1 :
考えろ名無しさん:
この問いを発した時、当時大学二期生だった後輩は
真顔で「そんなものありませんよ」と断言した…。
個人的には『物理的に何ら変化が無い状況下で唯一
変化する要素』と考えていますが。いかがですか?
2 :
考える名無しさん:01/11/20 21:26
時間って150億年前に始まったんだって?
始まったときは虚時間だったとか・・・
さっぱりわからん。
3 :
考える名無しさん:01/11/20 21:32
時間って大人気だね。
4 :
考えろ名無しさん:01/11/20 21:36
>2
昔NHKでアインシュタインロマンとかいうのやってたの見た?
時間を遡っていって、ビッグバンまではいったんだけど、
そこから先は話を進めなかった。
一説には『前宇宙』のビッグクランチによる収束と凝縮の臨界点
こそがビッグバンの瞬間である、というのもあるらしいね。
>1
時間は物理的なもんでしょうがよ。
というか時間と空間は同一。
人間にとっての現れ方が違うだけ。これ常識アルヨ。
6 :
考えろ名無しさん:01/11/20 21:56
>5
以前『時空』というのは「時間+空間」の概念と
聞いた気がするが…?同一なんですか?
人間にとっての現れ方が違うということは、
普遍的なスケールは存在せず、あくまで主観的な
スケールであると?
>6
後半部、意味不明なので前半部だけ解答。
アインシュタイン読むべし。
数式なんかは分かんなくてもいいけど、概念的なものは知っとこう。
速度が上がると、時間が遅れる。
これでなんとなく予想はつくでしょ。
8 :
考えろ名無しさん:01/11/20 22:07
>7
わかんねぇ(泣)…ちょっと逝って参ります。
といいますか、アインシュタインの説ははまだ
『生きている』のですか?
・・・
誰か代わって。俺もうヤダ・・・
10 :
考える名無しさん:01/11/20 22:10
>>4 ビッグバン宇宙論では
150億年前まで遡っていくと
過去に戻ったときの出発点は
無限の密度に発散してしまう。
つまりその時点までいくと
有限の大きさだったはずのすべての物理量が
無限大になってしまう。
その矛盾を避けるために
ホーキングが導入したのが虚時間。
その時点では
時間と空間の区別がつかないような世界になっている
ということらしい。
「虚時間」のほうが時間の本質で
わたしたちが日常経験しているところの「実時間」は
その派生態にすぎないらしい。
>>7 お、物理系の人間かい?
ところで、時空が歪むっていうのは、
どういう状態をさすんだ?
人間の知覚範囲を超えるのか?
あるいは、知覚的な現象としては
捉えられないのか?
12 :
考える名無しさん:01/11/20 22:18
>11
時空の歪みそのものは、人間の知覚としては捉えられない。
4次元以上の事象だから。
で、「歪む」というのは、重力場の強度を指す。
イメージ的には、磁場のようなものかと。(ホントはちょっと違うけど)
ちなみに物理系ではないっす。「元物理系」ではあるけど。
さらに詳しいことは、また別のお人に聞いておくんなまし。
一定速
>12
アインシュタイン大先生のご本を読みなさい。
定性的に把握するだけなら、概説本がある。
しかもマンガ。これ最強。
17 :
考える名無しさん:01/11/20 22:22
>>10 膨張宇宙を時間遡行していくと
無限に収縮させていくことになるから
たしかに物理量は無限になるね。
18 :
考えろ名無しさん:01/11/20 22:24
誰か『神と科学』って本読んだ方います?
…いや、宗教の本じゃないんですよ。
物理学で光が一定速度の理由って説明されているんだっけ...
20 :
考えろ名無しさん:01/11/20 22:28
光の速さの真髄は『速さ』ですか『強さ』ですか?
>19
光速度不変の法則? 説明されてるよ。
>>21 そうなんだ...
なんで光の速さは一定なの?
23 :
考える名無しさん:01/11/20 22:30
>>10 >>17 虚数時間の導入によって
数式上無限大になるのを避け
物理量を有限にとどめることができたんだよね。
だけど虚数時間とやらの物理的意味を分かる人なんて
いないんじゃない?
