1 :
考える名無しさん :
2005/05/15(日) 19:59:43 こういうスレを立てて、語らうことも無意味と言えるかもしれない。 しかし、ここは一つ、皆で語ってみませんか。 ニヒリズムと、その克服を。
2 :
考える名無しさん :2005/05/15(日) 20:12:39
>>1 自裁して果てることでニヒリズムは克服できる。
克服できるようなものは、ニヒリズムとは呼べぬ。
4 :
考える名無しさん :2005/05/15(日) 21:17:43
最近、哲学に目覚めて、それ以来ニヒリズムに囚われてます・・・。 生きている意味が無いように思うのですが、かと言って死ぬのも恐い。 それでも、ニヒリズムに囚われたまま生きるのは生き辛い・・・気力が起きません。 どうしたらいいでしょう?
5 :
考える名無しさん :2005/05/15(日) 21:21:13
6 :
5 :2005/05/15(日) 21:21:56
7 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :2005/05/15(日) 21:22:32
@理論武装 なぜ「ニヒリズムに囚われたのか」を問う。 A体育会系 体を動かして、充実感が、論理にないことをしる。
8 :
4 :2005/05/15(日) 21:31:00
>>7 レスありがとうございます。
@については、ニーチェに手を出したことですかね。
そして彼の「人生とはこういうものだったのか。よし、もう一度」と言う思想や、
他の実存哲学者の「自らが現実の新しい意味であろうとする」と言う思想は、
結局、自己欺瞞でしかないと感じたのです。
Aをすれば確かに充実は味わうことは出来るでしょう。
しかし、それはやはり自己欺瞞に他ならないと・・・そう考えるのです。
9 :
考える名無しさん :2005/05/15(日) 21:36:33
人生の意味? 「語りえぬものについては、沈黙せねばならない」
10 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :2005/05/15(日) 22:11:06
>>8 ぜんぜんダメですね。もっともっともーと掘り下げないと。
なぜニーチェに感染したのか?
読んでも感染しない人の方がずっと多いのに。
Aは@の先で、かなりハイレベル、ある意味「悟り」の世界なので、
いまはひとまず、置いておきましょう。
11 :
考える名無しさん :2005/05/15(日) 22:23:53
>>10 ありがとうございます。
なぜニーチェに感染したのか・・・それはよくわかりません。
本自体昨年から読み始めた初心者です。
ところで、一つ質問です。
自己欺瞞ではないとしたら、どういう意味があるのですか?
どうしてそれが自己欺瞞ではないといえるのでしょう?
12 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :2005/05/15(日) 22:36:39
>>11 @をもっともっと掘り下げましょう。
なぜきみは、ニーチェに感染したのか?
きみの意識しない、その奥のきみの「真実」。
Aは高度なので、そのあとでしょうが、
簡単にいえば、言語の限界をしるということでしょう。
13 :
4 :2005/05/15(日) 22:59:34
>>12 ありがとうございます。
しかし、正直意味がよくわかりません。
前者の言わんとするところは、
何故ニーチェのニヒリズムを受け入れるに至ったのか、
と言うことでしょうか。
後者は
>>9 さんの言うことでしょうか。
>>13 ぴかぁ〜というコテハンは、他人には理論を放棄することを勧めながら自分の理屈だけは
押し通そうとする池沼だから、こいつの言うことには聞く耳もたなくていいよ。
15 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :2005/05/15(日) 23:10:55
>>13 煽りにみつかったようなので、ひとまずこれまでだ。
きみは入口に立ったわけだ、ではよいご旅行を。
16 :
4 :2005/05/15(日) 23:15:20
>>14 はは、しかし、私も似たようなものですよ。
>>15 結局ニーチェを読み終わったあとのような気分です。
まあ、もう少し思索に励んでみます。
17 :
考える名無しさん :2005/05/15(日) 23:25:44
人生に意味なんて無いよ 後から付けた意味を追求すればいい 後付けの意味を自己欺瞞と言うのは勝手だけど 根本的な意味は無いものは無いんだから仕方ない とっとと割り切ることだね がんがれ
>>4 克服すべきものとしてでなく、普通に受け入れられるモノかもしれない。
子供を持てば、普通に認識できるかもしれない。
または葬式に行ったりするのもいいかもしれない。
自分が友達の赤ちゃんを見て思った事ですが、
「この赤ちゃんも、もうちょっとコイツ(友達)に金がなければ堕ろされてたんだなぁ。
とある日に二人がヤらなければ出来なかったんだなぁ。結局、生まれてくるのもタマタマなんだなぁ。
このカップルのちょっとした気まぐれで、この世に出て来る運びになって
「ウバウバ」言い出したこの生き物。これにどうして存在の意味なんていう
高尚なモンが付いてるだろう!?そんなモノありっこなかろう!?
ここにいる、今「ウバウバ」言ってる、それだけが全てだ。
そして俺もこんな存在として出てきたんだなぁ・・・・!?
そうか・・・そうか・・・・・・あぁ、そうか・・・」
と、何か自分の中で納得できた。
19 :
考える名無しさん :2005/05/16(月) 01:30:58
たまにはカミュでも語ってみないか。作家としてではなく。
20 :
考える名無しさん :2005/05/16(月) 20:51:17
>>18 受け入れたとして、そんなんでいいの?
それは悩みの解消であって解決でないような…違うかしら。
そもそも解決はできるものなんだろうかねぇ
>>20 うん、意味が欲しければ何かを信じればいいんでしょう。
でも別になくても悲しくないです、不思議なモンですが。
静かな、平和な感じですよ。
だって道端に転がってる石ころ、これに転がってる意味なんて別にないし、
そんてモノ、もともと要らないでしょう。
屋根の上で丸まってるノラ猫や、土の下を掘り回ってるミミズにしろ、
もう何だか生まれて来ちゃったから、そうなってるだけで、
生きてる意味なんて別にないわけでしょう。
で・・・
「あぁ、この石コロや あのノラ猫と同じなんだな・・・
オイラも自然の一部だったのね・・・」と言った風に感じました。
だからちょっと暖かいぐらいです。(これはある種、信仰なのかな)
22 :
考える名無しさん :2005/05/17(火) 01:32:14
ニヒリズムを克服しようと考えること自体が自己欺瞞だな。 「ニヒリズムを克服しよう」と考える人間はニヒリストではない。単なる楽天家だ。 だから何も努力する必要はない。最初からニヒリストじゃないわけだからな。自分はニヒリズムに感染していると勘違いしてるだけだ。さまに自己欺瞞の典型例だな。
ニヒリズムでもそれなりにその後も普通に生きていける人と 切羽つまったニヒリズムさんがいると思うのですがどうでしょう。 1さんは後者では。とても辛そうというか。見てて心配になりますし。 前者の場合なら得に心配しないですけど、口だけ達者でようよと生きてる ニヒリズムさんって感じだし。 1さん 生きる意味がないから死って、ものすごく間の物事が抜けてません? 例えば生きて生活してるし、生活の中のひとつひとつを意識的にしてますか? 自分が生み出してることなんて何もありませんよ。 目が見えてるしろ、文字を打つにしろ、考えるにしろ、 歩けるにしろ、それだけで生きてる充実じゃないですか。 それに社会っていう回りの人達に助けられてて自分一人じゃ生きて行けません。 こんな素晴らしい世界で生きているんですよ。 何が虚無なんですか!と僕は思いますけど。 生きることに感謝してないんじゃないかな。祈ったりしてますか? 過去現在未来のすべての悲しみに、祈りましょうよ。 「愛」って知ってますか? 愛しましょうよ、世界を、自分を、他人を。 虚無なんて「愛」を与えてもしないし、押し付けもしないし、 受け取ってもいないし、感じてもしないから虚無なんですよ! 1さん、あなたは「愛」を知らないはずだ。 「愛」をしればニヒリズムなんて克服できるよ。 この世界は「愛」で出来ている、そこにいる1さんは「愛」に気付かなきゃ。 こんなに素晴らしい世界で生きているんだってね、 「愛」を生み出して行くことが必要ですよ、「愛」を受け取ることも。 1さん何もしてないんだよ、分ってないんだよ、知ったかぶってるだけだよ。
24 :
1 :2005/05/17(火) 13:58:16
>>23 誰も死ぬなんて云っていなくない?生きるにせよ、死ぬにせよ、どちらも根本的には無意味じゃないか。
そう考える私は、生きることが習慣になっていて、死ぬのも恐いから、生きることを選んだ。
しかし、やっぱり根本的には意味なんて無いのかね。悲しいことに。
こうした運命のもとで、我々はどう生きるべきだろう。やはり、根本的には無意味だが、
後付けの意味、例えば
>>23 くんの云う「愛」みたいなものを見出だして生きていくほか無いのだろうか。
我々の全ての行動は意識するかしないかに関わらず、全て意味があるからしていたものなのに、
実は、根本的には意味なんてものは存在しなかった。または、あったとしても認識し得ない。
そう考えるようになってからは、「生きる」以下全ての行動をするにあたって、
意味が無いと解っていても行動しなけりゃならないわけです。
しかし、行動するには意味が要る。ここで我々は「後付けの意味」を創造しなければならない・・・・
無いものをあるとする、これは欺瞞にほかならない。少なくとも私にはそう思われる。
すなわち、我々は全てにおいて欺瞞をしなけりゃならんと云うことだ。
それが、「私なりのニヒリズム」であります。
「後付けの意味」に溢れた、つまり欺瞞に満ちた人生は、それはそれで楽しい。
それくらい、今までの人生を振り返れば良くわかる。しかし、どうも腑に落ちないのだ。
克服と云うのは、私にとっては「欺瞞をするのでなく、何とかならないものか」と云う願望です。
揚げ足取りではなく、誰か完全に私を論破してやってください。私はそれを望みます。
25 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/05/17(火) 14:01:51
この社会にはやる価値があるものなんてない。 だから、何をしても良い(人に迷惑をかける犯罪以外は)。 この「何」がそれぞれの生き様かと。
26 :
考える名無しさん :2005/05/17(火) 16:23:37
やる気を出すにはどうすればいいですか? ちなみにやりたいことは何もありません。
27 :
ポラリスの采配 :2005/05/17(火) 16:29:03
社会の既成価値感から、一度、離れ、ご自分自身と対話してみられては。 何かはあると思います。
28 :
考える名無しさん :2005/05/17(火) 16:58:16
生きる目的が無いのなら人は自殺するべきか。 確かに生は意味がない。 ならなぜ人は生きるのかというと、その方が気持ちいいから。 人は自分の感情を満たすためだけに生きている。 欺瞞があるからこそ生きていられる。
29 :
考える名無しさん :2005/05/17(火) 17:06:19
俺も人生に意味はないと思ってる。でも生きてる。 心配しなくてもどうあがいても人は死ぬ。だからそれまで 丁寧に生きようとおもった。精一杯生きるというのとは違う感じ。 それなりに生きてる実感はある。むなしさは消えないが。
31 :
考える名無しさん :2005/05/17(火) 17:38:09
仮に生きる意味があるとして、 その一生が今より良い人生なのかどうか。
32 :
ポラリスの采配 :2005/05/17(火) 18:27:59
ついでに生きていようが、 非常識に生きていようが、 私みたいに冗談で生きてるっていわれながら生きていようが、 他人が土足で上がりこんで、とやかくいう/いわれる筋合いの問題ではない。 生きることの意味づけも、既成の価値感に準じるんじゃなくて、 自分で見つけて、そこに居直ればいいんだよ。 犯罪で無い限り、唾棄されようが、蛇蝎のごとく嫌われようが、 冗談みたいな生き方といわれようが、 そんなのみんな関係なし。
まあ、結婚して子供を育てるしかないでしょう。 それ以外なら、何かを選択して自分の人生をかけてその価値を実証するしかない。 どちらも嫌なら、なんらかの形でニヒリズムから逃れられないと思う。
34 :
23 :2005/05/17(火) 20:16:22
>>24 生きていてニヒリズムみたいに吹っ切れずに
毎日苦しみ辛くなりながら分けも分からず生きてる人もいるでしょう。
そういう人の痛みに比べたら24さんのいう欺瞞とか腑に落ちないなんて
もやもやは甘ったれんなって言いたくなるムカツクよ。
「克服」したい願望こそニヒリズムじゃないじゃないか。
自分の感情のすべては固定観念の現れだよ。
だから欺瞞やニヒリズムに思うのならその情報までのことしか自分に得手
いないのでしょう、突破口はあると思います、それを克服することは
出来ます、それを突き抜ける情報を自分に入れればいいのだから。
だいたい今のニヒリズムになる前はどう過ごしていたのさ、
子供の時ってのは楽しく生きれてたでしょ、
あなたの他にも楽しく生きてる人はいるんだよ、その人達にとっては
その楽しく生きてる世界が真実だ。
で、あなたもそういう風に過せていた時があったでしょう、
今度はあなたがそういう世界を作っていく番でもあると思うし、
欺瞞だ無意味だ、なんて思って生活してたら、
それが回りに伝染していっちゃうんだから。
宇宙の仕組みってのがあって、思考ってのは現実化するんだよ、
そういう世界が今まで続いてきてる、意識っていうのは回りに伝わっていく。
だから楽しく生きてほしい。
で、「欺瞞をするのでもなく、なんとかならんものか」っていうけど 「欺瞞のまま」をそのまま受け入れればいいのじゃないの。 そうすればそれは欺瞞と思わなくなるというか、 腑に落ちていなかったのも、欺瞞が正しいと思うことで、 腑に落ちてなかったのもこれでよかったんだ思えるような。 自分の中でステップアップしていくもんだと思う。 あなたはニヒリズムで思い悩んでるようだけど そういうの誰しも抱えてると思う、それを含みながら平穏な気持ちで 生活しているんだと思うよ。 俺はこの世界と俺が繋がってるっていう思想があるから 生きてる限りは世界のためにも喜んで生活していようと思ってる。 そうすれば世界が喜ぶし、世界に住んでる人達も喜ぶから。 俺が負の感情を持ってたら、世界に負の感情が移ってしまうんだ、それが嫌。 世界がある限り、俺もある。 あなたも無意味さの欺瞞が解けたら、今度はその解けた心地良さを 他の人に分けてあげるのが努めだと思うよ。 幸せなパワーは世界を活性化させると思うよ。 世界と自分ってのは繋がってるんだ。 だいたい欺瞞に思うのなら、欺瞞に思わなくする情報を自分で見つけて インプットするだけ。それを探すのがあなたの使命。
36 :
ポラリスの采配 :2005/05/17(火) 20:24:40
生きているからこそ、社会、他者等への欺瞞等があるのでしょう。 だったら、その欺瞞を徹底的に考え抜き、 そして無化する(できる、できないは二の次)という方向で、 対峙しきっていく生き方っていうのもあると思うよ。 背中を向けないでさ。
37 :
ポラリスの采配 :2005/05/17(火) 20:31:30
あと、ニヒリズムの坩堝に突き落としたものに対する 徹底抗戦っていうのもありだと思う。
38 :
ニーチェの後継者 :2005/05/17(火) 22:24:48
私もこの世のすべてが結局は無に帰する定めのものであり、すべての上昇志向は オナニー(自慰行為)に過ぎない、とニヒリズムに陥っていた時がありました。 そんな、私を快活に生きれるようにしてたのが他でもないニーチェの理論です。 生が神などの第三者の手に握られたものではなく、自己から発散するものそして 生が快楽の泉でありまだまだ多くの可能性に満ちたものであることを教えてくれました。 そして神はそんな人間への愛情から笑いころげて死んだのです。 なお、補足ですが神は実体のあるものとしてイメージする必要はありません。 もし自我というものを現実に存在するものとして肯定するなら、その祖先をたどり、 物理の根源的なビッグバンさらにはその根源である特異点までたどったとしても ある時に生につながったエネルギーとしての神を想定せざるを得ないことになります。 しかし同じに今の自分が神の創造物で、脳もあらかじめ神のルールに基づいて作られていると考えられるなら 自我の存在は不可能になりますので、自我が存在しているとすると神の存在を認めないわけにはいかないけれど、 同じに神の支配を受けていることに人間は耐えられない、制約する思想だということで 唯一のありうる理論的思想は「神はいたけど、死んだ」ということになるのです。 それが笑い転げてか、人間への愛情からかはそれぞれが理論構成すれば良いでしょう。
もし1さんがキリ教圏にでも生まれてたら悲惨だったかもしれないけど 仏教圏で生まれて来れたんだし、別にそれでもいいんじゃないかな。 お葬式の時に唱えてる般若心経とか聞いたことありますか? 色即是空、空即是色とか言うやつですけど、 あれは「一切は空しい」みたいな事言ってるんですよ。 成仏しますように、とか願ってるワケじゃないんです。 おかしいでしょう?w 仏教圏ていうのは元々強いニヒリズムの世界で、 このニヒリズムを理解することを「悟り」なんて呼んで 尊敬さえするような感じ方さえあるワケです。 だから1さんがそういう気持ちになるというのも、日本人としてすごい自然なことかも知れませんよ。
40 :
考える名無しさん :2005/05/17(火) 23:43:35
色即是空の「空」は空しいって意味だっけ? 実体がないという意味じゃなかった? 価値がないことと実体が無いことを混同して ニヒリズムがどうこう言ってるのも阿保らしいな。
41 :
考える名無しさん :2005/05/17(火) 23:50:25
>34-35 ポジティブシンキング良いね 正しい生き方は君のような生き方だろう しかし 論駁には成功していない気がするのは俺だけだろうか
42 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :2005/05/17(火) 23:50:36
その昔、色即是空、空即是色を英訳して、 「カラー・イズ・スカイ。スカイ・イズ・カラー」 といってしまった日本の政治家がいたんだが。 >あれは「一切は空しい」みたいな事言ってるんですよ。 それと同じくらい恥ずかしい解釈。
>>40 >>42 >実体がないという意味
そうですよ。
どんな価値感も追いかけていった時に消え去ることの無い様な実体を持っていない。
だから「空しい・・・」、とこうなるワケでしょう?
価値に実体があれば、とっくにそれを信じこめるワケですから。
同じ事だというのが分かりますか?
44 :
考える名無しさん :2005/05/18(水) 00:03:09
>>43 つーか、そもそも価値とはモノのように時間空間内に確固としてあるもんじゃないんだから、
価値に実体はないと言われても当たり前としか思えない。
モノとしての実体という意味でないとしたら、実体の意味から規定しなきゃ。
人生論だけで1000まで行きたいんならやる必要もないけど。
45 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :2005/05/18(水) 00:05:07
>>43 そもそも価値のないものに価値を置いていたことを知り、
真に価値あるものを得るのだから、「空しい…」とはならない。
まったく違うことだというのが分かりますか?
では、真に価値あるものとは何ですか? という質問には、
おのおの参究すべしと答えておく。
>>39 >あれは「一切は空しい」みたいな事言ってるんですよ。
違う。
>>40 実体がないという意味じゃなかった?
違う。
答えは、無自性。
47 :
考える名無しさん :2005/05/18(水) 00:16:36
>>46 一切は縁起により云々という竜樹系のあれでしょ。
自性は縁起によらずそれ自体で在るものと考えれば、
それを否定してるわけだから、「空=実体」がないことではないの?
間違えた 「空=実体がないこと」ではないの?だ。
あらあら・・・随分絡まれちゃった・・ 「みたいな」ってちゃんと入れたのにw 古い文献だし、深く勉強したワケでもないので どういう真意であのお経が書かれたのかは私も知りません。 ただ字面を追ってる限りでは、人間の認識論的な側面が書かれていると 捉えるのが一番自然ではないでしょうか? 「空」という概念は人脳が持つ認識の方式故に生ぜざるを得ない 一種の状況と解するのが一番辻褄が合う気がします。 例えば、もし宇宙全体の状態を、ありのままに認識し得る主体があったとすると その精神にとって「空」なんて状況は存在しえませんよね。 そのような意識にとって認識は実態そのままを完全にすべて把握するんですから、 どこまで追いかけていってもすべて本当なワケでしょう? そうするとそういう精神に「空」はありえないワケです。 人間の拙い認識だからこそ、不可避的に空という状況が起こる、 これが論旨だと思うんです。(もっと絡まれそうだ)
>>49 ふ〜んそうなの?
「空」は人間認識に依存する事態で、世界そのものにとっては
「空」なんて意味がないという解釈なんだ。ふ〜ん。
52 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :2005/05/18(水) 00:34:19
もし宇宙全体の状態を、ありのままに認識し得たとするならば、 それは山でもなく海でもなく炊飯器でもなくアイロン台でもなく、 そのように認識した精神にとって「空」以外の状況はありない。
53 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :2005/05/18(水) 00:35:34
ありない。なんだそれ。ありえない。
>>50 広辞苑を引くと、下のように出てるんだが、こりゃあ拙い解釈なのかい?
しき‐そく‐ぜ‐くう【色即是空】
〔仏〕[般若心経]色しきとは現象界の物質的存在。
そこには固定的実体がなく空くうであるということ。
>>49 >例えば、もし宇宙全体の状態を、ありのままに認識し得る主体があったとすると
これこそが、「観自在菩薩」
>その精神にとって「空」なんて状況は存在しえませんよね。
「照見五蘊皆空」
その主体が、
人間を構成する五つの要素である、身体、感覚、意識、意志、認識は、皆、空であると見抜いた。
>>51 もし宇宙全体の物理状態とその法則を認識できる脳、
仮にこんな脳を持っていたなら「実体があるものなんて何もない!」
なんて事、絶対思わないでしょう。
目の前で完全に予定通りに物事が進んで行くんですよ?
「実体がない・・・何を言ってるんだい?」てなもんでしょう。
>>56 宇宙全体の外側に一つの知性を設定している時点で矛盾してるんだけどな。
58 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :2005/05/18(水) 00:46:23
>>56 もし宇宙全体の物理状態とその法則を認識できる脳、
仮にこんな脳を持っていたなら「すべてのものに実体がある!」
なんて事、絶対思わないでしょう。
目の前で完全に予定通りに物事が変化していくんですよ?
「実体がある・・・何を言ってるんだい?」てなもんでしょう。
>>54 実体がない、というのは
人間の脳が持てるイデアの世界と、実際の世界とが一対一の対応関係になっていない
という風に捉えるのが一番シンプルではないですか?
これは辞書の言葉とも矛盾ないですよ。
>>55 >「照見五蘊皆空」
人間が認識するかぎり何でもかんでも、空ですよ、って事で矛盾ないでしょう。
>>57 そりゃそうです。たとえ話ですからご容赦を・・・
60 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :2005/05/18(水) 00:56:53
>人間が認識するかぎり何でもかんでも、空ですよ、って事で矛盾ないでしょう。 何いってんだ? すべての人間が観自在なのか?
理論の拙さを全部「たとえ話です」で切り返せるなら無敵の論客だよな。
これは別スレで善悪に関して書いたレスですが、 単純に解釈すると、空というのはこういう概念と捉えられると思うのですが どうですか? >善という概念も、悪という概念も、間違いなくあります。 >しかし同時に、万人が・どんな観点から見ても・常に変わらず「善だ」「悪だ」と言えるような何かはないんです。 > >これは、水面という概念はあるけれども、実際には水"面"なんてない、 >というのと似ているでしょう。 >つまり、もし水面をドンドン拡大していって、原子レベルのスケールまで拡大して観察してみれば >水分子はぶんぶん飛び回ってて、あちらこちら全くデコボコで、何処も彼処も隙間だらけで >ここに"面"なんてモノは全くないんです。 > >概念はある、言葉もある、でもそれに対応する普遍的な実体はない。 これが空という事ですよ、と。おかしかないでしょう?
63 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :2005/05/18(水) 01:15:35
>ただ字面を追ってる限りでは、人間の認識論的な側面が書かれていると >捉えるのが一番自然ではないでしょうか? そもそも、こんな自己流の解釈をしているのが間違いだ。 観自在菩薩は、ある修行を経て五蘊は皆空であると照見した。 その修行とは、以下にある無上の心呪を唱えることである。 羯諦。羯諦。波羅羯諦。波羅僧羯諦。菩提娑婆訶。 これが自然な解釈だ。
よく読んで勉強してないような理論をふりまわさないことだ。
>>61 例えは例えですよ。そこは噛み付いても仕方ないw
>>64 うーん、
>>62 は空の概念に当たらず、という事ですか?
自分としては一番自然だと思うのですが、違うなら教えてください。
>>65 反射レスする前に、Googleって調べるぐらいのことをしてもいいと思います。
まあ、あんまり絡むのもよくないね。 ろくに調べもせず「空」の字から「空しい」を連想しちゃったってだけの話。 当てずっぽうで物をいうのを称して「自然」とは…まあ、何だね…。
>>66-67 調べてみて、
>>62 で辻褄が合うから言ってるワケです。
説明の方向は違っても、これと同じ事が書いてあるように思いますよ。
でもまぁスレ違いなので、ここらへんで。
皆さんおかしいと言うようなので、ちょっと勉強しておきます。
でも多分間違ってはないんですね(ステ台詞)
やっぱり正しいですがな。
>般若経の空
>般若経の「空」は、このようにすべての固定的観念を否定することを主目的としている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA_ (%E4%BB%8F%E6%95%99)
ただアレです、多義語だと言う事ですね。
>龍樹の空観
>龍樹の「空」はこれから「無自性空」とも呼ばれる。
これが皆さんが言いたかった事でしょう。
多義性を指摘できなかった私もあなたも皆あほうだったと言うことです。
・・・・「一切皆阿呆」
70 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :2005/05/18(水) 03:14:11
ほんものの阿呆だな。 >般若経の「空」は、このようにすべての固定的観念を否定することを主目的としている。 これが正しいとしてだ、 >あれは「一切は空しい」みたいな事言ってるんですよ。 これが間違ってるし、 >ただ字面を追ってる限りでは、人間の認識論的な側面が書かれていると >捉えるのが一番自然ではないでしょうか? これが間違ってるし、 >人間が認識するかぎり何でもかんでも、空ですよ、って事で矛盾ないでしょう。 これが間違ってるし、そもそも、 >古い文献だし、深く勉強したワケでもないので >どういう真意であのお経が書かれたのかは私も知りません。 にもかかわらず、 >お葬式の時に唱えてる般若心経とか聞いたことありますか? >色即是空、空即是色とか言うやつですけど、 >あれは「一切は空しい」みたいな事言ってるんですよ。 などと、したり顔で講釈するのが間違っている。 どう説明するんだ、あ?
般若経の空 『般若経』が説かれて初めて大乗仏教の根幹をなす教えが完成した。その中で、「空」が繰り返し主張されている。 その原因の一つは、この経典を編纂した教団が批判の対象とした説一切有部の教えが、存在を現に存在するもの として固定化して観ずることに対して、厳しい否定を表し、いっさいの固定を排除し尽くすためのことであろうと考え られる。般若経の「空」は、このようにすべての固定的観念を否定することを主目的としている。 大品般若経では 「空」を「諸法は幻の如く、焔(陽炎)の如く、水中の月の如く、虚空の如く、響の如く、ノ闥婆城(ガンダルヴァ、Gand- harva(sanscrit)、帝釈天に仕える音楽神、ノ闥婆が幻術で作り出す城、蜃気楼)の如く、夢の如く、影の如く、鏡中の 像の如く、化(変化)の如し」と十喩を列挙して説明している。さらに空を分類して、内空・外空・内外空・空空・大空・ 第一義空・有為空・無為空・畢竟空・無始空・散空・性空・自相空・諸法空・不可得空・無法空・有法空・無法有法空の 十八空(経典によっては二十空)を挙げ詳説している。
龍樹の空観 この「空」の理論の大成は龍樹(りゅうじゅ)の『中論』などの著作によって果たされた。 龍樹は、存在という現象も含めて、あらゆる現象はそれぞれの関係性の上に成り立っていることを論証 している。この関係性を釈迦は「縁起」として説明しているが、龍樹はより深く一般化して説き、関係性 に相互矛盾や相互否定も含みながらも、相互に依存しあっていることを明らかにした。これを「空」もし くは「空性」と呼んでいる。 さらに、関係性によって現象が現れているのであるから、それ自身で存在するという「ユニークな実体」 (=自性)はないことを明かしている。これによって、縁起によってすべての存在は無自性であり、それ によって「空」であると論証しているのである。龍樹の「空」はこれから「無自性空」とも呼ばれる。 しかし、これら関連性は現象面を人間がどのように認識するかとは無関係のものである。これを人間が どう認識し理解して考えるかについては、直接的に認識するということだけではなく、人間独自の概念化 や言語を使用することが考えられる。龍樹は、人間が外界を認識する際に使う「言葉」に関しても、仮に 施設したものであるとする。 『大品般若経』の中に以上の内容が含まれているため、龍樹自身がこの経典編纂に携わっていたのでは ないかという説もある。 この説が中国などでは、直接認識した世界と、言語によって概念的に認識した世界を、それぞれ真諦と 俗諦という二つの真理があるとする。言葉では表現できない釈迦のさとりは真諦であり、言葉で表現され た釈迦の言葉を集めた経典などは俗諦であるとする、二諦説と呼ばれる。 さらに、龍樹は「無自性空」から「中」もしくは「中道」もほぼ同義語として扱い、釈迦の中道への回 帰を説いている。
結論:わざびは池沼
>>70 wikiからもうちょっと引用しますよ。
>存在を現に存在するものとして固定化して観ずることに対して、厳しい否定
>>62 で書いた事はこの通りではないでしょうか?
もしこの
>>62 が違うというならまずそう書いてくださいよ、Hannibalさん。
そして空というのが62的な概念なら、Hannibalさんが違うと言ってることも、
ちゃんと正しい事がわかるでしょう?
あと違うというなら、簡単な説明でも残して欲しいのですが・・・
概念として明確に所有してるなら言葉になるでしょう?
それともあれでしょうか、今僕は信仰としての般若心経を
ちょっと違う方向から説明してるから、宗教的排斥感で絡まれてるんでしょうか?
間違っている、というのなら根拠をください。
こう多義的な概念なのですから、「違う!」と断言するには何かあってしかるべきですよね。
その根拠は何なのでしょうか。
>>73 さんもよければ、おかしい点を指摘して、それに対する正答を教えてくださいな。
私、池沼すぎて何がおかしいのかトンとわかりませんよ。
>>70 下段
文章を書いた人の真意はわかりません。それは誰でも一緒でしょう?
ひょっとすると言葉遊びしてただけで、そんな大した意味がない可能性だってある。
これは絶対わからんでしょう。
でも読む限り、そこから汲める意図というのはあるでしょう?
これについて言ってるワケです。やっぱり信仰的な問題で怒ってるんですかな・・・
76 :
考える名無しさん :2005/05/18(水) 04:27:18
すまん、遮らせてくれ、周知の通り仏教は全て一神宗教じゃないんだから。
俺はよくは知らんが絶対、唯一無二なんて理論は存在しないのが、仏教じゃないか。
にもかかわらず「だれが合ってる、間違ってる」と・・・
そもそも1、4、24は「唯一無二」を求めるから悩んでるんじゃないか。
その悩みをループさせないためのツールが「宗教」だと、
どっかの御坊さんが言ってたぞ。1、4、24が信心深い仏教徒だったら、
土台このスレはたたないのが自然(じねんって言うのかな?)。
ゆっくりだけどキリ教が浸透していったのが、現代日本の倫理観の
問題だと思う。1、4、24みたいな奴が、(もちろんそれだけじゃないが)
一日に4人は自殺してるのが、この国の現状だ。
宗教振りかざすならおまいら二人ともそいつら救え、誰が間違ってるかなんか糞蔵枝
偽ヒューマニストですまん。
・・・なんて議論もいっさい意味が無い、と考えるのが
>>1 >>4 >>24 か。w
疾患は根深いな。さて、ひとまず話題は戻すか?w
>>76 >唯一無二なんて理論は存在しないのが、仏教じゃないか。
うーん、そうですね。
SYNさんが空は無自性という概念だから、おまえのはオカシイ、と言ったのは良く分かりました。
それが竜樹の空ですね。Hannibalさんと、名無しさんに関しては、
何を念頭において批判されてるのか結局分からず仕舞いです。
これ以上考えるのはこっち↓に行ってやろうと思います(Hannibalさんもいるようだ!)
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1109524405/ ではこの話題はこのへんで。
>ゆっくりだけどキリ教が浸透していったのが、現代日本の倫理観の 問題だと思う。
そうかもしれませんね。小説の話ですが夏目漱石とか読むと、昔の日本が のほほん
とした世界で微笑ましい。それが段々ドストエフスキーのような世界になってきてるのかも。
78 :
考える名無しさん :2005/05/18(水) 06:14:51
楽隊は、あんなに楽しそうに、力強く鳴っている。 あれを聞いていると、生きてゆきたいと思うわ! まあ、どうだろう! やがて時が経つと、私たちも永久にこの世にわかれて、忘れられてしまう。 私たちの、顔も、声も、なんにん姉妹だったかということも、みんな忘れられてしまう。 でも、私たちの苦しみは、あとに生きる人たちの悦びに変わって、 幸福と平和が、この地上に訪れるだろう。(略) 楽隊は、あんなに楽しそうに、あんなに嬉しそうに鳴っている。 あれを聞いていると、もう少ししたら、 なんのために私たちが生きているのか、 なんのために苦しんでいるのか、 わかるような気がするわ。 ・・・・・それがわかったら、それがわかったらね!
79 :
考える名無しさん :2005/05/18(水) 06:37:43
意味の有無という観点ならニヒリズムに関連すると思うんだけど、 「勝ち負け、勝負」って観点に置き換えると、 お金持ちになるのが勝ち、というのがルールの場合は、お金持ちが 勝ち。でもその人が友達も恋人もいない、性格的にもいやーな奴なら 人生的に負けだ、なんて言われたりもする。 こんな風に「ある意味」って付けるのが邪道でなくなっていれば、 「生きる」の土俵でも意味はあるとも言えるし無いとも言えてしまう。 そうすると、今度は「ニヒリズム」を語る意味が無くなってしまう。 これを無限に繰り返す。 克服しなくてもいいや、と一旦区切る。 二度と、そのジレンマにとらわれる事が無くなる。 あんなことで悩んだ時代もあったね、なんて語る日が来る。 そう考えると、やっぱり人生は無意味、とか思う。
80 :
考える名無しさん :2005/05/18(水) 07:06:53
そうやって観念の囚われから「抜けちゃう」ことを悟り、っていうのかもな
81 :
考える名無しさん :2005/05/18(水) 13:38:35
だからあなたも生き抜いて
82 :
考える名無しさん :2005/05/18(水) 13:59:41
ニヒリズムは現状にいる場所に不満とかあるんじゃないの? 自分が好きなとこにいたらそれなりに沸き立つ感動とかあるっしょ。 ニヒリズムの人は何か痛みあるのですか?虚無なだけなのですか。 それは我慢のならないものなのですか。
色即是空スレはこちらでいいのかな?
>>1 とかはまだ生きてるんでしょ?
生きてるって事は食べて寝てるよね?それに意味をつければ生命活動に必要だから
だよね。 じゃあ生命活動に意味があるのか?って言えば
>>1 は無いと見てるんだよね。
じゃあ眠る事も食事も無意味じゃん?でも生きてるでしょ?ただしないと辛いから。
死ぬのが辛いから生きる。みんなそれだけ。
逆に自分の人生に意味があると思ってる人って何人いるの?
死ぬのが楽で楽しい事だったらみんな死んでるんじゃないかな?
遊園地にいって絶叫マスィーンにのればドキドキ。好きな人ができて接すればドキドキ。
おいしい食べ物を食べればウーマーイー!!お笑いみればウヒョヒョヒョ!!!
>>1 に必要なのはおいしいものを食べる事とドキドキする人か遊びとお笑いだと思う。
腐ってネェで遊べ!!ドキドキ求めて行動しろ!!そして遊ぶ為に働け!!!!!
>>84 感覚主義的な経験主義ってところかな
「生きるために生きてんだよ、それで何が悪いんだよ」って立場か
87 :
考える名無しさん :2005/05/19(木) 07:53:21
ニヒリズムをいうやつは「生きたことがない」。 なぜ生きたことがないかといえば「一番広い景色の見える場所が好き」だから。 一番広い景色の見える場所とは「観念の殻に閉じこもること」。 つまり「法」だけで「行」がない。 ほんとうにニヒリズムを克服したければ、一文なしで部屋から飛び出すか、 出家(宗旨問わず)すればいいだけ(意味は同じか)。 どっすか?
