1 :
考える名無しさん:
読みたいので教えて下さい。
2 :
考える名無しさん:04/01/11 03:51
あずまんが大王
3 :
大伴清麿 ◆HPBRDkE86A :04/01/11 04:17
どういう意味で「哲学的」といってるんだ?
哲学的ジャーゴンがちりばめられた小説か?
中里介山の大作「大菩薩峠」
5 :
考える名無しさん:04/01/11 04:52
面接の達人
「陽射し」
7 :
考える名無しさん:04/01/11 05:00
時雨沢恵一の「キノの旅」
京極夏彦のミステリが割といいのでは? 哲学的とは言えないにしても
何か、考えを刺激される瞬間はある。
ドストエフスキー:『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』
単発質問スレ立てんなヴォケ
11 :
考える名無しさん:04/01/13 16:56
森健「鳥のようにドライ」
ホンキでアンサーだ。
「蛇とピアス」限りなくカス小説。逆の意味で哲学的
夏目漱石『坑夫』
「ななこSOS」 吾妻ひでお
哲学者が登場する小説なら、いくつかあるよ。
テリー・イーグルトン『聖人と学者の国』平凡社
デイヴィッド・ロッジ『小さな世界 アカデミック・ロマンス』白水社
マルカム・ブラドベリ『超哲学者マンソンジュ氏』 平凡社ライブラリー
「失われたときを求めて」とか「ユリシーズ」
とかいうとバカにされるだろうから言いません。
哲学者というのか
記号論学者エーコが書いた小説でいくつか
「薔薇の名前」
「フーコーの振り子」
「前日島」
なぞが邦訳されてまつ。
哲学的がどーかはともかく(人が何をきっかけに哲学を始めるかなぞ関知するところでなし)
どれも面白いっす。
哲学的読み物としては(小説と呼べるかどうか疑問)
永井均の「翔太と猫のインサイトの夏休み」
冨田恭彦の「科学哲学者柏木達彦」シリーズ
なんかが割と面白かったです。
18 :
考える名無しさん:04/01/14 05:15
ヘルマン・ヘッセ 『デミアン』
キリスト教的道徳の作り出す幸福な世界に戻ることができなくなった主人公が
デミアンという不思議な少年との出会いにより、やがて
「アプラクサス」という善悪を超克した神を自己のうちに見出すまでの物語。
ニーチェの神秘学的解釈ともいえる美しい小説。
死ぬまでに読んどくべき。つか、できるなら若いうちに。
×善悪を超克した神
○善悪を超越した神
難しい言葉つかって、ふんぞり返ろうとしたら意味が違ってたよ。はずかち。
>>18 高校生のときに読んで感銘を受けました。
シンクレールだけじゃなくて、読んでるほうもデミアンに惹かれていってしまう。
21 :
考える名無しさん:04/01/14 09:02
ユリシーズ
>>15 大伴氏はたいへんな読書家ですね。イーグルトンとロッジの本は
知らなかったです。今度、機会があったら見てみます。
哲学的かどうかは知らないが、ロレンス・ダレルの
アレキサンドリア・カルテットというのも有名な本だね。
河出書房新社から翻訳がでている四冊本の大作だが、
読みたい読みたいと思いつつ、まだ読んでいない。・・怠惰だ。
ただし、現在は入手困難な模様。はやく文庫化すればいいのに・・
ロバート・パーシグの、「禅とオートバイ修理技術」はダメですか?
私はこれ好きなんですが。
にゃんと、こっちへ書くんだったか。
ヨーシュタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』。
これは、社会学のほうだろうし、小説でもないが
飯島愛『プラトニック・ラブ』。
なんだか、上げて後悔しそう。ま、いっか。
神との対話
埴谷雄高「死霊」はいかがでしょうか?
28 :
考える名無しさん:04/01/14 22:25
星新一くらいしか、まともに読んだことないぽ・・・
「あっ」と驚かされる数ページのドラマの
深い底にキラリと光る鋭い洞察
・・・まあそんな感じです
29 :
考える名無しさん:04/01/14 22:54
>>25 ソフィーの世界は厚くて読む気しない。
というか哲学者の考えを引用してるだけだし。
読むくらいなら映画(ビデオ)で見た方が楽。
30 :
考える名無しさん:04/01/14 22:58
保坂なんちゃらのやつは?
裏に強大な哲学研究者がいて入れ知恵してるという話しですが。
31 :
考える名無しさん:04/01/14 23:02
『ルツィンデ』。
この板に読者はいなさそうだが
32 :
考える名無しさん:04/01/14 23:08
江戸川乱歩『夢遊病者の死』
京極夏彦 京極堂シリーズ
太宰治、芥川龍之介、村上春樹
33 :
考える名無しさん:04/01/14 23:13
春樹?
