501 :
考える名無しさん:
マルクスまで遡って科学という言葉を使う場合は学問と同義だろ
ドイツ語ができない子がいるな
505 :
考える名無しさん:2012/01/18(水) 22:18:20.41 0
要するに、技術はもちろん、科学を含めて知ることそのものが、
自然を人間の非有機的身体と化することだというわけです。
マルクスにとってはそれは科学というより労働だよね? 科学も労働に含まれるだろうけど。
507 :
考える名無しさん:2012/02/05(日) 13:19:47.44 0
それにしても、柴崎明はキチガイだろ?
てことは裏を返せば時代がついてこれないだけの天才ということだな。
親の子作りの思惑はすべてビジネスで成り立っている。
親が子に愛情をかけるのもすべて将来への投資である。
投資の見込みがないと見るや否や、親にとって子は障害=ゴミ以外の何者でもなくなる。
親の本音は労働者を容赦なくリストラせよと経営者に迫る投資家に一番近い。
親子関係のすべての悲劇は、資本家と労働者の再生産との間の悲劇に由来する。
家族の本質は共同幻想を対幻想によって偽装していることにある。
偽装はあくまで偽装でしかない。家族の悲劇はここに由来する。
何を言おうが、吉本が思想、言論に残した功績は何もないのだ。幽霊のように存在したまぼろしの知識人である。ただひたすら怠けた思想をつらつらと独り言ちていただけである。
511 :
考える名無しさん:2012/02/28(火) 19:43:10.02 0
国内の火力発電シフトに加えて、インドや南米の産業新興国の化石燃料需要がこのまま増加すれば、更に価格は上昇する。
製造業や物流で石油依存の割合を増やしていけば、グローバル化の中でこれ以上のコスト上昇は必ずボディーブローのよ
うに国内経済に効いてくるのは間違いないだろう。
512 :
考える名無しさん:2012/02/28(火) 20:00:46.48 0
CO2のことはどうでもいいのだが(たぶんどうでもよくなる)現状でもそうだが生き残るためには背に腹は替えられないし、
全体の0.5%以下の需給力しかない自然エネルギーは現実的に間に合わない。
513 :
考える名無しさん:2012/02/28(火) 20:32:55.69 0
環境と国力の劣化に加えて電気料金の上昇とくれば、現状よりさらに賃金、雇用の状態は悪化するのは避けられそうもない。
反原発の盛り上がり(すでに下火か)も、よく持ってここ数年だろう。とどのつまり安全な原発稼働を受け入れざるをえない。
出来るだけ安全に配慮した原発稼働が国民世論の大勢となる。もし半年後に国民投票でもすればそれは明らかになるだろう。
514 :
考える名無しさん:2012/02/28(火) 20:36:45.54 0
つまりミドルスパンでよりセイフティな原発の開発が、この国に生きている人間の生活維持にとって、もっとも重要な課題
ということだ。もちろん数年前までと同じレベルで反原発の主張は存在するということだが。
6 名前:ゴーレム朱雀 ◆SZAK/BYyYurB : 2012/02/25(土) 20:29:17.08
朱雀からの提言
・「子作り」とはどういう事か。
よ く 考 え て く だ さ い。
生まれた子供はどういう目に遭いますか?
また、どんな目に遭う可能性がありますか?
想定出来る事だけでも不幸苦痛の雨あられですね。
また、親の想定外の幸福も有り得ますが、
想定外の不幸も起こり得る事をお忘れなく。
・「自分の子に限って…」とか「ウチは大丈夫」とか…。
本当にそうでしょうか。よ く 考 え て く だ さ い。
・全ての苦痛は生まれる事によって生じます。
悲惨な状況を色々とイメージしてください。
生まれなければ、それらを 全 て 回 避 出 来 ま す。
・子供が悲惨な目に遭った時。原因は誰にあるのでしょうか。
どんな場合でもハッキリ言える事は、
親が産まなければ子供もそんな目には遭わなかったという事。
親 は 直 接 の 原 因 だ ろ う が。
この問題から逃げないでください。
・子供が欲しい方へ。
何故子供が欲しいのか、よく考えてください。
考えればわかりますが、全 て 自 分 の 都 合 で す。
516 :
考える名無しさん:2012/03/03(土) 22:53:42.05 0
バカだな、おまいは、本当に馬鹿だ。
子どもに限らず、全ては自分の都合だ。
むしろそこを倫理的に否定するような思想はすべてニセモノで
その契機をきちんと繰り込んでいるかどうかが分岐点なんだよ。
ニンゲンは自分の都合から及んだ行為から、自分の都合を越える
ものに向き合わざるをえない時だけ、自分を対象化できる存在だ。
そんなことも分からないからいつまでもおまいはガキなんだよ。