88 :
87 :2005/05/19(木) 07:57:59
ニヒリズムというのはたぶん、「塔のてっぺんから見た景色」なんですよ。 ひろびろとして、遥か遠くまで見渡せて、たったひとりで、「下」で働く 人間たちがゴミにしか見えない。けれどそこには草も木もない、時には食料 も水もない。それでも「景色」を捨てて塔から下りることはできない。 たいていはチョコチョコっと「下」で食料を調達してきてまたてっぺんに 昇ってきて「ああ、人の姿が見えない」とか言っている。 あ、今の俺の心象風景だったな。スマソ。
仕事や勉強、遊びに没頭している生活を送っている人のほうが むしろ、生をリアルに実感できていないのではないか。
90 :
考える名無しさん :2005/05/19(木) 14:54:00
>>89 そういう連中は生をはきちがえてる気がする。
まあ、悟った上でやってる連中もいないことはないだろうが、
極少数に留まるのではないかな?
91 :
考える名無しさん :2005/05/19(木) 15:18:01
「ヒトと自分を較べるのはナンセンスである。 だって自分はヒトにはなれないでしょ。 較べるなら、過去の自分、未来の自分とである」 山下 清 ^^;
むしろ無への志向は有への志向となる。 その逆も然り。 虚無主義は実有主義である。 無の認識は有の認識と共存するからだ。 一般的に人は反志向性を持つと言える。 人は意図的志向に反する実際的志向を有する。 虚無主義自体が虚無主義を克服しているわけだ。
既に用意されている否定的述語を主語に結びつける事がニヒリズムなのかしら。
ニヒルな人ってかっこいいよね
>>86 主義ってほど大層なものじゃないよ。どっちかっつーと人生相談だよねw
虚無主義にはまって無意味さを知るのはいいんだけれど、
それを理解した上でも、感情の高ぶりは抑えられないでしょ。
意味の無い事柄について、どうして喜怒哀楽を感じなければならないのか。
普通、小石は無意味だよね。だから小石をみて驚愕したり歓喜することも無い。
虚無主義ってあんまり知らないんだけれど、虚無主義の言う無意味と
世間一般で言う意味が無いとはちょっと違うと思ってた。
個人の主観による意味じゃなくて自然世界的な意味とかだと思ってた。
個人主観による意味は自然世界には存在しないものだけど、自分が認識する
世界では確実にそれは存在する。 紐をみて蛇だと思い、冷や汗をかいたら
そこに蛇は居た。なぜなら紐では冷や汗はかけないから。
でも、自然世界としてはそこに蛇は居ない。 みたいな。
96 :
考える名無しさん :2005/05/29(日) 23:07:02
97 :
考える名無しさん :2005/05/30(月) 00:32:30
ニヒリズムは克服するものではなく、あくまで肯定することによってはじめて新しい道がひらかれる
98 :
考える名無しさん :2005/05/30(月) 02:40:58
肯定して道が開かれたどころでなんか意味あんの?
99 :
考える名無しさん :2005/05/30(月) 03:16:55
ニヒリズムなんて存在したことあるのか?
100 :
考える名無しさん :2005/05/30(月) 03:46:54
ニヒリズムな人は他人の感情に敏感そうな気がする それって上手く使えば 他人の感情も自分のように楽しめたりするんじゃないでしょうか。 ニヒリズムって単にいじけてるだけと思う。
101 :
考える名無しさん :2005/05/30(月) 18:44:43
まあね。 一番有効なのは効鬱剤だったり。
102 :
考える名無しさん :2005/05/30(月) 19:09:03
かまぼこ
しゃちほこ ニヒリズムっつーかただの欝だよね。
三島曰く、 「太宰のもっていた性格的欠陥は、少なくともその半分が、 冷水摩擦や器械体操や規則的な生活で直される筈だった」 やっぱニヒリズムも日々の運動とか規則正しい生活で直るんじゃないの
105 :
考える名無しさん :2005/06/01(水) 00:04:47
三島かよ
>>106 どうなのよ?って何?感想?
私感では、ながーい詩だなとしか思わんよ?
個人の考えは良いも悪いも無いだろうし。
つーか文学じゃん?学術は解りやすく単純に。
芸術は解り易く単純にする必要は必ずしもない。
それを犠牲にしてでも装飾性に益があればそちらを選ぶ。
>>106 >>107 に同意。少なくともここで議論するべき話題ではないと思う。
まあ結構楽しく読ませてもらったが。本気で中学生?
虚無主義はさ、無意味であるが故に、生を楽しもう! って事じゃないの。 生きる事には意味がない。父や母を敬い尊敬する事も無意味だ。 人に優しくし感謝される事も無意味であるし、交通事故に、犯罪に 巻き込まれ恐怖を感じる事も無意味だ。悪い事をして自責の念を 抱く事さえも。 しかし例え無意味であっても、悪い事をすれば自責の念は私を悩ませるし、 美味しいもの食べれば嬉しい気持ちになり、恋人と触れ合えば 心が躍る。人に優しくして感謝されれば嬉しくなり、他人を助ければほっとする。 勿論、辛い事も同じくらいに多い。でも人生を楽しく生きた方が 私は幸せになれる。辛い事は無意味だ。忘れよう、遠ざけよう、回避しよう。 少なくともその知恵がどこかにあるはず。 それなら私の人生が幸せになれるように頑張ろう。 目の前で困っている人がいたら手を差し伸べよう。気持ちが良いだろから。 恋人を作ろう、大切にしよう。いれば嬉しいから。いなくなったら悲しいから。 恋人と別れることが辛いから、作らない。でも作らないと寂しい。嬉しさが沸いてこない。 それなら分かれない様に努力すればいい。 そしてそんな素晴らしい人生を与えてくれた父や母に感謝しよう。 って感じとか。
110 :
考える名無しさん :2005/06/04(土) 04:52:17
111 :
考える名無しさん :2005/06/04(土) 05:19:01
>>110 でもさ、その空しく感じる事は無意味ではないんだよね。
負の感情なだけでさ。
「無意味」であるなら、良いも悪いも感じないんじゃない?
だから正の感情で楽しく生きようって事でしょ。
負に感じる事自体が不毛なんだって事で。
113 :
考える名無しさん :2005/06/04(土) 22:43:07
>>110 空しいとかの前に楽しいとかって喜んでるんだよね。
むしろ空しいなんてニヒルじゃなくても誰でも思ってるものよ。
ただ人によってどの感情で反応してるかだけでしょ。
114 :
考える名無しさん :2005/06/04(土) 22:55:26
どう考え、どう行動するかはともかく、 結局根本的には無意味だってこと自体には反駁不能だよな?
115 :
考える名無しさん :2005/06/04(土) 22:58:53
>>114 だって意味なんて人が作るものであって、そんなの存在するはず
無いじゃない。 あるとすれば絶対的な存在が作ってるんじゃないの?
でもそれは宗教だね。
ここでの反論は主に、無意味であるから空しい、悲しい、欝ダシノウな短絡的な
流れの勘違い君についての反論でしょ?
>>115 可能ならちゃんと提示しろよ。
117 :
考える名無しさん :2005/06/05(日) 00:31:40
>114 無意味であるか意味があるかは人が規定するところだろう。 生は無意味であるというところに既に生の意味を求めている(見出している)といえる。 生の意味を求めているというのは虚無(死)に向かっているから求めるのだ。 死は絶対的に無意味であるとは規定することは出来る。 私という存在がなくなるのだから。(それと同時に世界はなくなるのだから(ここで可能性の話はやめておく)) ここで意味とは真理ということだ。 そこで生の意味を求めるとは真理を求めること、すなわち絶対的なものを求めることである。 だからここで私は人は絶対的なものを求める存在だとしておきたい(おきたいではなくそうなのだ)。 暇だけど眠らなければならないのでもう寝よう。 生の意味は解明できないが生は現にある。 生の実感こそが生の意味を感じさせるもの、 そのもっとも有効な手段である。(抽象的なものや信仰に身をゆだねるより) なぜなら感じないところには何も無いからである。 訳分からなくなってきたのでお休み。
118 :
考える名無しさん :2005/06/05(日) 00:49:07
生の意味は馴染んだものと目指すものとの間にあるのだ。
>>117 それだと死には、私という存在が無くなる。という意味が既にある事になる。
死には存在がなくなる。という意味(負の価値)があるから、正の価値である
生を大切にするんじゃないのかな。
死も生も無意味ならどちらにも拘らないと思うよ。
そう考える人は、既に死んでると思う。
生きるには毎日食べなきゃいけないし、食べるには働かなきゃいけない。
無意味だなんて思ってる人が働くわけが無い。故に食べられない。
つまり死ぬ。
現代の虚無主義とかは、思想とかそういうのじゃなくて 単に言い訳する為の逃げ道にしかなってないと思う。
121 :
考える名無しさん :2005/06/05(日) 01:46:02
>毎日食べなきゃいけないし 食べたいから食べる。それけだろ。単なる習慣だ。意味は関係ない。 >思想とかそういうのじゃなくて 労働も単なる逃げ道にしかなってない。奴隷の本能だな。
>>121 いや、意味は関係ないってじゃあ何がいいたいの?
食べたいから食べる。それは立派な意味だよね。
無意味であれば、なぜ食べる?それは欲するからだよね。
なぜ欲するか、生命維持、娯楽。
それは個人にとって立派な意味だよね。
労働は何に対して逃げてるの?無意味さから?虚無、空しさから?
そもそも
>>119 では、労働は食べる為の行為であると言ってるんだよ?
そうすると、根幹である食事から逃げる行為であるってこと?
何から逃げてるの?食事しないと死ぬよね?死から逃げてる?
あぁそうだね。死から逃げる行為だ。なるほど。
じゃあ、虚無主義ってのは死こそ本質であり、迎えるべきものである
と主張するものなの?それって既に死に意味を見出してるんじゃないの?
それに、なんで今生きて発言している?それを主張しそれこそ本質と
みるなら、既にこの世にいないはず。
124 :
考える名無しさん :2005/06/05(日) 12:04:12
根本的に何が無意味なの? 「われわれはどこから来てどこへ行くか」のこと?
125 :
考える名無しさん :2005/06/05(日) 12:29:48
思うに、ニヒリズムの源泉は客観的になりすぎることだ。 客観的になればなるほど何もかもが無意味化する。 だから主観を重視することで克服できる。 客観的に考えて自分は幸せか? 他の人と比べれば自分は才能がない。ああ。不幸だ。 主観的に考えてみよう。 俺は幸せだ。俺が言うから間違いない。幸せだ。 前者では何かを手に入れなければ幸せになれなかったが、 後者では思い込みだけで幸せになれる。 主観はすばらしいぞ。
>>125 克服って事自体がおこがましいと思うんだよね。
無であろうが難であろうが、それを考える事が出来るのも
生きている故。 生きて初めて思考がもてる。
無意味云々は主義主張思想であって、生きて初めて使える言葉。
一生懸命生きて、その上で発するべき言葉であって、
克服するとか、空しいとか。やる気が出ない。等のそういった言い訳には
使えないって事が言いたかった。
それらはいいわけであって、主義主張のそれとは違うんじゃない?
って事。
127 :
考える名無しさん :2005/06/05(日) 18:24:29
つ(ヘルマン・ヘッセ)
128 :
考える名無しさん :2005/06/05(日) 18:33:54
自分の存在に何か意味があるのか、というのはどうよ。 自分がいてもいなくても、世の中って何事も無く変わらずに動いていくでしょ。 自分にしても他人にしても代替なんていくらでもいる。 時計は歯車がひとつなくなれば呼称するけど、俺はそれ以下かって。 それは、死ぬってことじゃないのね。 死ぬってのは、存在を認知されたものが、その位相をネガティブに変化させて周囲に影響を与えてしまうから。 自分がいなくても、というのは、最初からいないとか、そういうことなんだけどね。
>>3 オマエ、ニーチェみたいなヒゲ生やしてるだろ。
130 :
考える名無しさん :2005/06/05(日) 18:41:27
50億年後には 地球さえ存在しない。 人類は 当然 その数十億年まえに 絶滅しますね
馬鹿だなぁ 地球は人類のゆりかごにすぎない 太陽系を併呑したあとは いよいよ異星人探索の冒険の時代だよ そのあとは永遠宇宙の創造と移住 そして人は神になるのだ
人類は宇宙へ出てはじめて神を知るのかもしれないね
神って何だよ。
宇宙なんかに出なくとも人類の90%以上は知ってるぞ。
そうか!
ニヒリストにも神を知ることができると
>>132 は言いたいのか。
134 :
考える名無しさん :2005/06/07(火) 01:53:58
克服も何も、ニヒルというラベリングにすぎない。 人生に意味を見い出そうと、虚無であろうと 概念化している自分とは、全人格の一部でしかない。 ニヒリズムを支えているのは、ニヒリズムという概念で説明出来ない 未知の部分である。その部分はニヒリズムを否定する部分である。 なぜならニヒルであろうとなかろうと腹は減るし喉は乾く、眠たくなるし、 気がつくと朝になっている。それらをニヒリズムで説明したところで 変るはずもなし、変るのはフレームでしかない。自己の総体はラベル前と後では変化しない。 行動が主体だから。
理性(ニヒリズム)>行動(食う寝る遊ぶ)>感覚(欲求)
正しくは 遺伝子>理性>行動(食う寝る遊ぶ)>感覚(欲求)>虚無主義(ニヒリズム)
137 :
考える名無しさん :2005/06/07(火) 10:15:21
ん?どうゆう階層になってる? > ↑これは、支配関係ならば、 欲求は、理性に支配されるの?
138 :
考える名無しさん :2005/06/07(火) 10:20:52
人間は「何もしない」ことが出来ない。したがって 135と136は無効。 無意味という認識は、そのままニヒリズムな行動を 表さない。
139 :
考える名無しさん :2005/06/07(火) 22:19:48
まあ藤原紀香のパンティーを脱がしまくる日々を送っていれば ニヒリズムなど生まれないというわけか。
140 :
考える名無しさん :2005/06/10(金) 23:34:35
ニヒリズムを肯定した上で、どう生きるかについて考えないか?
141 :
考える名無しさん :2005/06/10(金) 23:55:28
>>139 楽しい事や更なる刺激に走ってもその後に、虚しさは次々襲って来るので
快楽主義は、ニヒリズムの解決にはならないだろう。(羨ましいけど)
やはり、自己がニヒリズムに囚われていると認識できる様な感性の鋭い人は、
理性の上に「神」なる存在を置かないと、生きていく事がかなりツライのでは?
ニヒリズムの克服にはそれぞれ自分にあった正しい「信仰」(モチロン怪しいのは×)
を持つしか方法は無いのかなあ。
142 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 00:04:05
しかし、「神」などいないと信じてきた人間が、 「神」なる存在を設定するのもなかなか難しいぞ。
143 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 00:11:46
>>142 確かに。
「神」の存在の内的確信までどうやってそこまで
各自が辿り着けるかなんだよなあ・・・
144 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 00:13:28
>>139 藤原紀香と寝たいと思うの?
おいらは藤原紀香はTバックのケツを差し出されても「パス」
アゴの周り、特にエラの張り具合・・奥歯が白くない・・
諸々で「イヤだごめんなさい」・・だけどねっつ。
145 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 00:35:41
社会システムはニヒリズム何て感じないように 大変巧妙に装置されているから、一生気付かずに 享楽に踊らされぱなしで終える人が圧倒的。 たとえ現在、ニヒリズムに身を任せていたとしても それを感じ取れている人の方が、高度の感性の持ち主 と言える。気付かない人種の方が生きるのが楽だろうけど 認識できる方で良かったと思う。 後は、どうやってそれを止揚し乗越えて行くかだが・・・
146 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 01:10:55
ニヒリズムは「キリスト教の神のいる世界」のことだよ。 その欺瞞性を暴き、「神無き世界を生きる」こと、つまり 苦しみや悲しみに意味を見いださずありのままに受け入れることが ニヒリズムの克服だ。 そんなのできねぇw
147 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 01:12:18
ニーチェとは切っても離せないスレだね
148 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 01:20:06
自分が「勝ち組」にいるならニヒリズム万歳なのだよ。 負け組にいるなら、ニヒリズムは「阿片」なのだよ。 負け組でも、事実を無根拠なものとして受け入れてまったりが理想なのだよ。
149 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 02:00:01
ニーチェは勝ち組
とりあえず、ヒゲから始めよう。
151 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 02:23:01
>149 ニーチェは激負け組よ
152 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 02:37:59
っていうか、この板自体がすでにニヒルだよね。といいまつか、ニヒ ルなくしてどう進歩するのでつかね。破壊して構築する・・・基本だろ。w 落胆の果てのニヒルは負け組みだろうが、その後に創造が伴えば勝ち組だ。 さあ、ぶっ壊そうぜ。www
153 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 02:44:03
>152 いやだから、それ間違っているから。 「落胆の果てのニヒル」とは、落胆している人を神が救っている 姿だから。落胆は神の意向を受け止められなかったために起きてますから。 羊が死んでも、家族が死んでも、竜巻で家が吹き飛ばされても、 干ばつで作物がとれなくても、すべては神が用意された試練、ととらえるのが ニヒリズムですから。 負け組にはニヒリズムの毒が阿片になるわけです。 落胆の果てに、何も見ないこと、ただ負けた事実を受け入れること、これは ニヒリズムの忘却です。ルサンチマンを起動させないこと。これです。 思想的にはマテリアリズムに属します。 つらくて暴走行為を行うことは、その矛盾を快楽で解消しようとする構造が ニヒリズムです。それでは勝ち組は無理ですよw
154 :
152 :2005/06/11(土) 02:59:22
分かったような分からないような、wwww。 ヨブさんとか地獄から帰ってきた英雄ヘラクレイトスみたいな香具師のことか?。 みな創造してるよ、プ
155 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 08:13:13
ヨブの何が起こっても敬虔な姿勢>∞>ニーチェ(若い人には特に有害) ドスト「罪と罰」でも、ニヒリストで英雄主義ののラスコーリニコフも最後の最後で、 自分の犯した罪に対し自責の念にかられ、それでも神の赦しがある事を認識し「復活」 を遂げた。 ニヒリズムの克服は「神を肯定し、ともに生きる」しか無いんじゃないかなあ。 神>理性>肉体的欲求
156 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 08:35:54
プ
157 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 11:14:51
>155 >ニヒリズムの克服は「神を肯定し、ともに生きる」しか無いんじゃないかなあ だからそれがニヒリズムなんだって。キリスト教の神を作ることで 現実を見なくなることがニヒリズムなんだってば。 間違った言葉が流通している最たる例。
158 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 11:15:35
>>155 それに対してカミュの「異邦人」のムルソーは
最後までニヒリストだったね。
最後は彼なりの答えを得たようだったけど。
159 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 11:19:53
>>157 それはニーチェにとってのニヒリズムであって、
本来のニヒリズムとはちょっと違うと思う。
160 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 11:35:41
てか、ニヒルリズムという用語の正確な定義が知りたくなった。 知ってるんだか知らないんだかよく分からない香具師の説明聞く と混乱する。 ま、個人的には、ニヒリズムには泥臭さがあって、破壊者のイメージが あるんだ。社会の常識とかルール、法律を壊すだけ壊して、最後には ”シラネーよ”、とかいうにちゃんねらーの類(たぐい)かな思ったんだが、 どんなもんよ。哲屋さん。
161 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 11:43:42
155だが159さんの言うとおりだと思う でも俺、ニーチェもショーペンハウアーも途中で読むの辞めたのさ。 だって、「世の中なんて辛いものさ」と言った所で何も得られないもん。 だからニーチェ言うニヒリズムの定義は正直知らない。
162 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 11:50:18
>159>160 ニヒリズム 3 [nihilism] 真理・価値・超越的なものの実在やその既成の様態をことごとく否定する思想的立場。 (1)一般に無や空を主張する思想態度。仏教・老荘思想をはじめとして古来から多くの 形態がみられる。 (2)特にヨーロッパ近代社会やキリスト教文明の根底に対する否認の思想。一九世紀後半の ロシアの文学思潮・革命思想、ニーチェの哲学などに顕著。虚無主義。 三省堂提供「大辞林 第二版」より >真理・価値・超越的なものの実在やその既成の様態 がどのように成立したかを暴き出したのが、ニーチェの道徳批判論。
163 :
160 :2005/06/11(土) 12:06:17
>>162 どうやら純粋にニヒリズムだけを取り出して議論することは不可能みた
いだね。定義域はかなり曖昧だね。
でも、国語辞典かよ、w
164 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 12:06:56
>>160 162さんの(2)項の「神を否定する」「神なんていない」→「善く生きるなんて糞喰らえ!」
といった退廃的な行き方
よって、158さんの『異邦人』ムルソーとか、ドスト『地下室の手記』の「僕」とかはニヒリスト
165 :
160 :2005/06/11(土) 12:07:09
166 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 12:10:33
167 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 12:26:04
唯物論、物質・快楽至上主義、科学実証主義、進化論 「所詮脳は物質だから意識は必然に過ぎない」、なんて言うのもニヒリズム バラバラな語彙の羅列でスマソ
168 :
162 :2005/06/11(土) 12:33:16
国語辞典の方が「一般的」でしょ?別に哲学史をさかのぼることが目的では ないから、こっちの方がいいと思ってね。 >164 それは、「『キリスト教の神』を肯定することは退廃的でない、と言う前提が 有ってのことでしょ。「神を信じることが善き生き方」だという前提を暗黙のうちに もっている。 神が「信じられるべきもの」なら、「信じること」はもはや問題にならないんですよ。 そこに選択の余地はないんだから。けれど「信じるものしか救われない」という。 「苦難はすべて神の試練」と言い、「道徳的な行いをするものがもっともと尊い」と 言う。 ヘンでしょ?
169 :
162 :2005/06/11(土) 12:51:35
何か具体的に困難にぶち当たったときに、それを力や人脈、政略を使って 乗り越えることも、回避することも、それはそれとして「意味」はないです。 その困難を「神の与えた試練」と解釈して、神中心の世界に再構成すると ニヒリズム的になります。会社人間、組織人間、いっぱいいますね、ニヒリスト… 別の視点で見ます。 こういう困難にぶち当たっている人を「神の教え」に誘う僧侶がもっとも 欺瞞的だといえます。なぜなら、「神」は力を持ち(具体的には集団の 結束力)、さらにその上で道徳的にも「力を持つ」からです。 「自由の国を作るために」ミサイルを撃ち込んで人を殺しまくること、それを 命令すること 「侵略者を追い払うために」無差別テロを仕掛けること、それを命令し、しかし うらでは「侵略者」と内通し、金銭を稼いでいる輩 「しょうがないよ、働かなきゃ生きていけないんだから」と長時間労働を自明の ものとして受け入れる疲れ切った労働者、そのリストラとサービス残業で至上 空前の利益を上げる大企業。 奪われる「ニヒリストたち」と奪う「僧侶」たちの構図…
170 :
162 :2005/06/11(土) 12:56:24
・ユダヤ教は地方の一宗教でした。 ・イエスは自分の好きなように生きることを最高のものとして教えました。 ・その弟子たちは、「キリスト教」という教団を作り、ユダヤ教の地方神を 「唯一の神」とし、イエスを「救世主」と祭り上げました。現実の人間の困難を神の 与えた試練とし、自分を迫害するものたちを「愛する(軽蔑する)」ことで、 力と力の戦いを道徳上の戦いに引きずり込みました、イエスの教えとは全く逆に。 ・この「道徳上の奴隷一揆」は貫徹され、彼らの道徳は社会通念、つまり常識 となりました。教会は権力を得ました。それは中世まで続きました。 ・資本主義に至る過程で教会の権力は資本家に取って代わられましたが、資本主義 の精神そのものが「ずっと未来(死語かもしれない)」に喜びを見いだす、という「蓄積先行」 の精神から始まっています(マックス・ウェーバー「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」) ・だから現代でもキリスト教は常識として生きています 神がいることは世界を「肯定されるもの」と「否定されるもの」の二つに分けます。 神がいる以上、すべての物事を肯定することは出来ないのです。
171 :
162 :2005/06/11(土) 13:01:16
>167 なぜ >唯物論、物質・快楽至上主義、科学実証主義、進化論 >「所詮脳は物質だから意識は必然に過ぎない」、 が「ニヒリズム」なの? 「唯物論」は当時の僧侶主義、「道徳主義」にたいして、 「神のいないありのままの世界」を打ち立てたものでした。 この時点ではニヒリズムではない。 しかし、革命によって実際に権力を握った「唯物論者」たちは 自分たちが批判していた資本家・僧侶たちと全く同じことをしました。 つまり自分たちの権力を「道徳的に」労働者の権力だと覆い隠した。 権力を道徳で装飾し、現実を覆い隠したのです。 実際にやっていることは秘密警察を使う恐怖政治でしたが。 このことをニヒリズムというなら、俺も同意。
172 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 13:08:59
とにかくやね、究極的に何もかも無意味だというのがニヒリズムなんだよ。わかるかね。
173 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 13:10:57
>>172 そう、まさにそれ。
色々な種類はあるだろうけど、根本はそれに尽きる。
174 :
162 :2005/06/11(土) 13:19:27
>172 同意。 しかし、「意味がない」と言っていること自体が「意味がある」ことを 前提としているんだから、究極的に「意味がない」ことを受け入れるなら、 いちいち「意味がない」ことを言わない。 「意味がない」と言うこと自体が「意味を認めている」 ここがややこしい。
175 :
考える名無しさん :2005/06/11(土) 14:32:40
>>162 さんへ
実はニヒリズムについてはよく知らないのだよ。歴史的に見ると、もともと19世紀ヨーロッパにおいて
権威だったもの(教会、皇帝とか、キリスト教的価値観)への反抗として出現した価値観だったんでしょ。
でも現代社会においては、(ウェーバーの「プロ倫」はいつか読みたいが)、しかも日本においては
会社、組織、金、科学、快楽、刺激等のマテリアルな唯物論的価値観が権威になっていて、それにみんな意識するか
しないかにかかわらず「しょうがねーなー、でも会社の為には・・」なんて言って縛られ諦めているわけで、
それを以ってニヒリズムの蔓延と言いたかったのさ。
だから逆に、敢えて現代の日本こそ、19世紀以前の欧州の「教会主義」的な意味では無い
本来の原始キリスト教的な「神」のような存在を各自が、自分にしっくり来る(正しい)信仰に
よる道徳観を内面に構築する必要あるのでは。
(だからといって復古調的精神論は論外、危険)
欲望中心の価値観がはびこる結果、メディアで殺伐として残忍な事件を扱わない日が無い訳でしょ。
そういう訳で、ニヒリズムの克服には「神なる存在の信仰」(モチロン怪しいのは×)しか無いと思う。
(といっても信仰は持ってないが・・・)
176 :
162 :2005/06/11(土) 15:07:36
>175さん 概ね同意ですよ。現代社会はニヒリズムが蔓延しています。 ただ、一つ難しいのは、>174で書いたことの変奏になるのだけど、 「『権威的なもの』を否定する体系」も一つの権威主義になってしまうこと。 「快楽」が権威になるのは、まず「快楽を求めることは間違っている」という 道徳があって、その否定として出てくるものだと思うけど、それが否定にとどまって いる限り、それも一つの「権威」となり、人を縛り苦しめる。 何も考えず「盗んだバイクで走り出す」と後悔が待っているわけですw 本人が「盗んだ」という事実を権威の反発から行っている限りは (でもふつうは誰でもそう) 権威の反対物であるはずのものが権威と同じものだったりするのでややこしい。 よくある新興宗教の信仰も一つの「反体系」だったりしますね。それで他人の命を 簡単に奪う。 「会社」「組織」「金」「科学」 vs 「信仰」「快楽」「刺激」のように見えるけど、全部 ニヒリズム。 これはみんな、「否定」から始まって「権威」に行き着くところで一緒。 その運動の欺瞞性を明らかにしたのがニーチェ(だからニーチェを持ち出して 世の中を批判しようとする人はニーチェによって批判される…) どうもそういう、権威を「否定して」一つの体系を作る(意図せず作ってしまう) ということ自体が一つの権威になって、これを「否定神学」とか言うみたいです。 それで、それを批判しているのがデリダらしいです(ちょうど勉強中なんです)
エロリズムとその克服
178 :
考える名無しさん :2005/06/12(日) 21:21:39
ニヒルな渡り鳥
179 :
考える名無しさん :2005/06/12(日) 21:38:57
>177 エロチシズムw
180 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/06/12(日) 23:05:55
本当はね、心は一度死んだら、元には戻れないの。 だから、虚無を心に抱えて、それでも、「生きようとする盲目的意志」 だけにしたがって、生きていくわけ。 虚無に陥った心が虚無から出ることはできないし、超克することもできない。 だから、そっと虚無を静かに抱えて生きていく。 そして、明るくね。 太宰が「右大臣実朝」で書いている。 あかるさは ほろびのすがたであろうか。(うろ覚え) こころは、もう滅びているのだからさ、 しゃにむに暗い顔して、世間や他人に対して斜に構えることもなくね。
181 :
考える名無しさん :2005/06/14(火) 00:56:52
そのわりにはこのスレのレスは喜びに溢れて見えるのはなぜだ。
182 :
考える名無しさん :2005/06/14(火) 13:45:09
おまえが来たからよ
183 :
考える名無しさん :2005/06/14(火) 15:06:19
そうなんだよね、誰かは喜びの人生なのに、誰かは悲しんでいる。 結局本人の考え次第ではないのかな。
そうだよ。だからおまえら負け組は、勝ち組の俺らのために せっせと身を削って働いてくれw
俺は他の人と違うんだから 人と違うことをやって何が悪いんだよ
欲求の過剰が無欲を欲させる。 有の過剰が無を、無が有をもたらす。
187 :
考える名無しさん :2005/06/15(水) 20:42:40
あれ、まだみんな克服してないの? 俺は昨日克服しちゃったよ。いやー、すごかったわ。 一生克服できないやつがいるなんて、信じられない。 生がいいよね、生がw
188 :
考える名無しさん :2005/06/15(水) 20:48:46
無を求めることは、無という有を欲しているにすぎない。 人間は所詮、知覚から得られる世界には逆らえない。 有から逃れることはできない。この時、人は無を求めるに陥る。 これが無を有の中に見出すという意味合いにおいてのニヒリズムである。 もう一つは、有を無の中に見出す時もあるだろう。 ここで云う有とは、世界の全事象の外にある有と云える。 今度は有を求めることはできない。そして無を求めるに至る。 これが有を無の中に見出すという意味合いにおいてのニヒリズムである。
189 :
松田優作 :2005/06/15(水) 20:59:31
>これが有を無の中に見出すという意味合いにおいてのニヒリズムである なんじゃこりゃ。
190 :
考える名無しさん :2005/06/15(水) 21:08:14
人間は無という有を求めた場合、それは常に他人との感受性の共有によって 為されるのではなく、必ず一人でなければならない。なぜならば知覚からえられることが 有であるので個である事が無を見いだす必要条件なのである。 それは他人との感受性の共有を全く拒否しなければならない。 たとえ社会的に人間同士の関係が多く存在していたとしてもである。 つまり、ニヒリズムを克服するためには何らかの形で他者との境界線を 低めなければならない。城壁は高いものから低いものまであるが、 その壁の最高点が存在せず、無限に手の届かぬ高所まで続いているわけではない のと同様にニヒリズムの克服は可能な事なのである。 ただし、そのためには自らの思考が絶対的に正しいものであってもそれを 捨てる事が求められる。無論、すべてを捨てる必要はないが、 その思考が自分の内に最高のものと意識的にも無意識的にも評価されている場合、 克服する事は無理なのである。
191 :
考える名無しさん :2005/06/15(水) 21:11:02
滅びは明るいものだ。終戦の日の青空はあっけらかんと明るかった。
192 :
松田優作 :2005/06/15(水) 21:14:14
>その思考が自分の内に最高のものと意識的にも無意識的にも評価されている場合 なんじゃこりゃ。
193 :
考える名無しさん :2005/06/15(水) 21:24:43
ニヒリズムは哲学の辿る一過程だから、 克服しようとする必要はないよ。 続ければ通り過ぎるところのもの。 また突入するかもしれんが。
194 :
考える名無しさん :2005/06/15(水) 21:49:13
神が永遠なら、人が神に到達することはできない。神が世界を創ったなら、世界も永遠だろう。ならば哲学の歩みもまた永遠となる。底にたどり着かないことには安静はないが世界の深みは底なしなのかもしれない。絶望的希望だな。これは素晴らしく美しい。
195 :
考える名無しさん :2005/06/15(水) 22:07:02
金、出世、いい女 これが人生の究極目的の俺はニヒリストか?
196 :
考える名無しさん :2005/06/15(水) 22:11:46
ニヒ
目標が達成可能になりしだいニヒリストになるだろう。いまはファンタジスタじゃね?
運命はすべて決まっている? 神は賽を振らない? こういうのはニヒリズムの根底をなすものだと思うんだけど、どう考える?
199 :
考える名無しさん :2005/06/15(水) 22:56:25
弱者は問題を無を基礎に据えて解決するという、未開決を志向する。 無を欲する。そしてそこに執着する。 強者は無と有を反復しながら底無しのこの世界の深みへと進む。彼にとってはそもそも問題がない。自分の問題はな。
200 :
考える名無しさん :2005/06/15(水) 23:03:29
あっしには かかわりのねえ事で ござんす
ニヒヒズム
202 :
考える名無しさん :2005/06/16(木) 16:44:28
革命を果たせば克服
204 :
考える名無しさん :2005/06/16(木) 23:30:45
克服っていうのはつまり、ニヒリズムを論駁するか もしくはニヒリズムの中でどうやって生きるか考えようってことでしょ。
205 :
考える名無しさん :2005/06/17(金) 00:12:09
3回克服すれば俺みたいになれるよ、マジで
206 :
考える名無しさん :2005/06/17(金) 00:52:09
>>205 であることを3回克服すれば俺みたいになれるよ、マジで
207 :
考える名無しさん :2005/06/17(金) 01:36:57
バカになれるってことか?
208 :
考える名無しさん :2005/06/17(金) 18:58:04
たった今、ニヒリズムをやっとこさ克服しますた
209 :
考える名無しさん :2005/06/17(金) 22:52:59
無我で〜す
211 :
考える名無しさん :2005/06/17(金) 23:01:02
212 :
考える名無しさん :2005/06/17(金) 23:05:31
213 :
考える名無しさん :2005/06/17(金) 23:13:46
>210 藤波がひよったことを西村が怒っている件について
214 :
考える名無しさん :2005/06/19(日) 13:53:10
>209 諦念で〜す
215 :
考える名無しさん :2005/06/19(日) 14:40:07
意識から永遠に追放することだよ。まったく。
216 :
考える名無しさん :2005/06/19(日) 14:43:38
>215 何を追放するの?
