達よ
 わたしは咲かせた 薔薇色を わたしの自慢の 薔薇色を

<前出の「足元」から「周り」、「花」から「薔薇」への変換。
彼女は肉体的な死をもって、はじめてこの世界に生きることを
許される。上から見下ろすのではなく、曖昧な認識ではなく、
ひとりの人間としての生を、死をもって彼女は教えられ、
その死(=詩)によって読者に伝えようとする。
全ての人の胎内に渦巻く薔薇色の液体が「旋盤」によって
降注がれる。

 耳に流れてくるのは 騒音 怒鳴り声 品のない笑い声
 そして 果てしなく続く 旋盤の音
 金属とより強い金属が 予定調和で生み出す 無機質なバラード

<そして冒頭の言葉に還る。仏教で云う「輪廻」、
ニーチェの語る「永劫回帰」、彼女のいう「無機質なバラード」。
彼女が無機質として生かされる孤独と憂鬱。

 わたしが今日も 握りしめるのは 表情がなく赤に塗られた 鋼の花
 有機物を傷つけることしかできない 哀れな 鋼の花

 今日はやけに百足が落ち着かない ギシギシと

<そして最後に愛すべき男達への警告でもあり、エールとも
読み取れる2行を書いて、この「バラード(=人生)」に対する
答えのない皮肉でも挑戦でもない「ギシギシと」という
無機質な言葉で終る。

・・・とざっと読み解いてみたが、これはあくまで俺の主観で
作者の伝えようとすることからは、少なからずズレが生じるだろう。
どうしても個人的な感情が入ってしまい、冷静さを保てなかった事
を反省する。しかし俺なりに精一杯読んだ事を理解してくれ。
これは「はにぃ」の詩に対する礼儀であり、俺なりの挨拶だ。
152S:01/10/04 17:03
Yよ、君はすげぇ女と出逢ったもんだな。俺は君達ふたりにここで
出逢えたことをうれしく思うよ。
Y、それと俺も男だ。彼女の詩に性的なものを感じ、読み取ってし
まった事を許してくれ。彼女はそれくらい魅力的だったよ。
ハニーそしてYよ、本当にありがとう。今日は最高に楽しかったよ。
これくらい歯応えあると、噛み甲斐あるね。満腹だよ。
おいしい料理、ご馳走様でした。Sより
153名前はいらない:01/10/04 17:05
>Sさんへ
貴方の文章 読ませていただきました。恥ずかしいですね!
貴方は やはり皆さんが言うように、トイレに しゃがんで・・
落書きをしているのが 最も似合っていると 実感しました。
154中部保健所:01/10/04 17:10
という訳で今日からのお題は 「 品のない落書き 」 です。
どう♪ 詩的でしょ
155名前はいらない:01/10/04 17:11
S って奴、とうとう イカレてきたー! まっ 無理ないかー!
こーんな奴の末路は、哀れなもんだー!
156S:01/10/04 17:13
<145よ、
誰か知らんが俺に代わっての発言ありがとう。
ただ、Sと云う名を使うなよ。君の言葉で書け。
羞じを知れ。
157S:01/10/04 17:21
申し訳ないが、「保健所」と「名無し」は他で遊んでくれ。
もう君達と遊んでやる余裕はないよ。
忠告はこれが最初で最後だ。速やかに消えてくれ。
158第三者:01/10/05 14:23
童話みたいですけど・・

「  花 と 地 雷  」

長らく俺は埋まったままだ 味気のない土といっしょに埋まってる
俺が外に出られるのは 誰かが俺を踏んだ時 しかも 一瞬だけ

朝から 俺の頭が妙にムズムズする 頭の方から声がする
「こんにちわ わたしはお花 風にのって飛んできて 今日やっと咲いたの」
お喋り好きな花は いろいろ俺に世間の事を話してくれた
いつしか 花と地雷の時間が流れはじめた

彼方で 久しぶりに爆撃の音がする
ずっと続いた 花も震えている
そのうち 夕方になり 今度は銃の音に変わった

一人の兵士が こちらに走ってくる
全身血まみれの悪魔のようなヤツが 走ってくる
言葉にならない声と共に俺を踏もうとする
「死ね 花よサラバ」

兵士は足をあげたまま こちらを見ていた しかも安堵の表情で
足をゆっくり右へそらし 十字を切って走りさって行った

花は歌っている 今日もうれしそうに
俺と花はいっしょに生きている 本当に僅かな 気まぐれと偶然の狭間で
159名前はいらない:01/10/05 17:12
それでは花をお題に−「うんこのSよ ありがとう」−♪

お花 奇麗に 咲かすには
有機肥料が 欠かせませーん

有機肥料・・
それは つまり うんこでーす

奇麗な お花は うんこが 大好き
うんこ無いと 奇麗に 咲けなーい

お花の 宿命 哀れです
Sの文章 うんこと 同じ

それを肥料に 僕らは 咲ける
うんこの Sよ ありがとう!

でも 欠点は 臭いこと
Sの 文章 臭いでーす

才能 無いです 駄文でーす
それでも 仕方が ありませーん

だって Sは うんこです!
便所の 落書き 大好きでーす♪
160中部保健所:01/10/05 17:20
あなた最近詩にめざめましたね♪
私も後でかきましょう
161名前はいらない:01/10/05 17:34
>157、この辺で余裕なくすなよ!まーだ先は長いぞぉ!!
オモチャは オモチャらしく 遊ばれなさーい♪ 初めの元気は
どうしたぁ?? 愚痴いってないで・・頑張れよ! きっちりと
最後まで粘着ってやるからさぁー♪ んじゃーまたなぁー♪♪
162名前はいらない:01/10/05 17:41
>160
あらら・・中部保健所様♪ 私はSが 大分ヘタッテきたようで
それが なにやら心配で(爆) それでは ご1筆どーぞー♪♪
163名前はいらない:01/10/05 18:23
S君へ
僕は貴方のいうように「偽善と偽悪のかたまりで滑稽」ですか?
貴方は とても好戦的な人のようですね!
「絶望の継続が希望を生む」のでしょう? 実践してみて下さい!
164:01/10/05 22:05
<第三者へ、
『花と地雷』読ませてもらったよ。
何かほのぼのした詩だね。えらく保守的な地雷さんだ。
戦場というギリギリの状況下で感じるヒューマニズム。
どっかのC級アメリカ映画並みの陳腐なオチだよ。
君はホントに詩が書きたいのか?君は詩人になりたいのか?
その気がないならヘタに首突っ込まない方がいいよ。
<163へ、
仮の名前すら名乗らない誰だか知らない奴に
「僕は〜ですか?」って言われて答えられるような奴いるか?
エスパーじゃないよ、俺は。お前はホントの馬鹿だね。
それが滑稽だっていうんだよ。
それに何でお前のために俺が実践しなきゃなんねぇんだよ。
ホントに絶望した人間なら、もう希望しかないんだよ。
お前が絶望してんだか何だか知らんが、その横柄な態度からして
ニセモンなんだよ、誰かにすがって救われようなんて魂胆じたい
甘いよ。お前は救われないね、絶対。勝手に絶望してろ。
ついでに言っとくが、今の俺には希望しかないよ。
このスレ読んでそれさえ読み取れないから糞なんだよ。
俺をからかう暇と時間があったら、金貯めて旅にでも出ろよ。
その他のカスも、俺の優しさにいつまでも甘えてんじゃないよ。
読めなくてイイからキルキェゴールの『死に至る病』の
字だけでも追っかけとけ。
165名前はいらない:01/10/05 22:16
S オマイも うんこの詩 書け
166:01/10/05 22:21
俺がお前等に伝えたい事は全部このスレに書けたと思う。
当初予定してたよりも随分と早く仕上がってしまったが、
これも、一重にYとハニーのすばらしい力添えがないと
無理な話だったと思う。本当に心底、感謝します。
でもたった165のレスで全力だなんて情けないもんだ。
まだまだ勉強することも反省材料も山ほどあるって事で、
俺の人生これからだな。
短い間だったけど、充実した1ヶ月(弱)でした。
すごく少人数の参加だったけど、楽しかったです。
Yをはじめ、はにぃ、226、第三者、その他の
皆さん、本当にありがとうございました。
最後にあなたの健康と詩板の馬鹿どもには充分気
を付けて、日々の生活をお過ごし下さい。ごきげんよう!!

サラバ!!
167:01/10/05 22:26
最後の詩。

『花待ちの太陽』

きのうの希望が 手の平にひろがる 海の中に消えた
ひとりぼっちの夕陽を 僕等は追い駆けて
花の気持ちを 口ずさんで笑った 苦しみをこらえきれず笑った

癒しの痛みが 音も奏でずに 小さな夢を襲った
おいてけぼりの弓月で 君は無言の矢を放ち
赤い林檎を 青い眼で狙った 青を忘れた赤という赤い林檎を!

僕の中の悪魔がニヤリ、「・・・恐かっただろ?」
当てにならない 大きな打算を捨てて
小さな冒険を ここではじめよう、いまここからはじめよう!

洗脳の戦士が 愛を謳いながら 脳内殺戮を繰り返す
くるしまぎれの電飾を 彼等は星屑と信じ
電脳の天使はこっそりと伝える スピードをあげろと偉そうに!

僕の中の神様が問う、「・・・君は何になりたい?」
満ちることない 多くの欲望を捨てて
ひとつの希望を この手で描こう、果てしないこの大空に描こう!


   ・・・たまには少しがんばりすぎてもいいよね
   急ぎ過ぎてもいいよねって僕は・・俺は思う・・
   普段は君のことなんて心配しないけど・・・たまには
   たまには心配にもなるよ 心配して欲しいから
  

ほら、悪魔も神様も君の手の中 希望も絶望も君の手の中
待ちぼうけの太陽が 君をひとり待っているから
待ちぼうけの太陽が 君を 独り待っているから

30.October.2000
S。僕も楽しかったよ。僕もこれで古巣へ帰る。君こそ体に気をつけてくれ
あと、絶叫オヤジもな おーい 俺だよ 通りすがりの批評家だよー♪
ありがと 2chも結構たのしかったな ははは
169名前はいらない:01/10/05 22:31
>164、よーし! 元気そうで なによりだぁ(爆)
その調子を忘れんなー! さぁー次の題目といこうかぁ♪
花などという ナンセンスな少女趣味に走るなよぉ!オマエわ!
170名前はいらない:01/10/05 22:33
>169
おい おやじもう終わってんぞ。
171あのねぇ♪≫167:01/10/05 22:44
おいおい・・何書いてるの?? 詩文をそーんなに ダラダラと
書いてちゃ駄目でしょう!メリハリをつけて下さいね! 0点!
172名前はいらない:01/10/05 22:50
変なヒト >170
173名前はいらない:01/10/05 23:00
>「花待ちの太陽」ってさぁー、ハァフゥ〜、いったい どこの
とっつぁんだよ! どこをヒネレば そんな表題になるかねぇ〜(w
174名前はいらない:01/10/05 23:07
ここで終わるとすると・・「絶望の継続が希望を生まなかった」
・・という結論になりますかね。
175:01/10/05 23:55
<168がホントで全部一人の仕業なら、ホントにお疲れ様です。
悪趣味だけど感謝。しかし、相当暇なのかこれが仕事なのか、
俺はずーっと騙されてたんでしょ。じゃぁほとんど二人のダイアローグ?
他にダァレもこのスレに興味持たなかったのか!!
わかってたけど、
俺ってそんなにイカれてるのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・死ぬか。
176名前はいらない:01/10/06 00:03
いいじゃん 独りでやってるシトも沢山いるよ 結構ね(w
177Y:01/10/06 00:31
S。いつもの君らしく行けばイイよ。君がどう思おうともね。
ただ 僕はずっとYだったよ。僕が前に批評のできない神に
送った詩だ。S。元気でいてくれ。

「 す て る 」

ひとつ すててみる 案外さびしくないことを 知る
ふたつ すててみる 何も感じないことを 知る
みっつ すててみる 何故か楽しくなることを 知る

そうこうしているうちに 全部 すててしまった

残った衣服を脱ぎすてて
とうとう 体ひとつになった

空気が 案外 痛いことを知った

そのうち 「ぐーっ」 と腹がなる
とりあえず 食べよう

必要なものは おいおい 分かってくる

案外 裸も いいもんだ
178>168 カス発見♪:01/10/06 08:45
おい!通りすがりの自作自演マニア!また恥じっかきか〜い(藁
バ〜カな野郎だ! おまえ しばらく見ないと思ったら こんなとこ
で またまた恥かきしてたのか〜?(藁、今回は何だ〜別ハン使い
の 人ダマシ専門かよ〜!アホ〜!おまえ かなりイカレてるな〜!
そうやって人をダマシながら落伍者の道をコツコツと歩め!馬鹿!

人をダマス事が、おまえ そんなに楽しいか〜??おまえの両親も
そうやって人をダマシながら おまえを育てたんだろ〜よ!だから
おまえような カスの子供になるわけよ〜!

批評の出来ない神だって〜?? あはは♪おまえ相変わらず妄想が
激しいな〜!的外れを言ってんじゃないよ〜!批評を言うまえに
おまえは まっとうな人間が出来るようにしろ!おまえは俗物その
ものだよ!! アホザルは とっとと お山へ帰れ!んじゃな馬鹿!
179名前はいらない:01/10/06 09:10
>177 典型的な自己中で、しかも重症だ(w
180≫168、177:01/10/06 09:23
オマエ 死ね
181名前はいらない:01/10/06 09:58
>175
客観的に自己のポジションを確認できただけでも収穫だよ。
それに 通りすがりのような馬鹿さんは どこにでもいるし。
182通りすがり へ:01/10/06 12:21
ひどいことするね、貴方って人は。こころない人だ。
いくら ひどいといったってね、貴方ほどの人は、さすがに
詩板にはいないね。確か野球板から来たとか言ってましたが
そちらでも嫌われてんでしょうね。人を欺くことが、ウソを
つくことが、貴方は そんなに楽しいのですか・・?
183名前はいらない:01/10/06 12:24
ここか、ノンストップ・ケンカ・馴れ合いポエム
184名前はいらない:01/10/06 13:11

↑すでに このスレは >1が閉鎖を宣言いたしました!!(w
185M:01/10/06 23:33
あら?死臭放って終わってる。
詩人って残酷ね。「言」の「寺」と書いて「詩」。
三省堂の国語辞典によると、
詩・・・@文学の一形式。自然の美しさ、人生の哀歌、
社会への憤りなどを、一定のリズムを持つ縮約表現で
述べたもの。〔広義では、渇き切った現代人の心に憩
いを与える純粋で清らかなるものを意味する〕
だって。
SもYもみんなも「詩板」なんてせせこましいトコで中途半端に
生きてないで、男なんだからガッツンガッツン行きなさいよ。
あんた達才能あんだからさぁ。
小手先の技術ばっか頼ってたら腐るわよ、ホント。
186S:01/10/08 04:22
破壊神 :01/09/20 00:09
さて・・寝る前にひとつくらい、仕事するか(藁

>>837
「アンタに批評してもらいたい」というその意気はいいのだが、詩には殆ど
みるべきものがないな。
オレは常に、冗長を許すな、膨張を憎め、と教えてきたが、この詩の場合は
必要であるはずのものを削りすぎだ。詩藻が浅すぎる。つまり、お前は本当には
考えていないのだ。
いいか、詩に限らず、すべての創作物は、外部に向けて発信した瞬間から
作者の手を離れる。しかしだ、だからといって、それに甘えてはならん。
「どういう状況にもあてはまる詩」、「どうとでも取れる詩」というのは、
得てして、自分が表現したいことを伝える言葉が見つからぬ時に逃げ道として
生まれてくる。そしてその詩は、生まれたと同時に死んでいるのだ。
推敲せよ。これ以上はあり得ない、という言葉を見つける努力を怠るな。2点。

破壊神がこんな批評してたとは知らなかった。ぷぷぷっぷ。
187S:01/10/08 04:24
837 :原田 :01/09/14 00:35
破壊神さん、アンタに批評してもらいたい。

   CRY

 微かに
 呼吸をしていた。
 して、
 いた。

 ココロが
 息を詰まらせていた。

 空を見上げていた、
 ずっと。

 笑った、
 悲しくて笑った。

 笑った、
 すべてを笑った。

 お前を、
 笑った。

 ぼくを、
 笑った。

 六月の空を、
 夜を ─

 そして、



 笑った。

                          24.June.1998
188S:01/10/08 04:25
   『敗者たちへ』

 敗者復活戦は惨めな争いだ。
 敗者復活戦に負けた奴はに惨めだ。
 惨めのみだ。
 笑える、うはははは!!

 でも、
 でも
 それでも
 戦わなくちゃいけない。
 そう云うもんだ。
 戦え、
 だから
 戦え!!
 戦わなくちゃいけない。

 勝ってうれし泣きすればいい。
 一番くなくてもいい。
 負けて負けて
 ずっと負けても
 惨めで弱い自分を
 笑えばいいじゃないか、
 もっとがんばれば
 いいじゃないか、そうだろ?

                          25.June.1998
189S:01/10/08 04:26
  『六月の雨』

 六月の戦場に雨が降る。
放り出された幾つもの肉。そのところどころにガシガシにこびりついていた
血の黒さが溶けてゆく絶望と腐乱臭を洗礼する神の、神としてのカルマ。
 雨は降り続く・・・。

 高速道路の下で全ての光から逃げるように君と僕はくちづけをした。自転車
を止めた。光どころか影さえどこにも見当たらなかった。雨はまだ降っていた。
雨は罪人の傷口を濡らし、どこから聴こえるのか法華経(※@)を唱える僧と雨
が幾重にも重なって、黄泉の国へと続く美しい交響曲が暗闇に響く。気付かな
いフリをして君を強く抱いた。

 雨はまだ降っていて、月は空になかった。

 たった一つの自我を組み立てるために大人達からもらった設計図。その紙が
強く雨に打たれ、書き込んだインクはにじみ、今にも破けそうな切ない感触に、
闇夜を切り裂いた三日月に似た、ヒンヤリとした痛みを覚えた。赤黒い血の色
をしたインクは、光の粒さえも届かないこの夜に同化しているようだった。
五十年程前に生殺しされた、凡庸な(※A)ロボット達の視覚機能に映ってい
た亡霊という幻覚さえまだ僕と君の遺伝子が憶えている事を、暗に指摘されて
る事実にただこうして雨を避け、闇夜に隠れている僅かな隙間さえも神はお許
しにならない。深い闇の中では僕等の影さえなく雨粒が大地をこすりつける音
と法華経と、黒だけが真実のように思えた。この二十世紀末の六月の戦場で人
を殺すだけの紙で出来たナイフの束と、金属製の武器を手にした愚かな戦士達
は、その罪に気が付いたときには僕と同じように首をくくって自我を失うこと
だろう。そして全てを洗い流す雨だけが、彼らの設計図を打ち抜いてくれる。

 ─ 六月。冷たい夏を隠してまた雨が降る。

 ※@法華経・・・「法華」は妙法蓮華経の略。南無妙法蓮華経の題目を唱える
 ことに法華信仰の確信を凝縮させている。インドのサールナートにある日本寺
 で体験させてもらったが、とんでもなく気持ち良かった。
 ※A凡庸な・・・優れたところがなくありふれている様。

                             13.July.1998
190S:01/10/08 04:33
原田 :01/09/14 00:44
  トリップナイト

   かえした
りしないで
 ばんじいジャンプ
  たかああいよ
   たかあい・

 スリリングナイト
 プサンへ翔ぶ翔ぷ
 ヘビーナイト
  がんばらないと
     ナイアガラ

     30.July.1998
191S:01/10/08 04:34
842 :原田 :01/09/14 00:51
   哀文

 あいしてるだってはははわらえる
 はいいいえでこたえろってゆうたら
 はいだってはいだって
 はずかしいやん
 いえすさまい・いえすさま
 ひとひとりあいしてあげられなかった
 ひとりぼっちと
 ひとりぼっちになっちゃった
 うれしいわあほんまにうれしいわあ
 ふじつなあんたのあのひのしうち
 ふるふるふるえるぶりきのぼくが
 ふかいなんかいさいごのいっかいもがいても
 ふ。ときえたありさまにわらえるんやね
 。

 あなたのこえはつみをうみ
 あなろぐなぼくもつみつくり
 ないふもないからまけいくさ
 みだら
 だらだらしるたらし
 もういっかいってまだやんの?
 でものはれものところかまわず
 なんどもだしたまけないように
 いんらんおんなよ
 よるべないおんなよ

 こどもっぽいやんゆけど
 んなことしるかい
 なにさまじゃ
 にんげんくもありゃらくもある
 かぞえでにじゅうし
 なかなかおらんで
 しんじてくれよ
 いついつまでもおまえのみかた
 つきがかけても
 もどかしいくらいの
 りあるをうけとめてなんぼや
 やいやいゆうてわるかった
 のどかなこいにもあこがれた
 にちじょうさはんじ
 ぼうりょく
 くすり
 わけわかめ
 ろくでなしやししゃあないか
 てがみをかくしまってろよ
 るいせんゆるめてさようなら
 やきもちやいていぞんして
 んじゃほんまにさよおなら
 。
     09.September.1998
192S:01/10/08 04:40
以上、付録@付き!!
193名前はいらない:01/10/08 09:12
透明アボーンですね! 貴方は レスから逃げた 負け犬です!!
194≫S へ:01/10/08 09:52
オマエの スレは ウンコが いっぱーい♪
アボーンで オマエには見えなくなっても みーんなには
しっかり見えてるのー♪はい これもアボーンしてー!勝った♪♪
>S オマエには しっかり優越感を感じる!(大爆
195名前はいらない:01/10/08 10:10
>>194
勝手に手前の脳内で”勝った♪♪”と思い込みの
バカ踊り(藁
勝っているのは詩作を発表している方だぜ。

彼らだけが「発光体」だ!

周囲はてめえにはすごーーーい優越感を感じてる
って事にまだ・・・・気づいてないんだなぁ(w
196名前はいらない:01/10/08 10:11
>>195
粘着くん〜〜〜〜〜〜〜〜♪
197195だけど:01/10/08 10:17
>>196
ついさっき来たばかりだぜ(w
198名前はいらない:01/10/08 11:18

Sさん。透明あぼ〜んを使う貴方は、常に敗北者の運命ですね。
199名前はいらない:01/10/08 11:22
S オマイも うんこの詩 書け
200名前はいらない:01/10/08 11:50
2-00
201名前はいらない:01/10/08 11:53
かまって君のささやかな営み
哀れな絶叫 空しく響く(w
202名前はいらない:01/10/08 13:38
うんこを口でキャッチ

 あ みんな笑ってる
 
  僕のうんこおいしいな!
203名前はいらない:01/10/08 13:44
>>202
またもやサクっとアボーン 惨め(w
204S:01/10/08 20:12
<194へ
お前の器はホント小さいな。ぷぷぷっぷ。
可哀想だ、なんて思っちゃダメだね。勉強になったよ。
205名前など要らない:01/10/08 20:19
>194
あの〜誰も見えてないと思うけれど・・・・・・
206名前はいらない:01/10/08 20:20
何故なら興味が無いから・・・・・・・・・
207名前はいらない:01/10/08 20:21
でもうんこうまそ〜だってカレーライスみたいだモナー
208原田:01/10/08 23:31
Yへ
僕は詩を書く一人の人間として、君の若さを許していた。
汚らしい言葉を連ねる反面、偶に見せるきらりと光るセンスに
僕が何年もかけて必死で手に入れたものをあげたい気持ちに
させられた。そして君は何よりも孤独だったしね。詩人として
最も大切な要素だよ。しかし君がそれに苦しんでいたのは
よくわかった。その点では僕も同類だ。
君が多くのHNを語っていたことには、正直ビックリしたよ。
騙された僕にも当然、非はある。
ここに書かれたレスを読めば、大抵の人はわかると思うが、
僕は単純だ。インチキ宗教に騙されそうな勢いで、単純だ。
そんな僕を騙すことくらい容易な事が、誰の眼にも明らか
だ。例え、顔も名前も素性もわからない、こんな場所でも
正々堂々とコミュニケーションがとれる勇気のある人間を
僕は待っていた。君にその勇気があるとか、そんな事まで
要求出来るほど僕には余裕がなかったし、何よりも交流す
る相手が必要だった。そんな中で君を選んだ。
209Y:01/10/08 23:44
「 草 原 」

澄みきった青空と 若く猛々しい緑の草原の狭間に 君は立っていた
しなやかな黒髪と 今にもはじけんが如く突き出している 両方の乳房
険しき千里の道を駆け抜けた 若き牝馬の如く張りのある 尻

こちらを睨んで逃げる

たまらなくなり追いかける
「待て 悪さはしない 話をしたいだけなんだ」

君は草原の小さな穴に逃げ込む
小さいが 暗くて 深い穴
精いっぱい つくろって 話し掛ける
「でておいで 悪さはしない 話をしたいだけなんだ」

「あっちへ 失せろ 俺はおまえの企みが わかっている」
男の声が 穴からする
誰かいっしょにいるのだろうか

「私は一人 いつも そして これからもずっと」
私の後ろで君が言った。

澄みきった青空と 若く猛々しい緑の草原の狭間に 君は立っていた
しなやかな黒髪と 今にもはじけんが如く突き出している 両方の乳房
険しき千里の道を駆け抜けた 若き牝馬の如く張りのある 尻

こちらを睨んで逃げる

「フハハハハハ」

穴からは笑い声だけが聞こえる
210原田:01/10/09 00:13
僕は出来る限り、君に対して「好意的な誤解」を
し続けた。それは正確な理解などこの世界にはない
からだ。しかし君は最後まで僕を理解できなかった
みたいだね。あの「はにぃ」の詩は君が書いたんだ
けど、完璧だったよ。ただ一つ、若さを除けばね。
君は僕以外の他人に向けて、詩を書いてはいなかっ
た。それが甘えであり、一人よがりなんだよ。
君が「中部保健所」を名乗りだした頃から「うんこ」
や「便所の落書き」、「才能がない」といった単調で
退屈な俺宛の誹謗中傷しか行わず、俺が書いた詩や文
に対してまともな返答さえ出来ない始末だった。
もっともっと、と欲を曝け出してる自分の醜い姿を、
少しでも想像したのか?俺が傷ついてるであろう姿を
勝手に想像して満足したのか?このオナニー野郎が!!
お前が幼いときからどれだけ多くの意味不明のいじめ
や迫害を受けてきたのか知らんが、そういった俗世間
の圧力に潰されて、どれだけの毒を吐き出そうともそ
のお前の歪みきった心の闇が、癒されることはないだ
ろう。
211Y:01/10/09 00:36
S。正直に言おう。僕にとって君の詩はとても退屈だった。
僕は自己中心的な人間だ。おもしろくないものは嫌気をさす。
君にケンカを売るつもりは毛頭ない。僕の病的な性格を認めて
いるだけだ。それを踏まえてきいて貰おう。S。
ここは仮想の世界で、尚且つ2chだ。人々は見てて楽しい
ものを求める。僕らはなんとかおもしろいものにしようと
ニヤニヤしながら考える。誰も坊主のお経は聞きたくない。
正直 絶叫おやじもがんばって(?) 詩を書いてくれて
僕は非常に笑えた。

>偽善と偽悪のかたまりよ、
>滑稽で俗悪極まりないシュミラークル諸君!

S。僕はこの通りの人間だ。君の望んだ人間だったんだよ。
では 親愛なるSへ。
212名前はいらない:01/10/09 01:18
今をもってイチャイチャしてる貴方たちは非常に好ましい
213原田:01/10/09 22:55
Yへ
返事ありがとう。僕の詩が退屈なら仕方ない・・のかな。
じゃあ、テメエの詩は退屈なんだ、って一言いってくれ
りゃあいいんじゃないの?婉曲なのはナンセンスだろ?
僕だって誰かに批評されたいよ、適当な批評するよりもね。
それはこの詩板在住の素人詩人の殆どが望んでる事だし、
それについてはYもSも同じだろう。

>人々は見てて楽しいものを求める。僕らはなんとかおもしろいものにしようと
>ニヤニヤしながら考える。誰も坊主のお経は聞きたくない。

と君は言うけど、君は2ch在住の人を喜ばせるためだけに
あんなトリックを使うのか?それでどれだけの人が喜んだんだ?
そんなに読者にゴマすってどうするの?ニヤニヤしながら
考えた結果があれなのか?
僕は、勝っただの負けただの騙した騙された、殺した死んだなど
言葉の世界じゃ当たり前だし、そんなことは今はどうでもいい。
僕だって戦いたくはないさ。
でも戦わなくちゃいけない時があるのも確かだと俺は思う。
「親愛なるSへ」これが嘘にならないことを祈る。
214谷川俊太郎の詩:01/10/09 22:56
  言葉の槍

きみを説得しようとは思わない
ぼくに必要なのは勝利ではなく
うずまくタバコの煙幕の向こうに
ぼくと同じひとりの戦士の姿を見ること
敵はおろか味方すら定かでないこの青白く冷たい戦場で
ぼくが求めるのは
ことばの弾丸ではなくことばの槍
きみの全身の重みがかけられた
その槍が返ってくるなら
その槍がぼくの魂を貫くなら
どんな白々しい沈黙にも耐えよう
冷めきったコーヒーの泥沼のなかで
215原田:01/10/09 23:15
プロローグはSという生贄の死によって幕を閉じました。
何だかうまい具合に『祭』らしくなってきましたよ。
死がなけりゃ『祭』なんていえませんからね。
と、云う訳でポエム・カーニバルの始まりです。
じんわり逝きますか、あなたも。
216クズは去れ!:01/10/09 23:44
>211、オマエ また妄想だよ。オマエの言う 絶叫オヤジは、、
たぶんだがね、、他板で只今ご活躍中だよ。さがしてみろ。アホ!
オマエのような、人ダマシには困ったもんだよ。クズだねアンタ!
217:01/10/09 23:51
218> ALL:01/10/09 23:58
透明あぼ〜んで 逃げてばかりいないで、ちゃんとしろよ!
おまえら哀れだ・・ったくよ。あぼ〜んを使うのは 敗北だぞ!
219≫218 へ:01/10/10 00:57
いいんだ!!オレはアボーンで そいつに見えなくされんのは
別に嫌いじゃないね!!オレから逃避した奴は なんだかんだ
言っても 当然オレ以下の人間だからな。優越感で酒が旨いのさ♪

それに オレの書いたレスは そのままキレイに残ってるしなー♪
このレスもアボーンだろ?オレのために その旨一言書いとけ(藁
220名前はいらない:01/10/10 01:00
>>218-219
自作自演でした(藁
ご自由にあぼ〜んしちゃって下さい。
負け犬カマって君のショボイたわ言に過ぎませんので。
はい。(w
221名前はいらない:01/10/10 01:26
↑まった 通りすがりかよ! 自作自演と 人ダマシの連続だな!
いいかげんに しとけよ!おまえは!
222≫220 妄想くんへ:01/10/10 01:34

おいおい、なーに妄想こいてる? ハズレだよ。念のため!
223コリィと言う・・・:01/10/10 01:37
やれやれ、久々にここに来たら又これだよ・・・・・ったく・・・
224≫220 妄想くんへ:01/10/10 02:30
君の レスには アボーンにあたいする パワーが無いねぇ!
単に放置か黙殺の水準だなぁ。 自惚れてはいけません!!
オレから アボーンを頂戴しようなんて、考えないことだ!
225名前はいらない:01/10/10 05:50
>>224
>単に放置か黙殺の水準だなぁ。
と、言いつつ相手しまくりじゃんヴォケ(w
226名前はいらない:01/10/10 13:29
ここには初めて来ておもしろいなぁと思い読み進めていたのですが、
「アボーン」「透明アボーン」等の単語の意味がわかりません。
出来れば誰か親切な方に解説を仰ぎたいのですが・・・・・・・。
227原田:01/10/10 15:35
Y、これは俺の勝手な思いで一概には言えないけれど
言葉を退屈に感じるのは、読み手の感性が退屈なんじゃないのか。
もし退屈ならば寂しいけど、ここに来なきゃいいよ。

『スプーン』

「あたたかいコーヒーでも飲んで落ち着きなさい。」
冬はずっと君を待ち望んでいた。
        *
   そう、
   時代を憎んではいない。狂気に憧れたんじゃない。
   ただ生まれくる胎児に殺意を持った君を
   強く拒絶し、空虚な脱力感と煙る視界と
   千分の一秒単位の音素に差異を感じただけだ。

   甘い砂糖と君は同じで
   誰かが(ダレカ)のために生きてるように
   君が(ナニカ)のために生まれるように
   黒い穴に吸い込まれるためだけに存在する。

「サンドウィッチ切っといて。」と母が言う。
豚肉のテリヤキサンド─── 。
        *
   キンキンキンキンキンキンと
   金属が金属に腰を振り続け
   君を殺すためのナイフは何本も何本もつくられてゆく。  
   千分の一秒単位の音素にでもなれる気がした。
  
   そして、
   アメリカ料理を食べる。

「おいしいね。」と僕は言う。
匙(さじ)のような母は僕にこう言う、
「あたたかいコーヒーでも飲んで落ち着きなさい。」と。
僕は君を愛している。

                   18.December.1998
228原田:01/10/10 17:16
  『危険なポエジア』

 眼差しの糸で紫芳草(ラベンダー)を結び、
 深い傷痕(きずあと)のうえ、横臥わる愛情に
 羽根の生えた『不安』の白さを
 そっ・・・
 とかけてあげるよ。

 二人は別々の門扉(ドア)をあけた恋人
 いばらのベットで愛を語る、
 速度を上げすぎた光のように
 壊れそうに震える涙さえつら貫ぬいた。

 彼女は太陽の肉体と海の波動(バイヴレイション)を嫌う。
 僕は眼鏡をかけて蝶々を追い廻す。
 ビルの窓から孤独が零れ落ちている。

          23.September.1998
229名前はいらない:01/10/10 17:38
「♪」使用するクズ厨は放置しましょう。
230名前はいらない:01/10/10 19:15
↑お前が一番くず坊だと思うが・・・と言うか、くず女・・・
231原田:01/10/10 23:54

『ダンス・ポエム・ユニオン』

夕陽に焦げた きみのすました横顔
背徳の月光で 笑む アネモネのきみを
ぼくは笑う 反射するキメ細やかな暖かい光を浴びて
目ンたまで 笑む

丸いテエブル 黄色の灰皿に溜まるユメ
もんわり煙りで 歩く チューベローズのきみを
ぼくは歩く きみの柔らかな肌のうえからしたまで
くちびるで 歩く

つながりたいのさ キッス以外に取柄のないぼくら
シンハービアで香草ながすのもブシドーかもね
兎にも角にも ツナガリタイノサ

アメふる島で 昨日きらきら嫌われた
ドンチキ太鼓で 踊る サフランのきみを
ぼくは踊る 誰もいない風にきらめく雨のなかで
ことばで 踊る

丸いテエブル 黄色の灰皿に溜まるユメ
もんわり煙りで 歌う チューベローズのきみを
ぼくは歌う きみの柔らかな肌のうえからしたまで
ゆびさきで 歌う

               10.October.2001
232≫225 妄想くんへ:01/10/11 00:48

予想されたように反応してんじゃーないの! バーカな野郎だ!
今夜は安眠するんだぞー、、カス!(藁(藁

クズ女ちゃんも ししゃり出てこないようにねー♪≫229
233名前はいらない:01/10/11 01:19
>>通りすがりって奴は、まだここにいんのか??
ったく、腹へらした野良犬と一緒だな!うんざりだよ俗物は!
234名前はいらない:01/10/11 12:22
>>232 - 233
勝手に手前らが馬鹿踊りしてるだけじゃーん?
別にあんたらこの板にいらないしー。
あぼ〜ん!(w
235A:01/10/11 15:27
ひとつの生を求めて
いくつもの生を夢見る

そう感じました。
236名前はいらない:01/10/11 16:58
>234、さよならー♪ 負け犬さーん、お馬鹿さーん♪
このレスも アボーンしてねー。わっははははは♪♪
237234へ:01/10/11 17:15

貴方の精神構造に疑いがあります!貴方は冷笑に さらされている
ことを認めなければなりません!貴方はとっても粘着くん!(大笑
(私も あぼ〜んを希望します。馬鹿ですねー貴方は・・はい!)
238名前はいらない:01/10/11 17:22
君、アボーンしたって レス消えてなくなるわけじゃないんだよ?
知ってた? >234、通りすがり!
239原田:01/10/11 20:36
それにしても今度は完全に無視されてんな、ぼく。まぁええか。

Y、もし君が自虐的になって自作自演しているのだとしたら
ぼくは余計に悲しくなるよ。これがぼくの思い過ごしであって欲しい。
しかし、この詩板で完全な孤立状態だな。
もう少し機能的にしたいんだけど、どうも無理が生じるようだ。

<177「すてる」について
破壊神か・・・あの人元気かな?好感持てそうだったんだけどな。
これ読んでたら何か書き込んどいて下さい。いきなりズレてるけど、
個人的にぼくはYの詩は好きだ。ある部分でシンクロできるから。
しかし常にアイロニーを含んだ感じで、「俺は苦しかった」って
言葉と自己肯定のあぐらをかいて居座る男しか感じられないのも事実。

<209「草原」について
まず最初の三行で健康的な情景が浮かんでくるけど、後はその健全さ
を貫き通せない作者の弱さを感じる。敢えてそうしたかったんだろう
けど、それじゃ最初の三行が台無しだと思われます。美しいものを素
直に美しいと言える強さが欲しい気がします。

Y、説教臭かったらゴメン。俺はこう云う読み解き方しかまだ出来な
いんだ。詩のテクニック云々なら他のスレでやってくれるんじゃない?

<235のAへ
めちゃくちゃ感覚的なことばやな。でも全部読んでくれたんやろ?
ありがとう。
240名前はいらない:01/10/11 21:16
>>238
だから何だよ。
馬鹿かお前は(wフッ
241原田:01/10/11 22:38
『モノロオグ・モノトオン・ラヴァアズ』

左てくびから カラカラ下がる誰かがくれた時計盤、
その ガラス・スティックみたいなゆびで挟んでる
「寂しさ」の皮を ぺらりと剥がすためのタバコ
白い月の光によく似た あたたかいライトが包んでる

かのじょはいつも すましてる

コンクリの壁にはじけるワルツ くるくる廻るたび
かのじょの黒さを 一層際立たせるワルツ・ワルツ・ワルツ・・
かれらには 話すことばが残ってないのかも知れない
胸元から屹立するかのじょの白さは オシロイの彫刻

かのじょはいつも、すましてる

ソラの青さもバラの紅さも麦の金色も
かのじょの3平方センチメエトルの白さ には映らない
匂いたつ土色も鉛色のこのことばも、虹色の妄想も
かのじょの美しい黒さに 吸い込まれた白々しい色

かのじょは絶やさず すましてる

かのじょが今 吐き出した煙りに
ほんの少しでも 愛が絡められているのだろうか?
かのじょのくちびるは こんなに愛を讃えているのに
今でさえ あんなにかれとの愛を誓っていたのに

独白だけが空気に溶けていく・・・

               11.October.2001
242たりばん:01/10/11 23:53
今 nico82のスレみてからここ来たんだが。おまえ相当悩んでる奴だな!
詳しくは分からんが、おまえの真剣さ加減はよく伝わってくるような気がする。
でもだね・・ 何でこのニチャン如きにそうも真剣なの?
俺は詩人じゃないから分からんが、こんだけの詩書くなら持ちこみとか投稿とか
して、バーンと世の中でりゃいいじゃん。おまえを含めてこのネット詩人達は
どうしてわざわざ詩をここへおくのかね?わからん。
秋の夜長でいろんなとこ覗いてるけど、おまえはちょっとだけその思考に興味が
ある。あと、俺に詩をかけといってもマジメな詩はけけないのでヨロシクな
243はらだS:01/10/12 20:42
<242のたりばんへ。
レスありがとう。俺、そんなに悩んでるようにみえるのかな。
確かに俺は真剣だけど、どこいっても誰に対してもそうだと思うよ。
だから2chごときに真剣なんじゃなくて、「だいたい」いつもこうだよ。
先日ある会社に持ち込んだけど返事はないね。詩って小説なんかよりも
ずっと読者が少ないし詩自体が難しいんだよね、理解されにくい。
だけど簡単そうに見える分、詩人の人口は多い訳だし・・・
ちょっと愚痴っぽいな。
ただ、自分が吐き出しちゃった詩が不特定多数の誰か読まれたがってる
んだな、きっと。俺自身も読んで欲しいけど、俺以上に「詩」自体が
読まれたがっているんだと思うよ。誰も自分のため「だけに」詩を書い
てるオナニーじゃないと思うし、読み手がいてはじめて詩が成り立つと
いうか。でも特定の相手じゃなくて、あくまで「不特定多数の誰か」
じゃないとダメなんだと思うよ。
244たりばん:01/10/12 23:25
おーい 原田とやらいるかー?
245たりばん:01/10/12 23:27
おーい はらだー 暇だぞー
246たりばん:01/10/12 23:28
は・ら・だぁーーー
247たりばん:01/10/12 23:32
いないのか・・・
248たりばん:01/10/12 23:47
じゃ暇なんで今日はバドでも飲んで何か書くかな。
うーん。詩の世界はとどのつまり先細り業界なわけだな。尚且つ
なかなか歌の詞の世界のようにパッと明るいわけでもなし・・・
(ちがってたら申し訳ない。なんせ詩の世界はよく分からんので)
確かに「おまえの好きな詩人は?」なんて言われて「荒川洋治」な
んて言える奴はそうはいないわな。俺はたまたま、毎朝ラジオで、
森本毅郎さんの番組と、たまにイクシマヒロシの番組聞いてるから
「荒川洋治さん」と「あいだみつお」と子供の趣味で「アンパンマン」
の「やなせたかし」ぐらいしか詩人は知らない。

次へ続く−−−−
249たりばん:01/10/12 23:56
まず最初に言っておくが、俺は文章が得意ではない。だから、
我慢して読んでくれ。
でだ、俺のこの狭い詩の世界でだ、一番こころときめいたの詩は
「アンパンマンのオープニングテーマ」だ。子供に歌って聞かせる
ために覚えたが、これ程いい詩(詞)はない。心にジンとくる。
面倒臭いのでかかないが 「何のために生まれて〜何のために生きるのか」
というくだりの部分がある。ここは得にイイ!!
俺の周りの保護者会の親達もみんな「泣ける」という。

次へ続く−−−−
250たりばん:01/10/13 00:08
前もって言っておく。俺はこの詩板に文句を言う訳ではない。
文句を言える程の詩をかける能力もないのでこうやって書くのも
申し訳ないと思っている。
昨日暇だったのでこの板の主な詩を読んでみた。はっきりいって
「言葉がわかりづらい」 俺は「愛してる」の一言がとても重たく
感じてしまったよ。これが詩的な表現なのかなぁと。
アホな俺は「アンパンマン」や「あいだみつお」のような
単純無垢な詩(詞)しか理解できんのだろうかとショックを受けた。
で、とりあえずnico82のスレにがんばってカッコよさそうな詩もどき
もかいてみた。荒川洋治さんも参考にしてみた。(今、全詩集を読んで
いる。)

次へ続く−−−−
251たりばん:01/10/13 00:21
でだ。何をいいたいかというとだ 原田。呼び捨てでスマソ。
子供(5才〜8才位)にでも分かる詩をかいてみろよ。
奴ら(子供)は凄いぞ、ものの良し悪しを2つにしか区分せん!!
「好き」か「嫌い」かだけだ。ただ子供の「好き」は凄いぞ。
とことん「好き」だからな。原田。おまえのボキャブラリは相当
広いとみた。そんなお前が子供にでも受け入れられる詩を書くと
いうことは難しいことか?一度やってみ。でよければ挿絵なんかも
描いてみ。でだ、詩の絵本かなんか作ってみたらどうだ。
ううん大分ヨパラテキタ。
まぁ、結論はこうだ。子供にきかせる詩をかいてみろと。
暇だったらやってみろ。原田。俺はアホすぎてこの板によくでてくる
金やら銀やら無やら溶けるやら等は頭がイタクなる。

では、これにて おやすみ。寝るわ
252たりばん:01/10/13 00:44
おっ それと 原田。俺はムーンライダースの詞も大好きだ。
それじゃな。
253nico:01/10/13 09:45
今原田さんの詩読んでたんだけど
食べてたシュークリイムのカスタードがぼとんと落ちたので
ちょっと待って。
ああそうそうカタカナ3言葉の題名がいいなあと思いました。
原田さんの詩かなりスキかも。まだ全部読んでないのでまた・・。
254はらだS:01/10/14 20:48
<nicoへ
ありがとう。かなりたっぷり落としちゃったようだね。シュー。
昨日はちと忙しくてレス読めなかったよ。また閑なときにでも
最初から読んで見て下さい。
それとnicoの新作一つ書いてくれるとうれしいなぁ、じゃあ、
お題は「靴下」って言葉を使うポエムってことで。

<たりばんへ
『銀ヤモリ』でしょ?読んだよ。なかなかイイじゃないですか。
あの画家にシンクロしちゃったよ、あれ俺をイメージしたでしょ?
だってピカソみたいでカッコいいもん。間違いなくあれは俺だ、
いや、僕であって欲しい、僕じゃないとイヤだ。
それと『アンパンマン』の話。俺の友達もあの歌はスゲェ、って
言ってた。俺も歌詞を聞かせてもらって確かに鳥肌がたったよ、
「こんな歌を子供が聞いてるのか!!」って思うとね。実は俺もね、
子供にも読めるポエムは書きたいんだけど、それってホントにさ、
難しいもんね。俺が詩を書き出したきっかけは、高校の図書室に
『マザーグース』訳:谷川俊太郎/イラストレーション:堀内誠一
を読んだのが大きいね。『マザーグース』は知ってると思うけど
英国の童唄みたいなもので、『ハンプティ・ダンプティ』とかが
有名だと思うんだけど、たりばんが言うように絵本にも非常に興
味がある。続く・・・
255はらだS:01/10/14 21:11
ただ単純な「子供騙し」は頂けないんだよね。でも「騙して騙さない」
ってのが非常に難しい。これはボキャブラリィ云々ではなくて俺自身の
問題なんだな。悪いけどこの続きはまた今度です。ホンマに眠いねん。
ごめん。それとたりばん、ありがとう。
256はらだS:01/10/14 21:30
でも『たりばん』って名前に何ですんの?Yっぽいなぁ。
ちょっとダケ人間不信でごめんなさい。おやすみ。
257たりばん:01/10/14 22:25
おー 原田生きてたか。俺の駄文読んでくれて悪かったな。
「アンパンマン」の歌は俺の子供の保育所でもみんな歌ってるよ。
歌詞の意味はともかくとしてだがな。まっ 成長したらみんな分か
るだろう。
あとだな。お前は悩んでるんじゃなくて人間不信だったんだな?
いっとくが、俺はYとかいう奴じゃない。悪いけどな。それに俺
は詩人でもなければ、詩が趣味ではない。どちらかといえば
ショートショートが好きで星新一の大ファンだ。俺がこの板に登場
したのは 「はじめまして。よかったら読んでください!」 とか
いうスレの12番くらいのレスだ。ビビリながら書いた。
まぁ、Yとかになろうと思えばいつでもなれるがな(笑

ただ、おまえは色んなことをよく知ってるな!ただ、その
知識がもっと俺にもわかりやすけりゃいいんだがな。
俺はもうこの分厚い「荒川洋治全詩集」づけだ。まあ読んだら
ひとつ詩でもつくってここにのせてやるよ。じゃ 寝るわ。
258通りすがり=Y=ハニー=中部保健所=第3者=たりばん:01/10/14 22:42
原田、またまたスマソ。俺は、こういう奴なんだ!!
259>258:01/10/14 22:53
自分で バラスのを待ってたぞ!
そのとうりだよ。>258 の6個のHNのIP、ぜーんぶ同じだ!
みーんな オマエだろーがよ。趣味悪いぞ、おまえは。消えろ!
260たりばん:01/10/14 23:08
>258 259
暇だねぇ 酒でも飲んで寝ろよ ほれ 子守唄
「 ねろ 」
オナニーしてたら ちんぽの先の皮むけた
いたいー いたいー ほーけーちんちん
いたいー いたいー ほーけーちんちん
ほらほら だまってないと かあちゃんが起きちゃうぞ
モーソー竹みたいなオマエのちんちん
さっさとしまうか 切っちまえ バーカ ネ・ロ

眠たいけど書いてやったぞ この板クズ!!!
261名前はいらない:01/10/14 23:13
感受性、ケンジ>>260
262たりばん:01/10/14 23:15
俺は大人げない奴だから書いといてやる。あと仕事柄ということもあるがな!!
よく聞け259!! おまえはバカだ!!
>そのとうりだよ。>258 の6個のHNのIP、ぜーんぶ同じだ!
↑ あのな。ISP使ってる人間がいちいち同じIPな訳ないだろ!!
クソ厨房! くそたれて寝ろ! ばか
263名前はいらない:01/10/14 23:31
お庭がキッスを投げかけて
プードルが咲いた。
空から宝石が降って来て
鼻がひんまがる。
目を閉じて 上を見れば
赤い闇が続いていく。
万華鏡の夢を引っ張るために
私は踊る。
264名前はいらない:01/10/14 23:43
ネカマだな・・・・・・・・
265名前はいらない:01/10/15 00:41
今更 見苦しいぞ! 通りすがり=Y=中部保健所=たりばん
HN また変えてみるんだなぁ。またまた適当に 追っかけて
適当に バラしてやっから 覚悟してろ!オマエはIPに関す
る知識が かなり不足だ。勉強しろ。こ〜の俗物のアホザル!
266名前はいらない:01/10/15 01:08
IP抜かれながら追跡されてると、その関連で同一人物を
特定はできるよ。そういう事じゃないの??
267≫260 通りすがり:01/10/15 01:51
とうとう出たかーい! その恥を知らぬ下品さ、論外の文章力、
異常者ともいえる粘着さかげん。おまえのような ファンでは
NOMOも いい迷惑だよなー! この板で おまえ何か得たもの
が有ったか? その駄文に見られるように単に心が荒廃しただけ
のことなんだろう? 人ダマシをするような志の低さが つまりは
おまえの人間としての致命傷というわけだな。おまえカスだ!!
268名前はいらない:01/10/15 02:19
たりばん、とかいう貴方はアホですか?
いっつも、バレてばかりじゃんけ(w
269はらだS:01/10/15 21:02
Y、君はホントに分裂症みたいだね。すごくディジタルだ。
僕なんかはアナログで一本の線で繋がるのだけど、君の場合、
個々の線分がバラバラだもんね。一人の人格として生きてな
いもんな。不思議。俺は「はにぃ」とやりとりしてみたいな。
出来るのかな?出来たら「はにぃ」をだしてくれ。じゃあね。

<263へ
こじんまりとまとまり過ぎてるけど、ことばで遊ぶ感覚はイイと
思うよ。もっともっとこれからも書き続けて踊り続けて下さい。
タイトルがあると尚、好。刺身にはツマがついてるでしょ?
おいしい言葉にもツマ(うまい飾りつけ)があるともっと楽しめる。
ナルホド!!と思ったそこの君、レス書いてね。
270はらだS:01/10/16 21:29
『ことばを拾う』

きみのメのマエの機械より複雑な
きみの肉体がしなやかに動いて クワエてまた動く
タエマなくウゴクきみが たまらなく好きだ

キウイフルウツを齧る また齧る
フォオクをツマム指が 空を刺す
その濡れたくちびるが動いて 俺の名を零す


俺はきみの零したことばを
サラサラと拾い集めて うたをウタウ
そのウタをまた誰かが拾い集めて・・・

          16.October.2001
271nico:01/10/16 22:04
少し前の表現「君はすごくディジタルだ」・・・言われてみたーい☆
無機質だねとは言われるけど・・。
272nico:01/10/17 16:09
ラリルレ靴下

ひざを隠して 音 たてる
のびのび、さらさら。
優しい衣づれ
機関銃に掻き消された。

唄う声色っぽいのもわからないくらい
機関銃撃ちながら ひたすら歩いた。

私は哀しいスリッパ。
声も出ない。

ラリルレ靴下
パラソル踊り
きらめく灰を荒く振り払った。

今日は雨。


  ※こんにちは。お題「靴下」出てたんですねえ。知らなかった、
   ので書いてみました。最近自分でも言葉選びがてきとーで
   いかんです。もっと推敲(笑)しなくては。
   ではさいなら。
273     :01/10/18 06:32
「頭いてぇー」

どうしちまったんだ?表現技法の巧みでなかった俺様が
知ったかぶりをして詩を綴る

なんだかわからねぇ
よのなかがぜんぜん

でもいい
でもいい

しあわせなふりして
どうじょうしたりこびたりしたくねぇ

べつになんにもねぇじぶんだし
がらくたのようなじんせいだけど

はじらいをすてて
きょうもかきつくす

顔がほてっていいきぶんだ
ふろあがりのほんわかなきぶん

そんなときがいまのいい時
おまえなどいらない
えられるものなどない

おまえからなにをえよというんだ?
なにもないじゃないか

バブリーな顔してどこまで貪欲
わがまま

ま、人のことはいえんが
くだらないったらくだらない
274親父ギター:01/10/18 06:47
すいません。これからたまに詩を書こうと思います。
ハンドルネームは上の通リコテハンにします。
275はらだS:01/10/18 22:03
<272nicoの詩に
nicoの詩は『はっぴいえんど』の松本隆が女性だったらこん
な感じかも、って思う感じだな。その適当さ加減がグゥだね。
でーもちょと漢字の数で若干表情が硬いかな。俺も人のこと
言えないけど、かわゆいので10点中7点。
それと、もし良かったら俺の詩や親父ギターの詩にも適当に
点数つけて下さらないか?気が向いた時でイイ。良い返事を
待ってます。

<273   へ
君はYなの?274が君か?まぁそんな事は置いといて、詩。
最初の2行だけやたら漢字が多いのは不安定だなぁ。全体と
してはその瞬間の素直な気持ちが書けてるのし、伝わるので
良いんではないかな。内容的にはオナニーのレベルだね。無
駄なことばが多いし、誰も君の愚痴や決意なんて詩でききた
かないよ。でも読後に微かな希望が窺えるので3点。
276はらだS:01/10/18 22:21
『ぱんのうた』

やまのうえの ぱぱぱんこうぼう
ふっかふかの できたて いかが?
くるみ れえずん ぶるうべりい

おんなのこたちの おっぱいを
やいたら できた ぱんぱかぱん
ぼくら だいすき ぴんぽんぱん

らっぱならして かぜよ、ふけ!!

