【POLITICAL】政治哲学【PHILOSOPHY】

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1考える名無しさん
無かったので立ててみますた。
2考える名無しさん:04/01/11 03:06
2げと
3考える名無しさん:04/01/11 03:51
1よ、立候補するのか。やる気はあるのか。
4考える名無しさん:04/01/11 04:51
友愛について語ろうぜ
5考える名無しさん:04/01/11 20:43
『正義論』の新訳って初版と改訂版のどっちをやってんの?
6考える名無しさん:04/01/11 21:23
門外漢なもんで、厨な質問で申し訳ないが、例えば「ナショナリズム」ってのも
哲学(政治哲学)のテーマとなり得るの?
7考える名無しさん:04/01/11 21:26
>>6
あんましそっちのほうの議論は知らん。
なるかもしれないような気がする。でもないないような気がしないでもない。
8考える名無しさん:04/01/11 21:33
無知のベールはゲーム理論から見ても妥当だ。
9考える名無しさん:04/01/11 21:42
>>7
なるほろ
10考える名無しさん:04/01/11 21:57
>>6
アレントがナショナリズムについて『全体主義の起源』か何かで言ってなかったっけ?

その辺からつっついていけるんでないの?
11考える名無しさん:04/01/11 22:59
>>6
ラカン=ジジェクからナショナリズムを考えるのもあり
12考える名無しさん:04/01/11 23:08
よし、それでいこう。
13考える名無しさん:04/01/11 23:11
政治哲学で主要な思想家って誰たち?
14考える名無しさん:04/01/11 23:18
ベンヤミンの『暴力批判論』からとかは?手始めに
15考える名無しさん:04/01/11 23:36
>>11
ヤニス・スタヴラカキスとか
16考える名無しさん:04/01/11 23:48
>>14
うん、それでいこう。ベンヤミンの『暴力批判論』に一票。
17考える名無しさん:04/01/12 02:40
>>14
俺も同意だ。これで3人。
18考える名無しさん:04/01/12 03:01
個人的には>>10-11あたりに興味あり。

漏れは全くわかんないけどw。
19考える名無しさん:04/01/12 21:28
オレ 善人
オマエ 悪人

20考える名無しさん:04/01/13 18:44
>>13
マキャベリ、ホッブス、ジョン・ロック、ルソー、まぁそんなところでは?当たり前
過ぎる人達が並ぶけど仕方ない。アリストテレスやトマス・アクィナスを入れる人も
いるけど一般的じゃないな。「理性を持った個人」と「国家・法」この関わりね。近代の
政治哲学の骨子て言うのは。だからルネサンス以降を問題にするわけ。
21考える名無しさん:04/01/14 12:08
スタヴラカキスは精神分析と政治学の関連性を研究してる人ですよね。
非常に興味があります。誰かスタヴラカキスに詳しい方いらっしゃいますか?
22考える名無しさん:04/01/18 00:00
アレントも
23考える名無しさん:04/01/21 22:07
>>1は立て逃げのようだから、誰か進めてくださいよ
24考える名無しさん:04/01/21 22:16
最近、現代思想が、ホッブス特集だったね・・。
25考える名無しさん:04/01/21 23:04
復刊したし、『リヴァイアサン』でも読むか
26考える名無しさん:04/01/21 23:15
ホッブス、ロック、ルソーあたりは読んでおかんとな。。。ホント。
27考える名無しさん:04/01/21 23:42
>>25
いいよ。リヴァイアサンにしよう。>>24>>25>>26 あたりで進行してくれない?
28考える名無しさん:04/01/21 23:56
シュミットって人気ないのかな、あまり扱われてないね。政治思想板では難しすぎて、
哲板では単純すぎるのかな。
2925:04/01/22 00:19
>>27
とりあえずまだブツが来ないから、もうちょっと待って。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4111
買えない人はここで買ってください。

>>28
シュミットもいいね。でも一冊一冊は薄いから読みやすいと思う。
30考える名無しさん:04/01/22 00:22
ドゥオーキン、ロールズ。
3125:04/01/22 00:44

ttp://www.4literature.net/Thomas_Hobbes/Leviathan/
ちょっとわからないけど、これは英訳かな。
3225:04/01/22 01:05
ttp://oregonstate.edu/instruct/phl302/texts/hobbes/leviathan-contents.html

こういうのもあるが...
日英どっちの方がいいかな。
33考える名無しさん:04/01/22 01:11
ロールズはアメリカの民主党の先生でしょ。
ロールズは人類史上レベルの事件ですよ。
34考える名無しさん:04/01/22 01:12
>>31>>32

>>32のほうがちゃんとソートしてあって分かりやすいね。明日読んでみるよ。
35考える名無しさん:04/01/22 01:19
無知のヴェールがいったん機能したらもうもとには戻れないわけよ。
36考える名無しさん:04/01/22 01:24
>>35
ん?俺の事?
3725:04/01/22 16:35
先ほど岩波が届いたので、早速今日から始めようと思います。
>>32を訳す過程で、岩波訳等を適宜参照という形を採ります。
参加者大募集です。
よろしくお願いします。
38天皇萌え ◆32reqGPkuc :04/01/22 16:43
政治に眼を向ける人間が少ないのは、仕方がないよ。
自分の心の内っ側のほうが気になる連中だもの。
哲学屋とのは。
39考える名無しさん:04/01/22 17:27
>>37
参加するよ。前から読みたいと思ってて読んでなかった。
>>32を参照しながら頑張ってみる。
4025:04/01/23 02:27
ごめんなさい。昨日は所用でできませんでした。
金曜からにします。

>>38
もう3年くらいROMってますがたしかに政治哲学は盛り上がらないですね。
ロールズはかなり深くなっていくんですけど。とりあえずがんばってみます。
>>39
ありがとうございます。がんばっていきましょう。
41考える名無しさん:04/01/23 19:00
政治は哲学ではない!技術だ!
42考える名無しさん:04/01/23 20:27
このスレもベルクソニスムスレのように上手くいきますように
4325:04/01/24 00:06
まず、はじめからFor by artの前までです。

神が世界を作り、治めるところの技術である自然は、多くの他の事と同様に、人間の技術によって、人工的動物を作りうることをも模倣される。
なぜなら、生命とは四肢の動きに他ならず、そのはじまりは、その人の内部のあるいくつかの主要な部分にあるとみれば、全ての自動機械(時計のようにバネと歯車によって自身を動かす機械)は人工的生命を持つと我々が言う事もできるからである。
すなわち、心臓は何かと言えば、バネ以外にはなく、神経は、多くの紐たちであり、関節は、多くの車輪にほかならない。体全体に動きが与えられた時、これらは製作者(Artficer=造物主、神)によって意図されたように動くのではないか?
技術がはるかに進むことによって、自然による合理的で最も卓越した仕事である、人間が模倣される。
4425:04/01/24 00:51
Lastlyの前まで。

すなわち、技術によってコモンウェルスとかステイト(ラテン語ではキヴィタス)と呼ばれるような、偉大なリヴァイアサンが、人工的人間にほかならないものとして、創造される。
しかしそれは自然人より大きく強大なものであり、自然人を守り、守護するよう意図されている。
そのなかで、「主権」は命や体全体に動きを与えるのだから、人工的な魂であり、為政者や他の司法権や執行権の当局は人工的な関節である。
主権の地位に結びつけ、全ての関節と成員が義務を果たすため動かされるための賞罰は、神経であり、自然の身体と同様に動く。
全ての各成員の富と財宝は力であり、人民の福祉=salus populi(人民の安全)はその責務である。
知る必要がある全ての事を指示する顧問は、記憶であり、公正と法は、人工的な理性と意志であり、調和は、健康で、暴動は、病気、そして内戦は、死である。
4525:04/01/24 06:24
最後に、この政治的な身体をはじめに作り、集めて結びつけた協定や契約は、人間を作ろうという神による創造の表明された決断に、似ている。
この人工的な人間の本性を述べるために、私は
*1 その素と製作者が、ともに人間である。
*2 どのように、そしてどのような契約によって作られるか、諸権利や、主権の力や権威とはなにか、そして何がそれを維持し、解体するのか。
*3 キリスト教のコモンウェルスとは何か。
*最後に、暗黒の王国とは何か
について叙述していく。

序説は終わらせたかったんですが、今日はここまでです。
質問疑問等どんどん出してください。お願いします。
46ロモ13号:04/01/24 14:13
おもしろそうですね。ダイナミックな序章に読んでいてワクワクさせられました。
有機体としてのコモンウェルス。力は富と財宝。コモンウェルスって和訳するとなんになるんでしょうか。

ロム中心で応援します。
4725:04/01/25 01:01
ではこっそり再開です。
I sayの前まで。

その1に関していえば、見識は、本を読む事でなく人を読むことによって得られるという格言が近頃よく取って代わっている。
結果的にそこで、多くの部分で、賢いという他の証拠を示す事ができない人々は、
お互いに彼らの背後で厳しい非難をすることによって、
彼らが人間の中に読み取ったと思える事を示して大いに喜んでいるのである。
しかし、近頃では、理解されていないもう一つの格言がある。
もしそれを骨折って自分のものにするならば、彼らはお互いを読んで真に学ぶ事ができたであろう。
つまりその格言とは、「汝自身を読め」というもので、それは現在使われているような、
権力を持つものが、劣ったものに対して野蛮な振る舞いをする事を黙認したり、
低い地位のものがそれより高いものに対し、ずうずうしい振る舞いをする事を勧めるのを意味するのでもない。
それは、ある人の思念と情念が、他の人の思念や情念とよく似ているために、
何人も自分自身を覗き込み、自分が思考し、意見を持ち、推論し、願望し、恐怖する、などの時に、
自身が何を根拠として何をするかを考える事で、その結果よく似た状況での全ての他の人の思念や情念はどのようであるかを読み、
知る事ができるかもしれない、という事を我々に教えるのである。
4825:04/01/25 01:07
>>ロモ13号様

応援ありがとうございます。私は学部時代政治学専攻でしたが、
ホッブズを読まずに済ませてきてしまいました。
こうして読んでいくと、序説から実に魅力的なテキストだという事がわかります。
これからもよろしくお願いします。

コモンウェルスですが、岩波の水田訳もそのままのコモンウェルスで一貫しています。
辞書的な意味では「共和国」や「公共の福祉」ですが、どうもぴったり来ないので、
ここでもそのまま訳出する事にします。

なお「リヴァイアサン」では、第二部の第17章からがコモンウェルス論になっているようです。
先に読んではいかがでしょうか。
4925:04/01/25 03:00
Butの前までです。

私が言いたいのは、全ての人に共通であるところの情念ー欲望や恐怖、願望等の類似性は、
情念の諸対象、すなわち欲望され、恐怖され、願望をされるものの類似性ではないという事である。
これらのものは、個人的体質や特定の教育がかなり多様にするものであり、
そして我々の知識からかなり容易に引き離されてしまうものなので、
偽りと欺瞞、虚偽と、誤った主義と共にあることで汚され混同されている人間の心性は、
心を探究しようとするものだけが読み取る事ができるのである。
そして、人間の諸行動によって、我々はしばしば彼らの意図を発見する事ができる。
しかし我々自身のものとそれらを比較する事なく、事情を変更させる全ての状況を区別する事なくそうするものは、
鍵もなく暗号書を解こうとする事であり、多くの場合騙されてしまう。
読む人自身が善人か悪人かに応じて、過大に信頼するか過大に疑うかだからである。
5025:04/01/25 03:25
しかしある人が、行動によってかなり完全にその人を読むということは、
彼の知人についてしか役立たないので、そういう人はほとんどいない。
全国家を統治するべきものは、自身の中に特定の人ではなく、人類全体を読まねばならない。
それをする事は難しく、それはある言語や科学を学ぶ事より困難である。
しかし、私が自分自身の読み方を整然と、明瞭と書き留める時には、
他の人に残された苦労は、ただ彼が自身に同じものをまた見つけないかどうかを、考える時だけだろう。
というのも、この種の学説は、他の論証は認められないからである。

これで序説は終わりです。
次回から第一部に入っていきます。
51考える名無しさん:04/02/01 04:30
>>46
このことば(Common-wealth)は、文字通りの「共同の富」すなわち民富あるいは国民経済の意味で
使われたり、ちょうどホッブズが出会ったイギリス革命期の共和政治のことであったりするが、
ホッブズの用語法は、そのいずれでもない。彼がラテン語版でキウィタス(都市)という言葉を、
これに充てているように、コモン-ウェルスとは、ローマの都市国家に代表される政治社会なのである
(ロックも同様な説明をしている)。ただ、国家あるいは政治社会と訳してしまうと、第三部の表題の
「キリスト教的コモン-ウェルス」の訳語がいささか内容にそぐわないものになり、かつ、他方では、
シヴィルを政治的とすることが多いので、言語のままとした。
(水田洋訳の'献辞'に付せられた訳注(5)p.34-35より)

この'献辞'には「コモン-ウェルス」が一度出てくるのですが、ラテン語版では、
これが「市民的[政治的]及び教会的権力」に差し替えられているようです。
52考える名無しさん:04/02/02 17:19
>>28
シュミットもホッブズヲタだからホッブズから始めるのがよい。
どうぞ議論続けてくらはいsage
53考える名無しさん:04/02/12 23:01
アイリス・ヤング人気ないんだなー。俺結構好きなんだけどな
54考える名無しさん:04/02/20 19:22
政治哲学の入門書で何かいいものはありますか?
哲学者の作品じゃなくて、いわゆる「政治哲学の解説書」みたいなもので・・・。
55考える名無しさん:04/02/20 20:20
ちと高いがジョナサン・ウルフの「政治哲学入門」
あとは「アクセス政治哲学」とかかな。
有斐閣アルマの「法哲学」とかもオススメ。
56名無しのルサンチマン:04/02/20 21:07
ホッブズの研究書として、リチャードタック『トマスホッブズ』、
ワトキンス『ホッブズ』をおすすめします。
5754:04/02/20 22:00
>>55>>56

ありがとうございます。是非読んでみます。
58考える名無しさん:04/02/20 22:49
ロックの政治理論の標準的な解説書といえば,今では何がいいのでしょうか。
法律学出身なので,憲法学等にもめくばりされている本でしたら,もっと
嬉しいのですが。とりあえず,愛敬浩二『近代立憲主義の原像』を買うか
買うまいか悩んでます…(6,500円か…)
59考える名無しさん:04/02/21 00:27
>>58
この著者って憲法学者だっけ?
この本は評判よかったような気がする
60考える名無しさん:04/02/21 05:16
"今"ってことなら、レオ・シュトラウスてのもあり。
"標準的な解説書"ではないが。
61考える名無しさん:04/02/21 22:46
>>58

はい,早稲田の法の出身の方でした。憲法学者が書いたロックの研究書という
ことで法律学出身には取り組みやすいかな,と。

>>59

この本でよろしいのでしょうか?

