1 :
考える名無しさん:
漠然とした問いで申しわけありませんが、
皆さんの意見が聞きたい。
未来の出来事は歴史といえるのだろうか
ある視点にもとづき過去の主な出来事をざーっとまとめたもの。
空間的な範囲が世界だと、世界史。
哲学だと哲学史。
忠実に記録的な歴史と出来事のヘッドライン的な歴史がある
4 :
考える名無しさん:02/03/12 22:34
非連続だとか連続だとか、そんな捉え方がよくわからんのだけど。
あと、ハイデガーが言う歴史も無知です
6 :
考える名無しさん:02/03/12 22:39
カント、ヘーゲル、ハイデガー、フーコー、仏教の歴史観を、それぞれかいつまんで説明してみそ。
7 :
考える名無しさん:02/03/12 22:46
構造主義以前と以後では大分解釈が違うよね
8 :
考える名無しさん:02/03/12 22:58
Histoires avec un s pluriel
今の時代は未来の人には何時代って呼ばれるんだろ?
未来がどんな時代になるかとかにもよるだろうけど。
でも、未来に何かしらの呼ばれ方をされると思うと不思議だ…
11 :
考える名無しさん:02/03/13 02:24
おい、てめーらそんなレスしかつけれねーのか
そのものが何か?と問う人はあらかじめそのものが何であるかを知っていなければならない。
そうでなければ与えられた答えがどうしてそのものだとわかるであろう。
>>12 「等式」はすなわち自明という事で、何ものも創造しない。
だからといって不等なものへと言及することはできない。
このパラドックスは論理学の基礎的な部分に関わるよね。
14 :
考える名無しさん:02/03/13 04:55
ある視点から観た過去の解釈
15 :
栗鼠(+:+:02/03/13 16:08
デュマは鉄仮面で「歴史とは過去をうつす鏡のことです」と表現していた。
歴史は学問なのですか?
17 :
考える名無しさん:02/03/13 16:39
この世の中に神はいるのか、いないのか。
いれば、神の計画に基づいた歴史だといえるし、
いなければ、人間が勝手にやってるだけだし。
18 :
考える名無しさん:02/03/13 16:51
歴史というのは、一般的に現存在の有限性から生まれるものです。
一般に「世界史」とかいわれてるものは、その派生に過ぎません。
常に勝ち続けるせむしのこびと入りの自動チェス人形、ってそりゃ歴史哲学か。
言語論的転回とかの絡みではどうよ?
21 :
考える名無しさん:02/03/28 22:13
>>20 世界史板の
>>5と違うスレでプロパーが愚痴ってるの見たYO!
地殻変動起きてるYO!
この先どうなるのかNE!
我30にして勃つ!
23 :
考える名無しさん:02/03/28 22:24
轢死 ?
24 :
アイク・ターナー ◆QmAE5kjc :02/03/28 23:37
>>21 別に地殻変動というほどでもない思いますが・・。
歴史事象を可能な限り広範囲な視点から観察するべきという
反省を歴史学にもたらしただけで。
「史的現実の把握は不可能だ」だとか、
「歴史の叙述はすべて虚構だ」などという過激な主張を
歴史の研究者に向けたところで、歴史研究自体の意義が
失われるわけではありません。歴史学の使命である
現実の生活および過去の再構成は、確かに以前から矛盾の存在や
その不可能性という指摘を受けていますが、歴史が必要とされる限り
研究を放棄するわけには行かないでしょう。
25 :
考える名無しデッガー:02/03/28 23:40
情報の塊 予想の道具
26 :
考える名無しさん:02/03/29 00:26
セクースした男の数
27 :
Type-β:02/03/29 00:38
歴史という器の中に我々がいるというのではなくて、
そもそも我々は時間的・歴史的な存在です。
(例えばいかなる認識も言語や文化や習慣の介在の上にある)
現在これを書き込んでいるわたくしも、わたくし書き込む行為も
(書き込む主体と書き込む行為が不可分だからこそ、我々は時間的だということなのですが)
これを読んでいる皆様も、皆様の行為も歴史的です。
28 :
考える名無しさん:02/03/29 00:40
他人の足跡
集合無意識の記録
29 :
考える名無しさん:02/03/29 00:50
ハイデガーは『存在と時間』に
「非歴史的」であるというのも歴史的なのだというような
ことを書いてる。
第6節「存在論の歴史の破壊という課題」参照のこと。
30 :
考える名無しさん:02/04/06 00:36
運命。どちらにしろ、人間より大きなものとして歴史を考えなければ、歴史よりは、物語の方がいいわな。
>>21 > 世界史板の
>>5と違うスレでプロパーが愚痴ってるの見たYO!
