時間論

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743すずめ
>>739 682さん
丁寧な回答ありがとうございます。
さて、次に書くことはどうか、揚げ足とりとは思わないで下さい。
(私も真面目に答えています)
(即ち)
682さんの文章の中に、
 時間が「発明されていなかった」段階で、「変化も意識できた」
という部分があります。私は、この「変化を意識」することは、
時間を意識していなければできないことだと思っているのです。
変化とは、
  「Aという状態からBという状態に変わったこと」
としますと、その人の頭の中では、
  「Bという状態の前に、Aという状態があった」 
  ( 「前」と「あった」という過去形に注目してください。  cf.「順序」 )
ということになります。(もしそうでなければ、AとBが混在していることになり、
これはもはや変化という≪移行的な≫観念からかけ離れてしまいます。)

また、「変化した過程を記述することしか」できなかったという部分も、
同様に「変化」「した」「過程」にもうすでに時間の概念が入り込んでいるように
思えます。
したがって、「時間が発明されていなかった段階」で、時間の概念を持っていたことに
なります。(cf.「時間の概念が必要」)

以上は、単なる誤読または問題意識の違いかもしれませんが…
いかがでしょうか。長くなってしましました。