1 :
名無しの悲哀:
皆さん彼についてどの様な感想お持ちでしょうか?
彼の近代主義に対する懐疑の視点についてなど、
なんでも良いので聞かせてよ。
2 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 01:21
思想家、ただの。
3 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 01:22
ただのと言うのは?
4 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 02:57
哲学者ではない。
5 :
C-Life ◆Ildev.9A:2001/08/12(日) 02:57
『虚無の構造』マンセー。
6 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 03:15
虚無の構造よいですなぁ。
良心の声を聞く云々は悲痛ですらあるね。
7 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 03:18
しかしあの本でのハイデガー等の解釈は通俗的でさえある。
8 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 03:24
どのあたりが?
9 :
わかりません:2001/08/12(日) 03:33
私は好きです。この人は武士です。本当の意味でのアナクロです。
一本の酒と1人の女と一人の友人がいれば、これがすべてである。
残念ながら面識をもてなかったですが、こういう人がいるのは
いいな、いつまでも頑固な親父でいてほしいです。
10 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 03:40
武士ですか(笑)
しかし確かにこういう方がいなくてはいけないですよね。
そういや朝生もこの人がいなくなってから深みがなくなったなぁ。
11 :
・e・:2001/08/12(日) 03:46
朝生途中退場事件がありましたから☆
12 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 03:49
朝生途中退場事件??
何でしょう、それは?
どなたかが怒らせたのでしょうか?
13 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 04:27
弱い人でもある。三島ファンだし。
14 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 04:30
>>9 別に死んではないんだからこれから面識持てるかもよ。
個人的にはこの系統の人にはもう少し堂々と度量広い感じに振舞って
欲しいんだけど。
15 :
わかりません:2001/08/12(日) 04:30
>13
だから、武士なんですって。それを隠さないところがまたいい。
16 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 04:35
途中退席っていうのは確かに度量ひろくないなぁ。
17 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 04:45
>どなたかが怒らせたのでしょうか?
宮台真治です。
18 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 04:48
原因は何だったのでしょう?
宮台真治が相手というだけでなんとなく納得するものもありますが・・・
19 :
・e・:2001/08/12(日) 04:50
ちがうよ(笑
誰だか忘れた。
20 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 04:51
残念
21 :
・e・:2001/08/12(日) 04:52
エンコーネタでの朝生ってあったよね
(女子高生の態度ひどかった。。)
あれ西部と宮台出てたけど、あまりのテーマのばかばかしさゆえか
司会は田原ではありませんでした。
途中退席は別のダンです。確か憲法論。
22 :
・e・:2001/08/12(日) 04:54
西部は西尾と同様、日本人の歴史性に即した憲法草案の話をたきつけていましたが
周りは実学レベルの専門家ばかりで聞く耳なし。
とまぁこんな雰囲気だったような気が。
23 :
阿修羅無限大落とし:2001/08/12(日) 05:01
>>11-12
朝生途中退場事件の前に「異議あり!」っていう番組で
西部が退場した経緯があって、朝生の件に至っている。
「異議あり!」という番組は、田原が司会で左派右派の代表者1名づつ(基本的に佐高と西部)に対し
ゲストがテーマを提示し、一つのテーマに対しディベートするという趣旨の番組。
この番組のゲストが宮台の時に西部は退場するんだけども
確か、宮台が自分の持ち込んだテーマそっちのけで
「アナクロ人間、逝って良し」みたいな内容を宮台お得意の高速言語で一方的にしゃべり倒す態度に
西部が辟易として退場した、という風に記憶している。
西部が退場した後も番組は続いたのだけど、佐高は「私だって帰りたいとき我慢してるのに」と
西部を非難しつつも明らかに困っていた。
田原はスタッフに引き留めの指示を出しつつも、いつもと余り変わらなかった。
宮台は、嬉しそうだった。
結局、この回の放送以降、西部は出演しなくなり
代わりに誰かを引っ張って来たんだけども、番組は盛り上がらず
程なく打ち切りになったと記憶している。
24 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 05:03
専門人に対する彼の苛立ちというか諦めというか
そういうのって彼の著作物から凄く伝わるので、
そういう場面でいつ切れたとしてもおかしくはないのでしょうが・・・
25 :
・e・:2001/08/12(日) 05:05
私自身は旧体質というものを尊重する立場ですがね・・ある意味で
26 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 05:09
>>24は
>>22に対して。
>>23 宮台が原因かい!!
しかし彼も朝生でなくなったねぇ。
まぁ彼は無責任にただ煽るだけの男でしたから
かまわんねんけども。
27 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 05:17
朝生での退場は小林とかいう慶応の憲法の先生が原因。
西部がとうとうと国柄に根ざした憲法をと唱えてた後に
一言「相手にしなくていいよ、そんなの」と一蹴。
おなじ保守なのにね(w
28 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 05:21
国柄が根ざさぬ憲法を説くやつが保守かいな
29 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 05:30
いや、西部の話が具体に踏み込まなかったせいもあるが。
でも、あの言いようはないよな(w
30 :
考える名無しさん :2001/08/12(日) 05:35
1回は田原がかんべみちこさんとかいう学生運動で亡くなった方を
西部の彼女と冗談でからかったら、帰ってしまった。
2回目は小林でなかったと思うけど、だれかが西部がいると議論がそれるというような
ことを言われ笑いながら帰った。石川好がとめていた。
31 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 05:41
日本の保守派論客の第一人者です。
言ってることはだいたい的を得ている。
32 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 05:43
だれが?西部?
結局ショービズの人だから
的を得てるというか保守本流一直線ですごくわかりやすい
もとバリバリの運動派だもんね、反動なんでしょ
個人的にはこの人の諦観ぶりが大嫌い
34 :
考える名無しさん:2001/08/12(日) 13:12
諦観っていうか斬新主義で物事みているのでは?
35 :
考える名無しさん:2001/08/13(月) 06:23
結局、的を「得て」しまう奴に支持される程度の人間なんだな。
36 :
考える名無しさん:2001/08/13(月) 06:39
女のファンはほとんどいない。
35 名前:考える名無しさん 投稿日:2001/08/13(月) 06:23
結局、的を「得て」しまう奴に支持される程度の人間なんだな。
38 :
考える名無しさん:2001/08/13(月) 07:25
伝統芸。
現実を無視した抽象論がたまらない魅力。
39 :
考える名無しさん:2001/08/13(月) 07:56
抽象的=精神的と好意的に受け取ることも、まあできる。
ていうか姿勢としてはサヨクにたいして現実路線を謳ったのだけどね。
『爆笑問題のピープル』(幻冬社文庫)を買ったら、
爆笑問題と西部が対談してたage
41 :
考える名無しさん:2001/08/13(月) 15:40
うそ??
保守を体現する男がテレビタレントと・・・
42 :
考える名無しさん:2001/08/13(月) 15:47
なにを言ってるのか全然理解できない。わかり易くしゃべれんのか。
43 :
考える名無しさん:2001/08/13(月) 17:18
なんについて?
44 :
C-Life ◆8p6MrWWU:2001/08/13(月) 22:26
>>42 そうかね?
西部ほど噛み砕いて喋る翁も珍しいぞ。
「そこまで生活臭い話せんでもエエのに、もう!!」って思ってまうぐらい
実体験を下地に喋ってる(w
でも俺はそこが好っきゃ。
45 :
わかりません:2001/08/14(火) 01:17
そうですね。率直。うそも言わない人ですね。
あの愚直さは何処からきてんの?
47 :
わかりません:2001/08/14(火) 03:04
人前でうそを言ってその場をしのいだとしても、うそはいつかばれてしまうと思います。
特に大勢の人の前でうそをつけばそれがばれるスピードは一層速まると思います。
だとしたら、最初からうそをつかないことが肝要だと思います。
人前で何か話すということは、まずうそをつかないこと。これが信用の第一歩。
しかし、「私はうそは申しません」といううそもついてはいけない。
だとすると、もう後は、自分からどんどん包み隠さずに、愛情をもって、自らを
さらけ出すということでしょうか。
舛添さんも、自分の女性関係とか言っちゃうでしょう、一日何回何時間やったとかまで。
そういう正直さって、下品にならない限りいいですよね。
西部さんいいわ、清濁併せ呑むって感じが成熟した人間の覚悟って感じで武士。
武士はいいわ、武士。この人、絶対剣術やらせたら強いと思いますよ、
素浪人でめっぽう腕っ節がたって、刀構えただけで相手が参ったとかいいそうな感じ。
48 :
わかりません:2001/08/14(火) 03:33
華厳縁起に元暁というお坊さんが出てくるんですが、
「居士に同じく酒屋・娼家に入り」、「その行儀狂人の如し」と
いわれるほど僧として律儀を忘れたるが行いだったのですが、
「経論の疎を作りて大会の中にして講讃するに、諸衆みな涙を流す」
という有様だったそうです。
西部さんのことを思ってしまいますね。
清濁併せ呑むというか、その行状狂人の如しとしても、語る言葉は諸衆
みな涙するほど平明にして明快。
「ながきよの夢をゆめぞとしる君やさめて迷える人をたすけん」明恵上人歌集。
49 :
考える名無しさん:2001/08/14(火) 03:43
あいつの著作は昔好きだったけど、晩年になって
まったく論争に勝てなくなった。
彼の経済知識はまじで終わってる。
勉強しなくなるとああなるよ。(歳だからしょうがないか)
気さくな人らしいから、人間的には好きなんだが。
50 :
わかりません:2001/08/15(水) 00:35
武士ですから。
51 :
考える名無しさん:2001/08/15(水) 02:22
>彼の経済知識はまじで終わってる。
バブルの真っ最中に、不況がもうじき来ることを
いち早く箴言していたのは、さすがです。
52 :
tama:2001/08/15(水) 03:13
<文(表現)は人なり>
散文のフォームで、相反する項を創作し、真ん中を浮き彫りにしてゆく。
(だいたいは2つの軸で計4要素、計8領域の論点を立てる。
構造主義を意識して行っている)
事物は、結局つかめないことを、かすかに観じることができるということを
ソクラテツのように語っている。武士という表現もわかるが、私にうつる西部氏は
「現代のソクラテツ」(時にソフィストかも?)である。
まず、きちんとした場の元での論争では誰しも勝てないと思われる。
ほとんど可能なことを考えて、しかも、どの立場からも思考をして
わざと産婆術よろしく、挑発してくる。その人の欺瞞・盲点をよくわかった
上で変化球を投げてくる。自身のわかっていないことを、きちんとわかっている。
それを、しっかり演じている。
西部氏の<思考論理とニヒリズムと浪花節の徹底性>はすざまじい。
真理はつかめないことを、ただ、その周りをうろつくことだけだと痛念している。
しかし、氏の運動量とこだわりはすざまじい。ニーチェの積極的ニヒリズムかもしれない。
ルサンチマンをみる人がいるが、そんな誰しも
抱えているもので判断を曇らせる必要はない。
慎重に、外堀かから徐々にうめてゆく文体・ディスクールが魅力であり、
また、意識して冗長さを生み出している
(これが、伝統とのつきあい方の試金石といわんばかりに挑発し
ている)浅田彰はずばり<浪花節>の文体と語ったことがある。
SAPIOで以前対談したこともあり、誤解と気遣いの中、意気投合
していた(西部はあちこちで浅田を評価してる)。
西部の書籍は対談集の方がおもしろい。石川好、富岡たきこ、加藤ひさたけなど
との対談集はすばらしい。
師匠、「福田つねあり」の語るように「何を語るかではなく、
どう語るか」が、西部氏の真骨頂であると考える。
それを西部氏は「伝統」と語っているが、
文体・表現法が常識・伝統と思えないので、多少苦しいと思われる。
ながながと書いてしまい申しわけございませんでした。
53 :
li:2001/08/15(水) 05:15
命よりも大事なものがあると、考えるか、考えないか、で、
人間をわけているところは、おもしろい。こういうわかりやすい
二分法で、下世話なtv番組とかに、もっと出てほしいな。
54 :
1:2001/08/15(水) 05:37
例えば彼の近代主義に対する懐疑は決して消極的ニヒリズムから
発せられたものでは決して無く、
困難を知らぬ軽薄もしくは一面的な主義・主張に対する反論であり、
彼はそこから伝統・国柄を用いて困難から脱しようとする
積極的ニヒリズムに基づく論を展開する。
価値の絶対を求め、しかしそれがいかに困難であるかを現し、
その困難を知りつつ敢えて求めるその表現活動は
とても重厚で感銘を受けます。
55 :
け:2001/08/15(水) 08:27
なんだか読みたくなってきた。
とりあえず「国民の道徳」買ってきます。
他に何かお勧めあれば、どうぞ。
つーか、この人の言う歴史や伝統も価値の絶対も、
理解した上で否定しなくちゃならんと思うのだけど。
個人的には。
56 :
1:2001/08/15(水) 14:02
「国民の道徳」はいいよ。
絶対読むべき。
あれは柄谷の『倫理21』に対抗して出したという噂があるけど、マジ?
58 :
tama:2001/08/16(木) 01:57
西部氏は柄谷の運動(ポストモダン、湾岸戦争文学者署名運動、パームなど)
を関心をもちつつも、内心では、馬鹿にしていると思う。
とても対抗しているはずがない。次元・レベルが違うように思われる。
断念ながら、柄谷の運動の影響はポストモダンのころのようにはない。
既に柄谷のパームなどの運動に関心をもっていることこそ、タコツボに
陥穽してると言わざるをえない。(いったい学生、哲学徒以外の誰が、「倫理21」を
知っているというのか。何人の人間が知っているのか?西部氏の「国民の道徳」
現代のイメージを動かしている活動である)
学生時代、同じ場の中で柄谷と西部は
生きていたため、その後の生き方のベクトルの相違は近親憎悪を生み出している
ようだ。お互い論考では、ほとんど明確に言及していないが(西部はteam理論で
多少言及)、対談では感情を多少吐露している。「柄谷は西部は教養がない」
「西部は、柄谷の表現は書き言葉だけであり、話し言葉等は異常にヘタである」
「柄谷は、西部の文章をほとんど読まずに批判している。憎んでいる」
西部氏としては、「伝統はロゴスの内容より、ロゴスの形式」と語っているが、
柄谷は、西部の論理の強度への畏怖・話し言葉への驚異を感じている。
西部は柄谷の豊富な知識量とスマートな人生フォームに一目おいている。
二人を議論させたら、人文・自然・社会科学の全体知と人生哲学を駆使した
西部氏には、柄谷は到底、勝てないだろう。とくかく、話言葉の下手さには
異常である。対談の修正量は激しいに違いない。時に100%の創作を
柄谷の対談はしている。書いて話すという総合的表現力に乏しい。
格好つけ貴族の自閉的パスカル柄谷と
ドロドロ浪花節のソフィト西部の論争は西部氏の方が圧倒的にまさっていると
考える。
59 :
tama:2001/08/16(木) 02:14
西部氏の豊富な書籍は残念ながら繰り返しが多すぎる。
まったく同じ内容が数十回繰り返してる。
西部氏が影響されている理論、人物、トピックの総計も
そんなに多くない。ただ、私が感銘するのは
@その「引用」を徹底的に論理化して自身のものとする。
A理論・論理の総合知の構築力、とくかくきちんと組み立ててしまう。
B時に人生を、浪花節(ペーソス、ユーモア、情念)をにじませる。
C一般的には生硬な文章・表現であろうが(決して教科書に掲載されないだろう)
文体・スタイルを構築している。
D他の人が「自分が正しい」と自身を顕示するのにすぎないが、
西部氏のスタイルは自身の虚栄心ではなく、
「何が正しいのか」という発想からロゴスの動きこそに
関心をもっていることだ。自身の考えを主張したいのではなく
正しいことの現出に貢献したという、やはり、<多少いやみをもった
ソクラテツ>と考える。
60 :
4のp:2001/08/16(木) 05:44
でも、キモいよね。あのしゃべりかた。
コヴァの、昔の漫画にもあったけど、いやらしい。
61 :
わかりません:2001/08/16(木) 06:17
「ながきよの夢をゆめぞとしる君やさめて迷える人をたすけん」とは、
この世は夢幻のような無常の世界であって、人生とは夢の如しという、
消極的な態度に対して、だとしても、だからこそ救済をすべしとの意です。
浪花節の文体、うなずけます。その覚悟はすさまじいものがありますよね。
ニーチェが、深き谷底にあって重き石を地上に持上げんことが度台無理と知
れども自らの宿命とあらば一生をかけてこれを持上げんと欲すというように、
積極的ニヒリズムのすさまじさというものを氏はお持ちでしょう。
氏が中曽根氏を擁護した際のありようは、赤穂浪士が身命をとして幕府に対する
抗議の仇討ちをしたような、相手がなんであろうと、間違っているものは間違っ
ている、悪人であろうが間違っていようが、不当な扱いをされていたり、いじめ
られている者をみると黙っていないというところが武士です。
氏ははっきり武士道といいますが、氏は屁理屈を言わない。また屁理屈によって
不当に貶められるということを黙ってみていられないという感覚の持ち主でおい
でです。ただし、筋は通す。この筋の通し方については、今後も見ていきたい。
老賢人というが、風貌からもまさしく老賢人然としてきて、古武士を見るようです。
ひょっとしたら、今、氏は青春なんじゃないですか。最も自分らしい生き方をされ
ているようにお見受けします。
62 :
考える名無しさん:2001/08/16(木) 07:42
でも今度の小泉・真紀子人気で完全に
日本に愛想尽かしちゃったんですよね?
63 :
考える名無しさん:2001/08/16(木) 16:46
ノ ∧ /) ∧
彡 ノW \从/V W \ ミ
( ノ | ノ \)
∩V 、、 | >V7
(eLL/ ̄ ̄\/ L/ ̄ ̄\┘/3)
(┗( )⌒( )┛/
~| \__/ | \__/ |~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
爻 < | ; 爻 < 邁、アル中は治ったのか?
~爻 \_/ _, 爻~ \______
~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
/ ー ̄ ̄\_ ̄\
_一‘ < ̄ ̄\\\J
<\ ー ̄ ̄ヽ_ヽJ  ̄\_
\ _ニニニヽ ) ~\
\ _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
__/~ V \_| ~\_
64 :
C-Life ◆8p6MrWWU:2001/08/16(木) 21:02
>>tamaさん
「多少いやみをもったソクラテツ」にはワラタよ!!
良スレの予感。ageとくわ。
わかりませんサンのレスも含めてまた読み直してみよっと。
西部と柄谷の比較ってオモロイよね。
そーいや前に『批評空間』で西部・福田(もち和也)・柄谷・浅田で
対談しとったね。
西部が伝統について言及すると浅田が
「SFじゃないんだから」って言ってたんだけど、この手のリアクション聞くと
「はぁ〜…」ってなるわ。
西部はむしろ浅田よりも「この世はSF」って自覚してる度合いは濃いんやけどね。
だからこその「伝統」やのに。
65 :
C-Life ◆8p6MrWWU:2001/08/16(木) 21:52
>>61(わかりませんサン
>「ながきよの夢をゆめぞとしる君やさめて迷える人をたすけん」
↑コレ、誰が唄った歌なんか教えて欲しいんやけど。
66 :
考える名無しさん:2001/08/17(金) 00:50
>>64 NAMの方がよっぽどSFだと思うけどね。
67 :
C-Life ◆8p6MrWWU:2001/08/17(金) 02:35
西部は単なる理想主義者・・・左翼の時代も今も
69 :
C-Life ◆8p6MrWWU:2001/08/17(金) 03:05
>>68 それは悪口にはなってないんだよ、チミ(w
西部も西部ファンも、それに関しては事実「半面の真理」として
認めとるわけやなコレが。
71 :
C-Life ◆8p6MrWWU:2001/08/17(金) 03:17
>>70 せやったら「単なる」はいらんやろ、オウ?
西部は複雑な理想主義者・・・左翼の時代も今も
73 :
C-Life ◆8p6MrWWU:2001/08/17(金) 03:20
74 :
わかりません:2001/08/17(金) 04:44
「ながきよの夢をゆめぞとしる君やさめて迷える人をたすけん」明恵上人歌集。
明恵上人という鎌倉時代初期の名僧です。
明恵は朝廷に対する鎌倉幕府の圧制によって朝廷の子女が逃げあぐねているの
をみてこれをかくまい、幕府側の兵に捕らえられますが、困っている人を助け
るのは当然だといって「これ、政道のために難儀なるものと候わば、即座に愚僧
の首をはねられよ」と北条泰時といいます。泰時は即座に非を認めこれを謝し教
えを乞うたといいます。ここから画期的なのは、泰時は貞永式目(御成敗式目)
を発布するのですが、この明恵の人格に触れたことがとても重要なことであった
といいます。つまりは、日本的な道徳観を根底から支えていたのがこの御成敗式目
であるとしたならば、明恵という高僧の内に、何かを見出すことも可能ではないかと思います。
事実、明恵の伝記は江戸時代の大ベストセラーでした。
そういうことからいえば、日本人の道徳というのは、それを体現している人に従うという
ところがありそうです。立派な人格が道徳であり、すべてであるというようなものでしょうか。
昔から、人倫のすさんだ村にひとりの高僧がやってきて寺を再興する、おのずとその立ち振る
舞いや行いに接するにつれ、村から悪行が消え、人倫が回復されるという話はいっぱいありま
すが、これは極めて儒教的であり、同時に明恵という僧の姿がいかに日本人に深く染み付いて
いるかということの現われでもあると思うのですね。
西部氏は、伝統という時に、親が子を諭すように、また子が親を眺めるように、
何か人格というものを問題にされているように思うのですね。そして、その人格というものこそが、
思想を規定しているのだということをいっておられるように思います。それだからこそ、
あそこまで率直にご自分を語られる必然性があるのだとも思いますし、自身の悲喜こもごも
を語られるのではないか。このお姿をみるにつけ、どのようなかたちにせよ氏を理想主
義者というのは、あまりといえばあまりにつらい。ただ、氏は一生懸命誠実に生きようとしている
だけではないのか、この思いがあまりにもすさまじいので、私は唯唯、恐れ入るばかりです。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
84 :
tama:2001/08/17(金) 06:16
なるほど。ただ、氏の「伝統」の語り口は、氏がよく最肝要として言及するように
<宗教感覚>から来ているものとはあまり思えない。理論・ロゴスで、人間を徹底して
詰めていった時、その果てある<語り得ないもの><語れないもの>として
「伝統・道徳」という項を立てている。それが、無機的すぎる感触をもっている。
あくまで論理的の結果として「聖なるもの」
をかたっている。<ど真ん中>から触れているわけでない。消去法、墨塗り法だけでは
、どうしても弱いのではないか。上記のレスのように歴史イマジネーション感覚・
宗教感覚から起生した伝統・道徳論を、氏もきちんと<ど真ん中から>展開してゆかねば、
伝統論は弱いのではないか。例えば、小林秀雄の伝統感覚、宗教感覚のように。
伝統を信じているような、ただフリをしているにすぎない疑念を
起こしやすい(氏もかたっているが)。とくかく、周縁すぎるようなきらいを観じる。
85 :
考える名無しさん:2001/08/17(金) 06:25
おもしろい意見が続くな。
「階層化=貧富の差をつけること」と「ドキュソ=能力の無い者」との間
には
1.貧富の差は、能力の有無によって決められている。
2.貧富の差は、能力の有無によって決められていない。
の両方の場合があり得る。
ドキュソがやけになる場合とは、明らかに1.の場合であり、それは
「能力がない者も富むことができなくてはならない」という考えが前提
にあるからだろう。そして、その前提自体には異論も出てくるだろう。
しかし、現実には1.は正しくない。したがって、その点ではドキュソは
やけになる必要はない。実際の問題は、
生産手段を持たない労働能力者が、生産手段を所有しているドキュソの
支配下に置かれている
という現実である。その現実が永遠に続くと考えるから、やけになる者も
でてくる。その暴発を防ぎ、労働能力者を懐柔するために、「厚生経済学」
なる政治的な学問も出てきたわけ。誰が本当のドキュソか、がポイント。
実際、どんなドキュソでも最高権力を握れる、というのが今の日本の姿で
あることは、周知の事実。
金のためならチンドン屋としてお笑いタレントと雑談
見上げた武士だねぇ(w
あぼーん
88 :
名無しの悲哀 :2001/08/17(金) 12:04
>>84 長期間持続した宗教感覚が伝統となるのでは?
彼は宗教と道徳が相互作用的に関わっていることを
指摘する。
宗教から道徳が一方的に派生するのではなく
相互のの関わり合いから派生するとしている。
彼が神道を国教とするのはその理由からでしょう。
また彼は伝統を信じているようなフリをしているのでなく
信じようと努めているのでは?