 レオ・シュトラウス『自然権と歴史』
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4812288088/
6261:04/02/21 22:49
レス先間違えました。

>>58 → >>59
>>59 → >>60

です。
6359:04/02/23 05:30
>>61 それです。
# "今"と書いたのは、彼がホッブズ-ネオコンの間に
  置かれることがあるからです。
# 私は、いかに(中等教育の教科書とは)違った読みができるか
  に興味があるのですが、その意味で当該著作は面白く読めました。
6461:04/02/23 19:16
>>63
御教示有り難うございました。ネオコンとロックとはすごい繋がりですね。
早速注文します。
65考える名無しさん:04/03/02 18:03
ジョナサン・ウルフ「政治哲学入門」購入しますた。
これから読んでみます。
66考える名無しさん:04/03/19 14:01
保全
67考える名無しさん:04/03/26 21:37
よくわかんないけど、今時政治哲学なんて流行んないのかね
68考える名無しさん:04/03/28 00:20
>>65
漏れも以前読んだことがあるが、読み物として面白かったという印象がある
69考える名無しさん:04/04/01 23:41
下がりすぎ
70考える名無しさん:04/04/01 23:44
>>67
はやってんじゃないか?
71考える名無しさん:04/04/03 21:59
そうなの?
72考える名無しさん:04/04/14 03:00
保全
73考える名無しさん:04/05/11 01:26
ちょっと待て 憲法しらない そこのキミ
74behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/18 01:50
『リヴァイアサン』オモシロそうっすね。
でも、岩波でも世界の大思想でも訳があるから、
翻訳されていないのを選んだ方が議論が楽しいのでは?
せっかく25さんがあそこまで訳されたのに口をはさむのもなんですが。
というより、ホッブズほどの思想家の翻訳がまだ二冊しかない
(『リヴァイアサン』と『対話』)ってのが吃驚な状況なんですが。
75behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/18 02:07
ありゃ、25さんは一月以来書いてないのか。
そっか、もしこのままホッブズで構わなかったら
『法の原理』"Elements of Law"を読んでみませんか?
ホッブズの政治的諸著作の中では一番初期にあたるものですが、
ホッブズ哲学の真価を示す名著であるという評価が高い本です。
翻訳も出てませんし、面白いと思います。
とりあえず、
http://socserv2.socsci.mcmaster.ca/~econ/ugcm/3ll3/hobbes/elelaw
ここで読めます(ググって最初に出てきたのがこれなので、他にもあると思いますが)。
76behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/18 22:51
とりあえず様子見で献辞だけやってみます。

トマス・ホッブズ『法の原理』

皇太子殿下の家庭教師であり、陛下の最も名誉ある枢密顧問官の一人であられます、
ニューカッスル伯ウィリアム閣下へ

献辞

閣下、
我々の本性の二つの主要な部分、すなわち理性と情念から、二種の学識(learning)、
すなわち数学的な学識と独断的な学識が生じています。前者の学識は論争と異論から自由であります。
なぜなら、この学識は数字(図形?figures)及び運動のみを比較することにおいて存するからであり、
そしてこれら数字と運動においては、真実と人々の利得は互いに対立しあうことがないからであります。
ですが後者の学識においては、不確かなものしかありません。なぜなら、この学識は人々を比較し、
また人々の権利と利益を扱うからであり、これら権利と利得においては、
理性が人に反するのと同じくらい頻繁に、人は理性に反してしまうのです。そしてこのことから、
一般的な正義と政体について著述する人々はなべて矛盾によって互いと自らを攻撃する、
ということが生じます。この教説を諸規則と理性の不可謬性に還元させるには、
第一に、疑うことをしない情念によって廃棄され得ない諸原則を、土台として据えねばなりません。
そしてその後に、この土台の上に、全体が確固不動になるように、自然の法における諸議論の真実を
(それは今まで空中に築かれてきたのでありますが)順を追って築き上げねばなりません。
77behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/18 22:53
さて(閣下)、そのような土台に適する諸原則は、これまで私が私的な談論で閣下に
お知らせしてきたものであり、あなたのご命令により私がここで体系立てるものであります。
この諸原則による主権者と主権者との間の、あるいは主権者と臣民との間の諸議論の吟味は、
余暇とこのことに対する刺激を見出せる人々に任せます。私としましては、
この書物をそのような学の真実で唯一の土台として閣下に献上いたします。
文体に関しましては、よってこれはより悪いものであります。
なぜなら、著述するにあたって私は修辞よりも論理を多く考慮に入れたからです。
しかしながら教説に関しましては、いささかも証明されずに残されたものはなく、
そしてその諸帰結は、それらの欠如によって、
今日にいたるまで政府と平和は相互恐怖でしかなかった、という本性のものです。
また、すべての人がこの書において述べられる法と政体に関する意見をもつということは、
コモンウェルスにとって比類のない利益となるでしょう。
ですから、この書の内容に最も密接に関わる人々にこれを浸透させようというこの書の大望は、
あなたのご支援によって免じられることになります。私にしてみれば、
あなたがこれまで通りのお引き立てにおいてより多くの課題を私に喜んでご命令くださる
ということ以外で、私が閣下の周知のお引き立てによって
既に享受しているもの以上の名誉を欲しません。
そして、私はあなたの非常に多くのお引き立てを受けている者でありますから、
それらのご命令に私は必ず従うのであります。

私の最も尊敬する閣下
閣下に最もへりくだり最も感謝する下僕
ト・ホッブズ

五月九日、一六四〇年
78behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/18 22:56
一つ目改行を思いっきり間違えて申し訳ありません、、、。
余暇と刺激を見出せる奇特な方がいらっしゃいましたら
誤訳、構文ミスの指摘、内容の解説等是非お願いします。
79考える名無しさん:04/05/19 03:47
>>76-77
80sage:04/05/19 20:35
behemoth がんばれ!
81考える名無しさん:04/05/19 21:03
>80 下がってないぞよ
82behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/20 00:30
ども。それじゃ続けてみます。

トマス・ホッブズ『法の原理』

第一部 人間本性

第一章 人の自然的能力の一般的区分

第一節 
私の現在の目的である、自然的及び政治的な法の原理の真実かつ明快な説明は、
人間の本性とはなんであり、政治体とはなんであり、また我々が法と呼ぶものとは
何であるかについての知識に依拠している。これらの諸点を鑑みるに、
古代からの人々の著作はいまだ増加してきているが、
これらのことに関する不確かさや論争もまた増加してきているのであり、
そして真の知識は不確かさや論争を生じさせるものではないのだから、
これまでこれらの事柄について書いてきた人々が、彼ら自身の扱う主題について
よく理解していなかったということは、現在の諸論争から明らかなのである。
83behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/20 00:33
第二節
私が彼らと同様に間違うとしても、私は誰にも害することはない。
なぜなら、私は彼らを不確かさと異論の中に置き去りにするだけであるから。
しかしながら、いかなる諸原則をも信念によって採用するのではなく、
彼らが既に知っているか、彼ら自身の経験によって知るであろうことを
想起させるということによって、私の間違いがより少ないことを望むのである。
そして私が間違うとしたら、それはあわてて結論を導こうとすることから
生じるのであって、それを私はできる限り防ぐであろう。

第三節
他方で、私は正しく推論しながらも、自身の知識への信頼からここで言われていることを
軽視するような人々から同意を得られなかったとしたら(非常にありうることである)、
咎を負うべきは私ではなく彼らの方である。
なぜなら、自らの推論を示すことが私の役割であるように、
それを考慮するのは彼らの役割であるからだ。

しまった。ageちった。
誤訳、構文ミスの指摘、内容の解説をお願いします。
とりあえず、毎日やれるように少しづつ訳出していきます。
84考える名無しさん:04/05/20 22:45
ビヒさん "Elements of Law"少しずつ読み始めました
つぎはマジレスしますのでつづけてくださいネ
明日は早いのでもう寝ます(^_^;)
85behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/22 00:16
トマス・ホッブズ『法の原理』
第一部 第一章

第四節
人間の本性(注)は、栄養摂取、運動、生殖、感覚、推論などなどの能力である
人の自然的諸機能と諸能力の総体である。なぜなら、これらの諸能力は、
我々が一致して自然的と呼ぶものであり、動物的及び理性的という言葉の下で、
人間の定義の内に含まれるものだからである。

(訳者注):基本的に訳語は常に同一のものを使うように心がけていますが、natureないし
naturalという語に関しては、適時「本性(的)」と「自然(的)」を使い分けます。

第五節
人間の二つの主要な部分に従って、私は人間の諸機能を、
身体の諸機能と精神の諸機能の二種に区別する。

第六節
身体の諸能力の詳細で明瞭な解剖学は、目下の目的において必要なものではないので、
私はただそれらを三つの項目にまとめ上げることにする。すなわち、栄養摂取能力、
運動能力、そして生殖能力である。

第七節
精神の諸能力に関しては、認識能力ないし映像化能力ないし概念構想能力と、
行動惹起能力の二種類がある。そして第一に認識能力について述べる。
86behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/22 00:17
第八節
認識能力について私が意味することを理解するために、我々は以下のことを想起し
また承認せねばならない。すなわち、もしある人が生きていて、
彼を除く世界の全てが無化されたとしても、彼は依然として世界の映像と、
彼が世界の内でこれまで見そして知覚した全ての事物の映像とを、
保持するであろうというほどに、我々の精神の内には、我々の外部にある事物の確実な映像と
概念構想が不断に存在するのである。
すべての人間は、一度映像化された事物の不在ないし破壊が、
映像化作用そのものの不在ないし破壊を生じさせないということを
自らの経験によって知っているのである。このような我々の外部にある事物の
諸性質の映像及び表象は、我々が事物の認識、映像化、諸観念、認知、概念構想
ないしは知識と呼ぶものである。
そして、我々がそのような知識を得ることができる機能ないし能力は、
私がここで認識能力または概念構想能力、すなわち知る力または理解する力と呼ぶものである。
87考える名無しさん:04/05/24 21:56
何が目的なのですか?
88考える名無しさん:04/05/25 02:03
>87 >>26
89behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/25 03:22
鯖移転してたの数日気付きませんでした。続けます。

トマス・ホッブズ『法の原理』

第二章 感覚の原因

第一節
概念構想という言葉及びそれに同等の言葉でもって私が何を意味するかを明らかにしたところで、
私は諸概念構想の相違、それらの諸原因、そしてそれらの生成の仕方を、
ここで必要である限りにおいて示すために、諸概念構想それ自体に関心を向けようと思う。

第二節
原初的に、全ての概念構想は、概念構想である事物それ自体から生じている。
さて、運動が現前しているとき、その運動が生じさせる概念構想は、〈感覚〉と呼ばれる。
そして、その運動によって概念構想を生じさせる事物は、感覚の〈対象〉と呼ばれる。

第三節
我々の数多の器官によって、我々は諸対象の中に数多の性質をもつ数多の諸概念構想をもつ。
すなわち、視覚によって我々は、色と形によって構成される概念構想ないしは映像をもつのであり、
その概念構想ないし映像は、その対象が目を介して我々にその本性を伝える認知であり知識である。
聴覚によって我々は音と呼ばれる概念構想をもち、それは耳から伝わる対象の性質についての
我々がもつ知識である。このように、その他の感覚もまた感覚の対象の数多の性質
ないしはその本性なのである。

引き続き、コメント、訂正、参加、募集中。
90behemoth ◆xeiwl82qIE :04/05/26 02:16
トマス・ホッブズ『法の原理』
第二章

第四節
色と形からなる視覚における映像は、その感覚の対象について我々が持つ諸性質であることから、
人が以下の意見に陥ることは容易である。すなわち、上記の色や形は諸性質そのものであり、
同様の原因から、音や騒音は鐘ないしは空気の諸性質である、と。
そして、この意見は非常に長い間受け入れられてきたので、これに反対の意見は、
非常な矛盾としてあらわれざるを得ない。だがしかし、対象のあちこちに生じるような
可視的で可知的な種概念を採用するということは(これはこの意見の固執に必要である)、
その明白な不可能性から、いかなる矛盾よりも悪しきものである。
よって私は以下の四つの点を明確にしようと努めるのである。