> 地殻変動起きてるYO!
> この先どうなるのかNE!
スマン、多分それ俺・・・
32 :
考える名無しさん:02/04/25 06:16
>>28 事実は事実として、あったのでしょう。
後になって、そこにどんな意味を探すのか、はたまた、与えてもらうのか?
いろんな意味で、全てを一人でこなすのは無理なんで、匿名の諸氏と連衡してみましょうかね。
33 :
考える名無しさん:02/04/25 08:05
たとえば、中世西欧世界は・・
嫌悪のラベルを貼られることが多いが、回顧されることもすくなくはない。
cf 「中世の秋」
34 :
考える名無しさん:02/04/25 09:01
そこでは、少なくとも「束縛」が自覚されることが少なかったからである。
財・情報の流通が緩慢であったがゆえであろうか。
もちろん、それなりの悲惨もあったであろう。
しかし、強制力を背後にしてする、あからさまな「操作」は、稀であった。
なお、「中世法」は、各種の主体がする契約の集積として把握されることが通常である。
類似した状況は、日本の江戸時代にも看取されるであろう。
<経済活動は活発であり、立法の契機がやや大きい
「古き良き中世」は、12cごろから徐々に失われてゆく。
経済・情報活動の活発化・立法の定着・「異端」の誕生・異端審問・宗教戦争・・
「束縛を感じずにいられた」時代は転機に直面し、社会は統制の強化による自己保存を図る。
となると、「束縛」は顕在化せざるを得ない。
権力(特にカソリック)の正統性は著しく揺らぎ、様々な対応を模索するも、結局は大破局(宗教戦争)へ。
cf ボッカチオ
36 :
考える名無しさん:02/04/25 18:18
34に付記。
「中世法秩序」
ぶるくはるとを参照されたい。
37 :
考える名無しさん:02/05/10 16:22
組織史や軍事史の文献って、不足してたり、色物っぽかったりでなんなんですけど、有益ですよ。
さしあたりは機動防御でしのいで・・とか(謎
38 :
考える名無しさん:02/05/10 16:28
んで、「終わりの始まり」にも見える昨今でございますので、ハインリキの代役を募集しております(w
39 :
考える名無しさん:02/05/10 16:29
歪曲されるもの
(hi)story
>>39 巧く負けてみせる、あるいは負けたふりをすることが肝要。
その点、イタリアはさすが。
誰しも、依拠するに価するもの(参照先)を必要とするがゆえに、歴史は構築・確認され続けなくてはならない。
>24の「歴史学の使命」=「現実の生活および過去の再構成」にほぼ同意。
また24の云う「「史的現実の把握は不可能だ」だとか、「歴史の叙述はすべて
虚構だ」などという過激な主張」は、寧ろ哲学サイドから持ち込まれたのでは
ないか。
史料の分析を基礎とした過去の諸事実及びその連関性の解明を第一義とする
歴史学に対し、哲学で云う歴史は、時間・空間・意識・存在などと同じく一
つの範疇として把握されているように思われる。
勿論、歴史学もその歴史家のもつ価値観(=歴史観)と無縁ではないが、他方で
事実に拘束される側面も大きい。
て
44 :
考える名無しさん:02/05/10 21:27
て
46 :
考える名無しさん:02/05/11 01:23
いわゆるドイツの歴史家論争では役回りが逆になってたね。
そこまで過激な主張ではないにしろ。
まあこれはどっちの側から見るかって事か。西尾幹二とかはなんかいってたっけ?
47 :
考える名無しさん:02/05/11 01:29
これは左派の方が実証的であったという意味ではないです。念のため。
ニーチェの言うところの「生に対する歴史の利害」ってやつを
主張として前面に押し出してきたのが右派であったというだけの意味で。
いいですかぁ?
