【LINN DS】ネットワークプレーヤー総合2【DLNA】
177 :
169:
>>173,176
>>175の言う通り、CDDAはPCで普段扱っているようなファイル構造になってないよ。
C1,C2のエラー訂正符号・シャッフルを除けば、アナログLPみたいに1列に延々と信号が連なってる。
>・CDがドライブとしてマウントされ、中のファイルが見える
パソコンでファイルが見れるってのは便宜上。
>・そのファイルをつまんでHDDにコピーする
そもそもファイルでは無いのだが、一応この手順でもPCは自動でリッピングしてくれる。
しかしこの作業の精度に問題がある。ここでEACなどの精度の高いソフトを使いましょうという話に繋がる。
細かい話をすると、いい加減なリッピングは一度しか読み込まず、
C2エラー訂正出来ない場合(CU発生時)にゼロサンプル(データ無し)を補間する。
EACなどのソフトは、訂正出来るまで読み込むとか何回まで繰り返して読むなどの機能がある。
C2訂正までは一応ディスクに記録されてるデータを正確に読めてることにはなる。
>セクタにシーケンシャルに記録されているbit信号を抽出する過程の話?
そそ、その通り。CDDAのエラー訂正がCD-ROMのそれに比べて格段に非力ってのがそもそもの問題点ではあるんだけど。
>>171 日本盤での場合、AccurateRip不一致もあれば照合データ無しってのもある。
私のメインのリッパーはXLDなのだが、「ドライブのオフセット違い」ってのを返してくる場合もある。
おそらくご推察の通り版やプレスの違いだろうな。海外盤同士でもリイシューとかの違いとかの場合もありそうだし。
プレス段階のマスター盤、スタンパー盤なんかの盤の精度や親子孫盤なんかも原因にはなるだろうね。
プレス違いも含めて、AccurateRipでは不一致だが、問題無く読めたとログが吐き出されたものは、
もはや無視する事にしてる。
こういうのがあるから、マスターのデジタルデータのままで欲しいと思うんだよなぁ。
傷があると不一致になりやすいってのも同意。ただ、CD-ROMではなんて事無いような傷も
CDDAだとCUを吐き出すことがあるので、なかなかデリケートだと思った次第。
>>177 ヒマなので現実問題違うののなのかいなと思い、手元のCDからつまんでコピーで試してみた。
内蔵ドライブと外付けUSBドライブで3回ずつ。
MD5 (1 Symphonie #1 en mi bemol majeur op. 2 - I. Adagio - Allegro.aiff) = 97f9dfdc50b53850b04a87ff96833fee
MD5 (1 Symphonie #1 en mi bemol majeur op. 2 - I. Adagio - Allegro.aiff) = 97f9dfdc50b53850b04a87ff96833fee
MD5 (1 Symphonie #1 en mi bemol majeur op. 2 - I. Adagio - Allegro.aiff) = 97f9dfdc50b53850b04a87ff96833fee
MD5 (1 Symphonie #1 en mi bemol majeur op. 2 - I. Adagio - Allegro.aiff) = 0d87d2d9c7f9bda55896dd747c77aa23
MD5 (1 Symphonie #1 en mi bemol majeur op. 2 - I. Adagio - Allegro.aiff) = dd415ac4fc01ea86ddb9aa0a00c44dbe
MD5 (1 Symphonie #1 en mi bemol majeur op. 2 - I. Adagio - Allegro.aiff) = 0d87d2d9c7f9bda55896dd747c77aa23
またもやうぼぁ〜な結果だった。これはもう反論の余地なし。試しもせずにスマンかった。
気にしなきゃならない部分が増えてちょっと気が重くはあるがなぁ。
>>178 参考までにソフトとドライブは何をお使いですか?
>>179 ソフトはMacなのでFinderでつまんでコピー。
ドライブは上三つが型落ちMacBook Pro内蔵MATSHITADVD-R UJ-85J。
下三つが2001年のIBM USB CD-ROM Drive。中身はなにかわからんかった。
まとめると
・音楽CD形式では取り込みの際の完全なデータの同一性は保障されてない。
・リッピングしてもCD用マスターデータとバイナリ一致するかどうかは不明。
・と言うかリッピングWavファイルがマスターとバイナリ一致したとしても音質が同じかどうかは不明?