ああ、フェラされながら、ベルクソンやヘーゲルについて語るシーンがあったな。
「ぶっひつとひほく(物質と記憶)」みたいな
34 :
大伴清麿 ◆HPBRDkE86A :04/01/14 23:42
>>22 いやあ、照れるのう。
ロッジのは、正確には哲学者ではなく、文学研究者の話。
「T・S・エリオットがシェイクスピアに与えた影響」
などを論じたりする。
イーグルトンの小説の主人公は、この板のアイドル、
ウィトゲンシュタインだよ。
35 :
考える名無しさん:04/01/15 00:08
小説ではないけど、現代思想の現象学特集に
「影の国」とかいう演劇の台本の訳が載ってたな。
死者の国でハイデッガーとフッサールが対決するお話。
どうせ難しい小説など買っても読まないんでしょう、哲学書と一緒で。
ということで哲学っぽい漫画を紹介しときます。
高野文子 黄色い本
鴨川つばめ マカロニほうれん荘
白土三平 カムイ伝
いましろたかし トンちゃん
田中圭一 神罰
37 :
考える名無しさん:04/01/15 21:50
独我論的な小説だと思った。とても読みやすい小説。
岡島二人『クラインの壷』
38 :
考える名無しさん:04/01/15 21:57
>18・20
ヘッセの『デミアン』はいいよなぁ〜
ゲーテの流れを汲んでるよ。
対局の意味で、旧約聖書もハードボイルドでいいよ。
39 :
考える名無しさん:04/01/15 22:58
新約のハードカバーもいいよ。
40 :
考える名無しさん:04/01/15 23:03
カミュの『異邦人』。
べただけど。
41 :
考える名無しさん:04/01/15 23:04
カフカの「変身」。ベタベタだけど。
42 :
考える名無しさん:04/01/15 23:06
メルビル「白鯨」
これ以上はなし。
43 :
考える名無しさん:04/01/16 04:52
カフカなら「城」。
『ナイチンゲール・カンパニー』、著者は調べてくれ。
夏目漱石 吾輩は猫である
飼い猫的哲学 (藁
漫画でいいなら『ナムジ』。
漱石なら、あは、まあ、なんでもいいか。
坊ちゃん以外なら。
芥川龍之介『シュジュの言葉』。ただし、悪文の見本として。
>>44 漱石は「シュレディンガーの猫」を文学的に考察したそうだ
>>46。
むむ。メモメモ。
吉行淳之介の『星も月も天の穴』は、
「ディラックの海」を文学的に翻案したものだそうだ。
信じるなよ。
お〜い、老子スレの方々は見てるんか?
『老荘を読む』蜂屋邦夫、講談社現代新書。
古本屋で見つけたら迷わず買え。
カート・ボネガットJr スローターハウス5
ウィトの「哲学探究」の文体のまんま。ボネガットはコーネル大
で時期的に1950年のウィト@コーネルを目撃した可能性があり。(根拠無し)
ローズウォーターってキャラはウィトそっくり。
>>49で思い出した。アンガト。
安部公房「デカダンとリア」「水中都市」他。
と、49から直接ではなく、似たようなSFがあって、それから、
安部公房なんだが、思い出したら、報告します。
明けぬべき夜もなかりせば。
>>50訂正。
「デカダントリア」。読んでる人が少ないとしゃれになんない。
間違えただけだが。
52 :
考える名無しさん:04/01/16 17:59
「立ち盡す明日」 柴田翔
夏目の「我輩は猫である」は「ムオル」のパクリ
『 ノンちゃん 雲に乗る 』
ミランクンデラ「存在の耐えられない軽さ」
デミアンは俺も大好き!
56 :
考える名無しさん:04/01/17 03:14
「一杯のかけそば」
57 :
考える名無しさん:04/01/17 04:33
マンガだが、諸星大二郎「遠い国から」。
絶版になっていなければ、コンプレックス・シティ(二葉社)に
収録されている。
59 :
考える名無しさん:04/01/17 06:27
蹴りたい背中
60 :
考える名無しさん:04/01/17 11:42
>>49 ヴォネガットはイイね!おれも大好き。
ウィトゲンシュタインとの関係は知らなかったけど……。
スローターハウス5は運命論の塊みたいな作品だよね。
「そういうものだ(So it goes)」って何度も出てくるセリフがものすごく響いてくる。
語りえないものには「そういうものだ」
映画版はグールドが音楽監督やっててこちらも名作。
ナルヘソ
62 :
パピヨン ◆tQ.hdNBCT2 :04/01/17 15:30
ん?
ドストエフスキーだな。
スレ違いだけど
山城むつみの「ドストエフスキー」がすごくよかった
>>60 ちなみに、村上春樹の「風の歌..」は、ボネガットの「スローターハウス5」の
パクリというか、まんま。(文体とある種のプロット・構成)。
当時の群像新人賞の選考委員はボネガットなんて読んでないと思われ。(藁
もちろん、村上春樹はよい作家です。好きですよ。
ヘッセの本は高校の頃、全部読んだ。好き。でも哲学的かな?
カミュの異邦人も好き。素晴らしい本。シーシュポスの神話が哲学的なエッセイだから、そちらのほうがいい。
ドストエフスキーも勿論素晴らしい。でも哲学的かな?
ヴォネガットもそう。
哲学的、ということで、かつ素晴らしい本というと、私はやはりなんといってもカフカの変身、審判、城ですかね。
>>14 「ななこSOS」 吾妻ひでお
面白いけど。。。哲学。。。。。?
