1 :
考える名無しさん:
いろんな哲学が巷には出回ってて収拾がつきません。
分野ごとに教科書(産業図書からでているような)として
整理されているらしいので、その分野に詳しい方、
お勧めの教科書を教えてください。
3 :
考える名無しさん:03/05/30 08:17
では、私から。
「数学の哲学」を基礎から知りたいのですが、何から読んだらいいですか?
4 :
考える名無しさん:03/05/30 08:18
やあ、オレは理系なのでわかんねー
90分でわかるプラトンとか・・・。
でも,それを買って読んでたら,
教授に笑われた。
確かに彼がうん十年かかって研究していることが90分でわかるわけないか。
でも,導入部分としてはいいかなー。と思いました。
6 :
考える名無しさん:03/05/30 16:59
何を目的にして哲学を学ぶのかにもよるでしょう。
哲学を研究したいのか、哲学したいのか。
あるいは哲学的生活をおくりたいのか。
8 :
考える名無しさん:03/05/30 17:11
>3
岩波から出てるプラトン全集。
10 :
muji 2:03/05/30 18:47
哲学を生活に役立てたいなら,
中経出版の「賢者の思想がよくわかる本」というのがおすすめです。
変に小難しいのよりわかりやすいよ。
俗っぽいのが嫌いな人はアレルギーを起こしそうだけど。
だって,哲学おんちのための入門書ってキャッチコピーが書いてある。
これ読んで,興味がわいたら,小難しいのにチャレンジすればいいと思う。
でも,哲学にどんな種類があって,どの流れでどんな思想が生まれたのか?
体系的な流れがわかるような入門書があればぜひ知りたいです。
まずは、エリック・ホッファーを読め
>>9 どうも。でもリンクの本は英語ばかりですね
日本語で初心者でも分かるものはありませんか?
13 :
考える名無しさん:03/05/30 22:39
あげておきます。
哲学科の人よろしくお願いします。
ヤスパースはどうですか?>みなさん
ヤスパース
すごいけど忘れられちゃってるよね。
いいんじゃない、だけど今あんまり著作手に入らなくない?
俺は古本で著作集を手に入れたけど
16 :
考える名無しさん:03/05/31 00:28
ハイデガーと対立してた人だ。
今日、古本屋でヤスパースの『哲学の世界史』ってのを見たんだけど、
洋の東西・時代を問わず、哲学者を「考え方別」で、
整理してまとめるということをやってたようです。
『大哲学者たち(だっけ?)』の序論てきな感じらしいです。
たしか4000円ぐらいだったと思う。。。
三木清の著作を読んでみては。『語られざる哲学』、『哲学入門』、『哲学ノート』あたりを。
思想そのものではないけれど、その前提となるものについては、これを読めば大体の所において
わかるのではないだろうか。
19 :
muji 2:03/06/02 22:19
>17
『哲学の世界史』探してみたいです。
出版社とかわかりますか?
哲学の世界史序論, K・ヤスパース H・ザーナー編 渡辺二郎/門脇俊
介他訳(定2,600), 紀伊国屋書店'85,
21 :
考える名無しさん:03/06/02 22:55
本を買うの、金かかるからなんかそういうサイトはないんかな?
哲学史の流れを概観したような。
「対戦型哲学史」ってのがあるにはあるが、これはコンテンツが分散しすぎていて読みにくかった。
>>19 ちょっと俺の説明、間違ってる気がするんで、
内容についてはご自分で確かめたほうがいいと思います。
申し訳ない。。。
>>20 そう、それです。定価で2600でしたか。
情報めちゃくちゃでした。。。
23 :
muji 2:03/06/02 22:59
>20
すごい!探してみます。
24 :
考える名無しさん:03/06/02 23:44
>>21 たかが1冊の本代すら惜しいなら、初めから哲学なんかやらないようがいいよ
26 :
考える名無しさん:03/06/02 23:54
>>24 どうも。
二番目の勝手に哲学史入門ってのが面白そうでした。
ゆっくり読んでみます。
>>25 いや、別に哲学で食っていく気はないので。
ヤスパースはいい奴。
流行って欲しい。
哲学「史」が成り立つって発想が凄いよ。
哲学史の歴史なら成り立つな。
というわけで、まず読むべき哲学史の教科書は
ヘーゲルの哲学史講義だ。
29 :
muji 2:03/06/03 00:55
あんまり昔の人が書いた本は最近のまでは
カバーされていないから,
最近の哲学史に関する本はありますか?
