【読書会】J.デリダ『コーラ』を読む

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11 ◆7VId6JdvpA
「感性的なものでも叡知的なものでもなく、メタフォールでも字義通りの
 指示でもなく、これでもなくあれでもなく、かつこれでありあれであるもの。
 パラドックスとダブルバインドをいかなる水準でも還元しないそのポジションなき
 ポジション「コーラ」を、ジャック・デリダが読み解く」(未来社HP/書籍紹介文より抜粋)


スレ題の通り、ジャック・デリダ著『コーラ』の読書会を行います。
底本には未来社刊行の邦訳版
『コーラ――プラトンの場』ジャック・デリダ著/守中高明訳(未来社、2004)を用います。
http://www.miraisha.co.jp/ (新刊案内を参照)
良訳だと思いますが、原著に当たれる方は適時ご指摘をお願いします。

読書会の形式としては、任意のセクションの担当者がレジュメを作成し、
それを元に討議を行う、ということにしたいと思います。
初回は私がレジュメを作りますが、次回は別の参加者にお願いしたいと思います。
セクションの切り方は自由です。内容・形式に応じてご随意に。
なお、レジュメ作成担当者は、事前に次回対象とする範囲を告知してください。
便宜上、討論参加者のほかに、最低3人(含私)のレジュメ作成担当者を募ります。
やってもいいよと仰る方、ぜひぜひ参加表明のほどを。

なお、プラトン「ティマイオス」については、特に文献の指定はしませんが、
各自併せ読んでいきましょう。
当方は岩波のプラトン全集12『ティマイオス、クリティアス』(種山恭子/田之頭安彦訳)を用います。

では、参加希望の方、お待ちしております。討論のみの参加ももちろん歓迎します。
一定数の希望者が集まり次第、始めたいと思います。
(※荒し及びそれに類する発言には一切関与しませんのでそのつもりで。専用ブラウザ推奨)
22:04/06/10 02:51
2get!
簡単でした!
3考える名無しさん:04/06/10 02:53
         ∧_∧  このコーラは私のオゴリだ
         (`・ω・´)   シュッ
        (つ   と彡 ./
            /  ./
           /   ./
         /    /
        /      /
      / ///   / ツツー
     /  旦   /
   /       ./
4考える名無しさん:04/06/10 02:56
クソスレの海の中では久々にまともに見えるスレだ
でもよく見たらクソスレだ…
5ンーカノレ:04/06/10 02:57
よびましたか?
6考える名無しさん:04/06/10 02:59
>>1
>初回は私がレジュメを作りますが
作成まだ〜?
72:04/06/10 03:00
81 ◆7VId6JdvpA :04/06/10 03:11
一定数の参加希望者が集まり次第、と書きましたが、
とりあえず第一回目はやっておいた方が良さそうですね。
では、明日のこの時間に、初回のレジュメをUPします。
本がいま手元にないので対象範囲をお知らせできないのですが、
まあ多分「T」章全体になるかと思います。内容的にも一貫してますしね。

>>7
ありがとうございます。
そのリンク先にも書いてありますが、訳者解説がなかなかです。
ユダヤ博物館についての議論には異があるものの。
まあそれについては追い追いツッコむことにして、では明日のこの時間に。
9ン一力ノレ:04/06/10 06:03
てすと
10考える名無しさん:04/06/10 06:07
>>9

「知恵遅れ」は隔離スレから出ちゃダメよ。今、院長先生呼ぶからw
11ン一力ノレ:04/06/10 06:53
このスレの人ってみんな「知恵遅れ」なの?
もしかしてデリダとかいう人も?
病んでるねえ
12考える名無しさん:04/06/10 21:05
ポモの人ってすぐ「異質」を排除しようとするよね
ポモって他人の批判に開かれた思想じゃないね
あげくの果てには「知恵遅れ」扱い
フーコー先生にいいつけまつよ?
13考える名無しさん:04/06/10 22:23
>>11
>>12

とにかく読書会のスレだからスレ違いのレスは控えてください。
14考える名無しさん:04/06/10 22:36

ペプシの CM いいね !
151 ◆7VId6JdvpA :04/06/11 01:08
お待たせして申し訳ありません。
事情により、レジュメは今日明け方ごろのUPとなります。
いましばしお待ちを。
しかし「T」章全体なんて言ったけれど、いやいや大変な量ですね。
さらにいくつかに区切って断続的にUPしていくことになるかもです。
16考える名無しさん:04/06/11 20:10
コカ・コーラC2発売記念あげ
17考える名無しさん:04/06/11 22:50
あまりに低能なレスの嵐にワロタ

