1 :
考える名無しさん :
2006/11/19(日) 08:20:27 最近思うのですが、博士課程を終了後に非常勤講師を 初めてやる時には、誰もが嬉しくて頑張ります。 「非常勤だけの人生コース」になるかもしれないと、 分かってはいても、この時点で転進を考える人はいない。 修士から博士に進学する頃の、心の準備はどうあるべきか、 先輩を見ていて、自分も悩みは尽きません。
2 :
考える名無しさん :2006/11/19(日) 10:55:20
非常勤歴3年目、学会と講義の準備に追われる毎日は充実しています。 学部卒でOLになる道もあったけれど、この道を選んで良かった! パラサイトシングルなのと、あと、同業男性も貧乏なので、 "戦友"同士の結婚が難しいのが残念(笑)。
3 :
もう○○年非常勤講師 :2006/11/19(日) 18:05:04
>>2 アンタ、まだ30ちょっとだろ。俺みたいに長く非常勤やってると、
「オーバードクター」なんて言葉もう忘れちまった。
4 :
考える名無しさん :2006/11/20(月) 19:11:09
専任のポストが増えることは期待できないから、 せめてワークシェアリングとして、 専任と非常勤の間くらいのポストはできないのかな? 民間だって、「派遣」とか中間形態があるわけだし。
5 :
考える名無しさん :2006/11/20(月) 19:39:27
専任で忙しいと言っている輩こそが 非常勤に精を出してちまちま小銭を稼いでいるという現状があるからな。
6 :
考える名無しさん :2006/11/20(月) 20:06:06
>>5 ほんと、そう思う。
有名な学者なら、非常勤で呼んで講義してもらう価値あるが、
並みの専任学者はアルバイトしないでほしいよ。
逆に言えば外部からのバイトのオファーもないような専任なんて大したことがないわけで。
8 :
考える名無しさん :2006/11/21(火) 20:12:32
>>7 まあ、結構むずかしい問題だな。凡庸な専任でも本とか訳書とか出すから、
実績という点では、駆け出しのODよりはあるわけだ。
だから、大学が非常勤のオファーしやすいのかもしれん。
専任の俺は、ちゃんと非常勤のオファーを断ったので安心してください。 法学系なので関係ないとは思いますが。
10 :
ずっとOD :2006/11/21(火) 21:41:17
哲学系でODの数が一番多いのはどこだろう? 早稲田かな、京大かな? 法政もけっこういる。
11 :
考える名無しさん :2006/11/21(火) 21:55:16
非常勤講師ってあからさまに搾取されてるだろ。 同じ時間教えて専任の5分の1くらいの賃金だよな。 非常勤のほうが業績がないかというと、そうでもなくて、専任より業績が上の人もざらにいる。 文句言わずに非常勤やってるやつって真性馬鹿じゃないの? 早く氏ねよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>4 それおれの出身大学の専任に頼んでみるつもり。
俺のほうがはるかに業績あるので、断れないはず。
断ったら、捨て身でネットに実話をさらす。
13 :
考える名無しさん :2006/11/21(火) 22:17:36
>>11 >文句言わずに非常勤やってるやつって真性馬鹿じゃないの?
哲学をやりたい人間に、他の選択肢はないんだよ。
哲学を完全にやめるなら別だけど。
14 :
考える名無しさん :2006/11/21(火) 23:34:29
東大だってODばっかしだぞ。専任の就職はめったにない。
15 :
考える名無しさん :2006/11/21(火) 23:40:21
在野ではやれないの?
16 :
考える名無しさん :2006/11/21(火) 23:40:57
>>14 東大慶応早稲田などの院修了で結構業績ある連中が万年非常勤やってるな。
ろくな業績なしの専任には、ますます辞めてもらうしかない。
ここで晒すか。
17 :
考える名無しさん :2006/11/22(水) 00:16:50
>ろくな業績なしの専任には、ますます辞めてもらうしかない。 ここで晒すか。 本当にそう思う。業績なしの専任は批判されるべきだ。 ところで、早稲田の定年は相変わらず70歳なのか? ワークシェアリングの観点からいっても、65歳にはすべきだ。
大学院重点化の影響は出てないですか?
19 :
考える名無しさん :2006/11/22(水) 06:48:19
>>18 博士課程を作ったら院生を取らざるをえないから、
ますますODは増える(笑)。
22 :
考える名無しさん :2006/11/22(水) 23:21:54
>>21 は年収100万の万年非常勤講師(査読論文5本)の釣りレスです。
人文社会系の今後の方向性は常勤を廃止して全員非常勤化だよね。
24 :
考える名無しさん :2006/11/23(木) 09:54:33
業績および授業評価によって年俸を決める完全実力主義になるな。
25 :
考える名無しさん :2006/11/23(木) 12:18:51
>>21 今時、ごく一部の老教授を除いて、「査読なし専任」はさすがにいないぞ。
だが、常勤を廃止してもポストが減るだけで問題は解決しない。
哲学のドクターを取った研究者が、その力を生かして食べていけるような仕事を少しでも広げることが重要だ。
>>25 >
>>21 > 今時、ごく一部の老教授を除いて、「査読なし専任」はさすがにいないぞ。
そうでもないぞwww
実例を挙げると俺が特定されるのでやめとくけど。
27 :
考える名無しさん :2006/11/23(木) 16:59:00
>>25 日本でも理学博士や工学博士は民間企業にたくさんいる。
欧米では文科系の博士号を持った人間が、官庁や企業で働いている。
なぜ日本では、哲学の博士号を取った者が、大学の教員以外を職業と考えないのか?
それが哲学をも貧しくしているのではないか?
そのあたりから、根底的に考え直してみるべきだろう。
労組でも結成して団交ストでもやればいいだろ。 もしくは頼母子講w おまいらバカですね。
29 :
考える名無しさん :2006/11/23(木) 18:13:41
>>28 >労組でも結成して団交ストでもやればいいだろ。
誰に対して?
何を要求して?
マジレスすると,少子化の影響で大学はどんどん淘汰されていく。 現在専任にある人の立場も不安定になわけで,いわんや非常勤・オーバードクター・大学院生に対する専任の求人は激減せざるをえない。 大学市場は絶望的な状況にある。 そもそも大学生となる子供たちがいないので,救済策を国に求めても無理だろう。 まさか学生もいないのに,税金で養ってくださいと言うわけにもいかない。 じゃあ,外国に目を向ければいいかというと,先進諸国の大学もほとんどどん詰まり状態。 この間ドイツのベルリン・フンボルト大の教授と話したが,フンボルト大でも国の援助が激減していて将来的に研究が危機に瀕するだろうとのこと。 かといって,人口増加国に目を向けても,これらの国は貧富の差があり,大学に進学しない層は増えているが大学進学層はそんなに増えていない状態。 はっきりいって,進路選択ミスが悔やまれる。 俺を含めて。
単純労働にでも従事しろ。
32 :
考える名無しさん :2006/11/23(木) 19:33:01
>>30 >はっきりいって,進路選択ミスが悔やまれる。 俺を含めて。
芸術の分野では、それで食べていける人は僅かだと最初から知られている。
しかし哲学だってそういえばそうだろう。
自分の意思で、好きな道を選んでしまったのだから、仕方がないといえば仕方がない。
先進国はどこも哲学ODは多いが、哲学志願者は後を絶たない。
哲学をやるって、そういうものだろう。
33 :
考える名無しさん :2006/11/23(木) 19:34:27
34 :
考える名無しさん :2006/11/23(木) 19:49:32
>哲学をやるって、そういうものだろう。 オイオイ、求道者風に哲学を特権化するなよ。 仏文のODは哲学より多いぞ。ソルボンヌで博士とっても専任はない。 NHKのフランス語講座の講師だって、最近は非常勤もいる。
35 :
考える名無しさん :2006/11/23(木) 20:12:11
霞を食って頑張って
専任との賃金差は明らかに非人道的搾取だし、最近は一般社会でも派遣などの非正規雇用の非人道性が明らかになり批判の対象になりつつある。 その流れの一部として、大学も変わればいいのだが… しかし、大学なんてもともと私利追求のための企業と違うから、非常勤のような搾取的雇用形態が自主的かつ迅速に改められるのが望ましいのだが、 日本の大学教授は学問よりお金が好きな人がほとんどだからね… まあ、お金が好きなのはまだ許せるが、自分のパイを守るため、下の世代の研究者を搾取して、彼らの生活が成り立たなくても自分には関係ないと思ってるのは人間として救いがたい。
幸いなるかな搾取するもの。地獄はその人のものである。
いかにして馬鹿を大学にいれ授業料をふんだくるかだな。 でも、馬鹿が院に来る。
院試でほぼゼロ点だったけど、旧帝の院に入れたよwwwwwww
40 :
考える名無しさん :2006/11/25(土) 23:14:04
そしてバカだからその後の仕事が当然みつからない
/ ヽ =二=二 ̄  ̄ ̄ ̄ / ⌒ ̄\ __,.. i ,. ,._ ,.-,.、 -=二_ニニ==- i -,-===ゞ' く__,. _ i // j / / ノ -=ニ_ ̄ i ..::::ノ ヾ ̄ヾ- i __ノ `-/ノ `ツ __ニ_二=- | ....::::: . }:. | // // _,_{ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄/^/;;'´ ̄ ̄ | ,イ ,;_ .,ノ:::... i ヾ、_/ /_i______i_ヾ:;' | / , ´ ー ´`i ノ / -=j" ,_/ ! ノ /-====ー、 i ノ ,.--、 / / / ヽ { ⌒ " ,、 ノ }ヽ \ ノ _} / \ 「実は、そうでもなかったりする。」
42 :
地べたを這う哲学者 :2006/11/26(日) 00:14:34
>>39 おれ、東大の大学院卒だけど、修士の入試は16倍の倍率だった。
43 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 00:30:11
44 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 00:42:32
とりあえず有名大学のなかで、非常勤率の高い搾取大学を叩くか。 企業の非正規雇用の問題とからめれば一般人にうったえる可能性もある。 さらにそういう大学の業績なし教授を叩けば面白い。
45 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 00:47:45
哲学科のある大学は非常勤率は高くないだろうな。 「業績なし教授」はいるかもしれんが。
46 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 00:55:05
>>30 >はっきりいって,進路選択ミスが悔やまれる。 俺を含めて。
芸術の分野では、それで食べていける人は僅かだと最初から知られている。
しかし哲学だってそういえばそうだろう。
自分の意思で、好きな道を選んでしまったのだから、仕方がないといえば仕方がない。
先進国はどこも哲学ODは多いが、哲学志願者は後を絶たない。
哲学をやるって、そういうものだろう。
47 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 01:17:56
ジャーナリズムで頑張って
48 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 01:20:52
要らない
49 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 01:26:10
オーバー・ドクターって、独身が多いの?
50 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 01:57:49
>>46 月2万5000で非常勤とかのピンはねを無くして適正な賃金を払えば哲学で食える人も増えるよ。
常勤・非常勤の不条理な格差て格差社会の先行ケース。 アカデミックな自立も目指さすに出版業界の 下部構造に甘んじている業界でもある。 自浄能力はほぼゼロ。自業自得だね。
52 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 02:11:46
それだったら自分たちで私塾つくればいい 「哲学教えます一時間5千円」とかうたって。 料理人とか独立するし、芸事でも自分で教室をもつのと同じ。 あまえるな
53 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 02:22:45
日払い派遣で食い繋ぎながら哲学的思索を深めるとか
54 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 02:29:48
学振ももう年齢制限に引っかかるしなー 。・゚・(つД`)・゚・。
56 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 08:17:54
>>50 >>52 方向は正しい。非常勤単価を3倍にするだけでも、「食べていきやすく」なる。
あと、私塾だが、ただ「哲学を教えます」ではなく、古代ギリシアのソフィストのように、それが実社会を生きていくのに「役に立つ」能力の開発になれば、よいのだ。
野矢茂樹の『論理トレーニング』とか需要あるだろう。
お金とって成り立つ哲学塾を考えるべきだ。同時に語学教育、古典教育、精神分析なども語れる塾。
57 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 09:44:53
西田は選科卒でなんとか田舎の中学の職を見つけて『善の研究』を発表した。 そのくらいの気概はないのかね? そんな才覚ないだろうっていう嫌味だかね
>>57 自分の手足を切り落としてオトタケ先生と同じくらい活躍してから気概を語れ。
59 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 10:01:05
中高一貫高などで「哲学」というクラスを作って教えればいいんじゃないか。 今の現国なんていらないだろ。
60 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 10:10:17
>>59 進学校あたりでやってほしいな。フランスのリセは哲学教育がすごい。
61 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 10:45:54
哲学好きのナベツネに読売新聞でキャンペーンしてくれるように嘆願書でも出したらw
62 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 15:18:44
>>55 赤ポスの求人でも年齢制限してるのあるね。年齢差別主義者は以後ここでさらします。
63 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 15:41:15
どうしても大学に残りたいの?
64 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 15:58:34
翻訳料と原稿代だけで食えればいまのままでもいいんだけど ちょーっと足りないんだよねえ
65 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 17:15:57
普通に企業に就職して働きながら書けば
>>65 週休4日年収1000万の仕事を探してきてくれ。
67 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 18:20:29
結局金と社会的地位が欲しいのね
68 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 20:41:29
>>67 いや、金持ちを目指したり、大学専任を自己目的にはしていない。
せめて、自活していける程度の収入があってこそ、哲学を職業にできる。
けっして不遜な要求ではない。
69 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 20:49:11
哲学教育なんてやったら日本は発展しなくなるだろうな
>>69 なぜ発展しないといえるのか?思索にふけって労働の能率が下がるのだろうか?
71 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 21:00:38
哲学の目的と現在日本社会の目的(=経済の発展)が 相性いいとは思えん
72 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 21:09:36
予備校教師とかは嫌なの?
73 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 21:13:23
>>71 現代日本の一番大きな課題は、「経済の発展」ではないだろう。
「個人が幸福に生きる」ことこそが問われている。
まさに、哲学の出番ではないか。
74 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 21:16:12
>個人が幸福に生きることこそが問われている。 そうとも。進路選択を誤ったと思い込んでいる哲学ODが、 自分を「幸福でない」と感じていることが問題だ。
アカデメイアの門人の回答 おお、哲学よ。今世の人は働くことに汗を流す。 ああ、人は暗く物見えぬ洞窟の中で働くゆえに金という光る富を求め、知という光らぬ富を求めない。 なんと愚かなことであろうか。 悪魔の回答 ぐへへへ、ちょっとくらい哲学をしたって変わりゃしねーよ、 貧困オーバードクターへ進路が狂っちまう多感な高校生の転落を見るのも面白いぜ。ひひひひ。 哲学科の人の回答 てかさ、別に科目が増えようが減ろうが関係ないんだけど、職が出来るなら何でもいいよ。
76 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 21:24:10
蓮實重彦「アメリカなりアジアの大学にアプリケーションを出せばいいんです。Ph.D.を持っていて本当に優秀であれば必ず採ってくれます。 人文社会系の日本人でアメリカのいい大学に就職している若い研究者はたくさんいます。(中略) 今後日本国内だけで自分が生きていくつもりでいてはまずい。実際には、大学の研究者人口そのものが飽和状態になっているのは 世界的に同じだけれども、日本で就職がないなんてぶつぶついっている奴等は、どうしようもない。」
77 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 21:44:41
ワーキングプアに「努力が足りない」とのたまう世間知らず。さすがポモ。
本当の発言かどうか知らんが、蓮見程度の業績なら、切腹して全財産を若手研究者のために寄付してからでないと、そんなこと言う資格はないと思うが。
79 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 22:32:10
うーむ、蓮實の言うことにも一理ある。だが、石黒ひで先生から聞いた話じゃ、ケンブリッジのドクターでても職ないらしい。 やっぱり、哲学を必要としているのは、近代化が進行しつつある、非先進国かもしれん。
80 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 22:36:56
>貧困オーバードクターへ進路が狂っちまう多感な高校生の転落を見るのも面白いぜ。ひひひひ。 悪魔と賭けをするくらいの気概はいるな、哲学やるからには。
若手研究者が世渡り上手かどうかの問題もあると思うんだけど。 個人が特定されると嫌なのでボカして書くけど。 俺が取り組んだテーマは「哲学の問題」でありながら、ある別の分野(ポスト獲得が哲学に比して若干容易な分野)の基礎研究としての意味もあるものだった。 それで結局その他分野での専任ポストを得た。 授業はその分野でしなくてはいけないけど、論文は自分の興味あるところで書いても無問題。 哲学は他分野の基礎研究となる領域が多いんだから、そういう分野についても勉強して、ポストを狙っていけばいいんじゃないだろうか。
82 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 23:28:56
>哲学は他分野の基礎研究となる領域が多いんだから、
おお、言われてみれば、そう。目から鱗だわ。
>>81 は偉い。それだけの柔軟性と力量がある。
俺の知人も、カント学者だが生命倫理でポスト得た。
83 :
地べたを這う哲学者 :2006/11/26(日) 23:33:17
「万学の女王」さま、お懐かしい・・・。
84 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 23:58:39
純粋哲学だけじゃ駄目だ。これからは生命倫理もやるお。 ↓ 生命倫理のコマの非常勤でピンはねされて、年収100まんだお。しかもそれで忙しくて哲学やるひまがないお。 (適当にAAつけてください。)
85 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 00:08:24
>生命倫理のコマの・・・それで忙しくて哲学やるひまがないお。 アフォ、贅沢いうなってーの。ケーニッヒスベルグの某さんは、自分の専門外の「私講師」で40代半ばまで頑張ったんよ。
>>85 だからそういうことは全財産寄付してから言え。
87 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 00:16:07
貧乏人が哲学やるなら贅沢言うなっつーの。 最悪食えるだけでよしとしろ
88 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 00:20:05
89 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 00:24:13
まあ俺も食えるだけで良いと思ってるけど ささやかな望みとして社会保障をなんとかとは思うな 健康保険と厚生年金と それと書籍代は経費扱いにしてくれないかな
90 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 00:46:53
>>89 そうだ。カントもヘーゲルも、自分は「苦労して本を買い集めた」と書いている。
乏しい財布に分不相応に、という意味だ。
91 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 01:00:11
真面目な話非常勤の収入のみって場合で 書籍代を経費として控除の対象に出来てる人って居る?
92 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 01:23:14
めざせ!個人事業主 派遣じゃ駄目ヨ!
>>85 私講師って、どれくらいの賃金でたのかな?カント学者さん教えて。
女は結婚すリャいいヤンけ、とか言われますが、 30近い哲学研究者の女なんて結婚することできません。 見合いの段階で一般人には断られます。近場探しても非常勤すらないプー ばっかりです。OLになってチンタラ生きてたほうが、絶対幸せになれたし、 たぶん結婚もできた。でも、もう後戻りできない。
アンタも女でしょ。 OD問題語るスレなんだから、女性哲学研究者の実態 教えてあげてもいいと思うんだけど。
>>94 独身の専任騙して、ケッコン&そのコネで垢ポスゲット!
98は女性に冷たいですね。アッー!ですか?
この板で、男と女をわざわざ分別して扱うのかね?
過去5年間論文一本も全国規模の学会誌に論文載せてない給料泥棒の犯罪者■■先生が自主的に退職すれば専任のポストがひとつ、または非常勤のポストが三つあくよ。
102 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 02:12:27
OD問題は男と女で結構違うから
103 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 02:52:07
まあでも学会に行くと一人はいるよね 30代半ば、女性、非常勤のみ そして学会有力者の先生にべたーっと張り付いている
残念だけど女性は家庭を犠牲にしないと研究職が 得られないのが、今の日本の現状。この国もうだ めぽ。
105 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 08:49:41
ジャーナリズムで名を売れば逆に招聘されるんじゃないの?
106 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 08:53:21
>>94 >30近い哲学研究者の女なんて結婚することできません。 見合いの段階で一般人には断られます。近場探しても非常勤すらないプー
ばっかりです。
イケメンとかは選べないかもしれないけれど、「近場の同志」と結婚し、貧しくても支え合って幸せに生きるという道はないのですか?
107 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 09:27:36
>>93 「私講師」の単価は高くはないはず。カントはたくさんの駒数の授業を持ったから。
一番多いのは「自然地理学講義」。今風に言えば「海外事情」かな。
朝カルみたいなもんで、純粋哲学で食べていたわけじゃない。
108 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 12:54:16
94さんは女性の方だと思いますが、日本の哲学者には女性がとても少ない。 だから、アファーマティブ・アクションというのでしょうか、専任採用に際しては、女性を優遇してもよいと思うのです。
109 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 15:20:06
ジャーナリズムで売ったら研究者としての評価は下がって仕事の口は見つからない というのが昔でしたが最近は人寄せパンダも欲しいのでそんなこともなくなってきたという
110 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 16:57:53
文芸批評家はどんどん大学に就職してるね
111 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 17:38:05
>>108 東大の女子学生率は25%だし、国家公務員試験のキャリア採用の女子率は22%。
日本の哲学界の女性比率の低さは異常だと思う。
112 :
非常勤すらないプー :2006/11/27(月) 19:09:33
>近場探しても非常勤すらないプーばっかりです。 同じ哲学専攻の若い女性にこう言われると、つらいわ。
113 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 19:47:22
まったくの門外漢ですがプーの人達はポストが空くまでバイトで食いつなぐ感じなんでしょうか
114 :
考える名無しさん :2006/11/27(月) 20:04:19
ほかの分野でもそうだけど、やっぱり団塊世代付近の教授がそれより下の世代のチャンスを奪ってるんだよね。 この世代の多くは、自分はろくに業績ないのに専任のポスト減らして、ひどい低賃金の非常勤のコマばかりにして、 経費削減し、彼らがまともな生活もできない状況を作り出してる。 ほんとにこの世代って若いときから単に騒ぐだけで何の成果ももたらさない無意味な学生運動とか、 日本にとってろくなことしてない。というか、そうやって日本を駄目にするのが本望なんでしょうか。
それは早稲田だけじゃないの?
>>114 それだけじゃない。自分たちが50代ぐらいになると
若者層を徹底的に悪者に仕立てあげることに精を出し始めた。
とにかくとんでもないやつらだよ。
117 :
非常勤すらないプー :2006/11/27(月) 21:11:36
>>114 ちがうな。永井均、野家啓一、飯田隆、丹治信春など、すぐれた教授たちはみな「団塊世代付近」だぞ。
118 :
考える名無しさん :2006/11/28(火) 00:30:08
>>114 世代間対立を煽るなよ。団塊の世代批判はもう古いぞ!
2007年問題っていうけど、学者の場合は定年が65 歳前後だからまだ先なんだよね。・゚・(つД`)・゚・。
120 :
考える名無しさん :2006/11/28(火) 01:40:31
そして団塊ジュニア世代はその頃には35を疾うに越しているので もう講師での口はなくなっているというジレンマ
>>118 むしろ世代間対立を煽るな、世代論は不毛といった
メタ視線のほうが陳腐化してるでしょ。
若年層が老年層に抗議するのは当たり前。
それが機能しない弊害のほうが余程大きい。
122 :
考える名無しさん :2006/11/28(火) 09:02:01
世代間対立が云々されているが、OD問題もまた、一般社会の若者の就職難、閉塞感と同じ問題だ。 人口減少時代を迎えて、既存の組織はすべてダウンサイジングを迫られる。 私塾の話も出ていたが、食べていくための新しい領域を開拓するしかない。
>>122 ダウンサイジングが必要な時に規模拡大を図っておきながら
その影響に対して無策な教育行政の問題だろ?
規模拡大への対応なり、世代縮小にに合わせた規模縮小なりが
有れば世代間の椅子取り問題など歴代の世代間の問題以上にはならない筈。
124 :
考える名無しさん :2006/11/28(火) 11:36:41
>>123 そう単純な話ではない。ダウンサイジングを言うなら、大学院を減らして、旧帝大+アルファの有力大学だけに研究者養成の資格を認めれば、OD問題は解決する。
あるいは、国家試験をして、ごく上位者だけを研究者の道に進ませる。公務員試験のキャリアのような方法だ。だが、それは望ましいことなのか?
それから、哲学の専任ポストは、ドイツ語やフランス語ほどには減っていない。2年前に日本哲学会が調査して、「ポスト数はほぼ横ばい」という結果が出たんだ。
>>124 言ってる事は解るがそれは承知で言っている。
じゃあ、今の状態が良いのか? 違うだろ?
俺が言っているのは君の言っているような事だけじゃない。
大学院を規模拡大させたのは、目的が有った訳だろ?
施策通りに博士修了者が増えれば、社会での受け皿も考えるべきは必然。
それをやっていないから問題。
当初の目的の達成には規模拡大以外の全体としての施策が必要。
今の状態はただの無策が生んだ状態だろ?
「ポスト数はほぼ横ばい」でもODの数が増えているんだから、比率的には
現状維持はしていない訳だ。 それがOD問題だろ?
126 :
考える名無しさん :2006/11/28(火) 16:41:57
>>125 >大学院を規模拡大させたのは、目的が有った訳だろ?
大学院拡充は文部省の方針で強行され、修士の定員一杯取ることが強制された。
そしてその後の、大学の大学院化政策。「社会の受け皿を考えずに」制度だけ拡充したのは、個々の大学の責任ではない。
今となっては、ありうる対策は、
(1)各大学が、文科省の政策に逆らってでも、博士課程の採用を大幅に減らす。
(2)博士修了者が大学以外で活躍できる新しい領域を広げる努力を「業界」全体でする。
博士号も、課程3年で誰もが取れるようにするならまだしも、
現状ではODを「人質」に取るようなもので、(2)と矛盾するのが問題だ。
127 :
考える名無しさん :2006/11/28(火) 17:38:01
行政の責任なんていう発想自体がサヨク運動で国家に握り拳を かかげて自慰的に満足していた団塊の世代のビョーキの現れでしょうね。 文科省なんてものが必要性があるのかどうか、という発想が丸でゼロ。 国立大学法人化のときのあいつらの様子がとにかく最低だった。 文科省なんてものを残しておいたのも団塊の世代の責任。 戦後教育にただ乗りしただけで無思考なあいつらのせいで 20年ぐらい時間の進展が止まった。 それをタカ派に握られてしまったのもあいつらのせい。
128 :
考える名無しさん :2006/11/28(火) 17:39:17
年収80万のODですが、××大学の正門前で靴磨きをしますので、仙人の先生、どうか一回2000円で磨かせてください。 (学生は一回500円。)
>>126 いや
>大学院拡充は文部省の方針で強行され、修士の定員一杯取ることが強制された。
この文部省の方針の大義名分となったものの事を言ってるんだけど。
大学側の目的じゃなくて。
>>127 もっと言いたい事の一つ一つが、何に対して向けられていて、どう繋がっているのかを
解り易く書くと、君の怒り?も他人に伝わり易いよ。
130 :
ミネルヴァの梟 :2006/11/28(火) 19:27:54
>>129 >この文部省の方針の大義名分となったものの事を言ってるんだけど。
124、126は私なので、コテハンにする。
文部省の大学院拡充方針は、4年間の大学教育では専門知に対応できない分野が増えたという論拠だ。
これは、工学部、薬学部、また最近の法科大学院など、それなりに妥当だし、修士課程の目標も明確だ。社会的需要を背景としたものだからだ。
ところが、哲学教育では、修士課程の目標がはっきりしない。旧帝大など、大学院は学者養成という前提のまま、文部省方針の拡充方針のままズルズル来た。
当然、大学の側にも責任がある。哲学を学んだ学生は社会に役立つのだという信念のもとに、学部段階から教育しなければいけないはずだ。
哲学を学んだ者の「自己実現」は学者だけではないことをアピールできなければ、教育機関としての哲学科は存在意義を失う。OD問題はここから考えるべきなのだ。
131 :
考える名無しさん :2006/11/28(火) 21:52:29
メシ喰わせろ!
132 :
考える名無しさん :2006/11/28(火) 22:50:51
仮にだな、全国に哲学の専任ポストが700あるとする。30歳から65歳まで在籍すると、 毎年20ずつ、ポストが空くわけだ。旧帝大、有力私大など、哲学の博士課程は20以上ある。 どう考えてもODは増え続ける。
>>130 相手に対して、反論しているのか、同調してるのか、解説したいだけなのか、
立ち位置の良く判らないレスをする人だw
まあ、言わんとすることは解った。
134 :
考える名無しさん :2006/11/28(火) 23:28:55
>>130 そんな文科省のお題目なんか書いても。
理系の大部分にとっても当時から大学院重点化は意味不明というのが評判。
というのも重点化などしなくても修士に行くのが主流だった。
重点化には予算で誘導されたわけだが、このときに
多くの助手ポストが助教授に振り替えられて今40台前半くらいの世代が得をしている。
特に人文系の助手ポストは今や極めて稀で、あっても1、2年の期限付き。
それと法科大学院は米国からの圧力が主な要因で文科省とは別に関係なし。
高等教育と真理の探究のための機関が率先してODを見捨てて非常勤を搾取。 文句を言えば馬鹿の一つ覚えで「自己責任、自業自得」。 恐ろしい国。
136 :
ミネルヴァの梟 :2006/11/28(火) 23:56:13
>>134 文科省のお題目を言っているのではない。欧米では官僚にドクターを持つ者をたくさん採用している。日本でも博士課程修了者の新しい職場を開拓できるように努力しようということだ。
だが、それには修士や博士のカリキュラムを変えて、もっと視野を広げないとダメだ。たとえば、社会学は哲学よりずっと就職がいい。新しい問題に対応できる柔軟さがあるからだ。哲学も見習うべきところがある。
>>136 だからハッキリしろと。
相手への反論なのか、自説の補強なのか、何を主張したいのかさえハッキリしない。
138 :
考える名無しさん :2006/11/29(水) 00:18:04
>>132 まてまて、700もあるのか?
仮にの話をするにしてもだ。
ODが増え続けるという結論に影響しないにしてもだ。
139 :
考える名無しさん :2006/11/29(水) 00:55:33
>>138 日本哲学会の会員は1800人だ。院生、非常勤、名誉教授などを抜くと、700はある。
140 :
ミネルヴァの梟 :2006/11/29(水) 01:28:55
>>137 貴方に反論しているわけではない。ODに「自己責任だ」とも言っていない。
「哲学」のコンセプトそのものを広げないと、制度としての哲学科が生き残れないと言いたいのだ。
OD問題というのは、専任教授とODのゼロサムゲームじゃないということ。
141 :
考える名無しさん :2006/11/29(水) 01:46:20
おいおい、なかなかいいスレになってきたじゃねえかよ
142 :
考える名無しさん :2006/11/29(水) 02:27:25
哲学のコンセプトは、哲学している人が、研究者仲間や、友人と語り、齟齬 が多きいときには、沈黙して、自分の考えを、もう一度考え、哲学を知らない人にも自分の やってる哲学を語るようにしないと、自己満足に終わり、ひいては、哲学の講座が、益々減らされて いくように思われます。
よくわからんが、法科大学院でクリシン教える需要増えるんじゃなーの?
