1 :
考える名無しさん:
とりあえず1900年前後に生まれた人たち以降にしましょう。
僕は大学でドイツ語を選びましたが、それにしてもドイツって何やってんの?と。
面白そうだな、って思った思想家は大概フランス人。
確かに昔はカントを始め、素晴らしい哲学者がいたのはわかるが、カントをわざわざ
原著で読まずともこれだけ邦訳が溢れている時代に、わざわざドイツ語でカントやヘーゲルを
読む意義は高いとは思えない。
むしろ、いい加減な訳や未訳の多い、影響力のある近代以降のフランス思想を厳密にやったほうが
さまざまな考え方を知ることができる。
マルクスフッサールハイデガーフレーゲ以降に誰がいるのん?
ベルクソンもバタイユもデリダもドゥルーズもジャンケレビッチもレヴィナスも
ラカンもアチュセールもサルトルもメルロポンティもブランショもレヴィストロースも
フーコーもバシュラールもリオタールもリクールも…
みーんなフランス。
ドイツってガダマーとブルーメンベルクとハーバーマスとかくらいじゃん。どマイナー。
フランス>英米>ドイツ 状態。なんで?
2 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 14:54:25
フランスはおしゃれ、ドイツはクルマ。
3 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 14:54:34
>原著で読まずともこれだけ邦訳が溢れている時代に、わざわざドイツ語でカントやヘーゲルを
読む意義は高いとは思えない。
文学的理由で楽しく読めればいいんですよ(勿論テキストに添いながら)
むろん、語学的理由もあるでしょう
古典を読む愉しみみたいなものですね
古代ギリシャ語なんて完全にそうでしょう
4 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 15:14:18
ナチがドイツ国民だけでなくドイツの文化的土壌
を滅茶苦茶にしたからだよ。
戦後はその後始末におわれて疲弊した。
哲学的には、ニーチェやハイデガーの仕事が反啓蒙的と
みなされ、その可能性を面白く発展させることができなかった。
戦後のフランス哲学が面白くなったのはそれをやったから。
5 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 15:33:11
>>4 埋もれてる可能性はないのでしょうか?
世界では知られた哲学者なのに、日本ではほとんどスルーされてる人が
たくさん居たりとか。
それとも、やっぱりフランスが活発に哲学の本場と化してるのでしょうか?
6 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 16:37:58
>面白そうだな、って思った思想家は大概フランス人
>ベルクソンもバタイユもデリダもドゥルーズもジャンケレビッチもレヴィナスも
>ラカンもアチュセールもサルトルもメルロポンティもブランショもレヴィストロースも
>フーコーもバシュラールもリオタールもリクールも…
7 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 16:48:00
教科書的な説明をすると、「ドイツはデカルト・ルソー以来の
理性重視の路線を完全に受け入れてしまったため葛藤がなく、
あまり発展ができず行き詰ってしまった」と、なる。ホントかな?
>ドイツはデカルト・ルソー以来の理性重視の路線を完全に受け入れてしまったため
まともにカント読んだ事あったらこんなこと言えない
9 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 18:32:41
どうして?
10 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 19:06:26
ライプニッツでさえデカルト的な意味での合理主義者じゃないしな
>ドイツはデカルト・ルソー以来の理性重視の路線を完全に受け入れてしまったため
ともかくこんなこと言う奴は読解力も思想史的な流れする能力も絶望的だね
11 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 19:07:24
↑
×流れする能力
○流れを把握する能力
12 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 19:28:16
よくわからないけれど、デカルト的な意味と、デカルト以来の理性重視路線って、
同じなの?
>>1 アレント、アドルノ、カルナップ、ホルクハイマー、ヤスパースなど
レーヴィットは…ドイツ人ではないか…
15 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 22:48:37
ヤスパースって意外と最近なのね。もっと古いと思ってた。
そうはいってもハイデガーと同じ世代だからなー(´・ω・`)
なんかフランクフルト学派多いな…
16 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 22:50:09
フランクフルト学派って、どうしてもナチス、ファシズムに関する火消し作業に没頭した
ご産地の特産物って感じで、世界中を見渡してる感じがしない。
だからいまいち魅力を感じないのかな…。
フランクフルト学派はメディア研究のはしりで、
現在のカルチュラルスタディーズなどに影響を与えています。
つーかフランクフルト学派って世界中にどうしようもない
ニューレフト大量生産してない?
ナチに迫害されて脱出した思想家には面白い思想家がおおいね。
おおむねユダヤ人が多いけども。
迫害のような、人生を大きく左右する出来事がないと面白い思想って出てこないのかもね。
20 :
考える名無しさん:2005/10/21(金) 23:15:48
>ナチに迫害されて脱出した思想家には面白い思想家がおおいね。
たいして思い浮かばないや・・・哲学者だとカッシーラーくらいかな?
数学者・論理学者のゲーデル、神学者のティリッヒはそうだな。
ヤスパースは脱出してないけど、奥さんがユダヤ人なんで難を受けてる。
>>20 数学者のグロタンディークとか?
ってこういうこというとまた数ヲタがブチギレするかw
23 :
考える名無しさん:2005/10/22(土) 00:10:49
ベンヤミンは死にはりなさった。
それはともかく。
なんかおらんのか。
ドイツの突破口みたいな斬新かつ日本ではまだ知られてない力ある思想家は。
それともフランスの一人がちがこのまま続くのか。
24 :
考える名無しさん:2005/10/22(土) 00:17:07
パリは世界の東京だからな。
25 :
考える名無しさん:2005/10/22(土) 00:17:34
ハイデガーとニーチェで今のフランス思想に勝ってるんじゃない?
28 :
考える名無しさん:2005/10/22(土) 00:24:00
つーかフランス人みたいな馬鹿どもがハイデガーを分かりもせんのに
好き勝手弄くったから現代思想ってグダグダになったんだと思う
>>28 釣り? ドイツは戦後の哲学の発展で
フランスに負けてることは明白だろう。
30 :
考える名無しさん:2005/10/22(土) 00:27:42
そういう、十把一絡げで無責任な叩きは要らない。
31 :
考える名無しさん:2005/10/22(土) 00:28:08
形而上学ってどうやろうと行く末は政治的なところに行き着いちゃうから
そういうのにはもう関わるのは辞めておこう。こんな感じ?
33 :
考える名無しさん:2005/10/22(土) 00:29:03
あれを発展と見るかどうかだな
>>28 フーコー、ドゥルーズ、デリダ、みな「グダグダ」
そう言いたいのかな、こいつは?