1よ俺が居るから安心してやりなさいage
18考える名無しさん:04/06/12 05:33
コーラは中沢新一のも面白いかも?
191 ◆7VId6JdvpA :04/06/12 05:36
>>17
どうも。励みになります。


では、始めます。
最初に凡例(約束事)を少々。

・レジュメ作成担当者が指定したセクションは「A、B、C......」として銘打ちます。
 各セクション内の小段落はそれに番号を付して明示します。
 また、対象範囲については凡例3と同様の方法で付記します。
 (例)A-1(p1/1-p3/5)、A-2(p3/6-p10/8)、B-1(p11/1-p12/10)、……etc
・原文からの直接引用は括弧「 」によって表示、著作物タイトルに関しては『 』を、
 また原文中の傍点に関しては< >で示すことにします。
・引用した文章についてはその参照先を(pW/X-pY/Z)として明示し、文末に付記します。
 WおよびYはページ数、XおよびZは行数です。
 (例)「コーラが……ことはできぬ」(p9/1-p10/2)
 なお、同ページ内で引用が完結する場合には(pW/X-Z)として簡略化します。
 (例)「コーラが……告げ知らせる」(p9/1-3)

以上です。
不都合があればそのつど追加・修正していきましょう。
201 ◆7VId6JdvpA :04/06/12 05:37
では第一回、私が担当するセクションAの範囲はp7〜p40、序文およびT章です。
長いので、かなり細かく区切っていきますね。
形式としては、始めに文章で要約ないし概要を書き、
次いでアウトラインを簡略記述し、
最後に議論のために少々ツッコんだ解釈を書いていこうかと思います。
コーラが属する地平に関する大まかな議論・概要。存在のレベルにおける
二項対立「叡智的/感性的」のいずれにも属さない第三のジャンルとして
コーラを措定する。一方で、そのような二項対立を逃れ出るそのあり方について、
或いはコーラとそれら二項が取り結ぶ関係について、〜でなく〜でもない、
同時に〜でありかつ〜である、といった特徴的な言い回しによって言及する
(ただし、それでは不充分だとして後段で否定される)。なお、
言説のレベルの二項対立「ロゴス/ミュトス」については、コーラは
ミュトスには属さない(ロゴスにも当然属さない)ことを仄めかしつつ、
脱構築的な身振りで問いそのものを脱臼させていく。
【エピグラフ】ヴェルナン「神話の理性」
 神話と無-矛盾の論理の対立が作動させる論理形式
    = シーソーの操作/ロゴスの論理とは別の論理をそなえた構造的モデル

【序章】
 コーラ=「感性的でも叡智的でもなく、第三の類に属している」(p9/10-11)
    =「神話、時間、歴史に対して異質なる、一つの切迫に名をつけ」る(もの) (p9/6)
    =「叡智的で不変的モデルたる、「模範」の領界にとって異質であるようにみえる」(p10/9-10)
    =「不可視にして感性的形態なきものであるそれは(……)<撞着的>な仕方で(……)
      叡智的なるものに「分与している」」(p10/10-12)

 排除の論理((-A)∩(-B))と分与の論理(A∩B) → コーラを語るには不充分
(∵ 二者択一的/いずれか一方に吸着/<あいだ>の緊張関係を語ることが出来ない)
      →言い回しの問題(「レトリック上の諸制約に由来する」(p10/8))
      →(コーラを)「名づけることへのなんらかの不適性に由来」(p10/8-9)

 コーラに関する証言の真正さ――「虚偽ではない」とのみ言い得る
      〜〜<嘘ではない=真実>は叡智界の法(コード)
             →「真実である」と肯定的に言うことはできない
             →ロゴス的にその真性を証明できる類のものではない(cf. p11/2-7)
 「ロゴス/ミュトス」の二項に対する位置 → 「ロゴス/ミュトス」の対立措定を脱構築
    「人はまたしてもロゴス/ミュトスという二者択一性に頼りつつ、コーラの
     思考に接近することになるのだろうか? そしてもし、この思考<もまた>
     第三のジャンルの言説を呼び招く態のものなのだとしたらどうか?」(p11/8-11)
    「ロゴスとミュトスの停止したあるいは遅れてやって来た対立措定の彼方で、
     他の多くの対立措定と同様にこの対立措定にも<場を与えつつ>、時として
     もはや、みずからが<位置づける>当のものの法には従わないようにみえる」(p12/7-9)