       18.October.2001
>273
得られるものの無き場所に、粘着こいてんじゃーないのよ!
わかりましたかー?? お馬鹿さーん!!
278みみう:01/10/19 03:09
キン肉マン ゴーファーイ。
http://shape.s1.xrea.com/
279名前はいらない:01/10/19 05:18
↑あのね、、どちらかといえば スリムなのよ!
お元気なようで、、ところで夜は寝ないの?≫ みみう ちゃん♪
280nico:01/10/19 21:26
原田さんの詩・・・すごく切なく湿ってたり、でも温かかったり
         ゆるゆる流れてて好きですよー。点数はごめんなさい。
         つけられないですよーー。題名が内容のゆるさ(言い意味)を
         うまくキッチュにしてますね♪
281はらだS:01/10/19 22:52
『 エデン・エデン。』

声を超えた 燃えたセエタア
きみがくれた 意味が隠れた

虹のパン生地 十二時のパンジイ
費やす吐息 月霞む路地

キッチュを笑む キッシュも食む 
労働の気楽 朗読の危篤

ぼくよ、シを蒔け!!
ぼくのシよ、舞え!!

爪の叫びも 夢の欠伸よ
意味の泉よ きみの水色

エデン。
282はらだS:01/10/20 22:42
nicoへ
ありがとう。
283nico:01/10/21 15:20
3時に食べましょう、栗。
6時には足くび。

吸いがら捨てただけの午後。

四角い曇りガラスと緑の水ガラス。
がらがら声でつぶやいた。

爆破。

どうしても
なにをしても

哀しい。

 スィート・キャンディー・ブルー
284雷碑:01/10/21 16:15
こんちは!
今日初めて拝見しました。気に入っちゃった…
これからはチョクチョク覗きにきます。
アホなオイラですが、どうぞ宜しく。
285名前はいらない:01/10/21 16:27
↑もしかして、またまた懲りない奴か?(藁
286はらだS:01/10/21 20:57
nicoへ
クリ食べたの?退屈な日常も楽しい未来への布石だもんね。
きのうの夜は下弦の月がすごくキレイでした。

<284の雷碑へ
ありがとう。何が気に入ったのか知らないけど。
どうぞご自由に。
287雷碑:01/10/21 21:29
>>285
あの…、ほんとに初めてなんですけど…
>>286
レス有難う御座います。
ライヒ(雷碑)と申します。
はらだS(S?)さんの詩が大変気に入ったのです(まだ全部読んでませんが…)。
詩の事とか、よく分かりませんが、今度ゆっくり時間があるときに、熱いレスを捧げたいと想ってます^^。
(これらの詩に対して、感想は中途半端には書けません。気合入れてきます。)
それでは、失礼をば…
288nico:01/10/22 08:48
栗たべた。
289はらだS:01/10/22 20:42
nicoへ
元気?今日は雨降り。nicoの空はどう?
そうだ、「はっぴいえんど」は好き?どんな音楽聴くの?
何かイイのあったら教えてちょ。

<287の雷碑へ
一先ずここのレスを全部読んでみて下さい。
話はそれから。

『つれづれなる侭に』

毎日少しだけ不愉快な出来事がある。
とっても『些細な事』だから、ぼくは飲み込む。
毎日毎日飲み込んでいる。

言葉は料理されている。

ふと気が付くと身体が不調を訴える。
ぼくはこうして言葉を並べることでその毒を
気化させているつもりではいる。

しかし、その名も知らぬ料理機械のちょっと
した気まぐれで無意識のうちに毒をもられる。
食品添加物や防腐剤、イーストフードなんか
とよく似た、言葉の毒。

それをぼくは飲み込んでしまう。危険だな。
わかっちゃいるけどヤメラレナイのが人間な
らば、ぼくは人間になどなりたくはない、と
も言い切れない弱さを持ってる。

冷たい雨が降るベランダで、ぼくは煙草を吸
いながらそんな事を考えていた。

            21.October.2001
290nico:01/10/22 21:59
今日はさみしい雨降り。
どうしようもないほど冷たくてただ、歩き続けてた。
はっぴいえんどは聞いたことありません・・。穏やかそう?
すみません。
私が好きな音楽はメンヘル板の「心に作用する音」?スレに
すごく詳しく書いてあります。
ゆるいのも、ロックも大好き。
でも今日は
ジェーン・バーキン気分・・。
291みみう:01/10/23 01:03
nikoへ
こんどセクースをしよう
3回戦くらいなら
まだがんばれるきがする
でもすぐ萎えるようなら
それはそのとき
がんばれるようなきがする
292nico:01/10/23 07:41
293ohatu:01/10/24 03:50
街角は。
光を。いつになったら。
空へ返すのか。

偶像は。
あなたの愛を。玩具に。
続きはあるのか。

さあ。
まだまだネオンは。
足りない。
不気味。な鐘を鳴らす。
雪は溶かされ。
否定された。路地裏の。

あかいすかあとの。
君だけに。
微かな。至高の光を。
君を溶かす。雪は奇麗。

             ペイジェ☆
294nico:01/10/24 17:02
はらださーーん・・
295いかいか ◆5j89UJuk :01/10/24 18:07
「ニクコップン」

おいらの頭はスポンジ 隣の牧場狂牛病
296yuki ◆DIe/YuKI :01/10/24 18:37
今日のとこ・・・・
こんばんは〜nico

受話器の向こうから
三日月がキレイだと
言ってくれた時から
同じ月を見ていたよ

遠く離れた場所でも
同じ事に感激する事

それだけでも潤うよ
それだけで癒される

僅かな共有の時間を
共に分かち合う事で
お互いを認めていく
良い関係だと思うの

いいでしょ?
いいと思わない?
297yuki ◆DIe/YuKI :01/10/24 18:46
>>296
ごめんなさいっ!
nicoのスレと間違いました!m(__)m
298nico:01/10/24 20:40

yukiさんおもろい。でも詩すなおで素敵。
いいと思う☆
299はらだS:01/10/24 20:40
nicoへ
いってきたよ、メルヘン。なるほどね。
いい趣味してるな。この人のこの曲、この歌詞最高!!
ってのがあれば具体的に教えて下さい。

<293のohatuへ
ようこそ。このスレでははじめてだけど、何度か
他スレでお目にかかっております。
いつも独特な風情の詩を描かれてますね。
『ペイジェ☆』って何ですか?
それとタイトルが欲しいです。
300nico:01/10/24 20:46
メルヘンじゃないよ、メンヘルだよー!
と一応突っ込む。

スピッツのジュテームは何度聞いても最高です。
301はらだS:01/10/24 20:48
なんてアルバムに入ってる曲?
302nico:01/10/24 21:00
たしか「隼」(はやぶさ)。
303はらだS:01/10/24 21:07
<296<297のyukiへ
丁寧に訂正ありがとう。
<298のnico同様、俺もいいと思うよ。
yukiはいつだってシンプルで力強いね。
304はらだS:01/10/24 21:08
「たしか」って何だ?
305はらだS:01/10/24 21:25
明日も早起き。おやすみなさい。
306はらだS:01/10/25 21:31

『ライズ・ア・レインボウ・ドゥリイム』

空を昇る。空気の階段を上がるように空を昇る。
大きな雲間だけ、空の色が異状に変色したとき、
半ズボンのぼくは校庭にいた。朝礼台に立つと
その雲間には神々しい虹、まんまるの虹が浮か
び上がっていた。
空を昇り風に乗ると、高速道路の高架の上には
何千と続く虹のアアチ架かり、ぼくは嬉々と戯
れた。虹のアアチをくぐり抜け、ぼくは天高く
舞い上がる。

25.October.2001

<昨日みた夢なんだ。すげえ気持ち良かったよ。
俺は空を飛ぶ夢をよくみるけれど、夢占いだっ
たか、夢判断だったか忘れたが、空を飛ぶ夢は
欲求不満のあらわれって書いてあった。なるほ
どね、と思う。
307名前はいらない:01/10/25 21:39
キッチョム
308ohatu:01/10/26 02:43
>>299
どもです。原田さんの詩好きですよ。随所でやってるやり取りも。
「ペイジェ☆」は意味無しです。自作です。好きなので署名代わりに(w
タイトルはつけたりつかなかったり。後付けはしません。すません。

−−−−−
「コトバに消えるもの」

白い世界に
いくつも並べた花を
奇麗だと言う奴を
片っ端から 撃ち殺せ

街道を歩く愛など
捨ててしまえ
換算するてのひらに
偽者の刻印を焼け

未来が欲しいなら
涙に濡れた目で
ずっとずっと先を
瞬きもせずに 包み込み

地面につくことを
確かめもせず その足を
高々と持ち上げ
前へ前へと 放り出すことだ

それが出来ないなら
多感な嘘と 窓辺の
肢体を捧げて
そのまま そのまま

落ちていけばいい
309nico:01/10/28 17:39
ageました。はらださん・・・
310はらだS:01/10/28 19:40
<309のnicoへ
nico、元気がないね。今君のスレを見てきたけど
偽者が現れたの?君だと理解るレスを書いてくれ。
一度、痛い目を見てるからね。

<ohatuへ
うーん。「コトバに消えるもの」、イイとは思うよ。
でも俺的には『カタチ』にこだわり過ぎてるなぁ、と
感じてしまう。詩の内容よりも字面が前に出過ぎてし
まってるみたい。という事で10点中5点。取り敢え
ず、カタチはキレイなんで。
311名前はいらない:01/10/28 20:58
来月シバン派で書いてみなよ。nicoも。
312トウシロ:01/10/28 21:27
ダイスをころり、イチバン数が十に近いやつ名前はなんだ?
モウ、結婚した奴のろまな奴だ奴の名は?
313はらだSの弟より:01/10/29 01:44
皆さん始めまして。僕は「はらだS」にこの2chを教えた者です。
兄のスレに沢山(藁)お集まり頂いてありがとうございます。自作自演も含め知らぬ間にこんなに
レスがたまってるとは正直気づきませんでした(見にもこなかったし)。
ちなみに兄のPCは64kbpsのデジタル(テレホ等無し)のため常に接続中ではないので生粋の2chねらーの方は
歯痒く感じられてると思います。あと、兄は毎朝早くに仕事に行ってますのであまり夜遅くにはこれないと思います。
午後七時前後が接続中のはずです。その時間なら返答はすぐにあると思います。
僕は基本的にダウソ板住人ですので、この板がこんなに流行ってるとは知りませんでした。
それでは兄をよろしくお願いします。

気が向きゃ見に来るかもしれないので、Sの弟に言っておきたいことがあれば

               ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
             ( ・∀・)< マターリお願いします
             _φ___⊂)__ \_______________
           /旦/三/ /|
        | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
        | 笑 点 |/

以上、弟より。
314はらだSの弟より:01/10/29 01:45
あっ、ずれた・・・・・
315はらだSの弟より:01/10/29 13:50
age
316Y:01/10/29 13:54
S。あれ、もう終わったのココ?
317はらだS:01/10/29 20:10
<311へ
誘ってくれてありがとう。
<312へ
それって「なぞなぞ」なのか?
<313へ
うーん、おまえの気持ちはありがたいけど、このスレの流れを
おまえが乱してどうすんだ?以後の発言は謹んでもらいたい。
<316へ
久し振りだね。終ってないよ。
318名前はいらない:01/10/30 00:13
◆◆◆在日=強制連行なんて大ウソ、ダマされた日本人◆◆◆

1974年の法務省編「在留外国人統計」によれば、在日韓国・朝鮮人の
日本上陸は日本政府が朝鮮人の来日を取締まっていた昭和10年までに
渡来したものが全体の53.7%と、半分以上になる。

昭和11〜15年はまだ民 間の自由募集の期間だし、次の16〜19年の中
でも、国民徴用令による徴集は19年の9月以降のわずか4ヵ月間である
から、単純に計算すると、この期間に徴用されたものは16〜19年間の
1万4514人の12分の1、つまり1210人(全体 の1.46%)に過ぎない
ことになる。

これに、次項「昭和20年9月1日以前」 の679名(0.8%)を加えた
概算1889人(2.3%)ほどが、真に強制連行の名に値する在日朝鮮人
だということになる。かりに「官あっせん」を強制徴用の概念の中に
入れ、官あっせんが行われていた昭和17年2月〜19年8月来日者の推計
数を全部加えても、約1万1300人余(14%)にすぎない。

この推定は、昭和16〜19年間の月間 来日数を均等として考えたもの
であるが、実際には、関釜連絡船の運航は終戦が近くなるにつれ次第に
困難になりつつあったから、19年後半の来日徴用者も減少している
はずである。

すなわち、どんなに強制連行の概念を広く解釈しても、10%を大きく
超えることは決して有り得ないのである。
319はらだS:01/10/30 21:56
<318へ
君なりに頑張って下さい。ただ・・君のことばが少ないね。

『満たされない月と、坂道』

初老の男が一人、店のシャッターをおろす

夜風が首筋をすうう、と通り抜けて
この坂道を 取り残されるように
満たされない月の下を 歩いていく

腹がへるようなうたを どこかで憶えて
知らず知らず口ずさんでは
仕事で汚れたシャツの袖で 鼻水拭いた

お前に会えないこの時間が
胸を締め付けることにだけは
慣れてしまいたくはない、と思うよ

きみよ、その手の平で
そのツメタイ肌で
おれのかなしみを聴いてくれるかい?
きみのフルエル指先が おれの永遠なんだ

きみに「幸福」を感じさせるような
寝苦しい冷や汗に変わる嘘など
おれはつきたくはない、と思うよ

夜風が首筋をすうう、と通り抜けて
あの坂道を 取り残されるように
満たされない月の下を まだ歩いているよ

きみよ、その切なさで
そのアタタカイ絶望で
おれのよろこびを聴いてくれるかい?
きみのツキサス眼差しが おれの永遠だ

どれくらい
どれくらいおれは歩くんだろう
どれくらい夢を語るのだろう
どれくらい汗を流すんだろう
おれたちはどれくらい胸を焦がし
どれだけの人を傷つけるのだろう
きみが黙り込むたび
おれは傷ついてゆくのだから

だけど何度でも
何度でも何度でもおれは
夜風を胸にうけて この坂道を
歩き続けるだろう

初老の男が一人、坂道を歩いている

        30.October.2001
320名前はいらない:01/10/30 22:09
「ふりむけば」
ひとり ひとり ひとり
たとえ群衆になるとしても
逝ってしまうことは簡単なのに
夜ごと 夜ごと 夜ごと
震えるナイフで胸を傷つけ
帰りたい 戻れない 死んでしまいたい
消えないのなら もっと深く
誰も知らない 誰も忘れない
ここじゃないなんて
言い訳は聞こえない 見えてこない
それだけですでに
もう数十年を 生きてしまって
321ohatu:01/10/31 02:29
字面かあ。アドバイス、ぐらっちぇ。です。
精進いたします。
−−−−−
「二項定理」

僕を 細かく
開いても 不定期な
世界の 終わらない雨の
気付かない くらいの
歪んだ 言葉の

消えて 消えて
形は残した手法で
しぼんだ 普通の
今は 二通の
葉書を前に 涙が
どちらに
こぼれるか迷っているんだ

こころは 行き場を
果てしなく 歪む雲の
先に 見つけた
双眼鏡 汚れたレンズ
君の 映る世界に

こぼれ落ちる雲 僕
地球の全部 体に受けて
ひかりの速さで
落下して 愛して
322はらだS:01/10/31 11:29
取り敢えず、ポエム。

  『きみにあげる』

三日月に寄り添うように
星がほのかにかがやいて きみにあげる
ボサ・ノヴァにのまれるように
時がしずかになみうって きみにあげる

優しい嘘に吐き気がするほど
こらえる必要はない
誰かのために苦しまなくてもいい
きみを褒めてくれる人なんていない

ぼくらはただの人さ
大空に自由に浮かんだ雲に憧れる
足元に咲く花に優しさをもらう
ただの人さ

気楽におどけていれば
たまにはイイこともあるさ

この僕にせがむように
きみは眼を閉じて きみにあげる

きみにあげる

15.November.1996
323はらだS:01/10/31 11:39
   『H』

 放物線を想い描くように切ない恋よりも
 森の中を彷徨う二人に憧れている。
 ずっと憧れている。

 歩幅を合わせれば良いだけの恋なのに
 握りしめていた手を離して走り出す。
 素敵をみつけて。

 吠える目つきで見つめる恋ほど
 恥かしくて美しい星屑に似ている。
 魂は喜んでいる。

 頬を寄せ合いながら逃避し始めた恋は
 日の当たらない草原で抱き合う。
 互いの性器をなめ合って。

 微笑む顔を眺めるために犯した恋。

 細いペン先でつな繋ぎ止めてたつもりでいた恋。

戸惑いながらも本当の愛に向かって二人は歩き始めてる。
それだけは確かなことだと思った。永遠に届くように!!

 本当のエンド。

28.June.1998
324はらだ:01/10/31 13:13
<321のohatuへ
「二項定理」読ませてもらいました。
静と動のバランスが妙!!「雨」と「言葉」、
「涙」と「葉書」。すごくシンプルな形式で
王道だけどリズムの取り方や、読みやすさと
云う点でも素敵な詩。
「どちらに/こぼれるか迷っているんだ」
の「迷っているんだ」の「いるんだ」と「僕」
と云う主観的な表現が必要だったのかどうか
が君の「迷い」であるようにも感じられる。
最終2行の
「ひかりの速さで/落下して 愛して」は、
個人的に『エヴァ』を思い出してしまい、セ
ンチメンタルな気分にさせられた。どちらか
といえば、好きです。タイトルが数学的なの
が、ちと君の頭の良さをひけらかしてる様に
も取れるので、考え直す必要ありかも。でも
全体として、すごく良い詩です。ありがとう。

<320の名無しさんへ
苦しみの表面だけしか見えてこない。ヒロイ
ズムに落ち着いただけです。真の苦しみはそ
んなトコにはないよ。もっと目を見開いて。
325はらだ:01/11/01 19:59
ふう。祭のあとみたいな静けさだ。
まだまだ祭は終んないんだけどね。月が満ちてきたよ。
喉が渇いたな。水が欲しい。
と、云うことで今度のお題は「水」です。
誰か書き込んでおいてね。
326ohatu:01/11/01 22:30
お褒めの言葉、ぐらしあ〜す。
では、「水」で。
注・お題がある場合失敗率が急上昇します。

−−−−−
「わける」

クロールで
まっすぐ泳げないクロールで
どこまでも進む
きれいに浮かんだ僕を
海と空が 分け合っている

太陽が 僕を
海の一番深いところに
映し出し 宇宙と影とを
僕が分けてる

ぽっかりと
穴の開いた青に
たどり着くその腕は
いくつもの
カタチを結び 答えは遠くに

その色のない
感触を

すくい。すくわれ。

キスを 無言で
327祝!モバイル購入:01/11/02 10:06

『  名水の地で  』

これ以上赤い血を
これ以上この体に流すのが嫌で
ありったけの川の水を
ありったけのこの体に流し込んだ

げっぷ

間抜けな声と共に
間抜けな私の間抜けな体が
どこどことまた間抜けな血を作り始めたみたいだ

だから やめられないんだよねぇ
328戸隠にてウマー:01/11/02 12:42
『 お や き 』

おやきだよ
大根の葉っぱのがおいしいよ
ばあちゃんがやいてくれるよ
ほんのりと
新聞紙でくるんでくれるよ
がさごそと
ひとつおまけをもらったよ
すぐ食べたよ
「おいしいかい?」
「うまいよ」

どっかの道の駅でおやきがうってたよ
なんかすべすべしてたよ
「いらっしゃぁ〜い」
ウィンクしてるよ

「おいしいかい?」

新聞紙の中のばあちゃん1〜5号が僕をひきとめる
どっかで早く食ってしまおう
329はらだ:01/11/02 20:53
ohatuへ
<<326の詩「わける」
うーん、確かに失敗かもね。それもかなり。
まず、最初の
 クロールで
 まっすぐ泳げないクロールで
 どこまでも進む
 きれいに浮かんだ僕を
 海と空が 分け合っている
なんだけど、「クロール」じゃ縦に分けてるでしょ?
海と空を分けるのは水平分割なので別の泳ぎ方にした
方がいいね。そして「クロール」からくる言葉のイメ
ージは「海」よりも「プール」って感じがする。
この時点で採点不能。詩全体から受ける映像の美しさ
を台無しにしてる。イメージが美しいだけに、そこま
で言葉で持っていくには力不足だったかも。即興であ
ることをふまえても、その美しいイメージを大切にし
なかった君が腹立たしい。もっとそのイメージを大切
にしてくれ。それは詩に対する暴虐だよ。集中力も感
じられないし、言葉まとまりもない。最後の2行は本
当に最低だよ。そんな終わり方でいいのか?今度そん
な適当な詩を書いてきたら無視します。以上。
330はらだ:01/11/02 21:02
しまった、ageちゃった。
ohatuごめんね。しかし晒されても仕方ないか。

<327及び328のYへ
久し振りの書き込みありがとう。
まず、『名水の地で』だけど、意味不明過ぎるね。
採点不能。
そして『おやき』。
これは意外といい。後半の7行が余計だね。
10点中2.5点。
331名前はいらない:01/11/02 21:06
>>329
う〜manbo!チャッチャチャチャッチャ♪
チャッチャチャチャッチャ♪
チャッチャチャチャッチャ♪
チャッチャチャチャッチャ♪
332糸魚川にて:01/11/02 21:33
>330
よくわかったね。また書くよ。ははは。
333N/W:01/11/03 16:52
自分で満たされた池に小石を投げ込めば
リープルリングがそっと広がる
音も立てずに…

池の中の気配
誰なんだろう 誰なんだろう
分かっていても つい問い掛けてしまう
治る兆しもない悪い癖

池に少し入れた その足首に
リープルリングが当たる

リープルリング
中身は全て
僕がついてきた
334ohatu:01/11/03 20:41
>>329
最低ですか? ちょっと残念。
個人的にはうまくいったと思ってた(w
精進、精進。
−−−−−
で、ちょっとだけ弁解。
しないほうがいいとは思うんだけど。しよおっと(w

「わける」

>クロールで
>まっすぐ泳げないクロールで
>どこまでも進む
>きれいに浮かんだ僕を
>海と空が 分け合っている

これは、ホント悔しい。
イメージが伝わらなかった。
「僕」が分ける(devide)じゃなくて
「海と空」がわける(share)なんだけど。
だからプールじゃあ陸が見えるからダメ。
平泳ぎ・背泳ぎは顔がいつも空側だからダメ。
バタフライは無駄の塊だからダメ。
犬掻きは論外。(w バカなりに考えてるんだけどね。
まっすぐ泳げないって言う平面的な主観的なイメージから
立体的な存在の関係へとあしの脳の中で飛躍して、
「やたあああ☆」て感じだったのだ。(涙

で、
>その色のない
>感触を
>すくい。すくわれ。
>キスを 無言で
最低かあ。う〜ん。
もう少し詳しく教えて欲しいです。
先に言い訳しとくと
はらださんに
こんな分かりきったこというのは
ホントにホントに失礼だけど
3連以降は水を飲んでいる…わかってるよね? ごめんなさい
水がめ(でもなんでもいいんだけど)から、
そっと水をすくってそのまま飲むとき
なんか自分にキスするみたいじゃん? だから
自分の映ってる透明な水をそっと掬って
無言で飲み込んですっと救われる、っていう。

ああああ、自己弁護。最低。最低。(w
分かってるんだよね。でも、最低なんだよね。
もう、力不足だね。しょうがないね。

はやく はらださんみたいな詩を
書けるようになりたいです。
スレを汚してごめんなさい。
多分、今の僕じゃこれ以上のは
書けないです。恥ずかしいけど、
これ、ここ何ヶ月の中では最高傑作です。
だから、出入り禁止ならそう言ってください。
335ohatu:01/11/03 20:55
「まるがある」

厳密にデジタルの
いくつかの 法則の
もういい もういい
伝達を繰り返して
パリティもばっちりで
100%復元して ああ よかったね
伝わった 伝わった

イメージの共有ぅ
感じてくれるなんて
無理だって 悟れよ
バカだろ そうだよ
バカだよ
バカだよ

言葉に勝てないんだ
1から10まで全てを伝える
君の言葉に勝てないんだ
最低だろ そうだよ
最低だよ
最低だよ

写真を取れよ
違法じゃないって
全部伝わる それで終わり
僕はカメラマン
奇麗に切り取って それで終わり

それで終わり
それで終わり
シャッターを切って
ぼくは終わり

伝わるなんて
才能のある人達や
恋愛感情とか ありふれたありふれたありふれた
そんな 例外にだけ
許された特権だろ

伝えるなんて …バカだね
336nico:01/11/04 12:36
随分まえの確か209のもニセですよ。
今病院でずっと書き溜めてるので
また。
はらださんもがんばってください。
337はらだ:01/11/04 21:32
<<336
nico、久し振りだね。入院?脱走?
急でびっくりしたけど、連絡ありがとう。でも大丈夫なん?
nicoもがんばってるんだね。安心したよ。
<<209じゃなくて<<309だけど、
それとなくはわかっていたよ、でもメルシー。
早い復帰を期待してるよ。
338☆はらだ☆:01/11/04 21:33
<<334
ohatuへ
まず、
 「僕」が分ける(devide)じゃなくて
 「海と空」がわける(share)なんだけど。
 だから云々、
との事ですが、これは僕もちゃんとそう読んだ、否
読もうと試みたけれど、やっぱり「クロール」って
言葉が俺には強すぎるんだよね。これはひどく個人
的(ここで註:基本的に読者は詩人では在り得ない
し、読者は個人的でしょ?)なんだけど、どう解釈
してもその言葉じゃしっくりこない気がする。
それと「主体的」「平面」から「立体的」「存在」
へ昇華させるなら最初から泳ぐべきではないと思う
し、「泳ぐ」という行為自体、立体的なはずです。
クロールで泳いでいる主体を想像しながら読むと、
それを「海と空」が分けるなんて誰も想像出来ませ
ん、はっきりいって。
「まっすぐ泳げない」じゃなくて「泳ぐ」必要がな
いんじゃないのかと思ったんだけどね。俺も適当に
批評しちゃったから申し訳ないけど。
普通、詩人が泳いじゃだめでしょ。しかもクロール。
浮かぶなり、沈むなり幾らでも方法があると思うけ
どなぁ。君が謙虚に泳ぎたいのは解かるけど、何故
泳ぎたがってるのかも、俺には解かりません。君は
君の無意識にもっと眼を向ける必要があるんじゃな
いかな。まだ続けて欲しい?
339yuki ◆DIe/YuKI :01/11/04 22:24
はらださん、nicoさんお久しぶりです。
----------------------------------
「この世に愛がなくなると生きていけません
        愛とは複雑ではなく単純なもの」

ただ手先に触れ
その指を絡めるだけで
血液の流れもよくなったり

ただ唇をかさね
その舌を絡めるだけで
からだの芯がとろけたり

ただ裸になって
大切なものを重ねあうだけで
虜になったり

単純なことで
こういう行為をかさねるだけで
心が満たされたり

何をしても埋まらない
隙間が埋められたり

愛って単純で切ない
だから止められない

人類の全ての生き物が
繰り返している
単純な行為
---------------------
ストレートすぎますが
単純に考えました。
340☆はらだ☆:01/11/05 19:35
<339
間違いなく(!?)祝来店、メルシィ。yuki。
そしてお久し振りです。nicoにも感謝だね。二人ともありがとう。

それじゃ、勝手に詩の批評をさせてもらいます。
以前にも書いたように、yukiの詩は基本的に強い。
この詩を読んで思い出したんだけど、ジャン・コクトーって
いるでしょ?フランスの。あの人が生きた時代に、ピカソと
かいたんだけど、
「ある人たちは単純なものを複雑にするけど、僕達がやって
ることは、複雑なものを単純にすることだ」
みたいなことを、彼はいってたんだ。それを本で読んだ時は
「なるほどね」って思ったよ。
少し話がそれたけど、yukiの強さはそこにあるんだよね。
ただ、その反面ですごく弱いのも確かだね。
突っ走る弱さ、みたいな。
「生きていけません」とか「止められない」なんて
言葉が出てくるんだもの。強いと同時に弱い。
君の魅力だよ。そのエッジに立ち続けることは、とても
孤独で困難なことだよ。バランス感覚も必要だ。
詩についていうと、まずyukiの言うようにストレートだね。
ストレート過ぎるけれど、こう書かれると難しいな。
yukiの他の詩を他のスレなんかで何篇か読んだ事があるけ
れど、言葉が真面目なんだなぁ、表現の試みは良いと思う
んだ。これは自省の意も込めて書くんだけど、遊びがない。
つまりYが僕の詩を評したように、退屈なんだよね。筋が
通り過ぎてる。その点で、nicoの詩はすごく自由に遊んで
る。俺やyukiが、彼女の詩に惹かれるのはそんなトコでも
あるんじゃないのかな。「からだ」が「とろける」、「心」
が「満たされる」、「隙間」が「埋められる」。全部の繋
ぎ合わせ方が、当たり前過ぎるんだと思うよ。そこをもう
一度、考えてみればもっとイイ詩が書けるようになるよ。
341☆はらだ☆:01/11/05 20:55
<333のN/Wへ
ウサギにツノ、タイトルをつけてくれ。
食べ物に例えると、口の中で間延びして、味がぼんやり・・
みたいな感じがしちゃうんだよ。
内容どうこうよりも、まず他人に読んでもらうには
そのくらいのことはすべきだと思うんだけれど。どうかな?
342☆はらだ☆:01/11/05 20:56
<<335のohatuへ
伝えたい、伝えたいと思ってるうちは伝わんないよ。
ぼくは以前、「宇」って奴の書き込みに対して
「自分で自分の価値を決めるな」みたいなことを
書いてるんだけれど、君は自己の詩に最高傑作だの、
最低だのと評価を下すのはおかしいとは思わないのかな?
詩でなくてもそうだよ。人間や詩に点数なんてつけられ
ないよ、基本的には。数字に変換したがるのは、人間の
癖だけど、数字に安心してるのも事実なんだよ。エッジや
間で浮遊してるのはツライし、怖い。常に緊張を強いられ
るんだよ?それと、
>はらださんに
>こんな分かりきったこというのは
>ホントにホントに失礼だけど
>3連以降は水を飲んでいる…わかってるよね? ごめんなさい
>水がめ(でもなんでもいいんだけど)から、
>そっと水をすくってそのまま飲むとき
>なんか自分にキスするみたいじゃん? だから
>自分の映ってる透明な水をそっと掬って
>無言で飲み込んですっと救われる、っていう。

ほんとに失礼だね。わかる訳ないだろ?足りないよ。
作者が読者に甘えてどうすんの?君ならわかるよね、なんて
ただの押し付けだよ。馬鹿にすんなよ、傲慢エリート少年。

>はやくはらださんみたいな詩を書けるようになりたいです。

それと、こんな心無いお世辞はいらないよ。
では。
343yuki ◆DIe/YuKI :01/11/05 21:28
>>340 はらださんお久しぶりですね。
ジャン・コクトーにピカソか・・・勉強になります。

>強いと同時に弱い。 孤独で困難なことだよ。バランス感覚も必要だ。
>退屈なんだよね。筋が 通り過ぎてる。

そうなんですすよね。性格がそのまま表現それてますよね(笑)
筋が通っている。けど遊びがない。
強いと対極に弱い自分がいる。
隠せないんです。本当に。勉強します。
Je vous remercie.
344yuki ◆DIe/YuKI :01/11/05 21:36
いつもパッとひらめきで書くからダメなんだよね。

飛んできて打たれ飛んできて打たれ転がる雪ダルマ

今日の気持ちっす。おやすみなさい。
345黒部にて:01/11/06 12:25
『 鉛のばあさん機関車しゅっぽっぽ 』

釣りをあきらめ車で珈琲 内は湯煙 外は雨煙
遠い見知らぬ地で ぼんやりする俺 ただ一人

ざばざばざばばぁ
雨が降る 海が荒れる 川が暴れる
ざばざばざばばぁ

前からばあさんやってくる
くしゃくしゃの顔して 乳母車押して 荷物いっぱい乗っけてる
歯を食いしばり 細目を開けて 前からばあさんやってくる

ばあさんが機械に見えるよ 鉛色の機関車に
シュッシュッ ポッポ シュッシュッ ポッポ
力強いのんびりとしたその足取りで 豪雨をビリビリ破いてイク

シュッシュッ ポッポ シュッシュッ ポッポ
ばあさんの全身から湯気が揚がるよ シューシューと
ごろごろ石もなんのその イケイケばあさん力の限り

俺の車を通り過ぎる時 思わずばあさんに手を振った
まるで機関車に手を振るように おーいおーいと手を振った
ギラリとひかるばあさんの金歯 おっっと我に返る俺

ばあさんが機械に見えるよ 鉛色の機関車に
シュッシュッ ポッポ シュッシュッ ポッポ
力強いのんびりとしたその足取りで 豪雨をビリビリ破いてイク

遠くで子供がばあさんを 待ってましたと出迎える
ざぁざぁ降りの雨の中 ばあさん手渡す孫への御菓子
軒下で雨を拭うばあさん 菓子袋をびりびり破る子供

キラリとひかるばあさんの金歯
鉛のばあさん機関車が運んだのは
雨の日の楽しい想い出と あまいあまーい遠い日の思い出

            *

甘い甘い珈琲が飲みたくなってきた できればミルクもたっぷりと

シュッシュッ ポッポ シュッシュッ ポッポ
346とみずしにて:01/11/06 12:55
「 寿司の果て 」

しゅっ とん ぱく もむもむ ごきゅごきゅ ぷふー
しゅっ とん ぱく もむもむ ごきゅごきゅ ぷふー

ずっとこの繰り返しをしてる様な気がする
店の親父は無駄口を叩かない
俺の目の前には黒鯛の握りが二つ
ちょっとだけ醤油をつけて全部口に入れる
コリコリゴリゴリ真鯛の優しさは無いコリコリゴリゴリ
脂と筋肉ととろ汁が取っ組み合いをしながらしゃりと混ざる
しゃけと蟹の味噌汁をちょっと流しこみ一気に胃袋へ
潮の香りと旨みと生臭さと脂身のトロさが全身を喜ばせる
最後のトドメにエビスをゴキュ!

ヴヴァィ

旨いものを食べた後が一番幸せだと最近思う
人生においてほんの瞬間だが全てが凪の状態の時がある
そんな時に俺は遠い所で寿司を食う
金が無くとも寿司を食う
カードでもキャッシュでも寿司を食う
これだけの幸せの後はなんでも耐えられる気がする。

しゅっ とん ぱく もむもむ ごきゅごきゅ ぷふー
しゅっ とん ぱく もむもむ ごきゅごきゅ ぷふー
ヴヴァィ

親父は静かにスズキを握っているらしい
347ohatu:01/11/06 22:58
反論するのもなんだけど。

>>はやくはらださんみたいな詩を書けるようになりたいです。
>それと、こんな心無いお世辞はいらないよ。
なぜこころない? だったら、あしはここにカキコしないし。
尊敬してる人のところか、遊んでいいとこにしか書かないよ。

>まっすぐ泳げない」じゃなくて「泳ぐ」必要がないんじゃない
>のかと思ったんだけどね。
それって普通だし。ぷかぷか浮いてるだけの人なんて、
空も海も欲しがらないと思うけどなあ。

>馬鹿にすんなよ、傲慢エリート少年。...とその前のとこ。
/馬鹿にすんなよ、傲慢少年。
なら、すいません、て謝れるのに。エリートって書かれたら、
そうじゃないです、て。言わないといけないじゃん(w
馬鹿にはしてないよ。詩は僕の言葉で僕に分かるように
書いてしまう。癖みたいなもの。弱さといえばそうかも。
それが伝わらないって嘆くのは馬鹿っぽいんだけど。馬鹿だし。
あしがね。でも、伝わって欲しいていうテンション。理性ではないでし。
だから、そういう意味で、はらださんのような詩を書きたいと
言ったんだよね。本気こころで。伝わる詩が書けるのはうらやましい。
真似がしたいってわけじゃないでし、当然。もっと純粋に憧れ。
無言で伝わるなんて無理なんだけど。てのは解ってるんだけど。
さすがに。でも。伝わったらいいな。なんて思ったりしてしまう。
馬鹿だから。ははは。
348ohatu:01/11/06 23:00
>「泳ぐ」という行為自体、立体的なはずです。
うん。そうなんだけど、人が泳いで海を(空を)分けるという事象は
平面的じゃないかなって思っただけ。空や海を(平面的に)分割してる
僕を海と空は(立体的に=より高次で)分け合ってるっていう風に
伝えたかったんです。ホントへたくそだよね。すまんです。

>自己の詩に最高傑作だの、
>最低だのと評価を下すのはおかしいとは思わないのかな?
うんとね。これも言葉足らずだね。自分の心と詩が近かったって意味で。
詩だけじゃないみたいだ、言葉足らずは。まいった。まいった。
数値で評価なんてしないよ。かっこわるいから。かっこわるいんだけど。

あああ。ごめんなさい。汚してしまったね。
あしはこういうやり取り好きなんだよね。
でも。迷惑だからやめよう。以後。ROM(←このスレ)
しよう。ばいばい。そして。ありがとう。こころから。

あとは、あなたや他の多くの人の詩から、
このからっぽの脳で、どこまで学べるか分からないけど、
学んでいきます。でわ。

本文が長すぎるといわれたので、
2回に分けてしまいました。すません。
349☆はらだ☆:01/11/08 19:35
『Les Amants du Pont-neuf―ポンヌフの恋人』
って映画があったね。

≪誰かが君を愛してる≫
≪君が誰かを愛していたら≫
≪「空は白」と言ってくれ≫
≪相手は「雲は黒」と答える≫
≪それが愛の始まりだ≫

原文を書くのは面倒臭いから訳だけ書いてみた。
7年前に観たっきりだ。また観てみようかな、
暇なときにでも。当時付き合っていた彼女が薦
めてくれたんだったかな。忘れちゃった。

Y、いい詩だね。
『 鉛のばあさん機関車しゅっぽっぽ 』は
映像が浮かんで楽しく読めた、ってハニーも
いってたよ(笑)
「 寿司の果て 」も旨そうでくやしいけど、
俺ならエビスじゃなくて冷酒でいきたいとこ
だな。それにしてもYの描写はおもしろいな。
旅なの?それとも仕事?どこかで出会うこと
もあるのかな、通りすがりの君に。
ねぇ、Y。唐突だけど君はohatuのことをど
う思う?勿論、ハニーでもたりばんでもいい
んだけど。
350yuki ◆DIe/YuKI :01/11/09 21:45
恋闇で
ふたつがひとつ
灯る火の
重ねた思い
ゆらゆらの時

>原田さんとnicoはこんな感触です(笑)すいません。
351☆はらだ☆:01/11/09 22:23
■日本のマスコミは何をやっているのですか■
イギリスのインデペンデント紙は11月2日付けで大変なニュースを流しています。
表題は「Bombing jeopardizes immunization programme」直訳すれば「爆撃が予
防接種計画を危険にさらす」
概要は、ユニセフがせめて3日間だけでも空爆を中断してくれと米国に頼んだが、
全く応答がないというもの。これは、この冬に予防接種をしなければ、最悪の場合
5万人近くが「はしか」などの感染症で死ぬという危険に晒されるというのです。
コフィ・アナン国連事務総長がブッシュとパウエルに直接要請したが、今に至るも
無視されている。既にロバの背に積んだワクチンは国境に到着していて、すぐにで
もアフガニスタンニ入る準備をしているそうです。
今年の冬、子供だけで30万人が死ぬだろうと予想されています。それに、空爆に
より食料やワクチンが届かなければ、さらに10万人が死ぬと予想されているそう
です。ワクチン摂取休戦というのは、タリバンと北部同盟の先頭が続いていた時期
にもあったそうです。しかし今回はそれさえも無いとしたら。
米国民は誰が誰のために死んでいくかを知る義務がある。そしてそれはわたしたち
にも。日本のメディアはそれを伝える義務がある。
一体あなた達は何をしているのか?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ブッシュ大統領へのメールは [email protected]
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
たった3日の休戦なんてと思われるかも知れませんが、いったん休戦すれば、再び
「開戦することの愚かしさ」がはっきりします。ワクチン休戦は、休戦の提案の中
でも、誰にでも賛同してもらいやすい趣旨だと思います。それに何といっても一人
でも多くの子供に生き残ってもらいたい。事態は深刻です。

■詳しい情報は「アフガニスタンにワクチン接種停戦を!」■
http://www.eeeweb.com/~constitution/vaccine/
352☆はらだ☆:01/11/09 22:25
http://www.eeeweb.com/~constitution/vaccine/
より抜粋。
■緊急行動の呼びかけ■

空爆が続くアフガニスタンでユニセフが、11月6日〜8日
までの3日間こども達に「命を繋ぐ」ワクチンの接種が行われました。
一部メディアでは接種は順調に行われたと流れていますが、
私たちがユニセフに確認している状況は私たちが感じる『順調』とは
異なる状況です。今、事実関係を急いでまとめています。
ひとりの声は小さいけれど、みんなで叫べばきっと届く!
過去6年間、激化していた内戦のさなかも、この時期、WHOの求め
に応じて『ワクチン接種停戦』は行われていました。
それ程に、このワクチンは、アフガニスタンのこども達にとって、命
を支える重要なものなのです。この停戦をタリバーン側は協力を保証
しているのに対し、アメリカはWHOとユニセフの要請に対してなん
の返答もしていません。アメリカは、再三、今回の戦闘では民間人に
は危害を加えない、と言ってきました。もしそれが本当なら、このワ
クチン停戦を約束してほしい。アメリカがこの要求を拒否すればアメ
リカは、本当に罪のない、本来救えるはずの500万人の子供の命を危
険に晒すことになるのです。
アフガニスタンでは、内戦下、毎年30万人の5歳以下のこども達が
あまりにもあっけなく命を落としてきました。そして今、アメリカが
主導する戦争により空爆の被害などではなく、さらに10万人の5歳
以下のこども達が命を落とすだろうと言われています。
6日、国連及び関連団体がアフガニスタンの子供達に対する3日間の
ポリオ・ワクチン・キャンペーンを始めたとユニセフが発表しました。
(UN NEWSERVICE(Nov.6th) )
353☆はらだ☆:01/11/09 22:26
アメリカは、この事実を知っているはずです。知っていて、6日夜も
空爆を行っているのです。ユニセフ駐日事務所も、日本政府に働きか
けているとのことですが、停戦を検討というニュースすら私たちの手
元には届きません。どうか、あなたの感じた、その憤りをこの戦争を
行っている側の人に伝えてください。
そして、3日間の、たった3日間の停戦を、嘆願してください。
あなたの行動が、3日間の停戦を促すかもしれない。

アフガニスタンは冬に向かっています。
難民となって故郷を離れる人ばかりではありません。
厳しい冬を越すための援助物資を届ける必要もあります。
今回のユニセフのワクチン接種のように、空爆が行われている
地域での援助活動を、今後も行っていく必要がでてくるのです。

時間的な余裕がありません。
たった三日でいいのです。
『人道的支援』を行うための停戦を、呼びかけましょう。

停戦の可能性はゼロではない。
だから、今、あなたの行動が必要なのです。

アフガニスタンのこども達にワクチンを!!
『ワクチン接種停戦を呼びかけよう委員会』
354Ohatu:01/11/10 00:49
サイトから送れるとこ全部にメールを送った。
もし、ネット上で募金・署名等あれば教えて欲しい。
もちろん自分でも探す。ああ。早くもROMやぶり。
355Y:01/11/10 09:15
↑ 純粋さがおもしろい形に変化した結構おもしろい人だと思います。

S。良いお店はお客を選ばないよ。ははは。また書くよ。
356湖畔にて:01/11/10 10:05
「 石を投げる婆 」

少し山の方へ行ってみた 朝早く起きてみて
今の季節の朝は 随分と寒く冷たい水を空気中に含む
慣れない山道を 親切な先人の教えの通りに歩く

かつーん かつーん

何の音だろう
しばらく行くといっそう澄んだ音が 私の耳に突き刺さる

かつーん かつーん

見えた
一人の婆さんが 紫色の空中に石を投げている いくつもいくつも
私と婆さんの目がほどなく合った 照れくさそうに笑う婆さん

婆さんの息子は随分前に 山で死んだそうだ
婆さんは毎朝 その山目掛けて石を投げているそうだ
婆さんは気がふれているのかもしれない
婆さんは最初 山が憎かったそうだ
婆さんははそんな山に仕返しをしたかったそうだ
でも
山は大きすぎて 広すぎて 静かすぎて おとなしすぎて
婆さんは石を投げることしかできなかったそうだ
それが今でも続いているそうだ
婆さんは気がふれているのかもしれない

婆さんは小さなおにぎりを路傍に置き 少し山を眺めて歩き出した
私は小さく会釈をし 婆さんの後姿を見送った

婆さんは今でも山が憎いのだろうか
婆さんは今でも息子と共に生きているのだろうか
婆さんはあの日から腹を抱えて笑うことがあったのだろうか

ちゅんちゅんちゅん

澄んだ声の持ち主達が おにぎりの周りで踊っている
澄んだ声の持ち主達が 当然な顔をして食べている

ちゅんちゅんちゅん

明日も婆さんは来るのだろうか
確かめる気は毛頭ないけれど

婆さんに楽しいことがあるようにと
ちょっぴり幸せな私が願う
少し寂しげな早朝のことでした まる
「 お で ん 」

この土地に来て七晩酒を飲んだ
この土地には半分仕事で半分遊びに来た
そろそろもうちょっと西に行こうかなと思ってる
昨日の晩はおでんを食べた
昨日の晩は熱燗で酔っ払った
友人の豪快な笑いと豪快な嘘がいっそう酒を旨くさせた
その店はおでんが旨い
食べたタネを並べてみる
大根 ごぼ天 蟹面 じゃがいも 練り卵 こぶ巻 牛すじ タコ
ふくろ イカだんご イワシだんご もち にんじん 大こんにゃく
うまーい あったかーい
酒は”シラミドリ”とか言った
おでんはいい
おなじ味のつゆに浸りみんな違うおいしさを発揮している
おでんは熱いのがいい
熱いのをビールじゃなくて燗で味わうのが最高だ
体中にコウジの匂いとおでんのダシの匂いが染みていく
店はヤニと脂と焼き魚の煙で漆黒茶色だ
お客の顔はどれも真っ赤
空気がピースの上品な紫煙で飴色にうねっている
いい気持ちだ
店中
笑い声と怒鳴り声と世界征服と大思想家の渦になる
俺も友人も腹がよじれるくらいバカ笑いした
ずっとこのまま続けばいいような気がした
お金も地位もプライドも宗教も学歴もみんな煮てくっちまえ
ごーごー騒いで夜が更けていく
丁度俺の二つ目のピースが尽きたとき店のかみさんが
「閉店」
と言った
酒の上での親友達が互いの明細を知らないまま大きく手を振る
「また今度」
今度はいったいいつだろう
田舎のわりにビルに囲まれたこの場所に
ビューっと
さぶい風がふく
さむいよりさぶい方がなんとなくいい夜だ
ふっと店の軒先に赤いちょうちんがぶらさがってた
日本を動かす筈の猛者が集う西の大学の山岳部がこの店に送ったものだった
こいつらはこの世の山を登りきったのだろうか
そんなことはどうでもいい
お前らのちょうちんは今晩俺が指で弾いてやる
「ぽん」
以外と軽い音に笑う俺
明日は久しぶりに一人で酒を飲んでみよう
コンビニでできるだけ具を絞って
ひっそりとこそこそと
あつあつのおでん
はふはふと
ホテルでね
詩を読みながら・・・ ふふふのふ
358☆はらだ☆:01/11/12 20:54
まず、yukiへ
返事遅れてごめん。「恋闇」って表現は素敵だね。
「ゆらゆらの時」か、痛いっす。ありがとう。
Ohatuへ
君の熱意は十二分に感じたよ。色んな意味でありがとう。
それと別に俺は君を拒んだ訳じゃないよ。
俺は君の自由を尊重するし、その代わり俺も自由に発言
する。黙秘だって認めるよ、自由の中で。
君がこのスレに来たくなければ、それでもいいって話だ。
書き込みたかったらいつでも書いてくれ、それだけだ。
そして、Yへ
やっぱ、旅先の詩はいいなぁ。そしてその土地のひとを
描写するってすばらしい。あなたの才能ですね。心が洗
われるもの。ネットもリアルも西へ東へ自由自在のあな
たがうらやましいよ、ほんと。

今日はこの辺でおやすみなさい。追、nicoおかえり。
359yuki ◆DIe/YuKI :01/11/13 19:52
痛かったっすか。すまそ(笑)

ボロは着てても心は錦
ちゃんちゃん

砂のような文字になれたら
かまわず崩して
流ればいいのに
あの海

あるいは蟲のように
つぼみからつぼみへと
伝えてほしい

私はいつも差し出してくれる
スペアーキーを
麻痺してしまいそう
360☆はらだ☆:01/11/14 10:21
ぼくのある親友から届いたメールを掲載させてもらいます。

