1 :
考える名無しさん:
保守思想家、西部邁。
彼の国家観、近代主義批判、反米姿勢などについて語られよ。
それでは、ごゆるりと。
2 :
考える名無しさん:03/06/19 02:19
3 :
考える名無しさん:03/06/19 02:43
西部邁などはない
4 :
考える名無しさん:03/06/19 02:51
>>3 part1で既につかわれたネタですよ。
っていうか最初のカキコがそれかよ。
ガカーリ。
5 :
考える名無しさん:03/06/19 03:05
余のさくである。パクるでない。余は、後に、よりシンプルな、
西部邁などない
も公表しておる。
6 :
考える名無しさん:03/06/19 19:40
age
保守
10 :
考える名無しさん:03/06/23 02:37
新スレっすね
age
o mo i de 共同体主義者。
おもひでぽろぽろ。
ススムぽろぽろ。
『ポロポロ』といえば田中小実昌の小説。
田中といえばヤッシー。
ヤッシーといえば香具師。
香具師といえば「ヤツ」の2ch的な表現。
2ch的な表現といえば名無しさんによるもの。
名無しさんによる書き込みは共同体を作りうるか?
彼の著作物を一冊取り上げて
それをもとに議論しない?
>>14 最近は『虚無の構造』がオシかな。
氏の語り口にメロメロです(笑)
>>15 良いですね。
もし他の皆さんもお持ちなら、または読まれたことがあるなら
虚無の構造を題材として議論してみたいですね。
西部邁といえば、NHK新書「大衆社会の病理」
PHP文庫「大衆への反逆」
じゃないかな?
相対主義の不安から来る葛藤
虚無への焦燥
それを逃れるために忘却という阿呆の状態へ
その阿呆を西部はマスマンと呼ぶ
そしてその所作として日ごとに発表される世論を論う
ワオ
>>15 オレもあの語り口好きだなぁ
なんか文学的だよね
価値相対主義におけるぎりぎりの価値選択行為を
良心と呼んでみたりね
20 :
考える名無しさん:03/06/26 00:55
『虚無の構造』は読んだこと無いんだけど
この本または西部氏の言論において、
虚無とは一体どういうことを指すの?
この本においては分析の対象ですが・・^^;
23 :
考える名無しさん:03/06/26 15:37
盛り上がって参りました
西洋哲学は遅れていたんだな
相対主義は老子の専売特許だ。
その対比として実存主義として孔子がいるとも言えるだろう
実存主義の祖と言われるキルケゴールはキリスト教的宗教生活をしていた
最近では労使の弟子荘子が実存主義だとも言われている。反発があったのだろう
西洋哲学はまだまだだな
>>24 わるいんだけど、よくわからん。
初学者にもわかるようもうすこし説明して。
老子が相対主義で孔子が実在主義というあたり。
26 :
考える名無しさん:03/06/26 21:31
シナ哲学なんてくだらん
アジアの停滞を来しているだけ
それより国学の優位性を説くべし
27 :
考える名無しさん:03/06/26 21:36
国学なんてくだらん
島国日本の停滞を来しているだけ
それよりシナ哲学の優位性を説くべし
28 :
考える名無しさん:03/06/26 21:41
西部邁は平衡感覚とか二元論とかいっているわるには文体の
歯切れが悪い。抑揚が無い。まどろっこしい。
29 :
考える名無しさん:03/06/26 21:46
俺は西部邁は嫌い。
理由は読者層が偏っているから。
西部邁はキャリア官僚のファンが多い。
老若男女問わず。
哲学・思想を求めざるを得ない人の要求に答えている物書きとはいえない。
30 :
考える名無しさん:03/06/26 22:02
>>29 論理が通ってないんでは?
どういう統計で、キャリア官僚のファンが多いと言っているか分からないですが、仮にそれが
そうだとして、だから哲学・思想を求めざるを得ない人の要求に答えていないとはならないわけで。
実際、私はキャリア官僚では無いハズレ者ですが、西部邁に救われている部分が多大だと感じる。
で、官僚に受けがいいっつーのは、以前、官僚擁護の論を書いたりってことで、郵政改革へ疑義を
呈する論文を何度か書いたら、郵便局のCM出てくれって依頼が来て、怒って叱り付けたってエピソー
ドに通じるものであって。
キャリア官僚を言ったら、検察ファッショ批判もしてるし、外務省批判もしてるし……キリが無いですよ。
西部本の政治問題に関するものにだけ手を出してる人も多いだろうし。
全国にキャリア官僚ってどのくらいいるんだろう? そんなに人気があるんだったら、何万部単位でもっと
売れてていいと思うんですが。
漏れは西部翁の文体好きだけどね。重厚感があって。
>>実際、私はキャリア官僚では無いハズレ者ですが、西部邁に救われている部分が多大だと感じる。
昔はそういう読者がいたんだよね。
西部邁の講演会に出席して、その後親睦会に参加した際、
「僕は人生に悩んでるんです。」なんか言って西部邁に救いをもとめてきたあんちゃんもいたよ。
ただ今はそういう人はほとんど読者層にいないでしょう(かもね。)
ただ保守的な生き方、作法、思想ってのは、結論よりも何故その
境地に生きついてのかっていう過程が大事なんだよ。
一応西部邁の保守主義への過程は「大衆への反逆」や「センチメンタル
ジャーニー」「学者この喜劇的なるもの」には収録されているが、全部、
全学連なりイギリスなり東京大学といった自分の周りの環境なんだよね。
それってのは同じ経験をある程度共有した者にとってはそれなりにイン
パクトはあるのだが、人間の普遍的な人生にフォーカスできるといえば
できないわけだ。
だからこそ西部邁は西尾フアンや松原正フアンに嫌われるんだろうな。
話かわるけど、俺は西部邁の反米に関する批評は賛成しないけど、
彼の反米の言論活動は意味はあるよ。
結局日本政府はアメリカに最終的には追随しなければならない。
そしてそのアメリカが普遍的な価値・思想で動いていればいいわけ
だが、政権交代で、後々、イラク戦争は汚い戦争だったなんてぬけ
しゃあしゃあと自己批判して政策転換する可能性は大なんだよね。
その際、ブッシュ政権の政策に対して、政治家ならまだしも言論人
もこぞってブッシュ万歳をやっていれば、日本ってのは言論、価値観
において重層性のない国と思われるし、それは政治的にも不利だ。
そういう面で俺は人間の盾になった奴も、そいつ自身は馬鹿なんだろ
うけど、日本人も参加したんだっていうアピール材料になったし、外交
政策において決してマイナスではないと思うよ。
相対主義者 浅田彰 VS絶対主義・保守主義 西部
と言う対立軸だろう
相対主義を楽しんでいる浅田も逃げる。西部もアホになって逃げる。
西部のまるで何を言いたいのか解からない保守主義の絶対性に賭ける
自主性がない人たち。保守的役人のバイブルなのか
>>36 おれは西尾は読まない
西部はそりゃあ読むよ
彼はなんだかアウトサイダーな臭いがぷんぷんしてて
もうその体臭だけで卒倒してしまう
西尾?あいつじゃ誰も勃起しない
相対主義者 浅田彰 VS 絶対主義・保守主義者 西部邁
西部邁
「相対主義の底無し沼にとことん深入りして伝統を破壊しづつけるとともに、
ついでに自分をも破壊してしまう一種絶対主義的なニーチェの流儀」か
「絶対的価値の薄明かりをおぼろに思いうかべながら、伝統の破片を一種
相対主義的なやり方で丹念に拾い集める」かの二つの方途しか残されていな
いいま、「どちらかを選べといわれたら私は後者をとる。しかしいずれにせ
よ、たじろぐほかないパラドックスではある。ひかえめにいって、これらの
逆説の性格をつうじて自分がおおいに問題をはらんだ状況にあることを包み
隠さずに述べるのが現代知識人の重要な仕事のひとつだと思われる」
相対主義 野党 京大 VS 絶対主義 体制 東大 の戦いか
マルクス主義者の批判 海つばめ 書評
彼は、資本の支配が自由主義から“保守主義”に、つまり反動と国家主義に
転化し、移行する必然性を理解できない、だから前者の装いを凝らした資本の
支配を非難し、後者の姿をとった資本の支配についてだけは美化するのだが、
結局は自分が、資本の支配、しかもその頽廃した支配の弁護を買って出ている、
資本の勢力のいやらしいたいこもちにすぎないことに気がつかないのである。
要するに、「アメリカニズムという名の左翼主義に骨がらみに染みついている
反伝統的な傾向に根本的な疑念を寄せなければならない」というのが、情けない
小心者の西部の結論である。
彼は学生時代の“左翼主義”を否定したが、その代わりをさがし求めて、
「保守主義」という空虚な隠れ家を見出したのである。
40 :
考える名無しさん:03/06/28 05:40
>>39 そんなあれかこれか、みたいな極端で単純な物言いを彼はしていないだろう。
41 :
考える名無しさん:03/06/28 05:46
姜尚中と田原総一郎との対談本はいつ出るんだ?
反米ならだれでもいいのね。
43 :
考える名無しさん:03/06/28 07:21
>>42 そういう問題じゃない。
この本は愛国心についての対談。
アメリカ追従では「真の愛国心」がやどらないという論旨です
議論が手におえなくなると「バカやろう」!。
46 :
考える名無しさん:03/06/28 17:22
小林との対談本って、もうでてたんだね。
近所の中型書店に一冊しかなくて気がつかなかった。
小林の本って、渡部昇一の時といい、相当な量が、
かなり目に付くところに並ぶものだが、
サブカルの片隅にひっそりと置かれてた。
飛鳥新社が力ないのか、西部さんが売れないからなのか。
とりあえず、今から読むけど、このタイトルは平衡を失してないか。
「アホ 腰抜け ビョーキ の親米保守」。
かろうじて、「バカ」が無いのが平衡感覚だろうか。
47 :
考える名無しさん:03/06/28 17:50
漏れの近くの本屋じゃど真ん中に山積みだが
48 :
考える名無しさん:03/06/28 20:04
>>47 ほっとしたよ。
うちのそばの文教堂が悪いんだけか。
そこそこ大きい店舗なのに、平積みなしで、
一冊だけ申し訳なさそうに置いてあったんで。
49 :
考える名無しさん:03/06/28 20:16
今までのまとめ
やっぱ新米こそベストだ
ちなみに親米じゃないよ
『アホで…』の中身は文句無くよいが
よしりんに接近しすぎじゃなかろうか。
漏れは微妙に違和感がある。
と思う香具師は「はい」と書き込みしてください。
怒ったりしませんので。
53 :
考える名無しさん:03/06/28 22:08
反米、親米はともかく、評論家ってのは国家意思の外部にある国家意思なわけ
だから、国家が主張する意見に賛同しても国家にとっては何のメリットもない
わけだ。
そういう面では日本政府の親米路線に対し、哲学的に批判する西部邁というコマ
自体は捨てがたいよ。
これから読者は知識人や評論家の思想そのものではなく、コマとしての動きに
注目して読むべきだと思うが。
54 :
考える名無しさん:03/06/29 05:27
俺は小林よしのりは別に頭が悪いなんて全然おもっていないが
この人、小林よしのりなんて読むんだ。ぷっ。
なんて店員に思われてるんじゃなかろうか、
とすこし恥ずかしい思いをしながら『アホで…』を買った。
修行が足りないな。
はい
いいえ
57 :
考える名無しさん:03/07/01 18:15
「アホ 腰抜け ビョーキ の親米保守」を読んだけど
小林よしのりはえらい勉強してるみたいだな。
「反米という作法」のころと全然ちがう。
もう新米出てるの?
俺らの時代は飯米給食だからなあ
60 :
考える名無しさん:03/07/02 05:51
おまいら、シンポに行きますか?
61 :
考える名無しさん:03/07/03 19:35
uppp
シンポ行きたいけど遠すぎるよ
ほす
64 :
考える名無しさん:03/07/14 17:03
西部で一番よくわからんのが、フランス革命を批判しておいて「国民Nation」という概念を一方で持ち上げていること。
近代主義を唾棄すると同時にやたらに福沢諭吉を持ち上げていること。
福沢は基本はやはり近代主義であって保守のほうに持っていくのはあまりに強引。
イギリスを保守的としてやたらに持ち上げるが、あそこは近代リベラリズムの発祥地であることをどう評価しているのか。
西部の中でどのように首尾一貫しているのか、ちょっとよくわからない。
あと現実社会の分析の中で保守主義の正統性を論理的に説明していない。
一応は学者なんだから、用語の使い方や論理性をもっと明晰にしてほしい。
ガイシュツかもしれんが「伝統」に対する構えを除けば宮台真司は西部にけっこう近い。
政治エリート主義だし、最近ワールドカップの論考でその「歴史性」のなさを指摘しているし、反アメリカニズムという面でも共通。
上から見下ろした物の言い方をするのも似ている。
ただ宮台には、西部のような人間の愛嬌がないので嫌われやすい。
↑これってコピペだっけか?
66 :
考える名無しさん:03/07/15 00:05
>>64 西部邁著「福沢諭吉 その武士道と愛国心」(だっけ?)を読むべし。
> 上から見下ろした物の言い方
「高踏的」と言えばそうだけど、やっぱ、そりは違うと思う。
67 :
考える名無しさん:03/07/15 00:41
福田恒存は、原爆を第二の神風といったのだが、
西部邁は、アメリカの人種差別に基づく大量殺戮
と言っている。
俺としては実際に戦争中に妻子ある一市井人とし
て生きていた福田恒存の発言の方が説得力あるよ
うな気がする。
西部邁の反米は幼少時代のアメリカの占領政策に
よる大人達の変節に対する憎悪に基づいているよ
うな気がする。それってのは結局甘ったれの論理
だと思うし、それが全学連運動を引き起こし、そ
して今になって反米を唱えている。むろん、ブッシ
ュの政策を正当化するためにわざわざ変な論理を打
ち立てる日本の知識人を牽制する意味での反米なら
説得力はある。日本人には別にブッシュの政策に思
想的根拠を与える義務はないからね。ただ、西部邁
の反米はもっと踏み込んでいる。しかもあまりにも
アメリカを抽象化しすぎて訳のわからない話しにな
っている。具体例を挙げれば、アメリカと中国を歴
史不在の人工国家として同質だと断定しているとこ
ろが最たる例だね。確かに類似点はあるが、断定す
るほど同質とは俺は思わないね。
68 :
考える名無しさん:03/07/15 00:54
>>67 > 実際に戦争中に妻子ある一市井人として生きていた
そういう保守思想家でも意見は様々あったわけで。「第二の神風」という表現と、「アメリカの人種
差別に基づく大量殺戮」という事実認識を並べて比べるのもどうかと。
「結局甘ったれの論理」っていうのも、何が「結局」なのか、つながりがわからず。
「今になって」じゃなくて「昔から反アメリカナイズ」だったわけで。
あえて「抽象化」してみることで、「類似点」を言ってるのであって。
アメリカ内部の細部にも言及しているわけで。西部も発言者グループも。
69 :
考える名無しさん:03/07/15 01:21
>>そういう保守思想家でも意見は様々あったわけで。
誰がなんという意見を言ったのですか?具体例を挙げてください。
>>「結局甘ったれの論理」っていうのも、何が「結局」なのか、
つながりがわからず。
餓鬼の頃のトラウマを大の大人になっても引きずるのは常識的に
考えれば甘ったれだと思いますよ。まあそんな甘ったれを無罪
放任したのは彼が最も嫌った基本的人権の思想と学問の独立の
思想という戦後日本のアメリカから輸入された価値観な訳ですが。
>>「今になって」じゃなくて「昔から反アメリカナイズ」だった
わけで。
それはそうですね。
>>あえて「抽象化」してみることで、「類似点」を言ってるので
あって。
彼は確か、そういった知識人の習性を批判していなかったか?まあ
それは私の思い違いかもしれませんが。
簡単なことでせう。
西部氏は反米といつている訳だから、福田恆存氏をたたえたりしなければいいのです。
一方で、西尾幹二氏を親米といつて批判するのであれば同じ理屈で福田氏をも批判しなければならない。
そういうやうに論理を一貫してもらはなければ困るのです。
71 :
考える名無しさん:03/07/15 09:32
西部邁は感情的には福田恒存をあまり好きではない。
それはそうだろう。福田恒存は西部邁たちのやった全学連運動を
革命ごっこと揶揄した訳だから。
しかし二律背反や平衡感覚はもともと福田恒存の言葉だからそれ
を多用する以上福田恒存を持ち上げざるを得ない。
これは意外に知られていないことだが、西部邁の福田恒存と面会
する前の作品には、二律背反や平衡感覚という言葉は出てこない。
また、西部邁はキリスト教的一神教に懐疑的でもあった。
72 :
考える名無しさん:03/07/15 12:09
無知で素朴な疑問なんだけど、どうなんでしょう?
福田氏やバークやチェスタートンやオルテガを評価しているからといって、当面の時事問題
に対する言及に対してまで、それら先人に沿うものでなければならないのでしょうか?
福田氏でもバークでもチェスタートンでもオルテガでもトゥックビルでも三島でも小林秀雄でも
清水幾多郎でも、今、存命だったら、どう言ったか、どう行動したか、というのは、誰にもわから
ないですよね。それこそ、湾岸戦争時の西部氏のようにアメリカ(多国籍軍)を支持したかも
しれないし、そうでなかったかもしれない。福田氏とオルテガでは意見が分かれたかもしれない。
そこまで、過去の時点の過去の時局に対する言及に縛られなければならないのでしょうか。こ
れはもちろん伝統の話とは全然違いますし。
近年は、福田氏に対しては、たたえるというより、もっと客観的で冷静な捉え方をしているよう
ですけど。福田氏が西尾氏のように振舞っただろうか。それとも某氏のように「アメリカは気が
ふれてる。だけどくっついていくより仕方がない」と言っただろうか。
西部氏は多分、誰の言葉についても、手放しで礼賛して金科玉条にするということは無いと
思うのですが。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
74 :
考える名無しさん:03/07/15 13:26
福田恒存のベトナム戦争時におけるアメリカ擁護論は自由主義陣営に
つく以上はアメリカを支援しろという論調だった。
福田恒存は反共の立場からアメリカを擁護したのであり、アメリカそ
のものを擁護したわけではない。
75 :
考える名無しさん:03/07/15 13:44
>72
福田恒存と西部邁はオルテガ理解は同じかどうかはわからないね。
福田恒存は、シェイクスピアの「コレオレイナス」という大衆に
否定的な劇に対して当初は評価していなかったが、後に肯定的に
評価するようになった。
76 :
考える名無しさん:03/07/15 14:37
>>74 >>75 丁寧にサンクスです。
なるほど。勉強になります。
確かに、福田氏は、反ソ親米の世論が高まって自分の言が評価されても全然嬉しくないと
言ってたようですし。
福田氏のオルテガ評の話、知りませんでした。
そういえば、西部氏は、オルテガ・西欧思想家体験の方が大分先ですね。
福田氏をたんなる反共主義として語ってはダメですね
反共だから親米という立場をとったのではない
さらにいえば、反米だったらどんな人とでも共闘できる節操のなさはどう説明されるんだろうか
保守
思想論はまあ別にして福田恒存は政治的には
反共産主義者、反ソ連だよ。
確かウオーターゲート事件をすっぱ抜いてニクソンを
失脚させたアメリカ人の記者に対して何故お前は自由
主義陣営の中で足を引っ張るのかとつめよっていました
(福田恒存・世相を斬る より)。
後、ニューヨークタイムズかなんかにつめよって日本
に対する謝罪広告を掲載させたという事実もある。
ということは福田恒存はアメリカべったりという訳で
はなく時にはアメリカを詰問したこともあった訳だ。
もし福田恒存が今現在生きていてかつ全盛期の力があ
ったならば、上に書いた事と、福田恒存の主権国家同
士の付き合い方の考え方から考慮すれば、反米ではな
く反ブッシュ政権の意見は出しただろうね。
しかし反ブッシュ政権であって反米では無い。
そこら辺が西部邁との違いだろうか?
西部邁の世代はある意味で一番アメリカにコンプレックス
を持っている世代なのかもしれない。
もし、福田恒存が生きていたなら〜〜
は、立場の違いからいろんなパターンがあるだろうけど、
すくなくとも、反クリントンをやらないで反ブッシュをする日本人って一体何なんだろうか。
大義を立てて益を失する?そういうのは西部さんが嫌いな「知識人」の専売特許のはずだが。
福田氏は反共というよりも、リアリスト。
福田は反共産主義です。
福田思想では人間は絶対者という概念がなければ、相対的な世界に
絶対者をつくりだしてしまう。その例が戦前の天皇絶対主義であり、
マルクス主義もそういった物をつくりだしてしまうであろう。
かくして個人は抹殺される。おおまかにいえば。
もっとも個人主義、自由も至上命題とする思想も個人を抹殺する事
になる。
それを抑えるのが絶対者の概念であり、文化である。そういった物
を残し続けることができるのは最高の政治形態ではないが自由民主主義、
または民主社会主義の政体が望ましい。
簡単にいえば福田思想は上に書いたような物なのだが、その帰結からい
けばやはり反共産主義であることは間違いない。
ただアメリカ型社会を積極的に礼賛していたわけではない。
また福田はリアリストではない。福田は日中国交正常化には、信義にも
とると反対していた。
福田恒存は筋を通す時は筋を通す。
なので西部か西尾かという選択論なら西部の方が福田思想に近いのは
確かでしょう。
82 :
考える名無しさん:03/07/17 23:38
福田と西部が近いなんて狂ってるな
権威づけが欲しいのはわかるが、無理だな
別に権威づけで書いたわけではない。
西部思想は福田思想に近いというのは確かだ。
もっとも西部のアメリカを媒介として近代へ
の懐疑の思想を表現するところは俺は否定的
だね。かといって、西尾の突発的にでてくる
リアリズム論には賛同しがたいけどね。
84 :
考える名無しさん:03/07/18 00:49
福田自身が西尾を高く評価していた事実をどう説明するの?
85 :
考える名無しさん:03/07/18 00:55
>>84 高く評価してたって、知識人として?
だって、過去誰がどう高く評価してたって、朝生みても正論みても西尾が議論というものを
全くできない人だっていうのは、もうわかりきったことで。
議論どころか対話ということでいっても、あっちの対談で揉めなくてもいいようなことで揉め
て敵を作り、こっちの対談でも......。
金氏との対談本は読んでないけど。
86 :
考える名無しさん:03/07/18 01:04
別に俺は西尾ファンじゃないけど
朝生での議論の下手さはおいといて(といっても、西尾のしゃべりの下手以前に西尾が登場するときに人選に
かなり問題がある)、著作をきっちり読むと、きちんと理路整然と書かれている。
福田が自分の後継者として(文芸批評家ですからね、双方とも)西尾を特別にかわいがってたことは有名なわけだし。
まあ、西部氏だってもちろんおもしろい論点があるし、話させたらおもしろいわけだけど。
昨今の反米についてだけは、どうしても解せない。転向というか回帰というか、おかしいでしょう。
たんに歳だけの問題にはしたくないけど。
87 :
考える名無しさん:03/07/18 01:59
福田恒存が西尾幹二を高く評価していたって、単に西尾が
福田恒存の力でデビューしただけでしょう。福田恒存は
西尾の作品に対して特に推薦文や解説文は書いていないよ。
あと松原正についてもしかり。確かに松原正の論壇デビュー
の時、私の出る幕はないようだと言ったけど、具体的に松原
正の何がいいのかを言及した訳ではない。
あと福田恒存は柄谷行人のマクベス論を割合好意的に受け止
めていたという話しもあるしね。
所詮はリップサービス。
西部邁だって宮崎哲哉の単行本のおびに若手の有望な評論家
って書いてしかも自分のサインまで載せていたじゃない。
それじゃ、西部邁が本当に宮崎哲哉を評価しているかといえ
ば、結構批判しているよね。
彼はいいとか彼は私の後継者だっていうたぐいの言説を持って、
高く評価していたとか、マジで後継者にしたいと考えていたと
みなすのはやや論理が飛躍しているよ。
88 :
考える名無しさん:03/07/18 02:58
>彼はいいとか彼は私の後継者だっていうたぐいの言説を持って、
>高く評価していたとか、マジで後継者にしたいと考えていたと
>みなすのはやや論理が飛躍しているよ。
という結論があるのであれば、
>福田恒存は西尾の作品に対して特に推薦文や解説文は書いていないよ。
という一文はいかなる主張をしようとしているのか?
普通、評価もしていない人のデビューに力を貸すだろうか?
評価もしていない人の本にサインを載せるであろうか?
柄谷にしたって江藤や吉本の評価がある
もちろん、クローンを増産しているのでない以上、評価は変わってくる
事実、柄谷は「子犬」を評価もしないしストーカーとしてい扱っているくらいだから。
かといって、デビューさせるにたると評価があったことは事実であるし
若い西尾に筑摩の思想大系の月報を書かせたりしているわけだ
ついでにいえば、西尾が親米だといっているのは反米家がいってるだけであるし
石原慎太郎をめぐって、「彼は親米か反米か」などというかわいらしい疑問が沸いたりする
アメリカニズム批判について柄谷がおもしろいことをいっている(批評とポストモダン)
まあ、そのあたりの議論をふまえた上で、西尾対西部の反米論争を傍観してもらいたいものです
なんか、あまりにもかわいらしすぎるのよ。
89 :
考える名無しさん:03/07/18 08:00
評価するのと後継者にするというのは全く意味が異なるでしょう。
>>
石原慎太郎をめぐって、「彼は親米か反米か」などというかわいらしい疑問が沸いたりする
アメリカニズム批判について柄谷がおもしろいことをいっている(批評とポストモダン)
まあ、そのあたりの議論をふまえた上で、西尾対西部の反米論争を傍観してもらいたいものです
というのはわけわからん。簡潔、具体的にその内容を表現できなきゃ、そりゃ、あんた、単なる
読書オタクだよ。せめて原文そのままコピペでもしな。
人の名前にたよるなよ。
あげ
わしズムを読んだが、こういう軍事論もなかなかよろしい。
age
93 :
考える名無しさん:03/08/03 01:07
福田とはゼンゼンチガウでしょ。
94 :
考える名無しさん:03/08/04 08:09
石原慎太郎をめぐって、「彼は親米か反米か」などというかわいらしい疑問が沸いたりする
のかわいらしい疑問の意味
アメリカニズム批判について柄谷がおもしろいことをいっている(批評とポストモダン)
のおもしろいことの内容
まあ、そのあたりの議論をふまえた上で、西尾対西部の反米論争を傍観してもらいたいものです
なんか、あまりにもかわいらしすぎるのよ。
のかわいらしすぎるの意味
を早く教えてくれませんか?
西部邁のフアンは大衆を愚民とみなす選民なんだから、いい逃げはかっこ悪いよ。
それじゃ君達が嫌う愚民といっしょじゃない。
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) すいません、 >1放置はよくない
| /
| /| | 通りますよ・・・
// | |
U .U
96 :
考える名無しさん:03/08/04 10:00
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) 愚民どもはどいて下さい。
| /
| /| | 選民が通りますよ・・・
// | |
U .U
まだ 起きてたか〜!!!
100
ほす
マターリモードが帰ってきたなw
103 :
考える名無しさん:03/08/28 23:18
ある掲示板でみたんだが
発言者(読んだこと無い)って反米とカトリックの復権を訴えてるそうだな。
ナンジャラホイ? 宗教雑誌?
104 :
考える名無しさん:03/08/28 23:20
西部は大衆と化した愚民は嫌いだが庶民は好きなんだよ。
105 :
考える名無しさん:03/08/28 23:55
106 :
考える名無しさん:03/08/28 23:59
>>103 BRUTUSだね。
チェスタトンによく言及するのが間違って伝わったと思われ。
107 :
考える名無しさん:03/08/29 19:49
朝ナマに出ます。
108 :
考える名無しさん:03/08/29 20:05
司会: 田原総一朗
進行: 長野智子 渡辺宜嗣
パネリスト: 金子勝(慶応大学教授)
姜尚中(東京大学教授)
金美齢(台湾総督府国策顧問)
小林よしのり(漫画家)
高野孟(「インサイダー」編集長)
西部邁(月刊誌「発言者」主幹,秀明大学教授)
樋口恵子(評論家)
森本敏(拓殖大学教授)
西部出るの三年ぶりくらいじゃね?
見よ見よっと。
110 :
考える名無しさん:03/08/30 03:09
>109
似非にしべふあん。
一月に出た。
111 :
考える名無しさん:03/08/30 05:25
初めて西部さんを見たが、
笑っちゃうくらいにダントツで喋りまくってるな。
西部さんはアル中になってしまった
113 :
考える名無しさん:03/08/30 10:39
酒を飲んでもいちばんさえてたな。
もっと金子と喧嘩してほしかった
アトピーだから酒は禁断のはずだが
115 :
考える名無しさん:03/08/30 18:48
西部さんのAAってあります?
116 :
考える名無しさん:03/08/30 19:02
西部ファンの人は書き込み一所懸命ですね。
117 :
考える名無しさん:03/08/30 21:10
>111
こんなのでおどろいてはいけません。
十年前くらいはもっとすごくて、バカやろうを連発していました。
しかし、西部氏がでない朝ナマは見ないことにしています。
ばかになるからです。
朝生、ビデオ録りました。今夜にでも見ます〜。
119 :
考える名無しさん:03/08/30 21:34
昨日の西部さんはDQNだったな
120 :
考える名無しさん:03/08/30 22:09
あれほどまでに思想と論理が衰えてしまった西部を見るのは辛い
やはり、見た目から伝わってくる体力の衰えと通じるものがありそうだ
合掌
あれっ?
118の自治厨って本物?
122 :
考える名無しさん:03/08/30 23:16
123 :
考える名無しさん:03/08/31 11:29
>>120 確かにもう今の発言は自分の著書で散々繰り返してることを
そのまま繰り返してる。たくさんものを言おうとする時は、
フッとシャープになるが、またすぐに好々爺に戻るって気がした。
昔は相手に応じて当意即妙な発言をされてたからね。衰えぶり
っていうか、少なくとも喋り口は聞いててツライもんがあるな。
昔に比べれば衰えたね…。
でも糸圭主演の「レフトアローン」では出演者の中では一番しゃべりは上手かったよ。
前スレで指摘されてたように、前から西部はDQNだった。
西部ヲタは前スレの惨状をすっかりお忘れのご様子ですな。
126 :
考える名無しさん:03/09/01 01:19
小林や西部がポチと呼んでバカにする西尾幹二は
一方でたんに対米追従ではなく、米中が接近し始めたことの責任を
日本外務省や思想界に問うているね
対中接近するアメリカを日本は許してはいけないといっている
西部のじいさん、中国と仲良くやっていく気概はあるのかな
西部さんは、自分の頭でちゃんと思考しようとしてるように
みえたな。なかなか、立派でまじめなひとじゃないの?
128 :
考える名無しさん:03/09/01 15:07
最近西部氏の本を読んだ。
すごい人なんじゃないかと思うようになった。
いやこんな文を書ける人、いまどきいませんよ。
というか新鮮、目から鱗だらけ。
129 :
考える名無しさん:03/09/01 15:28
ちなみに、なんて本です?