 ※「コーラがわれわれに……一つの切迫に名をつけながら。」(p9/1-6)
  「そしてもし……迂回の時間にすぎないとしたら?」(p11/11-16)
    →現段階で解釈するには無理があるので、ここでは保留します。ゆくゆく戻って来ます。
本文の前段ということで、ここでの議論はかなり雑ですね。
排除の論理と分与の論理に関して、例えば「同時にこれでありかつあれである
ようにみえる」(p10/5-6)と言うとき、この「みえる」という語が何にも増して
重要であるわけですが――つまり不可避の目的論的遡行を受け入れる/受け入れ
ざるを得ないという意味において――、ここではむしろ両論理のオルタナティブ性に
焦点が当たっています。デリダの言う通り確かにそれはまず単純にレトリック上の
問題ですが、例えば東洋哲学の「即」に当たる表現が西洋圏にあれば、一応は
解決できる問題でしょう。上のアウトラインにも書きましたが、二項間の揺れ動きを
緊張関係の中で考える――本文の冒頭で「揺れ動きのあいだで揺れ動く」と
述べられるわけですから、もちろん単純な二項間振動ではないでしょうが――、
レトリックの制約を外して得られるこのダイナミズムがコーラの性質を
第一義的に決めるわけではなく、そうではなくて、むしろ「かりそめの外見」(p10/8)だとか
「名づけることへのなんらかの不適性」(p10/8-9)が重要なのではないかと思います。
本文を先取りするようですが、つまりは「名」や「もの」「存在者」といった
対象規定が元来コーラに相応しくないのであり(「彼方」や「第三の類」という語も
存在者を想起させてしまうという意味でやはりそうです)、また「かりそめの外見」として
語られている目的論的遡行=時間錯誤性が、その絶望的なまでの不可避性において
結局コーラの様態として転義されるに至る、その意味で「かりそめ」は
かりそめではないのであり、やはり議論を簡略化したしわ寄せがここにも見られるのかと思います。
まあ前段なのであまり深い入りしないようにします。
ただ一点、「撞着的な仕方で」(p10/11)というのが良く分かりません。
どなたか分かる方、おられましたら。
蛇足ですが、冒頭「コーラが……告げ知らせるのだ」(p9/1-3)の部分、
解釈によっては西谷啓治の「空」を連想させますね。
いやそんなモンだったらツマランなぁとがっかりさせられたんですが、
まあ全然違ったので何はともあれ。
261 ◆7VId6JdvpA :04/06/12 05:46
今日の分のレジュメはとりあえずこれだけです。
ご意見ご感想異論反論、よろしくお願いします。
一通りの議論を踏まえて、次回より本文に入りたいと思います。
早ければ明日にでも。

本文Tの最初しばらくは議論が濃密なので、
しばらくは精度を上げてゆっくりやっていきます。
27考える名無しさん:04/06/12 08:26

28考える名無しさん:04/06/12 17:21
『コーラ』読んでないからよく分からんないけど、
「撞着的」てのは oxymoron じゃないの?

それよりも、「分与の論理(A∩B)」てのが分からないんだけど。
メテクシス?
つか「∩」てなに?
291 ◆7VId6JdvpA :04/06/12 18:21
>>28
分与の論理は「同時に〜でありかつ〜である」というものですね。
「∩」は集合理論の記号表現で「積集合(かつ)」を意味します。
ただ、レジュメということで簡略化しましたが、
厳密には「A∩B」という表現は相応しくないです。
こう表記してしまうと、ペタっとした一致というか、
本来矛盾対当にあるべき二項が、一見重なる部分を持つような
錯覚に陥ってしまいます。
「叡智的/感性的」の二項は互いに別の次元に属するもので、
同一平面上で排他的に弁別されているようなものではない、つまり
ここでの分与の論理は、思考のあり方として、
(コーラは)「叡智界に属する」と一旦措定しておいて、その上で
「感性界にも属する」ことを留保しておく……というようなものです。
が、先述した通り、両者を同時に思考することは本質的にできないので、
分与の論理は欺瞞です。思考はつねに必ずいずれか一方に
吸着してしまっていて、他方はその「外部」の可能性としてそこから見られるだけ、
つまり「あいだ」自体を考えることができない。
その意味で「二者択一的」「オルタナティブ」だと批判しているわけです。
「叡智的<即>感性的」と表現すれば、多少ニュアンスは伝わるでしょうか。

