入門者向け哲学書(思想書)

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1考える名無しさん
この種のスレが見当たらないから立てとくね。中学生や高校生もこの板を見ていると聞いたから。
で、まずはおれから。全く西洋哲学史を知らないのならばともかく、高校の倫理の参考書レベルをいちおうおさえているのであれば、やっぱり『構造と力』から入るのがいいんじゃないかな。
図式的とか単なるチャート本とかいう批判は後を絶たないけど、構造主義以降をこれほどうまくまとめたものはまずないだろう。もちろん、いちいち感心しているのもバカっぽいから、批判的に読むといいのでわ。

元高校倫社講師より
2考える名無しさん:2001/01/15(月) 11:57
構造主義の構造と機能主義の機能が数学で言う双対にあたるという内容だったね。
双対概念を図無しで理解するのもなんだから、チャート式でいいんじゃない。
というわけで高校生は井筒俊彦「意識と本質」中公文庫を読むように。
3考える名無しさん:2001/01/15(月) 12:38
>2
中公じゃなくて岩波文庫だよ。
4考える名無しさん:2001/01/15(月) 12:51
>>3
そりゃ失礼。中公文庫でお勧め(というか単に自分のおきにいり)は
イスラム思想史。えい、まちがえたんじゃ。
5考える名無しさん:2001/01/15(月) 18:25
そりゃあ大森・井筒・野矢・竹田のどれかだろう
6名無しさん@1周年:2001/01/15(月) 18:41
竹田はやめた方がいい。
竹田の入門書は、彼の著書の中ではニュートラルな方かもしれないけど、それでもやはり、竹田的視点(竹田的現象学?)がかなり入り込んでいる。最初に竹田から入ると後々苦労するんじゃないの?
7>6:2001/01/15(月) 20:03
どんな苦労?
8名無しさん@1周年:2001/01/15(月) 23:45
  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (  ๔д๖) < はじめての構造主義/橋爪大三郎/講談社現代新書は駄目?
 (    )  \_______________
 | | |
 (__)_)

9考える名無しさん:2001/01/16(火) 01:24
「構造と力」を薦めるなんて信じられん。
あれほど予備知識が必要な本はないよ。
10*・ー・*:2001/01/16(火) 01:35
1はネタだろ。
11考える名無しさん:2001/01/16(火) 01:43
宝島の現代思想入門がよかった。『構造と力』読んでわかった気になってたけど
宝島のを読んで全然理解がずれてたことがわかった。
こんな僕は高校生。
12考える名無しさん:2001/01/16(火) 01:54
『構造と力』はスケコマシ
13考える名無しさん:2001/01/16(火) 01:58
>1
構造主義は古いです。社会学においてもパーソンズの構造−機能分析
は古いとされています。これからの時代はシステム論。
構造主義ほど手垢にまみれて不毛な論争に終始した分野もない。

                            以上
14考える名無しさん:2001/01/16(火) 02:10
>13
システム論でおすすめの入門書を教えてください

15考える名無しさん:2001/01/16(火) 02:19
Luhnmann,Niklas,1984,Soziale Systeme:Grundriss einer
allgemeinen Teorie,Suhrkamp Verlag.
佐藤勉監訳,『社会システム論』恒星社厚生閣
16いちご姫:2001/01/16(火) 02:36
>9『構造と力』
は、フランス現代思想の解説としてはもっとも明快で要領良くまとまっている、と思います。
恥ずかしながら、ドゥルーズやデリダを読んでいて全く分らなかったのに、『構造と力』であっさりわかりました。(但し、『構造と力』のドゥルーズ読解が正しければ、との条件付ですが。多分、正しいでしょう。)
あの本に予備知識は殆ど入らない、と思いますが。
17考える名無しさん:2001/01/16(火) 02:37
>16
フランス語で読めないのに「わかった」などと偉そうなこというな。
18考える名無しさん:2001/01/16(火) 03:52
「構造と力」は日本語文献だろうが。
また一匹アホなフランスヲタがひっかかりました。
19考える名無しさん:2001/01/16(火) 04:18
「構造と力」などは、もはやどうでもよい。クソレスを繰り返すな。
20考える名無しさん:2001/01/16(火) 06:37
じみだけど、吉田夏彦「論理と哲学の世界」(新潮社)はお薦め。
数学的実在論など結構ハードな話題も取り上げているが、
文章が平易なので、わかりやすいと思います。
21考える名無しさん:2001/01/16(火) 14:54
やっと名前が挙がったね >吉田夏彦
22考える名無しさん:2001/01/16(火) 15:03
哲学って今までさっぱり興味なかったんですけど、この板をいろいろ
見てたら面白そうだなって思ってきました。
ところでシステムだとか構造だとかってまるで理系の話しみたいだけど
哲学とどう関係があるんでしょうか?

煽りではないんですが、もし気に障ったら無視してかまわないです。
23考える名無しさん:2001/01/16(火) 15:07
>>22
直接関係あるわけではないんですが、たとえば理系で出てくるような
グラフ(ってネットワークとか分かります)と層の関係に当たるものが、
ユダヤの神秘思想に既に出てくるとかあって面白いんですよ(>>2の本の宣伝ですが)。
24?????:2001/01/16(火) 18:41
偶然じゃないの?
25考える名無しさん:2001/01/16(火) 19:08
偶然の意味を答えよ>>24
26名無しさん@1周年:2001/01/16(火) 21:02
対象が違うだけで、どっちも人間の思考を突き詰めようとしたものだから?
27考える名無しさん:2001/01/17(水) 01:41
その他には?
あげ
28いちご姫:2001/01/17(水) 01:53
>17
告白します。
確かに,ガタリもデリダも、フランス語で読んだのは、100ページ程度です。
今後,気をつけて謙虚を心がけるよう努めます。
29考える名無しさん:2001/01/17(水) 09:28
>>26
数学にも層(sheaf)という概念があります。
人間の思考がそもそもそう言う枠組みを持っているという風に考えているのですが。
30偶然の意味かあ:2001/01/17(水) 13:06
>>25

そうだねえ。偶然とは「因果関係が存在しないこと」、うん、もっと正確に言えば「因果関係があると断定するにはサンプルの数が少なすぎて判定できない状態」だと思うな。

因果関係というのは、ある現象Aの後に、恒常的にもう一つ別の現象Bが起きること、ある現象Bの前に別の現象Aが恒常的に起きていたこと。
このAとBの関係を、我々の文法では因果関係と呼ぶのではないだろうか。もちろん「恒常的」っつっても、無限回の実験なんてできないから、有限回で我慢して、あとは「多分この先もAが起ればBが起るんだろう」と推測するだけなんだけど。

で、具体的に当てはめると現象Aには「ユダヤの神秘思想」が来て、現象Bには「グラフと層」となるわけだ。
これってまだ一回しか起ってないんだよね?
それでは、ちょっと必然的(=因果関係がある)とは断言しかねるのではないだろうか。
何回も実験してみないことには、わかんないよね。必然かどうかは。
31猫電波:2001/01/17(水) 18:31
ブライアン・マギー『西洋哲学の系譜』(晃洋書房)は好かった
>>4
『中世思想原典集成〈11〉イスラーム哲学』(平凡社)が出ましたね
読んだ方いますか?

32考える名無しさん:2001/01/17(水) 22:05
竹田青嗣の『哲学入門』なんかどうだろ。
U部ではギリシャ哲学から近代哲学までの変遷を
分かり易くまとめてくれてるぞ。
33考える名無しさん:2001/01/18(木) 00:04
 飯塚勝久 水野建雄編著『ヨーロッパ精神史』(北樹出版)
34ソフィア:2001/01/18(木) 00:45
ソフィーの世界じゃいけないのかよう。あれはまさに入門中の入門じゃないかっ
ひどいひどいウァーッ!

哲学の世界 名著100選 この選び方が監修者が勝手に決めたものだけどグット。
35考える名無しさん:2001/01/18(木) 11:42
>>34
ついに出たな・・・。
『ソフィーの世界』はたしかに入門中の入門だけど、ヨーロッパ人がなんか伝統ある西欧哲学を誇っているような、もっといえば西洋中心主義が露骨なような気がするのだが・・・。
これだったら、それこそ入門中の入門書の高校倫理社会の参考書を読んだ方がいいんじゃなかろうかな。
36考える名無しさん:2001/01/18(木) 12:00
神秘体験を薬で得るってのはどうかと思うよ。まあ筋書きなんだろうけど。
37考える名無しさん:2001/01/22(月) 14:20
ソフィーだけはやめろや
38考える名無しさん:2001/01/22(月) 14:27
子供に最初から物語世界が崩壊する小説を読ませるのはどうかとおもうよ。
39考える名無しさん:2001/01/22(月) 18:10
現代思想入門みたいなタイトルの本は、大概怪しくない?
思想家か○○主義ごとに、括られてて、
デフォルメされた二ーチェがふきだしで「神は死んだ!」とか
いってるやつ。
このての本で、良質のものって、あるのかな?あったら、教えて。
以前誰かが、今村仁司のがマシって、いってたけど、どうなの?
40考える名無しさん:2001/01/22(月) 18:19
>>39
そうそう。別冊宝島のやつはパート2(日本篇)はともかく、最初のは竹田がメインで書いていてやばかったな。
41>40:2001/01/22(月) 19:42
そうでもなかったよ。
42考える名無しさん:2001/01/22(月) 23:56
>40 どこらへんがやばかったの?竹田はドキュソ扱いが多いけど、
どこがやばいのか具体的に言わないからわかる人にしかわかりません。
まぁ具体的に言うのも大変だからね・・・言えれば宜しく。
43考える名無しさん:2001/01/23(火) 02:40
>>40の執筆者は小阪・竹田・西研・永澤哲・志賀隆生。
やばいのはむしろ志賀・永沢じゃないのか?
4442:2001/01/23(火) 04:19
だからー誰がやばいんじゃなくってどこがどうやばいの??
オラも研鑚を続ければわかるようになるのかもしれないけどさ。
でもどのくらいかかるやら。やっぱり妬みもあるんじゃないの?
とか思ってしまう・・・
45考える名無しさん:2001/01/23(火) 05:52
竹田青嗣→フッセル(ニイチェ)→ハイデッガー→自分で考える
で、いいんじゃん?
46考える名無しさん:2001/01/23(火) 10:07
>>45
入門できてないじゃん。脱出ってのならわかるけどさ。
47考える名無しさん:2001/01/23(火) 14:49
>やっぱり妬みもあるんじゃないの?
どうしてもそこに行くんだね…やれやれ…
48考える名無しさん:2001/01/23(火) 15:19
哲学のお勉強をしたい人は本読みゃいいけど、
哲学したい人には必ずしも本は必要じゃない
49考える名無しさん:2001/01/23(火) 15:24
ピアニストになりたい人にはチェルニーは必要だけど、
ピアノを弾きたい人にチェルニーは必要ないってことですね。
50考える名無しさん:2001/01/23(火) 15:25
厨房が哲学書を読むことはウィトゲンシュタインというか柄谷がいう「教える−学ぶ」の関係なのか???
って、厨房ですみません。
51考える名無しさん:2001/01/23(火) 15:42
何でやねん。「教えるー学ぶ」はさまざまな場面で現れるだろ。
代表的なのは算数か。
5242:2001/01/23(火) 23:15
>47 別にちょっと言ってみただけさ。竹田がザコでも「竹田君も下々
の啓蒙に頑張っておるね」ぐらいの余裕ある対応ができないもん
なのかな?
やっぱり竹田にしろ幸三と力にせよ一度は通る道と言うかしょうが
ないもんなのでは。それらの入門書が問題をはらむもので
あってもね。幸三のほうは正確だという評価みたいだけど、
でも哲学でもやってみようという人がああゆうものを読んで
理解するとか、面白さに気づくとかありえないことじゃん。
そおゆう物を読んでないとしても、どうせ大学の概論みたいな授業
で大雑把なレクチャーを受けて初めてスムーズに哲学を学べる
ようになった人が院とかに進んで研究者になったりするんだろうし。
そうゆう機会を得られなかった人には哲学を学ぶ道は閉ざされて
いるし、開かれる機会も与えなくてよし、というのでは厨房を馬鹿
にできないのでは。自分は運がよかっただけなんだ、ということ
を全く認識していないからね。
53考える名無しさん:2001/01/23(火) 23:34
まずいな・・・どれも読んでないよ。
やり方の一つとして、思想史関係の本読んで、興味出たやつを
選んで読む、てとこでどうですか?

54考える名無しさん:2001/01/24(水) 23:08
竹田のサイトいってみろって。
ニーチェとプラトンが夫婦漫才やってるよ。
竹田にとって哲学はそんなもんなんだって。
55????:2001/01/25(木) 01:51
木田元がいいと思う。
56考える名無しさん:2001/01/25(木) 15:52
ある竹田信者によると、木田元の本が分かる人間は天才なんだそうだ
日本には天才が一杯いることになるな
定規を小さくすれば何でも大きくなると
57考える名無しさん:2001/01/25(木) 15:59
周りが認めないと天才じゃないだろ。
58>55:2001/01/25(木) 22:59
あんたバカ?「おあそび」ってワザワザ書いてるの読めんのか?
5958:2001/01/25(木) 23:01
>55じゃなくて>54
6054:2001/01/25(木) 23:10
>58 馬鹿じゃないよ。おあそびでもプラトンとかニーチェが
「そうじゃのう」とか「それじゃよそれじゃよ」とか言って
哲学への冒涜っつうか陵辱。
6154:2001/01/25(木) 23:12
>58 馬鹿じゃないよ。おあそびでもプラトンとかニーチェが
「そうじゃのう」とか「それじゃよそれじゃよ」とか言って
哲学への冒涜っつうか陵辱。
6254:2001/01/25(木) 23:13
二重カキコ須磨噌
63哲学者法:2001/01/25(木) 23:15
第1条 哲学者は自HP上でプラトンおよびニーチェに夫婦漫才をさせてはならない。
64考える60:2001/01/25(木) 23:19
まあ、哲学って一口に言っても、
言語論から現象学からいろいろあるわけでしょ?
そーゆーのをサクッと哲学通史みたいなのを読んで理解しても
面白くもなんともないわけで、「パイドロス」でも「存在論的、郵便的」でも
厨房が考える楽しみを芽生えさせられれば何でもいいんじゃないの?
65考える名無しさん:2001/01/25(木) 23:28
厨房が東は読めないだろう。途中で挫折して精神的外傷
(僕はどうせドキュソさ、銀英伝が愛読書さ)をつくらせるより
ゴルデルでもトルストイでも読んで、序序に進ませるのがよい。
66考える名無しさん:2001/01/25(木) 23:32
>60 別に漫才だろうが関西弁だろうが内容が同じならいいだろ。蓮見でも読んでろボケ
67>60:2001/01/25(木) 23:42
>哲学への冒涜っつうか陵辱。

なんだよそれ…宗教か?(爆笑)「竹田信者」だなんだって、オマエの方がよっぽど「信者」じゃん。一生雨乞いでもしてろバカ(ワラ
6860:2001/01/25(木) 23:49
>67 そうやってガンガン品位を下げて哲学を「愛って何だろう」
みたいな奴らばっかにして衰退させて他の学問に吸収合併させようと
してるんだよ。竹田みたいな「わかりやすけりゃいいじゃん」派は。
6960:2001/01/25(木) 23:50
っていうか67はブリーフ派。オムツとれたて小学生。
70>60:2001/01/26(金) 00:40
アホ。品位下げてんのはおまえのよーな哲学真理教信者だよ。だいたい「竹田=平易」が既に思い込み。そんなに難解がありがたけりゃ「エロスの現象学」論じろ。全然平易じゃないからよ。
7160:2001/01/26(金) 01:28
少なくとも、竹田の入門本は平易だろ。だいたい
元の難解でしかありえなかった内容を過度に単純化することで
それは元々のものとは別物の形骸化した教義に成り下がるんだよ。
教徒はむしろ君のほうだろう。な、オムツ君。
72般教厨房:2001/01/26(金) 16:16
じゃあ、倫理のお勧め入門書だったらなんでしょうか?
(空気読めてない質問だったらすいません)
73そろそろ空気変えてもいいんじゃない?:2001/01/26(金) 20:59
>>72
倫理学の入門書なら加藤尚武がいいんじゃない?
アクチュアリティのある問題を平易に書いてる。
初心者でも飽きずに読めるってことで。
74吾輩は名無しである:2001/01/26(金) 21:14
哲学書読むのもいいけど、批評や小説も読もうよ。
75>71:2001/01/26(金) 23:37
>少なくとも、竹田の入門本は平易だろ。だいたい

入門書や解説書が原本より難解じゃ意味ねーじゃん。「入門本が平易」ってそりゃ当たり前だろバ〜カ。

>元の難解でしかありえなかった内容を過度に単純化することで
>それは元々のものとは別物の形骸化した教義に成り下がるんだよ。

難解なものを難解に解釈したところで事情は同じだろーが。それは解釈した者の解釈・認識した者の認識であって「それは元々のものとは別物」でしかないに決まってるだろーが。それともキミは、自分だけは正しく「元々のもの」とやらを認識できていると主張するのかい?
それこそ真理教信者だろう。サティアンにかえんな。
76町に出て:2001/01/26(金) 23:38
婦女子でもナンパせよ
7775:2001/01/26(金) 23:48
このスレのみんな、悪かった。今後は「竹田青嗣を語る2」に書くよ。オマエも文句があるならそっちへ書きな>71
78厨房同士で喧嘩するの:2001/01/27(土) 00:40
  λ_λ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( `ー´)<  ヤメロヨナー
/    つ\______
(人_つ_つ
79考える名無し:2001/01/27(土) 00:47
彡 ⌒ ミ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< 夜空ヲ見上ゲテゴラン。哲学感ジルヨ。
(    )  \_____
| | |
(__)_)
80考える名無しさん:2001/01/27(土) 03:25
「エロスの現象学」は凄い本だね。
81考える名無しさん:2001/01/27(土) 11:17
うわっ、おれの立てたスレがいつの間にか竹田スレになっている(ワラ
でも、竹田って入門書をたくさん書いてるよね。
おれも別冊宝島を読んだことがあるけど、まあ、入門書としてはいいんじゃないかと思うよ。
もちろん、デリダによるフッサール批判の意味を取り違えてるんじゃないの?といったような点はあるけど、入門書だし。まあ、いいんじゃないの。
82考える名無しさん:2001/01/27(土) 11:41
デリダだけに取り違えてもいいような気がするけど
って厨房でゴメン。
83参考までに:2001/02/01(木) 18:44
そういえば、加藤尚武もPHP新書で20世紀の思想(?)という
思想入門書書いてる。
84考える名無しさん:2001/02/01(木) 23:17
>20世紀の思想
分かりやすかったけど面白みはなかったな。
85考える名無しさん:2001/02/01(木) 23:24
「入門」と題した専門用語だらけの本よりも
トーマス・ネーゲル先生の『哲学ってどんなこと?』(昭和堂)
の方が100倍哲学の面白さを教えてくれるぞ。
欧米の一流の哲学者が書いた本でこれほど平易なものは
他にないだろう。できれば原書のWhat Does It All Mean?
を読もう。

86考える名無しさん:2001/02/01(木) 23:43
波多野精一の『西洋哲学史要』が復刊していたねえ。
昔の哲学入門ってここらへんだったのかなあ。
87考える名無しさん:2001/02/01(木) 23:58
面白い本だけど、観点が分析哲学に偏ってると思う。>ネーゲル
88考える名無しさん:2001/02/02(金) 00:14
廣松渉の『新哲学入門』なんてどうでしょう?
岩波新書にあります。

所謂哲学の解説書というものではなくて、哲学初心者をストレートに
哲学的思索の入り口へ導く、ということを意図して書かれて本なので、
入門者としては最適だと思います。ただ、ちょっと難しいかも。

講談社新書にもこの人の書いた『哲学入門一歩前』という本があります。
89吾輩は名無しである:2001/02/02(金) 00:26
「ソフィの世界」は一番楽だと思います。
90考える名無しさん:2001/02/02(金) 00:26

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91考える名無しさん:2001/02/02(金) 00:27

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92考える名無しさん:2001/02/02(金) 11:11
>87
>面白い本だけど、観点が分析哲学に偏ってると思う。>ネーゲル

つーか、それが現代哲学の主流だから。何かに偏っていない
限り、入門書にはなりえないのではないだろうか。
大陸哲学も分析哲学も含んだ近代以降の哲学を完全に
網羅した本など初心者は読みたくないだろう。。。
93考える名無しさん:2001/02/02(金) 11:20
え?現代哲学の主流って分析哲学なの?
94考える名無しさん:2001/02/02(金) 11:24
現代だけで流行してなくなりそうな哲学…ってことじゃない?
95考える名無しさん:2001/02/02(金) 11:41
「ソフィの世界」は確かに分かりやすいけど、長すぎるんだよね。
96考える名無しさん:2001/02/02(金) 12:05
『純粋理性批判』・『精神現象学』・『存在と時間』
『純粋現象学及び現象学的哲学考察』辺りをまず最初に読むと
それっきり哲学と無縁となってめでたしめでたしとなるのでは
ないでしょうか?
97考える名無しさん:2001/02/02(金) 12:09
「ソフィの世界」シニカル過ぎるよ。
「哲学課を出たけど今は営業マンの父さんの世界」って感じだよ。
98考える名無しさん:2001/02/02(金) 12:13
「哲学課」?「哲学科」のことでしょうか?
99考える名無しさん:2001/02/02(金) 12:15
>>98
誤字です。すいません。
100考える名無しさん:2001/02/02(金) 13:21
>93
>え?現代哲学の主流って分析哲学なの?

そうよ。

>94
>現代だけで流行してなくなりそうな哲学…ってことじゃない?

当り前だ。現代以降も続く現代哲学なんてあるか!?
氏ね。
101考える名無しさん:2001/02/02(金) 13:30
>>100
次の世代からみて古典として残る業績がなさそうだってことなんだけど。
行き詰まっているから内容が平易で、ポストを得たり論文を乱造するのに適しているけど
哲学史から見て本流に外れてるジャンルってのはありうるでしょ?
102考える名無しさん:2001/02/02(金) 14:20
>101

つーか、英語圏では大陸哲学の方が圧倒的に少数派だぞ。
APAの会員のうち何人が大陸哲学をやっていると思ってんだ?
大陸哲学にも重要な仕事はたくさんあるけど、どっちが
現在の主流かといったら分析哲学でしょ。まあ、その分
大陸哲学やっているほうが欧米だと仕事を見つけやすいのだが。
103考える名無しさん:2001/02/02(金) 14:24
まあ、日本の哲学界は大陸漬けだから……
マターリ逝こうよ。
104考える名無しさん:2001/02/02(金) 17:04
アメリカ人もフランス現代思想にコンプレックス持ってるかな。
105考える名無しさん:2001/02/03(土) 00:24
だから〜、けっきょくどのてつがくがいちばんえらいの?
106考える名無しさん:2001/02/03(土) 00:30
>105
それは「ハンバーグとカレーライスはどっちがおいしいの?」
と聞いているようなものだよ。
107考える名無しさん:2001/02/03(土) 00:48
>英語圏では大陸哲学の方が圧倒的に少数派だぞ。
そりゃそうでしょ。だって大陸は英語圏じゃないんだから。
108考える名無しさん:2001/02/03(土) 00:52
日本の哲学科では日本哲学が主流じゃないけどね。
109考える名無しさん:2001/02/03(土) 00:59
>日本の哲学科では日本哲学が主流じゃないけどね。
そりゃそうでしょ。だって百年前まで日本には哲学がなかったんだから。
110考える名無しさん:2001/02/03(土) 01:25
アメリカの哲学だって、そんなに歴史はねーぞ。
111考える名無しさん:2001/02/03(土) 01:28
>>107
>>英語圏では大陸哲学の方が圧倒的に少数派だぞ。
>そりゃそうでしょ。だって大陸は英語圏じゃないんだから。

は???日本はヨーロッパ語圏じゃないけど、大陸哲学が
主流だぞ。
112考える名無しさん:2001/02/03(土) 01:34
今後、新設大学で哲学科を設置するところは
現われるのであろうか。たぶん現われないで
あろう。今後、既存の大学で哲学科を廃止する
ところは現われるだろうか。たぶん現われる
であろう。
113考える名無しさん:2001/02/03(土) 01:40
これからは哲学科のような学科を設置する場合、
人間なんとか学科とか、文化なんちゃら学科とか、
流行りっぽい名前にするだろうね。
114考える名無しさん:2001/02/03(土) 02:00
ソフィーの世界が英米哲学の紹介だったら全然流行らなかったろうね。
115考える名無しさん:2001/02/03(土) 02:05
でも冨田さんの『柏木なんたら』のシリーズって結構売れたんじゃないの?
116考える名無しさん:2001/02/03(土) 03:19
>115
あのさむーい本ね。
117考える名無しさん:2001/02/03(土) 15:58
>116
たしかに素人が書いた小説みたいで寒いっす。
作家でもないのに洒落たことをやろうとすると
だめね。
118吾輩は名無しである:2001/02/03(土) 16:41
ソフィーの世界ブックオフで100円でした
119考える名無しさん:2001/02/03(土) 23:05
そういやあ、
講談社現代新書の『小説・倫理学講義』
ちくま新書の『宗教学講義』
も物語としてイマイチだったなあ。
120考える名無しさん:2001/02/03(土) 23:22
>>112
もし自分に資産があったら大学を作りたい。
教養学部だけの大学で、学科は、哲学科、数学科、美術科、音楽科。
121考える名無しさん:2001/02/03(土) 23:22
>アメリカの哲学だって、そんなに歴史はねーぞ。
英国と同じ言語(つまり英語)を共有してると言う点では、
哲学文化の土壌は日本よりも圧倒的に豊かでしょうから、
単純に日本とアメリカの事情を同一視するのはどうかと思います。
122考える名無しさん:2001/02/03(土) 23:28
>ソフィーの世界ブックオフで100円でした
安っ!
ふつうは500〜800円ぐらいだよね
123考える名無しさん:2001/02/05(月) 01:25
>>96
『存在と時間』から本格的に哲学の本を読み始めたワシは一体・・・
理解できてないから、再び少しずつ読んでますけどね。
無縁になるどころか、それ以降読んでみようかな?って思っている本が出てくる。
メルロ=ポンティ『眼と精神』だとか・・・
そんなワシは奇人変人の類でしょうか?うむむぅ・・・
124ななし:2001/02/05(月) 01:44
*基本書お勧め

・西洋近世哲学史 量義治先生著 放送大学教材
・哲学入門1歩前 広松渉先生著 講談社
・現代哲学事典 山崎正一・市川浩両先生 講談社
125太極さん:2001/02/05(月) 02:55
老子,荘子は駄目ですか? 井筒先生の名が出てくるなら,中華思想もありだと思うのだけれど。
126名無しさん@1周年:2001/02/07(水) 23:23
124 広松に1票
127考える名無しさん:2001/02/07(水) 23:39
>>123
よくいる見えっ張りのカッコツケマンです。
128考える名無しさん:2001/02/08(木) 00:20
俺は広松は薦めないなあ。
哲学者としては一流だろうけど、
決して分かりやすくはないし。
129考える名無しさん:2001/02/08(木) 00:20
うんうん、ここはみんな君の仲間だからしんぱいしなくてイインダヨ
130考える名無しさん:2001/02/08(木) 12:03
広松はさー、廣松ってちゃんと書こうよ。
131考える名無しさん:2001/02/08(木) 12:22
126だけど
> 130 すまそ 廣松って漢字変換どうすればいいの?
> 128 「〜1歩前」は分かりやすいよ
確かに1歩前なのが問題かな、とも思うけど
132りゅうてん:2001/02/09(金) 01:46
廣末涼子
133123:2001/02/09(金) 20:12
>>127
そうだったノカー!!鬱出汁膿・・・
見栄を張るが為に、本買った訳でないし、読んでる訳ではない(ホント)。
しかし、無意識的なのかもしれないが、そういった面はあるのかもと、
ふと考えました・・・・・。
134考える名無しさん:2001/02/10(土) 00:48
ところでみなさんが最初に読んだ哲学書って何ですか?
私は高校一年のとき講談社現代新書の『哲学とはなにか』を読みましたが、
ちっとも分かりませんでした。
今読んだら分かるだろうけど。。。
135考える名無しさん:2001/02/11(日) 01:19
哲学書かどうかわかんないけど、中公新書(?)だったかの「老子」
ちゃんとしたもの?ではハイデッガーの「存在と時間」
何のことだかさっぱりだった
136考える名無しさん:2001/02/11(日) 11:18
>134
最初に読んだのは『純粋理性批判』第一版序の一ページ目。
一行も理解できなかった。
137考える名無しさん:2001/02/11(日) 22:51
ていうか、ぜんぜん入門書っぽいの、まともにあがってないよなあ。
自分の読解力を誇りたいのだろうか?高校生には無理だって。
そのあとたくさん読むとするならば、
最初は別に君らが馬鹿にしてんのでもいいんじゃん。

第1段階
:中島義道「哲学の教科書」
:永井均「マンガは哲学する」
:竹田青嗣「現代思想の冒険」
:西研「実存からの冒険」
:野矢茂樹「哲学の問題」
:富田恭彦「柏木達彦」シリーズ
*ソフィーはすすめない。思想史からは入らんほうがいいと思うが。

第2段階
・現代思想の冒険者たちシリーズ
・フルキエのフランスリセの教科書
その他新書や文庫になっている、
日本人が書いた個人哲学者もの

第3段階
ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」
浅田彰「構造と力」
柄谷行人「探求」
I・ハッキング「言語は哲学の問題になるのか」
大澤真幸「行為の代数学」
など

第4段階
ハイデガー「存在と時間」
カント「純粋理性批判」
ヘーゲル「小論理学」・「精神現象学」

と少しずつ進んでいけばいいと思うのだが。
138高校4年:2001/02/12(月) 20:34
 >>137さん

 *ソフィーはすすめない。思想史からは入らんほうがいいと思うが。

   ↑ なんで思想史から入っちゃまずいの??

