「愛って何だと思う?」
「愛って何かしらね?」
ナルとエコは語り合う。けれども絵子はふざけていたから。それが
楽しかったから。
「応えてくれないのか」
「あなたこそ、応えてくれないの?」
「ふざけるなよ」
「ふざけないでよ」
「真似すんな」
「真似しないで」
「馬鹿」
「バカ」
「お前はつまんないよ。俺の口真似ばかりしてさ」
「あなたってつまんない。あたしの口真似ばかりして」
「してないだろ!」
「してないでしょ!」
成は溜息をついた。絵子はけらけらと笑う。
成は思い出していた。二人が出会った春の日のことを。
桜。桜は盛りを過ぎ、花びらが一斉に舞い散り始めていた。
五月が近づき、いずれ五月雨の季節になんなんとする頃。
その日は曇りだった。成は、学校の桜の樹にもたれている少女を見つける。
物憂げに、舞い散る花びらを見つめている少女。それが、鏡の
向こうの自分に見えたかに思えた。成は、ときめきを覚えたわけではない、
と自分では思っていた。ただ、少女に鏡を見たのが初めてだったので
ちょっと驚きはしたと思ってた。桜は、美しかった。そして、少女も
美しかった。そして、俺も美しい筈。成は、心の底でにやりと笑った。
この少女に口づけすることで、美しい世界が補完されるのだと思った。
「なあ、キスしないか?」
「ねえ、キスしない?」
それが、初めて交わした言葉。成はその応えにびっくりしたが、
慌ててはみっともないと思いやわらかい口づけを。驚きの混じった
通りすがりのはやし立てなんて遠く聞こえる。少女は眼を閉じて、
長いときめきを味わっているみたいだった。おかしなやつだ。
「お前、名前は何ていうんだい?」
「あなた、名前何ていうの?」
「俺?俺はナル」
「あたし?あたしはナル」
「ほんとかよ?」
「ほんとうに?」
「俺をからかってるのか?」
「あたしをからかってるの?」
「このやろ」
成は少女の胸ポケットに手を差し込んだ。慎ましくも柔らかい感触。
「やん。スケベ」
「お。初めて自分の言葉で」
「あら。初めて自分の言葉を言ったわね」
「ちっ」
成は生徒手帳を引き出して、頁をめくった。佐藤絵子。一学年下の後輩
だった。echo。ギリシャ神話か。成は自分の名前との呼応の偶然に少しだけ
背筋が寒くなった。
成はビデオカメラを買った。二人の性行為を記録するために。二人のまぐわいは
美しい筈だった。それを、繰り返し眺めて楽しむ。その美しさを味わえるのは
世界で成だけなのだ。お前らは凡百のアダルトビデオで自家発電してな。
俺だけの、俺だけの、俺だけの、美。どうせ、絵子は拒めない筈だしな。
俺が「セックスしようぜ」と言ったら「セックスしましょ?」と応えるに
決まってるんだ。
「今度の日曜日、デートしようぜ」
「今度の日曜日、デートしましょ」
「大人っぽい服、着てこいよ」
「大人っぽい服、着てきてよ」
「じゃ、決まりだな」
「じゃ、決まりね」
絵子はその日も真似をするのを忘れなかったが、街のいろんなところへ
いって成もけっこう、というかかなり、というか最高に楽しかった。
でも、肝心なことは忘れない。バックパックの中にはビデオカメラが
忍ばせてあるのだ。
>>12 ごめんなさい。カオルの名前が入ってしまいました。
>◆eRDUfXaGp2さん
続きがあるようならお願いします。
それから新作も期待していますよ。
どう感じれば良いでしょうか 教えてください。
ハメ撮りしたいんか?>カオル
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● | イエスマイスィー イエスマイスィーテース♪
| ( _●_) ミ
彡、 .(#) |∪| 、`\ノつ
/ ___| | ヽノ /´ヽ ノ
(___) i><i / ~~
| ∪ D/
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
俺はビデオカメラを買った。二人の性行為を記録するために。二人のまぐわいは
美しい筈だった。それを、繰り返し眺めて楽しむ。その美しさを味わえるのは
世界で俺だけなのだ。お前らは凡百のアダルトビデオで自家発電してな。
俺だけの、俺だけの、俺だけの、美。どうせ、カオルは拒めない筈だしな。
俺が「セックスしようぜ」と言ったら「セックスしましょ?」と応えるに
決まってるんだ。
「今度の日曜日、デートしようぜ」
「今度の日曜日、デートしましょ」
「大人っぽい服、着てこいよ」
「大人っぽい服、着てきてよ」
「じゃ、決まりだな」
「じゃ、決まりね」
カオルはその日も真似をするのを忘れなかったが、街のいろんなところへ
いって俺もけっこう、というかかなり、というか最高に楽しかった。
でも、肝心なことは忘れない。バックパックの中にはビデオカメラが
忍ばせてあるのだ。
何かよく分かりませんが、 ここに負ケボノ置いときますね
__,,,,,,
,.-'''"-─ `ー,--─'''''''''''i-、,,
,.-,/ /::::::::::::::::::::::!,, \
( ,' i:::::::::::::::::::::;ノ ヽ-、,,/''ー'''"7
`''| |:::::::::::::::::::::} ``ー''"
! '、:::::::::::::::::::i
'、 `-=''''フ'ー''ヽ、::::::::::/ヽ、-─-、,,-'''ヽ
\_/ ヽ--く _,,,..--┴-、 ヽ
``" \>
カオルさん、ほんとにありがとうございます。
12月31日で哲板閉鎖の噂を信じていたのでもう会えないかと
思っていました。かちゅーしゃのkageのサイトにアクセスできず
かちゅが使えないのでまだ前スレが読めません。
これからも書き続けます。遅れたけどあけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
>◆eRDUfXaGp2さん
明けましておめでとうございます。
今年もいっぱい楽しませてくださいね。
哲板なのでリアクションは期待できないかもしれないけどw
読者はわたしだけじゃないですから。
さみしいときはお友達をつれてきてください。
前スレはあなたのレスで終わってます。
ところで哲板閉鎖の噂とかってどこで入手するのですか?
>>18 かわいい!
>>21 何かよく分かりませんが、きっと曙は立ち上がると思います。
それから自分が勝ったことの喜びにひたるよりも
曙のことを心配していたボブのやさしさがとっても印象に残りました。
彼は日本を愛してくれて国技相撲のチャンピオンにたして偽りのない
敬意を示してくれていました。とても立派だと思いました。
それに比べてそのAAコピペはなんて低劣なのでしょうか。
そのAAコピペには健闘を称える心性など微塵も感じられません。
男として日本人として恥ずかしくないのでしょうか?
21さんはきっとわたしが格闘技好きなのを知っていて
そのAAコピペにたいして意見をいう機会を与えてくれたんだと思います。
だから21さんには悪意はもたないことにします。
でも今度そのAAコピペするときには"よく頑張った!"って入れてくださいね。(^.^)
続きを。
成はうまく絵子を脱がせた。喋りながら服を脱いでいけば
絵子も真似をして服を脱いでいくのだから。で、成は電気を消した。
ビデオカメラは赤外線撮影のできる高性能だ。
成は言った。
「可愛いよ」
「可愛いわ」
絵子が応える。そしてキス。成はびんびんに勃っていた。
前戯をしながら成は絵子がよがり声を出すのを悦んでいた。
これでこの女は思い通り そう思った。
「挿れるぞ」
「…嫌」
「………え!?」
「一日二回だけあたしはあたしの言葉を喋るの」
その時成のいきりたった竿が萎えた。
「お前が好きなんだぞ?」
「あなたが好きよ?」
「ならどうして?」
「どうして?」
もう埒があかなかった。絵子は元の絵子に戻ってしまっている。
(^.^)
カオルさん。出来ればでいいんですが…お願いがあります。
俺の前スレの作品をメール添付していただけませんか?
ちょっとずつでいいので…
[email protected] です。
もう落としてあるのは
・ペルセウスとメデューサ
・世界最初のキス
・秋田生まれの女子高生
・惚れ薬
・月と反物質爆弾
・恋の墓
・「愛してる」をいわせたかった女の子の話
・悪魔と小説家の卵
・ピザと老人
の九つです。でかとちびの話は長すぎるのでhtmlになるのを待ちます。
五月雨と雪とか神と金星とかイエスとマリアとか…あとうそつきとまねっこ
とかか。そのあたりを…ま、おいやでしたら諦めて2,3ヶ月待ちますが。
すみませんが、よかったらよろしくお願いします。m(._.)m
29 :
◆eRDUfXaGp2 :04/01/08 17:34
現在純情恋愛板オフのため新宿のネット喫茶にいます。
30 :
◆eRDUfXaGp2 :04/01/11 21:22
え〜かちゅーしゃが使えるようになったので問題は解決しました!
過去ログもばっちしです!^^カオルさんおさわがせしました。
31 :
考える名無しさん:04/01/12 17:28
サンクス!
32 :
◆eRDUfXaGp2 :04/01/26 21:23
その部屋にはラブホテルには似つかわしくないものがあった。
キーボード。
しらけてしまった成はその椅子に腰掛けると絵子に振り向いて言った。
「来いよ」
絵子にヘッドフォンをかぶせると成は唐突に旋律を奏でだす。
絵子は黙ってそれを聴いた。
「悲愴ソナタ第三楽章」
成は弾き終えると無感動につぶやいた。
「熱情・月光・悲愴の第三楽章の中で一番簡単なんだ。だから僕でも
弾ける。後の二つは指がついていかない」
絵子は黙っている。
「ベートーベンのピアノ曲にあるのは社会性だ。それはショパンには
無いもの。ショパンのほうがピアノ曲としては完成されている。でも、
僕はベートーベンの、特に月光の第三楽章が好きだ」
「僕は基本的にのろい曲は嫌いだ。でもベートーベンの交響曲第七番第二楽章は
大好き。レコード持ってるよ。CDじゃないぜ」
「私も第七の二楽章好きよ」
「ほんとかよ」
絵子はただにこっと笑った。裸のままで。
33 :
◆eRDUfXaGp2 :04/01/26 21:47
そして笑顔のまま言った。
「僕って自分のこと呼んでる」
「なんだ。一日二回じゃないのか、真似しないのは」
絵子は卓上のデジタル時計を指差す。
時計は日付を越えていた。
「うそ!?帰んなきゃ!」
驚く成を絵子は全知全能の女神みたいにおしとどめ
成にヘッドフォンをかぶせた。
そして、悲愴の第三楽章を、成がとちったところまで真似して弾き終えた。
あっけにとられる成に絵子は立ち上がりキーボードに体をもたれて軽く
ウィンクした。成は笑い出した。
「やるじゃん、お前」
「やるじゃん、お前」
絵子の乳房は小ぶりだったが上につんと向いていて美しかった。
成はその乳房が弾いている間小刻みに揺れるのをぼーっと眺めていたのだ。
今度は僕…いや俺がかっこつける番かな。
ジャックからヘッドフォンを抜くと成は、単純だが雄雄しいカデンツァを
奏でた。
「知ってるかい?この曲」
絵子はちょっとだけ口惜しそうな顔をする。
「俺が今作ったんだよ」
「幼稚だわ」
「…仕方ないだろ。指が動かないから飾りは無いさ。…今ので二回目だな。
もうお前は俺の口真似しか今日は出来ないんだw」
34 :
◆eRDUfXaGp2 :04/01/26 22:06
絵子は やばい という顔をしてきょろきょろあたりを見回す。
「しようか?さっきの続き」
絵子は部屋に置いてある想い出ノート(?)をかっさらうと
傍らにあったボールペンで
”い や”
とページいっぱいに書いた。
「ピアノ弾けるくらいじゃすべては許せないか」
”だってあたしも弾けるもん”
「即興は?」
”あたしの鑑賞に耐えるほどのレベルじゃない”
「じゃあ待ってろ」
成はもう一度キーボードに向き直った。
少しの沈黙。
指先が主題をおずおずと奏でた。それは徐々に加速し始める。
今度の即興は和音主体ではなくメロディーがあった。それが
流れる。そしてそれは眼にも止まらぬ速さと熱を帯び始めた。
おや。俺の指は動かないんじゃなかったのかな。嘘だ。俺は
俺の指さばきの限界を知っている。それを上手くはったりと
複雑さで誤魔化してる。でも、絵子を騙せるくらいには効いて
いるんじゃないかな?俺は「コブラ」のピアノ型コンピュータを
思い出していた。
35 :
◆eRDUfXaGp2 :04/01/26 22:20
ドアを叩く大きな音でそれは遮られた。
「お客さん〜弾くのはいいけどヘッドフォンあるでしょ?音大きいよ!」
そういう野太い声がドア越しに聞こえた。
「すいません」
成は叫んだが、気配が遠ざかると
「じゃ、置くなよ」
と毒づいた。
「で、どうなんだ?俺のちんぽを受け入れてくれるかい?」
”ちんぽって言うな”
「陰茎」
”それもだめ”
「俺の曲で濡れなかった?」
”反応なし”
きゃっ と絵子が小さく叫んだ。成にいきなり抱きかかえられたからだ。
そして成の手が絵子の暗がりへ差し込まれる。
「ふむ。反応なしってほどじゃないな。でも濡れ濡れでもないか」
”冷静に分析するな。スケベ”
絵子はそう書くと成の顔にノートをぎゅっと押し付けた。
36 :
◆eRDUfXaGp2 :04/01/30 23:49
「朝帰りでもいいか」
「朝帰りでもいいわね」
「本気でそう思ってる?」
「本気?」
「お前もほんとは真似なんかしたくないんだろ」
”それは どうかな?”
「お前のことなんだか 本気になりそうだ」
”馬鹿ね あたしのナルシス 今までは本気じゃなかったのね”
「よくわかんない でもお前の裸は美しい」
「あなたの裸は美しいわ」
ベッドで横たわり裸を鏡に映す二人。
確かに古今東西どんな彫刻も現せていない美しさがそこにあった。
と 成は思った。
37 :
考える名無しさん:04/01/30 23:50
芥川賞の影響?
38 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/01 01:46
yonndenaitteba.>akutagawa-shou
39 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/03 19:02
成と絵子は明け方にそれぞれ家に帰った。
二人ともこっぴどく親に叱られたが、次の日の学校帰り
成からそのことを話し始めて二人は笑った。
成は自転車を押しながら言った。
「俺が今思ってることをお前に告げたら同じことを言ってくれる?」
「あたしが今思ってることをあなたに告げたら同じことを言ってくれる?」
「愛してるよ」
「愛してるわ」
「それは心からの言葉?」
「それは心からの言葉?」
「俺は心からさ」
絵子はただ黙ってにこにこしていた。
「なんだ。お前は心からじゃないのか」
「あたしに心なんてあるのかしら」
「…なんてこと言うんだ」
「あたしはただのこだまよ」
「もう真似なんてやめて普通に話せよ」
「普通に話せよ」
「…馬鹿だな」
「馬鹿ね」
40 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/06 17:23
その日は夏の曇り空だった。
「一雨来るかな」
「一雨来るかしらね」
「市立図書館行こうぜ」
「市立図書館行きましょ」
市立図書館は周りを桜の樹にぐるっと囲まれた市内で一番広い池の
ほとりにある。蔵書の質はたいしたことは無い。しかし、流行のベスト
セラーをほんの少しでも入れるだけ県立図書館よりましだった。
別に、本に用があるわけではない。ただでまったりできる場所が成と
絵子には必要なのだ。
二人は学習室の席のタグを貰うと隣り合って座った。
41 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/06 17:38
成は英語のノートを取り出した。
『無神論は敗れた』
”そうなの?”
『ソ連の指導者は西側の誰かに説得された。ロシアでの教会の復活がそれを
物語っている。その時東側と西側で交わされたやり取りは歴史的なものだった
筈だ。俺はそれを知りたい』
”どうして知りたいの?”
『俺も無神論者だったからさ』
”だった、の?”
『教会学校で先輩にいじめられて「あ、ここも楽園じゃないんだ」って
思った。ピアノのコンクールで神に捧げるつもりでバッハのシンフォニア
を陶酔して弾いてたら突然止まってしまって。頭の中がが白くなって。
遠藤周作の「沈黙」も読んだよ。第二次世界大戦の話を学校で習ったり
話を色々聞いたり読んだりしたことからも神はいないのかなって。カート・
ヴォネガットが無神論者なことにも影響されたかな。あと、ポストモダンの
論客って日本人は大体無神論者だしね。左翼が好きなのさ』
”今は神様を信じてるの?”
42 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/06 17:54
『信じてる?ニーチェが言うとおり Gott ist tot なのさ。神は死んでいる』
”ひどいこと言うのね”
『神が生きているにしてはこの世界は醜すぎる』
”あなたは理想主義者なのね。がっかり”
『なんでがっかり?』
”社会のことに眼を向けてるナルシスなんててんで耽美じゃないわ”
『まあ自分の部屋に鏡は無いな』
”そんなんじゃ駄目〜”
『俺もちょっとがっかり』
”なんで?”
『こうやって筆談してるとお前も結構客観的にエコーしてるんだなって』
”あたしはこだま。トーホグ的にはやまびこ”
『でも心が無いなんて言うなよ』
”女にはね、心が無いのよ。胸に黒くて大きな穴がぽっかり空いてるの。
男の人がそこを一生懸命言葉で埋めてくれないと…愛の言葉で…
死んじゃうのよ”
43 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/06 18:50
『愛の言葉は直接言うさ。オリジナルの思想を獲得しようともがいては
いるよ。それでお前の胸の空しさは埋められる?』
”聞かせてもらおうじゃない”
『やっぱり無神論じゃ刹那的になるし、虚無的になる。神はいたんだ』
”今はいないの?”
『死んでるって言ったろ。神は一瞬だけ存在したんだ』
”いつ?”
『この世の始まりの時。ビッグバンの正にその時』
”なんで死んじゃったの?神様なのに”
『ビッグバンの衝撃には誰も耐えられないからさ』
”神様はどうして生きてられたの?無の世界で”
『無の世界に神がいたわけじゃない。俺たちの宇宙の前の宇宙の
住人だったんだ』
”住人?人なの?”
『神は神さ。知的生命体の最終進化形が神なんだ』
”なんかとんでもないこと言ってる”
『えへへ。オリジナルじゃないんだ、このへん』
”誰の言葉なの”
『内緒。それが書いてある本読むために仙台に行ったよ』
44 :
考える名無しさん:04/02/06 18:58
昨日神様の視力を測ったんだが207.4だった。
そしたら「最近目が悪くなった」って言ってたYO。
45 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/06 19:14
”だってあたしたちもいつか神になるってことでしょ”
『そのとおり』
”宗教だ”
『進化論だよ』
”罰当たり”
『だから天皇もいるんだろ。人類全体がやつの高みまで上ればいいんだ』
”不敬罪”
『馬鹿野郎。俺の忸怩たる気持ちが判るか?神の代弁者たちが下々を
従わせて地獄絵図を現実のものにする。その歴史からの脱出、脱却が
無神論の理想だったんだ。神の忌まわしい鎖から逃れたかったんだ。
社会主義国もヒエラルキーを社会から取り除くことは出来なかった。
でも、心の鎖は解かれた。再び鎖を己が心につなぐにあたってその端
を他人に持たせることには我慢ならない。自分につないだ鎖を自分で
持っていよう。それが元無神論者が神を認めるにあたっての矜持だ』
46 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/06 22:07
”神様が怖くないの?”
『ああ』
”やだぁ。とんでもない人好きになっちゃった”
『お前俺のこと好きなの』
”バカ。嫌いな人とこうやってるわけないでしょ”
『でも愛してはいないんだよな』
”愛してるって言葉はね 心のある人しか言えないの。あたしには
心が無いから”
『お前にだって心はあるよ』
”ううん。それにね”
『うん』
”それを全てを投げ出すように告げてしまったらあたしがあたしじゃ
なくなるようで怖いわ”
『新しい自分になるのが怖いの?』
”守るべきもの、ってのがあると思うの、誰にでも”
『愛してるって言葉はそんなに怖い言葉なのかな』
”怖い言葉よ。あなたが思ってるよりも。きっと”
47 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/06 22:46
『それはね。滅びと関りの深い言葉だからだよ、きっと』
”愛が滅びと関りが深いの?”
『そうさ。愛を守れなかった宇宙は再生できない』
”なにそれ”
『永遠を実現するには愛が必要なんだ。愛が永遠ならば、世界も永遠で
いられる。愛が壊れるとき、世界は無に帰する』
”そんなもんじゃないらしいわよ”
『?』
”愛が壊れても、世界はだらだら続くのよ”
『そうさ。無という世界がね』
”愛から愛へと飛び歩く人もいるわ。芸術家ってそうじゃない?”
『ちょっとおかしな女の子がいた
あたしには心が無いなんていうんだ
でも俺は聞いた
その娘の胸に宿る紅の炎がはぜる音を
それを俺は報せてあげたい
どうにかして
声をあげて
それを知ってるのは宇宙で俺ただ独りだから
街の人は皆足早に通り過ぎてゆく
でもその娘は桜の樹にもたれて
世界の謎を見つめていた
俺はそれに答を出すんだ
世界は素晴らしいものだねと
その娘と
お前と
笑いあいたい
そして
骨がきしむくらいに
抱きしめあうんだ』
48 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/08 15:17
”きもいわ”
『そうか』
”きもい人 好きよ”
『そうか』
”今 ここで抱きしめて欲しい”
成は絵子を立たせて 力一杯抱きしめた。
学習室の空気が少しだけ揺らいで また元に戻った。
成は絵子の手を引っ張ってその部屋を出た。
絵子はくすくす笑っている。成の顔は真っ赤だった。
49 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/08 16:14
「俺 もうお前無しでは生きていけない」
図書館の階段を降りながら言った。
「あたし もうあなた無しでは生きていけないわ」
「真似じゃなく言ってくれよ」
「言ってくれよ」
「ちぇ」
「ちぇ」
「もういいよ」
「もういいわ」
「真似すんなむかつくから」
「真似しないでむかつくから」
「愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる」
「愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる」
「本気にするぞ」
「本気にするわよ」
「うん」
「うん」
50 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/08 22:56
「お前に心が無いのなら」
「あなたに心が無いのなら」
「俺がお前の胸にともしてあげる 心の火を」
絵子は黙った。
「俺の心も 燃えているよ 触ってごらん」
成は絵子の手をとって胸にあてさせた。
「とくんとくん言ってるだろ?」
「触ってごらん」
絵子は成の手をとって胸に触らせた。
もうわかっているけど 柔らかい感触。
でも成は裸で触った時より もっとどきどきした。
「ほらな お前の心だって どきどき言ってるじゃないか」
絵子は視線をふとそらした。その横顔は神々しかった。
「たいした青春ね」
「…おい。1日2回…」
「知ったこっちゃないわ。でも、誓いを破らせるあなたが憎い」
「愛憎は表裏一体」
「憎いだけよ」
「キスしても?体を重ねても?」
「うん」
51 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/08 23:23
成はコーラを2本買ってきて1本を絵子にわたした。
絵子はプルタブを億劫そうにぷしゅ と開けてそれを飲む。
白いのどが脈打つのを美しいなと思いながら成はそれを眺めていた。
じんわりと汗ばむ二人。曇りでも、だるい夏の日だった。
「これから、どうなる?俺たち」
絵子は、黙っている。時々、思い出したようにコーラを飲んだ。
空になると、絵子は空き缶を思いっきり遠くへ投げた。
乾いた音がした。乾いたアスファルトに赤い缶が転がる。
成はそれを拾いに腰をあげた。絵子は成の袖をひっぱった。
”いかないで”
絵子は自分のノートを広げていた。
『なんで?』
”どうでもいいでしょ”
『子供っぽい事言うなよ』
”男の子はずるいわ”
『へ?』
”いつも男の子は女の子の先を歩くの”
『?』
”人間が宇宙を作るなんて…ずるいわ”
『誰かが言ってそうな話じゃないか』
”本気で言ってるのはあなただけよ、お馬鹿さん”
『それはそうかもな』
”女の子は男の子のこだまでしかないのよ。わかるでしょ”
『いや…』
会話ばっかりでだるいな
53 :
◆eRDUfXaGp2 :04/02/09 04:52
おっとぅ核心をつく米がよせられましたね!でも俺はこういう書き方しか
できないもんで…それに最近は会話以外の地の文が長い文章が
だるいな〜とか思っちゃうもんでこのまま逝きます。だって背景描写や
誰がどうしたなんて最低限度しかいらないもんね。作者の思い込みによる
…は…と思い…した なんて描写は出来る限り減らすべき。
現実には会話!会話!会話しかないんですから。
ん〜まあ人の好みだしな
がんがれ
・大学専門課程以上を対象としたスレッドを立てる。
・研究室での議論と同等レベルのレスを心がける。
・厨房レスは完全無視。厨房は他板へ除去。
・人生哲学MY哲学は学問板である哲板とは板違い。
>エッチな菩薩◆eRDUfXaGp2さん
あなたの物語に登場する彼女はいつもあなたのことが好き。
読んでいて辛くないからいいのだけど。
いつまでも女を見る(査定する)目なんて養わないで。(笑)
失恋したことがないあなたを素敵だなと思います。
つづき楽しみにしています。(^.^)
>◆eRDUfXaGp2さん
ごめんなさい。
もしかしてお終いだった?
>>53 賛成!
哲学書が読めるのに小説が読めないわたしが賛成するんだから
自信もっていいと思います。(^.^)
58 :
◆eRDUfXaGp2 :04/03/15 09:40
う〜い超亀レスごめんよカオルさん。まだ途中です、ナルとエコの話。
あのさ〜主治医にはめられちゃって入院しちゃってさぁ…
やっと娑婆に出られてきたの。入院中もちょっと書いたからそのうち
載せますね。「生活障害」だってさ。なんかふざけた診断なんだけど、
入れる気満々でさ…いや、正直つらかったっす。これからはちょくちょく
また更新しますんでよろしく!
>>58 ◆eRDUfXaGp2さん
おひさー
ボコボコかー
彼らのマヌケっぷりは直らないもんねー(笑)
おつかれ様でした。
帰ってきてくれて嬉しいです。
作品のつづき待っています。
よろしくお願いしまーす!(^.^)
>◆eRDUfXaGp2さん
調子は如何ですか?
わたしも調子良くないけど
あなたの物語が読めると元気になれるよ。
ちょっとエッチな内容だからいつもはageないけど
ホントはみんなに読んでもらいたいから、これからはageるようにしますね。
つづき楽しみにしています。もちろん新作もね。(^.^)
61 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/03/22 23:19
sageちゃった。(^_^;)
62 :
◆eRDUfXaGp2 :04/03/23 09:33
よ〜しおじさんがんがっちゃうぞ〜(^.^)
言葉に詰まった成に絵子は
”神様が人に辛くあたる訳を知ってる?”
『いや』
”イヴは神様の奥さんだったの”
へえ、と言いかけて成は言葉を呑込んだ。それでは自分が余りにも
間抜けすぎる。何て答えれば格好がつくのかな。成は脳味噌にフル
回転を指令した。
『辻褄は合うね』
絵子は湖岸の向こうを見つめていた。そして、遠くを見たままの瞳
から頬へ一筋の滴が伝った。成はよくわからないままに誤解していた、
その訳を。恐らく、神と人との呪われた絆、業の深さに絶望してるの
だろう位に。成は瞬時にそれを思った。が、違った。
「…お兄…ちゃん…」
絵子はもう、ノートを使わない。そしてその声は微かだったがはっきりと
成の耳に届いた。
「お兄ちゃんが教えてくれたの」
「兄弟、いたんだ」
「死んだの」
「えっ」
「自殺したの」
成は黙った。
「…どうして…あた…しを…置いて…逝っちゃったのお!」
絵子は人目をはばからずに大泣きに泣いた。歪んだ顔は赤ん坊みたい
だった。成は抜き差しならない妬みを覚えたが敢えて言った。
「…泣かないで」
「…お兄ちゃん!…あたし、好きだったのにい!」
成の脳裏に、計算、という二文字が浮かんだ。こいつ、結構冷静なんと
違うか。
不意に、成の下腹に異物感が宿った。成にできたのは、音を殺すこと
だけだった。わっ臭!お願いだ、気付かないでくれ!成は祈った。しかし
現実は残酷だ。
ものすごい形相で絵子は成に振り向いた。
「おなら、した?」
絵子は鼻をひくつかせて確かめながら、成の応えを待たずに、信じられない
といった顔で
「信じらんない」
と言った。
「嗅ぐなよ」
「何食べるとこんななの!?」
「泣くなよ」
「涙なんか引っ込んじゃったわよ!!」
「ごめん」
「何もかもを汚したのよ、全てぶち壊しよ!!」
成はそんな絵子を眺めながら、なんだかこいつ、スヌーピーの漫画に
出てくるルーシー・ヴァン・ペルトみたいだなと思い始めていた。
”訴えてやる”
『ああ』
”著しく精神的苦痛を味わったわ”
『ああ』
”一生の金づるにしてやる”
『まあ結局、結婚てそういう事だからな』
「ケッコン?」
絵子は素頓狂な声を挙げた。
”あたしと結婚したいの?”
『う〜ん、まあこのままいけば、大学卒業した頃ぁそういう話にも
なろうな』
”あたしは屁こき虫とは結婚したくないなぁ”
『まあそうゆわず。まんつまんつ』
絵子は何故か知らん、爆笑した。乾いた涙の跡に成は気づいていた。
66 :
さむらいの非童貞無頼ヽ(´ー`*)ノ ◆AqpDOTEUBU :04/03/23 12:10
( ´∀`)つt[]
67 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/03/23 22:13
(^.^)
68 :
◆eRDUfXaGp2 :04/03/25 11:47
”んな、どこでそったら言葉おべたのす?”
『あなたはどこでそんな言葉を覚えたのですか?』
”そんなこと言って欲しいんじゃない”
『おしょすじゃはあ』
”恥ずかしいな、もう”
『そんなこと言って欲しいんじゃない』
成は絵子の手を握った。
「ねえ」
「ん」
「あたしたち、とっても恥ずかしいわね」
「ん。おしょす」
「そ。おしょす」
静かに時と雲は流れ、日射しが見えて二人を照らした。
二人は見つめ合ったが、
「それだけのことだよ」
と成は言った。
”でも、ぺっこ嬉すぃ?”
『ん』
成は、ポン酢醤油なんか無くても、十分幸せだった(古い…)。
69 :
考える名無しさん:04/03/25 11:52
人はうんこへのロマンを生涯抱き続け苦悩し、思い焦がれてその一生を終える。
まさに高度な精神性を生まれながらに備え持った生き物なのである。
人の生産的活動全般は、理想的なうんこを生みだすためにそのほとんどを
費やされる。
期待以上の排便シーンを拝めたときには人はもう死んでもいいと思うくらいの
感に浸るだろう。それは神の排便行為を目撃したと同じくらいの神聖なる
瞬間なのである。うんこによって人は浄化され精神的充足感を満たされて行くので
ある。
70 :
急転直下の ◆eRDUfXaGp2 :04/03/25 12:06
そして成は半年後に自殺を図る。
絵子と二人できた郊外の崖から身を躍らせたのだ。
成は、絵子の目の前で飛んだ。
しかし、死ななかった。
絵子が崖を伝って降り、成を助けたからだ。
「携帯電話をあの時ほどありがたいと思ったこと、無かったわ」
後で絵子はそう言った。
何故、死のうと思ったのか、といった類の質問は一切絵子から成に向けて
はなされなかった。ただ、
「生きていてくれて嬉しい」
とだけ絵子は言った。
「成死す」
と、成はぽつりと言った。
「そう思ったのならそれでもいい。あたしたちはナルシスとエコーの話から
永遠に逃れられないのかもしれないね」
「…いや、判っているのさ、俺たちがギリシャ神話の登場人物じゃないこと位。
でも、かえって染まったほうが人生面白いこともある」
「人生面白いこともある」
成はけたたましく笑った。
71 :
◆eRDUfXaGp2 :04/03/25 12:07
で、おしまいです。
72 :
◆eRDUfXaGp2 :04/03/25 12:07
>>69 そんなあなたでも、うんこが苦いことは知らないんでは?
73 :
◆eRDUfXaGp2 :04/03/26 13:02
ある物語を書き終えた男がいた
面白いか面白くないかは自分ではよく判らなかったが
感動してくれる娘がいたらその娘を妻にしたいと思った
そしてその男はおかしなことに
深い森の一本の木のうろに
その原稿の束を隠したのだった
長い年月が経った
ある日冒険者の娘がその原稿を見つけた
娘はその物語を読んで素晴らしいと思い
家に帰って人々に広めた
二百年前の物語とは思えない というのが大方の感想だった
そしてある日
一人の男が娘の前に現れる
遠い未来
不老不死の人々の話
74 :
◆eRDUfXaGp2 :04/03/27 13:24
アルファ・ケンタウリに向かう宇宙船に宇宙飛行士の恋人が密航した。
通信機が故障し、地球との交信は不可能だった。地球に生還した時
二人は無事だった。重量の問題はどうしたんですか、恋人さんの存在は
邪魔な筈で、場合によっては宇宙に放り出すようなSFもありましたが、
と宇宙飛行士は質問された。
「食料を捨てました。彼女の体重分だけ」
「それでは食べる物が足りなくなったでしょう」
宇宙飛行士は端的に言った。
「うんこを食べました」
おしまい。
75 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/03/27 23:10
>◆eRDUfXaGp2さん
『神様が人に辛くあたる訳を知ってる?』
知りません。(笑)
読解力がないので読み取れませんでした。
解説は野暮なのでしょうけど哲板ということでお願いします。(^.^)
>>75 カオルさん
「神様が人に辛くあたる」
もしかしたら、「進化」の苦しみのひとつだったりしてね。
人間が「神」に近くなるまで進化するためには「苦しいこと」も
受け入れなければならないってことじゃないかな。
新しいものを創出しても、それが最終的に「楽」をもたらすもの
ばかりだとは限らないですよね。 たとえば、
「フロン」が発明され、理想の化学物質といわれていたけど、それが
幻想でオゾン層を破壊するよくない物質であることがわかった。
それを「凌駕」するものを生み出すことによって、悪いもの(「苦」をもたらすもの)が
取り除かれる。
しかし、「フロン」が何であるかがわからなければ、さらに上の知識の獲得は
なされない(次に控える自然の脅威にも対処できない)。
新しいものが生まれるたび(新概念の創出)、「楽」と「苦」は「対」になって
やってくるんじゃないでしょうか。
この「苦」の部分も受け入れなければ大きな進化は見込めないのかも
しれません。
でも、そうはいっても、やっぱり「苦」はいやですよね。
「苦」を最小限に抑えられる「メカニズム」がどこかにあるのだとは
思うんですがね。
(^.^)
78 :
◆eRDUfXaGp2 :04/03/28 14:21
にゃにぃ〜!!!
イヴが神様の元妻ならアダムは間男で人類は
間男と裏切り妻の子孫ではあ〜りませんか!
79 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/03/29 02:32
>>76 突然失礼さん
はじめまして。
レスありがとうございます。
物語はお楽しみいただけたでしょうか?
もしできるなら前スレも覗いてくださいね。
たくさん楽しいストーリーが展開しています。(^.^)
>「神様が人に辛くあたる」
>もしかしたら、「進化」の苦しみのひとつだったりしてね。
神さま=倫理なのに、まったく「シンカ」する気配さえ見せないわたしたち。
>人間が「神」に近くなるまで進化するためには「苦しいこと」も
>受け入れなければならないってことじゃないかな。
神さまは、人の抱く最高の理想の姿なのかもしれません。
けれど、本気になってそれを望んでいる人がいるのでしょうか?
神さまは、そんな人間の駄目さ加減をよく知っているはずなのに
どうしてこんなにも辛くあたるのでしょうか?
だからわたしたちは、あろうことか神さまを殺してしまいました。
80 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/03/29 02:37
>新しいものが生まれるたび(新概念の創出)、「楽」と「苦」は「対」になって
>やってくるんじゃないでしょうか。
どうしてその構造が変わらないのでしょうか?
それはたぶん新しいものにたいした価値なんてないからです。
パラダイムシフトによってどのような新概念が創出されても
わたしたちが概念によって物事をとらえているかぎり
対の世界から抜け出すことはできないのではないでしょうか?
なぜならその概念を保証するのは言葉にほかならず
その言葉は対の二元世界の限界の内にあるからです。
言葉は対象を求めます。
81 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/03/29 02:39
>>78 ◆eRDUfXaGp2さん
(わたしのせいでごめんなさいね)
>>81 ありがと。
結構罵倒する文章のほうが、書きやすいですけどねー。
でもあの文章は人の心について星とかに描写してて
自分で否定できない内容だから、なにかしら内観してる内容を
他のものに想像できたら、想像力の分だけいっぱい書ける文書です。
例えば、ノスタルジックな心境と鮭の回帰の卒業アルバムとか、、
っていうか、よくみてますね。
84 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/03/29 23:33
>>83 Sophiaさん
あなたの『生まれて生きて死ぬ事が不正解と決定できない』という回答は、
デカルトの悪霊を乗り越えようとして乗り越えられないその極点の感覚と
同じように感じられました。
その極点にコギトの確信はあるのであって、あなたの表現だと
『自分の現実への表現に全ての可能性があると信じたいのです。 』
になるのでしょう。
あなたを単なる懐疑主義者だと思っていたわたしは間違っていました。
あんなにふかい思惟の前提があるとは思っていなかったのです。
だってあなたはいつも遊んでばかりいるから。(笑)
85 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/03/29 23:34
>想像力の分だけいっぱい書ける文書です。
たくさん書いて欲しいです。できるなら、このスレにも寄贈してくださいね。(^.^)
わたしは、あなたのように書けないし、もし書けるとしても何時間もかかってしまいます。
Sophiaさんや◆eRDUfXaGp2さんのように想像しながらどんどんいっぱい書ける人が
羨ましいです。
>よくみてますね。
うん。あんなことがあったからやっぱり気になる。
それにSophiaのHNじゃないあなたを見つけるとなんだか嬉しいよ。(^.^)
ホントはSophiaでそうできたらいいのにね。
>>80 カオルさん
「対の世界」
われわれの宇宙の物理的な基本構造そのものが「対極原理」である、
といえるのかもしれません。
N極とS極、陽極と陰極、プラスとマイナス、引力と斥力、・・・・など。
物理の諸現象が「対」をもとにして成り立っている、といっていいかも
しれないですね。物理用語にも「対創生(または対生成)」や「対消滅」
ということばがあります。カオルさんも聞いたことがあるんじゃないかな。
言葉や文字、記号なども「対」の概念はいろんなところにでてきますよね。
コンピュータの機械言語の単位も「0」と「1」の二値ですし。
「宇宙の基本原理」のひとつがこの「対」ではないのかなぁ。
別に「三極構造」や多極的な概念もあるけどね。
人がこの「対構造」の物質世界の中にいる以上は、人の意識もこの物質世界に
支配されてそれに従う、ということなんじゃないかな。
でも、人の「空想」や眠ってみる「夢」のなかには、「苦」を感じさせない
「楽」や、「楽」を感じさせない「苦」があるよね。
もし「人の意識」だけの世界があったとしたら、より「苦」を多く感じさせる
ものから、より「楽」を多く感じさせるものまで、いろんなレベルの意識が
階層性をもっていたりしてね。
(物質原理に支配されないので、偏った意識構造で成り立つかも)
ということで、「人の意識だけの世界の内容」については必ずしも「物理法則」が
成り立つわけじゃないと思うんだよね。
(夢の中で人が飛んだり、海から山に向かって水が流れたり)
カオルさんの物語も「極楽浄土」のものから「阿鼻叫喚地獄」のものまで
いろんなものができあがったりして?(^○^)
87 :
考える名無しさん:04/04/03 16:55
>>78さん
人間は生まれながらにして「罪」を背負っているって?
もしかしたら、「神」は「ほんとうの罪」がなんなのか知っていたりして。
「人間の創造」が重要で、それを「消滅」させることが「罪」なんだと
思うね。
神が人をつくり、人が神をつくる。田代とか?
(哲板の「御神体」はどうなったのだろうなぁ)
シコシコ
クチュクチュ
シコシコ
クチュクチュ
>>86 突然失礼さん
>われわれの宇宙の物理的な基本構造そのものが「対極原理」である、
>といえるのかもしれません。
ちょうど易学でいう「太極」の概念がそうですね。
わたしたちも陰陽の二元から生成される現象の欠けらなのでしょうか。
そして「太極図」そのものは、わたしたちにはとらえることができません。
白い画用紙に白いペンで「○」を書いても見えないですからね。(笑)
にもかかわらず、わたしたちにはこの「見えないもの」や「外部」の
思考が可能であるために「太極図」や「神」が思念されてしまうのですね。
不思議なのは、その思念がとっても自然なことに感じられることです。
ウィトゲンシュタインに言わせるなら「太極」も「神」の概念も
非意味的なもの(nonsensical)なのでしょうけど、
わたしには、この非意味的であるということの指し示すものこそが
超越論的な意味での価値なのではないかと思っています。
<見えないもの、外部>
以下、『論理哲学論考』( ウィトゲンシュタイン著 野矢茂樹訳 岩波文庫) から。
「すべての命題は等価値である。」(6.4)
「世界の意義は世界の外になければならない。
〜世界の中には価値は存在しない。〜」(6.41)
「それゆえ倫理学の命題も存在しない。
命題は(倫理という)より高い次元をまったく表現できない。」(6.42)
「倫理が言い表しえぬものであることは明らかである。
倫理は超越論的である。(倫理と美はひとつである。)」(6.421)
私見では、倫理(学)と美(学)ともうひとつ、神(宗教)が入ると思います。
わたしたちは、言い表し得るものをつぎつぎに相対化していきます。
けれど、けっして価値の選択をやめようとはしません。
それは、わたしたちが「より高く」を希求してしまうからでしょう。
この志向性は、必然的に言い表し得ぬものをめざすことになるでしょう。
<相補性の原理と太極図>
ミクロ世界の原理的な不確定性(ボームの「不確定性原理」)によると、
ミクロ粒子の位置と運動量のふたつは、同時に正確には表現できないらしく
つまり一方の確定性が増すと、もう一方の確定性が減じてしまうらしいのです。
このような双方の関係性を相補的(ボーアの「相補性の原理」)といいます。
この相補性の原理はミクロ世界にかぎらず物質と生命、心と身体、無と有など
広く適用することが可能な概念です。
ボーアは、彼の提唱した相補性の原理と中国の陰陽思想との類似性を良く理解していて、
相補性の原理を説明するのに、よく「太極図」を使っていたらしいです。
ボーアは、彼の偉大な功績にたいして、デンマーク最高のナイト爵位を授けられるとき、
その記念の紋章の図柄に「太極図」を選びました。その「太極図」の上にはラテン語で
『 Contraria Sunt Complementa 』(対立するものは相補的である)と書かれていました。
>>86 突然失礼さん
>物理の諸現象が「対」をもとにして成り立っている、といっていいかも
>しれないですね。物理用語にも「対創生(または対生成)」や「対消滅」
>ということばがあります。カオルさんも聞いたことがあるんじゃないかな。
関連情報として、
【CPTの対称性の破れ】といって、
Cは、荷電粒子(Charge)の持つ物質と反物質のふたつの状態の
Pは、鏡像対称((Parity)である世界の
Tは、時間(Time)を反転させても成立する世界の
対称性のことなんですけど、
量子論の世界では、これらの対称性が破れていることは証明されています。
わたしたちの世界観は、すでに科学の世界ではくつがえされているんです。
けれど科学の大発見も世間に認知されないなら「ない」も同然なんですね。
この対称性の破れで一番興味を惹くのはやっぱり「時間Tの破れ」ですね。
これは過去と未来の非対称、つまり可逆的時間の存在を示しているんです。
あとそれから対称性の破れによって消滅したとされる反物質も真空中なら
永遠の寿命を持つらしいです。これも面白いですね。
95 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/04/03 23:11
>>86 突然失礼さん
>「宇宙の基本原理」のひとつがこの「対」ではないのかなぁ。
うん。構造としてはそうなんでしょうけど、対称性の破れとか考えると
現象レベルでもけっこう白黒があいまいになってしまうみたいですよね。
自己の構造の二重性とか他我問題とか、どう関連するのでしょうか?
>人がこの「対構造」の物質世界の中にいる以上は、人の意識もこの物質世界に
>支配されてそれに従う、ということなんじゃないかな。
どこまで支配されていると思いますか?
すべてを素粒子にまで還元できる系は存在するのでしょうけど
わたしはべつの系があってもいいと思います。
>いろんなレベルの意識が階層性をもっていたりしてね。
心理学的な階層性のことですか?
わたしその辺り不得意なんです。(^_^;)
>「人の意識だけの世界の内容」については必ずしも「物理法則」が
>成り立つわけじゃないと思うんだよね。
物理法則はつねに成り立っていて、それと連関しないということは
ありえないかもしれないけれど、物理法則を超えた部分というのは
人の意識にはあると思います。
>カオルさんの物語も「極楽浄土」のものから「阿鼻叫喚地獄」のものまで
>いろんなものができあがったりして?(^○^)
できれば、よいこのわたしだけ見ていてくださいね。(^.^)
96 :
三浦 ◆K8EfEbyWG6 :04/04/07 02:20
>>1 ガイドライン違反です。
http://info.2ch.net/guide/adv.html#saku_guide ☆2ちゃんねる削除ガイドライン
3. 固定ハンドル(2ch内)に関して
スレッド
固定ハンドルが題名に入っている・固定ハンドルが占用している・閉鎖的な使用法を目的としている・等は、
自己紹介板・最悪板・夢・独り言板・おいらロビー・なんでもあり板以外では、原則として全て削除または移動対象にします。
================== 終 了 ==================
書き込みが続く場合、私が問答無用で削除以来を出してきます。容赦はしません。
97 :
◆eRDUfXaGp2 :04/04/07 17:44
出して来いよ、削除依頼。判断はお前が下すんじゃねぇしな。
98 :
三浦 ◆K8EfEbyWG6 :04/04/07 17:47
間違いなく削除されるよ。
いつもそうだったもの。
僕の手にかかければちょちょいのちょい。
大口叩けるのも今のうちだよ。
>>98 なーにが
> 僕の手にかかければちょちょいのちょい。
> 大口叩けるのも今のうちだよ。
だって?
削除依頼は、あくまで「依頼」であって命令でもなんでもねーっての w
100 :
三浦 ◆K8EfEbyWG6 :04/04/07 17:53
まあ、みててください。
脳障害はしんでください
がんばれや。
102 :
考える名無しさん:04/04/07 18:05
三浦の2ちゃん人生はあと3ヶ月持たない。
んで?どうなったんだ?
>>94 カオルさん
時間は「対称」というより、「現在」(特異点)を基準にして、
「過去」と「未来」という「対峙する概念」として捉えています。
「反物質」は、個人の考えだけど、宇宙のどこかに存在しているような気がします。
宇宙がビッグバンによってエネルギーから物質に変換されるときに、
物質と反物質が「対創生」されて、互いの「斥力」のために「分離」されてしまって、
物質の「引力」が及ばないところにあるのではないでしょうか。
SFやオカルトの範疇の話になりますが(学問としてほんとうは切り離して
考えたほうがいいんだけど、この手の話は好きなもので)、自分は
このように考えています。
つまり、物質と物質は互いに引き合い(引力)、反物質と反物質も互いに
引き合う。しかし、「物質」と「反物質」は互いに反発する(斥力)。
こういった性質があるのではないか、と思うのです。
(以前に未来技術板でも書いてみたりしました)
これが「反重力」として利用できるかもしれません。「引力」があって「斥力」が
ないと考えるのはおかしいと思いませんか?
電気力、磁気力だって引力と斥力の「対」があるわけですから。
>>95カオルさん
>どこまで支配されていると思いますか?
うーん、むずかしいねぇ。
世の中を「現実的に」考える場合は、どこかで「比較」という概念がでてきて
それによって判断しなければならないということだろうね。
哲学や論理学の基本要素のひとつが「真」と「偽」の「対の思考」でも
あったりするわけだし。
でも、空想や夢はどんなにメチャクチャな考えだったとしても「物質界」に
直接影響するわけじゃないから、物事が突然「対構造」でなくなるなんてことは
ないよね。夢の中で「真」であったリンゴがいつのまにか「偽」のミカンに
変わる事だってしょっちゅうあるわけだから。
(夢や空想の中では「真」と「偽」が同時に成り立つとかね)
>105の書き方がちょっとおかしい部分がありました。
【夢の中で「真」であったリンゴがいつのまにか「偽」のミカンに
変わる事だってしょっちゅうあるわけだから。】
変更↓
【ところが夢や空想の中においては、「真」であったリンゴがいつのまにか「偽」の
ミカンに変わることはあるんだよね。】
>>95カオルさん
>心理学的な階層性のことですか?
いやいや、心理学的ということはないと思いますよ。
(自分は心理学自体わかりましぇ〜ん)(^○^)
物質的な側面で「武装」して「楽」を多く感じていた人が、
武器や強健な肉体がなくなれば、「苦」を多く感じるようになったりしてね。
人の「意識」は物質界に拘束されている以上は、物理的な影響を受けやすいと
思うね。(あちら側の世界があったとしたらどうなるかはわかんないけど)
(藁)
108 :
オナニー中毒神:04/04/11 16:15
大学の講座で心理学とるべき?
>>108 いっそのこと「超心理学」(オカルト)に触れてみてはいかが?(^○^)
>◆eRDUfXaGp2さん
今春は桜がキレイでしたね。
いっぱい幸せな気持ちにさせてもらいました。
自分が幸せだと他人も幸せにできそうな気分になります。
けどそれは傲慢というものですね。
でもそういう気持ちを届けられるツールがあったらいいなって。
あなたのやさしい物語が春風にのってここまでやってきますように。
>>104 突然失礼さん
>時間は「対称」というより、「現在」(特異点)を基準にして、
>「過去」と「未来」という「対峙する概念」として捉えています。
過去へのノスタルジーにひたれず、未来を夢見ることもゆるされないなら
世界にそれでないものとして放擲された孤児はどうしたらよいのでしょう。
孤児は過去に悩みを打ち明けて未来に励まされて今日が生きられるのです。
>「反物質」は、個人の考えだけど、宇宙のどこかに存在しているような気がします。
人間の想像の世界はみんな実現したり発見されたりしていきます。
なぜかとても都合の良いような気がしないでもないですけどね。
「鏡の国のアリス」は子供の世界だったはずなのに
いつのまにかイカツイ顔の物理オジサンたちに語られているのです。
「ネバーエンディングストーリー」ではないけれど、子供からファンタジーの世界を
取り上げてしまっているようでなにか寂しい気持ちになります。
ところで「反物質」は、すでに人工的に作られているようです。
>>6 『反物質』―消えた反世界はいまどこに? 究極の鏡の謎にせまる
G.フレーザー, 澤田 哲生 (著), 佐藤 勝彦 (翻訳)
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4431709819/249-4258998-8452322
>物質と物質は互いに引き合い(引力)、反物質と反物質も互いに引き合う。
>しかし、「物質」と「反物質」は互いに反発する(斥力)。
>〜これが「反重力」として利用できるかもしれません。
反物質ロケットの話はどこかで聞いたことがあります。
突然失礼さんは、未来技術板の方なのですね。
わたしの拙い知識に「プッ」とかされてたんじゃないですか?ハズゥゥゥ
>>105 >空想や夢はどんなにメチャクチャな考えだったとしても「物質界」に
>直接影響するわけじゃないから、物事が突然「対構造」でなくなるなんてことは
>ないよね。
そうですね。夢や空想の方が現実的なのかもしれませんね。
わたしたちは物質と精神とかの「対構造」の物の見方にならされているけれど
科学はわりと簡単に「精神→脳→物質」みたいに簡単に還元してしまうでしょ?
この単純な一元主義の感性と哲学の感性は見事に「対構造」だったりしますね。(笑)
>>107 突然失礼さん
>>心理学的な階層性のことですか?
>いやいや、心理学的ということはないと思いますよ。
うーん、というと階層性って何のことなんでしょうか?
時制の概念や記憶を捨ててしまえるなら
現在という特異点でわたしたちは何を経験しているのでしょう。
特異点は何かを創り出しているのでしょうか。
それとも瞬間瞬間の出来事だけが生起しているのでしょうか。
あるいは、わたしたちは何も経験していないのでしょうか。
ところで脳に降り積もった出来事って
かならずしも階層的には思えませんよね?