144 :
ミネルヴァの梟 :2006/11/29(水) 09:02:41
クリシンだけじゃない。工学倫理やビジネス倫理も必要とされている。社会学だと、公的あるいは民間の研究所、企業の調査部門などで働く専門家が大勢いる。 哲学だって、哲学やっていればこそできる分野を切り開けるはずだ。ただ、それには視野が広くなければいけない。ヨーロッパの哲学ドクターは、副専攻として歴史や文学をやる。だから、官庁や出版、マスコミなどでドクターが働ける。 日本でそのような教育をして来なかった教授たちには確かに責任がある。
>144 >工学倫理やビジネス倫理 を雇う金があるんだったら、弁護士を補強するほうが数倍おいしいに決まってるのだが。 その人に「何ができる」というのがないかぎり企業はお金を出したりしません。 何の資格もない者に、ほいほい来て下さいという程、世の中甘くはありません。 要するにだ、工学倫理やビジネス倫理を知ってる先生よりも、 危険物取り扱いの資格を持ってるガススタのバイトの兄ちゃんのほうが世の中では使える存在なのだよ。 >公的あるいは民間の研究所、企業の調査部門 で働くのだったら、最低でも、あのインチキ臭い数理統計ぐらいできないと、 全くといっていいほど使い物になりません。 知識なんてものは、今の時代、ちょっぴり調べればなんとでもなるお話ですわ。
146 :
マーケティング野郎 :2006/11/29(水) 10:06:57
私達は視聴者の方の調査をしているものです。 毎日、メディアは流れておりますよね。 私どもはそんなメディアの聞き取り調査をしております。 受諾して頂いた方には、それなりのアンケートにお答えいただきまして、 私どもに提出していただきます。その見返りにですね、私どもは視聴者の方 に多少のお礼をさせていただきたいと思うのです。 あなたは雑誌などはご覧になりますか?そういったメディアをご覧になら れている方でしたら、是非受けていただきたいと思うのです。 いいですよね。
147 :
考える名無しさん :2006/11/29(水) 13:59:19
>>142 そういう禅僧みたいな哲学のイメージが間違いのもと。
アクティブに政治に介入してゆく都市的な哲学もある。
日本だと実例がいないからダメだけどね。
ダメと言えばマイケル・ダメットみたいにフレーゲを研究しながら
運動家みたいな人がいない。
植物的生活を送るいかにも貧相なやつが達観しちゃってる場合が多い。
ところで今の国語教育の鑑賞主義を批判して論理トレーニングとか
言っている高校教師たちがいるんで、それに相乗りして
「哲学」を導入するのがいいんじゃないでしょうか。
生徒にとっても論理トレーニングなんてものをやらされるよりマシだろうし。
まあ日本哲学会の貧相なジジイたちじゃ何もしないだろうけど、
安倍政権なんて「教育バウチャー」にさえ乗ってくるんだから、
可能性はかなりあると思うが。
149 :
考える名無しさん :2006/11/29(水) 14:21:06
××大学HPより 「就職出来ていない人ODや非常勤講師は落ちこぼれであり欠陥品。君がどのように言い訳をしようと、社会は欠陥品と見ます」 「30歳後半になったODや非常勤講師は悲しく惨め」 「就職できないODは肉体労働に近い、人が敬遠するような職を探すことになります」
150 :
考える名無しさん :2006/11/29(水) 14:28:13
バぁーか♂♀おまえら。そんなこと考えてないでセクースシロォ。 きもちいいぞー。びちよびちよお○○こに生棒たたきこんでやれ。 ひぃーひぃー言うぞ。唾のませて、足の指なめさせろ。ついでに欠のアナも ぺろぺろなめさせろ。痙攣するぞ。
151 :
ミネルヴァの梟 :2006/11/29(水) 17:12:47
>>145 >工学倫理やビジネス倫理よりも、弁護士を補強するほうが数倍おいしい。
それはそうだろう。哲学出身者を企業ですぐ雇えというのではなく、まず大学の中で新しい分野を担当できるように力を付けるべきだろう。
現在、経営学者や工学者が片手間で「ビジネス倫理」や「工学倫理」をやっているが、哲学を基盤にしていればまた違うアプローチが可能だ。
152 :
考える名無しさん :2006/11/29(水) 19:42:16
日本は伝統的に文芸批評家がいろんな役割果たしてるからねえ。 戦後は表立って哲学者が余り活動しないね。
153 :
考える名無しさん :2006/11/29(水) 20:32:15
>>152 センター入試の国語の第一問(現代国語)なんか、昔は哲学者の文章が出題されたものだが、最近はないねえ(涙)。
>>144 哲学の講座をいじらないで自分でセカンドスクールに行けばいいんじゃないの。
欧米でどうのと言っているが、フランスみたいにエリート育成システムが
確固としてあるところでは哲学を専攻しよう数学を専攻しようが
どう転んでも大体エリートになれる。
日本の人文系の場合は院に行くと梯子外しされて後は活きるも死ぬも自己責任。
哲学を専攻した人の行き先を増やす有力な候補は高校での哲学教師。
中高一貫高とかで採用されている現国の論理エンジンとか言うやつに
便乗して哲学をすべり込ませたらいいんだよ。
そうすればODたちも高校教師になれる。
中高一貫高ならそれなりに賢いやつもいるから教え甲斐もあるだろ。
>>148 小学生に哲学を教えるの無理な話。
あまり早く教えると永井均みたいな独りよがりな世界に行くだけだね。
155 :
考える名無しさん :2006/11/29(水) 22:36:18
ポス毒自体の話ではありませんが、聞きたいことがあります。 専任がなくて非常勤だけの人って、給料に満足、納得してやってるんですか? 仮に7,8こま教えても200万程度ですよね??? 専任が雑用も含めてそれくらいの労働で、この5〜7倍貰えるのに。
>>154 小学生はともかく、フランスでは中高と教えている訳だよね?
157 :
考える名無しさん :2006/11/30(木) 03:34:30
>>30 >はっきりいって,進路選択ミスが悔やまれる。 俺を含めて。
芸術の分野では、それで食べていける人は僅かだと最初から知られている。
しかし哲学だってそういえばそうだろう。
自分の意思で、好きな道を選んでしまったのだから、仕方がないといえば仕方がない。
先進国はどこも哲学ODは多いが、哲学志願者は後を絶たない。
哲学をやるって、そういうものだろう。
158 :
ミネルヴァの梟 :2006/11/30(木) 07:03:47
>>154 中高一貫校の話はその通りだと思う。今の高校の倫理のような知識の羅列ではなく、もっと「思考の訓練」が必要だ。
フランスのリセや、オーストリアのギムナジウムの「哲学」教科書は邦訳があるが、よく出来ている。
日本には野矢茂樹の『論理トレーニング』もあるし、こうした論理的訓練を含む「哲学」を高校を含めて科目化したいものだ。
OD問題の背景には、哲学が西洋哲学史の文献研究に偏りすぎて、本来なら持ちうるパワーを失ったこともある。
159 :
ミネルヴァの梟 :2006/11/30(木) 07:17:33
連投失礼。以前、アメリカの大学の哲学で司法関係の資格が取れるのを売り物にしていると聞いて、怪訝に思ったが、クリティカルシンキングのようなものが、哲学と法学を繋いでいるわけだ。 現代では、統計リテラシーのような知識も必要だし、複雑化した社会に対応するための「基本知」としての哲学の必要性は失われていない。論理トレーニング、統計リテラシー、倫理の基礎概念(功利主義や正義論、生命論)などを含む「高校からの哲学」を構想すべきだ。 それは、「現代国語」にも関わる科目で、今問題になっている「日本語力の衰え」対策にもなる。こういう前向きの議論をひっさげて、哲学者も社会に打って出ようではないか。
160 :
ミネルヴァの梟 :2006/11/30(木) 07:20:53
上記159、 「アメリカの大学の哲学」→「アメリカの大学の哲学科」に訂正
161 :
考える名無しさん :2006/11/30(木) 09:39:32
そうそう。清貧なOD生活など唾棄して都市的な哲学者を目指しましょうよ。 安倍政権は明らかにヤバイんだけど、彼らが教育政策を 掲げているのは利用できるね。なにしろ改革イメージ先行で、具体的な 政策なんて持ってないんだから。とにかく何か「改革」したふりをする必要があるから、 教育バウチャーなんて彼らの路線とは丸で違う毛色のものにまで飛びついてくる。 現代国語の問題は高校の現場でも認識されているから、ここでフランスのリセの ような哲学教育を現代国語の「改革案」として提示すれば、乗ってくる可能性が高いよ。
ODなんて新でもいいと思ってるから教授さまは何もしませんよ。
163 :
考える名無しさん :2006/11/30(木) 11:15:30
>>155 給料が高いのがいいんなら、
他のビジネスをやった方がいいんじゃね?
164 :
考える名無しさん :2006/11/30(木) 13:00:16
>>159 中等教育は、哲学研究者の失業対策事業ではない。
おまいらに何が教えられるのか、自分で考えてみろよ。
自分が言っていることの阿呆臭さが分かんね?
クリシンとか論トレとかって、市場広げるにしても分析系じゃないとだめだな。
166 :
ミネルヴァの梟 :2006/11/30(木) 17:19:22
>>164 >中等教育は、哲学研究者の失業対策事業ではない。
世界史未習問題もそうだが、中等教育の現行カリキュラムが最善なわけではない。
哲学出身者にポストをよこせというケチな主張をしているのではない。深い意味の「言語能力の涵養」こそ教育の基軸に置かれるべきものだ。
分析=総合、帰納、統計的処理などを含む包括的な言語能力は、間違いなく時代がもっとも必要としているものだ。
教育プログラムの再構築に哲学は大きな寄与ができるはずなのに、我々が応え切れていないのが問題なのだ。
教育カリキュラムにあれが足らんこれが欠けとるとか言いよるけどなー、 結局皆足らんのじゃわー。国語じゃったら 今は文学作品の鑑賞に偏重しとるけに米国流のディベート力をつけるために論理的な文章を書かす教育をすべきじゃ とも言えるし 今こそ廃れる情緒を養うためにも名文を読む教育が必要なんじゃ、食育もええけど「文育」が大事なんじゃ とも言えるわけでなー。で現実には政治力が強い教科が妥協しもって勝つと。 学問を金になる「実学」と金にならん「虚学」に分けたら哲学は虚学の貴公子じゃ。 学問を目に見える「実物学」と目に見えん「思弁学」に分けたら哲学は思弁学の彦様じゃ。 実業界の理解と支援がないけに不利じゃろう。 問題はどうやって哲学に世俗的な力をつけて意見を通すかじゃの。 ごりごり肘を押して人を押しのけるタイプは哲学しよらんけにな。
168 :
考える名無しさん :2006/11/30(木) 21:41:13
>>166 それは正論だと思うが、ODがいくら正論を叫んでも効果ないし、教授様は自分のことしか考えないので、結局どうにもなら気がする。
それにその種の教育は分析系やってる人じゃないと出来ないのだが、哲学教授様のうち分析系は圧倒多数ではない。
アメリカだとそんなことないけど、 日本の分析系って芸術一般に嫌悪抱くコテコテの理系タイプが多いから、 伝統的な国語教育との架橋には向かないと思う。
170 :
考える名無しさん :2006/11/30(木) 23:58:37
なんちゅう単純なイメージだ クラシックも聴くし 美術館めぐりもするし 少女マンガも読みまんがな!
>>170 俺は分析系だからなんとなく同業界の
雰囲気が分かるけど、
やっぱり総じて理系っぽい人が多いと思うよ。
あまり本も読んでなさそうな。
どっちかっつうと、教養はあるが身になってないやつの方が多くね? 情報通なのに世間知らずとか…
173 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/01(金) 06:35:46
>その種の教育は分析系やってる人じゃないと出来ない・・・ 広義の「論理トレーニング」は、素材は十分に多様であるべきだ。分析哲学の専門家にしか出来ないといったものではない。 論理だけではなく、歴史、文学、芸術を含む広い教養が必要だ。ディヴィドソン、大森正蔵、黒田亘といった人々は、文学の素養のとても豊かな人々だった。 また逆に、日本の多くの哲学研究者にもっと理科系の基本知識が必要なことも事実。「論理トレーニング」のプログラムを教える課程で新たに学び直すのがよいのでは。 また、分析哲学と伝統的哲学を対立的に考えない方がよい。むしろ現在の分析哲学は議論が細かすぎて、外部に対する影響力は低下しているのではないか。
174 :
考える名無しさん :2006/12/01(金) 06:43:59
個人的にも鑑賞中心の現国が好きではない。 どうも内面に手を入れられて感情の同調を強要されてるみたいでね。 テストでもわざと変な答を書いて出したね。 何字以内て指定があったらその3倍ぐらい字数に水増しして書いたりとか。 哲学や古典論理だったら真面目にやったろうな。。。
なかなかいい意見が出ているが、これを権力を持つ人間に伝えて、彼らを動かすにはどうしたらいいか。 それが問題だ。
院生は大学教員以外の職業につきたがらない 企業は哲学の院生なんか採用したがらない で肝心の大学にはポストなんかない 完全なデフレスパイラルだね 意識、制度の両面から改革しない限り何の未来もないよ
177 :
考える名無しさん :2006/12/01(金) 13:30:58
でODにポストにつけないのが惜しいと思えるくらいの天才的な哲学者っているの?
178 :
考える名無しさん :2006/12/01(金) 15:11:40
まあいない 問題は現役の専任教官にこいつはポストに付けておかないと!というほど 優秀な人間もそうはいないということで、誰でも良いレベルなら俺でもいいじゃん? という割とマイナス思考の足の引っ張り合いが続いている状況
179 :
考える名無しさん :2006/12/01(金) 15:33:17
180 :
考える名無しさん :2006/12/01(金) 17:56:26
実際少なからぬ私大では授業の総コマ数の8割くらい非常勤がやってるわけで それで大学運営がなんら問題ないことは確か この際常勤は2割残して全員クビ 残りを非常勤にしてコマ単価を上げてくれってのはラディカルで良くない?
>>180 あるいは専任の給与を厳格な業績評価実に基づいて減額し、その分、専任を増やすほうがいいだろう。
どっちにしても問題は、既得権をもつ専任がそんなことはしたがらないことだ。
大多数の専任にとって、給料が減って若い人のポストが増え、その分「雑用」が減って研究時間が取れることよりも、
今までどおりチンタラやって給料がたくさんもらえるほうがいいからね。若い人は別に死んで自己責任。
そうだろ、団塊世代の悪魔度ども。
>>177 >>178 K村H香氏なんかそうじゃないの?
業績評価や好き嫌いは分かれるかもしれないが、
この板に専用スレが立つクラスの哲学者って、専任でもそうはいないよ。
184 :
考える名無しさん :2006/12/02(土) 10:48:04
樫村さんの場合は多分アカポスに求職活動してない まあ不出来な嫁はインチキ原稿でもいいから稼いで旦那を養えというのが おおかたの希望である
185 :
考える名無しさん :2006/12/02(土) 10:59:17
西田や廣松みたいに業績残して東大京大に呼ばれるように頑張れ
なんで大学に拘るのかな。高校の先生のほうが楽しそうなのに。 今の大学はほんとうにつまらないし息苦しい。外部予算取れせきたてられて キャッチフレーズ作って宣伝活動。目立つために新書を書いて 売文行為。中小企業以下の個人商店⇒大学の先生。
食にありつけずにブラブラしてるODが大勢居るなんて都市伝説w そんな奴、周りで見たこと無いしw 怪しげな廃人なら時々見るけど。
188 :
考える名無しさん :2006/12/02(土) 11:36:28
職にありつけずぶらぶらしているODなんて、 俺の周りにはいっぱいいるぞ。 俺自身もそうだぞ。 都市伝説じゃねえだろ。w
>>186 あほか?それでも年収100万よりははるかに恵まれているということだ。
190 :
考える名無しさん :2006/12/02(土) 12:10:49
年収100万円って、どういう香具師だ? どうやって生活してるんだ?
高校の先生になるのには資格が要るし、採用には競争も厳しい。 オーバードクターが簡単に鞍替えできる職じゃないよ。
まず他分野にまでインパクトを波及させるくらいの論文を書きなさい
193 :
考える名無しさん :2006/12/02(土) 13:56:00
>>190 いや我ながら不思議だがどうにかこうにか生きて居るんだ
じつに不思議だ
「働いたら負けだと思ってる。」
>>191 それは高校大学を問わず学校の先生と称するもの全ての
人口分布が完全に逆ピラミッドであることによる。
新卒一括採用という慣習を続けているかぎり
このイビツさは温存される。
高校の現国の哲学化という案はODに多少の恩恵があるんだが、
それが主目的じゃない。
今の現国の内容に問題があって、それがちょうど哲学的な内容が
欠落しているのは事実認識がまずある。それに対処するのが目的で、
状況的に厳しさを増しているODの行き先の確保はあくまでスピンオフ。
結果として哲学科の地位向上になるはずだが、爺さんたちは所詮何もしないだろう。
196 :
考える名無しさん :2006/12/02(土) 19:42:14
>>191 >新卒一括採用という慣習を続けているかぎり
だが、大学人事を見ていると教授の大学間移籍も結構ある。
全体としてみると、途中採用と新卒採用が半々ではないか。
197 :
考える名無しさん :2006/12/02(土) 19:43:28
>>196 横移動はゼロサムだから業界全体としての人口分布は変わらない。
もっとも統計を見てないのであくまで推測なんだけどね。
>>195 は日本語がおかしかったな。オン書きなんで。
訂正:「今の現国の内容に問題があって、ちょうど哲学的な内容が
欠落しているという事実認識がまずある。」
199 :
考える名無しさん :2006/12/02(土) 20:21:23
>>198 >横移動はゼロサムだから業界全体としての人口分布は変わらない。
移籍した教授のポストが空いた後、そこに専任講師クラスを採用すればどうなんだろう。
また、もし逆ピラミッドだとすれば、その世代の教授たちが定年で辞めた後は、全体が若がえることにならないか?
>>199 団塊が抜けてくときに玉突き的に人が動くはずなんだが、
専任講師のポストもあまりないような。助教授からか?
だとすると採用されるのは団塊ジュニアあたりのODたちですかねえ。。
そうするとまた寡占状態かな。。統計を持ってる人に聞きたいけど。
なんだか、切なくなるスレだなー、おぃっ
俺の大学に非常勤で来てた東大出身のOD?の人は著書は出ているんだけど、思想関係の本 ではなく資格関係の問題集を書いていた。 能力のある人間はODでもなんとか食い扶持を確保していけるんだろうねと思った修士の俺。
203 :
考える名無しさん :2006/12/02(土) 22:29:49
>>202 >能力のある人間はODでもなんとか食い扶持を確保していけるんだろうね
以前は予備校で結構いい収入になった。が、少子化で教育産業は縮小。
やはり「食い扶持」の新しい分野を開拓しなくてはいけない。
が、それに加えて、哲学のOD同士に教授も加わって励まし合う雰囲気がほしい。
「餓死するODは自己責任」ってことで、教授は無関心だからな… どういう面で倫理学の講義してることやら。
フレーゲ先生の生涯年収を教えて下さい><
>>203 >以前は予備校で結構いい収入になった。
これ、かなりあるね。90年代前半ぐらいまでの非常勤たちは、
必要なら大手予備校で教えて月4、50万ぐらいは簡単に稼げたから、
ODなんて言っても気楽な稼業だった。
株でもやったら
208 :
考える名無しさん :2006/12/02(土) 23:24:49
あれだ・・・レンズ磨き・・・w
エンゲルスみたいな友達つかまえるとか…
210 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 00:52:35
団塊の世代が院生だった頃は、妻が働いて夫の生活を支え、夫はひたすら研究一筋という院生夫婦が結構いたよ。 なぜ、今の院生はそういう妻を持てないのだろうか?
212 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 01:03:57
213 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 01:06:21
>>210 その暁にはアカポスをゲットして妻の苦労に報いるのが人の道というものです。
214 :
211 :2006/12/03(日) 01:11:11
>>212 すまん、ヨーロッパでPh.Dとって、全国学会誌に査読8本あるけど、段階のせいでポストなくて年収120万だから。
215 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 01:18:51
>>214 名案を教えましょう。男性の哲学ODは「負け犬キャリアウーマン」と結婚すりゃいい。
彼女たちは30代後半になって、金はあるが、結婚相手がいない。そして、とにかく結婚したい。
だから、彼女たちと結婚して「専業主夫」になれば、研究できるぞ。
そして本当の業績作って、教授として大学の公募を堂々通過!
昔はまだ文学青年、哲学青年のハッタリにうっとりする女がいたってことじゃないか。
217 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 07:32:58
>>216 ふーむ、そうかもしれん。「学者の卵」が輝いて見えた時代か。
218 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 10:36:51
>>214 それだけ書いていて、まったく注目されないんなら、
きっと才能ないんだよ。転職したら?w
218は査読論文の意味が分かってないようだが…
220 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 10:57:53
>>219 査読には通るレベルだけどプラスアルファないってことだろ。
箸にも棒にも掛からぬわけではなく、中途半端に才能がある。
一番不幸なケースだ。
221 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 11:27:02
才能や論文の質が評価されて垢ポスにつながる土壌なんて日本の学会にはないよ。 すべて欧米のコピーだから、研究者は日本人の論文なんていちいち読まないからね。 せいぜい学会誌の査読者が応募論文読むくらいだよ。 だから評価基準があるとしたら、せいぜい査読論文数だが、 そもそも垢ポスの純粋公募なんてほとんどやってないから、垢ポスゲットににはそれもたいして関係ないよ。
222 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 11:37:40
言い訳にしか聞こえないのだが、気のせいかなw
>>214 氏は業績的には文句なしのように思えますね。
専任の職がないのは、年齢が高齢か、
実は就職先に高望みしているか(首都圏限定とか)、
そういう理由があるんじゃないんですか?
研究者としての能力についてはよくわからんが、 まじめに高校で勉強してきた人になら丁寧に読めば誰でもわかる 新書とか教科書(それが無理ならウェブサイト)を書いて 教育する能力を示すとかってのは重要じゃないの?
>>223 っつうか狭い世界だし誰だか特定できそうじゃない?
214の書き込みがホントだとすればの話だが。
>>225 特定まではできないですよ。哲学の分野も境界領域も
含めればかなり広いものだし、また、
海外でPhDという人は、今はそれほど少なくないですからね。
査読論文が何本といった情報は、普通は第三者には
正確な数は分からないですし。
227 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 13:06:22
たしかに、一応査読があることになっている日本の学会誌なんかは、
その「査読」がまったく当てにならないものであることはよく知られているし、
学会誌の論文を丁寧に読んでそこから新しい話題を見つけ議論が盛り上がる
というような環境ではないことも事実だ。
しかし、もし
>>214 の内容に嘘がないなら外国語で論文を書くぐらいはできる
だろうし、画期的な内容の論文を書いて定評ある専門誌に載せれば、
注目されないことはないはず、ってことですよ。
228 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 13:09:06
それができないのなら、「同じぐらい無能な香具師でも、 大学教授になれているのもいるのに、 運が悪く低お気の毒ですねw」ってだけの話。
>>228 それは明らかに違う。
それなりの業績の人は一応は非常勤はあるのに食えないのは、非常勤の待遇が悪すぎるからだ。
高校生は社会勉強してから書き込めよ。
230 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 13:24:50
死にたい
>>230 社会が悪いのだから、お前が死ぬ必要はない。
232 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 13:30:36
>>229 大学って非常勤に依存しているわりには
非常勤の待遇が最悪なんだよな。
これは哲学に限ったことではないが。
233 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 13:32:06
>>229 「それは明らかに違う」という書き出しにもかかわらず、
内容が全然
>>228 への反論になってないね。
それから、非常勤の待遇はそんなに悪くないよ?
234 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 13:32:17
>>232 一般社会の派遣労働、非正規雇用の問題と同じです。
235 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 13:33:43
>>233 時給がコンビニのアルバイトより高いから、非常勤の待遇は悪くないというわけか?
高校生は書き込みやめろっていってんだろ。
236 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 13:33:43
どちらかといえば、特別優れているわけでもない専任教員の待遇が良すぎるだけ。
237 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 13:37:29
>>233 228は「214のような例は単に運の問題であるあから、制度上改めるべき点はない」と言っているのだろう。
そうすると、非常勤の待遇という制度上の問題を指摘することは、明らかに反論になっている。
組合つくってストやれば
239 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 15:57:22
受験産業で稼げた時代は非常勤と常勤の収入差が低かったのが、 受験産業のほうが専門化・プロ化してバイトではできなくなったんじゃないかと。 その時代の制度のままで来てるのが問題。
240 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 16:02:42
古参の先生にいま非常勤っていくら貰ってるの?と聞かれたので額を教えたら 20年前と大差ない額だねと言われた ちなみに古参の予備校の先生も最近の塾講師の時給についておなじことを言っていた デフレ傾向が続いていることは確かじゃないかしら
学歴が今後の人生を保障することはない
242 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 18:56:30
ODが増えてくると、大学院制度自体が変質する。東大、京大などは優秀な学部卒が大学院へ進学するが、それ以外の大学院では、優秀な学部卒は外に出てしまう傾向が生じている。 その結果、大学院が寂れ、空洞化してゆく。
243 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 21:02:25
学者には、世間に疎く、また欲の少ない(それはそれでいいのだが)連中が多いので、 非常勤やってて自分が搾取されてるという感覚がないやつが結構いるんじゃないかな。 専任と比べて同じ労力に対し5分の1程度の賃金にか払われてないのに、それで自己満足してるやつがいる。 普通のサラリーマンよりはるかに貧しい生活しかできないのに、もうあほかと。
244 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 22:15:42
>>242 東大、京大の院に入りやすくなって学歴ロンダ組や腐女子院生(既婚だったり)が
増えているほうが問題だと思うが。
他の大学の院は必要ない。
245 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 22:19:59
>他の大学の院は必要ない。 そうもいくまい。まぁ、東大や京大の院が昔よりやさしくなったことは事実だが。
246 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 22:31:26
とはいえ実際そのクラスの大学院じゃないとアカポスはしんどかろうに 偏差値50程度の私大で文系で博士まで作ってる大学はどうかと思う
247 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 22:51:35
>偏差値50程度の私大で文系で博士まで作ってる大学はどうかと思う でも、おたくは偏差値低いから大学院は廃止しなさいとはいえない。
248 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 23:19:42
文系でも修士までは普通に新卒扱いしてくれるところも増えたけど もっと平等化するよう国レベルでの指導が必要だろうな
もう日本あきらめたわ…
>>248 つうてもねぇ。
年齢が高い割りに、それにみあった社会経験もスキルもなく、
理屈ぽくて協調性に欠けるのに気位だけは高い(と思われる)
人間を積極的に雇用したいなんて組織はまずないからなぁ。
251 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 23:42:36
>>243 だったら、やめりゃいいじゃん。
「俺は搾取されている」と思いながら、
それを続けるのが趣味なの?w
>>251 はいはい高校生は武田政治でも読んでなさい。
253 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 23:50:10
万国の非常勤さん、団結せよ 高校生はオナヌーして寝ろ
254 :
考える名無しさん :2006/12/03(日) 23:52:07
大学の哲学の教師なんて、専任・非常勤を問わず、 社会にたいして必要ないんだから、「やりたければやったら、 嫌ならやめたら」で充分なんじゃね。
255 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 00:02:09
つうか、ここでグダグダ言っている奴らが非常勤で哲学とか教えているんだとすると、 そいつらよっぽど自分がやっている授業に自信があるんだろうか? すげえ不思議。「こんなんで金もらっていいのか? 詐欺じゃね」とか 思ったりはしないの?
256 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/04(月) 00:17:14
>>246 >とはいえ実際そのクラスの大学院じゃないとアカポスはしんどかろうに
7割は正しいが、3割は違うと思う。全体としてみれば、東大、京大出身者は優秀だ。
だが、哲学は偏差値よりも"適性"こそがもっとも大切だ。具体的に人を見ても、そう思う。
日哲の論文採用率を見ても、東大、京大が高いわけじゃない。
偏差値ではなく、本当に"哲学向き"の人間が研究者になれるようなシステムこそ求められる。
257 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 00:24:05
哲学の研究って、大学で専任のポストが得られなければ続けられないものか?
258 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 00:27:29
>>257 実家が金持ちかどうかで違うが、自分で稼がなければならないとすれば、それはある程度いえる。
259 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 00:29:46
そもそも論として自分で稼がなければならない人が研究者めざしちゃダメだよ・・・。
260 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 00:32:12
>>255 たまにねw
ただ教わる立場一方だったときは分からなかったけど
教える方はホントに毎回細かく反省して講義内容を組み直して
学生の反応を気にしてるものよ
柄谷風に言うと教える立場の方が弱いという奴
ついでにいうと非常勤は人気がなくなったらコマそのものが
じつにあっさり消滅するのでその分シビアに考えていると
思ってください
まあ内容の向上に結びついているかは学生に聴くしかないけど
それも出来れば10年後とか20年後も追跡調査も込みでw
261 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 00:34:12
>>258 そうでもないと思うんだが。
嫁がいて子供もいてとかになると、そうかもしれないが、
自分ひとりの食い扶ちを稼ぐ程度なら、
今の日本ではそんなに困難ではないし。
262 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 00:35:20
あほらし・・
263 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 00:41:20
大学講師がここに書き込みしてるとすれば、 それらしきレベルの哲学的書き込みがこの板には 見当たらないことを、どう説明するんだろw
264 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 00:44:21
>>263 見えるものにしか見えない価値があるということだよ。
265 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 00:57:42
>>261 まあ、結局そこに落ち着くな。ディオゲネスだよな。
ホームレスでも哲学はできる。「ODは搾取されてる」なんて甘え、甘え。
266 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 01:08:28
俺も33のいまはそう思える しかし50,60になっておなじことが言える自信はない
267 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 01:11:02
だいじょうぶ。50,60まで樽のディオゲネスやるのは特別の才能の持ち主。 普通は途中でやめちゃって転職するよ。
若い時は非常勤でフリーター同然の生活でもいいけど、 老後は年金も出ないし、そんなだと、かなりの高確度で 悲惨な末路しか待ってない気がするけど。
269 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 01:12:20
なるほどw そういえばあるフィールドワーカーがホームレスになるのは特別の才能 普通その前に働いちゃうって言ってたなw
270 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 02:04:13
>>210 30代後半までヒモ生活って先生いたな。
やっぱ池面じゃないとむりなのか。
272 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 09:50:03
>>250 >つうてもねぇ。・・・理屈ぽくて協調性に欠けるのに気位だけは高い
考える喜び、表現する喜びには、何物も替えがたい。俺は、たとえ専任になれなくても、自分の選択が間違っていたとは思わない。
哲学やめて会社の営業マンなんかに転職する気は絶対ないね。
273 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 10:03:45
ふつう、そうだろ。だから、転職するのはどうしようもなくなって 嫌々転職する場合だけ。 そりゃ、企業の方もそんな香具師は雇いたくないわな。w
>若い時は非常勤でフリーター同然の生活でもいいけど、 今は需給バランスが崩れてて、非常勤にさえなれないケースが多いんじゃないの? 少子化やカリキュラム改革で哲学関連のコマは減らされてるのに、 重点化で院生数だけは激増しているし。 それに昔は博士に在籍しながら非常勤なんて当たり前だったけど、 今は学籍ある人間はダメってケースが非常に多い。 博士課程終了するころには、大半の連中は30歳余裕で超えちゃうから 今後はその時点で非常勤の教歴さえないっていうケースが激増するはず。
275 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 10:27:26
>>274 >博士課程終了するころには、大半の連中は30歳余裕で超えちゃうから
> 今後はその時点で非常勤の教歴さえないっていうケースが激増するはず。
で、非常勤の採用条件を見ると「大学で非常勤の経験があること」などと書いてある。
276 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 10:30:49
書いてあっても無視して応募すればいいよ。
>>で、非常勤の採用条件を見ると「大学で非常勤の経験があること」などと書いてある。 公募で出ているやつは大概そうだね。 TAやRAを非常勤とみなすかどうかは微妙そうだが。 教歴なしで非常勤になるためには、指導教官の口利き当てにするしかないし、 その程度のツテもないやつが、いくら公募出したってかすりもしないよ。
279 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 11:02:32
非常勤も公募するようになっただけでも、 いくぶんか閉鎖性が改善されてきた兆候なんだが。
>哲学やめて会社の営業マンなんかに転職する気は絶対ないね。 会社だってそういう人間は絶対採らないから心配しなくていいよw。 にしても、30過ぎても非常勤の口さえないし、 かといって年齢相応の社会経験も職業上のスキルもない。 強いて言えばとりえは「語学が出来る」ことだけど、 専門の文献は読めても日常のコミュニケーションができないから、 仕事には何の役にも立たない。 いまどき哲学やるのって、親にパラサイトするか、ワーキングプアになるか、引きこもりになるか 以外の選択があるんだろうか。
>>で、非常勤の採用条件を見ると「大学で非常勤の経験があること」などと書いてある。 非常勤講師のパラドックスだなw
282 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 14:59:48
>>280 >いまどき哲学やるのって、・・・以外の選択があるんだろうか。
必ずしもそういう問題ではない。若くても専任に決まる人もいる。ある程度は実力を反映しているが、偶然の要素も大きい。
専任になれるとなれないで人生全体の在り方が違いすぎるのに、それが運次第だからやり切れない。
司法試験のように点数で落とされたなら、どんな倍率が高くても納得する。そういう問題なのだ。
283 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 15:26:31
生活保護を受けるには住所が必要だからホームレスは申請できないという ホームレスのパラドクスとまさにシンクロしてるなw
284 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 16:44:39
これから哲学者目指す人は貧乏覚悟で
285 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 16:51:22
当事者じゃないからわからないけど 公募になると使い捨て的ナ感じにならないですか? コネなんかだと、だれだれの紹介だから邪険にできないうんぬんかんぬン
>司法試験のように点数で落とされたなら、どんな倍率が高くても納得する。そういう問題なのだ。 それだったら、司法試験みたく能力を客観的に評価してもらえる業種を選べばいいだけの話。 何もやりきれない思いをして哲学にしがみつく必要など全くないと思うが。 そもそも激増するODの働き口をどうやって開拓していくかがこのスレの主旨のはず。 大学の専任になること以外の選択肢がないっていうならいくら議論しても無駄。
287 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 18:06:12
哲学の研究そのもので自分が求めていたものに到達し、 満足できればそれが一番いいんだが、 たいがいの香具師はどこにも辿り着かないから、 大学のポストとかそういう余禄で自分を慰めるしかない。 そのポストもないということになると、 もう泣きっ面に蜂というか・・・。
>>282 >司法試験のように点数で落とされたなら、どんな倍率が高くても納得する。そういう問題なのだ。
こんな奴は哲学や文学、芸術関係に進んじゃ駄目だろ。
>>285 逆じゃない?