  
139考える名無しさん:2001/02/12(月) 22:47
>137
氏ね
140考える名無しさん:2001/02/12(月) 22:59
本当に高校生や中学生が見てるかもしれないから、念のため書いておくよ。
137は第3段階以降でたらめなので信じないように。一体どういう系列で並べてんだか。
141考える名無しさん:2001/02/12(月) 23:04
本当に高校生見てますか?
今の高校生の読書ってどんなもんかな。
142名無しさん@1周年:2001/02/13(火) 02:25
『哲学に何ができるか』朝日出版社 おそらく絶版。
廣松渉が、五木寛之を相手に「現代哲学」講義。100円で入手。
同シリーズの、大森荘蔵+坂本龍一『音を視る、時を聴く』も気になる。
143モー娘。らぶ。。。:2001/02/13(火) 21:50
>>141
あなたがいくつだかわからないけど、30前後と仮定して言うと、
おれらの頃はGSとかあったし、現代思想ブームだったもんな。
あの頃は普通に哲学書を読む環境にあったよな。
でも、今時の高校生ってどんな読書をしているか全くわからないよな。
144考える名無しさん:2001/02/13(火) 22:14
137はちょっとひどいなあ
ネタかと思っちゃうよ
まあ人それぞれだからあれだけど…
145考える名無しさん:2001/02/13(火) 22:31
>142
文庫になってるよ
146吾輩は名無しである:2001/02/13(火) 23:27
137なに対する非難が複数あがってますが
できれば理由を教えてください。
教えてちゃんは.....なら、ヒントでもいいので。
第1,2段階までならいいんでしょうか?
147いちご姫:2001/02/14(水) 00:36
>146
 137への批判を書いたものではないですが、同様の見解を持つもの
として理由を挙げます。

第3段階(が特にひどいのですが)
フランス現代思想の中級入門としての『構造と力』及び、
近現代英米言語思想史フォローの為の『言語はなぜ・・・・』
は妥当でしょう。(浅田の本は易しくないが元本は遥かに難解)
しかし、柄谷本は彼の散漫で稚拙な思索をつづった本に過ぎない。
行為の代数学はいささか特殊なアプローチで、発展性が限定される。
『論考』にいたっては、解釈でウィトゲンシュタイン産業が成立す
るほど、難解な代物。
と、言うように、第三段階では、何を規準としているのかも不明瞭
です。

少なくとも、『論考』は第四段階にまわし、第四段階は、影響力の
大きい哲学テクストとじかに対決するレヴェル、と位置付けた方が良い。
すると、第五段階は、それらの研究書・論文を読んで、自らのテクスト
解釈を定める段階、ということで哲学史の研究者の水準ですね〜。

 第一、第2段階は、前者が基本的な問題に気づかせる、後者がそれらに
過去の大哲学者達がどの様にアプローチしたかについての基本知識を得させ
つつ哲学的思考というものを涵養してゆく、というコンセプトでまあまあ
まとまっている、と思います。
以上
148・e・:2001/02/14(水) 00:40
とりあえず中央公論社の『世界の名著』シリーズを読めよぉぉぉぉ〜〜〜〜!!
149考える名無しさん:2001/02/14(水) 00:48
>『世界の名著』シリーズ

そうですね。賛成です。
とりあえずカントの巻はOKです。
150考える名無しさん:2001/02/14(水) 00:54
『世界の名著』は、全体的に翻訳が信頼できるのが○
151たか:2001/02/14(水) 00:56
最近の高校生は世界の認識が確立されていないのでフロムの自由からの逃避を読んだ方がいいでしょう
152・e・:2001/02/14(水) 00:57
最初に付いてる思想家とその作品紹介が意外と便利ですよね。
153考える名無しさん:2001/02/14(水) 01:12
>151

ん?騙りか?
文学板のアンチヒーローのお出ましとは。
154考える名無しさん:2001/02/14(水) 01:14
世界の名著はコストパフォーマンスもよいしな。
155考える名無しさん:2001/02/14(水) 01:42
木田元の本は?
156考える名無しさん:2001/02/14(水) 17:24
木田ゲンだと視点が「反哲学」に偏りすぎ。

池田晶子のソクラテス三部作や『メタフィジカルパンチ』や
『口伝西洋哲学史』『事象そのものへ』なんかがいいのでは
門脇俊介の『現代哲学』や野矢茂樹の『哲学航海日誌』
大森荘蔵の『流れとよどみ』、永井均の『翔太と猫のインサイ
トの夏休み』『<子供>のための哲学』、竹田青嗣の『エロス
の世界像』土屋賢二『猫とロボットとモーツァルト』なんかで
も良いと思う。
157137:2001/02/15(木) 23:41
>147
的確なご指摘ありがとうございます。
すんません。たしかに第3段階は、出鱈目でしたね。
柄谷は読んだことないので、ごめんなさいでした。
・・ぱらぱら見たら、なんか書いてありそうだったけど、
中身が散漫なのね。。。。
大澤は、このアプローチが結構好きなので書いたのですが、
あんまりウケが良くないみたいですね。人には薦められないのか。社会学者だし、
もっと他に読む本があるだろーってことでしょうし。
第4段階は、有名な著作の翻訳にあたろうというものでしたが、
ウィトゲンシュタインの論考を第3段階に分類したのは、
前提とする思想史などの前提知識が極端に少ないので、
わりかしハイデガーやカントなどよりは早く読めるとしたのですが。
まあ、他専攻の人が、趣味でテキトーに読み散らかしていた所感として、
こんなもんになったのでした。ごめんなさい。
158考える名無しさん:2001/02/16(金) 01:07
>>156
でも、木田元の「わたしの哲学入門」は良かったよ。
159いちご姫:2001/02/16(金) 01:39
>157
大沢真幸
>もっと他に読む本があるだろーってことでしょうし
そのつもりで批判しました。

>このアプローチが結構好きなので書いたのですが。人には薦められないのか。
初心者・中級者にすすめるものではないでしょう。
ただし、私は興味深く読んだアプローチでした。
ついでに、宮台真司氏の『権力の予期理論』(でしたっけ?)も、判明な議論
展開で好感を持って読みました。(数年前まで彼がマスメディアにあらわれて
ブルセラ学者などとして知られている、とは知らなかったです。)
160考える名無しさん:2001/02/16(金) 01:58
宮台の初期の論文は悪くないんだよお。
あの頃に戻ってくれえ。
161考える名無しさん:2001/02/16(金) 02:39
中嶋さんはどうなの?
162考える名無しさん:2001/02/16(金) 03:02
木田元なんて時代遅れだな。アイツのカント解釈はめちゃくちゃ。
ハイデガーだって訳しただけで、どこまでご本人分かってんだか。
とにかく哲学会ではあんまり相手にされてないということ。
163考える名無しさん:2001/02/21(水) 22:39
>>162
木田元、ハイデガーを翻訳していないよ。確か。
うーん、君の発言に信憑性がなくなった。
164考える名無しさん:2001/02/23(金) 21:42
『猫とロボットとモーツァルト』
165名無し:2001/02/24(土) 20:50
「この人を見よ」入門書にして、究極。
「哲学書」として挙げる勇気がないのかな?
166考える名無しさん:2001/02/25(日) 16:27
おじゃまします。
最近哲学に興味を持ち出した者です。
特にカントに興味を持ったのですが、こんな僕におすすめの本ありますか?
スレ違いだったらすいません。
167工房ですが:2001/02/25(日) 20:46
昔ソフィーの世界読みましたが全く理解出来ませんでした。
構造と力も分からんかったし。(デリダとか読んでないから?)
郵便的不安たちはおもしろくよめたんですが…(ソルジェーニツィン以外)

とりあえずこのスレに挙がってるのをいくつか図書館ででも借りて読んでみます。
168age:2001/02/27(火) 00:07
age
169考える名無しさん:2001/02/27(火) 11:48
中学生と高校生は哲学などせずに、受験勉強をしなさい。
それが正しいという事に後で気が付いても遅いのだ。
170考える名無しさん:2001/02/27(火) 18:51
169が今、とてもエエこと言うた。
それ言われたら何も言われんようになってまう。
せやから堪忍したってや。
このスレたてた志に免じてや。
171工房ですが:2001/02/28(水) 23:52
残念ながら受験勉強はもう終了しました。

今木田元読んでるけどなかなかおもしろいです。
ところで大学でドイツ語かフランス語かを選ばないといけないみたいですが
どっちがいいですかね?
172考える名無しさん:2001/02/28(水) 23:57
「どくご」と「ふつご」だけじゃなくて、
「ちゃいご」と「ろご」もあるよ。
ちゃいごがさいきんはにんきだよ。
173名無しさん:2001/02/28(水) 23:59
 僅かでも社会で役に立つのはフランス語のほうでしょう。(スペイン語かマンダリ
ンの方がよっぽど役に立つとは思いますが。)
 但し、哲学・思想にがらみに限定すると難しいですね。カントもドイツ観念論も
現象学も論理実証主義もいるドイツのほうがプライオリティ高いかもしれません。
フランス思想よりは英米現代哲学との関連性も深いようですし。
174考える名無しさん:2001/03/01(木) 00:02
ほんとにやくにたつのは「えいご」だよ。
だいにがいごはほどほどにしてえいごをちゃんとやるといいよ。
175考える名無しさん:2001/03/01(木) 00:24
というか哲学をまともにする人は仏・独・英全部必須ではないでしょうか。
場合によっては(本当は必須)羅・希臘語。
まあ学部生がいっぺんに並行してやる事もないでしょうが、
木田元も確かそれらは必須だと言ってたんではないですか?

どの分野の哲学をしたいのかによるんでしょうが、
木田が面白いと思うなら独ではないか、と。
176考える名無しさん:2001/03/01(木) 00:31
いまどき「らご」と「きご」やってるひとなんかいないよ。
じかんのむだだよ。
177考える名無しさん:2001/03/01(木) 01:55
>>176
そうなんですよね。
ただ、ハイデガーなどをキッチリ原書で読むならば
それらも必要不可欠です
実際、そういった訓練を積んだ研究者が少ないのが現状です。
確か木田とかはそれを批難していますね。

木田はあまり好きではないけどもこういう正論が受け入れられないのもちょっと。
178考える名無しさん:2001/03/01(木) 02:00
うぇるばふぁきっとふぃろぞふむ
179工房ですが:2001/03/01(木) 08:34
いや、もちろん全部重要っていうのはそうですし
結局研究したい哲学者によって決めたらいいんでしょうけど
どの人が好みとか言えるほど哲学史がわかってるわけじゃないんで
個人的な好みを聞きたかったんですが…。でも情報ありがとうございます。
180考える名無しさん:2001/03/01(木) 08:39
英独仏に伊丁
181EBTG:2001/03/03(土) 04:52
木田元なんかもわかりやすいし、竹田青嗣もそうだけど、
あんまり印象に残らないよ。目から後頭部にそのまま抜けていく感じ。
哲学の教養の授業で使う教科書なんかもなべてそんな感じ。

だから『構造と力』でべつにいいんじゃない?
後輩数人に薦めたけど、みんな「難しくてよーわからん」と言ってたけどね。
読み返す度に発見があるよこの本。圧縮度すごいじゃない。
よくわからないまま進んでいた点に気づく。まあ僕はヴァカだからねー。

柄谷なら『マルクスその可能性の中心』は好きだよ。
これはおもしろい。哲学じゃないけど。
知り合いに話したら「それは柄谷が偉いんじゃなくて、マルクスの
価値形態論がおもしろいだけだ。柄谷はただの輸入屋で陳列してるだけ。」
とか怒られたけどねー。
182考える名無しさん:2001/03/03(土) 07:30
要約屋には要約屋の、陳列屋には陳列屋の仕事があるさ。
その友達は何かできるの?
183名無しさんの主張:2001/03/03(土) 07:42
永井均はいいけど、
『マンガは哲学する』は、いまひとつ。
やろうとしていることは分かるけど、
マンガを評価する観点から見ると「今さら」な内容。

永井なら『子どものための哲学対話』(講談社)、おすすめしたい。
ルビも付いてるぞ!
んで、もうちょっと大きくなったら、既出の同社の現代新書の方を。
184工房ですが。:2001/03/03(土) 12:49
木田元の読み終わりました。
昔の思想家でキリスト教の影響を強く受けている(逆?)
のはちょっと苦手かな、と思ったんですけど
近代ならやっぱりフランスのほうがいいのかな?
185考える名無しさん:2001/03/03(土) 14:16
>>183
永井ファン発見。
インサイトマンセー
186名無しさん:2001/03/03(土) 18:54
>>185 別にファンじゃないと思うが。
187工房ですが。:2001/03/04(日) 10:26
あ、近代ていうかポストモダンか。
188考える名無しさん:2001/03/05(月) 03:30
「構造と力」はフォントがむかつくな・・・明日買いに行こう
189考える名無しさん:2001/03/05(月) 06:23
鷲田コヤタの「現代思想が分かる事典」ってどーですか?
読んだ人の反応を待つ。
190考える名無しさん:2001/03/05(月) 11:00
鷲田コヤタ氏ははっきり言って、哲学者としては五流です。
しかし、彼の教養論の類は面白い。
哲学者というより、読書案内者という感じです。
191考える名無しさん:2001/03/06(火) 06:03
五流かぁ…… 辛辣ですね。
192エミール:2001/03/06(火) 14:49
二冊、紹介させていただきます。

(1)墨子(中国古典)
(2)小論理学(ヘーゲル)


「墨子」は、人間にとって一番大切なのは愛することである、と
戦国時代の真ん中で、断固として主張し実践を続けた墨子の思想
や行動が記録されたものです。これを読まれると、愛や理想とい
うものが、けっして無力なものではなく、現実の中でも最大の力
をもつものであることが、納得できると同時に、人間に対する希望
をもつことができるようになるでしょう。「墨子」の中には、西洋
哲学における論理学や科学の根源ではないかとも考えられる内容す
ら含まれているのが不思議なところです。

「小論理学」は、ヘーゲルの哲学のもっとも基礎的な部分、根本的
な部分が体系的に説明されているものです。これを読むと、「表面
的に論理的に考えること」ではなく、「深く論理的に考えること」
のすばらしさが、ヘーゲルの哲学にかける誇りと情熱とともに伝
わってきます。まったくの初心者が読んでも、上級者が読んでも、
非常に得るところが大きいと思われる一冊です。
日本語訳では、真下信一氏訳がベストですが、Harris他訳の英語訳
が最高です。
193考える名無しさん:2001/03/06(火) 15:44
野矢茂樹『論理学』。
194考える名無しさん:2001/03/06(火) 16:28
>192
『小論理学』が理解できる人は既にこんな紹介を必要としていない。
195考える名無しさん:2001/03/06(火) 16:30
>>194
まあ次の世代を育てるってことで。
196考える名無しさん:2001/03/06(火) 16:48
丸山真男「日本の思想」
人生論として。ハッとして、good
197考える名無しさん:2001/03/06(火) 16:53
『大論理学』と『小論理学』はどのへんが同じで、
どのへんが違うの?
読んだ人に聞きたい。
198考える名無しさん:2001/03/06(火) 17:09
敢えてマルクスの『資本論』を初心者に勧めてみる。
ユダヤ思想は哲学の内に深く根付いているし、
ユダヤ思想はユダヤ資本の活動とも無縁ではない。
そして、『資本論』とはまさに(ユダヤ)資本を分析した本だから、
そこから、ユダヤ思想、強いては哲学へと上向すればよい。
(ちなみに、これが柄谷行人の哲学研究の方法だよね、正否は別として)
199匿名希望さん:2001/03/10(土) 18:08
土屋賢二だけはカンベンしてくれ…。
この男、マジで終わってる。
哲学云々いう以前のレベル。
200考える名無しさん:2001/03/10(土) 21:18
>>198
どうしてユダヤ思想から哲学にじょうこうしなきゃならないのか。
ユダヤ思想が西洋思想の源泉だとか言うの?
ユダヤ思想が理解したければ旧約聖書を三回ぐらい読めばニュアンスは
掴めると思うけど。
>>192
真下信一ってそんなたいした学者なの?バリバリの日共党員学者だけど。
あなたもその立場から言ってるの?
201>192:2001/03/10(土) 23:21
党員だからダメというのは何故?

202>200:2001/03/10(土) 23:21
党員だからダメというのは何故?

203考える名無しさん:2001/03/10(土) 23:23
何だ、君も党員だったのか。
204考える名無しさん:2001/03/10(土) 23:36
>>200
うざいね、君。
このスレは他人の推薦本にケチつけるスレじゃねえぞ。
論争したいなら、別のとこでやれな。
このスレはただ本を推薦するだけのスレだ。
わかる?
205考える名無しさん:2001/03/10(土) 23:52
日共党員の逆ギレか。毎度のことながら見苦しいね。
206考える名無しさん:2001/03/11(日) 00:02
石川文康著「カント入門」(ちくま新書)はアンチノミーの話から
始まってるのが良いね。
207名無しさん:2001/03/11(日) 00:02
>205
オマエモナ
208ウヨサヨ論争は政治思想板でやれ:2001/03/11(日) 00:09
>>205
スレが荒れるから、逝ってよし。
209206:2001/03/11(日) 00:15
おれが話を本題に戻そうとしたのに蒸し返すなよ。
210考える名無しさん:2001/03/11(日) 01:09
ちくま新書の入門シリーズは良書が多いね〜。
211:2001/03/11(日) 01:11
竹田青じ『ニーチェ入門』とかね。
212考える名無しさん:2001/03/11(日) 07:14
セイジの痛痛しい入門書読むくらいなら原典にあたった方がよい。
ニーチェならそんなに難しくないから「道徳の系譜」あたりを読め。
で、よくわかんなかったら入門書をサブテキストとして参照せよ。
原典中心で読め。
213考える名無しさん:2001/03/11(日) 11:01
哲学に何を期待するかにもよるな。
ある哲学者の理論を正確に理解したいのか、
色々な世界観を知りたいのか、
自分の思索の参考にしたいのか、
生きる元気がほしいのか。
最後のは哲学じゃねーと言う人もいるだろうが、
そういう需要があるのも確かでしょう。
この場合竹田は有効かもね。
214考える名無しさん:2001/03/11(日) 11:27
アフォリズム集なら、シオランがよいと思う。
215考える名無しさん:2001/03/12(月) 12:31
東洋哲学ならどのあたりが定番になるのでしょうか?
216考える名無しさん:2001/03/17(土) 17:20
age
217考える名無しさん:2001/03/17(土) 23:22
哲学板のみなさんの知識をお借りしたいです。
ムーアの「倫理学原理」の邦訳って出版されてますでしょうか?
されていたら、出版社・訳者を教えてください。

検索エンジンでも出てこなくて困っています。
218考える名無しさん:2001/03/17(土) 23:33
スレの初めから読ませていただきました。みなさんありがとうございます。
たくさんの著書がならんでいて、それぞれに長所短所がありそうですね。
無駄レスでしょうが、「構造と力」と、中央公論社の「世界の名著」シリーズ
からいくつか選んでみたいと思います。
うえにあがった中では「ソフィーの世界」ぐらいしか読んだことがないのですが。
219考える名無しさん:2001/03/17(土) 23:52
>ムーアの「倫理学原理」の邦訳って出版されてますでしょうか?
>されていたら、出版社・訳者を教えてください。

出てるよ。そのぐらいOPACかNACSISで探しなさい。どきゅん。
220考える名無しさん:2001/03/18(日) 23:39
で、結局は入門向けの書は何を読めばいいわけ?
221考える名無しさん:2001/03/26(月) 06:58
なぜ哲学を勉強するのですか?
趣味ですか?
222考える名無しさん:2001/03/26(月) 07:57
>>221

僕の場合は専門の勉強(経済学)
の間の息抜きに。
223考える名無しさん:2001/03/26(月) 09:13
息抜き!? 凄いですね。
息抜きならテレビとか見ないのですか?
ゲームとかしないのかな?
224考える名無しさん:2001/03/26(月) 10:05
哲学史と音楽史と経済学史は重なってる部分が多いですしね。
それにドラクエに代表される大型RPGは、ワークナーの総合芸術の子孫ですよ。
音大の卒業生が製作に関わってる場合も多いそうだし。
225考える名無しさん:2001/03/26(月) 10:25
>>215
やっぱり、儒教とか道教とかそのへんじゃないでしょうか。
私は哲学って自分の自我確立に役立ってると思う。自分は一体
何者なのか。あまり、自分を棚において、真理探求なんてやってると
キリがない・・・。哲学はそうゆう意味でゆうととても危険な学問だ。
精神病院いきのギリギリのところで知能格闘するわけだから・・・。
私は筍子の書を読んで共感覚えたよ。2ちゃんねるは圧倒的に性善説派
が多いね。(笑)でも、善も悪もないよね。一義的発想は矛盾だよ。
老子の太極図を見ればわかる。といっても私は老子は読む気になれんけど
226考える名無しさん:2001/03/26(月) 10:27
日本で「哲学」というと、大学生が読んで自殺するものというイメージがありますからね。
227考える名無しさん:2001/03/26(月) 10:56
性善説派も性悪説派もお互いに非難し遭うけど、互いに仲良く
高め合うことをしれば良いのにと思う今日このごろ・・・。
228考える名無しさん:2001/03/26(月) 11:00
>>227
古典的なゲーム理論で言うと、性善説派がハト派、性悪説派がタカ派で、
両者が状況によりますが8:2ぐらいを中心に均衡するというのが基本でしょう。
タカ派はタカ派同士で激しく争うので、ある割合以上は増えないんですよね。
229考える名無しさん:2001/03/26(月) 11:35
>>228
なるほどね〜。となるとそろそろ土鳩が増えてきたので鷹にたべてもらう
ことがいいのかな。バランス的に。
230考える名無しさん:2001/03/26(月) 11:39
>>229
鳩=自民党、鷹=民主党と考えると、鷹の季節が近づいているのかもしれませんね。
ただ鷹が群れるのは「敵の敵は味方」という論理でだけなので、どうしても内部が二つに割れるんですよね。
231考える名無しさん:2001/03/26(月) 12:04
そうか、ドラクエがあるのも、哲学があったおかげなのか。
232考える名無しさん:2001/03/26(月) 20:37
ヨースタイン・ゴルデル
233考える名無しさん :2001/03/26(月) 23:59
『タオのプーさん』かぶれ注意。
234考える名無しさん:2001/04/06(金) 12:39
AGE
235考えぬ名無しさん:2001/04/06(金) 14:20
2chでは珍しく貴重なご意見がきけるスレですね。
ニーチェの「ツァラトゥストラ・・・」は中学、高校生でも困難を
感じずに読めるのでは無いでしょうか。表層をなでるだけの本読みですが、
哲学についての知識が増えるにしたがってニーチェのいわんとしていたこ
とが分かり読後何年か後にも感動できる面白い本だと思いますが。
クラシック音楽に興味があるのなら「悲劇の誕生」も面白いのでは。
上とは別に高校生の頃「死に至る病」と「意志と表象としての世界」
(旺文社文庫ってもうないなぁ)を読みましたが、後者は時間の無駄
だと読後何年か後に感じさせてくれる別の意味で面白かった本でした。
以上、哲学とは縁のない者の戯れ言でした。
236考える名無しさん:2001/04/07(土) 17:50
>>235
死に至る病は面白かったです。大一の頃読んだ。
ちょっとよくできる子なら高校生でもいけそう。
ヘーゲルに興味がもてるおまけ付(笑)

>>223
私も専門(生物)の息抜きに哲学書読むイヤな子でした。

今は、息抜きはもっぱら音楽聞くこと。
古楽好き←イヤな大人になったということ
237236:2001/04/07(土) 17:55
実際、20代の頭は使い減りしないから、
使えるだけ使った方が良いかもしれんです。
238吾輩は名無しである:2001/04/07(土) 19:28
>236

「イヤな子」「イヤな大人」ってアンタ、なに気取ってんの?
239236:2001/04/07(土) 20:39
気取っているのは確かだねぇ。
こういうこと(昔の自分がどうだったとか)、
あまり人前で話したことが無いから、構えてしまったのね。
今後気を付けるわ。
240いちご姫:2001/04/08(日) 21:24
>>235
ドイツ観念論には全く理解力がない私ですが『意志と表象としての世界』はめずら
しく付き合うことができる本でした。って、『論考』を逆に読みこんだんですけどね。
241考える名無しさん:2001/04/12(木) 00:49
100円ショップのダイソーで売ってる
『哲学の歩き方』っていう本がお勧め!!
100円だと思って馬鹿にしちゃいけないよ
242考える名無しさん:2001/04/13(金) 00:34
木田元読んで、浅田を読んだ。
門外漢だけど、なんとなくわかった。
(あれ、入門書スレだよね?)
243誇大妄想@名無しさん:2001/04/13(金) 00:52
講談社の『現代思想を読む辞典』
入門書としてはどうだかわかんないけど
ヒマつぶしにはいい感じ
244考える名無しさん:2001/04/13(金) 01:10
さぁ明日はブックオフに逝くか>みんな
いい本に出会うかもよ。
245考える名無しさん:2001/04/13(金) 01:18
柄谷の「存在の不思議」の最初の2章。
246考える名無しさん:2001/04/13(金) 02:21
だからさぁ、初心者にもわかる本を紹介しろよぅ。
こんなところで見栄を貼るなよぅ。
247考える名無しさん:2001/04/13(金) 04:18
ごめんごめん。見栄はっちゃった。
じゃいっそのことカミュの「異邦人」てのは?
カフカの「変身」じゃあんまりだし。
248うううんん:2001/04/13(金) 07:38
上の方のレスを読んだけど、入門者向けとは言えないのが多いな。
門外漢にとっての一番の疑問って、
「そもそも哲学って何? 何か役に立つの?」だし、
これを根本的疑問と感じず、制度的実在としての哲学を承認している人は、
既に入門者とは言えないと思う。

『ソフィーの世界』、ラッセル『西洋哲学史』は、
著者自身がそういう門外漢的疑問から出発してるんで、
入門者にも馴染みやすいと思う。
249考える名無しさん:2001/04/13(金) 15:47
筒井康隆の「文学部唯野教授」
250考える名無しさん:2001/04/13(金) 16:34
>>249
煽り?
言う迄も無く最低
251考える名無しさん:2001/04/13(金) 16:51
>250
当時(なつかしいなあ・・・ワラ)は確かに話題になって、
生協なんかでも平積みになってた。
かく言う私も読んじゃった(ワラワラ)
でも、今思い出しても、たしかに「最低」の部類に入るかも。
252考える名無しさん:2001/04/13(金) 19:50
>>249
筒井信者氏ねよ。
なんだよあれ。
イーグルトンのチャート本を薄めたくだらない内容じゃないか。
ごみだろ、あれ。
253考える名無しさん:2001/04/13(金) 19:50
論理学の入門書で良いものがあったら教えて下さい。
254>253:2001/04/13(金) 22:43
放送大学のテキストで、内井さんの書いたヤツ。
タイトルは忘れた。「論理学」だっけ?
大きな本屋には置いてると思うし、
放送大学から郵送で買えるんじゃないかな。
練習問題はキチンとやるように(笑)
255emma:2001/04/13(金) 22:51
読んだ後に絶対に自分でかんがえましょう。
256考える名無しさん:2001/04/14(土) 01:42
厨房どころか、消防といってもいいくらいの私は
永井均の「<子ども>のための哲学」を読んでいます。
それから、「これがニーチェだ!」に逝ってみたいと思います。
257253:2001/04/15(日) 22:57
レスありがとうございます。
色々探してみました。これのことですか?

推理と分析
内井 惣七(著) 単行本 (1994/12/01) 放送大学教育振興会
価格(税別): ¥1,204

残念ながらオンラインショップではどこも品切れのようでした。
アマゾンはクレジットカードがないと駄目みたいだし・・・。
他のスレッドで名前があがっている野矢さんの本はどうでしょうか?

