1 :
名無しさん@ビンキー:
ここは小説涼宮ハルヒの二次作品発表の場です。
原作のキャラ設定やイメージを重視するエロパロ本スレでは
読み手に受け入れられがたい設定や、内容になってしまった作品の発表の場です。
キャライメージを壊されたくない方は 、ご遠慮ください。
テンプレ
※投下されたSSの批評、叩きは絶対に無し、気に入らなければスルー!
※エロパロなのでエロテイストあれば内容は何でもあり。文句言わない。
(数字陵辱鬼畜なんでも来い。投下する方も傾向は明記しておくこと)
※なんでもありなのはそもそも、職人さんが気持ちよく自由に書いてもらえるための
環境を守るのが目的。職人さんの作品を改変したり リレーをする場合
元ネタ職人さんの許可を得ること。
※何かあっても作品と萌えネタ話以外イラネ。
※必要以上に荒れや議論を引っ張らない 。( 重箱の隅を突付かない)
ーーーーーーーーまずは常識を持ってが大切ーーーーーーーー
2 :
名無しさん@ビンキー:2008/04/28(月) 14:36:20 0
人がいないけどとりあえず投下
昔書いたやつです
いつものように部室の扉をノックする。
返答はない。
扉を開けると長門がいつもように読書中。なんか安心するな、この光景。
「おまえ一人か?」
長門は本から視線をあげずにかくりと頷く。
まあ、そのうちみんな来るだろう。
俺はしかたなく自分でお茶を入れる。
暖かいだけが取り柄のまずいお茶(原因は俺が煎れたせいだが)を飲みつつ俺は本棚の本を適当に取り出し開く。
他にやることもないので本をぱらぱらめくる。
退屈だ。
俺たち以外、何も存在しないんじゃないかと思えるほど静かな場所だった。
隣のコンピ研もとうに帰宅しているだろうし、俺だってこの時間帯なら自分の部屋でゴロゴロしながら夕飯を待っている頃だろう。
正常な思考さえ持ち合わせていたら、きっとこんなことを考えなかっただろう。
ふと長門は俺が何をしても怒らないのではないかと、長門になら、
何を言っても許される。そんなあやふやな確信と、酷い自己中心的な考えが俺の中に芽生えていた。
皆が帰った後の静かな部室。もう誰もいないと思っていたこの部室に、まるで俺が来ることを知っていたかのように
長門が、いつもの場所でいつものように本を読んでいる。
俺の気がおかしくなったとしたのなら、この時間帯のせいかもしれない。現実感の薄い、夕日に照らされた世界。
わずかな眠気を感じながらも、意味もなく心のボルテージは上がっていた。
ああ、以前ハルヒが言ったんだっけ。ねぇキョン、有希ってどんなパンツ履いてるのかしら、とかなんとか。
どうでもいいことだと思ったが、気にならないわけではなかった。
そして、長門なら頼めば見せてくれるんじゃないかという気もしていた。
俺は本を閉じて、長門にゆっくり近づいた。
長門は俺が近づいても気にせず本を読んでいる。以前図書館においてあった分厚い本だ。
こんな本長門しか借りないだろうなと思ったら、やはり借りていた。
そんないつも無表情な長門を、どうしたら反応するのか
高揚する自分の心を、長門の持っていた本程度の重さで抑え付ける。
俺はゆっくりと長門の後ろから胸に手を伸ばし、触ってみた。ふにとやわらかい感触があった。
長門が声を出さないので、俺はそのままもみ続ける。一分もたってないだろうか長門が俺のほうを向いた。
長門は、黒く底の見えないほど深い瞳で俺をじっと見ている。
何も言わなかった。長門の瞳はずっと見つめているには刺激が強すぎる。
「……楽しい?」
長門が小さな声でそう尋ねる。長門には、俺が何故こんなことをしているのかよくわかっていないんだろう。
俺にもよくわからないが。
「長門……、お前の体って、普通の人間と変わらないんだよな?」
「少なくとも、外見上は変わりないと思われる」
「そうか……」
言葉を紡いだ俺の股間は、普段では考えられないほど強く張り詰めていた。
その張り詰めたものを背中に押し付ける。
制服の間に手を差し入れて、白い肌を見るためにブラウスをスカートから出し、すっと上へずらしていく。
冷たく見えるほどに白い肌が、俺の視界で面積を増す。やがて長門の胸の上まで服をまくりあげた。
さして硬いブラをを必要としないのか、ワイヤーも入っていないような布製の白いブラが見えた。
俺はゆっくりブラをずらしたら大きいとは言い難い胸があらわれる。
こんなに近い場所から女の胸を見るというのが初めてだった。
俺はゆっくりこするように長門のピンクの乳首をこする。長門はそのまま本を読んでいたが
だんだん乳首が立ってくるのが指の感触で分かった。
長門が反応しないことにかすかな戸惑いと苛立ちがおきたが、さきほどから長門がページを
めくっていないことに気づいた。俺は硬くなった乳首を少し強めにつまんでみた。
一瞬長門の体が震えた・・・ような気がした。
夕日が部活棟を真横から貫き、赤い光に射られた室内が、ぼんやりとした
霧に撒かれたように薄暗くなってきた。
長門は何も言わずに、俺のされるがまま、人形のように体を弛緩させていた。
俺はゆっくり長門の前に周り俺は床に膝をつきなががら、長門のスカートの裾をゆっくりとめくりあげていた。
長門は何も言わない。糸で吊られているかのよう座っているだけだった。
だが、まだこの反応は俺にとって不満なものだった。
青い裾を持ち上げていくと、シャツの裾と真っ白なショーツが目に入った。
なんの飾り気もない下着が、逆光を受けて輪郭をぼかす。
もう一度、長門が履いているショーツに目を移す。肌触りのよさそうな素材だった。
少なくとも、俺のトランクスよりは柔らかそうだ。
もっとよく見せてくれとばかりに、俺は両手で長門のスカートをめくり、長門の腰上あたりで固定する。
白い布が、やわらかそうな体を包んでいる。
頭の芯が、風呂上りの指先のようにふやけていた。
なんで俺はこんなことをしているのだろう。俺は、こんなことをするヤツだったんだろうか。
長門は胸を出しながらあいかわらず読んでいるのかいないのか分からない本を読んでいるままだ。
俺はゆっくり長門の股間に手を伸ばし触った。
なぞるようにクリトリスを刺激したらぴくりと体を震わせる長門。
長門が腿を閉じる。俺は差し込んだ指ごと腕を固定されてしまう。
俺は長門を刺激するの続ける。
熱い。
そして狭い。
長門が背をわずかにのけぞらせ吐息をつく。 柔らかく熱い。
一度長門から体を開放すると、長門の体を俺のほうへ向かせ、長門を立たせてそのまま机の上に押し倒した。
本が床に落ちて、ページがめくれる音がするなか優しさのカケラも無い口付けを始める。目を閉じようとする時に、ふと目が合った。
少しの驚きが瞳に浮かんでいるのを、俺は見逃さなかった。
長門の唇を吸う。舌を無理やりにねじ込んだ。唾液を吸いたかった。
俺は長門の手を取って、絡め合わせた。俺だけが強く手を握っている。長門は応えてはくれなかった。
「長門……長門」
馬鹿みたいに名前を呼びながら、俺は唇を味わっていた。
「長門……」
唇を離せば、長門の名前が俺の口から漏れる。何度目になるのかもわからない口付け。
無理やりに舌をねじこませようとすると、向こう側から何かが迫り出してきた。
何が? すぐに思いつかなかったのがあまりにもおかしかった。
長門は自分の舌をおずおずと差し出していたのだ。頭が沸騰していた。何も応えてくれなかった長門の、小さな答え。
「有希っ」
俺の唇はどうにかしてしまった。名前を呼んで、触れ合わせるためだけに存在しているかのようだった。
頭の中でも有希、有希と叫び続けている。名前を呼ぶ度に、有希の体が熱くなっていくような気がした。
差し出してきた舌を逃すまいと、絡め合わせる。口の中に残っていた唾液を、有希の口内へ流し込む。
長門は唾液を受け止めると、小さく喉を鳴らして飲み込んだ。
熱に浮かされたように、俺は有希のスカートをまくりあげ、晒された白い下着に手をかけた。
このまま一気に脱がせようかと思ったが、解け残っていたわずかな理性が俺に制止の言葉をかける。
一度、有希の顔を見た。有希はじっと俺の目を見つめていた。
その目が少し潤んでいるように見えたのは、きっと気のせいじゃなかった
と思う。
有希の体を机の上に寝転ばせるようにして、腰を軽く浮かせた後、ショーツを引き抜いていった。
両足を揃えて、足の先から抜きさる。
俺は目を閉じたってできるような、ベルトを外すという行為に手間取りながらも、自分のものをようやく取り出した。
頭が痛い。なんだって俺はこんな場所で、こんなことをやってるんだろうと、現実感を手探りで引き寄せようと
していたが、結局尻尾さえも掴むことができなかった。
「……もう少し下」
「あ、ああ……」
鼓動が痛々しい。手を自分のものに添えて、ゆっくりと有希の体へ埋めていった。
強い抵抗を感じながらも、先から溶けてゆくような感触に襲われ、最後は出刃包丁で骨を叩くように勢いよく貫いていた。
「はっ……」
長門が背をわずかにのけぞらせ吐息をつく。
柔らかく熱い。そして予想以上にきつい締め付け。
「大丈夫か?」
長門は俺の言葉に目を閉じたままうなずく。
長門のこの姿に……俺は強い興奮を自覚する。この小さな体を文芸部の部室で犯している、という事実に。
「動くぞ」
俺は長門の尻に手を当てて、ゆっくりと腰を引く。
俺に絡みついた長門の肉が強い抵抗感と共にもりあがって引き出されてくる。
まるで獲物を逃すまいとするかのように。
ぎりぎりまで引き出し、突き込む。
腰を振るのもそこそこに、俺は有希の唇を吸い続けていた。と、いうか腰なんか振り続けてたら、すぐに果ててしまう。
今は何よりも、有希の体を抱き締めているほうが気持ちよかった。有希は相変わらず、ほんの少しだけ舌を突き出してくれる。
絡め合わせた舌と、交じり合う唾液。
気がつけば、有希の下半身からも何か熱い液体が漏れ出ていて、それは俺の体を伝ってズボンに染みを作っていた。
もうとうに日は暮れていて、部室は明かりさえ無い暗闇だった。有希の体が消えていく。
響く音は、俺の熱い息と、舌を合わせるぴちゃぴちゃという音。
思い出したように、俺は時々有希の胸をさすったり、腰を振ったりしていた。
長い間有希の体に溶けていた俺のものも、もう限界が近づいている。
俺は有希の耳元に口を寄せて、囁いた。
「このまま、出すからな……」
学校で習った避妊やらの知識なんか、太陽よりも遠い場所で沈みっぱなしだった。
有希が妊娠するのかどうかは知らないけれど、どっちにしたってもう止められない。
ほんの少し、有希の締め付けが強くなった。
それに合わせるようにして、俺は有希の体の中に放っていた。
夜中に突然目が覚めた時とよく似ていた。不意に現実感が夜襲を仕掛けてくるのに、体も心もなかなかそれに対応しようとしない。
俺は椅子にへたりこんだまま、しばらく片息を吐いた。
有希はのそのそと服を着ると、部室に備えてあったティッシュで自分の股間を拭
いていた。
まるで見せ付けるかのように、机の上に座って、片膝を立てながら拭いている。
有希の表情を伺うことはできなかった。暗かったし、もし見えていたとしても無表情だったと思う。
今だけは、その無表情ぶりに自分勝手な苛立ちも感じてしまう。
机の上に放り出してあったショーツを手に取ると、有希は床に降りて立ち、両足をするりと滑らせて履いた。
スカートの中へ手を潜り込ませるという行動に、再び軽い興奮がこみ上げる。
最後に、有希は自分の髪を手櫛で軽く整えていた。有希が自分の容姿に関することで気を遣っているというのが意外だった。
「これ……」
有希はティッシュ箱を俺のほうへ寄越した。
俺はというと、ズボンをだらしなくずり下げて丸出しのまま、戦い終えたジョーのように椅子に座っている。
「拭いてくれよ」
何言ってんだ俺。アホか? バカか? いや両方だ。ついでに間抜けも加えとこう。
自分勝手に襲っといて、その後始末までやらせようってのか俺は。
軽い自己嫌悪に苛まれて、俺はティッシュ箱を受け取ろうと、手を動かした。
それよりも早く、有希は俺の眼前で膝をついていた。ティッシュを何枚か抜くと、なんの躊躇もなく俺の股間に手を伸ばしてくる。
「あっ、おい」
有希がゆっくりとした手つきで、一体なんだかわかんない液体に塗れていた俺の股間を拭いていた。
ゆっくりとした手つきで、丁寧に。
睾丸の裏までティッシュを這わせ、腿の内側から、刺激で飛び起きた俺の硬いモノまで全部。
おいおい、マジかよ……。
仕え人のように恭しく膝をついている有希。上から見下ろすような形なので、ほんのわずかに胸元を見ることもできた。
何故か意味もなく、有希の顔が俺の体に近い。
そのせいで、吐息が内腿をこすっていた。こうしていると、再び有希の暖かさが思い出されて、頭が変になりそうだった。
「終わった」
そう言うと、有希は立ち上がり、ティッシュをまとめてゴミ箱へ放り込んだ。
21 :
名無しさん@ビンキー:2008/04/28(月) 18:25:23 0
せっかく書いたのに誰もいなくてがっくり
22 :
名無しさん@ビンキー:2008/04/29(火) 03:13:39 O
読んだにょー。
やや尾も白し。
また何か書いて。
23 :
名無しさん@ビンキー:2008/04/30(水) 09:01:25 0
しかし人がいないなあ
なんでこんなに人がいないんだ?