35 :
考える名無しさん:2005/10/22(土) 01:06:46
フー公=歴史学もどき
デリ堕=文学ままごと
ドゥルー酢=経済学かぶれ
デスクワークで思想巡らす哲学者は死滅した見たいね。
つーか、今ではフーコー・リクール・デリダが正しい。
38 :
考える名無しさん:2005/10/22(土) 11:28:35
まぁまぁポモ叩きはそのくらいにしましょう。
そういうスレじゃないですしね。
しかし現時点で、日本がフランス現代思想に対してかなり寛容な態度をとってるように
見受けられるのも事実で、ドイツがまったくクローズアップされてない。
この理由を探るなり、もしくはドイツの独自の発展はどういうものなのかを「俺はこう思う」ってのを
教えていただくなりしてくれれば嬉しい。
俺はもうフランス語を選びなおそうかとさえ思っている。
ドイツの思想で活発なのは、
>>26にもあるように
メティア研究とか、カルスタの領域に流れたんじゃないかな。
後はハーバーマス。ハーバーマスは、もはや哲学者というより
社会学や政治学の理論家で、社会科学へシフトした。
ただこのハーバーマスってのが、ニーチェ→ハイデガー、
ベンヤミン→アドルノ、に至るドイツ哲学の近代批判の
ラディカルな可能性を「反啓蒙」として斬り捨て、近代
回帰を唱えたので、ナチの悪夢を引き摺ってる戦後ドイツ
では影響力をもった。そこから、戦後ドイツの思想は
つまらなくなった。
40 :
考える名無しさん:2005/10/23(日) 14:59:29
>>38 俺も迷った挙げ句フランス語を優先することにしますた!
41 :
考える名無しさん:2005/10/23(日) 15:39:06
38だけど、俺もフランス語勉強することにする。
ドイツ語は人生に余力があれば、そのときいずれ学べたらいいなぁ、多分無理だろうな、
くらいのスタンスで生きる。
42 :
西研より:2005/10/23(日) 16:33:12
ぼくがこのことを強調するのは、社会を新たに構築するプランを提示することなく、
社会を批判し続けることに意義がある、という姿勢でなされる研究を多く目にするからである
(「国民国家批判」や「世界システム論」について語るものの多くに、
そうした傾向があると思う)。そうした批判は、社会の人々を本気で
説得し新たな現実をつくろうとする気迫を欠き、結局は「私たちは正義を貫いている」
という当人たちの満足を得るだけのものになってしまいかねない。
43 :
考える名無しさん:2005/10/24(月) 16:14:38
ドイツ哲学だれか擁護しろよ
哲学はヘーゲルによって終わった。
ゆえに、ヘーゲル以降の哲学など存在しない。
あるのは哲学モドキだけである。
45 :
考える名無しさん:2005/10/24(月) 19:16:32
ここまでドイツ近代哲学擁護する人間が居ないと、泣けてくる
つか、素直に英米思想やりなよw と煽ってみるテスト
47 :
考える名無しさん:2005/10/25(火) 02:37:04
英米思想ってどんなのがあるんですか?
パースとかクワインとかデイヴィドソンとか。
48 :
考える名無しさん:2005/10/25(火) 03:15:09
なんで翻訳されたやつばっ(ry
日本の近代以降ってどうなってるの?
京都学派で終わり?
50 :
考える名無しさん:2005/10/25(火) 09:10:34
51 :
考える名無しさん:2005/10/25(火) 16:50:42
哲学ジョークスレに、ハーバーマスを殺したことを懺悔する人間を褒めるネタがあって、
非常に泣けてきた。
52 :
考える名無しさん:2005/10/25(火) 23:12:52
戦後ドイツって哲学に限らず
文化、学術、科学みなダメだろ。
例えばモレクラシック聞くけど
戦後世代のドイツ人指揮者なんてほとんどいないじゃん。
53 :
考える名無しさん:2005/10/25(火) 23:24:46
>>52 ますますドイツが嫌いになった。
もうフランス語でケテーイ
>>52 優秀な奴が、どっかの途上国並みに米国に脱出してるだけ。
ドイツ出身者やドイツで教育を受けた人で凄いひとは一杯いるよ。
ドイツではドイツ人もなかなか大学の職にはありつけないと聞くからな。
56 :
考える名無しさん:2005/10/26(水) 00:15:25
つーか英語、独逸語、フランス語は全部やらなきゃ駄目だろ。
57 :
Meta:2005/11/10(木) 01:10:53
戦後ドイツ哲学は、アドルノでダメになったという人間がドイツに多い。
アウシュヴィッツの問題でなくて、アドルノ的な叙述スタイルが、ドイツの「騒然たる68年派」
の若手研究者を感化して、哲学の論文はわけのわからんナンジャモンジャの文言が支配的となっ
た。そのため、わけのわからんことを書くことが哲学者の使命と思われ、わけのわからんことを
書く技術こそが、哲学であるという誤解が世間一般に蔓延した。
その反動から、今になってドイツ哲学者は、分析哲学と格闘している(批判者も含めて)。
しかし、これはフランスにもいえる。論理学のできない人がフランス哲学を代表する時代
が長かったのでは?
>>57 >アウシュヴィッツの問題でなくて、アドルノ的な叙述スタイルが、ドイツの「騒然たる68年派」
>の若手研究者を感化して、哲学の論文はわけのわからんナンジャモンジャの文言が支配的となっ
>た。そのため、わけのわからんことを書くことが哲学者の使命と思われ、わけのわからんことを
>書く技術こそが、哲学であるという誤解が世間一般に蔓延した。
全然違う。アドルノはわけのわからんことを書いていると
言われてむしろ68年派には嫌われたんだよ。
で、ハーバーマスがアドルノを押さえて戦後は影響力をもつ。
分析哲学のドイツの輸入などはいまに始まったことではなく
70年代にはもう十分ドイツでの分析哲学の展開は根づいていた。アーペルあたりはそうだろう。
むしろアドルノのラディカリテートを十分に継承できず
ハーバーマス的な反動に自足したのが、ドイツ哲学が
ダメになった理由だろう。
59 :
Meta:2005/11/10(木) 02:09:36
>>58 アドルノは68年派に批判もされたが、良くも悪くも影響力もあった。シュピーゲル誌はやや
皮肉をこめて伝えていた。
確かに70年代(!)から分析哲学は本格的に研究されている。60年代の実証主義論争が機縁
となったようだ。つまり、分析哲学内部での抗争が発展したころ、ドイツに受容された。
そのため、ドイツは混迷を引きうけてしまった。
ハンス・アルベルトは孤軍奮闘というところ。彼と解釈学との関係はまだしも、K.O.アぺル
(超越論的プラグマッティック)との論争(80年代後半)では、まだ批判的合理主義アレル
ギーを持った者が、ドイツ哲学には多いということを痛感させられる。
逆に、批判的合理主義者は「超越論的」「アプリオリ」という語を聞くと、それだけで馬鹿
にする。
ところで、「アドルノのラディカリテート」とは何か? 教えてくれ!
