1 :
考える名無しさん :
03/02/13 22:41
反復して立てたわけだね
3 :
考える名無しさん :03/02/13 22:50
郡司ペギオー幸夫氏の最近でた本てどうですか? ドゥルーズが議論の土台になってるらしいけど。
>>1 新スレお疲れさま。『ベルクソニスム』の翻訳スレは長く
つづいているようだけど、肝心の本スレが落ちてたね。
今年は、昨年の夏休みに2章まで読んで止まったままの
『フランシス・ベーコン−感覚の論理』を読みきりたい。
この本は『シネマ』と違ってあまり長くないのに、いまだに
邦訳が出ないのはなぜだろう? 翻訳者、仕事を放棄?
5 :
考える名無しさん :03/02/14 10:27
あの・・、
ちょっと大学でドゥルーズ関係の事を調べてまして、
といっても、哲学科とかじゃなく、映像関係でほんの少しさわってるってだけなんですけど、
で、ドゥルーズ、アンチオイディプスで検索したら、
ttp://www.noos.ne.jp/ ってサイト見つけたんですが、なんなんすかこれ?
わけわかりません。
みなさんは、理解できますか?
6 :
考える名無しさん :03/02/14 14:43
>>5 「ニューサイエンス」、「たま出版」
この二つのキーワードでだいたいのことは想像できる。
8 :
考える名無しさん :03/02/14 15:28
9 :
考える名無しさん :03/02/14 16:25
>>6 やっぱ、それ笑うとこでいいんですよね。
最初、まじめに読んでて途中であれって・・
>>7 ネットで手っ取り早く調べようと思ったのが間違いかな。
けど、本高すぎますよ、5000円ですよ、2冊で1万、
蓮実さんの本でも買って、それでわかったつもりになっていようかな・・だめ!?
10 :
考える名無しさん :03/02/14 17:48
昨日もいいましたが、誰か僕に『千のプラトー』か『アンチ・オイディプス』 を安価で譲ってください。9のいうように高すぎます。
11 :
考える名無しさん :03/02/14 17:49
清水の舞台から百円を落したつもりで買って下さい。
12 :
考える名無しさん :03/02/14 17:50
昨日もあるスレでいいましたが、誰か僕に『千のプラトー』あるいは 『アンチ・オイディプス』を安価で譲ってください。9のいうように 新品では高すぎて手が出ませんし、図書館にもないんです。
13 :
考える名無しさん :03/02/14 17:52
開高のように本屋で立ち読み後、出世して買うというのはどうだろう。
>>13 立ち読みでドゥルーズを理解できるほどの理解力がありません。どなたか
ほんとうにその気があれば、お願いします。
15 :
考える名無しさん :03/02/14 17:58
がんばれ。
16 :
考える名無しさん :03/02/14 18:01
ご飯代の中から100円づつ貯めたら50日で買えるよ!
>>16 いや、67日かかります。思うに6700円というのは高すぎる。哲学は
ブルジョアのものなのかと叫びたいぐらいです。
18 :
考える名無しさん :03/02/14 18:07
そういう考えもあるね。
19 :
考える名無しさん :03/02/14 18:08
高いよね、確かに。
20 :
考える名無しさん :03/02/14 18:11
>>17 自分の持ち物じゃないので売れませんが、河出書房新社4,630円
だったよー。今、6,700円もする!?驚き!
>>20 ほんとうですか? 僕が捜しているのも河出書房新社のものですが、
6700円します。
原書のほうが安いよ。アマゾンとかで原書買え
追記です。『千のプラトー』『アンチ・オイディプス』を捜しています。 古いものでもかまいません(破損はないほうがいいですが)ので、どなたか 安価で譲ってください。
>>22 フランス語はデリダ対策のためにいま勉強中なのですが、やはり僕の脆弱な日本語能力
よりもこころもとないといわざるをえません。
>>24 図書館に取り寄せしてもらえばいいじゃん。
(%)」 .。oO(大学の図書館て取り寄せ希望出してから1、2年かかるとこもあるんだよね) L△
僕は大学には行っていません。独学で勉強したいと思っているんです。高卒で ドゥルーズを読むなんて、みなさんからしたらおかしいかもしれませんね。 ちなみにフランス語も独学です。サルトルの『嘔吐』に出てくる独学者みたいに なりたいものです。
28 :
考える名無しさん :03/02/14 20:14
そういや昔、ブックオフで100円で手に入れたって書込みを見たな。
31 :
考える名無しさん :03/02/15 00:09
図書館でコピーすれば? セコいけど、A3の用紙使って2冊同時にコピれば安上がり。
みなさん、ありがとうございます。じつは『日本の古本屋』ではもうすでに調べて いたのですが、それでも高いと考えてしまっていました。ただ知識を得るためには お金を惜しんではいけないな、とみなさんのレスを読んでいて思いました。 ちょっとがんばって節約してみます。 ただ『アンチ・オイディプス』が3000円ぐらいというのは魅力的ですね。調べてみます。 みなさん、ほんとにありがとうございました。
>>32 じつは、ヤフーオークションにそれらの書物が出品されてます。
僕も入札しようかと思ったのですが、少し古いのでやめました。
勘違いかもしれないですけど、改討版があったような・・・
>>33 ひょっとして訳がもう少しよくなってるとか?
それだったら迷うところ。
出来れば財津あたりに改訳して欲しいところだけど。
>>34 今の訳者がお亡くなりにならないと、
改訳はないだろう。特に財津氏は
現在、シネマ1の翻訳で多忙だろうし。
36 :
考える名無しさん :03/02/20 21:47
戦争機械と器官なき身体について教えてくら灰(の灰) 戦争機械はなんとなくわかったのですが、器官なき身体は意味不明です。
37 :
考える名無しさん :03/02/20 22:04
器官なき肉体ということばがあるからといって、その意味が 固定したものとは思えない。ただ、クモやダニにたとえられて いる箇所があって、そこでそれらは、特定のシーニュにのみ 反応する動物である、と説明される。人間がかくも多様な形態 を取りうるのは、それだけの数の特殊化したシーニュの体系に 人間が適応していることを意味する。このように多種多様な シーニュの体系に適応しうる人間の潜在的な力能のことを、 器官なき肉体と呼ぶのではないだろうか。これ、ぼくの解釈。 戦争機械についての、君の解釈を聞かせてくら灰。
38 :
考える名無しさん :03/02/20 22:07
存在の一義性なら、スコトゥスとか読めば? ドゥルース読むより近道だよ。
39 :
考える名無しさん :03/02/20 22:12
>>36 戦争機械は、状態、都市および全国都市現象が敵であると思い向けます、
それ、で、それら、破壊。このまさに時に、戦争機械は、戦っている傾向があり、
国力に破壊させる傾向があり、全国形式を破壊する傾向があります。
アッティラかチンギス・ハーンの冒険は、
肯定的な目標および否定の目標のそのような継起を立派に示します。
40 :
考える名無しさん :03/02/20 22:18
>39 ん? 面白い文章ですね? いや、参考になります。 ありがとう。 今度、AO、読んでみます。
以前、2chで「統合無き群体」と訳してた人がいたけど、 こっちの方が分かり易いんじゃないの。 頭を中心とした有機体に、敵対するものっつー事でしょ。
D=G的に言えば、頭じゃなくって顔か。
43 :
考える名無しさん :03/02/21 22:24
だれか講談社選書メチエかなんかで出てる 宇野邦一の「ドゥルーズ 流動の哲学」っての 読んだ人いる?感想ききたいんだけど、 あれ入門書の分際で1700円するんだよね・・。
44 :
考える名無しさん :03/02/22 12:04
宇野という時点で買わなくてよい
45 :
考える名無しさん :03/02/22 12:57
それらは実は、 システムおよび共役が多くの要素でさえ可能な関係性質を持つことができない、 多くのグローバルな生政治です。 それは逆にされた関係性質ですが新しい欲望機械によって生産された再生産システム。 欲望システムの秩序の内部で噴出された叛乱的出来事はすべて、 システム全体を揺さぶる衝撃を引き起こしてて、 私たちが今そのような視座を考えればそれにおいて生きている、 この制度上のフレームワークは、それによって特徴づけられるでしょう。 発生の継起性は予言することができず、それがよりほとんど現実に基づき、 底発生自然および不安定によって言う場合、予言することがができません。 その場合では、発生の継起性が常により短時間的なものないしは もっともっと時間的に圧縮されたものとなります。それはコントロール不可能性です。 すなわち、それは様々な発生を予言することができない。 世界機械=新戦争機械がみずからの時間性を加速させている諸々の出来事の予測不可能な時間的継起性へと介入する事は、さらに困難になっています。 このように、今日、これらの戦いの中の最も意味のある側面、―さまざまな突発的加速(累積的で潜在的、それは同時発生的な時間−加速装置=圧縮装置になりうる)言い換えるなら、 さまざまな存在論的爆発(固定的な)力と世界機械=新戦争機械の最も中心的な均衡に対する予測不可能な攻撃を明らかにするのである。
ドゥルーズの論理構造は独特ですね。
>>46 頼むから、議論をしたいのなら名無しで書き込んで。
>>45 これ、インタビュー?
訳が分かり難いけど。
47 そういう風に言う人もたくさんいたんでそうしようとも思って いましたが、おかしいと思い直しました。 公開掲示板だから、名前を書き込んだりsageにしたりするのは 自分の選択でしょ?ちがうの? 人に訳のわからないつっこみを入れて喜ぶよりも、哲学の話をしなさいよ。 それと、わたしに付きまとう名無しの人は同じ人か、数人の私のことを を嫌いな特定の荒らしではないかと思い始めています。 もし違うなら証明してみなさいよ!できないでしょ!キャハハ(^v^)
ああそうか、IDあぼーんすればいいのね。
51 :
考える名無しさん :03/02/22 15:39
>>48 英語だったのでExciteで訳して、むちゃくちゃのところは適当に直しました。
これでもかなりむちゃくちゃだけど
53 :
考える名無しさん :03/02/22 22:41
>>45 意味がほとんどわからん
>さまざまな突発的加速(累積的で潜在的、それは同時発生的な時間−加速装置=圧縮装置になりうる)
ってなんだよ?
>存在論的爆発(固定的な)力
固定的な爆発ってなんなんだー訳が悪いのか?ドゥルーズならいいそうだけどね。
でも、反エディプスの訳はこんな感じだからね。
55 :
考える名無しさん :03/02/22 23:33
>存在論的爆発(固定的な)力 固定的な爆発ってなんなんだー訳が悪いのか?ドゥルーズならいいそうだけどね。 固定的な爆発なんていってないじゃん
56 :
考える名無しさん :03/02/22 23:35
固定的な存在論的爆発力だね。でどんな意味なの?
57 :
考える名無しさん :03/02/23 00:25
ヴィリリオもこんな感じだよね。
58 :
考える名無しさん :03/03/05 16:33
59 :
考える名無しさん :03/03/06 15:03
>>58 自己満足かつ間違いだらけなので読む必要なし.
斜め読み程度だけど、割と分かり易かったけど。 でも、ドゥルーズの差異思想的な側面にツッコミが足りないかなあ。 生成変化と語っていても、生成変化とは何かについて語ってないし。 早稲田か何かの「反エディプス」読書会はどうですか?
61 :
考える名無しさん :03/03/13 00:01
今年は『差異と反復』に再挑戦!
別スレ『ベルクソンの哲学』でものですが、しらないうちに落ちてしまいましたね。 いま探してみたけどなくなってた。ショック。荒らされるのがイヤでsage進行 にしてたのが裏目にでた。Gilles氏のように毎回ageてれば良かった。 で、新たに立てることはしません。自分の能力以上のことをやっているということは いやというほどわかったので。原書の1/10まで進んだということになります。 ちょっと疲れたというのもある。 5ヶ月以上(!?)もの間、継続してレスしてくれた Gilles氏にあらためて感謝します。ありがとうございました。 自分としては、大変貴重なやりとりを経験できました。 あとは来るべき改訳を待ちたいと思います。30年も改訳してないすからね。
山崎のせいですね。 残念です。
>>62 ときどき見ていました。お疲れ様!
あのような試みが、これからさらに
ネット上で生まれてきていいと思っています。
改訳を待つより、自分で新たに翻訳を
つくってしまおうよ! 一生使える
すばらしいノートができあがるはず。
しかしスレが落ちて本当に残念。
66 :
考える名無しさん :03/03/15 13:41
むしろ、続けて。いや続けろ(w
67 :
考える名無しさん :03/03/17 19:17
今日発売の「情況」は「差異と反復」特集でした。
68 :
考える名無しさん :03/03/17 21:15
ほお・・・。
69 :
考える名無しさん :03/03/18 18:32
情況買ったよ。 ドゥルーズの特集は144-256ページ。やく100ページ分だな。 あと編集後記に書いてあるけど、今回の後編ということで、 7月号はドゥルーズ=ガタリと全共闘特集。 あと財津理は平凡社から「ドゥルーズ哲学入門」近刊予定。 平凡社新書だろうか。出すなら500ページぐらいのを妥協せず書いてほしい。
71 :
考える名無しさん :03/03/20 21:04
ガタリスレがないものでドゥルーズ=ガタリと強引に結びつけての質問です。 友人にガタリが「実存主義は死んだ」というようなことを言っていたと聞いたのですが、 それはインタビューか何かの発言ですか? あるいは著作なのでしょうか? ガタリが実存主義を批判したのは知っていましたが、それほど直截的にだとは 思ってもいなかったのです。よければ教えてください。
差異と反復買ったんですが、この本どうしたらいいのかわかりませんw
>>71 財津がインタビューをしたときにいったらしい。
「実存主義はフランスではどうですか」
「もう終わってるね」(関心なさそうに)
という感じ。理由については書いてなかった。
74 :
考える名無しさん :03/03/21 06:07
「批判と臨床」、ドゥルーズの本初めて買ったんだけど、 読んだ人います?
75 :
考える名無しさん :03/03/21 09:13
72> 持っていなさい・・。
76 :
考える名無しさん :03/03/21 13:23
「差異と反復」はエロゲー級の妄想。なぜこれで学位が取れたのか は謎である。
えらく直球の哲学書だと思ったけど…
>>72 >差異と反復買ったんですが、この本どうしたらいいのかわかりませんw
これが今の哲学板にいる人の率直な気分だろうね。
「批判と臨床」ってマイナーなのかな(´・ω・`) ショボーン 結構面白いからいいけど。
80 :
考える名無しさん :03/03/21 17:22
「差異と反復」こないだ読みマシた。 序章や一章は辛かったが、カントやプラトンの批判的読解のあたりになると、 哲学的な興奮を味わえたよ。
ドゥルーズ初期っておもしろい?
『批評と臨床』は本当にすばらしい。 特に「カント哲学を要約してくれる四つの詩的表現について」が気に入った。 これほど濃密でかつぶっ飛んでいる美しいテクストはめったにない。 かつてフーコーがドゥルーズを評して「多様で、束の間の、瞬間性の場景 を持った劇場。ソクラテスの仮面のもとで、不意にソフィストの笑いが炸 裂するといった劇場」と言ったが、「詩的表現について」はまさにそれで あり、ドゥルーズとフーコーが再び交差した事件だ。
読んだ方がいいのかな。 今度読んでみよ。
『批評と臨床』の翻訳ってどうなんですか? フランス語読める人の判断を仰ぎたいです。
85 :
考える名無しさん :03/03/30 00:07
ドゥルーズ読んでもチンプンカンプンなんだけど、これは翻訳が悪いせいだと思う。
日本語に翻訳された哲学書で まともなのに出会ったことがない。
87 :
考える名無しさん :03/03/30 00:59
>>86 禿同
日本語で哲学するのは所詮無理な話。
俺みたいにフランス語ドイツ語で考えるようでなければ哲学する資格ないよ。
でもジョークを言う時は英語にかぎるな。
88 :
考える名無しさん :03/03/30 03:33
排他的態度に萌え。
>>87 フランス語でドイツ語を考えるくらいだともっと凄いのだが
90 :
考える名無しさん :03/03/30 08:07
カントを論じてるときが一番面白い。 適当な距離を置いているからだろう。
91 :
考える名無しさん :03/04/08 22:52
『差異と反復』とジョン・ケージの思想が類似してると思うのだが、あってるのだろうか。
93 :
考える名無しさん :03/04/09 08:57
若い頃の写真かっこいい。
94 :
考える名無しさん :03/04/09 17:15
ケージは詐欺師だろ。音の入ってない曲なんか買って損したよ。 って友人にケージを薦めたら怒られました。
96 :
考える名無しさん :03/04/09 18:58
ガッツだね、やっぱ。 ガッツあふれる自殺、これ。
現代思想のドゥルーズ=ガタリ総特集に「音楽的時間」ってのが載ってたけど、 音楽についてもっと細かく論じた文書ってないんですか? あればすぐ買うんだけど
>>97 千プラは?
一章割いて音楽を語ってるけど。
浅田彰がヘルメスの音楽の元ネタにしたヤツね。
100 :
考える名無しさん :03/04/14 23:52
ながされて無人島
101 :
考える名無しさん :03/04/15 00:20
「無人島とその他のテクスト」買った人いる?
102 :
考える名無しさん :03/04/15 12:26
(^^)
>>98 ありがとうございます。
早速アマゾンで購入しますた
小泉義之 檜垣立哉 丹生谷貴志 廣瀬浩司 鈴木泉 郡司ペギオー幸夫 樫村晴香 田崎英明 崎山政毅 仲正昌樹 長原豊
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
ガッ
ほす
あげます
96-97頁を読んでました。 >ニーチェが対立させるものは、 >ロバの「イエス」と「ノー」と、 >ディオニュソス-ツァラトストラの「イエス」と「ノー」であり、 >……古い価値を守る保守主義者の観点と、 >新しい価値の創造者の観点である。 >……永劫回帰の中心に存在するのはまさに《差異》であって、 >《同じ》ものはその周辺にしか存在しないからである。 >……否定、それは差異であるが、 >ただしそれは小さい側で見られた差異、 >下を上にして見られた差異である。 >反対に、上下を元の状態にして立てられた差異、 >それが肯定である。 このあたりはまだわかりそう。
111 :
武田真吾モラトリアム :03/04/27 16:55
平凡社から出る予定の「ドゥルーズ入門」 いつ出るんだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 待ち遠しいです。
112 :
考える名無しさん :03/04/28 02:43
今日図書館で「アンチ・オイディプス」借りてきました。 すいません。なめてました。 500ページもあるこの本、とても2週間じゃ読み終れる気がしません。
113 :
考える名無しさん :03/04/28 02:57
ドゥルーズは何と言っても「ニーチェと哲学」がいいと思う。 「差異と反復」「アンチ・オイディプス」よりも。
まあ所詮屁ナチだがな
115 :
考える名無しさん :03/04/28 03:40
みなさん、屁ナチって言葉の意味わかるんですか? ???
>>113 「アンチ・オイディプス」に書いてあることは、だいたい「ニーチェと哲学」にも書いてあると思う。
「差異と反復」はまた違うと思うけど。
「ニーチェと哲学」の翻訳はどうですか?
>>117 悪くない。「マゾッホとサド」よりは落ちるけど。
というか、「アンチ・オイディプス」の訳が酷すぎ。
流れ崩してわるい。 差異はわかるんだけど、反復ってどういう概念? 反復が物質性の安定性や、最小限主義であるとして、 それがどういう風に「実存」とか、「生成する現前(肯定性) として存在」に結びつくの? できればわかりやすい比喩か例えで教えてほしい。
完全な素人なんで、間違ってるかも知れないけど、 読んだ限りでは、生成が繰り返されるとか、ズレゆくことが 繰り返されるとか、そんな感じ。 喜びや悲しみといった感情とか、同じものに一般化できない。 その時々によって、対象が違ったり、文脈が違ったり。 反復されることによって、かけがえのない、今、ここが肯定されるのだと思います。 ドゥルーズ解釈のニーチェの永遠回帰って、こんな感じですよね?(不安
あと、ベルクソンも関係ある?
情況のドゥルーズ特集号どこにも売ってなかった。 もう品切れか?
保全
125 :
考える名無しさん :03/05/16 09:57
age
126 :
考える名無しさん :03/05/17 15:33
age
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
129 :
考える名無しさん :03/05/22 22:03
あげ
130 :
考える名無しさん :03/05/22 22:42
あげ
今日「差異と反復」と「分裂分析的地図作成法」を買ってしまった。 どっちのほうが意味不明でもおもしろい?
132 :
考える名無しさん :03/05/22 23:40
無人島 1969-1974 2003.6.26 ジル・ドゥルーズ 小泉義之監訳 杉村昌昭/松葉祥一/笹田恭史/鈴木創士/三脇康生訳 ドゥルーズの未刊行論文集成、ついに刊行。 スピノザ論、ガタリとの共同作業など、『アンチ・オイディプス』刊行後、もっとも現実にコミットした時期の全論考を収める。 ファン待望、本邦初紹介のテクストも多数。
小泉が絡んでるんだ。期待。
シネマのが訳して欲しい。今、訳し中だっけ?
財津がやってるんでしょ。
財津か…
137 :
考える名無しさん :03/05/23 23:38
138 :
考える名無しさん :03/05/27 16:30
河出のホムベみたけど、 無人島280ページって薄くない? これ既訳もまとめて全部収録してんでしょ? ベルクソン論と構造主義論が入ってなかったら泣きたくなるよ。 だれか関係者教えてください。2段組とかなのかな。
139 :
考える名無しさん :03/05/27 19:32
>>138 >さて最後に、来月末から始まるはずの、フランス現代思想の邦訳書の注目新刊
>についてざっとリポートしておこう。まず何よりのニュースは、ドゥルーズの
>死後6年強経った昨年に刊行されたばかりの論文集『無人島、およびその他の
>テクスト集――テクストと対談1953-1974』が、河出書房新社から2巻本で刊
>行されるということだ。これまでの主著群に比べ、かなりのスピード出版であ
>る。まずは、1970年から1974年のテクスト、つまり原著では21番目からラスト
>39番目までのものが収録されるようである。予価2800円。廉価である。
だそうです。
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
141 :
考える名無しさん :03/05/29 17:08
保守
142 :
考える名無しさん :03/05/31 17:10
みんな無人島買うの?
143 :
考える名無しさん :03/05/31 17:23
かわね。
146 :
考える名無しさん :03/06/04 19:50
(仮)ドゥルーズへのまなざしルネ・シェレール著 篠原洋治訳2800240四六 筑摩書房
147 :
考える名無しさん :03/06/09 22:49
マスコミの盗聴、盗撮は許されるのか?
http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html 489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。
ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。
ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
そこからマスコミに広がって行った。
だから余計「妄想」とか思われそう。
友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。
書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)
148 :
考える名無しさん :03/06/21 21:10
情況のドゥルーズ・ガタリ特集ゲット。 財津さんはラカンの「盗まれた手紙についてのゼミナール」の翻訳と研究を していて間もなくインターネットで無料公開するそうです。 このゼミナールはドゥルーズの構造主義論を理解するための基本文献だと以前 このスレッドでだっけか、誰か親切な人がカキコしていたので楽しみ。
149 :
考える名無しさん :03/06/21 22:38
ためになる情報をありがとう age
シニフィアン・シニフィエの記号の体制は、冗長さをその特徴とするとかいうやつ?
ところで誰か無人島買った? 訳はどうよ?
152 :
考える名無しさん :03/06/30 01:18
>>148 けど財津が「若手研究者」に逆ギレしているのが意味不明なんだが。
153 :
考える名無しさん :03/06/30 01:23
>>148 > このゼミナールはドゥルーズの構造主義論を理解するための基本文献だと
というより、ドゥルーズ自身が言及してるでしょ。
154 :
考える名無しさん :03/06/30 02:25
155 :
考える名無しさん :03/06/30 18:52
ドゥルーズの若手研究者なんているの?
156 :
考える名無しさん :03/06/30 23:51
いますよー
点呼。 2人目
158 :
考える名無しさん :03/07/01 21:24
450 :考える名無しさん :03/06/23 08:41 ジジェクは2003年中にドゥルーズ論『器官なき身体』をラウトレッジから刊行する予定だ
160 :
考える名無しさん :03/07/02 14:40
7/19ドゥルーズへのまなざしルネ・シェレール著 篠原洋治訳2600240四六 もうすぐ発売。全然知らない人だけど、有名な人?