長門かわいかった
25 :
名無しさん@ビンキー:2008/06/23(月) 13:44:49 0
a
27 :
名無しさん@ビンキー:2008/06/24(火) 00:41:12 0
29 :
名無しさん@ビンキー:2008/07/11(金) 05:08:50 0
このスレがまったく伸びなくてびっくり
いつものように部室の扉をノックする。
「どーぞっ!」
ぶっきらぼうなハルヒの声が返ってきた。
扉を開けると団長席にふんぞり返ったハルヒのみ。
珍しく長門も朝比奈さんもいない。古泉も。
「おまえだけか」
「悪い?」
いや、別に悪くはないがな、珍しいこともあるもんだ。長門もいないなんて。
「古泉君は急用で帰るとか言ってたわ。みくるちゃんは先生に呼ばれたって。有希は知らない」
何かまた良からぬ事件が起こるんじゃないだろうな。朝比奈さんはともかく長門と古泉がいないのが嫌だ。
「まあ、そのうち来るんじゃない?」
ハルヒはそう言って、モニターを眺めながらマウスをクリック。
俺はしかたなく自分でお茶を入れる。
暖かいだけが取り柄のまずいお茶(原因は俺が煎れたせいだが)を飲みつつ俺は本棚の本を適当に取り出し開く。
興味のない本を見るほどの苦痛なものはない。だが、ほかにすることもないのでぺらぺら適当にページをめくる
「あーつまらない」
ハルヒはそう言いながら、立ち上がって伸びをする。
こころならずとも俺とハルヒの気持ちはひとつになったのだが、別にうれしくはない。
「キョンあんた何か面白いことでもやってみなさいよ」
ほらみろ。俺にいつも被害が寄ってくる。
朝比奈さんの言うことならいざ知らず、ハルヒの言うことに耳を重ねもしていなかった俺は
適当にながしていた。
ハルヒはしゃべっている間にヒートアップしてきたのか、着ていたブラウスの袖を腋まで上げながら
俺に文句を言っていた。
もともと男どもがいようと平気で着替えるような女だ。腋くらいなんとも思っていないのかもしれない。
だが、先ほどから白く見えるハルヒの腋にちらちらと目がいってしまう。
どうやら俺の邪心のある視線にハルヒは気づいたようだ。
「ちょっとキョン!!何さっきから人のことじろじろ見てるのよ」
ハルヒは怒鳴りながら腋を見られていることに気づいたようだ。
「ははーん。あんたさっきから私の腋を見ていたのね」
ハルヒがニヤニヤしながら俺を見てくる。さも俺で遊ぶいい材料ができたと。
「まあこんなにセクシーなんじゃ馬鹿キョンが興奮するのも無理はないわね」
ハルヒが獲物を捕まえる直前の猫のような目で俺を見てくる。
ちくしょうこのまま黙ってたら腋フェチの変態として言いふらされてしまう。
そこで思わず言ってしまったのだ。
「ちげーよ。お前の腋が処理できてなかったから思わず見ただけだ」
「な、な、何言ってるのよ!!馬鹿キョン!!!」
ハルヒは顔を真っ赤にして怒り始めた。なかなかの気迫だ。だがここで引いたら負けだ。
「人に見せるならちゃんと腋の処理くらいしろよ」
開き直りもいいところである。だが、ハルヒは言い返す。
「馬鹿!!無駄毛の処理は三日前にちゃんとしたわよ」
そういいながら俺の目前に汗でぬれた腋を近づけてきた。
そうか無駄毛の処理はちゃんとしているんだなと思わず無駄なことを考えてしまったが、
ハルヒはいまだ怒り収まらず、俺に三角形のデルタをつくった腋を見せてきた。
ハルヒは毛深いのか、若干毛根がみえた。
汗のにおい、二人きりの部室、隙間からかすかに見えるブラジャーの線。
それに劣情を催した俺はその見せられた腋を思わずなめてしまったのだ。
ビクッと体を動かし困惑気味にハルヒ言った。
「え、ちょっとキョン何してるのよ!?」
もうここまできたら進むしかない。
「お前がそこまで言うなら俺が舌で確認してやるよ」
「ちょ、ちょっとなに言ってるの!?」
だがハルヒは俺が腋をなめても拒絶に力が入っていない。俺は遠慮なくなさせてもらうことにした。
39 :
名無しさん@ビンキー:2008/07/13(日) 11:55:32 0
↑GJ
40 :
たった一人の中二:2008/07/19(土) 10:43:30 0
ポルノ作家としてデビューできるぞ、まじで。
41 :
たった一人の中二:2008/07/20(日) 10:43:17 0
ハルヒ意外(?)と大胆だね〜〜。
早く続き書いてよ。
「あ……」
ハルヒが痙攣するように動く。白い腋から俺の唾液が伝う。
「キョン……」
ハルヒが振り返り潤んだ目で俺を見つめた。
俺は熱に浮かされたようにハルヒの腋に顔を近づける。
ハルヒの腋は制汗剤と、汗の蒸れた匂いがした。
俺は両手で万歳させるようにしてハルヒの腋をなめる。
視線をあげると、不安と期待の混じったハルヒの潤んだ目があった。
俺は開いたそこにゆっくりと舌を這わせる。
「ああっ……」
ハルヒは切なげな吐息を漏らす。
「あ、そんなとこ……ああっ!」
もうハルヒのそこは俺の唾液で濡れそぼっている。しずくは制服にまで垂れてきた。
俺は舌の愛撫をそこまでにして立ち上がる。
「キョン……もういいでしょ」
ハルヒは俺の意図を察したのか、微かに怯えた目が嗜虐感をそそる。
俺は無言でハルヒを机の上に押し倒した。上半身をかぶせるように前屈みになる。
「キョン今なら黙っててあげるから、ね。もうやめよう」
ハルヒは弱弱しくそう言った。俺はそれには答えずハルヒのあごをつかみこちらを向かせる。
そして荒っぽく口を合わせた。
もう先ほどのような抵抗はなかった。俺はキスをしながらスカートの中に手を入れた。
下着はパンツの上から触ってもわかるほどぬれていた。
俺はキスをするのをやめ、ゆっくりしゃがんでハルヒのパンツをゆっくりずり下げた。
ハルヒは机の上でぐったりしている。ハルヒは熱に浮かされたような潤んだ瞳で俺をみている。顔も赤い。
俺はもどかしくベルトを外し、制服のズボンを下着ごと脱ぎ捨てた。
45 :
名無しさん@ビンキー:2008/07/28(月) 20:24:24 O
てす
46 :
名無しさん@ビンキー:2008/07/29(火) 07:18:22 O
続き待ってます
ハルヒの腕を取り俺のに手を添えさせる。
「え、ええっ……こんなに大きいの?……」
ハルヒはおずおずと俺をつかみか細い声でつぶやく。可愛いこといってくれるじゃないか。
俺はハルヒの手を戻し、位置を探る。
「あ……」
「入れるぞ」
「あ、あ、ゆっくりお願いね……」
体を伏せたまま、こちらを振り向くハルヒ。
明らかに怯えた声だがもう俺にはそれを気遣う余裕はない。
軟らかな肉にゆっくりと俺は沈んでゆく。柔らかく暖かい肉に包まれる感触。きつい締め付け。
「んんんっ!……」
ハルヒの苦しそうな声。肉のこすれる感覚がたとえようない快感を生み出す。
うわ、マジでたまんねえ。
俺はハルヒのスカートをめくり尻を強くつかんで広げる。
白い尻。広げた尻の間にひくひくとかわいらしく動くハルヒの菊座。
その下に俺のグロテスクな肉棒が突き刺さっている。
ゆっくりと腰を進める。全部入りきらないうちに突き当たった。きつい。
腰を引く。
「ああっ、あっ、あっ……」
中から引き出された俺の周りに、逃すまいとするかのようにハルヒの肉がまとわり付いてくる。
引き攣れるように擦れる感覚。
ぎりぎりまで引き出し、ぐいと押し込む。亀頭が潜り込む瞬間恐ろしいほどの快感が俺を襲う。
「ふあっ!」
ハルヒの声に快楽の片鱗が混じる。
俺は親指に唾液を含ませ、ハルヒの肛門を刺激する。
「ひゃっ!?」
あまり強くならないように周囲をなぞるようにくすぐる。
「あ、っ、いやぁ……そんなところ」
俺はセーラ服に手を入れ、ブラの下をまさぐる。
朝比奈さんほどではないけどこいつもいいサイズなんだよな。
俺は以前教室で突然着替えを始めたときの記憶を再生する。そのときはただ眺めるだけだったものが今俺の手の中にある。
ボリュームはあるが手のひらに収まる手頃なサイズ。ふにふにとその柔らかな感触を楽しむ。
ブラをずり上げ、その先の堅くなったつぼみをこする。
耳たぶを噛みつつ、俺は腰の動きを激しくする。
「あああっ、あっあっ……」
体を起こしてハルヒの尻に両手を添える。もう限界が近い。
ほどよく締まったウエストから流れるヒップライン。それがくるりと円を描き、亀裂に消えている。
その亀裂は俺の両手によって押し広げられ、肉棒が淫猥な水音を立てている。
俺が突き上げるとハルヒがあえぎ、菊座が痙攣する。
「あっ…キョン、もう駄目……何か…来る…」
ハルヒが息も絶え絶えにつぶやく。
「ああ、俺も限界だ行くぞ」
フィニッシュとばかりに俺は腰を送り込む。
ぴちゃぴちゃとくぐもった水音が響く。白濁したハルヒの愛液が俺に粘っこくまとわりついてくる。
ハルヒの奥がきゅっ、と俺を絞り上げるように動いた。
「あっ!」
ハルヒがイク。
同時に達した俺は間一髪で肉棒を引き抜く。
ぴしゃりとハルヒの腋に射精。手で押さえたままの腋に俺は精液を吐き出した。
白い粘液が痙攣するハルヒと白い滑らかな腋を汚す。
51 :
名無しさん@ビンキー:2008/08/02(土) 00:56:37 0
あげ。
53 :
名無しさん@ビンキー:2008/08/03(日) 15:07:05 O
続き待ってます
55 :
名無しさん@ビンキー:2008/08/04(月) 14:58:38 O
続き続きー
56 :
名無しさん@ビンキー:2008/08/09(土) 07:31:12 O
まだー
57 :
名無しさん@ビンキー:2008/08/10(日) 22:14:43 0
続き書いてください!お願いします!俺、待っているんで
58 :
名無しさん@ビンキー:2008/08/10(日) 22:15:03 0
続き書いてください!お願いします!俺、待っているんで
59 :
名無しさん@ビンキー:2008/08/12(火) 12:23:33 0
あげとくか
60 :
名無しさん@ビンキー:2008/08/14(木) 08:02:37 O
61 :
名無しさん@ビンキー:2008/08/15(金) 03:50:02 0
誰か書けよ
62 :
名無しさん@ビンキー:2008/08/19(火) 23:57:33 0
SOS団に終わりが来ました。
みなさん、避難の準備を
>>63 ちょっと待った!