60 :
考える名無しさん:2005/11/10(木) 02:23:27
戦後のドイツ哲学は確かにぱっとしない側面があるが、それはそれ以前の先人達があまりに巨大すぎるということも関係しているんでは。現代フランス思想なんてニーチェ、ヘーゲル、マルクス、フロイトの前では吹けば飛ぶような存在じゃん
>>59 >「アドルノのラディカリテート」
一言で言うのは難しいけど、ニーチェ、キルケゴール、
マルクス、ベンヤミンの遺産を踏まえた上で、ハイデガー
とも拮抗しつつ、ヘーゲル弁証法と徹底的に格闘したところ
だと思う。
あと音楽、文学、芸術等、美的なものの力を甘く見なかった
ところ。哲学の認識論的な枠組みにとらわれずに、領域横断
的に広く批判活動を続けた。これはアドルノ以降、アドルノ
以上に展開できた者はドイツでは出ていない。
>>60 >現代フランス思想なんてニーチェ、ヘーゲル、マルクス、
>フロイトの前では吹けば飛ぶような存在じゃん
フーコー、ドゥルーズ、デリダ、レヴィナス、メルロ=ポンティあたりは残るでしょう。
戦後のフランス哲学は、近代のドイツ哲学を自家薬籠中のものとしていたからね。
63 :
考える名無しさん:2005/11/10(木) 03:00:50
俺一年程フランクフルト大学にいましたが、知名度ではフーコー>デリダ>ドゥルーズ>レヴィナス、
メルロ・ポンティでしたね。特に圧倒的に知名度があるのがフーコー。マジみんな読んでます。
それはそうと90年代に入ってデリダが「友愛の政治学」という表徴のもとハバーマスと共闘する姿勢を見せたことは、
ハバーマスの(やや)孤立無援の近代合理主義擁護の姿勢にとって救いの一つかもしれない
64 :
考える名無しさん:2005/11/10(木) 03:14:00
それと、戦後ドイツにおけるニーチェ研究は、斬新さ云々は置いといて相変わらず盛んだよ。
ドイチェ・ビブリオテークで検索すると分かるが関連著作はカントに次いで
第二位だ。ハイデガーによるニーチェの批判的受容の影響は相変わらずだし、
ポストモダン的受容だってE・ベーラーを代表格に厳然とある。フランクフルト第一世代の
ホルクハイマー(ショーペンハウアーマニア)やアドルノだって、さらに第三世代のA・ホネットだって
ニーチェに負うところ大だし、美学的受容ではボーラーだってニーチェの系譜に連なるだろう。
むしろ一貫して反ニーチェのハバーマスの孤立っぷりが目立つ。三島センセイは遥か遠く離れた日本で
ハバーマスのニーチェ無理解を批判している始末だし
65 :
考える名無しさん:2005/11/10(木) 03:25:19
ちなみにフランンクフルトで盛んに研究されてる英米思想家といったら
テイラーやロールズやウォルツァーとかその辺。政治哲学ばっかり
66 :
Meta:2005/11/10(木) 03:46:35
>>64 ニーチェ研究の活発化は、フランスの研究の逆輸入という感があるが、どうだろうか?
また、エルンスト・ユンガーもフランスでよく読まれている。
カール・ハインツ・ボーラーはたまにツアイト紙上にエッセイを寄稿していた。
かつて、東西統一にドイツの精神的再興を期待していたが、現在の東ベルリンの有様を
見て、ドイツはアメリカニズムに敗北した(「アレクサンダー広場で、ナチスが禁止し
たネガー音楽が流れて…」)と、ドイツの未来への期待を撤回していた。彼の著作
『驚愕の美学』は反響を呼んだが、それ以降、格別成果をあげたわけではない。
ハーバーマスがよく読まれるのは、現在のドイツの社会事情と関係がありそう。
多くのドイツ人は、変革を望んでいない。むしろ、国民全体で慰安に満ちた
「老後」を願っている。ハーバーマスは、その願望に社会倫理学的的表現を与え
たのではないだろうか? 一種の精神衛生学的な現象。
67 :
考える名無しさん:2005/11/10(木) 03:53:45
68 :
考える名無しさん:2005/11/10(木) 03:54:05
ニーチェ研究については60年代のドゥルーズのニーチェ読解がフランスにおいても
ドイツにおいても大きな影響力を持っている。加えてデ・グロイター版のニーチェ全集刊行によって
初期ニーチェの言語論に光が当てられたのが決定的だ。ベーラーが70年代初期に発表したニーチェの
イロニー論はこの二つの流れの融合といっても言いだろう。
それにボーラーについていえば、彼はツァイトやFAZの文化欄でモノ書きをしていたジャーナリストでもあるが
>多くのドイツ人は、変革を望んでいない。むしろ、国民全体で慰安に満ちた
>「老後」を願っている。ハーバーマスは、その願望に社会倫理学的的表現を与え
>たのではないだろうか? 一種の精神衛生学的な現象。
彼はこの傾向をProvinzialisumus、すなわち政治的に盲目の田舎者主義と罵倒していたなぁ
69 :
ホッシュジエンの国内ニュース解説:2005/11/10(木) 13:23:22
ドイツで今年1月にできたテロ対策の法律が、国内に波紋を広げています。ハイジャックされた
民間機を軍が撃ち墜せるという条文が、憲法違反にあたると裁判に発展しました。
「ある人間の命を救うために、別の命を犠牲にすることを禁じています」(原告団長ヒルシュ弁護士)
これに対し、被告の国側は、「少しの犠牲で多くの命が救われる。テロが多発している現状に対応
せざるを得ない」と主張し、民間機への武力行使の可能性をを正当化しています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡ミ ___ __ ドイツの対テロ法に違憲の疑い。
|ヽ /| ,,,,,,,,l / /
|ヽ | | ミ ・д・ミ/_/旦~~
⊥ |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| また世界が対テロ論争一色に
凵 `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l なってきそうな気配ですね。(・A・ )
05.11.10 TBS「独のテロ対策法、条文めぐり違憲訴訟」
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3157020.html
70 :
考える名無しさん:2005/11/13(日) 17:44:07
むかしのインテリは海軍系でも陸軍系でもドイツ語は読めたものだよ…
インテリ=軍かよ低脳
>>70 それは陸軍幼年学校はドイツ語必修で
英語教えてなかったから
良スレ保
74 :
考える名無しさん:2005/12/25(日) 02:21:55
h
75 :
& ◆r5mmMKolO6 :2005/12/25(日) 13:28:48
>>1 そこで挙げられてるフランスの哲学者もみんな飽きられちゃってるんだけど・・・。
まあ、せいぜいがんばって遅れてきたポモ屋さんになって下さい。
76 :
考える名無しさん:2005/12/26(月) 10:23:46
77 :
考える名無しさん:2005/12/26(月) 10:24:50
>>76 なんだこれ?