258考える名無しさん:2001/04/15(日) 23:01























?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?
259考える名無しさん:2001/04/15(日) 23:01























?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?死ねば?
260考える名無しさん:2001/04/16(月) 07:11
 >253
 『論理学をつくる』戸田山和久著 名古屋大学出版会
 『論理学』野矢茂樹著 東京大学出版会
  あたりはいかがでしょうか。 
261考える名無しさん:2001/04/19(木) 06:11
科学哲学とか分析哲学の入門書についての
情報お願いします。
262考える名無しさん:2001/04/21(土) 15:45
>257
この人って、人間的にはどーかと思うぜ。
ま、人間性と哲学なんて、関係ないけどさ。
263名無し:2001/04/23(月) 11:22
現代思想を知りたい人はとりあえず「初めての構造主義」(橋爪大三郎著、講談社現代新書)は
分かりやすい。
264いちご姫:2001/04/24(火) 13:59
分析哲学の入門書

大庭健,『はじめての分析哲学』
飯田隆,『論理哲学大全』T,U上,U下,勁草書房
 同上,『ウィトゲンシュタイン』,講談社
丹治信春,『クワイン』,同上
神野慧一郎篇,『現代哲学の基礎知識』,勁草書房
 同上,『現代哲学のフロンティア』,同上
あと富田恭彦氏の何篇かの著作
あと難しくはなるが
野本和幸,『現代の論理的意味論』,岩波書店
あたりがよいのではないでしょうか    
265考える名無しさん:2001/04/25(水) 16:56
ありぐぁとー
266考える名無しさん:2001/04/28(土) 05:55
>262
このひとって誰だ?
内井はしらんが、野矢は人格者だよ。
教育者としても上々。
267>>252:2001/04/28(土) 20:37
入門書で一番大事のは「分かりやすさ」だ。
薄いってことは、入門書にとっては大きなマイナスではないと思うぞ。
268考える名無しさん:2001/04/29(日) 01:03
『2001年哲学の旅』って読んだ人います?
269>262:2001/04/29(日) 01:20
キミは、あの有名な、修論落とされて去っていった人の、おひとり?(ワラ)

アメリカ流の厳しい指導をするので、そんな見方をする人もいるが、
もちろん、そんな人じゃないよ。
関西弁が、他の地域の人たちには、キツイのかもしれない(ワラ)
270いちご姫:2001/04/29(日) 14:51
>>269
(言語)方言の違いや文化の違いがあると、相手がひどいもしくは理解困難な人格に
みえる、というのはよくありますね〜
一度、見なおしてみよう・・・・
271考える名無しさん:2001/04/30(月) 04:37
仏教哲学の唯識思想についての入門書や
それを読むのに適している、辞書などもありましたら
あわせて、御教授下さい。
272考える名無しさん:2001/04/30(月) 04:45
私の書いた本を読んでください。中央公論から出ています。(虚言癖
273>271:2001/04/30(月) 05:02
う〜ん、ここかなぁ。
詳しい人は、宗教板にいたけど、
あそこは、ここの10倍電波多いから、
逝って訊いて来い、とは勧められんかならな(ワラ
274考える名無しさん:2001/04/30(月) 14:09
河で書房
だれでもわかるニーチェの「だれ」とは誰を指すのかわからない
返品したいけれど、こいつバカだと言われそうなのでそのまま
275いちご姫:2001/05/01(火) 14:38
>>271
竹村牧男氏の著作と、中央公論社から出ている世界の名著『ヴァスバンドゥ』あた
りから読み始められては?仮にそのレヴェルでよい質問でしたら、当分辞書なしで
大丈夫です。(漢訳や梵語で読む、というなら話しは全く別)
276いちご姫:2001/05/01(火) 16:04
竹村牧男
『唯識の構造』春秋社
『唯識の探究――『唯識三十頌』春秋社
277考える名無しさん:2001/05/09(水) 02:19
278考える名無しさん:2001/05/09(水) 02:23
279汝自身を知れ:2001/05/09(水) 02:37
竹田は入門書としてはどうかと思うけど、
普通に本として読めば面白いと思いますよ。
個人的には竹田現象学、割と好きですが。
280考える名無しさん:2001/05/09(水) 07:24
俺、最初に竹田青磁の入門書を2冊読んだんだけどさ、
最初は、まさか竹田が特殊なことを言ってるなんて全然わからなかった。
でも、他にも色々と本を読むにつれて、だんだんと、
「あぁ、竹田はわりと独特な考えなんだ、
(竹田流)現象学に重きをおきまくってる本なんだ」
ってことがわかってきた。

だから、まあ入門書に少しくらいバイアスが偏ってても、
しばらくすると、そのバイアスもわかってくるからな。
入門書ってのは、要は入り口に案内してくれる本が良いわけで、
その点俺は、竹田は入門書としても優れてると思う。
個人的にはあんまり好きじゃないけど。
281名無し:2001/05/09(水) 07:41
うにゃー!!
哲学に入門などな〜い!!
原典を読みなさ〜い!!
ヘーゲルの『小論理学』がお勧め☆
282考える名無しさん:2001/05/09(水) 07:58
大学に入った時にさ、
「プロレゴーメナ」をすすめられたんだけどさ。
けっこう「何書いてあるかわかんない」状態だった。

昔、吉本隆明(このスレではめったに出てこない名前!)もわからなかった
んだが「マチウ書試論」を読んでつかえがとれてわかり始めたことがあった。

「プロレゴーメナ」自体の入門書ってないんですか?
あるいは、「プロゴ」のキモはどこにあるんすか?

283考える名無しさん:2001/05/09(水) 11:08
純粋理性批判の数ある課題の内から「アプリオリな総合判断はいかにして
可能であるか」に絞って書いていたんじゃなかったかな。
284ソフィア:2001/05/09(水) 14:41
最高の入門書は、西田幾多郎の「哲学概論」でしょう。
哲学の初歩から真髄まで、
驚くほどわかりやすく書かれてあります。
これ以上の入門書は、世の中に存在しないのではないか
とまで思われるものです。
285汝自身を知れ:2001/05/09(水) 16:11
入門の内容としては優れているんですけど・・。
それ以前に書き方が難しくて自爆しそうだ・・・>西田幾太郎
286猫電波:2001/05/09(水) 17:05
吉田 夏彦 『論理と哲学の世界』新潮選書
論理学関係の本
287age:2001/05/09(水) 19:56
288考える名無しさん:2001/05/09(水) 21:02
>>286
渋いね。わかりやすくて深い本。
289考える名無しさん:2001/05/10(木) 04:54
 >>264に同意。
 特に飯田先生の『言語哲学大全』は丹念に熟読すべき本だと思う。
初めての哲学書というなら・・・うーん・・・大森荘蔵『流れとよどみ』(産業図書)かな。
290名無しさんの主張:2001/05/18(金) 07:06
岩波講座の哲学や、現代思想ってどうよ?
291考える名無しさん:2001/05/25(金) 02:01
age
292考える名無しさん:2001/05/30(水) 14:58
とりあえず、こぎとえるごすむ、で手を打っておこうよ。
293パルメにです:2001/05/30(水) 15:11
「ゴルギアス」はどうでしょうか?

朝まで生テレビ風の対決シーンが
初学者でも入っていきやすいから
ポロスやカリクレスの立場もとっつきやすくてよい。
294考える名無しさん:2001/05/30(水) 16:02
大森荘蔵の本だったら坂本龍一との対談『音を視る、時を聴く』
なんてのもいいかも。
295>>264:2001/05/30(水) 16:45
大庭健,『はじめての分析哲学』
ダメだこりゃ。
文体は柔らかいが全然かみ砕いてない。
哲学史の問題意識を著者と共有できない限り理解しがたい。
I・ハッキング「言語は哲学の問題になるのか」 のほうが
はるかに明快。

296考える名無しさん:2001/05/30(水) 17:33
>>191
>風俗産業は完全にメディア化されてません????

そ、そうだったのか。(汗)
ところで、インスタントに**を求むる安直な♂は
どうするのがイチバンかな?
297考える名無しさん:2001/06/01(金) 03:38
こんにちは。私の大学の友人でフランスからきた一年生の子が、
まだ漢字が完璧に読めなくて、哲学の授業がとくについていけない
そうで困っています。日本語の入門書も教えて欲しいのですが、「フランス
語」で書かれた入門書を何か知っている方がいたら、是非教えてください。
本当にまじめな子なので、助けてあげたいです。web catとかでphilosophieと
複合検索basicとかいれても全然ヒットしないです。宜しくお願いします。
298考える名無しさん:2001/06/01(金) 07:48
漢字教えたらいーじゃん。
299田中洸人:2001/06/02(土) 19:59
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/3422
量子力学がきわめて「人間的」な物理学であることがわかります。
300考える名無しさん:2001/06/06(水) 22:49
>>298 漢字まじりの哲学用語をどう教えられると言うんだー(泣
「犬」とか「猿」レベルの漢字ならともかく。「形象」とかさ。
あなたにはできるんだろうね。すごいな。でも私には無理。日常会話
ならともかく、専門外の学問については。だから聞いてるのです。
301考える名無しさん:2001/06/06(水) 23:10
その友人が自分でフランスの哲学入門書を探して
買えば良いじゃん。
alapageからでもamazon.frからでも。
302考える名無しさん:2001/06/07(木) 00:43
専門書なんて読む気がしない
303考える名無しさん:2001/06/07(木) 11:06
やっぱカントとゲーテとニーチェとシュタイナーだな
304考える名無しさん:2001/06/07(木) 20:51
「哲学サミット」は笑える。
興味を持つにはいいんじゃない?
305考える名無しさん:2001/06/08(金) 01:29
>>297
ラルースの哲学事典がよさそう。
図書館で日本語版を立ち読みしてきた。
306権兵衛:2001/06/08(金) 02:32
まず、中島先生の『哲学の道場』ちくま新書を読んでください。これを
読めば、自分が哲学向きか哲学研究者向きかぐらいはわかりますので。
 それと、哲学には何も期待してはいけません。やっても女の子に
モテるわけではありません。エッチが上手くなるわけでもありません。
言葉を鍛えることによって論理的思考力は磨けるでしょうが、食って
いくこととは結びつきません。
307考える名無しさん:2001/06/08(金) 03:44
>>306
>哲学には何も期待してはいけません。
その言い方はナルシスティック過ぎるのではないでしょうか。
あるいは禁欲主義的理想でしょうか。
中島教授をニーチェを寛容して批判するのも面白いかも知れませんね。
308307:2001/06/08(金) 03:50
訂正
誤 寛容して
正 ひきあいにだして
309名無し:2001/06/08(金) 11:23
吉本隆明の「共同幻想論」はむずかしい?
310考える名無しさん:2001/06/12(火) 02:35
age
311考える名無しさん:2001/06/12(火) 03:23
>>309
スレがある。止まったけど。
312考える名無しさん:2001/06/12(火) 03:32
>>311
スレ主が論文に着手したみたいだね。
人に聞くと混乱するから賢明な選択だ。
313名無しさん:2001/06/12(火) 21:01
>>297
 フランス出身の学生で哲学の素養がない、というのが不思議だが(リセの最上級
で必ず学ばされるはず)
 文庫クセジュに各派、あるいは各哲学者別に沢山入門書・概説書が入っています
(クセジュはフランス語からの翻訳)
314考える名無しさん:2001/06/12(火) 22:31
ちくまの入門書(フランスの高校の教科書?)はどうなんでしょうか?
315考える名無しさん:2001/06/12(火) 22:57
>>313
「クセジュ」って、どうしてあんなに読みにくいの?
それとも、読みにくいと感じているのは俺だけ?
316考える名無しさん:2001/06/15(金) 06:38
哲学・思想系の中小辞典(5000円以下ぐらい)で
良いのはどれですか?

あと、上のほうでちらっと名前があがってましたけど、
入門書としてイーグルトンはダメなんですかね……。
個人的には、情報量も多くて、わかりやすいので、
アンチョコとしては使えると思ったのですが。
317ぼる:2001/06/16(土) 14:16
NHK出版から最近出た、「哲学人」はどうでしょうか。読んだ人いますか?
318考える名無しさん:2001/06/16(土) 17:49
>>315
クセジュで日本語読みづらいのは昔の版だと思うな。
最近の刊本とか、改訂新版とかは随分読み易くなってると思うけど?
319通りすがり:2001/06/16(土) 18:29
岩波文庫で安く手に入る、プラトンとかルソーの古典の拾い読みからはじめたほうがいいんじゃないかな?
両者とも全然難しくないし、興味を持ったところだけ読んでも時間の無駄にはならないと思うよ。
日本人で言えば、吉野源三郎がお勧め。こちらも古典だけど役に立つし読みやすいよ。
320考える名無しさん:2001/06/17(日) 04:40
age of empire
321考える名無しさん:2001/06/17(日) 05:32
鶴見俊輔『アメリカ哲学』
長所:読みやすい。プラグマティズムがある程度分かる。
短所:古い。プラグマティズム自体を軽視しようとする風潮が一部にある。

322名も無きマテリアルさん:2001/06/17(日) 05:33
長谷川宏「ヘーゲル精神現象学入門」(講談社メチエ)
323考える名無しさん:2001/06/18(月) 00:52
  
324件の匿名:2001/06/19(火) 00:32
難しそうな書き込みが続いていますが、
野矢茂樹の「哲学の謎」を読んでから、
哲学の面白さにはまりました。
325考える名無しさん:2001/06/19(火) 00:45
入門書ではないけど、既出かもしれないがラッセルの
西洋哲学史は?
一気に読んだら結構面白かった。ああなるほどねって感じか
326文系浪人生:2001/06/20(水) 15:24
このスレ助かります。
327考える名無しさん:2001/06/20(水) 17:12
哲学辞典とは少し色彩が違うけど中山元の
『思考の用語辞典』は面白かったよ。
328考える名無しさん:2001/06/20(水) 23:22 ID:9tFjnuts
age
329考える名無しさん:2001/06/21(木) 02:25 ID:hEqoY/RE
トマス・ネーゲル『哲学ってどんなこと』がおすすめ。
330Toshi:2001/06/21(木) 07:17
「カント入門」(岩波新書)読みまひょ。
331考える名無しさん:2001/06/22(金) 01:26
>>297
そのフランス人の友人に
受験勉強に組み込まれている哲学の様子を
是非聞いて、その話をこの掲示板で知らせて頂きたいです。

以下、どっかの新聞記事(?)にでてたこと。
・・・最も難しい哲学、文学の分野では、
「哲学をするとは何ぞや」とか、「私は私の感覚を信頼してよいか?」
「つかの間のものに価値はあるのか?」「人間は政治動物と言うことができるか」
といった問題が出るのだが、
解答には単に自分の考えを示すだけではだめで、
プラトンやソクラテス、アリストテレスの適切な引用が不可欠なのだ。
つまり、十七歳にしてギリシャ、ラテンの古典、哲学、法律、社会に関する文献を
読破していなければ、合格は問題外なのである。
プレパでは、それに輪をかけた難問と取り組み、
厳しい淘汰が行われてグランゼコールに進学し、スーパーエリートが生まれていく。
シラク大統領、ジョスパン首相はその典型である。

こういった引用は掲示板のルールに反するのでしょうか?
皆様、どうか御教授ください。
332考える名無しさん:2001/06/22(金) 02:07
最後にいきつくのはやはり
デカルトの『省察』ということで
いいですね、皆さん。
333331:2001/06/22(金) 02:20
331補足。
問題とは、
フランスの高校生が受ける大学進学資格試験
「バカロレア(通称バック)」のこと。
普通バックと技術バックがある。普通バックの方が難しいらしい。

例えば、普通バックの「歴史」では
「フランスの政治における国民議会の役割」
「冷戦の原因、経過、限界」「非植民地化の現実」
といった問題を4時間をかけて解答を書くエッセー方式。

最難関とされる哲学、文学分野での普通バックが
>>331の通りです。
334考える名無しさん:2001/06/22(金) 02:37
>>332
デカルト自身が「省察」よりも「方法序説」のほうを
初心者に勧めていたハズ。

「省察」自身は
近代学問に実証性を導入するための
形而上学的裏付けとして書かれていたような気がする。
岩波文庫の解説にそれが循環論であり不十分ということが
確か書かれてた。
私にそれを吟味する能力は無いが、
以上のことから次のことはいえる。
哲学入門書には、少なくとも、「省察」より「方法序説」。
335わかりません:2001/06/22(金) 03:13
「身の構造」市川浩
デカルトとの関係もありますが、中学生や高校生向けの入門書ということで
散々考えたんですが、この年代って、生理的欲求や関心が過剰なので、
抽象的な哲学より、より生理的にぴたーとくるような身体論のほうが、
頭より身体で実感できるんじゃないかって思います。結構哲学もいいとこ
あるじゃんというか、救われるような気になる人もいるんじゃないでしょうか。
あわせて「精神としての身体」も読むと、思春期って、結構つらいんだよねって、
いってもらえるんで、気持ちが楽になりました。
読後の発展性としては、現象学にいってもいいし、心理学に路線変更してもいいし、
応用が利くように思います。
大学入ってもしデカルトについてのレポートを書かされるのであれば、
これを読んでから書くと、きっと評価高くなると思いますよ。お奨め。
336考える名無しさん:2001/06/22(金) 15:14
我思う、ゆえに我在り。
337考える名無しさん:2001/06/22(金) 17:05
>>335
>救われるような気になる人もいるんじゃないでしょうか。
>気持ちが楽になりました。
こういう話は哲学とあまり関係ないような気がいたします。
私は「方法序説」を奨めます。
338わかりません:2001/06/23(土) 04:28
方法序説ねえ。
8割方が賛成するんじゃないでしょうか。
かくいう私も大学1年の時に基礎演習で最初に読んだのが方法序説。
半年ばかり付き合いましたが、じゃあ、これの次につながるようなものが
なかなかないんですよね、これ。
近代哲学の出発点ですし、啓蒙書ですからよむべきですが、じゃあ、次はスピノザ?
ライプニッツ? イギリス経験論? 哲学史原典講読じゃないんだし。
必読書であることは認めるんですよ、必ず読まなくちゃいけないと思いますし、
比較的簡単に読めますからいいんですが、近代的思考の出発点を確認するという
意味合いでそうなのであって、入門書かというと、ちょっと違うんじゃないかなって思うんです。
そういう意味で哲学やるんだったら読んでおいたほうがいいよっていうのは、
アリストテレスじゃないかなあ、「形而上学」。
きちんと読んでおくと中世もわかるし、ハイデガーもわかるようになりやすいですし。
339考える名無しさん:2001/06/23(土) 06:22
「方法序説」や「省察」や「精神指導の規則」は
かなりギリシア哲学を下敷きにしているところが多い
ような気がした。

ギリシア哲学の本を読んでみるなら、
プラトンの「ゴルギアス」「パイドロス」「パイドン」「国家」などから入ると良いと思う。
読み物としてディオゲネス・ラエルティオス「ギリシア哲学者列伝」は
哲学に関心の無い人にもおもしろく読めると思う。確か、モンテーニュも勧めてた。
「ソクラテス以前哲学者断片集」もヘラクレイトスの章などおもしろく読める。
アリストテレス「形而上学」はこれを読む前に
プラトン「ティマイオス」岩波全集の五(章?)ぐらいは
少なくとも読んどいたほうがいい。
岩波文庫「形而上学」の注は充実してるから、
そこに出てくるプラトンやソクラテス以前断片の箇所を参考にする。
その際、岩波の「哲学・思想辞典」を拾い読みする。
アリストテレスはそれまでの哲学の総まとめの体裁をとっていて、
読めば分かるがあれから入ると嫌になる。
読むなら、プラトン・ソクラテス以前断片・アリストテレスを
行ったり来たりするのがいいと思うが、
それをすると他にするべきことをしそこなう恐れあり。

ソクラテス以前断片はちくま文庫、「ギリシア哲学者列伝」は岩波文庫にある。
340考える名無しさん:2001/06/23(土) 07:46
ソクラテス以前哲学者断片集(5冊/別冊1)岩波書店からでてます。
H.ディル―ス&W.クランツ編纂の『Die Frangmente der Vorsokratiker』が底本。
1冊4〜5千円と、ちと高いですが。
341わかりません:2001/06/23(土) 22:31
>339.340
そうですか。これは良い事を聞きました。
会社の仕事以外もうほかにすべきこともないので、そういうことにじっくり時間を
かけてみるのも、面白いかもしれないですね、哲学再入門として。
342スピノチスト:2001/06/23(土) 23:01
デカルトの神の証明は
人生の晩年になって効いてくるはずよ。
死という孤独には神しかつき合ってくれんからね。
(死を間際にしてニーチェだとちょっとねえ?)
ゆえに、デカルトとは末永い付き合いになるはずだから、
初心者にはぜひデカルトを読んでほしいね。
343考える名無しさん:2001/06/23(土) 23:08
おれの知り合いのカルテジアンは、
方法序説より省察の方が
分りやすいといってたよ。
内容のことなのか、それとも方法序説のフランス語
の文体のせいなのかはわからんけど。
344>>342:2001/06/23(土) 23:19
二十歳過ぎると人間、老化が始まるから
二十歳以降はデカルト。
十代はまだ成長期だから、ニーチェ。
という具合に成長に合わせてはまる本も
違ってくるということか?
345考える名無しさん:2001/06/24(日) 00:23
>>344
デカルトの哲学は、それぞれの領域で仕事をするひとのための
バックボーンとしての哲学という面が強いのではないでしょうか。
346考える名無しさん:2001/06/24(日) 00:29
解剖学の養老さんもデカルトひいきだよね。
347考える名無しさん:2001/06/24(日) 01:08
>>343
例えば、「自分の感覚は疑わしい」ことの例として
蜜蝋の比喩が『省察』では挙げられているが、
『方法序説』の場合は例を挙げずに話を進めているので
その部分は『省察』を読んで初めて
いいたいことが分かった、気がした。

詳しくは『省察』の著者前書きに書かれていたと思うが
『省察』のダイジェストみたいなのを
フランス語の『方法序説』(の第4部)で広く世間に知ってもらい、
『省察』は専門家に読んでもらう為、内容も詳しくしてラテン語で書いたらしい。
間違っていたら、ごめんなさい。

『方法序説』が「初心者」によく勧められるのは、
第2部の「四つの規則」(1即断と偏見を避ける 2小部分に分かつ 3順序に従う 4枚挙と通覧)と
第3部の行動する際の「四つの格率」とが
文系理系を問わず哲学的態度として一読に値する
というような理由だと思う。

第2部の「四つの規則」を詳述したのが、
デカルトの断片を集めたような「精神指導の規則」だったはず。
人によってはこちらの方が興味が湧くかもしれない。
348考える名無しさん:2001/06/24(日) 01:14
哲学人はいい本だよ。
349わかりません:2001/06/24(日) 02:44
やはりデカルトは避けてとおれないということははっきりしましたね。
やっぱりみんな読んでるわ、こりゃ。
だからといって、哲学入門にデカルトというのは、どうなんでしょ。
>342.>347
キルケゴールはどうでしょう。「現代の批判」。これ、今ぱらぱら
読んでたけど、やっぱすごいんでないでしょうか。
「現代とは本質的に分別の時代であり、反省の時代であり、情熱のない
時代であり、つかの間の感激に沸き立つことがあっても、やがて抜け
めなく無感動の状態に収まっていってしまうといった時代である。」
「現代は広告の時代であり、なんでもかんでも広告せずにはすまない
宣伝の時代である。」1846年にしちゃできすぎだ。
デカルト的中庸の精神が近代的モラルの根底にあるとしたら、
キルケゴールはこの本でその中庸の精神に対して批判したことになります。
もっとも、こういうのはその後が続かないんですよね。
ニーチェやハイデガーにつながるか…、はやんないな、あまり。
やはりアリストテレスは天才だ。
350347:2001/06/24(日) 04:16
>>394
哲学者の著作に直にあたって
「懐疑の手法とはどんなものか」を実感することには
哲学入門としての意味があると思います。

>347補足
>第3部の行動する際の「四つの格率」とが
→「懐疑の手法をとりつつ」行動する
351スピノチスト:2001/06/24(日) 19:26
>>349
キルケゴール?
ぼくは彼はデカルトの末裔だと思う。
単独者=コギト
主体的真理=明析判明な認知
(少し強引かな?)
ともあれ、デカルトは近代以降の哲学のピボット
ということで、デカルトから始めるのがやはり無難か?
デカルトを批判するためにも、デカルトを知る必要もあるし。
352スピノチスト:2001/06/24(日) 19:38
>>351
「明晰判明な」だ、すまそ。
加えていうなら、デカルトにおいて「主体」はあくまで「疑う私」。
その懐疑を生じさせる完全な存在=神は「主体」ではない。
しかし、ヘーゲルにおいてはその逆に神=絶対精神が
「主体」に反転してしまう。
この反転を再批判したのがキルケゴールやマルクスだと
思う。「主体」はあくまで単独者としての私であり、
類としての人間のほうだと。神は「主体」ではないと。
ぼくは彼らに人を主体にすえたデカルトへの回帰をみますね。
353わかりません:2001/06/25(月) 02:23
有意義な反論ありがとうございます。いい。こういう反論は好きだ。
もっとも私が何かきちんとコメントできるとは限りませんが。

そういう意味では、キルケゴールの主体性というのは、「神様出て来い、
ひっぱたいてやる」(栗本的表現)という、もっと自立した近代的自我(個人)を
前提にしているようで、自我と中庸の精神とをどっかでうまく使い分けている
デカルトとは、ちょっと違うような気がするんですね。そういう意味で神に対する
態度がデカルトは言い訳がましいのに対して、キルケゴールってもっとシビアです。
世間を敵にまわしちゃってますしね、婚約破棄までするし…。
ここが現代人である我々にビビッとくるんじゃないかしら。
それと、入門書っていうのは、読み手の側にすでにある何者かに訴えかけるか、現代的な課題と
すでに接点を持っていて、その上で、書き手の主張が展開されるものであるのがよいのでは
ないかと思うんですね。デカルトとは、時代が離れすぎているし、デカルト的近代
をエディプスコンプレックス的に嫌悪するところから現代が始まっているので、
デカルトからはじめるというのに何か心理的な抵抗を感じるんですね。
これが私が終始後が続かないといっている理由ですし、方法序説用語派に対して
改めて問うてみたい事柄です。市川浩の身体論なんか好きだけどなあ。
デカルトでは優等生過ぎません?
354スピノチスト:2001/06/25(月) 22:45
>>353
現代人がデカルトを読む意味はあると思う。
例えば、現代人は神を信じないが、デカルトはそれを信じる。
現代人はパトスを重んじるが、デカルトはロゴスを重んじる。
現代人は精神は脳の活動だというが、デカルトは精神を身体器官から
明確に区別されたものとしてとらえた。
現代人は他者との協調に腐心しているが、デカルトは私の存在を主体とした。
などなど・・・。
このように現代人の思考とデカルトの思考はむしろ著しく対立している。
故に、デカルト的思考は現代人の思考を正しく反映してないから、
現代人への指針にはならないかもしれないですね。
しかし、哲学というものがその時代の支配的な思考に対し、明確な「差異」を
持つべきなら、デカルトの哲学はその要請を満たしていると思います。
デカルトの思考は現代人のそれとは著しく「違う」からです。
現代人は現代的思考をしている限り、その現代的習慣から抜け出せない。
尤も、現代人は近代的なデカルトな思考への批判として、
現代的思考をやりだしたなら、現代的思考を放棄する必要はないが、
しかし、現代的習慣に窮屈さを感じている現代人には
デカルト的思考は「新鮮さ(差異)」になると思いますね。
無論、新鮮さということなら、別にデカルトではなくギリシャ哲学でも
いいのですが。
古代ギリシャ人は現代人ではないですからね(w
355考える名無しさん:2001/06/26(火) 22:37
まあ悪いことは言わないから
永井か野矢を読んでおけ、と言いたいね。
古典ならプラトンかデカルトで。
356ななし:2001/06/26(火) 23:16
>古典ならプラトンかデカルトで。
やはりそうですね。
わかりません氏はプラトンもよく言いませんが、よくわからない。
357考える名無しさん:2001/06/27(水) 01:07
プラトン読むことは、プラトニズムに収斂するような学説が頭から抜けて
しまったとしてもディアレクティケーが染込めば有益でありましょう。
358Rage Against The Philosophy:2001/06/27(水) 01:11
プラトンは面白いと思うぞ。
所謂プラトニズムとは全くといっていいほど関係ない。
359わかりません:2001/06/27(水) 02:15
そうなのかなあ、ほかのとこでも、プラトンやデカルトのことわかりませんとか
いっちゃってますけど、生理的にだめなんだよな、こういうの。
方法序説読んでると、スコラ哲学のことぼろくそに言ってるじゃないですか。
そして、まったく無前提で哲学をはじめるなんていってて、結局は、
スコラ的伝統から抜けてないように思えてしまうのが、結局だまされたって気
になっちゃうんですよね。
むしろ、近代哲学は彼から出発したといわれていますが、これはどうも、
中世的権威に対してのエディプスコンプレックスの発現だったんではないかと
最近思ってるんですね。デカルト個人はそれでいいけど、それに後世の
我々が付き合う必要はないんじゃないかって思っててね。
しかも、デカルトの愛読書がトマスの「神学大全」でしょ。トマスの
パクリですよ、パクリ。
だから、スピノチスト氏が言う「差異」ですか、私にしてみれば、
エディプスコンプレックスなんだよな。
プラトンについては、ディベートとしては面白いし、その手法は
有益ですが、なんかな、こういう人嫌いなんです、私。そんなの
人の勝手じゃんって、つい突っ込みながらひそかに読んでます
360Rage Against The Philosophy:2001/06/27(水) 03:13
ソクラテスはすごいルサンチマンなんだよ、あれで。
巷でモテモテ有名人で金持ちのソフィストが羨ましくてしょうがなくて
よし!俺は「もっと知ってるぞ」じゃなくて「全然しらないんですけど・・」
って最底辺から初めてやれ。んでもってお前の知の根拠は何だって聞かれたら
とりあえずダイモーンから信託を受けた、ってことにしとこう。てな具合で
実際は自分も詭弁家のくせに、詭弁家であることを否定することによって永遠の
ナンバー1に居座り続けようとしたのさ。
で裁判で毒杯を飲むことになった時ですら「俺は天国にいくんだ。うれしいな♪」なんて
思ってもいないことを口にするぐらい徹底的にヒネくれた大バカで
あまりに大バカなんでプラトンが「こんなアホは俺が対話仕立てで永遠にさらし者にしてやれ」
などと思い立つぐらいだったってわけ。
こんなことを思いながら俺はプラトン読んでます〜
361考える名無しさん:2001/06/27(水) 03:57
ソクラテスがルサンチマンというのは本当かもしれない。
片足が萎えてたかなんかの障害者でブオトコ。
現代で言えば麻原彰晃のイメージに最も近い。
362猫電波:2001/06/27(水) 17:43
そんなに読んでるわけじゃありませんが、アリストテレスは『自然学』@〜Cが解りやすいんじゃ?
中央公論社≪世界の名著≫の抄訳はかなり読み易いし、『形而上学』を読む予習にもなる。
先にプラトンを読んでいないと形相の概念がつかみにくいと思うけど、これは岩波新書でも読んどけば補える様に思います。

あ、本格的に勉強しようって人は無視して下さい
363猫電波:2001/06/27(水) 17:47
『形而上学』を読むにはやはり≪分析論≫を読んでおかないとダメなんでしょうか
読んでてきつかった…。
364考える名無しさん:2001/06/27(水) 19:02
哲学書ではないが
遠山啓『無限と連続』
吉田洋一『零の発見』
(共に岩波新書)
がおすすめ。
365考える名無しさん:2001/06/27(水) 19:46
ホントにデカルトわかってるの?
ちょっと疑問あり。
366考える名無しさん:2001/06/27(水) 20:19
>>365
哲学書は「理解(わかる)」するものではなく、
「鑑賞」するものと思われ。
故に、「本当にわかる」は哲学には関係なし。
367考える名無しさん:2001/06/27(水) 21:16
「哲学鑑賞」ですか。この言葉使えるかも。
「わかられてしまう」哲学書はその使命を終えて
消えていくのでしょうね。
368わかりません:2001/06/27(水) 23:34
どうも私と、高名ならげ氏は、何か通じるものがあるらしい。