(1) 色と映像が内在している基体は、対象ないしは見られた事物ではないこと。
(2) 我々が映像ないし色と呼ぶものは、実際には我々の外部では無であること。
(3) そのような映像や色は、対象が脳ないし精気あるいは頭にある何らかの内的器官において
働く運動、動揺、ないし変化の我々に対する表出に過ぎないこと
(4) 視覚による概念構想と同様に、他の感覚から生じる概念構想においても、
それらが内在する基体は対象ではなく、感覚受容体であること。
91考える名無しさん:04/05/31 01:25
>□ 『人間知性論 全4冊 一』 ジョン・ロック/大槻 春彦 訳
>  重版中〔予定定価 840円(本体 800円 + 税5%)〕 2004年7月8日 重版再開(1972年10月16日発行)
>
>□ 『人間知性論 全4冊 二』 ジョン・ロック/大槻 春彦 訳
>  重版中〔予定定価 987円(本体 940円 + 税5%)〕 2004年7月8日 重版再開(1974年5月16日発行)
>
>□ 『人間知性論 全4冊 三』 ジョン・ロック/大槻 春彦 訳
>  重版中〔予定定価 903円(本体 860円 + 税5%)〕 2004年7月8日 重版再開(1976年9月16日発行)
>
>□ 『人間知性論 全4冊 四』 ジョン・ロック/大槻 春彦 訳
>  重版中〔予定定価 987円(本体 940円 + 税5%)〕 2004年7月8日 重版再開(1977年8月16日発行)

http://www.iwanami.co.jp/shinkan/repub/2004/07.html
92behemoth ◆xeiwl82qIE :04/06/05 19:04
近い内に再開します。しかし、需要がないのかしら、このスレは。
93考える名無しさん:04/06/05 21:14
>>92
心配するな わしは読んでるよ
浅学だからレスできんだけだ
94考える名無しさん:04/06/08 20:42
>>92 僕も読んでますよ。続けてくださいね。
95考える名無しさん:04/06/08 20:53
>>92 俺も読んでます。
96behemoth ◆xeiwl82qIE :04/06/09 00:15
>>93-95 安心しました。
随分と間があいてしまって申し訳ありません。再開します。

トマス・ホッブズ『法の原理』
第二章

第五節
全ての人は、太陽や他の可視的な諸対象を、水やガラスにおける反射によって見るという
経験をもつが、このことのみでも以下の結論を導くのに十分である。すなわち、色と映像は、
見られた事物が存在しない場所にあるのであろう、と。
しかし、水上の映像は対象の内にあるのではなく、単に錯覚的な事物であるのにもかかわらず、
事物それ自体に現実的に色はあるのだと、言われるかもしれないので、
私はさらに以下の経験について論じよう。すなわち、しばしば人々は直接的に同一の対象を
二重に見るのである、例えば一つしかないロウソクを二つに見るように。
そしてそれは、体調の不良によるものか、そうでないとしたら、
[そのように見るように]人が望むことによってであり、
[その際に]諸器官の状態は良好であるかもしれないし、
不調であるかもしれない[どちらであっても生じうるのである]。
同一の事物のそのような二つの映像における色と形は、
両者とも事物に固有なものとはなり得ない、なぜなら、見られた事物は
二つの場所に存在し得ないからである。この事物のこれらの映像の片方は、
対象に固有なものではないのである。
しかし、視覚の器官が等しく良好でも不調でもあるということが分かっているので、
二つの映像のうちの片方がもう片方よりも固有であるということはなく、
結果として、両者とも対象に固有のものではないということになるのである。
このことは、先の節で言及された第一の命題である。

第六節
第二に、ガラスや水などの反射によって見られるいかなる事物の映像も、
ガラスの中ないし後ろにある、または、水の中ないし下にある事物ではないということを、
全ての人は自ら証明することができるのであり、そしてこれが[先に言及された]第二の命題である。
97behemoth ◆xeiwl82qIE :04/06/09 22:47
第七節
第三の命題に関しては、第一の命題を考慮すべきである。すなわち、打撃によって生じるような、
脳の全ての大きな動揺または衝撃において、特に打撃が目に加えられたならば、
それによって視神経は、大きな損傷を被り、目の前に何らかの光が現れるのであるが、
この光は、外部の光ではなく、表出に過ぎず、一切の現実的なものは、神経の諸部分の
衝撃ないしは運動なのである。以上の経験から、[我々の]外部の光の表出は、
現実には[我々の]内部の運動以外のなにものでもない、ということが結論されるであろう。
よって、もし透明な諸物体から、それに固有な仕方で視神経に影響を与えるように、
運動が生じるならば、それによって運動が最後に目に生じる[運動の]連続のどこかにおいて
光の映像が続いて生じるのである。すなわち、もし我々が対象を直接見るのであれば
対象のうちに、我々が対象を反射の道筋において見るときには、ガラスや水のうちに。
そしてこれは実際には第三の命題であり、言い換えれば、映像と色は、
対象が脳ないし精気ないしは頭にある何らかの内的器官において働く運動、動揺、変化の
我々に対する表出に過ぎないのである。
98考える名無しさん:04/06/09 23:13
>>96-97
99考える名無しさん:04/06/10 23:37
今更ながら『政治哲学の復権』を買った
100考える名無しさん:04/06/12 07:07
100
101考える名無しさん:04/06/13 04:39
 
102考える名無しさん:04/06/13 22:48
保守
103behemoth ◆xeiwl82qIE :04/06/14 01:31
トマス・ホッブズ『法の原理』
第二章

第八節
だが全ての透明で、輝いていて、照らされている諸物体から目に向かって運動が生じ、
そして、目を通じて視神経へ、そして脳の中へと運動が生じ、それによって光や色の表出が
もたらされるということを証明するのは難しいことではない。第一に、この地球上で唯一の
透明な物体である火は、その運動が停止させられるか、囲われるかすれば、火はほどなく消え、
もはや火は起きないというほどに、運動によって全ての方向に等しく動いているということは
明白である。そしてさらに、それによって火が動く運動は、一般的にきらめきないし輝きと
呼ばれている、交互に生じる膨張と縮小であるということも、経験によって明らかなことである。
火におけるこのような運動から、火に隣接している媒介物の部分の火自体からのはね飛ばし
ないしは投入れが生じ、それによってその部分は次の部分をはね飛ばし、そして同じように
一つの部分はもう一つの部分を目に至るまで連続してはねつけるのである。そして同様の仕方で、
目の外的な部分は(屈折の法則はいまだ観察される)、目の内的な部分を押す。
さて、目の内被物は視神経の束以外の何ものでもないので、運動はさらに脳に向かって連続し、
そして脳の抵抗ないし反発によって再び視神経にはね返されるのだが、
すでに打撃の経験によって示されたように、このことを我々は内部からの運動ないし
はね返りとは理解せず、外部からのものと考え、それを光と呼ぶのである。

八節の途中までです。今回はなかなか手強かった、、、。
誤訳、構文ミス等々の指摘お待ちしています。
あと、この辺は、ホッブズ哲学の最も根幹的な部分だと思うので、
どなたか解説やコメントをお願いします。
104behemoth ◆xeiwl82qIE :04/06/14 01:50
75で紹介した原書を読めるところがリンク切れ?っぽかったので、
別のところを紹介しておきます。
ググればいくらでも出て来るのですが、
とりあえず解説つきで、章ごとに読めるということで、
ttp://etext.lib.virginia.edu/toc/modeng/public/Hob2Ele.html
105考える名無しさん:04/06/18 02:31
>>103-104
乙です
106考える名無しさん:04/06/25 15:00
保全
107behemoth ◆xeiwl82qIE :04/07/04 00:33
第八節 続き

光の泉である太陽が、少なくともこの事柄に関して、火とは異なる仕方で働くのではないかと
疑う理由はないのであり、よって全ての視覚は、ここで描写されたような運動からその原因を
持つのである。なぜなら、光のないところでは、見るということもないのであり、よって、
透明な諸物体の効果である色もまた光と同様の事柄なのである。光と色の相違は
ただ以下のことである。すなわち、光が(光の)泉から直接的に、ないしはきれいで
つやつやした諸物体からの反射によって間接的に目に向かうとき、そして、光を変化させる
何らかの固有の内的運動をもたないときに、我々はそれを光と呼ぶのである。しかし光が、
でこぼこでざらざらできめのあらい諸物体からの反射で目に向かうか、運動を変化させる
物体自身の内的な運動によって影響されているときに、我々はそれを色と呼ぶのである。
光と色は、一方は純粋であり、他方は乱された光であるというただこのことにおいて異なるのだ。
これまで言われてきたことから、第三番目の命題の真実のみならず、光と色の形成の仕方全体が、
明らかになるのである。
108考える名無しさん:04/07/04 02:20
>>107
Zですー 読んでますよー
109behemoth ◆xeiwl82qIE :04/07/05 22:15
ありがとうございます。これで第二章終了です。

第九節
色が、これまで述べられてきたような対象の内の運動によって生じる、
我々に対する対象の効果であり、対象に内在するものではないように、
音も我々が聞く事物の内にあるのではなく、我々自身の内にあるのである。
このことの一つの明白な記号は、人が二重ないし三重に見ることができるように、
こだまの連鎖により、彼は二重ないし三重に聞くことができるということにある。
こだまは、原型であると共に音でもあり、同一の場所にあるのではないのだから、
こだまを生じさせる物体に内在することはできない。何物もそれ自体の内に
何かを生じさせることはできない。鐘の舌の内に音があるのではなく、運動があるのであり、
そして鐘の内的部分に運動を生じさせるのであり、よって鐘は運動を得るのであり、
音を得るのではない。鐘は空気に運動を伝達させ、そして空気は運動を得るのであり、
音を得るのではない。空気は耳と神経を通じて脳に対して運動を伝達させ、
脳は運動を得るのであり、音を得るのではない。運動は脳から外にむかう神経にはね返り、
そのことによって運動は外的な表出となり、それを我々は音と呼ぶのである。
そしてその他の感覚について考察を続けるならば、同一の事物のにおいや味は、
全ての人にとって同一ではないのだから、
その嗅がれたないし味わわれた事物の内にあるのではなく、
人々の内にあるということは、十分に明らかなのである。同様に、我々が火から感じる熱は
明白に我々の内にあり、火の内にある熱とは全く異なるのである。
なぜなら我々の(感じる)熱は、それが極端であるか穏やかであるかに従って、
快か苦となるが、石炭の内にはそのような事柄は存在しないからである。このことによって、
第四番目で最後の命題が証明されるのである。すなわち、視覚による概念構想と同様に、
その他の諸感覚から生じる諸概念構想において、それらが内在する基体は、対象ではなく、
感覚受容体なのである。
110behemoth ◆xeiwl82qIE :04/07/05 22:16
第十節
そしてこのことから以下のこともまた生じる。すなわち、我々の感覚が世界の内にあると
我々に考えさせるいかなる偶有性や性質であっても、それらはそこにないのであり、
ただ見かけや表出があるのみなのだ。我々の外部の世界に現実に存在する事物は、
それによってこれらの見かけが起因する例の運動である。そしてこのこと(見かけや表出)は、
感覚による大きなあざむきであるが、このあざむきはまた感覚によって訂正されるのである。
なぜなら、私が直接的に見るとき、色は対象の内にあるように思われると感覚が私に告げるように、
私が反射によってみるときに、色は対象の内にはないと感覚は私に告げるからである。
111考える名無しさん:04/07/06 22:38
>>110


気分的に、最初から読んでみることにする
112behemoth ◆xeiwl82qIE :04/07/09 15:32
>>111
感想とか、誤訳の指摘をお願いします。
113考える名無しさん:04/07/10 20:48
>>112
リアルで忙しいんで、時間できたらするよ
114考える名無しさん:04/07/13 22:34
すまない。マジで忙しい。
気にせず進めて頂きたい。必ず目は通しているから。
115考える名無しさん:04/07/19 23:37

116考える名無しさん:04/07/20 03:37
山川雄巳の政治学概論を100円で買った。
ところで政治学の基本は真の意味での哲学(無)でよろしいか?
117考える名無しさん:04/07/20 03:40
>>116
>哲学(無)

どゆこと?
118考える名無しさん:04/07/20 04:19
>>117
説明し辛いな。概念でいえば、
「するべき事など無く、あるとすればしたい事である」とか
「善悪や常識などというものは所詮、多数決である」とか
一見、固定概念的な見方から矛盾するような事を理解し(悟り)、
それらの円(見方)から抜けること。
119考える名無しさん:04/07/20 20:44
test
120behemoth ◆xeiwl82qIE :04/07/25 23:42
しばらく続けることができなくて、読んでくれていた方々申し訳ありません。
八月になったら再開できると思います。
121考える名無しさん:04/07/25 23:57
>>120
Z
122考える名無しさん:04/07/27 23:42
118みたいなのがいるからな
本人は本気なんだろうか
123考える名無しさん:04/08/14 21:09
保全
124考える名無しさん:04/08/15 05:30
政治思想史を専攻されてる方、新スレ立てたのでこちらもよろしくお願いします。

政治思想史スレ
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1092515360/
125考える名無しさん:04/08/15 18:24
政治哲学≠法学
126考える名無しさん:04/08/31 09:35
>>125
重なるところはかなりあるけどな
127考える名無しさん:04/08/31 15:18
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
128behemoth ◆xeiwl82qIE :04/09/11 22:26:31
第三章 映像化作用とその諸種について

第一節
静止した水に、投入れられた石や突風によって運動が与えられた際に、
その水が、風が止み石が動かなくなった直後に動きを止めることはないように、
対象が脳に対して作用した効果もまた、(脳などの)器官を通り過ぎることによって、
対象が作用することを止めた直後に、止むということはない。
すなわち、感覚は過ぎ去ったとしても、映像や概念構想は留まるのである。
しかし我々が目覚めているときは、それらはより不鮮明である。なぜなら、何らかの対象は、
精神により強い運動を与え続けながら、継続的に我々の眼と耳に働きかけるのであるが、
そこにおいてより弱い映像や概念構想は容易に現れることがないのである。
そしてこのような不鮮明な概念構想は、我々が幻影ないし映像化作用と呼ぶものである。
映像化作用とは(定義するならば)、感覚の運動の後に次第に損なわれていく、
残存する概念構想である。

