時間論

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673すずめ
>>644 さん
>>648 (物理屋さん)
>>650 (1さん)

認識と脳について、です。
ここに今、三角形と円が描かれた紙がそれぞれ1枚あるとして、
それを識別できるようなロボット(>>588 1さんから拝借)を作るとします。
中には何を入れても良いとします。
(ただし、人間とサルの花子はだめです)

すると、当然「照合」の処理ができる機械を中に入れることになるでしょう。
また、照合元としての、別の三角形と円の図形も必要です。
これが記憶(>>593 物理屋さん)に当たるのでしょう。

問題は(いろいろありますが、とりあず)、
その照合元の図形を人間が用意してやらなければならない、というところにもあります。
つまり、ロボット自身が三角形や円の概念(定義)を自ら作れないということです。
(このあたりが、1さんがカントのカテゴリを出す所以だと
勝手に解釈しております)

ここで、「人工知能では可能」という反対意見(または事実?)があるかもしれません。
(私はこれに関しても無知です。)
ただ、そうだとしたら、ぜひ知りたいテーマです。
歴史上、人間が経験だけで自主的に(主体的に)そのような概念を作り出したのか?
あるいは、先験的なものが必要なのか?
(だとすると、その先験的なものはどこから来たのか?概念が実在するということなのか?