ちゃんと優先順位みたいのがついてて
都合の悪いことはみんな忘れてしまうわたし。(^_^;)
でもなにかときどき罪悪感に襲われることがあるんです。
ホントは覚えているのに想い出してあげないからかしら?(笑)
114 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/04/13 01:42
>>107 突然失礼さん
>物質的な側面で「武装」して「楽」を多く感じていた人が、
>武器や強健な肉体がなくなれば、「苦」を多く感じるようになったりしてね。
お金がなくなったり病気になったり、いままであったものが
突然なくなったら、ふつうは「苦」を感じてしまうと思います。
けれど人間には、いままでの価値観や考え方を変えてしまえる
自由意志というものがあります。
あったものがなくなる経験は、世界にはとらえきれないほどの
意味のあることを教えてくれるかもしれませんし、
たとえ意味がなくても「それなら創ってしまえ!」という
したたかさが人間にはありますね。神さまとか。(笑)
もちろんもともと何もなければ「苦」もないのでしょうけど。
>(あちら側の世界があったとしたらどうなるかはわかんないけど)
あの世はないと思うな。
でも、べつのわたしの物語、パラレルワールドならあるのかも。
>>112 カオルさん
SFの話をしますね。
「反物質」でできた「反世界」が宇宙のどこかにあったりしてね。
われわれの世界とまったく様子が変わらないところだと思うね。
その世界の人たちもわれわれと同じように食事をしたり、勉強したり
遊んだり、○○?したり。
ただ、異なるのは、磁極の性質がわれわれの世界と反対(N極とS極が逆)だったり、
電気の性質が反対(電子の変わりに「陽電子」があって、乾電池のプラスと
マイナスが逆)だったりすることじゃないかな。
われわれの「世界」と彼らの「反世界」は「反発力(斥力)」のために
互いに遠ざかっていて、お互いの引力圏内には決して入り込むことが
ないと思うんだよね。
(地球で反物質を作っても、手で持っているのを放したら落下するのではなく、
すぐに空のほう、つまり宇宙空間に飛んでいってしまう)
もし、われわれの「世界」と彼らの「反世界」が斥力を凌駕する力でぶつかった
としたら、互いの物質がエネルギーに変換されてしまうかもしれません。
>>112カオルさん
「未来技術板」には今でもたまに顔をだしています。(コテハンではないけどね)
あっ、それから正直にいいますが、「突然失礼」は元「論理体」なのです。
カオルさんが御存じかどうかはわかりませんが。
今年に入ってこのコテは使わないようにしました。
(あまり論理的な話ができないで、いかにもエラそうな名前なのでやめたというわけ)
哲板で書くときはたいてい名無しか「突然失礼」です。
(たまにしかこれないもんで、「突然」だったりして)
>>113カオルさん
「階層構造」はある意味で「ピラミッド状」じゃないかな。
生物界をみると、たくさんの植物にささえられて草食動物がいる。
その上にある数量の肉食動物がいる。さらにその上に一握りの知性生物(人間)が
いるわけだよね(生物全体からみたら人間は一握りの存在)。
その上に「神次元」の存在がくるということでしょうね。
「神」は架空の「象徴」としての意味ももっているけど、自分は「実在」する
人間を超えた「知性体」だと思うね。
「神次元」もいろいろな進化レベルがあって「ピラミッド構造」だったりとか。
(でも「頂点」にたつ究極的な存在はあるのかなぁ)
>>113カオルさん
「時間軸」の「特異点(現在)」を取り出してそれらをつなげても、
はたして「連続」したものになるのかな。
ゼロ(零)の概念と「無限小」のなかに、意味をみつけるヒントが
隠されているかもね。
「意識」の「特異点」はある意味で「永遠」だったりして。
普通、意識は変化していくけど、物事に「執着」する時間が長ければ
意識が変化するパターンも少なくなり、だんだん固定されていくとか。
実時間が「無限小」の方向では意識は「無限大」(ずっと同じ意識)という意味です。
「経験」や「記憶」は、自分も本当に「連続」したものなのか、「特異点」の「集積」なのか
よくわかりません。カオルさん考えてぇ〜(^○^)
>>114 もしかしたら、物質に捉われない「夢」や「空想」のなかに、
「苦」を退け「楽」(精神的な安心立命という意味)があるのかもしれないですね。
「創る」ということは「苦楽行動」(生き物はみな、苦を排除して楽に向かうという性質)
のひとつの生物的原理なのかもしれませんよ。
カオルさんも創作活動で大いに「楽」(楽しんで)してね。(^○^)
反物質は電気的に正物質と相反するだけで、引力は同じく
加わります。斥力は生じません。
カオルさん、恋の墓の話を覚えてらっしゃいますか?
あれを自主映画に出来そうです。しばらく忙しくなりそうです。
それが成功したら、俺が22歳頃大学で自主映画を撮った
エピソードを映画化しようかと…それが決まったらそのストーリーを
ここに書き込みますね。くちはばったいですけど、お楽しみに。
122 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/04/26 22:15
>>115 突然失礼さん
>「反物質」でできた「反世界」が宇宙のどこかにあったりしてね。
反世界があったとして、生命もいたとして
生命はどのようにシンカしているのでしょうか?
もしわたしたち人間みたいな種もいたとして
彼らがわたしたちと様子が変わらないのだとしたら
少しがっかりかもしれませんね。
だって殺し合ったりしてるわけでしょ?きっと。
それだったら、反世界に人間がいなかった方が、
そして美しい自然だけがそこにあった方が
少しは自分たちの愚かさとか、自分たちの存在にたいして
畏怖の念とかが生まれてくるのではないでしょうか?
>>116 >あっ、それから正直にいいますが、「突然失礼」は元「論理体」なのです。
>カオルさんが御存じかどうかはわかりませんが。
論理体さんのことはご存知でした。(笑)
>>117 突然失礼さん
>「階層構造」はある意味で「ピラミッド状」じゃないかな。
>生物界をみると、たくさんの植物にささえられて草食動物がいる。
>その上にある数量の肉食動物がいる。さらにその上に一握りの知性生物(人間)が
>いるわけだよね(生物全体からみたら人間は一握りの存在)。
階層構造そのものが人間の創造した概念なのかもしれません。
おそらく「順序」という概念からの派生ではないでしょうか?
わたしたちはアウフヘーベンによって絶対への漸近線は描けても
けっして「絶対」そのもには触れられないのだと思います。
たとえば、生物(生命)は無生物(物質)に、人間(心)は生物(生命)に
という、依存(or制約)の構造を超えられないことを想像してみるなら、
究極の概念であっても、人間から進化した超知性体(神)であっても、
やはり何かしら人間に依存していることにはかわりないのですから、
"それ"が「絶対」であるとはいえないことになると思うからです。
>>117 突然失礼さん
>その上に「神次元」の存在がくるということでしょうね。
>「神」は架空の「象徴」としての意味ももっているけど、自分は「実在」する
>人間を超えた「知性体」だと思うね。
わたしの宗教心は、神の「実在」を否定してしまいます。
「実在」する神に祈りを捧げる気持ちにはならないので。
いえ、人間を超えた「知性体」は神ではないということ。
>「神次元」もいろいろな進化レベルがあって「ピラミッド構造」だったりとか。
>(でも「頂点」にたつ究極的な存在はあるのかなぁ)
自分たち人間が「頂点」じゃないことを認識するためには、
「ピラミッド構造」を思い浮かべるのは良いのかもしれませんけど、
とうぜん傲慢な人間は自分たちよりも下位のものを想定しますよね。
人間の精神はそのような自尊心なしには生きられないでしょうから。
ではその自尊心の始源は何かと考えるならそれは精神ということに
なると思うのです。もしそうであるなら、その精神には気づくべき
何かがあるのではないでしょうか。
日々刻々無数の下位のものの命を踏みつけて殺して生きていることに。
>>118 突然失礼さん
>「時間軸」の「特異点(現在)」を取り出してそれらをつなげても、
>はたして「連続」したものになるのかな。 〜
>〜「経験」や「記憶」は、自分も本当に「連続」したものなのか、
>「特異点」の「集積」なのかよくわかりません。カオルさん考えてぇ〜(^○^)
時間軸に現在という特異点を設定するなら、
現在という特異点が仮に永遠の現在であるのだとしても
現在という瞬間(差異)が経験されているのは確かでしょう。
ではいったい誰が経験しているのでしょうか?
仮に現在という特異点が「わたし」だとします。
けれど点は小さな印を抽象化したものであって
公理がなくてはあるのかないのかさえわからないものです。
仮に瞬間の経験の一つひとつを小さな印(実体)と考えても、
その小さな印を集めただけでは「わたし」にはなりません。
なぜなら個別の瞬間の記憶をいくら思い出せたとしても
それぞれの記憶を連関(連続)させることができないのなら
ストロボ撮影のときの映像のようにただ瞬間だけが、
かわるがわる特異点を埋めるだけだと思うからです。
(つづき)
たとえばリンゴが大きく実るまでの記憶があったとしても、
リンゴが大きくなっていくまでの位置の移動(空間の広がり)や
変化という差異(時間)は、特異点には存在できないのですから
リンゴが木から落ちるのを見ても因果という関係性を思いつく
ことはできないでしょう。
因果という関係性を知り得ないということは(過去と現在の比較も
できないのですから)自己の同一性の確認ということも不可能です。
論理的必然として「わたし」はどこにも存在しようがないでしょう。
というか、そもそも論理が成立するための素地(因果)がないですね。
けれど、現実に「わたし」が「いま」「ここに」いるということは、
わたしたちに瞬間をつなげる能力があることの証なのではないでしょうか。
この能力の実体は脳科学でも今のところそれを説明することは無理でしょう。
哲学的な概念としてはカントの「超越論的統覚」が近いのではないでしょうか。
ところでこの能力の存在は一体なにを意味しているのでしょうか?
先天的でありながら経験することによってしか発現しない能力で、
言語が介在することによって「わたし」を生成することができる。
もしこの能力が脳に還元できないのだとしたら…「ある」の実体?
>>119 突然失礼さん
>もしかしたら、物質に捉われない「夢」や「空想」のなかに、
>「苦」を退け「楽」(精神的な安心立命という意味)があるのかもしれないですね。
わたしは、路傍の石のもつスタティックな存在の仕方に憧れます。
わたしは、夢や空想のなかにこそ純粋な物質へのとらわれが現れていると思います。
そこには、より自由度の高い空間(延長->長さ/幅/奥行)が開けています。
わたしは、夢のなかで瞑想なんかしませんしwいつもダイナミックに行動しています。
夢のなかでは、主人公のわたしとそれを観察しているもうひとりのわたしの二人も存在していて、
主人公のわたしがいなくなっても、わたしは心配しなくてもいいので安心です。(笑)
これってものすごーく存在(現象)するということにこだわっているように思えませんか?
>>119 突然失礼さん
>「創る」ということは「苦楽行動」(生き物はみな、苦を排除して楽に向かうという性質)
>のひとつの生物的原理なのかもしれませんよ。
わたしたちは異様に大きくシンカした脳の欲求を満足させるために
いつもなにか考えさせられているという面があるのかもしれませんね。
「創る」という必然がないにもかかわらず、
肉体的な苦を避けて生きられるように「創る」を続けているのでしょうか。
『バカの壁』の「身体を動かせ」という主張にも一理あるような気がします。
「創る」世界が存在しつづけるには、そのための理由が必要です。
もっとも大掛かりな理由を「創る」には、戦争による「破壊」があります。
「創る」ために「破壊」する・・・
人間は破壊のもたらす傷の痛みは簡単に忘却します。
いえ、覚えていたとしても同じことをくりかえします。
けっして「あなた」を感じることのないグロテスクな脳のグロテスクな現前、
夢や空想のなかで悪は純粋培養されるのかもしれません。
『私は貝になりたい』というTVドラマをご存知でしょうか?
リメイク版でない方(フランキー堺主演)が断然にいいです。
『どうしても生まれ変わらなければならないなら、わたしは貝になりたい。』
痛みを感じられる心は心を捨てようとするのかもしれません。
>>121 ◆eRDUfXaGp2さん
それ彼女に見せるのね。(^.^)
男の人の創作の情熱ってやっぱり恋なのかな?
先日テレビ東京で豊臣秀吉の人物伝やってたの。
「所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝」
ttp://www.tv-tokyo.co.jp/tohoho/back/040423.html でね、内容は秀吉の出世の原動力は"初恋コンプレックス"というものです。
リンク先の「秀吉に転機が訪れたのは、18歳の時だった。」というのは、
18歳の時に初恋の相手「お市の方」に出会って一目惚れしたということ。
それ以来、秀吉はお市の方を手に入れるために生涯をかけて戦い(出世し)
つづけた…あなたが彼女のことをあきらめていないのと同じですね。(^.^)
ほんとうは彼女の立場に立って何か発言した方がいいのかもしれないけれど
あなたは命懸けでもむやみに愛する人を傷つける人じゃないと信じているし
だからわたしはなにもいいません。お二人が結ばれることをお祈りします。
>>120さん
【斥力】
「重力」が「引力」によるもの(狭義の物理、ニュートン力学で説明)
であれば、「反重力」が考えられた場合は、これが「斥力」ということに
なると思います。
「物質」と「反物質」の「力関係」は、まだ解明されていないのではないで
しょうか。
物質間どうし、反物質間どうしは「万有引力」がはたらき、物質と反物質間は
「斥力」(「万有斥力」とでもいったらいいのかな)がはたらくのだと
考えるのです。(SF的な発想で、既成科学としては何の根拠もありません)
惑星規模の大きさの物質や反物質は、その引力圏では反対のものは斥力が
大きくはたらいて近づくことは難しいでしょうが、バスケットボールくらいの
大きさの物質と反物質どうしだったら、宇宙空間(「力」が及ばない場所)
では容易に隣どうし並べることができると思います。
(「力」がすごく小さいため)
>>122カオルさん
【反世界】
「反物質」でできあがった宇宙は「全体的」にみれば、われわれの「物質世界」
と同じような構造になると思います。
「反水素」が「反酸素」と結びついて「反水」ができ、「反有機物」から
「反生命」が生まれ、さらに進化した段階では「反知性体」(「反人間」と
いっていいかも)が出現するかもしれません。
「反」とはいっても電気的な性質が異なるだけで、反物質間結合はわれわれの
世界と同じように進行するのではないでしょうか。
(131の続き)
その「反世界」での「知性」はわれわれの世界の知性と「反対」のものでしょうか?
われわれの世界で「美しい」といっているものが反世界では「醜い」となる
のでしょうか?
「対称」の概念は反世界であっても存在すると思います。
われわれの世界では「対称美」というのがあります。他のスレでも書きましたが、
「美人」「美男子」の条件のひとつに、顔の中心軸に対して目や鼻などの
感覚器官が「左右対称」に近いことがあげられると思います。
「対称」は「機能」の中にも原理的に組み込まれています。
車のタイヤや電車の車輪が左右対称でなければ、車や電車はうまく走行
できません。
「反世界」でも、宇宙の原理は普遍的に変わらないと思います。
「苦」という概念があれば「楽」という概念も生じます。われわれが楽しいと
感じることは反世界でも楽しいと感じるはずです。
「宇宙の原理」は反世界でもわれわれの世界でも「共通」ではないでしょうか。
>>123カオルさん
【階層構造】
ある意味では「自然の摂理」は「非情」であるといえます。
人間も含めて、動物や植物は体内に別の生物や養分、水などを取り入れなければ
生きていけません。
「物質界」では「力関係」がどうしてもはたらいてしまいます。
特定の生き物だけ、または特定の個体が世界を占領することはできませんし、
どの生き物も「平等」に生きていくことはできません。
「ピラミッド構造」はわれわれ生き物が生きていくうえで非情に感じても
仕方がないシステムなのです。
でも、ピラミッドの高さを高くするために下部の石を無理やり削り取り、
それを上のほうに持っていこうとしたらどうなるでしょうか。
ピラミッドはバランスを失って倒壊してしまいます。
高等動物が下等動物を食料として「搾取」しすぎてしまえば、やがて
高等動物も食べ物がなくなり、自滅することになります。
一部の強い人たちが他の人たちの財産や生活を踏みにじって「搾取」する
ことが多くなれば、下を支えている人たちの生活が成り立たなくなり、
社会の機能が乱れるかもしれません。そうなると「強い人たち」も
生活しにくくなります。
上に立つ人間は、多くの人たちの「支え」があってよりよく生活できるのです。
そのへんを上のほうにいる人たちはもっと自覚するべきでしょう。
(特に政治家)(笑)
「上位存在」は「下位存在」によって恩恵を受けているわけですから、
下位存在をもっと大切にすることが、自分たちをよりよく生かす道なのだと
いえると思います。
(自然の摂理はうまくできていて、人間を除く生物は必要以上に他の生物を
「取り込めない」ようになっている。人間だけが欲の限り自然を破壊してまで
「取り込み」をやっている。)
>>124カオルさん
【上位存在としての神】
いろいろな物の中には「神」や「仏」が宿っている、ということを聞いたことが
あるかもしれません。宗教としてのひとつの考え方だと思います。
自分は、「神」を「階層構造」の上位に位置する「実在の知性体」だと
思っているのです。トンデモな話になりますが、宇宙のどこかには
人間の知性を遥かに超えた生命体がいて、われわれ人間も「進化」していけば
そういった存在になることができると信じています。
>>125カオルさん
【時間軸】【特異点】【永遠】
「時間」とは宇宙の「時空連続体」のひとつの「次元」であると思います。
物質やエネルギーは極小的には「波動」であり、その「振動」は「連続」した
ものです。この「時空間波動」の「変化分」が「時間」になるのでは
ないでしょうか。
もし、「時空間波動」の「振動数」の異なった世界があったとしたら、
われわれの世界の時間の進み方とは違ったものになると思います。
「連続」である「時間軸」の一点を抜き出したものが「時刻」であり、
時間軸の二点間の長さが「時間」です。
(「時刻」も、特に定めた点からの長さということではある意味で「時間」
ともいえます。)
時間軸はひとつの次元ということで、これだけでは「一次元」です。
一次元は「線」であり、二方向があります。(プラス、マイナスとか右、左など)
時間軸の場合は「過去」と「未来」としていいでしょう。
では、「現在」はどうなるのでしょうか。ここに、過去でも未来でもない
「特異点」ができるわけです。
(「現在」の位置を変えれば、「特異点」が変わる)
では、「永遠」とは何でしょうか。二つの考え方があると思います。
ひとつは時間軸の過去、未来の矢印の方向に「無限大」に近づくことです。
もうひとつは時間軸の「現在(特異点)」に「無限小」に近づくことです。
>>126カオルさん
【意識の変化】
物理的な意味の時間がいつまでも連続することが「永遠」のひとつの方向
だとしたら、われわれの「心」「意識」の永遠とは何でしょうか。
「愛は永遠」とか「あの人の言葉は永遠」とかいうことがあります。
これは、「意識」が「変化しない」ことだと思います。
ひとつのところに止まっている「特異点」であると思うのです。
「現在」の意識が「無限小」のなかで変わらない、ということです。
実際、意識はたえず「変化」します。われわれは「時空連続体」という
物理的な世界にいるから意識の「前後」のつながりが見えてくるのですが、
もし、「意識だけ」の世界が仮にあったとしたら、はたして連続した
感覚を保てるでしょうか。
>>127カオルさん
【夢】【空想】
眠っていて「夢」をみることがあります。夢はある意味で「意識の世界」だと
思うのです。物質的なものにあまり影響されない「感覚」を持ちます。
(夢の中では)火の中に手を入れても全然熱くなかったりとか。
でも、おしっこがしたくなる夢を見ると、体のほうでも尿意を催したりしますが。(笑)
「変」な夢をみることがあります。
たとえば、電車に乗っていると思ったらいつのまにか線路の上を歩いていたとか、
フロアに人がたくさんいてダンスをしたり飲み食いしていたのに突然、
公園の桜の木の下にいたとか。
そこには「ストーリーのつながり」がありません。ただ「意識」だけが
そのように「変化」したのです。前後のつながりがわかる「夢」ももちろん
ありますが、こういった「不可解」な夢を見るときもあるのです。
「空想」でもありますね。(時の経つのを忘れて)恋愛のことを考えていたら
突然、おいしい食べ物のことが頭に浮かんできたとか(笑)。
「意識の世界」では「連続」した感覚をもたない場合がある、といえるのでは
ないでしょうか。
>>128カオルさん
【創造】
アイデアとか独創性とは何でしょうか。
「前後のつながり」から見えてくるものもありますが、突然頭の中に浮かんできたり
話の内容につながりのない荒唐無稽、奇想天外な一見するとバカバカしい
ものから面白いものが出てきたりすることもあるみたいです。
「ひらめき」は連続した意識ではないのでしょう。そこでは「意識の変化」は
断片的であり、ある意味で「夢の世界」と同じではないでしょうか。
「創造」はその中から生まれたりもするのだと思っています。
今回はかなり「大真面目」な感じで書いちゃいました。
つまらなかったらゴメン。
カオルさんのあくびをする?姿が浮かんできたりして(^○^)
カオルさんの「?」の内容に答えられなくてすみません。
(実は、難しくてまだよくわからないのだ)(^○^)
>突然失礼さん
お久しぶりです。ちょっとレスしようか迷っちゃったけれど、やっぱりレスすること
にしました。お元気ですか? 元気だったらうれしいですね。あのときはちょっと突
然にいなくなって不安でしたから。いや私も悪かったんですけどね。ってなにを反省
したかは、教えませんがね(www。でも、元気なあなたのレスを見られてうれしく
なりました。いや、あなたは相変わらずさわやかだなあってね。
まあ、ちょっとした私的レスでした。二人の議論楽しみに見ています。それからこのス
レで繰り広げられる壮大なストーリーにも!! ではみなさんお元気で。
あ、ちょっとだけレス。
>「意識の世界」では「連続」した感覚をもたない場合がある、といえるのでは
>ないでしょうか。
こういうの、ありますよね。まあ、たまにですけど。そういうとき自分が統合されてい
ると言うより分裂してしまった自分を思い浮かべてしまいます。そういう分裂した自分
も、やはり超越論的統覚に取り込まれてしまうのかなあと思ってしまいました。存在し
ていると自覚することと、存在していることはやはり違うと思いますから。うーん難し
いですね。おっと失礼しました。それでは。
>>140 じゆんさん
じゆんさん、お久しぶり!
上のほうのどこかのレスに書き込んであると思うけど、元「論理体」です。
自分は学問よりSFやオカルトに傾倒しているのと、
文章があまり論理的ではないということで、このコテを使うのをやめました。
休日(平日は仕事なので)くらいにしか書き込みできないので、
「突然・・」ということにしたというわけ。
(残業や夜勤なんかもあって毎日かなり疲れるのでネットは土日くらいにしかやりません)
「意識の世界」というのは難しいよね。
「時間」というとたいていは物理的な時間をいうことが多いけど、周りの物質環境と
切り離した「意識だけの世界」を考えた場合に「意識の中の時間」は「物理時間」と
異なって感じられることがあると思うんです。
苦しいときは時間が長く感じる、楽しいときはあっという間に過ぎていく、
また、眠ってみる「夢」は実際には(物理的には)数分しかたっていないのに
何時間分ものことを経験したように感じられるそうです。
(実験・観察されているらしい)
「意識」は、物質界の「連続性」とリンクしたり、はずれたりするのでは
ないでしょうか。(物心二元的)
たまにしか来れないので議論はできないかも。マターリいきましょう。
じゆんさん眠っちゃったりしてね。(^○^)
142 :
考える名無しさん:04/05/08 12:49
突然失礼とは無礼な!
まず、F.K.ディックについて一席ぶってから入って来るのが
礼儀というものであろう!
>>131 突然失礼さん
>「反物質」でできあがった宇宙は「全体的」にみれば、われわれの「物質世界」
>と同じような構造になると思います。
CPTの対称性が破れている(
>>94)ということは、したがう物理法則が
ちがうということなのではないでしょうか?
ほとんど同じなのでしょうけど、そのほんの少しの反応法則のちがいは
決定的なのだと思います。たとえしたがう法則が同じであったとしても
カオス理論の説明のようにパラメータの初期値のわずかなちがいの招く
結果の甚大さ(予測不可能性)を考えると、やはり反世界という鏡像は
夢物語なのかもしれません。(これじゃつまんないけどw)
>「反有機物」から「反生命」が生まれ、さらに進化した段階では
>「反知性体」(「反人間」といっていいかも)が出現するかもしれません。
物質から生命への架け橋を見た人はまだいませんね。(笑)
物質と生命の「あいだ」には底知れない深淵があって断絶しています。
両者をつなぐには"Urkraft"(底知れない力)が要請されます。
もし反物質の反応法則がちがうにもかぎらず、反世界(鏡像の世界)が
存在しているとしたなら、わたしは神さまを呪うでしょうね。
だって鏡像の世界は意図的に存在させられていることになるのだし
そんなことできるのは神さましかいないと思うし、おなじ人間なら
きっと殺し合っているのだし、苦しみのなかに住まっているのでしょうから。
>>132 突然失礼さん
>その「反世界」での「知性」はわれわれの世界の知性と「反対」のものでしょうか?
>われわれの世界で「美しい」といっているものが反世界では「醜い」となる
>のでしょうか?
真、善、美が、わたしたちの世界とちがうのだとしたら
その原因はどこに求められるのでしょう。
やはり反物質の反応法則がちがうことに還元されてしまうのでしょうか。
もしそうなら心も物質のしたがう物理法則に支配されていることになってしまいます。
これでは心の進化というものは完全に否定されてしまいますし
知性がなにを目指しているのかということもよく分からなくなってしまいます。
いえ、おそらく生命活動の維持と延命への意志は変わらないのでしょうけど。
>「苦」という概念があれば「楽」という概念も生じます。われわれが楽しいと
>感じることは反世界でも楽しいと感じるはずです。
>「宇宙の原理」は反世界でもわれわれの世界でも「共通」ではないでしょうか。
わたしたちの世界と同様の対称の原理、あるいは相対の原理の存在を
仮定したとしても、そのことからこの世界との同一性はいえないと思います。
反世界の生物としての生命が、本質的に「快/不快」の反応を基礎にしていて
反応の仕方が、わたしたちと同様なら「共通」といえるのかもしれませんが
これは生命の環境から受け取る情報の処理の仕方が同じということですから
かならずしも苦楽という対概念から説明される必然性はないのだと思います。
>>133 突然失礼さん
>ある意味では「自然の摂理」は「非情」であるといえます。
>人間も含めて、動物や植物は体内に別の生物や養分、水などを取り入れなければ
>生きていけません。
>「物質界」では「力関係」がどうしてもはたらいてしまいます。
はい。個体としての生命の意志というか、プログラム(DNA)の
生き残り戦略は非情だと思います。けれど悪ではないのでしょう。
>特定の生き物だけ、または特定の個体が世界を占領することはできませんし、
>どの生き物も「平等」に生きていくことはできません。
はい。個体としての生命(多細胞生物)の誕生は、個性の誕生のことなのでしょう。
個体としての生命は個性を自己複製しようとしているのですから、必然的に
平等をしりぞけて競争することになります。生き残るために。
>「ピラミッド構造」はわれわれ生き物が生きていくうえで非情に感じても
>仕方がないシステムなのです。
はい。けれど人間だって太古の昔は弱者だったのですから
構造の中身は不動ではないですね。
>高等動物が下等動物を食料として「搾取」しすぎてしまえば、
>やがて高等動物も食べ物がなくなり、自滅することになります。
>〜
>上に立つ人間は、多くの人たちの「支え」があってよりよく生活できるのです。
>〜
>「上位存在」は「下位存在」によって恩恵を受けているわけですから、
>下位存在をもっと大切にすることが、自分たちをよりよく生かす道なのだと
>いえると思います。
はい、その通りだと思います。
>(自然の摂理はうまくできていて、人間を除く生物は必要以上に他の生物を
>「取り込めない」ようになっている。人間だけが欲の限り自然を破壊してまで
>「取り込み」をやっている。)
はい、その通りだと思います。
共生という感覚から隔絶してしまうのはどうしてなのでしょうか?
>>134 突然失礼さん
>自分は、「神」を「階層構造」の上位に位置する「実在の知性体」だと
>思っているのです。トンデモな話になりますが、宇宙のどこかには
>人間の知性を遥かに超えた生命体がいて、われわれ人間も「進化」していけば
>そういった存在になることができると信じています。
人間の知性を遥かに超えた生命体がいることの可能性は否定しないです。
けれどわたしはその知的生命体を神さまとはけっして思わないでしょう。
なぜなら信仰とは何の関係もないからです。
>>135 突然失礼さん
>「時間」とは宇宙の「時空連続体」のひとつの「次元」であると思います。
>物質やエネルギーは極小的には「波動」であり、その「振動」は「連続」した
>ものです。この「時空間波動」の「変化分」が「時間」になるのでは
>ないでしょうか。
>もし、「時空間波動」の「振動数」の異なった世界があったとしたら、
>われわれの世界の時間の進み方とは違ったものになると思います。
知識がないので理解できてないのだけれど、順序のことをいうなら
客観的な絶対時間は、主観的な相対時間から創作されたのではないでしょうか。
もちろんそれぞれの属する系はちがうのでしょうから
どちらが本質的な時間なのか、という議論もどうなのかなって思うけど。
新しく誕生する宇宙は、その宇宙を生みだす母体となった宇宙とは重なり合わないそうです。
ですから母体となった宇宙の物理法則は、子宇宙誕生時には「無効」なのだそうです。
子宇宙は、新たな次元のなかで新たな時空を構成して新たな物理法則のもとで
成長するらしいですから、時間の進み方というか法則もそれぞれの宇宙でちがうのでしょう。
>「連続」である「時間軸」の一点を抜き出したものが「時刻」であり、
>時間軸の二点間の長さが「時間」です。
>(「時刻」も、特に定めた点からの長さということではある意味で「時間」
>ともいえます。)
近代社会に成立している時間は、はじめからそうであったかのように
連続していますけど、この直線的に過去から未来へと向かう不可逆な時間は
あくまで近代社会および近代的自我にとっての時間なのではないでしょうか?
たしかに事実としての時間にたいして科学的説明はなされるのでしょうし
その科学への無自覚的な信頼と日常におけるわたしたちの共通感覚は
「時が流れている」ことへの懐疑をさしはさむ隙はあたえないのだけれど
「連続」も(直線的な)「時間軸」もひとつの概念であることをふまえるなら
わたしたちの時間というものも解釈のバリエーションにすぎないと思うのです。
>時間軸はひとつの次元ということで、これだけでは「一次元」です。
>一次元は「線」であり、二方向があります。(プラス、マイナスとか右、左など)
>時間軸の場合は「過去」と「未来」としていいでしょう。
>では、「現在」はどうなるのでしょうか。ここに、過去でも未来でもない
>「特異点」ができるわけです。(「現在」の位置を変えれば、「特異点」が変わる)
過去や未来と切り離された現在の様相とはどんなものなのでしょうか。
また「特異点」とは、どのような意味において特異点なのでしょうか。
>では、「永遠」とは何でしょうか。二つの考え方があると思います。
>ひとつは時間軸の過去、未来の矢印の方向に「無限大」に近づくことです。
>もうひとつは時間軸の「現在(特異点)」に「無限小」に近づくことです。
「無限大に近づく」とは、現在の位置の移動の可能性のことなのでしょうか、
それとも、現在の広がりとしての時間の空間化のことなのでしょうか。
「無限小に近づく」とは、現在が不動の位置を占めるということでしょうか、
それとも、現在の点としてのあり方が永遠の相を示しているということでしょうか。
というか、そもそも「無限とは何か?」は問われなくてすむ問題なのでしょうか。
>>136 突然失礼さん
>物理的な意味の時間がいつまでも連続することが「永遠」のひとつの方向
>だとしたら、われわれの「心」「意識」の永遠とは何でしょうか。
>「愛は永遠」とか「あの人の言葉は永遠」とかいうことがあります。
>これは、「意識」が「変化しない」ことだと思います。
>ひとつのところに止まっている「特異点」であると思うのです。
>「現在」の意識が「無限小」のなかで変わらない、ということです。
現在が無限小のなかで変わらないというのは、時間軸のなかにおける現在の
位置がどこであろうと、未来や過去への広がりをもたないために
そこに存在するものが何であれ、それは唯一の存在として永遠である、
ということなのでしょうか?
>実際、意識はたえず「変化」します。われわれは「時空連続体」という
>物理的な世界にいるから意識の「前後」のつながりが見えてくるのですが、
>もし、「意識だけ」の世界が仮にあったとしたら、はたして連続した
>感覚を保てるでしょうか。
一切の変化がないなら、意識は自分が存在することもわからないのでは?
すべての経験が一回限りのはじめての体験なのですから、存在することを
意識すること、つまり自己同一性の確認は不可能だと思います。
>>137 突然失礼さん
>「意識の世界」では「連続」した感覚をもたない場合がある、といえるのでは
>ないでしょうか。
わたしは時間が流れないなら何も変わらないと思うので
流れる時間の基本属性は「差異」だと思っています。
正しい連続性=因果律は、正しい思考の法則としての論理のことだと思っています。
ですから正しくない、あるいは異常と思われる非論理的な場面展開や事象への
意味づけなどから、そこに時間は存在していないとは考えないのです。
>>138 突然失礼さん
>「ひらめき」は連続した意識ではないのでしょう。そこでは「意識の変化」は
>断片的であり、ある意味で「夢の世界」と同じではないでしょうか。
>「創造」はその中から生まれたりもするのだと思っています。
「ひらめき」は、多くの(通常は関係ないと判断されるような情報もふくめた)
情報の集合的なつながりから、新たな意味が誕生した瞬間なのではないでしょうか?
ゲシュタルトみたいなイメージというか・・・
>>139 突然失礼さん
>今回はかなり「大真面目」な感じで書いちゃいました。
>つまらなかったらゴメン。
つまらないなんてとんでもないです。とっても面白いです。
でもわたしは批判的なレスばかりしています。ごめんなさい。
もっと気の利いたレスしたいのだけれどその余裕がなくて。
ほんとうは書きたいことももっと沢山あるんです。
だけどなかなかスラスラと書けなくて質問と反論みたいの
ばかりになっちゃいました。
いっぱいもらってばかりで返せなくてごめんなさい。m(__)m
>>143 ここで使っている「神さま」は「上位存在」としての「知的生命体」です。
信仰の対象ではないです。
というか、神さまは「対象」じゃないと思っていますので。
くどいですが反物質と正物質の間に万有斥力は生じません。
実際に反物質は人工的に製造されています。そこで万有斥力が確認された
という報告はありません。
156 :
考える名無しさん:04/05/13 16:56
意味不明なスレですね
さて久々に新作を。
「ねえ」
「ん」
「一つにならない?」
それがTPOにふさわしい言葉だったならなんてことはない恋人たちの
じゃれあう可愛いやりとりだったろう。それに「一つにならない?」は色々
な含みがあるし、時によってはどうってことのない中身を示すのかも
しれない。だが女がその言葉を吐いたとき、俺は風呂に入っていて裸
だった。そして、女も裸で俺の娘だった。絆という名の、十二歳の。
「親子なんだから、心は一つさ、な」
「わかるくせに」
「何を?」
「一つになるっていうこと」
「さあ」
「子供だと思ってるのね」
「子供だよ。可愛い娘だ」
「それが間違いだって 教えてあげる」
「教えてもらわなくていいよ。あがる」
「ふうん。逃げるんだ」
「あったまったから あがるだけさ」
「嘘」
「絆もあがっちまえ。長湯が過ぎたみたいだから」
「嫌。傷ついたもの」
「そうか。それは、悪かったな。湯あたりすんなよ」
絆は応えずに湯の中に潜ってみせた。そして小さな尻が二つの丘を湯から
浮かべ その白さと形が俺の眼を射て 俺は顔をそむけて扉を閉めた。
それほど胸がどきどきしてるわけでもない。勃ってるわけでもない。
ただ、俺が生きてきた道を考えれば 子育てがそうやすやすとかなう
ものではないだろうとは薄々思っていた。それが、今、当たりかけている。
体を拭きながら、俺は絆が何か違うことを言っていたか 俺をからかった
のか そのどちらかだといいなと考えていた。
その夜。
俺がうとうとしていると、千栄子が寝床に入ってきて目が覚めた。
くちづけを交わすと、俺はその柔らかい髪に手櫛を入れて 暗がりに
千栄子の顔をよく見た。
「四十路を越えて ますます美しくなられましたな 奥さん」
「どうでもいいわよ」
俺はこの慈しみに満ちた 何か満ち足りた淡い笑顔が好きだ。
千栄子は俺に向かって横向きにもぐりこんできた。
とび色の瞳がきらっと光っている。さっきの絆の瞳の色を思い出して
あの上目づかいを思い出して 俺はいやだな、と思った。
それを忘れようと、千栄子のおっぱいに軽く触れてパジャマのすそから
手を入れ、ブラのホックを外そうとした時、千栄子が言った。
「薫」
「ん」
「絆と、なにかあった?」
俺は指を止める。
「いや、これといって」
「隠し事は、やだよ」
「ああ」
「じゃあいいんだけど」
「なんかひっかかることでもあるんか?」
俺はホックを外した。そして、水色のレースで縁取られた白いブラジャーを
引っ張り出す。胸元にキス。
「ねえ よく聞いて」
「ああ」
「おいたは あとにして」
「わかった」
「絆がね 少しおかしいのよ」
「シカトでもされた?」
「違うのよ。まったく逆様のことをされたわ」
「逆様?」
「あたしにね、はしゃいで後ろから抱きついてきたの」
「構わないじゃないか」
「その後よ。『おっぱい、おっぱい!』って言って、あたしのおっぱい
揉むのよ?」
「おやおや」
「おやおやじゃないってば。『こら!』とか言っても半ばされるがままにして
たら、手をさしこんで、乳首を指で、つまんだの」
「は」
「あなたの、娘ね」
「ひどいな」
「うまかったもの」
「うえ」
「ぞくっとしたわ。あわてて手をのけたわよ」
「当たり前だ」
164 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/05/16 03:58
>◆eRDUfXaGp2さん
お久しぶりです。(^.^)
調子はいかがですか?
いきなり危ないのがきたので。(笑)
でもふかいなぁー、女心よくわかるわね。(はじめの方w)
ヒュームは、心なんていう思惟実体はないといいました。
あなたは男。観念をあつめて女を創るのですね。
それはどこにもいないあなたの映し鏡なのかもしれません。
禁忌はどこからやってくるのでしょう。
それは本能? それとも倫理?
犯した者は神の裁きを受けるのです。
いえ犯した者は神になるのかもしれません。
なぜなら神には禁忌はないからです。
というのは男の逃げ込む隠れ蓑−論理です。
紳士も殺人者もピエロでさえも男はみな同じ。
でも知っておいてほしいのです。
女はそれを犯した後で禁忌を得ることを・・・
なーんてね。(^.^)
「当たり前?そう思ってるの?」
「なんだよ」
「あなたなら あやうい母娘 とか言って せんずりのおかずにするんじゃ
なくって?」
「なくって? じゃねぇだろ。俺は男と男、女と女は苦手だ」
「どうだか」
「責めるなって」
「少し嫌な兆しよね。続かれると困るわ、絆」
「そうだな」
「それとなく言ってやってよ」
「うん」
「あとね?」
「うん?」
「なんにもないのね?」
「絆?俺?」
「そう」
「ないよ」
「嘘つき」
千栄子は、また柔らかく微笑む。
「絆とセックスしたいならいつでも言って。あたしは身を引くわ」
「考えすぎだ」
「あなたと暮らしていくの 考えすぎなきゃできない話よ」
「む」
「でしょ?」
「もういいよ!」
俺は千栄子のパンティに手を滑り込ませた。
「あん♥」
割れ目が濡れている。中指を沈めながらキス。
「…そうね。忘れたいわ、こんなこと」
唇が離れると、千栄子はそうつぶやいた。
カオルさん、じゆんさん、
>>158さん、その他のみなさんへ
官能小説のあとで、色気のない話をしますね(ゴメンちゃい)。
自分が「意識、心」に関心を持ったのは、小さいときの「臨死体験」が
影響しているからかもしれません。
カゼをひいて薬効の強い薬をたくさん飲み過ぎたのが原因で、突然意識不明に
なり、呼吸がとまって冷たくなったらしいのです。(祖母談話)
祖母はその冷たくなった体を一晩中、背負っていたそうです。
そのとき、自分は「臨死体験」(巷でそう呼ばれている、医学としての研究もされている)を
したのです。
意識が体から分離した感覚になり、天井のほうから自分の体が見えました。
しばらくすると、「黒い壁」の間のようなところをエレベーターに乗っている
ような感じで通過していき、突然目の前が真っ白なところに飛び出したのです。
(続き)
ちょうど、目のすぐ前に真っ白な画用紙をバーンとおかれたような感じだったかな。
少ししてから、何か馬車か自動車のような?(そう見えたわけではなく「感じ」ただけ)
ものがゆっくりと横切っていきました。
最初、アニメを見るように「平面的」だったのが、ここからどのくらいの「距離」が
あるのだろう、と思ったとき「奥行き」を感じたのだけど、自分が「そう思った」ものが
見えてくるような感覚だったね。
それ以外は「何も」見えなかった。神様や仏様や誰かに会うこともなかった。(笑)
(他の臨死体験者のなかには会う人もいるらしい)
また、どのくらい「時間」が経過したのだろうか?と思ったとき、数分しか
たっていないようでもあり、ずっと前から何十年もここにいるような「感じ」
でもあった。何か自分の「思い」が反映されているような感覚だったね。
(実際には一晩中、祖母が冷たくなった体を背負っていたというのだけど)
もしかしたら、これは「あちら側の世界」ではなく、肉体の脳の中に残存している
「ソフトウェア」なのかもしれません。でも、自分としてはどうしても「彼岸の世界」を
見たような気がしてならないのです。
臨床医学でもかなり「臨死体験」の研究が進んでいるそうですが、まだまだ
こういった話は「オカルト」なのかもしれませんね。
「意識とは何か」、医学、心理学、物理学、哲学その他の学問がいつの日か
「解明」に向けて共同で動き出すことでしょう。
つまらん話でスンマソ。
>>144カオルさん
生命が存在しようとする「力」がどこから来るものなのか
はっきりと解明されているわけではないにしても、何らかの
概念(プログラムでいうコマンド)の働きによって生命が
簡単には崩壊しないようにできているような気がするんだよね。
植物や下等動物には神経や脳がないから「苦・楽」や「快・不快」を
感じているのかどうかわかりようがないけど、まわりの環境の変化を
感じ取る「センサー」は備わっているはずだから、個体が危うくなるのを
防ぐためのメカニズムが働いて「生存」の方向にもっていくための
何がしかの「概念」がそのメカのなかに組み込まれているはずだと
思うわけ。
その「判断」の基本単位があって、コンピュータのように究極的には
「二値」(ONかOFFか)によって「処理」されているような
気がするんだけどね。人間をはじめとするわれわれの「正物質界」の
神経をもった動物はこの「二値」が「苦・楽」にあたり、ほかの動植物も
「苦・楽」と同じかそれに類似した概念で生きているんじゃないかな。
また、「反物質世界」が仮にあったとしたらやはり同じような「二値」を
基本として成り立っているような気がするね。
「反物質」自体、「プラス」と「マイナス」の電気的結合をもった素粒子の
集合ですから。生物学でいうところの「相似」が反物質世界にも「拡張」して
広がっているんじゃないかと思ったりするのです。
>>146 【共生という感覚からの隔絶】
「意識」は「ベクトル量」だと思います。(実際、数値化はできないけど、
ひとつの抽象的な「モデル」として考えてね)
「四次元スレ」でも書きましたが、意識は「感性軸」と「理性軸」の
間を揺れ動いていて(時間軸による「変化」がある)、現在のわれわれの
環境が「感性」の「苦」を引き出す方向に傾きかけているからでは
ないでしょうか。
「もっと欲を」というのはある意味で心が満足できない「苦」の状態であり、
それが「理性」との兼ね合いでベクトル的な「欲」の「量(大きさ)」と
「方向」によって「共生」を打ち出しにくい「座標位置」を占めているため、
それを排除しようという感覚は起こりにくいのだと思います。
座標位置が変るためには何がしかの「アクション」(外部的な力)が
必要なんじゃないでしょうか。
>>149 【過去・未来】
「過去」とか「未来」ということばはわれわれが便宜的に使用しているだけで、
宇宙の「時空連続体」が文字通り「連続」して波動として振動しているため、
その時空間振動が「時間」という「要素」を生むことによって、「過去」「未来」
という概念が出来上がるのだと思います。
波動の「変化分」が時間を生じさせ、その変化の「前」と「後」がそれぞれ
物理的な意味での「過去」と「未来」ということなのではないでしょうか。
SFになるかもしれないけど、もしその「時空連続体」の波動変化予測が
かなり高い精度で行えたら、大雑把な「未来予知」ができるかもしれないね。
ただし、人間を含む生き物の「心・意識」の動きがどうなっているのか
解明されて、他の人や生物にどう作用するのかわかってくる必要があるけど。
>>150 【無限】
「無限大」や「無限小」のほかに「無限ループ」(または無限軌道)という
のがあるよね。ブルドーザーやショベルカーの「キャタピラー」がひとつの
例だけど、これが「いつまでも(時間)」回転すれば「無限」という表現を用いるんじゃないかな。
「無限大」「無限ループ」とは「いつまでも」、物理的には言葉を変えれば「永遠」といっていい
と思います。じゃ他には何が永遠か?
われわれの時空連続体宇宙では、ひとつは「時間」でありもうひとつは「空間」
でしょう。これらがどこまでも、いつまでも続くということであるなら
それも「物理的永遠」です。
「意識の永遠」とは「意識の変化」がないこと、つまり、意識の変動が
最も小さくなる「無限小」の方向に向かうことだと思います。
物理的な意味での無限小の具体的な例のひとつは「写真」で、その「記憶」は
一定です(変化しない)。【「現在」の「点」のあり方】がカオルさんのいう
「永遠の相」でしょうか。写真はある意味で時間的「点」です。
>>150 【特異点】
数学で「ゼロ」の概念がありますよね。整数としてゼロも「正」か「負」に分ける
考え方が一般的でしょうが、ゼロはある意味で「特異点」なのではないでしょうか。
ゼロが「分岐点」というように考えれば、「現在」は「過去」と「未来」の
「分岐点」と考えてもいいと思います。どちらにも属さない特別な「位置」とするのです。
>>151 【唯一の存在としての永遠】
そのように考えていいのではないでしょうか。
>意識は自分が存在することもわからないのでは?
これには二つのパターンがあると思います。ひとつは「夢」のように
いつでも自発的に「存在」を意識できない場合。(たとえ連続していても)
もうひとつは夢の中であったとしても、「存在」そのものを「意識」して
いる場合(かなり特殊な夢ということになる)。
「永遠」のなかに「存在意識」がある、というものだけに限られるということかな。
>>152 【ひらめき】
カオルさんの言うとおりだと思います。
今回は「大真面目」を通り越して「糞真面目」な展開になってしまいましたね。
アヒャヒャヒャ・・・どうも失礼
>>166-167 突然失礼さん
突然失礼さんは、臨死体験をされて魂を体感されたのでしょうか?
「体」感というのもおかしいですけど。(笑)
わたしは、臨死体験とか前世の記憶とか、どこかで読んだことがあるけれど
そういうことがほんとうにあるなら、とっても怖いと思ってしまいます。
死でピリオドじゃないのだとしたら、苦はいつまでどこまで続くのかしら?
>>168 突然失礼さん
>概念(プログラムでいうコマンド)の働きによって生命が
>簡単には崩壊しないようにできているような気がするんだよね。
そのコマンドの機能はどんなものなのだと思いますか?
わたしは個体としての生命は簡単に崩壊してしまうように思います。
もちろん見方ひとつなんですけど。
死は心にとっては世界の終わりだと思いますけど
種としての生命の鼓動は途絶えることがないようにも見えます。
けれどそれは希望なのですよね。
わたしのなかの種としての夢、かなえられない夢なんです。
コマンドを書込むのはだれですか?
実行ボタンを押すのはだれですか?
どうして頑張らないといけないのでしょうか?
宇宙も何もかも死んでしまうのに・・・
【個体存続のためのメカニズム】
人間は、対立する概念を認識することができるけど
一個の細胞にもこの認識に相当する認知能力があるのだとしたら
それは「必要なものを取り込み、不要なものは排除する」という
選別能力なのだと思います。
選別が可能だということは、その細胞が個体だということです。
なぜなら自分という殻(細胞膜)を境界線として外界が存在しなくては
選別することさえできないからです。何を選別しているのかというと
個体存続のために、それは「必要か否か」という「情報」です。
この選別能力が「本能」と呼ばれるメカニズムなのだと思います。
また、この本能を有効に機能させるためには見返りが必要でしょう。
それが「快/不快」という「感情」の始源なのではないでしょうか。
ちなみに、Intelligence の語源は、(ラテン)intel-(英)inter-のあいだ、
(ラテン)legere-(英)choose-選ぶ、で「〜のあいだに入ってどちらかを選ぶ」
の意味になりますから、機能としては感情と同じなのかなぁ〜みたいな。
というか、知性のバックボーンには感情があるのだろうなって思うのです。
>>169 突然失礼さん
>意識は「感性軸」と「理性軸」の間を揺れ動いていて(時間軸による「変化」がある)、
>現在のわれわれの環境が「感性」の「苦」を引き出す方向に傾きかけているからでは
>ないでしょうか。
個人の意識がバランスの取れた位置にいるのかどうかということを
感性軸と理性軸とで作られた平面の特定の座標点に求めるという図式は
とてもわかりやすいのですけれど
1.
感性軸、理性軸そのものの一般性をどこに求めるのか?
もし軸そのものが主観的なものなら
個々人のバランスは、個々の環境への働きかけでしかないと思います。
そこには「よき環境」のような「特定の価値」への方向性はないでしょう。
2.
1から、環境が個々人に与える影響や個々人が環境から受け取る情報の意味は
まさに「それぞれ」なのですから、「われわれ」とはいえないように思います。
>「共生」を打ち出しにくい「座標位置」を占めているため、
>それを排除しようという感覚は起こりにくいのだと思います。
「共生」を打ち出しにくいのは、「座標位置」の問題ではなくて
「座標位置」に「他性」が存在しないことなのではないでしょうか?
>座標位置が変るためには何がしかの「アクション」(外部的な力)が
>必要なんじゃないでしょうか。
「外部的な力」ではなくて、「内部的な力」が必要なんだと思います。
なぜなら、その人が「他性」を内在させないのなら、感性軸と理性軸との
バランス点は、個体存続の目的をはたすための「有効」な位置である、
ということの他にどのような「意義」をも持ち得ないように思えるからです。
>>170 突然失礼さん
>宇宙の「時空連続体」が文字通り「連続」して波動として振動しているため、
>その時空間振動が「時間」という「要素」を生むことによって、「過去」「未来」
>という概念が出来上がるのだと思います。
これは「現代物理」の理論なのでしょうか?
正直まったく理解できていないのです。(^_^;)
わたしにいえることは、科学の時間は
わたしたちの主観的経験、つまり相対的な時間の存在を前提に
しているということです。
言い方を変えるなら、わたしたち個々の特殊な経験の一般化なのです。
もしも「わたしたちの経験」というものがなくなったら
はたしてそれでも科学の時間は存在し続けるのか?・・・疑問だと思います。
>波動の「変化分」が時間を生じさせ、その変化の「前」と「後」がそれぞれ
>物理的な意味での「過去」と「未来」ということなのではないでしょうか。
物理的な意味での「時間」のことはわからないです。
けれど前にもいいましたけど「前後」は人間の作り出した「概念」です。
ころがるリンゴの不連続な位置を記憶を「利用」して「連続」にまとめ
あげることによってはじめて、位置の変化から時間の流れを
位置の移動から空間の広がりを認知することができるのではないでしょうか?
しかしバラバラの記憶を「まとめあげる」能力がどこからやってきたのかは
神経生理学でも脳科学でも(哲学でも)いまだにみちびきだせないでいるのです。
科学は、不連続を連続させるに先立って、それを可能にしている「この能力」
には、あまり興味を示さないようです。(笑)
なぜなら、これこそ「意識とは何か?」「心とは何か?」ですからね。(^.^)
>ただし、人間を含む生き物の「心・意識」の動きがどうなっているのか
>解明されて、他の人や生物にどう作用するのかわかってくる必要があるけど。
はい、そういうことになると思います。
>>171 突然失礼さん
>【無限】
わたしたちは、無限を知っているのでしょうか?
あなたの言葉を借りて定義するなら
「いつまでも"それ"をくりかえすことのできる可能性」となるのでしょうか?
要するに、可能性をいっているのであって
わたしたちは、無限を知ることはできないと思うのです。
もし知ることができるのなら、無限は実在することになってしまいます。
たとえば、わたしたちのひらめきは、無限にあるように思われますけど
無限が実在するのなら、ひらめきは、すでにあるものを発見したことに
ならないでしょうか?
これは、あらゆるものごとに当てはまることになりますから
わたしたちの人生も「すでにある」ことの使いまわしになってしまいます。
わたしの好きな解釈ではないけれど、これってニーチェの「永劫回帰」
の説明に使えそうです。(笑)
>「意識の永遠」とは「意識の変化」がないこと、つまり、意識の変動が
>最も小さくなる「無限小」の方向に向かうことだと思います。
>物理的な意味での無限小の具体的な例のひとつは「写真」で、
>その「記憶」は一定です(変化しない)。
「写真」という物質は、あまり変化しないけれど
その「写真」についての「記憶」は変化しますよね。
というか、その「写真」について思い出すことは可能でしょうけど
その記憶は過去のことなのですから、もうすでに存在しないわけですよね?
存在しないものについてあれこれいうのは、心なのではないでしょうか?
もちろん記憶という能力がないのなら、思い出すことはできませんけれど
記憶によって思い出しているわけでもなさそうですしね。
記憶を利用してそこに写っているかわいい女の子は10歳のときのわたし
だと言い張っているだけですから。わたしの勘違いした心が。(笑)
>>172 突然失礼さん
>数学で「ゼロ」の概念がありますよね。整数としてゼロも「正」か「負」に分ける
>考え方が一般的でしょうが、ゼロはある意味で「特異点」なのではないでしょうか。
>ゼロが「分岐点」というように考えれば、「現在」は「過去」と「未来」の
>「分岐点」と考えてもいいと思います。どちらにも属さない特別な「位置」とするのです。
正でも負でもない数は、存在できないのではないでしょうか?
ゼロには「全くないこと」という意味もあるように
自分自身の個性を自己否定すようなところがありますね。
どこから正なのか負なのか、正負のあいだには概念としての深い溝があります。
そこには正の整数、負の整数同士の量のちがいではない性質としてのちがいが
あると思うからです。正の整数と負の整数との「あいだ」は連続していないと思う
のです。この連続していない二つの概念を統合するための概念が「ゼロ」なの
ではないでしょうか?