吾妻ひでおはメチルメタフィジークとかルナティックがよかったけど、、、哲学ではないな。
山田正紀「神狩り」の冒頭にだけウィトゲンシュタインがでてきて、それを高校生の頃読んだのが、ウィトとわたしの馴れ初めだった。
「弥勒戦争」なんかもある意味非常に面白い。高校生の頃読んで興奮した。
吾妻ひでおは「やけくそ天使」がいいな、やっぱり。
と、ここまで書いて思ったのだが、SFはやはり哲学的な側面がありますね。
例えばアインシュタインの思考実験とか、ウィトゲンシュタインが哲学探求とかで使っている喩え話とか、方法論・手法としてSFと良く似ている。
68 :
考える名無しさん:04/01/18 01:00
SFは科学的検証無しの疑似科学的世界観を展開するわけだから、似てて当然。
69 :
考える名無しさん:04/01/18 01:11
「彼女が死んじゃった」は、久々に哲学的ドラーマでつ。
70 :
考える名無しさん:04/01/18 01:11
>>68 あなたあんまりSFには明るいほうじゃないですね。
科学にこだわるのはSF
一度PKディックの小説とか読んでみればいいですよ。
たとえ擬似といえど科学でもなんでもないのがわかるから。
↑失礼
へんなとこで送ってしもた。
×科学にこだわるのはSF
○科学にこだわるのはSFの中でも
ハードSFなどと呼ばれる一ジャンルですよ。
>>70 ハードSF以外は、サイエンス・フィクションにあらず、と言い切ってしまいたいところですが、
ル・グインとか、割り切れない作家もいますしね。
漏れはHSFファンだが、ラブクラフト、ライバー、ハメットなどの怪奇幻想系から幅広く読んで
おりますよ。
ヴァン・ヴォークト『非Aの世界』。
たしか、シリーズだったような気が…。
「いつか死ぬってかんがえたら」スレッドの
447をみて思い出した。
74 :
大伴清麿 ◆HPBRDkE86A :04/01/19 20:53
大事な小説を忘れていた。
R・A・ラファティ『トマス・モアの大冒険』青心社文庫。
ライトノヴェル風の表紙にげんなりだけど、まあ、読んでみて。
75 :
考える名無しさん:04/01/20 00:49
447 :考える名無しさん :04/01/19 19:48
人間は、Aと非Aに分かれるわけね、へえー。
非Aの傀儡
76 :
考える名無しさん:04/01/20 01:20
中上健次「軽蔑」
ヘンズリこいちゃう弱者に対する、
中上の徹底的な蔑視。
こういうバカ小説は、ヘンズリこきながら読んだれ。
77 :
考える名無しさん:04/01/20 02:23
ライ麦畑でつかまえてってどんな話なんですか?
78 :
考える名無しさん:04/01/20 02:39
>>77 日本で言うところの村上春樹の作品と思えばよろし。
サリンジャー読むならとりあえずこれから入ればよろし。
79 :
考える名無しさん:04/01/20 03:33
スケベ?
>>78 ありがとう、今度買ってみます。
成絵の世界とかいうラノベもあるらしい。
元ネタは、なるえー(非A)から来てるんだとか、内容は知らんが。
82 :
考える名無しさん:04/01/20 19:57
ヴォネガットなら『母なる夜』もいいと思う。
主人公がアイヒマンみたい(アイヒマンも登場するけど)。
83 :
考える名無しさん:04/01/20 20:05
>>64 どっちかっていうと、『チャンピオンたちの朝食』なんじゃないかな?
群像だか芥川か他のかは忘れたけど、春樹のデビュー当時、
大江健三郎が「ヴォネガットなどをよく研究している」って言ってたらしいよ。
ちなみに『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』は好きです。
『海辺のカフカ』も上巻はよかった。漱石の『坑夫』とアイヒマンへの言及なんか特に。
『スローターハウス5』の映画みてみたいが、TUTAYAになかった……
『チャンピオンたちの朝食』 も映画化されてたね。
85 :
考える名無しさん:04/01/27 08:10
もっと、紹介しろ!
86 :
考える名無しさん:04/01/27 08:16
マーク・トウェイン「人間とは何か」
87 :
考える名無しさん:04/01/27 08:22
海辺のカフカは上巻だけ読めばいいですか
>83
88 :
考える名無しさん:04/01/27 08:26
カルロス・カスタネダ「イクストランへの旅」
89 :
考える名無しさん:04/01/27 08:27
ファウルズ「魔術師」
90 :
考える名無しさん:04/01/27 08:33
映画だけど、「キル・ビル」どうよ?
91 :
考える名無しさん:04/01/27 08:49
山田正紀「ミステリ・オペラ」
92 :
考える名無しさん:04/01/27 10:50
エドガーアランポーもなかなか
読む人次第
ヘッセの「世界文学をどう読むか」がよろし
95 :
考える名無しさん:04/02/14 05:42
ボネガットでしょ。ニヒリズムを突き抜けた優しさに溢れてるよ
小説ではないですが
エッセイ 「女王さまのお買い物」 中村うさぎ
まんが 「じみへん」
どちらも
哲板で否定的な風の強い THE MY哲 ですが、個人的には好きです。
あのユーモアは経験なしには語れない 超リアリズムなMY哲な笑い。
べつに そんなに大して熱弁振るう程の ものではないですが
あの 鼻から出る笑いが 小説で出来れば凄いです。
俺の本の食い方だが
ヘルマン・ヘッセは
『シッダールタ』『幸福論』『荒野のおおかみ』の順で見るとウマー
牧村真治/味噌汁
なんで『デミアン』なんかが人気なんだ・・・
哲学的に読めるかもってのはわかるが、俺は大嫌いだっ!