130 :
考える名無しさん:03/09/01 15:39
反米掲げるなら、中国の傘下に入るしかないんだよ。
アメリカに属するか、中国に属するか、日本の選択枝はこれしかないわけ。
131 :
考える名無しさん:03/09/01 15:43
132 :
考える名無しさん:03/09/01 15:48
最近の中国はいい感じ。
133 :
考える名無しさん:03/09/01 16:19
>>132 でも中国はアメリカに比べれば覇権国家の資質に欠ける。
帝国的な懐がないし、分裂するかもしれないし。
日本は経済的に見ても独自外交が不可能な限り、アメリカ追従以外に
選択の余地はないと思うが。
基本的にはアメリカ追従、いざというときのアメリカに対する牽制球のため
に中国とのパイプも残しておく。
あと、中国に対する牽制球として台湾とのパイプも必要だ。
現行の小泉親米総理、福田親中官房長官、石原新台湾東京都知事は理想的な
ラインナップ。
残念だが朝鮮はどうにも使いようの無い国。
135 :
考える名無しさん:03/09/01 21:55
nannde
tochijiga
kokuseini
chokusetu
kannkeishitekurukanoyouni
kaiterunndesuka
bakanaronndannshino
yomisugijyanaidesuka
政府外公人として牽制するという意味だろ?
137 :
考える名無しさん:03/09/01 22:05
>>129 「アメリカの大罪」
すごく痺れた。最後まで一気に読んだ。
他にオススメの本あります?
138 :
考える名無しさん:03/09/01 22:20
何故イスラムは没落したのか
139 :
考える名無しさん:03/09/01 22:34
>>132 すべてとはいわないが西部読者の一部の意見を君は代表しているね
中国かアメリカかという選択肢でアメリカを選択したら親米ポシュと呼ぶのなら
親中ルサンチマンと呼ぶのが良かろう
140 :
考える名無しさん:03/09/01 23:12
朝生で「人間は脂肪とカルシウムじゃいですか?人間とはなんぞや
を考えなきゃいかん」と言ってたけど、それは社会的自己や意志決定
の自己を心身問題に摩り替えていると思う。
141 :
考える名無しさん:03/09/02 02:04
新左翼崩壊
ポストモダニズム崩壊
さてさて
真正(??)保守主義も崩壊したとみなすべき時期だね
142 :
考える名無しさん:03/09/02 02:40
西部の評論は対象となるものに対して彼自身が西欧保守思想及び福
田恒存の保守思想をコンパクトにまとめた論証をあてはめるという
パターンが多いので実は彼の気分しだいで反米でも親米でも反中で
も親中でもなりうるし構造改革賛成、構造改革反対にもなりうる。
保守思想という試験科目があればいざ知らず彼の本は出版されるた
びに買う代物ではないね。
143 :
考える名無しさん:03/09/02 23:20
>>142 じゃあ、チェスタートンもバークもトゥックビルも買う代物ではないね。皆さん、その時々の
時代状況の中で物申していたわけだし。
>気分しだいで
西部の文章あんまり読んでないみたい。
144 :
考える名無しさん:03/09/02 23:24
にしべる・・・・片思いの女性に手痛い失恋をした純情少年が
「女なんか嫌いだ!」
とひねくれているさま。【広辞苑 第6版より】
145 :
考える名無しさん:03/09/03 01:20
>>143 ものはいいようだね。
どんな思想家もそのパラダイムの中で生きている
西部にだけパラダイムから超越することを求めているわけではない
時代を超えて通用するに値する思想が西部の中にあるかということだ
最近の西部は時代に迎合しているのよ。反米やってた方が数の上では強いのよ。
>>143
残念だが俺は西部邁の初期の作品はほとんど全部読んでいるよ。
彼がデビューした当時「大衆の病理」「大衆への反逆」という
テーマは斬新であったしその意義もあった。
ところが最近の西部邁はきまりきった彼のまとめあげた保守思
想のパターンを事象に当てはめて結論を出す事に終始している。
143に聞くが君こそチェスタトンやバークの著作を実際に読
んだことがあるのかな?彼らは西部邁のように何度も同じ言葉
の同じパターンで事象を批評しているわけではないんだよ。
そもそもチェスタトンやバークは保守主義者ではなく、後世に
そう呼ばれただけであって自ら保守思想を標榜し言論活動を行っ
たとはいえない。
俺は最近の西部の本を読んで西部フアンになる奴の心境がようわ
からんね。あんなつまらない文章を読んでおもしろいのかね。
つまらんでつ。
148 :
考える名無しさん:03/09/03 02:36
西部ファンの読書ノート
西部が著作の中で触れた人物を勝手に読書履歴に加えているだけ。
西部の罪とはこういうバカな読者に本を売り続けていること。
西部翁、汝、汝の著作の読者を知れ
大衆の大衆による大衆批判のための大衆批判
149 :
考える名無しさん:03/09/03 02:37
ひねくれた感じが人間的に好きになれないな。
150 :
考える名無しさん:03/09/03 02:37
この間の朝まで生テレビの西部の発言には、
共感できる部分が多々あった。
151 :
考える名無しさん:03/09/03 02:40
確かに言っていることの中身は正論というかまともな場合が多いけれど
友達にはなりたくないオーラがでてるよね。
152 :
考える名無しさん:03/09/03 04:59
いやコミュニケーション能力は高いしプライベートでは
仁義に厚いだろ。
この前の朝生では明らかに酔っ払ってなかったか?
なぜ「日本売り」は起きたのか
面白いです。
154 :
考える名無しさん:03/09/04 14:39
もう西部邁は厭きたよ。
江藤淳→福田和也
福田恒存→西部邁・西尾幹二→? ひょっとして八木秀次!?
155 :
考える名無しさん:03/09/04 14:59
154は最近の保守本しか教養のないあわれなやつ
156 :
考える名無しさん:03/09/04 18:00
西部よりも柄谷の方がえらいよ。
157 :
考える名無しさん:03/09/04 21:20
佐伯の息子も西部の息子のように更正するだろうか?
158 :
考える名無しさん:03/09/04 22:38
西部邁は小人症。
身長150センチない。
159 :
考える名無しさん:03/09/05 00:20
柄谷の方が偉かった
もうカラヤン逝ってます
二人とも同学年(西部の方が1つ歳)だが、こうも逝く時期が一緒なのはなぜ?
160 :
考える名無しさん:03/09/05 00:33
むかし「人間論」という本にサインしてもらったことあります。
神田・神保町でのサイン会でした。懐かしいです。
>>151 人間的魅力はあるんじゃないの?
考え方が違う柄谷や浅田やスガちゃんとも深く付き合えるぐらいだから。
小林よしりんも嫌いだったのが西部に実際にあって好きになったらしいし。
どっかのページで西部は英語が読めないとか書いてんのがあったんだけど
喋れないということはあっても読めないということはないよね…
あんな簡単なもん。
つか英語読めないであの学歴・職歴は無理だと思うわけですが。
163 :
考える名無しさん:03/09/05 15:39
>>162 基本的に語学のことを問題にするのであれば
「読める・読めない」ではなく「書ける・書けない」を話題にして欲しい。
外国語で書けないにしても母国語で立派なものが書ければまだいいが、
あの貧しい日本語をいいと思ってるヤシにもいるわけで・・・
困ったもんです
164 :
考える名無しさん:03/09/05 16:13
翻訳されていない英文の論文を読解するには受験英語+αが必要に
なる。
>基本的に語学のことを問題にするのであれば
>「読める・読めない」ではなく「書ける・書けない」を話題にして欲しい。
「読める・読めない」ならば自動的に「書ける・書けない」になるわけで
個人の英語力が話題ならば別に問題なかろ。
問題のホムペ
ttp://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/Nishibe.html 西部邁でググルと上から二番目にある。
それにしても西部はちょっと痛い人たちに叩かれているようですね。
で、そういう人たちのホームページがやたら優先的に引っかかるグーグルって…
ちがった
読めないならば自動的に書けない
デスタ
167 :
考える名無しさん:03/09/05 21:14
西尾幹二のように公式サイトを持てばそれが必ず一番上にいく。
ネット戦術は西尾幹二が一歩リードか。
パソコンに触らんのでしょ?
1 読めない−書けない ○
2 読めない−書ける ×
3 読める−>書ける ×
3'読める<−書ける ○
4 読める−書けない ○
3,3'の不可逆性いっているわけで
1サル
2非現実
3非現実
3'当然
4水準以下
「読めても書けない」立場は何の慰めにならない。思想家として水準未満。
170 :
考える名無しさん:03/09/05 23:16
インターネットで叩かれる奴は基本的に人の恨みをかっている人。
そういう側面ではインターネット情報は無視できない。
171 :
考える名無しさん:03/09/05 23:42
あのー
西部さんは英語しゃべりますよ
173 :
考える名無しさん:03/09/06 01:40
確かにこいつの言う事は一理ある。
西部邁の本はビジネスマンに役だつことを書いている訳ではない。
もちろん、そういった物とは離れて純粋な思索のための本として
読むっていうのもありなんだが、それだったら別に西部邁を読ま
ず普通に古典を読めばいいだけだからな。
そこ、柄谷や吉本やチョムスキーに対する批判もおもしろかったけどな。
175 :
考える名無しさん:03/09/06 22:09
別に西部邁は経済学者ではない。物書き。
だからすかっとするものを書いてくればそれでよい。
最近は読むに耐えないが。
正直読み物としては福田和也の方がおもしろい。
176 :
考える名無しさん:03/09/06 23:56
西部は経済学はくだらないって
自分から捨てたんだよな
177 :
考える名無しさん:03/09/07 00:49
朝まで生テレビで、田原総一郎に
西部さんは、アカデミック・ジャーナリストって紹介されたけど、
本人はどう思ってるんでしょうね?
ちょっとムッとしたかな。
178 :
考える名無しさん:03/09/07 00:50
アカデミック=頭カチコチ
179 :
考える名無しさん:03/09/07 00:58
180 :
考える名無しさん:03/09/07 14:15
英語。
西部クラスなら読み書きは、ほとんどOKでしょーね。
日常会話は問題無しで、高度な議論はちと困難なレベルじゃないの。
「Bush at war」は余裕で読めても、
「The end of history」では辞書片手なレベル
じゃないかと推測するんだけど。
自分でヘタクソって書いてるしね。
181 :
考える名無しさん:03/09/07 14:49
毎年、約1万組の日韓結婚。
それに伴なう朝鮮化した混血児。
年間、日本の新生児約100万人のうち、
約1〜2万人の新生児に
容赦の無い朝鮮人の血が流し込まれている。
また、韓国朝鮮人の帰化が年間約1万人も!
>>181 日本がアジアで食っていくための第一段階にすぎないよ。
183 :
考える名無しさん:03/09/07 15:06
>>182 日本がアジアで食っていく以外の道を見出せ
第一段階で終了。
184 :
考える名無しさん:03/09/07 15:15
ジャップ猿の血がわがアメリカに(略
185 :
考える名無しさん:03/09/07 15:16
中国が分解して懐の深い帝国に生まれ変われば、日本は中国の下に
添寝ができるんだが。
186 :
考える名無しさん:03/09/07 15:41
185=親中盧武鉉政権のブレーンです
そんな大層なヒトは2chの、しかもこんな板に来ません。
188 :
考える名無しさん:03/09/09 21:47
西部氏はナショナリズムを講義するけど
「愛国」という言葉を容易につかわないところが偉いね。
190 :
考える名無しさん:03/09/17 10:25
神
いつも疑問に思うんだが、西部はよくチェスタトンを援用するけど、チェスタトン
の思想はキリスト教、特にカトリックとは切っても切れないでしょう?
非キリスト教圏の人間がチェスタトンを援用する時はそのことを意識して援用す
べきだと思うんだけど。
カトリック抜きでチェスタトンを云々することに西部はどう思ってるのだろうか。
192 :
考える名無しさん:03/09/18 13:12
前回の朝生で
金美齢ははっきりと小泉支持を表明した。
日本がアメリカとがっちり一緒になってやっていくことが一番いいんです
小泉さんがブッシュと固く握手をしてアメリカ支持を表明したことを絶賛していたが
西部=小林は金美齢氏を「親米ポシュ」などと呼ぶのだろうか?
いずれ李登輝なんかからも距離とられるな。こいつら。
孤立無援で誰からも相手にされないことをもって仙人的知識人として酔うんでしょうな
やっぱりナルシシズム=ロマン主義者だな。この人たちの思想の根本は。
西部だの小林だの経済音痴の感傷にはへ吐がでるぜ。
194 :
考える名無しさん:03/09/18 14:59
ようするに西部邁は大衆人気のある小泉が憎いんだろう。
ルサンチマンの権化西部邁
バークの至高性を仮想神としてるんでしょ。
チェスタトンも同様に扱ってんじゃないの?
196 :
考える名無しさん:03/09/18 19:04
西部邁って小人症ってほんと?
197 :
考える名無しさん:03/09/18 19:38
佐伯啓思の息子が引きこもりってほんと?
198 :
考える名無しさん:03/09/18 19:59
西部の思想が陳腐で低俗だからといって誹謗中傷する必要はない
彼は最近何度も繰り返し反米を唱え、反米こそが自らの思想的テーマであるという
著作にいったってもそういうことばかりやっている
それに影響を受けている人もいるだろうから、弁明を期待する
どう考えても、日本にとって反米という態度は
作法どころじゃなく、何の利益にも結びつかないどころか、
道徳的にやってはならないことにしか思えない
「反米という愚」というタイトルで本が出てもしかるべきではないか?
道徳的に反米をやってはならない。
思想的にも、政治的にも日本人は形而上的なものに耐える訓練から逃避してはいけない
↑松原先生のお弟子さん?
200 :
考える名無しさん:03/09/18 22:22
>>198 西部先生は韓国民を見習えといいたいだけなんです。
西部邁は青木孝平に接近を図ってるそうだ。
西部は「自己なんて脂肪とカルシウムとたんぱく質に過ぎない、
自己とは何ぞや?」と執拗に言うが、それは心身問題と自己決
定の問題を単に混同していると思う。
混同してるんじゃなくって、皮肉ってるんでんす。
私は私のものであるという自己決定権が「負荷なき自己」の迷妄であるというのは、
リベラル・コミュニタリアン論争の主題であり、青木孝平『コミュニタリアニズムへ』の
中心テーマです。西部・青木接近説はどうもホントらしい。
皮肉るなら紛らわしい言い方は止めるべきでさ。
必然⇔自己決定のベクトル提示すればいいだけじゃない。
西部はアメリカみたいなイカレた国とは距離をおけ、と至極
まっとうなことを言っているだけだ。アメリカが押し付ける
価値観で、世界が低俗で愚劣な色彩に染まってしまうのを
許しておいて、何が保守か。西部が反米を主張しただけで
それを非難する者には、「国民の歴史」など語る資格はない。
206 :
考える名無しさん:03/09/20 23:00
西部はアメリカみたいなイカレた国とは距離をおけ、と至極
まっとうなことを言っているだけだ。
で話しを止めれば至極真っ当な見解であるが、最近の彼の行動
・言説をみればどうもそこにとどまっていられないような気が
する。
207 :
考える名無しさん:03/09/21 02:04
>>206 「いやイカれてない」「むしろ素晴らしい」「距離をおくな」
と保守を名乗ってる論壇重鎮たちが言ってるから、その状態が到底見過ごせないほど
根の深い深刻な問題だという認識で孤軍奮闘してる。
208 :
考える名無しさん:03/09/21 02:14
>西部はアメリカみたいなイカレた国とは距離をおけ、と至極
>まっとうなことを言っているだけだ
かしこくも北の将軍様が2年前におっしゃったことを真似しているだけです。
(*´д`*)印象操作キター
>>206
>で話しを止めれば
が真正保守主義者の言論の作法というもの
できなければやっぱり西部はあふぉだ!
211 :
考える名無しさん:03/09/21 16:41
アメリカだろうがフランスだろうがドイツだろうが、イギリスだろうが
はたまた中共だろうが南北朝鮮だろうが
いかれていない国はないが、日本をそれらと較べてみたら
南北朝鮮よりは数段まっとうな国だということは分かるが
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどよりいかれてないと胸を張っていえるか?
米国がいかれた国であることはいうまでもないにしても
日本よりは数段まともな国だ
西部は西海岸しか知らんのだろうな。
212 :
考える名無しさん:03/09/21 18:03
>>208 西部も北の将軍様もともにレベル低すぎ。
213 :
考える名無しさん:03/09/21 18:08
>>211 > 日本よりは数段まともな国だ
あなたは、アメリカの殺人発生数や銃問題や麻薬問題や差別問題や貧富問題や陪審制
のトンデモ判決の数々やアメリカ内多文化衝突やアメリカこそ一番という他国への無知や
ケーガンや政府周辺の知識人の論文その他もろもろを知っていて尚そう言うのかと小一時間(ry
っつーか、あなた阿川尚之ファンですか?
>>213 アメリカの
殺人発生数
銃「問題」(何が「問題」なのか?)
麻薬「問題」
差別「問題」
貧富「問題」
これらは「問題」ではなく現象であり
これらを一元的に「問題」にしてきたのは戦後民主主義そのもである。
現象を「問題」としてのみ取り上げるのではない懐の大きさに保守主義はあるべきだ
アメリカこそ一番(他国への無知)じゃない国がいいのであれば、
日本のように、表層的にあらゆる世界の事情通を抱え
あらゆる世界の物品を満たすような消費社会がよいのか?
趣味・センスの問題かもしれないが、俺は嫌だな。
なぜケーガンだけが取り上げられるのかが不明(?)それこそ小一時間問いつめたい。
君はアメリカという国よりアメリカの共和党が嫌いでアメリカの保守が嫌いなだけ
君が挙げ連ねたことは、英仏の植民地主義が、国内国外で相当なことをやっている。
とりたててアメリカのみに「問題」群を見出してしまう説明になっていない
反米反欧だというのなら分かるが。そうじゃなくて、反米だが欧には反をつけないわけだろ!
「ネオコンの論理」は面白かったけどね。
216 :
考える名無しさん:03/09/21 22:23
西部は何で欧州知識人が好きなんだろう。
空海なり江戸の思想家なりをつかって保守を語ることはできないのか?
それとも単に面倒くさいだけなのか?
218 :
考える名無しさん:03/09/22 00:37
西部邁、小泉に嫉妬してんだろ〜な〜
可哀想に
昔の保守論壇だったら親米保守で雑誌の論調が固まれば、反対意見論者はあく
までも左翼系の人で西部邁のような保守派で内ゲバを引き起こすような奴は徹
底的に干された。
まあそれだけ時代が寛容になったつうか、左翼が消滅しちゃったってことかも
ね
219 :
考える名無しさん:03/09/22 03:06
西部も西部追従のアホ読者もそっとしといてやろうぜ
西部の思想性のすさまじい衰えは反米だけじゃないな
アメリカにある微妙な距離をとるのは当たり前なんだが
やっぱり左翼に戻ってるな。亀井勝一郎は結局日共に戻ったけど
西部みたいな反日共系左翼が回帰する場所ってどこなんだろう
アル中になるか自殺するか、ボケを待つしかないんだろうな
かわいそうに
220 :
考える名無しさん:03/09/22 04:05
西部の朝ナマなんかの論点ずらしは辟易だな。
反米っていっても西部は結局日本の独立の具体案
を示してない。
222 :
考える名無しさん:03/09/23 17:10
223 :
考える名無しさん:03/09/25 00:38
保守
224 :
考える名無しさん:03/09/25 10:34
論壇コミュニタリアン。
おは誉
OHAYO?
227 :
考える名無しさん:03/09/29 22:09
福田和也とは袂を分かったらしい。
あれだけベタベタの関係だったのになんで?
228 :
考える名無しさん:03/09/30 02:17
もう福田に取って西部が利用価値がなくなったから。
229 :
考える名無しさん:03/09/30 03:04
_,,,...-――-,,.._ ( き バ
/::::::::::;' "Y'"ヽ_;;::\ ( み カ
/::::::,. -‐i ・l・_,ノ _,ヽ::i ( は か
,|::::/ー- ` "● _,,_`i (
|:::|-‐ |_,-、 、_ } ノノヽ人__丿
|:::i,,,-'" _,ノ ` i
i::i、 、_,) /
ヾ >、_____,,,ィ.
,i :::: ̄ ̄,=(t)‐、'':::::i
マターリモードが帰ってきましたね。w
よきかなよきかな。
西部はロマンチストで寂しがり屋で情宜に厚いから
人間的な結びつきで福田と切れるということは無い
んじゃないか。
232 :
考える名無しさん:03/10/13 05:18
>>216 自分はある意味西欧主義者だとか、西欧にたいして劣等感があるとかって
言ってるね。
日本に西欧ほどの精緻で多彩な思想の蓄積がないのが気に入らんみたい。
>>219 どこがどう左翼に戻ってるの?
70-あたりの福田がどうのというあたり、
全くマルクスがどうのという原典主義と同じ発想法で
見ていて笑えるね。党派的思考はいつ見てもきしょいものだ。
234 :
考える名無しさん:03/10/13 11:22
>>70-あたりの福田がどうのというあたり、
全くマルクスがどうのという原典主義と同じ発想法で
見ていて笑えるね。党派的思考はいつ見てもきしょいものだ。
それは間違いというものだな。
なぜなら西部邁はほとんど福田恒存のパクリだから。なので、当然、
福田ならばうんぬんという仮定の議論がでてくるわけだ。
現代思想系がなにがなんでもマルクスに可能性を見出そうというのと
は全く異質なもの。
やや舌足らず?
いずれにしても、西部邁という批評家の役目はもう終わったわけですね
漫画家に影響を与えて、自分の思想を薄めたかたちで大量流布されていればそれでいいんです
236 :
考える名無しさん:03/10/13 20:18
西部は福田の影響受けてますよ。
しかし、西部と福田は全く似てないでしょう。
どこが似てるのか、正直さっぱりわからない。
そもそも、福田が1度でも保守主義者を名乗ったか。
「知性の構造」のような書物を書いたか。
理論じゃなく、具体が似てるのかとも考えてはみたが、今
「日米両国民に訴える」を読みながら、
やっぱり全く似てないとおもわざるをえなかった。
福田の影響は西部思想の20分の1くらいでしょう。
どうみても、「思想の英雄たち」で論じた欧州の保守思想家達の
影響の方が大きいですし。
「虚無の構造」以降は、ハイデガーも大分入ってますが。
西部さんは「思想史の相貌」をみてもわかるように、
日本の保守思想家を論じると、あまり読みこんでないのバレバレで
大学生のレポート程度の水準になります。
237 :
考える名無しさん:03/10/14 17:55
今、西部邁事務所に
「尊敬する西部邁先生の発言者塾の塾生が2ちゃんねるなんかに書き込みしてます」
って電話したら
一人目の人(女 若い人)は「わかりません。」
二人目の人(女 中年)は「当事務所は一切関知していません。」
と言われた。
実際のところどうなのですか?
今再度電話したら録音されました。
239 :
考える名無しさん:03/10/14 21:30
そら、されるだろ。
書き込みも意味不明だし。
240 :
考える名無しさん:03/10/18 09:35
西部邁的BBSてのをみたけどめちゃくちゃ書いているないよう
きしょい!
西部邁って今はオタク系に好かれているの?
241 :
考える名無しさん:03/10/18 10:16
西部ファンには浪花節的ホモが多い。
242 :
考える名無しさん:03/10/18 11:05
>>242 あれだな、「目に見えて」と「絵が頭に浮かぶ」がごっちゃになって、なおかつ「絵」をTV業界人
ぽく「画」とか当て字にしちゃったのかな。
245 :
考える名無しさん:03/10/27 23:04
246 :
考える名無しさん:03/10/28 18:48
間宮陽介氏の「市場社会の思想史」なる中公新書を読んだのだが、
放送大学の教科書として「経済思想」として出版されたのが元々
という新書だった。
西部氏の放送大学での講義の教科書「近代経済思想」もそうして
欲しいなあ。
何でもいいから、再刊希望だす。
247 :
考える名無しさん:03/10/28 19:09
谷神は死せず。これがおま○この思想じゃ。わからんじゃろう
この人のオルテガ理解って典型的な誤読だよね。
スペインのファランヘ党などのファシストの理解と同じだ。
「大衆の反逆」も前半部分しか読んでないんじゃないか?
250 :
考える名無しさん:03/11/07 23:55
西部邁は、経済学におけるサドル・ポイント(たとえば f(x,y) が x について極大、y について極小になる点)や社会学におけるパーソンズのAGIL図式のような四極構造を設定し、その安定的な均衡ないし総合を目指すという戦略において、現在にいたるまで一貫している。
252 :
考える名無しさん:03/11/10 22:59
TEAM構造じゃないの?
253 :
西部邁フアンサイトより:03/11/11 00:51
Re.まずかったら削除してください>管理人様 投稿者:総合学としての文学 投稿日:11月11日(火)00時33分30秒
【格物致知】呉智英スレ7【知は力なり】
> 174 名前:無名草子さん[] 投稿日:03/08/19 19:52
> 松原正さんの批判に対して西尾幹二さんや西部邁さんが何の反論もしないのは至
> 極真っ当なことであると思います。松原正さんの批判文は、
> 瑣末な事をものものしく取り上げて批判しているだけで、その対象となる評論
> の本質そのものを批判するというもので
> はありません。これは松原正さんが単なる批判家であって自己の思想たるもの
> がないからであると思います。あるとしたら批判の思想だけです。
> はっきりいって松原正さんが福田恒存の弟子を称してミニコミ雑誌やインタ
> ーネットで保守派論客を批判することは福田恒存フアンの私にとっては、不愉快
> 極まりない行為です。最近インターネット上で松原正さんこそが福田恒存の真の
> 後継者だと言う人が結構いますが、いったい松原正さんのどこが福田恒存の真の
> 後継者なのでしょうか?その
> ことについて説得力ある意見を私は未だ聞いたことがない。
> 松原正さんとそのフアンの人達のインターネットでの活動は福田恒存を知らな
> い人達にかえって福田恒存を敬遠させてしまいます。
> この人達、本当になんとかならないものでしょうか?
これは私が西尾幹二インターネット日録に書いた物そのままである。わたしは呉智
英という人はよく知らないしあまり興味もない。仮にここに書かれていることが真
実であるならば、私の西尾幹二インターネット日録に書いたものが無断転用された
ことになる。
そもそも私はインターネットに投稿した文章は全く保存していないし、仮に呉智英
のサイトに投稿したとしても一言一句同じ文章は書けるはずがない。
私の投稿がすばらしい物とは自分自身全く思っていないが、あえて無断引用の投稿
をそのまま西尾幹二日録という出典を隠蔽しているのは、全くもって卑怯者の仕業
だとしか思えない。貴殿のやっている事は全くもってオトコらしくない。
254 :
考える名無しさん:03/11/11 18:28
>>253 よくわからん
この人は何を怒ってるの??
255 :
考える名無しさん:03/11/11 20:20
「普段西部の本読んでると
バカの壁なんてクダラネエ本に
金出すヤツの気が知れねえな。」
って怒ってるんだよ。
256 :
考える名無しさん:03/11/11 20:31
ムカッ
西部と小林が田久保と古森の共著「反米論を撃つ」に
どう反撃するか楽しみである
西部は無視するんじゃない?
259 :
考える名無しさん:03/11/12 21:02
無視するのと、皮肉たっぷりの調子で簡潔に論破するのと、
半々ぐらいの可能性だな。
.
ソシオ・エコノミックス。
「ミックス」てのが良いよね。
発言者塾ってどんなものなの?
講演を聴くような場なら言ってみたいが。
エリートが集まって談論風発な場なら、
とても行けない…。
263 :
考える名無しさん:03/11/23 01:03
264 :
考える名無しさん:03/11/24 17:11
「発言者」ってどこいっても置いてないんですが
265 :
考える名無しさん:03/11/24 17:14
問題は「北の発言」だよな。
おれは札幌人だが、アマゾンで購入してる。
北海道の書店ならおいてるとお考えの人もいるかもしれないが、
最大級の書店でも置いてない。
あれは雑誌でなく書籍扱いのようだが、とりあえず、
置いてるところをまだ発見してない。
北の発言ってひょっとして北朝鮮?
とうとう電波出すようになったかw
269 :
考える名無しさん:03/11/25 00:46
>>268 そんな冗談はとっくに西部自身が言ってるのだが。
・・・古いよ。
バカの壁でも読んでれば?
270 :
考える名無しさん:03/11/25 16:19
ここが噂の元過激派の西部ススムのクソスレか
アメリカに甘えて反米とは笑わせる
アメリカなくしてどうやって北朝鮮を攻略するんだ?
271 :
考える名無しさん:03/11/25 16:45
日本も核武装して軍もって直でやるしかないな
まあ世界最強戦闘機F−15イーグルについていける
飛行機をチョンは持ってないから余裕だね
272 :
考える名無しさん:03/11/25 18:40
273 :
考える名無しさん:03/11/25 18:46
ウヨ=苦労人ビンビン>>>>>>>サヨ=インテリボンボン
とゆーことで
274 :
考える名無しさん:03/12/02 22:07
>>270 オマエさんは甘えてるどころか、舐められ握られてるん
じゃないか?
といわれそうだなw
>>257 「諸君!!」で、その田久保氏と対談しましたね。
まあ、意見が合致するはずもありませんから、
お互いの主張をして終わりという感じですが。
276 :
考える名無しさん:03/12/05 09:38
あの対談は西部有利だったがその代わり口汚く親米保守派を叩けなく
なったな。そういう面では意義はあると思う。
277 :
考える名無しさん:03/12/05 16:53
でもなんか、最後の田久保の発言で全てを茶化してるような肝した
冒頭がお互いの健康の話なのワロタ
279 :
考える名無しさん:03/12/12 18:46
発言者1月号マダー?
280 :
考える名無しさん:03/12/13 00:05
西部劇がどうしたって?
281 :
考える名無しさん:03/12/16 04:09
>>279 座談会が匿名だったのでガクーリ。
発言もかなり西部氏が手を加えていたようだった。
政家治男が西田昌司、知内識司が安岡直あたりではないか?
読者からの手紙もなかった。
マニフェストなんてもう誰も覚えてないんだから、
特集にすることもあるまい。来月号に期待する。
283 :
考える名無しさん:03/12/17 20:31
言論におけるさまざまの党派あるいは流派の仕掛けがこうまで透けてみえるとき、
それらを論評することには空しさがともなう。なぜといって、どんな論評をしてみ
たとて、委細おかまいなく、それらの仕掛け人たちは己らの選んだ軌道を疾駆して
いくに相違ないからである。そう居直ったからこと、丸出しの仕掛けをもって、つま
りもはや仕掛けとはいえぬ代物をねきだしにして、言論にとりかかるという蛮行が
なせるのである。私だけがその例外であるなどというのは調子のよすぎる話で、そう
と自覚すれば、空しさも倍加する。だが、この空しさをくぐりぬけてみるほかに手立て
がないとなれば、致し方ない。少なくとも、自他の空しさと丹念につきあうのも修行の
一種とはいえるだろう。
284 :
考える名無しさん:03/12/17 21:38
綱渡りの曲芸師のひとですよね。
285 :
考える名無しさん:03/12/18 05:02
そのひとですよね。
西部氏はそろそろ「テロル論」でも書いて
保守思想界を激震させるべき
287 :
考える名無しさん:03/12/19 18:22
>>283 オレは西部初心者ですが、その文章はどの本に載ってるの?
288 :
考える名無しさん:03/12/19 21:09
『批評する精神』PHP
新聞の時評をまとめたもの
289 :
考える名無しさん:03/12/23 06:15
>>282 あれは対談形式にしてはいるが
全部西部邁が書いたんじゃないのか?