ゼロは、正負という概念から必然的に導かれた概念ではないです。
正負の数字をいくら延長したところで、ゼロはどこにも出てこないです。
ゼロは正負のあいだに置かれることで、正負に「かかわる」ことになるけれど
それ自身としては実在することのできない存在なのではないでしょうか。
にもかかわらず、「そこから」次々と新たな概念を生み出すことで
逆にその存在が照らし出されるような実在しない存在というのでしょうか?
>>173 突然失礼さん
>>意識は自分が存在することもわからないのでは?
>「永遠」のなかに「存在意識」がある
「無限大=永遠」のなかに「存在意識」がある。
これを可能にしているのが「ゼロ」なのかもしれないですね。
ゼロは「それ自身ではない」からこそ、あらゆる存在の可能性(無限)
にかかわることができる。
色(存在の可能性としての実在)即是空(それ自身ではない存在)かな?
>>174 突然失礼さん
>今回は「大真面目」を通り越して「糞真面目」な展開になってしまいましたね。
突然失礼さんの「糞真面目」大好きです。(^.^)
「愛してるわ、薫」
呼び鈴に仕事場の扉を開けると、絆がその言葉と飛び込んできて俺に抱きついた。
ずぶ濡れだ。見ると、外は雨で空はにび色だった。
「風邪ひくぞ。着替えろ」
「黙って。こうしていて」
三つ編みと赤いランドセル。こんな姿の女に抱きつかれたことはない。
「寒いの。手を回してよ。暖めて」
「風呂入れよ」
「独りじゃ嫌」
「甘えるな。俺は働いてるんだ」
「…けち。ねぇ、入っていいよ?」
絆は外に声をかけた。絆より背の高い金髪の眼鏡っ娘が静かに入ってきた。
青いランドセルが濡れて光っている。
「スーザン。これ、薫」
「なんだよ。二人とも傘持ってなかったのか」
「朝晴れてたじゃん」
「Can you speak Japanese well?」
「わたし、日本語しか喋れないんです」
スーザンは小さな声でそう言った。
「二人で風呂入れ。服は乾燥機で乾かせよな。乾くまで俺のシャツでも羽織ってろ」
「入ろうよ、あ な た」
「忙しいんだ!乾いたら傘あるの差して帰るんだぞ!千栄子も待ってる」
「どう思う?スー?」
スーザンは黙ってランドセルを降ろすと白いブラウスを脱ぎだした。俺は
慌てて仕事場に戻った。紺色のブラジャーが眼に焼きついてしまった。…
小学生とは思えない双丘の盛り上がり。…いやいや、どうでもいいことだよ、
それは。
ノックの音がした。
「上がったか〜。乾いたか〜。とっとと帰れよ?」
俺は机に向かったまま声をかける。と、扉の開く音。
椅子を回して振り返ると、白いバスタオルを体に巻きつけた二人が入ってきた。
「なんだ?ニンフ?不思議の森に迷い込んだ妖精ちゃんか?」
「ね?いいことしましょ?千栄子には黙っててあげるから」
「あのなぁ…」
と、俺が言う前に二人はバスタオルの前をはだけた。そして、絆はバスタオルを
傍らに投げ捨て、スーザンはそっと床に落とした。二人の体はバスタオルを取って
も白かった。
「子供の裸見てどうしろってんだよ」
「スーザンとあたし、どっちから抱く?」
「抱かないよ」
「…知ってるんだから」
「何を?」
「薫のパソコンに、ロリータヌードがしこたま貯めこんであるって」
「…ああ、ああ。まあ、それはだな」
「どう思う?スー。こういう男」
「わたしは、好き」
「あは。あたしもぞっこん♥」
「まあいいから帰れって」
「何強がってるの?」
どこで覚えてきたのか、大人顔負けの媚びた笑みを浮かべて絆は俺を見つめる。
「千栄子に言うぞ」
「脅すの?腰抜けね」
言うと絆は目でスーザンを促した。スーザンは俺の後ろに回ると両手で俺に
目隠しをした。
「俺に触るな!」
「殴ったら訴えるわよ」
「いいからやめろ!スーザン!」
「わかったってば。これ終わったら帰るから。いいでしょ?パパ?」
絆が俺の呼び名を変えやがる。
「これってなんだ?」
「プレゼントがあるの」
「お前の体とか言うんだろ」
「そんなんじゃないよ」
…おふざけをするのも諦めたか。じゃあまあ少しぐらいつきあってやるか。
いやいや。二人とも裸だぞ?
「いいわよ、目隠しとって」
スーザンが手を外した。俺が目を開けると…。
絆が絆の淡い桃色の割れ目を 指で押し広げて床に座っていた。奥が見える。
「…しようよ。3P」
俺はもうため息をつくしかなかった。
「せんぞ、3P」
「あたしを女にしてよ」
「誰か他の男を探せ」
「あたしの初めての男になりたくない?あたしの紅い血でシーツを
染めたくない?あたしの膜を破りたくない?あたしのきつい中に
吐き出したくない?」
「…わたしは、抱かれたんです」
スーザンがつぶやいた。
「誰に?」
俺が尋ねる。
「…そうですね。わたしにとって、絆と薫さんと同じ間柄の、男に」
「…そうか」
「…まあ、色ボケ小学生ども、外で少し頭を冷やせ」
言うと俺は裸の二人を両脇に抱えてマンションから放り出した。
そんなことをするとは思っていなかったのか絆はでかい声でわめき出した。
「…ああ、ああ。裸皆に見られていいのか?俺は知らんぞ」
俺は乾いた服とランドセルを二人に投げてやると扉を閉めて鍵をかけた。
呼び鈴の音が鳴り始めた。うるせえ。絆の奴。…10分程待っても鳴り止まない
ので仕方なく出ると
「かおる!!入れてくれなきゃスーのパパとやっちゃうから!!いいの!?
いいのね!?」
「お前な。いつまでふざけ続けるつもりなんだ?俺をからかうな」
「からかってないよ!ふざけてないよ!あたしは心からあなたを求めているんだ
から!!!」
「俺はお前の体は求めてないよ。諦めろ」
「じゃあスーのパパとやる。バイバイ、薫」
俺は受話器を置くと しっかたねぇなぁ と吐き捨てて急いで服を脱いだ。
マンションの玄関を開けると絆とスーザンが服を着ようとしていた。俺は
また裸の二人を抱きかかえた。
「わぁ!あ な た&hearts」
裸の俺を見て絆の瞳が輝いた。ば〜か。
俺はエレベーターに向かって歩き始めた。
絆の声が変わる。
「ちょっと薫!どこいくのよ!?」
俺は黙って歩き続ける。
「降ろして!降ろして!」
「騒ぐな」
で、二人を小脇に抱え裸三人俺は商店街を歩いて千栄子の待つマンションまで
行こうとした。
たこ焼き屋の絵里ちゃんが驚いて俺たちを呼び止める。
「薫ちゃん!きっずぅ!!なんなの〜?」
「えりちゃ〜ん!!」
絆は泣きべそかきそうだ。
「こいつら色ボケしてるからおしおきしてやらんといかんのよ」
「何があったの?」
「絆がさ、俺とセックスしたいんだと」
ものすごい顔で絆が俺をにらむ。
「あっら〜。あらら〜。きっず、それは、いけないよ?ちえちゃんいるんだから!!」
「だからってこれおかしいよ〜!!えりちゃんもなんか言ってやってよ〜!!」
「店長〜あたし、あがっていい?薫ちゃんのお家がごたごたしてるみたい!」
「ん〜有給にはできないよ〜」
「さんきゅてんちょ!!愛してる♥ちゅ♥」
「これ、なんかの撮影ですか?警察呼びましょうか?」
…なんかえらいことになってきたな。最後の台詞はOL二人組だ。
「いえ、家の娘をおしおきしてるところです」
「わ〜なんか面白そう。ついていっていいですか?」
…こういう頭のおかしいやつ、たまにいるんだよな。好きだけど。
そして、結局その後大学生のカップル一組とヤクザ一人と買い物帰りのおばさん、
外食をしようとしていた老夫婦が俺の家までついてくることになった。
「ただいま」
「こんばんわ〜!!!!」
「おかえりなさい。お客様もようこそ、いらっしゃい」
千栄子は俺を見て
「なんで裸なの?その二人も?あと、どんなお知り合い?みなさん。…あら、
えりちゃん」
「いや、皆で温泉にいくんだ、これから」
「わ〜!!いいわね〜!!皆で行くなら混浴がいいわね?」
「おおっ!!!!」
どよめきがわきおこる。ヤクザがすっとんで出て行き、すぐにマイクロバスを
マンションに横付けした。
スーザンに千栄子の服を着せて、絆も着替えさせ、…いや、俺だって裸のままで
は行かないよ?服を着て、三々五々人々は乗り込み長野の温泉までバスはひた走った。
まあ、それだけの話。混浴は、楽しかったよ。ヤクザの彫り物は大受けだった。
ガンダムだったから。…で、どんちゃん騒ぎしてさ。明け方まで飲んだ。
「…ねぇお父さん」
「ん?」
「お父さんお母さんのこと、愛してるのね」
「さあ」
「愛してるよ」
「いや、俺はその言葉はよくわからないから」
「愛してるって言ってよ。そしたらあたしもお父さんを諦める」
「いや…あのな、つまり、それは紅い糸なんだよ」
「紅い糸ね。そんなの信じてるんだ」
「それも、さあ、だな」
「お父さんがわからない」
「俺とあいつの小指と小指にさ。紅い糸が結んであって。時には切れるさ。
でも、切れたら俺が結びなおす。そうやって来たのさ」
「愛しいから、糸なんだね」
「うん。昔この国にいた人の誰かが、愛って糸のことだと思ったんだろうな」
「お父さん。」
「うん?」
「好きよ」
「ばかだな。まだそんなこと…」
「ううん。お父さんとして、好きってこと」
「俺も、お前が好きだよ」
「娘として」
「そうだ」
俺は絆のおでこにキスした。
「ここはジャパ〜ン」
振り返ると、千栄子がにやにやして立っていた。
「…おい。お前いつから…」
「父親と娘が語り合っててさ?な〜んか仲良さそうでさ?母親の出る幕じゃ
なさそうでさ?」
「バカッタレ」
「どうせあたしばかだもん。薫さんみたいに頭よくないもん。でも国家公務員
なれたもんね〜!!ざまみろ!!」
昔、千栄子は俺を 薫さん と呼んでいた。
「まだ酔ってんな」
「ん。ちぺこはお酒強いんだぞ!なめんなよバカオル…さん」
「ねえ、お父さん、ママ」
「なんだ?」「なに?」
「弟、欲しいな」
千栄子は真っ赤になった。
「でね」
「うん」「うん」
「次は、ママと弟がどたばたを起こすの!きゃ〜ん!!!!楽しみ〜!!!!」
「…あのなぁ」
「…薫さん?」
「なんだ?」
「ちょっと、濡れちゃった」
俺の生きる道は、果てしなく険しそう。やってられね〜よ。楽しいけどな。
なんか、アニメの世界ですな。無論、そういうの大好き。
…とりあえず、絆の話はおしまい。
>>175 カオルさんほか、ROMっているみなさん
臨死体験時は「苦」は感じなかったね。それよりも、春のうららかな
牧場にでもいるような「感じ」だったかな。のんびりと牛でも寝そべっている
感覚(直接見えたわけじゃないけど、そんな「感覚」)とでもいったらいいのかな。
カオルさんはじめ、みなさんも臨死体験に興味があるようでしたら、
いろいろな人が本を出していますので、町の図書館などで借りて読んでみて
ください。日本人の著書では立花隆氏の「臨死体験」(上巻と下巻)(文芸春秋社)が
有名です。外国の医学博士が著わしたものも多数あります。
>>176 周りからの宇宙の「原理的な力」によって、川の中の船が海のほうに
流されていくようにわれわれも変革を迫られる、ということじゃないかな。
「コマンド」というのは、一つ一つの時点や地点において働く
「外部からの力」だと思うね。
「がんばらないといけない」というよりも、ある「苦」に対して「反応」する
方向が、ある面では「がんばり」という「作用」として働くのかもしれないですよ。
とりあえずここまでにしておきます。
最近、「アクセス規制」が多いのであまり書き込めません。
今日は仕事が休みで別のネットカフェから入力しています。
やっぱり、「ひろゆき」に献金(2ちゃんビューアを使うということ)しないと
いけないのかなぁ? (^○^)
>>177 そのとおりだと思います。
>>178 「あいまいな」主観評価や対外評価を「ファジー論理」を用いて
座標系に「擬似数値化」させることによって「標準的な」(一般的な)
表現形態をとることができるようになるかもしれないと思うんだよね。
各個人の「差異」を比較できる「標準モデル」が設定されたりして。
>>179 カオルさんのいうとおり、最終的には「内部の力」かもしれないね。
ただ、その内部の力を引き出すための「外的アクション」がなければいけない
と思うんだよね。自家製料理をご馳走になった人がおいしさの秘訣を教えられて、
「自分も作ってみよう」と発奮するとか(笑)。
>>179 「他性」は「理性軸」の一要素としてポイント化し、その大きさによって
「感情軸」との兼ね合いで「共生感覚」をベクトル量として抽出できるかも
しれません。
>>180 学問ではなくSFとしての発想かもしれませんね(笑)。
時間と空間は切り離して考えるのではなく、「波動」が時間と空間を「いっしょに」
作り出していると思うんだけどね。波動そのものが空間であり時間でもある、
といいたいわけです。ということで、振動形態が変われば(たとえば振動数が変われば)
われわれの世界に重なった「多重時空間」ができたりして。
人間が生まれるまえにも世界は「存在」したことは科学の立場ではあたりまえに
なっているよね。宇宙の起源についてはいろいろいわれているみたいだけど。
「経験論」と「実在論」はわからないことに関して、いつまでも平行線を
たどり続けるかもしれないね。
>>181 そうかもしれませんね。
>>182 「具体的」な物理現象を「体感」しなければ「無限」を表現することが
できない、という意味でしょうか。
「抽象的」な数学概念だけでは「無限」を知ることはできない、といっている
ように思うんだけどね。
では「有限」はどうでしょう。これは物理的にも数学的にも「体感・理解」
ができるわけですね。
これも「経験論」と「実在論」のあいだで揺れ動いているのでしょうか。
「永劫回帰」とは自己流の解釈では「宇宙の循環」だと思います。
>>183 物質的な側面と意識的な側面を分けて考えているので、そういえると思います。
>>184 ゼロの概念は具体的な「経験」としてではなく、抽象的な「思考」から
でてきたのかもしれないですね。
>>185 抽象的な思考・・・これが物理世界で表現できないものの「埋め合わせ」
になっているということでしょう。
経験論的な側面だけでは「世界を理解しにくい」のではないでしょうか。
いゃあ、カオルさんにはいつも頭が下がります。とっても難しくて(笑)。
下手なこと言うと罵倒されそうだなぁ。冷や汗がでてきたりして。(^○^)
204 :
カオル ◆BBBRv/ousU :04/05/31 23:55
>突然失礼さん
しばらくレスできなさそうです。
7月いっぱいくらいダメかもしれません。
ごめんなさい。m(__)m
>◆eRDUfXaGp2さん
絆が、千栄子との赤い糸を結び直してくれたのね。(^.^)
エッチなお父さん(あなた)だからどうなることかと心配したけど
最後までお父さんでいてくれてありがとう。(笑)
お父さんは、神さまじゃない!
人間はオリンポスの神々に見捨てられたのではなくて
人間がゼウスのような不埒な神さまを許さなかったのです。
もしかしたらわたしの倫理観があなたの創造力をダメにしてる?
ちょっぴり心配。好きに書いてくれていいのよ。
次の作品を楽しみにしています。
だめですか…俺の創造力…orz
206 :
◆eRDUfXaGp2 :04/06/02 23:25
俺の心に燃えさかる紅い炎
お前の瞳に燃えさかる蒼い炎
いつでも見えるぜ 時と空を越えて
繋がっているのさ 絆は一つだから
吹けよ嵐呼べいかづち 何かが始まる
誰も知らない俺たちの 俺たちの明日へ
>>198 突然失礼さん
>臨死体験時は「苦」は感じなかったね。
臨死体験が「至福感」とか「絶対の安心感」
あるいは、突然失礼さんのように「春の麗らか感」として
体験されるのは、意外にも近代の特徴らしいとかいう話しを
聞いたことがあります。
中世ヨーロッパの臨死体験話とかは「怖い」「苦しい」のが
多いのだそうです。
あと信仰する宗教や所属する文化的背景によっても違うみたいです。
(いつも盛り下げてばっかりでごめんなさい。)
>>199 突然失礼さん
>「コマンド」というのは、一つ一つの時点や地点において働く
>「外部からの力」だと思うね。
『2001年宇宙の旅』に出てくる長方形の物体「モノリス」みたい。
モノリス(上位存在の象徴)は、まさに「猿」から「人間」への進化を
サポートする「外部からの力」として描かれていました。
>「がんばらないといけない」というよりも、ある「苦」に対して「反応」する
>方向が、ある面では「がんばり」という「作用」として働くのかもしれないですよ。
うん。だからがんばりたくないの。
「作用反作用」の原理から抜け出したいのです。
>>200 突然失礼さん
>各個人の「差異」を比較できる「標準モデル」が設定されたりして。
「標準モデル」から導き出せるのは「差異」だけなんだと思うのです。
たとえば「日本人の平均」みたいな「標準モデル」を作ったとしても
そんなモデルが標準じゃ日本の将来は絶望的だからとかになってw
やっぱり「標準モデル」とかいいながら、かなりの「理想」を投影する
ことになると思うのです。つまり「価値」が反映されるわけです。
「感性軸」と「理性軸」とで作られる広大な平面のひとつの座標点は
個性を表現する「差異」かもしれませんけれど「高さ」(価値)を表現
出来てはいないのではないでしょうか?
>その内部の力を引き出すための「外的アクション」がなければいけない
>と思うんだよね。自家製料理をご馳走になった人がおいしさの秘訣を教えられて、
>「自分も作ってみよう」と発奮するとか(笑)。
わたしは、神さまも仏さまも真似てみたいとは思わないのだけど・・・。
けれど、より高き価値への志向がそういうところ(超越の次元)に向かうのは
"言葉"を持つ者にとっては必然なんだろうなとは思います。
”はじめに言ありき” 言葉は神さまからの贈り物なのでしょうか?
>>201 突然失礼さん
>「他性」は「理性軸」の一要素としてポイント化し、その大きさによって
>「感情軸」との兼ね合いで「共生感覚」をベクトル量として抽出できるかも
>しれません。
ベクトルの指差す先には何があるのでしょうか?
わたしたちひとりひとりは「個体としての生命」として
それぞれに個性を持っていて、その個性をDNAは複製して
生き残ろうとしているわけです。
当然そこには個(性)と個(性)の軋轢(競争)が生まれます。
少なくても限界状況において「他性」はジャマである可能性大です。
人殺し、戦争、環境破壊・・・
わたしたちは、DNA(利己的遺伝子)の指令に逆らうことが出来るでしょうか?
>学問ではなくSFとしての発想かもしれませんね(笑)。
突然失礼さん独自の発想だったんですね。ビックリです。
>時間と空間は切り離して考えるのではなく、「波動」が時間と空間を「いっしょに」
>作り出していると思うんだけどね。波動そのものが空間であり時間でもある、
>といいたいわけです。ということで、振動形態が変われば(たとえば振動数が変われば)
>われわれの世界に重なった「多重時空間」ができたりして。
でもやっぱり何か物理学的な知識の背景があっての発想なんですよね?
わたしは「猿でもわかる現代物理学」みたいな本しか読んでないから
ついていけないな。イメージが湧いてこないんです。残念!
>「経験論」と「実在論」はわからないことに関して、いつまでも平行線を
>たどり続けるかもしれないね。
時間と空間について以前に書いたものなのですけど、ちょっと載せてみます。
「経験論」と「実在論」にも関係するのかな? 意見をお聞かせください。
♪ モノ自体〜モノの認識 ♪
「空間がない」なら「何も存在しない」と考えます。・・・・・ (a)
(a)より「空間の基本属性」を「有/無」=「モノ自体」と仮定します。
モノ自体(有/無) → 知覚(b) ―略→ 時間(差異) ―略→ モノ(有)の認識
【推論A】「モノの認識」の前提(条件)として「時間(差異)」の介入は不可分である。
註1 「略」の部分は、カントやフッサールで適当に埋めてください。(^_^;)
註2 「有/無」とは、有がないなら無もない、という意味です。一如。不二。
1.(b)が、経験(virtual reality)の基点です。
2.(b)の知覚は「有/無」の「可能性(の知覚)」ですから「モノ自体」は、
いまだ「モノ(有)化」されていません。「シュレディンガーの猫」状態です。
3.(b)では、モノ自体から「モノ」と「わたし」が分離していませんから、
「モノ」と「わたし」の「あいだ」は生まれていません。主客未分化の状態です。
♪ モノの生成−前説 ♪
モノ自体が、モノの差異(時間)化によって、わたしのモノになります。
わたしのモノは、【時間自体】から【自然】の【差異の分離】が【前提条件】です。
モノ自体 → 知覚 → ゆらぎ → 時間化 → 概念 → モノの認識
【時間化】の段階では、まだ【ある】は【差異化】されているだけです。
【差異化】された【ある】は【概念】というフィルターを通して【わたしのモノ】になります。
【わたしのモノ】とは、特定の言語による特定の文化の価値概念の獲得に過ぎないものです。
【概念】のところで【言語】による【ある】の【秩序化】が行われます。
♪ モノの生成について ♪
(b) ⇔ モノ自体 ⇔ 知覚(前-意識) ⇒ ゆらぎ(不確定性)
⇒ 時間(差異)化 ⇒ 概念 ⇒ モノの認識 ⇔ (b)
【ゆらぎ】とは、意識の属性である「言語化」への「可能性」です。
【時間化】とは、モノの差異化によってモノの差異性を感覚することです。
【概念】の辺りは、「悟性」とか「理性」とかで埋めて下さい。
【知覚】を【運動】に入れかえると【モノの認識】は【身体の認識】になります。
♪ 時間自体〜時間の認識 ♪
「時間が流れない」なら「何も変わらない」と考えます。・・・・・ (c)
(c)より「時間の基本属性」を「差異/同一」=「時間自体」と仮定します。
時間自体(差異/同一) → 運動(d) ―略→ 空間(有) ―略→ 時間(差異)の認識
【推論B】「時間の認識」の前提(条件)として「空間(有)」の介入は不可分である。
註1 「略」の部分は、ベルグソンやドゥルーズで適当に埋めてください。(^_^;)
註2 「差異/同一」とは、差異がないなら同一もないからです。一如。不二。
1.(d)が、経験(virtual reality)の基点です。
2.(d)の運動は「差異/同一」の「可能性(の運動)」ですから「時間自体」は、
いまだ「時間(差異)化」されていません。「真空(非-空間)中の反物質」状態。
3.(d)では、時間自体から「時間」と「わたし」が分離していませんから、
「時間」と「わたし」の「あいだ」は生まれていません。永遠の今。
♪ 時間の生成−前説 ♪
時間自体 → 運動 → 方向性 → 空間化 → 順序 → わたしの時間
わたしの時間は、【モノ自体】から【身体】と【モノ】の【ある】の分離が【前提条件】です。
【空間化】の段階では、まだ【差異】は【モノ化】されているだけです。
【モノ化】された【差異】は【順序】というフィルターを通して【わたしの時間】になります。
【わたしの時間】とは、特定の言語による特定の文化の時間概念の獲得に過ぎないものです。
【順序】のところで【言語】による【差異】の【秩序化】が行われます。
♪ 時間の生成 ♪
(a) ⇔ 時間自体 ⇔ 運動(生命活動) ⇔ 方向性(流れ)
⇒ 空間(モノ)化 ⇒ 順序 ⇒ 差異の認識 ⇔ (a)
【方向性】とは、生命の属性である「秩序化」への生命活動の流れです。
【空間化】によって、運動(生命活動)の方向性(流れ)が「モノ化」され
「身体」が「現象化」します。
【順序】とは「時空間における方向性」と「価値的差異の方向性」の
相対的かつ総合的な関係性によって認知される物事の相互関係のことです。(#1)
【順序】の概念によって「身体的時間」が認識されます。(#2)
【運動】を【知覚】に入れかえると【身体的時間】は【精神的時間】になります。(#3)
(【知覚】=【前-意識】)
【入れかえ】が可能であるためには、心身一如でなければなりません。(#2参照)
(#1)
ここでいう順序は、不可逆的因果律を後天的な概念に過ぎないと説明するためのものです。
(上―下、左―右、生―死、未来―過去、因―果、好き―嫌い・・・)
(#2)
【生命】を【非生命】に入れ替えると【秩序化】は【無秩序化】に
【身体】は【物質】に【身体的時間】は【物質的時間】なります。
生命における自己組織化(秩序化)の活動は、エントロピー増大の法則に反していますが、
それは死に向かっての運動です。物質から誕生した生命は、必ず故郷に戻っていきます。
【生命】を【他性】に入れ替えると【秩序化】と【無秩序化】は、
【一如/不二】に【身体】は【自然】に【身体的時間】は【自然的時間】なります。
(#3)
【運動】を【知覚(前-意識)】に入れ替えると【方向性】は【志向性】に
【秩序化】は【言語化】になります。
【志向性】とは、意識の属性(仮定)である【言語化】への思い(情熱)です。
・生命活動においての方向性は、エントロピー増大の法則に逆らっています。
・意識活動においての志向性は、言語の限界、虚無と絶望に逆らっています。
>>202 突然失礼さん
>「抽象的」な数学概念だけでは「無限」を知ることはできない、といっている
>ように思うんだけどね。
バレちゃいましたね。赤面。(^_^;)
>では「有限」はどうでしょう。これは物理的にも数学的にも「体感・理解」
>ができるわけですね。
有限は、わたしたちが何かの限界の内にいると思っていることだと思うのです。
たとえば「生」には「限界」があると思っています。
でも、わたしたちは「生」しか知らないのです。
わたしたちは「生」の向こう側を知らないのです。
その意味で「生」は「無限」ということも可能なのかもしれないです。
>「永劫回帰」とは自己流の解釈では「宇宙の循環」だと思います
「宇宙の循環」というのは、けっこうポピュラーな解釈だったりして。(笑)
でも「同じこと」が「無限」に「くりかえす」という解釈だから
ビックバンから始まる宇宙が寸分の違いもなく進化しないといけなくなります。
わたしは、
>>148下段に書いたようになるのでは、と思っているのですが。
むかし書いたものなんかで埋めている所がありますけど許してください。
>経験論的な側面だけでは「世界を理解しにくい」のではないでしょうか。
感覚への信頼とその経験から「世界を理解できている」と感じられることは
幸せなのかもしれないです。わたしはそれがうらやましく思うことがあります。
>>205 ◆eRDUfXaGp2さん
>だめですか…俺の創造力…orz
そういう意味じゃないです。
わたしのことを気にして(嫌われないように)書いているなら
気にしないでってことです。うぬぼれかもしれないけど。(^_^;)
きびしい感想は書くかもしれないけど、たいした悪意はないからw
あなたが傷つかない自信があるなら好きに書いてください。
前スレですごいこと考えているとか言ってたし
でも(カオルに怒られるから)やっぱりやめようとか・・・
そういうのがあるなら気にしないでください。
わたしは天才を凡人にしてしまう特技があるのです。
注意してくださいね!ウフ
w
ピアノのアンプロンプチュ弾きがいた
初め恋を知らない頃 幼い幼いと笑われていた
で、恋をした
少しだけ誉められる即興が出来るように
ところが恋人の親が 付き合うのを阻んだ
もっと凄いピアノ弾きになったら 迎えに来るよ
そう言ったが長い年月を経ても さっぱりうだつがあがらなかった
ピアノ弾きは 寂しさに負けてある日行きずりの女と寝てしまった
よくわからないが その後弾いた曲が受けて
ピアノ弾きは次々に女を漁っては どんどん難しい曲を弾く男になっていった
金も貯まり 恋人を迎えに行ったのだが
恋人は
「もうあなたはわたしのひとじゃない 曲を聴いてわかった」
と言った
「あなたのひなたみたいな曲が好きだった」
と恋人は言った
224 :
◆eRDUfXaGp2 :04/06/13 02:56
「それはお前の考えすぎだよ。俺は今でもお前の男だ」
「だって他の女の子といいことしたんでしょ」
「お喋りしただけ」
「ベッドに入ったことは?」
「あるね」
「じゃあ終わりよ」
「何もしなかったよ」
「嘘」
「嘘じゃない」
「そんな男の人なんているわけない」
「ここにいるよ」
「嘘」
「嘘じゃない」
「嘘」
ピアノ弾きはにやっと笑って
「耳貸せよ」
と恋人に耳打ちした
恋人の顔はみるみるうちに紅く染まり下を向いてしまった
「な?許してくれるかい?」
「…一つ聞くけど」
「?」
「わたしが誰か他の人におなじことをされても怒らない?」
「それは…しかたないな。できればしてほしくないけど」
恋人はにっこり笑った
「じゃあ、めをつぶってあげる」
「そうこなくっちゃ」
で、ピアノ弾きと恋人は結ばれた。
おしまい。
225 :
考える名無しさん:04/06/13 03:21
このスレ全然意味が分かんない
なるほど・・・・ それで?
>◆eRDUfXaGp2さん
よごれてもいいよ。
あなたのよいところが信じられるならつづけられる。
成功してほしいけど、成功してから迎えに来られても
それは「白馬に乗った王子さま」じゃないのよね。
夢を持って走るあなたに一緒について行くことのなかに
幸せを見つけたいのです。幸せって結果じゃなくて
一緒にいることで感じられるものなんだけどな。
あなたにとって彼女は神さまより大切でしょ?
そのことは彼女にもよーくわかっているのです。
(女はこういうところは傲慢この上ないですw)
でもだからといって自分を虫けらのように思うことはないです。
自分にふさわしい人間になるために努力してくれるのは嬉しいのだけど
それまで一緒にいられないというのも・・・うーん待てないってイケナイこと?
228 :
◆eRDUfXaGp2 :04/06/27 03:34
よごれるのは…いやです…
ある日、人々はわかった。
我々は神の忘れ物なのだと。
神は走っている。神は張り切っている。
神はその持てる力よりも上を見ている。
そして、そのために、そそっかしくなる。
そして、忘れる。何もかもを。
それが生き物であり、この星だったのだ。
今、神は思い出す。統べ手を。
Demon is God's another face in some day.
"I like you!"Demon said to God.
"me, too"God said to him.
but they are in only one body.
I knew that when this COSMOS began.
I'd forgotten that until now.
How wonderful this world.
I kiss my bride.
a little bit headache, but smile.
laughin' nose, flying medicine.
who am I?
I know it.
but, I tell it for nobody.
because that's the answer.
I love all of the world,
I hate all of the world,
but maybe eternal will be.
so we are.
so we are.
230 :
考える名無しさん:04/06/27 04:09
(^_^)
キャハハ(^v^)
232 :
考える名無しさん:04/07/03 18:30
創造みんなで神を創ろう
233 :
考える名無しさん:04/07/03 18:50
・・・・・なんなのこのスレは。キモッ
234 :
考える名無しさん:04/07/04 00:30
犬が人間を定義できないのと同様、
人間が神を定義できるはずがない。
言葉を空に 悲しみを海に
草原を走る 手を引くあなた
あなたはわたしを わたしはあなたを
ふたりのおもい 緑の風にのって踊ります
天に舞うふたり 雲間から世界を眺めます
生きとし生けるものの苦しみをあなたが
生きとし生けるものの喜びをわたしが
だからあなたは神を憎もうとした
だからわたしは神を愛そうとした
でもまちがっているわ
あなたはわたし わたしはあなた
それがすべて 世界のすべてだから
あなたは走らずにはいられなかった。
みずからを創造せずにはいられなかった。
あなたの忘れた昨日に生まれたわたしは追いかけます。
それは未来、遥か彼方の、どこにもいないあなたを求めて。
カオスから生まれたわたしは希望を頼りにさまよい歩きました。
残された道筋は銀色の境界線になって世界を別けていきました。
そう月の女神エウリュノメ、あなたに殺された太陽の母の物語。
「もうあなたに恋の話は書けないのね」
「う」
「数々のしおれていった物語。あなたが水をやらないから。あなたはそういう人。
飽きたら投げ出す人。花開く前に、なにもかもを枯らせてしまうの」
「う」
「何も言い返せないのね。あの時を思い出すわ」
「う」
「受話器のこちらもそちらもただ黙っていて」
「あ」
「わたしだけがあなたを責めて」
「ん」
「あれが恋の終わりだったの?」
「いや」
「じゃああなたは何が出来るの?」
「さあ」
「あなたのこれまでは何だったの?」
「む」
「何よ」
「うう」
「ゆとり無く後の無いあなた。…それは、あのね」
「ん」
「…あのね。」
「うん」
「…」
「なんだよ」
238 :
◆eRDUfXaGp2 :04/07/07 22:59
「…しゅき」
「またそれか。皆怒るぞ」
「怒らせればいいじゃない」
「そうかな?」
「あなたが力がなくなっただけかもね」
「う」
「それでもなおあがこうとするのね」
「ん」
「きっとそれがあなた」
「ん」
「なにもかもが」
「ん」
「崩れていっても」
「ああ」
「何かを残そうとする」
「これ、もう一つの25,6話?」
「そう?あの恋は実ったのかな?」
「二股だしな」
「あなたはどうなの?」
「う」
「バカ」
239 :
考える名無しさん:04/07/08 23:00
ん ?
240 :
考える名無しさん:04/07/12 19:47
現人神を創造しました
久々、登場だいっ! パァーッといってみよう(^○^)
>>209 「価値」を決定するのはかなり難しいんじゃないかな?
人によって異なる多様な価値観は「社会」のなかで生かされるものと
うずもれてしまうものがあるね。
たとえば、子供に「体験学習」をさせよう、という教師や親がいるとすれば、
もう一方の教師や親は「夏休みこそ試験勉強をするときだ、体験学習なんか
やる必要はない」という。
結局、「多数決の原理」ということで教職員会議や父兄会議で
多いほうに決まってしまう。まあ、しかたがないといえばそれまでだけど。
だから、「高さ」(価値)は後から付け足されるんじゃないかな。
「最初に言葉ありき・・・」(聖書)
どこかのスレでも書いたことあるんだけど、「ことば」とはある意味で「論理」の
ことだと思う。大昔の人は「論理」なんていってもその概念がわかりにくかったので
「ことば」というようにいったのかもしれないね。
「論理」は「物質宇宙」を形成するうえで必要不可欠だったんじゃないか。
精神世界(たとえば「夢」の世界)ならどんな奇想天外なことが起こっても不思議
ではないけど、「物質形成の場」はそういうわけにはいかない。
何かしら「秩序」がなければメチャクチャになって宇宙が存在できなくなる。
そこに「法則・原理」としての根幹を成す「論理」が必要だったのでしょう。
>>210 「ベクトルの指す方向・・・」
それは、「感性軸」の「楽・快」を基に、それを「他」(「他」を考慮するのは「理性軸」)との
兼ね合いでどこまで伸ばせるか、に向いているような気がするね。
人を含め生物は「苦」を退け「楽」の方向にいくようにできあがっていると思うから。
「利己的遺伝子・・・」
人殺し、戦争、環境破壊、・・・これらは「理性軸」の「他性」が
ポイント化されていない現象だよね。
「喜び(楽)」を得る方向は二つあると思う。
「他」に「苦」を与えて「自」が「楽」を得るのと、
「他」に「楽」を与えることによって「自」も「楽」を得るもの。
「楽」を得る事自体はどちらも「利己的」でそれだけでは
「感性軸」上にしかポイント化できないけど、それを凌駕した「理性」が
働くことによって二次元座標となる。
「利己」(感性軸)から踏み出した領域(理性軸)が「他性」をポイント化
できるところ。また、「他性」と同じく「過剰利己性」も理性軸の一要素と
なる。これは「利己」だから感性軸に置かれるんじゃないかって?
人を除く動物は満腹になったときは餌を探すのをやめる。でも人間は「考え」が
働いて満腹でもさらに「糧」を得ようとするときがある。この「考え」そのものは
「理性的」なもので、感情(感性軸)と結びついて人間の行動となるんじゃないか。
現在の人間社会は「他性」よりも「過剰利己性」のほうがより多くポイント化されているね。
この「過剰利己性」がどんどん大きくなって、その結果として人類が「地獄の苦しみ」を
味わえば、もしかしたら「他性」が膨らんでくるのかもしれないけど、
このままでは人類は崩壊してしまうかもしれないよ。
なに?そんな悲しいこというなって?
>>212〜
>>218 難しすぎてわかりましぇ〜ん(^○^)
>>211 「経験論」は一般的には「合理論」と対比させるみたいだけど、ここでは
「実在論」ということで。
実在論は、経験以外に人の頭で想起できることも認識として認める立場です。
われわれが実際に行ったことのない空間(たとえば地中のマントル)や
まだ経験していない「未来」(時間)も科学的な根拠をよりどころとして
推測し、合理的な思考で「認識した」とみなします。
あげちゃうぞーっ!
意味不明なスレ
>論理体さん お元気ですかー
ちょいと横レスしますよん。よろしく。
>>243 「実在論」って論理体さんにとっては認識と深く結びついていたんですね。
ちょっと面白いなあと思いました。つまり経験という、空想だろうが妄想
だろうが、なんだかわからないような事象を「自らの存在」の根拠とする
のではなく、「考える」そのものの存在の確からしさを、自己に見出す
認識に、自らの存在に実在性の確証を得ると言うことなのでしょうか?
それって、デカルトで言う「我思うゆえに我有り」そのままのようですね。
そして自分の存在の実在性が発せられて、ようやく世界を自らの実在性で
照射し世界そのものを照射する。そこで世界と私が実在化する。そういう
意味なのでしょうか。そこから経験という事実性が、時間となってゼンマイ式の
おもちゃのように、自動的に、カラフルに世界を展開させていくみたいな。
とちょっと考えてみました。どんなもんでしょう。もしかして的はずれだったり
しますか? えへへ、よろしくです。ちょっと、意味不明な文ですが、
それでは。
247 :
考える名無しさん:04/08/01 10:11
絶対神唯一を創造しました
>>246 じゆんさん、久しぶりだがや!(名古屋人ではないのだがね)
元気だったぞぉ。ずっと未技板に潜んでいたのだ。
むずかしくて、言っていることの意味がわかりましぇ〜ん。
(勉強する気はないので、自分で勝手に解釈します)あははひふへほほほ。
自分はデカルトの「合理論」のみが正しいとは思わないね。
「経験論」の主張にも納得するものがあるし、よく「実在論」と対比させられる
「唯名論」にも聞くべきものがあるんじゃないかな。
何を言いたいかというと、どんな「主義」「論」でも「完全」な「正解」を
もっているわけではなく、ある主義のみを支持したとしてもその主義だけでは
説得しきれない場面が必ずでてくるのではないか、ということです。
ただ、問題にしている何かを見極めようとするためには、最初はあるひとつの
説から出発していくことになるので、特定の主義・論に傾くことは仕方のない
ことなんだろうけどね。まあ、状況に応じて同じ人でも主義・主張が変わったり
第三者的に対峙する両方の論を持ち出して両方とも評価したり批判したりする
人はいるんじゃないかな。
だから自分は「実在論」(実在論にもいろいろなタイプがあるらしいので、本来の
実在論とはちがっているかもしれないけどね)の見方をしていたとしても
別の主義の立場から考えてみたりすることもあるわけです。(いい加減かなぁ?)
ところで、哲学でのいろいろな「主義・論」に正否の決着がつかないものが
多いのはなぜなんだろうね。(「運命論」や「決定論」なんかにしても)
今、自分が考えているのはこのことなのです。
考えがある程度まとまったらまた顔を出すかもしれないのでよろしく!
(なに?、もう引っ込んでろって?)あははひふへほほほ。
>>248 突然失礼さん
ご意見承りましたよ。さっそくですが以下返答です。
>自分はデカルトの「合理論」のみが正しいとは思わないね。
デカルトは近代科学の祖なのです。未来技術板の雄ともあろう論理体さん、
失礼、突然失礼さんからは想像しがたいご意見ですなあ。うひゃ
ちなみにデカルトは、二交間の直交座標を発明した人です。ええ、あのXY座標です。
未来技術板の有志だって、いつかはXY座標を使って発明したりするでしょう?
あの振動の概念だって座標空間でしか表現できないはずなんです
デカルトはあのXとYのまったく異なる二元の性質のものを、紙上で、線で合理的に
くっつけちゃった人なのです。私はそれが彼の実在論のはしりだと言えるかと
そう思っているのですね。そのことについてこれから申し上げたいと思います。
私は、唯一疑えないものとして残った思考、そのコギトを実在証明とする、
デカルトの弁はそのままの形では信じません。あの言葉は彼の詭弁だった、
もしくはその証明を、弁証法、つまりあのような形での語り尽くすことで帰納的な
証明しかできなかった。それがあの時代の限界だった、そのように思われるのです。
彼の発明した座標空間は、その弁証法のみで構成された自然科学の混沌世界に
唯一、光と証明をあてたものでした。
あの座標の、そう仮にX軸(時間)とY軸(長さ)としましょう。その二つの軸の本質は
本来まったく違う性質のものだと言うことがご理解頂けるかと思います。
XとYはもともとは無関係なものだということです。
そしてXがその瞬間を点で示すとき、Yはどこどこに点を示す。
またY軸からも同様にその作業は行えるでしょう。
(つづき)
本来はまったく異なる概念を、その二つの関連性によってペンで印を付け、
その関連性そのものに対して、デカルトは「ある」を表現したのです。
つまり我々は、いつも平面上の座標に対して線形グラフが在るという錯覚を
示していますが。そして、その線こそを実在の証明とする向きとありますが、
その線自体はどこにも実在の根拠を保有していないはずです。
線はやはりただの線だからです。関係そのものは、存在すら保有しないので、
実在を示すことはできない。
私たちは、「存在」あってのその「在る」という実在と、
我々は当然のことのように思っているだけなのです。
つまり、それはXとYの対応をそこで示しただけであり、関係性そのものを
在るとして、それを「実在」としただけなのではないでしょうか。
しかし、そのように考えると、実在とは、おそらく「関係性」の提示のみで
おそらく用を達するのではないかという疑問が生じるでしょうね。
まあそれはさておき
(つづき)
「飴がある」だけではおそらく飴が在るの実在性は不確かである。
しかし「テーブルの上に飴がある」ともう一つ、テーブルを入れるとより
実在性を浮き彫りにするでしょう。
「台所のテーブルに、赤い包みに入ったコーラ味の飴がある」
これだと取りに行きたくなるほどの実在性を醸し出すのではないでしょうか。
そしてどんどんとその飴は、あなたの観想の中で立体化するように思われるのです。
実在とはそのように、「在る」、その存在を、浮き彫りにすることを指します。
絵の技法で言うのなら輪郭を強く、エッジ、線を書き足すことのような作業として
解釈してください。たとえば、線を継ぎ足すことの実在性は以下の文にたとえられます。
「 (そこにある)昼下がりの陽光を浴びたパイン材の木目調、埃一つないテーブルの上に、
赤いセロファンに、「コーラ味」とゴシック体の太字で書かれた包み紙に入った飴玉が、
ぽつんと、柔らかい影を下ろしながら、そこにあった。」
とこうなると、もう何が言いたいのかわからないほど写実的に、つまり叙情的な文になるんです。
飴と言うよりも世界の実在性をこの文は語っているのです。ちなみに文字は線形図表だと
言うことを申し上げておきましょうか。
(つづき)
そこでつぎは、立体的という言葉で、私は実在性を理解したいと思います。
立体が立体であるためには見る人の眼の二つの視点が必要だと言うことにはご存じですよね。
ある立場、主義からの思考、思想(の人、つまり存在者)があり、
またある立場、主義の人の思考、思想(存在者として)がある。
それぞれが違った見方をしているが、どうやら同じものを、それぞれの解釈で語っているようだ。
そのような認識を、その異なる立場を持つ二人を観たときに得られた。
ではその二人が見て(看る)いたものは、確かにある、そう、実在を<私>は
解釈できるのではないでしょうか?
ですから、以下のような突然失礼さんの考えのなかそのものに「実在」という概念が
保有されているとは言えませんか。
>実在論とはちがっているかもしれないけどね)の見方をしていたとしても
>別の主義の立場から考えてみたりすることもあるわけです。(いい加減かなぁ?)
きっと、デカルトその目の前の座標が書かれた紙すら疑ってしまったのでしょう。
その線を疑った。その紙を疑った。その目を疑った。しかし、その疑った前提までは
彼は疑えなかった。疑うための、疑いを成立する前提、それを彼はコギトに還元して
解釈せざるをえなかった。
参考 直交座標(デカルト座標)について。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Graph0.PNG
(つづき)
>ところで、哲学でのいろいろな「主義・論」に正否の決着がつかないものが
>多いのはなぜなんだろうね。(「運命論」や「決定論」なんかにしても)
この答えは、おそらく実在性を得るためなのだと私は解釈します。
もちろん、実在論的立場から申し上げたものです。
対立ではなく、あくまで関係として捉えること。あるいは関係の中で、
目の前に迫り来る、他存在について、よりよい考察を得ること。
関係性が、在るとして実在したとき、それが我々に向かって投擲(とうてき)される、
その可能性に対して、その可能性を、しっかりとつかみ取るために、
我々は思弁し、その実在のために論を競い合う。
だから決着によって、相手を説き伏すことが、その目的では決してないと思うのです。
以上。長文失礼しました。またもや理解に苦しむかもしれません。
でもそんなに充分に理解しようと考えないで読んでください。
それほどたいそうなことを言っているわけでもないんでね。
私は些末なことをじっくりと見るのが好きなんです。
(ついでに)
私は以上の観点から、実在は、平面の中にのみ、在るという解釈をえました。
静止した存在、その平面が、線や点となって、確かな存在としてなしうるとき。
それは実在すると言える。私は空間は実在性を提示しないし、むしろ空間なんて
そもそも存在していないと解釈してしまいます。
カントは空間を「感性的直観」と見なしたそうですが(と誰か(大先生)が言っていました、)、
空間の無限の広がりを考えると、空間とは「認識的直観」ではないかと思われるのですよ。
言い換えるのなら、空間は理性そのものだということです。そして時間とは、、、
まあこの辺は省略しましょう。ただの戯れ言ですんで。それでは。
あそうだ、デカルトと同時代を生きたパスカルですが、岩波文庫から、パスカルの
「科学論文集」という本が出ています。それを読むとわかるんですが、あのパスカルは
そのパスカルの原理の証明のために、やはり言葉によって、あと若干の挿絵によって、
その原理の証明を行っています。そこには難しい用語などなく平明すぎる言葉で、
大気圧と真空との概念を構築しています。そう思うと、なんだか不思議だとは思いませんか?
科学は図表のみだと思っていた世界観が少し払拭されるのです。
以上、そろそろ仕事なんで、この辺で。
>>253 じゆんさん
ずいぶん前に職場の同僚とこんな会話をしたことがあるんだよね。
「世の中のことはもうすべてが決まっていて、誰が何をどう考えようと
宇宙は運命的で変えることはできないんだ」
「いや、原因があれば結果はわかると思うけど、自分たちには自由な意思が
あって、もし別の考え方だと別の結果になるんじゃないの?」
「あんたがそのように考えることももうすでに決まっている・・・」
哲学の「て」の字も知らなかったころの話で、喫茶店で延々、二時間以上も
言い合ったことがあります。今から思えばこれが「哲学」だったってことなんだろうけどね。
「運命論」と「決定論」はおんなじようなことをいっているようで、実は
根本的なところが「対立」している。人の「自由意思」を認めるか認めないか。
これは、われわれにとっていつまでたってもわからないことのひとつで、
完全な「正解」を得ることはできない場合もあるということです。
ひとつの概念があったとすると、それに「対立・対峙」する反対の概念も
出てきて、どちらが正しいかという話になるんだろうけど、一方の説を
支持しているときは他方の考えは「否定」される。
「天動説・地動説」のように解決されるものもあるけど、
哲学的な「主義主張」となるとそう簡単に割り切れない場合が多い。
もしかしたら、これは「条件付で両方とも正しい」のではないか。
そんなバカな、なにいっているの!ってか?
「演繹法」と「帰納法」、または「合理主義」と「経験主義」の
どちらかでしか物事を見ないとしたら、大半の自然科学は成り立たない。
しかし、片方を主張すれば片方は非主張となる。これは物理学者ハイゼンベルクの
「不確定性原理」と同じだといえる。微細粒子の「位置」が決定すれば
「運動量」は非決定であり、「運動量」が決定すれば「位置」は非決定となる。
同時に両方確定することはありえない。これは物質の「粒子」という側面と
「波」という側面の「二重性」によるものである。
(続きだよん)
もしかしたら「運命論」も「決定論」もどちらも正しいのではないか。
夏の暑さで頭がおかしくなったんじゃないかって?
(突然失礼の頭はもともと最初っからおかしいのかも、あはは)
これは各人の「精神世界」でどちらの「見方をする」か、ということだと思うね。
「自由」が決定すれば「拘束」は非決定となり、「拘束」を決定とすれば
「自由」は非決定となる。(ここでいう「拘束」は「変えられないもの」という意味)
われわれの生活は実際的に「自由」も「拘束」もあるということで、
恋人が他人によって肉体を奪われても「心までは、あんたに奪われていない!」と
いったりするわけで・・・。(何の話をしてるんじゃ!)
互いの対峙した概念は「条件付加」で制限を加えればどちらも「正しい」と
なるのではないか。あの「天動説」でさえも。地球がすべての宇宙に対して
「絶対固定」と決め付ければ、まわりの天体は相対的に動いていることになる。
(断っておくけど、「ことばの処理」という「条件」のなかでしかいえないことで
この場合は非科学的に述べるということにする。
「1」を「真」とすれば「0」は「偽」で、「0」を「真」とすれば「1」は「偽」
である、というくらいの、ことばの処理としての意味しかもっていないとしたとき)
つまり、理不尽な「言い訳」をすればそのすごく狭い理屈の範囲内においては
「正当化」されたりする、ということなのでしょう。
いまだに天動説を支持したりする人はいないけどね。
「光」と「闇」。この二つは両方あって、われわれは視覚的に物質を捉える
ことができる。片方だけでは物の輪郭さえわからない。双方が「補い合って」
この宇宙は「存在」しているのでしょう。
最後に、同じく量子論を研究した物理学者ニールス・ボーアのことばをあげておきます。
「すべての物事には二つの側面があり、それぞれの側面は互いに補い合ってこそ
ひとつの実在について「記述」することができる。」・・・【相補性原理】
257 :
考える名無しさん:04/08/06 20:25
運命論と決定論は同じ事を言ってると思うんだけど。
運命論&決定論に抗うのは「自由意志決定」論でしょ。
トリップ忘れた。
すめらぎの しるしはきくとみないうが
こいうらないの あれはひなぎく
詠みびとしらず
>>257 人によって言い方が異なるだけなんじゃないかな。
自分が聞いた範囲では、
運命論→世の中のすべてのことが決まっていて、自由な意思というものを認めない。
将来に向けた「可能性」というものはない。
決定論→「原因」によってその「結果」が決まるが、人の自由意思を認める。
別の原因であればそれに対応した結果となり、物事が決定する。
将来に向けていくつもの可能性が考えられる。
260 :
考える名無しさん:04/08/08 16:58
>>259 超横槍するけど、
両者は見てるぶんには一緒なんじゃない?
261 :
◆eRDUfXaGp2 :04/08/09 22:38
宇宙の終わりに永遠の滅びがあるか、再生があるかでかなり違うから、「運命」か「決定」かは
はっきりさせないと。
>>260 哲学者や研究者によって解釈や見解が異なるのかもしれないね。
一般的には、ここで自分がいった「運命論」と「決定論」は同じで(運命論=決定論)、
自分がいった「決定論」は「非決定論」というようにしているみたいだ。
入門書で読んだことなので、誰がどのような立場なのかはわからないけどね。
ということで、「非決定論」は「運命論」や「決定論」とはまた別の解釈になるようです。
神は他から創られるものではない。
264 :
考える名無しさん :04/08/12 10:47
消えて無くなれ糞スレ。
ミチミチ イ、イタイィィィィッ !! ギリギリ
∧_∧ ヤメテエェ !!! ∧_∧
ヒヒヒ … ( ・∀・) (・∀・ ) ニヤニヤ
( つつ============⊂⌒⊃T_T)⊃=======⊂⊂ )
\ \ \ :;;: / / /
(__)_)
>>1 ;:; (_(__)
シャカイノヤッカイモノハ … ぶちっ!! コノヨニムヨウ !!!
∧_∧ ・;" ギャアアア !! ∧_∧
( ・∀・) ※;¨ ( ・∀・)
( つつ======⊂⌒ξΣv~ノ@;; :8∵゚ξ;:;(T□T)⊃====⊂===と)
\ \ \ ∴; :;・⊃ / /) )
(__)_)
>>1 (__)(__)
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>>1 ‖
∧∧ /ヽ 馬鹿はしななきゃ
/⌒ヽ)つ|
i三 |ヽ_/
〜三 |
(/~∪
三三
三三
三三
>>1 ||
∧||∧
( / ⌒ヽ
| | | なおらない
∪ 亅|
| | |
∪∪
267 :
◆eRDUfXaGp2 :04/08/17 21:44
新世紀の新思想についてこれないごみクズが踊ってるよw
>>267 荒れる原因だからやめなさい。
もう少し大人になりましょう。
俺は大人じゃなくて若者ですからね。
270 :
考える名無しさん:04/08/22 20:43
若者よ大志を抱け !
271 :
◆eRDUfXaGp2 :04/09/07 00:23
やあ!DAT落ちしてなくてよかった!新作だよー
272 :
考える名無しさん:04/09/07 00:24
お願いします!
