1 :
考える名無しさん:
最高です。
2 :
考える名無しさん:02/07/27 19:26
3 :
考える名無しさん:02/07/27 19:30
實だよ死ね
4 :
考える名無しさん:02/07/27 20:52
しげちん
蓮実 羽須美 蓮見
まあいいけど
蓮實
ね
いまだに映画評論家としては信頼してます
むかつくとこも多いけど彼を超えるのは出てないし
6 :
考える名無しさん:02/07/27 22:46
晦渋すぎて最近の若いやつは誰も読んでいない罠〜
まあそういうことをいえるかもしれないということは
断定するには及ぶかどうか私の範囲外といえないということも
ないと思ってまちがいないといってもいいかもしれないでしょう
8 :
考える名無しさん:02/07/27 22:56
いまだに「晦渋」なんて言われてんのが、読まれていない確かな証拠だな。
あらら。なにか気に障る物言いだったかしら。
ある種の文学好きとか映画好きは今でも読むけど
哲学の人はどうですか?
あ、俺は、
ここはフーコーのパクリだよ、とか、
ここはドゥルーズのイタダキだよ、とか、
具体的な指摘を聞いてみたいな。
まぁバルトそのまんまの所はありますね。
13 :
考える名無しさん:02/07/27 23:49
あとリシャールね
サッカー評論は信頼できないね
15 :
考える名無しさん:02/07/28 01:23
村上春樹のあからさまなパクリをしているので、指摘したら、
蓮實ファンに、
蓮實さんは村上春樹を評価してないので、ありえない
と言下に却下されたYO〜。
蓮實、体でかいね。
17 :
考える名無しさん:02/07/28 04:17
最近めっきりジジイになった。
しかも悪性の頑固タイプに。
18 :
考える名無しさん:02/07/28 04:25
総長になったのが悪かった、のか?
映画興味ないひとも入門としては
とりあえず『反=日本語論』(ちくま文庫)だね。
哲学興味でも十分読み応えあるよ。
あの文体には一度はハマル。
20 :
考える名無しさん:02/07/28 07:44
周防正行を小津安二郎へのオマージュという「兄貴の嫁さん」
から注目していたというのは憶えてる。
でも、北野武の方が全然日本の映画界に貢献しているだろう。
蓮実までの歴代東大総長の入学式の演説をまとめた本が
8,000円だったが、ドゥルーズを語る蓮実だけ立ち読みした。
21 :
考える名無しさん:02/07/28 07:52
哲学の素養はない、とどっかで書いてたよね。
「ボヴァリー夫人論」が読みたいなり。
>>20 東大総長時代の講演集は3冊も出てるよ。
おもろい。
24 :
考える名無しさん:02/07/29 06:39
「別冊宝島・新宗教入門」だかで
大塚博志が蓮実のフローベール訳を批判していた。
「ちびまる子ちゃん」の
佐々木のじいさんが蓮実に似てると思う。
高木ブーは立花隆に。
25 :
考える名無しさん:02/07/30 20:01
>>20 は? 小津だ小津だという周防に対して、
むしろ成瀬だと言い張って、困惑させた、が正しいだろ?
26 :
考える名無しさん:02/07/30 22:39
>>20 北野武については、「ソナチネ」を絶賛していながら、
「HANA-BI」で離れて行ったという、蓮實らしい極めて正しい対応。
周防については、途中から評価していない
「貢献」というのは、蓮実より北野の方が、という意味。
28 :
考える名無しさん:02/08/02 05:20
昔、柄谷、浅田、デリダらといっしょに
湯布院のAny会議に出てたのを中継した東京会場で見た。
29 :
考える名無しさん:02/08/02 11:33
>>28 あ、それ俺も見たよ。
会場が確か芝にある松下かどっかの会議室で、
東京会場は小林康夫が仕切ってた。
会議自体にはこれというほどの中身なんかなかったけど、
ああいうイベントが成立してたこと自体、なんかバブルの名残を感じたね。
92年だと思ったから、もう10年も前だもんな。
30 :
考える名無しさん:02/08/02 12:12
最近言ってること、さっぱり解らないね。
不景気じゃない、とか。
確かに、不景気の定義が違うし、また解らなくもないんだけど、
今不景気じゃなくていつ不景気なんだ、と言いたくなる。
デュカンに似てきてしまったような気がする。
31 :
考える名無しさん:02/08/02 12:14
ていうかハスミはもともとデュカン
自覚ありあり
言ってることわからない、って、逆説でしょ。
蓮實が言ってるのは。
その発言は読んでないけど、よく使う手じゃん。
マスコミで流通され過ぎてほとんど意味がなくなってしまった、というか、
ひとり歩きしてしまった言葉に、新しい意味を導入するやり方。
33 :
考える名無しさん:02/08/04 06:41
89年の栗本慎一郎の勉強会の参加者が『闘争のエチカ』の
柄谷、蓮実のサイン本がスゴイ値段だ、と聞きましたが
単行本も文庫本も持ってましたが、今、絶版ですよね。
『闘争のエチカ』はおもろい。
これに限らず対談ものはおもしろい。
35 :
後ろ向きで前へ進む 坪内祐三:02/08/05 00:02
36 :
考える名無しさん:02/08/09 05:57
立花隆が「地獄の黙示録」を解読してる本があった。
京大のテイトウワがいった有名な命題「貧乏人は蓮實をかたるな!」
38 :
考える名無しさん:02/08/10 18:56
「貧乏人は蓮實の真似するな」じゃなかったっけ。
文体の真似するな、おめーらがやってもつまんねーからよ、と言う意味で。
39 :
考える名無しさん:02/08/11 23:30
「週刊読書人」の蓮實インタビューの連載は面白い。
40 :
考える名無しさん:02/08/11 23:36
解説者ですよね?
41 :
考える名無しさん:02/08/12 15:35
週刊読書人ははやく本にしてほしいね
42 :
考える名無しさん:02/08/12 16:57
前回の柄谷インタビューも早く本にして欲しい。
43 :
考える名無しさん:02/08/16 16:35
蓮みってあたまいいよね
44 :
考える名無しさん:02/08/24 13:39
でもとろい。
45 :
考える名無しさん:02/08/24 13:55
「監督 小津安二郎」を古本屋で買ったんだけど、これってどう?
おもろい?
47 :
考える名無しさん:02/08/30 21:59
>>45 昔は名作ということになっていたらしい。
いま読むと、ただのデムパ。
デイヴィッド・ボードウェルの
『小津安二郎 映画の詩学』の方が全然すごいよ、
どうせ小津本読むんなら。
49 :
考える名無しさん:02/08/30 23:27
>>48 ああいう、崇敬の表現方法もあるんだよ。
まあ、コンセプト・アートみたいなもんだね。
>>49 うん、ああいう変なのもある、っていうのなら話はわかる。
でも、一時期はあんなこじつけがむしろ主流だったみたいだからなあ。
罪は大きいよ。
マイナーな映画の紹介者っていう意味では、
えらい人だと思う。
ま、でも自分は全然後追いなので、
蓮実が力持ってた頃の感じはいまいちよく分からんのだけど。
52 :
考える名無しさん:02/08/30 23:52
>>51 まあ、映画感想というものがあっても、
映画批評というものがなかった時代だから、
蓮實も力みがあったのではないのかな。
「肉体のパフォーマンス」という表層批評宣言も、
草稿みたいなもんだと自分で気に入っていないといっているからね。
まあ、この人は変なのを徹底できるところが凄いし、同時代には
響いたのでしょう。
でも、あの手法だけの人ではないからな。
あれはたんなるテマティズムですよ
>>50 正統的な作家論という意味で
「全然すごい」と思う。
なにより記述が具体的だし、網羅的だし、
分析も説得力がある。
蓮実氏は自分のことを「具体的」と良く書いてるけど、
全然そんな風には思えない。
私は人に見えないものが見えます、
っていうオカルト的なスタンスと、
それに基づく電波的な関連付け。
文章も情報量少ないし、あんま魅力ない。
なんで昔は人気あったのか、逆にききたいです。
この人の良さって、批評家として良い本を出すとかよりも、もっと実践的なもの
じゃないかな。トップクラスの映画監督を育てたり、小津の未公開のフィルムの
修復のための音頭を取ったり。
>>55 それは納得。
この人がいなかったら、いまの青山真治なんかもなかっただろうし、
っていうレベルの偉さは、たしかにあったんだろうと思います。
>正統的な作家論という意味で
>「全然すごい」と思う。
>なにより記述が具体的だし、網羅的だし、
>分析も説得力がある。
これのどこが「全然すごい」という説明になってるんだ?
全然わからん。
なにより記述が抽象的だし、何を指してるのかさえわからないし、
分析が全くないから説得力がない。
文章も極端に情報量少ないし。
>>57 すいません。
おっしゃる通りです。もうやめます。
でも『小津安二郎 映画の詩学』は良い本なので、
一度読み比べてみてくらはい。
嫌なら良いです。それでは。
59 :
考える名無しさん:02/08/31 06:13
>>all
東大の学長になる前に、蓮実さんとは駒場で一緒に様々なテクストを
読みました。私は所属が本郷だったのですが。私のような者には曖昧模糊として
いたものもありましたが、それでも貴重な体験でした。
現在、文芸・映画評論を誰にも見せずコツコツ書いてます。
60 :
考える名無しさん:02/08/31 07:39
河出書房新社の『映画狂人』シリーズはどう?>>all
俺みたいに映画狂じゃない人間にとっては対談とか座談会の方が圧倒的にわかりやすい
具体的にあの場面のこういうところがいいとか言ってるし
普通に納得できる
映画批評もその路線で行ってほしいよ
その路線で行ってんじゃん。
映画観ていない人が蓮實の映画本読んでもな・・・。
啓蒙と排除の両方やっている人だから。
64 :
考える名無しさん:02/08/31 13:26
エピゴーネンが排除ばかり真似したのがイタイ
65 :
考える名無しさん:02/08/31 14:47
淀川長治と山田宏一との鼎談で、淀川にからかい倒されたと聞いたが、
ぜひ読んでみたい。
66 :
考える名無しさん:02/08/31 17:36
>>65 ああ『映画千夜一夜』(中央公論社)ね。面白いよ。是非読みなさい。
67 :
考える名無しさん:02/08/31 17:40
にせ伯爵by淀川
68 :
考える名無しさん:02/08/31 20:53
>>59 “駒場で一緒に様々なテクストを読みました。”って、現代の代表的な
映画論を読みながら、20世紀におけるイメージをめぐる思考の展開を
たどるとかいう講義のことですか?
69 :
考える名無しさん:02/08/31 21:28
今もまだ映画狂っているの?東京じゃ
70 :
考える名無しさん:02/08/31 22:08
もう長い間、東京以外、シネフィルって存在しえない。
レンタル・ビデオにいくしかないね。
その東京もミニシアターの質は落ちている。
72 :
考える名無しさん:02/09/01 11:58
>>71 もう長い間っていうか、未だかつてという感じですね。関西人の
実感としては…
73 :
考える名無しさん:02/09/01 23:28
週刊「読書人」で話題になっている蓮實先生の最近の論文は
どこで読めるの?
雑誌名とか、だれか教えて。
74 :
考える名無しさん:02/09/08 11:41
近畿大学国際人文科学研究所 東京コミュニティカレッジ 総合文化講座を
受講している人って、いる?
蓮實くんごろごろ 蓮實重彦,あるいは凡庸な打撃主の肖像
ヽ(´Д`;)ノ
(___)
| |〜〜
◎ ̄ ̄◎ ごろごろろろ〜
誠に不本意乍ら僕についての-それは記号であるとかイメージであるとかに関わらず-幾つかの事柄は
ある種の程よい類似として流通してしまっている。類似したその姿は僕と適当に似た生産物となって流産していることが少なからずある。
大文字の批評,大文字の批評家,僕は批評家として何をしているのだろうかと
いうことを振り返ってみると,まずなぜ振り返るのかといえば僕に対してどうやら
批判をしていることに唐突に時に必然として出会うことがあるが何故か今一つ釈然と
しえない不明な稜線-それは自分の真意なるものによる理解から遠く離れた
恣意の解釈に憤懣やるかたなく憤る姿勢で自己を眺めてみるもどかしさとは大きく
異なる感慨-自分が語るに値する作家なり作品なりについて語る時に費やされ/つい癒される/
労力,その労力が括弧付きの私への批判の中では費やされずつい癒されているに過ぎない
各々個々人の「私の物語り」に回収されている。
単純なる労働を単に揚棄する姿勢には不満がある。
私,蓮實重彦のこれまでの仕事は一貫して魂の唯物論的な擁護である。
76 :
考える名無しさん:02/09/13 21:27
大神源太の映画は何げに面白そうなので
蓮実にブリリアントに語って欲しい。
77 :
考える名無しさん:02/09/15 17:58
あの質問なんですけど
『反=日本語論』の「人の名前について」の章にでてくる
ペキンパー好きな聡明な少年って結局、誰の子息だったのでしょうか。
ここで蓮実の奥さんが視聴していたテレヴィジョンの番組は
たぶん、日曜だか土曜の夜に国営放送やっていたプログラムで
太った喜劇役者はたぶん三波しんすけ氏で、
「満点パパ」とかいうコーナーのことを指していると思われますが
この聡明な少年の父は結局誰だったのでしょうか?
78 :
考える名無しさん:02/09/15 20:23
草野進はもうやらんのですか。
>>78 最近は実名でスポーツについて書いたりしゃべってますよね
文集だっけかの長嶋のとか、ユリイカ早稲文の直己サッカートークとか
80 :
考える名無しさん:02/09/30 20:23
10月の予定
5日(土) 蓮實重彦とことん日本映画を語るVOL.2 蓮實映画史
16日(水) 映画美学校 映画表現論1
19日(土) 総合文化講座 近代を定義するものとしてのフィクション─「詩と真実」の彼岸
23日(水) 映画美学校 映画表現論2
81 :
考える名無しさん:02/10/02 20:46
10月25日に河出から読書人のインタビューが『「知」的放蕩論序説』って
タイトルで出るみたいですね。あれはまとめて読んでみたかったから、丁度いい。
で、上の10月の予定の「詩と真実」の彼岸ですが、ゲーテや『滞留』のデリダを
ふまえて、フィクション論を展開するのかな?たぶん、デリダとは違った展開に
なるんだろうけど。
82 :
考える名無しさん:02/10/02 21:01
蓮實って映画がわからない人間の映画トークにも
一応それなりに合わせるでしょ
他人の映画について書かれたヘボイ文章に対しても、
「そのレベルの話もわかるが、やっぱりこっちだ」的な批判をするし
大人だな、と。
しかしいわゆる映画狂な人で、「子供」な奴がウザイ。浅田の気持ちもわからんでもない
>>82 浅田も一面的な見方(イデオロギー)でウザイこともあるけどね。
84 :
考える名無しさん:02/10/03 07:43
“一面的な見方(イデオロギー)”とか
書く事についてもうちょっと工夫しようや。
気持ちはわからんでもないが
みていて苛立つし照れくさい。
浅田の映画評は酷いね
86 :
考える名無しさん:02/10/03 10:30
>>84 酷いというのは、表現もはばかられるようなところにあるわけだ
88 :
考える名無しさん:02/10/03 13:06
89 :
考える名無しさん:02/10/17 18:40
9月20日に青山ブックセンターで、蓮實重彦氏トーク・イベントがあったけど、
いったひといます?
90 :
考える名無しさん:02/10/20 11:14
昨日の公開講座行ったひといたら、どういうこと話していたのか、
教えてください。
91 :
考える名無しさん:02/10/21 22:28
age
92 :
考える名無しさん:02/10/21 22:31
フィクション論批判
なんか出たんでしたっけ。しっかし哲ノリでコアな本はもうでないでしょう。
FLAUBERT出してとっとと逝くか? 映画論やってるほうが長生きできるでしょうが。
60代で<夭折>の世界だし。
94 :
考える名無しさん:02/10/22 01:43
>>92 分析哲学によるフィクション論に対する批判なんでしょうか?
読書人インタビューでは三浦俊彦の『虚構世界の存在論』を
挙げてましたね。100枚〜150枚で軽く書いてみたいと
言っていたフィクション論の内容に関しての話だとしたら、
近々どこかに発表するんですかね。
95 :
考える名無しさん:02/10/22 06:20
蓮實って、並の哲学者よりはるかに優秀な体系的思考するからね。
三浦俊彦あたりに喧嘩売るとすれば、圧勝でしょう。
むかし蓮實による立川健二と前田英樹のソシュール論批判を読んで
そのきわめて教育的かつ適切な指摘に度肝を抜かれた記憶がある。
96 :
考える名無しさん:02/10/22 06:37
しかし闘争のエチカの頃はよく理解していなかったという罠
97 :
考える名無しさん:02/10/22 10:07
98 :
考える名無しさん:02/10/23 17:29
「知」的放蕩。
発売日が少し延びたね。
99 :
考える名無しさん:02/10/24 15:52
ゴダールと対談するのかな?
100 :
考える名無しさん:02/10/24 16:25
101 :
考える名無しさん:02/10/24 17:26
>>100 『ルプレザンタシオン』という以前筑摩書房から出ていた雑誌。
何号かは忘れた。全部6号かそこらだったので見つけるのは難しくないはず
いまは図書館や古本屋で探すしか読めないのかな。
102 :
考える名無しさん:02/10/25 01:14
>>101 サンクス。近いうちに図書館に行くことにします。
「知」的放蕩論序説出ましたね。ニセ伯爵のニセ遺言書ってとこでしょうか。
フローベール論は今年中に出るのかな?
この年で序説って・・・
>>104 都内の大規模書店およびその支店なら平積みなんじゃないですかね。
ちなみに私は芳林堂書店高田馬場支店で買いました。ドゥルーズの
『批評と臨床』もいっしょに。
ところで、あとがきの日付けが、2002年9月11日になっているのですが、
相変わらず、という感じがします。挑発されている側が気づくかどうかは、
わかりませんが。
107 :
考える名無しさん:02/10/25 22:46
「知」的放蕩論、買った。改めて読み直すと、
スガヒデミの鈍感さがよくわかった。スガは
カルスタ批判を話題にしようとするんだが、
日本にはそんなものないだろ、というハスミ
のほうが正しい。
9月11日は、本人に突っ込んだら、とぼける
だろうね。
>9月11日は、本人に突っ込んだら、とぼける
だろうね。
え!ハイジャックテロ敢行し、体当たりしたら、
というコトですか???
>>107 でしょうね。偶然そうなっただけのことです、ってね(笑)。
110 :
考える名無しさん:02/10/25 23:43
>>107 カルスタなんてないととぼけているdakeでしょ(マ、たいしたカルスタでないのは事実)。
おれが天皇を呼ぶわけないというボケと同じ。
総長のハスミが呼ばなくて誰が呼んだのさ。
十九歳で「哲学者になる」などといいだした奴は、足を蹴飛ばすか、顔面なぐるか、どちらかしなければだめですよ。
112 :
考える名無しさん:02/10/28 22:26
ミュージシャンになったご子息にはどう対処されたのであろうか。
113 :
考える名無しさん:02/10/28 22:29
FIFAの会長の顔について文句いえたもんじゃない。
今のハスミの顔も相当ひどいもんだ。
114 :
一人息子のレーベルメイトの友達の知り合い:02/10/28 22:43
重臣のレコのジャケってダサいと思うのですが、どう思われますかデイジィ?
哲学科というものが大学にあるから学生が哲学科に来てしまうのです。
もっと、色々なことをやってからでないと哲学できないようなシステムが、イイ!
哲学やるといったって、君、そんな顔してないじゃないか。
117 :
考える名無しさん:02/11/04 14:57
ハスミ先生は、頭のあの、あれはカツラですか?
118 :
考える名無しさん:02/11/04 15:03
中原昌也>>>>>>>>>>>>蓮實親子
119 :
考える名無しさん:02/11/04 21:34
おふらんす
>>111 蓮實って実は哲学コンプレックスある。だれか専門の哲学研究者が蓮實の
『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』あたりをネチネチ批判したりすると
意外と面白いかもね。普段はいじめっ子だから少しは懲らしめた方がいい。
121 :
考える名無しさん:02/11/10 15:26
>>120 あの本はうまく逃げているから批判しても仕方ないし、
批判にも値しない。
哲学をやるといったって、君、そんな顔してないじゃないか。
>>121 いやさ、分かるんだけどさ、その「逃げ」の指摘を含めて、
あえてやるっつーのが、あの種の蓮實本にたいしては
意味があると思うわけ。
まさに不毛で倒錯的なみぶりだと分かったうえでやる。
するとそれがかえって効き目があるんじゃないのかな。
ネット弁慶の夢想って退屈だなあ。
やりたいならここでいくらだってできるじゃないか。
>>124 おまえバカ? 匿名掲示板で、んなことやってもそれこそ
内輪の夢想だろうが。
で、ネズミさんたちの中でネコに鈴をつけるのは誰なのかなぁ^^?