従軍慰安婦の問題をやっているジジイたちがダメなのは、
その共生という思想が欠けているんです。
西部さんは単純に知識がない、私に言わせるとバカ爺さんなんですね。
たとえば以前『ザ・異議あり』という番組で西部さんが退席されたときに、
西部さんが退席されなかったら私が言おうと思ったことは、
たとえば私は「専業主婦廃止、家族の廃止」ていうことを言っています。
そうすると西部さんがそこで、「いやそれは良き伝統なんだ」と言いだすわけです。
そんなこと言うから僕が勝っちゃうんですよ。
専業主婦も良き家族も、伝統どころかせいぜい三十年の歴史しかない。
最古のイギリスでさえ三百年の伝統はない。
フランスでも、フランス革命以降の二百数十年ぐらいの伝統しか存在しないし、
母性愛なんかに至っては百年の歴史も存在しない。
日本に至っては、政策的なでっちあげと言ってもいいようなものなので、
伝統なんてことを持ちだしてきたら、青少年のセックスや大人同士の売買春を許容する、
僕が勝っちゃうに決まっているんですよ。
またコピペ厨が来たか
>>289 西部の脳内座談会か
前の自衛官ABも怪しいな
293 :
考える名無しさん:03/12/24 23:45
少年の凶悪犯罪テーマの番組で「「専業主婦廃止、家族の廃止」て。タックル出ろ。陽子と組め。
こぴぺなんだが
294 :
考える名無しさん:03/12/25 18:19
>>262 塾生は毎回15人程度で、学生は皆無に近い。30代以上が多い。
講演というより授業みたいな感じで、2時間半ぐらいの間に全員3回ぐらい
ずつ、西部氏に質問したり、逆に質問されたりして発言する。
テーマが決まっているとは限らず、時事問題を中心にアドリブでどんどん
話題を広げていく雑談にちかい内容。
終わったらそのまま夜中まで新宿で飲み。
……と、友人(塾生)から聞きました。
すすむ。
296 :
考える名無しさん:03/12/25 21:11
ひろゆきは「2ちゃんねるラジオ」の2001年8月29日放送分で、
韓国ネタを書き込んでるのは世論操作を狙った職業右翼の組織的仕業と発言しています。
一部抜粋
ひろゆき「韓国ネタ多かったのは確かだねえ。あれはやっぱ、職業右翼の方がいるからでしょう。」
「それにしてはねー、あのねー、IDいっしょの人が多かったりとかたまにあんだよね。」
隊長 「たしかにね、何人もいないで書いてるだろうてのはあるけれど、
ただ、24時間ずっと書いてるからね。」
ひろゆき「んー、だからまあ、組織的なら、2人居れば十分だからね。」
隊長 「まあね、2人ぐらい居ればなあ。だから、そういう意味では、なんかやってそうだよね。(藁」
ひろゆき(藁)
大島「バカヤロー!!」(騒然)
田原「バカヤローとはなんだ、バカヤローとは!」
大島「だってお前の顔は赤塚漫画に出てくるハタ坊そっくりじゃないか。
あれは、バカづらの典型だ!」
田原「何言ってるんですか! 私は俳優の峰岸徹に似てるって言われてんですよ」
西部「ちょっと待ってくださいよ、私にもしゃべらせてくださいよ。
まず、バカの定義を曖昧なままにして罵り合ってもですね、不毛な議論に終わるわけですよ。
そこんとこをもう少しですね……」
舛添「西部さん、不毛っていうのは私に対する皮肉ですか?」
田原「舛添、ちょっとだまってろ。とにかく僕は峰岸徹に似ているんだ。
大島さん、私がハタ坊に似てるっていうの、撤回してくださいよ」
野坂「峰岸徹とハタ坊が似てるんだよ。どっちもバカ顔なんだよ」
>>290 サカキバラ事件の問題に、「専業主婦の廃止」なる飛躍を感じさせる
処方箋を書きながら、論理的につなげて見せる膂力は見事だけど、
その西部批判は言いがかりだよね。
専業主婦が重工業化の中で下々レベルにも一般化したのは事実だし、
その専業主婦最盛期でも大半は兼業主婦だったのは事実だし、
そんな事は西部だって認識してるに決まってる。
西部が「専業主婦こそ伝統だ」と主張しているならともかく、
「専業主婦の廃止」に対して、伝統をもって批判するのは論理と
しては筋が通ってるし、宮台が西部を歪曲しているだけでしょ。
江戸より前から専業主婦は存在したし、社会構造の変化の中で
漸進的に増えたり減ったりしているものを、過激な急進主義で
「廃止」を主張すれば、それは「伝統破壊」との主張が成立せざ
るをえないよ。
299 :
考える名無しさん:03/12/27 23:57
古本屋だけど、西部邁は相変わらず売れねえな。
小林よしのりとの絡みで、売れるようになると
思って期待してたけど。
300 :
考える名無しさん:03/12/28 03:15
>>299 アマゾンで新刊買っちゃいましたよ。
まだ買ってないの色々あるんで良かったらタイトルと送料…
と価格。
はけない在庫だったら処分品価格…なんつって。
いやほんとお願いしますよ(23歳♂)
皆様明けましておめでとうございます。
今年もマターリいきませう。
鮭ヒゲミはどうしてるの?
最近「発言者」出ないじゃん?
307 :
考える名無しさん:04/01/04 22:30
保全
309 :
考える名無しさん:04/01/14 16:53
経済倫理学序説
ムズイポ
>>309 同意。ほとんど理解できなかった。というより読みにくい。
西部氏は最近、木村三浩と交流が深いみたいだね。
新年会も木村氏らとしたらしいし(木村氏のHP参照)。
保守はある程度反米にならざるを得ないのは当然だと思うけど
しかし愛国の立場から反米を唱えれる人材が少ないねこの国は。
西部氏は、私の大学時代の恩師である。個人的には、きわめて愛すべき人なのだが、
如何せん学力がない。英語が読めないから、訳本だけを頼りに論じるので、
とんでもない間違いがある。昔、レヴィ=ストロースの「bricolage」を
「プリ(前)コラージュ」と誤読して、「コラージュ」と結びつける民間語源学を
展開していたことがある。原文を読んでいれば起こりえない間違いだ。
いまだに『神話学』を読まない(邦訳がないので読めない)でレヴィ=ストロースを
語っているのは、いい度胸だ。昔、『裸の人間』(神話学第4部)の話をしたら、
「今度、日本語でサマリー作ってよ」といわれたことがある。
そうやって本を読んだ顔をしているわけだ。
もとは、彼も経済学と社会学を接合した「ソシオ・エコノミックス」を
志していたのだが挫折し、経済学界にいられなくなって東大をやめた。
要するに、厳密な論証を要求される学問の世界のルールに耐えられなくて、
逃げたのである。いま思えば、こういう「政治経済学」とか「社会経済学」の類いの、
ただ既存の学問の間口を広げることが自己目的になったような学問には、
もともと何の可能性もなかった。曲がりなりにもアカデミズムの中にいたときは、
それなりに抑制があったのだが、このあと自民党の政治家と仲よくなって
「保守主義」に染まり、右翼の取り巻きを従えて歩くようになった。
私も、飲み屋で彼の取り巻きの右翼に殴られたことがある。
彼を駄目にしたのは、マスコミである。特に「朝まで生テレビ」に出始めてから
おかしくなった。まじめに学問をやらなくてもテレビに出てさえいれば、地方から
講演の依頼がたくさん来て、大学の授業なんかしているよりずっともうかることを
発見したのである。講演では、大衆受けする政治の悪口をくり返していればいいから、
次第にその調子が文章にも出てくるようになった。
テレビのおかげで営業が成り立っているくせに陳腐な「マスコミ批判」を繰り返す、
かつての恩師の落ちぶれた姿を見るのは悲しい。
↑
今頃ハッケソして嬉しかったんかなw?
313 :
考える名無しさん:04/01/17 00:45
314 :
考える名無しさん:04/01/17 00:50
>この人は、サイトを御覧いただけばお分かりのように、佐伯氏や西部氏、
>そして私も含めて「西部一派」と彼が想定する人々を、異様な敵意と
粘着性をもって攻撃している。
>それも本を読んでのまとも な批判ではなく、「学生時代から知って
>いるがあのころはこうだった」という手の、証拠もない与太話や当て
こすりばかりである。まったく、「卑しい」としかいいようのない文章
>の羅列 である。
>この人にならって昔話をすれば、私は幾度かこの人を見かけたこと
>がある。彼は学生時分に西部氏の追っかけのようなことをしていて、
>かまって欲しいのか、うるさくがなり立てては西部氏に一喝され 、
>しゅんとして逃げ出すといったことを幾度か繰り返していた。
>しばらく見かけなかったが、インターネットという利器を得て、
>またぞろ学生時分の恨みを晴らそうとしているらしい。
>追っかけても受け入れられないので妄想にかられつつ「一派」に
>まで執拗なストーカー行為を及ぼすわけだ。
西部って、洋書の邦訳を手掛けてるし、イギリスに住んでた頃は
あっちの大学で仕事してたんだよね?
先頃、西部邁は或る對談で「正字正假名を用ゐて亂暴な事を書く者もゐる」と
語つたさうだが、愚な事を云ふもので、例へば明治の出齒龜こと池田亀太郎も、
女湯を覗いた愉快や人を殺して後の虚脱感について日記に記すとなれば「正字正假名
を用ゐ」惡文を綴つた筈で、假名遣と人格もしくは文章の上等下等との間に凡そ何の
關聯もありはしない。天皇制や改憲を支持する者が全て善良で、その綴る文章も勝れて
ゐて、天皇制や改憲を否定する者が全て性惡で、その綴る文章の全てが拙劣で
ある譯ではない。同樣に、所謂「謝罪外交」を難じて略字新假名を用ゐる者もゐる。
西部もその一人である。西尾もその一人である。略字新假名を用ゐる「保守派」とは
甚だしい形容矛楯だから、その事についてはいづれ詳述するが、略字新假名で書くから
ではなくて頭腦の働きが鈍重だから、西尾も西部も粗雜な惡文を綴るのである。
例へば西部はこんなふうに書く。斷るまでもあるまいが、原文は略字新假名である。
當誌の若手編輯者が、ある評論家の書き散らかしてゐる最近の言説は常軌を逸して
ゐる、それをきちんと咎められるのはあなただけだ、との口上で原稿依頼をしてきた。
私も、その評論家の(漫畫家・小林よしのり氏の)『戰爭論』にたいする批判を讀んで
ゐて、ひどい代物だと思つた。しかしそれについてはすでに他所で少し書きもし喋りも
してゐたので、その依頼はすぐ斷つた。といふより、他人の不出來の作品にたいして、
その人の固有名詞を擧げつつ惡し樣に論ふのは、私の好みでも得手でもないのである。
それを眞劍に論じるに値する作品だとあへて見立て、上品めかした論爭を仕立てたとしても、
その評論家の場合に限らず、この國の現状にあつて、まともな議論など期待すべくもないと
私はとうに諦めてゐる。
文章が駄目なら全て駄目だと私は學生に口癖のやうに云ふが、我がゼミには西部の駄文より
上等の文章を綴る者もゐる。駄目な學生は毎囘扱いてゐるが、その駄目學生を扱く流儀で、
ここで西部を「惡し樣に」腐す事にする。西尾幹二の文章は西部のそれよりも酷いから、
これは後に罵倒する事にならうが、駄目な文章を駄目と云ひ切るのが私の流儀であり、
「好み」であり、「得手」なのである。まづ、雜誌「正論」の若い編輯者が「きちんと
咎められるのはあなただけだ」と西部に云つたといふのは恐らく事實であらう。が、それを
そのまま書くのは甚だ淺はかで頗る端ない行爲である。早い話が、假に「月曜評論」の
編輯長が私に「保守とは何か」の續稿を何時になつたら書く積りなのか、「年甲斐も無く
コンピューター弄りに淫するのもいい加減にして貰ひたい」と云つたとして、それを
そのまま書く事は決して端ない事ではない。「コンピューターおたく」である事は、
私にとつて決して誇るべき事ではないからである。が、「この國の現状にあつて、
まともな議論など期待すべくもないととうに諦めて」ゐるのかも知れないが、
「シンガポール在住の渡邊紘さんもスイス在住の木村貴さんもあなたの原稿を頻りに
讀みたがつてゐる」と云はれ、「さうまで云はれては仕方が無い、書く事にした」と假に
書いたら、本紙の讀者の全てが私の愚昧に眉を顰めるに相違無い。文章を書くといふ事は
倫理的な行爲なのであり、他人に煽てられた事を、いやいや自慢するに値すると密に思つて
ゐる事すら、それをそのまま露骨に書く奴は大馬鹿野郎の破廉恥漢なのである。
318 :
考える名無しさん:04/01/18 21:52
西部邁的BBSなるものがあるそうだが、アメリカ問題はスルーである。
アメリカのイラク占領以降、反米思想が如何に出たら目であったかが
暴露され、西部信者は寂寥とし声も出せなくなった。
特にフセイン拘束は決定的で、これを境に掲示板への書き込みが激減。
管理人も為す術なく無法状態である。見限った支持者も次々に離脱。
今では閑古鳥すら鳴かなくなっている。
このような事態であるから、反米保守の存在意義に疑問を持つ者が
次々と増えているのは、当然の成り行きというべきであろう。
そういえば田久保忠衛、古森義久両氏の「反米論を撃つ」が出版されて
からというもの、この明敏な意見が公に認知され、盟友小林よしのりの
「わしズム」売り上げは急落し、西部は居場所がますます窮屈となった。
頑固に保守を標榜しているので、左翼との共同前線も張れず、
反米保守陣営は誰にも相手にされず惨めに衰退してくこと必定である。
319 :
考える名無しさん:04/01/19 22:09
書き込みがないと図星を突かれたので、相当慌てたのか、
管理人が指示したのだろう、(たった)2名ほどの必死な書き込み
がされていた。しかし例によってアメリカ問題はスルーであった(藁
なおこのスレ自体が入室の少ない冷房室のように話題がないが、
稀にくるかもしれない良識のある真正の日本人もいるかもしれないので
小林・西部の左翼回帰、テロ礼賛の変動振りを伝えておく。
http://esehoshuwatch.hp.infoseek.co.jp/ 反米保守に騙されないためにも、このHPを熟読されるようお薦めする。
320 :
困った名無しさん:04/01/19 23:40
>>318-319 おそらくそこの住人も熟読している『発言者』はますます反米路線に
自信を深めているわけで、べつにアメリカ問題を意図的に避けている
わけではないと思われw
てか「見限って次々に離脱した支持者」って具体的に誰だよw
書き込みメンバーはフセイン拘束後増えてるんだけど。
シナ方面からの精神的な独立を保てるなら、反米やってもよろしい。
いや、日本は反米をやるべきかもしれない。
しかし、今の日本にそういう緊張感に堪えれる精神があるとはとうてい思えない。
しからば、対米友好をとるべきではないのか?
反米親中ないしは反米中日友好路線はセットだという現実感覚がこの御仁にはない。
日本はそれほどまでに緊張感に堪えれない国民になってしまっているということを悟って欲しい。
324 :
考える名無しさん:04/01/20 21:07
ヴォイス・レコーダー 第42回(2003年10月7日)
東京墓畔派主催・早乙女昭「保守に関するエトセトラ」より
保守系思想家の西部邁は『立ち腐れる日本』(光文社)のなかで「保守とは
バランスをとることである」と説明していた。革新に対しては伝統を、伝統には
革新を対置し、常に心の均衡を保とうとする営為が保守主義なのだと。わたしは
これまで、それを安易な極論に走らず、できる限り理性的に振る舞おうとする
〈血塗れのユートピア〉を生きるしかない現代人にふさわしい知的態度なのだと
理解して、自分なりに実践してきたつもりでいる。その意味で、わたしも保守主義者の
端くれだったといってもいいだろう。あくまで革新でなければならないSF者としては
失格なのかもしれない。
だが、八月に放送された『朝まで生テレビ』における西部の発言を聞いて、考え方が
少し変わってしまった。西部は戦後アメリカに日本が平定されたという現実から、
幸福どころか屈辱以外のなにものも感じなかったというのだ。たしかにアメリカに
鎮圧され、それを唯々諾々と受け入れた挙げ句、アメリカ市民のつもりになっている
日本人たちの姿はみっともない限りだが、わたしは少なくともアメリカによる平定に
一抹の幸福は感じるものである。そもそもわたしのような関東の人間にとって、
大和朝廷や薩長土肥による関東の平定と、アメリカによるそれに大した違いはない。
侵略者が誰であろうと淡々と受け入れ、必要とあれば反抗するだけだ。異民族の
占領は日常の状態であり、それに耐えて生きることこそが我々に課せられた使命
なのである。
むろん、明治維新(クーデター)による江戸幕府崩壊の記憶を忘れてしまった
日本人の多くは、天皇の支配をあたかも自明のことの様に受け入れ、なおかつ
アメリカへの占領を堪えがたい屈辱と感じたかもしれないが、そうした感情そのもの
がある種の幻想なのである。もともと大和民族など日本人全体のなかからみれば
ローカルなものでしかないのだ。それを全員が大和民族だと信じ込ませたところに、
明治政府の洗脳があったのだといっていい。しかし、明治政府の洗脳と進駐軍の洗脳に
質的差があるわけではない。
だが、明治政府や進駐軍の支配がいかなものであっても、人々はそこから生活の喜びを
みつけだしてきた。英国に抑圧され続けたアイルランドには「首吊りでも慣れれば幸福」
ということわざがあるようだが、マゾヒズムもまた強烈な麻薬めいた快楽の一種なのである。
けれども、西部はそうしたマゾヒズムを認めようとはしない。西部は武士道のような己に
課した禁欲主義のみを優れたものとして、マゾヒズムのなかから分離しようとするのだ。
そこに、すべてを相対化しようとするポストモダンのような考え方から対立する西部の
イデオロギーがあるのだが、そもそもイデオロギーとはひとつの極端な立場であり、
理性と狂気のバランスをとるはずの保守主義とは真っ向から対立するのではないか。
西部の保守主義はポーズにすぎず、その欺瞞の仮面を剥いでしまうと、たんなる国粋主義者
の顔が残っているだけなのかもしれない。
そして我々は、ここに面白い事実を発見する。いわゆる西部がポーズとして採用する、
すべてを相対化しながらも、じゅうぶん理性的な方法とは、脱構築のようなポストモダンの
考え方とまるで矛盾しない。脱構築は、ものごとに構造のような堅牢な法則性を認めるが、
同時にそれが永遠不変のものではないことを証明しようとやっきになる。この両者の実践は
理性と観察に準拠した科学的態度がなければ成立しない。ポストモダンとは、モダンを破棄
したのではなく、受け継ぐことによって発展させた理性の産物なのである。
結論を言おう。ポストモダンこそ保守主義である。西部邁ではなく、デリダと浅田彰の
思想にこそ、保守主義の真髄があるといっていい。
>受け継ぐことによって発展させた理性の産物
西部氏よればポストモダンもモダニズムの一種。急進的モダン主義。
全然モダンから脱却できていないし、未来には何の展望も示されていない。
当にアメリカニズムの申し子。
326 :
考える名無しさん:04/01/21 09:28
西部氏の「保守思想のための39章」は内容の深い本だ。
今から500年後に、21世紀の保守思想はどういうものかを
論じるときの種本になることは間違いない。
327 :
考える名無しさん:04/01/21 23:36
>>320-321 具体的な反論もなく妄想で片付けて平然としていられるのが西部信者。
そもそもまず反米(恨米)ありきとなっているので話しにならないけどな(藁
反米のままでは北朝鮮問題の解決も遠のくだろうし、台湾問題も中国の
いいようにやられるだけだろうが。
アメリカのディーン候補も反戦を訴えたゆえに世論の支持は得られなかった。
当たり前の話で、イラク戦争は独裁者から民衆を解放するという「義」を
成し遂げたのだから「正しい」のである。そう理解することが必要なのだ。
それが北への圧力に繋がり、つまるところ日本の「国益」にも資する道である。
反米はただの甘えの幻想だ。
>>327 だ〜か〜ら〜。
「発言者」くらい読みなさい。「具体的な反論」が山ほど書いてあるから。ここ数ヶ月分だけでもいいから。
読んでもいないのに決め付けでみょうな批判ばかりしているから妄想と言われるんだよ。
さぞかしお気楽なやり方だとは察しますがね。
329 :
考える名無しさん:04/01/22 18:34
イラク問題は西部の言う通りになったと思うが、
なぜスルーする必要があるのだろう。
俺は心配だったよ。
リスク取りすぎというか予言じみたこと言い過ぎてたから。
大量破壊兵器があっさり見つかったり、
イラクに新体制の見通しが簡単についちゃったり、
米軍が占領したらテロがぱったり終わったりしたら、
西部さん言論人として終わっちゃうよと。
>>327 >>イラク戦争は独裁者から民衆を解放するという「義」を
成し遂げたのだから「正しい」のである。そう理解することが
必要なのだ。
んなこと言ってたら、「どうやらイラク国民は親米ではなさそうだ」
ということが判明した瞬間に、アメリカとポチは極悪人ってことに
なっちゃうよ。
そんな無防備な論を構えてていいんですか?ww
331 :
考える名無しさん:04/01/23 11:42
332 :
考える名無しさん:04/01/23 12:20
西部、福田、小林が、三大保守、と思ってもいいですか?
333 :
考える名無しさん:04/01/23 16:46
"柄谷、西部”の「ナニワ珍道中」
新東宝
監督浅田
332>>
福田って福田和也?恒存?
小林は保守って呼ぶにはどうだろうな?
スパで福田和也が西部の全共闘の話をしていたな。
小林秀雄 福田恆存 林健太郎
江藤淳 西尾幹二 渡部昇一
西部はむしろ(宇野派乃至経済人類学)
柄谷行人 栗本慎一郎 西部邁
338 :
考える名無しさん:04/01/25 11:17
>297
わろた
>>329 カサンドラの生まれ変わりとまでぼやいたんだから
自信満々だったんじゃない?w
物事の本質さえ把握していれば大きく間違えることはないのは確かだよ。
>>335 福田和也氏は発言者の編集委員いつのまにか辞めていた。
ここへきて福田氏の快刀乱麻が鈍いのは不思議だ。
よしりんみたいにリスクを背負う覚悟はなく、小心さが垣間見える。
小泉政権が誕生した直後から,小泉政権はポピュリズム(大衆迎合主義)である
という説は一部の知識人によって展開されていた。その代表的論客が西部邁さんである。
西部さんの場合,ポピュリズムは大衆人気主義と訳されているようだが,意味に大差
はないと思われる。彼はポピュリズムについて「諸君」の01年7月号でお仲間の福田和也くん,
佐伯啓思くんと対談している。またそれ以前,同じく「諸君」の01年5月号で,「大衆民主主義
の罠−森政権への鎮魂歌−」という文章でもそのあたりのことを語っている。その声を聞くこと
から始めてみよう。
西部さんは7月号の対談でまず言う。「小泉内閣の支持率が80%を超えて,国会中継
も7%という異例の視聴率を示しています。前内閣(森内閣)の不人気が幻であったかの
ような熱狂が,今まさに日本列島を覆っています。この事態を我々はどう捉えたらよいのか。
率直に述べると僕は,もううんざりだ,という気分になっています。」
まず,のっけから変である。人気を価値として押し出すから大衆人気主義だと言うのなら
ともかく,人気があること自体が大衆人気主義だという論理展開である。となると,ワールド
カップサッカーも,宇多田ヒカルも,キムタクもみんな大衆人気主義で,「もううんざりだ」
ということになる。小泉首相が,自分たちの人気が高すぎて気持ちが悪いと言ったのは聞いた
ことがあるが,僕は人気があるんだ,控えおろう,人気のない奴は黙っておれと言ったのは
聞いたことがない。小泉首相が,人気自体を価値として押し出しているようには見えない。
予備校講師でもそうだが,自分にたいした人気がない場合,他の講師が95%の支持率など
と聞くと何となくうさんくさいものである(笑)。しかし,人気の秘密を調査,分析もせずに,
いきなり人気講師を大衆人気主義と決めつけるわけにはいかない。ちょいと口走っても
いいが(笑),学問的な位相で語るべきではない。爆発的な人気,ブレイクといったものは
ごく少数の例で生じるのだが,そこそこの人気なくしてはどんな仕事も務まらない。支持率の
高さをそれ自体否定的に捉えるというのは,西部さんの大嫌いな嫉妬であり,ルサンチマン
(怨恨)であろう。
大学の先生は勘違いしやすい。大学の先生と乞食は3日やったら止められないという諺も
あるようだが,大学の先生はしばらく務めると,講義その他を売っているくせに,自分は高等
な教えを告げてやっているのだ,何も売ってはいないというような気になるらしい。依然と
して,大学は先生にとって「お前のサービスは売れない,はいクビ」というような苛酷な社会
にはなっていない。よほど多くの学生が,吐き気がするほど,あの先生の授業嫌いということ
にならなければ,70歳ぐらいまで給与を貰い続けられる。言ってみれば,インテリの天国である。
我々は自給自足の経済に生きているのではない。商品経済に生きている。いかほどかの他人に
幸福感を与える商品やサービスを売るのでなくては生きてはいけないのである。小泉さんは
その当時,おおぜいの人に幸福感(幸福とは主観的充足だ),あるいは幸福への期待感を与えた
のである。大学の先生も大衆ではなくても,いくらかの小衆にいくらかの幸福感を与えてはいる
はずである。そうでなければ生きられない。もし小泉さんへの高い支持率が大衆人気主義なら,
西部さんたちは小衆人気主義である。もし高い支持率がうさんくさいのなら,低い支持率も
うさんくさい。
で,結局,そういうことなのである。西部さんは,民衆の支持,民衆の判断というものを始めから
全く信用していないのである。西部さんにとって,民衆はバカで傲慢で軽薄な存在なのである。
そういう民衆の多数,あるいは圧倒的多数がある指導者を支持するのは,支持される指導者が
いかがわしい存在だからだということになるわけである。いやもっと言えば,西部さんにとって,
民衆の支持,民衆の判断というもの自体がいかがわしいのであるから,多数の支持だろうと
何だろうと,いかがわしいのは民衆で,いかがわしくないのは指導者なのである。
西部さんは5月号の「大衆民主主義の罠−森政権への鎮魂歌−」で言う。「私は民主主義の
根本性格は喜劇である,と考えています。…ナポレオンの例をとるまでもなく,独裁主義者は,
一人の独裁者=偉大な英雄的権力の栄枯盛衰に彩られた悲劇として展開されますが,それに対する
民主主義には,根源に民衆の”偽装”が存在します。つまり我々はさまざまな能力において限界や
欠陥を持っているにかかわらず,己に物事を全面的に決める『主権』が存すると,偽り飾りたてる
ことから出発してしまうのです。そのため,いざ自分たちの選んだ指導者にさまざまな人間的な
限界や能力的欠陥を見出すと,その者の一挙手一投足を次々にコメディとして批判し,嘲笑し,
打倒してしまう。つまり民衆は,自らの隠蔽した弱点を自分らの代表の中に見出して喜ぶのです。」
まず引用文中,西部さんは「我々」という表現で,自分も「民衆」の中に含めているようだが,
では,西部さんもバカで,傲慢で,軽薄なのであろうということになる。しかし,これは防衛的な
謙虚さというものだろう。民衆はバカで,傲慢で,軽薄だって?では,そういうお前は?という
反問をあらかじめ予防しようとしているだけである。西部さんは自分を民衆の一人だとは絶対に
思っていない。
西部さんにとって,民衆すなわち大衆(マス)は真実などには何の興味もないバカであり,
自分の限界や欠陥を棚に上げて,傲慢にも自分に全面的な『主権』があると勘違いし,
軽薄にも指導者の限界や欠陥をあげつらって笑いものにする存在なのである。
ここで指導者と呼ばれているのは森喜朗前首相なのであるが,彼に対してはたしかに
マスメディアのほとんどは,軽薄かどうかは別にして,彼の限界や欠陥をあげつらって
笑いものにし,批判していた。
私も,彼がIT革命を「いっとかくめい」と読んだのには笑った。あげつらうも何も,
事実そう読んだのだから仕方がない。せめて事前に演説原稿を下読みしておきさえすれば,
こんな間違いは起きないだろう。お前も間違うことはないのかと問われれば,たしかにある。
しかし,間違って笑われたら,恥ずかしがるしかないであろう。笑った人々を,おのれら,
自分の限界や欠陥を隠して,人を笑いものにして恥ずかしくないのかと居丈高に難詰する
気にはなれない。そういう手法って,それこそ何かいかがわしいのではないですかねえ?。
指導者でも,レベルの低い失敗は笑われるべきなのである。指導者だからレベルの低い失敗に
ついて,笑われる対象から除外されるべきであるというのは指導者迎合主義ではありませんか?
私も,彼がえひめ丸がアメリカの潜水艦に衝突されて沈没した事件の時にゴルフを続けたの
には呆れた。何やってんねん,こいつと思った。これは国家間のレベルの重大事件である。
ただちにゴルフを止め,首相官邸に戻るべきであっただろう。お前は,趣味の楽しみのために,
仕事を怠けたことはないのかと問われれば,たしかにないとは言えない。だが,西部さん,
森さんは首相だったのだぜ。国家間の重大事件の発生に際しては,陣頭指揮をすべきだし,
少なくとも陣頭指揮のパフォーマンスはしなければならない。常にテレビ映像に身体を
把握されているという意識がなければならない。指導者だからこそ,責任のレベルは高いので
ある。批判されるのが当たり前なのである。指導者はレベルの高い責任を担わなくてよいと
いうのも,指導者迎合主義ではありませんか?