公平な選考で選ばれた教員に対しては、周囲も邪険に扱えないだろう。
逆にコネ就職の方が、後ろ盾を失った場合に冷や飯を食わされたり
最悪失脚という事態も考えられる。
東大のある先生が急死した時に、超強力コネであればあるほど 後ろ盾を失った時の立場も弱いと思ったよ。コネもいいことばかりじゃない。 非哲学の話ね、念のため。
他人の在職中の急死にワクテカなのは、俺だけじゃないようだなw
指導教授を選ぶときには、年齢と健康状態も大事な要素だってことだね 自分が出る頃にはいくつになってるとか、あとどれくらい生きられそうとか。
293 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 21:10:16
「オーバードクターにおける就職の非決定性」
>>294 ほとんどの連中は今後も非決定のままだろうね。
とにかくこの問題は、「大学の専任教員」以外の職業を
オルタナティヴとして提示できない限り、絶対に解決しない。
296 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 21:24:37
>>295 実際上はそうだが、理論上は、現専任の厳格な業績評価に基づく賃金カットおよび解雇、それに伴う非常勤の待遇改善と新たな専任雇用によって、かなり状況を改善できる。
日本人の倫理的・知的劣等性がそれを阻害してるだけ。
>>296 >理論上は
あくまで「理論上は」ね。
まず有能無能問わず、今の専任が既得権手放すわけないから自浄作用は期待できない。
厳格な業績評価を行おうとすれば外部評価を委託するしかないが、現場は激しく反発するだろうし、
外部評価者の人選も難しいし、どんな結果が出ても必ずその公平性が疑われる。
障害が多すぎるから業績評価に基づく教員の大幅入れ替えはまず100%ムリだよ。
大学にしがみつかず、他で仕事を探す努力をしないとダメ。
哲学のシンクタンクを起業するとか、街に哲学相談所を開設するとか。
新しいビジネスモデルを何か考えないと。
非正規雇用(派遣、フリーター etc.)のみなさんでストライキ(ゼネスト)をしませんか? フリーターや派遣労働者の存在がなくてはもはやこの国は成り立たないことは、明らかです。 それにつけこんで、派遣社員という名前で人身売買を行い、自分は働かずに、上前をはねる人買い企業。 フリーターに年金不払いの汚名をなすりつけ、天引きを画策する政府。 こんな不平等なやり方をやめさせるため、 非正規雇用者みんなでストライキ(ゼネスト)をやりませんか? このような提案はネットやブログでよくみるのですが、実現しませんね。 「毎月22日は非正規雇用者ストライキの日」に決めましょう。 ・22日はできるだけ働かないようにしましょう。 ・「22日に何かが起こっている」ことが重要です。 ・正社員、主婦(家事ストライキ)、ニート、学生の応援参加大歓迎。 ・ストライキであることを宣言する必要はありません。 ・淡々と有志が毎月22日に休みを集約しましょう。 ・どこの団体にも所属する必要はありません。 アリの一穴から不平等を是正することは、可能です。 ストライキの実行によってあなたの立場が不利にならないために.... ・休暇を取れる人はできるだけ22日に。理由は私事でもなんでも、休暇をとればいいと思います。 ・毎日勤務ではない人は、22日はローテーションからさりげなく外してもらいましょう。 ・休めない人は22日は手抜きをしましょう。遅刻、早退、無気力労働。なんでも、できることから。 ・毎月実行できないひとも、できるときだけ。
299 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 21:56:13
>>298 哲学でそれやったらたぶん今の非常勤の顔ぶれが入れ替わるだけだろうな。ごそっと。
300 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 22:16:37
学位あり、非常勤歴あり、査読論文4,紀要等多数、単訳1、共訳5。 D論も編集者さんが「そのうち出しましょう」って言ってくれてる。 でも国家公務員再チャレンジ雇用に応募するつもりです。
単なる現実逃避なのか、 白昼夢を見る病いなのかは分からないけれど。。 こういうスレを見てると、 悲しいというか、虚しいというか、 とにかく、暗い気持ちになりますね。。
302 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 22:38:25
>>300 >D論も編集者さんが「そのうち出しましょう」って
あの、それって、「うちでは出せません」の意味では…
>>300 惜しいね。そこまで頑張って。
専任のみなさん、若い人を見殺しにして、嬉しいですか?
304 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 22:41:30
僕はボエティウスの『哲学の慰め』をたまに読み返します。 彼の無念さに比べれば、自分はまだ恵まれている・・・。
305 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 22:42:10
何かの間違いで専任のポストが見つかっても、見つからなくても、 一生ろくな仕事ができそうもない哀れな香具師らのスレだな。 おまいらの真の悲喜劇は、ポストの問題じゃなくそっちの方だろ。
>>304 恨みのある専任の名前をここに書いてくれ。
307 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 22:49:36
自分を恨め、阿呆。w
308 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 22:52:07
>>304 あれってどんな内容だっけ?3行で要約たのむ。
309 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 22:54:19
>>305 まあそう言わずにおまえもこっちに来ていっしょに語れ。
311 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 22:59:59
俺も選任のポストが見つからなかった口だが、 どう考えても自分の責任としか思えないので、 どうもおまいらとは話があわんなあ。 正直に言えば、おまいらも今の自分の境遇は 結局は自分のせいだな、とか思ってないのか?
312 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 23:02:12
>>310 釣り? 本当にお前って、阿呆なんだな。w
・・・・・・本音に決まってるだろが。
313 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 23:03:56
例えば300くらいの業績があれば、ポストがないのは自己責任ではないね。 300より全然業績駄目な(しかもキャリアだけは長い)専任はたくさんいるからね。 そういう連中は殺人者だと思うよ。
314 :
313 :2006/12/04(月) 23:05:37
言っておくが俺は300じゃないよ。
315 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 23:07:56
しかし結局、大学の専任以外の職業は何も考えられないのか。 ODの数に対してポストが絶対的に足りない現実はどうもならんのだから、 他の職種開拓しない限りOD問題は絶対解決しないんだが。
317 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 23:21:19
俺は本心から不思議なんだが、 おまいら自分がすばらしい研究をしてきたって本心から思ってるの? そうだとすれば、大学の教授になろうがなるまいがどうでもいいんじゃね? そうでないなら、おまいらの今の立場は分相応ってところだろ。 何かの間違いで能力以上のポストについた香具師がいたとしても、 そんな奴がそんなに羨ましいのか? ホント、不思議だ。w
318 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 23:24:54
>>316 現実的に可能性が高いのは、受験産業関係とかだろうな。
創意工夫とファイトがあれば、企業なんてのもあるか。
319 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 23:32:04
>>311 自分のせい誰かのせいというのもあるが"運"も大きいだろうな。
それはお前さんに関してもそうであるはずだが。
>>318 受験も大学と同じで若者対象の構造不況産業。
若者が多いピラミッド型の人口曲線を描いている社会であれば
おいしいが、日本はもうそんな段階何十年も前に終わってしまったから、
将来性はゼロだよ。
それに哲学のODを雇用したいなんて物好きな企業もまずない。
やはりここは、哲学を生かした老人向けの
新しいビジネスモデルを構築しないといけないのでは?
321 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 23:38:08
>>319 宝くじが当たらなかったとか、そういうのはあるが、
大事なこと=俺がいまのところろくな仕事をしていないこと
に関しては、運とかの問題じゃないと思うんだが。
322 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 23:38:10
いかさまで食っていくのもひとつの才能なんだよ。 持ち合わせていないやつはあきらめたまえ。
ははー、かしこまりました
324 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 01:36:56
この際スクール哲学者でも全校に義務づけるか 逆に中学生相手にも哲学出来るように語れるよう哲学者も訓練するわけだ
325 :
300 :2006/12/05(火) 09:13:25
私は実は自分の研究そのものにある程度満足してしまったというのもあります。 この論文が書けたんだからそれで充分幸せだという感じです。 アカポスが無くても研究が出来ればまあそこそこの仕事で良いと思っています。 それよりも健康で長生き出来て家庭が充実していることの方がずっと大事です。
326 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 10:12:58
>>325 ソクラテス以来、「家庭の充実」と哲学は、あまり相性がよくないんだけれどね。
327 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 10:55:27
研究にある程度満足すると生活に重点を置きたくなる。 ふつーじゃんw
>>325 みながあなたのような心境でいられるなら何も問題ないんだけどね。
でも実際は、長年哲学を専門的に勉強していた人間が
アカポス獲得をあきらめる頃には、他のまっとうな職業につける
可能性がほとんどなくなってしまうんだよね。
当然、「健康で長生きできて家庭が充実」なんてのも絵空事。
それをどうするのかが問題なわけだが。
329 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 11:09:11
>>325 なんて贅沢なんだ。
みんなそのために資格とったり就活に励んでいるのに。
「健康で長生き出来て家庭が充実していることの方がずっと大事」
ならはじめからとっとと就職してりゃよかったろ。贅沢すぎる。
好きなことをやって生活するってことを舐めすぎ
330 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 11:13:15
D(がドゥルーズなら)論書いてんならスキゾらしくノマドらしく 生きてみろ、いまこそ研究成果を自分が生きるチャンス。
なんだ
>>300 はアカポスなくても生活に困ってない人なんだ...
それなら別に問題ないじゃない。
家庭を壊さない程度に好きなだけ研究してれば。
332 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 12:34:52
ある程度他分野にも知られるくらいの優秀な哲学者ならあれだけど 凡庸な哲学研究者がポストにありつけずウロウロしてても 世間は同情しないわな。
333 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 12:37:23
334 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 14:00:55
>>317 職に就けないのは自己責任という経営者の言い分を反復している時点で
>>317 は権力の犬に等しいのだよ。
自己責任という言い分は、その実、現状追認しているだけにすぎないからな。 もともと社会的に追うべき責任の範囲なんて激しく流動的なんだが。
哲学と産業 ある学問が産業に応用されるとはその分野で生産される知識が商品の製造に寄与することである。 例えば生物学による遺伝子の研究は効果のある薬剤の開発に寄与する。論理学の研究はコンピューターのシステムの設計に寄与する。 哲学とは自然科学の扱わない抽象的なもの、存在、認識、倫理、時間などを扱う学問である。 哲学で生産される知識は何の商品の製造に寄与するであろうか。 これが不明であるために哲学は産業との結びつきが弱く、大学でも金銭的に貧しい位置に置かれる。 哲学とファッション ファッションとは、衣服、化粧、髪型など容貌に対して費用を投じ、「美」に向かって競争する心理的構造をいう。 いわゆるエステは何のためにあるか?健康?否。他人より美しくなろうとするためである。 人は他人に抜きん出ようとするために金を使う。金を使うところには産業が生じる。 一方哲学にこのような競争はない。より世界を知ろうとするために本を買い議論しようとする競争は存在しない。 職を広げる一つの方法として哲学のファッション化(世間に哲学をすることがかっこいいという通念を作る)が考えうる。 哲学はかっこいいと思う人が増える→哲学書の売り上げが伸びる→哲学界の言論が盛んになる →世間で哲学が流行っているという雰囲気ができる→哲学はかっこいいと思う人が増える しかし世の人の嗜好に影響力を持っているメディア界の人間は哲学から縁の遠い種族である。 メディアは宣伝と引き換えに企業の資金によって運営されるため、企業に都合の悪いことは流さない。 メディアが哲学を喧伝するには企業が「哲学は売れる」と思わなければならない。 企業家は「経営の哲学」とは口にしても哲学自体とは縁がないため哲学を商売のネタにはしないであろう。 また哲学者も企業家にコネがある人は少ないであろう。ファッション化の実現の見込みは薄い。
337 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 14:48:11
>>336 哲学がファッションや商品として流通した事例というと、
80年代のニューアカブームと90年代の「ソフィーの世界」か。
どちらも長続きはしなかったけど、この2つが哲学が
ファッションや商品として流通する可能性を示したことは間違いない。
社会に哲学の意義を認知させ、就職先を増やすためにも
新しいファッションや商品を開発する努力は必要だね。
339 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 16:55:37
哲学者はジャーナリズムで活躍することを馬鹿にしちゃだめだよ
340 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/05(火) 16:58:49
>>339 まったく同感だ。ジャーナリズムで一目おかれる哲学者がいてほしい。
なんか、最近は社会学者ばかりモテているなぁ。なぜだろう。
昔の西田幾多郎とか三木清とかは、ジャーナリズムで活躍していたと 言えるのでしょうか。あとは一時期の梅原猛とか。 やはり「哲学者の見地から社会的発言をする」ことは、難しいのでしょうか。
京都学派は実践的でもあったがゆえに当時の政治や戦争にも 関与して大火傷したよな。
>最近は社会学者ばかりモテているなぁ。なぜだろう。 従来は哲学者の縄張りだった脳死とか環境問題とかを語れる社会学者が出てきたからでしょ。 逆に彼らの縄張りであるジェンダーとか教育問題を自分の専門を絡めて 語れる哲学者なんてほとんどいないから、メディアに軽視されるのは当たり前。
344 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 19:05:39
>>325 多くの研究者は同じ考えだと思う。
問題は、ろくに収入がなければ家庭生活も豊かにならない、
というか、そもそも家庭ももてない、という点だ。
それから、ろくに研究もせず教育もできない似非学者が貴方の代わりに大学でのさばっているのは
大きな害悪であり社会的損失であることも忘れずに。
戦前は西田、九鬼、三木、戸坂それに京都学派がいたからねえ。 文芸批評の小林や保田に対抗できるくらいに。 今はねえ…
誰か人事に影響力ある先生で、アッー!な人知りませんか? そういう経路で垢ポスゲットもありかなあと思う今日この頃です。
347 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 21:27:30
東○大学の○脇先生なんか人事に影響力ありそー。
でも性格キツイから恨まれるよね
349 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 22:01:23
アッー!の意味が分かっているのだろうか?
哲学は力をもたない。力をもつのは宗教や国家、資本主義や科学や法、 そして世論やテレビであって、哲学はけっして力をもたない。(ドゥルーズ)
>>349 346 は、自分の体で勝ち取ろうとしてるのですよ、兄さん
352 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 22:57:25
ん? 折口信夫の哲学者版みたいなのを探しているということ?
354 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 00:38:18
>>353 読みました。でも貴方は哲学の魅力が分かっていない。
「朝に道を知らば夕べに死すとも可なり」なのです。私たちの心は。
ヘーゲルで止まっているお前と一緒にしないでくれ。
356 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 00:49:11
>>355 いいえ、ヘーゲルではなくキルケゴールです。
レンズでも磨けよ。話はそれからだろ。
358 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 00:57:33
スピノザはレンズ磨きの収入で生きていたわけではありません。 彼をしたう友人たちの友情で生きていました。 哲学の力とはそういうものです。
>>357 >>353 を貼った俺がいうのもなんだが、彼の人生なんだし
も う 、 ほ っ と い て や れ よ
360 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 01:06:17
>>353 貴方の紹介のスレほど笑止千万なものはありません。
たかが会社員+大学院の人間が、ニート研究者を見下すなんて、お笑い。
真理というものは、そういう生半可な安全地帯にはないのです。
どうでもいいから団塊のろくに査読論文もないゴミ教授度も早く■ね! どうでもいいから団塊のろくに査読論文もないゴミ教授度も早く■ね! どうでもいいから団塊のろくに査読論文もないゴミ教授度も早く■ね! どうでもいいから団塊のろくに査読論文もないゴミ教授度も早く■ね! どうでもいいから団塊のろくに査読論文もないゴミ教授度も早く■ね!
>>360 で、あんた、真理とかいうのを見つけたのか?
で、あんた、真理とかいうのを見つける見込みはあるのか?
国民年金だけでどうすんだよ。 つーか、それも払ってないでどうすんだよ。
ファッションだと趣味の良し悪しで人を見下したりするみたいな要素もあるから、 たんなる娯楽でいいな。 たとえば加藤尚武氏の本業(?)のヘーゲル研究(紹介?)の文章は 気の利いた表現があっておもすれー。
365 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 08:15:06
∧_∧ 哲学ってもんはね… ( ´・ω・`) ∧_∧ / \ ( )ハロワ池よ .__| | .| |_ / ヽ ||\  ̄ ̄ ̄ ̄ / .| | | ||\..∧_∧ (⌒\|__./ ./ ||. ( ) ~\_____ノ| ∧_∧ / ヽ 働け! \| ( ) | ヽ \/ ヽ. オマエ無職だろ | |ヽ、二⌒) / .| | | .| ヽ \∧_∧ (⌒\|__./ /
366 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 08:29:27
非常勤だけの人生コース
367 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 08:49:58
まあミョーなプライドは捨てたほうがいいね
368 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 09:58:10
非常勤の待遇はそんなに悪くないよ 考える喜び、表現する喜びには、何物も替えがたい。俺は、たとえ専任になれなくても、自分の選択が間違っていたとは思わない。
>>368 非常勤の待遇が悪くないって、小学生レベルの社会観だな。
370 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 11:58:14
ていうか、そのレベルの社会観と人間観でどんな哲学やってだ?
哲学を研究する奴にも、普通の社会常識を持てとは言わんが、 せめて一般人の半分程度の社会常識は欲しい。
372 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 13:19:51
プロ野球のピッチャーは年俸100万円で十分だよねwww 自給に換算すれば一万円以上だから、すごい優遇だねwww それに勝利投手になる充実感は何物にも代えがたいねwww
でもマジで言うけど、確かに、哲学を職業に選ぶ人は >考える喜び、表現する喜びには、何物も替えがたい。 >俺は、たとえ専任になれなくても、自分の選択が間違って >いたとは思わない。 と本気で思える人じゃないとやっちゃいけないと思う。 他の職業にも就けたような器用な人が、デモシカで 哲学の研究者になってほしくない。 まぁそういう器用な人に限ってあっさり専任職を得たり するわけだが。
>>374 現在大学教授やっている人の多くがそういう考えだったら、非常勤搾取して経費削って自分の給料維持するなんてことがそもそもない。
376 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 14:53:14
ふつう、労働に見合う待遇でないと思うんなら、その仕事をやめるんじゃないですか? このスレで非常勤の待遇に文句を言っている人は、なぜやめないんですか?
377 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 15:09:20
>>376 条件を一つ見落としてるよ。
労働に見合う待遇でなくかつ他にあてがあると考えられるならその仕事をやめる、が正解。
368氏の書き込みがいろいろいじられてるけど、オレもミョーにきになるな。特に、 >考える喜び、表現する喜びには、何物も替えがたい ってとこ。考えるはまあいいとして、表現する喜びってのも哲学に含まれるのか? もちろん本来の定義に即せばそうなんだろうけど、 実際やってるのは、一般人にはほとんど通じないジャーゴン多用してほとんど 誰も読まない論文書くことだしね。 アートとか音楽とか芝居とかやったほうがよほど「表現する喜び」にふさわしいのではないかと。
379 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 17:51:20
>>377 要するに、あなたがたが就くことができそうな他の仕事に比べて、
いまの非常勤の仕事の方がマシだからそれを続けているって事でしょ?
>>378 >実際やってるのは、一般人にはほとんど通じない
>ジャーゴン多用してほとんど
>誰も読まない論文書くことだしね。
他の芸術ジャンルでも洗練されて高度になれば、一般人には
すぐに理解できないものになるのと同じ。
読む人が読めば評価するわけだし、一般人と言っても
様々だよ。ただ予め定まった狭いジャンルの専門家
にしか伝わらない論文が良いとは思わないの確か
だけれどね。
381 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 18:00:22
居酒屋で係長の悪口を言ってストレス解消をしている気の毒な下層サラリーマン たちと、まったく同じレベルなんだな。哲学を勉強すると徳性が高まるなんてい うのが、現代では真っ赤な嘘であることを如実に示すスレだ。w
382 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 18:05:40
>>380 問題は、哲学の論文はこう書かなければならないというような固定観念に
縛られて、自由に考え書くことができなくなっていることだと思う。それ
ではたしかに、哲学本来の楽しみは何も感じられないだろう。そうなって
しまうのは、自分の書く論文に対する評価を気にしすぎるあまり、考えた
り論文を書いたりすることが、自分の評価を上げるための単なる手段にな
ってしまっているからではないのかな?
383 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 18:11:33
仙人が何人かいるな
>>376 それは哲学が好きだし、哲学が素晴らしいと思ってるから。
だからといって「それなら、不当な低賃金で身分保障なしでも我慢して働け」という主張はもちろんなりたたないが。
>>382 業績論文なんてそんなもんだろ。
それは哲学に限らず、どのディシプリンでも同じ。
問題は、世のなかにはもっと「表現する喜び」に適した形式がいっぱいあるのに
なんでわざわざそんなもの選ぶのかってこと。
そこのところ納得させてくれない限り、「表現する喜び」なんて所詮口実で、
結局は個人の趣味や嗜好、もしくは「教授になりたい」って栄達心の問題でしかないように思う。
386 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/06(水) 19:14:11
>>378 >音楽とか芝居とかやったほうがよほど「表現する喜び」にふさわしいのではないか
それは違う。哲学は、書くことによって初めて可能になるような思考だ。つまり、表現しなければ考えられない。
サルトルは最晩年、目が見えなくなったとき、「もう書けないから、考えられない」と語った。
思考そのものを導き、生み出す表現こそ、哲学における「表現する喜び」なのだ。
387 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 19:18:22
>>385 > そこのところ納得させてくれない限り、「表現する喜び」なんて所詮口実で、
> 結局は個人の趣味や嗜好、もしくは「教授になりたい」って栄達心の問題でしかないように思う。
あなたがそうなんだろうなというのは用意に推察できるが、
自分がそうだからみんな同じはずだ、っていうのは
さすがに幼稚すぎるんじゃないかい?
388 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 19:46:34
論文を書くとき、人から評価されたいという欲求はあるのが普通だろうけれど、 それは本当にいい仕事をして評価されたいということであって、 「何がいい仕事なのか」についての自分の考えがあってのことだと思う。 自分の中にはそういう評価基準がなく、ただ人から認めてもらうためだけに その人たちの評価基準を推定してそれに合わせて論文を書くというのでは、 首尾よく高い評価を得たとしても、本当の満足感はないんじゃないか?
389 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 20:05:45
哲学系専任教員評価の目安 ランクS: 世界的に著名な業績がある。給料の大幅アップを検討すべき。 ランクA: 全国レベルの学会誌にコンスタントに査読・依頼論文を載せられる力があり、一流国際誌掲載の論文または注目度の高い著書がある。日本国内ではトップクラス。若干の給料アップを検討すべき。 ランクB: 全国レベルの学会誌にコンスタントに査読・依頼論文を載せられる力があり、国際誌掲載の論文またはそれなにり注目される著書がある。 ランクC: 全国レベルの学会誌にかなりの数(6本以上)の査読・依頼論文がある。哲学専攻の大学院生を指導することが許される最低レベル。 ランクD: 全国レベルの学会誌にある程度の数(4, 5本程度)の査読・依頼論文がある。哲学専攻の学部生を十分指導できるレベル。 ランクE: 全国レベルの学会誌に査読・依頼論文が少数(2, 3本)しかない。哲学専攻の学部生を教えられることが許される最低レベルだが、専任就任後7年以上の場合は減給。専任就任後12年以上の場合は解雇検討対象。 ランクF: 全国レベルの学会誌に査読・依頼論文が1本しかない。大学院博士課程レベルと同等の業績。せいぜい教養科目・一般科目を教えることが許されるレベル。専任就任後7年以上の場合は解雇検討対象。 ランクG: 全国レベルの学会誌に査読・依頼論文がない。または小規模学会誌・紀要等を含めても過去5年間に論文が一本もない。給料泥棒。即刻解雇。
390 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 20:45:52
391 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 20:50:17
よく知らないけれど、現象学とか西洋古典学とかでも 国際的に有名な雑誌ってあるんじゃないの?
392 :
389 :2006/12/06(水) 21:00:00
ちょっと自分に甘かったかもしれませんが…w 博士号はデフォです。ない場合はS以外はワンランクダウン。 ランクE: 「教えられる」→「教える」
>>389 10年以上も前の話だが、うちの大学にはAとGが両方いたな。
かたや世界的なライプニッツの研究者、かたや内輪の学会にしか所属してない
引きこもり哲学史家(と書けばどこだかわかってしまいそうだが)。
この2人、教授会とかでまともに会話が成立していたんだろうか。
一応どちらも教授だったから肩書きだけは対等なのだけど。
KOだなwww
395 :
393 :2006/12/06(水) 21:09:24
失礼。 AじゃなくてSでした。 389のレーティングなら、S以外の位置にランクするのは あの大学者に対してあまりに失礼すぎる。
396 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 22:11:59
日本の大学の哲学の非常勤講師の処遇は、本当に不公平といえるのかな? 需要と供給のバランスから考えて、今の待遇でも良すぎるぐらいに思うんだが。
398 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 22:33:53
非常勤は賞与なし、社会保険なし、1年契約。 非常勤の一コマあたりの報酬は年30万程度。 専任の一コマあたりの賃金は一年で百数十万円相当だろう。 専任は不祥事でも起こさない限り、10年同じことを教え10年論文書かなくても解雇されない。 専任と非常勤の業績の差は、平均するとあまりない。 部分的には、専任より高い業績の非常勤もかないりる。 非常勤は、かつては大学のポストが十分あり、「お小遣い出すからちょっと授業手伝ってくれ」的な意味で 他大学の専任に頼むことが多かったので、それほど悲惨ではなかった。 現在では、少子化による収入源対策のための経費節減に使われて、この制度のため比較的若い研究者がいいように搾取されている。
399 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 22:35:20
フリーターがフリーター予備軍を教えているようなものだからなw
そう、あなたに今日教えてくれた先生は年収120万ですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
401 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 22:40:26
哲学の場合、むしろ専任の待遇が良すぎるだけでは? 普通の哲学の非常勤講師がやっている仕事を考えると、 週一コマで年30〜40万円程度というのは妥当なところにも 思えるんだが。
402 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 23:04:41
それにしても立教とか立命とか全コマ数の8割ちかくが非常勤の担当って本当かしら そしてその半分が専任を持たないって本当かしら つまり全授業の4割をフリーターが教えてるって本当かしら 教えて詳しい人
非常勤で一番割がいいのは語学だよ。 基本的にどこの学校もクラス単位だし通年だから、 1校で3クラス持てば、同じ授業3回反復して3コマ分の給与が手に入る。 そのペースで3校も掛け持ちすれば、就職前の修行時代としてはまずまずの 収入になるし、最悪専任を逃しても専業非常勤で何とか生計を立てていける。 何といっても、コマの数に比べて準備の労力が少ないし。 哲学の場合は非常勤ありついても1校1コマ半期だけってケースが大半だし、 かといって10校も掛け持ちなんてありえないし、どう考えても 非常勤だけでは生計を立てていけない。
結局、週一コマしか働いてない訳だからな。もっと働きなさいってことだな。 それ以上のコマをもらうことできなくて、それだけで喰ってけないなら 別の働き口を見付けるのは当たり前だと思うのだが。
405 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 23:38:55
普通の会社でも、同じ仕事をして能力にも差がないのに、 正社員と派遣やアルバイトだと5倍ぐらい給料が違うということは よくあるんだろ? 大学の非常勤講師の場合、 普通のフリーターよりは幾分かは世間の評価がいいんだし、 贅沢いわずに細々と生きることにしたらどうだ。 どちらにしても、好きでそんな道を選んでいるんだから、 社会全体の問題としての重要度は低いよな。
406 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/06(水) 23:41:26
>>404 >結局、週一コマしか働いてない訳だからな。もっと働きなさいってことだな。
哲学の講義と語学の授業では、同じ90分でも、準備に要する時間がかなり違う。
哲学の講義で、毎回、新しい話題を勉強して、十分なノートを作って授業に臨むためには時間がいる。哲学の講義をそう何コマも持てるものではない。
「もっと働きなさい」と、安易に言うなかれ。
407 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 23:41:30
>>404 大学の教員って言うのは、ふつうの常識がない香具師が多いから、
普通に言えば恵まれた境遇にいるのに不平ばかり言っているのが多い。
専任になっている香具師でも、
○○大学なら週3コマしか授業しなくていいのに、
何で俺は6コマもやらなきゃならんのだ、
とかグズグズ言っていたりする。w
408 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 23:43:30
>>406 カントは講義じゃなくて個人教授らしいが、
週30コマ以上教えていたらしいぞ。
409 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 23:44:08
>○○大学なら週3コマしか授業しなくていいのに、 そんな専任は、今はいないぞ。週3コマの大学なんてない。
410 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 23:50:25
そうかい? 昔の国立大学なんかでは、 就任1年目は週2コマなんてのもあったようだが。 さらに○○研究所教授なんていうのでは、 授業義務なしの職もあったようだぞ。
411 :
考える名無しさん :2006/12/06(水) 23:54:35
>>410 俺は専任だが、今の大学がどれほど大変か知らないだろう?