匿名掲示板であろうが有効な批判を展開することはいくらでも可能だよ。
「内輪の夢想」という決め付けはどこからでてくるわけ?
要は具体的にできるかできないか。
まあ、
>>125の口先だけのネズミ野郎は何もできないことは100%間違いない。
それは以下の奴の書込みで証明されるだろう。
>>125 「口先だけのネズミ野郎」か(w おまえ真性のバカだな。
もし本気で批判するなら、匿名じゃなくて、堂々とパブリッシュした
うえでやらないとなんの意味もないだろ。俺はそれを言ってるだけ。
2ちゃんのような揶揄中傷が飛び交う場で、かりに「具体的に」
いくら「正当」な批判を展開しても、世間では(つまり活字の世界では)
だれも意に介さないぜ。そういう批判はまったく「有効」ではない。
せいぜいROMってるやつの餌になるぐらいだ。
それが「内輪の夢想」と述べた理由。そういう常識ぐらい持てよ(w
だから俺に蓮實批判の期待はするな。
つうか、はじめからここでそれをやるとは、ひとこもに言っていないがな。
×「ひとこもに」→ ○「ひとことも」
書けば書くほど知性のカケラも持ち合わせてないことが露呈するな。
人様に文章読んでもらうんだから最低推敲くらいしろよ、このカス。
>だから俺に蓮實批判の期待はするな。
って、お前さ、俺はきちんと、
>まあ、
>>125の口先だけのネズミ野郎は何もできないことは100%間違いない。
断言してるんだぜ。
名指しされてるレスの意味さえ理解できないのか?
お前は何もできやしねえよ。
できもしねえくせにデカい口叩くから「口先だけのネズミ野郎」と呼ばれているわけで、その辺弁えろ。
132 :
考える名無しさん:02/11/12 23:39
>>131 おいおい、逆上しちゃって(w おまえが 125 で引っかかってたのは
「内輪の夢想」ていう言い回しじゃなかったか? 話をすりかえんなよ。
それから、なんども言うが、
俺ははじめからここで蓮實批判「できる」とも「する」とも言っていない。
できるといってやらなかったら、そりゃ非難浴びるかもしれないが。
だから「まあ、
>>125の口先だけのネズミ野郎は何もできないことは
100%間違いない。断言してるんだぜ。」などと言われても、(゚Д゚)ハア?
となるだけで、まったく的外れ。
そもそも匿名で書いている俺に何いってんの?
かってに他人に自分の脳内妄想ぶつけて切れるなよ。
「デカい口叩く」「口先だけのネズミ野郎」とはまさにおまえのことだ。
わ〜った、わ〜った。
興奮してるのは俺の方で、「脳内妄想」ぶっこいてるのも俺。
これで満足か?
だがな、お前と俺は「内輪」でも何でも無いだろが。
馴れ馴れしくすんなよ、タコ。
でも、お前が立派な「蓮實批判」を「パブリッシュ」した暁には記念パーティーを開いてやるから、
ここでは「何もできないこと」をひたすら証明する醜態を晒すのもほどほどにしたら。
自分で晒しあげちゃうほど「逆上」してるお前には無理な話かもしれないが。
134 :
考える名無しさん:02/11/13 02:00
晒しage
135 :
だ・か・ら:02/11/13 02:04
十九歳で「哲学者になる」などといいだした奴は、足を蹴飛ばすか、
顔面なぐるか、どちらかしなければだめですよってことになる。
136 :
考える名無しさん:02/11/13 08:32
十九歳で「モンゴル語やる」などといいだした奴はどうすんの?
137 :
考える名無しさん:02/11/13 08:40
東京外大か大阪外大に進学してください。
138 :
考える名無しさん:02/11/13 23:55
『「痴」的放蕩論序説』読めた?
闘争のエチカ
いまよむと面白いね
140 :
考える名無しさん:02/11/14 02:38
>>139 バブル真っ盛りの頃で、妙に二人とも自信過剰だった気もする。
結局、人文学系も景気に左右される。
しかし、柄谷の「ラストエンペラー」と「ベルリン 天使の詩」論
はワロタ。
141 :
考える名無しさん:02/11/14 04:00
フランス国民議会は「創価学会はカルト(フランス語ではセクト)だ」と認定している。
ちなみに、この場合のカルトとは「全体主義的拘束的反人権的団体」という意味だ。
フランスの国営放送(チャンネル2)も創価学会に手厳しい番組を放映した。
なぜ、蓮見は、創価の批判はしないのか?
してんじゃない?どっかで。
143 :
考える名無しさん:02/11/14 10:55
そんな批判は、わざわざ蓮見にやらせるまでもないだろ。
あえてやらせるなら、批判する側とされる側を両方まるごと
ターゲットに入るような批判くらいにはしてもらわないと。
ネタにいちいち反応せんでも
あの字が・・・
昨日、都内の古本屋で草野進『世紀末のプロ野球』文庫版を買った。
なつかしかったのと、解説をヤスケンが書いてて、この頃はまだ蜜月
だったか、と感慨を覚えた。渡部直己と出した『巨人軍再建のための建白書』
(だっけ?)とともに、これを覚えているひとはどれだけいるのか、と
思った。
>>148 130円(笑)。古本屋が事情を知らなかったみたい(笑)。
プレミアついてそうでついてない感じあるね。
俺、手元に6冊あるけどほとんど100円コーナー。
何文庫?
探したいけど手がかりがないんだよ
152 :
考える名無しさん:02/11/16 12:15
>>151 角川文庫。
ついでながら俺は、「どうしたってプロ野球は面白い」と
「プロ野球批評宣言」も持ってるよ。表紙は汚れるわ、
紙質は劣化するわボロボロだけどね。
でも当時は、蓮実センセは一般的にポピュラーとは言えず、
江本や坂東の本の二番煎じみたく思われてたっけ。
153 :
ひゃっほう ◆wg3PxHsSAM :02/11/16 13:10
>>152 坂東ってゆうと、あの人、本業は映画俳優じゃないけど映画に主演してるんですよね。
「書かれた顔」っつうダニエル・シュミットが監督した映画に。
73年の世代、という括りで語られていた監督さんの。
この映画は見ていないんですが、やっぱり、坂東さんは黒柳さんと真クンとの会話の
キャッチボールが一番似合ってると思うなあ。
映画では仁くんというツッコミ役が不在だから、面白いかどうか心配。
やっぱ草野氏のツッコミは偉大ですよ。
伊達に普段と違う名を名乗ってはいないですよ。
あ、それからこれ、全然話が変わっちゃうんですが、岩井克人『貨幣論』を読む
というネット読書会をやるんで、よろしければご参加ください。
市民通貨を考える掲示板↓つうところでやりますんで宜しくおながいします。
http://jbbs.shitaraba.com/business/612/#top
154 :
考える名無しさん:02/11/16 15:23
>>153 そういうくだらない事言ってると、ネット読書会も本気にされないんじゃな
いの。 英二は、坂東じゃなくて板東だしね、確か。
155 :
ひゃっほう ◆wg3PxHsSAM :02/11/16 15:31
そっかぁ。
>>154 誤解されてしまうか。
じゃ改めて申しますが、読書会の方は、本気です。
冗談じゃなく真面目にやるつもりなので、宜しくお願いします。
>>151 ちなみに角川文庫の『世紀末のプロ野球』は『どうしたってプロ野球は
おもしろい』が改訂・改題されたものです。
157 :
& ◆nJcUUujk1E :02/11/28 00:09
158 :
考える名無しさん:02/11/28 01:53
>>フランスのアマゾンでHasumiで検索してみたら、こんなのがありました。
こんな本、あったんだ!と思ったら、結構最近に出た本なんだね。
そこの説明をちょっと読んでみたら、モデルニテを再考する、みたいな本らしい。
句読点の打ち方が変な奴がいる・・・。
うんこ臭いな。
>>157 >>158 メショニックって前々から気にはなってたんだけど読んでないんですよね。
著作は結構あるひとだけどあまり翻訳はないし。詩学に関する著作とか
面白そうなんだけど。ともあれ、紹介ありがとです。
そういえば前にメショニックって来日して駒場で何かやったんだっけ?
誰かシンポジウム参加したひとっています?あとメショニックについて
ご存知の方、ご教示を。
『「知」的〜』でNAMについて言及がないのは?
これまでの関係からすると、不自然。
163 :
考える名無しさん:02/11/28 18:23
ほんとのところ、NAMがよく分からんのですよ。
164 :
考える名無しさん:02/11/29 12:12
メショニックなら確か、
現代詩手帖で小特集があったはず。
号は忘れたが。
166 :
考える名無しさん:02/12/01 06:38
誤認に対する(無責任な選択だっけか?)立派な責任の取りかたで
とやかく言うことではない、みたいな書き方でしたっけ、
柄谷さんへの言及は。
たしか「柄谷さんを御覧なさい・・・」みたいな
始め方だったな。
167 :
考える名無しさん:02/12/01 07:44
総長時代に一度話した。
意外なほど伝統的な人文科学に理解のある人という印象を受けた。
168 :
考える名無しさん:02/12/01 16:30
吉本信者。
169 :
考える名無しさん:02/12/01 19:20
>>167 うらやますぃ…。
も少し具体的な話の内容をちょこっとでも書いて
頂けるとありがたい…。
嫌いな映画が蓮實の批評を読むと面白く感じる俺ってダメなのだろうか
黒沢清もハワード・ホークスについて同じこと言ってたが
きよしクラスならいいとして、俺はどうなのだろうか
171 :
考える名無しさん:02/12/12 16:21
172 :
考える名無しさん:02/12/12 17:54
柄谷が蓮實を批判したのってどの文章?
「リュミエール」の序文に激怒したとかいうやつと「非情都市」のパンフに激怒したとかいうの以外にある?
173 :
ひゃっほう ◆wg3PxHsSAM :02/12/12 18:21
>>172 柄谷が蓮實に激怒したのって、その二つくらいじゃないかなぁ。
柄谷行人編 浅田彰+蓮実重彦+三浦雅士「近代日本の批評」では、
批判つうか、ちょっとおちょくってたけどね。
無意識を意識的に演じてるだかなんだか云々の文脈で。
あぼーん
175 :
考える名無しさん:02/12/12 18:28
155 名前:(^_^)/@ヒヒヤング 投稿日:2002/12/10(火) 22:28
名古屋団地とは最高に抜けるロリビデオです
177 :
ひゃっほう ◆wg3PxHsSAM :02/12/12 18:39
>>175 若手文芸批評家の池田雄一によれば、柄谷は「動物」だそうな。
狂暴さを剥き出しにした時は近づいちゃいけないんだって。
日本語で喋ることもできるけど、そういう特殊能力のある動物だってさ。
>>177 おまけに奴は自分が青臭いハンパなマルキストだった頃の
「非現実感覚」をいまだによく記憶してるから、
同じような青臭い連中をひきつけるコツを知ってる。
それが
NAMさ。
市民通貨の学習会の企画があると聞いたのですが、それはどうなったのでしょうか?
そうえいば、市民通貨についての掲示板もあったと思いましたが。。。
もう一月くらい前に、はじめてこの板を覗いたときのことなので
売る覚なんですが。
おしえてください
NAMと市民通貨の関係に興味のあるものです。。
おしえてください
>>179 >>153にリンクしてある掲示板でマターリと市民通貨についての討議進行中ですよ。
学習会はネット上でも可能なので上記のbbsでやることにしました。
オフ会は日程は一月ということだけ決定。
議論するのが目的ではなく、顔合わせするのが主目的です。
で、親睦を深めてから色々と自分の持ってる情報を小出しにして、
で、各自の力を合わせてなにか面白いことできたらいいな、という話にもっていけたらいい、
と思ってます。
あぼーん
あぼーん
184 :
考える名無しさん:02/12/12 22:54
>非情都市
悲情城市だろ。
でもあれを反日帝の映画だと考える方(カラヤン)がどうかしてるけどな。
そういうテーマが読み取れないから、蓮實流は駄目だとか言ってもねえ。
あれは侯賢孝による、極めて愚鈍で
スタイリッシュな映画だよ。誰が観ても。
hiroaki fumaって、だれですか?
柄谷は思想界の長嶋茂雄です。
広岡の蓮實とは、結局合わないのですね。
何言ってんだよ、蓮實は萩本だよ。
組織と喧嘩別れまたは自滅って誰かさんはやっぱ広岡じゃん。
ルサンチマンだし。
190 :
考える名無しさん:02/12/13 03:49
それでも名古屋の禁治産者よりはマシだよね(藁
191 :
考える名無しさん:02/12/13 03:56
馬さん?
いるんでしょー??
>>184 柄谷はあれでいいの。
ただ龍のたんに間違えすぎ&蓮實との対談での内容と180度違う発言などが
あれがムカツク
>>173 いや、和製ポストモダンを批判する中上との対談の冒頭で、
渡部直巳なんかもひっくるめて批判してるよ。
最初に批判したのは中上で、柄谷は中上に会わせただけって
感じだけど。
「彼らのはくだらないものに意味を見いだすことに意味がある
みたいなことを考えている、日本プロ野球浪漫派」
「彼らのは、結局のところ長嶋茂雄を巡る貴種流離譚」
みたいなこといってた。
たしか、ダイアローグにも入ってたんじゃないかな。
たしか、同じ対談の中でスガ秀美を褒めちぎっていたのが
印象的だった。これも中上が最初に持ち出した話だけど。
「絶望的な中で、良い若手が出てきた。スガですよ」
みたいな。それで柄谷が「僕はスガ君の才能は、一度も
疑ったことがない」みたいな。
194 :
考える名無しさん:02/12/15 00:07
155 名前:(^_^)/@ヒヒヤング 投稿日:2002/12/10(火) 22:28
名古屋団地とは最高に抜けるロリビデオです
軍手は名古屋の地域通貨のパイオニアだったんだね
196 :
考える名無しさん:02/12/15 08:18
柄谷の蓮實批判って酔っ払いの言い掛かりみたいでつまんないよ。
>>193 あー、すが秀実のとこだけは、なんか記憶にあるな。
ダイアローグは立ち読みはしたことあるんですよ。
すが秀実は自分では醜いあひるの子だと思っているが白鳥である、
って柄谷が喋ってたような。
【宣伝】
市民通貨を考える掲示板↓つうところでネット読書会などをマターリとやってます。
http://jbbs.shitaraba.com/business/612/#top 私の書き込みは稀ですが、これは、なにも怠惰だからというのではなく「資本主義を原理的に考える」
なんつう大仰な主題を選んでしまったために岩井・柄谷両氏の著作の読解という矢鱈とハードな仕事を
こなす必然性が生じてしまい、そのために滅法苦労しているからなので、その点をご理解して頂ければ
幸いと存じますし、またそうした事に理解のある方が参加されてくださる事が、最善の状況だと思う、
と表明するに吝かではない、という立場を私は貫きます。
ということで、よろしくお願いします。
>>196 というか、単なるディレッタントやスノッブに対するコンプレックスでしょう。
蓮實を「ディレッタント」や「スノッブ」と受けとめている時点でアウトじゃん。
だから、そう受け止めることによって、コンプレックスを持つ時点で
柄谷アウト。
イタ飯も注文できない、東大一直線が愛読書・・・
201 :
考える名無しさん:02/12/16 12:24
わかってないな
柄谷はアウトなヤシのヒーローなんだよ
講演会の客の貧相さですぐわかる
202 :
考える名無しさん:02/12/16 13:31
>>199 ディレッタントやスノッブ以外のなんなのさ?
203 :
考える名無しさん:02/12/16 14:17
「ニセ伯爵」(淀川長治)の詐欺師。
渡部と一緒に偉そうにサッカーについて語るんじゃねえ!!
おめえらは日本サッカー浪漫派に転向したのかよ!!
204 :
考える名無しさん:02/12/16 14:25
205 :
考える名無しさん:02/12/16 14:26
わかってないな
柄谷はアウトなヤシのヒーローなんだよ
講演会の客の貧相さですぐわかる
お前はその客のひとりか。
206 :
考える名無しさん:02/12/16 14:26
>>204 ワラタ。
国立大学親分衆を一座に集めた大花会・・・とすべきだな(藁)
207 :
考える名無しさん:02/12/16 14:31
蓮實は柄谷と違って実務能力あるんだろうね。
まあ俺はどっちも好きだけど。
209 :
考える名無しさん:02/12/16 16:24
三流禁治産者のノックアウト!
あぼーん
>>208 「天使が通る」で、「三島由紀夫の役割を受け継ぐ、日本スノビズムの法王」
と罵倒した、浅田彰もアウトでつか。
まあ、本当は柄谷が苛立っていたのは、蓮實や柄谷を「現代思想系」として
一緒くたにして扱う、竹田せいじの解説書なんかでしょ。
柄谷と蓮實の両方が参加した座談会で、
今の日本では両極の筈の二人が同じものとして扱われている、
みたいな話をして、二人とも「それは嫌だ(笑)」みたいな事を言ってたから。
212 :
考える名無しさん:02/12/16 17:38
だから。。もう意味ないって(藁
ここに書いても。柄谷とか蓮実の本ひらいても(w
213 :
考える名無しさん:02/12/16 17:39
なんもあなたの得にもなりません。あきらかに。。
ここに書いても。柄谷とか蓮実の本ひらいても(w
あぼーん
215 :
考える名無しさん:02/12/16 18:24
1980年代に「ポストモダニズム」という思想が日本を駆けめぐった。その思
想の根源には、科学を批判的に見る科学哲学の今日的形態があったことに気
づいておられた方もいたに違いない。「知の欺瞞」は、物理学を専門とする
著者たちが、科学に対する中途半端な理解をもとに軽薄な言説を書きまくっ
た文科系知識人に対する根源的批判である。その議論のすべてが正しいとは
思わないが、基本的に正当で健全な思想的姿勢を貫いている。
著者たちは、フランスの精神分析学者ラカン、記号学で一世を風靡したクリ
スティヴァ、科学社会学者ラトゥール、ポストモダニズム思想を一挙に流行
思想にしたドゥルーズとガタリなどが援用する数学や理論物理学の議論が、
内容をほとんど理解することなく、表面的な意味に引かれての、ほとんどナ
ンセンスな言説にすぎないと断言する。そして、これらポストモダニズムの
論者たちが拡散させた、言説を無批判的な展開する思想的雰囲気が、現代思
想を荒廃させ、かけがえのない損害を与えたと説く。いかがわしいと考えら
れる個々の文章を引用し、それらに注釈する著者たちの探索はきわめて執拗
である。これらの文章の半ばほどは、日本語に翻訳もされているが、日本人
の私としては、よくぞ日本語に訳されたものだと感心させられもする。
ただし、議論が明確に行き過ぎている個所もある。たとえば、4「第一の間
奏――科学哲学における相対主義」のところで、科学史家のクーンが、ポス
トモダン哲学に力を与え、その先駆となったがゆえに「有罪だ」といった論
断は、クーンに対して不当であろう。晩年のクーンは、ポストモダン科学哲
学が科学の経験的構成要素を軽視しすぎていると批判的であった。一言で言
って、著者たちの認識論的立論はいまひとつ洗練されていない。
著者の一人ソーカルは、科学的にはナンセンスな論文を意図的に投稿して、
あとでその虚偽性を暴露した「ソーカル事件」によって、今日の「サンエン
ス・ウォーズ」を引き起こした人物として知られる。そのきっかけとなった
論文も邦訳されており、有益である。
216 :
考える名無しさん:02/12/16 18:26
荒らしだね。
最後はコピペですか・・・。
ソーカル被れは結局この程度か。
プッ
>>215 その引用が蓮實とどういう関係があるの?
218 :
考える名無しさん:02/12/16 18:51
ポストモダンと呼ばれる人々の本を読んで、しばしば、あまりの難解さに、
「自分の頭が悪いので、理解できないに違いない」と思って自己嫌悪に陥っ
ていたけれど、本書を読んで、一安心。「ポストモダンはわざわざ難解な表
現をつかって、分からなくしていただけなのだ」ということを論証している
本書は、私の頭が悪いわけではないことを、教えてくれた。
あぼーん
>本書は、私の頭が悪いわけではないことを、教えてくれた。
そういう効果を求める需要は確かにあったな。
いまだにあるみたいだが。
いや。十分に悪いよ。あなたのアタマガ(w
222 :
考える名無しさん:02/12/16 19:55
あぼーん
これが蒙昧思想の正体dekka?
寒くてヴァカなコテハンがいると思ったら、
麻衣ちゃん突撃隊とは、比ヤングの別名だったんですか。
驚きです。
>麻衣ちゃん突撃隊とは、比ヤングの別名
気が付くのが遅いよ。キミ(w
星野仙一、鈴木イチロー、山田、いかりや長介、ピエールなども
みな夫馬の別名と言うことで、良いんですか?