>>160 映画監督エリック・ロメールの兄
フッサールの翻訳や
フーリエ論が有名
【繰り上げ当選、繰り上げ前は落選】 共産党は「クリ−ン」が売りですよね〜。? 表は政治資金の半分は党に渡して、党として党員が全員均等に使用すると 言っているが、単なるネズミ講式の『上納金式』の資金集めじゃないか。 今回の共産党党本部のビル新築、募金活動が全て。(笑っちゃうよ本当に) ○○十万寄付で共産党の記念品ですと? 無利息で共産党へ貸付? すべて『上納』じゃないか????? こんな事が大きく報道されたら、 繰り上げ当選の大門なんか,,,『ただの爺−じゃねーか!』 ・・・
163 :
考える名無しさん :03/07/02 17:14
>>ジジェクは2003年中にドゥルーズ論『器官なき身体』をラウトレッジから刊行する予定だ 違うよ。 本当は『身体なき器官』Organs without Bodies 身体と器官を入れ替えてるところがジジェクらしいところじゃないの。
164 :
考える名無しさん :03/07/02 18:12
Organs Without Bodies: On Deleuze and Consequences Slavoj Zizek (著) Book Description The latest book by the Slovenian critic Slavoj Zizek takes the work of French philosopher Gilles Deleuze as the beginning of a dazzling inquiry into the realms of politics, philosophy, film, and psychoanalysis. This is a polemical and surprising work. Deleuze, famous for his Anti-Oedipus (written with Felix Guattari), emerges here as someone much closer to the Oedipus he would disavow. Similarly, Zizek argues for Deleuze's proximity to Hegel, from whom the French philosopher distanced himself. Zizek turns some Deleuzian concepts around in order to explore the "organs without bodies" in such films as Fight Club and the works of Hitchcock. Finally, he attacks what he sees as the "radical chic" Deleuzians (he names, among them, Hardt and Negri's Empire), arguing that such projects turn Deleuze into an ideologist of today's "digital capitalism." Admired for its brilliant energy and fearless argumentation, Zizek sets out to restore a truer, more radical Deleuze than the one we thought we knew. About the Author Slavoj Zizek is a researcher at the University of Ljubljana. He teaches and lectures frequently in the United States and in Europe. Among his books are Enjoy Your Symptom!, Opera's Second Death, and On Belief, as published by Routledge.
165 :
考える名無しさん :03/07/02 18:28
身体のない器官: Deleuzeと結果の上で Slavoj Zizek(著) 書籍の記述 スロベニア語批評家Slavoj Zizekによる最新の本は、フランスの哲学者の仕事をとります。 政治の領域についてのすばらしい質問の始めとしてのジル・ドゥルーズ、 哲学、フィルムおよび精神分析。これは議論・驚くべき仕事です。ドゥルーズ、 彼の反オイディプース(フェリックスGuattariと書かれた)で有名、誰かとしてここで出現する。 彼が否認するオイディプースにはるかに接近しています。同様に、Zizekはドゥルーズのヘーゲルへの接近に賛成します、 誰から‥‥フランスの哲学者は距離を置きました。 ZizekはいくつかのDeleuzian概念を回転させます。 調査するために、そのようなものの中の「身体のない器官」は、ファイトクラブおよびヒッチコックの作品として映画を作ります。 最後に、彼は、「過激派好み」Deleuzians(彼は命名します、それらの中で)として見るものを攻撃します。 ハルトおよびネーグリの帝国、そのようなプロジェクトがドゥルーズを今日の「ディジタル資本主義」のイデオロギー研究家に変えると主張すること その光り輝くエネルギーおよび勇敢な論争のために賞賛されて、Zizekは回復し始めます‥‥1つの‥‥より真実、 私たちが知っていると思ったものより根本的なドゥルーズ。 著者に関して Slavoj Zizekはリューブリャナの大学の研究者です。 彼は、アメリカで、およびヨーロッパで頻繁に教えて講義します。 彼の本の中に‥‥である‥‥あなたの徴候を楽しむ!、オペラ永遠の死、そしてラウトレッジによって公表されるように、確信上で。
166 :
考える名無しさん :03/07/03 07:31
↑ 誰だ?このあまりにも無残な 翻訳エンジンそのまんま見え見栄の お馬鹿な意味不明文章 貼り付けてるのはwww
しかしこのジジェク版ドゥルーズは相当読み応えありそうな感じ なんせ 器官なき身体とファイトクラブか。。。 ブラピのラストでちんこもほろり。。
168 :
考える名無しさん :03/07/03 07:41
「貧乏人ファイトクラブ」という団体が東京に存在してるのをご存知ですか? 僕はそこのMLとってますが 大変に面白いです
170 :
考える名無しさん :03/07/03 09:59
>>166 やはり、創造力のかけらも無いな
君たちの文章とたいした違いは無い
171 :
考える名無しさん :03/07/03 10:04
175 :
考える名無しさん :03/07/03 13:41
スロベニアの評論家 Slavoj Zizek による最新の本/ フランスの哲学者 Gilles Deleuze の労働をとる/ 分野のまばゆい調査の初めとして/ 政治の、哲学、フィルム、及び、精神分析。これは、論争の、そして意外な仕事である。Deleuze ,/ 彼の Anti ‐オイディプスで有名な ( Felix Guattari と共に書く ) 、/ オイディプスにはるかに近いだれかとしてここに出現する/ 彼、否定する。同様に、 Zizek は、 Deleuze のものに賛成であると主張する/ Hegel への近接、から、人、フランスの哲学者、/ 距離を置いた。Zizek は、いくらかの Deleuzian 概念を変える/ 約〜、「ボディなしで器官を探検するために、/ Fight クラブ、及び、ヒッチコックの仕事のようなフィルムにおいて。最終的に、彼は、「急進的粋」と見なすものを攻撃する/ Deleuzians ( 彼がそれらの間で Hardt 、及び、 Negri のものを帝国と指定する ) ,/ プロジェクトが Deleuze を変えるそのようなものとそれを示すこと、/ 今日の「ディジタル資本主義」の観念論者。賞賛される、のために、/ その光り輝くエネルギー、及び、恐れない議論、/ Zizek は、更に真の更に急進的 Deleuze を回復し始める/ ものより、我々は、我々が知る、と思った。
もうやめたら?w
179 :
考える名無しさん :03/07/03 16:51
やめろテメエ藁
181 :
考える名無しさん :03/07/08 13:09
182 :
考える名無しさん :03/07/12 03:58
おまいらに刺激されて中断してたアンチ・エディプス読もうとオモタ。 残り100ページで何故かやめてるんだけどね。 その後は批評と臨床だ。 これは読み易そう。
>>182 その辺りが一番訳分からない。訳が悪いせいなのか、ガタリが前面に
出てくるせいなのかは分からないけど。
以前らげが書いてたけど、第3章から読み始めるのが良いと思う。
184 :
考える名無しさん :03/07/14 13:21
デリダは、ネット上に日本語の二次文献の書誌情報が豊富なんだけど、 ドゥルーズの日本語の二次文献についてくわしいサイト知ってる人いないですか? 田中敏彦とか鈴木泉とか気になるんだけど。
185 :
考える名無しさん :03/07/15 02:00
鈴木泉っていいか?
186 :
考える名無しさん :03/07/15 02:07
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
188 :
考える名無しさん :03/07/15 18:12
age
189 :
考える名無しさん :03/07/15 22:12
タイトル無人島 1953−1969 著者名ジル・ドゥルーズ 前田英樹他訳 判型46 /320頁 ●発売日 2003.8.22 3,500円 (*)未刊 内容紹介著者紹介 20世紀最大の哲学者・ドゥルーズの単行本未収録テクスト。インタヴューなどを集めた待望の思考集成。 本書はベルグソン・ニーチェらを研究しつつ、〈差異〉を思考するドゥルーズ思想の誕生をあとづける。 ジル・ドゥルーズ (ドゥルーズ,G) 1925年パリ生まれの哲学者。70年パリ大学教授。スピノザやニーチェの研究を通じ西欧哲学の伝統 を継承しつつその批判者となる。主著ーF・ガタリと共著『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』 『哲学とは何か』他 前田 英樹 (マエダ ヒデキ) 1951年生まれ。徹底したベルグソン――ドゥルーズの読解をベースに言語、映画、文学を論じる。 『沈黙するソシュール』『映画=イマージュの秘蹟』『ソクーロフとの対話』他。
190 :
考える名無しさん :03/07/16 00:36
宙出版 07/24 月姫キャラクターコレクション 秋葉編「すまいる」(仮)
191 :
考える名無しさん :03/07/16 01:00
樫村愛子の新刊が世織書房から出た。 だんなの樫村晴香の新刊はどうなったんだよ〜。
192 :
考える名無しさん :03/07/25 05:02
まだ読んでないから保守
194 :
考える名無しさん :03/07/31 15:47
195 :
考える名無しさん :03/08/01 15:08
196 :
考える名無しさん :03/08/07 21:57
「器官なき身体」という概念で否定されているものと、 「存在者ではなく存在を」というタームで否定されているものは 同じとまでは言いませんが、同根でしょう。 「器官なき身体」という概念で表現されているものと、 スピノザの偏在する神の概念で表現されているものも、同じとまでは、言いませんが、同根でしょう。
197 :
考える名無しさん :03/08/08 01:16
>>196 まったくそのとおりですが、
なんか憤りを感じることでもあったの?
198 :
考える名無しさん :03/08/08 05:55
憤りというわけじゃないけど『ベルクソンの哲学』を勝手に訳すスレって いつの間になくなったの。けっこう面白かったのに。
199 :
考える名無しさん :03/08/08 06:31
ll
200 :
考える名無しさん :03/08/08 07:04
」
>>196 ニーチェの力への意志と永遠回帰も。
元ネタの一つにニーチェがあることを隠さないドゥルーズの態度は、
ニーチェを「最後の形而上学者」として貶めるハイデガーの態度よりは好ましい。
アンチオイディプス売っちゃた・・・・・
203 :
考える名無しさん :03/08/09 09:44
いくらでした
概念的登場人物と漫画やゲームのキャラってなんか関連性あるかなー?
どっちかというとラカンの盗まれた手紙の方が近いような。
>204 関連性あるかどうかといよりも、204氏が関連づけて考えてみればよいと思うです。 そういう風に各々が考えを展開できるところがドゥルーズの哲学だと思う。 そんなんだからダメだと考えて嫌悪感を示す人達も多いわけですが。 (東北大の黒木掲示板に集う連中とか)
207 :
考える名無しさん :03/08/15 23:20
そういう線がひかれてもいないし、ひいてもたこともない、 そうした線を 一見、まったく無関係に見える二項の間に、ひいてみたらどうなるか。 あっちからこっちへと移動してみたらどうなるか。 移動の根拠?そんなものを求め出し、それがみあたらないからというだけで 移動を投げ出してしまうべきならば、そもそも移動というものはありえないことになる。 無限の根拠さがしとなるから。 問題はそんなところにはなく、二項の間に線を引き関係をつくること、 あっちからこっち、こっちからあっちへと移動して 線を広げ、線を折り畳み、線を縦横に引き、新たな 関係の網をつくること。網の上で展開された反射関係が新たな光を 生むことに身を任せること。
>>206 どんな風に嫌われてるの?
だいたいドゥルーズの弟子って
非アカデミシャンが多いよ
宇野邦一も然り
リシャール・ピナスも然り
それが良さだと思うけどね
>>208 黒木の掲示板見ればわかると思うが。
『「知」の欺瞞』関連で「現代思想」や「ポストモダン」における
科学用語(主に数学用語)の濫用・誤用や相対論批判をしていた。
ドゥルーズに関しては、『哲学とは何か』のカオスの概念がデタラメだとか、
小泉による解説書がやはり科学的概念の誤用は許せないとか激しく批判していたな。
ドゥルーズに対して決定的な批判はしていない。
というよりも本質的な批判はできず、「ああキライなのね」と思わせるような言及を
いくつあるんだかわからない掲示板の書き込みでネチネチとしてただけ。
本質的にドゥルーズの読者になれるような人ではないし、
ドゥルーズから何かを得た人達との対話も不可能だろう
(ドゥルーズがもっとも嫌悪していた不毛な議論にしかならないと思われる)。
まあ、30代後半にもなって大学のネットで痛い常連と遊びながら助手やってる人ですから。
>>206 でも、「ニーチェと哲学」で、何でもかんでも一緒くたじゃ駄目だともいってなかった?
「最近ではニーチェとヘーゲルをつなげて考えるなどの出鱈目が蔓延っている」(多分バタイユのこと)
みたいな。
へー、黒木って存在論のことわかってるのかね? だいたいドゥルーズが誤用しているとされた「トポロジー」等の語は、 アリストテレス以来の「トポス」に対応しているのに そんな言い方だと「分析-綜合」すら使えねーじゃん 数学的な「解析」概念の誤用だとかいくらでもいえるぜ ソーカルの尻馬に乗るのは勝手だけれど そんなのは哲学の自滅じゃないかと思う
黒木は素朴実在論者。
215 :
考える名無しさん :03/09/07 03:41
財津さん関係のにゅーす希望
厨房なので「アンチ・オイディプス」理解不能です。 散文詩として読むしか私には道が残されていないような気がします。 哲学詩というか。 これって正統的な「哲学書」じゃないんじゃないですか? シュルレアリスムとの関係は?
先にニーチェの「道徳の系譜」橋爪の「はじめての構造主義」を読んで、 その後に浅田彰の「構造と力」を読むとわかりやすいよ。 この3冊なら中学生でも読めると思うし。あと、昔らげが言ってたけど、 第三章から読むとわかりやすいと思う。ここは「道徳の系譜」の焼き直しみたいな面があるし。 あと、ドゥルーズとガタリは表現の向こうに無意識の深層を求めるシュールレアリスムは嫌い。 ダダが好き。あと、「ニーチェと哲学」も読んどいた方が良いかも知れない。
218 :
考える名無しさん :03/09/09 14:48
>>218 そのままじゃ無理だけど、先の二つを読んでおけば大丈夫だと思う。
俺が最初に読んだのは工房の頃だけど、
「これの凄さは、中学生にも分かるように書かれていることだ」
とオモタ。社会の変化と罪悪感とか負債の流れがどう関係してるのかって
ところに注目して読んでいけばいいと思う。
>>219 何年代育ち?少なくとも、90年代後半〜00年代に育った中学生にはあんなの無理だぞ?高校生でもキツイくらいだ。
あ、あと意外と使えるのが柄谷の「探究」の1と2。 「アンチ・オイディプス」とは直接にはつながらないけど、ドゥルーズ的な 永遠回帰(固有名と単独性の問題とか、まんま)を理解する上で役に立つ。
みなさんありがとうございます。
224 :
考える名無しさん :03/09/09 15:53
でつ{どういたしました)
晩年のドゥルーズは、人工肺に接続されて、文字通り機械のように生きていたという話を聞いたが、これが本当だとしたら、彼が自殺した真相をここから推測することができないでしょうか? 1、○○機械論を説いていた自分自身が機械になってしまったことの皮肉に絶望して自殺した。 2、機械人間として生きることを拒絶して、誇り高き自殺を選択した。
彼は、機械と接続されて生きることを、最終的には否定したのか?肯定したのか?気になるところです。
何かを生産できると思う限りは肯定してるんじゃないの。 すべての接続を無制限に肯定してる訳じゃないから。 あの自殺が否定的なものかどうかは知らないけど。
お前ら「エンペドクレス」読め
次行ってみよう!
死という最終機械と接続完了しますた。
良い解説書を教えてください。
とりあえず、古典から読んでいくのが良いのでは。 スピノザに興味があるなら、スピノザから。カントならカント、ニーチェならニーチェ。 そこから初期の論文→「差異と反復」へみたいな感じで。
233 :
考える名無しさん :03/09/13 20:06
樫村のまだウプされてない論文の題名てなんですか
234 :
考える名無しさん :03/09/13 21:26
文学板住人です。 突然、全くアカデミックでないことを聞いて申し訳ありませんが、 どうか罵らずに答えてあげてください。 「家」が全体として相当大きな力を持っているのは分かりますが、 実感として、「家」というものは少しずつ崩壊に向かっていて、 個々人が分裂、自由に振舞う方向に進んでいるように思うのです。 これってドゥルーズの理想の方向に進んでいるといって良いのですか?
ドゥルーズ初期っておもしろいんすか?
>>235 ドゥルーズの後期って、全く違う展開なのですか?
素人で申し訳ないですが……。
蓮実にいわせればドゥルーズは家庭では暴君として 威張っていたわけでとても民主的じゃなかったというね。 極端に言えば、著作で述べていたこと、自由と解放がよい、 管理はだめ、とはたてまえで 自分の理想はというとフランス中心主義でいばりたい、と。 英米主義を礼賛はしたが、実際には、、とね。 初期と後期というけど、大まかな変更はないといっていい。 無人島という初期の論文にある構図や物事を結晶化させる力量は あとあとまでつづく。 問題はガタリとの出会いでね。相当くせのある他者とであったわけで、 何度も会って話したり手紙をやり取りして ほとんどお互いを理解し会えない中で二作の大著ができた。 三作か。ドゥルーズがガタリをまとめる、社会的に通用するところまで 整えてやる一方で結局はガタリの奔放さにひきずられていくところ、 他方、ガタリがドゥルーズという整流器をとおっていきながらも その整流器を乗り越えたり分岐させたり奔流してしまうところ、 フロイトの精神分析ラカンのそれを横軸に資本主義分析を縦軸に 疾走していく二人だった。 精神分析にはなんでもかんでも家族の関係から各個人の分析を試みるところを 彼らは批判した。個人は、個人を解釈する枠組みとしては家族主義は似合わない、と。 ハンス少年がああなるのはママが欲しいからではない、と。 家族ではなく機械なんだと。すべては機械の絡み合いなんだといったわけ。 ものすごい自由解放とものすごい束縛とが資本主義社会なんだとね。 われわれはこの自由とその表裏一体である束縛とを乗り越えるべきだと。
>>237 なるほどです。
ただ、ちょっとよく分かっていないのですが、
ドゥルーズは、機械の絡み合いの一番基本的なものとして、
家族をあげているのではないのですか?
そう思っていたのですが……。
そうだとしたら、今の家族の束縛を乗り越える方向に、
社会は動いているのではと、単純に思っていたのですが。
そんなことはないんですよ。 べつに、機械の絡み合いといっても 糞尿の流れから金の流れから雨水の流れから なんでもかんでも機械の絡み合いなのだ、とね。 家族?そんなもんいわんでいい。機会の絡み合いとして 一挙につかむべきだと。
彼のいう「機械」はいわゆる機械とは別物と思うべきでしょうね。彼がけっきょく vitalisteだったことは否定できないでしょう。 家族というものが閉域と見られるかぎりで家族はむろん否定せらるべきものでしょうが、 そうでない限りにおいてはそうでない。 今の社会が反・家族的であるのはたんに人々がエゴイスティックになっているからだ と思えるので、ジルが望んだ生成返歌が起こっているとはいいがたいでしょう。 ところで、かの有名なクレール・パルネはジルの、いわゆる愛人だったのですか? どもそうらしい一方で、ファニーを裏切るジルとは思いたくない。。。 ガタリとの連帯は、損を承知でのことかと思いまする。
問題はあくまで機械の絡み合いのドラマにある。 とすれば、それは単純に最大限の束縛と最大限の解放との ドラマでもある。資本主義社会では。 それは、機械として分析さるべきものである。 しかし、機械だからといって安穏としておれというんじゃない。 分析の枠組み、道具としては家族ではなく、機械がふさわしいのだと。 ここにも家族、あそこにも家族があると精神分析は言う。 ならばわれわれ資本主義社会分析家としては ここにも機械が、あそこにも機械がある、つまりは機械の絡み合いが すべてなのだと。だからといってこれは分析の道具として述べているので 精神分析理論の限界を突破しえても、しかし解放にすぐにつながるという ものではない。たしかに精神分析のおままごとからは解放される一歩だ。 しかし、それだけでは十分ではない。解放と束縛とが依然として問題である。
>>239 うーん。一応、「全ての絡み合い」に目を向けることは分かっている
つもりなのですが、文学板住人なので、どうしても身近な問題に
還元したくなるんですよね。
>>240 ジルの望んだ生成と、エゴイスティックな発動とはどう違うのか?
ここに非常に興味があります。どんな違いなんでしょう?
>>241 解放、これって、アノミー以外にありえるのでしょうか?
質問ばっかりですな。申し訳ないですな。 レスいただいた方、ありがとうございました。
いや、家族が身近だというのは幻想だ、 身近なのは機械と機械の絡み合い、 物事は一つですでに諸機械なのだ、ということなんですよ まあ、理解するには時間のかかる枠組みではあるかな
ああ、一応ですね、自分も諸機械だということは分かっているのですよ。 自分も諸機械として、諸機械に貢献している。 でも、やっぱりアンチ・エディプスっていうくらいだから、 家族、って気にしてしまうのですよね。
> 家族というものが閉域と見られるかぎりで家族はむろん否定せらるべきものでしょうが、
> そうでない限りにおいてはそうでない。
ドゥルーズ=ガタリ的に良い家族というのは、「ターミネーター2」で、少年の母親の愛人が何人もいて、
それぞれ得意分野が違う。武器の扱いを学びたいとき、工作を学びたいときと、
その都度ごとに自分にとっての父親を変えるとか、そういうのが近いような気がする。
>>244 オイディプス的主体においてはそうなのでは。もちろん、身近にさせられている、その結果
機械の組み合わさり方が、「より稼げ」というほうに調整される物だとしても。
いや、アンチ・エディプスってのはむしろ副題でしょ 主題は資本主義のスキゾ分析とでもいうべきでね
仮に、家族に重点を置かないにしても、今の社会というものは、 脱コード化の力が強まっているように思えるわけで、それは所詮、 属領化されていくものであるにしても、ドゥルーズの理想に 近づいているのではと、そう思った次第なのです。
のりこえ、近代社会、近代資本主義社会の乗り越えであるのか、 それとも前近代社会への野蛮な退行にすぎないのかを 分析しないとなんともいえない。>脱コード化のつよまりといってもね。 まあ、大方の予想では前近代への退行、すなわち近代の乗り越えではない以上、 理想に近づいているとはいいがたい場合、分野も少なくないのでは。
日本では特に、全体的に規範が緩くなってると思うけど、その緩さが 解放に繋がってないと思う。機械がむき出しになってるけど、良い機械も あれば、悪い機械もあるわけで。その中で良い繋がりを作っていける人は まだまだ少ないし。
もっと別のやり方があるはずなのに、 何でもかんでも、家族の問題に還元してしまう精神分析に うんざりしていたという背景があると思います。 1960年台後半のフランスといえば、 現代の日本に比べれば、はるかに精神分析の呪縛は大きかったと。 ただ、今でもいろんな問題をいくつかのステレオタイプな問題に 還元してしまうことはよくあることだし、そんなとき、 ※諸機械と、良い回路を形成していく という提案は、非常に実践的な意味を持つと思ってます。
> ※諸機械と、良い回路を形成していく > という提案 これを誰でも出来る、万人に対する処方箋と勘違いしたのが宮台の「ブルセラ革命」。 当然失敗し、その後ヤツは保守化する。それが出来るヤツは殆どいないのに、 そうでないと生きにくい社会になってしまったのが問題では。
>>252 確かにそうですね。
何事にも練習が必要だし、
失敗から学びながら身に付けていくことが
「実践的」ということに含まれていると思います。
そのことの具体的な提案が、
※「千のプラトー」
『1947年11月28日―いかにして器官なき身体を獲得するか』
ではないかと思います。いささか過激ではありますが、
過激なだけに判り易いと思います。
254 :
考える名無しさん :03/09/14 20:10
週刊読書人で江川隆男のドゥルーズ研究書の広告でてたよ。 5000円くらいだったような。
>>253 だから、日本で顔の超コードが効かないというのが、モダニズムが定着しなかったが故か
ポストモダンが達成したからかという浅田や柄谷の議論は、俺にとっては比較的どうでも良い。
> ※諸機械と、良い回路を形成していく
これが出来ないヤツには超コードが効かない社会が地獄なのは同じなわけで。
これが出来るヤツを出来るだけ増やすためであろう、浅田や柄谷の啓蒙や
モダニズムの擁護については同感だけど。
まだまだ『構造と力』は必要だな。
皆さんのご意見、非常に参考になるのですが、僕が気になっている、 『現在、社会はドゥルーズの言う理想に近づいていると言えるのか?』 (スキゾ的な動向が強まっているという意味において) という疑問について、専門で勉強してらっしゃる方のご意見が聞きたいです。 どうかズバッと切ってやってください。 あと、 > ※諸機械と、良い回路を形成していく この提案というのは、ドゥルーズ自身の言葉なのでしょうか?
258 :
考える名無しさん :03/09/14 22:16
飽きたのは事実。 煽りじゃなくて。
器官なき身体というのは、差異でもあり、砂漠でもあって、多くの機械が その上で戦闘したり、和平をむすんだり、いろいろな出来事が起こるわけです。 その中で哲学としての一番の関心事は、あたらしい機械が誕生することで、 それは同時に、あたらしい差異、新しい器官なき肉体の誕生をも意味している のではないでしょうか・・。つまり、その中では、さらに新しい諸機械の 遭遇と歴史がくりひろげられる訳です。
260 :
考える名無しさん :03/09/14 22:31
だ か ら な に ?
いいかえれば、自由の多様性がますます増して行く、という事ですか・・ ドゥルーズの哲学には楽観的な側面があると思います。
262 :
アジアモンキー ◆aA9SP66lEA :03/09/14 22:37
ウキッキウキッキ。 ウッキー!
