196 :
考える名無しさん:02/10/27 08:24
トンデモな意見ですみませんが、193のリンク先を読むと、
光は光自体を媒質にしているのではなくて、「多宇宙」を媒質にしている
と読めないですか?
197 :
考える名無しさん:02/10/27 08:54
たうちゅう て うちゅう? チュウチュウ
198 :
考える名無しさん:02/11/04 17:56
このスレ、
最高。
次の言説をどう思いますか?
Q.太陽系のような天体を十分な距離をおいて10^10個用意する。
中心天体は太陽と同じサイズと組成を持つが、決して燃料切れにはならないように
実験者が細工をしておく。
これらのうち人工天体を飛ばせる文明が発祥するのはいくつか?また、
人工天体を飛ばせる文明が発祥したとして、それにかかる時間の平均T_meanは
現実の地球が生じてからアポロ11号を打ち上げるまでにかかった時間T_earth〜5*10^9 year
より大きいか?小さいか?同程度か?
A. T_mean >> T_earth である
理由 太陽寿命τは原子物理学的諸定数から決まる、普遍的な定数である。
一方T_meanは地球に起きた大量絶滅の回数とタイミングならびに生化学的諸定数から
決まる数である。ゆえにT_mean 〜 τ はありえそうにない。T_mean >> τ または
T_mean << τ が期待される。
しかるに、この地球を観測するとτ〜T_earth である。これはなぜか。
この思考事件と違って現実の太陽には寿命があるからだ。
T_mean >> τ と「現実の太陽には寿命がある」を考え合わせると、τ〜T_earth は納得できる。
T_mean << τ と「現実の太陽には寿命がある」を考え合わせると、τ〜T_earth は説明できない。
よって、T_mean >> τ と考えられる。
系:この宇宙に太陽系によく似た天体系があっても、そこに人工天体を飛ばせる文明が存在する可能性はきわめて低い。
理由:T_mean >> τより、文明が生じる前に天体系の寿命が尽きるから。
ディラックの大数仮説は、どうお考えになりますか?
陽子半径と宇宙年齢(自然単位系で)の比が、陽子-電子間の重力と電磁気力の比に
ほぼ等しいという話です。
ディラックは「この法則が成り立つのは偶然ではないだろうから、重力定数が時間変化して
この法則を成り立たせているのだ。」と言いました
ディックは「宇宙に天文学者が生じるには惑星に炭素原子が必要だ。炭素原子が惑星にあるためには
星が爆発しなければならない。だから天文学者にとって現在とは
>>199で定義したτくらいの時間が
宇宙開闢からたった時刻のことである。τを決めるのは重力定数と電磁気力と陽子半径だ。
だから宇宙年齢は重力定数と電磁気力と陽子半径で決まるのだ。」と言い、人間原理の開祖と
されました。
>T_mean 〜 τ
〜ってどういう意味の記号ですか?
〜 は ほぼ同じ という意味です
>>199 > ゆえにT_mean 〜 τ はありえそうにない
何が「ゆえに」なのかさっぱりわかりません
> しかるに、この地球を観測するとτ〜T_earth である。
マジですか!もうすぐ太陽寿命が尽きるんですか!
>>199 「ゆえに」とか「よって」とか書いてるけど、
全然「ゆえに」にも「よって」にもなってないじゃん。
205 :
ふしあなさん:02/11/06 21:19
私は理系なので199-200がよく分かるんだな。
文系サンのために僭越ながら解説。
> ゆえにT_mean 〜 τ はありえそうにない。
右辺は陽子が持つ核物理的性質から決まる。左辺は炭素と珪素の持つ化学的性質から決まる。
原子核物理と化学では下の表のような違いがある。
反応が起きるために必要な電圧 粒子サイズ 考慮すべき力
核 〜10^9 V 〜10^-15 m 核力+電弱力
化 〜1 V 〜10^-9 m 電磁気力
登場する定数どもが桁違いであるのだから、化学から求められる左辺と
核物理から求められる右辺のあたいは桁で違うことが期待される。
> しかるに、この地球を観測するとτ〜T_earth である。
桁で違うはずの2つの数値を、地球上で実測して見ると、なんとほぼ同じだった!
これは何か理由があるに違いない、と199氏は主張する。
この何かの理由を探すために、199氏は次のように主張したわけだ。
「T_earthは化学定数ではなくτが決める定数だと考えられないか?」
と。
過度の単純化をお許しください>199氏、hoge氏、理系ROM
>>200 宇宙年齢は説によって違うし、ビッグバン自体無かったという説もあります。
207 :
考える名無しさん:02/11/06 22:51
>>206 今回の議論の範囲内では、宇宙年齢に関する学説のどれを採用してもかまわんだろ。
宇宙年齢が80億年なのか200億年なのか、せいぜいその程度の違いでしかない。
ビッグバン自体無かったたという説は初耳。誰が言ってるのだ。
ビッグバンの名付け親はビッグバンを否定していました。
昨年死んじまったけど。
>>205 俺は理系ゆえに199のでたらめ振りがよくわかるがな。
>登場する定数どもが桁違いであるのだから、化学から求められる左辺と
>核物理から求められる右辺のあたいは桁で違うことが期待される。
んなこた〜ないね。
せいぜい、「同じオーダーである必然性はない」ってことしか言えないね。
恒星の寿命に対して、生物の進化のほうは関与する事象があまりに多すぎる。
だいたい生命が誕生したといわれるのが40億年くらい前、地球誕生後
5〜10億年程度ということを考えればその時点で既にオーダーで
恒星の寿命と〜で結べる。
(天文学なら、たかが10倍程度の違いはあまり気にならないだろ?)