確かにキモイですね。
NAM関係のヴァカなコテハンは、
みんな夫馬だったのかと思うと…
いいんじゃないの(w
229 :
考える名無しさん:02/12/18 23:40
ちょっと話が飛ぶけど、このスレの最初の方で話してた映画関係の話に移っていいですか?
蓮實はキューブリックをどう評価してました?
たしかベスト映画160にはキューブリックの名前が載っていた記憶があるけど
最近のアイズワイドシャットとか時計仕掛けのオレンジ、バリーリンドンなどに対する
彼の評価を知りたいです、知ってる人いる?
230 :
考える名無しさん:02/12/18 23:41
もって回った権益擁護者
>>230 もって回った権益擁護者
そうそう。
負けそうな論争を避ける嗅覚は異様に鋭い。(W
勝ち負けなのか?
233 :
考える名無しさん:02/12/19 13:13
「もって回った権益擁護者」は知らないが、
キューブリックを「単なる変わり者」と切り捨てる
切り捨て方がいいよね(蓮實)。
でも、「突撃」や「現金に体を張れ」という初期作品は
褒めてるよ。短く。
Dr Strangeloveは最高ですよね。
総統っ立てますっ!!
235 :
考える名無しさん:02/12/20 00:54
>>233 >キューブリックを「単なる変わり者」と切り捨てる
どこでそれ言ってたか覚えてる?
>>235 2度くらいみたが、ソースは覚えていない。
「映画史とは無縁の単なる変わり者」という表現だったと思う。
「フルメタル・ジャケット」は大酷評だったのは有名。
そういや、「地獄の黙示録」の評価もあんま高くなかったよね。
一本それなりに長い批評書いてたけど。
あれは、立花隆の評論にイチャモンつけた格好でしょう。
村上龍との対談では、「監督が混乱しているという魅力の映画」と
していたと思う。
大岡昇平との対談では、やっぱり評価低くなかったっけ。
あれは水の上を滑走する映画だけど、それぐらいしか見所のない
退屈な映画だ、みたいな感じで。
それで二人で「ゴッドファーザーもやっぱりつまらなかった」
みたいな話になって。
かなり昔のことだから、あんまり覚えてないけど。
240 :
考える名無しさん:02/12/21 06:10
映画狂人シリーズ第8弾『映画狂人のあの人に会いたい』。
河出書房新社の編集はなんつうセンスや(藁)
次回予想
『映画狂人のどこまでやるの』
『映画狂人のドーンといってみよう』
『映画狂人の仁義なき闘い』
『映画狂人の総長賭博』
241 :
考える名無しさん:02/12/21 06:15
『映画狂人のある愛の詩』
「愛とは決して後悔しないこと」
映画狂人の
もうどうにも止まらない
映画狂客伝 三代目襲名
244 :
考える名無しさん:02/12/21 12:24
“『バリー・リンドン』は『嗚呼!花の応援団』に比較さるべき荒唐
無稽な笑劇として”その年のベスト10の7位に選ばれている。
大日本化工機販売 052-883-1732 軍手・皮手袋・安全靴・地下たび・作業服が安い,消費税3%は不要
246 :
考える名無しさん:02/12/21 14:00
>>244 >その年のベスト10の7位
誰が選んだどこの賞なりランキングのベスト10なの?
>>237 かなり大好きな映画だけど?「失敗作」として
「『フルメタルジャケット』は失敗作を録ることにすら失敗した」んだそうです。
キューブリックは馬鹿でも天才でもなく、風変わりな監督の一人に過ぎない。
われわれはハワード・ホークスがヴェトナム戦争映画を撮らなかったことを深く
惜しみながら、「フルメタル・ジャケット」が壮大な失敗作であることを期待
したのだが、不幸にしてキューブリックはよく出来た映画を撮りあげてしまった
のだ。何たる失望。
だが、さすがにこの監督は風変わりな人で、見る者を失望させながらも勇気づけて
くれる。勇気づけるといっても、これが戦争高揚映画だというのではない。
だからといって、反戦映画だというのでもないが、少なくとも、これを見ながら、
久方ぶりに本気で悪口をいう勇気を与えてくれるという点では、爽快な気分を味わう
ことはできる映画なのだ。キューブリックよ、このざまは何だ。お前は失敗作を
作ることにさえ失敗している。この程度のもので人を驚かせるとでも考えている
のか。われわれは思いのままに彼を罵倒し、軽蔑する喜びを自分のものにする。
実際、まともに「プラトーン」の悪口など言う気にもならないではないか。
249 :
考える名無しさん:02/12/21 18:17
>>246 「映画芸術」誌が毎年行っているベスト10&ワースト10行事における
蓮實氏のベスト10です。
あぼーん
251 :
考える名無しさん:02/12/22 01:40
『映画狂人のあの人は今』
映画狂人はつらいよ
253 :
考える名無しさん:02/12/22 02:01
映画狂人は走る
254 :
考える名無しさん:02/12/22 02:12
映画狂人千夜一夜
255 :
考える名無しさん:02/12/22 03:13
こんな映画狂人は嫌だ
映画狂人の三分クッキング
映画狂人、前から後ろから
>>251-257 お前らさ、まじでつまらないから
その低能な書き込みもうそろそろ止めてくれないかな
「映画狂人のもうどうにも止まらない」
最近出る本はインタビューや講演録、対談ばかりだな。
渡辺直己の師匠でサッカーについて対談してた。映画狂ってゴダ−ルに
憧れて、自分も運動神経がいいふりする人が多いと思う。
インテリって元々運動神経が無くてスポーツに対してコンプレックスが有るのに
言葉でそれを隠そうとするからね、
柄谷行人も「東大でもスポーツは出来てね」なんてわざわざ言ってたしね
ハスミは高校時代に陸上競技の選手で、当時の東京都だかの記録保持者だったらしいよ。
砲丸投げだか円盤投げだかの優秀選手だったんだってさ。
本人によれば。
柄谷がスポーツできたのは、本当なんじゃないの?
高校時代バスケットの名選手だった、って岩井に言ってたジャン。
あんまそういうことで嘘つくとは思えないんだけど。
そういうことだから嘘つくんじゃないのか
265 :
考える名無しさん:02/12/23 23:08
柄谷には、枯木灘っつー草野球チームがあるじゃんよ。
学問もダメ、スポーツもダメ、何をやってもダメな奴が僻んでいるね
>>263 円盤投げ・・・確かにあのガタイに見合ったスポーツだ
>>263 柄谷は県大会ベスト8まで逝ったらしいよ。
三浦雅司が昔書いてたけど、酔うと必ず
その話になるんだって。
>>268 どう考えても県大会ベスト8はたいしたこと無いぞ
しかも勝手に想像するに柄谷が高校生の時のバスケットなんて今よりも、もっとレベルが低いだろうしね
だって、スラムダンクどころかダッシュ勝平ですら流行ってないだろ?
自分で言ってるって所がむしろコンプレックスだったんだろうなと思わせる
コンプレックスじゃないと何か困るの?
>>269 進学校なら大したものじゃないの?
その前にもっと小さな地区大会で
優勝とかしなきゃなんないんでしょ。
勿論蓮實や安吾よりは駄目なんだろうけど、
それでもただのガリ勉野郎って事は
ないでしょ。
実際どのくらい活躍したのかは、どうもでいいの。
酔うと必ずその話をするというあたりが、どうにも。
273 :
考える名無しさん:02/12/26 12:54
どうもでいいよ
274 :
孝三自身白痴:02/12/26 13:18
学問もダメ、スポーツもダメ、何をやってもダメな奴が比ヤングね
>>266 まさに藁
275 :
考える名無しさん:02/12/27 22:15
あほーー
276 :
考える名無しさん:02/12/27 22:30
運動神経と知力は相当関係が深いと思うんだよね。
277 :
考える名無しさん:02/12/27 23:04
でも、フースバル選手の中田英寿の文章って、???な文章じゃない?
ヒデの文章って知性を感じさせないんだよねー。
それ、カラヤンの台詞じゃん。
279 :
ニュース速報板:02/12/27 23:08
っていうか
人に聞かずに自分で考えろ。
自分の自由(偶然を肯定するため)を信じるために、必然をも肯定しなければならないのでは?
282 :
考える名無しさん:02/12/27 23:28
フースバルって何ですか?
283 :
考える名無しさん:02/12/27 23:35
フースバルってドイツ語でフットボールつう意味よ。
284 :
考える名無しさん:02/12/28 00:00
蓮見は糞野郎!単なるぺダントリー!その信者モナー!
税金泥棒ー!退職金返納しろ!
蓮見と浅田とは私のことですか?
くやしかったらフランス人の嫁さんもらってみたまえ。
287 :
考える名無しさん:02/12/28 00:24
↑残念、もう貰ってますぅ〜。そして別れた・・・。
288 :
考える名無しさん:02/12/28 00:45
フランス人じゃないじゃん
ベルギーでしょ
>>279 および皆様。スレ違い平にご容赦を。
見てきました。見る価値なしと15秒で分かります。800以上いってんのよ
すげえことに。
以上時間の無駄遣い防止ボランティアでした。
290 :
考える名無しさん:02/12/28 02:23
おお、ドイツだったのですね。
ラテン語系の読み方を知らん奴が
英語式に読んでいるのだ、と
ひそかに思っていました。
291 :
考える名無しさん:03/01/03 09:58
嫁さん美人なの?
292 :
考える名無しさん:03/01/04 10:30
>>233>>236>>238にある
>キューブリックを「単なる変わり者」と切り捨てる切り捨て方がいいよね(蓮實)。
>「映画史とは無縁の単なる変わり者」
>村上龍との対談では、「監督が混乱しているという魅力の映画」
俺としては蓮実の映画を評する基準が分からんのだよね
確かに俺は映画をみてる絶対量が少ないし
映画史なんか一般レベルでしか知らないから、自分が理解できる範囲内で判断し
他人の評価も尊重したいと思ってるのだけど
どうも蓮実の評価と一致した事が無くて
自分が気に入った映画を蓮実がけなしてるのを読むとガクーンってなるんだよな
ゴダールは訳わかんなくて退屈にしか感じないしね、あ、もちろん少しは分かってるつもりだよ
誰か蓮実が映画を語る時の基準みたいなのを
映画史とか大衆とか記号の露呈とかそう言う観点から分かりやすく教えてくれる方いませんか?
293 :
考える名無しさん:03/01/04 11:36
ハスミ、気にすることないじゃん
おもろいとおもったのを
好きにみればいいじゃん
294 :
考える名無しさん:03/01/04 19:02
>>292 映画狂じゃない限り結局対談や座談会形式のが一番わかりやすいと思うが
ちなみにあなたのリンク先で触れられている蓮實評を思い返してみると
『現生〜』はどこから弾が飛んでくるのかわからないのが面白い
『フルメタル〜』は非人間的な軍事訓練や虐めなどで気が狂い自殺、その後戦争の恐ろしさ満開
という紋切型ヘボイ
村上龍は、まあ話し合わせてるだけだね。あいつ適当だし、だいじょうぶ、マイフレンド・・・
個人的にはゴダ好きで、ゴダールはまずパッと見カッコイイ
んで何度もも見てると話や引用元がわかってきて楽しい
んでわかった状態であーゆーいろんな要素が雨アラレシャワー的な映画を見ると楽しい
みたいな感じです
結局のところ、
蓮実はアンドレ・バザンの『映画とは何か』の批評基準を、
批判しつつも追随して応用しているように思えてならない。
296 :
考える名無しさん:03/01/05 02:21
>>292 蓮實の場合「映画とは何か」という求道的なものではなくて、
「いかに映画から解放されるか」という解脱的な映画論であると思われ。
はっきり言って、蓮實の映画基準はという思考そのものが、蓮實の映画論に
そぐわないということだろう。
実はこの解放を求める映画論こそがどこか求動的なものであるのだが。
だから、蓮實の批評を参考意見としながら、映画をみるのが正しいのだけど、
反蓮實も蓮實の追随者もその辺のところが真面目過ぎると思われ。
いや、蓮実にそんな解放的視点はないと思う。
ある時期からは意識的に反動的に振る舞っていたよ
日本でヘルツォークやパゾリーニ受容が遅れたのは、
蓮実が嫌いだったからなのは明白だろうし。
ごく初期の雑食性はすばらしいけどね。
298 :
考える名無しさん:03/01/05 02:52
ヘルツォークやパゾリーニは単に趣味が悪いから、解放的ではないということ。
一見制度化された映画の構造を持ちながら、映画という制度を切り崩す映画
を賞揚しているのが蓮實の神髄だと思う。
ヘルツォークもパゾリーニも面白いが駄目だと断りを入れているわけで。
彼らの限界を見いだすところが蓮實的な視点なんだろう。
勿論、長くやっているから、ズレや間違いもあるんだが。
私はここでは蓮實を擁護するが、それは蓮實の良質なアナーキー性が
いつものごとく誤解されていることに対して苛立つからだ。
>>297 町山と同じようなことを言っている。
「ある時期」っていつ?
町山は何いってんの?
なんか哲板ぽい抽象的な言葉が飛びかってますが
最近はジャン・ドゥーシェに興味がある、
というだけのことだが
>>300 >ごく初期の雑食性はすばらしいけどね。
後はダメって言う。
俺は基本的な姿勢は全く変わってないと思う。
スレチガイかもしれないけど黒沢清ってどこがいいんですか?
304 :
考える名無しさん:03/01/05 23:39
>>303 一見おとなしい映画職人のようでいて、
実は目茶苦茶大胆でツボにくるような奇妙な映画を作れるところ。
それでいて「単なる変わり者」ではないところ。
清は『神田川淫乱戦争』が最高傑作
蓮実はしょせん仏文学者。
ドイツ文学や英米文学のノリを理解できなかった。
映画趣味にもそれが反映されていることに皆気付け
307 :
考える名無しさん:03/01/06 05:36
そうだね
なによりもロシア映画に無理解なのが痛い
>>308 そうなの?
俺の記憶では、蓮實が触れたロシア映画ってソクーロフ関連のしか知らんが。
エイゼンシュテインもアレクサンドル・ネフスキーとかイワン雷帝が好きとか
そのくらいかな
310 :
考える名無しさん:03/01/06 22:23
いくらでも応用が利く。
蓮實はしょせん仏文学者。
アフリカ文学も知らずに映画趣味にもそれが反映されていることに皆気付け。
金融工学も知らずに映画趣味にもそれが反映されていることに皆気付け。
高分子化学も知らずに映画趣味にもそれが反映されていることに皆気付け。
・
・
・
で、哲学板に書き込む香具師は所詮ただの馬鹿。
世間知らず、視野が狭くて単なる臍曲がりであることに皆気付け。
311 :
しゃんたる:03/01/06 22:38
ドイツ文学や英米文学のノリ、って何だよ。 そんなもん理解できるか!
観照では?知らないけど。
どう思う?
>>311 「ドイツ文学や英米文学のノリ」については、
そのノリに精通した
>>306からじっくりと説明があるようだ。
とにかく彼は、日本人の同一性を属性とするミーメーシスの人に違いないと思います。
彼の同一性は根源的同一性を眼差してると思う。
モンタージュ理論嫌いなのは明白
>313
よく知らないが、ドイツ文学に感じるのはヌミネ―ゼ、英文学に感じるのは
やはり観照。米は知らない。
日本はどうだろう?
317 :
考える名無しさん:03/01/06 22:57
>315
だって頭悪いから。というかその辺も開発してない
働き者ですね。
あなたは禅でいうなら漸語、私は頓悟。
あなたがデジタルの時は、私はアナログ。そしてアナログの時はデジタル
とも言えなくない?
明晰な頭脳をあなたは持ってるのにかなわないけど、私は直感のセンスが良いのかもね?
頓馬じゃなくて?
凡庸な論議だな。
322 :
考える名無しさん:03/01/06 23:51
>>230 そんな下品な言い方はよしてくれ、魂の唯物論的擁護と言ってもらいたいな
唯物論の魂的擁護
って、これは柄谷の方か。
頓馬が群れを成してやって来た!!
325 :
考える名無しさん:03/01/07 00:39
次は鹿かな?
327 :
考える名無しさん:03/01/07 13:11
蓮實はロシア映画には詳しいよ。
ソクーロフ以外にも、バルネット、ロンム、パラジャーノフ、ゲルマン等々きりがない。
328 :
考える名無しさん:03/01/07 14:47
蓮実の分かりにくい文章のどこが華麗なんだ?
難解用語駆使こそがインテリの哀デンチチーか。
簡単言えば済む事を、わざわざ難しく言う、まさに象牙の塔の親分だな。
税金でやらず、自費でやれよ。
328と同じ事をもっと知性ある奴がいってみろよ
330 :
考える名無しさん:03/01/07 15:04
インテリ崇拝。
東大出の言う事だから間違い無いだろう。
分からないのは俺の頭が悪いから。
ああ、素敵な東大出様。あなたの事を思うと涙が止まりません。
今日も感謝。いろいろ教えて、導いて下さい。
328とか330とかいくらなんでもアホすぎ
インテリを気にしすぎ
↑たんなる煽りを気にしすぎ
パラジャーノフって「ロシア」映画なの?
ソ連映画ではあったと思うけど。
グルジアだかアルメニア映画では?
(^^)
335 :
考える名無しさん:03/01/09 01:39
早くフィクション論書いてくれ
336 :
考える名無しさん :03/01/09 02:05
「表層批評宣言」の出だしの句点なき長文が新鮮だった。
この人は飛び石を駆ける抜けるようなリズム感(→何を踏まないか)
が鋭敏だと思った。
フォードとルノワールと小津では誰が最も好きなのだろうか
フォードだろう
終了
早くフォード論書いてね。あとボヴァリー夫人論もね。
たぶん蓮実のフロベール論はつまらない
紀要論文見る限り「凡庸」。
339 :
考える名無しさん:03/01/10 09:33
>>333 「グルジアだかアルメニア」の並びに「ロシア」もいれてあげてね。
「パラジャーノフ」っていう名前自体ロシア風。
今日書店で、去年の八月に『映像の詩学』が文庫化されてたのに気付いたので買った
久々に読み返すがなんか文章下手糞だね。やたらと「〜ばかりだ」連発してるし
内容もシンプルだがそれはなかなかいいかも
読みやすいし
あと文庫版のあとがきで自慢してる
>>335 新潮とユニクロの会社で出してる「考える人」っていう雑誌に
フィクション論の準備ノート連載中です
>340
先にお前の汚い文章を何とかしろよ。
>>341 例によって固有名を出さないまま人物紹介していくっていう、
「凡庸な」と同じような書き方ではじめてるね。
今回はオースティンやサールが凡庸な登場人物って感じだけど。
>>341 サンクス。
しかし、また準備ノートかよ。すぐに序説とか、のたまうのは、
謙遜しているのか、予防線張っているのか、じつは本論考えて
ないのか。
連載第一回目読みマスタ。
言語哲学者はあほであるといいたいんでしょうかね。
ちゃかしてますよね。
346 :
考える名無しさん:03/01/15 14:01
蓮實さん、ナポレオン3世のクーデタの脇役ド・モルニーについてのエッセイの中でも
オースティン・サール対デリダの論争について触れていたっけ。
話があって来た。
居るか?
知らん
わたしは生命力が強い。簡単には死なん!
誰か居るか?
完璧に勘違いだよ。妄想。
オマエは既に死んでいる。というか一度も生きたことがないのだ。w
351 :
考える名無しさん:03/01/15 14:22
亡霊の雄叫び。 負け犬の遠吠え。
352 :
考える名無しさん:03/01/15 14:23
死者の饗宴。 死霊の盆踊り
あぼーん
354 :
考える名無しさん:03/01/15 14:52
フリージャーナリストではない。
暇があるので散歩してるだけだ!
>>341 「赤」くなる、と、例の「照れ」が結びつくんだろうか……
……まさか……。「赤」と「緑」っていうと思い出すのは
『ノルウェイの森』の装丁と、中沢新一の『緑の資本論』かな。
「考える人」ようやく本屋で読みました。
連載かと思ったら、これ1回きり?
357 :
考える名無しさん:03/01/17 18:26
358 :
考える名無しさん:03/01/17 18:40
「考える人」の連載って、
俺には最近の柄谷への批判にも読めるんだけど、どうっすか?
“「赤」の誘惑”ってタイトル自体、身も蓋もないし、
『何か(=フィクション)に惹かれるという振る舞いの意味は理解しえても、
惹かれるという体験にはいたって鈍感』な『アメリカの言語哲学者』って
ド・マンのことでしょ?
そう思って読むと、それこそ“「主題論」的な体系”が
顕れる気がして…(w
359 :
考える名無しさん:03/01/17 19:35
>>358 ド・マンのわけないでしょ
100パーセント、サールのことじゃん
360 :
考える名無しさん:03/01/17 21:20
吉祥寺のパルコで「文芸批判序説」が何故かビニールでカバーされて売ってた。
362 :
考える名無しさん:03/01/17 21:35
週間読書新聞で知的放蕩序説の中条省平の書評がでてる。
おもしろかったのは、守中が、蓮見に対して、
プランショーデリダによるリシャール殺人事件に対して、
日本では、蓮見によるプランショ殺人事件があったのではないか?