高校を回って、進学担当教諭に頭下げて、パンフ配る生活だよ。
非常勤はそういうことはやらないからね。
>>411 給料下がってもいいからもっと専任教員採用してそういう雑用の負担は減らしたい、とは思わないのかしら?
実は研究よりドサまわりが好きとか???
413 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 00:01:50
ここに書き込んでるのは大半が修士号すら持ってないだろw
414 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 00:05:11
>>412 大学というところはね、「学生サマあっての」大学なのです。
入学志願者をどうやって集めるかは、大学の基本活動であって、「雑用」ではありません。
ODや非常勤しか知らないアフォどもに、いかに専任が大変か教えてやろーじゃん!
>>406 いくら、水面下で足をじたばたしてる白鳥でいたいのだろうが、
講義というサービスを受ける側にとっての価値が問題なだけ。
あんたの努力は関係ない。
それだけの価値しか提供していないことを自覚するのが先。
いくら丹念に作品を作っても、その作品の価値を認める人がいないと、
価値がないのと同じこと。
>>414 ごめん、だからあなたの業績はFランクなのね。
>>414 そんなに大変なら死ねばいいのに。
死ねよ。
死ねば?
>414 貴兄が退職してもっと研究教育能力の高い人を大学が雇えば、学生集めのためにも望ましいでしょうね。
御曹司の阿部首相ですら、安田財閥の不細工な娘を嫁にしたんだろ。 思いっきり不細工な教授の不細工な娘でも、誘惑したらどうなんだ?
420 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/07(木) 00:16:28
>>415 君は、本物の哲学の講義を知らないとみえる。私の指導教官、黒田亘先生の講義を教えてあげよう。
一生懸命作ってくるノートが、毎回の講義で、時間の最後まで持たないんだよ。
最後のページをめくって、その先が真っ白で、急いで前のページに戻す先生の表情が忘れられない。
哲学の講義とは、一週間かけて準備したものを開示する、緊張に満ちた瞬間なのだよ。
左団扇のおしゃべりではない。週に1コマ以上はできないのが、本物の講義。
421 :
417 :2006/12/07(木) 00:22:23
我ながら酷い書き込みをしたな。 死ねではなく、せめて氏ねと言うべきだった。
422 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 00:25:11
どう転んでもそういう「本物の講義」なんか出来そうもない香具師が 多いような気がするがなあ、専任・非常勤を問わず。w
>>420 そういうのを自分が好きで勝手にやってるだけしょ。
それに対しての評価が現状なんだって。
講義で「左団扇のおしゃべり」になるかどうかを決めるのはサービスを受ける側なの。
あんたが満足するかどうかなんて関係ないでしょうが。
424 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 00:32:38
黒田がどんなに偉くても、 それがなんでおまいが週一回だけ授業すれば十分 ということの理由になるのさ?
425 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 00:35:59
非常勤にすれば教育の質が落ちる。 これだけは事実。
426 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/07(木) 00:43:54
>それがなんでおまいが週一回だけ授業すれば十分ということの理由になるのさ? 私は凡庸な専任、もっとたくさん授業をしているよ。しかし君、考えてもみようじゃないか。 本当に良心的な哲学の講義をしようとすれば、その一コマのために一週間の準備は必要だと思う。
>>426 そんなに大変だったら、今、2chなんかしてる暇もないだろうよ。
428 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 00:47:23
あ、おまいが良心的な哲学の講義をしないことに関しての言い訳だったのか。 まあ、誰で心の平安を保つための自己欺瞞が必要だから、とやかくは言わん。w
429 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 00:54:44
ふーん、指導教官が黒田か…
430 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 01:00:29
「教えよう」などという傲慢な態度が間違っているのじゃないか?
傲慢にもなるさ 出世すりゃ教授だぜ
432 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 09:16:57
芸術の分野では、それで食べていける人は僅かだと最初から知られている。 しかし哲学だってそういえばそうだろう。 自分の意思で、好きな道を選んでしまったのだから、仕方がないといえば仕方がない。 先進国はどこも哲学ODは多いが、哲学志願者は後を絶たない。 哲学をやるって、そういうものだろう。
433 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 09:24:50
そもそも非常勤にすらなれない人は一生塾講師?
434 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 10:23:42
大学さえも人を使い捨てする時代。 哲学者はカント哲学を捨てて、搾取、奴隷労働を正当化する新時代の倫理学の構築を目指すべきだ。
435 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 11:21:44
もうそうたれながしてかねがもらえるだけありがたいとおもえ
436 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 11:22:22
競争があることで品質が向上するような分野もあるけれど、 哲学の場合はどうだろうね。 哲学で競争っていうと、このスレに書いていた阿呆どものように、 査読論文の数がどうしたとかそういう馬鹿げたことになりそう。
>>436 ビジネスだと、会社から独立して起業(もしくは最初から起業を目指す)
という選択がある。
哲学でも、大学から独立して起業という選択は考えられないのか?
大学にしがみつくしかないなら、会社にしがみつくしかない
無能なサラリーマンと同じだよ。
>>436 査読論文の数ぐらいしか客観的指標はないから、査読の数で判断しない限り競争はあり得ないよ。
同程度のキャリアの研究者の間での査読8本と査読10本の差を論じるのはあまり意味がないが、1本と5本では有意な差があると思う。
もちろん、ある程度信頼できる学会誌の査読論文でなければ意味がないが。
査読の数など関係ない、という状況では、結局コネ人事が横行し政治力とマスコミ露出度のみが評価基準となる。
439 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 11:54:55
>>438 実際には査読に関してもコネや学閥が横行してるようだが。
それに、客観的な指標ということになると、
論文数だけでなく論文の重要度を測る必要があるから、
他の研究者からの参照の数とかを測る手もあるだろうけれど、
そこまでしたところで、哲学ではあまり意味がない気がするなあ。
440 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 11:58:01
>>437 本を書くことだろうね。
社会に影響があるような本が書けないという時点で、
社会的にはすでに「哲学者」ではなく、
哲学の先生でしかないんだろうし。
441 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 12:01:10
同業者の間での評価っていのも意味があるが、 哲学の場合にはそれだけが重要というものでもないだろう。 自然科学とかの極端に専門化・細分化されている分野と違って、 哲学はもちょっと開かれているものであるべきじゃないか?
哲学研究者が研究してる哲学者を考えてみよ
443 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 12:28:35
いろいろだろ。近代に入ってからでも、ドイツ観念論のように 有名な哲学者の大半が大学教授の場合もあるが、 英米圏の場合はそうでないし。
哲学研究者の、社会への貢献方法 (=大学から離れてお金を稼ぐ方法) 1 出版関係 ・本を書く。あまり学術的でもあまり通俗的でもない本が望ましい。 ・翻訳をする。「ソフィーの世界」など、 売れ線の哲学関係の本を発掘して紹介する。 ・編集をする。学術書や学会誌の編集、出版社でのその他 下働き(哲学の知識を要する文章の校正やテープ起こし)など。 2 教育関係 ・予備校・塾講師。私塾を開いて成功する人もいる。 ・自己啓発セミナー、とか? こんなところ? もっと詳しくして、テンプレ化するのもよいかも。
>>439 ブラインド審査が必要だな。
科哲以外にやってるとこあるかな。
446 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 14:28:14
科哲ってブラインド審査してるのか。いいな。 入会には紹介とか要るの?
447 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 21:18:08
ブラインドも盲信できない
>>446 科哲のHP参照。
wwwsoc.nii.ac.jp/pssj/index.html
>>447 下らん論文が載ることもあるし、いい論文が落とされることも、たまにはあるからね。
でも、駄目な論文ばかり投稿して全部通ることはまずないし、
それなりのレベルをクリアしている人なら、めげずに何度か投稿すれば、
何本かは通るだろう。
だから統計的に言えば、査読の有無、本数は能力の一定の指標にはなるだろう。
>>440 >>444 その基準で言えば、今は中島や内田あたりが「哲学者」になるんだろうね。
確かに、彼らくらい売れっ子になって、その発言が社会性を持つようになったら
大学辞めて、メディアでの活動に専念したほうがいいような気もする。
それで十分食っていけるだろうし。
そういう可能性が開かれないと、いつまでたっても大学にしがみつく以外の
職業の選択肢を開拓できない。
450 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 21:55:22
さらに言えば、池田晶子あたりも「哲学者」になる。w
>>450 いや、440の定義に従えば、池田晶子はまぎれもなく「哲学者」でしょ。
もちろん「研究者」ではないけれど、社会的な影響力はずっと大きいし。
アカデミズムの外部にいる一般人にとってみれば、
「哲学者」はいるのはわからなくもないけど、「研究者」は何のためにいるのか
わからないってのが本音じゃないの
452 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 22:25:16
池田晶子は「哲学者」
そうか、池田晶子がいたな。すっかり忘れてた。 彼女は確かに大学にしがみつかず、メディアを基盤としている「哲学者」だな。 彼女のようなタイプの人間が他にも出てくれば、哲学の裾野も就職先も広がりそうだ。 でもああいう地名度の高い人間には、いずれどっかの大学がオファー出すかもね。
454 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 22:36:13
おいおい、400以上レスを重ねてきて まさか結論が池田ってことはないよなw
哲学的な小説を書く、とかはダメなんですか。 「デカルトの何とか」とか、たまにあるじゃないですか。 ソフィーの世界だって、売れたことには間違いないでしょう。 まあ、誰にでもできるわけではないでしょうが。 あと、池田さんとか中島さんとか永井さんとか、「売れ筋」の人は学問的には 結構いい加減なことも言っているでしょうから、敢然と批判して 名前を挙げる、とか、そういう風に利用してもいいと思います。
ひとまとめにしちゃってるけど、 池田さんと後二者ではだいぶ違うのではないかな。
池田の文章って中学入試での出題数第1位らしいね。 中学生にとっては日本で一番有名な「哲学者」ってことになるな。 >哲学的な小説を書く、とかはダメなんですか。 日本でそれに一番近いことやってるのは笠井潔かな。 哲学者や思想家の文章大量に引用したミステリー本書いてるし、 思想系のエッセイもたまに発表するから。
458 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 23:02:49
中島と永井は一応大学の教師だな。 中島はウィーン大学の博士号まで持っている完全アカデミック人だし、 永井もつっぱってみたところで大学の外には出られないタイプだろ。
柄谷行人 浅田彰
>>459 この2人は肩書きが違うからね。
大学の内外は関係なしで、一応「哲学者」名乗っている人を対象に考えましょう。
461 :
考える名無しさん :2006/12/07(木) 23:27:16
スレが迷走を始めた。
463 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 10:27:50
オーバードクターどもの愚痴を聞かされるよりはいまの話の方がマシ。
おれ非常勤だけど、めちゃくちゃ手抜きしてるwww授業準備なんて5分くらいwww 非常勤なんてトヨタの期間工みたいなもんだね(それ以下かwwwww) 学部生レベルじゃあ本当の学問なんて分からないから 与太話やってりゃいいんだよwww いい教育受けたかったらアメリカでも行って下さいwwwww
465 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 10:29:28
文末のギザギザはなに?
466 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 11:36:55
声が震えてんだろ。
小説を書くとかエッセイや評論の分野で活躍するとか、器用に立ち回って (別にけなしているのでなく)金を稼げる人は、放っておいたって稼げる んだから問題ではないだろう。 問題は、そういうことができない(又はしたくない)で、直接金銭的需要の あんまりない文献学的研究を地道にやっている人とか、地味な「ついて論文」を こつこつ書いている人とかも、人文科学の礎を築いている貴重な人達 なんだから、普通の最低限の生活(というのがどのくらいだか不明だが) ができるくらいの収入は社会的に確保するべきではないか、ということでは。 いやしくも経済大国なんだから、そのくらいできないことはないだろう。
>あんまりない文献学的研究を地道にやっている人とか、地味な「ついて論文」を >こつこつ書いている人とかも、人文科学の礎を築いている貴重な人達 が需要の割に無駄に多いということはないか?
>>468 いやそれは現に「多い」と判断されているからこういう問題が起こるんだろうが、
多い少ないを判定するのにもっぱら「市場原理」だけを基準にしたら、
「ほとんど全部要らないよ」ということになってしまうのでは、ということ。
是非アメリカなどでやってるテニュア制度を導入すべきだな。 大学教員は、最初は終身在職権のない専任として、比較的低いがまともに生活できる賃金で採用され、 一定の業績を上げれば終身在職件を与えるられ、給与もアップする制度だ。 一定年限でその業績を上げられなければ、解雇される。 この制度があれば、無能な奴は途中で排除できるので、専任を雇いやすいし、 それとともに研究・教育業績に基づいて教員の給与を差別化しやすくなる、予算の無駄を省ける。 この制度があったら生き残れていないであろう人間が大学でのさばってる現状では、実現は難しいけどな。
471 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 12:34:37
駄目専任は特定郵便局みたいなもんだよ。
>>468 無駄な余剰はいらないし。国公立なら特に。税金は有効に使わないと。
生活に困って自然に減るのを待つしかないな。
結局、重要であっても、それほど必要とされてない、ということに本人が気付くのが先。
>人文科学の礎を築いている貴重な人達
無駄に多い、ということは、それほど貴重ではない、ということだな。
安くなるのは当たり前。
>>469 雇用や賃金が発生する以上、どんな職業でもその需給が
市場原理で決まるのは当然の話。哲学者だって例外じゃない。
金を稼ぐ職業とするのじゃないければ、文献研究やついて論文
書く人がいくらいたって構わないだろう。
475 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 13:56:07
必要か必要でないかを市場原理とやらでしか考えられないバカがいるな。 だかだかその時代その時点に需要(って何?w)があるから、ないから、といって それがどうしたというんだ?
>>475 いらないもんはいらないし
それだけのことだろが
アフォか
おまえはどうしても 必 要 とされたいみたいだなw
477 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 14:02:29
>>476 要らないかどうかが何で決まるかを問題にしているのだが。
いらないもんはいらないことなんて誰も否定していない。
どうか真面目に答えてくれ。
479 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 14:08:30
>>478 日本に住んでるからってどうかしたのか?
>>479 日本において、
>人文科学の礎を築いている貴重な人達
は現状それほど必要とされていないということ
あんたも日本社会の一員だろ?
日本の国がどのように運営されているかは知ってるよな?
>>478 日本は全部が全部資本主義の市場原理で動いている
わけではないよ。厳密に言えば、そんな国どこにもない。
そこんところよく考えてみような。
>>481 ボクは弱虫だから保護してね、ってか?
あまえんなさんな
自分の足が付いてるなら、自分の足であるけや
>>469 むしろ逆ではないのか。市場原理が問題というより、現状では健全な競争原理が
働かないで、無能な老人たちが既得権のようにポストを独占していて、
若くて優秀な人達にポストが回らない、ということが問題なのでは。
だから、むしろ
>>470 のように公正な競争原理を導入する方向で考えるべきだろう。
問題は、研究者・教育者として「優秀」とか「業績を上げる」というのは
どういうことで、誰が判定するのか、そこに客観的な答えが出にくいところ。
484 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 14:19:30
>>480 だから、
ある時点のある地域の多くの人たちに「必要とされている」ことが
必要かどうかを完全に決定するというのでいいのか?と最初に聞いたわけだが。
それが必要であることのすべてか?という話だ。
「されている」になんでそうこだわるんだ?という話でもある。
哲学板なんだからこういう話をしてもいいだろう。経済学板じゃないんだからさ。
>>484 >ある時点のある地域の多くの人たちに「必要とされている」ことが
>必要かどうかを完全に決定するというのでいいのか?
そう、あんたが思うんだったら日本以外でも活動すりゃいい話だろ
そういうことを自分でいっても、自分から動かない自分がいるということを分かってるか
あんたが社会に必要とされるように生きればいい話だろうに
486 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 14:28:36
>>485 いやだからさ、
日本以外で「必要とされる」かどうかという話でもないんだが。
どうにも「必要とされる」の観念から抜け出せないようだな。
>>486 いらないもんに、金払うやつがどこにいるw
あほかw
いらないもんに予算くれ!といって誰が出してくれるw
488 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 14:33:59
いま必要とされてなくても100年後の日本にも哲学の研究は必要 近視眼的に必要なものに金を出すだけならバカでも市場でも出来るw と言いかけてそこまでの長期的見識を持つ国民や政治家を育てられなかった 既存の哲学教育の貧困さに思いを来たし反省する
489 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 14:35:54
>>487 くりかえすが、そんなこと誰も否定していない。普通に賛成だ。
そうじゃなくて、要らないかどうかが何によって決まるかを聞いているんだ。
そんなにやりたいなら趣味としてやればいいんじゃないの? 職業である以上、需給関係のメカニズムからはどうやったって 逃れられない。そんなのほかの職業と一緒、 哲学だけが特権をになえるわけがない。 既存のアカデミズムのシステムのなかで保護してもらえないとできない、 で保護の対象としてもらえないってのならそれだけの話。
>>488 >いま必要とされてなくても100年後の日本にも哲学の研究は必要
研究は必要と思ってるぜよw
このスレにいるような、なんのトリエもないのが
無駄に未練がましくへばりついて、自分の境遇を悲観してるだけだろ
自分に才能がないことを認めたくないだけ
そんなやつを社会が必要とするわけないだろ
自分の研究が認められない自分が、可哀想でしかたないのだろうなw
>要らないかどうかが何によって決まるか
あんたが参加する社会によって決まるということを認めたくないんだなw
493 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/08(金) 15:11:38
>あんまりない文献学的研究を地道にやっている人とか、地味な「ついて論文」を こつこつ書いている人とかも、人文科学の礎を築いている貴重な人達 たしかにそうだが、哲学の研究も市場原理とは違った意味で「コストパフォーマンス」を考えるべきだ。 それだけの時間と労力をかけるのだから、我々にとって"知るべき課題"や"解明してほしい問題"に関心を向けることは必要だ。カントもヘーゲルも時代の課題と正面から格闘したわけで、好事家的な研究したわけじゃない。
>>474 ,
>>492 労働者は労働力を商品とし、労働する(=労働力を売る)ことで賃金を得ている。
学者は知識を商品とし、知識を生産する(≒論文を書く、など)ことで賃金を得ている。
労働力は企業の運営に人員が必要である以上ある程度に需要があるが、
学者の生産する知識には需要が高いものと低いものがある。
需要の高い知識とは実利に直結する知識、すなわち理系の産業に応用される知識である。
需要の低い知識とは実利に直結しない知識、すなわち文系の産業とあまり関係ない知識である。
「哲学って何の役に立つの?」という問いに集約されるように哲学は実利のない学問の代表であるから
需給の原理のままにするならば哲学および哲学者は社会から消えるのが合理的である、となってしまう。
あらゆる分野で学術の水準を確保するには公的な機関による保護(例えば国立大学のポスト)が必要であろう。
>いま必要とされてなくても100年後の日本にも哲学の研究は必要 環境問題であったり、脳死問題であったり、世のなかには政策対処によってだけは 解決できない問題が多々ある。 そういう問題に長期的に取り組む視座を確保するためにも、確かに「哲学」は必要だろう。 ただし、ミクロな視点で誰も読まない論文書くことがその必要とされている「哲学」だとは 思えないし、ましてや大学で予算を確保する必要があるかは疑問。 そういう問題への視点は、まだしも大学外の「メディア哲学」の方が提供しているのでは?
「職がないのは何のせい?」という質問を受けたときに行う回答は二つに大別される。
「ポストが埋まっているから」「大学院の拡充で卒業生と就職先の比率が崩れたから」といったタイプと
「努力が足りないから」「才能がないのに向いていない哲学に進んだから」といったタイプである。
前者は社会的な制度、環境を原因とみなす立場、後者は個人的な能力、意欲を原因とみなす立場である。
後者は搾取の正当化の利用、すなわち「お前みたいな低脳は安月給で十分、文句があるなら天井からぶらさがれよ」と言ってのけることが可能なため危険である。例えば
>>490 。
>>496 これって結局、大学の専任以外の就職先を全く想定していないんだよな。
他を想定する努力が必要だって話が何度も出てるのに、必ず
ここに戻ってくるから延々同じ話がエンドレスでループする。
オレが言いたいのはタダ一言、「専任以外の仕事探せよ!」
>>495 >そういう問題に長期的に取り組む視座
時事問題のビジョンの提供は哲学の一部である応用倫理学の管轄であるが、
それだけあれば十分というのでは哲学科はつぶしてよいのと同じ。
○○大学社会学部時事哲学科(略称:時哲科)を代わりに設置すればOK。
>>495 >そういう問題に長期的に取り組む視座を確保するためにも、確かに「哲学」は必要だろう。
そうか?
科学の素養のないものが環境問題を語って、誰が納得する?
医学の素養のないものが医療倫理を語って、誰が納得する?
もはや、「哲学」単体では学問が成り立たないのだよ
他の学問のための教養程度の必要にしかならないのだよ
「哲学」自体が言葉を発するわけではないw
>>496 >搾取の正当化の利用
被害妄想の塊みたいだなw
>>499 >>搾取の正当化の利用
でも以前2ちゃんでバッシングが起こった
自己責任論って、みんなこの論理なんだよ。
自分自身が搾取されてるはずなのに、
この論理によって相対的な弱者に責任を全部
負わせて正論を気取るというマジョリティの論理。
>>498 もっと大きい枠組みで考えれば、「生命とは何か」「生きることとは何か」
という問いだって哲学の範疇に入るだろう。
でも誰も読まないミクロな論文でどうやってこの問いに答えるんだよ?
>>500 今の自分の境遇は自分の責任じゃない、といいたいわけね
社会の責任だ、といいたいわけか?
自分の行動の選択は全て社会が決めてるのか?
>自分自身が搾取されてるはずなのに
どういう論理でこういう結論が導かれたのか
そっちのほうが気になるけどなw
503 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/08(金) 16:25:41
12月7日の「朝日」夕刊に、オーケストラの「公益性」についての良い記事があった。 楽団や音楽家が存在することによって、たとえば中学・高校の部活指導者や鑑賞教室がわずかな費用で実現する。どの国のオケも、このような「公益性」の主張をしっかりやって、助成金をもらっている。 哲学も、自らの「公益性」を社会に向かって語りかける言葉が必要だ。中島義道や池田晶子にしても、それなりの需要があるから売れる。 彼らもまた、アカデミックな哲学研究を学んだからあのような主張ができる。哲学は、科学における基礎研究のような位置にあり、そこから「哲学芸人」が出たっていい。土屋賢二だって売れてる。
>>502 >今の自分の境遇は自分の責任じゃない、といいたいわけね
>社会の責任だ、といいたいわけか?
>自分の行動の選択は全て社会が決めてるのか?
そういうことではない。
自分自身の責任はあるに決まっている。そんなことは
当たり前。しかしそれで、社会的問題が無くなる
わけでもない。自己責任の論理が過剰に煽られることで、
社会的問題を問わない口実や掩蔽幕として機能し始める
ことが一番の問題。
>>504 じゃあ、あんたは社会になにを求めてるんだ?
僕の立場は社会的に弱っちいから、とにかく保護してくれ、といいたいのか?
そういうのは、ただのあまえだと思うがな
五体満足なくせに
やるだけやってもうダメんなったら首括れればいいんだが、 失敗したときの家族への負担とか考えるとな。
それこそ生命倫理学者には頑張ってほしいよ。とくに功利主義者。
いやリバタリアンか。
思い切って挑戦して失敗したら自己責任だから首くくれ、 なんていうのが良い社会だとはとても思えない。 失敗したときにこそお互い様で助け合える社会じゃないとね。 そうでないと挑戦する人も出てこないし、社会も停滞する。 そういう発想が今はどんどんなくなっているのかな。
>>509 >思い切って挑戦して失敗したら自己責任だから首くくれ、
>なんていうのが良い社会だとはとても思えない。
あほかw
思い切って挑戦するにしても、自分の逃げ道は自分で作ればいい話だろうが
専任以外の逃げ道を自分で作りゃいい話
自分で逃げ道も作らずに突撃する馬鹿の面倒を、なんで社会が面倒をみなければならないw
自分で逃げ道を作るのが嫌なだけだろうがw
ホント、他人任せなやつだw
511 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 17:18:43
たしかフランスの作家だったと思うけど 芸術作品は保護しても、芸術家は保護するなってあったよね。
似たようなのならよくあるんじゃないか。たとえば、 「詩人は大切にして、養ってやらねばならぬが、 競馬の馬と同様に脂太りにしすぎてはいけない。 脂太りになりすぎると何も作れなくなるから」 シャルル九世王
面倒はみなくていいと思うが、 首括るのに失敗したときに止めくらいさせるようにしたほうがいいんじゃないか。
>>513 なら、答えは簡単
生活に必要なお金を稼げる別の仕事をしなさい
それだけだな
首括る必要なんか全然ない
それが嫌で首括るなら知ったこっちゃないw
515 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 17:39:19
私自身、一切の希望を断念する事によって、自分の人生の最も危機的な
20年間を乗り切る事ができたと思う。そのため、当然払うべき礼節は
ともかく、一度も指導教官にゴマをすろうとは思わなかったし、「学会」
に妥協する必要もなかった。何の業績も残すことなく、ホームレスに
なって野垂れ死んでもいいと、とうに覚悟していたからである。
しかしこんな事は、いくら説明しても、奴隷たちには理解してもらえ
ないだろう。人生は誇り高く生きなければ、死んだも同然である
(by田島っち)
ttp://blog.livedoor.jp/easter1916/archives/50073630.html
まあいいんだけどさ。 医療費はそもそも個人より社会が負担してる比率のほうが多いから、 止めさせるようにしたほうが生きていたいひとにとっても得だとは思うけどね。
517 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 17:49:23
> 一度も指導教官にゴマをすろうとは思わなかったし、「学会」 > に妥協する必要もなかった まあこれは大事だと思うね 誰かが利益を持ってきてくれる、というより 「利益を持ってくることのできる誰かが存在する」 と考えるようになって初めてパラノイア化するんだと思う
518 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 17:52:53
リバタリアン的市場原理主義を振り回している彼はどういう立場でものを言ってるのかしら 議論の相手の方はどうやら普通に非常勤稼業のようだけど なんか「攻撃者への同一化」に見える痛々しさが彼のリバタリアニズムからは伝わってきて気になるw
>>518 >リバタリアン的市場原理主義を振り回している彼はどういう立場でものを言ってるのかしら
暇を持て余してる休暇中の普通の社会人の立場でものを言ってますが、なにか?
まあ、リバタリアンだかなんだか知らんが、俺は俺の考えを述べてるだけなんだけどなw
あんたの書き込みも自分では痛いとは思ってないだろうが、相当痛いですw
普通の社会人ね。まあいいけど。じゃあ俗っぽく、 北朝鮮に拉致されたけどあるていど北朝鮮に馴染んでた人を 日本に連れて帰ることが正当なのと類比的に、 存在の世界に拉致されたけどあるていどこの世界に馴染んでた人を 無に帰すのは正当だとか言ってみようか。
>>520 飛躍しすぎw
何度もいうが、あんたの場合は、
自分が働けば
生きていけるしw
どうしても、ほかの仕事をしたくないだけだろがw
522 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 18:34:11
> 暇を持て余してる休暇中の普通の社会人の立場 ワロタw
そんな彼も、君達に否定されたくなくて必死なのであった
>>523 発言に対して、なにも書けない臆病者の癖に
525 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 19:03:19
>>515 まぁ、田島っちは凡庸なODの参考にはあまりならんな。
526 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 19:04:28
田島っちってのはだれ?
527 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 19:08:31
>しかしこんな事は、いくら説明しても、奴隷たちには理解してもらえないだろう。 と書いてあるように、保護を求めるようなやつとは違うのだろうな 保護を求めるのは、究極には養ってくれ、というわけだからな 「奴隷」以下の喰うこともできないブロイラーになりたい、といってるようなもんだw
529 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 19:22:29
>保護を求めるようなやつとは違うのだろうな まぁ、そんなに凡庸なODをいじめんなよ。 田島っちは、東大大学院在学中から天才といわれた伝説的人物だが、干されて、40過ぎまでODだったそうな。
530 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 19:42:21
しかしそれを言ってるのが社畜ってのが何か矛盾している
>保護を求めるのは、究極には養ってくれ、というわけだからな フランスみたいに、年に何人も受からないような国家資格取得した 人間であればそれくらい言って当たり前なんだろうけどね。 でもこのスレで不平不満書き散らしている香具師が哲学者名乗ってる根拠なんて、 いいとこ哲学科の大学院出たことと学会入ってることくらいでしょ。 その程度のキャリアなら、普通に企業勤めてるような連中だって その気になれば数年で取得できちゃうのにね。
532 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 19:53:59
どうしても取り替え可能な歯車仲間に引き入れたいみたいだなw
533 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 19:58:51
田島さん、駒場のスタッフになってくれないかなあ。
なんかすさまじくマイナーっぽい大学名になってたけど どういうとこ?
>>532 気付いたころには
>取り替え可能な歯車
にすらなれない、なんてことにならないようになw
安心しろ近代人はすべて取り替え可能だ ホームレスだって取り替え可能だろ?
>>534 山形にある芸大。
母胎が半官半民で結構ユニークな教育している。
有名な教員もいるけど、有名大の引き抜きの対象になりやすいみたいで
メンツがかなり流動的。
538 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 20:13:25
>>527 全然知らない。昔の都立大の教授でフランス系の現象学が専門の田島先生
って人がいたから、その人かと思った。
目的が目的とならず、自己愛に向かってしまったら終わりだね。 これほど非生産的なことはない。
540 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 20:38:24
>田島さん、駒場のスタッフになってくれないかなあ。 今の専任連中よりはずっとマシ。
田島さんみたいに形而上学の王道を踏まえている人が 専任になってくれるといいね。
542 :
考える名無しさん :2006/12/08(金) 21:59:08
早稲田のODがんばれ!
543 :
親 :2006/12/09(土) 01:19:20
客観的に見てあなたたちもうダメじゃないの? 論文パッとしないし、外国語読めないし、弁も立たない 普通の人!
うっせー! 紀要に2本論文あるぞ!