むなし・い 3 0 【▽空しい/▽虚しい】 (形)[文]シク むな・し (1)形だけで中身がない。形式だけで実質が伴わない。うつろである。 「人が去って―・くなった家」「―・い生活」 (2)何の役にも立たない。結果が何も残らない。 「時間が―・く過ぎる」「―・い努力」「善戦―・く敗れる」 (3)確実でない。頼りにならない。はかない。 「―・い夢」「世の中は―・しきものと知る時し/万葉 793」 (4)根拠がない。無実である。 「―・しきことにて、人の御名や穢れむ/源氏(乙女)」 (5)魂や心が抜け去って体だけになっている。命がない。 「有王―・しき姿に取つき/平家 3」 [派生] ――げ(形動)――さ(名) 空しきけぶり 火葬の煙。無常の煙。 「はや―とならせ給ふを/平家 6」 空しき空(そら) 大空。虚空(こくう)。 「わが恋は―にみちぬらし思ひやれども行くかたもなし/古今(恋一)」 空しき名 実質のない評判。浮き名。 「よし思へあまのひろはぬうつせ貝―をば立つべしや君/大和 85」 空しくな・る 死ぬ。 「ひさしうわづらひて秋の初めのころほひ―・りぬ/蜻蛉(上)」
218 :
考える名無しさん :2005/06/25(土) 13:56:03
219 :
考える名無しさん :2005/06/26(日) 04:53:28
ニヒルなんだったらそれをイズムにする意味はないだろう。 自己矛盾だね。 問題は、信頼できる価値基準を見つけること。 真贋の判断のための道具としてニヒリズムをつかうことはできても、 それ以上のことは期待しない方がいいよ。
ニヒリズムってたしか仏教からきた用語だと思うんですけど、 仏陀や仏教の教えの中で道徳や善や正しさなど倫理的な価値を 否定した箇所ってありましたっけ? 私の記憶の中ではなかったような気がするんですけどね。 道徳的精神を保ったままなら、別に「むなしい」と思おうが、 「ニヒル」な態度であろうが全然、構わないと思いますね。
221 :
考える名無しさん :2005/06/26(日) 22:02:20
>>198 物質は確率として存在するから予測不可能。
それが間違っていても、現実世界を記述するためには全宇宙の原子でも足りない。
決して知りえない運命、それは存在しないのと同じだぁ。
222 :
考える名無しさん :2005/07/04(月) 02:24:03
あげ
223 :
考える名無しさん :2005/07/04(月) 08:54:58
運命はすべて決まっているというのは予定説に傾きすぎだよ。 運命ってのは「ああすれば、こうなる」の因果律で説明つかないとこだろ。 つまり、適当に原因探して理由付けすれば成立するが、それが正しいか誰にもわからない。 決して知り得ない運命については考えるだけ無駄だ。「わからない」というのが正しい。
224 :
考える名無しさん :2005/07/04(月) 10:34:10
人事を尽くして天命を待つ、の心境ですか。 それはニヒリズムではないだろう。 ひきこもりのほうがニヒリズムに近くなくなくない。
225 :
考える名無しさん :2005/07/07(木) 12:18:58
簡単に言ってしまおう。 ニヒリズムは、人生に意味が見出せずに迷い込むものだと思う。 正面きって真面目に考えるから、そうなる。 人生を意味だとか価値だとかいった尺度で測定することが果たして可能なのか。 可能じゃないから袋小路に入ってるんじゃないのだろうか。 善悪だとか全てとっぱらって考えてみると、見えてくるよ。 人生は有意味でも無意味でもない。超意味だ。 ちなみにそんな俺は今アナーキズムに陥ってます。
意味がないことに気がつき、その無意味さを淡々と眺めろ。 方丈記の世界だ。 ゆく川の流れは絶えずして、さらにもとの水にあらず。 ある意味アポケー。
227 :
考える名無しさん :2005/07/07(木) 23:03:29
>>225 超意味とは面白いね。なるほどね。
ところでどうしてアナーキズムに陥ったのかの思考の経緯を教えてちょんまげ。
228 :
考える名無しさん :2005/07/08(金) 09:25:03
ヒント:正義の不在
229 :
考える名無しさん :2005/07/08(金) 11:26:50
「信頼できる価値基準」を見つけることはできるかな。 今の世の中で信頼できる価値基準とはなんなのだ? やはり、「世間様流」が一党独裁かね。
>229 自分の外部に見出そうとしても、無理だと思います。
231 :
考える名無しさん :2005/07/10(日) 22:59:55
虚無ゆえに無気力というのが厄介なんだけれども、全てが無なら、際限というものもないはず。 無限のまっただなかには、気力も無限に存在するように思われるのだが、どうか。 こういうの「無限の相のもとに」って言うの?
232 :
考える名無しさん :2005/07/11(月) 00:30:39
ニヒリズムは克服するっていうより受け入れる、肯定するものですな。 受け入れたくないひとはどうすべきだろうか。
233 :
考える名無しさん :2005/07/11(月) 09:22:08
「癌とうまく付き合う」というように、うまく付き合うしかないんじゃない? それが現実なんだから。
234 :
考える名無しさん :2005/07/11(月) 12:03:55
ニヒリズム自体がニヒリズムを克服する要である。いずれそれはそれ自身をも無化するに至る。無を無化し有に反転する。
235 :
考える名無しさん :2005/07/11(月) 12:18:08
人生は劇場
236 :
にーちぇ :2005/07/11(月) 13:07:38
ニヒリズムと自由について1000文字程度で考えを言ってみて
237 :
考える名無しさん :2005/07/12(火) 00:27:26
ニヒリストのイメージ @助けを必要として潜在的に甘えている人。(甘えること自体は悪くないけど) Aそうした方が重厚な人生を体現できると勘違いしているヤローども。論外 ――――――――大きな壁――――――――― ○真に意味を見出そうとする激闘の末ニヒリズムに到達した本物。天晴れ。 ○僕の知らない本物。 ニヒリズムは大嫌いです。
238 :
考える名無しさん :2005/07/12(火) 13:06:59
239 :
考える名無しさん :2005/07/12(火) 17:50:15
>>238 だめじゃないです。それはしぶしぶ認めます。
240 :
考える名無しさん :2005/07/12(火) 21:28:39
汝の症候を楽しめ
241 :
考える名無しさん :2005/07/12(火) 21:35:06
>237 すべての思考は自己否定からはじまる。 これが無いやつ、そこまでのやつ。 ま、ニヒリズムは全否定だから、そこまでいく必要はないけど、 いっても、別に構わない。 「ニヒリズムは大嫌いです。」といって、 ニヒリズムの何たるかもわからず、外から吼えるな。
242 :
考える名無しさん :2005/07/12(火) 22:02:04
それもニヒリズム
243 :
考える名無しさん :2005/07/12(火) 22:42:10
それもまたニヒリズム
244 :
考える名無しさん :2005/07/12(火) 22:43:25
だな。 嫌いっていってカキコしていくんだから、何かにひっかかってんだな。
やっぱニヒリズムは徹底してナンボ。 具合悪いうちは徹底が足らん。 ニヒリズムを徹底してすっきり爽快にならなきゃ。
んまあ、確かにふたつに大別できるわな。
ひとつは、社会や環境に不満がありルサンチマンを起こしてる状態。
もう一つは、社会通念や道徳そのものに疑問をもち
形而上学的に物事を把握しようとしている状態。
前者は反社会的、後者は脱社会的、っていう感じかな。
ニヒリズムの欠片も持った事の無い人からは
すべての虚無主義者が前者に見える感じがする。
ていうか、後者のように形而上学的に考えるっていう
発想そのものが無いからしょうがないんだろう。
ここの
>>1 なんかも、わりと後者っていう感じだったけど
長文マジレス返してる人達は、どうも前者としてしか捉えられてないしな。
>>246 その区別はなんとなくわかるんだけど…。
「社会通念や道徳そのもの」に疑問をもつとはどうなんだろう。
この表現だけを取り出すと、ひとつ目とあまり変らなくきこえてしまう。
リアルであるかないか、が問題とされているようで。
たぶんどちらもまさにリアルを問題としているのだけれど…。
生そのもの、とか思考すること自体にこだわってしまう人たち、
という表現は後者の謂いとしてどうだろう?
248 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/15(金) 16:27:13
<生そのもの、とか思考すること自体にこだわってしまう人たち、 という表現は後者の謂いとしてどうだろう?> 同意。
ニヒリズムに陥ったら、体動かすことをお勧めするよ。 自然と一体に、なる感じの激しいのがいいね。 世界は例え理解できなくても、感覚は自分にとって、信じられるものだろう。 これもある種の逃げだと言われればそれでだけど、少なくとも宗教よりはいいだろう。
250 :
考える名無しさん :2005/07/15(金) 22:52:40
ニヒリズムを乗り越えて
>>249 みたいなことをいう香具師はいいけど、
聖なる無知、思慮の浅さからニヒリストを罵倒する香具師は逝ってよし。
>>249 みたいにニヒリズムの苦しみを体を動かして解消するというのは、
別に否定するものでもないが、しかし、
それだとまたニヒリズムによって辛くなる時が来るよ。
ニヒリズムの徹底によって行くとこまで行き着いちゃえば、
あとはもう二度と苦しむ必要はないからね。
若いうちにニヒリズムは徹底しといた方がいい。
252 :
考える名無しさん :2005/07/16(土) 12:59:53
>>247 で「生そのもの、とか思考すること自体にこだわってしまう人たち」
ということを述べたんですけれど、私はこれに該当する人たちのみが
ニヒリズムを知っている、あるいは囚われている、とは考えていません。
というのも、これは後付の説明になってしまうんですが、「こだわる」という
ことで言い含めたかったのは、こだわることもできるし、こだわらないことも
できる、もしくは、こだわるなんてどうでもいい、とか、ときにこだわったり
ときにこだわらなかったり、ということがありえるとおもえるからです。
つまりニヒリズムに接しながらも、それへと関与する仕方は様々であると。
すくなくとも私自身は私がニヒリストであるかどうかはどうでもよいことです。
目の前に対面する人が、その人が外面上ニヒリストにまったくみえなくとも、
またニヒリズムについて対話がまったくなされなくとも、だからといって
その人がニヒリズムを知っていないことにはならない、と私は思いたいのです。
253 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/16(土) 13:08:12
>252 ニヒリズムって、それに陥ったひとたちの、 生きる、考えるための「基調」だよ。 全否定を大前提として、さて、どうするかっていう、ね。
254 :
考える名無しさん :2005/07/16(土) 13:21:00
>>253 私は私の問題として少なくともニヒリズムを考えています。
私は、人や世界というものをかんぜんには信じられないし、
それ以前に自分と言うものを信じつづけることができない。
というよりも、それらがどうでもよいということにある種、疲れきって
しまったというような。
そのうえでもなお、世界と自己とにどう立ち向かうか、そのことへと
思索をめぐらせています。
「基調」である、とはどうことでしょうか。
知性がすべてを改善するということに対するアンチテーゼとしての
ニヒリズム、知ることと知りえないこととの相克、そういった事態に
おける共通な認識を表しているようにとれますが、共通の認識が
ありえるのだとすればそれはニヒリズムではないのでは?
基調が認識でないとするならどういったもののことを言っているのでしょうか?
255 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/16(土) 13:39:49
>254 あなたの書込みの中に解があると思います。 <そのうえでもなお、世界と自己とにどう立ち向かうか、そのことへと思索をめぐらせています。> この自己否定を含む、既製/お仕着せ/常識的となっている価値一般を全否定した上で、その地平の上で、自分自身の認識だけを主体とし、どのように周囲の事象に立ち向かうかを、そのつど、考え、認識し、行動すること一般を「基調」と書きました。 それは、固定したものではなく、否応無く、絶えず、想定外の方向にぶれてもいきます。その営為一般のことである、と認識しています。 即ち、なんらかの価値、真理等を、自分の思考、認識の「外部」に置かず、常に、自分の内部に置き続けること、と任恣意しております。 それが、他者と共有できるか否かは、二義的なことだと考えております。
256 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/16(土) 13:42:03
>255 誤)6行目「常に、自分の内部に置き続けること、と任恣意しております。」 正)「 常に、自分の内部に置き続けること、と認識しております。」
257 :
考える名無しさん :2005/07/18(月) 15:46:38
ニヒリズムと自由について1000文字くらいで考えを聞かせてほしいです。 よろしくm(_ _)m
258 :
考える名無しさん :2005/07/18(月) 16:11:36
259 :
考える名無しさん :2005/07/18(月) 18:27:06
ニーチェのニヒリズムの克服は、否定のあげくに無を知り、そして全てを肯定する型だと思う。
260 :
考える名無しさん :2005/07/20(水) 19:27:41
>>257 ニヒリズムは行動しなくなった者のいいわけ。
自由は言いたいことを言い、したい事をすること。
両者の分岐点は行動するかしないかの一点にある。
わかったらもう寝ろ。
261 :
考える名無しさん :2005/07/20(水) 19:48:02
ニヒル イズム だから、ギリシャ起源の西欧思想の帰結じゃないのですか 歴史的な問題ですよ その帰結である「近代」が世界を制覇したから、そのおこぼれをあずかっている国でも ニヒリズムが蔓延しているんじゃないでしょうか なんか「実存」的に考えるのは古くてダサイし、(哲学的な言い方じゃないけど)単なる エゴイズムの可能性も大なのでは?
ニヒリズムは経験論で克服できる
何か目的があって生きているわけではなく、生き続ける存在だけが、生きられる。 生きる目的はないと考えるのは、正しい。 進化の過程で意識を得結果、根源の特異性にきづいた。 世界の根源では考えの及ばない領域が存在しそれを人は神などと呼び考えないように してきた。 今日自然科学が進んだが、根源の謎は、よりいっそう鮮明になった。 でも俺らが生きてるのは、偶然だが、この宇宙があるのはすごいことだろう。 そういうことを考えて生きていけば、生きられるんじゃないか。 人間単位では無意味かもしれないけど、宇宙と一体だと考えれば無意味ではないだろう。 この考えもある種の逃げだけど、助けにはなるだろう。
264 :
考える名無しさん :2005/07/21(木) 15:00:25
ニヒリズムとゎ何?
265 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/21(木) 15:02:47
>264 ありていにいえば、自分、他者一般の行為、思索等に一切の意味づけができなくなること。
266 :
考える名無しさん :2005/07/21(木) 15:59:17
ニヒリズム克服には「現象学」を学ぶべきだすよ。 フッサールさ。 ニヒリズムなんてもうすでに過去の産物だよ。
267 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/21(木) 16:02:07
>266 人間が存在する限り、永遠に、ニヒリズムが過去の産物なんかになりっこないよ。
268 :
考える名無しさん :2005/07/21(木) 16:06:58
じゃあニヒリズムは大昔からあったんだね。
269 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/21(木) 16:34:20
>268 太古から遠い未来まで、ニヒリズムが無くなることはないです。 但し、80年代以降、むしろ急増しているトレンドであり、且つイデオロギー化しているものだと思います。
270 :
考える名無しさん :2005/07/21(木) 16:43:34
つまり80年代以降はカウンターカルチャーの影響で主観偏重が増加したこととも 関係してるかもしれませんね。 イデオロギー化によって、「〜〜〜意味ねーよ」「楽しまなければ損」「金」「快楽」「精神論衰退」 が助長されていますか?
271 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/21(木) 16:46:04
>270 そう思います。 コミュニズムをはじめ、予定調和を説けるイデオロギーが、のきなみ崩壊状態ですから。
資本主義と経済のグローバル化。 民主主義以降、有効な思想が生まれてないよな。 快楽にはしるのも、仕方がないのか。 世界の根本をつかさどるような原理から、人のあり方みたいな基本指針が導ければいいんだが、 それは無理だしな、突き詰めていけば、虚無が横たわり、なんでもありな価値観が世界を追いつくす。 絶望して死にいく人を、止める言葉を俺はもたないよ。 どんな言葉を言っても、その人の死の決意より、重い言葉なんてあるわけない。
273 :
考える名無しさん :2005/07/21(木) 18:48:58
グローバリズムは暴走する馬鹿が資本主義と民主主義という武器をつかい 保守的宗教馬鹿をまき込み自滅していく狂乱の最終章。 あとに残るのは四次元感覚を身に着けた新人類と 妄想から脱却できない旧人類 人類はやがて二つの種に分かれる。
274 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/21(木) 18:53:12
>272 現代の市場メカニズムって、そういうもんだもんね。 個々の人間なんて、二の次、三の次にも入っていない。 その時々に必要とされる労働力を売るだけの存在。 売れる商品力(労働力)維持のために汲々として、 毎日、おそれとおののきの中で生活している。 そして、東京では、人身事故が絶えない。 大半がホームからひょ〜い。 物理的には止めることはできるが、飛び込みするひとの心までは救えない。 労働力予備軍も含めて。
俺は熟考の上での自殺なんて信じないけどな。 あれは勢いでやるものだと思うけどな。
276 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/21(木) 20:29:27
そして、刀折れ、矢尽きて、死んでいく。 これが日常茶飯事の出来事化した時期と、 日本企業の事業領域がグローバル化に晒された時期とは かなり重なると思う。 まさに、市場メカニズムの修羅場入りした時期とね。 終身雇用では、企業が世界で戦えなくなったんだもん。 もちろん、トヨタみたいな例外もあるけど。
277 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/21(木) 20:31:29
>275 勢いでしかできっこない。 それまでのニヒリズムの蓄積と、何か致命的な契機をきっかけとしてね。 だから、思いつき等でもない。
278 :
考える名無しさん :2005/07/21(木) 23:47:39
ニヒリズムに陥っておきながら、悩みが依然として残るなら、それはニヒリズムとは言えない。 悩みもなくなって始めてニヒリズムだ。 人間なんて所詮は服を着た肉の塊だよ、とか思ってみると、意外に悩みはなくなるよ。 服を着た肉の塊が争ってるよ、とかいった見方をすると随分気が晴れる。 と、パンツしか穿いてない状態の肉の塊がカキコしてみる。
279 :
考える名無しさん :2005/07/22(金) 00:55:52
ニヒリズムに至ってからずいぶん経つ。 当初はヘロヘロになっていたけど、普通に暮らしているうちに、 案外、意味なんてなくても生きていけるもんだな〜と思うようになった。 でも、またニヒリズムに向き合うと、やはり空しさをおぼえてしまう。 意味なんて無い、それを肯定した、受け入れている。 しかし、空しいものは空しい。そう考えると、 肯定することもまた一つの欺瞞なんだなぁ…と改めて感じる。 それは肯定なんかじゃないと言われそうだが、 肯定って実際のところニヒリズムの忘却なのではないかと実感として感じた。
280 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/22(金) 01:06:12
>279 ニヒリズムを肯定することは、決して欺瞞ではないと思います。 受け入れて、それを基調とし、考え、行動していく。 そうすると、大方の所謂、世間の欺瞞から自由になれる。 それは、強さだ、と思います。 確かに、精神的に楽ではない、経済的にも損な生き方ではあるけれど。
281 :
考える名無しさん :2005/07/23(土) 11:06:42
age
しかしグローバリズムとか、なんでああ否定されるのかね 流行そのものだね。 近代、民主主義、人権、 これらは今となっては名だたる識者はみんな口をそろえて批判している しかしまたこんな状況こそグロテスクで、ニヒリズムそのものだと思う だって批判しておきながら、それが普段の生活なりなんなりに影響を及ぼしているとは思えんもんな
284 :
考える名無しさん :2005/07/23(土) 22:31:12
あげますか
285 :
考える名無しさん :2005/07/24(日) 16:38:18
286 :
考える名無しさん :2005/07/24(日) 21:00:52
民主主義は言い換えれば人間主義、 人間の限りない欲望に忠実に生きるということを みんなで約束している(ことになっている)思想だ 社会主義をはじめ、人類の歴史では全ての主義が敗北し いまのところ誰も表立って民主主義を否定できずにたどり着いてしまったのだ まあこの状態は、俺は然るべくして成り得たと思うかね 精神が滅亡寸前である今、中核を欠いた物質が滅ぶのも時間の問題というわけだが 誰もこのことには触れ得ない 推測でも大袈裟でもなく、すべてはもうおしまいなんだよ
それは資本主義ジャマイカ?
288 :
考える名無しさん :2005/07/25(月) 21:00:32
>>286 お前みたいなナルシスト野郎は虚無とは程遠い存在、スレ違いだよ。
物事が無であると気付くことと その無に我々が価値観をつけることにたいする否定とは どう違うのだろうか
>289 もう少し、日本語のおベンキョをしてからきてね
291 :
考える名無しさん :2005/07/28(木) 23:31:04
ニヒリズムの苦しさってすごく原始的、本能的だと思う。 人生が無意味→苦、と条件反射で反応してる。 意識の入る余地が無い。もっと大脳新皮質を使いたいものですね ニヒリズムに取り付かれた人間の大部分は睡眠、運動、食事など 超基本的な事柄を改めるだけで回復すると思う。 そしてこれらの改善策を実行できる能力も、知能だと思う。
>>291 でもそれで回復したとして何になるのかと、
何のために回復する必要があるのかと、
それを挙げないとみんな納得しないよ。
そもそも、回復するとどういう状態になるの? マーケットの命じるまま、それを先導するメディアの伝える情報を鵜呑みにし 素直に心の底からその商品を渇望し それを手に入れる事で幸福感を味わえるような状態? まあ、社会(マーケット)にとってリーズナブルな人間になるって事は間違いなさそうだけどな。 こういう考え方してる事自体、俺今鬱入ってんのかもしれないなw
294 :
考える名無しさん :2005/07/29(金) 04:27:52
そう、克服・回復のための手だてを挙げるひとはいるけど、
その場合の克服だとか回復というのは、どういう意味における克服・回復であるのか?
ということは結構大切なことではないかと思うわけだが。
また、
>>1 みたいに形而上学的な結論としてニヒリズムに至ったやつとか、
ただ単にウジウジした性格からニヒリズム(ぶっている?)やつとか、
ニヒリストにも色々種類がいるわけで、その中のどんなニヒリズムに対する対策案なのかという
こともまた大切なのではないか、と思うわけでありますよ。
やっぱ脳もただの情報処理装置なんだなと思うな。 入力があって出力があるだけなんだよ。 世界を理解できる能力はない。 言い知れぬ不安とか、孤独、生きてるんだけどなんか嘘くさい世界。 本当の世界がどこかにあるんじゃないかといつも考える。 マトリックスのような仮想現実の中でいきてるんじゃないかと。 このような不安を抱くのは、人間自身が不完全な代物なんだからなんだよな。 根本に虚無が横たわり。世界は人間に真実を見せない。 その不安を解消するために人間にはいろいろな回避策があるけど、すべて機能しなくなったとき、 人は耐えられるのだろうか? いままでは宗教がその役割を担ってきたが、現在崩壊しつつある。 新たな哲学が必要だが、皆無だ。
296 :
考える名無しさん :2005/07/29(金) 19:25:19
東大UP選書の『ニヒリズム』って本を読んだことある人います?どんな内容なんですかね?
297 :
考える名無しさん :2005/07/29(金) 20:21:18
298 :
考える名無しさん :2005/07/29(金) 20:23:10
>>293 まともな思考だよ。
全然、鬱なんかじゃないよ。
299 :
考える名無しさん :2005/07/29(金) 20:27:27
つまりはさ、
>>293 さんが書いた、
「社会(マーケット)にとってリーズナブルな人間になるって事」が、
ニヒリズムの克服だとしたら、市場メカニズムに入ることをためらう人間すべてが、
ニヒリスト、ということになってしまう。
仮に、パンを得るために、一定の時間は、市場メカニズムに入っている必要があるけど、
それに?を持ち続けることは、ものすごく大切だと思うよ。
300 :
考える名無しさん :2005/07/30(土) 20:18:27
ニヒリズムを克服するには仏教の思想が有効ではないかと思っている。 大乗仏教はもはや哲学とは呼べないが、釈迦が生きている間の仏教は 哲学といえるだろう。ただどこからが後世に付け加えられた作り話か、それを 見極めて釈迦自身が何を考えていたかを見極めるのが難しいところだが。
301 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/07/30(土) 21:57:51
>>299 賛同します。
>>300 さんのように、確かに、宗教は、生きていることの哀しみ、
それと死の哀しみを、一定程度は受け止めてくれるなにかではある。
しかし、すべてを受容してくれるなにものかではない。
生きていること、及び、死の哀しみを受容するのは、自分の認識である。
且つ、生きていることと死の哀しみを、無化、または、転化し、
それが、少なくとも、哀しみではなく、何の感情も喚起しない、
「ただ通り過ぎていくもの」、できうるなら、
自分にとっても、他者にとっても、
「なんでもないこと」、または誤解を招くだろうけど、
「不快ではないこと」、もう一歩踏み込み、
「快」になるような世界をつくること、だと思う。
彼岸ではなく、現世でのユートピア、イデアという意味でね。
302 :
考える名無しさん :2005/07/30(土) 22:13:49
>>301 昔から、pass awayっていう英語の表現が好きです。
死ぬ、楽しく過ごす、という両方の意味がありますね。
もし、この両方の意味が、
生と死等を超越して流れていくようなものであれば、すごいイデアですね。
あなたの懸念されるように、誤解を招きやすい表現ではありますが、
確かに理想郷の表象の1つとなりえますよね。
303 :
考える名無しさん :2005/07/30(土) 22:17:32
>>301 >>302 少なくとも、現世放棄、ではないですね。
来世救済でもないですね。
難しいことを書かれますね。
304 :
考える名無しさん :2005/07/30(土) 22:19:37
何事にも執着しない、ということかもですね。
305 :
考える名無しさん :2005/07/30(土) 22:28:34
執着も棄却もしない、ということですか。 やはり、難しいですね。 でも、そういう境地に入れたらいいな。
306 :
考える名無しさん :2005/07/30(土) 23:27:18
>301 釈迦が目指したのは、現世での苦をとにかくなんとか解消することで、 死後のことはそれに比べれば語るに値しないことだった。 後に歪められていって、普通に仏教と認識しているものは釈迦自身の 思想とは異なるものだ。 ニーチェのいう超人になるにはどうすればいいのか、どういう生き方を したらいいのか、原始仏教と通じるところがあるような気はする。
307 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/01(月) 13:19:22
>>306 「衆生救済無くして、自分だけの悟りも無し」、というのが後世の誤解や付け加えであったとしても、
それにより、仏教はオカルト等ではなく、宗教たりえている、と思います。
「神は死んだ」等という、神の概念の肯定と否定の混在等を含む命題よりも、よほど、優れている。
308 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/01(月) 13:50:55
ごめん、オカルトではなく、カルト。
ニヒリズムを克服するには、幸せになればよろしいのです。 どうすれば幸せになれるのかですって。それがわかれば誰も苦労しません。
310 :
考える名無しさん :2005/08/01(月) 14:01:32
>>309 その通りです。幸せになるには、まず「馬鹿になる」ことが必要です。
しかし、馬鹿になったからといって必ずしも幸せになるとは限らないことは、
私が立証しておりますw
312 :
考える名無しさん :2005/08/01(月) 17:51:13
>>309 あなたバカすぎです。
幸せになろうとして幸せになって克服できるのなら誰も苦労しませんよ
まぁ馬鹿の方が幸せだよね。自分が馬鹿でも頭悪い事とかに
あんまコンプレックス持ってないしね。むしろギャグにするくらい。
特に愛が一番重要だとかいってる馬鹿は
好きな人と付き合うだけ人生幸せになれるんだからねw
マジで羨ましいよ。冗談抜きで。
313 :
考える名無しさん :2005/08/01(月) 18:06:06
愛が一番重要ってのは多分本当のことだから、そう考えるのはべつに馬鹿 なことじゃないと思う。ただ、愛に出会うのは難しい。
愛を持続していくのって出会うよりもっと難しくない?
315 :
考える名無しさん :2005/08/01(月) 18:32:37
>>313 いや愛が一番なんていってるのは馬鹿に多いと思うよ。
316 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/01(月) 19:48:05
>315 生きていることの哀しみ、無意味さを、その動機は知らず、 抱いてしまった人間にとって、他者との関わり方は、 無関心か、愛、のどちらかに収斂されてしまうものと思います。 いずれも、ものすごく淡いものですから、行動や言動としてはほとんど現れないものですが。
愛に代わるものがあるというのなら、むしろそれを教えてくれないか?
318 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 07:30:48
>>316 俺だって愛はあるけど
一番とは思わないな・・・
つか仕事とか捨てて愛を優先するとかなんてできるやつそうはいないじゃん
それにそういうのって女に多いし。
深く考えずに奇麗事言ってその自分に満足してるやつ多いよ。
319 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 09:10:57
愛なんて自然の情だろう。
意思して愛したり、持続したり、優先したりできるものじゃない。
そう思っている人は別のことをしている。
>>312 好きな人と付き合えたら、幸せだろう。 君はそうじゃないの。
321 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 09:28:04
>>320 そうなんだよね。「愛が一番重要」と考えたって、そこから愛が生じるわけではない。
ニヒリストの俺から言わせてもらえば、愛なんて殆どが虚栄的なものだよ。 確か、スタンダールは四種類に種類分けしてたな。 一つ目は情熱的恋愛、ロメオ&ジュリエットに代表されるような盲目的でピュアなもの。 これは確かに虚無主義を無効化できるだけの力はあると思うが 実際には、100年に2〜3回あればいいっていうほどのレアなもの。 まあ、一般的に愛っていうとこれをイメージするんだろうけどね。 これに憧れるのも結構だけど、気をつけたほうがいいよ、今は色々な詐欺とか多いし。 次は肉体的恋愛、これはセックルしてーっていうやつ。 これも動物本能って事で否定するつもりも無いが ただ無条件に肯定するのも気が引けるね、享楽主義者みたいで。 次が趣味的恋愛、これは今ではある程度レアケースかな? いわばゴッコ遊びの延長、自分も自分の理想像を演じ相手にもそれを求めるっていうもの。 まあ、近世の社交界みたいなしきたりの多い世界の型にはまったものと想像するとある程度分かりやすいかもね。 最後が虚栄恋愛、これはその名の通り自分の虚栄心を満たす為の恋愛。 可愛い所では、クラスで一番かわいい事付き合いたいみたいなやつ。 それか、○人とセックルしたぜとか仲間内で自慢してみたり 今の流行でいえばセレブ婚とかが典型だろうね、古くは三高とか。 まあ、高級外車を持つかのように、流行型の相手を好み、手に入れようとする事。 ここら辺の自分の虚栄心に気付いて、ニヒリストになる人も少なくないだろうね。
323 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 10:32:50
教養課程のフランス語の授業で『恋愛論』でも読んだのかい?
別にそういうのじゃなくて普通に読んだ、何年も前だけど。
325 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 10:44:00
語学の教科書でもないのに『恋愛論』読むなんて変わってるね。 恋愛オタクだったの?
なんか、妙な絡まれかたしてるなw ただスタンダールのファンだっただけ、赤と黒やパルムの僧院が結構面白かったから。
327 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 10:47:40
「人生で一番大事なのは愛」という言葉を聞いて恋愛を連想する香具師って、まだ思春期だよな。
328 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 10:49:44
>>326 ああ、絡んでたか。ごめん。小説のファンだったからそっちも読んでみたってことか。
それならふつうにありえる。
>>328 そんなに気にしないでいいよ、冗談半分に書いただけだから。
330 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 15:28:40
>>320 好きな人と付き合えただけで人生の幸せと思える人ばかりではないでしょう?
そんなんで人生最高なんて思えるのはただの馬鹿
331 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 15:35:51
このスレで子どもがいるひといます? 子どもや家族に対する愛ってどんな感じなのだろう・・・
332 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 17:13:59
君はどうなの? 人生最高とはいかないまでも、幸せだろう。 俺は幸せ。
332は320
334 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 17:18:39
それは貴方がニヒリズムとは無縁な生活を送ってるからでしょう。
335 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/02(火) 17:27:54
あのさ、愛と恋愛とは、重なる部分もあるけど、次元は全く異なるものだよ。 ニヒリズムに陥ると、すべてが、それまでの色彩豊かな世界が、 コペルニクス的転回で、一転してモノトーンの無彩色の世界になる。 そこから、ものすごく淡くてもいいから色彩を取り戻していくプロセスが ニヒリズムの克服のプロセス。 その触媒であり、且つ、到達する点に、 外界一般と自分自身に対する全否定から、 わずかに彩色された外界一般と自分自身に対する、 これもごくごく淡いものだけど、「愛」というものがある。 そこで、蘇生しきれるわけではないけど、死なないで生きていく程度の パトスらしきものと共生できる境地に入る。 世界の表象や自分に対する執着や、全否定/棄却等から自由であることだけがとりえだけど。
336 :
320 :2005/08/02(火) 18:05:40
wisteria-1さんは悟りを開いて、克服したんですか。
337 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/02(火) 18:21:13
>336 一時は、自死することと、 外の世界を全否定することだけに突っ走っていた。 自分か、外界のどちらかの抹消、いざ勝負ってね。 暗闇の無彩色の世界の中で。 それが、私の虎の穴の時代。 十代から20代前半までのお話。 哲学書も読み漁ったよ。 で、悟りとか克服ではないけど、 自分なりに、嘘だらけの生きていくだけの市場メカニズムとの折合い/均衡点だけは、 こんなところかな、という次元だけど、とりあえずの落ち着き場所だけは 探せたつもり。 だけど、いつなんどき、そこから、再度、違う場所/次元を求めていくプロセスを 強いられる必要があるかもしれない、という危機感からは自由にはなりきれていない。 かといって、エポケーとか妥協を、自分に強いることだけは、 断固、拒否して生きているつもりです。 淡い色彩と書いたけど、原色の世界には、もう戻れないしね。
338 :
320 :2005/08/02(火) 18:33:03
wisteria-1さんの世界を全否定すると言うところが、 私の読解力不足のためわかりません。 世界なんて存在しないと言うことですか。 世界があることに意味はないと信じることですか。
339 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/02(火) 18:49:50
>>338 私をニヒリズムにまで追い込んだのは、私自身に由来するのか、
外界一般に由来するのか、という意味での世界。
もちろん、二元論の陥穽にどっぷりとつかりすぎていた感はぬぐえませんが。
ニヒリズムに陥るパターンは、それこそ、その人の数だけあると思いますが、
私の場合、そんなに特殊な陥り方と対処法でもなかったと思っています。
340 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 19:05:16
二元論の陥穽、っていうことに気付いてから、 自分なりに、二元論は哲学の放棄ということを知り、 この意味で、随分と哲学に助けられました。
342 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/02(火) 19:18:21
343 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/02(火) 19:20:24
ま、経済板のアポロン(皇帝)さん位。 同年代の臭いを感じるっていうだけだけど。
344 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 19:40:01
>>332 あのさ、誰も好きな人と付き合っても何も感じないなんていってないよ
好きな人と付き合えた、ただそれ一点においては幸せっつーか嬉しいと思えるかもしれないけど
生きている事を幸せだとは絶対思えないっていってんの。
どんなに幸せと思えるものを手にしても心に虚無が影を落としている。
あなたニヒリストじゃないでしょ?てかニヒリストじゃないよ
345 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 19:55:43
僕の歳も秘密でつ。
346 :
320 :2005/08/02(火) 20:00:34
wisteria-1さん、質問ばっかりの私に答えていただきありがとうございました。 いくら世界の存在に意味はないと言っても世界はあり続けます。 それはどういう意味があるのか。 意味なんてその人がつけているのではないか。 そもそも意味があるとはどういうことか。 意味の意味を考えるなんて無駄なことなのか。 意味はないと思っても、意味はないと思っている自分が確かにあります。 どこまでもあります。 私が確かにいえるのは存在が存在する。あるがあるってことくらいです。 あたりまえのことだといわれればそのとおりなんですが。 二元論が哲学の放棄だとは思いません。世界には触れるもの(物質)と、 触れないもの(精神、頭の中で考えている事や物)があるということを述べているだけでしょう。
347 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 20:04:25
>>346 触れている見ている聞いている感じていると思っているのも脳の中で作り上げているだけ。
あるという絶対的な確証は無い
348 :
320 :2005/08/02(火) 20:08:23
>>347 そう書いている自分は確かにあるだろう。
349 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 20:14:36
自分はね。 俺が言いたいのは触れていると感じても脳を通してそういう化学反応をおこしているだけってこと。
350 :
332 :2005/08/02(火) 20:20:28
>>344 好きな人と付き合うってことと、生きるってことは分けられない。
よって君は生きていることを幸せだと絶対思えないということはない。
心にどんな形の虚無があっても。
351 :
320 :2005/08/02(火) 20:33:26
>>349 自分が確かにあるという確証は何ですか。
ありますか。
ここ30〜40レスくらい読み飛ばした。 誰か要約してくれ。
353 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 21:08:35
>>351 ありませんねwすみませんでした。
大体脳内で考えていることも必然なのかも。
ていつも思ってたんだけどね・・・
そうなると意識としての自分の存在すら確かじゃないしね
>350
分けられない?意味わからんな
生きてる事自体をを幸せだと思えないいっていってんの。
俺は死ぬまでがいやだから仕方なくいきつづけているだけ。
生まれないほうが良かったって思ってるよ。どんなに楽しい事があっても。
お前とは違うから。一緒にしないで
354 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 21:26:49
流れ読まないで書きます 現代ではニヒルであることが社会悪のような扱いをうけているように思いますが ニヒリズムにはやはりそうなって然るべき前科があったのでしょうか? 自分としてはとても生きづらい世の中ですし、これがなければ 今後人類の精神面での発達がストップしたままになってしまうと思うんです
355 :
350 :2005/08/02(火) 23:07:21
>>353 幸せは己自身が感じるもの。
君は私のことをニヒリストでないと言ったが、君も同じ。
生まれなかったってことはなく、君は生きている。
その自分が生まれなかったほうがよかったなんて言う言葉が意味を持つのかい。
真のニヒリストなら生まれなければよかったと思うこと自体ナンセンスである
ことを分かっているので、そんなこと思えない。
ニヒリストはその虚無を生きる。
仕方なく生きてると言ってるが、生きてることを君が選んでいるんだから。
まあ死が分からないっていうのもあるが。
楽しくないより楽しい方がいいだろう。 君にとっちゃどっちでもいいか。
君の人生がこれから幸多からんことを祈っている。 寝るわ。
356 :
考える名無しさん :2005/08/03(水) 00:00:31
ニヒリストを、ニヒリズムへの至り方で形而上学的ものとそうでないものに分けて、 かつ、強いニヒリズムと弱いニヒリズムで分類してみる必要があるんじゃないかね?