おずおずとしかし決然と訊ねたときだけ、いままで悠然と質問に答えていた
蓮見は本気になったように見える、
とかいってたところ。
363 :
考える名無しさん:03/01/18 08:50
そういえばふと思ったけど
蓮実って宮崎アニメに関しては徹底的に無視してる?何か言及してた?
(^^)
≫359
あ、そうですか(w
サールってきちんと読んだことないんで…
お恥ずかしい…
でもなんか、読んでる内に
柄谷批判にしか見えなくなってきまして…w
氏んで来ます。
これから青山ブックセンターへ行テキマス。
まだ定員に余裕あるらしい。
367 :
考える名無しさん:03/01/19 00:10
>>363 ディズニーだってハリウッド映画史から外しているよね。
>>363 黒沢は好き。青山は嫌いみたい。
蓮實はたぶん「わからない」って言うんじゃないかな?
最近のバリバリCGの映画も正直わからんとか言ってたし
>>368 「闘争のエチカ」で、「昔の映画はCGを使えなかったんじゃない、
使う必要がなかったんだ」みたいな事を言ってたね。
キューブリックはCGに肯定的だったけど、
キューブリックが嫌いなのも、こういった映画観の違いなのかな。
ロメールの最新作はCG使いまくってるわけだが、
別に否定的ではない。
ヒッチコックがまだ生きてたらCG使いまくったと思う
>>371 たしかに。
でも、キューブリックなんか、
「将来的には映画は俳優もセットもなくなって、
全部CGでやれるようになる」
みたいな事言ってたけど、それは極端過ぎ
るんじゃないの。
FFがあるぢゃないか!
>>373 ああいう映画をヒッチコックなんかが、
認めるのかということ。
>>374 ヒッチコックでなくても認ないってば(w
>>375 キューブリックは、そうなる、またはそうなるべきだって
話をしてたから、そういう人とは蓮實は合わないだろうな
ってな話。
その時の話ではその方が安いし、監督の思い通りの
映像が作れるから(・∀・)イイ!! という話だったんだけど、
ヒッチコックもタイプとしては似たような監督か。
俳優のアドリブとか嫌ってたらしいし、
ルノワールなんかとは正反対なん?
押井がCGを多用するのも、そんな理由らしいし。
>>376 FFは、そういう議論以前のシロモノだから、わざわざ373が
突っ込んだわけで、マジレスされてもねー。
蓮実の趣味が映画を御し切れた時代は終わりつつあると思うなー。
蓮実のは言説は趣味だったのか?
アドリブが嫌い→CGがいい、ていう論理がほとんどわからんのだが。
ヒッチコックは俳優(特に女優)の選択に慎重で、俳優を美しく撮れる
いいカメラマンを使っていたんだけど。仕掛けも好きだけど、人間写すのも
好きだったんじゃないの。
>>381 ヒッチコックは、自分の思い描いた世界を忠実に描きたかったから、
演技に拘る大俳優を使うことを嫌ったらしい。
三島由紀夫なんかもそうだったらしいけど、
俳優は勝手な事しないで、監督の言った通りのことを
やってればいい、みたいな。
んでもって、押井守が言ってたんだけど、かれが
CG好きなのも、自分の思い描いた世界を忠実に
再現できるかららしい。
ルノワールなんか違うでしょ。
映画なんかよりも自然の方が偉大で、自分はそこから
何かを切り取るだけだ、みたいなことを言ってたから。
私はニセ伯爵よりおすぎのほうが好きだ
さいなら、さいなら
作品を見て思うのは、ヒッチコックもルノワールも俳優個人の持つ魅力を
カメラの前に最大限引き出したひとだと思う。顔にどういう光を当てるかとかね、
そういうのって場面によって俳優が変わるたびに調整するわけだし。
もちろん役作りを大げさにして自分の解釈した登場人物の「内面」を表現したがる
大役者(演劇出身に多い)なんて、誰の映画であろうと映画そのものに向いてない。
ヒッチコックって計算し尽くした構成をする職人芸ももちろんあるんだけど、同時に
画面から独特の官能性を引き出す人で、そこはまねできないとこだと思う、もちろん
ルノワールのあのおおらかな官能性とは別だけど。
カメラの前に立っている俳優に惹かれるっていう感性がなければああいう画面には
ならないと思うし、CGでいいっていう人はそういう他者の魅力より頭の中のイメージを
優先したい人なんだと思う、これは別にどっちが上って問題じゃないけど。ただ蓮実さんの
好みではヒッチコックやルノワールなんだろう。
>>384 CGは頭のなかのイメージというより
それ自体のグロテスクさっていうのがないですか? リアルじゃない感じの
誰かみたいに不可視的な、とかは言いたくないけど
んでもってそれが魅力的か、といわれるとよくわからんですけど
>>386 そうかもしれないですね。東浩紀なんかはそう感じてるんだろうね。
もはや現実との対応関係をもたないイメージというか。
ただそれが新しい感性なのか狭いオタクの感性なのかわからんけど。
388 :
考える名無しさん :03/02/02 16:35
>>387 で、現在は、そういう狭いオタクの感性が遍在化してきてるって状況なんでしょうね。
389 :
考える名無しさん:03/02/10 14:50
『映画狂人・お命頂きます』
すばるのシンポジウム読むと、サールとか言語分析学者はぼろくそ言われてるな。
391 :
考える名無しさん:03/02/17 10:02
392 :
考える名無しさん:03/02/24 21:19
age
393 :
新スレだってよ↓:03/02/25 23:11
394 :
考える名無しさん:03/03/09 23:40
反=日本語論はおもしろかった
物語批判序説は文学史・文化史の本として読んだ
表層批評宣言はつまらなかった
396 :
ピエール栗原:03/03/10 08:42
プ〜(^ε^)
397 :
考える名無しさん:03/03/10 11:23
反=日本語論は、今読むと「若々しいなあ」って
思うよね
398 :
考える名無しさん:03/03/10 15:45
はすみんの奥さんはフランス人なの?
別れたってどういうこと?
あぼーん
400 :
考える名無しさん:03/03/10 16:25
だれかハスミンの嫁さんのこと教えてくれや・・・いえ
どうか教えてください
401 :
考える名無しさん:03/03/10 21:31
シャンタル
402 :
考える名無しさん:03/03/10 22:11
ベルギー人
別れたって最新刊も奥さんに捧げられてるのに?
404 :
考える名無しさん:03/03/11 15:23
はすみんぐ
シャンタル=ヘレン
哲学板は開店休業とさせていただきます。
長年のご愛顧まことにありがとうございました。
確かに終わっているよな。
まだ始まってもいねえよ
もう既に君は死んでいる。
というか。一度も生きることもない藁
410 :
考える名無しさん:03/03/11 17:45
411 :
考える名無しさん:03/03/13 08:57
ハスミンの息子について教えて下さい。
ミュージシャンなんですか?
そしてゲイなんですか?
イケメンなんですか?
灯台出身なんですか?
412 :
考える名無しさん:03/03/13 10:11
本業(仏文)の業績が大したことないこの人が、
どうして東大学長になれたのか?
そのあたりの詳しい事情が知りたい。
(^^)
>>412 本業は、仏語教師で、かつ表象文化論です。
ハスミンは、仏文(本郷)ではなく、教養(駒場)所属だったです。
415 :
考える名無しさん:03/03/15 04:58
age
416 :
考える名無しさん:03/03/16 04:36
417 :
考える名無しさん:03/03/16 05:48
江藤淳も餌食になってました
418 :
考える名無しさん:03/03/16 22:28
浮上
419 :
考える名無しさん:03/03/20 18:00
蓮實さんは今回何も言ってないですか?
戦争は特効薬ではないって言ってるのは見ましたが。
420 :
考える名無しさん:03/03/25 22:57
健康幻想を批判したが、いまは医学的比喩をもちいた世界分析とはね。
?
>>420 まさか、医学的比喩って「特効薬」のことか?
中学生でも知ってる基本的な日本語の使い方だが。
423 :
考える名無しさん:03/03/25 23:47
なにお治すの?。
馬鹿を治すの。
Specific medicine
BAKA is not made into a partner.
> 医学的比喩をもちいた世界分析
( ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ
427 :
考える名無しさん:03/03/27 01:47
立教大教授時代の話しを聞かせてくださいな。
聖域なき改革。
429 :
考える名無しさん:03/03/28 00:14
というか、柄谷・蓮実の影が薄くなってきて相対的に出てきたのでしょう。世代的にも全共闘世代が今の若者の父親の世代ですからね。
何が出て来たの?
431 :
エピゴネン:03/03/28 19:14
糸圭
432 :
考える名無しさん:03/03/28 19:36
表層批評宣言、さっぱり分かりませんでした。
だからなんだ、つまり、首筋から肩にかけて背後からじっとりと
視線を注ぐことを自覚するのが、ナニなわけだ。
434 :
考える名無しさん:03/03/28 20:58
美術館へ行って、絵ではなく壁を見てくれば、
何かわかるかもしれない。
蓮池
『表層批評宣言』、ラストでグッとくるのよ。
そんなに難解じゃないよ。
438 :
考える名無しさん:03/03/28 22:20
いやさ、「要旨」を書いて「わかりやすく」「解説」ができるくらいなら、あんな本は必要ないわけで。
「難解」な言葉を「明解」な言葉で「翻訳」できるという考え方とは無縁だよ。
あの本はあの形式で唯一無二の表現なんだから。
ただ、シゲ爺の言ってることは全く一貫している。
映画、文学、社会等、何を対象にしてもぶっといスジが通っている。
大学での入学式や卒業式の式辞でさえ同じことを言っている。
俺はその「原理」を『世紀末のプロ野球』で「理解」した。
「わかりたい」人にはオススメ。
440 :
考える名無しさん:03/03/28 23:10
まあ、いいけど、あの長い文章(一文がやたらに長い)の構成をほんとに把握してるのか。
441 :
考える名無しさん:03/03/28 23:13
>>439 わかりたいあなたのための哲学入門ネタ?
442 :
考える名無しさん:03/03/28 23:46
「表層批評宣言」は期待して読んだわりには、本当にくだらない内容
だったのですごく萎えた。
“難渋”な文章というのは、見かけほど内容が詰まっているわけでも、
「華麗」なわけでもない。単にマズい文章である。
俺にとっては柄谷の「畏怖する人間」や、同じハスミでも「小説から
遠く離れて」の方がよっぽど面白かったし、役に立った(これは時評だけど)。
ハスミはその場の思い付きで、深刻そうなテーマについて語るのだが、
別の場所ではケロッとそれを忘れて平気で矛盾したことを語っている。
そのため総じて彼の言っていることは信用できない。それなら始めから
おどろおどろしく語る必要などないのに。最初に信用しちゃったじゃないか。
彼のページを開くと、重ったるいレトリックだけが独り宙に浮いている。
山城むつみだってこんな重ったるい文章では物は書かないのに。しかし考えてみれば、
読者にこんなことを感じさせてしまう以上、こうしたレトリックは“レトリ
ック”としては機能してはいないのだな。あるいはそうした
無為な文飾こそが、“レトリック”と呼ばれるものなのかもしれんが。
(しかし語義から言えば、レトリックとは人を説得させるための技術
だと思うんだがなぁ。。。)
レトリックを見てはいけません。
文字を見てもいけません。
その向こうにある「紙」を見てください。
どうです?わかりましたか?
>>442がうすうす気付いているように、蓮實の文章を「レトリック」と看做すことは何も意味しない。
「機能」しようとする目的がない、というか、「機能」すること自体から身をかわそうとしているのだから。
時代だよ時代
みんな暇だったのだ
446 :
考える名無しさん:03/03/29 00:58
>>別の場所ではケロッとそれを忘れて平気で矛盾したことを語っている。
そのため総じて彼の言っていることは信用できない。
『闘争するエチカ』と『言葉のエロティシズム』での丸山圭三郎への対し方
をみて、それを感じた。
アバウトな大人の魅力だろ、それは。
448 :
考える名無しさん:03/03/29 01:17
いや、いいかげんなだけでしょう。
平気で矛盾したことを語るのが
いけないことなのか?
450 :
考える名無しさん:03/03/29 03:24
451 :
考える名無しさん:03/03/29 06:01
矛盾したことをを違和感なく語るのは、他者を内面化し、
矛盾を想像的に止揚してしまっているロマン派的思考。
「を」が一つ多かった・・・
453 :
考える名無しさん:03/03/29 06:13
カッパされますた。
神話かしたのはわたしです。
荷担しました。
>>451 「他者を内面化し」ない思考ってどういったものがあるの?
457 :
考える名無しさん:03/03/29 16:08
「無責任」が蓮実にとっての倫理なんだよ
459 :
考える名無しさん:03/03/29 17:26
そんなこと言ってるから、幻惑派。
460 :
考える名無しさん:03/03/29 20:11
矛盾て、どんなとこが矛盾してる?
けっこう一貫してると思ってだが・・・
「幻惑派」ってレッテル貼りには、侮蔑的なニュアンスが含まれている。
レッテルを貼ってる自分は「幻惑」されていなくて、他の人間は「幻惑」されているってことだから。
「幻惑」する「難解」な言葉を「明解」な言葉に「翻訳」するってか?
「無知蒙昧な大衆」に向かって、な。
蓮實の文章って長いだけで別に難解だとは思わないけど・・・
そんなに気の利いた言い回しもしないし
そう、「難解」ってのも安易なイメージに沿った勝手な思い込みによって貼られたレッテルに過ぎない。
聞き慣れない概念が生硬なまま読者に提示されることはまずない。
少々クドい位に何度もそれについて言い方を変えつつ概念を固める。
サーヴィス精神に溢れてるんだよ。
ハスミンの文章は読んでると笑えてくる。
こっちが何か「筆者の意図」を求めて読もうとすればするほど
ドラえもんのヒラリマントのようにひらりひらりとはぐらかしてくる。
ある意味、芸人のギャグを見ているように笑えてくる。
まさに文章という肉体を用いた
エンターテイナーだね。
完全には否定しないけど、
単に、原稿の枚数稼ぎをしてるときもあるような気もして。
あの文体って彼なりのヌーヴォークリティック受容だったんじゃね?
「批評あるいは仮死の祭典」「フーコー・ドゥルーズ・デリダ」
は確かに、スゴイと思った。
でも、その後も、芸風が同じなので、いいかげんサクサク書かんかなぁ
とイライラするようになった。以降の作品で、こいつはイイと感じたのは、
「マキシム・デュ・カン あるいは凡庸な芸術家の肖像」だけかな。
映画のインタビューは、プロを感じます。
468 :
考える名無しさん:03/04/02 21:40
はすみん顔ながい
映画関連の対談座談会インタビューは具体的にこの場面がいいとか言っててわかりやすくて好き
テマティックな映画評論はよくわからん
小津のとかアレくらいたくさんまとまったのもならいいと思うけど
470 :
考える名無しさん:03/04/06 07:40
はい、クソスレ晒しアゲ
と、クソ住人がアゲましたとさ。
「考える人」4号目が出たね
473 :
考える名無しさん:03/04/11 23:10
また生真面目な学者たちがバカにされている
474 :
考える名無しさん:03/04/15 09:34
もっと荒唐無稽にいこうぜw。
475 :
考える名無しさん:03/04/15 14:16
どうやって
宙吊りになるんだよ!
地下鉄の乗客と遭遇する才能も必要と思われ。
(^^)
age
480 :
考える名無しさん:03/04/17 18:49
はじめて読んだ人は“芸人!”って思うかもな。
ひとをはぐらかすかのようなながい書き方に
あぼーん
あぼーん
ゲッ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
485 :
考える名無しさん:03/05/25 08:01
agehiko
あぼーん
dame na sure
488 :
考える名無しさま:03/05/31 16:12
489 :
考える名無しさん:03/05/31 20:29
490 :
考える名無しさん:03/05/31 22:36
>>488 斜實の回答、カッコ悪すぎ。
気の利いたこと言えんのか。
491 :
考える名無しさん:03/06/01 20:18
重臣はどうした 孫はまだか
重朕 で決まりだろう
492 :
考える名無しさん:03/06/01 22:07
あぼーん
494 :
考える名無しさん:03/06/02 16:15
シャドゥーが孫の手を引き地下鉄で表参道まで通うといったあらぬシーンを夢想してはため息をついていた世田谷区民としては
もはや一刻の猶予もなしという強い調子で重臣に改心を迫りたい。俄には信じがたいと。
495 :
考える名無しさん:03/06/03 19:02
どなたもご存知無い
これは非常にヤバイわけで
あぼーん
あぼーん
あぼーん
499 :
まつがった:03/06/05 08:07
哲学板に蓮解析スレは無いのか?
やっぱヘタレ多いからな〜
501 :
考える名無しさん:03/06/07 01:31
重鎮?重箱のまちがいだろ?
502 :
考える名無しさん:03/06/07 18:01
重箱のハスミをつくってか?
つまんねえこと言ってと 身長が伸びるぞ
503 :
考える名無しさん:03/06/07 20:32
あぼーん
あぼーん
506 :
考える名無しさん:03/07/13 13:14
あぼーん
508 :
考える名無しさん:03/07/15 13:01
ギドーもそうだが
実家が金持ちってのはみんなムカツクな…
蓮實氏曰く・・・
「 ―― インターネットの世界だってそうでしょう。
真の結論ではないけれど、とりあえず小さな結論めいた
ことをいってみて、それに対して、様々な小さな結論めいた
反応があり、人々は小さな話を四方八方に振りまいていく。
この近代の部分を忘れてしまってはいけない。―― 」
(『「知」的放蕩論序説』02年・河出書房)
と、いうわけで、そこんとこ忘れることなく語り明かそう。
映画評論家 蓮實重彦 【4】
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1058979696/l50
ちょっと感動した。
512 :
考える名無しさん:03/08/03 19:53
『夏目漱石論』は名著だと思う。
513 :
考える名無しさん:03/08/03 21:37
514 :
考える名無しさん:03/08/03 21:43
「重力」とかまにうけないほうがいいぞ。
515 :
考える名無しさん:03/08/03 21:43
あんなルサンチマンタリズムの塊みたいなザッシ。
516 :
考える名無しさん:03/08/03 21:44
日本の言説も終わってるよね。
ゴッコあそびはもうヤメ。
517 :
考える名無しさん:03/08/03 21:48
サンチマンタリズムて、
おい
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) すいません、通りますよ・・・
| /
| /| | 疲れてきた
// | |
U .U
そんな事より聞いてくれよ、
>>1よ。あんまりスレと関係無いんだけどさ。
昨日、哲学板見たんです。哲学板。
そしたらなんかスレがめちゃくちゃいっぱいなんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、「超越論的」、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、超越論的ごときで普段来てない哲学板に来てんじゃねーよ、ボケが。
超越論的、超越論的。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で哲学か。おめでてーな。
よーしパパ現象学的還元しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、永井均の『「子ども」のための哲学』教えてやるから糞レス書くなと。
哲学板ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
力への意志を宣言した奴といつ論争が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、哲学できるかと思ったら、現前の形而上学だった、騙された!、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、脱構築、脱構築なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「現前の形而上学だった、騙された!」だ。
お前は本当にイデアがほしいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、「現前の形而上学だった、騙された!」って言いたいだけちゃうんかと。
哲学通の俺から言わせてもらえば今、哲学板の間での最新流行はやっぱり、
NAM、これだね。
NAM。これが通の哲学。
NAMってのはが地域活動が多めに入ってる。そん代わり資本主義的利潤が少なめ。これ。
で、それに「新庄なんか汁か」。これ最強。
しかしこれをやりすぎると次から『批評空間』が廃刊されるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、動物化 してなさいってこった。
520 :
考える名無しさん:03/08/10 21:21
蓮實重彦は三池崇史をどう評価してんのかな??
興味なさそうだけど。
興味ないでしょたぶん
黒沢清はわりと三池好きだったんだっけ?
なんか対談とかしてた記憶あるけど
522 :
考える名無しさん:03/08/11 06:38
はすみんって誰?
・・・たぶん、古い人
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
533 :
考える名無しさん:03/08/12 00:18
脚本:黒沢清 監督:三池崇史
なんて映画、実現してほしい
> 中田英寿態度がでかいぞ
これ蓮實が言ったの?