100 :
考える名無しさん:04/02/17 03:50
そもそもヘッセは後回しにするか、
中学生で読み終えておくべき。
りさタンの「蹴りたい背中」
102 :
考える名無しさん:04/02/17 05:03
特性のない男
すごくガイシュツだし?と思われるかも知れないけど、カラマアゾフの兄弟はイロイロと考えさせられた。
単純に読み物としても面白いしね。
映画だけど『waking life』はもろ哲学してる。
アニメーションで認識問題に取り組んだ手法はすごかった。
この映画はひさびさに孤独感を感じられる映画だった。たくさんの登場人物が現れて
主人公に語りかけるのに、どこか空虚。明晰夢についての考察も述べられてる。
ドラマドラマしているわけでもないけど、見といて損はないと思う。レンタル中です。
バルザック最高。
けど哲学とはちょっと違うかな。
とちらかというと社会学的な感じ。19世紀パリの風俗史。
これでもかっていうくらいの、人物・情景描写に圧倒されます。
ちなみにマルクス、ドストエフスキーが最も尊敬した作家だそうです。
戯曲だけどプラトンの『饗宴』。
ラディカルで美しい喜劇です。哲学のスリルと感動があります。
>>106 なんつーか、その、哲学に分類されている本ですよね
まぁ、カラマーゾフの兄弟だろうなぁ。
109 :
考える名無しさん:04/02/23 01:21
あげ
サドが挙がってないように見えるんだが・・・
『美徳の不幸』はお勧め
ドストエフスキーなら『悪霊』が一番でしょ。
112 :
もも色撤退天使&大魔王豊臣秀吉:04/02/24 01:40
小松左京「果てしなき流れの果てに」に一票。
113 :
考える名無しさん:04/02/24 01:42
サドの渋沢訳ってどうなの?
114 :
考える名無しさん:04/02/24 01:43
さ、さあ???
115 :
考える名無しさん:04/02/24 01:46
澁澤さんはまだ生きてるか。
116 :
考える名無しさん:04/02/24 01:48
青木雄二 「さすらい」
詩情に富む素晴らしい作品。
それはもうドストエフスキー・グルーヴ。
日本でのマルキシズムを正統に継承したのは彼です。
金閣寺はどうよ
読め、と言われたものだけ読んでる馬鹿は 居ないよな・・・・?
119 :
考える名無しさん:04/02/29 14:23
三島由紀夫は『盗賊』だな
根源の不在を見事に形象化して
しかもシンメトリカルな美しい建築のような作品だ
120 :
考える名無しさん:04/02/29 14:33
ヨブ記
121 :
考える名無しさん:04/02/29 16:05
こういうスレが一番正直だな
122 :
考える名無しさん:04/02/29 16:20
夏目漱石「こころ」
白石一文「僕のなかの壊れていない部分」
123 :
考える名無しさん:04/02/29 18:02
遠藤周作 「沈黙」
痛ましい。そして官能的。
「あんただって人間だろうが!!」のカオスは
現代においてはいつも客観的でしかない。
この本を読んで、主観で歴史を見てみては?
124 :
考える名無しさん:04/02/29 18:10
いま、読んでるミステリはたいへん哲学的と思っているが・・・
もったいないので、教えてあげないよ〜
イヤン
126 :
考える名無しさん:04/02/29 18:19
とてもおもしろ〜いのですよ。ふふふ。。。
アヒャァ くすぐり上手イジワルイ!!
128 :
考える名無しさん:04/02/29 18:29
ヒントは講談社文庫だ・・・。
ここまで言えば、もうわかっただろう。。。
129 :
考える名無しさん:04/02/29 18:30
130 :
考える名無しさん:04/02/29 18:33
おら、そんなに若くないだよ。。。
131 :
考える名無しさん:04/02/29 18:33
ごめん
132 :
美空あめん:04/02/29 18:44
『寄生獣』
まんがだけど、哲学っぽい
133 :
考える名無しさん:04/02/29 19:05
マンガでは福本伸行が、哲学っぽくない?
134 :
考える名無しさん:04/02/29 19:08
諸星大二郎『暗黒神話』
135 :
考える名無しさん:04/02/29 19:08
花輪和一『月の光』
136 :
考える名無しさん:04/02/29 19:10
昔の少女マンガでは萩尾望都の「ポーの一族」とかが、
時間テーマ。
137 :
考える名無しさん:04/02/29 21:59
マンガ読みとは? マンガを専門に読むひとの事かな。
それなら漏れは、該当しませんね。
そうおっしゃるあなたはマンガ読みなんですね?
(この言葉の使いかたで合ってるのかな・・・)
140 :
お腹すいた:04/03/01 01:58
黒子、係だろう
141 :
お腹すいた:04/03/01 02:00
今から2400年まえです
近代マンガを大局的に分けるとすれば手塚系と水木系に二分できると思います。
そのどちらの系統も充分読んでいる人をマンガ読みというのだと思います。
私はマンガ読みですよ。
ほう・・・その説は初耳ですね。では、
さいとうたかおは? ちばてつやは? 小山ゆうは? 福本伸行は?
あなたの分類でいくと、それぞれどちらの系統に属するのかな・・?