89 :
考える名無しさん:2001/08/17(金) 12:33
いやあ、あれは振りだよ(笑)。
90 :
考える名無しさん:2001/08/17(金) 12:41
荒らしてる奴オナニーでもして寝ろ
童貞 デブ ははは
よかったな ネットあっていくらでもし放題だな オナニー
でも本物の方がいいぞ 遅漏になるからひかえろよ
若い頃のオナニー b
91 :
名無しの悲哀 :2001/08/17(金) 13:44
92 :
ジャコバイト:2001/08/17(金) 13:47
西部邁は好きだよ。
「発言者」は毎月読んでる。
俺は宮台真司も好きなんだけどね。
ζ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ ヘ
|⌒ ⌒ /ヘ
|(・) (・) |||||||
|⊂⌒◯-------9) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |||||||||_ | < お楽しみは、
\ ヘ_/ \ / \ これからだ!
_\____./"''''''''ー---、 \_________
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ
,-ー'""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;:::::::::::::;;;ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;::::::::::;;;;;;;\
/⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;ヽ;;;;;;/⌒"'ヽ
/ ヽ::;;;::::::::::::::::;;:::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;人/ ゝ /;Yー-,,,,,,,,,,,,_ノフ
,,,_ 」,, ノ );;::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;j \ /:::::::::::::::::::::::::::( イ~三三ヲ
r---ゝヽ,,,,-;;;;;''""⌒;;;;ヽ /L:::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::;;;;;丿 ゝ〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;==ゝ、..,,i彡
⊂ニニ ゝ ):::::::::::::::::::::::::::::〉ノ |::::;;;;;;;;;;;:::::;::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::;;;ノ `'''""""
ゝヨノ-ー'"""'''''''''"" |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;|
/ ⌒⌒ \
/ ヽ
/ | | | | | | | | | ヽ
/ [ ー]'-`[ー ]ヽ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\/ 、_ _, ヽ / |
| ヽ |ノ <
>>93わたし”すすむ”だが何か。
ヽ U ' | |
|_/⌒_⌒\._ノ| \_____
.ヽ\|_|_|//
ヽ、___, '|
快感原則?
あれは論文でそういう名前の本はないよ。
とりあえずちくま学芸文庫の「S.フロイト 自我論集」
に入ってるのが手ごろだろう。
俺には訳が良いかどうかはわかんないけど。
96 :
わかりません:2001/08/18(土) 05:55
tama氏はいいこというな、そのとおりです。もっとも、西部氏の言っている
範囲でいえば、実践論ですから起源論はいらないかなって感じもあるんですけど。
明恵は、同時代の僧、例えば親鸞のように新しい宗教運動の流れを作り出したというわけでも
ないですし、華厳宗というかなり古い宗派の再興に尽くした人ですから、原理的にはなにも新
しいことはやってないんですね。
ただ、明恵が常に言っていたのは「阿留辺幾夜宇和」(あるべきようわ)ということでした。
常に状況に対して今私が取るべき・成すべき事は何かという問いを発すること、これが明恵の
主張したことでしたが、これに泰時は極めて深く感銘を受けるんですね。
御成敗式目の法的根拠を尋ねられて泰時は、別にこれといったものはないが、理に照らしてお
かしいものはおかしい、正しいことは正しいといっているに過ぎないといいます。
困っている人を助けるのは理にかなっていることではないか、だから助けたということに対して
感銘したわけです。
ですから、ここで明恵という人の影響力を宗派的影響力とか宗教的なるものと考えることは
出来ないんです。あくまでも人格的な影響力なんです。明恵自身理を重んじた合理的な人でした。
もっとも、理は常に検証されねばなりませんし、そういう意味では本当になにが正しいのかは後
になってみないとわからないという側面がある。ここに伝統の意義があると思います。
したがって、伝統とは盲目的に従う規律ではなくて、中庸の精神から一歩すすんで対話すべきも
のであり、学ぶべきものでありつつ乗り越えるものであると思います。
97 :
考える名無しさん:2001/08/18(土) 06:39
西部邁を読む前にチェスタトンを読む必要あり。
98 :
考える名無しさん:2001/08/18(土) 06:48
パっと見いエロじじいって感じだが・・・
99 :
名無しの悲哀 :2001/08/18(土) 06:56
>>96 西部は実践のみならず起源も問うているが・・・
あぼーん
あぼーん
なんでこんなに荒れてるの?
荒らしてるやつは馬鹿?
あぼーん
104 :
C-Life ◆8p6MrWWU:2001/08/18(土) 20:10
>>わかりませんサン
「明恵」の読みが気になって仕方がありません。
アキエ?メイケイ?ミョウケイ?ミョウエ?
俺の中ではアキエでほぼ固定化されつつあるから
完全固定される前に正しい読み方おせーてください。
105 :
考える名無しさん:2001/08/18(土) 20:33
師ね氏ね死ね市ね詩ね視ね紙ね史ね士ね子ね志ね詞ね資ねしね四ね刺ね
梓ね至ね4ね4ねシネシネsineSINESinesineSINESine師ね氏
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シネsineSINESinesineSINESine師ね氏ね死ね市ね詩ね視ね紙
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ね子ね志ね詞ね資ねしね四ね刺ね梓ね至ね4ね4ねシネシネsineSIN
ESinesineSINESine師ね氏ね死ね市ね詩ね視ね紙ね史ね士ね子ね志
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ねしね四ね刺ね梓ね至ね4ね4ねシネシネsineSINESinesineS
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四ね刺ね梓ね至ね4ね4ねシネシネsineSINESinesineSINESi
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ね梓ね至ね4ね4ねシネシネsineSINESinesineSINESine
106 :
考える名無しさん:2001/08/18(土) 21:23
あぼーん
110 :
わかりません:2001/08/19(日) 05:56
明恵(みょうえ)でほぼ間違いないと思います。
>99
そうですね。起源論も問うていますし、いくつかはそういう論も見えますが、
人格の品位というものを問題とする以上、つまり、うそはついちゃいけないとか、
他人に対して誠実でなくちゃいけないとかいう際に、まずは自分がどうかという
ことが第一であり、これがもっとも関心のあるところではないでしょうか。
だとすると、いたずらに起源論をやるよりは、まずご自分のことにすべてを求めるという
のがありうべきありようなのではないかと思うのですが。そういうところから、
氏はご自分のことを語られているようにお見受けしますが、どうなんでしょうね。
>伝統を信じているような、ただフリをしているにすぎない疑念
警戒しているという意味では、そういう疑念をもたれるでしょうね。
割と無機質に伝統というものを捕らえているように見られがちですが、
思うに、個人のアイデンティティというものの根底には伝統があり、
イデオロギー的に自己の同一性を構築したとしても、それはうそなんだという
のがひとつ。もうひとつは、伝統とは生理であり、一定のリズムというような
ものがあって、これを無視したものは結局は残らないのだから、欲張るなとい
う諭があるのかもしれない。
結局同じことを言い換えただけかもしれませんが、思想というものは生き方の
問題であって、それを生きるということなのでしょう。
私のようにいいかげんに生きている人間には、むずかしい問題であります。
114 :
考える名無しさん:2001/08/19(日) 13:04
中島は何年もかかって東大院を終えた後、ウィーン大院で博士の学位をとった。
(以上の詳しい経緯は御本人の著書で確認のこと)
で、帰国後東大駒場の助手になる。
宮台真司によると、そのときすでに「うるさい日本の私」になっており、
ともかく何事でも質問し、言葉を明確にすることを要求し、議論を仕掛けたそうな。
が、そんな彼の駒場時代の圧巻は次の出来事だ。
中島はその性情から多くの人と衝突していたが、もっとも仲が険悪だったのが
あの西部邁。西部は中沢事件で辞める直前の時期であったが、
ある日西部・中島・宮台その他の人々が駒場の同じエレベーターに乗り合わせた際、
西部と中島が何かの拍子で取っ組み合いを初め、他の人々が二人を分けるという
事件があったそうな。
116 :
C-Life ◆8p6MrWWU:2001/08/20(月) 02:58
>>110(わかりませんサン
レスありがとう。やっと眠れます。
金のためならチンドン屋としてお笑いタレントと雑談
見上げた武士だねぇ(w
以前、テキヤのバイトなどしていたとき、ヤの付く人に気に入られて、
若い頃の写真など見せてもらったことがある。ハワイ旅行がまだヴァカ高かったころに
何人もの女など連れて、暇さえあればハワイに通ってたって話の途中で、
「おいおまえ、日付変更線って見たことあるか?」って聞かれて、
飛行機の窓から見渡す限りの海を撮った一枚の写真を突きつけられた。
それはまさしく、
--------広い海の上を一本の光の筋が渡ってる写真--------------
実際、あの筋は何だったんだろう?ナゾだ。
日付変更線って本当にあるの?
120 :
C-Life ◆8p6MrWWU:2001/08/23(木) 03:08
あーそうそう、一つどうしても訊きたいことがあった。
特にガチンコ西部ファンの人に意見を伺いたいんだけど、
彼が公言してる「いつか自死する」という考えについてはどー思う?
『ゴー宣』の対談で西尾に茶化されてたけど。
121 :
:2001/08/23(木) 04:21
この人パソコン等、電子機器を一切使わないってほんとですか?
自分は加藤尚武のほうが人間的には好感がもてる
ただ、東大の院は同世代で、対話とかしてて
けっこう、加藤は西部とうまくやってたようだ
122 :
考える名無しさん:2001/08/23(木) 05:03
加藤尚武のほうが、単に人間的に好感が持てるだけでなく、
研究者としての能力も業績も天と地の差があるけど、そん
ことはわざわざ説明する必要もないかも。
123 :
ジャコバイト:2001/08/23(木) 13:11
西部さんは、けど真摯だよな。
「発言者」ほどの質の雑誌、他は少ない気がする。
124 :
C-Life ◆8p6MrWWU :2001/08/23(木) 16:13
125 :
考える名無しさん:2001/08/25(土) 00:14
>>122 本人にお会いしたの?
ところで経済学者としての西部は、皆さんどう思う?
127 :
素人ニシベリアン:01/09/05 01:07 ID:dJmTWECw
「知性の構造」について、どなたか感想を聞かせて下さい。
これって、書評を見た事ないんですよね。みんな読んでても
無視してるのかな?なんか、とっても、ものすごい著作の様
な気がするんですが・・・。宮崎哲也が「西部も結局は一神
教的なんだな」という、論評にも何もなってない事を言って
たのくらいしか知りません。
>>125
経済学なら放送大学で講義してた頃の「近代経済思想」
確か書名はこれでよかったと思いますが、この著作が彼の
経済学であり、経済学批判であるように思います。結局の
ところ、相関社会科学(思想)の人なので、経済学者という
カテゴリーにはくくれない人なのでは?
ところで東大駒場の相関社会科学って、現在どうなってるん
ですかね?西部さんが辞めた後、折原っていう社会学の教授
が「相関社会科学入門」の講義してたみたいですが、どんな
内容だったんでしょう?その頃に東大生だった人がいたら、
是非とも内容を聞いてみたいです。
128 :
にいなな(本物):01/09/05 01:18 ID:N3yUSlFY
うい。1時間経ちました。お待たせしました〜
参加者は2名(寂)
でもって模範解答その1「答えはない」。
これは>>24さんんが出して下さいましたね。感謝。
命題論理の観点に立てば答えはないと言えるでしょう。
模範解答その2「絶対に答えられない問題そのもの」
こっちは述語論理的観点。
>>20さんすごく近いです。
最初みた時『速っ!Σ(´Д`)』ってびっくりしました(笑)
私としては2の方を狙ってたんですがね・・・
(ってかそうでないとパラドクスにならない(爆))
ご協力感謝でした(おじぎ)
129 :
今週のSAPIOヨリ:01/09/05 04:21 ID:oAYZu2O6
「小林よしのりは生活人である。
(中略)
決して専門人ではなく
自分の周りに起こる森羅万象を感覚、理性の全てを注ぎ込んで
ロジックとして押さえるという一本の線を守り続けようとしている
近年稀に見る知識人だと思います。」西部邁
これってどうみても西部氏の最高の賛辞だよな・・・
130 :
元駒場の学生:01/09/05 06:31 ID:TVyVwxkQ
私は元駒場の学生で、ちょうど中沢ナントカというのを、西部が
佐藤誠三郎なんかと一緒に引っ張り込もうとしたじきにキャンパス
におりました。その後本郷に行っても、駒場の社会思想と関係したとこ
に進んだので、彼のしたことすべて知っています。西部たちがしたこと
はたん的にルール違反です。
ところが、彼はマスコミ扱いがうまいーいまもそうだけどーので、
あたかも自分たちが正義を体現しているようにふるまいました。
それに飛びついたマスコミもばかでした。
私は西部の思想にはとやかく言いませんが、つまり彼は偽善者でした。
私の言いたいのはそういうこと。たまたまここで西部が話題になってた
ので。
131 :
:01/09/05 16:18 ID:4lSd86nc
あんたねぇ・・・、まず結論から。アホはあんた。自分の考えよく考え直して見ろ。(ちなみにアホって概念は相対的価値判断でまぁくだらんことだが。
あなたによって、そしてあなたの価値観でアホと言われても僕は何も傷つかない。それから仲良しの奴にアホな奴もいるけどそいつがしっかり意志や信念
持って生きて人格が良ければ別に良いと思うし。)
んであなたの意見についてですけど、科学ってのは私たちの産み落とされた世界について知る一つの手段です。人間の精神である探求心がもたらす産物です。
そして人が何かを探求し創造しようとすることです。
では科学者は何をしているのか?とにかくなによりこの自然界は私たちが創ったのではなく、我々自身もその自然の摂理の中で生まれたのでその世界の全てを知ろうとする。
古代人には地球がどうなっているのかさえも分からなかったので世界は地上を中心に廻っているとか、象が下にいて・・・だとか様々に哲学しました。
それがやがてコペルニクスやガリレオ、ケプラーなどによって科学になります。
またあらゆる自然法則もすべて謎でしたが万有引力の法則、慣性の法則、相対性理論、量子論、などの発見により新たな世界観が生まれます。しかし科学は人間を盲目にし、
人類を神と無縁にしてしまいました。そしてあなたのような人間が現れるに至ったのです。冷静に考えて欲しいのは、ニュートンは物が引かれ合うのを発見したが
彼がそれを創ったのではないということです。
科学者は未知なる世界に手を入れて我々が属する神秘の世界の謎を解いてるだけです。言うなれば神と対話してるとでも言いましょうか。
所詮科学はほつれた糸をほどいているだけで糸そのものが何処から来て何処へ向かって何故在るのか、そんなことは教えてくれないのです。絶対的な神の元では科学は所詮不具にすぎないのです。
20世紀を代表する偉大な科学者アインシュタインでさえこう言っています、「宗教のない科学は不具、科学のない宗教は盲目。」
科学の最前線にいたアインシュタインさえも、結局いくら多くを知ろうと科学が進歩しようとも自然界の創世を考える時、神の存在を否定できぬとしてこの様な事を言ったのです。
現代人の見失いがちな科学に於ける哲学の重要性、科学と哲学の関係を示した言葉として有名です。
それにピタゴラスやパスカルやデカルトなどは科学者であり、哲学者であったことを忘れてはなりません。よく言われることですが科学者は研究を進めれば進めるほど哲学者になるそうです。
如何にこの世界の存在そのものが神秘的なものなのか、より多くを知れば知るほど哲学者になっていくというのです。いつだったかテレビでHONDAのロボット開発者が
「ロボットの開発をすればするほど神様が創った人間の凄さに感銘する」と言っていたのが印象に残っています。
ということで、あなたのそのような認識は誤りとしか思えません。
133 :
元駒場の学生:01/09/07 06:38
>>131 ここ哲学板だし、過去のこと蒸し返しても仕方ないから私の書き込みはこれでやめ
ます。
つまり西部たちは中沢を招聘するにあたり、彼を「社会学」に配属しようとした。
けど西部も佐藤も社会学の人ではない。社会学の人事は社会学の人が(当時
で言えば、折原さんとか見田さんとか)が決めること。
だから社会学の人たちや教授会が反発したのは当たり前のことだったのです。
これがルール違反ということ。
けどここ本当に荒れてますね。
西部のそういう人柄が反映してるのかな(笑)
134 :
考える名無しさん:01/09/07 07:19
>>133 何だ、もっとド汚いことしたのかと
どきどきしてしまいました。(w
135 :
考える名無しさん:01/09/07 07:40
ほんとにどうでもいいレスで申し訳ないんですけど、
最初スレタイトルが「西部邁などいない」に見えて
吉田戦車ネタかと思いました。
136 :
考える名無しさん:01/09/07 08:19
そうなんだ。社会学ねえ。。。
137 :
素人ニシベリアン:01/09/07 08:21
>>133
それは話がずいぶん違うように思います。
社会思想の城塚教授という人が定年で退官すると
いう事で、同じ社会思想の谷嶋教授が西部さんに
相談した。谷嶋教授から浅田彰氏の名前があがる
が、西部さんは「浅田君は多分来てくれないから
ポストモダンだったら中沢氏がいい。」という返
事をした。結局、問題なく社会科学科では人事は
決定した。中沢氏の社会学配属を希望したのは、
見田教授の申し入れであり、科内の手続きが全て
終わった後に突然、折原教授が「中沢人事反対」
を言い始めてメチャメチャになった。
こんなとこだと思いますが。
(*'-')シコシコ♪ アッ(*゜▽゜).。*・゜*・゜ ドピュッ
男子の健康的な大便みたい
テニス部の子とか、よくうんこするよね
140 :
ジャコバイト:01/09/08 15:40
>127
「知性の構造」は俺もすごい本と思う。
たしか、福田和也もどっかで絶賛してたと思うが。
ところで、この板のにいなな、って、あのにいななさん?
西部氏と柄谷行人の思考方法が似ていると福田和也が言っていたけど、どうなん
ろう?。
142 :
考える名無しさん:01/09/08 21:41
このスレを荒らしているのは宮台ということで
いいですね、みなさん
コバァを擁護して、宮崎哲弥を切り捨てたのは中沢事件に次いで、
西部の人生の汚点。
「コバァとつるんで、愚民なさい。愚民なさい。」
つくる会教科書に影響受けて
2chで馬鹿丸出しな書き込みをしている
美意識の欠片もないコヴァ信者の存在を知ったら、
西部はどう思うんだろうか(笑
145 :
素人ニシベリアン:01/09/10 21:26
「知性の構造」を読んで「俺はこの本の内容を完全に把握
したぜぇ!」という方、いらっしゃいませんか?
特に「TEAM理論」、これを完璧にマスターした方。
う〜む、やっぱりこの理論を当てはめつついろんな事柄を
考えたり、いろんな書物を読んだりと実践を積み重ねるし
かないんですかね?
やっぱり「知性の構造」は気になります。
「知性の構造」いいよ
「知性の構造」やっぱりいいよ
>西部氏と柄谷行人の思考方法が似ていると福田和也が言っていたけど、どうなんろう?。
これって柄谷好きの俺の先輩も言っていたな。
柄谷は東大で西部の教えを受けたことがあり一緒にデモにも参加したとか。
これ裏取ってないけど本当の話?
上の続き
つまり影響を受けているってことなのかな。
150 :
わかりません:01/09/23 15:35
西部氏のこれまでの行いに問題があったしても、それはさして大きな問題ではない
とおもいます。どうでもいい。それより、彼が道徳を論じる論旨がわかりにくい。
彼が経済学から社会思想を論じるようになった動機として、いくら数字をいじって
も経済政策を行ったとしても、国民の購買意欲がなくなったり、勤労意欲がなくな
ってしまっては国の経済が破綻すること、これはわかる。しかし、なぜ道徳なのだろう。
逆に不道徳の限りを尽くしても経済は活性化する。国策で風俗店や高級クラブ優遇策
を行えば、下手な公共事業より経済は活性化するかもしれない。また、戦争は最大の公共事業
ということだって考えられる。国民は西部氏がおもうほど善良ではないでしょう。
また、百歩譲って道徳が必要だとしよう。しかし、道徳の根拠を伝統に求めるのはやはり
弱いのではないか。道徳は基本的に宗教に根拠を求めるべきではないだろうか。
なぜなら、道徳とは個人の内面に対する命令であって、命令の主体は、個人を超越
した主体からのみ発せられ、命令に対する賞罰がきちんと定められているからこそ、
命令を遂行する意義も生まれる。
伝統を問い直すのに、一応こんな問題の設定をしてもいいのではないでしょうか。
アメリカとイスラムとの対立とを見ていると、伝統とは何か、この世界史的意義
を改めて問い直す必要があるのではないかと、おもいます。
キーワードは、道徳・宗教・伝統。
「知性の構造」はすごいけど、カラ廻りしてる。
>>148 西部も柄谷も元ブントなんだからあり得るでしょ
西部の駒場時代の門下生て、佐伯啓思 間宮陽介 佐藤光 山口二郎など
なかなか優秀な人が多いね。 宮崎哲弥と大竹まことの対談本で西部のほほえましい
エピソードが出てくる。
154 :
考える名無しさん:01/09/28 21:39
あげ
156 :
考える名無しさん:01/10/03 09:03
>153
山口二郎もそうなんだ、意外だなぁ。
今はその事隠してそうだな>山口
157 :
吾輩は名無しである:01/10/03 18:35
西部は今回のテロに対して何か逝ってる?
奴の立場だと微妙だと思うんだが。
スレタイトルが
西部邁などいらない?
と読めてしまった。
159 :
考える名無しさん:01/10/04 11:12
160 :
考える名無しさん:01/10/04 11:53
大竹まことってタレントの?
161 :
>>153:01/10/04 17:31
山口は違うと思うけど、佐伯は確実。
162 :
考える名無しさん:01/10/04 17:34
「発言者」は保守系で一番まとも。「正論」や「サピオ」はまさに屑。
163 :
考える名無しさん:01/10/04 23:15
でも佐伯って本郷経済でしょ?
2000年4月 『激論!日本国憲法?!』 以来 朝まで生テレビにでていない。
この時、慶応の教授、小林節氏に、議論の妨げになるというような事を言われ、
途中で帰ってしまった。
165 :
いちいちコンビ:01/10/06 16:17
彼は存在しなくても
代わりはいっぱいいるんでないの?
だいたい『朝まで』はNHKの『しゃべり場』の
大人版だよお
166 :
考える名無しさん:01/10/06 22:13
えせ知識人です。
167 :
考える名無しさん:01/10/07 00:34
痴識人です。
168 :
名無しの悲哀 :01/10/13 00:32
age
日本で最も良質な知識人なのに
イマイチ反応がないのね。
> この時、慶応の教授、小林節氏に、議論の妨げになるというような事を言われ、
西部さんの「国民」の概念が一般的ではなかったから、
彼の議論が朝ナマ」で浮いていたのはたしか。
僕は西部さんの概念は間違っていないと思う。
170 :
名無しの悲哀 :01/10/13 01:42
>>169 ちなみにどういう概念をかたっていたの?
171 :
考える名無しさん:01/10/13 02:09
間宮って西部の弟子なの?
真性サヨじゃん。
まぁ、経済学の本流から外れた思想遊びをして頭の悪さを誤魔化しているという
点では同じかもしれないがね。
あ〜あ、稲作伝わる前、6000年は縄文人って狩猟採集やってたんだって?
中国は4000年前から稲作やってて、日本に入って2000年くらい?
歴史やら伝統やら郷愁が混乱してる人の話聞いてるより、今知り得る事を
最大限生かしたいよね・・どうやら俺は今を生きてるらしいから。
173 :
考える名無しさん:01/10/13 03:02
日本は縄文時代から稲作やってるよ。
偉そうな事言う前に歴史を正確に知らないとな(w
じゃないと今も語れないぞ。歴史を
否定しながら、歴史の価値で判断しようとしてるよな。
自己矛盾。
>>172 ってネタなのかなぁ。20〜30年はタイムスリップしてるくせに
新しいつもりでいるイタイヤツ。
>>172 2、30年位のタイムラグはあんま気にしないな。
>>173 オレは正確に知る気なんてかけらもないぜ。
縄文時代が何時か知らんし、おれは縄文人っていってんだ。
だから「?」つけてんだろ。
で、あんたの歴史解釈が俺より正確ならそれで、西部なら
その辺どー解釈してそうなわけよ「考える名無し」さん ?
175 :
∴カナフレックス:01/10/13 03:34
で、「脳は物質に過ぎない。それなら… 」スレをぼーっと見てたら。
例の「出土品捏造事件」思い出したワケよ。ある意味スゲーなーって
だって、だれも文句ひとついわなかったら、アイツ一人で「歴史」
創ってたわけだからね。「つくる会」ってあれと比べると、
全然創造的とは思わないけど、「歴史」って、割と簡単に創っち
まえるんだって、「過去」もそうなんかなーって・・・
176 :
∴カナフレックス:01/10/13 03:36
なんか、皆、未来作るより、過去創ったほうが面白いんじゃない?