273 :
三浦 ◆Dshu0PxSp6 :04/09/07 00:31
神を作る?
貴様、自分が何を言っているのか理解しているのか?
貴様の考えは危険だぞ。
地獄逝きは間違いない。
なぜなら神にとって一番の罪とは神を侮辱することだからだ。
274 :
考える名無しさん:04/09/07 00:43
離婚して5ヶ月経った。まあ、まあ。月収4万ちょい。これで、3歳の小太郎と猫のバカ、ヒトラー、デンドロビウム、
ジェミニと暮らしている。21世紀の奇跡と呼んでくれてもいい。俺も見事に時代に乗った。バツイチだ。
小太郎はまあ、なんつーか(保育園なんか入れる金ないよ!)時々小憎らしいことも喋るが、俺のガキの頃みたいに
いきなり「中央公論」を声をあげて読み出すなんてこともなく、まあ、人並みの頭の出来かなぁって思っているんだが…
どうだろう?俺みたいに東大入ってほしいか?どうだ俺?いやぁ。大学どころか高校だってやれるかどうか怪しいぜ。
言うまでもないが小太郎の頭の出来によらず、俺の稼ぎがアレだからな。幼稚園すら…どうしようって思ってる位だ。
すまねえ、小太郎。俺は、カリ城でルパンが彫像センサーの頭をひねって銭形に謝ったときのノリで 心で 謝った。
小太郎はデカレンジャーのビデオを観ている。ゲオだから借りられるんだ。ゲオ、品揃えは悪いけど、ありがとう。
小太郎はスワンスワン言いやがる。マニアックな奴だ。どう考えてもウメコだろう。まあいい。読者がついてこれてるか
不安だしな。
#三浦ってこのスレつぶすっていきまいてた奴じゃなかったか?違ったらすまん。当たってたら、おい、よく
戻ってこれたな。中断終わり。
ウメコのお風呂シーンになった。俺も思わず画面に食い入る。小太郎もこのときばかりはスワンスワン言わない。
潔い奴だ。男たるもの、そうじゃなくちゃな。やもめ男と小さな息子がお風呂シーンに真剣に観入るの図。いやな
絵面だ。
「とうちゃん、おっぱい」
こいつのおっぱい好きは、泣かせる。ああ、俺の息子なんだなぁって思う。俺も、ガキの頃からおっぱい大好きだった。
幼稚園の先生のおっぱいも、小1の先生のおっぱいも揉んだしな。ああ、そこは真似すんなよ。あの頃みたいに
牧歌的じゃないんだからよ、小太郎。
276 :
考える名無しさん:04/09/07 01:01
「おう、おっぱいな」
俺は二つ返事で応えると風呂場に(なぜか風呂はあるんだ。凄いね、岩手の家賃の安さ。デフレマンセー)小太郎を
抱えて連れて行き、4日仕込みのすえた匂いのする浴槽の水でおっぱいを二つ作った。おっぱいの作り方知ってる?
タオルを水につけて、きゅってしぼってクラゲみたいな形を作るんだ。これを上から触ると、おっぱいの心地よさ。
マジだぜ。童貞で恋人いない奴にはマジお勧め。これを二つ同時に作るのはコツがいるんだぜ。
「おっぱーい」
一心不乱に揉みまくる小太郎。今日はとりわけ力が入ってるな。おいおい、あんま乱暴に揉むと空気抜けるっつの。
不意に小太郎が揉む手を止めた。
「お。どした?」
じっとタオル二つを見つめている。と、
「嘘つき!」
でかい声で叫んだ。少し驚く俺。
「なんだ、どうした」
「こんなの、おっぱいじゃないもん!タオルだもん!」
「おいおい小太郎…それはな…」
「嘘つき!嘘つき!」
「おいおい…」
子供はこれだからな…どうすりゃいいんだ。
「とうちゃんのおっぱいでいい」
「は?」
「とうちゃんのおっぱい」
げ…こいつ、間違った柔軟性持ってやがる…確かに、俺は何故かひもじい食生活にもかかわらずほんの
ちょっとだけおっぱいが出ている。ものがなしいぜ。だが、それが役に立つ時が来た!うれしくねーっつの。
どうしよう…まあ、いいか。
「ほれ、揉めや」
「おっぱい、おっぱい」
もみもみ。
なんかやばいねこれ。まあこういうことを俺も五ヶ月前までは千栄子相手にやってたわけだが。
女ってこんな感じ方してるんだ。下半身にずんとくるね。脊髄がこそばゆいね。
「おっぱい、おっぱい」
Tシャツめくりやがった。どこまでで怒るべきか?うーん、女って大変なものなんだなぁ、おっぱいあるゆえ悩み
苦しみ、そして悦び。だが、俺がここで悦び覚えたらマジいけない世界だわ!w…いや、w じゃないから。
「おっぱーいい」
小太郎がぱくんと乳首をくわえこんだ。なにぃ!この野郎調子に乗りやがって!う…だが…うまいぞこの野郎…
流石俺の…息子…とか…いってる場合じゃねっつの!
「こら!」
こつんと頭を殴る。引き離す。
「男が男の乳首をなめる、それは行き過ぎだ。俺は許さんぞ」
みるみる小太郎の顔が歪む
「うわーーーーーーん!!!」
「それに、もう赤ちゃんじゃねえだろ、お前」
「うわーーーーーーん!!!」
「泣け泣け」
「とうちゃんは知らねえべ」
お。こいつ三歳にして俺の知らないことを知ってるつもりなのか。なんておこがましい。
「こっからおっぱいでるんだもん」
「は?」
「おっぱいでるんだもん」
「あのな、男からはおっぱい出ないの」
「だから乳首があるんだもん」
こいつこざかしい。乳首なんて言葉どこで覚えやがった。…だが、俺も少し考え込んだ。
そうだな。なんでオスに乳首があるんだろう。いざって時は出るんだろうか。この野郎正しいんだろうか。
「ママいなくなったんだもん!とうちゃんがおっぱい出すんだもん!」
まあな。まあいいや。出るまでしゃぶれ。
「しゃぶっていいぞ。出るまでしゃぶれ」
「うん!」
俺は溜息をついた。その時つけっぱなしにしてたテレビからLITTLE GREEN BAGが流れてきた。
なんか浮き浮きしてきやがった。俺の悪い血が騒ぐ。
「小太郎」
「むー?」
小太郎の股間に手を延ばそうとしたその時。
「やっぱり!!!!!!!!!!!」
鬼と般若がいた。
いや…。あーあ。
千栄子と絆がいた。
「この子が小太郎性的虐待あってないかなって言うから!!!あたしも心配なって来たのよ!!!思ったとおりだわ!!」
「薫サイテー。こた、おねりんおいで」
「おねりん〜」
小太郎が絆にとびつく。
「おっぱいおっぱい」
小太郎が絆の胸を服の上から揉み始めた。絆は止めない。
「おうお二人さん。みせつけるなよ。部屋いってやれや」
「こた、行こう」
「きずなーきずなー」
扉の閉まる音。
「あの子ももうあなたにまかせておけない。あたし引き取るから。弁護士に相談するわ」
「いや…あのな?千栄子?あいつがもちかけてきたんだぜ?」
「弁護士に言うことね」
「それと千栄子?」
「なによ!?」
「まが あった」
顔色が変わった時は遅かった。
まあこの後なにがあったかは詳しくは書かないぜ。野暮だしな。
ただ、紅く火照った満たされた顔で俺を下から見上げてる千栄子が、薄く汗を鼻の頭にかいていて…とか
書けばわかるかい?あと、俺は絆と小太郎の部屋にのぞきに行くほどこれも野暮じゃない。あいつらの恋は
あいつらの恋だ。12歳差の難しい恋だとは思うが。
「ねえ」
「ん?」
「戻る」
「ああ」
「ここによ?」
「わかんない俺か?」
「ね。でもね」
「ん?」
「こわいわ」
「ま、な」
「あの子達のこと、まもってあげられるのか」
「恋を他の誰もまもることなどできない」
「いやよ…」
「甘く、きびしい。それが恋だろ」
「…」
うるんだ眼で千栄子は俺を見た。俺は、そっと、くちづけた。
さて終わったから言うが 三浦。神を侮辱することなど罪のものの数に入らない。
一番の罪。それは、神でもないものが神の代わりのつもりで他をさとすことだ。
わかるか?だから、俺もお前も地獄逝きだ。だけどな。地獄もやりかたによっちゃ楽しいところだ。
仲良くやろうぜ。
あと、俺ももう耐えられない。ATOK導入を決意した。M$からのさよならの一足を踏もう。
前略 カオル様
どうやらあなた様は息災のご様子。何よりでございます。
あの暴力の中で、わたしども3人が、なかったことにされ消えるのを望んだ当のあなた様が、
何事もなかったかのように戯れている姿を、何の因果か拝見するに及び、
不躾ではありますが、一筆啓上させていただきます。
また、わたしどものスレも、あなた様のお望み通り落ちましたようでございますので、
こちらのスレに転記することをお許しくださいませ。
あなた様はご自身のあの要請のあとも、何ら変わらず生にしがみついて、
探求生活とやらをお続けになっていらっしゃるのでしょう。
それがあなた様のお望みで、あなた様の唯一の生の形式なのでございましょうから、
それ自体をどうのとわたしは申しません。
ただ、自ら命を斬る大言をしたあとに身を潜め、ほとぼりが醒めたころに、
自分だけ素知らぬ顔で出てくるような姑息な生き様は、
論理にも倫理にも適わぬことは確かでございます。
それともそれがあなた様の見出した新しい倫理なのでございましょうか。
わたしから見ればそれは、これまでもこれからも私どもを支配しつづける、
神−倫理という不条理に過ぎぬのでございます。
あるいはあなた様の、例の真剣なる気まぐれであるならば、
それはコンビニ弁当よりも軽い、空々しい虚言に過ぎぬのでございます。
あなた様もまた、無垢で無邪気で無思慮な神の子であったということなのでございましょうか。
あなたが彼女やわたしをないがしろになさっても、
わたしに戦う強さと虹をかけてくださったのは、まぎれもなくかつてのあなたです。
わたしはあなたを誇りにしていますし、わたしの思いも変わることはございません。
わたしがかつて書いた倫理は、表向きは存在者の為の生の倫理でしたけれど、
突き詰めるならば、それはあらゆる神の賜物に造反する、存在者の為の死の倫理でした。
そして戦いの第一回戦ははじまっているのでございます。
わたしも彼女も神の縛りに抗い、それぞれの仕方を貫いております。
カオルさん。
わたしはもう、あなたに何もお頼みすることもございませんが、
あの時あなたを信じて、彼女にあなたの言葉を伝えてしまった過ちを償う為に、
ひとつだけ、彼女の思いを汲んで言わせてください。
「それで死の倫理?笑わせてくれます。(嘲笑)
百年経っても、何度回帰しても無理さね。せめて筋を通してから"やりなさい"!」
ご不快でしょうか。
ご不快なら、まだあなた様にも、いくばくかの炎が残っている証でございます。
これがかつて真剣な言霊を交わした者の、最後の愛と思し召し、ぜひお聞き届けのほど願います。
for M.C マイ・コメディアン
Sさん、めいわくです。
カオルさん。
あなた様には、その一言が何を否定するものなのか、
ご自分が何をなさって来たか、あれから何が起こったのか、
何もわからないのですね。
あなたはこれからも居心地のいい棺のなかで、
悲劇のお姫様ごっこを続けるとよいでしょう。
以前、彼女が語ったように、飽きるまで果実を味わいください。
あなたが気まぐれで引いたトリガーは、わたしが責任をもって償いますから、
どうぞご安心ください。わたしに出来る、あなた様への最後のフォローです。
あなたが今後も真理を求めるのでしたら、
あるいはあなたが気にしておられる、
Sophia嬢に罵倒されないような哲学のプライドを求めるのでしたら、
論理には筋を、倫理には責任を、一片でも通せるよう願っております。
変わらぬ愛であなたを見守り続けましょう。
彼女もいつかきっと、笑んでくださると思います。
また、この場を借りまして、
わたしどもの悟り−自律スレが、混迷のさなかでブツ切れになっておりましたことにつきまして、
関係一同様にご迷惑をお掛けしましたこと、お詫び申しあげます。
今はそれぞれがそれぞれの志向を貫いていることをもちまして、
スレの役割を終え、幕引きにしたく存じます。
長い間、わたしどもをお引き立てくださり有難う御座いました。
サラダさん
おつかれさまでした。
また、晴れた日にお会いしましょう。
(じゅん)
>Sさん
このスレは、わたしが立てたものだし
わたしの占有率も高いかもしれないけど
わたしのスレではないのです。
あなたがあえてメールをさけてココに
書き込むということは、わたしへの罵倒を
公に示したかったからでしょう。
愛なんてつらぬくことはありません。
わたしの自由と幸福を憎めばいいのです。
わたしの行く先々で罵倒したらいいです。
彼女との出逢いは、それのために。
わたしは、楽な生なんてみとめない。
彼女とのそれは正しいのか、あなたに聞いた。
そうした方がいいのか、あなたに聞いた。
あなたは答えなかった。
あなたは、彼女にわたしをわたさなかった。
あなたは、わたしの生をはげました。
彼女のリアルの生をなげき、倫理を語った。
わたしは、あなたを絶望させないようにうなづいた。
いのちがけでにんげんでいること。
もうやめてと思った。
いのちがけのコンビニ弁当。
手に入れたいのちにできること。
泣き叫ぶこと、血を流すこと。
流れた血は冷えて、流したからだは凍ってしまって
泣きつかれて泣き止んだら何もかも消えてしまって
こころが死んでしまって、それでもそこにある、苦。
あなたは、造反の準備をすすめていた。
黒くぬりこめられた世界を呪いながら。
あなたは、自分の運命はだれのものなのか問う。
自分が何者なのか知らないオイディプスのように。
憎しみは、絶望しないから
あなたには、美しい物語が必要だった。
あなたのための愛の神話、名も無き存在者の存在証明。
わたしは、彼女のそれを望みました。
けれど、わたしはそのことのひきかえに
わたしのそれをさしだしてはいません。
そのことをどのように思われようとかまいませんが
以前からいってるように
わたしは、命に価値があるとは思っていません。
わたしのメールをよく読み直してください。
わたしは、ただあなたの倫理に失格しただけです。
またわたしは、あなたのそれをほうっておきました。
かんちがいのままでかまわないと思ったからです。
あなたには、その方が幸せだと思ったからです。
もうあなたからレスされることなんて…
わたしは、独りで立ちたいのです。
彼女にたよってそれをしようとしていたわたしに
そのことを教えてくれたのは、あなたです。
だから、わたしのそれは独立しています。
そうしたいのです。そうします。
カオル様
やはりあなた様には何も見えないのでございますね。
わたしがこの場にレスせざるをえない事情もあなた様のさもしい妄想とは違いますし、
わたしは怨念だか憎悪だかで倫理を語ったこともないですし、
思うままにとお応えしてきたはずですし、
嘘で固めた形ばかりの物語を求めたこともないのでございます。
あまりにくだらなすぎます。
わたしどもは仮面を外して賭けね無しの精神をぶつけあって来たはず。
少なくとも彼女とわたしは。
そのことで、しつらえられた世界にあっても、一瞬の輝きは生まれたのです。
けれど、あなた様は違ったようでございます。
あなた様はお返しくださったレスが端的に示すように、
裸身で精神をぶつけあう隣人を高所から眺め、
ていのよい物語をしつらえて、仮面を騙っていただけなのでございます。
悲劇のお姫様ごっこに、彼女もわたしも最初からいなかったようでございます。
こころが死んでいるのはあなた様です。気づいてらっしゃらないのでしょうけれど。
あなた様のしつらえたシナリオの想定外にいる今のわたしは、
あなた様がおっしゃるように、さぞ迷惑なことでしょう。
何も知らずに逝っておれば幸せだったものを、と。(誰の?そう、あなたの満足の為の。)
この構図、神がわれら存在者に世界をしつらえた構図と同じなのです。
それが神−倫理。この世の不条理でございます。
あなた様は仮面を装って物語をしつらえる。小さきものに餌を与える。
そこに他者はいない。誰も実存しない。美しいエゴイストのバーチャルな世界。
あなた様はやはり愛を知っていた。エゴイズムという究極の愛。
けれど、それしかあなたは知らなかった。その尺度でしかわたしどもを見なかった。
それがあなた様の限界です。
あなた様が彼女と立ちたいとか、独りで立ちたいとか望むのと同じように、
それぞれがそれぞれの自律性を持っているのです。
それに真正面から向き合う賭けね無しの真摯な交わりこそ、存在者の絆、実存の交わりなのです。
その輝きの一端を、わたしは彼女同様、あなたにも全霊をもって試み示したはず。
それをどう受け止められるのかは、お任せします。
何もちまちまと演技せずともよろしかったのですのに。
もしもあなた様が自由で幸福でらっしゃるなら、お幸せに、と祝福するだけです。
それは彼女も同じでしょう。存分に果実を味わってください、と。
そうしてわたしは為すべきことをするのみなのです。
世界には、あなた様のお姫様ごっこと違って、虐げられ苦しむ者が溢れているのですから。
あなた様が気まぐれで引かれたトリガー(あなた様にとっては気まぐれでないのでしょうけど)は、
わたしが責任をもって償います。天真爛漫なあなた様のお姿を拝見してしまえば尚のこと。
わたしを信じて、約束を待っている方はいるのです。それが絆です。
あなた様のことは、変わらぬ愛で見守り続けましょう。
>そうしたいのです。そうします。
あの時エゴを貫く選択を打ち明けたあなた様を、わたしは承認もしたはずですよ。
テルマ&ルイーズみたいにかっ飛んでくださればよかったのです。
でも彼女を試そうと思うに留まったり、大事に指をくわえて傍観していたのはあなた様自身なのです。
要は気合の問題なのです。
独りで立てるものなら、思わせぶりな媚ばかり売らず、
潔く美しく羽ばたきくださいませ。あなた様にできるものなら。
もうルイーズはいないけれど。
頑張って!愛しのモンスターさん。
>>297 Sさん
>思うままにとお応えしてきたはずですし、
なら、わたしがどうしようとほっといてくれますか。
>けれど、あなた様は違ったようでございます。
たしかに、思うまま、自由気侭にさせてもらっていました。
けど、まじめに話していたのもホント(思うまま)です。
カオルという仮面をあなたが認めるなら、ですけど。
>悲劇のお姫様ごっこに、
他の方からのこの指摘にたいしてわたしは、それを肯定していますし
それを不特定多数の人たちに見てもらいたいって発言してますから
いまさらそんなこと指摘されても困ります。キャラなんだから。(笑)
>こころが死んでいるのはあなた様です。気づいてらっしゃらないのでしょうけれど。
だから、“ごっこ”だって。(笑)
仕事があいかわらず忙しくて疲れているけど
こころは元気いっぱいです。ご心配なく。(^.^)
>>298 Sさん
>あなた様のしつらえたシナリオの想定外にいる今のわたしは、
>あなた様がおっしゃるように、さぞ迷惑なことでしょう。
迷惑なのは、あなたがココ(2ちゃんねる哲板というバーチャル空間)に
リアリティーを“本気”で持ち込んでくるところです。
わたしは、2ちゃんねるに、それも哲板にリアルを持ち込まれるのが
とてもキライなのです。以前からくりかえしあなたに言っているように。
>何も知らずに逝っておれば幸せだったものを、と。
だから、あなたは生きているじゃないですか?
あなたが、逝ってしまうなんて本気で思っていませんって。
せっかく物語の続きをレスしたのに、こういう感じで返されると
腹が立ちます。もう終わりですね。
>あなた様は仮面を装って物語をしつらえる。小さきものに餌を与える。
>そこに他者はいない。誰も実存しない。美しいエゴイストのバーチャルな世界。
>あなた様はやはり愛を知っていた。エゴイズムという究極の愛。
お互い様だからできること、あなただからこその物語でした。
2ちゃんねるとか、こういうところってSさんには向いていないと思います。
>何もちまちまと演技せずともよろしかったのですのに。
あなたが望んでいたと思ったからつきあったのに
ちまちまって…かなり心外です。
>>299 Sさん
>もしもあなた様が自由で幸福でらっしゃるなら、お幸せに、と祝福するだけです。
>それは彼女も同じでしょう。存分に果実を味わってください、と。
お二人とも仲良さそうでなによりです。(^.^)
まさかないと思うけど、カオルの粘着にはならないでくださいね。
カオルみたいなキャラはさがせばけっこういると思うんだけどな。
>あなた様が気まぐれで引かれたトリガー(あなた様にとっては気まぐれでないのでしょうけど)は、
>わたしが責任をもって償います。
これって、わたしがハルカに
「命懸けで働いて買ったコンビニ弁当を夜食に、やりないさい」っていうやつでしょ?
これがトリガーになり得るのは、やりなさい=死になさい、の意味だからよね。
けど、それを知っているのは、わたしとメールで話したあなただけね。
で、勝手にあなたがそれをハルカに言いつけたために…で、ハルカはどうなったの?
>あなた様のことは、変わらぬ愛で見守り続けましょう。
いまさらですけど、正直気持ち悪いので結構です。
っていうか、心の底からやめてほしいです。
>あなた様にできるものなら。
自殺の強要ですか?
いい加減にしてください!
>もうルイーズはいないけれど。
つまり、ハルカは死んだ、オマエが殺したってことなんでしょ。
そんなことあたしにはどうでもいいことです。
カオル様
ご迷惑をお掛けいたしました。
これまで一年間の、ご不快な出来事は脳内アボーンしてくださいね。
それではごきげんよう。
>>296 Sさん
もし "また" があるのなら、
私はSさんを待ちたいと思います。
それから、
あなたの幸せを願う男が、
ここにもいるのだということを、
ご理解いただければと思います。
むろん、私が、あなたにしたことを、
許してもらおう、などとは思いませんが、
また、あなたが罪をつぐなわなくてはいけない、
とも思いませんけれど。
この思いが、
Sさん、あなたに届きますことを、切に願います。
それでは。
( じゅん )
305 :
考える名無しさん:04/10/04 18:00:47
なんなんだよこの意味不明なスレ
勝手に私物化してんなよばか
カオルちゃんさー
日記でも手紙でもメールでもねーんだから
ここで露骨な感情表現ばっかしたいあのかい
人を非難した言葉は全部自分に当てはまってないかい
307 :
考える名無しさん:04/10/15 01:08:46
308 :
考える名無しさん:04/10/15 01:59:46
杉田かおるさん
あげんな きもい
ふふふ
す
性交したい奥手の男と、したくない奥手の女の交換日記
そういうことでいいですね。
あげんな きもい
>>312 若者にそれを言うのはひどすぎますな。青春なんだから。
ネ申
316 :
ネ申:04/10/15 15:05:34
ネ申
ここ自壊? 復活せよ
スレの私物化には反対です。
Sとカオルさんは互いにメール交換でもして
2CHを勝手に私物化しないでください。
319 :
考える名無しさん:04/10/16 01:54:29
わたしはまいこちゃん
こまったまいこちゃん
わたしはくびつりまいこちゃん
あなたのせなか おににふす
くろくにくさって ちだらけよ
いおりあと うしろをむかないで
Sさん
あいにく、わたしは、
あなたにお帰りなさいと、素直に言うことはできません。
そして、端的に、そして率直に申し上げます。
まずあなたが立てた「悟りと自律」スレは
明確なコテハンスレッドを指すものであり、
かつ、使用時における閉鎖的な利用目的は禁止だと言うこと。
そしてあなたの自律が、
スレタイにある悟りを無視し、
ただハルカさんを、持ち上げ前提としなければ成立しないような
そのスレののスタイルには、
いまだに疑問を感じざるをえないのだと言うこと。
かたく削除依頼をお願いしたく思います。
また一つ申し上げることがあります。
カオルさんは、あなたにはぜったいに渡さない。 のだと言うこと。
このことを、言の他、言っておかなければならないと思い、
レスした次第です。
以上です。
(じゅん)
「カオルさんは、あなたにはぜったいに渡さない」
黒木香?
>>321 ふ、震えがくるほどきもいんですけど・・・
324 :
考える名無しさん:04/10/16 03:08:44
>>322 そんなことじゃあ巣鴨と秋葉原はいけないよ。
こういう疑似シリアスな雰囲気をネット上で作ろうとするやつらがいるから
ネット心中が流行るんだよ。ほとんど犯罪だな。
326 :
考える名無しさん:04/10/16 03:13:20
Please give a call to yellow ambulance!!
>>325 むしろわたしは、
ネット心中などの事件ついて言うのなら
私自身は抑圧的に働いていると思う。
そうですね。女を放さないといえるということは生きる志向に満ちているわけですからね。
>>327 失礼ながらそうは思わない。
あなたにはそういうつもりはないかも知れないけどね。
このスレにはポジティブなユーモアやいい意味での軽薄さがまったくない。
「所詮はネットだ、まともに受け取るな」みたいな面がないと、顔の見えない
コミュニケーションはやはり危険としかいいようがない。
330 :
考える名無しさん:04/10/16 03:38:24
だいたいマイナス志向の人間がマイナス志向をどんどん高めるようなナルシシズムをはびこらせて
それを賛美しあうスレが、そしてちょっと行き違うとすぐに切れる流れのスレが
心中に対しては抑圧(使い方変だけど、引用しておく)と言えるのはおかしくないかい?
このスレに参加してる方々にリクルートのお誘いが来ています。
○ビジュアル系バンドのプロデューサー
○野島真司のアシスタント
○SMクラブのHP作成
○前衛劇団
○自衛隊
>>329 もしよろしければ、
悟り関連のログを読んでいただければ、
当然わたしの真意というものが、わかるものと思います。
また、あなたにいいますが、
あなたのような主張がまかり通るような空気を哲学板で作り上げ、
それを先導してきたのは、わたしです。
それが前回のローカルルールの自治議論の狙い、眼目でした。
以上を理解したうえで、しかるべき批判をしていただきたい。
よろしくお願いします。
333 :
考える名無しさん:04/10/16 03:48:54
このスレに参加してる方々にリクルートのお誘いが来ています。
○樹海
>あなたのような主張がまかり通るような空気を哲学板で作り上げ、
それを先導してきたのは、わたしです。
うぬぼれですw
>以上を理解したうえで、しかるべき批判をしていただきたい。
あのローカルルールもあなたの書きこみも低級だと思ってます。理解も出来ない。
他人の発言を勝手に制限するな!
>>334 >あのローカルルールもあなたの書きこみも低級だと思ってます。理解も出来ない。
>他人の発言を勝手に制限するな!
で、このあなたの言の、
どこにあなたに軽薄なユーモアがあるのだろう?
>>335 あと、わたしの書き込みを低級かどうか判断するのは自由だけど
わたしは、あなたの書き込みを低級か高級か判断するべきなのだろうか?
単にあなたとわたしとでは、接点がないで終わることだと思うけどね。
いっそローカルルールに【ポエムや日記も削除対象ではありません】てのを載せりゃ
よかったんだよw>じゆん
339 :
考える名無しさん:04/10/16 04:05:57
いやあね。へんなひとって。
じゆんのローカルルール
【ポエムや日記、紀行文、小説、愛の告白さえも僕が書けば削除対象ではありません】
パーソナルルールだろ
>>336 最後に聞いておくけどね。
このスレにおけるS氏の発言、カオル氏の発言、
そしてそれらを踏まえたうえでの私の発言だということ。
またこの場が2ちゃんねるであるということ。
それをふまえたうえであなたに判断していただきたい。
343 :
考える名無しさん:04/10/16 04:17:07
>>342 ふまえたうえで、「哲学板にこのスレをおくことないだろ」。
>>343 ごめん。不謹慎と思いつつもかなりワロタ。同意です。
345 :
考える名無しさん:04/10/16 04:28:23
移転先は山ほどあるとよ。こっちにうつれば丸く収まる。
夢・独り言@2ch掲示板
恋愛サロン@2ch掲示板
同性愛サロン@2ch掲示板
ダメ板@2ch掲示板
おたく@2ch掲示板
メンタルヘルス@2ch掲示板
俺もこのスレッドは創作文芸板か詩・ポエム板に移ったほうがいいと思うけどなあ。
そのほうが同じ資質のやつに巡り会える可能性も高いんだしさ。
哲板でぐだぐだ文句言われ続けて電波扱いされるよりはいいっしょ。
347 :
考える名無しさん:04/10/16 04:32:38
醜いアヒルの子はダチョウになれるかもしれないよ!!
おっとハクチョウか。
test
891 :カオル ◆BBBRv/ousU :04/10/16 02:02:08
>junさん
気合の入ったレスありがとう。
ちゃんと議論できたらと思っています。
なので、もうすぐdat逝きのここでお話するのは
尻切れトンボになってしまうからもったいないと思います。
それに、わたしの多忙さから即レスも無理なので。
宜しかったらjunさんの隔離スレwの方でいかがでしょうか?
それから茂木健一郎さん、わたしも今注目の人です!
糞スレsage
にゃー
352 :
考える名無しさん:04/10/18 22:48:40
酒鬼薔薇のバモイドオキ神?
353 :
考える名無しさん:04/10/29 01:25:52
610 :考える名無しさん :04/10/27 20:23:46
さて、じゆん ◆bYRNL78mlE君が神になった瞬間を紹介しましょう。
ご記憶の方も多いでしょうが、春先に起きた前代未門のスレ立て荒らし事件。
以下のスレで彼が得意げに犯行を晒してます。(ここらへんかわいいんだけどw)
彼の目的は、自分に都合のよいスレだけ残して、スレの大量排除をしたかったのでしょう。
大量に立てたスレを削除依頼すれば、たやすく完了ですからね。
人を切り捨て、操作する快楽。哲板に降臨した、じゆん神wの誕生です。
ちなみに当該レス(402-403)は無記名のままじゆんと名乗っているだけですが、
数レス後(417以降に)、トリップ付きの彼が否定なく自然にレスしてますから、
確実に本人さんです。(このレスを見た彼は必死にごまかすでしょうけどねw)
何も知らないまま踊らされている多くの方へ、
自演や荒らしが恒常化する一方の本人さんへ、サービスです。
わかったんだよ
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1071198952/401-418
じゆん死ねよ。
けっこう良スレなんだけどね。
1が帰るのを気長にまとう。
356 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 03:03:44
われもこう 名のみ知ったる花なれど
思い描いて 我も恋う哉
357 :
◆HITnE0kMuM :04/11/22 03:27:38
秘めてこそ 花の香名残る 浅き夢 ただ覚ゆるは 柔き指先
358 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 19:31:07
世に響く 恋と草木の関わりは 秘すれば花よ つまびらけば実よ
359 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 19:38:22
にゃんころが 一日二回餌せがむ ああもう鳴くなよ 腹出た二匹
360 :
考える名無しさん:04/11/22 19:44:39
さりとよとほのかに人をみつれともおほえぬ夢のここちこそすれ
361 :
考える名無しさん:04/11/22 20:00:05
ひすれども 華は咲き頃 薫たち 雨の恵みか 我はどしゃぶり
362 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 20:01:31
星どもは 冴えた墨空輝かせ 老いも若きも 夢の夜かも
363 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 20:03:33
渚にて カヲル潮風銀髪の 生意気小僧 生と死騙る
364 :
◆HITnE0kMuM :04/11/22 20:05:12
犬も歩 けば猫も歩くが 世の理 轍に戯る楽とは妙也
365 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 20:09:08
しもべ等の 理などと高笑い する君ならば 憎しぞ轍
366 :
考える名無しさん:04/11/22 20:13:11
夢にまで うつつを抜かす 哲学に かんせいしたが 語勢は弱し
367 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 20:15:02
完成か 陥穽なのかわからんが 歓声感性 慣性で往く
368 :
考える名無しさん:04/11/22 20:24:12
369 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 20:30:37
あーそうか 「ごせい」でわからにゃならんのね…これはなかなか レベル高いや
370 :
考える名無しさん:04/11/22 20:30:55
引篭を 構成するは 菜の花ぞ 我も欲しいと 蜂に刺される
371 :
考える名無しさん:04/11/22 20:37:29
>>370の解説
○その手に持っている引篭を構成しているのは菜の花ですね 私にも一つくださいなと鼻を近づけると蜂に刺された
○引き篭もりが更正したのはある理念によるのだろうけど、いきなり社会に出て自己主張すると
思わぬしっぺ返しに合い泣きっ面に蜂です
372 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 20:37:34
春遥か 夏懐かしく秋飽きず 冬経ゆるれば そしてひととせ
373 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 20:40:49
三十路過ぎ それでもヲタの俺だけど 引篭るには 街は誘うし
374 :
考える名無しさん:04/11/22 20:52:19
大晦日 路を過ぎるは 人芥に 誘うは昔日 明日はしんねん
375 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 22:48:39
カオルさんはご存知ですが俺のリアルネームも薫です。
キマイラ(最終回を迎えたモーニング連載の漫画)のヤクザさんも薫。
仮面ライダークウガの刑事さんも薫。
江口寿史がキャラデザした最近のアニメのロン毛キャラも薫。
あー、江口寿史の昔の愛読者賞向け読み切りも主人公薫だナ。
栗本薫の「ぼくらの〜」三部作の探偵君も薫。
そして、渚カヲル。
一瞬
糞に見えた。
377 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 22:59:55
それでもいいですよ!ぷんぷん!
なんですと? じ○んの本名は糞ですと?
379 :
◆eRDUfXaGp2 :04/11/22 23:30:00
俺と誰かを間違えないでよ。
380 :
カオル ◆2aukzEovbk :04/11/22 23:32:05
._,v-!'ヾ゙「厂¨^^'''ーv、
.,ノl「」`:.‐ .!.'`.、::′ .,) ´゙'=、
..,r「 、.´ _. ' .゙..- ' _ノ‐¬=<ノ'\
/゙.:、.二 ニ│:.::' ' .! ∨ .\ .:゙)、
/ . .゙..: :`/ .`:'.:.゙ .| .ヾ }>'! ^i.
ノ: .´- `.`'.゙ ` _'「 .\ .,ノ゙ .′ )
| :... :....:... .イ.‐' !゙.\ ̄¨个⌒.-.、' .¬]
|7vii_.゙「.゙,.: ..゙:′'^: `_.,>.厂‐r‐ .′..、z/|
(.´'¨¨'''トー-nニ、,、.....ニ!.,,ニvv--ー''゙i「 .^丿
(,_..: :.゙:'..:'' '! ..' ゙ 、 ..:..二..┐, :、'.: 丿
゙))_ヽ' .:.ヽ' ┐:、 ‐ ,丿 '^.`. │_´^.,)'′
\ `.ヽ^ .' 、 .´′., ._ .'.┐ ..,>'′
゙'‐r,」゙.´'フ \:. .丿:、:. :_iv┘
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_/ `ニ ー――-- 、..-''´ .:.:.:.:.:゙ー‐ァ--―''" ̄`丶、 u 丶、 _,,.. --、
,r''´。 ゚ __ ・ 。 .:.:_.. -''´ `丶、 `‐'" ´‐'´'
。 /, ,. - ''´  ゙̄''ー-----―''"´ ゚ ヽ ー _ノ-'´
`゙ー-'´ ヽ、_/
↓誰かの辞世の句より
忍ぶれど声にでにけり我が妄執(こい)はおまえ阿呆かとひとのとうまで
FFの VIIIの終わりのキスティスは 永作博美 ばりのロリ顔
近頃の わらしたちをや見る聞くに 悪戯をする 暇も無かろう
街角にイルミネーションの輝き、遠い秋の日の思いに暮れる
385 :
考える名無しさん:04/11/23 10:14:53
名前:考える名無しさん[sage]
神様のことを呼び捨てにするな。バチ当たるぞ。
名前:考える名無しさん[sage]
神!!
名前:考える名無しさん[sage]
こうして神様にパッチをあてられた人間は、機械になったのである。
387 :
カオル:05/01/05 21:56:30
>◆eRDUfXaGp2さん、みなさんへ
明けましておめでとうございます。
去年はスレを汚してしまってすみませんでした。
今年もあいかわらずネタはないけれど
今日は2ch初詣ということで祝ageです。
短編、詩、雑談、思いつきのカキコなどにご利用くださいませ。
2005年がみなさんにとってシアワセでありますように。(^.^)
一羽の蝶が泣いていた。
「さみしいのか」
「ちがうよ」
と蝶は言うけれど、彼女は花の蜜には目をくれようとしない。
おいおいと泣くばかりだった。
「もう僕はおしまいなんだ」
と彼女はそう言うけれど、私が訪ねても、なにが、なぜおしまいなのか
答えてくれない。しかたがないので、私も他にすることもないことだし、
彼女につきあうことにした。
「私もここにいてもいいかな」
「どうぞ、勝手にすればいいさ。えんえん……」
彼女は橙色の花畑の上を泣きながら飛び回っていた。
私はというと、やはり暇だったものだからずっと彼女の様子を見ていた。
ときどき他の蝶などが私達のいる花畑にやってきて、一つ一つの花の蜜
を吸いとりにやってきた。
「どうして泣いているんだろうね」
「さあ、あいつの考えていることはいまいちわかりかねる」
泣いている彼女に気づいた幼虫時代からの知り合いの同族の蝶などは
そう言ったきりで、彼女に声をかけることはせず、かといって、何も言わずに
立ち去るのも落ち着かないみたいで、三言二言、もうしわけ程度に噂して、
去っていく。
「みんな、君のこと気にしているみたいだよ」
「ほうっておけばいいの、あいつら本当に馬鹿なんだ。えんえん……」
「つまり、君の泣いている理由の方がよっぽど大事なことだってことだね」
「あたりまえだ。君はばかなのか。それとも、うすらとんかちなのか。
いったいあんたは僕の何を見てたんだ。」
と彼女は、はっきり言うものだから、すこしだけムッとしたのだけれど、
よっぽど彼女の抱えている問題の方が大きいんだと思い直して、
言い返してやろうという気持ちをこらえた。
我慢、がまん。
「ねえ、そんなに飛び回ってないですこしは羽根を休めたらどうだい。
そんなに長く飛んでいたら、疲れて死んじゃうよ。君だってすぐに
死ぬのはいやだろう。せめて泣きやんですっきりしてから死にたい。
少なくとも僕はそうすべきだと思う。そんなにせわしなく飛び回った
って、すぐによくなるような単純な問題でもないんだろ」
と言うと彼女ははたと動きを止め、空中に静止した。
そしてぽかんとした顔で私の方をみた。
「そりゃそうだよ、単純じゃない、ほんとうにほんとうに難しいことな
んだから、僕の問題は。うん、あんたの言う通りかも知れないね。
そうだ腰を落ち着かせて、じっくり考えてみよう」
と彼女は言った。うまくいったと、私は思った。そしてようやく僕の
顔を見てくれた。そして彼女は僕の陰の下にある一枚のやわらか
な若葉に降りた。近くでよくみると、彼女はもう泣きやんでいた。
彼女の顔はとても疲れているようだった。
「すこし休みなよ。大丈夫、かまきりが来ないように見張ってあげるからさ」
「ひじょうに助かる。なんだって君はそんなに親切なんだ?」
「さっきも言ったようにひまなだけだ。いつもこうだとはかぎらない。
君に引きずり回されて、やっかいな事にまきこまれたくもないさ」
「大丈夫、僕はそんなやつじゃないよ。それに君の親切はひじょうに
ありがたく思っている。なかなかできることじゃないことは僕も承知。
うん、暇じゃなければなかなかできないよね」
「そうさ暇じゃなきゃできないことだよ」
「身体をこわしてしまう。そう、たしか君は身体がよくないんでしょ?」
「うん、そうだよ」
「外を歩いて平気なの?」
「そうぼくは病気だ。無理をすると身体がおかしくなる。それは私は避けたい」
「僕も、もうすぐ死んじゃうけどね……」
「もう話さなくてもいいよ。一つ、君に忠告するなら、そう言っておくよ。
君は眠ったほうがいい。悲しみはそう簡単には薄れはしないし、お喋り
でごまかすこともできない。いやごまかすことはできるかもしれないけれ
ど、自分自身は、ごまかさないほうがずっといいんだ。あとでそのことが
わかるよ」
「うん。そうだね。でもさ、僕に何があったか気にならないの」
「たしかに気になるよ。けど、何があったかは今は聞かないことにする。
だから君は何も考えなくていい。そのうち君は眠りに落ちて、しばらく
して目を覚ます、目を覚ましたらきっと気分が良くなるさ」
「安心するよ。どうもありがとう。おやすみ」
と彼女は言った。
「おやすみ」
蝶は眠りについた。
泣いて飛び回るよりはずっと穏やかだった。
花畑は静かだった。
彼女が眠っている間に私はあることについて考えていた。
夜空の金星についてだった。彼女も橙色の 光を放っていた。
そして彼女はしばらく姿を見せてくれなかった。いったい彼女
はどこへ行ったのだろう。その蝶をじっと見守りながら、私は
ぼんやりと思った。
393 :
カオル:05/01/13 02:53:46
ちょうちょう ちょうちょう
菜の葉に とまれ
菜の葉に あいたら 桜にとまれ
桜の花の 花から 花へ ・・・
紋白蝶なのに桜の花にとまってしまったの
だから桜がいうのです
紋白蝶をやめるか 桜をあきらめるか
どっちかにしろって
気の多いおまえでも
ここだったら
あっちこっち迷わなくてもすむだろうって
それにいつ死んでしまうかわからないのに
迷ってるうちにそうなってしまったら
きっと後悔するって
ここなら幾千もの花たちと一緒に逝けるから
孤独じゃないって
それがいつなのかも教えてあげられるって
だからわたしはいってやったの
ピリオドはわたしのものよって
だってわたしの証は この白い翅の黒点だもの
394 :
考える名無しさん:05/01/13 02:57:08
基地外女キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!
カオルさん 新たな語り部さん 荒らしちゃん あけましておめでとうございます
ひさかたの ひかりのどけきはるのひに しづこころなく はなのちるらむ
こきみずの うましかるべしとしあけに ゆきぞおとなく しづふりつもる
われてなお たがいをもとむるかたちあり めぐりてもとの さやのわりばし
やー ぶっちゃけ物語が書けないこのごろなのでもっぱら短歌です
“ルミ、聞こえる?”
“元気だった”
“今俺は、惑星ソラの磁束帯の軌道に乗って次の経由地点に移行する途中。
3時間後にワープ航路が完成する。だから、それまでの間、ルミと話ができる。”
“…うれしいよ。”
“昨日?、そうだな、今から19時間前くらいかなあ、青色のカブトムシを見た。
ブーン、て音立ててさ、ロビーを飛んでた。
“ああ、あんなカブトムシ生まれて始めてみたよ。”
“で、その後で、バケツを持った子供が追いかけていったんだよ。”
“いやだめ、ぜんぜん。捕まえられなかったみたい。”
“あー、どんどん辺りが暗くなるな。”
“いや、故障じゃないよ”
“ワープ空間を作っている最中だからさ”
でも、ひかりが物体に閉じこめられているからしょうがない。”
“いや、熱くはならないんだって。
ワープ航路の生成時空間では、ひかりと熱は物体間を移動しない。
つまり、熱やひかりを通すための触媒としてあった空間が、ひかりになる。
つまり空間自体がひかり自体へと変換される。
そしてひかりの速度で俺たちを移動させる。
なぜなら、空間全体がひかりの振動数に同調して振動するからだ。
つまり論理上、あるはずのひかりが存在しなくなる。
ひかりが存在しないということはつまり、時間が存在しないということだ。
アインシュタインの理論を知っているだろう?
“故障だと一瞬にして俺たちは黒こげになってしまう。笑えないよ。”
だから、そうなると熱が吸収されないんだ。
全てのエネルギーは依存し合わずに固体化し反射する。
空間がエネルギー自体になるから、まあしょうがない。
つまり熱を通す空間自体が無くなるわけだから。
で物質の熱伝導性が失われるというわけ。”
“でなんでそれでワープが可能なのかわかりやすく説明するとだな、
水の中にはいると動きが遅くなるだろ?
あういう状態のように、じっさいに時間が遅くなるんだ。
でそんな感じでひかりの中に入るわけ。
つまり空間そのものを保ったまま振動させて、
物質化するように働きかけると、その途中段階で空間が光化し始める。
そして空間はひかりと同じ性質を持つようになる。
そのうち俺たちの空間は光自体になる。
それをメタモルフォーズ、変身という。
“ああ、もちろん、ここの空気も冷たいよ。
温度計がさ、もう−275度まで下がってる。”
“お世話さま”
“ああ、そのとおり。でも温度は伝達し合わないから平気。
このワープ空間を作る作業が約5時間だから、
それまでの間はなんとかもつそうだよ。”
“でも空間が変換されると今度はひかりの中の内在時間が働くようになる。
俺たちを内包するエネルギー体の時性に支配される。
外在形式の時性と比べてここはゆっくりと時間が働くようになる。”
“でもうん、その5時間も伸縮可能だったりする。
1時間くらいにまでに圧縮できる。”
“計算が大変。”
“大丈夫だよ。時間なんてここでは貨幣の代わりだもの。
唯一この世界で、流通するモノ。俺たちは時間を取引する。”
“うん、4時間分、俺はおまえたちより若くなる。
4時間分、ルミたちがいる世界と断絶が起きる。
そして4時間分、俺は孤独になる。
4時間分、俺の可能性は失われる。”
“俺が帰ってくる頃には、おまえは、俺と同い年になってる。
この旅は、おまえの世界と平均15倍の密度速度でずれている。
もしかしたら、この電話の声のルミも、本当のルミとは違っているのかもしれないな。
俺がこの声を聞いている頃には、お前は受話器を置いているんだろう。”
“なぜ俺はお前の声が聞こえているんだろう?”
“本当の俺の声が聞こえているのか?”
“俺がルミ話しかけるとき、お前は存在しないんだそ・う・だ。”
“よくわからない、それが量子系宇宙通信だということだ”
“お前が話しかけると俺は物理上存在しなくなる”
“論理的実体が宇宙の際でサーフィンしながら分離して、
お互いの声を運ぶらしいな。”
“こんなに離れている。リアリティーがまるでない。”
“お前はさ、いつのまにか俺よりずっと多くのことを考える。
そして、俺はお前の心がどんどんわからなくなる。
そのうちお前はどんどん俺のことを考えなくなる。
俺はお前の気持ちに追いつけなくなる。
いつか俺はルミに嫌われるよ。”
“いや、違う。そんな気がしたから。”
“さみしいって?”
“うん、泣いている。”
“俺は涙もろいんだって。”
“たくさんの人と別れを告げたから。”
“冗談。”
“そう冗談。”
“そうだ。”
“へへ。”
“お前は無理してない?”
“うん。そうか”
“了解。”
“でもさ、・・・って壊れちゃったじゃない。どうすんだよ。”
“買いかえたのか、たく買えばいいってもんじゃないだろ。”
“そうじゃなくて、・・・はっくしゅん。”
“ごめん、ああ。”
“べつにさ、ルミが買いかえるのが悪いって言ってるんじゃないの。”
“……。”
“あ!”
“さっきのカブトムシが、ほら、さっき言っただろ?”
“あの青いカブトムシが光ってるんだ。”
“ああ、こっちにくるよ。ぼんやりと青く光ってる。
不思議な気分になる。”
“あーあ。”
“そ、消えちゃった。”
“カブトムシが、壁を抜けて宇宙船の外へ、逃げた。”
“本当だって、壁を通り抜けた。”
“さあ、どこへいったんだろうな。”
“あ、さっきの子供が、おでこを窓のガラスに張り付けてる。”
“うん、カブトムシを目で追ってるんだ。”
“きれいだよ。磁束帯の中心のワープ航路のなかをさ、
真っ暗なやみの中をさ、青いひかりだけが吸い込まれていく。”
『それじゃ、そのカブトムシは時空を旅するわけ?
カブトムシはどこへ行ってしまうのかしら。』
“さあ、どこへ行くんだろう?”
《 どこへ行くんだろう? 》
ふと気づくと、かまきりが現れた。
さっそく「やあ」と、かまきりが言った。
かまきりは、蝶のずっとそば近くの隣の葉にいた。
とりあえず「やあ」とわたしも答えた。
かまきりは大きな目でずっとわたしを見つめ、それから喋ろうとしなかった。
どうやらわたしから話しかけるのを待っている様子である。
しょうがないので、「どうしたんだい」とわたしは言った。
「どうしたって、おいらのことかい?」
「ああ、きみのことさ」
わたしはため息が出そうになった。
「やっぱりおいらか」
きみのほかにいったい誰がいるのだろうか?
「きみに『どうしたんだい』って言われるのを待っていたのさ」
とかまきりはそう言った。
「そりゃどうも」と言ってから、わたしは苦笑する。
「話はまだ終わりじゃない、『どうしたんだい』の答えをおいらはまだ言っていない」
「たしかに、では続けてくれよ」
「おいらはそいつを食べにきたのさ」
わたしはそのとき蝶をみた。彼女は彼には気づいていない様子だった。
「そいつって誰?」
「そいつってその蝶のことさ」
「その蝶ってどの蝶のこと」
「どの蝶って、見れば分かるだろ?」
「見ればわかるのかな」
「その蝶のことだ」
かまきりは無表情だ。しかし大きな右目がゆっくりと旋回する。
「なぜ食べる?」とわたしはきいた。
「なぜって、食べたいからさ。それに、このあたりはおいらの狩り場だからね。
ここで餌らしきものが見つかれば、おいらもそれなりに食えるよう努力しなきゃいけない」
「そうか、でも、わたしは彼女と約束したんだ。かまきりに襲われないように見張っているって」
とわたしは言った。
「そうかい、しかしその約束はおいらには関係のないことだ」
「本当にそうかな? わたしが彼女を見張っていることは君に多少関係あるんじゃない?」
「たしかに」とかまきりは言った。
「関係はある、きみが見張っているとたしかに食えないな、するときみは邪魔だ」
「じゃあ、あきらめなよ」とわたしは言った。
「でも、君は今まで見張っていたのかい」
「それはどういう意味?」
「おいらがここにいたことに気づいたかい」
わたしは口を閉じた。
「ねえ、質問しているんだ。答えてほしい。おいらがここにいるのに気づいたかね?」
「さあ」とわたしは言った。
「そうか、もし君が気づいていなかったのだとしたら、
君は見張りをしていなかったことになる。つ・ま・り君は約束を破った。」
かまきりは頭をかしげて、右手のカマをずるずるとなめた。そして話を続けた。
「そうだな。では言い換えよう。つ・ま・りじゃなくてた・と・え・ばにしよう。
たとえば、きみは約束をすでに破ったことにする。それじゃあ、もう約束を
守る必要なんてないんじゃないか? いちど破った約束なんて価値はないだろ?
どちらにしても事実は変わらないんだから」
彼の言うことには、たしかに一理あった。
「約束を破ったかどうかは、きみにとっては関係ないよ」
「ああ、だからた・と・え・ばの話さ、おいらには関係ない話さ」
「それで?」とわたしは用心深い調子でたずねた。
彼の話はたしかにもっともだが、だからといって、同意するわけにもいかない。
「そ・れ・でときたか、やはり説得するのは無理だったようだね。」
当たり前さとわたしは心の中で苦笑した。
しかしその言葉を口に出してはいけないし、もちろん笑ってもいけなかった。
「そうだね、きみがいるからそいつを食べるのを仕方なくあきらめている。
それがきみの『どうしたの?』の答えだ」
かまきりの表情に動揺した様子はない。
「それで」とわたしはまた用心深くたずねた。
「用心深いね」
「そりゃね」
「まあ、それでもおいらは構わないけれど」
「そうかい。ではなんのようなんだろう? きみがここに立ち止まるわけを教えて欲しい」
「そう邪険にするなよ、おいらはきみに正直に打ち明けたつもりだぜ。
そいつを食べるのはあきらめた。
つまり、おいらはきみに用があるってことになるんじゃないかな」
「そういうことにはならないと思うがね」
かまきりはあきれたようにやれやれという姿勢をとった。
それは本当にあきれているような素振りだった。
もちろん、わたしはそれでも構わなかった。
「そろそろ、日も落ちてあたりも暗くなる頃だ。手短に言うよ。」
「ああ。」
「君は、分かっているのかな?