517 :
考える名無しさん:2012/03/03(土) 23:28:25.77 0
反面、自分の都合のいい時に、都合のいい環境に生まれるガキなんていない。
つまり全てのガキは自分の親を選べない、という意味で子どもはイノセントな
存在だ。
ガキが自分を対象化できるのは、そういう不可避な人生を受け止めて、自らの
人生を主体的に選びなおす行為の繰り返しが、ヒトを成熟に至らしめる。
そんなことも分からないからいつまでもおまいはガキなんだよ。
バイオテクノロジーが進歩すれば、当然、親は自分がつくる子の遺伝情報にまで
責任をとることを求められるようになる。倫理的にはともかく市場が求めるんだよ。
519 :
考える名無しさん:2012/03/03(土) 23:30:52.04 0
科学技術ならぬ科学市場がね。
520 :
考える名無しさん:2012/03/04(日) 00:34:41.68 0
ガキ帝国だんw
521 :
考える名無しさん:2012/03/04(日) 00:43:30.57 O
吉本隆明botから吉本知って本屋行ったけどなんも置いてねーなー。真贋くらい。
あーー糞だわーー。デカい書店ある都会はいいなー糞だわー。
522 :
考える名無しさん:2012/03/04(日) 00:54:53.04 0
<レコチャ広場>中国人が南京大虐殺をどう歪曲しているのか、とくと見てみよう―中国
配信日時:2012年3月3日 13時18分
2012年3月2日、中国のジャーナリスト、王錦思(ワン・ジンスー)氏は
「中国人が南京大虐殺をどのように歪曲しているのか、とくと見てみよ
う」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。以下はその内容。
河村たかし名古屋市長が堂々と「南京事件はなかったのではないか」と
発言し、中国各界から怒りと抗議が噴出している。だが、実は中国人自
らが南京大虐殺を歪曲していることは、ずっと見過ごされてきた。まず
はこうしたやり方を直さなければ、われわれが日本人を責め立てること
はできない。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=59266
523 :
考える名無しさん:2012/03/04(日) 13:41:28.62 0
botのフォロワー数の多さを思うともう少し本屋で置いてくれよって思った。
吉本に限らず思うけど結局、哲学・思想系って都会だけの学問なのかね。
サブカルみたいなもんで、地方じゃ売れないから売らない、的な感じ。あーヤダヤダ。
525 :
考える名無しさん:2012/03/04(日) 19:28:14.60 0
書店も商売だから、人文関係が他のジャンルに比べて売れんのは事実。
吉本の本だって若い時からそんなには売れてない。
離島や僻村(ならスマン)でないのなら、たまに電車でも使って行けば。
最近の聞き書きの文庫本は割りといいね。「詩の力」とか。
527 :
考える名無しさん:2012/03/05(月) 00:17:31.64 0
大きな書店のない町に居ても今ならネットで買えるので、昔よりも良い時代と思うけども。ネッ
ト使うのが簡単でしょう。ちなみに論争文としては『全著作集4 文学論』(勁草書房)に花田清
輝との50年代の論争文、60年安保闘争前後の政治論文なら『全著作集13 政治思想』(勁草書房)
、または単行本『異端と正系』(現代思潮社)、論敵花田の吉本との論争文なら『花田清輝全集8 近
代の超克』(講談社)、埴谷雄高との論争文だと単行本『重層的な非決定へ』(大和書房)、埴谷雄高
の吉本との論争文は単行本『ラインの白い霧とアクロポリス』(福武書店)または『埴谷雄高全集
10 1978-86』(講談社)、柄谷・蓮実・浅田らへの批判は『完本 情況への発言』(洋泉社)、柄
谷・蓮実・浅田らによる吉本批判は『近代日本の批評U 昭和篇 下』(講談社文芸文庫)に多数。
でも吉本隆明はあの語り口が聴けた方が、言いたいことが伝わるんじゃ、とも思う。なのでとり
あえず『50度の講演』をイトイ新聞から買えばいいんじゃないですかね。
デジモンと哲学は相性が良いよ!?♪。
529 :
考える名無しさん:2012/03/05(月) 01:35:33.87 0
「五十度の講演」はあまりお勧めしない。
吉本はあまり話上手ではない。だから要領を得ないし繰り返しも多い。まあそれが吉本の話し方の特徴なんだが。
講演集なら手を加えて繰り返しも省いて分かりやすくなっているけど、生の話だけだと非常に聞き取りにくい。
「五十度の講演」は話だけで活字のテキストは付いてないんで、講演の雰囲気を味わいたい人にはいいんだけど、