その後の生命進化のどの段階をとろうがτと同じようなオーダーになるのは必然だ。
なら最初の生命発生にかかった時間は、何が決めているのか?
化学反応か?違うな。ほとんどは、地球が冷えるために必要な時間だろう。
生命発生において重要なのは恒星の寿命もあるがそれより
惑星自体の寿命、があるだろう。小さな星はあっという間に冷え切って
生命の進化が難しい。どう考えても「惑星の軌道、大きさ、組成」など
のファクターが複雑に絡みあっている。
関与するのは重力、核力、電磁気力などいろいろあるな。
恒星の寿命だって質量でいくらでも変わるだろ。
仮にτと関係無しにT_earthやT_meanが決まっていても
τがそれらより短いような恒星系ではほとんど知的生物が
生まれる可能性はなくなってしまうから、結果だけ見ていると
まるでT_earth・T_meanがτで決まるように思えてしまうだろう。
っていうか199をどう読んでも
>「T_earthは化学定数ではなくτが決める定数だと考えられないか?」
こんなことは読み取れない。
↑は無駄に長くなってしまったがほとんど蛇足で結局
------------------------------------------------
仮にτと関係無しにT_earthやT_meanが決まっていても
τがそれらより短いような恒星系ではほとんど知的生物が
生まれる可能性はなくなってしまうから、結果だけ見ていると
まるでT_earth・T_meanがτで決まるように思えてしまうだろう。
------------------------------------------------
ここだけで十分か。
>> しかるに、この地球を観測するとτ〜T_earth である。
>桁で違うはずの2つの数値を、地球上で実測して見ると、なんとほぼ同じだった!
そういうものといわれると、なんともいえないけど。
実際、太陽寿命τと現実の地球が生じてからアポロ11号を打ち上げるまでにかかった時間T_earthは
違うわけだけど。このレベルではほど同時と見てもいいほどの差しかないってこと?
なんか解せない。
212 :
ふしあなさん:02/11/06 23:33
>>209 だから理系の人には「過度の単純化を許して」と乞うたではないか。
>最初の生命発生にかかった時間は、何が決めているのか?
>化学反応か?違うな。ほとんどは、地球が冷えるために必要な時間だろう。
>生命発生において重要なのは恒星の寿命もあるがそれより
>惑星自体の寿命、があるだろう。小さな星はあっという間に冷え切って
>生命の進化が難しい。どう考えても「惑星の軌道、大きさ、組成」など
>のファクターが複雑に絡みあっている。
太陽寿命は単純に決まる。文明出現に懸かる時間は複雑に決まる。
それなのに両者がオーダーで一致するのが不思議だなと言ってるのだ。(ろうと私は
>>199を読解している)
で、次の
>なら最初の生命発生にかかった時間は、何が決めているのか?
>化学反応か?違うな。ほとんどは、地球が冷えるために必要な時間だろう。
については、地球上に海が出来た瞬間(つまり太陽系の進化が一段楽した時)
を以って地球の誕生と見なせば
>>199の問題を楽しめますと言っておきます。
最後に
>仮にτと関係無しにT_earthやT_meanが決まっていても
>τがそれらより短いような恒星系ではほとんど知的生物が
>生まれる可能性はなくなってしまうから、結果だけ見ていると
>まるでT_earth・T_meanがτで決まるように思えてしまうだろう。
を文系サンに分かりやすく伝えるために書いた文が
>「T_earthは化学定数ではなくτが決める定数だと考えられないか?」
です。
>>199サン、これで誤読ない?
これでもまだ単純化が残っているけど許せ。
213 :
考える名無しさん:02/11/06 23:33
>>208 ビッグバンの証拠が出た後には否定していなかったはずだが。
>>207 準定常宇宙論というのがあったとオモタ。うろ覚えですが。
>>212 >最後に
>(中略)
>を文系サンに分かりやすく伝えるために書いた文が
>>「T_earthは化学定数ではなくτが決める定数だと考えられないか?」
そうは読めないよ。俺が書いたのは
「τとT_earthはまったく無関係と考えても問題ないんじゃないの?」
ってことなんだから。
念の為に言っておきますが、私が言いたかったことと
>>210 は同じです。
あ、違う。書きなおすから待ってください。
>>199 > 太陽系のような天体を十分な距離をおいて10^10個用意する。
この妄想が可能ならば、T_meanの値も、いくらでも妄想できる。
>>216-217 ちょっと待て。俺は、だからあんたがわざと間違った言説をどこかから
コピってきて人を試してるのだと思ったのだが。
素の意見だったのか?あんた自身の意見は入ってないと思っていたのだが。
210は単に弱い人間原理で説明つけとけ、って言ってるだけだぞ。
>太陽寿命は単純に決まる。文明出現に懸かる時間は複雑に決まる。
>それなのに両者がオーダーで一致するのが不思議だなと言ってるのだ。
具体的にいくつだっけ。
223 :
考える名無しさん:02/11/22 00:56
a
224 :
考える名無しさん:02/12/01 14:34
age
225 :
考える名無しさん:02/12/11 02:03
hogeさんがいたころはよかった・・・・・・・・。
226 :
考える名無しさん:02/12/20 16:05
また、覗いてくれないかなぁhogeさん。
hogeです。
まだいますよ。
何か質問があればお気軽にどうぞ。
228 :
考える名無しさん:02/12/21 15:10
>227
うきゃ!おひさしぶりでつ。
では質問です。茫漠としていますが、ダークエネルギーってどこにどんなふうにあって
どんなことをしていると推測されているのでしょう?
