★ 無限の宇宙 -星空への感動 - 哲学の起源 -★
2 :
考える名無しさん:04/04/09 21:53
日本の国民のみなさん。
我々はあなた方に友情と尊敬、親愛を抱いてきたが、
残念なことに、あなた方はそれにそむき、あしき米軍を支援した。
米軍は我々の土地に入り、聖地を侵し、我々の子供たちを殺した。
我々は、同じことをあなた方にしなければならない。
3人の日本人はいま、我々の手にある。
あなた方が撤退するか、我々が3人を生きたまま焼き殺すかだ。
期限はテープの放送から3日間だ。
そう、あれは 僕がまだ若かった頃、
メーテル と一緒に スリーナインの車窓から見た 宇宙の風景
の感動が、今でも 脳裏を離れない。
ガタゴト揺れる 宇宙機関車999号の あの振動が
若かりし私には 将来の期待と不安とを
一層 倍増させたものであった。
その心の揺れを 向かいに座って微笑んでいる メーテルには
悟られたくなかった 少し強がりの少年の私であった。
「 あら、どうかしたの 哲郎 ? 」
「 ううん、なんでもないよっ、メーテル 」
「 哲郎さん、 どうかいたしましたか ? 」
「 いやだなぁ、車掌さんまで てへへ 」
「 ほら、哲郎さん、あれを、見て御覧なさい、
あれが バラ星雲 よ 」
「 あっ、クレアさん、 えっ あれが ? ・・・
へー なんて きれいな 星雲なんだ・・・ 」
「 えー、 次の停車駅は、 考える星、考える星〜
停車時間は 今夜限り、今夜限り〜 」
「 ん ? 考える星 ? へんな名前の星だなっ 」
「 哲郎、この星ではね・・・ ( 略 」
「 なんだよっ、メーテル、 途中で ( 略 だ なんて」
「 この星に降りれば その意味が わかるわ、哲郎・・・」
「 ふーん ・・・ 」
「 あー、着いた、着いた、 あれっ あれれ ? 」
「 哲郎、気づいたのね、そうよ この星の空気は
とても 澱(よど)んでいるのよ 」
「 どうしてなんだい、メーテル ? 」
「 それはね、 哲郎 ・・・ うっ 」
ガクッ バタン !
「 あっ、メーテル、 メーテル、 どうしたんだい ! 」
「 おやっ、 メーテルさん 大丈夫 ですか 」
「 ねえ、車掌さん、いったい メーテルはどうしたの ? 」
「 はい、哲郎さん、メーテルさんは、この星の毒気に
体調を崩されたのだと思います 」
「 えっ、なんだってぇぇぇ ! 」
「 車掌さん、この星は、いったい どういう星なんだい ? 」
「 え、ええ、じつは・・・ ああ、とても 恐ろしくて・・・」
「 ふんっ、もういいよ、じゃあ 僕が この星を探検するよ」
「 ああ、お気をつけて、哲郎さん・・・ 」
ぴかーよ用件を聞こう。簡潔に
「 なんなんだこの星の空は、 どんよりと曇っていて
うっとおしいなぁ 」
「 あっ、きみきみ、ちょっと待ちたまえ 」
「 えっ、僕のこと ? 」
「 そうじゃ、きみだよ 」
「 僕に なんか用ですか ? 」
「 うん、あのー、ちょっと尋ねたいことがあるのじゃが 」
「 はい、どうぞ 」
「 おととい の水曜日は 何日だったのかな ? 」
「 うーん、おとといの 水曜日 ですよね・・・
ああ、その日はね、 七日 でしたよっ 」
あと5分で
「 そう なのか 」
はっきりいって意味がわからん。川?
「 なーんだ、この星の住人は みんな(略) って、ことなんだ」
と言って 哲郎は、スリーナイン号に帰って行きました とさ。
〜 おわり 〜
今夜、あなたの夢の中で、ハッブル宇宙天文台の美しい星雲の画像
が、ここちよい眠りへと 誘(いざな)うことでしょう。
ぐっ ないっ べいべー ! by キング トーンズ
hoshu
21 :
考える名無しさん:04/04/25 22:29
三日月がきれいだね。
ああ、なんて素敵なスレッドなんだ
こんな板にも、このような詩的なスレがあるとは、不可解 不可解
背中が かいかい ポリリ