だから活字のテキストの方がいいと思うよ。
530 :
考える名無しさん:2012/03/06(火) 23:31:59.97 0
いやあ、吉本って、60年代から、活字で受けるイメージと実際と違うと言われていたんだよ。活字
では冷たい印象だけど実際には言葉に体温が通ってる、とかね。あの人柄に惚れた、と言ってる
文学者、編集者は結構いる。それは音声の方が伝わってくる。『50度の講演』は選択も良いしね。
ヘーゲル、ヴェイユ、親鸞、小林秀雄など吉本の思想的背景が語られてるし。悪くないと思うよ。
531 :
考える名無しさん:2012/03/07(水) 11:59:06.21 0
なるほど、言葉の温もり、人柄、そりゃ大切だ、いいね。
たけど大切なのは思想内容だと思う。賛意、批判も含めてそれが基本だから。
俺は地方在住だから、吉本との接点はずっと活字を通してのものだった。
初めて吉本の音声を聞いたのは、中上健次の主催した「吉本隆明25時」の
カセットテープが初めて。「五十度の講演」は懐に余裕のできた現在だから
購入できたんで、若い頃ならとうてい手が出なかっただろう。
吉本の誠実で幅の広い人柄は、活字でも十分伝わるよ、ちゃんと読めば。
「情況への発言」とかの論争の佃弁?にだけ囚われていると誤解しがちだが、
吉本の深い大衆愛(表面的な啓蒙や同情ではない)は、文章から伝わる本質
の中に読み取れる。当然だけど。
「五十度の講演」がよくないと言ってるつもりはないけど、あれはあまりにも
高価(俺の感覚では)。糸井の言うようにフリーアーカイブされるのを待って
から聞いても遅くないと思うよ。
若い人はアマゾンなんかで入手できる吉本の活字から入ればいいと思う。お金
に余裕があれば吉本以外のいろんな本も読むことは大切だし、読書以外の体験
もたくさんした方がいい、と思うけど、たぶん。
532 :
考える名無しさん:2012/03/07(水) 12:37:28.49 0
ライブのたどたどしい口調や繰り返しの多さも、それなりに味わいがあるけど
内容をしっかり受け止めたいのなら「講演集」だと思う。古書本でたいていの
ものは手に入る。
ただ、イトイでもいいし他の出版社でもいいが「五十度の講演」のテキスト本
をできるだけ安価で流通できるように企画、実現してほしいと思う。
ちなみに「心的現象論 本論」は事情があってもあまりにも高いと思うし、
いっこうに廉価版を出さない。それだけで山本哲士はうさんくさいと思うし、
猫々堂の方がマシかと思ってしまうねw。
534 :
考える名無しさん:2012/03/07(水) 22:41:40.12 0
>かりにここまで行っても
かりに行った時点で考えればいいと思うがw
<有効>かどうかというのは、よく分からない設問だけど
人間が存在する限り「心的現象論」の扱うフィールドが有意味であることには
変わりはないだろうね。「心的現象論」を認めるか否かは別にして。
まあ、ロボットに人間の脳と身体(機能ではない)が完全に備われば、それは
もはや人間なわけでw
535 :
考える名無しさん:2012/03/08(木) 02:58:15.36 0
関東に住んでて知識人を生で見れたというのは幸運だったかもしれない。『いま吉本隆明25時』
も品川の寺田倉庫まで見に行って、吉本には当時読んでいた『〈信〉の構造』(春秋社)に、彼はあの
時、ずっと客席に他の観客に混じって座っていたので誰でも話ができたんだけど、お願いして
表紙裏にサインしてもらったり、時間に余裕があったのかこちらの名前まで書いてくれて良い
記念になったけど。その時壇上の中上健次やまださほど知られていなかったDeluze研究者の
宇野邦一から指名されて急遽吉本とのサシの対談が壇上で始まったのには興奮した。ただリア
ルタイムでは全く理解できなかったんだけど(笑)あの時は会場に糸井重里がいたり、俺の席の
前にその後早世した菅谷規矩夫が「ここ空いてますか?」と感じの良い笑顔で聴いてきたり。あと
中上と吉本の難しい対談の最中、大声で笑ってる長髪の男が前に座ってて、それが目立っていた
んで記憶にあるんだけど、どうもスガ秀実だったようで、スガは『朝日ジャーナル』の取材もかね
て来ていたようだ。あと小阪修平と山崎哲の対談のとき客席から小阪に荒っぽい口調で質問して
いた男性がいたんだけど、それは後の猫々堂主人の松岡祥男だった。あの時は今思うと後に表
舞台に名前が出てくる人間が講演者や観客として来ていたと思う。そういうのを間近に見れた
のは幸運だったと思う。
>>534 > まあ、ロボットに人間の脳と身体(機能ではない)が完全に備われば、それは
> もはや人間なわけでw
人間が機械の体を手に入れると人間ではなくなる? 疎外の最終形態という点では
やはり人間じゃないか?
