Pentium3 1.23Ghz早いぞPentium4 3Ghzより

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121名無しさん
>>15
> 動きが一定でないのだ!!!こいつ。超微妙に早くなったり遅くなったりしてる感じだ。


 Pentium4がさくっと動いたり、もっさりしたりすることがある現象の理由の
ひとつに、以下の理由も存在します。

IntelのPentium4は、冷却状態によっては、
 ・CPUの温度が上昇すると、CPUのクロックが下がって、
 ・CPUの温度が下がるとCPUのクロックが元に戻る。
これを繰り返しているから、さくっと動いたり、もっさりしたりすることがあります。

http://www12.tomshardware.com/images/thg_video_14_intel_heat.zip
はPrescottでの動画ですが、冷却が不十分だとPentium4全般でこのことが起こることがあります。

その理由がここに書かれています(さっき見たら更新されていた)。
http://f35.aaa.livedoor.jp/~luins/iroiro/p4_tdp.htm
http://f35.aaa.livedoor.jp/~luins/iroiro/p4_tdp_pc.htm
 IntelのPentium4の場合、CPUの冷却能力確保のためのTDPの基準自体が
非常に低く設定されているのですが、このTDPにあわせて冷却を行っていると、
冷却が不十分な場合が発生してしまい、CPU破壊を防ぐために動作クロックを
自動的に減速しているのです。
 特にメーカ製PCでは、冷却のためのCPUクーラに十分なコストをかけられないので、
このような現象が起こりやすくなっています。
122名無しさん:04/12/25 12:40:30
>>121
関連ネタ

http://pc5.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1099216778/856
856 名前:Intel TDPの記載見つけた[sage] 投稿日:04/12/12(日) 15:45:58 ID:waL/0+Fn
LGA775 Pentium4のデータシート
ftp://download.intel.com/design/Pentium4/datashts/30235103.pdf
のpage74を翻訳しました。

翻訳:
「 CPUパッケージ温度はIHSの幾何学的中心部で定義されます。 解析結果は、
 実アプリケーションでは長時間にわたってCPUが最大消費電力を消費し続けることは多分なさそうでした。
 Intelは、熱対策設計の目標に、最大消費電力の代わりに、熱設計電力(TDP)の使用を推奨します。
 熱監視機能は、たまたま長時間にわたってTDP推奨値を超える用途が発生したときの、
 CPU保護の手助けを意図したものです。
 この機能の利用法の詳細は、第5.2章を参照してください。
 全ての場合で、熱監視機能はCPUの仕様の範囲内に収まるように有効にすべきです。」


翻訳では分かりにくいかもしれませんので念のため補足しますと、
要するに、Intelの主張は、

「 最大消費電力が長時間継続することを前提に冷却系を設計するのは大変だから、
 最大消費電力よりも低い、TDPの基準で冷却系を設計してもいいよ。
 Intelの調査では一般PCの用途で最大消費電力が長時間継続する頻度は少ないので
 TDP基準の冷却でもCPUの定格最大温度を超えることは少ないと思います。
 ただし、たまにTDPを超える最大消費電力が長時間継続することもあるかもしれないから、
 そのときに温度が上がりすぎてCPUが壊れないように、オーバーヒート防止機能有効化
 (要するに自動的にクロックを落とすなどしてCPUの定格温度を超えないようにすること)
 は必須だよ。」

ということです。