ロザリンド・クラウス

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1ジョン万次郎
……について語り合うスレッドです。
2ピーター・ファンデンホーヘンバント:01/09/08 23:19
哲学板向きでもないと思うわ。
美術鑑賞板かしらね。
っていうか読んだことないわよ!
3考える名無しさん:01/09/09 21:38
はやくバチェラーズの翻訳出ると良い。そんな予定すらないかもしれないけど。
4考える名無しさん:01/09/11 00:58
バチュラーズいいよね。写真もきれい。
「視覚状無意識」も読みたいじょ。
5ななし:01/09/11 01:16
クラウス読みたい人ってどのくらいいますか?
数によっては翻訳を検討してもいいです。
美学の本は、写真が多いので、権利問題とかで金が掛かるのです。
なので、一定部数売れることが確実でないと、なかなか決断がくだせません。
6ポピィ:01/09/11 01:30
>>5

あなたダレ?
クラウスの本バンバン翻訳して、果ては文庫化して欲しいです。
”The Originarity of the Avant-Garde and Other Modernist Myths”
って翻訳出てましたっけ。
バチュラーズならハードカバーでも買いたいよ。
売れるって! 絶対!
7ポピィ:01/09/11 01:31
ジョン万次郎さーん
8考える名無しさん:01/09/11 03:52
>>6
「オリジナリティと反復」は絶版です。
読みたーい!増刷してくれー!!
9考える名無しさん:01/09/16 23:49
age
10考える名無しさん:01/09/17 00:17
「オリジナリティと反復」読み始めて5分ぐらいしてものすごい睡
魔に襲われ、以後読んでません。ある意味恐ろしい本です。
ところでバチュラーズって何です?
11考える名無しさん:01/09/17 11:28
クラウスって「モダニズムのハード・コア」ではじめて知ったんだけど
やっぱ超有名なの?読んでなきゃだめ?日本語で読めるのは?
大まかにいってどういうことを書いてるのか要約してほしい
12考える名無しさん:01/09/18 03:11
おせーて
13ポピィ:01/09/19 01:34
>>10

『オリジナリティと反復』、邦訳が絶版だそうだから原書読もうかと思ったけど、
そんなに読みづらいのか……英語ではムリだろうな……
『バチュラーズ』はクラウスのシュルレアリスム論、だと思う。
"Bachelors"(独身者たち)っていう題名は、
マルセル・デュシャンの"The Bride,stripped bare by her bachelors,even"を想起させる題名なんだろう。多分。
14考える名無しさん:01/09/19 01:53
いやだからさー、このひとの位置つうか何言ったひとなのかを
適当にまとめてくんない?(くっちゃくっちゃ)
15考える名無しさん:01/09/19 02:07
位置とか何言ってるかとかは、「モダニズムのハードコア」の座談会を読めばだいたいわかるじゃん。
ここに「オリジナリティと反復」の簡単な解説が載ってたよん。
ttp://www.dnp.co.jp/museum/nmp/artscape/artwords/k_t/originality_of.html
16考える名無しさん:01/09/19 02:14
↑いや〜ここ面白い。キーワードがどんどん繋がっていって、
勉強になるよ。でもやっぱグリーンバーグとか読んでないのに
このひと読んでも意味なさそうだね。厨房でスマソ♪
17考える名無しさん:01/09/19 02:19
>>16
そうでもないんじゃないの。
例えば平凡社で出てる「視覚論」とかもなんだかんだいって、グリーバーグ以降の面々で色々と議論してるしさ。それなりに面白いと思うよ。
18考える名無しさん:01/09/19 02:29
そういや「反美学」に入っていたな・・・それから読むか。
19考える名無しさん:01/09/19 02:56
なんで哲学板なのかわからないけど、ここおもしろいじょ。
20ポピィ:01/09/20 15:27
『現代アートの哲学』っていう本が産業図書から出てるんだけど、読んだ人いるかな。
現代アートに関する言説を整理してくれてる本を読みたいクマ。
21考える名無しさん:01/09/20 19:17
なにがクマだバカ。お前が挙げてる西村の本が適切。読め。
22ポピィ:01/09/20 19:22
おう。読みます。
23考える名無しさん:01/09/20 19:46
なんで今さらクラウス?
しかも哲学板で?
24考える名無しさん:01/09/20 19:58
今さらてアンタ。したり顔でアンタ。
25考える名無しさん:01/09/21 00:37
>>23は「いまさら」厨房だから気にすんな!
26考える名無しさん:01/09/22 02:42
ところで「スーパーフラット」を論じた東くんはクラウスとかどう思ってるの?
27考える名無しさん:01/09/22 03:03
彼は美学について無知とみた