357 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/03(水) 00:03:55
>>356 ニヒリズムは、ALL OR NOTHING.
そして、フィジカルとメタフィジカルな区分も、無理だと思います。
358 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/03(水) 00:11:13
昔になるけど、飛行機事故で助かった女の子がいた。 その子の入院先にテレビ局の♀のDQN記者が取材に行き、「○○ちゃん、 テレビを見ている人に向かって笑顔を見せて」と言っていた。 確か、父母と妹も、その事故で亡くなった。 その映像を見ていた、別の局の解説者か評論家だったか忘れたけど、 「あの子は、一生、心底から笑うことなどできない」と解説していた。 この後者の解説をした人は、わかっているな、と思った。 前者のDQN記者は、その後、テレビで見たことは無い。
359 :
考える名無しさん :2005/08/03(水) 02:00:43
その女の子もいまやwisteria 感動しますた。
360 :
考える名無しさん :2005/08/03(水) 11:43:55
>>355 その自分が生まれなかったほうがよかったなんて言う言葉が意味を持つのかい。
意味無いよ。だから思ってるからといってそれで葛藤する事は無いし
ただ、そう思っているだけ。意味分かる?あなたは意味も無いとか言って
思考も止めちゃってるだけでしょ?
>仕方なく生きてると言ってるが、生きてることを君が選んでいるんだから。
しってるし同じことじゃん。
別に生きていく以上はちゃんと野心目標をもっていきてるよ?
何か問題あるかな?
楽しい方がって誰だってそうだろうよw
できるんなら誰も苦労しないしこのすれも存在しないっつの
奇麗事いってるニヒリストねぇw笑わせるwww
お前ニヒリストじゃないよwニヒリストぶってる自分に酔ってるだけですよ。
361 :
考える名無しさん :2005/08/03(水) 18:54:39
>>359 それが本当なら、自伝的悲劇を書いてみせてもらいたい。
悲劇を誕生させろ!
リアル悲劇の登場でつか? まぁ無理だな。 しかしすでに感動した(ToT)
「生まれなかったほうがよかった」という主張をするのは何のため? 生きる意味など無いならそんな主張さえも出てこないはずなのに
単に生きているのはイクナイとか、生まれるべきではなかったとはいえても、 生まれなかった方が良かったというのは論理的におかしいのではないか?
365 :
考える名無しさん :2005/08/04(木) 11:34:02
論理的には確かにおかしい。 しかし、感じる人は確かにそう感じるのだ。 感覚は論理を超えている。
366 :
考える名無しさん :2005/08/04(木) 12:16:50
>>363 主張なんかしてないよ。俺が幸せだと感じられないということをわからるために言っただけ。よく読んでね
>生きる意味など無いならそんな主張さえも出てこないはずなのに
は?生きる意味がない。それに加え生きてれば楽しい事があっても色んな嫌なこととかがあるでしょ?ならばということ
>生まれなかった方が良かったというのは論理的におかしいのではないか?
確かに矛盾感はするけどそんなにおかしいことか?こうだったら良かったのにってあるだろ?まぁ生まれない方ってのは無ってことで。
こんなに悩んだりするんだから最初から生まれてなければこの自分も存在しなかったしって少し思っただけ。
生まれなければ良かったのにToTなんて嘆いたことなんてありませんよw
>>365 的確に読み取ってると思う
367 :
320 :2005/08/04(木) 20:48:24
>>354 前科なんて知らない。
意味がないって斜めに構えてるから、敬遠する人が多いのかな。
社会悪のように扱われているのならば。
368 :
考える名無しさん :2005/08/05(金) 08:38:05
俺は自分の考え方が最強だと思ってるよ。
369 :
考える名無しさん :2005/08/05(金) 15:00:00
ニヒリズムに気をつけた方がいい。 三島由紀夫や川端康成も自殺する前にニヒリズムに陥っていた。
370 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/05(金) 15:46:44
>369 言葉だけのニヒリズムをあれこれいうのは危険だよ。 三島、川端、太宰、有島、芥川等、自殺にいたる経緯は、すべて異なる。 ゆえに、自殺と、ニヒリズムという「言葉」を安直に紐付けることなんて、 できないですよ。
371 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/05(金) 15:49:15
ガスや銃等の一挙的な手段によらない、 ユックリズムシューサイドの方が圧倒的に多いと思いますよ。
372 :
365 :2005/08/05(金) 17:14:48
よく考えた。 感覚は論理を超えているのではなく、 論理はいつも感覚の後ろを、追随しているのだ。
373 :
366 :2005/08/05(金) 17:51:56
あ、そうかも。感覚を言語で補完していくという感じかな? 俺はときどきこの感覚を言語化せずにそのまま伝えられたら便利なのになと思う事がある。 関係無いけど、頭のいい人ほどニュアンスとかを理解して汲み取って話がすごい楽。馬鹿は・・・ まあでも見方によれば超えているといえるんじゃないかな。
おまえら風俗ではたらいている廃人ども さっさと死ね エイズが発症するまであと何日だ?
375 :
考える名無しさん :2005/08/05(金) 18:17:23
誤爆すんなよw
376 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/08(月) 22:25:16
>>356 4つの象限つくって、с等の記号をぐるりと回し、
ニヒリズムのライフサイクルっていうのは作れそうですね。
(そのための1案)
創成期/陥没期、全否定期、試行錯誤期、完成期(成れの果て期)の4象限。
但し、生理/感情等と、形而上という軸は入れにくい。
強い/弱い、というのも、やや抽象的すぎるように思います。
377 :
考える名無しさん :2005/08/08(月) 23:51:13
ニヒリズムは中途(例えば君のいう全否定期)に留まるだけのやつもいると思う。 形而上的なやつは完成期まで至れるかも知れないけどね。 その意味で強い人間のニヒリズムと弱い人間のニヒリズムみたいなのってあるんじゃないかな?
378 :
助けて下さい! :2005/08/09(火) 00:02:32
例えば、皆さんのような学歴ビチグソで容姿はゲロ以下の方と議論しても、 結局食い違うんですよ(ハァ・・・ 自然科学のような、人間の意識とは独立した問題に対しては議論出来るんですけど、 例えば哲学のような宗教のような萌え議論みたいな?問題では依然結論が出ないで、 水平線のまま終了なんです。どうしてですか? 所詮論理は感情よりも優位に立てない訳ですか? 人間とはかようにアニマルな生き物なんでしょうか? あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 かかってこい
379 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 05:47:28
哲学を理解できない哀れな茂木乙
380 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 10:40:46
>>378 哲学を理解できない馬鹿
それに加え自分以外のインターネットをやってる人の容姿は雑魚と都合よく決め付けている
381 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 12:21:17
>>378 です。私は、学歴ゲロ以下、容姿はビチグソでつが、何か?
382 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 12:22:58
>>378 あなただけは、救えない。
救いたくない。
関わりとうない。
フィクション視と神聖視が矛盾しないなら 茂木を徹底的に批判懐疑することと人権を大事にすることも 矛盾しないだろうが。
哲学は理解するものではない
385 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 12:38:43
>>383 すみません。参考文献がありましたら教えてください。
386 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 16:32:29
>>384 そうだね。
上のは哲学「を」っていってるんだからいいじゃん。
馬鹿死ね
387 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/09(火) 18:42:59
>>377 <強い人間のニヒリズムと弱い人間のニヒリズムみたいなのってあるんじゃないかな?>
どこまでニヒリズムを引っ張れるか、ということかもしれませんね。
完成期(成れの果て期)と書きましたが、ニヒリズムは、もしかすると、
カウンターアタックのパワーに転化できれば、ものすごい力になる(なってほしい)という願望は
持っています。
全否定を経ている(引きずっている)というのは、半端なことではないですからね。
ニヒリズムは、心理学、哲学、精神病理学、社会学、
その他諸々の学に関わる、かなり汎用的な命題であると思うのですが、
表層的な、「ニヒリズムの系譜」等以外に、
真正面から切り込んだものを知りません。
wis…さんのニヒリズム、という語の使い方がいまいちよくわからんですね。 ニヒリズムってもっと歴史的な用語というか、状態を表す言葉で、それ以下でもそれ以上 でもないと思いますけど。 歴史的に言えば、形而上学自体の発生がニヒリズムと直結している、ということでしょう。 あまりにも個人が対象になってて、ニヒリズムというより、なんか人生論みたい
389 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/09(火) 22:36:20
>388 浅学の身にして、 「形而上学自体の発生と直結しているニヒリズム」というものの 素養/知識がありません。 事例で結構ですので、ご教授いただけると幸いです。 ただし、私は、教壇哲学等には一切、興味を持っておりません。 日常の生活を生きるための思考パターン/生理の規律、 等として哲学を活用させていただいております。 また、人生論と哲学の相違も、まったく理解不能です。 回答等、あほらしければ、お見捨ておきを。
390 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 22:39:11
ニヒリズムというのはアナーキズムに近い、破壊的な思想だよ。 一人でいじいじするのはセンチメンタリズムであってニヒリズムではないよ。
391 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 22:52:02
, -‐、 , -.、 / ノ ノ ノ / 、_.ノ ./ 、_.ノ´ 無 自 非 / ノ / .ノ , ,-‐ . / __ノ / /⌒ii´ /、_ .ノ´. 気 堕 生 l. `iノ / / |/ ,.'~´ . | ,,,|./ ``´.丿 、_ノ ,-‐'´⌒) 力 落 産 . l. |``''' / .ノ ./ 丶,-‐'´ ・ ・ ・ | ,___l |、. / / 、,,/ ・ ・ ・ . | ノ | `` '´-、 ,ノ | _/ |` ‐、__ ) | / ヽ-、 _ ̄`| | . ヽ::::.` 、,| ∵∴| :. ∵ |:::: |∵∴ ∵∴ :: ∵∴ ∴∵ |:::: |∵. ∴∵ ∵∴∵∴∵∴∵∴∵ノ:: 丿∵∴ ∵ ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ ∵∴ ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ ∵∴ ∵ ∵ ∵∴∵∴∵∴ ∵∴∵ ∵ ∵ ∵∴∵∴
393 :
320 :2005/08/09(火) 23:24:04
>>389 人生論
どう生くべきか
哲学
「生きる」とは何か
考えると、人生論の論って言うのに何か引っかかるものを感じる。
人生は論になんかなるのか。
我々はそれを生きていくしかないものなのに。
394 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/09(火) 23:26:56
>>390 言っちゃうよ。
あなたは、ニヒリズムという言葉を弄んでいるだけ。
395 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/09(火) 23:30:06
あるいは、あなたの方が、 「一人でいじいじするのはセンチメンタリズム」をニヒリズムと解釈しているだけ。
396 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/09(火) 23:31:35
ニヒリズムは、あなたがいうような、表層的なものではないよ。
馬鹿どもがほざいてら ニヒルとは虚無だろう 虚飾の無を感じなければならないほど追い詰められた人間の悲しさだ 諦念とかの諦めは結局は悲しみ ただそれだけ
398 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 23:38:11
哲学自体がニヒリズムを克服する事で終焉すると思うよ 完全にニヒリズムを定義できた時形而上学は不要になるよ
399 :
388 :2005/08/09(火) 23:38:53
ん〜私は390さんの意見に割と近いですね。 私も全くセンガクの身でございますが… 形而上学というのは、例えばロゴス + プラトンなら「イデア」 というようなことを言いたかったんですよ。 型としては完成してるけど、それが、プラス形而上のものに拠る、という。 だから地上では完成しないという。 そういう「〜ため」の構造がニヒリズムだということです。 西洋哲学の歴史はほぼ例外なくそうじゃないですか? そして帰結としての「近代」もそうでしょう ちょっと大雑把ですが、合理主義 + ヒューマニズムみたいな だからプラトン以来の形而上学はそのままニヒリズムに直結している、ということ を言いたかったわけです。 合理的に突き詰めて、この世のものならぬ形而上のものに到達しようとしている 〜のため、という構造になっている だから、「単に」とか「無償に」とはいかない 〜のため、がニヒリズムの状態といっていいんじゃないですか。 で、近代は世界を制覇したので、西洋以外の国でも、その影響を末流的に受けているのではないでしょうか。 かなり大雑把ですが、大体そんな感じだと思うんですけどね 人生論も悪くは無いけど、果たしてニヒリズムという語が必要なのだろうかと疑問に思ったので。
400 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/09(火) 23:40:29
ニヒリズムは、生理、快/不快、意味/無意味、知へのエロス/パトス/諦念、等々、 脳髄の奥底にまで達するほどに侵食してくるものだよ。 それは、私だけの固有なものではない一般的なものであると思うから、 このスレへの書込みを続けている。 形而上のニヒリズムとは、よくも書かれた。 あなたは、ニヒリズムの諸相一般を、全く理解していない。 「アナーキズムに近い、破壊的な思想」は政治思想/イデオロギー、 そして、ニヒリズムは、好む好まざるを問わず、 思考するための基本姿勢=哲学。
401 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 23:43:26
>>400 お前らみたいな思考する凡夫を嘆くのがニヒリズムだよ
402 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 23:44:34
401よく言ったw
403 :
388 :2005/08/09(火) 23:50:58
なんつーか、かなり噛み合ってないようですが… 到達されない「〜ため」がニヒリズムで、そこからの態度としての一派型がアナーキズムなのでは? 〜ためは到達しない→価値には到達しない→価値など何も無い→全てを破壊 単に政治イデオロギーで片付く問題ではありません。 ちなみに、「ニヒリズムの諸相を理解していない」という言い回しが本当にこれまた「理解できない」んですが どうのようなことなのでしょう?
404 :
388 :2005/08/09(火) 23:55:30
一派型 じゃなくて 一派生型 ですのう
405 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 23:56:21
ニーチェがいった「ニヒリズム」と本来の「ニヒリズム」はちょっと違う用法。
>>403 がいう「ニヒリズム」はニーチェが否定的にいったそれに近い。
406 :
405 :2005/08/10(水) 00:00:14
それで、wisなんとかくんは、本来の「ニヒリズム」の用法の中に 特殊なケースを見出だして、それに対して畏敬の念を感じているように思った。
407 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 00:00:18
>>399 <それが、プラス形而上のものに拠る、という。
だから地上では完成しないという。
そういう「〜ため」の構造がニヒリズムだということです。>
あなたがいわんとしているのは、イデア一般のこと。
神であり、イデアであり、到達不能のものであり、
且つ否応なく認識の営為がそれに向かおうとする対象一般。
私がいうニヒリズムは、そういう絶対的なものは、無い、というところから、
思考一般を始めること。
破壊は、対象の反価値を認めるから成り立つ。
アナーキズムは、人間が人間を統治するシステム等は構築できない、
存在しない、という既存価値の否定の認識に基づく。
いずれも、既存価値の否定だから、
むしろ、あなたのいう「〜のため」の反語/否定であることから、否定の対象から自由ではない。
一方、ニヒリズムは、価値/反価値/既存の出来合いの価値一般、イデア等が、
すべて、否定/破壊等の対象から漏れ落ちていき、視界/思考の外に逃れていく。
無関係の領域まで。
形而上、形而下の両面でね。
408 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 00:05:24
現実に対する虚無からイデア的なものが生まれたとし、それをニーチェはニヒリズムと言った。 wisteria-氏が言っているのは、いわば世界に対する虚無じゃない?
409 :
388 :2005/08/10(水) 00:11:58
イデア一般がニヒリズム? 私は全くその通りだと思っています。 そしてそれは到達できないからこそ必然的にニヒリズムに至るわけで… その状態からアクティブにいくかネガティブにいくかどっちにしろニヒリズムからの派生で その範疇になります。 最初っからの全き無というのは、人間知性においてありえないでしょう。 それはニヒリズムとは呼べない ま、例えばアルツハイマーとか、バタイユの言う「非知」の状態がそれに近いかもしれませんが、 ニヒリズムとはちょっと別の話でしょう。 だから、無いと自分では思っているかもしれないけど、どこか前段階、失った場面があるのですよ、あなたにもね でないと、無いということすらわからない。虚しくもない、最初から無いなら
410 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 00:16:42
理性では認識できないが、悟性がいやおうなく、それを求めるもの(カント)、 キルケゴールが絶望に絶望する絶望の果てにジャンプしてしがみつこうとした神、 それらを、仮に、イデア一般と呼ぶとして、そういうものは最初から無いよ、 という地平から、ものごと一般を認識し、考えようとする営為がニヒリズム。 〜に対する絶望とか、〜のような価値は無い、というような、〜にとらわれているうちは、 ニヒリズムの第一期、二期くらいまでの段階。 では、第三期、四期までいけば、どうなるか? 前記の、〜のため、とか、〜に対する否定、等ということに、無関心になる。 それは、虚無ではない。 not belong to anythingという境地であり、 there is nothingという虚無ではない。 そういう意味合いで、諸相と書いた。
411 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 00:23:28
あれ?意味なくねぇ? ↓ 生きてる意味ってないよな…何も意味ねぇ…辛い ↓ 意味ないかもしんないけどなんか生きてる ↓ 生きてるうちに辛さなんて忘れちまったよ
412 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 00:23:56
>388 <最初っからの全き無というのは、人間知性においてありえないでしょう。> 当然です。 その契機は、全く固有のもの。また、プライベートな領域。 しかし、そこから、どのような相を経ていくか、は、ある程度は、 パターン化が可能ではないかな、 というのが、私がニヒリズムを語るときの地平。
413 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 00:26:20
>>411 もうちょっとは(かなあ)、アグレッシブなものですよ。
414 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 00:26:21
政治的理想を考えた、しかし政治的権力がない、 だから実現できない、よって政治的権力を破壊する。 という弱者独特の思考があるのでしょう。 どの段階からがニヒリズムかはともかく、 最後の段階はまちがいなくニヒリズムでしょう。
415 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 00:29:02
そりゃニヒリズムってかルサンチマンだ
416 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 00:30:28
417 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 00:31:18
>414 かなり、離れてしまいますね。 政治は、最後の最後まで、手段であり、 それこそ、〜のための目的、等にはなりえませんよ。
418 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 00:43:32
ニヒリズムをネガティブなものととらえると、把握しそこねる。 ニヒリズムの地平にしか、アクティブなものはないよ、という相が、 このスレの、スレタイなのじゃないのかなあ。 克服、というと、全く違うけど。
419 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 00:54:09
>>418 ニヒリズムにいい意味はないよ。悪にあこがれる心理はわかるけど、
(それでタバコ吸ったりするヤシがいるよね)悪そのものは悪。
420 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 01:07:40
>419 それは、まだ既存の価値感から自由ではないよ。 タバコ吸うことが、悪か、ユックリズムシューサイドか、 そんなことどうでもいいこと。 憧れ等とも違うよ。 それと、「いい意味」なんていう価値の尺度も、 自分で構築した定義づけが無い限り、 既成の価値感から全く自由ではないよ。 つまりさ、ニヒリズムって、そんなに白眼視されるような、 あるいは色眼鏡で見られるような特殊なものではないよ。 ある人間にとっては、日常生活を普通に生きていく基本姿勢だからして。 失望したのは、テチュガクのスレで、 ニヒリズムに対し、こんなにもネガティブな見解しか聞けなかったこと。 どんな基本姿勢で、ニーチェやら、カントやら、キルケゴールやら、 カミュやら、サルトルやら、マルクスやら、レーニンやら、 を読んでいるのかなあって、逆に怖くなっちゃったよ。
421 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:11:32
>>420 人間には善を選ぶ自由があるだけだよ。
悪を選べば悪い結果になるし、それを避ける自由はない。
人間の財産である政治的構築物を破壊するニヒリズムは
それ自体で悪。哲学者は政治家の教師なんだから真剣であり
ひねくれたことは言わない。
422 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:12:02
>>419 決して善だとはいわない。しかし、悪とも違う。ニヒリズムはおそらく基調であって、全くニヒリストでない人間は愚者だと思う。
まずニヒリズムに至る。それは真の己への生まれ変わりだ。赤ん坊は弱いものであって、生まれたばかりのニヒリストもまた実に弱い。
いつまでも精神的に大人になれない人間が存在するように、ニヒリストの中にもいつまでも弱いままである人間もいる。
それに対して大人のニヒリストは強いものだが、しかし、まだそれについては漏れの中で整理がついていない。
423 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:15:05
ニヒリズムを何か良いものと思いたがるのは、 他人の悪口を言うのを下品とする日本のマナーに由来する考えだと 思われるよ。他人をニヒリストというときにはそれは攻撃、非難 なのであって。
424 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 01:16:43
>>421 あなたのいう善悪が、文部科学省推薦のテキストからのものや、
パパやママに教えられた、いい子のためのお坊ちゃま道徳ではないことを祈るだけです。
425 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:19:00
388〜はどこに行ったのかね つまんなくなったな
426 :
422 :2005/08/10(水) 01:19:06
現在の社会において子供のニヒリストが悪とされるのは認める。彼は「一つのパンも焼きはしない」から。 しかし、真に目覚めた社会においては、現在の社会において不完全な人間である子供が容認されているように、 子供のニヒリストもまた容認されるべきものであると思う。もちろん、現在の社会においていつまでも大人になれない人間が白眼視されるように、 ニヒリズムの社会においてもいつまでも大人のニヒリストになれないニヒリストは白眼視されるべきだとは思う。
427 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:26:51
↑ 意味不明
428 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 01:28:18
>427
それを言ったら、
>>423 なんて、どうなるのさ。
429 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:30:04
>あなたのいう善悪が、文部科学省推薦のテキストからのものや、 >パパやママに教えられた、いい子のためのお坊ちゃま道徳ではないことを祈るだけです そういう国家権力や学校の中での権力や家庭の中での権力に対する 無力感が怨念(ルサンチマン)を生んでそれが善悪を逆転させた 道徳的な破壊すなわちニヒリズムを生むというのがニーチェの主張であって・・・
430 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:31:16
>>426 子どものニヒリスト=wisteria-1のいう全否定期(陥没期ってのがよく分からんけど)のニヒリスト
大人のニヒリスト=wisteria-1のいう完成期のニヒリスト
ってことかな?
ついでに青年期のニヒリスト=試行錯誤期、みたいな。
431 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 01:31:43
>429 ニーチェは、好き嫌いは別にして、そんなにチャチな哲学者じゃないよ。
432 :
422 :2005/08/10(水) 01:33:40
>>427 抽象的で悪い。どこがわからなかったかいってくれ。
>>430 いってみればそうなるかもしれないね。
>>429 そもそもここはニーチェスレではない上に、
ニーチェの思想を鵜呑みにしているのはどうかと思う。
434 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:37:05
そんな、未成年の喫煙者と青年の喫煙者を分けて、後者はいいというような議論をしても・・・ タバコは体に悪い。これが真理では?
435 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:38:03
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCcよ。
おまいの考えているニヒリズムの概念、ちょっと気に入った。
しかし、よくわからない。君は説明が足りない。めんどうなのはわかるけどw
説明が足りないっていうのは、例えば
>>431 の書き込みからも明らかだよね。
もっと説明増やして欲しいんだけど、だめかな。
436 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:39:17
>>434 タバコはどう悪いのか。
体に悪い。それは認めよう。
しかし、だからといって何故悪なのか?
例えばタバコは俺には快楽をくれるけれど。
437 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:40:56
ニヒリストは生体に巣食うテロリスト。テロが快感だというのは認めるけど。
439 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 01:50:46
>>430 1つの試みとしてね、
創成期/陥没期、全否定期、試行錯誤期、完成期(成れの果て期)の4象限を、
左からくるりと回るサイクルかな。
年齢ではなく、ニヒリズムのライフサイクルとしてね。
陥没期というのは、誰かが書いてたけど、何だこれ?っていう、エポケー状態の時期。
ま、幼年時代かな。
それから、全否定(自分か外界一般かのどちらか、または両方の)の少年期。
次に、ロジック付けの試行錯誤期である青年期。
そして、完成期(成れの果て期)としての成年期。
気をつけるべきは、幼年、少年期の段階で、自死や周囲に対する破壊等の行動に奔ること。
青年期も、結構、危ない。
カントの「純理」読んで自死していった人間は少なくない。
これ、まともに対峙すると、かなり危ない書物だよ。
中途半端に読み流す方が身のためかも。
完成期(成れの果て期)に至れば、もう枯れてるからね。
ほとんど何も怖くなくなる。
もう一度、書いとくけど、年齢とは、全然、関係ないよ。
十代で完成期に至ってしまった、早熟/可愛い気の無い、美形の学生もいたよ。
(誰のことでしょ?)
440 :
430 :2005/08/10(水) 01:54:53
>>439 年齢と関係ないのはわかるよ。比喩だよ。
ところで、あなた自身はいまどの段階にあると思う?(愚問かな)
441 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 01:57:39
>440 (誰のことでしょ?)
442 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:59:46
(そのカッコは純一かよ…)
443 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 02:00:33
靴下は履いているよ。
444 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 02:03:03
じゃね。
ニヒリズムの段階を人間の年齢に例えるのは面白いね。 その例えからするとニヒリズムに全くかすりもしないやつっていうのは 言ってみればこの世に生まれもしなかったやつのことだ。 現実にも生まれてこないことが1番幸せなことだと考えるやつがいるよな。
446 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 02:10:52
>>445 「生まれてこないのが1番幸せ」というのは、ニーチェ派の人間からしたらニヒリズムなんだけどなw
447 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 02:12:29
ニーチェがフロイトを予言していたというのは、そーゆー 近代的かつ自意識過剰な人物像を描き出していたからとも言われるな。
カミュはニヒリストだった。シーシュポスの神話読めば明らかだけど。 しかし、彼はノーベル賞作家でもあるし、 「出会った人が思わず手を握りたくなる」ような人間だったらしい。 さて、それでもなおニヒリズムは一面的に悪といえるかかな。
449 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 07:01:23
450 :
388 :2005/08/11(木) 22:35:22
(演歌番組風に) さ、はりきって行きましょう、パウル・ツェラーンさんで、「誰でもないもの薔薇」 誰でもないものが ぼくらをふたたび土と粘土からこねあげる 誰でもないものが ぼくらの塵にまじないをかける 誰でもないものが。 たたえられてあれ、誰でもないものよ。 あなたのために ぼくらは花咲こうとねがう あなたに むけて。 ひとつの無で ぼくらはあった、ぼくらはある、ぼくらは あり続けるだろう、花咲きながら─ 無の、誰でもないものの 薔薇。 魂のあかるみを帯びた 花柱、 天の荒漠さを帯びた花粉、 棘のうえで、 おおそのうえでぼくらが歌った真紅のことばのために赤い 花冠 ん〜いいですねえ、ニヒルですねえ
451 :
388 :2005/08/11(木) 22:38:40
おっと、大事なところを間違えてしまった…「誰でもないもの『の』ばら」だな
つうか、パウル・ツェランも死因は自殺じゃなかったか
453 :
考える名無しさん :2005/08/11(木) 23:22:24
1970年 セーヌ川で入水自殺されたようです
454 :
考える名無しさん :2005/08/12(金) 23:36:08
ドストエフキーみたいのは、ニヒリズムなのか? >450 いい詩だと思ったが、ツェラーン?って誰
455 :
考える名無しさん :2005/08/12(金) 23:39:10
ユダ公だよ
ニヒリズムとは価値の相対主義のことである。
457 :
388 :2005/08/13(土) 00:35:51
相対主義を生む土壌の生成の構造がニヒリズム よって相対主義はニヒリズムの一展開にすぎない
458 :
考える名無しさん :2005/08/13(土) 02:07:15
おまいら、西部邁大先生の「虚無の構造」でも読めよ
459 :
考える名無しさん :2005/08/13(土) 18:13:13
↑ 「ニヒリズムを超えて」(ハルキ文庫)もあるよね
ニヒリストでここ見るやついるのか?
461 :
考える名無しさん :2005/08/14(日) 22:21:00
いるだろ?ニヒリストは合理主義者とは違う。 気まぐれでみてみたり意見してみたりもするのだ ただ心が虚無なだけ
462 :
考える名無しさん :2005/08/14(日) 23:42:11
ニヒリズムって障害かも
463 :
考える名無しさん :2005/08/14(日) 23:58:25
ハルキ文庫?ぷぷ
464 :
考える名無しさん :2005/08/15(月) 00:06:20
ニヒリズムを永遠に遠ざけるコツ。 「ニヒリズムに酔うな。酔っている間は分別がつかなくなるものだよ。」
そうかいね〜
466 :
考える名無しさん :2005/08/15(月) 00:17:34
オナニーだけは好きなんですが僕はニヒリストですか?
マルキストだ!
468 :
考える名無しさん :2005/08/15(月) 01:16:21
あなたは、分別があってもおかしくない年頃になりました・・・。 英作文の例文を思い出したよ!
もうすべてどーでもいい・・・
トカトントン♪
え、太宰?
473 :
考える名無しさん :2005/08/19(金) 00:39:19
475 :
考える名無しさん :2005/08/21(日) 17:06:12
梅原の場合はどうだか知らんけど 結婚すると、ぬるま湯につかるような、 暖かい布団にくるまれてるような気分になるからね。 全てどーでもいいっていう考えすらどーでもいいって感じで ものを考える気がなくなるね。 どうせどーでもいいんだから、ニヒリズムが苦しいようなタイプは 早いとこ結婚して、ぬくぬくと、無為な人生を送ったほうがいいと思うよ
ニヒリスト=無心論者
477 :
考える名無しさん :2005/08/21(日) 18:54:40
もうね 意味を求めるにはまず目的なんだよ 目的があればこそ意味無意味が生まれる 目的がないならば営みすべてが無意味これ当たり前 人の目的は繁殖なんだよ 老後の生活は無意味余生というくらいだから無意味でいい まず自分が生命体であり有性繁殖するタイプでその中でも哺乳類に分類されることをわきまえ 生命とは何か有性繁殖とは何か哺乳類とはないか知ることだ そうすればニヒリズムの呪縛から逃れることが出来る
478 :
考える名無しさん :2005/08/21(日) 19:04:03
479 :
考える名無しさん :2005/08/21(日) 19:48:23
480 :
考える名無しさん :2005/08/21(日) 22:21:50
ニヒリズムとニヒリズムに感染することから引き起こされる苦悩を 一緒にしないことだね。この苦悩、煩悶は精神が次のステップに 上がるための弁証法的過程なのであって、ひたすら苦しみを苦しむ ことによってのみ、新しい地平を見出すことができるようになって いる。途中で棄権したり、引き返したり、座り込んだりしなければ いわば世界一の幸せ者になることが約束されていると言っていい。
>>480 まだまだ絶望が足らんな。階梯を上がる上なんてないっていう境地こそが
ニヒルなんだよん
482 :
考える名無しさん :2005/08/23(火) 15:11:16
>>480 何その奇麗事は??
まず根拠がないよね
あなた自分の言ってることによってるだけだよ
じゃぁ何か?俺たちは途中段階?途中で座り込んでる?
馬鹿の持論展開も程ほどにしとけ
483 :
考える名無しさん :2005/08/23(火) 15:12:13
484 :
考える名無しさん :2005/08/24(水) 21:57:00
認識が足らない輩になるくらいだったらニヒルで結構。 おれの生になんの意味もなし。 ただ死なないだけよ。
485 :
考える名無しさん :2005/08/24(水) 23:05:52
ニヒリズム万歳!
↑お前がここで発言してるのは、その「認識が足らない」輩に 自説を聞いて欲しいからなんだよ。自分の価値観で他者を支配したいわけね。 で、それが叶わないからイラついてるわけ。 ノー天気な人を自分と同じ不幸に引きずり込みたいんだろ? なあtetsu君
487 :
考える名無しさん :2005/08/24(水) 23:34:28
age
488 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 10:42:20
旧約聖書の「コへレトの言葉」がニヒリズムを如実に表わしている。
489 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 11:10:04
>>486 486じゃないが違うだろ?
同士で馴れ合ってるんだろ?
そもそもここにニヒリスト以外が来るべきでないしね
一般人が認識が足りてないのは確かな事だよ
490 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 11:46:03
観念論的実在論を否定してニヒリズムになっても、 それはそれでよいのではないかな。 観念を食べることができる訳じゃないし。
491 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 20:27:41
>>484 どうして君の生に意味がないのに
意味があるかもしれない他の有機物(の生命)を糧に生きつづているの?
君の価値感覚では
意味の無いもの>意味のあるかもしれないもの
なのかね?
であるとすれば君の生に意味のないことは君を維持する場合都合がいい事といえる
俺の予想が正しいとすれば君はニヒリズムから抜け出すべきではないな ずっとそうしていたら良いよ
ニヒリズムは、ルサンチマンが世界を観念的に支配する安易な手段だからね。 そのためには普通に生きてる(彼らの用語で「認識が足らない」) 人間の価値観を必死こいて否定しなければならない。 原理的に、他人の幸福が許せないのだね
493 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 21:16:31
いやいや、だって認識できる人間であれば表面ではどう振舞おうとも 根本にはニヒリズムがあるもの。
494 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 21:22:05
この世の人間はニヒリストか、そうでないかだ。 ニヒリストにケチつけたりするやつはまず、 ニヒリズムを否定する説明をしてくれ。 この世に意味はあるか?どうだ? 「意味はある」という有効な反論が出来ないのであれば それまではおまいらもニヒリストだ。
495 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 21:24:03
できるわけないけどね。
みなさん、言い訳ばかりですね。 本気で生きることができないんですか?
497 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 21:31:25
考え続ければ考え続ける程、ニヒリズムに近づく傾向はあるな。 しかし哲学者は考え続ける事を好む傾向があるのでしかたがない。
498 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 21:32:42
>>494 本当に人生を楽しんでる人間は、意味なんて考えないよ。
ウィトゲンシュタインは意味は理解してから実践するものではなく
実践してから理解されるものだと表現したけどね。
仏教でも言うでしょ、主客一致って。
本当に難しいのは、そもそも意味に意味がないと悟ること。
そしてそれは人生の救済と何の関係もない。
深い思索もしないニヒリストはそこが分かってない。
私風に言うと「認識が足らない」(笑)
500 :
388 :2005/08/25(木) 21:38:35
>499 サンセーです あと、ニヒリズムって要は現象だと思う
501 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 22:28:41
要は自我が通常レベルを超えて発達し過ぎたために、生き物としての本能 から外れてしまっている状態。選ばれし者のみに許された病的精神状態だと 思う。昔なら寺の門を叩いたものだろうがな。 ま、思弁で解決はできんわな。
502 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 00:17:47
>>499 自分は年がら年中楽しいというわけではありませんが、
他人より自分を不幸だと感じたこともないし、
むしろ幸福である部類だと感じています。
楽しい真っ只中のうちは感覚に頼り、無反省な常識的見解に留まりますが、
ふと…例えば入浴中などに…冷静になって、そうした姿勢に反省(哲学的姿勢)を加えます。
すると、そのときはニヒリズムを強く感じますが、
また印象的な出来事があると感覚の世界へ引き戻されます。この繰り返しです。
人生のうちの一瞬一瞬が全て印象的で、無反省のままいる人間はおそらくいないでしょうし、
反省的になったときに意味を問うてみたり、ニヒリズムに陥るのは、
反省が深い人間であれば自然なことではないでしょうか?
