1 :
1 :
2011/04/14(木) 12:24:26.27 0 カールマルクスの資本主義社会批判を経てソ連や中国に代表される社会主義国家が
建設されたが、所謂共産主義思想に基づく国家の科学的分析と言うのは余り行われていないように思う。
その多くがイデオロギー的な批判であり、「だから資本主義は素晴らしい」と言う結論や、その暗黒面(スターリンや毛沢東による虐殺)を強調する研究が
多かったように思う。
しかしながら、ソ連は曲がりなりにも60年近く先進諸国家の一つとして成立していたし
中国は現在でも驀進中である。
資本s乳義とは別の原理で動く社会がいかにして運営されていたか、冷静に分析していくことは、現在を生きる我々にとって貴重な価値を持つ仕事であろうと思われる。
反復するが、このスレはイデオロギー的な批判は抜きに、共産国では純粋にどのように国家運営がなされていたかを分析することが目的である。
姉妹スレ
現代資本主義社会の分析
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/philo/1289622500/l50
資本主義が素晴らしいなんてのとは関係なく、共産主義はクソ。 幸福感は人それぞれだし、働く目的も人それぞれなのに 働くことに義務と幸福を感じなければ成立しないように作られていたから。 終了。
3 :
1 :2011/04/14(木) 14:22:18.26 0
>2 そういう価値判断はさておき、実際の共産主義社会がどういうものであったかの データが欲しい訳です。 例えば「貨幣」と言うのはどのように機能していたのだろうか。 国家が給料を払い、得たお金で自由に物が買えたのだろうか。 それとも食料や嗜好品などは全て配給だったのだろうか。
資本s乳義が気になって真面目に議論する気が起きない
6 :
考える名無しさん :2011/04/14(木) 20:42:26.08 0
まあ哲学的には共産主義なんかカスだわな みんなで協力しよう!! そんだけだもんね、学校の先生レベル
>>3 結局は二元性でね
来るべき共産制社会(国家ではない)実現まで
プロレタリアートの代弁者である党官僚が国家という遺制を管理する
そこで党官僚(エリート)と大衆という二つのシステムができる
貨幣はあるがマーケットへの商品供給量が少ないので一般商店では列をなす
ただし、党関係者はフリーで輸入品を好きなだけ買えるし
そして横流しもあるので地下経済(売春も)が栄える
今のロシアで肩で風をきって歩いているのは
こういった元党官僚やマフィアどもです
8 :
1 :2011/04/14(木) 21:19:29.65 0
>>7 共産主義者は商品の生産や分配についてはどのように考えていたのだろうか。
究極的に国家を無くすのであれば、スターリンがやった五カ年計画のような計画経済をやる主体も無いということになってしまう。
「原始共産制」の社会だって「国」はあったと思う。
長老が大統領であり、村が国家であろう。
人が三人集まれば国家が出来るとも言える。
国家を無くすと言うのが具体的にどういうことなのか明確に説明して欲しい。
>>8 レーニンを読んでないね
だったらこんなスレを立てる前に
基本的な事を勉強しないと駄目だよ
10 :
考える名無しさん :2011/04/15(金) 02:53:25.47 O
哲学板でありながらソ連共産党のスレにレスがつかない という今の哲板の現状がわかるでしょう
11 :
考える名無しさん :2011/04/15(金) 08:35:41.47 O
人間 個人の欲がある限り 真の共産国家なんて 無理 ありえない
何で共産主義なんて 宗教に興味持ったの?
資本s乳義
単に労組のバックボーン理論なだけ
15 :
1 :2011/04/15(金) 17:40:14.93 0
共産主義って失敗ばかりでも無いんだよね。 国民はそれなりに高い生活水準を維持していたようだし、スポーツや芸術の分野で超一流の業績を残している人の 中には共産主義の恩恵を被っている人も多かったと思われる。 格闘技などでも、ロシア出身の選手がやたら強かったりするのだが、国家が生活の面倒を見て柔道選手なら柔道だけを一生懸命やっていれば良かったから と言う面もあったようだ。かつて「最強」と言われたヒョードル選手を発掘した前田明の話では、ロシアにはヒョードルを子ども扱いする格闘家がゴロゴロいるんだという。 それはなぜかというと、国家が彼らの生活の面倒を全面的に見てくれたかららしい。 一方で、戦前最強と言われた日本の柔道家、木村政彦などは生活の為に八百長プロレスをやらなくてはならず、柔道が出来ないので腐ってしまい、力道山にボコボコにされている。 当時の格闘家は格闘技で飯を食うためには、プロレスと言うショービジネスに身を窶さねばならなかった訳だ。 猪木なども資質はあったろうが、格闘家として「強さ」を追求していくというよりも、取りあえず会社を倒産させないように「金儲け」をせざるを得なかったわけだ。 一見、公務員で競争が無いと弱体化していくと思われがちだが、公務員の社会主義国の選手の方がバレエやスポーツでは一流の選手が多かった。 資本主義社会に置ける企業などでも、本当に人々の為になる商品を純粋に作っているかと言うとそうともいえず、金儲けや視聴率を得ると言う二次的な目標の為に企業努力をしている場合が多い。 役者や歌手でも、実力よりも人気がある人がテレビや舞台で活躍している場合が多いだろう。 共産国ではそういうことはしなくてもいいというメリットはあると思う。
16 :
1 :2011/04/15(金) 17:48:38.86 0
プロレスの話になって申し訳ないが、親日の若手ががUインターと言う本格格闘技団体を作ろうとしたことがあったが 常に経営で行き詰まってしまい解散や分裂を繰り返してしまうと言う事があった。 主力選手も練習をするよりもいつの間にか会社の経営の方をせねばならなくなり、デスクワークでブヨブヨ太って、とても格闘家に見えないとか訳のわからない状態に なっていたりした。前田が猪木を「金儲けマシーン」と批判していたが、資本主義社会ではそうならざるを得ない面もあり 猪木は実は「社会体制」に翻弄されていた面もあったのではないかと思われる。 柔道王木村も、奥さんの病気を治すために、八百長プロレスで生活をしなくてはならないと言う泣かせる話もあり、とてもじゃないが柔道一筋に打ち込める状態ではなかったようだ。 こんな中で社会主義国では国が生活の面倒を見るから君たちは24時間柔道をやっていなさいと言う幸運な状況があり、猪木などが金策に走り回っている間に、背負い投げの練習などを地道にやっているわけだからそりゃ金メダルも取り捲るだろう。
ソヴィエトが滅んだのは 軍拡競争による多大な財政圧迫と 周辺衛星国家に対する膨大な援助金が 80年代の原油価格下落で追いつかなくなったから つまり共産制という内部経済を支える 外部(輸出)の停滞によって崩壊した そういう意味では資本制社会を超えるものではなく その従属物であり、ロシアと言う後進的産業社会による 近代資本に対する防御策、つまり鎖国制度だったとも言えるのである プロレスの話はどうでもいいから 歴史の勉強をしなさい
18 :
考える名無しさん :2011/04/16(土) 09:19:22.72 O
貧富の差が大きいとされる中国で、 低賃金労働者の怒りが富裕層に向いて、 プロレタリア革命が起きる可能性ってないですか?
文化大革命時に毛沢東派の農本主義的共産主義の立場から 走資派としてパージされたケ小平が説いたのは二段革命理論で まず、産業社会を興して富を増やす、 当然、そこで格差が生じるので共産党が是正に動く、今はこの段階 ただ、毛沢東が危惧した旧来の中国社会が抱えた病理(同族主義、地域主義、民族主義、官僚主義) が共産党内部に巣くっている(この刷新が文革の狙いでもある)ので上手くいかないだろう そうなると、清王朝や中華民国が陥ったように国家分裂に向かう で、それはマズイので情報統制と格差是正、そして儒教や毛沢東の再評価で 必死に体制立て直しを図っている、昨今の日本たたきだってその一環(不満をそらすため)だ で、プロレタリア革命なんて存在しない ロシア革命にせよ中共の革命にせよ近代資本に対する国防的なものに過ぎないわけだから これはレーニンの革命理論が証明するようにエリート層による大衆の組織化によって初めて可能になる で、そいつらが腐敗したり、統御不可能何なったらガバナビリティが低下するだけだ
20 :
1 :2011/04/18(月) 10:15:10.68 0
マルクス主義の弱点は、上部構造である精神は下部構造である経済に規定されると言うドグマで 実際は精神が経済に影響を及ぼしているし、経済環境も精神生活に影響すると言う相互依存関係である点を考慮していなかった所にあると思う。 むしろ下部構造が精神であり、その結果が経済構造となる面も大きい。(マックスウェーバーなどの分析) >>19氏が上記に書いている中国社会の「病理」が現在の中国経済をいい面でも悪い面でも支えている訳である。 そして「共産主義」も「病理」の一つだと考えるならば 社会・経済とは「病理」の総合現象なのだ。
広義のイデオロギー的批判になるかもしれないけど、マルクスやレーニンはもちろん、 もしかするとスターリンにおいてすら、ソ連が社会主義国とか共産主義国だったとは 認めていないでしょうって批判はあるね。 ソ連が社会主義や共産主義以前の段階にある国だということをスターリンですら 認めていた可能性がある。トロツキーの著作などを読むとそう思う。 レーニンはほぼ明らかにソ連を社会主義とも共産主義ともみなさなかった。 そこまではほぼ明らか。問題になっているのはプロレタリアート独裁の概念。 プロレタリアート独裁の定義をめぐってマルキストの間でも論争が絶えなかった。
>>20 >マルクス主義の弱点は、上部構造である精神は下部構造である経済に規定されると言うドグマで
>実際は精神が経済に影響を及ぼしているし、経済環境も精神生活に影響すると言う
>相互依存関係である点を考慮していなかった所にあると思う。
グラムシ、アルバックス、アルチュセールがいますが?
それに経済政策政策的にはレギュラシオン学派もいましたけどね
何れにせよロシアマルクス主義、中国共産党どちらにとっても
経済決定論はあまり関係ない
あと、ウェーバーのエートス理論はトーニーに批判されていますから
23 :
考える名無しさん :2011/04/20(水) 21:59:43.74 0
まあ中国はあらためて革命を起こす必要があるんだろうかね。 矛盾もいいとこだが。
中国は乱開発による砂漠化で食糧自給が事実上不可能になって これに資源問題と少子化が加わる もともと、為替操作と国内労働資本の叩き売りによる工場誘致だけで伸びて来た国だから 基本的な国土開発能力はないんだよ ただ、それは公には出来ないので軍事的プレゼンスで近隣諸国を恫喝し、 それによって国内にも睨みと安心感を与える、といった姑息な手段を続けるだけだね 例えば今度のアフリカ政変で資源の権益を失ったでしょう? 多分、これに中央アジアで画策した食糧の権益が加わるだろうから そうすると体制内矛盾が次々に出てくる筈だ 基本的にあそこは口先だけで問題解決能力はないから 賄賂とハッタリと投機だけで世界を制することは出来ない 欧米人や近代資本の恐ろしさが分かっていない
君たちよく資本s乳義を気にせずに平然としていられますね。 資本s乳義は軽く事件だと思うのだが。
>>23 > まあ中国はあらためて革命を起こす必要があるんだろうかね。
> 矛盾もいいとこだが。
矛盾ではないよ。マルクス主義的にはぜんぜん矛盾ではない。
メンシェヴィキはロシア革命をブルジョア革命にすべきだと考えていて、
共産党(本来は社民党の名)は産業革命を達成するまでのしばらくの間、
野党に徹すべきだとされていた。
矛盾があったとすれば、ブルジョア革命を社会主義政党が担ったこと。
二段階革命理論と一段階革命理論との論争は昔からあるので… ただ、ロシアの一段階革命理論は現実的に破綻し、 ケ小平によって修正が加えられた二段階革命理論による 政治(共産主義)と経済(資本制)の跛行的展開は やはり矛盾とは言えるでしょうね
28 :
1 :2011/04/22(金) 06:58:19.51 0
ヘーゲル哲学で考えると、資本主義と共産主義という矛盾する要素の対立によって 現代という新しい時代が生まれた訳で、矛盾を抱え込んだケ小平路線は弁証法的な完成とも言える。
29 :
考える名無しさん :2011/04/22(金) 08:50:36.95 0
共産主義、つまりマルクス、レーニン主義は俺に言わせれば 根本的には思想として間違いではないと思う、平等な社会で 誰にでもチャンスが与えられて何一つ間違えではないが、しかし どうも胡散臭い。というのも、人間の性というのは傲慢で、卑劣、矛盾 邪悪、な生き物であり、完璧ではない。 つまり共産主義自体が負けたのではなく、それを扱う人間の敗北なのだ と、ビートたけしが言っていました。
30 :
1 :2011/04/22(金) 19:30:00.39 0
共産主義社会は敗北したといっても、あくまで軍事拡張競争で負けただけなのであって、 そのことで資本主義の方が全面的に良い体制だなどという事にはならない。 むしろ「だから資本主義は駄目なのだ」(軍拡・植民地主義と結びつきやすい)という論理にだってなるだろう。
31 :
考える名無しさん :2011/04/22(金) 20:34:12.20 0
狂散してなお狂散主義か?
32 :
考える名無しさん :2011/04/22(金) 21:17:10.52 0
支配被支配の問題。資本主義は言論の自由があるが、共産主義にはそれがない。 だから共産主義は支配被支配が固定されひどい弾圧が起こる。
民主主義=働かないで、生活保護で生活できる世の中 共産主義=「働かざる者食うべからず」の世の中 ナマケモノには民主主義が良い。 私は民主派!ぬるま湯が好き!
資本s乳義問題に関して shihonsnyuugiと打つと「資本sにゅうぎ」 と変換された 試しにnyuuと打つと「丹生」 どう考えても日ごろから常に乳を検索 していない限り、こういった誤変換は起こらない。 乳業関係者ならいいのですが、 ただのおっぱい好きの人間なら共産主義はあきらめた方がいい 巨乳(貧乳)崇拝なんて資本主義の堕落だからな
35 :
考える名無しさん :2011/04/22(金) 21:57:03.10 O
>>27 > ただ、ロシアの一段階革命理論は現実的に破綻し、
トロツキーの著作を読むと、例えばスターリンは二段階革命論者なんじゃ?
トロツキーは一段階革命論者っぽいけどね。
理論はともかく破綻した共産主義国の実際のオペレーションを振り返るとサプライサイド経済学の変種を実践した社会いう見方もできるかも
>>36 >トロツキーは一段階革命論者っぽいけどね。
レーニン・トロッキーはそうだね
スターリンは産業基盤の未成熟という現状が分かっていたし
実際、戦時下にソ連は破綻しかかったからね
これをヤルタ体制と衛星国家からの資源収奪
そしてラーゲリ労働で乗り切ろうとした
その論理的支柱がレーニンの説いた一段階革命理論なんじゃないの?
だから、佐藤優あたりの著作に出てくるソヴィエト高官が言うように
実はダブルスタンダードの体制なんだ、と
で、建前の共産制が衛星国家の分離で
経済的には石油価格の下落による国際収支の悪化で滅びたと思うけどね
ただその、トロツキーによれば、レーニン自身も、 ロシア革命が共産革命でもプロレタリア革命でもないことを 認めていた証拠が遺されているようだし、 ソ連における社会主義体制の実現もその先の共産体制の実現も 何世代も後(我々の孫の世代?)のことだと展望していたようで、 そこまで行くのは非常に困難な道のりがあると言っていたようですね。
40 :
1 :2011/04/23(土) 13:29:41.10 O
32、33 だったら言論の自由がある共産主義 働かなくてもいい共産主義を作れば良い。
>>39 >ただその、トロツキーによれば、レーニン自身も、
>ロシア革命が共産革命でもプロレタリア革命でもないことを
>認めていた証拠が遺されているようだし
それは見落としていたな
ただ、レーニン自身は共産革命を説いたのではなく
少数の統治エリートが多数者たる労働者をプロレタリアートとして
組織化する事によって暴力装置である国家権力を奪取し、
来るべき共産制社会の到来によってその廃絶ができる、としたわけ
だから、党への権力集中はそれまでの暫定的なものであり、
トロッキーはそれを理論的に完成させた
これがロシアマルクス主義による一段階革命理論だよ
資本主義はより自然に近い。弱者は強者の糧になる。
43 :
考える名無しさん :2011/04/25(月) 18:20:38.50 0
>>42 うわ〜、バカにありがちな恥ずかしい勘違い…
システム自体が暴走するんで個体としての弱者強者は関係ないんですよ。
まあ、マーケットエコノミーの論理的帰結として 優勝劣敗の社会を招来する、と捉えたらいいのでは? で、重要なのはマルクス自身は社会主義による規制を非難し 自然主義(社会進化論)的見地から資本制社会の 自己発展と崩壊、そして共産制社会の到来まで言及した ところが共産制社会についての具体的構想は殆どないのにもかかわらず 20世紀に自称共産制国家が後進国を中心に乱立した これを検討してみようじゃないか? というのが本スレの意図することなんであって
45 :
考える名無しさん :2011/04/25(月) 21:02:24.15 0
北欧のほうがよっぽどマルクスらの当初の理念を実現させてるよな 資本主義のよいところ+社会民主主義 中国・ソ連のような後進国は前段階の資本主義すら発達してなかったし 共産制社会についての具体的構想もなかった
>北欧のほうがよっぽどマルクスらの当初の理念を実現させてるよな >資本主義のよいところ+社会民主主義 それは全然違うから マルクスの敵はプルードンのような社会主義者であって 彼の経済決定論は人民銀行設立や公共投資政策、労働時間短縮といった 社会民主主義政策批判が根本にある マルクス=社会主義は大間違い 来るべき共産制社会到来のための自由主義者・社会主義者批判と 資本制社会分析がその批評活動なのであって
47 :
考える名無しさん :2011/05/07(土) 14:15:25.30 0
共産社会ってのは生産手段の共有ってことで、剰余価値というカタチでの搾取・所得移転をなくすってことなんだろ? でも「経済的な絶対的平等」って意味ではないんだよな? 働いて生産したら生産した分を各人がきっちりもらさず受け取るてことでいいのか?(ただし税金はのぞく) 能力も才能も知性も肉体もルックスの美醜も人格の質も努力もちがうんだから、やっぱり差は出るよな。 しかるべき差が出なきゃそれこそ社会は衰退するよな。それぞれに優れたものたちの足を劣ったものたちがひっぱるような状態。 投資はすべて公共投資か?それは効率悪すぎるな。 ていうかイデオロギーどうこうということではなく、実現されてる社会の実態からいって、 中国やロシア・ソ連と北欧をみれば、マルクスも自説を考え直していただろうよ。 はっきりいってイデオロギーは生活を改善するため・政敵と戦うためのたんなる手段、道具にすぎん。生活実態のほうが本質。
>共産社会ってのは生産手段の共有ってことで、 >剰余価値というカタチでの搾取・所得移転をなくすってことなんだろ? >でも「経済的な絶対的平等」って意味ではないんだよな? 違います。 搾取と所得移転(再設備投資など)のはてに 貧乏な労働者大衆とごく一握りの資本家に階級分化が進む。 で、そこでは機械化と合理化で生産力が極大まで上昇しているので 労働者大衆の個人的能力差はさして問題にはならない(だろう)。 そこで「能力に応じて働き、必要に応じて取得する」 共産制社会が出現する(だろう)という事なんですね。 ただ、ドルガバでもユニクロでもその材質と使用価値(服飾としての)は 大差ないが、どちらが異性に受けが良いかと言えば明らかで こういった性的価値が見落とされているんですね。 例えば中国の文革ではこういった部分がブルジョア的だとか 走資派だといって糾弾されたわけです。 まあ、仮にこういった傾向が克服されても 容貌の美醜とそれに対する選別は難しい(特に女の場合は)。 だから、豊かな先進国で美容整形番組なんかが流行ってるんですよ。
49 :
考える名無しさん :2011/05/07(土) 14:41:36.22 0
マルクスの構想では、 共産主義における規制=本人の労働の成果以外の所得や生産手段の私的所有を 禁ずるってことでいいの? あとは基本的に自由? おしえてくれ。 自由にさせてもらったところで労働意欲・生産意欲はわかんよな。 実現につながる文化活動以外は、 きついだけ嫌なだけ時間を浪費してるだけでつまんねえ。 しょせん稼ぎたい、他を排して所有したい、優位に立ちたい、が強力なガソリン。より自然にかなっている。 社会貢献第一の滅私ってやつはいるだろうが、まったくないやつも多く、ガソリンとしては弱すぎる。 それと決定論ってのがわかんねえ、たしかに自然界(力学をはじめ精密な実験・観察をえた自然科学)は決定論的性格を持っているが、 なんでそういう決定論を社会や歴史の幅広い領域にまで勝手にもちこんでいるんだ?あらっぽくないか? (部分的には妥当する部分もあるだろうがね。自然・生物としての人間と自然環境・物質生活などの相互作用なんかはね。だが人間・社会のごく一部の側面だ) それまでのドイツ思想があまりに観念論的だったことにたいする反発にすぎんのでは。弁証法論理と世界を混同してるとこもヘーゲルともどもおかしい。思想としては良いが 社会実践の原理・科学とはならん。
50 :
考える名無しさん :2011/05/07(土) 15:01:17.94 0
おかしいのは第二次産業の工場生産ばっかりのはなしになってるとこだよな。時代だな。 でも三次産業でいう「生産性」の意味はちがうからなあ。 服飾の例も出てたが。 「機械化と合理化で生産力が極大まで上昇している」が、 三次産業に従事する大多数の先進国労働者大衆の個人的能力差、さらに企業の商業的能力差、はおおいにあるよな。 それと、生産力が極大まで上昇+労働運動である程度中流庶民の生活水準もよくなった先進国では、 格差なんてあんまり気にならないんじゃないか? (むしろおれは給料へってもいいから労働量を自分で調整したいだなんて思ってるへたれだが。 日本の正社員の場合、自分の労働量と自由時間の振り分けがまったく自由でないのも問題か。 また、妙な横並び平等主義ってのもあるよな日本には。よくこれで経済発展してきたものだ。) むしろいまは労資対立でなく労労対立のほうが実は切実な気がする。
51 :
考える名無しさん :2011/05/07(土) 15:15:34.56 0
つまりごく普通の、物質的必要はまあまあ満たせている中流労働者にとっては 資本家との格差はもはやどうでもいい。 そういう中間層が急激に増えたってことは資本主義の成果だな。 だが、中流層からもれちまった(もれることを余儀なくされた)不安定な労働者・失業者が バブル崩壊以降増えてきたってほうが今は問題だ。 かれらにとっては中間層との格差のほうが切実ではないだろうか。 中流の崩壊?