それより、放射線そのものを防御する服がないってのがね、
これだけ科学が進歩したはずの時代に。
それが発明できてはじめて原発の実用化が科学的に合理性をもつはずだろ。
でなければキチガイの技術にしかならん。
つまり、事の本質は、科学が後戻りできないということではなく、
科学とは別個に、あるいは科学を無視して人類がそれを実用化したがるという
問題じゃないか。
この本質を語っていない思想は原発事故の本質になんら届き得ていない思想だと思う。
538 :
考える名無しさん:2012/03/08(木) 22:53:59.58 0
>>536 引用している文と、あんたの文との差異がよくわからんぞ。
>>534は「人間」という一語によって問題を誤魔化してしまっている。
機械の体をもった人間は「疎外された人間」ではあるが、以前のままの人間ではない。
「人間化された機械」は「疎外された人間」であって、われわれ既存の人間と同一ではない。
心的現象論がそこまで射程に入れているとは思えない。
技術の進歩とその即時実用化が不可避と考える吉本思想にしてはなんら普遍性を考慮していない思想になってしまっていると思う。
540 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 00:59:03.36 0
>>534が人間という語で誤魔化してはいるのなら
>>539も同じではないのか。
「機械の身体をもった(人間)」も「(人間)化された(機械)」も同じく「疎外された(人間)」という
範疇に入るとと言ってるようだけど、それぞれのフレーズの人間の定義は同じなのかな。
「心的現象論」の射程に何もかも入れる必要はさらさらないが、よく分からない。
最後の一行はもっと論旨が分からん。
吉本がダメ、と言いたいのなら、それはそれで分かりやすいが。
>>540 >>539は「人間」と一口に言ってもその内実が「疎外によってまったく変化してしまう」
と主張している。
だからそこまで射程に入れて人間を論じないと、例えば心的現象論も科学技術進歩の自然過程に
ともなって今後も「疎外していくであろう人間」の普遍性を踏まえた本質にとどかないだろう
って主張しているわけで。
それに対して
>>534は、「人間」という同じ表現を使っていれば人間は人間であって、
人間という語の内実がまったく変化していってしまうことは考慮しなくていい、みたいになっている。
科学技術の進歩が普遍的だと主張し、それを思想の軸に据えるならば、科学技術の進歩が
人間の本質を決定する、というところに、人間を論じる思想の軸を据えないと説得力がない。
科学技術の進歩が果たして心的現象論でどこまで説明でき、その結果、疎外された人間にまでも
適用できる思想なのかどうか。そこが吉本思想において根本的問題として今後問われていくだろう。
けっきょくは「疎外」をどう捉えるかで、反原発エコロジストと吉本思想との分かれ道がある。
例えば、対幻想論にしても、同じ個人の生殖系の幹細胞から卵子も精子も作れるとなったときに、
対幻想を性とか家族という現象と同値しようとしてきた吉本情況論は崩れ去る可能性がある。
545 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 01:30:56.20 0
そして、そうした技術の実用化というのを決して禁止してはならない、というのが
吉本思想の大原則になっているわけだから、その女の母胎的性からの解放だとして
その技術の実用化をフェミニストが求めたとしても、それを批判することはできない。
でないと、原発について語っている吉本思想のそれと整合性がとれなくなる。
546 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 13:48:20.14 0
論旨、筋道はだいたい分かった。ありがとう。
たぶん吉本は「科学技術の進歩が人間性を決定する」とは思っていないのだと思う。
それは科学技術の進歩による生活環境の変化は自然過程であって、人為的に破棄する
ことは倫理的退廃だとする主張と矛盾してはいないのだろう。
テクノロジーの進歩と、人間の本質を、無媒介に自然過程とするのは、吉本の思想の
軸ではないので、「そこ」で説得する論理ではないものに、説得力を求めても得られ
ないのは当たり前だと思うよ。
言っとくが、俺はあなたが間違っていて、吉本が正しいなんてことを述べてるつもり
はないので。俺はそんなにエラクないしw。 ただ根本的なところで噛み合っていない
ので、「そこ」の立ち位置でいくら吉本から論じても、矛盾が拡大するばかりなので
無駄ではないかな、とは思う。なによりあなたにとって不毛だから。
吉本はうっちゃっといて、あなたの研究、考察を深める道を進んだらいいと思うよ。
547 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 14:07:05.77 0
>例えば、対幻想論にしても、同じ個人の生殖系の幹細胞から卵子も精子も作れるとなったときに…
吉本情況論は崩れ去る可能性がある。
吉本の幻想論が、あなたの考察するフィールドと重なっているかどうかは疑問だけど、吉本の
情況論が崩れる可能性はいつでもあると思う。今だってそんなに確かなものじゃないw
吉本が幻想論を展開したのは彼なりの思想的な必然性があったわけで、情況との整合性や
対応ついては疑問もあって当然。吉本を肯定的に論じる学者達もそこは認識しているわけで、
要は批判的に継承していけばいいんでないかな。
548 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 14:07:10.93 0
>>546 > たぶん吉本は「科学技術の進歩が人間性を決定する」とは思っていないのだと思う。
彼がそう思っていなかったとして、それはそれでいいんだよ。
ただしそのためには、科学技術の進歩が決して変えることのない人間性の本質をだよ、
吉本思想が普遍的命題として見極めようとすることを前提条件にしている。
その本質だけはどんなに科学技術が進歩し、それが人間の欲望の市場にのって
実用化されても決して変化することがないだろう人間性なんてものがあったらね。
それをどこまで吉本思想が捉えているかが問題になるし、そのことを私はここで言っている。
科学技術の進歩とその無選択な実用化というものが、人間自身が意志で選び取る範疇にはない