535 :
考える名無しさん:03/08/12 23:21
なぜ、蓮實なのかというと、蓮見というふうに間違えるひとが多いので、
蓮實としたのネ。蓮実ならOKなんです。
あぼーん
537 :
考える名無しさん:03/09/08 00:36
>535
けだし、間違えられるね。
前田愛『文学テクスト入門』で『夏目漱石論』に言及するところで、
みごと蓮見とされてしまっています。
柄谷の前田愛軽蔑との関連でいやがらせともうけとれます。
なにしろ蓮實氏がいちばんいやがっている間違い方だから(『反=日本語論』)。
538 :
考える名無しさん:03/09/20 20:11
『批評あるいは仮死の祭典』獲得。読んでみまーす。
>いちばんいやがっている間違い方
これはどれがそれか明示されていない。
俺は「蓮実」ととったよ。
彦ってフォントに入ってる?
「×」になってるほう。
エートクには入ってない。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
545 :
考える名無しさん:03/10/07 21:19
蓮実スレなのに何で蓮AAが今までなかったのだろう(w
546 :
考える名無しさん:03/10/07 21:20
蓮グロ(゚听)イラネ
547 :
考える名無しさん:03/11/02 20:05
蓮實重彦
hsy
550 :
考える名無しさん:04/01/08 22:28
日本にも世界にも、「マルクスを乗りこえ、フロイトを乗りこえた」人たちが大勢
いました。しかし、今や、そんな連中は名前さえ残っていない。
山口昌男、廣松渉、中村雄二郎、市川浩、坂部恵、木村敏
柄谷行人、丸山圭三郎、蓮實重彦、今村仁司、栗本慎一郎、浅田彰、中沢新一、
では、これ以外に誰がいたというのか。
西田幾多郎 田辺元 和辻哲郎 高橋里見 西谷啓治 高山岩男 etc
>>550 なんかピンキリだな。
廣松渉と栗本を並べるとはな
これ、みんな京都学派? 今西錦司もつけ加えれば?
なんか、小津のシンポジウムとかやったり、BSでも小津特集やってたりしたのに、全然話題にならないね。
映画板の範疇なのか。
ここで話題にせにゃならん義務もないしな。
555 :
考える名無しさん:04/02/02 14:20
今は何やってるんですかね。
556 :
考える名無しさん:04/02/02 14:34
隠居だろう
もう。
というか言ってた事の誤りと嘘っぱちがそろそろばれて晒される頃だろう
557 :
考える名無しさん:04/02/02 17:03
なんで?w
559 :
考える名無しさん:04/02/02 17:31
>>557 根拠なんか示せるわけないだろう
きっと障害者
>>556が「言ってた事の誤りと嘘っぱち」の内容を提示できなければ、
こいつこそが嘘つき野郎ってことでいいじゃないか。
561 :
考える名無しさん:04/02/24 14:18
いまハスミンなにやってるの?
ホントに隠居?
562 :
考える名無しさん:04/02/26 19:51
「ユリイカ」最新号、インタビュー
零度の論文作法 感動の瀰漫と文脈の貧困下に逆らって 蓮實重彦 聞き手=鈴木一誌
ユリイカ最新号って特集何?
>>563 論文作法 お役に立ちます!
ホントに役に立つのかよ・・蓮實のあるなう買うかな
565 :
◆wz1/FGWAMI :04/02/26 21:35
論文作法の役に立つかどうかをここで説話論的に安易に語ることが
エクリチュールにおける重要な問題だというわけでは勿論なく、
また「零度の論文作法」というタイトルにイロニーを込めたわけでもなく、
そこにバルトの名を想起させる事がさらに重要だというわけでもなく、
様々な論文が様々な作法によって書かれたり書かれなかったりすると、
ことさらにここで述べることもまた凡庸な説話論的磁場に陥るのであれば、
これらすべての言説には何らの「愚鈍さ」も「事件」もないのであって、
いわば事件性のない風景の中にからめとられてしまっているのが
我々の「今ここ」におけるいたって「凡庸な」状況であるのだが、さて、
事件性なき事件という逆説的表現をあえてここで言ってのけることもまた
凡庸な「感動の瀰漫」の中に予定調和的に配置されてしまうのであり、
そうした言説自体がとりたてて「文脈の貧困下」を回避するのでないとすれば
そうした説話論的磁場を回避する「愚鈍さ」や「事件」はどこにあるのか?
しかしながら、この「どこに?」という場所を問う言説自体が既にして
凡庸な論文作法の常套手段であってみれば、むしろそれは
場所ならぬ場所としての「陥没地帯」とでも仮に名づけておくべき非‐場所、
そして/あるいは、表層において饗宴すべきオペラシオネルなオペラ劇場、
そうした不可能性なトポスこそが「零度の論文作法」の発生地帯なのだと、
いまここでとりあえず言い放つ身振りを演じておくことは何じゃ是なのである。
最後の一行ワロタ
567 :
考える名無しさん:04/02/27 00:31
なんかよくわからんがハスミっぽくてイイね。
ハスミン先生は教養なさ杉。
それでも、あれだけ出世したことで、多くのシトに希望を与えている。
(これって何だか)
カフェバーで業界系少女漫画家と同席するはめになった
とかいう内容のエッセイがあるそうだけど、その漫画家って誰なの?
中尊寺じゃね?
それか、岡崎京子とかかと思うんだけど。
本にも入ってるエッセイらしいんで、情報お待ちします。
ちなみに、カフェバーの件は大塚英志「オタクの精神史」に書いてあった。
岡崎じゃないの。中尊寺は蓮實が行きそうな店にはいかなそう。
>>565 こういうのって25年前からぜんぜん進歩ないね。
574 :
考える名無しさん:04/02/28 19:54
同席する「はめになった」って、蓮實は岡崎のこと嫌いだったのか?
575 :
考える名無しさん:04/02/28 20:53
嫌いとかじゃなく、出版社か代理店にそういうセッティングされて
居心地の悪い思いをしたとか書いてるみたい。
誰かそのエッセイ読んでない?
>>568 「マゾッホとサド」だったかなあ、
巻末に自分の疎い分野をつらつら並べ立てて、
だから「翻訳に不手際があったかもしれない」なんて
言い訳がましく書いてましたね。
577 :
考える名無しさん:04/02/28 20:56
せんせー、陥没地帯おもしろかったです!
もっと小説も書いてくださいっ!
578 :
考える名無しさん:04/02/28 20:59
むしろ、このような言説、零度や凡庸や陥没や、饗宴といった言葉で
成り立つ言説は終わっていたはずでしょう?
579 :
考える名無しさん:04/02/28 21:06
説話論や他動詞的圧制についてわかりやすく教えてくだ犀。
580 :
考える名無しさん:04/02/29 00:05
バカは相手にしない主義、またはエピゴーネンの法則。
581 :
考える名無しさん:04/02/29 00:36
ボボ・ヴィエリは大嫌いです
582 :
考える名無しさん:04/03/01 21:03
確かに貴族主義的というか・・・
583 :
考える名無しさん:04/03/01 21:08
説話論的磁場とかほんと意味がわかりません。誰か教えて下さい。
馬鹿ですいません。
ブルジョワジー蓮實ん
585 :
考える名無しさん:04/03/01 22:02
>>583 「説話論的磁場」=「物語の装置が有効且つ円滑に機能して知と同調しうる
空間」(『物語批判序説』中央公論社、1985.2.)。「制度」に対する「健忘
症」が蔓延するとき、「知」の体現者たる語り手たちは、それと知らずに同一
の「物語」を語らされてしまう。「それは、誰が何のために語っているのか判然としない
領域である」。・・・こうした事態に対処する「戦略」は、取り敢えず「説話論的磁場」
の作用を受け入れる振りを装い、「徹底して遊戯的」に、あるいは「倒錯的」に
「表層」への回帰を目指すことであるとされる。
ーーー『国文学』「蓮實重彦 挑発する批評」
586 :
考える名無しさん:04/03/01 22:06
>>585 ありがとうございました。コピぺしておきます。
587 :
考える名無しさん:04/03/01 22:19
>>586 「言語論的地熱」なんてタームもあったな。こういう物理学的
メタファーを用いるところがハスミンの「知の欺瞞」なのだ。
メタファー そんな言葉を使いたがるあなたも知の欺瞞
589 :
考える名無しさん:04/03/02 00:08
それではやはり柄谷も知の欺瞞(>"Architecuture as Metaphor")。
痴式人のやることですから
591 :
考える名無しさん:04/03/02 00:16
結論:知識人=「知の欺瞞」の人
592 :
考える名無しさん:04/03/02 01:09
>586
「説話論的磁場」だけがわからなかったのかな?
「愚鈍」とか「事件」とかはわかったのかな・・・。
>>592 わからないです。沢山質問するのもなんですし、説話論的磁場ってよく出てくるので
一番気になる言葉を質問しました。
594 :
考える名無しさん:04/03/02 01:31
>>593 近畿大に行って渡部直己氏に質問するか、さっきの『国文学』
の蓮實重彦特集等で自習して下さい。
>>594 『国文学』の蓮實重彦特集っていいですね。買ってみます。
596 :
考える名無しさん:04/03/02 01:39
>>593 謙虚でいいです。
蓮實『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』河出文庫が参考になるよ。
>>596 どうもありがとうございます。それも買います。
謙虚な人にはちゃんと情報が提供されるんだなあ。
599 :
考える名無しさん:04/03/04 00:40
小説家としてはどうなの?
600 :
考える名無しさん:04/03/04 00:41
☆キキ+キ゚Д゚♪=わだじは=@オームでずぅ。
わがあっていづでじょうぅ?
601 :
考える名無しさん:04/03/05 01:09
>>599 蓮實はそれほど好きではないんだが
『陥没地帯』なんかの小説は正直面白かった。
批評家という肩書きを抜きにしても優れてると思うよ。
非常に特異性のある世界を表現してる。
602 :
☆キキ+キ゚Д゚♪ ◆ooOooooopo :04/03/05 01:11
dennkanohoutou
603 :
考える名無しさん:04/03/05 01:37
operaoperasine
>陥没痴態は面白かった
正気ですかアナタ!
蓮見氏って、おれは小説書けるけど書かない、映画撮れるけど撮らない みたいな
ことを言ってましたよね。でも自分の高慢なプライドがくすぶり続け思わず小説は
書いてしまったと(そういうとこがカワイイという説あり)
でも、何かジャズ板でリテナーがPLAYをうpして冷笑を買うのと似てる...
605 :
考える名無しさん:04/03/13 23:54
テレ朝キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
606 :
考える名無しさん:04/03/24 18:41
蓮實重彦『スポルト批評宣言』青土社
607 :
考える名無しさん:04/03/24 20:17
『陥没地帯』はなかなかの傑作だな
昨今の芥川賞作家には書けないよな
蓮實が芥川取れないのになんで、今回のような
ドキュソが二匹も芥川取るんだよ?
天罰が下るぞ
610 :
考える名無しさん:04/03/24 22:47
背中にピアス。
611 :
考える名無しさん:04/03/24 23:06
物語のなかで物語を排除するという物語など不可能だ。
612 :
考える名無しさん:04/03/25 02:53
なんとか論的という言い回しを良く見掛けます。
この論という語が必須なのは理由があるのですか?
説話論的は説話的じゃ駄目なの?
説話は説話論が論じる対象です。
説話論は説話に対してメタレベルにあるのです。
だから説話的だけでは説話論のメタ性が示唆できないので
説話論的と言うことになります。
614 :
考える名無しさん:04/03/25 14:28
とすると説話的と説話論的の用語の違いはメタ性だけということですか?
そもそも、なんとか論というのはそういう論の分野が確立していない限り無意味と思うのですが。
説話論はあるのかもしれないけど、主題論ってあるの?
あるよ。
テマティック批評。
日本語だと『詩と深さ』が出ているリシャールを代表とする。
プーレやスタロバンスキーも入るかも。
蓮實の原点。
そもそも「説話」「説話論」て外国語で何に対応するのでしょうか。
narrative でしょうか、それとも discourse ?
英米とフランスで用語にズレがあるけど、
narration, narratologie (フランス)
narrative, narratology(英米)
やっぱり narrative でいいのか。ありがとう。
でも普通は「物語」とか「語り」とか、あるいは
そのまんま「ナラティヴ」で訳しますよね。だから
気になってました。「説話」というのは、訳としても
かなり特殊な日本語だと思います。
それはあんたが英米理論を前提にしすぎ。
蓮實はジュネットによる
「物語histoire」「言説discours」「説話narration」の区別、
そしてプロップなどの民話研究における説話の類型論を念頭に置いている。
なるほどジュネットでしたか。
蓮實の本自体からはなかなかそういうことが見えてこないので
助かりました!
621 :
考える名無しさん:04/03/25 15:30
蓮實新刊についてコメントないの?
じゃあ映画のnarationは映画の語り口をさすの?
アフレコのナレーションをさすの?
だから蓮實は「ナラシオン」を説話と訳したのだ
日本語の「ナレーション」と混乱が起きるからな。
映画の場合、「若い男女が恋に落ちるがしかし…」
的な物語構造を指すんじゃないの
それもある。。。
625 :
考える名無しさん:04/03/25 21:50
『スポーツ批評宣言』出るんですけどね。
う〜、内容も確認せずにamazonで注文しちゃった。
過去の文章のアンソロジーじゃなきゃいいんだけど。
ところで『プロ野球批評宣言』ってまだ絶版じゃないんだね。
驚いた。
627 :
考える名無しさん:04/03/26 00:11
この場合の運動の擁護とは「社会運動」も含まれるのだろうか。
来たよ、糸圭信者。
糸圭スレに帰れ!
って、落ちたか...。
蓮實くらいちゃんと読めよ。
「運動」は蓮實の提示するキーワードの中では最重要な概念だろう。
そこがわかってないと何読んだのって話だよな。
629 :
考える名無しさん:04/03/26 03:08
みなさん「ヴァンダの部屋」は、もうみにいきましたか?
630 :
考える名無しさん:04/04/13 14:09
はすみの好きなミュージシャンて誰?
631 :
くろしろ@社会学白痴断見教教祖:04/04/13 14:14
633 :
考える名無しさん:04/04/14 06:54
知の欺瞞
アラン・ソーカル、ジャン・ブリクモン(1998)、田崎晴明、大野克嗣、堀茂樹 訳(2000)、4-00-005678-6、2800 yen
著者の一人の物理学者アラン・ソーカルが、ソーシャル・テクスト誌に、ポストモダニズムの自然科学用語の乱用を皮肉ったパロディー論文を投稿し、それが受理されて、
1996年の #46/#47(春/夏)号に掲載され、騒ぎを起こす事件があった。その一件のあとになって、ソーカルと統計物理学者ジャン・プリグモンが全容をふりかえってまとめた哲学書。
ポストモダニズム思想のもとで、人文社会科学系の印刷物に、自然科学用語が濫用された、甚だしい実例を紹介している。巻末付録に、実際に掲載されたパロディー論文の翻訳されたものがあるが、
本文を読んだ後で、どこがナンセンスかをわかったうえで読むと、ソーカルの皮肉がつたわってきて面白い。
人文科学・社会科学の領域で、1970年代におこった潮流であるポストモダニズム思想では、経験主義を否定し、曖昧性・相対主義を正当化する。
正当化の根拠として、量子力学やカオスの理論などを引用するが、大方は意味をまちがって理解しているか、またはまったくナンセンスな引用の仕方をしている。
人文科学・社会科学分野での自然科学用語の濫用について:
人文科学、社会科学の領域の論文などで、自然科学系の概念や言葉を無意味に使用している。人文科学、社会科学の領域で、人文・社会科学系の読者・聴衆を相手に、
自然科学の用語を多用すると、読者・聴衆を煙に巻くだけであり、格好よく見えるかもしれないが、ナンセンスである。また、自然科学の専門家から見ると、言葉や概念は、混乱していたり、
完全にまちがって使われていたりする場合が多い。
634 :
考える名無しさん:04/04/14 07:01
ムカムカするなあ 何だろう? このムカムカは・・
そうだ 原典読まないシッタカの文章に感じるムカムカだ
635 :
考える名無しさん:04/04/14 07:32
むかむかするなあ。なんだろうこのむかむかは。
そうだ出鱈目こけおどしの原典(ポストモダソ)読んで自然科学をわかった気分になるシッタカの文章だ。
636 :
考える名無しさん:04/04/14 07:48
ポモを読んで自然科学を分かった気になる奴なんているかよw
バカジャネーノ?
637 :
考える名無しさん:04/04/14 23:38
「知の欺瞞」で批判されている側の人たち――直接の標的とされた論者たちのみならず、彼らを担ぎまわり、ありがたがっている人たち――は、これほどまでに強い批判が提起されたからには、
かなり深刻な反省を迫られるはずである。ところが、奇妙なことに、あまり目立った反論ないし回答がないように見える(フランスでは本書に対してかなり激しい反論があったらしいが、
日本のフランス思想紹介者たちは、私の知る限り、あまり態度を明らかにしていないようにみえる)。反論したり弁解したりするわけでもなく、
かといって反省して立論を変更・修正するというのでもなく、あたかも何もなかったかのように、以前と同じような議論をそのまま続けている人たちが結構多いのではないか。
私自身はソーカルらほど極端にポストモダニズムに否定的というわけではないが、それにしても、このような反応――というよりも、むしろ無反応――は奇妙なことのように思われる。
「知の欺瞞」は脱構築であり、ポストモダンである。
639 :
考える名無しさん:04/04/16 16:54
1 スポーツ批評宣言あるいは運動の擁護に向けて
2 ワールドカップ狂想曲(サッカー・プロレタリアート宣言!―渡部直己との対話1
「たかがサッカーごとき」にこれほどの熱量を給備させるものは何か―渡部直己との対話2)
3 この人を見よ(デイヴ・ジョンソンは美しかった
私は長嶋さんのやることならほとんど予言できます ほか)
4 ベースボールに向けて(ベースボールの考古学的な恍惚
プロ野球に向けて書かれていない/いる書物 ほか)
5 運動の擁護のための正論(またやってしまいました―オリヴァー・カーンの失態とパリュウカの救い
あえていまこそ正論を―渡部直己との対話3)
640 :
考える名無しさん:04/04/16 17:08
>>636 いやいや、貴方の想像を絶するおばかさんが、大量にいたのですよ、実際
呼んだぁ?
642 :
考える名無しさん:04/04/19 02:17
話を元にもどします。
資本主義の理論的背景をよく見てみるならば、ネオテクストによる物質主義を拒否するか、社会が客観価値を持つにいたると結論づけるかの選択を迫られる。
もし弁証法的脱状況主義が成立するならば、ハーバマス流の言説か、文脈に関する部分文脈化パラダイムのいずれか、の選択が求められる。
従って、文脈一辺倒のうちに組み入れられ、それが一つの現実として真実である、と見なされる。
言い換えるなら、文脈の部分文脈化パラダイムに従う限り、現実なるものは無意識のままにある混沌に由来する。
643 :
考える名無しさん:04/04/20 00:02
「自衛隊」を「軍隊」と翻訳せよ。
拳拳服膺。
「対外支援」を「八紘一宇」と翻訳せよ。
明らかに誤訳。
644 :
考える名無しさん:04/04/20 02:04
『スポーツ批評宣言』って誤植多くない?
多い多い。これは怒ってもいいよ先生。
蓮實って最近ますます本の作りが甘くなっていて、いい加減な感じがするよね
もうおじいちゃんだからか
647 :
考える名無しさん:04/04/20 02:21
ゴダールつまんね
ゴダールはDQNスレスレの思想が面白いんだよ
スポーツ批評宣言買おうと思うんだけど
買った人どう?
649 :
考える名無しさん:04/04/20 23:19
もともとあおどしゃは誤植の宝庫だよ。
ひどいのは、まえがき一ページめであるからね。
校正してないのかね。
青土社って蓮實本はデュ・カン論くらいか? そんなに多くないと思うが
それにしても「現代思想」「ユリイカ」でキャリア積んでるハズなのにね。
>>648 大部分読んでたけど改めて纏めて読むとまた面白かった。
「プロ野球に向けて書かれた本」はフロイト著作集以外全部読んでた。
御免訂正させて。フロイト著作集以外全部「持ってる」(*´Д`)
今回の『スポーツ批評宣言』はちょっとキビしいな。
『知的放蕩論序説』までは「読めた」んだよ、大学講演集3部作も含めて。
蓮實=草野の原理に忠実すぎて退屈な渡部直巳との対談は、
彼らが1980年代に野球でやったことをサッカーに適用しただけという感じがして新味がない。
蓮實のことだから、ときどき面白い指摘があったりはするのだが、根幹が二番煎じなのだからこちらとしては食傷気味だ。
1980年代の蓮實名義の文章も、今でも購入可能な『プロ野球批評宣言』からの転載だし、全体的に冴えない。
余計なお世話かもしれないが、これを、蓮實の書いたスポーツ批評として初めて触れるのなら不幸なことだと思う。
絶版だが、探せば見つからないこともない草野進『世紀末のプロ野球』をまず読んでほしい。
あの革新性は今でも色褪せていない(と思いたい)。
ついでに言うと、あれこそが最良の蓮實入門書だと思う。
あと、
>>646も言っていたが、本の作り、雑だね。
まあ、これはこの本に限らず昨今の出版物全般に言えることだと思うが。
653 :
考える名無しさん:04/04/30 21:48
今回はじめて重彦さんの本を読みました。『スポーツ批評宣言』。
なんか僕は不幸だということになるらしい。
野球とサッカー以外のスポーツにもふれて欲しかったなぁ。
654 :
考える名無しさん:04/04/30 22:17
>>653 いや、自分にとって面白ければいいんです。
あくまで「余計なお世話」です。
ただ、俺にとってスポーツ批評関係で渡部直巳とのコラボレーションは、
『読売巨人軍再建のための建白書』で打止めにしとけばよかったんじゃないか、と思う。
あそこまでは許せる。
サッカーは細川周平に語らせとけば良い。
岩井・柄谷との座談会で浅田が指摘したように、
蓮實は野球の人(もちろん彰はオランダサッカーについて語る細川周平を評価)。
ベルクソンやドゥルーズを下敷きにサッカーを語ってくれるのなら良いけど、
あの人のスポーツ批評って、「禁忌と祝祭」「中心と周縁」だもん。
長嶋だけかたっといてくださいって感じ。
ついでに、ウェブクリティークで柄谷が渡部のイチロー叩きを批判したように、
今の野球についてもあのやり方じゃ全然駄目だと思う。
もっとも、目利きとしては渡部なんかより優秀だから、
その点は評価できるんだけど。
659 :
考える名無しさん:04/05/21 06:52
お尋ねします。
蓮実重彦がモーニング娘。の石川梨華について好意的評価をしていたってホントですか?