>なお、ポストモダンを自称する人の多くは、 哲学を「戯れ」だと思っているため、 まじめに勉強しないとされる。
78 :
考える名無しさん:2006/02/13(月) 00:42:59
晒し上げ
79 :
考える名無しさん:2006/03/14(火) 16:10:37
Metaさん再臨きぼん
80 :
考える名無しさん:2006/04/10(月) 03:11:02
うわ なにこのスレつまんね(^ω^;)
> とりあえず1900年前後に生まれた人たち以降にしましょう。
まず「近代」の定義・概念をきちんと勉強することだな。
82 :
考える名無しさん:2006/04/10(月) 14:01:24
>>81 そんなの定義によってまちまちだろう。
ヘーゲル以降を近代と言うやつもいればニーチェからというやつもいる。
哲学史的には定義はある程度決まってるだろ。
無知な奴ほど「まちまち」とか言いたがるな。
84 :
:2006/04/10(月) 15:16:07
age
85 :
考える名無しさん:2006/04/10(月) 15:36:31
まずはググれ。話はそれからだ。
87 :
考える名無しさん:2006/04/10(月) 22:43:24
別に1900年以降っていってんだからいいじゃん、それで。
88 :
考える名無しさん:2006/04/10(月) 23:16:08
ググれって、・・・まさか近代の哲学史的な定義が決まっているかどうかを
インターネットの検索で考えようっていうわけ? ・・・・・・あきれた。
・・・・・・まあせいぜい頑張ってくれ。
無知は帰れ、バ〜カ
90 :
考える名無しさん:2006/04/10(月) 23:19:45
普通はデカルトあたりからだろうな。
哲学史の本を読んだことすらない奴ほど
>>88みたいなことを言う。
ヘルマン・シュミッツ
ってどうなの?
93 :
考える名無しさん:2006/05/19(金) 03:49:24
>面白そうだな、って思った思想家は大概フランス人
うはwおkwww・・フランスが戦争に弱い理由が分かったw
要は、ここにいる頭でっかちの行動力ゼロ人間が大勢いたワケだ。
そりゃ勝てねえw、勝てっこねーw、勝てる理由が見つからねーーーwww
↑釣れますか?
>>92 シュミッツはある意味異質。
文献学的研究に埋没する、数多くの現象学者とは違って、
フッサールやハイデガーをほとんど無視して独自の体系に至ったひと。
むしろ、シェーラーやプレスナー、クラーゲスといった
哲学的人間学の系譜につながるひとだと思う。
96 :
考える名無しさん:2006/08/07(月) 20:47:35
agetokoka
97 :
考える名無しさん:2006/08/09(水) 16:46:17
シュミッツは面白いね。フランス系と比較してもまったくひけをとらない
面白さ。
o(´□`o)
99 :
考える名無しさん:2006/10/05(木) 03:03:57
俺はドイツ第三帝国というコピーに引かれ
世界がゲルマン民族のものになるためにはどうすればよいのか考えた
優秀なゲルマン民族なのだからどんなこともできる
手始めに全裸でポーランドにジークハイル、ジークハイルとつぶやきながら飛び込む
国境ををこじ開けブラジャーを腰に巻きワルシャワを蹂躙する
英仏が呆然としながら見てくるがアーリア人の悲願のためなので気にしない
オランダに潜りこみ「ゲルマンだから!ゲルマンだから!」と絶叫
オランダは大泣きで降伏
だがまだ帝国には不十分
次はフランスにムッシュムッシュと叫びながら飛び込む
フランスはマジノ線を防御している最中だったが電撃戦なので無視
半裸で逆立ちをしながら
「俺にクリークしろ!!俺にクリークしろ!!」と絶叫
英仏は無言でダンケルクから立ち去る
確実に千年帝国に近づく
開脚後転でソ連に飛び込みキエフを包囲し共産主義者を吊るす
ナポレオンの真似をしながらモスクワに突撃
タンスを開けると一枚の家系図発見
死んだ親父がユダヤ人だという家系図発見
俺は泣いた
オレドイツに住んでたけど、原書で理解なんてできねーよw
哲学書なんてドイツ語の悪癖といえる箱入り文の極みじゃねーか。
邦訳でいいよ邦訳で・・・。
101 :
考える名無しさん:2006/10/25(水) 16:21:01
俺はドイツに住んだことはないが、ほとんど原書で読んでいるよ。
というか、現代哲学は邦訳がある文献が少なすぎるからな。
どうせ、ほとんど訳されないだろうし。
ただし、俺以外読んでいる人間が日本にいないから、他人と
はなしのネタには絶対ならない。相手が哲学好きの人間であっても・・・
102 :
考える名無しさん:2006/10/25(水) 16:23:00
103 :
さすがドイツ:2006/10/25(水) 20:25:22
104 :
考える名無しさん:2006/11/06(月) 09:15:22
哲学とゆうより、思想の問題なんですが。
ゴットフリート・ベン(Gottfried Benn)は、なぜ日本で無視されるんですか?
ドイツでは、大問題なのに。
>>101さん、教えてくれませんか。
105 :
考える名無しさん:2006/11/09(木) 17:19:22
>>104 「無視」されているんですか? 翻訳があるはずだから、
無視はされていないと思いますよ。
そもそも、海外の作家が大問題にされること自体、珍しいことだと思います。
ベンには詳しくありません。あなたは、どういう観点で日本でも
今以上に問題にしなければならないと思っていますか?
106 :
考える名無しさん:2006/11/10(金) 06:46:47
>>105 アドルノが、「アウシュヴィッツの後に、詩は書けない」とか、いったらしいが、
パウル・ツェラーンは、許されて、G・ベンは許されないのはなんでだ。
よくわからん。
もちろん、日本の一般人には、一切関係ない。一部の特殊な世界の話だ。
107 :
考える名無しさん:2006/11/10(金) 11:34:22
>>106の続きです。
G・ベンは、平気でファシズムを賛美するような、
ニーチェを狂信化したような人物です。
ハイデガーと、似たような人物です。
108 :
考える名無しさん:2006/11/10(金) 22:00:41
>>107 特殊やね。
ハイデガー(とその関係者)以外のファシズムに関係した思想家はほとんど
無視されてきた。
そろそろ、距離は置きつつも、こういった扱われてこなかった思想家
たちを積極的に取り上げてもいいと思う
ベンの名前はボルツを大学で購読していたときに知った。ボルツは
シュテファン・ゲオルゲなどと並べて扱っていたように記憶している。
ツェラーンはデリダが取り上げたりしていたし、ユダヤ人で収容所に
はいっていたりしたから、逆の意味で取り上げやすいんじゃないの?
立て看板 設置させてください、<(_"_)>ペコリ
『 ☆彡 目も見えず、耳も聞こえぬお人が、桜の木に抱きついている。
桜を、見たい、聞きたい、と言う。
さて、どうやって桜を見せようか?
☆彡 坐禅と見性 四十六章 公案見性
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/psy/1161444933/ 而二不二(ににふに)、不二而二(ふににに)、
二ではない(不二、ふに)、一の如し(一如、いちにょ)、それは、ほとけさま(さとり)のことです、どうですか、参禅していきませんか?
問う。
『 この場に坐したままで、30メートル先のローソクの炎を吹き消せ。 』
答える。 ・・・と。
☆彡沢木興道老師のなぞなぞ?