>>257 「アンチ・オイディプス」でも、「千のプラトー」でも、繰り返し語ってると思うよ。
すべては機械と機械の繋がりであり、それがまた新しい機械の繋がりを生んでいく。
でも、悪い、根腐れを生んでいく繋がりもあるわけで。それを避けるためには
悪い繋がりを避ける、選別するための知恵が必要。
スピノザの倫理とか、ニーチェの永遠回帰から受け継いだ物だろうけど。
>>261 「分子革命」にも、ちょっとかつての宮台と同じで、楽観的すぎるところはあるよね。
ただ、ドゥルーズ=ガタリが想定していた社会は、ニーチェと同じに超人になれない弱者は、
今まで通りカビの生えた道徳に従ってればいいと考えていたのかも知れない。
あるいは新しい創造者の造ったレールに従うよう、右往左往したり。
日本の現状じゃ、それすら出来ないわけだけど。
>>261 >>263 なるほどです。ありがとうございます。
そうしますと、多様性が増す中で、実際に良い関係が生まれていくか?
という問題については、また別の分析ということになるわけでしょうか。
ご意見ありがとうございました。
>>264 そうですね。少しだけ分かったような気がします。
まあ・・個人的には60年代ドゥルーズの方が好きで、ガタリと タッグを組んで書いた本はいまだにちょっと違和感を感じてしまい ますが。中心的なのは、遭遇という考えかたで、諸機械とは互いに 遭遇しあうものたちの事です。
だからなに? てつがくはわたしとどう関係してくるの? 自己完結しないでよ
確かに、あたらしい機械を誕生させうる場というか、者は
異様でいびつな身体を持っているかも知れないので、その意味で
いわゆる正常な規範の枠内にある身体には、誕生、それ自体を享受
することはできないかも知れない。でも、誕生の余波というか、恩恵は
享受しうると思います。携帯電話だって、便利に使っているが、
なにも「私」が発明した訳ではない・・・。携帯電話というのは
なかなかいい例なので、ドゥルーズが何も語ってないのは不思議。
(間に合わなかったか・・。)
>>264 じつは、ガタリ嫌いなので「分子革命」は読んでいない。今度、
読んでみます。
ドゥルーズ頑張れーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
複雑なゼロはフェーズ移行と結び付けられている。 円の定理は国家の上に、ある特定のシステムのために、すべてのそのようなゼロがユニット円の上に横たわらなくてはならないと述べました。 しかしゼロがラインに制限される他のケースもあります。 システムのための研究の基本的な対象はその微分的な機能です。 これは非常に単純な、そして自然の建設であって、 そしてコードの仕組みの種々の局面と分析的な記号の間の挑発的な類似の数に導く。
「我々は実際重要な、クリティカルな温度のような近代的な物理学」とは無縁ではない。 規準的なアンサンブルであると考えられるとき、適切な一般化された不連続なスペクトル。 不連続なスペクトルはその高いエネルギー地域で絶え間がないとして扱われることができる。 この近似は我々に超高エネルギーへの機械化を促進させることを許しませんでした。 つまり近代的な超多様体。そしてもう一つはゼロのゼロ上での完全なエネルギーの分配であり、 限界分配の瞬間に分析的に計算された任意のマトリックス理論である。 これは原子の核のために、基礎をなしている完全に混沌とした古典的なカオスである。 無限可能性の量変動とカオスのエントロピーの蓋然性分配は温度の機能であると計算されているが、実際は定かではない。このように国家は一つの運動体をなしているのである。
完全に巻き込まれている量子国家のその寸法が、素数の権力に巻き込まれている場合は国家の張筋プロダクトの中に磔にされている。 例えば、難しい六角形モデルでの種々の身体の量がモジュール式の機能に関してすべて表現可能であることに似ている。
我々は二つの次元に属している。これは事実であろう。 我々の次元、(個人の次元)国家の次元(共同体の次元) 我々は1つの次元で長期の対話で拡張された次元によって国家を作りあげているのである。 国家は「決定論の濾過」によって構成されているといっても過言ではない。 この「決定論の濾過」は個人の次元の拡張、つまり個人的な決定の濾過である。 だが、今は共同体の次元での、「決定論の濾過」の状態にある。 それは現代的な物理学での確率論のモデルと多少似ている。(必ずしも似てない) 国家機械は、充分に密度の高い状態になければ散歩が出来ない。 散歩は戦争的なあらくれではなく、独断的に小さい密度にのみ起きる流動的なものである。
「散歩を自分で避けることについてのそれ以上の結果」 単に不可欠などんな集まりでも正確に評価可能であるだけではありません。 サブシリーズ全体が関連づけられた場合は特に難しいのです。 結果は散歩を自分で避けるや否や最近得られたインフォメーションと比較して平らな正方形の、 そして単純な立方の格子の上にあって、そして、予期されたように、非常に似通ってます。 例え政治の函数を作成しても、その散歩の逆数が削減できない集まりを公理的な集合においても違わないのです。その生成された政治の函数は一つの微片のスペクトルによって提供される。
転換の構造化を免れる事は出来ないのです。不連続な蓋然性の幾何学的なモジュール。 干の異常なモジュールの行動。 特に、「水平線」とありそうなもないことが交差している「水平な垂直線」の派生物はベクトルとしてその1つのコンポーネントがモジュールのフォームの不可欠なものと一緒の普通のモジュールのフォームと他のモジュールのフォームの積を変えます。
それぞれ別の話しです。
わけわかめ。 こういうところで、理系に叩かれるんだとしたら、勿体ないなあ。 俺的には機械、抽象機械、存立平面、リゾーム、コード、超コード、脱コード、領土、脱領土、地図 あたりがあれば充分っす。
あ、モルと分子が抜けてた。これが一番重要かも知れないのに。
あ、公理系も抜けてた。
281 :
考える名無しさん :03/09/18 01:36
「器官なき身体」はいりませんか? 「出来事」はいかがですか?
282 :
考える名無しさん :03/09/18 01:37
「と」などもどうでしょう?
なんか今日はやたらと良スレが上がって来るなー
>>281 忘れてたw。
あと、しつこいと言われそうで追加やめたけど、生成変化とか。
ニーチェから入ったんで、これらの言葉をぼんやりと、永遠回帰とか
力への意志とか、超人とかに置き換えてるけど。
>>271-276 も、多分同じ問題を語ってるんだと思うけど…
これって「無人島」?
「千のプラトー」は、ここまで分かり難くはなかったと思うけど。
>>284 機械翻訳か、
あるいはソーカル本からの引用だろ?
ドゥルーズをわかってる奴なら
こんな曖昧な訳にはできないよ。
ドゥルーズは科学用語を「哲学」化しているのであって、
けっして「文学」化しているのではないから。
もし批判されるのなら、
哲学に対するナイーヴさ(自認していた)だろう。
まあ、ひょっとしたらソーカル本から引用 して「さすがドゥルーズ」みたいなカキコがあったら 「未だにドゥルーズ信じてる馬鹿ハケーン」 とやりたかったのかな、と疑わない訳じゃなかったけどw 「千プラ」以降は読んでないから、後期ドゥルーズはここまで わけわかめになっているのかなと。 あと、「アンチ・オイディプス」や「千のプラトー」から引用して も文脈を無視すればわかりにくくなるかもしれないから、そんな 感じかなとも思ったけど。
> もし批判されるのなら、 > 哲学に対するナイーヴさ(自認していた)だろう。 俺もこっちだと思う。主流じゃないけど、直球というか。 伝統的な哲学史に関心があれば、ソーカルみたいな 読み方はしないと思うんだけど。
フーコーやデリダって、人間や社会を分析するって感じだけど、ドゥルーズは 例え世界に人がいなくても、石ころを見るだけでも哲学しそう。砂が風に吹かれて動くと か、川の流れとか、リンゴが枝から落ちるとか、物が動いているのを見るだけで、 嬉しくなっちゃうような。
機械訳です。
290 :
考える名無しさん :03/09/21 01:01
ドゥルーズってさ、いつも同じことを繰り返し言ってるけど その反復の気持ちよさはテクノミュージックと通じるところがあるなぁ。 ドゥルーズはテクノだな。 ______________ ___________ V ♪ Λ_Λ()) ♪ ♪ (`∀´ ξ) ____○___ξつヾ_____ /δ⊆・⊇ 。/†::† /δ⊆・⊇。/| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | .| ::: | .| | |ベルク○ソン| ̄ ̄ ̄.|スピ☆ノザ| |
291 :
考える名無しさん :03/09/21 01:04
「ツァラトゥストラ」も似たような所がある。
292 :
考える名無しさん :03/09/21 02:14
ドゥルーズってキーワードは生成と変容,でいいですか?
293 :
考える名無しさん :03/09/21 14:26
差異的=微分的哲学 dx,dy x、yとの関係において未規定なもの(規定可能性)、二つのゼロ dy/dx 相互規定、差異的=微分的な関係=比 dy/dxの値 十分な規定作用、特異点の配分
>>293 これって割と初期からあるよね。
「ニーチェと哲学」では、永遠回帰と力への意志と力をこれで解説してた。
ドゥルーズ論もずいぶん出たな・・。マイ・ベスト3は ジャン=クレ・マルタン、アラン・バディウ、そして最近出た ルネ・シェレールだな・・。日本人のでいいのってあるのかな? 小泉、宇野はぺけだと思うけど・・。
バディウがそもそもぺけ
バデイウだめ? じゃあ、代わりに誰がいいと思う?
ズーラ。ただし原文。
ズーラの小沢による翻訳は、確かにサイテー。怒りを覚えたネ。。。
意外なことに篠原本は悪くない。 内容は薄いけれど。
そうなのか・・・。篠原本は持ってないな・・。
バディウは、ドゥルーズ解釈に集合論などを持ちこむ試みを して、それが、好き嫌いのわかれるもとだろうな。 それにしても、バディウの主著は、藤原書店から出るという 予告があったのに、どうやらダメになったようだな。残念だ。
>>303 好き嫌いじゃなくて、たんに間違っているんだよね
差異という概念の理解が。
間違っているという断定のしかたはどうかな? そもそも、生成変化とは、なにか新しいものを作り出すこと だろ? バディウが集合論を使って、ドゥルーズ哲学の生成変化 に失敗することはあり得るかもしれないが、 なにか、ドゥルーズ哲学の理解に正解や、不正解がある、 という言いかたはおかしいね。そうではなく うまく行く生成変化と、うまく行かない生成変化があるのさ。 違うだろうか・・。
違う.生成にうまくいくもいかないもない.
>>305 彼はdifferenciation(分化)を全く理解していない。
308 :
考える名無しさん :03/09/22 00:41
ドゥルーズファンの皆さん! ドゥルーズの著作をランキングの上位に食い込ませましょう。 ドゥルーズの無人島(1953~1969)を来週買えるだけ買ってください。 私も買えるだけ買います。既に12冊持ってるけど・・・ オリコンの調査対象になってる本屋で買ってください! おねがいしますm(_ _)m
バディウの良いところ、悪いところを箇条書きしれ
たいして親しくもなかったのに ドゥルーズに馴れ馴れしいところ(w
312 :
考える名無しさん :03/09/26 15:23
江川隆男のドゥルーズ本でてたぞ。 薄いくせにタケー。福井純と合田を稀有な哲学者で思想家だとさ。
樫村さんのどの論文の事ですか?もっと具体的に教えて欲しいの ですが・・・。
315 :
考える名無しさん :03/09/27 07:27
未公開テキスト 「欲望と快楽」ドゥルーズからフーコーへ A フーコーの刑罰と監獄におけるある本質的なテーマは 権力のシステムであり、それは三つの側面を持つ: 1
樫村の批判は、ぶっちゃけ 「ニーチェは病人だがドゥルーズはしょせん常人」 というもの。 これは樫村が病人だからこそ可能な批判だから、 個人的には疑問を感じた。 ふだんの樫村論文は好きだけど。
おは誉
>>313 「ドゥルーズのどこが間違っているか」
批判的なスタンスだけど、それだけに分かりやすく書かれてるから。
あれを見て、ドゥルーズが駄目だとも全然思わなかったし。
319 :
考える名無しさん :03/09/27 23:32
江川のドゥルーズ本の書誌情報をお願いしたいのですが・・・
321 :
考える名無しさん :03/09/28 10:06
> 古谷利裕 この人の文章読んで、樫村のことを思い出して、推薦してみた。
・・どうも。樫村さんの論文はあまり好きにはなれませんでした。 (と言うか、僕にはよく理解できなかった) 日本のドゥルーズ論者では、丹生谷貴志、澤野雅樹も面白いと思う。 最近、関心を持ちはじめたのは、篠原資明、前田英樹、鈴木泉、財津理、 の各氏です。ドゥルーズ哲学は、日本の思想風土に大きな影響をもたらして いる・・。これからの展開が楽しみ。一ファンとして、嬉しい限りです。
>>319 福居のスピノザ本と同じ知泉書館。
題名は、たしか、存在と差異だったと思う。
さえないカバーだったよ。福居の伝手での出版社だと思うけど、
他の出版社なかったのかね。合田のコネで筑摩とかさ。
325 :
考える名無しさん :03/09/29 21:12
はすみさんの、ふーこー・どぅるーず・でりだ、は、よいほんですか?
江川隆男は確かに高い。 借りて読む本だな。
スピノザ論で,変容,ということも書いてたドゥルーズ。
解釈の仕方であり,間違い,とは言われない。生成と変容でとらえよう
というわけYO.
>>294
>>328 原語がmodificationならわかるけど、どうよ?
330 :
考える名無しさん :03/10/01 13:01
>>321 鈴木泉
「ドゥルーズ『意味の論理学』を読む──その内的組合せの解明──」
(『五十周年記念論集』、神戸大学文学部、2000年)
にも言及だけしてあった。
ちなみにこの論文は、何を問題にしてるんだか
さっぱり分からなかった『意味の論理学』を読むための最低限の
入門的ガイドラインの役割を果たしてくれると思います。
当時のドゥルーズは彼独自の仕方で構造主義を読解して利用していた頃でしたか。
>>321 湯本って酷いね。古谷同様、東の動物批判に樫村を持ってくる辺り、目の付け所は悪くないけど。
いきなりフリルは〜の象徴である、はないよなあ。しかも、「父」も「母」も「男根」も関係ないし。
こういうのって、ヲタクの分析例が出回ってないせいなんだろうけど。
ところで、樫村の分裂病に対して象徴界の過剰をたてたりすることの元ネタは、
なんなんですか。ラカンには批判的みたいだから、フロイト?
結局「象徴界の過剰でも説明できる」以上のことは言ってないと思うんだけど。
ドゥルーズはともかく、東に対する批判としては正しいんだろうなと思う。
変様,でしたね。キーワード的に変容,ってドゥルーズだと思うんで, この立場は変えないよ。あと,ドゥルーズって浅田さんが言うように 完璧だったから,あらゆることも,ドゥルーズがあれば解読出来る気がする。
333 :
考える名無しさん :03/10/03 01:21
「哲学とは何か」はプロにはどのぐらいの評価されてんの
334 :
考える名無しさん :03/10/03 12:11
ベルクソン・スレッドはどこでしたっけか?
336 :
考える名無しさん :03/10/03 12:15
さんくす!
337 :
ベルクソン関連 :03/10/03 12:20
338 :
考える名無しさん :03/10/03 12:24
さんくすです!
>>332 「変容」ってメタモルフォーズの訳語だから、
ユングとかエリアーデを思わせて、キモイ。
あんたなりにきっちり定義し直さないと、
変な批判を浴びると思うよ。
そういや、生成変化はそういう物ではないと、繰り返し強調してたね。
341 :
丹生谷貴志 :03/10/03 13:31
ドゥルーズには読まれ方に救い難い誤解がある・・・
342 :
阪神優勝!でも大阪は全国最低。選挙で変えろ!政権交代! :03/10/03 14:55
阪神タイガース優勝バンザーイ!
よくやった星野さん。選手たち。
よーし、次はダイエー相手に日本一や!
でも喜んでる場合やないで〜
大阪の景気は超ドン底最悪状態真っ最中!
大阪の選挙の投票率はなんと全国で最下位!(55.69%)
なさけないわ、ほんま。。。
投票率が低いのは社会、経済に対して自発的な努力が無い証拠や!
(....43京都 44沖縄 45埼玉 46千葉 47大阪)
こんなことで大阪の景気が良くなるわけないやろが!
大阪を変えたいんや!
11月9日の総選挙、投票率を上げようや。
全国一位をねらおうや!
それが無理でも、せめて、
阪神の勝率(62,7%)を超えるぐらいの投票率をめざそうやー!
大阪人よ立ち上がれー!!!
そして、政権交代で日本を変えたいんや!
イメージとパフォーマンスばっかりで
弱者の痛みを無視するような政策ばっかりの小泉政治はもうアカン!
自民党の利益を失うような構造改革を
自民党自身ができるわけないのは誰でもわかる。
もうだまされへんぞー!
大多数の無知な国民をあざむくのもいいかげんにしろー!
自民による自民のための自民の政治はもう終わりにしろー!
11月9日総選挙。
政界の明石家さんまこと小泉純一郎と
政界のビートたけしこと菅直人。
さあ、勝つのはどっち!!!?
http://www2u.biglobe.ne.jp/~over80/shugiin_watching-2000.htm ..................................
343 :
考える名無しさん :03/10/03 16:04
135 :吾輩は名無しである :02/12/04 19:49 丹生谷氏が文藝に書いた「ドゥルーズの本棚」というコーナーでの 短文を以下うぶします。 136 :丹生谷 :02/12/04 19:51 『差異と反復』は学位請求論文であり、当然のことながらその末尾にはまことしやかな ブックリストがあって、真面目な学生ならまずそれを全部読破しようと試みるだろう。 ラテン語のドゥンス・スコトゥス全集までもが挙げられているそのリストを読破出来れ ば結構なことだし(スコトゥス全集のドゥルーズが挙げている古い版は、近くにフラン チェスコ会の修道院があれば図書館にある可能性がある)、『千のプラトー』にあげられ てた膨大な書籍を片っ端から読むのも立派な作業である。しかしいささか簡便な大学教師 を装えば、何よりもまず古代唯物論哲学研究の大家エミール・ブレイエの『哲学史』を 幾度も読むこと、せめてそれを座右に置いておくことを勧める。幸い第一巻の『古代・中世 哲学』だけは訳されている(筑摩書房)。古典だからさすがに古びたところもあるが、 そこにはドゥルーズ哲学史の土壌(!)を成す発想のルビーがほとんど全部ある(私の学生はい くら言っても読んで来ないが)。ともかくそこでアリストテレス全集を逆立ちさせて読む ことを学ばなければならない。
344 :
考える名無しさん :03/10/03 16:04
137 :丹生谷 :02/12/04 19:52 ドゥルーズを読むものは徹頭徹尾、真の意味で唯物論者でなければならないが、 骨の髄までアニミストである日本人にはそれが何より難しく、だからまず自身の 精神分析が必要である。その為にはガストン・バシュラールの『近代科学の精神』 (国文社)でもいいが、それ以前に、例えば養老孟司の『日本人の身体観』(法蔵館)を、 養老氏の思考ー嗜好の特異な傾斜すべてに賛成する必要はないから理解出来るまで、 ほとんど参禅の気持ちで(!)何度も読むこと(大澤真幸の明快すぎる身体論や大森荘蔵 の心身論や三木成夫の『胎児の世界』(中央公論新書)の異様に幻惑に無防備に飛びつ いたりしないこと)。その上で、あくまでもその上で、アルトーの諸作、例えば 『神の裁きと訣別するために』(ペヨトル工房)を熟読することを勧める(宇野邦一と 鈴木創士が共同で幾つかの新訳を準備しているからそれを待つのもいい)。 138 :丹生谷 :02/12/04 19:54 また、ドゥルーズが道元の『正法眼蔵』の仏訳を挙げていることから仏教(?)に眼を 向けるのも科目の一つだが、これは言うまでもなく日本人には罠にもなる。鈴木大拙 は無論、アビダルマ/中観/唯識論からなる仏教哲学を逆さまに読めるという自信をつ けてから読むに越したことはない(日蓮や空海には警戒を怠らないこと。また 中沢新一氏や永沢哲氏は「いじわるだ」ということを忘れないこと)。 ドゥルーズ自身の本としては意外に『経験と主観ーヒュームの哲学』(朝日出版社) が重要なキーになると私は思っている。財津氏の翻訳は立派だが難解、出来れば、 簡単なフランス語だから原文で読む努力が欲しい。最後に、言い出せばきりがないが、 たとえば『ミショー全集』(青土社)、特に散文集は必読。 以上で終わり
345 :
考える名無しさん :03/10/03 16:05
139 :吾輩は名無しである :02/12/04 20:01
おお、転載どうもありがとう!
エミール・ブレイエの『哲学史』か、メモメモ……
140 :おまけ :02/12/04 22:02
エミール・ブレイエ『現代哲学入門』河野与一訳 岩波新書
『哲学の歴史1 ギリシアの哲学』渡辺義雄訳 筑摩書房
『哲学の歴史2 ヘレニズム・ローマの哲学』
『哲学の歴史3 中世・ルネサンスの哲学』
『哲学の歴史』は全七巻のうち三巻だけ訳されてますね
あと『現代思想 特集 ドゥルーズの哲学』p159に
La theorie des incorporels dans l'ancien stoicismeが現代思潮社から
ドゥルーズ研究家の江川隆男訳で出るらしい。
ドゥルーズ経由でベルクソンが読まれるようになったが
ブレイエもそうなるかな
141 :吾輩は名無しである :02/12/04 22:55
>>138 ドゥルーズの『経験論と主体性』もいまは改訳されて
河出書房新社から出てるよね。
346 :
考える名無しさん :03/10/04 03:18
「差異と反復」は買いでしょうか?どのような内容でしょうか? よかったら、詳しく教えてください。 「無人島」も買いでしょうか?チョト高いけど。
347 :
考える名無しさん :03/10/04 03:20
ついでにw「論理哲学論考」は買いでしょうか?
348 :
考える名無しさん :03/10/04 03:43
永井の論哲分からん
『無人島』の続編刊行 DEUX REGIMES DE FOUS ET AUTRES TEXTES 1975-1995 日本語タイトルはどうなるんだろうか
>>346 『無人島1953-68』を読んでから
『差異と反復』を買うべし
351 :
考える名無しさん :03/10/04 18:12
>>350 レスサンクスです。
『無人島』は本人による解説っぽいので買いたいと思います。来月。
今月は『アンチオイディプス』と『千のプラトー』買ったので
小遣いが無いです。じわじわ読みたいと思います。
>>349 『狂人の二つの体制(その他のテクスト)』
ですね。
表題の論文は既に日本語訳もあります。
353 :
考える名無しさん :03/10/05 00:22
>>349 何時発売されるのかな〜 マチクタビレター
>>352 いや、訳の存在はわかってるんだけど
日本の出版社は日和見だから
「狂人」という表題を河出ですら嫌うと思うんだよ。
ドゥルーズの息子や娘はどうなったの? 娘は確か映画関係者だよな? 息子についてはほとんど情報を聞かないが、カタギな人になったのかな?
>>355 英文学者。
T.E.ロレンスを訳していて、
その解説が「批評と臨床」に載っている。
まさにドゥルーズ一家。
家族主義かどうかはわからないけど。
ほぅ。T.E.ロレンスを・・・。情報サンクス!
息子か、娘に「素顔のドゥルーズ」というノンフィクションを 書いて欲しいもんだ・・。
359 :
考える名無しさん :03/10/05 19:46
>>325 「ドゥルーズ、フーコー、デリダ」は解説本として読むのではなく
蓮実節の傑作として、読むべきでしょう・・。なかなかいいと思いますよ。
360 :
考える名無しさん :03/10/05 19:52
ドゥルーズで訳されていないのは、シネマ論とフランシス・ベーコン論、 くらいか?
と、もちろん352の言ってた「無人島」の最新バージョンね。
362 :
考える名無しさん :03/10/05 20:02
そろそろ昔の改訳版が出てもいいと思うんだよな。
宇波訳とか?
364 :
考える名無しさん :03/10/05 20:17
ドゥルーズ以降では、ネグリ、アガンベンがどうか? という所だな。
何を比べてるのかよく分からないが、ネグリってそんなにいいか? 個人的にはアガンベン好き
366 :
考える名無しさん :03/10/06 06:18
「帝国」じゃなくて、「構成的権力」の方に関心があるんだよね。 ただし、マキャベリを読まないとアカンが。それとまだ手にいれては ないが、「マルクスを超えるマルクス」にも、ちょい興味あり。
367 :
考える名無しさん :03/10/06 11:05
「無人島1953-68」で誤訳みっけ。 「カントは、諸能力の弁証法的な着想からまったく遠いところにいた。」p128 原文 Jamais Kant ne fut plus proche d'une conception dialectique des facultes. 正しい訳は「カントは、諸能力の弁証法的な着想に、かつてこれ以上近づいたことはなかった。」 だと思う。 「…まったく遠いところにいた」だと、正反対の意味になるよ
368 :
考える名無しさん :03/10/06 15:43
着想ということばに違和感を感じるけど。意味が通らないのでは?
原文は原書の88頁だね。 「ドゥルーズ=反弁証法」という先入観による誤訳なのかな。 ここでカントは弁証法的なやりかたで諸能力(の関係)をとらえてる ということで、そのとらえ方を「着想」って訳したのかな。 「着想」よりは、「理解」あるいは「概念」の方がいいのかな。 「諸能力の弁証法的な理解」 「カントはいままでになく、諸能力の弁証法的な概念に近づいた。」 肯定型で訳すとこんな感じか?