蓮實はアイドルを低俗なものだと思っているから、
もしかしたら、好きかもしれないね。
661 :
考える名無しさん:04/05/21 11:30
いや、冗談ではなく、本気なんですよ。
カントリー娘。に石川梨華がちゃっかり在籍してることをなんかの文章で触れてた記憶があるんですよ。
ご存知の方、いらっしゃいませんか?
662 :
考える名無しさん:04/05/21 13:37
蓮実はサッカーはだめだな
何だかんだ言って、結局レアル・マドリーが好きなんじゃないか?
663 :
考える名無しさん:04/05/21 13:52
そうだとおもうよ>マドリエスタ
なんだかんだいってファンタジーに勝るものはないと思っているはず
今はカカやロナウジーニョ夢中なんじやないか
664 :
考える名無しさん:04/05/21 20:13
でも、他人の思想について、
あーだ、こーだ、いってるのは、
哲学ごっこで、
ルソーのような痴漢常習犯が、
他人の迷惑も顧みず行う、
自分勝手な、気持ち悪い、
自演もどきのマイ哲学こそ、
歴史的に、哲学とよばれてきた、
まさに、そのもの、なんだろ?
あぼーん
>>663 蓮實はカカーよりは、ロナウジーニョを評価しそう。
渡部はこの2人を同列に評価しそう。
明日はチャンピオンズリーグ決勝
モリエンテスの注目度が高いけど、
正直あのタイプのストライカーは
嫌いだからモナコ負けないかな
マドリーは空中分解しないかな
いくらサムエルとってもどうにもならないんじゃないか
ラウールにキャプテンシーがないからこんな無様な結果に終わるんだよ
来期も生き恥をかくか楽しみだね
蓮實はビエリみたいなフィジカル馬鹿は嫌いだけど、一方でテクニック
ゼロだけど、動きの質で得点を量産する中山みたいな選手は好きなんだよね。
モリエンテスはテクニックと動きの質は高いけど、肝心のフィニッシュが悪いから、
蓮實としてはどうなんだろう。
ポルトが勝ったな
非常に訓練されたサッカーをしたと思う
妥当な勝利だったんじゃないか
蓮實の評価としてモリエンテスはまあまあといったところか
彼の言葉を借りれば「二流の上」
やっとスポーツ批評宣言買いましたよ
既読の話が多かったけど、まあ満足
近年のまろやかさを帯びた文章は心地よいからね
グルーヴィーだし
さくさく読めるぬるぽ加減は悪くない
670 :
考える名無しさん:04/06/10 01:59
ククククク 流石,蓮實重彦スレだぜ、香ばしさがプンプン漂ってる。
671 :
考える名無しさん:04/06/11 22:56
良スレじやん
673 :
考える名無しさん:04/06/12 12:34
>>669 何か面白い話はあった?
タイトルの「批評」って表現は擦り切れたゾウキンみたいな言葉になっちゃたね。
子供の頃ならカッコイイタイトルだと思ったけど,今はギャグだと判る,厚顔なあつかましさをまとってるが。
674 :
考える名無しさん:04/06/12 12:38
誰かエロイ人がいたら、物語批判序説の内容をかいつまんで説明してくれませんか?
昔読もうとしたけど、なんか途中で寝ちゃって。
しかもその後、本がどっかいっちゃったよ。
説明で何事かを理解しようとする擦り切れたゾウキンのような人物にはチト厳しい本。
676 :
考える名無しさん:04/06/12 16:04
>>674 その本,スゲー昔に読んだなあ。
序説だから本編があるはずだけど,あったけ?
良く覚えてないけど,その本には「物語」の罠について書いてあったような気がする。
物語分析とかの知識,例えばロランバルトの「SZ」くらいは読んでないと問題意識を共有できないだろう。
読者を選ぶ高慢な作者の姿勢が露骨に顕われた本でもあるね。
その本から入るより,少し分厚いけど「マクシムデュカン」について書いてある本から入った方が良いと思うよ。
序説の方は前提知識が無いと何言ってるのか解らないかもね。
677 :
考える名無しさん:04/06/12 20:59
蓮見重彦
ま、折れに言わせるとやっとこさ、理系教養生なみの知性になったってとこだなw
678 :
考える名無しさん:04/06/12 21:21
馬鹿が多いな
EURO今日開幕だな
>>679 少なくともあなたが『物語批判序説』を概説できるのならその意見に賛成してもいい。
あれは「翻訳」を拒む言説で成立していると思うから。
「前提知識が無いと何言ってるのか解らない」というのもどうだか...。
あの本一冊で何を言っているかはわかるよ。
筆者独特のタームも知らない人間が読んでもわかるようにしつこくしつこく何重にも定義されている。
蓮實の本は例外なく濃厚なサーヴィスに満ちている。
681 :
考える名無しさん:04/06/13 00:10
>>680 キミの言い方だと,まるで理解できない
>>674 がバカ見たいじゃん。
オイラは違うけど,やっぱ
>>674 のようについていけない人も居るのは事実。
見捨てるなんて,やさしさが欠落してる人なのね。
>>681 別に誰もが同じ問題意識を持つべきだとは思わないから。
引っ掛かる人には引っ掛かるし、引っ掛かってこない人には引っ掛かってこない。
それでいいと思うよ。
683 :
考える名無しさん:04/06/13 00:18
>>680 濃厚なサービスというか,まわりくどいんだよね。
最初の頃の本だから仕方無い面もあるのかなあ。
効率的に伝える技術を身に付けたら? と皮肉も言いたくなる。
でも,正直,文章を愉しめたらそれで良いんだけどね。
>>683 あの本はまさに「効率的に伝える技術」みたいな概念に疑問を呈するような「内容」だと思う。
「まわりくど」いと言う割にいったい何を「理解」したの? と皮肉も言いたくなる。
685 :
考える名無しさん:04/06/13 00:28
ニヒリストが多いスレですね? と皮肉も言いたくなる( ´,_ゝ`)プッ
と、相対的に優越を試みる人間を批判する書物でもある。
687 :
考える名無しさん:04/06/13 00:31
>>686 単純にレトリックに乗っかっただけなのですが・・・
688 :
考える名無しさん:04/06/13 00:34
今日の教訓
人は皆 生まれるとき、オマ○コの内側を 顔で擦って 出て来たのだ...
『物語批判序説』は「?�」が面白い。
泣けてきちゃう。
加藤典洋の「テクスト論」批判はこれをちゃんと受けとめた上でなされているんですかね?
誰も読んでる人間がいないので敢えて聞きたいんですけど。
>>684 それは違うよ。
ロジックと表現の経済性=レトリックは次元の違う話だよ。
物語の装置の罠について語っているんだろ。
そういう風に「物語の装置の罠」とか文脈から離して簡単に翻訳してしまっても實のある話になるとは思えないな。
「物語」「装置」「罠」はあなたの言うところの「まわりくど」くはりめぐらされた蓮實のフィクションの中で初めて機能するものなのだから。
それに「表現の経済性」という観念自体がいったい何かということも問題になっていると思う。
あなたがそれを無前提的に「善」と考えていることに反して。
692 :
考える名無しさん:04/06/13 01:14
>>691 キミは蓮實の「マクシムデュカン」本読んだら良いよ,まだ読んでないんだろ。
出版当時に読みましたが、何で?
694 :
考える名無しさん:04/06/13 01:25
>>693 そうなんだ,失礼。
表現がこなれていて格段に進歩してると思わない?
でも,「物語」も「装置」も「罠」も別に蓮實だけが使ってる訳じゃ無いよ。
その手のコンテキストが成立する背景が当時のフランスにはあった。
「表現がこなれていて格段に進歩してる」って?
時系列的に言えば、執筆は『凡庸な芸術家の肖像』が先で、その後期に『物語批判序説』が重なっている。
>その手のコンテキストが成立する背景が当時のフランスにはあった。
これもよくわからない。
もともと「背景が」「あった」から蓮實や誰某がそれを記述したみたいな言い方だけど、
蓮實があるコンテクストを当て嵌めて分析したんじゃないの?
転倒した言い方だと思う。
「物語」「装置」「罠」と言う語彙を蓮實のフィクションの中で同様に機能する語彙として誰が使ってるの?
不勉強なもんで教えて下さいよ。
697 :
考える名無しさん:04/06/13 13:59
>>696 俺,基本的に本ではなく雑誌で読んでるから,印象が違うのかもしれない。
実際,雑誌に各論文がバラバラで掲載されて,何年後かにまとめられて本にされるんだよね。
「凡庸な芸術家の肖像」もユリイカか現代思想で連載中のものを読んでたなあ。
だから,論文単位で執筆時期順に整理し直さないと判んないね,まあ研究者の人が頑張って整理してくれ。
大阪ドームは不吉過ぎっての
また当たったんでしょうか?
で、結局、誰もかいつまんだ説明をしてくれないんですか?
「自分は理解した」「読めなかった奴はバカ」みたいな
各人の自己満足的な話しか出てないようだけどw
理解できてるなら、適切に分かりやすく要約ができるんじゃないかねぇ。
「これ一つで一個の作品なので要約できない」みたいなタテマエはいいので。
701 :
考える名無しさん:04/06/16 14:27
蓮實のサッカー評論ってどこで読めるの?
702 :
考える名無しさん:04/06/16 14:28
703 :
考える名無しさん:04/06/16 14:30
タイトルは何?
704 :
考える名無しさん:04/06/16 14:33
>>703 お前ログくらい読めよw
「スポーツ批評宣言」(青土社)
705 :
考える名無しさん:04/06/27 14:48
暇だしイマイチ元気無いんで「スポーツ批評宣言」でも読むか...
スペインの惨敗について語って欲しい。
好調時ならラウールは好きそうではあるが。
707 :
考える名無しさん:04/06/27 21:24
物語批判序説
I 知らないことを語るのではなく、既に知っていることを確認するために語り合うという言説の場が
フランス第二帝政期に生じた(という仮説の話)
II 終わるよ〜。終わるよ〜。でも終わらないよ〜。
最後の引用は、マルクス資本論
で、Iを読むくらいなら「マクシム・デュ・カン あるいは凡庸な芸術家の肖像」読んだ方が面白い。
708 :
考える名無しさん:04/06/27 21:58
>>707 「マクシム・デュ・カン あるいは凡庸な芸術家の肖像」の方が面白いってのは俺も同意見。
709 :
考える名無しさん:04/06/27 22:26
蓮実で読むべきなのはなに?
710 :
考える名無しさん:04/06/27 22:45
今更、蓮実に読むべきモノがあるとは思わないけど
まぁ、今読んでも面白いのは、(映画本除く))
反=日本語論
フーコー・ドゥルーズ・デリダ
批評あるいは仮死の祭典
マクシム・デュ・カンあるいは凡庸な芸術家の肖像
夏目漱石論
小説から遠く離れて
事件の現場 / 饗宴(1)(2) (対談集)
とかかな。
表層批評宣言とか物語批判序説とかは、最近読み返してみたら、
「へっ?」っていうくらいツマラナかった。
映画本は、監督 小津安二郎 とか面白い本が結構あるけど、
一番面白かったのは、淀川長治の凄さがわかる対談集
映画千夜一夜かな。
「フーコー・ドゥルーズ・デリダ」はフーコーのところだけ神。
なかなかああいう指摘はできない。
あとは屑
ただのあらすじ読書ノート。
712 :
考える名無しさん:04/06/27 23:38
こういうやーさんがいるから全体が胡散臭くなるわけ
意味不明
>>710 俺,全部読んでる。 中には何度も繰り返して読んだ本もあるけど,
今再読したいと思うのは,やっぱ「マクシムデュカン...」かな。
基本的に蓮実の本って,啓蒙的っていうか教育的っていうかね...
教師的な立場が放棄できない部分がある,今更,もうイイやって感じだね。
読書好き(筑摩文庫などを好む層)に向けて書いている感があるからでは?
フロベール論を結局書けずに、
デュ・カン論になってしまうところが彼らしいと思います。
読んだ、って何を?
ウラン厨の今井のこと蓮實は絶賛してたらしいよ
「教師である私から言わせてもらうと彼は絶対に伸びる」とか
>>717 > ウラン厨の今井のこと蓮實は絶賛してたらしいよ
ウラン厨の今井って誰よ?
719 :
考える名無しさん:04/06/29 00:16
蓮実って「批評」ばっかで「作品」が少ないんだよね...
抑制されたテンションとある種の退屈さを戦略的に身に纏った文章の方が
時間の経過に耐える力があるように思うなあ(時間の腐食作用を回避してる)。
イラク人質の今井のことだろ
そんなこともわからんのか
3人の中では一番面白いな。
2人のジャーナリストには負けるが。
>>720 オイラ,イラクよりイクラの方がイイナ。
イクラ丼,一丁!
>>704 「スポーツ批評宣言」(青土社)
ってどこ売り場で売ってんだろう?
渋谷のBookFirstで探したが見つかんなかった。
724 :
考える名無しさん:04/07/13 10:36
>>723 普通に三省堂神田の人文書コーナーにあったが
725 :
考える名無しさん:04/07/13 22:53
726 :
考える名無しさん:04/07/13 23:32
顎髭にだまされるなよ。
727 :
考える名無しさん:04/07/14 12:04
顔も文体も限りなく鰻っぽい人
728 :
考える名無しさん:04/07/14 21:55
729 :
考える名無しさん:04/07/14 22:00
うなぎ犬です
わんわん
730 :
考える名無しさん:04/07/14 22:25
顎髭はもうないよ
731 :
考える名無しさん:04/07/14 22:32
胸毛が白髪になったら終わりの始まりです
732 :
考える名無しさん:04/08/06 21:23
あだ名は明治大帝です
by吉本パパ
734 :
考える名無しさん:04/08/19 00:15
>>733 ↑、
とうだい総長になるため、これが書かれないのはじんるいのにとって
損失であるといわれたものですか?
735 :
考える名無しさん:04/08/19 00:30
違うと思います。仙台で行われた映画講義を本にしたもののようです。
736 :
考える名無しさん:04/08/21 07:19
1975から
書き始められているらしい
『ボヴァリー夫人』論
図書館に頼めば
読めるかな?
あなたには読ませませんよ。国をなめないほうがよいです。
結局ハスミンのフロベール論は面白くない。
自分でもそれがわかっているから封印したのではないか。
例えば『ブヴァールとペキュシェ』論が駒場の紀要に載っているが、
平凡な言語行為論もの。
正直、ハスミンがさんざんバカにしていた、
アメリカのディコンストラクショニストの分析の方がずっと鋭利です。
むしろ今書き進めているフィクション論の方が良い仕事だと思う。
『物語批判〜』や『凡庸な〜』も、
「書けなかった本文に対する補遺」と考えるべき。
739 :
考える名無しさん:04/08/21 20:43
教科書の文章は おかくれになったか
740 :
考える名無しさん:04/08/22 21:33
>>738 > 例えば『ブヴァールとペキュシェ』論が駒場の紀要に載っているが、
東大の紀要には「『ボヴァリー夫人』論」しか発表していないと思うのだが…
742 :
考える名無しさん:04/08/22 22:28
>>742 正確な年は忘れたが、
79-84年ぐらいの紀要に載ってるよ。
744 :
考える名無しさん:04/08/22 22:42
745 :
考える名無しさん:04/08/22 22:45
上記に「外国語科研究紀要」あるいは「東京大学教養学部」と入力して
検索してみてください。
オイラ,蓮實読んでなかったら,小説家か映画監督になってたなあ。
創造意欲を削ぐんだよね,蓮實の本は。
あんたはそれでよかったんだと思う。
映画監督に対しては、ハスミンは創作意欲を削いでいないだろ?
弟子がたくさんいるじゃん。
あれでやる気なくすなら、それまでの情熱だったということ。
けど小説については禿同。
あの批評はやる気なくすよな。
>>749 自分の場合,小説への傾斜が強かったんだと思う。
批評的言説は,バルトやリシャール辺りで止めてれば良かったかなあ。
バルトのSZを興奮しながら読んでた10代の頃が懐かしいよ。
映画に関しては,蓮実は教師的な態度だったね。
愛があるか無いかってことなんだろうね,結局。
そのことは蓮實自身がよくわかっているだろう。
当たり前だけど批評的な視線は作家性を削ぐよ
今俺はそれで苦しんでいる
芸術家に賢さは必要ない
必要なのは職人気質と頭の鈍さ、そして感性の鋭さということがわかったのはつい最近
753 :
考える名無しさん:04/08/25 23:14
>>752 お前には最初から何も無いんだから安心しろよ。
「頭の鈍さ」だけは図抜けていそうだな。
美術関係に知り合いいないのか?
愚鈍な人間ばかりだぞ
現在のプロ野球の状況を見ると、20世紀にプロ野球は滅びる、という草野進の20年近く前の予言も当たらずとも遠からずといったところだな。
>>758 その文章を引用してよ。
20年前の文章を肴にして愉しもうよ。
>>757 残念ながら、意外とみんな凡庸だよ
美大生にユメ持ち杉
>>759 『世紀末のプロ野球』の巻頭言でちょっと長い。
日本プロ野球の将来には悲観的ながら、それに「どこまでもつきあいつづける」という倒錯的な宣言とそれを支えるごく真っ当な姿勢にシビレます。
>>761 20年前だと広岡の管理野球とかそんな感じだっけ?
何か日本の野球は勝負に拘り過ぎて,野球本来が持つ表層的な美学,
身体性や運動性の美学を見落としてた気がする。
選手管理手法や戦術論,組織論などゲームの勝敗を巡る言説にスポットライトが当り過ぎてた。
>野球本来が持つ表層的な美学, 身体性や運動性の美学
これはそのままスポーツ全般にも当てはまる
そもそもスポーツを鑑賞するという概念は廃れつつあるね
まさか、長嶋とともに日本野球が沈没するとは、このときの蓮實先生は
予想だにしていなかったに違いない。
管理野球云々に関しては、広岡に対してはほとんど拘ってないのが
斬新だったな。一番上にいるのは堤だみたいな。
「美学」?
そんなものを退けるために草野進は『世紀末のプロ野球』を書いたんだよ。
ちゃんと読んだの?