金持ちが民衆を支配して更に利益を得るのが資本主義以前の経済 そこに政府が介入するのが日本の資本主義 さらに政府が介入したのが社会主義
マルクス主義者は知的な謙虚さが足りない 史的唯物論で全て解明した気になってる傲慢な連中
54 :
考える名無しさん :2011/05/07(土) 21:27:52.42 0
「科学的」の意味がわからん。
科学的=唯物論的、決定論的 だなどと勘違いしてないか?
自然の特質であるところと、方法としての「科学」を混同してるのか?
科学哲学の問題ではあるが。
>>52 そのとおりだが、民衆も資本主義の恩恵はうけてきたんだぜ?
官僚も成長期は先頭に立ってその資本主義をバックアップしてきた。
たとえ搾取や談合、のような裏があってもね。
>>49 >あとは基本的に自由? おしえてくれ。
「自由・平等・ベンタム!」と皮肉を込めて言った位だから
いわゆる自由主義的発想での「自由」はないだろう
来るべき共産制社会では「欲求の体系」としての市民社会自体が克服されるので
考えそのものが変わる、何せ物は無限にあるわけだから(実際はあり得ない)
それに「家族の私有」も否定されていたわけだから
中共言う「洗脳」にはこの事も含まれていたことは容易に推察出来る
>それと決定論ってのがわかんねえ
経済決定論というのは法社会に対する経済社会の優位性であり、
分かりやすく言うとブルジョア階級の虚業に対して
労働者階級の具体的労働(=実践)が社会進化を促すという事
>>54 >「科学的」の意味がわからん。
経済決定論とダブるけど
スペンサーやコントのような社会進化論(自然主義)の様なもので
まあ、功利主義もこの一派である
この流れをくむ古典派経済学の楽観的進化論に対して
ダーウィニズム的階級闘争史観を導入したのがマルクス主義であり
この傲慢な考えがルイセンコ論争以降に顕在化し、
科哲陣営(特にポパー)から猛攻が加えられた
結局、「科学」と言っても単なる「科学信仰」に過ぎなかったのではないか?と
まあ、その通りなんですけどね
>>50 >でも三次産業でいう「生産性」の意味はちがうからなあ。
そこら辺が19世紀的発想のであり
マルクス主義における窮乏化理論の限界なわけ
日本でも高度経済成長の後半では全就労人口における現業労働者の占める割合は
30%で頭打ちになってサービス業の占める割合が多くなった
また、労働者階級の中でも産業の高度化で多能工と単能工
といった具合に階層分離がすすんだ
で、服飾でも触れたように最終財における価値の意味合いが
「使用価値」から「性的価値」(ファッション性と言っても良い)へと移行し、
余暇を前提とした高度消費社会が主に先進国で出現した
マルクスの革命理論とは真逆の事が起こったというわけ
57 :
考える名無しさん :2011/05/08(日) 00:57:28.05 0
先進国では工場や農場での労働需要が減っても 営業やサービス業や企画、デザイン、研究開発(知的財産)その他の 三次産業の労働需要に置き換わっただけだからな・・・ 今では平均的労働者っていうと背広着た営業マンを一番に思い浮かべてしまうよ。 マルクスのシナリオとはまったくちがったわけだ。とはいえこれから先はどうなっていくのかわからんが。 >>「性的価値」か。 服飾以外の商品一般でいえばなんだろうな。まあ「効用」ってのは単純に使用価値だけでは測れないよな。 最低限の物質的必要が満たされれば次はさらにちょっとひとひねりくわえた「効用」が勝負になるわけか? 遊びの部分もあるだろうな。美人もブスも若者も年よりも人民服着てりゃそれでいいってことにはならんわけだ。 >>経済決定論というのは法社会に対する経済社会の優位性であり こりゃむしろアメリカ社会じゃないか?まさに企業国家だもんな。
58 :
1 :2011/05/08(日) 14:44:54.55 0
ブルジョワ貴族と労働者の対立の克服過程を マルクスの弁証法とヘーゲル弁証法とで比較をしてみるのもいいかもしれない。 マルクスの弁証法だと全員が労働者になってしまうのだがヘーゲルの弁証法だと徐々に貴族と労働者が融合していくわけだ。 どちらかと言うとヘーゲルの弁証法の方向に社会は進化している面はある。 我々も、労働者でありながら、休日はレジャーを楽しんだり、株に投資したり、ファッションを楽しんだりと、労働者でありながら半分ブルジョアでもある。 ヘーゲル歴史哲学の有名なテーゼ「古代では皇帝だけが自由であった」 古代王朝が否定され封建社会が生まれ、さらに否定されブルジョア社会が生まれ、さらに否定され、万民が皇帝の如く自由を謳歌する 「自由の王国」が建設されることになる。 全員が労働者になってしまったら、国民全てが奴隷になってしまうので、全員が皇帝が理想である。 もちろん、一気にそういう社会を作るのは難しかろうが、大体2世紀くらいかけて、そういう社会が出現するのではなかろうか。 あらゆる人間の本質的欲求に「自由」と言うものがあるのであれば、最終的に万民が自由になるところに落ち着くはずである。
東大農学部チェ・ゲバラ科です
60 :
考える名無しさん :2011/05/08(日) 18:52:47.19 0
例えば俺が経済について考えてみたとして 畑を耕せば作物が取れる、ということくらいしか分からない 結局経済ってのはその時々の人の気分や天気の気分で変わってんだろうね 野球に例えてピッチャーが次どんな攻めで来るのかは分からないと似てるのかもしれん でもマルクスは次に来る球は確実に分かる、とか言う風に考えちゃったんだろうね ただし研究することはまったく良い事だと思うけど
>>57 >>経済決定論というのは法社会に対する経済社会の優位性であり
>こりゃむしろアメリカ社会じゃないか?まさに企業国家だもんな。
いや、マルクスの定義であり、
フランス社会主義者との論争過程で提示されたものですが?
で、経済社会とはブルジョワ的価値(法治主義人権思想)を前提とした
企業社会でもあるのだが、使用者(有産階級)と被用者(無産階級たる労働者)との間で
深刻な分裂が生じ、最終的には多数者を占める後者が勝利をおさめる、と
アメリカではそうなりませんけどね
>>58 >マルクスの弁証法だと全員が労働者になってしまうのだがヘーゲルの弁証法だと徐々に貴族と労働者が融合していくわけだ。
>どちらかと言うとヘーゲルの弁証法の方向に社会は進化している面はある。
>我々も、労働者でありながら、休日はレジャーを楽しんだり、株に投資したり、ファッションを楽しんだりと、
>労働者でありながら半分ブルジョアでもある。
ブルジョアと貴族は違うので…
封建制(身分制)に基づいた地主階級たる貴族が
ブルジョアイデオロギーたる法治主義や民主制、
そしてその派生物である産業資本主義によって
駆逐されるというのがマルクス主義の考え方であり
実際、没落しているわけです
しかしながら少数とはいえ生きながらえ、
階級的融合は果たされていますただし、ブルジョアジーとですが
イギリスなんかがその好例と言えるでしょう
63 :
考える名無しさん :2011/05/09(月) 12:40:45.68 0
>>61 >>いや、マルクスの定義であり、
フランス社会主義者との論争過程で提示されたものですが?
なんかかみあわねえな。
経済決定論というアイデア自体の話をしてるんだぜ?
マルクス特有の階級闘争の話なんかしてねえ。
アメリカでは資本家の経済力や大衆のおおせいな消費志向が中核をしめて、それらを中心に社会の多くの領域がまわってるんじゃねえか?
国民性もだが。
そしてそれはある意味マルクスの読みとは全く別な意味でたしかに経済決定論的社会じゃねえか?てこと。まあそんなのどうということでもないが。
>>ブルジョアと貴族は違うので…
おれは
>>58 とは別人だが、お前のものの言い方もう少し考えた方がいいぜ。
みんなマルクス特有の見解についての話してるんでもないし、マルクス自体にたいして興味があるわけでもない。
マルクス板じゃないしな。
たしかに封建社会的貴族と新興の資本家は全く別物で混同してはいかんが、
(先のフランス革命はこの両者の対立だった、
そして次は資本家と労働者の対立と革命だ、というのがマルクスか?)
そいつがいいたいところはそこじゃないと思うぜ。
みんなが「能力に応じて働き、必要に応じて取得する」ということが実現できればいいのであり(民衆の解放)、
資本主義制度であれ社会民主主義であれなんであれそれに向かっての努力をすればいいのであって、
現実のおかしな共産主義社会(とくに文化大革命のときのような言説?)の全員労働者になれブルジョアはいかん貴族的なのもいかん、
ってのは本質からはずれてねえか?(たんなるルサンチマンならそれは何も生まない)ってことじゃね?
64 :
考える名無しさん :2011/05/09(月) 12:53:07.54 0
そして労働をゼロにはできんが、 軽減して、生産性もあげて、 みんなが余暇や消費をたのしめるようになれば (みんながブルジョアや貴族の享受していたような生活のいくらかを享受できるように なれば)それでいいじゃねえか、ってこと。 もはや大量消費社会であり、先進資本主義国ではまあまあ実現できてるけどな。 アメリカさんが欧州や日本にもたらしてくれた大衆消費文化も悪くねえし、 学問その他の旧来型のブルジョアや貴族の文化だって欲すればある程度なら得られるしな。 ブルジョアや貴族はもはや「ブランド」で差別化するしかねえわけだ。 問題は消費面ではなく、職場の労働実態、人間関係、雇用関係だな。とくに日本の場合。
>>63 >なんかかみあわねえな。
>経済決定論というアイデア自体の話をしてるんだぜ?
>マルクス特有の階級闘争の話なんかしてねえ。
言葉の定義とその歴史的文脈を指摘したまでですが?
それを無視したらなんとでも言えますよ
だいたい、経済決定論はマルクスのアイディアなので
これを離れた議論は無意味でしょう?
>みんなマルクス特有の見解についての話してるんでもないし、マルクス自体にたいして興味があるわけでもない。
>マルクス板じゃないしな。
ただ、共産主義はマルクスの提示した概念であり
>>58 はそれも踏まえた上でヘーゲル主義に軍配を上げているので
マルクスの指摘した歴史認識(ブルジョワ革命説)を踏まえた上で
ヘーゲル主義(労働者と貴族の融合)が妥当性を検証するのは必要だと思いますけど?
で、現実的には貴族とブルジョワの融合が図られ、
そのおすそわけとして消費社会における差別化と階級分化(すみわけ)が固定化したので
もし、「労働からの解放」を論じるのならここは押さえておかなければ駄目ですよ
つまり、ヘーゲルやマルクスにおけるその予言としての解放は現実的にはなされなかった、と
>>64 >問題は消費面ではなく、職場の労働実態、人間関係、雇用関係だな。とくに日本の場合。
それは戦後期に封建的村組織を会社組織に導入した日本社会が悪いだけ
ただ、労働慣習としての終身雇用や年功序列(村組織)を廃止したら
雇用流動化が図られていない日本社会では大量失業と所得低下
そして深刻な内需不足によるデフレで社会不安が増大する
ただ、こういったヌエ的(近代契約社会と封建的思考)労働慣習を
アメリカが許さないのでその意を受けたリベラリストが“自由化”を推進している
まあ、農村部の役付を会社組織の運営に適用出来るわけがない(人口ピラミッドの都合上)
だから結果として若年労働者や非正規労働者が買い叩かれているわけで
人事やサービス残業、そして所得の分配もこの件に集約される
ただ、これは共産主義の可能性とは全然違う
日本的後進性(特殊性)の問題ですね
67 :
1 :2011/05/10(火) 00:55:02.71 0
第二次大戦後、世界中から植民地が無くなり独立国が大量に生まれたことからして ヘーゲルの予言は基本的に正しかったんじゃないかなと思います。 また、「労働者」と言うのは生活の為にやりたくも無いことを奴隷のようにやっている人たちのことで そもそも「自由」ではない人たちを示します。 つまり、我々は、「労働者」と言う観念から自由でなくてはならない。 我々が目指すべきは、「労働者」などではなく、むしろ、神、超人、仏、絶対精神のような存在ではないのかと思います。
68 :
考える名無しさん :2011/05/10(火) 01:24:50.51 0
>>問題は消費面ではなく、職場の労働実態、人間関係、雇用関係だな。とくに日本の場合 現代日本での実践上の問題を念頭に置くならば、共産主義社会の可能性の考察より、 根強い日本的後進性(特殊性)の問題のほうが切実なのかもしれぬ。
>>67 いや、労働者が労働を通じて自己陶冶と更なる精神的高みに上れるとしたんじゃないの?
で、近代市民社会のように大規模で高度化された社会の場合、
個別的な構成員の人為的な努力によってではなく
社会的な運動の結果、つまり絶対精神の登場によって
その達成が確認されるがそれは事後的なものである、としたんでしょう?
これは一種の予定調和説と結果論なんだけど
例えば
>>64 氏のようにここで
疎外論的な見地からサラリーマンの雇用環境を問題視している人から見れば
そんなに満足の行く解答は出していないね、ヘーゲルは
もっとも、コジェーブやジジェクの様な解釈もあるから
ヘーゲル哲学の解釈と可能性は否定しないけどさ
70 :
考える名無しさん :2011/05/10(火) 01:31:31.01 0
>>67 >>我々が目指すべきは、「労働者」などではなく、むしろ、神、超人、仏、絶対精神のような存在ではないのかと思います。
まあヘーゲルはマルクスとちがって労働をもっと肯定的にとらえてたみたいだけど。
あなたなりのそのとらえかたのほうが、こっちもしっくりくる。
労働は本来必要悪とみなすべきもので、明治以降から今日までの日本の、労働を極度に神聖化する
見方には問題があると思う。
労働、仕事は本来「自由」に近づく手段。
71 :
考える名無しさん :2011/05/10(火) 01:42:22.88 0
>>69 同意だな。
>>70 労働は必要悪にすぎんはいいすぎか。
たしかに仕事は良い意味で「人」を育てる面もある。
仕事の種類・内容・成果によっては自己実現もありうる。
だが現実の日本の会社や役所のサラリーマンの雇用環境、大学の研究室、
の実態からすればそれはちょっと理想論的すぎる、疎外が大きすぎる、ということだ。
それは資本主義に内在してる問題だけではなく、組織というものや、
日本の封建的後進性(特殊性)、の問題もあるんでマルクス主義的な文脈ばっかの社共や組合はどうにもあかん
っちゅうことやな。
おやすみ。
>>70 >労働、仕事は本来「自由」に近づく手段。
絶対精神には積極的自由も含まれる
しかし労働行為そのものに即して考えるのなら
「欲求の体系」である市民社会において
神聖な(とされる)労働行為もその体系の中で相対化される
そしてその最終解は未だ現れていない
つまり、いつか上手く行くさと言っているだけですねヘーゲルの場合は
さもなくばマルクスやサルトルの様な過激な実践論に傾斜する
そういう鬼子を生みだす所があるんですよ、ヘーゲル流の自由論は
73 :
考える名無しさん :2011/05/10(火) 12:54:10.65 0
>>72 >>絶対精神には積極的自由も含まれる
>>(英米的な自由主義=消極的自由のための?)必要悪というだけではなく、たしかに仕事は良い意味で「人」を育てる面もある。
仕事の種類・内容・成果によっては自己実現もありうる。
と補足しておいたが、哲学的にいえば労働自体の中に積極的自由を見出すということか
労働もまた本来絶対精神の働きのなかにあるのでここに達しうるのは必然ということか?
またサルトルの実存主義もまた積極的自由への道か?
>>いつか上手く行くさは弁証法的思考の性質だよな。思弁的には止揚しうると。
しかし・・もはや現代においては労働にも市民社会にも国家にも人生にも余計な意味付与やイデオロギーはもはや不要だと思う。
マルクスについては剰余価値説と資本の運動の面と唯物論的な歴史の視点は今でも重要だけど、
それは現代の社会学や経済学の小さな一節としておさえといて、英米的な自由主義のいきすぎを補正するくらいでいいと思う。
イデオロギーはいらない。消極的自由の確保をめざし、あとは各人が法の範疇で好きに人生を楽しめばいいんだよ。そのなかで積極的自由をめざすのもめざさないのも
74 :
考える名無しさん :2011/05/10(火) 12:58:35.72 0
まあヘーゲルの理想の境地を 文学的にすれば、 ゲーテのファウストのようなもんか? 恋愛・失恋にはじまり、さまざまな人生遍歴を重ね惑いながら 最後は多大な社会貢献をなす仕事のなかで自己実現を果たすよな 社会や国家のレベルではなくあくまで個人のレベルかもしれんが
75 :
考える名無しさん :2011/05/10(火) 16:20:04.76 0
積極的にせよ消極的にせよ「自由」はもはや政府との対比で考えるべきではない
76 :
考える名無しさん :2011/05/11(水) 20:51:37.65 0
現実では共産主義ってのは 人間性に目をつぶることで世界の問題を解決した気になってる いわば絵に描いた餅だろうね 脳内のシミュレーションではあっても現実の方法としては ちょっとありえない感じだろうね で労働の生産性のみに着目したシミュレーションを駄目だとすると シミュレーションそのものが建てづらい 現実は難しいのだろうね
>>73 >哲学的にいえば労働自体の中に積極的自由を見出すということか
>労働もまた本来絶対精神の働きのなかにあるのでここに達しうるのは必然ということか?
労働は目的獲得(物質的・精神的)の手段であり、
ヘーゲル的には絶対精神へ至る手段と位置づけられる
そしてこの絶対精神には積極的自由(〜への自由)が含まれる
「欲求の体系」である市民社会においては成員が互いを「手段」と見なし、
その平準化によって社会が駆動されるが
これは精神の疎外状況であり、弁証法的には最終解としての
絶対精神の到来によって全ての問題が解決される。
もしこういった最終解の到来が約束されないのなら
当然、各成員は個別的な限定された消極的自由(〜の自由)へと退行する
しかしながら、それはヘーゲル哲学によっては否定されている(精神の退廃であるから)
ゆえにヘーゲル哲学やそのフォロワーの提唱する自由主義は
積極的自由主義であり、自由のボルシェリズムを招くものとして批判されている
>またサルトルの実存主義もまた積極的自由への道か?
例えば、バーリンはそう捉えて猛攻撃を加えています
それとサルトルの実存主義はヘーゲルやマルクスに負う所が多いんですね
>消極的自由の確保をめざし、あとは各人が法の範疇で好きに人生を楽しめばいいんだよ。
そう
その為にはマルクス・ヘーゲル主義は
有効な手立てとはならない
78 :
考える名無しさん :2011/05/11(水) 22:37:00.75 0
結局英米式におちつくってことか 問題点やカバーできない領域も残るとはいえ 基本的にはね 政治思想も経済も現代哲学も
79 :
考える名無しさん :2011/05/11(水) 22:41:07.66 0
そもそも精神の自己展開こそが現実の姿、という 誇大妄想など信用できないな。 最終解なんてないんだから、せめてめざしうるのは消極的自由の確保 あとは各人の価値観にそって楽しく充実した生を送ればいい
>>78 結局のところ学問は個別的な事例を
その背景も含めて丁寧に検証して行くしかないんですよ
その上で各人がその立場に応じて出来得る事をすればいいのであって
安易な一般化とその押し付けは学問公害以外の何物でもない
こういった認識こそが20世紀に行われた
誇大妄想的な社会実験によって生じた
多数の犠牲者に対しての手向けになるであろうし
現在さまざまな困難を抱えて生きる人々への
ささやかな励ましになると思いますけどね
81 :
考える名無しさん :2011/05/12(木) 14:33:24.00 0
>>80 押し付けにならないためには学問の自由や思想の自由を含めた
消極的自由が必要だといいたかっただけだよ。つまらないがとりあえずはこれが現状ベストではってだけ。
(ここで西側諸国でも研究上の金銭面の問題もでてくるかもしれんがそれは置く)
消極的自由以外のなにかの英米特定思想のごときものを押し付け・一般化してるわけでもないさ。
マルキシズムも功利主義も自然科学も自由にやってよい社会構造だろ?
そういう自由以外の公的なイデオロギーや社会構造はいまのとこ考えにくいっていってるだけさ。
修正主義でいくしかないと思ってる。
>>結局のところ学問は個別的な事例を その背景も含めて丁寧に検証して行くしかないんですよ
そこは完全に同意だな。
とくに社会科学や人文科学の場合は。自然や自然科学と混同したりほんの部分からフライングして一般原理として押し付けたりはあかんちゅうことだとだと思う。
部分的にはマルクスも妥当だろうし。ただし部分だが。マルクスにかぎらずどれもそうだろうけどね。
現実には憲法の一般的な自由規定(消極的自由権と補足としての社会権(積極的自由)の枠組みの中で、個別の事例に配慮しながら、労働法を整備するしかないと思う。
ごく普通の保守的な考えにすぎないんですよ、私は。
ところでフランシス・フクヤマってどう思います?
82 :
考える名無しさん :2011/05/12(木) 14:42:20.14 0
いや中道左派かな。まあなんだっていいです。 もうひとつ、 資本主義はどのように擁護されうるのか?ってところ。やっぱり資源配分の効率? 唯物論的弁証法っていうヘーゲルから借りて書き換えた妄想は置いて、 剰余価値説に関してはおかしいとは思わないし、資本主義っておかしいんじゃねえか?と素直に思ってしまう。 総合的な生産性を損なわずに、働きに応じた妥当な配分ってのはできないのかね?
>>81 >ところでフランシス・フクヤマってどう思います?
あれはコジェーブ派でしょう?
世界―歴史という普遍化の原理それ自体が再検証の余地があるし、
フクヤマの後に風靡した文明の衝突理論もトインビー的相対主義ではあるものの
やはり、普遍性の原理を引き摺っている
現実的には大風呂敷を広げるのではなく個別的、具体的な利害調整を永久に続けて行くしかないので
その場合、重要なのは理念ではなく具体的な自立や安全、そして富の再分配ですよ
政治とは元々そういうものですから
これは無文字社会の狩猟民でも見られることなので
別に文明一般といった形で大見栄を切る必要はない
しょせん単なる生活技術なわけですから
84 :
考える名無しさん :2011/05/13(金) 00:09:28.91 0
>>83 完全に同意ですな。
>>現実的には大風呂敷を広げるのではなく個別的、具体的な利害調整を永久に続けて行くしかないので
その場合、重要なのは理念ではなく具体的な自立や安全、そして富の再分配ですよ
しょせん単なる生活技術なわけですから
のくだり。まっとうで健全な感覚だと思いますね。
85 :
考える名無しさん :2011/05/28(土) 12:07:22.51 0
資本家の特権をなくす社会を目指したが 結局は特権階級が一部官僚に取って代わっただけになってしまった
86 :
考える名無しさん :2011/05/28(土) 19:08:09.82 0
共産貴族ってやつだな 結局人間なんて平等なわけないんだよ リーダーシップとるやつは出てくる 必要でもあるし そしてそれが貴族化して劣化していく
87 :
考える名無しさん :2011/06/05(日) 04:51:03.18 0
ていうかマルクスの「資本家」って「資本の代弁者」=すなわち「金の物神崇拝」という 人間の誤謬のあくまで「機能」としての代弁者にしか過ぎないと言ってるのに そこら辺このスレで見落とされてるよな.現実マルクスは労働貴族も批判してる. ヘーゲルの究極はマルクスの転倒の究極と同じ世界に辿りつくよ. でも「皆が皇帝になる」ような世界は存在し得ない.ここら辺皆理解していない. 結局オレは資本主義は好むと好まざるとに係わらず永遠と続くので有り,その 発展段階が進めば進む程諸混乱がより大きくなる.今の通貨の乱高下や株の 乱高下なんてその代表みたいなもんだろ.益々カオスが浸透していく結果, 「秩序」なるものが生まれうるかもしれない,が,来ないと俺は思う.