さらに,西部さんは「日本は神の国」と言って何が悪いとおっしゃる。そんなもん,
悪いに決まっているじゃねえか。西部さんは大衆批判ばかりしたがるから,盲目になっているが,
現在,神は,神を語る人間の数だけと言えばおおげさでも,少なくとも宗教指導者の数だけ
多種多様に存在していることは明白ではないのか?。間接的にであれ,国民の多数決定で
選ばれた指導者が,自分の信じる神で国を代表させる権利はない。よほど慎重な言い回し
が必要である。
西部さんは「最も古く,かつ最も持続している日本人の宗教感覚は何かと考えれば,
それはやはり神道的なものになります。」と「神の国」発言を弁護する。しかし,おっさん,
何言うてんねん?。あんたほどの知識人が,天然ボケでは通りませんぜ。古くて,持続して
いる宗教があれば,それが国家の宗教にならねばならぬなんて論法が正気の沙汰でしょうか?。
日本はさまざまな宗教が共存している国だと言うのが妥当でしょう。どんな理由を付けるに
せよ,何か一つの宗教を国家宗教にすることがどんな激しい衝突や抑圧を生むかを,あんたが
知らないわけがないだろう。国家の統治者が,そんなことを安易に言ってはならないのである。
ちょっと考えるだけでも,日蓮の仏,親鸞の仏,臨済の仏,天理教の神,大本教の神,
キリスト教の神,無神論…というような具合に,森さんの「神」と衝突するであろう
敵たちが思い浮かぶ。
西部さんも森さんと同様,宗教の衝突というものにまともな関心を抱いていないのである。
だから,そんな軽率なことを言う。国家の統治者は,宗教の自由とその妥協的な共存しか
語ってはならないのである。これは「人間的な限界」どころか,自由と民主主義の統治者
としての致命的な限界なのである。批判され,撤回させられるべきものである。
やはり西部さんは,民衆が大嫌いなのである。民衆批判のためなら,その論拠は無造作で
よいと思っている。民衆が大嫌いだから,民衆の多数決定を中心に据えている民主主義も
大嫌いである。
西部さんは,「民主主義の腐敗」を何度も語る。それは,最近の例ではたとえば,
アメリカの大統領選での,あまりにも際どい票数の差による混乱や,日本の国会での,
いわゆる「加藤の乱」(与党自民党の加藤紘一さんと山崎拓さんのグループが,
野党提出の森内閣不信任案に賛成しようとして失敗したこと)をめぐる混乱のこと
である。だが,こういうことが何か腐敗なのか?。民主主義の中心は多数決だから,
こういう混乱はもともと民主主義に付き物である。これは多数決をめぐる混乱であり,
むしろ民主主義が依然として機能しているということであって,何の腐敗でもない。
西部さん,それともあれか,すでに崩壊した旧ソ連共産党大会で行われていたような
全員一致決定,全員起立の長く続く拍手が理想なのか?。そこには何の混乱もないよう
に見えるわな。混乱するから,民主主義なのである。民主主義の腐敗とは,多数決定を
暴力で覆し,反対派を暴力で抑圧することが常習化することを言うのであり,そのような
事態はまだ欧米諸国と日本では発生していない。民主主義は常に支持者と不支持者の数が
流動するので,常に混乱するものである。民主主義は,民衆に「全面的な『主権』」など
与えていない。民衆の相対多数に暫定的な主権を与えているだけである。だから,動揺し,
混乱するのである。
もちろん多数決は,絶対の政治的真理や政治的正義を保証するものではない。ある理念
や政策を,とりあえず方便として,ある期間,政治的真理として扱い,政治的正義として
扱うだけの話である。多数決する民衆も,あるいは代議者も,賢明,謙虚,慎重という美徳を
備えているとは限らない。時としてバカ,時として傲慢,時として軽薄であろう。だが,
常にではない。逆に,時として賢明,時として謙虚,時として慎重でもある。しかも,
大多数は少なくとも,民法上,刑法上の犯罪者でもない。そこそこ,信義誠実であるべし
と他者危害せずのモラルに従う人たちである。
西部さんは,森さんの00年6月の衆議院選挙前の「無党派層は寝ていてくれればいい」
という発言に触れて,「無党派層が無理やり投票所に来て,支持する候補者もなく,もっと
言えば誰が優れた政治家なのかを判別する能力がないのに,その時の気分任せで投票する
ことは,それ自体,民主主義の根底を揺るがす由々しき事態です。」と言う。「誰が優れた
政治家なのかを判別する能力」など,誰にもないと言えば誰にもなく,あると言えば誰にも
ある。よき伴侶を選ぶのと同じことだ。表も裏もすべてを見尽くしてから判断することなど
誰にもできない。自分が見聞きした印象と他人から得た情報によってとりあえず判断する
しかない。政治家はみんなよき印象とよき情報のみを与えようとし,悪い印象と悪い情報は
隠そうとするであろうから,余計に判断を誤りやすい。で,とりあえず普通人の相対多数の
判断を政治的真理,政治的正義として仮定するのである。
支持政党の確定した人は「その時の気分任せ」では投票しないが,代わりに,単に
「身内集団の利権私物化」のために投票するかも知れない。これは確定しているだけ
に気分任せより始末が悪いと言うべきであろう。「民主主義の根底」とはできるだけ
多数の投票による相対多数決定である。棄権が増えること自体が「民主主義の根底を
揺るがす」のである。西部さんも,選挙の時,家で寝てばっかりいて,「民主主義の
根底を揺るがす」もへちまもありませんよ(笑)。他人に,お前には「誰が優れた
政治家なのかを判別する能力」がないなどと言うのなら,自分の能力を見せなさいよ。
バカな民衆の多数決が嫌いって,長谷川三千子さんの,バカな民衆の熱狂嫌いと同じ
ではないですか?。
大体,優れた政治家かどうかを判断しようとすると,政策が問題になる。この政策に
ついての判断がこれがまあ大変なのである。政策は多様な分野に分かれて,ほとんどが
法律の形で現れてうっとうしいうえに,何が正しいのか専門家が対立していてよく
わからないことが多いのである。民衆は能力がないとご託宣を垂れる前に,西部さんの
わかる範囲で政策を啓蒙すべきであろう。しかも,西部さんたちは週刊誌文化というか,
サブカルチャーを嫌うが,田中真紀子や鈴木宗男が,人格的というか,人間関係の
ありようにおいていかに駄目かということは,週刊誌の「俗悪な」,身近な人たちの
暴露的な報道によって始めてわかってきたのである。週刊誌は,たしかに間違いもあろう。
だが,西部さんたちのご託宣より,はるかに政治家の人格や隠された理念などについて,
民衆を啓蒙してきているのである。
情報化社会の進展によって,書斎の中の知というものが,いわば象牙の塔,学問の殿堂,
我こそは権威なるぞという姿勢を取れなくなってきている。西部さんは,そういう権威ぶり
が嫌いなはずなのである。にもかかわらず,そういう連中と同じように,権威の崩壊の中
であがいているようにしか見えない。
民衆の多数が,常に,バカ,傲慢,軽薄であると仮定したら,民主主義は成立しないと
思うしかない。が,はたしてそうか?。たしかに,主婦感覚,サラリーマン感覚では
指導者にはなれない。だが,主婦感覚,サラリーマン感覚は,民法上,刑法上の犯罪者の
感覚ではないし,彼,彼女の生活や仕事が彼,彼女に与える処世術や哲学が,
全部くだらないなどということはあり得ないのである。「3人寄れば文殊の知恵」
というのは,「神の国」では通用しない諺(笑)かも知れないが,しかし,個人的に
生活や仕事や趣味から学んだ「3人」が議論すれば,「文殊の知恵」が生まれる
かも知れないのである。
かの高名な川喜多二郎さんのKJ法だって,「3人寄れば文殊の知恵」の発想だし,
あらゆるミーティングがそうだ。
そうではないか,西部さん?。屈折した形でもいいから,民衆や国会内の民衆で
ある代議者をもうちょっと信頼すべきではないのか?
スーパーで食料品を買い物する,毒は入っていないだろう,賞味期限にウソはないだろう。
(最近ちょっと怪しい(笑)が,それはあくまでも悪として扱われている)。銀行に給与を
下ろしに行く。勝手に誰かが下ろしたりはしていない,下ろせばコンピューターに記録は残る
はずだ。(これも最近ちょっと怪しい(笑)が,それはあくまでも悪として扱われている。)
市役所に国民健康保険の支払いに行く,余分には取られないだろう,書類上の記録も残るはずだ。
この程度の信頼は,大多数が他の民衆,指導者に対して,しているはずである。その程度の
信頼を基礎にして,方便として相対多数決定するのである。
もし西部さんが,民衆に対してこの程度の信頼もできないのなら,民主主義の腐敗どころの
騒ぎではない。もはや西部さんは引き籠もりの病理に陥っているということである。
なんじゃかんじゃ言っても,国会でも妥協点は追求されている。論争や少数意見の表明は,
国会でも少々,テレビその他では思い切り行われている。多数決を暴力で覆そうというのも,
マイクの奪い合いなどで少々行われているが,まあつかみあい程度である。要するに,
民主主義は問題はあっても,とりあえずそこそこ機能しており,基本的に腐敗していない。
今行われている政策や掲げられている理念が間違っていると思うのなら,少数意見
を表明し続けて,投票にも行って,ひまなら人脈を作って,時を待つしかない。
そして,数は常に流動しているのである。
実を言えば,私は政治が好きなわけではない。めったにズルもせず,他人にケガも
させず,仕事や趣味をして,食っちゃ寝る生活をしているのが大好きである。
ただそういう生き方を損なったり,妨げたりしない政治を望んでいるだけである。
だが,西部さんの政治への関心は,どうやらそういうものではなさそうだ。
何やら過剰である。代議士や首長を選ぶという最も簡便で,最も効果的な
政治行動をほとんどしないで,それで政治に過剰な関心を持つというのは,
隠居の姿勢である。
民主主義は腐敗していない。その本質的な機能において混乱しているだけであり,
その本質的な機能において収拾されていくだけである。
西部さんも,福田和也くん,佐伯啓思くんも,何を言おうが,言論の自由であり,
論争を提起する権利もある。そのように言論の自由を行使することによって,論争を提起すること
によって,あなたがた自体が民主主義の中で一つの混乱を作り出しているのだ。もし混乱が腐敗
なら,あなたがた自体が民主主義の腐敗に加担しているのである。で,それは腐敗などでは決して
なく,要するに,あなたがた自体が民主主義の中で楽しく踊っているのである。
350 :
考える名無しさん:04/01/27 09:37
反米で日本がアメリカに見捨てられて
中国やロシアの餌食になっては話にならない。
それによって国民に犠牲者が出ればどうするのか?
反米はリアルポリティックスを無視した上に成り立つ
無責任連中のお花畑な思想に過ぎない。
国益に正邪や歴史を持ち込むのは古臭いロマン主義である。
351 :
考える名無しさん:04/01/27 12:09
>>ワールドカップサッカーも,宇多田ヒカルも,キムタクもみんな大衆人気主義で,「もううんざりだ」ということになる。
それはみんな人気商売だろが、バカか?
西部批判するヤツってほとんど基本的な常識を踏み外すよな・・・
352 :
考える名無しさん:04/01/27 15:51
>>「西部さんにとって,民衆すなわち大衆(マス)は」
もうこの時点で誤読。
peopleとmassはまったく別の概念だということを西部がどれだけ
強調してると思ってんだ馬鹿!
mass people peer citizen
massを「大衆」と訳すのはいいが、「大衆」を勝手に定義づけるのはやめてもらいたい
世の中が西部読者だけなら勝手な定義で議論をしてもよいが、世の中が西部の定義を承認したわけではない
大衆がダメで民衆はニュートラルだとかmassがダメでpeopleがいいとかいうのは見ていて痛い
>>353 私はこういう定義で議論を進めますと断って本を書いてるのに、
それを誤読するのは馬鹿でしょ。
「西部邁は大衆批判をしている」と誰かが口答で教えてあげた結果
誤解してしまったなら、その教えたやつが悪いけど。
しかも西部が勝手にmassを定義してるんでは無くて、基本的にオルテガ
に倣ってるんだけど。
>>350 だからさ、イラク攻撃支持なんて全然国益になってないんだよ。
イラク攻撃そのものは、ほとんど犯罪の世界だしね。
政治的には日米同盟は当面は止むを得ない選択だろうが、
米国の行動をなんでも容認するなら「ポチ」と呼ばれてしかたないんじゃない?
「アメリカに見捨てられる」という怯えにも似た言い分こそ、
まさしくアメリカを「親」と思っている親米保守連の共通した意見だ。
要するにサヨク流の「生命と安全」が第一義になっているから、
わが身を守るならアメリカに追従するしかないって話になるんだよな。
でもそれならアメリカの51番目の州よろしくその支配下に入ればいいんだけど、
その場合の「日本」って一体何なの?
本当に独立したいなら、やっぱり国の内外に対してモラリティ(道徳)を
貫き通さないといけないんじゃない?
自分は「安全と生命」より重い価値があると信じているから、
場合によっては、アメリカと対決することもありだと考える。
それには祖国防衛の「覚悟」が必要だけど、今の様にアメリカべったりでは
国民の覚悟も育たないよ。
また敗戦するかも知れないわけだが、日本民族の伝統は失われることはないし、
日本が国際ルールを順守しているならば、アメリカに大義はないであろう。
まさか日本国民を殲滅するわけにはいかないし、決戦になれば米国の被害も
甚大ではあるまい。そこまで犠牲を強いてまで戦争をするほどアメリカもバカでは
ないだろう。国際社会からも支持も得られまい。
最悪の場合には「単独防衛」もありうる、ある程度の犠牲も覚悟する、
という姿勢があれば、アメリカや中国、ましてや北朝鮮など恐れずに済むであろう。
逆にいうと「覚悟」が備わっていれば、それは一つの強みであるからして、
アメリカのみならず国際社会にも、大きく存在を示すことができるし、
強国として尊厳を得ることもできるし、ある種の軍事的威嚇にもなる。
中国に「日本はあと二十年もすれば滅びる」と簡単に侮られ、ろくに反駁すら
できないのは自力でも国家を死守して見せようという構えがないからである。
現状では「自分たちは道徳なんていりません。守るものは何もありません。
強者に依存して生き延びたいんです」と言ってるのに等しいのではないか?
粘着みたいに長くなっちゃったw
オルテガだろうが西部だろうが言葉の概念に勝手に意匠を込めたところでそれは無意味ではないのか。
宮台が様々な用語を使うのと同じじゃないのか?
言葉には曖昧性があるからとりあえずここでは私はこういう意味と定義して話をしますよ。
ということ。なにが、問題だ?
大事なのは「言葉」ではなくそこで提示される「概念」。
わっかるかなー?ワカンネーだろうなー
昔のゴー宣の西部邁批判を読み返してたら
西部さんには悪いけど笑えた。傑作だねあれは。
361 :
元旦放映の朝生より :04/01/28 23:31
いつかって言うと、国交が回復されたときですよ。ピョンヤンにアメリカの
大使館がある、日本の大使館がある、フランスの大使館がある、韓国の
大使館がある。脱北者、どこ行きますか?中国まで行きますか?」
小林よしのり「ああなるほど、大使館に駆け込むわけね。」
姜 「そうでしょう?」
小林 「ふんふん。」
姜 「そして、北朝鮮内部の中位級の人や上位級の人が、アメリカ大使館に
駆け込みたいという時に、ピョンヤン政府はそれを阻止することできますか?」
小林 「うーん、なるほどぉ。」
姜 「北朝鮮にとって国交回復するということは、一つの目的だけど、」
小林 「うん」
姜 「その目的が達成された途端に、いまの金正日体制は最大の
ジレンマに立たされるわけですよ。」
小林 「なるほど。ふんふんふん」
姜 「ええ、だからこそね」
小林 「ふん」
姜 「あのようなイラク戦争をして、レジームチェンジをやるよりは、」
小林 「ふん」
姜 「いわばある意味では、北朝鮮に下駄を預けるわけだから。」
小林 「なるほどぉ。」
姜 「彼らが本当に内側から変えれるかどうか、」
小林 「ふんふん」
姜 「その試金石になるわけ。」
小林 「なるほどぉ。」
362 :
元旦放映の朝生より:04/01/28 23:33
姜 「それから二番目はね、」
小林 「ほぉ。」
姜 「やっぱり北朝鮮があるおかげで南北が、いわばこれだけの
百万以上の軍事が、軍隊が対峙しているわけですよ。」
小林 「ふんふんふん」
姜 「で、日本は冷戦下でそこから守られていると。」
小林 「ふん」
姜 「だからこそ今回の事件があったときにこれだけエクストリームな、
極端な反応が出てきたんだけど、」
小林 「ふーん」
姜 「韓国では70年代はね、北と関係があるということは、これは
殺してもいいということだったのよ。」
小林 「ふん」
姜 「それから20年経って、いわば交渉しなきゃいけない、と。」
小林 「ふん」
姜 「で、日本はそっからイノセントだったから、今、極端にブレてるわけ。」
小林 「ふん」
姜 「僕は時間が経てばさっき武見さんが言ったようにね、
リアリズムを回復すると思いますよ。」
小林 「ふーん」
工藤雪枝 「北朝鮮はそこまで信頼できる国ですか?」
姜 「(工藤を無視して小林に話しかける)で、今ね、これが分断されている
おかげで、この地域は台湾問題も入れて、」
小林 「ふん」
姜 「なかなか安全保障の問題でいわば多国間の協議ができないと、
だから北朝鮮問題は大切なんですよ。」
(ここまで)
363 :
考える名無しさん:04/01/29 01:16
ここで西部批判してる奴って頭弱いね。
364 :
☆キキ+キ゚Д゚♪ ◆qpmo.OOqAo :04/01/29 01:19
365 :
サイババア ◆zehtm8UG4Q :04/01/29 01:25
,,r'ソ'' ''`ヽ
//' /~∃~¨ヽ、
/:/'',,...⊂二 ̄ |`-.,_
/y' ー=⊂二∩_____ノ  ̄`''-.,
/;:l ,  ̄ヽ `'-.,
ヘ''r' /o._..o、 \ \ サイババア♪
(ノレ /,,______,,ヽ |\ \
/ヘノ`l : (''"Y"''');' /ノ:|\ ヽ
ソ/彡ノ、 `ー=-'. /《川/ \,__ |
彡丿彡/ゝ -- /巛| ノ
彡'彡ノ彡ノ| `ー--- '' /;;巛ミミ /
サイババアを崇拝するスレッド
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1075290507/
西部は昔から言ってる事変わんね。嫌米も一緒に。ただ同年代、いや若い連中
すら皆ホモに開き直ったり隠遁したり枯れてしまったのに対し、このジジイだけ
が絶倫。思想家には体力が必要だと思う昨今。
私は西部氏にかう質問したのである。
「過去を暴くやうで惡いが、嘗て全學聯の鬪士だつた西部先生が、何の明確な
轉向聲明≠熄oさずに現在のやうな保守の立場を取るのは道徳的でない。先生の
アジテイションに惑はされ、一生を棒に振つた人も多い。さういふ人たちに對して
良心の呵責を覺えないのか。彼等を想へば、當時の運動の繼續、『自己思想變遷史』
の發表、筆を全く執らずに沈默、この三つに一つしか無い筈だ。」
西部氏答へて曰く、「くだらん質問だ。私の考へは當時とあまり變つてゐないし、
君にとやかく言はれる筋合のものぢやない。何言つてやがんでえ、といふ感じだ」と。
ここでも西部氏はまともに私の質問に答へなかつた。清水幾太郎氏の無節操を斬つた
福田氏にオマージュを捧げた今、西部氏は後輩への無責任を何と釋明する積りか。
あの時私は清水氏や香山健一氏の名を擧げた。すると西部氏は「私の主張はあの人
たちと異なる、寧ろ正反對だ」と言つた。それならば「正反對」であるゆゑんを
是非とも示して貰ひたい。
だが悲しいかな、『月曜評論』は東京新聞に、部數の點では敵はぬ。それゆゑ
東大助教授が早大教授ならぬ早大生や北里大生に遣込められても、無視すればよい。
が、さうした情け無い處世術も、いづれは後生の批判に晒されるのである。
「後生畏るべし」。私は西部氏の如きぺてん師を徹底的に懲らしむるべく、
「後生」の一人として小久保氏共々、なほ一層勉學に勵む積りでゐる。
368 :
考える名無しさん:04/01/30 20:05
ごはんが ごはんが ススムくん〜♪
とうの昔に論破されたコピペご苦労様です
もう、飽き飽きだろうね。
西部の論壇デビュー時からして、元左翼活動家が二十年の
沈黙を経て、保守論壇に登場という感じなのだし、転向
声明もくそもあったものじゃない。
そして、本人は繰り返し、その過去に言及し、顛末を描き、
自己解釈し、そうした恥ずかしい過去から、保守思想家に
なるまでの思想遍歴を書いている。
少しまとまった分量の文章があるものだけでも、
「寓喩としての人生」「人間論」「学者この喜劇的なるもの」
「ニヒリズムを超えて」「60年安保センチメンタルジャーニー」
などがある。
死後も読み次がれることのない思想家の書いたものなど一文の役にも立たない
「その時」というものがあるのではないか?
373 :
考える名無しさん:04/02/03 23:25
西部邁の言う「作法」とは何だろう?反米には反米のルールがある、
闇雲に反対しないで、正否のルールに則ってやらないといけない・・・
そう言うことだ思っていたら違っていた。本書の後書きで小林氏は、
アメリカでもアメリカ批判があるのに、なぜ日本でアメリカ批判を
すれば反米と言われるのかと疑問を投げかけた。日本人でも米国批判が
できる、それが出来ないのは恐米病であると彼は言う。
一概にそういってよいものだろうか?アメリカにはよいところもあるし、
悪いところもある。反米を唱えた人々がある点(テロ対策)では
アメリカに同調した、それを恐米病と決め付けるのはおかしい。
西部邁氏はさらに、本書の目的はアルカイダ・テロルの後で、
これまで反米論を主張してきた日本人さえも「テロリズムへの
恐怖に駈られて」一斉にアメリカの庇護の下に逃げ込んでいく、
これはアメリカ・プロブレムではなく、もっと正確に言うと
ジャパン・プロブレムであると言う。なぜ「反米と言うマナー」を
捨ててアメリカ追従に走るのかと嘆くのが本書の目的だと言う。
目標はアメリカ批判ではなく日本人批判である。しかし反米論者が
テロリズムについてはアメリカに同調してなぜ悪いのか?
反米と反テロは別である。
374 :
考える名無しさん:04/02/03 23:27
西部邁氏の主張を図式化すると「テロの恐怖のために→アメリカに追従して
アメリカ覇権の下に入り→本来の恐米病の素地を現わす→これがアメリカに
尻尾を振る『ポチ保守』であり→アメリカに追従することは→劣等民族に
甘んじることであり→このような自虐史観がニヒリズムを招く」と言うのだ。
この理論は矛盾だらけで、どの部分をとっても不合理さが目立つが、
不合理な理論をいくつも繋ぎ合わせて結論じみたことを導入しても
このような流れになる必然性はゼロであり、つまり「関連のない
ボロ切れを繋ぎ合わせて錦の御旗を作る」ようなものである。
日本は中国にもロシアにも負けたことはないが、アメリカに負けたのである。
だから反米の態度を貫くマナーは日本のために死んだ先祖に対する敬意
である、と小林氏は言う。第二次大戦で「ドイツに追従して」アメリカに
戦争を仕掛けたのは日本だったし「最後に負けた」のも日本だった。
戦争に負けた恨みは忘れるなと言うなら、戦後の日本がアメリカから
享けた援助や恩恵も忘れてはならない。それが「人の道」というもので
あろう。その上に日本が嘗て侵略者だった事実も忘れてはなるまい。
自分の過去の罪は忘れてアメリカに負けた恨みを忘れるなと言うのは
不合理である。
理念・原理・原則、そして大義とやらにこだわるというこの有様こそ、宣長の批判対象である。
376 :
考える名無しさん:04/02/06 17:36
北海道出身だし、可哀想だから黙殺してやっか(ゲラ
378 :
伝説の男・山本が出てきた:04/02/06 22:59
西部さん、あなたの思想家としての存在は認めます
しかし、朝日新聞のために書き、親中派にのせられて反米をやっているあなたの昨今の立場は
「保守」というより「革新」派のそれに近いものがあります
もちろんあなたの「保守」とは革新をも認めたバランス感覚のようなものをさすことは承知しております
あなたが最近の小泉政権のあまりの親米に危機感を抱くのはよく理解できます
しかし、バランスを崩してはなりません
日本で反米を唱えれば、ご自身がどういう主張をもっていようがそれは親中派にうまく利用されるのです
バランス感覚の大切さを主張されてこられたあなたはですから、そのくらいのことはおわかりでしょう
親米に警鐘を鳴らすつもりが気づかず親中になってしまうのです
親米に対して警鐘を鳴らすこと、それは必要なことですがあなたのような安直な方法ではなしえません
380 :
考える名無しさん:04/02/07 01:49
>>379 朝日に登場はこれがはじめてじゃないよ、西部さん。憲法論争とかでも出たし、その他もろもろ。最近でも論座だって書いたし。
それに書評委員やってたのも朝日じゃなかったっけ?
そもそも、錚々たる(と目されている)保守派知識人の某も某々も、保守派政治家の某も某々も朝日に寄稿したりインタビュー
で登場したりしてるし。
朝日に書くって言うんで言説を曲げてひよったんならともかく、言ってることは変わってない。朝日のど真ん中で「左翼」を連呼だよw。
一番まともなのは産経とかならわかるけど、産経しか書かないとかそっちの方がむしろ偏りがあるとも言える。
少部数だけど、仲間の巣穴はあったかいからね。しかし、色んなお湯に浸かってみなきゃ、その適温加減はわからないよ。
西部邁さんは,自身どのような人生を望んでいるのか,そして,その人生を
保持し,あるいは実現するために,理想の,つまり最も都合の良い政治をどう
イメージしているのか?。
それがなければ,大衆批判も指導者弁護も本来はできないはずなのである。
西部さんは60年安保全学連の東大における指導者のひとりである。
本人は「末端」だというだろうが,指導者のひとりにはちがいない。あの頃,
国会周辺や大学構内は反安保の民衆の熱狂で覆われていた。もし民衆の熱狂
それ自体を批判するのなら,民衆の熱狂に乗った西部さんは恥ずかしくて
生きておれないはずである。あの熱狂の中における演説が,西部さんの
子供の頃からの吃音を治したという。バカな民衆の熱狂もまんざら悪くない
はずではないか?。日米安保条約を成立させようとしていた当時の岸信介首相
(この人自体は私は今でも嫌いだが)は,国会周辺で騒いでいるのは
国民の一部に過ぎない,後楽園球場で野球を見ている国民もいっぱいいるのだ,
その「声なき声」が私の味方だというようなことを言った。
で,西部さんはなぜか反安保で熱狂する多くの学生の行動に合流し,指導した。
それを総括するとどうなるのか?。
それは大衆人気主義ではなかったのか?。私は60年安保の時,
ある地方都市で一瞬,町でK沢大学の学生やH陸鉄道の労働者やの激しいデモに
遭遇し,何のイデオロギーもなかったが,その熱狂に感応しそうになった記憶がある。
安保のことなど何も知らず,ただ熱狂にだけ感応しそうになった。小泉さんの
街頭演説に行く所どこでも,熱狂的な群衆が存在した。田中真紀子さんの演説が
終わると,聴衆が半減したという噂もあったが,小泉さーん,きゃあーというのも
少なくはなかった。小泉さんの場合は声援で,安保のデモの場合は抗議であると
いう違いはあるが,しかし,この熱狂が安保闘争におけるデモの熱狂とそんなに
異質のものとは思われない。
西部さんは「正論」02年2月号の小林よしのりさんとの対談で,自分の少年時代
から学生時代を振り返っている。
西部さんは少年時代,「吃り」からくる「鬱屈」で「親子喧嘩も兄弟喧嘩も激しかった」
とか,「成績は良かったが素行の悪い生徒だった。したがって、普通は大体成績の
良い子が選ばれる学級委員にも誰も選んでくれなかった。考えてみれはそれも当然で、
中学生の時はわれながら惚れ惚れするような天才的な万引き少年になり果てて」いたとか言う。
万引きに惚れるな,バカタレ(笑)。一般に,万引きは,その物が欲しい,しかし,
金がない,我慢もできない,盗ろうという構造の犯罪であるが,場合によっては,
その物自体が欲しくもないのに行われることがある。
もし家庭が貧乏で,ろくに食べ物がない状態が続き,ひもじくて罪の意識に
苛まれつつ食べ物を盗んで食べたのなら,これは緊急避難として違法性を
消せるかも知れない。こういう場合は,かわいげのある万引きだと言えるだろうが,
西部さんのはそうではない。また,もし窃盗を仕事や事業として,売却や入質に
よって金を得るために目的意識的,組織的に物を盗んだのなら,それは確信犯であり,
拘束,懲罰されるほかないだろうが,西部さんにはそういう目的意識性もなかった。
西部さんは,テニスのラケットとか欲しくもなく必要もない物も万引きしたと語っており,
またそれを売却し入質して金を稼いだわけでもなさそうだから,これは多くの万引き少年少女と
同じく,他人の所有物を盗むこと自体を快楽とする所有の欲望なのである。
盗られたら相手が困るだろう,気の毒だと思えば盗らない。盗られて相手が困れば,
よけいにおもしろいと思えば盗る。たぶんこういう万引き犯には,自分は不当に何も所有して
いない,あるいは不当に何も贈与されない状態であるという怒りの情動がある。
他人の管理,所有する物を窃盗,収奪しなければ,気が晴れないのである。自分の無所有,
無贈与という欠損を,窃盗,収奪によって満たし,癒すのである。西部さんは,
「こんなことでいいのかと不安が高まって、高校に入った頃には万引きはやめ」たそうで
あるが,それは自分は不当に何も所有していないという怒りの情動が弱まったからである。
自分がそれなりに何かを所有している,あるいはそれなりに何かを贈与されているという
感覚が強まり(これはたぶん学業成績のよさによる),所有の情動が衰弱した結果,
ルールを鮮明に意識するようになったからである。
確信犯の万引きは,ルール違反による拘束,厳しい懲罰によってしか抑止することは
できない。万引きを仕事や事業とみなしている人間の動機はたぶん解体できないであろう。
それは,たぶん検挙されたくない,検挙されたらとんでもない罰を食らうということに
よってしか抑止できないのである。だが,情動犯は少し違う。むろんその場合も,
検挙されたらとんでもない罰を食らうということによって抑止し得るだろうが,しかし,
自分が人格や能力や身体について何かよきもの,何か肯定すべきものを所有していると
いう感覚が生成されれば動機を解体できる可能性が大きい。
もちろん自分が何もよきものを所有していないという感覚は一朝一夕に
生じるものではない。人格や身体はもちろん,より可塑的だと思われる能力,学業や
スポーツや芸能や社交その他についても,簡単に無所有状態を修復できるとは思えない。
しかし,そこで自分は平均以上の,あるいは上位の能力を所有していると思える
ような修復ができない限り,たぶん万引きの情動も衰退させられないのである。
西部さんは,自分の常習万引きからの離脱を,自然過程のまま放置している。
「こんなことでいいのかと不安が高まって、高校に入った頃には万引きはやめ」たという
総括では,ただの自然過程の確認でしかない。最近の精神医学者,臨床心理学者たちには,
子供の頃に自分で全く万引きしたことがなく,覗きもしたことがなく,いやあらゆる
非行をしたことがないようなきまじめな人が多すぎる。それでは実存的,体験的な解釈は
できない。西部さんのような万引き体験者こそが,万引きの情動を解釈し,世間に貢献
すべきなのである(笑)。
ところが西部さんは,自分の万引きからの離脱を自然過程のまま放置し,青春の
みっともない一頁のように扱う。そして西部さんは人間の実存を失い,万引きに対する
予防と懲罰の実務も失ったのである。たしかに西部さんの万引きは,情動的な所有の
飢えによるという悪質な(笑)ものであった。だが,だからこそ,それを観察,分析
することが社会運営に寄与したはずなのである。
私も盗みはした。だが,それは家の中に留まるものであった。私は何度も茶の間の
食器棚の引き出しから,10円玉(今の100円玉ぐらいの値打ちだろうか)を盗んで,
近所の駄菓子屋でキャラメルなどを買い食いしていた。私の場合は,家の外に出たら,
交換手段としての金を支払わないで何かを手に入れるのは盗みだと思い,家の外では
売買のルールを守っていた。私にはたぶん情動的な所有の飢えはなかった。
買い食いしたい,お小遣いが足りない,ちょいと家の中から失敬しようというもの
であった。情動的なものではなく,はっきりと意識的な小遣い予算拡張行動(笑)
であった。だが,これも盗みには違いなく,露見すれば父親にケツバンその他痛め
つけられるにちがいなかった。で,一度露見しそうになった時は,僕はそんなこと
絶対にしていません,僕がそんなことをするわけがないでしょう(笑)と
白を切り通した。で,その後は止めた。お使いアルバイトで金を稼ぐとか,
小遣いを増やすとか,合法的な小遣い予算拡張行動に転じたのである。
情動的な所有の飢えによる万引きを自然過程的に消滅するがままにしたのでは,
万引きの犯罪性の認識は不充分である。それでは大人に近くなってから,
情動任せの犯罪的行為に手を染めないとは限らないのである。
で,西部さんは,大学に入り,安保闘争に関わるのである。
上に紹介した「正論」の小林よしのりさんとの対談で西部さんは次のように言う。
「19歳から21歳までの私は、60年安保闘争のなかで、マルクスのマの字も、
社会主義の社の字も知らないのに、持って生まれた喧嘩っ早さと軽率、なにかしら
厭世観に突き動かされて、気がつけば最若年の学生運動指導者の末端に並」んでいた
のだそうである。
また言う。「成長して左翼過激派になりましたが,決して自己正当化するわけでは
ありませんが、実際には大したことはしていないんです。石つぶてで首相官邸や
国会議事堂の建物をいささか壊したぐらいで,それもたった三年ほどでやめてしまった。
なぜそんな馬鹿なことをしたのかと自問すれば、やはり根本にあったのは、何となく
嘘っぽい時代のなかで、それに風穴を開けてみたいという基本的な衝動だったのでしょう。」
この総括には違和感がある。まずここには保守の感性がない。自称保守主義者の
西部さんにふさわしい保守の感覚がないのである。今,生きている時代を憎悪する
保守というものは,言語矛盾である。「厭世観」「何となく嘘っぽい時代のなかで、
それに風穴を開けてみたい」などと言う保守主義はないのである。西部さんに限らず,
今時の保守の相当数が日本国に対する「厭世」や「絶望」に基づき,大日本帝国に
覚醒や希望を見出し,復古の「革命」を目指しているように見える。
「厭世観」「何となく嘘っぽい時代のなかで、それに風穴を開けてみたい」などと言うのは
むしろ復古のテロリストの感性に近い。
私の高校生の頃を回想すると,個人的な不満や苦悩,それに伴う厭世や絶望はあっても,
世の中まあ基本的にはこのままでいいんじゃないかという時代に対する保守的な感性の
ほうが強かったと思う。私が大学に入ったのは1963年であり,西部さんよりほんの
数年遅いが,入った大学の主流派が何であったかも関わっていると思うが,西部さんは
東京大学の左翼過激派(ブント)に入り,私はK戸大学の左翼穏健派(フロント)に入った。
左翼穏健派は「平和と民主主義,よりよき学園生活のために」という軟弱な(笑)
全学連第9回大会の標語を掲げており,見ての通り,随分,穏健,言い換えれば
保守的な集団であった.