>369 なるほど、肯定文に直せばすっきり訳せるね。 conception って訳すの難しい。「概念」だと concept、「理解」だと comprehension や entendement の訳になることが多いから。 「捉え方」とか「考え方」みたく軽めに訳してもいいかも。
>>366 ネグリスレでもないのに、こんなこと書くとスレ違いだが、
とりあえずマルマルはやめとけ。
はあ・・。出来れば理由も書いてほしかったですが。
>>372 どうも読まずに否定的な奴が多いように思う
できれば自分で読んだ方がいいと思うよ
「批評と臨床」に触発されて、ローレンスを読んでみたくなりました。
375 :
考える名無しさん :03/10/09 11:58
アガンベンは思想輸入業者にとっての消耗品。だまされるな。 ベンヤミンのが圧倒的にましだし、ドゥルーズ以降って言い方なんてドゥルーズ を貶めている。
ネグリもアガンベンも、 だまされるとかそういう以前に、 日本人でこういう著作を書く奴がいないのが問題だろう。
分厚いやつ?
378 :
考える名無しさん :03/10/09 15:16
>>375 なんで?
アガンベンはドゥルーズと共著もあるよ。
メルヴィル論のやつ。
それから、アガンベンと半世紀以上も前に生きたベンヤミンとをくらべても
仕方ない。
そんなことよりアベンガネの今後に期待ですよ
期待って言ってももう60の爺さんに何を期待すればいいのだろう。 確かにアガンベンは遅咲きだけれども
382 :
考える名無しさん :03/10/09 20:19
「ガブリエル・タルドの哲学は、最後の偉大な《自然》哲学の一つであり、ライプニッツを継承するものである」 (ジル・ドゥルーズ『差異と反復』河出書房新社 財津理訳)より。 タルドについての入門書が何かないか、と思い探してたら 横山滋『模倣の社会学』丸善ライブラリーを見つけた。結構よい。
383 :
考える名無しさん :03/10/09 20:41
おお!情報サンクスです。興味あります。
タルド面白いよな。 近年ドゥルーズの弟子たちがフランスで著作集を出していたはず。
387 :
考える名無しさん :03/10/09 22:57
『ホモ・サケル』発売記念age
389 :
考える名無しさん :03/10/10 06:17
野矢茂樹訳の「論理哲学論考」買いました。 「差異と反復」も買いそうな悪寒。 「無人島」も買いたい。チョト高いけど。
>>389 「プルーストとシーニュ」「カフカ」「マゾッホとサド」はもう、持ってるな?
「差異と反復」は難しいぜよ?
392 :
ドゥルーズの本棚 :03/10/11 23:23
守中高明 「器官なき身体」という文字通り異形と言うほかない(しかしどんなイマージュにも翻訳できない) 概念に集約されるドゥルーズの「自然学」の中には、どのような思考の系譜が前提とされており、 どのような再練成があるのか。もちろん、この表現が直接にはアルトーから由来することは誰もが 知るところだ――「身体は身体/それはただそれ自身であり/器官など必要としていない/身体は 有機組織ではけっしてない/有機組織は身体の敵なのだ」。『意味の論理学』から『千のプラトー』 に至るまで、「戦場としての身体」を生きたアルトーは、定立的主体性のあらゆる常識(ボン・サンス) を覆すその暴力的な存在において、特権的参照項であり続けている。いかなる形相(フォルム)からも 形姿(フィギュール)からも遠ざかった地点でアルトーが「発見」したというその「身体」は、 「非生産的」で「不毛」で「消耗不可能」なものだとドゥルーズは繰り返す。分裂病者がイマジナリ―なものの 保護装置の外部で出会う、投影的でも退行的でもない一つの残酷な平面――それは有機性=組織性の原理 が及ばないいわば形相を欠いた質料の純粋経験であり、表象によっては捕捉されぬ力と緊張の支配する場所である。 だがそこにこそ、極めて両義的な危険を孕んだ解放のチャンスがあるのだ。この平面を地層化し、組織化し、 意味作用を作り出す「神の裁きと訣別」すること、そして、前個体的で非人称的な一つの特異性として、 未分化の深淵に呑み込まれることを回避しつつ、つねにサイコロを振り続けること・・・・
393 :
ドゥルーズの本棚 :03/10/11 23:25
ところで、こうした「身体」の次元は、例外者の病においてのみ開かれているわけではない。 この反アリストテレス的な「身体」、すなわち、一般的形相を排除した特異なる物質性の思考は、 古代の唯物論者たちによってすでに記述されてきた。例えばクリューシッポス。古ストア哲学を 体系化したといわれるこの「賢者」は、『意味の論理学』の最も重要な人物である。ドゥルーズ の本棚にギリシア語文献の占める割合がどれだけだったのか知らないが、哲学史家エミール・ブレイエ による『古ストア哲学における非物体的なるものの理論』(Emile Brehier,La Theorie des incorporels dans l’ancien stoicisme,Vrin,1928)は、何度も引用されており、この本が ドゥルーズのストア哲学理解に寄与しているのは明らかだ。また、引かれてはいないが同じ著者に 『クリューシッポスと古ストア哲学』(Chrysippe et l’ancien stoicisme、PUF、1910/1951) があり、そこに読まれる「身体」(=ソーマ)と緊張(=トノス)に関する記述は、アルトー的な 「強度」の概念と通底している――「トノスと呼ばれる作用は、存在の諸部分をその分散を防ぐべく 一緒に繋ぎ留める力のうちにある。「・・・」この作用は、したがって、物質と力(というかむしろ受動的身体 と能動的身体)がそのあらゆる部分において完全に不可分であり、唯一の同じ存在を成していることを前提とする」。 「トノス」に貫かれた諸「ソーマ」からなる内在性の領野、その機械状の結び合い・・・。
394 :
ドゥルーズの本棚 :03/10/11 23:27
ドゥルーズ的「身体」の留保なき唯物論は、さらに多数の固有名へと延長されるだろう。 ルクレティウス、ヘルダーリン、ニーチェあるいはクロソフスキー。そこにあるのは「同じ」 力の反復である。 以上
395 :
考える名無しさん :03/10/14 10:58
# yumoto 『あのエッセイは細かい間違いが結構ある。あまりまにうけないでいただきたい。 古谷氏はわたしが具体的に作品をみてない書いてたが、それは誤解、その旨彼にメールしたので、 そのうち訂正されるでしょう。たぶん。このエッセイはざっくばらんにかいた。 たいしたものじゃない。次は、篠原一論を準備中、これは絶対に外せない。が、難航中。』 # solar 『>yumotoさん ぼくは精神分析は素人ですので細かい間違いは分りませんが、 エッセイとしても充分面白かったです。篠原一論も精神分析的な観点からになるのでしょうか。 楽しみにしております。』 # yumoto 『いや、東さんの精神分析理解が問題あり。精神分析にはある程度の科学的正当性がある。 時間が出来たら丁寧に書きたいとも思う。例えば、アントニオ・ダマシオと樫村愛子の著作を読めば すこしはわたしの言ってることがわかるかと思う。『アインシュタインはなぜサイコロが嫌いだったか?』 も最も重要な論文の一つですが。』 # solar 『再度のコメントに感謝します。そうですか、では晴香・愛子の両樫村氏の論文は 読んでみますね。保坂和志さんとの対談を以前読みかけ、放り出したままでした。』
なぜ、このコピー? ドゥルーズと関係ないじゃん。(怒
397 :
考える名無しさん :03/10/22 19:55
次号の情況は、ドゥルーズ・ガタリ特集第二弾。
┃ ┣━━┓ ■ ■ ■ ━╋━ ┃ ┃ ┃ /\ /\ ┃ ■ ■ ■ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ■ ■ ■ ┃ ┃ ┗┓ ┃ ┃ ┃ ■ ■ ■ ━━╋━ ┗╋ ━━━━━━━┃ ┃━━━━━━━ ■ ■ ■ ┃ ┃ ┃ ┃ ■ ■ ■ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ■ ■ ■
399 :
考える名無しさん :03/10/22 20:15
ゲット阻止
400 :
考える名無しさん :03/10/22 20:16
ゲット阻止
401 :
考える名無しさん :03/10/22 22:45
ドゥルーズ童貞の俺にぴったりのドゥールズの著書、なんかありますか? いきなり、「アンチ」とか「千のプラトー」はやっぱまずいですよね?
402 :
考える名無しさん :03/10/22 22:52
丹生谷が言うには、経験論と主体性 おれもそう思う。財津がやくしてっからとてもよい。 ひたすら読むべし。あと情況での財津のドゥルーズ入門はわかりやすいと思う。 が、経験論と主体性を読んだ方がよい。入門書よむより本人の文章。
403 :
考える名無しさん :03/10/22 23:02
>>402 ありがとうございます!!
今はハイデガーを読んでるので、読み終わったら、経験論と主体性
に挑戦します!
1953年・・・・・ちょうど50年前か
情況の奴はおすすめできない むしろドゥルーズ本人談が読める『記号と事件』
406 :
考える名無しさん :03/10/23 13:07
407 :
考える名無しさん :03/10/23 19:44
・武蔵大学人文学会雑誌 214-240 財津,理 ( Zaitsu,Osamu ) 差異の観点によるドゥルーズのベルクソン解釈 : 『ベルクソンにおける差異の概念』をめぐって (清水誠教授記念号) ( L'interpretation de Bergson proposee par Deleuze du point de vue de la difference ) 情況?月号 ・ドゥルーズの固有の哲学とは何か?(一)/財津理 情況7月号 ・ドゥルーズの固有の哲学とは何か?(二)/財津理 ・思想1995 26-49 財津 理 ( ZAITSU Osamu ) ドゥルーズとニーチェ : 力の意志あるいは創造のエレメント ( Deleuze and Nietzsche--Will to Power or Element of the Creation ) ・批評空間第二期9号の基調報告のやつ(題名忘れた) ・現代思想1996のドゥルーズ追悼特集のやつ(題名忘れた) ・『ドゥルーズ横断』河出のやつ。「ドゥルーズとデリダ」た゜っけ。 ・ドゥルーズと論理学 エピステ―メー1978.7 財津理氏のドゥルーズ関連の論文です。未完成ですが。他にもいろいろあるでしょう。
財津についていくのはよしな 彼は優秀な翻訳マシーンだがな
409 :
考える名無しさん :03/10/24 01:15
405=408
不眠力。
411 :
考える名無しさん :03/10/28 05:15
差異とは何か?
412 :
考える名無しさん :03/10/28 23:50
保坂のHPの掲示板に樫村情報あり。 転載しちゃまずいよな、さすがに。 興味ある人覗いてみ。
JamesWiiliamsの差異と反復解説本がでたよ。 日本語版でないかな。 Gilles Deleuze's "Difference and Repetition" Edinburgh University Press ISBN: 074861818X
415 :
考える名無しさん :03/10/31 08:06
416 :
考える名無しさん :03/10/31 08:18
ウィリアム・ジェイムズ?(←ドゥルーズが恐るべき天才と呼んだ人)
イギリス人だけあって、 分析哲学者との対話を意識しているようだね。
ドゥルーズってあんまり分析については書いてないみたいだけど、 どんな風に考えてたんだろ。
420 :
考える名無しさん :03/10/31 21:24
ドゥルーズつながりでウィリアムジェームズがでてきたからいうと、 そのジェームズを批判こそすれ共感的に評価しているのは、フッサールだよ。 どの本だったか忘れたけど、確か後期の本の最後のあたりにフッサールが 名前だしてたね。
Jamesは心理学者でもありますね。 彼はFunctinalismを提唱していましたが、研究の内容に内観の技法を取り入れて いた部分もあり、科学としての心理学の分野では批判もありましたが、 スキナーのBehaviorismの基礎にも貢献しましたね。 懐疑論についての彼の論文は素晴しいと思います。
>>419 フレーゲ、初期ラッセルとかホワイトヘッドは高く評価している。
言語行為論も。
けれどもヴィトゲンシュタインが「問題」を扱う仕方が嫌いなようです。
423 :
考える名無しさん :03/11/01 01:24
今日、ルジャンドルの「ドグマ人類学総説」を買ってしまいました・・・。
ロムバッハの存在論の根本問題−構造存在論−(晃洋書房)を買った。 なんとなく買って、ぱらぱらとながめてる段階だけど ドゥルーズの構造論を理解するのに役立ちそうな印象。 道教、マラルメ、アウグスティヌス、レヴィ・ストロース その他雑多な引用がちりばめられてるスタイルも ドゥルーズっぽい感じでした。 巻末の人名索引にドゥルーズの名前はでてこないけどね。
425 :
考える名無しさん :03/11/06 06:02
その本はいいね。ロムバッハって何か日本びいきなんだよ。
ウィリアム・ジェイムズとヘンリー・ジェイムズは兄弟なんだぜ!!! 知ってた?
427 :
考える名無しさん :03/11/06 21:20
大学の生協で「アンチ・オイディプス」「差異と反復」「千のプラトー」・・・。 要するにドゥルーズの著書の15%OFFが始まったのです。 皆さんなら、どれ買いますか? 個人的にはアンチを買いたいのですが・・・値段が・・・。
428 :
考える名無しさん :03/11/06 21:24
まず「差異と反復」を買って置きたいな・・。 アンチはさ、フランスでのラカン・ブームとかがわかってないと 難しいんじゃないの?
429 :
考える名無しさん :03/11/06 21:33
>>428 即レス、ありがとうごさいます。 自分、哲学科の人間ではないので、哲学の知識は結構微妙なんですよね。 ラカンはまだ読んでないんですよ。フロイトはちょこっと読んだんですけど。 前の生協のセールでラカンも出てたんですけどね・・・買っとけば良かった。 アンチは三冊ほど入荷してましたから、売り切れることはなさそうなので、 セール期間(11月)が終わる前に、ラカン勉強してから、購入してみます
430 :
考える名無しさん :03/11/06 21:33
ところで、15パーセントОFFが始まったのは、ドゥルーズの 命日だからかい? (11月だよな?たしか。何日だったか・・・。)
アンチの訳者は、精神分析がよくわかっていないから混乱する
432 :
考える名無しさん :03/11/06 21:47
>>430 セールの対象はドゥルーズだけじゃありませんでした。 道元の「正法眼蔵」とかもありました。 確か「河出書房」フェアによるセールだったと思います。 でも命日とあわせたのはありそうですね
いいな大学生協俺なんかドクン大学だから生協ないよ・・・
434 :
考える名無しさん :03/11/07 03:44
♪♪ ハンプティダンプティ、堀から落ちた。 王様、兵隊、パン屋のおじさん、総がかりでも ハンプティダンプティ、元には戻せない♪♪ (いいかげん)
そう・・・ドゥルーズは、堀からおちたハンプティ・ダンプティ だったんだ!
ドゥルーズに一言―― だから、何なの?
438 :
考える名無しさん :03/11/08 03:07
だから自殺しろ
439 :
考える名無しさん :03/11/08 03:30
こぼれちゃったミルクは皿には戻らない。
批評空間に載ってた「ドゥルーズにおける意味と表現」はわかりやすい。
マジかよ あれが気に入るなら現代新書でも嫁
442 :
考える名無しさん :03/11/08 09:02
最近、ガタリをちょっと見直したよ。
443 :
考える名無しさん :03/11/08 09:05
やっぱり、ガタリの理解なくして後期ドゥルーズの理解もありえない ものね。当たり前と言えば当たり前の話だが・・・。
ガタリの政治感覚は、あの時代を考えると驚くほど鋭い
445 :
考える名無しさん :03/11/26 21:53
図書館で「檜垣立哉と小泉義之との対談」 『本』5月号 講談社 2003年5月 を読んだ。いまいち。というかつまらん。
446 :
考える名無しさん :03/11/28 19:02
情況ミル・プラトー特集 宇野邦一インタヴュー 長原豊インタヴュー 小泉義之インタヴュー 財津理インタヴュー第三回目 鈴木創士論文というよりエッセイ 松本潤一郎論文
なんかどんどん企画が安易になっているような インタヴューばっか
情況って原稿料タダ ってのは本当ですか
・・しかたない。「情況」買うか・・・。しかし、Dってホントにマルキスト なのかよ!?
長原のインタヴューおもしろい。 小泉の議論のこと 「そこまで言った人、これまでいない、今まで(笑)。」 といってる。
451 :
考える名無しさん :03/12/03 21:35
リトルネロって何ですか?誰か教えて下さい
電波カルテット
NO WAR EMERGENCY DEMONSTRATION Vol.3 ■自衛隊イラク派兵反対■ 12.22 Mon.@ MILK ¥2,500- with 1D 21:00 to Midnight DJs: 大貫憲章(LONDON NITE), ぎゅうぞう(電撃ネットワーク) 高木完, KWAZZ"PUMP"YOKOYAMA, 須永辰緒(Sunaga t Experience) 大川毅(SKA FRAMES),, FORCE OF NATURE, UDON(BASS OF BASS) 竹花英二(JAZZ BROTHERS), AZUSA(tg-electronic), フランキー(Tripster) MC ZINGI(東京仁義一家), SGROOVE SMOOVE(4DJs RECORDS) M-DIDDY and MARTIN KINOO(MACK DADDY), MANABU(GAUNA) KABAYANG & E.D.A.(bal), TATSUYA(東風), LAZY SAKU(EAT) AKEEM(realmad HECTIC), ZENLAROCK, TAKECi(EAT) hico, KEERA & 彩加, IKKYUU, Takamori K(Auditory Sculpture) KATCHIN(LONDON NITE), U-ICHI(LONDON NITE)他 LIVE: KANI BASS, ザマギ(イセネエヒヒネエ), MELLOW YELLOW INDEMORAL(走馬党), 姫(DJ HONDA PRODUCTION)他 VJ: REAL ROCK DESIGN他 協賛: 風magazine, Collider, plus81 賛同: 4DJs RECORDS,梅川良満, クボタタケシ, ビビアン佐藤,TERU(AG) RED(RECON), MANO(HIDE & SEEK) Art work: NGAP Host: YUTA MAN ・出演者、賛同者は以降大幅に増える見込みです。 ・宣伝、会場経費を除いた売り上げは全額イラク侵略被害救済支援 に寄せられます。全出演者はノーギャラです。
454 :
考える名無しさん :03/12/16 06:21
あげ
みるく最近行ってないな
457 :
考える名無しさん :03/12/16 19:25
だれかジジェクのドゥルーズ本入手したやついねーの? Organs Without Bodies: On Deleuze and Consequences Slavoj Zizek (著)
458 :
考える名無しさん :03/12/16 19:35
だれかジジェクのドゥルーズ本人手下やついねーの?
ドゥルーズ本人に手を下すもなにももう死んでるし。 もしかして自殺じゃなくて暗殺だったのか?
ドゥルーズ本(を)入手した香具師いねーの?
461 :
考える名無しさん :03/12/22 03:53
襞上げ
襞ではそんなでもないが 襞襞だとエロい
463 :
考える名無しさん :03/12/22 22:53
襞ってのは、襞襞のことであるぞよ。
Badiou=Zizek的には、DeleuzeはHegelianだということですな
Badiouの倫理が河出から来月でるらしい
バディウは多分ハイデガーのほうに引き寄せちゃってるんじゃない?
467 :
考える名無しさん :03/12/25 03:38
>>465 倫理
悪の意識に関する試論
著者名
アラン・バディウ
長原豊/松本潤一郎他訳
ISBN 4-309-24301-0
160頁 ●発売日 2004.1.22
2,000円
内容紹介
善はただ善へ向かう姿勢の中にしか存在しない。その時、うまれるのは〈不
死なるもの〉だ――。善と悪、倫理の問題を全く新たな視点から論じる〈出
来事〉の哲学者バディウの大胆にて過激な問題作。今こそ万人に読まれるべ
き本。
著者紹介
アラン・バディウ (バディウ,A)
ドゥルーズ以降の世代を代表する哲学者。数学とプラトン、ヘーゲルをベー
スに〈出来事〉を思考する。特にジジェクおよびジジェク派に強い影響力を
もつ。邦訳書『ドゥルーズ――存在の喧騒』『存在と出来事』。
468 :
考える名無しさん :03/12/25 03:44
また長原か… 昔の宇波のような存在だな
469 :
考える名無しさん :03/12/25 07:41
共訳によって、長原の電波臭が緩和されていれば良いが。
『存在と出来事』って訳出てたっけ?
>>467 長原かよ。イラネ。つーかなんで長原?もう訳すなよ
>>470 出てない。富士藁書店から出るとか出ないとか
長原豊氏の情報ちょうだい
http://academy.2ch.net/philo/kako/1022/10223/1022333836.html 39 名前: 39 投稿日: 02/06/02 00:42
前のスレに書いたかどうか忘れたが、
豊島重之っていうのもただのキチガイで、
どうも立ち位置が酷似しているように思う。
こういうたわごとがデリダ的だとかラカンをふまえてるとか、
そんなことは絶対にない。
だって、私にはデリダやラカンはわかるけど、
やつらのことはまったくわからないから。
よく、幼児がウンウンうなって、
バイクの真似をしてる(というかバイクになってる)ことがあるだろう?
はたから見ると滑稽だが、当人はもちろん、バイクの本質を幾分かでも
つかんだ気になってるわけだ。
幼児のばあいはほほえましいが、
同じことを研究者や批評家にやられると、
気持ち悪いね。
NHK でヒキ・ルナの特集を
見せられるようなえげつなさがある。
要するに、インチキってこった。
長原の書くものってうさんくさいタイトルが多いよな。 睥睨する〈ラプラスの魔〉と跳躍円環と切点あるいは反復と差異 微粒子、あるいは<Qualunque-Quelconque> とかさ
>>422 どっちもカッコつけるの好きそうだからね。
しかも全然そのスタイルが違う。
翻訳がすばらしい。 抑制の効いた文章、 選び抜かれた単語、 完璧な語学力、 まさに非のうちどころがない。 訳者の後書きを読んでいると、 涙があふれてとまらなかった。
476 :
考える名無しさん :04/01/11 03:51
宇野邦一の「ドゥルーズ 流動の哲学」を ずいぶん前に買ったんですが、未だに全部 読んでません。読む端から忘れていきます。
全部読んでいないことも、読む端から忘れるのも、ごく自然じゃないの? 小説とかじゃないんだからな。
ところでこのスレでドゥルーズのことを知るのはどのスレを読めばいいですか。 番号をおしえてくださいm(__)m
479 :
考える名無しさん :04/01/12 17:33
巫山戯るのはよしましょう
>>478 まず、プルーストを読め!ちゅうの。(俺もだけど・・・。
「アンチ・オイディプス」を図書館から借りてきますた。しかしヤヴァイ…。俺には理解できないかも。
482 :
考える名無しさん :04/01/20 15:09
カオスモーズ買った?
483 :
考える名無しさん :04/01/20 16:24
アルトーのよさって、今いちピンと来ないな・・・。ドゥルーズは もの凄くかってるでしょう。そんなにいいのか? アルトー。
484 :
考える名無しさん :04/01/20 17:00
>484 アルトーの声、聞いたことある?昔でたカセットブックできいたけど 凄いよ。 アルトーのおもしろさは声(フランス語)が分からないとなかなか 理解できないかもしれない。 ソンタグが言うように、フィネガンスウェイクは何とか頑張れば読めるけど アルトーはそうした読みを壊すだっけとか言ってたよね、そんな感じさ。 ところで、アルトー全集は翻訳はできないのだろうか?それとも、 483さんが言うように、イマイチおもしろくないっていう読者が 多いのだろうか?
485 :
考える名無しさん :04/01/20 17:05
>480 そうだね。ドゥルーズの哲学は、プルーストと記号でもそうだけど、 プルーストそのものに即しているよね。だから、すくなくとも 全部読まなきゃ議論を理解できないかもしれないね。 前に、どっかで安っぽい評論家(ドゥルーズ学者じゃないやつ) がプルーストと記号から芸術についてだけのとこを引用して あたかもドゥルーズのオリジナルな芸術論であるかに書いてた。 ちゃんと、論じられてるモノ読まないとこんな風になるんだなって 思ったよ。ま、プルーストは長いかもしれないけど、あまり作品多くいから 、すぐに、全体像がつかめるから楽だよ。
間違え >483 だった。訂正ね
488 :
考える名無しさん :04/01/21 09:21
こんなカス読んだって仕方ないよ 分析にしときなよ 悪いこと言わないから
489 :
考える名無しさん :04/01/21 09:28
490 :
考える名無しさん :04/01/21 10:16
>>489 率直な疑問というか感想なんだが、いわゆる「科学者」ってのはどの辺の人々を指すのかね?
理系全般?それとも概念設計とかやる人たちのこと?
あとリンク先にもあったように、よく「安易な相対主義で科学が圧迫される」って話を聞くんだが、どういうことなんだろう?
いくら、科学排斥論者が騒いだ所で、核融合は起こるし、ロケットだって空を飛ぶだろう。
何故科学者が哲学を目の敵にするのかさっぱり分からん。方法が違うというだけの話なのでは?