資本主義、資本家、特権階級の問題というよりも、根本は食糧と資源の問題なんだけど。 俺なんか食い物とエネルギーさえあれば、階級とか金とかどうでもいいもんね。
89 :
考える名無しさん :2011/06/05(日) 09:46:27.27 0
>>「皆が皇帝になる」ような世界は存在し得ない.ここら辺皆理解していない んなもんヘーゲルやマルクスに依拠するまでもなく 皮膚感覚で賢い奴もアホな奴もわかってることだろ。 組織や共同体の運営という点からもそうだ。
90 :
考える名無しさん :2011/06/05(日) 11:49:44.73 0
それは
>>1 に言ってくれ.オレは『限りなく近づく事は有りうるが』,その
時は最早何も新しいものも殆ど限りなく生まれない非常につまらない世界か,
あるいは究極の混乱状態のいづれかであろうと言いたかっただけ.微分の近似値
みたいなもん.だからマルクスも『資本の運動』を分析しただけで共産主義社会の
具体像は一切示していない.(示せ得ない)
91 :
考える名無しさん :2011/06/05(日) 16:34:49.25 0
ヘーゲルの言う承認をめぐるたたかいのほうが腑に落ちるな 結局共産主義社会においても承認をめぐるたたかいのほうが永遠に繰り返される ってことか? まあ、せめて有能で人望もある人物がしかるべき地位に就けるしくみであってほしいが、 共通解や一般意思ってのも理念上だけかな つまりだれにとっても有能で人望もあるという ものはないのであろう
政治や組織や共同体が腐っていようがどうでもいいよ。 根本的に、食い物とエネルギーさえあればよい。 マルクスはその本質が分かっていたが、 後に続く者が組織論や政治論などどうでもいい理論を堆積させて 本質を見失ってしまった。
93 :
考える名無しさん :2011/06/05(日) 16:56:55.38 0
>>食い物とエネルギーさえあればよい 君が今どういう状況にいるかわからないから、発言に困るな。
94 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/07/05(火) 12:54:58.03 0
.
封建主義→資本主義→社会主義→共産主義
都合良い分野に幾らでも資金援助できる
97 :
1 :2011/07/20(水) 21:31:23.97 O
2ちゃんねるも資本主義原理に侵食されてしまい、どうやら無料ではスレが立てられなくなったようだ。 よってこのスレで資本主義社会の考察と哲学一般について語りたいと思う。 もしスレが立てられるものが居たらよろしく頼む。
98 :
1 :2011/07/20(水) 21:47:15.95 O
まず、言語について考察したいのだが 例えば、目の前の物体を「棚」と表現するか「タンス」と表現するか「カウンター」と表現するか「テーブル」と表現するかで意味が変わってくる。 (これは、非常に重要な話しなのだが) 棚とカウンターとタンスとテーブルでは若干、意味が違うし機能も違う。 もし、誰かが物体Aを「カウンター」と呼んだとしよう。 するとそのものの性質はカウンターとしてのものと認識され「タンス」としての機能は意識されないかもしくは「タンス型カウンター」として意識される。 同じく、「エタヒニン」と言うレッテルが張られた人間は人間として認識されず、ヒニンとして認識される。 旧日本軍は捕虜の中国人を「マルタ」と呼び人体実験を行ったと言われるが、マルタという非人間的名詞が相手から人間性を剥奪した訳である これは驚くべき事だが我々の世界は「呼び名」によって常に作り変え、組み替えられている訳である。
99 :
1 :2011/07/20(水) 23:00:51.46 O
言語空間に一定の秩序を与えているものは何かというと権力である。 権力が貴方が「田中太郎」さんであると認めるが故に貴方は田中太郎さんなのであり、別の名前を名乗ったら「偽称罪」にすら問われたりする訳であり ゆえに貴方は田中太郎としてある訳である。 例えば君が明日からミハエル・ビノスコビッチと名乗るのは自由だが正当な手続きを踏まなければそれは正式名称とは認められない。 君が田中太郎くんであるのは君の意志とは無関係にそうなのだ。 言語は秩序を生む道具でもあり、言語の使い方に関しては権力によって独占されている 君たちは学校で概念を教えられる そしてアイデンティティーを形成させられる 「これは私の歴史ではない」とそれを拒否することは出来ない。 これは私の名前ではないと拒否することは出来ない。 君たちは言語によって支配を受けている。 君が田中義男であり、都営住宅に住み、特定の両親の下で暮らす哲学的な必然性は別に無く それは法律上の理由である。
100 :
1 :2011/07/20(水) 23:33:48.66 O
では田中太郎くんが「世界(=私)は言語の支配を受けている」ということを悟り、言語によって自分の人生を主体的に作り替えようと考えたとしよう。 彼は「田中太郎とは偽名だ」と考えた。 というか元々この世には偽名しかないのである。 「太郎」が間違っていて「健司」が正しいなどと言う宇宙法則はない。 正しさの基準があるとしたら精々「本人の意思」に求められるだろう 太郎くんはギリシア神話を参考に「ガイア」と名乗るか「スサノオ」にしようか少し迷ったが 名前にはそれぞれ意味がある。 なるべく既存の文化に囚われないようにEMIN99と名乗る事にした まるで宇宙人の名前かネット空間のハンドルネームのようだが 彼は少なくとも伝統的な社会の価値観からは自由であるように思えた。 後は己の属性を決める必要があった EMIN99はどの国籍にもない名前である 貴方の宗教は?イデオロギーは? もし彼が田中太郎くんであれば恐らく「仏教徒で、政治的なポリシーは得に無いです」と戦後日本人的な文脈から答えたであろうが 彼はEMIN99なので一から設定し直す必要がある訳だ。 EMIN99は「私は平和主義者だ。そして自由主義だ」と考えた。 自由を尊ぶがゆえに彼は名前を設定し直したのだから 彼は次に社会体制について考えた。 自由なる新たな社会にはまず改名の自由がなくてはならない そして歴史の選択の自由だ。 私は新しい共和国の人間だ。この共和国は過去には無かったのだから 未来にしかない 私のアイデンティティーは未来の共和国にある訳で過去にはない EMIN99は田中太郎であったころの彼女、川原千夏に 「こう言う訳で君は今日からEMIN99の彼女という訳だ」と説明した。千夏は受け入れESP63という名前に改名した訳だ。
101 :
1 :2011/07/20(水) 23:53:11.75 O
EMIN99は何と無く宇宙船を作りたいと思ったのだがこれは己の名前の宇宙人的な響きからの連想で今だ言語によるイメージの奴隷である自分を発見する。 そこで名前の事は極力忘れることにした。 ただ人に名乗る時はEMIN99とだけ言った。 EMIN99は既存の常識に囚われない様々な発見や発明を齎した。 彼が作曲した「大宇宙交響曲《素粒子の戯れ》」はその年の音楽賞を総なめにした。 多くの人が彼に習って、名前を新しく付け直し 新しい文化の創造者になった。 この未来の共和国は彼の名に因んで《EMIN99共和国》と名付けられた。
消費者の主体=国家 こんな社会が続くと思うか? 国家は果てしなく強大化し、国民にただ犠牲を強いるだけ。 ソ連が東欧諸国がその末路を証明している。
103 :
1 :2011/07/21(木) 00:10:56.17 O
EMIN99次に真田幸政と名乗る事にした。 戦国時代の真田家に因んだ名前である 彼は物語上の真田一族の如く奸智に長けた男になった。 次に「弁慶」と名乗って総合格闘技の大会で優勝した。 女性の名前を名乗り、遺伝子治療を受けて女性になり女性としての人生も楽しんだ。 文字通り神となり神として生きたこともあった そして田中太郎と言う名前に戻り満足して己の人生を締めくくったのであった。 彼は田中太郎は実在せずただの名前であったということを実感した 私なるものの正体は古来の哲学で言うところの「縁起」である。 あらゆるものが縁起によって生まれ、消える、実体の無いものであることを体得した。
104 :
1 :2011/07/21(木) 00:14:34.40 O
年間三万人の自殺者を生む日本資本主義が理想の社会とも言えないだろうがな。
105 :
1 :2011/07/21(木) 00:20:35.22 O
昨日テレビのクイズ番組で「ポルポト政権による国民三百万人虐殺」みたいな映像が流れてコメンテーターが「怖いですねー」とか言ってたのだが これって北朝鮮で「資本主義社会の悪徳」みたいな映像をガンガン流して国民を洗脳しているのと同じなんじゃないかという気がするよね
>>104 俺は「資本主義万歳」なんて思想を持っていない。
資本主義は人に際限のない競争を求めるからだ。競争に敗れれば、今の
日本社会での再起は難しい。自殺者が多いのも憂慮すべきことだ。
資本主義の欠陥を埋める形で民主主義や福祉国家のシステムがあるのだ。
言えるのは、競争があるからこそ財やサービスが洗練され
魅力を高めていくことができるということ。我々は、その恩恵に十二分に
預かっている。
107 :
1 :2011/07/21(木) 00:31:51.69 O
本当に共産主義社会では競争が無いか? もし無いとして、世界に先駆けてロケットを発射し、人口衛星を打ち上げ、オリンピックでは金メダルを総なめにしたのは何故だ? もし共産主義社会に競争がないとすれば競争が無くても立派にやれている事になるし 共産社会に競争があるとしたら君の理論は根底から崩壊する
108 :
1 :2011/07/21(木) 00:45:13.04 O
資本主義と競争原理は無関係ではないだろうが もう少しその関係を深く考察した方がいいんじゃないかな
>>107 競争うんぬんよりは国策でやってたからな
110 :
1 :2011/07/21(木) 00:59:12.29 O
資本主義社会で競争があるとしたら「企業による利潤拡大の為の競争」だろうか。 経営学の大御所ピーター・ドラッカーは『企業にとって利益は目的ではなくて手段である』というような事を言っている。 盲目的な「資本主義」では経営も上手く行かないというんだね 「競争原理」というのが「人々を幸せにするための競争」であるのならば、それは大いにあって結構だと思うし ドラッカーによると成功する企業は「資本主義」ではなく顧客主義なのだという。
111 :
考える名無しさん :2011/07/21(木) 00:59:16.42 0
>>107 それらは共産主義社会内部の競争ではなく、
社会主義国と資本主義国の競争だろ。
その文脈で挙げるとすれば、共産党員になるための競争や、
共産党内部の権力闘争の方じゃないか。
112 :
考える名無しさん :2011/07/21(木) 01:15:34.83 O
日本資本主義社会でも「一流企業の社員になる為の競争」がある訳だが、それと共産党員になる為の競争と比べて前者の競争が正当化され、後者が批判されるのは何故だろうか、特権を求める競争になった途端、どちらも堕落である。 目的が「人類の幸福」であるならば共産主義だろうが資本主義だろうが どちらでも機能すると私は思う。 それはバイクで目的地に行くか車で行くかの違いでしかないんじゃないか 社会体制の違いというのは本質的な問題ではないのではないか という考察も必要かもしれない
企業から公務員までそろっているのに 共産党は党員しかないからでしょ
社会権は労働条件の改善だろ。福祉や保険や組合の。 共産権って何だよ。 も、もお、僕らって財産を共有にしなきゃ、生きていけなくなってません!?
115 :
1 :2011/07/21(木) 01:41:06.06 O
共産党員になる為には一生懸命国家に貢献しなくてはならないというルールだとすれば、それなりに機能すると思うぞ 国家に貢献しなくても若い時に試験に受かって公務員になれば一生安泰だという社会よりは健全だろう どんな社会でもルールを都合よく曲げるものはいる訳でそれに対する対策を考えないとどんな社会でも崩壊する そこで言語の分析の話しに繋がる訳だが 一部の特権階級の利益を国家の利益と言い換えて国民を使役する事も、言語空間をちょっとねじ曲げれば出来る訳ですよ 「イラクには大量破壊兵器がある!」とか言って戦争を起こした国もあるが、 よく考えたら大量破壊兵器を持っている国はお前じゃないかと思うが 言語の歪みに気がつかないといつの間にか奴隷兵士にさせられている可能性がある 我が国は自由社会だ!文句があるなら北朝鮮に行け! と言われ続けながら満員電車で死ぬ思いで通勤しているサラリーマンは本当に自由なのかとか 考察が必要だろう
116 :
考える名無しさん :2011/07/21(木) 12:03:20.37 0
お金を使うのを止めませんか 困った人を助けたら「フェザー」をプレゼントして貰える制度にするんですよ フェザーをみんなに配るんです フェザーを持ってる人だけが市民様の作った製品を使う特権を享受できる
117 :
考える名無しさん :2011/07/21(木) 12:19:17.75 0
>>115 旧ソビエト地域の大部分の国で、ソビエト崩壊後社会が
あれだけ混乱した時期でも、大部分の国で、
「共産党だけは御免だ」と考える人の方が多かったのを考えると、
社会主義国ってのはよほど住み心地が悪かったんだろう。
「一部の特権階級の利益を国家の利益と言い換えて国民を使役する」
というのが露骨過ぎたんじゃないかい?
118 :
1 :2011/07/21(木) 12:46:14.07 O
「一部の特権階級の利益の為に情報操作が行われる」という意味では資本主義でも共産主義でも同様の現象は起こりうる訳で、情報操作に気が付く為には個人個人が「哲学すること」が不可欠な訳です。 哲学、イデオロギーなどが人々の認識を狂わす元になっている面もありますがそれを是正するのも哲学という名の人間の思考の営みでしょう
119 :
1 :2011/07/21(木) 12:55:04.72 O
資本主義、共産主義に対する第三の軸としてかつては実存主義というのもあった。 実存主義とは現代では古臭く克服された思想であるかのように思われているが、 社会システムにべったり依存してしまう日本人にとって今日でも大事な視点を提供していると思われる。
120 :
1 :2011/07/22(金) 08:04:15.18 0
まず、もう一度「資本主義」を定義しよう。 或いは別の言葉で言い換えてみよう。 或いは我々が生きている世界は本当に「資本主義」か これはカールマルクスが作った造語だが、現代社会を捉える上で正しい用語であるか?
121 :
1 :2011/07/22(金) 23:52:08.06 0
wikipedia 資本主義(しほんしゅぎ、英語:capitalism)とは、経済の仕組みの一種で、資本の運動が基本原理となる体制である。「資本制」とも言う。 社会に貨幣を投下し、投下された貨幣が社会を運動してより大きな貨幣となって回収される場合、この貨幣が「資本」とよばれる(資本を参照)。資本が利潤や剰余価値を生む社会システムのことを「資本主義」という。 この定義に「貨幣を投下」とあるが、これは「投資」と解釈するべきだろう。 つまり、資本を投資すると投資した資金が巨大になって帰ってくる社会システムのことである。 すなわち、この社会で成功するのは簡単で、「投資」(資本を投下)すればいいわけである。 もしこの社会が文字通り「資本主義」なのであれば、そういうことになる。投資における不確実性と言う問題は付いて回るが、原理としてはそういうことである。 ちなみに投資と消費は違う。ここは重要なので投資と消費の分析をしておこう。 「コンビニでアイスを買って食いました」と言うのは投資ではない。消費である。 しかし、「100円で買ったアイスを150円で売るためにアイスを買った」と言うのは投資である。 このアイスが実際、150円で売れるならば、文字通り「金が金を産んだ」ということであり、資本主義社会の原理による必然、法則どおりの結果である。
122 :
考える名無しさん :2011/07/22(金) 23:55:16.56 0
123 :
1 :2011/07/23(土) 00:08:51.98 0
はっきり言おう。 多くの労働者はだまされている。 多くの人間は、何のために働くか「彼女と結婚するため」「家を建てるため」「車を買うため」 大抵こういうことが「目標」なのだが、はっきり言って、これは「消費」である。 多くの労働者が「労働者」と言う身分から抜け出せないのは、「消費」を目的に人生を生きているからである。 だって、定義上、「資本は投資することでより大きくなって戻ってくる」のであり、消費したら戻ってこないわけである。 資本主義社会で生きるのであれば、消費ではなく「投資」を戦略におかなくてはならない。 いい悪い抜きにして、それが資本制で「成功」する原則なのであり、その反対をしていたら、少なくとも、この社会では「敗残者」となるわけである。 しかし、当たり前であるが、多くの企業は「消費」を煽る訳である。 結婚するのが「当たり前」いい車に乗るのが「当たり前」いい家に住むのが「当たり前」と言う一種の洗脳を仕掛けてくるわけである。 それって全部「消費」の誘い文句じゃん・・
124 :
1 :2011/07/23(土) 00:10:14.47 0
そりゃ「アイスを売る側」からすれば、人々に「消費」してもらった方がありがたいわけだ。 だから消費を煽る、出来れば給料全額「消費」してもらいたい。 消費してしまえば、「ゼロ」なので、労働者として資本家の奴隷として働くことになる。 なので、人生の目的を「消費」に置いてもらいたいわけである。 例えば、ボーナスが出ました。「よっしゃ、とりあえず焼肉食いに行って、欲しかった車買おう」 トヨタと焼肉チェーン店は「儲かる」トヨタは車の生産に投資しているし、焼肉店は肉の販売に投資している。 そしてそれが売れなければ丸損なので、当然「消費」していただきたい。ゆえにコマーシャルをバンバン流す。 給料が出たら、車と焼肉の消費に回して欲しいわけである。洗脳が行き届いていればリスクなしに投資以上の額を回収できる。
125 :
1 :2011/07/23(土) 00:22:03.65 0
資本家と労働者を分けるのは何か。それは身分ではない。価値観であり行動様式である。 要するに、金を得る目的が生産か消費かの違いである。 生産の為に働くのが資本家であり、消費の為に働くのが労働者である。
126 :
片岡数吉 ◆SICj0MQQUptW :2011/07/23(土) 00:30:48.51 0
そう自由主義が一番である。 消費者vs生産者 きょうの潮流 1798年の7月21日、ナポレオン率いるフランス軍は、エジプトのギザに着きました。 ピラミッドやスフィンクスの町です ▼ナポレオンは、兵士たちをふるい立たせます。「ピラミッドの頂上から“4千年”が諸君を見下ろしている」。 フランス軍は当日、エジプトを支配していたトルコ系のマムルーク朝の軍を破ります。 「ピラミッドのたたかい」です▼世界でもっとも古く文明がおこった地の一つ、エジプト。 しかし、紀元前6世紀のペルシア、同4世紀のアレキサンダー大王による征服からは、時の大国、強国に入れ代わり立ち代わり支配されました ▼ナポレオンの侵攻はエジプトの近代化を促した、といいます。フランス軍が退いたあと、さまざまな形で自立・独立への試みが始まります。 しかし、1882年にイギリスに占領され、名実ともに独立を手にしたのは1956年です ▼「20世紀のピラミッド」。50年代に革命を導いたナセル大統領が、ナイル川アスワン・ハイダムをさしていった言葉です。 56年にスエズ運河を国有化し、イギリスなどの侵略軍を追い払ったエジプト。運河収入を巨大ダム建設にあてようとします。 ハイダムは当時、独立と近代化の象徴でした▼「ナイル川さえも喜び興奮し、ピラミッドさえ自由と尊厳の再生に誇りを感じている」。 日本共産党の志位委員長が先日の「綱領教室」で紹介した、いまの民主的変革を支持する旧エジプト政権関係者の声です。 古くて新しい国の民衆の力が、世界を興奮させます。
127 :
片岡数吉 ◆SICj0MQQUptW :2011/07/23(土) 00:39:36.89 0
日本共産党の志位委員長が先日の「綱領教室」で紹介した、いまの民主的変革を支持する旧エジプト政権関係者の声です。 古くて新しい国の民衆の力が、世界を興奮させます。
128 :
1 :2011/07/23(土) 00:45:27.37 0
ただ、多くの資本家は、資本家の役割を認識していない。 資本家とは何かと言うことを意識して資本家をしている訳ではない。 日本のプチ資本家の多くは、単に、偶然、資本家をやっている訳で、自覚した資本家ではない。 なので、その実態は「労働者」だったりする。 会社の役員とかを見ると、やたら高級な車に乗ってふんぞりかえっている者がいるが それって、ボーナスが出たから車買おうのレベルが従業員と違うだけで、行動様式は同じである。 ボーナスでたら居酒屋で飲むか高級バーで飲むかの違いだけだ。 シュンペーターなどが言う「企業家精神」など微塵もない連中である。
129 :
1 :2011/07/23(土) 00:54:52.70 0
資本主義というのはあくまで「思想」だ。価値観である。 9割の人間は「資本主義」などを生きていない。資本主義の客体であるが主体ではない。 多くの人間が生きている世界は「消費主義」である。 よく「消費こそ資本主義の生命線である。ばんばん消費しなさい」というようなことを、労働者まで声高に言うが それは資本家の論理であって、労働者が言うことではない。 しかし、それを信じているのは労働者である。 消費することはいいことだ。我々は資本主義の作法に則って生きていると考えている。 大間違いだ。 もし、君が資本家になりたかったら、「投資」をしなさい。 それで初めて君は資本主義の宇宙を生きていることになる。
130 :
1 :2011/07/23(土) 01:03:41.64 0
思考が宇宙を作る。 例えば、同じ「車を買う」と言う行動でも、生産のために買うか消費のために買うかでは意味が違ってくる。 同じ車でも前者は生産財だし後者は消費財である。「物」は同じである。 物は同じでも、それは思考によって待ったく別のものになる。 (現象学などでいう「志向性」と言う考え方を持ってきても良い。)
131 :
考える名無しさん :2011/07/23(土) 13:08:28.89 O
>>128 お前の思考回路はスミス、マルクスの時代で止まっているのか
現代の資本主義においては経営と所有は株式会社というシステムによって分離されている
従って経営者と資本家を同一視するのは間違い
132 :
シャイア・ラブーフ :2011/07/30(土) 23:43:48.76 0
何、この社学の奴、キャンパス違うんじゃねえの
133 :
考える名無しさん :2011/07/31(日) 21:18:19.49 0
熱機関としての経済
134 :
考える名無しさん :2011/08/02(火) 09:06:40.38 0
135 :
考える名無しさん :2011/08/07(日) 22:14:37.80 0
136 :
1 :2011/08/10(水) 14:36:59.02 O
131 それはおっしゃる通りだが単に近代経済学を移植しても日本資本主義がわかるかというとそうでも無い。 所有と経営も我が国の経済界に置いては区別されないケースが多いと思う。
137 :
1 :2011/08/10(水) 15:14:28.51 O
元外交官の佐藤優氏が面白い指摘をしていた。 かつては喫茶店が陰謀を巡らす場所だったが 喫茶店はある時点でパタッと無くなり、スターバックスなど客同士の横の繋がりが全く無い形態に取って変わられたという。 私はここに新自由主義並びにプロテスタンティズム文化に基づくアメリカ個人主義の影響があると思うが 何故喫茶店文化は復活しないのか mixiなどSNSが喫茶店の代わりになっていると佐藤氏は言う。 mixiでは実際に架空の喫茶店を運営するアプリなどがありそこに友達を呼んだりしている訳だ。 では何故それが物理空間まで降りて来ないのだ? もし私が会員制哲学バーを経営したら皆さんは来てくれるだろうか?