アメリカに 「我が妻は我が父の母なり、我が父は我が子なり、我が妹は我が孫なり」 という言葉があったそうな。
☆彡碧巌録(へきがんろく)第45則 趙州布衫(じょうしゅうふさん)
【本則】
禅僧「万法は一に帰す。では、一はどこに帰しますか」
趙州「私は若い頃、青州に住み、一領の布衫(実務着、サラリーマンなら背広と言うことかと)を作った。 その重さは7斤(4.2kg)もあった」
また、あるひと(ジャック、ラカン) 曰く(いわく)
「世界をキリストが支えている。キリストを聖クリストファーが支えている。では、その聖クリストファーを支えているのは何?」という謎々と同じかと。
‥‥……━★ 友好スレ
精神世界で癒される第16章仙界の癒し大混浴場(バトルなし)
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/healing/1162179911/
110 :
考える名無しさん:2006/12/10(日) 16:21:05
誰かいませんか
111 :
考える名無しさん:2006/12/10(日) 17:19:01
私がいますよ
112 :
考える名無しさん:2006/12/10(日) 17:20:01
僕もいます
113 :
考える名無しさん:2006/12/10(日) 17:23:27
ふにふに
114 :
考える名無しさん:2006/12/10(日) 17:26:49
_ _
r='´ ヽ r='´ ヽ
. ん! (ハ)))). ん! (ノノハ))
ノ (i|゚ ヮ゚从. ノ (i|゚ ヮ゚从
((⊂).个iつ ∩∩ ((⊂).个iつ
. く/_|j〉 ( ゚ヮ゚). く/_|j〉
. し'フ .c(_uノ. し'フ
>>106 単にアドルノやツェランが左翼でベンが右翼
ってことじゃないの?
116 :
考える名無しさん:2007/02/10(土) 02:48:21
はあ?
117 :
考える名無しさん:2007/02/11(日) 20:14:42
ドイツものは悪文が多く古いから専門じゃなければ英仏訳で十分?
118 :
考える名無しさん:2007/02/13(火) 01:26:41
ハイルヒトラー!
119 :
考える名無しさん:2007/02/17(土) 23:50:24
>>117 現代ドイツも本当はそんなに悪くないよ。
>>119 ドイツ語やめようと思っていたがそう言われると迷うなぁ。
121 :
考える名無しさん:2007/02/25(日) 16:59:31
>>120 現代のフランス系哲学は俺も好きなひとが多いけど、
翻訳がすぐにでるんだよね。だから、俺でも読める。
もちろん、原文で読んだ方がいいに決まっているけれど。
ドイツ系はとくに現代哲学は翻訳がでないし、あんまり知られていない。
どちらもやれば良いんじゃない? 俺もフランス語は辞書があれば
なんとか読めるレベルでドイツ語ほど読めないけど、
そんなレベルでも重宝するときがあるよ。
>>121 ふむ。興味がでてきたらすぐ加速できるように、
ちょこちょこやっておくのがベストかなと思いますた。
123 :
考える名無しさん:2007/04/03(火) 18:01:14
なんにせよ独仏どちらも勉強しないと駄目だな。
日本文化チャンネル桜は、平成十九年三月三十一日をもってスカイパーフェクTV!Ch.767における
24時間放送を休止し、同Ch.241「ハッピー241」の夜の時間帯で放送を続けることになりました。
※「ハッピー241」での放送時間(4月1日?)は、以下のとおりです。スカイパーフェクTV!
の受信環境があれば、どなたでも無料でご覧になれます。
【月?金】18:30?21:30/23:00?24:00
【土・日】21:00?24:00
http://www.ch-sakura.jp/index.html
125 :
考える名無しさん:2007/05/08(火) 19:33:01
うむ
126 :
考える名無しさん:2007/05/29(火) 13:31:25 0
ドイツねえ
127 :
考える名無しさん:2007/07/20(金) 23:38:46 0
どうなのよ
sage
129 :
考える名無しさん:2007/09/29(土) 11:03:37 0
誰かいませんか
あぼーん
131 :
考える名無しさん:2007/11/16(金) 10:17:25 0
スローターダイクは面白いよ。
哲学者とは言えないかもしれないが。
文体がものすごく捻くれてて痛快だ。
ドイツ哲学はルドルフ・シュタイナーが終わらせただろ
フラ公はまだ哲学なんてやってんのか百済ねぇ!って感じだよ
『情況』2007年11・12月号
特集 ドイツ現代思想の行方
座談会 ドイツ現代思想をめぐって 高橋順一、藤野寛、田辺秋守、仲正昌樹、浜野喬士
芸術的真理・美的合理性・美的否定性――ポスト・アドルノ問題への一視角―― 田辺秋守
カントとヘーゲルの間――現代批判理論の位置規定をめぐって―― 大河内泰樹
ホネットの批判的社会理論の批判性―――現代における労働と承認の問題圏――― 赤石憲昭
オルターグローバリゼーション運動とアナーキズム――ドイツ反G8運動報告から―― 栗原康
>>132 >>百済ねぇ!
ここに何か深い意味があると見た。
135 :
考える名無しさん:2007/12/10(月) 23:32:39 0
まだ始まっちゃいない
はぁ?
【ル・サンチマン™先生のコピペが読めるのは2ちゃん哲学板だけ】
138 :
考える名無しさん:2008/03/27(木) 06:37:20 0
,r;;;;ミミミミミミヽ,,_
,i':r" + `ミ;;,
彡 ミ;;;i
彡 ,,,,,、 ,,,,、、 ミ;;;!