(そもそも音楽CDにする時点で「書き込み品質」が問題に成る程曖昧な規格)
・よってユーザーの環境に応じて音質が段階的に上下するかも知れない。
・以上の悩ましい問題は0か1かの厳密性が保障されないCDDA規格特有の問題であり、
ファイル形式の厳密なコピーで最初から最後まで完結するネットやDVDでの販売とは無関係。
・勿論PCやNAS間でのデータコピーする事もこの問題とは無関係。
こういうこと?
DS買ったのに同じ機種・同じCDでも環境によって違う音を聴いてるというのは怖いね。
理解できない人はRIPNASを使えば取りあえず不足はない程度にはなるのかな。
>>180 Macですか。Macでしたら、有名どころは
>>177でも挙がっているXLD、Maxやその後継のRipでしょうか・・・
私も昔、iTunesで取込みまくって、リッピングし直すはめになったという思い出が。
>>181 まとめ乙 参考になりました。
っていうか、自分は考えるのが面倒なので
>>177 と同じでXLDで問題無しと出ればそれで良しとしているが。。
ところで、RipNASってただのWindows PCにAssetとDBPoweramp入れただけのものだよ。消音とか電源周りとかも色々あるのかもしれないが。
そこらへんのPCより音が良いか否かはわからんよ。
>>182 アドバイスありがとう。
今回は実験のためにつまんでコピーを試したけど、一応Max/Rip/Play/Tagセットでユーザです。
つーか、MD5Sumとるとかまで今まで検証してなかったので、今回はいい勉強になりますた。
>>181 RipNASは何の知識も無く勉強する気も無いPC初心者用だな。
Secure Ripが出来るから普通のPCで無設定iTunesを使ってしまう様な愚は犯さずに済むってくらい。
まあバッファローNASの糞バグを避けられるメリットもあるが知識があるなら無用の品だ。
186 :
169:2010/03/07(日) 20:55:20 ID:ux3DwQCS
>>181 合ってるところと違ってるところがあるね。それぞれコメントすると、
>・音楽CD形式では取り込みの際の完全なデータの同一性は保障されてない。
>・リッピングしてもCD用マスターデータとバイナリ一致するかどうかは不明。
そこまで悲観することは無いかと。
なんだかんだいってC1、C2プロセスで殆どのエラーは解消出来るし、
マスターのバイナリが分からないとはいっても
リッピングファイルのハッシュデータベースのAccurateRipで他人間との相対比較で照合がとれたら
マスターと一致してると考えて問題無いレベルといえよう。
まぁプレス盤自体にデータ異常が存在していて、その版の所有者同士で照合がとれるという可能性も否定は出来ないが。
>・と言うかリッピングWavファイルがマスターとバイナリ一致したとしても音質が同じかどうかは不明?
この点はおかしい。バイナリ一致はファイルとしては全く同一なので、理論上では同一の音質となる。
> (そもそも音楽CDにする時点で「書き込み品質」が問題に成る程曖昧な規格)
一般のCD-RドライブでのCDDAの書き込みはドライブ性能の差がものすごく出やすい。
差はどこで出るのかというとC1エラーの量とジッター。
>・以上の悩ましい問題は0か1かの厳密性が保障されないCDDA規格特有の問題であり、
一応保証はされてるよ。CUが発生しなければ、
エラーは正しく訂正されて一応ディスクそのもののデータは正確に読み込めたという事。
>DS買ったのに同じ機種・同じCDでも環境によって違う音を聴いてるというのは怖いね。
あくまでもリッピングの精度の問題じゃないかな。少なくとも所有するCDというメディアに記録されているデータを
きっちりと取込む事が出来ているならリッピングに関しては心配する必要はないかと。
>理解できない人はRIPNASを使えば取りあえず不足はない程度にはなるのかな。
RipNASはどんなアルゴリズムで取込んでるのかわからないので逆に不安。
C2エラー発生時とかどうしているんだろうか。個人的にはAccurateRipとの照合の方がずっと信頼出来ると思う。
187 :
169:2010/03/07(日) 20:56:41 ID:ux3DwQCS
>>184 Mac使いでしたか。一応XLDはAccurateRip照合とドライブオフセット設定が出来るのでおすすめ。
個人的には"+30サンプル問題"で30サンプルずらしてもAccurateRipと照合がとれる点はEACより優れていると思う。
まぁ問題の出所はEACなのでEACがずらす訳にもいかないだろうけど。