キョンハル甘々でいいなら、何とかできるかも知れないです
アニメ第12話『ライブアライブ』Bパート終了少し前からの分岐です。
いゃーあ!マジで文化祭にはロクな女が来てなかった。
俺が思うに、この学校は立地条件が悪すぎるぜ!もっと平地にねぇと、人が来ねぇ!!」
谷口は箸を持つ手を大袈裟に振り回しながら、この学校が如何にナンパに不向きであるかについて熱弁を振るうが、
そんなことには露ほどの関心も無い俺はそれに全く構わず、自分でも不思議な位の一生懸命さで弁当を掻き込んでいる。
いや、別に、午前中に激しい空腹を催させるような出来事に遭遇したというわけではないし、
ハルヒに付き合わされて学食に行かなくて済んだ今日くらいは食事というものをゆっくりと楽しめばいいのだが、
俺の気分がこんなにも落ち着かないのは一体何故なのだろう。
その原因など俄かに思い付かないが、まあ、心当たりといえば、
教室にハルヒを訪ねてきたエノッズの連中に会うように勧めた俺をハルヒが無理やりその場に引っ立てて行った事、
そして、ハルヒに対してあの4人が口々に言った、心の篭った感謝と礼の言葉くらいか?
ああ、そういえばアイツ、礼を言われた瞬間から、さっきフラッと居なくなるまで、えらく複雑な表情をしていたよなぁ…
あれは“困っている”というより“戸惑っている”という感じだったが…
『有り難う、涼宮さん』
『凄いんだよ!あれからオリジナル音源のリクエストが殺到して!』
『MDのダビングか追っ付かなくって!』
『全部、あなたのお陰。これで、私たちの曲を無駄にせずに済んだ。ほんとに感謝してる』
エノッズとは、北高の軽音楽部に所属している3年生の女子4名で作っているバンドの名前で、正式には『ENOZ』。
何でも、メンバーの苗字のローマ字表記の頭文字をとっての命名らしい。
文化祭当日、メンバーのうちの2人が病気やら怪我やらで演奏不能になってしまって、
その結果、北高祭実行委員会から体育館での演奏の権利を剥脱されそうになった。
文化祭への参加は今年が最後で演奏予定の曲もオリジナルだったことから、
残りの二人は当然これに反発して実行委員と押し問答になり、そこに通りかかったハルヒがそれに首を突っ込んだ。
欠けた二人の代わりとして自分と長門が出演するからということで実行委員を納得させ、
バニーガール姿でのビラ配りの最中だったハルヒと、例の“悪い魔女”の衣装で『占いの館』で働いていた長門は、
それぞれそのままの格好で残りのエノッズのメンバーと共にステージに立ち、そして、
俄か雨を避けるために体育館に入っただけの連中も含めた俺たち観客の前で火の出るようなステージを披露したのだった。
さっきのMDがどうのという話は、この時ハルヒが、
『オリジナルの曲が聴きたい人は、MDを持ってきてくれればダビングする』と観客に約束した、その結果だった。
「ごちそうさん、お先ッ!」
「おう!」
弁当箱を片付けた俺は、机に谷口を残して、自分でも何だか分からない焦燥感に急き立てられるように教室を後にした。
行き先を足に任せたままにすると、程なく俺は校舎に囲まれている中庭に出た。
ん?
芝生が張られた木の根元の木陰に女子が一人、組んだ両腕を枕に仰向けに寝そべってボーっと空を見上げているが…
ハルヒじゃないか…
「よっ!」
声をかけながら近付く俺の方を、ハルヒは見ようともしない。
その表情は、どこへ行くとも言わずに教室から居なくなった時と同様、とても複雑なままだった。
出会ってから今まで一度も見せたことが無いそんなハルヒの表情から何故だが目が離せなくなってしまった俺は、
アイツの横の、近からず遠からずの距離に「よいしょ」と腰を降ろして、そのままその表情を観察し続けた。
「何よ」
そんな俺の視線をこそばゆく感じたのか、
木陰から透ける美しい秋空を少し不機嫌そうな眼差しで睨み付けたまま、ハルヒがボソッと呟いて自分から沈黙を破った。
普段散々振り回されてるんだからな、ここは、しつこくならない程度に弄らせてもらっても罰は当たらんだろう…
「ん〜?我が団長様におかれては、大変に御珍しいことに、何やら深い思案に沈んでいらっしゃるご様子だからな。
地震でも来なけりゃいいがと、ちょいとばかり心配になってな」
さて、ハルヒの返事は、「何よそれ!」のお叱りか、それとも「あっちいけ!」との“処払い”の命令か…?
「時間無くて、簡単なアレンジに変えちゃったからね。本物が聴きたいのは当然でしょ…」
ああ、やっぱりそれか。そういや、『MD希望者が殺到』って言ってたなぁ。
「MD希望者の話か?」
「そう…」
「でも、ぶっつけにしてはなかなかの演奏だったなぁ。良い宣伝にはなったんじゃないか?」
「あと一日あったら、しっかりした準備が出来たのに…」
気が抜けたみたいに表情を緩めながら、ハルヒが溜め息をつく。
「あんなので良かったのかなぁって少しは思うけど、何ていうか…」
ハルヒの表情が、ほんの少しだけだが明るくなった。
で、どうした?
「『今、自分は何かをやってる』って感じがした…」
何処からか吹いてきた一陣の爽やかな秋の風が、
まず、俺たちに差し掛かっている木陰をさわさわとさんざめかせ、
そして、艶やかで柔らかなハルヒの栗色の前髪を優しく揺らし、更に俺の制服の襟を巻き上げて、
また何処へとも無く吹き渡っていく。思わず俺は顔を上げて、その風の行方を追った。
「あぁ…、何か落ち着かないのよね…、何でかしら…?」
再び溜め息をつきながら途方に暮れ気味に自問するハルヒの困り顔に俺はそっと指先を伸ばすと、
秋の風の罪の無い悪戯に乱れたままのその前髪を、ゆっくりと丁寧に整えてやった。
俺の指先が前髪に触れた最初の一瞬だけハルヒの瞼は反射的に少しだけ閉じたが、
それ以降、ハルヒは意識的・無意識的を問わず俺の指の動きを拒絶する気配を全くみせない。
そういえば、それと意識してコイツの髪に触れるのは、今が初めてだなぁ。
妹の髪には時々触れることがあるが、女性の柔らかな髪というものは、触れているだけでこちらの心も優しくなるものだ。
「ん?どうしてか、分からないのか?」
俺は只、その感触を更に指先に感じたいというだけの理由で、
一旦綺麗に整えたハルヒの前髪をそっとそっとほんの少しずつ真ん中から左右へと分けていく。
そんな、明らかに不審な俺の仕草をハルヒが咎める事は、やはり無かった。
「分からないから困ってるんじゃない!」
とうとう俺の指によって前髪を完全に左右に分けられて可愛いおでこを全開にされてしまったハルヒだが、
それを直そうともせず、また、そんなことをした俺の指を拒む様子も全く無く、
そのおでこにスッと綺麗な弧を描く眉と、映り込む秋の陽にキラキラと美しく輝く大きな吊り目を尚一層キリリと吊り上げて、
ふっくらした頬をぷっと膨らませ艶やかな唇をツンと尖らせた何時も通りの不機嫌顔をキッと俺へ向ける。
その勢いでキチンと分けた前髪が少しだけ乱れ、
俺は自分の指先がハルヒの目を傷付けるのを避けるために、それをすぐに引っ込めた。
「俺には、分かるねぇ」
「何でアンタに私の気持ちが分かるのよッ!」
「分かるさ」
さすがのハルヒも俺の執拗な煽りに耐え兼ねて、上半身をガバッと勢い良く起こす。
あ〜あ、袖口とか肩とか、芝生の葉の切れっ端が付いてるぞ。ちょっと待ってろ…
「お前はさ…」
「んむ〜ッ!」とこちらを睨み付けているハルヒのしっとりと艶やかなアンバーの瞳を覗き込むように見詰め返しながら、
葉の切れ端を取り除いてやろうと、俺は、さっきまでハルヒの前髪を悪戯していたその指先を、今度はその身体へと伸ばした。
「他人から『ありがとう』って言われることに、慣れていないんだよ」
「何よそれッ!全ッ然、分かんないッ!!」
やはりさっきと同様、コイツの口調と実際の態度とは正反対で、
ツンツンと葉屑を摘み取っていく俺の手が届く範囲に肩先や袖口を順番に差し出してくる。
よし、粗方取れた。こんなもんでいいんじゃないかな?
あ!つむじのところに、まだ一つ…
「つむじ、こっち」
俺は、自分のつむじをコンコンと軽く叩いて見せてから、手の高さをそのままにして、ハルヒを手招きした。
「ふむッ!」
ハルヒは芝生に片手をついて身体全体をグイッと俺の方へ傾けると、「早く取りなさいよ」と言わぬばかりの勢いで、
トレードマークである鮮やかなオレンジ色のリボンが可愛く揺れるその頭を俺の目の前にニュッと突き出した。
よしよし、素直で宜しい。
つむじにチョコンと付着している葉を、髪まで一緒に摘まぬように注意しながら指先で慎重に取り除いてやってから、
まだ一生懸命に俺へと突き出され続けているそのつむじを、ポンポンと軽く叩いてやった。
「もういいぞ」
「そうだわッ!!」
「な、何事ッ!」
ハルヒは突き出したままの頭を物凄い勢いで上げると、
自分の鼻の先をすぐ目の前にある俺のそれに突き付けるようにして、とても嬉しそうに叫んだ。
ああ…、この表情、この声音…
コイツめ、又何か良からぬことを思い付きやがったに相違ない!
「来年の文化祭、私達もバンドで参加するの!」
「何だって!?」
「キョン!アンタ何か楽器出来る?」
「出来ん!!」
「あと1年もあるのよ!練習次第でどうにでもなるわ!!勿論、私がボーカルで、有希がギター。
で、みくるちゃんにはタンバリンでも持たせて、舞台の飾りになってもらえば良いわよ!!
それに映画の第2弾も作らなきゃなんないし、来年は忙しくなるわ!じゃあ、早速ッ!!」
ピョン!と元気一杯に立ち上がったハルヒは、俺のネクタイを鷲掴みにすると、
その手をそのまま自分の胸元へとグイッと思い切り引き上げた。
「ぐえッ!!」
く、苦しいって!!
そういえば、そうだったよなぁ…
出会ってすぐの授業中、後にSOS団となる組織を作ることを思い付いた時は襟首だったし、誰も居ない階段の踊り場で、
その組織を立ち上げるに当たっての相談という名の命令を下したときは、今と同じくネクタイだった。
コイツは、何か良い事を思い付くと、咄嗟に俺の首周りに掴み掛かるというえらく危険な癖を持っているのだ。
だが、苦しがってジタバタ暴れる俺の様子に気が付いたのか、ハルヒは握り締めていたネクタイをパッと離すと、
その手を今度は、何とか起ち上がろうとようやく腰を上げかけた俺の腕に無理やり絡めて、又もグイグイと引っ張り始める。
「さ、行きましょ!!」
「何処へ!?」
「軽音楽部の部室よ!きっと余ってる楽器があるはずだわ!!先ずはそれを借り出すのよ!それから…」
分かった!分かったから、ちょっと待ってくれ!!