,ゞi" ̄ フ‐! ̄~~|-ゞ, いいんじゃないですか、似非学問でも。
ヾi `ー‐'、 ,ゝ--、' 〉;r' フフフ
`,| / "ii" ヽ |ノ
't ←―→ )/イ
ヽ、 _,/ λ、
_,,ノ|、  ̄//// \、
_,,..r''''" | \`'/ /  ̄`''ー
| /\ /
|/)::::/\/
| ,r":::ヽ /
|i´:::::::::| /
嵐氏ね
ままま
↑ また ル・サンチマン™ が気に入らないレスを晒しています。
これが ル・サンチマン™ の習性です。
sage
「今、世界各国はみな親しく交わっているように見えるが、それは全く表面的なことで、
本当のところは弱肉強食であり、大国が小国を侮るというのが実情である。
例えば国際法というものがあっても、それは大国の都合で存在するものであり、
自国の都合のいいときには国際法をふりまわし、
自国に都合が悪くなるときには軍事を用いる。小国は実に哀れである。
国際法の条文を一生懸命に勉強し、他国に害を与えること無く自国の権利を守ろうとしても、
大国というものは国際法を破る時には容赦なく破る。」
ドイツ〔プロイセン〕首相・ビスマルクが大久保利通らに語った言葉。 参考文献・『米欧回覧実記』
144 :
考える名無しさん:2008/09/25(木) 01:06:57 0
ドイツは戦後の哲学の発展でフランスに負けてることは明白だろう。
sage
146 :
考える名無しさん:2009/02/13(金) 19:55:47 0
147 :
考える名無しさん:2009/05/02(土) 01:05:15 0
ドイツ哲学だれか擁護しろよ
sage
149 :
考える名無しさん:2009/08/14(金) 13:13:57 0
150 :
考える名無しさん:2009/09/04(金) 19:02:07 0
151 :
考える名無しさん:2009/09/04(金) 19:05:01 0
152 :
考える名無しさん:2009/09/04(金) 19:08:17 0
153 :
考える名無しさん:2009/09/14(月) 19:18:15 0
ドイツは徴兵制を採っているが、徴兵忌避者には「代替兵役」を認めている。
で、志願兵制にしようという意見もあるが、国民の多くが反対するため、未だに
徴兵制度が続いている。
実は、代替兵役で病院などが、人手を補なっている現実があるため、徴兵制を廃止したら、
社会が円滑に行かなくなるという現実があるのだ。
日本も、徴兵制を実施するときには、同じように制度設計をすべきだろう。
兵役を2年とすれば、宗教上の信念等で、これを忌避するものには、「代替兵役」として、
3年間の何らかの奉仕を義務付ければよい。
もう一つ、兵役義務は本来、参政権といったいのものだ。助詞に参政権があるのなら、
女性も当然徴兵の対象にするべきだ。後、戦前のぐんたいのような不合理を防ぐため、
オランダやドイツのような「兵士組合」の結成もも認めるべきだろう。
陸軍は、基本的には、戦前の師団管区=連隊区制をとり、(別個に空挺部隊や機甲師団は
設置する)師団内に医療衛生旅団や工兵旅団を置き、工兵は管区内の国土防衛の一環として、
過疎地の環境維持(間伐材を切ったり、インフラを維持する)市、医療衛生旅団は、病院や介護施設
、更には独居老人の家庭などに交替で派遣されて、介護などに当たる、というわけだ。
兵役制度が実施されたら、二十代以上も、基本的に、年限を短縮して、応召義務を課すべきだ。
30代が1年半、40代が一年、50代が半年、60代前半が3ヶ月ぐらいだな。
で、参政権の内、少なくとも被選挙権は、兵役義務(代替兵役も含む)終了者に限定すべきだ。
女性などは基本的に、介護関係の職務に尽かすべきだな。勿論、ヘルパー2級程度の訓練終了後だが。
後、兵役に就く時期は、学業との関係などで延期可能として、医師などは、資格取得以後に召集して、
無医村に派遣する(これも研修期間後だが)。代替兵役を選んだ場合は、戦闘訓練期間(工兵や衛生兵でも
最低3ヶ月は必要だろう)、一年長く実質的に、同じ仕事をする事になるというわけだ。
後は、妊娠や育児期間は、兵役を猶予し、3人以上、子を育てれば、兵役免除、ということにすれば
少子高齢化対策にもなるぞ?
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1203379101/
兵役2年、代替ボランティア3年とか長すぎるだろ。
155 :
どかん:2009/09/15(火) 06:16:27 0
兵役ねぇ、兵役いくと、アビトゥーアの成績にすこし足してもらえるらしく、
若干成績の悪い学生は、兵役をすませてから大学に入学してくる場合も多い。
頭が坊主だからすぐわかるけど。
ボランティアというのは、ふつうは老人ホームとかだけど、海外の奉仕活動で代替することも
できるようで、日本にそれで行きたいなんて甘いこと言ってるドイツの高校生とか多いね。
一般的には、日本からドイツより、ドイツから日本へ行きたがってるやつの方がずっと多い。
日本は海外から見ると、不思議な国なんだよな。すごい元気あるし、なんでも進んでるし、
わけわからんおもちゃ箱みたいな国。世界的不況でも、日本一国は儲けてるし、
まあ、ふつうの日本人は金全然もってないけど、外から見ると、一人勝ちみたいな異様な国だから。
兵役はね、ドイツでも全員軍隊に来たら受け入れられないんで、ボランティアにしてる。
志願制度にするという案もあるから、どうなるかわからん。
もし、日本でまた兵役が導入されるとしたら、兵と士官候補の区別をどうするのかというのがある。
昔は、専門学校以上いってるやつが、士官で、それ以下が兵として徴兵された。
同世代人口でいうと、旧制高校−帝国大学コースがたった1%しかいない。
専門学校(今の私立大学、早稲田とか)を入れても、たぶん5%くらいしかいなかった。
今もし徴兵をやるとすると、旧帝+早稲田クラスでも医科とか外大とか入れると、20%くらい
いるだろうから、多すぎるんだよな。5%程度となると、たぶん旧帝だけになる。
旧帝卒だけが士官候補で、その他の学校でたやつは二等兵だ。
こういう徴兵制度が敷かれたとして、日本人は耐えられるかな。
もろ、階級社会の復活だろ。軍隊と兵と士官という区別があるから、
これはぜったいいる。今の日本社会の感覚とすこし合わないだろ。
その辺がむつかしいね。
156 :
どかん:2009/09/15(火) 06:53:21 0
>基本はスラブとゲルマンは同じ人種
正確にいうと、今は同じ人種とはいえないけど、大昔は同じだった。
ゲルマン人が東進して、アジア系と混血したのがスラブ人だと思われてる。
その証拠に、古いスラブ人の墓をあばくと、その骨格とか人種的特徴はゲルマン人と
ほとんど変わらない。
一般的にいって、ゲルマン人と民族的に近い国の人は以下になる。
ペルシャ人(イラン)、インド人(上層)、ギリシャ人、ドイツ人、北欧人、イギリス人。
だから、このあたりは神話とか世界観とか哲学が共通している。
ゾロアスター教、仏教、ギリシャ哲学、ドイツ哲学、似たような抽象的な世界観でしょ。
言語もだいたい共通している。近い。
ユダヤは昔から唯物論で、歴史主義。天国とかない。ラテンはもっとプラクティカル(実用)だから、
法律とか発達したけど、ゲルマンのような抽象的な哲学はない。
157 :
考える名無しさん:2009/09/15(火) 09:05:20 O
>>156 その分類は、言いたいことは分かるけれど大雑把すぎるなw
ドイツなどの伝統的右派によるアーリア人種・優生思想に塗れているような気がする
現在、アーリアン学説には科学的な批判もあるよ
要は、元々ヨーロッパにいたケルト人や前16〜11世紀には南下・定着していたラテン人、
メソポタミア原産のアラブ人、あるいはユダヤ人、エジプト人などを除いて
インド・ヨーロッパ語族のうち、ユーラシア中央部(中央アジア地域)を
起源とする民族を切り分けて考えようという考え方だよね
ゲルマン人、アングロ=サクソン人、ノルマン人、スラブ人、インド・アーリア人、イラン・アーリア人・・・etc.