>>紀要に2本論文あるぞ! wwwwww
546 :
考える名無しさん :2006/12/09(土) 02:50:35
理工系で来年就職のM2の者です。教授から何度かDへの誘いを受けていましたが 断りました。自分の研究室にもODの方が何人もいますが、現状は悲 惨なものです。教授の雑務や客人の接待に追いまわされ、研究どころではありません。 ODの方はアカデミック云々と言って気高い進路を選択したのだと言って 自分を納得させようとしているのですが、僕には残念ながら理解できないのです。 研究はお金がかかります。金集めのための雑用、接待がODにまわってきます。 教授は自己の名声にこだわります。学会の雑用、外人の世話、接待がODにまわってきます。 これ、会社と変わらないじゃないですか?だったら金貰える方がまだましです。 またODそのものの質も非常に悪いです。ある専門分野については詳しいのですが、それ以外 のことに関しては全くうとい。社会への関心も低く、その哲学感も薄っぺらい。アカデミック という言葉に酔いしれているようにしか思えません。就職活動が怖いですか? ODそのものの質も低く、また研究室は研究に専念できるような状況ではない。ODの皆さん、 あなた方の研究室がこのような状態でないことを祈っています。
547 :
考える名無しさん :2006/12/09(土) 03:01:32
>>546 大学院重点化とポス毒一万人計画で理系も文系もどこでもそんな感じ。
将来を考える人は率先して逃げていく。
残る人間の平均的な質があまりにも劣化して空気が悪いんだよ。
とりあえず後世の人に研究されるような本を書いてください
あるいは哲学者になってください
550 :
考える名無しさん :2006/12/09(土) 10:51:50
>>547 >将来を考える人は率先して逃げていく。残る人間の平均的な質が劣化
深刻な問題だ。哲学も、それで生活が成り立つ職業として一定数のポストが必要だ。
優秀な若手研究者は、将来必ず専任職に就けるようなシステムがほしい。
だがそれは、若手の「選別」システムになるところがつらい。
551 :
考える名無しさん :2006/12/09(土) 12:06:29
>>545 「重要なのはその論文がどの雑誌に掲載されているかではなく、
その論文に何が書かれているかの方ではないかね?」と
ソクラテスも言っている。
552 :
考える名無しさん :2006/12/09(土) 13:11:42
普段は、他者や社会制度や言語などを懐疑して自らの感性の優越を 一般社会人に対してほこってるやつらが、いざとなるとこのていたらく
553 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/09(土) 13:38:00
>自らの感性の優越を一般社会人に対してほこってるやつらが、 いや、一般企業でも若者には閉塞感が広がっている。大学で起きていることも、一般社会の縮図と考えるべきでしょう。
教員自身の間から、大学教員の雇用慣行や雇用条件を改善する動きが出てくるのが理想だが、 教員自身が既得権保持者なので、それは難しいか。 だとすれば、ODや非常勤が声を上げて改善を求めるべきか。 しかし、そうすれば彼ら自身がいっそう不利な立場に追い込まれる可能性があるので、無理だろう。 だとすれば、政府が状況改善のための適切な指導なりインセンティブなりを考える必要がある。 しかし、高等教育の改善より日の丸君が代が好きな政治家にそれは期待できない。 しかし質の良い高等教育は国家の発展にとって不可欠である。 結論:日本オワタ
若い奴は亡命するつもりでさっさと留学すべきってことだな。 今のODに言えることはに何もないが。
やっぱ資格制度作らなかったのが大きな敗因だよな。 心理カウンセラーなんて国家資格でもなんでもないの に。あと、糞ポモの哲学\(^o^)/オワタキャンペーンも むかつくわ!
557 :
考える名無しさん :2006/12/09(土) 22:45:55
蓮實「…今は真面目な哲学学徒というのが増えているんです。 日本でも同じような状況はありますけれど、その人たちは真面目に哲学をやろうとしている。 フランス人の学生になぜ自分が哲学を学ぶのかを質問している記事もあって、 それを読んでみると、やはり照れなしの本気の哲学なんです。 フーコーだったら自分を哲学者と呼ぶことを恥じていましたよね。 ところが本気で哲学をやりますっていうのが多い。 日本であれば、『哲学やるといったって、君、そんな顔してないじゃないか』と、 その一言でおわりそうなものを、今や世界的になってきている。」
558 :
考える名無しさん :2006/12/09(土) 22:54:12
すが「本当に多いですね。哲学志望が。 それも学部生で相対的にまともな奴が、照れもなく哲学志望っていうんですよね。 確かに哲学科にいく奴が一番本を読んでいるんでしょう。 しかしそこには全く照れがない。厚顔無恥。 哲学をやれば世界がわかると勝手に思い込んでいる。」
559 :
考える名無しさん :2006/12/09(土) 23:13:15
それを引用して何を言いたいわけ?
560 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/09(土) 23:16:40
>>554 >結論:日本オワタ
L'Avenir dure longtemps.
蓮實が日本の思想界をいかに毒したかを告発したいんじゃないかな じっさいゴミ以下だなコイツ
563 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 03:47:31
2chでは士ねと言われるかもしれんが 夢のあることを目指すのはいいことだし そういうのをもっと受け入れる土壌が日本にはないんだよな。 会社員になることこそ人生と考えてる奴がいまだ根強い。 そうなっていくと文化レベルは衰退の一方だよ。 哲学は人間の最良の娯楽のはずだが、最近の哲学界は酷すぎる。 哲学の研究者自体が日本の土壌を意識しすぎて、 くだらんものになってる。食えないとやってけないから 食うための哲学をやるようになっていくし… そういうのが増えすぎてまともな哲学書は売れなくなる一方だ。 悪循環だわ。
夢を追うのはいいんだけど、待遇向上を求めていかないと。 ワレサ議長いわく連帯してやってかないと一人で追い詰められるだけ。 高校の国語の哲学化運動とかいいと思うんだけどなあ。
だから日本の糞大学じゃなくて蓮實が言うようにアメリカかアジアの大学いけば? そのくらいの実力ないやつは普通に働けば。
566 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 09:44:25
しかし羽須美の発言は知識人とは思えん無責任さだな。 自分の生まれた国で状況改善を目指すのはごくまっとうな生き方だろうが。 現政権の政策に反対する人間に非国民のレッテルをはり、 嫌なら日本を出て行けとののしるネットウヨなみの知性の持ち主だな。
567 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 09:45:08
高校に「哲学」という科目がある国では、 社会の哲学に対する見方もかなり違うようだ。 高校卒業までに学校で教えられたことしか勉強しない奴は多いから 高校の科目になかった学問というのは胡散臭く見えるのだろう。
568 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/10(日) 10:01:52
>>561 竹田青嗣と永井均を一緒くたにしては困る。
>>563 >哲学は人間の最良の娯楽のはずだが、
まったくその通りなんだよ。哲学することの"楽しみ"をもっと見えるようにしたいものだ。
日本の文化の中に哲学が根付くかどうかは、そこにかかっているのだから。
>>563 >そういうのが増えすぎてまともな哲学書は売れなくなる一方だ。
>悪循環だわ。
あいもかわらず、人のせいにばかりしてんなw
本当に素晴らしいものは素晴らしいものとして、人々は賞賛するもんなんだよ
あんたにその力量がないだけ
もう、いい加減諦めなさいw
>会社員になることこそ人生と考えてる奴がいまだ根強い。
>そうなっていくと文化レベルは衰退の一方だよ
あんた自身が世間一般の文化レベル以下ということに気付きなさいw
自分が特別な人間ではないことに気付かないフリをいつまで続けるんだろうな?
>>564 待遇向上の前に、自分自身を向上させることを考えないのか?
そんなんだから、いつまでたっても駄目人間から脱出できない
世間からみたら、馬鹿が騒いでる程度にしかみられないってw
>>567 >高校の科目になかった学問というのは胡散臭く見えるのだろう。
そんなん関係あるわけないだろw
高校の科目に関係ない学科なんぞ腐るほどある
その書き込み内容のほうが、よほど胡散臭いw
>会社員になることこそ人生と考えてる奴がいまだ根強い。 いまどきの重点化大学院のユルイ院試突破して哲学専攻名乗ることくらい そこいらのリーマンにだってできるだろう。 興味ないし、職業としての将来性もないからほとんどの連中がそうしないだけ。 それより、この就職難のなか一流企業の入社試験突破するほうがよほど難しいし、 入ってからの仕事も厳しい。 社会的特権求めるなら、自分がそれにふさわしい能力と資格持ってること 実績で示せよ。
571 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/10(日) 10:43:35
>日本であれば、『哲学やるといったって、君、そんな顔してないじゃないか』と、 その一言でおわりそうなものを、[蓮實重彦] この蓮實発言、腹たつなぁ。まじめに哲学やりたいという若者こそ、一番の宝物じゃないか。ODの諸君、こんなのに負けちゃだめだよ。
572 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 10:46:51
573 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 10:47:48
>>570 >社会的特権求めるなら、
今時の大学教師に「社会的特権」などないぞ。教授クラスの年収は、一流会社社員の半分、非常勤だけのODはワーキングプア。
せめて哲学を教えて、年収300万円くらいほしいという若者の要求が、なんで特権なんだよ。
>>573 年収300万って月収25万だぞ。
ちゃんとした企業の会社員や公務員じゃなけりゃ、そこいらの若者に簡単に稼げる学じゃない。
ましてやフリーターなら当然。
大学教員なんて一般労働者よりはるかに拘束時間短いんだし、
同程度の収入の他の職業に比べたら、社会的ステータスは遥かに高い。
ましてや哲学なんて市場価値はほとんどゼロ。
今の社会状況で他の職業との対比で考えたら十分特権の範囲だよ。
575 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/10(日) 11:11:23
>大学教員なんて一般労働者よりはるかに拘束時間短いんだし あのですね、専任の私が言うのもなんですが、授業のために長い時間をかけて準備します。 非常勤だけのODが、どれだけ苦しんで授業の準備の時間を捻出しているか、貴方分かりますか? 博士課程を出て、30過ぎの哲学非常勤講師が年収300万で「特権」とは思えません。
576 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 11:15:32
>>563 と
>>574 は矛盾してないような気がする。
個人的に同感だし。カネ稼ぐことをなめてる人多いね。
自分で自分に同感して楽しいのかしら
578 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 11:18:42
>>575 お気楽ですね。なんか言っても無駄そう。
>>575 そういうこというから、象牙の塔の人は世間知らずといわれるんですよw
574のような知的弱者を生み出さないためには、大学における哲学教育の充実化が急務だ。
などと書いている間に578,579のような知的弱者も沸いてきた。
582 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/10(日) 11:31:05
>>578 非常勤講師は研究費も出ないから、書籍も自費で買います。週5コマで年収約200万円。ワークシェアリングなので、今は5コマなんて一人に回せない。
塾や予備校で生活費を稼ぐとしても、書籍代を含めて年収300万は必要。それでも、"地べたを這う"ような生活でしよう。
583 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 11:31:17
575には言ってもわからないと思うよ。 あの書き振りだと。なんかほんと無力感を感じる。 自分がバカだというのもあるけど。この通じなさ。
>知的弱者 哲学をやって、その程度の悪口しか書けんのかね? 情けない
585 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 11:32:55
まあでもわかるな
353 名前:考える名無しさん[sage] 投稿日:2006/12/05(火) 23:50:26
ここに住んで愚痴ばっかり吐いてる、君たち、読むがいい
http://hakasenoikikata.com/life_as_business04.html これとか読んでみるとさ、
0 会社での待遇や自分の位置に漠然とした不満を持つ
1 大学の学位に過大な憧れを持つ
2 大学院の入試は簡単ですぐに入れたが中の競争にはまったくついて行けず疎外感を持つ
3 周囲には大学も商売で入れたんだよぼったくられたんだバカと陰口をたたかれる
4 でも俺をバカにする生え抜き院生には職がないじゃないか俺みたいに余技でやるのが
賢い大人の選択なんだと居直る
5 院卒だからって威張るなよ社会ではゴミ同然だこの無職どもと恫喝
6 でも当の院生たちは自分の運命を十分に知って入ってきているのではいはいその通り
ゴミですよ〜と、誰も自分を偉いと思っていないのですっかり空回り
こんな感じなんだよね
つまり社会が大学院生を見る目にはまだ過大な評価があるってことだな
>つまり社会が大学院生を見る目にはまだ過大な評価があるってことだな まあそういいなさんな。 彼らにしてみたら、大学院入試に受かったという事実だけが 「自分は優秀だ」と信じる根拠なんだから。
>>583 何が通じないの?自分が修士レベルで終わった完全崩れなので、大学教員が年収300万稼ぐととにさえ嫉妬を感じるということか?
>>All
574, 578, 579, 583 のような知的弱者(または釣り)は適当にスルーするか、または「氏ね」ですませるのが 2ch リテラシーだよ。
>>587 あんたらは、年収300万稼ぐことが大変だといってるが、
年収300万稼ぐことが世間ではどれほど大変か知ってるか?
現状でも満足するということを知らんのかね
574およびその同調者にとっては、文化大革命時代の中国が理想なのだろうwww
自分で自分が特別だと思ってるのに、世間はそうみてくれない 悲しい負け犬達をみてるみたいだな、ここのOD達は
592 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 11:46:21
>>566 では哲学OD、非常勤が『前衛』として実践的に闘争すれば。
派遣や契約社員などの蔓延はこの国の今の問題だし。
594 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 11:49:17
なんかふぁびょったらしく連投が始まってしまった
595 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/10(日) 11:49:59
>>587 >適当にスルーするか、または「氏ね」ですませるのが 2ch リテラシーだよ。
ありがとう。私はこの板が2ch初体験なので。
>>588 それは一般社会でも派遣などの非正規雇用が広まり、搾取が横行してるからだよ。
それで満足しろというのはそういう搾取的雇用慣行を是認せよといってるのと同じ。
あなたは経団連の犬ですか?
>>595 あんたは少しマシだと思っていたが、本物のキチガイに同調するなんて正直ガッカリした
>>596 要するに、あんたは普通に生活できるけど、
自分がもっと贅沢に暮らしたいといってるだけ
それ以前に、あんたみたいなのを世間では身のほどしらずという
599 :
596 :2006/12/10(日) 11:59:50
>>598 おれは非常勤で低賃金なので、まともな生活はできてないが…
>>599 まともな生活できないやつが、
パソコンももって、インターネットにも繋いで、2chに書き込みなのかw
そんな暇があるなら、コンビニでバイトでもしろ
601 :
596 :2006/12/10(日) 12:06:27
コンビニでバイトもしてますが。 23-4時で、時給は850円です・・・
602 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 12:08:58
ああ俺もODになって非常勤みつかるまでコンビニでバイトしてたw 学会誌に論文出すときに身分欄に「コンビニエンスストアアルバイト」って書いていいのか 真剣に悩んだよw あれってどうなの?なんか暗黙の制限事項ってあるのかしら? まあ結局出す前に非常勤見つかって事なきを得たけど
ウィキペディア(Wikipedia)から、 オーバードクターは博士号を取得しながら定職に就けない人。余剰博士とも言う。 理系大学院であれば博士や修士は非常に高い評価を受ける一方、文系大学院 では院卒者とりわけ博士後期課程を経た人材の雇用に際しては企業側が比較的 年齢が高く社会的経験に乏しいことから使いづらいという印象も根強く、 採用を控える傾向がある(なお、諸外国では、高学歴が就職に不利に働くというこ とはまずありえない。)。文系であっても修士の場合はそれほどまでに深刻ではな いが、最近は就職浪人をしたために大学院に進学したモラトリアム的な入学者 (モラトリアム院生)も増えているのが実情である。
>>601 で、週何コマもって、年いくらもらってんの?
605 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 12:15:55
安定した生活なしで、アルバイト生活(おきまりの塾講師など) で月数万円を稼ぎ、育英会からの借金が数百万円。20代後半から 30代の、おそらく人生で一番輝く時代を無為に磨り減らす人がい ます。研究内容は分かりません。論評する立場にもありません。 罪深いのは、そのようなニート研究者を入学させる大学院、教授 です。そして、それに乗っかっている「頭の良い子供」たるモラ トリアム人間=ニート研究者です。
『中央教育審議会大学分科会(第39回)議事録・配布資料』 日本の大学院生や大学の学位のレベルが非常に低いということがある。日本で 過剰な博士号取得者が、欧米の第一級の産業界に就職できるかというと難しい のではないか。それだけの実力を持っていないということなので、大学院の教 育を充実して、本当に世界に通用する水準を構築することが大事だと思う。 『衆議院会議録情報 第120回国会 文教委員会 第7号』 「わが国の大学院、特に理科系では学位授与に甘過ぎるという批判も出ている。 中には学位取得にからむ面接で日本語も英語もあやしいのに、「せっかく論文 を書いたのだから」と教授が書き直してパスさせるといったケースも少なくな い。」これは実態はどうかわかりませんが、そういうことが書かれておるわけ です。しかし、いろいろな状況があるにしろ、こういう留学生の学位問題をめ ぐって、欧米諸国の関係者の間に、日本の学位のレベルは低いという批判を招 く結果になるのじゃないかということも指摘をされておるわけです。
607 :
596 :2006/12/10(日) 12:19:06
水曜に哲学概論が1コマ、 木曜に語学が3コマです。 税金を抜いて、9万円程度というところでしょうか。 バイトはこの秋から、とりあえず日月の二日入れてみました。 慣れてきたので、多分土曜日も入れて増やすと思います。 非常勤で家賃、食費、光熱費、通信費に、少しの余りが出ますが、 バイトで本代や学会費を捻出しています。 塾講師なども考えましたが、最近は塾講師でも、時給は1200円〜ですし、 授業の準備などを考えると、引き受ける気になりませんでした・・・
>>607 >水曜に哲学概論が1コマ、
>木曜に語学が3コマです。
>税金を抜いて、9万円程度というところでしょうか。
年、9万円なのか?
だったら、非常勤やらずにコンビニバイトを増やしたほうが金になるのは
猿でもわかるw
語学を削ればかなり違うと思うけどな
でも、安すぎ
これが本当なら不憫だとは思う
609 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/10(日) 12:35:38
>年、9万円なのか? いや、月9万円でしょう。非常勤は週1コマで月額3〜4万円が普通です。
610 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 12:40:24
> 非常勤は週1コマで月額3〜4万円が普通 どこの国の話だよw いまどきODの非常勤がもらえる額なんて25000前後だよ 25000×4で10万で一割持ってかれて91000ってとこじゃねえの 一コマ当たり6000円時給に直して4000円 まあ学生バイトの塾講の平均よりは高いけどねw
>>609 だとすれば、
月、平均して 4 回だよな
1.5時間 * 4 = 6 時間
3〜4万円 時給 \5000 〜 \6666
まあ、妥当なとこじゃないの?
>>610 ギャーギャーいわずに現状で満足しろよ
別に待遇が悪いわけではないだろ
そんなに嫌なら、とっとと就職しろ!
> 年、9万円なのか? 院生崩れくらいが絡んできてるのかと思ったら 本当に何も内情を知らない奴が来てたんだな。 こういう子がどうして哲学板に来たのかは分からないが、 こういう子でさえ哲学に興味を持っているという現状を踏まえて 市場の掘り起こしを図らねばなるまいな。
614 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 13:13:09
哲学に興味を持つのは柄谷・浅田経由が多いんじゃないの?
今は宮台真司・斎藤環・東浩紀等を経由して社会学方面に流れていく人の方が多いみたいだ。
ホント、ここのODは、どうでもいいことばかりに目を向けるなw 哲学者なら人のことより、自分の研究に関心をもてよ 哲学の市場云々の心配より、自分が業績を出すことのほうが先だろうがw
617 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 13:24:47
哲学は人を引き付けるスターがいないからね。 戦前は西田を慕って京都に優秀な人材が集まったが。
コンビニでバイトしながら哲学の研究をあきらめてないことには敬服するけど、 その経験を自分の研究に反映させられないのかね? 自我とか労働とか、哲学的に語れる切り口はいくらもあるはず。 他でもない自分自身の実人生、実体験と関係のない哲学なんて 単なる観念の戯れだろう。 そんなもの人に教えてカネもらおうと思うのがどうかしている。
しかしコンビニバイトの経験を投影して いきなりカントとか現象学とかハイデガーとかを 語られても嫌だな。そんなの通俗的になるに決まっているから。 「搾取される若者」じゃないが、社会学的にやるならまだ 分かるが。哲学ODの個人的な人生論なんてつまらんだけだし。
>>567 哲学が高校で導入されれば、文系の反知性主義的な風土も
少しは減るかもしれんし、理系に行く連中も少しは哲学的思考が
できるようになるかもしれない。
中高一貫高とかで論理エンジンて言うのを導入しているところが
多数あるから、そういうところから攻めるのはどうか。
論理エンジン自体に絡んでゆくという手もある。
競合するよりは楽かもしれん。
621 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/10(日) 15:21:27
>>610 >どこの国の話だよw いまどきODの非常勤がもらえる額なんて25000前後だよ
失礼しました。私が今行っている大学院非常勤(都内の巨大私学)の今月の銀行振り込みを見たら、30456円でした。若い年齢の人だと25000円くらいかもしれませんね。しかし逆に言うと、年齢が上がっても非常勤給与は大してあがらない。
時給4000円というけれど、本の調べとノート作りの時間を入れれば時給1000円くらい。これが高いはずがありません。
>>621 高くないけで、安くはない、ということだなw
623 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/10(日) 15:33:07
>>622 いいえ、専任でない人たちにとっては、とても安い額です。
非常勤の賃金やコストパフォーマンスを語るなら、 そのコマ自体の市場価値を問題にしないといけないだろうね。 そのコマの履修者はどの程度いるのか、 選択なのか必修なのか、など。 個人的な実感で言うと、必修か若しくはそれに近い状態 (選択必修か他の選択肢が限られる)でなくて、 単位がラクにとれるという余禄のない哲学の科目を 履修したがる学生は非常に少ないのでは? 学校の立場からすれば、履修者の少ない科目の非常勤など 安くて十分、担当させてやってるだけありがたく思えという 議論も成り立つだろう。
>>623 あんたが仕事の割に安いと思ってるだけだろw
だったら、その仕事を辞めればいい話
結局、仕事が欲しいのか、もっと時給上げてくれなのか、一体どっちなんだい?
教育課程審議会の三浦朱門審議会長は、ゆとり教育導入の経緯についてこう語っている。 「学力低下は予測しうる不安というか、覚悟しながら教課審をやっとりました。 いや、逆に平均学力が下がらないようでは、これからの日本はどうにもならんということです。 つまり、できんものはできんままで結構。戦後五十年、落ちこぼれの底辺をあげることにばかり 注いできた労力を、できるものを限りなく伸ばすことに振り向ける。百人に一人でいい、 やがて彼らが国を引っ張っていきます。 限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです。 国際比較をすれば、アメリカやヨーロッパの点数は低いけれど、すごいリーダーも出てくる。 日本もそういう先進国型になっていかなければいけません。それが“ゆとり教育”の本当の目的。 エリート教育とは言いにくい時代だから、回りくどく言っただけの話だ」 つまり、身の程を知れ、分を知れってことだよおっさん達wwwwwww おまえらみたいに、世界的な業績が無い奴はなwwwwww
628 :
ミネルヴァの梟 :2006/12/10(日) 15:56:57
>>624 さすがに、科目や聴講者数によって、非常勤単価を変えるという大学はないだろう。
哲学科の専門科目や大学院の非常勤はそれほど数がないし、聴講者も多くない。だが、専任が持てない専門分野という意味で必要性はある。
一方、教養科目としての哲学は聴講者はかなり多い。他分野に比べて哲学の講義だけ特にコストパフォーマンスが悪いということはないだろう。
>>629 でもこのスレの何人かが主張する業績評価が本格化すればこの種の判断は避けられなくなるよ。
そもそも業績評価自体経営判断梨ではありえないし、きちんどやれば教員の研究能力だけでなく
教育能力やその講座自体の社会的需要まで明らかにしてしまうからな。
哲学科は客呼べないからクビ切った教員の補充はしないで規模を縮小しようとか
こんな不人気講座は潰してしまえとかいう話も十分あり得る。
教養レベルの需要はあるだろうけど、それくらいなら語学や社会学の教員でも十分代用可能だし。
業績評価を導入したって、就職難の哲学ODが得する結果には絶対ならないよ。
>>624 同一労働、同一賃金という原則にしたがえば、専任と比較した場合、非常勤の待遇改善は急務ということになるんだよね。
(仮に給与決定に際し研究教育業績の差を考慮しても、専任と非常勤の間に現状ほどの差は出ないはず。)
しかし財源をどうするか、それが実際的な問題だ。
631 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 16:12:58
わたしもこの学生達が講義1回につき150円出してくれたら 時給を上回るなあと思ったことはありますね。 学生がジュース一本分の価値があると思ってくれたかどうかは また別ですが。 それと誤解があるようですが、大学が非常勤を雇いたがるのは 語学や情報処理等の必修科目、あるいは哲学で言えば教職課程で必修、 などというケースのほうです。つまり旧教養系ですね。 その意味では、一方で学生には必ず履修しなければいけないという縛りをかけ 他方それを担当するのは非常勤というのは、大学側の教育姿勢として 若干問題がないだろうかと思わないではありません。
>>629 その議論は大学と営利追求のための私的企業を混同していると思う。
大学は私立であっても法律上そのような組織ではないので、完全な市場原理によって運営されるべきではないし、
政治はそのような状況を避けねばならない。このような制約のもとでは、研究教育業績の評価と、それにもとづいた
給与の差別化は、競争と活性化を促す上で有効だろう。
>>632 そんなこといえるのは一部の上位校だけ(今後はそれすら危ういが)。
多くの大学は少子化で受験者、入学者減に悩み、留学生や社会人も
含めた学生獲得に必死になっている。
シビアな経営判断をせざるを得ないそういう状況下で、大学の財政に
貢献しない哲学の教員の立場が悪くなるのは当然だと思うが。
必要なのは、自分自身の市場価値を高め、自分が大学に必要な人材だと
思わせるだけの実績を残すことじゃないの?
>>632 なんか業績評価に幻想抱いているみたいだなあ。
そもそも業績評価は、既得権を失う現役教員の反対が相当に強いので
実現されるとしたら大学本部がトップダウンで乗り出すときだけ。
大学本部が乗り出すとなれば、学校本体の経営判断と無縁なはずはない。
哲学みたいな不人気専攻は、教員の入れ替えなんて生易しいものでは済まず
規模の縮小、他専攻との併合や解体という話が必ず出てくるだろう。
業績上げてない無能教授がクビ切られたらそのポストが自分に回ってくる
なんて甘い甘い!
>>633 それならなおのこと業績評価は必要だよね。
何年も論文書いてない教員や教え方の下手な教員を排除し、質のいい教員を確保するために。
アカデミズムの世界が自ら業績評価を行って、大学および教員を判断する基準を社会に示さないと、
大学や大学教員の社会的評価が、マスコミ露出度のような(研究教育の能力とは本来
あまり関係ない)世間的な基準ばかりに左右されることになるだろう。
>>635 >大学や大学教員の社会的評価が、マスコミ露出度のような(研究教育の能力とは本来
>あまり関係ない)世間的な基準ばかりに左右されることになるだろう。
世間はあんたが思ってるほど馬鹿じゃない
馬鹿を露出した者は馬鹿とみなされるだけ
あんたのただのやっかみ
業績評価が基準になるのは当たり前の話
業績評価が機能していない学術分野こそが胡散臭いだけの話
>>634 俺はそこまで日本人を馬鹿にしてない。日本人もアカデミックなものの価値を理解できると思うから、
大学運営に市場原理が持ち込まれても、大学が完全な実利的価値にのみ基づいて運営され、
実利的でないものが排除されるとは思わない(希望的観測もあるが)。
仮に日本が実利一辺倒の国になったら、それはそれでしょうがないと諦めて、出て行きます。
現状のように能力もなく努力もしない(一部の)教員を保護し、そのせいでアカデミズムを停滞させるよりは、
競争原理を持ち込むほうがいいし、それで哲学が締め付けられてもしょうがないと覚悟してます。
哲学はいかがわしいものがまじらないように エリート主義でやったほうがいい。 それでちゃんと古典が読める環境を堅持するほうがずっと重要。 講壇哲学は正統性でやっとけばいいのさ。競争原理など無意味。
>>638 >競争原理など無意味
負けるのが恐いのか?
自分がエリートだと思いたいがために
臆病者めw
>古典が読める環境
図書館に古典を置いとくだけで充分
読みたいやつが読めばいい話
自分のエセ解釈やエセ翻訳がそんなに重要だと思ってるのか?
真っ先に淘汰されるのが恐いだけなんだろ?
640 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 18:05:39
共産党万歳!
642 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 18:29:03
自分にレスして楽しいのかしら
>>642 いくらなんでも、そんなことはしませんよw
ここはクソスレですか?
金のないやつは博士課程行っちゃだめだよ。 (マスターまでは可)
646 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 20:05:08
>>639 > 図書館に古典を置いとくだけで充分
> 読みたいやつが読めばいい話
古典文献学っていうのは、やっぱり読み方を訓練する場がなければ無理だよ。
ある程度分かっている人と比較しないと、自分が分かっていないことが分からないから。
647 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 20:09:44
>>620 「論理エンジン」って何? 俺、論理学は多少齧っているが、聞いたことがない。
最近のデジカメに入っている「映像エンジン」と同じぐらい胡散臭い響きだが、
ともかくそれで職になるんなら、やってもいいなあ。
ロースクールなんかでもアメリカの真似をして論理的推論能力が云々とか
やっているみたいだが、そっちでも職になるんならやってもいいなあ。
要するに、銭が稼げるんなら何でもやりまっせ、ってことか。w
648 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 21:19:13
賃上げ闘争やる気ないなら海外に活路を見出だすしかないのでは? ポストにありつけるラッキーをじっと待つよりは。
賃上げ闘争は、ある程度私財のある人じゃないとやりにくいな。 しょうがねえ、俺がやるか。
650 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 21:31:54
海外に活路を見出すことが出来るほどの能力とファイトがある香具師は 日本でも職を見つけることができてる場合が多いんだな、これが。w
非常勤講師は現状だと教育のための本も買えないだろう。 どう考えたっておかしいよな。
652 :
プロ非常勤 :2006/12/10(日) 21:52:36
では、コンビニのバイト行って来ます。
653 :
考える名無しさん :2006/12/10(日) 22:03:41
例えば作家の場合カフカは会社員、ゴンブロヴィッチは銀行員だったりしたわけで 哲学と金銭を両立したいなら普通に勤めてじっくりやればいいんじゃない? 連載に追われるとかなら無理だろうけどさ。
>>653 ここのスレの住人は大学の専任教員にならないと哲学ができないて繰り返しているのばっかり。
哲学って考える学問のはずなのに完全な思考停止に陥ってますから。
656 :
超越論的名無しさん :2006/12/11(月) 23:22:49
今は、そしてこれからはもっと、専任教員になってもまともに研究 できなくなってきてますよ。国立大でも法人化のせいで。私大は いわずもがな。収入があっても、研究以外のことで時間がなくなってしまうんです。 だから、「いつか専任になって・・・」と夢をもつのは、ちょっと考えた方がいいかも。 それから、今は文科省の気まぐれのせいで、文系にも博士号を簡単に 出しすぎる。卒論レベルの水増しみたいな博士論文が通っちゃうんです。 そういう人に就職が回ってくるかどうか、果たして・・・ もしかしたら、カント以来の哲学者=大学教授っていう時代は そろそろ終わるかも。
無能な仙人の給料減らして(さらに無能でない仙人の給料も減らして)その分仙人教員の数を増やせば余計な負担も減るだろう。 「研究の時間確保プラス収入減」より「研究以外の負担減プラス収入維持」を選ぶ仙人が多いから、それは無理なのだろうか。
無能な仙人より無能な仙人が考えそうなことですね。
659 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 00:01:47
>>657 無能仙人の給与は五割引き、そうでない仙人の給与は一割引です。
特に有能な仙人の給与は現状維持です。
>もしかしたら、カント以来の哲学者=大学教授っていう時代は >そろそろ終わるかも。 本格的な業績評価が導入されたらそうなるんじゃない? このスレ住人は業績評価=無能教員の入れ替えって勘違いしているけど、 どう考えたって読みが甘すぎ。 本格的な業績評価導入すれば、学校経営の観点から、個々の教員だけでなく、 哲学という学問自体の既得権が必ず問題視される。 役に立たない、ろくに履修者もいない科目のために予算組んで何人も 専任雇う必要ないから専攻なんか潰してしまえ、教養での需要は 他分野の教員にコマもたせて賄えばいいって話になる。 無能教員の首切りが実施されるとすれば、それは代わりの有能教員を雇うためじゃなく 哲学の枠そのものを縮小するため。 代わりを雇うにしても、まず他大学の有名教員引き抜きに動くだろう。 職にあぶれたODを救済する結果には絶対ならないよ。
>>660 業績評価と実利主義の徹底は本来論理的に無関係。
アメリカでは研究教育業績が教員の地位と給与に反映されるが、
アメリカ哲学は大繁栄。
>>660 業績評価の導入でODが恩恵を受けなくても、業績評価をしない理由にはならない。
現状では才能もなく努力もしない不適格大学教員が多いので、それらを排除するためにも有効。
そうやれば、就職できないODの不公正感も減る。
不公正感の除去は倫理的に非常に重要。
>>662 でもどこに業績評価を依頼するの?