138 :
1 :2011/08/10(水) 15:39:51.25 O
資本主義というものが今後も続きそれが不可避の運命だとするならば 我々は覚悟を決めて資本主義を生きるしかない それは中世の戦国時代に戦国が続くのが運命ならば、戦国を生き、そこで勝ち残っていかざるを得ないと諦念の境地に至った戦国武士と似たような面もある。 ヘーゲルの逆転の弁証法である。 最強の戦国武将が戦国を終わらせる。 つまり最強の資本家が資本主義を終わらせるのである。 しかしそれは良い事なのか。言わば独占禁止法は資本主義を永続させる為の法律だと言える。 つまり永遠の戦国時代こそが活気があって善い世界だという論法だ。 何故こんなことを言うかと言うと我々は資本主義を生きる流儀を案外持って無いのだ。 だから何と無く金儲けは悪い事だと思ってしまう。それは武士が戦争を職業にしていることに悩んで出家したくなるような心理に近いと思う。 しかし同様に資本主義が不可避な運命であれば金儲けも嫌だとは言ってられない訳である。 つまり資本主義を正当化する哲学が必要なのだ。
139 :
1 :2011/08/10(水) 15:47:36.04 O
独占禁止法は資本主義を永続させるというよりはむしろ反資本主義的で自由市場主義を永続させる為のものか 要するに「経済活動の自由」とか「社会発展」という高い眼差しがそこにある訳だ。 本能寺の変なども織田家独裁主義に対する自由を求めた戦いだった面もあるのかもしれない 後の豊臣政権は大名の自治をある程度尊重する連合政権だった訳だしな
少なくとも上場企業では、経営者と労働者は日本ではあまり分離してないが(役員も従業員であり得る)、経営と資本はやはり分離しているだろう。 閉鎖会社まで言えばそりゃ経営と資本は分離してないのは当たり前。
141 :
1 :2011/08/10(水) 23:32:52.23 O
所有と経営の混同って日本ではよくある事だと思うよ 労働者が「我が社は」とか「うちの会社は」とか言ってるじゃん 近代資本主義の論理からすると会社はお前のものではないし、お前の家じゃないよということになる。
142 :
考える名無しさん :2011/08/11(木) 00:04:50.78 0
>>131 なんか文がおかしくはないか?
所有と経営の分離は能力なしの資本家と能力はあるが金がないと
行った場合のように組み合わせてwinwinの関係にしましょうというまでで
なにか現代資本主義が所有と経営の分離を制度として強制していると
いう話ではない
ただ株式会社のほうがより金儲けのシステムとしてより合理的という話なだけだ
>>141 それは日本は終身雇用だから、単に会社に対する帰属意識があるだけで、所有意識まではないでしょう。
それをもって所有と経営の混同とは言わないだろう。
言葉の綾だよ。借りた家でも「我が家」でしょ。
そもそも労働者は会社にとって所有者でもなければ経営者でもない。単なる使用人だよ。 「所有と経営の混同」っていう言葉自体が的外れ。所有者は株主で、経営者は役員のことだから。 株主と役員が混同することは多くの中小企業でよくあること。 日本みたいに終身雇用で、18(22)歳から60歳まで在籍することが予定されていたら、 会社のことを一心同体、擬似的な「家」みたいに感じてしまうだけでしょう。 借りた家が「我が家」になるように。
145 :
1 :2011/08/11(木) 02:14:54.99 0
「会社は一家」みたいな思想は、労働者に会社の所有者であるかのように錯覚させ、 存在している社会矛盾を言霊の力で見えなくさせる資本家側の戦略であったという面もあると思う。 例えば日本独特の「正社員」という言葉があるのだが、労働者は法律上は社員ではなく「従業員」な訳ですよ。 社員とは役員以上の人間のことを言うのだが「正社員」という言葉で、あたかも会社の責任者であるかのように錯覚させる訳である。 しかし、実際は社員としての権利などは与えられず、責任だけ無限に押し付けられる、恐るべき構造が日本株式会社にはあると思う。
146 :
1 :2011/08/11(木) 02:27:43.88 0
>>143 法社会学者川島武宣の『日本人の法意識』によると、日本人は基本的に所有権の意識が無いと結論している。 公共図書館から本を借りて、それが長時間自分の手元にあると、自分に所有権があるかのように錯覚し、返さないとかね。 逆に言うと、資本家は、長年職員を雇用していると、それが権利をもった独立の人格を持った人間であることを忘れ、所有物のひとつであるかのように錯覚してしまう ということもあると思う。まさに前近代的権利意識といえる。江戸時代の大名と奉公人の関係
>>145 社員とは商法上、株主のことですよ。ただの従業員(商法上は使用人)に経営上の権利など無く、
雇用契約上の責任のみがあるのはむしろ当たり前でしょう。
川島武宣読む前に初心者向けの法学入門を先に読んだほうがいいと思う。
>>146 しかし、それが「日本的経営」として戦後成功したわけだ。
社長が親父、社員は息子の関係なんだから、簡単に解雇しない。
親父が息子に簡単に出て行けとは言わないのと同じように。
そして、バブル崩壊以降はまさに「近代的に」無用な人を解雇して会社は利潤を確保してきたわけでしょう。
「近代的」であるということは労働力をまさにモノとして売り買いすることに他ならない。
今考えると「前近代的」な「日本的経営」の時のほうが人間的温かみがある雇用関係だったといえるのではないか。
近代批判が頂点に達して以降、前近代をアプリオリに悪と決め付けることはできないでしょう。
148 :
1 :2011/08/11(木) 11:52:36.58 0
>>147 君は国語の教科書を読んだほうがいいんじゃないか 「日本的経営」はただの従業員に経営上の権利など無いのだが、「社員」という言い方であたかもそれがあるかのように 錯覚させてしまうということだよ。 そして雇用契約上の責任のみがあるということを忘れ、無限責任を負わせるという意味だ。 また、近代経営を絶対化している訳でもないですよ。 「日本的経営」が賞賛されたが、その負の一面も知るべきだということ。 「成功した」というのは、企業の業績が伸びたとかGDPが上がったという意味で成功したが そこには労働者の多大な犠牲もあった。
149 :
1 :2011/08/11(木) 12:13:19.38 0
また、「日本的経営」は好況のときはいいが、不況になったときに、雇用調整が出来ず 経営が崩壊するという面もある訳です。日産がカルロスゴーンを雇ったのもそれがあったでしょう。 しかも、日本的経営は企業のエゴを助長する面もあり、戦後崩壊したナショナリズムという宗教の代替機能だったともいえる。 「国が滅びようともわが社だけ生き残ればいいんだ」というような人間が財界を牛耳り、政治に働きかけ、一部経済界にとって都合の良い政治を展開した結果 年間数万人の自殺者、格差社会という現在があるともいえる。
>>148 あんた、無限責任の意味を知ってるか?
無限責任というのは会社の債務を返済する責任が無限にあることを通常言う。
個人事業主、人的会社の無限責任社員(株主)は無限責任を追うことがある。
しかし、従業員が無限責任など負わない。
会社の債務は従業員に関係ないし、従業員はいつでも辞められる。
従業員の責任は雇用契約上の責任のみであって、会社の借金を返すような義務はない。
悪いことは言わないから、会社法の入門書からやり直したほうがいいと思う。
雇用制度に関しては「これが正しい」という絶対的なモデルや基準など無いと思う。
派遣で働くのがいいか「社員」として会社に身も心も従属させるのがいいか。
日本的経営にも一長一短あるだろうが、今は昔の制度のほうがが懐かしい人も多いんじゃないですか?
労働者の犠牲というが、終身雇用、年功序列、賃金右肩上がりという「餌」もちゃんとあった。
労働者は「犠牲」の代償をちゃんと受け取っている。
だから、みんな文句を言いつつもその条件で働いてきたわけでしょう。成功したのはGDPだけじゃない。
>日本人は基本的に所有権の意識が無いと結論している 日本人だって権利意識は強い 「他人の米櫃に手を突っ込むマネしやがって」っていうケンカ言葉 美観を全く無視した宣伝看板 共同生活で日本人が自分の日用品を他人に絶対に使わせないのは外人にとっては奇異に映る
あとネットビジネスで世界に通用するモデルが日本にないのも 日本人の異様な権利意識の現われ ネットビジネスの肝はトランスライト、シェアライトだからね
153 :
1 :2011/08/11(木) 12:26:11.61 0
>>150 君は法律学を少しばかり知っていることが得意なのかもしれないが、法律上の「無限責任」を意味しているわけではないよ。 なので、いまここで法学上の「無限責任」の説明をしても仕方が無い訳です。
>>153 じゃあ、あんたの言う「無限責任」とは何だ?定義がはっきりしないと議論が成立しない。
善意に解釈して、従業員が会社に近代的な契約関係を超えて身も心も従属するという意味だと解釈した。
しかし、それは終身雇用、年功序列、賃金右肩上がりという「餌」もちゃんとあったので一方的に社員に犠牲を強いたのではないんじゃないですか?と私は言っているわけだ。
日本は従来型の雇用が崩壊したとはいっても、正社員の終身雇用は法律上いまだ崩壊してないわけです。
「近代的」であろうとすればするほど終身雇用は経済学的に不合理なので崩壊に向かうでしょう。
派遣などはまさに「近代的」な雇用形態の極限とも言うべきものです。
「近代的」であることは決して良いことばかりじゃないわけです。
155 :
1 :2011/08/11(木) 12:48:56.02 0
>>150 何が正しいかという絶対的基準はありませんが、日本的経営は不況期においては、成立し難い。 また、日本の家族制度というのも光だけではなく闇の一面もあり、社長が親で従業員は子供という制度は やくざの親分と子分の関係でもあり、封建的人間関係を現代に適用させている面もあり、戦後教育や戦後の価値観とは相容れないものがある。 なので、戦後の価値観に漬かって生きてきた世代が増えてくると、不合理極まりない制度にも見えてくるわけです。 「社会に出るのが怖い」というような若者が増えてきた背景には、受けてきた教育と社会の価値観がまったく違うという面も大きいのではないでしょうか。
156 :
1 :2011/08/11(木) 12:55:29.43 0
>>154 「正社員」の終身雇用が崩壊していないということは企業が新規雇用を手控える動因にもなるわけです。 大学生の就職内定率過去最低などという現象はこういうことが要因になっているでしょう。
157 :
1 :2011/08/11(木) 13:13:41.77 0
ちなみに、会社に入ると未だに本当に「裸踊り」を強要されるんだよね。 俺はやらなかったが、同期は空気を読んで、宴会で「裸踊り」をしていたが、これってまさに人格権の侵害(パワハラ)でもあるよね。 佐藤優が言ってたが、政治の世界でも、「高級官僚が、チ○コを股にはさんで、先生にお隠しすることは何もありませんと言って山本リンダの「困っちゃうな〜」を歌うのを何度も目撃した」とある。 まぁ、それが日本的な官僚統制に繋がっているのかもしれんが、こんな社会「成功」したとしても嫌だろうw
158 :
1 :2011/08/11(木) 13:31:41.92 0
カントは「自由と自律」が幸福を成立させるための要件だと考えたが、自由と自律を無視して、社会が成功したとしても それは幸福な社会とは言えないと思う。 もし、自由と自律を尊重したら、社会に問題が起こったとしても、ある意味仕方が無い面もある。 と言うのも、ナチスドイツみたいな社会でも一応「成功」したのだが、成功したからと言って、国民の自由がゼロでは幸福な社会とは言えないからです。 近代がどうのとういうことではなく、要は己や他人の尊厳を冒してまで成功してもまったく意味が無いのである。
>>156 終身雇用を見なおして、会社はいつでも正社員を解雇できるようにすれば雇用が流動化して若者の雇用が増えるという議論があります。
あまり働かない高給取りを自由に解雇できるようにすれば、賃金が安い若者の雇用が増え、能力がある者にチャンスが広がるという議論です。
その議論には一定の合理性があるのは否定できません。
しかし、それは雇用者全員が派遣・バイトになるのと大差ないことになるでしょう。いつでも誰でも解雇できるというのですから。
合理性があるにもかかわらず、その議論に反対する人は多いでしょうね。
既得権益が侵されるからです。裸踊りしてでも終身雇用を守りたい人は多いでしょう。
駅に段ボール敷いて寝るよりはマシでしょうからねw
160 :
1 :2011/08/11(木) 13:40:22.60 0
「仕方がない」と言う表現は正しくないな。改善していく不断の努力をしていくべきだが それは必要なコストでもあるということ。
バブルの頃、フリーターという言葉が出てきて、 「俺は束縛なんかされたくねぇよ、自由に生きる」とかほざいていた人たちも今や40代なわけです。 一体いまどうやって生きてるんでしょうかねぇ? 朝、社歌を歌って、ラジオ体操を皆でやってサービス残業してる正社員を羨ましがってるんじゃないですか?
162 :
1 :2011/08/11(木) 18:00:50.00 0
>>161 夢を実現して幸せに暮らしている人もいっぱい居ると思うよ。 むしろ「ニートフリーターよりましだ」とか思わされながら、好きでもない事を 嫌々やらされているとしたら、それも由々しき問題であろう。 フリーターだろうが会社員だろうが、人権は守られなくてはならない。 他人の人権を守る事は自分自身を守ることでもあるのだからね。
163 :
1 :2011/08/11(木) 18:45:13.23 0
>>159 解雇や転職がスムーズに行われるためにも、医療費無料化政策やベーシックインカムなど最低限度の生活保障は政治部門が早急に実現しなくてはならないと思います。 それをしないというのはひとつには、それが無い方が国民を支配しやすいからです。 戦国時代で言うと、豊臣政権は、兵農分離を徹底させて、領内の地侍から土地を奪いました。 土地と言うセーフティーネットを奪うことで、領主の権力を強化した訳です。 それと同じことが現在でも起きていると言えます。
ニート、フリーターは現実問題、年金も払えないだろう。 老後は生活保護確定です。 医療費無料とかベーシックインカムとか夢のまた夢だと思うよ。 カネは地べたから湧いて出るわけでも天から降って来るわけでもない。 全部、税金や年金保険料でしか賄えない。 どう転んでも額に汗して働いて収めるカネです。 ニート、フリーターはそれらをほとんど払ってないじゃん。 フリーライダーは一番嫌われますよ。日本は自助を基本にした資本主義国家ですからね。 50歳くらいまでは誰でも何してでも食っていけます。しかし、それ以降が厳しい。 ニート、フリーターは老後は結局は歯を食いしばって裸踊りした人たちにタカって生きることになるでしょう。
165 :
1 :2011/08/11(木) 19:14:57.95 0
>>164 それがいいことかどうかはさておき、カネは中央銀行が毎年大量印刷しているものが出回っている だけなので、実際は、天から降ってくるようなものです。 国家予算は60兆円程度ですが、特別会計は200兆円とも言われ、その使い道は明らかになっていません。 200兆円あれば、単純計算して国民一人に200万円配れることになります。 また「裸踊りすること」は特に生産と余り関係ないことをやっているとも言えます。 ベーシックインカムや医療費無料が実現した結果、裸踊りしなくて良いのであれば、生産性はむしろ上がることになると思います。
カネを刷れば刷るほど価値が下がるだけでしょう。 それで済むなら北朝鮮でも富裕国家です。 ベーシックインカムは勤労意欲を失わせるので、国民経済にとって害悪だと思います。 中東みたいに文字通り地べたから金が湧いて出る国ではないからです。 特別会計がいくらあろうとそのカネは誰かが額に汗して働いて稼いだカネです。 ニート・フリーターや生活保護がフリーライダーであることには何ら変わりはありません。 要するに他人が稼いだカネであることには変わりありません。 社会に貢献してない人が社会から過剰に施しを要求するのは過剰な要求ではないですか? 裸踊りをした人もしない人も、一般納税者が納得しないと思います。
167 :
1 :2011/08/11(木) 19:37:50.94 0
>>166 まず、ニート・フリーターと言うのは、「状態」のことなので、ある時点でニートだった人がある時点で労働者や経営者になる場合もあるし 労働者が、ある時点で、ニートやフリーターになる場合もあります。 なので、ニートやフリーターも労働者や経営者と言うのも実在する訳では無いとも言えます。 要するに「人」な訳です。 そして憲法では、国民は人権の享有を妨げられないとあります。 ニート・フリーターも国民ですから、生活保障の対象になります。
168 :
考える名無しさん :2011/08/11(木) 19:46:32.37 O
>>166 論理が意味不明
中央銀行が刷った金は誰かの負債になって世に出回るだけで別に天から降ってくるわけではない
ちょっとは経済学勉強しろよ
169 :
考える名無しさん :2011/08/11(木) 19:47:17.21 O
しかし、どうでしょうか? 日本の雇用慣習からすれば最初にニート・フリーターになった人は正社員になるのは難しいのではないですか? 新卒一括採用ですから。 既に、その問題は社会問題になっているのではないですか? 今のままだと、例えば30代でフリーターが急にブルジョワに変貌することはないでしょうし、正社員になるのも絶望的でしょう。 年金も払ってないその人らが60歳になった時のことが今問題になっていると思われます。 生活保障は生活保護法で対応すべき問題です。 しかし、財源は無限ではありませんから一般納税者が納得できる範囲に収まらざるをえないと思います。
171 :
1 :2011/08/11(木) 19:50:49.81 0
いうなれば、一種の農地改革に近い改革だと言えます。 農地やるから自分で稼いでねという変わりに、最低限度の生活保障は与えるから後は自分で稼いでねという訳です。 マルクスの言う「生産手段の独占」という問題も、ある程度緩和されるでしょう。 例えば、戦後農地改革をした結果、勤労意欲が失われたということはあるでしょうか むしろ、自分の農地を手に入れた小作人は、それを基盤に生産性を高めていきました。 その現代版がベーシックインカムと考えることも出来ます。
172 :
考える名無しさん :2011/08/11(木) 19:51:28.59 O
>>167 ある時点でニート・フリーターになるんだったらその期間だけ期限付きで所得補償すればいいだけ
どっからベーシックインカムとか医療費無料の必要性が出てきたのかまるでわからない
>>171 今も生活保護の弊害は出ているわけですよ。
例えば多くの地域で最低賃金で週5日8時間働いた賃金よりも生活保護のほうが多いという結果になっている。
それでは額に汗して働かないで生活保護を貰ったほうが得だという結果になる。
それでは誰も働きたくならないでしょう。勤労意欲が保てない。
ベーシックインカムはそれを全面化するのに等しいです。
174 :
1 :2011/08/11(木) 20:00:04.95 0
>>173 生活保護と違って、BIは国民全員に対する保障なので、不公平ということはないかと思います。 BIを導入する変わりに生活保護を無くせばいいではないですか?
>>174 いや、不公平とか言う問題じゃなくて、働かなくても金がもらえるなら誰も働かないでしょう。
誰も働かなくて国家が運営できるのですか、という問題です。
仮に6万支給されるなら10万円分働けば食えるじゃないですか?
皆が10万円分しか働かなければ国民経済がどんどん縮小してベーシックインカムさえ払えなくなる。
それに定額給付金じゃないが、全員に保証するのはオカシイでしょう。富裕層に金をばらまく必要性も分からない。
ベーシックインカムを積極的に導入したがる「動機」がわからない。
176 :
1 :2011/08/11(木) 20:11:23.48 0
>>175 なんでそう思うのですか? 例えばイチローはすでに何十億も稼いでますが働いています。 金があれば働かないのであれば、もうとっくに現役引退しているでしょう。
イチローとか個別の事案を言っているわけではないのです。 カネがあっても働く人はいつでも働きます。 しかし、ベーシックインカムは働くインセンティブが減少するので、「国民全体的に見て」総所得が減少するでしょう。 例えばパートに出ていた主婦がパートに出なくて済むようになるでしょう。 その分、国民総生産は減少するんですよ。ということは税収も減少します。 それで、どうやって医療費タダとかベーシックインカムが維持できるのか? 国民経済のパイを増大する政策を取るべきであってベーシックインカムのようなパイを減少する政策はとるべきではない。
178 :
1 :2011/08/11(木) 20:26:12.56 0
パートに出ない主婦は、家で趣味の洋裁などをやって、ヤフオクに出品してパートで稼ぐよりも大成功するなどという 場合も考えられます。(アメリカの大学の研究で好き仕事をしている集団と嫌々やっている集団では生産性が8000倍違うと言う統計もあったかと思います。)
179 :
1 :2011/08/11(木) 20:42:12.42 0
また、現時点の経済は需給ギャップが数百兆円あると言われているので、主婦がパートに出ないで 主婦をしてもらったほうが、国民総生産は伸びると言う面もあるかと思います。 共働きで稼ぐより、奥さんに家のことに専念してもらったほうが、一般労働者の負担も減るのではないでしょうか? もちろん、働く自由もありますが、生活の豊かさとはそういうことではないですか?(選択肢が増える) また、パイを増大させるのは目的ではなく手段です。パイを増大させて、それを配ると生産性が低くなるから、パイは配るべきではない とすると、いったい何のためにパイを増大させているのか意味がわからなくなります。 アメリカの国債を買って、パイを献上するために我々は働いているのでしょうか? 作ったパイは国民の生活の豊かさの実現の為に遣うべきなのです。 これは消費ではなく投資でもあります。医療福祉が無料で受けられるということは国民の健康を守ることにつながり 国民の健康レベルが向上すれば、それもまた生産性に繋がるでしょう。
労働者の権利は保護すべきだが女性の社会進出の権利は制限すべきだと? 一般労働者って男性のことだけですか?明らかに男根主義的主張でしょう。
181 :
1 :2011/08/11(木) 20:58:33.88 0
>>180 ちゃんと読んでください。「働く自由もあります」と書いてあります。 当然、男性が主夫をする自由もあるのです。
182 :
1 :2011/08/11(木) 21:11:13.82 0
特別会計を財源にするという案はすでに政治レベルで検討されていた話でもある、以下の記事を読んでいただきたい。 亀井静香郵政・金融担当相は2009年10月16日、閣議後の記者会見で、「財源を作るために、特別会計9 件に切り込むべきだ」と発言した。 鳩山内閣の2010年度予算の概算要求が過去最大の90兆円超となり、財源の確保が問題となっているが、 亀井担当相は「国債発行の前に特別会計に手をつけるべき」との考えを示した。 財源について語る亀井静香郵政・金融担当相 亀井担当相はフリーやネット、雑誌記者向けの会見で、 「財源をどうやって作るかについては、前から総理にも言っているが、特別会計に思い切って切り込んでいくべきだ。20兆、30兆はすぐ出る。 今の特別会計は役人が抱え込んで、彼らの小遣いになっている。ただ、各省の大臣にやれといってもダメだから、仙谷(行政刷新担当相) あたりにやらせろと言っている」 と発言。国債の必要性については「出せばいいと思う」と肯定しつつも、「その前にやらないといけないことがある」として、まず特別会計を見直すべきだと提案した。 ちなみに「子供手当て」と言うのがありましたが、これは明らかに「憲法違反」な訳ですよ 。 憲法14条 全ての国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分及び門地により、経済的政治的に差別されない。 と書いてあるのですが、子供がある人には手当てを配り、無い人には手当てを配らない訳ですから これは明らかに「差別」です。
183 :
1 :2011/08/11(木) 22:29:48.50 0
働く動機が金だと、金の為にやりたくないことをやるので、生産性が低下すると私は考えている。 金のために働かないのはある意味「怖い」だろうが、精神の健康を維持するためにも、豊かで誇りある人生を送るためにも 絶対に必要なことだと思う。 例えば、羽生さんは、もしベーシックインカムが実現しても将棋をやりつづけると思う。 ベーシックインカムが実現したために将棋の腕が落ちるとかそういうことはないと思う。 むしろ、将棋をやりたい人が、生活に関係なく将棋道に邁進し、将棋会のレベルは上がるだろう。 哲学界に関しても同様の効果があると思う。 出来ることなら24時間、365日哲学をし続けたいと言う人間は、多いと思う。 人間は知を愛すると言うアリストテレスの言葉通り、人間の最高の快楽は「知る」と言うところにある。 しかしながら「哲学でお前、どうやって食っていくんだ」と言うような一言で、たいていは企業に就職したり、実学を学んだりする。 哲学で食っているのは、大学に就職して、教授の前で裸踊りをする連中だけだとすると、哲学レベルははっきり言って下がる。 哲学みたいなことをやっている人でも、文芸批評家とか別の肩書きで食いながら手を出している場合も多い。 そういう「食ってく為の手段」を考えなくてすむのであれば、間違いなく哲学レベルは上がる。
184 :
考える名無しさん :2011/08/11(木) 22:44:14.01 O
>>183 もうキチガイニートの域だな
お前が働きたくないだけなんだろ?