>中東問題は最近職場でも話題の中心です。
>僕の見解としてはやっぱり反米感情が高まってきますね。
>それと同時にアメリカを支援する日本の対応にも。
>アフガニスタンの人々は多少なりとも日本に対して今までは
>好感を持っていたそうなのよ。
>それは、アメリカに唯一核兵器を落とされた国として、
>アメリカに対して同じ感情を共有できるはずだという意味でだろうね。
>
>僕が思うに、「反戦」を訴えるのに一番説得力がある国は「日本」で
>あると思うのです。
>唯一核兵器を落とされたという歴史的体験と、その体験をもとに
>今後一切戦争はしないと「憲法」に織り込んでいるという意味で。
>しかし、事態は僕が思う非常に複雑なんだろうな。
>
>現在のアフガニスタンの子供たちは「ジハード」という考えが
>植え付けられているそうです。
>
>「死ぬのは恐くない」
>「早く聖戦に参加したい」
>
>と笑顔で語るアフガンの子供たちを見た時はショックでした。
>現在のアフガンの子供たちの「ジハード」は「反米」という
>言葉に置き換えてもいいんだろうと思います。
>「反米」という意識が生きるモチベーションとなり、
>「反米感情」を維持しつづけることで、自分の可能性を
>見出そうとしている。
>想像するだけで、悲しくなってくる世界の現実ですね。
以下に続く
361☆はらだ☆:01/11/14 10:24
>アメリカは、今回の戦争をテロリストの排除と言ってます。
>しかし僕が思うにアメリカが今行っていることは、
>皮肉なことにイスラム原理主義の更なる強化と、
>テロリスト予備軍の更なる創出であるように思います。
>現在のアメリカが行っていることは、テロリストの排除というよりも、
>むしろみずからがテロリストとなり、イスラム原理主義をも淘汰する
>ってことではないのだろうかって僕には思えてしまいます。
>アフガニスタンのこども達にワクチンを!!っていう叫びが
>アメリカ政府に届かないのも、そういう理由からだとすれば、
>やはり僕は現在のアメリカの行動を疑ってしまいますね。
>
>今回のテロで思い知らされたのは、グローバリズムという名のもとで
>突き進もうとしていた世界資本主義の矛盾と限界の露出です。
>改めてわれわれは新しい時代の転換点に生きていると実感します。
>しかし、どんな時代がこようとも、人の命が人の力によって
>失われていくってことを、僕らは許してはいけないって思う。
>場当たり的な議論ではなく、もっと本質的な部分を、先進国側の
>人たちが考えていく必要があると思うね。
>すべての解決を望むには、資本と国家を切り捨てる新たな考えに
>帰結するしか道はないんだろうなって僕は思います。
以上
362名前はいらない:01/11/14 11:05
戦場でたくさん人が死ぬ  人は命より大切なもののもとに
血を流し自分の国をつくる そして守る 
命より大切なもののない人は平和を願う
あなたはどっち?
363名前はいらない:01/11/14 11:32
>はらだ さんへ
君の信念が、必要以上に Ideologie に撹乱されないよう注意
して下さいね。価値の観念が 左様に多様に展開される社会で
は、唯一無二の正義も 真理も 無いのです。
あるものは「選択への傾斜」です。たとえば 自由と平等が
同時には実現する事が無いように、ある傾斜に走ると反面の
犠牲が必ず生じます。僕たちの日常は その絶妙なバランスの
上に存在しています。ですから述べるまでもない事とは思いま
すが、排除されるべき「教条主義」を意識していなければなり
ません。ひとつの方向性には「反面の犠牲」が、必ず顕在する
事を、錯誤なく意識していなければ ならないものと思います。
364名前はいらない:01/11/14 13:09
あぁ
僕はやっと 君に出会えたんだね
心がきりきりと痛むほど求めた まんこ

初めてのクンニ
風呂に入らない君は アンモニア臭を漂わせ
一瞬僕をひるませた

若さってのはすばらしい
僕は果敢に君に挑んだ

生焼けのさんまの内臓を口に含んだような鉄くささ
腐敗した生卵の匂い
僕の鼻を一時に襲う 君の悪臭

「ごめん。匂うから、風呂に入らない?」
その一言で あの日のまぐわいは終わりを告げた

今君は風呂上りのタオルに包まれ
僕のクンニを待ちわびてる

あぁ
僕はやっと 君に出会えたんだね
心がきりきりと痛むほど求めた まんこ        
365≫364:01/11/14 13:40
あんたは、アタマ大丈夫でしょうか?
だいぶ興奮してるようですが・・。
落ち着いて下さいね!
そこで一言、下手な詩ですねー(藁
366名前はいらない:01/11/14 13:54
>>364 こんな馬鹿 たまにいるが、
へたくそを撒き散らかされるのが
一番 ムカツク! 氏ね 厨房!
367☆はらだ☆:01/11/14 20:29
<363へ
忠告ありがとう。「反面の犠牲」か、なるほどね。
僕も過剰な正義の裏では、一体誰が、そして何が
悲鳴をあげているのかを意識すべきだと思ってい
るし、僕はその声達に耳を傾けていたい。騒がし
い人間達の裏で、生命を絶たれている動植物には
誰も興味を示さないのか、とも思う。
まぁ、これ自体も人間の傲慢なのかもね。
今日はこの辺で。
368名前はいらない:01/11/14 21:12
うんこお漏らしします。

飽きたらやめます。飽きなきゃやります。
ひとまず立てます。とにかく立てます。

オナニーみたいなウンコだけれど
なんかあるかもしれないので

ひとまず漏らします。
うんこを垂れ流します。

まさしくクソスレになるだろうけど
でもそんなクソだけが俺の過去を語ってくれる

うんこお漏らしします
うんこを漏らします            
369 :01/11/15 02:11
(ボクトキミトアナタ )

僕と君とあなた
ISBN:4883068420

これはあなた?
370名前はいらない:01/11/15 02:28
>>369
それ持ってるよ1400えんでしょ?
多分はらだ違いだとおもうよ
ここのはらだにはあんなウイットさ微塵もないとおもわれ‥
っていうか、まさるさんに失礼。
371Ohatuくずれ:01/11/15 05:00
「私たちは(報復ではなく)すべての国家の無罪の市民の
保護することによって果たされる正義を約束することを
米国大統領に嘆願します。私たちは報復ではなく平和と
公正さを要求します。」(Ohatuのヘボ訳)
とのことで、署名は米国大統領に届けられるそうです。
ただし、どこかの団体の署名かも知れないので自己責任で
お願いします。
 時差レス、勝手なコピペ、すいませんです。

 http://www.thepetitionsite.com/takeaction/224622495
>>370
そういうあなたはまさるさんをご存知なんですか?
ウィットさ?読んでないから知らん。オモロイノカ?
373☆はらだ☆ ◆Tyoe2BOE :01/11/17 20:08
『僕と君とあなた』の作者が原田まさるで、
『ノンストップ・キッチュ・ポエム』の俺が誰であっても
俺は俺だよ。ここでは★はらだ★なのだ。
374☆はらだ☆ ◆V/FAxjBs :01/11/17 20:10
実験。
375☆はらだ☆ ◆WuQwQd/Q :01/11/17 20:12
また実験。
376はらだ ◆Tyoe2BOE :01/11/17 20:15
さらに実験。
377yuki ◆DIe/YuKI :01/11/17 20:21
こそこそ。はらださん、こんばんみー。
トリップなら、これで検索どうぞ(笑)
http://isweb34.infoseek.co.jp/computer/tripsage/
378yuki ◆DIe/YuKI :01/11/17 20:28
「後れ毛のかたち」
  悲しがる少女の後れ毛は
  静かな水面(みなも)に落ちてゆく
  雨の雫のようでした
  波の模様はふわふわと
  どこまでも広がり止まらない
  その伏せた目で
  悲しがる
  少女はふるえていつまでも
  波紋の行方を追うのです
  誰かがそっと後れ毛の
  やわらかな形を
  崩すまで
379☆はらだ☆ ◆c8YoqxDk :01/11/17 21:00
yukiこんばんま。そしてありがとう。
酷く機械音痴なもんで。
ダウンロードしたけど、開けられませんでした。
しょんぼり。でも適当でいいんだ。
380トリッパー作者:01/11/17 21:04
>377
アナタがみつけたステキなトリップも
ボクがみつけた何てことないトリップも
みんな平等に70兆分の1の奇跡
381☆はらだ☆ ◆Li9m2X7U :01/11/17 21:04
ぼんやりしてたらもう9時だ。
光陰矢の如し。おやすも。
382名前はいらない:01/11/18 02:07
もしも☆はらだ☆がまさるなら
俺と三角関係だったことがあるよ
あの女のマンションの部屋で
俺とお前は同じウクレレを弾いたよね
レトロな扇風機が素敵だったよね
顔はアレだがあの女
素晴らしい癒しを持っていたよね
世界は狭いよね
あいつはおまえのことばかり話すので
俺は言葉を失った
おまけにおまえの詩集まで売りつけられて
もしも☆はらだ☆がまさるなら...
383yuki ◆DIe/YuKI :01/11/18 07:49


嘘は蜃気楼の様に美しく魅惑的で
自分の嘘は吹雪の様に邪魔をする
夢を見続ける事も真実を追い求める事も
出来る自分を信じ続ける事の
---------------------------------
おはようございまんもす。
はらださん残念でした。
あ、そうだ。確か弟さんが・・・
頼めばいいんじゃないでしょうか?

>>379
軌跡を探す
行くあてもないのに(笑)
384名前はいらない:01/11/18 08:25
385yuki ◆DIe/YuKI :01/11/18 09:43
>>383
軌跡を探す
行くあてもないのに >>380さんにだった。すんまへん。(笑)
386名前はいらない:01/11/18 21:41
はらださんって原田まさる??
387☆はらだ☆ ◆V/FAxjBs :01/11/18 22:03
う〜ん。ヘンテコりん。
yuki、返事は今度かくね。すんまへん。
388nsihi:01/11/18 22:13
まさる、起きてる?
389nishi:01/11/18 22:17
間違った!nsihi改めnishiだ。おーい、寝たんか?
390名前はいらない:01/11/18 22:18
yukiに毒され関西弁のはらだもそろそろ死亡
391nishi:01/11/18 23:42
『ノンストップ・キッチュ・ポエム』
に私用で使わしてもらって申し訳ないが、一応報告です。
今日試験受けてきました。
解答速報によると、合格ラインは非常に微妙なライン。
望みは採点者の配点の仕方によると思うよ。
結果はどうであれ、試験を終えた今、次の一歩を模索するだけだね。
今、「タリバンの崩壊」、「ビンラディンの拘束はいつなのか」、
ってたぐいのニュースをテレビでやってる。
僕は、一体メディアが何を望んでいるのだろうかって思う。
タリバンを悪者に仕立て上げ、北部同盟を指示するっている
メディアの論調は、すごく違和感を感じる。
北部同盟にどういう政策があり、どういう思想があるのか
知らないが、僕が知る限り北部同盟が政権が握っていた頃、
レイプ等が日常茶飯事なアナーキー状態にあったそうな。
まー、僕の意見だけでは、かなり説明不足なので、
ぜひJMM(japan mail media)の購読、あるいは
カブールノート(検索してみて!)を参照して下さい。
今、僕らに流れているアフガニスタンの状況は、充分に「編集」されている。
ホント、都合のいいようにね。
一体、そう編集することに何の意味があるのかねー。

面白いことに、最近、アメリカ経済、日本経済、の株価は
上昇ムードにある。
通常、株価は常に将来の価値を織り込んで、現在価格を反映していると言われる。
どうも、その現在価格が今上昇しているのです。
もちろんその上げ要因としては、純粋に経済的な展望によるものもある。
しかし、「タリバン崩壊まじか」「ビンラディン拘束は?」って
情報も織り込んでいるんのも事実なんですよ。
しかし、そういう情報が株価の上げ要因になるってのどういうことなのか?
一体株価は何を織り込んでいるのだろうって僕は思う。
392nishi:01/11/18 23:43
〜続き〜

まさるの詩、結構読んだ。

「僕と君とあなた」
あの詩集で、僕が好きなのは「compensation」って詩なんです。
すごくクールにループしてる。
手が届きそうなんだけど、届かないってかんじかな?
きっと僕にとって良いと思える詩は、批評の対象にならないね。
単に、”いい”って思う。

このスレッドの初期にあった『最果ての地で』っていうのも、
個人的にはかなり好き。

石と風、と欠けた月

石と風、と小さな空

の「、」の使い方は絶妙だ。
ぞくっと来た。

まさるが詩に込める意図がなんであれ、俺は、俺がいいって思うものには
反応するよ。記憶にも残るしね。

そうそう、あの詩も好きだね。
なんだったかなー?

意味のないものに価値を!!
意味のないものに価値を!!
意味のないものに価値を!!価値を!!

ってやつ。あれも力強くて記憶に残るよ!
でわ。
393nishi:01/11/19 00:20
今、calmの「shadow of the earth」に収録されている
「sitting on the earth」(9曲目です)を聴いてます。
この曲って、底抜けな感じでループしている。
calmでは一番好きな曲だね。
酔っ払った頭で考えてみると、このcalmの音は、
まさるの『最果ての地で』の詩で使われる「、」と
つながるものがある。
まー、あくまで個人的な酔っ払いの頭での印象で申し訳ないのだが。
394久しぶり:01/11/19 13:58
貧弱な 派手な仮面も もぎとられ
    荒波に舞う 骨無しくらげ 東尋坊
          黒岩に だらだらと へばりつき
               情けなさ まるでそれは 己の詩想
                    そんなこんなで 食べるイカの丸焼きは うまい
395☆はらだ☆ ◆Tyoe2BOE :01/11/19 20:37
・・・・。誰か煙草もってないの?
禁煙に失敗しちゃった。3ヶ月吸わなかったよ。
まぁ、3ヵ月前の話だけどね。
健全過ぎるのも色気がないのかもね。
じゃあ、まず<382へ
あんたは誰だ?そしてその記憶は正しいのかな?
またのご来店をお待ちしております。今度はコテハンでよろしく。
<383のyukiへ
朝から元気だね。うれしいよ。徹夜で飲んでたのかい?
yukiの詩作はほとんどライヴだよね。俺はそれが少し
損した気分にさせられる。悪いわけじゃなくて不完全
過ぎる形で表現されても、読み手としては困るんだな。
完成に近づける努力はして欲しいと思う。それが結構
大切な気がするんだけどね。詩的な言語で戯れるのは
いいけど、馴れ合いは困る。悪いけど。
次は風呂の後ね。
396☆はらだ☆ ◆Tyoe2BOE :01/11/19 21:58
いい風呂だったから続き。
<386へ
違うよ。
<390へ
yukiに毒されて関西弁な訳じゃないよ。
<388-393のnishiへ
K、ようこそ。酔ってたんだね。
酒飲み大歓迎だよ。しかし私用は今回限りね。
<391に関しては俺は言語を持たない。けれど
いつもいい情報をありがとう。ただひとつ云え
ることは、真実は9月11日のあの「瞬間」だけ
だよね。その後はいつものパターンだよ。人間
は変わんないね。ぬあああ!!こんなダウナァ
な話題はさておき、
詩の感想ほんとにありがとう。そんな風に読ん
でてくれたんだね。やっぱ、詩を書かない人に
読んでもらえるのが詩の本望かもな。
俺も『calm』でも聞いてマッタリしたいもんだ
よ。3ヶ月前がうらやましいな。また禁煙してみ
ようかな。
<394へ
久しぶり。ってYなの?東尋坊って、日本海の
子宮みたいなとこでしょ?しかもきっと寒すぎ。
福井だよね。次は琵琶湖か?それとも京都か?
397K:01/11/19 22:31
K・・・か?よしKで行こう。
といっても俺は基本的に書き込まない。
ここを見るのも、ごくたまに、だ。
つれない感じだが、ここは俺が来る場所ではないのでね。
そういうことでよろしこ。
体には気をつけてね。おやすみ。
398おっとそうだった:01/11/20 10:09
「 ロシアのヒト 」

白人とは言わないな
だって透きとおってるんだよ
大きな氷の塊が
白じゃなくて
薄っすら水色に見えるのと
同じさ
動脈と静脈が動いているのが
よく分かる
この万年風邪をひいているような
この土地で
僕は初めて妖精を見たよ
僕は初めて黄色い肌が嫌に思えたよ

     *

はらだ しってるかい
透き通るくらい青白く ひんやりしながら熱くなってくる 感触を
それは この寒空の下でのみ わかることなんだ

写真をとってあげて 「アリガト」と握手されただけなんだけどね。ははは
399☆はらだ☆ ◆Tyoe2BOE :01/11/23 19:27
四日ぶりこんばんわ。シシザ流星群は見た?
俺はひとつだけ見たよ。偶然。
ブルーベリィスコーンを齧りながら今宵も一寸
戯れようかな。

まずKへ
おやすみ。偶に覗いてくれるだけでもうれしいよ。
ここじゃお茶も出せないけど、持ち込みは自由なんで。

そしてYへ
ちょっとした事が、Yの不思議なフィルターを通して、
繊細過ぎず、鈍過ぎずといった感じで適度なバランス
を保っているのが最近の君の詩だね。安心して読ませ
てもらえる。詩もいいけど小説とかは興味ないの?
<はらだ しってるかい
<透き通るくらい青白く ひんやりしながら熱くなってくる 感触を
<それは この寒空の下でのみ わかることなんだ
なるほどね。わかるような、わからんような。ただ、体感温度は低い
わけだ。空と人間の差異、その境界線を感じたんだね、この寒空の下で。
素敵な瞬間だね。想像すると鳥肌がたちそうだな。ありがとう。
400☆はらだ☆ ◆Tyoe2BOE :01/11/23 19:32
そして、それはロシアの女性とYの差異でもあったわけだ。
すげえきれいな人だったのかな?もし男だったら減点5点。
よし、俺も久々に詩でも書こうかな。
401☆はらだ☆ ◆Tyoe2BOE :01/11/23 21:10
『ブルーベリィ・フィールズ・フォーエヴァ』

暖色にブルーベリィの葉が燃え始めると
おんなは冬支度を始める

雪虫が点舞する山のうえから
世界を見下ろすように見上げて
朝焼けが体温に愛撫された息を
はあと吐きかけて
大きな窓を愛撫している

ひとり愛さぬように
Blueberry Fields Forever

食卓のナスタチウムのあおい海には
幾つもの欠けた太陽が浮かび落ち
オレガノの雪と共に赤い闇に消える

一杯の熱いお茶を、注ぐ
熱いお茶を

ジャムを炊くおんなはしなやかに歩き、
枯れ木を集め火をおこすおとこは
煙草を呑んで白く濁った息を吐いている

冬が待っている
招かれた客が、あなたの料理を待つように

湖から吹く風の機関車がゴウゴウと
空に吸い込まれるように
太陽に背中を押されて
山の斜面を、ひかりの中を翔け昇る

ひとり愛さぬように
Blueberry Fields Forever
Blueberry Fields Forever・・・・

ひかりが闇に変わらぬうちに
ブルーベリィと
熱いお茶を、あなたに

おんなが微笑んでいる

             23.November.2001
402☆はらだ☆ ◆Tyoe2BOE :01/11/24 20:50
『お陰様』

空気が警告してくれるよ。
叱っている。「背筋を伸ばしなさい」って。
今日も偉そうな男に会って言葉を失いかけた。
俺には足りてないよ、あれ。
星が俺を刺すよ。からだを貫通する。

みんな、元気かな?
お陰様で。
俺は元気だよ。
お天道様で、元気だよ。

          24.November.2001
403☆はらだ☆ ◆Tyoe2BOE :01/11/24 20:51
寂しいので独りage。
404☆はらだ☆ ◆Tyoe2BOE :01/11/24 20:53
あっ。age忘れてた。しょぼん。
おまえあれだろ
じょうじだろ
うちだ
406☆はらだ☆ ◆Tyoe2BOE :01/11/25 21:13
こんばんみゃ。
<405の名無しさん@お腹いっぱい。 さん、
意味わかりませんよ。じょうじって何ですか?

俺には足りてへんねん、あれが。
そうか「情事」が足りてないのか!!
<405さん、ありがとう。
407はらだ将:01/11/26 22:38
『xxx』

君の温度が少しだけ変わったから
長くくちづけてみた

もっと触っていたいけど
もうこんなに触ってしまった

舌のうえを歩いてる
そのうえをもっともっと歩いて
そして何度も繰り返す・・・

xxx

溢れるものをのみ込んで
もっと歩いて
顔が見えなくなるまで

この指先で
この目で
この舌で
この心で、この温度で

この闇を歩いていよう

          26.November.2001
408はらだ将:01/11/26 22:39
おやすみなさい。
409Y:01/11/26 23:41
「 冬の夜の音楽隊 」

ひゅるるう
   ひゅるるうぅ
     ひゅるるるるぅぅ

      黒いコビトが口笛を

    ひゅるるう
       ひゅるるうぅ
         ひゅるるるるぅぅ

         とても上手に吹いてるよ

ばんばんばん
    かたかたかた
      ぱりぱりぱり

      黒い手のひらで

    ばんばんばん
         かたかたかた
              ぱりぱりぱり

         とても上手に拍手してるよ

ふああぁぁぁ

    なんだか眠たくなってきたよ

    おやすみなさい
    明日は早くおきなくちゃ
410はらだ将:01/11/29 21:43

Yへ

『冬の夜の音楽隊』・・・やられた。
いいね。すごく。しんぷるだ。愛だ。
いいね。いいよ。適当だ。絶妙だ。
死んでる。誰にでも書けそうで、誰
にも描けない、死人の詩。詩人の死。
・・・誉め過ぎた俺はペケポンだね。
411はらだ将:01/11/30 20:37
満ちそうで満たされない月がめっちゃ光ってる。
はふうう・・・素敵。君にも見えてるのかな?
今夜はベランダで10分過ごしちゃうか。ふふ。
おやすみなちゃい。
412はらだ将:01/12/01 20:21
妖しい匂い。月にひき寄せられて・・・。
413yuki ◆DIe/YuKI :01/12/01 20:54
おもろいもんが好きや
おもろいもんは ええ
おもろいもん見つけたら かまいたくなる
おもろいもんに ひきつけられる

「オチ無いんやったら言うな!」
周りはそんなん言うやつばっかりやった

普通の話したら おこられる
それが普通やった

よお考えてみたら無茶な話やで ほんま
また おもろいの見つけた
君や

だから 君が好きや
でも うちがひきつけられるのは

君の おもろさよりも
君自身にかも

------------------------------
コソッ(´o`)<スレ汚しで怒られるかな。
414はらだ将:01/12/02 22:06
うおう。びっくりした。
・・・これって?俺宛なの?yuki?
415はらだ将:01/12/02 23:04
『二十五行詩』

独り 禁じる愛の数だけ
茶褐色の髪(ブルネット)が 微かに触れる肩越し
流れる憂鬱と誘惑、
耀く指輪が 踊るソネット
瞳の泪涙(なみだ)を 蝕む悪意

寧ろ 黄陽な枯葉のヒトよ
苦悶する 美憐の水の精(ダブネ)よ
無口な老婆が 赤い小舟の上
青銀色の 髪を結い
湖(うみ)の肉胎を 礼讃してゐる

徐に 竪琴を奏でる音源と
数種の葡萄酒、
恋人達のハシッシュ
純白の包帯が そっと
耳を縁取り 包んでくれる

既に蕪雑な愛に病み
蒼穹(そら)に幾度も 夢を馳せ
奥歯を噛み砕くほどの ディレンマに
臓腑(はらわた)くねらせ 時計の色彩で
弓を握る ロジンの詩(うた)を

独り 禁じる愛の数だけ
茶褐色の髪(ブルネット)が 微かに触れる肩越し
流れる憂鬱と誘惑、
耀く指輪が 踊るソネット
瞳の泪涙(なみだ)を 蝕む悪意
416はらだ将:01/12/03 20:02
123レンチャンオメデトウ!!
417yuki ◆DIe/YuKI :01/12/03 20:26
「なんでやろ」

なんでやろ
こんな笑顔になれるんやろ
スキップしたくなるほど
ふうんわり心がかるい
鼓動が息をしてるみたいに
なんでやろ
>>416
それじゃ意味わからんだろう(w
↓↓詳しくは↓↓
http://pc.2ch.net/test/read.cgi/download/1006623839/l50
の668以降を参照。リンク間違ってないよな・・・・・・?
419はらだ将:01/12/06 20:02
<417 yuki
ええやん。重い荷物おろしたら、身体中で宇宙を
感じられるもの。

<418 弟へ
ホンマおめでとう。がんばれよ、親父。
420はらだ将:01/12/06 21:06
またひとり、とひとりぽつねむ。

幼稚なアンタがあの老紳士を抱きしめた夜、
老紳士はアンタにしがみつきはなはな震えた。

アンタが強く抱き締め返したのは
老紳士ではなく幼い日のアンタだつたのか、
年老いたアンタだつたのか、それとも
ふんどし一枚で掃除をしていたあの夜の
おアンタだつたのか、ただ確かなことは
抱きしめたものは、孤独だと云うこと。
誰も抱き締めることのない、即ち
誰もが容易に抱けるほどの小さな孤独、
脆弱で薄い氷の刃みたいな孤独。
白い綿に包んだ孤独。

アンタが熱いお茶を飲んでいた孤独。
421Y:01/12/06 21:52
S。↑は僕好みだ。
422Y:01/12/07 22:47

「 孤独を表すたった一行 その1 」

黒く寒い夜に、俺はだんだんと無意味な家具になる



追記:僕は星新一を尊敬している。
423Y:01/12/07 22:57
「 孤独を表すたった一行 その2 」

華やかな装飾と、愉快な音色達が僕を壁際へと押しやって行く



追記:僕は今、干し柿のおいしい家に泊めてもらっている
424Y:01/12/07 23:07
「 孤独を表すたった一行 その3 」

       かくか・・



追記:寝る
425Y:01/12/07 23:09



          俺ばっかりでスマソ


            
426yuki ◆DIe/YuKI :01/12/07 23:18
>>418
おめでとうごじゃいます。
狙ってたの?なんつったりして。
>>419
重い荷物

いっこ いっこ
少しずつ

ぽとん      っと下ろして

宙を舞う

ふうわり でんぐり返し

日本チャチャチャ

金メダル。
427はらだ将:01/12/08 20:49
走る。

<421-425のY
黒く寒い夜に、俺はだんだんと無意味な家具になる

華やかな装飾と、愉快な音色達が僕を壁際へと押しやって行く

巧いなあ、特に
『俺はだんだんと無意味な家具になる』なんてかなり素敵。
ひさしb離の来店あろがとう。

<yukiへ

宙舞う ふうわり 雪虫 手に

あのギタア弾きは
「涙の海で溺れて死んだ」と歌う

手からまた宙へ
飛んでyuki虫 宇宙を舞って
428yuki ◆DIe/YuKI :01/12/08 23:19
蛍になって

おしりが あか あか
きいろ あお

季節はずれの
蛍来い

ほーほー蛍来い

あっちの水はあまいぞ
こっちの水はしょっぱいぞ

ぼこぼこ弾む
海底に
蛍の光が流れ流れ

宇宙に溶け込む
 のかなぁ・・・
429はらだ将:01/12/10 21:53 ID:???
もう溶け込んでるんだよ。
君も俺も、みーんな。
430はらだ将:01/12/10 22:03 ID:???
『6本指のある男』

6本指のある男
  いつもポッケに手をかくし
 ごはんの時でも
  獣のように食※べるんだ
 6本指のある男
元気な子供を見れば
     容赦なく蹴り飛ばす
 6本指のある男
  夜になれば手を出して
  たった一本タバコを吸うんだ
 マッチの灯りは
ひどく醜い手を浮き出させ
  男は止まらぬ涙を流す

        『僕と君とあなた』より抜粋  
431はらだ将:01/12/10 22:26 ID:???
『ナウなヤングはダンスでゴーさ』

みんな、遊んでるか?
働いてるか?考えてるか?
悩んでるか?苦しいか?
楽しいか?生きてるのか?
祈ってるか?
願ってるか?
誰かを想ってるか?
好きか?嫌いか?
ペンを折るような手紙を
書いてるか?
しごいてるか?
気持ちいいか?
まだ、ほじくってるのか?
汗かいてるか?
走ってるか?
時計をみてるのか?
地図を持ってるか?
うまいもん喰ったか?
金遣ってるか?
イイ音楽聴いてるか?
受け入れてるか?
妥協してるか?
甘いか?
辛くないか?
飛んでるか?
遠くを見過ぎて足元を疎かに
してやしないか?
どうでもいいよな?
どうでもいいのか?
恥ずかしいか?
心地イイか?
眠いか?
遣り残したことはないか?
ちゃんと遊んだか?
許してやったか?
伝えたか?
動いたか?廻ったか?
深呼吸したか?
てめえの身体を労わってやったか?
てめえを愛したか?
ちゃんと愛したか?
だしてやったか?アレ。
誰かのために少し無理したか?
今、満足か?

踊ってるか?

俺は全然ダメ。
7点マイナス1点。
432詩の戦士:01/12/10 22:28 ID:OtBiNB7H
わからないなあ、全然意味不明。
だれかパソコンプレゼントしてちょうだい
433はらだ将:01/12/10 22:32 ID:FJbMbctM
いっしょに寝るか?寒いし。
434はらだ将:01/12/10 22:33 ID:FJbMbctM
俺もわかんねぇ。
435詩の戦士:01/12/10 22:33 ID:OtBiNB7H
俺さホモじゃないんだよなあ
436はらだ将:01/12/10 22:34 ID:FJbMbctM
お前にいったつもりじゃなかったんだ、
ごめんね。
437詩の戦士:01/12/10 22:34 ID:OtBiNB7H
まあ、独身だしゲラゲラ、いつもこの手を使う
438詩の戦士:01/12/10 22:35 ID:OtBiNB7H
別に良いよ、見てるの画面だし
439はらだ将:01/12/10 22:35 ID:FJbMbctM
そだね
440はらだ将:01/12/10 22:36 ID:FJbMbctM
ポエム書いてよ
441はらだ将:01/12/10 22:38 ID:FJbMbctM
おーい。詩の戦士よ、何処へ?
442はらだ将:01/12/10 22:39 ID:FJbMbctM
ちぇっ。暇つぶしかよ。
俺は寝ます。おやすみ。
443詩の戦士:01/12/10 22:41 ID:OtBiNB7H
そうだねえ、みんな幸福になってほしいなあ
俺もさ充実してないけど、まあ、どうでもいいや

夜空の星よ
俺を満天の星の中へ連れていってくれ
俺はこの世界が嫌だ
日本も嫌だし外国も嫌だ
地球のどこもかしこも嫌なところだらけだ
宇宙の惑星に行きたい
444藪鳩 ◆ZNnw4kZI :01/12/10 23:01 ID:???
>>430
はじめましてはらださん
やっぱりあなたはまさるさん?
君の詩集の「おめこ」ってやつ
すごい大好き
 ぬるぬれ つるう
  きもちよいのさ
すごい大好き
ねぇ?あなたは本人?
   所詮仮想空間
なんでもさらせばいいじゃない?
もしもはらだがまさるなら
あなたのおかげで詩なんてものに目覚めたんだしさ、、
445黒瓜:01/12/11 02:53 ID:kAv91Szr
 立体交差

暗い道がある
そこを通る道がある
その上にも道がある
その隣りにも、
横切る道も

水母が死んでいる
風が止んでいる
蜜柑が錆びている
時間が落ちている

斜めに横切っていく旅人は
全てを見ながら
全てを見捨てる
旅人は道と共に消える
空気と共に消える
悪夢を連れて消える
446万死:01/12/11 02:57 ID:fmJpcthL
>>445
分かり易く且つダークな詩だ・・
惚れそう(爆死
447万死:01/12/11 03:00 ID:fmJpcthL
>>445
やべェ。読めば読むほど引き込まれる。
ド素人の俺にとって、あんたは神だ!
448黒瓜:01/12/11 03:21 ID:kAv91Szr
>>447
俺を神なんて呼ぶようじゃ甘いよ。
ネットにはもっと良い詩が公開されたりしてるから、探してみなよ。

げ、IDだ。
449万死:01/12/11 04:13 ID:???
裂けた瞳から見える今日の空は

今君の心とリンクしている

寸分の間も許さない色彩が

私を見てと訴えているようだね

たぶん君と俺の見る空は同じ

だから心の色も同じに見えるのさ
450yuki ◆DIe/YuKI :01/12/11 19:44 ID:???
口は閉じる
心ちょっと切り捨てて・・

もう悪口さえも
出す勇気なんてない

言いたくなったら
外でも眺める

子供のままの
私の負け

目をぶっておく

--------------------------
はらださん。
インドに行ったことあるんですか?
旅行好きの友達から
ナムフンダリキャソタラン(?)
って、聞いたことある。
サンスグリット語かな?
451yuki ◆DIe/YuKI :01/12/11 19:47 ID:???
>>450
目をふっておく⇒目をつぶっておく

相変わらず、ライブです。m(__)m
伝えたいことを
ストレートに伝えることは
おもしろくないことですよね。

どうやって、ひねったり
どんなふうに、感情いれれるんだろう。

ペーパードライバーと、一緒だから
わかんない。。。
452yuki ◆DIe/YuKI :01/12/11 19:49 ID:???
>>451
1行目
またまちごーてた。(゚д゚)ウツー スマソ
453はらだ将:01/12/11 19:52 ID:1WvRRNF0
<443の詩の戦士へ

夜空の星よ
俺を満天の星の中へ連れていってくれ
俺はこの世界が嫌だ
日本も嫌だし外国も嫌だ
地球のどこもかしこも嫌なところだらけだ
宇宙の惑星に行きたい

そしてそんな俺が一番嫌だ

でしょ?

<444の藪鳩 ◆ZNnw4kZI へ
はじめまして。そしてありがとう。
こんなところで
あの本の読者に出会うなんて、
正直うれしいよ。
また、暇があったら何か
書き込んでおいてよ。
君の詩も読んでみたいしさ。
このスレは全部読んでくれたの?
よかったっら返事下さい。

<445以降はまた後で。
454はらだ将:01/12/11 19:55 ID:1WvRRNF0
あれ?
yukiだ。こんばんわ。
今日はこれから出掛けるんだ。
また、後で返事を書いておくよ。
じゃあね。
455はらだ将:01/12/12 02:14 ID:oZb3Ai/V
こんばんま。まず、
<445の黒瓜さんの詩
普通によく出来てると思います。きれいにまとまってるし。
正し、全体的にぼーんやりとしていて、質のイイ工場でつ
くられた、可もなく不可もない、ちょっと高価なおいしい
お菓子みたい。内容はダーク風だけど、きっと本人は、い
たって正統派ですよね。飽きられないけど、みる人がみた
ら、「ふ〜ん」って感じじゃないかな。<446の万死くんは
かなり感動しまくってるみたいだから、良かったじゃない
ですか。人を感動させるなんてスゴイことですよ。言葉遣
いも詩人風で良質ですもん。黒瓜さん自身が詩人かどうか
は別として。でももっと黒瓜さんにしか書けない詩が書け
ると思うんですが、黒瓜改め白瓜とかにして。なんちって。
456はらだ将:01/12/12 02:30 ID:???
<450、yukiへ
詩∩レスありがとう。
 はらださん。
 インドに行ったことあるんですか?
A.というか、俺インド人とのハーフやで。
 旅行好きの友達から
 ナムフンダリキャソタラン(?)
 って、聞いたことある。
 サンスグリット語かな?
A.いや、これはベンガル語です。
意味は「僕は、君に胸キュン。」
457はらだ将:01/12/12 02:36 ID:???
続き。
 伝えたいことを
 ストレートに伝えることは
 おもしろくないことですよね。
A.それが基本です。ひねる必要はない、
といえばない。
 どうやって、ひねったり
 どんなふうに、感情いれれるんだろう
A.yukiの詩は十分、感情入ってやん。
ひねる必要があると思ったらひねればえ
えし、そうじゃなかったら、ひねる必要
ないやん。どう?
458はらだ将:01/12/12 02:42 ID:???
ひねり方の基本としては、
「くりっ」っと廻す感じかな。
459黒瓜:01/12/12 03:17 ID:???
>>455
はらださん、ありがとう。概ねその通りです
。あなたの目はなかなか良いみたいですね。
そこまで評価できるならば、みる人がみたら
なんていう迂遠な物言いはやめましょうよ。
評価しているのはあなたなんだから。
あと、考え方の差があるみたいですね。でも、
その差ってのは優劣の問題じゃないから何も
言うまい。ただ、詩には色々な書き方がある
から、そこら辺の認識をもっと養うと良いと
思いますが。

だが、ちゃんとあの詩の意味が伝わったのだ
ろうか、そこは気になる。何故か、俺の詩は
分かりづらいらしいからね。良かったらばレ
スをもう一度お願いします。

「詩を書いて感想をもらおう」とスレを間違
えたかいがあった(w

ちなみに俺はいわゆる詩人っていうのじゃな
いよ。
460はらだ将:01/12/12 10:54 ID:???
<459の黒瓜さんへ
レスありがとうございます。なるほどね。
確かに僕は、偏った読み方しか出来てないみたいですね。
もっともっと色んな詩を知らなくちゃって最近思うよう
になってきたもの。
それであの詩についてなんですけど、やっぱりかなり簡
略化されてて読解するには難しいと感じます。
ちょっと今から、車のタイヤを交換してから、車検に持
ってゆくので、その後もう一度読んでみます。ではまた。
461はらだ将:01/12/12 18:08 ID:oZb3Ai/V
じゃあ俺なりに読んでみるね。

 立体交差

暗い道がある
そこを通る道がある
その上にも道がある
その隣りにも、
横切る道も

→まず、この一連。映像が浮かばないのが苦しい。しかし
 この後の二連、三連ともに視覚的な表現がされていないの
 で、この一連も視覚的でないことがスムーズな気もするが
 「道」を表現する形容詞が、普通に視覚的な形容(暗い、
 横切るなど)なので、全体としてのバランスが失われてし
 まい読者は不安になる。作者が意図したとすれば、これは
 タチが悪いなぁとか思ってしまいます。いいんですけど。
 「その隣にも、/横切る道も」の「も」の音使いが不快な
 感じがするのも・・・ねえ。やっぱり黒いなぁ。

水母が死んでいる
風が止んでいる
蜜柑が錆びている
時間が落ちている

→続く二連。まず申し訳ないですが「水母」という単語を
俺は知らないです。この時点で正確な批評はできませんが
一応、続けておきます。ここでは更に停止、若しくはマイ
ナスイメエジを強調する表現が続き、更に視覚化され難く
なると同時に二連最終行の「時間が落ちている」という言
葉にまんまと騙される事になる。

斜めに横切っていく旅人は
全てを見ながら
全てを見捨てる
旅人は道と共に消える
空気と共に消える
悪夢を連れて消える

この最終連が一番いやらしい。ここで最初で最後の登場人物、
「旅人(=読者=作者=詩人)」が登場し、あっさり過ぎるほど
あっさりと全てを消してゆく。マザー・テレサの言葉を借りて
言えば誰もが持っている愛の裏返しとしての無関心さ、その悪
意、またそれをもっとも自覚しているであろう詩人に対する警
告でもあり、啓発的で挑発的な言葉ともとれる。まぁココら辺
は多少、俺の多分な曲解かも知れないが、最後の行に書かれた
「悪夢を連れて消える」という終わり方がいやらし過ぎると思
われます。なんかこれ以上は解説したくないので。
先日、ジョン・虎ボルタが出てる『ソード・フィッシュ』って
映画を何となく観たんだけど、あなたの詩の読後感と映画を観
終わった感じが似ていました。人って切ないなぁ。
462はらだ将:01/12/12 18:14 ID:oZb3Ai/V
はぁ、疲れた。
463yuki ◆DIe/YuKI :01/12/12 20:06 ID:???
>>456
ベンガル語なんて、初めて聞いた。
>「僕は、君に胸キュン。」
ええ響きやと思いました。(笑)
>>457-458
感情モロ出しで、かっこよくない。
みんなみたいに、書きたいなぁ〜と思う。
「くりっ」とが、難しいねんな〜。

原田さんの、詩集ネットで注文しようとしたら
4週間かかるみたいやから、近くの書店にしよう。
464yuki ◆DIe/YuKI :01/12/12 20:08 ID:???
「冬花」

ひとり
さみしかろう
木枯らし吹けば
寒かろう

冬花
摘んで挿しましょう
お部屋の窓辺は
あたたかい

冬花
けれども
死にました
種も残せず
春またず

冬花
きっと空の上
生まれ変わるよ
春の陽に
なかまをやさしく
守るため   
465yuki ◆DIe/YuKI :01/12/12 20:17 ID:???
>>462
「はぁ、疲れた。」

口から出る
合言葉のような

棚からぼた餅
棚からぼた餅

ほんま おおきに〜

公休は
シュレッターをくぐり
木端微塵に
宙に舞い散る

消えないで・・・

餅とシュレッター
選ぶに選べん
果かなさは

前髪を切るような
バサバサとした音

嬉しいような
恥ずかしいような

「はぁ、疲れた。」
466はらだ将:01/12/12 21:02 ID:???
<463-465 yukiへ
レスありがとう。本も買ってくれんの?高いやろ?
でも正直うれしいヮ。ホンマありがとう。
『冬花』ええな。すごい女性的な優しさを感じる詩やヮ。
あったまらせてもうた。
『はぁ、疲れた。』も好きやで。でもやっぱり
女の人の描く詩は男のオレの理解を超えてて、単純に
楽しめるから好きやヮ。ヘタな言葉がいらんもんね。
467黒瓜:01/12/12 22:09 ID:???
>>461
 ありがとうございます。やはり巧く伝わっ
ていない部分が多いようです。私としては、
孤独感の中にある悪夢の分散のようなものを
感じさせられればと思ったのですが、それは
実現していないようです。
 そんなわけで、解説をしに来ました。
 一連の“道”は人の歩んでいる道、いわゆ
る人生って奴ですか、そういうもので、これ
が題名に結びついています。
 二連は三連の旅人の視覚描写で、そんな道
々に見えるものです。水母はくらげです。風
や時間も視覚描写の対象であることで、一連
の道が特殊なものであることを暗に示したり
しています。
 三連は二連までを受け、都市社会での孤独
感を加えています。全てを見捨てながら、悪
夢を連れて行かざるを得ない旅人の悲哀を感
じて欲しかったのです。
 いやあ、俺もまだまだ甘いなあ。

 皆さん、お騒がせしました。たまには私も
感想を書かせてもらおうと思います。怒っち
ゃいやよ。
468黒瓜:01/12/12 23:10 ID:???
>>467
悪夢の分散→悪夢の増殖
の方が近いので変更。
469yuki ◆DIe/YuKI :01/12/13 07:49 ID:???
>>466
今日、書店に行けたらええな〜。
営業は、時間あってないようなものだから・・・

詩集買うのは、初めてなん。
原田さんのが、第一号。わくわくだ。

女は単純で、愛嬌あったら、ええと思います。
470yuki ◆DIe/YuKI :01/12/13 07:56 ID:???
恋が始まる 十三夜。

恋におぼれる 十五夜。

不安を感じる 十六夜。

あなたを想う 立待ち月。

考えあぐねて 居待ち月。

潔(いさぎよ)くあれ 寝待ち月。
471名前はいらない:01/12/13 18:21 ID:AmBobkrv
泡が
無数の泡が
現れて
浮かんで 消える

過ぎた時間に
変化した思い出の
堕胎した言葉の
それを想う時間も

泡になって
無数の泡になって
沈んでいく身体から
現れて
浮かんで 消える

現る
浮かぶ
消える

現る
浮かぶ
消える

泡と
最後の泡と
一緒に浮かび
身体はようやく呼吸する
472はらだ将:01/12/13 19:21 ID:???
<467の黒瓜さんへ
ありがとう。なるほどね。
そう読むとホントにかなりタイトな詩ですね。
ストイックだなぁ。感心しますよ。
やっぱりあなたの云うように、考え方の差と
いうか詩に対するスタンスが全然違うんです
よね。詩の意味が伝わったかどうか、なんて
俺は気にならないもの。読んだ人が、三日後
でも、三ヶ月後でも、三十年後でも、三分後
でも、はたまた三秒前にでもシンクロしてた
り、「なるほどね、あの詩はそんな意味があ
ったのか」って思ってもらえたら本望ですよ、
俺の場合。「正確な理解」なんてどこにもな
いでしょ?求め過ぎても、最後は自分が与え
過ぎだとかって傲慢を増幅させるだけだもの。
ある詩を読んだ瞬間に、その全てが理解出来
る幸福なんて、しょっちゅうあってもつまん
ないと思うし、詩に色んな書き方がある以上、
同じように詩は色んな読まれ方をするんだと
思われます。書き手が自由ならば、読み方も
読み手の自由じゃないのかな?あなたが意味
付けする理由が、読み手の自由を制限してる
んだと思われます。これはいろんな事にも当
てはまるんだけどね。
473はらだ将:01/12/13 20:20 ID:???
飯喰って腹いっぱいだ。そんで続き。
でも、やっぱキレイ過ぎて俺には怖い詩です。
書き手がその詩を書いてる瞬間に自分に追い
込みをかけてると、詩にもそれが出てくるし、
それが過剰だと読み手も追い込まれるものね。
今の俺は現実に追い込まれてるから、それが
イヤなんだと思います。ただそれだけかな。

<469
yukiごめんな。本屋さんじゃあんまし手に入らへんかも。
古いうえに、マイナーやし。しょぼん。
かなり素敵な詩画集やと俺は思ってるねんけど。18から
20歳くらいまでに書いてた詩です。
474はらだ将:01/12/13 20:33 ID:???
<470、<471の2つの詩に返詩

月の下 浮かぶ小舟で 恥ずかしそうに呼吸する ふたり
475黒瓜:01/12/13 20:50 ID:???
>>472
その通りですね。私も、正確な理解を求め
ているわけではありませんよ。理想として
は完全な理解を求めたいのですが、それは
不可能ですしね。それに、本当は解説をす
べきじゃないのも知っている。それは枷で
しかないからね。スタンスの違いはあると
しても、あなたはやはり詩人のようだ。俺
はあまちゃん……。

>>473
俺も欲しい。はらださんの詩集。でも、見
たこと無いなあ。欲しいなあ。出版社が分
かれば見つけられるのになあ。問題がなか
ったら名前のヒントを下さい。取り敢えず
詩の出版社の有名どころは大体知ってます
ので。
476yuki ◆DIe/YuKI :01/12/13 21:08 ID:???
>>473
原田さん、営業中本屋に寄れたねん。
で、注文してきたねん。
3週間かかるって、ほんで携帯に電話入ったら
取りに行ってきます。わくわく。
去年インドに行ってきはったということは
ゲイに襲われたのも、去年?(笑)
なんで知ってるんやろ?ネットってスゴイね。(笑)

>>474
 私の中に残る

  私の悪戯書き

   甘美という名の

    らいんを

     私は辿り

      辿り続け

       気がつけば

        ひとりぼっち

         しくしく
477yuki ◆DIe/YuKI :01/12/13 21:40 ID:???
>>466
追伸、1400円やったら買えます(笑)
478はらだ将:01/12/13 22:31 ID:???
<475 黒瓜さん
>>369 周辺のレスとかにヒントがあります。
俺の名前で検索しても出て来るかもしれません。
ほんとに買ってくれるんですか?
うれしいような、恥ずかしいような。

<476 yukiへ
ホンマ凄いなぁ、ネットって。そして怖過ぎる。
どこまで伝わってんにゃろう?ちょっと自主規制しなきゃ
いけないのかな。・・・はぁぁぁ。しょんぼりしょぼん。
・・・・反省します。
そや、『姦し』はじめて観てきました。かなりyukiのこと
尊敬する。めっちゃがんばってるね。
479黒瓜:01/12/14 00:21 ID:???
>>478
数秒で分かってしまいました。
明日、書店巡りするんで、ちょっと探してみます。
版元が版元だからないだろうけれど。
注文はあまり好きじゃないので奇跡的に棚にあることを祈る。
タイトルからすると残念ながら私の守備範囲外。


 街にて

歩いているといつも
筧がそこにある
すうっと冷たく
背筋がふるえる

振りかえると
何もなく
体温は静かに
戻る

歩いているといつも
橋がそこにある
耳鳴りがして
頭がふるえる

見下ろすと
足もなく
身体は段々に
溶ける


 即興。
480黒瓜:01/12/14 01:20 ID:???
>>430
マイノリティーの孤独。
あるいは持てるものの孤独。
そして、暖かさを自ら避けざるを得ぬ孤独。
これはすごい。

実は守備範囲内かも……。
どうしようかな。注文しようかなあ……。
481はらだ将:01/12/14 19:59 ID:???
<480 黒瓜さんへ
迷ってるならやめた方がいいですよ。迷いは鈍い。
買ってもらって、損したとか思われたくないもの。
されど1400円です。もう少し熟考してからでもい
いでしょう。不勉強で稚拙な十代の詩ですよ。僕
にしてみれば取り戻せない貴重な時間だったのか、
取り返しのつかない軽薄な行動だったのか、判断
出来ないけど。
482yuki ◆DIe/YuKI :01/12/14 20:09 ID:???
>>478
ちょいと検索しただけです。
心配ご無用(笑)
しょんぼりしないで下さいネ。

尊敬なんて言葉、恥ずかしすぎます。
こんな感じで、いつもスレ終らせて
ワンパターン化してきたり。
・・・・・反省してます。


こんな時間に
きみと二人きり
胸を切り裂くような空気に
君の 暖かく
柔らかな想いを浮かべて

今日は、冷えますね。よって夕食は、鍋。
483yuki ◆DIe/YuKI :01/12/14 20:10 ID:???
>>482
あ、はらださん、別のBBSでのレス見ました。
484黒瓜:01/12/14 21:03 ID:???
>>481
熟考します。
漸くこのスレを最初から読んでみた。色々あ
ったんだなあ。
で、質問がひとつ。>>270の詩で最後に
“・・・”を使ってますが、これはどうして
つけたんですか? 私は以前からこの・・・
を詩の最後の最後につけるのはどういう意味
があるのかと不思議に思っているんです。詩
集なんかを買ってもたまにそんな詩が入って
いたりしますが、何ででしょう? ・・・は
余韻を強める働きをしているみたいですけど
目に見えないはずの余韻を「余韻はここにあ
るのさ」という風に示して何の意味があるの
だろう。あるいは別の意味が?
485はらだ将:01/12/14 21:33 ID:???
<479 黒瓜さん
『街にて』即興詩、よいですね。リアル。
俺も即興。

『煙化』

陽に照らされた窓越しにはちらりほらり初雪
凍えそうな手で流水の中の枯葉達を拾い、
ひと仕事を終えて熱い珈琲を飲んだ
他愛もない幸福と、今

そんなほんの少しの偉大なる孤独を
ふたりはひとり愛した

誰かのうえで揺れる煙りみたいな白さで
486はらだ将:01/12/14 21:55 ID:???
<484 黒瓜さん
スレ読んでくれてありがとう。ぺこり。
 >>270の詩で最後に“・・・”を使ってますが、これは
 どうしてつけたんですか?
僕は感覚的に詩を描いてるから、うまく説明できないけど
あのときの『・・・』は余韻とかじゃなくて輪廻みたいな、
詩人が詩を描きたいって云う性癖のあらわれじゃないかと。
永遠にルフランされる『ウタ』を『ウタウ』行為。終わり
なき終わり。みたいな。自作の解説は恥ずかしい(汗)。
487黒瓜:01/12/15 00:08 ID:???
>>485
わからん。珈琲の煙の中に消化されていく幸
福であろうか? 私にはわからん。

>>486
なるほど。うーん。でも、私はそれを何か記
号で誤魔化しているような感じで受け止めて
しまうなあ。まあ、意見の相違はよくあるこ
と。
488はらだ将:01/12/15 21:41 ID:???
>>487
うえにノッテ煙草吸いますか?
これはかなり略しました。すんまへん。
それと『・・・』は確かに誤魔化しでもあります。ハイ。
偶には誤魔化す人生もないと人間離れしちゃうから。
あの詩も即興だったので・・・つまりは、適当かな?と。
もちろん、可もなく不可もなくといったニュアンスで。
489yuki ◆DIe/YuKI :01/12/15 21:53 ID:???
サンタに用はないい
と言われた
二人は
赤い へんてこりんな服なんて
着たくないから
わざと はずす
前に3日
後ろに3日
妙なバランスが
心地よく
白い 白い雪だけが
祝福のケーキに
変身して
そのうち
門松もやってくるヨ
490はらだ将:01/12/15 22:03 ID:???
<489
ふふふ。なるへそ。
赤い苺はもう食べちゃった。
サンタの忘れものと、
落としもののぼくら。
491はらだ将:01/12/15 22:06 ID:???
あっ、忘れもの。
492はらだ将:01/12/15 22:09 ID:???
今夜は早寝です。おやすみなさい。
493yuki ◆DIe/YuKI :01/12/15 22:16 ID:???
私と君の距離が100kmあっても
一緒にいられると思いたがるのは
その距離が5cmで
遠く離れていると思うのとは
また少し違う

せつなのひみつ

>>490-492
おやすみなさい〜!
私も、そろそろ電波切レ(笑)
494はらだ将:01/12/16 20:50 ID:???
よし、風呂はいる前にひとかき。

いきなりで申し訳ないが、そうそう、これ。
>>476
 ゲイに襲われたのも、去年?(笑)
って書くと誤解が生じちゃう。これは少し間違ってる。
インドに行く前に被害妄想的に襲われかけた。(・・・意味不明やね)
だから2年前になる。
ちゃんと訂正しとかなきゃ見る人が見たら変な誤解されちゃうし、
一応訂正しときます。
495はらだ将:01/12/16 21:38 ID:???
<493
いま、かこに怯えるよりも
いま、みらいを憂うよりも

いま、このせつながぴかり
そう、ぴかりかがやき笑う

観覧車のなかで
496黒瓜:01/12/16 21:52 ID:???
 晩鐘

われる皿を自ら選んで
詰め込んだ心に
なりひびく
薄ら寒い縁側でひとり
土埃に泣く
497yuki ◆DIe/YuKI :01/12/16 22:04 ID:???
>>494
了解。と言っても、意味不明が残るけど(笑)

>>495
自分らしく
自分らしく
がテーマに
生きている

今までも そう
これからも そう

大きな花の輪に
ゆっくり揺られて
上になったり
下になったり

何周も 何周も
くり返し くり返す

自分らしく
自分らしく
498Y:01/12/17 12:30 ID:???