学内でやる分にはどうせお手盛りだろうし、
学外に依頼しようにも専門の調査機関なんて存在しない。
哲学の業績を専門的見地から評価できる人間なんて限られている上、
癒着を疑われないように特定教員と関係のある人間には頼めない。
首切られた教員からは必ず恨まれるなど割に合わないから、
積極的に引き受けたがる人間もいないだろう。
挙がる名前は非常に限られてくるから、あちこちの大学で導入されたら
パニック状態になるだろう。
査読論文の数カウントするだけでいいなら素人でもできるけど、
そういう調査には必ず専門的見地からクレームがつくだろうしね。
個人的には、業績評価を専門に引き受ける会社を作ってそのなかに
哲学担当を設ければ、大学外の有力な就職先になると思うんだけど、
専任専任って繰り返しているここの連中にはそんな発想ムリだろうな。
664 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 01:32:13
>アメリカ哲学は大繁栄。 そうなんですか?
665 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 01:33:04
学会事務センターみたいに学会の事務を担当するって いかにも食いっぱぐれがなく多方面から利用されてた事務所でさえ潰れてる ましてそんな専門調査委員会が採算とれるとは思わないな さらにいえば学会誌のジャッジさえまともではない現状で更に多方面の専門を受け持つ 独自の評価機関ってのはそれこそ内情をわきまえていない机上の空論だと思う
純粋数学ではよくあるけど、フィールズ賞をもらうような研究でも 引用数上は一桁なんてこともあるんだよね。 高度に発達した分野ほど研究者人口も少なくなって わかる人が世界で10人とか。となると引用数なんて伸びるはずもないし。
このスレをみてると、よく分かるなw 哲学が終わってるのではなく、日本の哲学関係者(ODも含めて)が終わってることがw 一遍、ぜーんぶ潰して新しく作り直したほうが早いかもなw
668 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 02:07:28
まあどう作り直してもそこにお前の居場所はないけどなw
669 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 08:05:36
哲学のODがどうあろうと、時代が行き詰ったときには、若者は哲学を目指す。 哲学志望者は依然として十分な数がいる。 実用性がないにもかかわらず、独文や仏文ほど落ち込んではいない。
>>669 だからそれは、法や社会政策によっては解決できないような問題を広く考える
視点を養うための智としての哲学に対する関心でしょう。
そういう関心に答えられるのは年月の風雪を経て古典だけであって、
誰も読まない業績論文では決してない。
哲学者は必要だけど哲学研究者は必要ない。
哲学者=大学教授ではない。
671 :
超越論的名無しさん :2006/12/12(火) 14:04:03
>>669 >>670 まったくそのとおりで、私が言いたかったことは、いまの業績主義の
大学のなかでは、真の哲学が育たないということ。
真の哲学とは、古典になりうる哲学です。そんなこと当たり前でしょ。
だから古典は重要なんだよ。
アメリカ哲学が大盛況たって、百年後に残るかどうかはなはだ疑問です。
某旧帝大の助教授などは、今ハヤリの応用倫理関係の論文が100以上
あるという理由で引き抜かれたが、内容は水増し。そもそも今の
応用倫理ブームは明らかに哲学をだめにしている。
極論ですけど、私は大学から哲学科をなくしてしまった方がいいと思う。
灯台にだけ残しても可。兄弟はだめ。
繰り返しますが、今の業績主義の大学には真の哲学者のいる場所はない。
今の大学にあるのは、「役に立つ」「ハヤリの」応用倫理か、いわゆる
Philologieのみ。
教官に能力があるかどうかなんていうぬるいレベルの問題(危機)ではない。
もはや哲学の死です。
672 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 14:40:45
文藝批評家のほうがマシだもん日本は
古典が重要だと考えるのに大学の哲学科を排除したがる奴は、 義務教育で古典ギリシア語やラテン語をちゃんと読めるようにしろ とか考えてんのか。
>>673 ギリシャ語やラテン語の教員需要は極めて限られているから、
東大の西洋古典学専攻一校だけで全て賄えてしまうだろう。
そもそも哲学専攻している連中で、古典語ちゃんと読めるやつ、
大学院受験のとき古典語選択できるやつがどれくらいいるのか?
古典の重視と哲学科の排除は矛盾しないよ。
675 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 16:53:13
>>671 業績評価は、最低レベルをクリアできない問題教員を排除する意味が大きい。
上でも言ったが、現状だと駄目教員がのさばっていて、その害(実害および不公正感)が非常に大きい。
確かに論文の数だけを問題にする純粋数量的業績評価は無意味であり、ある程度のレベル以上では、業績は量ではなく質で
評価されるべきだろう。というか、そのような高レベルでの評価に制度は必要ないだろう。
(実際、単なる数量的な業績評価はアメリカでも行われていないし、そのような風潮もない。
例えばクリプキは論文は非常に少ないし、Ph.Dも持っていないが、彼が超一流であることは誰しも認めるだろう。)
繰り返しになるが、一定レベルをクリアできない教員を排除するための業績評価は必要だと思う。
さらにテニュア制度の導入も必要。
676 :
追伸 :2006/12/12(火) 17:23:43
>>671 生命倫理とか工業倫理などの応用倫理は、悪く言えば泡沫哲学で、あれがアカデミズムの世界で幅を利かすの由々しき問題だと思う。
しかし、あれをメインにできる人間は、もともと哲学が本当に好きではない人間だろう。
学問的にまっとうな業績評価のない世界で生き残り、本来の哲学をやる気も能力もない教員が、そういう分野に逃げる。
そんな連中を排除するためにも、学問的にしっかりした業績評価は有効だと思うが。
(それが容易に実現可能かどうかは別として。)
677 :
超越論的名無しさん :2006/12/12(火) 19:59:59
>>676 前半まったく同感。
事実、古典をきちんと理解していない研究者に限って、「ハヤリ」に飛びつく。
しかし現状として、そういう教官しかいないと断言してもいいほどだし、
学生のニーズに迎合して応用倫理を勉強しなければならず、本当にやりたい
哲学研究ができない、という現状もある。
しかも応用倫理の業績がないと就職できないなんていう現実まで
あるくらいだ。(これが一番大きい)
だから、君の言う「学問的にしっかりした業績評価」など、今の日本
の大学・文科省では容易にどころかまったく不可能なのです。
ついでに言うと、応用倫理は学問としては泡沫的なものではない。
本来は、哲学者の仕事ではなく、技術者側の仕事なのに、なぜか日本では
それを技術者が哲学者をヨイショして押し付けているんです。
例えばドイツの医学部には、必ず「生命倫理研究科」みたいなものが
付属していて、そこに専門家がいて、医学生もそこで学べる。
ところが日本には生命倫理の専門家がいなくて、哲学に押し付けてくる。
哲学研究者もなぜか喜んで引き受ける。
「ハヤリ」よりも何十年も前から生命倫理を専門にしている先生から
聞いたのだが、結局のところ、生命倫理上の諸問題はそのときの技術に
依存してくるので、常に医学の最先端の現場にいる人でないとできない
はずなのです。
ついでにいうと、「環境倫理」なんていうのは原理的に存立しえない。
理由は各自考えて下さい。
それから、「ケア倫理」なんてくるともう「福祉学科へ行け!」と言いたく
なる。
どうして誰も気づかないんだろう?
>>676 >>677 >>499 ですでにいってるんだがなw
>事実、古典をきちんと理解していない
そもそも、これは哲学じゃないw
こういうのを哲学というから問題が発生するw
解釈学とか別の名前にすればいいのにw
でだ、そんな、どうでもいいのが、哲学にへばりついてるのが問題なだけ
真っ先に淘汰されるであろうw
重要なのは残った評価される古典そのものであって、古典の解釈が重要なわけではない
679 :
超越論的名無しさん :2006/12/12(火) 20:15:43
>>675 「最低レベルをクリアできてない教員」「駄目教員」ってどんな人のことですか?
ドイツ観念論専門なのにドイツ語ができない教官とかですか?
具体的に教えて下さい。
私の知っている範囲で言ったら、真の哲学をやってる人が真っ先にクビになる
可能性がかなり大ですよ。そして、「ハヤリ」ばかりを追う泡沫哲学研究者が
残ることは確実です。
土屋賢二もたまにはいいこと言うんだけど、「哲学は10年かかってやっと
結果が出る学問、あるいは10年かかってやったことがムダだと分かってしまう
学問」だからです。ホントの哲学をやろうとすればね。
>>675-676 そこまで業績評価にこだわるなら、ここで評価法のモデルを出してみて下さい。
すなわち、
評価委員の顔ぶれと人選法
大学当局や当該教員と評価委員の関係
評価の項目や評価法のシステム
評価委員の権限(評価結果をレポートするだけか人事まで掌握するのか)
評価の透明性と公平性をいかに確保するか
クビ切り教員の処遇と入れ替え教員の人事
大学の経営判断との兼ね合い
他専攻、多学部教員の評価との兼ね合い
評価にかかる予算
大学によって事情も違うだろうが、最低でもこれくらいは
どこいってもつきまとうだろう。
それに現実問題として、一部の上位校をのぞけば教員に研究能力なんか
求められてないでしょ。学生のが苦慮暮れレベルからいって、
大概の学校で求められるのは、学生の面倒を見る
サーヴィス業者とアドミニストレーターとしての能力だけ。
その程度の連中でも進学してくるからこそ、大学進学率が上がって
自分たちもポストにありつけることを忘れてはならない。
>>679 > 「最低レベルをクリアできてない教員」「駄目教員」ってどんな人のことですか?
> イツ観念論専門なのにドイツ語ができない教官とかですか?
こんなもん、専門ではなく哲学の教養程度として身に付ければいい話
哲学の本質とは関係ないw
682 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 20:51:27
みんな微妙に哲学についてもっているイメージが違う。 それが齟齬の原因の一つだと思う。
>>682 ××はいった、とかいう古典の代弁が哲学なのか?
ちゃんちゃらおかしいわけだがw
まあヘレニズムの学派抗争やらスコラ学とユマニストの対立やらむかしからよくある話だなたぶん。 どっちも自分こそが本当の哲学だってことを理由に相手を排除しようとするわけだ。面白いからいいけど。 でも環境倫理が成り立たないって何でよ。 和辻とか日本っぽい「倫理」学でも世代間のつながりを媒介するとかいえば正当化できるんじゃないか。
685 :
超越論的名無しさん :2006/12/12(火) 21:09:24
>>680 ゴメンナサイ、自分は一部の上位校しか通ったことないし、教えたこともないので。
まぁ、そんなエリート校でさえ学生のレベルが落ちてて、学生の面倒を見る
サービスや学生集め、果てはコンパや研修旅行の面倒まで見なくては
ならなくなって、その上、研究能力というか業績に関しても昔より要求が厳しく
なっているので、本当にやりたいことをじっくりと取り組むなんてことが
できなくなっているわけです。
だから、最初にした発言に戻りますが、OD諸君もあまり就職に夢をもたない
方がいい、ということです。就職=喰ってゆけることと割り切っているなら
よろしいのですが。
>研究能力というか業績に関しても昔より要求が厳しくなっているので、 よくそんなんで研究者を名乗れるもんだw
ケア倫理のことも悪くいうけどさ、 看護の学位とる際に制度的に選択で哲学とることを動機づけられてるんだし、 大目にみればいいのに。っていうかレヴィナスとかは拒絶しない気がするな。 それに「レベルが落ちて」る学生と真摯に向き合って、 『論理トレなんちゃら』みたいに上手くできるか自分を試してみるがいいさ。
688 :
超越論名無しさん :2006/12/12(火) 21:54:40
>>684 言い間違えました、「成り立たない」は。
とりあえずあなたのいうように「世代間倫理」はありえます。
でも「環境倫理」が原理的におかしいのは、「自然」を「環境」、
即ち「人間の自由にできる道具」と初めから捉えてしまっているため、
本来人間は自然によって生かされているのに、それを「保護する」と
いう本末転倒に立脚しているからです。これはキリスト教固有の
問題です。アイヌ人だったら「環境倫理」なんて言葉は生まれも
しないでしょう。
>>686 1年に2本論文執筆を要求されるのです。そんな研究環境だったら
カントは「純粋理性批判」を書く暇なかったでしょう。
>>679 専任採用の条件は、博士号プラス査読(全国規模の学会)3くらいじゃないすか。
専任採用後は、最低2年に査読1本がデフォ。
5年査読またはそれに相当する業績がなければ、問題視すべきですね。
690 :
超越論的名無しさん :2006/12/12(火) 22:11:47
>>687 ケア倫理自体を悪く言ってはいないです。ていうか上にも
書いたとおり、応用倫理はすべて必要です。ただ哲学プロパーの
人がやる問題じゃないって言いたいだけ。
ケア倫理に関しては、福祉学科の問題でしょって言ったんです。
そして勿論、福祉大学とか看護大学に就職した哲学研究者はケア
倫理学を教えることが要求されるので、勉強しなくてはいけません。
ところで「看護の学位とる際に・・・哲学とることを動機づけられて」
っていうのは、「義務づけられて」の間違いですか?
看護学校で非常勤したことのある方、何を教えてますか?
>>690 間違いではないです。たしかに「義務」か「動機」かで迷いましたが。
「義務」では強すぎると思ったのです。選択ですし。
しかし業績評価が重要って割には、結局その具体的な運用モデルは 何も出てこないんだな。 査読論文の数数えるだけなら誰だってできるし、そんな基準設けたら 肝心の査読にコネと情実がはびこるだけなんだから、もっと いろいろな側面から考えないといけないのにね。 まあいい年してロクな社会経験もないODに、人事に関わる業績評価の 実務なんて思いつくはずもないか。
なんか業績評価されるとやばい仙人様が多そうですねwwwww
694 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 23:05:01
しかしまあ、哲学で「業績評価」なんてことを本気で言っている香具師がいるとすれば 馬鹿だけだろうから、馬鹿の基準で評価されるじゃたまらんというのは、自然な反応では あるな。
696 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 23:16:55
不適格教員を排除するために業績評価が必要なんだよ。 学問的に高いレベルの仕事の優劣を付けるためではない。 民主主義社会の大学では、対外的に研究教育の質を保障する最低限の客観的基準が必要なだけだ。 それもクリアできないなら早くやめろ。
>>688 >「自然」を「環境」、即ち「人間の自由にできる道具」と初めから
>捉えてしまっているため、本来人間は自然によって生かされているのに、
>それを「保護する」という本末転倒に立脚しているからです。
現代の環境倫理学の定番の立場のひとつになっている土地倫理とか、
ディープエコロジーとか、まさに688さんと同じような問題意識から
出発しています。環境科学や環境経済学の人にはそういう視点
はないから、そこに哲学系の環境倫理学が介入する理由は十分
あると思いますが。
というかもしかして実際に環境倫理学の本とか読んだこともないのに
全否定していたなんてことはないですよね?
>不適格教員を排除するために業績評価が必要なんだよ。 だからその具体的な評価システムや運用法を書けって言ってるっしょ。 >民主主義社会の大学では、対外的に研究教育の質を保障する最低限の客観的基準が必要なだけだ。 大半の大学では、教員にはそんなもの求められません。 教員は研究者でなく、教育サービスの提供者であり便利屋なんです。 レベルが低いと話ではあるけど、それが現実。
>>698 日本国民を馬鹿にするのもほどほどにしろ。
さもなくば北に帰りなさい。
業績を評価することにより、腐ったみかんをみかん箱から排除して少しでも大学を良くしようといっているだけだが… こんな提案にさえ断末魔的なケチをつけるほど、仙人様は追い詰められているのか?
701 :
考える名無しさん :2006/12/12(火) 23:46:16
そんなので「大学」が少しでも良くなると本気で思ってる?
702 :
考える名無しさん :2006/12/13(水) 00:01:40
業績評価の徹底で、大学は確実によくなるよ。 競争原理がはたらいてる国、例えばアメリカやイギリスのほうが、哲学も含めてはるに学問レベルは上でしょ。 競争が怖い人にとって住みにくくなるだけ。 競争がある分野のほうが、才能があり努力をするつもりの人間が多く入ってくる。 そのせいで実利ばかりを優先する風潮が蔓延するというのは杞憂。 無能教員の言い訳。 むしろアカデミズムが率先して自らの価値観に基づいて競争原理を導入しないと、 学問的価値を理解しない実利一辺倒の価値感による悪しき競争原理にアカデミズムが汚染される。
任期制も導入前はすごい期待感あったけど ふた開けてみたらどってことなかった。 業績評価も同じじゃないの? 所詮大学人がやることなんだし。
>教員は研究者でなく、教育サービスの提供者であり便利屋なんです。 じゃあ空論だけど 研究員としての教授と教員としての教授の資格を分離して「研究博士」と「教務博士」の二つを設ける。 教務博士はある程度の教養があればなれて大学の雑用、進学活動、学生のゼミの担当をすると。
業績評価に反対してる人って業績ない専任か? 代案も出さず、根拠も示さずに結局そんなことやっても無駄だとか… 挙句の果てには大学には期待されてないとか… そこまでネガティブになるなら、学問やめらばいいのに… 既得権が侵されることを恐れる人たちはしばしばみっともない抵抗をするが その典型例だな。 それとも、全部釣りなのだろうか?
706 :
考える名無しさん :2006/12/13(水) 00:27:33
キング牧師が公民権運動をやっていたときも、頑固な白人がやってきて口汚くののしったそうだ。 新しいことを提案する人に対しては、既得権を脅かされると感じる者がわけの分からん嫌がらせをするものだ。 今ではキング牧師はアメリカの英雄、彼をののしった白人は歴史にも記録されない屑だ。 簡単に諦めたりめげたりしないことが大切だよ。
そういえば、アメリカで黒人の哲学の先生っている?
自演が丸わかりだよ。
>>707 スタンフォードとプリンストンに結構出来るやついるぞ。
>>702 >>703 任期制に期待するODは気が付いたら自分が任期付きになってるだけ。
自分の首を絞めてどうすんの。
ダメットの本の序文とか見てみな。
イギリスのアカデミズムが競争原理で崩壊して行った様子が書いてある。
アメリカの大学は第3世界から賢いやつを連れてきて
そこで生き残ったやつにテニュアをやるという仕組み。アメリカ人があまりいない。
日本で運用できる仕組みじゃない。
それにアメリカはやってる研究だってそんなに凄くないんだけど。
テニュア・トラックに乗れば後は普通にやってれば何とかなるし。
ハーバードやプリンストンだと逆にテニュアを取るのが極めて難しい。
大学を良くしたかったら現場で使途が決められる金が必要。
国立大学は全て文科省のひも付き予算しかない不条理な世界。
>国立大学は全て文科省のひも付き予算しかない不条理な世界。 予算もらえる程の実績も出してないクセに、なにを偉そうに
>研究員としての教授と教員としての教授の資格を分離して「研究博士」と「教務博士」の二つを設ける。 >教務博士はある程度の教養があればなれて大学の雑用、進学活動、学生のゼミの担当をすると。 絶対ムリ。教務を伴わない研究だけの職業が成立するなら、官公庁とか企業に 研究所とかシンクタンクとかがとっくに開設されてる。 いや、原理的には可能なのかもしれないが、大学にしがみつくことしか考えてない以上 そんな職業が生まれるわけがない
>>710 テニュア制度は非常にいい、というか不可欠だと思うよ。
これがあれば問題教員はだいぶ排除できなのになあ、と思う。
> アメリカの大学は第3世界から賢いやつを連れてきて
> そこで生き残ったやつにテニュアをやるという仕組み。アメリカ人があまりいない。
これは反論さえ不要のとんでもないウソだなwwwww
それと、イギリスのアカデミズムが競争原理で崩壊したいうのは、たぶんまちがいだろう。
そもそも「崩壊」はしてないだろうし、悪くなった面があるとしても、原因はサッチャー流の実利主義であり競争ではないだろうね。
実利主義(金儲け主義)と競争原理を混同する人が多いね。「国家の品格」じゃあるまいしwwwww
それから、ダメットには悪いが、かつてはイギリスの哲学はアメリカの哲学に比べればレベルは落ちると思う。
伝統や権威を自分たちで守っていくというエリート意識が強すぎて、明快な議論が行われない傾向があった。
イギリスのオックスブリッジの連中(少なくとも少し前まで)が書くものって、非常に権威主義的で、ときには蒙昧主義的でさえあった。
アメリカは、前世紀前半に、当時世界最高レベルのヨーロッパの哲学者が移住してきたという恩恵のせいか、上記のイギリスのような
悪い傾向はあまり見られない。
>>706 黒人公民権運動のために尽力したキング牧師とアカポス欲しいだけの自分を一緒にすんなよw。
tenure 制度の詳細は知りませんが、それははアメリカではむしろ大学教員にとって有利な制度と 見なされている見たいです。 大学教員になり、しばらくして一定の業績をあげれば終身在職権が得られ、 問題でも起こさなければ解雇されない。 一般企業では、企業側の理由で解雇できるので、それに比べると有利ということでしょう。 tenure が取れなければ、その大学にい続けることはできないので、教員の質を保つ効果もあります。 日本みたいな、一度専任になれば10年査読なしでも一生ポストに居座れるような沈滞したシステムは アメリカ人は夢想だにしないのだと思われます。
>>705 他のやつらはどうか知らんが、少なくともオレは反対してない。
ただ実効性を疑問視してるだけ。
新しい制度を導入したって人事が活性化しないのは任期制見ていればわかる。
それに仮に問題教員の排斥は、必ず経営的な観点からも問題になる。
もともと哲学なんて大概の大学で教養程度の需要しかないんだから、
問題教員が排斥されるような事態になったら必ず予算や枠が縮小されるだろう。
学問的価値なんていっても経営判断の前では空念仏。考え甘すぎ。
それに業績評価の導入を主張しているやつが誰一人具体的に評価システムや運用法を
書けずにいるのも問題。
評価そのものは学問的かもしれないが、評価委員の人選や権限、評価法、
運用の手続きやタイムスケジュール、予算、経営判断、他専攻や他学部との
兼ね合いなど、評価そのものをどう実行するかは極めて実務的な問題。
実務をできないやつが実務を語るのはどうにも胡散臭い。
717 :
考える名無しさん :2006/12/13(水) 18:54:03
>>713 こういうアメリカ好きなオバカて分析哲学・分析的形而上学に
いるんだよなあ。
お前みたいに英語で書かれた分析哲学の矮小な世界にいると
アメリカ人が多いだろうねえ。
しかし大学全体で見てみれば医学や自然科学、経済学とか、
アメリカ人の院生は少ない。
哲学にしてもいい大学の出身者は少ない。変な大学から来たやつばっか。
てかお前ら何で日本で分析哲学なんかやってんだよ。相手にされもしないのに。
手段は業績評価でも何でもいいのだが、根本は
>>214 や
>>300 のような奴をどうやって大学で拾うかだな。
彼らよりずっとしょぼい業績の専任がたくさんのさばって彼らよりずっといい給料もらっているが、
これはひどい資源の無駄使いだ。そういう無駄を省いて人的資源を有効に活用するためには、業績評価は不可欠と思うが、どうだろうか。
業績評価は文部科学省主導が理想だが、とりあえずは大学が独自に基準を設定し、
「うちはこの基準で教員の質を保っている」と対外的に示す形でもいいだろう。
>>719 仮に業績評価が導入されるとしても、それは全学か最低でも学部単位のものになるだろうから
哲学の教員だけが対象ってことはありえないだろう。
そうすると当然、評価委員の中には違う専攻の人間が必然的に混じるので
「素人に哲学がわかるのか」ってことになる。
また哲学の専門家が加わるとしても、学内の人間では癒着を疑われ、
逆に学外の人間では内情を知らないことが問題視される。
委員名を公表すれば、クビを切られた教員の恨みや自分が評価される立場に
回ったときの意趣返しを恐れて評価が甘くなる恐れがあり、
逆に公表しなければ密室談合だと批判される。
それに、大学教員の主な仕事は授業や教務なので、
業績とは別にこちらも評価しなければならない。
また通常大学の人事権は学部学科単位の教授会にあるが、この場合
評価委員はただ評価結果を報告するだけか、首切りと後任の人事に
関与するかどうかも問題になる。
いずれにせよ、どういう評価結果が出るにしても何かしら必ず批判は
出るだろうし、積極的に委員になりたいという人間はなかなかいないだろう。
それに任期制が導入される以前の専任はほとんど終身雇用を前提に着任しているので
業績評価は雇用契約に入っていない。そのような選任を対象に首切りを強行すれば
訴訟になる恐れが極めて高い。ただでさえ訴訟費用が嵩む上、少しでも漬け込まれる余地が
あれば敗訴の可能性があるし、敗訴の判例が残ったらその後の維持が難しくなる。
ちょっと思いつくだけでも、業績評価にはこれだけ厄介な問題がある。
この程度のことはまともな実務経験があればすぐにわかることだし、探せば
まだまだ出てくるだろう。
ここで業績評価導入しろっていってるODは、そんなこと考えてもいないんだろうな。
720 :
考える名無しさん :2006/12/13(水) 23:02:37
というわけで、文部科学省主導の業績評価がやはり理想ですね。 とりあえずは、哲学の専任最低ラインですが、「博士号+査読3本」あたりを提案します。 (博士出さない時代に大学院出た人は査読5本。) 若干の才能と一定の努力でクリアできます。 実際に乞食レベルの年収の214と300は軽くクリアしています。
倫理的に言えば、これをクリアできない人は自主退職するのが望ましいわけです。
とうとう倫理を持ち出してきたかよ。 そんなもの持ち出しても専任は痛くもかゆくもありません。 倫理を持ち出した時点でお前らODの負けですね。 そんな倫理に反しても給料減るわけじゃないですからね。 どうあがいても政治力ゼロのODや非常勤は、今の制度で保護されてる専任には勝てません。 せいぜい実践理性批判でも読んで自己満足してなさいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
723 :
考える名無しさん :2006/12/14(木) 00:35:27
>>719 現状がすべて正しく、それを肯定し受け入れるしかないということ、
倫理的に正しい行動とは何か、社会正義とは何か、そんなことを理性的に議論することなど、
現実の前ではまったく無駄だということ、
そんなことを2000年もやってきた哲学が、まったく無意味だということ。
あなたの発言で、そのことを悟らされました。
どう考えてもこの世に哲学なんて必要のないゴミです。
あなたがそのことを身をもって示してくれました。
本当にありがとうございました。
古代ギリシャ哲学専門のみなさんすみません。 訂正:2000年→2500年
725 :
考える名無しさん :2006/12/14(木) 01:13:05
>>718 ,719
文科省主導の業績評価てお前らアホじゃねえの。
文科省の意味不明な政策(大学院重点化から始まる)のおかげで大学院が崩壊して
ODが溢れてるんだろが。
お前らみたいなサヨクズブズブな発想の連中(政治を媒介せず国家に直結しちゃうおバカたち)は
一生ODやってるのがふさわしい。
こういうときにお役所を持ち出すやつは哲学などやめて
水戸黄門でも見て喜んでいたらいいだろうね。
726 :
考える名無しさん :2006/12/14(木) 01:14:17
>>718 >>720 (
>>719 は間違いスマソ)
文科省主導の業績評価てお前らアホじゃねえの。
文科省の意味不明な政策(大学院重点化から始まる)のおかげで大学院が崩壊して
ODが溢れてるんだろが。
お前らみたいなサヨクズブズブな発想の連中(政治を媒介せず国家に直結しちゃうおバカたち)は
一生ODやってるのがふさわしい。
こういうときにお役所を持ち出すやつは哲学などやめて
水戸黄門でも見て喜んでいたらいいだろうね。
>>719 しかし、絶対にボトムアップで問題に対処しなければならないって言う「実務」ってどんな実務?
別にOD中心に議論されている(と思われる)トップダウン的なアプローチだって
あっていいんじゃないか。
実務を振りかざして何がしたいんだ?
まさかコンプレックスやストレスの解消じゃないとは思うけど。
>>726 文科省主導って言っても、それは最終的な実施の段階またはその前段階の話で、政治を介せず国家に直結とは言ってないんだが…
それはそうと何興奮してんだ?