超越的過程と見なし、それを破棄することが人間性の放棄だとするならば、
吉本思想はまさしく、科学技術の進歩とその無選択な実用化に人間の本質を定義している
ことになるけどね。だってそうとしか考えられないのではないか。
人間なしには科学技術の進歩もなかったのだし。
これとそれとの整合性を思想的にはかるには、吉本思想が、人間の本質を科学技術の進歩と
その無選択な実用化というところに据えていると解釈する以外にこの矛盾は解消されない。
549 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 14:14:54.49 0
原発を放棄することは「人間をやめて猿になることだ」と彼も言っているように、
私のこの理解は吉本思想の軸を基本的につかんでいると思う。
ただしそこまで言うならば、バイオテクノロジーについても言わなければならないし、
女がオリンピックのスポーツ選手になって、母胎になることを犠牲にしてまで
男のような鋼の肉体やら、逆に人形のような細身の肉体を求める欲望も否定してはダメだろう。
吉本氏が妄想するように、たとえフェミニストが母胎性から解放されたいと願って、
女の性の科学技術による完全な代替を欲望し、それを科学技術が市場におくる商品へと
求めることも否定してはならないはずだろう。同性愛が対幻想の危機だと主張するべきでもない。
もし対幻想の危機なんてことだったならば、対幻想論は彼がエコロジストを批判するように
人間の本質をまったくもって見誤っていたことになってしまうだろう。根本から崩れ去るわけだ。
私は吉本思想を私なりに高く買っているが、そこだけはどうしても自分の中で整合性をつけられない。
本質的な大問題として残ってしまう問題なんだなあ。
551 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 14:22:02.46 0
母胎的性からの開放として、テクノロジーの実用化をフェミニスト(女性)あるいは男性が
求めたとしても、吉本は肯定すると思う。ただしフェミニストの思想、論理をそのまま受け
入れるかどうかは疑問。たぶん批判的に論じるだろうね。吉本にとって思想的に全く別の
範疇だろうから。
この辺はここで論じると俺の手に余るので、これ以上やめとくw
>>551 どこに批判的に論じる理由がある?
そこはエコロジストの直感を同じ水準の根拠しかないんじゃないか?
553 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 15:07:07.17 0
>どこに批判的に論じる理由がある?
吉本のテキストに当たってみるしかないんじゃない。
それがつまらないと思うのなら捨てるしかない。
この辺は、ここで論じると俺の手に余るので、これ以上やめとくW
554 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 15:11:04.49 0
「無選択な実用化」というフレーズに、あなたの吉本に対する憤り、批判が現れている
んだと思う。
吉本は、核分裂の実用化という契機を人類が手放してはいけないといってるので(たぶん)、
そこを無媒介に接合すると、化学物質の毒性を用いた殺人も自然過程だからOKと言って
るのと同じことになるんだろうね。吉本の言説はそう受け取れるぞ、というあなたの主張
は分かる気もする。
週刊新潮も含めて、吉本の記事は、数時間のインタビューをわずかな囲み記事、数ページの
談話に編集してあるんで(吉本も滑舌悪いのによく喋るからねW)どれだけ編集者の意図で
吉本の喋りから、核心を正確に抽出できてるのかわかんないですね。
俺の本音を言うと、吉本は一定程度ボケてると思ってる。彼の年齢で、彼の身体的条件なら、
それで普通だろう。もちろん喋ってる内容が無効だとか、採るに値しないとは思っていない
けど。
以前に比べても滑舌悪すぎる。だから吉本思想を全く知らない人間が目の当たりにしたら、
タダのボケ老人だろうな。若いインタビュアーも苦労するだろうねW
あなたはあなたなりに吉本思想を高く買ってるということなんだから、そこのところで
継承すれば、それでいいんじゃないですか。それ以上はあなたを含めて、後続するもの
の研鑽じゃね。人は自分にとって不可避な道を行くしかないし。
555 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 15:21:37.21 0
>>552 そこはエコロジストの直感と同じ・・・、の間違い。助詞の誤りを訂正しとく。
要するに、エコロジストが新技術に対して直感的に抱く恐怖を根拠に
それを批判的に論じようとするのとほとんど差のない思想的地平で、
フェミニズムを批判していたにすぎないんじゃないかという強い疑いを
どうしても拭い去れない。
556 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 15:45:12.48 0
>エコロジストが新技術に対して直感的に抱く恐怖を根拠にそれを批判的に論じようとするのと
なるほどね、俺はエコロジストじゃないんで理解できないことが多い。
ベジタリアンも反捕鯨もエコロジストなのかな。エコロジストにもいろいろあるみたいだな。
あなたの「強い疑い」を拭い去るなんて、俺にできるはずもないし。
いいんでないの。
繰り返すけど、あなたの「高く買ってる」ところで継承すればいいんで
吉本を全部肯定したり、受け入れたりすることはないと思う。
どんな偉大な思想家だって、研究者が「強い疑い」を抱く論述はあるんで
それで全否定することもないんだよね。当然だけど。
>>555 > 要するに、エコロジストが新技術に対して直感的に抱く恐怖を根拠に
これはもちろん、当のエコロジストから反論を食らいそうなところなので、
実際のエコロジストに対して「私が」そう思っているわけではないのであしからず。
558 :
考える名無しさん:2012/03/09(金) 21:40:27.28 0
>>556 おっしゃるとおりで、まったく正論なので、その点については異論はなく、
ご老体の吉本氏自身に対していまさらどうということはないわけですが、
吉本思想はおっしゃるとおり、多くの読者と支持者を抱えていらっしゃり、
大手マスコミも取り上げるそれなりに商品価値をもった思想であるので、
そこだけはスルーするわけにはいかず、疑問を差し挟むところはきっちり