百歩譲ってこれらの起源は近いかもしれないけれど
交流を通してスラブ化した現在のギリシア人以前の
古代ギリシア人をこれらと一緒くたにするというのは何をかいわんや
158 :
どかん:2009/09/15(火) 14:11:41 0
それは、
>だから、このあたりは神話とか世界観とか哲学が共通している。
>ゾロアスター教、仏教、ギリシャ哲学、ドイツ哲学、似たような抽象的な世界観でしょ。
>言語もだいたい共通している。近い。
ここがわかってないからだよ。
日本で教えられてる一般的な哲学史や西洋文明のとらえ方だと、
この共通性がよくわからない。
これらがユダヤやラテンと比較すると、一定の文化的共通性を備えていることに、
気づくと、民族的ならびに地域的なつながりがあることもわかる。
たとえば、
ギリシャ−ペルシャ−インド
これらは民族的にも政治・通商的にも関係が深いんだよ。
高校の世界史では習わんかもしれんけど、すこし調べればわかる。
「ギリシャ人」は、もちろん古典ギリシャ人のことで(ギリシャ哲学なんだから)、
現代のギリシャ人のことではない。
159 :
考える名無しさん:2009/09/15(火) 14:23:50 O
くさりかたびら
>>158 いやいや、あなたが何をもって「共通」だと言っているのか分からない(説明されてないから)が、
たとえばギリシアーローマの共通性も大きい。
実際ローマ人はギリシア文化を範として自分たちの文化を作った。
イタリア人やフランス人はラテン文化を通じてギリシア哲学を学び、
みずからの哲学を作った。俺が言いたいのは、あなた自身が世俗的な説に塗れているんじゃないか、ということ。
そしてそこに取り上げられているアイテムの恣意性だよ。
> ゾロアスター教、仏教、ギリシャ哲学、ドイツ哲学
明らかにバイアスの掛かったセレクションだw
161 :
どかん:2009/09/15(火) 22:46:30 0
悪いけど、2chでただの家庭教師をやるつもりはないよ。
きみは発言する資格がない。2chで勉強するとか、教えてもらうとかいう考え方を捨ててくれ。
すくなくとも10年は勉強してくれ。シロート以下だよ。
何を怒っているのです・・・?
逃げたな
165 :
考える名無しさん:2009/09/24(木) 10:48:05 0
166 :
考える名無しさん:2009/09/24(木) 11:30:11 0
167 :
考える名無しさん:2009/10/03(土) 21:49:45 0
948 :魅せられた名無しさん:2009/09/28(月) 01:04:21
ドイツ人の友達が、ドイツはホウケイ多いって教えてくれたのがトラウマ
理由を聞いたら、ドヤ顔で「日本人みたいに恥ずかしいと思う男が少ないからで50パーセントはuncut(ホウケイ)」だと…
ジーンズ履いた時に擦れなくていいとも
962 :魅せられた名無しさん:2009/10/01(木) 19:45:51
待望のロマコメ! Tシャツ、ストップの下の文字が読めませんでした。
変なTシャツは突っ込みいれて欲しくてわざと着てる、
にサハラ砂漠の水一滴とスターリングラードの雪1トン賭けるよ。
(トーマスさんの嫌がる顔とか困った顔も見てみたい変態ですみません)
日本人がツッコミ入れたらボケてくれますか?
うまくボケなくても座布団取ったりしませんから、どうかまた日本に来てくださいね。
トーマスさんの左に置いてある赤十字のついたクッション可愛いな。
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/celebrity/1137864532/901-1000
ドイツは東西がくっ付いて、新生ドイツになってからは全てがダメになった。
車も、機械も、時計関係も全て品質が落ちた。
哲学なんぞはとうに終了しておる。
ネオナチだけが元気じゃよ。
169 :
考える名無しさん:2009/10/07(水) 18:54:58 0
レーニン(ホブソンは違う)やヒトラーの誤りの根本は、理念的国家論にある。
これはヘーゲルに端を発しており、実際のまたは史実に基づかない、頭のなかで考えられた国家をもとに論説を組み立てるやり方だ。
最後は千年王国に行きつく。
グループ化(Categorization)もないから、理念国家と事実が著しく食い違うと差別的悪罵を投げかける。
それがだいたいアジア向けである。批判は中国とロシアに向く。こんな事に意味があるのか。
最近のフランシス・フクシマの「歴史の終焉」がヘーゲルに基礎を置いているのを見ると失笑を禁じえない。
http://ww1.m78.com/weimal/holocaust.html
カント
↓
ヘーゲル
↓
マルクス
↓
ウェーバー
↓
ルーマン
がドイツ思想の正統な流れだからな
171 :
考える名無しさん:2009/10/08(木) 20:46:23 0
ハーバーマスの対極に位置するのがカール・ハインツ・ボーラー
>>170 普通にヘーゲルの後継者はハーバーマス
ドイツで最大の影響力をもってるのもハーバーマス
英訳もされない、東アジアとロシアにしか受容されない
マイナー思想家ルーマンのどこが正統派だよw
173 :
考える名無しさん:2009/10/08(木) 22:50:59 0
ヘーゲルの後継者としてのハーバーマス
ドイツ・ロマン派の後継者としてのK・H・ボーラー
ルーマンは??
>>172 ルーマンはドイツ国内では相当影響力あるぞ。
176 :
考える名無しさん:2009/10/09(金) 10:04:57 0
「影響力がある」ということと「正統な流れ」というのはまた別。
177 :
考える名無しさん:2009/10/09(金) 10:09:03 0
源氏の家系でも、影響力があったのは八幡太郎義家が有名な大阪府の河内の壷井を本拠地とした河内源氏で、その子孫が鎌倉幕府を開く源頼朝だが、
嫡流は源三位頼政で知られる兵庫県の川西の多田を本拠地とした摂津源氏というからね。
>>170 ハーバーマスだけでなく
そもそもフッサールもハイデガーもカッシーラーもレーヴィットもアドルノも全部正統でないとでも?
無知ですか? それともただのアホですか?
179 :
考える名無しさん:2009/10/09(金) 10:25:01 0
カント
↓
ヘーゲル
↓
ニーチェ
↓
ハイデガー
↓
ガーダマー
おわり
ボルツ、フルッサー、キットラー、ドブレあたりは? 小粒か?
あんまピリリともこない
183 :
考える名無しさん:2009/10/10(土) 03:42:23 0
>>181 まだマンフレート・フランクとかメニングハウスの方がいいだろう。
184 :
考える名無しさん:2009/10/12(月) 15:39:23 0
ドイツの現代思想は隠蔽されてるね。
185 :
考える名無しさん:2009/10/12(月) 16:51:24 0
というよりドイツにはフランスやアメリカと違って思想ジャーナリズムが無いからね。
あるのは堅牢なアカデミズムだけ。
思想ジャーナリズムって具体的になによ?
日本にはあるって言えるの?
日本にはまだあるでしょう。
ドイツには講壇はあったも論壇はないからね。
内輪でグズグズやってるだけで、表に出るだけのビッグネームはいないということでおk?