如何に、嫌がってる俺をオマエがグイグイ引っ張っているという構図だとはいっても、
昼休みの校内を2人して腕を組んで大騒ぎをしながら歩くのは是非とも勘弁して欲しいものだ、などと、
ほんのついさっきまでこの場所を囲む校舎の窓の存在をすっかり失念してハルヒの前髪の感触を楽しんでいたこの俺は、
ハルヒに引っ張られ続ける身体のバランスを保つのに苦心しながら都合よくも思っていたのであった。
こういう「場所塞ぎ」程度のもので宜しければ、
又、置きに来ます。
GJです!また来てください。
あげ
78 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:28:05 0
「飲むものはおしっこしかないの?」
そう普通聞くことのない台詞がハルヒの口からもれたのは、体育倉庫に閉じ込められて
3時間が過ぎようとしたときだった。
汗ばんだハルヒの顔が俺を見つめる。そうもはやこれしか手段はないのだ。
俺はゆっくりとズボンのチャックを下ろし始めた。
79 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:29:14 0
俺の汗で蒸れたあそこを見てハルヒは顔を赤らめた。
暑さのせいではないだろう。俺もまたこの異常な状況に頭がのぼせてしまっている。
このようにハルヒの前で自分の物を見せるなんて日が来るなんて夢にも思っていなかったろう。
俺はゆっくりと俺のものに口を近づけていくハルヒを見ながら、
この倉庫に閉じ込められたときを思い出していた
80 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:30:56 0
きっかけは放課後の掃除が終わり、部活に行く前に校内でうろついているところ
ハルヒが倉庫の中に物をせっせと詰め込んでいたのだ。
「おうハルヒ何をしているんだ」
俺の問いにハルヒはこちらを見ながら
「あらキョン。ちょうどいいところに来たわね。ちょっと手伝いなさい」
どうやらハルヒの班が体育倉庫の掃除をすることになったようだが、なぜか全員理由
が出来たということでハルヒ一人で片づけをすることになったようだ。
この時点で怪しいと気づくべきだった。
「そうか。どうせ暇だし俺も手伝ってやるよ」
そうして倉庫の中に入り、ハルヒと中の整理をしていたら突然入り口がなくなったのだ。
81 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:31:39 0
そうおそらくこれは閉鎖空間なんだろう。
「なんで開かないのよ」
と騒ぐハルヒを尻目に俺はどのようにここから出れるか考えていた。
閉鎖空間の場合ハルヒの気分で出れるかがきまるので、この密室でどう暇をつぶすか考えていた。
しかし、それにしても暑い。
夏が過ぎたとは言っても密室の中じゃ外とは比較にならないほど蒸し暑い。
82 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:32:31 0
「のどが渇いたわキョン」
そうこのような状況でも無理を言うのが我らが団長だ。
「俺もだよ」
袖をめくって白い腋を露出しているハルヒをぼんやりと眺めながら答える。
「何か方法はないの?私もうこのままじゃ干からびて死にそうなんだけど」
暑さのイライラかハルヒによるわがままか知らないが、俺はついとんでもないことを言ってしまった。
「そういえば尿って飲めるらしいな」
83 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:33:51 0
「な、な、何を言ってるのよ馬鹿キョン」
そういいながら俺を叩こうと手を挙げるハルヒ。フフフ、残念だな今の弱ったお前の
蚊の止まりそうなパンチなどあたりそうにもない。ポカリ。痛い。そういや
俺も弱っているんだった。
まあ当たり前だろうな。いくらハルヒでもさすがに飲尿は無理だろう。俺でも無理だ。
そう、もしこれが朝比奈さんの尿なら一気に飲み干してさわやかにおかわりを要求するねって何を
思ってるんだ俺は。暑い。
84 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:35:23 0
暑い。だるい。だんだん疲れてきた。
ハルヒを見ても同じみたいだ。もう袖をまくってるどころか胸元まであらわに
見える。ほう今日のブラは薄い水色かけしからん。
あれ。ハルヒが胸元を押さえてこっちをにらんでる。まずい今のが聞こえたか。
でももうどうでもいい。とにかく暑い。
「キョンさっきの話なんだけどね」
突然ハルヒが言葉を発する。
「なんだブラジャーの話か?別に水色でも似合うと思うぞ」
「もう!違うわよ。さっき言ってたおしっこのことなんだけど…」
85 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:36:55 0
何良く聞こえない?もっと自分の気持ちをこめて言わないと相手に伝わらないよ
そう言い張りたかったが、もう冗談を言ってる場合じゃなさそうだ。
俺もハルヒも明らかに限界が近づいている。ハルヒがそう言うのもさもありなん。
「分かった。俺の尿を飲みたいわけだな?」
そう言うとさすがにハルヒも恥ずかしいのか、うつむいたままコクリとうなずく。
「でもその代わり条件がある」
「何よ…」
「俺のを飲ませる代わりにお前のも飲ませろ」
86 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:38:37 0
「あんた何言ってるの?」
またもハルヒがキンキンと声を出す。が、すぐに咳き込んだ。
だいぶのどがカラカラなのだろう。
「馬鹿良く考えてみろよ。俺のだけをお前に飲ますなんて不公平だろ。第一俺も水分がなくなって
どうにかなりそうなんだ」
「でも…私おしっこでないわよ」
先ほどからハルヒが赤面しながら答える。なんで俺はこんな変態的なことをしゃべってるんだろうね。
やっぱり暑いからかな。
「そこでだ。俺が先にお前に飲ます。そして水分を補給したお前が今度は俺に飲ませる。
どうだ完璧じゃないか」
87 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:39:11 0
これ何て永久機関?そう思ったが俺は気にしなかった。
ハルヒも暑さで頭が良く回らないのだろう。
「そうね…。確かにその方法しかないかもしれない」
そうぼやいた。
まあ他に探したらあるかもしれないが、平々凡々とした俺の頭ではコレが限界だ。
あと昨日谷口から借りたスカトロ物のヴィデオも関係あるのかもしれない。
もうどうでもいい。
「じゃあ早いとこ済ませようか。俺ものどが渇いてるんだ」
そういうと俺はしゃがみこんでいるハルヒの前でゆっくりと仁王立ちになった。
88 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:40:28 0
なぜ女の前で仁王立ちしたら男らしく見えるのか。
今の俺の背中は親父よりも男らしいに違いない。
「じゃあ出すからな」
ハルヒを見下ろすと不安げな顔と水分に対する期待の混ざった複雑な顔をしていた。
「分かったわ」
ジッパーを下ろし、トランクスの出口の部分からゆっくりと俺の俺を取り出す。
暑さでなえているのかしおれ気味だった。
ハルヒは少しびっくりした顔をしている。ずっと汗をかいていたから匂いがするのかもしれない。
まあいい。しっかり咥えろよメス豚め。
「誰がメス豚よ」
ハルヒがこっちをぎろりとにらみつける。また声が漏れたようだ。
「いやただの冗談だ」
もうとハルヒが言いながらも俺のものを眺めている。
「じゃあキョン飲むから出してよ」
89 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:41:17 0
「じゃあ出すからな」
そう言うと俺はハルヒに向かって照準を合わせた。ハルヒも覚悟したからか
目をつむりゆっくりと口をあける。
よしこの口に向かって発射するか。少しドキドキするがハルヒのことを便器と
思えば出そうになる。
ずいぶん汗をかいたからかハルヒのつけてる黄色のリボンよりも濃い尿液がハルヒの
口へと飛んでいく。
それをハルヒが飲んだ瞬間むせた。
90 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:42:10 0
「ゴホゴホゴホゴッ、に、苦いカニと海老と公衆トイレの混ざった味だわ」
むせた瞬間ハルヒが頭を下げたため頭にかかってしまったが、なんとか途中で止める
ことが出来た。これもひごろの稽古の賜物だ。
だが、俺はハルヒの態度に腹をたててしまったのだ。尿がまずい?当たり前じゃないか。
それを承知で飲むというのに何を言っているのだこいつは。
「おいハルヒまじめにしろよ。このままだと俺も水分が足らなくなって死ぬんだぞ。」
放尿する側が飲む側をしかる。まさにこの世の倫理秩序からかけ離れた世界。
理不尽極まりない。
なのにハルヒはこの言葉を受け入れてしまった。
「そうね。ごめんキョン私が悪かったわ。次はまじめにするからもう一回飲ませて」
91 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:43:03 0
こんなにしおらしいハルヒは初めて見た。
しかも尿を飲ませてというハルヒなんて…。
「じゃあもう一回出してみるが、今度ははずさないように咥えてくれ」
ハルヒは俺の一物を眺めながら答える。
「分かったわキョンのを咥えればいいのね」
そう言うやハルヒはゆっくりと口を開けて俺のをほおばった。
92 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:43:56 0
ハルヒの口に入れたらぬるっとした湿りと暖かさを感じる。
まるで一人暮らしをしている学生が実家に帰ってほっとする、そんな安心感。
俺はゆっくりと汗まみれのハルヒの頭をつかんだ。
「じゃあハルヒ出すからな」
俺を上目遣いで眺めるハルヒ。高鳴る鼓動。
徐々に排尿感で尿道を押し広げられる感覚。
93 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:44:38 0
本来してはいけないところでする小便というのは気持ちいいものだ。
布団の中、プール、温泉、お風呂。そのなかで漏らすという感覚で小便が出てきた。
思わず声が出る。
「あ、うう、ハルヒしっかり飲めよ」
先ほど途中で出すのを止められたからか今度はかなりの勢いで出てくる。
ハルヒは先ほどの俺との言いつけを守っているみたいで必死に飲んでいるがそれでも口の
はしから少しほとばしる我が尿。
見る見る制服の襟が黄色くなっていった。だが、それでもハルヒはしっかりと飲んだようだ。
口の中をパンパンにしながらゆっくりと俺の一物から口を離す。
94 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:45:23 0
よほど苦いようだ。ハルヒが涙目になりながらこちらを向き、しかしこぼさない
ようにと必死に口の前に手をやり飲み干そうとする。
その健気さに感動しつつも声をかける。
「ハルヒちゃんと飲むんだぞ」
ゴク、ゴク、ゴクリ。せまい密室で響く音。物を飲む音というのは
これほどいやらしいものとは思わなかった。
「はあーはあーはあ、キョ、キョン全部飲んだわよ」
尿のフレグランスな香りをだしながら俺にちゃんと報告をするハルヒ。
思わずご主人様をつけろといいたくなったがかわいそうなのでほめてやることにした。
95 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:45:55 0
「よしよし偉いぞハルヒ」
こう言いながら頭をなでてやる。俺の尿がかかってずいぶん凄惨な姿だが、
褒められてうれしいようだ。
「これで喉の渇きもおさまっただろ?」
「ええ、ありがとう助かったわ」
尿がかかりむせながらも笑顔で俺を見ながら言う。
涙目になりながらも俺に感謝をする姿を見たら
今すぐここで自慰行為を始めたくなったが、我慢した。
96 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:46:26 0
「じゃあ次は俺の番だな」
そういうとハルヒはモジモジとしている。
「あの…キョンせっかく出してもらって悪いけど…私まだおしっこしたくないのよ」
何?わがまま言うんじゃない。
「そのわがままじゃなくて」
何大丈夫。おしっこさせる方法なら知っているから安心しなさい。
「どうやって?」
こうやってさ。俺はそう言うとハルヒの足元にしゃがんでスカートをめくりあげた。
97 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:46:57 0
「ちょ、ちょっとキョン!?」
ハルヒがスカートを必死に押さえ込もうとするのを気にせずこじ開ける。
ふむ。水色と白の縞パンか。なかなか良いぞ。
「あ、あんた何してるのよ!」
良いかハルヒ。良く聞け。
「な、何よ」
俺は先ほど水分を出してもうカラカラなんだ。
「だからちょっと待ってって言ったでしょ。私も心の準備が…」
駄目だこれ以上待っていたら俺が脱水症状で死んでしまう。
「悪かったわよ。でもまだ出ないの」
そこでだ。俺が出やすくなるようにお前のをなめてやる。
98 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:47:34 0
「な、舐める!?このエロキョン」
馬鹿。エロいとかそういう問題じゃないんだ。これは生き死にがかかってるんだぞ。
だいたいお前だって俺のを口に含んでたじゃないか。
「あ、あれは仕方なくね…」
頼む。俺だって水分が必要なんだ。
「…分かったわよ。ただし下着脱いでるときはあっち向いていてね」
分かってくれたか。良いぞ。じゃああっちを向いてるから早くしてくれ。
99 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/08(水) 02:48:39 0
ふぁさとスカートの衣擦れの音が聞こえてくる。ハルヒがスカートを上げて下着を脱いでいるのだ。
このまま後ろを振り向きたい衝動に駆られたが、かろうじて堪えることができた。
良くがんばった俺。
そうして後ろを振り向こうとしたら何かを頭に被されそうになった。
「おい何してるんだよハルヒ」
被されているものを取ろうとしたらハルヒがその手を押さえる。
「駄目よキョンこれは目隠しの代わりなんだから」
目隠し?ここまで来て何を今さらと思ったが、ハルヒなりに恥ずかしがってるのだと
思い我慢した。まあ自分のあそこを見られるから目隠しくらい良いか。
しかし、何だこの俺の頭にフィットする布切れは。青と白で防がれた景色がうすぼんやりと目に入ってくる。
まさかこれは。さっき履いていた下着なのか!?