第二節
しかし睡眠におけるように感覚が存在していないとき、
夢におけるような感覚の後に残存している映像は(もし存在したとしたら)、
不鮮明ではなく、感覚それ自体におけるのと同様に強く明瞭である。
その理由としては、概念構想を不鮮明にし弱めたもの、すなわち感覚と、
当面の対象の働きが取りさらわれているからである。なぜなら、睡眠は感覚の運動の欠如であり、
(しかし(知覚能)力は持続しており)そして夢は、眠る人々の映像化作用だからである。
129考える名無しさん:04/09/12 23:37:31
>>128
乙です
130behemoth ◆xeiwl82qIE :04/09/16 00:53:27
第三節
夢の諸原因は(もしそれらの諸原因が自然的ならば)、人の脳の内的諸部分に対する運動ないし
衝撃であり、睡眠によって麻痺せられた感覚の通り道が、それらによってその運動を
回復せられるのである。このことが生じることを示す記号は、
人の肉体の相異なる偶有性から生じる夢の違いである。一般的により不健康で、
より内的痛苦を被りやすい老人達は、よってより夢を見やすい、特に痛みを伴う夢を。
たとえば欲情の夢ないし怒りの夢は、心臓ないし他の内的諸部分が、
幾分かの熱によって多少とも脳に働きかけることに応じて生じるのである。
同様に、異なる種類の粘液の下降は、人をして異なる味の肉や飲み物の夢を見させるのである。
そして私は脳から諸器官への、また諸器官から脳へと戻る往復運動があるということを
信じているのだが、そこにおいて映像化作用はそれらの諸部分に
運動を与えるだけでなく、それらの諸部分における運動もまた、
それによって運動が与えられた映像化作用に似た映像化作用を与えるのである。
もしこのことが真実であり、そして悲しい映像化作用が憂鬱を抱かせるのであれば、
なぜ強い憂鬱が逆に恐ろしい夢を引き起こすのかということの原因をも知るのである。
そしてなぜ好色の効果が、それをもたらした人物の映像を夢の中に生じさせるのかということの原因も。

131考える名無しさん:04/09/16 00:54:00
第三節、続き

夢の中における人物の映像が、眠る人の偶発的な熱に従って生じるものであるように、
目が覚めたときの彼の熱もその人物に従って生じるものなのかどうかがよく観察され、
そしてそうであるならば、そのような運動は相互的なものである。
夢が内的諸部分の運動によって引き起こされるということのもう一つの記号は、
一つの概念構想ないし映像からもう一つのそれらへの連続の無秩序と偶然的な帰結である。
なぜならば、我々が目覚めているとき、先行する思考や概念構想は、
帰結となるそれらを導きまたそれらの原因である、
あたかも水が乾いて水平な机の上で人の指に従うように。
しかし夢においては、一般的に一貫性というものがないのだが
(それがあるときは偶然によるものである)、それは以下のことから生じるのである。
すなわち、夢の中で脳は、すべての部分で同様にその運動が回復せられるということがなく、
それによって、我々の思考は飛ぶ雲の間から姿をあらわす星々のように生じるのであり、
それは、人がそれらの星々の中からそれらを観察するために選んだ順序に従うものではなく、
切れ切れな雲の気まぐれな飛行が可能にする順序に従うものなのである。

かなり無理やり訳出した部分があって日本語が微妙です。
わけ分からない部分があったら訳者の責任です。
できるだけ説明しますので、意味が通らなかったり、指示語が曖昧なところは
指摘してください。

第三章の残りはずっと夢の話をしていくのですが、
最終的な結論が、自分が夢を見ているのか、目を覚ましているかを
客観的に判断することはできないというもので、かなり面白いです。
132behemoth ◆xeiwl82qIE :04/09/16 00:56:35
最後だけ、ちょっと修正。

それは、人がそれらの星々の中からそれらを観察するために選ぶような順序に従うものではなく、
切れ切れな雲の気まぐれな飛行が可能にするような順序に従うものなのである。
133behemoth ◆xeiwl82qIE :04/09/16 01:00:57
ぐはぁっ

×可能にするような順序
○可能にする順序

さっきから何を一人遊びしているのか。
僕のやっていること全体が一人遊びな気もするけど。

というより、八月中まったく進まなくて、
もし気にかけていたなどという奇特な方がいらっしゃいましたら
本当に申し訳なかったです。
これを先に言うべきでした。
134考える名無しさん:04/09/16 01:18:25
>第三節
以下の部分、意訳になるかも知れませんが、下のように訳して
おかないと意味が通らなくないですか?(ごめんなさい、英文見てません。
意味が合ってるかどうかは、自信がありません。)

>あたかも水が乾いて水平な机の上で人の指に従うように。

乾いた水平な机の上で、表面張力のため玉状になった水が、
人の指でなでるとあたかも付き従って来るかのようだ。
135考える名無しさん:04/09/16 01:22:02
このスレで、夢の話が出てくるとは思いませんでした。
まるで荘子のようですね。では、がんばって下さーい。
おやすみなさい。
136behemoth ◆xeiwl82qIE :04/09/16 12:53:06
>>134
まったくもってその通りです。
原文は、
as the watere followeth a man's finger upon a dry and level table.
僕の訳ははっきり言って直訳すぎで、分かり辛かったです。
意味としては、134さんの把握している通りですね。
137behemoth ◆xeiwl82qIE :04/09/17 01:11:42
第四節
水や液体状の事物がさまざまな動きによってすぐに動かされるときに、
すべての動きを複合した一つの運動を受けとるように、
さまざまな対象によって刺激された脳やその中にある精気もまた、
感覚に対しては単一に現れるさまざまな概念構想によって形成される一つの映像化作用を生成する。
例えば、感覚は我々にあるときは山の形を示し、別のときには黄金の色を示すが、
その後に映像化作用は黄金の山においていちどきにそれら両方をもつのである。
自然の事物ではないが、感覚によって何度かに分けて断片的に認識される、空中の城や、
キメラやその他の怪物が、我々に対してあらわれるのは、同様の原因によるものである。
そしてこのような複合物は、我々が一般的に精神の創造物と呼ぶものである。
138behemoth ◆xeiwl82qIE :04/09/17 23:01:13
第五節
しかしながら、夢と同じように、明瞭さが感覚と争うという点で、
もう一つの類の映像化作用があり、それはつまり、感覚作用が長いか激しいとき、
そしてそこにおける体験が、他の感覚におけるよりも視覚においてより頻繁なときである。
この例としては、太陽を凝視した後に、眼の前に残存する映像である。
そしてまた暗闇の中で眼の前に現れる例のちょっとした映像も
(これは私が思うにすべての人が体験したことであろうが、とりわけ、臆病であるか、
迷信深い人たちが体験するものだ)、同じものの例である。
そしてこれらは、区別のために、幻覚と呼ばれるであろう。
139考える名無しさん:04/10/04 00:23:39
保全
140考える名無しさん:04/10/09 15:14:20
リバイアサン購読スレ、たしか説学思想板になかった?
141考える名無しさん:04/10/09 15:14:44
Typo。政治思想板ね。
142考える名無しさん:04/10/18 01:06:13
保守age。
143考える名無しさん:04/10/26 20:56:35
ho
144考える名無しさん:04/10/27 19:11:26
up
145考える名無しさん:04/11/06 18:04:58
behemoth期待保全
(スレと余り関係無いのですけど)
板内派閥を考えて試たのですが、徳川の治世に似て居ないでしょうか。
詰り、親藩、譜代、外様の区別が在るように思います。旗本、御家人も存在するでしょう。
加えて、ギルド国家の様な、ポリス間の同盟も存在する様な気がします。
スレ違い、誘導宜しくお願いします。
147考える名無しさん:04/11/18 21:06:32
保全
148考える名無しさん:04/11/27 02:19:09
あげとけ
149考える名無しさん:04/11/27 02:34:01
現代政治思想はdat落ちしたね。
150behemoth ◆xeiwl82qIE :04/12/03 20:29:56
test
151behemoth ◆xeiwl82qIE :04/12/03 20:32:00
第六節
感覚(諸器官に応じて五つ数えられる)によって
(既に述べられたように)我々は我々の外部の諸対象の認知を得るのであり、
その認知は諸対象の我々の諸概念構想であるのだが、
我々は何らかの方法で我々の諸概念構想の認知をも得ることができる。
すなわち、同一の事柄の概念構想が再び現れるとき、我々はそれが再び現れたということ、
つまり以前に同一の概念構想を持っていたということを認知するのであり、
それは過ぎ去った事物を映像化することに他ならない。
(だが)それは感覚することは不可能である、
(なぜなら)感覚とは現在の諸事物に対するものでしかないからである。
よって、これは第六の感覚として説明せられるであろうが、
内的であり、その他の感覚のように外的ではなく、一般的に想起と呼ばれている。

トリップ忘れてたのでテストしてみたんですがageてしまった(汗)。
三ヶ月近くほったらかしていたのに、保全してくださってありがとうございます。
152behemoth ◆xeiwl82qIE :04/12/03 20:45:41
第六節
感覚(諸器官に応じて五つ数えられる)によって
(既に述べられたように)我々は我々の外部の諸対象を認知するのであり、
その認知は諸対象の我々の諸概念構想であるのだが、
我々は何らかの方法で我々の諸概念構想をも認知することができる。
すなわち、同一の事柄の概念構想が再び現れるとき、我々はそれが再び現れたということ、
つまり以前に同一の概念構想をもっていたということを認知するのであり、
それは過ぎ去った事物を映像化することに等しい。
〔だが〕それを感覚することは不可能である、
〔なぜなら〕感覚とは、今ある事物の感覚でしかないからである。
よって、これは第六の感覚として説明せられるであろうが、内的であり、
その他の感覚のように外的ではなく、一般的に想起と呼ばれている。

大幅に訂正。上のは忘れてください。書き込む前にきっちり推敲せねば。
*普通の丸括弧は原文中のものであり、四角括弧は私が加えたものです。
153考える名無しさん:04/12/03 21:06:27
法学板できたよ。

http://academy3.2ch.net/jurisp/
154考える名無しさん:04/12/04 23:07:11
>>151-152
乙です
155behemoth ◆xeiwl82qIE :04/12/06 22:22:06
第七節
過ぎ去った概念構想を認知する仕方に関して、
我々は、映像作用の定義においてそれが次第に衰えていき、
ないしより曖昧になっていく概念構想であると言われたことを思い出さねばならない。
曖昧な概念構想とは、全体的な対象を一挙に表象するが、
より小さな諸部分それ自体は表象せず、
そしてより多くのまたはより少ない諸部分が表象されれば、
概念構想ないし表象はより多くないしより少なく明瞭になると言われるのである。
よって、初めに感覚によってつくられる概念構想は明瞭であり、
対象の諸部分を明確に表象するが、それが再び現れるときは曖昧であることから、
我々は我々が予期していた何かが失われたということを見出すのであり、
それによって概念構想が過去のものであり、衰えているということを判定するのである。
例えば、異国の町にいる人は、通り全体だけでなく、特定の家々や、
家の諸部分を判別することができるが、そこを離れたとなると、
なにかしらの家や曲がり角は記憶から失われてしまい、
彼は以前のようには自らの精神においてそれらを特定的に判別することができない。
だがこのことが町を想起するということであり、
後になってより多くの特定性が失われたとしても、あまりうまくはいかないにせよ、
これもまた想起するということなのである。
時間の進行にしたがって、町の映像は思い起こされるが、ただ建物の集まりとしてであり、
ほとんどは忘れられているのである。
我々が多かれ少なかれの曖昧さを認めることにしたがって、
多かれ少なかれのものが想起されるということから、
想起とは諸部分の喪失以外なにものでもなく、
そのような喪失は人々が全体の概念構想を得た後に必ず生じるということを誰もが予期する
ということは考えられないであろうか?
とても遠いところから見るということと、とても昔のことを想起するということは、
事物の不明瞭な概念構想を得るということである。
なぜなら、どちらにおいても〔対象の〕諸部分の識別が欠けているからであり、
一方の概念構想は〔見ることの〕働きによって弱められており、
他方は衰えによって弱められているのである。
156考える名無しさん:04/12/19 22:30:55
>>155


保全
157考える名無しさん:04/12/27 21:12:59
behemothさん頑張れ保全
158 【小吉】 【1910円】 :05/01/01 21:03:44
あけまして保全
159考える名無しさん:05/01/06 18:29:56
hosyu
160考える名無しさん:05/01/07 11:52:09
ホッブスで新スレ立てた方がいいんじゃないの?
161考える名無しさん:05/01/07 17:59:35
そんなん言うんなら、ここ糞スレにしたらえーがな。
162考える名無しさん:05/01/07 19:32:29
良スレ2つに増えた方がいいだろ。
163考える名無しさん:05/01/07 19:33:15
だいたいここでホッブス読んでも
このスレタイじゃ簡単に見つけられない。
164処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 12:16:42
近代国家観には大別して「国民国家(nation state)」的国家観と
「市民社会(civil society)」的国家観とがある、かな。
165処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 12:22:52
“nation”という言葉は民族主義的ニュアンスが強いからな。
終戦直後、アメリカが日本国憲法を「下賜」した時、当時の
政府関係者が、もともと後者よりだった草稿を前者寄りに修
正した経緯がある。
166処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 12:44:22
ブッシュ政権のアメリカはどっちかって言うと、「悪い黒人」と「正義
のKKK」を描いた、例の「国民の創生(THE BIRTH OF A NATI0N.)」っ
て映画の世界に近いだろう。イスラム原理主義が目指す国家というのは
近代国家のそれとは違うんだろうが、「十字軍は帰れ」という主張自体
には、一定の共感が出来る。
167処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 12:57:48
「国民国家」とは真に近代的な国家である「市民社会的国家」の成立に
おける過渡期の現象と見なすことも出来る。というのは、それは民主主
義的であると共に、民族主義的でもあるから。
168処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 13:01:29
・・・ちなみにブッシュ政権がイラクに建設しようとしてるのは
一般に「植民地」と呼ばれる代物であって「国家」以前のもの
なわけだがw
169考える名無しさん:05/01/08 13:06:10
アキメクラを絵に描いたよなヤツだな、おまいw
170処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 13:07:13
どこが? お前が単なる馬鹿じゃないと証明したけりゃ、
具体的に指摘してみろw
171考える名無しさん:05/01/08 13:09:36
>>170 馬鹿にゆ〜てもワカランだろw
172処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 13:10:27
「つくる会」の知恵遅れだろw
173処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 13:29:46
>>167みたいな話は、一昔前のインテリなら常識的な話だった
んだが、最近は年寄りどもが懐古趣味を流行らせてるからな。
174処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 13:48:59
一般に「近代化」とは、「工業化」と同義に理解されているが、
ある国の人民の狭い民族主義的世界観の克服にとって、それは
大きな影響を持つ環境の変化であるかも知れないが、本質的な
問題ではない。この誤解が明確に意識されていないと、「先進
工業国」による「途上国」の「植民地化」が「文明化」と同義
語で取り扱われることになる。
175処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 13:57:24
これらは「先進諸国」のみならず、「途上国」側にも見られる
誤解であって、それ(近代化とは工業化のことである、という
誤解)こそが「途上国」の人民をして理性的な振る舞いから退
け、内戦等の社会混乱の再生産を促進し社会発展を阻害してい
るという側面もあるかも知れない。

