なぜ死の恐怖からの克服に宗教が有効なのか

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1考える名無しさん
なぜ神や宗教が必要なのかと問われた場合、
宗教にすがることによって、人は死の恐怖から救われるから
という答えがよくあるけれども、ではそもそも
宗教や魂の不滅性というものが、死の恐怖の克服にいかに有効なのでしょうか。

単純に、死んだら神様の下にいけるから、ということなんですか?
2666 ◆xenNZQbg :01/11/14 02:40
詳しく知らんが
絶対的存在=神や宗教
で 人は何者にも変えられない絶対的なものに
安心感を覚えるんじゃないかと思う
実際キリスト関係の本を読んで
恵まれない人やどうしようもない修羅場に
佇む人はすがるだろうなぁ・・と客観視したよ
キリストは宗教と言う言葉だけでは現せない
何かがあるとも思う
3∴仏教で入滅・・・。:01/11/14 02:57
とか言うが。
存在が今日、明日にも「無」になるというような現実を
目の前にしている人に、異界や輪廻の信仰もなくして
正気でいられるものだろうか。
4考える名無しさん:01/11/14 02:59
スレタイトルが恣意的。
5考える名無しさん:01/11/14 02:59
宗教を信じられたら幸せだろうなあ、と思う。
尤も信者にとってもその辺が一つの「躓き」ではありそうだけど。
6:01/11/14 03:05
絶対的なものに安心感を覚える、ということは
非常に理解できるんですけど、
それがなぜ死の恐怖の克服につながるのかが
私にはわからないんです。
神の存在自体に救いを求める気持ちと、死の恐怖の克服とは
別の問題だと思うのです。
そのあたりどう思いますか?
7666 ◆xenNZQbg :01/11/14 03:09
なるほどそこだな
死の恐怖の克服=無になる恐怖の克服
同じ意味でいいかい?
8考える名無しさん:01/11/14 03:19
魂の可滅性は死の恐怖の克服。(エピクロス)
魂の不滅性は死の克服。(宗教)
9:01/11/14 03:20
>7
う〜ん、私にとってはイコールではないんです。
私にとって、死とは未知の恐怖であり、無になることがわかれば
それはすでに救いになりうるんです。
意味わかりますか?
10666 ◆xenNZQbg :01/11/14 03:27
意識的な問題
  心理学と哲学を足して2で割ったような問題だな

孤独と不安=死の恐怖
全ての意識が無い =絶対的なものも無い =無

こういうことかね?
11:01/11/14 03:50
>10
そうですね。
その違いで別々の議論が展開すると思うので。
レス遅くてすみません。
2CH初心者なもので・・・
12666 ◆xenNZQbg :01/11/14 04:05
やはり
例えば生まれて間もない赤ちゃんが死んでも赤ちゃんは死を恐怖するだろうか?
それは無いと思う

死とは普遍的な生命の断絶を意味し
生とは普遍的な生命の誕生を意味すると仮定すると

誕生した間もないものは意味と言うものに対して無知であり恐怖を知らない
しかしその恐怖を知ってしまうと死に対する妥協案を探そうとする
その妥協案こそ絶対的なものなのではないか
「死を妥協したいから」と言うとこかな
13考える名無しさん:01/11/14 04:08
>>1
「心と宗教」板に有益なスレッドがあります。
僕もそこで色々な示唆を受けているので、ご覧になってはどうでしょうか。
あと、2chは煽り・叩きは普通にあるのであまり気に病まないように。w
14考える名無しさん:01/11/14 04:58
>>1
死の恐怖から逃れるために、俺は、
1)酒を浴びるように飲む
2)思いっきり運動して汗を流す
3)仕事に没頭する
4)麻薬をやる
5)宗教を信仰する
全部同じことだよ。宗教は多分最後の手段ではないか。
最初から宗教に行くよりまず哲学でもして見たら?
15考える名無しさん:01/11/14 05:02
とりあえず、今このとき生きてあることに感謝しつつ、生きていこう。