wktkしながら続き待ってる
101 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/11(土) 04:13:32 0
「良いから早く準備しなさい」
俺の疑問に答えずハルヒは乱暴に俺の頭をスカートの中に入れた。
おお。芳醇な香りと濃厚なアンモニアの香りが…。
ゴン!痛い。
「さっさと準備しなさい!」
ほんの冗談だったのに。まあ良い。俺の方もだいぶのどが渇いたし急がねば
スカートの中に閉じ込められて頭がフラフラしそうだ。
先ほどから口の周りにあたっているのがハルヒのあれなのだろう。
俺はゆっくりと舌を伸ばした。
「あ…ちょっと、いきなり」
ハルヒの声が聞こえてくるが気にしないで舌で周りをねぶるようになめる。
ハルヒの俺の頭を握る力がだんだん強くなってきた。
102 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/11(土) 04:15:43 0
ぽやぽやと生えたハルヒの陰毛が俺の鼻のあたりをくすぐるが気にせず
俺はひたすら舐め続けた。
「うう…う、うん、そこ駄目…」
ハルヒがそう言っているが手で握っている力が強まっているからここが弱いのだろう。
ペロペロとなめる俺はまさに舐め犬。
だんだんとスカートの中が汗だけでなくハルヒの匂いが強くなってきた。
「キョ…キョンもう出ちゃうよぅ」
ハルヒは俺の頭をつかみ太ももではさむように固定してくる。
息苦しいが何あともう少しの辛抱だ。俺もハルヒの腰を抱きながらハルヒ自身の
聖水がくるのを待っていた。
「あ…あ、ああ駄目もう出る出る出る」
ハルヒも限界が来たのか甲高く叫ぶと俺の口の中に放尿をし始めた。
103 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/11(土) 04:17:22 0
ジョワジョワと俺の口にあふれてくる。アンモニアの刺激臭がツンと鼻を
強く刺激して、口からも鼻からもハルヒの尿をあふれさせながら俺はグビグビと
飲んだ。
ハルヒ自身も我慢していたからか恍惚とした声を上げる。
「あ…あおしっこ出ちゃったよ」
ハルヒの尿を一滴残らず飲み干すために俺は先ほどまで大量に尿をだしたところを
舐め始める。
「キョン…もうおしっこ出たから、良いってキョン」
104 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/11(土) 04:18:14 0
「あ、ああ」
ハルヒのスカートの中から出て、新鮮な空気を味わう。
頭に被せてあったパンツをくしゃくしゃに丸めてポケットに入れた。
「キョ、キョンこれでのどが潤ったでしょ。感謝しなさいよね」
そう言うハルヒの目も不自然なまでに赤く欲情している。
「と、とりあえず今度は出る方法を考えましょう」
ハルヒの言葉に返事をせずじっとハルヒを見つめる。
お嬢様すわりで座っているハルヒのスカートから先ほどは詳しく見れなかった
太ももがちらりと見えている。
今下着は俺が持っている。密室に充満するアンモニアの香り、それが俺をおかしくしたのか
ここまで来て何を遠慮するのか、再び俺はハルヒのものを舐めようとゆっくりと近づいた。
105 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/11(土) 04:19:24 0
ハルヒも俺の意図が分かっているのだろう。
ハルヒの肩を抱く俺の手を握って抵抗しようとする。しかしその手には力が
はいっていない。
「ね、ねえキョンやめようよ」
そう言うハルヒの口からアンモニア臭のする息を荒々しくもらす。
密室に満ちていく沈黙の香り。
俺とハルヒがお互い見つめあい、スカートを捲し上げようとしたそのとき
「おいお前ら何をしているんだ!?」
106 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/11(土) 04:20:18 0
そこに立っていたのは俺らの担任である岡部。
おかしい。さっきまでドアがしまっていたはずなのに。なぜここに?
いやそういう問題じゃない。この俺らの尿まみれのあられもない姿をさらすわけには…。
「まったく涼宮が掃除行ってから鍵返しにこないからおかしいと思ったんだ。
おまえら仲が良いからってこんなとこでまで遊ばなくても…」
ふとハルヒを見ると体育倉庫を掃除していたときの姿で俺も普段どうりだった。
どこにも尿の香りなどしない。
おとなしく説教を受けたあと部室へと向かう途中俺はハルヒにたずねた。
107 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/11(土) 04:20:55 0
「おいハルヒさっきのことだけど…」
俺の前を歩くハルヒはピタリと歩を止めてこっちを見ずに言う。
「さっきのこと?ああ、掃除の手伝いありがとうね。今度ジュースでもおごってあげるわ」
「あ、ああそりゃどうも」
どうやら先ほどのことは俺一人の幻想にすぎなかったようだ。
まったく悪い夢を見たもんだぜ、ハルヒに尿を飲ませるなんて。
掃除の手伝いか悪夢のせいかしらないがやたら汗が出てきた。
ポケットを探ると布切れがある。よしこれで顔を拭こう。そう思い出し
取り出すとどこかで見た縞々のパンティー。
「お、おいハルヒ」
あわてて下着をポケットにしまいハルヒに声をかける。
「なあにキョン」
くるりとこちらを振り向きにっこりと笑うハルヒ。そうその笑みは妖艶で扇情的で
「いやなんでもない」
思わず声をかけるタイミングをのがしてしまった。いやこれでよかったのかもしれない。
俺はポケットにある下着を握り締めながらゆっくりとハルヒと一緒に部室へと入った。
終わり
GJです!!
面白かった。
「じゃ、ここから先は各自、よく読んでおくようにな!」
キーンコーン!カーンコーン!
黒板の上の小さなスピーカーから、6間の終了を次げる鐘の音が流れ出す。
「さ、行くわよ、キョン!」
「へいへい…」
行く先は、もちろん部室だ。
俺は、力の抜けた肩に通学用バッグをよっこらしょと回し掛けると、
谷口と国木田、及び数名のクラスメイトから注がれる「お労しや…」という哀れみの視線に見送られながら、
ハルヒの後に従って教室を出て行く。
皆がそうして心配してくれるというのは、ただ放って置かれるより何倍も有り難いけれど、
だが、苦難の日々の中にも、それなりの心の休まり所というものだってあるものなのだ。
ハルヒが無言で大きく開け放った部室のドアから俺たちは中へと入るが、
人いきれで暖かい教室とは違い、放課後のこの時間になると、ただでさえ壁が薄い部室内の空気の温度は、
「涼しい」というよりも明らかに「寒い」と言う表現が適当な位にまで下がっている。
「寒いわッ!」
丁度団長席の足元へとその輻射熱を放射するような角度で置かれている電気ストーブの前に屈み込み、
そのロータリー式のスイッチを微かに悴む指先でカチリと捻っている俺の背中に、
ここ一週間で最早御定まりとなったハルヒの不満声が投げ付けられた。
ここで、「今点けたばかりなんだから少し待て」という常識的な反論や、
こんな小さな電気ストーブで部屋全体を暖めることの困難さを説いたとしても、そんなものは何の意味も成さないのである。
「へいへい」
団長席の横、それも今まさにガラス管の中で電熱線が如何にも暖かそうなオレンジ色の光を発し始めた電気ストーブの、
その反対側にすっくと立ったまま俺をジーッと見詰めているハルヒにそっと歩み寄ると、
俺は、寒がりな上にせっかちな我らが団長様のその小さな背中へと慎重に腕を回し、そしてギュッと抱き締めた。
「…」
腕の中のハルヒは、俺の胸元に頬を埋める様にしながら、身体全体を静かに俺へと凭せかけてくる。
その甘い香りが俺の鼻を優しく擽る艶々としたハルヒの髪を、俺はゆっくりとゆっくりと撫でてやるが、
その髪がひんやりと冷えていることに気付いて、ハルヒがもっと暖かさを感じられるようにと、
その細い腰を更にぐっと抱き寄せて俺の身体へと密着させた。
古泉たちが急に現われるのではないかという気遣いは、もちろん、無用だった。
さっきも言ったが、こんなこと、つまり、ハルヒと二人きりの部室で俺がコイツを抱擁するようになったきっかけは、
一週間前に遡る。
「寒いわねー!いきなりこんなに寒くなるなんて、この頃の天気はどうかしてるわ!
やっぱり、地球温暖化の影響なのかしら?」
「ああ。それは確かに全く無いとは言えんだろうな…」
10月もまだ中旬だというのに、気圧配置の異常だか何だか知らないが、その日は最低気温が一桁だった上に、
朝からかなり強い風が吹き荒れていた。当然、その影響をもろに受けた放課後の部室は寒く、俺は、
去年の冬にハルヒが学園祭用の自主制作映画のスポンサー料の代わりとして大森電器店からまんまとせしめた電気ストーブを、
部室の隅から引っ張り出して団長席の足元に据えてやった。
「距離や角度は、これでいいか?」
「ううん…。ま、こんなもんでしょうね」
俺だって当たりたいのを我慢してハルヒの方を向けて置いてやったそのストーブの効果を、
「まあ、こんなもん」とは良く言ってくれたものだが、しかし、女子はスカートを穿かねばならないのだから、
ここは俺が辛抱すべきだろう。
俺は別段フェミニストを気取るわけではないが、自分だけぬくぬくと暖房器具を独占して、
一緒にいる女に寒い思いをさせて平気でいるほど鈍感でいたいと思わないだけだ。
「あ!アクセスカウンターがたくさん回ってるわ!!」
たかだか合計600ワットの出力とはいえ、丁度良い場所から照射される赤外線はそれなりの効果を上げているようで、
さっきまで椅子の前面にちょこんと縮こめるように揃えられていたハルヒの両足が、
団のHPへの訪問者の増加の嬉しさも伴って、だいぶリラックスした様子で軽快にパタパタと動き出した。
ま、これで一安心か…
「…」
ん…?
どうしたんだ、ハルヒ。俺の方をそんなにジーッと睨み付けるみたいに見詰めて…
まさか、また変なことを思い付いたんじゃないだろうな!
「寒い」
俺の方を向いたままハルヒはそう呟くけれど、電気式の暖房器具というものは、エアコン以外、
それで部屋全体を急速に暖めるという効果を期待してもそれは無理で、足なら足という一点を集中的に暖めるか、
或いは既に暖まっている空間の温度の低下を緩やかにするという効果を求めるのが、その正しい使用方法となる。
「電気ストーブってのは、まあ、一言でいえば白熱灯の親分みたいなものだからな。
そんなエジソン以来の古典的なカラクリに、最先端技術にどっぷりと首まで浸り切った現代人の贅沢な欲求を、
今すぐに完全に満たせと要求するほうが無理なのさ」
「そんなの、エアコンだって同じ様なもんじゃない」
「それが違うんだなぁ〜!エアコンの暖房ってのは冷房を単に逆にしたもんなんだ。詳しい説明は省くが、
冷房の時は室内機から冷風が出て室外機から熱風が出るだろ?暖房の時はその仕組みを全く逆に使うってわけさ」
こう言い終えた俺は、あらゆる意味でハッとした。
まさかハルヒは、部室へのエアコンの装備を考えているんじゃあないだろうな!?
世界に冠たる文明国(?)の住人であるということは非常に有り難いもので、
文明の利器の最たるものであるエアコンといえど、安いものであれば取り付け工事費別で3万円台前半での購入が可能だ。
しかし、その取り付けには学校当局の許可が当然必要となるものの、そんな許可が下りるなどとは到底思えないし、
何よりハルヒが、それを“購入”、つまり正当な対価を支払って入手しようとしているなどとは更に思えない。
「…!」
俺の脳裏に、コイツがコンピ研からパソコンを強奪した際のあの極悪非道な振る舞いの一部始終がありありと甦る。
もし、あの様な蛮行の今度の標的が大森電器店だとすれば、何としてもその野望は阻止されなければならない!!
よし!ここははっきりと…
「なあ、ハルヒ」
「何よ」
「ここにエアコンを付けようなんていう大それた身の程知らずの高望み、いや妄想は、きっぱりさっぱりと今すぐに捨てろ!」
「何よそれ!?誰もエアコンが欲しいなんて言ってないでしょ!」
何ですと!?
我が団長様は、エアコンをご所望ではない、と…?
ならば暖房は、今足元を暖めている電気ストーブで十分ということなのだろうか?
だとすると、さっきの「寒い」発言の真意は一体何処にあるのか?