・・・こういう話、昔はしょっちゅうやってたんだけど。
176考える名無しさん:05/01/08 14:15:41
たしかに視点、内容ともにカビてるw
最近、べんきょしてない姿が むきだしで痛いw
177処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 14:28:33
人間の国家への帰属意識には、人類という超越地平が存在する
ことで安定する。人が世界市民となるためには、その超越的背
景としては、人類という全体意識は役に立たなくなる。ここが
重要なポイントなんだが。

>>176
馬鹿は黙ってろ。
178処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 14:43:31
この壁を乗り越えられないで、現実の人間社会は、市民社会的国家と、
国民国家の間で振り子運動を続けていると見ることが可能だな。ここ
で言う「国家への帰属意識」とは「差異としてのアイデンティティ」
に過ぎない。この拡張的形態として、世界を人工と自然に分割した、
反自然的なグノーシス主義が生じることも考えられる。
179考える名無しさん:05/01/08 14:53:16
なんまいだぶ、なんまいだぶ…w
180処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 15:30:07
ハイデガーのホロコースト以前の思想における(『形而上学入
門』の問題の一節に象徴される)「技術」という問題の強調は
その典型だと言えるだろう。ナチズムへの彼の加担は、生活者
としてのハイデガーの民族主義的アイデンティティを無視して
は語れないだろうが。ヴィトゲンシュタイやロレンスのような
ある種の人物に、同じように技術に対する個人的偏執(ここが
ハイデガーとは異なるのだが)が見られるのは、社会的自我の
均衡を取る為の防衛機制だと理解することも出来る。
ハイデガーは戦後、自らの思想を単に表面的に打ち消すことを
拒否したが、代償として彼は「黒い森の詩人」へとその姿を変
貌させた。
181考える名無しさん:05/01/08 15:44:25
お経?念仏?祈り?
182処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 16:29:56
斜め読みしかしてなかったハンス・ヨナスの『グノーシス主義』、
真面目に読むと、カミュやサルトル、ハイデガー、カフカみたい
な実存主義の系譜が透かし見えて面白いな。あの著作がグノーシ
ス主義研究の古典なのは、その関心がそもそも哲学的な点にある
んであって、後続の研究者たちがグノーシス主義文献の発見を安っ
ぽく初期教会の陰謀劇に根拠なく結びつけたがるのとは一線を画
してる。単にグノーシス文書の文献的研究成果が古い新しいだけ
では片付かないものがある。

>>181
猫に小判、馬の耳に念仏。
183考える名無しさん:05/01/08 17:01:09
「スレの存続に賭ける青春」なの? 見苦しいw
184けい ◆iPZ3/IklKM :05/01/08 19:19:18
>>.177
人間の国家への帰属意識には、人類という超越地平が存在する
ことで安定する。

↑ここがいまいちよく分からない。
どうして国家への帰属意識に人類という認識が必要なの?
185考える名無しさん:05/01/08 19:42:08
処刑ライダーの馬鹿は今はここで暴れてるのか
氏ねよ
こいつが来るとスレがいつも荒れる
186考える名無しさん:05/01/08 19:44:32
ところで、ランシエールの『不和』はいつになったら出るのか?
出ると言われてから随分経つのだが
187考える名無しさん:05/01/08 19:47:14
ランジェリーの『ふわぁ〜』?
188考える名無しさん:05/01/08 20:07:52
>>185
売名固定はコテハンで呼ばれたいんだよ。
アンカーつけて「氏ね」ぐらいのレスで十分だよ。
189処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 21:02:49
睨み効かせとかないと、デタラメ始める連中が多くてね。

>>184
人間の集団としての国家は、それ自体が何に対して帰属すべき
か曖昧な人類全体へ帰属する。その限りにおいては国家そのも
のについての存在論的な懐疑は生じない、ということかな。
190考える名無しさん:05/01/08 21:33:35
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ   チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ    
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
191処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 21:36:49
第一次大戦までの国家観というのは、正にそういう風だったわけだな。
楽観的な進歩主義的ヒューマニズムへの幻想が崩壊して、狂信的国家
思想が次の大戦を引き起こした。
192けい ◆iPZ3/IklKM :05/01/08 21:51:42
>>189
うーん…
たとえば、「国家」が「人類全体」に帰属することができれば、
仲介役としての「国家」は必要なくならないかな?
nations→nation-states→human beings よりは
nations→human beings
のほうが構成としては単純だし、
そのほうが世界市民という意識に結びつき安いと思う。

ちょっと>>178あたりの言い回しが複雑で理解ができてない気がするわ
193けい ◆iPZ3/IklKM :05/01/08 21:56:56
>>191
確かにそういった面はあったんだろうね。
実存主義的な視点によって、カントとかから派生した倫理観が
否定されて、権力闘争が進んだというのはそうかもしれない。

狂信的、という点においては、啓蒙思想というのも狂信的なもの
だったような気もしないでもないけれど。
194処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 22:09:43
その「人類全体」に帰属する、ということが、現代の我々にとっては
それ程、単純な話ではないわけだな。ともすれば、そういう態度は
「ニュー・エイジ」というゴミ箱の中に放り込まれて見向きもされ
ない。
実存主義は、19世紀の人類社会の(あくまでそれは西洋中心のだった
わけだが)存在論的根拠であった、未来への際限なき発展と人類神化
の幻想が崩壊した結果として生じたものであって、実存主義がカント
を否定した、ということはないよ。同時期に「カントへ帰れ」という
スローガンの下に新カント主義の運動も発生してる。
195考える名無しさん:05/01/08 22:22:31
カントとプッシーてさ、どこがどう、ちがうんだ?
196処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 22:31:21
「カントへ帰れ」、というのは何から帰れということか、
と言えば、プロシアの御用哲学者ヘーゲル辺りに端を発
する主観的観念論(または「ドイツ観念論」)の流れの
こと、ということになるんだろうが。結局、新カント派
も、カントにあった認識論的批判性の厳しさは回復しな
いまま、全ては「ショアー」の大波に飲み込まれてお流
れになってしまったわけだが。
197けい ◆iPZ3/IklKM :05/01/08 22:51:58
>>194
その「人類全体」に帰属する、ということが、現代の我々にとっては
それ程、単純な話ではないわけだな

現代のおれらには単純ではない、とすると
過去には単純だった、ということ?
そこにどういった違いがあるの?
198けい ◆iPZ3/IklKM :05/01/08 22:55:16
それから、実存主義のすべてがカントを否定したわけでもないし、
たしかにその時期にカントを擁護する動きがなかったとは言わないけれど、
実存主義という流れは、カントの「categorical imperative」(英語でしか知らないけど)
という倫理体系を否定したことは確かじゃないかな?
199処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 23:07:16
実存主義にまつわる、ある種の反合理主義的性質は、
ヒトラーのそれと同類扱いされかねないのは事実だ
が、それは、第一次以後のヨーロッパに共通の、伝
統的な理性信仰の崩壊という精神状況にあっては致
し方ないことでもあったと言える。ナチに加担した
ハイデガーは例外としても、実存主義とはそもそも、
喪失の時代において、ヒューマニズムの根拠をいか
に基礎付けるかという、不可能なテーマとの格闘だっ
たと言える。「ロスト・ジェネレーション」という
言葉があるな。ヘミングウェイがそう評されていた
と思う。『死の博物誌』などに、そういう時代精神
についての若干の自己回顧の注釈も見えるが。
200処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/08 23:09:52
>>197
人類はどこから来て、どこへ行く? 我々はなぜ、存在するのか?
201処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/09 00:01:18
サルトルの本質はモラリスト、かな。
202考える名無しさん:05/01/09 00:20:33
処刑ライダーさん、ランシエールのことはどう思いますか?
203処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/09 01:51:42
同時代人って、余り読んでなくてね。時間の淘汰を生き延びた、
ある程度、価値の定まったものを中心にしてて。と、言うのは、
そもそも俺が哲学思想を勉強始めたのは、ポストモダンの混乱
した現代社会の精神状況の背後にある言説のあれこれを見定め
て、俺なりの尺度でリストラするためだったから。
204考える名無しさん:05/01/09 11:38:06
そもそも俺が哲学思想を勉強始めたのは ←w !!

俺なりの尺度でリストラ ←w !!  w !! (o_ _)o ドテ
205考える名無しさん:05/01/09 11:44:57
結果として、自分のリストラ…自分で始めることになったみたいだなw
206考える名無しさん:05/01/09 12:44:47
厨ほど大上段な話
したがるもんだな。
207考える名無しさん:05/01/09 13:14:58
読んでもないのにリストラできるかよ。
むしろリストラされたくちだろ、こいつ
208考える名無しさん:05/01/09 13:23:59
リストラを正しい意味で使用する香具師が罵倒された
誤用する香具師がデカイズラかぶってるとは

さすが2チャンねら〜
209考える名無しさん:05/01/09 14:12:01
そんなわけでbehemothさんに期待
210考える名無しさん:05/01/09 14:27:20
behemothさんは擬似頭髪着用者なんですか
211処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/10 13:30:34
人間の考えることなんて、大体、一緒だからな。というか、人間について
普遍的な問題なら、似てくるのは当然だ。人の生物学的な構造は何万年も
変化していない。
212考える名無しさん:05/01/10 13:32:10
>>211
> 人の生物学的な構造は何万年も
> 変化していない。

嘘嘘嘘
213処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/10 13:38:32
取り合えず、ソースをくれ。
214処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :05/01/10 13:42:57
人類の進化のタイムテーブルでは数万年なんて昨日の話みたいなもんだな。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%88
215考える名無しさん:05/01/10 14:22:10
>>213
「恵也、おまえ呼んでるDQNがいるど !! 」
216けい ◆iPZ3/IklKM :05/01/11 03:42:41
>>213
ソースというか、
指が6本あったりするもの変化とよべる?

「人の」とくくるのは難しくないかな?
黒人、アジア人、白人とでは生物学的な構造は違うでしょ
日光に対する耐性とか。その適応反応とか。
217考える名無しさん:05/01/11 10:03:51
>>216
間に子供が創れりゃ同類、同種だろ
218考える名無しさん:05/01/11 10:17:03
日光に対する耐性の違いを「構造が違う」と言わないだろ。
219けい ◆iPZ3/IklKM :05/01/11 11:43:04
>>218
たとえば、アジア人は日光にあたると肌になんとか色素を出して、
日光による「火傷」をある程度抑えることができるでしょ
白人さんは真っ赤になってただれてしまうけれど。
黒人さんは標準装備してるっぽいし。

こういうのは、「構造の違い」と言わないの?
日光に対する適応のシステムが違うじゃない
220けい ◆iPZ3/IklKM :05/01/11 11:44:12
>>217
間に子供ができたら同種…

てことは、チワワもゴールデンレトリバーも「犬」で同じなの?
221考える名無しさん:05/01/11 11:46:50
>>220
「種」はそういう定義でしょ、確か。
222けい ◆iPZ3/IklKM :05/01/11 12:23:57
>>221
goo辞書より抜粋


(3)〔species〕(ア)生物分類上の基本単位。属の下位で、形態的に他と不連続な特徴をもち、
原則として、相互に正常な有性生殖を行い得る個体群をいう。
種はさらに主として形態的特徴から、亜種・変種・品種などに分ける。

アフリカ系、アジア系でも一つの「種」として分類されるっぽくない?
223考える名無しさん:05/01/11 14:54:41
ないw
224考える名無しさん:05/01/11 15:46:03
>>222
「亜種・変種・品種」は「種」じゃないんだよ。
225考える名無しさん:05/01/11 15:50:20
226考える名無しさん:05/01/17 18:49:41
馬鹿が無自覚に荒らしてこのざまだ
珍しくいいスレだったのにな

behemothさんに期待
俺も今年から『法の原理』訳し始めた
冒頭が終わったとこだけど
227考える名無しさん:05/01/17 19:43:15 ,
アイザイア・バーリンってどうですか?
当たり前のことしか言わない、ひどく退屈な思想家のように思います。
228考える名無しさん:05/01/18 05:50:30
>>227
何読んだの?
229227:05/01/18 16:54:50
何も読んだことないけどそれくらいわかります
230考える名無しさん:05/01/18 17:29:05
>>229
ソフィー、ソフィー、、ソフィー、、、
231277:05/01/18 20:15:02
4年前の段階で翻訳で読めたものに関しては全て読んだと思います。
『自由論』とロマン主義に関するいくつかの論文は、原文でも読んでいます。

