>>938 貴重なご意見、ありがとうございます。
実は自分でも一番気にしている点です・・・
次の機会に頑張ってみます(`・ω・´)
作者様乙でした。
文章が綺麗で読みやすいです。
次も期待しております!
浅.葱&樹.威作者様乙でした!
実は懲りずに次回作執筆中だったりします。
次スレの回避用に使えれば、と思っている次第です。
よく考えたら、樹.威をろくに使っていませんでした。
自分的にも不完全燃焼っぽいので、樹.威投下します。
>>916-934の続きです。
君は、俺が何も気付かないと思ってた?
言い訳なんて聞かない。聞きたくない。
裏切ったのは事実だよね?
許せない。
ねえ。このやり場のない気持ちはどこへ持っていけばいいの?
誰でもいい。教えて。
部屋に突然来た君は何だか晴れやかな笑顔で。
―――誰に会ってたの?
―――誰にその笑顔を見せたの?
問いたくなる気持ちを抑える。
君を部屋に迎え入れて、隣に座る。
微笑むフリをして、君の纏う香りを嗅ぐ・・・今日は男物の香水の香りはしない。
「樹.威、どうしたの?」
不思議そうに俺を見る。そして甘えるように、俺に体を密着させてきた。
「触んな」
口をついた台詞。
きっと俺は、溢れる感情を抑えようとした無表情。
片腕で君を突き放す。
「樹.威・・・どうして?」
君の瞳を見て、俺の中の何かが崩れた。
「浮気」
一言だけ。君に背を向けて。
一瞬の間の後、「何?私はしてないよ?」という君の言葉。
繋がりにくくなった連絡。
たまに君からした男物の香水の匂い。
隣にいるのに、遠くを見つめる瞳。
確固たる証拠はどこにもない。
だけど、俺の直感と君への想いは最悪の結論に怯える。
君の方に向き直る。
震えている君がいた。
その顔を見た瞬間、疑念は確信に変わった。
君の肩に手をかける。
「・・・お前が誰のものか、わからせてやるよ」
一気に体重をかける。
悲鳴を上げる君を簡単に押し倒し、君の頬に唇を寄せる。
拒む姿勢を見せる君に言葉を投げた。
「へぇ、嫌なんだ?俺のこと嫌い?」
最後は作った笑顔で。
君の抵抗が止まった。
「好きにして、いいよ・・・
それで樹.威が許してくれるなら・・・」
「許してくれるなら」その言葉に苛立った。
認めたということ。
―――認められたら、俺はどうすればいい?
憎悪と愛情が混ざった複雑な感情は行き場を失くし、それは彼女にぶつけるという道しか今の俺には見えない。
彼女の服を破る。
悲鳴は聞かなかったことにした。
愛撫をせずに、指2本をそのままソコに入れる。
君の顔が苦痛で歪んだ。
胸が苦しくなる。見たいのはそんな表情じゃないから。
体を押さえつけ顔は見ずに君のソコを犯し続ける。
悲鳴が嬌声に変わったとき、なぜか生まれる不気味な感情。
「ぁ・・・はぁ・・・うぅっ!痛・・・っ」
思わず君の中に爪を立てる。
「・・・ごめんなさい・・・樹.威・・・許して」
「黙れ」
ろくに顔を見ずに頭を押さえつけ、俺自身を彼女の口に無理矢理押し入れる。
「しゃぶれよ。淫乱」
君の体が震えるのがわかった。
程なくして、俺自身にもどかしいわずかな快感が伝わる。
「上手いよね・・・ねえ、誰に教えられたのかな?」
俺だって昔はそれなりには遊んでいたし、彼女に出会ってからはないけれど何度か浮気の経験だってある。
自分のことを棚にあげることになるけれど、彼女の浮気は許せない。昔の男の存在も考えたくない。
自分勝手?