すべて手塚系ですね
手塚系=古典的デクパージュに基づいたハリウッド的エンターテイメント
ただこの分け方は乱暴ですのでちばはちば系で分けた方がいいかもしれません
水木系はガロ系が多く含まれます
アングラという意味ではないです
勘違いしてほしくないのは
「(゚Д゚)ハァ?福本かよ。こいつ厨房だな」
という意味で書いたのではありません。
カイジも確かに哲学的(限定された環境で思考するということ)
であるとは思いますが、他にその冠がふさわしいマンガが
ありますので、なんとなく煽って書きました
頭にきたのならごめんなさい
ああ、わかりました。たしかにおっしゃる通りなのです。
わたしは、マンガ読みではありません。
ちば系をわけるのは賛成ですね。小山ゆうはちば系だと思う。
水木のマンガがいいと思ったことは、ないですね、わたしは。
最近、ミステリ界に革命的変化をもたらした京極夏彦が、水木から
大きい影響を受けていることを知って、ちょっとビックリした位です。
144さんの推されるのは、134や135のことでしょうか?
福本のカイジには、死のつめたさをまざまざと描いている箇所が
あり、感心させられた。(例のつなわたりのシーンですが・・・)
水木系ってつげを念頭に置いているわけ?
楳図はどれでもないような。
149 :
考える名無しさん:04/03/01 03:10
うん、正直ちょっと無理があるような気がするな。ガロ系=水木系という
認識もどうかなあ?
150 :
考える名無しさん:04/03/01 03:15
四方田犬彦が「マンガ原論」ってのを書いてたな・・・。あれを読んでみよう
かな。
151 :
考える名無しさん:04/03/01 03:27
ところで、ナンセンス・ギャグマンガの系譜はどうした? いろいろいる
じゃんかよ。漏れのおすすめは「昆虫探偵ヨシダヨシミ」だな!
152 :
考える名無しさん:04/03/01 03:38
まさか、ナンセンス・ギャグマンガの源流が、水木とか?
(悪い悪寒)
153 :
考える名無しさん:04/03/01 03:53
中川いさみは偉大である!!
プー太郎が子供向け絵本コーナーにあって笑った。
『のび太の魔界大冒険』
可能世界の哲学を志す日本人ならば、
誰もが最初に手に取るだろう作品。
156 :
考える名無しさん:04/03/03 00:33
確かに「もしもボックス」は可能世界への入り口かも。
158 :
考える名無しさん:04/03/03 16:03
おもしろければ、何でもいいからオシエレ!
哲学的な漫画スレッドは前にありませんでしたっけ?
160 :
考える名無しさん:04/03/03 18:35
ベタだけど埴谷雄高『死霊』。
戦後派の作家の作品は、概ね哲学的だとオモウ
161 :
考える名無しさん:04/03/03 18:45
162 :
考える名無しさん:04/03/03 18:50
渡部直己が徹底的に批判してたということくらいしか知らない
163 :
考える名無しさん:04/03/03 18:54
『死霊』は「虚体」とかいろんな独自の概念が出てくる小説。
164 :
考える名無しさん:04/03/03 18:55
『死霊』に匹敵するのが武田『富士』。
精神病院が舞台になってる小説。
思想、哲学を表現した小説ってたいがい形式的には貧しくて小説としてはインチキなのだが
そのインチキ臭さがいかがわしくて逆に好きだ。
>>165 まあ形式的に貧しかったとしても、哲学的な作者像というものもあって、
作者によって意識された世界を見ることによっても哲学を表現できるかと思います。
例えばシンプルに夏目漱石とかね。
最近の人では漫画家だけど古屋実「稲中」「ヒミズ」「グリーンヒル」「僕と一緒」とか
哲学しまくってるなあと私は思いましたけど。作品が哲学的かどうかって方法論としては
ちょっと定義しにくいですよね。
作者像が見えてこないと哲学的かどうか判断できない。まあ、いち読者による勝手な作者像
の押しつけなのはわかっているんですが。なんというか作者の超個人的な態度に哲学を見出すのでは
ないかなと私は思いましたけどね。うーん、よくわからなくなってくる。
>>166 漱石の小説としての技術レベルはめちゃめちゃ高いじゃん。
初期の作品なんかは特にそうだし、『三四郎』以降の作品も
それ以前に比べて主題や内容中心主義にはなってるけど、それでもすごいと思うよ。
漱石は両方あるからスゴイんだよなー。
あと最近やたらと神格化されてる大西巨人も哲学好きには受けるのでは?
168 :
考える名無しさん:04/03/03 22:35
漱石no「則天去私」が反映されてる小説作品は何でしょうか?
169 :
考える名無しさん:04/03/03 22:49
マンガに話を戻してすまんが「ガンツ」もなかなかじゃないかな?
「ワールドイズマイン」とかはサルトルとかキルケとか言葉出てたな。
哲学とはいえないかもしれんが、官能的美学と感じたのは「殺し屋1」。
『コージ苑』には実存君が出てくる。
>>167 >漱石の小説としての技術レベルはめちゃめちゃ高いじゃん。
そうですよね。ただ小説の技術って意識されて創出されるものだから、
そういう気配り(技術)そのものに人格を私は見てしまうんですよね。
そういう意味では私は技術一辺倒の評価に比重を置いているのかもしれない。
えと、漱石は全作品を読んでいるわけじゃないけど、やっぱり好きな作家なんですよね。
ちなみに私は2年前に読んだ「こころ」が深く心が刺さりました。なんて言ったらいいんだろう。
ラストで衝撃を受けたってわけじゃないけど、最後の場面で、意識について深く考えさせられる形に
なりましたね。実は、あのころの自分は「狂気」というものに深い憧憬を描いていたんですね。
少なくとも『狂気』は私の人生の一つのテーマだったかと思います。
それで狂気なんですが、えっと、狂気を描いた古屋実の「ヒミズ」にはまったのが、そもそもの私の
哲学好きの原因だったりします。この漫画のことが好きで、検索するとヒミズ〜不道徳の時間〜の
スレが哲学板にあって(確かありましたよね?)、それで哲学板に来たのがはじまりなのでした。
だから古屋実はどうしても挙げときたいのです。
ごめんなさいレベル低くて。
実は大西巨人さんも初めて聞いた名前です。
あとこのスレで「死霊」に興味を持ちました。
機会があったら読んでみようかと思います。
ちなみに大西巨人さんの本はどの辺がお勧めですか?