時間は永遠に謎でありつづけるだろうね。
>>13 解説サンキュ。
こんなこと、物理板じゃ恥ずかしくて
聞けないからね。
ところで、時間関係のスレばっか
あがってるなあ。
今日は時間論祭りか。(笑
なんで光の速さは一定なの?
>25
じゃあ質問。
光の速さが変わると、時間はどうなるでしょう?
過去と未来がごちゃごちゃに見えてくるよね?
>>26 なんかおかしいぞ。
それは光が一定速から相対性理論が導かれて、
それを逆から説明してるだけだ...
そうだね。失敗。
物理板 逝ってきたら?
光の速さは宇宙の大きさに関する重要な手がかりをもっている。
>>1 >個人的には『物理的に何ら変化が無い状況下で唯一
>変化する要素』と考えていますが。いかがですか?
その要素が変化しないことの証明は、なにによって
得られるの?
31 :
考える名無しさん:01/11/20 22:53
ん、なんか変
>>31 ごめん、
その要素が変化することの証明は、
何によって得られるの?
だった。
33 :
考える名無しさん:01/11/20 22:54
「物理的に何ら変化が無い状況下」とここまでは仮定。
「「唯一変化する要素」が時間」というのが1の考え
と解釈したが、どうか
>>29 大きさだけじゃなく、宇宙の存在自体の重要な手がかりを持っている
気がする...
35 :
考える名無しさん:01/11/20 22:55
そうだね
つうか、1はいないのか?
37 :
考える名無しさん:01/11/20 22:56
「物理的に何ら変化が無い状況下」で、場間はありうるのかという疑問はおかしいか。
39 :
考える名無しさん:01/11/20 22:57
「場間」→「時間」
40 :
考える名無しさん:01/11/20 22:57
まちがえました。
>>37 厳密に物体を観測して、物理的変化が
何もない状況というのは
そもそもありうるのかな?
認識の問題に還元されそうな感じ。
42 :
考えろ名無しさん:01/11/20 23:05
ごめんなさい。1です。他にいってました。
>33の方の言われる通りです。
『なにも変わっていない』けれども『それでも変化したモノ』を
時間と考えました。
43 :
考える名無しさん:01/11/20 23:05
つうか「物理的に何ら変化が無い状況下」というのは、
1の仮定的なものでは、
>>43 じゃあ、その仮定が成り立つかどうかから検討しないと。
45 :
考える名無しさん:01/11/20 23:08
どうもわからないのですが、
「物理的に何ら変化が無い状況」というのは、
時間がない、あるいは、時間の流れがないことそのものではないか
という気がするのですが。
>>45 同意。
そして、それは、ゼノンのパラドックス。
なんか「しゃべりば」みたいになってるよ。
哲学板なんだからさ、もうちょっとこう・・・
48 :
考える名無しさん:01/11/20 23:11
とすると1さんの時間の説明は、どうも違うということでしょうかね
50 :
考える名無しさん:01/11/20 23:13
「変化する要素」というのも妙かな。
時間が変化するとはどういうことなのだろうか。
51 :
考える名無しさん:01/11/20 23:16
ほいさ。
52 :
びたみん ◆BWLMxAG. :01/11/20 23:21
「時間が変化する」つっても、変化には、速いとか遅いとか、
いろいろあるじゃん。でも、その変化の速さってのがすでに
時間によって規定されてるから。。。
とりあえず、アリストテレスっとく?