で、「撞着的」ですが、まあ語の意味はわかっているつもりです。
デリダがここでその語に託している関係のあり方、構造、運動が
どういうものなのかな、と。
30考える名無しさん:04/06/13 20:26
「分与」てのはひょっとすると participation の訳なんじゃないのかなあ?
もしそうだとしたら、「分与の論理」てのは
(直接的には)レヴィ=ブリュールとかから来てるんじゃないの?
31考える名無しさん:04/06/13 20:52

何だこの暴論は?たいがいにしてほしいよ。
32考える名無しさん:04/06/13 21:19
>>31
失敬だな、チミは。
つかデリダには別に興味無いし
勝手にやっててちょ。
33考える名無しさん:04/06/13 21:40
>>30
自分で本を参照して調べたらいいことぢゃん。
34考える名無しさん:04/06/14 00:00
てめーが調べてからレスしろよ、ばーか
35考える名無しさん:04/06/14 00:07
>>31
どこが暴論なの?
36考える名無しさん:04/06/14 00:10
つか、『コーラ』の原書持ってる香具師とか
この板にいるのか?
37考える名無しさん:04/06/14 00:25

何だこの暴論は?たいがいにしてほしいよ。
38考える名無しさん:04/06/14 00:26

何だこの暴論は?たいがいにしてほしいよ。
39考える名無しさん:04/06/14 01:46
>1
残念ながら、今はもうこういう板だ。呆れるけどな。
アンタの議論を正面から受けられるような連中はそうそう出てこんよ。
まあ文句がないから敢えて沈黙してるのかもしれんが。

経験上、しばらくはマトモな参加者の集まりを待つのが得策かと。
一人勝手に疲れて呆れて愛想がつきましたサヨウナラってオチになりがちだ。
漏れが今読んでる最中だからって理由もあるが(w まあ様子見つつボチボチ行こうぜ。
40考える名無しさん:04/06/14 02:22
ここに、ロム一人。訳本買った。
俺、文学系(詩)なので参加しないが
じっくり1および、他の真剣な人の
見解を読むつもり。
41考える名無しさん:04/06/14 11:30
レヴィ=ブリュールの名前を挙げたのはさ、
もしデリダが「分与の論理」てことで考えてるのが
レヴィ=ブリュールの言うようなparticipation(融即)ってことなんであれば、

>>24
>東洋哲学の「即」に当たる表現が西洋圏にあれば

なんて話をしてもあんま意味無いでしょ、ってことなんだけどさ。
421 ◆CRFdtp3mTA :04/06/14 15:35
>>39
御意。ではしばらく待機しますか。
でもネタ切れすると人も集まらないでしょうから、
疲れない程度に少しずつは進めて行きますね。

>>40
はい。ROMだけでも、こちらには励みになります。
気が向いたらまたぜひご参加を。
431 ◆7VId6JdvpA :04/06/14 17:11
おや、トリップ書き間違えましたか。42は私です。

>>41
ブリュールについては聞きかじった程度にしか知らないのですが、
http://www.tabiken.com/history/doc/R/R249C100.HTM
概ね、上記リンクに書かれているような主旨で了解しています。

この場合、未開心性をル・セミオティックなものとして把捉しますが、
ブリュールの言う「分有」というのは、そのようにして外部化された
存在者としてのミュトスについて語り得る一つの非ロゴス的な(合理性ではなく
別様の論理コードによって語られるような)法則性ですよね。
これは、以下の2点によってデリダの議論と袂を分かつように考えます。

1.participationとして語られる主体と世界の関係のあり方は、
  前記号的に現れる世界における主客未分として、「即」であるよりは「融」、
  つまり二項間の振動ではなく対象へのアニミズム的な主観移譲によって
  為される無時間的な合一なのではないか。
2.デリダの「分与」は、存在のレベルでの両属性であって、「叡智/感性」の二項対立が
  措定されてしまう世界、それを不可避の前提とする思考様態から出発する。


「即」に当たる言葉って、西洋圏には無いんじゃないですかね。印哲にはありますが。
participationを「融即」と訳したのが誰だか知りませんが、ほとんど超訳かと。
 