最初に、冷戦後のナショナリズムや原理主義の台頭を予見したのは、彼です。



232考える名無しさん:05/01/18 23:37:50
マルクスの伝記
two concepts of liberty
does political theory still exist
こんくらいか。
233考える名無しさん:05/01/18 23:39:58
エッセイっぽい短編と、
概念分析みたいなのが多いな。
234考える名無しさん:05/01/22 10:05:41

behemothさんの訳、lucidは「透明な」よりも「輝いた」の方がよくないでせうか。
このままだと、>>103第八節を少し行ったところにある、

>第一に、この地球上で唯一の透明な物体である火は

の部分が妙なことに。透明な物体は水とか空気なども該当する、というのが理由。
どう?
235behemoth ◆xeiwl82qIE :05/01/23 02:25:47
test
236behemoth ◆xeiwl82qIE :05/01/23 02:36:35
やっと書き込めた〜。ずっとホスト規制されてました。
>>234 ご指摘ありがとうございます。
今手元にテクストがないのですが、早速確認してみます。
とりあえず続きを、、、。

第八節
そしてこれまで述べられてきたことから以下のことが帰結する。
すなわち、人は彼が夢を見ているということを決して知ることができないのである。
彼はそれが夢であるかどうかを自ら疑っている夢を見るであろうが、映像化作用の明瞭性は、
感覚それ自体が表象する諸部分を備えた全ての事柄を表象するし、
そして結果的に彼は何ものも現在あるものとして以外は認知できないのである。
このことに対して、彼は夢を見ているということを考えるということは、
彼の概念構想が過ぎ去ったものであると考えるということであり、それは言うなれば、
それらの概念構想が感覚においての概念構想よりも曖昧であると考えることであり、
ということは彼が両方の概念構想をともに明瞭だと考えながら、
感覚と同様には明瞭ではないと考えるということになり、そのようなことは不可能なのである。

[訳者注:認識は、それが夢の中の映像であっても感覚から直接的にもたらされる映像であっても、
常に今ある認識として存在し、よって常に明瞭である。
認識しているということを客観的に認識することは不可能である。
よって自分が夢を見ているという客観的な認識は存在しない。]

237behemoth ◆xeiwl82qIE :05/01/23 02:37:08
第九節
同様の論拠から、人びとは自らの夢の内にあるときは、彼らが目覚めているときのように
場所や人物に対して疑いをもつということをしないということが生じる。
目覚めている間は、人は彼が以前決して来たことがない場所におり、
そして彼がそこにどのように来たのかを思い出せないということを奇妙に思うであろう。
しかし夢の中ではその種の事柄はほとんど考慮されないのである。
自分がけがもなしに高所から落ちたと考えるように、
そしてそういった場合は普通彼は目覚めるのであるが、奇妙さが度を越さないかぎり、
夢における概念構想の明瞭性が疑惑を取り去るのである。

第十節
そしてまた人が自分の夢が過ぎ去った時にそれが現実であったと考えるまでに欺かれる
ということも不可能ではない。なぜなら彼が自らの精神において通常の事柄であり、
彼が目覚めているときに行なう順序に沿うような夢を見、その上で、彼が眠るために横になり、
その場所に自らがいることを目覚めたときに気が付くのであれば
(これら全ては起こり得ることである)、
私は彼をしてそれが夢であったかどうかを識別し得るいかなる尺度
またはしるしをも知らないのであり、よって人が時折彼の夢が真実であると述べたり、
それを幻影として捉えるということを私は不思議だとは思わないのである。

[訳者注:「その上で〜」夢の中の場所と自分が寝た場所が一致した場合のことと思われます。]
238考える名無しさん:05/01/23 05:50:03
behemothさん乙

漏れも読んでみるか
239考える名無しさん:05/01/23 18:23:03
おおっ、降臨。
>>236-237 乙
240考える名無しさん:05/01/23 18:49:07
「後輪がありませんっ!」
チャリ置き場に戻ったときのことです!
「なかとです!」、ひろしです、ひろしです、ひろしです…。
241behemoth ◆xeiwl82qIE :05/01/27 02:59:03
てsと
242behemoth ◆xeiwl82qIE :05/01/27 03:04:54
第四章突入!またちょっと面白くなってきましたよ。

第四章
精神におけるディスカーションのいくつかの種類に関して

第一節
精神における概念構想の連続性、すなわち概念構想一つ一つの帰結と連鎖は、
夢においては大部分そうであるように偶発的であり、首尾一貫していないこともありえるし、
先の思考が後の思考を導くときのように順序だっていることもあり、
この後者が精神のディスコースと呼ばれるものである。
しかし、ディスコースという言葉は一般的に言葉の一貫性と帰結と見なされているので、
(曖昧表現を避けるために)私はそれをディスカーションと呼ぶことにする。

[discourse, discursionなんかいい訳ないですかねえ]
243behemoth ◆xeiwl82qIE :05/01/27 03:15:55
>>234
lucidにshiningという意味があることを今確認しましたorz。
おっしゃるとおりだと思います。
「唯一の『輝いている』物体としての火」でないと、
その前後の煌きという運動によって光の表出を証明するという文脈につながりませんね。
ご指摘ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
244behemoth ◆xeiwl82qIE :05/01/27 07:06:01
第二節
一つの概念構想からもう一つの概念構想への一貫性ないし帰結の原因は、
それらの概念構想が感覚によって生成されたときの最初の一貫性ないし帰結である。
例えば、聖アンドレから聖ペトロへと精神は向かう、
なぜならこれらの名辞は共に読まれるからである。
同様の原因で、聖ペトロから岩へと向かう。
そして岩から土台へと向かう、
なぜなら我々はこれらを同時に見るからである。
同様の原因で、土台から教会へ、教会から人民へ、そして人民から騒乱へと精神は向かうのである。
この説明に従えば、精神はほとんどあらゆるものからあらゆるものへと向かうということになる。
だが、感覚に対して原因と結果の概念構想はそれぞれ続けて生じるが、
感覚した後の映像化においても同様であろう。
そしてほとんどの場合において、概念構想は原因結果の連鎖が生じる。
このことの原因は、ある目的の概念構想をもっているがために、
その目的に最も近い手段の概念構想を続けてもつ人々の欲求にある。
例えば、ある人が、それに対して彼が欲求を持つ名誉という考慮から、
名誉に最も近い手段である智恵という考慮に行き着き、
そこから智恵に最も近い手段である研究という考慮に行き着くように。
245behemoth ◆xeiwl82qIE :05/01/27 07:07:02
第三節
あらゆるものからあらゆるものへと進む類のディスカーションを除外しても、
他の様々な種類のディスカーションが存在する。
第一に諸感覚において、我々が探索と呼ぶ一定の概念構想の一貫性がある。
例えば、人が何か見失った小さなものを捜すために地面に目を向けることであったり、
猟に失敗した猟犬が[獲物を]捜し回ることであったり、
スパニエルが嗅ぎ回ったりすることである。
そしてそこにおいて[探索の]開始は任意に始められるのである。

第四節
もう一つの種類のディスカーションは、先に挙げられた例のように、
ある欲求が人に開始を与えるときであり、
人の欲求する名誉が、人をしてそれを獲得するためのもっとも容易な手段を考えさせ、
そしてまたそれに対するもっとも容易な手段を等々という場合である。
ローマ人はこれを鋭敏と呼び、我々はこれを追求ないし探求とよぶ。
例えば、犬が匂いによって獣を追いかけたり、人々が足跡によって獣を狩るように、
または人々が財や地位や知識を追い求めたりするように。

第五節
何か失われたものを回復するための欲求から始まるもう一つの種類のディスカーションがある。
それは現在から過去へと進むのであり、
すなわち我々がそれを失ったと気付いた場所の考慮から我々がつい最近行った場所の考慮へと進み、
その場所の考慮からその前に行った場所の考慮に進み、
我々が失ったものを持っていた場所へ精神が行き着くまで続くのである。
そしてこれは回想と呼ばれる。
246考える名無しさん:05/01/27 08:58:01
すげー仕事がはやい。
Behe乙

discourseとdiscursionって、並んであるわりに、接点がない。今後の文脈で考えるしか……。
次章は言葉についでてすかね? 徐々に政治哲学スレっぽくなってきた。

ところで、behemoth さんの訳をROMだけってのも、はりあいがないと思うわけです。
で、老婆心ながら、皆様、ここまでのポイントを箇条書きにしてみました。
必要ないでしょうけど。まあ、あってもいいでしょ。献辞と一章は割愛してます。
本当は四章の前に置きたかったけど、朝起きたら既に……。で、半端な所に置かせて頂きます。

247考える名無しさん:05/01/27 08:59:34
まずは第二章から

・概念構想(conception)は、その概念構想についての事物、それ自体の運動によって生じる。
・その運動によって生じた概念構想を、感覚と呼ぶ。
・運動を生んだ当の事物を感覚の対象(object:客観)と呼ぶ。(以上2-2)
・身体の各器官によって、対象の有する様々な性質の概念を手にする。(2-3)
・色や映像を内在する基体(subject:主観的な対象)は、視覚された事物や対象と
 イコールではない(2-4.2-5)
・色とか映像だとか呼んでいるものは、私達の外部では無である(2-4.2-6)
・色、映像と呼ばれているものは、対象が脳やら頭の中の諸器官で
 活動しているから生じる(2-4.2-7.2-8)
・視覚と同様に他の感覚についても、諸概念構想の内在する基体は、対象ではなくて
 感覚受容体(sentient)である(2-4.2-9)
・色と光は同じもの。違いは、光源から直接に、あるいはつるつるな事物に反射して
 目に飛び込んできた場合→光。でこぼこ、ざらざらな事物に反射して目に(ry、→色。
 また、内的な変化(顔なら血流量の変化とか)で色が変われば、それは色。そうでなく、
 外的な変化で色が変われば、それは光。色は乱された光で、光は純粋(2-8)
・世界の中にあると思われる性質は、実は見せかけ。人の外部にあるのは、ただ運動だけ。
 その運動を受けて、人の側に、性質は生じる。(2-10、2章の結論)

248考える名無しさん:05/01/27 09:02:09
で、第三章です。前後半あります。場所取りました。orz

・感覚が過ぎ去っても、概念構想や映像は残る(3-1)
・映像化作用(imagination)とは、感覚の活動後に残り、徐々に衰えていった概念構想のこと(3-1)
・夢も感覚の映像化作用(3-2)
・夢見ているとき、脳から各種器官へ、各種器官から脳へと向かう遣り取りがあるんじゃないか?
 エロイ人を見て火照るように、たまたま寝てるときに火照って、それで夢にそのエロイ人が
 出てきたりするなら(3-3)
・現実は見たものが見たゆえに現れる。でも夢の中ではたまたま現れたものを見るだけ。
 だから思考も支離滅裂(3-3終わりの方の比喩ってこういうことですよね?)
・脳は、複数の概念構想からなる一つの映像化作用を構成する。空に浮かぶ城や、キメラなどは
 精神の創造物(3-4)
・太陽を見続けた後に眼前が変になるような事態を幻覚と呼ぶ。これは、感覚の活動が、
 長期に渡ったり、強烈だった場合にありがち(3-5)
249考える名無しさん:05/01/27 09:03:19
第三章続きです。

・五つの感覚以外で対象を認知することがある。その六番目は想起(remembrance)と呼ばれ、
 過ぎ去った事物を映像化する(3-6)
・感覚によって生じた概念が一番明瞭。想起は不明瞭。この差は、細部まで表象されているか
 否かによる。想起は多かれ少なかれ、諸部分の欠落である(3-7)
・不明瞭な概念は、甚だしく遠い場所から見るであるとか、すごい昔を想起する場合に問題
 となる(3-7)
・以上から、人は自分が夢を見ているか知ることができない。すぐ上の記述から、不明瞭な
 概念は遠距離だとか大昔の映像化作用の場合に生じる。ならば、今、ここでの映像化作用は、
 明瞭である。ところで、人は今、ここでのものとして認知することしかできない。
 仮にある人が、今は夢を見ていると考えているならば、それが意味しているのは、今、ここの
 映像化作用が、過去や遠距離のそれであり、不明瞭であるということであるが、それは明らかに
 矛盾である。ゆえに人は自分が夢を見ていることを知ることができない(3-8)
・想起が不明瞭さと関係しているのなら、想起の中で、夢と現を区別する目印も基準(criterion?)も
 ない。それはどちらも不明瞭だから(3-10)

……3-1の映像化作用の定義からして、3-8にある「映像化作用の明瞭性」って矛盾してる気もするが。
3-7の論議や3-8のニュアンスからして、程度の問題なんでしょうねえ。お邪魔しました。orz

250behemoth ◆xeiwl82qIE :05/01/27 23:29:00
>>246-249 乙です。非常に的確なまとめですね〜。
これで突っ込みどころが整理されて議論が盛り上がるといいですね。

>>3-1の映像化作用の定義からして、3-8にある「映像化作用の明瞭性」って矛盾してる気もするが

感覚ではない概念構想は感覚そのものに比べれば不明瞭だけど、
夢を見ているとき、つまり今それを目にしているときに、
それが明瞭か不明瞭かを比較することができないということですよね。
つまり自分が認識しているということを客観的に認識することはできないと。
この辺をデカルトとの絡みで誰かが議論してくれると助かるんですが(責任放棄)。
251考える名無しさん:05/01/28 00:07:12
漏れも陰性だったころ、
エレメンツオブローを読んだよー。
本を引っ張りだして来たら、週末にでも、議論に参加するね。
252考える名無しさん:05/01/29 15:26:03