まあ、同時に哲学者が何故、科学について論じたがるのかが分からんっつー話でもあるが。
そういう俺は経営学専攻。俺達はみんな経済の奴隷だ。がんばって働きましょう。
どっちもコンプレックスだろ ほっとけよ
492 :
考える名無しさん :04/01/21 10:29
>>491 ( ´_ゝ`)フーン それなら、お互い分かり易い啓蒙書でも出して相互理解に勤めればいいじゃん。
論争は結構だが、トラップしかけて相手を貶めるのも、知ったかぶりの科学用語使うのも同じくらいみっともないと思うけど?
493 :
考える名無しさん :04/01/21 10:52
ていうか、ソーカルなんか問題外だろ? ていうか一番いけないのはラカン だが。
494 :
考える名無しさん :04/01/21 11:17
ttp://www.qualia-manifesto.com/mail/mis4.html トラップしかけたヤシより、知ったかぶりの科学用語使う方があれだけ叩かれたのは何故?
期が熟してたからだろ 大体自己批判がまったく聞こえてこないのはなんで?
>ポストモダン哲学が詐欺的なのは、科学的論理の降格を唱えながら、箔づけのために科学の成果を濫用するからだ。
>しかも生半可な聞きかじりにもとづいて。
>1番人気の「ゲーデルの不完全性定理」の誤用例を著者は詳細に追ってゆく。
>文化には絶対の価値基準はない、といった類の陳腐な主張を過剰な数学用語で飾り立て、用語の無理解を指摘されると「ただのアナロジーだ」と開き直る。
>その不誠実な態度は、科学を濫用した部分に限らず、ポストモダン・スタイル全般の病弊である、との指摘は鋭い。
上のリンク先にあった科学哲学者の三浦さんの書評からね
495 :
考える名無しさん :04/01/21 11:27
>期が熟してたからだろ というのを、もうちょっと具体的に説明して欲しいな。 何が期を熟させる重要な要素になったの?
ふ〜ん。じゃあ、図書館ででも読んでみるかな。。。
497 :
考える名無しさん :04/01/21 11:29
>だが思想は、気分の散漫な表明でも、独りよがりの暇つぶしでもない。 >「意味の不確定性」を奉じるのも結構だが、書かれつつあるものの意味の不確定性そのものに、原理的で先端的な暈囲を絡ませてしまうと、蒙昧趣味と先鋭さとがほぼ不可避的に混同されることになる。 >それは結局、書いている人間にとっての、そしてその人の追随者たちにとってだけの、言葉の増殖装置のようなものになる。 >意味の輪郭のおぼろげさを明晰に究明しようとする意図は、たえず先送りにされるか、不適切なものとして糾弾される。 >そして、そのような状況の蔓延は、結局、思想の自殺を導くのだ。 >ブーヴレスは、<スターの座>に君臨する思想家たちを批判するのは、「思想警察」とか、「科学の帝国主義」というような形容を引き受けることを甘受せざるをえないと述べて、慨嘆しているが、その愚を、我が国でもまた繰り返すというようなことはあってはならない。 >思想は、相互間での真剣な批判可能性を当然の前提とした上で遂行されるのでなければ、思想の名に値しない。 金森さんの書評ね で、なんでポモは理系のみでなく文系からも叩かれるの?ソーカルは科学論をおちょくったにもかかわらず、 ソーカルの批判を支持した科学論者もいるよ 上の書評の三浦、村上、金森いずれも科学哲学者だよ
498 :
考える名無しさん :04/01/21 11:32
>思想は、相互間での真剣な批判可能性を当然の前提とした上で遂行されるのでなければ、思想の名に値しない。 これはポスト・モダン的な相対主義を容認する考えと受け取れるが?
499 :
考える名無しさん :04/01/21 11:33
>>495 金森さんの「サイエンス・ウォーズ」によると、ポストモダンそれ自体の内部がパロディにふさわしい
状況になっていた、ってあったよ
いまレポートやテストで時間ないからこれくらいしか書けない すまぬ
読んでみるといいと思うよ
500 :
考える名無しさん :04/01/21 11:42
>>498 >だから、我が国でのポストモダニズム系の思想家たちも、「書評」の制約があるとはいえ、ごく簡単にまとめた私の総括が気に入らなければ、私をどんどん批評すればいいだけの話なのである。
金森さんの書評からね
要はそういうこともキチンと議論しろってことなんじゃん?批判をまじめに受け止めろってことでしょ。
じゃ、午後からテストなんで悪いけど行くよ
501 :
考える名無しさん :04/01/21 12:04
とりあえず具体的に数学的過ちを指摘してくれよ。
502 :
考える名無しさん :04/01/21 12:08
数学的過ちを具体的に指摘しないで決めゼリフだか吐くのは 科学的に誠実とはいえないよ。 欲を言えばそれが、ポストモダニストといわれる思想家の「思想」 の批判たりえるのかもちゃんと示さないとな。 まあこれはあとでいいや。
503 :
502の訂正 :04/01/21 12:12
数学的過ちを具体的に指摘しないで決めゼリフだけ吐くのは 科学的に誠実とはいえないよ。 欲を言えばそれが、ポストモダニストといわれる思想家の「思想」 の批判たりえるのかもちゃんと示さないとな。 まあこれはあとでいいや。
順番を踏めばある程度数学の話についていける人はこの板にも いるんだけどね。
なんで具体的な数学の話をしないかな?
506 :
考える名無しさん :04/01/21 14:09
ではとりあえず『知の欺瞞』で指摘された点に反論されてはいかが これは擁護派、批判派ともに興味あるんでないか ヤジ馬で申し訳ないが、具体的な反論て寡聞にして聞いたことないから 漏れも知りたいし で、例えば科学的なことについては理系全般板、思想的なことについては哲学板で 有志募って判定してもらうとか 漏れみたいに興味あるヤジ馬も多いと思うんだけどなー
507 :
考える名無しさん :04/01/21 14:30
理系化学板からきましたが、何を判定すれば?
508 :
考える名無しさん :04/01/21 14:48
テスト中とかヤジ馬とかいって恥ずかしがってないで、この場で 数学を披露して、ポモは何をどう間違え、どういう点でダメな哲 学かを言えばいいじゃん。 ポモ連中をへこまして黙らせたいならそれが手っ取り早い。 そういうちゃんとした批判なら、ポモ連中は意味がわからなくたって 黙るしかない。 これをやらない限り、ポモ連中はカッパの屁でいつまでも似非批評 を続けるし、ポモ関連の本は売れ続ける。
509 :
考える名無しさん :04/01/21 15:17
なんかスレ違いじゃない?
別スレ立ててやったほうがいいかも。 このスレはこのスレでドゥルーズについて語りたい人も多いわけで。
だから上の方にも書いてあったけど、 ソーカルのツッコミは、 「トポロジー」などの用語はは数学的定義を踏まえろというもの。 けどそんなことを厳密に解したら、 分析-綜合すら使えなくなる。 ドゥルーズ自身が『哲学とは何か』で、 科学や数学と哲学の違いについて書いている。 あそこのポモ批判はクリステヴァには当てはまると思ったけどね。
512 :
ポモ連中ですがなにか? :04/01/21 15:53
ここでいいよ。 ポモが使う数学に対して、数学的見地からの数学的誤りが指摘されたとして、 その間違った数学の箇所が、ポモ哲学のコンテキストにおいてどういう影響 があるのかを指摘した上で、そこからポモ哲学に対する全面的な批判がいか に可能か示さないと、ポモ連中に相手にされないと思われ。 ポモが安心ししきってるのは、所詮間違いの指摘は根本的な批判ではないと 思ってるからだと思う。 数学間違ってます=ダメな哲学とうレッテルだけじゃだめでしょ。 そもそも数学者だって論理的に通用しない証明をちょくちょくやらかして判 定委員に突っ込まれるのは日常的なことだよ。 しかしポモがぬるいというのはそうかもしれんので、とりあずポモに相手に されるような知の欺瞞の論理的な批判をここでやってほしい。
たしかに、哲学用語の歴史を押さえた上で、 科学用語使用について指摘しないと無意味ですね。
他でやって欲しい。 ソーカルスレはもう無いのか?
516 :
考える名無しさん :04/01/21 17:35
そもそもソーカルって哲学の教養あんの?
517 :
ポモ生命論者 :04/01/21 17:58
>>500 たとえばさ、物理のエントロピーはそのまま社会現象に導入できないですよね。
なにがマズいと思います?
導入するためのテクニックは原理的に可能なんですが、そのテクニックがいま
いちわかりません。
よろしければご教授お願いします。
このままでは知の欺瞞になりそうです。
518 :
考える名無しさん :04/01/21 18:04
数学の具体的な話をしろっていう人はソーカル本を読めばいいんじゃない?
519 :
考える名無しさん :04/01/21 18:24
>>518 俺は個人的にわざわざ買うほどでもないと思っている。
文庫本なら考えてもいいかぐらいかな。
それよりも
知の欺瞞指摘したかったら、ちゃんと論じたら?
知の欺瞞を指摘したいからここにカキコしてんでしょ?
だったら
>>512 に沿った流れで論じるしかないでしょ。
521 :
考える名無しさん :04/01/21 19:06
思考よりさらに重要なものとして<思考させるもの>が存在する、 こういったところから論理を考えるのがドゥルーズ哲学だろうな。
522 :
考える名無しさん :04/01/21 19:16
差異の哲学というのはそういうもんでしょう。
523 :
考える名無しさん :04/01/21 19:30
ドゥルーズは科学に対して敬意を払ってきたけわけでしょ。 そして科学と哲学を混同することもなかった。 こうしてみるとソーカルって道徳的なチンピラに見える。 文系に科学を語る熱意を持った科学者は必要だけど、 チンピラはいらね。
524 :
考える名無しさん :04/01/21 20:11
あらすじとか紹介だけリンク巡って読んできた。 さて、良くわからん。 理系板にリンク張ってあったが一体何をしろと。
>>524 このスレ荒らしたい人が理系板にリンク貼ってたんでしょうか?
できたら、どこのスレからおいでになったか教えていただけませんか?
526 :
考えるあるケミストさん :04/01/21 22:58
化学板からきました。 いったいケミストに何をしろと?
527 :
考える名無しさん :04/01/21 23:00
犀と反復
528 :
考える名無しさん :04/01/21 23:03
¥ ってVサインにみえる
というか、ソーカルについては、過去スレかなんかで突っ込みがあったじゃん。 ドゥルーズの「トポロジー」は、アリストテレスの「トポス」から来てる、 ソーカルは哲学の歴史について何にもしらないって。 何度もガイシュツだけど、ドゥルーズ自体は所謂「ポモ」じゃないでしょ。 ガタリとの共著は別として、彼は正統派の哲学者。
てか、ソーカルじゃなくて黒木か。
なんでみんなそんなに過剰反応なの 気にしてる証拠だよ 批判はそれこそ批判的に受け止めて、反論すべきとこは反論する 受け入れるべきとこは受け入れる、でいいじゃない あの本のことは、全てまとはずれな批判じゃないってみんなわかってるんだから それでいいじゃん てなわけで スレ違い 他所でやってくれ
すまん 名前の番号は他所のスレの番号ね
534 :
考える名無しさん :04/01/22 10:49
数学の具体的な話をしろっていう人はソーカル本を読めばいいんじゃない?
過剰反応云々ていうけど、多分皆ソーカル厨にうんざりしていると思われ。 ソーカル自身よりそういう尻馬に乗っている連中が・・・。
何でバディウは話題にならん?
ソーカルって全く読んでないが。数学のことも知らないで数学とかに ついて語るなってことか? その批判が言い当ててるのは、いわゆる「知について知りたいあなた」の 理系についての無知を逆撫でするからか? ドゥルーズは、D&Rでも哲学とは何かでも数学に関しては的を射た 発言をしているよ。哲学との関係を述べているから、数学の理論の イデア性の議論や真理に関してなど論じてなどいないけどね。
ごめん 無知で申し訳ないが バディウって誰?
>ソーカルは哲学の歴史について何にもしらないって。 断定の根拠は? くだらん歴史なんて誰でも本読めばわかるだろ。 逆にいくらがんばってもほとんどの詐欺哲学者に 数学や物理の理解は不可能。 知の南北問題ともいえる状況が明白に存在するのは事実。 まあ町内会のソフトボール大会に プロ・スポーツ選手が本気で出場してきたら 面白くないって事だろうね。クスクス
釣りは放置。
543 :
考える名無しさん :04/01/24 12:28
数学数学いうやつってよっぽど数学が苦手だったんだろうな。コ ド モ の 頃 。
↑釣られた
545 :
考える名無しさん :04/01/24 12:33
わーい釣れた釣れた
546 :
考える名無しさん :04/01/24 12:36
ヴァカにマジレスカコワルーイカコワルーイ
547 :
考える名無しさん :04/01/24 13:16
実際数学はキツかった・・・
548 :
考える名無しさん :04/01/24 13:20
(゚д゚)ケッ、もうヴァカにマジレスしねーよ
>>541 ソーカルじゃなくて黒木だったけど、文脈読めよ。
哲学どころか普通の文章読むのにも、難儀するんじゃないの。
凄い馬鹿が居るな
知の南北問題らしいぜ
552 :
考える名無しさん :04/01/24 13:46
ドゥルーズのカント論なんかの話題出すと女子大生はすぐ わかんなーいというが、素直にわかろうとなんか一所懸命 なところもあったりして、結局かなりいい線までいくんだ よね。
553 :
考える名無しさん :04/01/24 13:57
/::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::/ー-,,/::::/ _,,,-ー''''.|::::| |::::::::::::;:::::::::::::::::::/:.//..__ /:::::/ ___.. /:::/:| |::::::::::::;:::::::::::::::::/::/,ィ'.'ソ'ヽ. :/ . <'ソ`''-//:| 純理2版 |::::::::::::;::::::::::::: /:/ ::::. / :::::| インチキじゃん . |::::::::::::;:::::::::::::/:;;::.. ;;;::. |::::| |::::::::::::::::::::::/: '' ,-. ,- .::::| |::::::::::::::::::/|::.. ;,._、 /:::::| |::::::::::::::::::::|:::::::... .,,,,_=.二z .:::::::/:| |:::::::::::::::::: |::::\::::... == ..:::::::::/ |:::::::::::::::::::::::| ::::::..ヽ::.... /::::::::::/ |::::::::::::::::::::::: | ::: ─┬ '':::::::::::::::/:
>哲学どころか普通の文章読むのにも、難儀するんじゃないの。 プ,ゲラ 読むだけなんて哲学は楽だね 数学は独創的に考えないとならないからね
日本の哲学は訓古学
10 :吾輩は名無しである :04/01/23 18:54
入りが来なんてカすそのものだろ。
E=mc^2が男性的とか、流体物理は女性的だから発展しなかったとか
流体は難しいから、なかなか発展しなかっただけなのに
キチガイとしか思えない。
確かイリガライはこんなこといってたけど、これはどーなの?
擁護できないと思う。
あとラカンはレトリックじゃないといいながらコンパクト性とかトポロジーだとか言ってたよね。
ラカンのトポロジーも
>>530 のような、トポスについてだとしても、コンパクト性はこれでは反論できないよね。
557 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/24 15:33
哲板最強のカリスマ・☆キキ+キ゚Д゚♪が満を持して再登場!
物事に表面上の美しさを求めるな、
深く掘り下げれば真実が見えてくる、、、
そんな☆キキ+キ゚Д゚♪の哲学HPはココ↓
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8862/ 僕の哲学は、学問ではない。
人間が生きていく中、背負うべき道徳なのだ。(HPより抜粋)
孤独を越え、闇から光を見出した☆キキ+キ゚Д゚♪だからこそ言える!
もう何も迷う事は無い、、、
☆キキ+キ゚Д゚♪に触れ、明日への一歩を踏み出すのだ!
558 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◇pqmo.OOpAo :04/01/24 15:34
〜2ちゃん自称天才〜 天才 天才 あなたのスレの 改訳 改訳 一役厨房 削除日数すぎてゆく 引きこもりが騒いでる 哲学板を荒らす奴らさー read through 2ちゃん自称天才 割り込みレーェス キッ!キッ!キッ! 2ちゃん自称天才 低脳コピペが 話をとぎる >1を逃がすぜ ぴかを煽るぜ スレを止めるぜ 左へ 右へ ほざく ほざく 2ちゃん自称天才
559 :
キキ+キ゚Д゚キャワイイ :04/01/24 18:10
/::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::/ー-,,/::::/ _,,,-ー''''.|::::| |::::::::::::;:::::::::::::::::::/:.//..__ /:::::/ ___.. /:::/:| |::::::::::::;:::::::::::::::::/::/,ィ'.'ソ'ヽ. :/ . <'ソ`''-//:| 純理2版 |::::::::::::;::::::::::::: /:/ ::::. / :::::| インチキじゃん . |::::::::::::;:::::::::::::/:;;::.. ;;;::. |::::| |::::::::::::::::::::::/: '' ,-. ,- .::::| |::::::::::::::::::/|::.. ;,._、 /:::::| |::::::::::::::::::::|:::::::... .,,,,_=.二z .:::::::/:| |:::::::::::::::::: |::::\::::... == ..:::::::::/ |:::::::::::::::::::::::| ::::::..ヽ::.... /::::::::::/ |::::::::::::::::::::::: | ::: ─┬ '':::::::::::::::/:
560 :
考える名無しさん :04/01/24 20:23
東が複数の超越論性とかいっても、そんなのはドゥルーズ=ガタリがとっくの 昔にアンチ・オイディプスで激しく展開しているし、ドゥルーズのフーコー論 では見事に定式化されていることでしょ。
561 :
考える名無しさん :04/01/24 21:04
ラカンに即して言えば、主体は複数の主体を遍歴するシニフィアンの 鎖の力率を存在のモデルとするところからして、シニフィアンの移動 によって、主体の中身が決まるからね。
562 :
考える名無しさん :04/01/24 21:13
利子率 じゃなかった、 力率ってなんですか?
563 :
考える名無しさん :04/01/24 21:24
564 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/24 21:26
(´゚c_,゚` )プッ
565 :
考える名無しさん :04/01/24 21:33
ガタリの『分裂分析的地図作成法』がちょっとだけわかった気がした。
>>560 東もそのことは意識してるみたいよ。東スレで見たけど、秋葉原に行って「アンチ・オイディプス」
は正しかったと思ったことが、「動ポモ」を書いた理由らしいから。
ポストモダン動学
568 :
考える名無しさん :04/01/25 13:20
ポストモダン哲学が否定された翌日、私は妻とともに散歩に出かけた。 もう冬だというのに木は青々としている。 人々の表情は希望と活気に満ち、額から流れる労働者の汗が太陽光を反射していた。 「低能のデリダやリオタールのような低能のポストモダン哲学者どもが自然科学に挑戦する時代は終わったのだな」 物理学者の斎藤さんが、ほっとしたように私たち夫婦に言った。 「ええ、これからは自然科学が絶対、科学者が偉大な時代なんですよ」 普段は滅多に話に加わらない妻の靖子が、斎藤さんの肩に手を置いて優しく言った。 「ほら、みんながドゥルーズやクリステヴァのようなわけのわからないてめーの主観だけを述べ立てて自然科学のような真実を追究する崇高な学問を誹謗中傷した低能ポストモダン哲学者を罵倒しその訳のわからない意味のない著書を集めて焼いているではありませんか。 自然科学の勝利です!!!」 通りがかりの髪の長い中年男がそう言って微笑んだ。 ポストモダン哲学に洗脳されていたある学生は長年使ってきたラカンやボードリヤールの著書を焼き払い、自然科学書をいっぱい購入した。 「訳のわからないてめーの主観だけを述べ立てて自然科学のような真実を追究する崇高な学問を誹謗中傷するポストモダン哲学はもう不要だ。これからは世界に自然科学の音を響かせよう」 洗脳から解き放たれた清々しい笑顔で男は言った。 青空のなかををツバメが横切っていった。
↑なんかドキュソ文系が無理に科学至上主義を演じてるな まともな科学者は科学の適用限界に十分注意を払っている。 したがってポストモダン哲学の一部の科学の誤用から拡大解釈して すべてを否定したりはしないだろう。だが多くの科学者ははっきりいって無関心。 それはおおよそ哲学が何も生み出さないからw フィクションにはフィクションの存在意味がある。それは文学を見ればわかるだろうw
2ちゃんで声高に科学至上主義を唱えている奴は、 DQN科学者か、あるいは釣り師。 ドゥルーズ好きでバイオ系の漏れの某友人も、 研究が煮詰まると時々釣りに走るそうだ。 そいつの研究はまともだが、行動はDQNだな
>>569 それ、コピペだよ。元ネタは確か、北朝鮮もの。
572 :
考える名無しさん :04/01/25 15:08
573 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/25 15:08
哲板最強のカリスマ・☆キキ+キ゚Д゚♪が満を持して再登場!
物事に表面上の美しさを求めるな、
深く掘り下げれば真実が見えてくる、、、
そんな☆キキ+キ゚Д゚♪の哲学HPはココ↓
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8862/ 僕の哲学は、学問ではない。
人間が生きていく中、背負うべき道徳なのだ。(HPより抜粋)
孤独を越え、闇から光を見出した☆キキ+キ゚Д゚♪だからこそ言える!
もう何も迷う事は無い、、、
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デリダがいつ科学に挑戦したの?
575 :
考える名無しさん :04/01/25 15:55
>>556 なんですけど、誰も答えてくれないんですか?
/ \
/;/ \
/;;/ ─ |
/;;// ── |
| ;;/// _,-=- _,-= / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / ノ_ ヽ | <
>>556 それは定説なんですよ
|ii ///´ ヽ .| \_______________
/ii::::::::// ( о ) |
|iiiii::::::::::::::::/// /_,,,,;;iiiiiiii;;;,,_ヽ
/iiii:::::::::::::::::::::::////;;;;───、ヾヾ
|iiiiiiiii:::::::::::::::::::::::::::::///\__/ヾヽ:::\
彡iiiii::::::::::::::::::::::::::::::// ;; ; ;; 》:::::::ミ
ノノノノ;;;;;;::::::::::::::::::《 ;; ;; ;》 ;;》ゝゝ
ノ丿//ノノ;;;;》 ;;》 》 ;;ミ
ヽヽ《 ;;; 》(
``《人/
と書いたけど、ラカンスレ沈んでるな・・・。
580 :
考える名無しさん :04/01/26 02:01
>>576 ラカンの数式の扱いって、ソーカルに指摘されるまでもなく、
ラカン派の内部ですでに問題視されてなかった?
マリーニか何かの本で見た記憶。
マリーニの本に書いてなかったら、以下のはすべて大きな勘違い(か、もしかしたら別の本)です。
『知の欺瞞』ではラカンは数式が比喩じゃないと言っていると述べてたはずだけど、
必ずしもそうじゃないっぽい。
別のところではあくまで比喩と考えてたりする。
(1) 数式は比喩である。→比喩として適切かどうか。
(2) 単なる比喩に終わらずに、その数学的比喩が精神分析の本質を言い当てている。
→本当か、それとも比喩に終わるのか。
『知の欺瞞』では、この2つの問題がごちゃまぜになってるように見える。
ラカンを擁護するなら、(1)の欺瞞なら、まあ比喩なんだし、ってことで済むし、
(2)の欺瞞については、ラカンが比喩と言ったりそうじゃないと言ったりしてるのを見ると、
ラカン自身がいちばん気にしてたところじゃないのか、と思う。
ラカンの欺瞞っぷりは、何よりもあの語り口にあるように思えるんだが。
関係ないけど、鏡像段階って、ほんとに鏡と関係あるの?
鏡のない部族でも、「鏡による」自己認知以外、知的な遅れはないみたいだが。
ソーカルは「知の欺瞞」内ですら偽悪的だ。 ラカン以上にふざけた語り口といってよい。
582 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/26 02:14
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物事に表面上の美しさを求めるな、
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そんな☆キキ+キ゚Д゚♪の哲学HPはココ↓ (キキキの即興ピアノ演奏あり!)
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583 :
考える名無しさん :04/01/26 02:15
>>580 の言うことは分かるけど、新宮一成が講談社現代新書に書いた本(タイトル忘れた)
とか見ると、ラカンが使った「数式」については、ラカにゃんの中でも相当すごいことに
なってるんぢゃないの?
でもオレはラカン断固支持!(って何だか)
584 :
考える名無しさん :04/01/26 02:28
>>580 関係無いんだけど、そう言えば、昔読んだハロルド・ブルームの『アゴーン』の翻訳
(たしか晶文社)では、「鏡舞台(mirror stage)」という訳語になってた。
それ見た瞬間、即刻御引き取りを願ったのでちた。
ラカン派がマテームによって試みたのは、 どちらかというと数学ではなくて論理学の読み直しでしょう。 ヘーゲルに連なる「思考と事象の論理」です。 ミレールが「縫合suture」で行ったフレーゲ論がその典型。 もちろんこうした試みは分析哲学から何度も批判されています。 ですが、 そもそも無意識を考えることが分析哲学には禁じられている以上、 対立はさけられません。 「無意識」をどう捉えるかという大問題に比べれば、 ポストモダン論議は些末だと思います。
586 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/26 02:31
587 :
考える名無しさん :04/01/26 02:40
588 :
考える名無しさん :04/01/26 02:49
>>585 てゆーか、「そもそも無意識を考えることが分析哲学には禁じられている」じゃなくて、
分析哲学に禁じられているのは「無意味なものについて考えること」だろ?