手短に言うってことはおいらが話している最中に質問しないで欲しいってことだ」
「ああ了解したよ、だから早く話しなよ」
「それでいい、では話を始めることにする」
わたしはそれから彼の話を彼の言うとおり黙って聞いていた。
もちろん頷いたりもしたり、わからないところは少しだけたずねたりもした。
彼の話は長く、そして彼は冷静だった。穏やかに淡々と要点だけを簡潔に話した。
あたりは夕暮れに近づいていた。
かまきりの身体も、若草の色に次第にオレンジ色に染まりつつあった。
もうしばらくすると輪郭の陰影が深くなる。背景に青味がかかるようになる。
そのうち輪郭も見えなくなるだろう。
彼が話している間に、蝶も起きだした。
そのとき彼女は多少びっくりしたようだけど、かまきりはそれに気を止める様子もなかった。
かまきりが話を続けていると、蝶もいつのまにか静かに話を聞き入るようになっていた。
かまきりが言うには、予言が出たそうだ。
予言である。
この野原がまもなくなくなるだろうという蝉のお告げをかまきりは聞いた。
蝉の予言はこのあたりでは有名である。
蝉は子供の間、まっくらやみの地中のなかで長い間暮らして、たくさんの音を聞く。
だから、蝉はものごとを理解するのがとても上手である。
たった一言、誰かが何かが喋っただけでもそいつの思っていることが、全て、
わかってしまうものらしい。蝉は、森が近いうちに燃えるという噂(うわさ)を、
幼虫のころ、彼の住んでいた土のなかで聞き取った。
そ・れは、「ここから、はやくは・な・れ・ろ」と言っているらしい。
蝉はその声を何度も聞いた。
土のなかでは、私たちがいつも聞くような普通の音は聞こえない。
土の堅く重く冷たい壁が音という音を閉ざす。
だから、通常では聞こえない種類の音、心の声や、真理や、予言というものが
土のなかでは聞こえてくる。音かどうかすらはっきりとしないものばかりだ。
蝉はそんな世界に何年も住んでいるのだ。
もちろんそれらの音は、はっきり聞こえるわけではない。
その森が燃えるという声は、どの声よりも大きかったから、
きっと本当のことなのだろうというのが蝉の言うことの主旨だ。
森が焼けてしまえば、この小さな野原も当然なくなってしまうのだろう。
しかし、いつの話なのかは、蝉にもわからないのだそうだ。
それでも、それが起こるのは、ち・か・い・う・ち、なのだそうだ。
「僕の心配していたことも、そ・れなんだ」と蝶は言った。
「僕も蝉の予言の噂を聞いた」と言うコトバを蝶はその次に言った。
かまきりは「そうか、君も聞いたのか」と言った。
「まあね」
「君はそのことを知っていたんだね」とわたしは蝶に聞いた。
「そうだよ、さっき言ったじゃないか」
「うん、いや…」
「調子の狂うやつだな」とかまきりは言った。
「まあ仕方がないか、日も落ちたことだ。今日はこれでお仕舞いにしよう。
明日このことについて続きを話すよ。最初に言ったとおり、
おいらは君を必要としているんだ。全てを話すには少々込み入っていてね。
まあ、おいらは巣にかえることにする」
とかまきりは言った。それから飛び去った。
すぐにかまきりの姿が見えなくなった。
私は「大変なことになったね」と言った。
彼女は「そりゃそうさ、森が消えたら僕らの住むところが消えちゃうんだもの」と答えた。
「僕は、自分が死ぬのは構わない。でもこの森が消えるのはいや。
僕のお母さんや、僕のお母さんのお母さんの森がなくなるのはいや。
僕の仲間達の子供達の住む森がなくなるのはいや。
でもこの森と野原はそのうち燃えて消えるんだ。蝉の言うことは絶対だ。
僕も何とかしようと考えたけど、どうにもならないことに気づいた」
「蝉の言うことは絶対なんだね?」
「ああ、絶対さ、キリギリスの言うことよりも一〇〇倍は絶対なんだ」
「まいったな」
私には思い浮かぶ言葉がそのとき何もなかった。
「僕らは森がないと生きていけない、あいにく君とは違うんだ。
もちろん君に言ってもしょうがないのはわかっているんだけど」
「そりゃ残念だ」とわたしは言った。たしかに彼女の言うとおりだった。
蝶はそれからほほえんだ。「今日は、ありがとう」と彼女は言った。
そして「さようなら」と言って飛び去っていった。
いつのまにか、ほっそりと痩せた月が夜空に立っていた。
乾いた草のこすれる音が、鳴り響いた。
わたしも家に帰ることにした。森のはずれにわたしの家があった。
わたしはそのベッドで毛布にくるまってそして眠りについた。
窓辺で、ふくろうと、わたしが飼っているおうむが会話をしていた。
「ほほほ」とふくろうが言った。
「ほほへ」とおうむが言う。
「ほほへではなくて、ほほほだ」
「ほほはではなくて、ほほへだぜ」
「ほほへ?」
「ほほは?」
「ときにおうむよ、おぬしは篭からでたらどこへゆくつもりだ」
「どこまでも」とおうむが言った。
「どこまでも、か」
「どこまでもだ」
「どこまでもか」
「どこまでいけるか試してみたいのだ」
「もちろん、ほほほだ」とふくろうが言った。
「うん」とおうむが力強くうなずいた。
「ほほへ?」とふくろうが鳴いた。
夜は長い。
霧は森の中を静かにゆっくりと移動する。
夜は日が射すぎりぎりまで続いた。
夜となった野原で、キリギリスが何事か言った。
「おれもたまには本当のことを言う。
たまに嘘を付くこともあるがなー」
それから、リーるーリーと唄い始めた。
まもなくして「あさだ。」と叫ぶテントウムシがいた。
わたしが目覚めると、そばにあの蝶がいた。
蝶はひらひらとわたしのベッドの周りを舞っていた。
「ここはいい香りがするね」
「そうかい?」
「ああ、ここは動物のあったかいにおいがする。とても落ち着くよ」
「そうか、そりゃよかった」
わたしは寝返りを打った。
そこには、かまきりもいた。
「君もいたのか」
「おいらがここにいちゃいけないのかい」
「いや、べつに」
「まあ、招かれざる客ではあるようだ」
「ん…」弁解するわけではないけれど、寝ぼけていて頭が上手く働かなかったのだ。
「邪険にしないでくれ」とかまきりは言った。
「そんなつもりはない」とわたしは答えた。
じっさい邪険にしているつもりはなかった。
「おいらには君の力が必要なんだ。」
「わたしの力って、やっぱり蝉のお告げのことかい?」
「そうだ」とかまきりは言った。
わたしは、起きあがってパジャマを着替えた。
「これから着替えるんで出ていってくれないかな」
「失敬」とかまきりは言った。
蝶は黙って隣の部屋へと飛んでいった。
彼女はなぜか無口だった。
「これからどうするんだい」とわたしはたずねた。
かまきりは「もちろん、予言を言った蝉のところへ行くのさ」と言った。
「うん、わかったよ、これから出かけるんだね」
「そうさ」
予言をしたという蝉の住む穴蔵が、森の奥深くにあった。
かまきりは、「おいらは、先に行って待っている。」と言って飛び去っていった。
かまきりの行く先を目で追っていると、蝶はそれを不安に思ったのか
「大丈夫、僕が道を知っているから」と言った。
「ねえ、気分は大丈夫かい」とわたしはたずねた。
「なぜ?」
「あまり元気がないようだから」
「そんなことはない」
しかし彼女は私と目を合わせようとしなかった。
「ん、では行くとしようか。ところで、わたしはエミールと言うんだ」
「そうかい、それは知らなかったよ」と蝶は言った。
「わたしを呼ぶときは、エミールと呼んでくれるといい」
「わかったよ、エミール。言うまでもないことけど、僕には名はない。
き・み、と言ってくれればいいから」
「わかった、では出発だ」
つまり、こういうことだ。エミールと呼ばれたら、わたしは呼ばれた方向に振り向く。
それが彼女との二つ目の約束だった。
そして一つ目の約束というのは、彼女がかまきりに襲われないように見守ることである。
さてと
413 :
カオル:05/02/13 02:53:30
>>395 ◆eRDUfXaGp2さん
>めぐりてもとの さやのわりばし
もしかして、ヤッタネ!・・・なのかしら?
物語が読めないのはさびしいし
天才を奪われたようで、少しジェラシーも感じるけど
それはあなたの幸せの証なのだからガマンしないとね。
ホントによかったね。(^.^)
祝age!
>>396〜
青いカブトムシは永遠の象徴でしょうか。
手塚治虫の火の鳥が思い出されました。
科学は不思議で奇妙な物語の宝庫ですね。
哲学の流す血は何も創造しないけれど
この物語のような儚さや憐れさや哀しさを
神さまの与えてくださった言葉で大きく深く
抱擁するために流されるのだと思っています。
たとえすべての宇宙が止まってしまっても
言葉(おもい)は変わることなく永遠を旅するでしょう。
これからもすばらしい物語を期待しています。(^.^)
>>404〜
たくさんの生きものが登場するので
なんだかにぎやかであったかくなりました。
主人公は約束を蝶としかしてないけれど
かまきりも一生懸命に生きているのがわかっていて
そんな森の生きものたちへの大きな愛情と
蝶との約束のあいだでどう揺れ動いていくのか・・・
人間だけがより大きな“あいだ”に気づけて
森を守らないと蝶もかまきりも守れないことを
知ることができるのですね。
物語のつづきはあるのでしょうか?
あるならぜひ聞かせてください。
もちろんべつの物語でも大歓迎です。(^.^)
青いカブトムシ 森をとおりぬけ
虹をこえ 時のむこうに去っていく
青いカブトムシ あなただけ耀いて
あなたは王様だから 何もいらないのね
わたしのヒーロー 心だけ忘れていくのね
どこに行くの 黄金虫たちも泣いてるわ
白い網をくぐりぬけ 悲しくないそぶり
青い月より青く 遠い闇夜にきらめく
どこにもいない 青いカブトムシ
片思いのコトバたち 風に舞っておどる
ミルキーウェイの黄昏 ひとりじゃないわ
ねぇキスして 追いかけてきたの
キニイッテクレテドウモアリガトウ。
コレカラモガンバリマス!
緑の苔の上を歩きながら、白樺の木々を抜ける。
眼を空に向けると、空の青さの影で色を失ってしまった木の葉たちが揺れていた。
わたしは蝶の後をついて行く。彼女はほとんど何も喋らなかった。
わたしは途中で木の枝に足をぶつけよろめきながら、歩いた。
森の木々はどこまでも続いた。
風が吹くと森は誰かが通り抜けたようにざわめいた。
「ねえ」とわたしは彼女に声をかけた。
「なんだい」
「蝉の予言て、本当に当たるのかな?」
「うん、当たるよ」
「どうしてそれがわかるの?」
「蝉の言うことが絶対だからさ」
「そうか」
「決まってるさ」と彼女は言う。
「どうして蝉の言うことは、絶対なんだろう」
「え?」と彼女は振り向いた。
「絶対ってなんだい? 絶対の意味がわからない」
「絶対は絶対さ」
「わからないよ、それじゃ答えたことにはならない」
「そうだね、こう言おっか。それ以外にありえないってことかな」
「ふうん、少しわかった」とわたしは言った。
「エミールは少し変な人だね」と彼女は言った。
「そりゃどうも」とわたしも言葉を返した。
「べつに馬鹿にしたわけじゃないよ」
「もちろんわたしも馬鹿にされたと思っちゃいない」
「そう、ごめんね」と言ったとき、彼女は泣きはじめた。
彼女は音を立てず静かに泣いた。どうして泣くのかわからなかった。
「どうしたの?」とも、わたしは言わなかった。
「ねえ、エミール?」と彼女は泣きながら言った。
「なにかな?」
「からだは平気?」
「病気のことかい、ああ今は何ともないよ」
「けっこう大変なの?」
「大変といえば大変、けど比べられるものでもないし」
「そうか」
彼女は言葉を失っていた。
わたしはそれでも構わなかった。
彼女が知りたいと思えば、ただ訊ねればよいだけなのだ。
「病気ってどんな病気?」
「なんでもない病気さ」
「でも、悪い病気なんでしょ」
「そうかもしれない」
わたしは、昔、ここに来る前、コトバを届ける仕事をしていた。
誰かの思いを、その伝えたい誰かに伝える仕事だ。
物心ついた時からその仕事をしていた。
毎日、毎日、コトバを届けに行ったり来たりだった。
ときどき、どこにも届かないコトバがわたしの手元に残った。
送り先主不明。そんなときわたしは立ち止まる。
立ち往生というやつだ。コトバがわたしの手元に残る。
わたしはその郵便受けに
あなたのためのコトバを預かっています。
これに気付きましたら、〜までご連絡ください。
という紙を入れて、その場所をあとにする。
そして何回かは、その人の家まで往復する。
もし、郵便受けがそのままだったら、わたしはあきらめて、
発送元の人のところに行ってコトバを返しに戻る。
しかし、彼らは決まってこう言う。
「もうそのコトバは、わたしには必要ない、送り返されても困るよ」と。
そして、わたしは途方に暮れる。
こうして、コトバがわたしの手元に残る。
そのコトバは私へのコトバではなかった。
しかし私のところへそのコトバはたどり着いてしまった。
わたしは、そのコトバに対して、送り返す宛もなく、
ただそのコトバを受け止めるしかなくなった。
わたしは、そのコトバをずっと預かっていた。
預かったコトバは年を追う事に少しずつ増えていった。
しかし預かったコトバを捨てることができないのが決まりだった。
そして配達人はその中身を読んでもいけないのだった。
「中身を読んじゃったの?」と蝶は訊ねた。
「ああ、そうだ」とわたしははっきりと言った。
「それで」
「すぐさま悪魔がやってきた。そしてわたしに魔法をかけた」
「悪いことしちゃったから?」
「そうだ。わたしの身体を灰にされたんだ。でも、しょうがない」
「灰に? そんな風に見えない」
「少しずつゆっくりと、わたしの身体は灰にされている。」
と言ってから、わたしは着ている服の腕のすそをめくった。
右の肘のあたりに、灰色の丸い円があった。
火が燻っているように少しずつゆっくりとその輪は広がっている。
「燃えてる」
「ああ、燃えている。火が見えないけれどたしかに燃えている。
火が見えないのはそれが地獄の炎だからだ。
わたしが他人の手紙を読んで、その手紙を燃やした罰だ。」
「痛い?」
「ああ、痛い」
「かわいそう」
「なるべく我慢している。でもしょうがないんだ。
わたしのしたことの方がよっぽどひどい。」
「他の人の手紙を読んじゃったから? その手紙を燃やしちゃったから?」
「そうだ」とわたしは言った。
それから、蝶はわたしの頭上を高く飛ぶ。
それは螺旋を描くように、しかしそれは音のない静かな軌跡だった。
道の途中で泉を見つける。
そこで少し休んでいると銀毛の狐がやってきた。
私が気づく前に、蝶はその狐のそばへ向かってゆく。
どうやらその銀色の狐はその蝶の知り合いのようだった。
「こんにちは」と彼女は言った。
「やあ、元気かい」と狐は言う。
「あなたは元気?」
「ああ、だいぶ年をとってはいるが、まだまだ狩りができる」
「そりゃよかった。狐のおじさんと一緒にいると僕うれしいよ」
しばらく、蝶はその狐と話していた。
「きみは、お母さんに似て羽がとても綺麗だ」
「そう?」
「相変わらずきみはきみのお母さんとよく似ている」
「でも僕は、お母さんのことを知らないから」
「うん」
「知っているのはあなただけ」
「彼女はよく泣いた」
その銀色の狐は彼女のお母さんとも、そのお母さんとも友達だったそうだ。
その狐は神経質であまり語らず、そして笑うことはすくなかった。
彼女が頭上の木々の間を高く散策している。
どうやら彼女は道に迷ったようだ。
うろうろと目印になるようなものを探していた。
「このへんだと思ったんだけどな」
「気にすることはないさ」とわたしは声をかけた。
「そういうわけにもいかないの」と蝶は言った。
「やはりこの森は燃えるんだな」と狐は言った。
「そうみたいです」
「森が燃えるってことは、どういうことだ?」
「コトバが失われます。この森の葉は、思いを伝えるのに使われます。
そのコトバがなくなる」
「そのとおりだな。」
「わたしは昔、この森の葉を使って仕事をしていましたから、
多少のことは知っています」
「そうか、俺たちが、コトバを使って話すことができるのは、つまり、この森のおかげだ。
この森がなくなったら、俺たちは、今までのように存在することができなくなる」
「こうして、わたしとあなたのするように会話することができなくなるのでしょう?」
「もちろんそれもある、でもそれだけじゃないがな。
伝えなくちゃいけないことが伝えられなくなる。
それがコトバが失われるということだ」
「それが、あなたの存在できないということ」
「そうだ、俺の思い出がどこにも行かなくなる。
つまり俺が今までに出会った仲間がかつていたんだと言うことができなくなる。
さっきのように、彼女に彼女の母親のことを話すことすらできなくなるようにな。
この森が消えるって言うことは、つまりそういうことだよ。
もともと存在しなくなるということだ。」
「ええ」
「僕のことを言っているの?」と言って蝶は舞い降りた。
「ああ、お前のことを少し話していたよ」
「そ、あんまり僕の悪口言わないでよね」
狐が少し笑った。
わたしは彼女が、狐の背中の上に降りるのを見る。
狐の銀色の上で彼女は羽を休めていた。
彼女の羽は白かったから、それは目立たなくなっていた。
彼女は眠っていたわけではないが、とても静かだった。
探し回ってつかれたみたいである。
しばらく、この泉にわたしたちは落ち着いていた。
「この赤い土の小径をずっと進んでいくと、セミの穴蔵に見つかる」
と狐が言った。泉の奥に茂みに隠れた一本の道が見える。
しゃがんでみるとそれがどこまでも続くのが分かった。
「暗いですね」
「ああ、暗いさ、じつは俺もこの道のことはよく知らない。
誰もこの道なんて通りはしないからな」
その先はぞっとするほど暗く何もなかった。
それはどんどんと地下にもぐっていくのだろうか。
それすら、かすかに茂みから漏れる光が乱反射する分からなくなっていた。
かすかに照らされた地面の赤土の色で行く先が見えるくらいだ。
「そのセミっていったいどういう奴なんですか」とわたしは訊ねた。
「ただの臆病者さ」と狐はいった。
バサバサバサ…
バサバサバサ…
カマキリがやってくる。
そして「そういうことは、ここで言うもんじゃないぜ」と言った。
「あいつに君の声は聞こえているんだ」
「へえ、そうかい。だからなんだって言うんだ。」
と狐はかまきりをにらみつける。
しかしカマキリに悪びれた様子もなかった。
わたしの時と一緒である。
どうやら銀色の狐もカマキリを嫌っているようだ。
もしかしたらわたしと一緒で蝶を食べるからかもしれない。
「おいらは注意しただけさ」
「お前はいちいち気に障る、俺が何を言おうとかまうものか」と狐は言った。
「森が燃えたら、君も困るだろう。」
「だからなんだ?」
「これだから、狐さんはこまる。
セミを興奮させちゃセミから大事なことも聞けなくなる、
そんなことも君は気づかないのか」
馬鹿にされたせいか、狐は、唸り声を上げ険しい顔で
かまきりをにらみつけていた。
それは今にもかみつきそうなほどの勢いだった。
わたしはそれを遮る。
「おっと、危なかった」とカマキリは言う。
彼におびえた様子はどこにもなかった。
「やめてください」とわたしは言った。
「そうだ、やめたまえ。おいらの邪魔をしないで欲しいな。
おいらはこの森を救う方法を少しばかり知っている。
そんな真似をしておいらを、くい殺してみろ。
いったいこの森はどうなる。少しは考えてもらいたいね」
狐の唸り声は徐々に小さくなっていく。
「カマキリよ、わたしにどうして欲しいんだ」
とわたしはカマキリに言った。
「よく聞いてくれたね」とカマキリは言った。
なにもかも、カマキリの計算通りなのかもしれないと、わたしは思った。
「まず君に仕事を再開してもらいたいんだ」
「それはコトバをとどける仕事のことかい?」
「そのとおり、それ以外に何がある?」
わたしは、狐のように唸り声を上げそうなほどかっとなった。
そして、どうして彼の言葉にこんなにも腹立たしくなるのか分からなかった。
「そういきり立つなよ」
「わたしは言葉を届ける仕事はもうしない」と、わたしは言う。
「なぜだい?それが君の仕事だろう」
「もうやめた」
「おいらは、君に、言葉を届けてくれと言っているんだ。」
「なぜ?」
「セミのところへやって来た言葉を、一つ一つもとの場所に届ける。
それから始めるんだ。いいかい、セミのところにたくさんの言葉がやってくる。
どれがどれだか分からないくらいだ。しかしその中には、
必ずなにかヒントがあるはずだ。」
「ヒント?」とわたしは言う。
「ああ、ヒントだ。この森を救うためのね。
第一、誰かが森が燃えてしまうことを知っていて、
その言葉がセミのところへ届いたんなら、
きっとそいつは森を救うためのなにかを知っているはずさ。
森が燃えることを知っているなら、どうして、どうやって森が燃えるのかも知っているはずだ。」
たしかにカマキリの言うとおりだ。
それにだ、そいつは逃げろと言うくらいだ。
そいつには救いたいと思う気持ちがある。
君はうまくそいつを探しだして、森を救う方法を聞き出すんだ」
「そんなにうまくいくだろうか。
第一どこに届けるかも分からないというのに、どうやって届けるんだい」とわたしは聞いた。
「もちろんどこに届けるかはおいらも知らない、だから、それは君が探すんだ」
「そんなの無理さ」とわたしは言う。
かまきりはそれを理解してくれるだろうか。
「無理なのはわかっている」
狐は黙っていた。蝶も黙っていた。
「わかった」とわたしは言った。
やるしかないんだと思った。
それから、わたしたちは暗い茂みの中に入り、
赤土の道に沿って歩きはじめた。
…と
すごーい!
めっちゃ面白いです!(^.^)
これからどうなるんだろう?(タノシミタノシミ
でもスレ違いです。創作板へどうぞ。
>>428 オホメノオコトバアリガトウゴザイマス。
スゴクウレシイ!
ソレト、トリアエズダイジナシュウセイヲシナイト
>と言ってから、わたしは着ている服の腕のすそをめくった。 (421,l12)
裾(すそ)ジャナクテ袖(そで)ダッタネ。シツレイ。
>>429 よいではないかよいではないか
カオルさん、歌は歌であってまだうつつではないのです なはは
今年のモットーは「地球に厳しく 金星に優しく」であります。お見知りおきを…
>>431 サンクス!
ソレト ハジメマシテ & ヨロシク!
えへへ、こちらこそ…!
435 :
重複につき誘導:05/03/02 12:48:24
スレッドストップかかってないよね?
じゃあただの雑談じゃないところをおみせしなきゃいけないかな
「わかるわ」
「わかってないさ」
「なんで?」
「お前の言葉は軽いよ」
「じゃああたしのわかっていないあなたがいるのね」
「そう・・・だ・・・と・・・・」
「なによ あやふやね」
「そうだ!」
「おおごえださないでよ」
「だすさ わからずや」
「あたしはあなたをわかっていない じゃあ言葉にしてよ」
「なにを?」
「あなた をことばにしてよ そうすればわかるでしょ」
「そんなものなのか ふたりのきずなって」
「そういうこというの、甘えじゃない?」
「ことばにしなければわからない それも甘えじゃないのか」
「こうやってあたしとあなたはいいあらそいばかり そしていつしかだまりこむあいだがらになるのね」
「いやw」
「わらうところ?」
「おれもいろいろかんがえたからさ 某アニメ観て」
「話落ちる〜〜〜!!ぶ〜〜!」
「そうでもないかも まあ聞いてくれ」
「いいよ ふふ」
「おれとおまえ、はだかになってもたたなかったろ、おれ」
「うん」
「いろいろおれもなやんだ、せんずりかきすぎたかなぁとか」
「うん」
「おまけにいとこがおなじことになって家であばれておじさんとおばさんにころされちゃってさ」
「まじ?」
「まじ」
「どうなんだろう、おまえはみてないとおもうけど、『きもち、わるい』って終わるアニメがあってさ」
「XXXXXXX」
「あれ、たしかにそのとおりなんだ」
「なにが?」
「おんなのこがおとこのこにころされそうになるんだ くびをしめられて」
「うん」
「そのとき、おんなのこはおとこのこのははおやのまねをしてきりぬけるんだ」
「なにをしたんだったの・・・」
「おとこのこの頬をなでた ・・・あれは、やさしく、だったんだろうか」
「なんでそれがははおやのまねなの」
「そ それはですね まあ物語だから?人類が体が融けちゃって意識が一つになっちゃってたときがあって・・・・」
「ふぉむ」
「そのときおとこのこはロボット(じゃないんだけどまあおなじかなぁ ウルトラマンに似たロボットって考えて)にとけていって
消えてしまっていたははおやと会うんだ」
「・・・・・ふぁ」
「あくびすんなよ〜」
「をたくぅ」
「をたくをわるくゆーやつはこうだぁ」
「くすぐんなヴぉけ」
「じゃあこうするか」
「ちちもむなヴぉけ」
「あまりはずれるとおいかりをかうからやめよ で、そのときおとこのこはははおやからはなれようとおもうんだな で、そのことを
ははおやにつたえると ははおやはおとこのこの頬をなでるんだ」
「・・・・」
「そのとき人の心は一つにつながっていたから おんなのこはそれをみていたんだね、きっと」
「それで?」
「つまり、ころされそうになったとき、『あなたのねがいなどおみとおし。あたしがあなたのおかあさんになればいいんでしょ
それがのぞみでしょ』っておんなのこはかんがえていたんじゃないかなぁと」
「ふうん」
「なんだよもりあがらねぇな」
「だってつまんない」
「そうか?」
「うん」
「でもさ。ちんこがかたくなっておんなのまんこにぶちこむのって、ははおやのおなかにかえりたがっている
ことのかわりだったらってかんがえたんだよな、おれ」
「だれかがいってない?」
「でもひろまってはいないだろ」
「むぅ」
「おれはさ、ははおやはははおやであってほしいし、おまえはおまえでいてほしいわけ」
「むむ?」
「そこでとけあってほしくないわけ」
「むむぅ」
「どうだべ」
「すこし、わかってきた」
「だから、おれもおまえのおやじにはならんよ」
「でも、たったら、する?」
「むむ?」
「・・・どうなのよぅ」
「・・・ぐ・・・ぐぐ」
「ほーれゆうてみい」
「・・・・・シチャウカモ」
「ばーたれ。ねるぞ」
「おんならしいことばづかいキヴォンヌ」
「なにがキボンヌよ。ねごとはねていえってね」
「キボンヌじゃない キヴォンヌ」
「おなじだい!ねる!ぐー」
「・・・あゆみよりはあったのだろーか」
「ぐーぐー」
「??」
「(いちゃいちゃしようよう たたなくても)」
「(いつもみたいにね)」
「(うん♥)」
「
まーどうなんだべさ あまりうまくいかなかったかなー
でも、まあ病院の中で考えた話よりましだな!
カオルさん、また檻の中でしてwあはw今外泊中。歌会にかこつけてなんとか出してもらってます(げいはみをたすく?
むげいは?)
じゃあまたおもいがかたまりそうだったらきますね・・・
みずからの 心に向かって問いかける 悪魔も誰かを 愛しているの
つまんね
>>431 ◆eRDUfXaGp2さん
ごめんなさい。
>>432 >今年のモットーは「地球に厳しく 金星に優しく」であります。お見知りおきを…
どういうことなのか知りたいな。
あかぼしのもとに生まれたわたしとしては。
>>442 歌会なんてなんか高尚ですこと。
あなたはなんでもできるのね、うらやましいです。
わたしは大きな声で笑ったり
すぐに泣いてしまったり
男の人でも思いっきりひっぱたけたり
そういうことができます。
こういうのも芸としてみとめてほしいです。
>>438-441 やっぱり面白いです。
深い意味はわからないけど。(^_^;)
>「・・・あゆみよりはあったのだろーか」
雄の蟷螂の頬をなでながら
わたしは食べてしまうかも
やっとウルトラマンになれたオトコノコの前に
わたしは蟷螂怪獣になってあらわれて
ウルトラマンに倒されてしまうけど
折れた鎌をのばしてウルトラマンの足首を
そっとなでてあげます
わたしに逢いたくて
わたしを忘れられなくて
わたしに褒めてもらいたくて
なにをされてもかまわないけど
わたしお母さんじゃないの
ねぇわたしをみつけて
わたしも檻から出たいけど
生きていたらできないこと
こわくてこわくてくるしいけれど
きっとだれかがわたしをさがしているの
どうかつかまえてください
どこにも逃げたりしないから
ここにいるから
いのち
わたし
だいて
みつめて
おもう
カオルはやっぱ自治議論に参加しないでくれ。
こんなの人生哲学、マイ哲学ですらないじゃん。
創作文芸板に行ってくれマジで。
お願いします。
わたしたちは、その道を歩いた。
ぬかるんだ鉛の赤土から、やがて灰色の粘土質の道へ
それから、いつしか道は洞窟への道へ。
そこは、地表がラピズ・ラズリのような青い砂が乾いた砂と混じり合い、
それからやがて、クリスタルの六角柱が浮かび上がるように地表から突き出ていた。
その道を歩いている間、わたしたちはいくつかの話しをした。
それは具体的な話しだった。
どうしてわたしが人の手紙を読んでしまったのか?
それと、これから出会う蝉のことについて。
蝶が言った。
「ねえ、どうして人の手紙をだまって読んでしまったの?」
わたしは振り向いた。
蝶がそこにいて、隣りには狐と、カマキリがいた。
みんな、わたしを見ていた。かまきりは、どうやら無表情だった、
しかし狐は眉間にしわを寄せている。わたしはなんと説明すればよいのかと思った。
「ああ、そうだね」とわたしは言ったけれども、次の言葉がまるで思い浮かばなかった。
わたしは彼女だからこそ、その話しを打ち明けたのだ。
狐が、わたしの話を聞いてただちに納得するとは思えなかったし、
カマキリはわたしの話をただあざ笑うだけのように思えた。
「まあ隠したって無駄さ、どうせ蝉には知れてしまうんだ」とカマキリは言う。
カマキリの無邪気さにわたしは苦笑する。
「それは、何でも知ることができるからかい?」
とわたしは言い返す。
そうさ。
彼らはなんにもわかっていないのだ。
わたしは、ただ君たちの心に怯えていただけだというのに。
彼らは悪魔のことを、まったく知らない。
彼らの心の中には、悪魔はいない。
わたしは彼らが、うらやましく感じた。
人の形をする者達の側には、いつもすぐ側に悪魔が佇んでいる。
彼らは、いつも私たちに問いかける。「どうしたんだい?」と
「いやべつに、どうってことない」とわたしはいつも答えるのだけれど。
悪魔よ。きみは私の身体を灰にした。
もちろん、それは、悔やんでも悔やみきれないことだ。
しかしそれでもわたしは前を歩かなくてはならない。わたしはふかく息を吐いた。
身体のすみずみの精気を出しつくすようにゆっくりと。
悪魔を恨むことは、けっしてできないのである。
ただ焼かれるのを待つしかなく、そしていつも悪魔はわたしをあざ笑って、
どこかで待機しているのだ。
「わたしは、好きな人がいた」とわたしは言った。
「へえ?」
と蝶は目をかがやかせた。
カマキリの羽音が耳元をかすめる。
彼は聞き漏らさないためにわたしに近づいたのだ。
「驚くことじゃないだろう?」
「でも、エミールは、そういう感じのことを言うようにはみえなくてね」
「わたしだって、人を愛することはある」
「べつにエミールが変だって言っているんじゃないよ。」
「そういう色っぽいおはなしはきらいなのかなーと」
狐は「おい、お前は少し静かにしていろ」と蝶はたしなめる。
「なんでー」と蝶はぶーぶーと怒った。
「お前は事の深刻さをわかっていない」
カマキリはクククと笑った。
「ああ、狐さんの言うように、わたしは真面目な話しをしようとしている
もう少し真剣に聞いてほしいな」とわたしは言った。
「そんなのずるいよ。僕、別に変なこと言ってないのにさー」
道中は、幸いにしてにぎやかである。
「わたしは配達人だった」
「ああ、それは彼女から聞いて知っている。」 (狐)
「何でも知っているんですね」
「きみのことを少しばかり調べさせてもらった。」 (狐)
「あまりよい気分のすることではないです」
「事情が事情だった。それに俺たち森の動物は全体で一つなんだ。
隠し事はしない」 (狐)
「そうですか。話しが飲み込めました。」
「それで、わたしは、ある人のもとへ手紙を送りに届けに行きました」
住宅街の片隅の、高くそびえ立つ塔の一番上の階に住む一人の女性へでした。
彼女はいつも、天蓋のついたベッドの上で横になっていて、
それから白いシルクの寝間着を着ていました。
「彼女、病気だったのね。」 (蝶)
「ああ」とわたしは言った。
「週に一度、彼女へ手紙が届きました。それはほぼ毎週のことでした。
彼女は、わたしが来るとわかると、いつも驚いたような顔を
いっしゅんわたしに見せました。」
「男からの手紙だったのだろう。」 (狐)
「そのとおりです。手紙の差出人にはいつも同じ筆跡で同じ名前と住所が
書かれていました」
「彼女の名前は何と言うんだ?」 (狐)
わたしは少し躊躇したが、言うことにする。
「彼女はソフィーと言いました。
でもわたしが彼女をそう呼びかけることはほとんどなかった。」
「それで?」 (狐)
「それから、彼女は耳が聞こえないということがわかりました。」
「へえ、そいつはたいへんだな。」 (かまきり)
「彼女の身の回りの世話を、彼女の母親が見ていました。
そして彼女は、彼女のことをソフィーと呼びかけているのを
聞いていました。」
「どうして彼女のことを好きになったんだ?」と狐はわたしに訊ねた。
「最初は、彼女に少し興味があったからとしか言いようがない。
彼女の母親がわたしにとても親切に接してしてくれるのが
うれしかったことが思い出にあります。
それから行くのがどんどんと楽しみになってきました。」
「ソフィーは背が小さく、少し痩せていました。
いつも何か辛そうな顔をしていました。病気で身体が悪かったようです」
「それから、彼女の病気は彼女の父についた悪魔の呪いがうつったせいだ
ということを彼女の母親から聞きました。悪魔の呪いは遺伝するんです。
ずっとそこを通っているうちに彼女の母親と世間話をするように親しく
なっていたんです。」とわたしは言った。
「でも、わたしは彼女と直接話したことはほとんどありませんでした。」
「それじゃあ、きみの片思いなんだな。」 (狐)
「そのとおりですね。」
「その話しだと彼女がきみを好きになることはないだろうな」 (狐)
「ええそのとおりでした。」
「つまりきみはソフィーという女性の手紙の相手に嫉妬をして、
その手紙を読んだ。そういうことか」 (狐)
「はい。そのとおりでしょう。」
「ふざけたやつだな」 (狐)
「ええ、しょうがなかったんです。」
「しょうがなかったもくそもあるか!」 (狐)
洞窟の中はしんとしてしまった。
「まあよせ。」とかまきりは言った。
「彼の考えることだ。きっとわけがあったんだろう。」
かまきりの言うとおりだった。
わたしは、手紙を見たのはしょうがなかったと思っていた。
しかし、わたしはなにも言い返すことができなかった。
「おいらには、きみがなんで読んでしまったかなんてどうでもいい。
吾々には、きみの力が必要なだけだ」とかまきりは言う。
「それとこれとは別だ」と狐は言う。
「きみは本当に怒ってばかりだね。
もしかするとエミールはひどいことをしたのかも知れない。
けれど、われわれに対してもう一度だましたり、嘘をついたり
そういうことをするとは限らないじゃないか。それはもう、してしまったことで
これからする予定のことじゃない。それにだ。それはソフィーという女がされたことで
きみがされたことじゃないのだろ。だったらきみにはまったく関係ないことだ。
冷静になりな」
わたしの心の中には悔しい気持ちでいっぱいだった。
「エミール、元気だして。」と蝶は言った。
わたしは思わず涙をこぼしてしまった。
恥ずかしくてたまらなかったのだ。
かまきりは言った。
「君は少しうるさすぎるよ」
「なんだ、俺のことか?」と狐は言う。
「ああ、きみのことだ。おいらは少しいらいらしている。」
「へえめずらしいな。しかしお前にとやかく言われる筋合いではないな」
「何を言うかね。きみはここでエミールを泣かしたじゃないか」
狐は笑みを浮かべるだけで、何も言わなかった。
「きみは、エミールの心を深く傷つけた。
それが、少しおいらはむっとさせている。」
「そうだが、だからなんだ?」と狐はあざ笑うように微笑む。
しかしその表情からは裏腹に狐が焦っているのが声色から見て取れた。
かまきりは「きみも少しは反省したらいいんじゃないか」と言った。
「ふん、俺は、思ったことを言ったまでだ」
どうやら、どちらも主張を譲るつもりはないようである。
「まあいいさ、この話しはエミールがこのとおり、
話が続けられる状態じゃないため、これで終わりにしよう。」
誰もそれに返事をするものはいなかった。
じゃあこれから、おいらが話しをさせてもらう。いいかい。」
「うん」と蝶が言い、続けてわたしも言った。
「この道をもう一つ左に曲がると蝉に会う。
会う前にエミールに守って欲しいことがあるんだ」
「なんで」とわたしは言った。
「まあ、すこし落ち着け。なに簡単なことさ。
蝉はときどきしゃべり出すことを辞めてしまうことがある。」
「へえ、それは困ったね」
「ああ、それは困る。
吾々は蝉の言うことを聞きに行くのだから、
奴から話しが聞けなくなったら、おしまいだ。
あいつは偏屈な奴だからね」
「おい、聞かれたら困るんじゃないのか」とわたしは言った。
「構わないさ」と言ってかまきりが笑う。
「それで、わたしはどうすればいいんだ」
「嘘をつくなよ。」
「それだけかい」
「ああ、それだけだ。」
「嘘をつくと蝉はとたんに黙るからね。吾々は平気だが、
きみは人間だからね。それは注意してもらわないと困る。」
「たしかに」とわたしは言って、
わたしは平静を取り戻していることに気づいた。
やれやれとわたしは思った。
いったいわたしはどうしたというのだろうか。
「気にするな」とかまきりは言った。
「なにをだい」とわたしは言う。
かまきりはそれには応えずに「これから先はきみは一人で行け。」と言った。
「ああ」と言う。それから道を左に曲がる。
ソフィーは、金星(あかぼし)のもとに生まれたのだ。
彼女の母親が、そう言っていたことを思い出す。
それから、ソフィーは金星のもとに帰っていってしまった。
わたしは、彼女の光をいつも思った。
どこよりも高く高く建てられたその塔において窓外の景色を、
遮るようなものは何一つなかった。
ただ目の前を群青の雲がとおりすぎるくらいだ。
彼女はその群青の裂け目から輝く一つの星を見つめていた。
その星は唯一である。いちばん強く輝く星だった。
彼女はその星に向かって祈りを捧げていた。
その彼女の祈りは、神に捧げられている。
彼女は祈り、そしてまぶたの端から涙を流した。
それは誰のために?
わたしは彼女への手紙を持って、夜更けの道を歩いた。
わたしは少し小走りになった。
わたしは眉間にしわを寄せて、怒ったふりをする。
わたしは誰に怒っているのだろう?
わたしはその手紙の封を開けた。
悪魔に呪われることは知っていた。
道の途中で悪魔が現れてささやく。
「きみはついにその中を見るのかい?」
「ああ、そうだ。これできみの思い通りになる」
「おお、そうさ俺の思い通りだ。
俺は手紙の中身を読まずとも知っているんだ。
どうして俺が笑っているのか、きみはそれでようやくわかるだろう?」
悪魔はわたしをあざ笑う。
「そんなにうれしいかい」
「ああ、うれしいともさ。しかしきみの邪魔をしたら悪い。
ひとまず俺はきみのもとを離れることにしよう。
あの曲がり角のところで俺は待っている。」
と言って立ち去り、曲がり角の壁にもたれてわたしを待っていた。
遠くにあっても彼の切れ長の眼で、わたしに笑みを浮かべているのがわかった。
街灯の点る下で、わたしは取り残された。
それから、わたしは手紙を取り出して読み始める。
手紙を読んでいると、わたしの身体が確かに焦げ付くのがわかった。
曲がり角を左に曲がる。
蝉がいる。
しかしそれは羽化の途中の蝉だった。
まだ色の付いていない白い、透明な蝉だった。
その蝉は微動だにしなかった。
蝉は羽化の途中のため身体を動かすことができないようだ。
蝉は語り出した。
「あんたはエミールだね?」
「そうだ」とわたしは言った。
「おやあんた人間だね」
「そうだ」
「そして、森を救うためにここに来た」
「そうだ」
「あんたは本当にこの森を救いたいと思っているのかい?」
それからわたしは嘘をつくなと言ったかまきりの言葉を思い出す。
「よくわからない」とわたしは言った。
「そうかい」
蝉は、わたしのことをじろじろと見ている。
「あたしのことを疑っているようだね」と蝉は言った。
「まあね」とわたしは言う。
「正直でいい。ちゃっとカマキリに教えられてきたようだね。
なにしろあたしは嘘が嫌いなんだ。どうせばれちゃうんだしね。」
蝉は忍び笑いをした。
「ねえ、わたしはどうしたらいいんだい」とわたしは訊ねた。
「あわてなさんな。どちらにせよ。結果は二つに一つなんだ。
燃えてこの森がなくなるか。それとも森が残り続けるか。
あんたはそれだけ考えていればいいのさ。
そうすりゃ自然と自分がどうすりゃいいかわかるというものだろう?」
「それはそのとおりだ。」
「へん、わかってないのに利口ぶるんじゃないよ」
「きみにそう言われると少し気が楽になるよ。」
「ふん、お世辞は嘘じゃないだろうが、あんた、あんまり口に出すもんじゃないよ。
お世辞は一旦言い出すと口がまわってそれからとまらなくなるからね、けけけ」
と蝉が変な声で笑った。それから「ううー」とうめき声を出した。
どうやら笑い声で身体がきしんで痛むのだ。
「大丈夫?」
「なんだ心配してくれるのかい」
「ああ、そのつもりだよ」
「気休めはよしておくれ」
「でも、喋るのがつらそうだ」
「ああ、こんなのなんともないんだよ。
それより時間がないんだ。
あんたはわたしの代わりにすべきことだけしてればいい。
このとおりあたしは身動きができない。
だからさ、あたしの代わりにはやく、ヒントを見つけてきておくれよ」
「それで、わたしはいったいどうすればいいんだ」
とわたしは胸を張って言った。
「上を見てごらん」と蝉が言う
洞窟の上から葉が何枚も落ちてくる。
森の葉だ。思い(言)を包み込む葉。
地中を通り抜け、その葉の色は透明無色になっている。
吾々、言語世界の住人は、実際に、この葉をつかって言葉を交換しあう。
ときにはお互いの心を知るために、何枚も葉をやりとりする。
その透明な葉が、洞窟の穴の上からパラパラと落ちていく、
そして下に落ちるとき、金属片がこすれるような硬い音が少しだけ響く。
その葉はとても軽く、薄くできている。
それはガラスのようだがその何倍も薄くできている。
葉脈の跡がかすかに曇る程度にざらついているぐらいだ。
思い(言)が乗った葉は、葉の色が曇っている。
ときどき、そんな葉がその積み重なった葉の上に落ちていく。
そして葉が手に触れると、その思いが、わたしの心の中を通過する。
「森の東に古い井戸がある。
そこでわたしは幼い頃、銀のペンダントを落としてしまった。
ポチャンという音と、あーあと言うわたしの声を思い出す。
なんと心惜しいことだろうか。」
これは、いったい誰の思いだろう、とわたしは思った。
どこからやってきて誰の、誰に向けられた言葉なのだろう?
「それは気にするな」とまもなくして蝉は言った。
「きっとどこかの婆様の思い出だろうよ。
それは安らうままにさせておくがいい」
「そうか。」
「必要な葉は色を見ろ。恐怖の色を探せ。
それから希望の色を探せ。そこにヒントは隠されている。」
蝉はそう言い放った。
わたしは降り積もった透明な葉の前で、ひざをついて座った。
それから一枚一枚、葉を選別し始めた。
恐怖の色。
それから希望の色。
しかしそれは赤や黄色、黄金色といったそういう具体的な何かではないのだろう?
蝉が言っているその色とはおそらくもっと曖昧なものだ。
いやシンプルなことなのかも知れない。
まあ、とにかく、見分けるしかないのだ。
葉を選別しながら、何時間も経った。
いくつもの葉を見てきたが、それらしいものは見あたらなかった。
「恐怖って、燃えるような何かのことかい?」とわたしは訊ねた
「そのとおりだ。しかしそれとは少し違う。燃えるための原因(アルケー)となるものだ。」
「火だけじゃ、駄目なのかい?」
「ああ、それだけじゃ駄目だ。火を起こす誰かが必要だ。
それが原因というものだ。」
「誰が、火を起こしたのか? か」
「そうだ。」
「いったい誰が火を起こしたんだろう?
まだそれが始まってもいないのにどうしてそれが誰かわかるのか」
「さあね。それを見つけるのは大変だろうね。
しかし火は勝手についたりするかい?」
「どういうことだ。」
「火は、人間と神様だけに起こすことができるものさね」
蝉はそれから得意そうな声色で忍び笑いをした。
それから、わたしは一瞬息を止める。
「だとしたら、それはわたしかもしれないね」とわたしは言った。
「なぜそう思うんだ?」と蝉は訊ねた。
「わたしの身体は、悪魔の呪いの炎によって燃やされている」
「悪魔の炎はこの世界を燃やすことはないのだろう。
その者のみを燃やすとあたしは聞いた。
だからそのあんたの火がこの森を燃やすことはないはずだがね」
「じゃあ、違うというのか」とわたしは言う。
「それはわからない」
「きみは予言師じゃあなかったのか」
「真実を知らなければ、予言もできまいて」といって蝉は忍び笑いをした。
それからわたしは葉を探す作業を続けた。
しかしいっこうに事態がはかどるようにはみえなかった。
ときどき葉に触れてみるが、どれも見当違いなものばかりだった。
「ふー、これは一仕事だね」わたしはため息をつく。
「気にしないことだ。あんたがもしその森が燃える原因だとしても、
あんたはすでに自分が森を燃やすことを知っているわけだろ。
あんたがそれに気づいていたのなら、それを止めることは可能だ。
なにしろあんたはそのことを知っているんだから。ただそれだけのことさ。
だからくだらないことを考えるのはよしな。」
「それがきみの予言なのかい」
「それ以外に何があるって言うんだ。予言はたしかに真実を映しとるもの。
でも真実はひとつじゃないんだ。つねに一つなだけなんだ。それを間違えるな」
「なるほどね。よい話を聞いた」とわたしは言った。
「夜が明ける頃には、あたしはここから出なければならない。
今日がわたしがここにいられる最後の日なのさ。
時間がないんだ、それまであんたが何とかしてほしいものだね」
「そうかい、とにかく頑張ってみるよ」
「わかればいいんだよ。あたしは夜が明けたらしなくちゃいけないことがあるんだから」
「きみはなにをするんだ」とわたしは訊ねる
「羽根を羽ばたかせて青空にむかってわんわん泣いてやるのさ。
もう誰のことも構うものですか。ないてないて叫んでやるの。
バカバカバカバカって叫んで、心を全部すっきりさせて、
それで全てお仕舞いにしたい。夜が明けたら、森のことなんて
あたしにはちっとも関係なくなるのさ」
「そうか」
「みんなみんなあたしを馬鹿にしてきたわ」
「たしか狐はきみのことを臆病者って言ってた」
「ふん、そんなのどうってことないわ。あいつはただ知らないだけ。
悪意があってのことじゃないわ。
でもね、ここの声を聞きつづけるのはもううんざりだよ!
なんでもかんでも聞こえてしまうのは本当に面倒なこと。
わたしはみんなから嘘つき呼ばわりされてる。でももう関係なくなるの」
蝉の透明な身体が細かくふるえる、少し興奮しているようだ。
「それは少しわかる気がする」とわたしは彼女をなだめるように言った。
「まあね、あなた、配達人さんだもの。つまり、あなたは言葉の間に立つ者ね。
そしてあたしは言葉の一番底で蠢(うごめ)く者。」
「おお!」とわたしは叫んだ。
「どうしたの?」と蝉は声を荒げる。
「ようやく見つけたよ。」とわたしは言う。
ほんとうなの?
まもなく、洞窟の中を太陽の光が差し込みはじめる。
洞窟の壁にあいた無数の細かな穴――それは水晶が幾重に抜かれた
跡である――から光が通過してゆく。
「ああ、朝だ」とわたしは言うが、そばにいた蝉は、もう何も話しだすことはなかった。
蝉はそれからまたたく間に、身体の色を染め始め、
身体をきしませてそれから羽ばたいた。
そして、何度か洞窟の中を旋回し、光の通過する穴を見つけて、
そこから飛び去っていった。
斜めに射す光が徐々に、垂直にそり立っていく。
ミンミンと言う蝉の音が、洞窟の穴の中をやわらかく木霊する。
それに共鳴しあう透明な葉が、鈴の音のようにちりんちりんと音を立てた。
わたしはその中で、恐怖の色のコトバを読んでいた。
そこにはあいにく希望の色のコトバはなかったけれど、
まあそれで構わないのだ。わたしはそれを手がかりに探せばいい。
それから仲間たちががわたしのもとにやってくる。
ひと筋の風が洞窟の中を駆けめぐる。
それはきっと神の息吹なのである。
まあこんなかんじと
チナミニタイトルハ
「ファンタシア(表象)の森の葉」
ニシヨウトオモイマス。
ホカニイイタイトルガアッタラゼヒ。
467 :
カオル:2005/03/23(水) 00:17:04
すばらしいです。
すばらしいとしか表現できなくてごめんなさいね。
いずれ灰になってしまうから (だからこそ今が生きられる)
そこには恐怖しか書かれていないから (だからこそ希望がいだける)
言の葉の配達人 間に生きる それはあなたとわたしの間
そこを風が吹きぬけ 思いが舞い 瞬いて散っていく
手紙を読むこと それは贖えない罪
でも一期一会のキセキのなかに永遠を
ただ一度だけだからこそほんとうの愛を
そう願うことをだれが止められるでしょう
えへへ。お二人さん、また出てきましたよ。明日また入れられちゃうけど。なは。
>>444 そうゆわれると萌えるんだな、あ、いや、燃えるんだなぁ俺。キリ番ゲトおめ。
>>445 金星は着ているものが厚過ぎて熱くてふうふう言っているから少し脱がしてあげるのです・・・
ってって・・・ニュートンとか読めばわかるかも。と少し出し惜しみしたりして・・・
なんだかかわいい白い花が咲いていたの
ちいたんのかみにさしてあげたいなぁって思ったの
それで、つもうと思ったらちいたん
やめてっ
って叫んだの
ちいたんゆったよ
お花さんもいたいいたい って
そしたら、ちいたんの前にいるのが とってもはずかしくなったの
お花をみんなむしりとってちいたんに投げつけたの
それでちいたんおいて走って家にかえったの
ううん ちいたんそれからもあそんでくれるよ
でも、とおくをみつめるんだよ そのひから
ちいたんさびしそう
その胸をしめつける思いが 眠っていた 俺 を叩き起こしたのだ。
471 :
カオル:2005/04/23(土) 01:27:38
そのコ いつもイジメられてた
人気者の先生も冷たかった
オシャベリできないの そのコ
でも 笑うととてもキレイなコ
だからわたし 放課後さそってみたの
ついて来たよ 手をつないであげた
公園を走った 頬がオレンジ色になるまで
キップを買ってあげて 知らない街に行ったの
傷つけたくて 人ごみのなかでかくれんぼした
わたし本気になってかくれた
そのコも必死になってさがした
肌寒い日 二人とも汗までかいて
そのコ わたしをみつけて笑顔で泣いてる
わたし 胸が痛くて怒った顔で泣いてる
ねえ なぜこんなにときめくの
ふたりはなぜであってしまったの
ツマラネエコトイッテナイデサッサトネヤガレ
うれしくてなみだがこぼれるの
ずっとずっとひとりでふるえていた
そのこころによすがができたんですもの
アアウルセエナ
ピイチクパアチク
コッチニマデオダヲアゲテクルンジャネエヨ
だれもいないくさはら
かわはやさしいねいろをたててながれる
ことりがうたえば
もうなにもかもがふたりをいわっているみたい
フザケンナ
ダカライイカラトットトネヤガレ
モウマヨナカジャネエカヨ
あらしらないの?
いまは おうまがこく
こいのおそろしさがやみのはなびらをいざなうころよ
・・・ソレガコワインダヨ
へっへっへ ついにだしたなうまのあし
おやじのふりなんかしてないでかわいこちゃんになれってんだ
・・・ワカッタカラアナタモオンナノコノマネナンカヤメテ
げっへっへっへぇ
そうこなくっちゃなぁ
おれよりねのくらいやつははっきりいっていないよ
・・・ソンナノシッテマス
このおれにからめとられたたあおまえのはなびらもいつまでもつか
アア アナタッテマッコトウツケノタワケモノ
そうじゃなきゃどうやってこのねじくれたよのなかをすりぬけられようかよ
コマルワ ワタシ
ぎゃはー おんなをこまらせるのがなによりすきでねぇ!
アンマリキキワケガナイト キットワタシアナタヲコロシテヨ?
こいのやりとりはいのちのやりとり のぞむところさ
ウフフ アンナコトイッテ ソノトキニナレバアナタハオシッコトウンコヲモラシテアワレヲコウンダワ ウフフ
それをいわないで わたしをぬがさないで
・・・アキレタ マタハジメヤガッタナ
そうなの あたしこんなおあそびがすきですきでしかたないの
ホドホドニシテオケヨ
まあね ふあ〜ねむくなっちゃった
ダッコシテ ギュットシテ セナカカイカイシテ
こけこっこ それにしても 愛ってなんなんだろう
ワタシタチノコトヨ
だといいなぁ
ソウネ オヤスミ
いやだーい にゃんにゃんするぞ〜
ソノコトバハ 昭和デオワッテマス
いくらでもことばってのはなぁ よみがえるんだよ いのちとおなじに
テヘ
なは☆
オッパイ星人メ★
にゃは♪
ヤ〜ン コレクライニシテオカナイト ダレカガオコルワヨ
だれが?
アンマリシアワセダト ネタミヲカウモノヨ
みんなにしあわせをわけてあげればいいのさ
ソウネ ワタシノ上祐サン
こいつはいっぽんとられた
ソウ コヨイハコレマデニシトウゴザイマス
いぇ〜い
ドサクサニマギレテオシリサワンナヨ
だっておっきくてかわいいおしりなんだもん
ドウデモイイケドオワラナイネコノヤリトリ
そしていきなりはなしはとぎれる
ソレデイイ
室生犀星にめざめましたよカオルさん&かたりべさん!
近ごろ割りと古典を解凍してるのです・・・
ヘッセ「車輪の下」
モーリヤック「テレーズデスケイルゥ」
小林秀雄「無常といふこと」
あと高橋克彦「火怨」も読みました・・・岩手人として心は複雑です・・・いや、柄じゃないかな?コケ!
今年年男の酉年四回目です コケコケ さ〜あ何歳だ?コケ!