歴史家論争とか完全に論壇論争じゃん
何適当なこと言ってるのさ
まあ日本と違って論壇誌じゃなくて新聞中心になるところは違うけど
190 :
考える名無しさん:2009/10/12(月) 18:43:08 0
>>189 もう少しドイツの状況をきちんと見てから出直しておいでよ。
こういう具体的な反論もせずに知ったかをする人は何がしたいんだか
ドイツにはアカデミズムしかないとか、頭大丈夫?
今は大分衰えつつあるけど、相変わらずメディア論寄りで
キトラーの影響は強いね
キトラーユーゲントって言葉も昔ほど聞かなくなったけど
192 :
考える名無しさん:2009/10/12(月) 19:08:21 0
>191
あまり露骨に無知を晒すなよ。
やっぱ
ハーバーマスの一人勝ちじゃない?
ルーマンもなんかしょぼいし。
194 :
考える名無しさん:2009/10/13(火) 02:21:57 0
日本ではハーバーマスだろうが、ドイツではそうでもないよ。
>>194 ドイツでの評価だとハーバーマスに並ぶ思想家って
他にいるの? 誰ですか?
196 :
考える名無しさん:2009/10/13(火) 12:08:42 0
ボーラーなどはハーバーマスと対極に位置し、ハーバーマスに匹敵するでしょう。
など って
>197
「ボーラーのような存在は」というニュアンスでしょう。
逆にフランスも現代は大したことないだろ。
200 :
考える名無しさん:2009/10/17(土) 04:27:48 0
フランスもネタ切れになってきたな。
ドイツにはネタはあるの?
202 :
考える名無しさん:2009/11/07(土) 19:51:53 0
>>168 サッカーもなー
統一直後はまだ強かったのに
203 :
考える名無しさん:2009/11/28(土) 13:01:42 0
連邦政府の雇用当局によると、生活保護を受ける被雇用者数は2005年は88万人だったが、
現在は120万人に増加。その半数は正規雇用者だという。
こうした事態をうけ、ドイツでは最近になって最低賃金制度の導入の是非についての国民的な議論が巻き起こりつつある。
大衆紙「ビルト(Bild)」は、清掃員、店員、ホテルの客室係などの賃金はあまりにも低すぎ「極貧賃金」だとの主張を展開している。
ドイツ経済研究所(DIW)が今週発表した調査結果によると、
ドイツの平均年収1万6000ユーロ(約250万円)の70%未満の年収で生活する貧困層人口は現在、
全国民の25%以上に達したという。2000年の貧困層は、労働人口の18.9%にすぎなかった。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2363877/2731401 問題は、子供のいる世帯の貧困層が増大してきたことである。
特に、失業保険やハーツIV(Hartz IV*)受給で生計をたてている保護者の元で暮らす子供達の貧困状態は、
広い分野に影響を及ぼしており、様々な問題の要因となっている。
*Hartz IV=収入のないあるいは少ない人のために、必要最低限の生活維持が
出来るように、2005年1月1日より新しく導入した失業援助と生活保護を
統合したもの。受給者の子供にも保護者の受ける支給額の60%から80%の
生活保護金が支給される。
http://mediasabor.jp/2008/06/post_402.html
204 :
考える名無しさん:2009/12/24(木) 18:07:03 0
実存哲学はファシズムである
サルトルはスターリンを支持、
ハイデガーはヒトラーに心酔、
西田幾多郎も大日本帝国に賛同したといわれる。
20世紀哲学はファシズムであったか。少なくとも無神論であった。
無神論という有神論がファシズムか。神を殺すことは人が神になったことではないか。
人は神になれないから、偽の神になった。それは妄想である。
アインシュタインも自分には神は必要ないといった。そもそも神って何だ。
神はメタ意識に存在する。メタ意識の総称ではないのか。現実にはないが心にある。
すると唯物論は神殺し理論である。するとこれはメタ階型がないのだから、Asperger論理学になる。
実存はリアリティのみで作る世界である。
神を殺すにはリアル世界に神を入れないと殺せない。
それは神でない。人が絶対者になった。
人が神になった。即ち偽の神になった。かってのキリスト教より強烈な絶対者になった。
即ちこれがファシズムだ。
http://nissygale.exblog.jp/6812058/
フランス人はロマンチストだから哲学もロマンチックなのです
そこが受けているです
206 :
考える名無しさん:2009/12/29(火) 16:34:18 0
ドイツと日本では、このような言わば“司法文化”の基盤を支える法学教育についての考え方が大きく違っている。
ドイツでは充実した内容の法学教育が高校で行われており、中学でも法廷見学等が積極的に行われている。
裁判官も、これらの子供たちへの法学教育に関心を向けており、裁判官によるボランティア授業も行われている。
●ドイツの参審制(国民の義務であり名誉でもある“名誉職裁判官制度”)では、その参審員(名誉職裁判官)は
市民の諸階層(労働団体・経営者団体・教育関連団体など)からの推薦で登録名簿が作られ、
その中から選任される。ドイツの“名誉職裁判官制度”は刑事裁判だけでなく、
社会保険・医療分野などを管掌する社会裁判所が取り扱う裁判でも行われており、
この場合の参審員は専門知識分野での経験が重視される“専門裁判員”の役割を負うこととなり、
一般国民の司法参加の意義とは少し異なるものとなる。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090521/p1
207 :
考える名無しさん:2010/01/26(火) 14:03:54 0
208 :
考える名無しさん:2010/02/19(金) 05:56:18 0
フランス人は合理的で、厳密さを価値とし、
ドイツ人は非合理的で、深淵さを価値とする。
つまりドイツ人の方がロマン的。
209 :
考える名無しさん:2010/05/01(土) 18:47:59 0
_,.. -─ ─-、 しァ
/!/ヽ‐'" / イ⌒ヽ
,l_/ l l / /! ヽ
|l /lハ// V| ! ハ
| l / イ ヽヽ/Vl !
| ハVヽト`ー- ' イ/ ,ィ/! \ ∧l |
、ト、 \ ヽー- ' _,..ィ/ // ハ ト、 l!
\ ヽ_,.メ、<イ_/__,.._-=ニ-ヽ _,/
ヽi`、| 、‐rッヾ =|二|-=_rッァ `}',.}
{ ヽ!  ̄ シノ! ヽヽ  ̄ //リ Bitte, Schön!!
ヽヽ!`ー--‐'´/| ` ー--‐ ' /./
\! ヾ_,. /‐'
_ィニlヽ __ ,イiヽ、
_,. -‐'" l | \ `二´ ,r' l ! `ヽ、._
_,. -‐ '" l | \ / | l `` ー- 、._
‐'" _,. -‐  ̄`ヽrァr--`‐──'‐‐-r ,! ! `` ー-
_,.ィ´ ヽ、._ ヽ ./ /i l
ァ‐/ / \_ノ! l / l ',
/ { `ヽ、 }!ヽ! /V ! ヽ
! ヽ \ Y | ` r====r'´ | 〉
210 :
考える名無しさん:2010/07/30(金) 22:50:17 0
ドイツは最高だよ
211 :
どかん:
やっぱ、2chでドイツや哲学って無理あるな。大学入試はやっぱり必要や。