・・・・と言いつつ、2ちゃんを徘徊している俺
16考える名無しさん:01/11/14 05:48
宗教を信じれば死について深く考えなくなるからっつーのもあるかもー
17:01/11/14 05:51
私自身は今死の恐怖におびえているわけではなくて、むしろ毎日を
のほほんと暮らしているのですが、宗教に頼るのではなく、
自分なりの価値観を築きあげつつ生きる事を目標にしています。
その第一歩として神について考えてみて、その中で浮かんだ疑問が
上のものです。
そして、宗教に帰依している人の気持ち?を多少なりとも理解したうえで、
それに対抗しうる哲学を探したい、などと浅はかな事を考えているのですが・・・
>13
お気遣いありがとうございます。
実は書き込みすら初めてで、非常にドキドキしているんです・・・
よければ、そのスレッドの名前を教えてください。
18びたみん:01/11/14 07:32
>>1
ただ単に、「死」が無くなるからでは?
死がなくなってしまえば、死ぬ必要はないでしょう。だから恐れる必要も無い。
宗教の種類によって微妙に変わるんでしょうけど、僕は同じ事だと
思いま・・・す?たぶん・・・ね。
例えば、神のいる天での永遠の命や、魂の不滅性を真実とするならば、
肉体的な死は、ただの形式的な、名前だけの「死」ではないかな?
こう言ってよければ、「死でない死を死ぬ」って感じ?
宗教者にとって真の死は存在しないのです。

こういった宗教者、あるいは「死を肯定」して死んでいく方々は、
真の死を見据えていないと思います。
死を「克服」するとは、死から目をそらすことによって、はじめて
可能になると思います。。。
とりあえず、パスカルっとく?
「我々は絶壁が見えないようにするために、何か目をさえぎるものを
前方においた後、安心して絶壁の方へ走っているのである。」
このセリフ、カコイイ!
19考える名無しさん:01/11/14 10:21
ちとズレるけど、なんで死ぬことは怖いのだろう
赤ん坊も、動物も生のリビドー(?)を持っているのに
死が恐ろしいわけではないのだな
死への恐怖は、精神世界を発達させた人間に対応する
人間的な生のリビドーのありかたなのだろうか
20666 ◆xenNZQbg :01/11/14 12:58
そう・・・
だから人は口に出さず
妥協しているんだよ死を・・・
どうなるんだろうなぁ
21考える名無しさん:01/11/14 13:54
>>20
貴方、2chに依存し過ぎてないかい?
22666 ◆xenNZQbg :01/11/14 14:18
>>21
依存か
まぁ人にはそれぞれあるからいいだろう
そのうち日本にもいなくなるし
今のうちに哲ッとくよ
23考える名無しさん:01/11/14 23:13
>1
魂の不滅性が死の恐怖を克服するのではなくて
絶対者と統合される感覚を魂の不滅性と呼んだのではないの。
絶対者と同じであると思えたら、死なんてたいしたことないように思える。
24考える名無しさん:01/11/15 01:58
本来、絶対者から派生したにもかかわらず、絶対者との合一によって
滅びると勘違いした自我は、絶対者から未来永劫分離するとこを
望み、そして、神の意思を遮断し悪魔に取り付かれた。
絶対者との合一がむしろ歓喜にあるれたものであることを
思い出すことを促すのが宗教の持つ役割で、そこに救いの本質があるのでは?
25びたみん:01/11/15 01:59
>>24
>勘違いした

ワラタ。。。
26Iridium:01/11/15 02:03
いかにも永遠に生きられるかのように
騙すところに宗教の価値がある。
つまらない(酷薄な)現実よりも美しい嘘を選択する人のためのもの。
27考える名無しさん:01/11/15 02:06
純粋に100%信じて生きれたら、
少なくとも本人は幸福にちがいない。
信じることは救われるは正しい。
28考える名無しさん:01/11/15 02:10
自我は過去記憶と未来予測能力によって
自我の独立を認識できる。しかし、それらはまやかしであって、
ほんとうは分離独立していない。
宗教家が、今を100%生きることにより、
新鮮で鮮烈な森羅万象とのコミュニケーションが取れると説く
本質がここにある。
29考える名無しさん:01/11/15 02:16
>>28

クリシュナムルティーが盛んに行う説法ですね。
30Iridium:01/11/15 02:22
つうか宗教家はもっと真面目に努力してくれ。
もっとこう心を揺さぶるような強烈な表現はできないのか?
本当に永遠に生きられると信じさせて欲しい。
特にもうあまり長くないだろうオレの母親に。
31考える名無しさん:01/11/15 02:44
これは別にそんな難しいことではなく、そもそも、
宗教によっても「死」の在り方が違うわけだ。
例えば仏教などでは、輪廻転生、死は「終わり」では無く
次への過程であるため、何も恐れる対象ではなく。 キリスト教では
まあよくは知らんが、自分の罪を浄化し「死後」に主の元にいくための
ものである(だったような気がしたがかなり不安)