503 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 03:37:47
つまり、ニヒリズムに陥る場合、 何らかの影響で生きる喜びが阻害されている。 それは全く方向性が間違っている場合と、 喜びが阻害される方向にしか喜びが見いだせない場合だね。
>>503 どうしても不幸と結び付けたいようだねー。
まあ、それがきっかけになることもままあるだろうけど、
それが全部ではないと思うよ。
俺は彼女(文学部)と付き合い始めたとき(つまりノリノリのとき)に
希望通り就職も決まったし本でも読んでみるかーって思って、
哲学書に手を出してみたわけだが、そうして哲学的思考に慣れるうちに、
ニヒリズムに陥ったよ。陥ったというより、到達した、と自分では思っている。
感覚的には幸せだ。きっと理性的に考えても人より幾分かは幸せだろう。
でも、根本的には意味はないと思っている。
けどまあ、人生は楽しい。そんなニヒリスト。
505 :
504 :2005/08/26(金) 04:27:15
ニヒリストを不幸に結び付けたいお方は カミュの『異邦人』のムルソーについてどう考えるか知りたい。 彼は幸福ではないのかな?常識的に考えれば不幸だろうけど、 哲学的に考えてみて、どうだろう。 ちなみにムルソーは学業を放棄しなくてはならなくなったときに ニヒリズムを悟ったと書いてあったけどね。まあ、 学業を放棄しなきゃいけないって言うのは常識的視点から見れば不幸だわな。 それとも生きる喜びの阻害とやらは他人からの視点なのかな?
506 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 06:37:39
今まで価値あるものとしていたものが、ある時すべて崩れてしまった。 一切は無意味。街を歩いて人々の笑顔を見ては「こいつらみな狂って る」って思ったな。自分がどんな状況に置かれているかまったく認識 していないと。
それって一般性という訳ではありませんよね?
価値とか意味の前に、存在を信じれるのかってことだと思うよ。 物質って行き詰めていけば、その根本に何があるのか、なぜ存在してるのか 分からないけど、俺らはその物質でできてるわけだし、自然界はそういう存在でできている。 論理的思考の先に虚無っていうかゲーデル的なニヒリズムがあるけど。 世界は論理で覆いつくせないけど、人間ってそれだけじゃないでしょ。 触ったり、感じたり、喜怒哀楽があったりそういうものの中に本当の真理が ニヒリズムから抜け出す方法があると思うのよ。 存在を感じて初めてどっちも存在できる。 感じることが世界の真理なんだと思うよ。あたり前のことなんだけど、 論理脳が肥大しすぎて、わからなくなってしまった。そんな感じもするけど。 心と体のバランスがとれていればニヒリズムになんか陥らないのかもね。
509 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 11:43:00
>>505 プッ 架空の人物について語ってるよ
だったら俺はシュワちゃんの映画を持ち出して
彼のアクション映画にニヒリズムは存在しないと断言します。
これこそ超人思想
510 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 11:45:05
>>509 ラスト・アクション・ヒーローはニヒリズム満開だとおもわれるが?
511 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 12:11:46
屠殺場の壁がガラス張りだったら、人々はみな、ベジタリアンになるでしょう。 ポール・マッカートニー 「仏教」「地獄絵図」ってキーワードで検索してみてください。 というよりしてほしいと思う。 ひよこはオスだとわかると数十匹袋に入れられて圧迫されて叩き殺される。 食肉される牛は最後涙を流すこともあるらしいです。 片脚を鉄のチェーンで縛られ逆さまに吊るされ、宙に浮く。悲鳴を上げる。 牛は自らの重い体重を支えられず、 吊るされた脚は脱臼し骨がバキとへし折れる音が解体場に鳴り響き、 牛の頭は人間が持ってきた解体する大きなまな板のよな台に首が乗って目は充血し、 パニックになり鳴きつずける。 人間はノコギリのような刃物で首に切れ目を入れ、 その瞬間に動脈が切れ大量の血が滴る。。 ・・・生きてる鶏を吊るして羽をむしりとり首を切って、 中には動脈でつながり意識ある鶏を熱湯に放り投げフタをする。 俺このサイトみてから改心した。 「牛の作文1、2」ってコーナー見て人間は戦争をやめろだとか平和を願ってるけど、 家畜の動物たちに待ってるのは地獄。安楽死させてると思ってた。 もしくはガスの中で意識薄れていく中で死んでいってると思った。 だけど、現実はそうじゃなかった。涙というよりショックで肉食べれなくなった。。 人一人がベジタリアンになると80の命が救われるらしいです。 俺は宗教あんま信じてるほうじゃないけど そんなんじゃなくて普通にベジタリアンになろうと思った。俺が食べないことで 少しでも殺される数が減っていることになるならいいやなんて思った。。 グロテスクな映像は見なくていい。命ってなんなのか。文章だけでも読んでほしい。 ここを覗いた人が何かしら家畜たちに対して感じてほしい。 国道16号線を走っていた時、 赤信号で止まって前のトラックの隙間から見えた牛と目が合った。 大きな瞳がすごく潤んで見えた。。 それから16年間肉は食べていませんって書き込みに泣いてしまった。
512 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 12:13:09
513 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 12:19:09
>>510 あれはパロディ。本来のシュワちゃん=超人じゃなくなったからだよ。
514 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 12:27:47
>>513 シュワちゃんは結局、超人じゃなかったか、
「本来あるべき人の姿」=超人、という思想のどちらかだろ?
しかし原始時代には人間が全員、シュワちゃんのようだったとは思えん。
515 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 12:31:48
まあね。銃で撃たれても死なない、女は必ずゲット、どんな悪者よりも強い という超人的な能力があってこそ成り立つ人間像だからね。 現実はそうはいかん
結局、超人を現出させるにはどうするか? マッチョ版人類補完計画をやるしかない。 つまり、死なない肉体、現実を動かせる能力、 痛みを忘れる強さを、遺伝子操作で付与する。 もしくは超人ではなく、欲望をゼロに近づけた仏教的人間を作る。
517 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 12:44:20
>もしくは超人ではなく、欲望をゼロに近づけた仏教的人間を作る。 これはイヤだな。なんか人工奴隷人間みたいじゃん。
518 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 13:09:20
初めから感覚全てがない人間がいたら何を考えるのだろうか。
519 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 14:51:22
>感覚全てがない人間 死人に口なし。テヘ
520 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 14:57:27
521 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 15:06:10
現代のニヒリズムのリトマス試験紙は自分の仕事や人生に心から誇りを持てるかどうかだと思う。 大ザッパでスマソ
522 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 15:10:31
現代のニヒリズムのリトマス試験紙は自分の仕事や人生に心から勝ったと 思えたときだろ。勝者にニヒは不要だ。歯医者にこそまさに救いの意味で ニヒが必要だね
523 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 15:25:05
カミュはやはり不幸だと思う。 シジフォスの神話で自殺について述べていたが、 本人はあくまで「理性的な自殺は可能か」をテーマにしていることを口にするのだが、 明らかに、無意味にたえられない、という感情を持っていて それから脱却するために自殺を考えてるいる、という風だった。 (もし完全に理性的に存在の無意味を捉えるなら、別に老衰で死ぬのも自殺で死ぬのも等価) たとえば、カミュは自然豊かな景色を見て、"存在は世界から絶対的に疎外されてる"と感じるわけだが、 これは彼が論理的であるからではなくて、単にそういう退廃的な方向に 思考を進ませてるからでは、とも思える。考え方が西洋人っぽいというか。 (自然を眺めて雄大な気持ちになる人間は無知ゆえにそういう気持ちになるのか? と考えてみれば、そういうわけではない。)
524 :
考える名無しさん :2005/08/26(金) 22:50:38
例えばこの世に意味はあるか?という質問があるとすれば 自己が生きることを肯定するならばその価値を実現させるため(或いは持続させるため)不可欠な要素 つまり意味があるといえる 自己が生きることを否定するならばこの世には(その人にとって)意味がないといえる 自己が生きることに意味があるのか?という質問があるとすれば 人間がこの世に在ることを肯定するならばその価値を実現させるため(或いは持続させるため)の要素 つまり意味があるといえる 人間がこの世に在ることを否定するならば自己には意味がないといえる 人間がこの世に在ることに意味があるのか?という質問があるとすれば 人間は地球から発生したという特殊性はあるにせよ大きな目で見れば宇宙の構成要素 すべてを俯瞰的に見れるような超越的存在でもなければそれを判断することは出来ない ニヒリストは自分が超越的存在だと勘違いしているのでは?神にでもなったつもりか?目を覚ますのだ!!
525 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/26(金) 23:06:39
現代のニヒリズムのリトマス試験紙は、既成の秩序や価値感に、どれだけ洗脳されて「いないか」、である。
526 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 01:47:40
人間がこの世に在ることを肯定するならばその価値を実現させるため(或いは持続させるため)の要素 つまり意味があるといえるということの意味は?
527 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 02:44:42
ニヒリズムは否定も克服もなしで 共存していくものだと思うお
528 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 04:25:33
人生に意味を見出せないからニヒリストになるのではなく ニヒリストになったから人生に意味が見出せなくなる。
529 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 09:53:45
俺は哲学を考えた上でニヒリズムに到達した。 なってしまったわけではなく遅かれ早かれここに到達するはずだったと確信しているから 後悔はしていない。 この世の全てに意味がないことがわかった。 だが死にたくは無い。死ぬまでが嫌だから だから生きる そのために人生での目標を設定した。 富と名声と力をできる限り高める。 他には何も要らない。 といってもまだ高校生だからたまに馴れ合ったりもしてるけど
530 :
529 :2005/08/27(土) 09:54:51
みなさんがニヒリズムに到達した年齢っていくつですか?
531 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 10:45:32
>>526 人間は有性生殖する或いはそれとは関係なく他の人間の生存を助ける(社会を営む)ことも可能
なので
532 :
名無しさん :2005/08/27(土) 11:49:45
もう自分は変わることはないって思うようになっても、 それはある日突然「肉体的に」訪れるのです。 全ての確率が1になり、神と一体化するのです。
533 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 12:31:58
ここを読んでると自我にもエントロピー増大があるみたいに思える。
>>529 目標を立てるときは、その目標が自分自身にとってよいから立てる。
この世のすべてに意味がないと分かったといいながら、君は
富と名声と力の価値を信じている。
意味があろうとなかろうと、世界は存在し、我々は生きて死ぬ。
私は自分のことをニヒリストなんて思わないが、他のスレでニヒリストだと言われたことがある。
世界には意味がないと分かったという生き方に、意味はあるのかなんて考えてしまうので、
ニヒリストになれるはずがないのだが。
535 :
529 :2005/08/27(土) 19:33:45
>>534 価値というか完璧主義でもあるんでね
あと生きてる限り平凡なのも嫌なんだよね
普通に考えて人生において重要なことだろ?
ただ高めてもなにも何も意味も無いことは知ってるよ。
価値はない。ただ生きるうえで何も目標が無かったらだらだらと
暮らしてくだけだろ?別にそれでもいいけどさっきもいったように
平凡なの嫌なんでね。
一般にセレブだとかいわれるような暮らしをしたとしても意味無い事はわかってるが
充実感はえられるだろ?満足は一生できないけどね。
お前は何をしても何も思わないの?違うでしょ?
ニヒリズムを誤解してるかなにかごちゃごちゃになってるよ
536 :
529 :2005/08/27(土) 19:35:03
>充実感はえられるだろ? ある程度のっていれたほうがわかりやすいかな
537 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 20:02:26
ははは、なんだか未成年のアルカージイみたいなやつだな。 ニヒリストというには我が強過ぎるが まあ若いんだし、そんな感じでもいいんじゃねーの?
538 :
529 :2005/08/27(土) 20:31:54
馬鹿?俺は虚無主義者だよ?でも野心を持つ事にしただけ。 何が若いだ?上から物をいいやふがって おまえは何をしても良く感じられないのか?そりゃニヒリストとちがうだろうが。
539 :
529 :2005/08/27(土) 20:42:53
>生きてる限り平凡なの嫌 これは感覚だからさ。ニヒリストであるかどうかと関係ないでしょ
540 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 21:27:36
>>529 そんなに人を馬鹿呼ばわりするんじゃないよ。
これからわかってくるかと思うけど、そういうことは思っても言わないの。
どんな人かわからない人に向かって、お前というのも。
530ではかわいいこと言ってるじゃん。
535で高めても何も意味はないといっていますが、
意味のないものを高めることはできません。
高めるという言葉にすでに良いという意味が含まれています。
あなたは高めることに意味を見出しています。
それがあなたの意味なんだ。 ガンバレ!
541 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 21:30:50
ニヒリスト=人生の目標が見つけられない雑魚≒ニート、引きこもり
542 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 21:33:27
>>541 いつも自分より下を見て安心している最低人間。
回線切って逝け。
543 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 21:36:09
ニヒリスト=人生の目標が見つけられない雑魚≒ニート、引きこもり
543=541なら生きてる意味ないな。 粘着キモすぎ。ニヒリストどころじゃないw
545 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 22:12:43
ニヒリスト=人生の目標が見つけられないウンコ≒ニート、引きこもり
「生産的活動」って言葉が理解できない俺はやはりニヒリストなのか
547 :
考える名無しさん :2005/08/27(土) 22:14:28
>>546 そうだな。ウンコだ。wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
548 :
529 :2005/08/28(日) 13:36:25
>>540 現実では馬鹿なんていうわけないでしょ
てか高校生って名乗らなければ良かったね・・
いや確かに良いことだけど別にどんな人生送っても意味ないよ
富と名声と力なんて実感できることだろ?
549 :
考える名無しさん :2005/08/28(日) 21:23:56
いや、僕が高校生のときは女とセックスすることばっかり考えてたし、 馬鹿げた偏見に囚われ過ぎていた。それに比べれば君はすごいと思う。 理性で理解出来る意味は無いが、感覚出来る意味ならある。
550 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 00:29:35
だから、ニヒリズムを克服するにはニヒリズムに酔わないことだよ。 そして、ニヒリズムを積極的に憎むことだよ。
551 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 04:16:14
ニヒリストの現実的態度を否定するより、ニヒリズム自体を有効に否定してくれれば納得するんだがね。
552 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 07:45:17
フツウイズム=即自 ニヒリズム=対自 対自はさらに高い次元で 自己肯定と自己否定を 止揚できる可能性がある。 だから頑張りなさい
554 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 08:11:59
自分に適した哲学=物語が見つけられていない状態が ニヒルであり、それと向き合うこと自体に大して意味はない。 なのに、その物語喪失状態で漂うことを目的化してしまっている 倒錯した輩、それがニヒリストである。 このようなバカに、つける薬はない。
555 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 08:20:27
>>551 同意。表面的な当てこすりにはうんざりだ。
557 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 10:22:59
>>554 ー555
本物はそう簡単に手に入らないってこと。
古典文学の作者ですら、本物と偽物がいる。
社会的地位が高かっただそれだけで
どうでもいい内容と稚拙な文章力の小説で、
100年以上名前が残ってる人もいて、
それに気付いた後世の文筆家から嫌味やられてやんの。
558 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 20:36:07
>みなさんがニヒリズムに到達した年齢っていくつですか? この質問俺も気になる。俺は二十代後半
559 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 20:37:48
>558 ちょうど10歳。
20の夏
561 :
559 :2005/08/29(月) 20:39:57
それまで天然色だった外界が、急に無彩色の世界になった。 コペルニクス的転回だった。 ま、プライベートな、ある出来事があったんだけど。
562 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 20:44:26
ニヒリズムと独我論って関係ない?
563 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 20:47:13
564 :
563 :2005/08/29(月) 20:48:32
565 :
559 :2005/08/29(月) 20:51:46
>563 似てもいない。
566 :
考える名無しさん :2005/08/29(月) 22:19:30
567 :
559 :2005/08/29(月) 22:23:48
>566 断じて、マジ。 ネタを振っても意味無いでしょ。
それは親に見捨てられた14歳の夏だった…
ていうかさ、このスレでもまだニヒリズムの定義自体あいまいなままだし。 いつからっていわれてもねぇ…
570 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 09:54:58
571 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 10:18:45
喋りたがってるようだし、どうだろう、ここはひとつ
>>559 の昔話などを聞いてみようではないか。
572 :
559 :2005/08/30(火) 13:00:09
>>571 ニヒリズムの「陥穽」に陥る契機は、その人の数だけありますよ。
肉親の死、親族間の骨肉の争い、圧倒的天才を見てしまうことによる虚脱、
失恋、同性愛、既成の価値感についていけない、手段を問わない利益追求、等々。
それら個々のプライベートな要因ではなく、
そこから、どういう「ニヒリズム」の論理化をするかが、
このスレで語ることでしょう。
人は誰でも自分の力で現実が思い通りにならない時があって、 そのたびに欲求不満になって落ち込んで、しばらくすると回復するんだけど、 その思い通りにならなさが重なってある限界まで来ると、 ぷちっと糸が切れて回復の弾力が全くなくなってしまう。 これがニヒリズムではないかな
574 :
559 :2005/08/30(火) 13:12:36
>573 現象の一面としては、その通りでしょうね。 <回復の弾力が全くなくなってしまう>のは事実ですから。 そこから、どのように蘇生するか、ですね。 完全な蘇生などは無いと思いますが。 また、回復の弾力が全くなくなってしまったからこそ、出てくるパトスも有り、ですね。
575 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 14:11:00
俺はただ哲学を追求してニヒリズムになった 悟ったといってもいい 世界がから色が消えた
576 :
559 :2005/08/30(火) 14:16:45
>575 大方のニヒリストは、世界から色が消えた、という感性をもっていますね。 心的現象として、興味深いです。 私もそのひとりです。
577 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 14:34:07
色が消えるっていうのは目に見える色が消えてモノクロとかになるんじゃなくて 世界から生き生きとしたものが感じられなくなるってことだよな。
自分も哲学を追及していった最後にニヒリズムになった。 綿密に計画を立てて読書と再構築をしていったのだから、ある意味 計画して(望んで)ニヒリズムになったかのようだ。 「最後に」と言っても、それに気づいた瞬間はもうそれまでに想定していた道のようなものが なんの意味もなく役目も消えていたので、結局主観的に言えば ふとした瞬間にそれになった、と言うべきか。 それは最後に哲学通史を書いていたときにきて、 あれだけ無限にも思えた人間の思想史が、たったこれだけのものか、という思考からはじまった。 あれだけ天才に思えたキルケゴールもニーチェも、あれだけかっこよかったパスカルもヴィトも どうせもう死んでしまっていて、いまのこのざまだ。 人間の小ささ、非力さ、わずかな程度の運命、つまり、読みはじめの最初に無意識にもっていた願望が、 そこに本来あると思われたものの喪失を味わった。ひどく落ち込んだ。 だが2日ほど考えて、これは当たり前のことやん、と気づいた。自分はそもそも人間のアタマを特別視していたわけではない、 人間は神というよりはサルに近いだろう、と。 自分の今の状態は論理の中を明晰に見渡せる眼を持ったということであって、それならば 論理の中なんてなにも無いのだから、なにも見当たらないのは当たり前だ、と。 これで、この時点でのニヒリズムは簡単に克服できた。けれど、この後また自分(存在)が不幸であることに気づくことになる・・ 自分の中の哲学的問題を扱って論理だけを観察していても望んでいたものは無かったのなら、 じゃあ、少しは外部に目を向けてみよう、という風に思考は進んでいったのだけど、 そこには、そっちの方向には、人間性の果てしない愚かさの海しかなかったので・・・
579 :
559 :2005/08/30(火) 15:03:31
>577 夕暮れ時だった。そのせいかもしれないけど、 それまで見えていた見慣れた家屋、 樹木等のvividな色彩がどこかにいっていまい、 文字通り、平面的な無彩色の世界になってしまった。 まぶしい太陽や、金属等の反射光を見返す力も失せていた。 まさしく、それは、虚脱だった。
580 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 16:22:01
>>579 虚脱はいつまで続くのか?
ニヒリズムは回復不可能なのか?
581 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 16:44:05
ニヒリズムは終着駅
582 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 16:47:57
考え続けすぎるのは体に悪い。ニヒリズムは体が脳をリセットして、 体を守ろうとするという現象だとおもう。
583 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 17:19:20
んなわけあるかwwwwwww
584 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 17:56:40
自分に精神分析とかやってみようかな
585 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 18:38:34
587 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 18:56:31
589 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 19:38:41
当方はabcbaだった。
590 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 19:54:38
591 :
585 :2005/08/30(火) 21:27:10
俺も5
592 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 21:32:09
俺も5だ。
593 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 21:40:32
あー、そういう空気になってきましたので早めに言っときますが 「だから自分は特別で天才なのだ」などと思わないように。 私も含めてこの板の人々は搾取される側。搾取する側の一部が 天才の名を欲しいままにするのですから。 (まあそんなんは普段の私たちには関係ないですがね)
594 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 21:49:59
>>593 馬鹿?側?
頭悪いのはロムっててねwwwwwwwwwwwwwwww
>>590 俺も5だった
595 :
579 :2005/08/30(火) 21:55:47
>>580 >>439 :wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/08/10(水) 01:50:46
>>430 1つの試みとしてね、
創成期/陥没期、全否定期、試行錯誤期、完成期(成れの果て期)の4象限を、
左からくるりと回るサイクルかな。
年齢ではなく、ニヒリズムのライフサイクルとしてね。
陥没期というのは、誰かが書いてたけど、何だこれ?っていう、エポケー状態の時期。
ま、幼年時代かな。
それから、全否定(自分か外界一般かのどちらか、または両方の)の少年期。
次に、ロジック付けの試行錯誤期である青年期。
そして、完成期(成れの果て期)としての成年期。
気をつけるべきは、幼年、少年期の段階で、自死や周囲に対する破壊等の行動に奔ること。
青年期も、結構、危ない。
カントの「純理」読んで自死していった人間は少なくない。
これ、まともに対峙すると、かなり危ない書物だよ。
中途半端に読み流す方が身のためかも。
完成期(成れの果て期)に至れば、もう枯れてるからね。
ほとんど何も怖くなくなる。
即ち、ニヒリズムは回復可能か不能ではなく、その様態が変遷するもの。
596 :
593 :2005/08/30(火) 22:03:11
>>594 つ【女の子たちの星占い】
馬鹿なのはどっちか考えてみましょう、賢いニヒリストは性格診断などで
自己確認なぞせんの。
597 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 22:05:27
>賢いニヒリスト なんじゃそりゃ。内部要因で神経衰弱になった奇特な人。それがニヒリストだろ。
598 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 22:13:34
>>596 貴様は馬鹿か?賢い?ただ好奇心もっただけだよ。
それにしても側とか言ってる時点で相当痛いよあんた
馬鹿なのはくだらない感情論ならべてるあんただよ
>>597 馬鹿は死ねよ
せいぜい人生楽しんでろ
599 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 22:18:59
反論するならどこでなにを搾取されてんのか言ってみろよ。 安易にひとくくりにしているノータリンが 頭いいぶってんのが笑える
600 :
593 :2005/08/30(火) 22:35:08
型にはまることに安心感を得ることこそ、ノータリンと思っただけのこと。 じゃあ聞くが、きみらの言う賢さとは何か?きみらの言う理想的な素晴らしさとは何か? 搾取については、きみら書き込む際に、注意書き見てないの? 書き込みがどこの誰に引用されてもよいかというただし書きを。 引用する奴はなんだって引用するさ。きみの書き込みだろうがなんだろうが。 この板で名前の上がる存命中の哲学者の論文にだって 利用されるってこと。 彼等は印税を受取りわれわれはタダでネタを提供する、タダでね。 何を必死に煽り返してるかしらんが。
601 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 22:38:49
602 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 23:01:18
>>600 はははニヒリズムという型にはまっているというわけか?
この世に色々な方はあるがニヒリストはそれとはちがうのがわからにかなノータリンには
意味が無いことを悟ったからニヒリストと呼ばれるようになったわけで
ニヒリストという型にはまってニヒリストになっているわけでもないし安心もしてないしね
きみのいう賢さ?俺はニヒリズムな自分が賢いなどと言ってないよ
でも賢いというかこの世に意味はないって気付いたのは十分かしこいとおもえるがね
貴様は意味があるとでも思ってるわけ?
理想的なすばらしさなんてそんなのないよニヒリズムをなんもわかっちゃいないね
>書き込みがどこの誰に引用されてもよいかというただし書きを。
>引用する奴はなんだって引用するさ。きみの書き込みだろうがなんだろうが。
ワロスwwwwwwwwwwww釣りか??www
別に利用されるような書き込みなんてないだろうが
かきこ=搾取されるか?w馬鹿もほどほどにしとけwww
>この板で名前の上がる存命中の哲学者の論文にだって
>利用されるってこと
論文なんて見てませんが?
それに見て金払ったとしてそれは自分で見たいと決めて
金と見る権利を交換しただけの事だろ?
金払う=搾取されているか?浅はか杉・・・・おまえってほんと馬鹿だな
お前は一方的に搾取されてるみたいにいってるが
お金を得ているからお金を払えるんだろ?馬鹿が
煽る?馬鹿が持論を振り風してるのがきにくわないだけだ
何で貴様は搾取される側と搾取する側の二つに分けたいわけ?
されている理由もこじつけだしね
あーあ夏休みもあと一日か・・・
603 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 23:03:22
搾取するされるだけの相互関係があることくらい分かれノータリン
604 :
考える名無しさん :2005/08/30(火) 23:19:54
2chねらのほとんどはニヒリストだろうな
606 :
考える名無しさん :2005/08/31(水) 05:06:16
有名大学に合格した直後、 世界のあらゆることがらには意味がないように思えた。 人生の観点、死後の観点からすれば何事も理性的な意味は持たないだろうと思った。 そして何かに思い悩んだり、夢中になったり、怒りを覚えたりすることのすべてがくだらなく思えた。 周りの人間の行動すべてが奇妙だった。 でもすぐさま気づいた。 世界の(本質的には)くだらないことがらに対して、自分自身の行動や感情なりを特権化させていたんだ。 俺が怒ったり悲しんだりすることだって、他のすべてのことがらと同じように意味はないんだ。 人間は理性的な意味によって突き動かされるのではない。 もっと漠然とした感覚的なものだったはずだ。 自分に喚起された感情なりを含め、すべてのことを受け入れれば良いのだ。 周りの人間の行動は至極自然。 単にこのプロセスを経ているか経ていないかの違いなのだ。 じき、そう思うに至った。 あれ以来感情の起伏は停滞しているし、奇特に思われることも多々あるが、無意識を開放して静かに死を待とうと思う。
607 :
考える名無しさん :2005/08/31(水) 06:44:21
ニヒリズムは機能主義の行き過ぎによって起こる。 つまり「遊び」がない。
608 :
考える名無しさん :2005/08/31(水) 07:42:12
何度もいうけど ニヒリスト≠廃人だから。 廃人が自分の知識をいたずらに弄んで何もせずにダルダルしてるのと 仕事はきっちりやってのけてあとは無関心なニヒリストとは 根本が違うと思うが。 そもそも、このスレの人はニヒリズムを自分に都合よく 美化しすぎなんじゃなかろうか? 少なくともニヒリスト本人は自分のことをあんまりかっこいいと 思ってないよ。
609 :
考える名無しさん :2005/08/31(水) 12:20:31
このスレタイ自体、ニヒリズムとその克服、とある。 ニヒリズムを乗り越えなければならない壁のように、スレ主は感じている。 そう、感じさせるものがあるのだ。 意味がないことを悟ったニヒリスト、そしてその克服。 克服というからには、実は意味はある(自分が発見する)ということを自分で、 気付けということだろう。 世界には意味がないということは、あなたたち自身の単なる思いであろう。 哲学者はそこから考える。意味がない世界を生きるとはどういうことか。 意味がないということはどういうことか。考えたそこに意味はあるのか。 世界に意味はなくても、それを生きることに意味はあるのではないか。 ニヒリストであろうがなかろうが、生まれたら生きて死ぬだけって言うのは、 誰だって知ってるよ。
610 :
考える名無しさん :2005/08/31(水) 12:51:02
>克服というからには、実は意味はある(自分が発見する)ということを自分で、 >気付けということだろう。 このよに意味なんて存在しないよ? こじつけすぎというか実際は真のニヒリストは克服なんてできないね。 ニヒリストじゃない馬鹿はこのスレこないでくれない? ニヒリストだけだと話の流れがスムーズなんだよね
611 :
考える名無しさん :2005/08/31(水) 13:10:31
宇宙全体に意味があるとか、宇宙全体を司る神がいてそれが人間に関心があるとかいうのはナンセンスだ。 明らかにニヒリズムが根本にあって、それを克服するためにそういうフィクションが後付けされたとおもわれる。
612 :
考える名無しさん :2005/08/31(水) 17:34:04
生まれたら生きて死ぬ「だけ」、と言ってるが、それが全然「だけ」で済む話じゃないということ。 一見単純な事実を述べてるにすぎないかのようで、そこには意味への信仰が隠されている。 「そんなことに信仰があるだって? だって生きないわけにいかないじゃないか」 「ほかでもない、その<わけにはいかない>のなかに、気ちがいじみた信仰の力が ひそんでいるのだ。その否定の形のなかで、信仰の力が形をとる」 ↑カフカの日記からの引用
613 :
考える名無しさん :2005/08/31(水) 18:19:26
宗教野郎はどっかいけよボケ
614 :
考える名無しさん :2005/09/01(木) 16:24:51
>>612 まあそうだわな。
<わけにはいかない>には「宗教」「信仰」「道徳」「倫理」「根性」「気合」とかが
含まれてるよ。それが「気ちがいじみ」てるかどうかはわからんが。
まあそうだな。形而上学的原理を取っ払った状態がニヒリズムだもんな。
615 :
考える名無しさん :2005/09/01(木) 17:18:13
「確率」は原理だが、形而上学的じゃないな。科学的ニヒリズムを提唱するよ。
616 :
考える名無しさん :2005/09/01(木) 18:42:39
そもそも意味って何? ある価値観に快をもたらすための性質? よくわからん
617 :
考える名無しさん :2005/09/01(木) 18:44:59
意味はもっとも堅い幸福
618 :
考える名無しさん :2005/09/01(木) 18:58:28
意味は幸福だ。 意味は人々の幸福。 意味は失われるとニヒリズム。 ニヒリズムでは幸福はない。
619 :
考える名無しさん :2005/09/01(木) 19:00:14
★★★ また韓国、意図的な、でっち上げ反日報道 ★★★ 韓国の大手テレビ局が8月15日のニュースで報道した「旧日本軍による生体実験」番組が、実は真っ赤なウソ、中国映画の盗用でっち上げだった。 韓国のマスコミは反日番組で、この種のでっち上げ「歴史歪曲(わいきょく)」をよく行うが、今回の事件で 「日本糾弾ならウソも平気」 という腐敗体質が改めて確認された。 番組では戦前、旧日本軍731部隊の実験の様子を「白黒の記録フィルム風」に紹介したが、視聴者から「映画の場面と同じだ」と抗議の声が上がり、悪質なでっち上げが露呈した。 この中国映画はカラー作品だが、テレビでは本物に見せかけて「白黒」に変えられており、意図的なでっち上げであることは明白。 日本の民主党(岡田党首)は、日本国内に数十万人もいる反日的な在日韓国・朝鮮人に、日本の選挙権を与え、民主党に投票させようと画策している。 在日韓国・朝鮮人の大部分は、戦後のドサクサで勝手に密入国した不法滞在者とその子孫だが「強制連行された」とウソをつき、被害者のフリをして日本国内に居座り、収入があっても税金を払わず毎月二十数万円の生活保護をもらい、日本人の悪口を言いながら暮らしている。
620 :
考える名無しさん :2005/09/02(金) 17:23:19
私はニヒリストではありませんが、このスレを読んで、 響いた言葉があります。 世界から色が消えた、というところです。 もう、夕焼けとかを見ても美しいとは思わなくなったのですか。 それとも、美しいと思うことに意味がないということでしょうか。
あらゆる物事に無感動になる。 世界が色を失うって表現は ニヒリストに普遍的認識みたいね
622 :
考える名無しさん :2005/09/02(金) 17:44:05
そうでもないお
それはただの鬱病だ
ニーチェも最後は精神病でおかしくなっちゃったからね
625 :
考える名無しさん :2005/09/02(金) 19:12:57
ニヒリストを救えるのは池田先生だけ
626 :
考える名無しさん :2005/09/02(金) 19:17:26
>>620 :考える名無しさん :2005/09/02(金) 17:23:19
<もう、夕焼けとかを見ても美しいとは思わなくなったのですか。
それとも、美しいと思うことに意味がないということでしょうか。>
美しい、というよりも、「哀しい」、という感性が先行しますね。
「意味」等のロジックではなく。
別れとか終末とか消失という意味を夕焼けに見ているのではないでしょうか
628 :
考える名無しさん :2005/09/02(金) 19:37:13
>627 最大限、「意味」の定義を拡大すれば、そういうことかな。 少なくとも、バラ色の夕焼けも、それ自体を、 美しい夕焼けとしては見れなくなっているから。
629 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 08:16:56
意味のなさを認識しただけで美しさ等の感情が消滅してしまうことはないと思うのですが。 無意味性を論理で理解していればその人はニヒリストなのではないの?
630 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 09:10:09
>>629 そうだと思う。理性的意味は消えても、感覚的意味は消えないもの。
だから、明るい性格のニヒリスト(傍から見れば幸福そのもの)だっているだろうね。
理性的なこともあんまり強く意識したりすると、無意識層に深く入り込んで、
感覚世界の認識に影響を及ぼすことになるかもしれないけどね。
631 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/03(土) 12:32:32
>>629 >>630 「悪霊」のスタブローギンは理性的ニヒリストか、感性的ニヒリストか、
等という問いは「無意味」。
理性、意味等があると思う方は、教えてください。
「解釈」は、あると思う。
632 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 14:25:23
>631 「悪霊」のスタブローギンは理性的ニヒリストか、感性的ニヒリストか、 等という問い 誰もこんな問いは発していないが? 理性、意味、「解釈」についてもなんの説明も無い。 なんという貧弱なロゴスであろう。
633 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 14:49:48
>632
あなたが、
>>630 であれば、問う。
<理性的意味は消えても、感覚的意味は消えないもの。 だから、明るい性格のニヒリスト(傍から見れば幸福そのもの)だっているだろうね。
理性的なこともあんまり強く意識したりすると、無意識層に深く入り込んで、 感覚世界の認識に影響を及ぼすことになるかもしれないけどね。>
この「理性的意味」と、「感覚的意味」の定義とは何?
>>1 __ _________
r | |――┐ r―― ヽ すいません、ちょっと轢きますよ・・・
L.! !__./⌒ヽ Li__ \
._| | / ´_ゝ`) ||____ \_ (~ヽ .. .
(_| | | /⊃⌒ヽ i \) /⌒ヾ .\\_ :・:∵:
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"''' - ..,, 人 /⌒ヾ / \\ヽ∴: >>○○○
_ \_/⌒ヽ________/⌒ヽ て / ノテ-ヽ( 。Д。)二二つ
ヽ _ノ r―――─―――┐ _ノ ドカッ/ / / ∨ ̄∨
| ____| 三三三三三三三.|__l__ / / | |
| ._|--[_______________] / __) ノ )
ノ.| | ===========[___]=======' ー' し'
ヽ_ノ_ノ ヽ__ノ_ノ
635 :
wisteria-1 ◆w6bR1QqEtU :2005/09/03(土) 14:56:54
>>632 あなたが、
>>629 であれば、問う。
<意味のなさを認識しただけで美しさ等の感情が消滅してしまうことはないと思うのですが。
無意味性を論理で理解していればその人はニヒリストなのではないの?>
無意味性が感性にまで突き刺さることを否定する根拠、
及び、
<意味のなさを認識しただけで美しさ等の感情が消滅してしまうことはないと思う>、その根拠は?
636 :
克服? :2005/09/03(土) 15:06:35
>>1 小さい頃からニヒリズムの塊だったけど、……克服したと言えるのかどうか。
克服したって言うよりは発展しちゃったって言うべきか。
今はペシミズムの塊です。
637 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 16:31:41
いや発展してないから。 悲観してそれに酔ってる馬鹿といっしょにしないでくれる?
638 :
ニーツェ :2005/09/03(土) 16:53:22
物語を求めるから、それを得られずにnihilismに陥る 物語を求めてはいけない!! 超人になりなさい!! 仏陀になりなさい!!
