■ ジル・ドゥルーズ Gilles Deleuze 16 ■
358 :
新62期:2014/07/01(火) 09:37:01.39 0
1日1回「新62期 中本裕之」と各種サイトで検索しよう
「新62期」のサジェストに「中本裕之」が出てくるようにしよう
そうすれば「新62期」で検索した全ての人に中本のことが知れ渡る
359 :
考える名無しさん:2014/07/01(火) 11:23:10.01 0
田中美知太郎名言集 @TNKmttR · 6月30日
パラドクスのような言い方になるが、理論は空論であれば空論であるほど、かえって実践を求めるというようなことになるかも知れない。『実践によってということ』
360 :
考える名無しさん:2014/07/01(火) 15:43:48.66 0
早大“グルーヴィー”アナキズム研究会
@Wa_Bastaa1111
江川隆男の『アンチ・モラリア』、ヤバ過ぎマンだべ、これ。久々に本読んで鳥肌立ったわ。この本は、100年後も語り継がれていくし、いかれるべき書物。
361 :
考える名無しさん:2014/07/02(水) 02:07:00.63 0
nibuya @cbfn · 13 時間
メイヤスーなんて、パンク気取りのエコール・ノルマル・エリートの御用達思想家みたいな人、そのうち翻訳攻勢がかかるのか、翻訳なんて業績にも換算してくれない手間仕事、もう誰もやらないか。
362 :
考える名無しさん:2014/07/02(水) 05:00:03.01 0
ツイッターのコピペに質問してる人って暑さにやられてるの?
>>364 紹介してる人に聞いてるんだろ?
なんのために紹介したの、って。
366 :
新62期:2014/07/03(木) 00:03:46.43 0
ブサ女
367 :
考える名無しさん:2014/07/03(木) 12:31:41.47 0
清水高志 @omnivalence 6月30日
『アンチ・モラリア』江川隆男、こりゃまた根性入った本だなぁ。。
368 :
考える名無しさん:2014/07/03(木) 12:33:49.98 0
巻頭におかれた次の言葉は本書の性格を良く表しているように思います。
「本書は、読者が一般的に期待するような存在や出来事についての装飾
的な考察は一切ない。あるのは身体の骨と血だけである。つまり、本書
は慰めの書ではない。本書は、21世紀の〈エチカ〉を目標とする書物で
ある。本書は、哲学をめぐる思考に久しく欠けていた無仮説の原理につ
いての書物である。したがって、本書は、まったくの総合の書物である
。というのも、哲学は、人間の総合の力能のうちにしか成立しえないか
らである。それゆえ、総合の書物は、つねに読み難いものになる。本書
は、現実のさまざまな事例的問題に応用可能な、したがって経験的な哲
学的議論や経験主義的適用の方法などについては、まったく無関心であ
る。本書の目標は、もっとも批判的で創造的な原理を探求し、その原理
からの多様なものの産出を概念化し、その総合的原理を構成することに
ある。本書は、哲学に蔓延する経験論的発想、言語と記号への形而上学
的な経験的欲求、個々の人間や社会の日常過程のすべてを支配する経験
主義、実践という名のすべての意見や見解、こういった事柄に対する配
慮を欠いている。欠いていないのは、無仮説の原理と、人間の思考と身
体であり、また哲学活動そのものをなす総合的思考である。欠いていな
いのは、多様な宗教や民族を超えた統一ではなく、自然が本性上もつ無
神論的総合である」(12頁)。
ポチった
小泉のドゥルーズと狂気もあるし
夏は安泰だ
370 :
新62期:2014/07/03(木) 23:17:53.97 0
371 :
考える名無しさん:2014/07/07(月) 21:02:11.86 0
ジル・ドゥルーズ『スピノザと表現の問題』
(工藤喜作・小柴康子・小谷晴勇訳、法政大学出版局)
われわれには、表現の評価におけるライプニッツとスピノザの間の諸差異か、それともポスト・デカルト的な哲学を基礎づけるためにこの概念に訴えたという彼らの共通性のうちの、どちらがより重要であるかを、主張することはできないのである。
372 :
考える名無しさん:2014/07/08(火) 08:34:36.13 0