君は何も答えない。
苛立って十分膨らんだ自身を口から抜き、君の脚を開いてさっき手で虐めたソコに押し込んだ。
明らかに普段の温かさとは違う、ただ摩擦によって得られただけの熱が俺自身を包む。
「どのくらいの男に脚を開いてきたのかな?」
「うっ・・・あぁ・・・ひぃ・・ぁん」
ただ忘れたくて、腰の動きを速めた。
君の声もいつもの甘い声ではなく、諦めきった力の抜けたうめき声で。
果てる時は中に出すのが嫌で、君の顔に吐き出した。
屈辱に歪む君の顔は見たことがないくらい綺麗で。
でも悲しい。
何も言わずに玄関の扉を開ける。
いつものように仕事で疲れての帰宅。
リビングに行く。
紐で両腕を縛られ、テーブルに繋がれた君がソファに座って空を見ていた。
もちろんやったのは俺なので驚かない。
「おかえりなさい・・・」
「逃げなかったんだ。偉いね」
そっと抱きしめて額にキスをした。
「いい子にしてたか、確認するね?」
俺のシャツだけを羽織った君のソコに手を伸ばす。
そこは乾いていて、ほんの少しの水分が乾いた指を濡らす。
それと同時に、俺の腕に雫が落ちた。
泣いている君。
「もうしないから・・・本当に好きなのは樹.威だから・・・信じて・・・」
自分でも怖いくらい、気持ちが乱れない。
冷たい何かが俺の中ではじける。
「・・・誰にでも言うくせに」
―――本当は信じたい。
―――でも、裏切られた記憶は頭から消えない。
鋏で紐を切る。
表情から固さが少しだけ消えた君に言葉を投げる。
「信じさせてよ」
抱えてベッドに運ぶ。
いつものように優しく降ろすのではなく、乱暴に落とした。
「・・・痛・・ぃ」
歪めた顔が、誘っているように見えた。
そのまま君の体の上に乗って、自分の服を脱ぐ。
唇を重ね、舌を挿し入れる。歯列をなぞって君の舌に絡める。
応えようと舌を動かす君・・・唇を離した。
不安そうにこちらを見る君に、やり場のない怒りを感じる。
暴力で支配することは簡単だろう。
脅すのも簡単だろう。
家に閉じ込めることもできるだろう。
―――でも、それじゃあ、満たされない。
現状で、できることは何一つない。
立ち上がって服を着る。
クローゼットから彼女が何とか着られそうなサイズの服を出して、彼女にも着せる。
彼女が持ってきたバッグを彼女の目の前に置く。
俺はそのまま彼女の顔を見ずに出て行った。
テ.ロの家に押しかけ、泊めてもらった。
テ.ロの明るさと俺の暗さの差が線を作り、酒もそこそこに寝た。
翌日。急に歌を試しに録ってみることになった。
普段からそれなりには気を使っているから、ある程度のことはできると思っていた。
満足な歌が歌えない。
「樹.威さん、今日はもういいよ」
ラ.メが言った。
「この本番は今日じゃないんだし。大体がわかればいいんだから」
無理せず今日は休みなさい、とも言われた。
もう、疲れた。
仕事に支障を出した。最低だ。
このまま、彼女との関係を続けていく気力は俺にはもうない。
―――別れるしかないな。
「それでいいのか?」と自分自身に問う。
だけれど、もう答えを出す余裕も残っていない。
一晩ゆっくり眠って、それから会って別れを告げよう。
そう決めたら気持ちが幾らか軽くなった気がした。
安堵の溜息をつき、俺が酷いことをして怯えさせた彼女がもういないに違いない自分の家に向かった。
扉の鍵は閉まったまま。
身を固くする。彼女が帰ったのなら、鍵は開いているだろうから。
音を立てずにリビングに行く。
ソファに横たわる彼女がいた。
眠っている。
ここに来てから一睡もしていなかったと思うから、疲れたのだろう。
起きている時は見ることがなかった無邪気な寝顔。
あの日から見ることができなかった緩みきった表情。
・・・子供みたいだ・・・でも、子供じゃないんだよな。
俺が今まで出会った人がいて、してきたことがあるから今がある。
きっと彼女も同じ。彼女が重ねてきた時間があるから今がある。
本当はすれ違うだけだったはずが、こうやっていっしょにいる。
―――もう少し、信じてみようかな。
許せることじゃない。
でも、「これから」を信じるくらいには君を愛している。
気配に気付いた君がうっすらと目を開けた。
「・・・樹.威・・・」小さく不安げな声。
軽く口付けて微笑んで言った。
「ただいま」
以上です。
お粗末さまでした・・・
そしてここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
リアルタイムで読んじゃいました。
作者様、お疲れ様です
何だか綺麗でちょっと切なくて泣いちゃいました
樹.威作者さん乙です!