185 :
1 :2011/08/11(木) 23:04:28.52 0
>>184 私は、ベーシックインカムが導入されようがされまいが「働きます」よ。 ということは、ベーシックインカムが実現しようがしまいが、どっちでもいいとも言える。
186 :
1 :2011/08/11(木) 23:10:53.82 0
しかし、世の中には「好きでもないことを嫌々やっている」と言う人が多い訳で、生きるために「裸踊り」までしている場合もあるのですから そういう人たちが自分を見つめ、「やりたいことをやる」人生を再構築するための「エレメント」を創っておかなくては ならないのではないかと言う使命感がひとつあります。 これも世の中に対する社会貢献だと思うし、ある意味ではひとつの労働でしょう。 労働と言うものが常に、賃金を得ることとイコールだとしたら、既存の社会を超える改革と言うのは出てこないわけです。 金にならないことは誰もやらないのであればね。 すると、商業主義がいつまでも続き、人々はその奴隷になってしまいます。 アインシュタインは、金を稼ぐために相対性理論を書いたのではないでしょうし、プラトンも金を儲ける為に『国家』と言う本を書いた訳ではない。 マルクスも金儲けをするために資本論を書いたわけではないし、しかし、彼らの、銭金とは無関係の労働によって社会は進歩してきたと言える。
187 :
考える名無しさん :2011/08/12(金) 00:18:27.57 O
>>179 ひどいデタラメだ
>需給ギャップが数百兆
ウソ
せいぜい数十兆
>主婦をしてもらったほうが、国民総生産は伸びる
ウソ
家事はGDPには含まれない
>>182 「合理的な差別」は合憲だというのが最高裁の一貫した判例です。
子ども手当が差別なら、老人の医療費1割とか障害者の優遇はどうなんですか?
現実を踏まえが議論をしなさいよ。
女性が総合職で働いているのが何割いるのか。
専門職で働いているのが何割いるのか。
男女の平均賃金がどれだけ違うのか。
男女差別は確固として存在しますよ。
それにシングルマザーもいればシングルファーザーもいます。
典型的な家族構成で考えるのは今や不合理です。
離婚したらどうするのですか?ビジネススキルがない主婦は10万稼ぐのも四苦八苦ですよ。
それに主婦をしてもらった方が国民総生産が伸びるってのは典型的な高度成長時代の政府の発想でしょう。
今後、少子高齢化で労働人口は減少するので、女性の社会参加は必須だと思われます。
>>186 哲学者というのはマルクスのような例外はあるけど、
大抵、裕福な家柄の者が多い。
やはり「余裕のある人」でないと「金にならない」ことは
やれないんだろうな。
190 :
考える名無しさん :2011/08/12(金) 00:28:18.40 O
>>183 やりたくない仕事は誰がやる?
便所掃除然り、原発作業然り
金で動かしてる仕事なんていくらでもあんぞ
哲学(笑)とか生温いこと言ってんなよ
裸踊りを否定するのはストリッパー差別だ。 カネがあったらストリッパーやらなくてよくても、カネがないばかりにやらないと生きていけない人もいる。 カネのために働きたくないってのは典型的なニートの言い草だ。 嫌な事でもみんな歯を食いしばってやってカネを稼いでいるんだよ。 大金持ちのお坊ちゃんならまあいいけど、そうじゃなければどうしようもないキチガイニートだよ。
憲法では職業選択の自由なんてあるが・・・、 現実には就業者の「既得権」の問題があって、自分にとって 「良い」仕事を見つけるのは困難です。 ・・・スレに戻るけど、そもそも共産主義国家なんて、社会の 構成員がプラトンのような人たちであれば可能であると思われます。
プラトンの頃は奴隷がいたんだぞ。全くナンセンスだな。
>>193 ようは無理だっていいたいのさ
奴隷うんぬんは関係ない
195 :
考える名無しさん :2011/08/12(金) 00:44:54.22 0
>>190 結婚して2人ガキ作りゃ32万貰えるシステムで
誰が清掃、交通誘導、介護、新聞配達、タクドラをやるかってんだよなw
奴隷(非正規)がいれば完全就労が実現する。 言ってみりゃ共産主義国家が実現する。 皮肉な形でねw
197 :
1 :2011/08/12(金) 01:43:35.26 O
例えばキューバなどでは革命の英雄ゲバラの影響もあるのかも知れませんが、質の高い医師が国内に沢山おり、 医療費が高くて医者にかかれないアメリカ合衆国の患者を五千人単位で受け入れて診療しているそうです。 ちなみにキューバの医療費は無料です。 さらに医師を派遣しようとしたら(体面もあり)アメリカ政府が断ったと言います。 つまり医師や看護師、介護士になって人を助けたいと思っている人は報酬とは無関係に医療関係職について人を助けるという事です。 なんで医療関係者の志が高いかと言う事ですが 一つには、金の為に働いている訳ではないから というのがあるからだと思います。 日本のような資本主義国では、雇用契約を結んで、義務として仕事をしなくてはなりません 患者も金を払っているから当たり前だろと言う態度で接して来ます。 医療ミスがあったら訴えられるというような恐怖もあるでしょう まぁいわゆる「人間疎外」というものがある訳ですね 恐らく、便所掃除とか清掃とかも、ボランティア的にやりたいという人はいると思いますよ 東北震災でもボランティアで働いている人は沢山いる訳ですからね しかしこれが「一日3万円やるから原子炉で働け」だとモチベーションは維持出来ないでしょう
198 :
1 :2011/08/12(金) 01:51:48.35 O
おっと正確には911テロの時のエピソードだったかな大量の患者がアメリカ国内の医師だけでは手に負えなくなりキューバがボランティア医師の派遣を申し出たという。 だけどこう言う事は殆ど報道されないので社会主義国はあらゆる面で遅れていると考える人が多いがそうでもないんだね 社会主義国だけではなく資本主義国でも情報統制はある訳です。
199 :
1 :2011/08/12(金) 02:07:38.95 O
189 マルクスは確か弁護士の息子だと思ったよ。 弁護士だから金持ちとは限らないだろうがそこそこの中産階級の出だと思いますけどね 逆に言うと生活保障のシステムを手厚くして「生活の余裕がある人」を増やせば 「金にならないこと」をする人も増え、文芸や学問の発展に繋がって行くということもあると思います。 まぁそう言う功利的な事じゃなくても好きな事に時間を使えるというのは幸せなことだと思いますし、それこそが人間の豊かさじゃないでしょうか プラトンの時代は奴隷が居て一部の人だけが自由だったたわけですが ヘーゲル的に言えば、この時代は弁証法的に否定され、全員が自由を享受出来る社会が未来に現れると言う事になり 今、まさにその歴史の完成の直前に居るとも言えるかもしれません 古代世界を否定する為に全員が奴隷にならなくてはなりませんでしたが それは全員が自由になる為だった訳です
200 :
1 :2011/08/12(金) 02:17:49.59 O
188 最高裁の判事は国民投票で追放する事も出来ます。政治にすりよってあまり出鱈目な事ばかりやっている判事はクビするべきでしょう ちなみに障害者や老人の福祉に関しては憲法で保障されている生存権の保障が根拠にあると思います。 一方、子供手当てに関してはその目的が「少子化対策」だったりする訳で、余りに一方的に国の都合です。国の都合というか年金運用に失敗した官僚の都合でしょう
201 :
1 :2011/08/12(金) 02:27:45.99 O
最高裁判所判事の国民審査って全然注目されないじゃん。 誰が最高裁判所長官なのかすら誰も知らないというありさまだが 実際は、総選挙や総理大臣の指命以上に注目されていいはずなんだよね 扱った過去の裁判とかもちゃんと検証してさ。 アメリカだと最高裁判事自体が大統領なみに注目されたりするし、実際にそれくらいの影響力ある訳だが、全く日本ではスルーされているのがおかしな話だ。
最高裁長官と首相と衆参両院議長は給料が一緒だよ。三権は平等だからね。 子ども手当を違憲だと主張するのは困難だと思います。 少子化対策は現実問題であり、関連法案は国会をきちんと通過しています。 どこから出てきたのか知らないが、年金とは全く無関係です。 少子化対策で手当を出すのは国の行政権・政策の範囲、ってやつです。 裁判所は国の政策判断に多く立ち入りません。 裁判官は民主的基盤がないし、政策を判断する能力もないからです。 国民から選ばれたわけでもない裁判官が国の政策にあれこれ口をだすのは非民主的でしょう。
203 :
考える名無しさん :2011/08/12(金) 03:33:47.76 O
>>197 で、どう屁理屈こねたら原発でボランティアしようって気になるんだ?
204 :
考える名無しさん :2011/08/12(金) 10:49:50.51 O
東電「あとはボランティアの皆さんにお任せします」
ニートが大暴れのスレだなw カネのために働きたくなければ宝くじにでも当たるか、銀行強盗でもするしかない。 ボランティアだって本職があったり、学生で親掛かりだったり、生活費がどこかで保証されているから成り立つわけだろう。
206 :
1 :2011/08/12(金) 11:18:18.22 O
余りに資本主義に洗脳されすぎだぞ それでも哲学者か? だからBIを導入したらよかろうと言っている。 全員に宝くじが当たった状態な訳だからね また、別に君たちにボランティアをしろといっている訳ではない 神風特攻隊の兵士は別に金で神風部隊に志願した訳ではないでしょ 人間の中には非常に社会性の高い人間もいるし 貴方らだって、案外と、民族の危機の時などは英雄的に行動するかもしれないよ
いや、資本主義のほうがインセンティブが有効に働いてシステムがスムーズに動くと思うね。 例えば、原発作業だってみんな嫌だけど日給4万なら自発的に行く人はいるだろう。 資本主義故に強制すること無く自発性が有効に促される。 言っちゃ悪いが、ボランティアってのが一番タチが悪いんだよ。 当日になって「私やっぱり行けません」と言われても強制はできないから「はい、そうですか」と納得するしかない。 気が向いた時だけやりますってのが現場でいちばん困るわけ。 原発作業を「契約」していさえすれれば、「契約違反じゃないか」と作業を強制できる。 「契約」形体のほうが作業がスムーズかつ自発的に進むのは間違いない。 社会主義であれば国家権力が誰かを恣意的に選んで強制的に行かせることになる。 ソ連やポルポト政権が国民を農村に強制的に移転させたり、反対派を殺害した歴史を見れば、それは実証済みでしょう。
208 :
1 :2011/08/12(金) 13:19:22.55 0
>>207 それは「自発的」なのではなくて、金の力で「行かされている」訳じゃん。 作業員は「自発的にやっていると思わされている」訳じゃん。 「いや、そんなことは無い。作業員は自由意志でやっているのだから」というのであれば BIを導入して、その上で、日給4万円で募集をかけてみたらどうですかと 「そんなんじゃ、人集まらないよ。食い詰めたやつとかがいないと、原発で作業なんて誰もしたくないしね。BIなんかやったら 危険作業地域の貴重な労働力であるホームレスがいなくなるじゃないか」 と言うとしたら、それは明らかに、金の力で憲法で禁止されている「奴隷労働」をさせている訳であり、違憲である。 奴隷労働を無くすためにもBIの導入は必要だと考えている。
それじゃあ、誰も原発に行かない場合、どうするわけですか? 共産国みたいに強制動員をかけるんですか? 強制動員をかけるより契約で金銭と引換に自発的に行ってもらうほうがより自由ではないですか? 人間は主体的に自由なので、原発で4万貰うことできるし、コンビニで時給800円でも選べるわけです。 誰も強制していない。それこそ憲法で保証されている職業選択は自由です。 「奴隷労働」ではありえません。いつでも拒否できるし、他の職業も選べるわけですから。
例えば自衛隊であれば否応なしに原発付近や戦場でで作業する可能性はありえます。 これが徴兵だったらどうでしょうか?「奴隷労働」と呼ばれる余地はあります。 しかし、自衛官はみな志願兵です。嫌なら辞めることは自由です。 経済的にも身分保障的にも危険手当などとても恵まれた環境にあります。 彼らは納得の上、自ら雇用されて自衛官をやっているわけです。 「奴隷労働」などと呼ぶのは彼らに対する侮辱じゃないですか? 民間の原発作業員に対する侮辱ですらあると思います。 額に汗して働くサラリーマンに対する侮辱でもあります。
211 :
1 :2011/08/12(金) 13:35:07.70 0
あと、「働いている人の誇り」という問題もあると思う。 もし、原発の作業員の人が、金ではなく、国家全体のことを考えて自由意志で原発で働いているとしたら 靖国神社などで祭られて良い人達であり、国民全員が彼らに足を向けて寝られないはずだ。 しかし、金で契約しましただと「いやー、いざというときは、こういう仕事をする人が居ないと困るねー、俺だったら日当10万でも やりたくないよ。ほんと金のためとはいえよくやるよ」みたいな話になり、作業している本人も、誇りをもてない。 「資本主義の方がインセンティブが働いて、スムーズに人を動かせられる」と言うのは「支配者の論理」なのであり、 被支配者の立場に立てば、「合理的に殺される」確率が非常に高くなるシステムだともいえる。
212 :
1 :2011/08/12(金) 13:40:55.50 0
何故、徴兵制度があるかと言うと、「平等の原則」から、金がある無しや身分、門地、信条に かかわらず、命がけの危険地域で働くときは、一斉に招集がかかる。 >>209 だれも強制していない、自由意志だというならばBIを導入しても、自由意志で契約して仕事するでしょう。 しかし、BIを導入したら、誰も契約に応じませんでしたであれば、それは自由意志ではなく、金が無いので仕方なく契約したと言うことであり それは奴隷労働でしょう。
213 :
1 :2011/08/12(金) 13:51:32.38 0
と言うわけで、資本主義の原理だけではなくて、憲法の原理と言うものをもっと意識しなくてはならない。 もし、誰かが原発で働くことは仕方が無いというのであれば、人権思想の立場から、作業員の健康に最大限配慮する必要があり、 もし、防放射能スーツの開発に10億円かかるとしても、それは必要なコストと言うことになる。
214 :
1 :2011/08/12(金) 14:01:00.35 0
要は、BIも放射能スーツの開発も、人権の観点から必要な「コスト」なのである。 それは他人を守るだけではなく、あなた自身を守ることにも繋がる訳である。
結局、誰も原発に行かない場合、どうするんですか? ボランティアはさっきも言ったとおり、最もアテにならないタチが悪い制度ですよ。 グダグダ言っても放射能は収まりませんよ。
216 :
1 :2011/08/12(金) 14:12:26.21 0
>>215 BIなどの社会環境を整備した上での志願制度がベストだと思いますが。 誰も志願しない場合は、くじ引きでしょう。 そして、作業は、最高度に安全に配慮すること。
217 :
考える名無しさん :2011/08/12(金) 15:04:18.23 O
>>216 >作業は、最高度に安全に配慮すること。
当たり前じゃね?
くじ引きで当たった人には人権はないってことでおk?
218 :
1 :2011/08/12(金) 15:10:42.52 O
公共の福祉の観点から「くじ引き」は正当化されますが、人権思想の観点から「最高度の安全」が担保されなくてはなりません。 それが「当たり前」と感じるのは日本ではある程度人権観念が行き渡っているという事でもあり、比較的良い国だと言う事でしょう。
219 :
考える名無しさん :2011/08/12(金) 15:31:17.65 O
誰も当たり前って思ってねーよw 公共の福祉は人権に勝るのかへー 北朝鮮の回し者か?
220 :
1 :2011/08/12(金) 15:45:51.48 O
>>219 日本国憲法十二条後段
国民はこれ(人権)を濫用してはならないのであって常に公共の福祉の為にこれを利用する責任を負う。
221 :
1 :2011/08/12(金) 16:03:14.29 O
ちなみに私自身は人権が公共の福祉に勝ると思っていません。 ゆえに「作業員の安全に最大限配慮する事」を条件と考えています。 命の安全を脅かす状況であれば、たとえくじ引きで当たったとしても作業を拒む権利があります。 あくまで安全が担保された時点で作業開始となります。 非効率に見えても、それは必要なコストです。 そもそも全員にくじを引く可能性があるのですからこのことは了解されやすいと思います。
222 :
1 :2011/08/12(金) 16:06:43.99 O
221 失礼。公共の福祉が人権に勝るとは思っていない。訂正。 (これら二律背反する原理は両方が同居するがゆえに最大の力を発揮するのである。)
223 :
1 :2011/08/12(金) 16:55:18.28 0
と言うわけで、段々考えが整理されてきました。ありがとうございます。 BI導入の理論としては @人権保障のため A平等性の担保のため B生活の水準の向上のため C治安維持のため Cは微妙ですが、私の昔の論敵がやたらこれを主張していましたね。 統治という観点からすると、ローマ帝国の政治の如く 「パンとサーカス」が必要とのことでした。 右翼と左翼でも突き詰めると政策は一致するということでしょうかw
くじ引きは強制じゃないんですか? 行きたくない人が行くのはくじ引きであっても強制でしょう。 くじで当たった人が逃げるかも知れない。その時は鎖で繋いで連れていくわけですか? 鎖で繋いで強制的に労働させるわけですか? 4万貰って行きたい人に行ってもらうほうがより現実的かつ自由ではないですか? 少なくとも鎖で繋ぐ必要はないわけですから。 結局、この問題はどの制度がより自由を確保できるかという問題であり、完璧な制度など無い。 現実的には契約により自由に応募してきた人に相応の賃金を払って作業してもらったほうが自由の領域が広がると思われます。
225 :
1 :2011/08/12(金) 17:03:49.73 0
>>224 ですから、BIなどを導入して、可能な限り選択にいたるまでの条件を平等にして、 その上で、金銭を対価に危険な仕事をしたいと言う人が居れば、それは自由ですよと言うことです。 「危険な仕事をしなくては食っていけない」と言う状況の人と大富豪の子供とでは、選択の前段階において格差がありすぎる訳です。
いや、だから、いくら条件を平等にしたとしても、例えば同じ年収と職業の人を集めたとしても原発へは行かない人は行かないんです。 行きたくない人は行きたくないわけです。普通は原発へなんか行きたくないでしょう。だからくじ引きが必要となるんでしょう? しかし、くじ引きは結局、強制じゃないですか? いくら条件を平等にしてもくじ引きである限り、強制なんです。 嫌な人を鎖をつけて連れて行かないといけないでしょう。それはまさに憲法が禁じる奴隷的拘束そのものです。 行きたくない人の自由を奪って危険な地域へ強制的に連行するわけですから。
むしろ条件を平等にすればするほど「全員が行きたくない」可能性が高いでしょう。 ベーシックインカムを導入するということは「全員が満腹状態」なわけです。 満腹の人が危険を犯して原発に行きますか?行く人もいるでしょうが普通は行かないでしょう。 その時、誰かが行かなくてはいけない以上、くじ引きという名の強制を導入せざるを得なくなるわけです。
228 :
考える名無しさん :2011/08/12(金) 19:02:21.90 O
>>220 おいおい、トンデモ経済学の次はトンデモ憲法解釈かよw
12条は国民の自由と権利ついて書いてるんであって`人権´なんて一言も書いてねーよw
マジで池沼か?
