オーディオのロマンを語ろう パート4

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782Eurodyn使い
>>756 アナクロマティックさん

前半の部分に関しては、ノーコメントと言うことで・・・

> スピーカーの場合もスピーカーケーブルに乗ってくる
> コモン、ノーマル両方の雑音がボイスコイルの振動で
> 変調される。その上ノーマル、コモン同士のなにか相互変換が
> 起きて増幅系に逆流する現象をフェライトコアが少しでも
> 妨げたとは考えられないでしょうか?
要は、パワーアンプ〜スピーカーのインピーダンス・ミスマッチングが問題な
んだと思います。

ご存じとは思いますが、インピーダンス・ミスマッチングの場合には、高周波
領域で反射波による波形乱れ(歪)や定在波を生じます。ここで生じる定在波
は、音楽信号のような複雑なスペクトルが核になる筈ですから、ノイズのよう
な広い帯域のスペクトルになると私は考えています。つまり、高周波領域の現
象でありながら、可聴周波数帯域にも影響を及ぼす可能性は十分にあることに
なります。

この様な定在波の発生を避けるには、インピーダンス・マッチングをしっかり
取ることが理想ですが、それが出来ない場合には、インピーダンス・ミスマッ
チングが問題になる帯域を制限するか、反射波そのものを抑圧する以外には方
法がありません。それも、受け側で定在波を生じないような制限が効果的にな
ります。

ここで問題にしているのは、オーディオ用途でのパワーアンプ〜スピーカーで
の現象です。パワーアンプはスピーカーよりも低い出力インピーダンスなのが
通常ですから、必然的に高周波領域でインピーダンス・ミスマッチングとなり
ます。

私の実験結果として、スピーカー側とアンプ側で音質変化に差があり、スピー
カー側の方が変化が大きいことから、パワーアンプ〜スピーカーにインピーダ
ンス・ミスマッチングの影響があることを確認したのだろうと考えています。

さて、コモンモード、ノーマルモード、何れの影響が大きいのか?これは、き
ちんとした実験を行うべきでしょう。ノーマルモードだけを対策してみる必要
があるでしょう。

> この逆でヴォイスコイルで変調された解析不能な高周波雑音の
> 増加が音質を劣化させていたというのでは理屈に
> なりませんかね。
「ヴォイスコイルで変調」と言うのは・・・少しおかしいような気がします。
スピーカーのバックアクションで生じる起電力をを問題にされているのでしょ
うが、それ自体がそんなに高い周波数成分を持つとは思えません。