死という概念が、我々無心論者とは遥かに異なった意味を持っているため、
我々が持つ死への恐怖、「すべてが終わる」「苦しい」「寂しい」(もっと色々
あるかも知れんけど)等といった負の要素が無くなるからではないかな。
あくまで、自分が思ってることなんで、まあ、参考までにってことで。

信者の方々、違ってたら申し訳ありません。
32びたみん:01/11/15 02:49
だーかーらー。
彼らにとって死は存在しないんだってば。
33考える名無しさん:01/11/15 04:02
みんな違います。信仰とは死ぬことです。
34びたみん:01/11/15 04:03
>>33
それは違うとおもうけど、何故そう考えるん?
35びたみん:01/11/15 04:34
>信仰とは死ぬことです

これはどーゆうつもりなんだろう???
36二酉:01/11/15 04:39
>>35
極論だけど「私」の消滅(=死)って言いたいんじゃないかなー。
信仰することが即自己の消滅ってわけでもなかろーに(謎
まあ、もし人違いだったら別の解釈も出てくるでしがね。。。
37666 ◆xenNZQbg :01/11/15 04:44
>>36なるほど
信仰する自分がいるしね
それを自覚してれば
信仰=死
とは考えないだろうね
38びたみん:01/11/15 04:46
>>36
死ぬ主体がいなくなるってことでしね?
39二酉:01/11/15 04:49
うにゃ。そんな感じ。>お二方
33に対する自分の解釈が合ってればね。
40びたみん ◆BWLMxAG. :01/11/15 04:51
結局、嘘の死によって死を誤魔化すのか・・・。
41二酉:01/11/15 04:54
あれ?とりっぷつけたんでしか?>びたみんさま。
33の考えで行けば、主体(私)にとっては嘘の死じゃないんだよん。
私の消滅した瞬間が、たとえ肉体的ではないにしろ、死の瞬間なんだよん。
42考える名無しさん:01/11/15 04:56
びたみん君なんか格好良くなったね。
それとも凛々しくなったと言うべきかな。
43考える名無しさん:01/11/15 04:56
その瞬間は自己申告なのか?
44666 ◆xenNZQbg :01/11/15 04:56
自我の消滅
ということかな?
45びたみん ◆BWLMxAG. :01/11/15 04:58
>>41
あそっか。
でも「我に返る」ことがないといいなあ。。。
信仰によって主体が消滅ってのは、面白い話
だけど、どうも・・・な。
46666 ◆xenNZQbg :01/11/15 05:04
びたみん君
これこそ 精神の消滅だな
前にいった精神の記録が消えるんだろう
47二酉:01/11/15 05:04
自己申告はできないと思うよん。かといって観察も絶対じゃないんだよん。
脳科学の発達待ちなんだよん。ヒトゲノム全解析で喜んでる場合じゃないんだよん。
自我の消滅はそれまでなんとか連続性を保ってきた「私」に訪れる最後の「死(断絶)」なんだよん。
だから極論だっていったんだよん。お部屋が寒いよん。がふー。
48びたみん ◆BWLMxAG. :01/11/15 05:05
でも主体イコール精神じゃないでしょう。
精神は主体にその生存を依存してるの?
49考える名無しさん:01/11/15 05:07
>>47
では、他者の心の中に生き続ける自己、というのは幻想、それともリアル?
50びたみん ◆BWLMxAG. :01/11/15 05:07
てゆーか信仰って概念てホント嘘臭いぜ・・・。
51666 ◆xenNZQbg :01/11/15 05:10
精神が破滅すれば
主体は生きる意味を失う