スーパーフラットってキュビズムと関係あるはずなんだけど
全然触れられてなかったりするし。
28考える名無しさん:01/09/24 02:35
例えばスタインバーグの「フラットヘッド」は?
浅田の「スーパーフラット・アイロニー」に対する理論的な反論はやっぱりしてないのかしらん。
29 :01/09/24 10:58
反論はしない、自分の本を読んでほしいっていってたよね。
インタビューで。
30考える名無しさん:01/09/24 11:02
>>27
所詮、あの程度のものにはまれる人間には美術史的教養なしなことは明白。

もちろん、美術史的教養なしに、美学をやっているひともいるけどね。
31考える名無しさん:01/09/26 03:40
>>29
じゃあ本で反論するのかしら?
32ポピィ:01/09/26 13:38
もうこの板は、浅田・柄谷・東の話題しかできないのかクマ。

ところで、『視覚論』も『反美学』も面白そうだクマ。
買おうかな。
33考える名無しさん:01/09/26 13:39
お前、西村の本は読んだのかよ・・・
34ポピィ:01/09/26 13:46
>>33

異様にはやいレスが来たクマ。
西村の本は現在読んでるところだクマ。
あの本は練習問題があって、それの解答例もあるのが素敵です。
35考える名無しさん:01/09/28 06:49
古本屋でもなかなかクラウスの本は
見かけなくなっちゃったね。
批評空間増刊「モダニスムのハードコア」に
「視覚的無意識」が訳出されていて、これが
一番簡単に読めるクラウスかも。

ちょっと論理の飛躍が目に付く気がするけれど、
私は大好きです。
3635追記:01/09/28 06:50
青土社から「ピカソ論」も出ています。忘れていました。
37考える名無しさん:01/09/28 10:41
うんうん。どのあたりが好きなのかな?
38考える名無しさん:01/09/28 10:59
>>31
ユリイカの10月号にさわらぎのい氏の反論が載っているとか?
どんなんかなあ
39考える名無しさん:01/09/28 11:01
ユリイカ10月号?てかだい〜ぶ前の話でしょ?
40考える名無しさん:01/09/28 11:43
>>39
最近、村上&奈良&森村を三大自虐アート(?)っていったんでしょ?
その反論か??
41考える名無しさん:01/09/28 12:42
最近なのか?それ。
42岡崎:01/09/29 02:20
Since the 1970s Rosalind Krauss has been exploring
the art of painters, sculptors, and photographers,
examining the intersection of these artists' concerns
with the major currents of postwar visual culture.
These essays on nine women artists are framed by the question,
born of feminism, "What evaluative criteria can be
applied to women's art?" In the case of surrealism,
in particular, some have claimed that surrealist women artists
must either redraw the lines of their practice or
participate in the movement's misogyny. Krauss resists that claim,
for these "bachelors" are artists whose expressive strategies
challenge the very ideals of unity and mastery identified with
masculinist aesthetics. Some of this work
(such as that of Louise Bourgeois or Cindy Sherman) could be
said to find its power in strategies associated with such concepts
as écriture feminine. Bachelors attempts to do justice to these
and other artists (Claude Cahun, Dora Maar, Louise Lawler,
Francesca Woodman) in the terms their works demand.
『独身者たち』って女性作家ばかりなのね。
イヴ・アラン・ボワとの共著『フォームレス』も読みたいなああ。
43考える名無しさん:01/09/29 02:25
ユリイカ10月号で東×村上のスーパーフラットに関する対談があるね。
まだ読んでないけど。しかし村上>>>>奈良だよなあ・・
44考える名無しさん:01/09/29 02:34
なぜCKたんがでてこないのん?
45考える名無しさん:01/09/29 03:05
村上>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>奈良
46考える名無しさん:01/09/29 04:11
age
47考える名無しさん:01/09/29 14:46
>>13
シュル論じゃないヤン!ったくもう!
ルイーズ・ブルジョワの蜘蛛萌えるよ.
48考える名無しさん:01/09/29 15:02
>>44
かいはつたんに
ティエリ・ド・デューブの解説キボーン!
駄目?時代はckのものである.
49考える名無しさん:01/09/29 15:26
CKが待ち望まれる珍しいスレッドだね
漏れも登場きぼーん
50考える名無しさん:01/09/29 15:42
 CKってなんすか?
51考える名無しさん:01/09/29 15:43
Calvin Klein
52考える名無しさん:01/09/29 15:50
カルバンクライン
53考える名無しさん:01/09/29 15:52
カルロストシキ
54考える名無しさん:01/09/29 15:53
Critical Karma
55考える名無しさん:01/09/29 16:19
cultural kitschのことではないらしい。
56考える名無しさん:01/09/29 18:29
ドキュソ美術評論家CK
スマパン好き
57考える名無しさん:01/09/29 18:29
りえという別人格も持つ
58考える名無しさん:01/09/29 20:03
だれだよ〜教えろよ〜
59考える名無しさん:01/09/29 20:25
あ、
 Cat Killer
にもなるのか… 嫌な符合だ…
60考える名無しさん:01/09/30 02:07
このスレ、CKじゃなくてRKでしょう!
ロザリンド・クラウスが発見して擁護してる作家は
いない、だから批評家としてイカンってどこかで
藤枝晃雄が言ってた気がする(まちがってたらスマソ)。
そうなの?だからイカンって言えるの?
サワラギノイは村上隆発掘したからオーケーなの?
具体の村上三郎の紙破りパロってるのがいいの?
くるりのコンサートMOTでやれば、美術館制度破壊なの?
むむむ。
ロザリンド・クラウスから話がズレちゃいました。
でもね業界提灯持ち雑誌『びてちょー』以外に普通の
書店の店頭で美術批評誌を手にとれないなんて。。。
純一郎がX-JAPANを廃物利用するように
俗物文化と右翼の共犯が独り勝ちで(浅田氏ならJ回帰?)
まともな文化とそれを鍛える環境が世間にないと思います。
アマゾンで『独身者たち』買って読んでてもこの状況は
びくともしないと思うの。
「美」ってなんなのかしら。
61考える名無しさん:01/09/30 07:24
>>48
法政からド・デューヴの「マルセル・デュシャン:絵画唯名論をめぐって」の翻訳が出たらしい。
ところで、「デュシャンによるカント/カントによるデュシャン」(だっけか?)も楽しみ。
62考える名無しさん:01/09/30 12:16
>「デュシャンによるカント/カントによるデュシャン」