『アンチ・モラリア』江川隆男
本書は、読者が一般的に期待するような存在や出来事についての装飾的な考察は一切ない。
あるのは身体の骨と血だけである。
つまり、本書は慰めの書ではない。
本書は、21世紀の〈エチカ〉を目標とする書物である。
本書は、哲学をめぐる思考に久しく欠けていた無仮説の原理についての書物である。
したがって、本書は、まったくの総合の書物である。
というのも、哲学は、人間の総合の力能のうちにしか成立しえないからである。
それゆえ、総合の書物は、つねに読み難いものになる。
本書は、現実のさまざまな事例的問題に応用可能な、したがって経験的な哲学的議論や経験主義的適用の方法などについては、まったく無関心である。
本書の目標は、もっとも批判的で創造的な原理を探求し、その原理からの多様なものの産出を概念化し、その総合的原理を構成することにある。
本書は、哲学に蔓延する経験論的発想、言語と記号への形而上学的な経験的欲求、個々の人間や社会の日常過程のすべてを支配する経験主義、実践という名のすべての意見や見解、こういった事柄に対する配慮を欠いている。
欠いていないのは、無仮説の原理と、人間の思考と身体であり、また哲学活動そのものをなす総合的思考である。
欠いていないのは、多様な宗教や民族を超えた統一ではなく、自然が本性上もつ無神論的総合である
373 :
考える名無しさん:2014/07/08(火) 08:45:49.68 0
『アンチ・モラリア』江川隆男
本書は、装飾的な考察は一切ない。
あるのは身体の骨と血だけ。
本書は慰めの書ではない。
本書は、21世紀の〈エチカ〉を目標とする書物である。
本書は、無仮説の原理についての書物である。
本書は、まったくの総合の書物である。
哲学は、人間の総合の力能のうちにしか成立しえない。
総合の書物は、つねに読み難い。
本書は、応用可能な、経験的な哲学的議論や経験主義的適用の方法などについては、まったく無関心である。
本書の目標は、もっとも批判的で創造的な原理を探求し、その原理からの多様なものの産出を概念化し、その総合的原理を構成すること。
本書は、経験論的発想、経験的欲求、経験主義、実践という名のすべての意見や見解、こういった事柄に対する配慮を欠いている。
欠いていないのは、無仮説の原理、人間の思考と身体、総合的思考。
欠いていないのは、無神論的総合
>>372 この人、ずいぶん古典的な哲学を目指すんだね。
「役に立たない現代哲学」にいらだって、先祖がえりしちゃったのかな?
その人は「役に立たない哲学」を標榜してるんじゃないの
そう読めるけど
人生訓書き(内田とか)を批判してるんでしょ
>>375 「役に立たない」はそう読まれるのか。
社会の変革に寄与しない、ぐらいの意味だったんだけどね。
でも、確かにカント、ニーチェ、ハイデガーなんかは人生訓的かも。
宗教以外で社会を変える力がある哲学は、マルクスぐらいだもんね。
377 :
考える名無しさん:2014/07/08(火) 23:32:35.12 0
nibuya @cbfn · 7月5日
ここ二三日久しぶりの本格風邪で這う様に暮らしてまして『アンチ・モラリア』のような高度思考パズル系の本は集中出来なくて、勝手にベケット三部作の光景をそこに予想してます。超越論的機会原因論の或る極限的ヴィジョン・・・? ま、これも勝手な想像に過ぎません。
378 :
考える名無しさん:2014/07/08(火) 23:54:35.69 O
その自分で見いだした人生訓をハイデガーやニーチェは利用できたのかな
利用しようと意図する事自体いわば頽落かもな
>>372 ドゥルーズにかぶれて頭をやられると、こんな頭の悪い文章を平気で書けるようになるいい例だな
380 :
考える名無しさん:2014/07/10(木) 08:45:36.87 0
>>379 ていうか、
これ完全に、ドゥルーズ&ガタリのパスティーシュだよ。そんなこともわからないの?
381 :
考える名無しさん:2014/07/10(木) 08:52:56.33 0
ということは無仮説は嘘ということか
中身がないのに文体だけ似るのをパスティーシュと言いくるめるのは、
パクリをオマージュと言いくるめるのより悪い
>>382 パスティーシュに市民権を持たせたいだけだろ?
