>>440はちゃんと読んだことがあるのか疑わしいもんだな
だから読まなくっていいって。時間の無駄。
こんなに必死に否定したがる人間がいるぐらいだからいい本なんだろう 藁
>>435 真面目に勉強したい方みたいなんで、真面目にレス付けます。
アルマや岩波中山を読んだなら、後はこんな感じを参考にしてください。
田中成明「現代法理論」は理論状況の見取り図を得るには好適。
加藤新平「法哲学概論」は今すぐ読む必要はないけど、古本屋で安ければ絶対買うべき。
ホセ・ヨンパルト「法哲学案内」もうひとつ教科書があったはずだけど、この人のを読むと、
西洋人には当然のことで、日本人には縁遠いから見えないことが見えるようになるかも。
碧海純一「法哲学概論」古い版のがいいけど、手に入るもので可。
あとは、井上達夫以前の学者である長尾龍一、碧海純一、田中成明などを読みまくる。
この3人の誰にはまるかで日本の法哲学のどの辺に自分の興味があるかが見えてくるから、
その上でケルゼン、ラートブルフ、ロールズ他に眼を向けてもいいかもしれない。
もちろん、平行的に読んでもいいんですが。
>>450 なんで井上達夫を読んじゃいけないの??
長尾さんにはまる人ってよっぽどひねくれてる人だと思うけどなぁ(あ、ケルゼン関係の本にはまるってこと?)。
田中さんのは良くまとまってるけど、田中さん自身には独自性はさほど無いからはまりようもないし。
(そういうところは小林公さんとかもちょっと似てるかも)
碧海先生の本にはまる人がいるってのは良くわかる。そういう人は名古屋の大屋さんの論文とかも読むといい。
加藤先生の「法哲学概論」はいい本だし、英米系流行以前の法哲学のまともな「教科書」ってこれくらいしかないよね。
碧海先生の「法哲学概論」は全然概論ではありません。やりたい放題です。おもしろいけど。
岩波から出てる最近のは別にして、井上達夫の「共生の作法」と「他者の自由」(と「法という企て」)は必読だと思いますが。
自然法論とかやりたいっていう変わった人は井上リベラリズムとかじゃなくてヨンパルトさんの本を読むべきなんだろうけど。
ハートとロールズのどちらを読むかは関心によると思いますね。
「法とは何か(法概念論)」をに興味があればハートを、「法はどうあるべきか(法価値論)」に興味があるならロールズを。
ただ、ハートの「法の概念」の翻訳は難ありなので、頑張って原書を読むか、「権利・功利・自由」あたりから読むといいと。
更にロールズの「正義論」の翻訳も相当に難ありなので、原書を読むか「公正としての正義」をお勧めします。
法哲学のトピックの中で気に入ったものがないかどうか気合を入れて探してみたいという人には
"The Oxford Handbook of Jurisprudence and Philosophy of Law" をお勧めします(微妙)。
私は大陸系は詳しくないので、そっちに関しては北大系の方か誰かが書き込んでくださるのを待つほかありませんね。
>>みなさんありがとうございます。
450さん
ありがとうございます。
紺海先生の本(箱入りの古いほう)は読みました・・難しいです。
井上先生の本、共生の作用(だったと思う)を読んで、ロールズに興味を持ちました。
団藤先生の本も買ってあるのですが、まだ読んでいません。
しかしどの本も日本語がものすごく難しいです。
文章についていくには、じっくり亀の速度で読んでいくのがいいのか、
はたまたたくさん読むのがいいのか・・・。
みなさんのレスみていて自分の力のなさにへこみまくりです。
井上先生を見たことがあります。
そのときは電車で必死に筑摩学芸文庫のニーチェの本を読んでおられました。
みなさんの本当に丁寧なレスありがとうございます。
友達は法学部でも哲学に興味ないので困っていました。
だから本は哲学や法哲学の入門書をめちゃくちゃに買って読んできた気がします。
ホセ先生のも読んでみますね。本屋さんでホセ先生の本ってすごいあるので
どれから読んだらいいのであろうか?といつも見ていました。
>>451
さんありがとうございます。
ハートとロールズの違いありがとうございます。
ロールズ読みたいなーと感じてます。
加藤先生の本も読んでみます。
454 :
考える名無しさん:04/07/24 16:51
「Introduction of thecnical semantics for lows」
からのほうがいいだろう。
455 :
考える名無しさん:04/07/24 17:27
それうってないだろ?
第一、日本の法学者は数学というか近代論理学(記号論理学)なんて
勉強してないから、よめないよ。
そんな難しくないよ〜
そもそも、一昔前までは分析系の教養は必須に近かったわけだから、
法哲学やってる香具師なら記号論理を扱ってる本は読めることが期待される。
それを「初学者」に薦めることがいいとは微塵も思わないが。
457 :
考える名無しさん:04/07/24 18:35
法哲学者ってsyntaxとsemanticsの区別もついていないバカが大杉
458 :
考える名無しさん:04/07/24 18:39
一昔前まで必修に近かった分析系の教養で教えられていたのは、
近代論理学じゃない、東大だと、清水の記号論理学も理解できてない、
(単位は取れるけど)し、それで知識がとまってる。
ほやほやの院生が偉そうに語る語る
460 :
考える名無しさん:04/07/24 19:54
高校生ですがw
461 :
考える名無しさん:04/07/24 19:55
高校生だけど(w
自分は数学苦手なので中一からやり直してます。
あと野矢先生の論理学の本読んでます。それと公務員ようの判断推理も。
数学できないと駄目だって最近強く感じてます。
あと言語学の入門書とかも・・。
毎日勉強です。
463 :
考える名無しさん:04/07/24 20:00
> Introduction of thecnical semantics for lows
もうちょっと英語を勉強した方がよくないか?