177 :
考える名無しさん:01/10/13 11:31
>日本で最も良質な知識人なのに(168)
うぷー
178 :
名無しの悲哀 :01/10/13 11:42
179 :
考える名無しさん:01/10/13 12:34
ププ
煽り相手にしても馬鹿をみるだけだぞ
181 :
考える名無しさん:01/10/13 12:43
誰か屁こいたろ?
182 :
考える名無しさん:01/10/13 13:34
>>175 不発弾を出土品だと言い張っていたら、歴史が変わっていて
他のに残念や!
183 :
名無しの悲哀 :01/10/13 15:50
184 :
名無しの悲哀 :01/10/14 02:04
知性の構造が良いという人が結構いるみたいだけど
私は虚無の構造の方がより説得力のある素晴らしい作品だと
思う。
185 :
考える名無しさん:01/10/14 02:09
、「歴史」って、割と簡単に創っち
まえるんだって、「過去」もそうなんかなーって・・・
だからその反動が作る会とも言える。
186 :
考える名無しさん:01/10/17 15:54
定期あげ
187 :
考える名無しさん:01/10/17 15:56
あれ?
どうしたん
189 :
考える名無しさん:01/10/23 03:52
彼の「経済倫理学序説」はすごい。
190 :
考える名無しさん:01/10/26 21:17
知性の構造もな。って売れねえんだよ、これが。理解しろ
虚無の構造もな。
192 :
加藤尚武の話:01/11/08 04:49
うん、だいたい一年生のころからですね。西部というひどく不思議
な男がいて、目立たない男で、いつも影に隠れていて、こそこそや
ってて、物もあんまり言わないし、あれが政治運動に使い物になる
んだろうかという、そういうひどくマイナーな印象だった男が、あ
るとき突然大演説をブチはじめて、さなぎが蝶に変貌するように変
貌したんだよね。そんな気がする。彼は理論派というよりは心情派
なんだ。西部君は浪花節的というか、ひどく心情主義的に酔ったり
腹を立てたり、いちいちその度に方向が百八十度変わるっていうタ
イプの人でしょう。弁証法だとか存在論だとか、そんなことはあん
まり考えないですむ人らしいんだよ。唐牛(かろうじ)(注:唐牛
健太郎、安保闘争全盛期の全学連委員長)もそうだった。彼は思想
的な本はあまり読んで読んでないんじゃないかな。 歌謡曲と焼酎と
マラルメの詩があればいいというような人間で…そういう意味では、
わりあい僕は古臭い左翼、読書会的左翼でした。僕の兄貴がもう既
に左翼運動をやっていましたから、家にはそういう本がギシギシと
あって、マルクスでもエンゲルスでもレーニンでもスターリンでも
何でもあるわけです。そういう左翼人家庭、今はもうないね。」
193 :
考える名無しさん:01/11/17 21:09
西部すすむの「すすむ」って、どう入力すれば
漢字になるのだ?
194 :
考える名無しさん:01/11/17 23:46
「まいしん」と入力すれば→「邁進」
あるいは「こうまい」→「高邁」
195 :
考える名無しさん:01/11/17 23:55
デブでブサイクで偉そうでガキくさい。
196 :
考える名無しさん:01/11/18 02:50
>>194
どーもサンキューです。
今週の金曜日、発言者シンポジウムに行ってきますだ。
例のテロ関連の話など聞けたらおもろいんだけどな〜。
てな訳で、今月号の発言者の座談会はよかったですな。
西部邁、エライ!
>>195
なはははは、確かにそうかも(笑)。
え、何処であんの?シンポジウム。教えてくだされ。
198 :
考える名無しさん:01/11/18 06:20
>>192 それってネタ?ほんとの話だったらソース教えて!
加藤さんも学生運動やってたのかぁ。
199 :
考える名無しさん:01/11/18 10:51
200 :
考える名無しさん:01/11/18 11:52
>>197
11月23日 銀座ガスホール
会場13:30 開演14:00
入場料2000円(全席指定)
今回は第一部で西部邁&小林よしのりの対談が
あるので、多分小林ファンがどっと来て満員に
なるのでは。まだチケットあるのかどうか西部
邁事務所に電話で確認した方がよいと思います。
201 :
考える名無しさん:01/11/18 15:11
ブントって高名な学者や批評家が多いな。
スタンフォードの青木昌彦氏もそうだし、
他に有名な人いるのかな?
202 :
考える名無しさん:01/11/18 15:37
203 :
考える名無しさん:01/11/18 16:34
>>202 おいおい、青木は世界的に高名な経済学者だぞ。
柄谷、西部は学者じゃないがそれぞれ左右の親玉格だし、
加藤はヘーゲル研究の大家。
森田実なんてオハナシになりません。
204 :
考える名無しさん:01/11/18 16:40
>>200 ありがとうございます。
弟子の福田和也は来ますか?よしのりが来るから来ないかな。。
205 :
考える名無しさん:01/11/18 19:42
>>204
福田和也は残念ながら今回は出ません。
保阪正康、里見脩、佐藤洋二郎といった発言者の
執筆陣が第二部で西部さんを交えパネルディスカ
ッションをする予定です。
ちなみにシンポジウムのタイトルは「大衆の膨張
と破裂 〜国家なき市場と世論はどこに行くのか
〜」です。
206 :
考える名無しさん:01/11/18 22:36
>>203 テレビによく出てる人とは違うの?
普通の人なので、学者さんは、よく知らないのよ。
207 :
考える名無しさん:01/11/18 23:07
近頃、中公文庫の経済倫理学序説が古本屋に出回ってきて手に入れやすく
なったyo!
208 :
考える名無しさん:01/11/18 23:15
それ結構読みたいんだよね
209 :
考える名無しさん:01/11/26 23:14
西部揚げ
西部再興age
211 :
考える名無しさん:01/12/17 01:31
どうでもいいけど、
西部邁のいる秀明大学ってつぶれるらしいですよ。
来年度から新入生も取らないらいし。
『経済倫理学序説』、
購入しようと思いつつ何か手を引っ込めてしまうんだけど
読んだ人がいたら簡単に筋を教えてくださらないか?
213 :
考える名無しさん:01/12/23 01:50
>211
それなら西部さんには北海道に新しき村をつくってもらって、柄谷と浅田を
つれていってほしいものだ。
214 :
考える名無しさん:01/12/23 04:10
西部さんの自伝が古本屋で売ってたので買って読みました。
学生運動ばりばりの超左翼人間がいかにして嫌われ者右翼になったか、興味深かった。
215 :
考える名無しさん:01/12/23 04:16
>>212 ケインズに対する「読み」についてと、ケインズの倫理とその展開。
及び文体について。
216 :
えたにヨシオ:01/12/23 04:27
醜名大学は、運営難しそうだったよね。
だいたい、大学受験生で西部ススム知ってる奴なんて殆どいない
だろうから、「西部先生がいるから醜名を受験するんだ!」なんて
考えてた奴なんていなかっただろうし、受験料収入が少なかっただ
ろうね。
ところで、あの大学ってマトモにモノを考えられる学生って集めら
れてたのかな?
千葉県で頭良い奴って永井均がいる千葉大学か松本健一がいる麗澤
大学か神田外語大学に行っちゃうから、殆どカスばっか集まっちゃ
ってたんじゃないかって思うんだけど、実態知ってる人いたら教え
て。
217 :
考える名無しさん:01/12/23 16:26
千葉県で頭いい人は東大行きます。
それに、頭いい人は永井を読んではいても、教えを受けようとは思いません。
>>215 レスありがとう。
で、その書物における今までになかった「新鮮さ」というか
「面白さ」とは何なのでしょうか?
あの本、何かの賞を獲ったらしいんだけど。
219 :
考える名無しさん:01/12/25 00:02
以前、知人が西部の講演会か何かに行って
楽屋か何かで少し話す機会があって
合うなり政治のことで質問したら
「君ぃ、まだ若いんだし、そんなことどうでもいいじゃないか」と
言われたらしい。まともな人なんだね。
ってーか、その知人が礼儀知らずなのか…。
220 :
考える名無しさん:01/12/25 00:39
>>219 礼儀知らずな知人だな。
西部のリアクションはいたってノーマルだ。
221 :
考える名無しさん:01/12/25 01:08
社交の場では西部さんはとても紳士的。
222 :
考える名無しさん:01/12/29 17:47
あげ
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あぼーん
あぼーん
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∧∧
Σ(゚Д゚O
⊆⊂´ ̄ ソ
あぼーん
∧∧ 。o O(・・・)
(゚Д゚ ,)⌒ヽ
● U‐U^(,,⊃'〜 土下座
あぼーん
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239 :
考える名無しさん:02/01/21 07:30
あげ
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あぼーん
あぼーん
あぼーん
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あぼーん
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良スレあげ
栗本慎一郎の「パンツをはいたサル第2版」の
勉強会が六本木のマンションであり、
西部が来た時もありました。西部の話は面白く、
「栗本がバタイユを持ち出したのは間違っていた」
と言ってました。
256 :
考える名無しさん:02/02/10 22:36
西部邁の発言者は毎月しっかり立ち読みしてますが、
栗本慎一郎自体は今なにしてんのよ。
いつのまにかフェードアウトしてるじゃないの。
257 :
ミミズで脳梗塞の薬作ってます:02/02/10 23:24
あぼーん
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268 :
西部邁先生はいつ死ぬんですか:02/02/14 01:46
どう考えても自死以外考えられないように思えるんですが・・・
自殺はしないね。人殺しを許さない人だから、自分を殺す事もしないんじゃ?
270 :
考える名無しさん:02/02/15 19:22
過去を暴くやうで惡いが、嘗て全學聯の鬪士だつた西部先生が、
何の明確な轉向聲明≠熄oさずに現在のやうな保守の立場を取るのは道徳的でない。
先生のアジテイションに惑はされ、一生を棒に振つた人も多い。
さういふ人たちに對して良心の呵責を覺えないのか。
あぼーん
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284 :
考える名無しさん:02/02/18 20:09
>>270 >過去を暴くやうで惡いが、嘗て全學聯の鬪士だつた西部先生が、
>何の明確な轉向聲明≠熄oさずに現在のやうな保守の立場を取るのは道徳的でない。
>先生のアジテイションに惑はされ、一生を棒に振つた人も多い。
>さういふ人たちに對して良心の呵責を覺えないのか。
人間だもの。何らかの「良心の呵責」は感じてゐるんぢやなからうか。
ただ、「一生を棒に振つた人」への“眞なる責任の取り方”つて何なんだらう。
其れは彼らが望んでゐるものなのだらうか。
さうだとしたら西部氏が「共に滅びる」以外のものを彼らは望むのだらうか。
彼らが納得のいく轉向聲明なんてあるのだらうか。
其の轉向聲明は所謂以前からの保守派の人々に向けて書かれるものなのか
「一生を棒に振つた」人々へ書かれるものなのか。
貴方はどちらを望んでゐるのだらうか?
285 :
考える名無しさん:02/02/19 18:13
『思想史の相貌』は未読なんですが、
小林秀雄をどういう風に論じていたのか簡単に教えてください。
286 :
考える名無しさん:02/02/19 23:32
あぼーん
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290 :
考える名無しさん:02/03/03 21:10
西部邁と西尾幹二がケンカしてます。
あぼーん
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俺の友人に、人一倍頭の良いやつがいた。
その男は去年の3月、ただ「疲れた」と言って、
自分の部屋で舌を噛み、死んでいた。
今まで何の苦労もなく、これからを約束されたあいつに一体何があったのか。
理由は分からんが、おそらく彼のいうとおりなのであろう。
そこで俺が言いたいのは、死を無様なものとするか否かだ。
確かに生まれてきた以上、生を全うしなければいけない。
それも一理ある。しかし、自ら命を絶つ、というのは
本当にタブーなのか。親が勝手に行為をし、望んでもいないのに、
この世に産み落とされた我々。生か死か。真実はどこにあるのだろう。
ただ俺は、死を選ぶことも数ある選択肢のうちの一つだ、と思っている。
確かに、あなたを愛する人や、あなたを必要としている人にとっては、
それは非常に悲しいことかもしれない。だが、一番苦しいのは常に自分なのだ。
世界中の誰より、自分が一番辛い。これは真実なのである。
苦しみから逃れようとするのは当然のことであって、そのために死を選ぶ。
果たして、間違っているだろうか。もうひとつの道、ともいえるのではないだろうか。
この俺の告白が、何かのために役立つことを願って。
あぼーん
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あぼーん
あぼーん
311 :
考える名無しさん:02/03/23 03:25
「戦争論」(ハルキ文庫)¥680
「私の憲法論」(徳間文庫)¥590
前者は、保守思想を湾岸戦争とアルカイダ・テロルに応用したもの。
後者は、保守思想を憲法問題に応用したもの。
西部氏の著作は初めて読んだのですが、
どう考えるのが保守思想なのかよくわかります。おすすめです。
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339 :
考える名無しさん:02/04/02 21:09
保守になる前もしく保守になる途中が面白いんじゃない
あぼーん
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あぼーん
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あぼーん
あぼーん
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350 :
考える名無しさん:02/04/05 01:48
小林よしのりが「わしズム」という雑誌を発行するとのこと。
四月末、創刊号が発売だそうです。
西部邁氏も執筆するそうです。
あぼーん
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372 :
考える名無しさん:02/04/13 05:16
市川市立図書館員が集うスレはここ?
373 :
考える名無しさん:02/04/13 05:22
あぼーん
375 :
考える名無しさん:02/04/14 00:13
西部の喋りテクをモノにしたいぜ。
あぼーん
377 :
考える名無しさん:02/04/21 05:05
【『わしズム』(小林よしのり責任編集長)4月25日(木)創刊 定価(本体667円+税)】
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□□□■□□□□■□□□■□□□■□□■□□□□□■□□□■□□□□□□■
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378 :
石川梨華 ◆RIKAwz.6 :02/04/22 00:11
あぼーん
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396 :
考える名無しさん:02/05/09 20:50
ゴォォォォォォォ |
| 反米は良識の一部!
´ ̄`丶 └──v────────────
/ ヽ ,-、
,.、-∧ ∧_ | ̄ ̄¨ ー---- /::|::゙l
,. ‐‐‐‐---- '"- l(゚Д゚#)゙゙゙ ー-l、 /::├::|
| /_ `.i;;;;;;;;;;`:::::::::::::::::::::: ー-----‐- ....__ /::::: |::::|
ー-- ......___| ( ) :|;;;;;;;;;;;;|:::::::::神風::::::::::::::::::::::::::::::::::: ` ー- ...__/:::::::├::| _ ,,,, -一 "~ 冫
¨ ー-= __ ̄ ー-`、~ ノ;;;;;;;;;;;/:::::::特攻隊:::::::::::::●:::::::::::::::::::: __ - ‐・ ' " ¨ ̄ .. -‐ ' ´
¨ ー- ..._ヽ _;;;;;;;;;;ノ::::::::::::::::ニニニニニニ二 " ´´ _... -‐ "´==‐
~ ー-'" :::_____________ ... -‐・ "´-‐'"
i'´ ) __...、__」 ゙O
\ / `ー─―‐―一 '''' "" ̄
-
なんでずっと荒らされてル?
398 :
弁証法的理性批判放棄&rlo; ◆k7C9xZJk :02/05/09 21:33
399 :
考える名無しさん:02/05/09 21:38
ご長寿スレ(・∀・)イイ!
400 :
弁証法的理性批判放棄&rlo; ◆k7C9xZJk :02/05/09 21:47
ボクモヤッテミヨウ
,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i
;'-д-、、:、.:、:, :,.: :`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
iii − ‐ヽ
dー‐´0う0 マターリ
\_/lllllノ
(つ旦と)
と__)_)
401 :
考える名無しさん:02/05/14 22:57
>>270 鴨は結局は葱と共に煮られるものである。
そしてそれはそれでなんの問題もない。
いつの時代でも馬鹿はいるものであり、他人の意見を盲信して
身を破滅させる者は後を絶たない。
そうした馬鹿が、たまたま左翼にかぶれて身を破滅させたとしても、
それは自然な成り行きである。
たとえたまたまその時左翼にかぶれなかったとしても、そのような馬鹿は
いずれ豊胸クリームにだまされるなり、壷や聖水を買うなりして
破滅する。
馬鹿は死ななければ治らないのであり、しかし、社会という聖なる器の中に
おいては馬鹿は馬鹿としてその役割を担う。
たとえ反面教師としてであれ、社会総体の構成要素である。
彼等馬鹿共は、左翼として破滅して、それでわれわれの反面教師として
役立っている。
402 :
考える名無しさん:02/05/18 08:04
いまどきそんなこと言う奴居る?
403 :
考える名無しさん:02/05/19 03:07
ボクモヤッテミヨウ
,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i
;'-д-、、:、.:、:, :,.: :`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
iii − ‐ヽ
dー‐´0う0 マターリ
\_/lllllノ
(つ旦と)
と__)_)
保守。
405 :
考える名無しさん:02/06/11 02:15
この人、トーク上手すぎよね。
406 :
考える名無しさん:02/06/13 23:22
〃───、
/ _____)
/ /´ (_ _)ヽ
||-○-○-|
|(6 ゝ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|ヽ θ ノ< マンセー!!
ヽ|\_/ \_____________
______.ノ (⌒)
//::::::::|-、 ,-/::::::ノ ~.レ-r┐
/ /:::::::::::| /:::::ノ__ | .| ト、
| /:::::::::::::::| 〈 ̄ `-Lλ_レ′
レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐′
407 :
考える名無しさん:02/06/13 23:52
特に宗教ネタがおもしろくてよい
408 :
考える名無しさん :02/06/14 00:54
この前、古本屋で『西尾漢字の歯槽と講堂』買って読んでみたけど、
西部批評のところ、今のあの2人のケンカの原因が垣間見えた気がした。
といってみるtest
409 :
考える名無しさん:02/06/14 01:26
どんなの?
410 :
考える名無しさん:02/06/15 02:01
お前ら、西部の最高傑作(著作)は何か教えてください
411 :
考える名無しさん:02/06/15 02:09
知性の構造
412 :
考える名無しさん:02/06/15 03:02
『去夢の幸三』もいい
413 :
考える名無しさん:02/06/15 05:36
国民の道徳
新しい公民教科書
414 :
バンコラン:02/06/16 15:50
>>405 実際上手いよね。福沢諭吉の生き方見習ってるんだろうね。
>>410 「虚無の構造」と「国民の道徳」この2冊に慣れたらあとは応用じゃ
ないかってくらい西部思想が凝縮されてる。
「福沢諭吉」も読んでみたい。
小林よしのりと組んだんなら今までよりメジャーになってくるチャンスが
あるような。彼自身が言っているように普段の市井の会話の中で「道徳」
「伝統」「良識」とかの言葉が出てくるようになればいいなって思うよ。
そう言えば
小林《サヨク→保守、・知識人批判・説教オヤジ
西部《極左→保守、・知識人批判・説教オヤジ
似たモン同士、類は友を呼ぶだ。俺どっちも好きだし。
415 :
考える名無しさん:02/06/16 15:52
西部氏は、すばらしい。
つっぱってるところが、エラい。
貫いてもらいたい。
417 :
考える名無しさん:02/06/16 16:20
『大衆の病理』は感動的である。『知識人の生態』は感涙ものである。
つまり、大衆という知識人と知識人という大衆がいるのみである。
しかし、古書で西部宛の柄谷行人署名入り著書が出回っているが、二人は
決別したのか?。
伝統・国家VSネーション=ステート批判。
落ち合うことはできないね。
418 :
考える名無しさん:02/06/16 16:32
柄谷行人の雑誌掲載時の文章と、改稿後の単行本の文章を読み比べると、
柄谷行人の差異としての場所が読めて面白い。
「群像」とのトランスクリティークも揃えておきたかった。
419 :
考える名無しさん:02/06/16 16:33
420 :
バンコラン:02/06/16 17:08
>大衆という知識人と知識人という大衆がいるのみである。
上手いな!どっかで使わせてもらうよ。
でも「大衆」の定義から書かなきゃならんから面倒なの。
421 :
バンコラン:02/06/16 17:16
422 :
考える名無しさん:02/06/16 17:29
西部氏は、いま大学教授になっているの?
423 :
考える名無しさん:02/06/16 17:30
醜名大だろ
424 :
考える名無しさん :02/06/17 04:02
>>414 >小林よしのりと組んだんなら今までよりメジャーになってくるチャンスが
そうかもしれませんね。でも、ゴー宣読者が即西部の読者となるとも
思われないような・・・
>>421 なかなか面白かった
425 :
考える名無しさん:02/06/17 16:06
西部ねぇ、ガキのころは読んだ
大学入ってこいつが保守を自称するのはインチキだと知った
出自も卑しいし、経済卒だし、教養ないし(藁
何よりチビ過ぎ(藁
ただまあ自覚してるんだろうってところが救いかな
426 :
考える名無しさん:02/06/17 16:58
>ただまあ自覚してるんだろうってところが救いかな
してねぇよ。周りがそういう期待をするからそれに合わせてそれっぽく反応するだけだ。
>>424 そりゃヨカタ。まあいつも書いてることと変わんないけどね。
>ゴー宣読者が即西部の読者となるとも思われないような・・・
無理になってもらうこともないだろうけどね。変な子も多いみたいだし。
このへんはウヨもサヨもいるんだろうけど。
漫画じゃなきゃ嫌だってのも多いだろうし。
>>バンコラン
>漫画じゃなきゃ嫌だってのも多いだろうし。
まさにその通りだと思うね。小林がここまで人気あるのも、そういった若年層
が非常に多い事のあらわれであって。
しかも西部氏の文章はカナーリ「クセ」があるから(否定的に言っているのでは
ないよ)、漫画世代は余計に取っ掛かりにくいかもね。
小林の漫画がきっかけで読むようになったが、
むしろ小林の漫画よりもおもしろかったよ。
「知性の構造」「虚無の構造」「国民の道徳」
すべて読みがたえあった。
小林は西部氏と組んでるけど、西部氏と有効関係の福田和也を批判してるし、
福田も小林を批判してるよね。そのあたりは、西部氏はどう考えているの
だろうか。
有効→友好ね。
逝ってきます。
433 :
考える名無しさん:02/07/07 16:05
>>429 俺もよしりん経由で西部さんに辿り着いた。
「虚無の構造」を読み、心底から真っ当に普通に生きていくための活力を得た、
と言えば少し大袈裟かな?でも実際ホントにそうなんだ。
434 :
考える名無しさん:02/07/07 20:09
西部は昔、三島由紀夫の思想や行動(盾の会や自殺の仕方)批判的えあり、
また三島をはじめとする多くの文学者達が美学的すぎると嫌悪感を持っていた
と思う。これは文学者であるが常識的でもあった故・福田恆存にも共通した立場
でもある思う。
ところが、近年西部は三島の死を認め、自死の思想などど言い出し悪い意味で
非常に文学的、美学的なスタンスを取るようになった。これは西部が持っていた
保守から健全性を奪うことだと思う。
435 :
ニョねずみ:02/07/07 20:40
フィクションだと分かった上での保守というのが西部でしょ。
その点で左右の違いはあれ、浅田と割と近いという印象。
で、三島の死に方はわざと過ぎるということで、節度ある保守でもあるわけで。
その西部がフィクションというスタンスを維持できなくなったということか。
一番イタイのがコヴァ
みんなフィクションなんだよ!
キミ達の教祖もな!プロレスだよ!ガチンコファイトクラブだよ!