>>108
太陽と地上の火が同じ、みたいに書いてあるけど
太陽は核反応、火は化学反応です
酸素がなくても太陽は光熱を放射しますので

まあ、いいんですけど
253考える名無しさん:05/02/07 21:21:20
ho
254考える名無しさん:05/02/08 12:17:13

シュミットの『リヴァイヤサン』も、
中央公論社、世界の名著のホッブズも入手困難。
助けてーー
255考える名無しさん:05/02/08 17:13:46
英語の原文がタダでネットから入手できるよ。
256考える名無しさん:05/02/08 19:41:33
どこで?
257考える名無しさん:05/02/09 01:11:26
ググれ。
ホッブズだったらHobbes Leviathanでいくらでも出てくる。
258考える名無しさん:05/02/09 19:21:18
今頃discourseとdiscursionについて

岩波版の『リヴァイヤサン』ではdiscourseは「説話」と訳されてる
気持ちはわかるが、あまりいい訳ではない感じが汁
discursionはホッブズの造語の悪寒

>>http://www.philosophy.leeds.ac.uk/GMR/hmp/texts/modern/hobbes/hobbesindex.html

ここの注釈3を見る限りでは、ラテン語のdiscursusの意味「異なる指揮下でぐるぐると走り回る」
(原文は‘running around in different directions’)
というニュアンスでdiscursionは考えた方がいいと提案する
discourseでは、余りに理路整然とした感じがあるため、わざわざdiscursionと言い換えたのだろう
で、日本語訳?
discourseは「説話」で逝く?discursionは、語義から考えて、「推想」(造語だけど)という感じがす。
259考える名無しさん:05/02/10 18:54:53
* discursion
【名】 とりとめのない話、散漫{さんまん}さ、支離滅裂{しり めつれつ}
260258:05/02/10 21:21:02
>>259
dクス。
出直してくる。
261考える名無しさん:05/02/21 22:51:59
ho
262考える名無しさん:05/03/06 22:53:22
ランケの政治問答を読んでます。
263考える名無しさん:05/03/12 21:24:16
264考える名無しさん:05/03/19 23:56:44
リバタリアンって何?右?左?
265考える名無しさん:05/03/20 04:12:20
behemothさんに期待保全
266考える名無しさん:05/03/20 08:27:30
右。
267考える名無しさん:05/03/20 20:32:46
なんでやねん
268考える名無しさん:2005/03/28(月) 23:29:55
保全
269ローカルルール審議中:2005/04/09(土) 21:18:19
ho
270考える名無しさん:2005/04/21(木) 22:16:17
behemothさんを心待ち保全
271考える名無しさん:2005/05/08(日) 16:19:23
h
272考える名無しさん:2005/05/22(日) 15:27:31
やっぱ今でも政治哲学の主流はいわゆる「分配的正義」なの?
273考える名無しさん:2005/05/24(火) 19:52:22
ほす
274考える名無しさん:2005/05/31(火) 22:40:26
behemothさーん
275考える名無しさん:2005/06/02(木) 20:39:52
アレントの『カントの政治哲学講義』読んだことある人いる?
276考える名無しさん:2005/06/15(水) 03:35:15
保全
277考える名無しさん:2005/06/23(木) 21:58:45
今更ながら森村進の『自由はどこまで可能か―リバタリアニズム入門』はなかなかおもしろかった。
278考える名無しさん:2005/07/02(土) 18:12:07
院で政治哲学やったら修了後
就職できませんですた。

僕の人生も終了です。
279考える名無しさん:2005/07/02(土) 19:36:50
政治哲学のせいにするなと小一時間
280考える名無しさん:2005/07/02(土) 20:32:06
あのすみません

タルモン著『フランス革命と左翼全体主義思想の源流』
(拓殖大学海外事情研究所)って本読まれた方いらっしゃいますか?
この本はフランス革命に全体主義の起源を求めたものらしく
評価も高いようなのですが残念ながら絶版になってる幻の政治哲学書です。
読了されてる方がいましたらご感想を知りたいです。
あと、全体主義の起源をヘーゲル哲学に求めた本もあるそうなのですが
誰のどんな著書でしょうか?探しています。情報をお寄せください。
281考える名無しさん:2005/07/08(金) 02:24:07 BE:103190827-
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282考える名無しさん:2005/07/23(土) 23:23:41
hosyu
283考える名無しさん:2005/08/02(火) 10:20:15
>>280
反共本かよw
284AAA:2005/08/02(火) 15:53:45
えらい賢そうな人たちのなかでこんなこと聞くのも何なんですが、政治哲学と政治思想の一番大きな違いってなんですか?
僕には違いがよく分からないんですが・・
285考える名無しさん:2005/08/02(火) 16:05:09
政治哲学は、大学などで教えられている学問としての哲学の一部門。
(ホッブズ、マキャヴェリ、モンテスキュー、ルソー、ロック、マルクス等々)

政治思想はもっと広い意味をもつ言葉で、それこそ右翼の街宣、
共産主義の運動からゴー宣にいたるまで、政治的主張に含まれている
一定の考え方、思考の活動を包括的に言い表す言葉。

2ちゃんのカテゴリー分けでいえば、
政治哲学は、哲学板か法学板で扱う話題。
政治思想は、政治思想板というのがあるよね。
http://tmp5.2ch.net/sisou/
286AAA:2005/08/02(火) 16:20:25
ありがとうございます、勉強になりました。
287考える名無しさん:2005/08/03(水) 00:24:24
まあ政治思想のうちでも法学部(板)で扱われているものはあるけど。
288考える名無しさん:2005/08/16(火) 15:08:46
ほしゅ
289考える名無しさん:2005/08/17(水) 02:56:55
関連スレご紹介

お兄ちゃん、やめっ…ん…ああん
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1123969737/
290考える名無しさん:2005/08/17(水) 03:51:22
法学部のアホは救いようが無い件について
291考える名無しさん:2005/08/18(木) 12:28:17
>>236
どうしてですかね?
292徳澤直子らぶ○:2005/08/18(木) 21:23:18
でゅぴゅいでも読もうかな・・・
293考える名無しさん:2005/08/21(日) 15:27:36



─社会科学の王様・政治学の分野の中
でもっとも偉大な領域、それは政治哲学である―


294考える名無しさん:2005/08/21(日) 16:12:42
文学(文献学)と哲学と政治学との力関係がよくわからないよ。
295考える名無しさん:2005/08/21(日) 18:06:34
哲学の実践的部門のうち最も大規模なのが政治学(国家論、立法論)。
哲学研究の手法は文献学的。
296考える名無しさん:2005/09/06(火) 23:34:49
リストラして、アルバイトや派遣を使い日本企業が増益になっても、
一般市民は全く潤ってないんだよ!一部の人間しか潤わない!中身は数年前と変わってない。

将来のリスク高すぎる!
「進む少子化」「莫大な日本の借金」「ニートやフリーター天国の若年層」
これ致命的。子供がいないのに、莫大な借金抱えて、払う奴らは皆貧乏という状況がきてる
世代が一回りすれば、余裕で日本は弱体化する。
一部の潤った人間しか贅沢できない北朝鮮状態になるのだろう。

じゃあ何故そんな分かりきった状況になるのか?簡単
国会議員や偉いやつはみんな金持ちなんだから。 なにが悲しゅうて一般市民を潤すような
そんな自虐的なことするんだ?普通はしない。国際競争力が弱くなろうが、あと5代下までは、
大きな間違いがない限り悠々自適に搾取して生きられる そんなことしか考えてない。
資本主義の盲点、潤ってるやつに決定権があるからどうしようもない。
財布の紐を握ってる母ちゃんが旦那の小遣いをケチるってことだ。

実際、日本は中身 日経7000くらいが相当。個人レベルで景気なんて良くなってはいない。
日経は大暴落する、今のうちに持ってる株を処分するかしないか時間を十分にかけて考えて。
BY 細木数男
297偶因論 ◆dIcXXXXlPE :2005/09/06(火) 23:39:27
>>296
日本は原油価格の高騰でアメリカは暴騰している末端要因として中国の経済成長と懸念されている昨今だな
298考える名無しさん:2005/09/29(木) 11:23:24
>>278
政治家になりなさい。
299考える名無しさん:2005/09/29(木) 12:16:29
政治は国民の属性を権力により体制化する。
300考える名無しさん:2005/10/16(日) 12:03:34
政治は不幸だ、と感じる人を一人でも少なくするためにあるって民主党の菅さんが言ってた。知らなかったから目からウロコ(゜o゜;)だった!からカキコage
301考える名無しさん:2005/11/05(土) 19:12:06
2チャンネラーはスレッドを作る動物である
302考える名無しさん:2005/11/05(土) 19:29:31
正当性が主張されているはずだ。
どれですか。
303考える名無しさん:2005/11/06(日) 01:28:12
バークはあまり有名じゃないの?
304考える名無しさん:2005/11/06(日) 01:32:25
知らない奴いねーよ
305考える名無しさん:2005/11/06(日) 09:33:44
>>303-304
笑った。
306考える名無しさん:2005/11/17(木) 00:07:12
キムリッカの『現代政治理論』、新版がでましたね
307考える名無しさん:2005/11/17(木) 00:13:47
>>306
>現代政治理論
新版ってただの増刷じゃないの?

308考える名無しさん:2005/11/17(木) 09:02:18
第8章 多文化主義
第9章 フェミニズム

を新たに訳出
309考える名無しさん:2005/11/17(木) 09:14:49
>>308
ほーお。
じゃあ新たに買い直さなきゃならないね。。。
お金が。。。
310考える名無しさん:2005/11/17(木) 14:45:47
一線級の学者が入門書書いてくれるのは
結構ありがたい。
311考える名無しさん:2005/11/21(月) 18:25:27
キムリッカって信用できる学者なの?
おれは功利主義のところを読んで投げてしまった。
政治理論の本なのに功利主義の説明は道徳理論としてのものだけ。
ベンサムもミルもああいう問題圏の中にはいないのに。
312考える名無しさん:2005/11/21(月) 22:36:50
>>311
現代政治理論・現代正義論では功利主義は
ロールズを意識して取り上げられるのがデフォ。
313考える名無しさん:2005/11/22(火) 00:41:32
つうか、功利主義たってベンサムとかミル出されて
云々されても困るだろう。確か扱ってるのは
シジウィックとかヘア以降のじゃなかったか?
314考える名無しさん:2005/11/22(火) 11:12:24
そうだよ。だからこそ政治理論として功利主義を取り扱うなら古典だと思うんだがな。
ベンサムとかミル(特にベンサム)が法学政治学と道徳をきっちり分けた上で
政治上の問題を扱ってたのに対してヘアはほとんど道徳の話しかしないだろ。
シジウィクも読まれるのは倫理学書だけで政治学書はほとんど読まれないし。

まあ現代功利主義の的外れっぷりを暴露するんならキムリッカの書き方でもいいがな。
315考える名無しさん:2005/11/22(火) 13:06:32
キムリッカはRawlsian。
316考える名無しさん:2005/11/23(水) 02:36:43
    , -.―――--.、
   ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
  .i;}'       "ミ;;;;:}
  |} ,,..、_、  , _,,,..、  |;;;:|
  |} ,_tュ,〈  ヒ''tュ_  i;;;;|      __________
  |  ー' | ` -     ト'{    /
 .「|   イ_i _ >、     }〉}   <  恐怖政治こそ最高の政治哲学である
 `{| _.ノ;;/;;/,ゞ;ヽ、  .!-'     \
   |    ='"     |        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    i゙ 、_  ゙,,,  ,, ' {
  丿\  ̄ ̄  _,,-"ヽ
''"〜ヽ  \、_;;,..-" _ ,i`ー-
   ヽ、oヽ/ \  /o/  |


317考える名無しさん:2005/11/29(火) 12:52:54
政治学を問いなおす ちくま新書 450
加藤 節 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480061509/

この本どうですか? 買おうと思うのですが評判が知りたいです。
318考える名無しさん:2005/11/29(火) 14:16:04
>>317
『世界』とかの論文をまとめただけだから
―しかも時事評論っぽいものもある―
政治学的にはあんまりおもしろくないかも。

そういうのが好きっていうなら読んでみてもいいかも
しれないけど。自分はあまり得るものなかった。
319考える名無しさん:2005/11/29(火) 14:29:26
>>318
参考になるコメントどうもです。
ちょっと微妙な本ってことですね。

実は別の人に、長谷部恭男さん「憲法と平和を問いなおす」ちくま新書
を薦められたので、そっちを先に買って読もうと思います。
320考える名無しさん:2005/12/03(土) 23:34:10
ところでこのスレに来てる方はどういうご身分なんですか?

