哲学が何かを説明したことってある?

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僕の先入観だったら申し訳ないんだけど、
哲学ってただの言葉遊びにすぎないんじゃない。
ニュートン力学は惑星の軌道を説明するし、
進化論は、生命の存在を説明する。
哲学って何千年も歴史があるけど、
意味のある成果を出したことあるの?
2猫電波:02/01/05 14:06
可能と現実とかは説明じゃないの?
3ぴかぁ〜:02/01/05 14:09
>>1
春はまだまだ先なのに...
おとそにあたった...?
4かりこりくり:02/01/05 14:23
哲学は結論ではなくて、「物事の考え方や現象」に
規則性を見つけようとする試み自体を指す。
だから、本来の目的は言葉遊びではない。
例えば、電卓は計算結果を役立てるためにある。
電卓の構造を改良するのが、哲学の部分に相当する。
だが、その改良が要領の劣悪な改良ならその改良は、改造遊び、あるいは、ゴミと呼びます。
ちなみに、科学の生みの親は哲学です。
つまり、科学は哲学の一種が巨大な権威を持ったというだけなのです。
また、歴史的に物事の考え方に転換が起きる事が何度かあります。
流行の物の見方の根底には必ず基本となる理屈が存在します。
哲学というのはもともと森羅万象の中に規則性を見つけようとする試みなのです。
過去の有名な哲人を理解しようとする試みは、勉強法の一つであって、全てではない。
ですから、数学者が新しい数の規則性を見つけようとする試みも、
哲学的行為と呼べるのです。
5白色レグホン:02/01/05 16:23
メチャクチャ射程広いよ、哲学って一口に言ったって。
6考える名無しさん:02/01/05 23:50
悲しみ先生ですか?
7考える名無しさん:02/01/14 16:07
哲学とは?
それは、暇人の高尚な玩具です。
ニュートン力学も進化論はもある意味哲学の成果です。
ニュートン自身当時は自然哲学者を名乗っていたことですし
哲学の成果と科学の成果を分離して考えることに意味はないかと。
9考える名無しさん:02/01/14 17:03
>1
進化論だってあんた仮説に過ぎんよ。
反証可能性が無いという時点で科学的な仮説と言えないし。
とりあえずあなたにとっては天体の軌道の近似値を算出したり、進化論による種の多様性の説明が意味ある成果なわけね。
まあそりゃ成果に違いないけど、他にもたくさんあるだろ。事例が偏り過ぎてるから導かれる結論も偏っている。
10考える名無しさん:02/01/14 17:54
実は証明されてないのに、証明されているとしてきた事を、「実は証明されてないんだよ。仮定でしかないんだよ」と説明した事は多々あるな。
11考える名無しさん:02/01/14 17:58
というか、「仮説しかない」というのは科学の大前提であって、
普通はそんなことだれもわざわざ言う必要が無いってだけのこと。
たまに、それを知らない人がでてくるから、そのつど説明しているだけのことだが。
12猫電波:02/01/14 19:38
つか、「仮説でしかない」って言葉が一人歩きしすぎ。
その仮説が実用的に十分なほど真であるとして、機械とか作ってるんだが。
そういや、ポパーも「純粋科学」中心的過ぎるって叩かれそうな。
13考える名無しさん:02/01/14 19:50
証明できないけれど、使われてることって沢山あるでしょ。
充填率の証明とか、少なくとも物理学者は当然のこととして
使ってるよね。

それと科学においたって、何かを真とすることは何らかの
別の差異を隠蔽することだから、全ては物の見方だよ。
なんて、ウィトゲンシュタインみたいなことを言ってみたりする。
14考える名無しさん:02/01/14 21:31
数学も究極になると哲学になるからな。
15考える名無しさん:02/01/16 02:50
1さんの言ってることはよく分かる。漏れも昔は「哲学って意味あんのか?」と思ってた。

学者や大学教授といえども、自分の専門分野だけ、せこせこ実験や論考をして、その業界に貢献する論文を書いてるうちは、
まだかわいいし、そこで満足していれば、そんな科学者・学者は、「哲学」とは無縁と言えるかもしれない。

しかし、度を越した天才って、「自分がいっちゃん頭いい! 自分が一番何でも知ってるんだ!」って思っちゃう。
いい意味で言ってるんだけど、マスコミに注目されておだてられた人を見ると理解できるかもしれない。
浅○彰さんは、経済学者だが、「とんねるずを哲学する」なんつってとんねるずとうれしそうに対談する。
宮○真○さんは社会学者だが、エヴァやら何やらいろんなことについて「語る」し、人生相談みたいなこともする。