>>フィクションだと分かった上での保守というのが西部でしょ。
昔の西部の立場はそうだったと思う。今もそのつもりかもしれないけど、
微妙なところじゃないかな。
>>浅田と割と近いという印象。
浅田は「西部がブリリアントだった」と言ってるね。
ただ浅田は「西部を浪花節」だと言ったけど、それは今の西部に結構当ては
まってる。
>>三島の死に方はわざと過ぎるということで、節度ある保守でもあるわけで。
西部は保守、伝統、国家などがフィクションだと分かっていたという事だよ
ね。
>>その西部がフィクションというスタンスを維持できなくなったということ
か。
そのスタンスを失ってかつての面白さがなくなってると思う。
438 :
考える名無しさん:02/07/07 22:11
西部自身は、福田との対談でロジックで作り上げた「知性の構造」
でのやり方は、間違っていたかもしれない、と言ってるね。
美学的な三島を評価し直してみたり、美学的な福田は残しておきながら、
10年に一度の逸材とまで言った論理的な宮崎を切り捨ててまで
漫画家の小林に接近したり。
最終的には、イメージ+ロジックに保守思想を深下させて、
知性の構造を超えるすごいの一冊書いて死ぬ予感。
439 :
考える名無しさん:02/07/07 22:49
>>438 >最終的には、イメージ+ロジックに保守思想を深下させて、
>知性の構造を超えるすごいの一冊書いて死ぬ予感。
いいね、それ。
個人的には「神風特攻」をモチーフに誰も書いたことのない
すごい一冊をしたためて欲しい想いがある。
つーか保守って美学的なんだよ
だからロジックの西部の存在価値あったの
昔は
441 :
考える名無しさん:02/07/07 23:08
今の日本は不況で経済がおかしくなってるんだから
、元?経済学者として経済について書いて欲しい。
「経済倫理学序説」を超えるような。
442 :
考える名無しさん:02/07/07 23:20
なぜだか知らないけど西部と小室直樹は仲が悪い、らしい。
でもって宮台は小室の弟子。
443 :
考える名無しさん:02/07/07 23:34
>>441 経済なら、最近エコノミストの犯罪出したばかりじゃん
444 :
ニョねずみ :02/07/07 23:45
>>437 ここ数年の西部を知りませんでした。
僕は浅田が資本の文明化作用を肯定する時、思考形態として西部と似ている
と思いました。
445 :
考える名無しさん:02/07/07 23:46
○経ノヒトジャネエノ
446 :
考える名無しさん:02/07/08 00:03
この人は北海道出身で伝統のないところで育ったせいか、伝統というものを
異常に観念的に考えてるよね。
それは失われた故郷を捜し求める放浪の旅のようなもので、そういう彼個人
の実存と日本社会に対する考えとを混濁してしまってる。
それに比べれば小室や宮台はそういうことはしてない。
447 :
考える名無しさん:02/07/09 22:33
漏れは、経済に関しては全くの無知で、「経済倫理学序説」も1回読んだきり
なんだが、あの本は、経済(学)方面の連中からは、カナーリ軽くあしらわれて
いるみたいだね。
経済に詳しい保守神の降臨キボンヌ。
448 :
考える名無しさん:02/07/09 23:57
中西輝政(京都大学教授)氏が、
西尾幹二と西部邁のバトルについて、
今は保守同士でケンカしてる場合ではない、
とおっしゃってました。
大同団結しろ、とのことです。
449 :
考える名無しさん:02/07/16 12:51
>>447 あしらわれているも何も
経済学のパラダイム自体を批判してるんだから
大半は無視を決め込むのは承知だね。
西部の論にノっちゃえば彼らは今まで学んできたことを捨て去らにゃならんし(w
450 :
考える名無しさん:02/07/16 12:53
>>447 最近でた『エコノミストの犯罪』はいいよ。
451 :
考える名無しさん:02/07/16 12:58
>>446 >そういう彼個人の実存と日本社会に対する考えとを混濁してしまってる。
それは批判にならないよ。
自ら見聞してきたものが知識人としての発話に影響していない奴の言葉の
方が薄気味悪いだろーに。
452 :
考える名無しさん:02/07/16 13:01
>>448 中西教授がそんなこと言ってんだ。
でも、あの二人の対立は「アメリカニズム」に対する構え方として
根本的な違いがあるから大同団結ってのも呑気な物言いだと思う。
そもそも何に対しての大同団結なんだろ?
453 :
考える名無しさん:02/07/16 13:06
80年代の浅田と西部の対談(確か「思想」か「理想」)
はおもしろいね。コピーもってるけど 23ページもあるよ
454 :
考える名無しさん:02/07/16 13:14
>>453 マジで!?
すっげー見たい。噂は聞いてたんだけど対談内容を断片的にしか
見たことなかったんだ。ちょっとずつでいいからうpしてくださらないでしょーか?
おながいします。全部みたいざんす。
455 :
考える名無しさん:02/07/16 13:21
学生なら学校の図書館にあるとおもうよ。
すこしだったら自分がおもろいと思ったところウプしてもいいけど。
雑誌の対談だから2段組で字が多いんだよね
456 :
考える名無しさん :02/07/16 13:33
>最近でた『エコノミストの犯罪』はいいよ。
あくまでもエコノミストで、
財務省(旧大蔵省)の犯罪ではないわけね(w
457 :
考える名無しさん:02/07/16 13:45
>>455 早速探してみます。
その雑誌の発売日はわかりますか?
458 :
考える名無しさん:02/07/16 13:49
>>456 面白いところをウプしたいんだけど
先日、友達のパチンコ店員が持って帰っちゃったから(w
返してもらったら詳しく紹介するよ。よかったら買ってみてくだしゃい。
459 :
考える名無しさん:02/07/16 13:54
>>270 同じこと、考えてる人いたんだ。
東大自治会委員長までやったんだから、責任
はあるはず。自分は転向声明なしで「戦後の
無責任」を批判されても...。知識人て何かやだな。
460 :
考える名無しさん:02/07/16 14:32
>>459 自身の著書で何度も触れてるじゃないの。
つうか今でも事あるごとに触れてる。そもそも「転向声明」って何だ?
461 :
考える名無しさん:02/07/16 14:33
284 :考える名無しさん :02/02/18 20:09
>>270 >過去を暴くやうで惡いが、嘗て全學聯の鬪士だつた西部先生が、
>何の明確な轉向聲明≠熄oさずに現在のやうな保守の立場を取るのは道徳的でない。
>先生のアジテイションに惑はされ、一生を棒に振つた人も多い。
>さういふ人たちに對して良心の呵責を覺えないのか。
人間だもの。何らかの「良心の呵責」は感じてゐるんぢやなからうか。
ただ、「一生を棒に振つた人」への“眞なる責任の取り方”つて何なんだらう。
其れは彼らが望んでゐるものなのだらうか。
さうだとしたら西部氏が「共に滅びる」以外のものを彼らは望むのだらうか。
彼らが納得のいく轉向聲明なんてあるのだらうか。
其の轉向聲明は所謂以前からの保守派の人々に向けて書かれるものなのか
「一生を棒に振つた」人々へ書かれるものなのか。
貴方はどちらを望んでゐるのだらうか?
>>457 「経済学の現在」という特集のなかの記事の1つ
ということしかわからん。たぶん「理想」だとおもう
463 :
考える名無しさん:02/07/16 21:00
464 :
考える名無しさん:02/07/17 01:23
小林との関係で、西部さんの本も少しは売れるだろ。
虚無の構造の飛鳥のような小出版社や、
角川の知性の構造のような、一般に売れるはず
のないものはともかくとして、
文庫を持ってる大きな出版社は、今こそガンガン
文庫化して欲しい。
特に、文春は「思想の英雄達」を文庫化するのは義務。
>>461 普通自殺するよね。死んだ奴も多いんだから。
その覚悟が無いなら、(無かったんだから)物言うなって事じゃない?
466 :
考える名無しさん:02/07/17 13:05
>>465 安保闘争ってそんなに大したものなのか?
国会を取り囲まれた日、いつも通り後楽園球場は満員だったし。
467 :
考える名無しさん:02/07/17 13:10
468 :
考える名無しさん:02/07/18 12:34
>>459 >>270 俺の教授もおなじようなことといってた。
教授によると、西部が
「俺は学生運動のころから実は保守だった。
批判してた対象は同じだ。アメリカニズムと近代文明だ」
っていってるのがどうしても納得いかないらしい。
同世代だし、うちの教授ももともと市民社会派マルクス主義に関心があってそこから
転向した人なんだよね。保守では全然ないけど。
だからこそ納得がいかないみたい。
469 :
考える名無しさん:02/07/18 13:41
もともと生真面目に左翼運動に投じた人ではなかったんだろね。
旧左翼や日本共産党へのアンチテーゼにのみ邁進している二十歳のガキだった、
みたいなことを『寓喩としての人生』で言ってる。その辺、柄谷とも似通ってるんじゃないかな。
今や二人とも対極にいるって感じだけれど。
ただ、それを今、批判している人達がこの二人より面白い仕事をしているか
と言えば、全くしていないということだけは言えるかも。
470 :
考える名無しさん:02/07/19 17:00
たしか著作でも言ってたな。「岸信介首相の屋敷(官邸?)を大勢のデモで
取り囲みながらも、私は一人の個人への攻撃というものがこのように許される
ものなのか、と懐疑していた・・・」云々。(原文どおりにあらず)
この人の初期の著作、特に「経済倫理学序説」は好きだよ。あくまでエセー
まがいだけど、モダニズムへの反発からこの当時はまじめに一種の経済哲学
の構築を本論として構想してたんじゃないかな。
保守派の論客として重宝がられる存在になったけど、学者の業績としては
ある意味惜しい。有能な人だけに。
>>470 結果から判断して有能でなかったのは明らかだと思われるが。
472 :
考える名無しさん:02/07/19 17:54
>虚無の構造の飛鳥のような小出版社や、
>角川の知性の構造のような、一般に売れるはず
>のないものはともかくとして
いや、売れる。文庫化希望。
473 :
考える名無しさん:02/07/19 22:30
>>469 他人の真っ赤なふんどしを御旗に、無責任に他人を扇動した→西部。
いわゆる糞だよね。
楽しいければありと他人を扇動し、そこに楽しさを持たせた
しかも裁判も個人で戦っている→西村。
よって赤、楽しさと言う違いがあるが、行動を比べた限り
覚悟を持って行動している、ひろゆきの勝ち(藁
474 :
バンコラン:02/07/21 10:43
>>473 何の問題も無い。20のガキ時分のこと。
西部も“煽られてしまった側”の一人ってこと。
ザラにある話しだし、
>先生のアジテイションに惑はされ、一生を棒に振つた人も多い。
>さういふ人たちに對して良心の呵責を覺えないのか。
サウイフ人達は西部がいなければ一生を棒に振らなかったんかな?
その道を選んだのはサウイフ人達の選択だから良いんじゃない?
475 :
考える名無しさん:02/07/23 13:37
正直、俺がジーサンになって二十歳の時分のことを肴に難癖つけられたら返す言葉がないな。
皆、往々にして軽率なそしりは免れないだろ?(w
>>474 禿胴。
麻原に帰依しといて洗脳とけてから賠償もとめる元信者と同じように見える。
麻原と西部は違うけど(w
↑
西部の肉声が聞けるぞ
478 :
考える名無しさん:02/07/23 19:07
>>475 >麻原に帰依しといて洗脳とけてから賠償もとめる元信者と同じように見える。
たしかに。
>麻原と西部は違うけど(w
20代の頃にやっていた事は麻原と同じ。
宗教と共産。共産ゆえに許されているのがおかしい。
479 :
西部+間宮+佐伯:02/07/26 03:26
「学生といっても僕は東大生しか実際には知らないのですが、
僕らのころから、東大生を見ておりますと、教養学部の二年間は、
ジェネラルにものを考えようとする傾きが強い学生がいるのです。
ところが、教養学部の二年生の後半学期ぐらいから、
急速に自分が専門化することに喜びを見出す学生が増えてきて、
自分はこれから経済学部に進むんだ、法学部に進むんだと
得意げにしている。
480 :
西部+間宮+佐伯:02/07/26 03:30
つまり、自分が専門主義に取り込まれて、
ちょうどオーケー牧場の牛のように、
尻っぺたに、お前はナントカ牧場
−−東大経済学部牧場の出身だというふうに
ハンを押されることに無上の喜びを感じる学生というのは、
昔から今に至るまで、引きも切らずにいる。
481 :
西部+間宮+佐伯:02/07/26 03:34
僕はそうなるゆえんも、よくよくわかりはするのです。
(略)
学生階層は、前半期においてはまだしも
ある種の無定形な可能性の集まりである。
それ自体は単なるバカにすぎないかもしれないが、
ただ何者かになりうるかもしれないものです。
それが二年後にはアッという間にナニナニでしかないものに
変わっていく。
あれは無残な光景だなと昔もいまも思っておりますがね。」
482 :
西部+間宮+佐伯:02/07/26 03:41
以上、『大衆の病理』(NHKブックス)からの引用でした。
正直、私、コラムニストや時論家としての
西部の文章が、大ッ嫌いだったんだよ。
保守だから、右だからとかいう思想的なレベル以前に、
社会科学のカタカナ用語を散りばめた
あの文体が、生理的に気に食わなかった。
高校時代の頃から。
このセンテンスが、私が読んだ西部の著作で、
一番印象に残っている部分ですね。
これをたまたま読んだのが、ちょうど大学2年の時だった
からかも知れないけれど。
(その時、自分は既に「専門分化」をした後だったけど)
それ以来、私は西部というモノ書きに、敬意を払うように
なったね。
485 :
考える名無しさん :02/07/27 20:46
>>482 >>社会科学のカタカナ用語を散りばめた
>>あの文体が、生理的に気に食わなかった。
確かに、あの文体にはクセがあるね。漏れも最初は嫌いで仕方なかったが
(あくまで「文体」が。「内容」がではない)、読んでいくうちに段々
はまってきた。
ところで引用、蟻画当。
一刷しかしない本多すぎですね。
何刷もしたの国民の道徳くらいじゃないですか?
それでさえ、歴史・教育に比べて・・。
487 :
西部+間宮+佐伯:02/07/28 03:02
西部の文体って、どっちかというと、
センテンスの長い美文調だよなあ。
私が最初に読んだ西部の本って
『きまじめな戯れ』(ちくま文庫)だったからな……。
まあ、西部の真骨頂が発揮された本とは、言い難いかもな。
間宮や佐伯の(一般向けの)本も何冊か読んだけど
師匠の西部のようなクセや個性は、ほとんど感じられないね。
普通の経済学徒っていう印象しか受けなかった。
センテンスの長い美文調
→センテンスの長い醜文調
489 :
考える名無しさん:02/07/28 23:59
『思想史の相貌』って文庫本で出てる?絶版になってないかな?
490 :
考える名無しさん:02/07/29 00:14
>>489 徳間教養文庫ね。
あのシリーズはもう、在庫のある本しか手に入らない
んじゃないかな。
ブックサービスでみると小室さんの「戦争の構造」は
まだ手に入るみたいだけど、他はほとんどないみたい。
俺も、手に入らなくて困ってるんだよー。
491 :
考える名無しさん:02/07/29 13:47
>>490 そうなのかー。
小林秀雄のこと何て書いてるのかなーと思って。
小室直樹の『戦争の構造』、
正式タイトルは『世紀末・戦争の構造』かな?
なぜか今、手元にあります。
西部の本はないなー。
>>492 そうです、いい本、いいシリーズですよね。
うちには、
吉本隆明「超資本主義」
小室直樹「世紀末・戦争の構造」
渡部昇一・谷沢永一「読書談議」
がありますが、西部さんがないんですー。
以前、西部本人に「知性の構造」にサイン頂いた。
このご著書を最も愛読させてもらってますと云ったら、
莞爾と微笑んで、曰く「ああ、そう。ありがとう。この
本は難しいんだよねえ」。
講演や朝生で見せる姿とは対照的だった。とても紳士だったなあ。
こちらが話せば、時間が許す限り付き合おうとするしね。
のってくると、たまに皮肉まじりにアジってくれる。
495 :
考える名無しさん:02/08/01 02:39
おっと忘れてた、あげとくか。
496 :
考える名無しさん:02/08/01 14:57
497 :
考える名無しさん:02/08/04 12:01
最近のコヴァの文体は西部のパクリっぽい。
そのうちコヴァも語源について薀蓄を述べだすかも。
499 :
考える名無しさん:02/08/07 20:57
>>498 >>最近のコヴァの文体は西部のパクリっぽい。
それは漏れも感じる。まあ、意図的にやってるんじゃないの?西尾幹二と
喧嘩して以降、今まで以上に西部、西部って言うようになったし。
500 :
考える名無しさん:02/08/07 21:20
コヴァと西部は一緒に本だしました。
マナーとしての反米
だったかな。
501 :
考える名無しさん:02/08/08 12:30
>>497 確かに面白い。
西部ファンくさいコテハンが紛れてるな(w
>>499 惚れてるんだなって感じがする。
502 :
考える名無しさん:02/08/08 19:25
503 :
考える名無しさん:02/08/08 21:16
>>502 なるほど(笑。
西部ならば、こうるさい嫌煙→改革派→左翼として批判して行くが、
逆に嫌煙こそ「正統」で、喫煙者を「異端」とし、公共心のない
卑しい連中だという事に話しをもっていくわけだな。
http://up.to/muke 今日のネタ。良かったよ。ママン!逝かないロリはカスだね。
\ 逝けー!逝ってしまえ〜。 サンプル最高!(タダ)
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ありがとうママン!!
/■\ドルルルルルルルルル!!!!! イッチャウーっ!
( `Д´ )___。 \从/ _ _ _ _
ミ( つ【〔ロ=:(∈(二(@ > ‐― ‐ ― _ - ̄ _ ̄ ‐―
人 ヽノ ・院ォ /W'ヽ
(__(__) ・ 。 、、、 ,,,
505 :
考える名無しさん:02/08/11 17:49
コヴァとの対談本、個人的には結構面白いと思った。ただまあ、
オッサン2人の写真をあんなに載せなくてもいいだろうに。
506 :
考える名無しさん:02/08/12 14:28
たぶん、西部さんの本としては、一二を争う売れ方するんだ
ろうが、中身は西部さんの本ではないね。
小林に引きずられて世間話しかしてない
こんなに抽象度の低い本は西部じゃない(笑
507 :
考える名無しさん:02/08/13 00:30
オッサン2人の写真集じゃねぇ・・・
508 :
考える名無しさん:02/08/13 17:32
西部マンセー
510 :
考える名無しさん:02/08/13 18:21
抽象保守が西部の持ち味だからね。
具体は飲んだくれw
511 :
考える名無しさん:02/08/14 23:42
【「著書捨てられた」船橋市立西図書館を提訴】
「図書館に置かれた著書を捨てられ、言論弾圧を受けた」と主張して、
作家の井沢元彦氏ら8人1団体が13日、
千葉県船橋市立西図書館の司書と市に2700万円の損害賠償を求め、
東京地裁に提訴した。また原告代理人は、司書を背任罪などで千葉地検に告発した。
ほかの原告は評論家の谷沢永一氏や
「新しい歴史教科書をつくる会」名誉会長の西尾幹二氏ら。
廃棄された著書が最も多かった評論家の【西部邁】氏は、原告に加わっていない。
512 :
考える名無しさん:02/08/15 00:07
「つくる会」と谷沢永一氏の和解を希望!
513 :
考える名無しさん:02/08/15 03:09
廃棄された著書が最も多かったが原告には加わっていない西部邁氏の話
「図書館の大半には強かれ弱かれ左翼人士がいる。
教科書問題のように激しい論争が起きると
私の本を廃棄するというのは左翼的行動で驚くにはあたらない。
この国の言論は暗黒時代に入っており、このことは予測していた。
言論といえども、イデオロギー闘争からいわゆる焚書坑儒が起こるのは歴史の常だ。
これからもさまざまな所で同様のことがいいように進むだろうが、
本を焼いたなら、せめて理由ぐらいは明確に示してほしい」
514 :
考える名無しさん:02/08/15 03:32
西部氏の著書を44冊所蔵していたが、43冊を廃棄、
『60年安保センチメンタルジャーニー』1冊のみを所蔵だって、滅茶苦茶だね。
でもさぁ、なんで、『60年安保センチメンタルジャーニー』だけ残したんだろうね。
ちょっと理由を聞いてみたいね。
515 :
考える名無しさん:02/08/15 03:47
左翼ってバカだね。
「図書の弁済については、
今回除籍された図書については、
現在市民の利用に供すべく、購入の手続きを終了しております。
また費用については、
図書館運営の責任者である館長など関係者が負担することを申し出ています。」だって。
結局、自分たちのお金で本を買うはめになったみたいね。バカだね。
516 :
考える名無しさん:02/08/19 01:40
『人間論』『成熟とはなにか』で出会ってかなーり影響受けた。
人間論は文庫も買っていつも持ち歩いてる。
517 :
考える名無しさん:02/08/19 01:52
>>514 処分には思想的意図はない、そうだからね!
保守の西部の本は全て処分しようとしたが、左翼たるこの司書は
60年安保の裏側と人物を描いた本には興味があったから、
ついつい残してみたというわかりやすすぎる意図はないのだ(w
518 :
考える名無しさん:02/08/19 04:40
西部はチェスタトンのことをよく持ち出すけど、チェスタトンの思想は
カトリックと切り離せないものだと思うが、そこんとこは西部はどう思ってる
だろう?
チェスタトンはカトリックの立場からものを言っていて、例えば十字軍は
アラブの野蛮からヨーロッパの文明を守るために起こったと書いてるけど
当時はアラブの方が文明化されていたのは今では常識。
チェスタトンは言ってることは一時が万事この調子でヨーロッパのカトリック
万歳なんだよね。
そこにヨーロッパ以外の人間なら違和感を持つと思うんだけど。
519 :
考える名無しさん:02/08/19 04:42
520 :
考える名無しさん:02/08/19 04:47
わかってるよ。そういうのは全部。
でも皆全員最初から騙す気だろ。
騙されて無いと信じる以外に方向は無かった
521 :
考える名無しさん:02/08/23 05:49
ageときます。
図書館人の世界にサヨが紛れ込んでいるといっても、
それはごく一部だよ。
大多数の図書館人は、ごく普通の常識人だし、
日本図書館協会は、
この事件を徹底的に調査するつもりだよ。
『ニセ学生マニュアル』の浅羽通明に言わせれば、
『センチメンタルジャーニー』は、
その著作の中でもっとも西部らしい本なんだそうだ。
浅羽いわく、
「西部の故郷は、伝統である以上に、青春なのだろう」って。
ちょっとまえの「発言者」で、
西部と、脚本家の荒井晴彦(日活ロマンポルノとか作ってた人)と
福田和也と、すが秀美で座談会やっててさ、
話が昔の学生運動に及ぶんだけど、
その時の西部の口ぶりがえらい楽しそうなのな。
君はどこで活動してたの?
ああ、高田の馬場全共闘ねえ〜。みたいな。
それ読んで、浅羽の評言は正しかったのかなって思ったよ。私は。
翻訳した『日本人と武士道』いいね。むこうのインテリの懐の深さに感嘆するよー
526 :
考える名無しさん:02/09/02 21:25
保守
527 :
考える名無しさん:02/09/02 21:30
人の持ってる本もよみたいですね
528 :
考える名無しさん:02/09/03 07:33
日本人と武士道は西部が自分で書いたのよ これ常識
>浅羽いわく、
>「西部の故郷は、伝統である以上に、青春なのだろう」って。
ぶははは。
530 :
考える名無しさん:02/09/03 13:24
「俺は全てのイズムを信じない。センチメンタリズム以外は」
って昔から西部が言っていた、と柄谷行人が対談で言っていたよ(w
531 :
考える名無しさん:02/09/06 01:17
半年ぐらい前の『発言者』の編集後記に、「主幹は現在、書き下ろし単行本を執筆中」とあったけど、いつ出るんだよ。
532 :
考える名無しさん:02/09/06 01:23
>>531 そーいや出てないね。
『エコノミストの犯罪』は連載モノだったしね。
533 :
考える名無しさん:02/09/06 02:04
>浅羽いわく、
>「西部の故郷は、伝統である以上に、青春なのだろう」って。
西部と浅羽じゃあ浅羽のほうが嫌いだけど、これだけはよくぞ言ってくれたって感じだな。
534 :
考える名無しさん:02/09/06 02:47
>>533 つうか、これ西部をクサしたことになってるか?
浅羽もそんなつもりで言ったわけじゃないだろーに。
535 :
考える名無しさん:02/09/06 02:52
>>534 そういえばそうか。
まあでも、俺的には嬉しい。
536 :
考える名無しさん:02/09/11 06:00
これかな?
>>531 ちくま新書からでるみたいだぞ「保守思想のための39章」
537 :
考える名無しさん:02/09/13 03:40
発言者は何日発売なのでしょう?
申し訳ありませんがどなたか
教えてください。
538 :
考える名無しさん:02/09/13 07:04
毎月15日頃、書店で見かけるよ
539 :
考える名無しさん:02/09/15 03:35
西部邁と石原慎太郎が対談してないのは残念だ
>>539 根拠はないが、なんとなく話がかみ合わないように思う
541 :
考える名無しさん:02/09/15 16:45
手元のちくま新書をみると毎月20日が発行日のようだが、
書店に並ぶのってこのころ?
楽しみ。
542 :
(´u`)チンペイ ◆GRUJgWLQ :02/09/19 19:02
良スレハケーン!
私は西部vs養老毅?(こんな字やったっけ?)の対談キボンヌ。
この二人はイイ!
