哲学者は大学教授だけか?

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1考える名無しさん
?低学歴で哲学するのに支障があるか?哲学者は大学教授だけか?
一般大衆は、著作を刊行しないだけではないか?歴史にうもれていたった
哲学資質のある人間は、数多いと思う。
2メガネ(気分屋):01/11/10 12:59
哲学者は大学教授だけなんて誰が言ったの?
3考える名無しさん:01/11/10 13:04
逆にことあるごとに著作を刊行するような名誉欲の強い人のほうが
哲学者として疑わしいと思ふ。
4考える名無しさん:01/11/10 13:05
存命中に著作集を出したがる奴はどうなんだろう?
5二酉:01/11/10 22:12
大学教授は論文かいたり本出したりして「研究成果」を出さないと
クビになるのにゅ・・・(少なくとも国立はね)
まあ、その「哲学」が論理的で、普遍的で、色々とスバラシいと評価されるに
値するものなら当人の態度は(すごく気になるけど)「哲学」に支障ないと思うにゅ。
6考える名無しさん:01/11/17 21:13
日本の大学の哲学科教授の大半は「哲学者」
ではなく「哲学説を解説する人」だと思ふ。
7考える名無しさん:01/11/17 21:52
「哲学者」っていうより「哲学研究者」
8海底宮殿:01/11/17 22:14
>>6-7
そうですよねぇ・・・
9考える名無しさん:01/11/18 00:30
で、哲学者は大学教授だけなんて誰が言ったんだ?
お前大学教授以外にも哲学者はいるといいたかっただけだろと
小一時間問い詰めたい。
10考える名無しさん:01/11/24 13:43
「哲学者」と呼べる日本人の大学教授は誰だ?
11考える名無しさん :01/11/24 16:47
>>10
キタローです。
12考える名無しさん:01/11/24 16:51
>>11
西田?
13考える名無しさん:01/11/24 18:09
大元の、ソクラテスがああいう人だったからね。大丈夫。
14考える名無しさん:01/11/27 22:06
>>10
もういない、大森しょーぞー
15考える名無しさん:01/11/27 23:05
今道友信
16考える名無しさん:01/11/27 23:38
別に哲学説を解説する人でもいいけど、
まともでわかりやすい解説なんてほとんど読んだ事無いよ。
17考える名無しさん:01/11/28 01:09
「解説」じゃなくて「解釈」の方が実状に沿ってると思うが
18考える名無しさん:01/11/28 01:11
>>17
アッつまりテクスト研究ってことね。
「わかりやすい解説」=入門書書く人なんてむしろ少ないって言いたかったの
19考える名無しさん:01/11/28 02:18
忙しい大学教授より考える時間のあるヒッキーの方が哲学に適した環境にある
2016:01/11/28 02:22
>17
18は誰だ?
確かに「解釈」の方が正確な言葉かなあ。
しかし、解釈のそれぞれを批判し、合意を形成しようという意欲
は全く無さそうだな。俺は学会に出たこと無いけど、噂ではひどい
もんだって聞いてるよ。
21考える名無しさん:01/11/28 02:50
>>19
ヒッキーは哲学してんのかもね
22考える名無しさん:01/11/28 02:51
>>20
哲学の学会はほとんど宗教であり、宗教論争の場だよ。
怖くなるよ。
23考える名無しさん:01/11/28 02:56
>>17>>18=俺だが、要するに研究者間でまともな議論や論争が
交わされてないってことが言いたいのならそれは正しい。
解釈っつっても必ずしも「合意を形成」することが目的ではないよ。
文献学上の解釈ってことなら別だけど、
俺が言ってるのはテクストのクリエイティヴな読解、「読み」のこと。
2420:01/11/28 03:20
>23
生産的誤読ってやつね。
ただし、その前に普通に読んで欲しいって思うんだけどね…
俺はもう院辞めたけど、本全体の論証的構造を無視して近視眼的な
読み方をするのが緻密な読解みたいな風潮があったんで、えらく
不自然だなと思ったよ。
25考える名無しさん:01/11/28 03:29
>24
上手いこと言った。
26考える名無しさん:01/11/28 04:18