と言いたかった
52びたみん ◆BWLMxAG. :01/11/15 05:11
にゃるほど。わかりました。
53考える名無しさん:01/11/15 05:13
宗教によって死の恐怖から逃れるやり方は、ある意味邪道だと思います。
自分の思索を中断して、根拠の無いことを無条件に信じるわけですから、
少なくとも、哲学的ではありません。神の存在はあるかもしれませんが、
それは特定の宗教への帰依と言うかたちではなく、自己の認識や世界観
をとことん問い詰めた結果であるべきです。
54考える名無しさん:01/11/15 05:15
自己の認識や世界観 は人によって違う。個人差がある。
そしてその限界もね。
自分の基準で他人のしていることを「逃れている」「邪道」
いうのは、すこし自己中心的ではないでしょうかね。
55二酉:01/11/15 05:16
>>49
人間としては幻想だけど気休めになるよん。
ミーム概念みたいに自我とか知識も複製してたとえそれらの「主体」がなくても
情報として集束していく(利己的遺伝子みたいに生物を乗り物とする)と考えるならば
立派にリアルだよん。
56びたみん ◆BWLMxAG. :01/11/15 05:16
>>53
そうそう。そのとおりだよ。
57二酉:01/11/15 05:24
宗教としては、根拠がないわけでもなく、
自我としては無条件で「宗教」を信じるわけでもないんだよん。
現に、今自分達が生きているという事を無条件に信じているようにね。
受け入れるためにはシェマが同化しなきゃいけないんだよん。
やっぱりそういう素質がないと、受け入れにくいんだよん。
でも言いたい事には賛成なのさ。
58考える名無しさん:01/11/15 05:25
もちろん信仰の自由はありますし、宗教自体も多くの文化を育んできた
ことは明らかで、人類にとって必要であることは明らかです。
私の言いたいのは、もし可能であるならば、自分の頭で考えてみようと
言うことです。
歴史的にも現在においても、宗教の違いによる悲劇は後を絶ちません。
それは、信者にとっては、宗教の教義が理屈抜きの真理になっており、
何人も理論によって信仰を止めることが出来ないからではないでしょう
か。少なくとも、宗教信仰は、哲学とは対極的な存在であると思います。
59二酉:01/11/15 05:33
んーと。信者の人は「自分で考えて」信者になったんだよん。
環境で強制されてやむを得ずっていうのもあるだろうけど、
彼らはそれに救いを見出したんだよん。
それを甘いとか邪道とかいうのは酷なことだよん。
宗教が違うだけなら別に構わないんだよん。
自分の宗教を他人に押し付けようとするから悲劇になるんだよん。
宗教の定義も最近はあやういんだよん。現在は科学教徒もたくさん出てるんだよん。
60考える名無しさん:01/11/15 05:35
>>59
入信のためのtrickは現実に存在してるけどな。
61びたみん ◆BWLMxAG. :01/11/15 05:37
でも「誠実」な人なら、自ら入った宗教から、食い破るように
出てくるだろうな・・・。。。
62二酉:01/11/15 05:40
>>60
そだね(笑)そういえば知合いが親戚に法会に連れてかれたそうな。
気持ち悪かったから騒いでぶち壊してきたらしいけど、なんだか異界の雰囲気(w
63考える名無しさん:01/11/15 05:40
食い破ろうとしたら、袋詰にして叩き殺すような宗教もあるからな。
64二酉:01/11/15 05:40
痛いのは勘弁して欲しいなあ・・・
65666 ◆xenNZQbg :01/11/15 05:42
洗脳もやだけどなw>>64
66二酉:01/11/15 05:47
>>65
痛い痛い強化を使った洗脳じゃなくて、清涼院に出てきたような洗脳だったら可w
その瞬間が自分の消滅。くっはー。壊れ君でし。
67考える名無しさん:01/11/15 11:53
>>30

チベット死者書、臨死体験、エドガーケイシー転生などの本を読んで信じるましょう。
後、立花隆氏の書いた臨死体験の姉妹編で、著名人の臨死体験をまとめた本があります。
これらは、霊不滅、死後世界の存在を信じる手がかりになります。
68考える名無しさん:01/11/15 13:28
みなさん往生して良し。
69ぴかぁ〜:01/11/15 13:49
悩みがあれば友達に相談する、病気になったら医者に頼る、
それと同じレベルで死を意識したときに、頼れる他人がいないから、
無限に大きな存在を想像して擬人化した他人=神様に頼るわけ。
宗教なんて、神様を具現化するための装飾品みたいなもんだろう。
70:01/11/15 19:14
イスラム教ブームのこのご時世、他人=神ってのは、ちょとね・・・
意見には同意。
71森の妖精さん:01/11/15 19:23
っていうか、悩みを先送りしてるだめなんだよな。
古代インド人は死んでなお輪廻することに恐怖を感じていたが、
やっぱり解決にはなってない。
死んだ後に自分が存在することのほうが怖い。
72考える名無しさん:01/11/15 19:25
おれも前から違和感を持っていた。
死の恐怖から逃れるために神を信じるなんて、
中途半端な社会学者の考えた、ただ詭弁だと思うよ。