文章も話もすごい綺麗・・・
やっと携帯サイトの作品数がPCサイトに追いつきました。(現作品数61)
ペースが戻るので、今月中には2スレ目まで何とか終わりそうです。
>ゲーム作者様
期待して待っています!
残りレス数的にあと1〜2作品ですかね。
まとめサイト管理人様本当に乙です!
無理せず頑張って下さいね。
いつ頃次スレ立てるのがタイミングいいんだろう?
作者さんたち乙です!
>>957 980位だと思ってたけど小説の長さがバラバラだしなあ。
まとめサイト管理人様
携帯の那ヲキさんの小説が別の処にリンクされてしまいます。
すみませんでした。
>>959 ありがとうございます。
修正致しました。
今後はこのようなことがないよう、注意します。
地味ーに梅ていきます。
携帯サイトのURL教えていただけませんかorz
携帯サイト、見ようとしたら真っ白になっちゃうんですが
どうしたらいいですか?
管理人さん、あくまでボランティアなんでそこまで謝らなくてもいいと思いますよ。
あまり気負いせずにやって下さいね。
管理人さん乙です。
更新のペースが早くて有難いです!!が、無理しないで下さいね
梅便乗(・∀・)
とりあえず次スレは980になったらでいいのだろうか?
原因はまだわかりません・・・
心配されそうなので、埋めついでにちょっと説明を。
1作品をサイトに載せる作業にかかる時間は、PCと携帯を合わせて平均10分程度だったりします。
条件(出てくる麺の名前が一文字、作品が短い、名前変換なし)が重なると5分かかりません。
基本的に、形式や使うタグは決まっているので時間はかかりません。(コピペミスしましたが・・・)
好きな音楽を聴きながら普段の生き抜き程度にやってますw
・・・というわけで、現時点で無理はしていませんw
やっぱり980で新スレですかね?
管理人様
負担になってないなら安心です。
ついでに報告ですが、18日にアップされた敏.弥の小説が、PCから閲覧不可になっております。
私だけかな?
確認お願いしますね。
従来通り980で新スレでいいと思う。
また活気が戻ってくるといいなぁ。
うーめっ!
梅梅。
回避用の次回作出来上がりました!
いつ新スレが立っても大丈夫なようにスタンバイしておきます。
ただ来週頭にかぶるとちょっとキツイですが・・・。
じゃ、お節介ですが今立ててきます。
この時間ならロムの人もいるから即死防げるかもだし。
梅梅
梅さん
>>971 ゲーム作者さんが活性化のきっかけ作ったから、
またこのスレもどんどん活性化していくと思うよ。
>>978 スレ建て乙です。
ゲーム作者さんが活性化のきっかけを作った…というのは言いすぎかも
すごくいい作品だけど、信者以外許されない雰囲気がしてる気がする
誰がきっかけを作ったかはどうでもいいと思う。
ゲーム作者さんとか他の作者さんとかまとめサイト管理人さんとか読む人がいて成り立ってるんだから。
誰がいなくてもこうなってないと思う。
それ以上に活性化してない気がする・・・。
つ旦旦旦
お茶置いていくから、まったり行こう。
980超えたね。
ちょっと前に需要なさげな麺で書いたけれど、埋めで使えばよかったと後悔w
>>982 是非とも新スレで投下を!
次こそ活性化させましょうや。
活性化求めるならサロンで誘導しかないのかなぁ?
でもあそこって見るからに厨ばっかだよね。
>>984 確かに今誘導するのは危険かも。
たまにこのスレの存在を匂わせる発言が出てるから、来れる人はもう来てると思うしね。
じゃぁサラリサラリと発言してく?
不自然に思われない程度に話に出していこうか。
梅こぶちゃ