「やっぱり、寒いわ」
再び繰り返された「寒い」の言葉に、俺は思わずハルヒの顔色を慎重に観察したが、
それは決してコイツの頭の調子を心配したからではなく、
その『寒さ』の原因が、風邪など身体の調子の悪さに由来する『寒気(さむけ)』なのではないかと考えたからだった。
俺が見るところ、それは特に悪そうではなかったが、しかしこれほど寒がるからには、きちんと確認すべきだろう。
「お前、風邪引いてるって訳じゃないのか?」
「そんなもん引いてないわよ」
「でも、寒いんだろう?」
「そうよ」
「その『寒さ』ってのが、ひょっとすると『寒気』なんじゃないかと俺は思うんだが…」
「どうしてそうなるのよ!?私は、寒いだけなのッ!!」
台詞の最後の部分を「だァ、けェ、なァ、のッッ!!」と思いっきり力み返って発音したハルヒは、
見る見るうちにその頬をぷーッと膨らませると、今度は本気で俺を睨み付ける。
俺は一体どうすりゃいいんだ?俺にどうしろっていうんだよ…
「とォ〜にィ〜かァ〜くッ、私はッ、寒いのよッッ!!」
それだけ腹を立てれば少しくらいの寒さなんぞもう疾うに感じなくなっているんじゃないかという位の勢いで、
ハルヒは団長席の肘掛付きの椅子を後ろ側に吹っ飛ばすように立ち上がると、
もう何が何だか分からずパイプ椅子に呆然と座り続けている俺につかつかと歩み寄り、
その鼻先をぶつけんばかりの勢いで、自分の顔を俺のそれ目掛けてグイッと近付けてきた。
「何とかしなさい…!」
腰の両側に手の甲を当てて、まるで意地の悪い女教師が気弱な生徒をいたぶるような口調で迫るハルヒに、
俺は文字通りの意味で本当に進退窮まった。
「何とかって…」
「ふんッ!」
これまでの俺の短い人生経験では最早答えを見出し得ないことが明白なこのどうしようもない状況に、
さっきから心の中に渦巻いていたほんの短い台詞が思わず口からポロリと漏れた。
「どうすりゃいいんだよ…」
「アンタが暖(あった)めなさいよ!!」
「何だって!?」
ちょっと待て!!
『人間電熱器』などという異名など一度たりとも頂戴したことも無い平々凡々たる普通人であるところのこの俺が、
どうやったらこの部屋全体を団長様のお好みの温度にすることが出来るというのだろうか!?
俺は今までコイツの無理難題に、自分自身でも不思議なくらいの熱心さで一生懸命応えてきたのだが、
今回ばかりは、もう辛抱ならない。
「いくら俺にだって、出来ることと出来ないことがあるぞ!我侭も大概に…」
「この電気ストーブ、貰ってきたのはアンタでしょ?」
「何を言う!お前が手配したこれを、俺は貰いに行っただけだ!
あの日、お前に命令されて、俺はこれを電車で2駅離れたあの商店街まで行って、ここまで運んできただけなんだよ!!」
いい高校生が二人して、
床の上で黙々と稼動中の電気ストーブを指差しながら罵り合っているというのは余りぞっとする光景ではないが、
しかし、言うことだけは言わなければならなかった。だが!!
「アンタが運んできたこの電気ストーブ、足だけしか暖かくならないのよ!」
なんて奴だ!肝心な箇所をさりげなく「貰ってきた」から「運んできた」に置換したって、無理難題であることに変わりはない。
それに、部屋や身体の全体を暖められないという問題にしても、さっき一応ながらも納得したのではなかったか。
ええい、この際だ!一言だけ言ってやれ。
「お前がこれを独占しているから、俺は足すらも暖かくないんだが!」
「いいから、私を暖めなさい!」
まだ言うか、この野郎!こうなったら徹底抗戦だッ!!
「どうやってだッ!まさかお前、俺に自腹で何か暖房器具を買って来いっていう…」
「アンタが私を暖めなさいよッ!!!」
この女、やっぱり俺に自腹を切らせて自分だけぬくぬくと…
…?
『アンタが私を』…?
俺が、ハルヒを…
俺の「?」という眼差しを受けたハルヒは、
さっきまであれほどキリキリと吊り上げていた眼差しをほんの少し頼りなげにそこかしこに泳がせ始めた。
「俺が…?」
「…」
「お前を…?」
「…そうよ」
さっきと違う意味で、ちょっと待て。
何故に俺がお前に対してそういう役目を負わねばならんのか、そこのところが良く分からんのだが…
「カーディガンの上に、ジャージでも重ね着すれば…」
「アンタがスイッチを入れたのに、足だけしか暖かくならないんだから、アンタのせいよ…。責任、取りなさいよ…」
へいへい。
我が恐懼おく能わざる団長様がその麗しい顔(かんばせ)を紅(くれない)に染め上げられ、
その視線をせわしなく彷徨わせられながら斯くの如くおっしゃるのなら、
この私と致しましても今更ながら是非もございません。
「ハルヒ…」
俺は、団長席の後ろに少しモジモジしながら立つハルヒの正面に静かに進み出ると、
その小さな身体をそっと胸元へ抱き寄せた。
このようにして俺はハルヒを抱き締めることになったわけだが、
もちろんこの俺だって「男女の抱擁」という状況や文言に、青春の甘酸っぱ〜い恋愛感情とか、大人の邂逅と離別の浪漫とか、
何かこう、運命的と言うか、忘れえぬ劇的な物語…、といったものを期待していたのだが、
まあ、現実なんて、所詮はこんなものなのかも知れんなあ…
「どうだ…?」
「まだ、暖かくなってない…」
そりゃ、たった今抱き締めたばかりなんだから、そうだろうな。
「俺の腕、きつくないか?」
「…」
返事が無い。という事は、お気に召しているのだろう。
「腕や手が触れたら嫌だとか駄目だとか、そういう所はあるか?言ってくれれば、触らんように注意するが…」
「…」
『指定無し』か…
えらく信頼されたものだが、まあそれでも、手や腕を移動させる範囲は、必要最小限に止めるべきだろうね。
こんな、第三者が聞いた場合に会話と呼べるか呼べないか極めて微妙な遣り取りをする内に、
俺の鼻の奥にはハルヒの匂いがはっきりと届き始め、腕と胸元はハルヒの身体の凹凸に漸く馴染んできた。
まあ、確かに嫌いな匂いじゃないね。で、抱き心地は、『硬からず柔らかからず』といったところかな…
「ハルヒ…」
「何よ…!」
男の性(さが)というものはそれを持っている本人も痛切にそう感じるほど大変に健気且つ哀れなもので、
腕の中に大切に抱いている女にそっと話し掛けたその返事が、譬えこんな何時も通りの素っ気無いものであったとしても、
その身体の全てをこの自分に預けてくれていると思えば、やはり、
「コイツを護らなきゃ」などという感情の一つも思わず沸いてきてしまうものなのである。
「他に寒いところは無いか?」
「耳」
へいへい。
ハルヒは丁度、俺の心臓の音を聞くように片方の頬と耳を俺の胸元に埋めているから、
外側になっている方の耳を俺は掌でそっと包んでやるが、それは、コイツの言葉とは裏腹に少し火照っているように暖かかった。
「…」
「ん?」
「後ろ頭…、寒い…」
俺に気取られぬように注意しながら小さく溜め息を漏らしたハルヒはぶっきらぼうな呟きで次なる“暖めポイント”を指示してくるが、
おい、それじゃあまるで落語の『饅頭怖い』だぞ!
「ここらへんか?」
「…」
俺は無粋なツッコミを胸に畳み込んで、ハルヒの後ろ頭をゆっくりと撫でてやる。
「暖まったわ。もういい…」
「へいへい」
ほんの少し身動ぎしたハルヒの身体から、俺は静かに腕を解く。
その場でクルリと後ろを向いたハルヒが、聞こえるか聞こえないかの声で囁くように呟いた。
「ありがと…」
初めてだっ!
俺がコイツに何かをしてやってコイツから礼を言われたのは、正真正銘、紛れも無く今が初めてだ!!
だが、『ドッキリ』のようなビックリは、まだまだ続いた。
「寒かったら、何時でも言え…」
俺は自分自身、そうしようとなど全く思わないまま、ハルヒを背中から抱すくめていた。
ほんとに一体何てことを言っちまったんだ俺は!と、心の中で悶絶していた、その時だった!!
ノックの音!
柄にも無く耳と頬をカッカと熱くしている俺がハルヒの背中から飛び退くように離れたのと同時に入り口のドアが開き、
片手にハードカバーを携えた長門が姿を現した。
「な、長門…。今日は、遅かったな…」
しどろもどろの俺の問い掛けにも何時もの通り全く反応することなく、
長門は、団長席のすぐ傍の自分の指定席となっているパイプ椅子に座を占める。
この後、不思議なことに、
いや、古泉たち言うところの「ハルヒが持つ不思議な能力」とやらに照らせば、それは当然や必然なのだろうが、
朝比奈さんと古泉がほぼ同時に部室に到着する。
そしてその直後、朝比奈さんたちがまだ自分のバッグを床に置き終わらないうちに、扉をノックするものが現われた。
「あの〜…」
「あら?コンピ研じゃない。久しぶりね!どしたの?」
「それが…、独自に組んだプログラムが、どうしても動かなくてね…。それでその…、長門君に診てもらいたいんだけど…」
自分の名前が出ている会話に全く関心を示さず本を読み耽る長門の頭越しに、ハルヒは俺の顔を見る。
もちろん俺は軽く頷いた。
「いいわ!有希、ちょっとコンピ研に出張して困り事とやらを解決してやって頂戴!」
「有り難うッ!!」
「ただし!」
「えっ!?」
「レンタル料は後払いでよろしく!」
「は、はい…」
百歩譲ってここまでは予想可能だとしても、更にこの直後、
演劇部と映画研からの使者が、それぞれ古泉と朝比奈さんの借り出し希望を伝えてきて、
古泉については俺が、朝比奈さんについてはハルヒが、即座にそれに許可を与え、二人は連れ去られて行った。
そして、校門閉鎖の予鈴の直前に部室に帰ってきた長門たち三人は、
口を揃えて「明日から当分の間、放課後すぐに来て欲しいと言われた」とハルヒと俺に告げたのであった。
このようにして、今から一週間前、放課後直後の部室には俺とハルヒしかいない、という状況が生まれたのである。
因みに、ハルヒが寒がるポイントは、額や肩や肘の先など、日替わり定食のおかずのようにその日によって変わっていた。
あの日以来、俺は学校がある日は必ずこうしてハルヒの身体を暖めているわけだが、
さて今日は、特にどこら辺が寒いのだろうか?
「特に寒いところは無いか?」
「顔…」
顔かよ!
う〜ん…
ハルヒの顔に正面から掌をそのまま当てたんじゃ、相撲取りがツッパリをかますみたいになっちまうしなぁ…
どうしたものか、と俺は一瞬身体の動きを止めたが、
その俺の胸元からキッと顔を上げたハルヒが、身体を俺にくっ付けたまま俺を思い切り詰る。
そんなに俺のことが腹立たしいなら、俺の腕を振り解くなり俺を突き飛ばすなりして、俺から離れれば良いだろうに!
「頬っぺたが寒いのよッ!!」
なら最初から「ほっぺが寒いの〜」って言えよ!なんで俺がいちいち詰られにゃあならんのだッ!!