孟司
544 :
考える名無しさん:02/09/19 23:09
西尾幹二氏の見解で面白いところがありましたので、紹介します。
アメリカの高官はイラクについて、「ガラガラ蛇が庭先にいるとき
黙って放っておいてもいい のですか」と言った。北朝鮮もガラガラ
蛇である。日本列島の裏庭に住んで久しい。
9月11日の同時多発テロ以来、日本のマスコミには「反米」の感情が
広くただよい、なかに はヒステリックになってテロリストに同情する向
きもあるようだが、金正日というガラガラ蛇が しおらしげに頭を垂れ
て、裏庭の草薮の中からでてきたのは、アメリカのパワーのせいである。
これでよく分っただろう。「反米」で大見栄を切っている連中は、
アメリカ依存心理に甘えて、 子供みたいな強がりを言っているに
すぎないということが。
西尾幹二vs西部邁と小林よしのり 親米、反米保守論争どうなるのかな?
545 :
考える名無しさん:02/09/20 20:56
新書発売あげ
「裏庭」ね‥‥。
つまり「裏日本」の向こうにある「怖い国」と。
547 :
考える名無しさん:02/09/21 22:55
今後は、幕藩体制になるらしいよ。
アメリカ=徳川幕府
イギリス=水戸藩
日本=薩摩藩or長州藩 ただし伊達藩はダメよ。
548 :
考える名無しさん:02/09/22 02:34
超強力漢方バイアグラ「威哥王」、「蟻力神」をどこよりも安い特価でご提供!
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549 :
(´u`)チンペイ ◆GRUJgWLQ :02/09/27 17:44
>>544 どうだ!アメリカ様の力を思い知ったか!?
このジャップドモ!
みたいな言い方だな。
西部さんが拉致問題に言及したら教えてちょ。
551 :
考える名無しさん:02/09/28 04:44
そういえば西部邁氏の拉致問題に対する発言がないねぇ。
もっとも西部邁氏監修の『新しい公民教科書』は、
「北朝鮮による日本人拉致問題」というコラムがあるんですけどね。
552 :
考える名無しさん:02/09/28 08:18
>>551 あれ,北朝鮮の国家犯罪っていうふうに書きかえるらしいよ.
553 :
考える名無しさん:02/09/28 10:02
他じゃ知花昌一だの元中核派だの小田実だのと組んで反米集会やったって大騒動だぜ?
なんかの模索のような気がしないでもないが、左翼逆戻りなんて言われてるよ。
554 :
(´u`)チンペイ ◆GRUJgWLQ :02/09/30 09:41
>>553 それはオモロイなあ。
祭りの予感。
左翼逆戻りじゃなくて価値総合の動きかも。
555 :
考える名無しさん:02/09/30 11:29
知花は右翼
556 :
2チャンネルで超有名:02/09/30 11:32
557 :
考える名無しさん:02/10/01 01:30
最近出た新書よんでても解かりにくい点が多々あるんだけど
俺が馬鹿なだけなんだろうなぁ・・・。
558 :
考える名無しさん:02/10/01 01:34
559 :
(´u`)チンペイ ◆GRUJgWLQ :02/10/01 13:48
>>558 酷かったなあ。
笑ったけど。
やるほうも馬鹿だけど。
560 :
考える名無しさん:02/10/01 23:24
新書イマイチだったなあ。
西部さんは抽象的な話より
対談や自分語りがおもしれえ。
561 :
考える名無しさん:02/10/01 23:31
保守思想を体系化してるんだろうけど、
何だかずらしずらし書いてるので掴みづらい。
562 :
考える名無しさん:02/10/01 23:39
「ヒステリック」ってよく使うようね。
西尾っていう人。サイコー!
563 :
(´u`)チンペイ ◆GRUJgWLQ :02/10/02 14:37
最高?それともサイコ?
おれは、虚無の構造とか知性の構造とか、
難しすぎるのはだめだな。
といって、時論ももう飽きた。
成熟とは何か。ナショナリズムの仁義。歴史感覚。
この辺の中位の抽象度の本が好き。
早い。
また新作でたぞ。
『人生の作法』
566 :
考える名無しさん:02/10/03 22:59
ほんとはやいな・・・。
はやく新書読み終わらないと。
もう売ってあるのかなぁ。
うちの本屋で見かけた記憶がないのだが。
567 :
考える名無しさん:02/10/04 00:06
こんなに多作だとそろそろ死期が近いのかもしれん。
568 :
考える名無しさん:02/10/04 03:51
北海道で隠居じゃねーの?
569 :
考える名無しさん:02/10/04 18:37
>>566 おれは今日ゲットしたよ。
一転して、これはもの凄く易しい本だ。
福田恒存の幸福論みたいな。
西部さんがこんな類の啓蒙の為に本を書くなんて。
570 :
マイナー文紹介者:02/10/04 22:19
西部の一番弟子とも言うべき佐伯啓思が西部について敬愛を込めながら簡単に論じた
部分がある。
「季刊アステイオン」1986よりほんの一部抜粋(「偽装された文明」に収録)
(大衆社会批判の解説の後で)だから「イデー(理念)の復権」という点においては、
西部は格別に進歩主義と対立する必要はない。むしろ保守主義も進歩主義もともに本来
大衆社会の「軽やかなニヒリズム」と等しく対立しているというべきだろう。そして
革命の精神さえも、もとはといえば、ある高貴な原点へのヒロイックな反帰なのでは
なかったか。西部が次のような言葉を漏らすとき彼は進歩主義のみならず、事実上
保守主義からも離反してゆくように見える。「宗教的感覚へと上昇する力を持たない
ような言葉は単なる啓蒙である。」
571 :
考える名無しさん:02/10/04 22:48
『人生の作法』買ってみようかな。
572 :
考える名無しさん:02/10/05 01:02
昔から、西部って人間論とか死生論とか、このじいさん、こういうタイプの
人生論書くの好きだったね。
まあ善人なんだろうなぁ。
573 :
考える名無しさん:02/10/05 08:08
今は大学でなに教えているの?
思想?
574 :
考える名無しさん:02/10/08 12:03
「人生の作法」、西部の具体的な経験や生活も交えて、抽象的なとこも少ないし
分かりやすくていいよ。
でも”わしズム2”での西部にはわらかしてもらったね、
なにを言ってるのかまるでサッパリw
西尾が論理に穴があると言ったがそうなのかもね。
あそこまで来ると抽象的とか哲学とかの範疇にないよ
誇大妄想だな。茶髪つかまえて今時、めだちたい精神も
ねえだろってカンジw部屋で本ばっか読んでんだろーな
576 :
考える名無しさん:02/10/08 21:21
茶髪に対しても、知識人として何かしらの解釈を行おう、ということだろ。
何やら近年「普通」なものになっている「茶髪」に対して
上の世代の一員として、それは日本の伝統に根ざしてないのだぞ、と
口うるさいと思われることを承知で、日本の歴史性を守る為に書いたんだろ。
577 :
考える名無しさん:02/10/08 21:46
時代の流れに抵抗してるつもりなんだろうけど、単なる時代錯誤の
じい様だな。
578 :
考える名無しさん:02/10/09 00:25
>>577 >>時代の流れに抵抗してるつもりなんだろうけど
と言うより、西部にしたら、普通に物書いて、発言してたら、知らん間に
(結果的に)時代の流れに抵抗してただけじゃないかと。
579 :
考える名無しさん:02/10/09 03:26
>>587 「茶髪」が流行とは思えないし、それを「流行」にしたり、伝統に反してるって
言ったりさ、西部ってまずは徹底的に「伝統」や「日本」のことを社会学的に
考えたことあるのかな?
その後で「日本」でも「伝統」でも言って欲しいよ。
小林の「伝統」と「慣習」は違うって文学者の文章で誤魔化さずにさ。
茶髪は流行だよ。この10年や15年のね。
ミクロな期間でみれば既に常識かもしれないが、
それよりはでかい尺で捕らえてるんでしょう。
西部の伝統には、吉本隆明「所詮、奈良朝以降の話。」
宮台真司「(家族論など)彼の伝統は思い出に過ぎない。
所詮明治以降の話」といった、射程が小さいという批判
は多いが。
582 :
考える名無しさん:02/10/09 12:19
>>581 西部の流行が15年なら、
西部の伝統は150年ということか。
それが近代日本の宿命だなぁ・・・。
583 :
考える名無しさん:02/10/09 12:44
>西尾幹二氏の見解で面白いところがありましたので、紹介します。
>アメリカの高官はイラクについて、「ガラガラ蛇が庭先にいるとき
>黙って放っておいてもいい のですか」と言った。北朝鮮もガラガラ
>蛇である。日本列島の裏庭に住んで久しい。
つまり、このアメリカ高官は「世界はアメリカの庭先」と考えてるワケだナ
アメリカらしいと言えばアメリカらしいが、
実際には、「隣の町のイラクさん家の庭先のガラガラ蛇」ってところダロ?
西尾クンも北朝鮮は日本の裏庭と考えてるワケだ
こういう所から、思想が伺えるのも面白いナ
西部っていつからあんな反米になったの?
確かに、敗戦後アメリカを諸手をあげて歓迎した
日本国民への批判は昔からしてたけど。
湾岸のころは、反米主義は稚拙、甘え、と言っていた
ような気がするけど。
585 :
考える名無しさん:02/10/10 11:43
>>584 恐らく自己確認の為。
保守は、もはや何を主体にすればいいのかさえ分らなくなってるよ。
586 :
考える名無しさん:02/10/10 14:04
小さい時からの、反米主義の血がまた噴出したんだろう。
>>583 言葉尻だけつかまえて揚げ足とるにゃよ、
588 :
考える名無しさん:02/10/10 15:44
比喩や喩え話しの意図を掴むことを揚げ足とりとはいえんだろ。
高官の話しならなおさら。
589 :
考える名無しさん:02/10/16 00:37
北朝鮮がゲロしたのはアメリカのパワーを恐れたため、
よって、西尾幹二の勝ち。
幹二が勝った感じぃ〜
591 :
考える名無しさん:02/10/17 04:17
イラクのフセインが100%で信任されました。ちなみに前回は97%でした。(笑
恐るべき全体主義国家と証明されました。
よって、西尾幹二の勝ち。
592 :
考える名無しさん:02/10/17 04:25
矢継ぎ早に本出すなと思ったら、『人生の作法』は語り下ろしだったのね。
593 :
考える名無しさん:02/10/19 00:00
北朝鮮が核兵器開発計画の存在を認めたのは
アメリカがハイテク軍事衛星の証拠を突きつけたため
よって、西尾幹二の勝ち。
594 :
考える名無しさん:02/10/19 00:11
アル中治ったのかな。
595 :
考える名無しさん:02/10/19 04:38
596 :
考える名無しさん:02/10/19 12:45
右か左かじゃなくて今は親米か反米かで判断される時代になりつつあるね。
>>593 日本も独自に政治行動・経済的行動しようとすれば(できればの話だけど)、
今まで以上にアメリカからどんな目に合うか分からないよ。
597 :
考える名無しさん:02/10/19 21:06
老師ニシベに聞け!!
598 :
(´u`)チンペイ ◆/JGRUJgWLQ :02/10/20 11:21
アメポンアメポン 凶気の桜上げ アメポンアメポン
599 :
考える名無しさん:02/10/20 11:40
老賢者の名言か時代遅れの爺さんのたわごとか。
あなたならどっちだと思う?
600 :
考える名無しさん:02/10/20 20:56
今月の発言者みてガッカリよ。
知花昌一とか小田実とかの反米とニシベの反米は違うはずだよね。
↑こいつらなんか↑日本の伝統いらないって連中でしょ?
老師ニシベの反米は日本の伝統を守るための反米だもんねぇ。
いっしょに声明文に署名しちゃだめだよね。
601 :
考える名無しさん:02/10/20 21:28
知花昌一や小田実の反米にも伝統については嫌っても今のアメリカの
属国から脱却したいという気持ちはあるんじゃないかな。
602 :
考える名無しさん:02/10/21 22:23
>>601 アメリカの属国から脱却したいという気持ちはあるんじゃないかな。
アメリカの属国 → 中共の属国 になったら、もっと最悪だよ。
日本の左翼ってなんか外国の共産党による占領願望ありそうなタイプ多いよね。
柄谷、西部のやりとりどこよ。
604 :
考える名無しさん:02/10/21 22:32
>>602 アメリカと中国や諸外国との関係をうまくバランス取るのがいいと思う
んだけどね。今のままよりは。
今も中国の属国みたいになってるけどね。(w
605 :
考える名無しさん:02/10/22 08:44
606 :
考える名無しさん:02/10/22 09:17
西尾幹二なんかと一緒にされるような人じゃないでしょう、西部さんは。
西部ファン反論せよ!
だから、西尾なんてどうでもいいじゃん。
608 :
考える名無しさん:02/10/22 11:58
『知性の構造』がハルキ文庫も入るみたいだぞ!
あの難解な奇書を文庫化するとは・・。
偉いとしか言いようがない。
これで、いつでも読むことができる。
文春も見習って『思想の英雄達』を文庫化しなさい。
609 :
考える名無しさん:02/10/22 15:09
『思想の英雄達』は西欧の思想家を西部流に書いたもので面白いよね。
610 :
考える名無しさん:02/10/22 20:59
一水会の木村三浩と対談してるようじゃ、ダメダメ
611 :
Kurihara:02/10/22 21:23
ご冥福をお祈りいたします。
612 :
考える名無しさん:02/10/23 06:29
NAM阿弥陀仏・・・
613 :
考える名無しさん:02/10/23 15:20
亡くなったの?
614 :
考える名無しさん:02/10/23 18:58
生きてる
615 :
考える名無しさん:02/10/29 03:27
人生の作法ヨカタ。
616 :
考える名無しさん:02/11/04 00:34
北朝鮮が核開発したら、反米なんて言ってられないじゃない。
よって、西尾幹二の勝ち。
617 :
考える名無しさん:02/11/04 00:35
ゴジラ松井をメジャーリーグで見たい。
よって、西尾幹二の勝ち。
618 :
考える名無しさん:02/11/04 04:40
誰もアメリカと連携するなとは言ってないだろ。
そうやって100%現実主義に陥っているところが西部翁は気にいらんのでは?
619 :
考える名無しさん:02/11/04 10:11
>>616-617 何が、『よって』なのか理解不能(w
どういう論理だ?
何か、西部に根本的誤解があるようだね。
620 :
考える名無しさん:02/11/04 18:07
小林の反米の、西部の反米ってだいぶ違いません?
621 :
考える名無しさん:02/11/04 21:19
>>620 西部氏のは、『反米という作法』(タイトル違ったかも)って本のタイトルの
通り、日本人のマナーとしてと言うか、ほんの60年前に自分たちの祖父母が
アメリカに焼かれたという事実を考慮した上でアメリカと対峙すべし、って
いう意味での「反米」かな。戦後の日本人は余りにもアメリカとベッタリ
だから。
小林も基本的には西部氏と似たような考えなんだろうけど、最近は、ゴー宣とか
でも、ちょっと突っ走りすぎてる感もあるように思う。
622 :
考える名無しさん:02/11/04 23:17
「つくる会」の発起人ならびに理事だった坂本多加雄氏が亡くなったんだから、
「つくる会」も大変だろうに、
協力してやれよな、西部邁も小林よしのりも。
623 :
考える名無しさん:02/11/06 00:05
もう言いたいことは全部言ったんじゃないかな。
精神の平衡を保て! に尽きるね。
出がらし茶みたいになっちゃったね。
西尾も反米のスタンスを取ったりする事はあるのにな。
西部は何かないと人格攻撃はしないと思うんだが(中沢事件とか)
よっぽどウマが合わなかったんだろな。
625 :
考える名無しさん:02/11/07 21:46
共和党勝利
よって、西尾幹二の勝ち
626 :
考える名無しさん:02/11/07 22:21
万引きしたウィノナ・ライダーに有罪評決
よって、西尾幹二の勝ち
627 :
考える名無しさん:02/11/08 07:11
バリー・ボンズ来日 軽くフェンス越え
よって、西尾幹二の勝ち
628 :
考える名無しさん:02/11/08 11:05
民族主義でリアル反米に陥ってる小林は、
アメリカの実存を批判して煽りまくっているけど、
西部の反米はあくまで作法だし、ベクトルはむしろ日本人の
心の有り様に向かってる反米。
基本的には、小林よりは西尾の米国へのスタンスに近くないか?
なんか、組んだはいいがブレーキの利かない小林の制御に
苦しんでるように見えるけどね。
どっちにしても。西部ファンは現実政治の具体について
述べる西部は、正直、それほど重要視してないでしょ。
日本の文脈でしか通用しない文芸派保守とは違って、
世界の思想史の中でも通用するような理論的な仕事をしてる、
西部一派が好きなだけで。
629 :
考える名無しさん:02/11/08 21:26
630 :
考える名無しさん:02/11/12 00:09
日本の文脈から遊離した抽象論が本当の保守思想か?
生活の匂いがしないんだよ、ニシベは。
631 :
考える名無しさん:02/11/12 01:58
そん代わり酒臭いからいいじゃないか(w
632 :
考える名無しさん:02/11/12 02:02
西部って、かなり勉強不足だよね。
だから、10年前から同じことしか言えないわけなんだが。
楽な商売してるよなー
633 :
考える名無しさん:02/11/12 13:09
小室ってのもどうかと思うがw
>>634 でも小室を一目置いてる若手知識人ってけっこういるらしいぞ。
俺が知ってるのは橋爪大三郎が数学の基礎理論(たぶん非ユークリッド幾何学
の公理をめぐるあたり)で小室に入門したとか。実際、小室の経歴見ると驚くよ。
636 :
考える名無しさん:02/11/16 10:05
「知性の構造」がやっとハルキ文庫から出ましたね。
この本だけは焚書しないでくれとのこと。
637 :
考える名無しさん :02/11/16 13:48
よく知らんが、西部って『思想の英雄達』に出てくる人々のパクリちゃうん?
638 :
考える名無しさん:02/11/16 19:05
>>635 橋爪とか宮台は、自主ゼミの借りがあるから。
学者となり多少権威をもった自分たちが
褒め上げる事で、恩返ししてるんでしょう。
小室が学者として不遇でなければ、
同じ学恩を感じてもあそこまで持ち上げないでしょうね。
>>637 パクリというか、系譜に入るでしょう。
歴史的な脈絡無しに、ポッとでてくる思想なんて
西部氏の最も嫌悪するところでしょう。
639 :
考える名無しさん:02/11/16 19:26
640 :
考える名無しさん:02/11/19 12:13
「人生の作法」読んだひといたら感想求む
641 :
考える名無しさん:02/11/20 03:44
社交の場に出て、出来るだけ多くの人たちと話せ。
でも、マスコミのような多弁症にはなるな。
642 :
考える名無しさん:02/11/21 21:37
久々の保守age
何で西部邁が「哲学板に?!」って感じ
だけど…
社会学徒として一言。
社会学では西部は評価されていない。
(単に保守だからです 笑)
ちなみに経済学でも評価されてません。
(単に非マルクス主義的反新古典派だからです 笑)
『ソシオエコノミクス』や『大衆の反逆』なんて
今でも読まれるべき文献なのになぁ…
644 :
考える名無しさん:02/11/22 17:06
西部の主宰する発言者塾でのこと。
阪神大震災でボランティアをしている人が「どうすれば被災者の人たちのお役に立てられるか」と質問した。
西部曰く、
「ボランティアなんてきれいごと。
キリスト教の伝統のある欧米ではボランティアは神への忠誠という意味がある。
が、日本ではなんの知己もない人をわざわざ助けるなどということはきれいごと」
だとさ。
この人は路上で老人が倒れていても知らん顔するのが日本の伝統と思っているのだろうか。
ほかにも、血友病患者やエイズ患者を「汚い血を持った人間。私だったら潔く死ぬよ」と言っていた。
素晴らしい発言者だ。
>>644 どうやらなんでも拡大解釈したがる痛い香具師がきたようだな。
ボランティア以外では人間を助けられないとおもっているらしいなw
646 :
小室哲哉の経歴:02/11/22 17:39
京大理学部数学科 阪大院経済
マサチューセッツ工科大学 ミシガン大学 ハーバード大学
で経済学、心理学、社会学、統計学を学んだらしい
東大院法 で法学博士らしい
ソビエト帝国の終焉はすごいよね
ガジェット!!!
京大理学部数学科 阪大院経済
マサチューセッツ工科大学 ミシガン大学でサミュエルソンに師事して経済学、ハーバード大学
で社会学、統計学を学んだらしい
東大院法 で法学博士らしい
ソビエト帝国の終焉は、当時既に予測されていてそれほどすごくない。
649 :
考える名無しさん:02/11/23 12:51
反米という作法っていうバヤイの作法って、結局センズリと同じということかあ
651 :
考える名無しさん:02/11/23 16:56
この人好きなんだけど、本がちょい読み難いのがね。
>>649 君、日本語できます?
652 :
考える名無しさん :02/11/23 17:27
西部氏のやってることって、どういった学問領域に分類されるの?
社会経済学をやってたと言っても経済学者とも違うし、かと言って、
哲学をやってるとも言えんし。社会学ってのも、しっくりこないし・・・
西部の平衡感覚では、小林の自己(日本)を省みない言説に
これ以上付き合いきれないんじゃないのかね。
呉智英のように静かに身を引いて行きそうだ。
2・3年後には、わしズムの最後は副島隆彦だろ。
654 :
考える名無しさん:02/11/23 19:23
>>652 西部氏は専門主義批判。
学問の細かいドメインに閉じこもらない。
学問は仮説を前提に演繹されたフィクションだから。
という立場で経済学を捨てたでしょ。
常識や伝統の洗礼を受けた古典的な学問的英知を、
諸学から横断的に抜き出し、
保守思想に利用するという作業はよくしますが、
いわゆる思想家であって学者としての仕事は、
ソシオエコノミクスでやめたんでしょう。
655 :
考える名無しさん:02/11/24 01:20
問題は「伝統」とは何か。
伝統って名に?
656 :
考える名無しさん:02/11/24 01:56
>>655 平衡感覚を胚胎するもの…くらいの解釈でいいんだっけ?
657 :
考える名無しさん:02/11/24 23:11
>>654 ってことは、西部氏は最早学者ではないの?(変な意味じゃなくて)
個人的には、彼のような人こそ学者と呼ばれるべきだと思うんだけどね。
あと、大学(秀明だったか)で何教えてるのかご存知?
ただのウヨ
>反米という作法っていうバヤイの作法って、結局センズリと同じということかあ
すべてはムナシイって分かってる上で、
無いものを有るものとして演じていこう。
って言いたいんだろうから、
全くもってあなたの言うことは正しいが、
それを言うと無間地獄を彷徨うことになってしまう。
660 :
考える名無しさん:02/12/01 16:33
age
661 :
考える名無しさん:02/12/01 16:35
曲解の権化。
662 :
考える名無しさん:02/12/03 21:50
663 :
考える名無しさん:02/12/05 00:59
agetoku
何をかいわんや。
なにおー!
↑オーメンじゃん。
星野の野郎裏ページ消しちゃったよ
∧_∧
( ´_ゝ`)
/ \
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/
_(__ニつ/ FMV / ∧_∧
.|\ \/____/\ (´<_` ) わんこがかわいそうだからな
/\.\ \ ___ノ ⌒i
/ \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \ |. |
\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \ と ̄ )
\ /. \ >  ̄ ̄
.ノ___________ノ
西部などいない、としたらどうか?
僕は、保守の神髄なんかでない。
ロジックとレトリックを読み取ってほしい。
671 :
考える名無しさん:02/12/05 04:44
いぇっさー!
673 :
考える名無しさん:02/12/08 02:33
もうだいぶ前だけど「ゴー宣」で
柄谷行人にはちょっと好感持ってるような描き方してた記憶があるんだけど。
「わしズム」で小林がホストになって
西部・柄谷の座談とかやってくんないかな〜。
674 :
考える名無しさん:02/12/08 04:02
>>672 読んではいけないとか言われる前に、読まない本ばかり。
675 :
考える名無しさん:02/12/08 17:00
こないだニシベの息子が西麻布でやってるイタリアンに行った。。。
子育ては失敗したな、ニシベ(涙
676 :
考える名無しさん:02/12/08 18:20
やかましい。子育てに原因はあるが責任はない。(邁)
>>672 右翼の取り巻きってホント?
677 :
考える名無しさん:02/12/08 18:35
西部!カントを否定するのか!より具体的に言えばなあ
おまえの酒癖が原因だ!