もしもこの世に自由意志などというものが存在すれば
過去は無限に有ることになります。
例えばボールを転がしてビリヤードをした場合、それを計算して巻き戻すと
過去を再現できますが、自由意志つまりカオスが存在すれば巻き戻すこと
すらも出来ないのです。
↑
スレ間違えるてるよ。
しまった。
俺も間違えた、鬱だ寝よう。。。
しかし、歴史とは何かよりも現在とは何かの方が面白そうですね。
私は何故電波君なのか、という問いと同じような難題になるでしょう。
私は何故、計算で動く物理法則の軌跡の”現在”にいるのか。
歴史とは「過去の事件とそれの叙述」のことです
歴史とは勝者のドキュメントです。
歴史とは、その痕跡「史料」を現代に残しつつ過ぎ去って往く過去の出来事の
集積です。
55 :
考える名無しさん:02/05/14 03:07
age
56 :
考える名無しさん:02/05/18 09:22
環境に振り回され気味って点では、あまり変わり映えしてないような
過去の出来事
答えは出た
よってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー終了ーーーーーーーーーーーーーーーーー
歴史とは「過去の事件その叙述」
59 :
考える名無しさん:02/05/31 02:45
将来を模索するに際して、参照に価するもの
60 :
考える名無しさん:02/05/31 02:46
温故知新♪
61 :
考える名無しさん:02/05/31 02:48
58しかし叙述者の利害がからむ。
62 :
考える名無しさん:02/05/31 02:49
そうなりかねないがゆえに、客観的な叙述・記述を心がけねばならない
63 :
考える名無しさん:02/05/31 02:59
歴史学者とは、根拠づけとして、史料を最大限に使うことで、
社会的に存在を許されています
あとは他者との論争によって
>>62客観的な叙述・記述に「最大限に近づこうとしている」
一人で「心掛けた」と言っても仕方がないので
64 :
考える名無しさん:02/05/31 03:00
とすると
口のうまい方の意見が
通ってしまうこともままあると。
65 :
考える名無しさん:02/05/31 03:02
となると
知識において勝る者は、
他者の利害を可及的に配慮せよ と。
66 :
考える名無しさん:02/05/31 03:04
口がうまい=知識で勝るではない。
というか権力者は口のうまいものをご用学者として抱えようとするだろう。
67 :
考える名無しさん:02/05/31 03:06
知識≒力 では?
なればこそ、善く、用いねばならないのでは思われ
68 :
考える名無しさん:02/05/31 03:07
おめでたいね。
69 :
考える名無しさん:02/05/31 03:08
まったく(自嘲というか苦笑
<のでは と思われ と補正。
70 :
考える名無しさん:02/05/31 03:15
>>29 同意。
このBBSに於ける言明は、良くも悪くも、記録として残る。
となると・・・
歴史は作られる
72 :
考える名無しさん:02/05/31 03:17
人類を選別して処刑するさい
ここにくる人は
真っ先にターゲットになります。
73 :
考える名無しさん:02/05/31 03:19
74 :
考える名無しさん:02/05/31 03:19
たしか、1940年ごろのポーランドでは・・・
75 :
考える名無しさん:02/05/31 03:22
(中略)というわけで、専ら自己保存を企図するがゆえの、知識の披瀝と相互的な検証が求められているのではないかと思われ(w
76 :
考える名無しさん:02/05/31 03:51
>>75 歴史とは、学者にとっての自己保存というより(その面も無くはないが)
人間社会にとっての自己保存です
77 :
歴史○×学徒(嘘):02/05/31 04:58
そういう側面もありかと思われ
78 :
考える名無しさん:02/05/31 05:00
歴史は事実ではないです。大衆の観念です。
79 :
考える名無しさん :02/05/31 13:57
80 :
考える名無しさん:02/06/01 14:16
歴史・伝統は、混迷の時代にとってのカンテラ
81 :
考える名無しさん:02/06/01 18:17
温故知新ってのは、よく言ったもんでして
82 :
考える名無しさん:02/06/01 18:22
様々な立場での模索の試みにとっても、きっと参考になりますよ
83 :
考える名無しさん:02/06/01 18:35
>>78 どう表現したらいいのか迷ったんですけど。
「・・・」の観念に入れてください。
歴史とは「現代社会の記憶」。
社会が変容する時、歴史もまた変容する。
歴史学の叙述は社会と言う名の疑似人格の懐古録。
記憶は薄れ統合され不要なら忘れ去られる。
同時に時を経るほど美しく美化もされよう。