「 季節はずれ 」

独りで話すから聞いてくれ

日本海側は凄く寒い
芯から冷える
たまたまあの日
晴れたから
公園にいったんだ

ぼーっとね ピース吹かしながら
ずーっとね ポケットに手をつっこんで

そしたらさ
元気な兄弟がいてね
半ズボンだったのさ
腕なんてブンブン振りまわして
すべり台やらブランコやら飛びまわって

一瞬 夏かと思ったよ
くしゅん うーさびいぃ

そのうちガキんちょ見てたらね
俺も熱くなっちゃってさ
ヨーシ やったるかぁ
なーんて思ったのさ
仕事 旅 恋愛 人生 いろいろ

よーし いっちょやったるぜ
ぽーい とピースを放り投げ

そしたらいきなり冷たい風が
びゅー っと吹いてきてさ
俺は思わず身構えて
熱さも忘れ震えちゃったのさ
あー さびい

ふと ガキんちょ達を見たらさ
あれ いつの間にかカアチャンいてさ
あら 長ズボンはかせてんのさ
はは カアチャン怒ってるよ
ふう

独りで話すから聞いてくれ

俺は今日からちょっとだけ薄着をする


くしゅん
499Y:01/12/17 12:33 ID:???
やぁー この時期の温泉ってたまりませんねぇ S。
500はらだ将:01/12/17 20:12 ID:???
<496 黒瓜さん
何故かとっても日本的な終わり。

<497 yuki
まだ廻り続けていたいのか
もう廻り続ける必要はないのか
廻されるのか、廻るのか
廻らないのか、廻って欲しいのか
ずっとずっと廻り続けるのなら
僕は逆走してまたゼロへ

<498-499 Y
やぁ。ひさしぶり。相変わらずだねY。
Yの詩はホント好きです。いいなぁ。
イイ空気感をありがちょ。
今年の冬はまだ俺は温泉に入ってないです。
501yuki ◆DIe/YuKI :01/12/17 21:55 ID:???
「クレヨン」

子供のころは12色だけで表現できた。
伝わった。
大人になると 妙な手練手管。
だからこそ
単色のひとことが心に響く。
12色クレヨン「みずいろ」の色そのまんま。
502はらだ将:01/12/19 00:42 ID:???
『あふれでるなみだ』

焦茶色の温かい木目のテエブルのうえ 浮く、
白金(プラチナ)のまあるいフレエムに接吻て
ひと口ずつ零す 熱い珈琲の赤い縁取り、その
表層で真っ白なライオンがおどる
黄金のしなやかなスプンのなか 映る、
逆さの笑顔のきみも 風と花弁を 時計と
ときめきを、日と人々を数えたんだね

ふ、と思い出してみる・・・・

     *

磨り玻璃の交叉点 敷き詰められた
黒髪と独白と虹色の風、それらが美し過ぎて
息を殺したとき、そのとき

そのほんの瞬きの濡れる路上の信号待ちの
ありきたりの風景の街路樹の街の最果ての
川の海の山の向こうの空の彼方の地球のうらの
ぼくの手を握るきみのその気の抜けた声も
老人の踵鳴るうたも自転車の車輪の軋みもブレエキも、
大きな母親を困らせる少女の、少年のダダも
恋人達を歌うスピイカアも目のまえのタクシイの
エンジン音も指示器のリズムもぼくの鼓動も
その全てのこの世界の奏でるポリフオニイが
消えることなく消えかけそのクウキを


う、と吸い込むと
歩行者信号が赤から青に変わり、霧雨の
薄い白濁の水溶液のなかの横断歩道のうえで
星の花の人の大地の宇宙のきみのこころの声が
光の滝となってぼくを打ちのめし
水溶性のぼくのぼくとぼくを掻き混ぜ
あふれでる、それだけの涙に変えた



モ、                ナイ
無色無臭のその透明の涙が山の湧水のように
この干からびかけた肉胎の泉であることを知った
雲に雨に川に滝に海に、そしてぼくに還る
その循環にまた涙し、絶望・・・死・・・

      *

この一杯の珈琲も、グラスの水も
きみの ぼくの 誰かの 涙だ 涙なんだと

  31.October.2001
503黒瓜:01/12/19 04:53 ID:???
>>502
視覚的だが、すこしついて行きづらい。
詳しくは読めなかったから詳しくは書かない。
眠いし(W
504たまみん ◆cTamahxo :01/12/19 22:50 ID:???
温泉旅館のお珠です..
はらださんのスレゆっくり拝見させて頂きます..
505yuki ◆DIe/YuKI :01/12/20 20:50 ID:???

綿毛のような
柔らかな優しさ

太陽のような
暖かな微笑み

月のような
包み込む言葉

大空のような
博く博い大地は
今日も 木々を支える

揺らぐことなく
変わることなく

すべてを支える
大地に感謝し

明日を見て歩き出す
506はらだ将:01/12/20 21:29 ID:???
<504
お珠さん、いらつしやい!!
ゆつくりしてつてね。
<505
おう、歩き出す!!
♪歩こう〜歩こう〜わたしは元気ぃ〜
507yuki ◆DIe/YuKI :01/12/21 23:28 ID:???
「シロフクロウ」

もしも
彼が家で待っていてくれるなら
私は寄り道などせず
いそいそと家に帰るでしょう
白くてふわふわで
ミステリアスなそのたたずまい
私の理想のひとです。

シマフクロウ見たことありますか?
508yuki ◆DIe/YuKI :01/12/21 23:57 ID:???
>>507
あ、やってた。
「シロフクロウ」が「シマフクロウ」に変身!
そんなに呑んでないのになぁ・・・ガクーシ。。。
509はらだ将:01/12/22 21:23 ID:???
動物園かテレビか、兎に角みたことある!!・・・多分。
510yuki ◆DIe/YuKI :01/12/23 00:55 ID:???
原田さん、こんばんも。
ケーキのロウソクを見た、友達の子供が
「ママ、ゆきしゃんのケーキこわいよお!」だって(笑)
無理して、立ててくれなくてもヨカッタのに・・・状態(TT)

「灯り」

絵に描いたような
灯りが
ひとつ
ともってました

わたしまで
溶け込ませた
その灯りは
なに色になったのか

ひとつのかたまり
あったかかった

外はさむいのに
あったかかった
511藪鳩 ◆ZNnw4kZI :01/12/23 02:29 ID:???
やっと
全部読みました。
おれの詩に2点って酷い!おもた(w
そんで、実際詩人が二夜連続で訪れた
あの亜佳根さんの部屋
佐藤しんじの写真とウクレレ
名無しで書いたのも実は俺です、、
何を言いたいでもない
只書き込ませていただきました。
まぐれのような出会いに急かされ
512はらだ将:01/12/24 23:10 ID:???
あさって。
513yuki ◆DIe/YuKI :01/12/24 23:22 ID:???
>>512
あさって?ん?
(おやすみなさいZzzzz)
514はらだ将:01/12/25 22:10 ID:???
<511 藪鳩さん
<<おれの詩に2点って酷い!おもた(w
 どの詩?2点だったの?ごめんね、でも2点(笑)。
<<そんで、実際詩人が二夜連続で訪れた
<<あの亜佳根さんの部屋
<<佐藤しんじの写真とウクレレ
 亜佳根ちゃん!?ってあの亜佳根ちゃん???
 佐藤しんじって誰だっけ?ウクレレも
 よく憶えてないけど、亜佳根ちゃんは元気?
 ちゃんと学校行ってるんだろうな。
 もし話す機会があればよろしく言っといて下さい。
<<513 yuki
ごめんね、昨日はほんと疲れてて。
明後日ならちゃんと顔が出せます、って意味を
込めて必死の5文字。これじゃ伝わらんよね。
反省。だから今日やって参りました。
だけど、今日もここまで。(←どないやねん!!)
おやすみなさい。∩ありがとう!!!!!!
515yuki ◆DIe/YuKI :01/12/25 23:03 ID:???
わたしも今、帰宅です。
これから食事して、お風呂に入ったり。
もう大変です。ラストスパート!!
お疲れさまー♥
516はらだ将:01/12/26 21:02 ID:???
風呂風呂風呂風呂。
517yuki ◆DIe/YuKI :01/12/26 22:36 ID:???
赤い表紙
少し手あかがついた
馴染んできたようだ

少しもったいなくもあり
少しうれしいような
でんしゃの中

>おやすみなさーい
518はらだ将:01/12/26 23:00 ID:???
<503
黒瓜さん、ゴメン!!スレすんの忘れてた。
ってもうすでに遅いか。またROMしてたら
顔出してくだしゃい。ぺこり。
<517
おーやすみ。

Yよ、何処へ?
519黒瓜:01/12/27 04:13 ID:???
別に良いですよ。
最近ひまでないの。
やる気もないし。
一応隔日くらいで見てますよ(w

そうそう、ききたかったことがあるの。
はらださんは入沢康夫とかはどう思ってるんです?
あんなのは詩じゃないとかって思いますか?
520はらだ将:01/12/27 20:46 ID:???
<591 黒瓜さん
『キラキラヒカル』くらいしか知りまへん。
俺って詩人にはあんまり興味なかったから。
でもちょっとこれを機に読んでみますね、
今は読書に費やす時間がとり難いから・・しょぼん。
<517
青も黄色もあるやろ?あの絵本。

飛ばしておくれ、電書鳩!!
521はらだ将:01/12/27 20:49 ID:???
あら。sageたつもりが『s』違い!?
522七氏:01/12/27 21:07 ID:xN9Z4EP0
523はらだ将:01/12/27 21:57 ID:???
<522 七氏
ありがとう。わかってるよ。
でもやっちゃったもんはちゃんとやめないとね。
524yuki ◆DIe/YuKI :01/12/27 22:24 ID:???
>>520
青色には、手を触れずにしてる。
赤色に飽きたら、黄色に交代してもらう予定(笑)
>>522
 |    
 |∧ ∧  
 | ゚ x ゚*ミ  ハッ! ドキッ! ワタシモナー!!(ミニオボエアリ...
 と ノ    
 |′
525はらだ将:01/12/29 01:23 ID:???
俺に。
526yuki ◆DIe/YuKI :01/12/29 09:35 ID:???
おはようございます。

ラーメンズルズル
ゴクッ
ズハー
527(=゚ω゚)ノぃょぅ ◆RJTXcpFI :01/12/29 17:48 ID:???
レス増えてるなぁ・・・
昨日はオメデd♪
んじゃねん♪
528(=゚ω゚)ノぃょぅ ◆RJTXcpFI :01/12/29 17:48 ID:???
ごめん、あげちゃった・・・・・
529はらだ将:01/12/29 19:12 ID:???
<524、526 yuki
おふぁよう。
『姦し』&『仕事』お疲れさん。少し羽根が伸ばせるね。
<527-528 アフォウ
souka?増えてへんやん。金暮れ。

さて、メシ喰うか。
530はらだ将:01/12/29 21:40 ID:???

『二重韻詩』

橙星(とうせい)のアルクトゥルスが     後生の砂漠詩人が
O(オー)の色、蝋の海            否(ノン)の嘘、脳の蛆
愈々 護岸石(テトラポッド)を灯し     愈々 花崗岩を崩し
U(ユー)の血族、              自由の耄碌、
その海賊たちは              その傍若無人は
南風に煽られる背徳の           青息吐息に煙る快楽の
ほのおを囲い               女神(ミューズ)を誘い           
星屑の鏤められた天球を          蟲※(むしけら)の切刻まれた変貌を
又、A(アー)の※氣(エーテル)を       又、あの呻声を
『永遠たれ!』              『糞ったれ!』
と                    と
E(ウー)の夢、I(イー)の情欲         宵の月、恋の病弱
その真ん中で               その真ん中で
死韻に                  キ印に
祈りを捧げ続けた             痰唾を吐いてやった
531はらだ将:01/12/29 21:55 ID:???
今宵も素敵な月を眺めて一服する。ニヤリ。

あの草臥れた安楽の地下世界も
光り輝く高き山の頂き、その神の地も
僕が住む場所じゃなかった

僕は今ここでうたう、無音の叫びを!!

打楽器を!!リズムを!!
月を!!足踏みを!!

狂ったように!!
532はらだ将:01/12/29 21:57 ID:???
『満たされない月と、坂道』

初老の男が一人、店のシャッターをおろす

夜風が首筋をすうう、と通り抜けて
この坂道を 取り残されるように
満たされない月の下を 歩いていく

腹がへるようなうたを どこかで憶えて
知らず知らず口ずさんでは
仕事で汚れたシャツの袖で 鼻水拭いた

お前に会えないこの時間が
胸を締め付けることにだけは
慣れてしまいたくはない、と思うよ

きみよ、その手の平で
そのツメタイ肌で
おれのかなしみを聴いてくれるかい?
きみのフルエル指先が おれの永遠なんだ

きみに「幸福」を感じさせるような
寝苦しい冷や汗に変わる嘘など
おれはつきたくはない、と思うよ

夜風が首筋をすうう、と通り抜けて
あの坂道を 取り残されるように
満たされない月の下を まだ歩いているよ

きみよ、その切なさで
そのアタタカイ絶望で
おれのよろこびを聴いてくれるかい?
きみのツキサス眼差しが おれの永遠だ

どれくらい
どれくらいおれは歩くんだろう
どれくらい夢を語るのだろう
どれくらい汗を流すんだろう
おれたちはどれくらい胸を焦がし
どれだけの人を傷つけるのだろう
きみが黙り込むたび
おれは傷ついてゆくのだから

だけど何度でも
何度でも何度でもおれは
夜風を胸にうけて この坂道を
歩き続けるだろう

初老の男が一人、坂道を歩いている

        30.October.2001
533はらだ将:01/12/29 21:58 ID:???
nico元気?
534はらだ将:01/12/29 21:59 ID:???
『キッチュ・ポエム・ウィルス』

吐き気のする太陽機械に
幾千のナイフで睨むスキゾフレニーに、
ぐっと憧れてる君はパラノイア

チョコの中で組み立てた
ラフ・アートのくちづけは
からからと渇いてゆくよ

もっと湿らせて
もっと空気を追い出して
もっともっと
かき混ぜて、もっと濡らして

あたためて
そのことばであたためて
その口の中であたためたことばで
やさしくなめて

吐き気のする独善偽善に
幾千のウィルスをトバスハッカーに、
共鳴する君は詩人

まん中を愛してくれ
きみのしたとてとあなで
とろとろの気怠さで
クロさで

       02.December.2001
535はらだ将:01/12/29 22:00 ID:???
All is calm.
536はらだ将:01/12/29 22:10 ID:???
『つれづれなる侭に』

毎日少しだけ不愉快な出来事がある。
とっても『些細な事』だから、ぼくは飲み込む。
毎日毎日飲み込んでいる。

言葉は料理されている。

ふと気が付くと身体が不調を訴える。
ぼくはこうして言葉を並べることでその毒を
気化させているつもりではいる。

しかし、その名も知らぬ料理機械のちょっと
した気まぐれで無意識のうちに毒をもられる。
食品添加物や防腐剤、イーストフードなんか
とよく似た、言葉の毒。

それをぼくは飲み込んでしまう。危険だな。
わかっちゃいるけどヤメラレナイのが人間な
らば、ぼくは人間になどなりたくはない、と
も言い切れない弱さを持ってる。

冷たい雨が降るベランダで、ぼくは煙草を吸
いながらそんな事を考えていた。

            21.October.2001
537はらだ将:01/12/29 22:12 ID:???
複写貼付。ニヤリ。
538名前はいらない:01/12/29 22:15 ID:VAuFyZPd
lunar calender 11/15
spring tide
the age of the moon:14.3
hight tide:18:07
sun-set:18:05
moon-rise:17:00
moon-set:05:57
539yuki ◆DIe/YuKI :01/12/30 01:09 ID:???
そうだ!
原田さんの、はっぴーばーすでいだった。
(=゚ω゚)ノめで鯛だ ぃょぅ!
540yuki ◆DIe/YuKI :01/12/30 01:18 ID:???
春ニナッタラ

ブルベリージャムを下さい

赤ワイン色した
瓶につまった たっぷりな
ブルーベリージャムを下さい

どんな顔して作ってるんだろう
電車のなかで ふふっと笑った

あなたの手でこねられた
ブルーベリーコーンを下さい

春ニナッタラ
541yuki ◆DIe/YuKI :01/12/30 02:09 ID:???
ブルベリー⇒ブルーベリー
ブルーベリーコーン⇒ブルーベリースコーン

やっぱり、300字以内の(?)を
書かないとダメみたい。しょぼ〜ん。
542璃猪 ◆VQuhhnCM :01/12/30 03:38 ID:???
ある固さの中で何かを感じること

全ての安らぎの中で幸せを感じること

感情の焔に一時の生命を投げ出すこと

原罪を知覚し言葉の中にそれを償うこと

白い空白を貴方の色で埋め尽くすこと

ループする日常を絶え間なく追い続けること

ひとときの空腹を血の味で満たすこと

私には耐え難いこと
543yuki ◆DIe/YuKI :01/12/30 18:58 ID:???
神様、本当にいるのなら
目を離さないで

人間の最期の悪あがきを見せてあげるから
人がいかに弱く儚く愚かな生き物であるかを
見せつけてあげる

そしてもう二度とこの世に生きる人々を
苦しめることだけはやめてください
544はらだ将:01/12/30 19:34 ID:???
<538
moon。さっき仕事帰りに見たのは
薄い闇に隠れた森の木々を優しく照らす
おぼろげなまあるい月と、
乱れるように降り始めた綿雪。沈む夕陽。
いま自分のたっている場所が
どこだかホントにわかんなかった。
<539-541
2日遅れ、しょぼん。でもありがたや。
その日はお別れ会で誰にも祝ってもらえなかった(苦笑)。
スコーン作りは、かなり楽しい!!
誤字脱字につき、300分以内で30字以内に変更。
<542 :璃猪さん
はじめまして?まず何て読むんですか?
「ルイ」さんですか?耐え難いですか?
<543
おう!かっこいい!
nicoの板あがってるね?nicoかな?
545yuki ◆DIe/YuKI :01/12/30 19:39 ID:???
お別れ会?スコーン作りはしなくなるの?
>nicoの詩、だんぜん素敵!ファンだもん。

「30字」
今日の月は眩しい
目が眩む
このままどこかに消えようか
なーんてね
546はらだ将:01/12/30 19:59 ID:???
<545
俺じゃないよ。だからスコーンは作る!!
今から飯。
547はらだ将:01/12/30 20:36 ID:???
<546の言葉足らずだ。ごめん。
>>俺じゃないよ。
 俺のお別れ会じゃないよ。に訂正。
548yuki ◆DIe/YuKI :01/12/30 22:27 ID:???
>>546-547
通じてたよ?(笑)
549yuki ◆DIe/YuKI :01/12/31 08:21 ID:???
かじかんだ手は
何時の空で起きているの?
今の朝はたぶん雪が積もり
運転なんか慎重で
観覧車見ながら走っているの?
私もいつも一緒
大学の体育館を見ながら
坂を下り
田圃の実(野菜)を見ながら
坂を下る

これから少し下り坂
見上げた空は笑った。
550はらだ将:02/01/01 00:01 ID:???
あけましておめでとうございます!!
551yuki ◆DIe/YuKI :02/01/01 00:06 ID:???
おかえり。
お疲れさま。
そして、おめでとうございます!
552はらだ将:02/01/01 00:47 ID:???

『この場所へ!』

満ち過ぎた月なのか、欠け始めた月なのか
僕は自転車をこいでいた

仕事のあと、おっさんのブルーバードを洗車
するめつまみに富士山ビールで『大富豪』
猪木の不思議、ふりかえるな、ジンセイ
おんなの『夢』とおとこの『山』で〆る紅白

僕は自転車をこいでいた
この身体でこいでいた
月の下走る自転車、弾む吐息、
「この場所へ!」
虹色のマフラア、煙が発光してる

あの娘の言葉が聴きたくて
僕は自転車をこいでいた

         01.01.2002
553yuki ◆DIe/YuKI :02/01/01 01:15 ID:???
まるでガラス越しに見ているような
時々そんな気分になる

すごく傍に居て 輝く瞳を見つめて
耳障りの良い声と お日様みたいな笑顔

まわりのモノすべてを
透明で覆い尽くしてしまう

あなたの空気に触れるだけで
髪の毛から 足の指先 心まで
私のすべてが 柔らかくなっていく
554はらだ将:02/01/01 02:15 ID:???
<548-549-551-553
yuki、初詩ありがとう!やた。

観覧車見ながら、月へと続くのぼり坂を走る
降り始めた雪はまだ積もることはない
ただ、薄暗い未明の空をキラキラと踊る儚さ
その雪に見惚れてハンドルを切り忘れそうになる

ぼくの心にやきつく、
熱い熱い、雪の轍が煙を吐いている
555黒瓜:02/01/01 03:01 ID:???
暗がりに終わりました
暗がりで終わりました
暗がりに始まりました
暗がりが始まりました
そして今年ももう三時です
556はらだ将:02/01/01 11:41 ID:???
<555
いい番号GETされちゃった。眠くて気付かず・・・
黒瓜さん、おめでとう。

『午前三時』

午前三時
永遠に差延されるmerry-go-around
僕等の差異、その言葉だけの世界が
不完全のまま完成されてゆく微弱の風のなか

午前三時
黒に支配されるhurry-up-sunrise
全てが従順、その黒染めされた書物は
区画整備された記念碑的高層ビルという中指

誰が誰のために生きているlove
女が愛のために死んでいくfank
男が夢のために黒くなるlang
誰が誰のために廻してるdab
誰が誰のために踊り続けるdance

午前三時
永遠に差延されるmerry-go-around
僕等の差異、その眩く張り詰めた黒さが
月に照らされてより黒くなる静寂のなかで

                  01.01.2002
557yuki ◆DIe/YuKI :02/01/01 13:41 ID:???
>>554
観覧車
どのくらい遠くに見えるの?
どのくらい近くに見えるの?
観覧車
ゆっくりゆっくり廻ってる
ゆっくりゆっくり謳ってる
冬の観覧車はすこーしだけ淋しく

私を見守ってくれてるのかな?
新しい朝、空気とても綺麗
558はらだ将:02/01/02 22:18 ID:???
<557 ちと哀しげになっちゃた返詩。

『回らない観覧車』

時計回りの悲しみを知っている
君は手の平まるめて僕を覗いてた

僕は君の帰りをいつも待ってた
指笛を鳴らす君と僕

雨の話を聴いた夜は
ひとりで眠るのが怖かった

風のダンスが始まれば
何かにしがみつきたい気持ちになった

だけど、新しい朝が笑う
まっさらの太陽が喜んでいる

僕は歩いた
かあさんに叱られたハナタレ坊やを
好きな子への届かぬ想いを話す少女を
キラキラの眼で夢をうたうを老人を
初めてキスを交わす恥じらいと勇気を
また数々の別れを、悲しみを
吸いこんで僕は歩いた

だけど、僕はもう歩かない
君を待つ人は僕じゃない

僕は必要とされなくなったポンコツさ
あんなにひかり輝いたこの顔も
今じゃとんびの糞まみれ、
至るところ錆びついた、ポンコツさ

もう君を待つ必要はないだろう?
僕は君の思い出のかけらの飾りにさえ
なれればそれで満足さ

僕はもっと歩きたかった
このうみを越えて、あのやまを越えて
もっとずっと歩いていたかった
自由に走り回りたかった

この寒空の下で金属よりも冷たい
万物の霊長達へ

だけど、新しい朝は笑う
まっさらの太陽がまた喜んでいる

             02.01.2002
559黒瓜:02/01/03 03:59 ID:???
消えた手帳の一ページに
僕らの血を吸ったダニがいた
ページを閉めたその時のまま
花火のように散った姿で
だが、僕らは決してその血を
ページ一面に染みこんだ血を
みることはできない
そう、もう2002年なんだよ
560黒瓜:02/01/03 04:16 ID:???
> 556
すみません。別に狙ったわけではありませんのですが……。

返歌(?)ありがとうございます。
だが、私にはどうも英単語を散りばめる意味が分かりません。
何か効果を狙っているのでしょうか?
韻ですか?
それにしては自由律のようだし。
まるで詞のようですね。
561yuki ◆DIe/YuKI :02/01/03 18:42 ID:???
ゆき・ごめ・・ん・し ・・・かも・・・
声が反響する
もう・はっきょう・・ しそ・う・・ ・・
意味が螺旋
あ・り・が・ と ・・には  しらせて・・・
言葉が羅列
彼女は死にそこねた
赤と白の車が迎えにきた
562yuki ◆DIe/YuKI :02/01/04 19:44 ID:???
「もう、ごめんだ」

暗くて寒い夜は
ふいに思い出す
あの日のこと
目を瞑ると
笑い声が、
くだらない沈黙が、
困った顔が、
くるくると
万華鏡にも似たように
赤、青、黄色
私の心から
磁気をおびて
離れない
563はらだ将:02/01/05 19:57 ID:???
<559-560
詩でもなく詞でもないならば、それは何ですか?
英単語を鏤める意味がそこにあるのかも(笑)。なんちゃって。
<561-562
弱いね、yuki。
564たしろ将志:02/01/05 20:07 ID:???
覗くだーけなら田代まさー○と変わらなーいからカキーコ(w
565yuki ◆DIe/YuKI :02/01/05 22:21 ID:???
弱いよ。人間だもの。
566yuki ◆DIe/YuKI :02/01/05 22:58 ID:???
*死ととなり合わせのポエム*

理由は、いくつもあったと思う、これかな。
胎児の絵の頭に「NO」があるね。
567藪鳩 ◆ZNnw4kZI :02/01/05 23:47 ID:???
 *へいわ*
の太陽は押さえつけるように皮肉に笑うしね
568yuki ◆DIe/YuKI :02/01/05 23:53 ID:???
*子猫*の
猫も一緒に、腕をかかえて悩んでるよ。
569はらだ将:02/01/06 21:58 ID:???
<564
ふふ(笑)。
<565
うん。俺とおんなじくらい弱い(笑)。
<566
あたまの中は「ON」だったりして。
<567
皮肉に笑ってるんじゃなくて、無言の警告。
<568
ほんとだ。
藪鳩くんとyukiと僕を見て悩んでる(笑)。
570yuki ◆DIe/YuKI :02/01/08 18:48 ID:???
こんばんみ。寒いよ〜。
そろそろ、ぬくぬくのとこやね。いいなあ〜。(笑)

あれから、ずっと悩んでる。
なんやろう?書けない。

頭OFFになったかな?(笑)
571はらだ将:02/01/09 20:04 ID:7/OxJOby
<570
書けへんなら、無理に書かんでもええんよ。
でも丁寧にありがとう。現実ってば、言葉に出来ひん事のほうが
多いもん。言葉に出来ないことがあまりにも多いから、その反動
で言葉を浪費してしまうのが、人間。その言葉に出来ない「事」
を反芻してあげよう。きっと苦しいことなんやろうけど、yukiに
なら出来るやろうし、それを別に言葉にする必要もないかも知れ
ないでしょ?

書きたくなるまで待つのも業。
書きたいことを書かぬのも、また業。詩の、業。
・・・と、昔の偉い人が言うたり、言わんかったり。
572はらだ将:02/01/11 14:35 ID:???
15日発OKNWぁ。
573yuki ◆DIe/YuKI :02/01/11 16:48 ID:???
>>571うん、無理はしない。
>>572何時寺ー!(わかった?)
---------------------------

振り返り空見上げ
蒼さに胸を突かれて
繰り返し日々過ごし
不意に風に呼ばれて
何もなく 愛もなく
終わりゆくと嘆いて
ただひとつ 何ひとつ
無くなるものはなく
君は今 空に今
明日の笑顔を誓う
574はらだ将:02/01/12 12:10 ID:???
<573
一滴鱒!(OK?)

『ONEONEONE』

南の島にわたる虹をこしらえ
僕はそわそわしている、そわそわしている

昨日、久し振りにKと二人で呑んだ
R.E.Mのあまりにも軽い音が、肌で弾けて
脳に染み込むのがいいね、パンクだね
なんていいながらジンでサルゥー(ト)!!
去年の九月以来、お互い軽く太ったみたいで
からからと笑った

昼間は本屋で『非戦』をぱらぱらと立ち読み
なんだか軽い鬱だった
うねる時計の音だけを見ているような気分
買い物を終えた母さんが僕を呼ぶ

料理人を目指す年下の友達が
パリにひと月ばかりひと人旅
僕は彼の無事を祈ってシガールを渡した

南の島にわたる虹をこしらえ
僕はそわそわしている、そわそわしている

ベルベット・アンダーグラウンドはキセキ的で
カート・コバーンが死んだのも
うなずけると、Kは言っていた

ローソンで買ったワイルド・ターキーに
ジョン・リー・フッカーのブルーズが
もれなくぶら下がっていた
いい時代の亜米利加がそこにはあった

あらからちょうど4ヶ月・・・
僕等は変わりなく生きていると感じる危険
ただ、あの日のカケッコみたいにがむしゃらなだけさ

ジャスティスなんて、ない
知りたくない真実でも
知らなければならない真実でもない真実

ピカソの『ゲルニカ』は無意味だったのか?
見えない未来を真摯に見つめる少年よ!!少女よ!!

今、君は何をすべきか?
その微かな輝きを捨て去るな!!
その温もりを死守せよ!!

南の島にわたる虹をこしらえ
僕はそわそわしている、そわそわしている

その目を見開いて
今はただ、知ること感じること
君は間違ってはいない
          
              11.1.2002
575名前はいらない:02/01/12 12:16 ID:???
晒しage
576yuki ◆DIe/YuKI :02/01/12 12:21 ID:???
あら、ちょうど同時刻に見てたんだ。
>>574
実にリアルだね。

>南の島にわたる虹をこしらえ
>僕はそわそわしている、そわそわしている

とても羨ましい(笑)
577yuki ◆DIe/YuKI :02/01/12 12:24 ID:???
「サウンドオブサンセット」

今までは見向きもしなかった
なんて綺麗な音色なんだろう
思わず魅了されてしまった
何度聴いても心にジーンと響いてくる
洗練された音色
力強くつねに柔らかさがある
こんなにも心地よく心の中に入ってくるなんて
ブセナの風にふかれたい
感情が溢れだして涙が出そうになる
578yuki ◆DIe/YuKI :02/01/13 19:27 ID:???
「島」

青い海が
みえるといいね
わたしまでぬるくなる
遠くでも
いつもより
近くに感じ
たり
これからも
伝えていこう
空や山や海や
人や 生命(いのち)のことを

13.01.2002
579Canopus:02/01/14 00:37 ID:ry60Mne3
お留守のようですね…お邪魔します。
5日前に2chに越してきましたCanopusといいます。
はらださんの詩が大変面白くこちらへ寄らせていただきました。

お近づきの印ですがどうぞ。
お口に合うとよろしいのですが。

『洞窟』
野に咲く花に
憧れる そのG線上にたたなづく青山
蛙(びき)の鳴く声
丘を越える一本道 それから
うさぎの走る波頭
食堂のカレーライス
「カイの洞窟」に住む小さな番人
そんな甘やかな想いさえ四散してしまって
指の間からこぼれる残滓をぐっと握りしめる

それでも私は歩いていく
雨のカーテンをくぐり
信号機のある交差点を曲ると
群生するツキノヒカリバナの向こうで
白鳥が蓮の花を啄んでいる
行き交わす人々が皆
人間に見える
その日まで
580たまみん ◆cTamahxo :02/01/14 16:51 ID:???
はらださんとyuki会ったのね? ズルイヨゥ!
http://shape.s1.xrea.com/upboard/updir/m.h.jpg
581たまみん ◆cTamahxo :02/01/14 16:55 ID:???
オレンジ色のまあるい太陽が見えました
久しぶりに我が家へ戻ってきた娘のように
ちょっぴり照れながら、ただいま〜!って
玄関で叫びたいような衝動にかられました

--------------------------------
はらださん、もう着いたかしら?ねぇ?
582はらだ将:02/01/15 17:30 ID:???
OKNW市内のIT CAFEにいます。にひひ!!
でも曇ってる。
<578
この前は体調悪いのに出て来てくれてありがとう。
たのちい一時でした。
<579
Canopusさんはじめまして&ありがとう。今日僕は残波岬へ。
詩についてのコメントはまた今度にします。
<580-581
お珠さん、おかえぶり!!ずるくないですよ。
着きました。イエイ。

帰宅次第、返事書くのでみんな許してちょ。
583yuki ◆DIe/YuKI :02/01/15 19:32 ID:???
>>582
やぱーし、スレ気になった?(笑)
体調は、大丈夫です。
波照間島に、いけそう?
18日帰宅かな?
仕事が、待ってますよ!(ちょっとイジワルを言う)

たまちゃん、忙しそうやったし。m(__)m
584yuki ◆DIe/YuKI :02/01/18 23:30 ID:Q8oHlnrx
強がることに慣れて
泣くことさえも忘れて
ひたすらに前を歩く
そして 辿り着く場所に
何があるのだろう

胸の中でも泣けず
いつの日か声を殺して
ひとり泣く日に気づく
我の存在はここにあり
叫ぶアテがあるか

これ以上キズつかないように
目を反らして作った自分
頼ってた胸を期待しないよう
ウソで固めた自分の想い

どうか この手を引いて
行く道を教えて
どうか この背を押して
大丈夫と言って

585禁鳥:02/01/20 01:31 ID:qT1/Z0Ew
「さようなら」
あれは俺がまだ幼き日。
その日は学校が終わった後に、
どうでもよい何かを置き忘れ、
取りにいった夕暮れの廊下。
古い木枠の窓から、
秋の夕焼けがさしていた。
トイレの前を通り、
教室に向かう。
そして教室の引き戸に手を掛けたとき、
背後の掃除用具入れから聞こえる声。
「あたいの父さん、死んじまっただ、
あたいが十のときに死んじまっただ、
あたいの母さん死んじまっただ、
お金がなくなって首吊っただ、
あたいは振袖着もせずに、
十五で戸惑って死んじまっただ、
あんたは仕合せなんでしょね、
あたいにすこうし分けとくれ」
俺は一目散に逃げた。
誰もいない廊下を、
本当に全力で、
足をときおり縺れさせながら逃げた。

出口を出ると、秋の日は釣瓶落し、
もう暗くなる境目のとき。
銀杏は葉を落し、
うっすらと金色が散り敷く校庭の片隅。
俺は息を整え、
誰もいない教室の数々を見る。
暗くなってしまったので中は見えない。
正しく並んだ大きな人間のいれものが、
これほどまでに重苦しいと、
俺はそのときはじめて思ったのです。
586Canopus:02/01/20 10:38 ID:KaCesLNf
574

「南の島にわたる虹をこしらえ
 僕はそわそわしている、そわそわしている」

これ、大好きです。
こんな一節をみつけるためにぼくらは詩を書いているようなものでしょう。
はらださんもうれしかったはず。
ただ、この一節は『ONEONEONE』の中では浮いていますね。
これはおそらく、「そわそわしている」のに基本的に心がとどまっているためでしょう。
その対比を描こうにも心の旅支度の描写が少ないためにここだけが異質に感じてしまうのでしょう。
はらださんの手紙として考えれば何の違和感もないのですが、
ぜひこの一節をもっと生かしていただきたく、僭越ながら筆をとりました。
587はらだ将:02/01/20 21:02 ID:c4IbGNC6

皆さんお久し振りです。ただいま。昨日帰ってきたけど色々あって
バタンQでした。
最近めっきり文字を書く習慣が減り、何だか詩の出来上がりが
かなり変わってきたなぁとつくづく感じます。
沖縄ではたくさん考えさせられました。旅を楽しみたい情熱とは
裏腹に常に冷めていく感情と、曇った空、吹きつける風、風、風。
沖縄最後の夜、この旅を一時でも忘れるように三線で踊っていた。

テロ以降、観光客がメッキリ減り日々の生活を憂うより他ない
沖縄の人々。沖縄県は環境産業で成り立っている県なので
今回の事件による打撃は、計り知れない。百を越える学校の
修学旅行などが相次いでキャンセルするなど、商売上がったりも
いいところ。
これは勿論、沖縄だけの問題ではないけれど事態は深刻だ。
世界中の誰もが苦しい時代なのに、あぐらをかいてる奴もいる。

嘉手納基地を見てきた。かなーりでかい(苦笑)。
周辺の街は一種異様な雰囲気を醸し出していた。戦闘機が飛んでいる。
灰色の冬空をバリバリと破いていくように、戦闘機が飛んでいる。
それも昼夜問わず・・・。いったい何千の空が、破かれたのだろう。
沖縄在住の知人は、ゴーヤを齧ったような顔で僕に話してくれた。

去年に発売された宮沢和史さんのCD『沖縄に降る雪』という言葉を
思い出した。実際、一年中、沖縄には雪なんか降らない。雪を見たこ
とのない人がほとんどらしい。謎解きみたいだから、僕は考えてみた。
僕は石垣島を経由して波照間島に行って来たのだが、それこそ雪なんて
どこにもなかった。高速船のあげる波しぶきや最果ての岬に打ち付ける
波は、確かにパウダースノーの如く真っ白で、それを雪と表現すること
も可能だろうが、そんなチンケな謎ではないはずだし。

しんしんと静かに降り積もる雪・・・か。
島の人々の心にも、僕の心にも音もなく降り積もっていたのだろう。
『沖縄に降る雪』という言葉以上でも以下でもない雪が。
因みに、
「南の島にわたる虹をこしらえ
 僕はそわそわしている、そわそわしている」
という表現は、彼の詞の中から僕なりの言葉に返還したものです。
588はらだ将:02/01/20 21:15 ID:c4IbGNC6
あっ、「返還」じゃないや。「変換」だ。ごめんなさい。
589はらだ将:02/01/20 22:05 ID:c4IbGNC6
気を引き締めていきましょう!!

<576-578 yukiへ
ただいま。詩ありがとうございます。
まず・・「ブセナの風」って何ですか(恥)??
教えて下さい(照)。
タイトルはシンプルでyukiらしいので
良いと思うのですが、この詩の表現自体は
薄っぺらくて漫画に出てくる料理評論家、
みたいな表現でちょっといただけません!!
『島』についてはノーコメントでお願いします。
ちょっとCanopusさんの詩に触発されて久々に
厳しくなっちゃった。

<579 Canopusさんへ
はじめまして。読んで頂けただけでもうれしいです。
これからもよろしくお願いします。ぺこり。

それで『洞窟』ですが、好きです。
締りが良くて作者の儚い強さ、その人間性がうまく
表現出来ていると思われ、とても好感が持てます。
言葉の選び方も、ただ単に平易なだけではないところが
巧い(笑)。いやはや勉強させてもらいました。
ただ、裏返すとスキがない詩とも思われます。
最初の体言止めが続くところは、少々硬いイメージもあり。
偉そうにすんません。

<583 yukiへ
19日に帰宅しました。波照間行って来たけど、
・・・天気が(苦笑)。でも幻の泡盛といわれる波照間でしか
造ってない希少価値の高い『泡波』を手に入れました!!
沖縄では泡盛ばっかり飲んでました(苦笑)。てへへ。
明日から仕事がむばらなくては!!!!

590はらだ将:02/01/20 22:52 ID:c4IbGNC6
続き。
<585 禁鳥さんへ
はじめまして。なんか不思議な感じでおもしろげ。
詩というには抵抗ありだけど、詩以外のカテゴリーもなし。
最後の三行に込める思いも十分伝わるし。
禁鳥さん、他にも書いてみて下さい。出来れば全然違う
パターンで。

<586 Canopusさんへ

ありがとうございます。確かにうれしかったです(笑)。
そして確かに浮いてます。意図した訳ではないですが
あの時の精神状態が、そのまま出てるのだと思います。
この時期に旅に出ることを、僕的に違和感を感じていた
のは事実です。心の旅という表現をいただきましたが
まさにご指摘どおり、僕の心は(精神は)日常の延長線上
で、今回は肉体的な旅を強いられた感じでした。
何だか旅立つ前から、旅をするという実感が沸かず、
変な感じのままで、それこそ「そわそわ」していた訳です。
その「そわそわ」していた理由も旅を終えた今は
解る気がします。
確かに言われれば、あの表現をこんな形で使うのは
イタダケナイのかもな。欲張ってしまったのかも。
Canopusさんがそう思ってくれるだけでも、あの言葉は
十分に生かされるでしょう(笑)。
言葉を大事に抱え込むよりも、こうして突き放すように
旅をさせたら、Canopusさんみたいないい人に届くんだもの。
僕はそう言った意味では言葉の強さを信じています。
彼らは人間なんかよりもずーっと強い(笑)。
しかし、ほんとに丁寧にありがとうございます。
すごくうれしかったです。
591Canopus:02/01/21 00:18 ID:GxPpuE2g
はらださんお帰りなさい、そしてありがとうございます。
『洞窟』は10年位前に「詩学」に投稿して1次選考の時点でボツに
なったやつを寝かせておいて、最近になって再構成したものです。
実は自分の詩を人前に出すのは初めてで、僕の方が言葉を
抱え込みすぎてしまったのかも(笑)。
誉めてもらってほんとにうれしかったです。ぺこり。

沖縄はそんなに大変でしたか。
僕は出身は違うのですが生まれも育ちも鹿児島で、鹿児島の人間が
沖縄に嘗て何をしたのか、独学で知りました。
沖縄には二回行きましたが、島津のことを話す沖縄の人々の口調が
一様に静かで、感情を押し殺すようだったのが印象的でした。

『願い』
優しい人たちのつらい顔を見るのがかなしい
食べるものもなく寒さに凍える子供たちがいるのがかなしい
互いの信じる正義の下に人々が憎み合うのがかなしい
生きるだけのために人が人を傷つけるのがかなしい

成田山新勝寺の人いきれの中で そっと手を合わせた
少しづつでもいいからみんなが幸せになれますように
そんな願いは空しいものと
心の奥底で呟いてしまった自分がいちばんかなしい


では。
592yuki ◆DIe/YuKI :02/01/21 06:54 ID:???
おかえりなさい。
>>584 忘れてます。ぺこん。
わたし、あれから土日も、仕事休みなしです。
593はらだ将:02/01/22 22:21 ID:???
<591 Canopusさんへ
>>沖縄はそんなに大変でしたか。
>>僕は出身は違うのですが生まれも育ちも鹿児島で、鹿児島の人間が
>>沖縄に嘗て何をしたのか、独学で知りました。
>>沖縄には二回行きましたが、島津のことを話す沖縄の人々の口調が
>>一様に静かで、感情を押し殺すようだったのが印象的でした。

それほど大変でもなかったですけど、考えさせられました。
それよりも鹿児島と沖縄で何があったんですか?不勉強なもので(恥)。
詳しくお聞きしたいです。言葉に出来る範囲で教えて頂けませんか?

 そんな願いは空しいものと
 心の奥底で呟いてしまった自分がいちばんかなしい

僕もあるときまでは、このような思考で生きていたように思います。
今は違うとはっきりわかります。


<592
ただいま。>>584忘れたわけじゃないんだ。
今なら言えるよ、
シュフラシュフラ。ケセラセラ。TAKE IT EASY。大丈夫。
遅かったかな?
体が資本。健康を買うまえに自分を大切にしてあげてくれ!!
大変なのはわかるけれど。
594藪鳩 ◆ZNnw4kZI :02/01/23 02:26 ID:???

「手紙のような」

はらださん、さっきどっかのスレみて苦笑したよ、、
嫌ってる?わけないよ
だったらレスなんてしないってさ(w
知ってる人(まさるさん)が居て嬉しくてハイんなって
つい、名無しで変なカキコして、
でも申し訳なくてハンドル入れて書いて
つるつるぬるう〜が好きってのが荒らしっぽかったかな?
でも僕はほんとあの詩が一番好きで、、
このスレの中の貴方の詩で一番好きなのは
「キッチュ・ポエム・ウイルス」だよ
なんてーか、ここ↓

まん中を愛してくれ
きみのしたとてとあなで
とろとろの気怠さで
クロさで

仕事中でもさ大好きな歌のサビが頭で鳴ってるように
この四行がリピートされてることがたまにあるしさ、
僕は多くを語るのが好きじゃない性格だし結構人見知りだし
素直には何も話せないよ
だから誤解を招くこともある
すこし笑って生きようね?
大笑いの万歩計は毎日千を超えるから安心してね、、
エロゐことを詩に出来てしまう
僕にはそんな才が欠けている、正直うらやましいし憧れる、
このスレは今まだ第二楽章くらいでしょ?
sとyの時からずっと読ませてもらってる。
この板に貴方が居ると安心するよ
「はらだ」は少し僕の安定剤でもあるかもね(なんだ?爆だ?
だらだらとなんか申し訳ない。

「存在の耐えられない軽さ」
だったら僕はこれを勧める

業田良家氏の
「詩人ケン」
漫画ですが最強ですんで、、

595yuki ◆DIe/YuKI :02/01/23 20:20 ID:???
月の綺麗な秋の夜
しずかに歌った
永久(とわ)の曲
肩をかりて
思い出す
背にもたれ
幾度となく
胸の中で
別れを惜しみ
1本道で
寄り添った
月のせいで反射した
涙があなたの瞳に光り
指摘されると
何もいえない
父や母にも
甘えたことのない
赤子のままのあまのじゃく
あれから少しずつ
歌うようになり
幾度も 幾度も
歌うようになった
あなたも歌ってくれてますか
596タヌタヌ ◆TANU2zto :02/01/23 21:50 ID:???
はらださん、なんだかすいませんね。
ちょっとおおごとになってしまって。
あと、もしこれからおいらを煽ることがあったら
名無しは勘弁してください。
面倒が嫌だっていってたけど、やっぱそういうのって卑怯じゃないですか?
コユキさんは本当にパクったのかもしれないけれど、名前晒してたら
あんなにキツイ言い方はしないでしょう?
っておいらもあんまり人のことは言えないですけどね。
597タヌタヌ ◆TANU2zto :02/01/23 22:11 ID:???
んー、生意気いってごめんなさいです。
598Canopus:02/01/23 23:03 ID:kSN4Ijgz
593

「沖縄まめ知識」
沖縄人の鹿児島への恨みは、1609年の島津家の琉球侵略に始まります。
武力で琉球を制圧した島津は、今まで琉球王朝が持っていた東アジア諸国
(主として明国)との貿易の利権を全て巻き上げ、琉球を隠れ蓑に
せっせと密貿易に励みました。かくて王朝は衰弱し、薩摩と琉球の双方から
搾取された島民は餓死寸前となりました。
明治になっても鹿児島の干渉は続き、鹿児島から派遣された知事が
沖縄を牛耳っていました。
沖縄の鹿児島への恨みは深く、1945年の沖縄戦争でも鹿児島の(というより
本当は内地の、なのだが)兵隊さんが沖縄の人々をたくさん殺したといわれて
います。その数は米兵に殺された数よりも多かったとのことです。

少し間違っているかもしれませんが、こういうことだそうです。
599はらだ将:02/01/24 19:19 ID:???
<594
カキコミありがとう。なんかようやく鳩くんとコミュニケート
出来たみたいで、正直うれしいです。やた。
荒らされたなんて思ってなかったけど、コールしても
レスポンスがなかったからさぁ、嫌われてんだと思った訳です。
エロいかな?それでも鳩くんに好んでもらえるなんて光栄だよ。

『詩人ケン』ですか・・じっくり読んだことはないけど、パラ
パラとはめくって立ち読んだことはある。ファスト・コンタクト
は手応えありで、印象が良かったのを覚えています。鳩くんが
薦めてくれるなら読む価値ありだね。今度探してみます。
月に2度くらいカキコミしてくれたら、すごくうれしい(照笑)。

<595 yuki
僕が沖縄行ってる間に、会われたんですね。
詳しくは聞かへんけど、何か心境の変化はあったの?

<596-597
タヌタヌくん、こんばんは。
ちょっとわかんないんだけど、俺は君を煽ったことになるの?
それはほんとごめん、そんなつもりはなかった(笑)。
それと名無しは卑怯(?)かもしんないけど、俺も人間だもんね、
多少の卑怯さくらいあってもいいでしょ?そんなしょっちゅう
名無しで誰かを煽ってる訳じゃないし、今回のことに関しては
ホンマに腹がたったからね。ただ他人のスレッドでのことだから
あんまり大きな顔はできないでしょ?だから俺なりに考えて
ああ云うカタチで、俺の中の憤りをブチまけちゃったんだよね。
別に名前晒してても、ちゃんと伝えるべきことは伝えるよ。
言い方がきついとか、きつくないとかそこまで俺は考えられ
ないよ。そんなに優しくないし、馬鹿だから(笑)。それは
このスレッドを最初から読んでればわかるはずですよ。読ん
でくれてないんだろうけど(苦笑)。それにきつく言ってあげ
た方がいい場合だってあるんですよ。それはもろ刃の剣だけ
ど。俺はそれを避けようと試みたが、そんな自分が許せなく
て結局失敗した訳です(恥)。そういう意味で確かにズルイね(笑)。
でもここに書き込んでくれてうれしいです。これ以上あのスレを
汚したくないからね(苦瓜)。
600はらだ将:02/01/24 19:20 ID:???
六百!!!!!!!!!!!!!!!!!!
続き。
<598
わおう。ありがとうございます!!
なるほどです。そんな経緯があったとは知りませんでした。
確かに沖縄の人達は、ウチナーとヤマトを区別するもの。
ちょっと簡単に言葉に出来ない問題ですね。
でもそんなことに無知な現代の内地の僕達が、どうこう出
来る問題でもないだろうし、そんなこと考えるのも・・・・
からいですね(苦笑)。
でも丁寧にありがとうございます。勉強になりました。ぺこり。
601yuki ◆DIe/YuKI :02/01/24 19:25 ID:???
本日、かちゅ入れなおし。
今いてたのね?(笑)
>>599
うん?秋の歌だから、思い出です。
毎日、慌しく過ごしてます!
602タヌタヌ ◆TANU2zto :02/01/24 19:29 ID:???
>>599
てっきり、いつも煽りをやってるのかと思っちゃった、、、
ごめんなさい。
603yuki ◆DIe/YuKI :02/01/24 19:32 ID:???
>>602
うす!
604タヌタヌ ◆TANU2zto :02/01/24 19:35 ID:???
>>603
おす!
605はらだ将:02/01/24 20:08 ID:???
>>603
>>604
いえす!
>>602
いやいや、いつも僕はここで篭城してます(照)。
あとはROMってるくらいだからね。
606藪鳩 ◆ZNnw4kZI :02/01/25 02:27 ID:???