死が怖いんじゃない。死までいたる苦痛が怖いんだ。
死の恐怖を克服するんだったら、宗教より、ボケのほうがよっぽど効果的だと思う。
73考える名無しさん:01/11/15 20:13
>>72
無神論が普通の日本人の典型的な発想だと
思うけど、非常にありきたりすぎて、つまらないです。
まず、信じる信じない以前に、
ステレオタイプ宗教観から頭を切り替えるカルチャーショック療法
として、丹波哲郎の霊界の本をお勧めします。
74ぴかぁ〜:01/11/15 20:44
宗教が死の恐怖を誤魔化すようによく作り込まれたものだから
じゃないの。
だって人間が誕生してからいままで、練られてきたもんなんだし。
75考える名無しさん:01/11/15 22:54
死んだら無になるという考えは、
科学が半端に進歩し、科学信仰が盛んになった
ここ100ー200年ばかりの流行と捕らえることもできます。
現代生活にドッブリ使った信仰。
その信仰もほろこびが出始めています、えー。
76考える名無しさん:01/11/15 23:01
いや、宗教は知性による、本能の代行機能じゃないか。
本能が果たしてきた集団調整機能を、宗教が補っている。
知性が社会を食い潰すのをくいとめるために、宗教に代表される形而上の理念が、法律や道徳として表面化しているんだよ。
知性は人間特有のモンで、この個の力は秩序を破壊する怖ろしいものやからな。
この知性と宗教が組み合わさることで、人間の文化的な(表面的ではあるが)進歩もあり得たのじゃい。
7775:01/11/16 12:55
>>76
同意。宗教が政治に取り込まれ、そのように機能し、
健全に文明が滅びずに進歩したと思います。

ただ、それと宇宙の起源、構造、人体の仕組み、意識の源等に関する
教義内容の是非は別問題と思います。
意識の問題を考えてみると、現時点で、脳の活動によって生じるというのも仮説で
あって、霊魂説も仮説で、どちらも信仰と呼んで差し支えないでしょう。
78考える名無しさん:01/11/16 16:58
どっちにしろ今のレベルの宗教の教義だとうそ臭さすぎていやなんだけど。
藁にも縋りたい人間を食い物にするのも。
絶えず探究し続ける仮説の方がよっぽど説得力あるし。
科学信仰って言葉アフォっぽくて嫌い。
79考える名無しさん:01/11/19 23:11
age
80考える名無しさん:01/11/19 23:28
死の恐怖より生の恐怖のほうが
恐ろしい。
81じゅぶないる:01/11/19 23:45
それは、自分で考えなくても、他人が手取り足取り
教えてくれて楽だからだよ。
宗教の魂の不滅性とかナンタラいうものは、関係ないんだとおもうよ。
すべからくペテンさ。
単純に、ただ自分で考えることを放棄する人が多いってことさ。
82森の妖精さん:01/11/20 00:55
心理学のアイヒマン実験によれば、人は集団の理想や大義名分
によって簡単に自己喪失状態に陥ります。
大義名分さえあれば、人は簡単に他人の生命を奪いますし、
自らの命もささげます。つまり、集団的理想は個人に従属する
立場を強いるのです。ここに、宗教が人の死の恐怖を乗り越え
る本質があると思います。
83考える名無しさん:01/11/20 01:03
結局自己暗示、
生命はつねに生のある事をのぞむ。したがって死後も生ある事を確信したい。
で、合理的思考ではそんな事が期待できないため、宗教という神秘的思考にたよるわけ。
84考える名無しさん :01/11/20 01:13
全然有効じゃないよ。
効果は市販の風邪薬くらいだろうよ。
まあ、プラなんとか効果という実証が示すように、
一部の狂信者には特効薬なのかもしれないが。
85森の妖精さん:01/11/20 01:17
プラシーボ効果、もしくはプラセボね。
究極的に国家=宗教という形態が発生すると国家は
死の恐怖の乗り越える機関になる。それがナチズム
の核心だったりするわけだけど。
86二酉:01/11/20 02:09
>>85
それは宗教ってか狂信の類かと・・・>ナチ
でも日本(戦時)の神道とかもそうでしね。って横レスすまそ。
87考える名無しさん:01/11/20 04:32
>どっちにしろ今のレベルの宗教の教義だとうそ臭さすぎていやなんだけど