そして、くじ引きで強制連行するのは日給4万払って希望者に行ってもらう以上に人権侵害なわけです。 前者に自由の契機は全くありません。後者には原発を選ぶことも他の仕事を選ぶことも可能だからです。
230 :
1 :2011/08/12(金) 20:24:42.82 0
>>227 その意見は、国民が豊かになりすぎると、危険地域で仕事をする人が居なくなるので 貧困層を政策的に作り出さなくてはいけないと言う方向に行きかねないと思います。 くじ引きに関しては、デメリットもありますがメリットもあると思います。 と言うのも国民全員がクジを引く可能性があるので、危険な原発に対して安全管理が徹底するし、利権に囚われず、 安全なエネルギー政策への転換が図られる。 イラク戦争なども、くじ引き制度であれば、ブッシュも戦争に反対したかもしれない。 デメリットとしては、やはりあなたがおっしゃるように、原発に行きたくないという人にもクジを引かせることにあると思います。 なので、そういう人はクジを引かなくても良いと言うことにしたらどうでしょうか? その代わり、電気の使用に制限をもうけるというのはどうでしょうか。 裏を返すと、原発と言う危険なエネルギー政策に同意した人は、その対価としてクジを引かなくてはならないと言うことにもなります。 つまり自己責任の原理です。
誰もくじを引かなくなるね。その場合どうするんですか? 貴方は法治主義の原則に完全に無知なようだけど、くじを引かないと電気を止めるなどという強制は絶対に許されませんよ。 それは徴兵に応じないと電気を止めると言っているに等しい。 そもそも、くじによって強制的に労働させること自体が憲法違反なのです。 奴隷的拘束は徴兵も含めて憲法で禁止されています。また、電気契約を拒否するのも法律によって禁じられています。 原発という危険な政策に同意したのは株主であって一般国民ではありません。電力会社は株式会社だからです。従って国民の自己責任ではありえない。
しかも、積極的に人が集まらないのは原発だけではありませんよ。 介護とか3Kの仕事は貴方みたいなニートが嫌がるからいつでも人手不足です。 それらを全てくじで選ぶんですか? 貴方の言っている議論が全くナンセンスなのがわかるでしょう。 この場合、低賃金の介護職の賃金が上がるように導いて人を集められるような政策を取ることが政府に求められているわけです。 単純化すれば原発労働者に日給4万払うような政策が必要なのです。 なぜそのような政策が必要かといえば、人には職業選択の自由があるからです。 原発で働きたくない人に働かせるわけには行かないのです。介護で働きたくない人にくじを引かせて働かせるのは憲法違反です。 それは個人の自由を奪うからにほかなりません。 それを避けるために自分から人が嫌がる仕事も選ぶように政府がインセンティブを与える必要があるわけです。
233 :
1 :2011/08/12(金) 21:41:11.93 0
>>231 >>誰もくじを引かなくなるね。その場合どうするんですか? それも国民の選択なので尊重するしかないでしょう そもそも本来「誰も行きたくない」のであれば、そういう結果になる。 「貧困層を金で雇えばよい」と言う違憲に対しては「公平性が保てなくなる」と言う反論をしました。 >>くじを引かないと電気を止めるなどという強制は絶対に許されませんよ。 クジを引きたくないのであれば、原発以外の方法で、電気を供給すれば良いと思います。 選択の余地があるので強制ではありません。 >>そもそも、くじによって強制的に労働させること自体が憲法違反なのです。 クジを引くかどうかは自由なので憲法違反ではありません。 >>電気契約を拒否するのも法律によって禁じられています。 法律に「電気契約の特約」をもうければよいでしょう。 >>原発という危険な政策に同意したのは株主であって一般国民ではありません。電力会社は株式会社だからです。 従って国民の自己責任ではありえない 原発と言う危険な政策を推し進める政府に政権をゆだねたのは国民ですから、国民にその責任がまったく無いとも言えないのではないですか? しかし、原発しか選択肢が無いと言う場合、選択の余地が無いので、国には原子力以外の発電方法で、電力供給を行う義務を課す。 その上で、それでも原発を選ぶと言う場合は、消費する側にも責任が発生すると言う論理になります。
234 :
1 :2011/08/12(金) 21:47:23.24 0
>>232 誤解しているようですが 「くじ引き」は、志願制で人が集まらない場合の措置ですので、人が集まるのであれば クジを引かなくても良いわけです。 また、BIを導入した上で、なおかつ、給与を上げて契約を結ぶことに関しては問題が無いです。
236 :
1 :2011/08/12(金) 22:14:08.47 0
>>235 態々引用ありがとうございます笑
「この憲法が国民に保障する自由及び権利」を総称して「基本的人権」と解釈しましたが
それは間違いですか?
>クジを引きたくないのであれば、原発以外の方法で、電気を供給すれば良いと思います。 >選択の余地があるので強制ではありません。 くじを引くかさもなくば電気を供給するかの二択を選べる人がどれだけいるのですか? 全員自家発電方式でも考えているんですか? >「くじ引き」は、志願制で人が集まらない場合の措置ですので、人が集まるのであれば >クジを引かなくても良いわけです。 あなた以外の人はほぼ集まらないと思ってるから指摘しているのですが。 ボランティアで命かける人がどれだけいると思ってるんですか? >また、BIを導入した上で、なおかつ、給与を上げて契約を結ぶことに関しては問題が無いです。 あなたもBI導入しても金のために働く人を想定しているじゃないですか。
238 :
考える名無しさん :2011/08/12(金) 22:49:30.10 0
介護とか3Kの仕事は貴方みたいなニートが嫌がるからいつでも人手不足です。
239 :
1 :2011/08/12(金) 23:05:59.80 0
>>237 >>くじを引くかさもなくば電気を供給するかの二択を選べる人がどれだけいるのですか?
>>全員自家発電方式でも考えているんですか?
当面は、原発以外の既存の発電所を充実させるしかないでしょうね。
長期的にはもっと安全なクリーンエネルギーの開発をしていく必要があるでしょう
>>あなた以外の人はほぼ集まらないと思ってるから指摘しているのですが。
>>ボランティアで命かける人がどれだけいると思ってるんですか?
それはどういう根拠で言っているのですか?
あなた自身の感情や行動を一般化するとしたら飛躍がありすぎると思いますが
また、政府は、作業に当たって、最高度の安全を担保する事が条件と書いています。
つまり、この場合、文字通り命をかけるような作業に従事させるのは禁止されています。
>>あなたもBI導入しても金のために働く人を想定しているじゃないですか。
ゼロでは無いと思います。
ただ、労働コストを安く済ませるために、わざと貧困層を作って、危険な仕事に従事させるのは、人権の観点からも肯定は出来ません。
そういうことが無いように、BIを設定し、後は自由にどうぞと言うことです。
240 :
1 :2011/08/12(金) 23:19:54.70 0
また、少しばかり報酬を上げることで、やりたくも無い人に無理やり強制して作業をさせて、効率が上がるのかと言う問題もある。 例えば、大工さんの仕事で、給与が今より30%上がったからと言って、それで職人の腕が上がるだろうか? 単に功利主義者が集まってくるだけで、仕事の水準が上がるかどうかは微妙である。 ボランティアは役に立たないと言うが、本当に仕事が出来る人間は基本的にボランティアでやっている面も大きい。 上の例で言えば羽生義春やイチローは、実入りがいいから将棋や野球をやっている訳ではなく、それが好きだからなのであろうし、これも基本は「ボランティア」である。
全然、疑問に答えてないだろう。 1最終的に誰も原発作業をしない場合、誰がやるのか? 自発的に行う人がおらず、誰もくじを引かなければ、このまま放置するのか? 2原発以外の介護などの人が嫌がる仕事は全部くじ引きなのか? 自発的に行う人がおらず、誰もくじを引かなければ、それも放置なのか? 結局、くじを強制しないというなら人が集まる可能性は低い。 そもそも貧困層をカネで雇うのは違憲でもなんでもない。 雇うか雇わないか、雇われるか雇われないかは民間企業と個人間の自由だからだ。 私人間には憲法は適用されないのだ。憲法学の常識です。 憲法は国家権力と国民の間を規律する法律です。
242 :
1 :2011/08/12(金) 23:31:04.98 0
ただ、BIにも問題はあると思う。BI制度を敷いたからといって果たして人間が創造的になりうるだろうか? むしろ環境に甘えて、堕落する可能性も十分あると思う。 一方で、経済的に追い詰めることが創造性を発揮させるかと言うとこれも微妙だろう。 目先の生き残りの為に創造性が「裸踊り」に集約されてしまう可能性もある。 おそらく、BI制度をしけば、人々の心理的圧迫(ストレス)は少なくなるだろう。 しかし、ストレスが無くなれば、今度は逆に、「退屈」と言う病にさいなまれる可能性はある。 (この辺はショーペンハウエルやニーチェも考えた問題でもある。)
また、原発作業に応じない人の電気を止めよ、などという命令を国家がいち民間企業である東電に発することは法律上不可能です。 そのような法律は完全に憲法違反です。東電には憲法で保証された営業の自由がありますから。 このように、憲法とは、国家と民間人(法人含む)の間に対しての国民の権利なのです。
244 :
1 :2011/08/12(金) 23:37:35.84 0
>>241 まぁ、そんなことは常識だがw 例えば、民間企業と私人の間で労務契約を結んだとしても、絶対自由じゃないわけですよ。 労働法の制約を受けるし、労働法は憲法を法源としている。 また、憲法は別に聖書では無い訳で、憲法に違反してないから何やってもいいんだと言う訳にはならない。 人道に背くことをしているならば改めるべきではないですか?
245 :
考える名無しさん :2011/08/12(金) 23:41:07.14 O
>最高度の安全 福島原発も最高度の安全の名の下に作られたんですが そもそも誰が最高度を担保するんですか?御用学者ですか? >どういう根拠で マズローの欲求階層モデルによれば一番下は生命維持の欲求ですが何か飛躍がありますか?
>>244 原発作業員を日給4万で雇うことが労働法のどの法のどの条文に該当して違法になるわけですか?
人道に背くかどうかはどうやって確定して誰が裁き誰が強制するのですか?
247 :
1 :2011/08/12(金) 23:42:14.20 0
営業の自由も無制限に認められる訳じゃないよ。 ちゃんと許可制になってるでしょ。 もし、それをやらないと「行政の不作為」として訴えられることになると思うよ。 これは行政学の常識。もちろん、行き過ぎた監視は問題だと思うけど、現状ではそういうことになってるよね。
>>247 いや、だから、現状で、どの法のどの条文に該当して違法なのか訊いてるの。
貴方が言うようなことをやったらむしろ憲法違反なんだよ。
249 :
考える名無しさん :2011/08/13(土) 00:25:30.98 O
ここまで働きたくないニートの方便
250 :
1 :2011/08/13(土) 00:31:55.17 O
ベーシックインカムが成立したらくじ引きする必要無いと思うね その時は覚悟して自由意志で仕事をしているプロフェッショナルに任せればいいんじゃないかな 勿論、ベーシックインカムがあるので、辞めたいなら自由に辞めてもらって結構。そこの自由は担保しておく必要がある。 介護でも警察でも消防でも辞めたい人は辞め、精鋭だけが残って効率良く仕事をすればいい これだったら憲法違反にもならんじゃろ?
結局、自分がベーシックインカムが欲しいって告白しているだけじゃんwww 働けよ、ニート。 原発作業員が貧しいがゆえに嫌々やってるっていう前提がそもそも間違っている。 彼らは高給取りで、原発に感謝してますよ。 原発は大半がゴボウ等しか生産物がないような田舎に立地していて、当地の主要な就職先になっている。 原発のおかげで町には税金が30億とか入って、それは田舎町の全予算の半分近くになっている。 町には綺麗な体育館や図書館や公民館ができ、豊かな生活を送っている。 原発労働者は月収数十万もらい、家を建て、子供を大学にやることもできる。 誰も嫌々働いているわけではない。むしろ進んで就職している。 嫌なら、辞めて東京にでも行けばいいわけだからな。
252 :
1 :2011/08/13(土) 01:37:37.55 O
働くも働かないも自由だよ。働く事を強制するのは憲法違反とか言っていたはずだが?
憲法第27条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
254 :
1 :2011/08/13(土) 01:47:54.32 O
ベーシックインカムを施してその上での選択があった方がより公平と言う考えです。 そもそもある程度の豊かさがあったらノー!原発と言えた可能性もあるよ。
家が金持ちなら働かなくてもいいけど、福祉のタダ乗りだけは止めてほしいわ。 ベーシックインカムっていっても他人が稼いで収めた税金だぞ。 もちろん皮肉で言うんだけど、税金を払わないやつを原発で作業させたらいいんじゃねえ?w
256 :
1 :2011/08/13(土) 01:49:41.80 O
あれれ。憲法は国を縛る権利の章典だと言っていたはずだが? もっとも、もうひとり変な人がレスしてるのでそっちかも知れないけどね
257 :
1 :2011/08/13(土) 01:52:16.89 O
いや〜家が大金持ちでさぁ。全く働かなくていいんだよ(笑) (もちろん皮肉で言うんだけど)
>>254 ノー!原発と言って別の仕事に就けばいいじゃない?誰も反対してないよ。
259 :
1 :2011/08/13(土) 02:07:53.89 O
その原発の仕事が命に関わる仕事でなければ問題はないかもしれないが 明確に命に関わる仕事ならば、それは大金を積んでも倫理的に問題あると思うよ
260 :
1 :2011/08/13(土) 02:40:45.24 O
ちなみにベーシックインカムはみどりの党やみんなの党などが公約に掲げており、それなりの支持基盤があると言える。 なんにせよもう少し研究を進めて行きたいと思います。
261 :
1 :2011/08/13(土) 03:04:44.17 O
見ての通りベーシックインカムなどの研究をするとニート死ねとか色んな脅迫がありますがそんな誹謗中傷に負けず、なんとか真理を明らかにしたいと思う。 なので哲学板の皆さん応援して。マジで頼む。
フリーライダー(福祉のタダ乗り)が出るからベーシックインカムには反対だね。 フリーライダーはズルイじゃないですか。 他人が働いて稼いだ税金ですよ。汗水垂らして。時には裸踊りをしてまで。 それをタダでニートに配れるわけないだろw 世の中の品位に関わるよ。倫理が崩壊するよ。モラルハザードだよ。
共産主義国家でも「働かざるもの食うべからず」と言うじゃないですか。 ニートにカネを配るのは共産国でもやりませんよ。 共産国なら収容所で強制労働ですよw 親の資産で食ってるのかなんだか知らないが、資本主義国に生まれてよかったと感謝しなきゃw
264 :
1 :2011/08/13(土) 04:50:20.94 0
>>261 君が、ニートに憎悪を燃やしていることはわかったが。
かならずしも俺はニートに働いてもらおうとは思わないよ。
彼らが働かなくても別になんともおもわんしね。
君も出来れば働きたくないというのであれば、働かなきゃなきゃいいんじゃね?
「働かなくては食っていけないんだ!」ならBIを主張して、ニートになったらいいでしょう。
265 :
1 :2011/08/13(土) 04:55:38.89 0
>>262 別に働いてはいけないということではないんだよ。
働くのが好きならBIを貰ってさらに働けばいいじゃん。
BIで手取り10万ももらったら、リーマン階級でも大半は得するだろうし
支払う税金や保険料の額を上回ると思うよ。
というか普段、サービス残業したり、国に年金を巻き上げられている訳だから、それくらい貰う権利はあるんじゃないか?
266 :
1 :2011/08/13(土) 05:14:20.66 0
ちなみに、俺はBIが明確に人類を不幸にするのであれば、それに反対します。 しかし、現時点でははっきりそうとは言えないので、ひとつの可能性として研究する必要があると思っています。
267 :
1 :2011/08/13(土) 05:39:56.74 0
ちなみに現役の政治家にベーシックインカムの意見調査をしたところ、賛成50人、反対37人、中立44人という 結果だったと言う。(wikipedeia参照) これを見ると、実現の可能性が、まったく無いとはいえないですな。 しばらくは、何らかの就労を義務化したらいいんじゃないだろか。(先の論理で言うと強制は「憲法違反」となりそうだが、「憲法には勤労の義務が書かれている」というのであれば 憲法を根拠にするならば反対はできないだろう) すると、悪い意味ではなく、「労働」(laber)に対するインセンティブが低下して、非正規社員になる人が続出するのではなかろうか。 というのも、会社の福利厚生手当てが無くなっても、BIでまかなわれるので、裸踊りまでして会社にしがみつく必要はなくなるので。 となると、一種のワークシェアリングで、既存の仕事がまかなわれることになる。 失業率は低下し、国民の余暇が増え、景気も回復する。
269 :
考える名無しさん :2011/08/13(土) 10:35:21.05 O
>一種のワークシェアリングで 嫌な仕事にしがみつかなくなるって言っておきながらなんでシェアする必要があんの? >失業率は低下し あなたの書き方じゃ確実に上がるでしょw 少なくともワーキングプアって呼ばれてる人の分は確実に労働力から外れるよね どうやって仕事回すの?くじ引き?w
270 :
1 :2011/08/13(土) 10:52:19.54 0
>>269 ワークシェアで、労働時間が短縮されれ、「嫌な仕事」が「そこそこ楽しい仕事」に変わる場合もあると思うよ。
>あなたの書き方じゃ確実に上がるでしょw
少なくともワーキングプアって呼ばれてる人の分は確実に労働力から外れるよね
どうやって仕事回すの?くじ引き?w
確実に上がると言う根拠は?
いったん、ワープアが仕事を止めても、常にその状態で居るとは限らないでしょう
何か仕事を創る場合もあるし、やりたい仕事を見つけて猛烈に働いている場合もあると思うが
271 :
考える名無しさん :2011/08/13(土) 11:03:13.31 O
原発作業もシェアすれば楽しくなるんだw 嫌な仕事を辞めて楽しい仕事に人がシフトしたら楽しい仕事の競争率が高くなって失業者が増えるでしょ イチローの打席もシェアするのかい?w
272 :
1 :2011/08/13(土) 11:06:07.36 0
>>271 国民の余暇が増えれば、野球のリーグが今の倍になって、野球界の裾野が広くなると言うことが考えられるよ。
あらゆる業界でそういうことが起これば、雇用が増え、失業者が減るとも考えられる。
273 :
考える名無しさん :2011/08/13(土) 11:06:54.48 0
BIなんかあったら働く者がいなくなるだろ。誰も働かなければ税金も払えないからBIも廃止となる。全員餓死。 そうならないようにするには資本主義にするしかない。
274 :
1 :2011/08/13(土) 11:08:10.26 0
>>271 原発作業のような危険な仕事に関しては、中々人が集まらないとすれば賃金が上がる可能性があるよね。
医療介護や警察、自衛隊、消防などでもそういうことが起きるだろう。
275 :
1 :2011/08/13(土) 11:10:58.79 0
>>273 それは無い。人間と言うのは、何もしないというのも苦痛なんだから。
例えば、ギリシア人だって、彫刻を作ったり、神殿を建てたり、哲学をしたり、音楽や詩を書いたりしながら
何らかの「仕事」をしていましたよ。
>>274 アンタ、それを昨日批判してたじゃん。危険な作業に賃金を多く出すのは強制だと。
強制を止めて、くじ引きにしろ、と。
しかし、くじ引きこそ強制でしょ。
>>275 哲学してもGDPは増えないし、税収は上がらないだろ。
従って税収が激減し、ベーシックインカムは維持できない。
ギリシャ時代は奴隷がいたから音楽や哲学で飯が食えただけだよ。
278 :
考える名無しさん :2011/08/13(土) 11:22:18.14 O
>>272 じゃあワープアがプロ野球選手になれる日が来るんだねw
原発作業員が医者にもなれるのかなw
君の話は夢があって良いねw
とりあえず現実は違うから働きなさいw
279 :
1 :2011/08/13(土) 11:32:29.02 0
>>275 くじ引きをするのが目的ではないよ。
もし、それでも人が集まらないとしたら、くじ引き的なものを導入するしかないが、必ずそうなるとも限らない。
それこそ、金銭目的ではなく、共同体の為にボランティアで働きたいと言う人も居ると思うからね。
例えば、ギリシア人も兵役は義務であった。彼らはただ遊んでいるだけではなく、高い倫理観ももっていた訳だよ。
現代人もそれに気が付かないとも限らないし、高い倫理観をもって危険地域で働いている人も居る。
>>277 BIと言うのは税収を財源する訳ではない。
また、国家や人生の目的はGDPをふやすことではない。
私はGDPもあがると思うけど、それ以上に国民総幸福量が向上していけばよいと考えている。
280 :
1 :2011/08/13(土) 11:40:01.91 0
>>276 危険な作業をさせるために貧困層を作るのは本末転倒であり、人道に反すると批判したのであり
危険な作業を仕事にするのは違法であるなどとは言ってないよ。
Bがしかれ、その上で、よく考えて、あえてその仕事をしたいというのであれば、それは自由な決断だと思います。
>>278 原発作業員が医者になったって、全然いいでしょう
職業選択の自由があるし、BIは教育への投資とも言える。
投資=消費なので、当然GDPも押しあがるでしょうね。
有効需要の原理で言えば、年間120兆円のBI投資はかける0.8として96兆円の生産に変化する。
281 :
1 :2011/08/13(土) 11:54:46.08 0
ただ、私もBIに絶対的に賛成している訳ではない。 メリットと比較してデメリットが大きいならやめたらいいと思う。 ただ、その基準がGDPだとしたら、それは国家に洗脳されすぎだと思うよ。 GDPも上がると思うけど、GDPが上がったからと言って必ずしも国民や人類が幸せになる訳ではないと思う。
282 :
1 :2011/08/13(土) 12:06:26.66 0
というかもうBIは実現したものとして考えることにする。 何をやっても自由だし、生活の為に働かなくてもいいならば、何をするか。 結局それが見つからないのであれば、BIが実現しても退屈な人生になるだけだ。
283 :
1 :2011/08/13(土) 12:56:17.82 O
無収入の場合、BIが10万としても生活費で全て消えてしまう訳だ。 この場合、投資(BI)分が全て消費に回るのでGDPが上がらないなんてことは有り得ない訳よ GDPという数字を上げる事だけが目的ならばBIをすれば間違いなく上がるよ。 (もちろんBIがあっても仕事を続ける場合や他に資産がある場合もあるので全てのケースで全額が消費に回るとは言えないが)
284 :
考える名無しさん :2011/08/13(土) 12:56:27.12 O
>>180 あえてその仕事をする動機が高給のためなら良いと?
つまり現行の最低賃金引き上げで問題は解決するのでは?
120兆の財源はどこから?
かける0.8って何?
285 :
考える名無しさん :2011/08/13(土) 13:00:05.13 O
1000兆の借金抱えてる国がどうやって金ばらまくの?教えてエロい人
経済の絶対的な権力、紙幣。
>>280 BI関係ないじゃんw
要するに楽して金が欲しいだけなんでしょw
288 :
ドリモグ <円高危機> :2011/08/13(土) 13:30:17.76 0
日本は何屋?