ちなみに人事に不満は付き物。
実際ここでその不満が問題になっている。
>>719 で指摘されている事柄はすべてその不満を解消すれば次の不満が問題になるという例だろう。
問題の解決が新たな問題を導くという構図は(哲学的でもあるが)まさに実務の象徴。
だからまた、日常的なレベルの問題であってことさら問題視するほどでもないと思う。
個人的には、問題は今の評価システムが機能していないという共通認識が形成された時点で
次のレベルに移行していると思う。
だから
>>719 みたいに評価制度の改正に否定的な意見を書き連ねたところで
やっぱり現状維持がいいね、とはならない。
落とし込みが必要なら落とし込みをしたらいい。
実務において100点満点の落とし込みなんてものはそもそも存在しない。
どこもだましだましやってる。
もし100点満点を要求するとしたら実務を語るなんてことはできないだろう。
730 :
719 :2006/12/14(木) 10:49:58
>>727 >>729 オレは別に業績評価に反対してないし現状がいいとも思ってない。
ただ無能教授を放逐すれば自分にポストが回ってくると勘違いしている
ODの空論を冷ややかに見ているだけ。
新しい人事制度を導入すれば、当然いろいろな問題が生じるし、
慎重に運用するべく議論を尽くさないといけない。
ところがこのスレ読んでても、論文の数を基準にしろって以外、
評価の責任者や運用に関する具体的な話がまったく出てこない。
それにオレが指摘したような当然起こりうる問題にも誰一人気づいていなかった。
人の首を切るという生臭い話なのに、現実への想像力が著しく欠けている。
机上の空論以外の何物でもない。
いい歳してロクな社会経験もないODが人事語るなって言われても反論できないだろう。
繰り返すが、業績評価による人事の刷新を現実の問題として語りたければ、
オレが指摘したような問題や経営判断にも対処できるだけの評価モデルの
たたき台を作れ。
話はそれから。
731 :
考える名無しさん :2006/12/14(木) 12:18:56
日本の哲学教授の多くは、外国で有名になった本や論文は読むが、 日本人の若手研究者が書いた論文については、 目を通すことすらしていない人が多いんじゃないかと思う。 こんな状態では、業績の客観的評価ができるわけがないから、 ここからまず改める必要があるんじゃなかろうか。
>>730 要するに「話に具体性がない」ってことだろう。まあまあその辺りはこれからぼつぼつ話そうでないか。
とりあえず
>>719 の挙げたパターンを分類しよう。
(1)評価委員
評価委員は(a)哲学科の人間か否か、(b)校内の人間か否か、の二つを基準にして
・学内哲学系・学外哲学系・学内非哲学系・学外非哲学系、四種に分類できる。
学内⇔学外、哲学科⇔非哲学科はそれぞれ適切性・癒着⇔中立・不理解のメリット・デメリットを抱える。
(中立性高)
学外非哲学系
・
学外哲学系・学内非哲学系
・
学内哲学系
(中立性低)
(適切性高)
学内哲学系
・
学内非哲学系・学外哲学系
・
学外非哲学系
(適切性低)
(2)評価の対象
評価の対象は(a)論文などの業績に限って評価するか教務も含むか、(b)任期制導入以前の教授(旧制教授)を含むか否かの二つを基準にして
・教務なし旧制教授あり、・教務なし旧制教授なし・教務あり旧制教授あり・教務あり旧制教授なし
四種に分かれる。旧制教授も評価に入れたほうが改革の効果は高いが訴訟のリスクがある。
哲学にも改革厨がいるんだね。
小沢一郎が改革改革と言って煽っていたらどうなったか。
>>732 追加すると
(3)情報公開
評価委員の顔ぶれ、評価の基準と結果をどこまで公開するか
公開する場合は、低い評価を受けた教員から恨まれたり、逆に自分が評価された
ときの報復を恐れた委員が評価に手心を加える可能性が高い。
また公開された調査結果が首切り教員の再就職の重要な障害になることが考えられる。
公開しない場合は、最初から特定教員の追い落としを狙った謀略だと批判される。
セクハラなどの不祥事と同様の対応でいいかどうかは微妙。
いずれにせよ、基本的に汚れ仕事のため積極的に引き受け、情報を公開することを
望む委員は少ないと予想される。
(4)権限
仮に評価委員会が特定教員について「解雇が相当」という結論を下した場合、
その決定を教授会に委ねるか、もしくは自ら執行する権限を有するか。
教授会に委ねた場合は、決定自体を反故にされる可能性がある。
逆に自ら執行する権限を与えた場合は、大学組織が大きく混乱する可能性がある。
また後任人事に関しても、本来は何の権限も有さないが
従来どおり教授会に委ねた場合は従来の体質が改善されない恐れが強く、
また大学当局が予算規模を縮小し後任の登用そのものを認めない恐れも考えられる。
>>735 強い左翼臭。昔マルクス主義でヘルメットかぶってたんだろうね。
こういうやつは委員会とか書記長とか好きそうだよなあ。
737 :
考える名無しさん :2006/12/14(木) 20:28:07
凡庸な哲学研究者の人生なんかどーでもいいよ。
>>185 >凡庸な哲学研究者の人生なんかどーでもいいよ
おお名無しよ、汝は天才の光という闇に目を蔽われた者である。
ニーケーは盾を持つ者に勝利の栄誉を賜り、槍を持つ者の足下にあまたの屍を重ねる。
コスモスは論文を持つ者に就職の栄誉を賜り、思想を持つ者の足下にあまたのポスドクを重ねる。
ああ名無しよ、汝は凡庸の闇という光に目を隠された者である。
すみません。まじめに話を続けてください。
>>730 学者肌のODに実務を振りかざす719のほうが空論を唱えている気がしてならない。
結局のところ719の言いたいことは、不当な扱いを受けている労働者は
自分の扱いを改善してもらうために、実務的な改革案を
掲げなければならないということなのか。
当然の権利として不当な労働条件の改善を求めているものたちに
実務的な視点が欠如している、とののしることが社会性だとは私にはとても思えない。
>>740 >不当な扱いを受けている労働者は
>自分の扱いを改善してもらうために、実務的な改革案を
>掲げなければならないということなのか。
そんなの当たり前じゃん。
一般労働者の賃上げ闘争だって、組合はアップ額とか
福利厚生とかの具体的な目標を掲げて経営側と交渉する。
何の展望も交渉の材料もなくただ待遇改善しろっていったって経営側を説得できるわけがない。
そもそもODは「労働者」なのか? これはかなり重大な問題だと思うが。
>当然の権利として不当な労働条件の改善を求めているものたちに
>実務的な視点が欠如している、とののしることが社会性だとは私にはとても思えない。
業績評価を導入しようがしまいが、専任にありつけるODはほんの一握り。
厳しい競争が待っている現実は同じなのだし、それが
「当然の権利として不当な労働条件の改善」にあたるなんて、当のOD以外ほとんど誰も思わないだろう。
明らかに勘違いしている。
非常勤やODの待遇改善というならまた話はまだわかるが、それならそれで
具体的な目標や手続きを設定して大学側と交渉するのが筋。
そんなことだから、いい歳してロクな社会性がないと言われるんだよ。
742 :
考える名無しさん :2006/12/15(金) 01:43:57
大学のポストを得るまでいつまでも粘るつもりなんですか?
>>741 弱いものを徹底的に叩くのが社会性だというのはよくわかるよw
しかし君がいう社会や実務というキーワードで
そういうものから少し離れざるをえない哲学を料理すること自体不誠実だと思うのだが。
いや哲学だけではない。広い意味での教育とは社会や実務を支える側に属するのだから
支えられている側の社会や実務の論理でそれを裁くのは無理があるんじゃないか。
うまい例えが思いつかないけれど、救急車が信号無視をしているのを
口汚くののしっているのを見ているような感じがする。
もし仮に社会面や実務面からこのような問題に切り込むことが妥当だとしても、
実務を口にしながら100点満点を望むなんてことは許されないのだから、
なぜ君の指摘した問題をクリアできないといけないのかよくわからない。
たとえば君ですら良くないと思う現状を少しでも改善できるのなら
業績評価を持ち込むなり、そのほかの改善策を講じることには何の問題もないのではないか。
実務では40点が60点になるならその改善策を実行するべきだからだ。
もし君が40点が30点になるというのなら実行すべきではないと言えるだろう。
ただしそのときはその理由を明確にしなければならないだろうが。
744 :
741 :2006/12/15(金) 10:09:34
>>740 こちらも君が「社会」や「実務」を嫌悪しているのはよくわかったw。
でも大半のODは君の嫌悪する「社会」で生きていかないといけないわけ。
>なぜ君の指摘した問題をクリアできないといけないのかよくわからない。
レス番がついてないのでどの書き込みを指しているのかよくわからないが、
719、732、735あたりのこと? だとしたらどこがまずいんだ?
新しい評価制度や人事制度を取り入れようとしたら、当然いろいろな問題や障害が発生する。
強い反対にもあうだろう。
そういうときに、制度の導入を求める側が事前に起こりうる問題を想定した上で
具体的な評価法や運用法を提案するのは当たり前のことじゃないの?
そもそも業績評価を導入するか否かの最終的な決定権は文部科学省や大学当局にあるし、
彼らの中にだって反対派はいるだろう。
評価モデルや導入のメリットを説明できなくてどうやって導入を働きかけられるんだ?
繰り返すが、オレは導入そのものには反対してない。
とはいえ、「論文の数を数えろ」くらいのことしか言えないんじゃやる意味ないと思うし、
そもそも決定権持ってる連中を説得できないだろう。
導入を求める側が具体的なモデルや改善イメージを語るのは当たり前のことじゃないの?
それに、身も蓋もない言い方だが、業績評価ってのは
「無能教授のクビきって、代わりにオレにそのポストにつくチャンスをくれ」って話だろう。
アメリカ型の競争原理、実力主義そのものの発想なんだから、
「当然の権利として不当な労働条件」という労組的な発想とはどう考えても矛盾してるんじゃないの?
だから、「非常勤やODの待遇改善というならまた話はまだわかるが」と一応フォローもしてあるんだが。
何か質問ある?
745 :
考える名無しさん :2006/12/15(金) 16:35:34
君達が悲惨な末路を辿れば次世代への教訓になるだろう。 哲学を志すには余程の天才か貧乏に耐える覚悟のある者か。
746 :
考える名無しさん :2006/12/15(金) 16:46:42
なんか熱いスレだなw
747 :
考える名無しさん :2006/12/15(金) 17:06:10
このスレ読んでて思いついたんだが、究極のOD対策はやはり専任制度の廃止だな。 各大学は専任の雇用を辞め、非常勤だけで授業を賄うようにすればいい。 専属の事務方がいれば、教育上特に大きな問題もないし。 講師のポストの供給が大幅に増えるし、コマ辺りの単価もかなり増額できる。 みんなで等しくワークシェアリング。これこそまさに「不当な労働条件の改善」だろう。 これだけ平等で、また多くのODに恩恵が行き渡る対策は他にないよ。 というわけでODのみなさん、専任制度の全廃を文部省に陳情しよう。
全くの素人ですが、「教授」とか「助教授」の定義と社会的役割というのは、 何なのですか? それらを廃止すると、大学は大学でなくなるわけですか。
749 :
考える名無しさん :2006/12/15(金) 17:37:57
教授の役割は文字通り研究と論文(文献)の発表にある。過去研究された文献はすべて蓄積され蓄積された文献の上にまた研究が為されている。今されている研究はすべて過去された研究の上乗せになる。大学は人類の発展のため研究と教育のために教授を雇っているんだよ
すると、「非常勤講師」の定義と社会的役割というのは何でしょうか? 大学側は、彼等に何を期待しているのでしょうか。
751 :
考える名無しさん :2006/12/15(金) 18:23:44
752 :
考える名無しさん :2006/12/15(金) 18:34:21
>>747 どういう授業科目を設けるかとか、誰を講師として採用するかとかは、
その場合誰が決めるの?
753 :
考える名無しさん :2006/12/15(金) 21:46:14
>>752 「専任制度の廃止」とは書いてあるが「教授・助教授の廃止」とは書いてない。
会社にだって非常勤の役員や社員がいるし、
国公立の博物館や美術館にだって非常勤の館長や学芸員がいる時代だ。
客観的に見たって教授職は会社員や学芸員より楽な仕事だし、
法的にも特に問題はないはず。
大学に非常勤の学長や教授がいたっていいなじゃないか、
っていうより、真剣に導入を検討すべきと思うが。
754 :
考える名無しさん :2006/12/15(金) 22:06:53
次年度に誰を非常勤の教授として採用するかを、 今年度の非常勤の教授から構成される教授会が決めるのかな? そうだとすると、全員留任という決定になりそうだが。w
755 :
考える名無しさん :2006/12/15(金) 22:19:28
大学は非常勤講師というパートタイマーに労働力の多くを依存し、 また専任教授は週に2日か3日しか出勤しなくてもいいという機関だ。 この労働力の分配状況は、実は一般企業よりもはるかに ワークシェアリングに適しているんだよな。
756 :
考える名無しさん :2006/12/16(土) 02:15:56
世界が驚嘆するような書物を出せばポストは向こうから寄ってきますよ
757 :
考える名無しさん :2006/12/16(土) 07:16:02
ここには驚嘆するようなダメ論文を書く人か 年二本でもいい論文すら書かない驚嘆するような怠惰な人しかいませんw 無茶を言ってはいけません!
>>743 >実務を口にしながら100点満点を望むなんてことは許されないのだから、
>なぜ君の指摘した問題をクリアできないといけないのかよくわからない。
>たとえば君ですら良くないと思う現状を少しでも改善できるのなら
>業績評価を持ち込むなり、そのほかの改善策を講じることには何の問題もないのではないか。
大ありだろwwwww。
業績評価による人事制度の変更を導入しようとしたら、大学でも文科省でも最低部課長クラスの提案が必要になる。
つまり、議案の作成→会議に諮って承認を得る→上司の決済と報告書の作成。
人事となると、学長か長官クラスの承認が必要だから、4〜5回はこの繰り返し。
そのたびに膨大な書類の作成と長時間の会議。もちろん、提案にミスを指摘されて承認得られなかったら
その時点で廃案。
導入が決まったら今度は制度の運用や時期、評価の仕方や評価者の人選で
また書類と会議の山。
で導入した制度で問題が発生(クビ切った教員に不当解雇で訴えられて敗訴するとか)したら、
当然上の人間が責任取らされる。
またそういう事態を事前に察知して及び腰な上司は当然変更に消極的。
実務が嫌いなだけあって、こういう事態が全く想像できないんだろうね。
人事の変更は、居酒屋のメニュー選ぶのとは訳が違うのだよ。
でもまあ業績評価よりよほどOD問題の解決にふさわしい提案が出てきたから、
今後はそっちの可能性を考えたほうがいいかもね。
>>758 どこが大あり?
傍から見てると、無理やり難癖をつけてるとしか思えない。
そういう文科省のやり取りこそ「実務」じゃないの?
「実務」を盾にとってルサンチマンの応酬をしているとしか見えない。
常識的に考えて業績評価なしにワークシェアリングを導入したら
教育・研究機関としての大学は死ぬだろうなぁ。
>>759 わからないの?
758で書かれてるようなやりとりがどれだけ膨大な時間と労力と徒労感を伴うか?
おまけにこの案件は、導入に成功したからといって何の手柄にもならないし、
(実際、任期制の導入に踏み切った文部省の官僚が出世したなんて話は全くきかない)
逆に問題が生じたときの責任は重い。
事なかれ主義の官僚が、そんな案件に手出すと思う?
まあ、どうしても業績評価導入してほしかったら、こんなとこでウダウダいってないで
大学や文科省に直接働きかけて交渉するんだね。
ロクな実務の経験もなくて、査読論文の数数えろくらいしかいえないODの意見なんか
門前払いに決まってるけど。
761 :
考える名無しさん :2006/12/16(土) 17:45:13
>大学や文科省に直接働きかけて交渉するんだね。 なんで政治を使わないで大学と役所なんだ?
763 :
考える名無しさん :2006/12/16(土) 22:10:47
ところで、 コネも査読も博論も大事だけど(とりわけ外国の学位はかなり効くけど)、 みなさん、ご存じないようですが、 なんといっても、いちばんは、学会賞です。 最近、日哲や科哲も、学会賞をはじめました。 そして、学会賞を取ると、統計的事実として、もれなく職が付いてきます!
764 :
考える名無しさん :2006/12/16(土) 22:14:50
学会賞いいねえ。どうやってエントリーするの?
>>763 科哲の学会賞取ったの、『タイムトラベルの哲学』の著者みたいだね。
もう哲学科全部潰して教養課程も哲学廃止でいいよ。
767 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 01:27:29
大学院生ってみんな教授になりたいもんなんですか? 哲学でポストがほしい人っておおまかに日本全国で何人くらいいるの? 冷静に考えて状況は良くなっていくんですか?
>>765 へえ。
しかしああいう自分語を喋る人が増えていくと
「学」としての哲学は成立しなくなりそうだね。
770 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 04:38:59
>>769 形式より中味の問題じゃないの。
形式が素晴らしく中味が薄いものと
形式が軽薄ではあるが中味が濃いもの
どっちが優秀か?分かりきったことではあるな。
妬んでばかりいないで、自分が中味のあるものを書くほうが先決じゃないのw
>>770 こっちはODじゃないけどねえ。
どうもああいう漫画表紙の一般書か新書でデヴューして
歓心を誘おうという人間が多いのはどうかと。
形式じゃなくて処世でしょ。
千葉大て永井とか出版社お気に入りの哲学少年風てどうも嫌だなあ。
772 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 05:29:54
>どうもああいう漫画表紙の一般書か新書でデヴューして >歓心を誘おうという人間が多いのはどうかと。 っていうかさ、出版してるんだし、商売でしょうがw その辺を勘違いしてないか? 出版社にだって在庫になるような学術書は一般的に嫌われてるわけでしょうが。 少なくとも、表紙と中味は関係ないだろうに。 妙なプライドを持ってるようだが、 生活していけないと愚痴ったりするだけの人間より全然マシw
>大学院生ってみんな教授になりたいもんなんですか? >哲学でポストがほしい人っておおまかに日本全国で何人くらいいるの? このスレ読んでたらわかるでしょ。 誰かが大学の外に仕事で仕事を探そうって書いても全然レスがつかないで、 いつのまにか業績評価がどうとかアカポスの話に戻ってしまう。 哲学って、人文系の専攻のなかで多分一番アカポス志願率が高いんじゃないか? もちろんポストはないけどね。 >冷静に考えて状況は良くなっていくんですか? 少子化で子どもの数が減ってるからどこの大学も受験者・入学者を集めるために 客寄せコンテンツを作るのに血眼。当然、客を呼べない哲学のポストは減らされてる。 逆に、重点化の弊害で院生数はバカスカ増えており、そのなかには哲学専攻の人間も かなりいる。もういわなくても分かるよね。
>>769 >>771 ちゃんとした学術論文が書けるから、学会に査読論文載せられて賞をもらえるんだろうが。
でそういう素養のある人が専門外の読書にも読めて商品として流通する価値のある
一般書を書いたってだけのこと。
賞も取れない、本も出せない人間が愚痴ったところで僻みにしか聞こえないよ。
775 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 08:51:14
イメージでいえば、教員のポストにつけるのは東大・京大のエリート達と 早慶同の出身の人が母校の大学の教員になるぐらいがほとんど。 たまに阪大卒が少し出てくるぐらいで 例外はいっぱいあるだろうけど、まぁ、あくまでも例外だしね。。。
>出版社にだって在庫になるような学術書は一般的に嫌われてるわけでしょうが 学術書で一番確実なのは大学の教科書需要だけど、もちろんその場合は 内容も平易で薄く安価なものしか出版できない。 分厚く難解な本格的研究書を出版するためには、科研費や助成金を取得するしかないだろうね。 これだと、研究の内容にもお墨付きが与えられている上、出版経費の目処も立つので 出版社も腰を上げてくれる(もちろん利益が出るわけではないが。そもそも 中小の学術出版自体、食っていければいいくらいの志のある人じゃないとやっていけない) 逆に言えば、科研費の対象にもならないような研究は絶対出版できないってことだけど。
777 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 10:55:22
科学哲学会の石本賞の第一回の受賞者は『タイムトラベルの哲学』の青山拓央氏ですが、 受賞対象作は「時制的変化は定義可能か」(『科学哲学』37-2)で、これは(形式も含 めて)まさに「「学」としての哲学」そのもので、その分野に多少とも関心をもつ者が 読めば、誰でも受賞に納得せざるをえない水準の論文だと言わざるをえません。選考委 員会でも全員一致だったと聞きました。(研究者の嫉妬ほど見苦しいものはない。)
778 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 13:06:58
つか『タイム・トラベルの哲学』だって、 野矢茂樹がわざわざ反論ための論文を(岩波の『思想』に)書いたほどだから、 学としての哲学としての水準も高いんじゃないの?
学会賞に年齢制限がある場合があって、これは年齢差別的なので現在のアメリカなどではあり得ないことだし、 現政権の再チャレンジ可能な社会という理念にも抵触するが、 学会の偉い先生が自分たちが学会賞の対象として評価されるのが嫌だったのかもしれんね。 表向きは「若手による研究の奨励」という言い訳も成り立つからね。
780 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 13:20:07
とFランク大学の冴えない万年助教授が申しております。
野矢周辺がやってることは外部からは理解できないはず。 本人たちは納得してるけどどうやって納得してるのかがさっぱり。 田島さんに来てもらったほうがいいんじゃないかと。
782 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 14:15:53
775 それは実際に東大京大の人間に実力があって、実績をちゃんと積んでいるからですか? それとも「東大卒」の文字が直接影響してるのですか?
783 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 14:20:03
>>782 青山拓央氏は千葉大大学院卒で、灯台とも鏡台とも関係ないが仙人だよ。
ODのプーちゃんとはちゃうで。
784 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 14:57:59
それでは東大京大が占めているというのは、結局は東大京大に実力や実績のある人が多いというただそれだけのことですね?
785 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 15:15:21
逆に言うと千葉大あたりから仙人になるには、ちょっとした 小細工が必要てことで。一般向けになるくらいナイーヴな テーマで出版社の編集者がわかるような内容でキャッチーな タイトルをつけること。少し売れて権威がある人が反応してくれるとラッキー。 Aさんの場合は師匠も同じようなことをしていた。 まあ栓なきことを言うと文系のアカデミズムの評価なんて 日本の裁判所の判決みたいなもんで、時流や世論に流される儚いものってことで。
787 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 17:37:02
残念ながら、小細工なんかじゃどうしようもありません。 本なんか出しても(売れても)、権威ある人が反応してくれることなんかない。 たとえ万が一そういうことがあても、それだけで専任なんてありえない。 要するに、内容的に学界水準で注目せざるをえない中身がなけりゃ話にならない。 幸か不幸か、これが真実。僻んでばかりいないで、現実を見つめないとね。
工作員沸いてきたなw
789 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 17:49:45
なんか嫉妬の嵐だな。
790 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 17:56:26
研究者の嫉妬ほどありふれたものはない とはいえ、生活がかかってくると、嫉妬にも凄みが・・・(涙)
791 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 18:04:34
たしか永井本人がなんかの本で786みたいなこと言ってた。 自分はラッキーだったと。
792 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 18:17:29
>>786 >>791 >Aさんの場合は師匠も同じようなことをしていた。
だったら、あんたらもそれをやればいいじゃん。
それで、なれるもんなら、なってみw
自分で自分をアピールするぐらいしろよ。
僕ちゃんはその辺の奴等と違って優秀なんだ!ってことをw
まあ、怠け者のあんた等は何もしないんだろうけどさw
793 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 18:19:43
>>787 勝手にODにすんなっつうの。
>>787 はただの院生っぽくね?
学界なんて言ったって4,5人しかいないようなところで、
分析系の心とか時間の話題に偏向したやつね。
野矢、植村何ちゃらあたりの「おしごと」を評価するかどうかは嫉妬と関係なし。
オレは単に彼らがやっていることが学問として「面白い」と思えない。
Aさん以前に野矢とか理系出身の悪いところが出てると思うね。
彼の論理何とかて一連の本も。
しかし皆ああいうのが好きそうだよねえ。
794 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 18:27:37
あんたにとって、 学問として「面白い」と思えない だけだろうが。ばっかじゃねえのw あんたの価値はあんたにとっての価値でしかないのw 「「面白い」とは思えない」小学生の作文みたいだな、こりゃw
795 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 18:30:44
反論できなくなると嫉妬とかルサンチマンの問題にすりかえるのはこの板の定石 今にはじまったことじゃない
796 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 18:35:09
反論もへったくれもないだろうがw 頭大丈夫か?w 自分を評価してくれない社会が悪いと延々と負け犬どもが遠吠えしてるのと同じ ってことにいい加減気付きなはれw
797 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 18:42:37
君反応しすぎだよ
参考資料 12歳までに経験 2% 約50人に1人がSEX経験済み 13歳までに経験 3% 約33人に1人がSEX経験済み 14歳までに経験 5% 約20人に1人がSEX経験済み 15歳までに経験 9% 約11人に1人がSEX経験済み 16歳までに経験 19% 約5人に1人がSEX経験済み 17歳までに経験 37% 約3人に1人がSEX経験済み 18歳までに経験 60% 半数以上がSEX経験済み 19歳までに経験 78% 約5人に1人はまだ童貞 20歳までに経験 89% 約9人に1人はまだ童貞 21歳までに経験 94% 約17人に1人はまだ童貞 22歳までに経験 96% 約25人に1人はまだ童貞 23歳までに経験 97% 約33人に1人はまだ童貞 24歳までに経験 97% 約33人に1人はまだ童貞 ※初体験(童貞喪失)の平均年齢は、17.7歳
Mind あたりに論文載せて、日本の学会賞なんて糞だな、と言うやつが出てくればいいだけの話。
800 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 19:16:11
>>795 嫉妬ゃルサンチマンが渦巻いているのはデフォルトだからね。
スレの途中でそれを確認する必要はない。
にもかかわらずみんな「嫉妬」という言葉に反応しちゃうんだよなw
801 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 19:16:20
なるほど大江健三郎戦法か その場合ノーベル賞の権威は疑っちゃだめだよということですね
802 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 19:18:49
てか一発逆転戦法だろ。 無職が司法試験めざすような。
そういうモノサシでもの考えてる人間は別に哲学やらなくていいんじゃない? 十分ハッピーだろ
804 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 19:25:10
805 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 19:31:29
806 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 22:01:51
The grapes are sour! と思わず言ってしまうのは、 もちろん、そのぶどうが喉から手が出るほど欲しいからなの。 そんなこと、ここの人なら誰でも、分かっているはずでしょ。 だから、お願い、責めないであげて。 そして、もう煽らないで!
807 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 22:44:25
↑確にうらやましいな専任は 暇そうで
808 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 22:50:21
>>807 あんたもそんな暇があるなら、論文の一本でも書いてみたらどうだい?
妬んでるだけじゃあ、ポストは回ってこんよw
809 :
考える名無しさん :2006/12/17(日) 23:42:30
え? なんで俺がそんなツマンねーもん書かなきゃいかんの? オーバードクターだとでも思ってるのか?
810 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 00:20:44
>>808 思い込みの学部生・院生はこのスレにカキコすんなっつうの。
お前どうせ私大が学歴ロンダの勘違い君だろ?
お前の場合はODにもなれないね。
811 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 00:25:22
>>810 負け惜しみw
まじ笑えるw
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
812 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 00:26:24
813 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 00:29:51
書いてるよ普通に
814 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 00:34:10
>>813 だったら、もっとODを応援しろよ。自分だけ良い目みたから、後は高みの見物ってのは許せないよ。
815 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 00:40:14
>>814 だったら、他人ばかりをアテにせずもっと自分で努力しろよ。
妬んでばかりいて努力もしないってのは救いようがないよ。
816 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 00:52:26
こっちもODじゃないっつうのに。
ODを哂いものにして喜んでる
>>811 みたい煽り目的の学部生は
鏡で自分のオケツを見てみろよ。青い蒙古斑があるだろ?
お前の来るところじゃねえんだよ。
哲学ファンで満足してろ、ガキ。
817 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 00:55:01
818 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 01:05:17
>>816 なんか必死だな?
なにか厭なことでもあったのか?
819 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 01:09:25
>>814-818 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
悔しかったんだなw
おまえら必死wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まじきもいんですけどw
学者(予備軍)つうのも過酷な競争社会のようじゃのう。 若人よ、例え武器として用いるにしても、言葉を大切にせいよ。 それじゃな、おやすみじゃ。
おっさんもなw おやすみノシ
w とかを使ってるヤツは、とりあえずかわいそう。
823 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 03:07:17
ん?悔しいの?
哀れんでるんだよ
825 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 03:36:15
つまり悔しすぎるということ?
826 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 04:03:45
>>825 まあまあ。
OD相手に憂さ晴らしてる
>>819 は人生で余程悔しいことが
あるんだろうね。それは誰が見ても明らかだから、
わざわざ
>>825 さんが突っ込み入れなくても。
>>819 は相当に病んでるから、あまりいじめると自殺するかもしれんし、
スルーしましょ。
827 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 04:18:09
自殺すべきはおめ−らだろ
828 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 04:22:10
829 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 05:11:59
>>828 >>819 が切羽つまってるのにあんまり煽ると自殺するからやめとけって。
病んでるやつはほっとけば勝手に消滅するんだからスルーてことで。
830 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 10:19:05
ここまでのやりとりは終了。ここからオーバードクターの話について。
832 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 13:00:23
ODって発狂する人もいるの?
833 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 14:30:16
>>832 うつ病はかなりあるが、統合失調症は少ない。
それは統計?経験談?
835 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 17:33:39
統合失調症の傾向がある香具師は、 オーバードクターになる以前の段階で発症することが 多いってことだろ。 学部学生のときとか、院生のときとかに。
欝病はもう職業病。
そうそう専任にも多いよ
838 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 23:26:06
まあ行動に移さない限り何も変わらない。 でも闘争なんてやらないよねw
839 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 23:28:17
>>835 の言うとおり。統合失調症の場合は、割と発病が若い。
まぁ、30代前半のODぷうちゃんは「発狂」の心配はないから御安心下さい。
840 :
考える名無しさん :2006/12/18(月) 23:48:14
>>838 >でも闘争なんてやらないよねw
みなさんこころやさしいわかものばかりですもの。
専任の賃金を非常勤レベルにすれば不平等感は解決できるね。 ぜひ大学経営者はその方向で検討願います。
842 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 00:08:39
>>840 闘争よりも評価される論文書くほうが先だからじゃない。
843 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 00:09:44
>>841 低い方に合わせるのではなく、高い方に合わせたら?
非常勤給与をもっと上げろ!
こっちが正しい要求だけど?
844 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 00:14:00
給与上げて欲しいなら、 ちゃんと評価される業績を出せ! こっちが正しい要求だけど?
>>841 OD問題って、結局ポストと求職者の需給バランスがどうしようもないことと
それに伴う不公平感に尽きるからね。
ここの書き込み見てても、ほとんどのODには大学の外で仕事探す気全然ないみたいだし、
それしか解決策なさそうだね。
教授でもなさそう、学生でもなさそう、 非企業人的、非社会人的雰囲気をまといつつ 大学近辺を徘徊する、むさくるしいオッサン、オバサンたち...
35歳以下で専任講師以上の人っていま何人くらいいる?
848 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 08:24:32
>>847 燈台、鏡台あたりのここ数年の就職状況から判定して、35歳以下の哲学仙人はせいぜい100人程度だろ。
これは要するに「パートも正社員も仕事の内容に変わりはないのに、 なぜ待遇が全く違うのか?」というのと同じ問題ですか? 連合などの労組も既存の正社員の既得権益を大事にする方向ですが、 大学もそれと同じではないか、という。
>これは要するに「パートも正社員も仕事の内容に変わりはないのに、 >なぜ待遇が全く違うのか?」というのと同じ問題ですか? 大枠として同じだけど、いくつか違う点が。 1−そもそも教授にせよ講師にせよ「労働者」なのか、その職責や雇用を 労働問題として語れるのかどうか。 2−パートの場合は(主婦など)最初から常勤雇用を望まない者が大勢いるのに対し、 哲学の非常勤は恐らくほとんどが常勤雇用を望んでいる。 3−一般企業の場合は新卒も中途も定期的に採用しているし、無能な社員はリストラするなど 新陳代謝が活発だが、大学の場合はそれがはるかに停滞している 4−哲学の非常勤はみな大学にしがみつき、スキルアップによって転職したり 新しい職を探そうという発想がほとんど皆無。 ポストと求職者の需給バランスの関係で、結局不平等はどうやったってなくならないから、 結局専任制度を廃止してコマをばら撒くくらいしか解決策はない。
851 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 11:14:04
>>850 >結局専任制度を廃止してコマをばら撒くくらいしか解決策はない。
仙人が一人もいない大学も、イメージが湧きませんが?