「時間とはまさに、より先およびより後という観点から
見られた運動の数なのである。」
>50
えーと…個人的に時間はすべての外において考えてます。
ですから『物理的変化』には引っかからないと考えるし、
仮定のような、いわば『変化の真空状態』においてすら
『変化するモノ』を便宜的に『時間』と言っているので。
つーか、個人的にも思索中なんです。すべては「時間など
無い」と言い放った彼の為に…。
54 :
考える名無しさん:01/11/20 23:27
するとここで「『変化の真空状態』においてすら『変化するモノ』」があることを自明
のことと考えていることになるはずですが、それはそれでよいのですか。
>53
どうでもいいけどさ、言葉は正確に、伝わるように書こうね。
殆ど意味不明だよ。
俺だけかもしれないけど。
56 :
考える名無しさん:01/11/20 23:36
時間とは「『変化の真空状態』においてすら『変化するモノ』」であると
予想しているということかな。
>55
うむ。自分でも意味不明だ。…しかし曖昧ながら
雰囲気は…伝わんないよね。
>56
そのレベルです。いや、ここまでも仮定の内かも。
58 :
考える名無しさん:01/11/20 23:54
日常的な語の感覚からいうと、時間とは、物理的変化を感得している人間の持つ
持続感のようなものだと思われ、物理的変化なければ時間無し、時間無ければ
物理的変化なしという気がする。
また、物理的変化の外で、なおかつなにものか流れゆくものがあると(仮定)すれば、
それは時間以外の何か別の概念として規定されるべきものではないか
という気もするが、いかがか。
59 :
びたみん ◆BWLMxAG. :01/11/20 23:59
一般的感覚からいっても時間には何らかの変化だけでなく、
今から見て、「より後」とか「より先」ってのがあるん。
しばらく来てなかったんだけど、
この板、レベル下がった??
どうもちょっと・・・・
61 :
考える名無しさん:01/11/21 00:01
学問上どうなってるのかは知りませんが、
物理と哲学ではどんな説明がなされているのでしょうか、
興味あるねー、全部門外漢なので。
62 :
考える名無しさん:01/11/21 00:03
>>60
とりあえず、時間の定義ってあるのですか
あるとすれば、どんなものですか。
じゃあこの中で、ハイデガー読んだ人、手挙げて。
はい!!
66 :
考える名無しさん:01/11/21 00:07
で、そのハイデガーは何て?
67 :
考える名無しさん:01/11/21 00:10
ハイデガーはどうでもいいけど、
とりあえず、「時間て何」という素朴な疑問に
一応のご自信の回答を。
>>67 存在の成立根拠および認識そのもの
(ありきたり)
69 :
考える名無しさん:01/11/21 00:24
≫68
ありきたりという事は、それが平凡な回答であるという
自覚があるとみましたが、貴公の私的な意見としては
どのような可能性が考えられますか?
>>69 まだ、考え中だからね。長く述べるつもりも
詳しく説明するつもりもないけど、
あえていうなら、
>>1の友人の言うとおり
「時間そのものはない」
「が、それを仮定しなければならない」
という意見かな。
まあ、これもありきたりなんだけど。
71 :
考える名無しさん:01/11/21 00:40
≫70
ありがとうございました。特に二つ目の
「が、それを仮定しなければならない」と
いうのが多くの有益な思索の可能性を秘めている
ように感じました。
73 :
考える名無しさん:01/11/21 00:44
なんで、そうなるの。
ぜんぜんわからんよ。
「なければならない。」とは。
74 :
考える名無しさん:01/11/21 00:45
「認識そのもの」といったら、
こんどは認識とはなんぞやって問題が
同じくらい、あるいは、より大きいよね。
わからんねー
>70
正確には、時間の存在については語れないよね。
「ない」ということはできないはず。
また「仮定」というのも、「仮定という仮定」だから、
それも正確さに欠ける。
まあ、イメージを掴む程度には有効だけどね。
76 :
考える名無しさん:01/11/21 00:48
はっきりいって、哲学はすぐにトートロジーにおちいる
これなら物理か数学で難しい数式並べてくれた方が、
まだ、理解の可能性があるというものだ。
>>73 いろいろ本読んで、自分で考えよう。
>>74,75
ははは、よくわかってるね。
ところで、
>>75の元物理屋さんは
大森荘蔵の「時間と自我」を読んだことある?
観測者は邪魔者?
の章のところで
「異なる時刻での同一場所とは?」
の問題は結構おすすめ。
>77
さっそく読んでみるよ。どうも。
79 :
mimesis:01/11/21 01:00
トートロジーってたとえば
「時間は空間ではない。」とかもそうかな?
それを煎じ詰めると
「時間とは時間ではないものではない。」
つまり「時間とは時間以外の何ものでもない。」になる?