639 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 17:14:25
>>624 ニヒリズムでおかしくなったんじゃなくて
梅毒で、だよ。
現実はそんなもんさ
640 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 17:19:29
>>639 だからあの時代は頭がおかしくなるとすぐ梅毒と言ったのであって。
シューマンも梅毒であたまがおかしくなったといわれたが、じゃなんで奥さんは平気なのよと。
641 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 17:27:24
なんか、「発狂した」「頭がおかしくなった」って言葉に 思索の果てにそうなったとか、そういうかっこよさを求めてるようだが、これは エリザベートの権力への意思並みのニーチェ誤解だよ。 「精神病」ってのは単に、脳の細胞、神経の病気で体の自由がきかなくなるってだけだ。
奥さんが生まれながらに梅毒であった、ということはあり得ないと思いますよ
シューマンについては、知らないよ。 ニーチェの場合は、当時の観察記録に「会話がままならないほど具合が悪い」みたいなことが たくさん書かれている。(これはその辺のニーチェ辞典で年譜を読めばわかる) あれは明らかに、思索の果てにそういう態度をとっているというわけではなく、 統合失調症的な症状。 っていうかなんでニーチェの哲学(思索)から、発狂につながるか意味不明。具体的に どこがどうつながるか、引用で示してくれ。 ニーチェはそんなこと全然書いてないよ。 哲学解説本を書いてる一部のクズはよくニーチェの項目で、神格化のために勝手に そういうことを書いてはいるが。
644 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 18:18:36
逆にもともと統合失調症だからああいう哲学ができたんだよ。 統合失調症の俺にはすごく共感できる
面白い見方だね
名声や富と引き換えに、人は寿命を決められる。 ニーチェもシューマンも、使い捨て。 そんなことわかりきってる人が、ここに来てると思ったけど。
647 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 19:41:07
>>644 ?
ニーチェの思想は健康的だろ。
鬱なら力への意思なんて消え去ってるだろうし。
648 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 20:06:19
「この人」でニーチェは自分の不健康が自分の洞察を可能にしたと言っている。 ルサンチマン心理を考え出せたのはニーチェ自身にルサンチマンがあったから。 はじめから精神が健康的な人間はノー天気で他人を健康にする原理を何も生み出せない
649 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 20:09:45
ニヒリズムの本当の意味は、 すべてには意味しかないというのが本当の意味で、 本来、無意味さは楽しむべきものであり、 すべてに意味を求めることが、逆に 無意味だということです。
650 :
620 :2005/09/03(土) 23:31:10
652 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 00:45:18
653 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 01:12:28
>>633 僕は630ですが632氏ではありません。
定義できるほど自分の中で明確ではないけれど、
例えば、「感覚的意味」として、殴られたら「痛い」。
意味が無いとか考えるまでもなく、とりあえず殴られたら「痛い」。
それで、次にこの「痛い」は何を意味するか?について考えてみる。
ここで対象となっているものが「理性的意味」。
しかし、そこはニヒリスト。そんなものは結局のところ意味なんて無い、と。
「痛い」と感じること自体に意味は無いのだ、と。
でも、また殴られたら、やっぱり「痛い」。
やっぱり「感覚的な意味(感覚できる意味)」ならあるんだ、と。
こんなニュアンスです。
654 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 11:11:13
>>649 すべてに意味があるって考えるのは形而上学的認識だよ。ニヒリズムじゃない。
意味なんてないよ。
宗教的形而上学なら、「あなたが生まれたのは、神があなたを選び取ったから」と言うだろう。
だが現実には、両親がセックスしたからだ。ある一人の人間の存在が、彼自身の存在で
なければならない理由なんてない。皆、無意味という点で等しく特別であり、それを一般的な言葉で言うなら
特別でない。
テロリズム的形而上学なら、「アメリカ人を殺すことには意味がある。天国にいける」と考えるかもしれない。
そして逆のヒューマニズムが、「報復だ。テロリストは抹殺しなければならない」と行動に走るかもしれない。
そこで、想定された"現地"にやってきた軍隊が検問をはじめる。ここでなんでもない一般人が
「テロに見えた」という理由で射殺されたとする。このときに撃たれた人物の立場とは何なんだ。
彼は何を思うか。自分が今こうして撃たれることに何か意味があったのか。
意味なんてないどこにもないじゃないか。
別に彼の存在が死ぬ必要があったわけじゃなく、ただ「テロに見えたから撃った」という事実のみが世界だ。
ヒューマニズムが「痛ましい事件だ」と言うかも知れない。だが現地の人間が「あいつは
嫌な奴だったから、実は死んでくれてせいせいしてるよw」と言ってるとしたら、どうか。
実際、そんな人間の思考がありえることは、過去の「痛ましい」歴史の数々が証明してるじゃないか。
ある決断、ある行動、ある一日の体験、つまり存在のいかなるものにも、いかなる理由も意味もない。
今こうして2ちゃんを見てるのはなんでだ?と自分に問えばいい。
「なんとなく」だろう。理由なんてない。意味なんてない。すべて後付けの形而上学だ。
655 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 11:19:55
もちろん、わざわざ夕焼けの美しさに哀しさを感じるというような 精神的態度は、不毛だ。 論理の無意味と、自分の感性とを区別しないでいるだけだろう。 無意味であることは、つまり何ものも意味しない。その事実は何ものにも影響しない。 悲観に走っているように見えてしまうのは、 これは純粋に論理を語る言葉というものが不可能だ、という理由からくるのであって、 誰の責任でもない。 (テストで0点の生徒が、誰かに「0点だね」と言われたならば 彼は「おまえバカだね」と言われたと感じるかもしれない。 だが論理上の事実を述べる言葉もまた「0点だね」というセリフになる。)
656 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 11:22:56
しかし、トートロジーを述べることになるが、世界に影響しなくても、感性に影響するということはありえる。 世界と感性(存在)が別ものなのだから。これが大問題であって、この点こそ 克服が望まれているものだろう。だがニヒリズム的認識は、もはや思考、つまり飛躍を不可能にするので 何かいなづまにでも打たれない限り続くだろうね。
657 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 11:29:14
そして誰にでも処刑の日が来ると述べていたカミュは、 交通事故であっさり死んだ。死刑囚となったムルソーのように考える時間はなかった。 この点カフカは、いなづまが来ないことをわかっていた。窓辺に座りながら 皇帝の使者を待っている、だが使者は決してこの広大な帝都を抜けることはない、と書いている。
658 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 16:28:49
「哀しい」んだったら、意味があるでしょう。 哀しむ理由が。 だから、あなたの場合はニヒリズムではないですね。
659 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 16:57:20
>>658 そんなこといったらニヒリストなんて一人も存在しなくなっちまうぜ。
呼吸をしないニヒリストがいるか?
呼吸をしているなら理由がある、ゆえにニヒリストではない、ですって?
660 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 17:55:09
いや、確かに厳密に言って、ニヒリズムという言葉も概念もありえないと思う。 存在論で言えば、「何かが無い」んで、単に(なにもかも)無いということがあり得ないと同じ。 パルメニデスじゃないけど、「在るものは在り、在らぬものは在らぬ」ということです。 そしてこの場合、在らぬものとは、ま、あっさりいって絶対的価値でしょう。 極めて西欧的ターミノロジーですよ。 近代になってそれが、「無い」ということがとりあえず明かされたわけです。 だから、まずは単なる現象なんですよ。 その地点で哀しいやらなんたら感情的なものでウェットになる余地はない。 日本も近代国家ではあるけど、その精神を共有しているとは思えないから、ニヒリズムが精神に現象するとしても、どこか中途半端な、浅いものにならざる得ないと思いますが。 絶対的価値と、その喪失が対になってニヒリズムが現象し、それにどういう姿勢・態度をとるかは個人の問題とも言えますが、何だかんだ言って民族のエートスに左右しまう場合が大半でしょうね。 克服するにも、現象として、構造を見極めておくべきでしょう、ロゴスで、哲学的に。 そのほうがあっさり、さっぱりしていてダイアローグもやりやすいと思います。
パルメニデス- ターミノロジー エートス ロゴス ダイアローグ 鼻くそほじってるおじさんに詳しく教えてくれ
goodbye day 今日が終わり one more day また一日何事もなく それでいい
日々是好日 day by day.it's a good day 独立事象の法則
664 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 21:28:52
頭痛い
665 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 21:47:39
神は死んだんだよ。ニーチェの言ったとおり。 それだけのことさ
tp://allabout.co.jp/game/gamenews/closeup/CU20040117A/
667 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 01:04:24
歴代の哲学者で無神論者なやつで、 根本的にニヒリストじゃないやつっているの?
668 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/05(月) 14:09:16
>>653 純粋理性批判流に言えば、感性→理性までの認識は、すべての人間において、アプリオリに、(認識)プロトコルに準拠して認識される。
「殴られて痛い」、という経験知は、殴られる前から、殴られると痛い、という認識に到達することに「なっている」。
何故、殴られたのか、誰が殴ったのか、等に対し、どうすれば良いか、ということは、アポステリオリな範疇であるからして、カントの思索の対象外に置かれた。
これは、どうでもいいことで、強烈に殴られ続けると、パンチドランカーになる。薔薇色の夕焼けを見ても、感性は、ばら色と認識するが、理性(正確には統覚/悟性の層)で、「それがどうした」というアポステリオリな「カテゴリー」に分別される。
紺青の海も、目にはさやかに見えぬ秋の風も、ちんちろりんと鳴く虫の音も、感性が認識した段階から、すべて、「それがどうした」というアポステリオリな「カテゴリー」に分別される。
っていうのが、ニヒリズム。
即ち、ニヒリズムは、先験的認識論では語れない。
>アポステリオリな「カテゴリー」 なんじゃこれ、むずかしくてわからん。
『純粋理性批判』でいうことろの「カテゴリー」は 「直観の対象に一般にアプリオリに関係する純粋悟性概念」で あったりするんで、カント的には「アポステリオリな「カテゴリー」」 なんていい方はあり得ないんだけど、そんなことは、どうでもいいか…
671 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/05(月) 15:10:43
>669 経験知としての、認識の「総合」のための論理的標徴。 aはbである、という認識は、アプリオリにも、アポステリオリにも、 いくつかの判断表(カテゴリー)に収斂される。 但し、経験知のカテゴリー表というものは見たことが無い。
672 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/05(月) 15:14:27
因みに、私は、7+5=12という総合認識は、カントのようにアプリオリではなく、 アポステリオリな総合判断だと思っている。
673 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/05(月) 15:17:56
>672 そして、アポステリオリな総合判断は、 すべて、トートロジーという1個のカテゴリーしか持っていない、と思っている。
674 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 15:21:14
抽象的すぎて言わんとしてることを絞り込みづらい もっと具体例を多用しろ
675 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/05(月) 15:29:05
>674 <もっと具体例を多用しろ> ばら色の夕日。 紺青の海。 目にはさやかに見えぬ秋の風。 ちんちろりんと鳴く虫の音 その他諸々が、「それがどうした」という、 アポステリオリな、単一の、平面的、一律的な「カテゴリー」に分別されていく。 これが、ニヒリズムである。 また、「アポステリオリな総合判断は、すべて、トートロジー(a=a)という1個のカテゴリーしか持っていない」 という認識の仕方も、これまた、ニヒリズムである。
676 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 15:31:32
要するに、ニヒリズム=思考停止と言いたいのか?
677 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 15:34:53
ばら色の夕日=紺青の海=目にはさやかに見えぬ秋の風=ちんちろりんと鳴く虫の音 すべてがすばらしい。神の恩寵に満ち溢れている・・・・ という神秘主義的体験にもなりうるので、ニヒリズムの根拠としては薄いのでは?
差異の消滅の幻想 等値化 熱死
679 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 15:42:13
なんかニヒリストの定義に色々ズレがあるんだね。 俺的には、論理的に考えてみて意味なんて無いことに気付いたやつは、全部ニヒリストだと思うんだが。
680 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 15:45:27
有神論の文明の下ではニヒリズムは無神論に繋がるとして非難されるが、 もともとニヒリズム的な宗教である仏教などの下ではそれほど非難はされないね。 ダルい方のニヒリズムは知らんけど。
681 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/05(月) 16:42:24
>>676 「感性、思考ともに(何に対するものかわからないが)弾力性が皆無であるという罠(非弾力性の罠)」に陥いること、これをニヒリズムといっている。
>681 (何に対するものかわからないが) まさか、「能天気」に対する弾力性?
ニヒリズムの奴がこんなところで必死になんな 修行が足りないぞ。
684 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/05(月) 17:25:33
>>682 「能天気」に対する弾力性、とまでは言っていない。
無くそうと考えると、例えば、強者の引き落とし、弱者の抑圧がなされることになし、 存在からの無は必ず欠如が実現することになるのだ。それ故に、その考え方は駄目だ。
686 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 18:27:27
常に困難の中に身を置け。 不確実性を高めろ。冒険しろ。 ニヒリズムは安定志向の結果だ。 このヘタレどもが
( ´_ゝ`)
688 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 18:36:21
689 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 18:47:13
>688 辞書見るのもいいけど、自分で考えたことを書けよ。
( ´_ゝ`)
691 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 19:07:15
なんでこの世に意味をこじつけてるおばかさんがこのスレにくるの? いいかげんうざいよニヒリスト非難してくる馬鹿は
692 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 20:19:33
そんなことよりおまいら、 吸ってる煙草の銘柄はなんですか?
693 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 20:25:52
タバコなんて毒吸うわけ無いだろ
seven star
695 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 21:30:17
マイルドセブン(10mg)だべ
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698 :
660 :2005/09/05(月) 22:50:26
>681 wisteria-1 殿 「感性、思考ともに(何に対するものかわからないが)弾力性が皆無であるという罠(非弾力性の罠)」に陥いること、これをニヒリズムといっている。 信じられないほど粗雑な論理ですね。 誰かが言ってたんですか? それにしても、いわゆる「アポリア」と「ニヒリズム」が混同されている気がする、全体的に。
699 :
考える名無しさん :2005/09/05(月) 22:53:19
700 :
660 :2005/09/05(月) 23:17:12
ま、真にアポリアまで論理を突き詰めている例は一つも無いですけど、例えば、 >671 aはbである、という認識は、アプリオリにも、アポステリオリにも、 いくつかの判断表(カテゴリー)に収斂される。 >675 その他諸々が、「それがどうした」という、 アポステリオリな、単一の、平面的、一律的な「カテゴリー」に分別されていく。 これが、ニヒリズムである。 とかこの辺かな。 じゃ、アプリオリな判断って何? って聞いてみたいですね。
701 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 08:10:42
>>688 なんだそのボケ定義は。
真理の客観的根拠を認めない?
真理が客観的根拠だろ、ああタコス。
ニヒリズムは既存の価値や意味を解体しようという積極的な態度だ。基本は真理の追求にある。
その途上で世間で信じられている考えの虚構性に気付く、そしてさらに現実世界の実在性まで疑うようになり、
全ては無だと、絶望してみたり、しみじみとした気分に浸ったりするわけだ。
安定を追求するからそうなるのだ。ヘタレどもが。
ニヒリズムは安易な一般化による思考停止の一例だろう。
703 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 08:19:25
>>700 その辺は、コテハンが「アプリオリなカテゴリー」と「アポステリオリな判断」との区別を誤読して
組み合わせをふやしちゃっただけのようだから、許してやって。多分彼は議論からは浮いていると思う。
>>701 じみじみしちゃったところで停滞するからニヒリズムになるので。
普通は宇宙全体とかを拝むのを止めて自己神格化したり人物崇拝に走ったり、
もっと先に進むのであって。
704 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 08:32:24
何だそりゃ。 進むのであって何よ?
停滞するもんじゃないか。 普通は真理の追求を続けるもんだ。
706 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 08:39:53
>>704 ニヒリズムに到達していないのも恥ずかしいが、そこで停滞してしまってるのもなさけない。先に進もうではないか、という事。
先があるのなら、ニヒリズムではないのでは。 「どんづまりで、先がない」のがニヒリズムでは。
708 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 08:57:44
>>707 甘いな。
否定的な態度を追求するなら、それ自身をも否定することになるんだよ。
全ては空という認識さえも客観的根拠なき無なんだよ。それに安住しようとする積極性がニヒリズムだ。
いつまでもしがみついてんなと。
709 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 09:00:43
「宇宙全体には目的がない、だからその各部分にも目的がない、 よって宇宙の部分、宇宙の手段である私にも目的がない。 だから何をやっても空しい」というのがニヒリズムだと思う。 だが、全体/部分、目的/手段、宇宙/私、という対立項には まだまだ組み合わせの余地がある。「私には目的がある、 宇宙は私の手段である」など。宇宙/私の対立項を 宇宙/人間、と私たち/私、に拡張などしていくと、 どんどん楽しくなる。
「楽しくなったらか、それがどうした」というのがニヒリズムでしょ。 「幸福に、何の価値がある?」という疑問。
711 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 10:41:18
>>708 馬鹿か?意味が無いと思ったじゃなくて悟った、気付いたんだよ。
つまり停滞も何も無い。なぜなら意味が無い事は真実であるから。
意味があることの証明もできないくせに黙ってろ
何が甘いだ?低脳が
つまり、ニヒリストは低脳ってことか
713 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 10:48:32
真理を追究していったあげくこの世に意味がないと「わかった」んだよ。 結論が出たの。 というかニヒリストじゃなくともそんなにころころ考え変わるかよ 宗教しているやつこそ思考停止だ
714 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 12:31:56
715 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 14:10:19
>その他諸々が、「それがどうした」という、 >アポステリオリな、単一の、平面的、一律的な「カテゴリー」に分別されていく。 >これが、ニヒリズムである。 アホか。 これはニヒリストを外部から(ニヒリズムの視点ではなく別な視点で)見るやつが 勝手に定義してるだけで、肝心なニヒリズムの論理が欠けてるんだよ。 こういう一面からしか見ない奴らが、 ニヒリストは低脳、だとか、ニヒリズムに停滞するな、だとか バカなことを言うことになるんだ。
716 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 14:23:55
>>660 違うよ。
ニヒリズムが言う「すべてに意味はない」ってのは
>単に(なにもかも)無い
と言ってるわけではなく、
ある論理、ある現象があって、それに対して「そうであることにはなんの意味もない」と
言ってるんだよ。
「すべて」ってのは、「あらゆるものには」というニュアンス。
メタ論理なわけ。
だから
>>708 も的外れなんだよ。
ってか言葉で説明するのは至難の技だな。相手側にその論理がないのだから。
717 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/06(火) 16:22:39
>>700 <じゃ、アプリオリな判断って何? って聞いてみたいですね。>
↑
プリオリな判断は、カントの「純粋理性批判」にすべて書いてある。
いわゆる経験知ではない、先験的(アプリオリな)判断一般。
これを通過しないと、<じゃ、アプリオリな判断って何?>の問いは、「無意味」。
>>715 :考える名無しさん :2005/09/06(火) 14:10:19
その他諸々が、「それがどうした」という、アポステリオリな、単一の、平面的、一律的な「カテゴリー」に分別されていく。これが、ニヒリズムである。
<アホか。これはニヒリストを外部から(ニヒリズムの視点ではなく別な視点で)見るやつが勝手に定義してるだけで、肝心なニヒリズムの論理が欠けてるんだよ。>
↑
ニヒリズムの「内部」の視点から書いている。
それが理解できないのであれば、「ニヒリズムの内部から」の定義、論理等の対案を書けよ。
ロジックでもアポリアでも何でもいいから「言葉」にしろよ。
718 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 17:38:34
ニヒリズムに停滞するのは宗教ですよ?
719 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/06(火) 18:33:06
>>718 たまたまニヒリズムというものがあり、それを、
これも、たまたま、ロゴス、アポリア、言葉等で説明しようとしている営為にすぎないでしょ。
宗教と、どうつながるの?
720 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 18:34:49
↑浅はかな考えの馬鹿
721 :
考える名無しさん :2005/09/06(火) 18:35:43
もちつけ
ニヒリストには馬鹿が多いな(^。^;)
( ^д^)ニヒヒ・・・
まんこのニヒルうううううううううううううううううううううううううううう
726 :
660 :2005/09/06(火) 23:30:20
>717 あなたのハナシによれば、アプリオリな判断があって、アプリオステリな判断があって、それが一律的に、平面的にカテゴライズされてって、それがニヒリズムなのだそうですけど、一体それが何を言ったことになるのでしょう? そもそもアプリオリにせよ、アプリオステリにせよ、判断するからには、何らかの「価値」がなければ、それを為すことができないのです。 アプリオステリに「それがどうした」という判断になるのは、何らかの価値により判断された結果ということでしょう。 もしそういう線でニヒリズムを見据えようとするなら、なぜ一律的に、平面的に、「それがどうした」になるのか、という過程に、構造に関心を向けなければなりません。 もう少しニヒリズムを「理解」したほうがいいですよ、上滑りするのではなく。
727 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 11:02:31
何故ニヒリスト批判する馬鹿が紛れ込んでくるのか。 自分が間違った事を信じているとも知らずに
↑お前が馬鹿だから、煽りたくなるんだよ
729 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/07(水) 12:27:58
>>726 ニヒリズムの「内部」の視点から書いている。
それが理解できないのであれば、ニヒリズムの「外部から」のニヒリズムの「過程、構造」等の対案を書けよ。
ロジックでもアポリアでも何でもいいから「自分の言葉」でニヒリズムを批判してみてよ。
いたずらに「上滑り」の文句を書くのではなくね。
先ずは、議論のテーブルになるような、「ニヒリズム批判」を書いてからだね。
「ニヒリズムの内部からの」心的現象/認識のありようは、前レスで書いたつもり。
730 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 12:42:52
何故ニヒリスト批判する馬鹿が紛れ込んでくるのか。 自分が間違った事を信じているとも知らずに
731 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 12:45:04
何かの前提に凝り固まった奴を叩くのが、哲学板の楽しみというものだろう。
732 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 15:52:50
叩くんじゃなくて、論駁するのが哲学。
ニヒリストの精神的態度に対して「健全でない(キモい)」文句をつけてるだけなのが
ここで煽ってる連中。
しかもそれもニヒリスト=悲観主義と勝手に思い込んでのことだし。
「意味がない」ってのは論理的に意味がないことを言ってるのであって
否定的感情なわけではない、とすでに書き込みがあるのに(
>>655 >>716 )
まだそんな初歩すらわからない才能のない連中。
733 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 15:55:41
「健全でない(キモい)」と文句 ミスった
ペシミズム的デュオニソスめ
735 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 16:53:24
736 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 16:56:15
>>732 ああそうか煽りの馬鹿どもは感情論で意味が無いといってるとおもってるのね。
知能が低い人って哀れだね
737 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 18:02:04
切れてる奴よ、そもそも君はニヒリストではないようだ。勘違いw 馬鹿w
>>737 ニヒリズムと無気力をはき違えてる近視眼者発見
739 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 18:47:35
>>737 ニヒリストは感情がないと?w
虚無主義者ですよ?合理主義者でもありません
人間である限り感情あるし
おばかさんはきえてね
740 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 18:51:26
ニヒリストというのは本来が善良だと思うんだがな それがこっぴどく陥れられたり裏切られたりして 人に期待を持てなくなった状態が慢性化してなるものだと思うな 本来の性格が悪い奴というのは少し年齢を重ねた人の心には 歪みや瘡があるということすら 想像もしない、世間から見たら多くが評価が高い人だと思うな でも実はそんな奴はごくわずかだと思うな ニヒリストになる可能性は誰にでもあるくらいに考えてたほうが 無理がないんだな・・・・
741 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 18:52:56
ダダイズムを忘れるな
743 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 09:44:27
なんでもかんでも「意味が無い」と結びつける連中はここですか?
744 :
ニヒリスト撲殺隊 ◆uZSRkf9Mko :2005/09/08(木) 11:03:46
ニヒリストってのは要するに「できない子」なんだよ。 心理学的に言ったら「学習性無力」ってやつなんですけどー 「何をやってもダメだ」っていう体験が続いちゃうとダメになっちゃうわけ。 「何をやってもダメだ」というのはつまり世界の予測不可能性、対処不可能性。 あーこれは「予測不可能な楽しいこと」でも陥るね。 それでも「一切は無意味だ」っていう認識は固定できるから、 世界を一切は無意味というテーゼで固定するわけ。 つまり何が言いたいかというと、人生が楽しくないなら早く死ねな、ってこと。
745 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 11:04:19
この世に意味が無いって気づいたって事は最高にして最強の真理に到達したって事ではないでしょうか。 ニヒリズムは『克服』するものではなく心の支えになるものだと思います。。 やる気が無いのは鬱ですよ。。
746 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 11:15:59
>>744 何はききちがえてんの?
心理学??
は???
ニヒリズムは宇宙物理学、量子力学、化学、生物学などの
リアリズムに根ざしているものですよ。リアリズムとは対極に
してイコールの関係にある。
心理学なんてうさん臭いもので語れるもんじゃないですよ。
747 :
正常者 :2005/09/08(木) 11:28:08
100%構ってチャン
748 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 11:32:21
あの〜なんかニヒリズムと無気力をいっしょにしている馬鹿が・・・ ニヒリストでもちゃんと行動してますよ? 今までの全部一人の自演?あまりにも馬鹿すぎる。 実際なにもかもに意味はないじゃんか?
749 :
ニヒリスト撲殺隊 ◆uZSRkf9Mko :2005/09/08(木) 11:34:21
>>746 いいから早く死ねよ雑魚。
ものの価値は、もの自体に宿るのではなく、
主体の気分に開示される。
ハイデガー読めばわかるんちゃう?
750 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 11:55:42
いやぁ、なんかピかぁーの中の人は比較的、意外にも頭いいのかもな(ノ∀`) ゲラプッチョ
751 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 11:56:44
>>744 別に人生楽しくないわけではないし、
楽しくなくても死にたくはないよ
関係ないよ
何を躍起になってるのよ。
ニヒリズムって、要するに「無神論」のことと違うの? 日本人ってほとんどニヒリストだと思えるが。 仏教ってニヒリズムっぽいし。
753 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 12:03:13
754 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 12:08:08
>>749 なにやら香ばしい香具師だな
楽しくないとは誰も言ってないし、
死にたいともだれもいっていないよ
死ねよって・・何?
あなた品がない
755 :
ニヒリスト撲殺隊 ◆uZSRkf9Mko :2005/09/08(木) 12:21:11
>>754 はあ?
>>4 で既に「それでも、ニヒリズムに囚われたまま生きるのは生き辛い」
と言ってるだろ。安易に「誰も」とかつけんなよ低脳w
アリストテレスの論理学からやり直せ。そしてシネw
756 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 12:50:24
>>755 お前が最初にニヒリリストを一緒くたにしたんだろ
おまえ頭悪い上に精神も腐ってるから死んだ方がいいよ
↑あのねーお前のためだけにこの2chはあるんじゃないの。 俺の言説もね。ニヒリストってこういう自己中なんだよね
758 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 13:10:24
ニヒリスト撲殺隊はおとなしく形而上学的原理でも設定してろ!
759 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 13:10:35
>>757 お前が最初にニヒリリストを一緒くたにしたんだろ
おまえ頭悪い上に精神も腐ってるから死んだ方がいいよ
760 :
ニヒリスト撲殺隊撲殺隊 :2005/09/08(木) 13:26:25
>>757 おまえはこの世に意味があると思ってるの?
ニヒリストは意味が無いとわかった最強の真理を得た人間だよ
お前は一生平凡に生きてろ
761 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 13:32:37
>>757 ニヒリスト撲殺隊よ
貴様の様な奴はただ哲学板をストレス解消の暴言ぶちまけに使用しているだけだ。
去れ、去れ、お前は醜い。
762 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 14:03:31
馬鹿ども、ニヒリズムが何の役に立つ? 答えてみろや
763 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 14:24:39
>>762 役に立たないし
そのような質問自体がニヒリストからすれば愚劣なんです
764 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 14:29:42
>>762 はニヒリズムをまったくわかってない愚か者だ。
たぶん
>>762 はニヒリスト撲殺隊をかたり、しかも名無しでそこらを荒らしまくる。
明晰に愚か者で馬鹿者で戯け者だ。
765 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 14:34:54
>>762 そんなの決まってるだろ。
人々にニヒリズムを植え付けて、やる気を無くさせて自分が上に行く。
766 :
ニヒリスト撲殺隊 ◆uZSRkf9Mko :2005/09/08(木) 14:39:35
>>760 >ニヒリストは意味が無いとわかった最強の真理を得た人間だよ
お前童貞だろw
お前は童貞ブサイク貧乏で世界に愛されてないから
世界を否定するんだよんw
767 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 14:44:22
>>766 ニヒリズムに至るプロセスは関係ないのではないですか?
768 :
ニヒリスト撲殺隊 ◆uZSRkf9Mko :2005/09/08(木) 14:45:08
>>762 『新約聖書』を読めばこいつらクズの心理が分かるよ。
欲しいものが得られないから、世界じたいを否定して
自分と他人を引き分けにしようとする。
ブサイク共は他人を呪ってないでフーゾクに行きなさいwホント社会のごみw
>>767 関係あるよ。人間は物質なんだから、人間を構成する
物質がどう動くかを心理学的に調べれば典型がでてくる。
770 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 14:48:10
また素朴唯物論のニーチェ厨かw
771 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 14:53:18
>766 私は760じゃないが、なんで「童貞」が罵倒語として成立するか何となくわかりますな。 それは恐らくみなさんお若いんでしょう?おそらく10代から20前後ではありませんか? 本当に若い人は世界がまだ狭いですからな。あまり高尚な学問であるから哲学を学ぶというのは危険んですよ。 さらに、このインターネットの掲示板だとやはり罵倒しあってしまいますな。 人間は罵倒しあったりばかり続けていると自尊心がなくなってきます。 そうすると何かにすがったり頑なになったりします。いわゆる80年代くらいまでの企業にあった新入社員の研修のやりかたです。 理論を使うと感情の方が動かなくなります。感情を動かして楽しむ事。 食事をしている時や就寝している時はニヒリズムに陥らんでしょう。食べる事、寝る事はやめられんでしょう。 意味がないというならやめてしまえばよいでしょう。もっと楽しんで。 童貞がいやなら風俗店に行ってくればいいじゃないですか。私の時代は「筆おろし」と言いましたな。 心をしっかりと。
772 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 14:55:37
>>768 あなたがニヒリストのことを社会のごみと非難したり
心理的な背景を抽出して馬鹿にするのは勝手なので文句は言いませんし
間違いであると断言もしませんが
それ自体ニヒリズムの真理性とはまったく関係がないです
773 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 14:58:00
ニーチェのニヒリズムは歴史的文脈を離れた彼独自の「マイニヒリズム」だからなw 相対主義厨房がニーチェ読んで素朴唯物論者になっても大して変わらんよ。レーニンでも読んでなさいw
>>772 青いねw
「情動は認識に先行する」これは現在の心理学における真理です。
つまり、ブサイク童貞に真理は永久に見えない。
ニヒリストは常に自分が楽になる認識を選ぶ。
つまり、「自分がブサイクなので不幸」よりも、
「世界は無意味なのでブサイクな自分もかっこいい他人も不幸」
のほうがマシなのでそれを自分の認識とする。
775 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 15:53:11
>>774 しかしねえ、そういう心理的な防衛機構を意識的に外したからって、
ブサイクが突然ハンサムになるって訳じゃないのよ?
776 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 16:33:01
ニヒリスト撲殺隊←社会のゴミ
777 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 16:44:47
>>774 >「世界は無意味なのでブサイクな自分もかっこいい他人も不幸」
じゃなくて
自分はブサイクだから不幸だし、かっこいい他人は幸福だが、どちらも無意味
なのでは
決して他人の幸福を受け入れないわけではないよ
それに、自分が楽になる認識を選んだ先に真理があったということも考えられるのではない?
778 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 16:49:19
>>ニヒリスト撲殺隊 ニヒリスト撲殺隊は常に自分が楽になる認識を選ぶ。 つまり、ニヒリスト撲殺隊が「ニヒリストでブサイクっで童貞で不幸」よりも、 「世界は有意味なのでブサイクな他人よりかっこいい(と思ってるだけ)自分が幸福」 のほうがマシなのでそれをニヒリスト撲殺隊の認識とする。 「ブサイク」って言葉に反応するね。醜形恐怖がつよく取り憑かれてるね、恐怖に。 ちゃんと病院行った方がいいよ。
779 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 16:52:59
>>774 あと、あなたの「ニヒリストはクズだ」という認識が
情動に先行しているように思われました。
なんでそんなに執拗に軽蔑するの
あなたが努力で克服したコンプレックスをブサイク童貞ニヒリストが未だに抱えているからですか?
780 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 16:56:54
>>779 訂正
情動の方が先行しているように思われました。
>>775 だから風俗行くといいよ。まずフーゾクで自信、というか悟って、
ブサイクでもガシガシ行けば友達や彼女くらいできるもんなんだよ。
>>777 無意味って言説が無意味。1たす1が2だという「真理」は、
人間の生の善し悪しと何の関係もない。
それを敷衍したら、「人間が物理法則に動かされるちっぽけな存在」
だという「真理」も、人間の生の善し悪しと何の関係もない。
その真理が毒になるのは、別の抑圧が働いているから。
性的、人間関係的(友人とか)、物質関係的(趣味とか)な。
>>778 残念ながら俺のカッコよさは人間の最高値が10で言ったら9のカッコ良さだ。
よく間違えられて男から声かけられるほどだよw
782 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 17:25:56
>>ALL ニヒリスト撲殺隊は危険人物です。 「どうして人を殺しては・・・」スレで殺人を奨励しているので 相手にせず無視するように御願いします。
783 :
正常者 :2005/09/08(木) 17:28:04
今現在、この板でもっとも盛況なスレッドだな やっと連続書き込みの規制から抜けたんだが なんで君らそんなに書き込めるの?プロキシとかってやつかい?
784 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 17:58:21
>>ALL ニヒリスト撲殺隊は危険人物です。 「どうして人を殺しては・・・」スレで殺人を奨励しているので 相手にせず無視するように御願いします。
785 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 18:47:00
理性的意味って何ですか?
786 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 19:25:21
>>781 >無意味って言説が無意味。1たす1が2だという「真理」は、
>人間の生の善し悪しと何の関係もない。
>それを敷衍したら、「人間が物理法則に動かされるちっぽけな存在」
>だという「真理」も、人間の生の善し悪しと何の関係もない。
数学と物理の区別がついてないな。というか再現性と精度に関する
一般的な考察が欠けいるな。単純に言って、物理法則が自然数だけで
記述されていると考えるのが現実離れしてる。
787 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 19:28:14
>よく間違えられて男から声かけられるほどだよ なるほど。よくいる中性的ナルシスト野郎かキモwww
788 :
ニヒリスト撲殺隊 ◆uZSRkf9Mko :2005/09/08(木) 19:32:21
ニヒリストは早く死になさい 生きてるだけで資源と動物の命の無駄遣い。
789 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 19:36:30
>>788 1)ニヒリストの定義を述べよ
2)それがおまいの定義であるかニーチェの定義であるかを示せ。
ブサカップルの必死な愛撫に生きる力を奪われた
791 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 19:45:26
>よく間違えられて男から声かけられるほどだよ なるほど。よくいる中性的ナルシスト野郎かキモwww どうやら図星だった様だなwwwwwww
ニヒリストとは「一切が無意味・無価値だ」と口ずさむやつのことだ。
793 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 19:46:31
女に間違えられるってことは↑に加えてチビってことかw 劣ってるから死んだ方がいいね
>>793 165もあれば十分ですから^^
ブサ男は死んでくださいね^^;
165cm
796 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 19:53:43
165wwwwww チビ笑 俺はぶさおじゃないよwネットだからって勝手に決め付けないでね。 中性的ナルシストチビ男wwおまえもてないだろw
797 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 19:54:15
165cm(笑)
798 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 19:56:11
165cmって容姿で明らかに劣ってるよね。 しかも女に間違えられる顔 ナルシスト決定
799 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 19:56:45
165cm(笑) 165cm(笑) 165cm(笑)
800 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 19:57:40
なんだただのナルシストなオカマ野郎かwwwwwwwwwwwwww
煽りが必死な自演臭いスレですな。
802 :
ニヒリスト撲殺隊 ◆uZSRkf9Mko :2005/09/08(木) 21:00:02
は? お前ら童貞クズブサが 何人束になっても俺には勝てませんから…。 この身長で困ったことはないなあ なぜなら美少年だからw
>よく間違えられて男から声かけられるほどだよ なるほど。よくいる中性的ナルシスト野郎かキモwww どうやら図星だった様だなwwwwwww
うpもしないくせに言われてもねぇw
805 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 22:41:43
>>1 結論
ニヒリズムは、同レベルとの幼稚な喧嘩をすれば脱却できる
もうこのスレにニヒリストなんていねーよな( ´ー`)y━━━┛~
806 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 22:44:17
それでも、全てに意味は無い。
808 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 00:14:11
その全てのそれぞれ自体がその意味だ。意味の意味はない。
809 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 00:33:39
言葉に囚われているから、間違えるのだ。世界を言葉であるかの如く錯覚しているからダメポなのだ。 世界は言葉ではない。敢えて言葉でないものの意味を問うならば、それ自体というしかない。
810 :
ニヒリスト撲殺隊 ◆uZSRkf9Mko :2005/09/09(金) 00:55:32
ニヒリストの存在こそが、無意味で無価値だと思わないかい?
