NEC、Vista搭載機へのXPインストールサービスを開始
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20080528/1003602/ NECは2008年5月28日より、Windows Vistaのライセンスを付与したパソコンに
Windows XPをインストールして出荷するサービスを開始すると発表した。
同社の直販サイト「NEC Direct」で販売している「VALUESTAR G タイプLスタンダード」と
「LaVie G タイプLアドバンスト」の2機種が対象。
OSを「Windows Vista Business with SP1正規版」を選択した場合に、
Windows XP Professionalをインストールして出荷する。
これは、Windows Vista Businessと同Ultimate版で利用できる「ダウングレード権」
を利用したもの。これら2つのOSでは、購入したライセンス数を上限に、
Vistaの代わりにXPなどの過去のOSを使えるダウングレードの権利が与えられている。
これを利用し、あらかじめXPをインストールしたパソコンを提供する。
(中略)
このようなインストール形式のダウングレードサービスは、
富士通など複数社が企業向けに行っているが、
個人向けパソコンにまで広げて適用するのは珍しい。
「個人の方ももちろん対象にはなるが、主にSOHOや小規模事業主の方からの
ニーズを見込んでいる」(NEC)という。Windows XPは2008年6月30日をもって、
パッケージ版とOEM版の販売を終了する予定で、このサービスを利用すれば、
事実上、引き続きXPパソコンを入手できることになる。