差し挟んでおく価値があるくらいの、それくらいの思想だということですね。
別に地球環境を改善して欲しいですの!?♪。
560 :
考える名無しさん:2012/03/14(水) 00:15:11.48 0
昔、文学者の反核運動批判のとき、〈現在から追い詰められた自己崩壊〉という表現をしていた
それがどうもいまだに、分かりやすい善悪ー復興支援運動から反原発運動含めーに人々が雪崩れ
込んでいく、背景にあるような気がしてならない。そこには柄谷の訴える「デモの意味」も含む。す
べからく、〈現在から追い詰められた心性〉が、災害、不況、などを起点として社会の紐帯を回復す
ることを狙っている。メディアに出てくるああいう光景や言説を見る度に、失われた共同体の復活
を賭けているようで、痛ましさを感じる。表現者でもそういう紐帯を主題にしてる人がいるが、
表現のモチーフが乏しくなってきたこと、を感じさせる、敢えて言えば衰弱をあからさまにして
いる。昨今のそういう作品や慈善やを見て衰弱ばかりが目につく。浮かれているのはメディアと
そういうアーティストの信者、あとは失われた共同体を夢見てる人間だけではないだろうか。こ
れらもやはり〈崩壊の形〉のバリエーションに見えてしまう。
>>554 > 週刊新潮も含めて、吉本の記事は、数時間のインタビューをわずかな囲み記事、数ページの
> 談話に編集してあるんで(吉本も滑舌悪いのによく喋るからねW)どれだけ編集者の意図で
> 吉本の喋りから、核心を正確に抽出できてるのかわかんないですね。
吉本さんくらいになれば、新潮だけに言論機会をもっているわけではないんで、
新潮の記事で自分が言いたい内容が十分に記されていないと思えば、他の機会に
いくらでも追加や訂正が可能でしょう。それは言い訳にはならない。
562 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 05:22:38.30 O
R.I.P
563 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 05:36:12.00 0
今、何気に観てたNHKのニュースで・・・
最近どないされてるかと思ってたら・・・
564 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 05:36:51.63 0
やっと死んだか…悲しいね
さようなら。ありがとうございました。
566 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 05:55:37.40 0
ほんと、ただありがとうございました、といわずにはおれませんね。
567 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 06:13:38.07 0
568 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 06:14:43.17 0
コメント
吉本隆明氏が死去 戦後思想に大きな影響
文学、思想、宗教を深く掘り下げ、戦後の思想に大きな影響を与え続
けた評論家で詩人の吉本隆明(よしもと・たかあき)氏が16日午前2
時13分、肺炎のため東京都文京区の日本医科大付属病院で死去した。
87歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は未定。
今年1月に肺炎で入院し、闘病していた。長女は漫画家ハルノ宵子さ
ん、次女は作家よしもとばななさん。
1947年東京工大卒。中小企業に勤めるが組合活動で失職。詩作を
重ね、「固有時との対話」「転位のための十篇」などで硬質の思想と文
体が注目された。
2012/03/16 05:25 【共同通信】
569 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 06:23:12.56 0
570 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 06:30:00.58 0
本人も亡くなったことだし、
いい加減、出版社が共同して作業で
ちゃんとした【吉本隆明】全集を作って欲しいところだ。
希望としてはちくま全集的な大きさの奴で良い。
571 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 07:11:18.32 0
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皇族・王族とかの末裔を、現在の民主社会で崇めるのも滑稽。
彼らの先祖は、マザーテレサみたいに徳で評価された訳でもなく、
ただ暴力で民や対抗勢力を征服して君臨しただけ。
まともな正当性など無いから、
「俺は神の血筋だ」「俺は神に認められたんだ」とか痛い正当化も目立つ。
日本書紀とかで神話の権威付けしたり。天皇の初代あたりは創作説が主流。
皇室とは江戸時代、、家康は1万石しか認めなかった小狗。
後にやっと3万石まで上げてもらったけど、、とても京都を支配下におくことも
出来なかったから、、官位証文の売りさばきで食ってた。
明治の元勲たちが、キリスト教をまねた国家神道という官製宗教運動、宗教イデオロギーによって急造したものが、
「皇国史観」と言われるもの。
いわく、日本は天皇家の祖先のカミによって造られ、
すべての日本民族は天皇家の分家であるから本家の当主である天皇を永久に崇敬し、
君臨させなくてはならない、と。そうすれば日本は、永久に繁栄し安泰であるが、天皇を追放すれば滅亡する、と。
575 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 09:59:13.79 0
「考える」ことの大切さを真に教わりました。
親鸞との出会いも吉本さんを通じてです。
本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
576 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 11:08:25.53 0
やっと汚物が消えた
あとは信者とか言うゴミだけだ
577 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 11:16:01.92 0
誰?