日本ではパロディで十分なのにさ。
384 :
考える名無しさん:2014/07/10(木) 11:01:16.83 0
385 :
飛べ!!イナリズシpw126255004091.9.panda-world.ne.jp:2014/07/10(木) 11:19:56.32 i
386 :
考える名無しさん:2014/07/10(木) 12:28:59.75 0
小笠原晋也 @ogswrs · 7月6日
Bon soir à tous ! 幾つか御質問をいただきました.まず『存在と時
間』の邦訳についてですが,わたしが読んだものは絶版のようです.
昨年新しい翻訳が出ているようですが,わたしはそれを見たことはあ
りません.基本的に言って,Heidegger を読むためにはドイツ語を知る
小笠原晋也 @ogswrs · 7月6日
必要があります.Heidegger のみを読むためにドイツ語を習得し,Lac
an を読むためだけにフランス語を習得することは,する価値のあるこ
とです.わたしが目にしたことのある邦訳は,Heidegger も Lacan も,
それだけでは何も理解できません.原文を隣に並べて並行して
小笠原晋也 @ogswrs · 7月6日
読まなければ何も理解できません.そして,それらの邦訳が如何に誤
訳に満ちているかを発見するでしょう.ハイデガー全集の邦訳もその
誤訳の多さは『エクリ』に負けていませんでした.ドイツ哲学や神学
を専門的にやっている人々が翻訳しても,Heidegger の邦訳はその程
度のものなのです.
>>386 >それらの邦訳が如何に誤訳に満ちているか
>ドイツ哲学や神学を専門的にやっている人々が翻訳しても,Heidegger の邦訳はその程度
この人って誇大妄想なの?
自分がすべて正しいと思うのは自由だけど、ここまでくるとちょっと危ないね。
388 :
考える名無しさん:2014/07/11(金) 08:27:59.03 0
389 :
考える名無しさん:2014/07/12(土) 03:40:45.50 0
ドゥルーズと精神分析 モニク・ダヴィド=メナール 2014.08.27
ドゥルーズと狂気 小泉 義之 (2014/7/14)
アンチ・モラリア 江川 隆男 (2014/6/23)
動きすぎてはいけない 千葉 雅也 (2013/10/23)
ドゥルーズ ジャン=クレ・マルタン (2013/5/8)
全部河出か
>>389 そこそこ売れんだろうねえ
ソースは買ってる俺なんだけど
>>390 適当なこと書いときゃそれなりに売れるんだろう。
もちろんここに紹介されてる本のことじゃないが。
なにより、ドゥルーズなら無害だ。
392 :
考える名無しさん:2014/07/14(月) 09:24:35.54 0
あべあきら @akiradicalism 18時間
小泉義之『ドゥルーズと狂気』読了。『生殖の哲学』をはじめとする思索に兆
していた「モンスター(礼賛)論」としての著者の生の哲学が、「単独者」と
しての著者一流の律動/反復とイマージュ/錯乱をつうじて追究される「実践」の書。圧倒的な怪(快)著だが、集大成ではない、あえてそういっておく。
393 :
考える名無しさん:2014/07/14(月) 09:27:29.23 0
こもん @commonko 13時間
小泉義之『ドゥルーズと狂気』、ぐいぐい惹き込まれて半分ぐらい読んでしまったの
394 :
考える名無しさん:2014/07/15(火) 12:30:33.07 0
395 :
考える名無しさん:2014/07/15(火) 12:32:35.83 0
ますやま @askrec 7月14日
小泉せんせのドゥルーズと狂気、講義文体だから読みやすいかと思いきや意外と難儀してやっと半分。いつものアジビラみたいな文章のほうが入りやすいのなぜかしら。
買ってみた。江川先生の本。「器官なき身体」に対する思い入れは、前から強かった。
読んでみて原則論として、「器官なき身体」から考えて、すべてのものを批判する、という立場が分かる。
極論だが、勉強になります。こうした原則論による「解体」の徹底性はすごい。
ミル・プラトーの第三章「道徳の地質学」におけるチャレンジャー教授は、その講義の自己解体の結果
「シルエットはくずれて、ほとんど人間のものとは言えぬ姿勢になり、」自身を解体し尽くしていなくなってしまう。(p94)
これはドゥルーズの「ギャグ」である。
ミル・プラトー14章を見てもすべてが完全に「平滑空間になってしまう」
ことはありえず条理空間と平滑空間は「事実上混合しており」(p531)それらの混合の比率のモデルを考察している限り、
「戦争機械」に向かって完全に純化されたりはしないのが現実だと思う。
「アンチ・モラリア」いつも疑問であった所を、思い切って単独「突破」した、という感、がします。
それが正解かどうかわかりません。「器官なき身体」を「スピノザ的実体」より先行するもの
とみております。(そうは書かれてないです。A.・O下p206)
小泉さんの本も買いました。物凄く、でなくてもドゥルーズ=ガタリについてシャープな見解
がでてくるのか、と思いきや、各流儀の精神分析(医学)の学説史の講義でした。
>>390 素人向けの本だ。よく自分で吟味すれは、発見はあるだろうから。
400 :
考える名無しさん:2014/07/16(水) 12:44:30.09 0
kumatarouguma @kumatarouguma · 7月14日
ポストモダン一派なんてこの程度ですよと言いつつ、そこで独自かを探ること。自分が何かやったと思ったら終わり。私見では吉本以降全部ダメ。もちろん自分ものがれませんよ。
>>400 何ですか。「吉本」も「俺」もダメ、って、凄いレベルの御仁なんだな。
>>401 「以降」という言葉は普通はそう読むけど、この人はたぶん吉本を外してる。
じゃあ、「以降」の使い方が間違ってるのかというと、それもきわどいところで、吉本がデビューした時代からという意味で書いたんじゃないだろうか?
