レヴィナスvsハイデガー

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1考える名無しさん
二人の思想の違いは何なのでしょうか。
2考える名無しさん:01/10/07 02:10
笠井潔に聞け
3考える名無しさん:01/10/07 02:12
レヴィナスはユダヤの味方でハイデッガ-はナチスの味方
4 :01/10/07 02:41
レビナス理解できんかった・・・
鬱だし濃・・・・
解説も富む・・・
5びたみん:01/10/07 02:44
レヴィナス入門がちくまからでてなかったけね。
あれ読んだ人は?
6考える名無しさん:01/10/07 02:51
ちょー単純に言って、他者に対する考え方では?
孤独か共同存在か。
7うつろいゆくものへの視線:01/10/07 05:03
レヴィナス難しいよね。
熊野さんの本で少しわかったような・・・。
8弁証法的理性批判放棄:01/10/10 13:51
存在するとは別の仕方であるいは存在することの彼方へ(朝日出版社)
と存在の彼方へって同じ本ですか?(講談社)たぶん同じだと思いますが・・・
9考える名無しさん:01/10/10 13:55
>>2
笠井潔なんてきらい!!
10mimesis:01/10/10 14:14
>>8
原題は Autrement qu'etre au-dela de l'essence. (アクサン略)
同じ本ですね。但し、
朝日のは1990年で絶版状態。講談社学術文庫のは1999年であとがきに
「文庫化に際して、全面的に訳文を見直した」って書いてある。
手許にある文庫、買ったときのまま全然読んでないから綺麗綺麗。(w
11考える名無しさん:01/10/10 15:09
>>9
笠井はカミュ以下の実存主義まがいのナルシストですが
「哲学者の密室」は入門書になりませんか?
 
12mimesis:01/10/10 16:26
『倫理と無限』引っ張り出して見たら、
Autrement qu'etre au-dela de l'essence. が
『存在するのとは別の仕方で、あるいは本質の彼方に』って
訳されてた。細かいことかも知れないけど、
essence を本質って訳していることにちょっと問題がある。
何故かというと、『存在の彼方』の冒頭でレヴィナスは、
この本では 「本質」と述べたい場合には eidos を使うって書いてるから。
『倫理と無限』の訳者の原田良彦さんが、翻訳した時点(1985年)では、
Autrement〜 を読んでいなかったことがわかります。
こんなふうに特殊な言葉の使い方をしていることもあって
『存在の彼方』はとっても難解。
13いぽすたーず:01/10/10 19:43
「時間と他者」って講演だよね?
聴衆で理解できた人いるんかな?
14 われんち :01/10/10 20:16
>9
そういう事は『テロルの現象学』を読んでから言うべき。
後半は妄想哲学ですが、前半のルサンチマン分析はみごとだよ。
15弁証法的理性批判放棄:01/10/10 21:46
>>10
どうもありがとうです。やっぱ存在と彼方へ難解ですか、まぁがんばってみます
16考える名無しさん:01/10/10 23:24
「世界内存在」として規定された自意識や
そこから派生する欲望をどう克服するかというのが、
レヴィナスの問題意識だったと記憶している。
ハイデガー批判以前にフッサール批判もあるから難しいんだよね。
『存在の彼方』を読まないといけないな…
17いぽすたーず:01/10/10 23:31
もっと根本的な問題意識を持ってるように見えるんだけど、如何せん難解だ。
ただの見かけ倒しってことはないよね?
18考える名無しさん:01/10/27 05:42
合田正人の『レヴィナスを読む』(NHKブックス)ってどうなんすか?
19苫酢秋茄子:01/10/27 05:56











な。
20考える名無しさん:01/11/13 17:59
age
21考える名無しさん:01/11/18 05:42
違いといえば、『実存から実存者へ』のはじめにある、
「実存者を<善>の方へと導く運動は、実存者を高次の実存へと高める超越(transcendance)ではなく、存在とそれを記述する諸々のカテゴリーから外に出ること、つまり過-越(ex-cendance)だということである」ってところだろうなあ。
22考える名無しさん:01/11/18 05:45
合田さんの本って、何か地に足がついてないような・・・
熊野さんの本の方が信頼できるように思えた。
23考える名無しさん:01/11/18 05:51
>>19
ワラタ!(遅レスですまん)
24考える名無しさん:01/11/21 01:34
合田正人なんて、だいっきらい!!
25七誌:01/11/23 21:41
 熊野さんのはいいと思います、入門としては。ただ、やはりレヴィナスを
知るには、難解であろうと読むしかないと思います。スラーッと読める
哲学書もありますが、彼のはそういうものではないと思うので、
じっくり読むしかないと思います。私は、もうちょっとしたら法政大学
から出ている本でも買って読もうと思っています。

>>24
 なぜ?生理的な嫌悪になっているなら理由は聞きませんが。
26考える名無しさん:01/11/28 14:13
自称哲学者、あるいは他者好きマインドからすると、
合田のスタンスは「なんか違う」単なる歴史家に見える。
文体でかなり損しているが、あの人すごいよ。
27考える名無しさん:01/12/16 01:48
からあげ
28考える名無しさん:01/12/16 01:50
なんか懐かしいスレッドが…(w
29考える名無しさん:01/12/19 13:15
熊野タンの新書はなかなかよかった。
『実存から実存者へ』を読んでみたくなった。
30随筆家
>>29
 私は熊野さんの新書に触発されたこともあって『存在の彼方へ』を読み始め
たところです。