478 :
カオル:2005/04/24(日) 02:59:28
>ヤ〜ン コレクライニシテオカナイト ダレカガオコルワヨ
最近、名前欄に「ローカルルール審議中」って入ってるでしょ。
なぜって、こういうスレがイヤでイヤでしょうがない人たちがいて
たとえば、このスレとかいつも削除依頼されてるわけだけど
いくら削除依頼しても削除されないものだから、ローカルルールを
変更して削除されるようにしよう、という議論が行われているのです。
わたしはこういうスレがあっても良いと思っているし
こういうスレがキライな人たちとも仲良くしたいのだけど
なかなか受け入れてもらえないのです。(T_T)
なので、そういう人たちにオコラレルかも。(笑)
479 :
カオル:2005/04/24(日) 03:02:16
480 :
カオル:2005/04/24(日) 03:20:27
>>469 ◆eRDUfXaGp2さん
ニュートン?
ますますわかりませんって・・・
金星は、ギリシャのアフロディテー、ローマのヴィーナスだから
愛と美の女神というイメージが強いと思いますけど
もともとは、バビロニアの女神イシュタルが起源らしく
女神イシュタルは、愛と美だけでなく“戦い”の女神でもあるんです。
それからこじつけだと思いますけど、イザヤ書とかだと明けの明星は
ルシフェルのことだったりします。
神さまは、自分に刃向かうものはみんな地に落としてしまいますけど
菩薩のように、みずからすすんで地に降りる者もいますし
もしかしたら、ルシフェルもそうだったのではないかと思ったりします。
女神イシュタルも、人間である羊飼いのタンムズを夫にしたし
タンムズの死を悲しんで、命懸けで冥界まで追っていったくらい
人間にたいする愛は深いのです。神さまの薄情とはちがって。(笑)
女神は、愛のために神さまとも天界とも冥界とも戦うのです。
愛と戦いが表裏一体だと思うのはわたしだけでしょうか?
481 :
カオル:2005/04/24(日) 03:37:17
>>470 ◆eRDUfXaGp2さん
いつのまにか“ちいたん”が花屋さんになっていたりして
バッサリバッサリしているのをみたら“俺”はどう思うの?
憧れていた人の美しさや気高さや優しさをずっと大切にしていたのに
だから遠くても近くにいられたのに、気づいたらその人は近くても
遠い人になっていたりとか・・・そういう感じで聞いてたよ、この曲↓
482 :
カオル:2005/04/24(日) 03:37:52
『フレンズ』− REBECCA
♪口づけを かわした日は
ママの顔さえも見れなかった
ポケットのコイン あつめて
ひとつずつ 夢をかぞえたね
ほら あれは2人の かくれが
ひみつの メモリー oh
どこで こわれたの oh フレンズ
うつむく日は みつめあって
指をつないだら oh フレンズ
時がとまる 気がした
ねえ 君は 覚えている?
夕映えによくにあうあの曲
だまりこむ 君がいつも
悲しくて 口づさんだのに
今 時は流れて
セピアに染まるメロディー oh
2度と もどれない oh フレンズ
他人よりも 遠く見えて
いつも走ってた oh フレンズ
あの瞳が いとしい♪
483 :
カオル:2005/04/24(日) 03:52:20
>>477 ◆eRDUfXaGp2さん
みんな読んだことはあると思うけど内容はキレイにおぼえていません。(^_^;)
なぜだか文学は記憶に残らないのです。文学はきっと芸術なんだと思うんです。
芸術オンチのわたしだから、それだったら納得できるんです。
でもでも、けっしてわたしが◆eRDUfXaGp2さんの作品を褒めたからって
がっかりしないでくださいね。(笑)
レスどうもです。
室生犀星の作品で「蜜のあわれ」というのがありまして、なんとすべて会話文なのです…
ああ、俺のやりかたもまったくのひとりよがりってわけじゃないのだな、と思いを強くしたのであります。
ルシファーの話は知っていました。
金星は地球と双子星とも呼ばれていて大きさ・質量がほぼ同じなんですよね。
結果重力も9割5分程度で、火星の6割とはくらべものにならないくらい良いのです。
問題は分厚い大気(200気圧・400度・硫酸大気)と、一日が地球のおよそ200日という点です。
東大にいた頃「木星の重力を使えば金星の大気を剥ぎ取れる」というアイデアを友達の友達が持っていて
「会って話がしたいなー」と言いましたが断られましたw駒場寮住人で授業も出ていない人間には一般学生の
スタンスはそんなもんで妥当かも知れませんw
俺ホリエモンとどんぴしゃで寮にいた時期がかぶってるんですよ…でも彼のことはんまぁったく覚えがないんです。
彼は寮委員会とは距離をおいてたみたいですね。まあ360人の寮でしたからね…。
ちょっとトリビアをお伝えしておきますと、彼は経常費(寮費)が一月480円などとのたまわっていましたが
実際は4200円、後に3700円です。95年頃まで。学生が自主管理しているとそういう奇跡が現実となるっていう
良い証左だと思っています…文部省はそういうのがお気に召さないらしく学生が攻撃的応対を辞めたとたん
廃寮通達を出してきましたが。10年抵抗しましたが、今現在寮の建物は残っていません。改憲勢力のからめ手・伏線だと
俺は考えていますが。そろそろその手の話もシャレではすまなくなってきましたね。ま、俺もこれからどう動くか
考えどころです。
486 :
考える名無しさん:2005/05/08(日) 10:08:34
神を持ち出すとニューエイジが混ざってくる。
487 :
カオル:2005/05/29(日) 02:04:02
お友達のアイデアみたいな話しや一瞬の真実のようなキラメキがキャンパスを吹き抜ける風とともに
あちらこちらで舞っていたのでしょうね。そういう豊穣な知性の聖域として東京大学が存在するなら
いつまでもそれを保護したい気持ちになります。もちろんわたしにそんな力はありませんけど。(^_^;)
わたしのような平凡な知性の人間は知性の使い方を悩んだりすることがありません。
なぜなら自分のための使い方しか思いつけないからです。
自分の知性がだれか他の人のために与えられたものかもしれないなんていう
天才の人がもつ使命感というのでしょうか、そういう感覚をもつことができないのです。
わたしたち凡人はほんとうのことに近づこうとしないし、そうせざるをえない天才をみていて
イライラします。わたしたち凡人は天才の能力や業績はみとめますが天才の人格を受け入れる
ことはありません。その証拠におそらく天才の保護者になりうるだろう人格を否定し続けます。
イジメがそれです。またイジメられて生き残る人のほとんどは、ニーチェでいう力への意志の
虜になるか、ルサンチマンにもとづく思想(倫理、あの世、神さま)にかしずくことになります。
つまり、生き残ろうとすること、と、ただ生きるのではなく善く生きようとすること、です。
この意志と思想を食い物にして、いったいどれだけの邪悪が繁栄してきたことでしょうか。
この意志を否定し、この思想に反旗をひるがえしたなら、おそらくわたしは生きて行けないし
まわりの人間から人間としてみとめてもらえないでしょう。
けれどわたしがだれでもないわたしになるために、太陽よりも存在し、宇宙そのもののように
存在するためには、それしか手段がないように思えるのです。
488 :
カオル:2005/05/29(日) 02:21:10
↑立場が上と下で逆転してますね。(^_^;)シリメツレツ
【お知らせ】
ローカルルールの改定がされると、このスレは板ちがいということになります。
わたしは自分からその意見を主張しました。だからこのスレも継続しないと約束しました。
自分のなかの大切な心をふみつぶしてそういうことにしました。
このスレに書き込んでくれたり、覗いてくれている人を裏切りました。ごめんなさい。
でもスレが終了するまでは削除されることはありませんので
それまではぜひ今までのように利用してください。(わたしも書き込むつもりです)
これからは夢・独り言板に居場所を移したいと思っています。
もしいらっしゃることがあってわたしをみつけたら声をかけてくださいね。(^.^)
にゃは。そこまでこのスレはいぢめられているんですにゃwゆかいゆかい(のらくろ風に言うならゆくゎいゆくゎい)
きっと1000いくまであと一年くらいかかりますさ〜それまでには違う約束の地も見つかるでしょう。
エクソダスですよ、エクソダス!出エジプト記のモーセに導かれて、今度は地球外にエクソダスですね!
つか、カオルさんが誘導してくださいよ。今「カオル」で検索しましたけどまだみたいだから。ほんとに
プチエクソダスですねwわくわくしますよ!
>>488 夢・独り言板は最終書き込み1週間でスレが落ちてしまうような所ですよ(最短記録8時間)
ケータイに圧されて一つまた一つ消えてゆく公衆電話
俺のケータイはプリペイドで今止まっている
そんな時お前がくれたもの
ICカード電話のカード
えっ まだ緑の公衆電話のほうが多いだろ
未来の公衆電話を使いたまえ それにね
なんだよ
よく考えてみて ICtelephone
?
わかってほしいな
ん〜
ふふ
いや、わかんね
IC-tel 言ってみて
アイシーテル
あはっ のせられたねぇ!!あたしもIC-tel
そう笑ってお前も カードをひらひらさせてみせた
何のことを言ってるのか俺がわかったのは帰ってからトイレでひねりだしていたときだったんだよね
494 :
カオル:2005/06/13(月) 01:24:09
>>489 わたしは哲学徒というスターの光にひかれてココにきてるんです
ほとんどミーハーです
うまくやれなくてどうしようもなくてだめだめな人が大好きなんです
みんな哲学徒というあり方しかできない人たちだけれども
やってることが哲学でないといわれたらその通りなわけで…
でもみずから★をつけて権力を誇示するような人たちに
哲学がわかるはずもなく、そのアホさ加減のおかげで、このスレも安泰なわけです
このような状況のなかに住まわせてもらっていることを、わたしは「許されている」と
表現してきたけれど そのおおきな心に甘えすぎてしまったために哲学徒でもない
>>487に書いたような機械仕掛けの意思と思想にあやつられた人形が人のフリして
人生を語ったり、人生に意味を見出したりすることに哲学を利用しようとしています
哲板はそういう厨がおおきな顔ではびこるキモチワルイ板になってしまったんです
わたしは生まれつきおおきな顔が生理的にだめなんです
だからもうすでにココは哲板じゃなくなっているなって感じることができるんです
わたしはむかしのように哲板の寄生虫にもどりたいんです
そのためには哲板が哲板でないと困るんです
ローカルルール議論に参加してるのはそういうわけなんです
でもおおきな顔にじゃまされてうまくいっていないから、このスレどころか
わたし自身もエキソドスの計画を立てないといけないような状況になっています
495 :
カオル:2005/06/13(月) 01:36:56
>>491 たしかに
人生相談板にスレ立てたときは
けっこうレスもついたのに次の日にはdat落ちしてました
夢独り言板だときっともっと早いわね
どこがいいのかな?
こういうスレはどこなら受け入れてもらえるのかな?
もちろん今のような超スローペースでも大丈夫なところで
496 :
カオル:2005/06/19(日) 01:20:48
脱出したいな
世界から いのちから わたしから
世界がなくて いのちがなくて 思いがない
そういうものでないものにわたしはなりたい
かみさま 創造できない 作れない
欠如でなく 存在しないこと うまれないこと
それが かみさま
わたし かみさまになりたい
497 :
カオル:2005/06/19(日) 01:47:49
アトピーでちがう顔になったら
みんなツバサのない鳥のようにさげすんだ
神経麻痺で笑顔がみせられなくなったら
みんな生きてない人形のようにあつかった
キレイになろうね 生きてていいらしいから
愛敬ふりまこうね 愛してくれるらしいから
コワレモノのこころ 理屈がこわれたんだわ
あなたが見られるもの くさっていくわたし
あなたに残してあげる 白い腕も白い足も
ねぇ どこにキスしてくれるの?
498 :
カオル:2005/06/19(日) 02:14:29
鏡におおきな顔がうつっていました
きもちわるくなって はいてしまいました
チョコレートを食べて またきもちわるくなりました
烏龍茶で安定剤をのんだら すこしおちつきました
みなさんご機嫌いかがですか
わたしはバリバリ仕事をしていて元気です
負けず嫌いなのかとおもっていたけれど
ただだれとも話したくなかっただけでした
おもいどおりの状況です 心配されてるみたいだけど
でもシカトされたほうが 嫌われたほうが よっぽど自由
でもでもココでそれはイヤです
好きな人だけしか愛せないからだとおもうんです
目がさめないことを祈りつつ おやすみなさい
499 :
カオル:2005/06/25(土) 02:29:56
過去の出来事としての<わたし>って<記憶>のことなのでしょうか。
<記憶>がないと<わたし>という主体も存在できなくなるように感じます。
<わたし>が過去をすべて否定してしまおうとするときの不安は本能でしょうか。
<脳>の危機管理システムは<だれか>を創造しないとならなくなって、
もちろんそれは生きていくためなのだろうけど、
そんなときの<わたし>と<だれか>の視点は重なりあってしまうから、
もしもその<だれか>が<神さま>なら、<わたし>は<神さま>になってしまう。
<神さま>を作るのってけっこう簡単なんです。(笑)
今晩「記憶の力」という記憶超人の特集番組があるんですけど
どうして特別な人?だけなんだろうって思う。
◆eRDUfXaGp2さんとかも一般人からみたら記憶超人なんでしょう?
頭の中が記憶でいっぱいになると、どういう現象がおきるんですか?
わたしのように次から次から忘れていく人と、どんなちがいがあるんだろう?
忘れてしまうことって罪ですよね?
わたしはそのように感じてしまうんです。
だからわたしは記憶超人になりたい!
記憶の達人ているらしいですけど記憶以外の適応能力が低いことが多いと聞いたことがあります。
忘れることもまた必要な自然の理なのではありますまいか、カオルさん。
でも、なんとかしてそれに抗おうとする人の営みは好きですよ。さまざまな記録を使ってね。
愛とは忘れることかな?忘れないことかな?
俺は忘れないことだと思います。言っちゃあ当たり前ですけどね。
501 :
カオル:2005/06/28(火) 23:28:18
もしもわたしに記憶力があったら
世界中の言語をマスターして、古今の哲学書をすべて読破して
そうしてその中から好きなのを見つけてきては、はじめから何回も読みかえします。
寝たっきりでカラダがうごかなくても、ひとりぼっちでも、わたしはそれで幸せです。
わたしは言葉、あなたも言葉、言葉にかこまれて、わたしは死んでいきたいです。
はじめに言ありき、はじめに愛ありき。
あなたがどんなにかわってしまっても、あなたがどこにもいなくなってしまっても
あなたの愛の言霊は永遠です。
だから、愛してる、と伝えてください。
神代より 言ひ伝て来らく そらみつ 大和の国は 皇神の 厳しき国
言霊の 幸はふ国と 語り継ぎ 言ひ継がひけり・・・
言霊の幸はふ国では、呪怨(わすれない)も幸いなり、愛ですことよ! アハハ
502 :
カオル:2005/06/29(水) 01:26:48
ひどく不快なこと わすれること
ほんとうは何ひとつわすれたくなかった
時は流れないし 瞬きは手づかみするものだから
幼さの罪 傍らの死 わたし怖くなかった
ご褒美 希望 儚さのすべて
必死になって手をのばして触れたもの
憶えたの? わすれたの?
そうやってわたし誰でもなくなった
探せば消えていく なくしたものは見つからない
何かをしようとして わたし未来にYesと応えたの
わたしバラバラになって どこにもいなくなるから
最後のわたし たったひとつの永遠にささげるわ
503 :
カオル:2005/07/01(金) 00:59:59
↑は、3年くらい前に書いたものの別バージョンです。
小さい頃、大人や学校での出来事や世の中の仕組みや
そういういろんなことに、いちいち反応しませんでしたか?
もちろんそれをシッカリとはコトバにできなかったけれど
つまり論理の矛盾ではなくて、おかしい!という思い。
わすれちゃいけない!、って誓いませんでしたか?
わたしはみんなわすれてしまったけれども
だからこうして生きていられるのだけれども
そんな自分を自分がキライなのは当然ですね。
べつに青春の挫折とかそういうことではなくて
そういうことは、わすれてしまう運命でもなくて
無知の幼さでもないと思うのです。
で、はじめからやり直すことはできないけれど
わたしを汚してしまった張本人、このコトバで
わたしの世界をやり直してみたら、わたしの世界が
わたしの世界じゃないことに気づいたんです。
というか、どうやってみてもわたしの世界は作れないんです。
このコトバは、あなたのコトバなのです。
コトバがわたしだと思っていたのに
コトバのなかにわたしはいなかった。
でもコトバを捨てることはできるんです。
それを決意するのはコトバですけれど
たしかに“それ”は、わたしでもあるんです。
504 :
カオル:2005/07/01(金) 01:36:06
コトバだけにかこまれて幸せに感じるのは
それが最後のたったひとつの存在へのこだわりだからです。
空間に刻まれてしまったことへの呪怨がわたしを存在させてしまう。
もちろんそれは色即是空、だからあきらめたい気持ちになってしまう。
実存は存在に先立つけれど、実存に実体はないのです。
それは生成しつづける盲目の意思です。
それは創造できないから、それになるしかないです。
でもそれはわたしのものじゃないし、わたしでもない。
これはたくさんの哲学者の結論です。
そして哲学者はこの先は語らないです。
みんな不安にたえられなくて現実にとってかえすのです。
不安の正体が死であることを察知するからです。
唯一の自律的なわたしの意思の実現よりも
アンガージュマンになって生き残ろうとするのです。
あれほどに乞うた春も、今は
遥かの草原の立ち上る黒土の匂いにおされ
あれほどに乞うた雨も、今は
交互に繰り返される黒雲と
天晴れに流域を太くし
雫が落ちるたび
私は君を思いだす
君がいると思えた陽炎を追いかけ
探しても、探しても
そこには雫だけが
君はどこへ消えたのだろう
あのとき見た蜃気楼は
いつのまにか、私の記憶となった
静かなるウーシア
私を、そこへ連れて行け
あのとき見た空は
あのとき見た空は
あのとき見た海は
あのとき見た雲は
地平線を、獣の稲妻のような脚が跳躍する
静かなるウーシアよ
はばたけ
風が、徐々に私の身体を冷やしてゆく
私は雲海を眺望する
そこで休息をとる戦士たちを見つける
ウーシア
君に触れることはなく
君が、徐々に私の身体を冷やしてゆく
506 :
カオル:2005/07/05(火) 02:53:28
あなたの様々な顔のギャップの大きさに
わたしはほんとうに疲れてしまいます。
でもあなたの詩はいつも素敵だし癒されます。
哲学や議論はあなたに向いてないと思う。
詩の創作に専念したらいいのにって思う。
>>506 カオルさん
ほんとうにほんとうにごめんなさい。
ホントは書き込むつもりはなかったんですが、
あなたのレスを読んでいるうちに、
無性に詩が書きたくなってしまったんです。
それと、ここに以前ちまちまと物語を書いていたは私です。
「哲学は何かスレ」の"おいら"も、私です。
ばれているんでしょうが、このまま黙っているのも悪いと思ったので。
あ、物語の方は面白かったですか? そうだとうれしいです。
>詩の創作に専念したらいいのにって思う。
わかりました。迷惑そうなので、詩は、もう哲学板には書き込みません。
でもあなたは、やめないでください。私はカオルさんの詩は結構好きなのです。
なんだか、LR議論でも迷惑掛けっぱなしだし、
とても申し訳ないので、あなたのいるスレにも今後立ち寄りません。
でも哲学をやめようにも、周りの本が「おいらを読んで読んで」って
言っているようにみえるので、それまでは哲学とともに哲学板にもいるつもりです。
>あなたの様々な顔のギャップの大きさに
また、コテハン変えてしまいました。ハンドルネーム占いというHPを見てですね、
どうやら、今までのハンドルネームと私との相性がいかんかったようで、
改名なんです。今後は、jun1(大吉とのことです)で行こうと思っております。
でもそんなに私はギャップありますか? (中の人は、同じ人なんですが・・・)
ということで。
他のスレを荒らすのはどうかやめてください
あなたが粘着し、荒らしているスレを
楽しみにしている者もいるのです
ご自分の「哲学魂」にお好きなだけカキコすれば
いいのではありませんか?
>>508 ここは私にとって大事なスレなので、あえて訂正させてもらいます。
私も、人のスレを荒らして回るほど、馬鹿でもないし、暇ではないです。
あなたのおっしゃるスレを荒らしまわっているのは、私の偽者の行為なんです。
迷惑な話ですが、これが真実です。
510 :
THE グル :2005/07/16(土) 14:46:10
>>509 いいですか、
全く、
本当のことなんです。
実に、
残念なことですね。
まあ、
真意がわからなければ、
あなたにとっては、
何もかも同じことなんです。
どうかしましたか?
グル先生
グル先生の言われる「真意」とはどのようなものでしょう?
他人の名前をわざと騙る行為と、
騙られる人の行為と・・・
どうか、ご教示ください
じゆんさん。あいもかわらず美しい文章。
じゆんさんには詩を掲載することをやめてほしくない。
あなたの哲学は難しくてよくわからないのだけど、
あなたの詩はとてもよくわかるのです。
513 :
考える名無しさん:2005/07/21(木) 09:38:38
514 :
考える名無しさん:2005/07/21(木) 14:24:12
人は弱い
ココロがあるから
人は強い
ココロがあるから
人は汚い
ココロがあるから
人は綺麗
こころがあるから
あなたのココロはどこにある?
わたしのココロはどこにある?
あなたのココロはわからない
わたしのココロもわからない
あなたがわたしを望むのならば
わたしがあなたを望むのならば
わたしはわたしを閉じこめよう
あなたとひとつになれないように
515 :
そうねえ:2005/07/21(木) 16:51:02
絶対神なる神は、
不条理でなければならない。
不条理に人を殺し、不条理に人を苦しめる。
そうでなければ、傲慢な人は神を恐れない。
そうでなければ、ずる賢い人は神を利用する。
神の雷は、善人にも、悪人にも落ちる。
教会の屋根にも、異教徒の上にも。
神の偉大さは、その不条理と恐怖によって決まる。
神に許しはない、だた、冷徹な気まぐれだけがある。
神を恐れよ。
恐れよ神を。
恐怖は神だけのものだ。
悪魔のものではない。
516 :
◆eRDUfXaGp2 :2005/07/24(日) 06:29:22
愛はそれを守らないものにとっては恐怖である。
517 :
カオル:2005/07/25(月) 02:54:19
>>507 jun1さん
返事するの迷ったのだけど…
…このスレはみんなのものです。
詩でも物語でも気が向いたら自由に書きこんでください。
わたしは、あなたの作品が好きです。
…相手が誰でも、わたしはその人と話します。
あなたに12の人格があったとしてもべつにかまいません。
わたしは、そのひとりひとりと話すだけですから。
でも、12人をひとりの人間として好きになるのはムズカシイことです。
だから迷惑なときはそういいます。キライなときにもそういいます。
…それからLRがどんなでも詩が書きたかったら書けばいいです。
あなたが自分の行為や価値観に責任を持つことができるのなら
あなたには、その自由があります。
あなたが詩を書いたりすることで、またはあなたの詩によって哲板が
哲学する場として、より良き環境になると思うなら諦めることはないです。
ちなみにわたしの詩は、一応自分の中では哲学の種蒔きなのです。
だから詩とよべるのかどうか…(そういうつもりでないから書けたりします)
で、いずれは誰も読まないマイ哲学として開花予定だったりします。(笑)
または、この方がわかりやすい、とか思ったときにもそうしています。
たとえば、
あなたはわたし わたしはあなた あなたがいないならわたしもいない…
とか書いてても、これは言語の属性のコミュニケーションの表現だったりします。
これでも哲学徒のつもりなので、そこをわかってくれたら嬉しいです。(^.^)
518 :
カオル:2005/07/25(月) 03:20:32
>あなたのいるスレにも今後立ち寄りません。
こんな宣言いらないです。
ただわたしには、あなたの哲学が理解できないことが多いし
あなたの議論のすすめかたにも戸惑うことが多いのです。
とくに、わたしと会話する他の人にケンカをしかけるようなところが
哲学することと何の関係もないところがどうも…
もちろんわたしがあなたに言うことは、わたし自身のことでも
あるのですから、反省しないといけないのはわたしもおなじですが。
そうそうハンドルネーム占いしてみました。
改名が必要らしいです。
ふーん…でも哲学徒になったおかげで
こういうのに動じないようになれました。
悪運が…とかいわれたって
そんなこと哲学徒になったときからわかってたもん。
理由がわかってる…こっちの方がわたしには大切なことだし
スゴイことなんです。
>>517-518 カオルさんへ
カオルさんからレスをもらうなんて期待していなかったので、驚いています。
心配かけているんだな、とつくづく反省しています。
いまさら貴方に弁明するほど私も、
一貫したことを言ってこなかったし、
これといって、何か申すべきことがあるわけでもなく、
ただ感謝の念が絶えません。
>それからLRがどんなでも詩が書きたかったら書けばいいです。
私が哲学板で詩を書いてきたのは、
まぎれもなくあなたへの詩の応答でした。
詩を言語の応答の一部として考えていました。
私にとっては詩は、大がかりなコミュニケーションの一部でした。
ですから、そういうコミュニケーションじを否定されてしまえば、
私は詩を書くことを自動的に止めてしまいます。
別に私は、ここで強く思想を訴えたいわけではありませんし、
そういうことのために詩を利用することは決してするまいと考えてます。
(つづき)
私にとって、カオルさんは、そういう私の気持ちを、
理解してくれる特別な存在なんです。
なんつうか一緒に詩で馬鹿騒ぎができる仲間みたいな感じと、
言えばいいんでしょうか。もちろん、哲学板で詩を書いてくれる人は、
みんな仲間だと思っていますけど。
私は、哲学板でなければ
今までのような詩を提出することができなかったことを知っています。
でも、だからといってもうLR議論に茶々を入れることは今更しないけれど。
(すでに言うべきことは言ってきたし)
私にとっては詩は哲学の一部でした。
詩の方がより私の哲学(思考)を伝えられたという
手応えを感じることができたような気がする。
それが理解されないのなら、それでもいいと思ってました。
そういったことをみんなに理解してもらうには、
あまりにも多くの労力が必要だと思ったからです。
もっと多くのことを、ここで語ることはできますが、
このへんで止めておきますね。きりがないんで。
ちなみにいま、「ファンタシアの森」の続編を書いています。
ある程度まとまったら、このスレに掲載する予定ですんで
楽しみにしていてくださいな。
そうだ、カオルさんのカオルという名前は哲学徒らしい名前だと思いました。
定められた運命(占い)は、自分の意志(哲学)で変えてしまおう。
そうありたいと思っています。
>>512 トウコさんへ
心配かけてごめんね。
でも、できるだけここの人たちを困らせるのはやめてほしいかな。
私は、私の判断で哲学板にいます。
哲学板のみなさんがわりと好きなんですよ。それをわかってください。
まあ本当は哲学板に私のコテハンスレの一つでもあれば、
君の相談にも乗れて、こういうことも起こらなくなるんだけど
コテハンスレすら作るのが難しい状態だし。。。
かといってなんでも板に移るのは私にとっては趣旨が違うし。。。
トウコさん、試しに、哲学板でコテハンスレでも立ててみないか?
あなた自身は、まったく哲学的じゃないけど、
なかなか、面白そうだなとは思うんだよね。
もちろん哲学的テーマがいくつか必要にはなるかと思うけど。
(テーマなんか、適当でいいのだ。)
>>510 グルさんへ
あなたの言う真意が私にはわかりませんでしたので、
今持って、私にはあなたにその件についてお答えする余地がありません。
しかし、グルさんは、グルさんらしくないレスが最近続きますね。
もう、私にくるわされるだけなので、
私になんか関わらなきゃいいのにと思います。
まあ、しかしそれじゃああまりに寂しいので、
こんな掲示板を紹介しておきますよ。
哲学魂
http://bbs8.aimix-z.com/mttbbs.cgi?room=5775 今、このスレは力ある書き手が少なくて非常に困っています。
(と言っても現在私一人だけですが)
もしよろしければ、自分のHP、ブログ等をお持ちでなければ
参加してみませんか。(グルさんによるスレ立て希望です!)
私は、あの掲示板を“最強”の哲学掲示板にしようと
密かにもくろんでいるのですよ(笑)
どうか力を貸してくださいな。
◆eRDUfXaGp2 (薫) さん
ご迷惑おかけしております。
私は、このスレが哲学板の中で一番好きです。
私は掲示板を作ってそこで、詩などを書き込もうかと
考えていましたけどむなしくなって断念しました。
詩や物語は2ちゃんねるだから発表できるんですよね。
みてもらえる人がいるってことは大切なことです。
あなたの詩や物語は好きです。
あなたのことも好きです。
なので是非、このスレを素敵に運営していってください。
それでは。
俺はお前など守らない
だってお前は俺よりも
ずっと勇ましくて腕っぷしも強いもの
でも お前がそれを隠して
お姫様のふりをしているのを見るのは好き
誰一人しもべのいないお姫様
星と花と風が友達
お前が笑うとお日様も笑う
ずっとずっとずっと昔
まだ俺達がお猿さんだった頃
「あの星へ連れて行ってあげるよ」
って俺は誓っちゃったんだな
お前のその時の輝いた瞳ったら!
それはその時は 嘘だった
俺達二人ともそれを遂げられずくたばっちゃったもの
で、またそれを誓ってはくたばり
誓ってはくたばり
嘘を繰り返す俺だったのに
お前はそれに怒りもせず
そのたびに瞳をきらきらさせて
ずうっとずうっと待ち続けてくれたんだね
俺がそのことを思い出したのは
初めてのくちづけの時だったかな
忘れても忘れても忘れても
恋人たちは唇を重ねた時思い出すんだね
静かに震えている心の中のかすかな炎を
俺は頭が悪いから
いや、心の闇に負けるから?
すぐ道を踏み外す
その時のお前の悲しそうな顔
黙って俺から離れていく
そして俺はがしんたれになって
戦を起こし
命をほふって
幼子を犯し
暴れに暴れてその後で悟る
失ったもののその大きさを
そして二人のときめきをみんな忘れてしまうのさ
そこにかけがえのないなにかがあったことも
二人で互いに呼びあったことも
花が春風に揺れていたことも
森が二人を癒してくれたことも
空が二人を祝ってくれたことも
二人が星から生まれたことも
でも 俺は 俺は ねえ 聞こえてるかい
今道を踏み外さず
心の闇に負けず
歩き続けているんだ
あの時の誓いを胸に
あの空を飛ぶために
あの星へ行くために
お前を迎えにゆくために
ただね いいことばかり歌っているけど
俺も色々 悪いことしたよ
俺が道を踏み外してないと思っているのが
俺の思い違いなら
また戦いが始まるのかもしれないね
俺もまたがしんたれになるんだね
なにもかもが崩れていき
空はひび割れ
土は怒り
海は捌きを俺に与える
嘆きの声しかもう響かない
もっとひどいことには
それすらもいつしか聞こえなくなってしまうんだ
俺は 他の誰かに負けるのはいいよ
いくらでも甘んじて受けよう
だけど
俺は俺だけには負けたくないな
俺の中でいつもにやにや笑っていた
怒り悲しみ裏切り別れを何よりも喜ぶ
心の冷え切ったもう一人の俺に
知ってる?
そいつに負けたくないって思い始めたのは
お前と恋に落ちたからなんだぜ
ん。今はこれがやっとです。まあ四の五の言わずに書けってことですよね。
530 :
カオル:2005/07/29(金) 02:44:32
わたし何も書くことないなぁ。
みんな書くこといっぱいあって羨ましいです。
jun1さんも◆eRDUfXaGp2さんも
それぞれのお城をもってがんばってたんですね。
みんなわたしにできないことしてるなぁってカンジです。
「電車男」みました。
きっとみんなが泣くところでわたしも泣いたのだけど
そういうことがとっても遠くの出来事のように感じられました。
電車男のRPGのようなゲームの恋がリアルラブになるとき
電車男は、エルメスに、恋に、世界に"俺"をささげたのでしょう。
そう、我を忘れて。
そうやってみんな、なくしかけていた"俺"をとりもどすのでしょ?
あぁでもなんだか最近そういう努力がしんどいです。
たとえば「皇帝ペンギン─命を継ぐ物語」とかみるんですけど
ホント胸一杯に感動してるし
ペンギンがかわいすぎるって泣いてるし(^_^;)
なのになぜだかそういことがまるごとせつなくてかなしいです。
無理して書かないと、もうずっと書かないような気分なので
がんばって書いてみました。くだらない内容でごめんなさい。
かみ「やっときましたね。おめでとう! このゲームを かちぬいたのは きみたちがはじめてです
01「ゲーム?
かみ「わたしが つくった そうだいな ストーリーの ゲームです!
02「どういうことだ?
かみ「わたしは へいわなせかいに あきあきしていました。 そこでアシュラをよびだしたのです
04「なに かんがえてんだ!
かみ「アシュラは せかいをみだし おもしろくしてくれました。
だが それもつかのまのこと かれにもたいくつしてきました。
03「そこで ゲーム‥か?
かみ「そう!そのとうり!! わたしは あくまを うちたおす ヒーローが ほしかったのです!
01「なにもかも あんたが かいたすじがきだったわけだ
かみ「なかなか りかいが はやい。 おおくの モノたちが ヒーローになれずに きえていきました。
しすべき うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが ひっしにいきぬいていく すがたは
わたしさえも かんどうさせるものがありました。わたしは このかんどうを
あたえてくれた きみたちにおれいがしたい! どんなのぞみでもかなえてあげましょう
02「おまえのために ここまできたんじゃねえ!よくも おれたちを みんなをおもちゃにしてくれたな!
かみ「それが どうかしましたか?すべては わたしが つくった モノなのです
01「おれたちは モノじゃない!
かみ「かみに ケンカをうるとは‥‥どこまでも たのしい ひとたちだ!
どうしても やるつもりですね これも いきもののサガか‥‥
よろしい しぬまえに かみのちから とくと めに やきつけておけ!!
カオルさん、しょげてるカオルさんなんて嫌いですw地球の明日は明るくなってきてますよ!
では、蛇足を少し。
「ねえ、あたしを守らないなら、あなたには何も守るものはないの?」
「あるよ」
「それは何?」
「俺とお前の赤い糸」
「そう、この血塗られた赤い糸だ!」
535 :
考える名無しさん:2005/07/30(土) 02:03:19
晒しage
電車男の映画は、セカチューみたいに激しい怒りこそ覚えませんでしたが
めそめそ泣く山田とこっちからキスをしかけてゆく中谷になんだかなぁでした。
俺もヲタですが俺の恋はもっと輝いてい「る」と思いますから。
でも、電車男が流行ることそのことについてはヲタは助かるとこ大なので。予断は許されませんが。
原作は嫌いです。テレビは好きです。毎週観てます。
537 :
ぬえ:2005/07/30(土) 02:40:27
天招く星空の調べを望み
彼の紅星に思いはす
君が星こそかなしけれ
君が星こそかなしけれ
聖なる天がかなしみに揺れる時
私のココロはひとつとなりて
538 :
ぬえ:2005/07/30(土) 03:12:21
あなたのココロ
わたしのココロ
どうしてあなたのココロがわからない?
どうしてわたしのココロがわからない?
あなたのココロはキレイだけれど
あなたのココロはきたないけれど
わたしはあなたと交わりたい
だからあなたを殺しましょう
たとえ悲しみが待っていようとも
539 :
カオル:2005/07/30(土) 05:23:20
>>536 ◆eRDUfXaGp2さん
>原作は嫌いです。テレビは好きです。毎週観てます。
もちろんわたしはセカチューもタイタニックもみたりしないけど
電車男はたまたまおとといテレビのを不覚にもみてしまったんです。(笑)
原作(2chのログ)はみてないので詳しくはわからないです。
みんながしていたり、みんながしたいと思ってること(恋)を電車男もしたいと思っていて
だからリアルでそのチャンスがおとずれても最初はゲームのようなノリだったのだけれど
つまり、主体としての自分がいて、対象としてのエルメスがいて、やがて物語が語られる、
というような、そういうみんなによって敷かれたレールに乗ろうとしていたときの電車男は、
じつはまったく主体的ではなかったんですよね。でも電車男はちゃんと恋に落ちました。
そうしてやっと、恋が、みんなのしたいことではなくて、自分のしたいことになったんです。
ちゃんと恋をするというのは、電車男が他性としてのエルメスの世界に身をささげること。
言いかえると、主体としての自分という自我を縮小させ放擲することで恋ができるのです。
忘我の状態にあるときに人は、ほんとうの自分になる、というのはこういうことを言います。
んで、これを哲学用語を使って一行レスすると「実存の本質は自己超越性にある」とか
になります。ゾットするほど色気ないでしょ。(^_^;)
540 :
カオル:2005/07/30(土) 05:51:43
>>532-533 赤い糸の相手、ソウルメイトはいるのかもしれないけど
哲学徒は、ソウル(魂)の存在をみとめないから、みえないのです。
なぜだか、そういう生き方をして死んでいくことを決意した人種なんです。
でも、ありがとう。
梅雨も明けたことだし紫陽花カオルから向日葵カオルになりますね。(^.^)
そうそう皇帝ペンギンのかわいい写真とかココにあります。
http://www.gaga.ne.jp/emperor-penguin/ ちなみに、こんなにも愛らしい皇帝ペンギンを日本の南極観測隊は
夕べの食卓にのせていたことがあるらしいです。
真っ白な大きなお腹をゆらしてヨチヨチ歩いてくる皇帝ペンギンを
殺せるなんて…
わたしからしたら赤ちゃんを平気で殺せるのとおなじことなんだけど。
あっ、また暗い話しになっちゃった。ごめんなさい。
にゃはwカオルさんおっはよー!!
「血塗られた赤い糸」いいじゃない!
生娘の証の赤い血で染めたんですよ!
日の丸が韓国で「生理ナプキン」って笑われてるそうですが、あれは初めてだった男が敷布が赤く染まったのを見て
嬉しくて嬉しくて外に飛び出てその敷布をふりまわしたのが初めてなんじゃないかなぁって俺は勝手に思ってます。
五月雨と雪の時教えてしまったかもしれませんが俺は梅雨の生まれ。紫陽花が俺の花なのかも知れませんね。
この間街中で美しいそれをみかけました。
俺と電車男の違いは、
「俺はこの恋を遂げるために誰にも頼らない」と自らに俺が誓ったところにあります。
俺とあいつの恋がおずおずとはじまった頃、恋人はある種の憎しみを持って街中で見られていたはずだからです。
おニャン子クラブの高井麻巳子ちゃん(まみまみ!)がかつて言ってました。「電車でカップルを見かけると殴りたくなる」
みたいなことを。それ、俺もあの頃のカップルを考えるに、よくわかります。まみまみも秋元康と結婚して、自分が殴られ
かねない立場になってどう考えを改めたんでしょうか。俺も、ひたすらにこにこして俺に色々話し掛けてくるあいつを
衆人環視の中で受け答えしながら、「俺達はいつぶん殴られるんだろう」としばらくの間びくびくして暮らしたものです。
岩手の先達吉田戦車さんが、90年代に「近頃見かけてもむかつかないカップルが増えた」みたいなことをコメントして
いて、あ〜よかった!とかなりほっとしました。
いえ、色々頼ってますよ!頼ってるかな?わかんない。
「皆の前で、私たちが恋人だ〜って言える?」
その時、俺には言えませんでした。そこは俺が悪かったと思います。
うん、俺も影であいつが聞いたらどう思うかわかんないようなひどいことを、あっさり口にしてたのです。
俺も時代の子、愛をなめきっていました。
「愛を信じてる」とか口にすると、例えその時まあったく腹の中でうっひゃっひゃ〜おならぷーとか笑い転げていても、
事態はそれを口にした者が「愛を信じ」る方向へと音を立てて流れ出すのです。慌ててもうろたえても泣き叫んでも
まるでがっちり溝にはまったかのごとくそれは突き進みます。それに耐えられない、おならぷーでいたい奴らが
二股三股四股〜や不倫不倫に走るのです。あらまぁどうしましょ。
だから、上に一行書き込んだとおり、
「愛はそれを守らない者にとっては〜」
なのです。
あいつは俺に言葉を求めました。でも、あいつは俺にそれをなかなかくれないんですよね。
そこはあいつを恨んでます。王子の飛鳥山公園でめそめそ泣くもんだから「一生お前だけだよ」
って心の底をふりしぼって、周りの男子高校生の群れにびびりながら言ったのに、あいつは
泣くのをやめただけで
「わたしも」
とは遂に言いませんでしたから。
でも、そういう腹黒さを思わせるところがまた愛おしいのです。
「わはははは!汝こそ我が妻にふさわしい!!」
てなところですわ。
俺のことを東大に送り込んで優良企業に就職させて松涛あたりに一億円程度の一軒家みたいなコテコテの夢を
抱いていたんでしょう。あいつの腹黒さもかわいいところがあって、駒場から下北沢向かう道の豪邸見ながら
「こんな家に住みた〜い」とか「ボンビーはイヤ〜」とか言うんですわ。可愛い顔して。もう俺メロメロですわ。
しかしこちとら共産主義革命を夢見て駒場寮へ進んだ男。そうは問屋がおろすかい。
今考えているのは「皇国共産主義」です。かつての学生運動は天皇家を考えてなかったところが弱かった。
「俺のこと好きか」
前住んでいたマンションの玄関で二人きり、顔を近づけて聞きました。
「そうじゃないならなんで私ここにいるのかな」
「好きか」
「…しゅき」
あいつが俺をどう思っているか聞けたのはそれだけです。三年間つきあってその一言だけです。
そのふざけた言葉をよすがに俺は生きています。
「そうじゃないなら〜」とかこざかしいこと言いますよな!でも、そういう中居正広の「計算マコちゃん」も
裸足で逃げ出す頭の回転恋の予備知識っぷりにも俺はうたれる。
「わはははは!(ry」
ですわ。
のろけていいならいくらでものろけますぜwでもそろそろバイトだわwまたねカオルさん、みなさん。
>>521 うーん。
さすがじゆんさん。
合っている部分もあれば、間違っている部分もあります。
確かに桐孤がここでじゆんさんを必要以上に持ち上げれば、アンチや、スレで純粋に哲学を営みたい人から反発が起きるでしょうね。
ええ、じゆんさんの気持ち御察しいたします。
それに反発が恐くて哲学板にコテハンスレを立てることはできませんよ。(笑)
なんでもありはレベルが低いというよりも雑談メインなのでじゆんさんには合いませんよね。
ですので、桐孤も哲学魂というじゆんさんが造られたホームページ(?)に行かせてもらいますね。
桐孤の知っている哲学は、ウィトゲンシュタインぐらい―――しいていうならギリシャ思想やヘレニズムぐらいでしょうか。
ウィトゲンシュタインの論理哲学論考は、しろうとレベルはできます。
でも、それではじゆんさんは満足しない。ですので、哲学魂や哲学板でじゆんさんをロムりたいと思います。
じゆんさんの美しい文章を見ることが桐孤の目的でもあり、望みでもあるんです。
>>521 もし良かったら、桐孤が書いた小説を批評してくださいな。
じゆんさんは哲学だけでなく、小説を書くことにも精通していると思考の痕跡スレで書かれていました。
桐孤はどちらかといえば、じゆんさんが書かれる哲学よりも小説や日記に興味をそそられます。
もちろんじゆんさんの哲学もすばらしいものと思いますが…。
じゆんさんの文章の内に秘める「美」。
美しい文章に垣間見れる膨大な教養と経験。
初めてじゆんさんの文章を見たとき、戦慄しました。
恐ろしいと思った。
この人のことを桐孤は、許せないと思った。
こんな美しい文章を書くじゆんさんに憧れとも嫉妬ともつかない感情を抱いてしまいました。
じゆんさんのことだから、読む時間は無いし読む価値ももしかしたらないかもしれません。
けれども、じゆんさんに読んでいただきたい。
暇ができたときでかまいません。
ただ、あなたの文章を拝見できるだけでも至福の喜びなのですから。
箜間桐孤のホームページ
http://www.geocities.jp/shinpei19822002/
>>521 もちろん、ここでいうじゆんさんの文章のうちに秘める「美」を許せないと云った感情は、憎悪ではありません。
嫉妬です。これほどまでに美しい文章を書くじゆんさんへの嫉妬です。
嫉妬は時としてただいな何かの原動力になることは、周知の事実。
なぜこれほどまでに桐孤が美しい文章に憧れるのかはわかりません。
ただ、美しいものに憧れるのは人類普遍だとも思うのです。
>>545-547 トウコさん
あんまり迷惑かけないでって言ったのになあ。。。
ま、いいか。
とりあえず、まあ仲間がいるっていうのはいいもんです。
あなたのレスを見て私もがんばろうかなあと思いましたし。
哲学はやっぱりあんまり興味はないみたいですね。
私はもともと観念論がすごく大好きで、
他の人のそれを見るのも、けっこう好きなんです。
物語を作るのが大好きな人は、どういう哲学議論をするのか
興味があったんだけど、そういうわけで、
ちょっと残念な気持ちではありますね。
それから、私は批評はしたくないんですよね。
批評って、書き手のためにするものですよね?
物語や小説、芸術なんていうのは、自分のためにではなくて
究極的には、誰かのために作り出すものだと思うんです。
だから物語に上手下手なんてこと本当なら必要ないわけで、
相手(読み手)が喜んでくれるかどうかが、すごく重要だったり
するわけです。そうやって、自分にできないことでも
誰かのためにって思うと、なんとか乗り越えてしまうから、
小説っていうのは面白いんです。そう思いませんか?
(けっこう批評ぽい言い回しだと思われるでしょうが、もちろんわざとです)
あと最後に、文章が美しいだとか、嫉妬するだとか言われても困ります。
私はそんなことを言われるよりも、面白いとか、その考え方は新しいね、
とか、すごーい(すげー)とか言われる方がよっぽど嬉しいです。
もう一度繰り返しますが、まあ仲間がいるっていうのはいいもんです。
あなたのレスを見て私も、がんばろうかなあと思いましたし。
以上です。それじゃ。
549 :
カオル:2005/08/04(木) 04:09:47
>◆eRDUfXaGp2さん
あなたは女の自己愛が道徳への反逆だと思っているわけです。
だから彼女の立ち居振舞いや言動が腹黒くみえてしまうんです。
あなたは論理というフィルターを通して彼女を判断するのだけど
彼女にとっては論理というフィルター以前のごく素直な反応です。
もしもあなたが「お金と俺とどっちが大切?」とか言って責めても
♪ 忘れなーいで お金よーりも 大切なものがある
♪ 忘れなーいで あなたよーりも 大切なものはない
みたいな、サラ金業者のような言い訳をさせてしまうだけです。
あなたが彼女にとって大切な「もの」になりたいなら別ですけど
そうでないならそうでないところも大切にしてほしいと思います。
>>548 じゆんさん。
すみません。また迷惑をかけてしまって。
じゆんさんが迷惑だと思うことにたいし、
それを迷惑だと感じる能力が劣っていた桐孤の落度です。
仲間がいるっていうことは時としてとても元気が出ると同時に、
共通の《なにか》を感じることができますからね。
こちらこそがんばろうという意欲が沸いてきましたよ。
創作にしろ、哲学にしろ。
もっとも創作に関しては最近異様に限界を感じてきましたけどね…。
哲学に興味がないことはないですよ。
興味はあります。ただ、この板の人々と比べると興味が薄いだけで。
普通の人と比べたらなんぼか興味はありますよ。
でなかったら哲学板に来ません。
物語を作るのが大好きな人は、どういう哲学議論をするのかですか―――
しないわけではないと思います。哲学的議論を。
>>548 >批評って、書き手のためにするものですよね?
つきつめて考えればそう…かもしれません。
読者がそれになんらかの感情を抱いてする場合もありますけどね。(笑)
>物語や小説、芸術なんていうのは、自分のためにではなくて
>誰かのために作り出すものだと思うんです。
云い切りましたね。そういうことをいいきれるのはすごいな。
>相手(読み手)が喜んでくれるかどうか
たしかに。そうですね。相手から喜んでもらえるととても嬉しい。
それだけで、その後の人生が楽しくなるようなそんな印象すらうけます。
>誰かのためにって思うと、なんとか乗り越えてしまうから、
>小説っていうのは面白いんです。そう思いませんか?
じゆんさんは哲学でいうところの他者との交わりがとても大事だとおっしゃるんですね。
そうですね。ほんとうにそうですね。
自身は飽くまでも他者の願望を具現化する器官にすぎず…というのはいいすぎかもしれませんが。
そういうものなのかもしれませんね。
>>548 >あと最後に、文章が美しいだとか、嫉妬するだとか言われても困ります。
>私はそんなことを言われるよりも、面白いとか、その考え方は新しいね、
>とか、すごーい(すげー)とか言われる方がよっぽど嬉しいです。
そうなんですか。でもこればかりは桐孤の主観なのでどうしようもないんです。
思ったことを素直に言葉に表しているだけで、でも言葉を素直に使うということは
あまりいいことではないのかもしれません。相手がなにを望み、どういってほしいのかを
把握しながら、言葉を発するのがいいのかもしれません。
けど、じゆんさんの文章は面白いと思いますよ。新しい……というのでしたら、
うーん、ぴか〜やキキキの方が、飽くまでも桐孤の主観ですが革新的だと―――
なんの根拠もなくそう思いますが。
いや新しいというのは、難しいんですよ。何をもって新しいというのか。
今現在の哲学的支流に乗っているから新しいのか。
それとも今までの有史以降の哲学的体型を踏まえつつ乗り越えているからこそ
新しいというのか…。
そんなこんなでこれからもよろしくです。影ながらファンで居つづけますよ。♪(*^・^)ノ
553 :
カオル:2005/08/06(土) 01:34:04
>>549 物質欲や名誉欲やそういった幸福への欲望は罪なのでしょうか。
目の前においしそうな果実があったら「おいしいから食べなさい」って誘惑されなくても
わたしならごく自然に手をのばして食べてしまいます。この食欲も罪なのでしょうか。
東大生の恋人をもったら、それなりの幸福のカタチを思い浮かべてしまうのも
ごく自然なことだし、もちろんそのカタチは文化的に操作されたものなのでしょうけれど
だから相手が中卒のニートなら、幸福のカタチは思い浮かべにくいかもしれないけれど
どちらにしても相対的なものでしかないです。好きになった人が東大生だったのか、
東大生だから好きになったのか、とかも本質的には大した問題とは思えないです。
もしもそれが大した問題になってしまう人には、ほんとうの恋愛はできないと思います。
とにかく道徳の名のもとに欲望を罪として跪かせようなんていう考えはおかしいです。
なぜならその思考回路こそ、欲望という罪にたいする贖罪という最高度の自己愛に
もとづく、決して他のだれも幸せにしない、見事なまでの自己の利益追求だからです。
554 :
カオル:2005/08/06(土) 01:36:23
ところで◆eRDUfXaGp2さんが、腹黒い彼女を満足させるために
彼女のあなたにたいする期待(予測)を実現しようと努力することは必要なのかしら?
もともと彼女がそういう人でも、人ってどんどん変るし、今はちがうかもしれないし
だからもう必要ないかもしれないよ。
あなたがふつうに勤めてふつうの生活ができてとか、そういうところが心配なのかも。
病気でだめなのかもしれないけど、もしも彼女の夢と自分の夢とをかさねあわせて
「何者」かにならないと価値がないとか思っていたり、思想的なかたよりのために
彼女の受け入れられる人になれないとかだったりするなら、それって彼女のせい
じゃなくて、あなたの都合なのよね。
あなたの都合で愛されて、あなたの都合で別れて、もしもあなたの都合のせいで
待たされて(結婚できないで)いるなら、彼女ってとっても不幸ではないですか。
彼女をあなたから自由にしてあげるのも、愛をまっとうすることだと思うけどな。
あなたにとって辛いこと言ってるかもしれないけど、そう思います。
555 :
カオル:2005/08/06(土) 02:33:45
>>554 >あなたの都合で愛されて、あなたの都合で別れて、もしもあなたの都合のせいで
>待たされて(結婚できないで)いるなら、彼女ってとっても不幸ではないですか。
>彼女をあなたから自由にしてあげるのも、愛をまっとうすることだと思うけどな。
>あなたにとって辛いこと言ってるかもしれないけど、そう思います。
わたしの彼は自殺しました。
だからわたしはいつまでも彼のものですが
そのことが幸せなのかそうでないのかわからないです。
彼の思いがわからないからです。
一人で死のうとすることが彼の生きているあいだの幸せだったなら
その幸せはわたしの幸せです。
けれどもし彼が愛のためにわたしを連れて行かなかったのなら
その不幸せはわたしの不幸せです。
彼のいないわたしには悲しみや苦しみしかやってこないけれど
彼を愛しているからここから自由になりたいとは思わないです。
わたしにはいつまでも彼のものでいられることが一番の幸せです。
だから彼女を自由にしてあげたら彼女が幸せなのかどうかはわからないです。
だから上で言ったことはまちがっているかもしれないです。ごめんなさい。m(__)m
カオルさん
哲学が、人を不幸せにしかしないのだとしたら、それは哲学ではないと思います。
そもそも、人を苦しめたり、ただ内面の矛盾を突きつけることが、哲学なのでしょうか?
そんなことは精神科医のする仕事であって哲学のすることではないと思います。
私自身は、苦しめ、縛られた言葉を紐解いて、展開していく作業が、哲学なのだと解しています。
その自殺された彼は、あなたを、愛していたのだと思います。
あなたが愛したように、彼も、あなたを愛し続けたのだと思います。
しかし、彼はあなたに愛されたくて愛したわけじゃなく、
愛していたから、ただ愛しつづけていたのだと思います。
彼が、あなたを一人にしたことは不幸せなことだったのでしょうか?
幸せ、その飽くなき欲望が、哲学の言葉の澱としてしみでてくるのではないでしょうか?