ところで、このらげ氏がご指摘のルサンチマンにせよ、私が
言うエディプスコンプレックスにせよ、近代哲学の成立には
何か胡散くさいものがあるように思えてならないんです。
歴史にはある連続性が認められるにせよ、同時に新しい時代が
到来する際には過去との決別以上に、断絶とも言える現象が生
じているように思えます。
近代哲学の成立には、中世哲学との断絶、故意に退けようとする
意志が根底にあって、捏造されるといっては語弊があるにせよ、
そういう成立過程があったのではないかと、思っています。
自然科学の成立過程とちょうどシンクロしてますしね。
しかし、そういう時代的なものを離れて連続性を確保している
思想的潮流もあるのだから、我々は本来こっちと付き合うべき
であって、近代哲学なんていうある意味胡散臭いものにあえて
まともに付き合う必要なんかないんじゃないかと、もっと近代
そのものを相対化した次元で哲学の全体像に向き合うべきなの
ではないかと、大風呂敷を広げて、この議論から、さっさと
退散します。
369考える名無しさん:2001/06/27(水) 23:49
↑はい。退散してください。バカはいらないから。
370わかりません:2001/06/28(木) 01:49
はい、激しく反省します。↑
371Rage Against The Philosophy:2001/06/28(木) 02:02
近代が胡散臭いなんて常識だとおもいまする。
人間くさいと言ったほうがいいかな。
ヘーゲルがキリストの墓碑に挨拶する印象的場面があるでしょ、あれだよあれ。
372考える名無しさん:2001/06/28(木) 23:36
あげとくか。
373考える名無しさん:2001/07/09(月) 22:00
中村雄二郎の
「哲学の現在」良かったっす。「術語集」とかも。
日本語がとてもいい。だれか読んだ人いませんか?
374(T_T):2001/07/09(月) 22:45
ヘーゲル
精神現象学
初心者向きで親切丁寧だよ
375試験が・・・:2001/07/09(月) 23:19
ヘーゲルって単語を目にすると、その固有名詞の前に「下痢気味」って
付けたくなるのは、、、2CHのやりすぎ。
同士はどこだ。  
376考える名無しさん:2001/07/11(水) 02:01
http://mentai.2ch.net/philo/kako/948/948493748.html

、、、このスレも参考にするといいと思うよ…
377UK:2001/07/12(木) 00:50
378考える名無しさん:2001/07/19(木) 14:12
あげ
379WIZARD’S筆頭WIZ:2001/07/19(木) 14:43
ぷぴ
380考える名無しさん:2001/07/25(水) 01:59
哲学書初めて読む人は、難解な本を先に読んで、つまんなかったら
途中で止めて徐々に簡単なほうにしていった方が効率が良くないかい?
381>>380:2001/07/25(水) 07:02
Α και Ω ・・・
382OFW@死別モード:2001/07/25(水) 11:11
オッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペーオッペケペー
383考える名無しさん:2001/07/25(水) 15:36
森羅万象を扱う哲学なれば
哲学という枠にとらわれず幅広い知識を吸収すべき。

哲学書は先人が深く掘り下げた穴のようなもの。
そこばかり覗いているだけでは狭いと思う。

知識を得た分だけ自分でも考え消化吸収することも大事。
要はバランスかな。
384383:2001/07/25(水) 15:50
>>383
スレ違いになりそうなので補足。

最初に読む本は、飛ばし読みしてみて
興味が持てそうならそれでいいと思う。
385考える名無しさん:2001/08/02(木) 17:55
386猫電波:2001/08/04(土) 16:34
山口 義久『アリストテレス入門』(ちくま新書)
軽く覗いてみましたが、平易だけどかなり詳しい。
(専門家がどう思うかは知らないが)とてもいい本に思えました。

著者曰く「アリストテレスの入門書ではなく、アリストテレスを介した哲学入門」

彼と藤沢氏の共訳アクリル『哲学者アリストテレス』(紀伊国屋書店)も平易
アリストテレス(の翻訳)を読むのがこれのおかげでだいぶ楽になりました
387考える名無しさん:2001/08/04(土) 21:15
たしかにその本は良かったYO!!!
388考える名無しさん:2001/08/05(日) 00:05
>>387
どの本YO!!!
389考える名無しさん:2001/08/05(日) 00:06
山口のアリストテレス本!!
390考える名無しさん:2001/08/05(日) 00:56
買ったYO!!>389
391考える名無しさん:2001/08/05(日) 04:44
難しいことはわからないし、
教養とかはどうでもよいのです。
私、アホな素人なんですけど、人生観・人間観・世界観を
簡単にひっくり返してくれて、ワクワクするような素人
でも読める面白い哲学の本ないですか?

普段は心理や脳や遺伝子なんかを読んでます。
吉本や養老や岸田やドーキンスみたいなものを探してます。
哲学は、唯一竹田青嗣さんを何冊か読んでるくらい
ですが評価低いみたいですね・・・。
392ホーキング宇宙を語る:2001/08/05(日) 05:10
「超ひろい」
393考える名無しさん:2001/08/05(日) 06:12
やはり哲学用語辞典とかあった方が良いですかね?
394考える名無しさん:2001/08/05(日) 06:13
「思想」岩波書店
395考える名無しさん:2001/08/06(月) 22:01
哲学初心者にさわりを教えている、哲学入門書はありませんか?
学部選択に使おうと思うのです。
396終了:2001/08/06(月) 22:01
>>395
氏ねと言っただろ
397考える名無しさん:2001/08/06(月) 22:08
>>396
だから、もう死んだってば。
398考える名無しさん:2001/08/06(月) 22:31
トルストイ「人生論」
ニーチェ「この人を見よ」「ツァラトゥストラ」
ヤスパース「哲学入門」
399考える名無しさん:2001/08/06(月) 22:34
あ、このスレへのリンク貼ってくれた人ありがとうね。
400agezou:2001/08/08(水) 19:45
>>368
>近代哲学の成立には、中世哲学との断絶、故意に退けようとする
>意志が根底にあって、捏造されるといっては語弊があるにせよ、
>そういう成立過程があったのではないかと、思っています。

たぶん、認識論の成立がその例でしょうね。
神との関係において考察されていた人間が、
1人の自由な主体としてコギト主義を主張し始めた。
あたかも、他者と関係なく、自分が存在していると錯覚した。
それが超越論的とか経験的とかいう認識論的なアポリアを生んだ。
実際には、人間は他者との関係にしかあり得ないのですが。
よって、現象学とかハイデガーの世界内存在とかは、
古代・中世的な「関係論」の復興だと思います。
誤解を恐れずに言えば、近世哲学は、「主体論」の枠組みを超えられなかったのでしょう。

始めて哲学書を読む人には、哲学にはどんな問題があるかがわかる本がいいと思う。
哲学的な問題は、存在論、認識論、言語論、時間論、世界観、論理学、倫理学、相対主義の自己矛盾・・・・・、
門脇さんの『現代哲学』はいい本だけど、ちょっと専門的でしょう。
大森さんと坂本龍一との対談本とか、
プラトンの対話編とか、
一ノ瀬さんが訳した『パラドックスの哲学』とかいう本とか、
ニーチェの『善悪の彼岸』とか(ちょっと難しい)・・・・・・。

解説本を書くことを生業にしている人の本はイマイチ薦められない。
思想を商業的に扱う人の本もあまり薦められない。
前者は誰かが言っていたように記憶に残らない。
後者はソフィストになることが哲学をやることだと錯覚するかも知れない。
401agezou:2001/08/08(水) 19:49
深い感動のある本を読んで欲しい。
筆者の情熱が伝わってくる本が望ましい。
そういう意味では、何が良いのでしょう?

『ソクラテスの弁明』に尽きると思うのですが。
ここから対話編に入っていくのがよいと思う。
402考える名無しさん:2001/08/09(木) 15:34
age
403考える名無しさん:2001/08/11(土) 21:27
もっと教えて欲しいので、age。

ここのスレの住人は皆さん専門が哲学関係?
404考える名無しさん:2001/08/11(土) 21:57
いや土木関係
405考える名無しさん:2001/08/12(日) 00:57
哲学に興味があって、学生時代から少しづつやさしめの本なんか読んでたんですけど、
その頃、これは分かりやすいっと思ったのは
 岩波新書から出てる「実存主義入門」
 ちくま新書の   「ニーチェ入門」
 講談社新書の   「これがニーチェだ」
あと木田元さんの タイトル忘れたけど、やさしめの哲学入門書があったよ。
「ぼくの哲学入門」だったか・・・

あくまで素人の立場からこれはわかりやすかったというものを上げてみました。
406agezou:2001/08/12(日) 01:27
>>405
岩波のはわかりませんが、
ちくまのは竹田、
講談社のは永井でしたっけ?
そして木田元・・・・・・。

確かにわかりやすいのかもしれないのですが、これらの本は
「さらにその先に進んでみよう!」
という深いモチヴェーションを与えてくれないと思うのです。
「ふーん、そうなんだー。俺にも哲学できそうだな〜」
くらいには思うのですが、決定的に世界観・人生観に影響を受けることはないような。
正直言ってあとに残るモノが少ないように思いました。

なんでしょう、入門者に「哲学ってこういうモノなんだ」と分からせればいいというレベルと、
「・・・・・・」と絶句させるくらいの感化をするという次元とでは、全然違うでしょうね。
407agezou:2001/08/12(日) 01:44
個人的には中島とか永井とかはマダ良いように思っている。
小坂の本はわかりやすくて良いと思う。
西研は詳しく知らないが、
NHKブックスで『ヘーゲル おとなのなり方』かなんかを書いた人かも知れない。
コレは酷い。マヂで。
この人単に自分で言っているように子供だったんです。
他者との対話を放棄してひきこもりしてただけじゃないですか?
そんな自己邂逅や自己愛に満ちた本で、
正直言ってこんな本を読んでしまった自分が恥ずかしくなりました。

それから竹田ですが、私の竹田批判は1点に尽きます。
ニーチェ全集がちくまから文庫化されたとき、彼は新書で『ニーチェ入門』を書いた。
完全なプロパガンダです。これは酷い。
そしてあくまで全集の翻訳をパラパラと読んで、ニーチェの入門書を書いた。
そもそも彼、ニーチェの研究とかしたことありますか?
それから内容。これも酷い。
完全に原佑のパクリ。
原佑のニーチェ本は全く手に入らないと思うけど、私は幸い大学の図書館で読んでいた。
竹田はあの本で原佑にはいっさい言及していなかったように思う。
だいたい、あのニーチェ全集の翻訳を統括していたのは原佑ですよ?
あの本には原佑の名を出したくなかったのではないかと疑いたくなりました。

もちろん原佑のニーチェ本は一般には手に入らないと思うし、
あくまで入門書としての位置付けならば出版することに意義があるでしょう。
しかし、竹田の文章には重みがない。

「竹田セイジ」というのはすでに商品ですよ。
408わかりません:2001/08/12(日) 04:12
なんか哲学の入門書というものが、はたしてありうるのかという疑問が湧いてきました。
自分のことで言えば、ものを考えるということはどういうことかというテーマが常に
頭の中にあって、学校でたしかにいろんなことを習うけれども、ある考えが浮かんでくる、
自らの考え方として定着してくる、それをいろいろ当てはめてみるということは、
どういうことか、ほかの人はどうしているのか、もう無性に気になったりしたんですね。
それで岩波新書関係の心理学やら哲学やらの関係のものを読みまくって、結局哲学がやり
たいんだってことになったんですね。
こういうことですので、大学に入る前からメルロー=ポンティはかなり読んでて
途中からポランニーをやりだしたということですので、いわゆる哲学入門なんて
読んでなかったなって、思います。いきなりメルロー=ポンティです。
今となってはもっと古代から現代まで通史的に読んでおけばよかったと思いますが、
それは後からでもできるので、岩波でも講談社でも新書程度のを自分のテーマに沿
って100冊くらい読めば、なんか自分のやりたい分野がはっきりしてくるんじゃ
ないかしら。とりあえずそれだけあれば辞書代わりにもなるし。
あと、世界の名著の哲学関係のは全部入手した方がいいですね。古いけど、古本屋
にいけば田舎でもけっこうあるんじゃないですか。解説読むだけで勉強した気になるし。
これはお奨めですよ。
409考える名無しさん:2001/08/12(日) 05:34
そうだね。世界の名著からでもいいね。
410hage:2001/08/16(木) 15:23
入門者です。

竹田青嗣「自分を知るための哲学入門」ちくまライブラリー
中島義道「哲学の教科書」講談社学術文庫
田島節夫「フッサール」講談社学術文庫

などはどうでしょうか。
411考える名無しさん:2001/08/16(木) 16:39
野矢茂樹「哲学の謎」講談社現代新書 \660-

初心者には絶対お薦めです。
412考える名無しさん:2001/08/16(木) 16:42
野矢の「初めて考えるときのように」もいいぞ!
トマス・ネーゲルの「哲学ってどんなこと」もグー!
413考える名無しさん:2001/08/17(金) 07:20
僕がはじめて読んだ哲学の本は
サルトル著『実存主義とは何か』でした
安っぽい高校教師のようでした
やっぱりラッセルからしこしこ読んでいくのがいいと思う
414考える名無しさん:2001/08/17(金) 07:21
おす!!
415考える名無しさん:2001/08/17(金) 08:21
土屋賢二はDO−YO?
416考える名無しさん:2001/08/17(金) 08:22
 それにしても、1週間ちかくあった休み期間中、ちょこっと勉強を離れて、推理小説なんかを読んでみました。折原一『異人館の殺人』(タイトル違ったっけなあ)。
叙述トリックとやらの第一人者である折原の作品は過去3・4年前に数冊読んだっきりだったのですが、やっぱり初めて読んだときの感動がもうないですねえ。
なんかちょっとガッカリ。
417考える名無しさん:2001/08/17(金) 09:16
418考える名無しさん:2001/08/18(土) 02:41
うう、寝られんかった。

>「本来」水はH20である、という事を決めたのは科学者である
>という事です。
おや?
水はH2Oであるということは、科学者の探求の結果わかったことで、
「決めた」ことではないと思うけどな……。
まあ、H2Oでない物質も間違って「水」と呼んでいたことはあるかもしれ
ないから、「今後、『水』はH2Oのみを指すものとしよう」と決めたと
いうことはあるかもしれないけれど、それでも普通の人が「水」と呼んで
いるものの大部分はH2Oという共通の構造を持っているという発見があっ
たからで、勝手に「水」という言葉を定義したわけではない、と思うのだけ
れど、今度こそ本当に何書いているのかわからんようになってきたので、
これで退散。

パトナムでも読み直して出直してきます。
419考える名無しさん:01/09/05 23:46 ID:PuczXMxU
420考える名無しさん:01/09/11 12:52
 『センスオブワンダー』を読んで感性を磨きましょう。
レイチェル・カーソンも立派な哲学者だよ。
421考える名無しさん:01/09/11 12:53
>>420

どう磨かれたか、成果をみせて
422考える名無しさん:01/09/11 17:29
>421
とりあえずあなたのレスを見て顔がほころびました。
423考える名無しさん:01/09/12 14:27
ラカンでお薦めの本はないすか?
424考える名無しさん:01/09/21 15:34
三木清「哲学入門」
斎藤信治「哲学初歩」はどうですか?
425考える名無しさん:01/09/21 17:07
>>423
『精神分析4つの基本概念』
426考える名無しさん:01/09/21 18:03
木田元の「現象学」っていわゆる入門書の教科書的存在?なんじゃないかと
想像しておりましたが・・・違うの?私は建築学科卒。
427考える名無しさん:01/09/24 23:40
ベルクソン講義録は?
8000円前後するけど、大陸系哲学の伝統的な思考を平明に解き明かしていて
非常に分かりやすい。俺はラッセルの哲学入門・西洋哲学史、ホスパーズの
分析哲学入門、ネーゲルの入門書、ヤスパーズの哲学入門(新潮文庫)、
岩波文庫に入ってるシュヴェーグラーの西洋哲学史、山本信の概説書、
木田元、廣松渉、竹田・小阪ものなどを(あと、ソフィーの世界も途中まで)
読んだけど、そのなかでは一番良質。
竹田青嗣のは分かりやすいし(俺も実際工房の頃これを読んで哲学に入門した)
値段も安いけど、やはり哲学を平明にしすぎているきらいがある。
それだけ読むなら竹田のものでもいいかもしれないが、
そこから原書に取り組むときに大きな壁が出来る。実際俺もそうだし。
ベルクソン講義録の優れている点は、
なぜ哲学者達がそのように考えてきたのかを
発想の初歩から説き起こしている点。
用いられている言葉が難しくても、
意味を同定しやすいので苦にならないと思うんだが。
428心の本屋:01/09/24 23:43
入門書なら
有隣堂にあるよ

マルエツにもある?

http://www.j-cuties.com/index.html?01258
違う本屋も紹介しましょうか
家の近くにまだある。
429考える名無しさん:01/09/24 23:49
最近哲学関係の本を読み始めたばかりなんだけど
『構造と力』は読んで速攻使えるところが素晴らしいと思った。
竹田青嗣は序章があまりにもキショくて挫折。
わかりやすいって評判いいけど読んだほうがいいんでしょうか?
430考える名無しさん:01/09/24 23:50
シオランはどうでしょう。
ほかの哲学書を読む気がなくなるという点で
入門書としては最高でしょう。
431考える名無しさん:01/09/24 23:56
『トランスクリティーク』は柄谷の本のなかでは
一番丁寧に書かれていて解りやすい。
432考える名無しさん:01/09/25 00:10
ジョン・パスモア『哲学の小さな学校』(青土社)ってどうよ?
433考える名無しさん:01/09/25 00:30
田中美知太郎「哲学初歩」(岩波書店)

哲学が実際の生活にすぐに役にはたたないが、実はとても大切なものであることを教えてくれる。
流行ばかりを追い、それに昏迷する現代にオーソドックスな哲学というものを教えてくれる。
哲学の源流から、真剣にまた正確に哲学を知る事を望む者にとって最良の書。

果たしてどれくらい、今の人に理解されるだろうか?

流行の哲学などといわれるものとは無縁。
434考える名無しさん:01/09/26 19:53
リチャード・ローティー

プラグマティズムの帰結 をどうぞ
435考える名無しさん:01/09/27 04:17
うんこについて真剣に書かれた哲学書
はないでしょうか?
436考える名無しさん:01/10/08 02:30
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
437考える名無しさん:01/10/18 04:10
シュタイナーの主著なら、ちくま学芸文庫にある。
「神秘学概論」
「神智学」
「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」
「自由の哲学」
438考える名無しさん:01/10/22 00:03
語学の勉強を兼ねて、英語の哲学書を一冊読みたいのですが、
何か、おすすめの一冊というものはないでしょうか。

なるべく一般的な話題が扱われていて、安価なものがよいのですが。

それから、私は分析哲学系の議論が好きです。
439考える名無しさん:01/10/22 00:08
じゃあラッセルの"Problems of Philosophy"
教養文庫から邦訳『哲学入門』も出てるし。
440考える名無しさん:01/10/22 01:25
永井の『翔太と猫のインサイトの夏休み』で、「なぜ人を殺してはいけないのか?」
を語ってるんだが、「人を殺してはいけないという根拠はない」とうそぶいて終わっ
てるだけ。「毎年交通事故で一万人以上死んでるのに誰も自動車をなくそうとは思わ
ない。みんな一万人死ぬことよりも自動車の便利さを選択している。われわれはそう
いう社会に住んでいるということなんだ。だから『人を殺してはいけない』なんて
ことは誰にも言えない。哲学的に考えるとはそういうことなんだ」・・・みたいな
ことを、さも人生の深遠を達観したような口調で書いててアホかと思った。
「人轢いてもいいから車買おう」なんて「選択」する馬鹿がどこにいるんだ。
車を運転すれば人殺しを肯定したことになるなんて言ってる奴は、アサハラ並みの
ドキュソだぞ。
441考える名無しさん:01/10/22 01:37
>440
同感。
>431
柄谷の本は何でもそうだが、彼は原文を全く読んでない。
それはこないだの浅田らとの販促パネルディスカッションでも
あきらかになった。「トランスクリティーク」での引用はカントは
全部岩波でしょ?篠田訳で判断力批判の意味が分かる柄谷がおそろしい。
つまりはそれぐらい無茶な読みしてるってこと。当然誤訳があるから、
原文にない用語を柄谷はカントの言葉として書いちゃったりしてる
(黒崎政男に指摘されてた)。
だが柄谷をフォローしておくと、彼の本は典拠がむちゃくちゃってことで
価値が下がるようなものではなく(だってアカデミックなものじゃないから
ね)、全部柄谷が言ってる思想なんだと思えば面白い点も多々ある。
そういう意味で、あれを入門書として読んで、マルクスやカントがわかった
と思うとあとあとドキュソなのでは?
442考える名無しさん:01/10/22 01:52
>>439
ありがとうございます。

既に邦訳を読んでいるのでやめといたんですが、
やっぱり、それにするかもしれません。
調べたら、600円弱でした。
443mimesis:01/10/22 03:22
>>442
あなたの希望とは、ずれるけれど、同じラッセルで、
人生哲学系だったらこれが読みやすいと思う。

The Conquest of Happiness 『幸福論』
444考える名無しさん:01/10/22 03:51
>440

おいおい。永井はシステムのことを言っているのだと思うよ。
それに事故死をさほど気にもとめていないわれわれのあり方
を倫理学的に捉えている。
445考える名無しさん:01/10/22 07:35
ベルクソンがお勧め。本格的な哲学書の中では断然読みやすい。
主張はアレだけどその哲学の過程は悪くないと思うし。
下手な入門書を読むよりも絶対いい。
446タバコ中毒確定:01/10/22 08:01
ドス  悪霊
無神論的革命主義
447ななし:01/10/22 09:06
竹田青嗣は最初歩にはいいが、それからだと思う。
ニーチェ、プラトン、ハイデガーはいいと思う。
それから講談社の現代思想の冒険者達シリーズ、これ。
そのあとに、原書(邦訳、洋書)にあたってみればいいと思う。
兎に角、最初は入門系の本を乱読することがいいんじゃないかな?
448Ray.na ◆8bwLPiQ6 :01/10/22 09:15
 竹田さんの哲学入門はお手紙で紹介いただいてすぐに購入したのですけど。
最初のページを読んでて、すばらしいわ、と思って、でも忙しいから後ほど
続きは読みましょう、と思って、だけどそれっきりなかなか読めないのは、
何だかんだいって、他人の哲学なんて聞いてらんないよ、私には私の哲学
があるわい。余計なお世話だよ、ってのが本音なんだろうか。
 そんなことはないと思いたいけどふと不安になる。だってもしそうだと
したら、一生哲学書は読めないってことだもんね。
449考える名無しさん:01/10/22 18:25
>>444
ならシステム改変の可能性という文脈で語ればいいんで、
「なぜ人を殺してはいけないか?」という命題に対比させ
るのは変じゃないか。根拠を問うのに、全然別の問題を
持ってきて相対化させるのは何の回答にもならんと思うよ。
450ハロルド坊や:01/10/22 22:43
>>142
この本を読んで、五木はヴァカだなあと思った。
何か会話になってないんだもん。
ヴァカというよりも、論理的思考力より感性の人といえばいいか。
彼は、哲学には向いていない。
451ハロルド坊や:01/10/22 22:48
ぼくがいいと思うのは、
>>411さんお薦めの『哲学の謎』、
同じ講談社現代新書から『新・哲学入門』(の前半)
452Iridium:01/10/22 22:58
>>448
しばらく積んでおくと読めることもあり。
453考える名無しさん:01/10/29 00:49
ちくま新書から出てるバタイユ入門は
すごく良かった。以前読んでドキドキした。
454考える名無しさん:01/10/29 00:57
おっさんとかで「入門書なんて読まないで原典読め」とか言うやついるけど、
それはやっぱアホだよね。
哲学は学問なんだからさ、概念分からないのに原典読んでもわかるわけない。
それは数式分からない奴が数学の本読んでも分からないのと一緒。
まあ入門書で分かった気になってしまうのもどうかと思うけど。
当たり前のこと書いちまった
455考える名無しさん:01/10/29 01:02
>>449

だからそのシステムが生み出す死を気にもとめていない
われわれの倫理性を問題にしてるのでしょ。
456考える名無しさん:01/10/31 00:31
>>455
われわれが「システムが生み出す死を気にもとめていない」
というのは本当かね?それが本当なら交通ルールも警察も
必要とされないのでは。

永井が「なぜ人を殺してはいけないか?」という問いに
「誰も交通事故死を問題視しない」という見当違いの問題を
対比させるのは、彼が「本気で人を殺してはいけないと思うなら、
自動車社会を棄てるべきだ」という極端な二者択一的モチーフを
抱いているからだろう。で、仮に自動車が全廃されたとして、
「システムが生み出す死」がこの世から完全に無くなると思う?

矛盾のない社会はないが、矛盾を解消しえないことと善悪の根拠が
何であるかは別の問題だ。永井が「われわれの倫理性を問題にしてる」
のなら、その永井の倫理性の根拠こそがまず問われるんじゃないか。
457考える名無しさん:01/10/31 01:48
廣松渉『哲学入門一歩前』講談社現代新書に一票
458考える名無しさん:01/10/31 11:31
>>441
あの人は原書で読んでるよ。語学力は相当あるらしいから。
めんどくさくて読んでないこともありうる。
ちなみに黒崎の指摘は、間違い、って柄谷スレにあったが。
間違いというか、全然出てこないというのは間違い、とかって原文引用してあったよ。
もちろん柄谷の本を入門書として薦める気はないけどね。
それにしても『トラクリ』の注のつけかたって変だよね・・

やっぱり最初は今道友信とかの一般書が妥当なのでは。
分析哲学やりたいってんだったら別だけど。

>>433
伝統的な取り組みも大切だが、いい意味での幅広さをもつのも必要。
459現象学:01/10/31 13:09
460考える名無しさん:01/10/31 18:18
クレイン「心は機械で作れるか」
いま読み中。けっこうおもろい。
461考える名無しさん:01/10/31 19:18
>>458
 私も昔ニーチェにはまったが、論理的にすっきりしてないものは最初はやめたほうがいいね。
 柄谷もそう。
 そういう意味では政治哲学っぽいやつのほうが哲学の入門本としてはいいかも。
462Iridium:01/10/31 22:19
>>456
あれ?
なんか違うような…。
元テキストは倫理性については言及してなかったと思うけど。
「哲学とはどういう手法(立場)のことか」ってことしか言ってないんじゃ?
463考える名無しさん:01/10/31 23:18
>>462
特定の倫理的立場に立つな、と言いたいがために
逆におかしな倫理性に絡め捕られてる気がするよ。
464考える名無しさん:01/11/17 16:45
もうネタ切れか?
465考える名無しさん:01/12/03 11:20
「論理学を作る」・「論理学」・「論理トレーニング」・「論理学トレーニング101題」
466名無しさん@1周年:01/12/07 20:17
>>438
ラッセルは分析哲学の源流ではあるが、まだ本流ではない。

クワインのFrom a Logical Point of Viewあたりはいかが?

ラッセルにこだわるならPhilosophy of Logical Atomismとか
あと哲学の議論ではないが彼の著作ではHistory of Western Philosophyが語学
練習向き。しかも楽しい。

あるいは Language, Truth, and Logic 2nd. ed.( by Ayer )という手もあるし。
467 :01/12/09 02:45
ソフィーの世界。これだね!
468考える名無しさん:01/12/11 14:09
カントの訳は誰のがいいんでしょう?
純粋理性批判スレで高峯一愚がいいっていう書きこみ
がありますが、他にお勧めはありませんか?
469:01/12/18 21:27
フレーゲの本はなんでダメなの?
最近『フレーゲ著作集』がでたし.2巻の『算術の基礎』なんてめちゃめちゃいいじゃん.
まあクワインの『論理的観点から(From a Logical Point of View)』もいいよな,確かに.
「何があるのかについて(On what there is)」は感動したな.たしかあの辺りが哲学勉強するきっかけだったかな.なつかし〜.
470:01/12/18 21:29
『構造と力』なんて哲学じゃないよ.
471考える名無しさん:01/12/18 22:15
ニーチェ読んで、他の読むのは無駄と感じた。
472考える名無しさん:01/12/18 22:47
科学哲学の入門書は大森荘蔵の書いたものを古本屋でみつけるしか
ありませんか?
473:01/12/18 23:00
>472
そんなことないっす.
>471
そんな悲しいこと言わないでくれ.
474考える名無しさん:01/12/18 23:50
ドゥルーズの入門書でお勧めのものはありますか?
一応、浅田のは読んだのですが、「現代思想の冒険者達シリーズ」
はよく分からなかったので。
475mimesis:01/12/18 23:51
>>472 薄いやつならこれとか
Carl G. Hempel、Philosophy of Natural Science
PRENTICE-HALL、1966.
翻訳もあったはずだけど、もう古本しかないかも。

あと
A.F.チャルマーズ、『科学論の展開』
恒星社厚生閣、1985
476考える名無しさん:01/12/20 15:38
村上陽一郎『新しい科学論』ブルーバックス

>>475
翻訳あったよ.黒崎宏訳のはず.
477猫電波:01/12/20 17:24
>>472
内井惣七『科学哲学入門―科学の方法・科学の目的』(世界思想社)
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4790705587
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/%7Esuchii/introPS.html
小林道夫『哲学教科書シリーズ 科学哲学』(産業図書)
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4782802048
認識論と科学哲学がイコールなら
竹尾治一郎『分析哲学入門』(世界思想社)の一部。
478ミラクル☆チンポ:01/12/20 18:57
一応、俺高校2年(ちなみに中退者)。

>>476
村上陽一郎って確か全共闘時代だったよな。
彼の著作に、「と、私は断言する」とかなんとか、
めっちゃ調子こいてたの見てむかついた経験がある。

当事者としては、現代思想の源流(出版社は忘れた)っていうやつがお勧め。
思想の流れを平坦に説明してるから掴みやすい。
自分も整理できたし。
その後に、個々の著作を解説書と併用して読むのがいいんじゃないかな。
479考える名無しさん:01/12/26 00:43
あげとくよ!
480ひろぴ ◆bI9Nf.xs :01/12/26 01:21
A.コイレ『閉じた世界から無限宇宙へ』はどうですか?
481考える名無しさん:01/12/26 18:59
>>480
初心者向けじゃないけど、なかなかの良書だよ。
「プラトン」という本も書いてるよ。
482ぴろぴ ◆bI9Nf.xs :01/12/26 19:48
>>482
法政大学出版ね。高いから買わない!
483考える名無しさん:01/12/27 23:09
内山節「哲学の冒険」(平凡社)が良い。
484ミラクル☆ポンチ:01/12/28 00:55
面白そうな本を見つけました。

出版・作品社 名・思想読本2―マルクス― 編・今川仁司

用語説明有り。
見たことある人は、感想聞かせて。
485物理学科院生:01/12/28 08:00
糞糞糞糞糞糞クソクソクソクソ!
あのメスブタ携帯の番号変えやがった。許せねえアバズレが!