「へいへい…」
俺は、半分は仕方なく、半分はこの小悪魔じみた女が愛しくて、ぷっと膨らんだその頬に、そっと掌を当ててやった。
今回は以上です。
それにしても「ERROR 改行が多すぎます」の警告表示には、非常に腹立たしいものを感じます。(←身勝手)
123 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/13(月) 23:39:58 0
乙良かったよ
全裸で続き待ってる。
125 :
名無しさん@ビンキー:2008/10/25(土) 06:30:11 0
あげとくか
126 :
sage:2008/10/28(火) 03:25:11 0
ハルヒ「この中に床オナニスト、空中オナニスト、片栗粉使い、自家製オナホメーカーがいたら私の所に来なさい、以上」
さすがに振り向いたね
長くて真っ直ぐな黒い髪のカチューシャを付けて、クラス全員の視線を傲然と受けとめる顔はこの上なく整った目鼻立ち
意志の強そうな大きくて黒い目を異常に長いまつげが縁取り、淡桃色の唇を堅く引き結んだ女。えらい美人がそこにいた
127 :
sage:2008/10/28(火) 03:26:09 0
放課後
キョン「涼宮という奴」
ハルヒ「何よ」
キョン「俺は床オナニストだ……」
ハルヒ「え?あんたあの演説本気にしたの?」
キョン「…」
ハルヒ「そんな淫乱な女がいる訳無いじゃない。変質者」
128 :
sage:2008/10/28(火) 03:27:46 0
次の日俺は学校で噂になっていた
谷口「キョン、オナニストらしいな!」
国木田「キョン!床オナは前立腺に悪いぜ!」
朝倉さんがバツの悪そうな目でこちらを見ていた
そんな中俺は文芸部に入ることを決めた。
馬鹿な同級生共は置いて文学の世界へ没頭するのだ
キョン「…」
長門「入部届け…」
キョン「は、はいー」
キョン「(この子随分と分厚い本を読んでるなー)」
キョン「何読んでるの?」
長門「生体の生殖方法についての研究」
その時俺は自分の中に何か来るものを感じた
キョン「試してみない?俺と」
長門「嫌……」
次の日俺は文芸部内で噂になっていた(30人ぐらいいた)
そんな俺を気遣ってか長門さんが俺を家へと誘った
長門「お茶…飲んで…」
キョン「(ドキドキ…)」
長門「私は対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース」
キョン「…」
次の日、俺は長門が面白い人だということをクラス中の噂にしようと皆にバラした
次の次の日、何故か俺が皆の噂になっていた。
キョン「部活を作るか…」
こうなったら俺が輝くにはこれしかない。
部活を作るのだ。
そんなある日俺は書道部の先輩の一人に恋をしていた。
朝比奈みくるさんというらしい。
俺はそれをSOS団(折角本番なのに オナニーしすぎて 早漏団)の団員にしようと決めた
キョン「俺の団に入ってください」
みくる「え、い、嫌です」
キョン「やっぱ、書道部辞めてもらうっていうのは駄目ですよね」
みくる「書道部もやめさせるつもりですか!? なおさら嫌です」
キョン「じゃあ書道部でいいので…」
キョン「俺の筆下ろししてください…(ポッ)」
みくる「死んでも嫌です…」
次の日俺は職員室で噂になっていた。
俺は、「今からやるのは俺の団だ!あんたらの学校経営には関係無い!」
と熱いことを言ってから飛び出した。
しかし、このままでは部室が無い。
そうだ、文芸部の部室を乗っ取るというのはどうだろうか。奴らには恨みがあるから丁度いい。
「おい、ハルヒ」
「なによ」
「これ、見てみろ」
「ああっ!何よこれ!!」
「どうだ。驚いたか!」
「うんうん。面白そうね!!」
「じゃあさ、ちょっと、触ってみろ」
「えっ!あたしが…、これを…?」
「そう」
「…」
「あっ!何か、だんだん大きくなってきたわ!!」
「こら!あんまり大きな声出すなよ。長門たちに聞こえちまうだろ」
「そ、そうね…。じゃあ、静かに…」
「そうそう、静かにに静かに…」
「凄いわ…。こんなに大きくなって…」
「じゃあ、握って…、扱いてみろ…」
「うん…」
うむむむ…
136 :
名無しさん@ビンキー:2008/11/27(木) 21:45:39 0
137 :
名無しさん@ビンキー:2008/11/30(日) 16:53:27 0
誰か書けよ
長門とキョンは、どうなのか
140 :
名無しさん@ビンキー:2008/12/14(日) 05:36:32 O
ダメでしょう
141 :
名無しさん@ビンキー:2008/12/14(日) 18:05:05 0
何とかしたいとは思ってるんです
誰かいませんか?
超お久しぶりです それなのに、Hがシーンがなくて済みません
そっと掌を当ててやったハルヒの頬は、やはり、ほんのりと温かかった。
ハルヒは俺のことを見上げているから、当然、俺たち二人は見詰め合うような状態になっている。
それにしても、こうしてじっくりと覗きこんでやると、コイツの瞳、えらく綺麗な琥珀色をしてるんだなあ…
「へ〜…」
「何よッ!」
そんなに怒るなって!分かった分かった。白状しますよ…
「お前の目…、近くでよく見るとなかなか綺麗なもんだなぁ、って思ってな…」
「ふん!」
だ〜か〜ら〜、そんなつまらなそうに鼻を鳴らしながら俺の胸元に縋り付くってのは、どう考えても矛盾してると思うんだが…
「寒いのは、ほっぺただったっけ?」
「そうよ!早く暖めなさい!!」
「へいへい…」
自分で確認しておきながら、その上にハルヒからの「そうだ」という返答を確かに聞いたにも拘らず、
俺は、既に腕の中にある小柄なその身体を、そっと、だがしっかりと抱き抱え直すことしかしなかったが、
しかし、俺が自分自身の胸元にぎゅっと押し付けたSOS団団長からのクレームは、全くない。
「ふ〜ん…」
「今度は何よ!」
「お前って案外、抱き心地が良いんだなぁ…!」
「バカッ!」
素直な感想を口に出しただけの俺の胸元に縋り付いたまま、ハルヒが軽く握った拳でそこをポコッと一つ叩いた。
それにしても、女が口にする「バカ」という言葉ほど、この世にあって罪であると同時に罪の無いものはないねぇ…
丁度俺の鼻の下辺りにあるハルヒの美しい艶やかな栗色のつむじから、いい匂いが漂い上ってくる。
シャンプーの香りを含んだ髪そのものの匂いや、
それに混じる地肌の匂いを“いい匂い”だと捉えるかどうかは純粋に個人の主観に因るだろうが、
俺は、この匂いが嫌いじゃない。…っていうか、本当は好きなのかも知れないと、この頃時々だが思うようになっていた。
「…」
位置取りがいいのを幸い、
俺は、ハルヒのつむじにそっと押し付けた鼻先でその絹地のような感触を楽しみながら、そこからそっと息を吸い込んでみる。
やっぱり、この甘いような濃い匂いは“いい匂い”と結論して間違いないんじゃなかろうか…
「む〜」
「…」
気付いたハルヒがもぞもぞと身体を動かして抵抗を試みるが、それに対して、俺は腕に更に力を込める事で答える。
「隙有りッ!」
「むぐッ…!」
あ痛って〜!!今、軽く「コリッ!」って音がしたぞ!?
いい気になって尚もクンクンと鼻を鳴らし続けていた俺は、
ハルヒが繰り出した不意の背伸び攻撃により、鼻っ柱にストレートの頭突きを食らってしまった。
じんわりと目頭に滲んでくる涙を抑えることができないほど、ほんとに痛い。
「ニヒヒ!」
「うう…」
目を瞬かせて涙を切っている俺を、してやったり!という笑顔のハルヒがニヤニヤと見上げる。
別に減るもんじゃなし。どうせ後数時間の内に洗髪で失われる定めの匂いなんだから、ちょっと位いいじゃねぇか、この野郎!
「アンタ、匂いフェチなの?」
何と!今の俺はそんなに「あなたの匂いに、酔い痴れてました〜!」みたいな顔をしているのか!?
「あ…!いや…、そういう訳ではなくてだな…」
「ふ〜ん」
さっきの俺の真似をしているのか、可愛い鼻の先から如何にも思わせ振りな感嘆を漏らしたハルヒは、
モゾモゾと身動ぎして俺の腕を緩めると、
自由になった腕を自分の後ろ頭へスッと伸ばして指で髪を一束に纏めて即席のポニーテールを作り上げ、
そのまま、耳の先まで真っ赤になっている俺の顔を下から覗き込むように悪戯っぽい上目遣いで見上げる。
狡いぞハルヒ!それは反則だって、あの夢の中で言っただろ!!
「じゃあ、練習の後のチアリーダーなんて、ストライクゾーンど真ん中なんじゃない?」
「え…!」
「あ…!」
ああ、何たることか!
俺たちは、ほぼ同時に、市内アマチュア野球大会に出場した際のエピソードを思い出してしまった。
思わしくない試合展開に、ハルヒは勝機を引き寄せるべく朝比奈さんと共に選手とチアリーダーを兼務することにしたのだが、
「ポニーの方がいいかしら?」とハルヒが手で纏めてつくった朝比奈さんのポニーテールに、思わず俺が見惚れてしまったという、
そう、あの出来事である!
「ふん!」
髪を纏めていた指をパッと離した両手はきゅっと腰に宛がい、
俺の瞳を見詰めたまま不機嫌そうに見る見る膨らんでいくそのハルヒの頬を、俺は、そっと両手で包んでやる。
「短い髪でつくるポニーテールも、なかなか良いと思うぞ」
「髪を切ったのはアンタに言われたからじゃないし、
テールの長さでみくるちゃんと張り合おうとした事なんか、今まで一度だって、全ッ然無いんだからねッ!」
「へいへい…」
こめかみに青筋を立てて俺をキッと睨み付けながらいきり立つハルヒは、
だが、と言おうか、当然ながら、と言うべきか、そっと抱き締めた俺の腕の中ですぐに大人しくなった。
「あ〜あ…」
「?」
ヒョイと上げた視線の先に壁掛け時計を捉えた俺の口から漏れた落胆の溜め息に、
怒り疲れたのか、ハルヒは気だるそうに身体を少し捩って返事に換える。
「残念ながら、お時間です。団長様…」
俺が睨み付けている文字盤の上の針の位置は、もうそろそろ朝比奈さんたちが『出向先』(?)から戻ってくると無言で告げていた。
「別に、残念じゃないわよ…!」
「そうかい…」
何だかとても疲れるが、この疲労感―いや、徒労感か?―が最近快感に変わりつつある俺はひょっとしてドMなのだろうか…?
少しだけ自分というものが恐ろしくなり始めている今日この頃である。
今回は、以上です。
何故此処は人気が無いのだろうか
何とかしたいとは思っているんです
153 :
名無しさん@ビンキー:2009/01/09(金) 19:37:17 0
良いスレなんだがな
土曜、日曜が過ぎ、そして待ち遠しかった月曜日の放課後となった。
そういえば、月曜日が待ち遠しかったことなんて、俺の今までの人生じゃあ数えるほどしかなかったなあ。
そしてここは、放課後の部室である。
「ハルヒ…」
ハルヒを抱き締める俺の腕はその小さな背中にしっくりと馴染むようになってきたし、
一方のハルヒも、この頃はすっかり大分抱き締められ上手―この際、『抱かれ上手』という表現は相応しく無いだろう―になっていた。
だが、俺がその事をどうしてこれほどまでに嬉しく感じるのかについての詳細な分析は、また後日を期そうと思う。
「…何?」
俺の胸元から顔を上げようともせずに返事をするハルヒの背中を出来る限り優しく撫でながら、
どこか寒いところは無いか?と問うが、返事は無かった。
「?」
だがその代わり、ハルヒは頻りに俺の胸元の匂いを確かめるような仕草を繰り返している。
ま、大丈夫さ!今日は体育があったのだが、
俺としては、我が団長様に失礼の無いように、授業の直後に予め持参した換えのTシャツに着替えておいたのだ。
「男子も、体育、あったわよね…?」
「ああ」
「あんた、見学してたの?」
「いいや」
はて、どういうことだろうか?
「匂い…、しない…」
一体、何の匂いがしないというのだろう?
俺は、少々的外れであることをと覚悟の上で、
ともかくも今の我々に共通する『匂い』という単語から連想可能な自らの行動をハルヒに告げてみた。
「体育の授業の後、新しいシャツに着替えたんだが、もし、汗の匂いが気になったら御免な」
「ええっ!着替えたの!?」
いや、いきなり上げた顔の目をまん丸にして、そんなにまでビックリされても…
俺は、ハルヒに対して何か悪いことをしたのだろうか?
「ああ。お前とこういう事をするのに、汗かいたシャツのままって訳にはいかんだろうと思って…」
至極真っ当な俺の説明―俺自身はそう思っているのだが―に、
ハルヒはその表情をえらく複雑にしながら断固とした口調で抗議し始めた。
「私はね、そういうの気にしないの!」
「そう…、なのか?」
「そうよッ!私、今までに一度でもアンタの服や着替えのことに文句言ったこと、ある?」
「ない」
「でしょ?私が気にしてないのに、私が気にもしてないことを、何でアンタが気にしてるわけ!?」
「いや、汗で濡れた物を着続けていると寒くなるって事情もあってだな…」
「じゃあ、体育の後、男子全員が新しいシャツに着替えてるの?」
「そういう訳でもないが…」
「だったら、勝手にそういうことしないで頂戴ッ!」
「『そういうこと』って…?」
「だぁ〜かぁ〜らッ!着替える必要が無いのに着替えるような、そういう余計な事、しないの!!」
「…」
う〜む…
俺がしたこと―体育の後で新しいシャツに着替えたこと―は、ハルヒにとって“余計な事”だというのか?
仕方ない。
キッと上げた顔のこめかみに青筋を浮かべながら、俺のブレザーの襟をギリギリと握り締めていきり立つハルヒに、
素直な疑問をぶつけてみる。
「つまり俺は、体育の後、シャツを着替えてはいけないのか?」
「『いけない』とか『良い』とかじゃ無くて、必要の無いことをするなって言ってるのッ!!」
ハルヒの真意をどうしても正確に理解できない俺は、心の中で頭を抱えてしまった。
そりゃあ、「私を抱き締めるのに、その不潔な匂いは何なの!?駅前にあるコイン・シャワーを浴びて出直してきなさい!!」
などと言われるよりは遥かにマシだが、やはり、女性と間近に接する時には清潔を第一に心掛けるべきなのではなかろうか?