678 :
考える名無しさん:02/12/08 18:49
人の話をよくお聞きなさい。
679 :
考える名無しさん:02/12/10 00:27
>673
西部・柄谷対談は、
『批評空間』ですでにやってるよ。
680 :
下の板の読み書きができないよ:02/12/10 01:09
あれは下らなかった。
>>673 なんで小林・・・。
柄谷が小林なんかの仕切ででてくるわきゃないだろ。
発言者で対談すならありうるだろが。
682 :
考える名無しさん:02/12/16 00:32
>681
柄谷の土俵である「批評空間」や西部の土俵「発言者」でのそれとは
また意味がそうとう違ってくるのは確か。
正確な部数をくらべるまでもなく、「わしズム」ってキオスクでも売ってるしね。
いいか悪いかは分からん。けどもし実現したら何を言い出すやら見物ではある。
ありえないかもしれないが柄谷がそういう場所で西部と対峙するのを見てみたい。
683 :
考える名無しさん:02/12/16 10:52
結構まったり終わる予感もする。
が、丸山真男みたいに最後の最後で懺悔するかも知れん。
684 :
考える名無しさん:02/12/16 23:05
「発言者」は先月号から裏表紙の広告がなくなりましたね
686 :
考える名無しさん:02/12/17 00:56
カラオケで軍歌歌ってた
月月火水木金金
687 :
考える名無しさん:02/12/17 21:53
「発言者」の表紙はピンク色でした。びっくりね。
688 :
考える名無しさん:02/12/21 22:21
保全
689 :
考える名無しさん:02/12/26 22:04
なんか本でないかな〜。
690 :
考える名無しさん:02/12/27 01:39
韓国のバカな有権者を見てはっきりわかったでしょう。
今は反米を叫ぶ時じゃないの。
おまえもなー。
692 :
考える名無しさん:02/12/28 02:28
>>690 おまい、あの反米と西部氏の反米が同じものだと思ってるのか?
もうね、アフォかと。ヴァカかと。
693 :
考える名無しさん:02/12/29 04:07
学生時代の西部氏=韓国のバカな有権者
という見方はどうだ?
694 :
考える名無しさん:02/12/29 15:58
>>655 確かに「伝統」をキーワードにする事で、ある程度問題を整理できるかも。
伝統は「変われ」という動きと「変わるな」とう動きのせめぎ合いの
時間的連続の結果でなないでしょうか?
ある意味、ダブルバインド的な。
「変わるな」だけを強調するのは伝統ではない。
何から変わらないのかの指示対象は恣意的に選択できるからだ。
西部氏は「変わるな」を強調しすぎるのでは?
「長く続いていた人類史が正しいので変わるな」=旧石器・石器主義
↑無人島で勝手に頑張れ!デムパ少年で応援してくれるかも。
「一世代前の社会が正しい」=近代主義(?)
↑近代がそれ以前から「変化」して成立した歴史主義から見放される。
695 :
考える名無しさん:02/12/29 18:34
西部邁の「邁」ってさー一発変換できないんだよね。ちょっとウザイ名前だよなー
すすむって鬱とさー「進」ってでるんだよね。
一般から人名/地名にしてからじゃないと「邁」ってでないんだよー
だから西部は嫌い
696 :
考える名無しさん:02/12/29 18:55
>>694 「変われ」という動きと「変わるな」とう動きのせめぎ合いの内、
「変わるな」という動きが西部さん、ということじゃ駄目ですかね。
そういう話になると西部氏は
「保守主義は漸進主義」と言う。
698 :
考える名無しさん:02/12/29 19:37
え、よくわからん。
そういう話ってどういう話?
詳しく説明してくれ。
699 :
考える名無しさん:02/12/29 19:45
>>696 「まいしん」と打ち、進むを消せ。
邁進。
西部の「知性の構造」の本を買ったが
未だに読破出来ていない。
本人的には、図解も豊富に示して
判り易く自分の思想を開陳したつもりなのだろうが
何か、変な癖 みたいな部分を
つまりは独善的なエゴの部分を
つまびらかに露呈してしまっているだけじゃないのか、
と思うのだが・・・
>>698 >そういう話ってどういう話?
保守に対して、何の進歩も要らないのかと、
変わるか変わらないかの二分法的反論を想定した時。
進歩するな、変化するなとは言わない。
しかし、進歩が主義となると伝統破壊、文化破壊に繋がる。
伝統や慣習のを保守しながらの、
漸進的変化のみを許容するのが安定社会、
くらいの事を言う。
参考
「リベラルマインド」急進主義の弊害と漸進主義の意義
「保守思想のための39章」弟23章漸進の知恵
702 :
考える名無しさん:02/12/30 22:18
小林よしのりってどうなんだろうね。
少し子供じみてるがあのひたむきさにはちょっと好感も。
でもふたりの間の温度差はかなりのもんのような気がする。
よくあそこまで肩入れしてるなあ。
このふたりの関係どう思う?
703 :
考える名無しさん:02/12/30 22:51
うんこっこなり。
704 :
考える名無しさん:02/12/30 23:13
>>702 西部氏の思想を漫画化してる一面もあるし
氏もあんなにかたいれしてるんだから
支持したいところだがちょっとなあ。
冷静さを欠きすぎ?感情的すぎ?
それともこれから成長するか?
705 :
考える名無しさん:02/12/30 23:35
やっぱそうかな。
でも小林さん程じゃなくても今の日本人は
もうちょっと熱くなっていいと思う。
ちょっと冷めすぎて目がよどんでるよ。
西部さんもそう思ってるんじゃないかな。
西部さんは彼のバイタリティーをかってるのは確かだよね。
707 :
Kurihara:02/12/30 23:57
西部さんもよしのりさんも
元左翼どうしですからね。
元左翼、現復古主義者という
典型的パターンです。
708 :
考える名無しさん:02/12/31 00:06
>>707 で、君はそのことについてどう思うわけ?
709 :
考える名無しさん:02/12/31 00:15
小林はアフォ
でも喪前の熱さについては同意!
クタバレニヒリズム!!
710 :
Kurihara:02/12/31 01:23
>>708 無論、この二人は駄目です。
この二人の駄本を読むくらいなら、
小林秀雄さんを再読すべきです。
711 :
考える名無しさん:02/12/31 18:02
712 :
考える名無しさん:03/01/02 14:28
朝生に出てたころのススムちゃんがなつかしい。最近バイタリティに
欠けるかなあ。まあお年だしなあ。
しかし、このひと、インテリにありがちなズル賢さが足りない気がする。
愚直なまでに自分に正直すぎる。己が小心者であることすら認めてし
まってるしね。
そういうドンキホーテ的な部分が魅力であるのだが、同時に職業言論
人としてはそれが致命傷でもある。
漏れがもっとも嫌いなタイプは蓮見重彦だな。いやらしいスノッブの
典型。
713 :
考える名無しさん:03/01/02 15:42
何故俺がバカ?
俺は707に懐疑的だったから訊いたんだぞ
715 :
考える名無しさん:03/01/03 08:02
左翼を批判するものはすべて馬鹿なのです。
716 :
考える名無しさん:03/01/05 01:38
大晦日の「朝までナメてれば」で宮崎哲弥が
「西部邁はグローバリズムが進めば民族主義が台頭してくると言っていたが
9.11以降まさに西部が言ったとおりになった」と持ち上げていた。完全に
関係が修復したみたいだな。
717 :
考える名無しさん:03/01/05 02:06
719 :
考える名無しさん:03/01/07 22:32
僕「小林さんの影響ってどんなものだと思いますか?」
西部氏「みんな最初うかつに手を出しすぎちゃったんだよね、
下手な知識人は漫画家だとなめてみんなやられちゃったじゃない」
720 :
考える名無しさん:03/01/07 22:44
また村がひとつ死んだ。
(^^)
西部(せいぶ)という文字に思わず反応してしまう。
723 :
批評する精神:03/01/11 03:45
西部邁を理解したいなら、故・村上泰亮(東大教授)と比較するのがよい。
村上泰亮『反古典の政治経済学』。西部邁とは友人だった。
これだけだと、無責任な気がするので、長くなるが少し補足。
@「自己の意味を平衡させるのは、世界であり、その気高さ、美しさであり、
いいかえればそこに堪えられた価値である。」(村上著作集6・71頁)西部
の『知性の構造』でもよくでる「平衡」と比較すればよい。
A他に素朴な進歩主義が嫌いな点。
他にもいろいろあるけど、とにかく『反古典の政治経済学』を読むことを進
める。
724 :
考える名無しさん:03/01/13 19:29
>>716 >「西部邁はグローバリズムが進めば民族主義が台頭してくると言っていたが
9.11以降まさに西部が言ったとおりになった」
誰もが言ってらあ、そんなこと。問題はグローバリズムと民族主義の連関関係だろうに。
西部の著書を隈なく読んでいるわけでは全くないが、少なくともこの連関関係を論理的に説明していない。
世界の均質化はニヒリズムを強めるので確固たるアイデンティティの欲求が強まる、
なんてちょっと勉強した大学生でもいえることだ。
学者が説明しなきゃいけないことはこのメカニズムのはずだろう。
西尾幹二から「論理の飛躍がある」と突っ込まれて反論していたが、
そのとき納得のいく説明をしていた記憶はない。
西部の社会哲学自体は概ね妥当であると思うが、
過去の思想家の言葉を切り貼りして自らの保守主義の理念を語るだけに終始している。
本当なら社会学者の立場で「保守主義の社会理論」という体系的な大著を書かなきゃいけない。
今までの彼の主張では、保守主義の正当性が道徳と精神的構えの次元でしか説明されない。
哲学や社会学、政治学の分野で保守主義者にイデオロギーを超えて支持される人物がいない、
という日本特有の事情は単なる「左傾」なのではなくまさに西部に象徴されるのである。
725 :
考える名無しさん:03/01/14 06:27
>724
西部氏って社会学者だったの?
>>724 西部は社会学と無関係だろ。
思想的にも、社会学者は引用しないし。
せいぜい、ヴェーバーの価値自由とは
云々という話しかしないぞ。
727 :
考える名無しさん:03/01/14 15:50
西部氏って、東大(教養学部?)ではどんな講義もってたの?
アフォな質問ゴメソ。
728 :
考える名無しさん:03/01/14 16:32
>>724
「保守主義の社会理論」は西部の弟子筋の落合仁司(同大)が書いています。
729 :
考える名無しさん:03/01/15 21:43
で、724はどこへいったんだ?
>>727 東大時代は、経済学とか経済思想でしょーよ。きっと。
東大の通信教育学部(笑)の放送大学でも
経済思想史の講義してたらしいし。
謎なのが、今だよね。
今更、経済学なんぞ教えないだろうし。
今、秀明大学とか言うところで何を教えてる
のか誰か教えてよ。
保守主義の系譜を辿る西洋政治思想史みたいな
講義してるのかな。
732 :
考える名無しさん:03/01/16 15:57
西部氏のスレッド探してやっと見つけました。
1から全て読むのかなり疲れました。
私が西部氏を知ったの最近でしかも『経済倫理学序説』から入って
『人生の作法』→『反米という作法』を読み
『小林よしのり』を思いだした。
(この人知ってるな、おぼっちゃまくん書いてた人だと)
(もちろん小林氏の戦争論すら知らなかった)
こんなパターンの人いますか?私だけですかね。
734 :
考える名無しさん:03/01/16 21:13
>>734 733ですが、いや違います。
たまたまOpenJaneを導入してうろうろしてたら見つかっただけです。
736 :
考える名無しさん:03/01/16 21:34
>>730
授業もぐらせてもらったことがあります
「西洋思想史」という授業だったのですが
西部氏は月に1回しか授業していません(普段は別の人)
だから「体系的にはできないのでその時々に思っていること
を話す」といっていました。
ちなみに僕がいった時は(2回)ナショナリズムと人間の本能について
授業してくれました。
>>736 羨ましい。
横浜国大助教授時代は数理経済学を教えていて、東大にも、俊英の近代経済学者ってこ
とで招聘されたんだけど、そのころは、もう見切りをつけてて「ソシオ…」的になってたんですよね。
だから相関社会科学科所属だった。
1、2年生向けに経済学を教えてたんだけど、理論の概略を説明した上ですぐさまその欠陥とか
語るもんだから、幾人かの学生から苦情が出たらしいです(w。
西部氏は「自分が間違っているものを1年もかけて教えるほど退屈なことはない」とか言ったとか(w。
>>737 正「自分が間違っていると思っているものを」
739 :
考える名無しさん:03/01/16 22:42
>736
> ちなみに僕がいった時は(2回)ナショナリズムと人間の本能について
> 授業してくれました。
激しく聞いてみたい!
やっぱりこの流れの方はいませんかね?
741 :
考える名無しさん:03/01/16 23:23
>732
> 私が西部氏を知ったの最近でしかも『経済倫理学序説』から入って
> 『人生の作法』→『反米という作法』を読み
『経済倫理学序説』→『人生の作法』って、ちょっと飛びすぎでない?
>>739 でも、西部氏の著作で書いていることとほぼ同じ事でした
(自分は西部氏の著作は15冊ほどしか読んでいませんが)
ナショナリズムの授業の時はたしかワールドカップ期間中でした
授業後、喫茶店でいっしょに話したのですが「今日話したことは
小林氏の「わしずむ」の原稿用に書いたやつなんだよ」といってました(発売前)
授業の内容はもちろん面白かったのですがそれ以上に西部氏のしゃべり方が
非常に上手かった。「いかに語るか」ということを考えさせられました
あとは、生徒を指すときに「青年!」と呼びかけていました
長々とすいません
>>741 っていうか想像するに、今、本屋で入手できるのが、発売されたばかりの「人生の…」と
「反米…」だけだったんでは? 哀しい事実だけど。
あとは「国民の道徳」と「知性の構造」くらいかなあ。後は「発言者」とネット古本屋あるのみ。
…っていうか、そもそも「経済倫理学序説」によく出会いましたね。
>>742 > 長々とすみません
んなことない。もそっと話して欲しいくらいだ。
それにしても喫茶店で語り合うとは…ニセ学生になりたい…ちょい老けの。
>>741 実は経済というか、投資が好きなので色々な本読んでるんですけど
古本屋で経済倫理学序説を見かけてパラパラっと読んだのです。
それで西部氏の書籍が気になりネットで新しい書籍探すと
人生の作法を見つけました。
で、購入して読むと考え方似てる(私は立派ではないのですが)と感じました。
同年代の友人に話を聞くと、「ほとんど知らない」か「小林よしのり」の名前が出てきました。
やっぱり私の西部氏を知った順序っておかしいみたいですね。
746 :
考える名無しさん:03/01/16 23:41
あー、736氏は秀明大の講義にもぐりこんだんだ。
東大かとおもたよ・・・
でも、どっちにしろ羨ますぃ。
ところで、『発言者』の新刊はもう発売されてますか?
748 :
考える名無しさん:03/01/16 23:43
>>745 経済関係ですか。ネットでなら新刊で、近著の「エコノミストの犯罪」も入手できるのでは?
お薦めです。
後は、古本ネットワークの「EASYSEEKI」あたりで、「ソシオ・エコノミクス」「ケインズ」とか
如何でしょう?
750 :
考える名無しさん:03/01/16 23:45
>745
> やっぱり私の西部氏を知った順序っておかしいみたいですね。
いや、別におかしくはないでしょう。そもそも正しいとかおかしいっていう類の
話でもないですしね。
自分は、経済オンチなんで、『経済倫理学序説』の良さを十分に理解は出来ませんが、
『人生の作法』イイッ!っていう意見には激しく同意です。
>>748 正直、経済本以外が読みたいと思いました。
全ての著書を拝見したいのですが、たくさん出てますよね。
今まで読んだ経済本(西部氏ではない)は時期がズレルと読みごたえが無いので
後、図書館で『世人に言上したきことあり』も読みました。
次は『知性の構造』(タイトル間違ってたかも)を読む予定です。
このスレッドでお薦めのようなので
>>749 ありがとうございます。
まだ『発言者』読んだ事ないので楽しみです。
>>750 確かに『人生の作法』は読みやかった。
まだ3冊しか読んでませんが、西部氏の著書は難解だと聞きましたので
理解出来るか心配です
753 :
考える名無しさん:03/01/16 23:58
>752
> まだ3冊しか読んでませんが、西部氏の著書は難解だと聞きましたので
「難解」と言うより、「読みごたえあり」という表現が適切かもしれませんね。でも、
「当座の情報に触れることが少ないという意味で今風でない」(『ナショナリズムの
仁義』 はじめに)ので、そういう意味では難解かもしれません。(w
754 :
考える名無しさん:03/01/17 00:26
西部の言ってることって国家総動員法下の日本人が普通に持ってた意見
と変わらないのでは?
コヴァとつるめば一層はっきりする。
国家総動員法下ではみんな公のために死ぬエリートだからね。
21世紀にもなってこんなエリートぶちあげているのを見ると、なんか
もの悲しくなってくるよ。
755 :
考える名無しさん:03/01/17 00:31
>754
漏れは、そんな戯言をぬかすおまいをみると、なんか
もの悲しくなってくるよ。
>>733 >>581の僕の事だね。
批判のつもりはなく、左翼サイドの西部氏への
一般的批判として紹介しただけなんだが。
それにしても、そのページは実に面白かった。
いいものを教えてくれてありがとう。
757 :
考える名無しさん:03/01/17 00:41
立派に戦死すれば貧しい者も無教養な者もみな等しく靖国に集えるエリートだ、
ということで靖国が「公」を担ったわけでしょ。
「公」を靖国よりもう少しマシなものと考えても基本構造は変わらない。
758 :
考える名無しさん:03/01/17 00:50
>>757 >> ということで靖国が「公」を担ったわけでしょ。
靖国が公を担うって、どういうこったい?
759 :
考える名無しさん:03/01/17 00:59
つまりね、エリート主義とこの手の「公」が結びついても、実在的な力をもち
えないわけね。
最終的には暴力という継続性のないどん詰りに行き着くわけで、これはやはり
もの悲しい。
760 :
考える名無しさん:03/01/17 01:06
>>758
個人の集まりとしての公ではなく、個人を一定の基準で均等にプレスして回収する公
として機能するものの象徴として靖国があったということ。
761 :
考える名無しさん:03/01/17 01:10
西部の場合はその基準が数段高くなっただけのお話。
構造は一緒。
762 :
考える名無しさん:03/01/17 01:10
あ〜、つまりみなはんは、
個+個+個+個+ ・・・・+個=公
って考えなのね。
>744
行く時間さえあれば別に学生じゃなくても大丈夫じゃないでしょうか
時間があればできるだけ社交をもとうとしてくれるような印象でした
ただし、交通の点で非常に不便です
帰りに自分は西部氏と一緒にタクシーで駅までいって西部氏の事務所がある
早稲田まで電車でかえりました。活字の印象(武士的?)とは違い
ものすごい紳士的でした
ちなみに毎月第一月曜日にきているようです
764 :
考える名無しさん:03/01/17 01:13
>763
いいなぁ。漏れは行けそうにないや・・・
また行ったらカキコしてよ。
765 :
考える名無しさん:03/01/17 01:20
>>762
>個+個+個+個+ ・・・・+個=公
単なる総和ではないよ。
別に諸個人のアソシエーションと言い換えてもいいけど。
766 :
考える名無しさん:03/01/17 01:23
でも諸個人のアソシエーションというと別の問題系を扱えなくなるから
普段そういう語は使用しないんだよ。
>>756 すみません。話の流れをつかまないままに字面だけ流し読みし過ぎました。ご容赦ください。
あのページ、面白かったですよね。特に佐高信が無口なところとか(w。
768 :
考える名無しさん:03/01/17 09:26
西部さんは選良主義じゃないでしょう? 時に「一匹」に共感を寄せる人なんだから。
で、西部さんの「公」の定義って全然違うでしょ。個人の内面における「公」の部分と「私」
の部分のバランスまで勘案して「公」を定義しているわけだし。
769 :
考える名無しさん:03/01/17 11:00
>>768
西部は国体の本質を言葉づかいのルールとしている。
これが西部の公だ。
そしてそれは客体的な本質ではなく精神の型としている。
しかし精神の型と言おうが生き方と言おうが、「言葉づかいのルール」は
規範であり規則であり慣行であり戒律であり権威である。
これが精神の型に思えるのはそれに対応するsubjekt(主体)が内面を形
成するからだが、このsubjektは主体=従属でもあり、従属を誇りとする
主体的なエリート奴隷として公から烙印を押された者だ。
それが従属に思えないのは「内面」の効果というわけ。
西部の国体論は従来の国体論より巧妙にできているだけの話で、subjekt
(主体=従属)を巡るテクノロジーの仕組みは同じ。
>>769 頭悪いんでもうちょっと判り易く書いていただければ。
ところで、「精神の型」は西部氏発じゃないですよ。
それと、西部氏は「国=公」とはしてませんね。その差異についても書いてましたよ。
それと「言葉遣いのルール」とはこれ如何に。西部氏の定義と違うのでは?
西部氏は、「戒律」だの「権威」だのといったガチガチの枠組みで「言葉」というものを捉えて
なかった筈ですが。 「そこから外れるにしろ飛び出すにしろ」、時の流れの中ににさらされ、歴
史の経過を経て紡がれてきた、そこを「出発点」にすべきだっていうのが底流じゃなかったですか?
それから、何故、藪から棒に、「従属」「奴隷」といった負の言葉が当然の前提であるかのように
なってしまっているのですか? なぜ、「負」なのか、その価値観の是非の論証の手続き抜きでは、些か
瑕疵があるかと思うのですが。
あと「エリート」の定義も気になります。国柄・歴史に不可避な影響を陰と陽とに受け内面を形成してきた
人間(そもそも「本当に」そうでない人間なんているのでしょうか)は、皆「エリート」ですか? 歴史を振り返っても
そう言えますか? 付け加えれば、その「陰」の部分にまで言及しているのが西部氏ですよね。
>>769 ここで言われてる「国体」は、イコール「国柄」でいいんですか? 「国家体制」を指してますか?
ネーション、ステート、カントリー、このあたりの腑分けが…。
西部氏は、一度たりとも「ステートに従属しろ」などという類の言説を振り回したことも仄めかし
たことも誘導したこともないですし、「結果的にはそうなる」というような物言いもしてませんが…。
カントリーに従属?
772 :
考える名無しさん:03/01/17 21:07
>771
たしか西部氏は、国体って言葉を嫌がるヤシに応対する場合は、
国柄という言葉を使うのが便利だって言ってたね。
まあ、間違っても、国体=国家体制ではない罠。
>>769 「保守思想のための39章」(ちくま新書)を是非読んでみてください。
誤解が解けるかと。
まだ手に入ります、多分。
774 :
考える名無しさん:03/01/17 23:47
最近、正論や諸君などに載らないね。どうしたのかしらね?
775 :
考える名無しさん:03/01/17 23:53
>>774 そこでは完全に「反米主義者」のレッテル貼られてるからね。
段々、故・福田恆存っぽく論壇からパージされるようになるんだろうか?
(^^)
778 :
考える名無しさん:03/01/19 04:07
「西尾幹二インターネット日録」が徳間書店から本になることになりました。
一方、西部氏は、なぜインターネットを嫌うのか。
「発言者」より、もっと多くの読者に自分の考えを知ってもらえるのに。
>>778 西部さんのIT批判は、IT全否定じゃないんですよね。
確率分布から予測可能なリスク(危険)については、情報技術の有用性を認めていて、そう
ではない、予測不可能なクライシス(危機)までをも「IT革命」などといって予測可能であるか
のように、解決可能であるかのように、技術知だけを推し進めて、実際知を軽視して、ピラミッド
が逆立ちしているような状況を批判してると理解してるんですけど。
あとはオートノミーの問題でしょうか。
780 :
考える名無しさん:03/01/19 16:43
>779
それと、「電子政府」ってのにやたらと嫌悪感を抱いてるね。
781 :
Kurihara:03/01/19 17:57
電子政府にすると、公務員の数が
減りますからね。西部さんにとっては、
それは失業率の増加しか意味しません
からね。リカード左派の西部さんですから。
782 :
考える名無しさん:03/01/19 18:05
西部が死んだら「発言者」のサイトが出来ると思われ。
福田和也がやりそうだ。
783 :
経済から西部ファンへ:03/01/19 23:28
732です。
文庫本で『知性の構造』『戦争論』
チェスタトン『正統とは何か』を購入しました。
まずはチェスタトンから読んでます。
少し読んだだけですが
『狂人とは理性を失った人ではない』『理性以外のあらゆる物を失った人である』
面白い本になりそうですね。
784 :
考える名無しさん:03/01/20 00:00
>774 最近、正論や諸君などに載らないね。
朝日の「論座」2月号に登場してます。
『戦争の女神ベローナに祈るアメリカ』です。
いったい、どうしたのかなぁ。
785 :
考える名無しさん:03/01/20 00:21
>>783 自分もあの本読んだ時、初めの方をとても面白く読んだんだけど、段々
キリスト教の護教論のようになってちょっとつまらなくなりましたね。
チェスタトンはヨーロッパ人に対して書かれたもので日本人はもとより
異教徒はまったく眼中にないですね。あれを読んだ時は危うくキリスト教に
入信しようかと思ったくらいレトリックが巧みだと思いました。
でも、ああいうレトリックでキリスト教を擁護するのは、反対にチェスタトン
は実は神を信じてなかったのではないかという疑念も持ちました。
不合理ゆえに我信ずではないですが。ただ、チェスタトンはレトリックや
逆説は凄いものだとは思います。それと論敵だったショーとは論戦を離れたら
友人で一緒に無声映画に出たりしたそうです。(自叙伝より)。
ああいうのは古き良き時代ですね。
786 :
考える名無しさん:03/01/22 02:42
>>784 どこに投稿しようが関係ないよ。要は中身。
西尾幹二シンパが論座に投稿したのをもってして、
やっぱり左翼だ、と騒ぎ立ててるけど、実に幼稚な連中だね。
787 :
考える名無しさん:03/01/22 02:47
>>781 そりゃ、困るな。
俺官僚目指してんのに。
>>786 > やっぱり左翼だ、と騒ぎ立ててるけど、実に幼稚な連中だね。
本当に幼稚だね。呉智英なんかも毎日新聞に寄稿したり朝日文庫から本出したりしてるけど
やっぱり左翼呼ばわりするのかなあ。反民主主義(社会主義)、反人権主義、反近代主義なのに(w。
大体、西部氏だって、保守論活動を始めた当初から、毎日も含めてあちこち寄稿してるのにね。
今頃になってそんなアホみたいな言挙げされても。
実際、論座のは良かったし。論座の論文であれだけ「左翼」「左翼」って書かかれたの、初めてじゃ
ないかなあ(w。
789 :
考える名無しさん:03/01/22 17:38
俺は最近、小林よしのりの漫画経由でファンになったんで、「知性の構造」を
購入して読んでるんだけど、早くも挫折しそうな予感。
俺の頭では難しすぎ。
西部の本ってみんな本当に面白いのか?