 「感傷にある軟体」

コーラの瓶を蹴飛ばした
普通では考えられない
右足のエネルギー
時間がいろいろと飲み込むから
僕はこうして両手を動かす
いつもどおりに夜が過ぎてゆく
毎日が毎晩だったなら
どんなに夜は美しい存在だろうか、、

おいっす!
なんか嬉すぃー(照笑

607タヌタヌ ◆TANU2zto :02/01/25 13:22 ID:???
あのー、スレと関係なくて申しわけないですけど、粘着さんのアク禁メール
送りませんか?はらださんも以前結構からまれたようですし。
ある程度のメールが送られるとアクセス規制をかけてもらえると聞いたもので。
できればよろしくお願いします。
608タヌタヌ ◆TANU2zto :02/01/25 16:40 ID:???
やっぱ、いいや。かちゅつけるから。
やー、このスレあらためて読み返したんですけど、はらださんはおいら
以上に大変な目にあってますなー。
はらださん、これからも頑張ってください。
それでは。
609Canopus:02/01/26 21:15 ID:???
『小さな嘘』

「外は曇っていますが
 雲の上は陽が輝いています」
今朝 巣立ったばかりの雲雀の仔が
顔を上気させて飛び込んできた


ちょいと宣伝です。
私が立てたスレッドではないのですが、
昨日「海潮音」「牧羊神」を訳した上田敏のスレッドが立ちました。
私自身上田敏が特別好きなわけではなく、「牧羊神」という
訳詩集があったこと自体初めて知ったのですが、
現在2chにこの手のスレッドが極端に少なく、意気に感じた私は
勝手に後援会会長にならせていただきました(笑)。
はらださん、yukiさんをはじめ、このレスに目を通していただいた方は
遊びに来て下さいませ。退屈なスレッドですが、昔の詩で心に残る
ものとかの感想などでも結構(だと思います)。
スレッド立てた人が無口でちょっと困ってます(爆笑)。
610Canopus:02/01/26 21:55 ID:???
ああ、IDが???になってますが本人です。
御心配なく。

609 追伸です。
日曜、月曜はぶっ続けで仕事なので返信はできないと思います。
いつの間にやらレス増えてるなぁ
ここまで成長するスレだとおもわなんだ・・・・
がんばったね、おにいちゃん。

みつるより
612はらだ将:02/01/29 20:21 ID:???
『羽化』

緊張していた奴隷が小さな羽根の生えた指で
均質化した不透明な音の出口を弄る夜が明け
昨日を当たり前のように生きた君主は
今日と云う日の朝を新聞に告げてもらう
希望のない名前を変えられた病の名前が
金色に輝く第一面の花ならば
九死に一生を「与えられた」延命行為
禁じられた遊びに一喜一憂する男達と
禁断の果実を別腹で食べようとする女達は
木の実一粒で満足できる魔法などいらない
気分次第であの山や、海や、森に還れるならば
奇妙奇天烈な記号や数字に迷うことなく
基地の過失にさえまず始末書を書かせるべきだ

機械よりも正確なコトバに羽根をつけて
杞憂することない詩人はエイエー、エイエー、と
気泡をついばむ
切り立った崖のうえで、エイエーと

                     28.January.2002
613はらだ将:02/01/29 22:12 ID:???
いやぁ今ですね、うさ姫☆のスレッドを
初めて読んできたのですが、あそこはスゴイなぁと
思いました。色んな意味で。

<606 鳩くん。
ここ3日4日、何だかぼーっとしてました。
ケミカル的な言葉が体内に入り込んだみたいで、
気分が悪かったみたい(苦笑)。
鳩くんが書き込んでくれるだけでも僕はすごくうれしい。

<607-608 タヌタヌくん。
あのBBSじゃかなり叩かれてるみたいだね(笑)。
気を付けてね(笑笑笑)。
それと、あんまり人をダシにつかうんじゃないよ。

<609-610 Canopusさん。
あなたのお仕事、拝見させてもらいます。
頑張って下さいね。陰ながら応援します!!

614Canopus:02/01/29 22:55 ID:???
『メタモルフォーゼ』

精密に区分けされた蜜柑の駅
嘗ては人に溢れた薄暮の待合室で
ふと右手が暖かくなり 私は
あなたへの手紙をしたためる
突いてでる言葉は「静かの海」から
あなたの街への望郷の念ばかり

満開の夜の桜を思え 桜に寄り掛ったまま
動かなくなった旅の老僧を思え
眼を閉じた老僧の人生を思え 微笑したままの口許を思え
墓標に乗った天使たちが
猛スピードで喇叭を吹き 皆が
天井に描かれたフレスコ画の中に吸い込まれてしまった

月を飲み込むほど巨大化した夜の中
私は夜明けを探し 山を探し海を森を探す
そして澄明な輝く膜に包まれた
あなたの誕生をいつまでも待つ
615yuki ◆DIe/YuKI :02/01/30 20:17 ID:???
「星」

何億光年の中に
みえるものは 愛なのか

宇宙を 見据えて 祈ろう
あなたのこと わたしのこと
すべての 命 すべての 死

月光に 導かれるように
手を繋ぎ 祈ろうか
生きる意味 与えられた死

大地や 草木とともに
この身を ゆさぶられて
生死を越えて 眠りにつくこと

616はらだ将:02/01/31 20:57 ID:???
<614 Canopusさん。
『メタモルフォーゼ』素敵な詩をありがとうございます。
これぞ、詩!!って云う感じの詩をこの2ちゃんで読めるのは
すごくうれしいことです。
第一連の
 ふと右手が暖かくなり 私は
 あなたへの手紙をしたためる
なんて「ほほーっ!!」って感じだし、
第二連の六行が僕はこの詩の中で最も好きかも。
前半の3行の「老僧」と後半3行の
天使がラッパを吹いてる「フレスコ画」なんて
かなりぶっ飛んでますよね。
胡弓とパイプオルガンが聴こえてくる(笑)。
そして最終連の最後、
 あなたの誕生をいつまでも待つ
ってとこに全て集約される、この気持ち良さ。
『メタモルフォーゼ』って題名から「いつまでも」
までが「待つ」って言葉にキレイに吸いこまれてゆく。
それこそ、「フレスコ画」の吸引力みたいに。
ここまできて初めて題名が生きてくるのも
まさにあなたの手腕によるものでしょう。天晴れです。
これからも素敵な詩をどんどん書き込んで下さい!!
・・・とはいっても全ての詩に対してこんな風に
批評出来ないかもしれませんが、それでも良いなら
どしどし書き込んでおいて下さい。ではでは。




617はらだ将:02/01/31 21:31 ID:???
<615 yuki。
こむばむわ。ふふふ(笑)。
力強い言葉達。yukiが使う「愛」や「宇宙」や
「死」や「命」と云う通俗的な言葉達は、
豊かな大地から咲き誇る花のように僕には見える。
こんな「キッチュ(俗悪な)」スレッドに
聖なる息吹きをありがとうです。ぺこり。

618はらだ将:02/01/31 21:43 ID:???
<617 訂正。
ほんとにいつもありがとう。です(照笑)。ぺこりん!!
619Canopus:02/01/31 22:38 ID:???
はらださんこむばむわ。
実は(お気付きかとは思いますが)『メタモルフォーゼ』は『羽化』の
返詩、ヴァリエーションなんです。
『羽化』が生、朝、創世記、飛翔のイメージなら、
『メタモルフォーゼ』は死、夜、最後の審判、渇望のイメージでいこうと。

「死は卵だ/その卵を破って/生はよみがえる」
とは晩年の田村龍一の詩ですが、夜が朝になるように
死から生、最後の審判から創世記が現れるモチーフで書きました。
ついでに種明かしをするなら、はらださんが好きといってくれた
老僧は、「願はくば桜の下にて春死なむ」の西行法師のつもりで、
やはり死のイメージです。

自分の詩の解説をするのは構成力の無さをさらすようで恥ずかしいのですが、
ちょいとうれしかったのでレスしちゃいました。
はらださんの詩に触発されてできたものだけに、このまま完成型とするか
再構成するか迷うところですが、これからゆっくりと愉しみながら考えます。
620Canopus:02/01/31 22:44 ID:???
619
あっ。
田村龍一 →田村隆一
これ間違えちゃいかんなあ。
621はらだ将:02/02/02 19:57 ID:???
<619-620 Canopusさん。
返詩かとは思いましたが、その後に書かれてあるyukiの詩も
読んだので、僕の詩と比べるよりも、yukiとCanopusさんの
詩が対照的に感じられたので、そっちばかりが気になりました(照)。
老僧は西行法師でしたか。なるへそ。
詩作をゆっくり愉しんで下さい。
粗探しを僕なりにしてみれば、「メタモルフォーゼ」、「スピード」
「フレスコ」の3つのカタカナ文字が浮いてる気がします。
僕が好きな第二連もキレイな分割ではなく、チャンプルーでも
面白い形が生まれるかもしれません。一度試してみてもいいかも。
なんちって。偉そうにすみません。まぁ、粗探しなんで気にせず
に、これからも詩作を愉しんで下さい。



622はらだ将:02/02/02 20:12 ID:???
『タプティン・ビーチ』

海よ、
美しい女よ
朝日が昇る
歌をうたう
食事をする
水を飲む

目を閉じて祈る
海に
空に
風に
木に
そして全てのいのちに

私にできること―――
それはただ
夢をみること

日の出とともに働く老婆に感謝して

     コォ・サメットにて ??.May.2000
623yuki ◆DIe/YuKI :02/02/02 20:47 ID:???
>>617-618
ふふふ〜。
こちらこそ、いつも・・・(以下省 笑
ご存知のように、私は難しいことは考えません。
いや、考えられません。思いつきで生きてますもの。
-------------------------------------------
「君へ」(姪っこへ)

泣き寝入りのおでこに口づけ
夜の君は天使
未完成な私

「ごめんね ごめんね
  今日もいっぱい聞けなくて」

私はちっともえらくない
立派でもない 正しくない
ほんとは君よりお馬鹿かも

甘いお菓子の寝息をたてる
柔らかな髪を抱きしめる

こんなに小さな君だけど
いつか大人になるように
私もゆっくり育ちたい

君と一緒に 
育ちたい
624はらだ将:02/02/02 20:54 ID:???
『君に近づいている』

茫然と立ちすくむ
私は今
満たされている
望む以上に
満たされていた
私は風と化した
私は空に疎んじた
私は海を会話した

微かなゆらぎ
微かなたわむれ
微かないかり
深いかなしみに
静かに目を閉じた

私は夢の住人
闇を共にし
光にフルエル

私はあなたと同化する
抱き締められ
くちづけし
肉体をかさねた
よる―――その欠けた
月夜になみだ流す

私は風と化し
砂埃や色色の粉状を
舞い上げ
草木をかすめ
人をくぐり
少しずつ
君に近づいている

君に
近づいている

        ??.April.2000

625はらだ将:02/02/02 21:08 ID:???
風呂おおおおお♪チャッポーン!!とはまってきます。
嗚呼、あの姦し温泉にまた入りたい(笑)。
626はらだ将:02/02/02 21:48 ID:???
明日は友達の結婚式で仕事は休み!!
祝うぜ!!
627yuki ◆DIe/YuKI :02/02/02 22:09 ID:???
明日は、久しぶりの休み!
寝るぜ!
>>625
今、3人バラバラなんよ(笑)
それぞれ、自分の持ち板や、JBBSなんかでちょいレスしたり。
距離おいて、遊んでま〜す!
628Canopus:02/02/03 00:11 ID:???
621,623

はらださん、yukiさん、こんばんは。
やっと娘が寝てくれました…
私には娘のほかに甥が二人、姪が二人。
そろいも揃って三歳以下ですが、早くもそれぞれ個性が出ていて、
可愛いものですね。

ほんとだ、確かに私とyukiさんの詩は対照的といえますね。
yukiさんの詩はシンプルでそれでいてゆったりとしている。
読んでいて語感も非常によい。
私は578の『島』が特に好きで、何度も読み返しています。
ただ、「ぬるくなる」だけ、ニュアンスは判るんだけど、
もうちょっと何とか…なんちて。悪い癖ですね。好きなものほど
文句をつけたがる。私は逆にこういう詩が書けず、どうしても
作為に満ちてしまう。これも一つの個性と思って開き直ってます。
詩作は専らここでやりたいなと思っているので、これからも
よろしくお願いします。

私は明日も仕事です…
629yuki ◆DIe/YuKI :02/02/03 09:27 ID:???
>>628
Canopusさん、はじめまして。
私は、去年の夏、別板から詩板に避難してきた者です。
だから、詩に関してなーんにも知らない無知な人間です。
こうして、書いていただくと、勉強になります。有難うございます。

>もうちょっとなんとか...
これが出来れば、良いんですけどね(笑)
-----------------------------------
「ある日」

春のにおい 
春の空気
春の日差し

待っているよ
目をつぶれば
色とりどりの花
薄手のカーディガン
あたたかい微風
子ども達の歓声

春を愛でる
春に焦がれる
貴方に出会った季節だから
630yuki ◆DIe/YuKI :02/02/03 09:28 ID:???
sage忘れた!すまそー!
631はらだ将:02/02/04 21:26 ID:???
こむばむわ。

『きいろいはな』

むらさきいろのつぼみから
きいろいはなが咲きました
さびしそうでせつないような
きいろいはながふくよかに咲きました

ゆめのなかでみた
にちにち草より
さびしそうに見えました
微笑んでいるのだけれど
自由という孤独のなかで
たいようになんか負けないように
ひとりたくさん
咲きほこっている

春の陽射しの中で

            ??.April.2000
632はらだ将:02/02/05 23:20 ID:???
『愛の上へ』

ただ私を信じ
楽観的に理由も類を歴史上に推論する
そう、毎朝
水と向かい風、面倒な吐き気を
不平不満を骨のうちに
何十年にこやかに笑えぬ寝顔で
薬を飲んでいる
ただ地球のつけ根が手と足のまん中にあって
探してもするりと幾千の空に消え
神にも聞こえぬ苦しい景色の声だけが
愛の上へ私を押し上げる

             8.July.2000
633yuki ◆DIe/YuKI :02/02/05 23:45 ID:???
 「無上」
 
 生きる 生きる 今を 生きる
 生きている 感じている 生きる 生きる
 息をする 瞬きも 生きる ただここにこうして
 生きる 生きる 時とともに
 腹をすかせ 食らい 出し 眠り
 笑いながら 怒りながら こらえながら 苦しみながら
 生きていく 生きる 生き続けていく
 それだけでなんて
 立派なことだろう
 生きる
 生きていく
 愛するものと 愛のために
 輝くいのちを つなげるために
634はらだ将:02/02/07 19:33 ID:???

『白い空』

こんなにも憂鬱な
こんなにも蒙昧な白さは

海の黒と花の花弁を醗酵させる
ブクブクのなかで
カラメルに濡れた手紙の丸さを頼りに
こんなにちっぽけな人々の霊魂は
永遠に流れ落ちる滝に近寄ってゆく

小さな花を摘み
蜜蜂と共に踊り続け
苗に抱かれた蛙うたう畦道を歩き
夜露が眠る草のうえで
独りネムリコケル旅人のゆめ

こんなにも不安定な
こんなにも絶望的な空の


空の白さは。

635はらだ将:02/02/07 19:45 ID:???

『太陽のひと』

己の暴走する欲望を抑えきれず爆発した太陽
僕が当てにしていた最後の光
電池の切れた懐中電灯
抱えきれない光を背負った太陽のひと

636はらだ将:02/02/07 19:56 ID:???

『カゼ薬』

嘘の情熱をたくさん書きました
欲望をたくさんたくさん書きました
ほんとの気持ちも少し書きました
放心状態でも書きました
恍惚と書きました
友達や家族や恋人をバカにして
詩人を罵って自慰してました

熱が下がりません
くしゃみが朝から止まりません

北インドの時計職人が虫眼鏡を覗きこんで
夕食を楽しみに待っている

637はらだ将:02/02/07 20:13 ID:???

『なんせんす』

言葉が大切を盗んでくから
僕はあほうのそぶりであの女を口説く
でもまるっきしダメさ
愛がないからはいからなその娘は
僕をあほうな男だと言う

とんびが烏色の空を飛べば
ばりんと鏡が割れるのだろうと思い
神様にお願いしたら
愛がないからはいからなあの娘は
僕をあほうな男だと言う

親指と人刺し指の隙間を噛んで考えても
顔は醜くゆがんでどうしょうもない僕は

また違う誰かのまえで賢いふりをしてみる
また違う誰かのまえでまた、ふりをしてみる
亜米利加で流行(!?)のナンセンスみたく
だから愛がないからはいからなその娘は
僕をあほうな男だと言う

638はらだ将:02/02/07 20:16 ID:???

『風の手紙』

風の手紙はあなたの胸に届くことを毎日想ってやまないのです。
639yuki ◆DIe/YuKI :02/02/07 20:17 ID:???
「昇りポンプ」

心に沈む固まりが 
サッと溶かされていく感覚
少し張り詰めた胸の中に 
温かい血液が流れて
こんなに胸が高鳴る
感傷に浸っている場合じゃない!
自信を持って素直にぶつかれ!
愛があるなら
存在が必要なら
一番大切なあなたに 
一番大切なことを伝えよう!
640yuki ◆DIe/YuKI :02/02/07 20:20 ID:???
「やるせねえーな!」

一日の終わり際
君は必ずやってくる
寂しさを募らせやってくる
真っ赤に燃えてはいるが
情熱など感じられない
そこには終わりの虚しさがある
沈めば明るい陽が現れるが
やがてまた寂しい夕陽となる
今日もまた
終わりを告げに
君がやってくる
641yuki ◆DIe/YuKI :02/02/07 20:33 ID:???
「 空 白 」

真夜中
ふと思い立って表へ
そこには静かな世界が広がる
ひんやりとした空気
満天の星
いつもと違う情景に戸惑いつつ
少し遠くまで散歩する
自分だけの時間が存在するかのように

時計なんて・・・いらないな・・・


642はらだ将:02/02/07 20:47 ID:???

『真冬の夜の夢』

赤く割れた穴から濁った気体を吐いてる

すぐに怒ったフリをする白い壁と冷静な窓
いつも話しそびれたような顔をするカアテン
と、トキメキヲシラナイ蝋燭の朗読

気持ち良過ぎる酩酊の精神安定音楽が
ゆあーんゆあんと波打つバアルで
大好きな女が隣でホクソ笑むので
俺は左手で女の顔を引き寄せて舌を吸ってる
おかしいと思っタ、夢じゃないか?ト思った
ずっと女と縁のなかった俺にコノ場面は
妄想か夢のどちらかでしかない
そう思った近頃は仕事で疲れてるんで
アルクホルがハイった時は特に夢など
みた憶えがなかったから不思議な空気感に
優しく縛られてる俺は
これが現(うつつ)であれマボロシであれもうどうでも良い
そんな具合だった

すぐに怒ったフリをする白い壁と冷静な窓
いつも話しそびれたような顔をするカアテン
と、トキメキヲシラナイ蝋燭の朗読

キスをした後はやけに喉が乾く

643yuki ◆DIe/YuKI :02/02/07 20:58 ID:???
「言の落ち葉」

ぽたぽた
こぼれているのは涙ではなかった
こぼれているのは余計なもの
余計なものをなくしてしまえば
いいんだって
いうんだ
よう
644yuki ◆DIe/YuKI :02/02/07 21:12 ID:???
「 ONNA 」

花瓶に飾ったバラが
次第に萎え
枯れ散っていくように
わたしも萎び枯れていくのだろう
目をそらさず隠さず
その様を見届けよう
目をふさいでも
それがわたしであることに
変わりはないのだから

645nico:02/02/07 22:01 ID:epLpDfNF
身をすべる水の温度が
ゆるいとき
かなしさが和らぐ

スイートみかんとブルーベリー
神様のことば知りたい?

切ることの切なさ
新しさの焦げ臭さ

「神様のことば」
646はらだ将:02/02/08 21:21 ID:???

『爪と靴』

吐息の臭いあなたの猫背姿が
最近愛しく思えてきたの
新聞が朝を告げてくれる毎日が
幸せに思えるなんて笑っちゃう

化粧を落とした数だけ
ピカピカに磨いてあげるよと
君を口説いた新車の中は
生活の埃に汚れちまった

爪の欠けた指先を
青空でも見つめるように眺める女と
柔らかに湿った革靴を
皮膚を剥ぎ取るように脱ぐ男

便所の鏡に映るのは
伸びっぱなしの髪の毛と不精ひげ、
疲れ果てた人でなし
そんな男に付き合うお前に頭が下がる

荒れた手の平、地球の引力に負けた
色気のない下着姿に
今でも欲情してくれるあなたは
私の無力な努力を知らない最高の道化

地球は今日も廻ってる
風は今日も吹いている
大地は今日も削られる
海は今日も汚される

アンナプルナのくしゃみ
伊豆の夏祭り
屋久島の落ち葉を踏みしめ
ノートルダムの冬景色

数分前に花が枯れたが
世界は今日も笑ってる

         08.February.2002
647はらだ将:02/02/08 21:38 ID:???
昨日書いた詩は過去のものに加筆修正しました。
これからは出来るだけポエム・オンリィで生きたいです。
yuki、Canopus、鳩、nico、黒瓜、そしてY、
批評批判感想など出来るだけ排除して、
『ポエム』だけ
書き込んでいって下さい。よろしくお願いします。
無駄愚痴はそろそろやめにして。
648はらだ将:02/02/08 21:52 ID:???
訂正。
無駄愚痴じゃないか(苦笑)。失礼しました、反省。
他のコテハンの方も書いて下さるとうれしいです。
649Canopus:02/02/08 23:39 ID:???
OK。

『覚醒』(クマ、或いはヒトのためのエピソード)

とある小さな洞窟の奥で 彼は春の到来を知った
それは明け方に鳴く鳥のような
桜の放つ死臭と苔の感触 口腔に残る
べとついた血の味 洞窟に踊る光の粒子の中または
永く浅い眠りの中で毛糸玉を抱えて
途方に暮れる勇者であった 氷解しつつある
彼の記憶を見つめ 指を見つめ
増殖し続ける立体(オブジェ)を見つめ
酸素の濃度を確かめる 夢か現実かは
たいした問題ではなかった。

そして彼は歩いた彼の息づかい ざらざらと
脳幹を流れる足音と潮流とアリア
が擦れるだけのこの季節はまだ
雲雀も二重螺旋も自家用車も
存在しないのだった 彼は歩いた
大地に残る白い顔に足跡をつけ
權木の群れを抜けシラカンバの森に入り
彼はそこで蒼い空を見た。

辺りには誰一人いなかった。
650藪鳩 ◆ZNnw4kZI :02/02/09 01:10 ID:w1rdZv+U
以前多重ハンドルでシバン派で書いた詩です。
あそこには二度と書き込まないつもりなので、はらださんに捧げてみたりしましょう。
(これくらいの無駄口ならいいでしょ?)ちょっとだけ修正してあります。


「解放」

ただ水が運ばれるだけの川のあちこちで
老人たちが水を注ぎいれている
上流からは巨大な何かが流れだす

突然の夕立に老人たちは大きな瓶をそれぞれに持ち出し
それぞれの病的な過去を熱心に蓄えている
村のあちこちで今日も葬儀が行われ
村のあちこちで今日も家畜が引きずられた

異常なほどの可能性とそれを取り巻くレクイエム
日差しが強くなるほどに、私は夜の夢を観る

鉄砲水が夜更けを襲う
明け方、村は無力に沈む
上流は加害者ではなく被害者だった
老人たちに急かされて
ありふれた夜にも眠れなかった

何も無くなった河原に立ち
一人鼻をかむ少女を見た



651Canopus:02/02/09 01:50 ID:nnmdN+Xk
連作『人のいる風景』

「歌声」
(神々)は自然のために歌う
(神々)は人間が嫌いだ
が 自然は好きである
(神々)は自然のために歌う

「雨」
赤茶けた
ぬくもりの大地に
無言の歓声を喚げる

風の奏でるピアニッシモと共に
海の匂いを残して 静かに
消えてゆく

「虹」
白いカーテンをあげた昼下がりの空に
ぼんやりと虹が架かっていた
霧に濡れた髪
をした少年は尻尾につかまり
大急ぎで向こう岸まで飛んでいった
晴れ間のあちこちを伝い歩いて
652Canopus:02/02/09 02:00 ID:nnmdN+Xk
651続き。

「時計」
まるで速乾性のインクのように
都会は私の涙を拭き取る
モッキング・バードヒル工場の歯車が
一回転するたび 駅前の花時計は
死にゆく一片(ひとひら)を迎え続ける

「都市」
都市よ お前は
白いロッキングチェアに顔を埋めて
遠い昔を思い続けよ

河がお前を抱くようにして流れず

「波」
海底(スリッド)の匣から生まれた
波はただ一途に岸へ進む
ペルセウスがアンドロメダーを救った
時に岩場に打ち寄せた
波もまた一途に進む
同じように
ちがうように
うねりながら
653はらだ将:02/02/09 19:31 ID:???
ありがとう!!
<652の続き。

「山」
頂きのうえにあるのは
ちっぽけな虚栄心と空虚

ミクダスかミオロスか
アルクトゥルスは空のうえ

654yuki ◆DIe/YuKI :02/02/09 20:30 ID:???
痛々しいものに満ちている
前を見ている事が
正しい事と誰かが言った
いろんなものを隠し持ち
速く歩けば見つからないと
思っているから

痛々しいものが生きているよ
突き進む事が
生きる事と誰かが言った
いろんなことを忘れて
前を見てれば忘れてしまえたと
思えるから
655はらだ将:02/02/09 21:53 ID:yvYoU450

『二人の詩人』

小さな嘘さえつけない詩人が
先日、五年ぶりにばったり会った友人と
酒を飲んだが、とぐろを巻かれた
見た目も態度もやまかがしだと思った
残念ながらほとんど言葉は通じなかった

嘘しかつけない病んだ詩人が
先月、じんわりやんわり女にふられた
「私のことが好き?」と聴かれて
「愛してないよ」と答えた天邪鬼と
左回りの人生に辟易されたみたいだった

詩人はつらい、と思ったがそうではなく
単なる若さと無神経が
彼ら詩人としての取柄だと
大きな勘違いをしていた模様

嘘のつけない詩人は信じている
嘘しかつけない詩人は信じていない

この世のはじまりと終わりを

              09.Fevruary.2002
656Canopus:02/02/11 00:51 ID:4qULyEd0
『薄明』

タンギーの絵の掛かっている
彼方まで白壁に囲まれたアトリエの中を
アメリカシロヒトリは飛び立ち
浅い緑の林と湖を
至る所に描いていた装飾画家たちは
度の強い眼鏡を外し
今はもう 何も言わない

塵埃のReflexion と
切れかかった蛍光灯と
床に散らばっている主題(テーマ)の断片と
657Canopus:02/02/11 18:34 ID:wVtrd6fW
『一月』

小春日和に広い野原を歩いていた
つもりだったが いつの間にか
コートの襟を立てた雑踏に来てしまった
ここでは街も人もいつまでも起きている
「庭も薔薇も山櫨子もないこんな風景は
 嫌いだった筈なのにもう慣れてしまった」
誰かが耳許で呟く 横風の
強く吹く路地を渡り 高橋源一郎によく似た
店長がいるラーメン屋の前の
「石に刻まれた眼」をそっと隠す
658はらだ将:02/02/11 22:09 ID:DprSYNDc

     『ワンダー74』
 
  数知れない言語中毒者に転じ放浪、
   数知れない言語中毒者に転じ放浪中
憎まれグチを叩きにこやかに手を返すのもしかり
  方法と云う方法に身を削り暮れなずむ
名前すらお前を怒鳴りつけ繰り返すのもまたしかり
ポップアートよろしくナンセンスにごった返す国々
 久遠のひび割れた日々は手紙(レター)に曲げこみ
 【 I just called to say I love you 】
 歴史街道にある喫茶店で中国茶をすすりながら
 コンチネンタルな雰囲気の中で煙草をふかす
古美術屋を覗き如何にもと云わんばかりの主人に笑える
この心理をうかつに見過ごすわけにはいかずにでも
 ただただ申し訳程度に日記にぽいと放り投げる
  ポケットジョーク集と就職情報誌のまん中で
帳纏いて捨て・挿し・なごみ下手な私は招き上手の酒に浮く
 祖父に似てきたと母親に言われそうかいと答える
 二十年前に何があったのか何が人をしたのか
   いまどき古くさいなりをして私は私に放浪中

※1997年の3月に書いた詩に加筆修正しました。
659Canopus:02/02/11 22:35 ID:wVtrd6fW
『どこにでもいる猫の話』

午前七時出かける時 お隣のチーコは日溜まりで寝そべっていた
午前十時戻った時 チーコはお腹を出して寝ていた
午後一時に再び通りかかると チーコは場所を替えて寝ていた
猫は寝ている時夢をみるという
猫は九つの命を持つという
仔猫になって永福寺あたりを駆け回る田村さんのチーコ
近所一番の高い木に登って得意気な顔のチーコ
百頭女の味方となって鳥の王ロプロプと戦うチーコ
フィニーのスフィンクスのように冷たい眼差しで大地を守るチーコ
足元に頬ずりするチーコ
膝の上のチーコ
空を渡るチーコ
チーコ
日常と非日常の高速道路を何匹ものチーコが走っていく
午後五時に帰宅した時 チーコはもういなかった
チーコはおやつをもらいに我が家に上がり込んでいた
660名前はいらない:02/02/11 22:41 ID:???
「俺」

ムシャムシャ モグモグ
パクパク ガツガツ
ジュルジュル ゴックン

・・・マダダ
・・・タリナイ
661yuki ◆DIe/YuKI :02/02/11 23:03 ID:???
こころ

ひとつのからだに 
ふたつのこころ
ふたつのからだに 
ひとつのこころ
662yuki ◆DIe/YuKI :02/02/12 20:28 ID:???
「ある」

花があり
川があり
道があり
旅がある
星があり
光があり
楽しみがあり
怒りがあり
感情の海があり
知性の船があり
果てしなき夢があり
ドラマがあり
世界がある
663yuu ◆vYueMMw6 :02/02/12 21:26 ID:995IRQBP

「人間の肯定」

「すみませーん」
水道橋の駅の近くで
突然後ろから声を掛けられて
振り返って見てみたら
小学生くらいの二人組みの女の子が
息を弾ませていた
「駅までは どうやって行けば良いんでしょうか?」
ニコニコしながら話し掛けられたので
私も少し ドキドキしながら道を教えたら
ささっと 走り去っていった

その後私は何故か妙に可笑しくなって
思わず苦笑してしまった
その女の子は確かにとても可愛いらしい女の子で
それだけで微笑ましい状景だったけれど
それよりも先に頭の中に変に造られた言葉が
突然ぱっと 現われた

ああこれは 人間の肯定
664はらだ将:02/02/12 22:22 ID:cjuA7yg+

   『連続する詩#4』
 
 昨日、伝記の中で見つけた落陽
 誰にも気付かれないように
 彼女に送る手紙の中にぽとんと入れて封をした
 
 S・W・A・K(シールド・ウィズ・ア・キッス)
 
 くちづけのリスクは
 僕と宇宙を結ぶ煙草のけむり
 肺が破裂するほど愛を吸い、
 吐き出す夢が消えて
 もどかしそうに
 両手を彼女にかざす
 真っ白なページをめくる
 美しい永遠を探すように
 
 昨日、伝記の中で見つけた落陽
 彼女の部屋に昇る
 あとがきに魂の花を描き、人生のサインをなぞる
 彼女が神の祝福を受けるために!!
 
          14.June.1998
665ポエッタ:02/02/13 05:50 ID:SO2VaSXP
キッチュってどういう意味?
666名前はいらない:02/02/13 09:21 ID:???
>>663 yuu

そのタッチというか、色彩というか・・が良いです。
なにより、その簡便な語り口調には感心しました。
667yuki ◆DIe/YuKI :02/02/13 20:20 ID:???
668はらだ将:02/02/13 21:56 ID:???

『キャベツ』
 
売れ残りのキャベツが
もう1日だけ待ってくれって
 
地球が割れた夜に
馬鹿にされた科学者も
風船に乗って
エデンを見つけたおじさんも
まわり過ぎた地球を笑った
 
そんな夢だった
 
みんなが
絵に描いた空を
見上げることも忘れてた頃
売れ残りのキャベツが
もう1日だけ待ってくれって
地球が割れた夜に
地球が割れたその夜に
 
             28.January.1995
669はらだ将:02/02/13 22:33 ID:???

『バランス』
 
細々とした銀杏の木の枝に
確かに誰も腰掛けず
プラリと垂れ下がる椅子
そう椅子
れ日の下で僕は笑う?
そう ありんこを笑う
そして不透明のバランス
あなたのスタイルに僕のライフ
二人のうえに落ちたブルー
いや 不条理の蒼
 
そしてれ落ちるバランス
 
05.June.1995
670はらだ将:02/02/13 22:39 ID:???

『夢の物体化』
 
私の夢は今
およそ十二グラムの
ちっぽけな楕円球
遠く離れた
四次元くらいの空間で
禁猟区の二十八丁目あたり
誰も見かけた事のない
色彩で
相も変わらず
飛行している
 
      08.June.1995
671yuki ◆DIe/YuKI :02/02/13 22:41 ID:???
2001/07/26

太陽を浴びた体に
部屋は静かにひんやりとして
産毛の生えたトマトをかじると
時計の針がピンと立った

子供の声が聞こえた
子供達の笑う声が通りすぎた
花の咲く音はあんなだろうか
星のこぼれる音はあんなだろうか

澄みわたった空に凪(な)がれる
わたげのように軽やかな
子供達の笑い声が
まだ少し部屋に浮かんでいる
672はらだ将:02/02/13 22:44 ID:???
>>669訂正します、すんません!!
誰かさんに負けず劣らず誤字脱字多し!!(苦笑)

『バランス』
 
細々とした銀杏の木の枝に
確かに誰も腰掛けず
プラリと垂れ下がる椅子
そう椅子
木洩れ日の下で僕は笑う?
そう ありんこを笑う
そして不透明のバランス
あなたのスタイルに僕のライフ
二人のうえに落ちたブルー
いや 不条理の蒼
 
そして崩れ落ちるバランス
 
         05.June.1995
673はらだ将:02/02/13 22:47 ID:???

『紙飛行機』
 
紙飛行機を飛ばしたいから
そっと
空に投げてみた
 
そんな素直な優しさが
僕は好きだ
 
15.June.1995
674yuki ◆DIe/YuKI :02/02/14 19:58 ID:???
「風になりたい」

風になろう
空をゆこう
泣いている人の
頬をかわかし
赤ん坊の
うぶげをくすぐる
雲をはらい
鳥を追い
花粉をまいて
季節を呼ぼう
詩人には言葉を
画家には色を
音楽家には旋律を
気づかれぬように
そっと贈ろう
 
目を閉じて
風になろう
勇気を出して
空に飛び
空にまぎれて
透明な
自由を生きる
風に
 
なりたい
675はらだ将:02/02/14 20:15 ID:???

『そらをとんだ』
 
ちからいっぱいのゆうきふりしぼって
ぼくはそらをとんだ
うすよごれていたぼくのこころが
みるみるうちにじょうかされ
かあさんについたうそも
まんびきしたことも
きみにいたずらしたことも
こころのすみにこびりついていた
どんなにこすってもおちなかったよごれが
いまはこのおきなそらに
すべてとけてく
 
ぼくはいきていた
たしかにここにいきていた
そのときはじめてぼくは
ぼくをうたがわない
 
             18.September.1994
676はらだ将:02/02/14 20:20 ID:???

『仕方ない話』
 
例えば
仕方ない売春婦
仕方ない初めての夜
仕方ないの恐怖
仕方ない涙が溢れる
それから
仕方ない毎日
仕方ない恐怖も消えて
仕方ない金を受け取り
仕方ない中の優雅な暮らし
そして女は薄ら笑う
例えば
仕方ない銃撃兵
仕方ない初めての殺人
仕方ない刹那の恐怖・・・
 
逃げもせず戦いもせず
 
                           06.September.1995
677はらだ将:02/02/14 21:12 ID:A16Lt7JC

『千のマヌカン』

すーはー

ぺたぺた
もこもこ
こくこく
もくもく
すやすや
すくすく
すらすら
くすくす
もにもに
もそもそ
もたもた
ちらちら
しくしく
きらきら
くらくら
すくすく

すくすく
むきむき
めきめき
すぱすぱ

ぎらぎら
ずくずく
ずぱずぱ
ずんずん
ずんずん
ずばずば
じんじん
げたげた
ぐたぐた
すらすら
ずらずら
ぐらぐら
ぐつぐつ

にたにた
すやすや
もぐもぐ
もごもご
もごもご
すたすた

ひたひた


すーはー

     14.February.2002
678Canopus:02/02/14 23:11 ID:XHA/qVIz
『城山』

眠っている
濡れた緑に
静かに眠っている
石畳の遊歩道を
老女が幼子の手をひいて
早朝の
長い影をゆっくりと踏んでいく

小鳥が地虫を捕まえた
柔らかな土のこぶの上
679粘着水滴:02/02/14 23:30 ID:wzyHqsqR
西の空に浮かぶ
片翼隻眼空につながれた
個人主義ぶつよくの海
被害者物体aを抱擁せよ
680Y:02/02/15 02:20 ID:???
あーさぶいね。 S。

「 シュッポ 」

シュッシュッ ポッポ
シュッシュッ ポッポ

とっても寒い青空の下
白い煙をはきだしながら

シュッシュッ ポッポ

停車しまーす
カヨちゃんが乗ってきました

シュッシュッ ポッポ
シュッシュッ ポッポ

とっても寒い青空の下
白い煙をはきだしながら

みんなを乗せて走ります
みんな乗客 みんな機関車
みんな白い煙を出して
みんな待ってる 学校へ

シュッシュッ ポッポ
シュッシュッ ポッポ

全速ぜんしん すすみまーす

シュッシュッシュッシュッ
シュッシュッシュッシュッ
681はらだ将:02/02/15 18:31 ID:???

 『連続する詩#9』
 
 白い君がたくさん、
 白い君がたくさんかさなっていて
 白い君の向こうに言葉があって
 気配を殺しながらただ胡座をかいて
 おれを見ている
 その言葉を隠すように白い君が降っている
 何かを伝えようとしている
 伝えようとしている「何か」はモールス信号のようで
 ただ「声」であることがそれだけが
 おれにはわかる
 女の声、子宮の声に似ている
 生まれたての赤子の泣き声にも似ている
 細分化された音子が細胞に溶け合う
 息を整えてみる
 リズムがわかる
 白い君がいつまでも降り積もる
 魂を隠すように君が降り積もる
 
 愛に怯えた空の仕業さ
 愛に怯えた空の仕業さ


         
682はらだ将:02/02/15 18:41 ID:???

 『連続する詩#6 ─ それだけ ─』
 
 僕の左のポケットの中に
 わずか五ミリメエトル四方の
 小さな紙切れがある
 
 手にとってみると
 ビグザムがあけた穴があいていて
 ただそれだけ
 覗きこんでもただそれだけ
 
 空がみえている

683はらだ将:02/02/15 19:04 ID:???

『かぎりなくのんふぃくしょん』
 
 今年で四十二歳になる長身、長髪のジャズが好きで四百万円の貯金と
一千数百枚のCDを持った、真面目で優しそうな男に会った。高校生の
頃は夏目漱石の『こころ』(※@) が好きで大学までは太宰治 (※A)や
芥川龍之介(※B)、旧約はもちろん新約聖書までも読破した。読書が好
きなようだった。
今でも週に一度は教会へ通うという熱心なクリスチャンでもあった。そ
の男は「真性包茎」というコンプレックスを若い頃はもっていたらしい。
女とキスはもちろん、手を握り合ったことさえ記憶にないようで、一度、
十九歳の時に行った風俗ですら射精ができなかった、という正真正銘、
四十二歳の童貞男だった。
もちろん未婚だった。何とかいう名前のドラッグで働き盛りの四年間を
棒にふった。知り合いに知らないうちに飲まされたらしい。四年間、頭
の中で人の声がずっと聴こえて頭がイカレちゃったと男は言った。テレ
パシーだと信じ込んでいたらしい。俺ホンマにバカでドン臭いからなぁ、
と自分の事を言っていたが、体臭も口臭も臭かった。
 
犬のクソに下敷きにされたミミズの絵が浮かんだ。ただ浮かんだ。
憎しみや恨むことでしか生きていけない人間が悲しかったし、恐かった。
 
※@夏目漱石の『こころ』・・・皆が知ってる千円札の超有名な作家。
『精神的に向上心のないものは馬鹿だ』という台詞は、国語嫌いの中学生
だった僕のこころの中にいつまでも響いていた。勿論、今でも新鮮。
※A太宰治・・・玉川上水に入水自殺した作家。『晩年』『人間失格』
『斜陽』など題名からしてかなりダウナー系。
※B芥川龍之介・・・これまた薬物自殺した有名な作家。『鼻』『羅生門』
など。
 
                              08.July.1998
684はらだ将:02/02/15 19:14 ID:???

『パブロ★ピカソ』
 
ピカソ君が僕と君を見て
頭に右手をあてて悩んでいる
 
ここにはそれしかない
ロボットの僕と君が浮かんでる
テイテイテイ
テイテイテイ
 
               23.August.1998
685Canopus:02/02/15 21:52 ID:oooUuWIE
『未投函の絵葉書より』

少年は劇場の壁に寄り掛って
木の枝で横笛を作っていた
少年の眼前には
スズカケの並木道が広がっていた
広場の噴水が踊っていた

少年はこのスズカケの街に住んで
地平線を見たことがなかった

笛に一本の穴を通す

昨夜少年は
自分が牧神になった夢をみた
彼はそこで うっとりするような音色の
葦笛を吹いていた
起きて後
あわててそれを取り消したのだったが
しかし今 こうして笛を作っている

少年はこの横笛で
セレナードを奏でたかったのだ
ゆっくりゆっくりと
噛みしめるように
そして窓辺に咲いた
泣き虫のチューリップを慰めたくて

陽の燦然と照り輝く
風鈴の音のかるく響く

出来上がった横笛を
少年は吹いてみたのだったが
どう考えてもそれは
半音ほど音階がずれていた

湧き起こる妄念と
否定し続ける純粋さと

瞳をあげると
見慣れたスズカケの並木道
それは
まぎれもない地平線だった

少年は笛を捨てると
ゆっくりと
道の向こうへ歩いていった
686Canopus:02/02/15 22:07 ID:oooUuWIE
『センチメンタル』

君は 雨に濡れたグラジオラス
のように海の見える
小高い丘に立つ
君の長い髪も
服のひだも
心も
すべて風になびく

そして嘗て「死んでもいいわ」と訳された
三文字の英文を思いだす

ぼくはそっと君に近付き
肩に手をかけたけれども
君はふり返ることなく
じっと海をみつめる 君の頬に
涙が一筋つたう

君はうつむき
足下の草をちぎって海に投げる
草は風に揺れ空に溶けて
一羽の軍艦鳥になり彼方へ飛んでゆく
気付くと
ぼくも泣いていた――

ただ 風だけが吹く
ただ 風だけになびく
687Canopus:02/02/15 22:28 ID:oooUuWIE
『Canopus』(シュトルム「みづうみ」より)

ぼくらの土地では
幸福は束の間に現れて消えた
だから別の土地では
幸福はやって来ることがない

ぼくと君が幼かった頃
ピクニックの森へ手をつないで
しあわせ狩りに出かけた
「しあわせの実る時間は短いので
 気をつけて探すように
 さもないと しあわせは見つからないし
 おいしい御馳走も食べられない!」
お爺さんが昼食を用意しながら言った
ぼくらは一生懸命探したけれども
とうとうしあわせは見つからなかった
代わりにぼくらは
そこらに転がっていた石ころを拾ってきた

しあわせは見つからなかった
時が過ぎて君とも離れてしまった けれども
お爺さんの御馳走はおいしかったし
あの時拾った石ころは
立派な鉱物標本となって
わが家の戸棚を飾っている

ぼくらの土地では 幸福は
冬の終わりの
哀しいほど澄みわたった蒼紫色の
南の空の端に 束の間に現れて消えた
だから別の土地では
幸福はやって来ることがない
688名前はいらない:02/02/15 22:35 ID:???
原田さん・・なんか変だなぁ。
新たな地平が開けますように・・。
689yuki ◆DIe/YuKI :02/02/15 23:35 ID:???
2001/07/28

「痛いじゃない」 改

痛いじゃない
痛いじゃない
痛いじゃない
昨日から刺さったままの 
トゲが抜けなくて
放ったままにしてるのよ
これぐらいぐらいじゃ 
指は腐らないけど
小さいキズでも 

痛いじゃない
690765:02/02/15 23:38 ID:IkSuAs2K
      ♪
  ♪
♪  ∩ ∧_∧   
   ヽ ( ´A`)  なんじゃこりゃあああ!
    ヽ ⊂ ヽ   
     O-、 )〜  
       U
http://www.puchiwara.com/hacking/
      ♪
  ♪
♪  ∩ ∧_∧   
   ヽ ( ゚ー゚)  えろいニャー!
    ヽ ⊂ ヽ   
     O-、 )〜  
       U
691yuki ◆DIe/YuKI :02/02/15 23:40 ID:???
>>672
呼んだ?わたしのことやね?
>>689
>これぐらいぐらいじゃ
の"ぐらい"のこのくどさ、関西ならでは ですよ。
692名前はいらない:02/02/16 00:16 ID:GHm23nVy
なんで皆さんこんなことするんですか?
ここは子育て中の女性や働いている女性などが集まるところなんですよ!

今回の雪印の件はすごく悪い事です・・・。
でもそれ以上に貴方達のやっている荒らし行為も悪い事です!!

なんだかよくわからない絵とか書き込んでるようですし・・・。
なんですか? 「ワッショイ ワッショイ」って?
バカですか? お祭りなんですか?
ハーーーーーーン! そうですか!!!

なんですか? 「反省しる」って?
反省しろでしょ?
もしかして韓国人ですか?
このキムチ野郎どもが・・・!!!!
693名前はいらない:02/02/16 00:42 ID:???
よく男達の間で噂になる「マンコ」、
女性の又の間にあるらしいんだが、もちろん俺は実物を見たことがない。
いや、それだけならまだ存在を信じることもできるんだが、さっき気がついたんだ。
「オマンコは存在しない」んだと。
 その根拠を幾つか述べよう。

1.女は絶対に「オマンコ」を見せたがらない。それも不自然なほど隠す。
  あの嫌がり方は尋常ではない。女子小学生ですら見せるのを嫌がるではないか。

2.AVを見ていても「オマンコ」の部分には必ずモザイクが
  かかっており、われわれは「オマンコ」を目にする事が出来ない。
  これこそが「オマンコ」が存在しない何よりの証拠ではないだろうか。

3.日常生活で「オマンコ」という言葉をひとたび発すると、
  法律で禁じられた行為であるかのような嫌悪の視線を受ける。
  しかも公共放送でも「オマンコ」は放送禁止用語となっている。
  これも明らかにおかしい。

   俺は確信した。「オマンコ」は絶対に存在しない。
   そう「マンコ」は私たちの心の中にあるものなのです

 ・・・これでもあなたは「オマンコ」を信じますか?
694yuki ◆DIe/YuKI :02/02/16 00:53 ID:???
「ワンピース」

貴方に背を向け髪をかきあげる
貴方の息づかいを首筋に感じる
貴方の視線が外れないことを知っているから
口から出る言葉とは裏腹に
貴方の視線を意識し
その視線がそれぬよう
ゆっくりとゆっくりと
じらすように身をはだけていく

ね、抱きしめて
ね、ファスナーを下ろして

695名前はいらない:02/02/16 01:02 ID:???
>>694                      ト-、___
                     _,,-‐‐‐‐‐‐t-:、_ `‐、、_
                __,,,-‐'´     .:. ,,:.:``‐、;:;:;ヽ_
  ,,,_____,,..、_,,,,,-‐‐‐-、、_,,-'´    ............:.:/: .:.     ````ヽ、_
 〈=__,,,,__,,,,,,,,,,,,..::::::::::...  ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;ノ::.            `‐、、
/ .._____.. .. . `````ヽ- '--‐‐'''''~~~'`::::ヽ:.:.:.....        、     ヽ、
ヒ;-'´  ````:‐:‐:-:-.:__,,、、、、、  ....:.:.:.:.:.:.`:.:.:.:,;,;,;,;.:.:.;,;...........ヽ、ヽT   ◎ ヽ、
                 ````‐--:-:‐:':´:`:`´:: :::``:..、_:.:.:.:.:.:.:.ヽ、__ ,-==,
                                 ````‐‐:-:-:-:-:‐"
696名前はいらない:02/02/16 06:01 ID:???
>>693
どうしたんですか? アタマがピンボケですよ(w
そんなに女性の下半身に粘着して・・知恵遅れの哀れな子供
なんですか・・それとも ただの馬鹿なんですか(w w
697名前はいらない:02/02/16 08:53 ID:???
>>693

ただの エロ馬鹿です
698名前はいらない:02/02/16 09:35 ID:???
>>693
いつまで、ま○こ書きやってんだよ!
いいかげん飽きろよなぁ、負け犬とか、ウソつきとか
言われている 腐った高校生。
699>693 タヌキ:02/02/16 09:52 ID:???

オマエは また ま○こ書きかい? ったく 毎回毎度よく飽きない
もんだ・・オレは もう飽きた。
700yuki ◆DIe/YuKI :02/02/16 16:29 ID:???
不幸も闇も絶望も悲しみも苦しみも
アシタガアルカラ
疑いも憂いも不安も無い
アカルイアシタ
それはきっと貴女の空の向こうにあるんだ
嘘の無い暖かいその日は
必ず必ずやって来るよね?
形の無い何かを信じるなんて
馬鹿げている?
でもみんな
前を向いているんだよ
アシタガアルカラ
701Canopus:02/02/16 17:42 ID:yD3FgRCR
『空っぽ』

「かなしむほど まだ
 人生は知らない」
古い歌の歌詞をくちずさんだ
日々の営みに疲れて真っ暗な道を行く時
あるいは理由のない悪意に押し潰れそうになる時
いつもくちずさんだ

空っぽな心のまま
人恋しくて街に出た筈なのに
視線を避けて歩く私がいた
702はらだ将:02/02/16 20:13 ID:???

『声――すでにささやかな』

ぼくは声を聴いた
日々すり減らした日記のしたから
ぼくは聴いた
歴史という衣服を纏った亡霊の夜曲(ノクターン)を

ぼくは声を聴いた
剥き出しの赤く柔らかな楽器の奥から
ぼくは聴いた
30センチ前方を歩く人が気付かない落陽と満月を

ぼくは声を聴いた
皮膚とポリエステルのあいだの湿りから
ぼくは聴いた
夜な夜なつむぐ眠たげな詩人達の縫い目から

人生が豊かな咽喉を傷つけ
その強力な顎で噛み締め反芻した声を

彼等がこめかみから洩らす
ささやかな、以上のささやかな声を

              16.February.2002
703はらだ将:02/02/16 20:42 ID:???
晩飯食いながらTV見てチャンネルいじくってたら
>>695 が映ってたからわろた。(無駄グチメンゴ!)
704yuki ◆DIe/YuKI :02/02/16 21:44 ID:???
「あなたの声」 改

あなたの声は何かに似てる
頼りげなげな夕暮れの
幼き日々の帰り道
心もとなく手を出せば
触あう事が安らぎだった
何かに似ているあなたの声に
辛い想いで静かにすねる

705Canopus:02/02/16 22:56 ID:yD3FgRCR
ひらめき この眼前にある
分子ほどのひらめきが欲しい

こいつがビッグ・バンをおこして
新しい宇宙を形成しないとも
限らないから
706けろぴー:02/02/16 23:50 ID:???
>>703
TVに>>695が映ってたの?
なんで?どうして?

>>704 あんたこれ以上俺を切なくさせないでくれ(T_T)
707名前はいらない:02/02/17 00:20 ID:KZkVO4DT
卵の腐った顔・・・阿部・・・
自分をわきまえろ・・・
偏差値40台のクソオンナ・・・
国から消えてください・・・
708名前はいらない:02/02/17 00:21 ID:KZkVO4DT
厨房女というより、宮崎駿に触発されているイカレタ信者・・・
709名前はいらない:02/02/17 00:22 ID:KZkVO4DT
ちゃん♀
710名前はいらない:02/02/17 00:23 ID:KZkVO4DT
誤れば許してあ・げ・る・
711名前はいらない:02/02/17 00:24 ID:KZkVO4DT
人間として付き合ってあげるか、オナーニの大好きな女だから
ソープ上にでもなってください・・・
712名前はいらない:02/02/17 00:26 ID:KZkVO4DT
悲しかったんだね・・・可哀相に・・・
あ、俺は怒って三国志で攻め立てたら泣いてる様ナキガしたから
可哀相になってね・・・サヨウナラ・・・幸アレ・・・
713ら行の怪人:02/02/17 00:55 ID:???

知ってる?
2chってポイント制だっていう事
ひろゆきとその仲間達が毎日見てるんだよ
プロパイダと結託してさ
IPみんなとっててさ
IP毎に加算されていくのさ
おもしろい書きこみだけだよ・・・加算されるのは

あるポイント以上になるとさ・・・なれるんだよ
そうさ・・あれにさ

あれだよ・・

何だかわかるかな?