私の所属した左翼穏健派は,言論その他の自由とさまざまな活動機会の平等を
大衆運動によって保持し,徐々に拡張し,「陣地戦」によってゆっくりと
国民的多数派になり,選挙を通じて政権を奪取しようと夢想していた。
同じく夢想ではあるが,それは今思えば保守主義に属するものであった。
西部さんと同期のブントの活動を見聞したことはないが,
その後輩の関西のブントの活動は見聞したこともあり,時々体験したこともある。
赤軍派委員長になる以前のK都大のブントのS見くんが,統一デモを企画する
ための打ち合わせの会議の席で,O阪大の民学同(旧ソ連好きの左翼穏健派)の
Y田くんにいきなり平手打ちを食わせたのを目撃したこともある。横にいた私は,
なるほどこうやって機先を制して論争を有利に運ぶ手もあったかとある意味で
感心したが,何だか好きになれなかった。殴り返されて乱闘になったら,
打ち合わせにならないし,またS見くんはY田くんが決して殴り返さないタイプ
であることを見越して,平手打ちをかました後,にやついていた。
またK都大の全学自治会選挙でブントが民青に負けた後,R命館大のフロントの
T川さんと一緒にK都大自治会室を敗戦見舞いに行ったら,そこにいたブントの
ある自治委員が人手がないので民青を拉致できない,今人手を集めているところ
だと言っていた。余談ながら,このT川さんという人はR命館大のフロントの
腕力のエースだった。で,この人と,ブントっちゅうのは何かムチャクチャやなと
言いながら帰った。つまりブントは,言論の自由だの,活動機会の平等だの,
多数決だのということを蔑視しきっていたのである。遅れた大衆の多数決に
など従えるか,我ら前衛の思想こそ全てであり,それが自治会権力(金と命令権)
を所有し運営しなければならぬ,もしそれが多数の支持を得られないなら,
暴力をもってでも権力を奪取しなければならぬと考えていたのである。
元来,その頃の学生は政府批判を学生の本分と考える傾向が強かったであろう。
安保闘争の時は,それはもっと強烈であっただろう。たぶんデモをやりますという
校門前の立て看板1つで,デモに人数が集まったのである。特に平地で大学が
寄り集まっている東京や京都ではデモ行進をしているうちにどんどんデモの参加者
が増えていったそうだ。ならば言論の自由における論争,クラスや学生大会での
討論も,多数決定もなしで,政治行動が組織できるということになる。
たとえば日米安保条約反対など討論するまでもない自明の理ではないか,
決を採るまでもなく多数が支持するに決まっているではないかというような
ことになっていたのである。つまり学生運動が自由と民主主義の訓練の場に
なっていなかった。
たぶん西部さんもこういう環境の中にいたのであり,同じように考えていた
であろう。反安保で大衆を説得したことがないのだ。自分の厭世や絶望を癒し,
政府の所有する権力を破損しようとしていただけなのである。
いや権力を盗みたかったのかも知れないが,権力を盗むのは困難であった。
ところが,私のいたK戸大学は,繁華街から遠く山の中腹にあった。
すでに反安保闘争の熱狂もなかった。ベトナム戦争の即時無条件停戦などを
テーマ(このテーマが正しかったのかどうかはひとます保留させてください)
にデモをしようとすれば,二週間ほども前から,クラス討議を続けて,
関心を盛り上げ,イベント性を与え,さらに学生大会を開いて臨場的な
賛成多数を得て,しかもバスなどを用意して学生たちを繁華街に運ばなければ
ならなかった。その間,現場の活動家たちは,自分の生活がほとんどなくなる
ほどくたくたになっていた。で,1つのデモを組織し終わると,さまざまな
意味の疲労から,活動家たちのうちから何人かは活動を止めることになる。
自由と民主主義には非常なコストがかかる。それに比較すれば,自分のご立派な
理論や哲学を書物や講演で一方的に語ることはたやすいことなのである。
その意味では,西部さんもまた,前衛気取り,知識人のご高説,
指導者至上主義の一員にほかならない。
西部さんの物の言い方には,なぜ反安保なのかという問いに対する答はない。
いやそんなことはどうでもいいという言い方である。自分の厭世や
絶望から学生多数の反安保の熱狂に乗ったのなら,その熱狂の意味を
問わなければ,大衆の熱狂に乗っていた小泉首相の批判もすべきではない。
現在の西部さんは安保に消極的賛成であろう。では,その変化の理由を説明
しなければならないのである。説明無しに,自分は若気の至り,
小泉はポピュリズムではご都合主義というものであろう。
西部さんは3年と言っているが,私は左翼穏健派に5年いた。その末期,
私は意を決してある会議に出席して,その組織の幹部になぜ安保条約に反対
するのかと問うた。私にとっては反安保はあくまでも政策や戦略の1つであり,
漠然とした政府批判の気分を抜いたら,なぜ反対するのかという根拠が疑わしい
という疑問を抱き始めていたからである。旧ソ連共産主義が悪質な社会なら,
日米安保は必要であり,日米の軍事同盟は不可欠だと思ったからである。
西部さんは「マルクスのマの字も、社会主義の社の字も知らないのに」
学生運動の指導者になってしまったとも語っている。「マルクスのマの字も、
社会主義の社の字も知らないのに」左翼穏健派の組織に入ったという意味では,
私も大差はない。しかし,どうも違う。西部さんには政策や戦略としての
日米安保に対する関心が感じられない。さらには旧ソ連,現在なら
中華人民共和国その他の自由の抑圧,共産党翼賛体制に対する緊張感もない。
やはり自分の厭世と絶望が中心にあって,気分的反体制で政治活動
していたとしか思えないのである。
私の場合,左翼穏健派組織に入った前後から,競争,闘争の相手は民青・日本共産党
であった。彼らは最初,旧ソ連が好きで,中ソ論争で中ソがケンカした後は,中共が
大好きであった。一方では私は,「あらゆる国の核実験に反対」とか「ベトナム戦争の
即時無条件停戦」とかのスローガンで平和(一応(笑))のために活動していたが,
他方では何より民青・共産党,および彼らが賛美する旧ソ連,中共のスターリン主義と
闘争していたのである。私たちは,彼らの,代議員大会などで「赤旗」に赤線引いて,
それを読み上げるだけの演説をバカにし,個人の欲求不満を箇条書きにする
諸要求貫徹路線をバカにし,いくつかの学部で行われた学習会に現れる学内の共産党の
先生たちが金太郎飴のように全く同じ内容をしゃべるのをバカにしていた。
そういう集団同調をバカにしきっていた。さらに,彼らが旧ソ連,中共の言論の自由の抑圧,
共産党翼賛体制を弁護するのにも敵対していた。まあ彼らは「硬直性アカハタ主義者」であり,
「自由と民主主義」にはっきりと敵対するものであったのである。
私の場合,大学に入る前から,旧ソ連の大粛清やハンガリー侵入などのニュースで,
何だか不気味で危険な国だという正しい先入観を持っていた。したがって,左翼穏健派組織
に入った前後,ロシア革命のレーニンの文庫本を貪り読んだが,イデオロギーは
「自由と民主主義」にほかならなかった。組織離脱の後も,最大の関心は旧ソ連国内
において言論の自由のために闘う人たちにあり,政治勢力としては彼らにこそ最も強い
アイデンテティを感じていたのである。
私と違って,西部さんは,現在,自由と民主主義を否定して見せるが,元来,
西部さんが自由と民主主義を真実,支持したことはおそらく一度もないのである。
西部さんもまた自由を不潔なほど満喫しながら,ぐちゃぐちゃと文句を言う無自覚な
復古主義者の一人に過ぎない。
西部さんは言う。「なぜこんな″変な人生″を送ったのかにいささか理屈をつけると、
やはり戦後の混乱期に関係があったと思わざるを得ません。最初の違和感は小学二年生
のときです。『さあ民主主義の時代がきました』と担任のきれいな女性教師にいわれた
ことを覚えていますが、『民主主義とは何か』を誰かが尋ねると、『大事なことは
みんなで相談してみんなで決めることだ』と言うんですね。子供心にも大事なことを
子供に任せるのが民主主義なら多分つまらぬものに違いないと思いました。」
これは文字通り,「持って生まれた喧嘩っ早さと軽率」というものである。
この教師の言葉は稚拙で和合的すぎるが,そうめちゃくちゃは言っていない。
大体,きれいな女の先生の言うことは黙って聞くのが男の本分である(笑)。
言論の自由における論争,妥協点の追求,参与機会の平等における多数決定を,
子供向けに話しているだけである。子供はそれぞれ思うことをしゃべる。
そして議論する。教室における議論というのはおおよそ不思議なもので極端に
意見が違っているように見えても,議論するうちに,「何や同じこと言ってるやん」
になることが多い。ならば無理に妥協しなくても,自然に妥協が成立する。
これが「みんなで相談」ということになる。教室の民主主義には教師が存在する。
事柄についての経験も知識も,たいていは,大多数は,教師のほうが生徒を
上回っている。教師が発言すれば,議論はその発言の方向に誘導される。
それでほとんど全会一致的な多数決定になるわけである。
これが「みんなで決める」ということになる。それで何か問題があるのか?
西部さんには,子供や大衆は必ずつまらんことしか言わないのだという予断がある。
子供や大衆の発言を理論だ,哲学だなどと思い,理論や哲学を期待するからそういう
ことになる。その現場にいる一個人としての視線からの場面認知やその場の思いつきの
苦情だと思えばいい。場面認知や苦情は,理論や哲学ではないが,理論や哲学が
組み込むべきものである。理性と同様,感性も重要である。感性的な場面認知や苦情を
表現する機会を平等にし,保障しなければ,理性もひからび,その結果,
集団は死んでしまうのである。
大体,子供の頃の西部さんは子供の癖にこまっしゃくれているのである(笑)。
「子供心にも大事なことを子供に任せるのが民主主義なら多分つまらぬものに
違いないと思いました。」なんてことは子供は思わないものだし,
単に「大事なことを子供に任せる」などとはその先生も言っていないのである。
「大事なことはみんなで相談してみんなで決める」ということがなぜ
「大事なことを子供に任せる」ということになるのだ?。先生も混ざっているし,
相談して多数決すると言っているわけで,「子供に任せる」なんて言っていないぜ?。
西部さんが勝手に言い換えているだけだぜ。西部さんは物事を斜めに見,
大人の言うことに拒絶的な子供のまま,大きくなったのである。
そして,深刻な厭世と絶望を伴った理性だけを理性だと思うようになった。
西部さんは厭世と絶望から反体制の活動をしたという自分の人生を
もっと鮮明に総括すべきなのである。
あーあ、またやっちゃったね
ところで、ああいう無断転載って法的にヤヴァイんじゃない?
正直、この滝丸氏という人物の論考には、西部ファンとしても
反論しようという気が起きないよね。
くだらな過ぎて。
400 :
考える名無しさん:04/02/11 14:31
滝丸一兵は所詮予備校教師
池田信夫は所詮終身雇用が保障されていないあってもなくてもいい独立法人
研究所の研究員
男の嫉妬というやつは本当に醜いものです
反米は人畜無害春の雪
404 :
考える名無しさん:04/02/14 17:17
西部って竹下義朗と似たような反米なんだろう?
竹下義朗って誰さ?
406 :
考える名無しさん:04/02/17 15:51
「蜃気楼の中へ」読了中。
なんちゅうか身も蓋もなく、かつ温かい視点・語り口のようなものが魅力かな。
いまさらあの歳でどうにもならないが文体をもう少し格調高いものにしてもらいたい
保守を自認するのなら
?
410 :
考える名無しさん:04/02/19 20:23
それにしても、テロリストが最近イラク人ばかり殺してて、アメリカや日本
の占領統治に追い風、じゃなかろうか
西部・小林一派は「大義」を失ったのか!?
なーんて
「アメリカと仲良くする者のいかなる行動にも大義はない」
それがこの御仁の主張でよろしいですか?
別にテロリストの味方をしているわけではないが
そうですな。テロリストの見方をしているわけではない
ただ、アメリカが嫌いなだけです
アメリカからイギリスに行って心が和んだはずだが
いまやイギリスも反テロをやってますがどうするんでしょうかな
反米のために使ったイギリスも利用価値がなくなったいま
やっぱりドイツかフランスですかな
上橋泉がんばってるな
上橋泉苦そうだな(ワラ
上橋泉って誰?
ダートマスか。
なかなか渋い学校に行かれてますな。
419 :
考える名無しさん:04/02/21 06:23
今月の発言者にはニュースの考現学がないんだな。
最近の西部さんの文章はワンパターンなものが多いので、
考現学と対談が楽しみなんだが。
420 :
考える名無しさん:04/02/21 06:34
以前、批評空間で柄谷、浅田、福田(和也)、西部諸氏が対談されたそうですけど、
何号でのことか教えていただけませんか?
421 :
考える名無しさん:04/02/21 06:36
>>413 もうアングロサクソンはイギリスにもいない、というような事を
言っていましたね。
>>419 たけしの映画評が面白かったね<ニュースの考現学
>>420 俺が唯一持ってる「批評空間」だ。
1998年第二期16号と書てあるよ。
背表紙は
「共同討議 伝統・国家・資本主義
西部邁・福田和也・浅田彰・柄谷行人」
>>423-425 どうもありがとうございました。
批評空間を置いている図書館で見てみます。
大衆への反逆百円ゲット!
長崎に観光に行った際、駅前の本屋で発見しました。
429 :
考える名無しさん:04/02/26 03:02
大衆の病理のほうがいい
昔の著作好きな人が多いなぁ。
あまり保守色が今ほど色濃くは出てなかったから
先入観なしに読めるというのもあるし、
若々しく自由奔放に書いているという感じかな?。
今の激烈なニヒリストっぽい文章もいいけどね。
西部邁のコメント (毎日新聞2003年11月15日)
「地方選挙権は国籍取得者のみに与えられるべきだが、
何十年と長期滞在する在日朝鮮人の方々は
現実的に国に貢献しており、権利の保障は当然だ」
小林よしのりの取り巻き連中って、ほんと反日サヨクばっかだな。
この板のコヴァも、反日的な書き込みばかりだし(pゲラ
432 :
考える名無しさん:04/02/27 15:07
ポチのほうが反日的だよ。
戦争を終わらせるために原爆投下が必要だったというアメリカの言い分を
「理解すべき」と言うんだからね。(2年前の正論での田久保発言)
田久保忠衛は近刊の「反米論を撃つ」で
原爆投下で日本は救われたというアメリカの認識について
「同感できるところがある」とまで言ってたよ。
体臭の病理。
経済倫理学序説150円ゲッツ!
436 :
考える名無しさん:04/02/28 04:04
150円てすげーな
獅子たりえぬ超大国1500円ゲッツ!
定価じゃねえか!
四肢たりえぬ蝶大国
440 :
考える名無しさん:04/03/01 08:25
441 :
考える名無しさん:04/03/01 09:35
福田和也は日本に悪意しか持ってない在日に選挙権やるなんて言語道断と言ってたな。
体臭への反逆
保守派にも馬鹿はゐる。これは西部邁の文章ださうである。
|旧体の国語は、文化を守るのに充分な条件でないばかりか、
|それを使用する際の構え方次第では、精神の硬直あるいは
|脆弱すらもたらしかねない
これを名文といふ者もゐる。だがこれは名文ではない。
却つて西部の思考の粗雜を示してゐるだけなのである。
「旧体の国語は、文化を守るのに充分な条件でない」と西部は言ふ。
しかし、言葉を守る事は文化を守るためには絶對に必要な條件である。
言葉を守らないで文化を守る事など出来る譯がない。そんな事もわからぬのか。
ちなみに「旧体」は舊態が正解。引用者の誤りか、原文の誤りかは不明。
http://user2.allnet.ne.jp/noz/
哲学の話しろや
新作でないなあ。対談じゃないやつが。
西部の本は企画になりにくい
経済倫理学序説文庫版100円ゲッツ!
欲しい人がおったらあげますけぇ、挙手を。
文庫版があったのか…
小生とて、インターネットなるものの効用を認めぬというのではない。
しかし、そうならば、防砂ネットの効用も見直されても良いのではないか、
と皮肉のひとつも言いたくなる次第である。
450 :
考える名無しさん:04/03/11 16:58
>>447 俺だってもう持ってるもん。
古本屋で定価以上だったが。
次回の週刊金曜日買ってみようかな
3/19金曜日ですね
454 :
考える名無しさん:04/03/14 21:51
田中康夫キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
発言者創刊十周年オメ
456 :
考える名無しさん :04/03/16 00:14
10年間もよく続いたね
感動した!
なんで西部劇なんかに興味持ってんの?
458 :
考える名無しさん:04/03/16 00:26
西部萬子
459 :
考える名無しさん:04/03/16 00:58
西部邁などいない?
西部邁はかない?
あんまり赤字の話は聞きたくなかったんだけど…
週刊金曜日取り寄せてみます
463 :
考える名無しさん:04/03/22 23:25
柄谷行人
集金登場で予想通りポチがわめいている
あそこの板も静かだね。新刊出ないからかな?
とりあえずわしズムげっと。
466 :
考える名無しさん:04/03/29 13:48
西部はいいね。
467 :
☆キキ+キ゚Д゚♪ ◆IDiumpIPqw :04/03/29 13:51
、、、
468 :
考える名無しさん:04/03/30 22:37
☆キキ+キ゚Д゚♪のサイトみたけど速攻で飽きたよ
469 :
考える名無しさん:04/03/31 14:52
新刊ハケーンしたので情報提供しようと思ったら
すでにカキコミしてあって早ッ!
どうやら書き下ろしみたいですね。
472 :
考える名無しさん:04/04/12 17:06
植草一秀タイーホ
473 :
考える名無しさん:04/04/12 19:32
福田恒存の本でこれだけは読んどけってのある?
植草さんは思邦会にも出てたのに。
モラルハザードだね。残念。
475 :
考える名無しさん:04/04/13 15:44
私の憲法論の改訂版が売ってたな
ほとんど加筆や修正は無い(必要ない)らしいが。
1600円でした。
>>475 憲法学者はよく参照しているから
需要が結構あるんだろうね。
西部氏の本は地道に売れるものが多い。
買いました。勉強になります。
478 :
考える名無しさん:04/04/15 14:16
「自己責任」ねぇ…まやかしの言葉が流行ってますな
ぜひアメリカも自己責任でイラク戦争を解決してほしいね。
統治能力も無いのに侵略して混乱に見舞われるとは自業自得ですね。
日本はアメリカの「真の友」としてそう忠告してほしいね。
日米同盟とやらの英名が廃れますよ。
481 :
考える名無しさん:04/04/16 13:02
公共事業しろ
個人と国家の相互関係に着目するなら、
政府はやはり形式的であっても人質は救出しなければいけないだろう。
人質に「自己責任の原則」と迫るのは「おまえは非国民」といいたい為の
方便であると思われる。
本当に自己だけの責任とするなら「人質の救出」そのものがありえない。
なぜ非国民と批難したいかというと、左翼(と認定された者)は国民と
見做したくないから。
つまり自己(にかかわること)にしか思いを馳せない失感=失関症者が
いて、それが保守を名乗るものの中で増えているということのようである。
だから他者の心境に無関心な誹謗中傷が家族へ絶えないのもそのためである。
484 :
考える名無しさん:04/04/17 12:02
でもあの家族は左翼だよね
485 :
考える名無しさん:04/04/17 12:03
キキキはなぜこんなにも神なのか?
>>483 他者の心境に無関心なら誹謗中傷しないだろ
>>484 確かに左翼なんで「危機管理」と「人命尊重」は矛盾するということを
どうもわかってなかったようでありますが…
>>485 自己の欲望を満たしたいための他者への攻撃ということで。
488 :
考える名無しさん:04/04/18 00:00
∧_∧
◎ へ (´<_` ) ウゼエんだよ!
\ ≫ ̄ ̄ ̄ ̄彡ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒ \ このテロリストが
彡____人 )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ) てめぇは日本の恥だ!!
◎-●一( * * ヽミ |. |
((_ _ (( ( ;;-=- ̄=─ ̄ '⌒ヽ〉 | |
‘,'.∴・,‘・(ε (( ヽ-=_二__ ̄ \ | |
,'.・∵ ヽ_____ ノ  ̄\ / /
(__)) ヽ .\__/_丿
| |
>>487 ヽ .| |
| |______) | |
| 〉三三三[□]三) | |
ノノノノ:::::::::::::::::::::::::::::/ \ ヽ
~~~|::::::::::::::::::/:::::::/ \ |
|;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;/ / ノ
(___|)_|) `-
489 :
考える名無しさん:04/04/18 00:05
そんなに日本がいやなら日本から出て行けyo!!
_∧_∧
/ ̄ ( ,,゚Д゚)⌒\ ヨイサー!!
__ / _| | |
ヽヽ / / \ | | ,,,,,,,iiiiillllll!!!!!!!lllllliiiii,,,,,,,
\\| |____| .| | .,llll゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙゙lllll,
\/ \ | | .|!!!!,,,,,,,, ,,,,,,,,,!!!!|
| ヽ_「\ | |、 | ゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙ .|
| \ \――、. | | ヽ .| .゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ |
| / \ "-、, `| | ヽ | |
_/ / "-, "' (_ ヽ ヽ .| |
/ __ノ "'m__`\ヽ_,,,, ヽ | |
`ー― ̄ ヽ、__`/ー_,,,, ゙゙゙゙!!!!!!!lllllllliii| |
\゙゙゙゙゙゙゙!!!!!lllllllliiiii| |
\ ヽ | |
ヽ \ | |
| \.|
>>487 |
`ヽ、,,_ノ| |
゙゙!!!,,,,,,,, ,,,,,,,,,!!!゙゙
゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙
490 :
考える名無しさん:04/04/18 00:13
∧_∧
_( ´_ゝ`) 反米サヨマジウゼェ
/ ) _ _
/ ,イ 、 ノ/ ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
/ / | ( 〈 ∵. ・(
>>487__ > ゛ 、_―
| ! ヽ ー=- ̄ ̄=_、 (/ , ´ノ
| | `iー__=―_ ;, / / /
!、リ -=_二__ ̄_=;, / / ,'
/ / / /| |
/ / !、_/ / 〉
/ _/ |_/
ヽ、_ヽ
491 :
考える名無しさん:04/04/23 11:06
∧_∧
_( ´_ゝ`) 親米サヨマジウゼェ
/ ) _ _
/ ,イ 、 ノ/ ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
/ / | ( 〈 ∵. ・(
>>490__ > ゛ 、_―
| ! ヽ ー=- ̄ ̄=_、 (/ , ´ノ
| | `iー__=―_ ;, / / /
!、リ -=_二__ ̄_=;, / / ,'
/ / / /| |
/ / !、_/ / 〉
/ _/ |_/
ヽ、_ヽ
494 :
考える名無しさん:04/04/23 17:52
アメリカ=左翼で間違いありません
親米はサヨなのです
『学問』買いますた。これから読んでみます。
売ってないよ
売ってたよ
田舎では無理か
ネットで注文かけるか
499 :
考える名無しさん:04/04/24 23:19
もう、札幌でも買えたよ。
面白いけど、これで2000円は高いなあ。
講談社ともあろう大出版社が、こういう事をするかね。
大きくて読みにくいし。
これなら、新書で良いのに…。
タイトルも内容とあってないしなあ。
そうなの?
買い損?
漏れ的にはテロ論考を収録した本を出してほしいね。
まあ西部好きなら充分楽しめるんでないの
結局どういう本なの?
西部さんにしては表題にヒネリがない気がする・・・
発言者の来月号が楽しみだ
自己責任論をどう料理してくれるか見もの
その前によしりんがサピオで人質事件についての見解を
発表してくれるみたいだけど、被害者側にも不穏な
行動も多いので、あまりバッサリやっちゃうと後々
問題が多いのではないかと少し不安でもあります・・・
503 :
考える名無しさん:04/04/26 20:28
>>502 100超のお題を編集が用意して、短い文章で答えていく本。
面白いことは面白いんだよね。
たとえば「清水幾太郎」なんて、今までほとんど言及した事
無かった気がするし。
書いたものだからか「人生の作法」より本格的だけど、
「保守思想のための39章」よりは平易な本。
504 :
考える名無しさん:04/04/26 21:34
鉄人 2004/04/24(Sat) 23:58
3 :吾輩は名無しである :04/04/18 21:20
國語問題研究會の掲示板と會議室、消滅してしまひましたね。
4 :木村貴 :04/04/18 22:46
たぶん、野×が、泣きついたのでしょう。
あの両親が快楽の末、世に送り出した受精卵は、
世間におんぶにだっこの、役立たずで、
税金も払わない、ただ、手から、栗の花
の臭いを発する、溶けた脳みそなのです。
今更だが週刊金曜日読んだ。
西尾のみならず、舛添みたいなのも随分嫌いみたいだね。
>>505 金曜の表紙に西部邁って書いてあるのがなんか可笑しかった。
桝添はそんなに嫌いじゃないと思う、そこそこ付き合いもあったようだから。
でも考え方は全然同意してないんだろうけど。
そういやタックルで桝添へのインタビューで彼の書斎らしき部屋が映ったとき
本棚に西部さんの本が並んでるのが見えたよ。
>>507 『現在への証言』と『論争の手引き』だったかな?
他の本に埋もれていたがけっこうアップだったので目立って見えた。
509 :
考える名無しさん:04/04/28 13:57
西部氏が東大辞職の顛末を書いた本に
桝添さんもプチ登場してました。
それは西部氏が脱構築を行っていないからだ!
脱構築して、まごう事なき哲学徒となりたまえ!
そういや栗本慎一郎とはどうしてるんだろうね
これって『愛国心』のときに撮影したやつでないの?
そうかも
ところでまた小林氏との対談本出るらしいですね
なんか発売延期になったみたいよ
戦後一度も憲法改正がないのは異常っていってるけど
西部さんの試案そのまま憲法にしたら、よく出来すぎてるから
二度と改正の必要ないかもねw
昨日、毎日放送のニュースで大阪梅田の書店競合の特集やってたけど、
旭日屋書店の店内(何度か行った事がある)が映ったとき、ややアップで
西部さんの『学問』が壁置き二段くらいで結構陳列してあるのが見えた。
まだ手に入れてませんけど…。
519 :
考える名無しさん:04/05/02 00:13
西部ジイがヤスオと対談かぁ
オモロすぎじゃないですか〜
「覚悟も想像力も無いインテリたちへ」って
暗示的すぎないか?
ヤスオガムバレヨ!
セブンムーンもガムバレヨ!
読んだけど康夫はしゃぎすぎ
521 :
ボン中山 ◆PKPKs4sF8s :04/05/03 00:19
保守
康夫との対談かみ合ってない
司会を立てるべきだった
523 :
考える名無しさん:04/05/04 22:04
宮台との対談マダー?
524 :
考える名無しさん:04/05/05 20:49
j
525 :
考える名無しさん:04/05/05 21:05
結局、保守思想って人間いかに生きるかってことにかかってくると
思うんだけど、西部さん、「歴史の叡智」とか「死者の民主主義」とか
言うんだったら人間の輪廻転生も認めなくてはだめになるんじゃないかな。
何故人間は良識を大切にしなければならないとか、ご先祖さまから継承した
歴史を重んじなければならないとか、そういうのをごまかしなく説明するには
人の前世の存在から説明しないとだめだと思う。
とにかく、電波とか何でも言われてもいいから、保守主義者は人間の輪廻転生
を信じていなくてはならないと思う。
526 :
考える名無しさん:04/05/05 23:17
何いってんの?
527 :
考える名無しさん:04/05/06 12:29
>>525 久々に激しくワロタ!!
キミイイヨ〜!!
529 :
考える名無しさん:04/05/06 19:32
うわさによると「神話学」も読んでないのに、レヴィ・ストロース
語ってるそうじゃないか。英語もしゃべれないらしい。元アカで
2回逮捕されて、オウムのプロパガンダ中沢新一を持ち上げたあげく
反米仲間のコヴァと仲良しに・・・
こいつって本当に学者と呼べるの?
だから、著述家なのです。
低学歴の粘着はアホの極み
まあ、私の思う壺なんだけどねプゲロゲロノンジマッタゼッチョ
532 :
考える名無しさん:04/05/06 19:47
おやぁ?
ここでも例の発作を起こしかけているようだね?
また連投発狂レスを拝ませてくれるのかな?
じゃ、ここでも再度、きみが最もぶち切れる言葉をプレゼントしちゃうよ?
勝利宣言はまだでつか ?