「床の間の掛け軸みたいな哲学ではなくて、現場の科学者が真剣に
耳を傾けてくれるハード科学哲学を日本に根づかせたい」
(戸田山和久)(『科学を考える』(北大路書房)「編者のプロフィール」)。
2723:01/11/28 13:32
>>24
いやべつにその種の「誤読」までいかなくても、普通の研究でも
多かれ少なかれクリエイティヴな「解釈」になってるでしょってこと。
元のテクストが言ってないことをテクスト内在的に論証してれば、十分価値があると思うんだが。
28考える名無しさん:01/11/28 14:26
>>24
ある古典を読むときに、
コメンタリーだと、後の方の議論無視が横行。
分析哲学風再構成だと、「〜アーギュメントは」とかいって
藁人形叩きに暴走。

漏れもそんな演習に参加して嫌になったくちだよ
29考える名無しさん:01/11/28 15:27
池田大作先生
30考える名無しさん:01/11/28 15:36
何か夢もチボーも無い話だな。
31考える名無しさん:01/11/28 19:06
ただそれは大学院生が実際に体験した話であって
それを聞いた2ちゃんねらーに入り浸っている
社会人、リア工自称哲学初心者が見たこともないくせに
大学の哲学は駄目なんだ、と知ったかぶりする為にあるわけではない。
32考える名無しさん:01/11/28 19:07
あ、2ちゃんねるが2ちゃんねらーになっていた。
33考える名無しさん:01/11/28 20:01
>>31
そんな断わり言うと、もっと悲壮感が、、、
3416:01/11/29 15:43
>27
でもその「テクスト内在的な論証」って他人の目からみたら
完全に独り善がりで意味不明なものが大多数だと思うが…
俺が哲学の研究書で意図を汲むことが出来たのは小林道夫と山内志郎
ぐらいだったけどね。
普通の研究書は「これなら原書の方がよっぽど意味が判るわボケ」
って感じのばっかり。特にベルクソンとかライプニッツ。
35ハヤ:01/11/29 16:02
大学教授より農民とかのほうが全然哲学者に思える
3623:01/11/29 16:31
>>34
いいやそんなこたーないw
「大多数」?んなアホな
単純にキミの経験が狭すぎるだけ
37考える名無しさん:01/11/29 16:35
思考能力が必須なのかどうかは最近疑問ですけど。
38考える名無しさん:01/11/29 18:02
>>37
思考能力のかけらでもいいから、身につけてからいいましょうね
39考える名無しさん:01/11/29 18:17
MXでタイーホ
40考える名無しさん:01/11/29 23:22
>36
まあ、院に残って研究を続ける人にとっては意味不明でないのかも知れん。
しかし、俺と普通に話の出来る人はほとんど院からいなくなっていったからなあ。
研究者とそうでない素人の言語感覚には差があるってことだろうな。
41考える名無しさん:01/11/30 03:31
>>28
藁人形叩き大いに結構だと思うのだが。
問題はそこにある(古典的哲学者が取り組もうとしていたものと何らかの意味で関係しているのであろう)何らかの哲学的問題の解明なのであって、
それに少しでも貢献するような議論が形成されたならば、その議論が古典的哲学者が論じている仕方と多少ずれていたってさほど大した問題ではある
まい、と思うのですが。
当方、分析哲学を専攻。
4216:01/11/30 04:45
>41
希羅英米独仏で雰囲気が違うのかも。
古代・中世だとテクスト読解が主で哲学的問題を自分等で議論する
ということはあまりないのかなと思ったりするんだけど、
実際はどうなんでしょうか。
俺の印象では、英独仏ではそこに集まる人間がしっかり色分けされてる
ように感じるんだよね。
英語圏の哲学やってる人は文学とか宗教とかもろに嫌ってる人が
多かったし、フランスは文化的・趣味的に生きてる人がそれこそ
趣味でやってるって感じ。ドイツは概念的思考バリバリって感じで
現実問題にコミットするにも理念的側面に集中する感じ。
4316
まあ、それはともかく、学生としてではなく敢えて一般人の立場から
言うと、哲学書を読むに際してテクスト全体のスッキリした見通し
を与えてくれる本って実際にはなかなか見つかんないんだよね。
参考文献や院の先輩方に従って定評があるという本を読んでも
ワケ分からんことが多いし。