>>171 大西巨人はやっぱり『神聖喜劇』だね。
明治以降の日本近代文学でベスト1に上げる人も多いよ。
中上健次が死んで十年も過ぎる頃には中上神格化ブームも去って、
その次には中上がその影響を受けつつも結果的に真逆の方向を向いている古井由吉が神格化されて
その次に中上も古井も両方否定できる方向性として大西が注目されてるという部分もあると思う。
というか、そういう文壇政治?みたいのはよくないけど、作品はいいので読んでみて。
ただし、『神聖喜劇』はとにかく、めちゃめちゃ長い、古文漢文英文引用しまくりなので読み辛い
けど、エンタメとしてもめちゃめちゃオモロイ。通常の文体は成功だが読みやすいし。
内容は、第二次大戦下、対馬要塞の銃砲兵連隊に配属された主人公が、軍隊で上官に合法闘争をしていくみたいな話。
とにかく、主人公がいかに生きるべきかと思弁を繰り返し、思想、哲学などの引用も多いし。
んで漱石でオレが一番好きなのは『ロンドン塔』だな。
これをこの時代の日本人が書いたというのはマヂでスゴイと思う。
ちょっと訂正
>日本近代文学で→日本近現代文学で。
一応1980年に完成した作品なので。
>>171 おおう、なんてひどい間違いをしてしまったんだ。
古屋実→古谷実でした。「シガテラ」(ヤンマガ連載中)いいですよん。「稲中」最高!(汗)
>>173 ほほう、そうですか。(うぅ、自分の無学が思い知らされるなあ)
今度、読んでみようかと思います。
ええと、大変参考になりました。ありがとうございます。
>というか、そういう文壇政治?みたいのはよくないけど、作品はいいので読んでみて。
そうですよね。評価するのは作品なんですよね。
176 :
考える名無しさん:04/03/04 05:57
>>169 いったい、誰の作品? 何コミックス? それだけの情報ではかいもくわからんですよ。
177 :
考える名無しさん:04/03/04 06:05
未読だが・・・マンの「魔の山」はどうなんだろう? 哲学的な小説
だという風評をよく聴くのだが・・・
178 :
考える名無しさん:04/03/04 06:06
新井英樹と山本英夫
両方小学館だと思う
179 :
考える名無しさん:04/03/04 06:07
ワールド〜が新井英樹で、殺し屋1が山本英夫
180 :
考える名無しさん:04/03/04 06:14
>>178 即レス、ありがとう。機会があったら読んでみます。
>>178-180 代レスすみません。
ガンツが奥浩哉で、ヤングマガジン連載中です。
人の死をあっけなく、かるーく描いてしまうところなんかは
ニヒリズムを感じます。現代人的な生の価値観かな?
あとは178-179の通りです。ありがとうございます。
山本英夫はオススメです。「ホムンクルス」ってので
トレパネーション(頭蓋穿孔)をテーマにした作品連載開始したんですが、
今は休載中です(大麻所持で逮捕らしい)。私はホムンクルスからすぐ
頭の中の住人の話を連想したので、これまた期待していたんですが残念。
殺し屋1、これは見る人によってかなり差があると思います。
私はあの痛そうなシーンが徐々に快感に変わっていきました。
ワールドイズマインは登場人物の信条、行動理念がしっかり
描写されてます。終わり方と後半の説教ぽくなるとこ以外は好きです。
「オレはオレを肯定する。」
先ほどの方もいわれてる「ヒミズ」なんかは古谷作品の中でも
一番好きですね。”普通”の人間になろうとした主人公の狂気。
私も同じようなテーマで小説書いてみようかとしてたころなんで
先にやられたかって感じで、余計印象に残ってます。
>ガンツが奥浩哉で、ヤングマガジン連載中です。
→ヤングマガジンじゃなくてヤングジャンプです。失礼。
ヒミズ、ワールドイズマイン、殺し屋一が哲学的ってのは
わかるけど。ガンツはどうだろ。
物語としてはとても面白い物だと思うけど哲学的に何かを
考えて作ってあるとは思えないな。
ガンツ好きなんだけどさ。しかし今のミッションはほんとグズ
グズでつまらん。
たしかに哲学的視点で見ようと思えばなんでもアリになっちゃいますしね。
加藤、巨乳が死んだとき、作者は偉いなと私は思ったんですが。今は確かにツマラン・・。
つげの『ねじ式』は哲学的だ。
まシュルレアリスムとかなんだろうし哲学じゃねーど
つーか漫画スレではないが。まいいか。
定番は大友の『AKIRA』だろう。
あと手塚の『火の鳥インフルエンザ』とか。つまんねーけど思いついたら書かずにいられんので…
あと作者名忘れたけど『寄生獣』も哲学的。「人はどこから来てどこへ行くのかなんて考えたことある?」
小説も上げとこう。トゥルニエの『魔王』。
プルーストの『失われた時を求めて』も、芸術と哲学が重要な主題でもあるし。