「よーし、俺の頭脳を使って、世の中のことを一刀両断しちゃうぞ! 何でも俺の言う事が正しい! だって頭いいんだもん」
となって、自分こそ世界を把握してる神だと思っちゃう。

マルクスは「経済や社会」を分析して「世界」を語れると思った。フロイトは「無意識」こそ「世界」だと語った。
ヴィトゲンシュタインは「言語分析」で「世界」を説明できると考えた。

天才は、自分の修めた学問の成果で、「自分は世界を意味付けられる!」と思い、どこまでも自我が膨らんでいく。
その自我を満足させるものが「哲学」なんだと思う。

4さんの言うように、哲学は全ての学問の産みの親。逆に言えば、哲学を究めるためには、
全ての学問を究めなくちゃいけない、とも言える。

ただ、そんなの不可能だよね。人間誰だって、「自分のやった学問や、修めた成果は無駄じゃないはずだ。いや、きっとこれが世界の謎を解くキーだ!」
と思いたいもの。

そんな時に、哲学に行って、それまでの「思想の歴史」「世界を説明しようとする試み」の過程をみれば、
自分の立っている位置がわかる。医学を修めた人が、「いや、俺はまだまだ」と思って経済を学び始める例もある。
もちろんマルクスもフロイトも、その他の哲学者や「思想の巨人」と呼ばれてる人も、自分の専攻分野だけでなく、
それまでのいろんな先人たちの「哲学」分野の成果を元に理論を発表してる。

このように「哲学」ってのは、天才達が自我の安定を得るための「収容施設」と言えるんじゃないだろうか。
凡人である我々は、そんな天才たちを眺めて、そのスリリングな展開を楽しむくらいしか、効能はないと思う。
「考えることが楽しい」と思える人のための学問。
16考える名無しさん:02/01/16 04:28
哲学って、”これ”って何かをするもんじゃないしな。
説明することが学問だと思ってるんなら、
そのまま哲学に触れずにいればいいじゃん。
そのほうが幸せな場合もあると思うけどな。
17考える名無しさん:02/02/02 23:40
>>1
いや、君の言う通りだよ。
数学や物理学は万人が納得するものであり、
哲学ってのは個人が納得するものなのさ。
18考える名無しさん:02/02/03 00:22
>>17さん。

数学や物理学で、万人が納得しているにも関わらず、
ひとり「それはオカシイ!!」と問い詰めてゆくことが哲学。
たまに大成功することもあるが、たいていはヘンなヒトで
おわるぽてちん学。

191じゃないけど理系です:02/02/03 01:07
私と同じ疑問を持った人もいるんですねと思った次第。
昔、左翼運動に関わったとがあって、先輩が言うには「弁証法は有用で科学的に物事を分析しようとする場合知らず知らずの内に弁証法を使ってるんだ」と言っていたが、「知らず知らずに使うんだったらあえてそれだけ勉強する必要ないのに」と思った次第。
で、「否定の否定」だとか「螺旋的回帰」だとかの例として色々説明されてるんだけど、それって、、「否定の否定」「螺旋的回帰」に適合する事例を挙げてるだけであって、けして弁証法が物事の分析に役だったと言うわけではないと思った。
あと、「論理学の研究者は論理についての議論をする場合の論理はどうするのかとかあほなことやってる」とも言っていた。数学などでは、そう言うのは重要なんだが。
まあ、マルクス主義者を自称する人一部についての感想書いたって、マルクス主義一般や哲学一般に当てはまるとは限らないが
20出張:02/02/04 03:11
とりあえず、このてのスレを立てたいと思ったあほうは、論理実証主義
の誕生と挫折の歴史を一通り学んでおいてほしいものよ。
21考える名無しさん
つーかさ。
いったいどれだけ似たようなスレ作れば気が済むんだ?
何回同じ議論をするつもりだよ!

いいか?
あんたらは知というものをその道具性でしか理解できないDQNなわけ。
だから、哲学が何の役に立つ?などという恥ずかしい質問することになる。

はっきり言おう。
哲学は疑問を持たない人間には無用!
存在とか真理とか、その根拠とか、そういう疑問がない人は
さっさと金儲けでもしてろってこった。藁