さてメガネ。相変わらず汚物を撒き散らして、いいかげん恥ずかしくないのか?
ケツの穴に手榴弾つっこむぞ?
つまりお前の「無」というのは非差異のことだろ?
「経験の単位」というのは、例えばメシ食ってる時に感じる様々な
感覚を分析すると「甘さ」や「ほろ苦さ」が分割不可能なものとして
出てくるってことだろ?
それを分割するのが「言語」だろ?
言語によって分割される以前は「経験」は「経験」として存在していないんだろ?
で、お前はクオリアに満たされた状態を「無」と勝手に定義してるんだろ?

ところで阿修羅はどこ消えた、俺にボコされて逃げたか?
ざこザコ雑魚、カスばかり。
あの女・・・・・それでも好きなんだ!
486考える名無しさん:01/12/28 20:29
↑こんな振られ方だけはしたくない。
487考える名無しさん:01/12/29 20:02
最近ヘーゲルに興味が出てきたので『精神現象学』読んでみたいのですが、
訳は誰のがいいですか?
平凡社ライブラリー(樫山きんしろうとかいう人の訳)が小さくていいかのと思ったのですが、
長谷川宏の方がいいんですか?

また、なんか入門書も読んだほうが良さそうなんですが、
加藤尚武のと長谷川宏のと金子武蔵のは入門書としてどれがオススメですか?
それともいきなり読んでも大丈夫ですか?
質問ばかりですみません。
488名無しさん:01/12/29 20:03
みなさまこんばんは。
さて、次の本に関して皆様に意見をお聞きしたい。
中山元「思考の用語辞典」筑摩書房
まず、僕の意見を述べますが、初心者故に間違えもあると思いますが
向学心からあえてここで恥をかくつもりです。寛大に受け取ってください。
一応哲学的な概念をわかりやすく解説した辞典と言うことなのですが、
初心者の独学にはどうもむずかしい気がします。
というのもどこか「わかる人にはわかりやすい」感じがするからです。
例えば、一番最初の「遊び」の項の初めの5行目、読み流して
しまいそうになってしまいますが、前もって
ヨゼフ・ピーパー「余暇と祝祭」を読んでおくとわかりやすくなります。
489名無しさん:01/12/29 20:09
>>488 追記レス
最終行 「…わかりやすくなります」の部分。
意味(読む必要)のある段落であることが、です。
つまり意味が隠されているかのようで初心者には理解が辛い。
490名無しさん:01/12/29 20:12
実況中継型の入門書もあるようです。
「無限の快楽(エクスタシー)」
これは著者出版者忘れました。
これも興味はあるんですが。
高校生が読むとすれば受験論文対策よりも漫画を読む感覚で
というところでしょうか。
491487:01/12/29 20:21
コジェーヴの本は入門書としてどうですか?
492考える名無しさん:01/12/30 12:29
age
493考える名無しさん:01/12/30 13:38
木田元 監修 『朝日キーワード【別冊】 哲学』 朝日新聞社

ガイシュツ?
現代〜古代に遡って思想的展開が紹介されています。
こういうのは駄目?
494考える名無しさん:01/12/31 21:05
最初からカントの純粋理性批判を呼んだ俺は高校生で哲学暦2ヶ月。

ダメですか?
495びたみん ◆BWLMxAG. :02/01/01 01:30
近代・現代を扱っている、お薦めの哲学史の本はなあい?
お薦めあったら教えてくんろ。
496考える名無しさん:02/01/01 17:07
 たとえば僕はハイラル平原が好きだ。どんよりとしたコキリの村から「ヴァン!」
というテーマとともに初めて平原に飛び出したときの鮮やかな黄緑色が好きだ。草
を刈るのが好きだ。ことにハイリア湖あたりの草むらの中央に歩いていって回転切
りで一気に刈るのが好きだ。壺を割るのも好きだ。どちらかというと斬るより壁に
投げて割るのが好きだ。スタルチュラのカサカサいう音が好きだ。ニワトリを持っ
て滑空するのが好きだ。ハートのかけらが4つそろう瞬間が好きだ。ダンジョンで
宝箱を開けるとき「どうかマップでありますように」と祈る一瞬が好きだ。森の神殿
が好きだ。ことにあの廊下は実際に見た瞬間鳥肌が立ったぐらい好きだ。燃えなが
ら飛んでくるコウモリは嫌いだが撃ち落すのは好きだ。光のプレリュードが好きだ。
炎のボレロも覚えやすくて好きだ。シークが新しい歌を教えてくれるとき画面にボ
タンが表示されるのに一生懸命暗記しようとするのが好きだ。イベントでのムービ
ーがゲーム画面と滑らかに繋がっていて好きだ。ドアを開けるムービーひとつとっ
てみてもさまざまな角度からのカメラワークが計算されていて好きだ。こんなにも
映画的な演出を含みながらメッセージは冗長ではなくて好きだ。変なメッセージも
好きだ。「いいよ、やんなくても」とかもう、好きだ。「今日は寄り道の日」とか決め
て何時間も釣りしたりするのが好きだ。水のダンジョンの地下にあるカギが見つか
らなくてもう、好きだ。自分で作曲したカカシの歌が我ながら好きだ。大妖精が好
きだ。井戸のかび臭さが好きだ。ダニエルの踊りが好きだ。ナボールのたくましさ
が好きだ。ゾーラ族のガシャポンがよくできていて好きだ。水や炎の表現が好きだ。
雲や空はもっと好きだ。朝、空を見上げて紫の雲が美しくたなびいているのを見て
ハイラルを思い出すのが好きだ。『ゼルダ』をやるまえにコーヒーを入れたり灰皿
を側に寄せたりするのが好きだ。つぎの日にダラダラと『ゼルダ』談義するのが好
きだ。人の失敗談が好きだ。先の話を聞きたくなくて慌てて席を立つ人が好きだ。
夫婦で買って別々にプレーしたためクリアーまでほとんど別居状態だった友人夫婦
が好きだ。年末九州に帰省した僕の携帯にわざわざ電話してきて質問する永野さん
やルパンが好きだ。『ゼルダ』がイマイチ編集者に向かってなかば怒りながら説明
している加藤さんが好きだ。「『ゼルダ』ができる時代に生まれてよかった」と大マ
ジで言った石井さんが好きだ。釣り堀のオヤジの帽子が取れることを嬉しそうに報
告に来た佐々木が好きだ。バック転を駆使して子供時代には取れないはずのスタル
チュラを強引に取る間々田が好きだ。「マラソン男には勝てないようです」とまわり
に聞こえないように耳打ちしてくれるモゲが好きだ。「ポゥをのむとポゥの味がす
る!」と独自の説を主張していた内沢さんが好きだ。編集部で『ゼルダ』のROMが紛
失したとき「『ゼルダ』を好きなヤツに悪人はいない!」と言い放った西山が好きだ
。大人になっても99ルピーしか持てなかった針生と、仕事中に何度も電話してきて
質問する針生の彼女が好きだ。あるボスをビンで無理矢理倒してしまった長田はバカ
だなあと思うが好きだ。オープニングが好きだ。エンディングが好きだ。ゼルダ姫
のせつない表情が好きだ。ガノンドルフの笑いかたが好きだ。走って落ちてオカリ
ナ吹く左利きのリンクが好きだ。
 やっぱり、言葉はあふれて本流を持たない。そして何かを好きだと表わすことは
とても難しく、とてもとても恥ずかしい。しかし、それらの体裁を顧みず滲み出る
強い思いを信じずして何を信じるというのだろう。僕は『ゼルダ』が好きだ。僕は
、『ゼルダ』が好きだ。
    風のように永田(大妖精!)
       P R O F I L E
  ゲームの話をすることで有名な本誌
  編集者。3ヵ月のあいだに『ゼルダ』
  とXTCの新作が両方出るという軌
  跡に驚喜する。どっちも7年待った。
497h大生:02/01/01 19:13
以外に工房の頃の倫理の本っておもしろい。あの頃わけわからんかった
概念が理解できているので。おもろいなーって思ってたら監修にうちの
大学の先生がかかわっていた(w
498考える名無しさん:02/01/01 19:16
ラッセルの西洋哲学史をブクオフで100円で買い。
499考える名無しさん:02/01/01 19:36
>>498
俺はその昔古本屋で六法全書を100円で買って悦に
いってたことある。
なにか、同級生の愚民どもより遥かに優れた存在に自分が思えた瞬間だった。
500考える名無しさん:02/01/05 21:17
>>498
お買い得
501猫電波:02/01/05 23:45
>>495
量はどのくらい?
シュテークミラー≪現代哲学の主潮流≫(法政大学出版局)なんてどう?
502びたみん ◆BWLMxAG. :02/01/05 23:56
>>501
んおお!
ありがとう。とりあえず、その本探してみるよん。
503あいうえお:02/01/06 00:54
構成主義、構築主義でお勧めは?
504あいうえお:02/01/06 00:55
↑原文も可
長文書く自己満足なやつはとりあえず結論を先に簡潔に述べい。
506猫電波:02/01/06 01:22
>>505
やです。大体結論がない場合は?
507考える名無しさん:02/01/07 04:52
入門を考える時の傾向を以下の三つに分類してみました。

1、前知識のいらないもの(高倫の参考書とか雑学シリーズでもええやん)

2、前知識のかなり要るもの(もう『構造と力』でもええやん)

3、他の科学が哲学的問題にぶちあたったエピソードとしてのもの
  (相対論とかゲーデル関連でもええやん)

以上の三つについてそれぞれ「(あくまで)入門」として考えたときのメリット
・デメリットを考えてみました。

1のメリットは分かりやすい(分かった気になれる)ということ。デメリットは
入門書が卒業書になってまう場合があること。もちろん、哲学とさっさと縁切り
たいひとは別、けどそんなんで縁切れるなら苦労しないか・・・

2のメリットは、読解する為に色々と知見を増やそうとするので、結果的に良き
入門書の役割をするということ。入門書=前知識の要らないもの、ってのは哲学
では脇へ置いとかないか?。デメリットは一回では分からんってことと、スノビ
ズムになる不安におそわれます。

3哲学の勉強したことある人なら、「こんなことなら数学や論理学をふつうに
やっときゃ良かった」って一度は思うハズ。この場合、例えば論理学なら野矢
さんの書いてる教科書的なものから初めて、徐々にウィトゲンシュタインに行く、
というような「入門」を二段階に考える方がずっと得策なはずです。デメリットは、
しばらく妙な記号に耐えなければなりませぬ。

古典は挙げなかったけど、そんなんは読んできゃ遅かれ早かれぶちあたるっしょ。
以上、どうっすか?
508考える名無しさん:02/01/07 09:32
age
509考える名無しさん:02/01/07 12:47
新田義弘
「哲学の歴史」
講談社学術新書
510考える名無しさん:02/01/07 12:56
ドストエフスキー「罪と罰」
思考能力と懐疑心を養う為には適切だろう。
511考える名無しさん:02/01/07 13:51
>510

あれのどこが哲学ですか?
読みましたが、全然哲学と関係ないと思う。
512考える名無しさん:02/01/07 13:53
2行目を読んでるか?
後は裏を見れ。さすれば「養われる」だろう
513考える名無しさん:02/01/07 13:55
それとあれは哲学的思想だと言える。思想書もよろしいのでは?
514考える名無しさん:02/01/07 13:58
2行目?
最初の2行目ですか?
単なる状況描写じゃないですか。
515考える名無しさん:02/01/07 14:10
510の2行目だよ・・・苦笑

もっかい読んでみなさい
深読みしなさい
516考える名無しさん:02/01/07 14:16
なるほどね。
あんなもんで思考能力養われるかな。
だったら哲学書読んだ方が早いんじゃないか?
517考える名無しさん:02/01/07 14:21
読みやすいと思うよ小説の方が。
入りやすから体系にそのまま行くより、まず話からだんだんと読み取っていく。
この行為も大切だと思うよ。
肉は生で食べるより焼いたり、何かつけたりした方が食べやすいでしょ?
518考える名無しさん:02/01/07 15:15
坂部恵の『カント』(講談社学術文庫)ってどうなんすか?
というか、カント入門書の一番良いの教えてください。
519考える名無しさん:02/01/07 16:42
岩崎武雄の本がいいんじゃない?
石川文康よりもいいよ。
520考える名無しさん:02/01/07 22:59
哲学の魅力ってなんです?言葉遊び?
521考える名無しさん:02/01/08 03:56
聞き飽きた。
522考える名無しさん:02/01/08 09:17
シャトレ哲学史なんかはどうなんだろう?
523考える名無しさん:02/01/08 15:15
建築思想について素人でも分かる入門書でお薦めないですか?
524考える名無しさん:02/01/09 03:22
出てないみたいだが、岩波新書の野田又夫『デカルト』は?
525考える名無しさん:02/01/15 22:52
そろそろ進学&進級シーズンも近いし、この辺で過去の発言を生かしつつ
各分野ごとの推薦と書をまとめてみません?
とりあえず叩き台として

●概論
●哲学史(古代・中世・近代)
●哲学者別解説書
●学派(他にいい呼び名があるかも)別解説書(現象学・分析哲学・科学哲学・政治哲学・法哲学)
●近接分野(言語学・認知科学・数学・精神分析学)

というジャンル別で
526考える名無しさん:02/01/16 09:02
最近、ウィトゲンシュタインの論理哲学論を買ったんですが、
これは初心者向けですか
527猫電波:02/01/17 18:03
概論ってあんま出てないだろ、と思ったけどネーゲルとか門脇俊介とか結構出てますね。
ブラックウェルのコンパニオンシリーズっていいの?

>>502(びたみんさん)
量を少なめにするなら
ジョン・パスモアなんかがコンパクト.
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791751035
>>526
上で出てますが、違うと思います。
でも、読めればそれでいいと思う。後で、誤読したと思ったら読み返せばイイだけ。
人生は短く、巧みの業は長し。


528考える名無しさん:02/01/18 01:09
E・H・カー著『カール・マルクス』ってどうよ?
529考える名無しさん:02/01/18 09:37
松浪信三郎だったかな岩波新書の「実存主義入門」

実存てなん何やてずっと思ってたんだけど、これ読んですっきりしました。
530考える名無しさん:02/01/18 10:49
東浩紀『存在論的、郵便的』
を最初に読んで、まだ他人の書いた哲学書を読みたいと思う人が
先に進むってことでよいのではないでしょうか?

531考える名無しさん:02/01/18 11:42

それじゃ今までの総括に全然なってねーだろーが。
議論を少しは読んだのかヴォケ。
532猫電波:02/01/18 15:00
ブラックウェル(だっけ?)のコンパニオンなんたらみたいに
形而上学や倫理学と言った分野毎に、名論文を集めた奴があったら便利かも。
533考える名無しさん:02/01/18 15:02
色彩論 完訳版
ゲーテ
本体25,000円
文学だけではなく、感覚の科学の先駆者・批判的科学史家として活躍したゲーテ。
ニュートン光学に反旗を翻し、色彩現象を包括的に研究した金字塔。
世界初の完訳版。

誰か読んだ人いますか?
534:02/01/18 16:47
東,柄谷,浅田関係諸々には哲学版以外に版をつくるべし!!
535考える名無しさん:02/01/20 11:51
>>533
ちくま学芸文庫に入ったんじゃなかったっけ?
536考える名無しさん:02/01/21 03:08
川原の「哲学入門」はどうよ?
537考える名無しさん:02/01/21 03:13
>>536
良い。
あれを読めば、栄峰がハイデガー馬鹿でないことがわかる。
538考える名無しさん:02/01/24 17:11
age
539考える名無しさん:02/01/24 23:10
>>534
むしろ「哲学学板」「哲学研究者板」でも作ってくれれば
私はそっちに引越します。
540しがない学部生:02/01/29 18:31
〜東大院哲学科に合格するのに有用な参考書スレ〜



東大の哲学の院試合格に有効な参考書をあげるスレです。
コノ参考書をこなせばいいとか。。。
〜〜〜〜院生・教官大歓迎デス〜〜〜〜
 
541考える名無しさん:02/01/29 21:04
>>540
こっちでも書いてんのかボケ。
哲学の参考書探してる点で終わってんだよ。
院いくの諦めなさい。
あなたが3,4年生なら100%哲学(研究)には向いてません。
あなたが1,2年生ならぎりぎり。
542考える名無しさん:02/01/30 00:00
逆に、こいつのこういう解釈&解説は逝っている!
というのも必要な感じだが、新スレで立てようかな・・・。
543考える名無しさん:02/02/06 04:59
>>533
世界初の完訳版……?
544考える名無しさん:02/02/06 05:01
>>533
ミーハ−と山師と流行のトップをねらうひとしか・・・
545入門:02/02/06 11:27
書名, 副題, 著者, 出版社, 発行年, 価格. イラスト西洋哲学史, ひさうちみちお画,
小坂修平, JICC, 1986, 880. 不安の時代から, 進歩の神話のあとにくるもの, 柳生望, PHP
研究所,
546考える名無しさん:02/02/06 15:41
哲学書読みたいのはわかるけど、論理的思考力を養ってからでないと
きついと思うので野矢茂樹氏の著書なんかが初心者にはおすすめだと思う。
あと、この板でちょっとたたかれていた永井均だが、「これがニーチェだ」とかは
「道徳」や「倫理」とかの先入観を捨てて読めば結構面白いと思う。
専門用語も少ないし自分の価値観を再考する触媒ぐらいにはなるのでは?安いし。
結局、自分が考えているテーマを扱っている哲学者から読んでいったほうがいい。
思想史とか哲学史(この思想、哲学がどういう影響を与えたか・・・みたいなの)
とかを読むと哲学の知識は得られるかもしれないが、
哲学する力も楽しみも得られんと思う。どの哲学者がどのテーマを扱っているか
わからない段階でのみこうした本は有用かと。
哲学は知性で問題と格闘することだから、実際に自分で思考しないと駄目。
まあ自分は闘わないで人の強さをああだこうだと言うプロレス論みたいに
他の哲学者ばかり論じているのもあるけどそれは哲学の本質とは言えないのでは。
ちなみに、幸か不幸か僕がろくに哲学者も知らずに
最初に読んだ哲学書は「論理哲学論考」です。
入門しようとしたら、いきなりを落とされたような感じでした・・・
長文&卑近なたとえですみません。
547考える名無しさん:02/02/06 16:08
文系の偉大さ
名前: 考える名無しさん
E-mail:
内容:
人の寿命が100万年になっても、1時間に地球を1000回回れる技術を開発出来たとしても、
解決しないものってあるのさ。
文系って偉大だねぇ。文系を馬鹿にする理系は逝ってよし。


548考える名無しさん:02/02/09 02:21
>>533
これどんな内容なの?
549uiuxi:02/02/09 02:44
>>546
論哲は例外ですよ
550考える名無しさん:02/02/09 03:14
1の元倫社講師に俺は教わったことがないか?
とふと思った。
まさにこんな感じのやつだった
551考える名無しさん:02/02/09 03:36
たしかヴィト曰く
「ゲーテのやりたかった色彩論は、
光学的なものではなく、心理的なものではないだろうか」
552world:02/02/09 12:34
岩波の哲学・思想辞典はいいんじゃない?
家に一冊あるとつかえる。
でも、それだけよんで「弁証法」とか「脱構築」
がわかった気になるってのも問題だけど。
あくまで参考程度に、ってことで。
553考える名無しさん:02/02/14 20:43
カントについてのお薦めの本はありますか?
554 :02/02/14 20:54
>>553
またーり「カントの人間学」中島
ばしっと「遠近法主義の哲学」牧野
555考える名無しさん:02/02/22 19:52
哲学板の中で「良哲学スレ」といえるスレッドはコレ位
死刑、善悪スレは終わってる。

というわけでage普及しろ論理思考
556HA A〜:02/02/23 01:16
野矢茂樹「哲学の謎」
永井「子供のための哲学」
大森荘蔵「時は流れず」

557初心者:02/02/25 01:51
とりあえず今まで出てきた初心者向け哲学書を羅列してほしいんだけど
その上で初心者向けかどうか検討してくれると初心者的にはありがたいです。
558考える名無しさん:02/02/25 01:53
>>557
羅列する位自分でやってください
559考える名無しさん:02/02/25 19:05
脱構築がどういうことかわかる本はない?
560考える名無しさん:02/03/01 09:38
「構造と力」のための入門書ってありますか?
561考える名無しさん:02/03/08 10:15
宮台真司の「サイファ覚醒せよ!」は分かりやすく書かれてる。
正しいかどうかわかんないけど。
562 :02/03/08 10:17
>>560
無いんじゃネーノ(w
社会思想史として読むなら山脇に「社会思想史」ってなかったかな。
563高校生:02/03/08 11:42
今日、本屋で買ってしまった「論理学を作る(戸田山和久)」はいい本ですか?
おこずかいから4000えんも出して本を買ってしまった・・・鬱
564考える名無しさん:02/03/08 11:47
>>563
立派な高校生さんですね。
「高過ぎる」とか「長過ぎる」とかいろいろ言われてるみたいですが、
いい本だと思いますよ。4000円、実を結ぶといいですね。
読んでて質問等あったら↓こちらへどうぞ。

論理なぜなにスレッド
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/philo/996975732/l50
565kafir:02/03/08 14:01
>>560
ここのまとめはうまいよ。
http://www.post1.com/home/hiyori13/other/asada.html

>>563
すばらしい本です。自分で論理学を作ろう! というすごい代物。
がんばって手を動かしながら読んでね!
566考える名無しさん:02/03/08 14:47
情報工学のほうが役に立つのでは。
パンにならない学問は定年退職してからでも
良いのでは。
趣味に逃げる人生は辛い。
趣味を高尚なものとして自己肯定する人生は敗残。
実践の前に脳内でゴールに辿り着こうとする人は
自分の中に、他にもっと向き合うべきものがあるはず。
生きることに普遍的(スタンダード)な意味は無い。
よしんば辿り着いてそれが他人に通用しても、
「楽」に逃げる人間しか感化できない。
煽動者にしかなれない。
単に自分の嫌いな種類の人間の大多数が本を読まない
と思っているのだが、自分は何をしたら良いか解らないのでは?

論理学ではなく人間に興味があるのなら心理や法学、経済学、
政治学、史学などの方が良いと思われ…
ってパンにならない学問を挙げちゃった…
567考える名無しさん:02/03/08 14:50
>566つけたし。
普遍的な意味など無い事を喉に詰め込め。
ヘンな空気を吸わない様に。
568考える名無しさん:02/03/08 14:53
>>566
スレ違いですか?
569高校生:02/03/08 15:03
著者の語りが面白い。大学助教授って気がしないなあ。

>>566
漏れに言ってるのですか?
570考える名無しさん:02/03/08 15:17
>>569
> 著者の語りが面白い。大学助教授って気がしないなあ。

分析哲学の先生はけっこうそういうノリの人が多いですよ。
実際にそのノリで文章書いちゃう人はそうはいませんが(w
571考える名無しさん:02/03/08 15:22
哲学書じゃないけど、野矢の「論理学」(東京大学出版)。
現代哲学を知りたいなら「現代哲学基本論文集T、U 」(勁草書房)
じゃないだろうか。
哲学史全体を見通すものとしては、ウェブ上では
http://www-miyakelab.mp.es.osaka-u.ac.jp/morita/philosophy/philindex.html

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/hasuda/philofight.html
がおすすめ。
本では、ラッセルの「西洋哲学史」(みすず)かなあ。
572高校生:02/03/08 15:22
パンにならない事こそ今する価値があると思う。
日本の大学教育は欧米に比べて教養課程が薄っぺらい(時間的にも中身的にも)ので、
専門分野においては例えば東大のほうがアイビーリーグの大学よりよく知っているが、ほかの事は全く知らないという人が多いと思う。
どっちの教育が成功してるかは言うまでもないでしょう。
573高校生:02/03/08 15:26
東大の「学生」ね
574考える名無しさん:02/03/08 15:31
>>572
>>566が何の脈絡もなく唐突に突飛&スレ違い&失礼な煽りを
つけてきて、気になってるのはわかるけど、あまりここで相手を
しないほうがいいと思うよ。スレ違いでもあるしね。
575高校生:02/03/08 15:36
スマソ
576考える名無しさん:02/03/08 21:45
>>571 そのサイトは二つともわりと有名なので覗いたことがあるが、
やはり、視点が偏っているような気がするな
まぁ、俺もあまり哲学史に詳しいわけではないからよくわからんが
577考える名無しさん:02/03/12 09:22
90分でわかるシリーズっていいんじゃない?
578考える名無しさん:02/03/12 11:24
新旧約聖書とコーラン、法華経や般若心経等の主な日本の仏典は
一度は目を通すべきじゃないかな。
579考える名無しさん:02/03/14 02:23
「現代思想入門」
580考える名無しさん:02/03/14 03:30
>>571
下のやつは消えてるね。
581考える名無しさん:02/03/14 10:26
私の書き方が悪かったのかもしれないけど、「リスクも何もわからず」って
何も説明受けてないわけなじゃいよ。
ただ先生は、今の双子の状態が良いので普通分娩でいけるよ!とおっしゃってくれたんです。
その先生を信頼してたので、これでいく!!と普通分娩に不安も抱かず望んだってところ。
でも、のちのち人の話を聞けば、いろいろトラブったってあるでしょ。
それにやっぱり双子である以上はリスクと換算しても良いんじゃないのかな?
だからどっちもどっちじゃないって書いたんだけど、
それがなんで無責任になるのかわからない・・
出産なんて人それぞれ、何が起こるかわからない。
だからどっちが正しいかなんて無いと思う。
それを選んだ以上、どうなってもそれを責任転嫁してはいけないと思うし
(明らかな過失があれば話は変わるが・)
参考にしてもらえるなら・・くらいの話にしておかないと
いけないと思ったからだったんだけどなあ。
582社会人ですが:02/03/23 19:54
竹田青嗣の哲学入門を読んで、哲学に興味を持ち、
その後、現代思想入門、ソフィーの世界、哲学の探究(木田元)
と読んで、あと2、3冊哲学入門書を読んでからギリシアの哲学
に入ろうかと考えているのですが、そんな私にお勧めな
哲学入門書は何でしょうか?