533 :
考える名無しさん:04/05/06 20:21
西部信者がヒッシ。ヒッシ。
534 :
考える名無しさん:04/05/06 20:24
私は煽りの天才だな
私にかかれば基地外1人発狂させることなど朝飯前プププゲラゲラワラップ
俺は元精神世界ヲタのコヴァなんだけどね、西部さんのいう保守主義といった
ものを経済思想や社会思想、社会学を駆使してあれだけ精緻に論理的に体系化
している学者としての能力、姿勢は凄いと思うんですけど、これからはそれに
加えて「あなたの知らない世界」に対しても保守主義をもって切り込んで欲しい
のです。だいたい西部さんのいう「死者と共にある民主主義」といったものは
既に「あなたの知らない世界」なんですよ。あの世とこの世は切っても切り離せ
ないもんだっていう事はもう西部さんは暗に、いやもう白日の下に認めているんです。
英霊の眠る靖国神社を8月15日に参拝しない小泉を非難する西部さんもそう。
保守主義ってのは「あの世」にいる我が先祖、朋友に対していかに恥じることなく生きるって
ことを説く思想だって思うんです。大体そう思わないと保守主義なんてやってられない
でしょ?みんなニヒリストになっちゃうぞ。
佐伯啓思さんも宗教的精神は大切だって言ってます。
精神世界にはまれとは言ってませんがね。
537 :
考える名無しさん:04/05/06 23:05
死者の民主主義は別にチェスタトン、西部邁の専売特許では無い。
事実憲法学者の中にも国民とは現在の国民だけでなく過去の国民
をも含むという説がある。少数説ではあるが決して無視されてい
る訳では無い。
だが、この説は国民主権をどう捉えるかという論争の中で国民は
憲法制定権力であるという正当性の契機説(通説)に吸収された。
何故なら正当性の契機説における国民は有権者団ではなく国家の
構成員という抽象的存在と見做すので、死者も抽象的国民の概念
に含むことが可能であるし、含んだとしても正当性の契機説を大
きく変更させる要因とはなり得ないからである。
538 :
考える名無しさん:04/05/06 23:08
そして537に書いた事を単なるアカデミズムのコップの中での
話しにしか過ぎないと逃げてしまえば、結局西部邁は社会科学者
でもなんでもなく所詮は文芸評論家もどきの存在ということにな
ってしまう。
「現代」の康夫との対談を読んで思ったんだが、このあたりって柄谷と通じるもの
があるね。柄谷は「未来」であるし、「他者」なんだけど。
>>537 西部邁さんの唱えられる真性保守主義ですが、モーニング娘。の歌う曲の中でそれに
該当するような箇所を発見しました。
♪そうさ
時代はそれぞれいっぱい
がんばって来たよね
おじいちゃんや そのまた じいちゃん
そのまた もっともっとばあちゃんに
感謝がみなぎる
この曲はモー娘「愛あらばIT’S ALL RIGHT」という曲なんですが、
解釈すると「それぞれの時代における歴史のなかで、我が先祖により歴史の叡智と
しての伝統が培われてきた。それはいかに歴史、慣習、伝統というものを基礎に
した国柄を保守せんとかまえてきた、それぞれの時代に生きた者たち頑張りである。
そういった我々の祖父やそのまた祖父、そしてその代以上に溯らなければならない
祖母に対して感謝がみなぎる。」といった感じになりますよね。
モーニング娘。ってすんげえ保守主義者ですよね!
541 :
考える名無しさん:04/05/07 03:47
>>535 死後の世界、霊魂不滅まで考えると、西部氏がいう「生命に限りがあるから
人生は量より質で、信頼というものが大切になる」という考えが欺瞞に
なってしまうよ。
>>540 モーニング娘。というよりも、つんくでしょう
♪父さん母さんありがとう
なんて歌詞もあったし。
それにしても、あんた面白いね
543 :
考える名無しさん:04/05/07 16:23
世界に一つだけの花の方がいいよ。
八木は批判してたけど。
544 :
考える名無しさん:04/05/07 16:32
545 :
(*゜Д゜)2ちゃんスタイル!? ◆PKPKs4sF8s :04/05/07 17:45
じゆんって・・・
>>541 >「生命に限りがあるから人生は量より質で、信頼というものが大切になる」
この姿勢を貫くことにより、その人の霊的ステージが上昇すると思います。
人生は量より質と考えることは、その人に与えられた人生の限りある時間を
いかに真摯に生きるかということに繋がってきます。欺瞞にはなりません。
>>542 作詞はつんくでしたね。
メンバーの入れ替えの激しさは漸進主義とは反すると思いますが(w
大阪のプック1stにて「学問」ゲト!
手に取った時ちょうど熱心に立ち読みしている人がいました。
一階二階と分けておいてありましたが、どちらも結構減っている形跡が
あったのでそこそこ売れているのでは?
ついでに浅羽道明氏の「ナショナリズム」(ちくま新書)もゲト。
よしりんのことがやや好意的に言及されていましたヨ。
548 :
考える名無しさん:04/05/10 17:53
西部って何者?
549 :
考える名無しさん:04/05/10 21:14
ただの酔っ払いだろ
551 :
考える名無しさん:04/05/11 12:12
TVで興味を持って最初“人間論”を読みました。
生まれてからの成長過程を追いつつ、時々の思考が語られているから、
彼の基本的なスタンスがとてもよくわかる。
その後、いろいろ読みましたが、彼の分析を我が身に投射して見るとき、
自分の内部で今迄漠然としていた“もろもろ”が見えて来る面白さ…を
発見しました。
とにかく納得してしまう。
基本的に“思想的に近い人々にとっては”一種の精神安定剤的な役目を
はたしてくれるでしょうね。
552 :
考える名無しさん:04/05/11 15:35
人間論読みたいんだけど
売ってねーんだよな
どこでゲトしたん?
>>552 池袋のサンシャイン通りの古本屋で100円で売ってたのを見たことある
半年ほど前だけど
554 :
考える名無しさん:04/05/11 16:43
>>552 朝生TVの初期に、言いにくい事をはっきり言うので気に入ってしまった。
最初に買ったのが“人間論”なのだが…
1992年(日本文芸社)の第1刷だから
いつまで発売してたのかねー
大きな古書店の親父に頼んでおくのが一番いいと思いますよ。
人間論はPHP文庫にもなったのだが…
あまり出回ってないみたいね
>>553 サンキュ
なんとオレ職場が池袋なんだ!
でもサンシャイン通りに古本屋ってあったけ?
どこらへんだろ
池袋は旅行したとき寄っただけだから詳しくは無いが、
(東京へは年何回か来るだけなので)
エロ本屋の「新宿書店」(池袋支店)の近くだった気が。
サンシャインビルの近く。たぶん。
うほっ
早速のお返事ありがとうございます!
明日の帰りにでも覗いてきますわ
ついでに新宿書店とやらも ムフ
559 :
考える名無しさん:04/05/11 20:49
おれも、最初が「人間論」で西部さんの書物で一番好きだな。
PHP文庫版をいつも持ち歩いていて、営業や社交の前に読む。
10分ほど読むと調子が上がり、その後は西部モードで喋るん
です(笑
>>559 うほっ
そんな便利な使用方法があったとは(笑
さらにゲトりたくなりました!
漏れは「死生論」の方が好きだな
562 :
考える名無しさん:04/05/12 00:03
どこかの場所で西部さんのことを喋ったりすると「何だ…おまえもあの一派か…」
てな反応をよく受ける。
こちらも「何だこの単細胞め…と」心の中で想うのだが矢張りいい気持ちはしない
このスレで始めて心の安らぎと自信を得た気がする。
こんな告白して恥ずかしいが、あまりにも敵が多すぎる気がするから。
魅力を感じなければ行かないし見ないだろ。そのときそのときで
564 :
考える名無しさん:04/05/12 00:19
>>561 >>554です
私も死生論を読みました。
こちらの本は共感するというよりは、哲学者という人は究極的には
“死”の問題とかかわり合うのが必然なのか…と
いい年してるくせに“死”などほとんど考えない自分の俗っぽさに
多少の劣等感を抱いております。
565 :
考える名無しさん:04/05/12 19:35
西部さんは庶民の心を持った哲学者です
566 :
考える名無しさん:04/05/12 21:56
そんなことより、「雑談」読んだか?おもしれーぞ。
今読んでるところです。
当然あとがきから読みましたけどw
単なる「雑多な談話」に落ちてないかというのは無用な心配で
良識というものをキチンと見定めて、面白くかつ鋭利に
現代の誤った風潮をバッサバッサと切り捨てています。
568 :
考える名無しさん:04/05/14 18:44
この人って悪しきプラトン主義者だね。
オルテガも衆愚批判って点だけを真似してるだけで、
オルテガの自由主義的な要素は理解していない。
569 :
考える名無しさん:04/05/14 18:57
アングロ・サクソン自由主義を一応は理解してる中川八洋(極端なところはあるが)の方が何ぼかマシ
570 :
考える名無しさん:04/05/14 20:01
571 :
考える名無しさん:04/05/14 20:39
>>570 佐々木毅 「プラトンの呪縛」
ポパー 「開かれた社会の敵」
参照
572 :
考える名無しさん:04/05/14 20:47
所詮論壇ゴロに過ぎん。
573 :
考える名無しさん:04/05/14 21:29
でも人柄はいいよな
西部さんの本を
どれか一冊丸暗記しようと思うのですが
どれがいいですかね?
>>575 処女作の「ソシオ・エコノミックス」がいいでしょう
577 :
考える名無しさん:04/05/15 18:06
>>575 死生論・・・人生最期の時、きっとどんな本より役立つ
578 :
考える名無しさん:04/05/15 23:17
うーん・・つまらん好奇心なんだが
西部ジイって生命保険はいってるんだろか?
>>577 死について考える本ベスト○○とかよくあるけど
この本が紹介された例がないね
>>578 かみさんが無理やり入れてるんじゃないの?
580 :
考える名無しさん:04/05/16 04:34
>>579 「死について考える本ベスト」なんて言うヤシは、生命至上主義者の
プロ市民で、図書館司書やらせたら西部邁の本焚書したいような
輩が多いからでしょう。
保険は入ってないのでは?
でも不慮の事故というのもあるから、家族のことを考えれば入っているのかも。
自殺の場合は保険金出ないよね?
582 :
考える名無しさん:04/05/16 20:29
>>581 > 自殺の場合は保険金出ないよね?
でるよ。
俺は入っていると思うな。西部翁は「男ってのは、女子供のために〜」って
いう人でしょ?奥さんより先に逝く場合、残された奥さんが生活できる
ために、男は保険に入いるのが作法、とか言いそうなんだけど。
583 :
考える名無しさん:04/05/17 15:07
>>582 自殺は加入してから一年たたないとだめですよね。
おれ、そろそろやっかなー
でもね、飛び込みはだめだってよー JRから膨大な請求が来る
様になったそうだから…
584 :
考える名無しさん:04/05/17 15:36
オルテガってプラトンの影響あるよな
西部はピストル自殺だろ
587 :
考える名無しさん:04/05/17 19:08
西部(せいぶ)のガンマン
観念した。戻るからとりあえずはほっておいて
589 :
考える名無しさん:04/05/17 21:37
>>583 最近、増えているから1年じゃだめみたいだよ。もっと伸びたよ。
そーいうスレじゃねーんだけど。
雑談読んだかー?>皆の衆
590 :
考える名無しさん:04/05/18 00:29
>>589 >>583です。ごめんごめん
“雑談”昨夜半分読みました。
二人して、アメリカ、小泉、慎太郎…をまるっきりけなしてるけれど
これらを嫌いでない私が読むのは少し辛かった。
芥川賞に関連して西部氏が「文学なんてものは大人が読むものじゃーない、と25才の時に
決別した自分を現在評価している」といっているが、いくら好きな西部氏といえども、
到底納得できない。
伝統、家族制度の言論から見て論理論理で情動や感動が堅くなってしまったとは
思えないのだが、…
これ程の人でもやはり抜けている部分はあるのか…
頭が良すぎて文学などみえ見え…というのか…
その抜けている部分を持ったからこそ今の彼の存在感たらしめるところなのか…
しかし他の部分はいつも通り良き精神安定剤になります。
591 :
考える名無しさん:04/05/18 09:19
>>590 こうやって、読者がだんだんへってくるのかなと思う今日この頃。
まじめな話、この発言に限らず、話半分というか、文脈の中で受け取らないと、西部翁の
挑発的な言葉だけががつんと来てしまうんでないかなあ。
この手の発言は、あっちの畑のど真ん中でもしたわけですが。
だって、最近でも、某の小説で涙したとかあやうく電車の中で号泣しそうになったとか言ってるもん。
マンガだって、じゃりんこチエは読んでたわけだしねー。
592 :
考える名無しさん:04/05/18 12:09
>>591 >西部氏が「文学なんてものは大人が読むものじゃーない
といいつつも、子供心を持って読んでもよろしってことじゃないか?
俺は西部のじじぃはますます保守にターボがかかって、最近の著述が
面白く感じるな。
593 :
考える名無しさん:04/05/18 15:42
>>591 >>591 >>592 >>590です。 お二人の意見よーく解ります
私も内心その様に考えておりました。
以前西部氏の「国民の道徳」を読んだ時、自由の虚妄、平等の欺瞞、博愛の偽善、等々
どうしてこんなにも彼と自分が何から何まで細部迄思想が同じなのか…と
それまでの八方塞がりの孤独な戦いに意気消沈していた私は、ぞっこん惚れ込んでしまいました。
その後色々読んでいる内、彼との間の若干の亀裂は意識していましたが、今回の“雑談”では気楽な立場での
一種の放言…と言う事もあり、私も、のけぞってしまいました。
しかしまあ…あまり似通っているのも気持ち悪いかも・・・と思いつつ
今後も彼の毒舌を楽しみながら“お慕い申し上げます!”て・・・ところですか。
私は文学が文学足りえてないのに文学だ
という風潮にノンという意味だと受け取りましたが…
595 :
考える名無しさん:04/05/18 19:37
>>593 > その後色々読んでいる内、彼との間の若干の亀裂は意識していましたが
若干の亀裂があったぐらいのほうがいいんだよ。その方が批判したり、考えたり
して、またまた楽しめる。
> 今回の“雑談”では気楽な立場での一種の放言…と言う事もあり、私も、のけぞってしまいました。
ほんと、楽しめた。西部じじぃの塾に行けば、こんな飲み会があるのかな?
>>594 なるへそ。
漱石や三島を引用するところをみると、これこそが文学ってことなのかもしれん。
今月の発言者でもわかるように
西部氏が文学にこだわっていないわけがないんですが
597 :
考える名無しさん:04/05/19 16:15
>>590です
西部氏の文学の発言に関して、皆さんの意見…色々と参考になりました。
私はいい年して単純おやじですから。
おかしいなと思うことは色々聞いたほうが参考になりますよね。
インターネットが珍しく役に立ったといっていいのかなw
599 :
考える名無しさん:04/05/19 23:46
>>590〜598に
少なくとも2回セブンムーンが登場しているような気がするのは
オレだけ?
>>599 書き込みはしています。どれかはご想像で(笑)
601 :
考える名無しさん:04/05/20 19:46
おまいら、復刊どっと込む投票汁!
602 :
考える名無しさん:04/05/21 02:53
>>575 西部先生の本一冊丸暗記なら「獅子たりえぬ超大国」日本実業出版社
をお勧めするよ。
平易な文章でかつ西部先生の長年の主張をダイジェスト版にしたよう
な感じ。最近の西部先生の本の中ではコンパクトでいい感じ。
それよりなにより未収録論文の単行本化キボン
『保守思想のための39章』だな
605 :
考える名無しさん:04/05/21 21:14
船橋市の図書館にはもうおいてないの?
606 :
考える名無しさん:04/05/22 02:52
暗記するのは無駄だろう。
まあ、知識的には『保守思想のための39章』が、
まとまってていいだろうね。
言い回しのをマスターするなら「成熟とは何か」だな。
>607
「成熟とは何か」よりも「虚無の構造」
608 :
考える名無しさん:04/05/22 20:01
剥がされた仮面はどーよ?
人間論のサイン会で、この本持って行ってしかもお袋宛にサインして
もらいました。
このミーハー
610 :
考える名無しさん:04/05/22 20:32
>>607 「虚無」は好きでおれの精神に安定を与える書物だ。
でも「成熟」は使えるんだよね。
一番西部氏が論理に執着した語り口をしていたころだし、
ネタ的にも政治学と経済学を巡っての語りだから。
大学時代のレポートから、会社での発言まで、
この本から何度もパクっているのさ。
今回の訪朝の結果は予想通りだな。
どいつもこいつも小泉なんか信用しているのが不思議だった。
就任以来のやつの失政ぶりをみていたら政治力なんて
この程度だとわかるだろうに…。
612 :
考える名無しさん:04/05/22 21:27
アメリカはジェンキンスさんを免訴することはありえないでしょう。
こんかいの小泉訪朝で「私が仮に禁固刑になっても娘二人は日本で母親と
いっしょに暮らして欲しい」と言えば情状酌量の判断材料になるが、今回
それを明確に拒否したわけだ。
北朝鮮問題に関しては日米の思想・利害的関係はほぼ一致している。した
がって小泉が今後ブッシュに免訴の要請をすることがおかしくなる。
こんなさして頭のよくない俺が考え付く事を何故有識者どもは誰も発言し
ないのであろうか?理解に苦しむ。
曽我さんの4人でいっしょに暮らしたいの論理が通るのならばお父さんは
銀行強盗をしたが刑務所に入らず家族いっしょに暮らしたいと犯罪者の家
族がいっているので無罪にして欲しいという論理も通る事になる。
613 :
考える名無しさん:04/05/22 21:28
あくまでもジェンスキンさんはアメリカ軍における犯罪者だよ。
だから日本にとっては犯罪者では無い。
しかしアメリカと日本は北朝鮮問題では思想・利害関係がほぼ一致している
訳だ。したがって、日本はアメリカに免訴を求めるべきではないという理論
は法律論ではなく政治問題だ。
曽我さんに同情するのもいいがもっと大局的に物事を考える必要があるよ。
少なくとも曽我さんがかわいそうといった感情論で今後の処理を進めるのは
間違った行為であるし小児病的行為だと思うよ。
金正日が「また会いましょう」だって…
エサをちらつかせればまたノコノコやってくると思ってんだろうな
615 :
考える名無しさん:04/05/23 01:25
>>612 まったく同感
NHKは拉致家族、家族の兄弟、蓮池氏らの筋の通らない
一方的な感情論を長々と一方的に放映した。
確かにどこかおかしい、政府のギリギリの努力に対する感謝の念が
みじんも感じられない。
拉致家族達は現代の日本にはびこる“おかしなもの”に取り込まれてしまっている。
政府は努力してないだろ
617 :
考える名無しさん:04/05/25 20:06
今月の発言者はいつもと趣が違ったな
映画の話は良くわからんかった
もっかいちゃんと読も
618 :
考える名無しさん:04/05/25 20:07
g
619 :
考える名無しさん:04/05/25 21:23
モーニング娘。から辻加護のみならず石川飯田までも放出されることが
決定した。このようなことによる急激な有能なメンバーの減少によっては
モーニング娘。という組織において「確信の危機」が生じてしまうことだ
ろうが!西部先生、ハロプロの事務所の社長を批判してください。
このままでは娘。たちが解散の憂き目にあいます。
この人って社会の指導層に迎合してるだけで、体系的な学問がないよな。
大衆批判にしてもオルテガに数段劣る。
むしろ、この人の精神的自己閉塞と自己満足がこの人の大衆性を表してるね。
621 :
考える名無しさん:04/05/26 00:07
もう西部さんと福田さんは完全に切れちゃったの?
福田が石原をマンセーしすぎるから西部さんは福田に愛想つかしちゃった
わけね?西部グループの慶応閥は崩壊しちゃったな〜。
傾向的に慶応って、小泉しかり、竹中しかり、島田しかり、石原Jrしかり、
加藤寛しかり、ニューライトに傾いちゃうの?これって福沢諭吉以来の伝統
ですか。
622 :
考える名無しさん:04/05/26 05:07
そもそもなぜ拉致被害者の家族と引き換えに支援物資及び財政支援
をするのかわからん。
北朝鮮は拉致を認めたなら無条件で返すのが国交正常化にたいする進展に向かう思う。
というものだろ。
一昨日TVタックルでハマコーさんが「北と戦争するのか!」と
そんな感じでいってたけど。
どうも納得できない。
北朝鮮は日本の国民感情というのを理解してないと思う
すいません掲示板間違えました
625 :
考える名無しさん:04/05/26 05:43
ずっと前にも書いたけど、「国民の道徳」なんちゅうタイトルを自著につける感覚は
すげーなと思う。あれってギャグ?
つくる会の要請だろ、あれは。
627 :
考える名無しさん:04/05/26 16:35
西部老師は「生命至上主義」はいかがなものかと、繰り返し述べられて
いるでしょう。それを友人に言ったら、では生それ自体を至上の価値と
して生きるより他にない「植物状態」の方、「自閉症」の方、「知恵遅
れ」の方等などはどう位置づけるんだと反論されましてね。うーむと考
えちゃいましたよ。
ゴーマニズム板で、この質問したら、誰も答えられなかったので、哲
学板の皆さん、よろしく頼みますね。
628 :
考える名無しさん:04/05/26 16:45
健常者と障害者で
価値が変わってくるのは
しょうがないんじゃないの?
それに植物状態と自閉症、知恵遅れをいっしょくたにするのは
乱暴でないか?
少なくとも西部ジイは自分が植物状態になったら
生命維持装置を外すように家族には話していると
何かに書いてあったはず。
自閉症や知恵遅れに関しては症状の程度で
話はぜんぜん変わってくるでしょ。
西部は保守主義ではあるが自由主義ではない。
むしろ共産主義に近いね。
630 :
考える名無しさん:04/05/26 19:29
歴史や伝統に培われた共同体を保守するのか
進歩や理想に未来を夢見て共同体を作り出そうとするのか
何かしらの価値を見いだそうとしていることには変わりがない。
価値をかなぐり捨てたポチとは違うだろうな。
631 :
考える名無しさん:04/05/26 20:25
『知性の構造』は、ガタマーらのドイツ解釈学の影響が濃い、著作だね。
632 :
考える名無しさん:04/05/26 21:42
「知性の構造」・・・読めん。
「国民の道徳」で我慢しています。10回ぐらい読み返しました。
633 :
考える名無しさん:04/05/26 21:48
「虚無の構造」(黄色いカバーだったけ?)を立ち読みしたけど、
途中からこの本も読めんようになった。
俺、基礎学力が足りないのよね、、、
「国民の道徳」は俺でも読めるよう、平易かつ簡明に西部氏の自説
がまとめてあるいい本だ。ちょっと分厚いけどね。
>>625 大月書店の『徹底批判「国民の道徳」』の2章
「国民の道徳の政治的背景」に詳しい。
他の章はスカポンタンだけど、ここだけはなかなか的を得ているところがある。
そういや何かもう一冊『国民の道徳』批判の本があったはずだけど
そっちは読んだことないんだけど、詳しい人いる?
『知性の構造』は図が一つ追加されて文庫化されていたよね
(買ってないけど)
この本、西部氏自身「ぼくのやり方は間違っていたかもしれない」
って言ってようだけど、誰かに批判されてのことなのか?
636 :
考える名無しさん:04/05/26 23:01
とりあえず宮崎哲弥は「あの図を多用した方法は70年代の社会科学者
が好んだ方法」「日本の知性の文脈では受け入れられることはない」と
冷やかしていたなあ
637 :
考える名無しさん:04/05/26 23:02
『知性の構造』難しくないって。俺のようなバッカでも読了できたんだ
ぜ。文と図を呼応させながら、ゆっくり読んでいけば絶対、理解できる
って。とにかく読んでくれ。
638 :
考える名無しさん:04/05/26 23:09
しかし、端的に言って何を保守するんでしょうかね
少なくとも「日本の伝統」なんかどうでもいい思想だと思うんですが
639 :
考える名無しさん:04/05/26 23:20
「知性の構造」って西部版「構造と力」?
福田和也が絶賛(?)していた
641 :
考える名無しさん:04/05/27 00:55
>>638 キミは西部ジイの本を読んで
その上で言ってるの?
釣りか・・・
642 :
考える名無しさん:04/05/27 07:41
>>638 あんた、定期的にこのスレを保守してなさい
643 :
考える名無しさん:04/05/27 17:52
西部老師って「自民党支持」なんだろうか、それとも「無党派」なんだろうか?
まあどうでもいいことではあるが。
>>643 小沢一郎は西部について「使えねえ政治思想だな」と言ってましたが。
645 :
考える名無しさん:04/05/27 19:45
文学だから仕方ない。
646 :
考える名無しさん:04/05/27 19:52
ぶんがく?
647 :
考える名無しさん:04/05/27 19:57
西部ジイの保守理論を使いこなせれば
素晴らしく政治活動に役立つだろうけどなぁ
もったいない、もったいない。
648 :
考える名無しさん:04/05/27 20:40
西部ってとりあえず亀井代議士支持でしょ。
亀井は最強だと思うけど
風貌でものすごく損してるね
650 :
考える名無しさん:04/05/27 23:06
『学問』っていう本はどんなんですか?
亀井は死刑廃止論者
653 :
考える名無しさん:04/05/27 23:27
亀井は自民に同じく警察出身の平沢勝栄がいるけど、彼とはあまり接点
なさそうだよね。
むしろ平沢は親小泉だから仲悪いんじゃないの。
654 :
考える名無しさん:04/05/28 05:09
>>644 小沢は佐高信と同じで慶応の品位を下げるキャラだからな(プゥ
655 :
考える名無しさん:04/05/28 09:45
周知の通り西部氏は自民党を社民主義(の右派)と位置づけてるから、やっぱり
「支持政党なし」なのかなあ。
>西部氏は自民党を社民主義(の右派)と位置づけてる
過去の自民党の政策に限定するなら適切な評価だが
今の自民党には当てはまらないよ
今はどっちかというとリバタリアン優勢でしょう
それに自民党は政策的主張以外の主張は「社民主義の右派」的なものより
さらに右よりだと思う。それが今のリバタリアン優勢の状況を作り出す根に
なっているし。
657 :
考える名無しさん:04/05/28 18:00
中曽根氏には近いけれど、意見が同じと言うわけでは
無いしねえ。
与党が下らない批判にさらされていれば、場合によ
っては擁護しようという構えはあるけれど、積極的
に支持する政党というほどのものではないだろう。
そもそも、選挙に行った事がほとんど無いはずだよ。
658 :
考える名無しさん:04/05/28 20:58
虚無の構造・・・難しいんだよね?なかなか前に進めないよー
659 :
考える名無しさん:04/05/28 21:00
虚無の構造・・・難しいんだよね?なかなか前に進めないよー
660 :
考える名無しさん:04/05/28 21:52
『虚無の構造』を読んでも、私の虚無感は消えなかった。
いかなる超越性へ自己を投企させるかが不明瞭だからだろう。
だた、ひとつだけこの著書から手ごたえを持って学んだことがある。
それは自己の<死>だけが、この虚無からの解放だということである。
661 :
考える名無しさん:04/05/28 21:53
『虚無の構造』を読んでも、私の虚無感は消えなかった。
いかなる超越性へ自己を投企させるかが不明瞭だからだろう。
だた、ひとつだけこの著書から手ごたえを持って学んだことがある。
それは自己の<死>だけが、この虚無からの解放だということである。
662 :
考える名無しさん:04/05/28 22:52
「発言者」に論文書いてる柴山圭太って優秀だよね。
まだ20代でしょ?
「発言者」編集長佐伯啓思の弟子筋で滋賀大学助手。
彼の論文読むたび毎度感服させられます。学識及び文章力凄い!
相当勉強しているんでしょう。将来的には西部系統の新古典派批判を
担うんですよね。まだ「発言者」以外の媒体には姿を見せてないけど。
663 :
考える名無しさん:04/05/28 23:46
吉本隆明は西部邁を批判してこう言っている。
「『日本の伝統』とか、『日本人の伝統』とかいっても、西部邁がいっ
ているのは、せいぜい奈良朝以降のことでもってそういっているだけの
ことでしょう。日本列島には縄文時代から人が住んでいたし、二〇万年
前の明石原人の骨だって日本列島から見つかっているんですからね。歴
史をさかのぼり、範囲を拡大すれば、そういうはるか昔のことも、『日
本の伝統』や『日本人の伝統』に含まれるじゃないですか。」
「(西部は)エリートなんです。ずっとエリートできたために、西部邁
には、『民衆』や『一般の人』という発想や理念がないんです。」
(吉本隆明『私の「戦争論」』 ぶんか社 158、159頁)
さあこの吉本へ反論してくれ。
664 :
考える名無しさん:04/05/29 00:15
>>661 虚無感を消そうと思って虚無の構造を読んだんだね。
それは、蚊取り線香焚いたのに蚊に刺されたようなものです。
心配せず生き延びてください。
665 :
考える名無しさん:04/05/29 00:20
吉本ちゃんは起源論が好きだからね。
西部の伝統に限らず、あらゆる言説を起源に遡り
解体するという手法。
宮台氏なども、「西部の伝統など明治以降で、
江戸以前の庶民の姿は〜」という批判をする。
しかし、こうした遡行にさほど意味が無い。
そうした起源から歴史的といえるような長期的な時間を
書けて慣習や伝統と呼べる英知が積み重なってきた。
当然、我々が参照し保守すべき伝統とは直近のプレであ
ることは論を待たず、縄文まで遡るというのは、伝統や
慣習を捨て去ることに他ならないからだ。
と言う事でしょう。
666 :
考える名無しさん:04/05/29 00:32
>>665 なるほど。ではなぜ明治初年代から敗戦までの70余年の観念の累積だ
けを指して<伝統>と呼ぶのかを、もう少し詳しく教えてほしい。
近代への懐疑なるものはこの時代にのみ遡及できるというかとなの?
教えて。よろぴく。
667 :
考える名無しさん:04/05/29 00:33
吉本隆明って知らないんだけど
文脈を読まずに
>>663が抜粋した文だけ読むとバカだね。
で、エンターキーを押しそうになったがちょっとだけ
僕ら現代人と縄文人は直接には繋がらないよね
その間の様々な歴史をバトンタッチしてきたから
現在があるんだろ?
ていうか西部ジイが古代人からの歴史の連続性を否定した
著物を見たことが無いんだが・・・
あるなら教えて下さいな。
2個目はエリートの基準が彼と西部ジイでは違うんじゃないの?
単純に優れてるという文脈なら間違いないと思うけどな。
668 :
考える名無しさん:04/05/29 00:55
>>666 すまん、ちょっと意図がわからない。
同じ事ではないか?
つまり、それまでの伝統や慣習の蓄積だけではなく、
廃棄する事にも時効の効果を認める。
だから、直近のプレである明治〜敗戦までに限定される。
なぜなら、ここには、数千年の蓄積と廃棄という両面の意味で
の伝統が含まれているからだ。
長期に渡る取捨選択にも歴史の英知が込められている。
戦後的なるものは、まだ短期的なものであるから、
時効を認めない。
戦後の急進的な変化は、捨て去るべきで無いものを
捨て去っている可能性がある。
今からでも拾い上げ、次ぎの世代に引き渡さねば
ならないのが、歴史の先端に立つものの使命だと
いうことだろう。
>>668 ん〜、オレの言いたいことを良く分かってるな!
感心感心
う〜ん、どう見たってオレがバカっぽいじゃないかぁ
作文の通信講座でも始めるか・・・
670 :
考える名無しさん:04/05/29 01:33
真性保守主義の歌「愛あらばIT’S ALL RIGHT」
♪時代はそれぞれいっぱい頑張ってきたよね(安倍なつみPART)
おじちゃんやそのまたじいちゃん、そのまたもっともっとばあちゃん
に感謝がみなぎる
日本のバーク、真性保守主義者、前モーニング娘安倍なつみを崇拝せよ。
671 :
考える名無しさん:04/05/29 08:41
>>668 もう少しで、あなたの思想に同調しそうだ。で、初歩的な質問だけど、
「時効の効果」って何?バークが言ってたような気がするけど。
教えて偉い人。
>>661 虚無感は消しようがないものというのが前提でしょ?