「ねじ式」は浅野忠信が主演で映画にもなってましたね。両方見てない・・。
「寄生獣」は右手の”ミギー”ってやつかな?岩明均の。
小説以外でも映画、マンガ、アニメ、ドラマ、音楽、絵画なんか。
深夜番組でもなんかあれば知りたいな。そういう複合的なスレはないんだっけ。
って、深夜番組といえば今知ったけど「お厚いのがお好き」なんつー
やたら素敵な番組があったのね・・。うち地方だからやってないや・・。
スレ違い申し訳ない。
188 :
考える名無しさん:04/03/05 00:54
>>177 「魔の山」然りだね。
ドイツではあとブロッホやムージルなど。
189 :
☆キキ+キ゚Д゚♪ ◆ooOooooopo :04/03/05 01:04
マンガなら、
「HEAT] と 「銀牙伝説WEED」が哲学。
ねじ式は虚しいだけ。
190 :
考える名無しさん:04/03/05 01:11
蓮實『陥没地帯』『オペラ・オペラシオネル』も一応あげておこう。
>小説以外でも映画、マンガ、アニメ、ドラマ、音楽、絵画なんか。
>深夜番組でもなんかあれば知りたいな。そういう複合的なスレはないんだっけ。
ないみたい。まあ作らんでもいいと思うけど。
認識問題を考えたときに
「フェルメール」(画家)は欠かせないと思う。
つか単に好きなだけだが。
あと存在そのものを認識してしまったゴッホもすごい。
192 :
考える名無しさん:04/03/05 01:35
193 :
考える名無しさん:04/03/05 01:35
アルトーのゴッホ論はいい
>>192 >映画スレも立てようと思います。
いやもう立てなくていいよ。そういうカテゴライズは時に危険(歯止めがきかなくなる)。
別にいいじゃん、このスレで小説以外の哲学的な作品を語ったってさ。
映画が小説を飲み込んでしまう
やっぱここはスレタイが小説ってあるから
複合的に芸術作品を語り合うスレにしたほうが
よさそうじゃないかな?色んな人来れると思うし。
そこだと音楽や絵画、テレビドラマに飛び火しても問題ないけど、
ここじゃ1は小説を知りたかったんだろうし。
ベケット作品全部
デカルト、バークリ、ライプニッツが頻出
しかも衒学少なめ
>>196 別に小説だけじゃなくて、ここでは哲学的な作品を知りたいだけなんじゃないのって思うんだけどなあ。
『小説』と銘打ったのはむしろ客寄せみたいなもので、小説とだけ限定するのもどうかと思うけどなあ。
セオリーとしてこういう波状的なスレの設立はDAT落ちになりそうな確率高いかなと思うんで、いちおう
言っておきました。すんまそ。気にせんでください。(そうだよな小説嫌いだけど漫画好きとかいるはずだもんな、
そういう人たちには書き込みづらいかもしれない) とりあえずおつかれね(ごめん)>192
199 :
考える名無しさん:04/03/05 03:23
アンパンマン
愛と勇気だけが友達さ〜
ここに哲学を感じる
200 :
考える名無しさん:04/03/05 03:36
アンパンマンは自己犠牲の精神を子供に植え付けるための洗脳アニメ。
小説ではなく、詩ですけど、三好達治の『測量船』所収「私と雪と」は
永劫回帰について考えさせられますた。
202 :
☆キキ+キ゚Д゚♪ ◆ooOooooopo :04/03/05 05:53
ふむふむ
純文系の小説って全部哲学的と言えば哲学的だしなあ…
じゃあライトノベルで哲学的な小説を探してみょう。
文学理論は小説の哲学だと思います。
206 :
考える名無しさん:04/03/06 15:55
なんか、ない?
ラシュディの『悪魔の詩』は?
いや読んでないんですけど。ブックオフで100ずつで買ったので書棚にどーんとおいてあるよ。
どーんと。
レムの『完全な真空』は哲学系の本にそのまま出てきそうな話がいくつか載ってる。
209 :
考える名無しさん:04/03/14 16:21
ピランデルロの戯曲
210 :
考える名無しさん:04/03/18 13:31
さらに、教えるとすると?
211 :
考える名無しさん:04/03/18 13:35
ナボコフの短編集はどうでしょう?
フィリップ・K・ディックやボルヘスとか
森さんの新刊読みますたよ。これでシリーズものは全部つながったとみていいんですかね。
外見や思考、その表出である言語活動以外でヒトとロボットをわかつものって、よくよく考えると
あんまりないような気がしてきますた。これで経口でもエネルギー摂取とと自己修復が可能になったら
人ごみにまぎれてても気がつかないかも。とりとめなくて失礼。
214 :
考える名無しさん:04/03/20 10:12
森さんの新刊って、何?
森博嗣かしらん
216 :
考える名無しさん:04/03/21 15:39
なるほどね
217 :
考える名無しさん:04/03/21 15:44
マルケスは?