ちなみに現代思想入門を読み終えるのに、3ヵ月かかって
あまり理解できず、ソフィーの世界でさえも1ヵ月以上かかって
完全に理解出来たか怪しい程の読解レベルですが。
583ななし:02/03/23 20:03
悪いこと言わないから、哲学やるのは止めておけ。
こんな不毛なことやってると将来は後悔すんぞ。
584考える名無しさん:02/03/23 23:30
とりあえず中公クラシックス一冊一冊読め。話はそれからだ。
585考える名無しさん:02/03/23 23:43
訳のデキはどうよ?<中公クラシックス
586考える名無しさん:02/03/24 00:24
ほぼ世界の名著、日本の名著の再録よ。だが、幾分直されてるものもある。
研究の進展により。
訳は色々。今一休の『狂雲集』を読んでるが最悪。柳田聖山という人の訳
だが現代日本語になってない。また訳注が巻末についてるが同じく最悪。
だれにでも読めるものではない。また巻頭の概説も何を言っているかさ
っぱり分からぬ代物。がっかりしたね。的確に分かりやすい文章を勉強
してから訳してほしいと切に思いました。
587考える名無しさん:02/03/24 00:27
句点がやたら変なとこについていて理解を妨げる。殆ど一休の漢詩の訳だが
無理と読者の理解を妨げているとしか思えない訳しぶり。
一体こんなことでいいのかと思いました。
588考える名無しさん:02/03/24 00:29
ありがd。

各書立ち読み吟味して購入考えるよ。
589考える名無しさん:02/03/24 08:05
>>583
あんたええこというねえぇw
590考える名無しさん:02/03/24 08:18
大森荘蔵「流れとよどみ」
野矢茂樹「哲学の謎」

かなぁ、自分の場合。
哲学と言うか、「考える」とはどういうことか教えられた。

自分は哲学専攻じゃないけど、自分で思考する上でかなり影響を受けた。
591考える名無しさん:02/03/24 11:13
>>590
いいよね。
専門知識の必要がなく、自分の実感とか考えを携えたまま哲学の本題に入れる。
通常の古典的な哲学書だとまず己を滅して理解するのに膨大な時間を費やし
(この段階で挫折することが多いが)、その後に批評的な吟味ができるように
なるという感じだけど、大森なんかはそのタイムラグが小さくて済むし、タイ
ムラグがないともいえる。
かといって直ちに問題が尽きてしまうような底の浅い哲学ということではなく、
ずっと引きずるような哲学だよね。
592考える名無しさん:02/03/24 11:29
とりあえずわからなくても一冊ちゃんとしたのを読み通してみる
ってのもいいと思う。
593おまえら哲学やって幸せになりましたか?:02/03/24 14:18
どうよ
594考える名無しさん:02/03/24 18:17
幸せとかそういうことじゃないね。何か読みたいということで思想書などを読むね。
読むことにより色々気づいたりする。楽しい楽しくないとか幸せかそうでないかという
ことでない。充実のため、というべきか。
みんなそんなもんだろ。人はどう考えてるのかなと気になったり、過去の有名な思想家
が実際どんなことをいってるのかなとか結局好奇心を満たすためだろ。
で、実際読んでみると俺らとそう変わらなかったり大したこといってなかったりする。
 そんなもんだろ。むしろ難しいものなどないだろよ。
595考える名無しさん:02/03/24 22:54
「空想哲学読本」&「空想哲学講義」が入門書としてはいいのではないでしょうか?
わかりやすさという意味では一番でしょう。
596考える名無しさん:02/03/24 23:06
↑無意味なものあげておもしろいか?
597考える名無しさん:02/03/24 23:10
>>597
意味とは何だ?
598考える名無しさん:02/03/24 23:11
自分で自分に問うていなさい。
599考える名無しさん:02/03/25 05:34
上のほうで何回か名前についていくつかレスがあったが、

夏目漱石といえば普通は「坊ちゃん」を著した文豪と連想するだろう。
対象をひとつに固定できる。(確定記述説)
しかし、漱石が「坊ちゃん」を著さなかったらと仮想すると成立しない。
では名前が示しているものは何か。
漱石と言う名は「坊ちゃん」の作者というより、むしろ逆に、
彼が「坊ちゃん」を著さないこともありえた、という可能性のほうを示している。
つまり、名前は、固体のどの性質に関しても
それが「他でもありえた」という可能性(偶有性)をこそ示している。

というのを最近読んだ。
つくづく思うんだが、普通という感覚(常識)は皆がそれに沿って
生きるから通用するのであってそこから逸脱すると、極論だが
人によっては無限とも思える可能性、
または深遠なる虚無がひろがってるんだろうな。
600考える名無しさん:02/03/27 22:01
法哲学に興味のある人は『正統の憲法 バークの哲学』(中公新社)
を読んで爆笑し、ヤフー掲示板の「法」の「憲法哲学」スレッドに
著者本人が匿名で出没しているので遊んであげると吉。
601考える名無しさん:02/03/28 01:42
より多くの思想がのってる事典みたいなのでいいのはありますか?
602KUVRVIFV ◆0g4M/Tpg :02/03/28 01:47
>>601
事典ものでいいのがあるならこっちが知りたいものだ。
603Yeah!:02/03/28 02:02
『面白いほどよく分かる 世界の哲学・思想の全て』 湯浅 赳男

これってダメ?
604考えたい名無しさん:02/03/28 02:04
>>601
最近出たじゃん。
「事典哲学の木」
おれ買ったけど、結構いい内容だったよ。
605考える名無しさん:02/03/28 02:06
小難しいものよりもビジュアルで総合的に把握できる庶民用ガイドみたいな
ものはちょっと大きな書店になら棚に並んでるよ。
面白い。内容も結構詳しい。図・写真も豊富で、思想家の系譜や学統などが
やたり詳しかったりする。個人個人の思想内容などはさらに詳しい書に譲れば
いいと思う。初心者はまずそうした面白いガイドを見ればいいではないか。
606KUVRVIFV ◆0g4M/Tpg :02/03/28 02:10
>>604
>>605
情報thx
607考える名無しさん:02/03/28 02:12
ビジュアルというと

 ブライアン・マギー『知の歴史 ヴィジュアル版哲学入門』BL出版。

これなんかいいかもしれない。
ただし ¥4、800 で ちょと高い。
608Yeah!:02/03/28 02:18
>>605
そういうのって結構深いし、良いと思わない?
初心者用でもない気が・・・。
個人個人の解説書は、たまに変に偏ってるから。
609考える名無しさん:02/03/28 02:23
だが、よくよく考えてみれば初心者用も熟達者用もないような気もする。
結局かつての思想家の文章を読んで哲学というものに直接触れていくのが
一番いいし哲学という学問に速く取り掛かれる一番良い方法だと思う。
だからといってラテン語や漢文の原文を読めという訳ではないが、平易に
訳されたものを読んでいくのがいいと思う。
勿論面白いビジュアルなものを見て関心を惹きつけられることは多くある
のでそうしたものを見たりしてもいいと思うが、実質は思想内容にあるので
個人の書いたものを少しずつでも読んでったらいいのではないですか。
ただし、訳書は訳者によるのでそれを見極めて読んでいったら。
610Yeah!:02/03/28 02:33
>>609
同意!
611明日、幸せに過ごそう:02/03/28 08:13
>607さん
もっと詳しく教えてください!
612考える名無しさん:02/03/28 08:18
竹田セイジを理解できないやつっているよね。
613明日、幸せに過ごそう:02/03/29 20:14
>607さん
もっと詳しく教えてください!
614考える名無しさん:02/03/29 22:48
ヴィトゲンシュタイン(字あってる?)って、一回著書読んでみたんですが、
数学みたいで全然意味わかんなかったです。
あれって数学の知識が必要ですか?
615考える名無しさん:02/03/29 22:51
数学の知識は要らんけど、記号論理学を知らないと読めないよ。まあ、記号論理学は数学かも知れんけど。
616考える名無しさん:02/04/05 22:54
age
617考える名無しさん:02/04/05 22:56
アゲ得ないすれについては、サゲなければならない。
618考える名無しさん:02/04/26 00:42
サルベージ
619考える名無し:02/04/26 01:12
ハイムゼート著 須田朗・宮武昭訳
「カント哲学の形成と形而上学的基礎」
って本買ったんだけどなんか評判ある?
620619:02/04/26 02:55
誰も知らないのかぁ
俺は形而上学的に人間を超える前人未到をめざす哲学に興味があります
621考える名無しさん:02/04/26 12:25
>619
ハイデガーと同時代の人だよね。

第一次大戦前後に凋落した科学主義的な新カント派に抗して形而上学復興の一翼を担った
という感じでしょうか。ハイデガーの「カントと形而上学の問題」で
「批判的観念論の形成における形而上学的動機」への参照指示があります。

ハイデガーと一脈通じるところ(形而上学・存在論)があって、そしてハイデガーより
ずっとアカデミックな碩学という印象があります。ぼくも時間があったら読んでみたいです。

あと法政大のウニベルシタスにアディッケスという人の「カントと物自体」という本があり、
これも同じ時代にカントの形而上学的解釈を打ち出したものですが、やはりここにも注の中で
ハイムゼートの上記論文に対する言及があります。

というかぜんぜん入門書でないね(w
622考える名無しさん:02/04/26 12:33
>>617
同意。語りえないモノについては沈黙でしょう。
とはいえ、いろいろ体験してみるといいとおもいます。それこそ、なんでも。
623:02/04/28 08:54
結局さ、自分で探究することが入門じゃないかな?
その後で、必要のある分野の本をかったら入門書じゃなくても理解できると思うけど。
俺は北岡武治のカントと形面上学が始めての哲学書だったがなんなく読めたぜ、
いろんな箇所で考える部分多かったからすごい時間はかかったけど。
ココに書き込みしてる奴らって、何のために哲学書よもうとしてんの?
ていうかよんでんの?
オナニー好きかな?
624考える名無しさん:02/04/28 10:10
「哲学」 島田 紳助・松本 人志 著
625考える名無しさん:02/04/28 11:50
探求=オナニー
626考える名無しさん:02/04/28 16:23
山下勲「世界と人間」

これ良い。
哲学の基本的な論点や立場を整理して読ませてくれる。
哲学者の名前がほとんどでてこないのが良い。
「哲学入門」とかにすれば良かったのに。
627考える名無しさん:02/04/28 16:26
司馬○の、史記、じゃなくて、「歴史の舞台」も、文句なしに推奨。
40kガパス。
628考える名無しさん:02/05/10 02:08
中村の『パラドックス』もよい
629考える名無しさん:02/05/16 23:18
何か良い哲学入門書はないかと、このスレッドから
タイトルとか抜き出していたのですが、もしかしたら
まとめとして需要があるかもと思って、アップします。
あくまで、「自分」の為にやっていたので(必要無さそうなのは
とばしたりしているので)、全部は抜き出していませんが、
そこら辺は御容赦下さい。

井筒俊彦「意識と本質」岩波文庫(中公?)
はじめての構造主義/橋爪大三郎/講談社現代新書
吉田夏彦「論理と哲学の世界」
ブライアン・マギー『西洋哲学の系譜』(晃洋書房)
飯塚勝久 水野建雄編著『ヨーロッパ精神史』(北樹出版)
トーマス・ネーゲル先生の『哲学ってどんなこと?』(昭和堂)
波多野精一の『西洋哲学史要』
廣松渉の『新哲学入門』岩波新書『哲学入門一歩前』講談社新書
西洋近世哲学史 量義治先生著 放送大学教材
現代哲学事典 山崎正一・市川浩両先生 講談社
中島義道「哲学の教科書」
永井均「マンガは哲学する」
竹田青嗣「現代思想の冒険」
西研「実存からの冒険」
野矢茂樹「哲学の問題」
『哲学に何ができるか』朝日出版社(文庫)
中央公論社の『世界の名著』シリーズ
池田晶子のソクラテス三部作『メタフィジカルパンチ』『口伝西洋哲学史』『事象そのものへ』
門脇俊介の『現代哲学』(ちょっと専門的らしい)や野矢茂樹の『哲学航海日誌』
大森荘蔵の『流れとよどみ』
永井均の『翔太と猫のインサイトの夏休み』『<子供>のための哲学』
竹田青嗣の『エロスの世界像』
土屋賢二『猫とロボットとモーツァルト』
木田元の「わたしの哲学入門」
「この人を見よ」
永井『子どものための哲学対話』(講談社)
野矢茂樹『論理学』(東京大学出版)
丸山真男「日本の思想」
630続き:02/05/16 23:19
石川文康著「カント入門」(ちくま新書)
『哲学の歩き方』(100円ショップダイソーで入手できる)
西田幾多郎の「哲学概論」
吉田 夏彦 『論理と哲学の世界』新潮選書
中島先生の『哲学の道場』ちくま新書
鶴見俊輔『アメリカ哲学』
野矢茂樹の「哲学の謎」
ラッセルの『西洋哲学史(みすず)』『哲学入門』『幸福論』
トマス・ネーゲル『哲学ってどんなこと』
「身の構造」市川浩
遠山啓『無限と連続』 吉田洋一『零の発見』(いずれも哲学書ではない)
中村雄二郎の「哲学の現在」(岩波)「術語集」『パラドックス』
山口 義久『アリストテレス入門』(ちくま新書)
田島節夫「フッサール」講談社学術文庫
野矢の「初めて考えるときのように」
三木清「哲学入門」
斎藤信治「哲学初歩」
ベルクソン講義録
ジョン・パスモア『哲学の小さな学校』(青土社)
リチャード・ローティー プラグマティズムの帰結
『現象学入門』千田義光 放送大学教材
『意識の自然』谷徹 勁草書房
『現象学事典』木田元 他 弘文堂
内山節「哲学の冒険」(平凡社)
シュテークミラー≪現代哲学の主潮流≫(法政大学出版局)←近代・現代を扱う哲学史の本
新田義弘「哲学の歴史」
野田又夫『デカルト』
E・H・カー著『カール・マルクス』
岩波新書の「実存主義入門」
川原の「哲学入門」
「イラスト西洋哲学史」小坂修平, JICC
「不安の時代から」, 柳生望, PHP研究所
大森荘蔵「時は流れず」「流れとよどみ」
「論理学を作る(戸田山和久)」
「現代哲学基本論文集T、U 」(勁草書房)
「空想哲学読本」&「空想哲学講義」
『面白いほどよく分かる 世界の哲学・思想の全て』 湯浅 赳男
ブライアン・マギー『知の歴史 ヴィジュアル版哲学入門』BL出版
山下勲「世界と人間」
631考える名無しさん:02/05/31 16:26
ヘーゲルの歴史哲学の研究書でいいのありますか?
632通りすがり:02/05/31 16:50
>>629-630
うわぁ、ありがとー! まとめ乙かれっす! 嬉しー。
他板住民ですが、早速メモメモ…
633経済学部の学生:02/05/31 23:10
age
野矢さんの本がおすすめ!!
『哲学の謎』『論理学』ってとてもイイよ。
634考える名無しさん:02/06/01 02:24
全くの初心者です。

アウグスティヌス「告白」「神の国」
トマス・アクィナス「神学大全」


を、哲学の素養なしに読むことができますか?
興味があって読みたいのですが。
これらの関連サイトがあれば、教えてくれたら助かります…

635Stoa:02/06/01 02:32
>>634
読めます。但し当然神学・哲学の前提知識が多い方が楽しめるでしょう。
『告白』は私が大学一年の時に読めました(世界の名著版)。
しかし、読む度に色々と気付く点も多いです。名著たる所以。
『神学大全』も世界の名著から入るのが良いでしょう。とりあえず。
636Stoa:02/06/01 02:35
>>635
世界の名著 16 アウグスティヌス(『告白』
世界の名著 続5 トマス・アクィナス(『神学大全』の一部

後者は図書館でしかお目にかかれないかもしれません。

『神の国』は岩波文庫、または全集版で。
637考える名無しさん:02/06/01 02:45
634>>636

Stoaさんありがとうございます。
楽しみです。「告白」から行こうかと思います。
638考える名無しさん:02/06/01 04:23
>>636
大学板のストア氏?
ストア派好きですか?
639考える名無しさん:02/06/01 09:49
この板って、中世哲学のスレッドないの?
640考える名無しさん:02/06/01 10:36
ベルクソンを読もうと思っているのですが
どの順序で読んだ方がいいでしょうか?
現在持っている彼の訳著は…

・思想と動くもの(岩波文庫)
・世界の名著 ベルクソン(中央公論新社)
・時間と自由(岩波文庫)
・創造的進化(岩波文庫)

なのですが。
641考える名無しさん:02/06/01 11:46
やっぱ永井均『翔太と猫のインサイトの夏休み』に尽きますよ。
440あたりで難癖つけている人がいたけど、あれはまったくのデマ。
読み返してみましたが、そもそも、なぜ人を殺してはいけないか、
などいう問題がそのものが扱われていませんでしたよ。
しかし、そのこととは別に、この本は実は特に前半が驚異的に優れている。
カントが出てくるところまでの展開。 わかりやすいけど、熟読に値する。
あとは最後のハイデガーが出てくるまでの展開も、
他のどんなハイデガー解説書よりもハイデガーという人の真価がわかる。
絶対これ。『子どものため・・・』なんかめじゃない。
642テ`@:02/06/01 12:02
>>641
本人も初学者にすすめる本では『〈子ども〉のための…』でなく、
『翔太と猫のインサイト』をそういや挙げていた記憶がある。
643考える名無しさん:02/06/01 14:27
>>640
「思想と動くもの」から読むのがお勧め.
あとは気が向いたものからでよい.
644考えたい初心者:02/06/01 14:46
こんちは。
かつて大学の哲学科にいたのに全然勉強しませんでした。
最近改めて勉強してみたいんですけど、どんな本からはじめて、どういう風
に発展していけばいいですか?
645Stoa:02/06/01 17:23
>>640
やや変則的な読みでもよろしければ、世界の名著内の「形而上学入門」からでも良いような。
そこからまた世界の名著内「脳と記憶」もしくは『思想と動くもの』が良いような気がします。
>>638
実はそうです…
専門バレる書き込みはしませんが、気が向いた時にHN入れてカキコしたり。
Stoa派については、Descartesとの繋がりで興味があるので。時間無くて読めないけど…
646考える名無しさん:02/06/01 21:20
>>643,>>645
ども
参考にします
647考える名無しさん:02/06/02 00:59
>世界の名著 16 アウグスティヌス(『告白』

岩波のとどっちが評判いい?
648Stoa:02/06/02 01:20
>>647
世界の名著版(山田晶訳)
ただ私は訳の比較をしてないので、他の人の意見も参考に。
649考える名無しさん:02/06/02 19:24
山田のはいいと思う。
650考える名無しさん:02/06/02 20:02
>>648,649
サンクス
651考える名無しさん:02/06/02 21:44
age
652考える名無しさん:02/06/03 06:08
あげ
653考える名無しさん:02/06/04 09:33
デリダに『adieu』という著作がありますが、
adieuを人名と間違えたバカがいます。
そのチンポマンは
「アディウがadieuのカタカナ表記だなんて、
すぐには分からないよ。
だって、adieuのiは半母音だもの。」と弁解。
しかしこのチンカス百万年便所蟲は
「まあ日本語にどっぷりつかっている人には
分かるんでしょうな」などと屑人間特有の
青い鼻水を垂らしながら言う始末。
始めにカタカナ表記をした「日本語にどっぷりつかっている人」
は、当のダウン症169です。
チンポの先にリンスを塗って、ブス女のアナルにつっこなでやんな。







654考える名無しさん:02/06/04 09:43
>>653はデリダ研究者のつもりらしいのですが、
「散種の意味」という謎の文言を次の書き込みで残しております。
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/1003361812/178

本当にデリダを読んだのかねー。
655考える名無しさん:02/06/05 10:49
>>641
でも、あれって意外に教科書(参考書)っぽくない?
一冊の中にすべての哲学的問題が詰め込まれているみたいで。 
確かに(特に前半は)非常にうまく詰め込まれていて、面白いし、
哲学的質も高くて、『ソフィー』なんかよりは100万倍いいけど。
哲学のエッセンスを知るには、詰め込まれている「教材」の総量が
多すぎてちょっと眩暈がする。高級受験参考書って感じかなあ。
656考える名無しさん:02/06/09 05:45
小谷野敦『バカのためのブックガイド』(1200円税込み)−7月7日発売
 ・人文社会、日本文学、海外文学、エッセイ、マンガからそれぞれ30作品、計150冊をとりあげる。
 ・全作品を100点満点で採点。辛口のコメントもあり。
 ・「バカにつける薬と思って欲しい。この150冊を読まない者はサルである」と
  小谷野氏は挑発する。そして「同時に作家の値うちを考えてみたい」と。

もてない男・小谷野氏渾身の一冊。
657考える名無しさん:02/06/17 05:39
ageついで。

哲學史上最小限の古典

プラトン『國家篇』
アリストテレス『形而上學』
新約聖書
アウグスティヌス『告白』
エックハルトの説教書
デカルト『省察録』
スピノザ『倫理學』
ライプニッツ『單子論』
カント『純粹理性批判』
ヘーゲル『拐~現象學』
マルクス『資本論』

今ならどこまで通用するだらう↑
658考える名無しさん:02/06/17 10:17
何で旧字体?
殺すぞ♪
659考える名無しさん:02/06/17 13:15
>>658
田辺元からの引用だからだよ。
660考える名無しさん:02/07/09 20:15
>>656
同じようなやつなかったっけ?それにしても挑発って・・さむいな
661もげら ◆WELAD2io :02/07/13 06:22
ホントにホントの入門書としてなら、
グルーブミネルヴァ編集『哲学サミット』(角川春樹事務所)
が良いと思う。笑えるし。
高校倫理の教科書片手に読めば、かなり突っ込める。
ただしあくまで「入り口」としてね。
662考える名無しさん:02/07/13 13:35
まだ出てきてないみたいなんで一つ。
富増章成の『賢者の思想がよくわかる本 西洋の思想家編』(中経出版)はどうですか?
663猫電波:02/07/13 16:10
哲学教科書シリーズから戸田山和久『知識の哲学』(産業図書)
「・相対論からぬけだせない・ 」の1氏がもし見ていたら、お薦めしておきます。
664:02/07/14 01:36
「構造と力」少し読んだけど、
何書いてあるか全然わからねえっす。

ここで「構造と力」についていろいろ言っているみなさんは、
どうやって、この内容を理解するに至ったんすか。
じっくり読めば分かるというたぐいの本でもないでしょう。
明らかに、予備知識必要だよ。
つまり、何読んだらこれ理解できるようになる?

665考える名無しさん:02/07/14 02:31
>664 
17年前でしょうかそれを初めて読んだのは、最近ですね内容が判って来たのは。(爆
   
666考える名無しさん:02/07/14 03:30
Structure and power. Exceed semiology. Akira Asada.
This is not a primer.
667:02/07/14 03:35
構造と力。記号論を超過してください。Akira Asada。
これは入門書ではありません。
668考える名無しさん:02/07/14 03:45
>>664
山形浩生のサイトに載ってる要約でも読めば?
http://www.post1.com/home/hiyori13/other/asada.html
669:02/07/14 05:33
>>664
3回読んでみて,それでも内容がまったくわからないんであれば,それは
読み手というより,書き手に責任があるんじゃない.特に無理して理解す
る必要もないんじゃない.
670考える名無しさん:02/07/14 05:46
クリプキわからん
何回読んだかもおぼえてない。
おれの頭がバカなのか
671:02/07/14 06:14
>>670
クリプキの何?
672考える名無しさん:02/07/14 06:16
ウィトのパラドックスです おしえて!!!!
673:02/07/14 06:19
どこがわからないの?ちょっと手元に本がないんだが
674考える名無しさん:02/07/14 06:38
全体的に文と文のつながりで あれっ あれっ
と思うことがあった。で、わからなくな。
かなり以前のことだし、手元に本がないし
記憶もあいまい。無理矢理通読は1度したんだけど。
その当時の理解力が低かったのは認めるんだけど。今も低いけど
当時周りで比較的よまれていたなぁ。わかったって人はほとんどいなかったような。
自分の周りのことですが
675:02/07/14 07:06
そう そんなに難しくはないと思うけどな.
そんに不思議な議論はしていないように思うけど.
676:02/07/14 07:10
クリプキの本読んで,『探求』読むととにかくクリプキの本が
どれだけすごいのかよくわかる.
以前僕の友人に,「クリプキってやっぱりすごいね.『探求』のrule following
の部分が明快にわかるようになる」って言ったら,彼は「そりゃそうだよ.だって
クリプキの方がヴィトとよりも頭がいいからね」って言ってたね^^.
それはそうだと思うな.
677考える名無しさん:02/07/14 07:13
丁寧なレス感謝
機会があればも一度挑戦いたします。
678考える名無しさん:02/07/14 07:15
>664
『構造と力』は力まないで、サラッと読みきってしまうのが、コツです。
このスレに書き込みをしている人は、考える人でしょうから、
わかると思いますよ。
わからなくても、自分のせいにしなくても大丈夫です。
浅田氏が自分で言っているとおり、「チャート式フランス現代思想紹介本」だから。
受験参考書で勉強するように、わからないところは飛ばして、とにかく読みきって
しまうこと。
あとで軽い気持でもう1回本全体に目を通す。そうすると案外、楽しめます。

この本のいいところは、そういうチャート式の読み方ができることと、
あとで更に読み返してみると、フランス現代思想のエッセンスの紹介の配列の仕方が、
非常に巧みであることにきづくこと。問題意識へ読者を導くことにも、ちゃんと配慮
されているのです。この点は、さすが。
親切な本だと思います。
679考える名無しさん:02/07/14 11:57
EXC'ESって何ですか?
680考える名無しさん:02/07/14 12:58
それは仏語excesのeのうえに点がついてるの
英語excessのこと
681664:02/07/15 01:44
アドバイスありがとうっす。
 
 このスレであげられてた入門書を何冊かあたってみて、もう大丈夫
だろうと満を持して「構造と力」に挑んだら見事に出鼻をくじかれて・・・。
もう、本気でへこんじゃってたよ。
だってのっけから専門用語が、何の説明もなくぽんぽん出まくり
なんだもん。

 確かに、これは「入門書」じゃないね。「参考書」だ。
いつかこいつを鼻歌まじりで読めるようになりたい。
そして、涼しい顔で、浅田彰を(皆と同じように)批判してみたい。
 そんな今日この頃。
682考える名無しさん:02/07/15 01:46

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683664:02/07/20 21:51
ところで、記号論関係の本で、
なんかオススメのいい入門書ないですかね。
684石井ちゃん ◆RIKAwz.6 :02/07/20 21:59
>>684
エーコのがいいって聞いたけど、難しそうでした。
あと、クリステヴァのセメイオチケも薦められたけど、難しそうでした。
山口昌男氏の本も記号論の入門書!みたいな触れ込みでしたけど、難しそうでした。
記号学大辞典は容量が大きいらしいですけれど、難しそうでした。
こんな私にもわかる入門書あるでしょうか・・

ローティの入門書をご存じないですか?
685考える名無しさん:02/07/20 22:51
ここの「入門者」というのは、哲学を専門にやる人の入門者という意味でしょうか・・・
私みたいな門外漢は、岩波文庫あたりを適当に読めばいいんじゃないか
と、思ってしまうのですが・・・・
686A:02/07/20 23:26
現代の時代変化が課す知的及び実践的挑戦に対して、我々はどのように応答
してゆこうという姿勢を持てばよいのでしょうか?
しばしば、「今日我々は知的閉塞状態の中にとらわれている」と聞きますが、
そこから自らを解放してゆくためには各自どのような挑戦が必要なのでしょ
うか?
687おもこ@BH:02/07/20 23:57
>>684
>ローティの入門書

主著はやはり、"Philosophy and the Mirror of Nature "
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0691020167/qid=1027176275/sr=1-11/ref=sr_1_0_11/249-8343216-0060369
日本語訳『哲学と自然の鏡』(翻訳:野家啓一ほか)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4782800800/qid=1027176217/sr=1-7/ref=sr_1_2_7/249-8343216-0060369
でしょうが、
入門となると、数篇の重要な論文を集めた
『連帯と自由の哲学―二元論の幻想を超えて』(翻訳:冨田恭彦)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-8343216-0060369
を強くお薦めします。岩波には在庫は無いようですが、大きな本屋さんには、まだあると思います。

やはり、本人の論文を先ずはお読みになって、
「なんや、けったいなオッサンやなぁ。おもろいやないけ!」
と、興味をお持ちになられるのがよろしいかと。
688石井ちゃん ◆RIKAwz.6 :02/07/22 00:18
>>687
ありがとうございます!!
あとで捜しに行きます。

連帯って重要な概念らしいですね・・むずかしそ。
689考える名無しさん:02/07/22 22:43
岩崎武雄の「哲学のすすめ」はどうですか。
690考える名無しさん:02/07/22 22:52
>>689
入門者には、「正しく 考えるために」 だろ

691@BH:02/07/22 22:53
>>689
かなり古い本ですが、入門にはいいと思いますよ。
中学生や高校生には、特にお薦めですね。
中学の国語の教科書に、その一部が載ってた記憶があります。
おいらは、それを読んで感心し、新書を買って読みました。
もう大昔の話ですが。
692@BH:02/07/22 23:14
>>690
まあ、新書なんで、双方とも読まれるといいかもしれませんね。
セットみたいなモンでしょうし、ね。
693690:02/07/22 23:18
わしは、まだ若い。
最近の若いものには、まだまだ負けんぞよ  ゲホゲホ  カー  ペッ
694考える名無しさん:02/07/23 00:36
皆さん親切にどうもどうも。
お金がないから新書ぐらいしか買えなんです。

中島さんの究極の哲学入門書という見出しの本を
一度手に取った後
この本が600円だったから何も考えずに買ったんですが。
ちょっと不安になりまして
695694:02/07/23 00:39
689=694です
>694「正しく考えるために」その後に読んでみます
696考える名無しさん:02/07/23 00:40
オッス、オラ理系。分析哲学の入門書をなんか教えてくらさい。
クワインとかを紹介した新書みたいなのを読んで(・∀・)イイと思ったので
分析哲学の歴史を初心者向けに解説しているのを読んでみたいっす。
697694:02/07/23 00:41
数字間違えました
698 :02/07/23 00:51
ソシュールの思想を読もうとかと思ったが、
印試験の本と英語の勉強をやらなくてはいけないしなー
699おいら分析系じゃないけど:02/07/23 00:59
>>696
まんまなタイトルの本だけど
大庭 健 『はじめての分析哲学』(産業図書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478280055X/qid=1027353236/sr=1-4/ref=sr_1_2_4/249-8343216-0060369
なんか、どうかな?
ラフな書き方してて、理系の初心者の方にも、とっつきやすい、って気がするけど。
専門の方、御意見があればお願いします。竹尾さんのやつの方がいいかな?
700考える名無しさん:02/07/23 07:40
nana百
701696:02/07/23 15:43
>>699
大庭さんて専修の先生でしたっけ?どこかできいたことあります。
とりあえず、この本を図書館で探してみて良さ気だったら買ってみます。
702んさしなな:02/07/23 17:24
内田樹『寝ながら学べる構造主義』(文春文庫)はよいぞう。
703猫電波:02/07/23 18:41
>>696
『現代哲学のバックボーン』(剄草書房)はちょっと面倒くさいけど纏まってると思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326152567
>>703
うん、神野先生のやつだね。
『現代哲学のフロンティア』とセットだよね。
おいらも、その本は感心したよ。
(タイトルは、なんか、ダサダサだけど(ワラ))
執筆者も内容も非常に充実してるしね。
でも、入門者には、ちょっとムヅイかな、と思ったんだけど。
705猫電波:02/07/23 22:48
>でも、入門者には、ちょっとムヅイかな、と思ったんだけど。
そうですね。ちょっと面倒くさいですね。

あと、個人的意見ですが、竹尾治一郎『分析哲学入門』(産業図書)は、
コンパクト過ぎて、知ってるヒトが知識を整理するもののような。

706:02/07/25 20:39
いまヴリグトの『論理分析哲学』(講談社学芸文庫)を読んでるんですけ
ど、あれはどうなんでしょ?アリストテレスからフレーゲ、ラッセル、
ホワイトヘッド、ウィトゲンシュタインなんて名前が並んでて、歴史とか
カバーしてる気がするんですけど…。この本は、どんな人が読むといい
んでしょうか?