リーマンとしての仕事のあいまに哲学をやるのはよく聞きますが、
「政治哲学」をやる人は少なそうで…w
321考える名無しさん:2005/12/03(土) 23:36:18
>>320
誰が書こうと勝手だろ。
肩書きにこだわるなバカ。
322考える名無しさん:2005/12/04(日) 08:59:06
>>320
ぼくはニートの妄想家です
323考える名無しさん:2005/12/04(日) 11:34:14
同じくニートであります。
324考える名無しさん:2005/12/05(月) 15:01:04
>>320
そういう質問できるほど人きてないよ>このスレ
325考える名無しさん:2005/12/05(月) 18:15:09
NEET予備軍です。
326考える名無しさん:2005/12/10(土) 17:40:40
同じくニート予備軍の博士後期課程
327考える名無しさん:2005/12/13(火) 09:58:19
328待望の再刊:2005/12/17(土) 11:28:21
川本氏のロールズ本ようやく再版されたようだ。祝age

ロールズ―正義の原理 現代思想の冒険者たちSelect
川本 隆史 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062743604/
329考える名無しさん:2005/12/24(土) 04:40:10
「イワン雷帝 −ロシアという謎−」

を読みたいんだが絶版でどこにも売ってないよ・・・
330考える名無しさん:2005/12/24(土) 06:35:01
岩田靖夫『アリストテレスの政治思想』なんて本が
出そうな感じだね。
331考える名無しさん:2005/12/24(土) 17:00:12
ネタなしか。この業界の現状を如実にあらわすスレじゃないか。
332考える名無しさん:2005/12/25(日) 02:20:41
まあ哲学なんてポンポン生まれてくるもんじゃないからな。
かといって既存で有名どころの哲学は語られ尽くしてる感があるし。

過去本の名著を古本屋で探すしかないのかも
333考える名無しさん:2005/12/26(月) 20:37:22
政治哲学なんて小難しいこと言ってねーで
政治家はラブ&ピースって言ってりゃいいんだよ!
334考える名無しさん:2005/12/27(火) 13:53:32
>>333
ラブ&ピース、それこそ難解な問題だ
335考える名無しさん:2006/01/15(日) 22:08:02
hozen
336考える名無しさん:2006/01/22(日) 10:49:05
【近代主義】
これは社会思想・芸術運動・宗教の神学思想のうちにあらわれているが、
ともに同じ社会的―歴史的状況、すなわち資本主義の発展、とくにその
帝国主義段階の資本主義を現実的に克服する社会主義の思想と運動に
対立して、たんに封建的残存物を除去することを主張し、自由主義、
個人主義の開花を要求するにとどまって、結局、資本主義の延命に帰着する思想。





wwwwwww哲学事典(笑)
337考える名無しさん:2006/01/22(日) 12:35:01
哲学事典って言っても、それは青木書店のだろ。w
338考える名無しさん:2006/01/22(日) 12:48:58
良スレ。
哲学版に政治哲学や法哲学のスレッドをもっと増やしていきたいと思います。

私ももっと勉強したいと思う。
339考える名無しさん:2006/01/30(月) 21:33:38
バーリンの思想に直接影響された学者って居る?
340考える名無しさん:2006/01/30(月) 23:17:49
ちょwwwwイグナティエフwwwwwwwwwwwww
341考える名無しさん:2006/02/04(土) 13:49:23
まあ、実践的ではあるがそれほど射程は長くないな、
二人とも。
342考える名無しさん:2006/02/04(土) 14:49:41
こんなもの見つけた。

http://kyodo.zinbun.kyoto-u.ac.jp/〜lumieres/
343考える名無しさん:2006/02/09(木) 17:00:05
だいぶ古いけど、ウォーリンの思想史なかなか面白いな。

「政治なるもの」は思想家により逆照射されて
浮かびあがるわけだな。
344考える名無しさん:2006/02/09(木) 17:04:30
コジェーヴ
アロン
シュミット
ヴェーバー
アドルノ
ホルクハイマー
マンハイム
345考える名無しさん:2006/02/09(木) 18:52:27
桂木隆夫「公共哲学とは何だろう」はどうな評価でしょうか?
346考える名無しさん:2006/03/10(金) 02:16:08
マルクスパリ手稿
経済学・哲学・社会主義
カール・マルクス (著), 山中 隆次
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4275004086/

347考える名無しさん:2006/03/20(月) 04:44:57
思うに、国体によっては恐怖政治こそが
最高の政治哲学になりうるのではないだろうか
348考える名無しさん:2006/03/20(月) 14:03:44
ならねえよ
349考える名無しさん:2006/03/20(月) 14:16:50
古代ローマも最後は帝政におちついた。
これは民主主義の限界を示している。
人間の過半数をしめる馬鹿をどう処理するか
これが永遠の問題だ。
350エジョフ:2006/03/20(月) 23:43:50
人間の過半数をしめる馬鹿をどう処理するか >

粛清せよ!

351考える名無しさん:2006/03/21(火) 07:15:11
倫理的責任感のない者が支配するなら最劣等者支配でしょう
352考える名無しさん:2006/03/23(木) 23:13:57
まあ恐怖政治でも国を強くして安定した生活を提供してくれたらいいや
って国民性の国もあるからな。
スターリンやイワン雷帝が今でもロシアで人気あるのは
そういう国民性だろう。
353考える名無しさん:2006/03/31(金) 19:26:36
>>345
読んだよ。頭の整理に役たった。

斉藤純一『公共性』(岩波書店)も面白いよ。
354考える名無しさん:2006/04/25(火) 18:17:19
同じシリーズで『暴力』はどうよ?
355考える名無しさん:2006/06/02(金) 22:37:16
『自由』は?
356考える名無しさん:2006/06/03(土) 17:04:37
age
357考える名無しさん:2006/06/25(日) 00:43:46
保全
358考える名無しさん:2006/06/25(日) 23:00:51
このスレ的にニーバーってどうなの?
昨日「道徳的人間と非道徳的社会」読んで熱くなったんだが。
359考える名無しさん:2006/07/04(火) 10:21:28
現代政治理論 有斐閣アルマ
川崎 修 (編集), 杉田 敦 (編集)
単行本: 318 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 有斐閣 ; ISBN: 4641122695 ; (March 2006)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4641122695/

自由とは何か、公正な社会とは何か―われわれが直面しつつある
さまざまな政治課題は、政治的価値、理念、規範に関わる問題を
含んでいる。リベラリズムとデモクラシーに関係するテーマを中
心に、現代の政治理論の重要な主題や概念を取り上げて解説する
本格的入門書。

おもに20世紀の政治理論の流れをカバー。難解に感じられる現代
の政治理論の主題や概念を、丁寧に解きほぐした本格的政治入門
書。社会的規範理論の新展開を踏まえ、現代的な問題関心にフィッ
トする新しいテキスト。
360考える名無しさん:2006/07/10(月) 17:25:50
>>358
神学ってだけで拒否感示す馬鹿は多いよ。政治哲学やってる院生も知らない奴は多い
361考える名無しさん:2006/07/16(日) 01:03:38
マリタンも少し違和感アル馬鹿です
362考える名無しさん:2006/07/17(月) 11:18:13
民主主義の逆説
シャンタル・ムフ著/葛西弘隆訳

以文社7月10日
税込価格:2,625円
ISBN:4753102483
民主主義の危機の時代に、改めて自由と平等の根源的逆説を
直視して展開するラディカル・デモクラシー論。
新しい政治思想を提示する。
363考える名無しさん:2006/07/17(月) 23:16:03
あげ
364考える名無しさん:2006/07/17(月) 23:19:50
リベラリズムとは何か―ロールズと正義の論理 盛山 和夫
おもしろい。
365考える名無しさん:2006/07/19(水) 10:41:39
ロールズの「万民の法」が翻訳出版されたけど、
川本隆史の「正義論」翻訳はまだ出ないの?
ちなみに「万民の法」の翻訳の具合はどうよ?
366考える名無しさん:2006/07/19(水) 11:16:30
政治哲学と経済哲学、法哲学をクロスオーヴァーさせた
リベラリズム批判。青木孝平『コミュニタリアニズムへ』は
10年に1冊出るか出ないかの名著。いまや古典となった。
367考える名無しさん:2006/07/19(水) 11:53:54
それなら思いっきり厚くて高い本を買おう!
青木孝平『コミュニタリアニズムへ』なんてどうだ!
368考える名無しさん:2006/07/19(水) 12:16:06
>>366さんは、あの方ですよね?
今度はこんなところで布教活動ですか?
369考える名無しさん:2006/07/19(水) 13:01:26
>>368さんは読んでない方ですよね?
今度はこんなところまで付き纏いですか?

370考える名無しさん:2006/07/19(水) 14:08:05
>>369
読みました。最悪でした。全てにおいて。
関係妄想(夢)で溢れてますねあれは。
371考える名無しさん:2006/07/29(土) 21:38:46
それなら思いっきり厚くて高い本を買おう!
青木孝平『コミュニタリアニズムへ』なんてどうだ!
372考える名無しさん:2006/07/29(土) 22:03:47
広い意味では丸山学派は政治哲学。
373考える名無しさん:2006/07/31(月) 23:40:28
374考える名無しさん:2006/08/26(土) 23:47:23
保全
375考える名無しさん:2006/09/02(土) 00:38:43
書籍名 愛の新世界
著者名 C.フーリエ 著 福島 知己 訳
出版社名 作品社
発行年月 2006年8月
価格(税込)8,190円
ISBNコード 4-86182-089-8
376考える名無しさん:2006/10/04(水) 21:59:10
保全
377考える名無しさん:2006/10/16(月) 02:33:28
補選
378考える名無しさん:2006/10/20(金) 18:08:14
今の日本の政治に哲学はないようだね。
379考える名無しさん:2006/10/21(土) 01:23:41
>>375
うわあああああああ。ついに出たかああああああ!!!
幻の奇書!とうとう日本語版出版が実現したとは!!!
しかしこの価格は高すぎるぞ!!(´・ω・`)ショボーン
380考える名無しさん:2006/10/22(日) 05:35:32
政治哲学って文学部でもやってるのかな?
イメージとしては法学部だけど。
381考える名無しさん:2006/11/23(木) 13:29:45
>>380
倫理学としてやってるよ。
382考える名無しさん:2006/11/30(木) 22:30:07
アレントを読み始めて五日目。まだ150ページしか進んでいない…学部生には難しい。
383考える名無しさん:2006/12/05(火) 16:39:07
アレントは読みやすいはずだよ。
読みづらいとしたら、翻訳が糞なんだろう。
38427歳:2006/12/05(火) 17:15:47
若い人間の政治離れが進んでおりますが、それでも世界は回っています。果たして政治への無知が悪きことかまたは政治への関心が必ずしも良いことか?無知が良いことという見方もありますがどうでしょう
385考える名無しさん:2006/12/05(火) 17:32:34
アレントの翻訳は概していいよ
読みやすいからな
386考える名無しさん:2006/12/05(火) 19:29:09
アンガージュマンを良しとするか社会の有機態としてのオートマティスムを取るか。さあさあさあさあ
387考える名無しさん:2006/12/27(水) 22:14:23

現代コミュニタリアニズム入門/菊地理夫
ってどうなんだろう。
『自由主義の再検討』とかと方向性は似ているんだろうか。
388考える名無しさん:2007/01/15(月) 23:14:30
何故このスレは激しく過疎なんですか?
389考える名無しさん:2007/01/27(土) 03:33:28
もしかしたら政治板や政治思想板の方が、活発な議論がされてるのかと思って、覗いてみたら酷いありさまだった。

このスレに期待age
390考える名無しさん:2007/01/27(土) 04:34:27
あの二つはないわw
法学板ならまだマシなのがあるかもな
391考える名無しさん:2007/02/27(火) 16:31:53
議員板でリバタリアン国家について盛り上がってるな
392考える名無しさん:2007/03/09(金) 01:29:37
>このスレに期待age

3年前にたって、未だに400にもいってないんだぞ?www
393哲学者大勲位(´Д`)y─┛〜〜:2007/03/09(金) 16:41:17
>>388
政治哲学は政治板や政治思想板や共産党板やゴーマニズム宣言板のほうが
荒れてるも活発です。
394考える名無しさん:2007/03/13(火) 04:37:48
それはココで求めてる「政治哲学」ではない
395考える名無しさん:2007/04/12(木) 02:52:41
御意
396194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/12(木) 10:15:02
人間とは何かを考えるのが哲学である
しかし決定するのは常に政治である
397考える名無しさん:2007/05/12(土) 14:57:31 0
sage
398考える名無しさん:2007/06/04(月) 05:30:39 0
功利主義万歳age
399考える名無しさん:2007/06/05(火) 00:50:21 0
それは同意できないsage
400考える名無しさん:2007/07/24(火) 12:07:47 0
このスレに期待age
401考える名無しさん:2007/08/30(木) 02:46:32 0
テーマが広すぎてレスが逆につかない。
402考える名無しさん:2007/08/30(木) 03:38:46 0
上がるとコピペ厨がやってくる
403考える名無しさん:2007/08/30(木) 06:52:04 0
>>402
知的ルサンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」について
「日本の文壇、論壇、学会の駄目さぶりを暴いた」と言うのがセコ厨の懸命な主張だが、
その内実が「文体がくどいから納豆ネバネバ文体」というような、まさに、
知的ルサンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言であるので、それが、
「日本の文壇、論壇、学会の駄目さぶりを暴いた」と考えるにはかなり無理があり、
そんなものに自分のル・サンチマンを仮託してカタルシスを求める人間は、やはり、
知的ルサンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」を鵜呑みにして
のであり、その結果、哲学板でバカにされ、論理で立ち向かうことができないので、
自作自演、騙り、擬似ウォッチスレ立て、あるいは、2ちゃんのクリシェに逃げ、
挙句の果てには意味の無いコピペを板のスレッド中に貼り付け、迷惑を掛けまくるのも、
知的ルサンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」を鵜呑みにしている
当人自身知的ルサンチマン(=ル・サンチマン)に重篤に冒された人間の当然の成り行きである。
404考える名無しさん:2007/08/30(木) 14:28:57 0
おみごとw
405考える名無しさん:2007/09/16(日) 21:13:16 0
>>258
>discursionはホッブズの造語の悪寒

それはない
406考える名無しさん:2007/10/10(水) 03:08:39 0
>>362の訳は読みにくいな・・
407考える名無しさん:2007/11/03(土) 13:27:38 0
sage
408考える名無しさん:2007/11/22(木) 02:55:08 0
ロールズスレが立ってない件
409考える名無しさん:2007/11/22(木) 11:44:55 0
法学板にあるよ。
410考える名無しさん:2007/11/22(木) 11:45:53 0
【ロールズ】 現代正義論スレ 【公正としての正義】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1094232262/

☆リベラリズムとコミュニタリアニズム☆
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1019422033/
411考える名無しさん:2007/11/22(木) 11:47:28 0
建築に金物を沢山使ったら、鉄備蓄率が増えていいんだよ
412考える名無しさん:2007/11/23(金) 19:00:21 0
そんな政策じゃあ、誰もついてこないよ
413考える名無しさん
>>410
あんまり盛り上がってないな
ホットな時代は過ぎたの?