441 ◆7VId6JdvpA :04/06/14 18:06
ついでに言っておきますが、デリダが使う「分与の論理」は
その字義通りの意味で話は通りますよ。「排除の論理」と対になってるわけですし。
まぁどちらにしろコーラの本質に迫るような議論としては却下されるので、
さして重要な部分ではないかと思います。インパクトだけはありますけどね。
45考える名無しさん:04/06/15 15:42
>>39
わざわざそんな下らないレスする君が悲しい
そういうレスがスレの風化を助長しているのが分からんか?
いい加減学習しなさい
46考える名無しさん:04/06/15 16:11
>>39
頼むから、45の煽りにのらないでくれ。
しかし、このように何かが取り付いている
それが、コーラかも知れない。デリダのコーラを
プラトンを読まずに読んでいると何かの影が
ちょうど、カフカの城の様にほのかに見える。
まるで、マラルメの詩のようでもある。これは
これで、文学系の俺には面白いが、やはり
もどかしい。
今日、「ティマイオス」を捜して来る。
47 :04/06/15 20:08
つか>>39みたいなのが1番ウザイのは明白だけどな
自分は特別か?あー同類だよ同類
482:04/06/15 21:28
「分与する」は participer a... とあります。
ここでは単に、
「……に参与している、加わっている、与している」
というような意味でいいと思います。
「撞着的」ですが、aporetique とあります。
私も28さんのように oxymoron かなと思っていましたが。
「撞着的」より、「アポリア的」のほうがいいと思います。
行き場がない、進む道がない、ということです。
49考える名無しさん:04/06/16 00:23
aporetique にはsceptique「懐疑的な」の意味はないか?
50考える名無しさん:04/06/16 00:34
そういや東浩紀がコーラの名のついた勉強会をしてたよね。駒場で。あれはコーラの読書会とは違うか。
512:04/06/16 00:38
ギリシア語では aporotata とあり、
デリダは直前で「厄介な、人を困らせる embarassant」
とも言っているので、
「アポリア」、つまり行き場がないこと、出口がないこと、という原義
(転じて「難問」というような意味になるのは皆さん承知のことですが)と、
そこから派生した――とはいってもほとんど同じような意味ですが――
「やっかいごと」という意味をあわせて考えておけばいいのだと思います。
aporos を希仏辞典で引くと、
1. sans ressources(救いの道のない、とでもいいましょうか)
2. dans l'embarras(困惑のなかにある)
とあります。
結論:
aporetique は、単に、解決方法がない、困った、というような意味に
捉えればいいと思います。
52終了:04/06/16 00:56
明らかな、板違い。
→宗教板
→文学板
→お花畑板
→ネタ板
などへどうぞ。
532:04/06/16 04:08
今日は1さんは寝てるんでしょうか
54考える名無しさん:04/06/16 20:07
厨房である私のために。
他の厨房のためにも。
コーラの初めの一歩。
ttp://www.geocities.jp/enten_eller1120/easy/kodai-2.html
いらねえことかも。
552:04/06/17 04:46
今日も1さんは寝てるんでしょうか
56考える名無しさん:04/06/17 05:32
「おまえはいったい誰なのか、コーラよ?」(P.55、最終行)

詩句、すなわち「花」が開花するのは、
美の幾多の要素がそこに駆け付け、輝き、死に行く
瞬間だとマラルメは述べている(「祝祭」)。

で、俺は想定する。
その一瞬、「花」の美の写し出される「場」が微光の中に姿を見せるのだと。
現実には無。暗示でしか語ることのできない場所。

またしてもマラルメか、デリダよ?
57考える名無しさん:04/06/20 12:45
58考える名無しさん:04/06/20 20:34
あげ
59考える名無しさん:04/06/25 22:28
『コーラ』の訳本の帯を読んで思わず吹き出してしまったよw
60考える名無しさん:04/06/27 02:10
>>59
どこがそんなに面白かったの?
即、最高のキャッチ・コピーになる
テーマだからかな?
61考える名無しさん:04/06/28 04:31
これが読書会かよ(W
622:04/07/01 03:48
1さんはどこに!?
63考える名無しさん:04/07/06 21:56
な〜んだW
64考える名無しさん:04/07/08 21:56
結局、挫折したのか
65考える名無しさん:04/07/09 21:39
いや、あれはいつものデリダらしく、いや
それ以上に、ほとんど原典そのもの。ほとんど
ひねり無しだからね。読んでも意味無いね。
と、いうことだろう。
66考える名無しさん:04/07/09 21:59
『10+1』に廣瀬浩司の書評が出たようだ
ttp://tenplusone.inax.co.jp/backnumber/no35.html

読んだ人 報告キボン
67考える名無しさん:04/07/27 22:44
やっぱり挫折か。
68考える名無しさん:04/07/27 23:17
「デリダ=ペテン師」 説