タイトルかっこいいな。これって論文?本?誰が書いたの?
くるり演奏会短すぎ。CKって誰だよ。うぜーな。
63考える名無しさん:01/09/30 13:33
de Duve の Kant after Duchamp。本。
after の意味が多義的なので誰かがそんな風に訳した。
64考える名無しさん:01/09/30 20:48
美術の板でやれば?
65考える名無しさん:01/09/30 22:36
『フォームレス 利用の手引き』
http://frenchculture.org/books/release/art/boisformless.html
66考える名無しさん:01/09/30 22:38
afterって「による」って意味もあんの?シラナカッタヨ
67考える名無しさん:01/09/30 22:46
「クリティカル・インクワイリー」()98年秋号 掲載
ド・デューヴのマネ論文
http://www.uchicago.edu/research/jnl-crit-inq/v25/v25n1.deduve.html
68考える名無しさん:01/09/30 22:53
>>64だの>>66 だの、哲学板のレベルが下がったって本当だなw
69考える名無しさん:01/09/30 23:00
>>68
「哲学板のレベル」がどうとか言ってる時点でおまえもアウト(藁
70考える名無しさん:01/10/01 01:06
9月30日発売
定価(本体3800円+税)四六判
ティエリー・ド・デューヴ/鎌田 博夫 訳
《叢書ウニベルシタス701》
マルセル・デュシャン 絵画唯名論をめぐって
ISBN4-588-00701-7 C1370
デュシャンは1912年にミュンヘンからパリに戻ると突然に
「絵画を放棄」し,自転車の車輪や雪かき,瓶乾燥機などで奇妙な
オブジェを作り自ら「レディメード」と呼ぶ新しい芸術作品を
生み出した。芸術界に重要な影響を与えたこの既成の価値体系に
対抗するデュシャンの精神を,芸術史の立場から精神分析と併行して
「絵画唯名論」として解釈する画期的な試み。
71考える名無しさん:01/10/01 01:09
9月30日発売
定価(本体3800円+税) 四六判
ティエリー・ド・デューヴ/鎌田 博夫 訳
《叢書ウニベルシタス701》
マルセル・デュシャン 絵画唯名論をめぐって
ISBN4-588-00701-7 C137
デュシャンは1912年にミュンヘンからパリに戻ると突然に「絵画を放棄」
し,自転車の車輪や雪かき,瓶乾燥機などで奇妙なオブジェを作り
自ら「レディメード」と呼ぶ新しい芸術作品を生み出した。
芸術界に重要な影響を与えたこの既成の価値体系に対抗する
デュシャンの精神を,芸術史の立場から精神分析と併行して
「絵画唯名論」として解釈する画期的な試み。
だそうです。
72考える名無しさん:01/10/01 01:12
「これは美術作品だ、というものが美術作品。それ以上でもそれ以下でもない」
73考える名無しさん:01/10/01 12:09
要は作品論なの? ササケン>>>>>>>ド・デューヴってことかな?
74考える名無しさん:01/10/02 00:03
ササケンって何? 誰?
75考える名無しさん:01/10/02 00:21
佐々木健一 美学会のボス・・・・は神林か。『作品の哲学』など。
76考える名無しさん:01/10/02 01:49
ササケンの作品論、ダメな意味での美学っぽいからなあ
77考える名無しさん:01/10/03 02:53
age
78考える名無しさん:01/10/03 02:56
久しぶりに覗いたらいつの間にか盛り上がってなあ
79考える名無しさん:01/10/08 04:36
CKは降臨してくれないのかなぁ...
80考える名無しさん:01/10/08 23:18
だれだよ、CK・・・
81考える名無しさん:01/10/17 01:31
大阪万博跡地の美術館で4年くらい前にあったらしい
重力をテーマにした展覧会の
カタログに
ボワとクラウスが書いてる(というか
その訳が載ってる)
みたいなんだけど
誰か読んだ?
82考える名無しさん:01/10/22 01:19
>81
それ読みたい。だれかオシエテちょうだい。
83考える名無しさん:01/10/26 18:54
読んだ
「視覚的無意識」の、第6章(だったと思う)
リブロポートの「オリジナリティ・・・」と同じ人が翻訳してた。
グリーンバーグへの上品な恨み節から始まって気持ち悪い。
ポロック駄目にして自殺に追い込んだのはグリーンバーグみたいに書いてる。
でもきっとそうなんだろうね。
床に画布置いて垂らして書いたポロックと、ウォーホルのションベンかけた作品比較してる。
上品な文体で難しいこと書いてるのに、なんかおどろおどろしいのは何故?
8484:01/11/13 09:36
ボワの文章もあるね。
ボワのは、これが初出っぽい。
オリジナル(英語)も載ってました。
85考える名無しさん:01/11/15 18:59
デューブの訳は、悪いけど○人訳だね。あれじゃ・・。
ま、デューブの原文はややっこしくてセンテンスが長くて難解だよ。