>>765 読んで無いよ。 俺の個人的な意見だよ。
「美学」の使用に違和感あるな,「美しさ」でどうだ。
凡庸な芸術家の肖像(上下)がアマゾンで在庫切れになってた。
久しぶりに読もうかなあ,と思ったのに。
持ってる奴はマーケットプレイスに出品してくれ,買うから(文庫版限定)。
769 :
考える名無しさん:04/09/12 14:52:33
プププ
770 :
考える名無しさん:04/09/12 14:53:53
結局、この人の業績てなんなんだ。
771 :
考える名無しさん:04/09/12 14:56:38
772 :
考える名無しさん:04/09/12 15:01:18
773 :
考える名無しさん:04/09/12 15:04:06
>>770,772
やはり主著はマクシム・デュ・カン論「凡庸な芸術家の肖像」
だろうね。この本は本当に素晴らしい。
774 :
石原千秋:04/09/12 15:07:15
近代文学研究者ではいまだに蓮實の文体で書いているアホが二人いて、
哀れな感じがする。
775 :
考える名無しさん:04/09/12 15:17:58
いわゆる蓮實文体というのは、もはや蓮實本人も使ってないよね。
最近だと砂が使っているのを見た。
777 :
考える名無しさん:04/09/12 15:28:37
>773
読んでみます。
絶版らしいが。何とか探せるでしょう。
図書館という手もあるし。
778 :
蓮毛滲彦:04/09/12 15:41:44
蓮毛滲彦の業績では、講談社世界文学全集37のフロベエル『ボヴァリイ夫人(中村光夫訳)/三つの物語/11月(蓮毛滲彦訳)』(1975年3月発行)収録の、中村光夫ばりの「です・ます」調の解説文がよいです。
これは、意外にもJPリシャールよりはジョルジュ・プーレに近い線に沿って書かれた、ちょっとした傑作です。
なお、JPリシャール=蓮毛滲彦的テマティスムに対する批判としては、芳川泰久の『書くことの戦場』(早美出版社、2004年4月)の「Z.有機体のポリティーク ― テマティスム言説批判」が、かなり正論で興味深いですね。
蓮實はテマティスムじゃないよ。
781 :
考える名無しさん:04/09/12 22:57:49
蓮實って確か幾つかフランス語で論文書いてただろ。
幾つかって……
783 :
蓮毛滲彦:04/09/13 02:04:01
何故ぼくがテマティックな批評をするようになったかというと、じつは十七、八のころに何度かくり返し読んだフローベールなのです。
まず初期作品に、好きな女性がいなくなってしまうときに、「彼女は、彼女がすうっと歩いてゆく背後に巻きたてるほこりのように、遠ざかって行ってしまった」という文章がある。
たんなる比喩と思っていたら、三十年たった『感情教育』に、「わたしの心は、あなたの歩むあとからすうっと巻きたつほこりの渦のように、あなたのあとをついて行ったのです」という文章が出てくる。
これは一方では「単調さ」でありながら、一方では「単調さ」とは違うテマティックな一貫性でもある。そこで卒業論文に「ほこりと黒髪について」という一章を含んだフローベール論を書いた。
リシャールを読んだのはじつはそのあとですね。卒業論文のときはたぶんリシャールを読んでいなくて、フローベールの初期作品をあつかった「ほこりと黒髪」。頭髪もあちこちに出てくるのです。
初期作品のある時期までは金髪の捲き毛が多く出ているのに、年上の女性との交渉があっていらい、フローベールの小説のヒロインは全員黒髪となり、その一房を切りとって恋人に与える。
784 :
蓮毛滲彦:04/09/13 02:10:28
「ほこり」のほうは「足」という記憶につながっている。
「黒髪」はほかのところで展開していないテーマですけれども、これは抒情的なイメージとなりしかも「ほこり」によく似ている。
「ほこり」はそれじたい物質でありながら他の物質の表面を覆っていて、ふっと吹けば気体のように飛ぶ。
黙っていればまたしだいに物質にまつわりつき、ある種のにおいを帯びもするというイメージ。
一方「黒髪」もやはり肉体の表面を覆っていて、「ほこり」を吹きとばすように、切れば切れてしまう。
つまり、肉体のようでいて肉体そのものではない。
そこで「ほこり」と「黒髪」とのあいだに、さきほどの言葉でいえば相対的な「荒唐無稽」に通じる類似性をみてとったわけです。
それがぼくのテマティスムの「原点」といえば「原点」ですね。
したがって、テマティスムといっても、あらゆる「テーマ」を使うわけではなくて、ぼくはだいたい身体的なテマティスムなのです。
『<批評>のトリアーデ』(トレヴィル、1985年10月発行)
リシャール,懐かしいなあ。
10代の文学少年の頃,夢中になって読んでた。
肯定的な身振りでもって文学に対する愛が恥ずかしげも無く語られてたんだよね。
786 :
蓮毛滲彦:04/09/15 20:42:05
<テマティックとはシステマティックであると同時にサイバネティックでもある。>
ジャン・ピエール・リシャール『マラルメの想像的宇宙』(1961年発行)序文より
テマティスムって今ならPC使ってやれるよね。
小説の語彙,表現解析のプログラム作って,小説家の全作を統計解析する。
例えば漱石なら青空文庫の全作品を読み込ませて,DBを作る。
隣接関連のセマンティックス解析なども同時に行う。
そんなんで論文書いたらコテコテの文系の教授とかにはきっと嫌われるだろうなあ。
788 :
考える名無しさん:04/09/15 22:40:27
PCをコッソリ使って華麗なテマティスム論文書いて、コテコテの文系の教授にもホメられる。
これぞリシャールのパラドックス、てか。
小説もDNAも解析対象たるテキストに過ぎない,って考え方かもね。
テマティスムは科学的なアプローチだったんだね。
790 :
考える名無しさん:04/09/16 02:40:03
80年代半ばのハスミンの口癖
「コクブンの馬鹿共奴が!」
791 :
考える名無しさん:04/09/16 23:43:08
映画の「エイリアン」って西部劇だね,エイリアンがインディアンで....と言ったら,
キミって鋭いね,って言われた。
調子に乗って漫画の「ヒカルの碁」ってシェークスピアだね,
サイが魔女でトウヤのオヤジが国王で王位継承の物語だって言ったら
ノーコメントだった。
792 :
長嶋茂雄:04/09/18 13:26:13
プロ野球の次期コミッショナーに、元東京大学総長の蓮實重彦氏を推薦致します。
793 :
考える名無しさん:04/09/18 13:36:01
794 :
考える名無しさん:04/09/18 14:24:55
蓮實の最高傑作はやはり『大江健三郎論』だろう。
日本に留学して来る大江研究者の何人かは、国文の指導教授に隠れて、コッソリ蓮實のところを訪ねてくるらしい。
ノーベル賞作家から「万延元年=オマンコ一発=万世一系」という荒唐無稽なホモロジーを抽出してしまうというのは、フィールズ賞級(?!)の発見というべきか。
昔から日本留学する香具師は、
表面上の師弟関係は国文学の王道だとしても、
実際には柄谷・蓮實ライン狙いだからね。
今だと松浦寿輝のところに行くのが基本。
796 :
考える名無しさん:04/09/18 17:49:58
>>794 そう云えばそんな本あったね。
若気の到り的なハシャギ過ぎな内容,
図らずも評論自身が対象作品に似て荒唐無稽な表情を擬態してしまった....
スマン無かった事にしてくれ,と本人は思ってるはず
擬態をしてるのはお前の方じゃ...
>>798 これも芸のウチ...
おいらの擬態に期待してチョ
それは媚態だよ。
>>797 とは言え,対象作品よりも評論の方が確実に面白いのだが....
802 :
考える名無しさん:04/09/19 11:58:58
803 :
考える名無しさん:04/09/19 20:16:08
蓮實の「説話論的変換」というのは、ナラトロジーとは実はぜんぜん無関係。
あれは映画のモンタージュ、それもエイゼンシュタインじゃなくて、ハリウッド流のカットバックから来ている。
だから蓮實にとって、批評対象のテマティックというのは、編集前のラッシュ・フィルムみたいなものだ。
そこがわかると『夏目漱石論』はラオール・ウォルシュだ、という発言もすんなりと納得できる。
2ちゃんねらーとしてそれだけは慎まねばならない恐るべき振る舞い…
805 :
考える名無しさん:04/09/22 21:47:12
ガタイがガッチリしていて、マイク・パフォーマンスがうまい。
一見派手なファイトスタイルだが、実は地味な寝技が得意。
ヒールとベビーフェースの両方が、演じ分けられる。
神出鬼没で、プロデューサー感覚に長けている。
日本人にしては髭が似合って、奥さんはヨーロッパ人。
蓮實重彦は、蝶野正洋と同様、一流プロレスラーの条件を兼ね備えている。
806 :
考える名無しさん:04/09/24 06:08:43
not found
808 :
考える名無しさん:04/09/25 21:48:59
お前らまともな文章書けよ
そっちは映画業界話中心。
ジジェクなどの話とかウザがられるからここも必要。
>>811 しかしこのスレって、名字が誤字だから情けない。
つーかそれ以前に“蓮實”で検索してみてもこれが
引っ掛からないってのは、明らかな欠陥。
当然事情に通じてない人は迷う罠。新たに立て直すか?
それ以前にこのスレ1000逝ってまんがな
>>812 確かに...
俺も最初は新人かなと思った。
早く恥ずかしいスレ埋め立てて新スレ立てよう。
>>814 2年前の夏厨が立てたスレが今だに生存して
いるんだもんな…。ある忌みスゴイ。
しっかしここは荒らしに遭わない限りは、
今年中に終了しないとも思うけど?
だって誰も「考える人」に連載してた哲板
向きの『「赤」の誘惑』の話をしなかったんだから…。
>>816 あ、ごめん、よく考えてみたらそれは早計かも…。
と、いうのも昨今は板分割議論の真っ最中であり、
その申請も提出済みで、思惑通りに事が進めば
新板は学哲板なわけだから、そっちに新スレを
立てるほうが似合っているんだよね。
だから今は暫らく静観したほうが得策かもね。
了解
>>815 じゃあ、君が『「赤」の誘惑』の話をふってよ
伸びないね,このスレ
スレタイが間違ってるから,蓮實ファンが辿り着けないのかなあ...
821 :
考える名無しさん:04/10/07 01:18:28
スレタイ・ミスの影響は意外と大きいのかもね
822 :
考える名無しさん:04/10/07 07:27:43
蓮實本人は「蓮見宛」郵便は読まずにポイ捨て
823 :
考える名無しさん:04/10/07 19:39:09
「考える人」の連載〈「フィクション」をめぐる進行中の作業のためのノート〉は
『「赤」の誘惑』が第一部で、今月発売の秋号から第二部が始まるのではない
かと微かな予感(期待?)があったのですが、フィクション論は『「赤」の誘惑』
だけでもうお終いなのかしら。
824 :
考える名無しさん:04/10/08 00:01:11
もすぐ
『「黒」の欺瞞』
が連載されまつ。
825 :
考える名無しさん:04/10/09 15:24:45
俺もスレ伸ばしに協力。
青山ブックセンターに蓮實が来るみたいだけど、対談とかするん?
知ってる人教えて。
826 :
考える名無しさん:04/10/10 18:21:50
『スポーツ批評宣言』読んでるんだけど、サッカーのオマーン戦後の
インタビューについて「久保も、同じ質問に憮然としていました。彼は
あきらかに怒っており、カメラから足早に遠ざかって生きました。」って
書いているのが笑えた。
自分でインタビューの天才だって自負してるみたいだけど、コイツに一度
久保のインタビューを実際にやらせてみたいな。久保が2、3語以上、
質問に答えたら、本当にインタビューの神様だって見とめてやるんだがw。
見とめて×
認めて〇。
ソナチネ前の武へのインタビューは、かみ合ってなかったな。
『スポーツ批評宣言』の対話2を読み始めたけど、渡部ってただの
蓮實の太鼓持ちじゃん。予言が当たったなんて言ってるけど、まるで
はずれてるのに、はずれた場合には天罰が下るっていう予言が当たった
から予言どおりなんだって。なんじゃこりゃ!
だいたい結果の予想なら、クラブチーム杯で、ポルトが優勝することや、
欧州杯で決勝戦がギリシャvsポルトガルになることを予言した俺の方が
よっぽどよく当たっているよ。それにレアル・マドリードが優勝を逃した
ときのことだって「あのメンバーを見て優勝を逃すと思うバカはいない
ですよ」って、おまえの方がバカじゃん。サッカー通なら、あのときの
レアル・マドリードが確実に優勝するなんて到底思っていなかったよ。
やたら偉そうにしてるだけで、どしろうととしか言いようが無い。
831 :
考える名無しさん:04/10/10 20:43:08
ついでに言わせてもらうと、「ブラジルががんばってくれたから
救われました」って、アホか。ブラジルは、リバウドの演技が
なければトルコに負けている。本当のMVPは、ロナウドじゃ
なくてリバウドだよ。
832 :
考える名無しさん:04/10/10 20:44:05
蓮見
834 :
考える名無しさん:04/10/10 22:07:53
「サッカーを本当に根付かせようとしたら、火事の一つや二つ我慢しなければ
いけません。観客の乱入は一年に一度や二度当然あると思うべきであって」
「座席があったら、ときにはそれを引き剥がしてでも投げるというのが正しい
観戦のあり方です。」「それだけではなく、発煙筒があって当り前という風に
なってほしいんです。」
では、まず自分で実践してください。自分でリスクを負ってやるきもないのに
人を扇動するつもりか?俺は発煙筒や椅子を投げつけられるのは御免だから、
やっているやつを見つけたら当然、厳罰を要求するが。
ティフォージの猿真似するのが正しい観戦のあり方なの?
バカジャネーノ蓮實って
まあ、基本的にこの人はサッカーには鈍感だと思うが、
イタリアの猿まねかどうかはともかく、サッカーが文化として根付くというのが
そういうことだというのは確かじゃないの。阪神が優勝したときはワールドカップ以上に
馬鹿が暴れたし。トップダウン式とか、箱物用意して、じゃ無理だって事でしょ。
837 :
考える名無しさん:04/10/10 23:09:50
>>837 だから、人を煽ってないで、自分で率先してやれって言ってるんだよ。
839 :
考える名無しさん :04/10/10 23:26:58
840 :
考える名無しさん:04/10/11 13:05:07
なんかクサイ奴がいるみたいだね。
こんなところにいちいち文句書いてる方がイタイよ。
そもそも『スポーツ批評宣言』なんて買う行為の方が・・・・・・w
>>840 そんなもんわざわざ買うわけねえだろw。
844 :
考える名無しさん:04/10/12 01:16:18
蓮實・渡部ともにサッカー適齢期をはずした野球オヤジ
845 :
考える名無しさん:04/10/12 10:16:39
>「座席があったら、ときにはそれを引き剥がしてでも投げるというのが正しい
観戦のあり方です。」
>「それだけではなく、発煙筒があって当り前という風になってほしいんです。」
サッカー場ではなくってもいいから蓮実氏はまず自分の文学的隣人にも
あたる、柄谷や柄谷のNAMについて、同様の暴動行為を正すしく、正当に
暴力行使して欲しいものだな。
846 :
考える名無しさん:04/10/12 10:18:08
特に渡部みたいなのはバカみたいにNAM会員とか
参加してやってたわけでしょう?w
まず正しく実践行為を実現してみるべきだと思うね。
サッカーなんか本気で観てる訳ないじゃん。
スポーツが好きなんじゃなく運動を擁護したいだけなんだろ。
具体ってのはあくまで運動の事で、それを顕揚する限りでのスポーツでしょ。
サッカー選手についての話なんか口から出任せに決まってんじゃン。
運動といってもそれを社会運動のことだと
ナイーブか田舎者のようにも勘違いされちゃ困るな。
特に蓮見氏のようなものに。
よくある誤りなんだけどさ。
849 :
考える名無しさん:04/10/12 23:58:00
雑談はエンタティメント志向なんだから軽く流せよ,それが大人ってもんだよ,ボウヤ
850 :
あるある探検隊:04/10/13 00:31:18
子供相手に本気出す。
851 :
考える名無しさん:04/10/13 02:22:12
蓮實・渡部はラビットボールについて何か言ってくれ。あれが野球をぶち壊した最大の元凶だ。
>>848 ハスミの何処から俗に言う社会運動なんかを発想したのでしょうか?
映画関係の本やドゥルーズの運動の概念くらいは押えた方がいいよ。
>>847 文化としてのサッカーなんて如何でもいいに決まってるよな。
一瞬でも動物になって運動が顕現されてればいいんだから。
ティフォジだのフーリガンだのみたいな行動も運動ならOK
海外かぶれの憧れ行動なら、冷たい目で見られるだけだしな。
サッカー好きからしたら細かい文化的楽しみを無視だから鬱陶しいだろうな。
文学みたいに教師として文化的な責任をとるポーズは有り得ないからファンからは嫌われるわな。
ただデルピエロが好きなんて言うとお里が知れちゃう。
もちろん彼も運動を顕現するプレーはするけどセンスを疑われる人選だ。
あまり張り切ると墓穴を掘るな。まだ愛のある野球だけにしとく方がいい感じ。
854 :
考える名無しさん:04/10/14 00:08:02
>>846 渡部直己のNAM会員というのは、近大の上司命令だから…
近大での柄谷行人による「ナムハラ」はひどかったらしいよ
855 :
考える名無しさん:04/10/14 01:37:11
>ハスミの何処から俗に言う社会運動なんかを発想したのでしょうか?
>映画関係の本やドゥルーズの運動の概念くらいは押えた方がいいよ。
蓮実は自分のネタに詰まるといつも柄谷への意識から批評の陣営
作って誤魔化すのが癖なんだろう。
蓮実が運動なんていう言葉をそんなに不躾に使うなんて
なにかやむにやまれぬ疚しい経済状況が生じているに違いないのだ。
純粋な映画論ならともかく、それにドゥルーズのいう運動なんていうのも
これがまた不純に不純を重ねて連ねられている共産主義運動の廃墟化したメタファー
でもある。ドゥルーズが運動というとき元々ヒュームの連想的拡散の運動だけど
ヒューム的な共感の運動体の拡大するイメージが、ドゥルーズによって無理矢理
こじつけられた共産主義運動の原イメージに当たっているな。
渡部直己の所詮労働者かサラリーマン的な薄っぺらい批評屋精神の
成せる業だね。
上司の命令がすべてですw
857 :
ヌガ ヒデミ:04/10/14 01:40:01
>>854 その、ひどい「ナムハラ」に抗ってこそ、「動物」うんぬん言う資格があるってモン。
パワーハラスメントに抵抗できないなんて、矮小な人間だね。
>>855 お前アホか?
「運動」は蓮實を読む上で最重要概念だろ。
スポーツに関しては、ドゥルーズの運動概念は関係ないと思う。
むしろ、山口昌夫やクリステヴァ、中心と周縁。
2chでスゴロクと揶揄される退屈な競技、野球のグラウンドに、神が降りるのを待ち続ける。
柄谷が長嶋茂雄を巡る綺種流離譚というのも頷ける。
ドゥルーズは上手く使えばサッカーを扱うのに適切。
細川周平のように。
で、そこを批判せずに829みたいな批判をしても意味がないと思う。
なんでもかんでも「規格外」なら褒めちゃう傾向のある蓮實のスポーツ論だけど、むしろデルピエロやバッジョを
褒めてビエリみたいなフィジカル馬鹿を貶すのは、見る目あると思う。
渡部なんかはビエリを褒めがち。
862 :
考える名無しさん:04/10/14 12:06:48
>「運動」は蓮實を読む上で最重要概念だろ。
それはつい最近の事情だろうw
>>860 サッカーがまるで分からないのにサッカーの批評しても意味がない。
蓮実のいう「動物」とか「運動」なんて俺にはどうでもいいよ。
>>862 何を読んでいるんだよ。
文学だって映画だって重要なのは「運動」である、と20年以上も前から言ってるじゃないか。
『世紀末のプロ野球』も読んだことないだろ。
あれを読んで「運動」という概念が重要なんだなと感じられない奴は「永遠の不感症(©草野進)」だよ。
865 :
考える名無しさん :04/10/14 20:46:13
「文化/動物」なんて批評は、蓮實ヲタにとっては有りがたいのかもしれんが、
普通の人から見ればひどく陳腐なだけだよ。
866 :
考える名無しさん:04/10/14 20:50:45
>>849 俺のことをボウヤと呼ぶからには、よっぽどのヨボヨボじじいなんだろうなw。
雑談とゆうより、猥談だろ。別にエンタティメント志向でも、面白ければ
構わないが、他人のフェラを見て喜ぶ趣味はないんでね。
リア厨がまざってんのか
死ねよ
知ったかすんなよ
初期のから1980年代の映画本嫁
おーらら!知ったか君がマジで怒ったぞw。
869 :
考える名無しさん:04/10/14 21:19:31
>『世紀末のプロ野球』も読んだことないだろ。
>あれを読んで「運動」という概念が重要なんだなと感じられない奴は「永遠の不感症(©草野進)」だよ。
そんな本読むような余分な時間はないですねw
蓮実は所詮オカズです。
決して主食にはなりえません。
>>869 じゃ、何でここでクダ巻いてんの?
そういう時間はあるんだ。
で、主食は何なの?
時間があったらでいいんで教えてくれ。
低能な釣りですね( ・,_ゝ・)ニヤニヤ
872 :
考える名無しさん:04/10/14 21:51:27
下民には主食は教えられないな。
どっちの料理ショーを見てるだけで
しょせんきみにはそれは触れられないものさ。
テレビのブラウン管でも見ながら
涎だけいつも垂らしてなさいw
>『世紀末のプロ野球』も読んだことないだろ。
サカサポがプロ野球なんかに関心があるかよw。別に全球団つぶれたって
いいと思ってるよ。蓮實の「運動」云々もどうでもいい。でも、キャッチ
ボールだって、ボールを投げてきたら、投げ返すのが礼儀ってもんだ。
蓮實が不特定多数のサカサポに石を投げつけているんだから、石を投げ
返してやるのが正しい礼儀だろ。一言でいって、蓮實のサッカー批評は
「醜い」し、蓮實はその「醜さ」に気付くべきなんだよ。
>>874 あ、俺もプロ野球なんかに全然関心がない。
選手も全然知らない。
ところが『世紀末のプロ野球』はむちゃくちゃに面白い。
お前も蓮實のテクストを知らないくせに蓮實のことを語ろうとするから「醜い」わけで、
お前こそその「醜さ」に気付くべきなんだよ。
で、主食は何ですか?
