>>44-45
まさしくその通りだけども、だからこそ
「汝自身を知れ」というのが古代から叫ばれ続けてきたんろ?
つまり、「てつがくへの誘い」なわけや。それほど
一般人は、自分自身など、どうでもいい。そんな事考える暇に
明日どう立ち回るか、どのように巧く生きてゆくか、を
考えようとする。即ち、社会は(人間が二人になれば社会や)
己れに対する眼より、他者に向かう眼を必要とする、いまも。
でも、ひとたび、自分の部屋へ戻り、一人になってみれば、
社会内存在としての自分、というものが気にかかり、さらに
他の誰とも違う個の自分、というのが次に気になってくる。
1はその2重性の中でものを言っていて、だから
傍目には混乱しているように見えるわけだな。