少なくともラカンについてよく知ってる人が訳してほしかった・・。

また一つ、埋もれてしまう翻訳本がうまれてしまったって感じ。
86考える名無しさん:01/11/16 17:55
ポロックってアルコール依存症で死んだでは?聞くトコによると、
ナイフもって奥さんだったリー・クラズナーを追っかけたそうじゃん!
87考える名無しさん:01/11/16 18:08
カール・クラウスに変更あげ
88考える名無しさん:01/11/16 19:34
>85

その通り!
89考える名無しさん:01/11/16 20:57
小西信之は「視覚的無意識」の翻訳を終えたのだろうか。
リブロポートから出すと「重力展」のカタログには載っていたが、
リブロポートが潰れて、出版社が見つからないのか?
今小西信之は何をしているのだろう。どこかで教えてるのか。
「視覚的無意識」の翻訳はお蔵入りなのか?
90考える名無しさん:01/11/17 00:00
名前の語感が美しいねこの人は。私はこの人を何も知らないけれど、
貴族っぽい優雅なイメージがする。
91考える名無しさん:01/11/17 23:55
>>90
バカ
92考える名無しさん:01/11/22 09:06
90,91面白い。
93考える名無しさん:01/11/22 15:05
クラウスって復活したの?
たしか倒れたんだろ
94考える名無しさん:01/11/23 00:55
>89
「視覚的無意識」読みたい。
小西さんは愛知芸大じゃないの?
>93
それホント? 詳細キボンヌ
95考える名無しさん:01/11/23 11:20
>>94
脳血栓か何かで倒れたが、
すでにリハビリを終えているんじゃなかったか。
96 :01/12/04 13:37
ピカソ論の装丁格好いい。
97考える名無しさん
>61
翻訳出てるよ。青土社で、松浦寿夫+松岡新一郎訳。
むかし『批評空間』に載ってたやつでしょ。
「視覚的無意識」もみんなでやってくださいよ。