「良い?分かった?」
「ああ…」
全然分かってなどいなかった俺だが、しかしここは不承不承ながらも了解の返事をする外なかった。
しかし、俺が本心では承服しかねているのを敏感に覚ったハルヒが、畳み掛けてくる。
「体育があった翌日にシャツを2枚洗濯しなきゃならないアンタのお母さんの苦労と、その分無駄になる水と洗剤のこと、
考えたこと有るの?」
「はあ!?」
「アンタ、今日、何時お風呂に入るの?」
今度は何が始まるというのだ!?思わず口篭る俺を、ハルヒは尚も容赦なく追及する。
「何時入るのッ!!」
「…、出来れば帰ってすぐにシャワーを浴びたいが、まあ、いろいろあるから、7時半頃か、それ以降か…」
「でしょ!?つまり、アンタが今着てるシャツは、あと2、3時間もすれば洗い物の籠の中に放り込まれる運命なの!」
「そりゃ、まあ、そうだが…」
「そんなの、全ッ然、エコじゃないわ!!」
「何だそりゃ!?」
話が一挙に地球規模にまで膨らんでしまったことに只々呆気にとられるばかりの俺の耳に、
更に信じられないようなハルヒの言葉が、全く然り気無い風情で入ってきた。
「体育の時着てたシャツ、私に貸しなさい!」
「何で!?」
「アンタが無駄な気遣いをするようになっちゃった責任は、私にも有るの。だから、アンタのシャツは私が洗うわ!」
パッとブレザーの襟を離したハルヒは、既にファブ○ーズの効果が切れて久しい俺のスポーツバッグに小走りで近付いたかと思うと、
そのジッパーをジジジと開けていくではないか!
「こらハルヒ!何やってんだ!!」
下着泥棒に対して女性たちが抱くであろう心情を思わぬ形で思い知らされることになった俺は、
俺の汗が染みているスポーツシャツを摘んでいるハルヒの指先からそれをもぎ取ろうと試みるが、
それをクルッと後ろ手に廻して背中に隠し、「ダメッ!!」と鬼のような形相で睨み付けてくるコイツの迫力に完全に気圧されて、
仕舞いには、とうとう自分でも情けないくらいにしおしおと、まるでこちらに非があるかのような有様で引き下がらざるを得なかった。
「明日…、いえ、明後日にはキチンとアイロンを掛けて持ってきてあげるわ!」
「へいへい…」
なんてこった!
ハルヒよ。お前には、そういう趣味があったのか…
俺の汗染みたシャツを自分のスポーツバッグにいそいそと仕舞い込み、
再び俺の腕の中に大喜びで納まって然も嬉しそうにもぞもぞと胸元に頬を埋めてくるこの女が真性の“匂いフェチ”であるということに、
俺は、遅まきながらも気付いたのであった。
今は冬だから良いにしても、夏になったらどうなってしまうのであろうか?
まさか、「シャワー禁止!」とか言われたりはしないよなぁ…
だが、俺もハルヒの匂いが好きなんだったっけ…
「ハルヒ…」
「何?」
俺は、ハルヒのつむじにそっと鼻先を埋めると、深く静かに息を吸い込んでみた。
「お前も、とってもいい匂いだぞ」
「バカ…」
甘くて濃い匂いが、俺の肺腑ばかりでなく全身の隅々にまで速やかに温かく充ち充ちていった。
今回は、以上です
GJですな
ハルヒはもう少し優しくてもいい気がするが・・・
>>161 まだ居ますか?
マジレスなんですが、
私としては「ハルヒの魅力は『ツン』に在り」と思って性格をキツ目に設定したのですが、
やはり、もう少し優しくても(或いは、優しくした方が)良いでしょうか?
私は、どちらかというとラブラブ・甘々が得意なのですが…
163 :
名無しさん@ビンキー:2009/01/17(土) 16:22:28 0
…
>>161です。
遅くなってすまんが
俺的にはラブラブ・甘々なハルヒが良いな
165 :
◆jMPQwhIPmY :2009/01/20(火) 14:45:21 0
166 :
◆jMPQwhIPmY :2009/01/20(火) 14:46:10 0
その日の夜のことである。
「それにしてもハルヒのヤツ。よくあんなもんを持って帰る気になるもんだ…」
ベッドに入った後、俺は部室でのハルヒの行動を一頻り思い返してみた。
いくら近しい間柄とはいえ、それに触れた途端、そこに含まれている汗の湿り気が否応なしにジトーッと指先に伝わり、
その上、本人だって不快に感じるような匂いをぷんぷんと発している異性のスポーツシャツを、
何かの袋に入れて隔離するわけでも無くそのまま自分のバッグに突っ込んだハルヒは、
やはり、俺があの時そう思ったように、真性の匂いフェチだと理解してもいいのだろうか?いや、積極的にそう理解すべきなのか?
「う〜む…。お前という女は、どこまでややこしいんだ…」
それにハルヒは「洗濯してアイロンまでかけてやる」と言っていたが、どうやってだ?
そりゃあ勿論洗濯機を使えばそんな事はわけもないことだろうが、アイツと俺のシャツのサイズは明らかに違うのだ。
洗濯機にそのまま放り込んでおいたら、洗いあがったそれを畳むお袋さんに見つかっちまうだろう!?
あ!そうか。洗面台かなんかで洗って、脱水だけ洗濯機を使えばいいのか。で、エアコンの前の丁度良い位置に吊るして、
乾いたらアイロンを…
167 :
◆jMPQwhIPmY :2009/01/20(火) 14:46:55 0
「…、あれ…。確か、そういうのがずっと前にあったとか何とか…」
家族という集団の中で人知れず汚れ物を綺麗にする大変さに思いを馳せていた俺が思い出したのが、『ブルセラ』という単語だった。
勿論、俺がこれを知ったのは「ずっと以前にこういう事が流行ったことがありましたよ」というブログかなにかの記事を呼んでの事だったが、
なんでもその実態は、中学生や高校生―つまり、ブルマやセーラー服を着ている女の子たち―が、
洗濯前のそういうものや下着なんかを売却してかなりの額の対価を得るというものだったらしい。
「なんでそんなことが流行ったもんかねえ…。やっぱりそれも世紀末に特有の珍現象の一種だったのかもな…」
ちょっと贅沢な言い方かもしれないが、
今の俺みたいに、互いに気心が知れている上にそれなりの容姿を持った女子―ハルヒも一応、女子である―がいれば、
何もそんなどこの誰とも知れない奴の汚れ物を大枚叩いて買う必要なんて更々無い…
…?
…、…!
「うわああッ!!!」
思わず俺は大声を出して飛び起きた!!
まさか、ハルヒ…
お前!!
168 :
◆jMPQwhIPmY :2009/01/20(火) 14:47:31 0
いやいや、まさかあのハルヒに限って、と言うかハルヒだからこそ、間違ったってそんな事はせんだろう。
そうさ!こんな事、俺の只の思い過ごし、全くの杞憂に決まってるさ!
だってそうだろう?
ハルヒが俺の匂いをそんなに気に入っているのならば、
シャツなんぞでなく、その中身たる俺が毎日部室で抱き締めてやっているんだから、
その時に「もっと胸元をしっかり合わせなさい!」とかいろいろな注文を俺に対して心ゆくまで付ければそれで済む事なんだからな。
それをわざわざ、あんな口実をつくって俺のシャツを持って帰る必要なんか有ろうはずがないではないか!
そう!やっぱりハルヒとしては、純粋な親切心から俺のシャツを洗ってくれる事にしたんだと思うね。
だが…、もしも…
「…、…」
睡魔の到来を感じ取った俺は、一抹の不安を無理やりに封印して軽く目を閉じた。
169 :
◆jMPQwhIPmY :2009/01/20(火) 14:48:27 0
そして、翌朝。
「よ!おはよう」
「おはよう…」
少しだが、ハルヒに何時もの元気が無いようだ。
「どうしたんだ、寝不足か?」
「まあね…」
ちょっと腫れぼったい目で見上げるハルヒと視線を合わせたまま、俺は机の上に荷物を置いて席に就き、
そのまま半身を捻って寝不足の団長様と向かい合った。
「また悪夢でも見たのか?」
「ううん…」
「どうした?心配事なら相談に乗るぞ」
「ううん…。アンタに問題は無いわ…」
「?」
微妙に噛み合っていない遣り取りに、えっ!?という表情になった俺を、
ハルヒはボーっとした眼差しで見詰めながらボソッと囁くように呟いた。
「アンタが腋臭じゃ無くて、ほんとに良かったと思ってね…。腋臭って服からうつるから…」
「…」
「ま、腋臭だって、アンタのならいいんだけど…」
この時の俺にとっては、この会話を聞き取れる周囲内に丁度誰もクラスメイトがいなかったということだけが、唯一の救いだった。
次こそはラブラブにするので
時間ください
171 :
名無しさん@ビンキー:2009/02/01(日) 22:36:39 0
おk
172 :
名無しさん@ビンキー:2009/03/04(水) 05:57:23 0
誰か書けよ
173 :
名無しさん@ビンキー:2009/03/06(金) 23:35:31 0
何とかしたいとは思ってるんです…
うわぁ…
. _ , '"´ ,. _ ___`丶、
/ ` / /´-‐ァー-ヽ \
. / /下7 ..///.:.::/ .:.:ト、 ヽ
/ └イ_j/ .://;へ、/!.:.::/:.}ヽ ',
,' ///!l .::j.:lイ仔くヽ/,.イ,.ム:.', l
, '〈/f`| l ::l`' ゞゾ '´ rャjノ::.l:. |
| l:l :!:{、| l ::| マソハ: |:: |
| l:l::i个| l ::l! l⌒ヽ′} .:}:.l:: l 職人はね、今、花粉症で死にそうなの
| lハ:l::{::', ::::{、 ヽ.ノ /.:/::.l:: l だから、もう少しお待ちなさい!!
l !:|:::',::',::ヽ:::ヽ\._ /.:/::::/l::;!
. ',::{:{、:::ヽ\:\;ゝ `「:フ´!::::/;:::/ 〃
. ヾハj>''´ ヽ ト、_..上くイ::::{ {::{/
/⌒ヽ、\ ` \-ー ̄\ヾ
/ ヽ \\ \´ ̄`ヽ、
. l ', \\ \ __| \
. | ', \`ヽ、 ∨n| } ト、
すみません
少し時間下さい…
長門を犯してえ。
177 :
名無しさん@ビンキー:2009/04/21(火) 11:51:38 0
待ってますね
トリップを変更します
>>177さんへ
次回からこのトリップを使用しますので
宜しくお願いします
二期始まったんだが…
181 :
名無しさん@ビンキー:2009/05/05(火) 08:12:57 0
早く書け
182 :
名無しさん@ビンキー:2009/05/20(水) 12:42:42 0
あげ
183 :
名無しさん@ビンキー:2009/05/21(木) 15:13:01 O
あーハルヒン
184 :
名無しさん@ビンキー:2009/07/17(金) 01:48:23 0
6回目のループ
原作の回数余裕で超えてるし
185 :
名無しさん@ビンキー:2009/07/17(金) 02:06:50 0
究極の破格の安さ!
ソニー デスクトップパソコン VAIO TypeL VGC-LV72JGBとNEC VALUESTAR N VN770/TG6W PC-VN770TG6Wが新品で消費税送料込みで20,000円
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ああううう
なんで規制されてるのかしら。
ああ。
名無しさんたちが待ってるというのに。
188 :
名無しさん@ビンキー:2009/07/17(金) 14:24:33 O
期待あげ
189 :
名無しさん@ビンキー:2009/07/30(木) 07:20:54 0
gk
190 :
名無しさん@ビンキー:2009/09/04(金) 21:43:23 O
やふ
191 :
名無しさん@ビンキー:2009/12/09(水) 02:08:35 0
まだ・・・?
192 :
名無しさん@ビンキー:2009/12/19(土) 18:26:03 0
あげ
193 :
名無しさん@ビンキー:2009/12/31(木) 06:25:27 0
新年になっちゃうぞ
194 :
名無しさん@ビンキー:2010/01/19(火) 22:00:53 0
あけおめー
195 :
名無しさん@ビンキー:
数行でもいいからだれかかいてくれないかな