>>29 ヘーゲル辺りまでの哲学を徹底的に突き詰めることで現代哲学につながる。
最近のものまで目配せしたうす〜い哲学史本など、百害あって一利なしと心得よ。
31 :
muji 2:03/06/03 01:43
なるほど〜。
勉強になりました。ありがとうございます。
32 :
考える名無しさん:03/06/04 01:21
で、どなたか数学の哲学の入門書知りませんか?
33 :
考える名無しさん:03/06/04 01:24
>32
とりあえず古典的名著シグマ・ベスト
34 :
考える名無しさん:03/06/04 01:28
>>29 『ソフィーの世界』でいいでしょ。
これを読破したら竹田の『哲学入門』
>>30 まあ、大陸系やるならな・・
でも、そうじゃなかったら必要なし。
現代哲学といってもいろいろ分野がある。
分析系では、ヘーゲルよりもバークリーやヒュームのほうがむしろ重要。
36 :
考える名無しさん:03/06/04 06:30
>>32 遠山啓『無限と連続』岩波新書
読みやすいし、文章もうまい。集合は無限をしらんとダメらしいよ。
38 :
考える名無しさん:03/06/04 20:32
波多野か今道
39 :
考える名無しさん:03/06/04 20:52
40 :
muji 2:03/06/04 21:37
>34
ソフィーの世界,ビデオも出ていました。
そっちはどうですか?
41 :
考える名無しさん:03/06/20 15:03
あがれ
42 :
考える名無しさん:03/06/20 15:33
43 :
考える名無しさん:03/06/23 01:51
44 :
考える名無しさん:03/06/23 09:50
やだね。
45 :
考える名無しさん:03/06/23 09:52
知らんだけだろ?
46 :
考える名無しさん:03/06/23 13:55
47 :
考える名無しさん:03/06/23 16:33
>45
・福田歓一[1970]『近代の政治思想』岩波新書(青版)
近代までの政治哲学を纏めた良書。
・藤原保信[1993]『自由主義の再検討 』岩波新書293
近代から現代までの政治思想に言及。
コミュニタリアンを理解できる。
・杉田敦[1998]『権力の系譜学』岩波書店
コミュニタリアン以降の政治哲学の入門書。
コノリーなどのニーチェに影響を受けた政治哲学が解る。
岩波ばっかだ。(w
訂正。
×>45→○>46
49 :
考える名無しさん:03/06/23 17:27
本当は家にこもって一切の知識を得ず、毎日約十六時間考えて寝るということを
十年単位でやるのが良いと思われますが、不可能に近いので本を紹介します
『政治学概論』 山川 雄巳 有斐閣ブックス
やたらと値段が高いのであまりお勧め出来ないかもしれません
50 :
考える名無しさん :03/06/24 16:24
>>47-
>>49 ありがとうございました。
考えるにもやっぱ材料がいると思うので「家にこもれ」
というお勧めには同意いたしかねますが・・・
51 :
考える名無し:03/06/24 19:39
やはりまずギリシャ哲学から始めて
そのあと中世哲学、近代哲学、現代哲学とはいっていくのがいいかと
よーろっぱの人々が何を目的として哲学を始め何に絶望し哲学が変質し
今哲学が何を問題としているのかがなんとなくでもわかると思います
52 :
考える名無し:03/06/24 19:42
ちなみに何か哲学を学ぶ目的があるなら話は別ですが・・
53 :
考える名無しさん:03/06/25 15:22
>>52 社会のあり方全般について考えています。
社会契約論は社会の成立原因としてより、社会が共有すべき「目的」なのか、とか・・・
初期の国家論は、文化人類学や社会学で学ぶべきものなのでしょうか?
54 :
考える名無しさん:03/06/25 16:31
55 :
考える名無しさん:03/06/25 16:33
このレスを見た人間は十三日以内に死にます。
※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。
それはこのコピペを一時間以内に7つ、別の板に貼り付ける事です
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
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. | ::< .::|あぁ
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/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
57 :
考える名無しさん:03/06/26 00:39
ネジ式もよかったのう。つげの世界は日本式不条理じゃ。美保 > わたしは ぷろぐらむ なんかじゃないわ!