で、ラカにゃんによれば、無意識は言語のように構造化されてて、別に無意味なわけぢゃない、と。
それだったら、無意識について「有意味」に語って欲すい、っていうのは当然の要求ぢゃないの?
>>588 無意識が排中律に従わないという事実を、
分析哲学者なら無意味さの証とみるんじゃない?
だからラカン派による有意味性の主張も、
最終的には分析哲学者を納得させられない。
590 :
考える名無しさん :04/01/26 03:03
>>584 animal kingdomが「動物王国」と訳されてるよりはマシ。
591 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/26 03:04
哲板最強のカリスマ・☆キキ+キ゚Д゚♪が満を持して再登場!
物事に表面上の美しさを求めるな、
深く掘り下げれば真実が見えてくる、、、
そんな☆キキ+キ゚Д゚♪の哲学HPはココ↓ (キキキの即興ピアノ演奏あり!)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8862/ 僕の哲学は、学問ではない。
人間が生きていく中、背負うべき道徳なのだ。(HPより抜粋)
孤独を越え、闇から光を見出した☆キキ+キ゚Д゚♪だからこそ言える!
もう何も迷う事は無い、、、
☆キキ+キ゚Д゚♪に触れ、明日への一歩を踏み出すのだ!
ソーカル問題は、 ヘーゲル-ハイデガー路線の哲学に対する、 科学者(および科学志向の哲学者)の長年の不信に端を発している。 広い意味ではフロイト-ラカンもこの流れに属する。
593 :
考える名無しさん :04/01/26 03:08
>>590 いいじゃん、動物王国。
春になると至る所で交尾が行われていそうな感じ。
594 :
考える名無しさん :04/01/26 03:13
>>589 んー、「無意識が排中律に従わない」かどうかはともかくとして、
例えば排中律なら排中律が問題なんであれば、排中律なんか棄てちゃえ、っていう
「分析哲学者」だったら、いないこともないと思うのだ。
(とゆーか「排中律」とゆーのをどう定式化するかが問題なわけだが。)
要するに、今の「分析哲学者」は、別に「有意味性の基準」みたいなものを持っている
わけでもないし、別に追い求めているわけでもないのだから(みんな失敗しますた)、
せめて、「もうちょっと明瞭に頼んます」という願いは理解して欲しいのら。
>>594 パトナムはポモ系について、
「レーベンハイム=スコーレムの定理」も知らず、
論理学の基礎を理解しない素人と言って煽っていたけど?
596 :
考える名無しさん :04/01/26 03:17
おれも「動物王国」の一員なのだ。交尾するぞ〜
たしかに交尾のシグナルは、もっと明瞭なものの方がいい。 じゃないと雀蜂と蘭が交尾してしまい、 動物王国は混乱に陥ってしまう。
599 :
考える名無しさん :04/01/26 03:25
>>595 「レーベンハイム=スコーレムの定理」はパトナムの得意技ではあるけど、
これって「論理学の基礎」って言えるのかな?
たぶん「分析哲学者」と呼ばれる人たちの中でも、本当は良く分かってない人間は
多いと思う。
ちなみにラカにゃんの人は、一階述語論理の完全性証明はできまつか?
>>599 そういうなま暖かい煽りはどうかと思うよ。
精神分析の目標はあくまでも臨床。
それにここはドゥルーズスレ。
ところで、
分析哲学者であるあなたには、ドゥルーズはどう映る?
やっぱり「ファッショナブル・ナンセンス」ですか?
>ソーカル問題は、 ヘーゲル-ハイデガー路線の哲学に対する、 科学者(および科学志向の哲学者)の長年の不信に端を発している。 はぁ? なんかピントずれてるな 理論物理学者特に素粒子論者なんか ヘーゲル的な思想は取り入れてる。 湯川秀樹、坂田昌一、ハイゼンベルグなど。 少しは物理も勉強してから書けよ。
602 :
考える名無しさん :04/01/26 11:47
>>600 オレは、ドゥルーズは面白いと思う。ただ、初期の頃の哲学史的な研究は
色々な可能性を示唆していて魅力的だけど、『サイトハンプク』をはじめとする
著作が、初期のドゥルーズ自身のそうした可能性を本当にうまく肉付けできているか
は、かなり疑問だと思うにょだ。
(また残念ながら、「ファッショナブル・ナンセンス」と呼ばれても仕方のない部分
も多分に含まれていると思ふ。)
ちなみに、「精神分析の目標はあくまでも臨床」というのは禿同だし、オレ自身は
ラカンも面白いと思うのだ。(『え栗』はちょびっとしか読んでないけど。)
でも正直、ラカにゃんの人の書いたものを見ると(あんまり知らないけど)、
「これって何だか...」と感じることも多いのだ。
603 :
考える名無しさん :04/01/26 12:04
ラカンのどこが一番すばらしいの?
604 :
考える名無しさん :04/01/26 12:22
605 :
考える名無しさん :04/01/26 12:25
すっこんでろ
606 :
考える名無しさん :04/01/26 12:35
すっこみますた
607 :
考える名無しさん :04/01/26 12:44
ちょっと聞きたいんだけど、ドゥルーズってドゥンス・スコトゥスはどれくらいちゃんと 読んでたのかな? ドゥルーズの何かの本の注で、「スコトゥスの『オックスフォード講義録』嫁」みたいに 書いてたのを見て、「オイオイ」って思ったことがあったんだけど。 ソーカルの本の中で、クリステヴァが「ブルバキの『数学原論』読め」って書いてる注について、 「幾ら何でも漠然とし杉だろ」と叩かれてたのを思い出した。 ドゥルーズの場合、Vrinから出てたジルソンの研究書を読んでたのは間違いないと思うけど、 それ以外にはどうなの? (ハイデガーの学位論文とか?) 別にドゥルーズのスコトゥス解釈がおかしいとか言いたいわけでもないんだけど、何となく 気になるのよ。 詳しいヤシ教えれ。
>>601 素粒子論者がヘーゲル的思想を取り入れているという話は初耳ですが
どのように取り入れているのか、具体的に説明してください。
609 :
考える名無しさん :04/01/26 13:07
ラカンにとって死の衝動は中心的な概念だろ。 ソーカルはこれをどう考えているんだ?
610 :
考える名無しさん :04/01/26 13:13
Lacanネタやめれ
ドゥルーズは20世紀最大の哲学者
612 :
考える名無しさん :04/01/26 13:17
ラカンが用いた記号はいわゆる精神分析のmathemeと呼ばれるものなんだけど matheme自体は無意味記号なんだよね。 それゆえmathemeは開かれているので積極的に使用するべきでは?
613 :
考える名無しさん :04/01/26 13:23
まあラカンは形式化しようとしたわけだからな。
精神分析のmathemeなんてものはない。
615 :
考える名無しさん :04/01/26 13:31
>>613 そう。
精神分析に関する「知」をmathemeの創作を通してひとつの形式的演繹系
に整序する試みが、ラカンの仕事ならば、この試み自体を評価する力量
なしに、部分を切り出してそこだけケチつけるのは意味ないと思うが。
616 :
考える名無しさん :04/01/26 13:35
>>615 だからあ!
「ひとつの形式的演繹系に整序する」とか、ツッコミどころ満載のレス止めようよ。
それとも単なるネタなのかな?
それは、数学素とか訳されるものだろうが、 ラカンのはじめたことを、そう自称している 訳であり、あらかじめ数学素なるものが、 精神分析にあるのではない。ラカン地方の 固有方言とみなすべき。
618 :
考える名無しさん :04/01/26 13:43
>>617 だから「創作」といったのだし、それが単なる想像物でないのは
>>613 がいう形式化の仕事だから。
わかりました? 自称なんです。
612の言い回しのおかしさを指摘した。
主体は、他者の言語によって構造化されている。 そのあり方を無意識と呼ぶ。といった主張について はなんら問題はないとおもう。ただ、数学素とか 言って黄金比とかを持ち出すのは、はっきり言って やり過ぎ気味。ラカンはヒステリー症患者だった。
まあ、そういう漏れは強迫神経症でつが・・・。
623 :
考える名無しさん :04/01/26 14:18
某先生の「数理神学」みたいなもんか?
625 :
考える名無しさん :04/01/26 14:23
マテーム
626 :
考える名無しさん :04/01/26 14:25
ジュテーム
627 :
考える名無しさん :04/01/26 14:26
ラカーン
ラカンは、師としてふるまいすぎた。あたかも全能の父として ふるまった。
弟子たちの過剰な欲望をのみこみ過ぎた。
630 :
考える名無しさん :04/01/26 14:29
phoneme
くそっ!
632 :
考える名無しさん :04/01/26 14:35
フェルマンって人の『ラカンを読む』(だっけ?)という本はおもろかったけど、 あれはラカン派の中ではどう評価されてますか?
サムイ。ココロモカラダモ。
レイトウコノヨウダ・・・ココハ。
635 :
考える名無しさん :04/01/26 14:42
午後は○○ おもいっきりラカン ま、「みのもんた」のようなもんだべ。
636 :
考える名無しさん :04/01/26 14:44
そもそもmathemeを数学素と勘違いするひとがいるね。 致命的な勘違い。 これじゃ形式化を理解できないね。 他人ごとだからいいけどさ。
じゃあ、何と訳すのか?
638 :
考える名無しさん :04/01/26 14:47
formalisation=「形式化」というのも勘違いでは?
639 :
考える名無しさん :04/01/26 14:52
そもそもdeductionを演繹と勘違いするひとがいるね。 致命的な勘違い。 これじゃ形式化を理解できないね。 他人ごとだからいいけどさ。
640 :
考える名無しさん :04/01/26 14:53
そもそもLacanをラカンと勘違いするひとがいるね。 致命的な勘違い。 これじゃ形式化を理解できないね。 他人ごとだからいいけどさ。
『ラカンを読む』って、ジェーン・ギャロップでしょ。フェルマンじゃなくて。 フェルマンもラカン関係の本を書いてるけど。
642 :
考える名無しさん :04/01/26 14:55
643 :
考える名無しさん :04/01/26 14:55
テスト
644 :
考える名無しさん :04/01/26 14:59
いい加減ラカンやめれ ほんとに「おもいっきりラカン」やるのか?
645 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/26 15:00
哲板最強のカリスマ・☆キキ+キ゚Д゚♪が満を持して再登場!
物事に表面上の美しさを求めるな、
深く掘り下げれば真実が見えてくる、、、
そんな☆キキ+キ゚Д゚♪の哲学HPはココ↓ (キキキの即興ピアノ演奏あり!)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8862/ 僕の哲学は、学問ではない。
人間が生きていく中、背負うべき道徳なのだ。(HPより抜粋)
孤独を越え、闇から光を見出した☆キキ+キ゚Д゚♪だからこそ言える!
もう何も迷う事は無い、、、
☆キキ+キ゚Д゚♪に触れ、明日への一歩を踏み出すのだ!
646 :
考える名無しさん :04/01/26 15:22
ラカンの話するんだったらラカンスレ立てるか精神分析スレ行ってくれ ここはドゥルーズスレ(ρ_;)
面白いから、これも良し。
>607 中世の哲学に関してなど、常識なのでは?トマスやスコッツやオッカムは 必読でしょ。スコッツだけが、特別ではないけどなぁ。 ただ、ドゥルーズで初めて中世の哲学者を知った人は多いのかもね。 でも、順序が逆かも。ま、それも、良しだけどね。
649 :
考える名無しさん :04/01/26 17:13
アリストテレスを知らないとどうにもならんな。
650 :
考える名無しさん :04/01/26 17:30
ドゥルーズの当初の目的は、プラトニズムの転覆だからね。 アリストテレスへの批判は、D&Rを参照してね。
651 :
考える名無しさん :04/01/26 17:36
うむ「トピカ」がいかに偉大だったかだ。
652 :
考える名無しさん :04/01/26 17:38
アリストテレス哲学の頂点に「トピカ」があると思う。
653 :
考える名無しさん :04/01/26 17:42
「トピカ」は日本で言えば中村雄2郎みたいな情緒的な哲学者によって 知られたという不幸な歴史があるが、こともとこれがなぜ「オルガノン」 の中にあるのかを考えなければならない。
654 :
考える名無しさん :04/01/26 17:46
中村のようばトピカをなんか修辞学の存在論みたいな理解のしかたは カンベンな。
なんか書きこみ者の自意識の膨らみが強烈に感じられるような・・・
656 :
考える名無しさん :04/01/26 18:27
アウグスティヌスなんかは「トピカ」の影響があったような。 アウグスティヌスが単細胞のグノーシス主義に陥らなかったのは 善悪を対立として考えずに、悪を善の欠如として問題をずらした ところにあるのはさすが。
657 :
考える名無しさん :04/01/26 18:46
くだらね
658 :
考える名無しさん :04/01/26 18:56
>>656 アリストテレスによれば、魂プシュケーが実在し内在するというような
くだらない立場をとらなかった。
魂をもっているかどうかは、私やあなたという存在がもつ能力と目的だ
けを対象としていた。
それは栄養摂取の能力があるか、とか善く生きる意志を持っているかと
というさまざまな能力と目的のヴァリエーションを含む。
>善悪を対立として考えずに、悪を善の欠如として問題をずらした >ところにあるのはさすが。 ずらしてないと思うが。しかも善の欠如とはツッコミどころ満載だと思うが。
660 :
考える名無しさん :04/01/26 19:02
トピカネタやめれ 内容なさ杉
661 :
考える名無しさん :04/01/26 19:06
485バカ杉
662 :
考える名無しさん :04/01/26 19:08
>>658 善の欠如といのは悪ではなく能力の無さということか。
かなりラディカルで、妙にアクチュアルな感じの問題の捉え方ですね。
663 :
考える名無しさん :04/01/26 19:09
665 :
考える名無しさん :04/01/26 19:11
>善の欠如といのは悪ではなく能力の無さということか。 >かなりラディカルで、妙にアクチュアルな感じの問題の捉え方ですね。 うそだろ?神学の一元論だぞ・・・ しかも問いのずらしではまったくないぞ?
666 :
考える名無しさん :04/01/26 19:15
確かにいまだに快楽は悪みたいな発想の人はいっぱいいるわけだし、 悪とは言わないまでも積極的に評価しようとしない風潮というのは あるわけで、そういう点からもアリストテレスはもっと読めれるべ きでしょう。
667 :
考える名無しさん :04/01/26 19:18
>悪とは言わないまでも積極的に評価しようとしない風潮というのは >あるわけで、 そういう風潮もあることこそ、健全な証拠じゃない?それより悪を快楽から 例を引いて説明す事にあまり意義を感じないんだが。
668 :
考える名無しさん :04/01/26 19:18
どうでもいいけど、アウグスティヌスが「トピカ」を読んでたってのは本当なのか? 俺は初耳だ。
669 :
考える名無しさん :04/01/26 19:41
とぴかぁ〜
670 :
考える名無しさん :04/01/26 19:42
くだらね
671 :
考える名無しさん :04/01/26 19:50
672 :
考える名無しさん :04/01/26 19:57
存在の一義性スレらしいネタ 前にスコッツにふれたけど、いろんな人がスコッツについて言及してる。 サルトル、ハイデガー、パース、ラッセル、ホワイトヘッド・・などなど? トマスとのからみで言うと、うろ覚えだが、スコッツは、個の個性を 強調したんだよね。トマスは、個というか質料は、消極的な評価しか してなかったからね。ま、スコッツは、少し人間よりなんだな。 で、ドゥルーズは、もっと加速した感じか?アルトーの器官なき身体 (アルトーの言葉でいうと絶対的で純粋な身体(間違ってたらごめん)) にまでね。
673 :
考える名無しさん :04/01/26 19:59
もうひとつ、おまけ。 ドゥルーズとグノーシス主義は、アルトーを介すと以外と 近いかもしれないかもね。 あと、フッサールもスコッツにふれてたか?間違いかもしれんが・・。
674 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/26 20:02
675 :
考える名無しさん :04/01/26 20:05
676 :
考える名無しさん :04/01/26 20:07
677 :
考える名無しさん :04/01/26 20:09
巣個トゥ巣のアリストテレスをどう批判してるのかな?
678 :
考える名無しさん :04/01/26 20:10
679 :
考える名無しさん :04/01/26 20:14
くだらね
680 :
考える名無しさん :04/01/26 20:14
アリストテレスの質量とスコトゥスの存在の違いは?
アリストテレスを知らないとどうにもならんな。
682 :
考える名無しさん :04/01/26 20:22
スコッツってだれ?スコトゥスと一緒?
683 :
考える名無しさん :04/01/26 20:22
>ドゥルーズとグノーシス主義は、アルトーを介すと以外と こういう香具師は絶滅したと思ったらまだ生きていたw いい年こいてんだろうなー
684 :
考える名無しさん :04/01/26 20:24
スコトゥスってアリストテレスにてっててきに精通してないと読めんだろ
685 :
考える名無しさん :04/01/26 20:25
>683 どうして、ドゥルーズとグノーシスがつがなるの?教えて?
>>682 Jean Duns Scot
ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスでつ。
>>685 しらねーよ
その種の電波に直接聞けよw
688 :
考える名無しさん :04/01/26 20:31
>687 知ってるでしょう。教えてよぉ。
689 :
考える名無しさん :04/01/26 20:34
>ドゥルーズとグノーシス主義は、アルトーを介すと以外と ぷっ
フランス語で Scot というのは「スコッツ」って読むの? おれは読み方分からないから、ジルソンの本のタイトルも 「じゃん・だん・すこっ」って読んでた。
691 :
考える名無しさん :04/01/26 20:37
アリストテレス知らないでどうやってスコトゥスを読むんですか?
692 :
考える名無しさん :04/01/26 20:40
グノーシス主義では、非常に面白い。ドゥルーズ自身はグノーシスをどれ位 意識していたかは知らないが、ドゥルーズとグノーシスを結びつける「読み」 がまったくありえないとは、いえないと思う。むしろ、だれかがそういう読み を新開拓してくれれば嬉しいね。グノーシス主義の文献でおすすめなのは、 ハンス・ヨナスの「グノーシスの宗教」だな・・・。
694 :
グールグルパー :04/01/26 20:41
>>691 >アリストテレス知らないでどうやってスコトゥスを読むんですか?
ヨーガの修行をすれば知るまでもないし読むまでもない。
695 :
考える名無しさん :04/01/26 20:42
しかしここは次から次へとバカが来るなあ ひょっとしたら誰かが送りこんでるのか?
697 :
考える名無しさん :04/01/26 20:52
698 :
考える名無しさん :04/01/26 20:54
んなわきゃーない!(コージー富田風)
699 :
考える名無しさん :04/01/26 20:55
くだらね
700 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/26 20:56
701 :
考える名無しさん :04/01/26 21:01
>>692 スレの流れに逆らうことになる感じだけど、禿同。
702 :
考える名無しさん :04/01/26 21:01
キキキの中のひとも大変だな・・・(藁
703 :
考える名無しさん :04/01/26 21:09
(´・ω・`)ちゃんとアリストテレスやろうよ。
やってるやってる〜
705 :
考える名無しさん :04/01/26 21:53
郡司ペギオー幸夫の「ペギオー」って何ですか? 誰か教えてくらはい
706 :
考える名無しさん :04/01/26 21:57
俺がききたいよ。
707 :
考える名無しさん :04/01/26 22:00
ところで、反復とは何? 力の事かな?
708 :
考える名無しさん :04/01/26 22:00
知らないのはおれだけかと思ってたんだよ〜
709 :
考える名無しさん :04/01/26 23:00
>692 本の紹介ありがとうございます。 英語のドゥルーズ論に宗教とドゥルーズを論じたものもあります。
このスレ、今日一日で何でこんなにのびてる?
James Williams の "Gilles Deleuze's Difference and Repetition: A Critical Introduction and Guide" ってゆーのは、本屋で見かけるとつい買いそうになってしまうんだけど、誰か読んだヤシいないのか? 感想キボンヌ
712 :
考える名無しさん :04/01/27 22:58
ペギオーage
713 :
考える名無しさん :04/01/28 01:52
ペギオーはどうやらペンギン王(俺も信じていない)
714 :
考える名無しさん :04/01/28 09:32
正解・・・。
715 :
考える名無しさん :04/01/28 10:53
ところで反復って、何でしょうか? 愛?
キルケゴールの反復再版しる!
ホントはペギオーって息子の名前にする予定だったんだけど、
自分が気に入ったのでそのまま自分の名前にしちゃった。
>>715 横跳び
俺はペギオーという名が気になって、奴の本が読めなかった。
ドゥルーズの時間論がさっぱりわからん。 誰か教えて。特に第三の時間ってやつ。 今『差異と反復』を読んでいる途中な んだけど。
721 :
考える名無しさん :04/02/03 13:18
>>720 第一の時間=習慣(Habitus)=現在
第二の時間=記憶(Mnemosyne)=過去
第三の時間=永遠回帰(Thanatos)=未来
反復という概念もよくわかっていないのですが、そのまとめ方だと 反復は第三の時間にもっともかかわりがありそうですね・・・
>>722 反復は全部の時制に関係あり
その上で第三の時間が第一・第二を総合するという事態が生じる
,.-=== 、__ ∠ミミヾj┴彡ゝ ,/ ,-ー'" ヾヨ |/ /7ミ! }|r、 l ゙iミ」 |]ム _∠ニ,_ィト} ト、 ̄ ミl=r" _/ |hj マトリックスから出ろ . , 、 `!  ̄ j ,」 ̄ jr' ヽ ヽ. _ . 丶 ,_`;..__ i ノ } >'´.-!、 ゞ ヽ ゙ー‐ ` ; /| | −! \ヽ,_, //\ ノ ,二!\ \___/ /`丶、 /\ / \ /~ト、 / l \ / 、 `ソ! \/l::::|ハ/ l-7 _ヽ /\ ,へi ⊂ニ''ー-ゝ_`ヽ、 |_厂 _゙:、 ∧  ̄ ,ト| >‐- ̄` \. | .r'´ ヽ、 ,ヘ \_,. ' | | 丁二_ 7\、|イ _/ ̄ \ i \ ハ |::::|`''ー-、,_/ /\_ _/⌒ヽ
デリダより意味不明な感じがします。
>>726 何いってんの?
デリダは読解者。
ドゥルーズは体系構築者。
728 :
考える名無しさん :04/02/05 02:35
>>727 >>726 の発言を否定するのに挙げた、「デリダは読解者」、
「ドゥルーズは体系構築者」は全く説明になっていないと思うんだけど。
まあ、反復についてはおのおのが自分の解釈をもっており、 それをあまり早く展開したくはないのだな。秘密主義という訳ではなく 充分に成熟するまで展開すべきではないのだ。ひきこもりのあるものも それと同じことだ。
スレ違いだけど、今デリダ読んでる。こいつはやっぱすごい。 デリダ以降、デリダを参照しないでいわゆる「テクスト」を読むこと または「テクスト」の解釈について語る事が許されないくらいに。 しかし、書きすぎ。本多すぎ。
>726 スレの上の方にも、アルトーの名前がでてるけど、ドゥルーズは、 LSやDRなどなど、文学など芸術への参照が多い。ESは スピノザだけだから、それ以外の領域への言及はすくなかったっかな? 体系構築と文学の関係、それも、ちゃんと作品読んでないとドゥルーズ の言ってる肝心のところが、全く理解できない・・。
デリダは的を絞って語ってくれるのに、ドゥルーズは一冊で色んなことやるから理解出来ない。
デリダは「時間がないから手短に言う」とか、 逃げ打ってるから好きになれない。 講演をそのまま本にしたという印象。
実際半分近くは講演を本にしたものだし・・・逃げまわるって言うかそれがデリダのスタイルなわけですよ。 いつも同じ事しか言わないのがデリダ。脱構築とかいって「アハハ…こっちにおいでよー」とかお花畑で遊んでるのがデリダ。 行動する言語道化者がデリダ。マジメなふりして実は不真面目なのがデリダ。天才だけど才能が無いのがデリダ。 自己模倣しかできなくなったのがデリダ。実は大学論がおもしろいのがデリダ。
彰の場合講演じゃなくて対談だな。それ以外はあてはまるんじゃないか
737 :
考える名無しさん :04/02/07 01:49
誰か、734のデリダ論を叩き潰してくれよ・・。こんな粗雑な論で語られたくないよな?
粗雑だけどデリダの大学論が面白いのは同意。 このスレでドゥルーズを煽るのにデリダを使うのはどうかと思う。
「アハハ・・・こっちにおいでよー」とは、何だ? それじゃまるで白痴。 お花畑で遊ぶ? いくら何でも表現が稚拙すぎるとおもう。とてもデリダ 読みの文章とも思えず・・・。
>>739 「逃走論」での座談会で、ド・マン派や蓮實について浅田が似たようなことを言ってる。
多分そこからとったんでしょ。
あなたも幼い人ですねぇ
天才だけど才能がないってとこの意味がわからん あとはなんとなくは言いたいことはわかるが
画期的なことを着想する(天才)が 体系的に展開する実力(才能)がないということでは?