15年ぐらい前に5〜6冊ほど読んだが、センチメンタルジャーニー以外は
かなり怪しい内容の本ばかりだったと思った。
(美術史の本とかタイトルは失念)
朝生での凄く魅力的(ドスが効いていて、かつ説得的)な語りが面白かった
ので本も購入したが、イマイチ俺は楽しめなかったです。
791 :
考える名無しさん:03/01/22 21:05
今日、論座の論文立ち読みしてきた。おもしろかった。
まあ、今まで言ってきたこととあまり変わんなかったけどね。
けど、4頁って・・・ せめてあと2頁あれば買ったのに・・・w
>>790 あなたが、そもそもどのような思想的場所に拠って立つのかわからないのでなんとも言えませんが、
時事評論の類にしろ、今になって「ああ、そうだったのか」とか「ああ、まさにそのとおりになった」と今に
なって輝きを増しているものも多いですし、「思想の英雄たち」「思想史の相貌」なども素晴らしいし、
「虚無の構造」「知性の構造」なども、難解(not悪文)ではありますが、いいですよ。
手っ取り早いところで 「保守思想のための39章」とかどうでしょう? 平易ですし要点を捉えてますし。
…っていうか、西部さん、美術史の本なんて出してましたっけ?
>>791 同意です。せめてあと2ページ…っていうか買っちゃいましたけど(汗)。
ぎゅうぎゅうにつめにつめたって感じですね。
はてさて、「論座」しか読んでないような朝日系読者はどう読んだやら…。
794 :
考える名無しさん:03/01/23 23:21
今月の発言者に亀井静香と対談してるけど
西部さんの思想をリアルポリティクスで一番体現してるのが亀井ってのもなあ
小沢一郎あたりなら分かる気がするが
795 :
考える名無しさん:03/01/23 23:30
>794
小沢一郎は、西部は使い物にならんって言ってたらしいぞ。
796 :
考える名無しさん:03/01/23 23:34
彼こそ実は近代主義の権化であることに気づいていないとこがイタイ
797 :
考える名無しさん:03/01/23 23:58
798 :
考える名無しさん:03/01/23 23:59
799 :
考える名無しさん:03/01/24 00:20
>798
その理由・根拠は?
800 :
考える名無しさん:03/01/24 00:22
彼のいう「伝統」こそ近代主義の産物みたいなもの
801 :
考える名無しさん:03/01/24 00:47
>800
あ〜、それってもしかして、伝統や歴史なんてものは、明治になって中央集権国家樹立の
ために捏造された云々っていうヤシ?
802 :
考える名無しさん:03/01/24 00:50
人権や民主主義なんてもんは....捏造された云々
803 :
考える名無しさん:03/01/24 00:51
>>801 西部のいう<伝統>は抽象的な、ある種の精神論っぽいよね。
804 :
考える名無しさん:03/01/24 00:55
>>801 つか、捏造とかそういうこと以前に、
近代主義と同種の歴史的なイデオロギーということだね。
805 :
考える名無しさん:03/01/24 01:07
>>804 > 近代主義と同種の歴史的なイデオロギーということだね。
ていうか、「近代主義の権化」なのか、「同種のイデオロギー」なのかどっちなの?
というか、「近代主義と同種の…」というなら「伝統」じゃなくて、それを唱える「保守主義」
が対置されるんでは?
「主義」である以上、イデオロギーであるのはもちろんですな。
近代主義に寄り添いながら、つねに近代主義に警句を発し、懐疑の目を向けて、ブレーキの役目
を担っていたのが「漸進主義」を言う「保守」なんでは?
西部氏の定義する「伝統」っていうのは、ちょっと他の俗流保守とは違いますからね。「いつから
いつまでが伝統なんだ。言ってみろ」なんつー人とは話はすれ違うわけで…。
807 :
考える名無しさん:03/01/24 09:58
西部氏の定義する「伝統」っていうのは何だ?
808 :
考える名無しさん:03/01/24 10:22
西部は「伝統」について小林秀雄のエッセイをよく使うよね。
文学的な表現じゃないと「伝統」は説明できないのかな。
809 :
考える名無しさん:03/01/24 10:42
西部は伝統的な(?)コンミューンさえあればいいと思っているんだけど、
それでは知識人として芸がないし、雑誌の運営もできないから、国を扱った
んじゃないか?
これもなんちゃって右翼の一種かな?
とにかく「伝統」てなんだよ?
>>809 > これもなんちゃって右翼の一種かな?
いや、西部氏は右翼じゃないので…(w
> とにかく「伝統」てなんだよ?
一番わかりやすく要点を集約して書いているのは「保守思想のための39章」かなあ。
今、手元にないんですが。
とりあえず、
>>733のリンク先は面白かったですよ。「保守思想の…」では、また違って、
もっと体系的に書いてますけど。
811 :
考える名無しさん:03/01/24 11:04
>>810 案内はいいから「伝統」についてちょっと語って
812 :
ごはんがすすむ君:03/01/24 12:26
私はお国の伝統の安らかなる流露を祈願するエライ人です。
国民は本来このような私にたてつくはずがない。
しかし現状は国民不在で愚民どもが馬鹿騒ぎをしておる。
私はこの荒れ地の孤独な発言者であり続けるしかないと覚悟した。
私は公定ナショナリズムを直接掲げたりはしない。
しかしこれを掲げる人々を愛護して何が悪い!
>>811 >
>>810 > 案内はいいから「伝統」についてちょっと語って
いやいや、この2ちゃんの文字制限で縷々説明できるような簡単な概念じゃないんですよ。
委曲を尽くして理解していただくには、いろんな側面から説明する必要がありますから。
だから、とりあえず…とリンク先を読んで欲しいと書いたんですが…。
言えるのは、西部氏の言う「伝統」とは、西尾幹二氏あたりが言うような「伝統」=「日本の伝統
芸能」がどうたら「日本人の繊細な手先の器用さ」がどうたら…ということではない、ということ。
特定の時代を指しているのではない、ということ。
現在に至るまで続いている「慣習」ではないということ。先人たちの過去の言動を全肯定するわ
けではないということ。
一つの言い方をするなら、「伝統とは、プレ(今より前)を常に参照する精神である」となるんです
が、これじゃ不満でしょう?
時効の概念とか色々あるんですよ、だから。
>>812 釣られてあげますが、西部氏が批判しているのは「大衆」であり、「庶民」をよしとしています。
「大衆」には、真っ先進歩的学者や知識人が含まれます。「市井の人々」を指しているわけでは
ありませんし、従って、エリート主義でもありません。
そして、知識人一般を「村はずれに住む変わり者」として、「村の真ん中にいるべきではないのだ」
というようなことも言ってましたね。
朝生でも言ってたなあ。「我々のような知識人のごときは、所詮、日々一生懸命働いているサラ
リーマンのおこぼれにあずかっているだけの存在であって」と。
第一、「愚民」は、呉智英用語だよ(w。
815 :
考える名無しさん:03/01/24 12:47
いや、国に税金ちゃんと納めてるんだからこれくらい夢みていいだろ、ということだろ。
816 :
すすむ君ごはんおかわり:03/01/24 12:56
私はお国の伝統の安らかなる流露を祈願するエライ人です。
庶民は本来このような私にたてつくはずがない。
しかし現状は庶民不在で大衆が馬鹿騒ぎをしておる。
私はこの荒れ地の孤独な発言者であり続けるしかないと覚悟した。
私は公定ナショナリズムを直接掲げたりはしない。
しかしこれを掲げる人々を愛護して何が悪い!
817 :
考える名無しさん:03/01/24 13:08
近代主義批判なんてポストモダンの一種でしょ。
難しい言い回しを使いながら中身がない単なる精神論。
>>813 西部は、近代主義なるものがプレ近代と断絶して突如として現れた
非伝統的産物だと信じているのだろうか?
「大衆」なんて言葉を捏造して批判しているのが
まさに進歩的知識人の特徴だと思うのだがね。
>>818 > プレ近代と断絶して突如として現れた
いくらなんでもそれはないですね。それと近代否定じゃなくて近代主義に対する懐疑なんで、
おおよその傾きとして近代になって…ということですよね。
人権主義・自由主義・個人主義・技術主義・合理主義などの手放しの礼賛や過剰に対する
懐疑ということですよね。否定ではなくて。だから、平衡・中庸を言うわけでしょうね。
> 非伝統的産物
西部氏の定義するところの「伝統」では、こういう用法にはなりませんね。これは、歴史の連続性
という意味で「伝統的」と書いたわけですよね。
>>819 > 「大衆」なんて言葉を捏造して批判しているのが
> まさに進歩的知識人の特徴だと思うのだがね。
あの〜、西部氏が捏造したんですか? 「マス」という言葉を?
「マス」を「大衆」と訳した人のことを言ってる?
オルテガは読みましたか?
822 :
考える名無しさん:03/01/24 14:00
>>821 知識人がその自意識の標的として、
批判対象としての「大衆」なるものを捏造したということ
西部の論じる「伝統」なるものは「大衆」には理解できても
「庶民」には理解できそうもない。
進歩的知識人のそれと同様に「知識人」の戯言でしかない。
824 :
考える名無しさん:03/01/24 14:46
西部は自分を庶民と思っていないでしょ。
これだけ「伝統」を語る主体として露出した以上、その主体と「庶民」の関系
が問われるべきでしょ。
しかしそれが問題にならず、「俺なんざサラリーマンに飯食わせてもらって
る」的な居酒屋談義しか出てこないわけだ。
西部の読者もまた西部のいう「大衆」でしょ。
西部は庶民でないとして、彼は「庶民」に向き合っているのか?
向かい合っているとしたら、それは何者なのか?
それと「伝統」とはなにか議論の俎上にきっちり上げないと。
そうしないから軽くあしらわれてしまうんだよ。
>>822 知識人(専門人)自体がマスの権化であると批判しているんだけど?
そもそも、オルテガ読みました?
>>823 > 西部の論じる「伝統」なるものは「大衆」には理解できても
> 「庶民」には理解できそうもない。
> 進歩的知識人のそれと同様に「知識人」の戯言でしかない。
庶民は「理解」する必要はありません。その身に体言しているわけだから…。
逆に、ここで批判する気はないけど、宮台氏なんかが「まったり生きろ」と言ってるのを聞いて
「よし、これからまったり生きるぞ!」なんていうのは、もう違うわけで…。「まったり生きなければ」
と意識した時点で、それは既に「まったり」ではない、と。
827 :
考える名無しさん:03/01/24 14:52
>>825 だーから、けっきょく、知識人自体がマスの権化であると批判する
西部の自意識が同時にマスの権化であるだろうということだよね
>>824 > 西部は自分を庶民と思っていないでしょ。
なにを根拠に?
> 西部の読者もまた西部のいう「大衆」でしょ。
なにを根拠に?
> 西部は庶民でないとして、彼は「庶民」に向き合っているのか?
そもそも、西部は、一個人の内に、「大衆性」と「庶民性」とが内在しているものだ、というこ
とを詳述していて、「はい、君は大衆」「はい、あなたは庶民」なんて、粗雑な図式なんて一度
たりとも語ったことはないんだけど。
829 :
考える名無しさん:03/01/24 14:56
>>826 西部のいう「庶民」にしたって
知識人としての西部の自意識の所産だよ
彼のなかの単なるユートピアでしょう。
>>827 >
>>825 > だーから、けっきょく、知識人自体がマスの権化であると批判する
> 西部の自意識が同時にマスの権化であるだろうということだよね
だから、言ったでしょ。片言隻句をつかまえて、西部氏の言説からまったく離れて、こういう話になってし
まうんだもん。まあ、ひとえに私の説明が悪いだけなのかもしれないけど。
そのあたりのことについても、ちゃんと手続きを踏んで、論を積み上げてますよ>西部氏。
「大衆の病理」あたりをぜひ読んで欲しいなあ…って、もう内容半分忘れてるけど。
831 :
考える名無しさん:03/01/24 14:59
「大衆性」と「庶民性」とを区別するだけの崇高な知識
を所有する西部自身の自己解体を徹底させるべきだよ。
832 :
考える名無しさん:03/01/24 15:03
>>828 >「大衆性」と「庶民性」とが内在しているものだ
そうすると一個人の内の「大衆性」と「庶民性」の比率が問題なの?
発言する西部は「大衆性」によるもの?「庶民性」によるもの?
また一個人の内の問題が、どのように社会的問題として扱われ得るの?
それとも一個人の内の問題はどこまでも一個人の内の問題?
833 :
考える名無しさん:03/01/24 15:03
>>830 西部の言説とどこが離れているの?
逆に西部自身が知識人としての特権にへばりついているんじゃないの?
>>831 > 「大衆性」と「庶民性」とを区別するだけの崇高な知識
> を所有する西部自身の自己解体を徹底させるべきだよ。
私も(が?)悪かったんだけど、言葉遊びはやめましょうよ。
「大衆」と「庶民」の区別するのに、「崇高な知識」は要りません。
というより、区別するために「大衆」と「庶民」という用語を定義して使ってるわけだから…。
話が逆立ちしてしまってる。
というわけで、とりあえず落ちますので、どなたか私のかわりに西部氏の「大衆」の定義を縷々
お願いします。
…んでは、退散。
835 :
考える名無しさん:03/01/24 15:06
「庶民」は「大衆性」と「庶民性」とを区別しないと思うわけよ。
そんなことを区別して批評したがるのは崇高な知識を有する知識人
の自意識の故でしょう。
>>832 >
>>828 > >「大衆性」と「庶民性」とが内在しているものだ
> そうすると一個人の内の「大衆性」と「庶民性」の比率が問題なの?
あ、個人における側面から言えば、ほぼそういうことになります。とりあえず。
837 :
考える名無しさん:03/01/24 15:10
>>832 >>836 まさに、そういう議論を云々しているのが「知識人=大衆」そのものだと思うけどね。
838 :
考える名無しさん:03/01/24 15:16
>>836 >>832の質問すべてに答えた方がいい。
とくに
>一個人の内の問題が、どのように社会的問題として扱われ得るの?
個人の気持ちの持ち方だけが問題なのか?
それだけでないとしたら個人と超えたステージはどこから持って来たのか?
それは、〈「大衆性」と「庶民性」とが内在しているもの〉とどういう関系にあるのか?
ま、難しい議論は西部大先生にお任せましょう。
庶民は黙って大先生の言うことに頷いているだけでいいのです。
その回答次第で、西部ファンにとって西部は知識人大衆かどうかわかると思うが。
偉い人(知識人とか学者とか)の言うことは
偉いに決まっていると思っているのが庶民
一緒になって批評するのが大衆
842 :
考える名無しさん:03/01/24 15:27
「大衆性」とか「庶民性」とか「個人性」とか論じている時点で
ますます庶民感覚から乖離している気がする。
伝統主義批判をする知識人も近代主義批判をする知識人も
まさしく同じ穴の狢ではないかと思うのだけど。
西部は、庶民による知識人批判、
すなわち庶民の大衆化を許せないだけだろ
844 :
考える名無しさん:03/01/24 15:36
「大衆性」とか「庶民性」というのも個人の心の持ち方にすぎなかったら
膨大な文を書き、多弁を極めてきた西部という男は結局今まで何やってたんだ?w
845 :
考える名無しさん:03/01/24 15:43
>>843 そういう情念が透けて見えてしまうんだよね。
その大衆のおかげで飯食っている自分というのも本人は分かっていると思うけどね。
846 :
考える名無しさん:03/01/24 15:52
>>845 そうなると、西部の愛読者が一番アフォを見たことになるじゃん。
大衆とレッテル貼られながら、せっせと本を買うわけだからさ。
>>846 いや、西部の信者であることが「庶民性」の条件なんだよ、きっと。
まったく、体系的に論じた文章も読まないで、思いついた批判を並べ立てることほどお気楽な
立場はないよな。無意味かつ無責任だけどな。
結局、読んでないもんだから、西部に対する有効な批判になりえてないんだけどな。
最後には、またぞろ「信者」か。いくら2ちゃんでも「信者」と言って斬って捨てた気分に浸る
のはいい加減やめて欲しいんだけどな。これも西部批判になってないしな。
平和だねえ........うんざりするほど。
>>848 なんで読んでないって決めつけるのか?
それは「大衆=知識人」的な傲慢な言い草だよ。
>>848 出た!
本読んでから批判しろ。
批判になりえていない。
こういう文句もまったく批判になりえていないよ。
851 :
考える名無しさん:03/01/24 16:11
>>848 思いついた批判を傲慢に独善的に並べ立てているのは西部や君たちのほうだろ
852 :
考える名無しさん:03/01/24 16:13
西部と西部主義者がけっきょくいちばん「大衆的」って
ことなんじゃねえの?
853 :
考える名無しさん:03/01/24 16:16
いつも決まって
自分の本を読めていないと無知な庶民のせいにする
知識人の悪い本性まるだし
西部マンセー
855 :
考える名無しさん:03/01/24 16:31
>>848 西部、つーか西部の愛読者には重要な質問が既に与えられているわけで、
それに対しては愛読者はそれはなかったことにして
>西部に対する有効な批判になりえてないんだけどな
という態度ととるわけだ。
卑屈になってはだめだよ。
西部の物言いはどうしても宗教って感じがしちゃうんだよねぇ
「伝統」という用語とかでもつかみどころがないし、
「神」という概念に近い感じ。
なんだか見ないうちにずいぶんスレが伸びてるが。
平日の昼間からなにやってんの?(w
>>792 レスサンクス!!
いやぁ西部って人気あるんですね、1日でこんなにレスが付い
てるなんて!!
多分、私が読んだ本は「蜃気楼の中へ 遅ればせのアメリカ体
験」、
「貧困なる過剰 ビジネス文明を撃つ」、「六〇年安保 センチ
メンタル・ジャーニー」
「思想史の相貌 近代日本の思想家たち」と後何冊かだったか
と思います。
私の思想的背景は特にありませんw
というか、今を生き抜くのに精一杯なんで、最近は本もあまり
読みません(トホホ・・・)
美術史云々というのは多分「貧困なる過剰 ビジネス文明を撃
つ」だと思います。
後「思想史の相貌 近代日本の思想家たち」は読みましたが、
当時は率直に言って
学生の感想文以下の駄文だと思いました。(特に「風土論の陥
穽―和辻哲郎」理由は
憶えてません。うぅ、もう1度読みなおしてみます。)
860 :
考える名無しさん:03/01/25 05:42
「大衆」なんて捏造だとかなんとか言ってるけど、
本当に論理を論理としてしか考えられない人たちだな。
実際の世界に照らし合わせてみたらすぐにわかることでしょ。
実際に世間ではマスコミによる雰囲気の支配がなされてるじゃないか。
861 :
考える名無しさん:03/01/25 11:19
西部で一番よくわからんのが、フランス革命を批判しておいて「国民Nation」という概念を一方で持ち上げていること。
近代主義を唾棄すると同時にやたらに福沢諭吉を持ち上げていること。
福沢は基本はやはり近代主義であって保守のほうに持っていくのはあまりに強引。
イギリスを保守的としてやたらに持ち上げるが、あそこは近代リベラリズムの発祥地であることをどう評価しているのか。
西部の中でどのように首尾一貫しているのか、ちょっとよくわからない。
あと現実社会の分析の中で保守主義の正統性を論理的に説明していない。
一応は学者なんだから、用語の使い方や論理性をもっと明晰にしてほしい。
ガイシュツかもしれんが「伝統」に対する構えを除けば宮台真司は西部にけっこう近い。
政治エリート主義だし、最近ワールドカップの論考でその「歴史性」のなさを指摘しているし、反アメリカニズムという面でも共通。
上から見下ろした物の言い方をするのも似ている。
ただ宮台には、西部のような人間の愛嬌がないので嫌われやすい。
宮台まんせー
自分が書き込んだ瞬間にこれほどレスが絶えるとはさすがに死になくなるな。
もっともこうしてスレを潰した経験は数知れないわけだが。
なぜなんだか自分でもよくわかんない。
865 :
考える名無しさん:03/01/27 15:05
>>861 ドンマイ(^0^)
>「国民Nation」という概念を一方で持ち上げていること。
それは宮テツにも指摘されてるところだね。
マスコミを叩きまくる一方で、
それと不可分であるはずの「国民」に期待を寄せている。
桜田淳氏くらい逝く(?)と分かりやすいし、気持ちがいいのだが…。
866 :
考える名無しさん:03/01/28 01:41
たとえば、すでに1635年には<フランス語の統一>を目指してアカデミー・フランセーズが
設立されてたりするのを考えれば、西部氏のnationを保守すべしする思想と、
フランス革命批判は矛盾しないような気もするが、いかがですか?
西部氏は、nation概念の成立をフランス革命以降にしか認めないということ自体を
近代主義として批判してるということなのではないかと推察します。
867 :
考える名無しさん:03/01/29 15:21
>>866 確かに日本でも「白村江の戦い」「聖徳太子」「国学の発達」などがあるし、
シナでも「三国志演技」「明」などがあって、
自分達はどの国に属しているかという認識はあったと思う。
が、それは一部上流階級だけではないでしょうか。
江戸時代の農民が、
「俺(オラ)は日本人だべ」
と思っていたかどうかは疑わしい。
実際、世界中にある鉄砲の1/2をかき集めた天下の大決戦の時も、
百姓はお弁当持って見学してたとかいう。
さらに江戸末期、
農民は「会津白虎隊」の死体から衣服を剥ぎ取ったというし、
長州藩の農民は外国人に味方したらしい。
彼等には自分の「くに」が異人によって汚されるという意識は全く無かったようで、
ただ日々の生活と損得勘定に溺れていたようだ。
もちろん農民全員がこういう行動をしたのか分からないけども、
世界各国イギリスに味方してしまったインド人だとか、
オランダと組んで敵対する部族の人を奴隷にしたアフリカ人などの話も聞くので、
日本も同様であった気がしてしまう。
「国民Nation」が歴史に根ざす運命的なものであるのも確かだが、
サヨクが好きな「国家幻想説(?)」もある程度正しいと言わざるを得ない。
(続き)
西部氏は保守の立場から急進的なものには嫌悪すべきといいつつも、
「保守とは、過去の人であったらどう思うか、と考える行為をいう」
とも言っている。
保守に2つの意味を与えているゆえに、
論が錯綜してしまうことがたまにある。
また、近代的な思考をする保守思想家という矛盾が根本にある。
正統的な保守は
「自分の家の裏にある藁ぶき小屋」を守る態度であり、
論理的でモダンな思考をすることと相容れない。
でも結局西部保守は好きだし、弟子の佐伯さんも好きなんで
「まあ。いいじゃん」
って流してますがw
自分の文章力のなさに激しく鬱になるなあ
彼の「伝統」がユートピアであるとして何故それじゃいけないのだろう
理念が現実社会や個人に活力を与えるのはいくらでも体験していると思うが
870 :
考える名無しさん:03/01/30 15:14
しかし「平和」「人権」に突き動かされた「市民派」は厄介極まりない訳で…。
それこそ、理想と現実をポイズしろっていう西部さんの主張に当てはまるね。
おまいら、明日の朝生に西部翁が出ますよ!