578 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 11:28:46.48 0
メディアや流通している言説に頼ることなく
自力で考えることのきつさと大切さを学びました。
口で言うほど簡単なことじゃないけど。
平成に入ってちょっと有名になりすぎたかなあ…。
死ねば死にきり、というのが吉本さんのスタンスだったけど。
学恩に感謝。ご冥福をお祈りいたします。
まだ90前だったんですね
意外に若かった
580 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 13:07:56.59 0
581 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 13:12:56.46 0
ばななさん「危篤なことを言えずつらい一ヶ月」
読売新聞 3月16日(金)12時36分配信
吉本隆明さんの次女のよしもとばななさんは自身のツイッターで以下
のようにコメントした。
「みなさん、ありがとうございます。父は最後まですごくがんばりま
した。父が危篤なことを言えずつらい一ヶ月でした」「最後に話したと
き『三途の川の手前までいったけど、ばななさんがいいタイミングで上
からきてくれて、戻れました』と言ってくれました。もう一度、話した
かったです。『としよりは、同じ話ばかりで情けない』と言うので、そ
んなことはない、いるだけで嬉(うれ)しい、と言うと、『そう思えたら
いいんですけどね』と笑いました。最高のお父さんでした」
最終更新:3月16日(金)12時36分
582 :
塩なめくじ ◆P.1kwWtwlwvG :2012/03/16(金) 14:04:29.17
神 0
追悼
583 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 14:08:19.83 0
585 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 16:12:11.43 0
吉本が思想界の巨人だったのは、その思想が完璧で、突っ込む場所がなかったからではない。
何を言っているのか誰もわからず、ひょっとして、突っ込んだら、自分が馬鹿にされるのではないかという恐れから、
誰も批判せず、孤高になり、何となく偉大になっただけ。
「あの王様は裸だ」という者がいなかった。いったら馬鹿にされると恐れた。
彼が謂う幻想領域とは要するにイデオロギーであり詰まる所虚偽表示に過ぎない。
しかしながら、後発資本制社会である日本においてはヘーゲルの指摘する
市民社会すなわち法社会への歴史的段階を経ていない。
これがアフリカ―アジア―ヨーロッパという歴史段階説を好んで取り上げる要因である。
ゆえにマルクスがヘーゲル哲学を転倒させたような戦略を日本社会分析に対して直ちに適用する事は粗雑であり
この指摘は旧来の二段階革命理論か一段階革命理論か?といった問題設定に帰結する。
しかしながら、吉本はマルクスがドイツイデオロギー以降で展開した産業資本による文明化作用、すなわち、科学テクノロジーに着目する。
この視点に立つのなら前衛党官僚による体制選択(つまり革命)やその前段であるブルジョア化の是非やプロセス
を議論するのではなく、産業技術の進展とそこから派生する労働者の自立的な運動によって社会変革が可能だからだ。
そしてこのような労働者大衆に対して働きかける知識人(プロレタリアート)として自らを位置付けた。
かかる意味合いにおいて彼は純然たるマルクス―ヘーゲル主義者だったんですね。
以上の事から吉本が戦後思想に齎した成果は
@マルクス―ヘーゲルの理論を大衆解放の思想として位置づけたこと
A知識人(治者)と大衆(被治者)という分裂を自立の理論で克服しようとしたこと
B革命という体制選択論を統治機構の形態から産業労働の現場にずらしこんだこと
C上述の論証から運動のヘゲモニーを大衆の側に領したこと
といって良いでしょう。
まあ、大衆にそんな判断力が備わっているのかは疑わしい限りですが。
知識人吉本隆明が「大衆様が決定する」と主張するのなら、
事実命題(本当は当為が含まれていますが)としてそうなんでしょう。
ただ、吉本の意に反して当の大衆様は脱原発・環境保護といったアニミズム的思考に流れていますけどね。
昨今の原発事故は(管理や運用、そしてコスト問題はひとまずおいといて)自然の猛威に対して
科学技術は無力だった、ということなんですけどね。
結果として科学信仰の崩壊が微温的な自然崇拝にかわっちゃったんですね。
ここで産業技術を立脚点とした大衆運動に寄せた吉本の信念(としか言いようがないな)も
はかなくも潰え去ったわけです。