714マモー:02/02/17 01:30 ID:???
>>713

がーん!そうなの!?
あれってなに!?なにさ!?
気になって夜も快便!
715yuki ◆DIe/YuKI :02/02/17 07:36 ID:???
「患者」

今日のために 僕はたどつきました
決して 平坦な道ではなかったけれど
色んな人に さわられてかわいがられてきました
しんなりと 口にしてくれる人がいて
保ち 持続することができました
きっとこれから先も
このようにして 生きてゆくのです
2がつ17にち
また 来年の 今日まで

716はらだ将:02/02/17 20:43 ID:???
・・・ふぅ。今夜は一服。ぼーん。
717yuki ◆DIe/YuKI :02/02/18 23:03 ID:???
「落ち葉」

いつも心の奥に 
そっと置いてある
取り出して 
心にジンと響かせて 
また蘇らせては 
くりかえす 
あの時交わしたのは
全ては戯言と
言葉遊びだよと 
自分に言い聞かせる
心のまま届けと願う
 
もう空し過ぎるから
枯れずに咲いて
呼びつづけて欲しい
718はらだ将:02/02/20 21:06 ID:???
   ラフ・アート・モデリング・イン・チョコ
 
さて僕は今(朽ち果てるであろう)
「三次元的イメージ」にお茶を濁すべく
銀杏とチョコレートに自意識をまぎらわす
 
さて僕は今(リアルに溺れながら)
「ギマンと演出における効果」に耳を傾け
活字とカラーコピーに鼻糞でマティエール
 
さて僕は今(あどけない雄として)
「ラフ・アート・モデリング」に付加するところ
義務としての性交に誠意を尽くす昆虫である
そこ・ここ・あそこには
真冬のココナッツミルク香る女が
イルカに魅せられたピアノ少女が
歩いて数分の中華料理屋の店主(オヤジ)が
記号のような愛と昇る太陽の性質が
奇妙にヒシメイテ時代と抱き合い交錯する
光を知らない謎の深海魚のように
地下道に巣食う赤い目の獣のように

潔白の魂が腐乱する異臭の中で
意志に含む闘志にも似た
仔犬のうなりを聞いた ─― 微かな希望 ─―
 
これこそ未完成の青だ!!
 
さて僕は今(註:まさに今とする)

16.February.1997
 
719はらだ将:02/02/20 21:15 ID:???

『草花のように獣のように』
 
小さくしなやかな君のゆびは
雨音が聴こえるとふやける
何かを繋ぎ止めるように
僕等は手の平を重ね
のしかかる夜をずっと耐えている
 
ダンボールに抱かれた猫は
生きるために弱いものを殺す
君の美しさを守るために
僕等に残された武器は
いったい何なのだろうか?
 
今の僕等には絶望的に足りない
銃やナイフや腕力や金や
権力や言葉 ─ 何でもいいのに
今の僕等には絶望的に足りない
 
僕等に残された武器は
草花のようなものかも知れない
獣のようなものかも知れない
草花のような冷淡さ
獣のような優雅さ
草花のように生きる力
獣のように生きる力
 
                05.August.1996
720yuki ◆DIe/YuKI :02/02/20 22:28 ID:???
2001.08.09

きらきらの思い出たち
さようなら
熱く語り合った日々
さようなら
何度も衝突して流した涙
さようなら
眠る時間を惜しんで愛撫し合ったとき
さようなら
さようなら
さようなら
全ては夢の中の出来事
この胸の中にあいてしまった穴を
どうして埋めようか
誰にも聞かせられないこの心の叫びを
どうして押し殺そうか

失ってしまった
私の大切な大切な宝だったのに
721Canopus:02/02/22 00:26 ID:???
『「静かの海」綺譚』

CHAPTER1

「静かの海」に移り住んで五年
いつしかぼくは
ブロード・ビジョンに映される
地球の姿を見続けるようになっていた

(この真夜中に
 サキソフォンを鳴らすのは ぼくだ
 このサキソフォンは盲目の犬と猫にしか聴こえない
 夜をとおして流す彼らの水銀の涙で
 朝にはすべての歩道が溶けているだろう)

嘗て「静かの海」は 人で溢れていた
月面に新造された理想の未来都市
地球に倦きた人々はこの移住計画に殺到した
抱えきれないほどの希望とともに

だが人口は減っていった
移民は次々とやって来たが十年ともたなかった
皆アルゴのような船に乗り込み
魅力の無いはずの地球に戻っていった

(何故 とは問わない ただ
 囲まれた土地では人は幸福になれない
 のかもしれない
 人間に必要なのはもしかすると
 天気のいい日
 頬をたたく風
 それだけで充分なのかもしれない)

資源開発の技術者と
自虐的な世捨て人
だけがそこに残った
722Canopus:02/02/22 01:16 ID:???
(人の絶えた都市ほど寂しいものはない
 寂しさのあまり犬と猫は自ら盲目になった
 だからぼくは
 彼らのためにサキソフォンを吹く)

紫色の帳が消滅し時間上の朝がやって来る
屋外にも酸素が供給されるというのに
人影は途絶えて久しい
タービンの微かな音だけが響く
ぼくは部屋のなかでソファに横たわり
あおい地球の映像を眺めている
723yuki ◆DIe/YuKI :02/02/22 20:15 ID:???
「すきなひと」

君が通る道はどこだろう
君が眺める風景はどれだろう
行き道を選ぶ時に考えてしまうこと

「もっと簡単に」

君の通る道
君の眺める風景
同じ風を感じられるのなら

少し早足ででもついていく

今度は決して 
見失わないように
724はらだ将:02/02/22 22:24 ID:???

『真冬のロマンシック』

飲みかけのウヰスキーと溝のないレコード
ダンボールいっぱいの手垢にまみれた手紙
日々つきまとう忘却と傷を隠せない不器用
彼が壊れた時計の針に目を凝らすのも儀式

 冷たい月を両手で愛したら
 君が好きだ、と言える気がする

          22.February.2002
725はらだ将:02/02/22 22:51 ID:???
蘇れ、詩神よ!!祈れ、詩人よ!!
九人の女神(ミューズ)たちよ!!

『 to do 』

神話詩人(ホメロス)が 奔堕の滝に 勃然(ぽつねん)と

帆布の鎧で 骨・ユメを知る

ならば 尚更 なき名の棘(いばら)

電光石火(スーパーソニック)の如きスピヰド以(より)

限界突破の時空移動(タイムスリップ)

暗窮(あんきゅう)の蜉蝣 左耀された十字架(クルス)に滲み居る陰鬱な影

磔刑の基督(キリスト) 寂閑たる碧海と参者独然なる漁夫達

神秘主義者サン・ファン・デ・ラ・クルス的斜角

ヴンんと 震重る 零記号

「・・・っちまえ・・・やっちまえ・・・

後の祭だ・・・やっちまえ・・・・・」 




726はらだ将:02/02/22 22:55 ID:???
蘇れ、詩神よ!!
煽れ、酒神よ!!
踊り狂え、九人の女神(ミューズ)たちよ!!

祈れ、詩人よ!!
謳え、詩よ!!
727はらだ将:02/02/23 21:10 ID:???

『戦潮の満干と三萬六千日の春』

冷麗の海で戯れる愛艶遊美の乙女〔ヴィナス〕よ(最愛の女よ)
西風の神〔ゼフュロス〕の捧げる「再生の薔薇」によって
永遠に繰り返される力なき軍神〔マルス〕の詩〔うた〕など
あなたに聴かせたくはない

勇敢な戦士が愛する邦邑〔くに〕を離れ
何故、常緑樹状の連結を示唆するのか
彼岸のアール・デコ復活祭の饗宴に
白黒するあなたは判断不能の儘〔まま〕でいい

巨大で有能な浮遊馬〔フォーク〕に跨り
海に地雷を仕掛ける「名医」も恥辱と美徳、
醜悪と熱情〔パトス〕に支配された病弱さだけ
故障した時間の女神〔ホーラ〕が【永遠の春】を告げる

「おお、この閉空のプリマヴェーラよ!
無知なる自由を守護神〔メルクリウス〕が神杖〔しんじょう〕で追い払うのか?
笑止千万!無駄無駄無駄ああああ!!!
凡ては自由の名で暗示されている!!」

「しかし鋭牙を隠す蟲螻〔むしけら〕よ、偉大なる君は疑え、
快楽〔けらく〕という快楽のトウテツとなり
気取った隣人を断頭台〔ギロチン〕にでもかけてやれ
誰が君を制裁できる?そう、君だけだ」

戦潮の満干こそ最も繊細な球体のうえで
凡ての彼等に罅割れるほどの困惑
然る免疫細胞に癒着する「黒い男」を培養し
私はあなたに【自動的愛】を捧ぐ!

728はらだ将:02/02/23 21:39 ID:???

『冥海――イントラ・フェストゥム』

   〔解放せよ!〕

蒼鈍色〔あおにびいろ〕

塗り込まれた
天鵞絨〔ビロウド〕

カンヴァス
その
永遠
なる
未完の
タブロー

その    {主義なき反感する者よ!}
冥海    {湿地帯で乾燥する者よ!}

泥鉛色〔でいえんいろ〕
の躯胎〔からだ〕を清めた
鱗蟲〔りんちゅう〕擬き

精神機械〔サイコマシーン〕
その
分裂
する
霊魂〔プシュケ〕の
祝祭

  
729はらだ将:02/02/23 21:40 ID:???
   〔総てを解放せよ!〕

単細胞

諸機械ども
よ!
冥海

漂う
吸殻
ども
よ!

舞踏〔おど〕れ、
そして
舞踏れ!
疑うこと、
それ
さえ
今は
罪悪だ!

呼吸

忘れるくらい
その
眼を
開け、
肉を
澄ませ!

何も
怖くは


ない。
730水銀:02/02/24 03:21 ID:???

ポエムは女を口説くためにあります。口説けないような貧弱なポエムはゴミといっしょです。

誰のこころもうてません。もうちょっと面白いことやってみたら?

だからオカマの板っていわれるのよ。(笑
731Canopus:02/02/24 18:35 ID:???
730さん、人様のスレッドなので多くは言いません。
本気で言っているのだとしたら、旅に出ましょう。
ネット詩ばかりではなく、魂を揺さぶられるような詩を探す旅に。

『「静かの海」綺譚』

CHAPTER2

庭園の草花は
朝になると芽吹き
昼には背の低い花を咲かせる
(永遠の獏がそれを喰らいに来る)
夕暮れに枯れて
土に還る
ぼくはその瞬間が好きだ
732Canopus:02/02/24 18:48 ID:???
ここにいる僕らはまだ自分の言葉を模索中。
まだ魅力がないというのは事実でしょう。
だからあなたを怒りはしない。ただストイックに言語の森を彷徨うのみです。

『「静かの海」綺譚』

CHAPTER3

地球のニュースは
もうぼくの耳には入らない
諍いは極限まで縮小され
笑顔の美男美女が同じ言葉を連呼する
ぼくの声は届かない
何も言わない
ただ地球の映像だけ
眺めていた
733はらだ将:02/02/24 21:19 ID:???
自分でつくった規則を早速破ってスンマセン。

>>730 水銀さん。
まず、コテハンでの書き込みありがとうございます。
どこだか忘れたけど、水銀さんの名前はみかけた事がある。
どんな詩を書いてたか覚えてないんですけど。
あっ、思い出した!!nicoのとこだ。

ボン・サンス。あいたたた。おかま・・・か(恥笑)。酷いなぁ。
詩板がオカマなのか、このスレがオカマなのか?
女を口説くのがポエムですか。それ偏った価値観ちゃいますか?
それとも俺に口説かれたいとか(笑)、そりゃないか(笑)。
じゃあ、俺を口説いてみるとか?どうですか?
まず、>>725 >>727 >>728->>729なんかは三年前に書いたものです。
これを読んでくれてる人が何かを感じる、その「何か」を俺なりに
感じたかっただけです。何も考えてないと言えば考えてないかもね。
ランダムサンプリングです。
そしたら水銀さんが書き込んでくれてたんで。
でも傷ついちゃった(苦笑)。
                          ・・・続く
734はらだ将:02/02/24 22:30 ID:???
>>731 >>732
Canopusさん、ありがとう。
ただ俺に対する彼女の言い分は尤もなんです。
良識(ボン・サンス)に縛られていたのは俺のようでした(恥)。
735はらだ将:02/02/24 22:36 ID:???

『君に会いたい』

nico、このスレッドを読んだら
レスポンスが欲しい
水銀さんの言葉が俺を動かした
もしも、まだこの板を覗いているなら
[email protected]
この情けないバカな男に返事を下さい

君に会いたい
君だとわかる言葉で
俺の手の平まで
この夜空に『虹』を描いて

736素敵!:02/02/24 22:53 ID:gdissmzn
いいなぁー。
737yuki ◆DIe/YuKI :02/02/25 08:07 ID:???
おぉぉぉおお!原田さん素敵やんっ!
nicoきっと見てくれてるYO!

今ねひそーり、こそーりほむぺで恋愛もの書いてます。
まだ作りたてやけど・・・。
自分の女を、精一杯綴っていこーとおもて(笑)

------------------------------------

+ もどかしさ +

未来がないの?
じゃあ 
今もいらない

思い出の
オモリ
など

いらないから

2002.02.24yuki
738名前はいらない:02/02/25 08:25 ID:???
>>730 水銀さん

あんた いらないです。さようならぁぁ・・。
739Canopus:02/02/25 23:14 ID:???
730は「nicoさんを口説け」ってことだったのか?
私は終生ミュウズに恋い焦がれる者。
一番上等の(つもりの)服を着て花束を捧げます。

『「静かの海」綺譚』

CHAPTER4

「静かの海」の隕石対策のため
無人のブロックが封鎖され
硬化剤が注入された
あなたとの想い出の場所は
こうして永遠に失われた
740Canopus:02/02/25 23:23 ID:???
『「静かの海」綺譚』

CHAPTER5

精密に区分けされた蜜柑の駅
嘗ては人に溢れた薄暮の待合室で
ふと右手が暖かくなり ぼくは
あなたへの手紙をしたためる
胸を突いてでる言葉は
あなたへの望郷の念ばかり

満開の夜の桜を思え 桜に寄り掛ったまま
動かなくなった旅の老僧を思え
眼を閉じた老僧の人生を思え 微笑したままの口許を思え
墓標に乗った天使たちが
凄まじい速度で喇叭を吹き そこにいた皆が
天井に描かれた審判の門に吸い込まれてしまった

死を飲み込むほど巨大化した闇の中で
私は夜明けを探し 山を探し海を森を探す
そして澄明な輝く膜に包まれた
あなたの誕生をいつまでも待つ
741Canopus:02/02/25 23:32 ID:???
『「静かの海」綺譚』

CHAPTER6

劇場跡の舞台裏
どこからか光がさしている
あれはどこからの
光だろうか
742黒瓜:02/02/26 03:08 ID:???
 僕らの観察日記

グルカ兵がやってくる
サナトリウム文学の終わりから
銃剣を突きつけながら
やってくる
白い手をつかむ黒い手が
旗をなびかせやってくる
クライマックスの予感さえも
軍靴を履いてやってくる
大勢の算数の代表者が
閣下閣下と敬礼をする


>原田さん
 お久しぶりです。まだこのスレがあるとは!
 懐かしいので詩をひとつ。
743yuu ◆vYueMMw6 :02/02/27 21:31 ID:???
yukiさんのHPのURL、教えて欲しいです。
お願いします。
744名前はいらない:02/02/27 21:38 ID:???
俺にも教えれ。(某粘着)
745yuki ◆DIe/YuKI :02/02/28 22:51 ID:???
+ にらめっこ +(返詩です)

かがみのなかの
じぶんとにらめっこ
うそつきのじぶんと
にらめっこ

にらんでるのに
にらんでるじぶんが
ないてるよ
どうしてなんだろう?

おんなじじふんなのにね・・

2002.02.28yuki

いつも、ありがとう。
746Canopus:02/03/03 01:19 ID:???
『「静かの海」綺譚』

7

ボルヘスの住んでいた
部屋を整理する
古い南宗画をみつけた
しばし
画のなかに閉じこめられる
747はらだ将:02/03/03 21:39 ID:???

『きみとひとりぽっち』
 
誰かに抱きしめられたい
そして強く抱きしめたい
大切なものを捨てちゃったんだよ
ひとりにしたのは ぼくなんだ
それくらいわかってる
だけど大好きな人と
いっしょにいたい夜がある
ひとりぽっちがさみしい夜がある
わからないでほしい
何もわからないでほしい
本当のことなんて
伝えられないんだよ
勝手な解釈だけはやめてくれ
たったひとりでいいから
そんなぼくを受け入れてくれるのが
あなたなら幸せになれたのに
 
10.October.1996
748Canopus:02/03/03 22:47 ID:???
『「静かの海」綺譚』

8

人気のない劇場の幕が上がる
客席は水没して
ヴェネチアの運河のようだ
色褪せた書割りの街がぼんやり突っ立っている

ぼくはゴンドラに乗って
舞台の上のあなたを迎えに行く
あなたの面影に
虚空に向かってぼくは右手を差し伸べる
749はらだ将:02/03/04 20:41 ID:???

『イマジネーションの中で戦士達は幾つもの脳と心臓を食卓に並べる』

はじかれた
おまえは
はじかれたんだ

豊かさ

貧困

そのあいだに
あったものが
あいつらのコトバで
はじかれたんだ

750はらだ将:02/03/04 21:17 ID:???
nicoからの応答なしです・・しょぼん。
まぁ、普通に考えたら当たり前やもんね(苦笑)。
で、再生。
で、nico風のポエム描いてみたり。

『えのぐの』

桃色パンクをうたって惹かれ星
25時になれば
メロドラマライセンスの
更新しなきゃね

おっぱいを愛した男の子
BACK IN THE U.F.O に乗って
歌って直立猿人

レモンスマイルではにかんで
プラスチックの
マイナス

ようこそ!!遊園地球

751はらだ将:02/03/04 21:31 ID:???

『妄想の王子様』
 
王様に会わせてもらえたらぼく
天文学の話できっと盛り上がっちゃうよ絶対
メシエ(※)がどうとかこうとかうんうんうなずいて
かわいいお姫様とロマンチック大好きって
ハレンチな悪戯してちゅぱちゅぱさせて
くちょくちょして毎日して子供つくって結婚パレード!!
王子様だよぼく
それから毎晩浮気して町娘(まちむすめ)に恋して
二人で愛の逃避行サイコー★★★
算数苦手だったから絵描きさんになったら
そしたら「乱数を使う自動音楽的」な絵だ!!
ってその道の偉い人に褒められて現代美術の
先っちょにたたされてぼくはたたして先っちょ
濡らしてるほうがいいけどまぁいっかって感じで
当時チマタじゃ結構人気のあった映画女優とH(えっち)
しただけでぼくの絵が馬鹿ほど売れて
パーティの後よっぱらって水たまりで溺れて
今じゃ植物人間なのに
今世紀最後のスターだってさわがれても
あんましうれしくないから
王様には会わないようにしてるんだ
王子様だって結構つらいよね
 
※メシエ・・・アマチュア天文家シャルル・メシエ《仏》(1730〜1817)が世界で
最初に作った星団・星雲・小宇宙(銀河)のカタログを『メシエカタログ』という。
 
                 30.March.1997
752はらだ将:02/03/04 21:36 ID:???

『淡い花』
 
当て外れの蒼窮(あおぞら)が連なって
明け暮れぬ日々は不実さがつのる
 
未来(あした)を語る永遠の沈黙は
雨降る度に研ぎ澄まされていくはずで
あたしも障りたくはないのです
 
淡い花に悪意を知らぬ子供等の悪意が
あどけない恋をうつした罪の先端がにじむ
 
抗いの果てに閉ざされた侭の儀式のように
 
アルタイル(※)のこぼした滴(しずく)で
洗い流す黒髪の影よりもうすく
ありきたりの過去に忘らるる千の花びら
あの淡い悪意に染まるアジサイの花
 
飽くなき生命の欲望の色を吸い込んで
愛の香る大地に咲いた淡い花
 
アルタイルのこぼした滴で
洗い流す黒髪の影よりもうすく
ありきたりの過去に忘らるる千の花びら
あの淡い悪意に染まるアジサイの花
 
※アルタイル・・・Altair 鷲座のアルファ星。七夕の彦星。牽牛星(けんぎゅうせい)。
753はらだ将:02/03/04 21:40 ID:???

『ピアノフェチ』
 
(BGMにピアノの演奏がはいる。『ベルリン』ルー・リード(※@)
の冒頭の曲のイメージで)
 
ピアノは黒くて大きいのに限るわ。スタンウェイのグランドピアノ
なんか私的には最高のテンションでやれるわけなんだけれど、いま
愛玩してるのは─ なぁんてうんちくじみたことをこんなトコで言
うつもりはないから、気にしないで私の話を聞いて欲しいの。いや
聞いて欲しいというのは嘘ね。どうでもいいの。あの女は哀れな奴
だ、そう思って聞き流してくれても一向に構わないわ。ただ私を観
るのも観ないのも君たちの自由よ。その時点で今から何が起ころう
と私が何をしようと一切の責任は負えないことを理解して欲しいの。
誤解はしないで欲しいの。これは脅しでも何でもないわ。君たちが
この場から立ち去ろうがどうでもいい。私に君たちの自由を奪う権
利はないわ。今日は私がただ単に不安定であるだけなのかも知れな
い。私は話をするだけで、ピアノに性的欲求を感じる女の話をする
だけで他の事は何にも考えちゃいない。私の話を最後まで聞いてく
れる人がいようといまいと、途中でこの話を止めるつもりはないわ。
私はアーチストでもミュージシャンでもないからこの舞台に対して
別に変なこだわりもないし、演出とか効果とかそう云う類のものも
狙ってないし、まぁ当たり前の事なんだけれど、私はハナっからそ
う云うことを考えるのが大っ嫌いなの。今回のこのパーティの主催
者であり友人でもあるサトウ君に依頼されたからであって私にして
みればこんなパーティが台無しになろうがしったこっちゃないのね。
サトウ君自身そんなことは承知の上で私をこの舞台の上へあげてる
んだから。ねェサトウ君?フフフ。でもあんまり深刻に考えなくて
もいいよ、私だってみんなには気持ち良く楽しんでもらいたいから。
そう、大分話がそれちゃったけどピアノの話だったわよね。最初に
言った通りピアノは黒くて大きいのに限るわ。
 
女はそう話し始めた。
 
(約1分程度の間奏が流れる。)
 
ピアノは黒くて大きいのに限る
754はらだ将:02/03/04 21:43 ID:???

ピアノは黒くて大きいのに限る
 
私は ピアノを愛した 快楽の奴隷
私は ピアノを愛した 哀れなただの女
 
黒くて大きなグランドピアノ ぼんやりと映る私の姿態
鈍色に光るグランドピアノ ぼんやりと映る聖なる器
 
(ゆっくり呼吸を整えて興奮に戸惑いながら)
夜の透けた窓のしたでシャツのボタンをはずして
いつもと何も変わりはしないそして下着をそっと脱ぐ
・・・そんな感覚・・・とても素敵でしょう?
(誰かに見られてるんじゃないかって思うの思わなきゃイけない)
 
私は ピアノを愛した 快楽の奴隷
私は ピアノを愛した 高貴で卑猥な女
 
黒くて大きなグランドピアノ 接吻する 右前足にそっと
鈍色に光るグランドピアノ 接吻する 慈しみを込めて
 
(ゆっくり呼吸を整えて興奮を解放しながら)
両手を背中で組んで軽くひざまずいて
まぶたを閉じて愛しさを込めて舌を巧く使って
・・・なめてゆく・・・イきそうでしょう?
(自分は世界一恥ずかしい女だって思うの思えなきゃイけない)
 
私は ピアノを愛した 快楽の奴隷
私は ピアノを愛した 高貴で卑猥な女
 
唾液でべとべとにしたピアノにいやらしく濡れたピアノに甘い香り
のローションをたあっぷり垂らしておまんこをすりつけるの。四つ
ん這いになってお尻をイヤらしく上げ下げして吐息を漏らしながら
頭の中の妄想とスピードを徐々に合わせながら、一気にアクセルを
踏まないように徐々に・・徐々に・・そう体勢を変えて楽しんでみ
てもいいわ、そんなに簡単にフィニッシュしちゃダメ。あくまでも
エレガントに彼の愛を感じながら彼を愛しながら、黒くて大きくて
755はらだ将:02/03/04 21:47 ID:???
硬質の彼の体と、白くて小さくて柔らかな私の肢体が絶妙なバラン
スで交じり合う・・・汚れた白と鈍く光る、黒・・・・。――高貴
と卑猥と恥らいと愛情が入り乱れたカオスの黒が一瞬にして真っ白
に変わる、天国への最短距離を私達は走り抜けるの。大胆に繊細に
震え上がる勇気で走り抜けた後、最高にエロティックな本能にずっ
と焼きつくくらいまじまじと見つめ合って、その刹那の戯れを忘れ
るように抱き締め合うの。切なさも悲しみも残らないように―― 。
 
私は ピアノを愛した 快楽の奴隷
私は ピアノを愛した 哀れなただの女
 
(淡々と終わりを告げるピアノ演奏が流れ残響と無音の美しいコン
トラストで幕を閉じる。)
 
 ※ルー・リード・・・ロックな男の名前。 
28.April.1997
 
756はらだ将:02/03/04 22:01 ID:???
『極刑の知らせ』
 
夏だから泊まりで海にでも行こうよう、と彼女に言われたもんだから案の定、
僕は頭を抱え込んで仕事帰りの電車の中、信号待ちの交差点、ポプラ並木が
続く道、夜の公園を通り過ぎる間、玄関の前でカギを探すときも、もちろん
靴下を脱ぐときも、湯舟の中も枕のうえでもずっとずっとずうっと僕はただ
一つの事を考えている訳で、今し方電話で話してた相手が誰だったか判らな
い程本当に悩んでいるのだ。幾らか断る理由を考えてみたんだけれど、どれ
一つピンとくるものがなくって適当に誤魔化すことも出来ないし「ごめん。」
なんて謝っちゃえば彼女は当然自殺しちゃうだろうし自殺なんかされちゃっ
た日には親譲りの正義感?いや、それ以前に僕が今まで築き上げてきた人生
が 簡単に狂っちゃうから彼女に死なれちゃ困るんだ。(どうしてOKなんか
しちゃったんだろう)いつものことだけに注意してたつもりだったからかな
り自己嫌悪・・・心の豊かさを示すフラットな日々の繰り返しの生活が、今
にも崩れそうなバランスに変わり(どうしてOKなんかしちゃったんだろう)
眠ることも出来ない。肉厚のない鳩尾あたりから恐怖が放射状に湧き上がる。
脳味噌が凍りつく一歩手前って感じだ。夏の(どうしてOKなんかしちゃっ
たんだろう)冷や汗ってのは極刑の知らせなんだと、昨日みた夢の中で捕虜
になった男が言っていた。それも(どうしてOKなんかしちゃったんだろう)
僕に向かって。(どうしてOKなんかしちゃったんだろう)夏だから(どうし
てOKなんかしちゃったんだろう) 夏だからダメだったんじゃないか!!(ど
うしてOKなんか・・)ほんとにどうしてOKなんかしちゃったんだろう?
いっそのこと僕が死んじゃえば楽なのかも知れない・・・。

「・・・よし、死のう。」

彼は精神科医からもらったばかりの抗ウツ剤とたばこを六九本食べて息をひ
きとりました。高校時代に付き合っていた彼女の写真に何度も何度も謝罪し
ながら。享年ニニ歳。彼の死因は首吊りによる窒息死。生前から無口だった
彼は本当の無口になりました。   
                              オシマイ

20.June.1997
757はらだ将:02/03/04 22:04 ID:???
『クリスマストランス』
 
ワタシね、父さんからもらった本を読んでたの
ワタシね、あんまりムツカシいことわからないの
わたしね、今日公園のベンチに座って本を読んでいたの
「本」って言ってもね、絵本なんだけど
佐野洋子(※)さんの『百万回生きたねこ』なの
イイ話だなって思って
足元に落ちた枯葉を見てたのそしたらね
声をかけられたの
かわいらしいパンダのイラストがプリントされた
赤の小さなトレーナーを着た女の子で
真っ白なふわふわ帽子をかぶっていたわ
もちろんその子もすっごくかわいくて
くりくりのおっきな瞳で
じーっとワタシの眼を見ていたの
その子がね急にサンタクロースの話を始めたの
 
「サンタさんもうきやはってん。ケイちゃんのようちえんにね
もうきやはってな、なきむしにはプレゼントあげへんぞって。
サンタさんはな、ないてたらくれへんってそれでねわたしのと
こにサンタさんきやはんねん。」
「泣いてたらサンタさんはプレゼントくれないんだ?」
「そうやで。ないてたらくれやらへんの。」
 
そう言ってその子はお母さんの方に走っていって
そのお母さんの足にしがみつくように抱きついて
お姉ちゃんバイバイって手を振ってくれたから
ワタシもバイバイって手を振り返したの
昨日の太陽と違う太陽がねワタシの頬にキスしたみたいで
すごくイイ気持ちだなって思ったわ
 
家に帰って服を着がえて部屋でボーっとしていたら
心配してくれてた母さんがブランケットを肩にかけてくれて
758はらだ将:02/03/04 22:05 ID:???
熱いコーヒーを持ってきてくれたわ
ワタシはね、そのブランケットを頭にかぶって
ひとりで思ってたの
今はワタシも忘れてしまったことなんだけど
きっと昔はねあの子みたいに
サンタクロースのことを信じてたんだろうなって
きっと今よりもずっと泣き虫で甘えん坊で
それでも今と変わらないくらい両親に愛されてって・・・
でもね、ワタシは思うの
サンタクロースが本当にいるのならきっと
泣き虫で甘えん坊にもね絶対プレゼントくれるって
ワタシはねそう思うの
そしてサンタクロースを信じてたいの
きっとワタシにもプレゼントくれるって信じてたいの
おもちゃやお人形やぬいぐるみじゃなくって
恋人とか夢みたいなものでもなくて
勇気みたいなすごく大切なものを
プレゼントしてくれるってことを信じてたいの
ちゃんとワタシの話を聞いてくれてる?
ワタシこんな話ホントはすごくはずかしいの
でもね今日はクリスマスだから
        *
俺はこの絶望的なまでに馬鹿な女が
今日は初めて自分にとって特別な女だと思った
今日という日のせいなのかも知れない
クリスマスなんて馬鹿な日のせいなのかも知れない
この人間中心主義的な世界で俺たちは
悲しみに正直な顔と楽しみたい欲望の顔で
歪んだ笑顔しか生産できないじゃねぇか!!
・・・わけがわかんねぇんだよ・・・
俺は今までたくさんの人も
あらゆる生物も無生物も
平気で傷つけてきたし
これからもそうやって生きてゆくんだろう
たくさんの仮面をつけてきたオカゲで
他人の本質を見抜くことにたけてたつもりだが
759はらだ将:02/03/04 22:06 ID:???
こんな外見がかわいいだけの馬鹿な女を
ただの一度も愛しいなんて思わなかった自分が
絶望的に馬鹿だったことに気が付いた
こんな自分から今は吐き気しか生まれない事実・・・
 
冬の下町のカフェに流れる南国のリズムが俺を襲う
気が狂いそうな吐き気吐き気吐き気の連続
エズく俺を不快なものをみるまなざしが突き刺す
全てを忘れたい、全てを否定したい
全てに抱かれたい、お前に抱かれたい
お前だけでいい、
こんな俺を何も言わず抱き締めてくれ
「まいったな。」とつぶやく冬の太陽が
俺に微笑んだ気がした
 
 ※佐野洋子・・・作家。「百万回生きたねこ」は有名。一度は見るべし!!
 
19.July.1997
760はらだ将:02/03/04 22:08 ID:???

『悲しい伝言』
 
ぼくがすきなのはきみじゃなく
きみの肩越しにあるけしきさ
そばにある、ちかづいてみる、キッスをねだる

きみが振り向けば
ひとつの星のかわりに
少しやさしくなれる気がする

きみがきらいな夜も
ぼくの味方になりたいようだ

なつのかぜがここちよいのは知ってるが
ことばのないふたりがとても
とってもすてきなことを
何年ぶりにかんじたのだろう

ぼくはなんだかうれしくて
じこひていをするおろかなぼくを
褒めてやることにした

ぼくはきみのえがおより
あの星をあいしていたいし
ぼくがすきなのはきみじゃなく
きみの肩越しにあるけしきさ
 
29.July.1997
761名前はいらない:02/03/04 22:09 ID:lucXq4Ih

(・ω・) ????

762はらだ将:02/03/04 22:18 ID:???

『間』
 
夢と現、がある
処女の髪が揺れ、下衆な女の肌が乾く
男は、まどろんでいる
睡眠障害の皮膚病と
何か、をシンクロ(共時)させている
何かと何か、の間には快楽がある
男はそれを知っている
物語が生まれるからだ
完全なものに物語はない
だから人は
何か、と、何か
の間で
浮遊生物よろしく
いつまでもぷかぷかしているのだ
例えば
君と僕、の間で─―
 
                   11.April.1998
763はらだ将:02/03/04 22:31 ID:???
オールド・マナリーで手に入れたゴールデン・トパーズ。
壊れきったあの娘にあげた。

走り回って手に入れた大きなスター・ルビー。
弟の娘(4歳)にあげた。

猫に小判になるのだろうか。
764Canopus:02/03/05 22:46 ID:???
『「静かの海」綺譚』

9

久方振りにバンドネオンを抱えて
移動道路を渡る
すれちがう人はいつもあらぬ方向をみつめている

宇宙港から外に出て星の
瞬かない空の下 バンドネオンを奏でた
ぼくのバンドネオンは人々には聴こえない
ぼくのバンドネオンは ぼくの耳にも届かない
765はらだ将:02/03/06 21:45 ID:???

『石』

みんなもってる
きみももってる

アアケイドから落ちる雫
灰色の空なのにこころ晴れやか
あたまは変わらず重い、石だ
石がきゅんと濡れてる

「石のうえにも三年」の忍耐は
持ち合わせていないけど
石がうえに何十年は辛いなあ

みんなもってる
あのこももってる

母親の石、父親の石、
いかり肩の料理人の石、
(といっても漬物石じゃない)
ノロマで大きな映画監督の石、
純朴好青年のカメラマンの石、
助平な陶芸家の石、
キサクなシンガアの石、
恥ずかしがり屋で間抜けな
詩人の石、
獣の石、人の石、

濡れて重みを増すじゃないか、
空!!

軽くて柔らかな
石が良かった

灰色の空なのにこころ晴れやか

             06.march.2002
766Canopus:02/03/07 00:24 ID:???
『「静かの海」綺譚』

10

一時期
月の大地に立って地球を眺める
ことが流行った

今でも人は忘れた頃に
月の大地に立って
両方の手でこの宝石を包もうとする
海猫の飛ぶ島を夢みて
767Canopus:02/03/07 00:32 ID:???
『「静かの海」綺譚』

11

「地球は二酸化硅素の体を持った生物である
 ことが最近になって判明した」と
夢の中で見たプラカードに書いてあった

地球が寝返りをうった 地球がくしゃみをした
その際に起こりうる惨劇を考えると
ぼくは不思議に悲しくなった
杞の人の悲しみ
768はらだ将:02/03/08 21:47 ID:???

『拝啓、花粉様』

「嗚呼、憂鬱なプリマヴェーラ!!」
去年もこのフレーズを友に送りました
「希望を抱く春」という神話は
遠く霞んで見えないけれど
十数年お付き合いさせて頂いてる
花粉さんはお変わりなく
またこうしてこのような場所で
お会い出来てうれしいです

いま私は「静かの海」にいます、凪です
見渡す限り、海です 風もありません
引き篭もりの風は更に内部に引き篭もるようですね
冬のきびしさは思考を思い出させてくれるから
土の中であたたかなる日の目を
ささやかに待ち望んでいるのでしょう、
愛らしい土筆のようです
早くその顔を見せて欲しいのに(微笑)

都会に住む友が季節を感じるのは
難しいと嘆いていました
変わらない街の風景、その中では
かろうじて人々の服装と天気予報だけが
季節の移り変わりを告げるだけだ、と
更に付け加えるように
「あと、花粉症かな」と苦笑いしていました

年中無休で売られる野菜も
冬でも暑いお店のなかも
弱く儚い人間様のご希望どおりですもんね
「季節外れ」というコトバも
意味自体が変わり薄れ老いぼれてゆくのですから
寂しい限りです
人様の感情がこんなにも変わりやすいからなのか
私たちには休む暇さえ与えられないようです

友よ、
少しは休んでください
私は休み過ぎたので
この鈍ったからだにムチを打たねばいけません
誰の為でもなくまず自分のために

呼吸と食事と
運動と、睡眠を

そして
少しの愛を感じながら

                   08.March.2002
769yuki ◆DIe/YuKI :02/03/08 23:56 ID:???
>>768
今の気持ち
そのものって感じですね。(笑)
770Canopus:02/03/09 01:08 ID:???
『「静かの海」綺譚』

12

マラケシュにいた時も
海底牧場で働いた時もこの季節になると
春一番の風を感じ 桜の花を思った
そして今 「静かの海」にひとり佇む時も
また

鉛筆の削りかすの
木の匂いをそっとかぐ

気候調節のスイッチを「山の三月」に合わせ
人恋しくなり 友に会いに行く
「灰色の菫」という小さなバーへと
思わず急ぎ足で
771はらだ将:02/03/12 21:38 ID:???

『花のいのち』

花粉は花のいのち
言葉は詩のいのち

彼らに振り回される人生でも
それも仕方なく思う

美しい花じゃなくても
美しい言葉じゃなくても

花が花であるように
私が私であるように

              12.March.2002
772はらだ将:02/03/12 22:20 ID:???

『最低の正義』

ああ、千は永いね
俺はホントの馬鹿かもね
***みたいな世界に
いつまでいたって
先は見えてるけれど
それは最初から
わかってたこと

でもそれは人生も同じだしね
ほんとの最後は笑って・・・ってね

今やるべきこと

美しい浜辺のゴミを拾うように
空白にことばを埋めていく作業

無益であるのは死だと思う
集合であるな
孤独であれ

「今を生きること」
それが今の俺にも出来てる
最低の正義

           12.March.2002
773はらだ将:02/03/12 22:31 ID:???

ここでなきゃダメって訳じゃないけど
ここじゃなきゃ描けない詩があるはずだ。
自分の思考を誤魔化さないこと。反省。
774Canopus:02/03/12 23:37 ID:???
773
同意。失敗を怖れずに、とにかく描いてみます。

『「静かの海」綺譚』

13

「灰色の菫」には移住して以来の友が
コク・テール作りをしていて扉を開けたぼくを
笑顔で迎え入れた 椅子のないカウンター
にはもう一人の友が立っていて 彼は
ぼくが来るのを予知していたのだと言い張った

椅子のないカウンターの片隅には
一脚のテーブルと椅子があったが
その椅子にぼくらが座ることは一度もなかった
いつもカウンターに肘をついて
コク・テールと話を楽しんだ

移住する前
のことは互いに何も知らない
地球に置いてきたもの
のことは ぼくらはもう話さない
ぼくらの話すのは「静かの海」の思い出話
昨日の探検談 すれちがった人の表情
音楽 イチョウや畳の話 そして共通のあなたの消息

今夜は閉店まで
それぞれが一年分の話をした
二年分の話をきいた 二重螺旋の椅子に腰かけて
幻影のあなたがアルカイックに微笑んだ
775はらだ将:02/03/13 12:17 ID:???

『きみへのうた』

きみにきかせるうたはない

きみにつたえたいことばはない
しんださかなを

きのえだでつっつくようなきみに
きかせられるうたはない
かれてしまったはなを

いつくしむようなてで
きょうのあさ、
いちばんさいしょに
きいたことばを

おもいだして
そのいみをしろうとして
こうじえんをひらいたり

もういちど
こえにだしたりして

ぼくにおしえてほしい

            13.March.2002
776はらだ将:02/03/14 21:15 ID:???

『欠片(かけら)』

都では己を愛憎する若者であふれんばかり。
まさに狂気だ。
*
幸せになりたいね。
そうだね。
人を憎んだら幸せにはなれないよ。
なんちゃって。
*
何を学んで生きてきたんだ。
そんなもん糞の役にも立たんよ。
*
生まれた事実だけが
君を幸せにする条件だ。
*
せっかくのバランスを
崩すようなマネしてゴメンね。
謝るくらいなら
はじめからやめときなさい。
ごもっともな意見です。
*
彼がうまく生きていけないのは
彼の心に巣喰った卑怯と怠惰の精に
優しくするからなんだよ。
*
彼はあまり言語を好んでは
いないのでしょう。
勿論、あなたも。
毒の匂いがするからです。
*
吉田さん、元気ですか?
戦況報告をお願いします。
*
ハタガヤ → アサガヤ → ブッダガヤ → ?
*
生まれつき低俗な機械どもよ、
全ての生産を中止せよ!!
おお、この偽善者よ、
今こそその生産を放棄せよ!!
*
ほんとは意志も石もあんまり変わんない。
*
君の夢をみたよ、ちょっとエッチな。
*
「ありがとう」
今はこの言葉しか言えない。

     10.July 2000
777はらだ将:02/03/14 21:18 ID:???

『海と言葉』

また君は海を歩く
もう誰かの弱々しい言葉など届かないのかも知れない

今も君は海を目指している
君には空気より海水が必要なようだ

 湿気た煙草をくゆらせる潜水夫が微笑んでいる

言葉は空気だ もう君には必要ないのかも知れない
しかし
また長い海の旅路に出かけるときは
ボンベといっしょに少し言葉も連れてってくれ

 湿気た煙草をくゆらせる潜水夫が微笑んでいる

また君は海を歩く

16.June.2001
778はらだ将:02/03/14 21:27 ID:???

『風は吹いている』

月の影にひそんだ風につまずいて
膝をずるりと擦り剥いた
流れる雲だけがそれを見ていた

林檎の皮と実の間では
自由と絶望がストイックに
泣き笑いを繰り返してる

真綿に針を包んだような恋しか
君を未来へ連れて行けない
風をうけて空高く飛び上がれ!

「真実は自分にしか見えない」
と彼は言うが
地球は今も廻ってる

あの風を追い駆けて辿りついた
はじらいの朝は愛の裏側
傷口に塗りこんだ嘘だけがリアルだ

もがけばもがくほど臆病な眼をして
もがけばもがくほど慢心に満ちて
もがけばもがくほど深く堕ちて

そろそろ到着します、
ベルトが締まっているか確認して下さい


風は吹いている

               01.March.2001
779はらだ将:02/03/15 22:18 ID:???

『ブチョーと少女』

二人居る
幼いスペインの少女と
会社役員の男と二人、
胡坐をかいて居る
安宿のベッドの上で
向かい合って座る二人は
互いに胡坐をかいて居る

交わす言葉なく
時折風がかたかた
窓を揺らす春の午後

彼女の視線が男を貫くのがわかる
やれるだけのことはやった
男はただ一人の少女さえ
満足させてやることが出来なかった
円安もデフレ・スパイラルも
アフガニスタンも残業も
オメガの時計も意味をなさない
男の携帯電話からぶら下がった
「プーさん」のストラップさえ
彼女の目が輝いていたのは
多く見積もっても僅か3分

彼女にしてみれば
何も得るものがない時間だけが
静かに過ぎてゆく

いつの間にやら
男は日本人らしく正座している
どういう訳か
「会社役員」という意地だけが
残っていることに気がついたら
空しくなった

男はつぶやく、
「ブチョーか・・・」

その直後、
少女が笑い転げた理由が
男にはわからない

         15.March.2002
780yuki ◆DIe/YuKI :02/03/15 23:13 ID:???
+ 河 +

箱舟で、遠くまで連れてって。
781Canopus:02/03/16 01:37 ID:???
『「静かの海」綺譚』

14

増殖し続ける灰色の図形 タンギーの終末
心の砂漠に別れを告げ
「十一月の階段」をひとり登る

樋を伝わる水滴 石を穿つ波紋
蒲の穂の揺れる草原で穏やかな光を受けて
黄昏のメリーゴーランドがくるくるまわる
「始まりは終わり 終わりは始まり」
誰かの囁く声でぼくは緩やかに双眸を開き
白く柔らかい羽根のあなたを見上げた
782Canopus:02/03/16 21:15 ID:???
『「静かの海」綺譚』

15

何かもの悲しい調べがぼくを貫いた
783Canopus:02/03/16 21:26 ID:???
『「静かの海」綺譚』

16

目が覚めるといつもの殺伐とした部屋
脱ぎ散らかしたズボン
転がっているコップ 地球の映像
頭の芯が痛む 煙草に火をつける
喉が灼けていてうまくない それでも
甘い余韻がどこかに残っている
余韻だけの淋しさ
784はらだ将:02/03/17 20:43 ID:YcU7ZscH

『遠近法』

ことばのきらめきに惑わされてはいけない
詩人のことばを信じてはいけない

ことばはきみとぼくの最大公約数ではない
しかし「最大」公倍数にはなる

ことばの遠近法を知ると楽しいが
ことばをほじくり返し過ぎてはいけない
「ことばは立体で捉えられない」
という言い回しに注意せねばならない

ことばにはことばで答えればよい
ことばは2の次でしかない
ことばは原初的ではないのだから

ただ、ことばを侮るなかれ
ことばにしか描けぬ真実はある
ことばなく伝えられる芸術もない

最後の一点よ、「愛」であれ
迂闊な「愛」であれ


             17.March.2002
785Canopus:02/03/17 20:55 ID:+jRQgOE+
『「静かの海」綺譚』

17

以前古物商と話した時
出されたお茶をすすりながら
大事そうに半畳の畳をトランクから取り出した
彼の言うには 一畳まるまるの畳は手に入らないんだと
不完全なカビだらけの畳を切り取って
半畳に継ぎ合わせて売るのだと
ぼくに言ってたっけ 畳の芳香が
今でもどこかに残る
786Canopus:02/03/17 21:08 ID:+jRQgOE+
『「静かの海」綺譚』

18

古い本のにおい
鉛筆のにおい
今朝咲いた花のにおい
夏の風のにおい
あなたの髪のにおい

記憶のなかの淋しさ
787はらだ将:02/03/17 21:29 ID:YcU7ZscH

『こむばむわ!!』

その挨拶をしないのが辛い
これは鳩くんの姿勢を真似てみた
かこいいと思ったからだが
ひ弱な僕には辛い
yukiがこれ読んで笑うだろう
というか、みんな笑うだろう
ああ、確かに不自然だ
僕は挨拶がしたくてしたくて
たまらないことを知る
(この凡人の煩悩!!)

こむばむわ!!
その一言で僕は僕に還る

そう、鳩くんの孤独は
鳩くんだけのものだもの

という訳で、
Canopusさん、こむばむわ!!

          17.March.2002  
788Canopus:02/03/17 21:35 ID:+jRQgOE+
『「静かの海」綺譚』

19

「こんばんわ」
数日前に会ったばかりの友がやって来た
一言「こんばんわ」を忘れたのだと言う
そういえば ぼくも忘れていたことに
今 気付いた

「はらださん、こんばんわ」
789Canopus:02/03/17 22:02 ID:???
『近況報告』

前略 お元気でしたか?
雑談もまた楽し 先日空き家のスレッドを借りて
詩の批評屋を始めました 意外な大盛況で
先週はてんてこ舞いでした
新しい友達もたくさん出来ましたよ
詩にはちょっとうるさいのがたくさん
いや、これは褒め言葉ですよ、念のため
はらださんにも紹介したいなあ
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1012110043/l50
詩に生きるもよし 雑談もよし
それでは今後のますますの御活躍を
お祈りします 敬具
790名前はいらない:02/03/18 00:50 ID:5rjN8JpI
『ベビーシッターことが嫌いな理由』

色々試した人生に
寂しい僕の
鳴き声に
一つとないと思うのは、
喉を枯らして思うのは、
意味、
意味、
意味、
意味がない。

構って欲しくて泣いた日は、
意味不明を吹き鳴らす
自分が学んできたことと
投影法を身に付けて。

          終
791はらだ将:02/03/19 22:51 ID:3MlLJjJU

『白い女』

赤いジャズ喫茶の壁にサクラのマジックで等身大より
大きなコルトレエンを描いていたときお前と出会った。

お前が何度も繕ってくれた夏の空色をしたパアカアは
今も僕の寝巻き。だけどこいつも傷が絶えない分、僕
等と似ていたのかも知れない。

お前は僕を「泥だらけで帰ってくる子供みたいだ」と
評したが、僕はお前のその眼差しが卑怯だと感じてい
た。眠れないお前の孤独が知りたくて僕は眠らない努
力をした。睡眠薬や安定剤に依存するお前のこころが
欲しくて僕も溺れた。都合が悪くなれば頭が痛いと云
うお前の都合に僕は偏頭痛(このときはじめて頭痛薬
による快楽を知った)を起こしたし、アムスで買った
ガンジャをいっしょに吸えば、抱き合って眠ることが
出来た。口移しで飲み合うビールが最高の贅沢だった。

 ジョンが「僕は酷く疲れる」という声を聴いて
 僕等はひとつ何かを失い、
 ビル・エヴァンスが歩く鍵盤から遠く離れた場所で
 またひとつ、何かを失い、
 アイラーの『ジーザス』を聴いて
 ありったけのものを失った気がした

 今思い返せば
 僕等の失ったものはたったひとつだけ


太陽の匂いを吸い込んだ白いタオルを巻いたピローで
きみは今も眠っているのだろうか?

あの白い部屋で白い煙を吐いて白い裸で白い眼差しで

白い女よ

                 19.March.2002

792Canopus:02/03/19 23:31 ID:37DGYGdm
『ワルツ・フォー・デビィ』

ビル・エヴァンズは繊細のピアニスト
スコット・ラファロは雄弁のベーシスト
そしてポール・モチアンは静謐のドラマー

ヴィレッジ・バンガードの客たちがこんなにやかましいのに
今生きている僕らがこんなに泣き叫んでいるのに
ほの暗いステージで 潅木の群生する向こうで
あんなにも秋の音をたてていた

スコットが夭折し
ビルが抜け殻のようになってまた復活し
ポールが淡々とドラムを叩いていても
対話は永遠に続いていた

そんな夢のような一瞬を
僕らは忘れない
793はらだ将:02/03/20 12:25 ID:???
Canopusさん、こんにちは。
僕が初めて聴いたジャズがビル・エヴァンスの
『ワルツ・フォー・デヴィ』でした。
彼の『ピイス・ピイス』という曲、知ってますか?
もう、ほんとうに最高のピアノです。
『エヴリバディ・ディグス ビル・エヴァンズ』
ってアルバムのB面(CDなら7曲目)です。 
ことばを完全に超えた音楽だと思いました。
794はらだ将:02/03/20 21:05 ID:dxf3nRSJ

『春』

春は眠い 空歩くゆめの惰性
書き殴る文字は光の中へ消え
物足りなさを柔らかさでのむ

春は憂い くしゃみと欠伸に
手紙をしたため喪服の正座さ
足の指先をもぞもぞと動かす

春は白い 夕暮れも夜も白い
雪降り積む白さが瞼にひそむ
消え去る煙抱きしめる春の光


花束を抱え君の鼻先を掠める、



      20.March.2002
795藪鳩 ◆VabUhato :02/03/20 22:29 ID:AwJUhHFj
おひさしぶりす。
てかいつも読んどるけども。

 「ビリーサイダー」

エビが山に登ったら
頂上でウニが邪魔をしそう

外国は僕のえくぼの右斜め
あいさつはアサリを
カチカチとやること
796Canopus:02/03/20 22:50 ID:klJG105M
はらださん、鳩さん、こんばんわ。
>>793 『ワルツ・フォー・デヴィ』は名曲ですね。いい出会いでしたね。
残念ながら『ピイス・ピイス』は未聴です。今度アルバムを探してみます。

『「静かの海」綺譚』

20

桔梗色の空の下 だんだんと
世界が広がっていくのを感じる
薔薇もサンザシも見つからない
こんな世界でも
797はらだ将:02/03/20 23:06 ID:dxf3nRSJ
>>795
ひさしぶり!!いつも読んでくれてありがとう、感謝!!
俺も鳩くんのいつも読んでるよ。
>>796
今晩は!!
何だか詩板面白くなってきましたね!!やた!!
ほんとにうれしいなぁ。今日もぐっすり寝るぞ!!
798はらだ将:02/03/21 23:12 ID:???
静かにおやすみなさい。
799はらだ将:02/03/22 18:21 ID:???

『スプーン』
 
スプーンに映る僕の顔
まるで
君の中の僕の顔

800はらだ将:02/03/22 18:44 ID:???

『約束』

テキトーを束にして

テキトーだから
厳密な人の匂い

君の全てが集約された
テキトーの束を

いったい誰にあげるの?
801はらだ将:02/03/22 18:57 ID:???