58 :
考える名無しさん:03/06/26 00:41
59 :
考える名無しさん:03/06/26 00:43
>>55 本当につかれはてた時、私はよくうっとりと思う。
いつか死ぬときが来たら私は実験室で息絶えたい。
ひとり寒いところでも、だれかがいてあたたかいところでも、
私はおびえずにちゃんと見つめたい。実験室ならいいと思う。
死の賛美は芸術分野のような気がするが
61 :
考える名無しさん:03/06/28 11:26
62 :
考える名無しさん:03/06/28 11:30
14歳からの哲学
池田晶子著
講談社学術文庫の『エックハルト』だが品切れだしなあ・・
65 :
考える名無しさん:03/06/29 04:03
>>64 ありがとう。質問者に代わってお礼を言っておく。
できたら、ageでお願いします。
この板目立たないようだから。
66 :
考える名無しさん:03/06/29 05:22
講談社現代新書の『現代思想を読む事典』をもっておけば
近現代の本探しに使える。
項目ごとの最後に載ってる参考文献を読めばいい。
ただ、この事典自体は読むとハァ!?な部分があるかも。
70 :
考える名無しさん:03/07/03 22:07
>>53 社会契約論における「国家」のとは、要するに外と中を分ける作業じゃなかろうか。
71 :
考える名無しさん:03/07/03 22:47
ヘーゲルがいまいち理解できないんですが、何かわかりやすく解説してる本はないですか?
72 :
考える名無しさん:03/07/03 23:33
73 :
考える名無しさん:03/07/03 23:35
>>71 ヘーゲルを「わかりやすく」なんて発想がドダイ間違いなんだよ。
74 :
考える名無しさん:03/07/04 00:17
世界の思想史という上下セットの本があるけれど、
なかなかに網羅的でいいと思います。
ハイデガーに少しかかったところで終わっているので、
現代思想には別の本がいりますけど。
印度哲学や東洋思想にも或程度記述を割いていて
バランスがいいのがポイントです。
75 :
考える名無しさん:03/07/04 01:22
下手に網羅的なものは「分かったつもり」の厨を生産します。
ただし、「分かったつもり」を木っ端微塵に打ち砕かれる残酷な経験を
哲学と呼ぶのなら、いったん「わかったつもり」になることも、よい踏み台
になるのかもしれません。
そして私たちは生涯「哲学入門」の過程にいるのかもしれません。
論語あたりからどうか?
孔子「我未だ生を知らず、いずくんぞ死を死らんや。」
論語あたりからどうか?
孔子「我未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らんや。」
孔子「論語」とキルケゴール「死に至る病」を読むと、頭が混乱して勝手に哲学してくれるよ。
もっとも、キルケゴール、スピノザなんて読んでる暇があったら、韓非子と孟子と荘子と老子でも読んでた方がマシかも。
スピノザ達は幻覚系の麻薬に出てくるかのような妄想世界を一周して、ようやく孔子達のような世界観を手に入れるに至ったのだから。
81 :
考える名無しさん:03/07/04 03:42
>>79 質問よろしいでしょうか
それほど優れているのに、なぜいまだに西洋哲学が研究されているのですか?
82 :
考える名無しさん:03/07/04 05:53
>>81 東洋哲学(思想)は論理的じゃないからじゃない?
/∵ ▼ \
/∴ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
, |∴ / \ |、 /
|`──-( / )-( \)l | < ヒャーッヒャッヒャッヒャ!
| [ , っ l | \
`-, 'ヽ、_ソ }' \_______
ノ ヽ、 `' ノ、
/ ゝ ── ' ヽ
/ ,ィ -っ、 ヽ
| / 、__ う 人 ・ ,.y i
| /  ̄ | |
ヽ、__ノ ノ ノ
| x 9 /
| ヽ、_ _,ノ 彡イ
| (U) |
ヽ、__ノヽ___ノ
85 :
考える名無しさん:03/07/04 17:01
政治哲学、あるいはあの時代のドイツ思想に興味があるのでなければ、
ヘーゲルはやめたほうがいいよ。
一部のファッショナブルな人がいうように思想的に有害であるというのは
ほぼ誤解に基づくものであるというのは認めても、ああいう文体はもう時代遅れ。
ドイツ観念論特有の文体をコーヘラントに解釈すること夢見て、
行き着く果ては現代哲学の視点から見れば、かなり時代遅れで終始曖昧な19世紀の哲学論。
哲学史として最低限の知識は必要だとしても、逐一文を解釈する作業に慣れっ子な
人間として、あんな曖昧な文を解読することで得られる満足感は少ないと思う。
>>83 基本的に日本では哲学や美学の研究がGHQ政策の延長によって禁止されていて、危険過ぎて大っぴらに自説を展開出来ないからやめておく。
ん〜
上げないで 寝なさい
てか、
『哲学の教科書』 中島義道
でいいじゃん。そのまんまだし。
んで
『哲学の道場』 中島義道
も続けて読めばおっけーじゃ?
こんな分かりやすく書いてある本あんまないでしょう。
90 :
考える名無しさん:03/07/06 05:40
age
91 :
考える名無しさん:03/07/06 16:50
92 :
考える名無しさん:03/07/09 10:51
age
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