つまり、目の付け所は天下一品だが、芸がない。 そういうことですか?
あ、何となく分かる。それで行くとドゥルーズは才能が凄いよね。
746 :
考える名無しさん :04/02/07 23:32
はいはい
差異と反復
ドゥルーズの主著。人類が手にしうる最高の哲学書であり、その地位はあと数十年は揺らぐことはないと思われる。
一見得意なスタイルを持っているが、そこで問題とされているのは、ドゥルーズが哲学史的な研究を通して、彼なりの視点で取り上げたきたものばかりとも言える。
そのため、まずそれらの著作を経ないことにはいささか理解が困難となる。しかし彼の発想の中心に位置するのは、ベルクソン、ライプニッツ、スピノザ、フロイトである。
とくに前二者についての議論は『無人島』の上巻に収められているこの論文の口頭発表で要約されている。あまりに得るところの多い、驚異的な本だ。
ttp://myshop.esbooks.co.jp/myshop/watanokuni?shelf_id=07 差異と反復が人類が手にしうる最高の哲学書?ドゥルーズ厨の俺でも理解できん。
749 :
考える名無しさん :04/02/12 05:08
ドゥルーズ本で一番やさしいのは、クレール・パルネとの共著 「ドゥルーズの思想」(大修館書店)だよね。
折れは、 「スピノザ−実践の哲学−」 「差異について」 「構造主義とは何だろうか?シャトレ哲学史」 ⇒ 「無人島 1969-1974」収録『何を構造主義として認めるか』 「マゾッホとサド」 あたりが読み易かった。
宇波彰が訳さなければもっとマシな状況だった
>>748 フーコーはそう絶賛してたぞ>差異と反復
遂に人類は主体と客体の図式から解放されたのだ、って
『差異と反復』は翻訳としてはまぁいい感じだとは思う。 『意味の論理学』なんて、insisterとexisterの訳し方とか、ひどすぎ。 あれを翻訳で読んで理解できるひとは凄いと思う、マジで。
「マゾッホとサド」は、カコよかったね。倒錯や逸脱の哲学者、ドゥルーズ。
蓮實がぜんぶ「超越的」にしてしまっているけどな
『差異と反復』げっとしますた!が即諦めました! これどーゃっって手つけていいのかわからないよ。
>>757 さらに『無人島1953-1968』を買ってきて、
そっちから読むと良い。
今日もアドばいす乙かれさんです。 『無人島』って初心者向けなんですか、小論集めたものだから読みやすいのかな? 買ってきまぁす。
760 :
考える名無しさん :04/02/15 20:30
『差異について』短いけど、むずかった。
つーか入門書でいちばんいいのは 『記号と事件』なのにな。なぜか誰も言わない
入り口として、最適なのは「プルーストとシーニュ」と「カフカ」だと 思う。名前を度忘れしたが、トゥルーニエのロビンソン小説を論じたもの もいい。それから、入門向きとは思えないが「マゾッホとサド」もいい。 要するにドゥルーズが文学を論じた諸論考が入門向きだと、漏れは思う・・・。
哲学でも良いんじゃないの。ベルクソン、スピノザ、ニーチェなんか、分かりやすい。
スピノザ論、ニーチェ論が入門向きとはとても思えないな・・。 第一、それじゃ全部オーケーということになってしまう。入門も へったくれもない・・。
プルーストと記号は、プルースト読んでないと おもしろくもなんともないし、マゾッホもそうだよ。 トゥルニエは、フライデーと何とかにについて書いてあるだけだったと 思うから、そいつを読んでおけば何とか分かる。 原子と分身は、ルクレティウス論も訳されてるから、モノの見方について? だったかそいつを読んでおけば楽だ。
大掃除したらピカピカのヒューム「人性論」とかキルケゴール「反復」が 出てきた。勿論復刻版。すっかり忘れてたw 若かりし頃の漏れよく買ってたなと感心。
770 :
考える名無しさん :04/02/18 13:14
>>765 おっ、原子と分身、amazon.co.jp の古本で半額になってる!!
はやいもの勝ちだな。
771 :
考える名無しさん :04/02/18 13:20
原子と分身はイメージ的にわかりやすいから入門にはいいかも。 でも文芸批評にすぎない。 理論的にはほとんど役に立たないな。
772 :
考える名無しさん :04/02/18 13:20
766 それは、あなたに合わなかっただけ。プルースト読んでなくても プルーストとシーニュは十分におもしろくかつ刺激的だった。。
文芸批評を晒せば理論が救われると思いこむバカは氏ねよ
>>772 おりもそう思う。プルースト読めば、たしかにドゥルーズの分析の見事さがそれだけよく
分かるってことはあるけど、別にプルースト読んでなくとも面白いと思う。
(ただし、宇波訳は「増補」部分のところが話にならないぐらいにひどい。)
ちなみにおりはマゾッホの小説はじぇんじぇん読んだことないけど、『マゾッホとサド』
もかなり面白かった。
>>774 そんなこと可能なんですか?
ネタ元を読まないでどうやって正確に理解できるんですか?
所詮・・面白いか、面白くないかかよ・・・
余計なことだけど、ドゥルーズの「入門」(てゆうのも良く分からない言葉だけど)という ことだと、おれ的には、パルネ(愛人だっけ?)との共著の本を読んで元気をつけてから、 『ベルクソンの哲学』、『ニーチェと哲学』、『スピノザ:実践の哲学』を読むのが いいと思う。 (しんどい部分も確かにあるかもしれないけど、この三冊を読んでおいた方がやっぱり ドゥルーズのモチーフをつかみやすい感じがする。)
778 :
考える名無しさん :04/02/18 14:01
>>775 別に、ドゥルーズもプルーストも全く読んだことのない人に対して、いきなりプルースト論を
読むことを──ドゥルーズの理解といった目的で──奨めてるわけじゃない。
779 :
考える名無しさん :04/02/18 14:05
論点ズラすなハゲ
780 :
考える名無しさん :04/02/18 14:05
>>775 そんなの、読んだ方がいいに決まってるよ。
元ネタまで読んでると時間がかかるから読まないって言うのは
多いけどね。作者の思想を速く知りたいって人は多いし。
でも、例えば、プルーストを読んでないと、プルーストが言って
ることをドゥルーズ・ガタリの思想のだと勘違いする人も多いみたいよ。
ま、話の流れからすると、読まなくても面白いってこともあるって話みたいだが、
何をもって面白いとし理解とするかは読者次第では?
781 :
考える名無しさん :04/02/18 14:06
論点ズラすなんて汚ねーよ
要するに元ネタ読まないと正確には理解できないということですよね。
783 :
考える名無しさん :04/02/18 14:12
ドゥルーズを軽く流して「面白いね」というニューアカ時代はとっくに過ぎた。 まあ個人レベルでやるぶんには自由だが、やはり、まだいるのか、という印象 はどうしても残る。
784 :
考える名無しさん :04/02/18 14:13
>>782 あたりまいだ
でもドゥルーズはやっぱり文筆家として芸があるから、何を読んでもそれなりに
面白く読めてしまう、ということもある。
(まあ、そりだけ危険だってことでもあるけど。)
>>775 彼らは、スピノザやニーチェ、カフカやプルーストが
読まれていることを前提にして書いてる(あたりまえ
かすぎか?)それだけ。
読むか読まないかはあなた次第。
787 :
考える名無しさん :04/02/18 14:21
>>786 「難しい」というのはどの辺が?
おりはもうずっと昔読んだだけで読み返してないから、実は内容はあんまり覚えてないのだ。
(一応、「景気付けにうってつけ本」という記憶があっただけなんだけど。)
パルネ本は、D&GのD部分の要約。
789 :
考える名無しさん :04/02/18 14:25
数学系元ネタ・・・ ガロワ・アーベル・リーマン・カントール・・・ ツェルメロ・コーシー・ガウス・ クロネッカとかもそうか?
790 :
考える名無しさん :04/02/18 14:26
ドゥルーズの哲学というのは、ドゥルーズの本をきっかけに古典を 自分で読むように誘惑するための哲学なんだよ。
791 :
考える名無しさん :04/02/18 14:28
>>790 そりはちょっと違うと思うし、フランスの哲学史研究の状況を知ってたら、そういうことは
言えないと思う。
>>787 とくに精神分析批判のあたり。
なんか全体的にキャッチフレーズ集的なノリで
書かれてあって、実はあんまり啓蒙的でないと思った
(つまり前提知識のない初心者には、なんでこんなこといっているのか
事情がよくわからない)。
ドゥルーズの(いわば)アジ演説が聞けるという意味では
確かに「景気付け」にはいいけれどさ。
793 :
考える名無しさん :04/02/18 14:29
794 :
考える名無しさん :04/02/18 14:29
795 :
考える名無しさん :04/02/18 14:30
796 :
考える名無しさん :04/02/18 14:32
>>789 数学の元ネタも読んだ方がいいですか?
読みたいけど、数学はさっぱりわから
ないです。
797 :
考える名無しさん :04/02/18 14:34
でもドゥルーズを正確に理解するには古典読まなければ不可能なわけでしょ。
そしたら
>>790 さんには一理ありますよ。
798 :
考える名無しさん :04/02/18 14:37
799 :
考える名無しさん :04/02/18 14:37
>>796 大学の教科書やらないことにははじまらないのでは。
というか、いろいろあるもとネタにあれこれ惑わされるのではなく、コレと思った
ものに一点集中しないと何もできないよ。
800 :
考える名無しさん :04/02/18 14:38
>>797 それ言ったら、どんな哲学者を理解するときでも
古典や時代背景を押さえないとならないわけでさ。
問題はそれがどこまでドゥルーズの哲学を特徴をなすのかということ。
ドゥルーズの方が、デリダやレヴィナスなんかよりも
自立した体系を提示していると言えるとは思うよ。
801 :
考える名無しさん :04/02/18 14:39
だからぁ・・普通、哲学や文学を読んでる人が・・ドゥルーズとかを 読むんでは? 順番があるんでは?それが普通だと思うが。
802 :
考える名無しさん :04/02/18 14:40
>>800 そんなことないよ。
自立した体系なんか無い、としたのがドゥルーズをはじめとした
ポストモダニストでしょ。
803 :
考える名無しさん :04/02/18 14:42
>>801 それは、簡単なことだよ。
そうじゃない人は、単に、本を【買ってる】だけだから。
>>800 体系か・・?そう思うか?その体系の中で器官なき身体は
どう位置づける?
804 :
考える名無しさん :04/02/18 14:42
>>801 「普通」の「順番」って言っても、ドゥルーズの場合はフランス的な文脈を背負ってるわけだから。
そこを考えてもらわないと。
805 :
考える名無しさん :04/02/18 14:42
もちろんドゥルーズの独自性はあるにしても、それが「自立した体系」 と考えるのはアナログもいいところだ。
806 :
考える名無しさん :04/02/18 14:45
フランス的な文脈は、大学で○ブヤとかにおそわれや。 そういうのが大好きな香具師だから
807 :
考える名無しさん :04/02/18 14:45
ドゥルーズのカント・ヘーゲルとの対決を押さえないと、ドゥルーズ の哲学的努力のアクチュアリティーを理解できないはず。
>>802 そういうのをポストモダニズムの通俗的な理解というんだよ。
哲学として一貫した主張をしようとすれば
相対的に自立した体系はかならず必要になる。
二項対立(体系の最小単位)なしに何が言える?
809 :
考える名無しさん :04/02/18 14:46
>>806 ○ブヤとかはそういうことをほとんど知らないけど。
810 :
考える名無しさん :04/02/18 14:51
ポストモダンはカント・ヘーゲルとの対決から始まるから、カント・ ヘーゲルを読まない日本人ポモは全然駄目という感じかな
器官なき身体はスピノザの実体の読みかえですよ
812 :
考える名無しさん :04/02/18 14:53
>>809 にぶやは博識だろ。ただし、ぜんぜん秩序だってないがw
813 :
考える名無しさん :04/02/18 14:54
814 :
考える名無しさん :04/02/18 14:55
815 :
考える名無しさん :04/02/18 15:01
コジェーヴらによって当時フランスは、ヘーゲルを体系哲学の終わりと同時に 新しい哲学のための踏み台という位置づけができたんじゃないかな。 そういう意味で、まずカント・ヘーゲルとの対決というのにはアクチュアリ ティーがあるんだろうね。
816 :
考える名無しさん :04/02/18 15:07
>>815 何を言いたいのかあまり良く分からない。
というのは、一つには、ヘーゲルと「対決」するということは、「(弁証法的な)対決」という
概念と対決することだろうから。
817 :
考える名無しさん :04/02/18 15:07
>>815 そういう意味なら、賛成。
だいたい日本のドゥルーズ読みってベルクソンやらスピノザやら
の関係にこだわってフランス哲学の文脈なかでしか読めないやつ
大杉という印象がある。
818 :
考える名無しさん :04/02/18 15:14
第一段階はカント・ヘーゲルとの対決。 その具体的な展開がベルクソンやらスピノザやらということですよ。 ドゥルーズはヘーゲルのカント批判は認めているがそのヘーゲルとも 対決するわけでこれだけで結構難しい。
819 :
考える名無しさん :04/02/18 15:16
ようやくわしらのスタートラインが見えてきた。 つまり、カントだな。
820 :
考える名無しさん :04/02/18 15:17
>>817 フランスの場合、戦後の哲学が言ってみればドイツに占領されて(もちろんこれにはコジェーヴの
ヘーゲル講義も大きく関わっている)、「フランス的なもの」が哲学史研究に追いやられてしまった、
という事情もある。
「フランス哲学の文脈」自体が複雑な様相を呈しているわけだし、それに対するドゥルーズの関わり方
にも複雑で多面的なところがあると思う。
821 :
考える名無しさん :04/02/18 15:32
例えばドゥルーズのベルクソン論は、スピリチュアリスムの伝統とかいったような 「フランス臭さ」を払拭した点で画期的だったわけだけど、ドゥルーズはもちろん ベルクソンとシェリングとのつながりも意識してたわけで、そういった複雑な関係を 考えずにいきなり「対立の構図」を持ち出してもあんまり意味はないように思う。
822 :
考える名無しさん :04/02/18 16:47
>>796 >>789 ではないですが。
自分、ドゥルーズを読むために大学の数学科に行ったんですが、
ドゥルーズが使っている数学の概念というのはそれほど難しいものでもないし
「よくわかる位相」なんて本を横において読むと読めると思います。
多様体という言葉も良く出てきますけれど、入門書の類で十分かと。
なんなら分からない言葉をググればいくらでも出てきますしね。
さておき、『ニーチェ』が一番分かりやすかったと思うんですが。
823 :
考える名無しさん :04/02/18 17:43
>>822 そうだね、それほど難しくない。ま、数学者の固有名がでてくる
あたりから、そうした固有名に拘ると難しくなるな・・。
>>789 が引用している名前は、ドゥルーズ・ガタリの文脈にでてくる
人とそうではない人がいる。ツェルメロは、でてこないけど、
ゲーデルとの関係で意識されているみたいだね(哲学とは何かでだけど)
そういった、数学史の展開を知ってないと中途半端な入門書だけでは
むしろ、よけい分からなくなるんでは?
多様体の概念だってリーマン幾何の成立と絡んでるから簡単には
イメージできないと思うのだが・・・。哲学は、イメージぐらい
で理解したというのだろうか?
ドゥルーズの数学理解は、数学の専門ってほどではないけど、
かなりいい線いってると思うよ。
>>823 数学は、準拠平面で、哲学は内在平面だから、哲学の勝ち。
だから、数学なんてやらないでいいんだよ。ボケ
>>821 そういうのは檜垣のような抽象的な哲学者の飯の種だよ。
それだとガタリと組んだ仕事を理解できなくなる。
ドゥルーズの一側面は一側面として重要だが、それを独立した体系と思うとくだらなくなる。
826 :
考える名無しさん :04/02/18 18:03
小林康夫は、希望の哲学とよび、松浦寿夫は、勝利の哲学? と呼んだ。 だから、文学や数学なんて読まなくてよい。 哲学だけ、ドゥルーズの哲学だけ読めばいいんだよ
>>820 >フランスの場合、戦後の哲学が言ってみればドイツに占領されて(もちろんこれにはコジェーヴの
>ヘーゲル講義も大きく関わっている)、「フランス的なもの」が哲学史研究に追いやられてしまった、
フランスはヘーゲルを自分の哲学のための試金石みたいな感じで受容したのが特徴的かと。
「ヘーゲルについてのひとつの解釈を与えることは、我々の世紀のあらゆる哲学的、政治的、宗教的問
題に対して、何らかの態度決定をすることに等しい」といったのはメルロ=ポンティ。
でもフランスの哲学者の多くに当てはまることだ。
これはドゥルーズにも当てはまる。
デリダだってヘーゲルの止揚に対して差延を言い、フーコーはヘーゲルの歴史の側面を…、ラカンは隠
へーゲリアンだし、あと・・・
828 :
考える名無しさん :04/02/18 18:10
>>827 内在平面は、ヘーゲルに勝つからね。
勝者の哲学だからね
内在平面はいいんだけどさw
>ドゥルーズの一側面は一側面として重要だが、それを独立した体系と思うとくだらなくなる(
>>825 )
わけで。
830 :
考える名無しさん :04/02/18 18:13
独立した体系として扱えばいつでもヘーゲルが回帰してくるわけ。
831 :
考える名無しさん :04/02/18 18:18
ドゥルーズは丸くまとめ過ぎなんだね 性格なんだろうけど だからデリダに比べると哲学史の中で孤立しがち
832 :
考える名無しさん :04/02/18 18:21
>>823 数学は、難しく敬遠していましたが、入門書程度では、
理解が深まるばかりか、よけいわかりにくくなりまし
た。まさに、おっしゃる通りでしたよ。
ドゥルーズ読みの方って、
>>824 さん見たいな方が
多いような気がするのですが・・。
834 :
考える名無しさん :04/02/18 21:28
ワケワカラソ
835 :
考える名無しさん :04/02/18 22:21
824は頭弱すぎです。
てか、煽り
837 :
考える名無しさん :04/02/18 23:09
>>824 このスレの読者なんて、824程度くらいだとおもうぞ。
実際、学生なんて、その程度だし・・。
・・・・えぇ〜?(;¬¬)
839 :
考える名無しさん :04/02/19 00:53
このスレは周期的にバカが出てくる。 時々抑圧してみても、やっぱり回帰してくるんだな。
840 :
考える名無しさん :04/02/19 00:58
だいたい、 >檜垣のような抽象的な哲学者 って何なんだか…
ヘーゲル導入についてだけど、 コジェーヴの役割が高く見積もられ杉。 フランスの大学教育の場では、むしろイポリット。
ドゥルーズの指導教官もイポリット だったはず。
843 :
考える名無しさん :04/02/19 01:03
844 :
考える名無しさん :04/02/19 01:04
アルキエの知的影響はほとんどない。 あえていうならカルテジアンを避けるという否定的影響ぐらいか。
846 :
考える名無しさん :04/02/19 01:12
アルキエの影響無いね〜 逆にゲルーについていろいろ書いてるっしょ。 ってゆーか、だいたいフランスの哲学史家の中でやっぱアルキエは影響力ないんじゃないの?
哲学やるなら数学できなきゃ駄目?
http://academy.2ch.net/philo/kako/1043/10437/1043748158.html 58 名前: 考える名無しさん 投稿日: 03/02/17 01:49
205:考える名無しさん [02/12/16 18:09]
>少なくとも、「平滑と条理」を本気で読むならば、
※複素関数論
⇒ 積分は特異点の配置でのみ決まる
(と聞いて、なるほどとわかる)
程度の大学学部初等の数学の教養は必要でしょう。
あなた本気でそんなこといってるならなんの数学の知識もないね。
彼らの数学のでたらめぶりはさんざん暴露されてるのに。
197さんは岩波から出てる「知の欺瞞」という書物を読んだ方がいい
214:202 sage [02/12/17 02:22]
>>205 本気で言っているのでしょうか?
差異と反復 や 千のプラトー の(翻訳の問題はおいておいて)
微分や解析(含む複素解析)の前提は、学部初等程度には
緻密な論理を展開されていると思います。
80年代の、日本での解説は、哲学的な、あるいは、数学的な
緻密な論理展開をあまりに無視しすぎていると思いますし、
例えば、イギリス哲学の伝統が数学と切り離せないのに対して、
日本はあまりも文学に偏りすぎている気がします。
私は数学屋で、ひょうなことからドゥルーズを読むようになったので
哲学的な素養は、ほとんどないのではありますけど。
まぁ、釣られたというなら、これ自体、無用なレスだということになるのですが。
849 :
考える名無しさん :04/02/19 01:19
ジャン=リュック・マリオンがいまつ
850 :
考える名無しさん :04/02/19 01:20
>>848 >イギリス哲学の伝統が数学と切り離せない
てのも何だかな
バークリが Analyst 書いたとか、そういうレベルで言ってるのか?
852 :
考える名無しさん :04/02/19 01:29
くだらね ちなみにマリオンの話はやめて欲し
853 :
考える名無しさん :04/02/19 01:42
>>849 マリオンとドゥルーズはなんの関係もないだろ
854 :
考える名無しさん :04/02/19 01:43
マリオンの話はやめてくり
856 :
考える名無しさん :04/02/19 02:16
カントやヘーゲルせいぜいフロイドまで読んでれば生きて行く分に困らないと思うんだけどな。逆にこれらを読んで無かったらと思うとゾッとするが(それくらい偉大な思想である)現代哲学ってどうなのよ?
857 :
考える名無しさん :04/02/19 02:21
はなくそみたいなもんだろ
858 :
考える名無しさん :04/02/19 02:25
ずーっとドゥールズだと思ってたょ
『知の欺瞞』のいうことも尤もですが、 ソクラテス以前の哲学者がやっていたような仕事として捉えればいいんではないかと思いま す。『哲学とは何か?』で科学の真実性と哲学の役割についてはっきりと「言い訳」してますよ 彼は。「真実が女であるとしたら?」といったのはニーチェでしたが、ドゥルーズの数学につい てもそういう捉え方の方が面白いと思います。
860 :
考える名無しさん :04/02/19 03:20
862 :
考える名無しさん :04/02/19 09:40
数学がどーたらと意味不明の低能薀蓄垂れはいらね。
ライプニの影響が強いんだから、現代数学はともかく微分・積分ぐらいは しっといたほうが良いと思うんだが。
>>859 はダメダメ。そういうロマンは、ハイデガーにでもやらせとけ
>>863 知らないよりは知ってた方がいいけど、
中途半端な知識に立ってあやふやな思弁を繰り広げても意味はない
866 :
考える名無しさん :04/02/19 13:06
>>827 >ラカンは隠れへーゲリアンだし、あと・・・
精神分析とは弁証法的体験とエクリで言ってるし、鏡像段階はヘーゲルと
コジェーヴ流ヘーゲルの理解が不可欠。
後に軌道修正されるにしても、出発点の精神分析と弁証法の同一視は重要だね。
初期は隠れどころでないというのが面白い。
867 :
考える名無しさん :04/02/19 13:19
ラカンがヘーゲリアンだというのはいいんだけどさ、 ラカンをヘーゲル流に読むのは確かに分かりやすいにしても、あんまり面白くないような 感じがするのはオレだけだろうか?
コジェーヴが死んだとき、彼の部屋を必死の形相で捜索したという話が ラカンのスレに出ていた。 「構造と力」でも、バタイユとペアで扱われていたし。 「アンチ・オイディプス」で叩かれているのも、そういう点があるわけだし。
869 :
考える名無しさん :04/02/19 13:24
つーか、主と奴の何たらゆー話はみんな飽き飽きしてると思われ
870 :
考える名無しさん :04/02/19 13:25
871 :
考える名無しさん :04/02/19 13:30
>>870 こりは読んでなかた
でも目次見たところだとあんまり面白そうな感じもしないんだけど
どうなんざんしょ
872 :
考える名無しさん :04/02/19 13:34
これまで哲学者はラカンを様々に解釈してきたにすぎない なんちて
873 :
考える名無しさん :04/02/19 13:57
主人と奴隷の弁証法の字面でDQN反応してる奴、終わってるよ
おまいら、ジジェク嫁 と言ってみるテスト
現実界って現実かい? と言ってみるテスト
876 :
考える名無しさん :04/02/19 14:07
くだらね
>>873 チョ、チョウキョウ... ハァハァ(´д`;
ってことですか?