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061594389/qid=1027596793/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-5432207-2056358
707考える名無しさん:02/07/29 18:15
『哲学の謎』いいね。
708イマージュz:02/07/29 18:25
朝日キーワード別冊「哲学」 木田 元
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/402227610X/qid%3D1027934649/249-0708245-1940350
これ1冊あればダイジョーブ
709St:02/07/29 18:27
>>702
構造主義の入門書としてはかなりいいでしょうね。
710考える名無しさん:02/07/30 23:23
記号論理学入門の名著を教えてください。
分析哲学の文献を読むことが目的です。
711710:02/07/31 00:13
お願いです
教えて下さい
女王様
712710:02/07/31 00:55
無視しないで・・・
哲学者はこんな時間に掲示板を見たりはしないのでしょうか?
713Kurihara:02/07/31 01:12
>>710
野矢茂樹さんの『論理学』(東京大学出版会)
が入門としてはよいのではないでしょうか。
714710:02/07/31 01:46
うーん、それって名著ですか?
715Kurihara:02/07/31 02:05
>>714
名著ですよ。それが嫌なら、
ラッセル、ホワイトヘッドの『プリンキピア・マテマティカ』
に直接あたることをオススメします。
716考える名無しさん:02/07/31 02:08
>>715
それは難しすぎるだろ!
俺は途中で断念したよ
717考える名無しさん:02/08/01 01:28
浮上せよとスレは言う
718 :02/08/01 01:36
>名著ですよ。それが嫌なら、
>ラッセル、ホワイトヘッドの『プリンキピア・マテマティカ』
>に直接あたることをオススメします。

なんでおまえはそんなに極端なんだよ。(w
719考える名無しさん:02/08/01 01:38
タモリ・哲学大王
720考える名無しさん:02/08/01 12:18
東海大学出版社の現代論理学ってどうよ
721考える名無しさん:02/08/03 13:03
>716
あれが難しいというなら、論理学などやらないほうが―――。
やる必要あるの〜。
722考える名無しさん:02/08/03 13:04
本当に読んだことあるの?
723考える名無しさん:02/08/06 08:45
>684、687

ローティ自身は、『偶然、アイロニー、連帯』
が邦訳されて非常に喜んでいたと、来日講演の時
聞いたぜよ。実際読んでみると、彼の思想のエッセンス
が第一章で非常によくまとまってる。なんで
彼が現在、文化論だとか政治理論に首を突っ込みたく
なるのかも分かる。去年あたりに邦訳が出てるし、
あたってみると(・∀・)イイ。
724初心者その1:02/08/17 02:01
哲学初心者なんだけど、
大森荘蔵の「時は流れず」読んだ。

すごく易しい文章でわかりやすかったんだけど、
大森さんって他の著書もこんな感じなの?
詳しい人教えて。

内容も日常の感覚を基準とすると「そうかなぁ」って思うけど、
すごいおもしろかったよ。
時間や他我について。

詳しい人教えて。
725考える名無しさん:02/08/23 22:44
やっぱ、初期の知覚論だね。
『言語・知覚・世界』
いいよね。
726考える名無しさん:02/09/03 04:08
入門だろ。
全体を俯瞰できて、難解でなくて、その後に関心がつながるんだろ。
ラッセルの西洋哲学史しかないと思うぞ。
俺は理科系、建築・都市計画だけど、そっちにも役に立ってる。
727:02/09/03 04:33
>>716
>>名著ですよ。それが嫌なら、
>>ラッセル、ホワイトヘッドの『プリンキピア・マテマティカ』
>>に直接あたることをオススメします。

>なんでおまえはそんなに極端なんだよ。(w

つまり読んでないんだよ.プリンキピアを.
728考える名無しさん:02/09/03 04:37
いいこと言いましたね
729考える名無しさん:02/09/04 15:53
>>1
に戻って、本当に中高生のために俺が薦められるのは、
古茂田宏の『醒める夢 冷めない夢』
700もレスがついていて今までこれがあがってないというのは信じられん。
最後がちょっと臭くてへたれてしまったのがキズといえばキズか・・・
730れれれのおばさん:02/09/04 16:02
あんな学生運動崩れのつぶやき聞かされてもねえ、
まあ、土屋よりはまし、って程度じゃない?
731St:02/09/04 19:06
>>729
第二部くらいまでは中々面白いと思ったのですが。
最後は確かに流し読みでしたね。
732考える名無しさん:02/09/04 21:52
論理学、戸田山のは?
733 :02/09/04 22:07
>>732
微妙。専門でやるんじゃないならいいだろうけど。
734考える名無しさん:02/09/05 02:29
平凡社の哲学辞典はどうですか?
古本屋で安く売っていたのですが・・。

ホントは岩波がやつが欲しいのですが、高い!
他にお薦めの辞書ありますか?

全くの初心者です。
735St:02/09/05 06:24
>>729 >>731 に補足しますけど、
中学生には、その本読めないかも。
736とある自然科学者さん:02/09/05 19:30
中高生向けかは分かりませんが。。。
B. Russell の The Problems of Philosophy(原著)は良さそうです。
英語も立派で、じっくり読むと自分にも立派な英語が書けそうな気も
して来ます(書けませんが)。

ところで、この本の末尾の Bibliographical Note には、
「handbook から all-round view を得ようとするよりは、great
philosophers の原典を読む方が簡単で有益だ」
とあります。で、以下が推薦されています。

Plato : Republic 特に Books VI and VII
Descartes : Meditations
Spinoza : Ethics
Leibniz : The Monadology
Berkeley : Three Dialogues between Hylas and Philonous
Hume : Enquiry concerning Human Understanding
Kant : Prolegomena to any Future Metaphysic
737考える名無しさん:02/09/05 21:37
岩波講座 現代思想
新岩波講座 哲学
 はどう違うの?それぞれの特徴を教えて!
738考える名無しさん:02/09/05 21:41
おーい
一日中大学のPCでココ見てる哲学者のオマエ、
もうすぐ教授になるから覚悟しろよ〜
大学院当初からの活躍、全部ばれてるからな。
739哲学者:02/09/05 21:45
まず、文を読むのが苦手な人→あきらめなさい。君には哲学は向かない・
文を読めるけど、哲学初心者→ソフィーの世界
いかが?反論あります?
740736:02/09/05 21:59
>>736
この本の末尾にはドイツ語訳への序文も載っています。それによると、
これが書かれた時代(1911年)、一般相対性理論は知られておらず、
特殊相対性理論の重要性も著者は自覚していなかったとあります。

彼は後に ABC of Relativity という本を書いて、相対性理論には一応の
ケリをつけているのかも知れません。(まだ読んでませんが)

そこで、哲学の素人である私がお尋ねしたいのは、ラッセル以後の著者で、
量子力学や場の量子論に通じた哲学者による書物に良いものがあるか?です。
ご推薦書があれば、ご紹介ください。
741考える名無しさん:02/09/05 22:08
ところどころでいいので、「なるほどな」と感じられる書物は面白いでしょう。
となると、私としては、『存在と時間』の第一部がおすすめです。
平易な言葉で書かれいているところが多いというのが、入門にはふさわしいでしょう。
術語には、いずれ馴れていけばよいのでは。

いずれにしても、哲学ありきではなく、まず自分なりの問いをもつことでしょうか?
その問い如何によって、自分の方向性を考えればよいように思います。
どの領域も、きっとその領域なりにおもしろみがあるはずです。
742考える名無しさん:02/09/05 22:10
哲学書高いよ。安い旨い良いってのをてっとりばやく
イッテミヨゥ
743考える名無しさん:02/09/05 22:38
>>741
煽りか?
744考える名無しさん:02/09/05 23:19
岩波講座 現代思想
新岩波講座 哲学
 はどう違うの?それぞれの特徴を教えて!
745考える名無しさん:02/09/05 23:22
教えない。
746St:02/09/06 00:55
>>741
無 茶
>>736
モナドロジーは無茶だと思うんですけどね。。
747736:02/09/06 02:54
>>746
でも、もともと難解なものは、いわゆる解説書を読んでみても、やっぱり
よく分からないものだろうと考えて、それならたとえ無茶でも原典を一応
読んで/眺めてみるのも悪くないのでは? という考え方はどうですか?
748729:02/09/06 08:21
>>747
そういうアプローチの仕方がうまくいくこともあるだろうが、
本人がよほどの才能・センスの持ち主の場合だけ。
周りがああだこうだと推薦本紹介して生まれるものではない。
それに、ここで妙に難しめな本をあげてる輩は、
>>729 の看破しているとおり、
俺は最初からこれくらい読める人間だぞ、と見栄を張りたいから。
君、すごいねー、と誉めてあげればすぐおとなしくなる。
うまくいけば、ホントに読み出すかもよ。
749729:02/09/06 08:26
それに、ここで妙に難しめな本をあげてる輩は、
>>729 の看破しているとおり、

すまん、
>>722>>727の間違いだった、恥ずかし。
750St:02/09/06 20:48
>>747
大きな木を昇る為には最初に足をかけなければ…とも思いますが
ライプニッツに限れば形而上学叙説をお勧めしたいところです。。
751St:02/09/06 21:08
ちなみに自分は…
存在と時間が読めずに哲学史を総ざらいしたクチです、ハイ
「哲学辞典買えばよかったのに」って言われて盲点をつかれました…
でも、結果的には、だいたいの哲学書を読む体力はつきましたが。。
752736:02/09/07 04:05
>>750
確かにとっかかりは大事ですね。
ただ、まず大きな木を見て圧倒されてみる、というのも大事かと思います。
それを無しにして「入門書」からを撫でて見ることにどれほどの意義が
あるのか?(という意味で、>>751 には共感いたします。)

ところで、今日、Russell-Whitehead の原著を眺めて来ました。
確かに中々きつそうですが、ちょっとしたコツさえ掴めれば/慣れれば、
案外読めるのかも知れないとも思いました。(甘い?)
753736:02/09/07 04:14
ところで、>>740 の質問って、スレ違いですか?
754St:02/09/07 05:03
>>330
立ち飲み屋とか、安い店探してるけどねえ。
数百円台の中華料理まんせー
>>331
しあわせ*
>>333
同成虫でも萌えます。幸せです。多分そのまま皿洗わせません。。。
>>335
いてら
755St:02/09/07 05:08
ものすごい誤爆具合です。本当、御免なさい。。

>>752
圧倒される、という経験は重要かもしれませんね。
いや、むしろハイデガー見た時はへこんでましたが。。

自分はこのスレ見て気が向いて、モナドロジーをWeb上から読んでますが…
学部生の入門哲学書(原著だと)としていいかな、と思ってしまいました。
756考える名無しさん:02/09/07 08:28
>>755
私もモナドロジーの英訳(Latta 訳)をWebで見つけ、むしろ和訳よりも
読みやすい気がしてます。(理解の程は別として。。)

思うのですが、西欧語の特に哲学書などを日本語に訳す場合「正確さ」は
思いきって諦めてしまい、むしろ割り切って思いっきり意訳してしまった
方が良いのではないかという気がしています。
757考える名無しさん :02/09/08 20:52
>>739
ソフィーの世界なんか読んでも全然駄目。
そんなん読むくらいなら星の王子様でも読んだ方がいい。
文が読める人も読めない人も野矢茂樹の『哲学の謎』が一番。
文が読める人なら30分で読めるし、
読めない人でも最後まで読み通すことができる貴重な本。
そして何度も読み返すことができる。
結論が提示されてないから、一章ごとに、自分なりにその問題に
ついて考えてみることができるのもお勧めできるポイント。
758考える名無しさん :02/09/08 20:56
ビックネームの原典で一番最初に読むべきものとしては、デカルトもプラトンもいいけど、
漏れ的には、ウィトゲンシュタインの青色本が超お勧め。
759考える名無しさん:02/09/08 21:07
「存在論」と言われるものの歴史を概観しておきたいのですが、
何かお薦めの本はありますか?
760考える名無しさん:02/09/08 21:18
>>758
どういう意味/点で?
761考える名無しさん :02/09/08 21:27
>>760
青色本はものすごく読みやすいし、平易で考えさせる。
量も少ないし、原書は英語だから、原書で読むのも楽。
ウィトゲンシュタインに由来する思考は現代哲学の一つの
中心だし、現代でも活発な議論が為されている分析哲学の
世界に入門するにはウィトゲンシュタインが不可欠。
そして、青色本がウィトゲンシュタインの著作の中で一番わかりやすい。
762考える名無しさん:02/09/08 21:37
いきのながいスレだこと
763760:02/09/08 21:54
>>761
なるほど。どうもでしたー。
764考える名無しさん:02/09/08 22:06
そんなことよりさ、ちょいと聞いてくれよ。スレにあんま関係ないんだけどさ。
このあいだ、「真理について」読んだんです。「真理について」。
そしたらなんか「世界内存在」とか「実存開明」などの不確定記述でよくわからないんです。
で、よく見たらなんか結論近いところで、「真理などない」とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、スコープや文脈を考慮せずに哲学やってるんじゃねーよ、ボケが。
エポケーだよ、エポケー。
なんか弁証法にも一目置いているし。形而上学完全否定か。おめでてーな。
よーしさらに脱中心化しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、エポケーで結構だから、無限ループに入っていろと。
真理ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
一定の文脈で対称的な信念を持った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっとすたれたかと思ったら、現代フランスの連中が、ポストモダン、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、ポストモダンなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、ポストモダン、だ。
お前は本当にメタナラティヴでなくナラティヴでよいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、これからはナラティヴ的知だって言いたいだけちゃうんかと。
分析通の俺から言わせてもらえば今、分析通の間での最新流行はやっぱり、
モデル理論、これだね。
モデル理論に基づいた内包論理と様相演算子。これが通の真理判定の方法。
モデル理論ってのは可能世界において定義されたタイプの組み合わせにより必ず指示対象が存在する(φ含む)。そん代わりナンセンスは存在しない。これ。
で、それに発語内効力も考慮。これ最強。
しかし、これに基づいて発話しようとすると、可能世界を考慮しつつ品詞の最小単位から厳密に文脈・時制設定・ラムダ演算しなければならないという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前ら、ド素人は、悪循環でも繰り返しなさいってこった。
765考える名無しさん:02/09/08 22:10
>>764
へー、そうなんだ。
766考える名無しさん:02/09/08 22:11
↑おもしろいですね。続きはないのですか?
767考える名無しさん:02/09/08 22:11
さっぱり
768考える名無しさん:02/09/08 22:18
志は買う
769考える名無しさん:02/09/08 22:25
>>764
照れることはないぞ。
ちゃんと読んであげるからさ、もうちっとマジ展開してみてよ。
770考える名無しさん:02/09/08 22:31
吉牛コピペ哲学板としては60点
771考える名無しさん:02/09/09 13:26
岩波講座 現代思想
   
    と

新岩波講座 哲学
 
    はどう違うの?それぞれの特徴を教えて!



772考える名無しさん:02/09/09 13:34
マルチsage
773age:02/09/10 19:35
age
774考える名無しさん :02/09/11 00:45
哲学書じゃないが、ゲームにも哲学的思考の入門になるのがあるよ。
ONE(私はいかにしてこの世界に存在するのか)
ToHeart(人為的な被造物に魂はあるのか)
YU−NO(時間とは何か)
775考える名無しさん :02/09/11 02:56
>>774
古いけど、
DESIRE、EVE、ELLE
なんかもいいね。
といっても、この板の住人は知らないか。
漏れはタイム・パラドクスものから哲学に入ったので、
小説だと広瀬正のマイナス・ゼロがお勧め
776考える名無しさん:02/09/11 05:05
ヲタばっかりかよ!
777考える名無しさん:02/09/11 14:01
哲学の入り口はマリオの隠しブロックくらい
どこにでも用意されています
778考える名無しさん:02/09/14 02:00
もっと教えてage。
779考える名無しさん:02/09/14 10:47
「自由主義の再検討」(岩波新書)は、どうかな?(政治思想史だけど)
780考える名無しさん:02/09/16 01:20
>>779
文章下手なのがアレだったけど、けっこう楽しんで読んだ覚えがある。
781考える名無しさん:02/09/16 22:53
今入門として
斎藤信治哲学初歩を読んでいますけど、
入門書としてどうなんでしょ?
比較的分かりいいかなと思うのですが。
なお、この後は章末に載っている読書案内を
手がかりに読もうと思ってます。手始めにカントから。
782考える名無しさん:02/09/17 01:18
難解とされる哲学書をいきなり読んで「わかった」とか
「おもしろい」と感じたとしたら、その解釈が全くの
誤解だったとしても可でしょうか?
その間違った解釈のままゼミで発言しても可でしょうか?
ってか多分オレ自身がそういう状況だと思うんですけど。
みんな不憫に思ってか、無言で済まされる場合が多い。
783考えるおやじ:02/09/17 02:27
可だと思うよ。不憫に思うほど知識ないだろ学生は。
784>782:02/09/17 17:47
>その解釈が全くの誤解だったとしても可でしょうか?
>その間違った解釈のままゼミで発言しても可でしょうか?

なぜ、それが誤解であり間違いなのか、という理由を考えるべきだろう。
自分が誤訳してしまったのなら論外。直ちに改めるほかない。
また、用語の解釈に基づくものなら、その哲学者の他の用例との比較検討が必要だろう。
また、その著者が、どのような先人に影響を受けていたのかも重要。

要は、なぜ「誤解」「間違い」だとされるのか、が大切な部分。
それに説得力のある反論が出来れば、それは一つの立派な解釈となりえる。
もちろん大半は、そうならないが(ワラ)、その検討から学ぶべきものは大きいと思う。
哲学の著作は、文学作品と違って、一つの完結した世界を読者が解釈するというのではなく、
人々の哲学という営みの長い歴史の中に組みこまれて然るべきものだから、ね。
785考える名無しさん:02/09/20 04:25
中村行秀『哲学入門 生活の中のフィロソフィー』(青木書店1989)ってどうですか?
786782:02/09/20 04:34
>>783 784
レスをありがとうございます。
多分誤訳とかのレベルなら周りも指摘してくれる
と思う。まあ訳って言ってもなかなか日本語以外で
哲学・思想書を読む機会もないんだけれど。
でも私が困ってるのは、ちょっと専門的な用語を混ぜた
自分なりの解釈を喋ると、みんななんとも言えない沈黙状態
になるって点。「え?もしかしてオレ、トンデモ発言してる?」
ってな風に凹んでしまうのです。
で、なんかよくわからないままゼミは終了。失笑ものの解釈なら
そう言ってほしいんですけど、反応ないから自分の解釈は変わらない。
そうした誰にも批判され得ない、所謂「自分なりの解釈」って
意味があるんだろうか?と不安な大学生なのです。
787考える名無しさん:02/09/20 04:50
哲学の授業―考える楽しみ
牧野 紀之 (著)
http://www.michitani.com/books/ISBN4-89642-055-1.html
788考える名無しさん:02/09/21 01:17
実は大学受験用の倫理の参考書が一番、ってオチではダメですか?
789KI:02/09/21 01:38
>>781

古い本ですね。私も随分昔に読んだことがあります。
印象で言うと哲学者の紹介としてそんなに悪い本ではないが哲学史的には
分析哲学や現象学関連はもう記述が古過ぎると思います。

考えることを学ぶなら、野矢茂樹「哲学の謎」です。
790KI:02/09/21 01:49
>>28

いちご姫がガタリやデリダを呼んだことにまず驚く。
しかもいいかげんな三流思索との批評なしにコメントしているので驚く。
彼女の超一流の明晰判明精神はあのような、たわいないことを大げさに
くどく言う精神を許すのだろうか。

ちなみにいちご姫はフランス語だけでなくドイツ語は相当できるしギリシャ語も
ある程度できるはず。
英語はペラペラで論文の幾つかも英語で書いているのではないか。
791考える名無しさん:02/09/26 15:59
まったくの初心者ですが、パスカルのパンセを読んでいます。
これは哲学の本ですか?
みなさんの言っている〜学とか〜論という分類では
どこにあてはまるのでしょうか。
792考える名無しさん:02/09/27 18:15
>>790
姫君は怪し気なコテハンにたいそうご警戒なさっておられるのぢゃろう
793考える名無しさん:02/09/27 18:30
道元の形而上学について勉強したいです。
なにかお勧めの本などはありますでしょうか?
794考える名無しさん:02/09/27 21:51
仏教哲学、特に中観派を学ぶための哲学入門書でいいのはありますか?
795:02/09/27 22:33
少し道、外れるけどエーリッヒ フロムの「自由からの逃走」は燃えるよ。
経済学、詳しい人は「その本はー!」という、少し、いわくつきだけど。
796考える名無しさん:02/09/27 23:11
デカルトがわかりません。なにかいい本教えて下さい。
797どごん:02/09/27 23:24
>>791
パスカルは実存主義の源流に位置しているとみなされることがある。
>>793
『正法眼蔵の世界』石井恭二著、河出書房新社
を読め。
>>794
『空と無我』定方晟著、講談社現代新書
を読め。
>>796
『デカルト=哲学のすすめ』小泉義之著、講談社現代新書
を読め。
798考える名無しさん:02/09/27 23:28
デカルトは、眉間にしわよせて読むような哲学者じゃないと思うけど。
いきなり岩波文庫でも、
「昔の数学者が書いた、ちょっと神秘主義的なエッセイ集」
みたいな感じで読めば、多少理解できない点があっても
(神の存在証明とかやってる人だから)
結構いける。
「森の中で道に迷った時に、確実に脱出する方法――とにかく直進」
とか、すごいぞ。
799nnf:02/09/28 01:45
実際に読んだものについて書いてみます。

・中島義道『哲学の教科書』(講談社学術文庫)

 著者が哲学と信じるところのものが何であるのかを
明らかにする為に、哲学とは学問ではない、思想では
ない、科学ではない、宗教ではない、というように論
が展開されていきます。哲学の基本的問題のいくつか
も取り上げられており、これは哲学的問いの性格を知る
ための導入といえると思います。

 また、哲学入門書として著者が薦めるもののリストが
巻末に付いています。真剣に入門者向けの適当な著作を
知りたい人は、このスレッドを読んでいるよりも本屋に
いってこの本のこの部分を立ち読みする方がよほど有益
だと思いますね。
800nnf:02/09/28 01:48
・中島義道『哲学の道場』(ちくま新書)

 上で挙げた『哲学の教科書』の次に読むべきものとして書かれたようです。
個人的にはこちらをこそ読むべきだと思います。この本で中島が一貫して
主張していることは、哲学とは極めて難しいものであるということです。
世にあふれる平易で親切な哲学入門書の数々は、哲学とは何であるかを
全く語っていない。哲学が世間的な人々にも容易に理解できるものである
かのように書かれているが、それは完全に誤りだ、という意識根底にあります。

 『哲学の教科書』においても繰り返し論じられていることですが、
中島にとっての哲学とは、自分固有の問題というものを問うことです。
その意味で、哲学研究と哲学は異なるわけですね。自分に固有の問いを
どこまでもごまかさずに問い続けていく事こそ哲学であり、それは
一切の妥協の余地のない困難な営みなのである、と彼は言います。
そして、一般に哲学であると信じられているものがいかに哲学の本質
とはかけ離れたものであるか、ということが度々強調されています。

 また、何方かのレスでも言われていましたが、哲学がいかに無用な
ものであるかということも語り尽くされています。

 具体的な内容にもう少しふれると、ロックとバークリの意思の自由に
関する議論や、カントの『純粋理性批判』における誤謬推理に関する
箇所を取り上げ、哲学的思索の実態を読者に見せつけ、理解を促がそうと
しています。特にカントを読解する部分は、哲学書にあたって哲学する
ということがいかなることなのか、理解できると思います。
801nnf:02/09/28 01:57
・飯田隆『言語哲学大全T』(勁草書房)

分析哲学への手引きとして中島が薦めていたので読んでみました。
第一巻ではフレーゲとラッセルについて詳細に論じられていて、
文章は明晰かつ精緻です。ただし、いい加減な論じ方とは正反対の
姿勢が貫かれているため、読解には中々苦労するかもしれません。


・大澤真幸『意味と他者性』(勁草書房)

この人は社会学者ですが、この著作では分析哲学におけるメジャーな
問いの幾つかが扱われています。固有名、規則に従うことのパラドクス、
など。他にも、選択、意味、他者、世界(宇宙)、第三者の審級(超越的
権威の帰属先たる他者?)、などの概念について詳しく論じられています。

 時間や実存に関するいささか中途半端な論考も収録されていますが、
主要な部分は第一章〜第三章においてヴィトゲンシュタイン、クワイン、
クリプキらに言及しながら、分析哲学の問いを社会学的探究という文脈に
において捉える、とでもいうべき部分だと思います。

 あとがきの中で大澤は、これは『行為の代数学』と同じ内容をネガティブ
に論じたものであると言っていますが、こちらははまだ読んでいません。

 他の本物の哲学者の著作と比較してこの本が格別優れているのかどうかは
分かりませんが、分析哲学への手引きとして悪くはないのではないかと思いました。
802訂正:02/09/28 02:03
>>799 ×学問ではない
>>800 ×意思 ○意志
803nnf:02/09/28 02:07
さらに訂正
バークリではなくライプニッツでした
804考える名無しさん:02/09/28 02:42
入門書は『ソフィ―の世界』
これでもいいのかな?
805考える名無しさん:02/09/28 02:44
OK
806考える名無しさん:02/09/28 03:04
哲学は活動だ!!
頭でっかちのいう哲学理論は何の価値もない。 ヴィトゲンシュタイン?
807考える名無しさん:02/09/28 03:14
哲学の仕事の大半のほとんど価値のない部分は論理学的な部分だ。
がその点そこにゲ―デルは視界の外から我々にカウンタ―を食らわした。

哲学の最も重要でかつ仕事の中ではほんの一部である部分は問いである。
そしてそれが尽くされないのは、哲学の最も肝心な所が生きるという所に
あるからだ。

自然言語を使って哲学理論を構築する限り、意味深な言い回しで肝心な所
をごまかす輩はきえないだろう。だからこそ、活動と言う間接的な行為と
行為の間に、関係と関係の間に肝心なものを見出そうとせねばならない。
808チャーチ:02/09/28 04:49

λx.M[x]
80975:02/09/28 14:06
>>764
なんか文章笑えるぞ。
810考える名無しさん:02/09/30 02:48
>>807
もなんか文章笑えるぞ。
日本語表現についてもう少し考えてみたほうがいい。
811考える名無しさん:02/09/30 09:22
ていうか、ただのネタだろ? >>807
812考える名無しさん:02/09/30 15:51
>>794
『空と無我』定方晟著、講談社現代新書
は読まないように、ぜんぜんよくない。

やっぱり値段と内容からして梶山先生のこれでしょう。名著です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404198503X/qid=1033366855/sr=1-5/ref=sr_1_0_5/249-6460652-5896339

それに較べると落ちるけれど中村先生のこれは、中論の全訳が付いてるし安いから、いいかも。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061595482/qid=1033367310/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-6460652-5896339

その次に論文集のこれ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4393101472/qid=1033367505/sr=1-4/ref=sr_1_0_4/249-6460652-5896339

上の論文集のうち原田覚さんのチベットに関してはもう古くて問題外、
英語だが次のものが哲学系の人には面白いと思う。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0861711572/qid=1032150100/sr=1-7/ref=sr_1_0_7/250-3889618-6523411

それ以上は専門書か原典の翻訳、梶山先生の参考文献に載っています。

私が特にお勧めするのは丹治昭義さんの以下の本です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873541042/qid=1033367505/sr=1-5/ref=sr_1_0_5/249-6460652-5896339
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487354100X/qid=1033367988/sr=1-9/ref=sr_1_0_9/249-6460652-5896339
813794じゃないけど:02/10/02 11:13
>>812
仏教を初学者が勉強する際、角川文庫ソフィアからせめるというのは
どうですか?
814考える名無しさん:02/10/02 11:52
>>813
文献学的にやりたい人にはいいでしょうね。
ですが、全てが優れてるわけではありません。
お勧めは、2、3、4、7、11巻。
避けるべきは、1、9、10巻。

私は実際に経典を読む方がいいと思うので、
中公文庫の大乗仏典シリーズや岩波文庫の『ブッダのことば』『真理のことば』が
いいのではないかと思います。

哲学的に入門したい方は、中公文庫の『論理のことば』がいいと思います。
この本は認識論から説き起こして、論理学を設定し、インド他宗教を論破して、
最後に仏教の四学派の学説を概説しています。

ただこの本に説かれていることが仏教の本質だとは思えませんが。
815考える名無しさん:02/10/02 15:01
>>814
お勧めは、2、3、4、7、11巻。
避けるべきは、1、9、10巻。

理由は?
816考える名無しさん:02/10/02 15:13
『関西ウォーカー』などに連載している"西村軍団"
が書き下ろしたキャラクターが出ているサイトを発見しました。
リフォームについてのサイトなんですが、4コマがあって
楽しいッスよ。

http://www.homepro.co.jp/palette/refom/
817考える名無しさん:02/10/02 18:00
>>815
理由を聞くか? 簡単にいえばお勧めなのは文献学的にきっちりしてるから、
避けるべきなのはその逆。特に増谷はひどく、そこに科学信仰や、
できの悪い言語学的解説が入って読むに耐えない。
818813:02/10/02 18:15
>>814
丁寧な説明ありがとうございます。
本屋でいくつかかってみます。
819考える名無しさん:02/10/07 03:54
初学者はこのスレ読め
820高2・16歳:02/10/13 07:28
易しいと言われる『自分を知るための哲学入門』でさえ、現代思想のところで挫折した私。
そんな私のおすすめ。高校生でも読めたのは、

高校倫理の参考書(文英堂『理解しやすい倫理』とか)
『哲学の謎』(野矢茂樹著、講談社現代新書)

です。
 個々の哲学者については、プラトンとショーペンハウエルは原典をいきなり読むのが吉(特にショーペンハウエルは面白い)、デカルトは野田又夫『デカルト』(岩波新書)を読むのが吉かと。
821オタクチューボー:02/10/13 07:33
私は中1ですが、「社会学の根本的概念」とか「共産党宣言」だったら中1の僕でも、だいたい理解できましたよ。
822考える名無しさん:02/11/01 05:40
自殺しそうな奴はとりあえず読んどけ
http://www.raus.de/crashme
823考える名無しさん:02/11/02 01:35
>801
大澤の本、「分析哲学への手引き」として考えると、悪くなくない。
この人の仕事は、いわば分析哲学版ファッショナブル・ナンセンス。
ポストモダニストの語彙を数学や科学から分析哲学に置きかえたようなもの。