673 :
考える名無しさん:04/05/31 05:23
>>671 「バークの思想の全体像に題名を与えるなら、「プレスクリプション」ということ
になるであろう。その英語は今では薬局の処方箋を意味するだけかもしれない
が、もともとは時効ということである。もっといえばプレスクリプションに「時間の
効果」という意味づけを付与したところにイギリスにおける経験論の知恵が示され
ているということだ。なぜといって、それは「あらかじめ(プレ)規定する(スクリ
プション)効果」が時間の持続のなかにあるという見解なのだからである。」
『思想の英雄たち』 西部邁著(文芸春秋)
だから、
バークの思想=プレスクリプション=時効=時間の効果
ってことかな。
>>667がどこの馬の骨か知らないんだけど
>>667だけ読んでもはっきりバカとわかるねw
で、エンターキーを押しそうになったが、
こんなDQNを叩くだけではしょーもないので
>>668 >つまり、それまでの伝統や慣習の蓄積だけではなく、
>廃棄する事にも時効の効果を認める。
>だから、直近のプレである明治〜敗戦までに限定される。
>なぜなら、ここには、数千年の蓄積と廃棄という両面の意味での
>伝統が含まれているからだ。
・「時効」・・・伝統や慣習の蓄積に対応するのは、法律関係(時効という法制度の適用対象)ではなくて
法制度自体だ。法制度が時効にかかるなどという馬鹿な話はないから、
これはメタファーとして意味不明だし、恣意的ということになる。説得力ゼロ。
・実質的反論・・・1 現代日本に残っている「文化」「伝統」には、明白に明治時代以前のものが多数存在するし
それを維持することは、日本国内で「文化保護」「伝統維持」とされている。それとの矛盾。
2 日本という国家の中心とは無関係に、現在日本としてくくられる地域の部分部分で続いてきた文化も多数
存在する(祭りや生活文化、方言など)。これらの無視。
3 先住民であるアイヌ人の文化を無視することは不当だし、時代の「伝統」を反映していない(アイヌ新法)。
法制度のメタファーでいけば、
>>668がやってることは、「時効」ではなく人為的な「条文の削除(を求める法案)」。
もちろん、そのような考えに説得力はない(実質的反論で述べたとおり、正しく伝統(法律)は維持される)。
完 全 な 反 論 & 吉 本 説 維 持 だ な w
675 :
考える名無しさん:04/05/31 16:06
つまり、西部は、実は特定の歴史的事実を誇張して伝統を破壊しているわけだな。
なあんて過激で革新的なんざんしょ。
>完 全 な 反 論 & 吉 本 説 維 持 だ な w
ワロタ
677 :
考える名無しさん:04/05/31 16:14
↑この人西部の本を読んだことが無いんだね。
あなたに知識人の称号を与えましょうw
自分はスゲー頭良いと思ってんだろーな・・・
ごめん677のカキコは674に対してです。
677よりはスゲー頭良いのは確かだな
680 :
考える名無しさん:04/05/31 16:20
>>668のレスがおかしいことは、西部の本がどうかと全く無関係に言えるわけだが。
儲の考えることは分からんな(w
681 :
考える名無しさん:04/05/31 16:23
>>677 そのような厨らしいレスは、前スレ以前から脈々と受け継がれていますねw
さすが西部ヲタ、「伝統」を大切にしますねw
682 :
考える名無しさん:04/05/31 16:26
>・「時効」・・・伝統や慣習の蓄積に対応するのは、法律関係(時効という法制度の適用対象)ではなくて法制度自体だ。
>法制度が時効にかかるなどという馬鹿な話はない
まさに 完 全 な 反 論 だろこれはw
668(≒西部?)の恣意性を完全に炙り出している
668は抽象的事実と具体的事実を、文脈上の都合で無意識的に有利になるように
カテゴリーミステイクさせて扱ってるようだね。
抽象的事実と考えるなら、時効にかかるというメタファーは機能しなくなる
(法を考えるときに、抽象的事実とは法のことで、法は時効にかからないから)。
具体的事実と考えるなら、時効にかかるというメタファーは機能しうが、
明治以前の伝統を具体的事実とみなし、明治以降の伝統は抽象的事実とする
(保守的=規範的に理解する)ダブルスタンダードという恣意性や、
明治以前の具体的事実を、明治以降の抽象的事実に組み込むという
構成の架空性・恣意性・欺瞞性が、白日の下に晒される。
終わってるね。
機能しうが、
→機能しうるが、
685 :
考える名無しさん:04/05/31 16:42
西部儲馬鹿杉
677が馬鹿すぎなだけでは・・・
まあ、668も西部も馬鹿だけどw
687 :
考える名無しさん:04/05/31 17:03
>あなたに知識人の称号を与えましょうw
西部に頼るしかない弱い思考が端的に表現されていますね
688 :
考える名無しさん:04/05/31 18:12
なんだか吉本思想の人に勢いが出てきたような…
西部思想派の人ガンガレー。
西部って、「伝統」なんてフィクションだと知ってるけど、そういうものがなくちゃ
人は生きていけないって考え方なんじゃないの?
コヴァ板の西部スレでは、最近の宮台はあんまり西部と変わらないという話が
出ていた。
690 :
考える名無しさん:04/05/31 18:52
だからー。そのフィクションとしての「伝統」が明治期までしか遡及で
きないってことが、今、問題にされてるんじゃない。
なんか話題がループしてきたが。
>西部って、「伝統」なんてフィクションだと知ってるけど、そういうものがなくちゃ人は生きていけない
フィクションがなければ人が(社会的に)生きていけない、程度のことなら、あえて発言する必要なんかないだろ。
言葉はフィクションであり、言葉は人間が生きていくために必要なんだから。
むしろ、今は、あるフィクション含意させる内容が恣意的で正しくない、と批判されてるのだろ。
西部がいう伝統(規範的な)にしがみつかなければ、人は生きていけないなんてことはない。
もっとましな規範の立て方はやまほどある、日本における人権保障という観点を、
西洋の思想史的な流れからみていくとかな。現に、今の国際社会においては、
西部的な、明治時代における国家主権的な考え方の延長線上にある社会の理解よりも、
民主主義・立憲主義的な視点からする国家のコントロールという社会の理解のほうが、
はるかに優勢だし、意味のある議論を積み重ねている。宮台の議論も、国家のコントロールという
視点を強調する点で、西部とはかけはなれた考え方だろう。だいたい、コヴァ板で出た話を
引用して何になる? あんな馬鹿の巣窟から引用して?
それから、「吉本思想の人に勢い」とか言ってるそこのお前、いったいどこ読むからそうなるんだよ。
勢いがある(優勢)程度ですむ話ではないだろ。話は、すでに終わってる。
>690
なんとなく言いたいことはわかるが、正しくないぞ。
むしろ、「日本の」伝統ならば、明治期以前、縄文時代までさかのぼらなければ
事実的(歴史認識的)にも価値的にも、正しくないと批判されてるのだ。
例えば、西部が「近代国家の」伝統は、明治期からはじまると言い、
その伝統ゆえに、何らかの規範を導いたりしないなら、何もおかしくない
(ごく普通の会話だ)。
問題は、それを「日本の」伝統、とし、しかもその伝統を規範的に理解する点にある。
693 :
考える名無しさん:04/05/31 19:21
わかりやすい文章ゆえ、全くごまかしがきかない形で決着がついてしまいましたねw
西部儲轟沈
>693
そういうこと書くと、「どこがわかりやすいんだ」とか言って、
「わかりやすいかわかりにくいか」という、無関係な論点に
逸らす奴が決まって出てくるから、やめてくれ。
いずれにしても西部信者が完全に論破されたという結論は揺るがないと言えよう
697 :
考える名無しさん:04/05/31 19:33
>>695 十分分かりやすいですよw
分からないのは馬鹿な西部ヲタだけw
西部儲再起不能
699 :
考える名無しさん:04/05/31 19:37
677はどこいったんだろうなw
ちょうど700でキリがいいので
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□■■□■□■□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□□□
□■□□■□□□□■■■□□□□□□□□□□□□■□□□□□□
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□□□□■□□□□□□□□■■□□□□□□■■■■□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
701 :
考える名無しさん:04/05/31 19:42
>>697 全く分からないので、馬鹿な西部ヲタの私にも分かるように解説して下さい。
わからない俺がわかってる考えは正しい厨、今ここに現る
>>701 8:知能障害を起こす
12:決着した話を経緯を無視して蒸し返す
704 :
考える名無しさん:04/05/31 19:50
677=701
705 :
考える名無しさん:04/05/31 20:53
西部「伝統」思想がプレ・モダン主義イデオロギーにすぎないということで決
着。西部派撃沈。でも楽しいので、反論を激しくキボンヌ。
706 :
考える名無しさん:04/05/31 21:30
>>691
>日本における人権保障という観点を、西洋の思想史的な流れからみていく
人権の過剰こそが、問題じゃないのか。この観点から出来た社会のありようが
現在の「人権真理教」国家だ。人権団体につるしあげられたら、人格を全面否
定されるような国柄を問題にしたい。
ゆえに、西部氏の理念としてよく知られているように氏は、「自由・公正・
連帯」という近代のスローガンと、「秩序・格差・競争」の間の平衡感覚の
必要性を主張しているわけだ。
「自由」の過剰は「放埓」になるし、「公正」の過剰は「画一化」になり、
「連帯」の過剰は「偽善」になる。
すると、わたしたちの課題は、近代と前近代の平衡感覚を持つより他にないと
いうことになる。
前近代とは、たかだか、明治までにのみ遡及可能なものとは考えない。神道
ひとつとっても、その伝統は縄文期にまで遡れるからだ(鎌田東二『神道とは
何か』)。無論わたしとて国連人権規約で定められているような人権概念を否
定しているわけじゃないよ。「人権」ではなく「人権主義」イデオロギーを批
判したいところだ。
>>706 日本の人権派は単にマルクス主義崩れで、欧米の人権団体のような啓蒙思想
の系譜じゃないことぐらい分かってるでしょ。彼らは反政府のために人権、平和を
利用しているだけで、その全体主義的な性質は共産主義者、ファシストと何ら変わらない。
自由が放縦を意味する訳ではないということは、「他人の自由を侵害する自由は無い」
「汝の意志の格率が同時に普遍的な立法の原理として通用しうるように行為せよ 」
という言葉のように、自由主義、個人主義の理念その物に内包されている。
日本の問題は自由主義、個人主義という言葉だけが先行して、概念についての教育が
なされなかったのが原因なのであって、弊害を是正するのにわざわざ集団主義の封建思想など
持ち出す必要は無い。
経済の高度化によって個人の自覚が高まることは世界的に普遍的に起こっていることであり、
この流れは止められないだろう。日本も中国、韓国よりは個人の自覚が進んでいる方だ。
これからの知価社会では個人の発想、能力はますます重視されるようになる。ただでさえ、
1930年代以降の集団主義的教育で日本人の個性は弱くなってるというのに、西部流の
復古教育なんてやったらますます悪くなる一方だ。現在の教育に求められているのは
自由主義、個人主義の精神の確立だ。
709 :
考える名無しさん:04/06/01 00:22
>>708 君、今の教育の現場知ってる?っていうか一日でもいいから「教育困難校」の
教壇に立ってみろよ。「現在の教育に求められているのは自由主義、個人主義
の精神の確立だ」なんてせりふ絶対言えなくなるぞ。
っていうかそれ以前に、西部(保守)思想が「集団主義の封建思想」ってのは
すごすぎるぞ。反論するきにもなれない。本くらい読め。
西部って典型的な共同体主義じゃん
711 :
考える名無しさん:04/06/01 00:28
僕は思想家麻原を評価する根拠が一点あるんです。それは『生死
を超える』という本の前 半部で、麻原さんが修行の過程と段階とを
とても実感的に説いていて、はっきり体験的に表現している点で
す。仏教系の経典とか本とかで、日本の奈良朝までの修行僧が、何
をやっていたのかは『生死を超える』 を読むと、ああこういうこと
をやっていたんだ、ということが全部言われてしまっています。僕
は『生死 を超える』という本は『チベットの死者の書』や仏教の修
行の仕方を説いた本の系譜からいえば、相当重要な地位を占めると
思っています。あそこまで言ってしまったら、仏教の修行の秘密や
秘密めかしたところが何もなくなってしまいます。つまり、相当な
人でないとここまでやれないよ、と思うのです。やっぱ り相当な思
想家だと思います。だけど、本当はまだ不明なところがたくさんあ
るわけです
吉本隆明
712 :
考える名無しさん:04/06/01 00:31
明治以降、日本の「売り」はアジアの中ではもっとも自由主義的、個人主義的、
啓蒙主義的って点だったんだけどね。
713 :
考える名無しさん:04/06/01 00:37
西部って語源学で煙に巻いてるだけで、そんなに内容のあること言ってないよな。
>>706 >人権の過剰こそが、問題じゃないのか。この観点から出来た社会のありようが
>現在の「人権真理教」国家だ
正統な意味における人権を理解しているなら、人権の過剰が問題になることは
ありえない。なぜなら、人権に反する(人権を制限する)根拠は人権であり、
人権が過剰ならば、そこでは別の人権が主張されることになるだけだから。
ある人権を主張(する人間)が「過剰」であったり、単なる利己主義が過剰で
あったりすることはあるが。人権の過剰を問題にするのは、人権を一般的に
制限することによって一般的に得られる便益を得ようとしているか、得させる
ことに喜びを感じる者だけだ。
そんな人間も、戦前の言論統制や特高が否定されて、表現の自由が「過剰に」
保障されるようになった恩恵はしっかり享受している。とんだお笑いだ。
それとも、自分は統制される側でないからいいとでも思ってるのかな(笑)
人権は、「人権団体につるしあげられたら」のように、人権団体だけにかかわ
る問題ではない。社会の一部集団のふるまいを挙げて人権の不当性を語っても
無意味だ。それはちょうど、社会の一部で伝統が無視されているか、伝統は
破綻した、と主張するのと同程度に、説得力を欠く。
「人格を全面否定されるような国柄」は胡散臭すぎ。この文章の主体は国か?
(続き)
> 「自由」の過剰は「放埓」になるし、「公正」の過剰は「画一化」になり、
> 「連帯」の過剰は「偽善」になる。〜
前述の通り、自由(=人権)は、衝突する(一方が放埓である)ときには、
もう一方が正しく自由を主張することになるから、誰もが自由を主張するならば
過剰になるという考え(よくある誤解)は、成り立たない。
公正とは、一般には、適切なルールを適切な手続きによって定めること、
そのルールを平等に構成員にあてはめること、ルールが守られることによって
成立する。つまり、公正が「過剰になる」ことは、ルールを守ることを形式的に
徹底することを意味する。ルールの形式的徹底は、画一化とは無関係である。
最後の「偽善」は、何かが極めて過剰であれば常に言えることだから、連帯に
ついてのみ強調するのは、それこそ偽善的である(何がが過剰でない場合の
価値を偽っている)。
以上の説明を受けた
>>706の「平衡感覚」の内容に、有効な意義はない。
>>714 訂正
社会の一部で伝統が無視されているか、→
社会の一部で伝統が無視されているから、
>>709 >
>>708 >君、今の教育の現場知ってる?っていうか一日でもいいから「教育困難校」の
>教壇に立ってみろよ。「現在の教育に求められているのは自由主義、個人主義
>の精神の確立だ」なんてせりふ絶対言えなくなるぞ。
>っていうかそれ以前に、西部(保守)思想が「集団主義の封建思想」ってのは
>すごすぎるぞ。反論するきにもなれない。本くらい読め。
お前こそ自由主義や個人主義を正統的に論じた本を読め。
そして西部が自分をどう位置づけるかに関係なく、他の人間が西部の言説を
どう位置づけるかを知れ。
西部以外の本も読め。阿呆が。
それから、本を読めというのは逃げだ。短い主張の中に前提された
誤解が一般的に広い射程を持っていることはありうる。そのような
誤解を批判するのに、言説のソースを逐一厳密にチェックする必要
などない。
718 :
考える名無しさん:04/06/01 01:33
西部派は滅びぬ!何度でも蘇るさ!
それが国民の夢だからだ!
・・・す、すけーるちいせぇ・・・
719 :
考える名無しさん:04/06/01 01:34
720 :
考える名無しさん:04/06/01 01:36
でも、西部儲って明らかに破綻した議論していても、それに気づかない
幸せな連中ですからね。確か、前スレでしたっけ? ミヤダイとの過去の
論争を晒されて、ボロボロにされてましたよ。
721 :
考える名無しさん:04/06/01 01:37
ボロボロにされてましたよで終わっちゃダメか。
えーと、それでもしぶとくpart3立ててるわけです。
コヴァ板にでも逝けばいいのにね。
722 :
考える名無しさん:04/06/01 01:54
中国が尖閣諸島周辺の国境付近で、資源採掘を開始ししだしました。
ガス採掘施設となってますが、それだけではなく、 ここにはイラク・イランに匹敵する
世界2位の規模の原油(推定、約600兆円分)が埋蔵されています。
そしてほとんど日本の領土側に埋蔵されている資源が、
ジュースをストローで吸い上げるように、中国に持っていかれようとしています。
しかしマスコミは国家の一大事であるにもかかわらずほとんど報道していないのです。
今、声を上げないと、この国は終わるかもしれません。
ここら採掘、全部中国へ
. ‖
〜〜〜〜〜〜〜‖〜|〜〜〜〜〜〜海面〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
‖ |
+*************‖**|********海底***************************
. ‖ |
. ‖. |■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■|■■■■■■■■資源■■■■■■■■■■■■
■■|■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
.. 中国領土←|→日本領土■■■■■■■■■■■■■■■
【中国】 「日中境界海域で資源採掘施設」 まとめサイト
http://www2.jp/higashishinakai/ 西部さん、この問題について発言してくんないかな。。。。発言者とかで
723 :
考える名無しさん:04/06/01 01:54
ネットでアンチ西部と論争するのやめとけ。
スレが無駄に伸びるだけ。
西部のように人並以上にIQの高い人間でも、アンチ西部の連中を自説で
論破することは物凄い労力を要するんだからね。
ちゅうか、仮に西部自身が論理でアンチを論破したとしても、基本的に
アンチは論破されたことは認めないから、西部であってもアンチを論破
したという方向に持っていくのはほぼ不可能。
残念だが、アンチはスルーするしかない。
論争は不毛。
724 :
考える名無しさん:04/06/01 02:52
論破される(されそうになる)と、「論破するのには労力を要する」と、くるわけかw
それこそ、まさに「基本的に論破されたことを認めない」ことそのものじゃないかw
スルーするしかない、論争が不毛なのは、自分が労力をかければ論破できるが、
論 破 で き な く て も 自 説 は 正 し い か ら か w
傑 作 だ な w
さ す が 、 西 部 儲 w
726 :
考える名無しさん:04/06/01 03:01
727 :
考える名無しさん:04/06/01 06:29
>>674 なんちゅー、恥ずかしい奴だ(w
法律論でもメタファーでもなく、バークの哲学的概念である
<時効>だろ。
バークが時効の概念で保守しようとしたのは<制度>。
突っ込み自体が成り立ってないんだよ。
何が完全な反論だよ(w
基本的な政治思想史の知識もないくせに。
728 :
考える名無しさん:04/06/01 06:54
単位を落とされたヤシ必死だな
>>723 だったら、西部スレには行かないほうがいいよ。
俺も自分の専攻関係のスレはROMしかやらない。
もっぱら書き込むのは雑談かネタスレw
730 :
考える名無しさん:04/06/01 07:07
>>727 >・実質的反論・・・1 現代日本に残っている「文化」「伝統」には、
>明白に明治時代以前のものが多数存在するし
>それを維持することは、日本国内で「文化保護」「伝統維持」とされ
>ている。それとの矛盾。
これに至っては意味不明。
全然、矛盾しないだろ。
明治は湧いてでたわけじゃないぞ(w
明治ー終戦時代は、それ以前を下敷きにして現れているんだよ。
だから、縄文から明治以前までの日本人の営為が含まれている。
現代日本に残っている「文化」「伝統」には、明白に明治時代
以前のものが多数存在する。
それは明治・昭和と保守されてきた。
だから、これからも保守して行こうというのが西部。
だが、日本の伝統を守れと言うことで、縄文式土器を作り、
竪穴式住居に住むということにはならない。
「縄文式土器だって日本の伝統だぜ」というのが吉本。
これを守ろうというのなら復古主義。
731 :
考える名無しさん:04/06/01 07:33
>>683 >抽象的事実と考えるなら、時効にかかるという
>メタファーは機能しなくなる
>(法を考えるときに、抽象的事実とは法のことで、
>法は時効にかからないから)。
一応、この子にも同じことを。
法律論から喚起されたメタファーとして
>>668が時効を
持ちだしたではない。
これは、バーク哲学の概念である<時効>。
バークも法律論的に時効の概念を使うことが無かったわけ
ではないが、基本的にバークが時効の概念で保守しようと
したのは<制度>。
基本的な知識がないから、文脈を理解できていない。
732 :
考える名無しさん:04/06/01 08:30
>>714〜>>717
「人権の過剰を問題にするのは、人権を一般的に
制限することによって一般的に得られる便益を得ようとしているか、得させる
ことに喜びを感じる者だけだ。」
意味不明。人権イデオロギー自体が、M・フーコーのミクロ的権力論のごとく
底辺の網目から、主体を制約しているのが現状であって、人権の制約に喜び
を感じるなどというのは的外れも甚だしい。
「自由・公正・連帯」なる近代の陥穽も、形式論理の問題ではないのだよ。
「私的利害優先意識」(吉本)の果てにある、<現在>の日本の姿を示唆し
ている。それと、俺だってJ・Sミル系統の自由主義論くらい読んでいるので
誤解なきよう。
>>724 君の言う通りです。つまんないこと書いてごめんなさい。
なのでこのような西部信者が傷を舐めあう小さなスレで彼らをいじめてないで、
西部のような害毒をこの世から駆逐すべく、そのために効果的な論評を発表
して論壇で活躍すべきなんだよ。ここの西部信者は君には太刀打ちできない
のわかるでしょ。こんなトイレの落書きのような場所で油を売ってないで、
早く論壇で才能を開花させて下さい。論評集を書いたらマジで買うから。
>>727>>731 法律論でもメタファーでもない? 法律論でないのは自明だし、単にメタファーであるとしても意味不明だし、
そもそも単にメタファーだとは誰も主張してないでしょ…(呆)
「法制度に基づくメタファー」でしょ?
>>727-732が全く批判を読めてないことが、ここからだけでも分かる。
それに、バーク哲学の概念としての<時効>が法律論から喚起されたメタファーでないなら、
なぜ
>>673のような「時間の効果」が問題になるわけ? こういうのをメタファーというのだよ。
そのバークが主張するメタファー自体体が、「法律論(正しくは法制度)から喚起されれたメタファー」だから、
それに対して>>674-の批判が成立するのでしょうが? アホですか?
>>730 明治・それ以前を下敷きにして明治が現れているという構成については、
>>683が指摘したとおり。
735 :
考える名無しさん:04/06/01 11:03
>>732 批判に答えてない。
人権はイデオロギーだけど、「人権イデオロギー」として負のイメージを当然に結びつけた上で、程度や効果の差を度外視するのは、
>>715で批判されたのと同種の偽善的な思考でしょう?
そのことは、
>そんな人間も、戦前の言論統制や特高が否定されて、表現の自由が「過剰に」
>保障されるようになった恩恵はしっかり享受している。とんだお笑いだ。
>それとも、自分は統制される側でないからいいとでも思ってるのかな(笑)
>>714のここを完全に黙殺したことに、よくあらわれてる。
「人権が主体を制約する現状」は、確かにあるね。例えば、人権(自由)概念は犯罪と親和的でないから、犯罪する主体を制約するといえなくもないし
(でも、732が言うほど底辺にまで制約が及ぶほどそれが強いなら、刑法なんていらないはずなんだけどね?)、国家権力を振るう主体は結局生身の人間だから、そのような「主体を制約する」。
射程をはっきりさせない議論は馬鹿話でしかない。
フーコーの名前と議論を抽象的に持ち出すだけで、それを相手の議論に適用して見せないなら、文字通り<使えない>知識を羅列してるに過ぎない。
737 :
考える名無しさん:04/06/01 12:27
>>736 戦前の暗黒時代の言論弾圧を、一体、このスレにいる誰が肯定している
というんだ?そんな馬鹿誰もいないぞ。君が被害妄想に陥っているだけ
だ。むろん戦後民主主義における「自由」の過剰も否定されるのは上記
の通りだ。
また、人権が「底辺にまで制約が及ぶほどそれが強いなら、刑法なん
ていらないはず」というのも、ロンリが飛躍しすぎ。某解同の言論弾圧
(糾弾闘争も)ひとつとっても、どれほど「人権イ」が主体を制約して
いるかは明らか。
くだらないですよ、737さん。
「戦前の暗黒自体の言論弾圧」を、肯定したかどうかが問題とされたのではなくて、
「戦前の暗黒自体の言論弾圧」が、否定され保障された利益の一般的表現を否定する帰結のおかしさが、笑われてるのです。
稚拙な論点逸らしはやめましょう。
ある団体が「言論弾圧」したという表現は、党派的表現以上ではありませんが
−弾圧するのは権力者であり、私的団体ではありませんから−、ゆるやかに
考えて、私的団体が弾圧的なふるまいをしたと理解したとしても、それは
人権による主体の制約ではなく、人権侵害です。
それから、人権を享有する主体は国民一人一人ですから、ある団体の
人権侵害(人権主張)によって、ある団体と関係したある国民が制約を
受ける可能性はありますが、ある団体と無関係な国民が制約されることは
物理的にありえません。ですから、人権の方が、より広範な領域に妥当する
社会的事実なので、それより狭い範囲に妥当しうる事実によって、一般的な
結論を出すことは出来ません。
738の最後から3行目の「ですから、」は削ります。
740 :
考える名無しさん:04/06/01 13:48
>>737 > また、人権が「底辺にまで制約が及ぶほどそれが強いなら、刑法なんて
> いらないはず」というのも、ロンリが飛躍しすぎ。
論理が飛躍、と書いてあるだけで、どう飛躍してるか書いてないけど。
それと、「論理的に無関係」とは書いてないようだから、論理的関連は
あると認めたわけだね。・・・ずいぶんモロいな、西部儲。
>>732の
「意味不明。人権イデオロギー自体が、M・フーコーのミクロ的権力論の
ごとく底辺の網目から、主体を制約しているのが現状であって
人権の制約に喜びを感じるなどというのは的外れも甚だしい。」
こそ意味不明。
>>714-717には「人権を一般的に制限することによって一般的に得られる
便益を得ようとしているか、得させることに喜びを感じる者だけ」とある
けど、これは「人権によって制限(
>>732は、間違えて制約と引用したが)
することに喜びを感じる」と、西部儲について述べたのではなくて、
「人権を制限することに喜びを感じる」と述べたのだ。
だから、732の、上に引用した箇所は完全に的外れ。
>>736の批判を見ても、732はとてもまともに思想を論ずることができる人間とは思えない。
>>741を送ってから思ったけど、
>>732は本当に酷いね。書いてる最中も
人権と制約という言葉が、どういう意味上の結びつきを持つか、ろくに
理解してないことが、手に取るようにわかる。
書いてる最中に、人権と制約という言葉の間の意味上の結びつきを、
ろくに把握していなかったのが、手に取るようにわかる。
に改めます。ごめん。
744 :
考える名無しさん:04/06/01 14:17
>>730 >>・実質的反論・・・1 現代日本に残っている「文化」「伝統」には、
>>明白に明治時代以前のものが多数存在するし
>>それを維持することは、日本国内で「文化保護」「伝統維持」とされ
>>ている。それとの矛盾。
>これに至っては意味不明。
>全然、矛盾しないだろ。
>明治は湧いてでたわけじゃないぞ(w
明治以前の文化や伝統の存在を主張することは、明治が突然わいたと
主張することではないが。意味不明なのはお前のほうだろ。
>現代日本に残っている「文化」「伝統」には、明白に明治時代
>以前のものが多数存在する。
>それは明治・昭和と保守されてきた。
>だから、これからも保守して行こうというのが西部。
現代日本に残っている「文化」「伝統」には、明白に明治時代
以前のものが多数存在する。それは明治以前・明治・昭和と保守
されてきた。だから、これからも保守して行こうというのが普通。
明治に基準点を置くのが西部。そんな整理に根拠などない。
たいたい、わざわざ「近代国家」の伝統なら、明治以後だとするのは
おかしくない、とした意見まで出ているのにて(かなり親切)、
それでもおかしさに気づかないってのは、一体どういうことだ?
謎だ。
745 :
考える名無しさん:04/06/01 14:22
彼らのは思想ではなくて宗教なんだよ。西部原理主義。
合理的な批判を受け付けるだけの能があるなら、そもそも
こんなスレで西部擁護なんかしてないって・・・。
746 :
考える名無しさん:04/06/01 14:24
>>734 あらあら。
自分でも屁理屈にもならない事がわかっているから、
もっと下らない
>>735を書き加えたのだろ?
恥ずかしいと思う心をもてよ、馬鹿が。
747 :
考える名無しさん:04/06/01 14:28
748 :
考える名無しさん:04/06/01 14:32
749 :
考える名無しさん:04/06/01 14:33
先生、746の書き込みはとても恥ずかしくて馬鹿だと思います!
>>746 相手が主張してるのに恥ずかしい心を持てもないもんだ。
お前が同じこと言われたらどう思うんだよ。
751 :
考える名無しさん:04/06/01 14:35
>>746 恥 ず か し い と 思 う 心 を も て よ 、 馬 鹿 が 。
752 :
考える名無しさん:04/06/01 14:37
753 :
考える名無しさん:04/06/01 14:38
中国が尖閣諸島周辺の国境付近で、資源採掘を開始ししだしました。
ガス採掘施設となってますが、それだけではなく、 ここにはイラク・イランに匹敵する
世界2位の規模の原油(推定、約600兆円分)が埋蔵されています。
そしてほとんど日本の領土側に埋蔵されている資源が、
ジュースをストローで吸い上げるように、中国に持っていかれようとしています。
しかしマスコミは国家の一大事であるにもかかわらずほとんど報道していないのです。
今、声を上げないと、この国は終わるかもしれません。
ここら採掘、全部中国へ
. ‖
〜〜〜〜〜〜〜‖〜|〜〜〜〜〜〜海面〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
‖ |
+*************‖**|********海底***************************
. ‖ |
. ‖. |■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■|■■■■■■■■資源■■■■■■■■■■■■
■■|■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
.. 中国領土←|→日本領土■■■■■■■■■■■■■■■
【中国】 「日中境界海域で資源採掘施設」 まとめサイト
http://www2.jp/higashishinakai/ 西部さん、この問題について発言してくんないかな。。。。発言者とかで
754 :
考える名無しさん:04/06/01 14:41
>>750 先生、746は頭が悪いので、そのような思いをする機会はないと思います!