ワラタ
879 :
考える名無しさん :04/02/19 14:33
>>877 チョウキョウを想像する知識ゼロの香具師の方が、まだ可能性が残されていると思われ。
880 :
考える名無しさん :04/02/19 14:46
可能性
ご主人様… フーンだ 〃ハヽ ( ´д`) ル ´д` ⊂ つ つ ・・・と、このように、まず転移を引き起こさなければいけない。
アア、僕ノ症例サン… .〃ハヽ キモッ ル´д`ル (´д` ⊂ ⊂ ⊂ ⊂ ・・・と、このように立場は容易に逆転する
883 :
考える名無しさん :04/02/19 15:03
>>870 結局は叩き本だけどな
フロイトも批判する方向に向かったらしい
>>884 そういう要約は、ものすごく一面的だし、つまらない。
ドグマティックなラカニアンから評判が悪いのは知ってるが。
フランスのヘーゲル受容の文脈を丁寧に踏まえつつ、
ラカンの思想を、冷めた眼で説明した書物としては
類例をみないすぐれた著作だと思う。
>>885 いや、非ラカニアンから見ても。
ようするに「充実したパロール」批判じゃねえか。
手短に言うと、ミシェル・アンリと同じうさんくささ。 (彼らは相互引用し合う関係) アンリの『顕現の本質』にも通じる自己触発の問題系が、 そもそも「フロイト的無意識」の存在を許さない感じ。 哲学者にはよくみられる態度ではないか? クールなのはわかるし、類書はないけれど、 最終的な立脚点を担保したうえでの批判的鋭さ。
>>886 ん? なんか誤解してない?
「フロイト的無意識」を、
近代哲学の伝統下での、
主体の自己関係的構造における解消できない隔たり
として明確に説明したのがボルク=ヤコブセンの功績のひとつでしょう。
というのは、無意識を実体的なものとみなさずに
自己表象の関係性のもとで考えようとしたのがまさにラカンだったから。
自己触発云々なんてことは出てこないでしょ。
>>888 アンリ説に最後は依拠しているよ。
良く読んでね。
ヤコブセンの論文集が『情動的紐帯』であることの意味も考えてね。
>>889 そうかな。「依拠」というほどの強い依存はみられなかったけどな。
具体的に教えてくれる? 確かにちょっと出てくるけれども。
>>890 「情動的紐帯」の問題はまさにボルク=ヤコブセンがフロイトの読解を
めぐってラカンと対決を図るポイントであってね。
でもこれは「ラカン叩き」とかではなくて、発展的継承と呼ぶべきものだと思う。
というかそもそも、『ラカンの思想』ではその論点は後景に退いている。
892 :
考える名無しさん :04/02/19 17:42
何でラカンねたになると盛り上がるかな みんな好きなのね
>>891 十川幸司のレポートを嫁。
ヤコブセンは最終的に、催眠療法にコミット。
しかもラカン批判は「患者を死なせた」という動機に基づく。
「充実したパロール」の宗教性批判は、むしろ叩きに属する。
『フロイト的主体』や『ラカンの思想』は読めるけど、
最近のフロイト批判は読めた物じゃないよ。
アンリは読んだことあるのか?
やつの「無意識」批判の成果をヤコブセンは受け入れている。
894 :
考える名無しさん :04/02/19 17:52
確かにいい本みたいだ。
895 :
考える名無しさん :04/02/19 17:56
内容(「BOOK」データベースより) ヘーゲル=コジェーヴの座標軸とフロイトの座標軸からなる読解のグラフによって、ラカンのテクストを哲学的に解析する。 この読解シェーマについて何かご意見は?
>>893 ボルク=ヤコブセンの最近の動向はノーチェックだった。
十川のレポートってのは岩波から出た『精神分析』のこと?
アンリは知らないし、あんまし興味もない。
どうせたいしたことないだろ。でも「受け入れている」のと
「依拠する」のとではだいぶニュアンスが違うぜ。
ともかくボルク=ヤコブセンがいま何やってるかは
これから勉強してみるわ。
単純に『ラカンの思想』はいい本だったので、
そこから判断してるだけだったから。
コジェーヴの重要性が過大視されている。 ドゥルーズの話に戻そうよ。
>>896 イマーゴ1996-7「ヒステリー」特集の
「「抵抗」の歴史」というレポ。
たぶん論文集『精神分析への抵抗』に入っている。
「差異と反復」の差異哲学の三人組がさっぱりわかりません。 ザロモン・マイモン ヘーネ・ロンスキー ボルダス=ドゥムーラン
何でラカンねたになると盛り上がるかな〜
それは、無数の人が訪れる掲示板のようでいて 結局書いているのはいつも少数だからです(w
ドゥルーズとの関係が、微妙だからじゃないの。 ちょうどラカンスレも落ちてるし。
というよりも、ドゥルーズをラカンやらデリダやらとの対比でなく 読む(というよりも語る)のは、しんどいからです。
どうでもいいけど丹生谷スレわらた キャラ立ちすぎ
ん、文学板の方?
ドゥルーズで読み解くサイード
>>908 888程度の話、別ににラカン派でもなんでもないだろw
単なる常識というか。反論があるならむしろ聞きたいが。
ドゥルーズスレだから、特に期待はしてないがな。
>>909 「常識」ってあんた…
単に、もっと哲学の勉強してきて下さいよ、ということ。
912 :
考える名無しさん :04/02/21 18:03
>>899 ロンスキー
ラグランジュの無限級数の扱いを批判し、
ロンスキアンを係数とする級数展開の理論を展開
ライプニッツ・ラグランジュ・ロンスキーの関係
913 :
ノマド ◆HAAd4wEbmI :04/02/21 18:27
ドゥルーズのベースはやっぱベルクソンで
そのベースによってスピノザもニーチェも活きてくる。
>>807 の
>ドゥルーズのカント・ヘーゲルとの対決を押さえないと、
というところもそのベースあってこそ。
で、カントに対しては両義的だが、ヘーゲルはまったく相手にしない。
>>913 ドゥルーズってそんなにベルクソン野郎なのかなあ。
ベルクソンをベースにしている哲学が、
果たして『差異と反復』やあんなニーチェ論を書けるのか。
それこそドゥルーズをフランス哲学の枠内で小さく見積もる
悪しきベルクソン主義なのではないか。
915 :
考える名無しさん :04/02/21 21:58
>>914 「ベルクソン主義」つーのが良く分からんが。
別に「ベースが何たら」とかどうでもいいけど、やっぱりベルクソン論は(それ自体として見ても、
ドゥルーズのその後の展開を考えても)重要だと思う。
檜垣の本は下らないけど、そのことと一緒にしないでちょ。
916 :
考える名無しさん :04/02/21 22:03
別に「スピノザ主義」とか「ニーチェ主義」とか言ってみても、そんなもん大した 意味はないだろ。
>>915 >やっぱりベルクソン論は(それ自体として見ても、
>ドゥルーズのその後の展開を考えても)重要だと思う。
たとえばどういう点についてそういうことが言えるのでしょう?
どうぞ教えてください。
918 :
考える名無しさん :04/02/21 22:12
例えば「それ自体として見ても」と言ったのは、ベルクソンが色んな形で抱えていた強烈な 古くささ(としか言いようがないもの)を一掃してしまったこと。 ただ注意しないといけないのは、ドゥルーズの哲学史的な研究てのは(どれもそうだけど)、 例えば「ベルクソンのどこがダメダメか」といったような批判的作業を一切含んではいない ということ。 その意味では、ドゥルーズの哲学史的研究には一種の多元性があるわけだし、 その中のどれかを根底的なものとして受け取るのは危険も多いと思う。
要するに、913 のような見方(ドゥルーズのベースはベルクソンという見方) は一面的だということですね。
920 :
ノマド ◆HAAd4wEbmI :04/02/21 22:28
「ベース」という表現がまずかったかな。 ドゥルーズがベルクソニストというつもりはないんだけどね。 思考スタイルの土台にベルクソンの影響がおおきいなと。 それ以上でも以下でもないんだけどね。 特に「潜在的なもの」と「顕在的なもの」を最初に分けた上で それぞれの多様性や関係性を扱ったりする思考スタイルがあると思う。
914の問いはもっともだ。 だが、「悪しきベルクソン主義」というフレーズは、 かなり気分で言っていないか? それは「ポストモダンだからドゥルーズは駄目」みたいな先入観。 読者が気にすることではない。
922 :
考える名無しさん :04/02/21 23:10
ベルグソンがベースっていうのは、ハートが言ってる意味でか?
内在性というのがよく分かりませぬ。 間主観性論にたいして、思弁の運動に吸収し尽くされない マテリアルなものを求める姿勢は認められるが、 ミイラ取りがミイラになってるんじゃないかと。 ただの言霊論じゃないかという疑念が晴れない。
ドゥルーズは現象学者
>>923 お前が言う「ただの言霊論」の定義をきぼん
言語活動がそれだけで質料を生み出すという議論。 現象学のアプローチの反対のようでいて、 結果としてヒュレーを言語の世界に閉じ込める点で 同じになってしまう。
>>926 ドゥルーズはそんな理論展開していませんが?
どこで?
928 :
考える名無しさん :04/02/22 02:42
欲望機械がドゥルーズの中心的概念でしょ。 ドゥルーズは「創造することは伝達することではなく、抵抗することである」 と言ってるけど、これは欲望する機械と関係すると思うんだけどどうかな?
ドゥルーズの中心 「ドゥンス・スコトゥスとスピノザとニーチェとベルクソンとマルクスを 撹拌して絶対無神論にしたもの、それらの中心にあるもの」
930 :
考える名無しさん :04/02/22 11:19
結局ドゥルーズはガタリと組むことで、ニーチェとマルクスを梃子にして、 そんな「中心」の呪縛を振り切ったと思う。
・・・というガタリ神話が多いわけですが。 基本的な彼の問題構成も、書き方の癖も最初から最後まで一貫していると思うよ。 二人の作業は、まさに二人の作業だった、と理解しておくべきでしょう。
932 :
考える名無しさん :04/02/22 11:54
ガタリ神話ってなんだ?
933 :
考える名無しさん :04/02/22 11:56
>>931 >一貫していると思うよ
そういうのがむしろ神話じゃないの?
934 :
考える名無しさん :04/02/22 12:26
>>926 それは、アドルノが認識のメタクリティークでフッサールを批判して
いる件と同義という意味だね
でも、なんでも結局は、物象化と捉えてるところは、いまいちつまらなかった
けどな。
935 :
考える名無しさん :04/02/22 12:42
>>931 そうですね。「哲学とは何か」なんて、ガタリの書いたものを
ドゥルーズのものでは、まったく違うし・・。
二人が掛けあいで論じている感じですね。
一貫ということでしいて言うならば、ドゥルーズに一貫しているのは内面性への嫌悪、背後の深遠な存在の 基盤への嘲笑でしょうね。 それを維持強化し拡張するために、初期のヒューム論ベルクソン論からニーチェ論、差異と反復へと変容 していかなければならなかったし、ニーチェ論、差異と反復から複数性に向けてアンチオイディプス・千の プラトーへ展開していかなければならなかった。 だからといって初期ヒューム論ベルクソン論か間違っていてそれを否定的に乗り越えたというわけでは全 然ない。 否定はされないし保持すらする。ただ、そこに留まるといつでもただのスピリチュアリスムの内面性が復活 したり、開放のための弁証法にはまり込んだりするわけだ。 独立した哲学体系に留まることができないくらい、ドゥルーズの内面性への嫌悪、深遠な存在の基盤への 嘲笑は強かったし、それがドゥルーズ哲学を駆り立てるものだろうね。 こういうドゥルーズを全面的にバックアップしたのはニーチェとマルクスである。 初期のヒューム論ベルクソン論の後でドゥルーズがニーチェとマルクスに同時に出会ったことは決定的かと。
今村仁司なんか、ドゥルーズはマルクスをあつかったのはガタリに付き合っただけで、 本当はあんまり好きじゃなかったんじゃないかっていってたけど。 もっとも、自分が好きなのはガタリとの共闘以降なので、 哲学者としてのドゥルーズはあんまり読んでないっていってたから、 当てにならないかもしれないけど。
938 :
考える名無しさん :04/02/22 14:57
>>935 翻訳だと分かりずらいけど、文体もほとんど変化していない。
ガタリの部分は、あきらかに文体も違う。
ま、掛け合いというのは、的を射た表現かもしれない。
アンチ・オイディプスの出だしって、ガタリ?
940 :
考える名無しさん :04/02/22 15:57
>>936 >>937 おまいの言うことも間違ってないけど、速くわかりたい
君や僕のための哲学入門みたいな科白だな。
ま、二十年前だったら、そういうこと平気で口に
できたかもしれないけどな。
約10年前。現代思想の追悼特集だから。
>>940 で、君は何を語りたいの?
語りたいこともなくしてしまったかな?
943 :
考える名無しさん :04/02/22 17:38
>942
オマエって、おっさんだろ?内面嫌悪・存在の嘲笑って念仏でも唱えてな。
>>912 さんきゅ!
944 :
考える名無しさん :04/02/22 18:05
ガタリのカオスモーズ全然欲しくないんだけど、カヴァー買いしそう。 カヴァーいいよなー。
945 :
ノマド ◆HAAd4wEbmI :04/02/22 18:48
>>922 ハートなどのドゥルーズ論は読んでなく、私的印象。
>>931 >>935 同意です。
>>937 今村仁司の言葉はさておき、ドゥルーズのマルクスに対する関心は
どこまで本気なのか、私も微妙かなという気がします。
>>936 >「内面性への嫌悪、背後の深遠な存在の基盤への嘲笑」
これは一貫してドゥルーズにはありますね。好きな部分です。
『意味の論理学』では「表面」という概念で(蓮實はこれを「表層」として援用)
またライプニッツ論なんかではそれが「襞」という概念に発展しました。
「襞」はフーコー論でも重要な概念でしたね。
>>943 ふふふ。紋切り型批判をする人間の口から出る罵倒の言葉が
せいぜい「おっさん」というこの日本語の貧困をどう考えるか。
君が、たとえば、最近の存在論の伝統にドゥルーズを位置づけ
ハイデガーに近づけるような流れにのるのは勝手だが
「それって古いんだよね」というのであれば、どう古いのか言えなければ
哲学、というより以前に、まともな言論ではない。
かつて流行にのった人たちと同じように、ただ流行にのっているだけ。
同じ穴のむじなっちゅーことよ。
>>946 俺別人だけど、
「ふふふ」ってのは大人げないね
スルーしろよスレが汚れる
948 :
考える名無しさん :04/02/23 12:19
>>945 ドゥルーズの『マルクスの偉大さ』というのも草稿らしきものもないらしいね。
>>948 ドゥルーズにとってそれはネタだから
要するに最初から嘘
本気にしたデリダの立場は?
951 :
考える名無しさん :04/02/23 12:48
デリダが本気にするわけないべよ デリダこそネタの達人
ドゥルーズ追悼のインタビューでネタに走るデリダ萌え
953 :
考える名無しさん :04/02/23 17:40
浅田は結構本気にしてた。 このタイミングでマルクスを持ち出すのはやっぱドゥルーズは流石だ、みたいな。 デリダも本気にしてたよな。 ドゥルーズと予定されていた対談でまずマルクスについて尋ねたいと。 みんなドゥルーズに一杯喰わされてたわけだ。
別に騙そうとはしていなかった ガタリと自然哲学について本を書くプランはあったのだから
というか本当か嘘かはどうでもいいでしょ
956 :
考える名無しさん :04/02/23 18:35
要するにドゥルーズの自分で仕掛けたドゥルーズ伝説の完成というのが 最後はマルクス論書くぞと宣言しておいて結局書きませんでした というネタなの この自己神話化作用の フランス人的な洒落で パフォーマティブなネタの次元が読めなきゃ駄目だと思う デリダは最初からネタで付き合ってるよ 浅田みたいなのは最初から全部シミュラークルの人だからね 存在自体がはじめから亡霊みたいなもんだ
957 :
考える名無しさん :04/02/23 18:42
959 :
考える名無しさん :04/02/23 19:05
『マルクスの偉大さ』ね。走り書きのメモでもいいから読んでみたい。 草稿が本当にあるかどうかは別として、その題名で本を書く計画があったのは 確かでしょうね。 というのも、それまでドゥルーズは次に書く本のタイトルを何度か予告して、 実際その通り出してきているという経緯があるでしょ。 『マルクスの偉大さ』は「それが最後の本」とまで言ってるんだから書く気が あったと考えるのは自然。 このインタビューの前の年に病気で具合の悪いドゥルーズは宇野邦一の「今ど んな仕事をしているのか」という質問に対して「マルクスの再評価を試みてい る」と答えているし。 ドゥルーズのマルクスはネタというのは悪意あるアジだとしても、それが ドゥルーズ嫌いの人の発言ならいいけど、ドゥルージアンを自認してるよう な人の発言なら…
960 :
考える名無しさん :04/02/23 19:11
>>959 のような
ひ弱でか弱い意見には、浅田彰スレ@不法流出から先ほど出てきた
次のようなコメントを引用しておこう
>ドゥルーズを読むジジェク 2003.12.02a.
>マルクスが生半可な唯物論より観念論から学ぶことの方が多いと言ったように、我々も
、ドゥルーズを安易にネグリなどと結びつけようとするドゥルージアンたちの「善意」より
バディウやジジェクの「悪意」から、いっそう多くを学ぶことが出来るのではないか。
>
961 :
考える名無しさん :04/02/23 19:14
>ドゥルーズを読むジジェク 2003.12.02a. > ドゥルーズ本人は良くも悪しくも偉大な哲学者であった (その哲学は「多」や「生成」にとどまらず「多の一」や「生成の存在」=「回帰」に まで到達せずには置かないだろう)と思うし、ドゥルーズ本人を何とか開かれた多様性 の方に引き出そうとする凡百のドゥルージアンのドゥルーズ論よりバディウやジジェクの ドゥルーズ論の方がドゥルーズ哲学の一面に肉薄していることを認めるに吝かではない。 >
>>960 やはりカントやヘーゲルとの格闘は不可避ですよね。
前のレスでカント、ヘーゲルとの対決に重要な原動力をみようとする 意見が出ていたけど、やはりそうかなと思うよ。
964 :
考える名無しさん :04/02/23 19:27
つーか マルクスの根底的批判を回避されたところで 社会哲学的な実践性に回帰してくるのは不可能じゃないのでしょうか? ドゥルーズのネタがネグリ派的に解消されてしまう過程というのは 日本の現状を見るだけでも多いにいい加減だし問題ありとみた。 ヨーロッパの受容についても言わずもがなでしょう
>>964 >マルクスの根底的批判を回避されたところで
マルクスによる根底的批判?
それともマルクスに対する根底的批判?
カント、ヘーゲルを避けるからドゥルーズ受容がイメージ先行に なるんでしょうね。
それでもこうして2ちゃんねるでもカント、ヘーゲルの重要性が言われて いるわけだから、まんざら捨てたものではないと思う。
968 :
考える名無しさん :04/02/23 19:40
マルクスに対する根底的批判だと思う マルクスは別に「偉大な人間」でもないし 「特殊な天才」でもないし カリスマでもなんでもない。 凡庸さと彼の誤りからマルクスを再発見する試みが重要だと思う 伝説化されたが故に虚構化されたマルクス像にあいも変わらずそのまま 乗っかってるのが、マルチチュードの中心勢力たるネグリ派の実体でしょう このような左翼妄想からは距離を取れることこそが、本質的なる哲学の機能。
>>968 だからこそカント、ヘーゲルが重要なわけですよ。
ドゥルーズ自身も「マルクスの再評価」と言っているわけだしね。
971 :
考える名無しさん :04/02/23 19:46
マルクスを天才に見立ててそこに憧憬的な自己投影に酔いしれるタイプが 結果的に犯罪的な政治行為を生んでいる例といえば 最近の柄谷行人まであるね。 ネグリはまあ柄谷ほど酷くはないけどね そういう意味ではあらかじめ去勢の美学を生きてるゲイスタディの浅田は 犯罪にも加担してきたことは否めないね
ふと思ったけど、フランス現代思想はヘーゲルをスプリングボードに してきたのは確かだとしても、これからはより一層ヘーゲルを重視す べきかもしれない。 カント、ヘーゲルはドゥルーズの受け売りで済ますわけにはいかない だろうね。 ドゥルーズに東洋風の賢者をみるのも、ノマドといえばなにか革命的 であるのもぶざまだしね。
974 :
考える名無しさん :04/02/24 01:53
バカは書き込みにくい雰囲気・・・。
975 :
考える名無しさん :04/02/24 01:55
>>974 あんた正常だよ。精神病棟いる気分と一緒。
ここで、樫村さんの出番だろ。OFWでも良いけどさ。
977 :
考える名無しさん :04/02/24 09:40
アラファトの偉大という文ならあるよ。
まあ
>>959 は正論なんだがプランとタイトルがあっても
草稿がない以上は推測しかできないわけでね。
『マルクスの偉大さ』がマルクスを正面から再評価するものかどうかは不明。
ベルクソン、カント、スピノザに対するのとは異なったものになった気がする。
アルチュセールの影響がどうなのかが気になるが・・・。
あと『差異と反復』を読めばわかるようにドゥルーズはアンチ・ヘーゲル。 弁証法なんてくそくらえって感じだからね。ハイデガーもスルーに等しい。 デカルト、カント、ヘーゲルの主流ラインで唯一評価してるのがカント。 初期の頃に超越論的経験論なんていってるのもドゥルーズらしい。
>>979 >あと『差異と反復』を読めばわかるようにドゥルーズはアンチ・ヘーゲル。
>弁証法なんてくそくらえって感じだからね。ハイデガーもスルーに等しい。
こういうところでドゥルーズの哲学って "very French" (Derrida) と評されてしまうんだよね。
優秀な哲学史家でもあるドゥルーズが、こうぬけぬけと無視を決め込むというのは、ふつうに
哲学を研究している者からすれば重大な問題となりうるよ。
なぜドゥルーズはそんなにも弁証法を回避するのか。回避したことで本当に批判になったのか。
それはドゥルーズの「強さ」なのか、あるいは「弱さ」なのか。
上でもあった通り、半分は当時のフランス哲学のヘーゲル受容においてドゥルーズが置かれた立場
みたいなものが絡んでいる。そして半分はドゥルーズの哲学自身の内的論理がそれを要請している。
気になるところだ。
>>979 >ハイデガーもスルーに等しい。
本当に『差異と反復』読んだ?
ちょっと嫌な言い方をするけど、 ドゥルーズを読んで、ハイデガーの影や、フランス哲学内部でのヘーゲル受容へのreactionsを 見つけられないのは、単に読み手の側に哲学史の教養がないからだよ。 煽りではなく。
>>982 「影」や「暗黙のリアクション」が「見つからない」と言っているのではなく、
明示的な言及がきわめて少ない点を問題にしている。
979 もそういう意味で言っているはず。
>>980 「明示的言及」がどういうことを言っているのかは分からないが
名前が出てくるというレベルなら『差異と反復』の index を見れば
分かるようにヘーゲル、ハイデガーもそこそこ出てくる。
>>980 ハイデガーについては、かなり詳しく、彼の概念を検討している部分もあるしね。
953はアンチ気味だね。 ハイデガー解釈に絡め取られた ナンシーやラクー=ラバルトを見ていると、 ドゥルーズのハイデガー受容は妥当なありかたの一つだと思うよ。 次スレをどなたかお願いできますか? 私は駄目でした。
988 :
考える名無しさん :04/02/24 17:06
おそらく、ドゥルーズは読んでるけど、ハイデガーやヘーゲルは 入門書程度しか読んでいないんだね。 だから、「わかりたい君と僕のためのドゥルーズ哲学入門」なんて 揶揄されるんだよ。 しかし、そうした揶揄が、単なる紋切り型を振りかざしている かのようには、思えないけどね。
989 :
考える名無しさん :04/02/24 17:10
哲学史を踏まえてないドゥルーズ読みがいかに悲惨かがよくわかる。
990 :
考える名無しさん :04/02/24 17:14
要するに器官なき身体だ、ノマドだ、超越論的経験論、内在性だと ドゥルーズ用語を振り回すだけじゃ2ちゃんねるでも馬鹿にされる ということ。
992 :
考える名無しさん :04/02/25 09:52
『差異と反復』でもヘーゲル、ハイデガーという名前はもちろん出てくるが、 ヘーゲルに対しては徹底してアンチであるのは確かだし。 「差異」についてハイデガーの「存在論的差異」をどう扱ってる? これについては「スルー」という言い方は適当じゃないかもしれないが わりと軽く扱われてるんじゃないのかな?
よければ次スレで「ハイデガーとドゥルーズ」のテーマで 『差異と反復』から具体的に引用しながら ハイデガーの「存在論的差異」をどのように扱っているのか検討。
994 :
「ああシェストフ」 :04/02/25 22:23
残りわずかなんで消費しますよ。 『差異と反復』邦訳で17頁。 こういうクスッと笑わせてくれる所がDにはあるね。 「口髭をはやしたモナリザと同じ意味で、 哲学的に髭をはやしたヘーゲル、 哲学的に髭をそったマルクスを想像してみよう」
ちなみに「ああ、シェストフ」は邦訳205頁にある。 ここもクスッと笑わせてくれたっけ。 「彼こそ、一時的でも永遠的でもない《反時代的な》者である。 ああ、シェストフ。彼が立てるすべを知っている諸々の問い。」
994の引用はヂュシャンとオッカムがコンテクストにあるだろう。 995の引用はニーチェのラインでシェストフ(またドスト)が ドゥルーズの念頭にあることが見てとれる。 ドゥルーズを読むにはユーモアのセンスが必要だね。
997 :
考える名無しさん :04/02/25 22:57
そうかなぁ
2
1
1000 :
1000 :04/02/25 23:01
1000 円均一 !
1001 :
1001 :
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