運命は残酷ですね。
別にそんな難しく考えなくても。
大衆の原像取り込みうんぬんは、日本共産党的なエリート前衛に対する批判でしょ。
エリートが、世界を動かせると考えるのはエリートの驕りですよと指摘しただけ。
エリートの自己幻想では大衆の共同幻想はコントロールできませんよって言うことでしょ。
吉本はエリートの指導性を放棄した時点で、オピニオンリーダーと言うよりも、一解釈者になったんでしょ。
思想家は解釈者で十分と考えたんだよ。
だから、もうこの時点で、大衆運動に何か影響を与えようとしたわけじゃない。
>日本共産党的なエリート前衛に対する批判でしょ。
いや、マルクス・レーニン主義全般ですよ。
レーニンは労働者大衆は前衛党の指導的知識人による組織化によって
初めて革命主体となり、革命は成就し得るとしています。
つまり、真偽値に基づいた大衆の自立(自由)とはエリートの指導に服する(従属する)ことだ、
といったプラトンやキケロ以来続く自由のパラドックスに由来する専制政治に対して猛攻撃を加えたのが吉本なんですね。
吉本がフーコーの解き明かした権力理論に接近するのはその為ですよ。
で、吉本がその際に重視したのは科学テクノロジーなんですね。
旧宮家復帰を支える右翼団体『日本青年社』が暴力団『住吉会』系であることは国会でも証明されている。
136-参-地方行政委員会暴力団員…-2号 平成08年06月06日
http://kokkai.ndl.go.jp/ ○有働正治君
【質問】警察の方にお尋ねします。日本青年社の最高顧問・西口茂男なる人物は、住吉会とはどういうかかわりがありますか。
○説明員(植松信一君)
【回答】日本青年社最高顧問・西口茂男と、住吉会会長の西口茂男については同一人物と見ております。
水野孝吉・救う会新潟=『日本青年社』総本部・時局対策局長=「NPO新潟海難救助隊・隊長」
小林楠男・小林会(『住吉会』系)会長=『日本青年社』会長
西口茂男・『住吉会』会長=『日本青年社』最高顧問
結論。巨大暴力団に食い込み、金を搾り上げて権威を与える「旧宮家」連中など日本の、いや人類の
恥であり、日本人の名に値しない。暴力団排除法にもとづいて社会から追放するべき。
詩人だからな
この人
思想の方は最後までアマチュアだったね
ゴッコ感が抜けなかった
593 :
考える名無しさん:2012/03/16(金) 23:32:45.99 0
吉本思想の幅と深さはヘーゲル=マルクス、自立、といった60年代までの問題では掴めないで
しょ。そこで単なる党派の無化とかで捉えていたシンパがオウム事件で一斉に離れた。勝手に
枠を作って嵌め込んでいた読者はそこで一斉に離れた。竹田青嗣みたいなね。
スガとか柄谷や浅田はとにかく前衛の優越のためには吉本思想が邪魔だった。ただそれだけの
問題しかないので。吉本を読んでもないし理解する気もない。
大衆が反原発とか言うけど、そんなことを運動してるのは一部でほとんどの大衆はどっちでもい
い。ただ安全性だけは確保しとてよ。電力も安いに越したことないから。。この辺でしょ。反〇〇
とか、電車で普段目にするサラリーマンのにいさん、おじさん、おばさんが訴えてるとは思わない
なあ。そこがメディアに屯する左翼の勘違いなんだよ。
そもそもマルクス・レーニン主義が日本の思想界で大きな勢力を占めていた時代があるということすら
今の若い人たちは知らんし、
そんな若い人たちに、吉本って何が偉いのか説明するのは不可能だな。
反原発運動の糸井重里は内心、ほっとしているんじゃないか。
そしてまた、自分は吉本さんに注目してきた、なんて一商売するんだろう。
ああ、いやだいやだ。
596 :
考える名無しさん:2012/03/17(土) 00:08:33.57 0
> 宮台真司
自体が限界にまで行くほど何もやってないよ。
598 :
考える名無しさん:2012/03/17(土) 00:15:52.70 0
大衆を甘く見すぎてると、大衆でしかない私は思ってたけど。
そりゃ吉本先生は大衆から露骨に直接的に嫌な目にあわされたりしないだろうけど
ろくなもんじゃないのよ、大衆は。うかつに肯定しちゃいかんのよね。
599 :
考える名無しさん:2012/03/17(土) 00:59:16.08 0
うかつなんてことはないよ。
大衆ってのはろくでもない存在、ってのはオルテガが先鞭を付けてた。
そりゃそうだ。吉本だって知ってる。誰でも知ってるw
吉本が思想の根拠にしてたのは「大衆の原像」。
もちろんそんなものが現存しないなんてことは吉本も承知してた。
自分の思想を検証するための理念だったということだ。
600 :
考える名無しさん:2012/03/17(土) 01:23:34.37 0
ひきもりの実態を知らないから
ひきこもれなんて平気で言える