さらには「時間は存在する。なぜならば、時間が存在しないと
時間が存在しないからだ」とか……
時間が物質や空間になると思われ
81 :
考える名無しさん:01/11/21 02:50
ものさしが必要な人間って不便だね。
82 :
考える名無しさん:01/11/21 20:57
age
83 :
666 ◆xenNZQbg :01/11/23 07:07
時間は
妄想概念の一部であり 其の便利さ故
古くから使われてきた歴史が有る
人が生きるうえで この世界を保つために
必要欠くべからざるものである
ただ カントと言う人の考えは
空間とともに世界を成立させる基本形式。
普通、出来事や意識の継起する流れとして認識され、
過去・現在・未来の不可逆な方向をもつ。
理念・精神・神など超時間的な永遠の存在を認める立場では生成変化する現象界(事物)の性質とみなされる。
また、先天的な直観形式だとする考え。
時間とは,カップラーメンが出来るまでの三分!
違うそうじゃない。
ウルトラマンが戦えなくなるまでの3分!
86 :
考える名無しさん:01/11/24 00:50
87 :
考える名無しさん:01/11/24 02:08
キューピーの陰謀により正確さが失われた3分!
88 :
ねおぎこモナー@FF・DQ厨房 ◆fuckXIL2 :01/11/24 02:26
>1
人間が自らの存在を確かめるために
生み出した、仮想の概念
89 :
666 ◆xenNZQbg :01/11/24 02:45
88>>
其の通りだ
猿に時間はないのかYO
91 :
考える名無しさん:01/11/24 11:03
人類誕生以前に概念・言葉としての時間はなかっただろう。
しかし、
92 :
ねおぎこモナー@FF・DQ厨房 ◆fuckXIL2 :01/11/24 21:29
たしかに人間以前には時間という認識はなかった...
でも人間の認識した時間はビックバンまでさかのぼり...
永遠につづく...
これはどういうこと?
94 :
考える名無しさん:01/11/24 23:20
木田元の『偶然性と運命』にZeitlichkeitの説明がありますが、
あれはHeidegger解釈として真っ当なのか、
正確さを欠いていたりするのか、
どうなんでしょう?
けっこう解り易かったので、
逆に不安だったりします。
95 :
びたみん ◆BWLMxAG. :01/11/24 23:43
というかテンポラリテートとツァイトリツヒカイト?の違いが
良く分かんない。どっちも時間性とかいうのでしょう。
ハイデガーにも分かってない。
だいたい資料が1927年講義『現象学の根本問題』しかないのに
これをことさらに教条化する木田はクソ以下。
中央の後輩の平田君もバカな先生のもと大変でしたね
もう退官したけど今もご機嫌伺わないとダメですかプ
>>96 おっと危険な発言です。
木田元さんにらげが、喧嘩を売っています。
ってことで、さらしらげ。(プ
98 :
考える名無しさん:01/11/25 05:18
あら、sageてもうた。(恥
>>96 >ハイデガーにも分かってない。
解釈学的パラドクスですかね?
著者以上に読者は分かってしまうという。
そのようにして木田氏はハイデガーを超えてしまった……
そして今は楽しく哲学している。
100 :
考える名無しさん:01/11/25 20:02
>>96 ほぼ唯一の資料である『現象学の根本問題』を中心に措くのなら、木田元のツァイトリヒカイトの解釈は真っ当と言えるんでしょうか?
「教条化」は過言のような。強調のし過ぎではあると思うけど。だってどの本読んでもそれしか書いてないし。
でも、それはそれがほとんど唯一の資料だから?
よく解らないので教えてー。
因みに木田元の支持者じゃありません。疑問に思っただけ。
age
実時間に直交する虚時間を想定したホーキング博士の
M理論によれば、空間は9〜10の次元を持つ。
3次元のみが大きく平らであり、6〜7の方向は小さく
巻き上げられている。
虚時間の単純なモデルは4次元の表面を持つ球、
この虚時間が、我々が体験する実時間での宇宙の歴史を決定している。
>>102 ホーキング博士とM理論ってどう関係すんの?
時間が我々のさまざまな思いを運び去ってゆく。
どのようなヴィヴィッドな思いも時がたてば色あせる。
なにも悩むことはない。
待っていればすべては風化し、失われゆく。
ゆるやかな劣化の風の中にいる。
それらはただもとあった場所にかえる。
age
時は金なり、じゃないのかよ?
107 :
考える名無しさん:
>1
その後輩が正しい