マルケスは哲学からずれる
南米ならボルヘスだろ
219 :
考える名無しさん:04/03/21 16:24
220 :
考える名無しさん:04/03/21 17:30
221 :
考える名無しさん:04/03/21 17:40
ねじまき鳥クロニクル
222 :
考える名無しさん:04/03/21 17:44
なぜ『嘔吐』がでてこない?
223 :
考える名無しさん:04/03/21 17:55
「紙葉の家」と言ってみるてすと。
224 :
考える名無しさん:04/03/25 00:17
『蹴りたい背中』
バーセルミ「死父」「雪白姫」と言ってみるてすと
アルベール・カミュ 「幸福な死」
227 :
考える名無しさん:04/03/31 16:05
age
228 :
考える名無しさん:04/03/31 16:38
作る会の日本史教科書
『 蜘蛛の糸 』
230 :
考える名無しさん:04/03/31 22:14
村上春樹こそ最高の作家
なんとなく仮面の告白を読んでいる
232 :
考える名無しさん:04/04/06 14:16
他には?
233 :
考える名無しさん:04/04/06 14:27
馬鹿野郎
「陽のあたるオヤジ」を読んでみろ
陽のあたらないオヤジになりたくないばっかりに苦悩と葛藤を繰り返す
哀愁に満ち満ちた秀作だ
234 :
考える名無しさん:04/04/06 14:31
誰の?
陽のあたらない押入れのダンボールの中に、その本あった気がする。昔読んだ。
236 :
考える名無しさん:04/04/06 14:35
鮫肌男
結論的には、トーマス・マンが最右翼という話か・・・しかたないので
「魔の山」読むか・・・はあ、ぶあついね。
く((レ゚ -゚ノァ∩<奈須きのこ 【空の境界】
>>239 ずいぶんとマニアックなところを・・・w
241 :
考える名無しさん:04/04/25 22:45
三匹の子豚
『 うみやまのあひだ 』
243 :
考える名無しさん:04/04/25 22:50
>243
レオナルド・ダ・ヴィンチ
245 :
考える名無しさん:04/04/25 22:58
>245
題名のとおり、海と山の間を描いた風景画です。
247 :
考える名無しさん:04/04/25 23:09
今見れないからよくわからないんだけど
あなたはその作品のどこが好きなんですか?
なんとなく
249 :
考える名無しさん:04/04/26 00:04
漫画だけどダイの大冒険
250 :
考える名無しさん:04/04/26 00:05
>>248 それを言葉にできると立派に哲学なんだけどな
>250
「なんとなく」ってのは、言葉じゃないのか ?
252 :
考える名無しさん:04/04/26 00:10
ログ読んでないが、キノの旅が絶対でてる罠、
7 名前:考える名無しさん[] 投稿日:04/01/11(日) 05:00
時雨沢恵一の「キノの旅」
253 名前:考える名無しさん[sage] 投稿日:04/04/26(月) 21:58
ログ読んでないが、キノの旅が絶対でてる罠、
255 :
考える名無しさん:04/05/01 21:26
パンセ
256 :
考える名無しさん:04/05/01 21:27
YANQUI U.X.O
257 :
考える名無しさん:04/05/01 22:12
どらえもん
258 :
考える名無しさん:04/05/04 15:48
笠井潔全般
259 :
考える名無しさん:04/05/04 15:49
古井由吉
哲学って何かわからないが、と断って、
小説ではないが、つげ義春はどう?
「外のふくらみ」なんかいいと思うよ。
セネカ/人生の短さについて
264 :
考える名無しさん:04/05/13 21:52
高木ブー
「ドリフターズの一員として」
小松左京の「骨」はいかが?
星新一の「マイ国家」なんてどうです?
西尾維新「戯言シリーズ」
268 :
考える名無しさん:04/05/20 12:16
哲学的といったら村上春樹だろ。
日本人はあまり哲学やらないからむしろドイツとかフランスのほうが春樹の才能を
的確に理解している。『海辺のカフカ』なんか今ドイツで大ベストセラーで、外国
人作家の小説の国内最高売上を記録したそうな。
269 :
考える名無しさん:04/05/20 12:16
おれさまの書いてる小説
270 :
考える名無しさん:04/05/20 12:22
271 :
考える名無しさん:04/05/20 14:54
たしかに春樹を理解できる日本人は少ないだろうな
川本にしても加藤にしても結局春樹の作品を小説として論評してるしね
>>268 おれイギリスだけど、春樹はよくみかけるよ。
本屋とかでもたまに特別な展示の仕方してるときがあるね。
片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」どうよ?
まだ読んでないが。哲学的な愛ざあめ。。。。
274 :
考える名無しさん:04/05/21 01:12
ロシア文学
276 :
ヌイグルマー:04/05/25 16:07
「ショートショートの広場」 星 新一
277 :
考える名無しさん:04/05/26 16:39
椎名麟三
深夜の酒宴
やたら言い回しが難しくて語尾も、〜だ 〜のだ が連続する文体。
哲学的緊迫感もあるがユーモアもあって面白い。
著者は埴谷の親友だった。
278 :
考える名無しさん:04/05/30 08:11
ののたん
279 :
考える名無しさん:04/05/30 08:13
エリスンのSF(ヒューゴ賞受賞作)「世界の中心で愛を叫んだもの」だろ?
280 :
考える名無しさん:04/05/30 14:30
光瀬龍の百億の昼と千億の夜
やっぱ「神との対話」でしょ。サンマーク出版の