876 :
考える名無しさん:04/10/14 22:50:19
主食はMEGUMIです
>>876 了解。
これでグッスリ眠れそうです。
オヤスミ...。
>>875 俺は主食がどうのとかいっているのとは別人だよ。
>>蓮實のテクストを知らないくせに蓮實のことを語ろうとするから
そういうことは蓮實ヲタの間でやってればいい。俺が言っているのは
蓮實のサッカー批評が「醜い」ということだけだ。
>>859 > スポーツに関しては、ドゥルーズの運動概念は関係ないと思う。
> むしろ、山口昌夫やクリステヴァ、中心と周縁。
ベルクソンードゥルーズの運動を抜きには意味を辿るの難しくないか?潜在性とかさ。
> 2chでスゴロクと揶揄される退屈な競技、野球のグラウンドに、神が降りるのを待ち続ける。
まさに退屈なスポーツって所がサッカーを取り上げる所以じゃないの?
数字で現れるような情報化されちゃうようなタイプの出来事が殆ど起こらないって性質とかさ。
持続を捕らえれないとサッカーなんて死ぬほど退屈だろ?そこが野球との共通点だと思う。
だから無理矢理試合に関係なく盛り上げて退屈しのぎをするサポーターに批判的なんでしょ。
ところで日本のサッカーファンは何であんなに語りたがるんだろう。
ファンの数に比べてコラムとか日記みたいな文章書くメディアとか異常に多くないか。
野球親父は自分の言いたい事を勝手に野球に投影して物語化に野球を利用してるけど
サッカーファン(サカオタ?)はサッカーを自分の都合よい物語にして語るよね。まさにオタクって感じ。
どうしてサッカーにそういう奴集まるのでしょう?
周りの海外サッカーファンをみても、アメリカのメジャースポーツファンより熱心に語りたがる。
適当に相槌をうってるだけなのに気付いてくれない奴が多いんです。
>>881 別の場所に書いたレスのコピペだけど、
> 蓮實(草野進)や渡部のやってることは結局勝敗を離れた意外性礼賛で、
> これは野球(蓮實自身が動きが少なく退屈だと認めている)に対してしか
> 通用しないと思う。そしてこれは柄谷が長嶋茂雄をめぐる貴種流離譚だと
> 喝破したように、センセーショナルな言い回しにもかかわらず、
> 全然革新的ではない(蓮實は文学や哲学に対してはこの手の物は嫌ってる
> はずなのに!)。
> こういう人がサッカーにまで口出しすることになるので、
> 悲惨なことになる。これじゃフェイントなどの個人技についても語れないし、
> チームプレー(これは個人の発想と対立する物ではない)も語れない。
> 蓮實は勝敗からかけ離れた三塁打や、チャンスを潰す無様な三振を認める
> ことが出来るが、1アウト1-3塁で内野ゴロが来たときに、内野手がゲッツーを
> 取りに行くかホームに投げるか、三塁ランナーはホームに突っ込むのかという
> 明らかに勝敗に結びついた個人のアドリブ的発想という物を批評する
> ことが出来ない(少なくとも自分は見たことがない)。せいぜい中畑が
> ランナー一塁でファーストゴロを捕ったとき、まず一塁を踏んでから
> 二塁に投げるので、二塁上でクロスプレーを楽しめることを褒める
> ぐらい(これはそれなりに秀逸)。
>
> 野球以外のボールゲームにおけるチームプレーは、大抵集団の中での
> アドリブの積み重ねで成り立っているから、浅田彰に「蓮實の野球論を読
> むぐらいなら、細川周平のオランダサッカー論を読んだ方がよっぽど楽しい」
> っていわれちゃうわけ。そしてイチローとは、まさにそういう野球選手
> 的でない野球選手だから、渡部には理解できないわけ。
ドゥルーズ=ガタリを上手く使ったスポーツ批評を読みたいなら、細川周平の「サッカー狂い」
読むと良いよ。蓮實なんかが馬鹿にしがちな、確率重視のプレー、組織的なプレーが
いかに美しいか、リゾーム論を引っ張ってきて書いてるから。
浅田彰も「逃走論」の座談会で、蓮實の野球批評よりもこっちの方が面白いっていってる。
繰り返しになるけど、蓮實の野球批評を見て、「構造と力」のラカン・バタイユの章まんまじゃないかと気づか
ない鈍感さは凄いと思う。
まあ、どこかのブログにあったように、ドゥルーズのニーチェやベルクソンはカモフラージュで、
本当は彼の哲学はヘーゲル(ハイデガー経由)の現代版なのだ、というのなら、蓮實の野球論が
ドゥルーズだといえなくもないとは思うが。
しかし凄いな
本気で柄谷の放言を根拠に論を立ててるのか
さらに浅田の80年代のヨイショまで論拠になるのか
蓮實のスポーツ論はどうでもいいが
ちなみに細川のサッカー狂いは
学んだばかりの述語を好きなサッカーに当てはめてみましたって単なる若書き
それこそポスモダの残骸に近く何でも流行りの言葉で語るなよって代物だろ
羽須美みたいにサッカーを馬鹿にしてる感じは無いから安心なのが取り柄
文化は大切にねって方向だな
柄谷は放言が魅力だけど素人が飛びつくとヤッパ怖い事になるな
NAM・・・・・
蓮實および渡部のスポーツ批評に「ルールやセオリーをひっくり返すこと」を持ち上げる、
以上のことがあった?
月刊朝日でやってた渡部のコラムなんて、『褐色の「異物」である小錦を横綱にせよ』みたいな感じで
露骨だった。
>>882 クサい長レスをわざわざコピペすんなよ。
柄谷は勝敗から絶対に離れられない人だろうから。
そりゃ怖いっす。
野村批判なんか見ても、予想を的中させる、みたいなことは軽蔑してるみたいだけど、
野球に関してはあんまり外さない。入団前に松中を当時話題を独り占めにしてた井口よりも評価して、
「彼は凄い選手になる」みたいにいってた。大きく外したのは中島輝士ぐらい。
松中を当てたという意味でなら、清原について外したか。
成績についてもそうだけど、当時は今でいうイチローみたいな、野球サイボーグ的な評価をしてた。
アルコールの臭いをさせたまま球場に来たり、番長というあだ名を付けられたりすることは
想像してなかったに違いない。
清原のことは好きみたいだけど。(記録だけの)松井とは飛距離が違うとかw
飛距離については本当は逆。
892 :
考える名無しさん:04/10/15 10:59:35
野球の退屈さについて騙ることから君たち蓮見好きのスノッブたちは
離脱できないのかね?
そして野球の退屈さについて気になることは
小説の退屈さについて餌にするのと
同じ退廃性を兼ね備えているものだよ。
文芸評論家はもうとっくに終わってるのだよ。
テレビスポーツ評論家ももうやめなさいって(爆
獏?
894 :
考える名無しさん:04/10/15 11:25:01
文芸評論の言語ゲームの延長上に自然発生したのが、
野球評論やサッカー評論に表出したところの言語ゲームの
パロディなんだろう。
それは認めるよ。
しかし言語の自己増殖という観点から言えばだ、
サッカーや野球の観戦でそこに自然に批評的言説の網目というのを
絡めたくなるのはいとも自然な誘惑であるのだし
また至極真っ当な言語−社会論的なる進化だろうて。
895 :
考える名無しさん:04/10/15 11:27:52
しかしそれがあまりにオタクでマニアックな領域の言語交換行為に
陥るゆえ、それが秘教言語で語られるときの微妙な
エロスの錯覚さえも、そこを覗き見るロム者たちには振りまくものなのでは
あるがな。
野球については分かってて馬鹿にした語り方をしてるんだろうけど、サッカーに関しては結構真面目に
考えて上手くいってないんでは。野球では「メジャーでは…」って感じの玉木や二宮みたいな
語り方はしないのに、サッカーではしちゃってるし。
フランス大会前にカズ叩きをした渡部ならともかく、カズのシュート能力を一貫して擁護して、
フランス大会には連れて行くべきだったといってるぐらいだし。フィジカル系よりもバッジョみたいにテクや
イマジネーションのある選手が好きなのもそう。
カズを貶して、スピードはあるけどまともなインステップの蹴れない柳沢を持ち上げる渡部は、たしかに
サッカーを馬鹿にしてる。
蓮實はいつものハッタリ
渡部は馬鹿にしてるんじゃなくて、馬鹿だから何もわかってないだけ
898 :
考える名無しさん:04/10/16 10:07:38
しかし渡部というのは同席したことあるのだが
あれはほんま者の馬鹿モノだったぞ。
あんなのが柄谷と蓮実の舎弟として今まで名前的には一応有名だったのか
と思うと、文壇というシステム自体のショボサが手につかむように把握できる
気がしたものだ。情けない、かつギリギリの貧しさでもって文学って賄われて
いるものんなんだなあ、、とその時ひとつ大人になったような気がしました。
その馬鹿モノにおだてられて、いい気になってる方の人間性
もどうかと思うよ。
そんな連中の本を読んでグダまいてるのが1番惨めだけどな。
>>884 蓮見をバタイユだって言って安心できるお前は凄いってレベルを超越してるな。
>>901 野球論が。特に長嶋を語るところ。
具体的に、ドゥルーズの運動論を感じさせるところある?
というか、この人自身が「自分は唯物論者だけどスポーツという分野では形而上学をやってるし、
神も信じてる」って読売巨人軍再建の建白書あたりで渡部に言ってたが。
>>903 嘘コケ。
どこでそんなことを言ってんだよ。
「神も信じてる」って何だよ。
スポーツは軌跡を楽しむべきものなのだよ、蓮實にとっては。
この軌跡を抽象としてしか感じられなければ蓮實を読むのは時間の無駄。
図式的に読むぐらい無駄なこともあるまい。
勝敗に拘りたけりゃ文化論を読めと。
文化論的にハスミンを読むほど無駄はないと。
ドゥルーズの哲学なんかは関係ないだろね。
哲屋が概念つくるならそれを借りて接木して使わしてもらうと。
野村信者でもある二宮清純を買ってたりするので、一筋縄ではいかない。
ジャーナリストはそっちの仕事をやってくれれば褒めるでしょ。
本気で流行ったら殺すとか言いながら。
軌跡を楽しむのなら、スポーツなんて語ってないで、囲碁、将棋
でも語っておればよろしい。
浅田の名言があったよね
貧乏人は近づくな
911 :
考える名無しさん:04/10/17 00:42:47
しかし本当は結構貧乏人だと思うけどな。蓮実は
浅田は中流だね。
912 :
考える名無しさん:04/10/17 00:43:21
蓮実の文体って本当は貧しい人のコンプレックスなんじゃないの?
どこが?
元が貧しくなかったらあんな自己顕示的な文章にならないだろう?
言ってる意味全然わからん。
浅田が言う貧乏人はレベルが高くて、そう簡単には太刀打ち出来ないぐらいだぜ。
ここに書いてるような無職とか時給800円とかヒッキーとかだぜ。
さあここに書き込むのはもう止めようぜ。
言ってる意味全然わからん。
918 :
考える名無しさん:04/10/17 01:41:35
916がいかにレベルの低い下司かはよくわかったよw
それはわかる。
920 :
考える名無しさん:04/10/17 06:20:31
埋まってきたねえ,このスレ。
もう少しだからさっさと埋め立てようぜage
お前は黙って『凡庸な芸術家の肖像』でも読んでろ。
922 :
考える名無しさん:04/10/17 07:16:53
ハスミンこのスレ見てる?
がんヴぁれ!!
923 :
考える名無しさん:04/10/17 07:21:08
おー♪ミンミン♪
ウーン、マンダム
蓮實の評論の凄さに圧倒されました!
と、圧倒されて見せる。それが正しい蓮實の読み方。
お前のレスの凄さに圧倒されました!
と、圧倒されて見せる。それが正しい蓮實スレの読み方。
藻前のレスの頭の良さにも圧倒されました!
928 :
考える名無しさん:04/10/18 05:43:55
シネフィルこんなかにいる?
929 :
淀川長治:04/10/18 06:39:27
存在そのものが不倫
930 :
考える名無しさん:04/10/18 17:48:48
ドゥルーズとか色々名前出てるが、先月の『論座』の蓮實の論文読んでる?
より具体的に述べてたから、議論するならそれ読んでからにしろ。
お前らの知性が蓮實と違いすぎるから、議論が見当外れになってる。
それに蓮實の審美眼について語るのもほとんどナンセンス。
ゴダール的に「断片」に注目してるだけ。明らかに確信犯。
蓮實が断片に注目するのは、体系的に語る力がないことの正当化だろう?
日本の映画理論を30年停滞させた。
これがフランス人なら、「断片のシステム」について語るところだが。
カイエ派やドゥルーズは、つねに映画を理論的に語っているのに、
蓮實が彼らの最良の紹介者とされている事が笑止。
蓮實が断片の美学勝負に持ち込むのは、
最後に旧華族という血筋をちらつかせれば、
趣味の世界での勝利が保証されているからだ。
ハリウッド好きを標榜しているのに、
実際はヨーロッパの監督のインタビュアーなのも同じ発想に基づいている。
蓮實が強調する「フィルム体験の生々しさ」が、
実際のところそれほど「遭遇」に見えないのも当然だろう。
お前の方がよほど「断片的」なんだが。
まさか旧華族とか?
936 :
考える名無しさん:04/10/18 20:53:45
>>933 いっとくが蓮實がそんな「血筋」をちらつかせたことは一度たりともない。
>>936 残念。
学習院の糞みたいなOB会にのこのこ出かけたり、
(蓮實含めて全員旧華族)
天皇の謹製に詠まれたり、
そういう一連の行為は明らかに血筋をちらつかせているんだよ。
東大の美術館で父親のコレクションを披露していたが、
重康なんてマイナーな日本美術史家に過ぎなかった。
そういう企画を実現させる周囲のアホさにも原因はあるが、
蓮實は使えるものは使う、そういう男だ。
蓮實の血筋ははどこの殿様だったの?
「蓮實」&「華族」で検索してみ
>蓮實 吉本さんの間違いというのはたくさんあるわけです。
>ごく卑近なことからいえば、たとえばなぜか彼は私を華族だ
>と思い込んでいる。糸井重里のホームページに出ていまし
>たけれど、「蓮見さんっていう人は男爵か何か知りませ
んが」とか話していてね(笑)。私は男爵でもなんでもな
>い単なる無爵のわけです。
まぁ、これだけだと確定的なことはいえんけどね…。
戦前に学習院に通っていた事の意味を考えるべきです。
オヤジが戦前の大学教授でエスタブリッシュメントだから
学習院じゃないの?
>>937 「旧華族」じゃなくって「旧左翼」だったんだね。
華族ですよ。公家。
総長選でもかなり有効に働きました。
蓮實の総長としての大学改革の成果は何ですか?
教えてエロイ人々よ。
>>945 情報学環をつくらせたコトじゃないかな?
おれ、東大生じゃないから詳しくは知らないけど。
947 :
考える名無しさん:04/10/18 22:49:17
>>945 定年延長によって団塊世代が居座る事になった。
マジやめてほしい。
華族とか東大とかつまんない話、止めにしない?
いやいや、こういう話でスレを埋めつつ、
次スレでようやく
「蓮實」スレになるわけです。
さっさと「蓮見」スレはやめにしたい。
磯村:これは批判的な意味で言うんじゃないんですけれども、私どもの経験ですと、
本当の貴族と、近衛さんなんかそうですね、また、さっき犬養さんがおっしゃった、
本当の財閥の息子なんていう者は逆にそういうことを感じさせない、逆に、蓮實さ
ん、プリュ ロワイヤリスト ク ル ロワという言い方がありますね。王様以上
に王党派と言いまして、言葉が悪いんですが、ヌーボーリシュ、成金の息子なんか
が、息子でも娘でもいいわけですが、必死に学習院言葉を操るというのもほほえま
しいことのように思うんですね。言葉の問題、蓮實さん、どういうふうにお考えで
すか。
……
>>947 のサイトより。
蓮実の家が、華族でなかったなら、えらい皮肉かましてくださいますなあ。
さすがにこの発言は、蓮實が華族であることを前提にしている。
とにかくこういうクズが学習院にはたくさんいる。
無能なくせに。
>>951 「本当の財閥の息子」でも構わないんだよ、華族ではなくとも、ね。
重彦の祖父母のことが知りたいなぁ。
親父が美術史家にして大学教授だったのは既に知ってるから。
知ってどうすんだよ、この平民。
ま、スレの埋め草に相応しい話題ではある。
956 :
考える名無しさん:04/10/19 03:56:07
>>930 文章なんか読めないが2chでの常識です。
理論だってもちろん解りません。
とんでも社会学程度の簡単な2項対立しか解りません。
蓮實の断片性を「華族だから」とまとめてしまうのはもったいない。
彼の映画を始めとする文化との関わりを読み解くのに欠かせないテーマでしょう。
>>931 日本の映画理論以前に、映画それ自体が停滞している為に発展も何も無い。
体系的に語る力が無いからではなく、一種のディレッタンティズムでしょう。
「断片性」=「ディレッタンティズム」だったら、
お前はいったい何を読んでたの? って話だよな。
やっぱ平民にはキビしい内容なのかな。
蓮實がディレッタントかどうかは微妙。
ここ数年の蓮實なら近いかもしれない。映画にしろ、スポーツにしろ。
961 :
考える名無しさん:04/10/19 22:39:01
やっぱ華族の出でないとワカラナイ内容なんだろうな。
>>958 映画は「文化」じゃないって、蓮実は繰り返し言ってるよ。
スポーツも「文化」とは言わない。決して。
「運動」と「文化」は異なるんだ、ってのがハスミの態度でしょ。
963 :
考える名無しさん:04/10/20 19:32:34
運動なんてやりそうもないハゲたおっさんが言っても説得力ないな。
草野球レベルではなかなかな物らしい
965 :
考える名無しさん:04/10/20 20:27:07
>>944 小野家というのは小野洋子と関係があるのですか?
高校時代に円盤投げの都記録か何か出してるし
テニスも長い間やってたよ
しかしイチローの話なんだが。
イチローが今回メジャーリーグで新記録を作ってイチローの周辺の人物たちにも
いろいろインタビューが入っていた。その中で妙に気になる話をしていたのが
愛工大名電で野球部の監督だった人の話だったんだが。イチローは高校球児時代に
どんな感じだったのかという話をしていて、ひとつ引っかかる話をしていたのだ。
イチローは一回野球部をやめようと思ったことがあるらしいのだ。
監督の話だと、一年生のときにイチローが先輩から練習試合でノックアウトをくらい
プライドの高いイチローは泣いていた。それで一年生のときにもしかしたら
イチローは野球部をやめていた可能性があったという話だった。ここで引っかかるというのは
愛工大名電の野球部は全寮制だったらしいのだがイチローの高校時代のそういう憂鬱さの
背景にあったのは、実はイチローは野球部でイジメを受けたんじゃないかという感じがしたのだ。
監督の話し振りのうちから伺うに。
いまやイチローの才能について疑うものはいない。しかし高校時代のイチローの
野球成績とは、一応甲子園には出たものの決して芳しいものではなかった。
愛工大名電は野球では一流校だが、イチローがドラフトにかろうじて引っかかったのは
オリックスで4位である。地元の中日のスカウトは全くノーチェックだった。
イチローほどの才能ある人間が何故高校でそんなに目立つことができなかったのか
ちょっと考えてみれば不思議があるだろう。イチローの高校時代の調子の悪さ、
不安定さというのは、要するに彼が全寮制の野球部の野蛮な体質の中で浮きがちな
性格だったことを示しているものだろう。イチローの思春期は情緒不安定な葛藤を
潜って来ているのだ。
イチローのあの真面目でひとの良さそうな性格は
野蛮な工業高校の野球部の寮なら、まずターゲットになりそうな感じはするのだな。
マルチやめれ
イチロー哲学スレに貼ってくれ
970 :
次スレ用テンプレ:04/10/20 23:19:26
971 :
考える名無しさん:04/10/21 00:05:05
以下埋め立てでおながいします
973!
974
蓮見も見納めか
新スレいく前に埋めろよ。
蓮見でも蓮実でもなく
蓮 實
だからな!!
お歯黒なら歯墨
う
重箱なら四隅
め
982 :
考える名無しさん:04/10/22 13:45:08
蓮見はダイエーの社長になったね
た
test
て
>>986 罵倒でスレの埋め立てするのはやめようよ