『窒息』
 
息ができない できるはずない
顔はもちろん からだじゅうに
ぴったりと 膜がはりついた感じ
 
友達だと思ってた奴らが
そのブザマな僕の姿をケラケラ笑う
 
黒い点に吸い込まれるように
気が遠のいていく中でも
たった一つ聞こえた音は
笑い声でも 時計の針の音でもない
僕のからだを脈打つ
鼓動だった
 
目を覚ますと同時に
ハァハァ息を切らせていた
802はらだ将:02/03/22 19:06 ID:???

『ニガワラフ』
 
ソンナ姿をみてると
いつもニガワラフ
 
わかつたつもりで
星ない夜空を見上げ
そうするように
ぼくはニガワラフ
803yuki ◆DIe/YuKI :02/03/22 21:28 ID:???
+ プラネタリウム +

いっしょうけんめいに生きてます

かなしくなったら夜空をみます

きのうは三日月のしたに
ちいさな星がくっついてました

だれかとだれかみたいに
くっついてました

きょうもこころが泣いたので
夜空を見上げてみました

きのうみた月と星は見当たりません

だれかとだれかみたいに
ないしょばなし・・・

あすもいっしょうけんめいに生きてます

ちいさな石ころでつまずいても
立ち止まらずに泣いてます

夜空に感動しながら
いっしょうけんめい生きていくのです

2002.03.21yuki
804nico:02/03/22 21:43 ID:Lg1o3s+8
yuki 素直に感動しました。素直なこころ。うらやましい。
805はらだ将:02/03/23 21:02 ID:???

nico。やっぱりかわいいな(微笑)。
その一途なこころが好きだ。
きみの全てを愛せるとはおもってないけれど
(顔も仕草も声だって知らないんだから)
おれはきみのそのこころが好きだ。
もしおれの責任できみがこの板に書き込み辛いなら
教えてくれないかしら?

『悲劇的結末』が来るのはわかってたことだしね。
俺は自分の直感を信じていたつもりだけど
まだまだ研ぎ澄ましきれてなかったみたい(苦笑)。

俺宛じゃないけど書き込んでくれてありがとう。
すごくうれしいです。
この何ヶ月、nicoのことを考える時間が持てて
大袈裟だけど幸せだったのだと思う。

『人生はゲームじゃない』

この言葉をきみに。

追、俺スピッツの『隼』も買ったんだよ。
一回しか聴いてないけど。

じゃ、サラバ!!
806名前はいらない:02/03/23 22:33 ID:???
>この何ヶ月、nicoのことを考える時間が持てて
>大袈裟だけど幸せだったのだと思う。

貴方、最近ちょっと怖いです。
807はらだ将:02/03/24 18:43 ID:???
>>803
yuki、オヒサシブリっす。何かヘンテコな服で
町を闊歩させられてる気分や。(意味不明ならごめん!!)

>>806
マジっすか?マジっすか?マジっすか?
そう思われても仕方ないかも。
でも別にnico、nicoしてた訳じゃないんだけどね。
もっと軽い感じなのだけど。
nicoやyukiの存在があるだけで、彼女たちのことを
考えるだけで、思考に花が咲くような感じです。
女性のことを何にも考えない詩想もいいけれど
女性のことを実際的に考えられる関係が成立する上での
詩想がもてる時間は詩人にとって幸せなことだと思うんだ。
直接的に伝えられる相手がいたことは、今の僕にとって
幸せなことだったのです。
それが怖いのならほんとに仕方ないけど。


808はらだ将:02/03/24 19:00 ID:???
ビートルズの『ホワイトアルバム』はかっこいいなあ。
809はらだ将:02/03/24 20:55 ID:???
>>805
『悲劇的結末』なんて最低な言葉でした。反省。
『最後も笑う』これがよいなあ。

音声じゃなくて希望でもない、
がんばれ!!が聞こえるんだな。
この詩板からは。だからついつい書き込んでしまう。
健気だ、あまりに健気だ。
勿論、俺も含めて。


810yuki ◆DIe/YuKI :02/03/24 22:34 ID:???
お久しぶりです!闊歩>威張って歩いてるようですか?
だったら正解かも(?)です。
これだけ一生懸命だから、威張って生きていくんです。(笑)
811yuki ◆DIe/YuKI :02/03/24 22:43 ID:jJwmg4Wx
+ その純粋な瞳を横に眠る +

すくっと差し出した手は
あわあいピンクのマシマロ




とほっぺをすべらし
口もとで「しっ!」とする

2002.03.24yuki (姪のゆかへ)

812Canopus:02/03/24 23:01 ID:???
こんばんわ。雑談もあると何だかくつろげますね。

『「静かの海」綺譚』

21

心のなかの
小さな風車がひとり回っていた

精一杯に風をうけて
813名前はいらない:02/03/25 16:18 ID:???
>>807
正直、少しキモイ。
814名前はいらない:02/03/25 19:04 ID:???
>>813
俺も少しひいたよ・・・
壊れてんのか?
815はらだ将:02/03/25 20:56 ID:???
>>810
ありがとうっす。威張って歩いてよし!か(笑)。
威張ってるつもりはないけど、「威張る」って
言葉を久し振りに反芻しました。イバル!!イバル!!
>>811
かわいらしい詩だな。
最後のとこが、yukiとゆかちゃんの関係を表してる
みたいでほほえましいね。
僕はこの前、兄貴の娘の似顔絵を描きました。
かなりかわいく描けた!!えっへん!!
1歳の誕生日プレゼント。

>>812
Canopusさん、あっちでは子供染みた書き込みしてしまって
すみません。反省しております。ぺこり。
曖昧なまま自分の行為を走らせてしまいました、Canopusさん
の言葉を借りれば、これが悪い癖なのかと(苦笑)。

雑談もこうしてみると大事なもんですね。
本を読む行為とは明らかに違う点。
文明の利器(死語ですが)ですね。すごい。
昔の詩人だったらこのツールをどう活用したのかを
想像するだけでもワクワクしますよ、俺。

ぼくらと変わらないことやってたかも知れないですね。
人間が人間を超えられないように。(これは傲慢だな、反省)
詩人である前に一人の人間として生きるために
がんばらねば、と思う今日この頃です。

  心のなかの
  小さな風車がひとり回っていた

  精一杯に風をうけて

屋久島の神聖な森から生まれた風に吹かれたような
気持ちよさ!!ありがとうです。



816はらだ将:02/03/25 21:14 ID:???
>>813->>814
ご指摘ありがとうです。
コワキモイ、か(苦笑)。
まぁ、人生で人様にこう思われる時期がないと
『気持ち悪い!!』って言われたことのある人の
気持ちが解らないから、ほんまにおおきにです。
カルマみたいなものかなぁ。痛かった(苦笑)。
817名前はいらない:02/03/26 01:31 ID:???
はらだ、童貞だろ?
818yuki ◆DIe/YuKI :02/03/26 06:59 ID:VmpEfhQd
>815
おはょぅございます。
威張れるのは、ごくごくたまーにですね。どうぞ。(笑)
姪甥となると、すごくかわいい。今日も一緒に寝てました>ゆかぴー。

いい絵かけましたか?(どんな絵だっんだろう。)

ところでキモイの連発されてますね。ふふ。
文字だけの世界では、自由に空想妄想できますね。

わたしは、もう無理だね。>妄想(笑)

仕事が一段落したら
はらださんの作るパンを食べに行きたいわあー
とかんがえちゅなのです。

ほら、自然も多いし目が疲れてるし
あのブルーベリーが、気なる。。。(笑)

雑談のみで、すいましぇーん。ぺこりん。
819へぇぇぇ・・。:02/03/26 10:55 ID:???
このスレも、1000の完結までいくのかい?
いくねぇ・・たぶん!たいしたもんだよ。うん。
820はらだ将:02/03/26 21:45 ID:oPv2WQdl
>>818
こんばんま。
姪甥はくぁわいいね、我が子とは違うからだけど(苦笑)。
我が子ってもっとかわいいんだろうな、違う次元で。
Canopusさん、お子さんは元気ですか?

パステル画です。写実的やねん、あの詩画集からは
想像し難いけど、一応これでも芸術系の短大出てる
から、基礎はしっかりしてるねん。兄嫁の家族から
は絶賛やったらしいから、正直うれしいです。再びえっへん!

>ところでキモイの連発されてますね。ふふ。
>文字だけの世界では、自由に空想妄想できますね。

ね、面と向かったら言ってくれないだろうな、きっと。
俺が童貞だと妄想出来る>>817とかホントに詩を読む
才能なしだし、正直ビックリします。世界はひろい(笑)。

おいで下さいませ。彼氏とでも、お友達とでも!!
今は取り合えず僕がパンを作ってるけど、いつ変わるか
わかんないので日にちとか決まったら連絡してくれると
うれしいっす。仕事中はあんまり話も出来ないと思うから。
毎日精一杯作っております。まぁ、いつか作品にいい影響
を及ぼしてくれると信じて(笑)。ギリギリの楽観ですね、これ。
ブルーベリーは眼にいいらしいですからね(微笑)。

雑談のみでも全然OKですよ、もう。
千の雑談からでもたったひとつのポエムが生まれれば
十分意義があると思われます。
まぁ、単なる雑談に終始してたら意味ないけどね。
8213月27日から・・:02/03/26 21:49 ID:???

>>いかいか、というコテハンに「書き込み禁止警告」が
出されました! ついに来たか、という感じです!

822Canopus:02/03/27 00:56 ID:85aJeZIP
こんばんわ。
今日は娘と二人きり。十二時まで寝てくれませんでした…。
絵本を読んだり、ぴょんぴょん飛び跳ねたり。

『「静かの海」綺譚』

22

アリストテレスと荘子の対話
アンデルセンとジェイムズ・ジョイスの対話
モーツァルトとフレディ・マーキュリーの対話
カフカと稲垣足穂とダリとガウディの対話
地球と月の対話

ぼくも仲間に加わりたくて
頬づえをついて そっとむくれていた
823名前はいらない:02/03/27 12:50 ID:???
はらだ、どうしてnicoからメールが来ないのかよく考えろ。
ブサイク。
824奈良の大仏:02/03/27 13:44 ID:???
ちょっと前の話になるんだけど、
朝起きたらお尻から血がでてたんだよ。
真っ赤で綺麗な血だったのさ。
よく考えてみたら、前の晩酔った勢いでさ
タバスコのいっきのみしたの思い出したわけ。
・・・・
しばらくしたらまた思い出したのさ。
タバスコ飲んだ後、気持ち悪くなった勢いで、
ゆきずりの男とアナルセックスしたことを。
・・・・
そしたら、その男の彼氏っていうヤクザがきてさ、
ピストルの先っぽを僕の肛門に突っ込んで
グリグリグリグリこねくり回したんだ。
気持ちよかったなぁ・・・・・・・・・・・・ 僕そのまま眠ったらしいんだ。
・・・・
とりあえず朝おきたらさ、肛門から血が出てたわけ。
原因はタバスコかチンポかピストルかはっきりしないんだけど・・・
そして僕の横には無数の僕の大股開きの写真が散らばっていたのさ
子供のような寝顔の僕の。

・・・・

そして次の日。
家にも職場にも近所にも僕の写真が貼られていたよ。
肛門から赤い血を垂れ流している僕の写真が・・・

恥ずかしさより先に肛門がうずくのが分かった

そんなある日の出来事でした。


825奈良の大仏:02/03/27 13:53 ID:???
「かさぶた」ってさ、全部乾燥しちゃう前に剥がしたくならない?
ちょっと体液がついてる位のときにさ。
凄くドキドキするんだよねぇ。
チクッとするかしないのか。
で はがしたらまた「かさぶた」ができるのをまつんだよ
じーっとね。
なにげない傷とちょっとの痛みをずーっと残しておくのさ。

そんな事ってない?

826Canopus:02/03/29 01:29 ID:???
『「静かの海」綺譚』

23

思い出話を肴にグラスを傾けて
しばし友と語らう

胸に両手をあてて
心に溜った砂を掘り起こし
密かな宝探しをする

春の夜は更けゆく
827名前はいらない:02/03/30 15:30 ID:???
いい加減にしろ。
828名前はいらない:02/03/30 18:22 ID:???
なんぱなんぱなんぱなんぱ
すいません
あらしじゃないです

829yuki ◆DIe/YuKI :02/03/30 21:38 ID:rMPeO4Id
  ______
__|______@__
从 ´ω`)  マイドー アラシニ キマシター
 ( O┬O
.◎-ヽJ┴◎
830yuki ◆DIe/YuKI :02/03/30 21:44 ID:rMPeO4Id
詩篇を河内弁で読むぞ、われ!(勿論パクリものです)
1.どんだけ幸せなことか、おのれらわからんのか。
 神さんに逆らうやつらの言うこと言うこと聞かんと
 悪いやつらのいるところにおらんと
 どあつかましいやつらと付き合いせんと
 神さんの言うとおりにせなあかん。
 神さんの言うことを一日中口に出すやつはいつかは
 実むすぶんじゃ!
 神さんの言うことに逆らうやつはそんなわけにいかんぞ。

 そんなやつらはみな風に飛ばされる籾殻みたいなもんじゃ。
 神さんにえらい目にあわされるんじゃ、覚悟しとけよ

 神さんの言うことを素直に聞く奴は神さんもちゃーん
 とそれなりのしてくれる。
 せやけど、言うこと聞かん奴はどえらい目にあわされ
 るんじゃ解ったか?

何でぎゃーぎゃーわめきさらすんじゃ。
 何でみんなアホなことぬかすんじゃ。

 何でこの世の偉いさんは皆結束して神さんに逆らいさら
 すんじゃ。神さんの使いに逆らいさらすんじゃ。

 勝手なことばっかりぬかしやがって、何でせなあかんこ
 とを放棄さらすんじゃドアホ。

 天国の人らは、みなおまえら笑ろたはるわい。
  神さんは怒ってしもておまえらに言わはるわい。



 



 どれだけ幸せなもんか。神さんの言うことよう聞く奴らは。


831yuki ◆DIe/YuKI :02/03/30 21:52 ID:???
>830これ失敗やったど、われ。
 長文過ぎてカットしたら、変になったわい。ごっつう気悪いわ。
 仕切り直しー!
832yuki ◆DIe/YuKI :02/03/30 21:54 ID:???
詩編
1

どんだけ幸せなことか、おのれらわからんのか。
神さんに逆らうやつらの言うこと言うこと聞かんと
悪いやつらのいるところにおらんと
どあつかましいやつらと付き合いせんと、
神さんの言うとおりにせなあかん。
神さんの言うことを一日中口に出すやつはいつかは
実むすぶんじゃ!
神さんの言うことに逆らうやつはそんなわけにいかんぞ。
そんなやつらはみな風に飛ばされる籾殻みたいなもんじゃ。
神さんにえらい目にあわされるんじゃ、覚悟しとけよ
神さんの言うことを素直に聞く奴は神さんもちゃーん
とそれなりのしてくれる。
せやけど、言うこと聞かん奴はどえらい目にあわされ
るんじゃ解ったか?



833yuki ◆DIe/YuKI :02/03/30 21:57 ID:???
2

何でぎゃーぎゃーわめきさらすんじゃ。
何でみんなアホなことぬかすんじゃ。
何でこの世の偉いさんは皆結束して神さんに逆らいさらんじゃ。
神さんの使いに逆らいさらすんじゃ。
勝手なことばっかりぬかしやがって、何でせなあかんこ
とを放棄さらすんじゃドアホ。
天国の人らは、みなおまえら笑ろたはるわい。
神さんは怒ってしもておまえらに言わはるわい。
ありがたーい山シオンで、わて自ら王さんを即位させまっせ。」と。
神さんが決めはったことに従ごうて、わしは言うぞ。神さんはこない言わ
はったんじゃ。
あんたは、わての子だす。
今日、わてはあんたを生んだんや。
欲しいもんあったら何でも言いなはれ。
どこまででもあんたにあげるがな。
そのかわり、わての言うこと聞かん奴らは鉄の棒持ってきてゴーンとどつ
いたりなはれ。それから地べたへたたきつけてこなごなにしたりなはれ。」
おい、聞いたか?この世の偉いさん。今こそ目覚まさなあかんぞ。
ちゃーんと、神さん怒らさんように言わはることよく聞いて、それから楽し
くおかしく毎日送らなあかんのじゃ。
神さんのお使いを大事にせいよ。
せなんだらまた神さんに怒られてどえらい目にあわされるぞ。わかったか?
どれだけ幸せなもんか。
神さんの言うことよう聞く奴らは。

久しぶりに、ツボにハマッタものを紹介。
834yuki ◆DIe/YuKI :02/03/30 22:04 ID:???
  ______
__|______@__
从 ´ω`)  ショウジキ アラシタ カンニンナー (ワラ
 ( O┬O
.◎-ヽJ┴◎
835はらだ将:02/03/30 22:12 ID:1DmInbop

『ch2/2002年春』

遠く遠くから匂いたつ 宴の狼煙
旅人たちは眠りこけ シャ−マンは祈り続ける
エイエー、エイエーと祈り続ける
神のいないことを知りながら

「静かの海」には 二重のまあるい月が浮き
空白の闇に瞬く 幾多の漁火が 煽りいかを捕まえている

おとこは登山リュックを背から降ろし
独り 時化た海をのぞみ、シガールを咥える
「この最果ての港町には美しい何かがあるはずだ」
これがおとこの最後の希望であったのかも知れない

「わたしの知る限り・・・」
男は潮風を受け、メモ帳にこう書き記した

肉胎を離れた零壱の召喚魔法で シュールに描かれた 
二重の月に隠れる 涅槃のうさぎを眺めながら
港に佇む沈黙の祈りを秘めた カシマシい女が待つものを
わたしは知ることが出来ない

「静かの海」に評流する 孤高の船乗りの天気読みは正確で
彼の箱舟に乗せる 番の獣を探しているのかも知れない

名前のない野良猫が 屋根の上でバイオリンを奏でると
虹色の風が吹き 宇宙少年は第7感で光の粒子を捕まえ
鬱蒼とした言葉の藪の中で 素晴らしい舞いを踊る
一羽の鳩が美しい遠吠えで咽喉を鳴らす

尻尾を隠せないまま化け続けている 一人ぼっちの狸には
行く当てがない

そして町で一二の娘らが笑えば 男たちは競って楽器を弾き
オジイもオバアも 手をたたいて喜んでいる

魔法が使えない魔法使いの独白が ささやかな呪文を生んで
破壊を生む努力をした あまりに人間的な神は消えた

遠く遠くから匂いたつ 宴の狼煙
旅人たちは眠りこけ シャ−マンの祈りが続く
エイエー、エイエーと祈りの声が聞こえる
神のいないことと 希望がないことは
決して結び付かないことを知り
おとこも祈りを真似てみた

「エイエー、エイエー」

全てが滑稽に思える気がしたので 声に出して笑った

このあまりに自然なる戯れと太陽に 乾杯したい気分だったが
手持ちの酒がないので おとこは最高画質のB級映画でも眺めるように
舌を出して 潮風を舐めてみた

                    30.March.2002
836はらだ将:02/03/30 22:29 ID:1DmInbop
おやすみなさい、全ての詩人様。
837Canopus:02/03/30 22:41 ID:+We05WV+
こんばんわ。
CD購入。『PEACE PIECE』聴きました。
うーむ。ビル・エヴァンズ。彼を「繊細」の一言で片付けるのは誤りですね。
いやあ、>>792の詩は「これは違うよなあ。でもビル、許して。」なんて言い
ながら書いていたんですよ、我ながらアホウだね。
それにしても同じピアノという楽器なのに、どうしてこんな音が出せるのか。
彼は繊細であり、大胆であり、小粋であり、寡黙であり、メロウでハーモニッ
クで…。もうやめた。
バド・パウエル、ビル・エヴァンズ、キース・ジャレット。彼らはちょっと聴
いただけですぐ彼らの演奏だと解りますね。自分のサウンドを持っているんで
すね。一流の詩人が自分の言葉を持っているように。
838Canopus:02/03/30 23:25 ID:+We05WV+
>>835おお、これは楽しい。『ノンストップ・キッチュ・ポエム』の詩ですね。
はらださん、nicoさん、yukiさん、私、wildcatさん、yuuさん、藪鳩さん。タ
ヌタヌさんもいるよ。エトセトラ、エトセトラ。

『「静かの海」綺譚』

24

結露が融合して水滴となり
やがて奔流となって流れ落ちる
その鼓動に合わせてどこからか
歌がきこえる 祈りの歌
歌もまた融合してうねりとなる
うねりにのって狂おしく響くバイオリンの泣き声

ぼくは丁度 楽器を持たなかった
ので 手拍子と足踏みでそれに答えた
遠く近く 拡大していく律動
ナイルの水車が回る
水車もまたうたう

海などない筈なのに 忘れていた筈なのに
潮の香りが届いてきた
839名前はいらない:02/03/31 01:14 ID:???
nicoさんがこれ以上いずらくなるのは嫌なので、ああいうことはもうしないで
ください!!
840yuki ◆DIe/YuKI :02/03/31 18:49 ID:PdO/AZgU
あらー、楽し賑やかし姦し詩だわ>>835

みみう+形骸さんとこの己をしごけに書いたものを


すりばちで からめ
      
ごりごり ごりごり 

まあるく えがく

そのしゅんかんが たまらなくて

あなたが そんざいする


        り    ご
    ご             り

 り                   ご

ご         い  ゃ         り
       っ        う
                       ご
     り      ぅ  ぅ
                      り
      ご
                    ご
         り       り
             ご

841はらだ将:02/04/01 21:23 ID:???
>>837->>838
Canopusさん、どうもです。
『PEACE PIECE』、ほんとに言葉が出てこない。
完全にドラッグです(笑)。合法ですけど。

バド・パウエル、キース・ジャレット。
Canopusさんらしいな。そう考えれば確かにCanopusさんの
詩はピアノの旋律に似てる気がするから困ったもんだ(笑)。
畢竟、『海の上のピアニスト』って感じですね。
(いつも、その時の思いつきで申し訳ありません、ぺこり)

>yuki。
ありがとう。
テンションあげてますな(笑)。
842nico:02/04/01 22:07 ID:???
こにちは。私のスレすこーしづつ進んでるので
良ければみてやってください。
今日はおやすみなさい〜。
843はらだ将:02/04/02 20:42 ID:???
>>842
やあ、nico。今夜はもう眠い。おやすみ・・・
844Canopus:02/04/05 21:57 ID:???
こんばんわ。やっと遊びに来れたっす。
詩の勉強のつもりで始めた批評でしたが、いざ一段落ついてみると、詩を読み
すぎて自分の言葉が浮かんできません(笑)。
というわけで、少しリハビリ。私もゆっくり本でも読んでみますか。
845はらだ将:02/04/05 22:48 ID:???
>>844
お疲れ様です。批評するとほんとに勉強になりますね。
自分が創ってるときにはどうしても客観的にはなりきれないから
自分の詩に対して論理的な説明がつかない、なんてことが
多分にありますしね。

846はらだ将:02/04/05 22:53 ID:???
一応コピペ∩手直し。

『手紙調――ネット詩人たちへ』

拝啓、
皆さんこんばんは。
『春眠暁を覚えず』のうららかな陽射しを受ける前に
起床する僕は、暁を忘れたい毎日ですが(しょぼん)、
皆さんはいかがお過ごしですか?

最近は本を読む機会が以前よりもずっと減り
パソコンの画面に出てくる文字を追う日が増しました。
まぁ、こんな話はどうでもいいのですが
つい先日から、ノルマとして買い置きしておいた本を
読もうと思いまして、まだ冒頭の十数頁しか読み進めて
ないのですが、「詩」に関して興味深い文章を見つけた
ので読んだことのある人もない人も、是非、
読んで頂きたいと思い、こうして書き込んだ次第です。

えっ?何の本だって?・・・あっすいません。
すっかり興奮してしまい、忘れておりました。
あの、最初に皆さんに一言申し上げておきたいのは
読んだあとで「だからお前は何が言いたいんだよ」
なんて冷たいつっこみだけはやめて下さいね。
小心者ですし。

それにしても、いい天気が続いてますね。
でも僕の住む関西じゃ、明日あたりから下り坂・・・。
先週の休みの日には、家族揃って花見に行きました。
平和ボケ、なんて書いちゃうと怒られそうだけど
ホントに平和ボケした空間でした。
酒を飲んで大地に寝そべっていたんですけど
その日は風が強くて、見事な花吹雪が僕を包み込んで
桃色の大地がなんともやさしく思えて
大好きな女に膝枕でもしてもらってる気分でした。

・・・このまま永遠に・・・

なーんて思いませんでしたが、
枕が恋しくなりました。

えっ?本?・・・すっかり忘れてました。
夏目漱石の『草枕』。
暇じゃない人も冒頭だけでも読んで欲しい本です。

だらだらと駄文を書いてごめんなさい。
最後まで読んでくれたあなたに感謝します。
ありがとうございました。

では、身体に気をつけて、勉学やお仕事のほうも
無理なさらずがんばって下さい。

春の良き日に。
                    敬具

                05.April.2002
847yuki ◆DIe/YuKI :02/04/06 20:12 ID:j5xzEGnY
はい相変わらずバカしてます。

+ ねぇ +

沢山の思い出が埋もれているんだね

ああそうだよ
小学生の頃よく自転車に乗って来たもんだ

ほら、あそこに集落があるだろう?
あんな立派な家々がこの底に沈んでいるんだよ

あなたの瞳は遥か遠いセピア色
脳裏に宿る映像わたし一緒にトリップした

きりっと通った鼻すじが誇らしげな少年
昔と出会う

ほら、あの岩に仏像が彫ってあるだろう?
あれは6年の歳月をかけたって話だよ

聞いているか?

あ、わたし過去も現在も未来も・・

2002.04.06yuki 今日は良き日でした。
848アーリマン:02/04/06 22:06 ID:???
test
849名前はいらない:02/04/06 22:42 ID:???
全然キッチュじゃないじゃん。
850名前はいらない:02/04/07 03:08 ID:???
>>849
それを言っちゃぁお終いよ。
851名前はいらない:02/04/07 22:27 ID:???
もうおしまいだろ。古株コテハンが馴れ合うだけのスレだからな。
852Canopus:02/04/08 01:07 ID:???
はは。あのねえ、詩ってのはそんなに毎日毎日ホイホイと書けるもんじゃない
と思いますよ。少なくとも私はそうです。一ヶ月単位くらいで気を長ーくもっ
て詩を書き込んでいくつもりですよ。あと、キッチュじゃなくなったのは、私
のせいかも(笑)。ごめんなさいね。
853はらだ将:02/04/08 19:05 ID:???

『PARK POEM』
 
子供らが
生まれて間もない子供らが
オレンジよりも
小さな口で
空や風や湖や大地や木々に
大きな声を
鳥が飛ぶように
はばたかせ
それだけで
光を讃えられるという
奇跡はあり得るはずで
単純に
もしくは純粋に
何かを愛していたいと思う
 
それは知らない人が
知らないうちに空気と
深いキスをする度に
何かを教えられたように
私はそれと会話するのです
 
音楽のように
854はらだ将:02/04/08 20:28 ID:???
>>847
こんばんは。
イメージがばらばらで解り難いね(苦笑)。
景色を眺めるように過去を振り返る・・・。
何かいいことがあったのに、
寂しげに感じるのは僕だけなのかな。

<<848-851
はぁ・・・あほくさ。
「馴れ合う」って言葉はこんな風に使われる訳ですか?
勉強になりました。ぺこり。

>>852
やっぱりCanopusさんも「キッチュ」じゃないと
思ってる訳ですね。
僕の観方じゃ人間が解せる詩表現を使う以上、
それは「キッチュ」以外のなにものでもないと思いますが。

何か最近のCanopusさんは好きじゃないです。
あなた自身が十分わかっておられるはずだと思うのですが。
僕の声があなたに届いていないのなら仕方ありませんけど。
まぁ、好きにやって下さい。
855はらだ将:02/04/08 21:29 ID:???


なんか色々見えてくることがあっても
それはリアルと同じ。

『夜の夢こそまこと』

人間が人間を超えられない世界。
ぼくは自由に空を飛べるけれど、
たった一人で生きられるなんて思っちゃいない。
嫉妬のまなざしで、石を投げつけられ
傷つくだけの孤独で弱い男だ。

ぼくはひとり、
今日も逃げるように空高く舞い
好きなうただけうたってる

鳥のように
856名前はいらない:02/04/08 21:35 ID:???
「キッチュ」って何ですか?
857yuki ◆DIe/YuKI :02/04/08 22:25 ID:???
こんばんは。

>何かいいことがあったのに、
>寂しげに感じるのは僕だけなのかな。

はは、正解だあ。
側に居ても、近くに居ない。そんな感じ。

この不自由さが、また良いんだけど。(笑)

またサックリと批評してもらいにきマース。よろしく。ぺこ。


858Canopus:02/04/08 22:27 ID:???
>>854 ううん、私自身が最近キッチュじゃないなあ、と反省の念を込めたん
ですよ。ここがキッチュじゃないなんて思ってません。話す言葉が多くなって
くると、どんどん判で押したような表現があとから出てくる。おまけに私に対
する評価が一人歩きしている。恐る恐るここに詩を書き込んでいた頃が懐かし
い。はらださんに詩を褒められた時の嬉しさは忘れられない。でも、人生は止
まることを許されない機関車。最後までやり通すのも私なりの責任感です。

でも、波風を立てる気だね。のったよ。
うりゃあ、よおし、怒ったぞう。
どっからでもかかってきやがれえええ!

続く。ちょっと待っててね。
859Canopus:02/04/08 22:50 ID:???
『だああ!怒ったぞううう!』

イヌとネコのケンカ
イヌとネコのケンカ
なぞなぞチャンピオンが通りかかった
さあ、君なら何という?

トラとライオンのケンカ
トラとライオンのケンカ
一撃必殺砂ぼこり 切ったら血が出るターラタラ
だから互いに知らんぷり

タンポポとスミレのケンカ
タンポポとスミレのケンカ
どっちもどっちだ ストロー級
子供が根こそぎ引っこ抜く

ウルトラマンとシーゴラスのケンカ
ウルトラマンとシーゴラスのケンカ
地ひびき 竜巻き 高熱光線
そして誰もいなくなった

海と山のケンカ
海と山のケンカ
砂を運ぶ海に 山は言った
「敵にシオを贈ってどうすんの?」

生まれたときからみんなでケンカ
静かにしてたら死んじまう
聖人君子もやっぱりケンカ
本を読むよりおもしろい!


カモン!HARADA!
860Canopus:02/04/08 23:28 ID:???
振り上げた拳はそのまま下ろすことなく、メッタヤタラにアンドゥ・トロワに
打つべし、打つべし!

『おはやしのおはなし(もっと怒るぞバージョン)』

カエルぴょこぴょこゲーロゲロ
みんなでおヘソをなめましょう
青空球児が草陰で
お前のかあちゃん でーべそ!

金のなる木があるじゃなし
たんたんたぬきがブーラブラ
風がふいたら 葉っぱがくるり
そして おけ屋がもうかった

バカと言うやつ バカなんだ
そう言いお前は バカにする
そんなお前がバカなんだ
ワシもバカかい?オッペケペー!

ここでいっちょうハラ踊り
おヘソに刺した ハラペーニョ(註:青トウガラシ)
尻にアロエを突き刺して
カチカチ山の ドンプラコ



ひょっとして、寝ちゃった?
くそう、覚えてろよおお! 
861名前はいらない:02/04/09 00:16 ID:???
カノプスさんって結構他人に気を使う人なんですね。
862yuki ◆DIe/YuKI :02/04/09 07:13 ID:???
ちょっと笑ったし、かわいかった。
863はらだ将:02/04/09 21:46 ID:???
>>858-860

   召喚します・・・・

『人生は止まることを許されない機関車』か・・・
海の上を奔走する機関車なんぞは沈んでしまうぞ!!
そんな拳でこの俺を倒せるとでも思ったのか?
インドの山奥に住んでる仙人直伝の呼吸法の前では
ただの欠伸にしかみえんな。
ふふ、笑止千万。言葉に魂が宿っておらんのじゃ。
「静かの海」に悠然と漂う船などあり得ん世界じゃ。
世界を見くびるな!!人間を嘲笑うその性格が貴様の闇じゃ。
まず、その傲慢を恥じよ!!そんな言葉で詩など
かけるものか!!賢明なお前なら理解出来るじゃろうて。
お前の情熱はどこじゃ?
お前の本当のこころはどこじゃ?

ただ貴様は己のエネルギーの波を見極めておる。
凡人の域は脱したようじゃのう、ふふふ。
ほんとうの精進をせい。
この言葉はお前のがんばりに対する褒美じゃ。
心して受け取るがよい。

この老体に牙を剥くなんぞ、三万年早いわ。
864はらだ将:02/04/09 21:58 ID:???
>>860
『振り上げた拳はそのまま下ろすことなく、メッタヤタラにアンドゥ・トロワに打つべし、打つべし!』
苦笑。ちくしょ−!!笑っちゃった。悔しいぃぃ!!
流石ですね、Canopusさん。やられました。しょぼりん。くすん。
>>861
お前はうざいから消えろ。母ちゃんのおっぱいでも飲んで寝ろ。
>>862
ふふふ、ね(笑)。
865Canopus:02/04/09 22:21 ID:93CQgy8B
>>863 むむっ、何やつっ!やあやあやあ、遠からん者は音にきけ、今宵のコ
テツはシトピッチャン!抜けば玉散る氷の刃、指圧の心は母心おお!ガマの油
をチョイナチョイナ、塗ればイタチのネズミわくううう!たああああ!

う、うう…。出、出来る…。
武蔵、やるな。だが、見ていろ、今月今夜のこの月に誓って、必ずペタジーニ
の如く、神宮球場最前列のホームランを打ってやる!

続く。ちょっと待っててね。
866Canopus:02/04/09 22:23 ID:???
しまった、あげちゃった…。
867Canopus:02/04/09 23:12 ID:???
やっちまったことは仕方がない。武蔵、ケンカを続けよう。


『乾史紀除説、また股はぶよぶよした左亭の為の狂詩棘(きょく)』

駄偉大なる百花店の7階は緑ヒスイの
託痴所を脱蒼して天獄(ヘヴン)たる地下垓へと
trumpoetont bridge の怪段を黄イキイいわせ
着膝(ちゃくじつ)に這い這いするのは赤ん坊のぼく。
そう、藍合いする礼陰房(れいんぼう)の
諾、諾(はい、はい)する東遷某(とうせんぼう)のぼくの紫界に
ひろガールものは将に7人の天詩たち。
seveneなtrumpetsを屍違え(したがえ)て
騒麗たるファンフェアレーレを金でる。
矢がて橙餓っ唱。ラン!ラン!
run,riverrun!大合掌と同時(save time)に
タガメつ眇めつ眺maleとタガメ絞めの
刺しつさされつの慌景たるやそれは
尿意に素う臓されるん、天智!
流れる戦血たるやすでに人色(ひといろ)ではなく
五臓六腑の七騰八臀(しちとうばってん)の憤酔と倭きあがる。
そして嬰峰の木紙緑(もくしろく)が忘然と
紅臨するがいなやぼくは駿河のアンナや
日向のドロシーや親お屋の洗い神の娘に
熱劣たる鱚(キス)を阿鼻せ駆ける。
逃げるぼくの尻(ケツ)アルに彼女らは艶をなして
真っ赤に紫に脊黄青(せきせい)に瘧(おこ)りて声(コア)トル。
「どうして顛国(ヘヴン)なの?」
「どうして顛国じゃいけないの?」
アッラース!ぼくは胴したわけかまわりま輪って元の芭蕉で憑き(つき)から
疲(ひ)への旅はこれで尾張だ豌豆(ende)だとばかりに糸と麻のbeavy bed
で平成足りて眠る。漸略!
868はらだ将:02/04/09 23:59 ID:???
・・・・今宵は久し振りの祭じゃのう。
わしも踊るとするか。ほーれ、エイエー!!っと。

<<867
・・・ほほう、やるではないか。
このぶっ壊れ方は高いレヴェルの壊れ方だが
この板ではありふれておるじゃろ?
その手つき腰つきは見事じゃが、その重過ぎる鎧を
脱がぬ限り、この心地良い風を感じる事が出来ない
お前が可哀相で仕方ない。
いつまで鎧を身に着けたまま、踊り続ける気かのう、
まず、何よりわしはそのことが心配じゃ。

そのような弱者にふるう拳は持たぬ。

これは指圧じゃ。揉み解せよ、貴様の人生。
869はらだ将:02/04/10 00:18 ID:???

『レコードと古本』
 
過去を少しでもと誰もが
(もちろんセンチメンタルではなく)
僕らは手垢にまみれた古本みたいに
めくられていくんだ
あの人と足をからめもだえるために
記憶の記号を
空気とまずいコーヒーの間に
ぽろりぽろりと吐き出す
快楽の背中に性器をおしつけ
僕らは今日も
顔のシワに針をおとす
 
そこにはまた
破壊とキッチュ以外の
色彩にまどろむ人々の音が聴こえる
 
クソみたいなもんだ
愛しいクソみたいなもんだ
 
870Canopus:02/04/10 00:21 ID:???
うーん、気持ちいい…。
はっ、危ない。思わずそのまま寝てしまうところであった。
この鎧は父からもらったシジミドウタレヒヒの鎧。
ちょっとやそっとじゃ、
このシタミミドウサンタレウマイの鎧ははずせない。
あれっ?

いざいざ。また時間かかるから、武蔵はもう寝ていいよ。
明日またやろうね。
871はらだ将:02/04/10 00:59 ID:???

『へぇ』
 
ぼくにはわかるんだよ
きみがうそついてるってこと
でもぼくはね
へぇ
っていうんだ
だってぼくは
きみがすきなんだもん
だからね
へぇ
っていうんだ
872はらだ将:02/04/10 01:01 ID:rC1ceg4Q
    

    ダレにもききかえないウソは
    またたくマにゲンソウにかわる
    ときめきはいつも
    はじめからユメである
    ボクはヒトがかなしみわらい
    ウタをくちずさむことをのぞむ
873Canopus:02/04/10 01:29 ID:???
『想』

弦をはじく
弦をはじく
使い捨ての妄愁や諍いは消え去った
桔梗色の空に大きな弧を描き
もっと遠くをみつめる瞳
満天の星

弦をはじく
弦をはじく
時間を超えてなお存在する一本の曲線
ホウセンカの種が飛び散って
小さな白い蛾が舞い降りる
ひと粒の夜露

弦をはじく


やっぱケンカやめ。負けたよ。
874モンチ:02/04/10 02:12 ID:RiegUagK
もんちっちはもんちっち
きっとティミーは大西
紫蛙、どこにかえる
ココ此処にいなよ
よろずに
前橋チルダ享年300才
うかばれぬ
妖精
西村知美の妖精
歩著無菌と羅巣ぷ兎賃
ピノキオ小町
空と部 トイレット
875はらだ将:02/04/10 18:56 ID:rC1ceg4Q
>>873
Canopusさんへ。
『想』・・・すげえかっこいい詩じゃないですか!!!
久し振りにこの板で感動しました。

 弦をはじく

と云う言葉の畳句はすんばらしいです。やられた!!
張り詰めたもの(ここでは凝縮された想いか!?)
が弾かれる瞬間を、またその儚さ、美しさを見つめる
そのあまりにも繊細な情景そのものと対峙する作者の
視線こそ、ぼくたちに足りていないのではないだろうか?
と思わせるほどの緊張感が、水面に出来た波紋のように
読者の心にしみ込んでいくはずだ。

これはいつ描かれた詩なんですか?
ビル・エヴァンスを初めて聴いた感動に似ています。
いやあ、いいもの読ませていただきました!!感謝!!

まぁ、どうせ僕とyukiぐらいしか読まないかもしれないけど。
もったいないなぁ。
だけど一応アゲておきますね。

喧嘩なんかした憶えありませんよ、僕は(笑)。
876はらだ将:02/04/10 19:03 ID:rC1ceg4Q
>>874
2行目がなければ好きかも。
「ピノキオ小町」なんてセンスあるなぁ。
また書いて下さいね。
877名前はまだ無い:02/04/10 19:20 ID:???
>873
やっぱり叶わないよ、とても。
僕の許容量ゆうに上回ってしまう。

尊敬してますよ、本当に。
(あんまり簡単に尊敬するとか言いたくないが)
我以外は皆師なり。学ぶべき事が多すぎる。

ここ数ヶ月の間にたいへんな精神的向上を遂げたと思う。
いい経験だったと思うね。挫折を知らない人間は弱いからな。


空気と戯れて遊ぼう。
言葉にできない気持ちを胸に秘めたまま。
風が頬に染みるね

空を見てあげてごらん
日が暮れかかる時のネイビーブルーのグラデーション
ふとした瞬間に吸い込まれそうな色

あの日と同じ、夜明け前の旅立ちを思い出す
ビルの狭間から覗く朝焼けを見た。

まだ寒くて、吐く息の白かった事、
不覚にも手袋を片方落っことした事。
一輪の真っ赤な薔薇を庭に見つけた事
聳え立つ銀杏の木が金色に耀くところ。
(二度と戻ることのない瞬間)

このおんなじ空の下で、どうか生きて。
今は何を考えているのだろうかと
いつか、また逢えるだろうかと。
信じて。待っていて。

人を信じること。
気持ちに嘘をつかないこと。
正直になること。
意地悪を言わないこと。
困らせないこと。

どれをとっても難しいね。
878モノ人と砂:02/04/10 19:50 ID:???
「世界は(  )ほかになにがあるというのだ」
神様 お願いです
わたしに出来る限り 可能な限りの知恵を お与えください
月夜も朔も 猫の鳴かぬ日は無いというのに 私は未だか弱きヒヨコの黄口児
愚かな下賎の者さえ舞台に上り 役者顔負けに世界の終わりを説明する 
the END にはまだ早いだろう 

知識と運と知恵がこの世を渡る現実に
死に至らんとする姫がツキに見放され その地位に生きる意味を見失う 君は知らんのか
ちがうなら 世界を教えてくれ

ワインに酔いしれ視床下部にダメージ 莫迦なポエムを暗がりで吟じたまま過ごそうとしている。
なんという愚かさか 過ちを改めよ  

貧しき者のようにガツガツ食物をのどへ掻きこむ
犬にも劣るあさましさ もっとよく噛め

「風穴」
世界の三人 その一人が裏切り 世界を冬へ誘う

剣士知りながらも腕試しのつづきに興じる
剣士は攻撃のその手に次への一手を隠し
主の帰館を待つ 

刺し貫かれた敵は穢れた血を撒き散らし
スキを見せるが剣士はやはり突かない 
白い壁や床の絨毯を汚したくないのだ 
この汚穢とよぶに相応しいこの男の血飛沫で

ところが突然最も卑怯な事をこの男はした
剣士打つ手なく どうと倒れる 今もって無敗のまま眠る

戦いも知らぬ女が剣士の亡骸に土をかぶせ
ねじり返した賢者の杖を墓標の代わりに勝手にたてる
おいおいって土の中で剣士は言ってるぞ

長蛇の介錯は正しい行い でもその締めつけ う〜ん ぐったり

うみへび座のはなしが脳裏を去来する
へびよ 牙を立てるのもよろしいが 丸呑みにするのはヤメテくれ
細い牙が2本しかないのなら 百回咬めば毒穴200

咬めば肉も骨も毒で解けるよ 胃の中でね
ほんの皮も子の読ものにする 意のままにするうみへび

ここには遊園地のように海獣は出てこないって誰か言ったのに・・・
879モノ人と砂:02/04/10 19:51 ID:???
「日向ぼっこ」
爺ちゃんのおひざの上でねこが丸まって眠ってる
いつも一緒にいてトラよかわいいって 白い背中なでなで
爺ちゃんのなまえも寅っていうんだ でも本当は違うらしい
文次郎っていうんだって でも恥ずかしいくって嫌いらしい
(ブンちゃんって言われるのが嫌なんだって)
ここだけの話
「わしゃ爺ちゃんじゃないぞ」が口癖 濁った声で
これもここだけの話
880Canopus:02/04/10 22:09 ID:???
>>875 えへへ。ありがとうございます(照)。我ながら快心の出来でした。
「これはいつ描かれた詩なんですか?」とわざわざ書いているので、うすうす
勘付いていられると思うんですけど、そうです、この詩は「今」描いたんです。
夜のしじまで琵琶をひくイメージはずっと前から持っていたんですけどね。

わーーっと興奮して無茶苦茶を書いていて、次の詩がまとまらないなあなんて
思っていて、ふと>>871-872を読んで、はらださんはやっぱりはらださんのままで、
しかもなんだかちょっと淋しそうだったんで、ストンと感情が落ち着いて、
次から次へと言葉が湧いてきて、詩にまとめあげました。実は題名は最後に
つけたんです。だからこの詩ははらださんも一枚かんでいるんですよ。こちら
こそ感謝!です。>>877さんもありがとうございます。

確かに最近はイメージの安売りのような詩ばかり書いていたんで、いい刺激に
なりましたよ。「言葉は充分に弓を引き絞って解き放つべし」なんて批評に書
いておきながら、自分がそれを怠っていたなんて…。反省です。

さて互いに召喚術の応酬でしたが、相手が悪かったなあ(笑)。インドの老師
なんだもん。こっちは佐々本小次郎(パチモン)だから、勝負になんね(笑)。
でも、楽しかったですよ。ちょっと疲れたけど(笑)。
また来ますねええ!
881モンチ:02/04/11 00:37 ID:xZS6URI9
鳶散らせてよ 貴方の安威で
腐ったチョッキ
モウ、炒らない
墓無いユメ 燃ゆる津木の光
此処に網、要られナ衣
鳶宇尾 孵ル
素羅の蜘蛛
バクッレ雛人形
海憂しと
踊る紺屋
マクゴナガル革命ヲ起コセ!
882妖精るりるり:02/04/11 01:44 ID:???
るりるり1

ぬきあし さしあし しのびあし
ぬきさし さしさし しのびさし
ぬきごえ さしごえ しのびごえ
ぬきぬき さしさし うしししし

未だあなたの暗闇の顔をみたことがない

みたくない
883妖精るりるり:02/04/11 01:50 ID:???
るりるり2

四つん這いでせめられてた時
何故かほていさんの掛け軸と向き合うことになった
ニコニコ顔はいやらしくなく
ただニコニコしており
私は気持ちよさを忘れた

884妖精るりるり:02/04/11 02:05 ID:???
るりるり3

ビデオを真似した男が私にぶっかけようとしたので
にぎりしめながらのしかかってきた男を蹴り倒したら
花火のようにまって男の体に散乱した

セックスの終わりはいろいろあってもよいと思う
885妖精るりるり:02/04/11 02:10 ID:???
るりるり4

ネットはこわい
何故なら
虚弱体質ひきこもり少年 → マッチョ万年裸体セックスマシーン
虚弱体質ひきこもり少年 → 高学歴上品バイリンガルイケメン
虚弱体質ひきこもり少年 → 美少女処女

とかになったりするからだ

でも見てて楽しいのは事実だ


886妖精るりるり:02/04/11 02:16 ID:???
るりるり5

他板で紹介されてこのスレに書きこんでみたけど
「最近つまんないから書いてくれ」って頼まれたけど
ざっと眺めたら私もたいしておもしろくないのに気付く
やっぱり私に詩人きどりは無理だ

暇だったら私をどこかで探してみてね
私に頼んだ人もそこにいるから

おやすみなさい
887あぬびす:02/04/11 22:37 ID:???
「王家の谷」
遠くう噂にきくなまえ
異国にまでこの国の誉れ知れわたる
エジプト

伝承を紐解く考古学者
調べること日を数えて二月半
町から町へ砂漠を越えていく

金字塔の秘密
ナイル氾濫期の救済計画を
口伝にて知る
あの通りに不意に
碑(いしぶみ)の記憶が
蘇える

過ぎ去りし日との再会に
あの町通り
河を遡れど見当たらず 
砂漠の中に足跡辿れど見当たらず
往来に踏み乱れたか

歴史の風化
砂に埋もれゆく人間像

888名前はいらない:02/04/11 23:52 ID:???
死地の伍長
889はらだ将:02/04/12 21:48 ID:???
>>877
名前はまだないさん。素敵なカキコありがとう。
僕宛ではないにしろ、素敵な風を感じました。
もしや・・・猫さん?