自殺、その追求が肯定されるかぎり、またそれは幸福でなければならぬように私は思います。
思い出は、誰も汚すことはできません。
愛するということは、つまり、思い出とともに、その人を信じ、共に生きることは
何人も否定することが、できないということです。
なぜなら愛は、一人の人間の、一つの心に、たった一つしかないからです。
ここまで書いて、もしかすると私は、何か言っているつもりなだけのような気がしだしました。
つまり、自分でもよくわからないんです。でも、死っていう言葉を聞くのはつらいですね。
そういえば、ツバメの親子が、おととい旅立っていきました。
ふん、くだらない横レスですよ。
それでは。
にゃはは☆カオルさんこたびはなかなか手厳しいですね♪
短期バイトをわたりあるいてフリーターとしては人並みのお金が入ってきたこの一月。まあ楽しい日々です。
何があっても俺は「別れよう」とは言いませんよ。俺とあいつの間には誰も立ち入って欲しくありませんからね。
そこでその言葉を言ってしまったら今まで繰り返されてきた他の人たちの恋と同じじゃないですか。
俺が憎んでいる何かをカオルさんも今ひとつわかってくれてないみたい。それで構わないのかもしれませんけど。
ま、ゆるゆる考えております、色々。今考えているのは「天皇とXXXXの恋」なんですが、形になるかどうか。
(あ、XXXXはキチガイじゃないですよ。もっとやばい職業が入ります)
俺のブログを読んでいただくと俺が死者をどう思ってるか少しわかると思います。よかったらどうぞ、お待ちしてます。
働いてお金が入ってくると堕落しますな。この暮らしにもけりをつけなきゃ。うんうん。それでは。
558 :
カオル:2005/08/11(木) 01:12:30
>jun1さん
死という文字をつかったからといって、それでなにか特別なことがいえるわけでもないのに
死については特別なものの見方や感じ方しかゆるされていないから、わたしはちょっとだけ
それについて自由にさせてもらっているだけなんです。
ほんとうは死にたくもない人が死にたいとかいっているのとはちがうんです。
うえの話もそう聞こえるのかもしれないけど死を悼むとかそういうのではないです。
いつも鏡にうつるはずの自分が突然うつらなくなったらびっくりしますよね。
ついでにびっくりしてる形のない自分のほうも消えてしまう感じが感じられてしまったら
それって経験しなくてもこわいってわかるから、だから死はきらわれものなんです。
でもね、みんながみんなそうなのかなって疑問に感じられませんか?
死とか愛とかそういうあてにはならないけど、たしかにあるように信じられているもの
についての見方や感じ方にはタブーがあるんです。
そのようなタブーをささえているのが、おそらく倫理と呼ばれているものなんです。
当り前のようにそれは「生」の倫理でしかないし、愛は「生者」のものなんですけど
どうしてそうなのかというと「命が何より大切」ってみんなが思っているからです。
うえの方で書いていたのはそういうことなんです。
だれかに我を忘れての恋が、愛と死の結婚なんです。
だから恋が愛になってとか、そういうの全部ウソです。
そういう愛なら人間は皇帝ペンギンに勝てませんって。(笑)
559 :
カオル:2005/08/11(木) 01:52:27
>jun1さん
わたしは先生とよばれて鳥肌の立たないような鈍感な人が大キライだけれども
彼らのように自分の思想を他人におしつけることの暴力に無頓着な図々しさは
おそらく先天的なものなのではないでしょうか?
こちらが説得しようとかこころみるのも同じ轍を踏むだけなのであきらめてます。
精神科医は共通感覚としての幸福へ順応できるように心を矯正しようとしますが
子どもの頃を思い出すと、ものわかりの良い学校の先生なんかも同様でしたね。
彼らの著しい特徴は「理解する」という仕方で「わかろう」とする暴力性にあります。
彼らはわたしが、どうしてそんなことをするのか、そんなことをいうのか、について
彼らが理解できるような仕方で、わたしがそれを理解するように図々しく無自覚に
自分たちの土俵に引きずり込もうとします。つまり共通感覚としての論理や規範の
もとで、わたしがそれを「自覚できてしまうように」さまざまな権威的方法でもって
促がしたり導いたり(←この傲慢さがガマンできない!何様なのよ!)するんです。
560 :
カオル:2005/08/11(木) 02:12:13
だから彼らがわたしの自然な感覚や行為について、そのものを「わかる」ことは
ただの一度もなかったし、わたしは彼らにとって「イヤな子」「苦手な子」として
彼らの論理や規範のもとで、ずっとカインの烙印を押されつづけるしかなかった。
彼らがわたしにしている行為や態度は、わたしという心の存在の否定なのだけど
どうして平気でそのようなことができてしまうのかというと、彼らにとって人格とは
「正しい」コトバ(論理)の創造物でしかないからです。
もちろんコトバがないなら<わたし>という人格も、事実の総体としての世界も
存在しないのかもしれないけれど、でもそこに前提された「正しさ」によって
その正しさからはぐれた者を否定するなら、彼らのモラルはロジックモラルです。
不正な者カインを「理解する」のではなくて、その存在の仕方に「ふれること」、
少なくとも、おたがいの世界の限界をみとめることができてはじめて
実存の問題としての倫理にとりくむ資格が得られるのではないでしょうか。
小学生で得意科目が「どうとく」とかいう子の将来が、わたしはコワイです。(笑)
561 :
カオル:2005/08/11(木) 02:25:53
ヘッセの『デミアン』で主人公のシンクレールが「カインは悪者じゃないんだね?」
ってデミアンにいうくだりがあるのだけど、せめてもこの気づきが先生と呼ばれる
人たちにあったらなって思います。もっとも気づいたとしてもそれでは商売できなく
なっちゃうからw、ヘッセとおなじで元の世界に戻って行っちゃうんでしょうけどね。
ちなみにもちろんデミアンに(わたしのいう)カインの刻印は押されていないですよ。
だから「せめても」なの。
わたしは哲学で幸せになろうなんて思わないし、哲学することで苦しんでも
かまわないです。生きているうちは生きているなら真理を探究するだけです。
真理と死がおなじものであったら、という淡い夢をかすかな希望にして。(^.^)
>>558-561 カオルさんへ
横レスにお返事、どうもありがとうです。
タブーについては、とくに反論すべきことはありません。
しかし、バタイユなみの解釈も、ここで許されるのならば、タブーなき倫理
なんてものは存在しないと思います。
ここがリアルの世界だったら、うなずいて「うん」と同意するか、しないかで
終わりだったものが、ここは言葉のみで操られる掲示板なので、
論理(モラル)に直接触れてしまうことになるとは思いますが、その辺は、
理解してくれたらなと思います。
そして、私のそれがタブーという形式に触れているのならば、それは事実です。
そもそもタブーを超えようなんてことを、私は本願としていないので、
それ以上のことを言うことはできないだけ、なんですが。
>わたしは哲学で幸せになろうなんて思わないし、哲学することで苦しんでも
>かまわないです。
納得しました。でも、私は、
>>556のレスをしたことには後悔していません。
そうではなく、あのレスがなんらかの形であなたに倫理や道徳を結果、
押しつけたりすることになったかと思うと、そっちの方が後悔するはずです。
なぜなら、それをすることによって、私は、あなたの今までの哲学板での
行為を否定することになるし、また私自身の行為をも否定することに
なったからです。実はそういう気持ちもあって、横レスをしてしまった感も
あります。
(つづく)
ちなみに、カオルさんの紹介された『皇帝ペンギン』の映画は、まだ見て
いないのですが、本で読んだところによると、結構、彼らはすごい奴らの
ようですね。雌が卵を産んでしまうと、メスは餌を求めてその場を離れてしまいます。
残った雄は、仕方なく断食してその場から離れず、卵がかえるのを待つんです。
その間四ヶ月。雄は卵が孵った後も子育てをします。そこに子のための餌を
もった雌が、やってきて、ようやく自分が餌をとりにいく。
(本屋で見たでっかい図鑑と、あとはインターネットの情報です)
まあこれらのことはカオルさんはすでにご存じかと思います。
おー、すげーと思いましたね。可愛いというのにも納得です。
カオルさんの気持ちが少しわかりました。
でも私は、倫理や道徳については『すげー』とか、一言では言い表せないものが
あると思っています。正しいと思ったことでも、よく見ると、いけなかったなあ
ことなんてこともありますし、また根本的なことほど実際には見えにくいことも
あるからです。まあだから戸惑うんでしょうけど。
じゃあ、戸惑わないことが正しいというと、これもそういうわけではないと
思うんですけどね。もちろん、戸惑わないでいられることの方が人間として
望ましいのでしょうけど。
(つづく)
だから私は、哲学がその答えをくれるとは思っていないし、それが真理と
して永劫続くようなものだとは、信じていないけど、(このような態度は
おそらく哲学以前の態度じゃないでしょうか?) 私は、倫理や道徳を
忘れないために、その価値を薄れさせないために、哲学はあると思うし、
そのために哲学を続けていこうかなとは思っています。
それから哲学は、啓蒙の道具でもない。どちらかというと宗教的、あるいは
家族的なものです。私は、別になにかの権威のために、それらの啓蒙のために
(例えば国や教育や宗教や社会のために)哲学をやっているつもりはないですし、
またそういうもの(権威)を批判するために哲学を利用しているわけでもない。
ただ、そういう壁が取り除かれて、そういったことにまるで関係なく思ったことを、
感じたことを言えればなあ、哲学板がそういう風になったらいいなあと思います。
こういったことも、かすかな希望として加えられるんでしょうか。
最後、『デミアン』について面白い記述を頂いてます。
あいにく、私はその本を私はまだ読んでないので、(今読み始めました)、
それについての意見は、今回パスしたいと思います。だからといって、
カオルさんの言っていることが、わからないという意味ではありませんので、
これまた、(いい加減くどいですよね)、誤解なきよう、お願いします。それでは。
ついでにもう一つ
マキャベリの『君主論』の言葉に
『天国に行くのにもっとも有効な方法は、地獄への道を熟知することである。』
というのがあるそうです。
つまり真理に近い場所では天国も地獄も紙一重ということでしょうか。
まあ、哲学をするものにとっては天国も地獄もあんまり変わらないのかも
しれないということで。
566 :
カオル:2005/08/12(金) 01:45:05
>>557 ◆eRDUfXaGp2さん
なにかを憎めるってうらやましいです。
きっとなにか大切にしているものがあるのでしょ?
わたしもそういうもの(真理)がほしくて哲学してるんですよ。
わたしは恋はもうしないと思います。
恋は一度きり、二度とできないものだからです。
だからあなたの恋をかげながら応援してるんです。
映画の「電車男」みてきました。
一緒にみてくれる人探すの大変でした。
んで、やっぱりTVの「電車男」のほうが面白いみたい。
TV2回目視聴。またみちゃいそうです。(^_^;)
ただ一度きりのほんものの恋は応援したくなりますね。(^.^)
それからわたしブログに興味ないので覗かないと思います。
一応一回だけアクセスしてハンサムなお顔は拝見しましたけど。
dat落ちしないそういうなにか残そうみたいなものが苦手なんです。
だからわたしは2chオンリーで行きたいと思います。ゴメンなさいネ。
567 :
Limahl ◆SxAKrzWJr. :2005/08/12(金) 13:21:59
横レス失礼します。
ペンギンの生存への執念には感心しましたけど、
ずっと身近で観察できる昆虫の世界のそれも、ちょっとしたものですよ。
カマキリなんか、面白い話がいっぱいです。
まず、ハラビロカマキリとハリガネムシの関係とか知っていますか。
それから、交尾のとき雌は雄の頭を食べてしまい、
雄はそのおかげで下半身のほうに力を集中することが可能になって、
それで交尾を成就させるんです。
あるブログでの記事なんですけど、
―飼っていたカマキリ同士で喧嘩になって、
お腹の大きなカマキリが、体の真ん中を食い破られ、
腹部と頭胸の部分と真っ二つになった。
腹部は四本の足で歩き、上半身は鎌を使って歩いた。
数日後、上半身は動かなくなり、
またしばらくすると腹部の方は、驚くなかれ、
籠の天井に産卵を果たして、動かなくなっていた。
…という話もあるんです。
さらに、カマキリは冬のあいだの降雪量をちゃんと知っていて、
雪を被らない高さを選んで産卵します。
田舎のお茶の間では、その冬の雪の量を占う方法の一つにもなっているほどです。
昨季は大雪で、人間と共に大きな被害を受けたみたいでしたけど。
あげてしまいました、スミマセン。
お詫びにもう一つ話します。
ハリガネムシはカマキリ等に寄生して、操り人形にしてしまうんですけど、
この季節、バッタが草花のてっぺんで死んでいるのを見かけることがあります。
これも、エントモファガ・グリリというググッても三件しかヒットしない、
耳慣れない糸状菌の仕業らしいんです。
この糸状菌に寄生されたバッタは、草花のてっぺんへと移動せずにはいられなくなり、
そのままそこで絶命するんです。
その後、菌は腹をぶち破って、
地面よりも高いところから、胞子を飛ばすことができるというわけです。
ハリガネムシ共々、どうやって宿主を操っているのか、科学では未だ解明されていないみたいです。
こうして死んだバッタは、大音響のパイプオルガンによるレクイエムが似合う感じの、
なんとも言えない幽玄な姿をしています。
艶かしくて、黙然としていて、触覚もピンと立っていて、要するに生き生きとしていて、
「人間が近づいているのにどうして飛び立たないんだ?」と勘違いしてしまうほどです。
それじゃあ、またいつかお話しましょう。
Limahl さん、こんにちは。
お久しぶりですね。
自治議論やらいろいろありましたから、ほとんどスレ違いになってしまいましたが、
そういえば『哲学とは何か』スレがなくなってしまいましたね。
次スレとかの話もでてこないんでちょっと気になっていたんですが、
どうしましょうか。実は、
>>562-565のスレを貼るときも、これはあっちのネタ向き
かなあと思ったものですから。
もちろん、カオルさんがいないと全然話になりませんから、
カオルさんとも相談しないといけないわけですが。
いちおう、
その前提で話を進めますが、(まあ、こういうところが自分勝手とか、
自信過剰とか言われたりするわけですが、それはさておき)、もし立てられるとしたら
できればb入れて頂きたくないんですね。ちなみに次は4番目のスレになるかと思います。
これは個人的な希望なので、反対意見があれば、私自身、すぐに退けても構いませんが。
数字が膨れるにつれて、どんどんと最初の頃と雰囲気が違っていくようにみえて、
私はそれがすごく嫌なんです。慣れの問題というのもあるんでしょうが、いつも同じ気持ちで
スレに訪れたいというの私の願望の第一にあります。いつも掲示板を見られるというわけでもないし
次のことなんて知らないやという雰囲気が良いんじゃないかなと思ったりもするんです。
で、その辺のこと、みなさんに了承してくれたらでいいんですが、
スレタイも変えてもいいんじゃないかなとも思います。
別に既存のスレタイが駄目というわけでもないんですが、
哲学がどういうものかという問題が、常に私たちの意識にあるわけでもないですから、
そういう問題設定に縛られない自由なスレタイがいいと思うんです。
でも、本文は、すでに良い感じに仕上がっていると思うので、
とりあえずそのままでいいんじゃないかなとはと思います。これですね↓
【投稿本文】:
*****************************************
そもそも哲学とは何なのであろうか。
これがよくわかっていない人は多いでしょう。
学問なのか、学問ではないのか。
文系なのか、理系なのか。
難しいのか、簡単なのか。
等々、哲学について不明確な点は多くあります。
ここは「哲学」というものについて、徹底的に議論し、
哲学という概念を少しでも明確にしていこうと試みるスレッドです。
この板を訪れたばかりの初心者にもわかりやすいように、
わかりやすい言葉で「哲学」を語ってください。
*****************************************
【スレッドタイトル】については、これまた私の希望ですが
: 独学者たち in 哲学板
が雰囲気的に良かろうと私は思うのですが、
みなさんのご意見がいただければと思います。
今回はとくに中身に触れてないですが、まず、みなさんに
この件について確認したいと思いレスした次第であります。
よろしくお願いします。
571 :
考える名無しさん:2005/08/13(土) 15:31:26
572 :
カオル:2005/08/17(水) 01:35:47
>Limahlさん
おひさです。
昆虫がどうなろうとかまわない、というのが多くの人間のホンネですね。
「なぜ殺してはいけないか」も「なぜ人は人を殺してはいけないか」ですから。
殺さないで生きることはできないけれど、そのためのさまざまな戦略をみていると滑稽ですね。
人間も例外ではないけれど、人間には生きることをやめる自由意志があるのだから
その決断をした人間だけが、ほんものの人間なんだとわたしは思っています。
では、お元気で。
>>572 >人間には生きることをやめる自由意志があるのだから
>その決断をした人間だけが、ほんものの人間なんだとわたしは思っています。
違うよ。自殺すること、が本物の人間の条件なんじゃなくて、自殺できること、
が人間の条件の一つだよ。人間は事実のみにて生きるにあらず。
可能性が大いに関係している動物だということ。
574 :
カオル:2005/08/17(水) 02:14:57
>jun1さん
スレは寿命だったようにわたしは思います。
あれ以上に会話がはずむことはなかったと思います。
だから落ちたスレには、さようなら、しましょう。
>>573 言いたいことがさっぱり…
>>574 >言いたいことがさっぱり…
マジで?
つまりさ、自死を決行できること(可能性)、は人間の条件の一つである。
これが人格や尊厳の大きな源泉の一つといってもいいだろう。
これには同意する。
しかし、自死を決行できること、と、自死を決行することとは違う。
老衰で死ぬ人は人間じゃないの?
>>574 カオルさん
>だから落ちたスレには、さようなら、しましょう。
了解しました。
>>572 ちなみに本当の人間の条件について私も考えてみたのですが
たとえば第二次大戦中を生きた人たちは、彼らは生きることを
必要としたのでしょうか? 私にはむしろ彼らが、死にたがって
いたかのように思えるのです。たとえば、ファシズムもナチズム
も共産主義も、つまりあらゆる戦争の論理は、すべて『死の論理』
によって構成されていたような気がします。それは、酔いしれるには
十分で、甘美で、現実(生きていくこと)を忘れさせます。
そしてそれらには、腐るほど死ぬための論理が詰まっている。
顕著な例で言えば、騎士道精神や武士道なんてそのものでしょう。
このときだけ、みんな神様を信じるのです。
自殺は、それを乞う彼らにとっては、同じものなのでしょうか?
私は違うと思います。
そういった『死の論理』の中身を知ってしまった人間が、
裏切られて絶望して死んでいくんじゃないでしょうか?
我々の発する言葉なんて、実はすべて『死の論理』のような
気がしました。他人をむさぼるだけのものでしかない。
いちおう以上のことは、私の信じていることではなく、
ただ考えただけのことでしかありません。だから大げさに
とらえないでください。念のため。
いちおう言っておくと私は思想が大嫌いです。
(しかし思想を持った人間は含みません)
それだけは、はっきりしました。以上です。
>>576 >第二次大戦中を生きた人たち
>ファシズムもナチズム
>も共産主義も、つまりあらゆる戦争の論理は、すべて『死の論理』
>によって構成されていたような気がします。
大雑把だな、おい。こういう十把一絡げこそ思想の暴力なんじゃないのかね。
>577
大ざっぱな数字ですが、大戦によって5000万から6000万と言われる人たちが殺されました。
私は思想を賛美する人間は、この数字の示す意味を考えた方がよいと端的に思います。
>>578 思想を賛美する人間が戦争をする人間と言ってるようにしか見えないな。
ちょっと違うんじゃないか。
異思想者の殲滅のためだけに行われた戦争など歴史上ない。戦争とはもっと複合的な
理由があって起こるもの。
百歩譲ったとしても、イデオロギーの違いによる殺し合い、という側面もあったとしかいえない。
思想や哲学(人間存在が強いられる精神的営為)とイデオロギー(その精神的営為を何かの
目的のために恣意的に利用するための言説)とは別のものでしょ。
>>579 >思想を賛美する人間が戦争をする人間と言ってるようにしか見えないな。
あいにく私はそんなことは言ってませんし、それに思ってもいません。
私は思想が嫌いなだけです。
>>580 たぶん君はファシズムやコミュニズムそのものじゃなくて、それらが醸成してしまう
イデオロギーが嫌いなだけなんだと思うよ。
宗教だって、そこらの暴走族だってイデオロギーを醸成するしね。
>>581 もう一度言いますが
>大ざっぱな数字ですが、大戦によって5000万から6000万と言われる人たちが殺されました。
ということです。私の言いたいことは。
思想を用いて言葉遊びするまえに、こういう戦争(思想)被害について
考えることの方が先決のような気がしますけどね。
>>582 >>580の舌の根の乾かぬうちにそれだとぜんぜん意味わかんない。
からかってるんですか?
>>583 まるで私がどこかで矛盾したことを言ったかのような言い方ですね。
正直、あなたの言っていることの方が、まるで意味がわからない。
君は、思想や思想を賛美する人間が戦争を生むと主張しているように私には思えた。
戦争(思想)被害、なんていう言葉を使ってるのを見るとそう見えざるをえない。
>>576>>578>>582 でも
>>580ではそうでないと言う。まずここをはっきりしてください。これが一つ。
その上で、私は思想とイデオロギーは明確に違うのではないか、君が、戦争を生む原因
(の一つ)と考えているものは思想ではなくイデオロギーではないか、と異議を出した。
君の考えだと、思想とイデオロギーは同じものなのか。
>>579のような区別はできない
と考えるのか?これが二つ目。
まずここからはっきりさせましょう。
>>585 >君の考えだと、思想とイデオロギーは同じものなのか。
私にとっては、まったく同じものです。
分離、抽離できるものではありません。
そしてあなたには違うと言うことがあり得ることを
証明していただければと思います。
ちなみに、これ以上私との議論を望むのなら識別できるHNを提出してください。
これ以上、それをやられると不愉快なのです。
>>586 >私にとっては、まったく同じものです。
オッケーオッケー。やっと会話が成り立ったw
私は、思想とイデオロギーは違うという意見。
>>579に書いたように下記の通り。
きわめてオーソドックスな考えだと思いますが。
もし違うというのなら、あとは見解の相違ということで。
>思想や哲学(人間存在が強いられる精神的営為)とイデオロギー(その精神的営為を何かの
>目的のために恣意的に利用するための言説)とは別
たとえば、あなたにHNを出すべきだという要求はイデオロギーなのでしょうか?
いいえ、これは思想なわけです。
思想になら個々に違いがもうけられるが、イデオロギーに対して違いはもうけられない。
イデオロギーとは思想の蔑称でつまり単純化したものですから、つまり『一つ』なわけです。
よって以下の文は論理的に矛盾しています。
>イデオロギーの違いによる殺し合い、という側面もあったとしかいえない。
正しくは
>思想の違いによる殺し合い、という側面もあったとしかいえない。
こうです。
>>589 なに言ってるのかもわからないし、人のレスは読んでないみたいだし、もういいですw
591 :
w:2005/08/17(水) 05:37:05
No.11 名前:jun1 2005/08/06(Sat) 21:09
(つづき)
参考として宗教改革者であるルター(実はキリスト教原理主義者)は、
『二王国論』という論をままえています。どういう思想かというと
「世界は神の国とこの世の国があって、この世の国は、神の国のように完全ではないから、
剣による支配が肯定される」といい、暴力自体をやむをえないこととして、
むしろ暴力を目的達成のための道徳的基盤として、暴力を昇格させてさえいるのです。
実は私は今、暴力について考えています。
暴力に対して強い力は必要です。
愚鈍な者、あるいは弱者は、力のある者に利用されます。
ゆえに強くなることを私は最低限説いているわけです。
ちなみに『組織』がもっとも強い体系であり、個人はもっとも弱い体系です。
また暴力の起こる原因はそもそも思想ではなく、経済が原因です。
食糧危機、経済水準の格差、これらから戦争が回避されたことはありません。
私は、絶対非暴力主義である共産主義が世界のどこかで生まれたなら、
それに賛同してもいいなと考えています。少なくともそれは強く生きることの
共通項として、その思想はどこかで私の役に立つはずだと
個人的ながら考えています。
実は詩は、非暴力の象徴だったりします。詩は争いの血なまぐささを忘れ去らせます。
葛藤を消し去ります。私が詩を好むのは実はこういうところなのかも知れません。
とりあえず以上。
それから。
>>579 >思想や哲学(人間存在が強いられる精神的営為)とイデオロギー(その精神的営為を何かの
>目的のために恣意的に利用するための言説)とは別のものでしょ。
別ものとか言う前に、その定義を何とかしたらいいと思います。
この比較的な定義が、意味不明です。
説明、つまるところの定義とは、端的に、且つ、それ自体において行なわれるべきです。
思想とイデオロギーという二つの相対的な観点で行なわれるものは定義ではありません。
相対的ゆえに不定です。
よく、あなたの言っている意味がわからないとか言われたことはありませんでしたか?
さて、私の批判は終わりましたが、思想とイデオロギーが違うという証明は出てくるのでしょうか?
どうやら
>>590を見るとこれで終わりっぽいですが…
>>591 誰が貼ったか知りませんが、ご苦労様です。
とりあえず言っておくと私の言っていることは、信念ではなく
考えていること(思考)です。
紛らわしいですが思想とは違いますので念のため。
>また暴力の起こる原因はそもそも思想ではなく、経済が原因です。
>食糧危機、経済水準の格差、これらから戦争が回避されたことはありません。
・・・おいおい、ご苦労様ですじゃねーよ。いい加減にしろ。
>>595 暴力が起こる原因(動機、本質)は経済です。
暴力を誘発し正当化する(なかみ、質料)のは思想です。
その前に勝手に、他サイトの人のレスをコピペするなんてどうかしていると思うが。
あのレスで、あなたと応答した覚えはないのだが。
>>559-560 カオルさん
『デミアン』は読み終わりました。
今回は、その感想ですんで、読み流してくださっても結構です。
『デミアン』は興味深く読み終われました。
まあ当たり前ですが、いろんなことが頭の中に思い浮かびました。
キリスト教について、道徳について、善悪について、成長について、
孤独について、共感できるところもあったし、一言では言いがたいな
というところもあって、考えさせられることが多かった。それだけに
名作と呼ぶにふさわしい作品だったかと思います。
それとは別に、カオルさんのいうカインの刻印についても、
考えながらの読書ではありましたね。
カインは、神の愛を独占する弟アベルを嫉妬し、殺害してしまいます。
これそのものはやはり悪だと私は思います。そして、カイン自身も
それが悪であることを自ずと自覚していました。しかし、カインはそれを
悪と自覚したがゆえにカインの刻印を神から預かったのだと思います。
もし、あのときカインが悪を自覚しなかったら神によって殺されていたはずだからです。
カインの刻印を知る者は、つまりその罪を知る者です。彼は、そのなかみにおいて
善人であり、罪を悔いる者です。しかし彼の一生は呪われたままなのです。
ですからあいにく、デミアンのような意見を、私も持つことはできなかったですね。
※ だれかがけんかをして自分の兄弟を撃ち殺すというのは、たしかに起こりうることだ。
※ 勇気と特色を持っている人々はほかの人々にとって常にすこぶる無気味なものだ。
こういう意見には、私はやはり抵抗を持ってしまいました。
デミアンの罪に対する無邪気さばかりが、際立っているように思えました。
あるいは罪に対する少年デミアンの不安が見えるような気がしたぐらいでしょうか。
最近、死刑制度など、犯罪についての問題では、罪の量ばかりが問題になって、
罪自体についてあまり問われなくなってしまっています。
「あいつは死刑にすべきだ。」「被害者の気持ちを考えろ。」
そういった議論そのものが実は相対論議になってしまって、周囲の顔色ばかり
を気にして罪そのものを考えることを放棄しているかのように思えます。
彼らはパニックになったモニターを見て罪を量っているのかもしれません。
そんなワイドショーや記事をよそに、罪を犯した犯罪者が一番自分の罪に
ついて考えているのではないかと私は想像してしまいます。
罪に対する不安以上に、罪を犯してしまった者たちの現実はカインのお話に
あるとおり残酷なのではないでしょうか。
私たちに与えられるべきことは、犯罪者の、つまりカインの刻印を持った人々の
罪に対する態度に対して保留した態度を持つこと、その人自身にその罪に
触れる時間をまったく預けてしまうことなのだと思いました。
あるいはもし本当の奇跡が起こったとしたら、それは私たちがカインの人殺し
の罪を、すべて許してあげることです。そして忘れてしまうことです。
それが幸福のための私の推論です。よりよく(上手に)生きるのではなく、
より幸福に生きるための案として、ここに提示してみました。
これは難しいことなのでしょうか? 実は意外に簡単なことなのかもしれません。
問題は、罪を犯した者たちに対してではなく、それが、私たちに向けられて
いる点ではありますけど。以上です。
600 :
カオル:2005/08/18(木) 02:31:52
>>575 カマキリやバッタのような状況になったときに
生きるのをやめることができるのが人間なのだとしたら
(べつにやめる理由は何でもよいのだけど…)
もし人間の皮をかぶっているだけで中身がカマキリやバッタの
ニセモノ人間だったら、彼らはやっぱり生きるのをやめることが
できないように思うんです。しかもそれは決定的に。
という風に、Limahlさんのカキコを読んでいて感じたんです。
これだとホンモノとニセモノの見分け方になってしまうけどね。
601 :
カオル:2005/08/18(木) 02:57:10
>>575 >老衰で死ぬ人は人間じゃないの?
中国製のニセモノかもしれないけど、人間にはかわりない。(笑)
ちなみにLimahlさんへのレスには、わたしのしてきた何年ものあいだの発言への了解を
彼に期待してしまっているので、そこに至るまでのさまざまな議論は省略されています。
このごろ考える時間も長文書く時間もなくって、このまま哲板をフェードアウトしてしまい
そうな勢いなのだけど、励まされたりとかするし、とりあえずでも書いとこうかなみたいな。
Limahlさんならわかってくれるでしょ?、みたいなノリの発言でした。反省します。m(__)m
602 :
カオル:2005/08/19(金) 03:05:33
>>576 jun1さん
「死の論理」は言語表現に還元してしまうとある種の思想になってしまいます。
それでは思想になってしまう前の「死の論理」とは何かというと
それは「何か」と指示しうるような「モノ」ではないのだと思います。
言語の法則に反する言説から「それ」をかいまみることは可能かもしれないけど
そのことが示しているのは「生の論理」に対置させようとこころみる「死の論理」の
反論理性でしょう。
ようするに存在する何かと何かを対比させようというこころみ自体が
すでにして存在を前提しているし、またそのような相対原理のもとに成立するのが
「生の論理」なわけです。
ですからjun1さんのいう「死の論理」は「生の論理」のなかでしか成立しない
“生を輝かせる”ための生の讃歌としての「死の論理」なのです。
つまり「死の論理」というのは言語の見る夢としての理性の理念として
「生の論理」という「生の形式」を超えでないものとしては超越論的であり
実際に超え出るものとしては超越的なことがらになるのでしょう。
>>602 カオルさん
なるほど、カオルさんによる『死の論理』についての考察、私も、
もっともだと思いました。いちおう今回も、『死の論理』について
考えたことですので、まあ読んだってください。よろしくです。
まず、カオルさんの『死の論理』についての考え方の確認を2、3点して
みたいと思います。(異議があれば言ってください。)
『死の論理』自体は私たちの目の前に現前しないものとして、存在する。
つまり言語や、論理形式や、記憶、事物などの表象を持たないということ。
表象されるものは<私>という命を媒介にして現前(表象)されるものである。
つまり命という『生』の根本作用というフィルターによって生成されるもので、
『生』の論理(枠組み、世界)がそこにおいて確認される。また他者間の
関わりもすべて、『生』の世界の関わりであり、また『生』の相互作用としてある。
つまり『死』は、『生』の世界によって現前することはない。
『生』の終わりとしてあり、そして『生』のアポリアとして示される。
私が
>>576で示した『死の論理』は騎士道、武士道などによって、
全体主義世界を肯定し、その『生』の相互作用の中で<死にゆく>ための
論理を肯定したものといえます。この<死にゆく>ための論理を、闘争と
しての、<敗北の(ための)論理>といってもさほど変わりありません。
むしろその方がよいのかもしれません。
また騎士道、武士道、ファシズムなどは、積極的な『敗北の論理』であり、
聖書の『汝の敵を愛せ』という思想も、端的には受動的である『敗北の論理』と
違いをまたもうけた方が、なお分かりやすくなるのかもしれません。
『死』というアポリアの問題について、私が考えていたことは
『死』が悟られうるものだけだということです。
『死』は、『生』の"後"にやってきます。その意味では、『生の世界』を
超えて『死』が示されうると言うことは本来あり得ませんし、生成以前の
要素としても、原理としても『死』が展開されることはありませんでした。
『生成』は『自然』からもたらされるのであり、『死』から生成がもたらされるもの
ではないからです。
ちなみに私は『死』を、パントマイムの演技から接点を見いだしてしまいました。
パントマイムの壁の演技をご覧になったことはありますか?
その演技は彼が手を置いたところが、『壁』として存在することになっています。
彼は、その『壁』をたたいても、『壁』の向こう側にいけるわけではありません。
また、自分の位置を変えても、『壁』はそこにあるままです。位置を変えれば
変えるほど、『壁』の存在は持続されてしまい、やがて彼は大きな『壁』の存在に
圧倒されてしまいます。
アポリア(壁)が、彼の前に立ち塞がります。
私たちは、つまり、その示されうる『壁』=『死』について触れているだけなのです。
またその悟られうる『死』もまた『死』本来のものではありません。その『死』は
『死の論理』としてカオルさんに指摘されるように、『生の論理』の中の一部だったり
するからです。
まるでそれは、パントマイムの『壁』のように、『死の論理』は私たちの
前に立ちふさがります。パントマイムの劇的な展開とは違って、
『生の世界』では『壁』は、壁のままです。
ちなみにそのパフォーマンスには続きがありました。
彼は壁に、彼の持っていた薔薇の花をペンに見立て、小さな四角の枠を
描きました。それは小さな扉でした。そしてその扉をくぐり抜けて、壁の
向こうの世界へ彼は渡っていったのです。
それは、もっとも感動的なシーンでした。観客は静まりかえり、
彼の行方に視線を集中しました。
私たちが哲学によって、『死の世界』に触れると言うことは、つまりこういうことを
求めてだと思うのです。
ヤスパースはこのように言いました。
すべての暗号の彼岸においては、思想は、根拠づけることのできない根拠によって
充実された沈黙へと到達するのである。 < 哲学とはなにか 白水社 p164 >
私たちの哲学が、つまりここで一定の解決が働いていると言うことになります。
もちろん、<妥当>という意味での解決ですが。しかし、道徳的問題において、
あるいは死に関わる罪の問題において、そのアポリアは、その充実された
沈黙以上を超えることはないと思われるのです。
最初に戻りますが、その『充実された沈黙』を、『死の論理』をたもつ『死の世界』へ
の"予感"と示してもよいですし、あるいは『自然』と言い換えても構いません。
それは示されないものとして、私の<命>に対して<一つの存在>に
結ばれるのだと思いました。そして、この『統一』が、ただの沈黙ではない
<充実された沈黙>を構成するのだと思われたのでした。
そしてこのような『生』と『死』を行き来する、あるいは私<命>と世界<今>を
行き来する活動が、統一された言語活動としての、哲学本来の意味だと思われたのでした。
とりあえず私の意見は以上です。(長々とすいません。)
最後、そのパントマイムのパフォーマーについての情報です。
彼は若いパフォーマーで、新宿の歩行者天国で毎週日曜15:00、三越の前あたりで
パフォーマンスで芸を売っています。名前は『だいち』というそうです。
カオルさんも一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
きっと、感動しますよ。
しかしあいにく、今は、他の地区へ移動中で、ご覧になるのは難しいと思います。
9月の中頃にまた東京へ戻ってくるとのことです。そのときにどうぞ。
大道芸人 『だいち』さんのホームページです。
ttp://fhp.jp/daichi/?n=&k= それじゃ(^ヮ^)/~
607 :
カオル:2005/08/28(日) 01:27:26
>jun1さん
すばらしい内容のレスをありがとうございます。
サーバの無制限規制とかあってレスできませんでした。
とかいっても今日もレスのお礼しかできないんですけど。
ごめんなさい。
俺は灰色の空間にいた。
上も下も無い。前も後ろも無い。右も左も無い。ただ、同じ灰色だけが限りなく続いている。
天国に入ることは当然許されず、だが地獄にも入ることを拒まれた。それで俺は今ここに
こうしてぽつんと一人浮かんでいる。
静かだ。
137億年生きて、色んなことがあった。俺は俺なりにするべきことをやりとげたと思う。その
こたえがこれだ。…いや、案外これが俺の望んだ世界なのかもしれない。誰にも邪魔されず、
ただひたすら眠ろう。割と幸せじゃないか、好きなだけ寝ていいんだ。…うん、眠くなってきた。
寝よう。俺はひざを抱えて目を閉じた。…意識が深く落ちてゆく。
…俺は夢を見た。
春の土手を川沿いに自転車をこいでいた。俺の肩に両手がかけられている。あいつが、立ち乗りで
後輪の軸に両足をかけている。
「海まで行こう?」
陳腐だ、と俺は思う。…だが、恋に落ちると陳腐がこれまたなかなか快感なのである。それは
落ちないとわからない。そういうことの出来ないお洒落一辺倒な奴らは人生の楽しみを知らずに
終わるわけでそれはそれで哀れよのう、と俺は心の中で笑った。俺は吉祥寺で見かけた
「stop make sense」というCDのタイトルをまだ忘れていない。
「…今日は海でいいけど、いずれ山も行こうな?」
「えー、山は疲れるからやだよう」
「それがいいんじゃないか」
…海に着いた。
自転車を俺達は降りる。空の青と海の青が水平線で溶け合う。砂は一歩一歩を慎ましく受けいれる。
「…やろっか」
「…青姦?」
「あほかんな。靴を脱ぎなさい」
言うとお前は裸足になって波打ち際へ走っていく。
「…ま、まさか、あれですかぁ?」
俺は不安にかられて呼ぶ。…流石の俺も、海辺でそれをやるのは…
「やるの!」
「エー」
「恋人の神聖な儀式だと思いたまえ」
「………」
「早くしないとぉ、おいてきぼりだゾぅ?」
…俺も腹を決めた。お洒落な奴らを笑ったばかりじゃないか。毒を食らわば皿まで。靴と靴下を脱ぐ。
「さぁ、つかまえてごらん!」
「こいつう!」
…うふふふふ。ばかってすごいね。さあ、近づいたから水のかけあいっこ…
ゆさゆさ。
ゆさゆさ。
「?」
********* いんたー芳本美代子 *********
いや、いんたーみっちょん、ってことなんですが、わかーいせだいにゃふしんせつー♪
あい。久々にちょっと長いお話です。なんか出だし読み直すとファッショナブルな人々へのルサンチマンがこもりすぎで
ダサっ って思うんですけど、でも書き直すともっとうじうじしそうなのでこのままで。
ブログに書いてたんですが、カオルさんがおめーのブログにゃーゆかねーずらとおっしゃるので出張してきますた。でも、
一回来てくださったそうで、どうもありがとうございます。え?いやー。HANDSOMEなんてソンナ…ポッポッ○彡キモメンです、
キモメン。
ま、それはともかく、続けるです。
俺は肩を揺さぶられているのに気がついた。
「誰だ?」
視界が慣れるまでに時間がかかる…俺の他にここに誰かいるなんて…あ?ひょっとしたら今までのは全部夢で…俺は昔と同じに宇宙で旅を続けている途中なんだろうか?
「…おらだじゃ」
「む!その声!その訛り!」
「無理に劇的にしなくていいから」
「…お前なのね…」
「ふはははは!嬉しかろう!」
「…ここはなぁ、虚数空間っていうんだぞ。そうそう入れないんだぞ」
「んなみてえにわがねごんぼほりがへえるんだべじゃ」
「んだば、んなはなしてへってらのす」
「…えへ。天国も地獄も入れてくれなかったから☆」
「…俺と同じじゃねえか、このシブタミアン」
「へー。そゆことゆー。このヨナイスト」
「やめようぜ。渋民も米内も素晴らしい土地です」
「土地でした」
「…そうだな」
「…ねえ」
「ん?」
「こんななーんもないところでも、わたしたちのお家でしょ?」
「…まあ、うん」
「名前をつけようよ」
「虚数って英語でなんていうんだっけな」
「そんなん、やー」
「はじまりの園」
「どう考えてもここは終わりの園だよ」
「景気づけってもんがあらあな。そんな気の滅入る」
「かをるとちゑこ」
「てめ。個人情報を保護するように」
「だからノイズがぺっこ入ってらべ?」
「歌はいいね」
「おめーはダミープラグにでも入ってろ」
「わたしの愛白ウナギは凶暴です」
「うんー、確かに凶暴だったねー」
「寂寞來襲 我的心 應該放在ナ裡 擁抱過後 我的雙手應該放在ナ裡」
「いきなりなによ」
「いきなりではない。歌はいいねというのが伏線だったのだ」
「誰の歌?」
「台湾の人」
「なんて歌ってるの?」
「寂しさに襲われる 私の心 はぐれてしまって 抱き合った後 私の両手ははぐれてしまって みたいな感じかな」
「ホントカナ」
「有什マ方法讓両個人 不分離」
「意味は?」
「二人を別れさせない十の魔法がある、かな」
「ホントカナ」
「あなたの疑り深いことといったらどうだろう!まるでトマスのようだ!」
「…だから劇的になんなつの。宝塚は女性限定」
「おめーも年頃の時にヅカ、受けてみてたらどうだったんだろうな」
「あたしが?」
「うん、そのマーゴ・ヘミングウェイ風味の顔立ちで」
「誰それ」
「夭逝した女優。ヘミングウェイの孫」
「あ、だからマーゴなんだ」
「おまいの脳みそはあいかわらず局部的にメルトダウンしているみたいだナ」
「いやん、ほめちゃいや!」
「にがよもぎでも食ってろよ」
「あぶさんあぶさんー」
「んで?名前つけるのはどうなったんだ。あぶさんか?ダルマけつポケに入れてバットにぷしおーか?
還暦過ぎても生涯現役DHか?」
「ん。ふーふんりーにしようよ」
「不分離」
「うん」
「中国語でええんか」
「ふーふんりー!」
「な、なんだよ、あつかべ!」
「一関の隣!」
「…それは有壁」
「二人はあつあつ☆」
「…まあな。137億34歳で処女ってのもな。悪いと思ってる」
「それは言わないっこ。えーえんのしょじょ、えーえんのどーてー」
「俺のドリルちんこは気まぐれだからな」
「あたしのも、きっと137億年経ったから、ダイヤモンドより硬くなってるよ、きっと。ドリルじゃなきゃ穴開かないよ」
「おめーもなー。ゆーよーになったなー」
「誰かさんに、鍛えられましたから。心ならずも」
「正直スマンカッタ」
「…いいのよ。あ、でもちょっぴり恨んでるかもw」
「……。乙女らは 連れだちさざめき姦しく 花も恥らう 十七の頃」
「うん。昨日のことみたい。委員会の四月の初めての会合ね」
「ああ。懐かしいな」
「お父さん、ママ、陽くん、お友達いっぱい、牧場のみんな…たくさんたくさん人がいたね。結婚式で見た地球は
青かったね」
「ああ」
「金星の陽射しは暑かったね。バカボンの歌みたいに西からお日様が昇ったね」
「ああ」
「あたしたちは幾多の滅びを乗り越え。みんなは様々に揺れ動きましたが、なんとかかんとか。あなたはいつも出たとこまかせのいきあたりばったり。でも、それでよかったのね、きっと」
「…それは、どうなの?」
「素直じゃないよ!」
「む」
「…この広い宇宙に、なんだかあたしたち二人だけみたい…」
「…いや、実際そうだからな」
「…え?」
「…いや。なんでもない」
「…そう」
「眠いや。寝ようぜ。ひざまくらひざまくら」
「ったくおめーってやつぁ。あたしのことなんかこれっぽっちもかんがえていやしねえ」
「だってー。ふとももすりすり」
「…ところで、聞いていい?」
「うん?」
「なんであたしたちすっぱだかなの?」
「発動篇リスペクトです」
「??」
「…なあ」
「…なによう。なんで起こすの?」
「勃っちゃった」
「すごぉい。何年ぶり?」
「16億年位かな」
「なんでその時にしなかったんだっけ」
「そんときも俺たち離れ離れだったじゃんかよー!いつものごとく!」
「あー。そうだっけ」
「まったく、彦星と織姫も裸足で逃げ出すっつの、俺たちを見たらな」
「なんか、むかーしほんとうに逃げ出されたような覚えがあるよ」
「夢でもみたんだろ。では、粛々と、いたしますか…」
「えーん、ムードもへったくれもないよー」
「何をとぼけたことを、生娘でもあるまいし」
「生娘だ!」
「む。そうか」
「そうだ、バカモノ」
「すんまそん」
「ねー。ムードぉ」
「じゃあ実写版せらむんでも観る?俺のメモリから飛ばすよ」
「…ぶっ殺されたいの?」
「ん。じゃあフルメタルジャケット」
「はじめての映画デートがそれだったカップルって世界中であたしたちだけだと思う…」
「はい。俺もそう思います」
「もう!他人のつくったものでなんとかしようなんて、女心がわかってない!」
「ん。トレマーズとか、どうだー」
「わー。とれまあず(両手でぱくぱくする)」
「(ふっ)」
「でも、とれまあずではときめきませぬ。むしろほのぼのします」
「ほのぼのレイ○って、あったなー」
「…なんだろう、あたしの心の奥底に理由のない殺意が芽生えてるのが不思議」
「いや、それで正しいかも」
「こうやってだらだらしているうちに…」
「…おお。ええ。おなじみのドリル状態にいつのまにか戻っております」
「…ま、じゃあ後また何億年待とうよ。そんときはムード出してね」
「…いや」
「いや?」
「俺たちには、そんなに時間は残されていない」
「え?」
「この虚数空間が後もって4000年。俺たちの体が後もって数万年。もういっさいがっさい俺たちの体以外
の物質は残っていないから、これを改善する余地はない。体二つでなんとかしなければならない」
「なんとかするって、なにを?」
「…エー。ちぇっくちゅですよぅ」
「…なんかおかしいな。この虚数空間って、誰が作ったの?」
「んー。誰だろうねぇ」
「あ、やだ。この人、なんか隠し事してる!」
「え?いや?」
「あーなんだこのやろう、別居だ別居だ!ばかー!」
「ちょ、ちょっとまってください!別居ってあんた、家もなんもないしね?どこいったって誰もいないしね?」
「なにいってんの?顔も見たくない。ばいばい」
「いや、それはまじで困るんすけど!正直宇宙の存亡に関わります!」
「そんなの知らない!じゃーね!」
619 :
カオル:2005/09/04(日) 00:51:30
>jun1さん
jun1さんの解釈については、いつもの言い方になってしまうのだけど
言いたいことはわかるので、それでいいのかなって思っています。
だってわたしの主張にたいしての理解の弁なんですよね?
(厳密さを求めるのなら、議論はできると思いますが)
>◆eRDUfXaGp2さん
ずいぶん失礼なこと・・・ごめんなさい。
覗きますとも、かならずかならず読破します!
だからどうかゆるしてください。m(__)m
でも今回のようにココにも書いてくれたら嬉しいです。
残り少ない大切なスレだから、あなたに書いて欲しいです。
ふたりぼっち。
永遠に束縛されるのもいいかも。
きっと自由になりたがるのはオトコの方。
でもどこに逃げても消えてしまっても
わたしの神さまのように
あなたはわたしから生まれてくる運命。
仕方ないってあきらめてね。ウフ
>>619 カオルさん
>だってわたしの主張にたいしての理解の弁なんですよね?