てか問い間違ってる。 そこでウィトゲンシュタインかな。 どうもわかってないようだから。
>806 それ以前に、 「全て」「意味」「無い」 という言葉が何を指すのかを解明しないと。 その言葉が誰か向けてに発せられ、どういうふうにか理解されることを望んでいるわけでしょうから もうその地点で厳密な意味でのニヒリズムは成りたたないでしょうね。 >811 語りえぬものには沈黙しなければならない 的なこと?
運営からきました
>>810 そうだねぇ
それと同時にお前も無価値だけど
いいかげんチビのナルシストオカマ野郎は黙っときな。
チビの時点で容姿が劣ってるんだよ
顔もナルシストだって断言できるし。女顔なだけだろ?絶対キモイはず
815 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 12:02:18
人生に理性的な意味がないとは一体どういうことなのですか?
816 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 12:32:02
>>807 >>810 >>814 あのさあ、そろそろ言うけど、
人にかみついたり喧嘩したりするの
やめなよ?
何が気に入らないかしらないけど、スレタイ外れて個人攻撃になってない?
あんまりダメでスレタイ無視の煽りが続くようなら、スレ立て直すよ?
被告 「ニヒリスト撲殺隊 ◆uZSRkf9Mko」 右の者は哲学板「虚無】ニヒリズムとその克服【否定】」スレ内において、 秩序破壊及び侮辱、理性的思考を欠いた暴言等の行為を行ない、 酌量の余地は全くないことに鑑み、哲学板への入室を禁止する。 哲学裁判所長官
818 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 17:46:29
ある存在者が彼自身である必然性、必要性、理由がない(前提観察) 例示派: ・「仲間の居場所教えたらおまえは助けてやる」→ 仲間が処刑されようが俺が処刑されようがどうでもいいし、適当に嘘言っとけ→ たまたま付いた嘘で、たまたまそこに本当に仲間がいた→ 仲間皆殺し、自分助かる→「涙が出るほど笑い転げる」(サルトル) ・「死刑? 罰? 神の許し? ってか母親の葬儀で泣かなかったからって、ナンなの? 葬儀の翌日に女と寝たからナンなの? 俺が処刑されるからってナンなの?みんな処刑の日は来るし、 サラマノの犬は彼の妻と同じだし、マリーが明日にはもう一人のムルソーっと寝てたからって同じだし、 ナンだっていうの?」(カミュ) ・「なんで今2ちゃん見てるのか?って自分に問えよ。ほら、理由ないじゃん」(このスレから) ↓ あえてこれらに理由をつけるなら(だって理由をつけたくなるような人間の感性というものが存在するモーン) 彼自身が彼であったのは(そうであることがそうであるのは)、 形而上学派: ・「神のきまぐれ?」->発展->「神様のおぼめし」「理由は神様が教えてくれるだろう」(宗教) ・「知らんがな、プロセスがすべてだろ」(科学絶対主義) ↑ アンチ形而上学派: ・「神様? 理由の理由? 証明の証明? 虚構つくるなよ、んなもんねー」(ニーチェ) ・「つーか(それを語れるの論理の外でありすなわち論理では)語りえないことなんだから、 沈黙せざるをえないんです」(ヴィト) ・「プロセスの仮定は仮定であって真理じゃないよ」(ポアンカレ)
819 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 17:47:01
庶民派: ・どうでもよい、生活が大事(先進国一般人) ← 「こいつら(大衆)はアホ ↓もアホ」(テレビ的知識人) ・どうでもよい、金が欲しい(途上国) ・どうでもよい、石油が欲しい(アメリカ) ・どうでもよい、宗教キモい ・どうでもよい、哲学キモい ・どうでもよい、ニヒリズムキモい
820 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 19:13:48
tesuto
821 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 22:39:42
ニヒリストを自称する人はよく「この世に意味などないことを悟った」 という物言いをするけどさ どうしてそれが真理だとするのかが分からんよ 論理的に考えて意味がないとするならその思考プロセスを提示してほしいな オレにとってこの世には意味が在るよ 次の瞬間この世が消えうせたら もうビールも飲めない好きな女の子と話も出来ない 晴れた日に玄関から見える富士山も拝めないサイクリングで風を切って走ることも出来ない ニヒリストはそれでもオールオーケーなわけ?
822 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 22:43:07
>>821 ビールを飲むことにはビールを飲む以上の意味は無い
好きな女の子と話すのは好きな女の子と話す以上の意味はない
(以下同文)
という感じでは???人生には究極の目的はないし
宇宙には究極の存在理由など無い、というのがニヒリズムだから。
まあ激しい人は個々の行為にも意味を見出さないのかもしれないけど、
けっこう個人差と言うか、温度差があるから。
823 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 22:58:53
>>822 何か楽しいことができなくなっても平常心でいられるのかな?ニヒリストって
いきなり拘束衣着せられて地下牢に入れられていつ果てるとも知れない拷問に晒されても
息苦しいし薄昏いし痛いがそれ以上の意味はないで済ませられるのかな?ある意味来るっているのでは?
それに個人の人生はともかく宇宙の存在そのものに意味があるかどうかは
人間に知りえる範囲外だと思うけど意味がないと言い切ってしまうところもなんだか凄い
宇宙の存在に意味があるかどうかは私には判断できないとおれなら応えるし
それが哲学的には誠実な態度だと思うけどね
生きてる意味が何なのかなんてわかんないけど、 わからないと不安だな。 地図も無しで見知らぬ土地を歩くようなもの。 しかも、どれだけ歩こうとも行き先は永遠に分からない。
825 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 23:20:23
究極的な意味では、一人のある時代の肉体にとっては意味を見出しにくい事かも知れませんが、 個人の肉体と個人を離れた真理を無理に重ね合わせるとこうなるのでは? ロケットは月に飛べても、人間そのものの存在だけでは月に飛べないし、 神になれないのと同じ様に全く同じロケットそのものにもなれないから、 月に飛べない人間は無意味である。見たいな感じですか? 全ての事に意味を見出さない、と言う事自体に意味が隠されますしね。 表向きそれは分からなくする事や無いとする事が可能なだけで、 意味が無いのに、無意味である、と伝えようとする事自体矛盾ですね。 感性と理屈をゴッチャにすると、多分体がついて行かなくなって、 結果ニヒリズムに行き着くのが大半なのでは?と思います。 大体人間の最終的に行き着く先が仮に「無意味」なる物だとしても、 悲観論、感情論とはまた別の話です。 そこから例えば「死」に結び付くのも単に何かが矛盾した感情論で、 別問題だと思いますね。 無意味と言う事は、求める事が無いと言うことですから、 例えば虚しい、と感じる事自体おかしい事です。
826 :
解体屋 :2005/09/10(土) 00:39:53
… いや、確かに厳密に言って、ニヒリズムという言葉も概念もありえないと思う。 存在論で言えば、「何かが無い」んで、単に(なにもかも)無いということがあり得ないと同じ。 パルメニデスじゃないけど、「在るものは在り、在らぬものは在らぬ」ということです。 そしてこの場合、在らぬものとは、ま、あっさりいって絶対的価値でしょう。 極めて西欧的ターミノロジーですよ。 近代になってそれが、「無い」ということがとりあえず明かされたわけです。 だから、まずは単なる現象なんですよ。 その地点で哀しいやらなんたら感情的なものでウェットになる余地はない。 日本も近代国家ではあるけど、その精神を共有しているとは思えないから、ニヒリズムが精神に現象するとしても、どこか中途半端な、浅いものにならざる得ないと思いますが。 絶対的価値と、その喪失が対になってニヒリズムが現象し、それにどういう姿勢・態度をとるかは個人の問題とも言えますが、何だかんだ言って民族のエートスに左右しまう場合が大半でしょうね。 克服するにも、現象として、構造を見極めておくべきでしょう、ロゴスで、哲学的に。 そのほうがあっさり、さっぱりしていてダイアローグもやりやすいと思います。 …いやー、ついにコテになってしまった。 どうぞ批判・反駁してください。
828 :
解体屋 :2005/09/10(土) 03:08:31
前半と後半がありますが、どっちかな? 限定してもらうと答えやすいですね。
829 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 05:19:49
ニヒリストの皆さんは「神(宗教)を信じることが出来たなら…」と思ったことはおありですか? 僕はあります。今でもそう思っています。未だに信じることは出来ませんが。 でも、出来ることなら、神への飛躍によってではなく、自分によって救済されたい、とも思います。 残念ながら、それも未だに出来ていませんが。
830 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 12:10:48
>>823 >いきなり拘束衣着せられて地下牢に入れられていつ果てるとも知れない拷問に晒されても
>息苦しいし薄昏いし痛いがそれ以上の意味はないで済ませられるのかな?
そういう状況でこそ、存在が無意味であることがあらわになる。
というかその仮定はナンセンス。一部しか仮定してないから。
(全体を想定するかしないかが、ニヒリストとそうでない人の分かれ目だともいえる。)
実際にそういう状況が起こるとき(←ここが重要)、そこで拷問する側が
「こういうわけでおまえを拷問するんだ」と告げるんだが、
ニヒリストはこういう状況に対して、その理由・考え方・形而上学・この状況は無意味だ、と思うわけ。
カミュが書いた似たような例。
・独房の中でずっと一人なので、人に会わずにいる。
するととてつもない人恋しさ、女欲しさの感情に襲われる。
そこで看守に言われるのが、「そうです、これがあるから、監獄というものがあるんですよ」
→数週間も経つとその生活にも慣れっこになって
なんとも思わなくなる。((そんなものが罰なのかどうか。私となにか関係があったのか。))
・裁判で、死刑を告げられるときに
「全フランス国民の名において、あなたの死刑が決まった」と言われる。
((記者も来ていたし、なん人かが私の裁判に関心があったようだが、
それがなにか存在に関係あるのか。誰かがつくった法律とたまたまこうなった存在はどう関係するのか。
私にはわからない))
つまり、「あなたの存在がこの状況に絶対的に関係するのだ」、と言われるとき、
その関係するという理由が自分の側にないとき、ニヒリズム的な「無意味」な感情があらわれるわけ。
831 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 12:17:41
それから、狂っているわけではない。 >「あなたの存在がこの状況に絶対的に関係するのだ」、と言われるとき、 >その関係するという理由が自分の側にないとき という状況は、誰にでも起こりえる(誰でも持ちうる)ものだから。 たとえば、日本人である存在の人物が イスラム教徒とキリスト教徒の友人を、呼び集めたとする。 そこで目の前でいきなりそのふたりが 殺し合いをはじめたとする。 ふたりのそれぞれの言い分を知っていて、なぜふたりが殺し合いをはじめたのかがわかっていたとしても、 「なぜ人間はそんなことで殺しあわなければならないのか」はということを理解はできない。 そこで「無意味だ」という感情がたちあらわれる。
832 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 12:23:04
いくらでも例はある。 仲が悪い両親のもとに生まれた子ども。 両親はしょっちゅう喧嘩をしていて、いつも怒鳴り声が聞こえてきて 毎日ビクビクしている。 「なんでボクはこんな目にあわなくてはならないのだろう」と思って、 子どもは観察する。すると、 父は母のここが気に入らないのだ、母は父のここが気に入らないのだ、 ということがわかる。それが人間の感情というものだ、ということがわかる。 だがそれがどういうわけでもない。毎日ビクビクすることには変わりない。 「なんでこの両親のもとに生まれたのか」という問いに答える論理はない。なぜなら ただたまたまそうで在ったからに過ぎないのだから。
無意味で無価値なのはお前の顔。いい加減気づけ
834 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 13:41:12
>>832 >「なんでこの両親のもとに生まれたのか」という問いに
どうすれば自分は幸せになれるか? と問うべきところだと思うが。
しかしこういう事を言うとまた宗教チックだと非難されるんだよな。
哲学はどうも宗教との住み分けを意識しすぎる余りに、個人の宗教的な
動機を抑圧する傾向があるんだよな。
>>829 たとえば歴史上の、仏陀のような人は自分自身を救済した人と思われるよ。
しかし多くの人は現実的な回答として、そのような人に自分が救済されるという
道を選んだ。既存の仏教の教団に属するのがよいとは言わないが、一般に尊敬する人を
見つけてその人を心の導き手として救済を求めるというのは現実的な回答だと
思われるよ。それが自分の父親であってもいいし教師であってもいいし、死んだ
哲学者であっても構わない。
835 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 13:52:09
>>825 人生有意味派の人ですね。
も、ものすごく頭いい話をしているので
>感性と理屈を混同しているから身体がついていかない
ここ、もう少し詳しく。
836 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 13:54:18
>>829 そんなんがエヴァみたいなアニメの主人公になるんだよ
>>834 ニヒリストっていうのは基本的に
どうすれば幸福になれるのか、っていう問いはしない。
幸福とは何なのか、何故それを欲しなければいけないのか
とかそういうことを疑問に思ってるわけ。
救済を求めてるわけじゃない、ただ理解できないだけ。
>>835 身体にとっては無意味な事は存在しないでしょう。
それが自分にとって不利な事であろうが有利な事であろうが、
「意味」は「意味」です。
だから、自分(=個人)が思い描く理想像と世界の様相が余りにも合致していないと、
「無意味」と感じるのだと思います。
だから、自分の外側にある価値を「無意味」とする事によって、
逆に自分の内側にある理想像なりを暗黙の内に浮き立たせる行為だと思いますね。
感情的なニヒリズムは。
だからそれは哲学と言うよりも芸術で表したほうが、合理的ですね。
自分の外側も「無意味」とするならば自分の内側にあるその理想像も、
一切の感情が全て消えてしまうまで「無意味」と言う言葉に忠実でなければ、
「ニヒリズムを気取った一種のファッション」になってしまうんですよ。悲しいかな。
個人的な理想像は、例えば感情的な共感はあっても、正しいとは限りませんからね。
839 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 14:15:26
自分の頭のまわりに飛ぶハエをどう追い払うべきか と考えて実際に手を動かすことは、意味がないことなのか否か。
>>839 考えずに追い払って、段々イライラするもよし。
工夫して、窓を開けて、外に出るように誘導するもよし。
その悪戦苦闘する様子を他の人が見て笑うのもよし。
考える事は、なにがどう言う事に繋がるか分からないから楽しい。
と、私の個人的感情は申しておりますw
841 :
正常者 :2005/09/10(土) 14:39:48
>>839 重要なのは実効性があるかどうかではあるまいか?
まあ私ならばハエに触れることがイヤなので殺虫剤をかけますが。
842 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 14:47:26
>重要なのは実効性があるかどうかではあるまいか? だから現実社会には、政治がいるのです。 霞食って生きていける訳では無いですからね。
843 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 14:53:27
は? お前ら童貞クズブサが 何人束になっても俺には勝てませんから…。 この身長で困ったことはないなあ なぜなら美少年だからw ↑がどんな顔してキーボードを打っていたか見てみたい。私なら憤死するね。 一度ニヒリズムを知ったものは永遠つきまとうだろうな。私は有意味と無意味だという考えを 行き来しながら生きてますが。
844 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 15:15:29
じゃ。この情報で推測の試み。 >は? >お前ら童貞クズブサが (この人の中で童貞=クズでブサ(イク?)と言う、 人生の中で培ってきた価値観がありますね。ニーチェの言う所の「強者」の論理ですかね?) >何人束になっても俺には勝てませんから…。 (喧嘩前提ですよねwと、言う事は「童貞」に当たる人に論戦で負けて、 言葉の論戦自体の放棄とも取れますし、何人がかりで論戦をしても負けない、 と2通りの意味が考えられます) >この身長で困ったことはないなあ >なぜなら美少年だからw (流石に話の流れに依存しすぎる内容は、意味不明ですね。 背が低いとモテナイみたいな話の流れだったんですかね。 ただ、「童貞」と言う言葉を使っている事から、 モテルモテナイの話ですね。) でもこれって、「童貞」である事に社会的価値が付いてそれなりの勢力になれば、成立たない話ですからね。 こう言う事自体の積み重ねを経て虚しさを感じるのが、 元々ニヒリズムの意味だったように思いますね。 そう言う意味で現実社会的にはどうする事も出来ない状態=多くの場合「無意味」と言う関係ですね。
845 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 15:31:02
>>838 レスどうもありがとうございます。
感情的ニヒリズム=芸術
理性的ニヒリズム=哲学
と言うように読めてしまうんだけど気のせいでしょうか。
さらに、芸術=「ニヒリズムを気取った一種のファッション」
とも読めてしまうのですが、これは誤っているのでしょうか。
もしそうであれば、あなたが
>>825 さんであればですが
芸術に関してはどのようにお考えでしょうか。
846 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 15:55:01
>>845 その通りですね。大体内容的には。
ただ、芸術=「ニヒリズムを気取った一種のファッション」
とは限らないですね。ニヒリズムは何かと言う事を、
正確に丹念に追求するのでなければ、哲学にはなりえないよ、と言う事です。
要するに、把握する事正確である事が哲学だとすれば、
それ以外の感情的な事は、哲学的考え方の上では「間違い」と言うだけの事であって、
その関係に何らかの価値を見る自体が「ルサンチマン」的関係と言う事になります。
芸術にも色々あると思いますが。
例えばこの現実の苦しさ虚しさを感情的に表現するのに、
最終的にニヒリズムはあまり適切でない、と思います。
ニーチェだって、その地点からの克服、と言う意味で「超人」と言う概念を出している訳でしょう。
それでも、そのニーチェの考えの中に「間違い」があれば、
それはニーチェ「個人」の思想であり、あるいは「詩」なんですよ。
共感的にそれを理解する以上は、哲学も「芸術」にしか見えないはずです。
哲学は、例えば、ニーチェの言う所のその考え方の「間違い」は「間違い」として、
指摘もするでしょうし、その上でニーチェのこう捉える事もできる視点が存在する、と言うに過ぎません。
ニヒリズム的なものに惹かれる=芸術であって、
芸術だって、そこから一向に考えの深まり、進歩が無かったとするならば、
「一種のファッション」に過ぎません。ニヒリズムに限りませんが。
847 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 16:19:37
ただ、ファッションだって追求すれば、 それが万能であるか、はともかく独自の「ファッション哲学」にはなりえますから、 要するに、個人的には何でも良いからなんらかの「進歩」なりを感じさせて欲しい、 と言う欲求はありますけどね。 たまたま当時のキリスト教的な「神」の概念が、 当時の「ニヒリズム」の概念によって崩れただけであって、 特に日本ではキリスト教が根ざしている訳ではありませんし、 そう言う一定の宗教的土台としては薄いじゃないですか。 あんまり、効果としては本来の「ニヒリズム」そのままは、それこそあまり意味無いんですよ。 だから現代では、色々な宗教や思想がそれぞれ勝手な事を主張し合って、 結局お互いの権力闘争に明け暮れ、そのそれぞれの教義は形骸化した。 そしてその構図自体からそこに「権力への意志」の存在が説明され、 それら自体を包括統治してしまう、 人間自身の力で解釈された欺瞞的な「古い神」を超越した「超人」を目指す、と言うのがニーチェだと思います。 が、「現実的」には無理でしょうね。 ヒットラーみたいにそれを都合良く主観的に解釈して、独裁されるのも結局は許可になってしまいますし。 精々世界に点在する、ある分野では「超人的」な人を集めて、組織化すれば、 その時代では「超人」の指し示した状態が間接的に実現するかな、と言うところですかね。
つまり、おお神よ、と言いながら、実際には崩れきっている事に憤って、 織田信長の様に、坊主のくせに武器まで持ちやがって、 そんな乱れまくった坊主は坊主じゃねえよ、と、 焼き討ちにしたようなもんですね。思想上で。 キリストが平和の為でなく、剣を投げ入れる為に現れたのと同じ様に。 様は、何をより所にしようが、地盤がゆるい所に家を立てたら、 そこの家の中でいかに素晴らしい世界を築こうが、 嵐がきたら流される、と言う話でしょう。 人間が人間である限りは権力闘争からは結局の所逃れられませんし。 それを守る為のやり方感覚の違いであって、 同時にそれを守る為には、その個性に応じた、色んなノウハウがあるよね、って言う話ですね。
849 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 17:06:25
>>846 ー848のもの言いが
どんどん崩れていってることについて
850 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 17:10:25
851 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 17:18:37
御願いだからニヒリストじゃないやつは出てってくれ
>>851 そんなに傷の舐め合いがしたいのかw
さっさと死ね。ゴミw
どうせ引きこもりなんだろ?迷惑なんだよ地球にとって
>>850 それは、ノウハウと言う言葉をどう捉えるか、の問題では?
たまたま個人的に「ノウハウ」が芸術的イメージにそぐわないと言う話では。
「ノウハウ」と言う言葉で良い思いをした事が無いとか。
それは「ノウハウ」の言葉そのものの問題ではなく、
「ノウハウ」の言葉に蓄積された各々の内容の問題です。
別に「芸術的ノウハウ」と言って悪いと言う事は無いと思いますが。
だから個性に応じた色んな「ノウハウ」と言っている訳で、
それは、その人独自の物ですよ。
「ノウハウ」が簡単なものとは限りません。
>>849 だって、分かりやすくしようとすれば、
崩すしかないですしw
様は、話が伝われば良い訳ですから。
855 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 17:47:03
つまりは、 自分と違う皮膚感覚の事柄に対しては、 「ニュアンス」で捉えるしかなく、 その「ニュアンス」が違う皮膚感覚の事柄の本質からかけ離れた物だとすれば、 本質と感情の平行線が延々続く。 その言わば千日手の様な状態がどちらにも「ニヒル」な状態と言えないだろうか? と言うかこのスレはニヒリズムの克服に向かうんだから、 そう言う方向で行かなきゃダメでしょ。
引きこもりはなにやってもダメ
857 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 18:08:14
と言うか、オペラじゃないんだし。 「お前の溢れる愛を受け止める事の出来ない俺はこの虚しい気持ちをどうすれば良いのか?」見たいに。 まあ、歌だったら、ルサンチマンたっぷりにその後、 「この世は無意味だ。俺はこの世を憎む!!」とか歌えば、「香気」は醸し出されるでしょうが。。。 それはオペラと言う劇の中だから許される話ですしね。
858 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:02:34
>>857 がどんどんイロモノでウケ狙いの香ばしいレスをつけている件について
この人どうかな?
859 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:02:40
>>830 拘束衣地下牢拷問という状況
本人にとって自己が意味在るものであればその状況を受け入れることは出来ないので
これが改善されなければ(或いは長いこと改善の見込みがなければ)発狂するだろう
ニヒリストはそのへんどうなのよと思うわけ本当に小説のように慣れて平常心を保っていられるとしたら凄い
ニヒリストは最強だよ これを克服するのはもったいないな
>>832 分かりやすい例えどうも
ただ存在し続けるのみという目的は有機物としてはそぐわんだろう
有機物はいずれ滅びるんだから 最終的には目的は達せられん道理だ
だからそこに存在すること(両親がけんかし続けている状況に)自体に意味はないかもしれんだろ
ただこういうことを糧に将来異性と巧くやる方法を探れるという意味は見出せるかもしらんぞ
860 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:18:30
>>858 そうですかね?
感情的に無意味を捉えて、その結果どうなるか?
まで、その感情的思考を追求、想像するのが劇だと思いますが。
その劇的な事柄を現実と重ね合わせて(実際現実はそれが混ざっている)、
結果、動かない為の処世術としてのアクセサリー的に取り入れた「ニヒリズム」はあるのでは?
それと哲学的追求の意味での「ニヒリズム」とは、また違うのでは?
と言う話なんですが。
つまり例えば、感情の中にが虚しさを認めるから世の中は「無意味」だとするのは、
逆の権力意思であって、
自分が虚しいから世の中は「無意味」と言うのは、単なる我侭だと思いますね。
数学が出来る人が多い中で、
数学が全然出来ないから馬鹿にされ、それに「ルサンチマン」を覚えて、
「世の中は無意味だ」とするのは、エゴイズムでしょう。それ自体は。
数学が出来ない自分の勢力が弱い、と言う問題は「ニヒリズム」とは関係ないんですよ。
力関係が強かろうが弱かろうが、理屈で説明できない物は「エゴイズム」で、
そこから派生する事柄は、「ニヒリズム」であろうが、そうでなかろうが関係ないと思いますが。
だから、そういう「エゴイズム」の問題は「劇」と言う意味で言ったのですが。
「エゴイズム」が「ニヒリズム」を道具として使った場合の結末の仮定として。
861 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:23:31
能天気の楽観主義者を痛めつける板はここでつか?
862 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:24:41
つまり「ニヒリズム」は自分を守る手段としては、 何の役にも立たない、と言う事を言いたい訳ですよ。
863 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:26:05
864 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:27:48
>>863 いや、
>それで?
の前に、あなたの意見がないと。
865 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:38:29
御願いだからニヒリストじゃないやつは出てってくれ
866 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:42:08
>>865 ニヒリズム否定のスレだろ?
スレタイ読んだ?
867 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:45:25
更に言えば、 >それで? に、「だからどうしたの?」と言う否定的色彩を帯びた意味から、「その話の続きを聞きたい」 と言う肯定的色彩を帯びた意味まで、色々解釈を膨らませる事はできますし。 大体、そう言う幅を含めた言い方で「遊べる」事自体、緊迫していない、 「能天気の楽観主義者」の範疇に入るような気もしますが。 だから、「能天気の楽観主義者」と言う言い方は、やはりこのスレには、 適さないと思いますね。
868 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:48:56
>ニヒリストじゃないやつ ならば有り金を、ニヒリストではない人間に提供するべきですね。 一切が無意味なら、お金も必要ないでしょうw
869 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:52:12
不自由の無い状態でニヒリズムを言うのなら、 一切を奪われた状態でもニヒリズムを言わないと、証明にはなりません。 大体その時点で、言葉の性質を考える上で最大の矛盾がありますし。
870 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 19:59:59
言葉という意味を使って「無意味」を語る事は錯覚以外に出来ません。 個人が目指す方向にとっての「無意味」はあっても。 絶対的「無意味」は、言葉の上には少なくとも存在しません。 言葉の上に存在した時点で「無意味」でなくなります。
871 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/10(土) 22:42:56
このスレ、内容の良し悪しはともかく、熱い書き込みが多いな。
872 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 00:57:59
>871 ニヒリズムを冷たいものと思うなよ
873 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 01:39:58
近代の幕開けによって神は殺され 帝国主義の終焉と、国際化によって民族主義が殺された 現代は全世界的にニヒリストを大量排出しやすい環境にある
875 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 10:22:28
以降馬鹿はスルーで
876 :
考える名無しさん :2005/09/11(日) 16:52:10
>>859 >拘束衣地下牢拷問という状況
いや、極限状態を想定すれば、ニヒリストだって発狂するよ。
苦痛はだれだって感じる。
それなのになぜ
ニヒリストが平常心を保っているように見えるかというと、単に
論理的な事柄のみを述べていると、それが平常心であるかのように見える、というわけだから。
たとえば医者が怪我したとき、「今、○○の血管が切れていて早急に止血の必要がある」と
言えば、周りの人間は勝手に、(この人は血まみれなのになんて冷静なんだろう!)と思うわけ。
同じ怪我で普通の人が「イテーー」と言ってると、その人に対しては(かなり痛いのだろうなぁ)と思う。
本当は痛みの度合いに違いはなくても、セリフが違うと周りの人間は違いがあるかのように思い込む。
877 :
考える名無しさん :2005/09/11(日) 16:52:52
そういうことで、ニヒリストに対する誤解も生まれるわけだ。 見ている現実にはさほど違いはないのに、相手であるニヒリズムの論理は認めないから 自分の側の「ニヒリズム」という概念を貶めなければ 気がすまない、というわけだ。 表面上は同じ「ニヒリズム」という単語を介するから、話は分裂を重ねる。
878 :
考える名無しさん :2005/09/11(日) 16:56:42
そうすると、必然的に、不毛になる。 いくらニヒリストが何度も、ニヒリズムは虚しさ(感情)のみではないし、感性と論理を区別しろ といっても相手が ニヒリズムは感情、自分を守る手段だろ といえばそれまでだ。 意味のないやりとりが繰り返されるだけ。
879 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 17:02:08
まあニヒリストは頭でっかち、とは言えるかもな。主観的でもいいから もうちょっとマシな真理を発見しなさいという助言はなりたつかも。
880 :
考える名無しさん :2005/09/11(日) 17:03:21
しかも日本語の言語体系が意味の類推を強制するように仕向けるので 論の否定→人格の否定 一部の否定→すべての否定 と解釈される風潮を生み出す。 そうなることを防ごうとすると、結局それは、論理を本来の思索からはずれた 無意味で面倒で制度的なものにするだけ。 だから色々とちゃんとレスしようと思ったけど、もうその体力がない。
881 :
考える名無しさん :2005/09/11(日) 17:05:06
心理的に「マシ」と思えるかどうかが真理の判断基準になるのではない
882 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 17:06:32
>>879 マシとは何か?マシなものとは何か?
・・・そのマシなものが何なのか考えなきゃいけないんだけど、
ニヒリズムだとみんな「無意味」ってことで一緒だからねぇ。
883 :
考える名無しさん :2005/09/11(日) 17:21:31
もっとよく考えてみろよ
>>838 の
>自分の外側にある価値を「無意味」とする事によって、
>逆に自分の内側にある理想像なりを暗黙の内に浮き立たせる行為だと思いますね。
>感情的なニヒリズムは。
これは感情一般、人間一般に当てはまる話で
ニヒリズム批判(あるい超克)にはなっていない、ということを。
>>846 のような
哲学がファッションだという話の中に、それが
「〜に過ぎない」というこの、「過ぎない」の中に含まれてる意味の信仰を。
ファッションだということ、思想だという点はいくらだって認めるが
ニヒリストは意味の信仰は認めないんだよ。
アンチであるための論理、なんていくらでもあるんだよ。(同時に認めるためのそれもだけど)
>>857 に対しては、ニヒリズムは劇的なものではなく淡白なもの、と
言うこともできるし、現実に劇的な場面が起こったら、たとえば
>>654 の挙げている
イラクのような場所ではどうなるんだ、と言える。
無意味という点で一緒でも、そこに至るまでのプロセスを考えてないわけでない。
つーかニヒリズムの方がよっぽど考えてるだろ。
考えること(頭でっかち)は無意味だという価値観念のもとでは
すべては表面上でしかないから、ニヒリズムが思考停止に見えてしまう可能性がある、
という点は認めるが。
884 :
考える名無しさん :2005/09/11(日) 17:27:40
現実世界にいくらでも論理が存在するから、みんな等価なんだよ。 そしていくらでも存在する論理によっていくらでも殺人が起きて、人が死んで、 死刑があって、宗教対立があって、権力による搾取があって、 いじめ問題があって、選挙があって、・・・・(以下無限に続けられる) どうだっていいんだよ。 この存在の無意味さがわからないか。 そこをわかるかわからないかのみが、ニヒリズムとそうでないかの違い。
885 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 17:29:16
>>876 ちょっとまった
人間は苦痛で死ぬかも知らんけど(ショック死)発狂はしないぞ
そうでなければ重傷を負ったり重病を患ったりしたら発狂してしまうことになる
絶望や受け入れられない現実が延々つづくと発狂するのだろ?(オレは専門家でないから推測だが)
ニヒリストは全てが無意味と思っていると定義するなら
絶望もなければ受け入れられない現実というものもない事になる
不自由は自由と等価であり痛みはただの生理現象という解釈をするだけなのでは?
もちろんニヒリストとはいえ苦痛にうめくこともあろうが
ショック死しない限りはどんな拷問にでも耐えられるのではないか?
自分が痛いからといってそれに何の意味があるのかと言いそう
886 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:20:07
俺の場合、思考は大抵「既にあったことの反省」なので、 ニヒリズムもまた後付けだな。 普段はとりあえず気の向くままに行動して、 あとでその行動を反省して「ああ、どうせ意味ないんだよな」と考える。 だから痛いときは泣き叫んで、痛くなくなってから、 痛くて泣き叫んだ経験を「まあ大したことではない、無意味なことだ」と考える。
887 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:47:22
>>883 自ら進んで「ニヒリスト」になる場合は、もうその時点で矛盾ですよね。
そこに何らかの「価値」を感じている事になるから。
「ニヒリズム」についてなにか言葉を残そうと言う事、その行為自体が、
「ニヒリズムを守る」と言う有価値行為になると思います。
有価値行為=権力への意志とすれば、
例え、徹底して権力への意志を否定したとしても、
それを否定する事によって、別種の権力が否応なしに出てきてしまう。
つまり、言葉が通じる相手が存在する限り、ニヒリズムは成立ち得ない、
と思います。
孤島に一人で住み、全てを自給自足でまかなえれば、話は別ですが。
そこには価値を伝える相手が必要ないので、
価値と言う概念自体が不要で、そこで生きる事に疑問を覚え、孤島から出ない限りは、
「ニヒリズム」の状態は存在できます。
孤島から出て、人にそこでの生活を伝えた瞬間にその生活がどんなに虚しいものであろうと、
意味が生じて、「ニヒリズム」は崩壊します。
888 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:49:56
この場合、その価値が例えマイナスでも、「有価値」ですから。 マイナスの価値をイコール「無意味」とすると、おかしな事になります。
889 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:58:29
更に言えば、こうやって会話を交わす、当人同士には「ニヒリズム」はありえず、 その会話の頭上には、「ニヒリズム」存在しえます。 その頭上にある「ニヒリズム」を手を伸ばして取る事は出来ません。
890 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 19:00:13
>>880 わかる。
ただ打破できんもんかね、その理論体系。
さもなくば皆何もしゃべれなくなってしまう。
891 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 19:04:45
>>890 それはむしろ、いわゆる「パンドラの箱」の事を指しているのでは?