あんなわけのわからんものを深読みして有り難がっている奴はアホ
69考える名無しさん:04/07/28 13:47
>>68
そういう電波な説を無根拠にふるまいているアホが1匹
70考える名無しさん:04/08/23 01:44
Survis.
Survivez.
71考える名無しさん:04/08/31 15:34
サザエさん一家がコカコーラのCMしててショックです。
72考える名無しさん:04/09/05 06:19
☆☆☆☆☆☆告られレス★★超LUCKY☆☆☆☆☆☆
今月の間に超LOVEAになれるよо(^-^)о
自分が『好きだ』って思っている人から告られたり、
大切な人とずっと一緒にいられるよ♪∞
でも、まず最初にこの『告られレス』を
7つのスレに貼ってね。
そうすればLUCKYをゲットできるよ♪♪♪
(ただし7つのスレに貼ったらだよ)
信じるか信じないかはあなた次第!!
でも、このレスは本当にとっても効き目があるよ♪
このレスは絶対効きます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
73考える名無しさん:04/10/09 23:59:22
ttp://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041009i513.htm
仏の哲学者ジャック・デリダ氏、がんで死去
>AFP通信が9日伝えたところによると、フランスの哲学者ジャック・デリダ氏が
パリ市内の病院で、がんのため死亡した。74歳だった。
 フランスの植民地だったアルジェリアに生まれ、1956年、エコール・ノルマルの哲学史助教授に就任。
プラトン以来の西欧哲学を引き継ぐロゴス中心主義を批判。
ニーチェやハイデッガーを批判的に発展させ、ポスト構造主義の代表的哲学者となった。
 代表作に「エクリチュールと差異」、「グラマトロジーについて」、「法の力」などがある。
(2004/10/9/23:48)
74考える名無しさん:04/10/10 04:36:07
生き返ってくれーーー
75考える名無しさん:04/10/10 11:19:12
当時の日本では、世紀末的な退廃とバブル社会の絶頂なかで、多くの自称「哲
学者」や「評論家」たちは、このコトバを呪文のように唱えていた。
彼らは、事件や事実に関するチョットばかり気の効いた「意味的解釈」をして、
大衆受けする学問の「芸能化」(商品化)を促し、サヨク的知識人を時代遅れ
のモダンと嘲笑する反面、自らもマスコミなどの社会的権力に操られた「道化
師」にすぎなかった。

バブル崩壊=不況の深刻化で、ポスト・モダン思想の御利益も減り、例の「文
化的道化師」の大半もお払い箱になった。
特に9.11以降、誰の目にもハッキリしてきた、民族紛争・宗教的文明的対立の
拡大と暴力の日常化という世界状況は、ポスト・モダンどころか、20世紀の基
調であった近代(モダン)自体が、反近代(アンチ・モダン)や前近代(プレ・
モダン)へと暗転・退行していくかのような様相を呈している。

こんな状況のどこがポスト・モダンなどと言えるのか? 
最近このコトバを見かけなくなったのも当然だろう。
そうした中、ポスト・モダン思想の「巨匠」が逝った・・・・けれど、往年の
映画スターが死去したのと同程度の感慨しか湧かない。
本物のポスト・モダン思想が切実に求められている今日、肝心のそうした思想
が依然不在だからであるからだろうか。
76考える名無しさん:04/10/10 17:11:38
>>75
時代論はいいかげんやめようぜ。オッサン。あきたで。
77考える名無しさん:04/10/10 17:16:41
>>75
前2段は、とてもなっとく。
78考える名無しさん:04/10/10 17:21:22
>>77
ウン
79考える名無しさん:04/10/11 11:40:11
禿同 >>77
80考える名無しさん:04/10/13 21:40:16
>>78
>>79
は、
本質的には頭が悪く数学もできないが試験制度の穴を悪利用してなんとかそこそこの私立大学に通っている法学部あたりの学生か
ものを考えることにあこがれてもいるが哲学の歴史を知らぬばかりに図らずもセンスの欠如を示してしまっている工学部、経済学部あたりの専門バカか
哲学にコンプレックスを感じている中年の社会人

いずれかだろう
81考える名無しさん:04/10/14 01:40:34
>>80
哲学にコンプレックスを感じている中年の社会人

いるねえ。マルクスやヘーゲルの新訳を本屋で見ると気になって仕様がないけど、
読めないのが悔しくて見なかったふりをする感じの。
82考える名無しさん:04/10/23 23:55:36
あげ
83ビヨンセいいね!
ペプシのCMはブリトニー、ビヨンセと誰だっけ?