イメージが湧かないんですよう。
おひさしぶりですね。
ダークエネルギーは宇宙のどこにでもあります。
「時空が存在すること、そのものに依拠して存在するエネルギー」です。
しかも負の圧力をもっています。
つまり大きくなった方がエネルギー的に有利。
なので宇宙の加速膨張を促すんですね。
230 :
考える名無しさん:02/12/22 15:49
えっと、質問です。星の回る為にとる軸や
銀河の軸は、何か方向性が
あったりしないんですか?
231 :
シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/22 23:38
質問です。
真空のエネルギーといった時のエネルギーと
エネルギー不変の法則というときのエネルギーは同じものなのですか?
真空のエネルギーは宇宙が膨張した場合には一緒に増えないものなのですか?
>>230 銀河形成の時期にどのような粒子密度があったかに依存します。
これはインフレーションでの「揺らぎ」に起因しますが、
完全にランダムです。
>>231 真空のエネルギーは「宇宙全体では」増えます。
というのも「時空が存在する=真空のエネルギーがある」
だからです。
そういう意味ではエネルギー不変法則はグローバルには
破れているといってもいいかもしれません。
質問です
科学における理論展開は言説システムの変化による言語の意味するところの変遷なのでしょうか
言葉の使われ方と共に意味も変わっていくだけだななのでしょうか
それとも言語に対応するもの同士の関係なんですかね
234 :
シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/24 00:19
hogoさん、ありがとうごさいました。
もう少し聞いてもよろしいでしょうか?
真空のエネルギーは宇宙が膨張している事実に対して
後から付けられた説明なのでしょうか?(宇宙の膨らし粉)
その他の実体があるものなのでしょうか?
>>233 僕は理論物理しか知りませんが・・・
理論展開は純粋に数式によるものです。
言語の使われ方には依拠しません。
>>234 一般相対論では、真空のエネルギー(いわゆる「宇宙項」)が
存在しても理論を構築できます。
物理では存在してもよい項を入れないというのは
unnaturalだと思われるので、その意味では自然です。
しかし、それを何が担っているかというのはわかりません。
そういう意味では「後つけ」の説明かもしれませんね。
hogeさんありがとうございました〜。
哲板でありがちな展開なんですが、光速度不変の原理の話が出ると、
「光は媒質に入ると真空中より遅くなる、よって現代物理学は破綻しているのだ」
というレスが登場します。DQNな話と思われるでしょうが、このへんどう理解すれば
よいのでしょうか?
237 :
質問です…できればhogeさんご回答を!:02/12/24 17:51
この宇宙が、ある時点から収縮に転じるに足る質量を持っているとして、
収縮に転じた時以降は、フィルムを逆転したような世界に本当になるのですか?
エントロピーうんぬん…から書き始めたけど、エントロピーの概念を正確に理解してもいないので、
こういった書き方にしてみました。
どうも実感としてまったく理解できないので。
238 :
考える名無しさん:02/12/24 18:55
渡辺久夫『親切な物理』っていいんですか?
239 :
シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/25 00:51
ありがとうございました。
語り口が哲学的ですね
(これは変な意味ではありません)
>>236 確かに光は媒質に入ると真空中より遅くなります。
しかしそれは特殊相対論と何ら矛盾しません。
特殊相対論が述べているのは
「真空中の光速度を超える情報伝達は存在しない」
ということだからです。
>>237 いえ。なりません。
宇宙のエネルギーが小さく、最終的にビッグクランチに
落ち込むとしても、その際のダイナミクスは
その時に決まるものであり、なんらビッグバン以降の
宇宙膨張に依存しません。
>>238 すんません。その本しらないんです・・・
241 :
シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/27 01:02
物理学における「情報」というものについて教えていただきたいのですが?
それは計量可能な実体なのでしょうか?なんらかの前提なのでしょうか?
>>241 計測可能な実態を指します。
主に光子などにより情報は伝達されます。
光子は生成され、宇宙を伝播し、どこかで捕獲される。
これが情報伝達の流れです。
(^^)
244 :
考える名無しさん:03/01/13 00:25
鉄板でいんちき科学がはびこってきたのでアゲ
(^^)