872 :
経済から西部ファンへ:03/01/31 12:46
>>873 justiceは拝見したのですが、生討論で見てみたいのです。
まだ、朝生のHP更新されてませんね。
讀賣の新聞欄には、西部邁とありましたので
出演は間違いないと思うのですが・・・
>>867 いや日本人としての意識は、普通の庶民でも持っていたよ。
たとえばシュリーマンが江戸時代日本に訪れたときの随筆があるけど、
そこにでてくる船頭は自分のことを日本男児だと名乗っている。
記憶は曖昧だけど、日本男児だからこそ料金をごまかさないんだっていうようなことが書いてあった。
876 :
考える名無しさん:03/01/31 18:39
わーい、わーい、西部邁が出るぞー!!
877 :
考える名無しさん:03/01/31 18:59
遅まきながら『知性の構造』読んで衝撃をうけた。
「朝生」拝見させて頂く。
878 :
考える名無しさん:03/01/31 19:02
>>860 そういう西部こそテレビによく出て「大衆」を煽動する
「大衆的知識人」だよね。
879 :
考える名無しさん:03/01/31 19:06
西部は、私の大学時代の恩師である。個人的には、きわめて愛すべき人なの
だが、如何せん学力がない。英語が読めないから、訳本だけを頼りに論じる
ので、とんでもない間違いがある。昔レヴィ=ストロースのbricolageを
「プリ(前)コラージュ」と誤読して、「コラージュ」と結びつける民間語
源学を展開していたことがある。原文を読んでいれば起こりえない間違いだ。
いまだに『神話学』を読まない(邦訳がないので読めない)でレヴィ=スト
ロースを語っているのは、いい度胸だ。昔、『裸の人間』(神話学第4部)
の話をしたら、「今度、日本語でサマリー作ってよ」といわれたことがある。
そうやって本を読んだ顔をしているわけだ。
もとは、彼も経済学と社会学を接合した「ソシオ・エコノミックス」を志し
ていたのだが挫折し、経済学界にいられなくなって東大をやめた。要するに、
厳密な論証を要求される学問の世界のルールに耐えられなくて、逃げたので
ある。いま思えば、こういう「政治経済学」とか「社会経済学」の類いの、
ただ既存の学問の間口を広げることが自己目的になったような学問には、
もともと何の可能性もなかった。曲がりなりにもアカデミズムの中にいた
ときは、それなりに抑制があったのだが、このあと自民党の政治家と仲よく
なって「保守主義」に染まり、右翼の取り巻きを従えて歩くようになった。
私も、飲み屋で彼の取り巻きの右翼に殴られたことがある。
彼をだめにしたのは、マスコミである。特に「朝まで生テレビ」に出はじめ
てからおかしくなった。まじめに学問をやらなくてもテレビに出てさえいれ
ば、地方から講演の依頼がたくさん来て、大学の授業なんかしているよりず
っともうかることを発見したのである。講演では、大衆受けする政治の悪口
をくり返していればいいから、次第にその調子が文章にも出てくるようにな
った。テレビのおかげで営業が成り立っているくせに陳腐な「マスコミ批判」
をくり返す、かつての恩師の落ちぶれた姿を見るのは悲しい。
880 :
考える名無しさん:03/01/31 19:13
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 西部邁まだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \__________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
881 :
考える名無しさん:03/01/31 19:13
おれ、西部が朝生で、宮崎とかデブ岡田とか香山りかとか苫米地とか
若手の論客とやりあってるスゲーおもろい回のやつ繰り返し見てるよ。
つーか、西部がでてるやつ沢山録画してある。
882 :
考える名無しさん:03/01/31 19:16
パネリスト: 石川 好(作家,秋田公立美術工芸短大学長)→新米?いつの間に
学長に・・・
岡崎 久彦(岡崎研究所所長)→新米保守
小田 実 (作家) →反米左翼
金子 勝(慶応大学教授) →反米左翼
姜 尚 中 (東京大学教授)→反米左翼
岸井 成格(毎日新聞編集委員)→毎日だから反米?
西部 邁(「発言者」主幹,秀明大学教授)→反米保守
松本 健一(麗沢大学教授,評論家)→反米保守
884 :
考える名無しさん:03/01/31 20:11
今日の朝生は見るべきものがありそうだ。というより、西部氏が参加することにより
朝生がみるべき番組として復活したということだ。
885 :
考える名無しさん:03/01/31 20:15
886 :
考える名無しさん:03/01/31 20:28
惜しい、非常に惜しい、西尾幹二出せよ。
西尾幹二と西部邁の直接バトルが見たかったな。惜しい。
887 :
考える名無しさん:03/01/31 20:45
反米朝日逝ってよし
888 :
考える名無しさん:03/01/31 20:46
新米保守VS反米保守こそ建設的議論が出来るのだ。
左翼は、もういいよ。
889 :
考える名無しさん:03/01/31 20:48
親米左翼ってのはいないのか?
890 :
考える名無しさん:03/01/31 20:48
891 :
考える名無しさん:03/01/31 20:50
892 :
考える名無しさん:03/01/31 20:54
反米か親米かという思考法がすでにダメ
反ブッシュかならまだ分かるが
893 :
考える名無しさん:03/01/31 20:58
反ブッシュこそダメだよ。
長くたってあと6年しかいないんだから。
やはり、反米か親米かでしょう。
>>892 おいおい。
おまいブッシュがアメリカを自由に動かしてるとか思ってないよな。
895 :
考える名無しさん:03/01/31 21:01
本当の親米右翼は赤尾敏先生だけですよ
適当に言ってる奴は消えていいよ
897 :
考える名無しさん:03/01/31 21:02
>>894 まさか。北斗の拳のラオウじゃあるまいし。
むしろブッシュが動かされているって意味だよ。
>>897 じゃあ、なんで反ブッシュなんて言ったのか小一時間(ry
899 :
考える名無しさん:03/01/31 21:04
>>889 親米左翼ってのはいないのか?
たぶん、筑紫哲也は、親米左翼じゃないかな。
901 :
考える名無しさん:03/01/31 21:08
>>898 まあ単に米国大統領という存在の象徴に
その国の姿勢が政治的に反映されている
という意味で
902 :
考える名無しさん:03/01/31 21:08
アメリカは、左翼国家である。と西部氏はおっしゃってました。
903 :
考える名無しさん:03/01/31 21:11
とすると親米=左翼か?
904 :
考える名無しさん:03/01/31 21:13
米国のなかにも政治的に対立する勢力が存在する訳でしょ
一国単位で、反米、親米っていうのも
まあ西部氏などは、アメリカ合州国という国の歴史性
そのものが左翼的だと忌み嫌っているのでしょうが
なんか、異様にイタイ香具師が紛れ込んでるな。
906 :
考える名無しさん:03/01/31 21:21
907 :
考える名無しさん:03/01/31 21:21
だから一人の論者のなかにも
親米的部分と反米的部分があるんじゃないか?
908 :
考える名無しさん:03/01/31 21:25
しかし、また別の保守論者にいわせれば
西部は親米とか左翼にラベリングされるだろうね
909 :
考える名無しさん:03/01/31 21:27
西部は、私の大学時代の恩師である。個人的には、きわめて愛すべき人なの
だが、如何せん学力がない。英語が読めないから、訳本だけを頼りに論じる
ので、とんでもない間違いがある。昔レヴィ=ストロースのbricolageを
「プリ(前)コラージュ」と誤読して、「コラージュ」と結びつける民間語
源学を展開していたことがある。原文を読んでいれば起こりえない間違いだ。
いまだに『神話学』を読まない(邦訳がないので読めない)でレヴィ=スト
ロースを語っているのは、いい度胸だ。昔、『裸の人間』(神話学第4部)
の話をしたら、「今度、日本語でサマリー作ってよ」といわれたことがある。
そうやって本を読んだ顔をしているわけだ。
もとは、彼も経済学と社会学を接合した「ソシオ・エコノミックス」を志し
ていたのだが挫折し、経済学界にいられなくなって東大をやめた。要するに、
厳密な論証を要求される学問の世界のルールに耐えられなくて、逃げたので
ある。いま思えば、こういう「政治経済学」とか「社会経済学」の類いの、
ただ既存の学問の間口を広げることが自己目的になったような学問には、
もともと何の可能性もなかった。曲がりなりにもアカデミズムの中にいた
ときは、それなりに抑制があったのだが、このあと自民党の政治家と仲よく
なって「保守主義」に染まり、右翼の取り巻きを従えて歩くようになった。
私も、飲み屋で彼の取り巻きの右翼に殴られたことがある。
彼をだめにしたのは、マスコミである。特に「朝まで生テレビ」に出はじめ
てからおかしくなった。まじめに学問をやらなくてもテレビに出てさえいれ
ば、地方から講演の依頼がたくさん来て、大学の授業なんかしているよりず
っともうかることを発見したのである。講演では、大衆受けする政治の悪口
をくり返していればいいから、次第にその調子が文章にも出てくるようにな
った。テレビのおかげで営業が成り立っているくせに陳腐な「マスコミ批判」
をくり返す、かつての恩師の落ちぶれた姿を見るのは悲しい。
>>909 メガネブタヒッキーよ、ご苦労。
・・・と、あっさり釣られてみる鴨。
学力だって(プッ
てかコピペだろ。
912 :
考える名無しさん:03/02/01 04:12
age
久しぶりに朝生で見たけど今回はパネリストが選りすぐりだけあって
いつもよりは見るべきものが多かった
あれぐらいの内容で難しいってクレームが来るのだろうか?
個人的には親切過ぎるぐらいなんだが
>>913 クレーム来てるの?あれ録画だったよね。
これが西部翁は最後の朝生なのかな?それとも、これからも
ちょくちょく出るのだらうか。
915 :
考える名無しさん:03/02/01 21:19
録画して今見たけど、西部邁が一番おもしろいね。
916 :
考える名無しさん:03/02/01 21:29
いまどき朝生見てるバカ
917 :
考える名無しさん:03/02/02 00:42
転向する者は転向に次ぐ転向を繰り返しながら死んでいくんだなという感想を持ちました
918 :
考える名無しさん:03/02/02 00:51
情熱家
919 :
考える名無しさん:03/02/02 00:57
危機アジと団結の無限連鎖反応
920 :
考える名無しさん:03/02/02 03:04
西部邁さんにエドマンド・バークとフリードリッヒ・フォン・ハイエクの思想入門書を執筆してほしい。
中川八洋がバークに関しては出してるが、やはり西部さんの視点から解きほぐしてほしい。
921 :
考える名無しさん:03/02/02 04:47
コヴァなんぞに持ち上げられてると思ったら、
ブサヨにまでケツを振り出した節操のない哀れな末路。
922 :
考える名無しさん:03/02/02 10:00
録画って何があったの?
反米保守というより親欧保守ですな。
924 :
考える名無しさん:03/02/02 16:40
保守主義に理論家がいないのは、保守というのはスローガンで、後は状況
批判やっとればよいから、いなくてもよいということですか?
925 :
考える名無しさん:03/02/02 16:57
>>924 保守主義はひとつの美学なんだよ。
お前らみたいなブサヨがガサツな理論だか論理だかを振り回してわかることじゃねえんだよ。
まあ、お前らには例えば『葉隠れ』なんて一生わからんだろうな。
かわいそうにププッ
福田(でぶ)和也厨は、文学板へ帰って下ちい。
ゴーマニスト西部さんの悪口書くなー
ピロピロピロピロ
葉隠れ
武士道とは
死ぬこと
イッテヨシ
福田(でぶ)和也って
ミシマみたいに
ハラキリすんの?
まぁ、美しくないなぁ。
ダイエットすれば
なんとか
死に様みれるかな
930 :
ゴーマニスト:03/02/02 17:16
ゴーマニスト福田さんの悪口書くなー
ピロピロピロピロ
931 :
考える名無しさん:03/02/02 17:24
ゴーマニスト:夜郎自大主義者
932 :
考える名無しさん:03/02/02 17:30
このスレに『フランス革命の省察』なんて本格的な保守自由主義のバイブルを
読んだ人間なんていないんだろうなぁ、と(あえて挑発)。
933 :
考える名無しさん:03/02/02 17:40
>>932
フランス革命の評価を下げたのは正しいと思う。
ただそれだけ。
ネーションだけ残るということもないのでは?
ブルボン王朝マンセーっていまどきの王党派による(wって
本ですか?
「ブルボン王朝の笑殺」って本もあるよね
革命以前も悲惨だし
革命中も悲惨だし
革命後も悲惨って
ことでどうでしょう?
(w
936 :
考える名無しさん:03/02/02 17:51
まあ、バークのような、バランスを取るような人もある程度いないとね。
社会としては健全とはいえないよね。
そういうバランスを取る人がひとつにまとまって右翼化すると気持ち悪
いけど、付いては離れ付いては離れしている分にはいいんじゃない?
937 :
考える名無しさん:03/02/02 17:58
ただ、世界=社会は
不均等なんだよね
そこでのバランスって難しいよ
不健全だから、世界って。
938 :
考える名無しさん:03/02/02 18:02
そもそも
保守反動の理論って
国内というか、共同体内限定でしょ
そこでのバランスだから
そとへ矛盾を転嫁すりゃいいわけだし
>>937 世界=他国なんてどうでもいいのよ
ゴーマニストバークさんの悪口書くなー
ピロピロピロピロ
社会=近所にそういうオヤジがいてもいいだろ、ちゅう話をしていたんだが(w
941 :
ゴーマニスト:03/02/02 18:11
いいよね(^o^)
いても
狭い世界=近所限定だから
いいよ
現に既に腐るほどいるし(w
>>921 コヴァ・ブサヨって、どいう意味なのですか?
最近、西部氏を知ったのでわかりません。
どなたかよろしくお願いします。
>>944 コヴァ:小林よしのりの思想に傾倒している者。小林本人を指す場合もある。
ブサヨ:左翼、または左翼的思想を持った人間に対する蔑称。「不細工」(ブサイク)から。
蔑称哲也
>>946 前から思ってたけど、お前ってホント面白いな。
|。・_・)チラッ
949 :
考える名無しさん:03/02/02 18:46
バークは『省察』を書く前、英国のインド植民地化政策に反対したことがある人。当時としては異端も異端。
その国々の時効(長く続いて来てがゆえに正統であり正当な法)を保守するという考えで一貫していたひと。
西部さんのいまの反米傾向はそんなバークの思想を継承していると思うがどうか?
凝り固まった親米派中川八洋よりは。
950 :
考える名無しさん:03/02/02 19:17
バーグじゃないの
951 :
考える名無しさん:03/02/02 19:27
ハンバーグじゃないの?
952 :
考える名無しさん:03/02/02 19:33
トックヴィルを読めばいまのアメリカは保守主義からは遠い国家。
西部氏は真正の保守だよ。
954 :
考える名無しさん:03/02/02 22:50
955 :
考える名無しさん:03/02/03 02:02
そう言えば漏れ、西部氏の著作は単行本とか雑誌の論文以外で、いわゆる
アカデミックなものは読んだことがない。彼ってどんな論文書いてんの?
>>956 学者に成り立てのころ、当時は数理経済学者で、当時経済学者の間でけっこうな話題になって
いたモデルを解いてその論文の業績で横浜国大助教授になったらしい。
それと、西部氏は、順不同だけど経済学会というものに所属せず、数理経済学について懐疑を
抱き始めたんで、経済学関係のその手の論文というのは少ないんじゃないかな。
まあ、後は吉野作造賞とかそういう方になるのかな。あと三島論「明晰さの欠如」で受賞したとか。
どうなんでしょ?
>>954 ありがとうございます。
2CH用語ってあまりしりません。(sageぐらいです)
自身でも探したのですが、西部氏の応援サイトって存在しないのですか?
どなたか知っておりましたら、教えて下さい。
ここだと、有意義な情報を掴む事ができないので。
応援さいとが存在しないから、ここに集まってるのですか?
>>958 ちょっと前、検索で、「反米保守」批判のサイトっつーのは引っかかりましたし、2chゴー宣板は
まるサの巣窟で、親米保守もアンチにまわって手がつけられません。今はのぞいてもいません。
西部スレ立ち上げてもラチがあかないでしょう。ゴー宣スレのアンチさんは、ゴー宣を
通しての西部さんしか知りませんからね、基本的には。
政治思想板で、ちゃんとした【真正保守】西部邁スレが立ち上がったことはありましたが、そこも
流れてしまったようです。
あとは、小林よしのり氏ファンサイトの一部で語られるくらいです。
誰かつくって〜と某板で西部ファンの方々と話しをしたことはあるんですが。
958さん、是非つくってください。繁盛させますよ(w←(笑)の意味。
>>881 > おれ、西部が朝生で、宮崎とかデブ岡田とか香山りかとか苫米地とか
> 若手の論客とやりあってるスゲーおもろい回のやつ繰り返し見てるよ。
> つーか、西部がでてるやつ沢山録画してある。
面白かったのは、西部氏が宮台氏を叱りつけて宮台氏が「そうですね…」、加えて宮台氏が観客オヤジから
恫喝されて黙り込んじゃった回とか、憲法論で色川大吉とかを完膚なきまでにたたきのめしちまった回
とか、西部氏と呉智英氏がタッグを組んでちょっとした近代主義批判を繰り広げた回とか、袋だたきにあってた
西尾氏を意見が違うのに同じく西部&呉コンビが庇ってあげてた回とか、榊原英資氏と共演した回とか、沖縄の
議員にぶち切れた回とか天皇戦争責任問題のときとか、あったよね。
あと西部氏抜きでは、呉智英氏の死刑問題のときが面白かった。
その中のいくつかは私も持ってるんだけど、あー全部録って置けばなあ…。
あとなんかありましたっけ。
やっぱり西部邁サイトをつくってもらって圧縮音声ファイルをアップしてほすぃ。
>>960 あと憲法の話で、始まってから数分で即行退場したのもおもしろかった。
>>961 それ、最近すぎ(w。あろうことか田中真紀子の提灯持ちしてた小林節のせいだよ。細部の議論
になっちゃって、つまらないことつまらないこと。あれで嫌気がさして、今回までTV出演拒否してた
んでしょうね。
退場でいえば、栗本&田原が冗談で樺さんを西部さんの恋人だったとか言って退場させた、これ
も記録的にはかなり早かった。
あと、もう一回くらいあったなあ>退場。「異議あり」除いて、「朝生」で。
退場、バカにする人もいるけど、TVというメディアの影響力を知った上で、生放送で平気で退席で
きるってのも、ある意味すごいことなんだけどなあ。
>>962 そう、最近すね。平沢勝栄に「先生まあまあ・・・」って止められてたw。
しかし、先週の朝生見て、いろいろ懐かしく思い出したよ。
>>963 >
>>962 > そう、最近すね。平沢勝栄に「先生まあまあ・・・」って止められてたw。
あ、それは覚えてないです(w。
> しかし、先週の朝生見て、いろいろ懐かしく思い出したよ。
ほんとですね。やっぱりパラダイムから飛び出したようなこと言ってくれる人がいないと面白く
ないですね。または本質論。枝葉末節の技術論とかワイワイガヤガヤやってても面白くもなんともないです。
宮崎哲弥なんて西部−呉ラインと繋がってる(た)わけで、知識からいったら、いい線いくはず
なのに、周りに合わせてチャチャ入れたり、予定調和的に
客観性のあるようなこと言ってみるだけなんだもんなあ。
アドリブきかないし。
>>964 > ほんとですね。やっぱりパラダイムから飛び出したようなこと言ってくれる人がいないと面白く
> ないですね。または本質論。枝葉末節の技術論とかワイワイガヤガヤやってても面白くもなんともないです。
それはホントにそう思う。先週も、みんなが査察だなんだって話してるときに、マキャベリまで
持ち出してがんがってたw。
朝生に出とったんかいー!
誰かビデオ貸してくれー
ぐあー!
>>967 そんなに左に回帰した醜態を見てみたい?
姦教授・カネやんと仲良くやってたよ。
左に回帰したわけでなく、単に馬鹿ウヨが馬鹿ゆえに疎外されただけじゃないか。
>>968 そういうことは、コヴァ板で存分にわめいて下さい。
>>968 回帰も何も、西部は沈黙を破って言論活動を始めた最初から近代主義懐疑だったよ。
湾岸戦争のときだって、平和主義者批判を大きく繰り広げる一方で、アメリカニズムを批判する
文章を書いてた。
ほんと、ゴー宣板に行ってください。
972 :
考える名無しさん:03/02/05 16:28
>>968だからさ、西部批判するなら彼の著作や彼が影響をうけたトックヴィルやバーク、ハイエクの思想を知ってからにしてほしい。
西部は元から右ではなく近代懐疑の真正保守主義者です。
973 :
考える名無しさん:03/02/05 17:16
西部さんの声を聴ける最後のチャンスだったかも知れんのに・・・
こりゃ秀明に直接行くしかないな。
>>972 近代懐疑をいうんだったらニーチェでしょう
975 :
考える名無しさん:03/02/05 18:54
>>974保守主義とニーチェの近代懐疑は位相が多少ズレます。
西部は保守主義としての近代懐疑論者です。そもそもバークがフランス革命という近代に噛み付きました。
>>973 発言者塾に入塾するとか…。
>>974 >
>>972 > 近代懐疑をいうんだったらニーチェでしょう
西部は、ニーチェが保守思想に寄与したことを認めつつも最後には保守思想と決別する、
と書いてたようですね。
近代懐疑の議論はなかば近代の超克の議論の延長線になっているわけでしょう
そういう下敷きのないような議論はやっててつまんなくない?
総合的にいえばロマン派的な保守主義者ということでよろしいか?
そういえば、昔、NHK教育での彼の講座を毎回みていたなぁ
>>978 > そういえば、昔、NHK教育での彼の講座を毎回みていたなぁ
それって「大衆の病理」として出ている本のやつですか?
見たかったなあ。それ、知らなかったんだよなあ。
>>977ロマン派の保守といえばゲーテを想起します。
が、自分は英国において歴史の持続――ありていにいえば慣習法の重要性を唱えたヒューム、バークの系譜を語ったつもりです。
西部さんはやはり英国の流れをくむ思想化の影響大と考えます。
勿論ニーチェや日本の京都学派など幅広く、近代に疑念を向けたひとの思想にも西部さんは触れていますが。
訂正: 思想化→思想家
スマソ
姜尚中「なぜあんなくだらない本(国民の轢死)を…」
西部邁「なにいってんだ私が書いたのは道徳の本だよ」
>>984 > 姜尚中「なぜあんなくだらない本(国民の轢死)を…」
「ひどい本」じゃなかったか?
歴史教科書に加担した事を責められて「私が書いたのは道徳の本だ」って言ったんじゃなかった?
西部が、日本の過去の戦争についてはテーマが違うから深入りしないけれども…と言って
いるのに、あそこで「歴史教科書」を持ち出す人の気が知れないよなあ。そもそも、西尾氏たちを今更
庇ういわれはないんだけど。
岡崎の「でもパクス・ロマーナは2世紀半続いた…」には、「発言者」に書いたようなことをきっちり
言っておいても良かったと思うな。
北朝鮮のあれやこれやをやるなら、もっとアメリカニズムの本質論をやって欲しかった。
>>987 > 北朝鮮のあれやこれやをやるなら、もっとアメリカニズムの本質論をやって欲しかった。
それは漏れも激しく思った。
>>987 雑にまとめていいのなら、経験主義的なものを西部が尊んでいるのは理解できる
それはいわば彼の個人的理由(合理主義=マルクスへの傾倒の反省から)
しかし、親友柄谷とともに西部はやはりプラトニックだし、ロマン主義であるといえる
台湾論争における西尾との決別(?)は、彼の義理人情と西尾のリアリズムとが齟齬をきたした
その自分の本性に対する警戒心から経験論に向かうのだろうけども
本来的にロマンティックであることにかわりない。
やっぱりロマン派といえば、ドイツ・ロマン派である以上、彼もそれだ。
990 :
考える名無しさん:03/02/06 00:23
西部がNHKの世界わが心の旅に出演した時も良かったよ。
イギリス留学中の家を訪ねて行ったり、
チェスタトンの住んでいた家の前で伝統を語ったりして。(笑)
991 :
考える名無しさん:03/02/06 00:25
埋め立てていいのかな・・・?
誰もいないな・・・
よし、埋め立てよう。
次スレも立ったことだしな。
何されてるんですか?(w
こりゃ確実に漏れが1000ゲットだな
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。