>>851 いきなり全廃は難しいが、教授職の段階的な非常勤移行は十分可能だろう。
前も出てたが、会社の役員だって博物館の学芸員だって非常勤がいっぱいいる時代だ。
週に2日くらいしか出勤しない教授を非常勤にしたって法的には何の問題もないはず。
非常勤の教授には、非常勤の講師と同様に担当授業分の給料をコマ単価で給料を払い、
それにプラスして学務の分の事務給をまた時給かなんかで計算して別途払えばいい。
853 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 12:37:13
>>852 どのような非常勤科目を置くかを決めるのは、仙人。哲学の仙人がいなくなれば、非常勤科目は他の分野に取られちゃうよ。
854 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 15:10:11
あと入試問題も非常勤は作れないよな。能力の問題じゃなく。 改組の計画とかも非常勤では無理だな。 授業なんて大学の業務全体の10%以下だろ。
>>850 >1−そもそも教授にせよ講師にせよ「労働者」なのか、その職責や雇用を
>労働問題として語れるのかどうか。
しかし、一応法的には労働者でしょ。雇用主は法人としての大学。
ただ、株式会社なら最終的に誰の利益のために活動しているのか
(少なくとも法的には)明確だから、株主に利益をもたらさない
労働者はリストラする力が働くし、新陳代謝も行われる。
その点、大学はそもそも最終的に誰のどんな利益のために活動しているのか、
よくわからない。法的な建前としては、誰の利益のために誰の金で
誰が作った組織だということになっているの?
856 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 17:12:28
>>855 法的に厳密な位置づけは分かりませんが、大学は私立であっても私的営利追求のための組織ではなくて、
公的な役割(真理の探求、高いレベルの教育)を持つものと位置づけられていると思いますよ。
したがって10年間論文一本も書いてない教授を保護し続けることは社会の利益にならないので、
解雇する十分な理由になるわけです。それで解雇された人が訴えても勝てません。
858 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 17:25:29
>>848 35歳以下の哲学仙人って、100人もいるのか?
>>856 仙人の場合、授業以外の仕事にエネルギーの50パーセントは裂かれる。高校を回って受験生を集める。一年中やってる入試業務。インターンシップやってる企業に挨拶周り。高校への出前授業。これら、ぜんぶ義務なんだよ。
10年間論文一本も書いてない教授を保護し続けることは社会の利益にならないので、 解雇する十分な理由にな
860 :
859 :2006/12/19(火) 17:29:49
まちがえて送信してしまった。 >10年間論文一本も書いてない教授を >保護し続けることは社会の利益にならないので、 >解雇する十分な理由になる 社会的にも大学行政的にも教授が論文を書くことなんて あまり期待されていないと思うが。授業や858が書いている ような業務ができれば社会にも大学にも十分貢献している。
861 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 17:34:11
人生で大事なのは… ∧_∧ ( ´・ω・`) ∧_∧ / \ ( )ハロワ池よ .__| | .| |_ / ヽ ||\  ̄ ̄ ̄ ̄ / .| | | ||\..∧_∧ (⌒\|__./ ./ ||. ( ) ~\_____ノ| ∧_∧ / ヽ 働け! \| ( ) | ヽ \/ ヽ. オマエ無職だろ | |ヽ、二⌒) / .| | | .| ヽ \∧_∧ (⌒\|__./ /
>>860 学生集めの活動は、その大学の利益のための活動なので、大学本来の目的(公的性質をもつ目的)ではない。
それに、論文書けないレベルではまともな授業もできない。
中学高校レベルの教育ではないので。
863 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 18:04:01
論文なんて、ずうずうしければいつでも書ける。w
864 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 18:14:41
>>862 学生集めないと経営が成り立たなくなって
その「本来の目的」も達成できなくね?
>>857 大学は教育・研究機関でしょ。
そして教育の最大の役割は、もちろん社会に人材を送り出すこと。
社会に出ないで大学に引きこもりたがる人材ばかり量産する
哲学科は、その時点で大学教育の重要な要件を欠いています。
学生集めは利益のためというより死活問題だなw
867 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 18:30:18
教授になれると思って院行ったのかw
868 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 18:50:54
>>865 逆に考えるんだ。 哲学科は
社会に出ないで大学に引きこもりたがる人間を量産しているのではなく、
彼らを拾ってくれる最後の受け皿なんだと。
869 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 18:55:44
こういう議論してて、何か楽しいことあるの?
870 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 19:07:22
池田晶子が云々よりは楽しい。
872 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 20:51:05
>>871 形式的な計算だが、定年65歳として(広義の)哲学仙人ポストが約800。
割合からいって、35歳以下でも100人はいるだろう。
>>853 仙人と非常勤の違いは雇用形態であって職務の内容ではない。
それに大学組織の都合上、哲学教員だけ人事システムが変わるなんてことありえない
から、教授職の非常勤化ってのは全学レベルでの提案でしょ
深刻さの度合いが多少違うだけで、OD問題抱えてるのはどの専攻も一緒なんだし。
>>854 >>858 それらの雑務を全てトータルで考えても、教授の仕事は会社役員や学芸員よりラクだよ。
会社や博物館から大学流れる香具師はいっぱいいるけど、逆は滅多にいないのがその証拠。
せめて大学ぐらいはもう少し人道的な雇用してほしい。 Luke, 16, 19-31.
Luke 16:19-31
876 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 21:45:01
雑魚の哲学研究者なんてどーでもいい
>>874 そもそも今の雇用が非人道的だって話になってるからこのスレ立ったんじゃないの?
それに常勤の終身雇用ってのは、高度成長期の日本で確立された
世界でも類例のないシステム。「人道的」でもなんでもない。
878 :
874 :2006/12/19(火) 21:48:05
>>877 あ、現状が非人道的だということを認めずに、改革を否定してるんじゃないですよ。
現状は酷すぎ。とても高尚な理念を持つべき組織のやることとは思えない。
879 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 22:19:36
> それに常勤の終身雇用ってのは、高度成長期の日本で確立された > 世界でも類例のないシステム。 最近になって少し変ってきただけで、大学教授の終身雇用は欧米の 伝統だと思うが。
欧米では、学問に志すような立派な人なら地位を保証してもいいという考えがあったわけだね。 日本では、その立派な人が論文書かずに授業は怠慢で非常勤を搾取してるのか…
って、そんな人ばかりじゃないよね。
非常勤に搾取されるほど価値があると思ってる点が痛いな。
883 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 22:51:30
>大学教授の終身雇用は欧米の 伝統だと思うが。 つーか、日本だって普通の会社は終身雇用だよ。大学教授の終身雇用がなぜいかんのか、じぇんじぇん分からん。
884 :
考える名無しさん :2006/12/19(火) 22:58:08
>>883 >大学教授の終身雇用がなぜいかんのか
ようするに自分がそこにいないからでは。
885 :
考える名無しさん :2006/12/20(水) 00:08:16
>>884 民間の普通の会社で、「社員をすべて任期制にせよ」とか「正社員をなくして、バイトだけで会社やれ」とかいう話は出ないでしょ?
この大学の仙人だけ文句言われる筋合いはないでしょ、ってことかな。
>>885 民間企業でODにあたるのって誰?
失業者とは違うような。
887 :
考える名無しさん :2006/12/20(水) 00:35:46
>>886 民間企業でODに相当するのは、バイト君やハケンちゃん。
888 :
考える名無しさん :2006/12/20(水) 01:54:52
ICUの八代は自ら非常勤講師と同じ待遇にして、正社員の非正社員待遇を実践してくれる ことだろう。
>>880 >欧米では、学問に志すような立派な人なら地位を
>保証してもいいという考えがあったわけだね。
Wikipedia のTenureの項によると、テニュアシステムについては
そう話は簡単ではない。
http://en.wikipedia.org/wiki/Tenure 要するに、19世紀以前から事実としては終身雇用に近い制度
が存在していた。AAUPが教授の権利保護運動を行ってきた。
テニュアが大規模に制度化されたのは第二次大戦後で、
このときは教授不足で研究者の側の売り手市場だった、
というようなことらしい。
Justice is the first virtue of social institutions, as truth is of systems of thought. A theory however elegant and economical must be rejected or revised if it is untrue; likewise, laws and institutions no matter how efficient and well-arranged must be reformed or abolished if they are unjust.
>>883 需給バランスの問題でしょ。
求職者に対してポストの数が絶対的に足りないし。
それにこのスレ読んでたらわかるが、特に哲学の場合は、大学教授の
求職者はつぶしが利かない、他の仕事に就けそうもないのが多い。
能力的に大きな問題がなければ、そういう人材を可能な限り多く救済するには
雇用を流動的にするしかないということ。
それに大学教授は一般企業よりずっと定年が高い分老害が深刻。
892 :
考える名無しさん :2006/12/20(水) 16:56:34
教授ポストはどうにもならないけど、 専任と教授の給料下げて、その分非常勤の待遇あげたら、 かなり、若手もらくだし、続けられる人もいる。 アメリカでは非常勤という概念がなく、30そこそこの博士課程 在学5年ぐらいのやつが週三回の授業で30万ぐらい稼いでいるよ。 その分、しわ寄せが学費300万以上と学部生、院生に行くけど。 日本でも授業料を高くしないと、非常勤の人は一生救われないな。
>>892 アメリカの私大は学費がメチャ高!
州立も税金払ってないノンレジデンスや留学生の学費は私立並み。
代わりに優秀なら貧乏でも勉強できるように奨学金が充実している。
要するに完全成果主義で、業績評価やテニュアもこれに立脚している。
少子化の折、高い学費導入したらほとんどの大学が学生に逃げられてしまう
日本では同じ発想は絶対ムリ。
何でもかんでもアメリカの真似しろ厨は違いを知ったほうがいい。
894 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 04:19:09
>アメリカでは非常勤という概念がなく、30そこそこの博士課程 在学5年ぐらいのやつが週三回の授業で30万ぐらい稼いでいるよ。 日本の非常勤も、週5コマで年収300万になれば、研究しつつ何とか食べてゆける。 報酬を今の2倍にすればよいのだから、不可能ではないはず。何とか実現してほしいよ。
895 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 04:52:41
>>894 難しいぞ。ワークシェアリングで、ODには非常勤1コマしかいかない。
それで、今なら年収30万。貴兄のいうように改善しても、年収60万円也だよ。
896 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 05:33:45
こんな時間に書き込む暇があるなら論文の一本でも書いてみたらどうだい? あきらめて普通に働きなよ。どんな状況であろうと、研究に没頭できない研究 者は研究者に向いてないよ。寝て起きて、働いてる時間以外の自分が研究に 没頭していたという自信はあるか?嫉妬ばかりして自分を向上させることもせ ず、愚痴々々と女の腐ったのみたいに女々しい事この上ない。 大学は雇用を提供するための会社じゃないことは分かってるか?研究者にとっ ての大学は研究を支援するための存在であり、生活資金を提供する機関じゃ ない。それぐらいの覚悟もなくよく研究者を名乗れるもんだ。能力が認められ る者については生活資金を与えて、更に研究に出来るように支援してるだけ の話。研究者は自分の生活資金は自分で稼ぐのが基本なの。大学からお金 を貰えるのが当然と考えるのが、そもそもの間違い。なんで能力もない君達 の生活費を払わなきゃいけない。ずうずうしいにも程がある。 ここのOD諸君は本当に哲学を学んでる者達なのか?
897 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 07:16:13
>>895 純然たるワークシェアリング的な理念を実施するのでは、ひとりのパイが少なくなり過ぎるということだな。
それはそうだろう。
結局、重要なのは fairness だろう。
大学に対してODが不満を抱いているのは、まともに業績をあげていない人間が大学にのさばっているという点だと思う。
すべてのODに、業績に関わらず仕事を与えろと要求しているわけではない。
大学が慈善事業でないのはODも十分分かっている。
現在のさばっている無能な人間を排除するか、またはそのパイを現状よりずっと少なくし、その分を、
一定の業績をあげているODにまわせ、というのが彼らの言い分だ。
これはまったく正当な主張だ。大学は業績不振の専任を保護する福祉施設ではないのだから、そういう人間を排除するか
または著しい減給にしなければならない。これはOD問題の全面的解決にはならないが、倫理的に不可避である。
>>896 同意。
能力のない専任教員の給料など、払う必要なない。
彼らは退職金もなしで即刻解雇でよい。
899 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 08:42:18
>>896 ちょっと一面的過ぎる見方だな。ドクターまである大学院があれば、古典の演習など仙人にも研究上のメリットがある。
そして、大学院を持つことはその大学院のランク付けを上げて、学生を集めやすくする。
一方、大学院があれば、当然、ODが生み出される。
ODと仙人はもちつもたれつなんだよ。一方的に相手を非難はできない。
900 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 11:57:07
自分と同じぐらい阿呆なのにもっと銭をもらっているのがいるのは許せん、 という嫉妬を吐き出しているだけの発言が多い。
901 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 12:51:02
結局、嫉妬を克服するには、自分の妄想をどこで破壊するか?ということなのかもしれないです。 理性で考えた場合、ほとんどの嫉妬が単なる妄想です。 そういう時には、枠組みを変換するしかありません。 ヘンな言い方ですけど、自分で自分になってみる。 或る行動に対して、どのように行動するか?を考えてみる。 相手の行動の一つ一つの意味を勝手に想像している場合がほとんどです。 ならば、それを悪い方向へ考えなければ、健常者の場合、大抵の妄想は終わってしまいます。 どこまでが”妄想的に作り上げた現実”なのか? つまり、現実をありのままに受け止めた瞬間、魔力から解放されてしまうことがあまりにも多いのです。
902 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 12:55:06
貧乏だって、ねたみや嫉妬を克服できれば、革命なんてバカなものには結びつかない。 清貧の思想とかがそうだろ? 金持ちだって革命思想を絶賛することができるし、貧乏人だって革命思想を蔑視することができる。 自由な意志は選択するからだ。
903 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 12:59:11
そんな大仰なもんではなく 衣食足りて礼節を知る 程度のもんだよ、ここのOD達は
>>897 業績評価による競争原理の導入、無能教員の排除は確かにフェアではあるだろう。
新陳代謝を促進し、より優秀な教員を雇用することは研究上も教育上もメリットが大きいからな。
だが今までも、具体的な評価法を誰も挙げられずにいるわけだから導入は難しいだろうね。
それに恐らく、本格的な業績評価の導入は、哲学の枠そのものの縮小や
有名教授の引き抜きという人事に結びつく可能性が大。
ここでのテーマであるOD問題の解決にはほとんど役立たないだろう。
ま、一斉導入は難しいから、どっかをモデル校に指定して試してみると
いい気もするが。
日本社会の雇用の流動性が乏しいのは別に大学に限った話ではない。
一流大学をいい成績で卒業した香具師だって、新卒採用のチャンスを逃せば
その後一流企業への就職することは難しい。
研究者にしたって、修行時代に助手や学振ポストにありつけるほどの実績を残せず
ODになってしまったものの就職が難しいのは当然といえるだろう。
非常勤先から帰還。それでも交通費出してくれるからまだましだよなw
>>900-903 査読1本とか10年査読論文なしの専任の年収が1000万で
査読3本の非常勤やODが100万である状況を嫉妬でかたずけられるくらい
の幼稚園児級の高潔な人間認識・社会認識の持ち主はこんな掲示板こないでいいよ。
その高潔さに見合う素晴らしい時間のすごし方があるはずだろ。
実際問題として、組合とか作れないのですか。 法的に労働者扱いではないわけですか。
909 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 17:30:57
オマエラは研究者としての誇りはないのか?! スト?おまえらの代わりなんぞ幾らでもいるわw
910 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 17:36:18
>>909 そうなんだよね。
非常勤は大学にとって必要だけど、
決して一人一人の非常勤が講師として
必要とされているわけではない。
>>909 代わりはいくらでもいる…
そんなの、どの労働者にもあてはまるが、労働者にスト権はある。そんな中学生レベルの煽りなら他の板でやって下さい。
>>910 糞レスに反応せんといてね。
912 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 17:42:38
>>911 いや、
>>909 は糞レスじゃない。
現状を知らないのはお前だ。
試しにそのスト権とやらを行使してみるといい。
面白いことが起こるよ。
913 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 17:43:09
>>911 オマエラ労働者以下のクズに権利があると思ってるのか?
勤労の義務もまともに果たせんやつが何をおっしゃるw
914 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 17:45:48
「労働者の団結」なんて寝言でこの問題が解決しないことはたしかだろう。
>>911 おまえのせいで蛆虫が沸いてきたぞ。
蛆虫のえさやってるのはお前だろ。
蛆虫は無視してればいいの。
それが 2ch literacy.
916 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 17:58:54
うんこに蛆虫が沸くのは必然w
917 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 18:04:30
大体、
>>898 のレスを読んでみろw
日本語読解能力がないとしか思えん。
こんなやつが研究者を名乗ってるのが
片腹痛いとしかいいようがない訳だがw
今時の小学生でもあんなバカな読解はせんぞ!
918 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 18:16:17
896は実力主義に基づいて、業績のないODが職を求めることを批判している。 しかし実力主義を実施し、業績のない者に大学が経済的支援を行うことを否定すれば、 業績のない専任は解雇すべきという結論が導かれる。 業績不振の専任の解雇は869の論理的帰結である。
919 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 18:18:56
自覚がないというのは恐ろしいことだなw
920 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 18:19:52
869→896ね。 だから898は896に対するレスとして論理的に整合的ですよ。
>>919 論理的推論の能力のない人は、他の板に行ったほうがいいよ。
922 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 18:24:57
客観的に比較できる人間であればな バカがバカといっても、嘘つきが嘘つきというのと同じこと
はい煽りは終了-------ここから純粋OD理論について。
ホント、業績評価が導入されれば何とか思っているODが多いんだな。 そんなに自分の業績に自信があるなら、普通に公募に出せばいいだけの話だと思うんだが。
>>926 でも既に指摘されているように、たとえフェアな業績評価が
導入されても、ほとんどのODは救済されないだろうね。
考えられるのは、哲学の枠や予算の削減、有名教授の引き抜き合戦などの事態。
若手研究者の新規採用も、結局従来どおり助手や学振のポストに就いていた
ものが優遇されるだけだろう。
業績評価の導入を強く望んでいたODは、結局その制度によっても自分が
救済される可能性がほとんどないことがわかったらどういう反応を示すんだろう?
928 :
考える名無しさん :2006/12/21(木) 21:25:04
>>925 >業績評価が導入されれば何とか思っているODが多いんだな。
まあ自身過剰気味じゃないと研究者なんてやってられんわな。
許してくれ。
>普通に公募に出せばいいだけの話だと思うんだが。
それはプライドが打ち砕かれる恐れがあるので推奨されない。
>>927 そうなるかどうか不明。
さらに、そうなればそうなったで納得して他の職探す。
>>929 転職するなら早いほうがいいよ。
あなたの望む業績評価がいつ導入されるかなんてわからんし、
仮に導入されても、ODに利益をもたらす可能性は低い。
タイミングを逸すると転職自体できなくなる。
それはそれで、業績評価によって放逐された無能教授の後任を迎える場合、
その人事は定年によって生じた欠員の補充に準じたものになるだろうね。
要するに若手優先。当然、助手や学振、給費留学などの経験があるエリートが断然有利。
たとえ査読論文の数が多くても、年齢の高いODは既存教員との序列や
給料のバランスが崩れるから、構造上まず雇えない。
OD1人雇うために、三顧の礼で有名教授を迎えるような体制はとれないだろう。
931 :
考える名無しさん :2006/12/22(金) 00:26:47
きっと930氏の業績は自分は大学に居座って年収120万で査読5本の非常勤講師に「貧乏なのは自己責任」と言い放つのに相応しいほど素晴らしいに違いない.
しかし、経営者も大学の先生も「勝ち組」のみなさんは自分のことだけ考えて日本はどうなってもいいという人ばかりになりましたね。
>>932 そりゃ大学はピラミッド型の組織だから、人口分布もピラミッド型になっている社会でこそ
適切に機能する。
少子化の結果底辺部分の学部生が減り、逆に重点化で院生やODが激増、
なおかつ高齢化のため高齢教授が上の方でつっかえている今の日本の大学が
適性に機能するはずがないよ。
日本の大学が生き残るためには、欧米やアジア諸国の大学と競合してでも
優秀な留学生を大量に確保する以外にはない。果たしてそのとき、
哲学が生き残れるだろうか? 今のままでは要らない気がする。
934 :
考える名無しさん :2006/12/22(金) 01:39:44
>>933 たしかに、若者がいる場所にしか大学は成り立たない。「留学生を呼べ」にせよ、「ODよ海外に雄飛せよ」(蓮實)にせよ。
で、そうなったとして、哲学は結構やれるのではないか。「・・氏には哲学がない」という批判的表現がこの世に存在する限り、哲学は肯定的イメージを持っているんだよ。
935 :
考える名無しさん :2006/12/22(金) 19:00:19
業績評価はもちろん結構ですが、OD、非常勤の問題の改善が本来の目的です。 そのためには、民間でも言われている「同一労働、同一賃金」という原則の徹底を目指すべきでしょう。 この目的のために、教員、研究者の場合、労働の適正な対価の指標として「研究・教育業績」を評価し、 それにしたがって賃金設定をするわけです。 例えば、現状では業績から見て研究、教育能力が同程度(例えば査読論文本数と大学教育経験)でも 専任が1000万、非常勤が一こま2.5万という状況です。 この明白な不公正を是正するために、専任の給与水準を引き下げ、非常勤の単価を上げればいいわけです。 非常勤を使っている各大学で、非常勤と専任の研究・教育業績を比較すればいいだけですから、 文部省主導とか大げさなことを言わなくても、無意味な抵抗勢力さえいなければ、 わりと容易に実施可能ですね。 倫理的にはまったく正当ですしね。
今日も始まったね、哲板で今一番熱いスレ。
938 :
考える名無しさん :2006/12/22(金) 20:36:58
終わりなき非常勤を生きろ
939 :
考える名無しさん :2006/12/22(金) 20:54:46
_,.. -───- 、.. ,. ‐ '"~´ / ̄ ̄`~`''‐ 、 `` 、 貴様!! , '´ / / `''‐、 \ , '‐''"~´ ̄ ̄`~`ヽ、 / \ ヽ 非常勤が氏んだんだぞ! . /  ̄``''‐.、 ∠>ヽ./\ ヽ いっぱい非常勤が氏んだんだぞ!! . / _____ \ /゚ / ヽヽ 〈 ,. ‐''"~´ l ``''‐、 ヽ. / [ [[[ ヽi 遊びでやってんじゃないんだよっ!! . ヽ. /ヽ、_,. -┴─-== __=-'_、_, \、_/ _l . | / 、.__/ ノ!ヽ、._ー-‐''⌒,r=-─ゝノ|| ‖  ̄ ̄ ̄ | 非常勤は…非常勤は力なんだ ! { / ,イ{ ヽ ( 〈、_,.ィrヮー< _,リ_|| ‖ ! 非常勤はこの大学業界を ヽ :ヽ _{. 〈.'`ァrッ‐、- - ,, ヽ-‐='..ゞ.{_.|| ‖ :l 支えているものなんだ! . `‐、\\ヽヽ-‐ツ ''´ `{_ |! ‖ ! それを… : |{_ ヽ.i. 〔ー- { !. |!__ ,' それをこうも簡単に失っていくのは . : |{_ _)l `,ィ-─_、 // | 0| ___/ それは、 : |{_ ミ. ! ヽ ̄,.-‐) .// /l ̄ __/ それはひどいことなんだよ!! : |{ ,.`ヽ. `ー '´.∠‐'´ /'´ ̄ノ,ノ/ 何が楽しくて荒らしをやるんだよ!! ,l ‐''"~´ ̄ ̄ ̄l~´ /-──<´ | 「 --┘ |___/ `! | 貴様のような奴はクズだ! L.. -─ ''_""~ ̄‐''"~´l | | 生きていちゃいけない奴なんだっ!!  ̄「 | | | _,,.⊥_-‐ `
こうなったら食費と光熱費をケチって 原書開いたまま凍死しまくるとかしかないな。 ぱとらっしゅ
私は非常勤ですが、オレンジジュースは6,7倍に薄めて飲んでます。 1.5リットルのペットボトルで10日ぐらい持ちますよ。
もう埋めたてですか? まさか次スレ立てるつもりじゃないでしょうね。
943 :
考える名無しさん :2006/12/22(金) 21:50:15
だいじょうぶ、OD問題は自然消滅しますよ。 まず哲学の大学院に進学する者が減り、ドクターはさらに減り、いなくなる。 ODがいなくなるから、OD問題なるものもなくなる。
944 :
考える名無しさん :2006/12/22(金) 21:59:22
甘い!50袋入200円の麦茶パックを薄めて飲め!
945 :
考える名無しさん :2006/12/22(金) 22:09:56
そうだ、いいこと思いついた。 おまいら、非常勤の待遇に抗議するために、 焼身自殺してみたらどうだ? そこまですれば、政府も国民もこの問題を 真剣に考えてくれるかもしれない。 焼身自殺が嫌なら、三島由紀夫みたいにハラキリとかもあるぞ。w
サティーはカーリーへと変様して 日本を破壊し尽くすのであった。
各大学ですべての教員(専任、非常勤)の給与を同じレベルにすることができれば理想だが、 それは悪平等。 したがって「同一労働、同一賃金」にするというわけだ。 そして同一労働の判断基準に業績を用いるので、実質的に およそ「同一業績、同一賃金」となる。
しかしどこの大学も、近々定年で辞める教授がいる場合は、 そのウエイティングリストくらい作ってて、優先順位が一番前の香具師には もう根回しが済んでいるだろ。 定年前に放逐される教授がいたとしても、その優先順位が繰り上がるだけ なんじゃないの? 仕事にあぶれているODに順番が回ってくるとは思えない。
しかし、無能で怠惰な仙人・教授を排除して 無能で怠惰なODを雇え、という主張はこのスレのどこにも出ていないはずだが。 別に俺はODではないが、無理やりレスを曲解してODを叩こうとするのを 見ていると、今世間で騒がれているいじめ問題がどれほど深刻化しているのかがよくわかる。 頑張っても道が開かれないことに不満を持つODに、頑張りが足りないと けしかける。また、具体的な解決策を模索する動きに対して根拠薄弱で 否定的な予測ばかりを並び立てて攻撃する。そして最後の切り札として言われるのが、 すべてのODには順番は回ってこない。 ここでは問題になっているのは、 あの悪名高い社会保険庁を作り上げたような労働運動とは 全く異質な労働運動だ。 いくら怠けても道が整備されている仙人や教授連中と いくら頑張っても道が開けないOD。 この格差が問題になっている。 すべてのODに大学での職を与えろといっているのではなく、 すべてのODに大学での職に通じる道を開けといっているに過ぎない。
>すべてのODに大学での職に通じる道を開けといっているに過ぎない。 建前上は今だって開かれているだろう。 現に多くの大学で公募が実施されている。 業績評価の結果新しい求人が生じたところで、その基準は何も変わらんだろう。 それになぜ、最終的な目標やゴールを大学の専任だけに限定するのか。 ほかの職業の可能性が開けることは多くのODにとっても朗報なのに、 ときおりそういう意見が出ても全然レスがつかないで、 すぐに業績評価云々とか大学のポストの話に戻ってしまうところにOD問題の根源がある。 他の職業選択の可能性を排除してしまっている時点で、この問題を 労働問題として扱うのには無理を感じる。
>>950 「建前上の話」として公募を紹介しても意味がないだろう。
だって公募に実効性がないという共通認識ができているのだから。
また、ODが大学での職にこだわるのは、プロ野球選手になる夢を持った人が
アイランドリーグで野球を続けるのと同じようなものだろう。
それがそんなにいけないことなのか?
それに他の職業を選ぶのはフェアな競争をさせてもらってからというのが
常識的な判断だと思うが。
にしても、もうすぐスレ一本消費しようってとこなのに 「排斥に値する業績なしの無能教員」の名前が全く出てこないね。 就職できないことが多くの人に惜しまれてるODも、 結局名前が挙がったのはK村H晴氏だけ。 こんだけ狭い世界なんだからそういう情報はすぐ筒抜けのはずなのに、 2ちゃんみたいな匿名性の高い空間でさえ、イニシャルや伏字でさえ出てこない。 業績評価の話がどうも信憑性に欠けるのは、こういうところで 具体性にかけるからだろうね。
具体名を出すのはなあ… 有名大学のどこかから始めるか?
954 :
考える名無しさん :2006/12/23(土) 21:17:35
無能哲学教授を辞めさせてまで雇うに値するODがごろごろいるのか? とてつもなく優秀な哲学者なら少しは一般読者にも名前は伝わるはずだが。
無能教授は、退職させるほど厳しくしないでもいいと思います。 結果として同程度の業績の非常勤と同じくらいの待遇にすればいいのではないでしょうか。 それでかなり予算が浮くので、その分非常勤の待遇を良くしたり、コマを増やしたり、専任をもっと雇用すればいいでしょう。
956 :
考える名無しさん :2006/12/23(土) 21:44:13
解決策1:全教員(非常勤含む)の待遇を現状の専任水準にする →予算的に無理 解決策2:現在の限られたパイを、全教員(非常勤含む)で平等に分配する →悪平等、有能な人のやる気をなくさせる 解決策3:研究教育業績を考慮して教員を差別化し、それに基づいて現在の限られたパイを、同一業績同一賃金の原則に基づいて配分する →有能な専任の給与は減らない(増もありうる)、そうでない専任は減、非常勤は能力に応じて増、ポストも増やせる可能性あり 結局3がいいと思います。
解決策4:全教員(専任、非常勤)の待遇を、現状の非常勤水準に合わせる→日本オワタ
958 :
短パン :2006/12/23(土) 22:29:47
>オーバー・ドクター問題を語ろう ・・・問う理由が、そもそも見出せない。 「人を救いたい。だから医学の道を歩いた。」・・・ふっ、 そんな、朴念仁が一体どれだけの確率で、この世に現存しているというのか? ・・・勝手に、金でも稼いで、「俺こそ金持ちw」って。やればいい。 ・・・否定はしない。人間なんて、そんなもんなのかもしれん・・・。 ま。とにかく、奇麗事ばっか言うなよ? 落とすぜ?くだらねぇもんならば・・・・。な
>無能哲学教授を辞めさせてまで雇うに値するODがごろごろいるのか?
滅多にいない。何せ狭い業界だ。もしいたら樫村氏や(何とかポスト見つけたが)
田島っちのように必ず名前が挙がっている。
飛びぬけて優秀な若手なら既にどっかでポストにありついているだろう。
いくら日本のアカデミズムが腐っていても、その程度には機能しているし、
それすら信じられないのなら哲学なんか辞めたほうがいい。
研究者は起業家ではない。所詮誰かに認めて雇ってもらわないと職に就けないのだから。
>>956 原則としては賛成。ただこのスレの書き込みを呼んでいると、業績評価賛成派の意見は、
フェアな競争原理の導入というパブリックネスを主張しつつ、しかし現実には文部行政の仕組みなか全然知らないで、
「導入されれば俺もポストにありつけるはず」という根拠のない思い込みがバレバレの書き込みが大半。
だから具体的な提案がまったく出てこないし、このスレで建設的な議論を期待するのは難しそう。
>>958 今は語る理由があるんじゃないの?
なんせ重点化の結果、年齢相応のスキルも社会経験もない
高学歴失業者が大量生産されてしまったわけだから。
「すねかじり」なら単なる家庭の問題だが、
パラサイトシングルやニートや引きこもりなら社会問題になってしまうのと一緒。