289 :
1 :2011/08/13(土) 14:06:07.09 O
1000兆の借金というのは外国に借りてる訳ではなく日本人から借りている つまり借金を返しても日本人の所得になるだけ。 また政府が「借金」をするのもそれを源資に投資をしている訳で金がグルグル回っているだけとも言える。 つまり日本国政府が日本国民から借金をして日本人に投資をしている なんでこんなことをするかと言うと一つには国民消費が低下してきたので、そうなると経済が回らないので変わりに国が使っていると言える。 ちなみにその場合の投資先は昔は主に建設業界だった それを国民に直接投資し、使い方も国民に委ねるというのがベーシックインカムではあるよね
>>279 >BIと言うのは税収を財源する訳ではない。
じゃあ、何が財源なんだよ?www
カネがどっかから湧いて出てくるわけでも天から降って来るわけでもないぞw
誰かが額に汗して働いて税金を納めて初めて財源ができるんだぞ。
オマエみたいなニートばかりになったらその税収が無くなるから財源もなくなり、
従ってベーシックインカムも不可能になるんだよ。
ベーシックインカムは政策として不公平なんだよ。
一生懸命働いて税金を納めた人から金を取り上げて、楽して遊んでいる人に配る政策だから。
正直者が馬鹿を見て、ズルイやつほど特をする。
額に汗して働いた人が報われる政策を取るべきであって、ズルしてサボってる奴が得する政策を取るべきではない。
291 :
1 :2011/08/13(土) 14:37:12.66 O
何かの障害でもないかぎりニートになるって不可能だと思うよ ただし君のようなニート適性が強い人はニートになるかも知れん。 そう思い込んでいる訳だから
292 :
1 :2011/08/13(土) 14:44:39.29 O
俺はニートを差別しないけど。 ニートにはなれないと思うな。 人の役に立つのが好きだからな せわしないかも知れないがつい働いてしまう
293 :
考える名無しさん :2011/08/13(土) 15:12:51.45 O
じゃあ数百万単位の障害者がいるわけだ
294 :
考える名無しさん :2011/08/13(土) 15:25:05.47 O
BI論者はニートの適性ありですか 金は天から降ってくると思い込んでるわけだから
295 :
1 :2011/08/13(土) 15:52:16.88 O
金を経済学で流動性というよね ちょうど水みたいなイメージだが、天から流動性が降ってきて川になり海に流れ雲にながれ天に到ると考えればそんなに変な事だとは思わないと思うよ まぁ実際マネーというのはそう言う役割をもってる訳だからね 天から雨が降らなくなったらみんな干からびて死んでしまうでしょうW
296 :
考える名無しさん :2011/08/13(土) 16:29:25.87 O
つまり天の水はもともと海にあったものだな 天から湧いてきたわけじゃない
297 :
1 :2011/08/13(土) 16:54:49.88 0
>>296 海水は元々宇宙空間に散らばっていた水素が星の形成と共に集まり、
水蒸気になり雲となり、地に降り注いで海になったんですよ。
つまり水も天から来ている訳です。
例えば君がここに書き込むのもエネルギーをそれなりに使っているが、そのエネルギーは動植物を食べて摂取しているのであり
その動植物は太陽からエネルギーを受け取って育っており、つまり、太陽から降り注ぐエネルギーによって、君は今活動している。
すなわち、天の恵みが君を生かしているのです。
もし、天が恵みを与えないならば、君は死んでいる訳です。
つまり、天からのベーシックインカムを受けて生活している訳ですw
カネとミズは別物ですよ
水は湧いて出るがカネは湧いて出ないw 中東ならカネも地面から湧いて出るがなw 日本は何も資源がない国だし、ニートにただで配るカネはないよ。
300 :
1 :2011/08/13(土) 19:53:43.31 O
ニートも資源なので数百万人のニートがいるのが事実なら物凄い資源国でしょう。
ニートは産業廃棄物以下。 産業廃棄物は金をかければ処理できるが、ニートは処理もできない。 不良債権みたいなもの。 歳を取れば取るほど社会のお荷物になっていく。 今は親族が面倒を見ればいいが、いずれ税金で面倒を見なければならなくなる。 徴兵してイラクあたりの局地戦に投入し、全滅させることはできないものか…
302 :
1 :2011/08/13(土) 20:31:46.47 O
余りに2ちゃん的な流れになってきたのでこの議論は終了。
303 :
1 :2011/08/13(土) 22:55:03.20 O
はっきり言うとニートになれる人とは「選ばれた人」である。 というのも何らかの資産とか財産が無いとニートって出来ない訳だからね もし財産や資産が無いのに働いてない人がいたら それは「失業者」である。 その意味でニートにBIはいらない。 なのでニート以外の全ての人にベーシックインカムを支給するべきである。 ただこうなると「差別だ」と言う意見も出ると思う。 なので本当は支給する必要はないが憲法の精神に法り全ての国民BIを支給すると言う論理構成になる。
304 :
1 :2011/08/13(土) 23:05:23.86 O
こっちの方がいいな。 ニート以外の全ての人にBIを支給すると。 するとニート以外は反対しないだろう。 その目的は国民の経済的自由の為である 多くのサラリーマンは生きる為に裸踊りをしている。法律的に禁止されているサービス残業も中ば強制されてやっている。 それは人間が人間らしく誇りをもっていきられる社会とは矛盾している。 ゆえに労働者の人権を守る為に経済的保障が絶対に必要である。
305 :
1 :2011/08/13(土) 23:09:27.82 O
この法律が施行されれば自殺率や精神病の割合も減るんじゃないかと思う。 という訳で皆さんも協力しなさいw
306 :
1 :2011/08/14(日) 07:41:42.42 O
労働者の人権を守る為にBIを! それで人々が働かなくなったとしても、それは奴隷労働から解放されたと言う事で、いい事。
308 :
考える名無しさん :2011/08/14(日) 08:58:36.12 O
>>304 ニートの人権が保障されてませんね
ニートは人じゃないんですか
309 :
考える名無しさん :2011/08/14(日) 17:33:15.52 O
「産業予備軍」
310 :
1 :2011/08/14(日) 17:58:00.38 0
>>308 だろ?だから本来はニートにもBIを支給しなきゃならないんだよね。
憲法の精神からすると。
ただ、ニートって人は定義上、貧困層や失業者に含まれないので、BIを支給しなくても
法理論上はさておき、経済的にはさほど問題ないと思う。
311 :
考える名無しさん :2011/08/14(日) 20:27:18.00 O
スレ主がニートだからニートには詳しいよ。語らせたら止まらないよ。
313 :
1 :2011/08/14(日) 22:26:24.67 0
君たちは、思うに不安なのではないかな? 不安なので、誰か叩く対象が欲しい訳よ。 或いは、お前も俺と同じ弱者だろ?なぁ、そうなんだろ?ニートだろ?と、 肌を摺り寄せあう「仲間」を探している訳だ。 それは、「全て勘違い」から始まっている。 別に君たちは弱い訳ではない。弱いと思わされているだけ。 その思い込みを捨てなさい。 すると、別に、誰がどうだろうと気にならなくなる。
共産党の弱者オルグ言語に教科書問題も巻き込まれたみたいな話じゃな
315 :
考える名無しさん :2011/08/15(月) 00:09:41.14 O
使い捨て末端ゲリラ要員みたいなもんかね
共産主義…自らが所属する小さなコミュニティでなら実現可能かもしれんな。
でも、オウムみたいなコミューンでも外部で商売して「外貨」を稼がざるを得なかったよね。 自給自足の全共闘崩れのコミューンの人も有機野菜を自分で作って食ってるかも知れないけど、外部でも売らないと生活が成り立たないでしょ。 原発で作った電力を金を払って買ってるわけだ。
319 :
考える名無しさん :2011/08/17(水) 13:22:44.93 0
北朝鮮は工作はあっても他国を侵略してないから存続できる
320 :
考える名無しさん :2011/08/17(水) 19:03:36.44 O
キム王朝は、各国の足許を見てる。我が体制が崩壊したら、とてつもなく困るでしょう?
人間は利己的な生き物だから 「何とか主義」の成否は個々の持つ欲求をどのくらい 認めるかにかかっていると思うが
生物植物動物人物は皆利己的な生命体だよ。人間はその頂点に居る訳で、つまりそれらを利用するエゴの頂点に居る。 人間同士でも支え合ったり助け合ったり利用し合ったり供給し合ったりしてそれぞれ生存してる訳だけど、 資本主義では紙幣さえあれば人間の大体の欲望が叶えられる。そして時に人間の肉体が売り物になったり。 でも搾取はとっても罪深い行為だと思う。 先進国の子供たちが食べる甘いチョコレートの為に、カカオを生産するアフリカの子供たちは涙を流している。 だからこそ、共産的な考えや行為が必要になってくると思う。人間として、良心があるから。
良心があるならスターリニズムで何百人も自国の労働者や農民を殺戮した共産主義には懐疑的にならざるを得ない。 マルクスを読むこと自体を別に否定しないとしても。
何百人☓ 何百万人◯
325 :
考える名無しさん :2011/08/21(日) 14:09:27.82 0
「我々は狂っている しかもたちが悪いことに"合理的"に狂ってる」 マルクス主義は近代合理主義の一つの極北だ
326 :
1 :2011/08/21(日) 14:50:40.52 O
まあゲーデルの不完全性定理ではないが完全な理論など原理的にありえない訳で、マルクス主義も現実に合わせてちょいちょい修正していけば長持ちしたと言うか 実際にその方向を取ってる国はむしろ資本主義国より成功している面もあるからな
327 :
1 :2011/08/21(日) 15:10:56.81 O
何故戦後日本の一億平等主義や中国の社会主義がそれなりに成功したかというと東洋思想の伝統で完全なものは無いと言う発想が元々あったからではないか。マルクス主義も不完全であたりまえという。だから ソ連が崩壊したの完璧を求めたからなのかも知れない
中国の社会主義が成功したというのは早計じゃないかな。 毛沢東は何千万人も自国民を死に追いやって、ヒトラーやスターリンと並び称されているし、 現在も言論の自由さえ無い、一党独裁国家だ。 今でも反体制知識人は投獄されているという事実を軽視すべきではない。
329 :
1 :2011/08/21(日) 16:17:07.35 O
まあ上手くいった面もあるということ。 資本主義でも社会主義でも完全な体系だと思った途端堕落するね
資本主義を完全な体系だと思ってる人はいないよ。 完全な自由主義だと弱肉強食になって格差が拡大し、治安も悪化する。 だから、所得を再配分するし、法的に企業の自由を規制する。 もちろん、それぞれ価値観の相違、力関係、利益の奪い合いで、右に傾いたり左に傾いたりはある。 その政策の揺れ自体、言論の自由が守られているからこそ可能になる。 一方、共産主義者は近代合理主義の極北であり、共産主義者はイデア論者だから、 理想社会を最初に規定した上で、それを前提に現実を構成的に理想に合わせようとする。 合わない人、反対する人は「真理」に反する者、堕落した者、人民の敵として排除する。 自由な議論が戦わされて、漸進的に社会が改良されることがない。 そもそも自由な議論が許されていないから。
331 :
1 :2011/08/21(日) 21:59:41.76 O
そうだと思うよ だからかえって中華社会主義などの方が生き残った。 東洋では不完全こそが完全と考えるからね だから改良が可能だったのでしょう
332 :
考える名無しさん :2011/08/21(日) 22:27:08.19 0
中国は資本主義だろ。とても社会主義とはいえない。正確に言うなら独裁資本主義だな。
中国は国家社会主義ですらないよな。 あれは内に向けては独裁資本主義、外へ向けては帝国主義になる。
334 :
考える名無しさん :2011/08/22(月) 11:34:22.83 0
眠れる獅子の曲がり角:米村敏朗:
中共と共産主義の関係。共産主義は二重の詐欺である。まず指導者が国民をだます。
理想社会が来ると言う。
しかし指導者自身は現実主義者で理想社会などありえないことを知っている。
次に本気で天国がくると信じる熱心な活動家は、指導者が政権をとると用済みで処刑
される。あとは偽装の政治が続く。
ありえない理想(妄想)を実現しようとすれば、偽善と暴力に頼らざるをえない。
犯罪政治が姿を現す。
駿河山人「がんばれ産経新聞」より転載
http://pub.ne.jp/surugasankei/
国家というのは民草のためにある。 そのことを踏まえていないと、必然的に国家は衰退するだろう。 共産主義は資本主義との競争に負けたのではなくて、行政機構の 肥大化とそれに伴う非効率により自滅したと考えるのが筋だろう。
336 :
1 :2011/08/25(木) 04:35:39.49 O
問題は経済とマネーが連動しているので、マネーが動かないと経済も動かず、経済が動かないと、人間も動かず、社会が発展しないと この問題はどうやって解決する?マネーが無いならば 現実的には物々交換で補うしかないじゃん 或は、失業率ゼロにするまで財政出動するかでしょ もしくは金融政策
337 :
1 :2011/08/25(木) 06:46:07.57 O
「おい、田中!」と呼ばれた時、田中としての相手との関係が始まる 「ねぇ、お兄ちゃん」と呼ばれた時、兄としての関係が始まる つまり呼び名に対応する人格の数だけ世界がある 無数の自我が瞬間瞬間に生じては消え生じては消える。 記憶が組織化されて、自我が生まれる
338 :
考える名無しさん :2011/08/25(木) 06:49:23.87 O
おい、市橋
市橋ガールズメンバー みました!
340 :
考える名無しさん :2011/08/29(月) 03:12:12.25 0
この1の人が言いたいのは基本的構築理念だろ 簡単で難しいことをいうと次のようになる 「一つの村に10人の墾田者がいるとするとし、この10人が互いに共存共栄出来ない過程をその内の一人が疑問に思うことから始まる。 この者は開墾を辞め、安定した働きを求めても隣の村にはいかない。なぜなら同じだから」
個々誰もが、無神論と社会主義の思想を持って行動するのが望ましい。
342 :
考える名無しさん :2011/09/03(土) 01:33:11.91 0
>>341 まあ、お盆やお彼岸には墓参り。正月には神社やお宮参り
を、否定しての社会主義思想は日本人にはないと思うw
343 :
考える名無しさん :2011/09/04(日) 20:10:09.47 O
俺、普通に墓参りもお宮参りも行ってないけど‥ 今はそういう人多いんじゃない?
344 :
考える名無しさん :2011/09/05(月) 00:34:01.34 0
まあ、専門家ではないんで詳しいところは知らんがw
最終的主体現存を持ちえる思想は成果と現物にあるらしい
つまり、導き指導者が偉大であればその死後に対しても
弔いや参拝ではなく、報告をするということに重きをもつらしい
まあ、
>>343 も宝くじが当たりますようにというぐらいで手を合わせれば
345 :
考える名無しさん :2011/09/07(水) 03:41:53.63 0
共産主義と哲学か 永遠のテーマだな
マル経は、一方では池田信夫を、他方では青木孝平を、 結果として産み落とす、それほどつかみどころのない学派だ。
お前ら全員大間違いだ 社会共産も資本も言ってることヤってることがすこーしちがっただけで政府の名を借りた金集め組織だ 共産では政治家は王族のような存在になろうとするために庶民は超低級に追いやられる 資本主義ではすこーしマシになるが搾取される額は膨大だ 嘘つきと大嘘つきってくらいの差だな 理想とされている理念など資本主義も共産主義も達成されたことはない なのに理念だけ祭り上げて語り合っても意味がない
>>348 自己満足文章乙w
子供向けには説得力があると思うw
>>349 子供にも難しいことを理解させることができるってのが、いちばん賢いってことだろ
351 :
考える名無しさん :2011/09/09(金) 23:35:32.62 O
「コミュニズム」は、「コミューン主義」、「共同体主義」だから。
com・mu・nism/kmjunìzm/〔共有の(commune2)考え(ism)〕 ―【名】 1 ((広義))共産主義. 2 [C〜]((狭義))(マルクス=レーニン主義にもとづく)共産主義(理論);(国際)共産主義運動;共産主義(政治経済)体制.
353 :
考える名無しさん :2011/09/10(土) 00:06:52.96 0
>348 こんなに低脳レスは久しぶりに見た気がする でも必死で考えたのだろうな(笑)
354 :
考える名無しさん :2011/09/10(土) 00:19:45.27 O
>>353さん そうだろうか? 素朴だが、見事に核心をつかんでいるとおもえるが。
355 :
1 :2011/09/10(土) 05:47:01.53 O
うーむ。学生の時数学やっとくべきだったな‥ 今度輸入雑貨の店を開こうと思うんだが 為替と関税と物価が利益にどのように影響するか皆目予想がつかんわw この場合数学が得意な人は方程式とか作って計算しちゃうわけ? かっこいい〜 わたすはどんぶり勘定と直感だけで生きて来ました。
356 :
1 :2011/09/10(土) 05:57:40.97 O
利益=売上−原価 な訳でしょ 原価は生産コストな訳だ 例えばアメリカで千円のTシャツを買うと それを千二百円で日本人に十枚売ると二千円の利益な訳だ 税関で税金百円取られるとすると千円の利益になる訳ですね となると早くTPPやってくれや野田よとなる 円高になると千円のTシャツが八百円で買える訳で四千円の利益になってしまう あれあんまり難しくないな
357 :
◆jPpg5.obl6 :2011/09/10(土) 07:31:13.87 0
簿記知ってりゃそんな質問しないわな・・・ 純利益=売上高-仕入高+(以下経常利益部分)+為替差益-為替差損 為替差益も為替差損も実質仕入高のうち・・・
紙幣の起原について、解説お願いします。
>>355 儲ける目的じゃなさそうたしマイナス上等という感じの趣味ってことで
360 :
考える名無しさん :2011/09/11(日) 02:30:44.36 0
何だ1ってヤツもなにも知識ないヤツなんだww
そこそこ把握しているのかと思っていたが勘違いだったw
>>358 物物交換で価値ある100tの岩をもってきても手に負えないだろw
てかwあほばっかりだったとはwもうこねーw
361 :
1 :2011/09/11(日) 04:51:57.23 O
知識なら売るほどあるぞ 主に哲学だけどな
>>361 共産主義社会の分析だからProletariatとBismarckについて述べてくれ
哲学でな
所詮ウィキレベルの見解だろーけどw
364 :
1 :2011/09/11(日) 15:08:46.02 0
プロレタリアートとビスマルクについて語れと ビスマルクが飴と鞭政策で労働者階級の反乱を防いだと言うようなことだと思うが 哲学的に見ると、人権思想の拡大や変化、それに伴う社会体制の進歩も意味しているとは思うぞ。
365 :
1 :2011/09/11(日) 15:22:04.65 0
電話でダイヤモンド買いませんかと言うセールスの女の子と小一時間はなしてしまったが これは一種のキャバクラ営業なのか? 「わかったよ、ダイヤモンド買ってやるぜ」「きゃーうれしい。ありがとー!!」 みたいな。
366 :
1 :2011/09/11(日) 16:03:18.92 O
商取引は勿論、あらゆる人間の活動は、人類全体を善くするもの向上させるでなくてはならない 必要がない人に必要ないものを売るのはやはり「善く」はないと思う。 必要ある人でも害のあるものを売るならばそれは「善く」はないだろう 善いか善くないかはタイミングによって決まる面もある 正しい商取引とは相手を幸せにする商取引である 仮にキャバクラ営業でも買う本人を不幸にせず本人が同意しているなら問題はない
>>364 現実にはありもしない状況を作り上げて考えているに過ぎない
○○主義だからこう考えてこう動くなんて上辺だけで人間の本性や現実社会は推し量れない
368 :
考える名無しさん :2011/09/12(月) 00:58:32.65 0
バカ確定w ではなく知らないし浅はかなのか敷居が低いし識が無さ過ぎて何も言えない 残念どもなりにがんばれやw まあ、月1程度にみてやるから
あぼーん
370 :
1 :2011/09/12(月) 01:14:55.56 O
まあ負け惜しみだろう
371 :
1 :2011/09/12(月) 01:20:59.85 O
共産社会の分析とかいてあるが別にこだわらなくてもいいです。 また知識がある人は無知な人を馬鹿にしないで 教えてあげるようにしましょう
372 :
1 :2011/09/12(月) 20:39:54.23 O
若い頃に比べて私は余り社会に期待しなくなった。 それは自分に自信がついて来たからということもあろう もし世の中が汚濁で汚れているというならば まず自分が綺麗になればいいだけの話である 何にせよ一足飛びに革命とか政治に飛躍しなくなった訳である
世の中が汚濁で汚れているとか幼稚なこと言ってる様じゃあ… 結局は「何を売って、何を買うか」によると思う。資本主義じゃあ身体自体が欲望の対象になり売りモノになる場合も多い。
374 :
1 :2011/09/12(月) 20:46:20.97 O
もっともある意味では、毎日革命を起こしているとも言える。 それは人間の新しい生き方、新しいスタイルを生み出しているということだ。 つまり生活そのものが即私の思想なのである
375 :
1 :2011/09/12(月) 20:48:55.50 O
373 それは例えばの話だよ。 汚濁かどうかもその人間の考え方による面が大きい。
何を売って紙幣を得て、その紙幣で何を買うか。
北海道やべえええええええええええ
378 :
考える名無しさん :2011/09/12(月) 23:01:15.69 0
結局と言うんだったら労働と報酬だろうが なんだ売って買うってのは? 労働と報酬だろ 社会に出てから哲学に興味持てよ
親の子作りの思惑はすべてビジネスで成り立っている。 親が子に愛情をかけるのもすべて将来への投資である。 投資の見込みがないと見るや否や、親にとって子は障害以外の何者でもなくなる。 親の本音は労働者を容赦なくリストラせよと経営者に迫る投資家に一番近い。 親子関係のすべての悲劇は、 マルクス主義的な資本家と労働者の再生産との間の悲劇に由来する。
382 :
考える名無しさん :2011/09/13(火) 19:23:51.11 0
でも、根本的にはそこに行き着くよ。 家族はそれをイデオロギー的に隠蔽しているだけ。 みずからの本性を偽装することで成り立っているビジネスなの。 商売人が消費者に自らの儲け心を巧みに隠蔽することで 消費者に良心を装って商品を買わせるテクニックと本質的に同じですよ。
384 :
考える名無しさん :2011/09/14(水) 01:44:12.89 0
>>383 しかし家族の本性と親の愛の本質を言い当ててはいるでしょう。
それがしょぼいと思うなら、家族の本質そのものがしょぼいのですよ。
385 :
考える名無しさん :2011/09/14(水) 09:02:43.94 O
>>381に同意。たしかに「母性本能」は幻想と考えざるをえないし、「家族の肖像」もさまざまだろうが、文学でなく大量観察を前提とする「社会論」としては、「そこまでドライじゃない」。
>>385 でも家族の本質論として対幻想モデルよりも真実を言い当てているんじゃなかな。
対幻想よりもおそらく実際の家族におきている現象を説明できるモデルだと思う。
親が子を作り産むのは本能的な遺伝子保存によるものだし、親が子を可愛がり投資するのは本能的な遺伝子繁栄によるもの。 そもそも性欲と性交の情動なんか、哲学の為の理性とは対極にあるものだから。 理由は家族愛とか人間が作り語る概念ではなく、すべて生物の本能としての行動だぬ。
哲学は真理のみならず、現実の生活と調和させなくては意味がない 真理を倫理的に推し進めて、生活に活かす為に考えることが哲学の意義だ
389 :
1 :2011/09/14(水) 12:48:17.32 O
もしそのモデルが正しいとしたら資本家の奴隷としてひたすら働くばかりはなく、目を盗んでは蓄財し、早々に自立せよということだな。
390 :
考える名無しさん :2011/09/14(水) 12:49:13.00 0
>>387 ダーウィンの進化論というのはダーウィン自身も認めているように
ビジネスモデルの生物界への適用なんだよね。
391 :
考える名無しさん :2011/09/14(水) 12:51:16.06 0
>>389 モデルは目的論ではない。
ダーウィンのモデルを目的論だと解釈するダーウィニストは
果たして真のダーウィニストか? というのは未だに論争になっているが。
392 :
1 :2011/09/14(水) 13:04:51.13 O
モデルは目的論ではないが、モデルを使って思考するのに、目的論的思考があっても別にいい訳だろう
393 :
考える名無しさん :2011/09/14(水) 13:14:31.73 0
>>392 話の筋をはぐらかさないでくれ。
>>389 はそれ以上のことを言っている。
モデルとして論じることを越えて、それを目的にして行為しろとぬかすのだ。
モデルはモデルであって、将来の目的を正当化するものではない。
394 :
1 :2011/09/14(水) 13:55:25.10 O
いやいやそれは被害妄想だ。モデルの妥当性を論じ合うのは自由ですよ。 しかし人はそれぞれ価値観も持っているので、生活者の実践の中で自由に解釈されるという事です。
395 :
1 :2011/09/14(水) 15:07:18.33 O
人類の半数の人工をしめる「女」を哲学してみよう。 女の価値原理は何か 穿った意見はちょっと置いて置いて 端的に「美」を求める生物であると言えよう。 それが生物学的な本能によるもので、その本質が子供を産む欲望に基づく云々という意見はさておき 少なくとも現象としては、美を求めている事は確かである
396 :
考える名無しさん :2011/09/14(水) 20:22:45.38 O
不細工な俺の出る幕無しか!! イケメンさんたち、どうぞー。
なんで語り出すとタラレバの如く一部限定的にしか通用しないことばかりなのかね? 共産では大統領も主婦も同じ地位でなくてはならないハズだ 決定権などは誰も持てず多数決で他とも同じ条件でやるべきだ 給料も全員同じ 共産を絶対王政だと思い違いしていたんだよソビエトは それを共産の失敗のように毛嫌いされているが、本来の共産主義とはかけ離れ過ぎたモデルだったのだ ソビエトは 中国も同じようなもんだ
398 :
考える名無しさん :2011/09/29(木) 23:58:57.35 0
単なる係分けに過ぎないという建前のもと、権力欲などは存在しないという前提で 運営するから、いったん権力欲にまみれた奴が台頭すると無力 権力欲をもった奴が支配階級となって自分の地位保持にとって都合のいい言動をとり 自分の権力欲にとって邪魔になるものに対しては逆に 「幹部の地位や権力目当て」などとレッテルを貼って追い出そうとする 日本共産党の組織運営もそう マルクスがドイツイデオロギーで指摘した 「支配的階級の諸思想は、どの時代でも、支配的諸思想である」 という命題は正しいということを皮肉にも証明しているがw
399 :
シャイア・ラブーフ :2011/10/15(土) 05:12:23.92 0
パンツや洗濯機は共有すべきじゃない? 淋病や真田虫が感染しても
共産主義って性善説に基づいた思想だよね
うん。裏切らないと言うか…
>>400 新古典派経済学とやらのほうが性善説に基づいているんじゃなかったっけ?