厨房って不利になるとすぐAA貼るよな・・・
西部儲爆沈
西部儲粗チン
758 :
考える名無しさん:04/06/01 14:53
彼らのは思想ではなくて宗教なんだよ。西部原理主義。
合理的な批判を受け付けるだけの能があるなら、そもそも
こんなスレで西部擁護なんかしてないって・・・。
759 :
考える名無しさん:04/06/01 14:59
支離滅裂な議論をして、1行レスで場をあらしても、
誰も君が議論を制したとは考えないよ。
760 :
考える名無しさん:04/06/01 15:00
西部信者、哀れなことになってるな・・・(w
761 :
考える名無しさん:04/06/01 15:02
762 :
考える名無しさん:04/06/01 15:03
内容を批判できないから、1行レスに矛先を向けたようですw
763 :
考える名無しさん:04/06/01 15:03
西
部
儲
必
死
だ
な
w
制したか制さないかで議論を考える時点で(ry
765 :
考える名無しさん:04/06/01 15:06
>>759 恥 ず か し い と 思 う 心 を も て よ 、 馬 鹿 が 。
766 :
考える名無しさん:04/06/01 15:06
西
部
儲
必死だなw
767 :
考える名無しさん:04/06/01 15:07
なんじゃこりゃ
769 :
考える名無しさん:04/06/01 15:10
770 :
考える名無しさん:04/06/01 15:12
確認せんでもいい
771 :
考える名無しさん:04/06/01 15:13
こないだの宮台の議論の時と同じだね。
普段、人のこないこのスレに突然、一人の論理的議論をする論者と、
それを支援する大量の1行レスが同時に現れるという。
772 :
考える名無しさん:04/06/01 15:14
複数の論理的議論をする論者だと思いますが
773 :
考える名無しさん:04/06/01 15:15
同じだからなんなんだろう
774 :
考える名無しさん:04/06/01 15:17
775 :
考える名無しさん:04/06/01 15:19
宮台って議論ってほど話題になったっけ?
776 :
考える名無しさん:04/06/01 15:20
西部儲も西部アンチも必死だなw
>>771 2chで荒れてるスレが上がると、1行レス増えるのは普通だよ。
西部って叩きやすいから、集まってきてるんじゃないの。
778 :
考える名無しさん:04/06/01 15:26
>>775 かなり前に議論になったことがあるけど、このスレではないような気が
・・・771はかなり前から西部スレをチェックしている信者なんだな・・・w
>>771 自分が自演するからって、他人が自演すると思うのは間違い。
780 :
考える名無しさん:04/06/01 15:29
西部儲は論理的議論なんかしないから論理的議論は成立しないと思いますが
781 :
考える名無しさん:04/06/01 15:32
殉教か・・・美しいな
782 :
考える名無しさん:04/06/01 15:34
776に誰かレスしてやれよw
終わったな西部儲
784 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 15:42
∋oノハヽo∈
( ;´D`;) うわ〜ん、これ以上西部信者をいじめないでくらさ〜い!
そして輝く論壇のスターになってくださーい。
785 :
考える名無しさん:04/06/01 15:47
論壇のスターってなんやねん
786 :
fisianasan:04/06/01 15:48
test
787 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 15:49
もう西部信者叩きはやめて・・・
|―― __ ― / ┃┃
__ ,;゙ ・ ゝ___ _ノ ・ ・
__\ / /,、..,∴;、, ,jヾ、 ___ __ , _
__/○ノ / "゙ '" ゚"" \ /_/ / ノ‐┬ー ‐┬‐
/ '´ ``。 ヽ / /\ ノ ノ
i ι 、-"´⌒) o゚ ,! __ _
,..-ー--!. ゚o ヽ,γ"ノ u。 / / / ―┐ ┼┼ / ┃┃
( .\ !__,/ ,/ / ノ .ノ /| ・ ・
ヽ、_,.--ー、` ,,;ゝ 、 ;';:;:
\ 'γ;:@;;’;'・;、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ '..;゙∵゙:;:;;丿"゙ ';:';:
| | ヽ, ';:';: ';:
| ノ ヽ, ';:
ヽ、___/,-ー--, ヽ,
ヽ |
ヽ |
ヽ __ノ
788 :
考える名無しさん:04/06/01 15:50
>>784 >>723見たが、お主が西部に拘る理由がわからんのだが。
理屈では、西部の考えが変なのを承知してるようだから。
789 :
考える名無しさん:04/06/01 15:55
秀明で単位落とされた馬鹿学生が参考書片手に必死なスレはここですか?
790 :
考える名無しさん:04/06/01 15:55
791 :
考える名無しさん:04/06/01 15:56
789はなにやら過剰な思い入れがあるらしいね
792 :
考える名無しさん:04/06/01 15:57
殉教してるのって723だけなんじゃないの、実は。
793 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 15:57
>>788 ( ;´D`;)<だって、俺、「発言者」ヲタなんだもん。
794 :
考える名無しさん:04/06/01 15:57
西部儲は心情的に西部を買ってる面が大きいと思う
言ってる内容がどうとかいう以前に
自分の中にある価値をうまく代弁してくれる人なんじゃないかと
で、そのうちちょっといい気になっちゃってどんどこしょ
795 :
考える名無しさん:04/06/01 15:59
796 :
考える名無しさん:04/06/01 16:00
参考書片手なのって、西部儲のことじゃないよな。
ってことは、西部儲の789は、アンチのレスを参考書程度の内容は
あると認めたんだな。
ていうか、参考書見たのお前だろw
かわいそうな723タンに愛の手を
798 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 16:02
俺、どちらかというと佐伯啓思さんが好き。
西部さんは若干、読者を突き放している感もある。
佐伯さんはやさしいおじさま。抱いてほしいw
799 :
考える名無しさん:04/06/01 16:02
今読み返しても西部さんの力のある美文は心を打つでつ。
800 :
考える名無しさん:04/06/01 16:03
801 :
考える名無しさん:04/06/01 16:04
802 :
考える名無しさん:04/06/01 16:04
なんかミーハーだな。
ノリでいいのか、ノリで!?
803 :
考える名無しさん:04/06/01 16:05
西部儲が変な盛り上がり方で逆襲してまいりました
804 :
考える名無しさん:04/06/01 16:06
西部さんは実際会うとすごい紳士なんだよね。
テレビの朝生でしか見たことない人はかわいそう…
で、このスレの論点についてはどう考えるんだ?
806 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 16:09
俺は西部さんの本を読んでも半分以上理解出来ません。途中で寝る。
でも佐伯さんの本は良心的。
807 :
考える名無しさん:04/06/01 16:09
人格的にいいかどうかは、わからんが、言ってることが間違ってるのでは
まずいだろ。特に歴史認識方面。一応思想家なんだし・・・。
808 :
考える名無しさん:04/06/01 16:10
ちょっとまて、寝るな
ていうか、それでいいのかよ
809 :
考える名無しさん:04/06/01 16:12
だって、俺、「発言者」ヲタなんだもん。
だって、俺、「発言者」ヲタなんだもん。
だって、俺、「発言者」ヲタなんだもん。
810 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 16:13
でも昔機動隊と戦った西部さんの経歴は格好いい。
俺も西部さんみたいな学生になりたい。
、
811 :
考える名無しさん:04/06/01 16:14
812 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 16:18
俺は西部さんの本を読むとマジで眠くなるのよ。
佐伯さんの文章はその点、平易で漢字が難しくなくていい。
佐伯「ケインズの予言」は最高。
西部「経済倫理学序説」は読めんかった・・・。
学力がなくても佐伯さんの本は誰でも読めるようになってるのよね。
813 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 16:24
西部さん、今度はそのほとんどが親米と思われる自衛隊の将軍と戦ってみないか?
西部さんと親米自衛隊将軍との論戦を見てみたい。
814 :
考える名無しさん:04/06/01 16:26
佐伯もある種の「伝統」を無批判に前提する点では西部と変わらんぞ
815 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 16:37
>>814 佐伯さんは西部さんの文章を中学生にも分かりやすく噛み砕いてくれている
感じ。それに佐伯さん凄く性格よさそう。いいおじさん。
816 :
考える名無しさん:04/06/01 16:41
性格がいいのと思想の妥(略
817 :
考える名無しさん:04/06/01 16:43
野中広努先生どうしてるかな?
818 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 16:50
野中先生は勲一等で元国務大臣だから、悠々自適。
政府より国家警察大将の階級を与えられました。
819 :
考える名無しさん:04/06/01 16:52
野中先生まんせー
820 :
考える名無しさん:04/06/01 17:28
>>738 >「戦前の暗黒自体の言論弾圧」が、否定され保障された利益の一般的表現を否
定する帰結のおかしさ
すまぬが、日本語で書いてくれ。
821 :
考える名無しさん:04/06/01 17:39
「戦前の暗黒自体の言論弾圧」が、否定され保障された利益の一般的表現
ってのは、人権のこと。前後から分かるよ。
822 :
考える名無しさん:04/06/01 17:40
野中広努?
西部儲って・・・
824 :
考える名無しさん:04/06/01 17:45
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
825 :
考える名無しさん:04/06/01 17:46
終わってるな、西部信者・・・
826 :
考える名無しさん:04/06/01 17:49
晒しageだなこれはww
827 :
考える名無しさん:04/06/01 17:49
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
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野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
西部儲自滅
829 :
考える名無しさん:04/06/01 17:53
543 :名無しの格闘家 :04/05/09 03:26 ID:sKgjpN65
初期の道場だと、組み手の時間になると恐怖のあまりに糞をもらして
それに気づかずに、すそからコロコロと・・・
なんて風景が。
今の極真と同一視しないほうがいい。
独立して、それぞれ流派を立ち上げてる元極真の連中なんてキチガイだよ
544 :名無しの格闘家 :04/05/09 04:04 ID:KVaRxkKW
ころがった糞を相手の顔面に投げる練習もしたようだよ。
やはり糞が飛んでくると、人間、本能的によけるからね。
で、体勢の崩れを逃さずKO。
830 :
考える名無しさん:04/06/01 17:56
8 2 9 は 、 か な り 痛 々 し い な 。
831 :
考える名無しさん:04/06/01 17:57
まさに、フィーバーって感じですね
by 考える名無しさん
832 :
考える名無しさん:04/06/01 17:59
西部儲全滅
834 :
考える名無しさん:04/06/01 17:59
( ゚ ∞ ゚ ) ヘ ゚ ー チ ュ ン チ ュ ン で す
----完全に(゚∞゚)ペーチュンチュンです。(゚∞゚)ペーチュンチュンはすぐに(゚∞゚)ペーチュンチュンでチュンチュンしてください----
838 :
考える名無しさん:04/06/01 18:01
543 :名無しの格闘家 :04/05/09 03:26 ID:sKgjpN65
初期の道場だと、組み手の時間になると恐怖のあまりに糞をもらして
それに気づかずに、すそからコロコロと・・・
なんて風景が。
今の極真と同一視しないほうがいい。
独立して、それぞれ流派を立ち上げてる元極真の連中なんてキチガイだよ
544 :名無しの格闘家 :04/05/09 04:04 ID:KVaRxkKW
ころがった糞を相手の顔面に投げる練習もしたようだよ。
やはり糞が飛んでくると、人間、本能的によけるからね。
で、体勢の崩れを逃さずKO。
839 :
考える名無しさん:04/06/01 18:02
悲惨だな西部信者
∩___∩
| ノ'''''' ''''''ヽ ∩
/ -=・=-∴-=・=-ノ | ?
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, ミ /
彡、 `-=ニ=- ' /
/ __ `ニニ´ /
(___)────
ぴかぁ〜がこのスレに興味を示したようです
西部儲全滅
それに気づかずに、すそからコロコロと・・・
( ゚ ∞ ゚ ) ヘ ゚ ー チ ュ ン チ ュ ン で す
----完全に(゚∞゚)ペーチュンチュンです。(゚∞゚)ペーチュンチュンはすぐに(゚∞゚)ペーチュンチュンでチュンチュンしてください----
845 :
考える名無しさん:04/06/01 18:06
こりゃ、アンチ西部にはたまらん展開だなw
もっとも、西部儲にとってもたまらん展開だがwww
西部儲失禁
847 :
考える名無しさん:04/06/01 18:08
はたしてそうかな?(wWwWwW
/\___/ヽ
/'''''' '''''':::::::\
| -=・=-∴-=・=- .::| 正気なのかな?
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::::|
| `-=ニ=- ' .::::::::|
\ `ニニ´ .:::::/
/`ー‐--‐‐―´\
ぴかぁ〜に汚染されてきたよ・・・
850 :
考える名無しさん:04/06/01 18:11
,、‐ ''"  ̄ ``'' ‐- 、
/イハ/レ:::/V\∧ド\
/::^'´::::::::::::i、::::::::::::::::::::::::::::\
‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ハ::|ヽ:::;、::::::::::::丶
/::::::::::::::/!i::/|/ ! ヾ リハ:|;!、:::::::l
/´7::::::::::〃|!/_,,、 ''"゛_^`''`‐ly:::ト
/|;ィ:::::N,、‐'゛_,,.\ ´''""'ヽ !;K 西部儲のみんな!
! |ハト〈 ,r''"゛ , リイ)| 逃げちゃダメだ!
`y't ヽ' //
! ぃ、 、;:==ヲ 〃
`'' へ、 ` ‐ '゜ .イ
`i;、 / l
〉 ` ‐ ´ l`ヽ
/ ! レ' ヽ
_,、‐7 i| i´ l `' ‐ 、_
,、-‐''"´ ノ,、-、 / 、,_ ,.、- {,ヘ '、_ `ヽ、_
/ i ,、イ ∨ l.j__,,、..-‐::-:;」,ハ、 '、` ‐、_ ,`ヽ
851 :
考える名無しさん:04/06/01 18:13
| |
| |∧_∧ 西部儲のみなさん
|_|´・ω・`) とりあえず、へこんだりしたらつかってくださいね
|お|つ つ ._ _ _ _ _ _
| ̄|―u' |○| .|○| .|○| .|○| .|○| .|○|
.."""""""  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
組み立てかた
|
| ← ←
._ ___ | ↑ ↓ ↓
|○| |○ |○  ̄ ̄ ̄|○ _| ̄|○
|
852 :
考える名無しさん:04/06/01 18:13
/⌒ヽ⌒ヽ
/ Y .\
/ ..八 ヽ
( __//. ヽ,, ,)
\1 八. !/
ζ, .八. j
ヽ /'"´"´´"´"´"´`\
|:: :::|
|: , ─-、 , ─- 、 :|
|:=ニ|-=o= l-l-=o= |ニ=:| ちんちんシュニダ。
(6 `ー ' ・_・) ー ' 6) ウエー!シュッ!シュッ!シュッ!
西部ファンが壊れたね…かわいそうに
そうかな?w
西部儲滅亡
856 :
考える名無しさん:04/06/01 18:33
西部儲轟沈
857 :
考える名無しさん:04/06/01 18:36
儲って何?
858 :
考える名無しさん:04/06/01 18:38
野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
859 :
考える名無しさん:04/06/01 18:40
西部儲壊滅
861 :
考える名無しさん:04/06/01 18:45
817 :考える名無しさん :04/06/01 16:43
野中広努先生どうしてるかな?
818 :723@俺も西部ファン :04/06/01 16:50
野中先生は勲一等で元国務大臣だから、悠々自適。
政府より国家警察大将の階級を与えられました。
819 :考える名無しさん :04/06/01 16:52
野中先生まんせー
862 :
考える名無しさん:04/06/01 18:49
西部儲爆殺
864 :
考える名無しさん:04/06/01 18:53
広努三兄弟はどこいったw
865 :
考える名無しさん:04/06/01 18:54
>>738 人権観念が濫用され、不当に一般化されれば、国民の表現の自由を侵害
する恐れがあり、またこの不当な濫用が行使されるならば、公共性の観
点からも、これを抑制する必要が認められる。よって人権観念および、
その行使も、これを行うものが私的団体であっても、国民一般の表現の
自由と伝統を著しく侵害する恐れがあると認められる場合は、これを「
イデオロギー」と呼ぶのであって、何人もこうした絶対的正義を濫用す
ることは認められない。
ゆえに人権の行使と享受にあっては実定法上の権利のみが認められるの
であって、伝統からの文化的、社会的な制約を妨げるものではないと認
めれらる。
866 :
考える名無しさん:04/06/01 18:57
>>865 「国民の表現の自由が侵害される場合」って、それ自体が人権観念の正しい適用の場合なんですけどw
867 :
考える名無しさん:04/06/01 18:59
>>865 表現の自由を侵害したと言えるなら、それは人権観念が有効に機能したと言えるんでない?
人権観念が濫用されたのは人権観念自体の問題ではなくて、その濫用をした特定の私的団体の問題だろ?
868 :
考える名無しさん:04/06/01 19:11
前段と後段が全く繋がってないんだけど
>>865 中学生が何かを見ながら書いたかのようだ
西部儲再戦惨敗
870 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 19:12
野中広務元自治大臣、警察大将がどうした!!!!!!!!!!
っていうか、アンチ西部って西部さんに何か恨みでもあるの?
今はこじんまりとしゅうめい大学教授をやってるだけじゃないか!
西部さんと西部ファンをばかにするな!!!
ばかにするなよ、絵dfジェdsJAkdsじゃふぉえういおfg!!!
871 :
考える名無しさん:04/06/01 19:23
表現の自由は人権ではない(憲法第21条で保障されているのではないのか)。
表現の自由・公共性の観点・伝統によって「人権観念を濫用する言説」を
「抑制」する必要が認められる。
よって、国民一般の表現の自由と伝統への侵害を理由に、私的団体の
「人権観念を濫用する言説」をイデオロギーと呼ぶ(←意味不明だし、もともと弾圧じゃなかったっけ(苦笑))。
何人も「人権観念を濫用する言説」を行うことは認められない(←思いっきり表現の自由に反する結論)。
「人権観念を濫用する言説」をイデオロギーと呼び、それを認めないならば、
人々が享受する人権の内容は、実定法上の権利に限られ、伝統による文化や
社会に対する制約を妨げない。
表現の自由は伝統に沿うもののみ認めるそうです。
人権の観念の濫用以前ですな。単なる誤用。
872 :
考える名無しさん:04/06/01 19:24
>>870 野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
873 :
考える名無しさん:04/06/01 19:25
874 :
考える名無しさん:04/06/01 19:25
875 :
考える名無しさん:04/06/01 19:26
876 :
考える名無しさん:04/06/01 19:27
ていうか、ココまで来ると、相手するのもちょっとって感じが。
ただの電波でしょう、西部儲って。
まあ、それが晒されただけでも意義があると言えばあるが・・・。
877 :
考える名無しさん:04/06/01 19:28
878 :
考える名無しさん:04/06/01 19:30
>>871
細かい論点を別にすれば、あながち間違ってはいないぞよ。
社会の中で、人権観念を勘違いする人間がいるなら、
人権観念は社会一般的におかしいというのは、全くおかしな議論でしょ。
880 :
考える名無しさん:04/06/01 19:34
>表現の自由は伝統に沿うもののみ認めるそうです
んなことは書いちゃいねえよ。
881 :
考える名無しさん:04/06/01 19:35
>>878 「あながち」というなんちゃって根拠なんか付けても根拠は増えませんが!
882 :
考える名無しさん:04/06/01 19:36
>>880 論理的な帰結だよ。
まさか、文字通り書いてあるかないかだけで内容が決まるとか
アホなことは言わんよな。
ていうか、いい加減放棄して逃げたら?
見苦しいよ西部信者。
883 :
考える名無しさん:04/06/01 19:36
>>794 反論しようがない!正鵠を射てますなw
翁と飲み会をしたヤシの話を間接的に聞いたんだけど
あのまんまで滅茶苦茶面白かったそうな。
漏れも行きたかった(´・ω・`)ショボーン
何かの本に、本当のゼミは大学の外の飲み屋に
あるって書いてあったもんな。
本当に西部ヲタは無能だなw
885 :
考える名無しさん:04/06/01 19:38
886 :
考える名無しさん:04/06/01 19:40
>>883 はじめからそういう風に認めれば、誰もうるさくは言わないと思うんだけどね。
883以外の信者は本当に信じてるようだからねえ。
西部も罪な男だなw
今まさに、西部城が吉本軍団の手によって陥落しようとしていたのであった。
888 :
考える名無しさん:04/06/01 19:41
>反論しようがない!正鵠を射てますなw
認めていいのかよw
889 :
考える名無しさん:04/06/01 19:42
だめだな、西部教団内部にも造反者がw
890 :
考える名無しさん:04/06/01 19:43
>吉本軍団
ワラタ
このスレは傑作だな(w
892 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 19:45
俺は警察中将だけど、「発言者」の若手論者、滋賀大学助教授の柴山桂太って
凄く優秀だよね。まだ29ぐらいでしょ?若くて、超頭脳明晰で、論文凄くて
30を前にして助教授って凄いべ!
西部配下でもかような有能な人間がいるんだぴょん。
893 :
考える名無しさん:04/06/01 19:46
そういえば、別にアンチの手である思想家のスレが維持される事だって
よくある話なんだよな。
こういう風に占拠した結果アンチの巣窟になるのは珍しいだろうけどw
894 :
考える名無しさん:04/06/01 19:47
>>892 敗戦の弁はそれだけか。もっとしゃべっていいぞ。
895 :
考える名無しさん:04/06/01 19:47
893 別に はいらないっす。すまん
896 :
考える名無しさん:04/06/01 19:49
>西部教団内部にも造反者
またまたワラタ
面白すぎw
吉本軍団圧勝
898 :
考える名無しさん:04/06/01 19:51
今頃、儲が足りない脳をいっしょうけんめい酷使して、レスを考えてるんだろうなw
899 :
考える名無しさん:04/06/01 19:51
>>892 野中広努 の検索結果 約 31 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
野中広務 の検索結果 約 16,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
900 :
考える名無しさん:04/06/01 19:52
吉本軍団完勝
901 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 19:52
ちゅうか、なんで西部マンセーしたらこんなにいじめられるんだよ?
うわわわわ〜〜〜〜ん
902 :
考える名無しさん:04/06/01 19:53
野中広努w
903 :
考える名無しさん:04/06/01 19:54
>>901 それは、ここが哲学板だからだよ(笑
コヴァ板へお帰り。
西部城陥落
905 :
考える名無しさん:04/06/01 19:57
>>886 いやいや、俺は誰よりも信じているぞ!
東京堂書店での「人間論」サイン会。
「剥がされた仮面」を持ち込んでお袋宛にサインをしてもらった時から。
906 :
考える名無しさん:04/06/01 19:57
907 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 19:58
ちなみに自己弁護だが、野中広努←と書いたのは俺ではない。
俺の前の人。
せっかく西部ファンで楽しくやってたのに、アンチが来たからこのスレ
台無しじゃないか!うわわわ〜〜〜〜〜〜ん、、、
モー娘狼板に帰らないとだめぢゃないか、ばかやろう。
908 :
考える名無しさん:04/06/01 19:59
>>905 そういうノリなら問題ないんだよね…
分かっててノってきたんだと思うけど。
君は叩かれないと思うよ、残念ながら(?)
909 :
考える名無しさん:04/06/01 20:00
910 :
考える名無しさん:04/06/01 20:01
>>907 モー娘ファンかつ西部ヲタかよw
素直な奴だなw
>>907 あそこは気づかなきゃやばいでしょう、叩きがのってきたとこで、
しかも、マンセーするわけだから。
912 :
考える名無しさん:04/06/01 20:03
どうも西部儲内部にも若干ズレがあるようで。
それとも、キャラを演じ分けているのか。
913 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 20:05
モーニング娘。は大衆人ぢゃないからな!!!
914 :
さんちょきほーて:04/06/01 20:05
>>883=
>>905 因みに、他の板でこーいうコテハンを使っているけど
見つけても叩くなよ!
>>909 「人間論」発行記念サイン会
1992年4月22日(水)午後0時半〜1時半
東京堂書店1階サイン会会場
だよ。前から10番目ぐらいで握手してもらったよ。
西部ファンだからこそ、むしろ西部批判したり、
西部のよさを強く打ち出せるように、西部アンチの批判のうち
形式的に採らざるを得ないところはとって、それを西部的なものに
染め上げる、ぐらいの気概が欲しいところだね。
916 :
考える名無しさん:04/06/01 20:07
>>914 ウソつけってのは、西部の言うことを真に受けてるわけでもないだろ、
という意味ね。
握手会のほうは、本当なんだね。良かったね(イヤミでなくて)。
917 :
考える名無しさん:04/06/01 20:09
>>914 ほほう。今度叩いてやるか。ふふふ・・・
918 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 20:10
>>911 アンチが来ても、モーヲタ内部のアンチ心理はまじヲタ心理の裏返しである
ことが多くあるので、そんなに傷つかない。
919 :
考える名無しさん:04/06/01 20:11
>>914 随分コアなファンなんだな。
日時まで覚えてるのかよ。
920 :
考える名無しさん:04/06/01 20:12
>>913 すまん、そのネタはわからん。大衆人って単なる大衆への侮蔑程度の意味?
921 :
考える名無しさん:04/06/01 20:14
>>918 アイドルヲタ?内部でのモーヲタvsそれ以外ヲタの図式は
ここではあてはまらないわけだが。
思想はもうちょっと両極端の幅が大きい。
922 :
さんちょきほーて:04/06/01 20:16
>>915 >西部ファンだからこそ、むしろ西部批判したり、
敢えて批判すると、「人生の作法」の裏表紙の写真。
タバコを持っている手の爪がのびていて汚い。ちゃんと切って
きれいにして欲しい。
>>916 なかなかいいこと言うなーって思うとこあるよ。
難しいとこはわかんないけど。
>>919 本にサイン会の案内を記念に挟んであるの。
このスレの伸び
今日何かあったのですか?
>>914 叩かないけど、もっと正統派の思想にも親しんだほうがいいと思うがなあ。
まあ、人生染めちゃってるんだったら、そんな気おこんないだろうけど。
生身の人間だと、簡単に変節せいと言えるが、ネットだと簡単に変節しろ
と言える。でもネットで相手してるのも、生身の人間だからねえ。
まあ、もうちょっと人権にもいいところがある「かもしれない」程度に
思ってくれてれば、それでいいと思うんだけどね。
少なくとも、表現の自由が人権でない、みたいな無茶な理解をするのは
どうかなーとは思うね。その程度だね。個人的には。
チャットになっちゃっとる
なんちてw
間違い。
生身の人間だと、簡単に変節せいと言えるが、
→生身の人間だと、簡単に変節せいと言えないが、
927 :
考える名無しさん:04/06/01 20:19
>>923 吉本軍団が西部城を陥落させた後、西部城に残っていた残党と楽しげに会話するという事件がおきた。
928 :
さんちょきほーて:04/06/01 20:20
>>924 >もっと正統派の思想にも親しんだほうがいいと
お勧めはありますか?いくつかきぼんぬです。
929 :
考える名無しさん:04/06/01 20:21
吉本って吉本ばなな?
アムリタはくそつまんなかったよw
>>928 中川八洋の『正統の哲学 異端の思想』
でも参考に探したら?
932 :
考える名無しさん:04/06/01 20:26
933 :
さんちょきほーて:04/06/01 20:32
934 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 20:32
>>920 すみません、あまり考えないで書きました。
935 :
考える名無しさん:04/06/01 20:46
865だ。ごめん本当の事言うとオラ、吉本思想の影響受けてるんだ。
<自立>思想派なんだ。西部派を装うとどういう反応がゲット出来るか
試してみたかっただけだ。これからもよろしくな。
おまいら、
>>950踏んだヤシは次スレ立てですよ!
937 :
考える名無しさん:04/06/01 20:53
まじかよ
938 :
考える名無しさん:04/06/01 20:55
935
追記。オラ小浜逸郎の影響も受けてるんだ(「弱者とは誰か」「弱者と
いう呪縛」)。一応、報告しとく。みんなのこと釣って悪かった。謝罪
します。
939 :
考える名無しさん:04/06/01 20:55
940 :
考える名無しさん:04/06/01 20:56
糞スレきぼんぬ
941 :
考える名無しさん:04/06/01 20:58
ぷっ、オマイら糞スレ立てすぎて次スレ立てられないだろ
942 :
考える名無しさん:04/06/01 21:09
小浜逸郎はどうかと
943 :
考える名無しさん:04/06/01 21:15
543 :名無しの格闘家 :04/05/09 03:26 ID:sKgjpN65
初期の道場だと、組み手の時間になると恐怖のあまりに糞をもらして
それに気づかずに、すそからコロコロと・・・
なんて風景が。
今の極真と同一視しないほうがいい。
独立して、それぞれ流派を立ち上げてる元極真の連中なんてキチガイだよ
544 :名無しの格闘家 :04/05/09 04:04 ID:KVaRxkKW
ころがった糞を相手の顔面に投げる練習もしたようだよ。
やはり糞が飛んでくると、人間、本能的によけるからね。
で、体勢の崩れを逃さずKO。
944 :
723@俺も西部ファン:04/06/01 21:19
その半数が北海道出身であるモー娘。を西部先生も同郷として
応援して欲しい。そしてメンバーに脱退を強要しまくる事務所を
娘。に「確信の危機」をもたらすとして批判して欲しい。
945 :
考える名無しさん:04/06/01 21:37
ああ、このスレもあとわずか。名残惜しい。
みんなとまた再会したいね。
946 :
考える名無しさん:04/06/01 22:00
そうだ。このスレが100年後に保存されてるかもしれない。可能性は
ゼロに近いけど。のこりを100年後へのメッセージにしようぜ。
これが本当の伝統だ。100年後の人、みてるかーい。俺たち元気に議
論してるぜ。
947 :
考える名無しさん:04/06/01 22:19
もっとカコイイスレタイキボンヌ
949 :
考える名無しさん:04/06/02 01:55
674 :考える名無しさん :04/05/31 15:50
>>667がどこの馬の骨か知らないんだけど
>>667だけ読んでもはっきりバカとわかるねw
で、エンターキーを押しそうになったが、
こんなDQNを叩くだけではしょーもないので
>>668 >つまり、それまでの伝統や慣習の蓄積だけではなく、
>廃棄する事にも時効の効果を認める。
>だから、直近のプレである明治〜敗戦までに限定される。
>なぜなら、ここには、数千年の蓄積と廃棄という両面の意味での
>伝統が含まれているからだ。
・「時効」・・・伝統や慣習の蓄積に対応するのは、法律関係(時効という法制度の適用対象)ではなくて
法制度自体だ。法制度が時効にかかるなどという馬鹿な話はないから、
これはメタファーとして意味不明だし、恣意的ということになる。説得力ゼロ。
・実質的反論・・・1 現代日本に残っている「文化」「伝統」には、明白に明治時代以前のものが多数存在するし
それを維持することは、日本国内で「文化保護」「伝統維持」とされている。それとの矛盾。
2 日本という国家の中心とは無関係に、現在日本としてくくられる地域の部分部分で続いてきた文化も多数
存在する(祭りや生活文化、方言など)。これらの無視。
3 先住民であるアイヌ人の文化を無視することは不当だし、時代の「伝統」を反映していない(アイヌ新法)。
法制度のメタファーでいけば、
>>668がやってることは、「時効」ではなく人為的な「条文の削除(を求める法案)」。
もちろん、そのような考えに説得力はない(実質的反論で述べたとおり、正しく伝統(法律)は維持される)。
完 全 な 反 論 & 吉 本 説 維 持 だ な w
950 :
考える名無しさん:04/06/02 05:12
>>949 気づかなかった論点に気がつかされて勉強になったよ。
ただ、ここで用いた「時効」概念は、言うまでもなく
E・バークの議論を踏襲しているわけだから慣習法に
対するものです。
西部先生ならそこを強く指摘した上で、制度と対象の
二分法を、その不可分性、相互依存性を主張すること
で批判し論理的誤謬は発生させないのではないでしょ
うか?