どういうものを想定して言ってます?
仏教やキリスト教神学はかなり人間の根源的なものに迫っていると思いますよ。
とくにキリスト教神学は時の思想をうまくとりこんで発達してきましたからね。
88考える名無しさん:01/11/20 19:33
解決不能の恐怖を前にして、信じるか祈って時をやり過ごす以外に
なにか別に良い方法でもあるの?
89クソパソク:01/11/20 23:36
宗教とは欲のある一個人の一つの方法であり、
完璧なシステムといいきれなくもないかもしれないかもわからない!
宗教♪religion system!
i will say that 混沌 make money♪
レッツ黙殺!!
90無宗教信者:01/11/23 01:43
生きてる事が、信仰なのだよ。たとえ無神論者であってもね。
91考える名無しさん:01/12/02 17:02
>>18の鋭い洞察に脱帽
92考える名無しさん:01/12/02 19:11
死の恐怖って、具体的にどういう時に感じるもんなの?
俺はいろんな女とセックスしまくってれば幸せで、
死についてとか一度も考えたことないんだよな。
ここの書き込みのほとんどが、「死の恐怖はある」って前提だけど、
そんなもんはもともと存在しないもんだと思うよ。

>>1
宗教の種類は数え切れないほどあるけど、一神論(?)みたいな宗教って
そのうち数えるほどしかないんじゃないの?
俺は普通に日本人として育ったから、生まれ変わりとか仏教とかの話なら
ガキの頃によく大人から聞かされたけどな。
93考える名無しさん:01/12/02 19:59
単なるの思弁的な仮説を断定的に語るのは人文系によくある特徴だね。
94考える名無しさん:01/12/02 20:37
>>93
誰に対するレス?
95考える名無しさん:01/12/02 21:29
>>93
ポジティヴィストまんせ〜
96考える名無しさん:01/12/02 23:31
>>18

なんでも頭でっかちで理屈で考えるのが哲学板の
特徴ですね。実際、死後世界の状況証拠は
沢山あるのだから、そういう文献を丹念に調べることを
お勧めします。死後世界は存在します。

>宗教者にとって真の死は存在しないのです。

補足。仏教的世界観では、
未来永劫独立分離した自我(霊魂)など存在せず、
それすら無常であると説いています。その時々の縁で
他の霊との融合、分離、没我で上位意識と融合したりして無常です。
今生は一度きりの覚悟が必要です。
また、永遠に没我することは恐れではなく、
むしろ喜びと考えます。
97考える名無しさん:01/12/02 23:36
>>96
死んだことのない人が残した文献なんて興味ありません。
98考える名無しさん:01/12/02 23:38
哲学板で仏教語る奴ってあれだな。
「仏教ではこうです」とか、やたら自分の解釈押し付けてくるよな。
99びたみん ◆BWLMxAG. :01/12/02 23:40
>>96
>死後世界は存在します。

ええっ!そうだったの。。。
でも「死」を無化することに変わりはないんじゃないの?
それが虚妄だとしても。
10096:01/12/02 23:46
>>99

その通りです。そのことを認めた上で、
自説の補足を書きました。

すべての根源を辿れば、
生まれることも死ぬことも無いもの(空)です。
101無為:01/12/02 23:49
死後の世界はあるといえばあるし、ないといえばないでしょ。
存在の形式が変わるだけで、全体の中のひとつとしての自己
(そのカテゴリイは変わる)は常に変わらない。
ただ、死後も現在あるような存在形式での自我が存在するか
どうかは不明としかいいようがないけれど。
102びたみん ◆BWLMxAG. :01/12/02 23:51
>>100
死はもしかしたら、虚妄かもしれない。
けど、その仏教的真理も、死を無力化するための、
死を殺すための、もう一つの虚構に見えるんだけど・・・。
103しれた:01/12/03 00:25
死んだら無でしょう。
104考える名無しさん
>>1
盲信できるから









============終了=================