個人の欲望の為すがままに任せておいても市場は安定するし均衡するし、
社会的厚生とも矛盾しないというアダム・スムス流の性善説のところを踏襲している。
403 :
ユーサネイジア ダニエル・カール :2011/11/12(土) 17:00:31.81 0
同和は大卒の能力値に成長すると リスペクト・ドラグナー にジョブチェンジできる
気になるか? まあ、お前ごときどうせ株なんか知らんだろうし、どうにも出来んし説明してやろう。 崩壊してんのは、株取引のほうだ。 すでに年金すら韓銀砲で溶けてる。今なお溶かし続けてる。 後、多分だが金持ってる外国人や富裕層はとっくに韓国から亡命(まあ似たようなもん)してる どこまで持ちこたえるか知らんが、ウォンは貧弱だから安くなりすぎても、高くなりすぎても死亡 すると紙クズと化したウォンを、ハゲタカファンドに捨て値でおもちゃにされてゲームオーバーだ そしたらまず銀行が閉鎖されて、預金が降ろせなくなるだろうな。 そこからがパニックの引き金になるだろ、あとは想像に任せる。まあしたくもないくらい地獄だろうが 韓国がIMF入り以外で、自力で浮き上がろうとしたら、これら問題をどうにかする必要があるのだが 首脳陣がそこまで脳ミソ使ってるのかまでは、知らん。 あとそうなったらおそらく円持ってる在日強制召還。これはお前らの問題だな、日本人?復興にいそがしいからまた今度な これくらいだな、まあ後は勝手に調べてくれ。
406 :
考える名無しさん :2011/12/19(月) 22:54:42.55 0
般若心経はこの世は虚しくて当たり前だと説いているのではないか? とかく人は意味を探りたがる。 何故なら人間がこれまで知ってきた物事には必ず意味が存在してきたからである。 人生に意味があるかどうかはわからないが、もし無いとすれば人間の思考回路はシャットダウンされるであろう。 意味がわからない…、つまりエラーの状態である。 人間の脳は無を理解出来ないのだ。
あまりにも通俗的な物言いになるが、 意味は与えられるものじゃない。つくりだすものだ。
408 :
考える名無しさん :2012/01/06(金) 14:56:38.82 0
医者の子供は医者になる。管理職の子供は管理職になる。学者の子供は学者になる。 蛙の子は蛙。この格言は結構的を射ていて、ショーペンハウアーの言葉を、 意味を少しだけいじって借りるなら、人間にはみな、「種族の意志」が宿っていると思うんだ。 だから案外、成功者なんかが自分の身近な人を振り返ってみると、 案外その人の性格やら意志やらを受け継いでいたりする。 自分の親がやっていた職と、そのまんま同じ、もしくは近所の業界に進む。 これが一番安全。
409 :
考える名無しさん :2012/02/19(日) 00:12:10.64 0
■マルクス思想に対抗する我々の価値観 「共産主義からの開放」落合道夫著 共産主義に分析に当たって我々の価値観は現実主義である。 現実主義とは、資源を有限とみて、優先順位を決め、大事に使う普通の発想である。 妄想主義のように資源を無現と見たり、地上にいつか楽園が到来するとは考えない。 歴史についても自然の歴史を信じ、人類の誕生以前に恐竜時代が存在したことを認める立場である。 この世界をゴッドが創造したとは考えない。 イデオロギーは行動を要求する思想のことである。 東洋なら知行合一の陽明学だ。左翼思想だけがイデオロギーではない。 民族主義こそ最も強力なイデオロギーである・・・ 「共産主義からの開放」落合道夫著 ★著者紹介:北大、ICU卒。近代史と政治思想の研究家。 平成20年アパ論文で「真の近現代史観」が田母神空将につぐ社会人優秀賞、 平成23年アパ論文で「真珠湾事件に学ぶもの」が佳作入選。内容講義はユーチューブ講座、索引語はtkyokinken。 ★購入方法:定価800円、送料180円、 郵便振替:口座名:東京近代史研究所、口座番号:00140-0-373193
>>398 アルチュセールのマルクスのためにに
支配階級が支配階級になるためには
支配階級のイデオロギーに従属しなければ
ならない、ってのがあるがな。
◆「ステマ」とは 「ステルスマーケティング」の略。消費者に宣伝と気づかれない形で広報を行うこと。 特にインターネット上でブログや掲示板、ツイッターなどを用い、企業側の人物が単なる 1ユーザーのふりをして特定の商品やサービスを賞賛する「やらせ」の書き込みを行うものが多い。 アメリカなど一部諸外国では法により規制されている。
あぼーん
あぼーん
生活保護の不正受給とかいうけど、そもそも「不正」かどうかは法律、 したがって政治が決めたことなんだよね。 新自由主義政策が金持ち優遇にし、労働者の収入を生活保護以下にした。 で、ワーキングプアも生み出されたのに、それより生活保護が高いといって 生活保護までもその犠牲にしようとしている。問題にする方向性がおかしい。 「不正」という概念を操作している政治の責任を棚上げすべきでない。
415 :
考える名無しさん :2012/06/02(土) 16:09:50.74 0
「楽園主義」なら全員が生活保護ベーシックインカムに
楽園主義
楽園主義は一種の政治体制で、共産主義と似ていますが、
「労働者階級」が存在しません。楽園主義体制では、ロボット、ナノボット、コンピュータが、
労働者階級もしくは労働力に取って代わります。
楽園主義は、ロボット工学や遺伝子工学、ナノテクノロジーのような新しいテクノロジーを基盤とします。
一人の人間も関与することなく効率的に運営されるすべての生産手段、サービスや資源も国有化することができます。
ロボットによって提供される全生産手段、サービスの国営化によって、
これらの製品、サービス、生産手段が無料となるのであればお金というものの存在意義は失われます。
共産主義が失敗したのは、まさに労働者階級が存在したことで非効率性が生み出されたためです。
経済的に利益を得るという動機付けがなかったため、
人々は一生懸命働いたり創造的な解決法を考え出そうという気になりませんでした。
生産を自動化することで、この問題はなくなります。
なぜなら、コンピュータやロボットは100%効率性を追求するようにプログラムすることができるからです。
さらに、コンピュータやロボットは、休憩することも、眠ることも、
休日をもらう必要もないので、人間よりもさらに生産的で活動的になれます。
http:// www.paradism.org/index_ja.html
冷戦とはつまり、生産活動が生産者のためにあるのか、 消費者のためにあるのかという論争であった 両者の実験の結果、片方では消費者に振り回されて生産現場が崩壊 もう片方では、新商品を貪る蛆虫ばかり そして、生産者と消費者との奪い合いに巻き込まれ、疲弊した分解者 どちらかがまちがってるとして、もう一方が正しいと思うか?
なるほど、そういう見方もできるんだね。 その二つを乗り越える方法を人類は探せるかな。
あぼーん
419 :
考える名無しさん :2012/09/22(土) 22:07:41.33 0
現在の資本主義社会は、種々の面で「唯物化」の傾向が強まっていると思う。 「唯物化」する、つまり、貨幣が全ての中心となり、「お金」がすべてを支配している。 この「お金」は物質化(唯物論化)そのものであり、ある意味では、マルクス主義化していると、 思われる。それが良いのか悪いのか、共産主義、社会主義を分析、研究する中から、良い面と悪い面を 抽出して、これからに生かして行く事が必要な時代を迎えている。
420 :
考える名無しさん :2012/09/23(日) 14:13:27.24 0
一時的なものだと思うよ? 一揆直後のお城に米を求める百姓もいないだろ・・・
421 :
考える名無しさん :2012/09/23(日) 18:44:52.26 O
>419さん 「物質化」は、「物象化」では? 「唯物論化」も、ちょっと意味不明では?
422 :
考える名無しさん :2012/09/25(火) 11:25:02.03 0
>>421 この場合の「物質化」とは、哲学的概念である「二元論」の、精神と物質と言う考え方を、
基本に置いて表現している。 「物象化」の意味は、辞書を引くと「物の形、事物の姿」と訳されている。
「物の形」だけではなく、「物」の性質を現す為に「物質化」としている。そして、この「唯物論化」とは、
これも、「二元論」からきている。つまり、資本主義社会は「二元論」の観点から見たた場合、人間性そして
個としての精神性に重点を置いた「観念論的」意味あいが強い。しかし、現代は、あまりにも「お金」が中心に
なりすぎている。この現象が「唯物論化」していると解釈している。
物理的に解釈するなら 金銭って物質でなく、ただ契約の結果に過ぎないんだよね この契約を疑う事ができなくなった時 金銭に支配されない存在がその姿を消したんだよ
424 :
考える名無しさん :2012/09/25(火) 13:42:36.18 O
〉419さん ありがとうございます。421ですが、独特な理解を了解です。
中核派活動家が生活保護不正受給で逮捕 2012.10.14 22:23 収入を隠し生活保護費を不正受給したとして、大阪府警警備部は14日、詐欺容疑で大阪府高槻市富田町の無職、山本平(49)と妻の淳子(51)の両容疑者を逮捕した。 府警によると、山本容疑者は中核派活動家で「何も言いたくない」と容疑を否認。淳子容疑者は「生活費に使った」と容疑を認めている。 2人の逮捕容疑は平成18年12月〜23年10月、保有債権の利息収入と交通事故で支払われた保険金を高槻市に申告せず、本来減額される生活保護費計約78万円を不正に受け取ったとしている。 山本容疑者は病院に関係する債権で利息収入を得ており、府警はこの病院など関係先を捜索した。
426 :
A :2012/10/24(水) 01:04:54.30 0
残念ながら、哲学は真理を求めても真理に到達はできない。特に“存在の真理” には到達できない。この勘違いが一番危険だ。一つの価値観を真理と勘違い する。すると真理=普遍などとされて、価値全体主義が出現する。その典型が マルクス主義、共産主義。これは科学でもなければ、勿論、真理でもない。 単なる一つの価値観なのである。それがあたかも真理のように全体を 支配する。この勘違いから人類は早く卒業すべきだ。それは全ての宗教、 思想、価値観にいえることなのだが。
427 :
考える名無しさん :2012/10/24(水) 01:14:05.71 O
金を多く持ったもん勝ち 哲学やら真理とやらは通じませぬ 上の命題を身体化すること、これが真理の実現=哲学の止揚なり
428 :
名無しさん :2013/01/11(金) 23:26:02.19 0
大阪府三島郡島本町の小学校や中学校は、暴力イジメ学校や。
島本町の学校でいじめ・暴力・脅迫・恐喝などを受け続けて、
心も身体も壊されて廃人同様になってしもうた僕が言うんやから、
まちがいないで。精神病院へ行っても、ちっとも良うならへん。
教師も校長も、暴力やいじめがあっても見て見ぬフリ。
そればかりか、イジメに加担する教師もおった。
誰かがイジメを苦にして自殺しても、「本校にイジメは
なかった」と言うて逃げるんやろうなあ。
僕をイジメた生徒や教師の名前をここで書きたいけど、
そんなことしたら殺されて、天王山に埋められるか、
どこかの家の床下に埋められるか、ドラム缶に詰められて
大阪湾に沈められるかもしれへん。それで誰にも発見され
へんかったら、永久に行方不明のままや。
島本町の学校の関係者は、僕を捜し出して口封じをするな。
http://www.shimamotocho.jp/ikkrwebBrowse/material/files/shimamoto_iti_map.pdf
冷戦後の新しい秩序を作る 日本には、その能力があった。文化的蓄積もあった 他国から理解を得るためのストーリーさえ手に入れた それらをみんな捨てて、彼らは銀行の奴隷になる事を望んだ 近隣駄国の中に埋もれて、醜い争いを演じ続ける事を望んだ
430 :
考える名無しさん :2014/01/26(日) 17:37:22.29 0
人のエゴによる最大級の行動によって 出現した政治システム
431 :
考える名無しさん :2014/01/26(日) 19:27:24.53 0
直接的だと自我が反発を起こす 間接的だと超自我へのリビドー備給により内面化される 共産主義は人間を理解していなかった
432 :
考える名無しさん :2014/02/01(土) 15:20:27.35 0
チャイニーズニーズレストラン チャイニーズニーズレストラン チャイニーズニーズレストラン チャイニーズニーズレストラン
433 :
考える名無しさん :2014/02/01(土) 15:50:03.15 0
中国は共産主義がだめだとわかったんで資本主義に転換した。それだけのことだろ。 ソ連も崩壊した。共産主義を採用したソ連と中国はどちらもだめになった。そこで資本主義を採用したら少しよくなった。 この歴史的事実をきちんと認識しないとだめ。 共産主義がなぜだめかというとそれは民意が反映されないから。つまり、情報を公開せず独裁になる。 独裁になれば権力を握ったやつが私腹を肥やすだけになり、国民は貧乏になる。以前のソ連と中国がまさにそうだった。 一方、資本主義では自由な選挙が行われ情報が公開されるので独裁にならない。
434 :
考える名無しさん :2014/02/01(土) 19:44:48.60 0
>>433 共産主義がなぜ駄目かというと、それは民意が反映されないからと言うが、現代の資本主義社会で、
民意が、どれだけ生かされているのか、現状は99%の労働者と1%の超富裕層という経済格差が固定化
している。現状に於いてどれだけ民意(=民主主義)が反映されているのか、冷静に分析する必要がある。
435 :
考える名無しさん :2014/02/02(日) 12:02:33.06 0
まず、労働者に定まった最低基本給与を与えることとする 人がやりたがらない仕事をする労働者はより給与を多くする 各ジャンルの仕事量を国内で消費する量を大幅に超えないように調整し 余剰分や、他国との関係で儲けの出る分野は特に人員を厚くし、生産量も増やす。 そして、輸入で仕入れる原材料はすべて国が調整し、必要量を計算し分配する。 これだけではサービスや労働の質は向上しないので、各仕事ジャンルに向上委員会なるものを複数設け、 新しい技術や、仕事の効率を向上させる働きをしたものには、3年有休扱いとするなど 知恵のみで生きれる人の創出もする。 意欲有り、才ある人は多く休め、富が偏りすぎないようにするのはどうか。 もちろん情報は軍事以外ほとんど開示されるべきであり、 何が不足していて何が正しいかを分析し、研究発表する役職なども持ち あらゆる分野の情報がネット公開されれば素晴らしくなるんじゃないかな?
2極化しさらに貧民を にするように情報コントロールするというような蹴落としにみちているのだ 国民総背番号制ができることによってたんに大企業vs官僚の富の奪い合いのための情報戦みたいな状況におちいるのか!?
ロシアの新興オイル大手と権力者の争いをみてもわかるように権力にはむかうならば投獄など 権力と教科書でならったような平べったい意味とかんちがいし たんに野生動物のかみあい世界のようなものを目の当たりにすることになるのだ
>>435 いっそ曹操の「求賢令」みたいの発したらええねん
労働者の年収をすべて500万に固定してくれるなら共産主義国家でもいいよ。
440 :
考える名無しさん :2014/02/08(土) 13:24:03.10 0
スレチだが「公」を取るか「私」を取るかでしょ
初期ソヴィエトは「私」の否定という事で家政まで否定して食事も共同だったような気がするな。 この手法を徹底化すると会社の社員寮のような職場別共同生活という生活様式になりそうな気がするし、 であるならば住居も含めた生活必需品も支給制になるだろうから、市場や貨幣収入も必要なくなる。 まあ、合理的社会運営といえばそうなのかも知れないのだけど これに耐えうる人がどれだけいることやら。
442 :
考える名無しさん :2014/02/15(土) 18:33:07.66 0
チャイニーズ強制送還権オレオレ空気プレン 沖縄海マー君博多焼きそば チャイニーズ強制送還権オレオレ空気プレン 沖縄海マー君博多焼きそば チャイニーズ光金強制送還権オレオレ空気プレン 沖縄海マー君博多焼きそば チャイニーズ光金気オレオレプレン 沖縄海マー君焼きそば
443 :
考える名無しさん :2014/02/15(土) 21:15:56.54 0
ある社会問題という講義で講師が「社会主義社会には社会問題は生じない。」 社会主義国家はあるが「資本主義社会が成熟しなければ共産主義社会に到達しない。」 毛沢東いわく「絶対的真理と相対的真理」
444 :
考える名無しさん :2014/02/15(土) 23:44:27.11 0
マルクス理論とエンゲルス理論そしてレ−ニン理論は、それぞれに「主観と客観」概念の、 捉え方が異なっている。 純粋なマルクス理論は、主観/客観の捉え方はフォイエルバッハの「私と汝」論理を基底としており、 エンゲルス理論は、ヘ−ゲルの観念論的弁証法の精神を物質に置き換えた理論であり、一元論的弁証法的唯物論となっている。 レ−ニン理論は、全体主義的唯物論となっている。 これらの理論に共通しているのは、構造主義であり、構造主義と言っても現代的な構造主義、レヴィ=ストロ−ス的構造主義そして、 メルロ=ポンティ的構造主義がある。 現代に於いて、新しい社会主義、共産主義社会の方向性を考察するとすれば、現在の「構造主義」論理を、新たな論理に“再構築”をし、 その理論を基底として、新たなる社会主義理論の構築が考えられる。また、構造主義は資本主義社会の“再構築”にも適した理論であり、 今後の論究が期待される。
445 :
考える名無しさん :2014/02/16(日) 21:45:53.33 0
446 :
考える名無しさん :2014/02/26(水) 06:54:58.25 O
で?
447 :
考える名無しさん :2014/05/15(木) 23:40:15.22 0
NHK提携シークレットサロン(三ツ矢サイダー、コーヒー、コーラ) NHK提携シークレットサロン(三ツ矢サイダー、コーヒー、コーラ) NHK提携シークレットサロン(三ツ矢サイダー、コーヒー、コーラ)
448 :
考える名無しさん :2014/05/16(金) 19:27:23.08 0
jyoubukouzougatanokyousanntaiseinannteumakuikuwakenaittesonotoujisyatatimowakatteita
449 :
考える名無しさん :2014/05/18(日) 00:07:44.85 0
権力者にのみ適応される性善説 地獄の始まり。
450 :
考える名無しさん :2014/06/19(木) 21:59:09.75 0
日テレ通学スペイン中東パクキン沖縄海焼きそば 西村ニューヨーク反省会ファミレス深夜ランチおしゃべり問題 日テレ通学スペイン中東パクキン沖縄海焼きそば 西村ニューヨーク反省会ファミレス深夜ランチおしゃべり問題 日テレ通学スペイン中東パクキン沖縄海焼きそば 西村ニューヨーク反省会ファミレス深夜ランチおしゃべり問題
451 :
考える名無しさん :2014/06/20(金) 19:39:10.41 0
>>445 それってユダヤに成りすまして本書いてた山本とか言う奴の私見だろ?
ユダヤ人解放の根本はプロテスタントと資本主義にあるとみるのが妥当だよ
もちろんその下部構造でマルクスが活用されるのは強調してもし足りないくらいだけど
452 :
考える名無しさん :2014/07/06(日) 11:53:36.95 0
公式ホームページ
http://cyberspace.main.jp/YOKOHAMA_PP/ 法律が事実上無いと言われるほど、無権利状態の人々と社会が数多く存在する、そこで、我々が自分の望む自由な生活を実現するためには、
我々が「団結」して、その力によって上流階級と実質的に対等な立場になるまで闘争する事が必要となる、
そのために結成されたのが「横浜プロレタリア党」である。
第二次東京産業革命(Second industrial revolution in Tokyo)とは、圧倒少数派のホワイトカラー(知的労働者)ではなく、圧倒多数派のブルーカラー(肉体労働者)が、社会的、かつ、経済的、恩恵を最大限に受ける為の計画である!
反社会的勢力(例えば暴力団)は、上流階級を牽制(けんせい)する必要不可欠な存在である!