あなた自身が言っているように、
「いい加減な論じ方とは正反対の姿勢」でするのが分析哲学。
『現代思想』増刊「現代思想を読む230冊」で戸田山和久はこう言ってる。
「うーん、けっこう敷居が高いのね。その通り。
しかしあなたが哲学的問題を抱えていて、
そしてそれをもっと高度なレベルで考えたくなって、
そしてその問題に取り組む悦びを他の人々とも共有したいのだったら、
あなたはまず<分析哲学>を学ぶべきだ。
だって、
現代においても残っている現在進行形の哲学といったら、
<分析哲学>しかないんだから。」(p.131)
ここで戸田山が<分析哲学>と言っているものの対義語を探すとすれば、
ポパーの言う「御神託の哲学」、
ソーカルの言う「ファッショナブル・ナンセンス」だろうか。
824823:02/11/02 01:46
分析哲学に入門したいなら、まず論理学の勉強から入るのがスジ。

ダグラス・ホフスタッター『ゲーデル・エッシャー・バッハ』白揚社
野崎昭弘『詭弁論理学』中央公論社
野矢茂樹『論理学』東京大学出版会
戸田山和久『論理学をつくる』名古屋大学出版会
『マグロウヒル大学演習 現代論理学』オーム社

論理学の入門書としてはこのへんがオススメ。あと、
三浦俊彦『論理学入門』NHK出版
なんかも面白い。
825考える名無しさん:02/11/04 04:52
>>823
戸田山ってこんな了見の狭いやつだったのか。もっとましな奴かと思っていたが。
現象学にせよ解釈学にせよ「分析哲学」以外はすべて哲学史研究か文献学ぐらいにしか
思ってないんだろうな、こいつは。
無知蒙昧の分析オタの典型的な発言だぜこれは。
826ぺん(ぺん):02/11/04 05:15
>>823
論理学の勉強スレを始めませんか。
一人でゲーデル・スレやってるのは寂しいです。
そもそも、漏れは論理学のちゃんとした講義すら受けていないドキュソなので(汗
Modal logic:an introduction(Brian F. Chellas)
あたりを、やって頂けると嬉しいのですが…
827考える名無しさん:02/11/04 21:18
>>825
無知蒙昧とまでは言わないけども、同意。
あまりに分析哲学以外の哲学を軽視しすぎている。
分析哲学の対義語なんて、無いだろうね。
そもそも、「分析哲学」っていう枠が広すぎる。
ガチガチの論理構造のものもあれば、形而上学的要素の入っている議論もある。

現実の或る相を抉り出すのが、それぞれの哲学の手法に求められたやりくち。
分析を絶対視する必要もあるまい。
戸田山氏が「哲学史研究」などと蔑まれるような
基礎研究を怠る姿勢を伺わせるのもいかがなものか。
828考える名無しさん:02/11/04 21:59
英語の多読を兼ねて哲学の入門書を読みたいのですが、
おすすめの本はありますか?
分哲以外の予備知識はそこそこにあります。
829考える名無しさん:02/11/08 22:31
age
830考える名無しさん:02/11/08 23:32
>>828
ラッセルの西哲史でも読んどけ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0415228549/
831ビックル:02/11/09 13:48
現代フランス哲学を勉強するための入門書を教えて下さい。
構造と力もわけがわからなかったので。
832考える名無しさん:02/11/09 13:54
>現代フランス哲学を勉強するための入門書を教えて下さい。

岩波書店から出ている「知の欺瞞」という書物を推薦します。
一読すれば、フランス現代哲学を勉強したいという気もみごとに消えうせていることでしょう。
833考える名無しさん:02/11/10 07:18
834828:02/11/18 16:27
>>830
すでに購入済みですた。
835考える名無しさん:02/11/18 16:39
>>831
レビ・ストとかフーコーあたりから入ることを薦めます。
入門書もよさげなのが比較的多いでょう
836考える名無しさん:02/11/18 18:11
構造と力を中高生に薦める>>1のスレッドに随分とまた
レスがついてんな。
837考える名無しさん:02/12/02 00:43
hage
838考える名無しさん:02/12/06 08:20
竹田青嗣『現象学入門』   (NHKブックス)
    『はじめての現象学』(海鳥社)
木田元 『現象学』      (岩波新書)
谷 徹 『これが現象学だ』  (講談社現代新書)

構造主義入門を一冊読んだ程度の社会学部一年です。
現象学を学部的に知識として知っておきたいのですが、
一冊ならどれがいいですか?
竹田氏についてはどうやら異論あるとようですが。。
谷氏のは最近でたもの。読まれたかたいましたら。
839考える名無しさん:02/12/06 09:09
やっぱり木田元のものを推す。皆が通って来た道。
余力があれば、新田義弘の書物を読むとよい。
竹田は絶対ダメ。読めばほどバカになる。
谷のは知らない。
840839:02/12/06 09:10
「読めばほど」→○「読めば読むほど」
841考える名無しさん:02/12/06 15:18
素朴実在論て何ですか?
合理論って何ですか?

テストで困ってます。
842考える名無しさん:02/12/06 18:23
>>838
今、谷徹氏のを読んでます。
新書なら一番いいよ。でもノートをとりながらのがいいです。
あとは山口とか斉藤の本ですね。
木田氏のは、ほんのさらりとした紹介という感じ。いい本だけど谷のが、
よくわかる。竹田は微妙。谷氏の本では、初っぱなから竹田氏と思われる
現象学の入門書が批判されてるしなあ。
843842:02/12/06 18:28
一応、補足しておくと木田氏の本は基本図書。
木田氏の本は全部読もう。
844考える名無しさん:02/12/07 01:12
>>838
飛ばし読みでもいいから全部読んでみたらいいんじゃない?
その4冊はさして難しい本じゃないからね。
図書館で借りてくればお金もかからないでしょ。
845考える名無しさん:02/12/07 01:50
リオタール『現象学』クセジュ
846考える名無しさん:02/12/07 04:17
>>828

あー、俺も>>830と同じようにラッセルをすすめるよ。
『哲学入門』とかいいんじゃない?
キレイな英語だし
内容は全然入門じゃないんだけどね
847考える名無しさん:02/12/07 04:26
勉強になるスレなり
848考える名無しさん:02/12/07 08:51
ラッセルならネット上に英語で読めるページあったような気がする・・・
849考える名無しさん:02/12/07 13:21
ヘーゲル哲学入門
850もう一度尋ねます:02/12/08 17:55
岩波講座 現代思想
   
    と

新岩波講座 哲学
 
はどう違うのか?
それぞれの特徴を教えてほしいなり。

851考える名無しさん:02/12/09 18:11
プラトンやデカルトの原著翻訳を読みたいのですが、
どこの出版のものがお買い得ですか?
岩波、中公、新潮、・・・・。
出版社によって特徴とかあるのでしょうか?
852三月うさぎ:02/12/09 23:26
>>838
現象学やったら廣松渉がピカ一やろ。読んどいたら、相当ハッタリかませるで。
フッサールもハイデガーもポンティもばっさり解説してくれとる。
社会学部やったら、シュッツのも一冊書いとるしな。
新書版の「哲学入門」はパスな。
853考える名無しさん:02/12/09 23:34
注を読むと死ぬだろうね。俺はすきだけどさ。
854考える名無しさん:02/12/09 23:41
>>825
戸田山さんは別のところで「問題意識をもって接する限りで
われわれはカントやハイデガーやメルロ=ポンティの著作から
学ぶことができる」という発言をしてるよ。
わざと挑発的に書いているだけで、彼は三浦みたいな
分析ヲタとは違うよ。
戸田山さんはカントの倫理学について研究しているだけで
倫理について考えている気になっている人を批判しているわけで。
855考える名無しさん:02/12/09 23:47
>>850
そんなに違わない。
唯一の違いといえば、「新岩波講座 哲学」の方が
大学で哲学を教えている書き手が多いという気がした。
ちなみに岩波のシリーズだと「現代哲学の冒険」ってやつも
十年以上前になるが、あったぞ。
要するに哲学の講座ものを数年でそう何度も出すわけにはいかないから、
表面上いろいろ買えて商売をやっているのだなと考えればよろしい。
856考える名無しさん:02/12/10 04:37
新岩波講座 哲学
1  いま哲学とは
2  経験 言語 認識
3  記号 論理 メタファー
4  世界と意味
5  自然とコスモス
6  物質・生命・人間
7  トポス・空間・時間
8  技術 魔術 科学
9  身体 感覚 精神
10 行為 他我 自由
11 社会と歴史
12 文化のダイナミックス
13 超越と創造
14 哲学の原型と発展(哲学の歴史1)
15 哲学の展開(哲学の歴史2)
16 哲学的問題の現在(哲学の歴史3)
857題名を読むと違っている感じだが・・:02/12/10 04:38
岩波講座 現代思想
1  思想としての20世紀 
2  20世紀知識社会の構図
3  無意識の発見 
4  言語論的転回 
5  構造論革命 
6  現象学運動 
7  分析哲学とプラグマティズム 
8  批判理論 
9  テクストと解釈 
10 科学論 
11 精密科学の思想 
12 生命とシステムの思想
13 テクノロジーの思想 
14 近代/反近代
15 脱西欧の思想 
16 権力と正統性 
858考える名無しさん:02/12/10 04:42
実は1957年にも「岩波講座 現代思想 」が出てたりする
1 現代思想的状況
2 人間の問題
3 新しい社会
4 科学と科学者
5 機械時代
6  民族の思想
7  戦争と平和
8  現代芸術の思想1
9  反動の思想
10 民衆と自由
11 現代日本の思想
別巻 歴史・人間・思想
859考える名無しさん:02/12/10 04:48
1970〜72年の「岩波講座 哲学」

1 哲学の課題
2 現代の哲学
3 人間の哲学
4 歴史の哲学
5 社会の哲学
6 自然の哲学
7 哲学の概念と方法
8 存在と知識
9 価値
10 論理
11 言語
12 科学の方法
13 文化
14 芸術
15 宗教と道徳
16 哲学の歴史
17 哲学の歴史
860考える名無しさん:02/12/10 04:56
1941年には「岩波講座 倫理学」ってのが出ていたらしい。
これがいちばん最初かな。
861考える名無しさん:02/12/10 05:05
ソフィーの世界読んで哲学に興味持った。
この本あんまり良くないんです?
自分は楽しいと思うけど。
862考える名無しさん:02/12/10 05:10
プラトンやデカルトの翻訳を読みたいのですが、
どこの出版のものがお買い得ですか?
岩波、中公、新潮、・・・・。
出版社によって特徴とかあるのでしょうか?
863考える名無しさん:02/12/10 05:13
プラトンやデカルトの翻訳を読みたいのですが、
どこの出版のものがお買い得ですか?
岩波、中公、新潮、・・・・。
出版社によって特徴とかあるのでしょうか?
864考える名無しさん:02/12/10 05:29
>>856
いくつか見た感じでは古い気がする(いくつか秀逸なのがあった気が大森石黒?
>>863
岩波。
865考える名無しさん:02/12/10 05:53
デカルトは今は絶版かもしれんが古書店で世界の名著を入手すべし。、
代表作入ってて手っ取り早い。
文庫なら安いんだからいろいろ自分で読んでみたほうがいいと思うけど。
『精神指導の規則』は岩波か河出書房の世界の大思想シリーズだけかも。
全集には入ってるだろうけど。
866考える名無しさん:02/12/10 05:53
デカルトは今は絶版かもしれんが古書店で世界の名著を入手すべし。、
代表作入ってて手っ取り早い。
文庫なら安いんだからいろいろ自分で読んでみたほうがいいと思うけど。
『精神指導の規則』は岩波か河出書房の世界の大思想シリーズだけかも。
全集には入ってるだろうけど。
867考える名無しさん:02/12/10 05:59
デカルトなんか読むな。
868考える名無しさん:02/12/10 07:57
>>867
「精神指導の規則」、いい!
869考える名無しさん:02/12/10 09:16
デカルトは今は絶版かもしれんが古書店で世界の名著を入手すべし。、
代表作入ってて手っ取り早い。
文庫なら安いんだからいろいろ自分で読んでみたほうがいいと思うけど。
『精神指導の規則』は岩波か河出書房の世界の大思想シリーズだけかも。
全集には入ってるだろうけど。
870考える名無しさん:02/12/10 11:07
>>855
岩波 新・哲学講義
1 ロゴス その死と再生
2 神と実在へのまなざし
3 知のパラドックス
4 「わたし」とは誰か
5 コスモロジーの闘争
6 共に生きる
7 自由・権力・ユートピア
8 歴史と終末論
別巻 哲学に何ができるか

これが最新のシリーズでしょうか?
871考える名無しさん:02/12/10 15:03
教師に薦められてフーコーの「知の考古学」読んでるんだけど…難しい…。
哲学書ってみんなこんなもんなのかねぇ…。
872考える名無しさん:02/12/10 18:25
Marx, Mill, Rousseau, Rawls, Wollstonesraftとかをわかりやすく
解説してるホームページを探してるのですが知りませんか?
日本語か英語のページだといいのですが。
873 :02/12/10 18:53
>>871
翻訳(中村雄二郎訳)で読んでいるのなら、やめたほうがいいよ。
あれ、間違いだらけの訳だから。
874考える名無しさん:02/12/10 23:03
>>865
世界の名著と中公クラシックスってどう違うんですか?
世界の名著はお買い得らしいけど、中公クラシックスって高いですね。
875考える名無しさん:02/12/10 23:33
言語哲学大全全四巻 飯田隆
回想のウィットゲンシュタイン マルコム
朱子の自然学 山田慶児
社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」 ヴェーバー

読み物として
未来は永く続く アルチュセール
原版ペーパーバックは「事実」もついていてオトク。
876考える名無しさん:02/12/11 00:16
谷徹「これだ現象学」に
“ 狭義の論理学においては、たとえば「この机は木製である」のように、「主語」(この机)と「述語規定」(木製)と「存在」(ある)を備えた構文が基本となる。”(p128)
という文章がありました。
ここでいう狭義の論理学とは何でしょうか?
今日大学などで教えられている普通の論理学とは別物のようですが、
どのような論理学か(参考文献など)教えてください。
877876:02/12/11 01:18
876訂正。
誤「これだ現象学」
正「これが現象学だ」
でした。入門書の類で結構ですのでよろしく。
878考える名無しさん:02/12/11 01:26
879876:02/12/11 01:35
>>878 どうもです。
このアリストテレスの論理学って現代的意味あるの?
現代のふつうの論理学には主語なんてないだすよ。
880考える名無しさん:02/12/11 02:27
世界の名著と中公クラシックスってどう違うんですか?
881考える名無しさん:02/12/11 02:32
>>879
述語論理の「項」として考えればいい。
882考える名無しさん:02/12/11 02:37
岩波新書の『実存主義』は、なかなか良かった。
883考える名無しさん:02/12/11 02:40
>>880
 中公バックス版は無くなる前に手に入れといた方がいいぞ。
クラシックスは注釈が同じページになくて読みにくいからな。
884考える名無しさん:02/12/11 03:21
中公バックス版って世界の名著のコト?
世界の名著と中公クラシックスって訳や解説は同じなの?

885考える名無しさん:02/12/11 09:59
>>884
セットで買え>世界の名著
886考える名無しさん:02/12/11 10:34
>>884
同じなの?
ブックオフとかで百円で売ってるじゃん、世界の名著。
買って読み比べてみれば。
887考える名無しさん:02/12/11 17:44
 鈍器に使った時の相手に与えられるダメージの大きさからすると、
世界の名著>バックス>クラシックス、ということになるが。

888考える名無しさん:02/12/11 18:55
>>887
アリストテレス全集を段ボールに詰めて落とせば最高だろう。
889考える名無しさん:02/12/11 19:01
いや、しかしアリストテレス全集は初心者向けかという点で難がある。
890考える名無しさん:02/12/11 21:03
>>889
じゃぁ、プラトン全集か。
こっちの方がまだ初心者向けと言えよう。
891考える名無しさん:02/12/11 21:30
世界の名著のプラトンの巻は、ノッケからモーホーしててビックリしますた。
892考える名無しさん:02/12/11 23:40
 レスを1からずっと読んでみたけど、批判もなくて
何人もが薦めている野矢茂樹さんの作品がこのスレでの
ベストでしょうか。
893876:02/12/12 00:08
>>881
どうもです。「日本語は主語がないから論理的じゃない」というトホホな言説の背景はこれだったんですな。
894考える名無しさん :02/12/12 02:46
俺、さっきアマゾンで4500円で買っちゃったよ。・゚・(ノД`)・゚・。
895考える名無しさん:02/12/12 03:03
894は>>498
896考える名無しさん:02/12/12 04:31
最近ブクオフ哲学書の入りが悪い。世界の名著が100円で売ってるなんて羨ましい。
897考える名無しさん:02/12/12 10:13
谷徹『これが現象学だ』のP109で、原印象的現出を原意識ともいうといっていて、
山口一郎『現象学ことはじめ』では、p67で初めてでてきてそこで少し説明
されててあと最後の用語解説にもでてきて、なんか谷氏よりもっと広い意味で
使われてるっぽくて、山口氏の本では頻出するんだけど、谷氏の本ではたぶん、
p109にしかでてこない。ようわからん。どっちの用語の使い方が正しいんでしようか?
898考える名無しさん:02/12/12 10:26
>>897
君の日本語もうちとなんとかならんか? 答える気なくす
899考える名無しさん:02/12/13 02:01
>>898
君の態度もうちとなんとかならんか? レスなくす
900考える名無しさん:02/12/13 05:34
>>898
それぐらい答えろや、チンカス
901考える名無しさん:02/12/13 09:29
>>900
君の言い方もうちとなんとかならんか? スレなくす
902考える名無しさん:02/12/13 12:03
山脇直司『ヨーロッパ社会思想史』(東大出版会)
社会思想史の本だけど哲学史の流れを辿るのにも
役立つ。
903考える名無しさん:02/12/13 23:50
ドイツイデオロギー 岩波文庫
904女子:02/12/14 21:51

文庫本でお勧めはありますか?
易しい奴でおながいします。
905考える名無しさん:02/12/14 22:22
哲学の本ってなんでよむの?
教養をつけるため?
スポーツ記事と同じでただ読みたいから?
ハイデガーなんちゃらとかいう哲学書を立ち読みしたけど、
わけが分からなかった。
あれを純粋におもしろい、というひとの意見が聞きたいものだよー
906考える名無しさん:02/12/14 22:25
いきなりハイデガーなんか読まないで。
読むとしても古東哲明のハイデガー解説書
『存在神秘の哲学』あたりで手をうっておいて。
907(・ω・):02/12/14 22:28
905はよりによって
ハイデガーから入ったのか…
以前(過去ログ探れば出るかも)哲学入門書のスレで
「存在と時間(ハイデガー)純粋理性批判(カント)***(忘れた)
あたり読めばもう哲学なんてうんざりとなってある意味入門完了
するのではないか?」というレス見かけたYO
908考える名無しさん:02/12/14 22:28
>>904
プラトン『ソクラテスの弁明』(岩波文庫)
デカルト『方法序説』(岩波文庫)
セリーヌ『夜の果ての旅(上・下)』(新潮文庫)
909考える名無しさん:02/12/14 22:38
デカルトの岩波文庫谷川訳はグッド。
でもプラトンは岩波より中公クラッシクス田中訳か講談社学術文庫
三嶋訳の方がベター。908さんもご存知のはずでケチつけるわけでは
ありません。
910考える名無しさん:02/12/14 22:53
『哲学ってなんだ―自分と社会を知る』 岩波ジュニア新書
竹田 青嗣 (著)

哲学を知らない人、知っている人、未成年の人、成人している人を問わず、自分の理想に自分の実体が追いついていない人、それゆえに自分が自分の最大の抑圧者となって苦しんでいる人は、一度読んでみる価値があると思う。
911考える名無しさん:02/12/14 23:05
中公の名著とクラシックスの話だが、やはりいかに後者が再録だといっても
実際仔細に検討してみると後者においては冒頭の解説が新しくなっていたり
訳が新しく書き直されていたりする。前者が出てからの三〇年間の研究の
進歩が反映していたりする。といって、基本的に古典であり極端な改訳・変更
は無いようである。
しかしながら冷戦の崩壊、平成不況という敗戦以来の世界や日本の大変化
によって注目すべき古典というのも変わってきているので新しく読み始める
者は後者を買い揃えて寸暇を惜しんで読むべきではなかろうか?
集めることより読むことのほうが大切である。集めて悦にひたっているようでは
書物に申し訳無い。
書物など今日の日本では安い買い物である。良い本をしかるべき値段で
購入し出るたびに読破していくがよろしかろう。
 なお俺は本屋の回し者ではない。以上。
912女子:02/12/14 23:09

哲学と名の付く本はすべて読んでいいですか?
913考える名無しさん:02/12/14 23:27
>女子

ばか?
914考える名無しさん:02/12/14 23:28
>>913
世の中で問題なのは、人間を知るのではなく、
ただ今、自分の目の前に立っている人よりも
自分を利口に見せるという事らしい。
915考える名無しさん:02/12/15 00:53
 自分の問題意識にぴったり合う書物に出会えたら幸せだねー。
自意識の重さにヒーヒー言ってた頃には、漱石の『彼岸過ぎ迄』
は良かったぞよ〜。
916考える名無しさん:02/12/15 01:11
本との出会い方が難しいというか、、、
どうやって出会えたのですか?
本屋で偶然開いてみたとか?
917考える名無しさん:02/12/15 01:34
あー、分かるねー、その気持ち。俺もガキの頃から身近に
本が割とたくさんあったけど、とっかかりがなくて、どっ
から手をつけていいのか分からなくてって風だったね。

918考える名無しさん:02/12/15 01:42
>>911さん
なんかカッコいい。
タメになるのでもっと語ってください。
919考える名無しさん:02/12/15 01:44
辞典で十分
920考える名無しさん:02/12/15 01:55
 岩波の『哲学小辞典』は、古本屋で見つけたらゲトな。
遺骸にためになる。
921考える名無しさん:02/12/15 07:58
>918

ばか?
922考える名無しさん:02/12/15 10:39
ところで次スレ立てます?
923考える名無しさん:02/12/15 17:35
勃てよう
924考える名無しさん:02/12/15 17:51
「人格障害のエロス」
925考える名無しさん:02/12/15 17:52
「必殺!電波ストーカー列伝」
926考える名無しさん:02/12/15 17:54
>>1
     ∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ( ´∀`)/<先生!こんなのがありました!
 _ / /   /   \___________
\⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ||\        \
 ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
http://freeweb2.kakiko.com/mona/
927考える名無しさん:02/12/15 17:54
「名古屋団地」
928考える名無しさん:02/12/15 17:54
155 名前:(^_^)/@ヒヒヤング 投稿日:2002/12/10(火) 22:28
名古屋団地とは最高に抜けるロリビデオです

929考える名無しさん:02/12/15 23:05
本屋行ったけどさ、
文庫本は出版社別になってるから、
分野で探すのが大変大変!
途中で疲れちゃって・・・はぁはぁ。
930考える名無しさん:02/12/16 02:16
931考える名無しさん:02/12/18 01:49
どうみても新スレ早すぎたんじゃない?
いきなりどっちも止まっちゃったし。
とりあえず、こっちを潰しましょうよ。
932考える名無しさん:02/12/18 01:55
ヤスパース『哲学とは何か?』、猛烈な睡魔と頭痛が同時に襲って
来るような文章だが、根気良く読み進めて行くと記憶に残る言葉が
少しある。白水社だっけな?
933考える名無しさん:02/12/18 11:09
中公クラシックスの冒頭解説は、現在の一流どころを起用して今日的視点から
論じられており有益だが、基本的な伝記的解説は「名著」のほうが詳しかったり
する。また、訳注については旧著のそれを削っているケースも目立つ(例:堀越訳
ホイジンガ『中世の秋』。これが取捨選択を加えたのならばスッキリしたとも
いえるが、増ページを抑えるための妥協策という側面もあるかもしれない。
しかし、何よりも二段組でびっしり詰まった「名著」より遥かに読みやすいし、
注を単元ごとに纏めているのもベターなので、クラシックスから始めるのが良いと
思う。ただ、「名著」すべてについて「クラシックス」化するのだろうか?
934考える名無しさん:02/12/18 19:55
 俺はバックスの同じページに厨のあるのをクラシックスに継承して欲しかった。
新書サイズじゃ無理だろうがw ちなみにハード・カバーのオリジナル版とバックス
じゃ月報が違う。ハード・カバー版には三島の文章があったりして時代を感じる。
 クラシックスについてる「本書に収録されている名言集」みたいなのは、読まず
に分かった気になれて大いに結構。
935考える名無しさん:02/12/22 01:15
中公バックスのデカルトとプラトンを本屋で見たところ、
注がないように思ったのですが、
ほんとにないのですか?
世界の名著の方はどうなんですか?
注がない本なんて信じられないんですが。
936鬱女 ◆/GUTSUfw7A :02/12/22 04:21
難しい漢字に振り仮名の無い本は嫌いだ。
わざと難しい言葉を使ってる本も嫌いだ。
937鬱男:02/12/22 05:12
938考える名無しさん:02/12/22 10:21
>936
「鬱」って何て読むの?

「ばか」?
939鬱女 ◆/GUTSUfw7A :02/12/22 17:39
>>938
私は馬鹿だよ。

今日は文庫本買ってきたよ。
教えてくれた人ありがとうね。
940考える名無しさん:02/12/22 18:49
考える名無しさん :02/12/22 01:15
中公バックスのデカルトとプラトンを本屋で見たところ、
注がないように思ったのですが、
ほんとにないのですか?
世界の名著の方はどうなんですか?
注がない本なんて信じられないんですが。
941考える名無しさん:02/12/22 18:56
どうせ買っても本文読まないなら注なんていらないじゃん。
942940:02/12/23 04:44
確かに本文は読みませんが、注をよむのは好きなんです。
岩波文庫、中公バックス、世界の名著のうちどれがオススメですか?
943考える名無しさん:02/12/23 23:02
新潮文庫がひそかにオススメ。
944方法論的名無し仔猫:02/12/25 14:57
 中公は読売に買収されてからDQNになったので、バックスを
そろえたらさっさと縁を切って吉。
9452kaimedesuga:02/12/25 15:44
少しずれてすいません。
最近、改訂新版がでた
平凡社ライブラリー『思想史のなかの科学』村上陽一郎など
はどうでしょうか?
また科学史・科学論でお勧めの本があったら教えてください。
946考える名無しさん:02/12/25 16:29
>>945
マルチ(・A・)イクナイ
947暇な仔猫:02/12/25 18:30
 教養としてバランス感覚のある哲学的思索に馴染みたければ、
中村雄二郎の『考える愉しみ』とかもあるね。ネタがちょっと
古く感じられることもあるかも知れないが。
948暇な仔猫:02/12/25 18:45
 哲学の話題と少し違うが、『世界の名著』シリーズと平行して
出版された『日本の歴史』シリーズの一巻目、二巻目あたりは、
戦後のノーマルな良識に溢れてて今でも結構、参考になる。
 最近出されたヤツは、危なっかしいからちょっと(藁
949考える名無しさん:02/12/28 18:58
(・∀・)ノ
950考える名無しさん:02/12/30 11:49
>>945
都城秋穂『科学革命とは何か』岩波書店、1998
951考える名無しさん:03/01/01 16:35
 
952高校生の方々へ:03/01/02 22:00
専門にする者ではありませんが..

「自由からの逃走」と「構造と力」を高校生に推薦したいです。
人間存在や社会について、自由(過剰に与えられた/"exces"?)の視点から
わかりやすくまとめられています。

あと、
いろんな哲学史や思想に興味をもつのはいいことですが、
それを専門とする道に進むことは避けた方がいいと思います。
自分なりの哲学や考えは生きていく上で必要ですが、
その上で実際に何をするか、が人生です。
scienceやengineering、最近はbusinessでさえある程度楽しめると思ってます。
何らかの道へ進む中で、自分の問題意識も変化していきます。
そのときに自分なりの問題意識をもって、哲学的なものも深めていってください
953考える名無しさん:03/01/05 01:57
ごめん。関係ないけど歌丸さん危篤。
http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/geinin/1041566708/7
954考える名無しさん:03/01/10 05:57
早朝浮上
955考える名無しさん:03/01/10 21:17
スレ違いだったらごめんなさい。その時は誘導して貰えると嬉しいです。
授業でちょっと興味の沸く話をされて、それについて自分で調べたくて
どういう本が有るのかアドバイスしてもらいたくて来ました。
古代の世界の宇宙観についての話で、西洋と東洋での違いが書かれているような本は有るでしょうか?
西洋の宇宙観は賢者の石や洞窟に、東洋の宇宙観は例えば神仙思想の玉や聖山に象徴されている、とか言ってたんですが
それについての説明をしないで授業が終わってしまってそのままで...
もともと授業とは関係無い話だったのでネタを振るだけ振ってお終いって感じなんです。
お薦めがあれば教えて貰いたいです。
956考える名無しさん:03/01/11 02:25
>>955
ハリポタ
957考える名無しさん:03/01/11 02:33
>>956
おまいって結構つまんないヤシだったんだな。
958考える名無しさん:03/01/18 00:55
「これが現象学だ」 谷徹 講談社現代新書
どうですか.これ
959考える名無しさん:03/01/18 02:07
>>958
木田元やリオタールの「現象学」と比べてどうか自分も知りたいな。
960考える名無しさん:03/01/18 02:11
現代新書ぐらいパパッと立ち読みしちまえ。

漏れはそんなの読まないけどね。
961考える名無しさん:03/01/18 02:15
>>960
お前かわいい香具師だな。
962山崎渉
(^^)