464 :
考える名無しさん:04/07/24 20:28
theorical と technical がごっちゃになってる。
>>464 theoricalじゃなくて theoretical だろ
>>459 高校生相手にマジになる崩れハケーン(にやにや
>>451 いえいえ、井上達夫を読むなとは言っていません。そうじゃなくって、井上を相対化できる
視点をどうやって獲得するかが今の日本での法哲学法理論の学問状況じゃないかと
思ってます。その意味で井上を高く評価してます。
井上自身が長尾と碧海の影響下にあることを明言していたと思うんですが、井上の掌から
外れないと学問をやる意味がないと思います。それならせめて長尾と碧海くらいは読み、
かつ京大学派の田中と加藤くらいは読まないと意味ないでしょうし、さらにヨンパルトを読んで
日本の理論状況の相対化もする必要があると思います。
ついでなんで、水波朗「トマス主義の法哲学」「トマス主義の憲法学」他と菅野喜八郎
「国権の限界問題」「続・国権の限界問題」「論争憲法・法哲学」等も薦めましょう。
両者はトマス主義的自然法論とケルゼン的法実証主義という対極に属しますが、
このような人たちが日本の法学界に存在していたことは僥倖だと思われます。
初めのうちはご両人の著作は何を言っているかわからないかもしれませんが、どちらも
真面目に学問に打ちこもうという方々には有益なものです。
468 :
考える名無しさん:04/07/26 16:09
法哲学の役割って何ですか?
権理論に関する本でおすすめあったら教えてください。
何から入ればいいのかわかりません。
法社会学の可能性
和田仁孝編; 法律文化社; 5800円; 321.3; 04042082; 4-589-02765-8
経済・法律
471 :
考える名無しさん:04/08/10 23:50
ついにできたか
474 :
考える名無しさん:04/08/17 03:50
法学板に法哲学スレを誰か立ててくれんかのう
475 :
考える名無しさん:04/08/17 07:17
476 :
考える名無しさん:04/08/17 07:18
ばかやろう、法哲学は哲学板におけよ。
じゃなきゃ、事務処理版いけ。
477 :
考える名無しさん:04/08/19 12:38
法の理論
経済・法律
ホセ・ヨンパルト編集 三島淑臣(みしま・よしおみ)編集 長谷川晃(はせがわ・こう)編集 森際康友/ほか執筆 成文堂
本体3800円 21cm 210p
分類:321.1 件名:法哲学 04043136
4-7923-0376-1 / 2004.07 対象:学術
478 :
認知MAN:04/08/19 12:51
平成16年8月18日発令!
言語学板「認知言語学II」より哲学板全般に及ぶスレッドに対して宣戦布告!
>>哲学板だとキチガイコテが結構多い、言語板はこういう自意識過剰・自己顕示欲の塊みたいなのが少ないから助かるね
なんでここまで「自分自分」と叫べるのか?恥ずかしくならないのかね〜
哲学板住人の全てに対して「言語学における哲学の必要性を否定!」と取れる
発言を認識!哲学の他分野における重要性を認める有志参戦の必要性を至急望む!
現在、哲学の必要性を否定した本人は認知言語学IIスレ、発言番号386にて諸行横暴を
尽くせり!
スレ間戦争へ望む体制に有り!
479 :
考える名無しさん:04/08/19 17:39
おおやにきでイタイ研究者のHPと言われてるのは
小林和之のとこと後一つはどこ?
480 :
考える名無しさん:04/08/19 22:39
セコイあてこすりしてないで堂々と名前出してみろよな。
小林タンの激しい反応求む
482 :
考える名無しさん:04/08/20 20:10
法哲学講義
みすず書房
ロールズ著
好評発売中
483 :
考える名無しさん:04/08/20 21:39
484 :
考える名無しさん:04/08/22 23:03
法学板のスレが盛り上がってきた!
485 :
名無しさん:04/08/25 23:28
法思考、正義、法のあり方にはどんな内在的関連性があると言える?
法哲学のまとめだね
test
487 :
新刊:04/09/22 01:48:19
テクニカル解釈もしらんのか?
489 :
考える名無しさん:04/10/19 18:11:58
490 :
考える名無しさん:04/10/21 00:57:52
司法浪人の集うスレって此処ですか ?
491 :
考える名無しさん:04/10/31 18:28:04
クマー
493 :
考える名無しさん:04/11/04 14:32:57
>>490 それはないと思いたいが、会いたい気もすr
>>492 うわぁ、痛々しいバカだなあ。こんなの誰だかすぐに特定出来るじゃないの。
本人もっと社会常識を身につけて大人になったほうがいいと思うなあ。
たっちんが家父長だというのはデフォでつか?
496 :
考える名無しさん:
古い人だと、尾高朝雄、峰村光郎、恒藤恭あたりを読むとよい
日本の法哲学がどのへんに関心があったか分かる