と思いますが。
この世にニヒリストなどいない いるとすれば 正常な感覚を失った者だ そんなイカレポンチ、語るに値しない。 馬鹿か、マジにニヒリストを論じるなんてw
893 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 19:31:36
↑といっておきながら粘着して語ってる馬鹿
まだ先の話だけど、次スレ、分けて立てていいかな。 どうも考えの合わない人がいて、妙にストレスがたまる。 自分だけじゃなくてほかの人も喧嘩が多いし。
895 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 21:20:16
議論スレで隔離しといたら。 あとニヒリズムの定義を話し合ってテンプレに
甘えんなデブ 社会の産業廃棄物だよお前は
897 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 21:38:32
ニヒリズムは簡単にいうと無意味でしょ。 つまりすべて無意味ってことだよね。無意味って言葉が有意味を前提にしていることは無視して。 それは論理的な問題であって。 ニヒリストの場合は、宗教者とか、無宗教の人とかと似てるんだけど、 たとえば宗教者が救世主がいつか訪れるとか、戒律を守るとかあるけど厳格な宗教では 100%守れる人はいないよね。無宗教の人でも日本語を使ってると根性とか気合とか 初詣とか葬式とかいろんなことがあるね。でもすべてそれら宗教的なことを排除することはできないね。 で、ニヒリストも論理的に若しくは感覚的にニヒリズムに陥ってるとするよね。 でも仕事とかしてるときもずっと、無意味だ無意味だ、と思ってる人はいないね。 そんなこと思ってたら集中できないし、第一集中してたらそんなこと考えないね。 それと同じでなにかやるべきことがなくなって、一息ついて煙草とかお茶でも飲んで、 そんなとき、すべて無意味だって思うのかな?無意味なら食べることも無意味、 寝ることも、話すことも、無意味を考えることも。 日本のニヒリストって言うのは単なる感傷的な文学者肌の情緒的状態であって、 キリスト教圏のニヒリズムとはちがう気がするよ。
898 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 22:10:31
ウム(゚Д゚)_旦~
とりあえず実家住まいもしくは配偶者がいるというやつは ニヒリズムがどうたらこうたら語る資格ないからな それでも、いくら独り者でも周りの人間に迷惑かけないで どうやってこの社会でニヒリズムを貫いていくのかは見ものだがな
迷惑をかけないでとか意識してたら違うし〜。
901 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 08:32:23
独身かどうかなんて関係ないし〜。
902 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 09:57:46
>>885 たしかに発狂と言うと、多少語弊があったかもね。
でも、
>>876 でも(ある程度の)苦痛のさなかでも(論理的)思考を保つことは可能という
前提でもって、話してたんだよ。
で、その思考が何を告げるかというと、
>不自由は自由と等価であり痛みはただの生理現象
こんな単純なことではない。(そこまで単純であったなら、もとよりニヒリズムに至らないよ)
それに
>痛いからといって何の意味がある
これは原因と結果の混同してる。ニーチェの偶像のたそがれ嫁。
ニヒリズムはこんなこと言わない。
903 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 09:58:16
もう何度も言ってるように、 「痛みは無意味」→じゃあ痛くないんじゃん ってのはニヒリズムを外から見た視点、ニヒリストを 拷問する側が見る風景であって、 肝心の拷問を受けてるニヒリストの心理じゃないわけ。 ニヒリズムは、この状況、今拷問を受けていること、拷問されることまで至ったプロセス、 殴られると痛みを感じるという人間の神経系のはたらき、 こういうことが(つまり存在することが)無意味である、という論理から、 全部「無意味だ」というわけ。 だから、無意味だから拷問に耐えられる、というのは、因果関係が逆になっちゃってるの。 拷問があることが無意味、(というのがニヒリズム)なんだから。
904 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 10:02:16
>>886 自分の行動に対しては、だれしもそうかもしれないが、
自分以外は?
世の中に不幸と呼ばれるものがあって、苦しみに死んでる人間がいるということには?
「なんにでも平等に意味がある」と考えたら「意味の無いものは無い」ということになって そしれ「意味があるということでは全て同価値」=「特に突出して価値があるものはない!!」 アアアー!!アアアアアー!! う、うんこすることも勉強することも生きることも死ぬことも全部同価値!! アアアー!!
906 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 10:06:26
(904続き) 自分に対する評価、という形での名辞法なら、 それに呼応すると「後付け」だといえるかもしれない。 だが別な人間がいて、別な状況あって、それに呼応して ニヒリズムを名辞するなら、これは後付けかどうか微妙になってくる。 なぜなら、これは評価なのか、論理なのか、 他者に対して他者を規定する論理が可能なのか、という問題になるから。
907 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 10:17:46
>>887 前半
まず、ニヒリストが"みずから進んでニヒリストになろうしているように"見えるのは
あなたが暗黙のうちにニヒリズムの論理を認めない(知らない)から、その論理を避けて
他者を断定しようとするとき、そういう「見え方」になっているというだけ。
別に、ニヒリズムを守ろうとして書き込んだんじゃないんだよ。
書き込みをした、という行為から、いまのように
「ニヒリズムを守ろうとしたんだ」という(他者の)意味作用が生まれたんだ。
他者の解釈は、ニヒリズムには関係のないこと。
908 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 10:41:47
>>887 >権力の意思を否定する行為も、権力の意思なのだからおかしい
もうちょっと論理を精密に考える必要がある。
「AをBは否定する、BはAに属する、なのだからBの否定はおかしい」
というのは、論理を線上に考えると正しいように錯覚するが
現実には論理は複雑で空間的なので、詭弁だ。
ある開演前の劇場で、「だれも舞台には上がってはいけない」という決まりがあるとする。
舞台には最初だれもいないが、そのうちに興奮した客が勝手に上がってしまった。
警備員はその客を追い出そうと、「"舞台には上がっていけない"という決まりがあるんだ!」
とつかみかかった。そこで客が、「おまえだって上がってるじゃないか、決まりに反してる」
と言った、というのがこの論理。
じゃあそこで、警備員が舞台から去れば、
最初の決まりである「舞台には上がってはいけない」という論理が貫かれたのか?
違う。
客が舞台の上に残っていれば、最初の論理は貫かれていないことになる。
この場合に、客は論理に反している。
909 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 11:00:14
>>887 最後部分
そこで崩壊するのは、ニヒリズムではなく
精神の空虚さのみでは?
何かと関係したことによって、意味が生じると言うとき、
そこで生じる意味とは、それ自身の意味のみでしょう。
存在することに意味があることにはならない。
日常や幸福のうちであれば「それ自身の意味」というものに
満足し続けるかもしれないが、現実には日常や幸福のみではなく
不幸や限界状況が存在するのでは?
そういう状況におかれたとき、また
そういう状況におかれてる人間が存在するとき、本当に
存在に意味がある、ということでいいのか?
910 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 11:00:28
思想ファッションの中ではニヒリズムはパンクだな。
911 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 11:08:14
まあ、随分長く書いたけど、結局 論理の話であっても論理ではなく精神的なものみたいな見え方をするだろうから、 堂々巡りするだけか。しかも掲示板という媒体上の規約もあるから いちいち何回も同じこと言うことになってしまうし、国語の教科書くらいしか 読んだことない奴も見てると思うと、書くだけ無駄に思える。 もうここには来ないな。
912 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 11:11:28
若者に崇拝され、世間からうとまれるパンク ドイツの若者にはゴシックが人気
913 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 14:37:30
>>903 そうではなくて
ニヒリストであろうとも痛みは感じるだろうと理解はしている
痛ければうめくだろうし涙も出るだろう
ただ極限状態が延々つづこうともニヒリストならば心は平常と同じ様なのではなかろうか?と言っている
存在が無意味ならば存亡の淵であっても半分以上滅亡に近づいて戻れないと確信しようとも
おかれた状況が無意味であるという点では同じなのだからね
ここのニヒリストもどきはニヒリズムに意味を見い出してますね。 4様崇拝してきゃーきゃー言ってるオバチャンと同類
915 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 16:03:41
ニヒリストがニヒリストという概念を獲得した時点で、それはもう既にニヒリストではなくなっている
916 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 16:24:08
>915 ニヒリストがニヒリストという概念を獲得した時点で、「ニヒリストにおける」ニヒリズムという概念が成立している
>>915 こういうどうでもいいこと語るやつが出ると、
感情的なニヒリズム濃度が濃くなってきます。
918 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 16:33:08
イズム?チャンチャラオカシー。 イズモタイシャデモ イッテロw
919 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 16:37:18
>>908 「舞台に上がってはいけない」を一つの権力意志とすると、
「舞台に上がった」時点で、言葉の上では別の権力意志ですよ。
例えばこの二つの言葉に意味をもたせない状態では、ただの文字の羅列ですが。
言葉の性質を考える限り、「いけない」のに「舞台に上がった」
と言う、言葉上の矛盾の状態が出来る。
その矛盾が出来た状態で、「いけない」と言う言葉が効力を失っている訳です。
効力を失っている状態なら警備員はその効力を戻すために、
「いけない」効力を失っている舞台の上にその客を舞台から下ろす事は許される事です。
警備員は、「いけない」と言う言葉が効力を失わない為の存在、
と言う設定で話を進めると、そうなります。
「おまえだって上がってるじゃないか、決まりに反してる」
は、その客が舞台に上がらなければ、出ない言葉なので、
先に客を舞台から下ろす、
その後警備員も自らが「いけない」と言う言葉の効力を消しているから、
警備員も下りると言う事になります。
「おまえだって上がってるじゃないか、決まりに反してる」
には、同じく「おまえだって上がってるじゃないか、決まりに反してる」
と切り返す事が可能なので、無限ループです。
920 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 16:49:57
>>907 >他者の解釈は、ニヒリズムには関係のないこと。
それだったら別に「ニヒリズム」で無くても良い訳で。
単に「エゴイズム」で良いじゃないですか。
同じ理屈で私は他者の「ニヒリズム」解釈を否定する事も出来る、と言う事になります。
それ自体に個人各々の「ニヒリズム」観があると言う事で、
普遍性、と言う言葉を否定する、と言う意味では、主観的「情感」の世界の話になりますよね。
921 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 17:07:36
>>909 >そこで崩壊するのは、ニヒリズムではなく
>精神の空虚さのみでは?
外に、伝わらない以上は、どんな解釈をしようが、
孤島に住んでいる事を人が知らなければ(ここが説明足りなかったですね)、
孤島に住む人の人生と、普通に町に住む人間との人生の間に
「無意味」な空間は、存在する訳です。
その空間にしか「人生は無意味」な状態は成立しえない、と言う事です。
当然孤島から出て、町に辿り着くと、
そこにどんな状態であろうが、
「主観的」なニヒリズムは崩壊する、と言う事ですね。
本当は、崩壊した後でも「ニヒリズム」の状態は変わらずあるんですが。
直接的に「ニヒリズム」は体験できない筈なんですよ。
語ろうとすれば必ず「間違う」=「ニヒリズム」ではないでしょうか。
922 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 17:11:30
>普通に町に住む人間との人生 普通に町に住む人間の人生 に訂正。
923 :
解体屋 :2005/09/12(月) 23:16:38
ニヒリズムは、単に「絶対的価値が無い状態」ということで、限定できると思いますよ。 それ以上の「意味」を求める必要は無いと思う。 それに対して、空しい、とか、逆に自由だ、とかいろんな反応があると思いますが、 それはあくまで「反応」であって、ニヒリズムそのものではないと思います。 だから、ペシミズム、アナーキズム、国家主義、共産主義なども、すべてニヒ リズムに源泉を持つと思います。(個々の事例ではもっと慎重に見なければな らないでしょうけど) このスレで語られていることは主にニヒリズムに対する反応であって、「ニヒリ ズムその後」のハナシであり、そういうことについてあれこれ議論することにも それはそれで意味があるとは思いますが、むしろニヒリズムに至る過程、「ニヒ リズム以前」について考察を巡らすほうが有効かと思います。 なぜかって「何でそうなのか?」と問うときは、その原因を突き止めるできでしょう。 それは遡ることだと思いますよ。 延々と自分の精神状態がどうだとか、空しいとか、下手をするとそんな自分にナルシズム を感じるとか、自分が、自分が、とそういうことを繰り返しても、堂々めぐりなんじゃないかな。
924 :
解体屋 :2005/09/12(月) 23:18:40
突き止める「べき」だったか。訂正
925 :
考える名無しさん :2005/09/12(月) 23:20:02
絶対的価値がないというよりも、絶対的崇拝対象がない、といったほうが正確だろう
926 :
解体屋 :2005/09/12(月) 23:26:00
「崇拝」という言葉は、宗教色が濃すぎるんじゃないかね。 キリスト教なり、その他の一神教なりならそれでいいかもしれないけど、 「イデア」という概念もあるから。
927 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/12(月) 23:29:57
>925 予定調和一般の不在でいいんじゃない? そんなもの無くても、カネがあり、自分と、せめては子供の代まではハッピーであればいい、という能天気刹那的楽観主義者のアンチノムとしてニヒリズムを定義するのであれば、前者の方が、よほどニヒリズムに近いよ。 スレタイの「ニヒリズムの超克」だけど、前段の前者の「ニヒリズム」は、始末が悪いね。刹那主義の自覚も無いからね。
928 :
解体屋 :2005/09/12(月) 23:36:11
>927 前段の前者の「ニヒリズム」は、始末が悪いね。刹那主義の自覚も無いからね 「前者」とは、私のことでいいのかな?
929 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/12(月) 23:57:20
>928 そのように自発的に自己規定するなら、否定できる理由もないよ。
930 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 00:05:08
ほんとうのニヒルを知りたいかね?それは
931 :
解体屋 :2005/09/13(火) 00:17:32
>929 はて、いつ私が「否定」とやらをしたのだろうか? ぜひご教示していただきたいものだ、具体的な部分を
932 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/13(火) 00:20:52
>931
>>929 :wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/12(月) 23:57:20
>928
そのように自発的に自己規定するなら、否定できる理由もないよ。
日本語、よく読んでね。
あなたが、何かを「否定」していると書かれているかな?
933 :
解体屋 :2005/09/13(火) 00:35:21
私は、私がニヒリズムを否定している、とあなたが思っている、読んだのです。 誤読ですか? 猛反省し再度熟読してみたものの、どうしても意味がわかりません。 むしろあなた日本語が文章の体を成していないのでは?などと失礼な考えが浮かんでくる始末 ですから、平身低頭してお願いしましょう。 > そのように自発的に自己規定するなら、否定できる理由もないよ 「そのように」…? 「自発的に自己規定」…? 「否定できる理由」…? これらを逐語的に説明して欲しいですね。 また、私の考えには否定的であると感じられるのですが、そうなら正面から反駁してもらいたいところですね。 さあ、稀代のニヒリスト、wisteria-1殿よ
934 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/13(火) 01:01:30
>>933 >>928 :解体屋 :2005/09/12(月) 23:36:11
>927
>前段の前者の「ニヒリズム」は、始末が悪いね。刹那主義の自覚も無いからね
「前者」とは、私のことでいいのかな?
私は、あなたのレスに関し、このレスしか読んでいません。
<「前者」とは、私のことでいいのかな?>というあなたの質問に対し、私は、「そのように自発的に自己規定するなら、否定できる理由もないよ」と、一言、感想をしたためたまでです。
あなたが、私が前レスで書いた「能天気刹那的楽観主義者」であると、あなたが自己規定しているなら、私は、あえてそれを否定するだけの、あなたに関する情報等を持ち合わせていないわけです。
ですから、あなたが、みずから、あえて、「能天気刹那的楽観主義者」であると自己規定されるならば、それを、私が、あえて「否定する」こと等、できるわけがないですから。
それと、逆に質問ですが、私が「稀代のニヒリスト」、と書かれる理由を知りたいですね。
あなたが、どのように「ニヒリスト」や「ニヒリズム」を定義しているか、
非常に興味があります。
935 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 01:07:55
解体屋のニヒリズム論は、なかなか哲学的に強固な論理で、ちょっと反論する気にならないが、 ↑のやりとりは、単純に誤解してるんじゃない? 929は「あなたのニヒリズム論を否定できる理由は無い」と言ってるんじゃ…? 「始末に悪い」とは言っているようだが…
936 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/13(火) 01:08:33
さて、夜もふけました。以降は、明日に。
937 :
解体屋 :2005/09/13(火) 01:27:58
なるほど。私が誤読している面もあったようです。 ただ、「能天気刹那的楽観主義者」という表現は使ったことが無いですね。 「稀代のニヒリスト」は、私とは全く違った方向からニヒリズムを見、また、多くを語られているようでしたので。 ま、半分本気、半分イヤミと言ったところ、ロゴスではなく、修辞的表現ですね。 ニヒリズムについてはいいだけしゃべりましたんで。826や、927で。
938 :
解体屋 :2005/09/13(火) 01:30:09
927ではなく923だったか。訂正
939 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/13(火) 01:31:32
>>923 >このスレで語られていることは主にニヒリズムに対する反応であって、「ニヒリズムその後」のハナシであり、
そういうことについてあれこれ議論することにもそれはそれで意味があるとは思いますが、むしろニヒリズムに至る過程、「ニヒリズム以前」について考察を巡らすほうが有効かと思います。
なぜかって「何でそうなのか?」と問うときは、その原因を突き止めるできでしょう。それは遡ることだと思いますよ。>
私は、少なくとも、「ニヒリズムに至る過程」、「ニヒリズム以前」については、すべて、私的領域の問題であり、それを語ることに何の意義も見出せません。
私小説の領域でしょう。
但し、それを、「構造」なり、「過程のロジック」として語ることには、何の異議もありません。
また、「ペシミズム、アナーキズム、国家主義、共産主義なども、すべてニヒリズムに源泉を持つと思います。(個々の事例ではもっと慎重に見なければならないでしょうけど)」に関し、
これは、ニヒリズムというよりも、なにものかに対する否定、アンチテーゼというべきものだと思います。
では、ニヒリズムとは何か?
このスレのかなり前のレスで、その「認識論的」現象論は、一応は書いたつもりです。
940 :
解体屋 :2005/09/13(火) 01:37:11
いや、全く議論が噛み合ってないんですけど、確かに夜も更けてますし。 長くなるから私の意見は次回にします。 ただ、いずれにせよ「私小説の領域」というのはあんまりな誤読です。 私は「ニヒリズム」を或る歴史現象だととらえているので。 個人が単位ではないんですよ。 まあ、今日は寝ましょう。また次回。
941 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 01:37:54
はっきり言ってニヒリズムなんてものは、自分で自分だけの 人生の意味・価値を導き出せない厨房が陥る病 自分がニヒリストとか言ってるアホは、自分が厨房だと告白 しているに過ぎない ニヒリズムを克服したいなら、先述のように自分だけの人生の 意味・価値を見出すか、その程度の頭がないアホは、ひたすら 目の前の日常に没頭すればいい ひきこもりはとりあえず部屋を出ろ
ということで終了 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
943 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 01:48:05
ニヒリスト・・・即ち、不遇な自己の救済。 反ニヒリスト主義・・・即ち、単なる強運者。 終わり。
944 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/13(火) 01:49:09
>940 人類の「歴史現象」のなかで、あなたがいう「イデア」が残る限り、 「ニヒリズム」は、同時に、常に併存する、ということは認めます。 但し、私は、「個々の人間が、ニヒリズムにいたる構造、過程等を、 いくつかのカテゴリー表にまとめる」ことは、 有意義なことではあると思いますが、たとえ、それができたとしても、 おそらく、何らの興味も喚起できないでしょう。 だから、「ニヒリズム」は、学問としての哲学の領域ではないとも思います。 そして、個々の「ニヒリスト」の数だけの「ニヒリズム」がある、 という考えから、「私小説」という言葉を用いました。 これは、決して、揶揄ではないことを理解いただければ幸いです。
945 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 01:50:49
人間集団の中に厳然たる位階が存することは 頭のついている人間とっては自明である。 2chに常駐しているような知障の群れに 選挙権を与えることがはたして人倫にかなうことであるか いまいちど真剣に議論されねばならん。 ゴミ・鼻くそ・女にまで投票権が与えられている今日 それにふさわしい政府が日本を支配しているわけだが これは日本人全体にとって不幸そのものではないか。 馬鹿が自滅するのを放置するのが愛国心であるとでも いうのか? いまこそ帝国は復活しなければならぬ。
946 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 01:58:19
という池沼あいてにホザク池沼は如何に・・・
948 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 04:29:53
949 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 12:03:49
>>919 >>908 では、そのような意味を正論として主張する
>>887 に対して
それはおかしい、と主張してるんだけどね。(詭弁であるから、という理由で。)
詭弁であることは俺にとって明白だから、
(というか俺にとって当たり前すぎる故に何も思わなくて)
詭弁の説明を書かなかっただけであって、
>>908 は一部を例示しただけであり、全体を規定しようとして
書き込んだんじゃない。
>と切り返す事が可能なので、無限ループです。
(
>>908 の時点で)この感じ・印象を引き合いに出して、論理を現実どおりにではなく
自分の中の思い込みによって平面的に捉えるているという現状が
いかに滑稽か、を示す狙いがあった。
ただ狙いが成就するためには、論理についての知識が「当たり前」という肌感覚が
必要だったから、今思えば、この狙いが成就する見込みは最初からなかったことになるけど。
950 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 12:09:39
>>920 これについても、文脈を読んでくれ。
ニヒリズム全体を定義しようしたわけじゃなく、
>>887 が
ニヒリズムを単一的な定義でもって捉えてるところの反論として書いたんだ。
だから、単一的な定義に対するように、その一つの命題が
単一的になるのは当たり前。
単一の命題で、定義しようという気は、俺にはない。
(まあ、そう読めてしまうのは、会話が連続的ではないという掲示板の性質によるから
責める気はない)
951 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 12:11:13
訂正: 単一的な定義に対するように(書かれた)、その一つの命題が
952 :
考える名無しさん :2005/09/13(火) 12:13:47
多くの場合の「ニヒリズム」は、 神と契約する事によって、成立っていたモラル等も、 その「神」と思われていたものは、作られた偽物の偶像に過ぎず (そこには、高い位の人物がルサンチマンを巧みに抑える為の処世術として 神と言う見えない権力を作り、位の低い人間が逆らわないようにするモラルを作った、 と言う観点がある。しかし、その言わば神を中心にした権力システムと、 神を中心としない世界のシステムはどちらの方が現世利益的に有利かは、 また別の問題としておく)、 したがってその神との契約は当然消滅、 同時にそれらに寄り添うようにして成立していたモラルも同時に崩壊する、 そこから、神と言う偶像の為に生き無くても良い以上は、 何をしようが自由だ、と言う意味での「ニヒリズム」が殆どだと思われます。
ただ、この場合の「ニヒリズム」は、 結局その人にとっての「人生は無意味」であって、 他者のルールを無視して犯罪を犯したとすれば、 その人の主観では相変わらず「人生は無意味」と考え続ける事はできるが、 罰を受けないと言う証明にはなりえません。 「ニヒリズム」と言う共通の言葉を使う限りは、 結局、全体にとっての「無意味」と言う状態は理屈の上では可能なので、 全体にとっては「ニヒリズム」はありえず「ニヒル」と言う一語で終ってしまう、 と言う事になります。 つまり既存の神を信じないニヒリズムが存在すれば、既存の神を「意味無く」信じる ニヒリズムも同時に存在できる。「人生が無意味」なら、別に神と言う偶像を信じ様が信じまいが、 構わない訳です。 つまり「ニヒリズム」に生きる以上は、「ニヒリズム」と言うまた一つの「神と言う名の偶像」と、 同じ位に実は宗教性を帯びてしまうと言う矛盾を孕みます。
そう言う前提なしに感情的に「人生は無意味だ」と捉える場合は、 「自分の価値観や感覚が他者に認められない」事から起因する物でしょうし、 それはどちらかと言えば「ニヒリズム」と言うよりは、 「アナーキズム」につながる、と言った方が近いかもしれません
実感的肉体は、既に目的嗜好性を持っているので、 「無意味」は、刹那的で、進行的であり、 個人的肉体的個性の求める志向性とその解決の無い場合、 虚しさへ感情の交替によって、 矛盾しつつ、それを表そうとするのかも知れません。 ここまで来ると、確かに「私小説」の領域に入ってしまうでしょうね。
サルトルが嘔吐で批判した論調が、まんま出てるよ。 (「僕は人類を愛してます、人類は平和にならなければならい、だってそうでしょう」 と言うヒューマニストに 「じゃあそこでティーを飲んでるオヤジは愛しているのか? このカフェのウエイターは? そこの・・・・は?」と訊くシーンね) 全然現実を見てないで、論理を都合よく整理整頓して「無矛盾」という棚にしまい込んで 「無意味」を解決した、と思い込む行為。 棚に入らなかったものは、「私小説」であり取るに足らないものと名づけ、さーすっきりしたぞ、と。 ニヒリストが「それは感情の話であってニヒリズムの論理じゃないよ」と言えば、 いや、「ニヒリズム」という言葉がある以上こうなのだ、と告げる。 イスラム教徒が「それはテロであってイスラムじゃない」と言っても キリスト教徒は、いやおまえらみんな同じだから、と言って聞く耳を持たず戦争を仕掛けるの同じ。 もとより話が通じる道理がないんだ。 「私小説」という言葉が出るたびに思ってたが、あんたらいったいいつの哲学勉強してるんだ? 現代思想をなんも知らんのだな。 現実が私的である以上、分析を続けていく論理も私的にならざるを得ない。 哲学ゴーストが持ち上げられたのは、19世紀までの話だよ。
何が言いたいのかというと、哲学ゴーストにならないように、もっと現実を分析したら? 「現実の分析」の結果が哲学なんであって、「分析結果報告書」の体裁で構文したからって 哲学にはならないんだよ。 といってもニヒリズムの外部にいる人間が、それをできるわけがないけども。
分別の時代じゃこう書くと選民思想だ、と非難がありそうなので先に反論しておくと、 人間同士がわかりあえないのは当たり前のことだから 少しもそうじゃないから。 イラつくくらいなら来なきゃいいのに、って思うよ。あんた哲学に何を求めてんの?って話。 自分への賛同意見求めてもはじまらないよ。
960 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/14(水) 15:15:00
>>957 <現実が私的である以上、分析を続けていく論理も私的にならざるを得ない。>
現実は、「私的」になんかなりえていない。
権力とマスメディアと経済的勝ち組等による意識誘導の結果、私的領域はどんどん狭まっているよ。
だから、例えば、この状況に対し"non"と言える論理なりを構築していく営為主体にもなりえるのが、ニヒリストの強みなんだよ。
ニヒリストは、もともと、既成価値一般などは、感性的にであるにせよ、否定し終わっているのだから、能天気刹那的近視眼的楽観主義者よりも、いいポジションにいると思うよ。
961 :
考える名無しさん :2005/09/14(水) 15:21:36
>>960 たぶん昨今の「自分らしさ」「個性」とかはその反動なんだろうな。
世界の全体主義化が始まったのか。
>現実は、「私的」になんかなりえていない。
たぶんそうだね。
ニヒリスト以外があなたのいう「能天気刹那的近視眼的楽観主義者」わけではないと思うが、
年をくってからニヒリズムに陥る人がどんどん増えるんでしょうね。
962 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/14(水) 15:29:09
>>961 世界の「米国ドメスティックなグローバリズムに基づく価値感による世界全体主義化」ですね。
人間の意識は、99.9%が下部構造の生産現場/経済活動に規定されるとして、
例え0.1%にすぎないとしても、上部構想としての「私的領域(私小説的時空)」が最後の砦ですから。
この例えでいけば、ニヒリズム等は、当然に非生産的なものとして排他されます。
そうではないよ、という営為主体であることがニヒリストのミッションではないかと。
963 :
考える名無しさん :2005/09/14(水) 16:19:00
>>962 お前にとっては私的領域は宗教そのものだな
>963 お前にとっては私的領域は皆無だな
>>963 コピペやテキスト等に書いてあること以外のことを自分の言葉で書いてからいえや
>964 >965 私的領域なんて幻想だろ そんなもんあるわけねえだろ
967 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/14(水) 16:31:11
>966 確かに幻想かもしれない。 しかし、「無い」とは断定できない。 もちろん、「有る」とも断定できない。 但し、ニヒリズムが、「私的領域」抜きには語れないことだけは確か。
968 :
963 :2005/09/14(水) 16:33:14
じゃあニヒリズムがあるかないかもわかんねえのかw ちなみに即興で言ったんだが、どんなコピペやテキストに書いてあんのさ
969 :
考える名無しさん :2005/09/14(水) 16:48:06
だだのニヒリズムを批判することでニヒリズムを脱出しようとしてる奴らはだまってな。 で、私的領域が上部構造としてニヒリズムがそこにいるとも限らないんじゃないかな。 もしかしたら、下部構造の下の最下部構造でくすぶってるかもしれんぞ。 そうだとしたら営為主体ととることにしか社会的価値がないということだ。 営為主体になるすれば0.1%のうちどのくらいが営為主体となれるのか。 おそらく0.1%のうちの0.001%くらいならいい方だろう。 それだけが生産的として賞賛を得ることができるかもしれない。
970 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/14(水) 19:32:42
>969 <私的領域が上部構造としてニヒリズムがそこにいるとも限らないんじゃないかな。> 哀しきかな、下部構造に「私的領域」が入りこむ隙は、「一般的には」無い。 <もしかしたら、下部構造の下の最下部構造でくすぶってるかもしれんぞ。> 認識のプロトコルでいえば、ニヒリズムは、物理層の直感辺りから、統覚/悟性/理性まで貫通している。 <営為主体ととることにしか社会的価値がないということだ。> だから、生産/経済活動に物理的/時間的に99.9%補足されているニヒリスト一般にとって、もし何らかの営為ができるとすれば、残りの0.1%しか余地が無い。 これで何ができるのか? おそらくは何もできやしない。 ではどうするか? たとえそれが幻想であっても、belong to nothing、 即ち、すべての既成価値/観念/感性等から追放される/追放するのがニヒリズムの出発点であり且つ定義であるとすれば、 生産/経済活動の領域においても、belong to nothingであると自分で割り切れる/妥協できる地平を構築するしかないね。 もちろん難しいよ。経済的に。しかし、そのくらいしか、今のところ、解は無い、と思っている。
971 :
ポコチンクレイマー :2005/09/14(水) 19:52:08
「引きこもりはつらい」シリーズのスレは なくなったんですか?
972 :
考える名無しさん :2005/09/14(水) 20:31:18
引きこもりと、ニヒリズムとは、まったく関係ありませんので、 別スレをお探しになることを、お奨めいたします。
非常に初歩的な質問ですいませんが、「ニヒリズム」の反対語は何でしょうか。 辞書的には、どうも適当な言葉がないような気がするのですが。 日本人は「ニヒリズム」と「ペシミズム(悲観主義)」を混同している人が多いので、 反対語は「オプティミズム(楽観主義)」だという雰囲気もありますが、 これは明白な誤解だと思います。 反対語がない、という事実が、「ニヒリズム」の他と比較し難い 独特の位置を示しているような気がします。
974 :
解体屋 :2005/09/14(水) 22:10:26
おお、このスレもまもなく終了ですね。 「蛍の光」が聞こえてくるようです。 結論としては、ニヒリズムもニヒリストもこの世には存在しなかったから、 克服するまでもなかった、ってことでしょうか。 よって「慣用句としてのニヒリズム、その克服(藁」と次スレを立てる 誰も乗ってこなそうだがw ま、言葉はすべて慣用句と言えますから。 そういう自覚があれば、「私的領域」うんぬんが問題になることもないと思うしね
975 :
解体屋 :2005/09/14(水) 22:14:51
>973 「存在」 でどうでしょう。
977 :
考える名無しさん :2005/09/14(水) 22:26:37
>>97 ニヒリズムを破壊者(主義)と捕らえて、
ニヒリズム=超現実主義・・・
その反語といういみで、
妥協主義、盲目的建設主義、実存主義、
>>973 ニヒリズム=虚無主義、とするなら、
漢字的にいうと「虚⇔実」「無⇔有(存在)」で、やっぱり
「実有主義」「実存主義」か。「充溢主義」もいいか。
プラッグマティズムじゃねーの?
980 :
wisteria-1 ◆w6bR1QqEtU :2005/09/15(木) 11:30:46
>>973 ニヒリズムのアンチノムは、「能天気刹那的近視眼的楽観 非本質的無私 被流社会之皮相」無意識主義
981 :
考える名無しさん :2005/09/15(木) 13:58:35
>>「能天気刹那的近視眼的楽観 非本質的無私 被流社会之皮相」無意識主義 きのうより長くなったね。
982 :
考える名無しさん :2005/09/15(木) 22:25:05
イタイ造語 ああ恥ずかしい
983 :
考える名無しさん :2005/09/15(木) 22:55:18
考えたんだから、いいじゃないか。 誹謗するより、100倍まし。
984 :
考える名無しさん :2005/09/16(金) 16:32:55
うーん、それなら「ニヒリスト」より 「感情論否定主義」の方が適切。
985 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/16(金) 18:01:51
>984 確かに、ニヒリストは、常に醒めていて(一生、心の底から笑えない)、感性、論理とも、基調がモノトーンのきらいはある。 感性に関し、例えば、ばら色の夕焼けを見て、無心に、美しい、これが永遠に続けば、なんていう感傷からも無縁だからね。 しかし、これは、「感情論否定主義」とは違う。 このアントニムは、「理性/論理至上主義」になってしまうから。 だから、前にも書いたけど、ニヒリズムの認識のプロトコルは、「物理層の直感辺りから、統覚/悟性/理性まで貫通している」のだから、 感性/直感の層だけでは、語れない。 且つ、なにかに対する否定、というものでもない。 誰かが、「実存」と書いていたけど、既成価値一般を全否定した地平から、 自分の私的領域でもって世界/人間存在のありようを再構築していくプロセスである、というのには、外部からの現象としては近似しているかもしれない。 でも、実存の場合は、もっとアグレッシブなものであり、ニヒリズムとは本質的に共有する部分は無いと思う。 難しいね。 ニヒリズムを定義づけるのは。 アントニムを挙げてみると、よけいに、その難しさがわかる。 その難しさの要因として、ニヒリズムが「私的領域」に関与しなければ語れない、という点があることは間違いないと思う。 こう書くと、ニヒリズムは、結局は、「主義」ではなく、それゆえ、今まで、哲学のターゲットとして正面から切り込めてこなかった領域なのかもしれない。 一点、誤解を解いておく必要はあると思う。 ニヒリズムは、どのように揶揄、批判されても、成熟し深く沈降したニヒリズムは、決してネガティブななにものかではなく、 something new, something elseを構築/再構築する母体たりえるものである、という矜持を持てるだけの基本的姿勢の1つたりえるものだよ。 いずれにせよ、もっともっと議論が必要だよね。
986 :
考える名無しさん :2005/09/16(金) 18:37:05
>>985 それは、ニーチェが編み出した「ニヒリズム」からはまた離れたものですね。
なにか「ニヒリズム」=一種の安眠枕と言った観を受けます。
987 :
考える名無しさん :2005/09/16(金) 18:39:57
結局、遠回しのコミュニケーションではないですかね。 それを肯定的に受け止めるか受け止めないかの違いで。 個人のある独特の感情の流れと言う自己主張を、 正当化すると言う行為なのでは?
988 :
考える名無しさん :2005/09/16(金) 18:41:16
美学。それを説教的に表に出そうと、隠そうと。
989 :
考える名無しさん :2005/09/16(金) 18:42:51
美学に戦いあり。
990 :
考える名無しさん :2005/09/16(金) 20:21:33
>986 <ニーチェが編み出した「ニヒリズム」> 「神」という絶対超越者を否定することと、前スレで書いた「既成価値一般を全否定」することとは、 ほぼ同義のつもりです。 神の否定は、ニーチェよりも、フォイエルバッハ等の方が、弁証法の駆使により、 よほど鮮明にやりきっていますし、キルケゴールも内的な弁証法により、神のいない世界に到達していますよ。 もし、ニヒリズムを、絶対的/超越的存在(西欧における神)の否定、という狭義でとらえるならば、 そのニヒリズムは、一方ではマルクス、一方では、サルトル等により、既に克服されてますよ。 ここで書こうとしているのは、現在、どこでも、いつでも、誰にでも、なんらかの要因により現出してくるニヒリズムの現象をどう捉え、どう対処していけるかを書いているつもりです。
991 :
考える名無しさん :2005/09/16(金) 20:26:42
それなんて漫画?
不幸を克服するためのニヒリズム wisteriaのそれ。
Q ニヒリズムの概念をつくったロシアの小説とは何でしょう?
995 :
考える名無しさん :2005/09/16(金) 20:58:16
ニヒリズム克服したら、なんかいいことあるんかいな? 7レスで表現せよ。
996 :
考える名無しさん :2005/09/16(金) 21:17:12
997 :
解体屋 :2005/09/16(金) 21:17:40
>990 もし、ニヒリズムを、絶対的/超越的存在(西欧における神)の否定、という狭義でとらえるならば、 そのニヒリズムは、一方ではマルクス、一方では、サルトル等により、既に克服されてますよ。 信じられない恥ずかしい言葉だなあ。 もちろんジョークだよね?
998 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/16(金) 22:07:02
>997 自分で考えて書いていることだから、何も恥ずかしくない。 解体屋さん、誤謬があれば、どんどん、ご指摘ください。
999 :
考える名無しさん :2005/09/16(金) 22:09:44
誤読も恥ずかしくないのさ 1000
1000 :
wisteria-1 ◆ITBZ6GuBCc :2005/09/16(金) 22:10:26
>>993 <不幸を克服するためのニヒリズム>
ニヒリズムは、幸福、不幸という、それこそ曖昧な尺度で定義づけられるものではない。
1001 :
1001 :
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