>>878
モノ人と砂さん。
まず、全体を通して読み難いというのが実感です。
簡単に感想を書きますね。

まず、
「世界は(  )ほかになにがあるというのだ」
は、命令形の使い方がへたっぴ。もう少しすっき
りした文章に。
「風穴」
前半と後半の言葉使いが変わるけれど、恥ずかし
い感じがします。
「日向ぼっこ」
はぁ、そうですか。と言いたくなる。

890はらだ将:02/04/12 22:07 ID:???
>>880
Canopusさん。なんかうれしいレスです。ぺこり。
「佐々本」って(笑)。
気が付いたら僕もちょっと疲れてました、てへへ。
>>881
モンチさん。ありがと。
今日は厳しめに。
漢字は普通でもいいんじゃないかな?
何を意図してるのかわかりません、僕には。
それとタイトルがあると尚良いです。


891はらだ将:02/04/12 22:26 ID:???
>>882-886
妖精るりるりさん。はじめまして。
妖精に出会うのは初めてだ。ドキドキ。
妖精か、ふふふ(笑)。誰かが紹介してくれたの?
でも誰だか見当も付かないなり。
しかも「最近つまんない」ときたもんだ。
いったいどこのどいつだ、てやんでい!!
・・・まぁわからんでもないけど。
そうそう、思い当たるふしは探してみたけど
あんまり手持ち時間もないので探しきれまへんねん。

ヒント下さい。ね。

るりるり1なんか詩心ありって感じだね。
るりるり2および3
エッチな文章で俺を挑発する気だな。負けないぞ!
るりるり4的には俺はどんな感じだろうね、ふふふ。
で、るりるりは俺を知ってるとか(笑)、そりゃないか。
るりるり5
詩人の基本は詩人を気取るとこから始めます。
892はらだ将:02/04/12 22:41 ID:???
>>887
あぬびすさん。エジプトから風を送ってきましたね。
びゅうううう。
しかし、エジプトについてほとんど無知な僕には
「歴史の風化」なんて言葉にショックを受けたり・・。
詩としてはホワイト・ヒート(寒いけど熱いみたいな)
な感じがあり、僕的に好感がもてます。
他の詩も読んでみたいです。よろぴくです。

>>888
くっそー!!ラッキーナンバーやられた!!!
ところで「死地の伍長」って???
893はらだ将:02/04/12 22:53 ID:???
おやすみなさい。
894Canopus:02/04/13 22:27 ID:???
『月の女たちのバラード』
(アストル・ピアソラ、オラシオ・フェレール『金星の女たちの歌』によせて)

春の夜
霧にくぐもる劇場の屋根で
灯りも届かない場末の酒場の片隅で
バンドネオンの
調べとともにぼくは漂う

そして薄明の彼方に消えていった
過去の偉大なバンドネオン弾きの
後ろ姿を 遠い昔に
月から降りてきたあなたたちを想う

街角に 噴水に 月の庭に
かかっていた霧が晴れる頃
薄手のスカートを風に揺らして
裸足で 軽やかなタンゴのステップで
あなたたちは月から降りてきた
あたたかな言葉を花束のように抱えて

金星の女たちは タンゴと郷愁を残した
と聞く それならば 月から降りたったあなたたちは
いったい何を産み出したのだろう?
「遥かな懐かしい過去に想いをよせて
 涙する人たちは幸せなの」
「そう?」
「そうよ、だってその人には還るところがあるから」

ぼくはバンドネオンを手に
あなたたちと歌い おどった
辺りには言葉のように 想い出のように
菜の花やタンポポやシロツメクサが咲き乱れていた
一時の愉悦だと
この瞬間もやがては枯れてしまうのだと
知っていても なお
バンドネオンを弾きつづけた

笑顔のまま去っていったあなたたちの
風になびく後ろ髪を
まっすぐな背中のラインを
ぼくは忘れない


「金星の女たちの歌」というタンゴの美しい歌があるんですね。
これは、その本歌取りみたいなものです。
895Canopus:02/04/13 22:59 ID:???
はらださんにニュースです。
wildcatさんがスレッドをたてましたよ。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1018703333/l50
です。
896名前はいらない:02/04/13 23:53 ID:???
>Canopus
そーんなうざいことやってるから1に嫌われるんだよ!!あほーだな
おまえは!!
897名前はいらない:02/04/13 23:59 ID:???
>>896
あれはむしろ、はらださんのほうに問題があったと私は思いますが・・
898Canopus:02/04/14 00:15 ID:???
>>896 だから、「はらださんにニュース」ってわざわざ書いたのよ。
おまえには話してないんだよ。しかもわざわざageやがって…。
あほーはお前だ。これ以上お前と遊んでいる暇はないので、話はここまで。
スレ汚しにてごめん。
899Canopus:02/04/14 11:46 ID:???
ったく、あんまりヤンチャしすぎると、三枚にオロしてタレかけて食っちまうぞ。
なんか腹こわしそうでイヤだけど。

……いかんいかん、つい逆上してしまった。小汚いレスを残してごめん。
でもはらださん、うざかったらごめんなさい。いやね、このスレももうすぐ
900でしょ、この後どうしようかなあ、なんて漠然と考えてたんですよ。
この店を存続させるのもいいだろうし、はらださんがお疲れのようだったら
ここで店主を交替して私がなってもいいし、なんてね。そう考えていたところ
にwildcatさんが開店したんで、いらんおせっかいかもしれないけど伝えたん
ですね。

さてだいぶ前の詩になっちゃいましたが、>>853がモロに好みの詩でした。は
らださんには呼吸でもするように言葉を紡ぎ出す詩があって、私は「ほう…」
と嘆息をつきながら読んでいるんですねえ。一連目なんか頭からシッポまで
丸ごと詩が詰め込まれています。うーん、これはいい。

私はここですごくいい出会いをしたと思ってるんですよ。はらださんとはずっ
と盟友のようにして刺激しあっていきたいんで、これからもよろしくね。気に
入らないことはどんどん言っちゃいましょう。まあ、はらださんとしては、男
からラブコールをもらってもあまりうれしくないかもしれんが。

『「静かの海」畸譚』

25

夜が明ける時
暗い心の森の奥で
微かな色彩を放って 鳥が啼いた
ぼくはO.メシアンの音楽を思い出した
メシアンは救世主(メシア)を
連想させる
貧弱な茄子のような連想だが
それでもぼくは微笑んで眠りに落ちた
900名前はいらない:02/04/14 12:48 ID:Dcqg5Hoz
900ずざぁ
901yuki ◆DIe/YuKI :02/04/14 20:03 ID:rxYubQI1

+ひっつきむし+

ひゃくきゅうじゅうきゅうにち


そでもとを 

     
     ぎゅっと 



にぎりしめ


2002.04.14yuki


このスレの背景を知る一人として
900越えたことが、涙ぐましい(笑

北から南へ渡って、はらださんも頼もしくなって(略
902名前はいらない:02/04/14 20:04 ID:???
>>899
>はらださんとしては、男
>からラブコールをもらってもあまりうれしくないかもしれんが

こういう皮肉はとりあえずよしたほうがいいと思われ。
横槍スマソ。
903Canopus:02/04/14 20:47 ID:???
>>902
うーん、皮肉のつもりじゃなかったんだけど…。はらださんにそうとられて
怒られたらその時は謝りますよ…。
このラブコールは私の心の叫び。お願いだから、はらださんがレスするまでは
そっとしといてくれないかな…。
904はらだ将:02/04/14 22:35 ID:???
こんばんは。
何かカキコが増えてるだけですごくうれしかったり(照)。
>>901
yuki。こんばんにゃ。
ひさしぶりです。HPなかなか書き込めなくてごめんなさい。
日々の生活と2ちゃんで、ホントぼてんと死んじゃってます(苦笑)。
いい加減な仕事は出来ないから、睡眠が非常に大切なのです。
でーも、もっと逞しくならなきゃね(笑)、男なら。
それにしても「ひゃくきゅうじゅうきゅうにち」くらいなのか。
9月からざっと考えたらだいたいそんなもんかも。
ひっついてくれなきゃほんとに独りぼっちだったし(苦笑)。
ほんとyukiには感謝です。ぺこり。
確かに北から南へ行きました、かなりぶっ飛ばして(笑)。

涙ぐましい、って(爆笑)。
・・あ痛、くちびるが割れちゃった。

>>894-899>>903
Canopusさん。こむばむわ。レディ・ファアストです。
ぼくはバンドネオンをテレビでしかみたことありません。
アコーディオンにしろバンドネオンにしろ、演奏者の姿
はまるで宇宙を大事に抱えてるみたいですごくポエジー
だし、その音色も僕は好きです。僕の中ではハーモニカ
やオルガンに通じるものがあってとても興味があるので
なにか、いいCDなんかがあれば是非、教えて下さい。
しかもタンゴは僕にとって未開の地。ほんとお願いしま
す。ぺこり。
wildcatさんのとこにも明日くらいに顔出して見るつも
りです。


905はらだ将:02/04/14 22:51 ID:IWvbRxpg
続きです。
男の人からのラヴコールなんて最高にうれしいですよ。
女性にはやっぱりこっちからラヴコールを送りたいですしね。
今まではもらってばかりだったからダメだったのかなぁって。
自慢じゃなくて実際、恥ずかしい話です(照笑)。
それに慣れてしまい、リアルでは一方的に告白した憶えは
一度きり。男として情けないですもん。何か。
>>902さん、悪いけど皮肉にはなってませんよ(笑)。
きみがダサい男であるのはわかりましたけどね(笑)。
だから名前を伏せるのかな?

名前もないちいさな魚がお口をパクパクして
ぼくらのからだをつっついてる、なんてかわいいのだろう
ふふふ
906Canopus:02/04/14 22:54 ID:???
あっ、こんばんわ。
>>904いや、私もタンゴはあまり詳しくないんです。
でも、おすすめはアストル・ピアソラの『タンゴ・ゼロ・アワー』と『ブエノ
スアイレスのマリア』ですね。今までのタンゴの常識を破った力作です。
日本人ではバンドネオンといえば今では小松亮太が有名です。
個人的な趣味では、私の心のマエストロ、あがた森魚の『バンドネオンの豹(ジャガー)』
ですね。うーん、かたよっている…。

ところで、はらださんは『ノンストップ・キッチュ・ポエム』の2号店、やりますか?
私も馴染みの店が消えるのは淋しいので、はらださんがお休みするのなら
新スレッドをたてようと思っているんですが。
なんかいろいろとお節介で、どうもすみません。
907名前はいらない:02/04/14 22:56 ID:???
>きみがダサい男であるのはわかりましたけどね(笑)。
>だから名前を伏せるのかな?

これってアンタもでしょ??

908はらだ将:02/04/14 23:13 ID:IWvbRxpg
>>906
早速ありがとうございます。
今度の休みにでもCD探してみよっと。
それとこのスレッドの後のことはまだ考えていません。
ごめんなさい。
1000いかないとわかんないです、多分。
ちょっと考えてはいるんですけどね。まだ公言出来ません。
すんません、ぺこん。
>>907
はぁ、しまった。はい、ダサいです。ダサダサの芋男です。
(ぽぽぽぽぽしゃきーん!!!!)
909名前はいらない:02/04/14 23:15 ID:???
>>907
この人はそんなことしないだろ。
910はらだ将:02/04/14 23:16 ID:IWvbRxpg
ズバッ!ズバズバッ!!ヒュン。

これにて一件落着。おやすみなさい。
911名前はいらない:02/04/14 23:17 ID:???
>>909
ほんとは
この人のことあんま
知らないねー。
912はらだ将:02/04/14 23:23 ID:IWvbRxpg
名前を伏せるからダサいんじゃないよ。
名前を伏せて偉そうに煽るからダサいのねん。
>>902みたいな書き方したら、俺が皮肉に感じてると
誤解する人も出てくるからね。
そのヘタレっぷりを「ダサい」と形容したんです。
言葉からなーんにも感じないもん。

ああ、今度こそ寝る!!
913名前はいらない:02/04/14 23:26 ID:???
>>909
人を煽るときは名無しだ、とはらだが自分で言ってたぞ。
914名前はいらない:02/04/15 00:37 ID:???
>>913
ソースは?
915妖精るりるり:02/04/15 01:41 ID:???
へぇー 900かぁ・・
916妖精るりるり:02/04/15 01:52 ID:???

ちょっと興味あるのであげてみんなの意見を聞いてみましょう。

Q1 「ノンストップ・キッチュ・ポエム」は優良スレでしょうか?

Q2 「ノンストップ・キッチュ・ポエム」を読んで人生が変わりましたか?

Q3 「ノンストップ・キッチュ・ポエム」で、ためになった詩はどれ?

Q4 「ノンストップ・キッチュ・ポエム」で登場した中で一番好きなコテハンは?

Q5 「ノンストップ・キッチュ・ポエム」で登場した中で最悪なコテハンは?

暇だったらみんな答えてみよう。

では おやすみなさい。
917はらだ将:02/04/15 20:48 ID:???
>>899
Canopusさん。
昨日は支離滅裂でごめんなさい。
かなり疲れてたので(苦笑)。
>>853の詩、気に入ってもらえてすごくうれしい(微笑)。
僕自身も好きな詩だったので(照)。
ピアソラ・・か。名前は聞いたことがあるような。
そうそうテレビで観たのは小松良太さんでした。
あがた森魚も僕は未踏の地ですね、どきどき。
でも『バンドネオンの豹』ってタイトルに引かれちゃいますね。
これもチェックですね。

このスレッドの二代目をCanopusさんが!?
そりゃあうれしいお言葉ですけど、Canopusさんの新スレッドも
そそられますしね。
もしホントに二代目をやって頂けるならめちゃめちゃ
うれしいですよ!!マジで。

Canopusさんなら、こっちからお願いしたいくらいです。
しかもそんな発想がぼくにはなかったし(恥)。
確かに少し距離を置いてみたいのも事実ですし。
Canopusさんが良いのなら、
よろしくお願いしたいです、本当に。
気持ちが変わってたら仕方ないですけど。

どちらにしろ、返事お待ちしております。
918:02/04/15 20:57 ID:iBg8DZry
どうもお久しぶり、Kです。
いよいよ1000までいっちゃいますか。
あともう少しやね。
たまに、ではありますがちゃんと見届けておりますよ。
初期から眺めていて、よくここまで育ったなって感じます。
途中、ビル・エバンスの話題になったあたりは
結構興味深く読んどったんよ。

僕が保有してたCDが3月末に戻ってきました。
東京から戻ってくるとき、多くのCDを厳選し、
一部のCDだけを持って帰ってきていたんですが、
やはりビル・エバンスは残っていました。
(自分が何を保有していたのかも忘れていましたが・・・)

ビル・エバンスは、誰がなんと言おうがいいね。
一体あの音は何なんだろうね。
JAZZを聞き始めた大学生の頃、マイルスよりも
ビル・エバンスだ!と勝手に決め付けていた僕の
その当時の直感は、間違っていなかったと実感します。

ビル・エバンスだけはCLUBシーンで使われたくないね。
使う器量もないでしょうが・・・。

あっそうそう、マサルが気に入っていたジョン・ルシエンの
「listen love」。
UFOのニューアルバムで使われてたわ。
止めてくれ!って感じに嫌な印象を受けたが、
これがなぜか人気なんだって。

この程度の音でジョン・ルシエンを知って欲しくないと
思うね。
魂がこもってないよ。
単なる音遊びは止めてほしいね。

っとまたなんかようわからん書き込みになったが、
あともう少し、言葉に操られず、言葉を発してくれよ。

1000まで行ったら飲みに行けるんかな?
では。

PS.NHK特集「変革の世紀」は見る価値有り!
ちなみに音楽は坂本龍一です。


919はらだ将:02/04/15 21:28 ID:???
>>915-916
あっ、妖精だ!ヒント頂戴。ぺこりん。
その質問、だーれも書き込まないかもね。
だから俺が答えるね。

Q1・・・『AKIRA』は健康優良不良少年でした。
Q2・・・読むだけなら変わりません。
Q3・・・>>137『鋼の花』、>>272『ラリルレ靴下』、>>674『風になりたい』
     >>873『想』 その他多数。
Q4・・・ここのコテハンの皆は、リアルでもきっと
     素敵な人たちであるのがわかります、はい。
Q5・・・黒瓜さん。本買ってくれなかったから(笑)。
920:02/04/15 21:34 ID:iBg8DZry
追記
言葉足らずで申し訳ないですが、ジョン・ルシエンはすばらしいです。
ジョン・ルシエンを中途半端にmixし、人気を集めたUFOは最悪です。
オリジナルを汚すな!
UFOはこんなんじゃなかったのにな。
UFOよ!惰性で音楽をMIXするならやめちまえ!
921はらだ将:02/04/15 21:38 ID:???
>>918
おおっ!!久し振り!!
元気そうで何よりです。
あれからジョン・ルシアンのCD買ったよ、ひひひ!!
それより、CD帰ってきたんだ!!
ホンマ良かったなぁ。奇跡的やね。
うん、また飲みに行きたいね。
どうにか時間的に都合つけて、Kには会いたいよ。
こっちには帰ってこれないの?

・・・まぁこんなことはまた電話で話そうか(照)。
それにしてもうれしいです。

ホントに近いうちに電話でもするよ。
書き込みありがと。
922Canopus:02/04/16 00:01 ID:???
>>917
ええ、喜んで。二代目店主やらせてもらいますよ。
そのために批評の引退宣言をやったようなものだし。
実はスレッド名も、もう決めてあるんです。
『ノンストップ・キッチュ・ポエム2 灰色の菫』でいきたいんですけど、
どうですか?西脇順三郎の詩に出てくるバーの名前です。
週末にでも開店しますね。
スレッドあげるのは初めてなんで、なんだか緊張しちゃうな…。

ジョン・ルシエン。はじめて聞く名前です。CD探してみよ。
あ、言い忘れましたが、あがた森魚は好みが分かれるかもしれません…。
923Canopus:02/04/17 01:36 ID:???
えー、あがた森魚氏について一言。
曲もさることながら、私がイカれたのは彼の詞でした。
以下は抜粋です。


今 夜が巡る 双子のつばの上
光るガラスと仰ぐ 同じ星の下
そらにあそぶ もみじしだき
うなじかさね あゆむ ひとり
滝に湯あむ スピカすだく 他に訪うものなく

かえりたくないかえりたくない
君の唇奪うことばをしゃべるとこへは
かえりたくないかえりたくない

熊本 南熊本 水前寺 龍田口
三里木原水 肥後大津
瀬田 立野駅 のりかえ 長陽 阿蘇下田
あとは夜峰の岳

かえりたくないかえりたくない
だけど 同じことばをしゃべるとこにこんな美し処
かえりたくないかえりたくない

(『いとしの第六惑星』より)
924Canopus:02/04/17 01:49 ID:???
続き。かと思えば、こんなのもあります。


彼氏はワルツがお得意だ
子供の仮面で踊ってる
テントの影絵がくしゃみで夜に舞う
さよならする日は半ズボン
日曜学校に花を挿し
彼氏の一味は朝にはもう消えた

誰も愛せなかった彼氏
誰でもありえない彼氏

(『誰でもありえない彼氏』より)


ダンスのふりしてダンロの上でも
ぼかすか飛びはねろ
床屋のひげそり 蜂の巣だらけで
あざらし逃げ出した
信じちゃだめだぜ 床屋のねじり棒
赤青まぜこぜだ(ハッハッハッハッ)

(中略)

おおおおまえは 真っ赤ならりるれろ
おおおまえこそ 真っ青ろれるりら
一緒に踊らない 混ざればすみれ色

(『101匹ミッキー忠臣蔵』より)

興味がありましたらどうぞ。
925はらだ将:02/04/17 20:48 ID:???
>>922-924
こんばんは。
わお!!うれしー!!です!!これでぐっすり眠れます(笑)。
しかし、ほんとにCanopusさんありがとうございます。
Canopusさんの『ノンストップ・キッチュ・ポエム2 灰色の菫』
がどんなお店になるのか、とても楽しみです。
全然違うカタチになるのだろうけど、
いつも通りがんばって下さい。また遊びに行きますんで(笑)。

そうそう、今日休みだったのでバージンにCD探しに行ったけど
ピアソラ(売り切れ)もあがた森魚(『バンドネオンの豹』)も
売ってなかった。しょんぼり。
その代わりペドロ・アスナールと云う人のCDを買いました。
まだ聴いてませんけど(笑)。アルゼンチンをこれから感じてきます。
只、バンドネオンかどうかは定かではない・・・(苦笑)。
それと全然違うけどレニー・クラビッツも買っちゃった。

流石というかあがた森魚さん、おもしろい詞を書きますね。
必ず手に入れます(鼻息)!!現時点ではかなり興味あり。です。
926はらだ将:02/04/17 21:02 ID:???

『笑いとナイフ』
 
恋人が死んで男は笑った
 
男はどこかで食べた
インディアンの詩を憶えていた
・・・死というのは人が土へ還るだけの
人生における至福の通過点、
といった内容だった
男の記憶は正しかったが
恋人が死んで笑うべきではなかった
 
喜びや悲しみは笑いではない
怒りをこてんとひっくり返した笑いは
悲しみを刻むためのナイフなのかも知れない

927はらだ将:02/04/17 21:37 ID:xHuqPUCW

『見知らぬ友へ』

どんなに苦しくたって 生きて行ける
運命の悪戯や 神様の仕打ちだって ヘッチャラさ
どんなに悲しくっても ぼくらはヘッチャラさ
たとえきみがぼくを忘れても
ぼくはきみを忘れはしない

うたを唄おう 咽喉が枯れても
そして踊ろう この肉胎が朽ち果てるまで

ありったけの愛で、生きよう

928はらだ将:02/04/18 20:20 ID:???
>>925の追記
JON LUCIENのCD探してもなかなか売ってないかも知れません。
強いて云えばソウル系のブラジリアンかな?アフロな感じです。
僕は詳しくないけど、初期はスティービー・ワンダーのカヴァー
とかしてます。いい声してやはるんです。興味あれば是非。
DJなんかが行くような、レコードとか売ってる店ならあるかも。
929はらだ将:02/04/18 20:32 ID:???

『欠伸をした日』
 
今日俺は欠伸をした。おかしな話だ。何故だ
か欠伸をして、その行為をはっきりと憶えて
いるから奇妙なんだ。
欠伸なんかはくしゃみと似たような生理現象
の一つなのに、更に付け加えるならば、欠伸
に対して何か思考を巡らせたり、ましてプラ
イドやポリシーをもっている訳でもないのに
その一瞬を忘れていない事に少し興味が湧く
のだ。
確かにここ何日か退屈な日が続いていて、別
に取り立てて悩むような事件もなかったけれ
ど、欠伸なんかを「はっきりと」憶えている
なんて、まるで俺の脳味噌は本当におかしく
なったんじゃないかと考えてしまうくらいの
大変な(これはちょっと大袈裟)な出来事だと
思っている。豆知識(世間では常識)なのだが
体内に酸素が足りない時に欠伸をするらしい。
でも俺はそんな風に思っていない。意識がな
かった人間が、活き還る時に欠伸をするのだ。
930はらだ将:02/04/18 20:39 ID:???
『フィーリング─―マザー・テレサに捧ぐ』
 
パンひとつ買えない貧しさの中でようやく気が付いた。
 
お前は飢えているのか?と問われ、
腹が減っています、と答えた僕は
生涯で最もうまい飯のひとつを食わせてもらった。
 
身動きできないほどの自縛に縛られている僕を
解き放ってくれたものは愛だ。
満たされることを拒めば拒むほど
僕はそれ以上に満たされた。
 
愛はすぐそばにあった、カルカッタにも神戸にも。
手を伸ばせばそこに愛はある。
 
眼を閉じて耳を澄まし感じなさい、と。
風の愛撫を、
山のまなざしを、
空の仕打ちを、
森のざわめきを、
海の抱擁を、そして
全ての宇宙と全ての細胞が
溶け合う瞬間を感じなさい、と。
それだけで満たされる喜びに
震える身体と溢れる涙を解放しなさい、と。
 
(小さなママの指先には今だ大きな愛が震えている)
 
※マザー・テレサ・・・1997.9.05(現地時間)の夜、カルカッタにて永眠。
 
21.September.1997
931Canopus:02/04/19 00:53 ID:???
『ぼくの置かれた場所には』

嘗てぼくの置かれた場所には
なつかしいベッドや
使い古しの机や
読みさしの本がばらばらとある

そんな無造作な空間に
ひと一人がいないことのの重さ 淋しさ
は 君にもわかるだろう

ある日 いきなりの銃弾の雨にうたれて
たくさんの人が倒れていった

泥水に顔をつっ伏して
不自然な肢体の曲がりで
夥しい数の陽炎(かげろう)が夕陽に染まっていった
そして死者の数を記す者
写真を撮影する者

お願いだ
涙を拭いてくれ
ぼくは涙さえ流せない
932Canopus:02/04/19 01:06 ID:???
>>928 おお、ありがとうございます。JON LUCIENのCD探してみたけど、田舎
のCD売り場では案の定置いてなくて、情報を求めようと思っていたところでし
た。アフロな感じですか。私は逆にそっち方面は未踏の地なので、是非是非
聴いてみたいですね。手に入れるのが困難なほど燃えるタチですし(笑)。
933はらだ将:02/04/19 21:44 ID:???
>>931
う〜ん、難しい詩ですね(困)。
最近書かれた詩でしょう。
主題からちょっとディープな感じで。
第一連の過去を客観視するのは
まさしく死人の声ですよね。

殺された(であろう)たった一人の、
その名もない人の厳密な生の重み。

最終連の三行が・・・重い、しかし
この言葉がこの詩の全てであり、叫びである。
これを読む全ての人への問いかけだ。
僕らが流すものは血でも涙でもないはずだ。
Canopusさんの無音の叫び声が僕には聴こえる。

ここにCanopusさんが来られてからの
あなたの視線は遠い過去を見つめるように、
広大な未来を憂いてるように見える。

いま、ぼくにできること。

「点をつくるな、線を描け。」って誰の言葉だったかな。

歩け。僕よ、歩け。
934はらだ将:02/04/19 21:58 ID:F3OQCVaR
>>932
現在は「フリー・ソウル」ってカテゴライズされてると思います。
クラブ系ですよね。90年代に日本で流行り出したアシッド・ジャズ
やブラジリアンの流れで急に有名になった感じの人です。
まぁ有名って云ってもほとんどの人は知らないと思います。
僕もKに聴かせてもらうまで知らなかったし。
「熱い夜空に突き抜けるような熱情」って感じでホントにかっこよいです。
ホントに是非是非!!

・・でageてみる。
935 ◆cTamahxo :02/04/19 22:07 ID:???
ニマッ( ̄ー ̄)御久し振りでございます
このスレもお元気そうで嬉しゅうございます

              珠女将
936はらだ将:02/04/19 22:22 ID:???
>>935
おお、こちらこそ!!お久し振りです。ぺこり。
女将の新しい宿もまた遊びに行きますね。
ここももう終わっちゃうし(苦笑)。

そろそろ寝ます。おやすみなさい。
937:02/04/20 01:05 ID:imk0gRGl
巨人-阪神戦行って来たぞい。
ちゃんと風船も飛ばして来ましたわ(笑)
空に舞っていく無数の風船はすごく絵になるね。
リアルに体感するアートやわ。
別に阪神ファンでもなんでもないけれど、
あの関西人のパワーは一体なんなんかね。
試合云々より、その試合を囲む人のパワーを
堪能したっていう印象です。
負けちゃったのは残念やったけど・・・。
機会があればまた行く予定。

〜限られた環境下で最大のアウトプットを〜

阪神頑張れ!

明日のCALMはよろしこ。
なんか雨みたいやね。
おやすみ。
938妖精るりるり:02/04/20 20:01 ID:???
るりるり6

ふうぅー

熱いお風呂にはいったの
ケーキのろうそくを吹き消したの
やけどした指を冷やしたの
机の上のホコリを吹き飛ばしたの
熱い珈琲を飲んだの
凝った肩をもんでみたの
疲れた眉間を・・・

ふうぅー

ホントはふられたの   ふうぅー



939Canopus:02/04/21 03:53 ID:???
『It's a"nother" small world』

二歳になったばかりの娘とぼくは
アトラクションのボートに乗り込む
娘は 急発進も暗がりの中も
怖がる様子はなく 軽く口を開いて
たくさんの子供の人形をみつめている

そこでは子供たちが ふくよかな笑顔で
思い思いの民族衣装でうたい 踊る
血で彩られた過去の恩讐に惑わされず
生まれてきた貧しく悲惨な境遇も嘆くことなく
さまざまな しかしたった一つの
地球の歌をうたう

そんな世界を本当にほしいと思った
まだ小さいぼくの娘のために
これから生まれてくる
すべての子供たちの未来のために
そんな世界を


ディズニーランドのIt's a small worldで泣きそうになるのは
私くらいかなあ、と思いながら。

新装開店用の詩がなかなか書けません…。ここが950を超えたあたりで
出そうと思っていますけどね。
940wildcat:02/04/21 09:52 ID:???
>>939
うぅむ、こんなとこで遊んでたとは
気づかなかった・・・
941yuki ◆DIe/YuKI :02/04/21 19:30 ID:???
来てくれてて、ありがとう!

今日書いたものを。

「午前10時」

ラズベリィティーほのかな香り

「わたしは幸せです」

こう宣言しているんだけど

すこし離れてしまった君に
満足した私の姿は届いているのだろうか

「アル」ことの意味を押し付けてみたのだが
やっとのことで理解しているようだ

キーボードから流れる君の雫は
五官のうちの一官を響かせる

あとどのぐらいの時間が必要なのか

ほの温かい光りに包まれながら
君が後ずさりする姿を想像しつつ
モーニングカップを口にする

2002.04.21yuki
942Canopus:02/04/21 21:33 ID:???
>>940 うわっ、気付いてなかったの。「居候してる」って言ったのに…。クスン。
part2は私が店主をさせてもらうことになったので、yukiさんともどもよろしくお願いします。
ちなみに、私の娘の名前もyukiなんですよ。

今、批評のスレッドを終えてきました。我ながらよくやったと思います。睡眠時間削ってたし。
5、600は詩を読んだかな…。いいのも結構ありましたよ。詩を書く糧になってくれればいいな。

>>933 ありがとうございます。確かに今、私の思考は足が止まっているかもしれません。

今、再び、歩き出そう。
943yuki ◆DIe/YuKI :02/04/21 21:56 ID:???
>>942
kanopusさん、この名前は逞しく育つんですよ?
覚悟の程を。(笑
944Canopus:02/04/21 22:42 ID:???
>>943 へい、覚悟しやした(笑)。


『雨上がり、太陽の下で』

見晴しのいい濡れた一本道を
ぼくは歩く
とりどりの
背の低い草花が風に揺れている
遠くの青い山の麓を 汽笛をならして
列車がごとごと走っている
のまで見える

断れなかった頼まれ事も
人間同士の些細なあつれきも みんな
燃えないゴミの日に出してきた
重すぎる荷物はもう背負えない
小さなカバンに入るだけの 大切な
大切なものだけを持って ぼくは歩く

ぼくは歩く 海の見える岬を目指して
ぼくのお気に入りの場所へと
ゆっくりと
背筋を伸ばして歩く 岬に着いたら
腰をおろして 湿った風にあたって
白い波が静かに打ち寄せるのを眺めたい
そして目を閉じて
「こういうのを ウサギが走る って
 いうんだよ」
と 優しく誰かが言ったその
言葉に耳を傾けたい
945wildcat:02/04/22 19:06 ID:???
>>942
居候 三杯目には そっと出し

 なんて川柳がありますので、きっと遠慮がちに書いてる
のかな〜なんて思ったら(笑)常連と化してましたか。

 でも、はらだ将さんっとこって書いてあったんですよね。
はらださんのスレで検索(かちゅ〜しゃ)しても、出ないんですよね(T_Tg
はらださんの書き込みで検索すると、めっちゃたくさんヒットする
んですよね(T_Tg だもんで、わからしまへんでしたんねん(←何人?)

 でも、やっと、見つけた( ̄ー ̄)

 と思ったら、もう終わり(o_ _)oドテ
946yuu:02/04/22 21:47 ID:???
僕はあなたがたの関係がうらやましい。
どうも最近僕は私生活の方でまいってて・・・。
canopusさん、939,944の詩、とても良いと思いましたです。
947名前はいらない:02/04/23 01:10 ID:???

あげとこう
948ロムビト:02/04/23 01:14 ID:???
悲しいのは、最近どうも雑談好きコテの集合場所になっていることなんだよねー。
はらださん以外のコテはどーでもいいから、もっと弱さを狂気が犯しまくるような
はらださんのポエムを最後に読んでみたいもんだねー。
949名前はいらない:02/04/23 01:19 ID:???
ロムビト=はらだ

と、言ってみるテスト
950What?:02/04/23 01:20 ID:???
>>948
What?
951名前はいらない:02/04/23 01:23 ID:???
ロムビト=粘着だよ。
952ロムビト:02/04/23 01:26 ID:???
まぁ、もし俺がはらださんだったらちゃんと「はらだ将」と名前に
書くだろうね。でなきゃあんなポエム書けないし、純粋で醜悪じゃ
ないだろうね。
953名前はいらない:02/04/23 01:27 ID:???

性格の良し悪しと、詩の上手い下手は関係ないと思います。はい。
954ロムビト:02/04/23 01:32 ID:???
あるでしょうね・・・
クサイければクサイし
アマケければアマイし
イカくさければイカくさいし
955名前はいらない:02/04/23 01:46 ID:???
955げとー!!今日いくの?
956評価して:02/04/23 02:56 ID:???
42 :(*゚Д゚)さん :02/04/13 21:36 ID:HLyrZHug
便所の落書きと エロサイトばかり見てる俺
超高級ソープの紹介記事 届かない夢を見てる
やりばのない気持ちの扉やぶりたい
電車の中 尻を触って見つかれば逃げ場も無い
しゃがんでひとり 背を向けながら
心のひとつもわかりあえないカップルたちをにらむ

仕事仲間たちは俺抜きで旅行の計画を立てる
とにかくもう 会社や盛り場にはでかけたくない

自分の存在が何なのかさえ 解らず引きこもる 35の夜

盗んだパンツでオナりだす 持ち主も解らぬまま 暗い夜の帳の中で
誰かに慰められたいと 逃げ込んだこの板で 仲間を見つけた気がした 35の夜
957はらだ将:02/04/23 20:56 ID:???
皆さん、こんばんは。
たくさんの書き込み、ありがとうございます。
>>937
Kへ。土曜日はお疲れさん。
日曜は仕事終わって家に帰ってネマキに着替えて
ちょっと布団に横になったら朝まで寝てた(恥)。

〜限られた環境下で最大のアウトプットを〜

ありがと。がんばります。

>>938
妖精もふられるのかぁ、寂しかったんだね。
でもるりるりなら大丈夫さ、元気だしなよ。

>>939
Canopusさん、本当にお疲れ様でした。
『It's a"nother" small world』って言葉だけでも
涙ぐんでしまいそうですもんね、なんか。
子供の未来、まだ見ぬ百年後の未来の子供たちのことを
考えて泣いてはいけません!!そして独り泣けばいい。
大人が泣いちゃあ、子供は不安になります。
だから泣いてないCanopusさんは偉い!!
立ち上がりましょう、歩きましょう!!踊りましょう!!

ディズニーですか、僕は行ったことない。ぐすん。
今度旅する時はディズニーに決定!!
新装開店のポエム楽しみにしています!!
958wildcat:02/04/23 21:20 ID:???
>>957
>たくさんの書き込み、ありがとうございます。

 いえいえ、どういたしまして( ̄ー ̄) (謙遜しろって)

 新スレまで、あとちょっとですね。GWまでには、1000いっちゃう
でしょうか。また、がんばって、いいスレにしてください( ̄ー ̄)ノ
959はらだ将:02/04/23 21:26 ID:???
>>940
wildcatさん。
うわーい。いらっしゃいませ!!ごゆっくり。

>>941
いえ、こちらこそ!!
あんまり顔だせなくてごめんなしゃい、ぺこりん。
yukiからはいつだって幸せオーラが出てます、
まさか、僕が幸せじゃないとでも???

生きていられることが幸せです!!

>>942-944
957で書くまでもなく、堂々と歩いておられる。
いらぬ心配でした、申し訳ありません。
読後のこの心地良さ!!これがCanopusさんの言葉だ!!
大人だなぁ。かっちょいいなぁ。

>>945
・・・すんません。ちゃんと紹介したら良かった。
「ドテ」って可笑しい(微笑)。
また遊びに行きますです。がんばってください!!

960はらだ将:02/04/23 21:35 ID:???
続きは風呂のあとで。
961はらだ将:02/04/23 22:26 ID:???
>>946
yuu、こんばんは。
ひさしぶりだね。幾ら優秀な詩人といえど人だよね。
詩人がコミュニケーションの基本を忘れちゃあダメ
だと思うんだけどね。挨拶をしないのは詩人じゃな
くて死人と同じだよね。

詩人は死人じゃない。

かっこつけてんじゃないよ。

>>948-955(名無しさんは割愛)
ロムビトへ。
かなしいなあ。
彼(彼女?)みたいな読者がいるのは僕が2流の証拠。
反省します。
気分を害されたコテハンの皆さん、すみませんでした。

>>956
尾崎の替え歌。・・・・笑えない。 
962名前はいらない:02/04/23 22:38 ID:???
>詩人がコミュニケーションの基本を忘れちゃあダメ
>だと思うんだけどね。挨拶をしないのは詩人じゃな
>くて死人と同じだよね。
>詩人は死人じゃない。
>かっこつけてんじゃないよ。

某コテハンさんに宛ててですかね?(w

963痲璃眼:02/04/23 22:40 ID:ScNmnplk
>>956
尾崎を馬鹿にするな!
964yuu:02/04/23 22:42 ID:???
961>どうもすみませんです。
こんばんは、ということで・・・。
いつもこのスレRomってるから久々のカキコなの
忘れてました。
965名前はいらない:02/04/23 22:49 ID:???
>>962
いやいや、これはyuuにあててだと思われ
いや、二重比喩かな?
966はらだ将:02/04/24 09:24 ID:???
今日は休日。天気はぐっすん。家でぽつりん。

>>963
こんにちは。痲璃眼さん。てか、もう読まないか(笑)。
まぁ取り合えず、馬鹿にはしてないと思うよ。
だって好きだから歌詞知ってるんだと思うけど。
壊れちゃったんだよ、人格が。

>>964
いや、こっちこそ言い過ぎました。
挨拶なんて出来ない精神状態があるのも確かです。
僕も若いうちは(まだ若いけど)多分にそういう
傾向がありました(苦笑)。誤解はしないで欲しいんだけど
まぁ、どんな場所でどんなときでも
挨拶するのは人として当然だと思ったので。
この世界じゃどこからが知ってる人かの線引きが難しいけど。
登山のときなんか、山で出会った人には挨拶するでしょ?
あれは気持ち良いよね。でもそれ以外にも自分が怪しい人間じゃ
ないって云う一番シンプルな表現だと思うんだ。
挨拶も出来ない人間は怪しいと思われても仕方ない。
そう思われたいなら挨拶もすべきではないけど。

>>962>>965
鳩くんのこと?彼はそんなことわかってやってると
思うよ。僕は彼の生き方に異論はないです。
ルー・リードの言葉を借りれば
『ワイルドサイドを歩け』を実行してるんだと解釈
してます。

967はらだ将:02/04/24 10:01 ID:obfednE8

『HAMIGAKI ─ 歯みがき
     (忘却と、記憶に関する一日のはじまりから)』
 
浮浪者の視線のような陽射しで目が覚めた不快極まりない
午前十一時〇ニ分。
慢性的に読みかけの本が八冊も積み上げられた不安定な姿と
道端に捨てられた吸殻がシンクロする。
途端に金切り声を上げる街の日常に慣れるのも時間の問題。
まるで猫と暮らし始めたかのような安っぽい俳優風の
くしゃみ三回。
 
歯をみがいている。
 
鏡に映る不安な僕は気持ち良さそうに、歯をみがいている。
歯はみがかれなくてはいけないのだろか?
虫歯になって痛むから?それとも気持ちいいから?
その両方か???
 
歯にしみ込んだ黄色い昨日を、異次元につながる水道管に
流すんです!!
 
いつも灰色な目覚めの朝が変わり始めてる。
 
   20.October.1997
968Y:02/04/24 10:04 ID:???
S おはよう。
でもって おやすみ。
969はらだ将:02/04/24 10:10 ID:obfednE8
>>968
わおーん!!Yおはよう!!
お久しぶりです。
どこ行ってたの?・・ああ、夢の中ね。
970Y:02/04/24 10:26 ID:???
S だいぶん常連さんのいる渋い店になってきたようだね。
最初の頃が随分昔のように思えるよ。
いい人達にきてもらって本当によかったね。

「 窓から覗いて 」

僕の知らない顔で仕事をしている君がいた
毎日くだらない話で笑う君はそこにいない
手土産をいろいろ悩んでここまで歩いてきたけれど
何を話そうかといろいろ悩んで歩いてきたけれど
僕の知らない顔で仕事をしている君がいた

窓からそっと覗いてみて
君の本当が分かった気がする
君のために買った平凡なケーキ
悩みすぎてあせって買った平凡なケーキ
そっともって独りで食べよう

窓からそっと覗いてみて
もう一度
僕の知らない君の顔を見る


971はらだ将:02/04/24 11:57 ID:???

Yへ。

ははは、何かYにそんなこと言われると照れる(苦笑)。
皮肉だけどYがいなけりゃ最初の勢いはなかったかも(笑)。
感謝してます。すごく刺激になりました。

性別を超えてあなたをこの腕で抱きしめたいです。
あなたのその孤独を、抱きしめてやりたい。

ほんとにほんとにありがとう。
いつだって僕の孤独を抱きしめてくれたあなたに。

972名前はいらない:02/04/24 12:14 ID:???

わかりやすーい自演だな<はらだY(和良
973はらだ将:02/04/24 12:20 ID:???
>>972
はいはい、書き込みありがとう。
974名前無しさん:02/04/24 12:29 ID:???
>>971

案外というか矢張りというべきか
器のデカイ人間だね。感心したよ。
今更ながらいい男(ひと)だね!
今後の活躍に期待してるからな。

私はもう孤独じゃないよ
皆がいてくれるからね(w




975名前無しさん:02/04/24 12:30 ID:???

>性別を超えてあなたをこの腕で抱きしめたいです。
「性別を超えて」というところに感動を覚えました。
976Y:02/04/24 12:42 ID:???
ははは。あいかわらず粘着おやじもいるみたいだな。
ある意味楽しい板だな。
977名前はいらない:02/04/24 12:58 ID:???
>>972

(和良 ← を使ってても粘着の俺ではないから
間違わないようにしてくれよな・・>原田さん

978はらだ将:02/04/24 15:49 ID:???
>>974-975
お褒めの言葉ありがとうございます。
器がデカイなんて思ってないけどチンケな人生にはしたくない。
実際には普通に考えりゃあ今も馬鹿なことばかりしてますしね(苦笑)。
生きてることが精一杯で恥ずかしいくらいです。
これじゃあ、女にはモテナイ(苦笑)。そんな甲斐性もないしね。
自分ひとり生きるので精一杯の道を選んでしまった時点で
最終的に恋するまで踏み切れない弱さの裏返しかもね。
本当に大切な人も何人か傷つけてしまった訳だし。
あと、どれくらいこんな生活が続くんだろう(苦笑)。
今までのぼくには、これが精一杯の誠実さだと思っていたけど
もっと前に歩いていくためには、そばにいてくれる人が
必要なことが充分わかってるはず。なのに心とは裏腹です、実際は。

変に自己完結しちゃってるから、意外と深刻なんです。
その一歩、その一歩が大変な力作業で・・・。
何か愚痴っぽくなっちゃいました、失礼。
がんばります。ホントにありがとう。

>>976
でしょ?

>>977
大丈夫だよ(笑)。
979Canopus:02/04/25 00:55 ID:???
こんばんわ。いい感じで終わりに近付いていますね。
ようやく、少しづつ開店準備が整いつつあります。
明日の深夜、ないしは明後日に開店の予定です。

この詩は、はらださんに贈ります。
なんだか仕事を取っちゃったみたいで悪いなあと思いつつ。


『フィナーレ、そしてプレリュード』

源流よりひっそりと流れ出したせせらぎは
大河となって
海へと更に続く

河口にて果てしなく繰り広げられる
カーテンコール 真水と海水と
光の響宴の中で無邪気に踊る 稚魚のぼくら
生命の嬌声が小さな泡となって乱反射する

大海原へのフィナーレ そしてプレリュード
永遠に終わらない
言葉の旅が ぼくらを待っている

そう、ぼくらは
「ノンストップ・キッチュ・ポエム」に生きている
980Canopus:02/04/25 01:11 ID:???
>>978
生きていくことのつらさ。
人と交わることのつらさ、煩わしさ。
でも、本当に楽しいことはその中に総て内包されているんですよね。

ここに来て本当によかった。
はらださん、あんたに出会えて本当によかった。それから詩板のみんな。
ずっと書けなかった詩がまた書けるようになった。
これからもよろしくね。そしてありがとう。
981がすぬき ◆PIspiSxY :02/04/25 18:21 ID:???
はらださん、はじめまして
もうすぐ1000です
逝かし祭りしたいのですが、しませんので
ご安心してくさい(と、油断させておく)
982はらだ将:02/04/25 21:12 ID:???
>>979-980
こんばんは。詩ありがとうございます(照)。
そろそろ開店ですか、楽しんで下さいね。
じゃあ、明日の夜にでも発展的引退します!!
これが一番自然な流れかな、とも思うんで。
僕の方こそ、若造のくせにエラそうなことばっか
いってごめんなさい(笑)。
こちらこそ、これからもよろしくです。

>>981
がすぬきさん、はじめまして
もうすぐ1000です
声かけてくださってありがとう。
キャラ的に絡みにくいんで
敢えてそっとしておいたのですが
何だかうれしい(微笑)。
祭しますか?
アンビエントでまったり
  or
バキバキのゴアダンス

なんちって(笑)
明日で一先ず最後か、取り合えず
皆さん、短い間でしたけどとても楽しかったです。
ありがとうございました。
今日はもう寝ます。おやすみなさい。


983がすぬき ◆PIspiSxY :02/04/25 21:44 ID:???
はーらだはらーだ
でたでたはらーだ
ひっこんだのはおへーそ

見えなくなったつま先は
すっぴんの微笑みをたたえた
君の青春なのさ

さようなら股逢おう
いつかスマートになれたらね
984Canopus:02/04/25 23:06 ID:???
>>982
こんばんは。本日開店しました。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1019743052/l50
お待ちしてますよう!
985はらだ将:02/04/26 20:48 ID:???

『E・S』
 
乾燥した燃ゆる紙巻き。
二人は恋愛(そこにある恋愛)のように
ぷつりと水溶性の中でもみ消したステキの後
に、
1/4錠の睡眠薬を飲んで
KISS ─ ありふれたKISSに
舌をなめ合わないKISSを、堕ちる枯葉
を夢(み)るKISS・一つを
感(み)た時
愛じゃなく恋じゃない
浜辺(ビーチ)でみた波を不思議に、
不思議(素敵ななんだか素敵な不思議)に
思っていつか明日と昨夜の音の続きとだと
思った二人

思った。
 
仕事をしない
仕事と仕事の音の続きという瞬間の、
 
ハモンド
ハモ
ンド、(最高のくちづけ)
 
ジョン・パットン(※)の
ハモンドオルガ
ンの過去という瞬間の、。
 
 ※ジョン・パットン・・・ジャズのオルガン奏者。
 
                         06.August.1998
986はらだ将:02/04/26 20:51 ID:???

『M・C』
 
左(さ)の平(ひら)に精神があり
右(う)の中(なか)に魂が浮遊してるちょうど其の時、
ラベンダーをもらった。
空瓶に詰まったラベンダーをもらった。
鎮静作用がある、と
そう、彼女は言ってた。
僕が「夜光虫」の話をして
彼女が「雪虫」の話をして
「虫礼賛」の時間が流れていった。
黒人の青い横顔のジャケットのレコードの溝を
針が走って音楽も流れていった。
 
青葱の輪切りをして
右の先を少し切った。
血が溢れた。
三四公園のベンチに
誰かが忘れていった白い傘。
 
僕等が忘れかけていた宝物。
僕等が失いかけていたラヴ。
 
彼女が来るのを待ってる。
青空の見えない場所で。
 
17.August.1998
987はらだ将:02/04/26 20:54 ID:???

『箱につまった音楽』
 
日の下で褐色の粘土や砂利粒や湿った砂を
ひたすらに掘る労働で汚れた臭いからだを
いつもと同じように洗い流す。
(いつもと違うのはお前の部屋なだけ)
疲労をいやすつもりで呑む缶ビールと煙草。
 
お前はその時、白いベッドに小さな肢体を放り投げ、俺の知らない快楽を聴き、
俺の知らない背徳を読みながら、まるで「幸せ」を手に入れたようにひどく涼
しげな様子で、一体何がそんなに気に食わなかったのかわからんけれど、俺は
お前の髪を掴みニ三度殴った後に、ここから出て行け、と訳のわからないこと
を言って、俺を殺せ、俺を殺せとやはり訳のわからないことを大声で叫んでそ
の日以来、顔を見ていないお前はもういない。それが屋久島(※@)の神聖な森
の中にもバナラス(※A)の人ごみの中も先斗町(※B)にもモンマルトル(※C)
にも、世界中のどこにもいない。どこを探してもいない。お前に会って、話が
したい訳じゃないし、すまないとかいう謝罪の気持ちなどそれこそどこにもな
いが、お前を何度となく殴って傷をつけた夢の映像が気になって仕方がない。
 
労働と依存と逃避の繰り返し。
バカげている。
バカゲテイル。
 
何とかいう箱につまった音楽が俺を刺激している。
 
※@屋久島・・・『もののけ姫』(宮崎 駿監督)の舞台になったスゲエ森がある島。
縄文杉は一見の価値あり過ぎ。世界遺産にも登録されている。
※Aバナラス・・・インドの北部にある町。ヒンドゥ教の聖地としてたくさんの
巡礼者が訪れる。ガンガー(ガンジス河)で沐浴するのも一興。
※B先斗町・・・京都の祇園から三条までの鴨川沿いの細い路地空間。
※Cモンマルトル・・・パリの北部にある。丘の中腹には「洗濯船」と呼ばれる
安アパートがあり、ピカソやモディリアーニが住んでいた。
 
09.September.1998
988はらだ将:02/04/26 20:56 ID:???

『直接圧迫止血法』

そんなこと言うなよ、
だからそんな事言うなよ。
「損な事」
お前は言わなくてもいいよ。
黙ってればいいよ。
一文字にお口を結んでいろよ。
しゃぶり、いな
しゃべり過ぎだぜ。
嘘ばっかつかなくていいよ。
俺のために黙っていろよ。
傷を増やしたくはないんだろ?
傷はいやすもんさ。
だから
少し黙ってろよ。
しゃぶってもいいけどしゃべるなよ。
頼むからオレの言うこと聞けよ。
お前のあの声は聞いてやるから。

いい夢見させてやるよ。
だから、

そんなこと言うなよ。
そんな
「損な」
そんな悲しいこと言うなよ。

15.September.1998

989はらだ将:02/04/26 21:00 ID:???

『E』
 
君のそばにいる、
例えば音や言葉や空気、その生命を大切にしなさい
全ての存在を肯定してあげなさい
誰もが幸せになれるはずさ
君が不幸せなのは
君が君を大切にしてないからさ
 
君のこころをゆるしなさい
君の過去をゆるしなさい
君の罪を忘れずに
やさしくゆるしてあげなさい
 
15.September.1998
990はらだ将:02/04/26 21:03 ID:???
恥晒します。

『はめつ』

めちゃめちゃに
なればエエのに
そうもいかへん
おまえのおまえの
愛撫

ぼくをころせよ
ていこうなんか
せェへんし
ぎゅっ
とひとにぎり
たとえば
自転車(ちゃり)のブレーキ
かけるくらいのちからで
ええから。

06.October.1998


『ママ』

はやく
はやく
ぼくのこころとからだを
いやして下さい
きずからは
たくさんのよわさが
あふれている

たちあがりたくない(ふるえることばで)
もうはいつくばっていたい
ちきゅうのいんりょくにしたがいたい

06.October.1998
991はらだ将:02/04/26 21:07 ID:???
 
『追伸』
 
あぬたは接吻するやうに
わたしの頚首に
白魚みたいな掌あてた
 
愛しているとかいないとか
ただただふびんな
ふたりぽつちよ
 
こぼれるなみだは
ふたりが愛し合うていた
奇蹟のあかしさ
 
あぬたの強ひ
眼差しに誓ひます
こころの奥より誓ひます
 
たとへ いち生涯
あぬたをはなれ
わすれようとも
 
わたしは何処で
いきております
かならずや いきております
 
??.December.1998
992はらだ将:02/04/26 21:25 ID:???

『愛について』
 
 愛を語ってはいけない。真の愛は言語に補完される事はない。だが、皮肉
にもお前は、そのあまりにも危険なデメンス的呪縛(※)によって悲傷し、嘔
吐することを言及せざる得ない。何故ならこの世界には幾多の肉薄な、軽蔑
されるべき欺瞞に満ち満ちた愛が音をなくし、蕭然と並べられているではな
いか。本来語られるべき真の愛は、語ることの出来ない性質を根源的に含ん
でいる。しかし、あの恐るべき愚劣な欲情としての憎悪に値するそれもまた、
然りなのである。このような隠蔽性構造を我々は分解し、白日の下に曝け出
さなければならないのだ。個人に課されるにはあまりにも巨大な、同時に深
く生にかかわる緊密な業苦として、彼の魂の前面に立ちはだかる。その逼迫
を避けられたとしても、その必罰から逃れることはできないであろう。ニー
チェかく語りき「力への意志」こそ、その鬱勃を推進させる。力とは光であ
る。光への覚醒こそ、真に不敵で強靭であり、これまでのあらゆるものを美
しき超人世界へその洗練とスピードによって、全てを貫く事実を認識するで
あろう。その連続性によって自意識と無意識の、恣意性と差異性と共時性で
成立する「ズレ」に堕没する精神を、その孤独の苦痛を解き放つのだ。異質
のものや過去のものの氾濫こそ、弱き感情を侵蝕する。そして今こそぼくは
叫ばなければいけない。教養を装った矮小な人間を必要とする、軽蔑するに
ふさわしい愚人たちの幻想喜劇の蔓延への怨恨と恐怖。困窮した教養俗物は
邪知に長け、奸悪にもなるのだ。彼等を眼の前にして悲しんではいけない。
その恥ずべき悲しみを超越するのだ!
993はらだ将:02/04/26 21:26 ID:???
 愛を語ってはいけない。しかし僕はアンチテーゼのもとに、まさに今こそ
この愛を語らなければいけない。語ることの出来ない愛を高く叫び続けなけ
ればいけない。教養俗物は、欺瞞の苦痛と鬱屈と困憊の生む「怯惰→混濁」
の最も粗暴で悪辣な、沈黙と中傷の眼差しを投げかける。彼らの非人間的で
愚劣な若く黒い血を、その病を、高貴な志をもつ人々と、この世のために気
化させねばならない。そのために唯一手にすることの出来る武器は、言葉な
のかもしれない。
 
※デメンス的呪縛・・・浅田 彰『構造と力』三ニ頁。「ホモ・サピエンス(理性の
ヒト)を、ホモ・デメンス(錯乱のヒト)と見ざるを得ないのである」
 
                        ??.February.1999

この詩を敢えて晒してみる。
994はらだ将:02/04/26 21:29 ID:???

ひとりぽっちでぷるぷる廻るぼく

きみも踊ってみせてよ
995名前はいらない:02/04/26 21:31 ID:???
おお、990台まで来たか・・・。今一つの歴史が完結しようとしておる。
996はらだ将:02/04/26 21:33 ID:???
そろそろだね
これが僕の希望です、すべての詩人へ
そして友へ

『旅人へ』

逃げるように あの街離れ
辿り着いた 美しい暗闇
全てから 解き放たれた
自由は君を 孤独にさせていた

地球が転がる
君が歩き続けたら
地球は転がる
僕等が歩き続けてる限り

997名前はいらない:02/04/26 21:36 ID:???
じゃー1000 getいく?
1000までいって、このスレにも消えてもらうか?
998名前はいらない:02/04/26 21:38 ID:???
読んだ事無いけどつまんなさげ・・・
999腹出し酔う:02/04/26 21:40 ID:???
1000 ゲット〜
1000wildcat:02/04/26 21:40 ID:???
>>999
1こたりまへん( ̄ー ̄)
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。