他に適当な言葉を見つけられなかった、に1票。
もっとも、吉本のデビューは戦後わりと早い時期だから、戦後の思想は吉本以外はみんなダメ、という極めて適切な指摘だろう。
もちろん戦前には思想なんてものは、日本になかった。
ちなみに、この「以外」というのは、もちろん吉本本人を含みようがないんだけど。
以降とか以外とか、文部省制定の意味に使うのが一番いいかも知れない。
>>402 その言い方だと「戦後」のものは、全部否定じゃないですか。私は戦後のものも認めます。
あんなに多くの読者を持った「吉本」は、その政略的な狡さは、見るに見かねるにしろ、
物凄い勉強家だった。相応の才能と努力の人ではあった。多分ドゥルーズも全部読んでいる。
「相応の才能」と「努力」が401にあったんなら、それだけの影響力を持った著作があるんでしょうからその
本の題名を教えてくださいよ。吉本ほど世に知られた著作活動を401はここまでなさったんでしょうか。
吉本に限らないよ。柄谷でもいいし。国分だって江川さんだって私は認めてますよ。
「俺」がだめなのはかまわないが、いっしょくたにスンナっていう人は多いんじゃないですか。
404 :
考える名無しさん:2014/07/16(水) 23:31:14.43 0
自分のことなんか云わないで、
たんに読者としてダメと言えばいいんだよ。
とはいえ、私としては、吉本、柄谷には、いいかげんうんざりしているが、
國分だのというのと、比べようとは思わない。
著作がどうこう、と言う人は、ようするに、タレントはテレビ出ているから偉い、
というのとほとんど同じ発想なんだな。生業にしていて、あの程度じゃ、
まるでお話にならん、というのが、率直なところであろう。
國分なんかはまだ若いんだから、同時にフランス語と英語と日本語で
書きゃいいだろう。書く手間は大変でも、考える労力が三倍になるわけではないのだから。
たいがい、鎖国的引きこもり内弁慶なんかやめたらどうか。
>>403 >多分ドゥルーズも全部読んでいる
吉本はドゥルーズをそんなには読んでなさそうだ。
主要著作の3、4だろう。
それも人に勧められて読んでみたと書いている。
当然とはいえ、結構バカにしてる。
「吉本」に政略的な狡さを見る理由はわからないが、外国思想に寄りかからずに自分の哲学と思想をくみ上げたことは確か。
kumatarougumaが誰だか知らないが、この人はそういう意味でみんなダメだと言ってるんだろう。
確かに、日本の哲学者、思想家から海外を差し引いたらなにも残らない人ばかりだ。
吉本のはコンプレックスの裏返しの反外国に過ぎない
マタイをわざわざマチウと書くあたりに、そのコンプレックスが良く表れている
だから容易に日本万歳に転化した
何だろうか?「さまざまな意匠」の小林秀雄も外し、埴谷雄高も外し、何もかもダメなはずが
ないだろに。逆に言えば、「吉本」は醜くも生きたところを十分割り引いてもいいんだ。
自立思想なんて、言わでもがなだった。「毒を盛る器」とも言われていたんだ。