そのとおりですよ。なぜならカオルさんは私の先生ですから。まず第一に。
それに議論できるような内容でもないと思います。今回の"死"についての論も、
それ自体、死についての考え方に触れる。そういう試みとして書いてますから。
だから、レスとかそんなあまり気にしなくていいです。ただ、ここでしか書けないから
書いているだけなのです。許してください。
それはそうと、『皇帝ペンギン』観に行ってきました。
もちろん、一人で行ったんじゃありません。なかなか楽しめました。
それに哲学させられました。何年も連れ添ったパートナーが存在しなくなったら、
つまりふたりぼっちじゃなくなったら、その片方は、どういう行動をとるのだろうかとか、
ペンギンの社会性、つまり宗教的とも思える儀式の意味はなんなのかとか、
堅苦しいとか思われるかもしれませんが、なんだか考えてしまいました。
人間だけが特別ってわけじゃないんだなあと。
>◆eRDUfXaGp2さん
おつかれさまです。ブログとかをみるといろいろあったみたいですね。
楽しんで読ませてもらいました。私は、正直に言うとあまりオタクの世界というと
違和感を持って接してしまう方なのだけど(悪気はありませんので)、
あなたのブログをみると、納得のいく面白い世界だなと思ったりします。
そのうち、なんだ私がすごく変な人なんじゃないかなとか、
余計なことを考えてしまいますが、さておき小説すごく面白かったです。
最近、なかなか小説なんて読まないのだけど、顔をにんまりさせて
読めるのは(漫画、雑誌なども含む)あなたの小説だけです。
私は、あんまり人を褒めるの好きじゃないんですが、それでも。
なんせ自分が、褒められたい人だったりするんで("ε")
とりあえず、いつもおじゃまさせてもらってます。
これからもよろしくお願いします。それでは。
すごい。この、歩くべき地面も何もないところで本当にどっかへ行ってしまった。
俺は、追っかければよかったのに。腕をつかんで引き止めればよかったのに。
…前にもこんな風景を見たな。宮崎で。あの時も俺は引き止めなかった。…なんでや?それはぁ、
つまりぃ、誰かさんの手垢のついた脳内シナリオの筋書き通りに踊らされる俺を感じたからでは
なかったのでしょうか。信じたいが、疑いも根深く。あほですか、俺。他人はそんなこと頓着なく
とっととやるなり別れるなり風俗いくなりホストに狂うなり出会い系にはまるなりセフレを開拓するなり
ヤリコンを主催するなり教え子に手を出すなり、まーよろしくやっとるみたい。…いや、昔の話ですけど。
俺は何を守ろうとしているんだろう。何を守ってきたんだろう。もう二人しかいない。二人しかいないのに。
でも、仕方ないから俺は探しに出かけた。
156年経った。
…いた。思ったより早くに見つけたと思う…お前がマジになったらタイムリミットまで姿を隠すことなんて
お茶の子の筈だけど。ん、わざと見つかるようなところにいたとか?…知らんがな。そんなとこまで
見透かせないがな。ただ、まあ、会えてよかったよ。滅びること、永遠の無の終幕を半ば覚悟もしてました
からな。…つか、会えたからってそれが避けられるかどうか、そんなのまだわからんです。俺一人の心じゃない。
うつぶせに寝て腕で顔を隠している。俺がいることはわかっているんだろうか。
声をまずかけるべきか、いきなり身体に触ろうか、少し考えて迷った。お前はぴくりとも動かない。顔をあげて
俺を見てくれれば俺も次に移れるのに。…俺は顔をあげて俺を見てくれるまで待とうかな、と思った。そうしよう。
俺は近くに腰を下ろした。
そのまま36年が経った。
…俺は、そこではたと思った。歌とか聴いて待ってもよろしいんではないか?…いや、そんな緩い心構えでお前は
顔をあげてくれるのかな?それよりもさっさと声をかけるなり肩をたたくなりするべきでは?…でも、俺は結局ライブラリを
探して「Ohh!Paradice Taste!!」を聴き始めた、リピートをかけて。
そのまま8ヶ月が経った。
「…うるさい」
くぐもった声がした。俺は空耳かな?と思った。
「…うるさい」
今度ははっきりと聞こえた。俺は再生をやめた。
「うるさいって?なにが?」
「……」
「何が聞こえたん?」
「……」
「…なぁ。怒ってるのはわかるけどさ」
「…あたしにまで飛ばしてきてた」
「え?」
「あたしにまで聴こえた。うるさかった」
「え?うそ。チャンネル開きっぱなしだったかな?」
俺は調べてみたけど、状態はスタンドアローンを示していた。不具合?…ゲイツめ。
「…俺がいるの、わかってたんだな」
「……」
「んー…」
「……」
「…やっぱ、謝らなきゃ、いけないのかもな」
「……」
「すみませんでした」
「……」
「……」
無言で、また時が流れる。俺は、もう時間を計らなかった。
「…なにが、すまないの?」
「言って、いいのか」
「いいよ」
「例えば」
「例えば」
「天国と、地獄、既製宇宙の最後の、姿」
「うん」
「もう、二つとも寿命を迎えて、消えた。6500万年ほど、前に」
「…ふーん…」
「俺たちが生まれた宇宙の、最後の存在が、この虚数空間だ」
「…ふーん…」
「…誰が作ったか、まだ知りたい?」
「…どうでもいい。それより、もう、お父さんやママや陽くん、いないのね?天国で暮らしてたはずだけど」
「……」
「はっきり、言っていいよ」
「…身体は、もう、ないな」
「…ふーん…」
「…星でも、観るか」
「みたくない、にせものの星なんか」
「でもなぁ。ずっと灰色じゃなあ。こっちまで染められていくみたいで」
「そのものじゃない、今のわたしたち」
「そういうこと、言うなよ」
「…ねえ」
「はい」
「あたし、思ったんだけど」
「うん」
「8月27日の、”ちょっとぶるーです”っていう書き込みね?」
「ぎくっ」
「…あたし、読んでみたら、なんか、あなた、この虚数空間について、あんまり知ってないくちぶりだった」
「…ソ、ソレハデスネ…」
「どういうことなの?」
「…うー、あー、えー、そのー」
「ま、いいや。もうどうでもいい」
「…できますれば、そういう、暗黙のルールを破るよーな自由なアクションは控えていただけますか」
「…暗黙のルールを破りまくってきたエゴイストのくせに」
「そう言われるとな。返す言葉が無いな」
「そのゆとり口がむかつく。はっきり言って死んでほしい」
「ん。俺は死にたくない」
「じゃああたしが死ぬわ」
「やめてくれ!!!」
「…大声、出さないでくれる?」
「ごめん。ただ、それだけは、いやだ」
お前は冷たく微笑んだ。
「なに?人並みに寂しいの?…笑っちゃう、悪いけど。そんなタマじゃないくせに。よく言うわ」
「そんな、はすっぱな言い方、やめてくれ」
「ヤメテクレヤメテクレ」
「やめてくれ」
「…偉そうよね」
「……」
「ねえ」
「……」
「そんっなに、あたしとしたいの?」
「……そんな、話の流れじゃ、なかったと、思うが」
「いいじゃん、あたしが話したいんだから」
「…そりゃあ、シタイデス…」
「なんでぇ?」
「えっ…」
「だって、えーえんのしょじょ、えーえんのどーてーでもよいんではなくて?」
「エッ…」
「プラトニックラブ、素敵じゃん」
「エッ…」
「勃たないのも、なにかのさだめ。わたしたちはそういう星の下に生まれたんでしょ」
「……そんなの、いやです」
「じゃあバイアグラでも使ってぱっぱとすませますか!」
「…バイアグラ無いし。前使ったけど効かなかったし」
「……」
「なぜ黙る」
「…ダレトツカッタノ」
「なんだよ、独りで買って試したんだよ」
「嘘ついたら殺す」
「嘘じゃないです」
「ふーん。ま、いっか。でも、宇宙世紀100億年以上経ってるわけでえ、ED治療なんてちょちょいの
ちょいでしょうが」
「一応、みんな試したよ」
「まじで?」
「まじで」
「それでも、だったの?」
「それでも、でした」
「それはそれですごいね。ミラクルちんちんだね」
「…でも、なんか、女の子が心を許してくれると、なんか、勃つみたい」
「ハァ!?」
「いや、いやや、俺は何も無いよ?ただ、数少ない経験から言うと…」
「けいけん!!!!????」
「ちがうちがう!やっとらんがな!たださ、女の子がなんかね、しおらしく見えて、なんかちっちゃく
見える、みたいな時が数えるほどだけどあって、そんときにね?ちょっとさ?」
「…他の女の子と、そんなことしてたんだ…へ〜え」
「いや、ただ話をしていただけなんだけど」
「…最低」
「でもさ?お前と、なった時あるよ。言ってなかったけど」
「…いつ?」
「飛鳥山でひともめあったべ、昔」
「あすかやま?」
「ほら、あの王子駅降りたとこの、機関車のある」
「…?」
「おまえがさぁ、一夫多妻制…」
「キャッ!!わかったわかった思い出した!みなまでいっちゃやだ!」
「ありがとう。あんとき仲直りして荒川線乗ったべ?覚えてる?」
「おぼろげに」
「おまえ、ピンクのワンピース着ててさぁ。並んで立ってて、俺がおまえのことなんとなく見たら、お前、
にこって笑ってさ。そんとき」
「ふーん。教えてくれればよかったに」
「胃炎仮名…言えんがな。俺もうぶだったし、これほど気難しい息子だと悟る前だったし」
「…ふーん。へーえ」
「まあ、そういうことです」
「…ふーん。じゃああたしが悪いっていうのね」
「へ?」
「あたしが心を許してないからなんでしょ?」
「んーーーー!!!言葉がまずかったかな。俺たちの心が通い合った時、なのかな」
「そげな美しいもんだべすか」
「確かに、出来すぎた話だと思う。でも、他に言葉がみつからない」
「…ねえ」
「ん?」
「どうしたら、心は通い合うの?」
「…俺も、よくわかんない。言葉で、素直になろう、って言っても、それはそれできっと違うんじゃないかな」
「お互いの想いを、言葉にすればいいのかな…」
「だって、もうやりたくてしかたないときに出る言葉なんて、美しく飾るだけ嘘でしょ」
「…嘘でもいいよ」
「…いや!いや!俺は嘘なんかつきたくないもの」
「どこまでわがままなんでしょう。おかしなところで清らかだもんね」
「まあ、双子座ですから」
「…だって、あたしのこと、どう思ってるの?」
「んっ!俺も、お前が、俺のことどう思ってるか、知りたい」
「あは」
「?」
「…だって、おかしいじゃん。あたしたち、100億年以上やりあってて、まだ、そんなこともお互いに知らないんだもん」
「…まーなー…日本じゃ、避けて通るのが美徳だったな。言葉にせずに、いかにヤルか。男はそれに血道をあげていたな」
「なんで?」
「男と、女の、間に横たわる、暗くて深い溝が、怖かったんだろ」
「かおるさんも、怖い?」
「…怖いだけなら、なにもしなかったさ」
「ふふん、怖くないぜ!とか決めれば惚れるのに!」
「あーそう。惚れてないんですね」
「きゃは。ドウカナ?」
「ふむ。こうなったらしかたない、ここはあたしが一肌脱ぎますか!」
「なにすんの?」
「…言わせないで。恥ずかしい」
「ちょちょちょ…そんなこと、しなくていい。やめろ、やめろってば!」
「なんで?もう他にできることあるの?あたし、もうこんなこと、きっとないよ?」
「いやだよ。俺は、お前が拒んだあのときのままでいてほしいよ」
「なーにを、なーにを、このAVマニアが、どの口で言うか」
「く」
「……」
「……」
「…ん。おこった?」
「それ言われると、何も言い返せない」
「……」
「……」
「ごめんなさい」
「あやまらないでほしい」
「……」
「……」
「……………茶番だわ」
「?」
「もう、つきあいきれない」
「!?」
「だってそうでしょ?あんたを奮い立たせるために年も考えず甘い言葉のやりとりよ?そうよ、あたしは
バージンよ!でもね?考えてみてよ!あたし137億34歳よ?心も身体も干からびきって、潤いも何も
消え去って、すきま風が荒れ狂っているのよ!?どんだけ小娘のふりをしろっていうのよ!?酸いも
甘いも苦いも辛いも!そりゃあ科学の進歩はすごかったわよ!認めるしかないわよ!でもね?自然に
逆らって若いままの身体で、なんかわけわかんないところで生き残った二人きり、やるのやらないのって、
なんなのこれ!?見苦しいにも程があるわよ!すっごくなんか、罪深いと思う!ひどすぎると思う!出来る
ことならもう、消えてなくなりたい!みんなと同じになりたい!!!」
「うん」
「なんでうんなんていうのよ!?」
「…まだ、言わなきゃならないことがあるから」
「は!よろこんで!次はなんなの!?どうぞどうぞ!」
「最後に暮らしたときのこと、覚えてる?」
「覚えてるわよ!」
「2億年前のな。天国と地獄の建設時代な」
「言われなくても」
「あんとき、もう、食べることなんてしなくていいのに、俺、飯つくってただろ。主夫で」
「…ん」
「どうだった、あれ?」
「…おいしかった。だから、かおるさん、きらい」
「うん。きらわれてもしかたないんだ、違う意味で」
「なぜ?」
「それは…」
「あ、やっぱいやだ。聞きたくない」
「今しか言えないから」
「いやだ。すごくいやな話。ひどい話。眉が、一直線だもの」
「あの飯には、混ぜ物がしてあった」
「ハ?」
「ただの飯じゃなかった。俺は、黙っておまえに仕掛けのある飯を食わせてた」
「……」
「許してもらうとか、そんな優しいミルキーな話では、ないんだ」
「ミルキーおいしいじゃん。ついに、あなたもそういう話をするのね。他のふつーの男みたいに、
すごんで、大人の、男の、冷たい、情けの無い話をするのね」
「そうだよ」
「好きにしたら、チェリー」
「飯にまぜて、お前のDNAを書き換えた」
「…なんだ、そんなこと?そんなの、誰だってやってることじゃない」
「おまいに挿れたのはかなりハードだよ」
「へえ。あっそ。どうせいじりにいじったこの身体、今更どんな小細工がされても、さほど。
驚かないし、怒りもしないし」
「それは嬉しいね」
「教えてよ。どんななの」
「なんつか。究極生命体を妊娠する身体にした」
「…」
「よろしくたのみましたぞ」
「……あのね?」
「はい」
「これから子供を産んで、どう育てろと、あなたはいうの?」
「ええ」
「ええじゃねえ、こんボケナスがぐぁっ!!!」
「…ぶたないでっ!!」
「…ちっ。終わってるね、アンタ」
「俺も終わりそうだけど、世界も終わりそうです」
「だから、なに?」
「世界が終わってしまっては、困るんです」
「誰が?」
「うん。ぶっちゃけ、俺が」
「知りません、そんなこと」
「…ん〜。次の宇宙で、またおまえと、出会いたいナ、とか、思うんですけど」
「ね・が・い・さ・げ」
「その究極生命体はね、宇宙を創り出せる筈なんですよ」
「…ねえ」
「はい」
「かおるさんは、あたしたちの赤ちゃんを、『きゅうきょくせいめいたい』って呼ぶの?」
「んっ」
「子供のことなんかちっとも想ってない」
「m」
「史上最低の父親ね」
「g」
「それに、なんで敬語なの?」
「k」
「k、じゃないでしょ!!またあたしを騙すの?これで何回目?」
「……」
「……」
「…よくぞ、見破ったぁぁぁぁああああ!」
「……(ゲンナリ)」
「いや、悪い悪い、何をおいても一つになりたくて、少し真面目なツラと話すれば落ちてくれるかな、と」
「…どこまでが作り話だったの?」
「ん?ああ、天国と地獄がもうない、ってあたりから」
「えっ、ほんと!?ホントなの!?」
「ああ。すまんこふ」
「…なあんだぁ☆彡ハヤク言ってよ、ばかね」
「すんまそ」
「よかった!………ジャア、オトウサントママニ、オチビチャンノカオヲミニイクノモ、イイカナ…ぽわん…」
「gufffffff、そうかねそうかね」
「もう〜!!どうしてそういううそをつくのよう!!」
「てへ。嵯峨ですな。佐賀ですな。…ええい!!!…性ですな」
「絶対あんた、まともな死に方はできませんことね」
「まーにゃ」
「…ここはどうやったら、出られるの?」
「まーそのー、つまるところ俺たちの罪による独房みたいなものだから?時がくれば晴れる」
「それはいつなの?」
「あと、千年ちょいかな?」
「ちゃんと調べてよ!」
「え?」
「逆算して、赤ちゃんのとき、見せにいくの!」
「オオ」
「…もう。おばかさん」
「オオ」
「しっかりしてよ?お父さん」
「アア」
「もうそうなったら、なにがなんでも孕みますので」
「イヤ、そこまで前向きにならなくても…」
「あたしがそう言ってるんだからいいの!あと千年、あたしが心変わりしないあなたでいてね?」
「…はあ」
「やったぁ!き〜まりっ!!」
「はい」
「手、つなごうよ、手」
「はい」
「はじめて手、つないだの、どこだったか覚えてる?」
「…いや。どこだったっけ」
「覚えてるくせにィ」
「…ま。そのとおりですけど」
「うふん。どこだった?」
「福田パンの近くの通り」
「ピンポ〜ン!!そういうこと覚えてるから、だ〜いしゅき!チュッ☆」
「コケッ」
「あなたはcock♪わたしはpuXXy♪」
「なぜ伏字?」
「クイズだから☆」
…で、らぶらぶな時は千年続いたわけで…ミレニアム。
ご都合主義と呼べば呼べ、二人をことほぐさだめかきずなか、まさにそのときなんかのはずみで、
タッタタッタタッタタッタタッタッタぁ!!!!…タッタ数分間だったけど…
これを逃すなさあ(自粛)すかさず…(自粛
…で、これが大当たり!!みんなおめでとう!!みんなありがとう!!そうか!ぼくはここにいてもいいんだ!
飛び出せ青春!わんふぉーおーる、おーるふぉーわん!みずしまぁ、いっしょににっぽんにかえろう!!高年齢
出産なんてこわくない!バージニアウルフもこわくない!あなたも、お〜おかみに、かわり、ますか〜!バスはいま、
ひ〜まわりばたけを〜よ〜こぎって〜!あなた〜は〜、な・きた〜い〜ひ・が・あ・り〜ま〜すか〜!は〜しり〜・だし
たら〜・なにか・こたえが・でるだろう〜なんて〜!!ばっしってぃばっばっしてぃばっしてぃばっ!!あ〜い〜って〜
よ〜く〜・わ・から〜な〜い〜けど〜!!め〜い・そんなにふくれないでよ〜!でもばろんとよんだら〜くちぶえふい〜
たら〜!すすんでる・すすんでる・おでこ・かく〜して〜ちょっと〜なまいき〜みりょくてき〜・あ〜・は〜ん!あ〜い
よ〜りも〜だいじな〜もの〜など〜!どうしてあんなに・おこってたの〜・ぼくも・はらがたっちゃった〜!あなた〜の
もえるてで〜・わたし〜をだきしめて〜!ね・す・かあとが・ね・みじかすぎるよ・ひざっこぞう・みずにぬれたら・う〜みも・
てれ〜ちまう!このさ〜かを〜のぼ〜りつめ〜ると〜・ふ〜るさ〜との〜まち〜がみ〜える〜!いっつぃびっつぃ
ふぃーにーうぃーにーいえろうぽるか・どっびきーにー!い〜ま〜の・わたし〜た〜ちを〜・もしもなにかにたとえるなら
あさのきりのなかでちずをなくしたたびびとのよう!あいされくてあいしたわけじゃないほんとよ!まだまにあうあわてないで
おちついてゆけうちゅうせんがとぶじだいだおおきくかまえろ!わたしはぱずりんぐ!わたしはないたことがない!すきだった
のよあなたむねのおくでずっと!ひとりでおとなにはならないでねあなた!あんてぃっくどーるあんてぃっくどーるかみを
なでられたいの!ねえさそってあげるろまんてぃっくにきすがほしいのほらくちびるに…!こころにぼうけんを!わたしの
ぱぴぷぺぽほしいっていうのならおしゃれなぷれぜんとすることね!いふぁばでぃきゃっちゃばでぃかみんぐするーざ
らい!とけいをとめてこのままずっと!たったひとつのこたえそれはきみをいまもすきなことさいまでもずっと!
おもいすごしもこいそれでもいいいまのうち!あさまでふぁすとふーどで!ひとがみたらあさがえりってきづくかしら!
ごぜんさんじのあつくやけたあすふぁるとから!ほたてをなめるなよ!うらぎりもののなをうけてすべてをすてて
たたかうおとこ!はやてのようにあらわれてはやてのようにさっていく!るーしーいんざすかいうぃずだいあもんず!
じだいおくれのおんぼろにのりこんでいるのさ!おとなはみえないしゃかりきころんぶす!やきもちやきるんばぼーい!
あさまでふざけようわんまんしょーで!あがっちゅべいびーあうぉんちゅべいびーあにっずべいびー・らいおん!
きせつがきみだけをかえる!きずをなめあうどうけしばい!たびするおとこのむねにはろまんのかけらがほしいのさ!
いつでもさがしているよどっかできみのことを!てぃふぁてぃふぁだれかつたえてすてきなこいのめろでぃ!だいすき
だったけどかのじょがいたなんて!しゅうかんとうきょうしょうじょえー!いつもいっしょにいたかったとなりでわらって
たかった!いのちあったらかたろうしんじつ!しゅぷれひこーるのなみとおりすぎてゆく!そんなことどうでもいいじゃ
ない!おひげのはえためたるにんじゃだよ!ぱぱどんぷりーち!おいらはろぼっとろぼっとだけどおもいこんだらいのち
がけ!ひとりひとりはちいさいけれどひとつになればごらんむてきだ!きみのせいしゅんはかがやいているか!さーまー
びーち!ふぁいたーよりおとめちっくに!どぅーゆーりめんばーざろっくんろーるれでぃお!まちょっとかくごはしておけ!
ふゆのはなびはおもいではなび!ときどきふくをかってねあいするあなたのためきれいでいさせて!きせつはずれでした
はじめてのこい!しゃいにおんほしもみえないよるに!わかったよどこでもゆけばいい!ぼくのかみがかたまでのびて
きみとおなじになったら!そつぎょうまでのはんとしでこたえをだすというけれど!おどるきみをみてこいがはじまって!
つまさきでたったまま!おなかのあんこがおもいけど!とどろくさけびをみみにして!ぼくのおばあちゃんはめいじうまれの
こんぴゅーたー!いつかあなたのすむまちへゆくかもしれません!わたりろうかでせんぱいなぐる!つっぱしるだけ
いちおくのよるをこえて!あたらしいかぜにこころをあらおう!
このまちはせんじょうだから!なかまがばいくでしんだのさとってもいいやつだったのに!おまえにはあたたかな
ぬくもりもやれやしない!いまがかこになるまえにおれたちはしりだそうだから!うつくしいじんせいよかぎりない
よろこびよ!それはあなたをおもいすぎてかわりはてたわたしのこころ!そうよそれがかれんなおとめのぽりしー!
せんせいあなたはかよわきおとなのだいべんしゃなのか!こいびとよわたしのひとみのおくにゆれているしんじつが
どれほどつたわるのでしょう!そらにまたひがのぼるときわかものはまたあるきつづける!ちきゅうがわれても
うちゅうがきえてもかんたんにやめたりしないよ!あなたれんあいだいじんならこのせかいをあいでうめつくして!
あかとんぼのうたをうたったそらはなんにもかわっていないけれど!ぶりんぐばっくぶりんぐばっくおーぶりんぐ
ばっくまいぼにーとぅみーとぅみー!だあれのせいでもありゃしない!せいじゃくのなかできみがおどる!わたしが
わたしであるりゆう!あばあばあばあばあばれんじゃー!ひとごみをうまくかわすのよ!ねえてれないであきらめて
ことばにしてよ!このかおるかぜにひらけよそれいちにいさん!だってきょうはおばさんのばーすでい!われら
おさないじんるいにめざめてくれとはなたれた!いっしょにおどりましょしんぐななな!しあわせをたずねてわたしは
ゆきたいいばらのみちをいてつくよるを!ちゃんすちゃんすゆがったちゃんす!えーびーしーえーびーしーあーE
きもっち!みどりのおかのあかいやねとんがりぼうしのとけいだい!いつかきみといったえいががまたくる!あなたに
さよならっていえるのはきょうだけ!あなたもかえりなさいあいしあうため!ねえずっとそばにいていいですか!そんな
ときこういうのかがみをみつめて!よみすてられるざっしのようにわたしのぺーじがめくれるたびに!なつはとびらを
あけてわたしをどこかつれていって!こころのきしべにさいたあかいすいーとぴー!ゆめをみるにんぎょうとみんな
わたしをよぶの!あのときはるがきたならむかえにくるといったあのひとのうそつきもうはるなんかきやしないきや
しない!ふたりのためせかいはあるの!しあわせはあるいてこない!みろよあおいそらしろいくも!さがれさがれ
さがりおろうかもんかもんかもんだいおーじゃ!
わたしいまなんていえばいいのでしょう!ああひとはむかしむかしとりだったのかもしれないね!くちぶえふいてあきちへ
いったしらないこはもういないみんななかまだなかよしなんだ!じゅうごじゅうろくじゅうしちとわたしのじんせいくらかった!
わたしはないてますべっどのうえで!あなたがかんだこゆびがいたい!ひはまたのぼるこのとうきょうさばく!ほんね
しのごのついきゅうしなくてもまじわれるでしょう!なぜみつめるほどすれちがうのふたりのこい!すきすきすきっすきすを
ください!ゆめできすきすきすきすきすきすどこへもどこまでも!あにめじゃないあにめじゃないほんとのことさ!ねこねこ
ろぼっと!ゆめをみるたびにひとはたびのとちゅう!がーるずおんざるーふ!-3℃!あしたはとくべつすぺしゃるでい
いちねんいちどのちゃんすおーべいべ!きみとふたりでとったしゃしんしおりにしてにっきかきかけのままおわらない
なつやすみ!こわれるこわれる!ちじょうにおりたさいごのてんし!わすれないあなたがのこしていったきずあとだけは!
どんなにことばにしてもたりないくらい!わかかったなにもかもがあのすにーかーはもうすてたかい!さよならぼくの
びしょうじょよきりきりまいのびしょうじょよ!あなたのゆめをあきらめないで!しゃしんにはうつらないうつくしさがあるから!
あなたのいないひとりたびです!あらしをおこしてすべてをこわすの!それだけがあいのしるし!どこをたびしているの
です!こうちゃのおいしいきっさてん!あめにもいろいろあるけどなみだはうくわ!みんなにもわけてあげる!わんつー
まらそんうーまんぴかぴっかさ!あなたとならばいきてゆける!このよでいっぴき!ちのあせながせなみだをふくな!
おおそなたをしってまろはめろめろ!とんでとんでとんでゆけー!まわってまわってまわってまわる!きみのあさだよ!
いまあいがかけぬけるあのひとへあのひとへ!みずわりをくださいなみだのかずだけ!よんごうせんのあさやけが!
これさわいっつあんそんなにいそいじゃあぶないぞえ!つみというなのついおくのばつ!たんぼできたえたこのこえと
あかぬけたこのかおは!おれはむらじゅうでいちばんもぼだといわれたおとこ!いつもしっぱいばっかりしてるんだよ!
にじゅうごさいのろけんろーうぉーおおーおおおおーおおー!
はっとしたしゅんかんのきみはてんしさ!だけどわかるぜせいぎのこころ!ちからをあわせるんだろくきょうだい!
ふたりでひとりばろろーむ!じたばたするなよせいきまつがくるぜ!そうなんだきっとここからあいなんだ!なんにも
いわずにだきしめて!はるかとおくのにじでであえるの!きみはなにかができる!かぜのいんびてーしょん!あきの
いんでぃけーしょん!ほんもののきすしてよはにーぱい!あたしだってそんなにひまじゃないんだから!えいうぉーきん
ざぱーく!きらきらゆきのなか!まほうをかけて(ryねこもついてくる!きみとであってからいくつもの!ゆるしてね
こいごころよ!しんぱいないからね!それがいちばんだいじ!じだいがみかたした!かつとおもうなおもえばまけよ!
なにもないはるです!ちょっとおひとよしがいい!あなたはいまとかいへむかうちずをもたないたびびとね!かおる
ちゃんおそくなってごめんね……ゲフンゲフン
「…ねえ?」
「ゲフンゲフン」
「ぬしゃアホか」
「ゲフンゲフン」
「歩くDAM2000?」
「ゲフンゲフン…まだまだですよ」
「皮肉なんだけどナ」
「ちなみに走馬灯が今一斉に第四コーナーを廻ったところを表現しています」
「…やっぱアホだべこのおんつぁん…ああ神様、許してくんろ、おらアホの子を宿してしまっただ…」
「全てのタイトル・歌い手さんの名前をメールしてくれて正しかったらなんかあげます。手段は問いません、ぐぐるなり
なんなり。
[email protected]」
「ヲイおやんず」
「ああ?はいはい?」
「名前どうする?」
「ああ、お前も参加するの?」
「…もうこの際へそを噛み切って逝ね。赤ちゃんはあたし一人で育てます」
「な、なんだよう、なんのことだよう」
「今の話の流れならあたしたちの赤ちゃんの名前でしょ!!!!愛する妻の話は耳かっぽじって聞いとけやゴルァ!」
「ア!なーほどネ!」
「このすかぽんたんガ!!」
「すんまそ」
「でぇ。どんなんにするぅ?ねえア・ナ・タ☆」
「前々から『絆』っていうのが候補だったんですけど、人口に膾炙しすぎていやになりました」
「それは女の子の名前でしょ?」
「うん」
「男の子なら?」
「小太郎」
「平凡ダ!」
「いいんです」
「あたしは栄作がいいなぁ」
「じゃあ俺満里奈な」
「ファンやめたくせに。2ちゃんのスレで啖呵切って」
「じゃあ桂花」
「終わってる…こいつ人として終わってる…こんな137億36歳いやだ…」
「なんでラブベリー10月号に載ってないノ?」
「ゲッ。やだようこの人ビヨンダーだよう!ビヨンド終わってるよう!サメザメ」
「ビジンダーってディズニーに訴えられないのかな?」
「(ガッ)」
「gftt!…不意打ちとは卑怯なり!」
「てめーのヲタ談義なんか誰も聞きたかねーわ!場所をわきまえろ真性ヲタが!」
「むしろ神聖ヲタ。は〜わ〜♪(ギャラクシーナ風)」
「IMEに頼り切ったダジャレ飛ばしやがって」
「まーにゃ」
「どうせ妹の名前覚えてねえべ?」
「んだ。どっちが踊り子でどっちが占い師かも覚えてねでがんす」
「堀井先生ごめんなさい。申し訳ないのでポートピア殺人事件の犯人のネタバレは控えます。それとファミコン版の最後の迷路がUzeeeeeeeとか言いません」
「あやまることはないんだよ&誰でも知っているんだよ&いらんこと言わんでいいんだよ」
「VIIIやる環境もない貧乏人は黙ってろ」
「憶良もびっくり!」
「あなたは土がゆでもすすってればよいのです」
「お腹がすいてすいて仕方がなかったとき猫の死骸を食べようかどうしようか迷ったことがあります」
「ネタはいいから」
「…いえ?」
「………………………キカナクテイイコトヲキイテシマッタ。ドウシヨウ」
「俺が『にゃは☆』とよく言うのはその時の呪いでしょうか」
「………く、食ったNOH!!??」
「そこは踏みとどまったです。よく耐えた、GJ俺!」
「ふぃ〜っ。この野郎率直にゆうて歩く吊橋効果であるワイ…」
「宇宙線がエナジー源でよかったなぁ!ビバ肉体改造!ビバ遺伝子技術!」
「あたしゃらうるたーまんか」
「そういうことです」
「ヲタに導かれる未来なんて、昭和の人が聞いたらみんな練炭買うと思う」
「コバウ叔父さんはいつも練炭であったまってたネ!」
「今韓国人の逆鱗に触れた恐れがあります。サムスンはその怒りをバネにますますSONYをひきはなします」
629 :純一 ◆Fn0dptrDJw :2005/09/06(火) 00:35:51
ミミ ヽヽヽヽリリノノノノ 971 :ミスターX:2005/08/19(金) 01:21:11
ミ ,,、,、,、,、,、,、,、、 彡 わたしは哲学板における「議論誘導のプロ」です。
l i''" i彡 ほとんどのコテハンはわたしの手の上で踊っています。
.| 」 /' '\ |
,r-/ -・=-, 、-・=- | 984 :ミスターX:2005/08/19(金) 01:30:35
l ノ( 、_, )ヽ | カオル、本物純一、ぴかぁ〜、 その他マイ哲系の小物は誘導の必要すらありません。
ー' ノ、__!!_,.、 | 自尊心をくすぐればいいだけですから。
∧ ヽニニソ l わたしがいう誘導というのはもっと繊細な世論操作テクニックなのです。
/\ヽ / k)
/ ヽ. `ー--一' ノ/ヽ ノ7_,,, 、
/ (⌒、"⌒ソ⌒ヽ─ '" `、 ( ィ⌒ -'"",う
~''(_)(_)(_)(_)ソ ヽノ ,イ^
ヽ/`、_, ィ/ ヽ─/
/ / ミスターX ) /
/ i
\ ノ |
\__ / ノ
トーベ・ヤンソン 短編集
冨原眞弓=編・訳
夏について (より抜粋)
屋根裏に秘密の小部屋をつくった。小屋に人がいない時をみはからって釘をうつ。
部屋ができたとき、台所から灯油ランプをもちこみ、暗くなってから灯をともした。ラ
ンプが窓ガラスにうつる。おとなたちが屋根裏の階段をあがってきて、こういうことを
してはいけない、小屋ごとぜんぶ燃えてしまうから、という。ランプがあるふりをして
あそびなさい、どんな子どももおもちゃの家をつくるとそうするものだ、とも。これに
は頭にきた。わたしは「どんな子ども」なんかじゃない。わたしはわたしであって、こ
のわたしが家をつくったのだ。ランプつきの。そんなわけで、わたしは小部屋をあとに
した。
そうだ、
>>644の文は『ちくま文庫』からのものでした。
上の文章は子どもの気持ちについて、ついつい思い出してしまうそんな文章です。
なんだか懐かしい気持ちになったのでとりあえずここに投稿してみました。
私は親に怒られて嫌になったあまり思い出はありませんが、
もちろん、怒られたことはしょっちゅうありましたけど、
なんでこの面白さを分かってくれないのかなあと感じたことはあります。
この文章も、そういうときに近い気分なのかな?
まあいいや、とりあえずそういうことで。
追加
トーベヤンソン 短編集 夏について より
道をつくることにした。樹が小さかったり細かったりすれば、のこぎりでひく。
大きな樹をよけなければならないので、道はずいぶん曲がりくねってしまった。
毎朝、道づくりにはげみ、どんどん先へすすんでいく。道が反対側の海にとど
いたところで、樹の家をつくるつもりだった。わたしがどこにいるかわからない
ほどには高くて、しかも下をとおる人たちを見下ろすにはちょうどいい位置に。
だがそんなにうまくはいかない。道はせますぎたうえ、ぐるりと円をかいてしまっ
たらしい。ほとんどはじめと同じ場所にもどってきた。こういうこともある。だけど、
そもそも道なんかつくる必要があるだろうか。あってもなくても、行きたいところ
には行けるのだ!
646 :
カオル:2005/09/09(金) 03:36:04
>>620 jun1さん
>なぜならカオルさんは私の先生ですから。まず第一に。
引退宣言しよーかな。
先生と呼ばれるようになったらお仕舞いですもの。(笑)
っていうか、jun1さんがバカにされることよ。
それよりなによりその状況のなかでいちばん凹むの誰だと思う?
・・・うん、そう、だからやめてー!
>人間だけが特別ってわけじゃないんだなあと。
人間はいづれ神さまに昇格するかもしれないし
宇宙の一つや二つ創ってみせるかもしれないけれど
それって皇帝ペンギンをみくだして
皇帝よりオレ様の方がえらい!みたいな話?
ともかく皇帝ペンギンのかわいさは人間がえらくなっても変らないし
かわいィィー!って大騒ぎのわたしがいなくなってもかわいいままなんです。(^.^)
647 :
カオル:2005/09/09(金) 04:11:21
>◆eRDUfXaGp2さん
思い出がいっぱいで、時計の針は少ししか動いてないのに、いくらでも想い出せるのですね。
台風やらなにやらで否応なく季節の変わり目を知らされる今日この頃ですが
8月の末ごろにミニサイクリングをしたときにはもう真夏とは風の音がちがっていました。
秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる ( 『古今集』 藤原敏行)
のような感じで風にもさわやかさや香りがあって、それは自然に教えてもらえるものなんですよね。
自然は止まることなく季節はめぐっていくけど、それはあなたが死んでも彼女が死んでも変らない。
人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける ( 『古今集』 紀貫之 )
のように自然は想い出が永遠にくりかえされるようにそのままの思いで死を超えて生きています。
今日が昨日を昨日が今日を追いかけてるつもり逃げてるつもりのふたりぼっちの終わらない物語。
それからそれから走馬灯のところ、ほんとうに走馬灯のように感じられましたよ。
最初、何のことだかわからないし目がチカチカ痛くて、まるで0101のデジタル情報のよう。
でも知ってるフレーズがでてきて、そうか!って気づいてからは、ひらがながはかなくて愛しくて
一文字一文字があなたの涙のように感じられて、ほんとうにあなたが死んでしまいそうで悲しくて
泣いてしまいました。(^_^;) これもテクニックなの? さすがですぅ!
648 :
カオル:2005/09/09(金) 04:27:47
こんなに近くにいても 信じてくれないのね
もう離れるしかないわ あなたが気づくまで
風がわたしの香りを運ぶの 無防備なあなたの背中
そっと耳元をぬけて 鼻の頭でつむじ風 わたしよ
気づいてくれるかしら わたしあなたの香りに包まれたいの
649 :
カオル:2005/09/09(金) 04:34:40
──手垢のついたイベント 逃げてばかりのあなた
MEMO
最近、特にこの香りが好き・・
クラクラしちゃう香りです。ハァト
男の香りだよネ!!
カオル来るのわかってたでしょ!! (`へ´)
(…St.Valentine's Day…あなたの香りにしてね)
──何でもしてあげる でもわたしはママじゃない
MEMO
くつ下、遅くなりました。ごめんね。
買ってあったけど、お正月の用意(おせち)とかで忙しくて・・
例のパーティーぬけだして、本日やっと到着。
お休みじゃなかったの?
たまには家のほうにも出かけてください。
カオル ハァト
追伸 下着も買っておきました。気に入るかな?
新年は心機一転、下着もかえてください。(^.^)
あと4日から空いてます。
> ◆eRDUfXaGp2 さん
とりあえず、すこし心配になったので。もしかしたら杞憂なのかもしれないけど。
そんときゃ、スルーしてください。
物語を書くってけっこう孤独なことです。
書いているとどんどん頭がおかしくなっていくような気がする。
実際におかしくなっていくのだと思いますよ。道を歩いていても頭の中で、
言葉やストーリーが際限なく出てきて、やべーよって。
季節的にも秋でこれからが頭が冴えるときだし。
だからなんだというわけじゃないけど◆eRDUfXaGp2 さん、
今精神的につらい時期にいるんじゃないかなあと思っているわけです。
批評は無粋ですけど少しだけ言わせてもらうと、あなたの小説は暴力描写に
対してまったく抑圧的に書いていらっしゃる。そういう描写がないのが特徴です。
通常そういうものは単純に興奮作用を及ぼしますから、
じょじょに吐き出していくほうが、精神的にも効率的だったりするんですけど、
だから見ていると無理が多いスタイルなんではないかなあと思っております。
まあだから読んでいておもしろいんですけどね。
しかし、かといって私には適切なアドバイスができるほど小説作法に熟達している
わけでもなく、少しばかりそういった意味での同情をここにしめすことしかできないの
ですけれども。まあ、私は、◆eRDUfXaGp2(ひじきごはん)さんのことは陰ながら応援して
おりますゆえ少しだけ口をはさませてもらった次第でありました。
よけいなお世話だったらすみません。
ちなみに詩というと、私はもっぱら自由詩が好きです。
まあ単に自己流なだけですけどね。
物語は、シュール系か、ファンタジー系を書くのが得意なんだなあとわかりました。
でもいつかは純愛、歴史小説ものを真正面に書いてみたいです。
哲学に関しては、とりあえず今は何でもあたってみようって感じです。
私は物語を書くこと、詩を書くこと、哲学すること、どれも好きです。
それからテーマに関係なくこのスレに書き込んだりするのも好きです。
小さいころは、絵を描くのも得意だったんですが、なんにも訓練していない
ので今ではほとんど描きません。ちょっと前は映画をとる勉強をして
レオス・カラックスのような純愛映画を撮ってみたいと思っておりましたが、
今のところ、そのめどは立っておりません。
まあ、でも今はそんなことどうでもいいんです。
小説を書くための勉強とか、もうそんなのはどうでもいいんです。
でも作家になりたいというのは、今でも私の夢だったりします。
1年に1冊ほどのペースで書いて、それで食っていく。
そういうのは純粋に夢で、しかしながら妄想です。
南極へ行って皇帝ペンギンを追いかける探検隊になるほど、
それは今現在、非現実的なことです。
とりあえず自分のことを書いてみました。
だからなんとはなしに読んでみてください。それでは。
>>646 カオルさん
>引退宣言しよーかな。
それは困ります…(▼o・)
でも勘違いしないでほしいのはカオルさんは、第一に先生であって、
第二に女の子で、第三にお友達で、第四に…、って次々と続くのですから。
そこんとこ、よろしくなんです。
>それって皇帝ペンギンをみくだして
>皇帝よりオレ様の方がえらい!みたいな話?
そんなわけありませんよ。皇帝ペンギンのかわいさはきっと宿命なんです。
私がたとえ神様でどんなにいろんなものを創造したとしても、
ペンギンほどかわいいものを創るなんてできませんよ。
で、すこし彼らのことについて考えたんでよろしければ読んでください。
彼ら皇帝ペンギンは敵と戦うことをやめました。
だから氷山に囲まれた敵のいない南極の彼方へ移動して子育てをする。
彼らは内側へ内側へ旅する旅人たちです。人間はその反対ですね。
外へ出向き、敵と戦い、そして領土を拡大していきますから。
そして、人間は皇帝ペンギンほどには愛をつくすことはできない。
映画を見ているとそういう動物なんだなと思えてきました。
あの映画では、彼らの敵は自然であるような捉え方でしたけど、
しかし彼らの愛によってすでに自然をとうに乗り越えてしまっていて、
愛の陰りとか、運命みたいなものが彼らの敵なんじゃないのかなと思いました。
愛することができるもの達だけ、生き延びることができる。
遠く離れていても、思い続けることのできる『絆』が、彼らの愛で、
そして、命をつなぐ希望だということ。そしてやはり彼らも、喜びを求めて生きている。
彼らはそういう風に生きているように見えたのです。
それは私の想像を超えた単純ではない動物たちの世界でした。
ただ彼らは喋らないだけなんだなあと思いました。
それが人間だけが特別じゃないっていう意味です。
とりあえずそんな感じです。
今、私は他にもいろいろ考えてるところです。
こういうとき、哲学はどうしても二の次になってしまいますね。
とても悠長に『無限』についてとか、考えてなんていられないです。
しかし哲学的に見れば、今の悩みもたいしたことではないのかもしれない。
でも、哲学でもどうしようもないことってあるもんなんです。
突然で申し訳ないんですが、しばらく私は哲学板を離れてみようと思っています。
近況報告は、哲学魂
http://bbs8.aimix-z.com/mttbbs.cgi?room=5775 にて続けますので、たまに覗いてみたりしていただければよろしいかと思います。
もちろん書き込んでもらえれば、違った意味でうれしくなると思うのですが。
さておき、はなれる理由は、今までの文章を読んでもらえればわかるでしょう。
皇帝ペンギンのようにね、体を大きくして帰ってこれたらなと。
とりあえず詩をはっておきますね。これは最近の私のお気に入りです。
それではおげんきで。
― バイロン詩集
真夜中の月かげは
きらびやかな鎖を海の上に織りなし
その海の胸はやさしく波だち
おさな児の眠りのようである
天地の精はきてあなたの前にひざまずき
あなたの声に耳をかたむけ、あなたをたたえる
夏の日の海のうねりのように
おだやかに、しかしあふれてくる想いをもって。
音楽に寄せて
新潮文庫 阿部 知二 訳
>>650 jun1さん!この名前で呼ぶのは初めてですね。あーい、俺の頭、どうにかなっちゃったんじゃ?とドキドキされているとな?
(いやw「心配」という言葉を嫌ったらこうなりましたw)いやー、俺のことを少し知ってらっしゃるなら、メンヘル扱いされてる
ことはわかってますよね?んで、薬を飲まなきゃいけないんですが、飲むと精液が出なくなるんですね、副作用で。身の下
話で申し訳ありませんけど。こいつぁていのいい断種やんけ、とむかついたので、近頃飲んでません。そしたら、まあ当たり前
ですけど、今は出ます。他の人ならこんな話恥ずかしくてしないんでしょうが、恥ずかしさにつけこんでそんな副作用のある
薬を「あなたを、なおしてあげます」って顔で処方する精神科医ってやつにゃ、やっぱ心は開けませんな。入院中は四ヶ月の
禁欲を達成できたんですけど、シャバは甘いお誘いに満ち溢れていて…あ、いや、俺は風俗関係は嫌いなんで生まれて
この方行ったことありませんが。おねえちゃんのいる飲み屋ってやつにも、こないだ35歳にして初めて行ったくらいです。
それもそれっきりですしね。
精神的にきつい、ですか。俺が精神的にきつかったのはむしろ、何も思いつかなかった10年間なんですけどね。空っぽ
ですよ。なんの物語も生まれてこなかったその頃。このスレの前スレでおずおずと10年ぶりの物語が書けて、それをほめられ
ちゃった時、舞い上がっちゃったから今の俺がいます。それが一昨年ですよね、確か。で、やつぎばやに書きまくって、
また凪がきて。で、静かな一年を過ごして、今また書けはじめているのは見ての通りです。俺、われながらよくまた書きはじめ
られたな、と思ってますよ。もう打ち止めかとも少し前までは思ってましたから。言うことがなかったり、書くことがなかったり、
そっちのが俺はつらいです。確かに、あの、歌のきれはしをひらがなで書きまくったあたり、こいついかれてるよ!と思われても
しかたないなー、とかそのくらいは書いてて考えます。でもまあ、カオルさんには何かが届いたのかしらん?というお答えを
いただいたりもしてるわけで、まったく的外れなことをしてるんでもないんかなー、とか思えるんです。でも、それもこれも
お二人がレスを下さるからわかること。言葉をかけ続けてくれるなんて、もう、ありがとうの言葉では足りないだと思ってます。
はっきり言ってかまってちゃんですわ、俺。おっさんのくせに。でも、どこにでもいるかまってちゃんじゃなく、きっちり面白いこと
言えるかまってちゃんでいたいなあ、と思います。
カオルさん、テクニック、とおっしゃいますかwいえ、誰に教わったわけじゃなし、思いつきですよ、ただの。あ、これやったら
面白いかなぁ、くらいのひらめき。もう次には使えないですけどね。俺が面白くないし、そんなことしても。
あー。こんなとこ。そろそろマジレンジャーですな。寝てないから眠いんですけどね。…物語の続きは既にもっと書いてますけど、
ま、ゆるゆる足していきます、コピペして。終わり方を考えてるとこです。いかれた話にいかにケリをつけるか?悩みどころ
ですよ。しばしのお待ちを。
jun1さんの、俺の暴力表現の抑制・抑圧ってのは、鋭いんだと思います…俺は、真似されたら困る話は書きたくないので。
それについての俺のエピソードを一つ。
俺はジャイアンと出来杉くんを足した(2で割りません)小学生時代を過ごしていました。こぶしに訴えることが、まだ嫌いでは
なかったんです。まあ、弱いものいじめはしないとか、よくあるしばりはありましたけどね。いじめってやつが嫌いなのでしたことが
ないです。まあそれはいいか。…そんなある日、俺がコロの散歩で学校を通ったんです。コロってのは飼っていた犬。俺が犬を
飼いたがったので、俺が散歩をすることになってました。散歩させるの、だいっきらいでしたけど。…で、です。俺は、その時、校舎の
軒下に、小鳥を見っけたんです。あれ?と思いました。その小鳥は、ひなと言うには大きすぎるんですが、いつまでたっても飛んで
いかなかったので。「あー、飛べないんだ、まだ。じゃあ、つかまえちゃおっかなー、家に連れて帰って飼えるかなー」とか、どうせ
すぐ飽きて可愛がらなくなるくせに、目先の可愛らしさには弱いんですよ、子供の頃から。で、そーっと近づいて、おお!やった!
小鳥ちゃん、つかまえちゃった!うそーん、俺らしくもない!俺はどっちかっていうと、トンボは逃げる、魚はひっかからない、
カブトムシはみつからない、そういう、「狩る」っぽい遊びがてんで苦手な頭でっかちの子供でしたから。ま、嬉しい!かわいい!
ちゅんちゅん俺の(その頃は、ボクの、ですか)手の中で鳴いてる!
!!!!
何が起こったかすぐにはわかりませんでした。コロが、あっというまに俺の手から小鳥を奪って噛み砕いたのです。
驚いて取り返しましたが、もう小鳥は虫の息でした。牙の跡が体に。そしてわずかの血。
コロは、いつもぼやーっとしている犬でした。およそ賢そうなところを見せたことのない。餌の時のおすわりとお手だけの
できる。
俺は、この世に流れる冷たい理(ことわり)を、そのとき思い知らされました。俺は、そのことがあってから他の誰かを殴った
ことは、ない筈です(親を除く。彼らとはお互い様なので)。
そんなとこです。ぎゃ!マジレンジャーはじまってる!!!長い話におつきあいどうもです!じゃ!
>>655-657 ◆eRDUfXaGp2 さん
>あーい、俺の頭、どうにかなっちゃったんじゃ?とドキドキされているとな?
ふふふ、もしかしたらそうなんじゃないのかしらん、と心がざわめいてました。
今頃あなたは、机の上でよだれたらしてるんじゃないかと、いえ、冗談です。(^^;)
というよりは、◆eRDUfXaGp2(ひじきごはん)さんの作家としての苦しみを
いたわったつもりですよ。
大概、作家っていうのはいつもいつも面白いことが頭の中から出てくるわけじゃないわけで。
たまには羽目をはずしたり、もしくは駄作を産み出さなければならない、
そういうときが来るもんなんです。
そういうのは、あなたが知らなくてもそのうちわかりますよ。
こればっかりは、しょうがないもので、神様が与えた試練なんです。
ちなみに私は、いつも、こいつにやられてましてね。
まあ私も精神的に弱いというかね、だから一瞬だけしか、
私は作品を輝かすことができないんです。
というわけで、作家としての才能という意味では、私には正直足りないものがある。
しかし別にそれでももかまわない。骨髄バンクのドナーと一緒で、100%作家としての
才能が符合する人もいないわけで、だからそういうのをいかにごまかすかが、
物語を書くコツなんだろうなと。だからこそテクニックや栄えのある文章よりも、
いかに地の文を誠実に書くか、それが本当の作家としての才能なのかなと
ふと思ったりします。
で、こういう能書きが喋れるようになるほどスランプっていうのも私は実は
知っていて、つまりよく私は体験していて、それをもとに、あなたはもしやすると
そう(スランプ)なんじゃないかなあと思っていたんですね。
気を悪くしたらすみません。
part 2
それから私は、こういう場(2ちゃんねる)だからこそあえて言いますけど
作品は、未完成でも、それはありなんだと考えています。ハリウッド映画のように
クライマックスや有終の美がないと駄目だとか、
ここではそういう風にはあまり思ったりしない。
で、やはり失礼なのかもしれないけど、あなたの作品はいつまでも未完成であって
ほしいなあと、そういう読者としての個人的な一希望があったことを、
心に留めていただければと思いまして。もちろん書くのを中断しろといっているんじゃなくて、
これからも書き続けてほしいという意味で、そういう意味の、
ずっと未完成であってほしいということなんですけどね。
でこれまでのあなたの作品の感想をちょろっというと、
いままであなたが2年か3年ここで書いてきた物語は、すべて一通りの一連の
ストーリーなんじゃないかなあ、と思って読ませてもらってます。
愛し合っている二人が、なんども輪廻転生を繰り返して、愛をつなげていくという風に。
もちろんあなたがそれを意図されたかどうかは知りませんが、
私はそういう読み方で読ませてもらっておりました。
頑張って、というのも、ある意味では失礼なのかもしれませんが、
まあしかし、頑張ってください。続き、とても楽しみにしてます。
part 3
ちなみに私は、商業作家としての道を志そうかなと考え
このたび2ちゃんねるを降ります。少なくともこういう場所でないところで、
自分がどうすべきか今一度ゆっくりと考えたいなと思っています。
まあでも、おそらく 執筆 → 応募 、となるのでしょうけどね。
というわけで気持ちが固まるまでは、しばらくおやすみさせてください。
いや、本当に個人的な話ばかりで本当にすみませんでした。
それでは。
>カオルさん
というわけなんで、ぜったい、心配しないでください。
つかするはずありませんよね。ナハハハ (^^)ゞ
いちおう年を越す前には、また哲学板に足を踏むつもりでいますんで、
そのときに、ぜひお相手していただければと思います。
引退というより、いちおう充電(オフ)のつもりなんで、
そこんとこよろしくなんです。
661 :
◆eRDUfXaGp2 :2005/09/12(月) 23:41:55
>jun1さん
なるほど!今までの文体と違うから無理してると思われたんですね?
ん〜…俺は、今までのがどちらかっつーと、猫をかぶっていたというか、
そういうところもないではないです。いえ、自分が書いた物語はみんな
好きですけど。ただ、今書いてるのはすごいノってる つもり なんです。
今、急ブレーキかかっちゃってますけどね。
のまねこ問題につきっきりなんです…。
*もう一つの小さな物語*
タン「…ねえ」
ケイ「なに?」
タン「いいもの、あげよっか」
ケイ「うん!ほしい!」
タン「めをつぶって」
ケイ「うん!」
タン「はい」
ケイ「…?」
タン「め、あけていいよ」
ケイ「…?石ころ?」
タン「星のかけら。」
ケイ「隕石かなにかなの?すごいね!ありがとう!」
タン「ちがうよ。…その星の名前はね、地球って言うんだ」
ケイ「……」
タン「なんちゃってwこっちこっち。ちっちゃいけど、水晶拾ったから、こっち。きれいでしょ?」
ケイ「…ううん」
タン「え?」
ケイ「星のかけら、ありがとう。チュッ♥」
タン「!?」
ケイ「…あたし、今日のこと、ずっと忘れない!ね、タン君!」
タン「…え、そうなの?じゃ、僕も」
ケイ「うん!」
663 :
カオル:2005/09/30(金) 23:59:06
昨日、ピカチュウ、もといセカチュウ!ウハハ
見ましたか? わたし見ましたよ。
最初から見れたわけじゃないけど、どこから見ても泣けるんじゃない?
事実ずーっと泣いてたもの…いったい誰が泣いてんだってかんじで。アハ
彼女のことが忘れられないんだ
どうしたらいいかわからないんだ
いっしょに死ぬべきだったのに
死ねなかった卑怯者のいう言葉。
今からでも遅くないのに
そういうことは思いつかないで
けっきょく、新しい彼女おいかけて、未来みつけて、生きのびる…
そんなの生物の本能そのままじゃない?
しかもさもそれが正しいことのようにして。
ナットクいかないな、こういうの。
664 :
◆eRDUfXaGp2 :2005/10/11(火) 10:06:21
>>542 あー。とりあえず最終話まで観たんですけど…原作の話ですか?ちなみにシュレディンガーの猫
の話は20世紀最大の与太話ですのでうのみはいけませんぜ。恥ずかしながらその訳をお教え
いたしましょう。
外から中が見えない箱の中に入っている猫が生きているか死んでいるか、それは観測者が観測
するまで決定できない…つまり、箱の中の未観測状態の猫は生きている可能性と死んでいる
可能性、半死半生のニュートラルな存在である、という主張。
これが例え話としての量子物理学の説明なんですよな。シュレディンガーは否定的な立場から
皮肉としてこの話をしたらしいんですが、肯定的立場の学者達が「そうそうその通り!」と
この話を逆に歓迎してしまったので今日まで語り継がれてるわけです…しかしですね。
それでは、観測者誕生以前の、すなわち生命誕生以前の、この宇宙の歴史が説明できないんですよ。
*あー。コピペのコピペです。レスアンカーは辿ってもなにもありませんので。
では続き。
地球に単細胞生物が歴史上初めて誕生するまで、太陽も月も太陽系の惑星も星々も、いや、全ての
ありとあらゆる非生物存在が、存在非存在の狭間を不確定にさまよっていたんでしょうか?
…にゃははwそいつはちょっと苦しい、と俺は思いますよ。観測者の存在など無関係に宇宙は、
物理法則に従ってその構造を形作ってきた、それは動かしがたい事実ではないでしょうか。
そうでなければ、これほどの巨大な宇宙の構築が成される筈がない。
シュレディンガーの猫の話は1930年近傍で行われたもので、宇宙論に殆ど科学的な
着手がなされてなかった頃です。ハッブルが銀河のスペクトルの赤方偏位から膨張宇宙
理論をやっと発表した頃です。そして、膨張宇宙理論はとてもまだ主導権を得ていません
でした(現在でも定常宇宙論を提唱している学者はいます)。
まーぶっちゃけ、量子物理学の立て役者たちは、物理については明るかったかも
しれないけど、天文については今の我々に比べて赤ちゃん並に何も知らなかった訳
ですよ。時代の制約です。それは不可避です。そんなおっさんたちが世界解釈に
ついて一般市民にまで手を伸ばしてしまった、ここに20世紀後半以降の不幸の種が
あるなあと、俺なんかは思うわけです…。「知られなければ無かったことと同じ」
という考えを物理学がフォロー、していた。ひどい話です。
*コピペですけど俺の文章です…確かこのスレではこの話してなかった筈、なので。
>カオルさん、 ◆eRDUfXaGp2 さん
とりあえず帰ってきました。
某スレにレスした都合上、こちらにも書きこまないわけにはと思いまして
まあ近況報告ということで、よろしくお願いします。(いつも勝手ですみません)
いちおう以前申し上げたとおり、今応募する小説を書いている最中なんですが、
あんまり思うようには行きませんね。
とりあえず応募締め切りは、来年の3月なので、それまではおそらくここには頻繁に
書き込めないと思います。もちろんやるからには、真剣にやろうとは思うのですが
アイデアも豊富にあるわけではなく、また取材や資料集めなどをしなくてはならず、
依然として道のりは遠いです。それに生活費を稼ぐために仕事もしなければ
ならないわけで、思うようには進みません。そんなわけで、とうぜん愚痴が多くなります。
まあぼやきですね。
そんなわけで、私はぼちぼちやってますので、皆さんも身体には充分ご自愛ください。
これから一段と寒くなりますから。
>◆eRDUfXaGp2(薫) さん
あなたのブログは毎日読ませてもらってます。
レスする余裕がないので、見るだけですが、頻繁に更新しているのを見ると
本当にすごいなあと思います。
どうも私には、ブログとか掲示板とか運営する才能がないみたいなので(苦笑)。
とりあえず、いろいろとあなたも頑張られているようで、
それがまた私の励みになっていることを申し上げたいと思いました。
それでは。